【妖怪】人間以外の女の子とのお話10【幽霊】

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477名無しさん@ピンキー:05/01/14 01:54:42 ID:WZKejLn5
320氏乙。
もう続き書いてくれないのかなあ、と思ってた。
良かった。
478名無しさん@ピンキー:05/01/14 20:17:43 ID:GhDV86hd
457の者ですが…弱気な事書いちゃってすみませんでした。
やっぱり書きたいものがあったので、お話書いてきました。
最初は、ひでぼんのパロディっぽいクトゥルフ物を書こうと思ってたんですが
書いてるうちに自分の色が強く出てきて…殆どオリジナルみたいになってしまいました。
ひでぼんの世界のイメージで読むと違和感ありまくりだとは思いますが
まあ、そこはクトゥルフ神話ベースの別の話という事で…。

それでは投下させていただきます。
479Nekomimi Colors:05/01/14 20:18:32 ID:GhDV86hd
私は最近不思議な夢を見るようになった。
真っ白な…ううん、そうじゃない…「白」そのものが私に語りかけてくる夢。

「目覚めの時が来た…失われし汝の真なる名は…」

その「白」は私にそれだけを伝えて消えてゆく。
真なる名?今の私は…本当の私じゃないの?


私の名前はいろり、ネコミミが好きな事以外は、ごく普通の高校2年生。
黒くて長い髪が私の自慢。

今日は久しぶりに友達とお買い物。
そろそろ待ち合わせの時間だけど…。
「いろりちゃん!おまたせー!」
私の後ろから、元気な声が聞こえてくる。
幼馴染の珠姫ちゃんだ。
「おはよう、珠姫ちゃん。…あれ?楓ちゃんは?」
「あれ…さっきまで一緒にいたのに…うわっ!!」
珠姫ちゃんが見たのは、同じく幼馴染の楓ちゃんが、パンツ丸出しで転んでいる姿だった…。
「うにゅ〜…痛いよ〜…。」
私と珠姫ちゃんは楓ちゃんの手を取り、起こしてあげる事に…。
…何も無いところで転んじゃうなんて…楓ちゃん、ドジっ子過ぎるよ…。
「ぱんつ…見られたかな〜…?」
怪我してるかどうかより、パンツが見えてるか気になるって…でもまあ、気持ちは解るけど。
480Nekomimi Colors:05/01/14 20:19:07 ID:GhDV86hd
いつもの何気ない姿。
そんな私達を、誰かが見ているような気がした。
振り返ると、真っ白な装束を身に纏った女の人がそこにいた。
「…やっと会えたね…いろり…。」
女の人の声は、あの夢の声と同じだった。
思い出した様に周りを見渡すと、私と女の人以外の人は、みんなその場で固まっていた。
…時間が…止まってるって事…?
すると突然、女の人は仮面をつけてこう言い出す。
「目覚めの時が来た…失われし汝の真なる名は…」

やめて!聞きたくない!本当の名前なんて知らない!
助けて…!誰か助けて…私は…私のままでいたいのに…だれか…たすけて…。

「ゾ・カラール」

私の中で、何かが壊れたような気がした。

「……り!…い…り!」
誰かが私を呼んでいる。
「いろり!大丈夫!?しっかりして!!」
「いろりちゃん…目を覚まして…お願い…!」
泣いている。二人の女の子が泣いている。
何の為に?…私の…為?
「…大丈夫だよ…私は…。」
そう言うと、二人は泣きながら抱きついてくる。
「私」は…大丈夫…。
481Nekomimi Colors:05/01/14 20:20:06 ID:GhDV86hd
私を心配していた二人と別れて、家に帰ってきた。
折角の休日だったのに、私のせいで買い物が出来なくなってしまった。
あとでもう一度、電話でも謝らないと…。

私の名前はゾ・カラール…生と死を司る神…だった。
だけど…今の私はいろりという普通の人間…。
「どっちが本当の私なんだろう…。」
そんな不安が、私の心の中を多い尽くしてゆく。
「考えてもしょうがないか…お風呂入ろっと。」
脱衣所で服を脱いでる時、違和感に気がついた。
目を凝らして鏡を見ると…。

「うわっ!ネコミミだ!」
みみみみみみみ、ミミ!?ネコミミ!?
…うわ…しっぽまで生えてる…何で?ゾ・カラールって…こんな神様だっけ?
…わかんない…ますますわかんない…。
自分が…「いろり」なのか「ゾ・カラール」なのか…。
そう思うと、鏡に映った自分が、得体の知れない存在の様に思えてきた。

お風呂から上がった私は、二人に電話を掛けた後、夢でも見てるんだ…と思いながら、静かに布団の中へ潜り込んだ。
…でも…朝起きてみると…。

「ネコミミついてるー!」
夢じゃなかった…。こんな姿…誰にも見せられないよ…。
482Nekomimi Colors:05/01/14 20:21:04 ID:GhDV86hd
その日、私は学校を休んで一日中家の中に閉じこもっていた。
ベッドの中でネコミミをいじる…ちょっと気持ちいい…。
このままずっと眠っていたいな…。

…気がつくと外は真っ暗で、時計の針は12時を回っていた。
「目が覚めた?ネコミミのお姫様。」
目の前に、黒い髪で真っ黒な服を着て、女の子みたいな顔をした…ネコミミの男の子がいた。
「え〜っと…どろぼー…さん?」
うわ、私何言ってるんだろ…早く警察に…。
「ま〜てまてまて、俺は悪い奴じゃないよ〜。」
…窓から不法侵入してる時点で悪い人だと思うけど…。
「俺の名前は黒菜。お姫様を迎えに来たんだよ。」
「私…を?」
「そう。『大いなるもの』ゾ・カラールをね。」
…なんでその名前を知ってるんだろう…?あの白い女の人の知り合いかな…?
「ねえ…黒菜…さん。白い服を着た女の人の夢とか…見た事ある?」
黒菜さんは困った顔になった。
「…やっぱり…『大帝』に会ったんだな。」
タイ…テイ…?そう呼ばれてるんだ…あの人…。
「今から話す事をよ〜く聞いて欲しい。…急には信じられないかも知れないけど。」
483Nekomimi Colors:05/01/14 20:21:39 ID:GhDV86hd
黒菜さんの口から出てきたのは、恐ろしい事ばかりだった。
遠い昔、私達人間が生まれてくる前に「旧神」と「外なる神々」や「旧支配者」達との戦争があった事。
そしてその戦いで多くの命が消えていった事。
「アザトース様やニャル様が悪いように言う奴等もいるけど…そうじゃないんだ。」
…そう、彼曰く「幾千の宇宙に存在する悪い心」が形となり神様達の心を狂わせて、争いを引き起こしたのだと言う。
そしてその邪悪な影が今、私達の世界を少しずつ飲み込もうとしていて、
黒菜さんのご主人様や『大帝』が必死になってそれを食い止めようとしている…と。

「…それで、お前の力を貸して欲しいんだ。」
少しだけ考えて…私は…。
「そんな話、信じられません。」
「な!?」
黒菜さん、ゴメンなさい。やっぱり警察に通報します。
「待てってば!…じゃあ、そのネコミミは?なんで生えてきたんだ?…お前がゾ・カラールの生まれ変わりって事の印じゃないのか?」
「…そんな事…言われても…私…わかんない…。」
胸が熱い…涙が止まんないよ…。
「…ゴメンな…いろり…俺はお前を守りたくて、ニャル様に無理言って逢いに来たんだ。」
…えっ…?
黒菜さんがぎゅっ、と私を抱きしめてきた。

