【DWJ】ハウルの動く城専用スレ【ジブリ】

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1名無しさん@ピンキー
ハウルの動く城でエロSSを書くスレです
映画公開後ですし、落ち着くまではこちらでお願いします

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏による原作版、
スタジオジブリの映画版、
どちらの設定を使ってもOKとしますが
投下の際にどちらの設定を使うのか一言添えていただくと助かります


【関連スレ】
スタジオジブリのエロSS 第2章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080663792/
2名無しさん@ピンキー:04/11/29 00:59:49 ID:dk5D5f7Z
お疲れ様です&ありがとうございます(´∀`)ノ
3名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:03:18 ID:ZK82kHqD
1さん乙カレー
ほしゅ
4 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:05:27 ID:dk5D5f7Z
とりあえず保守用で短いのですが書きながら上げて行きます('A`)ノ
5原作版 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:06:46 ID:dk5D5f7Z
「カルシファー、お湯回してもらっていい?」
「いいよー、ソフィーはぬるめがいいんだよね?オイラに任せてゆっくり入っておいでよ」
「ありがとう、カルシファー」

きゅ、と蛇口をひねって湯船にお湯を張ります。
やがて、浴室に湯気が立ち込め、自分の手ぐらいしか見えない位真っ白になりました。
「あとでカルシファーに何か空気入れ替えするように改造やってもらおうかしら」
独り言をブツブツいいながら、湯船につかると。
「何でそこで僕じゃなくてカルシファーに頼るんだい、僕のソフィー」
「きゃぁぁぁぁぁっ!」
湯気の向こうから大好きな人の声が急に聞こえて、ソフィーはビックリして大きな声を上げてしまいました。
「ソフィーがタオル忘れてったから届けに入ったんだよ、そんなに驚かなくてもいいじゃないか」
湯気で顔は見えませんが、ハウルは悲鳴をあげられたせいでちょっとだけショックなようです。
「だって、ハウルってば入る時ノックしてくれないんだもの、ビックリしちゃったのよ」
「僕はノックしたけど、ソフィー気付いてないんだもん。お湯入れてると聞こえないのかな?」
言われてみれば、確かにお湯を張る時はとってもうるさいです。最初は、その音に何度もビックリさせられました。
「ついでだ、僕も一緒にお風呂入るよ!ソフィーに髪洗ってもらおう!」
言うのと同時に、ハウルが急に湯気の中に現れて、ソフィーはまたビックリしました。
だって、ハウルってばもう服を全部脱いで、腰にタオルを巻いているだけなんです。
「えぇっ!ハウルってば、こんな明るいのは嫌よ、わたし!」
「ソフィー、昨日も同じ事言ってたじゃないか、恥ずかしがることないんだよ?ね、僕のソフィー」
「嫌だったら嫌!」
湯船の中で脚を組み、両腕で胸を隠してそっぽを向くと、ハウルが軽くため息をついて手を振りました。
6名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:07:24 ID:TTCIwSF7
ババア兼さくらでは抜けんし萌えられん
7原作版 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:09:36 ID:dk5D5f7Z
また、天井に星空が現れます。
「もう、昨日はその・・・色々ちょっとしたけど、お風呂場でもなんてのも嫌だからね?」
「うん、ソフィーに髪の毛洗ってもらいたいだけだから、しないよ、大丈夫!だって、ソフィーが嫌がる事は僕したくないからね!」
ソフィーがとりあえず体を隠さなくなったので、満足したハウルはソフィーのその言葉にも動じません。
「ほら、ハウルこっちに背中むけてちょうだい、洗ってほしいんでしょ?」
言いながら腕を伸ばしてハウルの座っている椅子を引っ張ろうとします。
ちょうど、顔はハウルの肩のあたり。

ちゅ

軽く頬にキスをされて、ソフィーは軽くハウルをにらみました。
「ソフィー、キスも駄目だって言うのかい?キスはカルシファーの前でもしてるじゃないか」
「そ、そ、そうだけどっ」
キスされると、昨日のアレを思い出してしまうなんて、ハウルに言えるはずがありません。
顔を赤くしながら、ハウルの頭にお湯をかけ、シャンプーを手に取り、泡立てて。
洗ってる間、2人はあまりしゃべりませんでした。
8名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:11:30 ID:oqkQjiRe
>>dk5D5f7Zさん
じゃあ落ち着いてからコピペで保守手伝いますね
9原作版 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:11:36 ID:dk5D5f7Z
ハウルはキスしただけで、相変わらず真っ赤になるソフィーにときめいていて。
ソフィーはキスされただけで、体が何だか暑くなる自分に不安になっていて。

お風呂から出たとき、ハウルが『僕の部屋来ない?』と言ったとき、ソフィーが思わず首を横に振っても仕方なかったんです。
ハウルはがっかりしましたが、ソフィーがまだ緊張してるのだろうと思って、今日は何もせずにいようと思いました。
10 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:12:30 ID:dk5D5f7Z
>8
どもです。
途中でコピペ失敗して7に入りきらなかった_| ̄|○

コピペ、よろしくお願いします。
407 名前:ハウル×ソフィー 投稿日:04/11/28 02:46:48 ID:hk3gcICl
('A`)頑張って書いてみたけど・・・眠くて途中までUPします。
2回見て、おまけにさっき原作1巻だけ読んだせいで
ソフィーが花屋してたりマイクルがマイケルになってますが気にしないで下さい_| ̄|○
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今朝もカルシファーが慎重に城を移動させて、新鮮な花の咲いている所へ移動させてくれた。
おかげで、そろそろ寒い北風が吹いていると言うのにソフィーの元・帽子屋、現・花屋は花であふれている。

「今日も綺麗に咲いて、明日も元気に咲いてて頂戴ね、お花さん」
ソフィーは日課となった花への声かけを忘れない。
マイケルはどこかへ出かけて行ったので、店にはソフィー1人だけ。
通りに面したカーテンを開け、ドアにかけた札を『OPEN』に変えると、椅子に座る。

ついこの前までのドタバタとした冒険を思い出してため息をつく。
あれから、まだ一ヶ月程度しか経っていないと言うのに。なのに。
(ハウルのバカ・・・)
もう一度、ため息が出る。
ハウルに心臓が戻り、カルシファーが自由になり、ソフィーにかけられた呪いは解けて、戦争も終わって。
そしてハウルはソフィーを愛する心を持ち、ソフィーも自分でやりたい事を決められる心をもつようになって。
全てが、うまく収まったはずなのに。
(なんで、今日も朝からいないのよ、ハウルのバカ・・・)
「ため息ばかりついてると、アタシみたいなおばあちゃんになっちゃうわよ、行って来るわね〜」
ヨタヨタと通り過ぎながら、元・荒地の魔女が言って外へ行く。先週から、通りの外れにあるお店のボーイが気に入ったそうだ。
その後ろをヒンが鼻を鳴らしながら付いていく。一応、お目付け役らしい。
408 名前:ハウル×ソフィー 投稿日:04/11/28 02:47:08 ID:hk3gcICl
ハァ、とため息をついてカウンターに顎を乗せる。
目を伏せて、考える。愛しいハウルのこと。
我がままで、かんしゃく持ちで、寂しがりやで、素直にならない人。
でも、心はとても純粋で、かっこよくって、自分が決めた事はキッチリやり通す人。
「だからって、何も言わないのはひどいわよね」
ぼやくと同時に、カランと扉の音。
「あ、いらっしゃいま・・・ハウル!」
「おはよう、僕のソフィー。やっと出来たんだ、今日はお店休みにするからね、いいね?」
”どこへ行ってたのよ!”と言う言葉を言うヒマもなく、ハウルが先に言うのをポカンと見る。
ハウルはソフィーの了解を得る前に、扉の札を『CLOSE』へ変え、通りに面したカーテンを閉める。
「ほらソフィー、何をボサッと突っ立ってるんだい?お店で話すより、家に行こうよ。邪魔されちゃかなわない!」
「邪魔って何よ、あたしはお店休みにするのまだいいって言ってないじゃないの」
「あはは、ソフィーそう怒らないでよ、絶対君も気にいってくれるからさ!」
いつものように、そよ風のように笑ってハウルがソフィーの手を取るので、ソフィーも諦めた。
どうせ、マイケルもおばあちゃんも夕方、日が暮れてからしか戻らないんだからいいかしら。

家に戻ると、カルシファーが驚いて2人を見つめる。
「カルシファー、ちょっとソフィーと2人で話したいから覗くんじゃないぞ」
「んな事わかってるよ〜オイラはそんな野暮な事しないぜー?何せ火の悪魔様だからな!」
囂々と炎を撒き散らしながら、覗くなと言われたので強がるカルシファー。
何を言われるのだろう、とそれを聞きながら軽く憂鬱になるソフィー。
その2人をよそに、最近では滅多に見ない位に上機嫌な顔のハウル。
409 名前:ハウル×ソフィー 投稿日:04/11/28 02:48:01 ID:hk3gcICl
ハウルの部屋に入ると、ハウルはまずドアに施錠の術をかけ、聞き耳を立てられないような術をかけ、それからやっとソフィーに椅子を勧めた。
「まったくもう、ハウルったら!最近どこへ行ってたのよ!」
「あはは、本当にすまない、ソフィー。だって、僕は君が好きで好きでたまんないんだもの、待ちきれなくて毎日工房へ行ってたんだ!」
「え?」
ほら、と跪いてハウルが手を差し出すとそこには光る銀色の指輪。
まるで、カルシファーの指輪のようなソレは2つあって、サイズが違います。
「小さい方がソフィー、君のだよ。大きい方は僕の。一緒にいるんだ、同じのつけてる方がいいだろ?」
言いながら左手を取って薬指に入れます。
「でも、ハウルだったらこんなの自分で作れちゃうんじゃ・・・」
「君の妹さん・・・えーと、レティーさんだっけ。あの人が、魔法で作るよりココの工房のは女性に人気あるからいいだろうって
 教えてくれたんだよ、だから頼んで作ってもらってたんだ」
ハウルが薬指に入れてくれたソレは、サイズがぴったりで、本当にソフィーの指に似合います。
ちゅ、と左手にキスをして。ハウルが見上げて一言。
「愛しい愛しい僕のソフィー、一生僕と一緒にいてくれますか?ちょっとは危険かもしれないけど。」
こんなに大好きな人に、こんな風に言われて”いいえ”なんて言える人はいません。
ぎゅっ、とハウルに抱きついて「うん、あたしハウルと一緒にいる」としか言えません。
「ありがとう、ソフィー。言ってからじゃないと、ソフィーに何も出来ない気がしてたんだ」
「え?何もって?」
手を離して、下から見上げるハウルを見ると、いつものような子供っぽい笑顔を浮かべたハウルの顔が急に近付いて。
「好きな人が揃ってるのに、キスだけ、じゃないって知ってるでしょ?ソフィー」
ちゅっ、と軽く唇にキス。
真っ赤になったソフィーを見て、嬉しそうに笑うハウル。
「そんなソフィーも綺麗だよ、本当に!星の光色の髪がよく映えて綺麗だ」
「お、おだてたって何も出ないわよ」
427 名前:ハウル×ソフィー(407 投稿日:04/11/28 23:54:18 ID:lY9rbgGT
>>408続き
真っ赤になって横を向くと、空いた首筋をハウルの手がなぞります。
「きゃっ!」
首まで真っ赤になって、向き直るとまた、ハウルの顔が近付いてきて。
今度は軽くじゃない、深いキスをしてきました。
「・・・・・・・・・んっ」
もう、と言った顔で見ると、ハウルがにっこり笑います。
「ソフィーはどんな顔しても本当に綺麗だ。僕、今までよりもっと君が大好きだよ、これからもっと大好きになるよ、絶対!」
「だったら、もっと部屋暗くしてちょうだい、ハウル。」
「えぇぇぇぇぇぇ!ひどいよソフィー!僕はいつでもソフィーを見てたいのに、見るなって言うんだね!そんなひどい事を君は言うんだ!」
相変わらず大げさに悲嘆にくれるハウルですが、ソフィーもこればっかりは引き下がれません。
「ハウル、あたしは初めてだから恥ずかしいの、ね?お願い聞いて?」
いつも、ハウルが我がままを言った時、なだめるように優しく言うと、
仕方ないなぁ、と哀しそうに呟きながらハウルが手を軽く振ると、急に部屋が暗くなって、天上に星が出てきました。
うわぁ、と上を見上げて相変わらず冴え渡る彼の魔術に感動していると、そのまま簡単に後ろのベッドに押し倒されます。
「や、ちょっとハウル!いきな・・・ん・・」
ちゅ。と、また口付けされて何を言いたかったのか忘れてしまう位ドキドキしてしまう。
何度も何度も軽く、甘い口付けをされて、すっかり心の隅までとろけてしまいます。
「ソフィー、大好きだよ」
428 名前:ハウル×ソフィー(407 投稿日:04/11/28 23:54:52 ID:lY9rbgGT
「さっき、僕はソフィーのお願い聞いたから、今度は僕のお願いの番だよ、ソフィー。僕にさせてね?」
ニコニコ言いながら前開きのワンピースのボタンをハウルは外していきます。
でも、中には下着があります。これは前開きじゃないので、このままじゃ脱がせられません。
「どうしよう、ソフィー?」
困った顔でソフィーの手を下ろし、質問するハウル。
「だから自分でやるって言ったでしょ、ハウルのバカっ」
真っ赤になって突っ込みを入れると、背中を向けて服を脱ぎました。
でも、いざ脱いでしまうと恥ずかしくてハウルの方を向けません。
「ソフィー、こっち向いてくれないの?」
残念そうに声をかけてくるので、体だけビクン、と反応してしまいました。
「いや、だって、やっぱり恥ずかしくって」
「うん、それじゃ大丈夫になるまでそっち向いてていいよ」
え?と聞く前に、ハウルの手が前へと伸びてきます。
そっと、ソフィーの小ぶりな胸に手があうと、背中にピッタリと素肌が触れる感触がします。
さっきまで服を着ていたはずなのに、ハウルは脱ぐのが早いようです。
「ソフィーの胸、やわらかいんだね」
言いながら優しくさわります。初めて触られるソフィーには、気持ちいいとかはよくわかりませんが、何か変な気分になってきました。
「硬い胸なんてあるのかしら?」
「さあ、どうなんだろう?でも、ソフィーの胸はずっと触ってたいかな」
手を滑らせたり、軽く握ってみたり、揉んでみたり。でも、まだ頂上の桜色の蕾には触れません。
「ねえ、どうしようハウル」
「どうしたのさ、ソフィー」
「こんな格好なのに、まだ暑い気がするの」
「大丈夫、それが普通なんだよ」
そう?と言おうとしたソフィーの口からは、可愛らしい声が飛び出しました。
ハウルが、頂上の桜色の蕾を摘んだのです。
429 名前:ハウル×ソフィー(407 投稿日:04/11/28 23:55:39 ID:lY9rbgGT
「やっ、ハウルそこ何かやだ、変!」
「何が変なの?言ってみてよソフィー」
後ろから、耳たぶを軽く噛みながらハウルが歌うように囁きます。
「何か、すごいジンてきて、お腹熱いの、何でだろ、あっ!」
きゅ、とまたつままれて可愛い声を上げてしまいます。
「もっと、可愛い声聞かせてよソフィー。僕は、もっとソフィーを感じていたいんだ」
はぁ、と荒く息をつきだすソフィーに優しく声をかけるハウル。
何もかもが初めてで、どうしたらいいのか分からない彼女を、優しく、優しく触れていきます。
「そう、いい子だねソフィー。声が出ても変じゃないから、安心していいんだよ」
空いている手で頭をよしよし、と撫でるとソフィーの耳が赤くなります。
胸を触っていた手をそろそろと、ゆっくりと下に降ろして行くとソフィーの手がそれを止めようと慌てて掴みます。
「ソフィー、怖い?」
無理に外そうとせず、囁くと、表情の見えないソフィーの肩がビクッとしました。
「大丈夫だよ、僕がソフィーにひどい事すると思う?怖いと思うけど、僕はソフィーが大好きだから、安心して?」
頭を撫でていた手で、そっと自分の手を掴むソフィーの手を撫でると、ソフィーがゆっくりと振り向きます。
「ち・・違うの、ハウル・・・あのね、あのねあたし・・・何か、さっきからお尻のトコ何か変で、あのね、だからね、」
ああ、と納得して振り返ったソフィーにキスすると、ハウルはまた頭を撫でて言います。
「大丈夫だよ、ソフィーがちゃんと女の人だったって証拠だから。変な事じゃないから、安心して?」
ウン、と小さく頷いて掴んでいた両手がはずれると、今度こそ下にふれました。
430 名前:ハウル×ソフィー(407 投稿日:04/11/28 23:55:54 ID:lY9rbgGT
ささやかな胸と同じように、ささやかな茂みを通り越してソフィーの大事な処に到達すると、
ぴちゃ、と濡れた音がしてソフィーの体が強張ります。それと同時に、小さく可愛い声も漏れました。
「うん、大丈夫。コレは変なことじゃないよ、ソフィー。安心していいよ、大好きだよソフィー。」
ちゅ、と首にキスするとソフィーの口からまた甘い声が漏れました。
最初は優しく往復するだけ。ただそれだけなのに、ぴちゃぴちゃと、犬が水を舐めるような音がします。
「下は大洪水なんだね、ソフィー。別に恥ずかしいことじゃないけど、すごいよ」
ソフィーはそれに答えるどころじゃありません。何しろ、ハウルが指を動かすたびに、自分のお腹の奥にある熱がどんどん固まっていく感じがするんです。
もじもじ、と膝を動かしていると、ハウルが少し指の力を込めました。
するとソフィーの花びらの奥の入り口に、指がつぷ、と入ります。
「んっ!」
たまらずに声を上げて、脚に力が入ってしまいます。
「ゴメンね、痛かった?」
431 名前:ハウル×ソフィー(407 投稿日:04/11/28 23:57:15 ID:lY9rbgGT
「ん・・あ、動かさないで、ビックリしただけよ・・・なんか、変な感じ」
ハァ、と荒く息をつきながら横目でハウルを見つめます。
自分は一杯一杯で、気付かなかったけれど、ハウルも顔が真っ赤です。
「ハウル、顔が真っ赤よ?大丈夫?」
「うん、ソフィーが好きすぎてもう狂っちゃいそうな位大丈夫だよ」
もう、と軽く笑うとなんだか大丈夫みたい、と声をかけました。

ソフィーの中に入り込んだ指は、優しく生き物のように動きます。
「ん   あっ    やっ」
指が動くたびに、ソフィーの口から可愛い声が飛び出して、そのたびに背後でハウルの顔が嬉しそうに微笑みます。
「ソフィー、今すっごい君可愛いんだよ、わかってないと思うけど、本当に君は可愛いよ」
「やぁっ、ハウ、ル、んっ  そんっ・事・あ、やっ」
否定したいのに、ハウルが指を動かすのでまともに口が動きません。
「あ、やっ、何かへんっ  ハウル、ハウっ んっ、あぁっ」
「うん、そのまま変になっちゃうソフィーも見てみたいな、僕は。大丈夫、恐くないから」
言いながらハウルが指の動きを少し速めると、ソフィーは声を出すに出せないまま、生まれて初めて達してしまいました。

432 名前:ハウル×ソフィー(407 投稿日:04/11/29 00:03:04 ID:dk5D5f7Z
それからしばらくして、ソフィーが目を開けると、天上はもういつものハウルの部屋の天上に戻っていました。
横に目をやると、穏やかな目をしたハウルが、服を着て添い寝をしていて。
「あ・・・ハウル・・・?」
言った途端、自分は服を着てない事に気付いて慌てて布団の中にもぐりこみます。
「やだ、見ないでよ!恥ずかしいんだからっ!」
「うん、見ないようにって思ったんだけどね、暗くて布団に入れるの大変だったんだよ?」
うー、とうなって顔を半分だけ出してハウルを見ます。
「ねぇ、ハウル・・・・」
うん?と、ハウルが目だけで反応します。
「好きな人が、2人揃ってたら、いろいろするんでしょ?今の・・その、あれだけじゃないのよね?」
「そうだね、ソフィー。でもね、僕は急に一杯しようって思ってないからさ、ソフィーの可愛い声をたくさん聞けたから、今日は満足さ」
「バカッ!」
今度は耳まで真っ赤になって、ソフィーは頭まで布団をかぶってしまいました。

布団の上からソフィーのいる所を優しくポンポンと叩きながら、ハウルが言います。
「僕の大事な大事なお嫁さん、これから一杯色んな事をしようね、ずっと一緒にいて、一杯色んな事していこうね」
布団の中から、ソフィーが答えます。
「ええ、そうねハウル。暗かったら、してもいいわよ」
「ええええええええ!」

長女は運試しに行ったら失敗するなんて、それはおとぎ話だからなんです。
だって、ソフィーは長女で、呪いを受けました。
でも、こうしてステキな王子様(魔法使いですが)と出会って、ずっと幸せに暮らすんです。
ソフィーと、ハウル、2人のお話はまだこれから。今から、紡がれて行きます。
20名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:23:16 ID:oqkQjiRe
とりあえず完了です
神ありがとうございました!
21名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:23:30 ID:dk5D5f7Z
乙です(´・ω・`)
22名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:24:03 ID:dk5D5f7Z
保守ってとりあえず最低30レスですっけ?
23名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:25:37 ID:/eS1imNb
ハウルスレができてる!
乙ですー
24名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:26:17 ID:dk5D5f7Z
(´・ω・`)これで24レス目・・・あと6レスで即死回避、のはず?
25名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:28:38 ID:V4pmLD9/
保守乙です。ありがとう、エロい人
26名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:29:23 ID:sJIGL6DN
新スレ乙です、職人サマ方GJ!
勢い余って書いてしまうが鳥ハウル×ソフィー禿萌え(*´Д`)

抱擁が直肌っぽくて接触ラヴい
ケモノ化してるのにハウルの仕草がノーブルエロい


羽毛ふかふかプレあqwせdrftgyふじこlp;@
27名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:32:04 ID:/eS1imNb
鳥ハウル×ソフィーって
冬に屋外エッチしたくなったときには非常に暖かそうで気持ちよさそうです


…萌えるじゃないか
28名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:34:11 ID:dk5D5f7Z
鳥ハウルxソフィ・・・・・ソレダ!(゚∀゚)

誰か神が書いてくれるのを期待しつつカルシファーに相談するH無しソフィーは落としてよろしいですか?
29名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:36:47 ID:ShRroMyf
祝 新スレ 職人様達、ありがとう!!!
新婚ラブラブいいなあー。
30名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:43:02 ID:V4pmLD9/
鳥ハウルは人外でもエロいよなぁ。むしろ一番エロいかも
31名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:44:39 ID:/eS1imNb
>>28
ハウソフィ前提なら落としてよいよ!
32原作版 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:49:51 ID:0Tq5SD8A
フリーズしてました。荒地の呪いですか('A`)
>31
もちろん前提です!w
ちゃんとした初夜にこぎつける為にどうしよう、とか思ってたらカルシファーが出てきたもんで・・・
では。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日もいい天気です。
花畑では花が咲いてるし、カルシファーも何だかご機嫌だし、マイケルも相変わらずマーサの所へ通っているし。
でも、何ででしょう。
ソフィーは胸の中がざわめいてしょうがありません。そして、寂しくてしょうがありません。
昨日、ハウルに部屋に行こうといわれて、断ってしまったせいでしょう、きっと。
あの後、少し寂しそうな目で笑って、ハウルは「うん、わかった。おやすみ、僕のソフィー」とだけ言っておやすみのキスをくれました。
そして今朝、起きて来たらハウルは朝食の席にいなくて、カルシファーもどこに行ったのかわからないそうです。
「ハウルは行方不明になるのが好きなんだわ、きっと」
ぼやきながら、花屋を開店させて、お客さんの相手を始めました。

お昼頃、一旦マイケルが戻ってきて店番を代わってくれたので
家の方に戻って、カルシファーと雑談をしながらお昼ご飯を1人+1匹で食べました。
「オイラはさー、ハウルはソフィーが大事で大事でたまらないだけだと思うぜ」
ベーコンを貰いながらカルシファーが言います。
「食べながら言うんじゃないよ、カルシファー。でもさ、大事なら何で出かける時何も言わないで行くの?」
「1人で考えたい時もあるって事だろ、オイラにも何も言わないんだからきっとそうなのさ、ソフィー玉子もくれよー」
はい、と玉子を火の中に放り込みながらソフィーは思います。
1人で考え込むなんて、あんまり良くないんじゃないでしょうか。
何でも出来る魔法使い、それがハウルです。でも、彼だって人間で、このソフィーの旦那さまなんです。
「何かあるなら、あたしに言ってくれてもいいじゃない?そうよね、後で言ってみればいいんだわ」
ありがとう、とカルシファーに言ってソフィーは午後の店番を続けました。
33名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:51:16 ID:ndfXPnoF
スレ立て、保守乙!

鳥ハウルは獣姦にはいるのか…?
それはそうと、>>28カモーン
34原作版 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:52:14 ID:0Tq5SD8A
夜になっても、ハウルが戻ってきません。
マイケルは今日はマーサの所へ泊まると言って出て行ってしまったので、ソフィーとカルシファー2人だけです。
「ねえカルシファー。ハウル、どこへ行ったのかしら」
「だからオイラは知らないってばさー。前みたいに心臓持ってたら場所わかるけど、今はオイラ持ってないもん」
ボボッと紅い炎を散らして、カルシファーもちょっとだけ心配しているようです。
「ねえ、もしハウルが前みたいに他の女の子にちょっかい出すようになっちゃったらどうしよう?」
ソフィーは、浴室でわざわざ自分に髪を洗って欲しいと言って来たのを思い出して涙目になりました。
だって、自分は『話し掛けたモノに命を吹き込む』魔力の持ち主です。
洗われて、濡れて輝く髪の毛を見ながら『綺麗ね』と言ってしまったのを思い出してしまったんです。
今でも充分綺麗な髪ですが、もしもっと綺麗な髪になったら女の子はとりこになってしまうでしょう。
「大丈夫だよ、ハウルはもうソフィーしか見えてないんだから。ソレはオイラが保証する!」
ボッと、青い炎を上げてカルシファーが笑いながら慰めました。
「そうかな、大丈夫かしら。でもね、あたしまだ心配なのよ」
「うん、大丈夫だよ。だってハウルは」
35原作版 ◆USN91Phwus :04/11/29 01:52:29 ID:0Tq5SD8A
「ソフィー、君が一番大切だって、僕のお嫁さんは君だけだって言ったよね?まだ信じてくれないの、ソフィー」
そっと、背後から抱きしめてくるこの両腕は。
「ハウル!」
愛しい旦那さま。
抱きしめてくるだけじゃなくて、頬にキスを落としてきます。
「ハウル、今度はどこへ行ってたのよ!心配したのよ、色々・・・」
カルシファーのまん前なので、真っ赤になって恥ずかしがりつつソフィーが聞くと、ハウルは意外な名前を言いました。
「うん、ちょっとレティーさんの所へ行ってきてた」
「何でレティーなの?」
「ソフィーを口説くにはどうしたらいいか、聞いてた。聞きに行ったんだけど、あんまり参考にならなかったな」
ふふ、と笑ってハウルが答えます。
「もう、口説くって何の話よ!」
更に真っ赤になって抗議するソフィーを軽々と抱えると、ハウルはその額にキスを1つ。
「カルシファー、言っておくけど」
「気配を覗くな、って言うんだろ。オイラそんな無粋な事しないよ、おやすみー」
クスリ、と笑ってハウルは耳まで真っ赤になったソフィーを抱えて自分の部屋へと向かいました。
密かに、”今日こそソフィーと繋がるんだ!”という野望を心に秘めて。
3633:04/11/29 01:53:38 ID:ndfXPnoF
モロに切っちまった.....OTL
スマソ…逝ってきまつ
37名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:54:37 ID:oqkQjiRe
思っていたより人が集まってきてくれて
スレを立てたかいがありました

そしてdk5D5f7Z氏、本当にお世話になりました
自分はまた明日から名無しに戻りますが
今後もがんばって下さいね(*^ー^*)
期待してます!

では今日はこれで落ちます
38名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:55:37 ID:0Tq5SD8A
('A`)初夜編続きます。多分早ければ明日か明後日には野望達成でしょう。
しかし・・なんでこうもソフィーにだけはオクテなハウルになっちゃうんだろう、うちの・・・よえぇ。
>36
逝くなーーー!(;´Д`)っ鳥   ハウル置くから逝かないで!
39名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:56:37 ID:/eS1imNb
>>32さん
いいよいいよ!!
カルとソフィーさんのやりとりといい
バックからがお好きなハウルといい非常に萌えです

続き楽しみにしてますー
40名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:58:26 ID:0Tq5SD8A
>スレ立て1様
ありがとうございました、お陰で原作読んで思った『カルシファーに休憩中グチるソフィ』書けます(ノA`)

鳥ハウルとソフィーだと・・・
ソ『ハウル、鳥だと何だかふかふかしてて気持ちいいいわ』
ハ『あ・・・いや、ソフィーそこはちょっと違う・・・あ』
ソ『?あら、何かこの辺硬くなってきたけど何でかしら?』
とかバカな会話思ってしまったんですけど・・・鳥の時、アソコってどうなってるんでしょう。
41名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:00:10 ID:aOBfULTZ
GJあげ
もっとほかの職人もきてほしいね
42名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:00:16 ID:ODxRRX0r
>>31
別にどんなカップリングだろうと禁止する謂れは無いと思うのでそういう書き方はちょっと…
43ジブリスレ2の400:04/11/29 02:01:05 ID:kcL4mFXv
ジブリスレ2でレスのあった
・風呂上り、湯気が立ち上るソフィーのうなじにハウル発情→部屋に連れ込む
文章を勢い余って製作中です。

>>USN91Phwus
 えっち本番まだですが、すごーくいいです

鳥ハウルとソフィー…自分も読みたいっす
44名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:03:10 ID:V4pmLD9/
むしろ明日仕事があるってのに
こんな時間までスレ覗いてる自分が欝だorz
明日遅刻したらどないしよう…
45名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:07:05 ID:SIMr7Cip
どうしていきなりPCフリーズ→再起動2度もするんだろう。
荒地の魔女が本当にいるとしか思えない('A`)
>42
ソフィーがカルシファーと、と言う自分のカキコに対してだったので、そういう言い方になったんでしょう。
ヽ(´ー`)ノマッタリ参りましょう、まだ立ったばかりですし
>43 あちらの400さん
湯気で発情ネタ早く見たい・・・・・紳士系ハウルがどんな発情するのか今から´`ァ´`ァしておきますw


カルシファーと仲良く会話するソフィーを見て、ヤキモチ妬いたハウルがソフィーにちょっと強めに夜の悪戯とか。
しかも途中から何でそんなしてたのか忘れて終わった後必死に謝るハウルとか。


妄想しまくってないで寝よう、自分_| ̄|○
46ジブリスレ2の400:04/11/29 02:07:35 ID:kcL4mFXv
あちらのスレに投下したハウソフィ文章をこちらにコピペしてもいいですかね?
47名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:08:03 ID:/eS1imNb
>>31
いやエロでなくてもいいけど、
単体だったらちょっとスレ違いかなと思ったので

実際は素敵SSだったのですが
48名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:08:32 ID:29kSrX4o
いいスレだ…幸せだ…職人に感謝!
4947:04/11/29 02:09:09 ID:/eS1imNb
31さんじゃなくって42さんでした。
ごめん、もう寝るわ。
50名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:09:30 ID:ODxRRX0r
>>46
もう即死は回避したし、どうせみんな両方のスレを見てるだろうし要らんと思うけど。
それにもうすぐ保管庫に上がるだろうし。
51名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:11:18 ID:nCx8Ejlv
>>46
いいとおもうけどコピペしたあとは名前ほかに変えたほうがよくね?
あっちはあっちで投下、こっちはこっちなんだし。実際あっちの407?は名前かえてんじゃん?
でも自分あなたのSSすきなんで早くこっちにも新作ほしいです!
52ジブリスレ2の400:04/11/29 02:12:41 ID:kcL4mFXv
保管庫って早いんですなぁ。それなら新しい方をせっせとかきますw
53名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:14:29 ID:NhmT3ynS
>>45神
そういうなら書いてくれ!必死に土下座して謝罪しまくるハウルすてきじゃないか!蝶最高!
54名無しさん@ピンキー:04/11/29 03:05:12 ID:fh2QEkTX
カルシファー擬人化してほしい。
それでソフィーの妹に恋するとか。
萌え
55名無しさん@ピンキー:04/11/29 03:09:08 ID:fSbukR18
あう、DWJスレかと思ってちょっと期待したのだが、ハウル専用なのね。
クレストマンシーとか九年目の魔法とかアリかと思ったのに。
56名無しさん@ピンキー:04/11/29 03:17:59 ID:s7/dzX07
確かに リンさんとポーリィは読んでみたい キャットとジャネットとか
57七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 04:38:49 ID:kcL4mFXv
どうも、元400です。
・風呂上り、湯気が立ち上るソフィーのうなじにハウル発情→部屋に連れ込む
を勢い余って書き上げました。前作よりは濃厚気味になっております。
たいして長くはないですが投下します。

急にエロ文の神様が降りてきたよママン…。
58風呂上り、後ろ姿 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 04:40:56 ID:kcL4mFXv

お風呂あがりに珍しく髪をアップにしていたソフィー。そこにちょうど出かけていたハウルが帰って来た。
「ソフィー、ただいま」
「お帰りなさい」
会話もそこそこにソフィーを抱き締める。
「ソフィーいい匂いがするね」
「もう…帰った早々変な事言ってないで。お茶いれるわね」
くるりと後ろを向きキッチンに行こうとしたところを、また抱き締められた。
さっきよりも強く、後ろから。
59風呂上り、後ろ姿 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 04:41:49 ID:kcL4mFXv

一仕事終えて帰ったら、ちょうどそこにソフィーがいて「おかえりなさい」って
笑顔で言ってくれた。珍しいな、髪の毛をアップにしてる。
この子の笑顔も心も独り占め出来るなんて僕は幸せものだ。
思わず抱き締めると、お風呂から上がったばかりなのか暖かくていい匂いがした。
僕が思った通りに「いい匂いがする」って言ったら、ソフィーはちょっぴり
困った顔をして僕を優しくたしなめた。なんの事は無い、彼女は照れているんだ。
それから、お茶をいれると言って後ろを向いたソフィーのうなじを見た時、
僕はドキリとしてしまった。お風呂上りでほんのり紅いソフィーのうなじが
とても色っぽくて、一気に理性が崩れた。
衝動的に後ろから抱き締めて、うなじに口付ける。ソフィーは小さい声をあげて
ピクッと反応した。それを何回か繰り返した後、僕はたまらなくなって
こんどはそこにしゃぶりつくようなキスをした。するともっとソフィーの反応は大きくなる。
「あっ!…いや…ど、どうしたの?…んっ」
突然の事にソフィーは驚いたみたいだ
「可愛いソフィー…君が悪いんだよ…こんなに僕を昂ぶらせて…」
さらに反論しようとするソフィーに深い口付けをして舌を絡ませる。
どうしてか、いつもより激しく彼女の舌を吸い上げてしまい、ちゅっ…くちゅ…と
いやらしい水音がひっきりなしにもれる。

ああ…もうだめだ。ソフィーが欲しくて仕方がない。

僕は我慢出来なくなって名残惜しいが唇を離し、力が抜けてぐったりとしている
ソフィーを抱き上げてそのまま寝室に連れて行く。
60風呂上り、後ろ姿 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 04:42:31 ID:kcL4mFXv

寝室の広いベッドにソフィーを降ろすと、僕はすぐさま唇を奪う。それも深く激しくだ。
息も出来ないくらい舌を絡ませて、次には彼女の首筋と鎖骨のくぼみに吸い付いて舐め上げる。
「んんっ!…あっ…あっ…ふぅ!」
今までに無いくらい激しい愛撫に、ソフィーはひっきりなしに声をあげた。
両手で胸を揉みほぐしながら、乳首を吸い上げて舌で転がす。
するともっと高い声を出して彼女はもだえる。
手を下ろして秘部に触れると、そこはもう滴るほどになっていた。
さらに追い討ちをかけるように指を侵入させてかき回すと、そこから
くちゅくちゅと水音が響く。同時に包皮に隠れている蕾も指で転がしてやると
「はぁっ!…あぁっん!」
ソフィーは体を強張らせ達した。

今日の僕はおかしい。こんなに激しくソフィーを求めてる。
それに呼応するように、彼女の方もいつもよりいやらしく見えてしまう。
僕がそうさせてるだけなんだけれど…。
一度達して力が抜けきっているソフィーをうつ伏せにさせると、
彼女はいつもと違う体勢に戸惑い、僅かに抵抗した。しかし抵抗といっても
微々たるもので
「ソフィー…君が欲しくてたまらない。…いいだろう?」
と耳元で低く熱っぽく囁けば、彼女はすぐに大人しくなってしまう。
こんな自分は卑怯だなと思いつつも、欲望を止められない。
61風呂上り、後ろ姿 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 04:43:30 ID:kcL4mFXv

恥ずかしがるソフィーを四つんばいにさせると、彼女の可愛いお尻に触りながら
背中にキスを落し、時々舐めあげると背を反らして反応する。
この体勢でするのは初めてだから、僕はこらえきれずに自分の痛いほど猛ったモノを
ソフィーの中に挿入した。そこはいつも向かい合ってする体位の時より締め付けてくる。
もうたまらなかった。僕は激しく腰を打ちつけて中をかき回した。
二人の繋がった部分はぬちゅぬちゅと音をたて、ベッドもきしんだ音を響かせる。
「はっ…はっ…はっ…くっ!」
「んっんっ!…はぁんっ!あっ…あっ!」
背中や耳・うなじに舐めるようなキスを繰り返しながら腰を突き上げて彼女をせめたてた。

いつもより深い所まで貫かれ、激しくかき回される感覚に、どうにかなってしまいそうだと
途切れ途切れにソフィーが言う。

可愛いソフィーの喘ぎ声と、きつく締め付けてくる温かく濡れた感触に、
僕は限界がすぐそこだった。ソフィーもいっそう声が高くなってそこを締め付けて
きているから同じだろう。
「はっ…はっ…!ソフィー、いいかい…?」
「んっ!うん…ふっう!あっああっ!ハウルっ!」
後ろから強く抱き締め、うなじに跡が付くほど吸い付きながら中の深い所を抉ると
ソフィーは絶頂を迎え、その直後自分も彼女の奥で精を放った。
62風呂上り、後ろ姿 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 04:43:58 ID:kcL4mFXv

しばらく二人そのままの体勢でぐったりとしていると、ソフィーは涙目で僕を見上げ睨んだ。
「ハウルっ…なんでこんな急に…」
「嫌だった?」
「別に嫌じゃないけど…急にしかもあんなに激しくするなんて!その上…う、後ろからなんて…」
僕はソフィーがこれに弱いのを知っていて耳元で囁いてやる。
「でも…気持ちよかっただろう?ソフィーもいつもよりいやらしかったよ…」
「そ、そんな…あなたが悪いんじゃない…!もう嫌、すごく恥ずかしかったんだから」
そう言って僕に背中を向けてしまった。さすがにそれで眠るのは寂しい。
「僕の大好きなソフィー…機嫌を直しておくれよ」
「……何であんな風にしたの?」
「だってさ…お風呂上りの君がとても色っぽくて、自制が利かなくなったんだ…。
 君のうなじにそそられて歯止めが利かなかったよ」
「……それでずっと後ろからだったのね…。でも私はいつも通りの方がいい…」
「恥ずかしいから?」
「それもあるけど…。私はハウルを見ていたい…あなたの瞳を見ていたいの。
 あなたの顔を見て抱き締められたい…。後ろからじゃそれが出来ないじゃない」
僕はそれを聞いてたまらなく愛しくなり、正面から強くソフィーを抱き締めた。
「さっきちゃんと抱き締められなかった分だよ。今日はこうして寝よう」
「うん…。ハウル…大好き…」

それからしばらくソフィーが髪の毛をアップにすることはなかった。
しかし二人の営みに新しいかたちが取り入れられたというのは、また別の話。


 END
63七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 04:48:12 ID:kcL4mFXv

またまた一気に投下です。先に書くのを忘れましたが、一応ジブリ設定になっています。
原作もジブリも関係ないラインの話ですが。
前作・今作を読んでくれた方々に多謝。それではまた!
64名無しさん@ピンキー:04/11/29 06:11:49 ID:ZK82kHqD
寝てる間に神たくさんキテタ━━━(°∀°)━━━!!

(;*´p`)ハアハアハアハア
32の人も七面鳥さんもGJ!!
朝からハッピー!
65名無しさん@ピンキー:04/11/29 11:16:39 ID:ODxRRX0r
>>55
もちろんアリです!
ただ、今はやっぱハウルが旬なので多いですけど。
少し落ち着いたら話題を振ってみては?
66名無しさん@ピンキー:04/11/29 13:46:03 ID:VIT+Byqu
サリマン×レティーキボンヌとか言ってみたり…(´・ω・`)
67名無しさん@ピンキー:04/11/29 13:50:12 ID:QAFG7dTD
>66
貴方がほしいのは初々しいカップルなサリレティですか?ソレとも師匠と弟子の関係を持ちつつ一線越えちゃったサリレティですか?w
68460氏のハウソフィ小説@:04/11/29 22:22:38 ID:MzA1xhmB
372 名前:その1 投稿日:04/11/26 22:13:36 ID:B/BddSuV
携帯から失礼します。携帯からなんで読み辛かったらヌルーしてくだされ。


いつもと変わりない朝、カルシファーはパチパチと音を立てながら眠っていました。
そこへ、寝起きらしいソフィーが寝間着のままやってきました。
「カルシファー、お願いがあるの」
「んぅ?なんだいソフィー、おいらにお願いって?」
ゆらゆらと揺れているカルシファー。
「悪いのだけど…、お風呂にお湯を送ってくれないかしら?昨日、入りそびれちゃって」
「オッケー。くれぐれもハウルのように使いすぎないでおくれよ!」
「えぇ、分かってる。ありがとう!カルシファー」


それからちょっとした後、ハウルが階段からカルシファーに声をかけました。
「カルシファー!風呂にお湯を送ってくれ」
「風呂ならもう出来てるよ〜ソフィ…」
「わかった!ありがとう!」
そして軽快に上へと消えて行くハウル。
ちょっとして、上から叫び声があがりました。ソフィーの声のようです。
そして、風呂場のドアがバタンと閉まる音と同時に、ハウルがドアに施錠の魔法をかけたのをカルシファーは感じとりました。
「……ソフィーが先に入ってたけど…おいらは何にも知〜らないっと」
そしてカルシファーは心の中で思いました。
(こりゃあ、当分帰ってこないだろうな) 今日の朝は遅くなりそうです。


つづく?
69460氏のハウソフィ小説A:04/11/29 22:23:42 ID:MzA1xhmB
375 名前:その2 投稿日:04/11/26 22:35:37 ID:B/BddSuV
さて、ところ変わってこちらはお風呂場です。
いきなり入ってきたハウルを見て、ソフィーは軽くパニックを起こしてしまいました。
「ちょ…ちょっと待って!すぐに出るから!!」
混乱のあまり、ハウルがドアノブに施錠の魔法をかけたのにも気付いていません。
そんなソフィーを、初めびっくりしたように見つめていたハウルでしたが、すぐにイダズラを思いついた子どものような顔をして、こう言いました。
「せっかくだし、一緒に入ろうよ、ソフィー」
と言うとさっさと服を脱ぎ初めてしまいました。
これには、さすがのソフィーも固まってしまいました。
そんなソフィーをちらっと見つめながらも、腰にタオルをまいた状態で悠々とハウルはバスタブに入ってきてしまいました。
「っ!??やだ、何で入ってきてるのよ!!」
恥ずかしさのあまりソフィーは後ろを向いてしまいました。
もう耳まで真っ赤になっています。
ソフィー自身はバスタブから出たくてたまらないのですが、こんなに明るい時間から、まったくの全裸を見られるのにはどうしても抵抗があるため、出るに出れなくなってしまったのです。
そんなソフィーの葛藤を知ってか知らずか、ハウルは背後から軽く抱きしめました。
ビクッとソフィーの体が反応しましたが、おかまいなしにハウルは耳元でささやきました。
「ソフィーの髪、いいにおいがするね」
「そ…そう?さっき洗ったからかしら…」
「こっち向いてよ、ソフィー」
恐る恐る、といった感じでハウルの方へとソフィーは振り返りました。
70460氏のハウソフィ小説B:04/11/29 22:24:16 ID:MzA1xhmB
376 名前:その3 投稿日:04/11/26 22:52:05 ID:B/BddSuV
振り返ったソフィーに、ハウルは口づけを落としました。
はじめは浅く、そしてだんだんと深く…。
自然とソフィーの唇が開き初めると、舌を入れ、濃厚なキスをくり返しました。
ようやく口を離したかと思うとハウルはこう言いました。
「じゃあ、体は?もう洗ったの?」
濃厚なキスの後でぐったりとするソフィーを腕で支えながらハウルはニコニコしています。
「え?か、…体?まだだけど…」
それを聞いたハウルは心底嬉しそうにソフィーの耳元でささやきました。
もっとも、ソフィーにとっては、それは悪魔のささやきにも近いものだったかもしれません…。



と言うわけで今回はここまでです。
次回をお楽しみに!(゜∀゜)
エロは初めてなんでヌルいとこが多いでしょうが許してくだされ…

71460氏のハウソフィ小説C:04/11/29 22:24:59 ID:MzA1xhmB
395 名前:その4 投稿日:04/11/28 00:29:22 ID:jC4T9Ysj
続き投下します〜
携帯から失敬。


「ソフィーの体、僕が洗ってあげるよ!!」
そう言うやいなや、ハウルはサッとソフィーから体を離して、近くに置いてあった石鹸を手で直接泡だてはじました。
「えっ?キャッ…ちょっとハウル!!やめて!っ…ひゃあ」
そのまま手で直接、ソフィーの体を優しく洗いはじめました。
もちろん、ソフィーは抵抗をしたのですが、やはりそこは力の差、いとも簡単に抑えつけられてしまいます。
「暴れないで!キレイにしてあげるから。力を抜いて…」
そう、ハウルが耳元でささやくとソフィーの体から抵抗する力がどんどんと抜けていくのがわかりました。
肩や腕、脇の下…足の指の間までも丁寧に洗いあげます。
「ふぁ…ひゃん!!そ、そんなとこ、まで…いいからっ!」
「なんて?キレイにしてあげるって言ったじゃないか!」
そしてそのまま太ももや、わき、足の裏などを執拗に洗っていきます。
「んぅ…」
一方ソフィーは、朝っぱら、という時間を考慮してか自然と声を抑え、口元を手でおさえています。
「気持ちいい?ソフィー」
そうソフィーに声をかけると、ハウルは今までまったく触れることのなかった胸へと手を伸ばしました。
先端を軽くつまむように手を伸ばし、そしてそのままくりくりとねじったりしています。
「!!ひゃああん!」
突然胸に触れられた為に、ソフィーは声を抑えることが出来ませんでした。
「もっと可愛い声聞きたいな…ねぇソフィー、君の胸ってすっごく触り心地がいいって知ってた?」
すべすべとした感触を楽しむかのように、ハウルの手はソフィーの胸をもみしだいています。
72460氏のハウソフィ小説D:04/11/29 22:25:22 ID:MzA1xhmB
398 名前:その5 投稿日:04/11/28 00:52:26 ID:jC4T9Ysj
「そんなの…知らなっあぁっ…」
ソフィーの可愛らしい反応にハウルはクスリと笑みをこぼしました。
石鹸でぬるぬるとすべる胸の感触を楽しんだ後は、右手でソフィーの体を支え、左手は下腹部の茂みへと進んでいきます。
「わ…ソフィーのココ、もうドロドロ。エッチだね、ソフィーは…」
そのまま、ソフィーの胎内へと指をさしいれました。
「ちがっ…ひゃあぁ!んぅ!!」
ソフィーは必死に口を手で抑えています。
ハウルの言っていた通り、ソフィーのそこはもうびちゃびちゃで、ハウルが指を入れると、そこからはまたこんこんと蜜が溢れ出してきました。
「ちがわないね、もうココをこんなにしちゃって、なんてソフィーはエッチなんだろうね!」
ぐちゅぐちゅとソフィーの胎内をかきまぜる湿った音が辺りに響きます。


すいません、今日はこれで(´Д`;)
次こそ完結…!
73名無しさん@ピンキー:04/11/29 22:28:10 ID:MzA1xhmB
>>460
とりあえずこれでよろしいでしょうか?
ミスがあったら遠慮なくおっしゃってください
74名無しさん@ピンキー:04/11/29 22:34:44 ID:kcL4mFXv
お風呂えっち何度読んでもエエなぁ。
続きが読みたいっす!
75名無しさん@ピンキー:04/11/29 22:51:42 ID:kcL4mFXv

そしてシチュ募集
76名無しさん@ピンキー:04/11/29 23:14:39 ID:29kSrX4o
寝てるソフィーに、もう待てんギャオーってのはどうだ?
ふさもこハウルとソフィータソも素敵だ。
77風呂その6:04/11/29 23:27:19 ID:2EE1DDih
>>73さん
どうもありがとうございます(つД`;)
というわけで残りを投下します!


ハウルはソフィーの胎内に入れる指の数を徐々に増やしながらも、ソフィーの唇へねっとりとしたキスを繰り返しました。
「んふ……ん」
口を離すと、二人の間で唾液が朝の光でキラキラと銀糸のように輝きます。
ソフィーはハウルから与えられる快感に酔いしれていました。
ハウルは、そんなソフィーのうっとりとした表情を見つめると、自分の身体が更に熱くなるのがわかりました。
「…ソフィー、君が欲しいんだ!食べちゃっても、いいかな!?」
そう言うと、胎内から指を抜き取り、ソフィーにバスタブに手をつくように言いました。
「う…後ろからなのっ??んっ!?ああああぁ!!」
そして、そのまま自らのモノで一気にソフィーを後ろから貫きました。
ジュブジュブと音を立てながらハウルのモノが入っていきます。
「ふぁああん!!あっ!?ああ…!!」
「全部、入った…。ソフィーの胎内、あったかくて気持ちいいね」
しばらくそのままの体勢でいた後、ゆっくりと動きはじめました。
「ひっ…うっ…んぅ…あっ!!」
ソフィーの声が断続的に辺りに響きます。
そして、ハウルがソフィーの胎内のある場所を突くと、おもいがけずソフィーの身体がはねました。
「!!!ひゃぁん!??」
「ソフィーはココが好きなんだね!」
ハウルは、そこがソフィーの一番感じるところと気付いたらしく、そこを集中的に攻めたてました。
78名無しさん@ピンキー:04/11/29 23:28:31 ID:+07DcQGe
ソフィー大スキーとかマルクルが言ってたシーンあったから
ハウル、ソフィーにかまってもらってるマルクルに大人気なく嫉妬するの巻キボン
そりゃあもう緑のドロドロが発生するほどに(ry
79名無しさん@ピンキー:04/11/29 23:31:50 ID:QauBLb9u
>>75
映画版ハウソフィ(会話ばっかでスマソ)

「あ、ハウル髪の毛!ちゃんと梳かさないとだめよ。私がやってあげる。」
(髪の毛を濡らしたまま乾かし、ぼーぼー状態のハウル)
「うん」
(ハウルを椅子に座らせ、髪を梳かし始めるソフィー)
「せっかく綺麗な髪の毛なのに…ちゃんとお手入れしなきゃ駄目よ。」
「ははっ!ソフィーの髪の毛のほうが綺麗だよ。ほら、僕の髪の毛と混ざったら、夜空に浮かぶ星みたい!」
(上を見上げ、ソフィーの首元に手を伸ばし、顔を寄せさせるハウル。ハウルとソフィーの顔が大接近)
「きゃっ!ちょっと、せっかく梳かしたのにもつれちゃうじゃない。ほらほら、ちゃんとして…。
まったく、前は『綺麗じゃなきゃ生きてる価値なんかない!』って言ってたくせに、こういうところには無頓着なんだから。」
(身を離し、再び髪を梳かし始めるソフィー)
「今は僕よりソフィーのほうが綺麗だからね。そっちを見てるほうがいいもの。ソフィーは以前のように着飾っていた僕のほうが好きなの?」
(凝りもせず、再び上をソフィーを見上げ、いじわるい笑みを浮かべるハウル)
「ば、ばかっ!そういうことじゃないの!ハウルはハウルよ、どんな姿をしていたって私のあなたへの思いは変わらないわ。けどね…」
「じゃあ、問題ないよね!さ、髪の毛梳かしてくれたお礼に今度は僕がソフィーの世話を焼こう!」
(ソフィーの手をつかみ、ガタンとイスから立ち上がるハウル)
「は?ちょっと、え、あ、やっ!?ハウル!ちょっと待って、なんでエプロンのリボンをはずす必要があるのよ!まだ私お洗濯が済んで…ひゃあっ?」
(ハウルはくるりとダンスをするようにソフィーの手をつかんだまま身体を回転させソフィーの後ろに回った後、いそいそとエプロンのリボンを解き始める)
「今日はお洗濯はお休み!後で僕も手伝ってあげるから。ね?」
(後ろからソフィーのほっぺにキスするハウル)

なんていうシチュからゲロ甘いのから濃厚エロを…。だめ?
80 ◆iPpgo8CXec :04/11/29 23:56:45 ID:kcL4mFXv

>>78
(・∀・)ソレダ!!
でもエロにつなげるのは難しいな。
書いてもいいですか?漏れで良ければ…
ああ…ふさもこハウルもいいな。

>>79
そこまで書けるなら是非最後までw
81その7:04/11/30 00:15:53 ID:VwbVEGLf
頭が真っ白になってソフィーは何も考えられなくってしまいました。
「ふぁ…も…だめぇぇ!!おかしくなちゃ…!」
「いいよ…おかしくしてあげる…!」
今までのとは違う、激しい動きでソフィーの胎内を攻めたてます。
「ふぁっ!?あああぁ!!」
急速に意識が真っ白に塗り潰されて、解放へと昇りつめていきます。
「も…だめぇ…あああああっ!?ひゃああん!!」
「くっ!」
ソフィーが絶頂を迎えたのと同時に、ハウルもソフィーの胎内で熱く弾け、達しました。
ハウルから出された熱いものが、ドクドクとソフィーの胎内へと流れていきます。
しばらくそのままでいた後、ハウルがソフィーの胎内から自分のモノを引き出すと、ドロリとした二人の体液の残骸が、胎内から溢れ出てきていました。
「ソフィー、大好き。愛してるよ」
ハウルが嬉しそうにそう言って、絶頂の余韻からグッタリとしているソフィーの頬へとキスを落とすと、そのままギュッと抱き締めました。
82風呂460:04/11/30 00:32:07 ID:VwbVEGLf
読んでいただいて、どうもありがとうございました!
携帯からなんで読み難いとこも多いかと思いますが、申し訳ないです(つД`;)
また機会がありましたら書かしていただきます!
83 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 00:44:12 ID:3X1NUPw9

>>風呂406氏
あなたはネ申
お風呂エッチごちそうさまでした。
次回作も楽しみに待っとります。
84名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:50:19 ID:Ect/WwAU
>83
雑談レスとかの時は、コテハン外した方が叩かれにくくなると思いますよ(´∀`)ノ 一応ねw

そして携帯からの風呂神、お疲れさまです!
やっぱりハウルxソフィはHしててもいちゃついてるイメージなんだなぁと実感。甘々。
85名無しさん@ピンキー:04/11/30 01:05:03 ID:3X1NUPw9
>>84
消し忘れマシタ(汗
ご指摘感謝。
86原作版 ◆USN91Phwus :04/11/30 01:41:30 ID:VQuc5nzb
('∀`)いきますねー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>35続き
部屋に着くと、ソフィーを抱えたままハウルはドアを開けて、閉めて、施錠の術をかけて、また聞き耳の出来ないような術もかけました。
その間、ソフィーは落ちないように必死でハウルの首にしがみついています。
「うん、鍵よし術よし、これで今日も安心だよ、ソフィー。さあ降りていいよ」
「いいよ、じゃなくて降ろしてちょうだい、ハウル!」
ごめん、と笑いながらハウルがベットの上にソフィーを降ろしてあげます。
お姫様抱っこで運ばれたので、降ろすと自然に横たわる形になってしまいました。
当然、起き上がらせる隙など与えるハウルではありません。だって、今日こそは!って目的があるんですから。
「ハウル・・・何で上にかぶさるの?起き上がれないじゃない」
「うん、そうだね。今日は朝から出かけてたから、ソフィーの顔をちゃんと見てないだろ?今その分見たくって」
ニコニコと大好きな人に言われては、そこで嫌がる理由なんてありません。
少し頬を染めてハウルを見つめます。
「ソフィーはとても綺麗な髪の色だね。僕は君の紅い髪が大好きだ」
「ありがとう、ハウル。相変わらず上手よね、色んな意味で」
そう?と首をかしげるハウルの顔を、ソフィーは両手で包みます。
「あたし、ハウルが色々褒めてくれるの嬉しいけど、何も言わないで傍にいてくれるだけなのが一番嬉しいのよ?」
にっこりと、極上の微笑みを。
ハウルが今度は赤くなる番です。
「あら、珍しい。ハウルが真っ赤になってる!」
ふふ、と笑うソフィーが何だか悔しくって、ハウルは我慢出来ずに口付けしてしまいました。
「んーっ!んんっ!」
いきなりだったので、一瞬ソフィーは抗議しようとしましたが、今日いなかった理由を考えるとこれでもいいかと思って納得してしまいました。
87原作版 ◆USN91Phwus :04/11/30 01:42:29 ID:VQuc5nzb
しばらく2人は濃厚な口付けをして、唇を離すと間に光る糸が垂れました。
「ねえソフィー、今日こそ・・・いい?」
聞いた途端、ソフィーは首まで真っ赤になってしまいます。
一昨日初めて素肌を全て晒して、昨日は恥ずかしくて断って、今日ですから、言われるだろうとは思ってたのですが。
「僕、やっぱりソフィーが大好きでたまらないんだ、ソフィーと一緒になりたいんだ。まだ嫌だったら言ってよ、ソフィー。」
身を屈めてソフィーの耳元で囁きます。一昨日で、耳が弱いようなのを気付いたからです。
案の定、耳を更に真っ赤にして顔をそむけます。
「ねぇソフィー、顔そむけちゃう位僕の事嫌いになっちゃった?」
「そんなことないわっ!あたし、ハウルが好きよ!ハウルがあたし好きでたまんないって言うのと同じ位、あたしだって・・!」
勢いで言ってから、自分が熱烈な愛の言葉を言ったのに気付いてまた赤くなるソフィー。
「だったら、今日こそ・・いいだろ?僕・・我慢できないよ」
うー、と真っ赤になって、反論出来ないソフィーはコックリとうなずきました。
88原作版 ◆USN91Phwus :04/11/30 01:43:21 ID:VQuc5nzb
今日もソフィーが自分で服を脱ぎました。ハウルが脱がせたがりましたが、また同じ事を言われそうだったからです。
天井には、今日もまた星空が溢れています。
背中を向けて服を脱ぐソフィーのうなじが星の光に照らされて、より一層白く見えます。
「い・・いいわよ、ハウル」
背中を向けたまま震える声でソフィーが言うと、ハウルは後ろからまた抱きしめました。
「ソフィー、これじゃ君の顔が見えないよ。僕、君の顔見てたいんだってさっき言ったのに・・・」
「顔だけならいいけど、他のトコまでじろじろ見られたら恥ずかしいもの。」
「でも昨日、お風呂で見ちゃったよ?」
「えぇぇぇぇぇぇ!ハウル、隠してたのにひどいわ!」
「今さらソフィーは何言ってるのさ、お嫁さんが旦那さんに体見せないなんてさみしいよ」
う、と言葉に詰まってソフィーは考えます。
(確かに恥ずかしいけれど、いつまでもこうやって背中ばっかり見せてるわけにも行かないわよね。勇気出せば大丈夫よね)
「あ・・・あんまりジロジロ見ちゃ嫌よ?」
言いながら、手で体を支えつつ布団の上で向きを変えました。
ハウルの方を向くと、やっぱり恥ずかしくて腕で胸を隠します。
89原作版 ◆USN91Phwus :04/11/30 01:44:06 ID:VQuc5nzb
「うわぁ・・・・・・・」
思わずハウルの口から感嘆の声が漏れます。
ソフィーの素肌は星に照らされてより一層白く、そして柔らかく光っています。
腕で恥ずかしそうに隠してはいますが、胸のふくらみはささやかながらもしっかりとあり、柔らかさが見るだけでわかります。
体のラインは綺麗な曲線を描き、女神像を思う位です。
「ソフィー、やっぱり君は綺麗だよ、すごいよ、本当にそう思う」
「バカ、あんまりジロジロ見ないでって言ったのに」
目線を逸らせ、呟くソフィー。
「ソフィー、こっち向いておくれよ、ちゃんと顔を見せて。君をもっと、一杯見て、感じたい」
顎に手を添えて顔を向かせると、また深く口付けました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今貼り付けようとしたら間違えて保存してたの消したので再度残り書き直します_| ̄|○
90名無しさん@ピンキー:04/11/30 09:21:01 ID:lOPAPUNU
>80
書いて下さるんですか!?ワーイ
自分としてはやきもちハウルがみたいだけなのでエロ無しでも全然構いません。
しかし悲しいかなここはエロパロ板w コーンフレークよろしくモウガマンデキナーイとか?

