渡瀬悠宇先生作品SSスレ

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1名無しさん@ピンキー:04/11/29 04:07:20 ID:ES269VQW
ここは渡瀬悠宇先生の作品のSS投下スレです。
「ふし遊」「妖セレ」「ありナイ」などなど
渡瀬先生の作品なら何でも有りです。
まぁ、とにかく誰か書いて下され。
2名無しさん@ピンキー:04/11/29 06:20:13 ID:HvEw2KI5
     ,、‐'''''''''ヽ、
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    l::::::l  _,,、-‐"iiiiiilllllllllllliiiiiiiー-ゞ:::::::::::ヽ,
   ヽ::`/: : : : iiiiiilllll||llllliiiiii: : : :ヽイ~`ヽ:::::::i/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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    /: /: : : : :`.: : : : : : : : :/´ ̄\ : : : : : ヽ:::ノ | みんな、たまにははやくねてみよう! はやおきはさんもんのとくだよ!
.   !: : : :iflllli、: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.!  |
   |: : : :llllf l: : : : : : : : : : :.iflllli、: : : : :<iii|  |>1ちゃんへ いいすれっどをたてたね! これからもがんばろう!
   |: : : :|llll |: : : : : : : : : : .llllf l: : : : : : : : :.| |>3ちゃんへ こんどは>>2をとれるようにがんばろう!
   |: : : :.!lllll!' : : : : : : : : : : |llll |: : : : : : : : :i<>4くんへ まじれすしようかどうしようかまよったのかな?
  /: : : : :    ○    : : .!lllll!' : : : : : : : :.i  |>5ちゃんへ おまえみたいなばかはおとなになってもやくにたたないからはやくしのう!
 ̄|: : :"  ,,,,,,,,,,,,,|____    : : : : : : : :.<iii/   |>6くんへ がきのうちはなんでもゆるされるとおもったらおおまちがいだよ!
. /!.:   |:::::/    ̄''''''''l ヽ: : : : :-─/─  |>7ちゃんへ もういいいからしね!
   ヽ   ヽ/        ノ    : : :ヽ/    |>8いこうのみんなへ いつかはしぬんだからはやめにけいけんするのもじんせいだよ!
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3名無しさん@ピンキー:04/11/29 14:23:45 ID:ES269VQW
保守
4名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:19:44 ID:Ywnk0B9F
誰か書かないかなぁ。
神待ち。
5名無しさん@ピンキー:04/11/30 09:48:04 ID:6T5G8OnY
>>1
1でいきなり略語使うのはどうかと思うのだがー。
6:04/11/30 13:57:25 ID:Ywnk0B9F
ごもっともです。
いまさら反省。
7名無しさん@ピンキー:04/12/01 03:22:43 ID:0z3mwNF7
わ〜こんなスレがー☆
ふしぎ遊戯書いてみようかな。
なんか主人公カップルはあまり興味ないっつーか、原作読めばって感じなので、脇役キャラカップルが書きたい!
もしくは誰か書いて〜!
なんかリクエスト出してこうよ!
8名無しさん@ピンキー:04/12/01 06:07:38 ID:ILazpauV
このままでは即死するな。
9名無しさん@ピンキー:04/12/01 12:59:54 ID:9KPjN7oZ
ほしゅほしゅ