「…私…自分が…何者なのか判らなくなって…怖かったんです。」
私は…黒菜さんに自分の考えを全て話した…。
「…俺も…昔は普通の人間だったんだ…でも…いろいろあってさ…。」
黒菜さんも、自分が怖かった時期があったけどそばにいてくれる人がいたから…今の自分がいるんだって事を…私に話してくれた。
「ふふっ…ふふふ。」
「なんだよいろり…。なんか変な事言ったか?」
「ううん…違うよ。黒菜さんも…私も一緒なんだって思ったら…寂しくないなって…。」
黒菜さんは、顔を真っ赤にして私の方を見つめていた。
484Nekomimi Colors:05/01/14 20:23:00 ID:GhDV86hd
「いろり…俺と契りを交わしてくれ…。」
「契り…って…何ですか?」
「…平たく言うと…交尾の事だ。」
「え…?交尾って…あの…えっち…ええ〜!?」
いい人だと…思ってたのに…!やっぱり悪い人だったんだ…!
ケータイケータイ…。
「おいおい…聞いてくれいろり…俺は…お前に死んで欲しくないんだ…。」
?…よくわかんない…。
「…どういうことですか?えっちする事と、死んじゃう事に何の関係が…。」
「お前達『邪神』は人間の思いによってこの世に形を成すことができる。
逆に…お前の事をみんなが忘れたら…お前は消えて無くなる。いなかった事にされる…それが…神にとっての死だ…。
邪悪な影は…人間の記憶の中から、邪神達の存在を忘れさせようとしてるんだ…。」
そんなのやだよ…!パパもママも、珠姫ちゃんも、楓ちゃんも…みんな私の事を忘れちゃうなんて…!
「でも…俺とお前の魂の絆を結べば…お前が消えてしまう事は無い。
 もしみんながお前を忘れても…俺はずっと忘れない。つまりはそういう事だ。」
「…でも…えっちなんてした事無い…。」
「心配するな。うちの妹…双子なんだけど、二人とも『お兄ちゃんの赤ちゃん産みたい!』って言ってくる位なんだから。まだ10歳なのにだぞ。」
「…最低です…黒菜さん。」
485Nekomimi Colors:05/01/14 20:23:38 ID:GhDV86hd
でも私の体は、寂しさのせいなのか黒菜さんを受け入れる準備を始めていた。
体が熱くなっているのが判る。
…やっぱり…この体…変だ…!
「ひゃうん!」
黒菜さんが、いきなりパンツをめくって私のしっぽを勢い良くしごきだした。
「や…やめてぇ…あうっ!いやっ!はう…ん…!」
「すごいな…しっぽでこの感度かよ…。チンポ入れたらどうなるかな…。」
「そんな恥ずかしい事…言わないでぇ…!ううっ!」
黒菜さんはひたすら手の勢いを強めていく。
…何…?…お腹が…熱い…!いっちゃうの…?私…しっぽで…!?
「おかしく…なっちゃうぅ…うあっ、ふああっ!!」
「いっちゃえ…!いろり…!しっぽで…いけっ!」
「うあっ、ああっ、うあ────────っ!!」
体がびくっ!と大きく跳ねた瞬間、股間から熱いものが勢い良く噴き出す。
しっぽで…いっちゃって…お漏らしまでしちゃった…。
「あう…おしっこしちゃったよう…。」
「…パジャマと下着…脱がないといけないな…。」

私はゆっくり汚れた服を脱いで、裸になった。
…黒菜さんがじっとこっちを見てる…ネコミミからしっぽ、爪先までじ〜っ、と。
「…きれいだな…いろり…。」
名前を呼ばれると、体が反応してしまう。
私がベッドに寝転がると、黒菜さんも裸になって私のそばにやって来た。
顔をじっと見つめる…ぴょこぴょこ動く耳がカワイすぎる…。
こうしてみると、本当に女の子みたい…。
「いろりは…初めて?」
「…はい。」
「そっか…痛いかもしれないけど…してよかったって思えるように…頑張るから。」
黒菜さんと唇を重ねる。
…生まれて初めてのキス…。
486Nekomimi Colors:05/01/14 20:24:25 ID:GhDV86hd
「いろり…口で…してくれる?」
黒菜さんが私の目の前におちんちんを突き出してきた。
うわ…男の人のって…こんな風になってるんだ…凄い…。
…ちょっと恥ずかしいな…でも…。
「が、がんばるっ!はむっ!…ん…ん…んむ…。」
じゅる…ぴちゃ…ちゅっ…にちゅっ…くちゅ…。
「はあっ、はあっ…いろりの口の中…あったかい…。」
そう言いながら黒菜さんは、私のネコミミをふにふにといじってくる。
「ぷは…耳はダメ…集中できないよう…。」
残念そうな顔をした黒菜さんをよそに、私は口でのえっちを再開した。
ちゅっ…ぴちゅ…ぴちゃ…ぺちゃ…ぺちゃ…ぴちゃ…。
黒菜さん…気持ちよさそう…なんかうれしいな…。
さっきまで寂しかったのに…今は…黒菜さんがいると思うと…寂しくない…。
「ううっ!いろり…いろり…出すよ…全部飲んで…!」
「んんっ!?」
びくっ!どくっ!どくっ!びゅーっ…びゅーっ…。
口の中が何か熱いものでいっぱいになる。
…これが…黒菜さんの…精液…。
生臭い匂いが、鼻を突き抜けていく。
「んん…んふ…んんっ…んー…んー……」
苦くて臭かったけど…頑張って飲んだよ…。
「吐き出しても…良かったのに…。」
「いいの…黒菜さんのだから…飲みたいって思ったの。」
「……いろりっ!」
「ふえ?うあっ!!」
いきなり抱き付かれちゃった…。
487Nekomimi Colors:05/01/14 20:25:20 ID:GhDV86hd
黒菜さんが私の上に覆い被さってくる。
私の方は、もう準備万全だった。
「ひとつになるんだね…。」
「うん…頑張るよ、いろり…。」
くちゅ…ぬちゅっ…。
入ってくる…!おちんちんが…私の膣内に…!
「ううっ!うう────────────っ!!」
痛い…痛すぎるよ…壊れちゃうぅ…!!
「いろり!大丈夫だから!すぐに…終わるから…!」
「だい…じょう…ぶ…だよ…私…すごくうれしい…!」
痛みよりも、喜びで胸がいっぱいになった。
…ひとつに…なっちゃったんだ…。
488Nekomimi Colors:05/01/14 20:26:15 ID:GhDV86hd
ぐちゅ…ぐちゅ…ずちゅ…ぐちゃ…ぐちゃ…ぐちゅ…ずちゅ…ぬちゅ…。
いやらしい音が、部屋中に鳴り響く。
「いろりのココ…血で真っ赤だよ…。」
「やっぱり…血…出てたんだ…あうっ!…うぅん!」
「あ…カワイイ声が出るようになって来た…!」
そう言うと黒菜さんは腰を突き動かすのをやめて、おちんちんを私の膣の奥にぐりぐりと押し付けてきた。
「うう…ああっ!ぐりぐりしちゃ…だめ…!きもち…よすぎるぅ…ふあっ!」
気持ちいいよう…もっと…もっとして欲しい…!
「いろり…好きだよ…!いろり…いろり…!」
腰を動かしながら、黒菜さんはうわ言の様に私の名前を呼び続ける。
「もっと…はうぅ…!なまえ…よんで…!いろりって…もっと…よんでほしいのー!」
「うん…いろりの中…あったかくて…すっごく気持ちいい…!いろり…!」
名前を呼ばれる度に体がどんどん熱くなってきて、自分でも愛液が溢れてきているのがよく解る。
「あうっ!うあっ!いっちゃうよぅ!しっぽでいくより…もっと…いっちゃうよー!!」
頭の中が…ふわーってなって…だめ…もう何も考えられないよ…!
「にゃっ!?」
く、黒菜さん!?耳…噛んじゃだめ!!
「いろり…!カワイイ…!本当に…カワイイ!さっきまで大人しかったのに…ホントはこんなに淫乱だったなんて!」
「うにゃ!うにゅっ!ああっ!みみいじられるといっちゃうの!あ、だめだよう!おかしくなる!
 おちんちんが!いろりのなかぐちゃぐちゃにしてるぅ!!うにゃ!にゃうぅ!!」
来る…なんか…来ちゃう…ああっ…!
「いろり…!出すよ…いろりの…中に…!!」
「くろなさん!いっちゃうのぉ!いろりいっちゃうの!はじめてなのにー!!はじめてでいっぱいいっちゃうのー!!
 あうぅ!うにゃ!うにゅ!あにゃっ!!あっ!あっ!ああっ!にゃっ!ふにゃあ───────────!!」
びくっ!びくっ!びゅうっ!!びゅるっ!!びゅーっ!びゅーっ!びゅーっ…。
お腹の中に、黒菜さんの子種が流れ込んでくるのを感じながら、私は眠りにつこうとしていた…。
「…くろなさん…だいすき…だよ…。」
489Nekomimi Colors:05/01/14 20:27:25 ID:GhDV86hd
気が付くと、私は新しいパジャマを着てベッドの中にいた。
…何だか体が重いな…。
外はもう明るく、時計の針は10時を指している。
「黒菜…さん?」
彼の姿はもう無かった…。
でも、ベッドの横に脱ぎ捨てられた、お漏らしして汚しちゃったパジャマと、シーツに付いた血の跡が、黒菜さんと過ごした夜が夢ではない事を示していた。
「…私の事、守りたいって…言ってたのに…嘘つき…。」
ふと、テレビの前に置いてある小さいテーブルの上を見ると、何かメモのようなものが置いてあった。
…まさか…そう思った私はそれを手に取った。