>82 
乙乙乙乙! なんて素晴らしいんだろう!ありがとう!

>89
本文はもとよりより最後の一文がキタ。 全米が泣いた。ガンガレ!

91名無しさん@ピンキー:04/11/30 10:01:47 ID:bkOGIGte
>89タソを励ます会発足!!

_| ̄|○ ドンマイ!∩(´∀`∩(´∀`∩(´∀`∩(´∀`∩)キナガニ マッテルヨ−!!
92名無しさん@ピンキー:04/11/30 13:16:02 ID:ivWyPUiz
ジブリスレ361です。
感想ありがとうございました。生きてて良かったです。
ジブリスレに書いたものをエロ加えて加筆修正したのでコピペしマッス!
93361 その1:04/11/30 13:18:06 ID:ivWyPUiz
ハウルに心が戻って数日、
戦火は収束しかけていて、動く城の家族達はのんびりとした日々を楽しんでいます。
その日も夕食が終わるとハウルはいつものように風呂へ行き、
ソフィーはおばあちゃんを寝かしつけて部屋で繕い物を始めました。

突然
「うわーーーーーーー!」
ハウルの叫び声。ごいんごいんという何かにぶつかる音も聞こえます。
「またかんしゃくかしら。」
バスルームの棚は今日はいじっていないはずだしおかしいわ?とソフィーは本日の行動

を思い返しました。
トイレカバーを新しくしたのがいけなかったのかしら。
それともハウルのベットの牛のぬいぐるみがあんまり汚いから洗って干したのが…
はうわっ!天井からぶら下がってた二股のマンドラゴラ、ついでにその辺の得体の知れ

ない植物、
白カビ生えてたから捨てちゃったわ!アレよアレに違いない!!

ごいんごいん
何かにぶつかっている音はなおも続いています。しかもだんだん近づいてくるようです。
「ば、バレてる!!」
ソフィーは辺りをぐるぐる見回して逃げる所を探しました。

…ベットの下ぐらいしか見当たらない。
さすがにここは狭いわねぇでも背に腹は替えられ…

ダァーーンッツ!!

「ねぇ!ソフィーーーー!!!」
間に合わなかった!あわあわしてソフィーは言い訳を超高速で思い巡らせます。
94361 その2:04/11/30 13:19:19 ID:ivWyPUiz
ハウルは半裸でなおも壁にぶつかりよろよろしながら。
「ねえソフィー!どうしよう!!僕、君が好きすぎてどうにかなっちゃいそうだよ!!」

なんともいえない間が開きました。

「はぁ?」
「お風呂で君のこと考えてたら止まらなくなっちゃったよ!ソフィー君のせいだよ!」
マンドラゴラじゃなかったんだ〜。ソフィーはほっとして余裕が出てきます。

「こっち、来る?」
「もちろんさ!」
ハウルは激しくソフィーに抱きつくと耳や唇や頬に何度と無くキスの雨を降らせます。
「僕が君を好きで君も僕を好きでこれから末永く一緒なんて、なんて素敵なんだろう!

!ねえソフィー僕どうしたらいいの。」

ソフィーは顔中真っ赤にして
「も、もういいでしょ!」
「ね!!ベット行こう!」
「ええー!」

ハウルはソフィーを軽々と抱き上げるとそのまま自分が下になってベッドにダイブ!
柔らかなソフィーの髪を梳き上げてそれにキスしながら囁きました。
「ソフィーありがとう。僕に心臓を取り戻してくれて。前よりもいっそう君が愛しく思える」
「あなたがいるから私なんでも出来るわ。私あなたがどんな姿だって…」
その言葉はキスでふさがれました。
95361 その3:04/11/30 13:22:55 ID:ivWyPUiz
ハウルが指を動かすと室内のランプが消え、変わりに星型の小さな灯りが灯りました。
「本当は明るくして全て見たいけど、君が初めてなの知ってるから。これだけ許してね。」

何を知っていると言うのでしょうか。

「これから僕がしようとしていること、わかるかい?」
「いいえ…?」
本能的に何かとっても危険な感じはしますが、ソフィーにはさっぱり分かりません
無理もないのです。
同年代の男の子なんてめったに帽子屋には来ませんし、帽子屋と家を往復して働くだけの毎日で
お針子さんの甘やかな恋の話も、遠い国のお話のように思っていたのですから。

「とても大切なことだよ。君は僕の全てが欲しくない?」
「…欲しいわ。……何よりも。」
「僕もだよ」

ハウルが指先をブラウスの咽元に滑らせるとボタンが一瞬で外れます。
「ソフィーの服ってややこしいね。」
そのままスカートのホックを外しながら、ハウルは鎖骨の辺りや甘い匂いのする胸元にキスを降らせ、
コルセットのフックを上からすっと撫でました。
とたんにばらばらとフックが外れ、スリップのボタンも外れて白く滑らかなおなかがのぞきます。
ソフィーはただ顔を真っ赤にして硬直するばかりです。
ハウルがキスしたところがやけに熱くむずむずと感じて訳が分からないのです。
「怖がらないで…」
おへそにキスをしながらペチコートのリボンを解き、靴下のボタンをはずして撫でる様に脱がせました。
撫でているだけなのにその素肌に触れた指がくすぐったくてじりじりとして、ソフィーは声を漏らしました。

変な声が出てしまったと慌てていると、顎をやさしく掴んでハウルの唇がソフィーの下唇を軽く噛み、
それを舐めて歯列に舌を侵入させてなぞります。
「舌を出して。そう。…いい子だ」
吸い付くようにねっとりと絡ませ長い長いキスを楽しんでいます。
ソフィーはもうぐんにゃりとしてぼんやりしてしまって体に力が入りません。
96361 その4:04/11/30 13:26:25 ID:ivWyPUiz
それでもハウルが最後のドロワーズに手をかけるとソフィーは慌てて
「自分で脱ぐわ。」
と言ってしまいその言葉にさらに大慌てします。

「脱いでみせて」
言うんじゃなかったと後悔しながら、力が入らずボタンから指が何度も滑り、
ハウルがそれを微笑んで観ています。
やっとボタンを外すとその隙間からハウルの指が侵入してきてそっとくるくるとなぞりはじめました。
「ふうっ…ぁ…」想わず漏れた自分の声に焦りながら、なおもハウルのために下着を脱ぎ、
その手をハウルの指が追い、なんだか追い詰められて体の奥で甘く重い火が灯ったようです。
やっと下着を脱ぎ終わるとハウルの手が内股をするすると撫でました。
「ぁ…」
そのまま胸まで撫で上げると頂点で円をゆったりと描きそれを軽く摘みました。
電流が走ったように感じて体をしならせると、「かわいいね」と低くかすれた声がして唇がそれに触れました。

内股の手は身悶える肌を楽しむように右往左往してようやく突起にたどり着きトントン

と柔らかく叩きます。
「あ…はぁっ…」
その指は触れるか触れないかの感覚でそれをもてあそび、
ソフィーは訳も分からずただ声を漏らしつづけます。

「ここをほぐすよ」
つぷっ…と人差し指が泉にゆっくりと気遣うように押し入ってきます。

「どんな感じがする?」
「…とても熱いの…」
「ソフィーが僕を好きだからだよ。」
指はなおも泉をかき混ぜます。
自分の体の始めての変化に翻弄されはじめ、
「ねえ、ハウルどうしよう…おかしくなりそうなの…」
ソフィーは汗をにじませながら訴えます。
97361 その5:04/11/30 13:29:38 ID:ivWyPUiz
「受け入れる準備が出来たんだよ。心配しなくていいからね」
ハウルはソフィーの膝の下に手を入れて抱え、ゆっくりと腰を沈めていきました。
「うぅ…」
大きく息をつき、ハウルが呟きました。
「ねえ、ソフィー。僕たちずっとこうして繋がっていられればいいのに。」
ソフィーは開かれていく痛みで頬にいくつも涙をこぼします、
いえ、恥ずかしくて仕方ないのに嬉しくて嬉しくてどうしようもないのです。
ハウルの唇が涙を追いました。

「しょっぱいね…ソフィーの味だ。」
「ハウルと私、繋がってるのね…。」
「そうだよ。ねえ、なんでこんなに甘くて溶けそうなの?ソフィー、君は蜂蜜みたいだ。」

少しづつ動き始め、だんだんと湿った音がそこから響きます。
ソフィーはハウルの顔を見上げ、紅潮して目の縁が赤くなっているのを観ながら、
なんて綺麗なんだろうと思いました。
荒い息と熱の間から、ハウルが囁きました。

「君の方が綺麗だよ。何よりも」
「…大好きよ…本当に大好きなの」

やがて水音が増し、その部分はもう溶けてしまったみたいにお互いの境界線が分からな

くなっていきました。
ソフィーは身のうちに何かしらない感覚が湧き上がって意識が白み始めていくのを感じ

ました。

「なにか…変に…なりそうなのっ…」
「大丈夫だよ、僕に掴まって」
「はあっ…!」頭が真っ白になってソフィーのそこが痙攣して収縮すると、ハウルが息を飲み、
ソフィーの中に熱いものが満たされました。
98361 その6(映画版):04/11/30 13:31:18 ID:ivWyPUiz
****


「ソフィー病気かい?」
ハウルがぐったりしたソフィーをシーツにくるんで
お姫様抱っこして悠々と歩いてるのを見つけたカルシファーが尋ねます。
「ちょっと驚かせちゃったんだ。」
「なにをしたんだよ?あ、なんでバスルーム行くんだ?」
「ひみつだよ」
ハウルはスキップしそうにご機嫌で、
「お湯おくってー二人分ー♪」と言ってバスルームに消えていきました。

おわり
99361:04/11/30 13:33:48 ID:ivWyPUiz
その6をコピペしていて映画版と記入してないことに気がつきました。
ごめんなさい。
メモ帳に書いて貼り付けてるんですが、
改行がどうもうまくいかなくて読みにくくてスマンです。
100 ◆USN91Phwus :04/11/30 13:46:59 ID:X6L507Cm
本日休みにつき消えた残り作業中。夕方には・・・('A`)90,91さんありがとう・・・ガンガル

>ジブリスレの361さん
乙です。
メモ帳に書いて貼り付けですか、改行がうまくいかないのは何でだろう?
専ブラを使えば、書き込む前にどこで改行されているか見やすくなりますので
導入してみるのがいいかもしれません。
自分はかちゅ使いなので、画面と同じ横幅に広げて改行を確認するようにしてますよ〜。
101名無しさん@ピンキー:04/11/30 13:52:29 ID:VwbVEGLf
>>99
GJ!!
ご馳走様でした(*´Д`) ハアハア
貴方様の書くハウルやソフィーがめっさ好きです!!
102原作系 ◆USN91Phwus :04/11/30 15:56:56 ID:X6L507Cm
>89続き
「ん・・・・ふ・・・・・」
長い口付けはまるでそこからとろけてハウルと一緒になっていくような感覚で。
ハウルが唇を離してからも、ソフィーの目は焦点を合わさずにうっとりとしたままです。
そんな彼女の顔を見て、ハウルはなんだかとても嬉しくなります。
頬にたくさんキスの雨を降らせ、首筋にもキスの雨。
くすぐったがって身を捩るのでガラ開きになった鎖骨にもキスの雨を降らせます。
「やっ、ハウルくすぐったいわ、やっ   ん・・・・っ」
くすぐったがるソフィーの声には、段々と艶がかかってきて。そこが更にハウルを悦ばせます。
「ねぇソフィー、本当にくすぐったいだけなの?」
「んっ、あ・・・・わかんない、あっ。 ハウル、なんだかまた暑いの、どうしてかしら?」
「それはね、ソフィーが僕といて嬉しい証拠の1つなんだよ、だからもっと熱くなって平気だよ」
「ん・・・あ、んっ・・・やっ」
言いながらも胸の付近にキスを落とします。落とすたびに、頭の上からソフィーの可愛い声が降ってきます。

そっと、手を胸にそえて柔らかい感触を楽しみます。
「ハウル、やっぱり恥ずかしいわ・・」
漏れる声を抑えてソフィーが呟きます。
「僕は君を全部知りたいんだ、好きな人の事知りたいって思うの当然だろ?ソフィーは僕のこと嫌い?」
「まぁ、こんな時に言うなんてひどい人!」
そうは言いながら、ソフィーの顔は嬉しそうです。
でも、ハウルが胸のてっぺんの蕾に口付けた瞬間、その顔が苦しそうになりました。
103原作系 ◆USN91Phwus :04/11/30 15:57:43 ID:X6L507Cm
「んっ!ぁ、そこ何かやだっ」
その声を聞いたハウルは優しく、口に含むだけにしました。
「ごめんね、痛かった?」
「ううん、なんだかビリッてきちゃって・・・やっ、摘まないでっ、あ・・・きゃぅっ」
耳たぶをそっと甘噛みながらハウルは囁きます。
「ねえソフィー。胸、痛いんじゃなくて、気持ちいいの?つまむだけでこんな可愛い声出しちゃうなんて、可愛いよ僕のソフィー」
「んっ、やっ、うん、そ・・・あっ」
弱い耳朶を食まれ、胸をいじられ、真っ赤な顔でソフィーは小さくうなずきます。
もう、さっきから体の奥で、お腹の奥で熱い熱の塊がある感じで落ち着かないんです。
彼が何か耳元で言うと、それがどんどん膨れていくかのような錯覚すらあります。
くす、とハウルが笑う気配が耳元でしたかと思うと、急に手が脚の間に入ってきました。
「やだっ!」
思わず足を閉じようとしますが、もう間に入ってしまった手は防ぎようがありません。
くちゅ、と水音が響きます。
「んっ、あ・・・はっ・・・・・・・・・やっ」
ハウルが優しく指を動かすたびに出る水音も、甘くて可愛い声もが自分から出ているんだって、
ソフィーはわかっていて、恥ずかしくて上を仰ぎます。
上を向いた視界には満天の星空。
一瞬、外でされているかのような錯覚に陥って恥ずかしさが増してしまいました。
「ソフィー、体たおして」
ハウルの声がすると同時に肩を軽く押され、ベットに体を沈めます。
104原作系 ◆USN91Phwus :04/11/30 15:58:07 ID:X6L507Cm
ハウルは相変わらず座ったままです。
大好きなハウル。線は細いけれど、全く筋肉がないわけじゃなくって、とても姿が綺麗です。
「ハウル、大好きよ」
「うん、僕もソフィーが好きで好きでたまんないよ、ねえソフィー。もう、その・・・」
言いよどんでハウルが自分の体に目を落とします。
つられてソフィーも同じようにハウルの体の下の方へ目を落として・・・・・ちょっと固まりました。
自分にはないモノがそこにはあって、とっても大きいと思ったんです。
そして、言われてないけれども、ソレが自分に入って、そこでやっとハウルと自分が一緒になるんだっていうことも。
(ハウルと、やっと一緒なれるんだから、大丈夫・・・よね?)
こくり、とまだビックリしていて声が出ないのでソフィーは恥ずかしそうにうなずきます。
「ありがとう、ソフィー。痛いと思うけど、恐がらないで。力抜いて、辛かったら言ってね」
体の上に体を。上に乗るようにして、入り口を先端をあてがったハウルは優しくソフィーの顔をなでます。
顔だけじゃなくて、頭も、肩の柔らかい丸いラインも、優しくなでます。
そして体の力が少し抜けたと思った瞬間、一気に突き進みました。
「いっ・・・・!」
痛い、と叫ぼうとしましたが、言ったらハウルがやめちゃうと思ったのでソフィーは我慢しました。
その代わり、ハウルの背中にしがみつき、必死で痛みに耐えました。
ソフィーにとっては永遠のような時間を、痛みが少し引くまで耐えました。
「ソフィー・・・・ソフィー・・・大丈夫?」
「ん。ゴメンね、ハウル。思ったよりビックリしちゃっただけよ、もう・・・大丈夫みたい」
しがみついていた腕をゆるめ、ハウルの顔が見えるまで腕を伸ばして微笑みました。
まだ、ハウル自身はソフィーの胎内で硬さを保ち、しっかりと包まれています。
「僕のソフィー、僕たちやっと一緒になれたんだよ、わかるかい?君が僕をつつんでくれてる。このまま、ずっと繋がっていられたらいいのにね」
「うん、あたしにもハウルがあたしと一緒なの、わかるわ。あたし達その・・」
ソフィーは言うのをためらって、その代わりにハウルにキスをしました。
彼女の方からキスをくれる事など滅多にないので、ハウルは驚くばかりです。
105原作系 ◆USN91Phwus :04/11/30 15:59:14 ID:X6L507Cm
驚いたあと、とても嬉しくなりました。言葉に出来ないけれど、ソフィーも自分を好きでいてくれる実感がまた湧いたから。
「ねぇソフィー、動いても大丈夫かい?」
「え?動く?」
きょとん、とした顔で言うソフィーに軽くキスだけして、ハウルはうなずきます。
「動いてみればわかると思うよ、僕の可愛い奥さん」
もう一度頬にキスを落として、ハウルは軽く腰を動かし始めました。
まだ残る痛みにソフィーは一瞬顔をしかめます。でも、ゆっくりした動きのお陰かあまり痛みがそれ以上ひどくなりません。

「・・っ・・・ん・・・・」
しばらくすると、ソフィーの口からかすかに甘い声が漏れ出しました。
それに気付いて、ハウルは動きをだんだん速めます。
「ぁ・・・やっ      ん・・・はっ・・・・」
最初はハウルにしがみついていたソフィーですが、今はもう手を離し、その手はシーツを握り締めています。
「ソフィー、ごめんね、もう・・すぐっ・・・んっ、終わるからっ」
ハウルはそろそろ限界を感じ、ソフィーに声をかけると一層動きを速めました。
「ダメだ、もう!ごめん、ソフィー!」
言うと同時に、胎内にハウルは精を放ちます。
ハァハァと荒く息をつくソフィーは、達したわけではないのですがとても満ちた気分で一杯です。
これはきっと、『ハウルと本当に一緒になった』実感なんでしょう。
106原作系 ◆USN91Phwus :04/11/30 16:00:38 ID:X6L507Cm
ぎゅ、と強くハウルを抱きしめます。
「ハウル、あたしあなたをもっと大好きになるわ、今何だかとっても幸せな気分なの。」
「うん、僕もだよ、僕の大事な奥さん、僕のソフィー。次はもっと頑張るからね」
チュッと軽くキスを落として、自分をソフィーから抜くと、ドロリとしたものが中から溢れてきました。
その感覚に少し顔をしかめるソフィー。
うーん、とソレを見て考え込むと、ハウルは服を軽く羽織り、ソフィーには大きいタオルをかぶせるとお姫様抱っこをしました。
「ねぇソフィー、汚れちゃったからお風呂に入らないかい?」
「こんな時間から!?カルシファー寝ちゃってるわよ、きっと」
そうは言いつつ、体に残る汗っぽさが少し厭だったのでハッキリ嫌だとは言えません。
「大丈夫だよ、カルシファーはいい奴だもの。先にお風呂場で待っててくれるかい?」
言いながらドアを開け、風呂場へソフィーを連れて行くと、カルシファーにお湯を回してくれるように声をかけに行ってしまいました。


結局、その日ソフィーが眠れたのは、お風呂場でもう1度ハウルにされてからでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
('A`)初夜終了です。初夜済むまでに3日かかってるハウルってどうだとかいう突っ込みはナシで・・
107名無しさん@ピンキー:04/11/30 16:05:04 ID:8P14143U
GJ!!
リアルタイムで見れて幸せ…(*´Д`) ハアハア
108名無しさん@ピンキー:04/11/30 17:12:05 ID:nwCtfyuP
>>USN91Phwus
あなたもネ申
GJ!もつかれさまです!
初夜に3日、いいじゃないですか。ハウルのじらされ具合がまたw
109七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 18:39:10 ID:3X1NUPw9
>>78 でネタをいただいた
緑のねばねばがでるほど嫉妬するハウル(映画版)
を書きました。途中まで投下します。
今作エロはありませんので、イラネ!って方はスルーしてくだされ。
110嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 18:41:18 ID:3X1NUPw9

(最近ソフィーは僕の事をかまってくれない。そりゃ毎日の家事だってあるしマルクルや
  おばぁちゃんの世話もあるだろう。僕も仕事で出かけたりしているし…。でもそれだって…。)


ある日、ソフィーはマルクルがお手伝いをちゃんとしたご褒美として、チェザーリのマドレーヌを
買ってきました。するとマルクルは大喜びで
「ソフィー大好き!」
と言って抱きつきます。

(僕にはご褒美なんかくれないのになぁ。それにみんなの前で抱きつこうものなら真っ赤になるうえちょっと怒るのに)

それを見ていたハウルは、もやもやっとした黒い気持ちが
湧いてくるのを感じました。しらず顔つきも不機嫌なものになってしまいます。
そんなハウルの変化を素早く察知したソフィーは
「ハウル?どうしたの?ちゃんとあなたの分もあるのよ」
などと少々的外れ気味ですが気遣ってくれます。ですが、まさか幼い弟子に嫉妬していたとは、
言えません。
「何でもないよ、僕もさっそく頂こうかな」
ハウルは笑って誤魔化したのでした。
111嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 18:42:56 ID:3X1NUPw9

それから少したって昼食の時間になり、ソフィーは料理を始めました。
パートナーはもちろんカルシファーです。
「カルシファー、焦がさないようにお願いね」
「任せとけって!オイラの火加減は完璧だぜ!」
やがて美味しそうなオムレツが出来上がりました。焼き具合も絶妙です。
「さすがだわカルシファー。やっぱりあなたは一流ね」
「エヘヘ…そうかなぁ!」
「あなたは器用だから助かるわ」
「オイラ、ソフィーの言う事なら大概は出来るぜ!」
「ありがとう、カルシファー」
調子に乗ったカルシファーは、にっこり笑ったソフィーの頬にチュッとキスをします。
するとその途端、ぞぞっとまるで冷気のような気配を感じました。恐る恐るその気配をうかがうと、
今にも癇癪を起こしそうなハウルがこちらを睨んでいます。真っ青になったカルシファーは
「オ、オイラ一仕事終わったし遊んでくる!!」
と言って慌てて外に逃げて行きました。ソフィーはそんな状態を見つつも何に気付く訳でもなく
いつも通りです。
「さあ、お昼ご飯にしましょう。あら?ハウルどうしたの?早く食べないと冷めちゃうわよ」
(カルシファーの奴…!帰って来たら覚えてろよ!!しかしソフィー…君って子は…)
自覚のない本人を目の前にして、自分のやり場のない気持ちに悶々としてしまうハウルなのでした。
112名無しさん@ピンキー:04/11/30 18:55:25 ID:O+yKqmK7
一日見ない内に神たくさんキテタ━━━(°∀°)━━━!!

神々方本当乙です…!!
し、幸せだよ…
(*´Д`)ハアハア
113嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 19:25:39 ID:3X1NUPw9

ハウルは、自分がこれほどまでに嫉妬深い人間だということを、初めて自覚しました。
こんな気持ちは心を取り戻す前には無かった事です。
それに、ハウルは初めて真剣に人を愛しました。その相手がソフィーなのです。
ですから彼女と周りの些細な様子にも、嫉妬してしまいます。
たとえそれが幼い愛弟子だろうと、相棒の悪魔だろうと。
そして何より、恋愛に疎い彼女はそんなハウルの心境に全く気付く事無く、
彼がやきもきしてしまうような行動をとってしまうのでした。

そしてこの日は間が悪すぎたのです。
昼食後、玄関のドアを叩く音が響きました。誰だろうと考えつつソフィーが出迎えます。
「はい、どなたですか?」
そこに立っていたのは…
「お久しぶりです、ソフィーさん!」
あのソフィーが助けたカカシのカブ…もとい本当の姿に戻った隣国の王子様でした。
「カブ!?あっ…いけない、王子様よね?」
「カブで構いませんよ」

実はハウルはこの王子様が一番気に食わないのです。彼が人間の姿に戻れたのは
ソフィーがキスをしたおかげなのですから。ソフィーが自分以外とキスを、
しかも結果的には人間の男としたのですから、当然といえば当然の嫉妬です。
その上この王子様はソフィーに恋愛感情を抱いているとなればなおさら。
114嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 19:26:44 ID:3X1NUPw9

「ソフィーさん!僕はあなたをお迎えにあがりました!」
「!!??」

さすがのソフィーもこれには驚きます。マルクルは読んでいた本を取り落とし、
ヒンはお皿から飲んでいたミルクをひっくり返してしまいました。
なぜか荒地の魔女のおばぁちゃんだけは面白そうに眺めています。

「以前お別れをした時に言いました。戦争を終わらせたらまた会いに来ますと」
「あの…私には」
「心変わりは世の常と言います!私はあなたをお慕いしているのです」
ソフィーが何かを言う暇を与えず王子様は喋り続けます。そしてソフィーの前に跪き、
手の甲にそっとキスを贈りました。
「ソフィーさん、私と結婚してくださいませんか?」


ぞくり……

115名無しさん@ピンキー:04/11/30 19:28:04 ID:oZ3NjBRe
>>99
待ってましたーーー!
加筆修正お疲れ様です。
本当に理想のハウソフィ・・・
次作を末永く待ってます。


しっかしここは宝の山だわ。
116名無しさん@ピンキー:04/11/30 19:42:48 ID:DBZnzidR
>>114
あなたの文章が凄い好きです・・・
続きが楽しみ!!
117名無しさん@ピンキー:04/11/30 19:46:26 ID:JpAX5TX3
>七面鳥さん
GJ!
このまま笑顔でハウルとイヤミの応酬する王子とかちょっと見てみたいw
そしてその間に挟まれてオロオロするソフィーとニヤニヤ見てるおばあちゃんと・・
118名無しさん@ピンキー:04/11/30 19:50:20 ID:/nv/HAFf
何か続きを妄想してたらスゴイドキドキしてきた〜
イイスレですね!!
119名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:02:55 ID:Q+SQcshU
王子キタ━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
映画ではうっかりハウル×ソフィー←王子に萌えちまったからすっげ嬉しい…

120名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:09:43 ID:VwbVEGLf
王子いいよ、王子(・∀・)ナイスタイミング!!
オイシイキャラですね!!
121七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 20:20:11 ID:3X1NUPw9
>>117
残念!イヤミ応酬バージョンではありません。それもいいですけどね〜。
今回もへタレ気味のハウルです。

続き行きます!
122嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 20:21:21 ID:3X1NUPw9

部屋の中は異様な寒気に包まれました。明りは消え、部屋のそこかしこから暗黒の影が立ち上ってきます。
「ハウルさん!?いけない!ハウルさんが闇の精霊を呼びはじめてるよ!!」
さすがのソフィーもハウルの怒りに気が付きます。
「ハウル!!」
「………ソフィー…君って子は…!!」
恐れていたねばねばがハウルから流れ始め、ヒンは大慌てでおばぁちゃんの影に隠れます。
部屋の中で唯一落ち着いているあばぁちゃんが、ようやく口をはさみました。
「まぁまぁハウル…。ソフィーや、この子は妬いてるんだよ。今日は他にも何やら
 あったようだしね。まして自分の女が他の男に求婚されて、手にキスなんかされれば…
 そりゃねばねばも出るわね」

至極もっともな意見に、マルクルもヒンも頷きますが、そうしている間にも闇は広がり、
ねばねばも増える一方です。
ソフィーはハウルに嫌な思いをさせた事を実感して、ねばねばをだして怒る彼に抱きつきました。
それは自分にも容赦なく絡みつきますが、そんな事を気にしている場合ではありません。
「ハウル!!私は何処にも行かないわ!私はずっとあなたと一緒にいるの!
 私が好きなのはあなただけよ…」
そう言ってハウルに口付けます。すると、闇の広がりとねばねばの流れ出しが止まりました。
そしてハウルはようやく一言
「ソフィー…。僕は君が大好きなんだ…君が居ないとだめなんだよ…」

ハウルは泣いていました。
123名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:23:16 ID:PTMz4C0p
ハウル〜漏れも泣きそう
124嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 20:24:46 ID:3X1NUPw9

それを見て、なんてこの人は自分の事を想ってくれているんだろう。自分はこんなにも彼を
傷つけてしまった。そう考えてソフィーも泣きたくなってきました。
「ハウル…ごめんなさい」
そしてもう一度彼に口付け、二人はしっかりと抱き締め合いました。

愛し合う二人から忘れられている男が一人。彼におばぁちゃんは言い聞かせます。
「見てのとおりさ。あのままだったらあんたは呪い殺されてたところだよ。
 ソフィーの気持ちも分かっただろう?もう変わりゃしないよ。早く国へお帰り。
 なんならあたしがソフィーの変わりになってやってもいいがね?」

二人の様子をまざまざと見せつけられた王子様は、さすがに堪えたのか
「あそこまでとは…。あんな得体の知れないモノを出すほど想い合っているのですね…。
 確かに僕の出る幕は無さそうです…。」
とがっくりうな垂れています。

するとハウルと抱き合いながらソフィーがこちらを向いて言いました。
「カブ、私はあなたとは一緒に行けないの。私にはハウルが居るから…彼と一緒に居たいから」
「もう分かっています、ソフィーさん…。どうか…幸せになってください…」
そう言い残して、王子様は飛び出して行きました。愛し合う二人を背にして。
125名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:35:27 ID:JpAX5TX3
あぁぁ、ネタかぶっちゃうんですがって言うか七面鳥さんの見てて妄想とまんなくなっちゃったんですが、
マルクルにヤキモチ→ソフィーにちょっと乱暴にしちゃうハウルとかは良しでしょうか?
同じネタ却下言われたらやめます・・・

>七面鳥さん
あぁ、ステキだハウル!惚れるー!
そして放置される王子。おばあちゃんと幸せになって欲しい位たまりませんw
126名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:44:10 ID:VwbVEGLf
щ(゜д゜щ)カモンベイベー!!
127名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:47:59 ID:afP9TdVj
簡単な題名つけてクレクレ

いくつものSSが同時進行だとどれがどれだか…
128名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:50:22 ID:/nv/HAFf
ヤキモチバンじゃ〜いノ(´∀`)ノ
129映画版 ◆USN91Phwus :04/11/30 20:55:09 ID:JpAX5TX3
>127
題名・・・確かに考えないといかんですね・・・('A`)
とりあえず、自分は投下の時トリップつけていて、
話はさり気なく時間で続いて行ってるので次回までに考えておきます(´・ω・`)


同じヤキモチ系OKなようですので、以下数レス投下します。数分止まっても、回線の調子悪いので
『終わりです』がつくまでは生暖かく見守ってやって下さい('A`)
130映画版 ◆USN91Phwus :04/11/30 20:55:34 ID:JpAX5TX3
ソフィーとハウルがやっと、夫婦となった一週間後、
マルクルがヒンと遊んでいて、手を怪我してしまった日がありました。
今日は、その日の話をいたしましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ソフィー!どうしよー、手ケガしちゃったー」
バタバタと足音を立ててマルクルが入って来るのでソフィーが洗濯の手を休めて振り返ると、マルクルの小さい体がぶつかりました。
「ケガってどこを?手って言ったわね、見せてマルクル」
足元でヒンが鼻を鳴らしてうろつくので踏まないように注意しながら見ると、どこで切ったのか結構切れて血が出ています。
「まぁ大変!こんな怪我しちゃって!とりあえず消毒しなきゃね、こっちいらっしゃいマルクル!ヒン、どいてなさい!」
叱られたヒンはしょんぼりと椅子の下に潜り込みます。
椅子には元・荒地の魔女、現・おばあちゃんが座っていて、この騒動を楽しそうに見ています。
「やれやれ、元気なのはいいけどソフィーを困らせるんじゃないよ坊や」
ソフィーにではなく、おばあちゃんに叱られてマルクルはしょげました。
数分後、マルクルの左手は包帯を巻かれ、後はハウルが帰ってきたら診てもらう事となりました。
131映画版 ◆USN91Phwus :04/11/30 20:56:14 ID:JpAX5TX3
「困ったわね、不便じゃない?マルクル」
「え?右手は使えるからそうでもないよ、ソフィー」
夕飯を食べながらマルクルは首をひねりました。
「ううん、お風呂どうしたらいいのかな、って。手を怪我してるでしょ、お湯しみちゃうでしょ?ハウル今日遅いって言ってたし
 治せるか、あたしはわかんないし。それまでマルクルにお風呂入るな、なんて言えな・・・・あ!」
ブツブツと言っていたソフィーがパン、と手を鳴らして何か思いつきました。
「あたしが一緒にお風呂入ってあげればいいんだわ、妹小さかった時はよく洗ってやってたし。」
そうソフィーが言った途端、おばあちゃんはスープをこぼし、ヒンは目を丸くしました。
当事者のマルクルは真っ赤です。
「ソソソソソフィー!そんな、お師匠さまがそんなこと許さないよっ!」
「あら、大丈夫よ。ハウル、そんな事じゃ怒らないわ」
(ソレで怒るのがお師匠さまなんだけど・・・ソフィーは気付いてないだけで・・・)
手をケガした自分を軽く呪うマルクル。
でも、結局拒否出来ずにソフィーとお風呂に入る事となりました。


お風呂場を上がって、ソフィーがマルクルの髪を拭いてやっている時、ハウルがやっと戻ってきました。
「ただいま、諸君!今日は何かあったか・・い・・・・?あれ、ソフィーもうお風呂入ったの?」
「えぇ、マルクルが手を怪我しちゃって。ハウル、診てあげてくれない?」
ニコッと笑ってソフィーが返します。
間に挟まれたマルクルはいつハウルに呪われるかとドキドキモノです。
「ふーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・怪我したんだ、マルクル。」
それだけ言うと、包帯を外し、怪我の程度を確認し、軽い治癒術を施し、また包帯を戻しました。
「明日の朝には傷ふさがると思うから、も う  1  人  で お 風 呂 は 入 れ る は ず だ よ 」
妙に後半だけ口調を強め、ハウルは言うとそのまま踵を返して部屋に行ってしまいました。
132名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:56:41 ID:3X1NUPw9
>>125
レッツゴーゴー!
133映画版 ◆USN91Phwus :04/11/30 20:56:56 ID:JpAX5TX3
「明日にはほとんど治るって事ね、良かったじゃないマルクル!」
その口調に気付かないソフィーは笑顔で素直に喜んで声をかけますが、マルクルはそうでもない様子でした。
「あ、うん、そうだねソフィー。ボク、もう部屋に戻って寝るね、おやすみソフィー、おばあちゃん!ヒン、行こうっ!」
早口でまくしたてて部屋に猛ダッシュして行ってしまいました。
「変なマルクル!ねぇ、おばあちゃんそう思わない?」
「ふふ、アンタが気付いてないだけで今すごい大変なのよ〜、アタシもそろそろ寝るわ、おやすみソフィー」
「あら、そう?おやすみなさい、おばあちゃん」
1人暖炉の前にカルシファーと取り残されたソフィーは首をかしげます。
「んー?カルシファー、みんなどうしちゃったんだろ?」
「オオオオイラは知らないよ!知らないってば、ソフィーはなぞ解き出来るんだから考えてごらん!」
変にどもった火の悪魔はそれだけ言うと薪の下に潜り込んでしまいました。

仕方がないので、ソフィーが寝室に戻ってしばらくたち、ウトウトと眠りにつき始めた頃。
「・・・フィー・・・・ソフィー・・・もう、寝ちゃったかい?」
ん、と目をこすって開けると、目の前にハウルの姿。
「あら、ハウル。どうしたの?」
小さく微笑むとハウルはいきなり口付けます。
「むーーっ」
急にだったのでソフィーはビックリです。しかも、そのまま深くキスを続けてきたので、声もかき消されます。
「んーっ、んんんっ」
パシパシと背中を叩くと、ハウルがやっと唇を離してくれました。
134映画版 ◆USN91Phwus :04/11/30 20:57:23 ID:JpAX5TX3
「急にどうしたのよハウル!」
言いながら軽くにらむと、ハウルが頬を膨らませて言います。
「だって、ソフィーがいけないんだよ?僕のソフィーなのに、マルクルと一緒にお風呂入ったりして!」
「え?だって、手を怪我しちゃってるのよ、髪とか体を洗うの大変でしょ?」
「うん、それでも僕は嫌なんだ。弟子にヤキモチなんて馬鹿らしいと思うけど、ソフィーを独り占めしてたいんだもの」
だからって、と言おうとした口はまた塞がれました。
咥内をハウルの舌が蠢きます。その動きに蹂躙されている間に、ハウルはソフィーの寝間着のボタンを外していきました。
ハッ、と気付いた時にはもう寝間着ははだけ、すっかり体は夜気に晒されていました。
「やだ、ハウル」
「僕よりマルクルの方がいい?」
「違ッ!そういう意味じゃな・・んーーっ」
何か言おうとすると、またキスで口を塞がれます。
そうする間にも、ハウルの手はソフィーの首筋をなぞったり、胸を優しくさわったり。ソフィーが弱い所を狙って休み無く動きます。
「んっ、ふ・・・・・っ」
キスをされる唇の間から、甘い吐息が漏れ出して、やっとハウルは口を離しました。
口は離しましたが、手は相変わらず休みなく動いています。
ソフィーが何かを言おうとして唇を開きますが、やめました。
下を見ると、ソフィーの足が微妙に膝を合わせて動いています。
「ソフィー、どうしたの?」
「ハウルのバカ・・・ハウルが、こんな事するから・・・・」
真っ赤になって、また足をすり合わせるとその脚の間から『くちゅ』という音が響きました。
「うん、僕はバカだよ。だって、君が好きで好きでたまんなくって、君がいなかったら何も、仕事する事も出来ないんだから」
「それを言うなら仕事する気もおきない、じゃないの?」
「そうだね」
微笑むとハウルは服を脱ぎました。
脱ぎ終わるとすぐに、自分をソフィーの入り口にあてがって、いきなり入れてしまいます。
「!んっ」
135映画版 ◆USN91Phwus :04/11/30 20:57:53 ID:JpAX5TX3
あまりにもいきなりだったので、ソフィーがその感覚に顔をしかめるのも構わず、そのまま腰を動かします。
「あっ、あっ、やっ・・んっ・・・・ハウ・・ルッ・・・きゅ・・に・・・んっ」
「急にするな、って言うんだろ、ソフィー。でもね、可愛い君が悪いんだよ、今日は」
言いながら動けば、2人が繋がる所から水音が響きます。
「やっ、はっ・・・・んっ・・・・・・・・・・・や・ふっ・・ぁ・あっ」
段々とソフィーの声が高くなってきて、限界が近いとハウルは感じ、勢いを更に速めて行きます。
自分もそろそろ苦しい所ですが、我慢して腰をうちつけました。
灯りを消され、暗い暗い部屋の中には、2人の荒い息遣いと淫水の音だけが響きます。
やがて。
「あ・・・あ、ダメ、はうるっ!んーーーっ!」
名前を呼んだ瞬間、ソフィーの中が急にキツく締まりました。限界に近かったハウルも、それを引き金に胎内に熱い精を放ちます。

しばらくしてソフィーが目を開けると、すまなさそうな顔のハウルが添い寝してて。
目を開けたのに気付いて、泣きそうな顔に変わりました。
「ゴメン、ソフィー!僕、僕嫌われてもいい事したね、ゴメン!」
ソフィーが口を開けようとすると先にハウルが謝ってきました。
そんな彼をきょとんとした顔で見た後、思わずプッと吹き出してしまいました。
「うふふ、ハウルってば。ちょっと勢いは確かに良すぎたけど、そんな位であたしあなたを嫌いになんてなれないわ」
「じゃあ、僕を嫌ったりしない?」
「えぇ」
言いながら普段より小さく見える愛しい彼を抱きしめます。
「ヤキモチしてたって気付かないでごめんなさいね、ハウル。でもね、怪我してるのに放置は可哀相だと思わない?」
ハウルの髪をなでながら、子供をあやすように優しく、優しくソフィーは語り掛けます。
「でも・・・」
136映画版 ◆USN91Phwus :04/11/30 20:58:50 ID:JpAX5TX3
「でもじゃないわ、最近治ったと思ったらハウルはやっぱり自分ばかりなんだもの、少しは周りを気にかけるようにして頂戴?でないと・・・」
「でないと・・・なに?」
腕の間からハウルが見上げるので、悪戯っぽくソフィーは笑いかけます。
「でないと、あたし、あなたを嫌いにならなくっちゃいけなくなるわよ?」
「!!!!!!ゴメン、本当にごめんなさい!気をつけるから、嫌いになるなんていわないでソフィー!」
クスクスと笑いながらハウルの額にキスを落とし、ソフィーは付け加えました。
「今のままなら、ってことよ。これから一杯気をつけて行けば大丈夫よ、前より今のあなたの方がもっとステキですもの」
うん、わかった。と頷くハウルにもう一度キスをすると、2人は仲良く一緒に眠りました。
ソフィーは明日は朝食何を作ろうかと考え、ハウルは明日はまずマルクルに謝るべきかな、と思いながら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上でヤキモチハウルxソフィ終わりです(´・ω・`)ノ
緑のアレは出せませんでしたw
137名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:03:13 ID:DBZnzidR
乙です!
>灯りを消され、暗い暗い部屋の中には、2人の荒い息遣いと淫水の音だけが響きます。
カルに聞こえてたのかなドキドキw
138名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:08:02 ID:VY8TSqOz
しっかし、ハウルを嫉妬させる少年マルクル、おそるべしw
萌えが止まらないですね神様方GJ!(;´Д`)ハァハァ

私も嫉妬深いねばねばに触発されてちょいと小ネタ。天然マルクルなんか違うよ編↓

おばあちゃんはねばねばがついて重くなったひざ掛けをひょいと持ち上げ、肩をすくめました。
ひざ掛けの端のほうにはねっとりと暗緑色のねばねばが貼りつき、それはぽたぽたと糸を引いて床へと滴り落ちていきました。
「あんた、わかっててやってんならよしとくれ。お気に入りのひざ掛けがねばねばで汚れちゃったわ。」
おばあちゃんはやれやれといった感じでため息をつきました。
しかしマルクルはきょとん、とした顔で
「?僕はソフィーが優しくしてくれるから甘えているだけです。ソフィーってばふかふかであったかくて優しくて、お母さんみたいなんだもの。
それに、僕はソフィーに結婚なんて申し込んだりしませんから安心して。怒ったときのおししょーさまってば本気で恐ろしいんだもの、
わざわざ怒らせるようなことするはずありません!」と何食わぬ顔で言いました。
そして、ねばねばを早く綺麗にしなくっちゃとモップとバケツを取りに、どこかへ行ってしまいました。
「やれやれ、あの子も相当なもんだねェ。ハウルも大変だこと。」
「ヒン…」
残された一人と一匹はマルクルの消えたほうと、まだ抱き合って二人の世界に浸っている者達を交互に見、やれやれと肩をすくめました。
139名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:12:00 ID:JpAX5TX3
>137
うちのハウルは聞き耳拒否の術をかけ忘れないエロなのできっと大丈夫・・・なハズ('A`)
荒地の魔女はそれでも聞いてそうですけど。

>138
確信犯マルクル――(;゚д゚)――!
140七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 21:25:11 ID:3X1NUPw9
>>USN91Phwus氏
最高です

それでは、やきもちハウルねばねば編!最終投下です
141嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 21:25:56 ID:3X1NUPw9

その後しばらく抱き締めあってようやく落ち着いたハウルですが、なかなかソフィーを離そうとしません。
「ハウル?お風呂に入って綺麗にしてきて。私はどこへも行かないから…」
「………一緒に入ろう」
そう言うが早いかソフィーを横抱きにして歩き出します。
「えっ!?でもこの床のねばねばを…」
「マルクル…」
「は、はい!僕が責任をもって掃除しておきます!」
これ以上師匠の機嫌を損ねてはならないと、自ら後片付けをかって出るマルクル。
「それに、お風呂って言っても今お湯は出ないわよ!?」
「大丈夫さ。…カルシファー!!」
ビクッ!!!
カルシファーが暖炉の奥から、そろそろと顔を覗かせました。
「風呂にお湯を…たっぷり頼む」
そう言い残してハウル達は二階へと上がって行きます。
今日はいつもと違って文句一つ言わずにお湯を送るカルシファーなのでした。
142嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 21:26:49 ID:3X1NUPw9

ねばねばを綺麗に洗い流した二人は仲良く湯船につかっています。
「ハウル…ごめんなさい…。すごく嫌な思いさせたでしょう?」
「まぁ…ね。あの王子様が本当に帰って来るなんて考えてなかったから。
 でもソフィー…君もちゃんと自覚してほしい。こんなんじゃ僕は身が持たないよ」
「だって、カブったら反論する余地もくれないんだもの…」
「いや、それだけじゃなくて…」
「他に?なぁに?」
ハウルの心労に全く気付いていないソフィーに、彼が今日マルクルやカルシファーとの様子を
どんな気持ちで見ていたかを話しました。
「………ハウル」
「何?子供じゃないんだからとでも言いたいの?」
「それも少しはあるけど…」
「ソフィーは最近僕をあまりかまってくれなかったじゃないか」
「…………」
「確かにマルクルに対してこんな事を思うのは、僕が幼い部分があるせいだとは思うよ。
 でもカルシファーは…ちょっとあれはやりすぎだ。もし君が逆の立場だったら、
 そういう場面を見たらどう思う?」
「…とっても嫌」
「だろう?…もう少しだけ自覚して欲しいんだ。僕の気持ちと、君の行動を…」
143嫉妬深い僕 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 21:27:45 ID:3X1NUPw9

ハウルの今までに無い強い物言いに、彼の怒り具合を感じ取ったソフィーの視界は滲んできます。
それにすぐ気付いたハウルは、自分が彼女を泣かせてしまった事にうろたえました。
「ソ、ソフィー?ごめん!そんな…ソフィーを泣かせたかったわけじゃ…」
「…ううん…いいの。私が鈍感だったんだもの…。こんなにハウルが想ってくれていたなんて…。これからは私も、もう少し考えるわ…」
「うん…ありがとう僕のソフィー」
「でもねハウル、あなたはそんなに妬きもち焼かなくてもいいのよ?私はあなたしか見てないんだから…。
 マルクルやカルシファーも大切だけど二人は家族だもの。あなたとはまた違うのよ。ね?…だからあんまり二人に妬きもち焼かないで?」
「うん…努力するよ」

ハウルは湯船の中でしっかりとソフィーを抱き締め、二人は口付けを交わしました。


この後、お風呂で二人がどうなったかというのは…また別の話。




END
144七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 21:31:24 ID:3X1NUPw9

以上、嫉妬のあまりねばねばを出したハウル編でした。
屈作を読んでくれた方々、感想をくれた方々に感謝!

現在、以前話題に上がった鳥ハウル編も思案中です。

それではまた!
145名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:35:37 ID:JpAX5TX3
お疲れ様です!
ひそかにお風呂場いちゃいちゃ編も期待してみたいのですが。
146名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:38:45 ID:VY8TSqOz
>>138
スマソ、なんか文章変になってたんで訂正よろしいでしょうか。
「きょとん」と「何食わぬ顔」でって変ですよね。orz

しかしマルクルは何食わぬ顔で
「?僕はソフィーが優しくしてくれるから甘えているだけです。ソフィーってばふかふかであったかくて優しくて、お母さんみたいなんだもの。
それに、僕はソフィーに結婚なんて申し込んだりしませんから安心して。怒ったときのおししょーさまってば本気で恐ろしいんだもの、
わざわざ怒らせるようなことするはずありません!」と言いました。

>>144
(;´Д`)l \ァ l \ァ
お風呂の中での二人の語らい(・∀・)イイ!!
147名無しさん@ピンキー:04/11/30 23:26:47 ID:O+yKqmK7
>>144
七面鳥さん、ねばねばハウルGJでした…!!
風呂に入るところのハウルとマルクル・カルシファーとのやり取りに笑かしてもらいました(°∀°)ノ
萌えあり笑いありドキドキあり…もー最高ですハアハア

鳥ハウル思案中ですか…!!
鳥…毛のふわふわに包まれるソフィーたん萌え。
映画のシーンでもあそこはたまらない(*´Д`)くぅぅ
148名無しさん@ピンキー:04/11/30 23:29:43 ID:M0SnBpHC
職人さんのレベル高すぎてくらくらです。
皆さんGJ!

そういえばアブダラの夫婦は可なのですか?
149名無しさん@ピンキー:04/11/30 23:52:21 ID:lOPAPUNU
キター!次回作も激しくキボンヌ!高橋克己です。ウソですw

>102-106 
乙! !元に戻れて良かったわ◆USN91Phwus!私あのままならどうしたらいいかと…本当に良かった!

>109-114 >121-124>140-143 七面鳥さんより「嫉妬深い僕」
これやばいです!!私が映画をみてぼんやり妄想していたものが寸分の狂いもなく形に!
マルクルだけじゃなくってカルシファーも王子も出てきて…純愛モノで…荒地の魔女は見守り役…
ってな具合だったもんで七面鳥さん=私の脳?!と混乱した次第ですw
エロもいいけど既存設定だけを使った二次創作(というより脳内補完?)、大満足でした。
ネタを小説化してくださってありがとうございました。 七面鳥さんだいすきー!

>133-136もキター!自分のネタがエロイ(えらい)ことになっとるー(゚∀゚)―! すごい!乙乙!

あーちっきしょペンタブどこいったんだ嫉妬深い僕の挿絵を描きたい…ドロドロネバネバ
150SS保管人:04/11/30 23:55:54 ID:tneaK1CQ
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

職人の皆様方、
ジブリスレに引き続き、このスレに投下されたSSも収蔵させてもらって宜しいでしょうか?
151七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/11/30 23:59:09 ID:3X1NUPw9
>>149
気に入ってもらえたならとっても嬉しいです!きっと149氏と自分の脳みそはつくりがそっくりw
挿絵、是非とも書いてほしいっす!


以前ジブリスレ2で投下した手前の処女作を、ちょっぴり改定してこちらに投下させていただきたいと
思います。すでに読んでくれた方はかるーくスルーしてくだされ。
152新婚初夜 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 00:02:17 ID:Xb6BtMfh

戦争が収束に向かい始め、ハウルが心臓を取り戻してから数週間がたった頃、
ハウルは空飛ぶ城のテラスで
「僕は君を待っていた、あの星降る夜からずっと。僕はやっと君を見つけたんだ。
 だから…これからもずっと傍に居てほしい」
と嘘偽りの無い気持ちを伝え、ソフィーにプロポーズしました。
「はい…私もずっとあなたの傍に居たい…」
そしてソフィーは涙を浮かべながら、その申し出を受けたのです。

その後、郊外の小さな教会で城の家族だけで式を執り行い、結婚の誓いをたてた二人は
晴れて夫婦となりました。

そしてその夜から二人は同じ寝室で眠る事になっていましたが、ソフィーは入浴を済ませた後
先に入浴したハウルが待つ寝室の前まで行き、立ち往生してしまいました。
とにかく頭の中が混乱していたのです。
この城に来るまで、ソフィーは帽子屋の仕事をしつつ地味な生活を送っていた事もあり、
今まで色恋沙汰とは縁がありませんでした。しかしそこに忽然と恋が訪れ、それは瞬く間に
愛へと変わっていったのです。
今までがその調子ですから、ハウルとしたキスがもちろん初めてですし、
その先にどんな事をするかというのは多少知ってはいても、未知の領域です。
153新婚初夜 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 00:03:13 ID:Xb6BtMfh

そんな事をぐるぐると頭の中で考えつつドアの前で立ち尽くしていると、
その気配を読んだかのようにドアが開き、微笑んだハウルが現れました。
「やあ、遅かったねソフィー」
「…あ…あの…」
「うん?どうしたの?」
「……わ、私…」
うまく言葉に出来なくて泣きそうになっているソフィーをハウルはそっと抱き締めます。
そして体を屈め耳元でそっと囁いたのです。
「どうしたの?混乱しちゃってる?」
ソフィーはコクリとうなずき
「私…こういう事あまり分からなくて…」
「大丈夫だよ。僕に任せて」
そう言うとソフィーを横抱きにそっと抱き上げ寝室に招き入れました。

部屋の灯りは落され、照らすのは月の光のみ。
ハウルは広いベットの上に優しくソフィーを降ろすと、その上からそっと覆い被さり
唇に軽いキスを落とします。
「…怖い?」
「……少しだけ」
「出来るだけ負担が少ないようにするから…怖がらないで」
ハウルはソフィーの服を少しずつ脱がし、自分も脱ぐと唇に軽いキスをしました。
それを何回も繰り返し、頬や額にもキスの雨を降らせます。
徐々に首すじや耳にキスを落すころにはソフィーは微かに声を漏らし始めました。
それを合図に今度は唇へのキスを段々と深くしていきます。ソフィーの少し開いた
唇に舌を忍び込ませ、それをびっくりしたように縮こまった彼女の舌に絡ませると、
やがて力が抜け彼女もぎこちなく舌を絡めはじめました。
ソフィーは頭がぼうっとして、自分の心臓の激しい鼓動を感じつつも、
絡み合うハウルとのキスにとろけてしまっていました。
154新婚初夜 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 00:03:46 ID:Xb6BtMfh

深いキスとあわせて、ハウルはソフィーの肌に手を滑らせます。背中・脇腹・腰を
撫でた後、胸に手を滑らせて優しく揉み始めると、ソフィーは敏感に反応しはじめました。
「…あっ…んっ…ハウル…」
「うん?…気持ちいい?」
彼は微笑みながらも、少し意地悪っぽく聞きてきます。
「や…あっ…。私、あんまりっ…胸大きくないし…」
「そんな事ない、十分だよ。それに…肌も綺麗で柔らかくて…気持ちいい」
だんだんと強く揉みほぐし、乳首にも触れてあげると一層声が高くなりました。
「あっ!ん…はぁっ!…やぁっ…ハウルっ…!」
「声、我慢しなくていいんだよ。ソフィーの声が聞きたい」
ハウルは乳房や鎖骨にキスを繰り返し、紅い印をつけていきます。そのうちに触るだけでは
物足りなくなったのか、乳房と乳首を舐め強く吸い上げました。
ソフィーは初めての快感を一気に送り込まれ、涙目になりながら喘ぎます。

そのうちに内腿の辺りを撫でていたハウルの片手はゆっくりと上がっていき、
その部分に到達しました。そこは充分濡れはじめていて、中には一本目の指がすんなりと入ったのですが、
ソフィーが少し顔を歪めました。
「痛い?」
「んっ…少しだけ…。平気よ」
「辛かったら言うんだよ…」
ハウルは中でゆっくり指を動かし出し入れを繰り返すと、ソフィーから痛みが消え、
これまでよりさらに強い快感を味わう事となったのです。その上、彼は秘部の上側にある
蕾を指で転がしました。
「…んっ!やっ…ダメ!そんなっ…あ…はぁんっ!」
155新婚初夜 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 00:05:21 ID:Xb6BtMfh

目の前で最愛の少女が快感に声をあげ、もだえているのを見ていたハウルは
そろそろ限界に近づいていました。
ひとしきり愛撫をうけてぐったりとしているソフィーの足を広げさせ、
覆い被さります。次を予想し、ソフィーは身をかたくしましたが
「ソフィー……いい?」
「うん……」
「あんまり辛いようだったらちゃんとそう言って。無理はさせないから」
「大丈夫よ…。ハウル…愛してる」
「僕もさ…愛してる」

ハウルは自分の硬くなったモノをそっとあてがいます。
「力を抜いて。息をゆっくり吐き出すように…。そう…上手だ」
ソフィーの力が抜けるのに合わせて挿入していきますが、
「うっ…い…たい…」
それでも痛みは抑えきれず、ソフィーは苦痛を訴えました。
「もうすこし……。もう大丈夫、いい子だ…全部入ったよ」
ハウルは痛みに涙を浮かべるソフィーにそっとキスをして流星色の髪を撫でました。
彼女が落ち着くまで抱き締めあったりキスをしたりを繰り返します。
やがてハウルはゆっくりと腰を動かし始めましたが、初めてのソフィーの中は
きつく温かく締め付けてきます。そんな状態でハウルの理性は段々と削られて行き
腰の動きも激しくなってしまいます。。
156新婚初夜 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 00:06:43 ID:Xb6BtMfh

「くっ!…ごめんソフィー…もう自制がきかないっ…!」
ソフィーは彼の漆黒の髪に指を絡め
「あっ…ふ…私は平気よ…。だから気持ちよく…なって…ハウル」
ソフィーの言葉をきっかけにハウルは更に激しくせめたてました。
最初は痛みが先行していたソフィーにも段々と快感が表れはじめ、苦痛は薄れて
段々と快感が強くなっていき、声を上げて喘ぎます。
ソフィーは中を突き上げられ、ハウルは柔らかく濡れた感触に締め付けられ絶頂を迎えました。
「ハ…ウルっ!あっ…あああっ!!」
「…うっ!ソフィーっ!」
ソフィーはどくどくと胎内に注がれるハウルの精を感じとりながら意識を手放しました。
その熱さに命を感じながら。

157新婚初夜 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 00:07:19 ID:Xb6BtMfh

数分後、気が付くとソフィーはハウルの腕の中に収まっていました。
彼はソフィーを心配そうに見つめています。
「大丈夫?ごめん…もっと優しくしてあげようと思ってたんだけど」
「ううん」
ソフィーは横に首をふります。
「あなたは充分優しかった。私をずいぶん気にかけてくれたじゃない。
 確かに少し痛かった。けど……」
「けど?」
「痛いばかりじゃなかったし……」
顔を真っ赤にして彼女は応えます。そんなソフィーをハウルは強く抱き締めました。
「ありがとうソフィー。僕も…すごく良かったよ」
ソフィーの顔がさらに赤くなったのは言うまでもありません。

その後、ハウルはしっかりとソフィーを抱き締めて眠りにつき、
ソフィーは二人が出会った五月祭の夢を見ました。あの運命の日の夢を。

夫婦になって最初の夜、二人はまた新しい一歩を踏み出したのでした。




END
158七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 00:09:24 ID:Xb6BtMfh
ああ…これで思い残す事はありません…チーン(逝 

たびたび失礼しますた!
159名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:09:23 ID:nAUtudjZ
>144 七面鳥さん
鳥ハウルっていうか悪魔ハウル?でこんなんどうですか。
悪魔?鳥?になりそうな暗黒ハウル(羽の生えてきた腕を押さえて黒い笑み)のシーンで
ハウルの悪魔化(呪い?)をなんとかしようとソフィーは大混乱し何を思ったか
これしかない!と決心しハウルにいきなりチュー
うおお意味わかんねーしこんなん書いただけでも恥ずかしくて死ぬ!ぐほあ

そうさな…後は…
やっぱりどうしても成長したマルクル君を見てみたいような気がしないか諸君!
カカシが愛の力で元にもどるんなら
マルクルが愛の力で大人になってみてもいいんじゃないかね!
何か某なかよしの○LAMPのマンガのキャラ○スコットとごっちゃになっているw
160名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:16:12 ID:hheqGCnQ
このスレ見てたらなんだかマザーグースの詩を思い出したよ。
I had a little hen,the prettiest ever seen〜ってヤツ
僕の働き者の奥さんはとびっきり可愛い人なんだ。って勝手に意訳してた。
161名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:17:22 ID:Xb6BtMfh
>>159
それイイ!(・∀・)
悪魔ハウルときましたか!
よし!今書いてるやつ設定変更してそれにします!
162名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:17:51 ID:YOyffI55
>>150
いつもご苦労様です。
職人様から特に反対がなかったら収録してもいいかと。
163名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:29:28 ID:x3LrD369
分割されてるのを専ブラ用ちょこっとまとめてみました。
順序違いや脱漏あったらダメ出ししてください。
七面鳥氏のは数多いので、もうしばらくかかりそうですスマソ

◆USN91Phwus氏
原作版
・初夜編その1 >11 >12 >13 >14 >15 >16 >17 >18 >19 >20
・初夜編その2 >5 >7 >9
・初夜編その3 >32 >34 >35 >86 >87 >88 >89 >102 >103 >104 >105 >106
映画版
・ヤキモチハウルxソフィ >130 >131 >133 >134 >135 >136

携帯460氏
・お風呂 >68 >69 >70 >71 >72 >77 >81

ジブリスレ361氏
・ジブリスレ加筆修正 >93 >94 >95 >96 >97 >98
164名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:30:27 ID:nAUtudjZ
あとは荒地の魔女がジーナよろしく若返っちゃうとか。
絶対若返ったらジーナだと思うんだよね〜。だってあのソフィーがあのばーちゃんになるんだもんw

あーそうだ!ソフィーのものに命を吹き込む能力を利用すればけっこうなんでもOKさ。
カルシファーが僕も人間になってみたいとか言い出したりな。で思いっきり食い倒れを楽しむのだー
すんまそんさっぱりエロじゃない妄想が。
だってそのカルたんが美形でハウルとソフィーを争うとか見たくないんだもん(とかいって書くw)
でもハウルVSカルシファーは見てみたいな。

あ、わかった!何故かソフィーの呪いが移って大人化してしまったマルクルが花屋の店番してたら
レティー状態になっちゃって評判になっちゃって紆余曲折の末最終的にレティーとくっつけばいいんだよ!
とか無理やり原作っちっくな雰囲気に持っていってみたりな。

ってまた七面鳥さんが爆撃してるー(゚∀゚)―!私達の町が戦場に…!w
乙です!>150氏も乙です!
>151七面鳥さん、ペンタブみっかったら必ず描くから!未来でまってて!(違
165名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:36:09 ID:nAUtudjZ
すいません何か>164の私は原作と映画がごっちゃになっていますな。ホンマスマソ

>161
ヤバイまた採用キター(゚∀゚)―! 嬉しすぎ。ありがとうありがとう。楽しみにしてる!
166名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:41:46 ID:Xb6BtMfh
>>163
勢いに任せて書いているうちに増えてしまって…正直スマンカッタ
自分のは全て映画版になっとります。
167 ◆USN91Phwus :04/12/01 01:28:01 ID:bjW4DBrT
>148
実は今2巻読んでるので終わったら書きそうな勢いなんですけど。。。一応ココDWJまとめなんで
大丈夫かと思われます、もしネタあるのでしたら是非!是非!w

>150  SS保管庫管理人様
いつもご苦労様です。私の分は、入れていただいて構いません。
>163
まとめありがとうございます(´∀`) もうちょっとまとめて書ければこんな分かれなくて済むんだけど('A`)


いやぁしっかし・・・ハウルで職人ここまで一杯いるとは思わなかったわw
168163:04/12/01 01:29:30 ID:tlZ8x5Gn
既に保管庫さん来てるのであまり意味ないかもしれんが専ブラまとめその2
特に記載のない限り映画版設定と認識してます。
>166 >167
ハウルスレ職人の皆サマ方には感謝の念が絶えません。
最初に鳥話を振った(>26)身としては鳥ハウソヒごっつ楽しみ(*´Д`)


七面鳥 ◆iPpgo8CXec氏
・新婚初夜(ジブリスレ2改定) >152 >153 >154 >155 >156 >157
・風呂上り、後ろ姿 >58 >59 >60 >61 >62
・嫉妬深い僕 >110 >111 >113 >114 >122 >124 >141 >142 >143

単レス小ネタ
・ハウル髪とかし >79 氏
・天然マルクルなんか違うよ編 >138 氏

169 ◆USN91Phwus :04/12/01 01:35:14 ID:jNRU0MJA
あ、そうだ。寝る前に書き忘れ。
>168 163さん
訂正です、実は初夜編その1だけ映画設定のまんまなんですw
最初はジブリスレにUPしたので、一応映画設定使わせて頂きました。
初夜編その2からは原作設定です。
170名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:42:39 ID:z2ha42lm
原作も映画もまだ見ていない漏れはまだ此処のSS群をあえて読んでいませんが
映画か原作を読んだ後に、また来ます。

>163
お疲れ様。
171名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:49:58 ID:Xb6BtMfh
>>163
もつかれさまです!