ふしぎ遊技のが読みたいなぁ〜
でもカプがイマイチ思いつかん…ヌリコ好きなんだけどorz
原作読みなおしてこよ
10名無しさん@ピンキー:04/12/01 13:22:31 ID:F17sCpYD
とりあえず、多喜子さんはエロい。
細くて白い肩に張り付く黒髪。たまらん。
11名無しさん@ピンキー:04/12/01 18:36:15 ID:0z3mwNF7
保守せにゃ
12名無しさん@ピンキー:04/12/01 19:56:36 ID:3evzlKeH
前に「ふしぎ遊戯」スレ立ったけど、まもなく落ちちゃったんだよね。
井宿のお話書いてくれるって人がいたんだけど、ここ見てたらぜひ
うpお願いします。
13名無しさん@ピンキー:04/12/01 20:46:51 ID:9zCmT7PD
転生後の柳宿って女の子になったんだよね?星宿×柳宿とかいいなあ。
14名無しさん@ピンキー:04/12/01 20:49:47 ID:iabnLlGh
1の他力本願っぷりが素晴らしいw
15しろみ:04/12/02 02:41:13 ID:8fgzTOkf
柳宿男バージョン×美朱(←女なら別に誰でもいいんだけど)を書いてみようかな。
柳宿が男の心に戻っていく様を書いてもいいですか?
波から美朱助ける所や髪をばっさり切ったその晩など話など・・・。
16名無しさん@ピンキー:04/12/02 14:17:02 ID:8fgzTOkf
男バージョンかー。
見たいよな、でも女の柳宿でもいいよな。
女の柳宿ってどうなるの?
17名無しさん@ピンキー:04/12/02 20:39:30 ID:9iKCOdQH
ぜひ見たいでつ。
期待してます。
18名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:23:00 ID:mn0SVG/D
ありす19thのSSが見たい。
誰か書かないかな。
19名無しさん@ピンキー:04/12/04 05:34:57 ID:ICEGXMxT
多喜子×虚宿投下いきます。
初めてSS書くので見苦しい所はありますがどうかご勘弁を・・・(_)
20名無しさん@ピンキー:04/12/04 05:35:46 ID:ICEGXMxT
ここはとある村落の宿。
幸い倶東国の追っ手は来ない。
自分が玄武の巫女だと言う事も周囲にバレずに
ここ数日この宿で泊まっていた。
虚宿は七星士の手掛かりを探しに外へ出ている。
室宿もいざという時の為にと、薬草を取りに外へ出ていた。

多喜子は宿で待機。万が一玄武の巫女だと知られたらまた周囲に迷惑が掛かる。

「室宿・・・あの鉄カゴのままで行ったのかしら・・・?」

「多喜子、・・・入っていいか?」

キィ、と多喜子はドアを開けた。

「虚宿?七星士の手掛かりは見つかった?」
「いや・・・なかなか見つからないな、オレ達七星士は鼻つまみ者だからな」
「そう・・・」
多喜子はシュンと顔をうつむかせた。
「でも、いい知らせがあった。お袋の怪我もだいぶ良くなって、村のみんなも活気を取り戻してきてるそうだ」
虚宿は嬉しそうに多喜子に話した。
「本当!良かった。私も虚宿のお母さんの事が心配で・・・私をかばって怪我をしたんだもの」
「そんなに落ち込むなよ、結果オーライって奴さ」

「虚宿もあちこち歩いて疲れたでしょう?丁度お茶を入れたから一緒に飲みましょう?」
「あ、ちょうど喉渇いてたんだ、じゃ、お邪魔しますよっと」
多喜子は虚宿を部屋に招き入れた。
21名無しさん@ピンキー:04/12/04 05:38:01 ID:ICEGXMxT
お茶を茶碗にトポトポトと入れ、虚宿に渡した。
「はい。入れたてだから、冷えた身体も温まるわ」

「・・・どうせなら多喜子に身体を温めてもらいたいな」

ボソッっと虚宿は呟いた。勿論多喜子には聞こえない。
もし聞こえたら多喜子必殺の薙刀が炸裂する。
多喜子はチラチラ虚宿を見ている。まさかさっきの独り言が聞こえたのか?
冷や汗をたらしながらお茶を飲んでいる虚宿。部屋が静かになる。・・・気まずい。