「いろりに逢えた事…永遠に忘れない。」

…やだ…。
そんなのやだ。
いなくなっちゃいやだよ…!
「ひっく…ひっく…くろなさん…ひとりにしないで…!」
490Nekomimi Colors:05/01/14 20:27:57 ID:GhDV86hd
「何泣いてんだよ…カワイイ顔が台無しだぞ。」
…え?くろな…さん?
黒菜さんが窓から部屋の中に入ってくる…よかった…いなくなっちゃった訳じゃなかったんだ…!
「ごめんな、驚かせて…俺の事を信じてくれてるか…試してみたんだ。」
「…ばか!…黒菜さんのばか…!本当に…いなくなったら…ひっく…。」
「俺がお前を一人にするわけ無いだろ?こんなかわいいネコミミ娘、放っては置けないよ。」
「くろな…さん…う…うわ────────ん!!」
「泣くな泣くな。これからそんなのじゃ大変だぞ。」
…そっか、私の力が必要だって…言ってたっけ…。
「ぐすっ…大丈夫…だよ。私…黒菜さんの為なら頑張れるから!」

そうだよね、私は私のままでいいんだよね。
私はいろりでもあり、ゾ・カラールでもある…。
どっちも、私自身である事には変わらないって事、生まれて初めて恋をした人が教えてくれたから…。


「負けないで…いろり…私はいつでも見守ってるから…。」
491あとがき:05/01/14 20:36:10 ID:GhDV86hd
以上です…全然クトゥルフらしくないな…。
前々から「大いなるもの」がメインの萌え話って聞いた事無いなー…なんて思ってたんで
名前の響きが気に入ったゾ・カラール様をネコミミ娘にして
書いてみました。(脳内ではタマシュやロボンもネコミミだったり…。)
初めて投下しようと思ったので、書いてる時も今も緊張してSAN値が無くなりそうな状態です。
またお話が出来たら投下させてもらおうと思います。
492名無しさん@ピンキー:05/01/14 21:01:58 ID:dH6GW7Lv
んー、ちょっと冒頭の、大帝に真の名をつけられるところが唐突過ぎるような・・・。
普通なら「あなたはゾ・カラール」なんて言われたら「は?なにソレ?アンタ誰?」って
なるとこなのに、そこを通り越していきなり「わたしはいろりなのかゾ・カラールなのかどっちなんだ」って
悩んじゃってるところが不自然な気がス。あとはおおむね良かったと思うよ。
493マボと呼んだ人:05/01/14 21:36:40 ID:kmaULjeh
>>492
それは「ご都合主義」(通称「お約束」)ですよ。
そんな事を主人公が言ったら「ばいおれんす☆まじかる!」じゃないですか。

それはともかくGJでした。クトゥルフ抜きでも面白いです。
俺自身「クトゥルフネタいいかも…」とか思ってました。で思いついたのが
・いごーちゃんと組んで精神憑依で強化
・ミ=ゴさんと組んで肉体改造
……どっちも戦闘が絡むお話ですが。あはははは。

「バイかの」は新キャラだそうかと思っとります。…前から話に出てた人ですよ。
494名無しさん@ピンキー:05/01/14 21:58:50 ID:AzKPv+RK
ゾ・カラールって、また、微妙なものを…サルナスの三神の一柱だっけ?
それはいいとして、設定が、ダーレスというか銀の弾丸っぽいと思った。
あと濡れ場のセリフがみさくらっぽい
495名無しさん@ピンキー:05/01/14 23:27:46 ID:GhDV86hd
レスありがとうございます。
初めての事なので嬉しいです。
>>492
確かに大帝との会話はもっと詳しく書いても良かったかな…と。
大切な出会いの場面ですし…。
>>493
楽しんでもらえて嬉しいです。
クトゥルフ分は殆ど入ってなかったですね…タイトルもネコミミだし。
>>494
なんとなくみさくら調かも…とは自分でもちょっと思いました。
496名無しさん@ピンキー:05/01/15 09:38:12 ID:NwV8fk0k
GJですた。なかなか面白かったよ。
でも、ちょっと全体的にペースが速すぎるかな、と思った。
今度書くときはもうちょっとペースを落としてどろぉりと濃いのをおながいします。
497497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:32:30 ID:817q/5KN

「ひくっ……敏則…さあんっ……」
「お、おい夕那……」
クリスマスの夜、二人でケーキを食べながら、軽くシャンパンで乾杯した、まではいいのだが……。
「敏則さあん……夕那、クリスマスプレゼント買うの、すっかり忘れちゃいましたあ……ひっく……」
「わ、わかったよ、仕方ないじゃないの」
顔を真っ赤にさせて、とろんとした目つきで俺ににじりよる夕那。
……まさか、こんなにアルコールに弱いとは、思っても見なかった。
いくら幽霊だとは言っても、実年齢は……だろうしな。
でも、俺が夕那くらいの年の頃はシャンパン程度で、ここまで酩酊にはならなかったがな。
「だから……今日のところは……夕那で…我慢してくださあいっ……ん…っ、ん……」
「ん、んっ……」
俺の首筋にしがみつきながら、くちびるを寄せてくる夕那。
夕那から、シャンパンの香りに混じって、ほのかに香水の甘い香りが漂ってきた。
「きゃっ、と……敏則さあん……」
「ゆ、夕那……愛してるよ、夕那……んっ……」
そう思った次の瞬間、まるで香水の香りに誘われたかのように、俺は気がつくと夕那を押し倒していた。
……もっとも今日は、久々に夕那を抱こうという下心は、最初から持っていたわけなのだが。
何せ、前に夕那を抱いたのは夏のことで、しかも学校で宿直中に、だからな。
あれ以来、すっかりご無沙汰になってしまったわけだし、今日はとことん……。
498497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:33:21 ID:817q/5KN