>>164
うん!待ってるから!(違

明日あたりから鳥ハウル投下始められたらなと思います。
それでは皆様、おやスマなさい・・・
172名無しさん@ピンキー:04/12/01 11:51:47 ID:M31L4Onh
あえて、ハウルが子どもになる話とか(゜д゜)
書いてみるか…
173名無しさん@ピンキー:04/12/01 12:41:26 ID:YF9bkKGw
>>172
おっ、読みたいです

ハウルが子供であることを利用して
平然かつ堂々とソフィーにセクハラしたりとか(*´Д`)
174七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 13:00:38 ID:Xb6BtMfh
>>172
イイヨイイヨー!(*´Д`)

なんか毎日投下してるんで、書き込みすぎ!というマダムサリマンのお叱りが聞こえてきそうです…ごめんなさいごめんなさい(汗

鳥ハウル編途中まで投下させていただきます。
一応設定としては、映画版・二人の寝室はまだ別・エッチは済m(ry、となっております。
今作は長くなってしまいました(汗)エロシーンは最後の方になっとります。辿り着くまでの
前置きが長いので、お好みに合わせてスルー願います。

175漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 13:01:32 ID:Xb6BtMfh

不自然な様子に気付いたのは最近の事でした。

彼は以前から、ふらっと居なくなったかと思うと突然帰って来たり、
行動的につかみ所の無いところがあったのですが、
心を取り戻してソフィーと想い合うようになってからは、どこに行って来るだとか
何時頃には帰って来る、などちゃんと伝えてから出掛けるようになっていました。

まだ薄暗い明け方、ソフィーは微かな気配と物音で目を覚ましました。
頬にふれる温かい手、何故か少し煙のような匂いもします。
「ハウル…?」
しかしそれをしっかり確認する間もなく、ソフィーは眠りの海に引き戻されて行きました。

朝、お風呂でお湯を出す大きな音でソフィーは再び目を覚ましました。いつもと変わらない
ハウルの朝風呂の音です。
ソフィーは起き出しで身支度をし、マルクルとおばあちゃんを起こして朝食を作り始めます。
いつもの朝が始まりました。微かな違和感を残して。

あの、いくつもの国を巻き込んだ戦争はようやく収束に向かっていました。
しかし、一国だけは無駄な戦いを止めようとしませんでした。
176漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 13:02:24 ID:Xb6BtMfh

その日、夕方になりソフィーとマルクルは港町に買い物に来ていました。街では例の一国の
話で持ちきりです。
「昨夜敵の戦艦が来ていたらしいな」
「でも攻撃は失敗したらしい。助かったよ」
街中でその話を耳にします。新聞にも色々な記事が書いてありました。

【最後の敵国、わが国への攻撃失敗】
【原因不明・市街地外れで敵戦艦謎の墜落】
【落ちる敵艦…飛び上がる黒い鳥】

「黒い…鳥…?」
「ソフィー!野菜も買ったよ!早く帰ろー」
「あ…うん、帰りましょうか」

ソフィーとマルクルは買い物を済ませ、城に帰ってきました。今夜の夕食はシチューです。
食事の準備をしている間も、ソフィーの頭からはさっきの新聞の見出しが離れません。
(飛び上がる黒い鳥…?)
「ソフィー?」
突然の声に驚いて鍋を引っくり返そうになってしまいました。声の主はハウルです。
「どうしたんだいソフィー?ぼーっとして?」
「いえ…何でもないの。あの…今日の明け方に…」
ゲフンゲフン!!
「ソフィー!ヒンが喉にご飯詰まらせたよ!」
後ろで騒ぎがおこりました。すぐにそちらに駆け寄ります。
「ヒン!大丈夫!?ほら、しっかり」
ソフィーは老犬の背中を叩いてやります。すると喉の詰まりはとれたようです。
「良かった…まったくもう、ヒンも歳とってるんだから慌てて食べちゃだめよ」
「ごちそうさま、ソフィー」
騒いでいるうちに食事を終えたハウルは一人で二階に上がって行ってしまいました。
ハウルに肝心な事を聞きそびれてしまったソフィーですが、おばあちゃんにご飯を食べさせたり
片付けをしたりと色々な事をしているうちに、その事は一時的に忘れてしまったのでした。
177漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 13:03:44 ID:Xb6BtMfh

燃え盛る街、爆撃をする戦艦。それに一人立ち向かっていく、漆黒の姿のハウル。
戦艦から飛び出した無数の魔法使いに取り囲まれ、一人戦うハウル。
燃え盛る戦艦と共に落ちて行き…

「…やめて!!」

ソフィーは目を覚ましました。汗をびっしょりかいて、心臓は嫌な鼓動を刻んでいます。ソフィーは夢を
見ていたのです。あの時、ハウルが一人で行ってしまった時の夢を。
……夢?
あれは過去の夢だったのでしょうか。それとも。

不安になったソフィーはハウルの寝室へと急ぎます。彼の寝室の前まで来た時、嫌な予感がしました。
コンコン…
「ハウル…?」
返事がありませんが、そっとドアを開けます。
そこにはハウルの姿は無く、開け放たれた窓と漆黒の羽だけが落ちていました。
一瞬の内にあの夢を思い出します。
「ハウルっ!!」

ソフィーはいつの間にか泣いていました。またハウルが一人で戦っているのではないかと考えると
怖くて…悲しくて…。
178 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 15:07:14 ID:Xb6BtMfh
>>150
自分のも保管してもらって全然かまいませんので!
よろしくおねがいします。
179漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 15:31:50 ID:Xb6BtMfh

ハウルは一体どこに行ったのでしょうか。
その時、城の外から何か音が聞こえてきました。遠く聞こえてくるその音に耳をそばだてます。
間違いありません、その音は、爆発の音・機関銃の音…戦争の音でした。
もしかしたらハウルは。そう考えたソフィーは二階から駆け下り、カルシファーに詰め寄ります。
「カルシファー!ハウルはどこに行ったの!?」
ソフィーのただならぬ様子にカルシファーは圧倒されました。
「オ、オイラだって詳しくは知らないやい!でも、多分今もハウルは飛んでるんだと思う。
 最近敵の空襲が失敗してるってのも、ハウルが人知れず食い止めてたからさ」
「昨日戦艦が街外れで墜落したのもハウルが!?」
「多分ね」
「なんで…また一人でそんな危険な事を…。どうして私に話してくれないの?」
「あいつ、ソフィーがものすごく心配するから黙っていようって言ってたんだ。
 オイラもここを守ってる!でも戦艦の攻撃を防ぐにはハウルが飛ぶしかないんだよ!
 それにこの城だけじゃない、ソフィーの街もあいつは守ってるんだ」

自分だけでなく自分の生まれた街まで守ろうとしているハウル。ソフィーは彼の優しさに
涙が止まりませんでした。
しかし、なぜかこのまま待っていてはいけない気がしたのです。あの時のように彼はソフィーを
待っているような気がしてなりません。
180漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 15:32:53 ID:Xb6BtMfh

「カルシファー!あの爆発音はどこからしているの!?あなたそれくらいは分かるでしょう!?」
「ええ!?えーっと……街外れの荒地だ!ソフィーの花畑!」
「…あそこなら魔法の扉から出て走っても行けるわね」
そう言うなり駆け出します。
「おいソフィー!?ソフィーが行ったら意味無いって!!」
「ハウルを一人で戦わせるなんて出来ないの!それにあの人はきっと私を待ってる。
 私が行ってあげなきゃ」
そう言って扉を切り替え、ソフィーは荒地に駆け出して行ってしまいました。
「ソフィー!!」
慌てて叫ぶカルシファーの目の前で扉が閉まります。彼は追いかけて行くことが出来ません。
今は、ハウルの代わりにこの城を守らなければならないのですから。

城を飛び出したソフィーは音を頼りに走ります。走って走って花畑を目指し、
徐々に爆発音が大きく聞こえてきました。やがて紅い炎と灰色の煙も見えてきます。
ようやく辿り着いた花畑は、何隻もの戦艦が墜落し、炎と煙が渦巻く世界でした。


その空に飛ぶのは漆黒の翼
181漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 15:33:44 ID:Xb6BtMfh

「ハウル!!」
彼は何匹もの敵の使い魔に取り囲まれながら、最後の戦艦を食い止めようとしています。
その直後
ド――――ン!!!
何か魔法を使ったのでしょうか、大きな音と共に最後の一隻が落ちて行きました。
「ハウル!!もうやめて!!」
「!!??」
ソフィーは叫びました。それに気付いたハウルは驚き、その間に使い魔はソフィーに
襲い掛かります。
「ソフィー!!危ない!!」
ソフィーの目前に迫る使い魔。ハウルの怒りは頂点に達し、
「貴様ら!!消えろ!!」
彼が腕を振り下ろすと無数の稲妻が使い魔に降り注ぎ、敵は叫び声を上げて消滅しました。

危なく攻撃されるところだったソフィーは、へたり込みそうになりながらも気を持ち直し、
黒い鳥の姿になっているハウルに駆け寄り、抱きつきます。
「ハウル!?大丈夫!?」
彼は何も答えません。勝手に飛び出して来た事を怒っているのかと思い、
そろそろと見上げて見ると、ハウルはどこか遠くを見て冷たい笑みを浮かべていました。
ぞっとするような凍りつくような微笑です。ですがもう敵は居ません。
「ハウル!!ハウル!!もういいのよ!敵はいないの!」
ソフィーがいくら呼びかけても彼は答えません。
しかし次の瞬間、その凍るような視線はソフィーに向けられました。漆黒の姿をしたハウルの
瞳はまるで闇のように暗く濁っています。彼は闇の力を使い過ぎたのです。
182七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/01 15:35:24 ID:Xb6BtMfh

鳥ハウル編
続きはまた夜に投下いたします。
183名無しさん@ピンキー:04/12/01 17:41:43 ID:tCoSgvS4
鳥ハウルキテターーーーー!!!!!

…でもこれから日比谷スカラ座行きなので
帰ってから堪能します
184携帯@風呂:04/12/01 17:46:18 ID:M31L4Onh
>>150
自分もオッケーです。むしろお願いします(-∀-)

っていうか鳥ハウルキターー!!
貴方様の文章の虜です(*´д`)
185名無しさん@ピンキー:04/12/01 20:20:24 ID:VaL8aBKs
どんなめくるめく展開が待ちうけているのか(;´Д`)ハァハァウッ
エロ書けない自分からしたらここの人たちはまさにシシ神さま
楽しみにしてますよ〜
186名無しさん@ピンキー:04/12/01 20:56:09 ID:p+0Cl+wa
嗚呼、二人の愛が!エロが世界を救うのか!?ハァハァ
187名無しさん@ピンキー:04/12/01 22:56:43 ID:MvkW8iBj
「漆黒の恋人」七面鳥氏
>174 >175 >176 >177 >179 >180 >181
キター!!!
だから七面鳥さんはなぜ私の脳内を(ry w
これです こ れ !!!
私の脳内ではちょっとセンチヒちっくにソフィが鳥ハウルを愛の力で救うのであります!
188名無しさん@ピンキー:04/12/01 22:59:48 ID:MvkW8iBj
>186 この展開でエロが世界を救うってなったらやだなぁwこんな感じ?

悪魔化して敵も見方も分からなくなってしまったハウル。
もはや破壊しかもたらさない悲しい存在と化しています。
サリマンは愛弟子ハウルを討つ決心をします。
「悲しいけれど…こうなっては仕方ないわね。ハウル…だから言ったのに。バカな子」
ソフィーもまた決意を固めます。
(ハウルを元に戻すのはこれしかないわ!恥ずかしいけど…仕方が無い!)
「ほら、ハウル、もっと私を見たいでしょ?さわりたいでしょ?ならもうやめて!」チラッ
「ハアハア」 ピカー パアア… 閃光とともに元に戻るハウル 最後にエロは勝つ! 〜fin〜

ぜったい や だ!!!w
189名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:09:55 ID:VaL8aBKs
>>188
ワロタw(・∀・)イイ!!
私は君のことを神と呼ぼうw

もうやめて!チラッ がめっちゃつぼったよ

ハ「ソフィー、やっと元に戻ったんだし続きを…」
ソ「ちょっと待って!あなたお風呂に入ってないでしょう?血まみれの泥まみれで初夜なんて嫌よ、私」
ハ「そ、そんな…だってもう我慢できないよ!」
ソ「嫌ったら嫌よ!あ、ムリヤリなんかしたら、私、ハウルの事嫌いになるからね!」
ハ「やだやだ!やだ〜!入る、入るから…待ってよソフィ〜!」

サ「ハウル…バカな子」
ヒ「ヒン!」
サ「まったく、今頃報告?裏切り者。若い子がお好みって訳ね。若い頃は喜んで私のアソコをぺろぺろ舐めていたくせに…」

(;・∀・)ノ <先生!私の中のハウルがどんどんヘタレ化していきます!そしてソフィーの性格が鬼畜になっていきます!キャラ崩壊です!
190名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:19:54 ID:MvkW8iBj
>187
まともな方のw脳内つづき
ちょっとナウシカの酸の海のシーンみたいなのもあったり。
なんていうかロボット兵にシータが抱きついて砲撃を阻止、みたいな?
もののけのタタリ神からサンを救うシーンもまぜつつ。みたいな。
ああ妄想だけで文章が書けない自分がうとましい。

さあ七面鳥さんの続きが楽しみだ楽しみだ〜!!わくわく♪
191名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:25:13 ID:MvkW8iBj
>189
うわーダメな方の妄想をお褒めいただいター(゚∀゚)―!!w
しかも本編的なエロオチがツイター(゚∀゚)―!!!ww
あなたこそ神っす!

七面鳥さんのエロパロのエロパロが出来てしまったw Orz
ご気分を悪くした方申し訳ございません…特に七面鳥神には土下座申し上げます。
192名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:28:49 ID:LA50daqP
>189サ
「まったく、今頃報告?裏切り者。若い子がお好みって訳ね。若い頃は喜んで私のアソコをぺろぺろ舐めていたくせに…」
ヒンにアソコをペロペロされてるソフィー想像しちまった…萌えたじゃないかw
193名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:36:04 ID:p+0Cl+wa
何と、凄い流れにしてしまった…w

>>192
そこを、家政婦は見た!宜しく
発見(嫉妬とハァハァ)してしまうヘタレ旦那ことハウル。
194名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:04:44 ID:a11IutjQ
>192 >193
本スレの方で丁度いい改題があったのでコピペw

591 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:04/12/01 20:02:15 ID:dmEJ10Ks
ハウルのもがく城。
ハウルの描く白。
ハウルは凄くエロ。 ←>188>189の副題としますw
それ見てシゴく○○○。 ←>192 おまえのことだ!w 
195名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:11:53 ID:drV6H1kq
>>191
サンクスw
いやはや、なんかホントすみません。
けど面白すぎて妄想がとまりません。

>>192
きみ、そこはあえてサリマン先生で萌えるべきじゃないかね。
熟女…いいよ( ̄ー ̄)ニヤリ

in執務室(魔法で施錠済)
サ「いやだわ、あんなのを見てしまったせいで…。あなた、ちょっといらっしゃい。」
小姓「はい、サリマン様。何かご用でしょうか。」
サ「お舐めなさい。」
小姓「よろしいのですか。夜伽の時間までまだ6時間ほどありますが。」
サ「許します。余計な事は言わず、さっさとお舐めなさい。」
小姓「あいわかりました。それでは、失礼いたします。」
サ「ん、ずいぶん巧くなったわね…。ああ…っいいわ、もっと奥を…そう、そうよ…っ」
小姓「サリマン様、お召し物が汚れてしまいますが、いかがなさいますか。」
サ「構わないから、続けなさい。ああ、久しぶりに熱い夜が過ごせそうだわ…。あなた、幸せものね。」
小姓「ありがたき幸せに存じます、サリマン様…」
サ(子供の頃のハウルにそっくりな小姓にこんな事をさせているとあの二人がしったらどんな顔をするのかしらね…ふふ)

>>194
ワロタw わーい副題もらってよかったね>>188さん
196名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:25:00 ID:a11IutjQ
>195
続きキター!>193よ、エロの力は恐ろしいね!w
そしてごめん、何気に>194=>188なのでしたw
197名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:29:32 ID:ixxzkAlg
>>188-195
めちゃくちゃワロタw
エロパロのエロパロをつくってもらえるなんて冥利につきるってやつですがな!

しかし皆様スマヌ(汗)前ふり長かったくせにえろは短そうです…。
回線切っt(ry

ただ今せっせと製作中です。
198名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:33:23 ID:8K2B7XWB
流れぶった切ってスマンが小ねた投下します。テーマは青姦もどき

小ねた@

遠くの方でマルクルと荒地の魔女の声が聞こえます。ソフィとハウルを探しているようです。
二人の声はハウルとソフィに向かってだんだんと近づいてきます。
マルクルと魔女の声は天然の花の生垣を隔てたすぐそばに隠れている二人に気付く様子もなく、
少しずつ遠ざかっていきます。

「せっかくソフィに花飾りに作ったのに。全く。ソフィも師匠もどこに行っちゃったんだろう」

「こんなに良い天気なんだ。二人でそのあたりを散歩しているのかもしれないよ」

遠ざかる二人の声にソフィがほっと胸を撫で下ろすと、その様子に気がついたハウルがとても意地悪な笑みを浮かべて
するりとソフィの内腿の奥に指を走らせました。全身にぞわりとした震えが走り、ソフィの耳の奥が熱くなります。

「やぁ…ッ!ダメッ、ハウル!こんな場所で…」

ハウルの意地悪に気がついたソフィは慌ててはだけてあらわになった胸を片手で隠し、
もう片方の空いた手でソフィの内股を弄るハウルの手を抑えようとしました。
ところが全身を駆け巡る熱い震えの所為で上手く力が入りません。
そればかりかハウルの長くしなやかな指先は、ソフィの奥にいともたやすく辿り着き、じれったいほど優しい動きで
ソフィのお腹のずっと奥底に燃える様な熱を与えていきます。瞳まで涙が零れ落ちそうなほど熱くなっているのが自分でも判りました。
辺りいっぱいに咲き誇る花のむせ返るような香りと、ハウルの身体から漂う甘い匂いに、気がどうにかなってしまいそうです。
199名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:39:06 ID:8K2B7XWB
小ねたA

今日のハウルは少し意地悪でした。ソフィの熱を煽るだけ煽っておきながら、決定的なものは何一つ与えてはくれないのです。
行き場のない熱と想いにどうしようもなくなって、泣き声のような吐息がソフィの口から洩れてしまいました。

「シーッ。ソフィ、声を出すとマルクルに見つかる」

ハウルは肩越しにソフィを覗き込むと微笑を浮かべながら、口元に人差し指を当てます。その意地悪な事といったら!

「僕は良いけど、ソフィは嫌でしょう?ね、だから我慢して」

「ひどいわ、ハウル。あなたってなんてひどい人なの?!」

「ひどい?何が?どうしたの、ソフィ?どうして欲しいの?」

ソフィはこの時になってようやくハウルのたくらみに気がつきました。きっとハウルはソフィがその言葉を言うまで、意地悪を止めない事にも。
それにその言葉は今のソフィにとっても正直な気持ちそのものでした。その言葉を口にするのはソフィにとってとっても恥ずかしい事でしたが、
それ以上にハウルの事が好きな気持ちでいっぱいで、今この場所でハウルに全て満たされたいという想いが身体中から溢れていました。

ソフィは消えてしまいそうなほど小さな声でその言葉をハウルに耳打ちしました。

「いい子だ」

ハウルは今まで観た事も無いほどの魅力的な笑みを浮かべるとソフィをぎゅっと抱きしめて、二人はそのまま背の高い花の絨毯の中へと身を沈ませました。


ハウルの肩越しに映った空はとても高く、穏やかな青色をしていました。


ちょっと書くつもりが長くなってしまった。スレ職人の皆様、いつも素敵なネタアリがトー!
200名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:40:39 ID:8K2B7XWB
ごめん。改行失敗した。orz
スレ半年ROMるところから出直してくる。
201名無しさん@ピンキー:04/12/02 01:10:10 ID:drV6H1kq
>>197
七面鳥さんでらっしゃいますか?
マターリ待ってます〜。

>>200
帰ってらっしゃいw
青姦ってシチュとしてはすごく獣っぽくていやらしくてエロイのに、
ハウルになるとどうしてこんなにさわやかなエロなんでしょうか(;´Д`)ハァハァ

私もエロの海へ沈(;´Д`)ハァハァ
202名無しさん@ピンキー:04/12/02 01:25:56 ID:a11IutjQ
>197
いいんです。作品自体が素晴らしければエロがなくとも。エロは他の神も投下してくださる故。 
ねえ、僕は君の書いた小説がみたいんだよソフィー。さあ、いい子だ。
と、エロパロのエロパロをお許しいただきありがとうございました。ワロて頂いてこちらこそファン冥利につきます。

>198>199 小ねたシリーズ
本格的官能ハウルキター(゚∀゚)―!! @お花畑素敵。Aそんなえっちでいいんですか!ねえいいんですか!
>200
改行なんて気にならないわ!ハウルはハウルじゃない!あなただから好き!お願い帰ってきて!

>201
そもそも絵本口調にした神は誰だwDWJは御伽噺口調じゃないぞw
この口調はエロパロに吹きすさぶ爽やかな風だ!
でもさっき下衆ヤバ夫っていうコント見たら変態が語ってるようにも読めてしまって(ry w
203 ◆USN91Phwus :04/12/02 01:35:16 ID:Ras50s6x
鳥ハウル黒くていいなぁ、先が気になるよママン。

そして名無しさん達のバカネタ談義素敵だ、みんな素敵だよ・・・(;'A`)´`ァ´`ァ
そんなネタにつられて仕事から帰ったばかりの頭でバカネタ投下。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
風邪で寝込んだハウルに、おやすみなさいのキスをしに部屋まで行ったソフィー。
ハウルは何かの魔術書を読んでいた所なんでしょうか、本を閉じてソフィーを手招きします。
「ソフィー、”僕”におやすみのキスしてちょうだい」
「えぇ、”あなた”におやすみのキスするわね、ハウル」
言いながらソフィーは頭を下げていきます。
・・・なぜか、ハウルの唇ではなく、もっと下へと唇と降ろして行きます。

ソフィーがキスしたのは、ハウル自身でした。
「うん、ソフィー・・・そうだよ、ソコがいい、うん・・・いい子だ、上手だよ・・」
「ん・・・むぐ・・・ハウル、あたし少しは上手になったかしら?むぐ、まだむせちゃうの」

ひとしきり頑張ってから、ソフィーはハウルの頬におやすみのキスをしてから部屋を立ち去りました。
あとに残ったハウルは、余計に元気になった自分自身と格闘しましたが、いい眠りを得ましたとさ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
_| ̄|○ スマン、仕事で疲れてる
204名無しさん@ピンキー:04/12/02 01:37:52 ID:75c6J3TT
嗚呼、何て罪深き御伽噺口調!
それはソフィーの銀色の髪のよう、ハウルの瞳のように
爽やかに艶やかにエロイさをかもち出すのです。
205名無しさん@ピンキー:04/12/02 01:39:06 ID:75c6J3TT
(・∀・)タイムリー!



ハァハァ
206SS保管人:04/12/02 01:50:26 ID:GaWYpBLo
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

収蔵させてもらいました。
207七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/02 01:56:04 ID:ixxzkAlg
>>◆USN91Phwus 氏
むぁー!エロかーっ(*´Д`)

実は自分も途中から御伽噺口調に変えたんですよね…。なんかこっちの方が合ってるっぽいんでw

それでは…予定より遅れましたが、鳥ハウル編最終投下です!!
208漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/02 01:57:03 ID:ixxzkAlg

思いもよらないハウルの様子にソフィーはうろたえました。彼は今、自身を見失っています。
「私はどうすればいいの…」
そしてハウルは握りつぶすほど強い力でソフィーの腕を掴みました。普段は何があっても
優しい彼が、自分を傷つけるかもしれなのです。ですがソフィーはそれでも構いませんでした。
ハウルがどんな姿だとしても、何をされたとしても、ソフィーは彼を愛しているのです。

でも優しいハウルの方がいい…

ソフィーは自分の気持ちを込めて彼の唇に口付けました。どうか優しい彼が戻って来ますようにと
願いながら、まるで自分の心を移すように少しだけ深く、何度も口付けます。
ちゅ…ちゅっ…

「………ソフィー…」
名前を呼ばれて目を開けると、そこにはいつもの優しい表情に戻ったハウルがいました。
闇のようだった瞳もやや晴れてきています。
「ハウルっ!!」
ソフィーは思い切りハウルに抱きつくと、彼は顔を歪めます。
「痛っ!」
「…ハウル?」
羽の生えたハウルの体には傷がいくつも付いていました。ソフィーは血が滲んでいる
傷口ひとつひとつに口付け、優しく舐めました。
ぺろ…ちゅっ…
ソフィーの思いがけない行動に、ハウルは黒い欲望が湧きあがって来るのを感じます。
209漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/02 01:57:34 ID:ixxzkAlg

「ソフィーっ!だめだ…!」
「……どうして?」
「そんな事をしたら君が欲しくてたまらなくなる…。今の僕は危険だ。まだ闇の力が抜けきっていない」
確かに彼の瞳は薄れて来たとはいえ、まだ闇の色をしていました。まだ澄んだ青い瞳は
戻って来ません。しかし、ハウルはハウルなのです。
ソフィーは、彼が金髪の美青年でも黒い鳥の姿でも、たとえどんな姿であっても
その本質は変わらないと思っています。それに、さっきのキスで感情を取り戻せたなら、
愛し合う事で完全に元のハウルに戻れるのではないかと考えたのでした。
「私はかまわないわ…どんなハウルでも平気よ」
そう言ってまたハウルを抱き締め口付けました。ほんの少し深く。

「ソフィー…!」
ハウルはその姿のままに激しい口付けを返します。
ちゅっ…ちゅっ…くちゅ…
舌を絡め、甘噛みを繰り返すうちにソフィーの意識は、ぼうっとしてとろけていき、
やがて二人は絡み合いながら一面に広がる花畑に倒れこみました。
体中を羽で覆われたハウルがソフィーを包み込みます。
彼はソフィーの首筋や鎖骨にキスをし、舌を這わせながら服を脱がしていきます。つもより荒々しい仕草で。
210漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/02 01:58:18 ID:ixxzkAlg

邪魔なものを取り払えばハウルの羽毛を直に感じることができました。漆黒の羽は見た目よりも
ふわふわと柔らかく、荒々しさの中でソフィーに安心感を与えました。
ここは外なのに彼の体はとても暖かく優しく包み込むようです。それと同時に羽が触れることで、
全身を愛撫されるような感覚に、ソフィーは敏感に反応しはじめました。
一方のハウルは黒い欲望に任せてソフィーの胸を揉み解します。自分の鋭い爪で肌を
傷つけないように気を使ってはいますが、まるでケモノのように求めてしまいます。
ぺろ…ぺろ…ちゅぅっ!
胸の頂を舐め強く吸い上げるとソフィーは声をあげてもだえます。
「んんっ!あ…あっ!」

そして彼女は無意識のうちに、もじもじと膝をこすり合わせます。ハウルはそれを見て
舌を彼女の下半身に向かってつーっと這わせ、下ろしていきました。
「あっ!?そんな!ハウル!?」
ソフィーが止めるよりも早く、ハウルの舌は濡れそぼる花に到達しました。
あとからあとから溢れてくる蜜を舐めとり、ソフィーの中に舌を差し込みます。
ぴちゃ…ちゅ…ちゅく
「あっ…あっ…んんっ!いやぁっ…はぁん…」
初めての感覚とその淫らな水音に、ソフィーは泣きたくなるほどの恥ずかしさを覚え、
同時に今までにない、鋭くて甘い快感に浸りました。
211漆黒の恋人 ◆iPpgo8CXec :04/12/02 01:58:44 ID:ixxzkAlg

そのうちに我慢が出来なくなったのか、ハウルはぐったりとしているソフィーの体を持ち上げ、
座って抱き合う格好で繋がりました。ソフィーは後ろに倒れないようにハウルにしがみつき、
彼はそのふわふわの体にソフィーを包みこみつつ、下から突き上げせめたてます。
ハウルとキスして抱き締めあって繋がっていて…ソフィーは幸せを感じながら
高みへの階段を登って行きます。彼女はまだ気付きませんが、ハウルの瞳の闇も段々と
晴れていきます。
やがて、激しくも幸せな瞬間が訪れます。
「くっ!…ソフィーっ!!」
「ハウルっ…あんっ!んんっ!!」
ソフィーの中は離さないとでもいうかのように彼を締め付け、ハウルは熱い精を放ちました。

その瞬間、ハウルの瞳から闇は完全に消え元の澄んだ青い瞳に戻りました。
体を包んでいた漆黒の羽も消え、人間の姿に戻ります。
「ハウル…?良かった…いつものハウルだわ…」
「ソフィー…ありがとう」
安心したのか疲れたのか、ソフィーは花畑の中でそのまま眠りの海に落ちてゆきました。

眠る彼女に簡単に服を着せ終わった頃、彼らの動く城が空から現れます。
気を利かせたのはカルシファーでした。後に彼は言います
「敵が居なくなったのは分かったさ。でもすぐ飛んでいってもロクな事ないからな!オイラは悪魔だけど邪魔はしない主義なんだ」
カルシファーは知っているのかいないのか。謎は全て花畑の中ヘ。




END
212七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/02 02:02:47 ID:ixxzkAlg

むりやり花畑設定にしたなんて言えない…
ヒンのバターけn(ry ネタをすぐさま応用したなんて言えない…

屈作を読んでくれた方々にまたまた感謝!
213名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:03:53 ID:ixxzkAlg

>>206
もつかれさまです!
214名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:05:49 ID:75c6J3TT
お鳥様…


鼻血吹きました。
215名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:06:52 ID:a11IutjQ
>203
君も素敵さ…ああ今日はなんて良い日なんだろう。
うわーソフィとハウルエロエロだよ〜そんな二人みたくなーい!わくわくw
まさに今日の日を神に感謝ですな!w

>204 ワロタ お上手。 きみも書けそうだね…その調子。いい子だ。

>206 乙です!
カルシファー!保管人さんの為にお風呂にお湯をまわしてくれ!
嗚呼、残念。保管庫では私達のバカ談義「ハウルはすごくエロ」は選考漏れのようです。
カルたん「このスレに来た人だけのごちそうさ!」
悪ふざけが過ぎましたスマソ
216名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:07:57 ID:8Swa2wS2
>206
管理人様、いつも早い作業ありがとうございます&お疲れ様です!

鳥ハウルキタ――(゚∀゚)――!これでゆっくり寝れるよママン!
217名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:09:39 ID:ixxzkAlg

さぁて来週のサザエさんは?

ということでシチュ募集
218名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:16:10 ID:a11IutjQ
>207>208>209>210>211
わー漆黒の恋人キテター!!乙です七面鳥神!
漆黒に相応しくダークな雰囲気に仕上がりましたね。ビタースウィートというか。
エロ描写もなんだかヤバめです。祗園が…祗園がいやらしいッ!私には耐えられん!キャー!w
カルたんがうまいこといってるのがツボです。彼はそういうキャラっぽいですよね。気が利きそう。
>212すごい! 取り入れまくりですね。流石です。
219名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:25:35 ID:a11IutjQ
シチューを食べ〜ようおう〜 【提供:ハウル食品】

いちおう自分のバカ妄想>164を掘り起こしてみる。
あとジブリスレの方に投下してあったバカ談義をコピペしてみる。

475 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/11/30 17:58:36 ID:lwlRh7Fy
カルシファーがソフィーの物何かくれって言ったとき
しょj(ry が真っ先に思いついた汚れた漏れ orz
220名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:31:30 ID:a11IutjQ
すみません>219は>217充てでした。

あと>172も発掘あるある大辞典。

さーて来週のサザエさんは!
タラちゃんですぅ。ぼくもあの城で魔法の修行したいですぅ。

さて、次回のサザエさんは!
1、荒地の魔女若返る
2、ハウル幼児化
3、カルたん人間に
4、ハウルVSカルシファー
5、カルシファーの契約エロver
の5本かもしれないしそれ以外でも大歓迎です!
221名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:39:46 ID:/4HaIEea
七面鳥神乙!


ヒンのバターけ(ry ネタ、できたから送ろうと思ったらいきなりフリーズした…
ハウルのお怒りかな…?
逝って来る(つД`)
222名無しさん@ピンキー:04/12/02 02:50:29 ID:a11IutjQ
>790
ソフィーは私の家を何で知ってるの?ってなことで驚いたんじゃないの?
ハウルは「素敵な家だろう!気に入ると思ったんだ!」とか言ったけど君の家だよ、とは言って無いし
そもそもソフィーが自分の招待をばらしてないし。所在も明かしてなかったよね?

>914
他にも、こんな所が過去作品とカブったよ。
空中散歩シーン:耳すまのバロンと雫
VSサリマン:原作ナウシカの庭の主VSセルム&ナウシカ+皇兄
腕を押さえてこらえるハウル:アシタカ+エボシ
鳥(悪魔)ハウル飛翔ver:ウルスラが描いたキキ(天馬)

223名無しさん@ピンキー:04/12/02 03:05:44 ID:a11IutjQ
>222
げ!!!本スレと誤爆しました。 申し訳ありません申し訳ありません。
私にはどういう死に方が相応しいか、考えるヒマも無く逝ってきます ウワーン!
黒い扉「あの世」バターン
本当にごめんなさい…。
224名無しさん@ピンキー:04/12/02 03:17:24 ID:GpryNNOy
七さんありがd。
煌く鼻血が止まらんとですよ。
鳥ハウル ハァハァ

きっとふわふわなのだろう。フサギコならぬフサハウル
225名無しさん@ピンキー:04/12/02 14:43:50 ID:JurFhlG+
フサハウル

なんていい響き
226名無しさん@ピンキー:04/12/02 19:26:56 ID:uXeWi1uK
  ▲ ▲
  ハ−ハ
(@゜ω゜@)
(│  │)
 し−−し

ピカチュウ
227名無しさん@ピンキー:04/12/02 23:14:53 ID:YKDOAyys
屈作って、拙作(せっさく)の2ちゃん語? なんて読むの?
228名無しさん@ピンキー:04/12/03 00:18:24 ID:2Jv+oGFs
>>222
本スレとエロパロスレをニ窓している君に乾杯。

そして七面鳥さん乙!ハウルのふわふわな羽毛にうもれたい(;´Д`)ハァハァ
そしてバターk(ryならぬバターハウル万歳。
羽毛(・∀・)イイ!!ってことで私も小ネタを…。映画版ハウソフィです。

ハウルは自分の翼から大きめの羽を一枚抜き取ると、ひらひらと魔法の杖のようにかざしてみせました。
「ソフィー、これの使い道って、飛ぶだけじゃあないんだよ?」
そう言って、ハウルはいきなりソフィーの寝間着を脱がせ始めました。
『今日の仲良しの儀式は少しだけいつもと違うことをしよう』とハウルから提案されたソフィーでしたが、
まさかいきなり寝間着を剥ぎ取られるとは思いませんでしたので、慌ててその手を止めさせました。
「ちょっと待ってハウル。いきなりだなんて…、その、灯りを消してからにして。」
いつもは優しくゆっくりと仲良しの儀式をしてくれるのに、ベッドに入るや否や翼を出して見せたり、寝間着を剥ぎ取ろうとしたり、いつものハウルとはなにか違います。
「大丈夫だよ。いつもどおり、僕に身をまかせて…」
にっこりと微笑むハウルでしたが、こういう風になにかをはぐらかすような物言いをするときはろくな事をしないと、ソフィーは知っていました。
「いいから灯りを消して頂戴。それに…変な事する気じゃないでしょうね?さっきも言ってたけど、いつもと違う事ってなんなの?」
「ふぅ…まったく。僕のかわいいめんどりさんはおしゃべりだなぁ。それと、灯りは消さないよ。今日はね。」
そう言い終えると、ハウルは右手をすっとソフィーの上にかざしました。
するとたちまちソフィーの寝間着が消え、代わりにその両手足は皮のベルトで締め上げられてしまいました。
外そうとしましたが、ギリギリと皮のきしむ音をたてるだけでびくともしません。
ソフィーはなんだか恐ろしくなって、ハウルに向かって叫びました。一緒に暮らしてからこんな風にハウルを感じたのは初めてでした。
「ハウル、一体何のつもりなの!?やめて!今すぐ外して!」
しかし、ハウルは先ほどと同じようににっこりと笑みを浮かべるだけでそれに答えようとしませんでした。
「ハウル、お願いだからこんな事止めて?ねぇ…ひゃあっ!?なっなにっ?」
ソフィーはいきなりお腹のあたりに走った感触にびくりと身体を震わせました。


「は、羽?え?やっ、くすぐったい…!やぁっ、やめっ!ハウル、く、くすぐったいったら!」
ソフィーのお腹のあたりを走ったものの正体は、ハウルの羽でした。
ハウルは嫌がるソフィーを無視して、ソフィーの身体のいたるところを羽で撫ぜ始めました。
先の尖ったところでスッと撫ぜたり、くるくると円を描くようにしたり、触れるか触れないかのところで行ったり来たりさせたり…。
羽が触れないように身を捩っても、また別の箇所に羽が触れてくるので、キリがありません。
そして、始めはくすぐったがっていたソフィーも、いつしか荒く熱い息をつき、羽が触れるたびに身体中がそれを感じてしまって、どうしていいのか訳がわからなくなっていました。
「ハ、ハウル。もしかして、いつもと違う事って、これのことなの…っ?」
ソフィーは必死になってハウルに問い掛けました。
気を抜くと、吐く息と一緒に喘ぎ声が漏れてしまいそうです。しかし、こんな明るいところでこんな恥ずかしい事をされて感じてるだなんて、絶対に認めたくありませんでした。
「ご名答。ソフィー、だいぶ感じてきちゃってるみたいだね?ほら、ここ…こんなに赤く尖がってる。今日は灯りを灯したままだから白い肌に赤が映えて、とても綺麗だ。」
ソフィーの気持ちを知ってか知らずか、ハウルはソフィーの乳首へと羽を走らせました。
「っ、いやっ!お、願い…ぃっ!やめっ、や、ね、ねぇ、はうる、お願いぃっ…!っく、」
ソフィーがいくら懇願してもハウルは手を休めようとはしませんでした。
「ほーら、今度はこっちだよ。ソフィーのお腹ってすべすべしててやわらかくって…僕大好きだよ。」
「だ、だめっ!ハウル、ハウルゥ…、おね、も、やめ…ぇ!ううっ、や、ぁっ」

頬を赤らめながらいやらしく身をくねらせて涙を流すソフィーの姿はハウルにとって、とても扇情的でたまらないものでした。
(男の子っていうのは好きな女の子ができるとその子のことをいじめたくなるものだって子供の頃聞いたけど、これがそうなのかな。)

その後約1時間ほど、ソフィーはハウルの羽でいじめられ続けました。
もちろんその夜から一週間、ハウルはソフィーに口を利いて貰えなかったのでした。


羽毛、大きい羽のところはきっとちょっと硬めなんだろうねぇ…。
やー、羽っていいね!(;´Д`)ハァハァ
231名無しさん@ピンキー:04/12/03 00:26:03 ID:UeqOpQ0Q
>>227
激しく間違い。正しくは拙作ですた…。
緑のねばねばに入水して逝ってきます…('A`)
232名無しさん@ピンキー:04/12/03 00:30:09 ID:UeqOpQ0Q
>>230
むはー!エロイ!(*´Д`)
羽プレイと来ましたか〜!
233名無しさん@ピンキー:04/12/03 01:13:35 ID:X3Vk0k9F
ID:2Jv+oGFs 2Jv+氏 GJ!!

フサハウルのちょっとマッチョに見える所
ソコがいいんですよ。判決ハウルの時みたいな
華奢で綺麗な線もいいんですけどね。
234名無しさん@ピンキー:04/12/03 01:59:17 ID:oTQI6+9M
フワモコは偉大だ
235名無しさん@ピンキー:04/12/03 03:32:45 ID:sjCEutoE
>僕の可愛いめんどりさん
マザーグースネタちょっと嬉しかった。ラブいしエロいし最高です。
236名無しさん@ピンキー:04/12/03 04:26:45 ID:bhtuwHk6
>>230
GJ!!
>ハウルは嫌がるソフィーを無視して…
なんか強気っていうか強引なハウルも良いものだね。
無理矢理だけど愛があるから(°∀°)イイ!!エロイ!
237名無しさん@ピンキー:04/12/03 11:15:03 ID:QYy2ucNE
やあ、おはよう諸君!
こんな時間だけど投下してしまおう。
なんか軽く書こうと思ったのに結構長めになってしまいました。
前半部は長く、エロ無し。
238ハウルの緑色のピアス/1:04/12/03 11:16:36 ID:QYy2ucNE
午後の日差しはいまだに強く、窓の隙間からこぼれて階段の手すりの金色をきらきらと光らせています。
部屋はいつになくしん、としていました。
ハウルとマルクルはなんだか訳のわからない名前の植物を取りに行く、と朝からどこかにでかけたっきりだし、
おばあちゃんはぽかぽかした裏庭で、時折いびきをかきながら昼寝をしています。その足元ではヒンもすっかり眠りこけていました。
ソフィーは暖炉にちらり、と目をやりましたが、カルシファーの姿すら見当たりません。
「こんなに天気のいい日ですもの。ね。」
カルシファーは晴れて自由の身になったばかり。大方、うれしくてどこかへ飛び回ってでもいるのでしょう。
いつもは誰かの話し声やら笑い声(時には悲鳴であることも…)でいっぱいの城のなかですが、
いまはひとりぽっちのソフィーがけだるげに窓の外を眺めているだけでした。
239ハウルの緑色のピアス/2:04/12/03 11:17:15 ID:QYy2ucNE
話し相手もいないし、仕事もすっかり片付いてしまい、ソフィーはすっかり退屈になってしまいました。
ぽかぽか陽気にあてられて、まぶたもどんどん重くなっていきます。
「…ふわあぁぁ……」
ソフィーの口からはとうとうこらえきれずにおおきなあくびが漏れました。
カタン!
持っていたほうきを取り落としたのをゆっくり拾い上げ、椅子をテーブルに寄せて腰掛けます。
そのとき思わず、どっこいしょ…と言いかけた口をあわててふさぎました。
なんだかおかしくなってクスクス少し笑ったあと、はた、と何かに気づいたように足が自然と洗面所へ向かって行きました。
240ハウルの緑色のピアス/3:04/12/03 11:18:24 ID:QYy2ucNE
ソフィーはどきどきしながらそーっと鏡に姿を映してみましたが、そこにいたのはやっぱりいつもの自分でした。
内心ほっと胸をなでおろしながら、ごちゃごちゃした洗面台をぼんやり眺めていると、ハウルの使ういろんな化粧瓶にまじって、
ちらちら輝く小さなものがあるのに気づきました。
見覚えのあるそれは、ハウルがいつも身に着けているピアスのうちの一つでした。
とくん…
静かな湖面に小石が投げ込まれたときのように、ソフィーの胸に小さなさざなみが立ちます。

吸い寄せられるように美しい緑色の石を拾い上げると、てのひらに乗せてしげしげと眺めました。
なんて不思議な石でしょう。普通の宝石のような冷たさがまったく無く、ほんのりと温かみすら感じます。
「きっと、あなたにも魔法がかかってるんでしょう?」とソフィーはピアスに話しかけてみました。
その声に反応したかのように、石の中に星が瞬くようなきらめきが生まれました。…まるで生きているかのよう!
もう魔法には慣れっこになっていましたので、驚いて取り落としたりはしませんでしたが、
そのかわりに、ソフィーはこれを着けてみたいという非常に強い誘惑にかられました。
少し後ろめたさを感じてあたりを見回しましたが、もちろん城の中にいるのはソフィー一人です。
ふいに誰かの視線を感じて振り向くと、そこにあったのは鏡に映る自分の姿でした。
241ハウルの緑色のピアス/4:04/12/03 11:20:18 ID:QYy2ucNE

「…ハウル、早く帰ってこないかしらね。」
ソフィーが鏡に話しかけると、(当たり前の事ですが)鏡の中のソフィーもそっくり同じ形に口を動かしました。
ソフィーが微笑んでみると、鏡のソフィーもにっこりと見つめ返します。
なんてバカらしい事やってるのかしら、私ったら。
ソフィーが立ち去ろうと浴室の扉に手を掛けたとき、鏡のソフィーが手にしたピアスをそっとうなじに持っていくのが見えました。
「えっ!?」
鏡に向き直ると、鏡のソフィーの耳には見慣れたハウルのピアスが光っていました。
おそるおそる自分の耳に手をやると、やっぱり!自分の耳にもピアスが留まっています。
急いで外そうとしましたが、手が滑ってピアスがするすると逃げていきます。
うらめしそうに鏡をもう一度見てみると、鏡のソフィーがぱちんとウィンクをしました。
これはハウルのいたずらに違いありません。
242ハウルの緑色のピアス/5:04/12/03 11:20:48 ID:QYy2ucNE
「ん、もう!」
ソフィーは鼻を鳴らして乱暴に扉を閉めると、不機嫌そうな足音を響かせて浴室を出て行きます。
そのまま居間のソファにもたれ込み、肌掛けをひっつかむと、つま先まですっぽりくるまりました。
ふて寝をしようと決め込んだものの、胸のどきどきはしばらく収まってくれませんでした。

日の光もずいぶん傾いてきましたが、ハウルの帰って来る気配はまだありません。
ピアスを指で撫で回したり爪で弾いてもてあそんでいるうちに、とろとろと眠りがやってきて、
いつしかソフィーからは静かな寝息が聞こえてきました。
243ハウルの緑色のピアス/6:04/12/03 11:22:05 ID:QYy2ucNE

ヒアシンスの花の匂いがソフィーの鼻をそっとくすぐりました。
ハウルが、帰ってきた!
跳ね起きようとしましたが、ソフィーが乗っかっていたのは何かふわふわしたものの上で、
バランスを崩してその場につっぷしてしまいました。
「…ハウル?」発した言葉は雲に吸われてしまったのでしょうか、思っていたよりか細く聞こえました。
返事はありません。
ふと見上げた視線の先には満天の星空が広がっていました。ソフィーは空に浮かぶ雲の一つに乗っていたのでした。
「きれい…。夢みたい」
本当に夢としか思えない光景でした。これが夢じゃなくて現実だとしたら、一体どうしてこんなところにいるのでしょう。
244ハウルの緑色のピアス/7:04/12/03 11:23:57 ID:QYy2ucNE

心細さと肌寒さに袖をかき合せようとして、気づきました。なんと、ソフィーは身に着けるものを一枚も纏っていません!
なんてひどいいたずらでしょう!
「ハウルー…!」
叫ぼうと開いた口を、あわてて抑えつけます。ハウルにこの場に駆けつけられても、それはそれで困ったことになりそうです。
こんな姿を見られてしまったら、一体どんな目に合わされてしまう事か!
「呼んだ、ソフィー?」
「きゃあああぁぁっ!!」
あたたかい吐息が耳元に触れて、ソフィーの心臓は跳ね上がりました。
思わず逃げ出そうとするソフィーの腕を、いつからいたのでしょう、ハウルが涼しい顔で捕らえました。
ソフィーは反射的に振り払おうともがきましたが、不安定な足場で足がもつれ、二人とも雲の中に音も無く倒れこみました。
なおもじたばたするソフィーを必死でなだめようと、ハウルの掛ける猫なで声もまったく届いていない様子です。
ハウルは「ふぅ」と小さくため息を漏らすと、わめき散らすソフィーの唇を自分の唇で乱暴にふさぎました。
ゆるゆるとソフィーの身体から力が抜けていき、あたりにはまた静寂が訪れました。
ヒアシンスの香りはこの雲全体からたちこめている様子です。
245ハウルの緑色のピアス/8:04/12/03 11:25:00 ID:QYy2ucNE

…クスン、クスン
ソフィーは動揺のあまり耳まで真っ赤にして涙目になっていましたが、驚いたことに、すすり泣きをはじめたのはハウルの方でした。
「…ひどいよ、ソフィーっ…。もう、あんまりだ!…これはソフィーの夢の中だってのに…」
「わ、わたしの…、…夢、ですって?」
「…そうさ!ぼくはソフィーともっともっと気持ち良いことがしたいだけのに…!」
スン、とハウルが鼻をすするたびにきれいな黒髪が揺れます。
「だって…。城にはみんなもいるし、恥ずかしいもん…」
「…だから、せめて夢の中だけでも…って、そう思ったのに…ううっ!!」
あまりにあわれっぽく懇願するハウルの口調に、ソフィーはなんだか自分がひどく悪いことをしているような気分になっていました。

「ほら、見てハウル、とっても星が綺麗。」とりあえず、ソフィーは優しくなだめるように言ってみました。
ハウルはソフィーの裸の胸でうなだれたまま、こくんとうなずきました。
246ハウルの緑色のピアス/9:04/12/03 11:26:37 ID:QYy2ucNE
「……でもぼくは…」
そうつぶやくとハウルは今度はさっきと違う優しいキスをしました。
「……。…やっぱりきみの方が素敵さ、ソフィー!」
そのときハウルの目がいたずらっぽく光ったのを、目をつむっていたソフィーは見ていません。
と、あっという間にハウルの唇がソフィーの身体のあちこちを探りはじめました。首筋、おへそ、くるぶし。
ソフィーが一番気持ちがいいところをハウルは知り尽くしていました。
「やぁ…、……だ、駄目よ、ハウルっ…!」
「…ん、どうして……?」
ソフィーが慌てたのは、女の子のだいじなところから粘り気のある液がすでにこぼれそうになっていたからです。
固く閉じられたひざを割って入ろうとしていたハウルの顔を、必死で押しのけます。
「ね、ハウルも脱いで」
ハウルは今朝着ていた、初めてソフィーに会ったときと同じ、銀と赤の派手な格好をしていました。
247ハウルの緑色のピアス/10:04/12/03 11:27:42 ID:QYy2ucNE
「…これは私の夢の中なんだもの。ね?」
「じゃあ、脱がせて?」
ソフィーは思いもかけず大胆になっている自分に少々驚きましたが、気にせずハウルの上着にゆっくりと手をのばしました。
だって、これは私が見ている夢なんですもの。

ソフィーは仰向けになったハウルに四つんばいで覆いかぶさりました。
二人ともお互いに夢中になるあまり、脱がせた上着が雲をするりと突き抜けて落ちて行くのには気がつきません。
ソフィーの太腿にとろとろと粘液がしたたり落ちてきて、ハウルの細身のズボンにこぼれます。
「早く、脱がせてよ…ソフィー…。」
見ると、ハウルのズボンはもうはちきれんばかりで、ソフィーの下で苦しそうに暴れていました。
ソフィーはわざとゆっくりとズボンに手をかけます。
ズボンの留め具を外すと、中からハウルの男の部分が勢いよく飛び出し、先走りがソフィーの頬に飛び散りました。
ハウルはもう荒く息をついています。身体を起こそうとするハウルをソフィーは手で押しとどめ、顔を寄せていきました。
248ハウルの緑色のピアス/11:04/12/03 11:28:49 ID:QYy2ucNE
「ソ、ソフィーっ…!?」
柔らかそうなソフィーの唇が開いて、そこからピンクの舌が覗きます。
もうかちかちになったハウルの竿に、ねっとりと温かいソフィーの舌が絡み付いてきました。
「くうぅ…!」食いしばったハウルの口から熱っぽい息が漏れます。
こんなことをソフィーの方からしてくれるなんてはじめての事でした。
竿の先端から出てくる透明なねばねばがぷっくりと玉をつくりだします。
ソフィーの手が袋を持ち上げるように撫で回し、舌は裏筋のあたりを行ったり来たりを繰り返します。
その度にハウルの身体が反応するのに、ソフィーはすっかり気を良くしていました。

こらえきれずにハウルはソフィーの首筋に右手をまわし、左手でつかんだ竿をまだ誰も汚したことのない唇にねじこみました。
「んん…う」ソフィーの喉からもくぐもった音がこぼれます。
ソフィーにとっては初めて味わう男の味にすこし顔をしかめましたが、どうしたらいいのかは知っていました。
「…歯を当てちゃ駄目だよ、ソフィー。…いい子だから。」
249ハウルの緑色のピアス/12:04/12/03 11:29:51 ID:QYy2ucNE
小さな口の中いっぱいに広がっているので返事のかわりに、ゆっくりと唇をすぼめて竿をしごき上げました。
口の中のものはみるみるうちにさらに硬さを増して、先程より大きくなったみたいです。
舌でなぞると、血管が浮き出ているのがわかります。
喉に当たって全部入りきらないので、ソフィーの口からは唾液とまじった粘液が幾筋もこぼれています。
くちゃ…くちゃ…といやらしい音を立てながら、ソフィーは拙いながらも懸命に舌を這わせました。
上あごと舌で竿全体を優しく押しつぶすと、雁首が柔らかい舌にこすりあげられ、口の中で暴れます。
ハウルの頬は真っ赤に上気して、こみ上げる快感を少しでも長く味わおうとこらえます。
ソフィーの一番はずかしいところは、触られてもいないのに充血しきってとめどなく蜜がしたたり落ちていました。
250ハウルの緑色のピアス/13:04/12/03 11:30:48 ID:QYy2ucNE
すっかり行為に熱中しているソフィーは、唇を前後させる速さをどんどんあげていきました。
「…ぁ…っ…、ソ、ソフィー…っ、これ以上は……」
ハウルの声は快感でかすれ、もう息も絶え絶えです。
ソフィーは聞こえなかったふりをしましたが、脈打つ硬い肉はもう絶頂が間近であることを伝えてきます。
いじわるにもソフィーは、達する寸前でようやく、ちゅるんと音をたててて口から竿を開放しました。
「はっ…あぁ……!…上手だよ、ソフィー…。出しちゃうところだったよ…もう…」
なにしろ、はじめてのことです。
ソフィーもはぁはぁと肩で息をついていましたが、いつも余裕たっぷりのハウルと形勢が逆転したことに少なからず満足していました。
本当のことを言えば、ソフィーも今すぐにでも自分の火照った部分を鎮めて欲しかったのですが…。
251ハウルの緑色のピアス/14:04/12/03 11:31:15 ID:QYy2ucNE
「うっ…ん!」ハウルの身体がびくんと跳ねたのは、ソフィーのぬるぬるとした手がまた竿を撫で上げたからでした。
先端の穴を舌でいじりながら、「いいよ…口に出しても……?」とソフィーが甘くささやきます。
まったく、普段の少女からは想像すらできない強力な誘惑にハウルは喜んで押し流されました。
再び口の中にハウルの熱いものが侵入してきます。
ソフィーは喉に当たってむせそうなのを我慢しながら、けなげに口いっぱいに頬張りました。
ハウルの手がソフィーの汗で濡れてひたいに貼りついた前髪を優しくかきわけます。
ソフィーの耳にはハウルの緑色のピアスが揺れています。
「…はぁっ…ぁ…!っつ…、ソフィー、…あああぁあっ」
思わず、ハウルはソフィーの頭を掴んで揺すぶりました。
「!」ソフィーは苦しくて息もろくにできません。歯を立てないようにしているのがやっとです。
しかし苦しい時間はそう長くは続きませんでした。
252ハウルの緑色のピアス/15:04/12/03 11:32:36 ID:QYy2ucNE
「……く…あぁ…いく…よ、ソフィー…っ…!」
びゅるるるるっ…
ソフィーの喉の一番奥に、いがらっぽい味のべとべとがもの凄い勢いで注ぎ込まれました。
激しく咳き込むソフィーの口から抜け出したあとも、ハウルはびくびくと脈打ちながら精を放ち続けたので、
ソフィーのあかく染まった頬や髪の毛を溶けたロウソク状の粘液が汚しました。

「あぁ…ご、ゴメンっ…ソフィー…。 …もしかして怒ってる?」
しきりに謝りつつ、けほけほと咳き込むソフィーの頬をハウルがちぎった雲でふいてやりました。
「じゃあ、今度はぼくの番…といきたいところだけど、もう戻らなきゃ。続きはあとで…ね。」とハウル。
ソフィーに何か喋らせる隙を与えないようにか、軽くキスをします。
「…そうそう、ぼくのピアス、返してもらうね?」
ハウルがソフィーの耳に手を触れると、ピアスはころりと外れました。

その瞬間、ソフィーの目がぱちりと覚め、やっぱり自分が居間のソファーの上で眠りこけていたことがわかりました。
253ハウルの緑色のピアス/16:04/12/03 11:34:21 ID:QYy2ucNE
あたりはすっかり暗くなっていました。
暖炉にはカルシファーが戻っていました。おばあちゃんとヒンは…いつの間にか自分のベッドの中でまた寝息をたてています。
…本当にあれはただの夢だったのでしょうか?
身体はまだうずいて火照っているし、なにしろ、下着の中がびっしょりと濡れています。
あまりにも生々しすぎるやりとりのあれやこれやを思い出すだけで、ソフィーの顔からは火が出てしまいそうです。
ややあって、開いた扉からマルクルが飛び込んできました。
「ソフィー、ただいま!もう、聞いてくださいよ、ハウルさんたらお気に入りの上着をどこかでなくしちゃったみたいなんで…す…?」
そういいかけたマルクルの顔が不思議そうにソフィーを見つめています。それもそのはずです。
今朝ハウルが着ていった、夢の中で脱がせたはずのハウルの上着はなぜかソフィーにかかっていました。
もちろんソフィー自身も飛び上がりそうに驚きました。胸がどきどきしてきます。
254ハウルの緑色のピアス/17:04/12/03 11:35:13 ID:QYy2ucNE
「…やあ、遅くなってごめん。」
マルクルのあとから続いて入ってきたのは、当然、ハウルです。なんだかとびきりご機嫌そうに見えます。
「そうだ、お師匠ったらひどいんですよ!急に姿が見えなくなっちゃって、ぼくずっと探してたんです!」
と、マルクルがソフィーに駆け寄ってまくしたてます。
「あれ…ひょっとしてソフィー、熱があるんじゃない!?」
ソフィーの顔が赤いのに、とうとうマルクルも気づきました。
「ほら、息も荒いし…、早くこっちに来て、ハウルさん!…ああ、どうしよう、ソフィーが風邪ひいちゃった!!」
ハウルはわざとらしくしかめっ面を作りながら「ああ、これはいけない、すぐにベッドに入らなきゃ!」とソフィーの身体をすばやく持ち上げました。
夢の中で自分がしたことを思い出していたせいか、ソフィーは思わず咳き込みました。
くすくす笑いをこらえていたハウルはその拍子に吹きだしてしまいました。
255ハウルの緑色のピアス/18:04/12/03 11:36:12 ID:QYy2ucNE
「ソフィーが辛そうにしてるのに、なんで笑ってるんですか!それに、ぼくが一生懸命探してるとき、一体どこに行ってたんです!?」
マルクルはぷりぷり怒っています。
「ごめんごめん、いや、ちょっと面白いことがあってさ…」とハウルはとっても嬉しそうに小さな弟子に笑いかけました。
「さあマルクル、これからソフィーの風邪を治すまじないをかけるから、今夜は絶・対・に・ぼくの部屋に近づいちゃいけないよ。」
「近づいただけでも駄目なんですか?」
「そりゃそうさ!ものすごーく、難しくてデリケートな魔法なんだ。…そうだな、一晩中つきっきりで頑張んなきゃ治らないだろうね。」
ハウルは真面目くさって答えました。
ソフィーは真っ赤になった顔をハウルの上着にうずめてただ黙っているしかできませんでした。
誰にも聞かれないように、ハウルがそっとささやきます。
「…ピアスを見つけてくれてありがと、ソフィー。…おかげで死ぬかと思うほど気持ち良かった!」
ソフィーの耳にあった緑色のピアスが無くなっていたかわりに、まったく同じものがハウルの耳元で揺れていました。
「さて、ソフィー、待たせたね。さっそく夢の続きにとりかかろう!いたずらなソフィーにとびきり特別なお礼をしてあげなきゃ!」

夜明けまではまだまだたっぷり時間がありそうです…
256名無しさん@ピンキー:04/12/03 11:42:04 ID:h0eJUBkl
>>238-255
ぬおおおぉお、グッジョブ!グッジョブ!
リアルタイムで読ませていただきました。
「死ぬかと思うほど気持ちよかった!」なハウルに萌え!!
ネ申よ、ありがとう…。
257名無しさん@ピンキー:04/12/03 11:57:48 ID:/YNCEEll
うおおお〜〜〜!!
自分もリアルタイムに立ち会ってしまった(* ´Д`)ハァハァ
こんな時間にたまたま専ブラ開いた俺万歳。
もうエロすぎて…!!
哀れっぽく懇願する黒髪ハウル…萌えル━━━━━━!!!
それにしても237さんの「やあ、おはよう諸君!」に思わず吹いてしまったよw
快活に朝の挨拶をする237さん( ´∀`)σ
258名無しさん@ピンキー:04/12/03 12:35:31 ID:YLm4TbY2
良い仕事ありがとうございました!
まさに、ネ申!!!
昼間からエエモン見たわ〜
これでまたしばらく生きていける………
259名無しさん@ピンキー:04/12/03 13:57:55 ID:oB7NZfyt
>228 ありがとうつД`) チーン

>229>230 ハウソフィ小ネタハウル一部獣化(映画版)
えー題しまして「ハウルの羽プレイ」(w
いろんなところからエロは生まれるのですね!師匠!

