【UD】がん研究支援 − 書き手も読み手もマターリ参加3
「UDたん……もっと欲しいんだろう?」
「欲しいぃ……欲しいのぉ……こんなんじゃ足りないよぉ……」
俺のパソコンの上でUDたんは密やかに動いていた。
動かしていない部分を使って、果てしない数の分子を検証するために。
ちゅく、ちゅく、とUDたんは自ら動いて解析を続ける。
「今はこれで我慢するんだね……UDたん」
「あぁぁんっ!!ちょうだい!UDに結果ちょうだいぃ!!」
UDたんがきつく、きつく、俺のマシンを吸い上げる。
びゅるるるる!と、解析の終わった宿題を俺はUDたんの奥へと叩き付けた。
俺の提出した結果を受け止めきれなかったUDたんから、Backing-offの文字がこぼれ落ちる。
「ふぁ……」
「罰金だぞ?……ちゃんと受け止めないと駄目じゃないか……」
「ごめんなさいぃ……次はちゃんとあなたのデータ受け取るから……だから、ね、もっと……」
溢れたデータを丁寧に吸い上げたUDたんは、また、俺のマシンの上でちゅくちゅくと次の解析を始める。
「あぁん……! もっと、もっとぉぉ……してぇ!!治療薬出来ちゃうまでぇ!!」
「(ごめんよ、UDたん……満足させてあげれてなくて。俺に、もっと、力があれば)」
白血病の治療薬研究では数億種類の分子を検証しなければならない。
この作業を完了するには研究機関のスパコンでも最低2,400万時間が必要になるという。
その気の遠くなるような検証作業に、自分のパソコンで参加する。
それがUDプロジェクト。
UDプロジェクトinエロパロ板。有志募集中。
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書いちゃいました。
こんな感じはどう?