「あっ……敏則さん……」
ブラウスのボタンを、胸の辺りの一個だけを外して、隙間から手を潜り込ませた。
「あ、あれっ? 夕那、ブラジャーなんて、していたんだ……」
「……そ、そうですよお。いつか言ったじゃないですかあ。まだまだ成長期なんだって……あんっ」
胸を覆う下着の感触に、思わず声を漏らした俺に、夕那はくちびるをとがらせて抗議する。
……そういえば、前に夕那を抱いたときも、そんなことを言ってたっけか。
「ご、ごめんごめん。じゃあ実際に、どこまで成長しているか、確かめさせてもらおうか?」
「……っ、あっ、ああっ……」
軽く夕那に詫びながら、ブラジャーの隙間へと手を潜り込ませ、胸を軽く撫で上げてみる。
すると夕那は、ピクンと軽く体を震わせて、可愛い声をあげだした。
「うん、感じやすさは変わってないみたいだな?」
「…あっ、そ、それ…は、あ、あっ……っ……」
すでに、すっかり硬くなっていた乳首を、指と指の隙間に挟めて軽く揺さぶると、
夕那はうわずった声を漏らし続ける。……この反応、本当にたまらないな……。
「んじゃ……こちらは…っと」
「ああっ! と、敏則さんっ!」
もう片方の手でスカートをめくり上げ、下腹部に指を這わせる。
途端に、夕那は目をぱっちりと見開き、叫び声をあげだす。
「と…敏則さ…っ! は…あ……っ、あ……あっ……」
さらにパンティの上から、秘所にあたる部分をなぞりあげると、夕那は体を仰け反らせた。
興奮してきた俺が、ひたすら胸と秘所に添えた手を動かし続けると、
夕那は下半身をもぞもぞさせながら、手の動きに合わせるかのように、甘い吐息を漏らし続けた。
499497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:34:27 ID:817q/5KN

「はあ…はあ……あ、ああ…と、敏則さんっ……」
肩で息をして、焦点の定まらない目で俺をじっと見つめる夕那。
すでにパンティは、夕那自身からあふれる蜜で、ぐちょぐちょに濡れている。
……そろそろ、いいかな?
そう思った俺は、上半身を起こして、夕那のパンティをゆっくりと脱がせながら、
自らもズボンとパンツを膝まで下ろし、いきり立ったモノを露わにさせた。
「夕那………」
「あっ! と、敏則さん! ちょ、ちょっと……!」
モノを夕那の秘所にあてがい、ひと息に中へと潜り込もうと思った瞬間、
不意に夕那の目に生気が戻り、両手で慌てて、俺の腰を押さえながら言った。
……何だ? 何があった!? 今夜は、無理にお尻を奪おうとは考えていないぞ!?

「………ええっと、確かこの中に……あ、ありましたです!」
「へ? そ、それって……」
戸惑う俺を他所に、夕那は床に転がっていた巾着に手を伸ばし、ゴソゴソと何かを取り出そうとする。
やがて顔をパッと輝かせ、巾着から抜いた、その手にあるものは………。
「そう、避妊具です!」
夕那は、くりっとした目で俺をじっと見つめながら、にっこりと微笑んだ。
……そ、それにしても、ゴ…ゴムって………。
「避妊は大事です! 子どもが出来ちゃったら、どうするんですかあ?」
「こ、子どもって……」
「夕那、確かに敏則さんとの子どもが欲しいですけれど、今はまだ早いです!
敏則さんも、家族3人を養う余裕なんて、まだ無いですよねえ?」
唖然としている俺を見て、夕那がピシリと俺の鼻先に避妊具を突きつけながら、言葉を続ける。

……確かに、前職での貯金があるにはあるが、将来何があるか分からないのだから、
おいそれと手をつけるわけにはいかないし、教師になって日は浅いから今の収入は少ないし、
まったく、痛いところを付くな……って、よく考えたら、家計簿付けてるのは夕那なんだから、
家計がどういう状況なのか、俺に聞かなくてもよく分かるだろうに。
……ああそうか。だからこそ家族計画を考えての、避妊具の勧めなのか……。
まったく、見かけによらず、意外としっかりしてるよな……。
500497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:35:14 ID:817q/5KN

「はい、それじゃ早速、着けてくださいっ」
「………えっ?」
夕那の声がして、現実に戻ってきた。夕那は避妊具を握らせようと、俺の手を握り締めてきた。
……ちょ、ちょっと待て。正直に言うが、俺は避妊具の着け方を知らないんだが。
もちろん、使ったことが無いわけじゃないのだが、そのときはいつも、相手が着けてくれたわけで……。

「どうしましたかあ? 敏則さん?」
「え…あ、その……」
例の上目遣いで、俺をじっと見つめる夕那。その目には、多少疑問の色が浮かんでいる。
……ん? ちょっと待てよ?
「つーか夕那、お前酔ってないだろ」
「あ、バレちゃいましたかあ。しっかたないですねえ」
俺は感じた違和感を、そのまま口にした。
すると夕那は悪びれる様子も無く、ペロリと舌を出しながら返事をしてきた。
……よ、よし、こうなったら。
「じゃあ夕那。お前が着けてくれよ」
「え?」
「言い出したのは、お前が先だろ。酔ってるフリして騙した罰だ、お前がコレを着けるんだ」
「……あ、あのう。夕那、コレ使ったことないんで、上手く着けれる自信が無いんですけどお……」
自分のモノを指差しながら、夕那に命令する俺。夕那はくりっとした目を、
さらに大きくぱっちりと見開いたかと思うと、そっと小さく挙手をしながら小声でつぶやく。
……ああ。確かに、最初に夕那を衝動的に押し倒してしまったときから、いつも生挿れ中出しだったよ。
「大丈夫だって。とゆうか、やれ」
「は……はあい、わっかりましたあ」
俺は胡坐をかいて、夕那に向かって腰を突き出しながら、あくまで命令口調で言った。
……実際のところ、装着方法を知らないからなんて、口が裂けても言えないしな。
夕那は、名指しされた生徒みたいに、緊張そうに返事をしたかと思うと、
ゆっくりと上半身を起こしながら、ゴムの包装をビリビリと破き始めた――
501497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:36:16 ID:817q/5KN

「じ……じゃあ、着けます」
「あ、あア……」
おずおずと、上目遣いに俺を見つめながら、モノに手を添える夕那。
俺は出来るだけ、平静を保つように鷹揚に返事をしていたが、
やはり内心が現われたのか、声が裏返りかけてしまった。……おい、落ち着け、俺!