>237 おはようございますハウルさん!
「ハウルの緑色のピアス」
>238>239>240>241>242>243>244>245>246>247>248>249>250>251>252>253>254>255
うおお超大作大長編キター!
エロに行くまでの描写が素晴らしい。ここの神は上手い!
あとキャラつかみすぎです。本当にこう展開されそう。
あと題名がちゃんと「の」入りなのがまた嬉しい。GJGJ!!

>258 生きる楽しさ、エロパロの歓び。w
260名無しさん@ピンキー:04/12/03 15:32:28 ID:kW16ccsR
幸せダ〜(つД`)
お前らネ申様だ。素敵な作品読ませてくれてありがとう!

最近、頭からハウルが離れません。
絵描きだけど冬合わせでハウル×ソフィー本出したくなっちまった‥ハァハァ
261名無しさん@ピンキー:04/12/03 16:54:35 ID:UeqOpQ0Q
>>230
GJ!羽プレイたまらんです!イイ!

>>255
GJ!エロくて最高ですだ(*´Д`)

また創作意欲が・・・沸いてキター!!
どうかワタクシめに、ハウソフィのネタをあたえてやってください(;´Д`)
262名無しさん@ピンキー:04/12/03 17:05:46 ID:necVyNTS
>>238-255

グッジョブ…!!
上手いしエロいし最高。神!

ここはいいところだ!
263名無しさん@ピンキー:04/12/03 17:47:43 ID:JkFYeeKU
>>236
サンクスです。
ハウルって弱虫でヘタレなところもあるけど、結構頑固なところがあると思うんですよ。
おまけにマイペースで、こうと決めたらそれにむかって一直線、みたいな感じで。

>>260
同志…!(;´Д`)

>>237さんGJ!
>「…だから、せめて夢の中だけでも…って、そう思ったのに…ううっ!!」
ここ、ハウル嘘泣きっぽいとオモタw ねばねば出したときみたいにね。

しっかし、ハウルのピアスにはそんなまじないがかけてあったのか!(;´Д`)ハァハァ
ソフィーが大胆すぎますよ。どこで勉強したんだ、そんなテクニック。
やっぱり、店の針子さん方から?実はソフィーは耳年m(ry
264名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:32:42 ID:hIieqCJL
265( ´∀`)σ237:04/12/04 01:47:33 ID:WjfyQJv8
IDちがうけど237だよありがとうありがとう皆様。
あんなに長かったのにありがとう。というかむしろありがとう。
嬉しいね。GJコールがこんなに気持ち良いものなんてね。
もうすこし妄想の翼を広げてみたくなるよね。
神と言うより、ここは一つ、職人さんたちを魔法使いと呼びたくなるね。
今度はもっとふしだらに行きますよー!
266名無しさん@ピンキー:04/12/04 02:57:47 ID:lIwT+Bgw
ソフィータソのお口…ハァハァ
267名無しさん@ピンキー:04/12/04 10:03:49 ID:Cihl555Z
な、なんか237さんに萌えてしまった…
GJです!!
ふしだら待ってます!
268名無しさん@ピンキー:04/12/04 10:24:26 ID:Lcm36c2o
ペンタブみっかた!やっとみつけたよ!ソフィー。ってな気分。
七面鳥さんまっててー。他の方の挿絵も勝手に描いてもよかとですか?
ちなみにエロシーンは無理ですw
>260>263
オイラと一緒にここの挿絵を描かねえかい?お絵かき掲示板でも借りてさ。
269名無しさん@ピンキー:04/12/04 16:01:04 ID:24hu0Pni
>>268
おお!見つかりましたかっ!?ねばねば絵楽しみに待ってるからっ!(*´Д`)

今日『the art of――――』の分厚い本を買って来て妄想を膨らませております。
さっきジブリスレとハウルスレを漁って、風邪のシチュの話があったのを発見しました。
次は風邪ひきハウルに決定!製作始めました!
270263:04/12/04 17:54:54 ID:lmnRCqBx
>>268
ペンタブ見つかってよかったですね。
挿絵楽しみにしとります。
でも、エロパロで絵うpは大丈夫だったっけ?
どちらかというと角ニかなと思ったんだけど。

私は根っからのアナログ人間ゆえ、今回は辞退いたします。
オフでガンガリます…。

>>269
マターリ楽しみに待ってます。
271名無しさん@ピンキー:04/12/04 18:51:32 ID:ylKaFHVo
>>268
人それぞれだけど自分が書いたSSにイラストがついたら嬉しい職人さんは結構多いと思う。
取りあえず描く前にその職人さんに聞いてみたら?
エロパロ板がうp禁なら涙を飲んで諦めるけど、オケなら楽しみにしてるよん。
272名無しさん@ピンキー:04/12/04 19:25:36 ID:itVcV/J5
角二にジブリスレあるね。イラストはそっちでもいいかも。
273名無しさん@ピンキー:04/12/04 21:41:51 ID:mnklMDfd
でも挿絵なんだからこっちの方がいくない?
274名無しさん@ピンキー:04/12/04 21:49:55 ID:pMD0/NR8
賛成
275映画版 ◆USN91Phwus :04/12/05 01:49:22 ID:DLoRgCVl
いつものウチのハウルxソフィーとはまた別ですがバカップル版です。
オチがまだつけれないので途中まで(´・ω・`)まだH無しです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
戦争が終結を迎え、街中から兵隊の姿がほぼ消え始めた頃のある天気のとても良い日。
ソフィーは部屋の片付けをしていて、気付きました。
この家に戻ってきた時ハウルが色々服を買ってきてくれていたんですが、まだ開けてなかったんです。
棚の上に追いやっていた箱達を下ろして、ベッドの上に中を開けて行きます。

しばらくすると、色とりどりの帽子やワンピースや靴がベッドの上にそろいました。
小さな袋類もあったので、ソレを開いて・・・・・中を見て・・・・・・・・・・・・固まりました。
その少し後、城にはソフィーの叫び声が響きました。


その夜、ハウルが仕事から戻ってきました。
「やぁただいま、みんな!」
「あ、ハウルさんお帰りなさい!今日はじゃが芋のスープと、白身魚のムニエルですよ!」
マルクルが嬉しそうに師匠のコートを受け取り、かけに行きます。
ソフィーはそんな2人に目もくれずに黙々と食べ続けています。
「お帰りなさい。あら、おばあちゃん、お魚の骨取ろうか?大丈夫?」
「うん、あたしゃ大丈夫、ヒンのご飯は大丈夫かねぇ」
「ヒンにあげたのは味薄くしてるし骨抜いてあるから大丈夫よ」
一応ハウルに『お帰りなさい』を言っただけで、やっぱり目線は合わせません。

「ごちそうさま」
言って席を立ちます。ハウルはまだ食べているので、目だけでソフィーを追います。
「マルクル、今日は食器洗い当番あなただったかしら?」
「うん、今日はボクが当番だからお水つけておいて下さい」
「えぇ、お願いするわね、マルクル。カルシファー、みんな、おやすみなさい」
軽く挨拶をすると、ソフィーは部屋にさっさと戻って行ってしまいました。
276映画版 ◆USN91Phwus :04/12/05 01:50:01 ID:DLoRgCVl
後に残された3人はヒソヒソと話します。
「ソフィーは今日は何かあったの?」と、マルクル。
「今は生理じゃないはずだけどなぁ、この前終わったって言ってたよ」と、シレっとした顔でハウル。マルクルは真っ赤になります。
「そういう事を男の子の前で言うんじゃないよ、色男。まぁ、昼に何か叫んでたけどそれかねぇ」と、元・荒地の魔女。
何で叫んだのだろう、と今度はまたヒソヒソと。

「特大のゴキブリでも出たんじゃないんですか?」と、マルクル。
「そんなので驚くような女じゃないよ、あの子は」と、元・荒地の魔女。
「太った、とかかなぁ。僕としては大歓迎だけどね、こう・・・もう少し肉付きが」
「それ以上言ったらヒンに噛んでもらうよ、色男さん」
「あはは、冗談ですよマダム」
結局3人で考えても何で機嫌が悪いのか分かりません。
ハウルが後で様子を見に行く、という事で話が落ち着きました。

夕飯を食べ終わり、お風呂に入り、自分の部屋に一旦戻って身だしなみをチェックして。
ハウルがソフィーの部屋のドアをノックしたのは、ソフィーが部屋に入ってから3時間はたったかという真夜中でした。
コンコン。
ノックの音に、返事が返ってきます。
「誰・・?こんな時間だからどうせ『すけべ』で『意地悪』なハウルでしょう、何の用?」
あまりにもな言われように、ハウルはビックリです。
「ひどいなあソフィーは。今日は何でそんなに機嫌が悪いのか、みんな心配していたんだよ?」
扉越しに声をかけると、返答がありません。
「・・・・・・・ソフィー?」
しばらく待っても声が聞こえないので、もう一度声をかけると、中で軽く衣擦れの音がしてから扉が開きました。
「入って」
それだけ言うと、ベッドの上にある何かを布団で隠しています。
「ソフィー、何で今日は機嫌悪いんだい?それに、いきなり僕をあんな呼び方するなんて、ひどいじゃないか」
「あたし、今朝まではあなた程ステキな人いないって思ってたわ、でもあなた趣味悪すぎなのよ!」
「えぇぇぇぇぇ!?何で突然そんな話を!?」
いきなり大きな声で叫ばれて、ハウルは面食らいました。
277映画版 ◆USN91Phwus :04/12/05 01:52:02 ID:DLoRgCVl
てなワケで逃。

挿絵、別にココにUPしてもいいんじゃないんですか?
他のスレでも書いてますが、結構挿絵までは行かなくても自分の絵をUPする方多いものです。
携帯用壁紙とか作ってくれる人もいたりする位だし、角煮行かなくてもいいのでは?
278名無しさん@ピンキー:04/12/05 02:23:37 ID:zCTONVgI
新作きたーーヽ(´∀`*)ノ!!
ソフィーが何を見たのか気になります…!
続き楽しみにしてます。
(´Д`)ハァハァ
279名無しさん@ピンキー:04/12/05 02:45:41 ID:tCfVlGdD
>「あたし、今朝まではあなた程ステキな人いないって思ってたわ、でもあなた趣味悪すぎなのよ!」
>「えぇぇぇぇぇ!?何で突然そんな話を!?」
>いきなり大きな声で叫ばれて、ハウルは面食らいました。

映画でハウルが自分の部屋のベットで寝ててとなりにソフィーがいるシーン・・・「ソフィーはあの人の
事を知らないんだ(だっけ?)」のスッゲー情けない顔のハウルが頭に浮かんできて笑えました。
オヤジが言ってたら確実にセクハラ扱いされていただろうと思われるハウルの発言も面白い!
>>275-276さんGJ!!
280名無しさん@ピンキー:04/12/05 03:13:54 ID:78gOc6gA
不覚にも、お婆ちゃんの逐一冷静なツッコミに萌えました(´∀`*)
最後の方で絶叫してるハウルの描写もイイ!です。ガンガッテください。
281名無しさん@ピンキー:04/12/05 04:39:19 ID:eKBruGIO
予想…きっとえっちな下着が入っていたんだ!間違いない!!
(*´Д`)
282名無しさん@ピンキー:04/12/05 04:39:30 ID:eKBruGIO
予想…きっとえっちな下着が入っていたんだ!間違いない!!(*´Д`)
283名無しさん@ピンキー:04/12/05 04:51:19 ID:UUGs6uCp
映画では生活のシーンが少なかったから、エロ目的というだけでなく
読んでいて純粋におもろいです
職人さん達本当凄いです
284七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 10:35:11 ID:5lNiJYfH
>>USN91Phwus氏
ソフィーは何を見たのかな(*´Д`)激しく気になります!やっぱりエロい下g(ry

自分も挿絵全然オッケーです。むしろ恐縮なくらい(汗
エロパロでも絵うpよく見かけますし…ちょこちょこくらいなら平気なのでは?

今回は風邪ひきハウル途中まで投下します。
というか、自分といいUSN91Phwus氏といい、今日は情けないハウルのオンパレードのようです(w
285僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 10:38:31 ID:5lNiJYfH

雪も降り始めそうなある冬の日、ソフィーは恋人の帰りを首を長くして待っていました。
愛しい彼はここ一週間ほど仕事で城を空けていて、今日やっと帰って来るのです。

しばらくして夕日が差し始めた頃、
ガチャ…
扉の切り替えが黒になり、この城の主であるハウルが帰宅しました。ソフィーの顔が嬉しそうに
綻びます。
「お帰りなさい」
「ただいま…」
いつもなら、すぐさま微笑んで抱き締めてくれるはずのハウルが、今日はぐったりとした様子で
笑顔も弱々しく見えます。それでもゆっくりと抱き締められると、とても安心してしまうソフィーなのでした。

しかし、やはり抱き締められた時にいつもとは違う違和感を感じました。ハウルの体は熱く苦しそうな息遣いが聞こえてきます。
「ハウル?どうしたの?」
そっと彼の頬に手をあてると、明らかに高い体温が伝わってきました。
「ハウル!?熱があるじゃない!?」
「…昨日から調子が悪くてね…ふらふらするよ…」
そこまで言うと、彼はソフィーを抱き締めたまま崩れ落ちます。
「ハウル!」
ソフィーの叫ぶ声が遠くに聞こえました。
286僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 10:39:44 ID:5lNiJYfH

「ん…う…」
ハウルが目を覚ますと、そこは自分の寝室。もう朝でしょうか。体が重くてひどく熱っぽい上に
頭痛もしています。
室内を見回しても自分以外誰も居ません。体調のせいでしょうか、急に不安感が
押し寄せてきました。思わず泣きそうになってしまいます。するとその時、
コンコン……ガチャッ
「ハウル?」
控えめなノックの後に、彼が今一番傍に居て欲しいと考えていた、愛しい彼女が入って来ました。
「ハウル、調子はどう?大丈夫?」
「…ソフィー!」
思わずソフィーに抱きつきますが、眩暈がしてまた布団に逆戻りです。
それにつられて彼女も一緒に引き倒されてしまいました。

「ちょっと!ハウル」
「……酷いじゃないか」
「??」
「こんなに弱っている僕を一人にしておくなんて…」
「だってあなたとても良く眠っていたから」
「僕が一人で苦しんでるのにソフィーは…僕が一人寂しく死んでもいいんだ…」
こんな弱音は聞き慣れているとはいえ、久しぶりに情けないハウルを見ました。
「まったく…。確かに酷い風邪だけど死んだりはしないわよ」
「ソフィーにとって僕はその程度なんだね…悲しいよ…」
「ハウル!!もういいわ、大人しく寝てなさい」
そう言って怒ったソフィーは出て行ってしまいました。ハウルはため息をついて横になります。
287僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 10:40:33 ID:5lNiJYfH

するとドアの外から聞き慣れた声が聞こえました。
「バカだな、ハウルは」
「……カルシファーか」
ドアをスッと通り抜けてカルシファーが入って来ました。
「あんな事を言ったらソフィーだって怒るぞ。さっきお前が倒れたときの様子見せてやりたいぜ」
カルシファーはあきれたように話します。
「お前が急に倒れて熱はあるし苦しそうだしで、ソフィーは大慌てだったんだ。よっぽどマルクルの方が冷静だったくらいだぜ。
 それであんな事言われたら怒るに決まってるだろ。もうちょっと大人になれって」

カルシファーにまでそんな事を言われたハウルは面白くありません。
「…誰しも体調が悪い時は弱気になるものなんだよ」
「オイラ悪魔だから分からないねー。さて、ハウルは大人しく寝てな。オイラはソフィー特製の
 ホットケーキを食べて来る」
そう言い残してカルシファーも行ってしまいました。また一人部屋に残されます。
「分かってるさ…僕だって…」
一人苦笑いを浮かべ、やがてハウルは眠りの海に沈んでいきました。
288七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 10:41:37 ID:5lNiJYfH

風邪ひきハウル、続きはまた後ほど…
289名無しさん@ピンキー:04/12/05 10:56:22 ID:lPC13MfI
情けないハウルが好きな人(*´д`*)ノシ

やはり皆さんスバラスィ ...ハァハァ
日曜の朝から萌えまくりです。
260ですが、萌えが止まらないので
時間が出来たら半角のほうにでもウプするかもです。
今の原稿が手に付かない程ハウソフィに夢中 _| ̄|○

字書きネ申さんGJすぎです。もうシアワセ。
290名無しさん@ピンキー:04/12/05 13:27:28 ID:J+CUW9YH
うdしょいfjろえp−!!

床を一寸転げまわってきました。
「ハウルは情けなくていいの!」(ソフィー風に)
ヘタレハウル(・∀・)イイ!!おこりんぼさんなソフィー(・∀・)イイ!!
エロも(・∀・)イイ!!けど、日常生活アマアマも(・∀・)イイ!!
はー、もうむはむはですよ。テンション激高ですよ。

>>289
うpしたらぜひこちらにも…w
ハラシマがんがれー。私もピコだけど本作る予定。
年末の大祭行かないのに…(゚∀゚)アヒャ
萌えが発動したときのペンの走りは空恐ろしいものがありますね。
291名無しさん@ピンキー:04/12/05 14:23:49 ID:5lNiJYfH
>>290
自分も萌えるとエロ文の神様が降りてきますだ(*´Д`)
製作も進む進むw
292名無しさん@ピンキー:04/12/05 14:42:47 ID:WR8noLvE
もまいらハウルスペでないのなら
サーチとかで「本出すよ」って報告よろ
何人もの同士が探しに逝くから忘れないように
293 ◆USN91Phwus :04/12/05 16:28:45 ID:NYFC4fuK
書いてるのはいいんですがこいつらエロに突入してくれません・・・エロ神が逃げて行った様子。
続きは気長にお待ち下さい・・・_| ̄|○
294名無しさん@ピンキー:04/12/05 16:54:57 ID:tpsRnRNr
神の降臨を祈りマース。
295七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 17:08:58 ID:BUL0pWE5
>>USN91Phwus氏
ガンガレ!自分も今回は苦労してます(;´Д`) 前回は調子良かったんですが(汗

では風邪引きハウルの続きを、また途中までですが行きます!
296僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 17:10:04 ID:BUL0pWE5


「ハウル…きて…」


「…………はっ!」
あれからどれくらいたったのでしょうか、ようやくハウルは目を覚ましました。
「ゆ、夢か…」
ハウルは頭を抱えます。彼は可愛いソフィーといたしている夢を見ていたのです。
夢の中のソフィーはいつもより素直で大胆でしたが、イイトコロで目が覚めてしまいました。
「あんな夢を見るなんて…」
夢のせいか、下半身もしっかり反応しています。彼はそんな自分にため息をつきました。
ですが彼女に一週間も触れていなかったので、仕方がないとも言えるのです。

ハウルはゆっくり起き上がってみると、前のように激しい眩暈もしませんでした。
熱もだいぶさがったようです。
窓の外に目をやると、夜空に星が輝いていました。どうやら夜までずっと眠っていたようです。
297僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 17:10:47 ID:BUL0pWE5

コンコン……ガチャッ
「ハウル?」
また控えめなノックの後に、今度は夜着姿のソフィーが入って来ました。
「やあ、ソフィー」
「もう起きて上がって大丈夫なの?ふらふらしない?」
そう言って心配そうにハウルの額に手をあてます。
「ひどい眩暈はないよ。少しだるいけど…」
「熱も下がったみたいね。良かった…」
ソフィーは、ほっとした顔を見せました。
「ごめんなさい…怒って部屋から出て行ったりして…」
「カルシファーに聞いたよ。ひどく心配してくれてたんだって?基本的に弱った僕はダメ人間
 だからね。ソフィーが怒っても仕方ないよ」
「うん…でも、あれから何回も様子を見に来たんだけど、あなたずっと眠りっぱなしだったから…。
 少し前に来た時とか、あなたすごく嬉しそうな寝顔だったのよ?何かいい夢でも見ていたの?」
さすがのハウルもまさか『君としている夢だよ』とは言えず
「…よく覚えてないけど、いい夢だったような気がする…」
と答えました。

「汗たくさんかいたでしょ?背中拭いてあげる。そのあと着替えましょうね」
そう言ってソフィーは部屋を出て行きました。
ハウルはふと考え一人で焦りました。
(今の状態じゃあぶない!誤解をまねく!)
さっきの夢のせいでまだしっかり反応したままです。
298僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 17:12:21 ID:BUL0pWE5

そうこうしているうちに、お湯を入れた洗面器とタオルを持ったソフィーが戻って来ました。
「背中拭いてあげるから寝間着を脱いでむこう向いて」
とりあえずハウルは言われるままに背中を向けて下着一枚になります。そこはうまく隠しつつ。
ソフィーは背中だけでなく、後ろから腕や胸も丁寧に拭いてくれます。やがて、
「脚も拭いてあげるから前向いて」
「えっと…それは…」
「?どうしたの?それとも自分で拭く?」
ハウルは一瞬焦りましたが、すぐ考え直しました。せっかくなのでちゃんと 全 部 拭いてもらおうと。

ソフィーは彼を前向きにさせると足首の方から丁寧に拭いてくれます。だんだんと膝、太腿に上がっていき…
ふと一点を見て固まってしまいました。しかしすぐに真っ赤になって視線を外します。
「ハ、ハウル…!」
「どうしたの?汗拭いてくれるんでしょ?」
少し意地の悪い微笑を浮かべて彼は言います。
「……あなたって最低!」
いよいよ恥ずかしくなったソフィーは怒ってそっぽを向いてしまいました。
「ソ、ソフィー…」
本気で怒らせてしまいそうだと焦ったハウルは、
「僕さっき夢を見て…。その…ソフィーとしてる夢を。夢でソフィーがあんまり可愛かった
 ものだから…起きてもこんな感じで…」
さっき浮かべた意地悪い微笑はどこへやら。彼はしどろもどろになりながら正直に話します。
299名無しさん@ピンキー:04/12/05 17:12:31 ID:tCfVlGdD
>>293
エロなくても全然オケですよ!
それはそれで萌えます。
300僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 17:13:43 ID:BUL0pWE5

「……ばか」
ソフィーはまだ真っ赤な顔をしていましたが、もう怒ってはいないようでした。
ハウルは優しくゆっくりとソフィーを抱き締め、耳元で囁きます。
「一週間も会えなかったんだ…大好きなソフィーに触れたくてたまらなかったんだよ…」
それはソフィーも同じでした。恥ずかしくて絶対口には出せませんが、この一週間ハウルに
触れてもらうのを心待ちにしていたのです。

「こっち…おいで」
ソフィーはハウルに言われるままにベッドに上がります。二人で横になると彼はソフィーの唇や
首筋に何度も口付けました。そしてそれは段々深くなっていき、舌も絡めます。
ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…
久しぶりに触れるハウルの体は風邪のせいか熱くて、彼の熱い舌が絡まるとソフィーの意識も
熱くなってとろけてしまいそうになります。

ハウルはキスをしながら胸を揉みほぐし、その後には紅く立ち上がった頂点を口の中で
舐め転がして、反対側は指でつまんで刺激を与えます。
ちゅっ…ちゅく…
ソフィーは胸を彼の熱い口に含まれて、いつもより感じてしまいました。
「はっん…ハウル…熱いっ…あっ!」
301七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 17:16:22 ID:BUL0pWE5

何とも言えない間ですが、続きはまた後ほど・・・。アアン!ごめんなさいごめんなさい(;´Д`)
302名無しさん@ピンキー:04/12/05 17:25:30 ID:tJyyGDrs
(*´д`)ハァハァ
303七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 18:40:30 ID:5lNiJYfH

微妙に間があきました(汗
風邪ハウル編最終投下です!
304僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 18:41:40 ID:5lNiJYfH

ハウルは次の行動に移ろうとして体を起こしますが、さっき長く起き上がっていたためか、
今回はふらふらします。
「……ごめんソフィー…起きるとふらつくんだ…」
「………うん…わかった」
するとソフィーが起き上がり、ハウルの上に覆い被さるような体勢になりました。
やはり彼女の顔は真っ赤になっています。
「……これでいい?」
「うん、ありがとう僕の可愛いソフィー…」
彼はまた熱い口付けをしながら、指をソフィーの秘部に滑らせます。そこはすでに滴るほどに
濡れていて、指もするりと中に招き入れられました。中を指でかき回し、親指で少し上の
蕾をはじくとそれに合わせてびくびくとソフィーの体が跳ねます。

「ソフィー……いいかな?」
「……うん…どうすれば…いいの?」
ハウルはソフィーを上に乗せ、硬くなったそれに彼女の手を導きます。ソフィーはそのまま
それをそっと掴んで腰を落とし、濡れそぼった自分の中へと招き入れます。
初め抵抗を感じたそれは、やがてスムーズに奥まで入り込みました。
「あ…んっ!」
自重でいつもより深く入り込む彼は普段より熱くて、そこから融けてしまいそうです。
「ハ…ウル…」
「気持ちいいよソフィー…。そのまま動いて…君の好きなように動いていいんだよ」
「好きなようにって……」
彼の上になど乗った事が無かったソフィーは戸惑いました。
「君が気持ちいいように動けばいいんだ…」
そう促されて、腰を少し前後に動かしてみました。
「…あっ!ああっ…んっ」
するといつもとは違う快感がうまれます。今度は上下に動かしてみました。また違ったトコロに
あたります。
305僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 18:45:03 ID:5lNiJYfH

「あっ…ふぅっ…気持ち…いい…」
ソフィーは思わず声に出してしまいました。
「もっと動いて…ソフィー」
彼に言われるままに腰を動かすと、それは無意識のうちに激しくなっていき、
くちゅ…くちゅ…ずちゅっ…
二人の結合部から漏れる水音もいやらしく響きます。
やがて快感のため動きが緩慢になったソフィーに物足りなくなったのか、ハウルは自身で
腰を下から突き上げ、せめたてました。彼のそれは、さらに奥まで届きます。
「んっ!んっ!あっ…ふぁっ…あん!」
感じているソフィーの中は、柔らかくきつくハウルを咥えこみ締め付けました。
ず…ずちゅっ…ぐちゅ…
音もさらに重く淫らに響きます。
306僕と彼女の熱 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 18:45:58 ID:5lNiJYfH

暫くして、腰をくねらせていたソフィーに絶頂が訪れました。
「んんっ!あっ…あっ…はぅ…ああっ!!」
きゅうっときつく締め付ける彼女の中を感じながら、ハウルはさらに腰を動かします。
「はっ…あ……」
「くっ…うっ!ソフィー…」
高みへ昇って脱力するソフィーに腰を打ちつけ、少し遅れてハウルも果てました。
その後、彼はまだ自分の上でぐったりしているソフィーに囁きます。
「ありがとう。愛してるよ…ソフィー」
ハウルの嬉しそうな顔を見ると、恥ずかしくも頑張ったかいがあったと、
自分も嬉しいソフィーなのでした。

それから少し熱の上がったハウルは、ソフィーに 全 部 拭いてもらったそうな。



後日、予想通り風邪のうつったソフィーに、ハウルがどんな看病をしたか…というのはまた別の話。




END
307七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/05 18:50:08 ID:5lNiJYfH

以上、風邪ひきハウル編でした…。
途中ブツ切りで正直スマンカッタ(;´Д`)

拙作を読んでくれた方々に感謝!

それと…誰かエロ絵を描いてくださるネ申はいらっしゃらぬか!?
見てみたいのですだ!
308名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:22:24 ID:61/ZSPSm
ぬおおおおおーGJ!GJ!ハァハァ
風邪引きイイ!
309名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:31:35 ID:tkSUee9Y
七面鳥さん乙です!
弱ハウル萌え…ハァハァ
310名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:41:18 ID:ufnWOBAv
いやあぁぁGJ!
騎乗位、ソフィーが騎乗位ですってよ!
しかも結局全部綺麗に拭いてもらいましたてw
ソフィーは優しすぎるよ。ハウル幸せ者すぎるよ。
ごちそうさまでした。(;´Д`)ハァハァ
311名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:13:26 ID:QHYkyBIV
七面鳥さんは相変わらずGJだ。エロい〜。サイコーですよ。むふー

長い上にエロまで辿り着けてなくて途中なカンジなんだが
投下してもいいかな、それとも全部書き終わってから
一気に長いの投下したほうがスレ的には親切?
312名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:23:13 ID:tCfVlGdD
>>311
どちらでも嬉しいです!
読ましてもらってる身分なので・・・。
313名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:24:36 ID:BUL0pWE5
>>311
どうなんでしょう?自分はぶつ切りだったりいっぺんにだったり(汗
みなさんそれぞれなんで、書く人のやりかた次第じゃないですかね?
一気になら読む人はスッキリかも?
314311:04/12/05 21:34:37 ID:QHYkyBIV
それではお言葉に甘えて途中まで

Interlude@
隣国の王子だったというカブが荒地の果てに消えていき、
ソフィの手のひらにはカルシファーが戻ってきた。
戦争が終わった訳ではないが、少しずつ収束に向かうであろう。
確信ではないが、ソフィにはそんな予感がしていた。

「さて、諸君。眠いだろうが、もう少し頑張ってくれ」
いつになく明るい口調のハウルに彼の家族達は顔を上げた。
熱い風呂でも浴びてベッドに飛び込みたい気分だが、
肝心の城は壊れてしまっている。部屋もあの爆撃ではどうなっているか。
「カルシファー、手伝ってくれ」
「え〜、ヤダよ〜。おいらもうクタクタだよ。明日でもいいじゃないか〜」
「聞いた話によるとカルシファー、今晩は雨が降るらしい」
ソフィの手のひらで悪態を吐くカルシファーをハウルが微笑みながら覗き込む。
契約は破棄されたというのに長年の主従関係はそう簡単に切れないものなのか、
カルシファーはソフィの手のひらを離れ、ハウルの周りをくるくると飛んだ。
「ちぇッ、ちぇッ、何だよ!みんなして俺をこき使って!俺は悪魔様だぞ」
315名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:36:55 ID:QHYkyBIV
InterludeA
聞き覚えのある蒸気音が耳に届いたのは、夕刻近くなってから。
城の形は少しばかり変わっていたが、相変わらずのガラクタの寄せ集め。
ただ驚いたのはプロペラで空に浮かび上がっている事と
新緑に包まれた広いテラスが城の後方を占めている事。
「家族も増えたし、みんなでくつろげる場所がいるかなぁーと思って」
そういったハウルの顔は少し得意げだ。
真っ先に城の中に飛び込んだのはマルクルだった。
「わぁ!引越しした時とおんなじだ!」
マルクルの声につられてソフィも城の中に入る。そして感嘆の声を漏らした。
割れたガラスもキッチンのタイルも部屋の間取りも何一つすっかり元通りになっている。
中庭に突き刺さった大きな爆弾も跡形もなく消えていて、
それどころか元・帽子店、現・花屋が面する通りも大きな残骸は全て取り除かれていた。
「ホントに元通り。あの空襲が嘘みたい。ありがとう、ハウル!」
満面の笑みで振り返ったソフィをハウルは柔らかな笑顔で受け止めた。
「実は城の中は少しいじってあるんだ」
ソフィは首を傾げた。見た所、城の中で変わった所は一つもない。
当ててごらん、と言われても見当もつかない。
「案内するよ、おいで」
316名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:39:28 ID:QHYkyBIV
InterludeB
いつものハウルの口調のようでいて、それなのに感じる僅かな変化にソフィの胸が鳴った。
囁きかける甘い声は、それだけで何か特別な魔法のように感じた。
いつもとは違う締め付けられるような胸の痛みに
変わっていく何かに対する不安と期待が混ざって、夢でも見ているかのような気分になる。
促されるままにハウルの腕を取り、二人で二階へ上った。
階段を上りきった一番奥の部屋、そこはハウルの部屋だ。
「どうぞ」
ハウルは扉を開き、ソフィを部屋の中に招き入れた。
「まぁ!」
ソフィが驚いたのも無理はない。あの仰々しい呪いの道具は形を潜め、
その代わりに現れた広いスペースには座り心地の良さそうなソファと小さなテーブルが置かれていた。
ところどころガラクタのような物はあるものの、以前のような雑然さはなく、
落ち着いた空気が部屋中に満ちているのが判った。
「部屋を片付けたのね!偉いわ、ハウル」
「いや、そうじゃなくて、ソフィ」
317名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:41:04 ID:QHYkyBIV
InterludeC
ハウルはそういうと、やけに改まってコホンと一つ咳払いをした。
「ソフィが寛げる部屋にしたかったんだ。今日からここは僕とソフィの部屋になるから」
「え?」
聞き返す間もなく、ソフィは背後からハウルに抱きしめられた。
とくん、とくん、と小さな心臓の鼓動を感じる。それが自分の心臓の音なのか、
それともハウルの心臓の音なのか、ソフィには判らない。
「考えたんだけど、僕達末永く一緒に暮らすべきじゃないかな」
ハウルの声が僅かに震えてかすれた事にソフィは気がつかない。
二人の鼓動が同じように脈打ち、高鳴っている事にも。
声を出す事もままならず、ソフィはただ頷く事しか出来なかった。

「ありがとう、ソフィ。僕の心臓は君だけの物だ」

318名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:43:41 ID:QHYkyBIV
InterludeD
「と、言うわけで諸君。これからソフィと僕は一緒の部屋で寝るから」
などと言う爆弾発言をハウルがかましたのは夕食が終わってみんなでお茶を飲んでいる時。
元・荒地の魔女はほっほと笑い、カルシファーがごぅっと凄まじい音で燃え上がる。
お茶を飲んでいたソフィは思わずお茶を噴出し、ヒンが忙しくテーブルの下を走り回る。
「じゃあ、ソフィが使ってた部屋はどうなるんですか?」
唯一、事の次第をイマイチ理解できていないマルクルだけが的外れな事を聞いている。
「あそこの部屋は家事室にするよ。アイロン台ももっと大きいのを置いてさ」
「え〜、ハウルさんばっかりずるい。僕だってソフィと一緒に寝たいのに」
「あはは。マルクルには無理だよ」
「何が無理なんですか?そうだ、僕も一緒にハウルさんの部屋で寝ても良いですか?」
「ははは。それはいくら弟子でも野暮だよ、マルクル」
「お前露骨過ぎだぞ!ちょっとは考えろ!」
咽るソフィの背後でカルシファーの援護射撃が入った。
それでもハウルは一向に気にする様子も、まして悪びれる様子もなく続ける。
「さて。今日はみんなも疲れているだろう?まだ早い時間だが今夜は早いところ眠ろう!」
「待て、ハウル!!」
「あ、カルシファー。風呂にお湯を送ってくれ」
「しかもまたかよ!いったい今日何度目だと思ってるんだ!」
319名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:45:37 ID:QHYkyBIV
InterludeE
やたらとテンションの高いハウルにせつかれるように、
一同はのろのろとテーブルを立ちそれぞれのベッドへと向かった。
後片付けに残ったソフィを一人残して。洗い物をする手つきがいつになく気忙しく
荒々しいものになっていたのは言うまでもない。
「何であの人ってああなの?!もう、ほんとに信じられないッ!!」
それでも洗い物をするうちに少しずつ気持ちが落ち着いてくると、
怒りも徐々に収まっていき、その代わりにハウルへの甘酸っぱい気持ちと、
今夜行われるであろう儀式への熱っぽい感情が沸き起こってくる。恐れもある。
そういえばお茶の時間になる前までは妙に意識をして、まともに話す事も出来なかった。
怒り続けていれば少しは楽でいられたのだろうか?ハウルはそれを知っていたのだろうか?
「まさかね…」
「ソフィ」
一人っきりだと思っていたのに唐突に声をかけられてソフィは慌てて声の主を探した。
彼は階段からダイニングを覗き込むようにしてソフィを見つめていた。
その視線があまりにも甘く、ソフィには切なすぎて、思わず視線をそらす。
「まだお風呂に入ってなかったの?」
「うん。ソフィに言っておきたい事があって」
背中越しにも彼が優しい眼差しでこちらを見ているのがはっきりと判る。
慈しむような暖かい、これも彼に心臓が戻った証なのか、見られていると感じるだけで
どうしようもない恥ずかしさが込み上げてきたが、ソフィはなんでもない風を必死に装った。
「なぁに?ハウル」
「昨日の今日で疲れていると思うけど、絶対に今夜は眠らせないから」
即座にソフィの手にしていた包丁が空を切り、階段の手すりに見事突き刺さったが、
ハウルの姿はそこにはもうなかった。
「アー!!もう、今のなしっ!絶対にただのスケベよ、ハウルなんて!」
320名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:46:49 ID:QHYkyBIV
InterludeF
部屋の前で立ち尽くしてもうどのくらい経つだろう。
ハウルはまだ風呂にいる。中には誰もいないと判っているのに、
ソフィはドアノブを回す事さえためらっていた。
ようやく意を決して中に入ったは良いが、入ってすぐ目の前にベッドが飛び込んできて
否応なく意識されるその行為に思わずたじろぎ、部屋に入った事を後悔した。
とりあえずベッドから一番離れた場所にあるソファに座ったが、どうも落ち着かない。
今度はいつ開かれるとも知れないドアが気になる。ソフィは慌ててドアに背を向けて座った。

落ち着け、落ち着くのよ、ソフィ。慌てるとろくな事ないわ。相手はハウルじゃない。

世間擦れしていないソフィとはいえ、結婚した男女が何をするか判らないほどカマトトでもない。
だからこそ恥ずかしいし、怖い。体験していない者には想像を絶する痛みだと言うし、
肉付きが良いとはいえない自分の身体もハウルをがっかりさせるだけかもしれない。
考えても仕方がない事だと心のどこかで判ってはいても、待つ時間が長いほど考えずにはいられない。
風呂場で呑気に鼻歌を歌っていたハウルを今ほど恨めしく思う事もないだろう。
だからようやく部屋の扉が開かれる音を聞いた時には、安堵すら覚えた。
321名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:49:27 ID:QHYkyBIV
InterludeG
「あー、良いお湯だった。あれ?ソフィ、そんなところで何してるの?先に寝てて良かったのに」
今夜一生の伴侶になろうという男は、一生涯の妻になろうとしている娘に呑気に問いかけた。
散々待たされてさすがのソフィも苛立ったのか、ついかっとなって振り返りざまに叫んだ。
「だってハウルが今夜は眠らせないなんていうから!」
続きを言おうとして、彼の格好に目が釘付けになった。
ハウルはいつだったかのように腰に大きなタオル一枚を巻きつけて、
もう一枚のタオルで髪をごしごしと拭きながら不思議そうにこちらを見ていた。
以前にも見た事はあったが、あの時は意識しないようにしていた。老婆だった所為もあるだろう。
だけど今度ばかりは違う。均整の取れた身体つきに自分とは違う性差を思い知らされ、
そして生々しい予感にソフィは反射的に視線を逸らす。身体中の熱が全て顔に集まっていた。
「そんな事言われたら、眠れないじゃない…」
「うん。そうだね。ソフィがぐっすり眠っていたらそれを起こして無理やりになんて出来ない。
だから言っておいたんだ。眠ってしまわないように。ごめんね、ソフィ」
髪の毛を拭いていたタオルを椅子の背もたれに放り投げてかけ、
ハウルは緩慢な動作でベッドに腰を下ろすと自分の隣をぽんぽんと叩いた。
「ソフィ、こっちに来て。そんな所じゃ話も出来ない。ね?」

一応途中まで投下終了。最後まで終わったらまた投下しにきます〜。
322名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:51:05 ID:tpsRnRNr
ももももももも、萌えーーー!

続き、待ってますよー
323名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:59:21 ID:61/ZSPSm
いちゃいちゃぶりに既に萌え死にそうですハァハァ!
「「部屋を片付けたのね!」に激しく笑かしてもらいましたw
注目する点はそこなのかソフィー!!
324名無しさん@ピンキー:04/12/05 22:01:53 ID:XELo7VzO
さ、さいこう…(*´Д`)
もうドキドキが止まらないYO!!
325名無しさん@ピンキー:04/12/05 22:11:41 ID:BUL0pWE5
>>321
たまらんーー!!めっちゃ萌えぇぇぇ!(*´Д`)ハァハァ
続きが読みたかぁー!
326名無しさん@ピンキー:04/12/05 22:13:56 ID:YiKYRmZP
ハァハァ最高です。
露骨なハウルの発言とお笑い芸人のつっこみのようなカルに禿ワラでした。
続き待ってます!
327名無しさん@ピンキー:04/12/05 22:24:28 ID:n1OcPdEM
>>311

”末永く一緒に暮らすべき”キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
続き待ってますハァハァ
328311:04/12/05 22:35:53 ID:QHYkyBIV
気に入ってもらえて良かった。続きはなるべく長くならんようにしますです。
そして次こそはエロ頑張るよ。
329名無しさん@ピンキー:04/12/05 23:13:14 ID:BUL0pWE5
>>311
長いのも読み応えがあって イイ!(・∀・)
330名無しさん@ピンキー:04/12/05 23:52:01 ID:UUGs6uCp
どれもこれも読み終えるのが勿体無いものばかり
ここは宝島ですか
331名無しさん@ピンキー:04/12/06 00:33:09 ID:cQsYk+Jt
毎夜、チェックしに来てますよ、このスレ!!イイ!(・∀・)
萌え死にさせていただいております!
自分絵描きなので挿絵描いてみたいんですが。
エロはあんまし描いたことないけど…
332名無しさん@ピンキー:04/12/06 00:35:11 ID:Hy8k8DD0
>>330
多分宝島です…(*´Д`)
333名無しさん@ピンキー:04/12/06 01:11:24 ID:+SXfjoR0
>>330 
禿げしく宝島です。
全ログ個人保存させて貰ってます。神々に多謝。
334名無しさん@ピンキー:04/12/06 02:10:10 ID:eujFnOj2
>>331
是非描いてください!!
335映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 03:58:05 ID:nq7gdfXB
こんな夜中・・って言うかもう明け方ですが投下〜(゚∀゚)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>276続き
腰に手を当ててソフィーは続けます。
「今日のお昼、部屋の片付けしてたのよ。あれからバタバタしててまともに部屋の掃除出来てなかったから・・・
 それで、ハウルがこの家に最初に引っ越してきた時に買ってくれたって言う服をやっと出したのよ!そしたら!」
「あぁ、服が気に入らなかったかい?そんな趣味悪いのかってきt」
「服はよかったのよ、服は!」
ハウルの声を途中でさえぎって、ソフィーはまだまくしたてます。
「何で、あんなのを買ってきたのか、それがわかんないの!だって、あの時私はおばあちゃんだったのよ!?
 しかも90歳のおばあちゃん!よぼよぼの皺々の!それなのに、こんなのまで買って!趣味悪いわよ!」
言いながら、あの小さな袋に入っていたモノを広げます。
それは、可愛らしいレースをふんだんに使った薄青のベビードール。
レースが一杯なせいで、持っているソフィーの服が透けて見えてしまいます。
「ソフィー、何か怒る論点がズレてないかい?」
「なによ!おばあちゃんにこういうモノ買って来るような、度を越えたスケベな人にアレコレ言われたくないわ!」
「いや、そうじゃなくて・・・僕にはソフィーが可愛い女の子に見えたから買って来たんだけどなぁ」
「どうやったらあの時のあたしがそう見えるって・・・んーーっ」
また大きな声をあげようとしたソフィーの口を、ハウルは自分の口で塞いで声を閉じ込めてしまいました。
「む・・・・ん・・・・・ん・・・ふ・・・・・・」
それでも、手はハウルの胸をドンドンと叩いて抗議を続けます。が、だんだんと力が弱くなって行きました。
「んっ・・・ふ・・」
口を離すと、『ぷはっ』と大きく息をついて、真っ赤な顔でハウルを睨みます。
「キスで誤魔化すつもり?」
「いや、そうじゃないけど。ソフィー、僕が優秀な魔法使いだって知ってるよね?」
「えぇ、それは当然知ってるわよ」
「そんな僕が、ソフィーの呪いに気付かなかったと思うのかい?」
ニッコリと微笑まれ、言葉に詰まるソフィー。
336映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 03:58:35 ID:nq7gdfXB
「だ・・だったら、呪い解いてくれれば良かったじゃない・・・」
「何しろ複雑な呪いだったからね、僕もどうしたらいいかわからなかったんだよ」
ちゅ、と額にキスを落としてまた一言。
「それに、君は気付いてないだろうけど時々本当の姿に戻っていたりしたんだよ、綺麗な君にね、僕の奥さん」
そう言われ、少し考えてみると・・・確かに、サリマンの所に行った時のあの人の言葉や、他にも何度か思い当たる節があります。
「そ・・・そうだったのね・・・ごめんなさい、趣味悪いとか言っちゃって・・・・」
真っ赤になって俯くソフィー。
その顎を指先でとらえ、上を向かせるとそのまま唇にキスを落とします。
「大丈夫だよ、ソフィーがちょっと口が悪いのはもう分かってる事だしね」
「でも、あたし言い過ぎちゃったわ、本当にごめんなさいハウル・・・」
目に涙を溜めて哀しそうに見つめる自分が愛する少女を見て、悪い気分になる人がいるでしょうか。
「気にしないで僕のソフィー。ほら、よく言うだろう?喧嘩する程仲がいいって。喧嘩になってないけど、僕らが仲がいい証拠だよ」
「そういう問題じゃないわハウル・・・ごめんなさい、あたしどうしたら・・・」
涙の溜まった睫毛を伏せ、哀しそうな彼女を見ているうちに、ハウルの中に悪戯な感情が沸き起こってきました。

「じゃあ、僕のお願い聞いてくれる?」
「えぇ、出来る事なら聞くわ、何?」
ホッとした顔で言うソフィーに、悪戯っぽく微笑むと指で何かを指します。
「?」
不思議そうな顔で、その指の先を見たソフィーの顔が強張りました。
337映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 03:59:18 ID:nq7gdfXB
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウル」
「うん、なんだいソフィー」
「前言撤回よ!あなた、やっぱりスケベだわっ!!」
ハウルが指差した先には、勢いでソフィーがまた布団の上に投げたあのベビードール。
「僕はソフィーに似合うと思って買って来たんだよ?それを着て欲しいだけって・・・痛い、痛いってばソフィー!」
言いかけたハウルをポカポカとグーで叩くソフィー。
「あんな薄物、恥ずかしくて着れないわよバカッ!」
えー、と口をとがらせて不満そうなハウルです。
「だって、どうせ僕しか見ないのに恥ずかしいも何もないだろ?それとも、他に何かしてくれるの?」
そう言われると『お願いを聞いて』という一言に『聞く』と答えた自分が悪い気がしてくるから不思議です。

10分ばかり悩んで、ソフィーは着る事に承諾しました。
着る間、恥ずかしいからとハウルは締め出しを食らいます。
扉に背中を預けていると、中から衣擦れの音が聞こえて・・・・・
「ハウル〜、鼻の下伸びてるぜー」
カルシファーにいきなり話しかけられて驚きました。
「カルシファー、何でお前こんなトコにいるんだよ!」
「みんな寝た後の定期見回りさ〜、ソフィー達が安心して暮らせるように不審者が潜り込まないかねってさ〜」
「何言ってるんだ、僕たち2人で作っている結界がそうそう容易く破れると思ってるのか?この出刃亀悪魔が」
あはは、と浮遊しながら笑うカルシファーのおデコを弾くと、バランスを崩したカルシファーが文句をブツブツ言いながら去って行きました。
「全く、油断も隙もあったモンじゃない」
その後ろ姿を見送って、ソフィーの気配に耳をこらします。
衣擦れの音はもう消えていて、しばらくしてからドアが細く開きました。
338映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 03:59:41 ID:nq7gdfXB
すき間に身を滑り込ませ、いつものように施錠の術をかけた後、カルシファーが潜り込まないように結界を更に張ります。
「ごめんよソフィー、お待たせ!」
明るく言って後ろを振り返ると、そこには頬を染めて恥ずかしそうに俯くソフィーの姿。
白い肌が、薄青のレースの下から透けて見えて、更に綺麗肌に見えます。
レースが品良く散りばめられ、大事な部分はちゃんと見えないようになっているので、余計に色々と想像してしまいます。
「綺麗だ・・・・想像以上に似合ってるよ、ソフィー」
思わず口から漏れる一言に、ソフィーの肩がピクリと震えました。
「恥ずかしいから灯りもう消すわハウル」
言いながら手を伸ばし、返事を待たずに灯りを消してしまいました。

窓から入る星明りのせいで余計、扇情的に肌が白く浮かび上がります。
もう、我慢がきかなくなったハウルは何も言わずソフィーを抱きしめました。
「ハウルってばもうっ」
「だって、予想以上に似合ってる君が悪いんだ、今のでまた君を倍以上好きになっちゃったじゃないか!」
頬や額や口や肩口にキスを落としながら抱きしめる手を滑らせて、絹のレースの質感とソフィーの絹のような肌の質感を比べて楽しみます。
レースの上から胸をさわると、ソフィーの口から甘い声がすぐに漏れました。
「ソフィー、もしかしていつもより感じちゃってるのかい?」
「んっ・・・やだ、恥ずかしい事言わないでよハウル・・・」
そう言うものの、否定はしないソフィーの声。暗くて顔が見えないのをいい事に、ハウルはにやけます。
「うん、買って正解だったかな、僕としては」
「え?・・・きゃっ」
言葉の真意を聞こうとしたソフィーは、胸をレース越しに触られただけで走る不思議な感覚に可愛い悲鳴をあげました。
339映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 04:00:04 ID:nq7gdfXB
ハウルの手は、胸だけでなく腰も触ります。ですが、触るときは直接ではなくレース越しにです。
いつもは直接肌に触れるのに、間に布が1枚入るだけで全く感覚が違うのです。
「は・・・・ハウ・・・・んっ・・・あ、ダメ・・・・・んっ・・・・」
立ったままで、もう崩れそうなソフィーの足の震えに気付いたハウルはベッドに腰かけました。
「ねぇソフィー、僕の肩に手を置いて。そう、いい子だ」
手を置いただけではもう体を支えきれない様子のソフィーを見て、ハウルはにんまりと笑います。
まさか、ベビードール越しに触れるだけでこんなに敏感になるなんて。もっと早く着せれば良かったと、心底思いました。
「立ってるの、辛いかい?」
もう、ほとんど上半身を自分に預けているソフィーの耳元で囁くと、ソフィーが小さく頷きます。
「だったら、僕の足をまたいで僕に座っちゃいなよ」
「ん・・・でも重い・・わ・・・んっ、やんっ!」
躊躇うソフィーの腰をそっと撫でると、また体が震えて足から力が抜けて行きます。
「大丈夫、ソフィーは充分軽いんだから、ほらまたいで、そう、そのまま腰をおろしてごらん」
言われるまま、ぼんやりする頭で腰を下ろしたソフィーはふと気付きました。
ハウル自身が硬く、熱くなって自分に当たっているのです。
思わずそれから離れようと身をよじると。
「僕も、もういい加減我慢してるの辛いんだ・・・ねぇ、ソフィー」
また耳元で囁かれ、背中に電撃が走ります。
340映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 04:00:30 ID:nq7gdfXB
「みみやだぁ・・・はうる・・・」
「嫌かい?」
クス、と笑って軽く耳朶を齧ると、ソフィーが小さな声でうめきました。
ハウルのズボンの布を通り越して、足に直接感じるくらい、彼女の蜜が垂れています。
「ねぇ、ソフィーが言ってくれれば僕もソフィーも一緒に気持ち良くなれるんだよ・・・」
優しく言いながら、人差し指で背中をなぞると、その指の動きに合わせてソフィーの背中がしなります。
「んっ・・!ハウル、いじわる・・やめ・・ん・・・あ・・・・」
ハウルの指が動くたび、体が自然と動いてしまい、結果的にハウルの足に自分自身がこすられ、また体が動いてしまい。
悪循環にソフィーは泣きそうになりました。
「うん、ゴメンね。じゃあ、ちょっとだけ腰を浮かせてくれるかい?」
ほとんど力の入らない体に力を込めて腰を浮かせると、ハウルが器用にズボンと下着を下ろします。
「困ったな、この体勢だし・・・自分で挿れられるかい?ソフィー」
「え」
一瞬、躊躇するソフィーですが、この態勢ではそうするしかありません。
恐る恐る腰を下ろして行きます。

ハウルの先端が、自分の入り口に当たる感覚に、一瞬体が強張りましたが、そのまま体重をかけて一気に挿れました。
「あぁっ!」
いつもよりも、深く入るような感覚です。
まるで、お腹の一番奥まで入ったかのような感覚に、背中を反らせ、硬直してしまいました。
「動かすよ」
「え、まっt・・・んっ!あ、あぁっ!やっ、あんっ!」
ハウルが腰を持って、急に体を動かし始めました。
中に入ったばかりだと言うのに、2人の間からは淫水の音が響きます。
その音が、余計に2人に火をつけました。
「だめ、ハウルだめっ・・・ふぁ・・・あ、ゃっ・・・んっ」
いつもよりも奥をかき回され、ソフィーは狂ってしまうかと思う程感じてしまいます。
「ソ・・ソフィー・・・ごめん、今日は何だか・・・んっ、僕もう・・・」
「んっ・・・あっ、だいじょ・・ぶ・・・んっ!やっ!」
いつも以上に早く、ハウルに限界が訪れました。そして、ソフィーにも。
ハウルの熱が自分の中に広がるのを感じながら、彼女も自分の中がそれを絞るように収縮するのを感じます。
341映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 04:02:10 ID:nq7gdfXB
そのまま、2人はベッドに倒れこみ、眠りについてしまいました。

日が昇り、窓から入った光で先に目覚めたのはソフィーです。
起きて、まず自分の格好に気付いて赤くなりました。
着替えようと布団を抜け出し、ふと後ろを見て、更に赤く。
「もう、ハウルってば!」
何しろ、昨晩はあのまま寝たせいで、ハウルは中途半端に脱ぎかけのまま寝ていたんです。
着替える前にその中途半端な状態のズボンを上げようと手をかけた時。
「うーん・・・ソフィ・・?おはよ・・・ん・・・?」
目線の先には太陽の光に照らされるベビードールを着たままのソフィー。
なぜか、自分のズボンを掴んでいて。自分自身は、朝なので生理現象で元気で。
「あ・・・お、おはようハウル。コレね、履かせなきゃって思って・・・って・・・きゃぁっ!」


その日、ハウルは朝からとってもご機嫌で、ソフィーはその逆で機嫌は悪くはないのですが腰が辛そうだったと言います。
そんなソフィーを見て、マルクルは心配がって掃除を手伝い、元・荒地の魔女はニヤニヤ笑い、カルシファーはハウルに非難の目を向け。
ヒンはただ足元をウロウロと走り回るのでした。
342名無しさん@ピンキー:04/12/06 04:03:53 ID:nq7gdfXB
エロの神かむばっく・・・_| ̄|○ 相変わらずヌルくてスミマセン。
コレ書いてて気付いた。どうも日常風景書く方が好きみたいだ自分・・・

映画また見てカルシファー分補給してこようかな・・・
343名無しさん@ピンキー:04/12/06 10:08:05 ID:+SXfjoR0
USN91Phwus氏、早朝から乙彼です!!
朝の生理現象で勃つハウル…相当若者ですね(ニヤリ

騎乗位2連発とは美味しいな、ハウル。
344名無しさん@ピンキー:04/12/06 12:47:13 ID:J0o9HoCc
>>342
いやいや、ヌルくないよ。
シチュとよくマッチしてほどよいエロさですよ。日常生活描写も(・∀・)イイ!!
こういうのがあるからこそ、エロが引き立つってもんですよw

>>343
27歳だったよね。27歳と18歳…9歳差か〜。
そこはかとなく犯罪のかほりがw
345名無しさん@ピンキー:04/12/06 13:18:29 ID:AHYdQ4fr
USN91Phwus氏の方はソフィーが上の座位だと思ったが
346名無しさん@ピンキー:04/12/06 13:19:39 ID:rw3aAvmt
>343
いや、座った状態ですから対面座位・・・騎乗位とはまたちょっと違いますw

萌分補給したい、マルクル分とかヒン分とか。
347名無しさん@ピンキー:04/12/06 13:27:23 ID:DmHWSLBh
対面座位…ハァハァ(* ´Д`)
自分的に一番萌える体位だ。

本当にここは神々の庭ですね!
もうグッジョブすぎて…ハァハァ!!
348名無しさん@ピンキー:04/12/06 14:13:24 ID:eujFnOj2
>>342
GJ!ぜんぜんおっけーっすよ!めっちゃ萌え(*´Д`)

自分もそうですけど、最近ソフィーが上に乗るのがブームですなw
349名無しさん@ピンキー:04/12/06 15:54:02 ID:FGTqvPmb
職人さま方!グジョーブ!!デューン!!
350名無しさん@ピンキー:04/12/06 15:55:34 ID:DppEdfa+
ラピュタはここにあったんですね。
皆さんGJ!!