「あの、虚宿」
「ハ、ハイッ!?」
思わず虚宿は声が裏返ってしまった。
「・・・ありがとう」
多喜子は優しく微笑んだ。
「え?」
「私がこの世界へ来てしまったせいで・・・巫女になって虚宿のお母さんは怪我をして・・・虚宿も室宿も危険な目に合わせてしまっているわ」
多喜子は言葉を続ける。
「最初は虚宿も七星士の運命を拒んでいたのに・・・こんな私の為に、誰からも必要とされない私なんかの為に」
「そうだな・・・オレだって生まれてきて・・・ずっと七星士の運命を呪ってきた」
多喜子の胸がズキンと痛んだ。
22名無しさん@ピンキー:04/12/04 05:40:02 ID:ICEGXMxT
「でも、多喜子と出会ってから、オレは、七星士と運命と向き合う事ができたんだ。
多喜子は自分が誰からも必要とされないと思ってるかもしれないが・・・俺は」

虚宿は言葉をおき、やがて決心したようにまっすぐな瞳で多喜子を見つめた。
「多喜子を必要としてる。多喜子の笑顔を守る為に・・・七星士として戦う!」

「虚宿・・・。ありがとう」
多喜子はにっこりと微笑んだ。

自分は現実の世界でも父に疎まれ、大杉さんへの思いも届かなかった。
この世界へ来て、自分が必要とされている。ただそれだけが自分がここにいる理由・・・
虚宿のそのまっすぐな瞳が、言葉が。多喜子にはとても嬉しかった。

虚宿は椅子から立ち上がって、多喜子の座っている方へ歩いてきた。
「だから・・・そんなに自分を責めンなよ」

そして虚宿は多喜子を抱きしめ、優しく口付けをした。

「!?」

多喜子はいきなりの出来事で目を大きく見開いた。
しかし虚宿は口付けをやめない。

30秒は経っただろうか。虚宿は意を決したように
舌を唇に割り込ませようとする・・・
23名無しさん@ピンキー:04/12/04 05:41:44 ID:ICEGXMxT

ゴロゴロゴロゴロ・・・

室宿の鉄カゴの転がる音である。どうやら薬草取りから帰って来たらしい。
虚宿はハッと我に返り、慌てて多喜子から離れた。
「え、え〜と・・・でっ 出来心!!」
急いで多喜子の部屋へ出ようとしたが、慌てながらも止まり、
「・・・でも、さっきの言葉は・・・ホントの気持ちだから」
虚宿は顔を真っ赤にさせながらも、さっきと変わらないまっすぐな瞳で言った。

ゴロゴロゴロゴロゴロ・・・

段々音が近づいてくる。
「ヤベッ、室宿が来る!じゃ、そんじゃ!」
虚宿は慌てて自分の部屋へ戻っていった。

「たた、ただいまです巫女さま。」
「お、お帰りなさい、室宿。」
「あ、あれ?み、巫女さま、顔が真っ赤ですよ?ぐ、具合が悪いんですか?薬草取ってきたから、い、いりますか?」
「大丈夫よ、熱いからちょっと外へ出て冷ましてくるわ」
そういって何とかはやる心臓を抑え平静を装い何とかやり過ごした。

外へ出ると火照った身体を覚ますには少々寒かったが、気にしないようにした。

唇に指を当てる。そこだけ特に熱い。
「虚宿・・・」

陽は暮れかかっていて、漆黒の闇が包もうとしていた。

しかし多喜子はその風景を見ながら、ただ立ち尽くすしかなかった。
24名無しさん@ピンキー:04/12/04 23:57:06 ID:UxbjHEc+
GJ!
私も虚宿とのカップリングの方が好きなんだよ〜。
どうせリムドとくっつくからなーって思ってるから・・・。
これからもこの二人の話を見たいです。
25名無しさん@ピンキー:04/12/05 00:52:55 ID:CKO6OdUQ
くっつくと言っても最後には別れて終わるんだけどな。
26名無しさん@ピンキー
ってそれは白虎の巫女の話だったっけ。間違い間違い……