「……よ、よい…しょ……っと。……あ、あれ?」
夕那は右手で俺のモノを握り締めたまま、モノの先端にあてがったゴムを、
左手の親指と人差し指で、挟むようにして伸ばそうとしているが、上手くいかずに戸惑っている。
……というか、これはこれで、擦れて気持ちイイのだが。……だが、それにしても……。
「な、なあ……子どもに靴下を履かせるように、してみたらどうだ?」
……モノを握り締めるんでなくて、両手でゴムを持ってみたほうがいいのかも。
そう思った俺は、四苦八苦している夕那の頭を撫でながら、声を掛けてみた。
「あっ……そうですねえ、さすが敏則さんです」
夕那は、ぱっと顔を上げて、目からうろこが落ちたような表情を見せながら、ポンと手を叩く。
「ちょ、お、おい、夕那!?」
が、予想もしなかった夕那の行動に、俺は思わず声をあげてしまった。
「えっと……こうすれば………」
夕那は、いきなり俺の背後に回ったかと思うと、左右の手でゴムをモノに沿って、引っ張り始めたのだ。
……いや、確かにそうすれば、いいのかもしれないけどさ……。
「……っと、これで、いいのでしょうかあ?」
モノがゴムに完全に覆われたのを確認した夕那は、ゴムから手を離し、
背後から俺に抱きつきながら、上目遣いでこちらを見つめてきた。
その表情はまるで、出来上がった宿題を教師に添削してもらうのを、
今か今かと待ち望んでいる、生徒のようなそれだった。
「ん? あ、ああ。いいんじゃないか?」
俺は誤魔化すように、肩をすくませながら、鷹揚に答えた。
502497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:36:48 ID:817q/5KN

「さ……敏則さん………」
「あ、ああ……」
ブラウスのボタンを外し、スカートをめくりあげながら、ゆっくりと両足を広げる夕那。
はだけた胸元の奥でブラジャーがズレて、胸の頂が見えそうで見えないのが、たまらない。
さらに、自ら大胆な格好をしてきたにも関わらず、頬を赤く染め上げている姿が、またそそられる。
俺はかすれた声で頷き、夕那の秘所にモノをあてがい、ひと息に突き立てた。
「ん……っ」
「ああ……夕那…」
夕那はぎゅっと目を閉じ、押し殺した悲鳴を漏らす。
生での挿入とは、一味違う感触に戸惑いながらも、
久々に、夕那と繋がったという事実と嬉しさが俺を支配し、夢中で腰を突き動かさせる。
「と、敏則さん……あ、ああんっ…あっ! ああっ! ああんっ!」
俺の抽送を始めると、夕那はたちまち、甘えたあえぎ声を漏らし始めた。

「……ゆ、夕那……夕那っ…も、もう俺……」
「あっ! あああっ! ゆ、夕那も、夕那も、イッちゃう! イッちゃううっ!」
抽送を開始して、さほど経っていないのに、早くも限界が近づいていた。
それはどうやら、夕那も同じだったようで、必死に俺にすがりつきながら、甲高い声をあげ続ける。
……お互い、久々だったし、それはそれで致し方ないかもしれないが。
「あっ、あっ! ああっ! ああーーっ!!」
「……くっ、う…うくうっ……!」
夕那の絶頂に達した声が、まるで何かの合図だったかのように、
俺は全身を痙攣させながら、あっさりと夕那の中で果ててしまっていた――
503497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:37:27 ID:817q/5KN

「あ、ああ……ゆ、夕那……」
「敏則さん………」
絶頂に達してからしばらくの間、俺は身動きひとつ出来ずに、夕那に覆いかぶさっていた。
そんな俺の頭を優しく撫で上げながら、夕那が耳元でささやく。
だが俺は、夕那の呼びかけにも気づかないくらい、絶頂の余韻にのんびりと浸っていた。

「………敏則さん」
「ん、な、なんだい?」
俺が気づかなかったのに業を煮やしたのか、今度は軽く耳に歯を立てながら、呼びかけてきた。
その声にほんの少しだけ、有無を言わさぬ圧力を感じた俺は、慌てて夕那を見つめ返す。
「敏則さんもゴムの着け方、知らなかったんですねえ」
「え? ナ、なにヲ言ってるんダ!?」
夕那は俺の顔をじっと見つめ、不意に悪戯っぽく微笑んだかと思うと、なじるように言った。
核心を突かれた俺は、驚きながらも必死に否定した。が、動揺のあまり、声が裏返りまくっている。
「とぼけてもダメですよお。前にも言ったでしょお。夕那、敏則さんのウソは、すぐに分かるんだって」
小首をかしげながら、嬉しそうにウィンクする夕那。
……う。そういえばそんなこと、いつかも言っていた気がする。これは、観念したほうがいい、よな。
「……………………はい、そのとおりです。知りませんでした」
「……んっ。素直に認めたから、今日はこれで許してあげます。……愛してますよ、敏則さん」
俺が頭をさげると、夕那は俺の頭を引き寄せ、軽くくちづけをしたかと思うと、にぱっと微笑んだ。
……やれやれ……俺は夕那から、一生離れることが出来ないのかも、しれないな――
夕那にいいように手玉に取られ、また、手玉に取られることを、
心のどこかで嬉しがっている俺がいることに気づき、そんなことを考えていた。
504497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:38:06 ID:817q/5KN

「いただきま〜す」
月曜の昼、俺は職員室で、夕那の手作り弁当を広げていた。
生徒たちは、既に先週末で冬休みに入っていたが、俺たち教師は残務処理があったため、
学校に来ていたのだ。……まあ、師走というくらいだしな。

『この、都会の片隅で、世にもおぞましい事件が起きました。
この路地の、奥の空き地で、ホームレスの男性たちが、何者かに、惨殺されていたのです――』
「まあ、この年の瀬に物騒な、ねえ?」
「そうですねえ。この村は平和そのもので、よかったですよ、まったく」
と、職員室で放送していたテレビで、芸能キャスターが仰々しい表情で語っていた。
同僚の教師たちが、お茶をすすりながら、感想を述べている。
……まったく、メシ時にそんな話題を放送するかよ。
俺はそんなことを考えながら、テレビを何とはなしに聞いていたが、
次の言葉を耳にして、思わず固まってしまった。
『――しかも、この場所は、今年の夏、少女が父親に、暴行された挙句に殺害され、
その遺体を、放置されていた場所でも、あったのです――』
「まあ、何か関係でも、あるのかしらねえ?」
「そうですねえ。どうなんでしょうか、まったく」
『――事件を目撃したと思われる、やはりホームレスの男性は、
現在、ショックからか、口が聞けない状態にある、とのことです――』
「まあ、恐ろしい。どんな殺され方だったんでしょう、ねえ?」
「そうですねえ。あまり想像したくない出来事ではありますがね。まったく」
相変わらず同僚たちは、のんびりと感想を話し合っていた。
だが俺の耳には、半分以上届いてはいなかった。
――父親に殺されて、遺体を放置された――このひと言が、俺の心に深く残っていた。
そう、この弁当の作り主である夕那のことが、嫌でも連想されたのだ。
505497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:38:38 ID:817q/5KN