THE ART OF〜買ったんですが
改めて見るとレティーも可愛いなぁハァハァ(*´д`*)
しかし、お目当てだったハウルの半ケツが‥‥_| ̄|○
351名無しさん@ピンキー:04/12/06 16:03:35 ID:pRAAgZuK
ちと出かけた帰り道に思いついたネタ走り書きしてよいですか?
まとめてから書こうと思ったのですが、どうもまとまりようが無さそうなので・・・('A`)

>343,344,347,348さん達ありがとう('A`)ノシ 精進しまっす。
352名無しさん@ピンキー:04/12/06 16:12:14 ID:J0o9HoCc
>>351
ネタ走り書きでも大丈夫じゃないかな?
もしかしたらそれみて他の職人さんも参戦してくれるかもしれないし。
353映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 16:21:44 ID:pRAAgZuK
>352
どもです('A`)ノ
ネタと言うか映画見てて思ったんですよ。


緑のネバネバ・・・ハウルの分泌液なわけで、って事はハウルの意思で多少性質変わるんじゃないかと。
って事は、ハウルが強く思っちゃったりすると催淫効果出来ちゃったり・・・
またはそこまで行かなくてもローションみたいになっちゃったり・・・・
とか思ってメモ帳に書いてたら案の定長文化してしまいました。
こっちに書いてたら頭の中整理されたぽいのでローションネタで後で投下しますw
誰か催淫効果で書いてくれたりしないかなぁ・・・
354映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 21:13:37 ID:9JLMLjWZ
('A`)ノ ネバネバな2人投下
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その日、ハウルが癇癪を起こしたのはマルクルとヒンのせいでした。
マルクルがまた性懲りもなく怪我をしてソフィーと一緒にお風呂に入り、
マルクルを追って来たヒンまでが、一緒にお風呂に入って体を洗ってもらったからです。

「マルクル、あなたココにいると余計ハウルが機嫌悪くなるわ、後はあたしに任せて部屋に戻ってて」
「アタシも何か手伝うかね?」
「おばあちゃんも部屋戻ってていいわ、大丈夫よ、ありがとう。ヒンはとっととマルクルのところへ行く!」
テキパキと緑のアレを出すハウルの椅子を引きずりながらソフィーはみんなを部屋に戻します。
最近、癇癪を起こしていないだけに余波が広がるのが不安だったからです。

とりあえず暖炉から離して、空ろな目をするハウルを背負います。
「おいおい〜、大丈夫かよソフィー?オイラが魔法で持って行こうか〜?」
「大丈夫よ、カルシファー。おばあちゃんだった頃も持ち上げられたんだから、大丈夫ッ」
言ってる傍から緑のアレに足を取られてよろめきます。
背中のハウルからは緑のねばねばが垂れてきて、服がすっかりベトベトです。
「カルシファー、お風呂に熱いお湯お願いね、ついでにもう蛇口ひねっておいてくれたり出来る?」
「おう、任せとけー!オイラは蝶一流の悪魔、カルシファー様だぞ!」
元気な悪魔の声を背中に、ソフィーは階段を上がりました。
355映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 21:14:19 ID:9JLMLjWZ
お風呂場まで上がるのに、結構時間がかかります。
やっとの思いでドアを開き、カルシファーが本当にひねっておいてくれたお陰でお湯が張られた湯船にハウルを投げ込もうとして・・・
「きゃぁっ!」
足まで垂れていた緑のねばねばに滑って転びました。
「もうっ、ハウルってばこんな状態になっても目を覚まさないなんて!スカートの中までヌルヌルじゃないのっ!洗わなきゃだわっ」
プンプンしながらとりあえずワンピースを脱ぎます。
滑らないように今度は注意しながらハウルを抱え、湯船に入れます。
ですが、湯船のお湯も一瞬で緑のネバネバに変わってしまいました。
「あらやだ!もう、今日は何でそこまで怒るのかしらハウルってば!」
いいながらシャワーを頭から浴びせると、ネバネバが飛び散って下着につきました。
「やだわ、コレまで洗わなきゃ・・・・・・・・・まぁいっか、どうせこんなんじゃシャワー浴びないとなんだし・・・脱いじゃおう」
チラ、とハウルに目をやってもハウルは相変わらず目が空ろです。
着てる物を脱いで籠に入れると、お湯だったネバネバの中に漬かっているハウルの服を脱がせにかかりました。
ですが、水の中で服を脱ごうとしても脱ぐのが大変なように、このネバネバの中では更に大変です。
「ああ、お湯止めて栓抜けばいいんだわ、お馬鹿さんね、ソフィー」
1人ごちながら栓を抜こうと手を伸ばし、栓を探ります。おかげで胸にまで緑のネバネバがまとわりつきました。
「やだわ、何かヌルヌルして気持ち悪い!」
気持ち悪いので落とそうとして手でこすり落とそうとして胸に触ると、ヌルッとした触感が胸と手の両方に走りました。
「ン」
思わず口から零れる可愛い声。
356映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 21:15:07 ID:9JLMLjWZ
ハッ、として口をもう片方の手で抑え、ハウルを見てしまいますが、彼は相変わらず空ろな目です。
でも、今の感覚は何なのでしょう。まるで、夜、彼にされている時のような不思議な感覚でした。
(自分で触ってるはずなのに、何か変な感覚だわ、止めておきましょう)
ネバネバが排水されていくと、ハウルの服を脱がせ、それも籠に放り込みます。
「あの籠も一緒に洗った方がいいかしら?」
ぼやきながらシャワーを勢いよく出してハウルの頭に浴びせました。
浴室の中には熱い湯気がもうもうと立ち込めて行きます。
どうにか、やっと髪の毛からはすっかりネバネバが取れた頃、ハウルの手がピクりと動きました。
「あれ?ソフィー、何で服着てないんだい?」
今まで癇癪を起こして闇の精霊やらまた忌々しいネバネバを出していた事など忘れたかのように、ハウルが問います。
「あなたのせいよ、おバカさん!」
多少ネバネバのついたままの手で、ハウルの鼻をつまんでやると、ハウルがソフィーの体に目をやります。
「僕、またやっちゃったんだね、ソフィーの体にこんなについちゃってる」
確かに、ハウルの方を先にと考えていたせいでソフィーの体はまだネバネバがまとわりついていました。むしろ、全身まみれてます。
「あなたを1人で運んで洗ってたからよ、どんだけ苦労したか!」
頬を膨らませて怒るソフィー。それを、浴槽から手を伸ばして抱きしめると、ヌルッとした感覚がハウルの手を滑らせます。
「あ、あれ?」
もう一度、抱きしめようとして手を回すものの、ネバネバがあるせいでしっかり抱きしめられません。
「ハウル、何してるの?」
どうやら、服がある分には布がある程度吸ってくれるので滑らないようです。
「うん、結構滑るんだね、コレ。ソフィー、一緒に湯船で洗おうよ」
一緒に洗うのなら、多少狭いですが確かに楽かもしれません。
少し迷ってから、ハウルに背中を向けるように湯船に入り、栓がされないように注意しながら座ります。
357映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 21:16:03 ID:9JLMLjWZ
シャワーに手を伸ばして、取ろうとしたらハウルに手を掴まれました。
「ソフィー、でもちょっとだけ・・・少しだけ遊んでみたいんだけど・・・僕・・・」
言いながら、もう片方の手はソフィーの胸を走ります。
いつものように、ハウルの体温高めの手+ヌルヌルした感覚に、ソフィーの体からはすぐに力が抜けました。
「ふぁ・・んっ・・・」
ハウルが手を動かすたびに、ソフィーの口からは可愛い声が漏れてきます。
下の繁みに手を伸ばすと、ネバネバとはまた違うヌルヌル感を感じました。
「やっ・・・ぁ・・・だめぇ・・」
「何がダメなんだい、ソフィー」
わざと息を吹きかけるように、耳元で囁くとソフィーの体がビクビクと震えます。
秘所をそっとなぞるだけなのに、体の震えが止まりません。
指を入れると、ソフィー自身の蜜と、ハウルの緑のネバネバが手伝っていつも以上にすんなりと入りました。
「んぁ、や・・んっ、だ・・ァ・・・んン・・」
指を2本に増やしても、まだ余裕な位にそこは潤い、滑ります。
軽く出し入れをしながら、2本の指を交互に動かすと、それに合わせてソフィーの甘い声が浴室に響き渡っていきます。
「あ、おねがい、お・・んっ・・ハウルぅ・・」
首だけ動かして、涙目のソフィーが呟くと、ハウルは微笑んでソフィーを持ち上げ、自分自身を滑り込ませました。
「あぁっ!」
「くっ」
ソフィーの中は、いつも以上に潤っているせいか、まるで海の中に包まれたかのような感覚。
(万物は海から生まれた、だっけ)などと、ふと思い出しながらも
背中を向けたままのソフィーの首に、キスを落とす。
首だけではなく、肩にも。何度もキスを落とすと紅い跡がついた。
「はう・る・・」
こらえきれない、というような声のソフィーに我に返り、湯船の床にもついているネバネバを利用して腰を動かし始める。
くちゅ、くちゅ、と2人が繋がる場所から音が響き、それに合わせてソフィーの口から甘い声が漏れ。
湯気の中に淫らな音と、淫らな香りが混じっていきます。
358映画版 ◆USN91Phwus :04/12/06 21:16:51 ID:9JLMLjWZ
「ふぁ、あっ、や・・・ン、は・・ふ・・・」
動かすたびに顔の見えないソフィーが奏でる声はまだ余裕を感じるのに、自分の限界は近付いてきている。
悔しくて、腰を支える手を片方前に回すと、ソフィーの声が一瞬途切れた。
「んぁっ!」
前に回した手は、ソフィーの一番敏感な所を摘み上げていて。その瞬間、ソフィーの中がキツく締まり。
「あ、ダメだ!」
情けない声をあげて、ハウルはソフィーの中に自分の精を吐き出した。

それからしばらくして。
2人は黙ったまま一緒に体を流し、浴室を後にして。
ソフィーは階下の自分の部屋へ行こうとして、ふと立ち止まる。
「ソフィー?」
しょんぼりした顔のハウルを見つめるソフィー。
「ハウル、今日は一緒に寝ましょうか」
言った途端、ハウルの顔がパァッと明るくなるのを見て、ソフィーは密かに苦笑した。


その晩、彼女がやっと寝たのは夜が明け始める頃だったと言う。
そして、ハウルは彼女に彼しかつけることの出来ないアクセサリーをつけまくり、ソフィーの顰蹙を買いまくり。
「だって、ハウルってば服で隠せない所にまでつけるんですもの、やってらんないわ!」
「まぁまぁ、愛されてる証拠じゃないかぇ?ホッホッホッ」
「おばあちゃんってば、笑ってる場合じゃないわよ!」
今度はソフィーの癇癪の番だったようだ・・・
359名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:18:04 ID:9JLMLjWZ
('A`)ノシ ネバネバ以上で逃。
360名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:29:50 ID:tP5PnIZK
媚薬ネタ…書きたいっす!(;´Д`)<七
361名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:34:17 ID:9JLMLjWZ
>360 七
書いて下さい(゚∀゚)

媚薬効果で変だと思いつつあんな事やこんな事を自らしちゃうソフィー。
分かっててさせながら『今日のソフィーはHだね』とか言葉いぢりしちゃったりするハウル。
それをコッソリ隙間から見て´`ァ´`ァしてるカルシファー(ぇ
362名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:49:26 ID:roiF5JAL
もう本編のネバネバ見るたびにハァハァしてしまいそうだ…
エロイ、エロ過ぎる!


媚薬も素敵す
363名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:12:03 ID:J0o9HoCc
>>353
ねばねばでるときは、ハウルの精神状態がすごくローになったときだから、
エロイ気分になる余裕もなさそうですが、もしねばねばに催淫効果を加えられるとしたら、
真っ先にやられるのはハウルだよねぇ。ニヤリ

「ふあぁ…っ!ぬるぬるが、か、身体中にい…!あうっ、なが、流れうぅ、ぬる…ぅぽ」

なんつって。
あとは、マルクルが興味を持って、サンプリング。調べるうちに…ってやつかな。

ってマルクル書いてるうちにきてた━━━━(゚∀゚)━━━━!!
アクセサリーつけまくりワロタw
364マルクル自慰ネタ 映画版1:04/12/06 22:15:20 ID:J0o9HoCc
マルクル初自慰ネタ 映画版 苦手な方はスルーよろしくです。

その日僕は、前にハウルさんからこっそりとったハウルさんの緑のねばねばを調べていました。
以前何度か遭遇したハウルさんのアレ。とても興味があったんです。
ねばねばをいじりながら、研究ノートにカリカリと気になった事や気がついた事を書きとめていきます。
「くんくん…においなし。感触は生暖かくてねばねば、っと。味は…。」
僕はそこで少し手を止めました。だって、みるからにまずそうなんですもの。
だけど、ハウルさんみたいなすごい魔法使いになるには、これくらいでへこたれていられません。
本当はすごく嫌だったけど、鼻をつまんで一気に指につけた緑のねばねばをなめました。
「ぺろ…っうげぇ!変なあい(味)みうみう〜(水水〜)!」
苦い!まずい!僕はいそいで袖で舌をぬぐって、テーブルの上に置いてある水差しの水をガブガブ飲みました。
「ぷはー。うう、まだ苦いのが口の中に残ってる。ハウルさんって苦い味だったんだなぁ〜」
そんなことを言いながら、僕はまたねばねばを調べ始めました。
火をつけて燃やしてみたり、薬品につけてみたり…夢中で調べているうちに、僕はある事に気がつきました。
なんだか、おしっこしたくなったんです。
「さっき水を飲んだせいかなぁ?」
そんなことを言いながらトイレに行って用を済ませたんですが…おかしいことに、まだおしっこが出そうな感じなんです。
『出そうな感じ』というのは、いくらおしっこしようとしてもおしっこがでないからなんです。
しかも、朝みたいに…その、大きくなってしまっているんです。
とりあえずおしっこがでないんじゃ、このままトイレにこもっているわけにもいかないので、自室に戻りました。
股間のあたりを見ると、やっぱりまだ大きいままです。
「ど、どうしよう…?」
朝は時間がたてばおさまってくるのに、なぜかおさまる気配がまったくありません。
それどころか、パンツが大事なところとこすれるたびにおしっこがでそうになってしまってぐっとこらえるの繰り返しです。
「おしっこでないのに、なんでだろう?」
僕は大事なところをぎゅっと押さえました。
365マルクル自慰ネタ 映画版2:04/12/06 22:16:17 ID:J0o9HoCc
「ぅうっ!あ?な、なんか変な感じが…」
僕はまたぎゅっと手に力をいれてみました。
すると、またふわっとするようななんとも言えない感覚が身体中に広がっていきました。
体験した事の無い感覚に、僕は好奇心が湧くのを押さえられず、何度かそれを繰り返しました。
力を入れるだけじゃなく、ごしごしとこすってもみました。
「あ、これってなんか気持ちいい?」
そうです。気持ち良いんです。じわじわと下半身が鈍い感覚に襲われて、僕は何度もごしごし擦ったりぎゅっと握ったりしてしまいました。
そのうち、直に触ったらこれより気持ち良くなるんじゃないかって思ってズボンを脱いでしまいました。
「…っあ!おしっこ漏らしちゃったみたい。ソフィーに怒られちゃう…。あれ、でもなんかおしっことは違う…?」
パンツにはじんわりと沁みができていました。しかし、おしっこのような臭いがしません。
指で拭い取ってみると、なんだか白っぽいような液体でした。かすかに変な臭いがします。
気になりましたが、僕はそれどころじゃありませんでした。さっきの行為の続きがしたかったんです。
そうっと大事なところに触れると、また下半身にずんとした鈍い痛みのようなものが襲ってきました。頭もくらくらします。
ぐちゅ、くちゅうっ、ちゅぢゅ、ちゅ、くちゃっ、ぐじゅ……、
夢中でいじるうちに、手がなんだかびちょびちょに濡れて、すごい音を立て始めました。
しかし、そんなのを気にしている余裕なんて僕にはその時無かったんです。
あまりにも気持ち良すぎて、おしっこがでそうだったけど、いまさらトイレに行くなんてことはできませんでした。
366マルクル自慰ネタ 映画版3:04/12/06 22:16:51 ID:J0o9HoCc
「う、うっ、んんんっ!はぁ、はぁ、うう〜っ、あ、あ、あ、ああぅっ、おしっこでちゃうぅっ!!」
びゅるるっ!
「え、あっ?なななにこれ!?なんかでてる、ど、どうしよう。変なのがでてる〜!」
てっきりおしっこがでてくると思っていた僕は、変な白いものがでてきたのでビックリして頭がパニックになりました。
病気になってしまったのかと、僕は思いました。今まで一度も大事なところから白い液体がでてきたことなんてなかったからです。
僕は恐ろしくなって、急いで身体をぬぐって身だしなみを整えました。飛び散った白い液体は机の上の小瓶につめてコルク栓をします。

「と、とりあえず、ハウルさんのところへ行こう。病気だったらなにか薬を調合してくれるかもしれないし…」

僕は今でもこのときのことを思い出すと、恥ずかしさでカルシファーみたいに燃えそうになります。
本当に顔から火がでてるかも。
はぁ〜。なんであんなことをしちゃったのかって後悔しきりです。


終わり
367名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:32:35 ID:3mG99YDr
ここはやっておくべき?
>363
「ふあぁ…っ!ぬるぬるが、か、身体中にい…!あうっ、なが、流れうぅ、ぬる…ぅぽ」
                                               ↑
                                              ガッ!
368名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:34:51 ID:3mG99YDr
ガッする事しか考えてなくて途中で押しちゃった('A`)

マルクルの初1人H乙です。
困って聞きに行ってどんな事言われたのか、そこが気になるとこですな。
369名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:13:40 ID:eujFnOj2
ゴーサインもらったんで、次回作は…ねばねばハウル催淫編に決定!
製作始めます(゚∀゚)

>>USN91Phwus氏
GJ!ねばねばのローションたまんないっす(*´Д`)
ソフィーが最後に、一緒に寝ようと言ったのは物足りなかったから?とか勝手に妄想してます。ごめんなさいごめんなさい(汗

>>361
その設定イイ!使わせていただきますw
ただカルシファーは使えるか謎w
370名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:29:52 ID:J0o9HoCc
>>367-368
ありがとさん〜w(´ー`)ノシ
ついついこらえきれずにやってしまったよ。
ハウルに何を言われたかについては、どうだろうねぇ。

「ああ、僕のあれにはね、催淫効果…つまりエッチな気分になってしまう効果があるんだよ。
大事なところがむずむずしちゃったのはそのせい。病気じゃないから安心しなさい。」
「そうだったんですか…よかった。でもエッチな気分って…はぁ、恥ずかしすぎますね。僕。」
「いやー、でもマルクルもついに大人の階段を上っちゃったんだ。これは是非、ソフィーたちにもお祝いしてもらわなくちゃね!」
「えっ!?ソフィーに言うんですかっ?やめてくださいっ!絶対だめです!!」
「ハウルー!洗濯物あるなら…、あら?マルクルどうしたの、顔が真っ赤じゃない。熱でもあるの?」
「うわあっ!な、なんでもありません!大丈夫ですから、ほっといてくださいっ!!
あっ、あとハウルさん、あのことは絶対内緒ですからね!?」
「ちょっ、マルクル!?…行ってしまったわ。ねえ、ハウル。あなたマルクルと話してたみたいだけど何かあったの?」
「ん〜?ちょっとね、男同士の話。マルクルの顔が赤いのはなんともないよ、僕が保証するから。ところで今日の晩御飯何?」

とかいうほのぼの展開をきぼん。
371 ◆USN91Phwus :04/12/06 23:42:10 ID:3mG99YDr
>370
そんなほのぼの展開から繋げてみようとするテスト
てゆーか、お約束大好きなのでガッさせて頂きましたw
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕飯はシチューだと告げてから、真っ赤になって走り去ったマルクルを探すソフィー。
城中探して見つけた彼は、城のテラスで独り黄昏ていたりして。
「マルクル、心配したわ、どうしちゃったの?」
「うゎソフィー!ししし心配しなくていいから!ボク大丈夫だから!」
明らかにキョドりすぎ、怪しすぎてダメである。
「ふーん。あたし、マルクルの家族じゃないのかしら、相談して貰えないんだわ・・・」
クスン、とわざとらしく鼻を鳴らして俯くソフィーに、思わず胸キュンしてしまうマルクル。
ハウルには口止めしたって言うのに、自白してしまう。
が、ハウルのネバネバが媚薬効果という事を知ったソフィーはそっちに怒りの矛先が向いてしまったりして。

で、その日の夕飯はハウルだけ具無しシチューが置かれたりする罠。
372名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:44:55 ID:3mG99YDr
あ、今まで書いたの読み直して新発見。
自分、へたれなハウルが好きなんじゃなくてハウルいぢめが好きなのか!(゚∀゚)












吊ってきますorz
373343:04/12/06 23:52:56 ID:+SXfjoR0
>>USN91Phwus氏

確か、あのネバネバは”酷い臭い”とされてましたよね。

原作版だと、ハウルの香りについての描写が矢鱈と細かいので
エロス関連の癇癪を起したとき発生する緑のネバネバは
イランイラン(催淫効果のあるアロマ)の香りでもするのだろうか、と
個人設定考えたりしますた。
374名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:53:57 ID:Ls/iWr98
>>372はSだね。ナカーマ!ヽ(゚∀゚)ノ
375 ◆USN91Phwus :04/12/06 23:58:44 ID:nF6hauLb
さっきから回線切断されまくり('A`)
>373
あぁ、確かにすっごい細かく書いてありますよね。
イランイランか・・・確かにキツイ香りだから、あれをもっとキツくした物と思えばいいのでしょうか。
でも、『緑色のへどろ』とか言われてるんだから・・・そんな生易しいモンじゃないのかも(;´Д`)
376名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:04:19 ID:uT5Z3Otq
>>373
確かに原作ではやばそうな書かれ具合でしたよね、あのねばねば…。
でも映画版ではそういう描写がなかったので、さほど悪くは無さそうだと個人設定してます(;´Д`)
377名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:07:01 ID:vnr63SIE
原作で見ると、どう考えてもローション系には発展出来なさそうな感じで
映画で見ると、どう見ても昔懐かしのガチャガチャにあった『スライミー』系・・・

あのネバネバローション説は映画版でしか使えないかな、と原作読み直しつつガックリw
378名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:09:36 ID:NF5tuf4K
ハウルのヘドロ舐めてみたいと思う私は立派な変態?!(;´Д`)
379名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:14:00 ID:vnr63SIE
>378
いや、それは立派なハウルへの愛と見ていいと思うので良しでしょうw
そんな自分はカルシファーに延々とご飯をあげ続けたいと思うカルシファー派・・・_| ̄|○
380名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:45:21 ID:FBOpYvbz
>>379
心臓まであげちゃだめだよー、でも餌付けに(*´Д`)ハァハァ

ここの神達に感謝してます!萌えをありがとう!!
381343:04/12/07 00:47:52 ID:fSwK9CfQ
>>USN91Phwus氏

レス、アリガdです。

でも原作のソフィ婆ちゃん、結構クチ悪いので
些かヘドロってのは過剰表現かもな〜、と思いました。

しかし、そう感じさせるだけの精神的ダメージの強い物体Xであるのは
間違いないんでしょうね。(苦笑

ジブリ版ハウルならイランイラン分泌してくれますかね。
プレゼントな花畑に、実はこっそり育成していたりしそうですし。

>>378さん
大丈夫あなただけじゃないです。(・∀・)ノシ 
でもどうせだから、ソフィさんにハウルごと美味しく召し上がって
貰いたいなとも思うのです。

”ネバネバは体にいいのよ”とか食卓ネタ

ハウル偏食凄そうですよね。何となく。
382名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:49:42 ID:vnr63SIE
そう言えば、ちょっと困った事がありまして。
原作二巻読んだ方なら分かると思うのですが。

アブダルと夜咲花の話書こうと思って、手をつけようとしたんですよ。
そしたら、あの2人の国ってやたら延々と相手を持ち上げる言葉を並べ立てるクセがあるじゃないですか。
それをちゃんと踏まえてたらどうにもこうにも・・・・(;´Д`)エロに発展しないんですよ!w

どうしたらいいんでしょう_| ̄|○
383名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:53:54 ID:vnr63SIE
>382
あ、それだ!『ネバネバは体にいい』
この一言をもじって

ハ「このネバネバ、実は美容にすごくいいんだよ、ソフィー」
ソ「まぁそうなの?あたし綺麗になれるかしら・・・レティーみたいに・・・(ごくごく)」
ハ「・・・どうだい、気分は?」
ソ「何かしら、とても変な気分。どうしよう、ハウル」

コレですんなりと媚薬飲ませ成功だ!w
マルクルのあの『じゃが芋嫌い、魚も嫌いだ』発言からするとハウルが嫌いだから
食べさせてなくって嫌いだと思ってる、っていうオチだと思ってました。
なので偏食ハウルでFAかと(゚∀゚)
384名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:54:29 ID:vnr63SIE
自分にレスしてどうするよ・・・>381です_| ̄|○
385343:04/12/07 01:01:36 ID:fSwK9CfQ
>>382さん

夜咲花、他国の王女らに密事を半端に聞いたんですよね。
やっぱり”練習” しましょう、とアブダラに持っていかせては?
”練習”の積み重ね…とか。2番煎じですかね。

夜咲花が話を理屈で反らしていく天才なので、
核心に至るまでのやりとりは本当にハウルが漏らした”まだ終わらないのか”
て感じにはなりそうです。あの美辞麗句も骨折り。

その分、完成したら感慨深いでしょうね。
楽しみです。

もともとストイックな2人なので、発展は神秘的だとまたオツかな とも。。

386名無しさん@ピンキー:04/12/07 01:05:43 ID:vnr63SIE
>385
そう、その理屈で曲げる夜咲花も動かし辛いし、アブダラの美辞麗句も辛くて。
でも、その分あの2人がいちゃついているのを考えるともう萌えて萌えてw
二巻繋がりで子供の世話焼くソフィーとそれに妬くハウルのいちゃつきとか・・・
レティとサリマンのいちゃいちゃとか。
二巻は結構萌えポイント多いとまた思ったりして。
387名無しさん@ピンキー:04/12/07 01:10:53 ID:wgqavv5v
>>382
漏れはなんのアドバイスもできんけど
自分のペースでエロに持っていってくれればokですよ!
388343:04/12/07 01:19:30 ID:fSwK9CfQ
>>386さん

2人の理性を突き飛ばす方法 飲酒。
理屈もろれつも回らなくなって、
「今宵は細かい事はおいといて、
思い描く様に、丁寧に”練習”してみましょうか。」等。

寄り添って月夜を眺めるアブダラと夜咲花のシルエット が私イメージとして
浮かぶんですが。ベタベタの王道です。

実は姪をあやし慣れてるからか、ハウルのが子供の取り扱い上手なんですよね。
あれは萌えますね。私、今度はソフィーが妬く番かな、って思いましたよ。



389名無しさん@ピンキー:04/12/07 01:25:49 ID:ark52ZPy
また回線切断だよ・・・('A`)H"許せん。
>388
お酒で理屈抜きにする方法、それいいですね!(*゚∀゚)
そのお酒の提供者は・・ハウルとか。何かクスリ混ぜてそうで危険かw

ハウル、姪っ子のおかげであやし慣れてる・・・そう言えばそうだ・・・読みが足りない(;´Д`)
でも、ソフィーが息子に母乳あげてるの見て何か妬いてそうな気もするw
「僕のモノだった胸を息子に取られて・・・仕方ないけど・・でも・・・・うー・・・」みたいな。
ソフィーが妬くver.だと、自分の筆力じゃエロ入らなくてラブコメになりそうです_| ̄|○ 充分ラブコメか

>387
ガンガル('A`)ノ


そう言えばペンタブ探したし挿絵描く!って言ってた方・・・頑張ってるのかな・・・期待してひっそり待ってますw
390名無しさん@ピンキー:04/12/07 01:47:37 ID:TJBmxbCY
そういえば挿絵の投下が来ない…
烈しく待ってるよ!
391名無しさん@ピンキー:04/12/07 03:11:10 ID:zfMUG6nM
ジブリ版のネバネバはセロリのソースと絵コンテに描いてある。
ニガー。
392名無しさん@ピンキー:04/12/07 09:28:28 ID:X+NdDu13
日によって色が変わったら面白いなw
393名無しさん@ピンキー:04/12/07 11:35:22 ID:43YgarZR
100日に1度、虹色に輝きますw
394名無しさん@ピンキー:04/12/07 13:50:43 ID:Mxf/tCif
>自分の部屋に一旦戻って身だしなみをチェックして。
>どうせ『すけべ』で『意地悪』なハウルでしょう、何の用?

凄く「らしい」感じがして萌える(;´Д`)ハァハァ
395名無しさん@ピンキー:04/12/07 14:43:05 ID:sSUtIuYJ
誰かカルシファーの話を書いてくれるネ申はいませんか?


ハウルソフィーと同じくらいカルタンが好きだーヽ(`Д´)ノ
396名無しさん@ピンキー:04/12/07 15:03:05 ID:2HC4wNmk
ふとエロパロ板覗いたらハウルスレが・・・今まで知らなかったなんてなんてこった(;´Д`)
397名無しさん@ピンキー:04/12/07 15:05:39 ID:9KamVWOQ
今日からあなたもナカーマ(・∀・)人(・∀・)
398名無しさん@ピンキー:04/12/07 16:47:06 ID:BgawFPNt
他板から誘導されてきましたが
エロパロ板という枠を超越してるよ・・・・・!
なんだこの萌え小説と神たちは。
めっさ応援してますヽ(゚∀゚)ノ
399名無しさん@ピンキー:04/12/07 17:50:32 ID:eHBMzlge
>321の職人さま。続きを楽しみに待っております(;´Д`)ハァハァ
400名無しさん@ピンキー:04/12/07 20:25:09 ID:ZB9673g9
原作版のほうも投下きそうな予感(゚∀゚)

>>395
君が神になる番ですよ。ニヤリ
401映画版 ◆USN91Phwus :04/12/07 21:14:21 ID:ABV0cDR7
>395
職人としてと言うかカルシファー好きとして聞いてみたい、どんなカルシファーが萌える?w
自分は映画でハウルが卵の殻あげてる時に必死こいて食ってたあの顔が・・・´`ァ(;´Д`)´`ァ

そんなカルシファーネタでも一発投下。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その日はハウルの誕生日でした。
みんな、それぞれプレゼントを渡して行きます。
「ありがとうみんな!僕は久々に誕生日を嬉しく思うよ!」
嬉しそうなハウルを見ながら、カルシファーはため息をつきます。
(オイラ・・・ハウルから自由になったけどオイラは何もハウルにあげてやれないな)
カルシファー自身が働いてお金を得ているワケではないので、プレゼントを買う事が出来ないから、彼はあげられなかったのです。
「でもさ、ソフィー、僕としては君自身がプレゼンt・・・痛い、痛いってばマダム!ヒンまでひどいよ!みんな冗談だってば!」
余計みんなが楽しそうにはしゃぐ中、カルシファーはコレだ!と閃きました。
「ハウル、ソフィー、後で2人で部屋で待っててくれないかい?オイラ、飛んでくから」
少し落ち着いた時、コッソリ2人だけに声をかけます。
「あぁ、構わないさ。いいよね?ソフィー」
「えぇ、あたしは構わないけれど。カルシファー何企んでるの?」
「えへへー、オイラちょっとした事思いついちゃってさー、えへへ」
楽しそうに、嬉しそうにカルシファーは炎を揺らして笑うだけです。
402映画版 ◆USN91Phwus :04/12/07 21:14:47 ID:ABV0cDR7
それからしばらくして、元・荒地の魔女もマルクルもヒンも眠った後、約束通り2人は部屋で待っていました。
しばらくすると、カルシファーが嬉しそうにドアの隙間から入ってきます。
「ソフィー、そこに立って、動かないでくれよ!」
「え、えぇ」
少し真剣な声のカルシファーに気圧され、ソフィーも緊張した顔で固まります。
それを確認すると、カルシファーはハウルの方に向かって声をかけました。
「ハウル、これがオイラからハウルへのプレゼントだよっ!」
言うと同時に、ソフィーの体に燃え移りました!
「きゃあっ!・・・・あら?熱くない」
カルシファーの魔法の炎は、慎重にソフィーの『服だけ』燃やしていくので、ソフィー自身は熱くないのです。
『服だけ』燃やされている事にソフィーが気付いた時には、カルシファーはもう離れていて、嬉しそうなハウルがそこにいました。
「カルシファー、さすが君だね。僕が一番喜ぶ誕生日プレゼントだよ!」
「そりゃそうさ、オイラは一流の悪魔様だからなっ!」
言うだけ言って、カルシファーは逃げて行きました。

後に残ったソフィーは、怒るに怒れず、そのままハウルへの誕生日プレゼントになったそうです。
403名無しさん@ピンキー:04/12/07 22:29:19 ID:wgqavv5v
叫ばしてください・・

カルシファー萌えーーーーーーーーーーーー!!!
404名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:03:25 ID:ocY+T7FW
カルシファー!あんた一流だよ!(*´Д`)ハァハァ
405名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:12:01 ID:ZB9673g9
カルシファーめぇぇ(;´Д`)GJ!l \ァ l \ァ
406名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:54:34 ID:X+NdDu13
綺麗な火だねぇ〜
407名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:05:22 ID:PxZ3+9Qw
カルたんやさすぃ!
408七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/08 00:10:18 ID:TNf9RwbJ

>>USN91Phwus氏
漢だねカルシファー!!律儀なカルちゃんに萌え(*´Д`)

さて、ハウルのねばねば催淫編ですが途中まで投下します。
設定としては以前書いた『嫉妬深い僕』の続きからとなっております。
そう…あの<別の話>ですw

しかし…自分の書くソフィーはだんだん『純』さが失われつつあるというか…。
変にいやらしい文章になっていると言うか…。
もっと爽やかに書きたいのにっ!ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
409名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:15:03 ID:Jc7HEjzg
ソフィーの性長が何とも…
だんだんアニメ小説とは別物になってる気が…
410その正体は? ◆iPpgo8CXec :04/12/08 00:17:28 ID:TNf9RwbJ
>>143 参照

この後、お風呂で二人がどうなったかというのは…また別の話。

………の、お話


ハウルと口付けをして顔をゆっくり離すと、ソフィーは自分の異変に気が付きました。
なぜでしょうか、まるでハウルに抱かれている時のような疼きが体中に広がります。
「どうしたの?」
そんなソフィーの様子に気付いて、ハウルは彼女の顔を覗き込みました。
間近に彼の顔があって綺麗だなと思いつつも、ソフィーは彼の唇を熱っぽく見つめます。
(ハウルの唇…綺麗。キス…したいな…)
ソフィーの頭の中にはすでに霞がかかっていて、目も甘くうつろに潤んでいました。
それは抱かれている時の女の顔”です。ソフィーは自ら彼の唇に口付けました。
最初は少しだけ深く、やがて自分から舌を絡めていきます。
「…んっ…」
「ソ、ソフィー?」
彼女の方からこんなに積極的に求められるのは初めてだったハウルは、内心うろたえました。
しかし、その後湯船の方に向けられた彼の瞳が、いたずらっぽく細められます。

二人が漬かっているお湯は、ハウルのねばねばが溶け出して緑がかった色をしていました。
湯船の底には、まだぬるぬるとした濃い部分が沈んでいます。
411その正体は? ◆iPpgo8CXec :04/12/08 00:19:26 ID:TNf9RwbJ

ハウルと舌を絡めながら、ソフィーは今までにない感覚におそわれていました。
キスをするだけでは物足りなく感じてきて、縋るようにハウルに抱きつきます。
「どうしたの、ソフィー?」
いたずらっこの瞳を向けつつハウルが聞いてきます。
今日の自分はどうしてしまったんだろう…そんな事を考えつつも、体の疼きは止まりません。

ソフィーは彼の首筋や胸にも口付けを落して体をすりよせ、耳元で囁きます。
「……あのね…ハウル…」
「うん?」
「…さわって欲しいの…」
そう言いつつハウルの前に膝立ちになり、彼の頭を胸に抱き締めました。
ソフィーの真っ赤になっている顔を見上げつつ、彼は言います。
「そんなにさわってほしい?」
彼女がこくりと頷くと、その体を反転させ、彼女を後ろから抱きかかえる体勢にしました。
まずは焦らすようにゆっくりと、胸以外の肌に手を滑らせます。
412七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/08 00:21:37 ID:TNf9RwbJ
>>409
やっぱり?(汗
ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!! ごめんなさいごめんなさい…

続きはまた…
413名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:24:29 ID:sGanYMED
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~>412…OK!! 
414名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:29:24 ID:uWgxHFAV
ネバネバ最高!
415名無しさん@ピンキー:04/12/08 02:09:48 ID:1CQDHc8K
カルシファーネタが意外と好評頂けたようでビックリですよw
カルたんにこんな悪戯させたいってシチュないですか?(*゚∀゚)今ならカルでいけそうだ

>七さん
(;´Д`)´`ァ´`ァ・・・もっと焦らしてじっくり味わってくれ、ハウル・・・貴重な攻めソフィーをw
416映画版 ◆USN91Phwus :04/12/08 02:14:58 ID:1CQDHc8K
>402の軽く続きっていうかオチ編
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝になり、いつものようにソフィーが誰よりも早く朝食の準備に降りてきました。
昨夜はプレゼントになったせいで、濃い夜を過ごしたせいでしょうか、多少腰がつらそうです。

暖炉にやってきて、小さくなって背中を向けるカルシファーを見つめます。
「おはようカルシファー」
「お、おはようソフィー」
オドオドとした顔で振り向いたカルシファーは、手を後ろに組んだままのソフィーの笑顔に一瞬ホッとしました。
が、次の瞬間。

どぼどぼどぼどぼどぼどぼ

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!オイラを殺す気かよ、ソフィー!」
「あら、大丈夫よカルシファー。あなた、千年は生きるはずですから」
ニッコリと、悪魔も震える最高の笑顔で言い切ったソフィーはそのまま朝食を作ったそうです。
そして、真横に水を思い切りかけられたカルシファーは、その日一日中震えていたとか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カルシファーをささやかに苛め返すソフィーが書きたかっただけです・・・スイマセン・・・
417名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:12:41 ID:mZMloDvS
>>416
こわっwソフィー鬼だね。
そういえば、ソフィーはカルシファーを消しそうになったこと、何度かあったしなぁ。
燃えかすにしがみついて助けをこうカルシファーを無視して暖炉掃除したりとか、
暖炉から出られないって言ってんのに無理やり連れ出したりとか、
ぼーぼー燃えてパニック状態のカルシファーに水をぶっかけたりとか。

…カルシファー、強くイ`。お前は最高の悪魔だぜ!
418名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:26:56 ID:TNf9RwbJ

>>USN91Phwus
ワロタw カルちゃん形無しー。ソフィー強し!ですなw

さっき3回目映画ハウルを見てきました。
やっぱり鳥シーンが萌えますな…ソフィーもかわええ(*´Д`)

しかし…オリジナルを見てから自分の文章読むと…いやらしいぞソフィー!!
何か、かけ離れて来ています…ごめんなさいごめんなさい(汗

明日の朝までには、どうにか終わらせたいと思いつつ書いています(;´Д`)<七
419七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/08 23:22:44 ID:TNf9RwbJ

ねばねば催淫編完成いたしました…投下始めます!

しかし…オリジナルからは随分離れて『純』さが失われつつあるソフィーですので、
「こんなんソフィーちゃうわ!!」って方はスルー願います(;´Д`)
420その正体は? ◆iPpgo8CXec :04/12/08 23:23:40 ID:TNf9RwbJ

やがてソフィーが堪えきれなくなったのか、振り向いて言いました。
「ハウルっ…ちゃんとさわって…」
「さわってるじゃないか」
「んっ…ちゃんと…ここさわって…」
そう言ってハウルの手を胸に導きます。彼は、ソフィーが自分から求めてくれた事が
嬉しくて仕方ありません。
「素直なソフィーにはご褒美をあげないとね」
そう言って彼女の胸を揉みほぐし、紅く色づく頂点を摘みました。
「あっ…ふ…んんっ!」
待ち望んだ強い刺激にソフィーは身を捩じらせて声を上げ、
ハウルはソフィーの胸を弄びながら耳やうなじに口付けて舌を這わせます。
ソフィーの体は、まるでいつもとは違う何かに突き動かされているようでした。

ハウルは片手をそのまま胸に、もう片方の手を下方へゆっくり下ろして行き、
白い内腿を撫ではじめました。その部分に触れそうで触れない微妙な愛撫に、やがてソフィーは
堪えきれなくなって、ハウルを潤んだ瞳で切なそうに見つめます。
421その正体は? ◆iPpgo8CXec :04/12/08 23:24:15 ID:TNf9RwbJ

「どうしたのソフィー?」
また彼は意地悪く聞いて来ます。さすがに恥ずかしくて言えずに泣きそうになっていると、
可愛そうに思ったのか、ハウルの方から聞いてくれました。
「さわってほしい?」
ソフィーはコクリと頷きます。すると彼の指が、お湯の中でも分かるくらいに濡れている
彼女の秘部に触れました。花の部分をくちゅくちゅと弄び、指を中に挿し込みます。

すでにソフィーの中は溢れるほどに滴っていましたが、ハウルは突然指を抜くと、
湯船の底に溜まっていた緑のぬるぬるを指にたっぷり付け、またソフィーの中に入れて
動かしました。
その直後、彼女は更に敏感に反応するようになり、高い声を上げます。
「あっあっあっ…ふぁっ!ああっ!!」
無意識のうちでしょう、腰が堪えきれないかのように動きはじめました。
ハウルが楽しそうに、緑のぬるぬるを彼女の胸にも擦り付けると、そこも更に敏感になります。
「あんっ!んっ!んっー!!」
ソフィーは胸も秘部も感じ過ぎるほど敏感になり、絶えず強い快感を送り込まれて
絶頂へと昇って行きました。
「ソフィー?イっちゃった?」
ハウルはとても嬉しそうに、いやらしく笑います。
422その正体は? ◆iPpgo8CXec :04/12/08 23:24:52 ID:TNf9RwbJ


一方ソフィーは、たった今激しすぎるくらいにイってしまったにも関わらず、
その部分がさらなる刺激を、彼自身を求めて疼くのを感じていました。
(なんで…私どうしたのかしら…。体が熱い…)
そんな事を思いつつも、体の疼きは増すばかりで理性は薄れて行きます。
やがて秘部の突起や胸を弄んでいるハウルの手を制し、ソフィーは快感で動かない体の向きを
ゆっくりと変えて、正面から彼の膝の上に乗って抱きつく格好になります。

「どうしたい?ソフィー…」
やはり意地悪く聞いてくるハウルに、ソフィーは真っ赤な顔で頬をすり寄せました。
「君のしたいようにすればいいんだよ…?」
耳元で囁かれた甘い言葉に、ソフィーはのろのろと腰を浮かせて彼のモノをそっと掴み、
腰を落として行きました。最初の引っ掛かりを過ぎれば、後はぬるりと彼が入りこみます。
やっと中が満たされた感覚に、ソフィーはもっと彼を感じようと、少しづつ腰を動かして
知らず締めつけはじめました。
423その正体は? ◆iPpgo8CXec :04/12/08 23:25:18 ID:TNf9RwbJ

愛しい彼女の、普段は見られない姿を目の当たりにしてきたハウルも、そろそろ我慢の限界でした。
抱えている彼女を下から突き上げて激しくせめたてると、二人が繋がっている部分から溢れた
愛液がお湯に溶け出します。
ソフィーは中を突き上げられ掻きまわされる感覚に腰をくねらせ、大きな波に飲まれて行きます。
「んっ!んっ!はぁんっ…ハ…ウル…ああっ!あっ!!」
再び絶頂を迎えた彼女の中は、いまだ暴れ続けるハウル自身をきつく締め付けました。
「うっ…!ソフィーっ…ソフィー!!」
彼は暖かいソフィーの中に精を放ちました。

力尽きた二人は湯船の中でしばらく抱き合っていましたが、ハウルが先に動きました。
ソフィーはいまだぐったりと寄りかかっています。
ちょっと"アレ”の効き目が強かったのでしょうか。
「ソフィー?大丈夫?」
「……んっ…」
動こうとしないソフィーを起こそうとしますが、なぜか彼女はくっついたまま離れようとしません。
424その正体は? ◆iPpgo8CXec :04/12/08 23:25:41 ID:TNf9RwbJ

「ソフィー?」
「………ハウルぅ」
不思議に思って覗き込んだ彼女の顔は真っ赤で、何か訴えるような表情をしていました。
「……ハウル…あの…」
「うん?」
恥ずかしくてとても口には出せませんが、ソフィーは初めて、もう一回してほしいと思ったのです。
言葉には出ませんが、無意識のうちにまだ中に居るハウルをきゅっと締め付けてしまいました。
「……ソフィー!」
「あんっ!…ハウルっ…」
そんなソフィーの仕草に嬉しくなったハウルは、彼女の望み通りにしたのでした。
2回目の最中も、ソフィーはやっぱり今日は体がおかしいと考えつつも、止まらなかったとか。

結局次の日は、ハウルもソフィーもなかなか起きて来なかったそうな。

後日、ハウルのねばねば成分の真実を知ったソフィーがどうしたかというのは…また別の話
425七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/08 23:30:06 ID:TNf9RwbJ

以上…ねばねばハウル催淫編でした…。

今日は映画を見てきて心洗われつつ、こんな文章を書いてる自分はもうアホかと(;´Д`)
ですが、やっぱり本編のねばねばシーンではニヤニヤしてしまいましたw

拙作をよんでくれた方々に感謝!それでは…。
426原作版 ◆USN91Phwus :04/12/08 23:32:50 ID:98vSmC2D
七さん、催淫編乙です(゚∀゚)
こっちは報われないカルシファー編投下。

●原作2巻読んでない方はスルー推奨です●

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ある晴れたのどかな日の事です。
夜咲花とお茶をした後、窓辺でゆったりと日向ぼっこをしながら
暖炉のある居間で、ソフィーはモーガンにお乳をあげていました。
そこにいるのは、ソフィーとモーガン、そしてカルシファーだけです。
とても、のどかで静かな時間がゆったりと流れていきました。

モーガンが満足してゲップをして、ソフィーはベッドに愛する息子を寝かせます。
ふと視線を感じて振り返ると、ジーっとカルシファーが見つめていました。
「カルシファー、どうしたの?」
「いや、ちょっと・・・やっぱいいや、何でもなーいっ」
モゴモゴと口を動かしながら薪の間に隠れる火の悪魔。
「カ ル シ フ ァ ー」
気になると、夜咲花の影響でしょうか、最近は特にトコトン気が済むまで追求するソフィーの声が薪の隙間からカルシファーに届きます。
こういう声になると、彼女は何をしてくるかわかりません。そう、水をかけて強制的に言わせる事もあるでしょう。
仕方なく顔を覗かせると、カルシファーはため息をつきました。
427原作版 ◆USN91Phwus :04/12/08 23:33:30 ID:98vSmC2D
「何だよー、オイラ別に何でもないって言ったじゃんか」
「何か言いかけておいてソレはないわよカルシファー?ちゃんと最後までおっしゃい」
「いや・・・・なんて言うか・・・ソレ、どんな味なんだろうな、って思って・・・」
「ソレ?味?」
首をかしげるソフィーに、いつもより炎に赤みが増したカルシファーがどもりながら言い返します。
「だから、モーガンがごくごく旨そうに飲んでるソレだってば!」
「あ、あぁ母乳の事ね・・・・・・・・・・って・・・えぇぇぇっ!?」
さすがにソフィーもビックリです。

でも、どうせハウルが今いないんだし、と服の前を開けていきました。
「ソソソソソソフィー、いいいいいいのかよっ」
「カルシファーどもりすぎ」
オロオロし過ぎて炎が揺ら揺らとゆらぐカルシファーを一言で止めると、炎の上にかがみました。
と、そこへ大きな音を立てて扉が開きます。
「ただいま、ソフィー!」
手を上げてご機嫌なハウルが帰ってきてしまいました。
帰って来た彼が最初に目にしたのは、服の前をはだけて炎の上にかがみこむ愛しい妻と、その真下でそれを見る炎の悪魔。

しばらく手を上げた、そのままの姿勢で固まった彼が次に取った行動は。

とりあえず手近にあったバケツの中身ごと、水をカルシファーにかける事でした。
「カルシファー!ソフィーを誘惑するなんてひどいよ!ソフィーもソフィーだ!ウワァァァァ、2人ともひどいよ!僕を裏切ったんだ!」
水をぶちまけた後は、自室へ行ってしばらくワンワン泣いていたそうです。
その後ソフィーから事情を聞いた彼がまた他の意味で泣き喚いたのはまた別の話。
428名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:34:23 ID:l3oyNPEO
GJ乙カルシファーヽ(´ー`)ノ

エロイソフィーもいいですね。
戸惑いつつも求めまくっているソフィー(・∀・)イイ!!
いやらしく笑うハウルの顔が目に浮かびますわ。
429名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:35:09 ID:98vSmC2D
どうもカルシファーの話書くとハウルかカルシファーどっちかがヘタレになるらしい罠。
430名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:38:28 ID:G14SBmvb
>七面鳥さん。ライブで読ませてもらいました。

ソフィーかわいい!私女ですけど、ソフィー萌えしてしまいました。w
ハウルはネバネバなんで黒髪っぽいけど、なんか金髪を想像してしまいました。カコエエ!!
431名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:13:26 ID:2IrV7lH5
>>427 USN91Phwus氏
またまたワロタw カルシファー哀れだねぇ(゚∀゚)
432343:04/12/09 00:27:43 ID:IFN4/6zO
このスレの2大文神様、御晩様です。

>>七面鳥 ◆iPpgo8CXec氏

求めるソフィ…ハウル幸せ者だなぁ。(笑
特殊な状況だから、そんなちょっとリード気味のソフィもアリですね。
あのどろどろは、相当効力が強そう。
次回映画見る時に、あのドロドロの見方が一人変わってしまいそうです。

>>USN91Phwus氏

夜咲花の性分の影響は多岐に渡ってますね。
しかもお母さんになって益々肝の据わったソフィらしい感じで。
ちょっと大胆過ぎるかも。そんなソフィも同性から見れば朗らかだけど、
男性から見れば"おっかさん"じみてくる行動。
ハウルサイドで状況を考えてみると、痛悲しい感じも判るですよ。(笑
(特にハウルのあの性格ではね。)
そして哀れ、カルシファー。。
人乳は美味しくないらしいよ。って何となくマジレス

433 ◆USN91Phwus :04/12/09 00:34:17 ID:ghjBZUmG
>432
ソフィーがお城に向かって飛んでいく時、空気に声かけましたよね。
あそこの場面で既に『おっかさん』系になりつつある気配を感じて・・・こんな感じにw
ハウルはきっとまだ母乳飲ませてもらってないんだろうなぁ。
『僕は飲んでないのに何でカルシファーに飲ませるんだよ!』って泣き喚く感じ・・・
434343:04/12/09 00:48:30 ID:IFN4/6zO
>>◆USN91Phwus氏

姉妹本は読んでない方も見えると思うので、香る程度 内容に触れると
ソフィーが変身状態のままでモーガンを当たり前の様に育てていた、って
辺りにソフィーのワイル度を感じましたよ。
しかも変身中の食事の感想まで述べてるし。(笑
何だこの急激に逞しくなった乙女わっ。って。
しかもレティもまた強いキャラで。
アブダラがなんか浮いちゃってて、逆に乙女らしいのは
この状況下ではこいつだろうなー、と想像。

姉妹本においては「母は強い」がたゆたって香ってますね。
ソフィー若干切れすぎ。でも息子が絡めばそんなもんですかね。

ハウルに飲ませてあげない言い訳;
「アレはモーガンのもの。私は丸ごとハウルのものでしょう?」とか
さらって言ってしまったりしてそう。 
435名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:49:05 ID:dbMkLXt8
ソフィータソハァハァ
436原作版 ◆USN91Phwus :04/12/09 01:02:43 ID:ghjBZUmG
>434
その一言を見て。

ハ「丸ごとなら、僕が何してもいいって事だよね、ソフィー」
ソ「え、いや、そういうわけじゃ・・・」
ハ「丸ごとって言うのは嘘だったの?(哀しそうな顔」
ソ「(ため息ついて)わかったわ、あんまり変な事したらひどい目合わせるからね」
ハ「やったー!じゃ、お乳飲ませて!」
ソ(怒)
そして、怒ったソフィーが魔法をかけた縄で一晩外に吊り下げられたハウルでしたとさ。

とか思った自分がいます。_| ̄|○ えぇ、シティーハンターネタですよ・・・スマキハウルですよ・・・わかんない人スイマセン
437名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:06:10 ID:4+YUSd8+
原作もの読んで原作欲しくなったよ。
再販ものの児童書セットやなんやらで何十万と諭吉さんが昇天してしまわれたので
我慢しようと思ったのに…。
今すぐ欲しくなってしまったよ。。・゚・(ノ∀`)・゚・。

原作読んでない自分でも楽しめました。>>426−427
どもるカルシファーワロタw
映画版でもきもったま母さんぶりの片鱗が見えてるので
こういうソフィーもなんかすんなりなじめました。乙です〜。
438名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:08:06 ID:4+YUSd8+
>>436
|w゚)<ワロタw

dハンマーでハウルをぶちのめす日も近いですね、こりゃ。
439名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:12:53 ID:ghjBZUmG
>437
諭吉さん大量家出しちゃったんですか・・・('A`)
ぜひ原作読んで!と言いたいけれど、次に諭吉が増えるまで待ってからでも・・・
とか言いつつ自分も抑えられずに原作1巻かって即2巻買った人なんで何とも言えないw

どうも最近はエロの神よりお笑い系の神が降りて来てるっぽくてダメです。
カルシファーをいかにいぢるかで萌えてる気が・・・
440名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:17:45 ID:KanUfFBJ
七面鳥 ◆iPpgo8CXec氏
GJ!!エロいソフィーいいですなぁ。
懲りずに映画館に足を運ぶ予定だけど、まともな目では観れないくなりそ(*´д`*)

USN91Phwus氏
噴き出してしまった。
自分語りですまんが、うちのおとんが若かりし日にカルシファーもしくはハウルの
様に母乳の味が気になって飲んだ事がある・・・と言っていたのを思い出してしまった(;´Д`)
441名無しさん@ピンキー:04/12/09 16:49:29 ID:0XOBVo23
神様たちのおかげで
今日ハウル見てて鼻血が出そうになりますた
いつもお世話になります。
442名無しさん@ピンキー:04/12/09 17:25:40 ID:N1KwPcos
うわぁぁあ〜カルタンの話がある。シアワセだ。神様GJ!!

>>400
ただのしがない絵描きです。スイマセン_| ̄|○
エロ絵投入は勇気がいるな‥。

>>401
395ですが原作十七章のカルは萌えました。
シャベルの上でブルブルしてる姿を想像するだけでハァハァ。
ハウルとの絡みが見てて(・∀・)イイ!!ですね。兄と弟みたいだ。
443名無しさん@ピンキー:04/12/09 19:01:04 ID:MM8X15yC
ああ…カルタン(*´Д`)´`ァ´`ァ


エロなソフィーも良いよー。
初なソフィーだって、ハウルにあんな事やこんな事されながら、仕舞いはおっかさんになっちまうんだ。


つーか、ろくに映画も原作も見てないくせに、何でハウソフィやカルタンに萌えてるんだ自分orz
それもこれも、このスレのせいだ!

明日、給料入ったら原作買ってくる。
休みになったら、映画観てくる。

職人さん達ありがとう。
444名無しさん@ピンキー:04/12/09 19:29:45 ID:mxNAWs6O
>>443
見てないのかよw
445名無しさん@ピンキー:04/12/09 19:47:19 ID:89h7/YSi
見たらもっと萌えるよ。萌え死ねるよw
446名無しさん@ピンキー:04/12/09 21:08:19 ID:dbMkLXt8
ワラタ
447名無しさん@ピンキー:04/12/09 22:55:41 ID:TKuvh+pB
ここ読んでハウルのおしりの割れ目見たら


ブーってなるよ
448名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:15:47 ID:TMr30uW4
どっちも見てなくてカルシファーのイメージとか湧く?
449名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:41:25 ID:5JW9OuRE
>>447
`;:゙;`;・(゚∀゚ *)ブー!!