「やれやれ、結局こんな時間、か……」
結局、仕事が一段落ついたのは、すっかり日が暮れてからのことだった。
ま、明日から休みだし、たまには夕那と二人で、どこかに遊びにでも行くとするかな?
そんなことを考えながら、俺は家の中に入り
「な、なんだあっ!?」
思わず大声をあげていた。そこには、巫女姿の夕那がいたからだ。
「あ、敏則さん! お帰りなさいです!」
「……ど、どうしたんだ、その格好?」
にこやかに出迎える夕那を、俺は呆然と見返した。
「これですかあ? 今年、二人で一緒に、初詣に行きましたよねえ?
あの神社で、巫女のアルバイトをすることにしたんですよお。似合いませんかあ?」
「な…なんでまた?」
夕那の突然の宣言に、俺は目を丸くさせていた。……いや、似合ってはいるけど。
……というか”あの神社”に初詣行ったあとに、えらい初夢をみてしまった覚えがあるのだが……。
「えっとお、これからのことを考えて、せめて少しでも、家計の足しになればと思ってえ。
それに、敏則さんが仕事で頑張っているのに、私だけ家でじっとしているのもなんですしい」
「ううん……そんな、気にするほどの、ことでもないのに……」
人差し指を顎に当て、軽く首をひねりながら答える夕那。思わず俺は、反射的にそうつぶやいていた。
「……それとも敏則さんは、夕那がアルバイトをするのは、反対ですかあ?」
「え? あ、い、いや。そんなことないよ。夕那がしたくてするのなら、何も問題はないさ」
俺のつぶやきに、夕那は首を反対側に捻り、必殺の上目遣いでこちらを見つめてきた。
この目をされると、俺は夕那に逆らうことなど、できなくなってしまう。
……まあ、夕那も家でじっとしているより、どこかで何かしていたほうが、いい気晴らしになるだろうしな。
506497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:39:10 ID:817q/5KN

「そうですか、じゃあ大丈夫ですねっ! でも、袴って初めて着ましたけど、何だか歩きづらいですねえ」
夕那は俺の返事に満足したのか、にぱっと微笑み、両手を広げながらゆっくりと歩き出す。
確かに慣れてないせいか、足取りがおぼつかない。しかし、それにしてもこれは……。
「な、なあ夕那。巫女の衣装って、その一着だけなのか?」
「?? いいええ、洗い替えということで、もう一着用意してくれましたけれど、どうかしましたかあ?」
きょとんとした表情で、俺の質問に答える夕那。……そうか、ならば。
「きゃっ!? と、敏則さんっ!?」
次の瞬間、俺は夕那を抱きすくめたかと思うと、ゆっくりと床に押し倒した。
目をぱっちりと見開き、俺をじっと見つめる夕那。その表情は驚きと戸惑いの色に染まっている。
「ゆ…夕那……このまま、しようか?」
「と、敏則さ……な、何を言って……んふ……ん…っ……んんっ…」
俺の申し出に、夕那は慌てふためいていたが、
押し倒した姿勢のままくちびるを奪うと、夕那はそっと目を閉じ、俺の背に手を回してくる。
俺は、そんな夕那をしっかりと抱きしめ返し、しばしの間、じっと体を重ね続けていた――
507497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:40:16 ID:817q/5KN

「……んふ…っ、と、敏則さん……」
「ああ……夕那……」
くちびるを離すと、とろんとした目つきで夕那が俺の名を呼ぶ。
上半身を起こした俺は、羽織に手を掛け、ゆっくりと胸元を広げた。
すると、この前見たようなブラではなく、幾重にも巻かれたさらしが姿を現した。
「なあ…こんなことして、きつくないのか?」
夕那いわく、『まだまだ成長過程にある』胸を圧迫しているさらしを見て、思わず問いかけてしまう。
「え? ……少し。でも平気です」
「そ、そうか……。じゃ、じゃあ、緩めてやらないと、な………」
夕那は、ほんのり顔を赤く染めながら答えた。そんな夕那の仕草に興奮してきた俺は、
まるでどっかのエロオヤジみたいな台詞とともに、さらしを脱がしにかかった。
「……と、敏則さん……あっ」
脇のところで、さらしを留めていた安全ピンをそっと外し、夕那の上半身を抱き起こす。
驚きの声を漏らす夕那に構わず、そのまま胸を覆っていたさらしを、ゆっくりと解いていった。
「……ん。ちょっと赤くなっちゃってるな」
「敏則さ…あ、あんっ。あっ、あ…あ、ああっ……」
結構きつく締められていたのか、さらしの痕が胸に赤く残っていた。
俺が指先で、軽くなぞってみると、夕那は途端に甘えた声を漏らしだす。
そんな夕那の声に操られるかのように、俺は夢中で夕那の胸を揉み続けた。
508497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:40:47 ID:817q/5KN

「あんっ……と、敏則さん………」
ふたたび夕那を仰向けに寝かせ、今度は袴の中に手を潜り込ませてみた。
太ももに触れた途端、ピクリと全身を震わせ、声を漏らしながらも、ゆっくりと両足を開き始める夕那。
「さて。それじゃ、こちらは………」
俺は夕那の下腹部へと手を伸ばし、もう片方の手で袴を捲り上げ……
「………って、お、おい夕那」
「………え? ど、どうか、しましたかあ?」
思わず呆れ気味に夕那に声をかけていた。夕那が不安げな表情とともに、俺をじっと見つめる。
「あ、あのさ……片方の裾に、両足いれちゃってるよ?」
「え? ………あ、ああっ」
俺は、足が入っていないほうの裾を、ヒラヒラと掲げ、苦笑いを浮かべながら夕那に教えた。
……確かにこれじゃ、歩きづらくもなるよなあ。
夕那は一瞬、きょとんとした表情とともに、目を丸くさせていたが、俺が掲げていた袴の裾を見て、
状況を理解したのか、ゆでだこのように、顔を真っ赤に染め上げていった。
「ははっ。でも、ま、このほうが脱がしやすいから、いっか」
「と、敏則さん……」
俺はパンティに両手をかけながら、夕那の耳元でそっとささやいた。
そんな俺の言葉に、夕那は目を潤ませながら、つぶやきを漏らす。
「それとももしかして、こうするのが狙いだったの?」
「! も、もうっ! 敏則さんの意地悪っ!」
が、続く俺の言葉に、夕那はふたたび顔を真っ赤にさせたかと思うと、
俺の胸元を両手でポカポカと叩きはじめてきた。
「痛っ、ちょ、冗談だって夕那」
「ふん。敏則さんったら……ん、っ…」
俺が苦笑いを浮かべながら謝ると、夕那はポカポカを止める代わりに、
頬っぺたをぷくりと膨らませ、くちびるをとがらせる。
そんな夕那のくちびるをふさぎながら、俺は両手で夕那のパンティをずりおろしていった。
509497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:41:19 ID:817q/5KN

「ん……ふっ、夕那……」
「あっ……と、敏則さん……」
くちびるを離して上半身を起こしながら、ゆっくりと夕那の両足を広げる。
夕那の秘所は、処女みたいにピッタリと閉じあわされ、まるで一本のスジのようだった。
「…っ! あっ、あ…ああっ、あんっ!」
そのスジをつつっと舌でなぞり、そのまま先端にちょこんとあるクリトリスを軽く咥えてみた。
すると夕那は全身をくねらせながら、甘い声をあげだす。
「あふっ! あっ、あっ、ああっ!」
さらに俺は、両手で閉じあわされた秘所を押し広げ、その中へと指を潜らせた。
中はすでに、熱い液体で満たされていて、興奮した俺は、自然と指の動きが早くなってしまう。
「あっ! ダ、ダメ! 敏則さん! も、もう夕那! 夕那!」
夕那が上半身を弓なりにさせながら、甲高い声をあげだす。
それでも俺は、夕那への愛撫をやめることは出来なかった。
「あ、ああ、ああっ!!………」
俺が軽くクリトリスに歯を立ててみると、夕那は四肢を突っ張らせながら、絶頂に達してしまった。

「ゆ……夕那……」
絶頂に達して、ぐったりとしている夕那を見下ろしたまま、俺はズボンとパンツをおろした。
露わになったモノは、夕那の艶姿に興奮して、完全に勃ちあがっている。
「あっ……と、敏則さん……。あっ! ああっ! ああっ、あああんっ!」
夕那は虚ろな目つきで俺を見返し、つぶやき声を漏らす。
俺はおもむろに、夕那の秘所にモノをあてがい、一気に押し入った。
途端に、夕那の目がぱっちりと見開き、口からはあえぎ声が漏れ出す。
「と、敏則さ……あ、あはっ! あっ! ああんっ!」
「ゆ…夕那……。愛してる…愛して、る……っ……」
一度絶頂に達したばかりで、敏感になっていたせいか、夕那はたちまち絶叫に近い嬌声をあげる。
俺はまるで、夕那の嬌声に操られているかのように、ひたすら腰を動かし続けながら、
うわ言のように声を漏らしていた。
「くっ……う、ううっ!」
「あ、ああっ、ああーーっ!」
ほどなくして、俺はあっさりと絶頂に達し、夕那の中へと精をほとばしらせていた――
510497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:42:17 ID:817q/5KN

「もうっ、敏則さんたらあ。ちゃんとゴム付けてくださいって言ったのにい」
「あ、あはは」
頬っぺたをぷくりと膨らませながら、抗議してくる夕那に、俺は笑って誤魔化した。
……正直、生挿れ中出しのほうが、気持ちよかったりするしな。
「笑ってる場合じゃないですよお。本当に子どもが出来ちゃったら、どうするんですかあ?」
「ん。人生、何が起こるか分からないんだし、なるようになるだろうさ」
夕那は中腰になり、袴をたくし上げかと思うと、股を広げて下腹部に力を込めながら、俺をなじり続ける。
俺は夕那の股間から、糸を引いてしたたり落ちる精液を、ぼんやりと見つめながら答えた。
……冷静に考えてみれば、人間と幽霊の間に、子どもが出来ることもないだろうし。
「も〜う、敏則さあん。そんな行き当たりばったりじゃあ、これからが大変ですよお」
精液がこれ以上出てこないのを確認し、股間をティッシュで拭いながら、夕那の説教は続く。
「大丈夫だって。夕那が、俺のそばにいてくれる限り、な」
「と、敏則さ……っ、ん……っ……」
夕那をそっと抱きしめ、耳元でささやいた。たちまち夕那の顔が真っ赤に染まる。
俺はしどろもどろになっている、夕那のくちびるをそっとふさいだ。
……そうさ、夕那がそばにいてくれるなら、俺は何があったって、頑張ることが出来るのだから――
511497 ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:43:04 ID:817q/5KN

「……んっ。あ、そうだ、敏則さん」
「なんだい、夕那?」
くちびるを離した夕那は、思い出したかのように、俺に話しかけてきた。
「大晦日の晩って、泊まりになっちゃうんだけど、いいですか?」
「へ? 神社に? 何でまた?」
夕那の申し出に、俺は目を丸くさせた。
……確かに、元旦は忙しくなるだろうけれど、別に夜中は誰も来ていなかったじゃないか。
「えっとお。大晦日の日に、あの神社で結婚式をあげる人が、いるそうなんですよお。
で、次の日は朝早くから、初詣のお客さんで賑わうので、すっごく忙しくなるみたいなんですねえ」
「ふうん、そっか。じゃあ俺たちは、三が日が終わってから、ゆっくり初詣をすることにしようか?」
「あ、そうですねえ。……もちろん二人一緒に、ですよね?」
「ああ、もちろんさ」
夕那は俺の言葉に目を輝かせながら、例の上目遣いでじっと見つめてくる。
俺はそんな夕那の視線に、吸い込まれるように返事をしながら、ふたたびくちびるをふさいでいた――

続く
512つぶやきマボ ◆MABOUp7up. :05/01/15 13:44:18 ID:817q/5KN
自分のタイムカレンダーは(略
とゆーか、書きあがったデータを予備のメモリにバックアップ取ろうとしたら、
いきなりパソコンがぶち落ち、データあぼーんという楽しい事態が勃発しました。
さらに書き直そうにもテンション元に戻すのに、1週間近く掛かったし……。
皆様、バックアップは小まめにとることにしましょう。

>◆SNuCULWjUI氏
いよいよ最終回ですか〜。果たしてどんな展開が待っていることか……。

>いつかのあいつ氏
クレアさんの心の中の声がイイッス。
……とゆーか、何てイイところで続くのですか! さあ、早く続きを! さあさあさあさあ(略

>猫の人氏
まだまだ続くおしおき……楽しみにお待ちしてます。

>名付け親氏
納豆……かつて日本で、主人公に納豆を食わされてキライになった、某溜め軍人を思い出す始末。
でも突然主人公に襲い掛かるとは……羨ましい(ぉ
今回の話で、死神がどこに出てきたかは、分かっていただける……はずです、多分。

> 320氏
お久しぶりです〜。レイチェルの姉御の天然っぷりは健在のようで何よりです。

>491氏
猫耳万歳。続きに期待しております。
513491:05/01/15 13:52:20 ID:S40h4dGv
>つぶやきマボ ◆MABOUp7up氏
読ませていただきましたー。
夕那さん可愛い…赤ちゃん出来るといいな〜なんて思いましたよ。
もう二人のラブラブっぷりがたまらなく大好きです。
自分も頑張ります。

序盤で珠姫がいろりの名前呼ぶのが、ちゃん付けになってたのでちょっと修正です…orz
ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/database/271.txt
他の部分の内容は一緒です…スミマセン
514マゾの宅急便2:05/01/15 16:53:20 ID:wdFB/ZGP
「今月も厳しいなあ・・・はあ」
ルーマニアっぽい所から、迫害を逃れてきた魔女・・・と言えば物々しい
が、今ここでため息をついたのは、家賃二万五千円の安アパートに住む、
比較的人畜無害な魔女だった。その名をマリーといい、当年とって十二歳
の、世にも珍しいチビッコ魔女である。マリーは、ジャパニーズドリームを夢
見てこの国にいる。郵政民営化に伴う規制緩和で、宅配業務に自らが闖入
・・・否、参入し、会社を興す夢を──

「もっと、宅配の仕事をこなさなきゃ・・・でも」
マリーは日本に来てから、空飛ぶホウキを使った宅配便の仕事をしてい
る。彼女は魔女なので、それごときは朝飯前・・・と言いたい所だが、若干
事情があって、仕事があまりはかどらないでいた。それは何故かというと、
「魔女でありながら・・・ホウキにまたがって空を飛ぶと、あそこが濡れちゃ
うなんて・・・魔女失格だわ!」
そう、マリーは人一倍敏感な女を持っていた。魔女の定番アイテムの空飛
ぶホウキをまたぐと、股間に甘い疼きを感じてしまうのである。これは、彼女
が迫害を受けた故郷で受けた、マゾとしての調教に端を発している。