こんな感じですか?
450名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:56:00 ID:hFlhOr+N
>>449
ケツに吸い付くと出るな。ブー

赤ん坊のケツで母親が一度はヤる技。
ヽ(・*・)ノブー
451447:04/12/10 00:27:45 ID:Jq5GBJGG
>449みたいな感じでw 椅子の間に間に見えるんだよ
452映画版 ◆USN91Phwus :04/12/10 00:32:01 ID:9MX6HppC
もう助けて・・・カルシファーが頭の中で踊り狂って踊りまくってもう大変ですよ。脳内カルシファー祭り。
ここ数日エロ無いSSばっか連続でゴメンね、再度カルシファー編。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日も今日とて、動く城の主婦は悩んでいます。
「ねぇカルシファー、今日のご飯何にしたらいいと思う?」
「オイラ不味くなけりゃ何でもいいさ!」
「アンタはいっつもそうよね・・・」
ため息ついて、片手に開いた料理本に目を落とします。
我侭がちゃーむぽいんと☆な旦那様は味に表立って文句は言わないものの、
気に入らないと後でヒッソリと不機嫌になるから困り者です。
「先週の火曜は何作ったっけ?」
「えーと、卵使ったパスタ。かるぼにゃーら?」
「カルボナーラね、先々週の土曜は何だっけ?」
「クリームシチュー、じゃが芋たっぷりだったな、オイラちょっと消えそうになったけど」
「あぁ、零しすぎたもんね、ゴメンね」
しばらく本を見た後、今日は野菜煮込みにしようと思ったソフィー。
「カルシファー、あんたのお陰でメニューいちいち覚えなくて済むから助かるわ、あんたやっぱり一流ね」
「えへへー、任せてよ!」
(あんまり褒め言葉になってないけどね・・・ゴメン、カルシファー)
そして今日も、下準備で出る野菜クズやら出来上がった煮物やらをお裾分けして貰うカルシファーでしたとさ。
453名無しさん@ピンキー:04/12/10 00:33:31 ID:9MX6HppC
単純にね、ハウルが卵の殻を当然のようにカルシファーにあげてる場面から
ずーーーっとこのネタ引きずってたんです。
毎日そうやって食べてたら食べる事好きそうなカルシファーは絶対メニュー覚えてそうだな、とw
_| ̄|○ まぁエロに持ってけないのが難点ですが・・・
454名無しさん@ピンキー:04/12/10 00:36:37 ID:uDhkON09
カルたんかわええ・・ッ
GJ!!
455名無しさん@ピンキー:04/12/10 00:38:09 ID:k3NJqlgN
>>453 USN91Phwus氏
カルシファーねた面白いっすよ!日常的なのがなんか楽しいw
カルちゃんエロに持って行けないのはしょうがないですよ。
でもエロ無しネタも好ですだ!
456443:04/12/10 01:18:34 ID:dus9lAp4
ココでも昨日の特番でも、カルタン見れてちょっと幸せ(*´Д`)


恥ずかしながら、特番やら公式ページやらハウル関連スレぐらいしか見てません。
映画も原作も早く見たかったのに、英世と漱石すら居なかったんだ…給料日が待ち遠しかったよー・゚・(ノД`)・゚・

映画館行くときは、いつ
`;:゙;`;・(゚∀゚ *)ブー!!
しても良いように、タオル握って行ってきまつ。
そして、このスレ読み返して萌え死のう。
457名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:21:36 ID:xGP+76vh
そんな>>456にアドバイス
細かいことは考えずに萌えを堪能しておいで
458443:04/12/10 01:26:59 ID:dus9lAp4
ありがとう>>457
そうするよ。
459名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:36:16 ID:MBOCQuGa
>>442
エロ絵じゃなくてもとりあえずうpしてみたらどうかな?
投下してるうちに多分エロ絵描きたくなると思われ。
そしていつしかエロ絵無しでは生きていけない体に…
SSもそうだと思うけど、初投下の人でも住人達にアドバイス受けたり
何度も投下していくうちにノリでどんどんエロくなっていくような気がする。
460名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:45:54 ID:US1G5rQQ
自分も、最初より確実に文がいやらしくなってるっすよ…(;´Д`)
461名無しさん@ピンキー:04/12/10 11:46:48 ID:WLYd8kQA
ハウルが魔法使って、あーんなことやこーんなことしてソフィをいぢめちゃうシチュ、キボン。
ソフィ怒りながらも、体は・・・みたいな。
「あーんなこと」が思いつけないけど。_| ̄|○
462名無しさん@ピンキー:04/12/10 13:58:32 ID:/XoXJurj
ハウルは普段余裕な表情でいるが、内心ソフィーでハァハァな妄想しているようにしか見えなくなってきた。
今日はヘタレ攻め、明日は鬼畜攻め、明後日はネバネバ…とか。で、
視線を感じたソフィー  「何見ているの?」
ハウル@(*´Д`)ハァハァ 「何でもないよ?」      みたいな。
463名無しさん@ピンキー:04/12/10 14:13:56 ID:q5gEfCcm
>>462
お主も好きよのぅ プニュ( *´∀`)σ)Д`)

今日は千と千尋ですよお前ら。
ハクがサリマンの小姓に見えてしょうがないやも。
464名無しさん@ピンキー:04/12/10 15:48:15 ID:UBueZsqp
ハウルのあのネバネバ、元は彼自身から出来ているわけだし、触手状にしたりして
それでもってソフィーをどうにか…
465名無しさん@ピンキー:04/12/10 17:18:53 ID:k3NJqlgN
>>461
そのねたイイ…(*´Д`)ハァハァ<七
466名無しさん@ピンキー:04/12/10 19:31:51 ID:mplbD/qm
もまいらの妄想はすばらしいなw

原作2巻でアブダラ&サリマンがソフィーのすっぽんぽんを見たんだよな
そのことを知って(レティーあたりがうっかりばらす)
怒り狂ったハウルがソフィーにおしおきしちゃったりする展開キボンヌ
467ハウソフィ 映画版 ネタ元462さん:04/12/10 19:56:44 ID:6CGiCj3W
462さんのレスを読んで妄想。エロなし。でも、ちょっとフェチっぽくも考えられなくはないけど多分無理かも、くらいのフェチがある。

「何でもないわけないでしょ。さっきからじーっと私の事見張ってるじゃない。」
またハウルがなにかよからぬ事を企んでいるのではと、ソフィーは訝しみました。
どこかおかしいところはないかとそれとなく様子を探りますが、どこもおかしなところはありません。
いつものように、嬉しそうな顔で自分を見つめているだけです。
ソフィーはふと、こんなことを考えている自分が恥ずかしくなって慌ててハウルから目をそらしました。
(私の事を見つめて嬉しそうな顔をしてるですって?それってどういうことかわかって言ってるの、ソフィー!)
いきなり顔を赤らめたかと思うとモップの柄に頭を打ち付け始めたソフィーに、
「可愛い奥さんを優しく見守るのも夫の務めさ。それにソフィーを見てると退屈しないからね。目を放せないんだよ。」
僕はいいお嫁さんをもらった、とくすくす笑いながらハウルは言いました。
ソフィーのおでこに痛々しい傷が出来ないうちにモップを奪い取るのも忘れません。
そんなハウルの行動にさらにソフィーの顔は赤くなっていきます。
(このキザ男!)
照れ隠しのためにわざとぶっきらぼうにハウルの手からモップととり返すと、これまたぶっきらぼうにモップがけを始めました。
「おだててもなにもでないわよ。さあさあ、お掃除の邪魔だからちょっとそこに投げ出してる長い足をどけて頂戴。」
468ハウソフィ 映画版 ネタ元462さん:04/12/10 19:56:51 ID:6CGiCj3W
そんなソフィーの心のうちを知ってかしらずか、ハウルは態度を改める様子もなく、
あいかわらずにこにこと笑顔でソフィーのことを見つめつづけていました。
(いいかげん、あっちの部屋に行ってくれればいいのに!)
ソフィー心臓は、ハウルに見つめられているという恥ずかしさと緊張のせいで、飛び出そうなくらいドクドクしていました。
「あれ、ソフィーいい匂いがする。」
ハウルはふと呟きました。匂いのもとを探ろうと、鼻をひくつかせながらソフィーににじり寄ってきます。
「さ、さっきハウル以外のみんなでお花畑まで花を摘みに行きがてら、散歩してきたのよ。花の匂いじゃないかし、きゃあっ!?」
にじり寄ってくるハウルから少しでも離れようと身を引こうとした瞬間、ハウルの手が勢いよく伸びてソフィーのスカートを掴みました。
そして匂いを嗅ぐようにしてスカートを鼻のあたりに押し付け
「んー、いい匂い。何の花の香りだろう?それに、草の匂いもするね。」
スカートに移った微かな花と草の香りを堪能するように、何度も息を吸ったり吐いたりしています。
その表情はまるで、火にかけてとろとろに溶けたチーズのようでした。
ソフィーはなにがなんだか、頭の中がまるでハウルの部屋みたいにひっちゃかめっちゃかになってしまって、言葉を発する事も出来ません。
ただモップを持ったまま硬直して、突っ立っていることしか出来ませんでした。
「あぁ…。花の香りのなかで仲良くするのもいいかもしれないなぁ……。」
近いうちに花の綺麗な丘の上で行われるであろう愛しい人との睦言に思いをはせ、ハウルは今日も愛という名の暴走を繰り広げるのでした。

おわり。

別名、くんくんしてごめんなさい。(ネタわかる人いるのかしら…w)
この後ハウルはきっとソフィーの花畑をくんくんするに違いない。(;´Д`)ハァハァ
469名無しさん@ピンキー:04/12/10 19:57:09 ID:6CGiCj3W
カルタン最高だねw 意外と美食家だったんだなぁ。

>>464
映画のねばねばは、ハウルににてマンドクセ('A`) って感じでしたよね。
でれーんどろーんへにょーん みたいな。
やる気でてきたら(`・ω・´)シャキーンてなるのかねぇ、ねばねばも。
あ、でもやる気ないからねばねばがでるのか…。くそう、ねばねばしっかりしろよ!ヽ(`Д´)ノウワーン
470名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:10:03 ID:mREcWZYC
>>468
>「あぁ…。花の香りのなかで仲良くするのもいいかもしれないなぁ……。」

このセリフかなりツボ!
ここの職人さんは言葉づかいがうまいなぁ。
471名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:13:40 ID:9QUx8qHp
467さんGJ!
ハウルは結婚してしばらくはソフィーが家事をする後を家中ついて回りそうだね。
そして終いにはうっとおしいと箒で追っ払われるw
472名無しさん@ピンキー :04/12/11 00:01:02 ID:B2FiKFNC
なんて素晴らしいスレだ・・・

萌え死ぬうううう
473名無しさん@ピンキー:04/12/11 01:06:56 ID:Pp18t0dO
>>466
二巻はそんなエロ展開があるのか・・・(;´Д`)ハァハァ
ところで見られたソフィーがおしおきされるのは何故?
474名無しさん@ピンキー:04/12/11 01:29:56 ID:PWGTSK3y
>473
そりゃやっぱし、『僕以外の男に裸を見せるなんて何てヒドイ奥さんなんだろう(;´Д`)´`ァ´`ァ』でしょう。
・・・うちのハウルじゃやれないな・・・ヘタレだし。

>467-468
GJ!そんまま部屋に連れ込んでいちゃいちゃまで書いて欲しかった!w
475原作版 ◆USN91Phwus :04/12/11 01:58:40 ID:PWGTSK3y
さて、勢いでいちゃいちゃ失敗のヤキモチハウル出来たので投下します。
相変わらずエロないですが・・・そろそろエロ書きたい('A`)ジレンマ。
●2巻読んでない方は一応スルーした方がいいかも・・・?●

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今宵も寒空に月がとても美しいですね。まるで、空を飛んでいたあの城から見た風景を思ってしまいます。
本日は、あの夜咲花とアブダルが動く城にやってきてお茶をした日の話を致しましょう。

彼らは庭にブルーベルを咲かせたいのだけれど、どうしたらいいだろうと聞きに来たのですが、その時に
ちょうどあの騒動でソフィーがどんな風に変身を解かれたか、何で解けたのか、という話になりました。
そして、アブダルがうっかりと口を滑らせたんです。
「ソフィーさんが、目の前にいた時はそれはとてもとても驚きました。
 それまでは女性のその・・・素肌など見た事が無かったからです、偉大なる魔法使い殿。今思えば、それも・・・」
その言葉を聞いた直後から、ハウルは笑ってはいるのですが、目からは笑いが消えていました。
勘の鋭い夜咲花はそれに気付いて、それとなくアブダルを促して早めに帰って行きました。
そして、2人が帰った後の事です。

マイケルや、新しい見習いさん達が部屋に戻って眠った後、やっと夫婦は2人の部屋で2人だけの時間を持つ事が出来ます。
いつも通り、モーガンの寝顔を確認して、子供部屋を出たソフィーは、愛しい旦那様の横に座ります。
「ねぇハウル、今日夕方からずっと不機嫌な顔してたけど、どうかしたの?」
ソファーに寄りかかったまま、自分には目線もくれずにずっとどこか遠くを見ているようなハウルの手を握り、ソフィーは尋ねました。
「君は・・・」
言いかけて、ハウルは一瞬ソフィーを見ます。
476原作版 ◆USN91Phwus :04/12/11 01:59:09 ID:PWGTSK3y
今夜のソフィーは、夜咲花が持ってきてくれた、彼女の生まれ国の風習を思わせる薄物のガウンを身に纏い、
そこに透けて見えるのは、とても出産した女性とは思えない体のラインを出しています。
「ね、言いかけて止めるのは嫌いって言ってるでしょう?何?」
握る力を少し込めて、ハウルを見つめると、ハウルが大げさにため息をつきました。
「僕は、ヤキモチ妬いてるんだよ、ソフィー」
そんな事をいきなり言われたって、ソフィーには何の事やら見当がつきません。
「まぁハウルったら!誰に、何で妬いてるのか言わないとあたしわかんないわ!」
手を口に当てて、首をかしげる仕草は、子持ちにはやっぱり見えません。
相変わらず可愛らしい奥さんを見て、ハウルはまたため息をつきました。
「だって、あのアブダラに君は裸見せたんだろ?今日、彼が言ってたじゃないか。僕以外の男の人の前で、裸になんて!」
言った途端、ソフィーはクスクス笑い出しました。
「あらやだ、ハウルったらおバカさん!だって、猫が服を着ると思う?それに、あそこにいたのはレティーもいたし、サリマンもいたのよ?
 あたしの裸を見ちゃったのはアブダルだけじゃないし、それに仕方がない状況じゃないの!妬くだけ無駄ってものよ、大好きな旦那様」
言いながらハウルに軽くキスをすると、ハウルが頬を膨らませました。
「そんな事言ったって、僕は嫌なんだ、サリマンは仕方ないよ、術を解いてくれる人なんだから。でも、あんな・・・」
「あら、でも彼のお陰であなたもカルシファーもあたしも助かったようなものでしょう?そのお礼だと思えばいいじゃない?
 それとも、あなたは助けて貰ってもお礼も何も出来ないような心の狭い人だったのかしら?」
477原作版 ◆USN91Phwus :04/12/11 01:59:53 ID:PWGTSK3y
にっこり笑って言う妻に、それ以上口答え出来ないハウル。
「わかったよ、次彼に会うまでにはこのモヤモヤを消化しておくよ」
言いながら妻の細い腰に手を回します。
「そうね、あの2人にちゃんとしたお礼しなきゃね・・・ブルーベルが年中咲くように魔法で助けてあげるってのは・・ん・・」
ソフィーの提案も、最後の方はハウルが強引にキスしてきたせいでかき消されてしまいました。
「もう、ハウルってば。甘えるのが2人に増えて、あたし1人じゃ抱えきれないわよ!」
「昼間はモーガンにソフィーあげてるから、夜は僕にくれてもいいんじゃない?」
「もう、我侭なんだから、私の大好きな旦那さんってば!・・・・・・あ、モーガンが泣いてる!」
「あぁ、何てタイミングなんだ、モーガンめ!せっかくいい雰囲気に持っていけそうだったのに・・・何てひどい息子なんだ!」
「そんなひどい事言うパパは知らないわ、1人で寝てちょうだい!」
「えぇぇぇぇっ!」
その日ハウルは結局1人で寝る羽目になったそうです。
そしてソフィーは、モーガンを慣れない手であやしながら、大好きな旦那様がヤキモチを妬いてくれる幸せをかみ締めていたとか。
478名無しさん@ピンキー:04/12/11 02:05:17 ID:PWGTSK3y
_| ̄|○ ヘタレハウルしか書けない自分を許して・・・

カルシファーにあげてみたい食べ物。今食べてて思っただけなんですが。
『暴君ハバネロ』
・・・どうせ燃やすんだからあんま変わらないかな。でも、ちゃんと味わってるとしたら。

ソ「カルシファー、これ町で買って来た新しいお菓子なの、食べてみる?」
カ「オイラが食べないなんて言うと思うかい、ソフィー?クレ、クレってば!」
ソ「はいはい、今あげるから待ってね、はい」(火の中にハバネロ投下)
カ「モグモグ・・・・・ひいい、辛い!辛いけど旨い!旨いけど辛いよ、ヤバイよソフィー!」
ソ「やだ!カルシファー、あんたちょっと燃え過ぎだってば!暖炉焦げちゃう!」

とかなりそうで面白そう。辛くて火を吹く→暖炉焦げちゃう
479名無しさん@ピンキー:04/12/11 02:12:06 ID:yaYBlruE
ヘタレハウル最高!!むしろщ(゚Д゚щ)カモォォォン

カルシファーぐらいの(・∀・)イイ!!喰いっぷりなら
美味しいものを沢山喰わせてやりたい。

映画のカルを見ながら「‥‥三角コーナー?」と
思ってしまいますた_| ̄|○
480名無しさん@ピンキー:04/12/11 02:16:42 ID:PWGTSK3y
こんな時間にレス来るとはw
>479
いや、それ最初に見た時に思ったから!てか思ったら負けだとその直後思ったけど_| ̄|○
原作でも食ってるんだよね・・・やっぱりカルシファーは食いしん坊万歳キャラか。
481名無しさん@ピンキー:04/12/11 10:52:32 ID:JcgodYXJ
ハウルはらい○んハートだな…
482名無しさん@ピンキー:04/12/11 11:49:58 ID:NnVSx6Bg
>>478
ワロタw
「ファイヤーッ!」
「カ、カルシファー!?」

逆に、甘いもの食べたらとろ火になるのかな〜?
「う〜〜!ソフィー、オイラほっぺたが落ちちゃいそうだよぅ。」

>>481
失ったものはみんなみんなきみにあげる(だっけ?) とかハウルっぽい。
ハウルのテーマソングだね。
これでなにか超甘いの一本書けそうだw

ハウルは雰囲気が甘いのでエロに持っていくまで一苦労ですね。
書いてると延々と二人がいちゃついて離れない。その先をやってくれーと思うんですけどね。
ハウル本作ろうかと思ってるんだけど、砂を吐くほどの甘いものって需要あるのかな?
483名無しさん@ピンキー:04/12/11 12:23:09 ID:wo1MgDIi
>>482
ハウル本作ろうかと思ってるんだけど、砂を吐くほどの甘いものって需要あるのかな?

正直時代は今それを求めているといっても過言ではありません。
てか作ったら買わせて下さい!!
484名無しさん@ピンキー:04/12/11 14:29:33 ID:i5YjGHcm
ハウルサークルって
一時的に映画上映前よりかは増えそうだが
マイナーからは抜けだせなさそうだな‥。
認知度と比例しないのがジブリ同人。
いや、いいんだけどね。愛は変わらないから(*´д`*)ハァハァ

>482
> ハウル本作ろうかと思ってるんだけど、
> 砂を吐くほどの甘いものって需要あるのかな?

あります。私も是非買わせてくださいノシ
こちら我慢出来なくてネット徘徊&自己製造でなんとか
満たしてる状態なので‥‥‥( ゚д゚)ホスィ…
485名無しさん@ピンキー:04/12/11 15:04:04 ID:NnVSx6Bg
>>483-484
そっか。ありがd。
頑張って製作にあたりたいと思います。
やおいネタ(801にあらず)ばっかり浮かんでくるんで
しょうもないこっぱずかしい内容になりそうですがw
甘いの一本と、ハウル一家コネタギャグとカルシファーネタでなんかつくりたいですね。

冬と春あたり、ハウル本たくさんでそうな感じもしますね。
ネットでは結構盛り上がってる感じだし、サーチとかすごい数ですべてをチェックしきれない。
そこから自分のつぼサイト探し出すのも至難の技。orz
486名無しさん@ピンキー:04/12/11 17:44:20 ID:+Iu2Ew1X
自分、同人から足抜けしたってのにハウルのせいでカムバックしそうですよ。
ゲロ甘イチャイチャエロパロ本もしっとり系もギャグもまとめてカマン
スレ違い甚だすまない。
487名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:02:22 ID:CQ+yK74/
同人か…読んだ事しかないけど、参加とかしてみたいなぁ(*´Д`)<七
488名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:05:53 ID:/DuX92cl
 
489名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:45:19 ID:Spyfqi/x
自分は442さんじゃないが、ここの小説読んでると、
絵が描きたくて仕方なくなります…!(*´Д`)
エロ絵は無理かもですが。
ここって、絵はアプしても大丈夫なのかな?
そもそもアプローダが無いから無理??(''*)

>485
ハウル、ネットでは盛り上がってるんですか!
知らなかった…。
検索してみよう(*´Д`)ムフフ
490名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:08:24 ID:kd/utf3x
>>489
うpろだリンク集
ttp://www.aiolos-imgboard.com/linkv/linkv.html

こっからよさげなところ選んでうpしてもらえれば大丈夫だと思われ。
絵をうpする事に関しては大丈夫じゃない?って感じみたいですね。
心配なら、角煮のジブリスレに投下すればいいんじゃないかな。

ネットではハウル関係の同盟やサーチやリングなんか増えてるよ。
登録の数もすごい。あとは原作作品のサーチとか。
映画公開前からサイト運営してる人たちのなかには、跳ね上がるカウンターに
ビックリなさっている人もいました。
491489:04/12/12 00:19:22 ID:irnvb+eH
>490
うpろだありがとうございますっ!
ここで絵うp者の一人目になるのは勇気がいりますけども、
頑張って楽しんで描きたいと思います(*´∇`*)。。。
書き上げたらまたうpしにきますね。

無知で申し訳ないのですが、角煮とはどちらなのでしょう・・・?
すみません、あんまり詳しくなくて…(´;ω;`)。。。

>ネットハウル
先ほど検索してみたらすごい数ですね。。。
すごい、さすがじぶり映画効果。。。
492sage:04/12/12 00:36:05 ID:irnvb+eH
щ(゜д゜щ) 絵描きさんもドンドンカマン!
493492:04/12/12 00:37:33 ID:irnvb+eH
嗚呼やってしまった…

逝って来ます。
494名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:16:05 ID:EqAGIpsr
角煮=半角二次元ですよ( ´∀`)
495映画版 ◆USN91Phwus :04/12/12 01:28:16 ID:II9pJ9jp
489さん、ドキドキしながらお待ちしてますw
えーと。サリマンにいぢわる?されるソフィーとかふと思いついたので投下。
続き書けたら今度こそエロ突入かとw
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その日、ソフィーへと届いたサリマンからの手紙にはただ一言だけ書いてありました。

『いい物を手に入れましたので、貴女に差し上げたいと思います。くれぐれも、ハウルには知られないようにおいでなさい』

ハウルが他の場所へ用事が出来て出かけた日、ソフィーは城へ向かいます。
すぐに前に会ったのと同じ顔の小姓が対応しに出てきて、サリマンの所へ連れて行ってくれました。
「あら、随分早く来れたのね、ソフィーさん」
クスクスと笑いながら、その女性は椅子から立ち上がる事もなく、目の前にある優雅なデザインの椅子を指し示します。
軽く会釈をして、ソフィーはそこになるべく粗相の無いように座ると、緊張した顔でサリマンを見ました。
「ふふ、そんなに緊張なさらなくても大丈夫ですよ。そうね、早く見せてさしあげた方がよろしいかしら。あなた、アレを持ってきて頂戴」
目線だけで後ろにいた小姓に言うと、軽く一礼をしてしばらく彼が離れます。
「持って来るまでに、最近貴女達がどう暮らしているのか教えて下さいません?」
にっこりと、サリマンは微笑みます。
ソフィーは緊張しながらも、最近の事を話していますと、小姓が何やら畳まれた布を捧げ持つように戻ってきました。
「ありがとう、えぇ、しばらく出入りは禁止しておいて頂戴ね。」
何やら小姓に指示を与え、彼も含めて人払いをすると、サリマンはそれを持ったままソフィーの方へ向き直りました。
「ソフィーさん、差し上げたい物というのはコレなんですよ」
言いながらそれを広げます。
「まぁ、何て綺麗な布・・・、地色はとても地味なのに花模様が散っていて、それに不思議な形のガウン・・・ですか?」
「ふふ、ガウンと言えばガウンなのかもしれませんわね。これは、東の方の国の服で『キモノ』と呼ばれる物ですよ」
ささ、どうぞお取りなさい、と言うように着物をソフィーに差し出します。
496映画版 ◆USN91Phwus :04/12/12 01:28:52 ID:II9pJ9jp
「コレを、貴女に着て欲しいんです。珍しいものを着て、あのハウルを驚かせておやりなさい」
差し出されるまま受け取ったソフィーは少し迷いました。
だって、初めて見るコレをちゃんと着る事が出来るかどうか、わからなかったからです。
ですが、サリマンは優しく微笑むとこう言いました。
「大丈夫ですよ、おつきの者が貴女に着方を教えますから。帰るまでにちゃんと覚えて頂かないと、帰しませんからね?」
その一言は、ソフィーにはまるで死刑宣告のように聞こえたそうです。
そして、気付くと背後に小姓が2人。
え?と思った途端、ソフィーの服は脱がされ、幼い顔とはいえまるで金髪のハウルが小さくなったかのような少年に脱がされたソフィーは
ただただ硬直するばかりで、最初は着方の説明も全く聞こえなかったようです。
「覚えないと、どんどん帰りが遅くなってハウルに追求されますよ?」
笑いを含むサリマンの声に我に返ったソフィーは、素直に着方を習い始めました。
サリマンは、小姓の手が体に触れる度に顔を赤らめる初々しいソフィーの様子を見ながら、更に増えた小姓相手に談笑をしていました。
「ねぇ見て頂戴、あの様子。まだまだハウルは開発の途中と見ていいんじゃなくて?あの子とした事が、今回はオクテなのねぇ」
などと、好き勝手に言い放題です。
それが耳にまた入るものですから、ソフィーは余計頭に血が上って着方を間違えるのでした。
497映画版 ◆USN91Phwus :04/12/12 01:29:08 ID:II9pJ9jp
夕方遅くにやっと帰って来たソフィーは、ハウルがまだ戻っていないのを確認してホッとため息をつきました。
手には、サリマンがくれた『キモノ』が2着。着方は一応覚えました。『オビ』もちゃんとありますし、『タビ』も『ゲタ』もあります。
「なんであたしがいじられなきゃいけないのよっ!」
イライラしながら置いたフライパンは、ボーっとしていたカルシファーの頭をドン、と強く抑えつけました。
「イテテ、何するんだよソフィ〜、痛いじゃないか〜」
「ボーッとしてるのが悪い!」
普段なら謝るソフィーが、えらくご機嫌斜めなのでカルシファーはそれ以上言わず、薪の間から煙をポッポッと噴き出すだけでやめました。
その後、マルクルは食べ方が汚い!と怒られ、元・荒地の魔女はこぼし過ぎ!と怒鳴られ、ヒンはうるさい!と怒られ。
ハウルが戻ってきた時、2人+2匹がすがるような目になったのは言うまでもありません。
そして、ソフィーと言えば、ハウルに対してまるで刺すような目で見ると、フン、と鼻を鳴らして1人でお風呂へ行ってしまいました。

みんなに懇願されて、ソフィーの癇癪をなだめたハウルが、その日あった事を聞いて、どうにか着物に着替えさせたソフィーの、
はだけた裾から見える脚に発情してしまって押し倒したせいで、次の日またソフィーの機嫌を取るのに必死だったと言うのはまた別の話。
498名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:30:24 ID:II9pJ9jp
壁|´Д`)ノシ 続きは書ければ明日・明後日には〜・・・
        出来るかどうかはわからんけど帯持って『あ〜れ〜お代官さーまー』やりたいw
499489:04/12/12 01:59:54 ID:irnvb+eH
494さん、ありがとう!一つお勉強になりました^^。

>495さん
すごい、初めてリアルタイムに神に立ち会ってしまった…!
感動です!
>489さん、ドキドキしながらお待ちしてますw
ありがとうございますw頑張りますね。

着物と来ましたか!いじられてムキになるソフィーカワイイ|´Д`*)ポ
続き楽しみにしておりますw

過去ログ拝見しましたら、他にも挿絵描きたい!って方が結構いらっしゃるみたいですね!
皆さん、一緒にうpしませう〜〜(*´Д`*)
500名無しさん@ピンキー:04/12/12 02:09:07 ID:MW86837Y
501489:04/12/12 14:31:57 ID:irnvb+eH
えろ絵、こっそり投下していきます…壁|´Д`)ノシ ポイ
でも全然ラブラブな雰囲気じゃないです(´;ω;`)ゴメンネ
そこは他の絵描きの皆様にカヴァーしてもらいまつ(ノ_・。)。。。

http://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/101.jpg

こちらの小説の挿絵を描かせていただきました。
http://sslibrary.arings2.com/sslibrary/h/howlno03.html
ハ「いい子だね、ソフィー。ここすごいよ、分かるかい?」
みたいな感じで…。。。

ハズカスィ(*´д`)!
502名無しさん@ピンキー:04/12/12 14:57:44 ID:+ngDZ7xr
489タソ乙(・∀・)!
ハウルサイト漂流してても思うんだけど
ハウル絵描く方々はなんていうか見事な絵師さんがいっぱいだなー
絵画的というかなんというか。独自の雰囲気が禿げしくイイ!
また投稿してくださいー
503名無しさん@ピンキー:04/12/12 15:02:11 ID:XCBe0X8l
猛者キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!眼福眼福。これで萌え充電完了。
>>501は素敵だよ!なんていうかネ申だよ。
金ロでハクに心臓取られたけど、>>501のおかげでばっちりハウルに戻ってきた。
飯食ったらSS書こう。いやさ、書かせていただきます。未来で待っててー!
504489:04/12/12 18:04:21 ID:irnvb+eH
502さん503さんありがとう!
皆良い人だ・・・(つд∩)ウウウ

全然似てないけれど、描いててすごく楽しかったよ!
しょぼくて、もう自分がうpするのはやめておこう…と思ってたけれど、
レスを見たらまた描きたくなってきた(・∀・)!
ありがたう^^!

503さんのSSも大期待ageだ〜!
505名無しさん@ピンキー:04/12/12 20:37:05 ID:ynWLyu3m
>>501
GJ!イイよイイよー!最高っす!是非自分のSSの挿絵も書いてホスィ(*´Д`)<七
そんな501氏に触発されて、以前ジブリスレにあった
『元・荒地の魔女に珍しく化粧してもらうソフィー見てハウル発j(ry』の文章を製作中です(゚∀゚)
さぁ!漏れも頑張るぞー!!
506名無しさん@ピンキー:04/12/12 21:53:18 ID:ubvqVDqo
エロハウル

_,,-―=''' ̄      ___,,-―――='' ̄ __,-―='' ̄   /
   _,,-―=''' ̄        _,,-―='' ̄ ヽ       /  +
 ̄ ̄        _,,-―=''' ̄          \    /  . . .  .
      ,,-='' ̄                   ヽ  /    .  。. ★  ☆
    ,,,-''                           ヽ/     。.    .
-―'' ̄         ,,,_,,    |___,/  ,,_,,,  |  / ~~~|   |  |   |~~~~~| __ ■ ■
.  |           ̄'    |     /   ' ̄   |     /  |  |  .    丿  | 丿 ▼ ▼
   |.     *           |     /      * |     ノ  ノ  |/   /  丿  ● ●
  ヽ    γ´~⌒ヽ.         |   /          /
――ヽ   /      ヽ      |  /         /⌒ヽ、
    \/       |       |_/          /    ヽ
507名無しさん@ピンキー:04/12/12 22:50:57 ID:W1V+JHEU
えーと、老婆心なのですが。
絵をUPする際は直リンは避けた方が何かとよろしいかと(;´Д`)
http:/の『h』を抜くだけでも鯖に負担かかりませんので、次回からよろしくです。
てゆーかあたしのSSじゃないか!(*゚Д゚)イインダロウカ ドキガムネムネダワナ
いやホントありがとうございます。マジで嬉しい限りです(;´Д`)

と言うワケで昨日書いたのとはまた違うカルシファーネタを次レスから投下w
508原作系 ◆USN91Phwus :04/12/12 22:51:34 ID:W1V+JHEU
その時は、まさかそんな事になるなんて思っていなかったんです。

そう、何となくお酒をカルシファーに注いだだけなんです。

「うぃ〜、ソフィーもっと持ってきてくれよぉ〜」
いつも以上に真っ赤に炎を巻き上げながら、カルシファーが言います。
ソフィーは炎に注意を払いながら答えました。
「もう、お城にあるお酒はほとんどカルシファーが飲み切っちゃったわ、もうダメよ」
そう答えた途端、カルシファーが炎を更にカンカンに巻き上げたので彼女の前髪は焦げてしまいました。
「何だよー、だったらオイラこの城動かしてお酒買いに行ってやるよ!」
言うと同時に、建物自体が揺れる感覚。
「カっカルシファー!止めて、止めてちょうだいっ!」
焦ったソフィーが叫ぶのも構わず、カルシファーは城を本当に動かして町に向かい出しました。

「おやおや、何の騒ぎだい?カルシファー、やめろよ」
その時現れたハウルの姿は、まさに救世主に見えたと後にマイケルは言っていました。
ハウルの姿が見えた途端、カルシファーは城を動かすのを止めたので、確かにそれはあながち間違ってはいませんし。

そして、次の日のカルシファーは何も覚えておらず、お酒を味わった事も覚えておらず、ただただ一言
「なぁソフィー、オイラ何でこんなに頭がガンガンするんだろうな?なぁ、何でだろ?悪魔も頭痛あるんだなー、変なの!」
とだけぶつくさ文句を垂れていたそうです。
509名無しさん@ピンキー:04/12/12 22:53:00 ID:W1V+JHEU
1レスで終わったのは酒入った頭だからヽ(´ー`)ノ
辛いの食べたら炎を巻き上げて、甘いの食べたカルシファーが溶けるのならば、
お酒のんで酔っ払ったらお酒求めて突き進むんじゃないかと言う発想から書いてみましたw

さてと、着物エチーでも妄想してきますw
510名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:13:54 ID:1rBf9Nok
じゃあ次は冷たいものを食べる話だね。
ガリガリ君食べて風邪をひくカルシファーw
ソフィに看病されてハウルが嫉妬の炎を燃やすとか。
まぁ、ハウル!あなたもお城が動かせたのね(嫉妬の炎で)!!とか。

ついでに自分も投下しようと思ってます。いつぞやの続きを…
最後まで終わらせるつもりが最後まで終わりませんでした。すまない。
次投下するとしたらまた週末ごろになっちゃうんで、出来たところまで。
しかもエロになかなか突入してないよ…orzうちのハウルは奥手らしいよ、ママン
511名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:14:32 ID:1rBf9Nok
InterludeH
ソフィがおずおずとハウルの隣に座ったのが5分ほど前。距離にして約40cm。
このまま朝になってしまえば良いという想いと、縮まらない距離にやきもきする気持ちが半分ずつ。
そっと隣を忍び見れば怪訝な顔で、それでも決して逸らされる事のないハウルの青い双目。
お風呂事件以降はそれほど美に対する執着心を見せなくなったが、
それでもハウルの美しさが損なわれる事はなかった。質の異なった美へと昇華したといっても良い。
そんな美貌の持ち主に穴が開くほど見つめられて恥ずかしくない訳がなかった。
しかも当の本人は腰にタオル一枚という出で立ち、その上これから二人でする事を考えれば…
−駄目、駄目駄目!!そんなの恥ずかし過ぎる!いっそまたおばあちゃんになっちゃおうかしら−
相変わらず不毛な思考の迷路に陥っている。今のハウルにとってそんな事が障害になりはしないのだと
ソフィ自身は理解してはいなかったから無理もないが。
−た、例えば押し倒すとか…無理やり…とか、それだったら諦めがつくのに−
しかしその答えをソフィは知っている。きっと彼は待っているのだろう。今まで待っていたように。
ソフィの準備が出来、ソフィ自身がそれを選び、ソフィ自身がハウルを求めるまで。

実はこの時、ハウルにとってソフィを待つ事はそれほど苦痛ではなかった。
今すぐ欲望のままに掻き抱き、早く自分の物にしてしまいたいという想いはあったけれど。
−…面白いなぁ−
すぐ隣で赤くなったり青くなったり怒ったり、視線に気がついて慌てて顔を背けたり、
たった5分という時間なのにソフィの挙動は慌しい。心中察し余る。
本能を抑えて彼女を待つ事が出来るのも、それが彼女だから。愛しい大切な女性だから。
彼女の全てを丸ごと包み込んで守りたいと思うのも、彼女が自分を変えてしまったからだろう。
今までの自分は彼女が呼び込んだ風にさらされて変質していった。だが、悪い気分ではない。
隣ではその愛しい彼女が相も変わらず悶々と葛藤を続けている。このままでは本当に朝になりそうだ。
−もうそろそろ助け舟でも出そうかな−
ハウルは涼しげな微笑を浮かべる。彼の可愛い妻が出しかけている答えを後押しするために。
512名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:15:00 ID:1rBf9Nok
InterludeI
黙りこくって俯いていたソフィの顔を、唐突にハウルが上半身ごと乗り出して覗き込んで、
急に間近くなったハウルの瞳がソフィを動揺させた。子供が母親に甘える時に見せるような上目遣い。
−ああ、ハウル…あなたみたいな人がそれをするのは卑怯だわ−
ソフィは跳ね上がった鼓動をハウルに気取られないように僅かに後ずさりして嘆息する。
しかし、せっかく開いた僅かな距離もあっさりと埋められて、ソフィは息が詰まる思いがした。
「ねぇ、怒ってるの?それとも緊張してるの?」
耳に囁きかけるように低く、それでも甘い口調にソフィの中で何かがざわめいた。
「どっちも!!どっちもよ!私初めてだし、緊張してもおかしくないでしょう?
それに今日の夕飯の時!あんな事言うなんて!マルクルだっているのに!!」
ソフィの語調がやけに荒立ったものになったのは自分の中に波立った何かを否定したかったから。
しかし、今の自分が出来る精一杯の強がりだとソフィは感じていた。
「僕は家族みんなに報告したかっただけなんだけどな。ソフィが僕の奥さんになるって」
ソフィの波立つ思いを知ってか知らずか、ハウルは事も無げにさらりと言う。
513名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:15:22 ID:1rBf9Nok
InterludeJ
「あ!そうだ、ソフィ!!見て!」
ソフィが二の句を告げる前にハウルはベッドから勢いよく立ち上がった。
そして部屋の隅に無造作に置かれた綺麗な包み箱を手にし、中から一着のドレスを取り出す。
そのドレスは淡く清楚な黄色をしていて、決して派手ではないが細部に施された刺繍を見れば
それが安いものではない事に気がつくだろう。ハウルはそのドレスをソフィの姿に重ねながら、
「うん、似合う。やっぱりね」と、しばらく独りごちていた。
「あの空襲でプレゼントが台無しになったからね。城を直したあと急いで買いに行ったんだ。
ところがあの空襲で町はぼろぼろ、みんな疎開しててやってる店も少ないし。
やっとの想いで見つけた店でこれを見つけたんだ。でも絶対ソフィに似合うと思った」
ハウルはいつだったのかのように饒舌に語りだした。無邪気な子供のように。
「僕の服も城が吹き飛んだときにぼろぼろになっちゃったからついでに買おうと思ったんだけど、
でも、ほら見て!この服!ちゃんとだよ!こんなのしかなかったんだ!戦争中とはいえこれは酷いよ」
「それでもその色を選んで買ってくるところがあなたらしいわ」
ハウルが努めて明るく振舞う時、それは彼がひた隠している優しさが垣間見える瞬間。
心配をかけさせまいと、不安を取り除こうと、彼は彼なりの誠意を相手に見せる。
今、彼をこうさせているのは間違いなく自分自身だ。甘い言葉を囁く事は得意でも、
本心を語る事には不器用なハウル。自分に向けられたその不器用さが嬉しくてくすぐったい。だから。
「あ、ようやく笑ったね」
ほんの少しだけそんなハウルを受け入れる勇気が湧いた。
「綺麗だ。大好きだよ、ソフィ」
514名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:15:44 ID:1rBf9Nok
InterludeK
ハウルが再びベッドサイドに腰掛けた時、二人を隔てる距離はなかった。
互いが互いの頬を触れ、愛しげに撫で、額と額を戯れに合わせる。そして互いの視線が絡んだ。
それが何かの合図だったのか、ハウルはソフィの頬を掌で優しく包み込んだまま、額に軽いキスをする

次に視線が絡んだ時はソフィの鼻の頭、くすぐったさにソフィがふふと笑った。
頬に、まぶたの上に、耳元に、触れるだけの優しいキスをハウルは繰り返した。
それなのに少しずつソフィの身体の芯が熱くなり、息が上がる。零れる吐息まで熟れて、
うわ言のようにハウルの名を何度も呼ぶ。瞳の奥が焼けるように熱く、溶けていきそうだった。
ソフィ、と促されて視線を再び重ねれば普段よりも艶やかな彼の瞳が覗き込んでいる。
終わりへの確信と始まりの予感。これから始まるのだとソフィは悟った。
心臓が高鳴っていた。未知への恐怖に僅かながら身が竦む。恥ずかしいという想いは未だ消えない。
それでも相手がハウルだから、ハウルだからこそ、その楔を断ち切れるような気がした。
「あの時…」
甘い視線を漂わせながらハウルが静かに呟く。
「キスしてくれたよね。ぼんやりと覚えてる。嬉しかった」
近づいてくる唇。それを拒む理由はなくて、自然に瞳を閉じると優しくそれは重ねられた。
唇特有の柔らかく薄い皮膚の感触は甘く、たったそれだけの行為で眩暈がした。
それでもすぐに離れて行ったハウルに少し物足りなさを感じたのか、ソフィは薄く瞼を開く。
見れば先程と変わらぬ溶け落ちそうなほどに柔らかな笑みを浮かべたハウルがいる。
視線の距離に驚き、鼓動が乱れる。それと同時にソフィの身体の奥底からじわりと熱が溢れてくる。
今まで感じた事のない不思議な感覚、身体中を熱が駆け巡り、ソフィの中心でドクリと脈打つ。
自分の身体なのに、自分には判らない初めての感覚。怖い、しかしそれ以上にその感覚が愛しかった。
515名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:16:55 ID:1rBf9Nok
InterludeL

熱を帯び艶味を漂わせ始めたソフィの瞳に見つめられ、ハウル自身も少し驚いていた。
さっきから感じている違和感。今まで誰にもそんな想いを感じた事などなかったのに。
視線を合わせるだけで、名前を呼ぶだけで、声を聞くだけで、体温を感じるだけで。
確実に自分の中で何かが変わっている。その理由がなんなのかは判っていた。
そこに愛しさが溢れて流れ出し、身体の中で大きなうねりとなって暴れ始める。
−『待つ』…ね。待つ事なんかできやしなかったのかもしれない−
胸の内で自嘲すると、ハウルはソフィの身体を固く抱きしめて子供の内緒話のように耳元で囁いた。
「ねぇ、ソフィこれだけ近づけば僕の心臓の音、君に聞こえる?すごくドキドキしてるんだ。
心臓がある事がこんなに辛いとは思わなかった。君を見つめてるだけなのに張り裂けそうなんだ」
耳を澄ませば確かに鼓動が聞こえた。でも、その鼓動は自分のとすっかり重なり合っていて、
もっとちゃんと聞きたいと、ソフィはハウルの胸に耳を宛がうとそれは確かにそこにあった。
体内の奥深く、確かな響きと重み、そこに流れる血流の動きさえはっきりと判る気がした。
追い立てられてでもいるかのように急く鼓動は、そのままハウルの呼吸へと繋がっている。
「あなたでも緊張するのね」とソフィが笑うと、「そりゃ、相手がソフィだからね」とハウルは唇を尖

らせた。
二人は再び唇を重ね合わせた。そして二度、三度、重ね合わせる都度に深く潤んだ音に変わっていく。
その音を楽しんでもいるかのように微笑みながら互いの唇を奪い合った。
身体中を駆け巡る衝動が逃げ場をなくし始めていて、口付けの狭間で洩れる吐息までが酷く熱い。

「ああ…ハウル…ハウル、どうしよう。どうしたらいいの?あなたが好き。気持ちが止まらないの」
「止める必要なんてないよ。すごく素敵でドキドキするような事だけど、
僕達が結ばれるって事はきっととても自然な事だから」

***********************
投下終わり。相変わらずの長文スマソ
次こそは終わらせます。ついでに念願のエロを頑張ります。
516名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:27:37 ID:9h+UuuEh
おお!!311さん続きをお待ちしてました。
リアルタイムで見ちゃった〜〜(* ´Д`)
エロなしでも素晴らしい!!キュンキュンしちゃったよ…。
2人がとても愛おしいです。
続きも待ってますね!じっくり書いて下さい〜( ・∀・)ノ
517名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:48:16 ID:bWTICcAP
あなたの書く2人、すごく好きだな〜>>311さん!
続き、楽しみにしてましたよ。
すごくホワンとしました。
エロ、頑張ってくださいねー
518名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:51:11 ID:Hal+Zjgn
>>311
アアン!めっちゃ萌えー!!(*´Д`)
519名無しさん@ピンキー:04/12/13 01:08:45 ID:RCzr5RBe
機種依存文字はマカーだとつらいっす…
520名無しさん@ピンキー:04/12/13 01:21:34 ID:WHmprAys
こんなスレがあったんですね…ネ申さまありがとう。
皆さんGJすぎます…新婚さん萌えが止まらないよー
取り合えずまたじっくり読み直して(*´Д`)/ヽァ/ヽァしてきます。
521名無しさん@ピンキー:04/12/13 01:29:46 ID:/vHzIfHs
ちなみに>519さんが言ってるのは
HIJK
などの文字は機種依存文字なのでマカーでは読めまへん
ということです。
囲み数字でなく、普通の数字にしていただけると嬉しいです。
522名無しさん@ピンキー:04/12/13 04:22:05 ID:FOulMmjF
(*´∀`)ほんわかハァハァ
523名無しさん@ピンキー:04/12/13 12:29:56 ID:AHYey547
エロまでの工程が大好きだなぁ。

何か、普通にエロだろうがグロだろうが何見ても動じないが、ハウルのエロだけは
マウス持つ手がガタガタ震えて身悶えしちゃうよ(;´Д`)ハァハァ
524名無しさん@ピンキー:04/12/13 15:48:18 ID:9h+UuuEh
そうそう!!
マウス代わりのペンタブがぷるぷるしてしまうほど
マジ萌えして悶えてる私がいるw
ああ、489さんに続いて絵が描きたくナターヨ…。
525名無しさん@ピンキー:04/12/13 15:55:00 ID:M3Wwrjfe
お願い!描いて欲すぃ
アナタの萌えが見たいっ
526名無しさん@ピンキー:04/12/13 17:20:08 ID:bJe6xaM4
エロ絵描いたことない自分まで描きたくなっちゃったじゃないか(*´Д`)ハァハァ
527名無しさん@ピンキー:04/12/13 20:33:40 ID:uy+uOkeL
同じく描きたくなった(*´Д`)ハァハァ
あぁでも描いてもスキャナがない・・・orz
528名無しさん@ピンキー:04/12/13 21:26:34 ID:64IHXiy6
ここのスレの作品だけをまとめた2chハウルサイトが欲しいなぁ。
イラストも飾れるし。
529七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/13 22:40:04 ID:Hal+Zjgn
>>524
>>526
>>527
糸会ネ申よ カモーン!!щ(゜д゜щ)

>>528
2chハウルサイト出来たらいいなぁ(゚∀゚)

以前、ペンタブ見つかったから絵を描くと言ってたあのお方は何処へ……未来で待ってるからっ!

んでは、『元・荒地の魔女に珍しく化粧してもらうソフィー見てハウル発j(ry』編を途中まで投下しまっす!
前ふり長めエロは後半でご了承ください(;´Д`)
530可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/13 22:41:12 ID:Hal+Zjgn

ある春の晴れた日、ソフィーは朝からウキウキしていました。
今日の五月祭にハウルと行く約束をしていたのです。
知らず、洗濯をする手も踊りだしそうな勢いになります。

そんなソフィーを微笑ましく見ていた荒地の魔女のあばあちゃんは、突然閃きました。
「ソフィーや、あんたハウルに貰ったお化粧の道具箱があっただろう?仕度が終わったら持っておいで」
「お化粧道具?わかったわ。もうすぐ終わるから待ってて」
ソフィーはそう言ってテキパキと仕事をこなして行きました。

10分ほどたって家事が終わるとソフィーは自室に戻り、着替え始めました。
今日着て行くのは、ハウルがプレゼントした白いワンピースです。着替え終わったソフィーは鏡の前で
くるりと一回転してみました。彼が選んでくれた服はソフィーの星色の髪に良く似合います。
以前は鏡に映る自分を見て卑屈になる事もありましたが、今ではもっと前向きに変わった自分が居ました。
準備が済むと、言いつけ通り化粧道具を持っておばあちゃんの所に行きました。
531可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/13 22:42:02 ID:Hal+Zjgn

「おばあちゃん?持って来たわよ」
「やっと来たねソフィー。そこにお座りよ」
そう言って自分の前に座らせます。てっきりおばあちゃん自身が使うと思っていたソフィーは首をかしげ
「おばあちゃんが使うんじゃなかったの?」
「これはハウルがあんたに使って欲しくて買ってきたんだろうがね。せっかくのデートなんだから可愛くお化粧くらいして行きな」
そう言うと、目の前に座ったソフィーの顔に手際よくお化粧を施して行きます。

やがて、
「ソフィー!準備は出来たかい?出掛けるよー!」
久しぶりに金髪に染めたハウルが下りて来てソフィーを呼びました。
「ちょうどいいね、今準備が済んだところだよ。さぁ行っておいで」
おばあちゃんが促します。

そこには…
お化粧をしてもらい、何時もより大人びたソフィーが佇んでいました。
ハウルはそれに見惚れてしまいました。それもそうでしょう。自分が道具一式をプレゼントしても
ソフィーが今までそれを使った事は無かったのですから。
しかも彼女は、お化粧のおかげでいつもより一層可愛くなっています。
532可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/13 22:42:26 ID:Hal+Zjgn

ソフィーは、自分を見つめて立ち尽くしている彼に恐る恐るたずねます。
「ハウル?あの…そんなにおかしいかしら?」
その声にはっと我にかえったハウルは満面の笑みで答えました。
「全然おかしくなんか無い。とても綺麗だよソフィー」
彼のストレートな言葉にソフィーは顔を赤らめました。
「さあ、行こうか。僕の可愛いソフィー」
そう言って差し出された手をとり、二人は魔法のドアへ向かいます。

表向きは爽やかに振舞っているハウルですが、その裏側では理性と本能が戦いの真っ最中です。
女性はお化粧をすると変わると言うけれど、初めてお化粧をしたソフィーはまさにそれでした。
何時もの自然なソフィーも可愛いですが、お化粧をするとぐっと色気が出て大人っぽく見えます。
ハウルは彼女をこのまま自室に連れ込みたい衝動を何とか押さえ、ソフィーと腕を組んで
五月祭へと出掛けて行きました。
533七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/13 22:43:11 ID:Hal+Zjgn

続きはまた後ほど…(;´Д`)
534名無しさん@ピンキー:04/12/13 23:15:51 ID:y/woVbKb
オオキターー!
未来で待ってますから!
535名無しさん@ピンキー:04/12/13 23:40:38 ID:fpUZWHUO
>>534
ワロタ
536237:04/12/13 23:56:40 ID:o+nd0iR9
489タンに便乗してみたんだよ!自給自足がエロパロの肝、自分で描いた。
>247
ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/111.jpg
あなたたちにできないなら、わたしがやってあげるわ!byソフィー
エロスの花咲く秘密の花園。
髪の毛の色間違えたけどなぁ…
537SS保管人:04/12/13 23:59:15 ID:qHrAc9l5
>>501
2枚の絵を保管庫に収めさせてもらいましたが宜しかったでしょうか?
101.jpgの方はhttp://sslibrary.arings2.com/sslibrary/h/howlno03.htmlの中に
538名無しさん@ピンキー:04/12/14 00:02:23 ID:u7qhpF6m
>>536
むあぁぁぁ!キターーー(゚∀゚)!! エロイっすたまらんっす…ハァハァ(*´Д`)
539名無しさん@ピンキー:04/12/14 00:17:18 ID:Mpint2SM
五月祭ってのが爽やかなカンジでイイ!!
みんなが爽やかなのに一人だけひっそりと悶々としてるのか ハァハァ…(;´Д`)
540名無しさん@ピンキー:04/12/14 00:28:03 ID:ceDcrRoE
ワァ-でお待ち下さい(n‘∀‘\キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。.!!!!! /                   ヽ
      ∧_∧ .(ソ    )ノ.\   ∧_∧ ∧_∧    /  ノ              ノ    ヽ
ち下さい (n‘∀‘)ηそのままキタ\ (‘∀‘∩ ∩‘∀‘) /  (;;;)   |_____,/  (;;;)     |
.∧_∧ (ソ    )ノ          \つ  人   と/:::::::::::...       |     /     ..::::::::::... |*・゜゚・*
(n‘∀‘)ηそのままキタワァ-でおまち下\∧∧∧∧/               |    /           |
(ソ    )ノ           .  ∧_ <   キ > γ´~⌒ヽ.      |   /           /
そのままキタワァ-でお待ち下さい(n‘∀<.   タ >/      ヽ       |  /         /⌒ヽ
                   (ソ   <    ワ .>        |      |_/           /   ヽ
───────────────‐< の ァ >────────────────────
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ..< . 予 | >*.゚*┏┓★  ┏━━┓*   +
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ..< 感   >┏━┛┗━┓┃┏┓┃┏━━━━┓+  o
キタワァ*・゜(n‘∀‘)η(n‘∀‘)η(n‘∀‘.< !!!!.   .>┗━┓┏━┛┃┗┛┃┃┏━━┓┃  ゚  ★
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ./∨∨∨∨\...━┛┗━┓┃┏┓┃┗┛    ┃┃┏━━┓
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*: /_∧    ∧ \ .┓┏━┛┗┛┃┃  *  +  ┃┃┗┳  ┃
キタワァ*・゜(n‘∀‘)η(n‘∀‘)η(n/( ‘∀‘)η゚・*(n‘∀.\...┃☆  +   .┃┃      ┏┛┃  ┃┏┛
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘) ../┳∪━━━━━━ U┳\.       ┗┛ 。 ゚ . +┗━┛  ┗┛ *
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘/  ┃ キタワァ−−−!!!!!┃  \ ゚   ☆  
541343:04/12/14 00:42:37 ID:zrVecXKA
>>537 SS管理人様

この保管の仕方が見事です。
絵師様・文神様が更に輝いてます。
542名無しさん@ピンキー:04/12/14 00:56:37 ID:U4+bnGPX
絵神北ーーー!!ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
素晴らしいです素敵です。ああん
543 ◆USN91Phwus :04/12/14 01:11:55 ID:TLRIl4/t
お寝坊ハウル編
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日も、とってもいいお天気です。
マイクルも、おばあちゃんも朝ご飯を食べ終わりました。
みんな食べ終わって、それぞれ出かけて行ったのにハウルだけがまだ降りてきません。
「ハウル〜、ハウル〜?まだ起きないのー?」
階段の下から声をかけても全く反応がありません。
振り返ってカルシファーに聞いてみます。
「ねぇ、今日ハウルって」
「まだ出かけてないはずだぜー、部屋が開いた気配しないしさー。寝坊してんじゃないかな〜」
「ふーん」
それだけ言うと、ソフィーはお皿を洗い始めました。

ぽかぽかと、外はのどかに雲が流れて行きます。
お皿を洗い終わって、片付けて、1人でゆっくりと食後のお茶を飲んでいたソフィーはまたハウルが気になりました。
「やっぱり心配だわ、もしかすると風邪ひいて熱出てるのかも!」
「ハウルが風邪ひいたらもっと何かやらかすから大丈夫だと思うけどなぁ〜オイラ〜」
カルシファーの声を背に、階段を駆け上がります。
自分が言った事とは言え、もし本当に熱を出して動けないでいたらどうしよう!
もしかすると、熱じゃなくても何か急病になってたら、こんな時間まで来なかったせいで、死んじゃったりしたら!
不安ばかりが先に立って走ってるのか歩いてるのか、足がもつれてわかりません。
544 ◆USN91Phwus :04/12/14 01:12:14 ID:TLRIl4/t
どうにか部屋の前までついて、ドアをノックします。

コンコン

「ハウル・・・?」
全く部屋からは何の物音もしないので、予感が当たったのだろうかと心の中が真っ暗になりました。
そっ、とドアを開いて中をうかがうと、ベッドの上の布団は人の形にふくらんでいます。
その人型の山は規則正しく上下に動いていて、中にいる存在が無事なのを示していました。
ホッとしつつ、近くによると、そこにはいつものようにハウルが幸せそうに寝ています。
口元に涎が垂れている辺り、何か食べ物の夢でも見たのでしょうか?
「もう、ハウルってば」
呟いて、額にキスを落とします。
「ハウル、ハウル、起きてちょうだい。もう朝よ?いつまで寝てるの、お寝坊さん」
「うーん、あれー?そふぃー?」
ソフィーの声が近くで聞こえて、やっと目を開けたハウルがボーっとした声で答えます。
「あれー?じゃないわよ!もうお昼近くよ!?具合悪いのかと心配したでしょっ!」
言うと同時に、ハウルが抱き込んでいた上掛けをめくって、一緒にハウルをベッドから落っことしました。
「うわっ!ソフィー、ひどいよ!何て事するんだ!」
落ちたまま、口を尖らせて抗議するハウルに、ソフィーは腰に手を当てて応えます。
「いつまでも幸せそうに涎たらして寝ている方に言われたくありません!」
う、と口篭もるハウルを尻目に、ソフィーは洗濯物をしに部屋を出て行きました。

後に残されたハウルが階下に降りて行くと、カルシファーがニヤニヤ見ていて更にバツの悪い思いをしたそうです。
545名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:13:29 ID:TLRIl4/t
分からないのは”女心と秋の空”って事で( ´_ゝ`)y─┛~~
546名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:04:41 ID:5ZVkTXqW
>その人型の山は規則正しく上下に動いていて

一瞬オナーニしてるのかと_| ̄|○
547名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:11:48 ID:hJnNANfI
七面鳥さんの漆黒の恋人で絵描いちゃいました。
エロ度が低いです。すみませぬ。。

ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/131.jpg
548名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:19:26 ID:u7qhpF6m
>>547
な、なんと!!めっちゃ萌える絵ではありませぬか!?
こんなすんばらすぃ絵を描いて頂けるなんて…嬉しかーー!!!
ありがとうありがとう!個人的に持って帰ります(おいこら
よーし!化粧ソフィー頑張っちゃうもんねっ!(*´Д`)<七
549名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:21:00 ID:Pmv8hCIy
やっとこのスレに入ってこれるようになった…かな?

職人さん達お疲れ様。面白いですよ。

>547
上手いね GJ。
550名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:24:25 ID:Az2pv06V
魔王ハウル×ソフィーの需要はありですか…
ほぼまったく甘くないのですが_| ̄|○
551名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:43:42 ID:Pmv8hCIy
>>550
ドンとこいだね。読ませてほしいです。
552550 -1-:04/12/14 03:06:02 ID:Az2pv06V
お言葉に甘えます。エロの前振りまでですが…


 気がつけば、ひどくいがらっぽい空気の中にいた。
 目を刺す硝煙。喉を通り過ぎ、肺を満たす黒く澱んだ空気。

 ―――――戦場か。

 黒く染まった魔法使いは、そう、周りの状況を判断した。
 何故こんなところにいるのか、とか、どうしてこんな風になっているのか、とか、
そういうことは考えなかった。
 今の彼はここで、こうして息をするのがなによりも相応しい存在だったからだ。
 かの王室付き魔法使いが今の彼を見たらこう呼んだことだろう。
 『魔王』と。



 彼女は遅かった。
 ほんの少しだけ。
「ハウル……」
 星の色の髪の少女は目の前に広がる光景に、泣くことも出来ずに呆然と呟く。足元で、
犬がヒン、と小さく鳴いた。足元に視線を落とした少女はこわばる口元に固い笑みを浮かべる。
「ヒン、ありがとう。もう行って」
 パタパタと尻尾を振って見上げる老犬に、ソフィーは崩れそうな笑顔で同じ言葉を
繰り返した。
「ここから先は、わたしが一人で行かなきゃいけないから。ね、行って」
 それでもしばらく、ぐずぐずと少女の足に纏わりついていたヒンは何度目かの促しにようやく
その場を離れていった。
 少女は視界から消えていく後姿を最後まで見送って、ゆっくりと振り返る。
553550 -2-:04/12/14 03:09:00 ID:Az2pv06V
 ――――――目を覆いたくなる惨状、というのはこういうときのために
生み出された言葉に違いない、と少女は思った。
 そこにはなにもなかった。
 生きて、動いているものは。
 瓦礫の山。黒く焦げた何か。そして、ひどい悪臭のする空気のほかは
―――ただひとつ、赤く沈んでいく夕日に黒く塗りつぶされた影があるだけ。
「ハウル」
 黒い砂を踏みしめ、破壊しつくされた、かつては街だった場所の中心に歩み
寄りながら、少女は愛する人の名を呼ぶ。
「ハウル」
 逆光に沈んでいたその姿をようやく捉えた途端、少女の瞳に涙が盛り上がった。
「ああ……ハウル……!」
 それはいつか見た夢のようだった。
 あのがやがや町の中庭で抱きしめられたときよりももっと、黒く巨大な羽毛の山。
 微動だにしないそれは間違いなく、彼女の愛した優しくて臆病な魔法使いだった。
 そう思うともう体を止められず、ソフィーは足をとられる瓦礫の山にもかまわず
小高い丘を駆け下りる。
 がらがらと崩れる音に、黒い怪鳥はびくりと体を震わせた。

 シャァッ。

 鋭い威嚇音に一瞬少女の勢いが緩まる。
 それでも足は止まらない。
「ハウル、ハウル……っ」
 吹き寄せるような殺気ですら、少女はすくませはしなかった。
 その腕の一振りが戦艦を墜とし、兵士たちを黒炭に変えたのだと理解っていても、
彼女は足を止めることなくまっしぐらに走る。
 もうなにも見えていない目で、魔物は太い腕を振る。
 それをかいくぐって、少女は彼女の魔法使いの胸に飛び込んだ。
 その腕の中は血の匂いがした。死の匂いがした。
 スミレの匂いも、ヒヤシンスの匂いも、遠かった。
554550 -3-:04/12/14 03:24:11 ID:Az2pv06V
 彼は近寄ってくる小さなものを捉えていた。
 生きて、動いている。
 そう感知して、敵だ、と結論を下す。
 敵は滅ぼさなければいけない。
 【 】の脅威となりそうな総てのものは、排除されなければいけない。
 彼の行動原理はシンプルで、それに従って、大きく腕を凪いだ。
 けれども小さなものは消えなかった。
 彼の腕をかいくぐって、懐深くに潜り込んでくる。
 傷つけられる、と、彼は覚悟して全身の羽を毛羽立たせた。
 彼の羽は鋼鉄のように強靭で柳のようにしなやかだった。
 どんな攻撃であろうとも、一撃が致命傷になることはないだろう。初撃
を耐え、そのあと反撃すればいい。
 そう思って全身に力を込めても、いつまでたってもナイフも銃も
振るわれなかった。
 なぜだと思う。
 はじめてそう思う。
「……ゥル、ハウル、ハウル…っ」
 胸の中にあるモノが、ずっと、そうやってなにかを呼んでいるのに
そのときようやく気づいた。

 ―――――――は・う・る?

 なんだろう。ひどく懐かしい響きだった。
555550 -4-:04/12/14 03:40:42 ID:Az2pv06V
「ごめんなさい、ごめんなさい。遅くなってごめんなさい…!」
 毛羽立てた羽が、腕の中のものを傷つけていた。
 すがり付いてくる白い細い腕が、寄せてくる蒼ざめた頬が。
 鋭い羽に切り裂かれ、赤い血を流している。
「待っててっていったのに……あなたはわたしのこと、ずっと
待っていてくれたのに、わたし、間に合わなかった! ごめん
なさい。ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい…!」
 泣きじゃくる声。
「わたし、あなたを守れなかった……!」
 小さなソレは、ひどく熱かった。
 目から滴る熱い水が彼の胸を濡らす。
 それが心地よい、と彼は思った。
 ぎしりと彼は体を動かす。
「ハウ……ル?」
 ソレは、彼の動きに青白い顔を上げる。
 頬の横を滑っていく銀色の髪が、彼の心になにかちりちりとした
ものを呼び覚ました。
「ハウル……? ねぇ、わたしのことが、わかるの? ハウル、ハウル…?」
 そっとたずねてくる声も、耳に心地いい。
 これは、こんなに小さいのだからきっと【 】の脅威になどならない。
 彼はそう思って、自分がこの小さなものを滅ぼさない理由とする。
 彼はそして、胸の中の気持ちのいいモノを手放さないために、腕を閉じた。
「きゃあ!?」
 それが声を上げる。
 高く清んだ声は、やはり彼の耳に心地よいものとして響いた。
556名無しさん@ピンキー:04/12/14 03:43:20 ID:Az2pv06V
前振りばかり長くてすみません…_| ̄|○ 
書いてもいいのでしたら続きはまた明日上げます。
557名無しさん@ピンキー:04/12/14 03:51:15 ID:Pmv8hCIy
面白いですよ。映画しか見ていない漏れが言うのもなんですが。
エロに期待をしても宜しいでしょうか?

深夜に投下お疲れ様でした。
558名無しさん@ピンキー:04/12/14 03:58:11 ID:zz9/mIQr
(・∀・)イイ!鳥ハウル好きなので出てきて単純に嬉しいってのもありますけど。
面白かったです。次に期待〜。正座して待ってます
559名無しさん@ピンキー:04/12/14 04:37:29 ID:VSPqG1P3
GJ!!

しかし、神達は焦らし上手杉
どれもこれも続きが気になる _ト ̄|○
560名無しさん@ピンキー:04/12/14 06:37:33 ID:FQV9mMsr
>>550
純粋にウマー!素敵です。続き烈しく期待してます。
561名無しさん@ピンキー:04/12/14 07:00:29 ID:BmVtZALo
どの話も最後にはハッピーエンドで終わってくれることを希望。
562名無しさん@ピンキー:04/12/14 07:15:02 ID:mSeWRTkl
ネ申様達ありがとう。
ハラシマのあとで
これから寝る者ですが良い夢みられそうだ‥‥。

(ρw-).。o○ ソハウな夢キボンヌ
563名無しさん@ピンキー:04/12/14 08:17:41 ID:/MuAUOWb
寝てる間に文神、絵神が何人も!*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*
幸せすぎる…。
237さんは絵描きさんでもあったんですね!エロいよカンドー!!(* ´Д`)
自分524ですががんがって描いてみよう…。
564550 -5- 映画版:04/12/14 09:39:59 ID:8NHA9gmt
「や、ハウル…っ。ハウル!?」
 びくりとも動かなかった黒い怪鳥に突然抱きしめられて、ソフィーは驚きの声を上げた。
 もしかすると、正気に戻ってくれたのか。
 一縷の望みをかけて愛しい魔法使いの顔を覗き込んだソフィーは、その瞳がまるで
虚 - ウロ - のように深く昏いことに、ひっと息を呑む。
「ハウル…!」
 するどく悲鳴のようにその名前を呼ぶ。
 異形に成り果てていても、彼の顔は美しいままだった。
 美しいけれども、そこにはなにもない。喜びも、哀しみも、怒りすら。
「ハウル」
 もはやかける言葉を持たず、ソフィーはただ彼の名を呼び続ける。
 ぽろぽろと零れ落ちる涙を、寄せられた舌が掬った。
 ぺろり、と頬を舐めた赤い舌はそのまま塩気を求めるかのように零れる涙を嘗め尽くし、
涙を嘗め尽くしたあとは自分の羽根が傷つけた痕に移る。
 本来なら愛撫と呼ばれるはずのその行動は、ソフィーに恐慌しかもたらさない。
 少女を思いやるような心の少しも見えないその動きに、反射的に逃げかけた体を鋼の
ような腕ががっちりと縫いとめた。
「いや、ハウル…いや…!」
 ぶるぶると震えながら言うソフィーの言葉が通じないのか、そもそもソフィーがなにを
言っているのかすら理解していないのか。怪鳥は少女の顔についた傷を丹念に
ねぶっていき、そして、そのまま顔を下にずらしていく。
 首筋にかかった熱い息に少女の体はびくっと硬直した。
565550 -6-:04/12/14 09:42:22 ID:8NHA9gmt
「ハ……!」
 呼ぼうとした名前は悲鳴となって喉に張り付いて、最後まで呼ぶことが出来なかった。
 猛禽の爪がソフィーの腕に食い込む。
「ハウル、ハウル痛いの……!」
 立ち上る濃厚な血の匂い。
 滴る血を舐めようとして、邪魔をするくすんだ青い服に気づいたのか、黒く染まった
魔法使いはいらだたしげに舌打ちする。
「ッ…」
 爪が服を切り裂いても、もう少女は悲鳴を上げることすら出来なかった。
「ハウル、ハウル…」
 もしかしたら、このまま殺されてしまうのかもしれない。
 ふとそんな事を思う。
 あの優しい魔法使いがそんな事をするとは、ソフィーには想像すら出来なかったが、
今目の前にいる彼はその想像を軽く凌駕していた。

 ――――――でも、ハウルはわたしのために「こう」なっちゃったんだわ。

 あんなに、たたかう事を嫌がっていたのに。こうなってしまう事を、怖がっていたのに。
 彼女の魔法使いは、彼女のために全部投げ捨てて、彼女はそんな彼を救いたかった
けれど、間に合わなかった―――――
566550 -7-:04/12/14 09:42:49 ID:8NHA9gmt
 一度は枯れたはずの涙が溢れてきて、ソフィーはむき出しになった手をゆるゆると
上げる。無心に片腕につけた傷から血を啜る怪鳥の頭を、自由な腕でそっと抱きしめた。
「ごめんなさい、ハウル」
 少女の仕種に、怪鳥の動きが止まる。
「いいのよ」
 囁いた声は優しかった。
「わたし、あなたにいくら謝っても謝っても許してもらえないくらいひどい事をしちゃった
もの。だからいいの」
 動きを止めたままの黒い魔法使いにそういって、ソフィーはそこで自分の言葉に
頭をふった。
「違う。そうじゃないわ。許して欲しいからなにをしてもいいんじゃない」
 あなただから、いいの。
 見渡す限り瓦礫の山で、そこにはなにもない。
 彼女が声の限り悲鳴を上げたところで、この怪鳥以外の存在に届くはずもない。
 それがわかっていても、少女は秘め事のように、大事な告白をただ彼女の愛する
魔法使いにだけ届くように囁いた。
「あなたを愛しているから。だから、あなたはわたしになにをしてもいいの」
 ゆっくりと上がる顔に静かに口付ける。
 熱を煽るのではなくて、まるで、誓いのような静かで澄んだ口付けだった。
「愛してるわ、ハウル」
567名無しさん@ピンキー:04/12/14 09:48:31 ID:8NHA9gmt
次でようやくエロに…_| ̄|○
今更ですが、映画版設定です。1,2がソフィー視点、
3,4がハウル視点、5,6,7がソフィー視点、最後の一章分がハウル視点
の予定です。<読みにくくて申し訳ない…
続きはまた真夜中ほどに…ハッピーエンドに路線変更したので
エロが少し薄くなりそうですがご容赦くださいw
568名無しさん@ピンキー:04/12/14 12:27:19 ID:D/9ypXgD
うわー素敵です。
ソフィーがいいなあ。せつない。
そして、それ以上にかわいい。
569名無しさん@ピンキー:04/12/14 12:45:36 ID:JiWkvLNu
ハッピーエンドで終わるんですね!?
バットエンドでなくてホッとしました。
エロが少なくても後味の悪い話を読むよりはよっぽどマシですから。
とにかく続きをお待ちしてますので。
570名無しさん@ピンキー:04/12/14 13:48:44 ID:u7qhpF6m
>>550
GJ!あなたの文章すっごく好きですだ(*´Д`)
571映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 17:12:19 ID:cqMQj2/c
さてd、着物編の続きをちょこっと置いてみる(´∀`)っ□
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>497続き
お風呂から出ても、みんなと夜のデザートを食べず、部屋に篭ったソフィーを追って部屋に行ったハウル。
相変わらず機嫌が悪いソフィーを、どうにかなだめすかして問い詰めます。
そして、サリマン先生がソフィーに地味な嫌がらせをした事と、その代わり?に『キモノ』をくれた事を知りました。

目の前にいる、自分の好きな人は、とっても綺麗な目をしています。
その、綺麗な目をもう、キラキラさせながら自分を見つめているんです。
ソフィーは、何を言われるか既に予想がついてため息が出てしまいました。
そんな妻の心中を察する事が出来ない、不器用男なハウルは心配して星色の髪を漉きます。
「どうしたんだい、ソフィー。サリマン先生の事で、まだ何かあったの?」
「そうじゃないわ、ハウル、ただ・・・何となくよ、平気」
にこ、と微笑んでみせると、ハウルの顔があからさまにパァッと明るくなります。
こういう、単純な所は心を取り戻す前と全く変わらないんですが。
そのハウルが、とっても嬉しそうに手をギュッと握ってきました。
「じゃあさ、僕に『キモノ』着たソフィーを見せてよ!」
「ハァ・・・・・・・・」
思わず、大きくため息が出てしまいました。
「ぁ・・・・ソ・・・ソフィー?」
機嫌をまた悪くしたのかな、という顔でハウルが恐々小声でソフィーの顔を覗き込みます。
「ううん、大丈夫。言われるかな、って思ってたら本当に言ってきたから」
言いながら立ち上がり、ハウルの手を取ってドアまで誘導します。
「着替える間、あなたは外よ」
「えぇっ!僕、着替える所も見た・・痛い、痛い!外出る、出るから叩かないでソフィー!」
情けない声を上げながら、ハウルは渋々外で待ちました。
572映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 17:13:53 ID:cqMQj2/c
ソフィーの部屋の前で立ち尽くすハウルの前を、マルクルが走って行きます。
「おやすみなさい、ハウルさん!」
ヒンも一緒に足元をトテトテと走って少年に着いて行きます。ハウルの前を通り過ぎる時
「ヒン!ヒヒヒン!」
笑っているかのように鳴いたのはきっと、気のせいでしょう。
しばらくすると、ゆっくりとした足取りで元・荒地の魔女がやってきました。
「おや、待ちぼうけ喰らってるのかい?さすがだねぇ〜」
「待つというのもいいものですよ、マダム。おやすみなさい」
「待たされるのが嫌になったらアタシんトコへいらっしゃいよ?ヒヒ、おやすみぃ〜」
やらしく笑うと、おばあちゃんは部屋に入って行きました。
後に残されたハウルは、ため息をつきます。
「待たされてばっかりなのは、僕の気のせいじゃないって事なのかな。いや、ソフィーだったらいくらでも待つさ!」
わけの分からない自信だけ持って、両手を握り締めます。
見た事がない『キモノ』と言う服。それを着たソフィーを思い描いて、背後のドアが開くのを待つ事にしました。

それからまた10数分程して。
ハウルが、色々なドレスを着たソフィーの妄想で顔がだらけきっている所へ、急に寄りかかっていたドアが開きました。
「ハウル〜ごめんなさい、待たせちゃったわね。もういいわ、入って?あら?」
急に開いたドアのせいでバランスを崩し、その場に転んだハウルを見てソフィーは目を丸くしました。
「何やってるの、ハウル?」
「い、いや何でもないよ!せっかく着たのに何でガウンなんか着てるんだい、ソフィー」
「いいから中に入ってよハウル、寒いわ」
ぱたん、とドアが閉まります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とりあえず寸止めハウル。
鳥ハウル書いてる方、すっごい描写が好きです´`ァ(;´Д`)´`ァ
573映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 19:35:40 ID:ArubUiQk
>572続き
ドアには施錠の術を。壁には盗聴防止の術を。天井には外の夜景が映るように透ける術を。
手際良くかけて、振り向いたハウルが見たのは、鴇羽色の花びらが裾に散っている、美しい着物姿のソフィーでした。
もっとも、『着物』を知らないハウルには艶やかな花柄が裾に入ったガウンに見えたのですが。
「ソフィー、随分綺麗なガウンだね。しかもベルトも変わってるね、太いし柄が入ってる」
「コレが『キモノ』なのよ!もう、見たいって言うから頑張ってオビもちゃんとしたのに!」
ぷー、っと膨れてそっぽを向いたソフィーを見て、ハウルは驚きました。
ガウンの前を無理やり合わせたようにしか見えなかったのコレがサリマン先生からの贈り物だと知って。
「へぇ、そうなんだ・・・ゴメンね、ソフィー。僕、知らなかったから」
「あたしもそうだったもの、仕方無いわよ。でも、これってすごく綺麗な模様入ってると思わない?」
くるり、と足袋を履いた足で一回転回ります。
一瞬、着物の裾から見えた白い足袋と、それに勝るとも劣らない白いふくらはぎにハウルの目が釘付けになりました。
ソフィーは、そんな彼の視線に気付かずに下から覗き込みます。
「ねぇハウル、この『キモノ』どうかしら?ちょっと胸とか苦しいけど、慣れたらダイエットにききそうかなって思えるのよね」
ふふ、と笑うソフィー。いつもと違って、伸びた髪を軽く結っているのがまた可愛らしい感じです。
でも、ハウルの頭の中には、先ほど一瞬見えた白いふくらはぎしか残っていません。
「しかもね、この『オビ』ってのがまた大変でね!すごい長〜い、細長い布を腰に巻きつけるのよ!もう、大変なの!」
『腰』という単語に、ハウルの別世界に飛んでいた意識が戻ります。
「え?あ、あぁ、巻きつけるの?どうやって?」
「もうっ!ちゃんと聞いてなかったんでしょ!」
腰に手を当てて、ちょっと怒るソフィー。そんな彼女の着物の袖から、白くて細い腕がチラチラと見え隠れします。
574映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 19:36:41 ID:ArubUiQk
袖をまくって洗い物をしているので見慣れているはずの腕も、こうして普段見ない『キモノ』から見えると何と艶っぽく見える事でしょうか。
「キモノ・・・いいね・・・」
脳内から言葉が素に漏れてしまって、ハウルは焦りました。ここで、キモノじゃなくってソフィーを褒めるべきでは?と焦りました。
ですが、ソフィーは嬉しそうに笑ってうなずきます。
「うん、コレの着方聞いてる時はホンットに最ッ低な気分だったけど、こうやってハウルが見とれてくれると我慢した甲斐あったわ!」
とは言われるものの、見とれているのはキモノじゃなくってそこからチラチラ見え隠れするソフィーの素肌なんですが。
「でも苦しいわ、コレ。もう着替えちゃおうかしら?」
ベッドにストンと腰かけ、パタパタと手で顔を仰ぐソフィー。
足は床にちょうどギリギリ届かないので、パタパタと手と同じように不安定に揺れ動きます。
合わせがまだゆるいのでしょう、裾が少しだけはだけて白い脛や足袋や、角度によってふくらはぎが見えます。
「ねぇ、ハウル、さっきからどうしたの?」
上目遣いでソフィーが聞いてきた瞬間。
ハウルの頭の中で、何かが『ぷつん』と切れました。

どさり、とする音にハッと我に返ります。
気付くと、ソフィーを押し倒していました。
腕の下の少女は驚いた顔で、声をあげる事すら忘れ、自分をただひたすら見つめています。
ほどけた髪が顔に一筋・二筋絡みついているのがとても、何とも言えない雰囲気を醸し出します。
荒々しく口付けようとすると、ソフィーが厭々をするように首を振りました。
「ハウル、ダメ・・・このままじゃ、あたし苦しくって酸欠になっちゃう」
だったら脱がせばいいや、と思って脱がそうとしますが、生憎とベルト・・・もとい『オビ』が解けず苦戦します。
575映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 19:37:12 ID:ArubUiQk
「ソフィー、君固く結び過ぎだよ!」
「違うわハウル・・・その・・・長いから、簡単には解けないのよ」
上半身を起こして、ソフィーが手を後ろに回します。
端っこに気付いた途端、ハウルはまた手荒にそれを引っ張りました。
「きゃぁぁぁっ!」
軽く悲鳴をあげて、ソフィーがベッドの上で回転。帯が解ける勢いで、体も回ってしまったのです。
「ハウルの馬鹿!」
彼がこういう時に単純になるのは、もう百も承知ですが、言いたくもなります。
帯が解け、キモノの前がはだけると中に着ている襦袢が露わになりました。
キモノとはまた違って真っ白、純白のそれはまるでソフィーの純粋さをあらわしているかのようです。
それを見た途端、ハウルはソフィーに覆い被さりました。

荒く口付けると、素早く舌を潜り込ませて、並びのいい歯列をなぞります。
耐え切れなくなって逃げ場を探す舌を捕らえると、そのまま絡め取り、ソフィーの吐息を翻弄します。
「んふ・・・・んっ・・・・」
唇の間から、こもった息が漏れ出すと、ハウルは空いた手で布の上から控えめな膨らみを揉みしだきます。
「んんー、・・・・ふぁ・・・」
キスを止めて、顔を離しても両手は布の上からソフィーの弱い所をなぞって行きます。
じれったく足が動くたびに、裾がどんどん肌蹴て淫らな姿になっていくソフィー。
「ソフィー、今君ってすっごいステキな姿してるよ、ソフィー。僕の大好きな子ネズミちゃん」
576映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 19:37:38 ID:ArubUiQk
クスクス、と小さく笑いながら耳元で囁くと、その吐息のせいでしょうか。ソフィーが甘い息を漏らしました。
隙間の開いている脚の間に、手を滑らせると肌の感覚が、汗ばんだだけではない湿り気を帯びていました。
「もうこんなになって、何て淫らなお嬢さんなんだろ?」
耳元で囁くたびに、ソフィーは恥ずかしそうに身をよじらせます。
ですが、脚の間にはハウルの手があるので逃げるに逃げられません。
つん、とソフィーの大事な処をハウルの手がつつきます。
「んっ!」
手で口を抑え、声が漏れるのを抑えるソフィー
そんな彼女の反応を面白がるように、ハウルはわざとその周辺だけなぞります。
体を覆う襦袢を、無理やり肌蹴させ、乱暴に胸をさわり、でもソフィーの大事な部分の周辺”だけ”優しく触ります。
「んぁ・・・ふ・・ハウ・・んっ・・・も・・ダメ・・・・」
涙目で訴えるソフィーの声も、耳に届いているのか、わからない位にハウルはただただソフィーの体を貪ります。
ハウルの与える刺激に耐えられず、ソフィーが体をよじらせる度、脚の間からは淫水が零れ、部屋にその音を響かせます。

「ソフィー、君ってば本当に素敵だよ、僕にしかその顔を見せないって所が特にさ!」
触れられたくて、触って欲しくて、もうじれったくて堪らない処にハウルの熱が添えられました。
ビク、とソフィーの体が一瞬だけ強張りました。
待ち望んでいた瞬間ですが、いつになってもこの瞬間は体が緊張してしまいます。
「んっ」
そんなソフィーにもお構いなく、ハウルは体を突き進めます。
入れると同時に、ただただそのまま腰を動かし始めました。
「あっ、あっ、だっ・・・んっ」
ダメ、早くしないで、やめて、そう言いたいのに、いえ、いつもなら言えるのに、それを告げる事さえ叶わずソフィーの体はハウルの為すがまま。
声を上げる事すら辛くなった頃、ハウルがやっと体の奥に自分の精を放ちました。
「ソフィー、大好きだよ・・・」
満足そうなハウルの声。
ですが、ただ貪り食うようにされたソフィーの心は満足感など全くコレっぽちも今日は残りませんでした。
577映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 19:38:15 ID:ArubUiQk
夜が明けて。
ハウルがソフィーのベッドで目を覚ました時、横に彼女は寝ていませんでした。
その代わり、階下からは中々荒い物音が聞こえてきます。カルシファーらしき悲鳴も聞こえます。
「どうしたんだろう、ソフィー?」
首を傾げながら降りて行き、みんなに朝の挨拶をしました。
そして、ソフィーに聞いてみます。
「ねぇソフィー、僕のお皿は?ご飯にしようよ!」
ハウルのその一言を聞いた瞬間、ソフィーが振り向きます。何てすごい顔なんでしょう!
ウッ、と思わず声を喉に詰まらせるハウルにお構いなしでソフィーは叫びました。
「自分の事しか考えないハウルは、自分の朝食位自分で作って頂戴ッ!」

ソフィーとハウル、2人はこれからも一杯喧嘩をしていきましたが、初めてヒドイ、とカルシファーに言わせたのは
この喧嘩が初めてだったそうです。
まぁ、こればっかりはハウルの自業自得と言えますが・・・。

この時は、ソフィーの好きな花をたくさん咲かせる事で機嫌を直したハウルでしたとさ。
578映画版 ◆USN91Phwus :04/12/14 19:40:39 ID:ArubUiQk
ゴメン・・・マジでゴメン・・・色んな意味でゴメン・・・帯持ってクルクルなるか分からないんだけど
やってみたくて書いてしまいました・・・浴衣の時は軽く一周したんですけどね('A`)普通の着物どうなんだろう。

お化粧ソフィーまだかなw
579名無しさん@ピンキー:04/12/14 19:52:02 ID:KtxLrB1i
終わりまで見たい…中島ぁぁ
580名無しさん@ピンキー:04/12/14 19:52:23 ID:ArubUiQk
(;´Д`)磯野スレと誤爆かい!
581579:04/12/14 19:54:23 ID:KtxLrB1i
ゴバークΣ(・∀・;)スイマセン
582名無しさん@ピンキー:04/12/14 20:01:34 ID:ArubUiQk
>579
バツとして好きなキャラのネタを1つ上げて下さいヽ(´ー`)ノ
なっがじまぁぁぁぁぁぁ。

ヒマなので仕事中に伝票の裏にネタを落書きしてて思わず吹いた物。

・擬人化カルシファー→書いたらめっちゃ可愛いショタ系少年に変身?(原作で荒地の精霊は女性だった
・ヒンのバター犬。しかしどういうわけかおばあちゃん(ry  書きたくないです。
・楽描きソフィーのコスプレ→セーラー服が似合いました・・・
583名無しさん@ピンキー:04/12/14 20:50:17 ID:FQV9mMsr
マジレスすると着物で「あ〜れ〜」は出来ない。おたいこ(帯の後ろ)が手が込んだものならなおさら。
引っ張った瞬間にウエッてなるか、バランス崩れてコケるか。
でも「あ〜れ〜」はある意味ロマンなので、そんな事気にしなくて良い!
好きなように「あ〜れ〜」を書いてくれ。
584名無しさん@ピンキー:04/12/14 22:32:45 ID:KtxLrB1i
>>582
好きなキャラのネタって言うか…
大好きなソフィーの全部が見たいハウル。
お風呂の中についてくるどころか、最近はトイレにもついて来たがります。
おねだりするハウル。嫌がるソフィー。
でも、とうとうトイレの中に入られて…

久しぶりにお絵描きに挑戦してみた。なんだか楽しい。
585489:04/12/14 23:25:19 ID:ADeOkNaB
うわー!
いつの間にか小説と絵描きの神様が大量に(´;ω;`)ウホー!
皆さんウマスギル!

なんだかとても嬉しくなってしまいました(*´Д`)。
盛り上がってますね〜!
絵師さん、一緒に恥を投げ捨てて晒しませう〜(*´Д`)。

507さん了解しました^^。

>SS管理人様
今のところハウルで同人もHPも活動する予定はないので大丈夫です(´∇`*)
了解しました。
586七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:04:17 ID:b9Hh5JOz

>>578 USN91Phwus氏
お代官様キター!!最後ハウルの情けなさが面白いw

>>584
な、なんかヘビーなネタがキタ――(;゜д゜)――!?

それでは、化粧ソフィーにハウル発情編投下します。しかしまた途中まで(;´Д`)
エロの手前で止まっております…ごめんなさいごめんなさい(汗
587可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:05:00 ID:b9Hh5JOz

魔法のドアをくぐった先。街は華やかな飾りつけと、賑やかで楽しそうな雰囲気に包まれていました。
二人もその中へ歩き出します。
金髪で美青年のハウルは混みあった街中でも目立っていて、通り過ぎる女性達の注目の的です。
その彼と腕を組んで寄り添っているのは、少女から大人へ、そのちょうど境目で可愛らしさと
色気とを持ち合わせた、星色の髪の女性でした。

ソフィーはハウルと街に行く度に彼にご婦人方の注目が集まるのを見て、面白くないと思っていました。
それと同時に、彼は自分だけを見ていてくれるというのも分かっていますから、遠巻きに見つめる女性達に
対して少し優越感を持っていたのも事実です。
こんな素敵な彼に、自分のようなぱっとしない女が似合うのだろうか。と悩んでいたのは
いくらか前の話になります。

しかし、なんと今日はハウルが面白くない思いをする番でした。
すれ違う男性が皆ソフィーを見ていて、その中にはあからさまに鼻の下を伸ばした不届き者も居ます。
今日のソフィーが綺麗なのは認めますが、大事な恋人が男共にそんな目で見られるのは面白くありません。
ですが、ソフィーの方がいつもそういう思いをしている事には気づかないハウルなのでした。
588可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:05:47 ID:b9Hh5JOz

そんな事を考えてさり気なくソフィーの肩を抱き、注目している男共に睨みを聞かせていましたが、
ふと隣にいる彼女をみると、いつもとはまた違った美しさがあるその横顔に見惚れてしまいます。
(普段のソフィーも可愛いけど、化粧したソフィーも綺麗だな…)
「どうしたのハウル?」
彼の視線に気が付いてソフィーが尋ねます。
「ソフィー綺麗だなと思ってね」
と言ってハウルは彼女の頬にキスをひとつ。

街中でそんな事を言われ、しかもキスまでされたソフィーは顔を真っ赤にしてしまいました。
「……ハウルっ!こんな人ごみで…」
「だってさ、普段のソフィーも可愛くて大好きだけど、今日の君は綺麗なんだもの。
 本当に食べちゃいたいくらいなんだよ」
「ハ、ハウル!?もう、変な事言ってないで行くわよ!」
更に真っ赤になったソフィーは先に歩いて行ってしまいました。
彼にとって、さっきした話は本当の事でこれでも我慢しているのですが。
589可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:06:17 ID:b9Hh5JOz

二人は、お店を覗いてみたり買い物をしたりしながら街を散策していました。
しかし、日が傾き始めた頃ハウルが飲み物を買いに行ってソフィーが一人になった時に
事件は起こりました。

お祭りのせいでしょうか、酔っ払いも珍しくはありませんが、明らかにたちが悪そうな酔っ払いの男達が
3人ほどソフィーを見つけて絡んできたのです。
「お嬢ちゃぁん〜かわいいねぇ〜」
「銀色の髪で綺麗だなぁ。どう?オレたちと遊ばないー?」
「結構です。人を待っていますから!」
ソフィーは凛として答えます。
「そんなつれないこと言うんじゃねぇよ〜!そんなツレ放っといてオレたちといいコトしようぜー」
そう言って男はソフィーの腕を掴みました
「やめてください!」
「この仔ねずみちゃんみたいな所がたまんねぇなぁ…」
びくっ!
ソフィーは前にも同じように言われ、怖い思いをした記憶がよみがえって来ました。
そう、あの時はここで……。
590可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:06:49 ID:b9Hh5JOz

「やあ、ごめんごめん」
いつの間にか彼女の背後に金髪の青年が立っていて、そっとソフィーの肩を抱きます。
ぞぞぞっ……!
男達は少女の後ろに立つ男から、猛烈な殺気と自分たちの背に走る寒気を感じ取りました。
気圧されながらも粋がってみせます。
「な、なんだてめぇは!?」
「この子のツレさ」
男共は酔いも手伝ってか、よせばいいのに彼に絡みます。
「ああ?なんだぁ?若造はひっこんでやがれ」
「オレたちゃこれから可愛い仔ねずみちゃんといいコトすんだよ。邪魔すんじゃねぇ!」
「………ん?なんだって?」
青年はさらに恐ろしい殺気と冷たい目を男共に向け、腕を振り上げて何かを遠くに
投げるような仕草をしました。

ドボーン!!
よせばよかったのに、素直に逃げれば良かったものを。男共は青年に逆らったばかりに、
彼の腕の動きに合わせて飛ばされ放り投げられて数十メートル先の用水路に落ちました。
あっぷあっぷした声が聞こえますが、そんな事は最早お構いなしです。
591可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:07:30 ID:b9Hh5JOz
「ソフィー!?大丈夫かい!?」
ハウルは俯いて震えているソフィーを覗き込みます。
「ハウル……」
やはり怖かったのでしょう、彼女は目に涙を溜めて抱きついてきました。
ハウルはしっかりと優しく抱き締め返します。
「ソフィー……ごめんよ。僕が居ながら怖い思いをさせて」
すると彼女は首を横に振ります。
「ううん…。確かに怖かったけど、あなたはちゃんと助けてくれたじゃない」
(そう…まるで出会ったあの時みたいに)

「せっかく楽しんでたのに僕の不注意で……」
その時にハウルを見上げたソフィーの瞳は潤んでいて、しかも化粧をしているためにその表情は
いつもと違う雰囲気で…。朝からずっと踏みとどまっていたハウルの理性は、
不謹慎にもこんな場面で崩れてしまったのでした。

「あのねソフィー…。今日の君は魅力的過ぎるよ…。ごめん、僕はもう我慢が出来ない」
ソフィーを抱き締めたまま耳元で熱っぽく囁くと、彼女を抱き上げて何やら呪文を唱えます。
「ちょっとハウル!」
こんな街中でお姫様抱っこをされてしまったソフィーはうろたえました。しかし次の瞬間、猛烈な強風が
吹いて目をつぶり、次に目を開けた時には二人は城へ続く魔法の扉の前にいました。
「!?いつの間に??」
「高速移動の魔法だよ。距離が短ければ使えるんだ」
などとしれっと答えつつ、ハウルはソフィーを抱えたまま城へと戻って行きます。
592可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:08:02 ID:b9Hh5JOz

扉を開けると、居間にはカルシファーもマルクルもおばあちゃんもいました。
「ハウルさん、早かったですね。あれ?ソフィーどうしたの?」
抱き上げられたソフィーを見てマルクルが首をかしげます。
「久しぶりのデートでのぼせたのか?」
カルシファーもからかいます。
当のソフィーも何が何だか分からない状態なので、ハウルの腕の中で真っ赤になっているばかりでした。
荒地の魔女のおばあちゃんはと言うと、ニヤニヤとそれを眺めています。
するとハウルは
「ソフィーの体調が悪くなってしまってね。これから部屋に連れ帰って僕が看病するから」
と言いつつ階段を上がって行きました。取り残された3人(?)のうち、カルシファーは明らかに
分かるくらいやれやれと呆れた顔をし、おばあちゃんはまるで予想通りだと言わんばかりにニヤつき、
「ソフィー…大丈夫なのかなぁ?」
何も知らない子供マルクルは真剣にソフィーを心配しているのでした。
593七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/15 00:11:29 ID:b9Hh5JOz
とりあえずここまでです(;´Д`)
続きはまた後ほど…

>>575>>589の一節でUSN91Phwus 氏とケコーンなセリフが…。
594名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:13:35 ID:PaYPGZM9
いや、子ネズミちゃんはその内映画版書く時使おうとか思ってたしw
ケコーン歓迎!(゚∀゚)<◆USN
595名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:14:56 ID:PaYPGZM9
と、言うかアレか。魔法使ったとか言いつつコッソリ7リーグ靴履いてそうなハウル素敵。
そしてやっぱりニヤニヤする役どころなおばあちゃん萌w
596名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:16:21 ID:P/M9Wrj9
仕事から疲れて帰ったら可愛いお話が沢山(*゚∀゚*)
面白くてついつい読みふけって頭をシリアスに戻すのが大変です。
もっとー。もっとハウルとソフィーを〜〜〜! ハァハァ(*´Д`)<ジカハツデンガンバッテキマス…
597名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:22:38 ID:0kNXTEsV
萌えすぎて漏れもお話書きたくなってきたよ…。
(;´Д`)´`ァ´`ァ
598547:04/12/15 00:24:30 ID:ozju6XoT
>>593
つたないものですけど、喜んでもらえて嬉しいです〜(^^)
化粧ソフィー萌。
また寸止めされてるし(*´Д`)
続きまってます。


一日たっただけで新作がこんなに…幸せ
このスレ凄すぎ!
599名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:26:43 ID:PaYPGZM9
>597
頑張って書くといいよ!(゚∀゚)
手始めにカルシファーネタとか書くと意外と進みますw
600名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:27:19 ID:b9Hh5JOz
>>594
昼間原稿書いて、夜にスレ来てみたらケコーンなことにw
やっぱり定番ですな仔ねずみちゃん(*´Д`)

>>597
是非ご一緒に!(゜∀゜)
601名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:30:04 ID:PaYPGZM9
ハウルがソフィーの呼び方色々変えようとしても、結局最終的には
『僕の可愛いお嫁さん』か『僕の可愛い奥さん』か『大好きなソフィー』
この3つしか出てこないんですよね・・・いつも書く時悩む。
602名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:48:38 ID:+gzMHkld
やれやれ言ってるカルシファー萌え。何かいつもいい役どころだね

>601
映画の二人は即結婚とかまでいかないかもしれんので
(原作のハウルは27だけど宮崎ハウルは20くらいらしいですな。まだ若いかも)
『僕の可愛い恋人さん』とかいいなーとオモタ。奥さんてネト巡回してたら
どこでも見かけるので他のもほしいなぁ。みんな夫婦萌えなのか・・・
恋人同士でラヴィに萌えって漏れくらいなのかな。まあいいが
603名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:51:14 ID:PaYPGZM9
>602
いや、原作の方に頭が傾いてる度合いでっかいんで『夫婦』モード基本になってるだけです(´・ω・`)
恋人でいちゃいちゃやってる方が好きなんだぁぁぁぁぁぁ・゚・(ノД`)゙・゚・
でも夫婦になってもいちゃついてるのも好き・・・
604名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:54:33 ID:P/M9Wrj9
夫婦はいちゃいちゃし放題の設定に出来るところがイイ!

恋人のほうは、約束のない不安定感というか、
「今日と同じ明日が来るのかしら?」って切なさがあって好きだ。
鳥が終わったらそういうのも書いてみたいデス…
605名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:59:08 ID:+gzMHkld
原作はすぐ結婚して子供もできちゃうけど
映画はマルクルがいるからな〜もう子供がいるようなもんだw
マルがもうちょいでかくなって恋人ができるまで
映画の二人は恋人のままでもいいかなとかナントカ思ったけど
ケコンしても何ひとつ変わらなそうでふ
過去ログ読み漁ったら、漏れはどうも七さんの『漆黒の恋人』『僕と彼女〜』
の二人みたいに、恋人同士でセクースも済みというソフィーに余裕のある(笑)
のが好きなのかもと思いますた。いいなあ恋人。自分が今乾いてるから
憧れるんだろうか〜(´・ω・`)
606597:04/12/15 01:00:45 ID:0kNXTEsV
>599 >600
励ましどうも有難う。
今すんごい忙しいんだが(原稿で)自らの萌えの暴走には勝てないみたいです。
ゆっくりじっくりながらも、頑張って書いてみるつもりです。
607 ◆USN91Phwus :04/12/15 01:01:42 ID:PaYPGZM9
「大好きだよ、ソフィー。僕の愛しい恋人さん」
額にキスを受けて、優しく抱きしめられて。
いつものように、眠りにつく。そう、毎晩のように。

でも、何ででしょうか?その日、ソフィーは抱きしめられているのにとても哀しい気分になりました。
とめなきゃ、と思っても頬を涙が伝います。
ハウルに気付かれないように、そう思うのに、切なさが溢れて止まりません。
「どうしたんだい、ソフィー」
声を殺していても、気配でハウルに気付かれ、心配そうな声をかけられました。
「ううん、何でもないの。ただ、幸せで幸せで・・・本当に、このまま明日も幸せなのかしらって
 明日も、あなたの腕の中で目を醒ます事が出来るのかって不安になっただけ・・・」
呟くように言うと、ハウルの胸に顔をうずめました。
ヒヤシンスの香りが、ソフィーの沈んだ気持ちを落ち着かせます。
ハウルが、ただ自分の名前を優しく言いながら髪の毛を梳いてくれるので、もっと落ち着きました。
そのまま眠ったソフィーが見た夢は、白いドレスを身にまとって家族達に祝福される自分とハウルの姿でした。

>604
その一言見てこんなの浮かんじゃったよ(;´Д`)´`ァ´`ァ
608名無しさん@ピンキー:04/12/15 01:05:50 ID:PaYPGZM9
結婚式でソフィーがブーケ投げて、それを必死で奪うのは
絶対おばあちゃんだ! 間 違 い な い ! 
んで、そのブーケ持ってハウルに言い寄ったりするんだ、きっと。
609名無しさん@ピンキー:04/12/15 01:08:51 ID:wfKM4Jnw
>>607
(*´Д`)ハァハァ GJ!!
めっちゃ切なくて甘酸っぱい!ソフィーを抱きしめたくなった、
610名無しさん@ピンキー:04/12/15 01:15:48 ID:+gzMHkld
ハァハァ恋人さんだよハァハァ(*´Д`)GJハァハァ
映画のソフィーは素直でかわいいなぁハァハァ
原作のソフィーは気が強くてたまに素直になるのが可愛いみたいだけど
ベタ甘好きの漏れはいつでも即ベタれる映画のソフィー派だよハァハァ(うるさい)
ソフィーにとっちゃハウルが初めての恋人でしかもあんなフェロモンガン出し美形だから
ケコンでもしなきゃ不安だよね(してからも不安だろうが)
その不安定さがほんと恋人同士の二人の魅力だよね。切ないの大好き
611名無しさん@ピンキー:04/12/15 01:53:56 ID:b9Hh5JOz
>>607
ああ…切なくも萌えるお話しですよ(*´Д`)ハァハァ

なんか自分も夫婦設定より恋人設定の方が書きやすい。シチュ的にいろいろ出来るからかなw

612名無しさん@ピンキー:04/12/15 01:55:13 ID:E1HJY0jG
投下キテるー!!どれが好きかって選べないくらい萌えだよ!職人さんまとめてGJ!
自分はハウソフィならちょっとくらい痛くても平気かな。処女・非処女・恋人・夫婦どれでもオケ。
ダーク過ぎたりスナッフやスカトロ系だったりオリキャラがんがん出てくると辛いけど。
今は職人さんそれぞれの個性を楽しんでる。映画や原作のイメージ壊さないように書いてる人多いし。
なんにしても良いスレだと思うよ。オマイラ大好き!
613名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:09:32 ID:+gzMHkld
偽家族同盟(映画版)回ってきて戻ってきたよハァハァ
何か恋人ムードむんむんで萌えたよハァハァ
すぐやっちゃうのもまあいいけど(いいのか)しばらく穏やかに
二人きりで夜でもやらずに過ごして(キスとかその辺どまり)(当然一緒に寝る)
無理には先に進もうとしないハウルにちょっと不安になりつつ
焦がれるソフィーってのもイイナ、と勝手に脳内祭り中(*´Д`)ハァハァ
迫られると戸惑うけど乗り易い、でも相手がこないと不安になるってのが
乙女心だと思いますので。むぅ自分で書いちゃおうかと思うくらい
萌える・・・『・・・痛い思いとか怖い思いとか、僕はソフィーにさせたくない
僕は臆病で怖がりだからね。今までだってずっと待ったんだから
こんなこと何でもないんだよ。ソフィーが自分で決められるまではね』
とかなんとか言うハウルさんに萌える・・・(*´Д`)ハァハァ
614597:04/12/15 02:13:18 ID:mogFhHqm
結局眠れず本能のままにかきなぐってしまいました。
自分は原作は数年前に一度見た切りだし、映画も一回だけなので
色々おかしいかもしれませんが多めに見てくださると幸いです…。


「あら?ハウルってばどこに行っちゃったのかしら」
朝から全く姿を見せない恋人の姿に、ソフィーは首をかしげた。
朝食の時にも出てこなかったし、さっき彼の部屋を覗いてもベッドはもぬけのからだった。
「さあ。おいらはしらないよ」
暖炉の中でくすぶった火の粉を吐きながら、カルシファーが言う。
同じ様にマイケルにも聞いてみたが彼も知らないらしい。
もともと急な仕事が入ったりして、誰にも告げずに家を空ける事今まで何度かあったので、
ソフィーは少々心配しながらも気にしない事にした。
しかし数時間後、彼女の心配は見事に裏切られる羽目になる。

買い物のためにソフィーは街に下りた。
目当てのものも買った後、城に戻ろうと人々で賑う界隈を通り抜けると、一軒の仕立て屋の前で彼女の足は止まった。
普通ならそのまま通り過ぎてしまう場所であるが、今回はそういうわけにもいかないようだ。
遠目からでもはっきり判るほど派手な服を纏い、金の髪をゆるく風になびかせて立っている男。
店先の前にいたのは何しろ朝からいなくなっていたハウルその人だったのだから。
615597:04/12/15 02:14:27 ID:mogFhHqm
(どうしてハウルがこんなところに…?)
てっきり仕事にでもいったのだと思っていたのに。
ともかく声を掛けようとソフィーが足を踏み出した時、彼の側に一人の女性が並んでいたのに気が付いた。
恐らくこの店の店員なのだろう。
しかし彼女もまた一目見るだけで美しかった。
結局踏み出した足はその場で留まるように硬直するほかなく。
「…ハウル」
ずきりと胸の奥が針で刺されたように痛い。
あの女性は誰なんだろう。
どうしてハウルはあの女性と仲よさそうに話しているのだろう。
そんな事がどこからか思い浮かんできては頭の中で消えてゆく。
彼が自分を心から愛してくれて、大事にしてくれているのはわかっている。
他の女性など決して見たりしないと信じている。
それでも。
あの二人は絵に描いたような眩しさに満ち溢れている気がした。
「………」
ふと自分の服を見下ろせば、地味な灰色の服。
家事がしやすいし、汚れも目立たないからと思ってきているのだが、そんな自分が急に惨めに思えてきた。
(あたし…本当に彼に見合う立場なのかしら)
そんなことをつい考えると、その場にいるのがいたたまれなくなった。
ハウルと女性がまだ話している光景を背に、ソフィーは一人駆け出した。



途中ですが、続きはまた今度…。
616名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:15:46 ID:8SX/yikT
>613 よーし、それ元にパパちょっとだけ書いちゃうぞー。

キスをされて、ハウルの手が胸に伸びた瞬間、ソフィーの体は強張りました。
強張る、というよりも固まったと言う方が近いでしょうか。
「ソフィー、怖いかい?」
「え・えぇ、怖い・・・けど、大丈夫、よ、」
途切れ途切れの声は、強がりなのを充分過ぎる程ハウルに知らしめます。
そして、ハウルは一瞬戸惑ってから身をかがめ・・・
ソフィーは、そんな彼の動きに余計体を強張らせ・・・・・・
ちゅ。
そっと、優しくソフィーの頬にキスを落とすと、ハウルは愛しい人の横にもぐりこみました。
「ハウル・・・?」
不安そうに聞くソフィーに、微笑みかけます。
「僕は今まで充分過ぎる程待ったし、待つのはもう慣れたからね。ソフィーが恐くなくなるまで待つのなんて
 全然大丈夫さ、僕は臆病だから待つのも苦にならないよ。おやすみ、大好きなソフィー」
愛しい人を、これ以上ない位の優しい笑顔で見つめるハウル。
そんな、彼の優しさを感じるたびに、ソフィーの心は思わず跳ね上がってしまうのでした。
617名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:17:21 ID:8SX/yikT
あぶな(;´Д`)割り込みするトコだった
>614-615さんGJ!
原作っぽい雰囲気が何だかドキドキしてしまいます・・・
618613:04/12/15 02:24:43 ID:+gzMHkld
ふおお616さんグッジョブグッジョブ(*´Д`)ハァハァ
明日6時起きなのに恋人祭りが開催されてて寝れねえよ(*´Д`)ハァハァ
採用してくだすってありがとうございまス(*´Д`)ハァハァ
ハウルが優しい〜それがヘタレな性格からきてるものだとしても優しい〜
映画ハウルは時にヘタレで普段カコヨク常に優しくたまに禿げしいのが
たいへんにツボりますた。このやろう
これでぐっすり寝れそうです。神たちにお休みをいいつつ落ち
597さんもがんばって〜切ないソフィーが可愛いようー(*´Д`)ハァハァ
619550 -8-:04/12/15 02:28:14 ID:P/M9Wrj9
 どこか遠くで、ガラスが壊れたような音がした。
 不意に彼の目の前の世界が鮮やかになる。
 ハウルは目をゆっくりと瞬かせた。
 どうしたのだろう。ひどく体中が痛み、頭が重い。
「愛しているわ、ハウル」
 けれども、その囁きはハウルの体に巣食った倦怠感などやすやすと吹き飛ばしてしまうだけの力があった。
「ソフィー!?」
「え……ハウル…ハウル、あなたなの!?」
 自分なの、とはどういう意味だろう、そうぼんやりと思った疑問は、焦点を結んだ視界に飛び込んできた愛しい少女の姿に消し飛んだ。
 長かった髪が、肩上辺りで不揃いに切り取られている。それは、まだいい。
 けれども、白い頬は涙で濡れ、細かい傷がいっぱいに走っているのはなぜ?
 そして、そして、自分の異形の姿にすがり付いてくる腕は、服の両袖がひじ先から無残に切り裂かれ、むき出しになったそこには長い爪でつけたような傷跡が…
「―――――――!」
 ハウルは全身の血が下がっていく音を聞いた。
「ハウル? ああ、ほんとにあなたなのね!」
「ああ、僕だ。僕だよ、ソフィー…」
 よろりと倒れ掛かった体を、少女を押しつぶしてはいけないとその一心だけで押し止め、ハウルは呆然と呟いた。
「君を傷つけた、僕だ」
 口の中には、甘い、甘い味がまだ残っていた。
 ハウルの視線を追って、自分の腕に顔を落としたソフィーははっとなって腕をかばう。
「待って、ハウル! これは…違うの。違うのよ!」
「いいや違わない! 僕は、僕は覚えている。僕は君の涙を舐めて…血を飲んだ!!」
 僕が、君を傷つけた……!
 血を吐くような叫びだった。
 秀麗な美貌が、怒りと哀しみに歪む。
「一番守りたかった君だったのに……!」
「守ってくれたわ」
 小さな手のひらが、再び黒く染まりかけるハウルを引き止める。
 温かな二つの手のひらが、ゆっくりとハウルの頬を覆った。
620550 -9-:04/12/15 02:31:03 ID:P/M9Wrj9
「ソフィー」
「守ってくれた。ハウルはわたしのこと、守ってくれたわ」
「ソフィー」
「わたしは、間に合わなかったのに。ずっとあなたを待たせたままだったのに。なのに
あなたはわたしを守ってくれた」
「―――――ソフィー」
 ため息のように、壊れたレコードのように、ハウルはただ恋しい少女の名を呼ぶ。
 名前を呼ばれるたびに、少女の頬は上気し、きらきらと輝く瞳は涙に潤んだ。
「間に合わなかったのに、あなたは帰ってきてくれた」
「ソフィー。でも、僕はもう魔王に…」
「ハウル…愛してる! 愛してる愛してる! ねえ、もう一人で行ってしまわないで。
行くのであれば、わたしも一緒に連れて行って……!」
 あなたが魔物になるのだったら、わたしだってなるわ。
 一時の激情で叫ぶのではない、静かな、決意のこもる言葉にハウルは愕然とソフィーを見下ろした。
「だめだ、そんなこと」
「なぜ?」
「なぜって……決まっているだろう! 君は悪魔と契約したわけじゃない! 魔女の呪いだって
……ほら、ほとんど解けている。もう普通の女の子に戻れるんだ!」
「戻って、どうするの?」
「どうするって……」
「また灰色の毎日を送るの? わたしは、そんなのはイヤよ」
621550 -10-:04/12/15 02:31:31 ID:P/M9Wrj9
「ソフィー」
「あなたのこと、好きにならなかったら戻れたかもしれないわ。でももう無理よ! わたし、
あなたがどんなになっても、側にいたいの!」
 先ほどまでの静謐さをかなぐり捨てて、子供のようにソフィーはハウルにしがみついた。
「だってわたし、あなたを愛してるの!」
 もう、遅いんだ、とハウルは言いかけて、言えなかった。
 しがみついてくるこのぬくもりを手放さなければいけないのはわかっていたのに、出来なかった。
 震える細い体にゆっくりと手を回す。
 一瞬ぶるっと震えた肢体はそれでもそのまま留まった。
「ソフィー。僕がもう、美しくなくても?」
「ええ」
「こんな、醜い姿になってしまっても?」
「ええ。ええ、ハウル……わたしはおばあさんになったってわたしだったわ。あなたの姿が
ちょっと黒くて羽だらけで大きくなったからって、あなたがハウルでなくなるわけじゃないじゃない!」
 笑うその顔に、確かに城でともに暮らした老婆の面影がよぎる。
「そうだね。ソフィーは、いつだって綺麗だった」
「今のハウルだって、素敵よ」
 クスクスと笑い声が満ちる。
 そこが黒い怪鳥に生み出された荒野の真ん中だということは、二人とも意識して頭から
追い出していた。
 ただ、ただ目の前の愛しい人だけに意識を集中する。
 互いが、世界と自分をつなぐたった一本の命綱であるかのように。
 唇を重ね合わせたのは、ごく、自然なことだった。
 一度目は軽く、羽のように。
 二度目はゆっくりと互いの熱を味わって、三度目ではじめて、直接に熱を交わした。
622名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:35:55 ID:P/M9Wrj9
灯油を切らしてしまったので指がかじかんで先が書けませんですた…_| ̄|○
次こそはエロ&ハッピーエンドを! 迎えたいと思います…

モエマクリナハナシノヤマニモウジカハツデンハ
イイカナトカオモッタリモシチャウンデスガ…!
623名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:40:04 ID:YNS2OT2t
ハァハァ…今夜はネ申々が寝かせてくれないヨ…(;´Д`)
550さん、もう切なくて胸がきゅんきゅん痛いです…。
エロなしでここまで素晴らしいなんて!
続き待ってますー!!
624名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:43:53 ID:HLsbV9YD
殺伐とした獣セックル突入かとももてましたが
ハウルの心が戻ったんですね(*´∀`)ソレモイイナ
625名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:54:06 ID:wMm5AcSe
お前ら‥‥萌え死にさせるつもりですか。(*´д`*)ハァハァハァハァア

諦めてたけど冬に|゚Д゚)))コソーリエロハウル本作ろう。
今スレ見てるお主らの中にもいるだろ?ニヤリ
626名無しさん@ピンキー:04/12/15 03:10:15 ID:/HsZEf4k
>>622
続きに感謝を。
バットエンドしなかったのは正解だと思いますよ。
なによりダークな展開は似合いませんし後味悪い話はスレの停滞の引き金にもなりかねませんし。
この話を読んだ後改めてやっぱり二人はあれほど苦労したし絶対に幸せになるべきかと思うんですよね。
次で最後ですね、大団円となることを期待してます。
627七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/15 03:21:54 ID:b9Hh5JOz
>>597
原作風味…切なくてイイ(*´Д`) 続き待ってますよー!

>>613
いいっすね…そのシチュ!自分も書いてみたいなぁ…。

>>616
ちょっとだけなんて言わずに是非続きを(゚∀゚)!!

>>550
ハウル戻ってきて良かった!この文章切なくて愛しい感じが伝わってきて大好きっす(*´Д`)

深夜の恋人祭りに漏れも参加!化粧ソフィーにハウル発情編最終投下です!!
エロ少な目でご了承ください(;´Д`)
628可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 03:23:02 ID:b9Hh5JOz

ハウルは寝室に入ると抱きかかえていたソフィーをゆっくりとベッドに下ろします。
「ちょっとハウル!どういうつもり!?」
彼は怒り出すソフィーを抱き締め、耳元で囁きました。
「今日化粧をした君がたまらなく綺麗で可愛くて…朝からずっと我慢してたんだ。さっきあんな怖い事が
 あったのに…ごめんよ。僕もう我慢できそうに無い…」
そう言うと、ハウルはソフィーの唇に熱く口付けます。最初は触れるだけで、だんだんと深く。

そして名残惜しそうに唇を離すと、
「……ソフィー…ごめんね。嫌だったら言ってもいいんだよ」
ちょっと性急過ぎたと反省して彼女に言います。
するとハウルの正直な物言いにソフィーの怒りは収まったらしく、
「別にいいの……お化粧してハウルに気に入ってもらえたなら嬉しいもの」
そう言ってソフィーは微笑み、それを見たハウルは心臓の鼓動が激しくなるのを感じました。
(ほんとに化粧をした君は反則だよソフィー…)
629可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 03:23:31 ID:b9Hh5JOz

ハウルは焦る気持ちを抑えつつ、ソフィーの紅く彩られた唇に口付けて舌を絡めていくと、
やがてソフィーもぎこちなくそれにこたえ始めます。彼とのキスはとろけそうなほど心地いいものでした。
ちゅっ…ちゅっ…
ハウルは口付けを続けたままソフィーの白いワンピースを脱がせていきます。その手つきはスムーズで、
まるで魔法を使っているかのようです。ソフィーの白い肌を露にすると、そのまま手を滑らせて
ゆっくりと愛撫をしていきました。ソフィーは段々と体をぴくっと震わせ反応し始めます。
彼女の首筋にキスの雨を降らせ、胸を揉みほぐすと強い快感に高い声を上げました。
「んっ…あっ…はぁっ!」
その快感でとろんとした表情は、化粧をしている事によっていつもと違った色気を見せていました。
そんなソフィーの様子にハウルはたまらないくらい掻きたてられます。
「君を食べてしまいたい…それくらい可愛くて仕方がないよ、僕のソフィー」
急くように彼女の胸の頂きを口に含んで、吸い上げたり舐め上げたりを繰り返します。

片手をゆっくりと滑らせて内腿を撫で、秘部に触れた彼の指にはソフィーの蜜が絡みました。
くちゅ…
もうそこは滴るほどに濡れていて、それを拭おうとハウルは顔をゆっくりと下ろしていきます。
「ハウルっ!?いや…あ…あっ!」
ちゅく…ぴちゃ…ちゅうっ
ソフィーが焦って止めようとした時には既に時遅く、彼の舌はそこに触れていました。
後から後から溢れてくる蜜を舐めとりつつ、上部にある敏感な蕾も舐め上げます。
630名無しさん@ピンキー :04/12/15 03:23:51 ID:TS1SyJ2a
寝る前にちょっと覗いてみようかな〜とか思ってたのに
神々が寝かせてくれませんハァハァ
631可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 03:24:00 ID:b9Hh5JOz

恥ずかしさと快感でソフィーが顔を真っ赤にしながら悶えていると、やがてハウルが顔を上げて
覆いかぶさりました。
「もうだめだ…一つになろう…」
その直後、彼の硬いものがソフィーの中に挿入され、腰が動き始めます。

「んんっ!!ハ…ウル…あっあっ…ふぁっ!」
自分の体内で存在を主張する彼。ソフィーは快感の波に飲まれながらもその感覚に愛おしさを感じ、
知らずきゅっと締め付けていました。
ソフィーの無意識のうちの反撃に、ずっと我慢をしていたハウルはほどなく限界を迎え、
「ソフィーっ!!もう……くぅっ!!」
ハウルは彼女の中で弾けてどくどくと精を放ちました。
632可愛いひと ◆iPpgo8CXec :04/12/15 03:25:06 ID:b9Hh5JOz

数分後、ハウルがソフィーの中から引き抜かれ、二人はベットで抱き合う形に落ち着いていました。
「ごめんソフィー…僕とした事がこんな強引に…」
「もういいのよ、そんなに謝らないで。……ねえ、お化粧した私ってそんなにいつもと違ってた?」
「いつものソフィーも可愛いし綺麗だよ。けど化粧をしたらそれに大人っぽさと言うか色気と言うか…
 色々な要素が合わさって、さらに美人になってた。僕の理性は飛んでしまったよ…」
「ハウルは普段の私とお化粧をした私どっちが好き?」
「普段の自然なソフィーも大好きだし、化粧をした大人っぽいソフィーもたまらないよ。
 でもやっぱり普段の方がいいかな?ソフィーがいつも化粧をしてたら、僕も君も体が持たないと
 思うよ。色んな意味でね」
瞳に悪戯っ子の光を宿して彼は言います。
「もうっ!ハウルのえっち!」
ソフィーはまた顔を真っ赤にして彼の胸に顔を埋めました。
この日を境に、ソフィーは時々お化粧をするようになったそうな。

おばあちゃんがソフィーにお化粧をしてあげた時に、実は細工をし………と言うのは、また別の話。





END
633七面鳥 ◆iPpgo8CXec :04/12/15 03:27:53 ID:b9Hh5JOz
以上、『元・荒地の魔女に珍しく化粧してもらうソフィー見てハウル発j(ry』編でした!
なんとか朝までに仕上げようと頑張ったはいいけど咳が止まらないよママン(;´Д`)

拙作をよんでくれた方々に感謝!それでは!
634名無しさん@ピンキー:04/12/15 06:50:57 ID:ngLNdFuv
投下キテタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・* !!!!
ほんとに職人さんGJです!お化粧ソフィー(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
もうこのスレ神多すぎです…眩しいよ…!幸せだよ…!!

すいません、私も便乗してひとつ…
ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/141.jpg

こちらの作品の絵を描かせて頂きました
ttp://sslibrary.arings2.com/sslibrary/h/howlno17.html

朝っぱらからすいません…_| ̄|○
635名無しさん@ピンキー:04/12/15 08:15:55 ID:34Qj7Z9Q
>>634
絵ネ申キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
貴方の絵が好きです(;´Д`)ハァハァ


>ダークな展開は似合いませんし後味悪い話はスレの停滞の引き金にもなりかねませんし。
こんなところでまで書き難く仕切っちゃうのか(・∀・)
趣味の問題じゃん
636名無しさん@ピンキー:04/12/15 09:22:39 ID:Q5Ln7LXm
萌え〜(*´Д`)かわええ
637名無しさん@ピンキー:04/12/15 10:13:53 ID:KFoLLyae
好みは人それぞれ、でもスレ全体の傾向を見れば納得
638映画版 ◆USN91Phwus :04/12/15 11:08:46 ID:bxw4RcTs
ほんと昨晩は色んな職人出没DAYだったんだなぁ(;´Д`)皆さん乙!&GJ!

>627 思わず、本当に速攻で書いたから続きムリw   トリップつけ忘れる位眠かったんだな_| ̄|○
その代わり小ネタを1つ・・・寝起きの頭でアレですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その日も、発端は些細な事でした。
ハウルが、干されているソフィーの下着を見ながらニヤニヤしていて、本人がそれに気付いたからです。
「まぁ、ハウルったら、マルクルが変な真似するからやめてちょうだいっ!」
ぼふ、といい音を立ててクッションがハウルの頭にヒットします。
「何言うんだよソフィー、僕はコレを脱がす時を思い出してるだけで、その物自体に笑ってたわけじゃ・・」
途中まで聞いて、ソフィーは手近にあった物を投げ始めました。
花瓶の花、机の上にあったカップ。最後には、花を抜いた後の花瓶まで!
「ソフィー、コレはさすがに当たったら死んじゃうよ、僕」
「いつもえっちな事しか考えてない人は1回頭打った方がいいと思います!」
フン、と鼻を鳴らしてソフィーは部屋に入ってしまいました。
そんな彼女の後姿を見て、ハウルは本当の事を思います。
「あの時、履いてたやつだなとか思ってたなんて言わなくて良かったよ、ホント・・・」
こっそりため息1つ。それから、ソフィーのご機嫌を取りに部屋に向かったそうな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ついでに一言〜、荒れる原因にもなるから突っ込みたい発言とか思ってもスルーしようじぇ(´∀`)ノ 
よく荒れるスレいると慣れるちゃうんだけどw
自分は何でも来い精神で張り付いてます。書けるのは甘々だけど('A`)
639名無しさん@ピンキー:04/12/15 11:23:42 ID:WA6WbTQL
厨が大量発生してる他スレに比べればここは天国w
○○シチュイラネ、○○はこんなことしない、○○化は嫌 とか
下らないことでスレ潰れるの日常茶飯事だからな
640550 -11-:04/12/15 14:19:10 ID:Q9VHc9k9
「んんっ」
 ざらざらとした舌の感触が口の中に溢れる。
 自分の体の中ではじめて感じる他人の体温に戸惑いを隠せない少女に、魔法使いは
そっと唇だけで笑った。
 物慣れない少女の様子も、それでも必死に受け入れようとしてくれる姿勢も、なにも
かもが胸が締め付けられそうなほどいとおしい。
「ソフィー。ソフィー」
 名前を呼ぶ声がかすかに上ずっていて苦笑する。
「大好きだよ、ソフィー」
「わたしもよ、ハウル」
 きらきらと命の色に輝く瞳がまっすぐにハウルを見上げた。
 その瞳の中に映る黒い異形の姿に、少女に触れかけた腕が止まる。
 いいのだろうか、と、こんな時になってまで思った。
 こんな自分が、この星のように光る少女を穢してしまってもいいのだろうか、と。
「ハウル」
 恋人の迷いを見透かしたように、少女は黒く羽毛の光る胸にほおを摺り寄せた。
 先ほどは少女の肌を容赦なく切り裂いた羽は、今は柔らかく彼女を受け止める。
「ハウルがいいの。ハウルでなくてはイヤなの」
 ハウルは、わたしじゃあダメ?
 心のないこの体を満たすいとおしさの総ての元にそんな風に見上げられて、ブレーキ
がかけられるはずもない。
「そんなこと、あるわけないじゃないか」
 力の限り抱きしめたかったけれど、この体でそうしたら少女を押しつぶしてしまう。
 いっそ、押しつぶしてしまいたいと思った。
 もう他の誰にも見られることのないよう、自分から逃げることも奪われることもないように、
すべてを自分のものにしてしまおうかとすら。思うハウルの腕の中で、少女は桃色の
唇から湿った息を吐いて恋人になにもかもをゆだねる。
 ハウルは胸のそこから搾り出すように息を吐き、震える腕でゆっくりと少女の細い体を
抱きしめた。
641550 -12-:04/12/15 14:22:34 ID:Q9VHc9k9
 いとおしいのだ。
 すべてが欲しくなるほどに。
 欲しいと思う以上に少女はすべてを与えてくれるけれども、それでも足りない。
 ソフィーが愛しい。
 鋭い爪が、少女の服にかかる。
 滑らかな肌に傷などつけないよう、細心の注意を払って服を払ってゆくその指先を、
少女は黙って見詰めていた。

 ――――――傷つけたく、ない。

 もし、ここで本当の意味でソフィーを食べてしまいたいといったとしても、彼女はきっと
うなずいてくれるだろう。
 ハウルにはそれがわかっていた。相手の心を信じるとかそういうのではなくて、事実
としてそうなのだと。
 でもそうしたら、そのあとは?
 自分は一人になってしまう。
 愛しい人を手に入れた、一時の満足感だけを抱いて、独りでこの荒野をさまようと想像
するのは、肌があわ立つほどの恐怖だった。
 傷つけるのは、ダメだ。
 少女のためではない。これは、自分の醜いエゴだ。
 醜いけれども、だからこそ、強く、激しい衝動はハウルの体に変化をもたらす。
 小山のようだった体が細く、小さく。
 鋭い爪は、少女の体に傷を与えないように、もとの人間の腕へ。
 ばさばさと抜け落ちた羽が地面に即席の巣を作る。
 漆黒の褥へ、生まれたままの姿となった愛しい少女を静かに横たえて、「もう逃げられないよ」
と、ハウルは呟いた。
「僕はもう、ずっとずっとソフィーを離さないからね」
642名無しさん@ピンキー:04/12/15 14:30:22 ID:Q9VHc9k9
途中までですが明日までちょっと用事が入っちゃったので…
エロイ空気にならない_| ̄|○

職人投下はじめてでいろいろ空気読めてない発言すんませんでした。
ちょっとはしゃぎすきたんで以後空気よんでますます萌える所存であります!(`・ω・´)

らぶくて甘いのがここの醍醐味だと思うんで研究&研鑽重ねたいと思います。
切な系が入ってしまうのは自分の作風ですのでそこはご容赦ください_| ̄|○|||
643名無しさん@ピンキー:04/12/15 15:35:22 ID:xGyRh0U/
すごい増えましたね!
ここまでくるとほんとにハウルサイトが欲しくなる・・
644597:04/12/15 15:35:41 ID:xmbALo0X
30分ほどしてからようやくドアの軋んだ音が響き、この城の主である魔法使いが帰ってきたことを告げる。
「ハウルさん!お帰りなさい」
「やあマイケル。留守を頼んで悪かったね」
笑顔で迎えるマイケルの肩を叩くと、ぶすくれた様子で暖炉の中にいる悪魔の姿が目に入った。
カルシファーは呆れたような苦いような複雑な表情をしていて、ハウル不思議そうに近付いた。
「どうしたのさ。冴えない顔だね」
「当たり前だよ。さっきから居心地悪くて仕方がないんだ」
「え?」
「ソフィーだよ。すっげえ機嫌悪そうでさ」
「どうして?」
「そんなのおいらが知るもんかい!
とにかく逆鱗に触れないように気をつけなってコト」
「ええ〜?」
その時ソフィーが台所のから出てきた。
彼女はハウルを一目見ると、一瞬だけ顔を引きつらせる。
「あ、ソフィー。ごめんね、黙って出て行って」
「あら。帰ってたのね。もっとゆっくりしてくるんじゃないかと思ってたわ」
そう言う彼女の顔は笑っているが、目が笑っていない。
ぴりぴりと怒気を含んだ空気があたりを瞬時に包んだ。
よからぬものを感じたのかマイケルはそそくさと二階に退散し、
カルシファーも急いで暖炉の奥深くに潜ってしまった。
残されたハウルは困ったように眉根を寄せて、怒った様子の妻の機嫌を伺うほかない。
645597:04/12/15 15:37:15 ID:xmbALo0X
「…あ、あの…」
「ねえ、ハウル。教えてちょうだい。
あなたが街で楽しそうに話していたのは、どこの、何ていう、どういったお嬢さんなのかしら?」
「な、見てたの!?」
驚いて言う夫を尻目に、ソフィーは大きく頷いた。
「ええ、この目ではっきりとね」
「あのさ、何を勘違いしてるかしらないけどそれは…」
「あたし、もう訳がわからないわ」
ぼろりとソフィーの瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
悲しくて苦しくて、言いたいことはもっとたくさんあるのに言葉は浮かばない。
そんな彼女を抱きしめようとハウルは手を伸ばしたが、それをソフィーは振り払ってしまった。
「ソフィー…」
「言い訳なんて聞きたくない!」
一言そう吐き捨ててソフィーは自室に閉じこもってしまった。


本当は信じている。
彼はそんなことを絶対にしないと信じている。
それでも今あるこの生活が本当に幸せで楽しいから、不安にならずにはいられない。
もしささいなきっかけで壊れてしまったら?
それが一番恐れていることだ。
しばらくベッドに突っ伏して泣いていると、控えめに扉がたたかれた。
646597:04/12/15 15:38:50 ID:xmbALo0X
「ソフィー、入るよ」
勿論入ってきたのはハウルだった。
すっかり腫れて真っ赤になってしまった目をこすりながら、ソフィーは黙ってベッド際に腰掛ける。
ハウルもまたその隣に座ると、ひざの上に固く握っておかれた彼女の手をとった。
そして真摯な声でつぶやいた。
「ごめん…。そんなつもりじゃなかったんだ」
「ええ、わかってる…。あたしも少し感情的になりすぎたわ」
「僕は別にあの人を口説いてたとか、そういうんじゃないから!
それは本当だから!ね?信じてソフィー」
一生懸命な上、今にも泣きそうな顔で必死に言う彼に、ソフィーは頷いて答える。
「ええ、信じるわ。きっとあなたなりに何かあったからなんでしょ?」
「ソフィー!やっぱり君は僕の最高の奥さんだよ!」
ぎゅうっと抱きしめてくるハウルの首に腕を回して、ソフィーも小さくわらった。
ひとしきりそうしていた後、ハウルは後ろに隠していた白い箱をソフィーに差し出した。
「なあに?」
「実はこれを買いに行ってただけなんだ。
あの子は前に僕に仕事を頼みに来た子だったから、それで喋ってただけで…」
そんなシーンを運悪く目撃して、自分は勝手に誤解したわけだ。
単純というか、夫にも負けないバカというか。
「そうだったの…。ごめんなさい、私ったら…」
申し訳なさそうに言うソフィーに、ハウルはいいから開けてみて、と急かすように箱を渡した。
647597:04/12/15 15:40:13 ID:xmbALo0X
言われるがままに開けてみると、そこに入っていたのは一着のワンピースと靴だった。
ワンピースは淡い桃色で、いたるところに小さなビーズが散りばめられている。
靴もあまりヒールの高いものに履きなれていないソフィーに合わせられたのか、
シンプルではきやすそうなものだ。
「きれい…」
思わず簡単の溜息を漏らしていると、横でハウルが頷いた。
「ねえ、覚えてる?明日が何の日か」
「…なんだったかしら」
「もう!ソフィーってば忘れちゃったの!?
明日は僕らが初めて出会った五月祭の日じゃないか!」
「あっ…」
最近何かと忙しくてつい忘れていた。
彼の言うように、一年前の明日は二人が初めて出会ったあの日。
「せっかくの日にさ、おめかししないなんて勿体ないと思ったんだ。
だから君に内緒でプレゼントを…」
ハウルは照れくさそうにそう話した。
そんな彼の気持ちを知って、ソフィーは自分自身を更に呪いたくなった。
「ごめんなさい。あたし何も知らなかった…」
「そうだよね。記念日は忘れるし、僕に浮気の疑いまでかけちゃうんだから」
「ごめんなさいっ!ほんとに、ほんとに、ごめんなさい!」
ソフィーが真っ赤な顔でしきりに謝るので、頬を膨らませていたハウルも観念したように笑った。
「ううん、いいんだ。それよりもソフィーがすっごく嫉妬深くて、
それだけ僕の事思ってくれてるのがわかったからね」
「もう!言わないでよ!恥ずかしいじゃない」
「かわいい。大好きだよ、僕のソフィー」
自然に唇が重なるまで、そう時間はかからなかった。
648597:04/12/15 15:44:02 ID:xmbALo0X
次回からエロです。続きはまた後ほど。

>>550
GJ!鳥ハウル切ない!
傷つけたくない彼の気持ちが伝わってきました!