「敏感なんだよなあ・・・」
部屋の片隅に立てかけたホウキを見るマリー。すると、それだけで股間が
熱くなってくる。あの某きれが、自分に甘い愉悦をもたらせてくれると考える
だけで、たまらない気持ちになってしまうのだ。
「慣れることって、出来ないのかしら」
ホウキを手にとり、またがってみる。呪文は唱えずとも、ホウキはマリーの
言うことなら何でも聞いてくれる。しかし、これがやっかいなのだ。
515マゾの宅急便2:05/01/15 17:17:53 ID:wdFB/ZGP
「飛んで」
マリーの命が発せられると、ホウキは易々と宙に浮いた。すると当然、
彼女の足は床から離れ、ホウキの柄は少女の股間へ食いつく。
「ううッ!」
ジーンと熱いざわめきが、マリーの割れ目を襲った。それと同時に、彼
女の脳裏に故郷で受けた辱めの数々が浮かんでくる。
(可愛いマリー。わしのコックをしゃぶるんだ)
(やめて、おじさま)
マリーは、故郷では幼い娼婦の扱いだった。魔女狩りと称し、彼女が住
んでいた村では、毎夜のごとく男たちがマリーの家へ押しかけ、いわれ
のない陵辱にあけくれた。昼間は善人の顔を持つ者も、夜が来ると変貌
する。誰も彼も皆、マリーの体を求めて狂ったのだ。

(私、魔女だけど、誰にも迷惑かけてないわ。ママと二人で静かに暮らし
ているだけ。それなのに、どうしていじめるの)
(それが決まりだからさ。魔女は悪いやつなんだ)
(よして!私、何も知らないわ。何も悪い事なんかしていない!放して!)
(駄目だよ、マリー。言う事を聞かないと、縛り上げるぞ)
男たちは決まって、マリーを縄で戒めた。その上、獣の如き欲望は彼女
の母親にも向けられたのである。そうしてマリー母子は、共に尻を並べて
犯された。

(ああ!娘は、マリーはどうかお許しを!まだ、子供です!)
マリーの母は、自分はともかく子供には慈悲を!と叫んだが、その願いは
聞き入れられなかった。男たちはむしろ、母親の目の前で娘を嬲り者に
することを愉しんでいるようだったと、マリーは記憶している。
516マゾの宅急便2:05/01/15 18:11:49 ID:wdFB/ZGP
(ああ、ママ・・・)
(ああ、マリー・・・ママを許して・・・)
マリーは可愛いぬいぐるみを置いた、自室のベッドで男たちを迎え
入れた。そのすぐ隣では、彼女の母親も群がる男たちの辱めから
抗えきれず、なすがままになっている。男たちは入れ替わり立ち代
わり、母子の間を行き来した。特に、マリーの場合はその幼い体が、
男たちのあさましい欲望をそそってしまう。

(子供のくせに、なんていやらしいんだ)
(誘ってやがるぜ。さすがは魔女の子だ)
ベッドへ押さえつけられ、衣服を剥かれたマリーは、男たちの嘲りに
何の反論も出来ずに犯された。陵辱は破瓜に始まり、マゾへの調教
へと続く。それは、長い道のりであった。
(どうして、男の人はこんな事をするのかしら)
天井から縄で吊られたマリーは、男たちの辱めに身悶えしながら、よ
くそう思ったものだ。鞭やロウソクでの責め。アナルセックス。そして
輪姦・・・マリーはそれらによく耐え、また従っていった。それらを経て、
幾年かの月日が流れたとき──

『調教済みのチビッコ魔女』

という、ちょっと危険な香りのする少女になったのである。
517マゾの宅急便2:05/01/15 18:33:16 ID:wdFB/ZGP
その甲斐あってか、マリーはホウキにまたがると、己の体に刻まれた
マゾの部分を覗かせてしまう。ホウキは、調教された時に乗った三角
木馬や、体に打たれた縄を思い出させてしまうのだ。

「イクッ!」
忌まわしくも淫らな過去の記憶と現在がクロスし、股間への責めも助け
となってマリーは達した。と、その時である。彼女の割れ目に食いつくホ
ウキが、『イク』と『行く』を聞き間違えたのは。
「あ、あれれっ?キャーッ・・・」
ゴーッという凄まじい音と共に、マリーの体はアパートの窓を突き破り、
あっというまに空の上へ。どうやらホウキが、行けと言われたと勘違いし、
外へ飛び出したらしい。それも、マッハ2を超える猛スピードで。と、なれ
ば、当然アパートは・・・・・

「キャー!あたしの部屋が!」
すでにマリーは雲上の人ならぬ、魔女。振り向けば彼女が住んでいた
アパートはその衝撃で崩壊し、灰燼と化していた。安普請だったが、なに
より家賃が安かった。日用品もすべてあそこにある。しかし、マリーはあ
そこには帰れそうにない。帰れば、アパート崩壊の犯人として、お縄にな
ってしまう。
「イクの意味が違う!」
バカバカとホウキに八つ当たりをするマリー。しかし、相手は物言わぬ
ホウキ。いくら彼女が怒っても、粛然としている。
「うわーん!また、一からやりなおしだあ!」
帰る場所も無くした魔女の嘆きを、この日は街のあちこちで聞く事が出来
たというのは、後日談。ってことで、おしまい。
518名無しさん@ピンキー:05/01/16 07:59:13 ID:qEaRZayM
まさかの続編キテル━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
相変わらずの腰砕け系ギャグにワラタ
519名無しさん@ピンキー:05/01/16 10:47:33 ID:QIEuOzsO
GJ
まさか続編があるとはw

480kb過ぎたらDAT落ちの可能性だっけ?
そろそろ次スレかな?
520名無しさん@ピンキー:05/01/16 18:45:25 ID:HpX7k+GI

【妖怪】人間以外の女の子とのお話11【幽霊】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105867944/

dat落ちの条件
1)981発言以上あり、1日レスが付かなかった場合
2)480KB以上あり、1週間レスが付かなかった場合
3)nレス以下で1日レスが付かなかった場合(通称:即死・基本的に非公開が原則)
4)801スレ以上になった場合、発言のなかった順に101スレ(通称:圧縮)


……条件2)を満たしてますので、次スレ発動させましたです。
521名無しさん@ピンキー:05/01/16 18:50:08 ID:HpX7k+GI
>517
乙乙でっす。
で、次回は住む場所を求めるマリーの苦労ハァハァ話が待っているわけですね?
522名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:32:54 ID:D2lMA0oT
アホな質問なのかもしれないんですが
ひでぼんの書の作者さんの
「魔法怪盗団 はいぱぁ☆ぼれあ 〜七つの願い〜」
ってどこかに掲載されているのでしょうか?
523名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:40:19 ID:HwyyK8vN
>>522他スレでの返答の文章を転載
>>91 「魔法怪盗団 はいぱぁ☆ぼれあ」
作者師の言によると(【妖怪】人間以外の女の子とのお話8【幽霊】より)、
> 282 名前:なつかしいあなたへ ◆SNuCULWjUI :04/09/28 07:39:00
>
> 書き進めている内に、設定厨にありがちな、俺設定&俺キャラ暴走なオナニー作品になってしまい、
> 通常のHPに掲載するならともかく、2ちゃにUPするにはあまりに痛いとの判断で、中止する事にしました。
との事です。具体的には、
> 345 名前:書〜なつかしいあなたへ〜作者 ◆SNuCULWjUI :04/10/03 16:31:03
>
> 1、エッチシーンが少ない。
> 2、戦闘シーンばかり。
> 3、それ以前に、『人間以外の女の子』が登場しない。
近く、自サイトを開設してそこで公開するという話って書いてたよ。
524名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:52:35 ID:D2lMA0oT
>>523
そうだったんですか、情報ありがとうございます。
なつかしいあなたへの最終章ともども
ゆっくり待つことにします。
525名無しさん@ピンキー:05/01/17 00:50:30 ID:QBFTwXH5
初めて買ったエロゲは天使人形。
これはエルフ・阿修羅・鬼?など人外しか出てこない夢のようなゲームだった

サリエラかわいいよサリエラ
526名無しさん@ピンキー
まだ落ちないか