>>633
最高ですたー!
ばあちゃんって何気にすげえ存在ですね…萌え!
649名無しさん@ピンキー:04/12/15 16:06:46 ID:uWmq8/t2
>>642
うほほほ乙カルシファー!(*´∀`)ノ

このスレは甘い系のSS投下が多いけど、あなたのような作風のSSでもまったく問題ないと思うよ。
私は好きです。悶えまくっています。
>>621の「僕がもう美しくなくても?」のあたりの会話とか、映画を思い出してうるっときてしまいましたよ。
>641のくだりとかも、ハウルのソフィーへの触れ方とか気持ちとかよく伝わってきて、切なく胸キュン。
鳥なのに、ハウルが犬っころ(飼い主の姿が見えず、寂しさにキュンキュン鳴いているような)みたいに思えてしょうがない。orz
ハッピーエンドもいいけど、バッドエンドも読んでみたいです。
もしよかったら、ハッピーエンドVer投下後にバッドエンドVerも投下してほしい…。

読み手さんにも好みがあるから、多少なにかあるのはしょうがないのかもしれないけど、
読みたくないと言うならあぼーんかスルーすればいいんだし。
あまり気になさらず、己のハウル道を貫いていってくださいまし。
650名無しさん@ピンキー:04/12/15 17:40:25 ID:L1GLNlcz
らぶくて甘いのがこのスレの醍醐味ならばちょっと暗い系やバッドエンドVerといっ
た話を書く時はスタジオジブリのエロSSに書いたほうがいいのでは?
そうすれば無用な衝突も避けられるし
651名無しさん@ピンキー:04/12/15 18:08:38 ID:+gzMHkld
漏れは切ない系大好きデスヨ。甘々もイイけどたまには塩こんぶも欲しいYO
ジブのスレも覗くけどこのまま投下してくだされ〜
550さんの作風大好きです。上手い(・∀・)イイ !
応援してるヤシがここにいますのでがんがって〜ヽ( ´ ∇ ` )ノ
652名無しさん@ピンキー:04/12/15 19:19:21 ID:DH7eBd1t
神様がいっぱい。たまらん(*´Д`)ハアハア


自分は、ゲロ甘も切な系もドンと来いです。カルいぢりも和みます。
それに、職人さん達のSS読めるけでも結構満たされる。だって、作品の雰囲気をあんだけ保ってエロパロに昇華されてるなんて、スゲー嬉しいよ。エロ以外の部分も(・∀・)イイ!


好みはそれぞれだからスルーしたい人も居るだろうけど、自分は鳥ハウルのバッドver気になってます。
保管庫で、エンディングが3パターンあるSSなんつーのも見た事あるんだが、出来ないもんかな?(´・ω・`)
全ては神様次第ではあるけれど。
653名無しさん@ピンキー:04/12/15 19:32:27 ID:b9Hh5JOz
>>550
愛がある切な系大好きっす!がんがって続けてくだされ。

今このスレは甘系の風潮だけど、暗いのもバッドエンドもいいんじゃないかな。
読む人にスルーかどうかは決めてもらって。
せっかくハウルスレがあるんだから、もったいないよ(*´Д`)
654名無しさん@ピンキー:04/12/15 21:08:35 ID:VUnFOThD
読み手も書き手も女性多そうだよな、このスレ。
あ、悪いとか良いとか言ってるわけじゃないよ。
655名無しさん@ピンキー:04/12/15 21:12:36 ID:nb1KsQ2s
なんかだんだんと派閥ができてそれによる対立構造が出来上がりつつある・・。
暗いのは映画原作問わず話の雰囲気にマッチしないからそれに対する拒絶反応が起こってるように見える。
いずれにせよこの状況への打開策を考えたほうがいいかもしれない。
でないと荒れそうな予感。
656名無しさん@ピンキー:04/12/15 21:20:41 ID:EReDQ9MB
対立構造は出来てないYO
孤軍奮闘してる自治厨がいるだけなので
それをスルーできないのが多いからそんな風に見えるだけ
657名無しさん@ピンキー:04/12/15 21:22:34 ID:+gzMHkld
そうかなぁ。暗いのと切ないのは違うと思うけれど(´・ω・`)
まあ何にせよとりあえずまだ1スレ目だし
せっかくあっち(ジブ)から独立したんだから使ってもいいと思ふ
658名無しさん@ピンキー:04/12/15 21:46:37 ID:SdvfuggQ
覗く度に良質な話が大量投下されてて(;´Д`)ハァハァ
一番盛り上がってる時期に立ち会えて幸せです。
ネ申職人さん達もとらわれずにガンガン投下しちゃってください!
(ウマーな人が多いのでどんな方向に行くとしても安心しきってる漏れw)
659名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:32:58 ID:E1HJY0jG
メール欄に傾向を書いておくとかはどうかな。ちと面倒そうだが。
展開によっては甘かったり痛かったりする事もあると思うし。
つうか職人さんの枯れる事を知らない萌えに感謝。仕事の疲れが癒されるわぁ…
660ある朝の始まり ◆dfSMzeHgGw :04/12/15 22:41:32 ID:6tTyIGpu
 啄ばむようなキスが唇に降ってきた。
 気だるい朝の目覚め。何の予告もなく落ちてきたそれは、愛しくくすぐったいものだった。
「あ……」
「やあ、おはよう」
 目を開ければ彼女の顔が鼻と鼻が触れ合う程近くにあった。
目を覚ますとはこれっぽちも思っていなかったのか、仄かに驚いた表情を
作って慌てて顔を離す。
「……………………おはよう、ハウル」
 いやに長い沈黙の後、ソフィーはいつも通りに挨拶した。ただいつもと違うのは、頬をやけに赤らめて
いるということ。こちらの方をちらりと見ると、すぐに目を逸らしてもじもじと床に視線を落とした。
「やけに今日は可愛い起こし方をするね、小鳥さん。
いつもなら僕をたたき起こすところだろう?こういう起こし方ならいつでも歓迎なんだけどな僕は」
「……起きたのなら体を起こしたらどうなの?そんなのじゃあまだ起きたって
言えないわ。私が下に降りたら、また眠ってしまうんでしょう!」
 不貞腐れたようなソフィーに対し、ハウルの声はいたって陽気だ。
「そうだね、まだ起きられそうにないよ。眠たくて瞼が重くて仕方がないね。ほら、完全に起きるまで
さっきの可愛い起こし方で起こしておくれよ。あの程度じゃあ起きられない」
 ソフィーは再び顔を真っ赤にすると、無言のまま暫し視線を僕のベッドの端にさ迷わせた。
「目、瞑って」
 目を背けてそっけなく告げられたその言葉。僕はくすくすと笑い、そんな彼女を視界に留めると目を閉じた。
 密かな気配と息遣いが聞こえた後、僕は彼女の髪の匂いに包まれ、鳥の羽が舞い降りるかのようにふわりと唇が落ちてきた。
 うっとりするくらいに甘いものだったけれど、まだこのくらいじゃ体は起こせそうにない。
目を閉じたまま僕は片方の手で彼女の後ろ頭を掴み、もう片方の手で顎を固定した。もちろん、逃げ出せないようにするためだ。
「っ……!」
 そうしてまずはソフィーの上唇を味わった。
661ある朝の始まり ◆dfSMzeHgGw :04/12/15 22:41:57 ID:6tTyIGpu

「ん……、ハウル……っ……駄目」
 微かに彼女の声が漏れる。けれど僕はその先が欲しくて堪らなかった。
「まだ……足りないよ」
 そう言って、ちゅ、と音をたてて吸いあげてやる。
 一瞬体を固くした彼女も、やがてゆっくりとそれを受け入れ始めた。
ソフィーの吐息が肌を擽る。
お互いの柔らかさだけを愉しむ行為が続くと、僕はそれだけじゃあ飽き足らず
もっと深く求める。
 僕は多分砂漠みたいにからからに渇いているんだと思う。
そしてそれはこうやってソフィーを求めることでその一時だけ潤うんだ。
「ん……んぅ……」
 口内に侵入した途端、またソフィーは体を固くした。怯えて奥へと縮こまる
ソフィーに、少しばかり強引に絡めあわせ、欲しいままに貪る。
「…んぁ……っ」
 上顎を舌で引っ掻くと、ソフィーの肩が僅かに跳ねた。
そしてそれが合図だったかの様にすごい勢いで頭を後ろに引いた。
「はあっ……、はあっ……」
「ソフィー……?」
 今彼女の顔が赤いのは、別に僕との行為のためだけではないという事は、
大きく肩で息をする彼女を見ればわかる。
「もしかして、息、止めてたとか?」
 彼女は涙目になりながら縦に頷く。ソフィーはこの長いキスにも慣れていないみたいだった。
もしかしてこうする度に息止めてたのかなあ。
「どうやって息すればいいのかわからなくて」
「そう。じゃあその仕方教えるから、こっちに来なさい」
 彼女に向かって微笑む。
 手取り足取り、教えることはたくさんある。
 完全な一日の始まりはまだ迎えられそうになかった。
662名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:48:03 ID:nb1KsQ2s
>対立構造は出来てないYO
誰が書いてるか不明だから断言はできない。
いずれにせよしばらく様子見と何らかの対策を考える方針で。
663 ◆dfSMzeHgGw :04/12/15 22:51:41 ID:6tTyIGpu
とりあえずメアド欄に傾向いれてみました。
いつもここの人たちには萌えさせてもらってます。ありがたや
664名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:55:00 ID:EtqFVayM
>654
良いとか悪いとか言っていないつもりでも、
そんな書きかたは…どうしてもいい気持ちはしない罠( ;д;)。
665名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:56:51 ID:E1HJY0jG
リアルタイムキター!素敵過ぎます。家帰ってじっくり読もう!ハァハァ
666名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:58:49 ID:SdvfuggQ
朝エロは萌えるなあ(*´∀`*)
667名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:01:10 ID:uWmq8/t2
キスで窒息しそうになるソフィーかわええ(*´∀`)
手取り足取り、ソフィーは大変な1日を送ったに違いない。
ハウル先生のはちみつ授業♥ なんちてw

対立構造に関してだけど、多分、スレ住人の好みの傾向が顕著になってきただけだと思われ。
元々原作がハッピーな内容だから、甘いものが好きな人が多いのも頷ける。
暗いものはジブリスレへとレスがあったけど、それならこのスレをたてた意味がないんじゃないかなとも思う。
あと、携帯の人もいることを踏まえて傾向等は本文に書いてほしいな。
携帯だと、メル欄とか見られない人もいるからね。
ダークな展開のSSは特に注意して傾向を明記しておけば大丈夫じゃないかな。
できれば共存する方向でお願いしたい。 と意見を述べてみる。
668名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:01:47 ID:Pcni+xyj
>>662
全然荒れてないのに荒れそうな予感とか言って波風立てるのはやめてくださいよ
669名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:02:55 ID:EtqFVayM
>667
ハゲドウ!!(*´∀`)
670ある朝の始まり?? ◆dfSMzeHgGw :04/12/15 23:03:33 ID:6tTyIGpu
密かな気配と息遣いが聞こえて、すぐに僕は彼女の髪の匂いに包まれ、その唇を受け取った。
まだこのくらいじゃあ体は起こせそうにない。やけに唇が硬いし、感触がおかしいけれど気にせずに
僕は片方の手で彼女の肩を掴み、もう片方の手で顎を固定した。もちろん、逃げ出せないようにするためだ。
 ……彼女のキスのはずだった。少なくとも、僕の頭の中では。
 なんだこの匂いは。ソフィーの髪はこんな臭くないんだけど。
「もう!さっさと起きて。馬鹿ハウル。もう知らないんだから」
 彼女が廊下へ出て行く音がする。僕はすぐに目を開けた。
「――――っ!!!」
 髪?髪なんて無いよ。これは毛じゃないか。白くっていい感じにもさもさしてるね。
やあ流石獣なだけあるなあ、臭さは独特だ。しかも何?僕の口元を滴り落ちるこの涎は。

 「ヒンッ!」

 その後、城の住人全てが耳を塞ぐような大絶叫が響き渡り、緑のねばねばが大発生したのは
言うまでもない。

671名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:08:51 ID:m33Up8sQ
>>668
同意。
メル欄に作品の傾向書いてあれば
だいたいは問題無し。
逆にカンペキを求める必要も無い。
それこそ荒れる元になりそうだ。



朝エロ&ギャグ乙です。
この設定萌えるなぁ(*´д`*)ハァハァ
ソフィーに色んな事教えるハウル‥ウラヤマシイ
672名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:25:07 ID:cXRnEKrN
>>670
ヒンわろたw荒地のばぁちゃんにしてもおもしろかったかもw

っとハウルCMキタ━(゚∀゚)━!!!!! ぁぁぁ大好きだハウル
673名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:36:53 ID:TEnQ0ei4
メール欄良いかと思ったけど携帯の人が困るのか…
やはり投下予告に1レスしたほうが良いのかしらん?
本文中に書くなら連載の場合は一番最初の投下に
一言書き添えるみたいなカンジかなぁ

恋のレッスン1・2・3!!まさに手取り足取り腰取りですな!!
674名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:37:16 ID:z95UGsY+
モチツケ━━(゚∀゚;)━━>672!!
そんなおまいが大好きだぁぁ
675597:04/12/15 23:42:08 ID:qbFiWNEc
幾度か角度を変えて口付けていると、
自分の身体が何かふんわりと柔らかいものの上に横たわっているのに気が付いた。
(も、もしや…)
空いた手で探ると、間違いなくシーツの感触。
キスをしていた間、知らないうちに押し倒されていたらしい。
「ちょっと!何して…!」
慌てて身体を離すと、上に覆いかぶさっていたハウルが上目遣いで悲しそうに問いかけた。
「僕、疑われてとてもショックだったんだ…。
ソフィーに嫌われるようなことしちゃったんだ、って。
僕は君に捨てられたら生きていけないのに…!」
「うう…っ」
反則技な言葉だとわかっていながらも、
こんな甘えた仕草と伺うような瞳で見られたらソフィーには逆らう術はない。
それを知った上でわざとそんな手を使うのだ、彼は。
ずるいと思う反面、結局どこまでいっても自分は彼を愛しているし、
決して嫌いになどなれないのだから。
676名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:43:03 ID:Pcni+xyj
萌えますた&笑えますた

できればレッスン風景なども読みたいなぁ(´∀`*)
677597:04/12/15 23:45:13 ID:qbFiWNEc
傾向表記し忘れました!
今更ですが甘々系の文です。


「…ハウル」
名前を呼んで軽くキスをすると、それだけですぐ目の前にある彼の顔はとろけるように甘くなる。
宝石のような緑の瞳がすっと細められたかと思うと、すぐに唇に次いで額に、頬に優しい口付けが何度となく落とされた。
繰り返されるキスの合間に服は暴かれ、肌が外気に晒されたかと思うとすぐさまハウルの手が伸びてくる。
「ソフィー、大好きだよ」
うらやましいくらいさらさらの金の髪が顎先にかかる。
「あ…っ」
ひた、と濡れた感触が、胸を彷徨う。
ハウルの舌が、唇が、自分の胸の上を蠢き渡る。
「…っ…!」
不意に尖った先端を軽く含まれて背筋を駆け上がってくる、ぞくぞくした甘い痺れ。
身がしなり、下肢が、じわじわと疼いてくる。
次いで自分の奥まった箇所が今以上の刺激を求め始めるのに気づき、ソフィーは堪らず顔を背けた。
きっと無意識に快感を求めて恥ずかしい顔になっている。
こんな顔、見られたくない。
ただでさえ子どもっぽい勘違いを起こしてかんしゃくを起こしたばかりだというのに。
「どうして向こうむくの?可愛い顔を僕に見せてくれないの?」
「嫌よ!絶対に嫌」
「…仕方ないなあ」
唇が、舌が、胸の突起を舐ったかと思うと、口全体で覆い尽くすようにむしゃぶりついてくる。
いつしか自分の手首を押さえつけていたハウルの手が、もう一方の胸に伸びて来て揉みしだき始めた。
「ひゃっ、…ん、…っふぅ」
甘い吐息と、嬌声が我慢できずに漏れ出でる。
唇を噛み締めて、堪えようとするのだが間断なく繰り返される愛撫に溺れそうになる。堪えきれない。
678名無しさん@ピンキー:04/12/15 23:51:46 ID:5+fie8tl
667です。すみません。メル欄と名前欄勘違いしてました。
メル欄、携帯でも見られます。すみませんすみません_| ̄|○

667のばか!
679名無しさん@ピンキー:04/12/16 00:14:03 ID:L6lcaewK
激しく萌えワロタ。


昨日は、神様達が一度に降臨されてたから、いっぱい堪能できて幸せダターヨ。
お陰で、灰色な今日も何とか乗り越えていけそうだよ。


>>667
上から下まで同意。
一レス目の始めにカプと傾向が添えてあれば良いのでは?そうすれば、ハウソフィ以外のカプがいつ来ても良いじゃないか(*´Д`)ハアハア

ちなみに、iMona使用だとレスの一番下に行かないとメル欄が見れないorz
名前は一番上に表示されてる。
680 ◆USN91Phwus :04/12/16 00:57:56 ID:tRHD4t8B
携帯からも見るし、PC(かちゅ)からも見る人間からの意見なんですけど・・・

・傾向は1レス目、或いは本文上げる1つ前の予告レスにつける
・可能ならばメール欄にも傾向を各レス入るようにする
・その傾向のが嫌いな人は専ブラ導入するなりしてNGワードでそれを禁止入力する

とかですかねぇ(´・ω・`)ゞ  自分NGワード設定の仕方わかんないんですけどw
他のスレだとメール欄に傾向・カップリングを入れる、って方法が多いみたいですね。


とりあえずはアレだ。
同じ、ハウル作品好きな者同士仲良く共存していきまっそい(*´∀`)
681名無しさん@ピンキー:04/12/16 01:12:20 ID:azPWj3Sl
|ω・`) この流れなら言えるかな。
続き物の話を投下してくれる神にお願いが。
話と話の間に5レス〜10レス以上別のレスが入ったら、
最新の話にアンカー付けてくれるとありがたいのです。

>>○○(レス番号)の続き

みたいな感じで。
神がイパーイで(*´Д`)ハァハァですけれども
別の神の話と混乱したりするわけです。
我が儘でスマソ
682311:04/12/16 01:40:26 ID:jyXYqwzN
311アンカーの件、了解しました!気をつけるよ。あとマカーのみなさん、ごめんね。
感想くれた人もありがとう。新作・連載うpラッシュだったからお礼言えなかった。
萌えssばかりでゆっくり読み返すのに今夜眠れなさそう…ハァハァ
683名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:08:00 ID:L41JjB3y
これからもこんな調子で続いていってほしいがこのスレの容量は後どれくらい?
結構話も沢山投下されているからすぐいっぱいになっちゃうかも。
684名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:20:36 ID:tRHD4t8B
今容量見たら398k。幾つで一杯でしたっけ?(;´Д`)
685名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:25:53 ID:R8j80g4q
407792 バイト (399 KB)
500K超えると駄目なんだっけ?
686名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:33:35 ID:tRHD4t8B
>685
今、人に聞いて確認してきました。
500k越えると書けなくなるそうです、ここもあと100kちょいか・・・



どの位?w
687名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:35:42 ID:Fhl4drv4
>>654
相手の性別は不明だから控えましょうね。

>>668
そういうのも相手を逆なでする恐れあり。大抵はスルーしましょ♪

>>667
これでひとまず安心ですかね?

>>683
まだ余裕はあるはずだけどこの調子で話が投下されてゆくなら850ぐらいで次スレの用意をしたほうがよろしいかと。
688名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:40:28 ID:R8j80g4q
ttp://hhh111.s4.x-beat.com/
とりあえずここで…1レス最大2048bytes(1024文字)だけど
全員がそこまで書く訳じゃないからなぁ。
仮にそこまで書いたとして48レスくらい?計算苦手だ、誰かバトンタッチ。
689名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:44:16 ID:XSMt0QI3
容量に気をつけていて、480kを越えたあたりから
引越し準備でいいんでは?
レス数で計算しても不確定すぎるよ。
690名無しさん@ピンキー:04/12/16 02:57:45 ID:R8j80g4q
確かにレス数は不確定すぎるかも。
スレチェックする前に容量チェックしとこ
691名無しさん@ピンキー:04/12/16 08:51:36 ID:JnmIDMx+
>677神のモエ描写の直後に冷静に次スレの話をする喪前ら、素敵だ。
692597:04/12/16 10:56:09 ID:XPCEZATg
…すいませんすいません。
なんか大変な時に投下してしまったみたいですね(´・ω・`)
慌てていたので傾向・アンカー等いい加減にしてしまって…。

こんな漏れでもまだ投下していいですか…?
693名無しさん@ピンキー:04/12/16 11:18:06 ID:grBebOJF
597さん、待ってます!!ヽ( ・∀・)ノすっごい萌えてますよー。

何ていうか、スレが出来た時からの住人の私(てか、ジブリスレの時からからくっ付いてきた)
から見ると、投下して下さる書き手さんの気持ちを殺いだり萎えさせたりなレスは
正直いい気持ちはしません。
550さんや597さんの気を遣われたレス見るとこちらが済みませんな気持ちになるよ(´・ω・`)
作品傾向を初めにしっかり表記してもらうのはとても嬉しいです。
だからと言ってどの傾向のものを避けるというのは
私の場合はないですが。(ネ申々の仕事は全てハァハァ)
書き手さん達にはこれからも気軽に投下していただきたいです。
ここが日々の活力なんだよ━━━━━━!!ヽ(`Д´)ノ
694名無しさん@ピンキー:04/12/16 11:46:16 ID:L6lcaewK
>>597ネ申
>>693同様、待ってます。ついて行きます。
いつまでも、どこまでも。


原作・映画見る前から、ネ申々の御技には翻弄されっぱなしです(*´Д`)
両方見た今は、悶え死んでますよ。
もう、ココ無しには生きていけないorz
695名無しさん@ピンキー:04/12/16 18:12:52 ID:b6ci9Yx+
半日投下がないだけで淋しいなんて、贅沢になってるなぁ自分。
神々のお帰りお待ちしております。
696名無しさん@ピンキー:04/12/16 18:34:54 ID:k29Ubyp6
神様・・・
誰でもかまいません。名前のところが(映画で言うヒロイン)○○○になってる
神文を投下していただけませんか?
ソフィーだけじゃもうだめなんです。
クレ厨ですいません?(;´Д`)
697名無しさん@ピンキー:04/12/16 19:22:19 ID:w+Gdl71w
メモ帳にコピペして、検索変換してみたらどうかな?
698名無しさん@ピンキー:04/12/16 19:27:07 ID:lBUZ4m0K
>>697
同意

>>696
wordにも一発変換機能がありますよ。
699名無しさん@ピンキー:04/12/16 19:41:09 ID:jyXYqwzN
じゃあ魔法使いハウルと流れ星のカルシファーたんとかどう?
ちょっと想像したらピーターパンとティンカーベルみたいで意外と萌えちゃったよ。
700名無しさん@ピンキー:04/12/16 20:09:50 ID:k29Ubyp6
>>697
もう試しますたが・・・
萎え
701名無しさん@ピンキー:04/12/16 21:48:27 ID:QNEVqfib
勝手に萎えててくださいw
702名無しさん@ピンキー:04/12/16 22:21:10 ID:N0AaWoe6
>>696さんの言ってること、よくわからないんだけど…何がしたいの?
703名無しさん@ピンキー:04/12/16 22:59:14 ID:JTkAbDc5
素晴らしいネ申達に毎晩楽しませてもらっています。
個人的にはハウルorソフィーの自慰ネタとか酒乱ネタとか見てみたいかも。
現在、脳内ハウソフィ1色なのに・・・文章力のない自分が怨めスィ・・・
704名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:03:20 ID:/+DjHgpe
ドリーム小説ってのかな?
恋愛ゲームとかでよくあるような、主人公に自分の名前をつけて
キャラと自分の恋愛を疑似体験して楽しむものだよね。
でもここでキャラ「ヒロイン」なんて書いても映画村とかでよくある、
カップルの絵の描かれた看板の顔のとこだけくりぬいてある書割に
にゅっと顔出してるような感じがするよ…
705名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:07:24 ID:R8j80g4q
ドリームの事だったの?
てっきりハウルx荒地、ハウルxサリマン(映画)、ハウルxソフィ婆
↑こういうのが見たいのかと思ってたよ…
ずいぶんとマニアックな人だと思ってた。ごめん。
706名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:12:43 ID:E2jYgWmj
酒乱ネタいいなぁい。
ソフィー酔っ払って映画なんて目じゃねえぜってくらいの
キス魔に変身とか、ハウルにべったり離れなくて旦那天国(と地獄)とか。
妄想は出るのに話にならないorz
707名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:13:47 ID:ECWx5Ld0
>>703
酒乱ネタ(・∀・)イイ! ソフィーが淫らに求めちゃうものとか、
前後不覚になって知らない人の胸によたれてしまって、ブチキレたハウルに
攻められるものとか…。(書いてて何言ってるのかわからんなってきた・・ごめんorz)
708名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:13:49 ID:E2jYgWmj
いいなぁい→いいなぁ
709名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:26:57 ID:0qhWUwU8
ハウソフィも大好きですが
誰かカブソフィな人いませんか。

王子すごいよ。
初めて会った時から
婆さんバージョンだったのに
ソフィーを助けたり慰めたり
すごく愛を感じました(*´д`*)ハァハァ

報われない所がまたハ(ry
710597:04/12/16 23:27:05 ID:V7wzgJrD
597です。
>>677の続きを投下いたします。これで最後です。
何というか最後まで甘々になってしまいますた…。
711名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:27:51 ID:jsI7KAIr
>>703
>>706
>>707
それイイ(゚∀゚)!!!
次回作は酒乱ソフィー編に決定w
ネタいただきます…。
712597:04/12/16 23:29:02 ID:V7wzgJrD
「本当に可愛いよ。ほら、ちょっとこうしただけで…」
「ふっ、あぁあ…!」
指の腹で突起を押しつけては、摘まむ。しゃぶる。
何度となく繰り返されるその愛撫のせいで、柔らかだったそこは既に硬く尖り、
ピンク色から紅く熟れた色に変化してきている。
痛みすら訴え始めているのにそこを刺激される度、
自分の奥底が更なる刺激を求めて下肢がもじもじしてくる。
生理的に流れ落ちるソフィーの涙を唇で拭って、ハウルは婉然と微笑った。
そんな彼を本当に綺麗だと思う。
そしてその彼が自分を心から愛してくれる事が本当に嬉しいと思う。
もう力が抜けて抵抗のなくなったソフィーに軽くキスを落としながら、
ハウルの手がするすると下肢の奥へと伸ばされた。
「ん!」
差し入れられる指の感触に、途端、仰け反って逃げを打つ躯をそうはさせじと捉えてハウルは指を更なる奥へと侵入させた。
彼女自身の蜜が溢れかえったそこはぬるり、とした感覚とともに、熱く畝っている。
奥に差し入れている指を一気に3本に増やしてくちゅくちゅと淫猥な音を立てながら掻き混ぜ続けると、
ソフィーがとうとう堪らなくなったのかハウルの肩口に噛み付いてきた。
713597:04/12/16 23:30:07 ID:V7wzgJrD
「欲しい?」
「な…っ!」
耳元で囁かれる、普段より一段低くて甘い声にぞくりと背筋を電流が走る。
今更ながら、感じて震えてしまった自分の躯の反応が恥ずかしくてソフィーは、顔を真っ赤にして俯く。
本当にずるいひとだ。
さっきまで半泣き状態でおろおろしてたくせに、こんな時だけ立派な『男』の顔になるなんて。
「ソフィー」
余すことなくキスの嵐を降らせながら、また胸を愛撫しつつ、
彼女の柔らかな内壁を蹂躙して、掻き回す。
胸を嬲るように、愛しむように、ハウルは撫で付ける。
彼女の陥落を、促して。
それでもまだ愛しいひとは恥ずかしそうに唇を噛んで耐えている。
「ほんと、強情な奥さんだね。ま、そこがカワイイんだけど」
714名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:30:42 ID:6bD8zos+
>>704
クソワロタ
715597:04/12/16 23:30:59 ID:V7wzgJrD
ふっと笑って、埋め込んでいた指を引き抜いた。
どのみち押さえなど利きそうにない。
ソフィーの下肢を自分の肩に抱えて、今度は焦らさず限界まで反り返っていた自身を一気に挿入した。
「あっ、んぅ…!!」
満足気な吐息がソフィーから漏れた。
その艶やかな声から、彼女も欲しがってくれたのだと知るとやっぱり嬉しくて、
仰け反る華奢な身体を自分の方に引き寄せ更に奥へと自身を突き入れる。
脈打つ楔に絡んでくる、熱い襞。
衝動に突き動かされるまま、何度も激しく腰を打ちつける。
「ソフィー…ソフィー…大好きだよ」
「んっ、は、…ハウル…!」
名前を呼べばうっすらと潤んだ目で見つめながら応えてくれる。
そんな彼女が心から愛しい。
ぐい、とソフィーの腰を一際強く引き寄せて、強く自身を最奥へと打ち付けると、
びくびくと収縮する襞が解放を促す。
それに誘われるままにハウルは欲望の証を思い切り叩き付けた。
716597:04/12/16 23:32:03 ID:V7wzgJrD
翌日、五月祭当日。
プレゼントした服を着てくれた妻の姿に、ハウルはまたも半泣きで喜んでいた。
「わー!やっぱり僕の見立て通り、よく似合ってる!
可愛い!綺麗!最高だよソフィー!!」
「そ、そんなに誉めなくてもいいのよ…」
呆れ半分照れ半分、の表情でソフィーが笑う。
渡されたワンピースは本当にぴったりなもので、ふわふわと広がる裾が可愛かった。
「じゃ、デートに行こうか。僕の奥さん」
「ええ、行きましょう」
差し出された手の上にソフィーが手を重ねるとまるであわせられたかのように、街の方から音楽が聞こえてきた。
しばらくそれに耳を傾けていたハウルだったが、すぐに何かを思いついたようにソフィーを抱き寄せた。
「そうだ!ソフィー踊ろうよ」
「えっ、ここで!?」
「いいじゃない。今日はお祭なんだよ!」
「で、でも私踊れないわ」
「僕がリードするよ」
「う…」
「ねえ、一生のお願いだからさ」
またも上目遣いで見られては、やっぱり逆らう事なんて出来なかった。
「…足を踏んでも文句はなしよ!」


目の前の大好きな人の肩に手を置いて、願い事をひとつ。
どうか、いつまでもあなたといられますように。
717597:04/12/16 23:33:44 ID:V7wzgJrD
以上です。
693、694さん嬉しい言葉をどうもありがとう御座いました。
初めての投下だったのでドキドキしてました。
またネタが浮かんだら投下しますねー。
718名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:38:41 ID:jsI7KAIr
>>597
GJ!!甘あまで萌えますた(*´Д`)
719550 ◆7Anvse.M72 :04/12/16 23:40:52 ID:LiBpMquG
GJ!!
ソフィー可愛いです!
ハウルが間際で強引になるのもいいですよね…あんな可愛い奥さんだったら
確かに我慢なんて出来ない。
あまあまご馳走様でしたっ。次回楽しみにしておりますー!!



今回からトリップつけることにしましたので、私の作風ダメな方は
NGワード設定お願いします。
720名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:58:58 ID:uVDUoheX
>>597
萌えました(*´Д`)ハァハァ
なんだかんだ言ってハウルを許してしまうソフィーが可愛イイ!

>>550
凄く好みなので楽しみにしてます、がんがってください
721550 -13- ◆7Anvse.M72 :04/12/17 00:00:09 ID:yzzjltru
ハウソフィ 映画版 切ない
>>641続き

「離さないで」
 ぽろりと少女の頬に涙が伝った。
「……ソフィー?」
「嬉しいの。嬉しいから涙が出るのよ」
 か細い腕が、覆いかぶさってくる魔法使いを力強く抱きしめる。
 まだ、完全に人に戻った訳ではない。それでも、もう抱きしめても少女を害してしまうことはない。
「ソフィー」
「ハウル。好き。あなたが好き」
 唇が触れる。
 ついばむような口付けは、今まで何人もの女性と繰り返してきたそれとまったく同じもの
のはずなのに、そのどれよりもやわらかく、暖かく、切なかった。
 今はないはずの心臓がひどく痛む。
 けれどもそれは、心地いい甘い痛みだった。
「ソフィー」
 涙の痕が残る頬に唇を寄せる。
 ぼんやりと覚えている少し前の同じ動作は、ただ機械的に少女の涙を舐め尽くしただけ
だった。今度は、少女に与えた痛みや苦しみを少しでも癒したいと、想いを込めてすべら
かな頬の線を辿る。
「あ……」
 耐えかねたような吐息がソフィーの唇から零れ落ちた。
「ソフィー」
 きゅっと目を瞑ってしまった少女に微笑みかけて、深く唇を重ねる。
 ゆっくりと舌を入れていくと、おずおずとのばされた少女のそれに触れる。絡めてみれば
一瞬逃げるそぶりで、つい、逃がすまいと強く吸う。
722550 -14- ◆7Anvse.M72 :04/12/17 00:02:26 ID:yzzjltru
「ッ」
「ごめん」
 びくっと体を竦ませる少女に顔を離して謝ると、ソフィーはふるふると首を振って俯いた。
「い、いやじゃないの。ちょっと、びっくりしただけよ」
「イヤじゃない?」
「ええ」
「気持ちよかった?」
「―――――――」
 ハウルの言葉に黙り込んだ少女は、困ったように視線を空に飛ばしてから、赤くなった
頬でこくりとうなずく。
「もっと、気持ちよくなれるよ」
 ね、だからこっち向いて。
 甘い囁きに少女は戸惑いを隠さない。それでも、ゆっくりとハウルに向き直り、促される
まま薄く口を開いて目を伏せる。素直な少女にぞくぞくとする衝動を押し殺しながら
ビロウドのような舌で少女の唇を舐めた。
 緊張に乾きかけているその場所を丹念に舐め濡らしてから、なにも知らない少女を怯え
させないよう細心の注意を払って再度舌を差し込む。
 ぴちゃ、と互いの蜜が絡み合う音がした。
「ん、ん…んんっ」
「…ァ、ふっ」
 抱きしめた手をそっと背中からずらす。
723550 -15- ◆7Anvse.M72 :04/12/17 00:07:29 ID:yzzjltru
 白い腹の上に手のひらを置くとソフィーは一瞬目を開けてハウルを見上げたが、そのまま
慌てたように目を閉じてしまった。
 きっともう押さえが利いていない顔をしていたのだろう。
 たぶん、みっともない顔だ。
 でも、ソフィーはそんな自分でもいいと言ってくれる。絶対に、言ってくれる。
「ソフィー。ソフィー……好きだよ」
 角度を変え、深く貪るキスを繰り返す。
 這わせる手のひらの下で滑らかな肌が上気していくのが感じられ、自分でもおかしい
ほどの征服感があった。
 偶然を装って胸の頂に触れると、面白いほど敏感な反応でソフィーは身をよじった。
「ハウル…!」
「なに?」
 笑みを押し殺しながらなんでもないように答えると少女はぼっと全身を赤くして口を
パクパクさせる。
「ソフィーは綺麗だね。顔も髪も体も。全部、全部綺麗だ」
 大切な愛しい少女。
 ばさりと湿った音を立てる髪に唇で触れ、額を辿り、首筋に、白い胸に。傷つけた腕に。
握り締められた拳に。震えるなだらかな腹に、すらりと伸びる脚に、瓦礫を踏みしめて、
自分の下まで歩いてきてくれたその足に、口付けを落とす。
「あ、あ、……や。んっ」
「声を殺さないで……どうせ僕しか聞いている人間なんていないんだから」
「ひゃっ。や、だめ、―――ハウルに聞かれるのが、恥ずかしいの…ッ」
 なんで? と、胸の上にすべらせる唇でたずねると、「好きな人にこんな……訳のわ
からなくなってるところ、なんてっ。見られて恥ずかしくないわけないじゃない……!」
と泣きそうな声で答えられ。
 そこまで言われては我慢などできるわけがない、と思った。
724550 ◆7Anvse.M72 :04/12/17 00:10:38 ID:yzzjltru
書いてたらノリノリになっちゃったんで一時中断します。
まだエロシーン全体の三分の一も行ってません…_| ̄|○

感想くださった皆様、ありがとうございました! ほんとに嬉しいです。
コレカラモヨロシク・・・ナ
725名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:11:20 ID:KY26ac3d
717さんGJです!ここは素晴らしいネ申ばかりで天国ですね♪ 酒乱ソフィーもいいけど(ハウルは絶対泣き上戸になりそうなヨカーン)、1人Hしちゃう2人も見てみたいかも。
726名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:12:52 ID:HRPWVJhe
550神タン(・∀・)イイ!!
応援してます〜
727名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:14:29 ID:uEB87h/s
>>724
GJ!
切なくもラブラブで萌えますた。ちょっと獣っ気が残ってるハウルにハァハァ。
続き楽しみにしております。
728名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:14:59 ID:KY26ac3d
個人的にはなかなかソフィーと結ばれず、欲求不満になったハウルが自室でつい…とか(しかもソフィーに見られちゃう)、「我慢出来ないんでしょ?自分で触ってみて…」とかハウルに言われるソフィーとかのシチュキボン(わがままばかりですみません)でも、切ない系もいいなあ…
729名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:29:28 ID:XtLIsA85
550キター!激しくGJ!
エロシーンの3分の1て…残り3分の2にハゲシクキタイ!!
730770:04/12/17 00:33:52 ID:KY26ac3d
書き込みおかしくなってしまいました…すみません_| ̄|〇 550さん、続き期待してます!頑張ってください!
731名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:36:00 ID:ntCE+Sad
>>724
せつなくも甘くて、
余裕のない感じが愛しいです。
ソフィーかわいいなぁ。
732728:04/12/17 00:36:54 ID:KY26ac3d
訂正 770→728でした_| ̄|〇
733名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:55:32 ID:dX9L3GHb
ネ申々方毎度素晴らしい作品ありがとうございます!!
日々ネ申達の作品を糧に生きています(笑)
どんどん色々な作風で楽しませてくださいヽ( ・∀・)ノ
そしていろんなシチュを発案なさる方々!あなた方もGJです☆
うまし糧を!!!
734名無しさん@ピンキー:04/12/17 01:09:54 ID:vmBGgu7U
ネ申々方GJです!!(・∀・ )/萌えて寝れない…orz
シチュ提案としてはハウル×ソフィー←カブとか読みたいでつ。
ソフィーとカブが話してるとこ見てハウルのネバネバ再び…など。
すみません書けもしないのに……!!
735納豆カレー ◆dfSMzeHgGw :04/12/17 03:30:01 ID:xzNcFqUt
>>597
激しくGJ!これが初投下だなんてマジデスカ。
描写が丁寧で美しいです。甘々(*´Д`)ハァハァ

>>550
550さんの書かれるような切ない系も大好きです。けど切ないと見せかけて
ラブラブってあたりにしてやられました。
特にハウルの声を殺さないで云々のくだりが好き。
736納豆カレー ◆dfSMzeHgGw :04/12/17 03:39:28 ID:xzNcFqUt
>>709さんと>>734さんに触発されてこんな妄想してしまいました。
エロなくてすみません。場面的な妄想なので中途半端に終わってます。

映画版 ハウソフィ←カブ エロ無し 
戦争が落ち着いて、カブが城にやって来たってところで。
====================================================
「お久しぶりです」
 晴れやかに告げられたその言葉に、その姿に心が躍る。
「カブ!」
「手紙、読んで頂けましたか」
「ええ。偽名なんて使うから最初は判らなかったけど、カブからの手紙はちゃんと全部読んでる」
「やっと休戦条約にまでこぎつけました。ようやく王子としての本分を果たせそうです。
ソフィーには感謝してもし足りません」
「そんな。私こそカブにたくさん助けられたわ」
 城の元まで連れて行ってくれたのも、傘を差しかけてくれたのも、急崖を滑り落ちるソフィー達を
身を挺して守ってくれたのはカブだった。たくさん、助けてくれた。
 見上げた王子の顔は、呪いが解けたあの時よりも少し精悍になった気がする。
 久しぶりに見るソフィーの姿が眩しいかのように、王子は目を細めて微笑んだ。
「ありがとうソフィー。貴女は本当に、美しい」
 恭しい動作で以ってソフィーの手を取り、そっとその甲に口付け、
「いや、ますます美しくなったというべきでしょうか」 
 そして顔をあげると、まるでずっと昔から恋人だったかのように髪にも額にも唇を落とした。
 身を引く暇も無く実に鮮やかな動きだった。虚をつかれたソフィーは、何も言えないまま一連のこと
に目を丸くするだけだ。
「へえ、カブ頭くん。君は人のものに手を出す趣味があったのかい?」
 のそりとソフィーの背後から出てきたのは黒髪の男だ。ドアの端と端に手を置いて、入り口の正面に
立つソフィーの横から覗き込む形で王子を見ている。見ている、というより睨んでいるに近い。
「手を出すも何も。心変わりは世の常と言いますし」
 ハウルに対して王子は飄々と受け流し、それに、と言葉を続けた。
「今日手の内に持っているものを、明日も持っているとは限りません。
落とす可能性も、勿論盗まれる可能性だって」
口元は微笑を絶やさないものの、目こそ笑っていなかった。
737名無しさん@ピンキー:04/12/17 07:27:01 ID:eZyFzmEi
カブキタ―――――!!!(゜∀゜)
738名無しさん@ピンキー:04/12/17 11:50:26 ID:WFmuhr5k
もの凄く、スレの伸びがいいね。
SSが大量にあって嬉しいです。職人さん達ありがとうございます。

皆さんお疲れ様です。
739名無しさん@ピンキー:04/12/17 13:59:03 ID:Cytudx38
カブ応援したくなってきたw

これだけSS増えると確かに専用書庫欲しくなるね。
740名無しさん@ピンキー:04/12/17 14:25:51 ID:x2k76fqC
美味し糧を!
あれで初投下という>597に萌えながら、>550の残り2/3をハアハアしながら未来で待ってます(*´Д`)

カブキター(・∀・)
カブが報われないのは分かっていても、なんだか応援したくなる。
それより、カブに原作ハウルをほんのり感じてしまうのは、自分だけでしょうか。
741名無しさん@ピンキー:04/12/17 18:32:52 ID:l0dEZE7I
株がんがれ

魔女ばあちゃん出方も気になるなあ
742名無しさん@ピンキー:04/12/17 19:47:07 ID:nZt3iX+A
乙カルシファー!(;´Д`)ハァハァ
カブきたよ、カブ!
穏やかな顔の下に隠れた、激しい情熱!(・∀・)イイ!!
743名無しさん@ピンキー:04/12/17 21:26:43 ID:x2k76fqC
それにしても…酒乱に一人エチーにハウソフィ+カブに、ネタを止めどなく溢れさせる方々は実に素晴らしい。
あまりの素晴らしさに、ネ申々の光臨を待ちわびる間も脳内自家発電が止まらないYO!

そんな自分は、ハウル×猫耳ソフィーを妄想してしまう。原作二巻の後日談とかで、「ソフィー、君は猫になっても可愛いね(*´Д`)ハアハア」とか言ってそう。
744名無しさん@ピンキー:04/12/17 23:10:58 ID:eZyFzmEi
むしろ猫のソフィーを可愛がり愛でまくるハウル像が浮かびました…。
猫耳かー、耳が異様に敏感になってたりしたらアハハウフフ。ハァハァ(´Д`*)
745名無しさん@ピンキー:04/12/18 01:09:35 ID:biSX/84N
ここでなら言える。

引越し後、ハウルがマルクルとヒンを外に出した後、すぐ花畑に変えたのは、
ソフィーと二人きりになる為だ!!

ガイシュツだったらスマソorz
746 ◆USN91Phwus :04/12/18 02:45:41 ID:UbTjkCZi
>743-744
甘々路線でいいのならばっ!(゚∀゚)
今やってる大仕事終わった後に書きますw

猫耳さわられて、いつもと違う感覚でよがるソフィーとかそれ見て何かムラムラしちゃうハウルとか。

てゆーか今日は帰宅中に擬人化カルシファーとか考えて軽く鬱入ってました。
文章にするのが難しい・・・
747名無しさん@ピンキー:04/12/18 03:13:17 ID:8l7W/OpQ
550さんも597さんも納豆さんも激しくGJ〜!!
もうハァハァさせて頂きました。
本当にここはネ申揃いですね。

んで、コソーリ絵を投下(゚∀゚)つ
311さんの作品で描かせて頂きました。
全然エロでなくて済みません…。
「−ああ、ハウル…あなたみたいな人がそれをするのは卑怯だわ−」って
ところがすごく好きで。描いてみたーヽ( ・∀・)ノ

ttp://www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/sslibrary/151.jpg
748名無しさん@ピンキー:04/12/18 03:32:42 ID:OGA5rHd9
>747
神キタキタキタキタ―――――!!!(゚∀゚)
749311:04/12/18 03:46:39 ID:GSkipEoz
まさか挿絵がつくなんて、PCの前で感動しすぎてガタガタ震えちゃいました!!
飲んで帰って頭ふらふらしてたのが一気に覚めました!
私にゃもったいないくらいラブリーです。
>>747さん、ありがとです!まさにうまし糧です。大切にします。
というか、私が想像したハウルとソフィの座る位置とかソフィのネグリジェとか
ほぼ一緒だったのでちょっとビクーリでしたよ。まさかエスパーですか?
750名無しさん@ピンキー:04/12/18 04:49:59 ID:TU3TTNjE
>>749
> というか、私が想像したハウルとソフィの座る位置とかソフィのネグリジェとか
> ほぼ一緒だったのでちょっとビクーリでしたよ。まさかエスパーですか?

こりゃ>>747とケコーン(・∀・)人(・∀・)だな。

部屋の雰囲気もムード満点ですな。>>747さんGJ!
(*´д`*)ハァハァ
751747:04/12/18 09:24:38 ID:8l7W/OpQ
起きてベーコンエッグ作ってうまし糧ごっこした後に
こちら見たら311さんからレスが!(・∀・)
嬉しいお言葉ありがとうございますー!!
てか、
> というか、私が想像したハウルとソフィの座る位置とかソフィのネグリジェとか
> ほぼ一緒だったのでちょっとビクーリでしたよ。まさかエスパーですか?
これにはビクーリですた。ホントですかー?(* ´Д`)
描いて良かったです〜。
752名無しさん@ピンキー:04/12/18 12:46:12 ID:gjbOH2uv
ああ、もまいら大好きだ・・・(*´д`*)モマイラにハアハア

ハウソフィ←カブも最高に良かったですが、
何気にハウソフィ←マルクルも観てみたかったり…(*´д`*)ハァハァ
ソフィのことが好き(淡い恋心)なのに叶わない切ないマルクルもえ・・・!

すみません、言うだけしかできてなくって…。
逝って来まつ(つд∩)ウワアン!
753名無しさん@ピンキー:04/12/18 13:19:19 ID:ZjQ0Opei
〜〜キモイ腐女子の特徴〜〜
・ 語尾に「でつ」「まつ」は必至。
・ 一人称に「漏れ」を使う。
・ 「(´・ω・`)」「_| ̄|○」などとにかくAA多用。
・ 「○○ドゾー」「ケコーン(・∀・)人(・∀・)」などAAを用いて馴れ合う
・ 「。・゚・(ノД`)・゚・。」「(;´д⊂ヽヒックヒック」など同情を誘うようなAA多用。
・ ○○なのは私(漏れ)だけ?なんて感じの同意の求め方をする。
・ 「スマソ〜で逝ってくる」「LANケーブルで吊ってくる」などを良く使う。
・ 「逝ってくる」と言いつつも、すぐに戻ってくる。
・ 荒らしを無視できない。
  例)「あらあらまたですか。暇な人ですねえ。」
    「みんな、わかってると思うけど、>>○○はスルーですよ!(`・ω・´) 」
構うから荒らされるんだぞと、10回注意しても直らない。
754名無しさん@ピンキー:04/12/18 13:24:29 ID:UJnoz7Ut
そんなことゆうことはないと思いますよ?
みんな楽しんでいるんだし水をさすような事を言うのは止めてください!
755名無しさん@ピンキー:04/12/18 13:53:12 ID:IDwKgNpn
一連のギャグが高度すぎてうまく切り返せない。
お笑いの道は長く険しいな。


>747
GJGJGJ!!
ソフィー可愛いよ、ソフィー。ハァハァ
756名無しさん@ピンキー:04/12/18 13:59:53 ID:p8cAH+Sq
すっぱにタオル一枚のシチュが
かなり印象的だったみたいだなw
757名無しさん@ピンキー:04/12/18 14:00:59 ID:p8cAH+Sq
754にはとりあえずそんな餌で(ry と言っとこう
758名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:21:54 ID:QD9YXjc1
今TV観て吹いた。狙い過ぎだ…
759名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:22:57 ID:QD9YXjc1
ごめん、誤爆
760名無しさん@ピンキー:04/12/18 22:23:41 ID:SffSyU90
>>747
うぉぉぉ!ソフィー超萌え!!可愛いっす(*´Д`) GJ!!
761名無しさん@ピンキー:04/12/18 22:51:20 ID:oLixbpT3
誤爆ワロタ。
てっきり、TVで中の人が出した鳥ハウルの事かと思た。


>746
いいんだろうか。いいんだろうか((((゜д゜)))アワアワ
甘々大歓迎です。お願いします。>744でも萌えたけど、そのちょこっと書いて下さった部分だけでも十分イイ!
ああ、今年最後を締めくくるに相応しい好事が起きた。
ネ申様ありがとう(*´Д`)マッテマス
762名無しさん@ピンキー:04/12/19 01:33:39 ID:mbL+tcFM
今夜は神様達はお休みかな。
静かですね。
763名無しさん@ピンキー:04/12/19 05:43:45 ID:MWz3S1Zh
神様達がお休みなのと寝つけないので小ねた。携帯からなので誤字脱字あったらごめん
映画 カルシファー エロ薄 ハウソフィ

カルシファー日記
オイラは火の悪魔カルシファー。
今日、いつかのカカシ…えーと、名前はカブだったけ?まぁいいや、そいつが城にやってきた。
みんなでソフィの煎れたお茶を飲んだんだけど、(オイラは飲めないからお茶の出がらし)
ハウルだけ少し離れた場所で、しかもヤケに不機嫌な顔してた。まぁ無理無いけどね、カブのあの態度ときたら…
心変わりは人の世の常なんて言っちゃって。ソフィを見るあの目、悪魔にだって恋してるってわかるぜ。
ソフィはハウルにゾッコンだから無理だと思うけどね。カブのラブラブビーム、全然ソフィには効いてないし。
暫くしてカブが帰るって言うんでソフィ達は見送りに行った。部屋に残ったのはオイラとハウルだけ。
ところがハウルのヤツ皆が出てった途端、闇の精霊でも呼び出しかねない勢いでさ、
オイラまた例の緑のネバネバ出すんじゃないかって思ったよ。
「ソフィなら心配しなくてもハウルの事好きなんだから落ち着けよ〜!」
あのハウルが酷い動揺振りだ。レディキラーも形無し。今までハウルが追っかけてた女の子とソフィはなにか違うのか?
オイラもソフィは大好きだけどね。オイラ、ハウルもソフィも好きだからさ、幸せってヤツになって欲しいんだ。
「それにハウルはアイツが知らないソフィを沢山知ってるじゃないか」「…カルシファー!君はなんて重要な事に気が付くんだ!
そうだよ、カブが知らないあんなソフィやこんなソフィを僕は知ってるじゃないか!」
「ハァ?」
「キスする時に目をうるませる事も、首筋が弱いって事も、
未だに声を出すの恥ずかしがる事も、イきそうになると指を甘噛みするのも、彼は知らないんだ!」
前言撤回。途端に元気になったハウルを見て、オイラは
”乗り換えるなら今のうちだぜ”と
ソフィに教えてやりたい気分でいっぱいになった。
764名無しさん@ピンキー:04/12/19 06:34:31 ID:grS55wRU
>763
763さんも立派な神です(*´Д`)アァン
よくまとまっていて素敵。ラブラブビームわろた
765名無しさん@ピンキー:04/12/19 06:50:53 ID:IM+AfV+J
>>763
何だかよく分からないけど、笑ったよ。

お疲れ様。
766名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:50:59 ID:m2Z1LOau
乙カルシファー(*´∀`)

悪魔も呆れるほどのハウルのお馬鹿さんっぷりにワロタw
カルシファーもよくみんなのこと観察してるんだねぇ
幸せになってほしいなんていじらしいこと言って、私はカルシファーにも幸せになって欲しいよ
みんなでいることが幸せなのかもしれないけどね
767名無しさん@ピンキー:04/12/19 19:58:22 ID:Kj7L2+lb
最近ベーコンと卵の買いすぎでお金が・・・w
もまえらもうまし糧ごっこしよーよー(・∀・*)
768名無しさん@ピンキー:04/12/19 20:21:37 ID:mbL+tcFM
767たん、コレステロールに気を付けられ(;´Д`)
769名無しさん@ピンキー:04/12/19 21:13:25 ID:PWjkSQf0
>>767
日本のスーパーで売られてるような
ベーコンじゃ雰囲気出なくって‥ _| ̄|○

ハムとソーセージならお歳暮で死ぬ程あるんだがな。
770名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:13:03 ID:qVGvAlbb
そういうときは街のお肉屋さんで!<ベーコンブロック


うまし糧ごっこしたいけどいま胃が壊れてて出来ない…_| ̄|○
771名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:15:18 ID:4YjGdjz8
今日ベーコン買ってきた。明日うまし糧ごっこするぞー(´∀`)
でも映画のベーコンっつかステーキっぽい。手に持ったときの柔らかさとか大きさとか…
772名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:17:16 ID:mbL+tcFM
しかし、なんですな。
スーパーなんかでベーコンブロック買う人を
熱い目で見てしまうま。
773名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:31:11 ID:hO1RZtqY
カルタン日記(・∀・)イイ!
エチー中のソフィーしか頭に浮かばないハウル…知らぬは女房ばかりなり。
カルタンの日記って、木片にチリチリ焼き付けてるのかなー。想像するだけでカワエエ(*´Д`)


よーし。明日の晩ご飯は、うまし糧ごっこだ!
ところで、一緒に飲んでたお茶って何だろ。色からして紅茶?
774名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:36:23 ID:y7lXzrOx
マルクルは温かい飯と感動するあたり
ソフィーが来る前は絶対栄養足りて無かったと思う。
火が使えないからハウルがいない間は
ニンジンそのままカジってたりして。

ハウルもマルクルも偏食っぽい‥‥。
ソフィーさん大変そう(;´Д`)
775名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:39:48 ID:S3dngWA6
>>774
ソフィーが何の変哲もない普通の食事を作っても、感動して食べてくれそうなので
むしろ楽かも!
776名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:44:02 ID:qRrKtuQw
ハウルはAB型とみた
777名無しさん@ピンキー:04/12/20 00:03:29 ID:zG4RrtHe
>>773
> ところで、一緒に飲んでたお茶って何だろ。色からして紅茶?

お茶碗みたいなボールに入ってるののことなら
カフェ・オ・レだとオモ
778550 -16- ◆7Anvse.M72 :04/12/20 00:26:27 ID:4xC/qCYg
>>723続き
ハウソフィー 映画版 ストーリーとしては切ない系を目指すもこの回はただの甘甘


 声を堪えることなど忘れさせてみせようと心に決める。
「ソフィー」
 名前を呼んで、え、と上げた顔の涙が滲む目じりにキスを落とす。
「僕の行為で君が訳判らなくなってくれるんであれば、とても嬉しい」
「え、え、え?」
「覚悟してね」
 にこりと笑ってみせると、少女はぽうっとした顔でハウルを見詰め返し、その直後はっと目を瞠る。
「ハウル!」
 呼ばれた名前は悲鳴のような響きを持っていた。
 ソフィーの胸は特別に大きいわけではないけれど、少女から大人の女性へと脱皮していく移
行期間に特有の繊細な色香がある。触れた指を拒むような硬さに、唇の端に笑みが浮かんだ。
 全部、自分のものだ。
「大丈夫。綺麗だよ、とっても」
 怯えたように見上げてくる顔に何回も口付けながら、青さの残る果実を手のひらで包み込む。
 ゆっくりと揉みしだくと、少女の眉根が寄った。
「――――――――痛い?」
「いいえ……」
 震える吐息でそんな事を言われても、嘘だというのはすぐわかる。
 痛いのは我慢して、気持ちいいのがイヤなんて変だね、と囁こうとして我慢した。
 せっかく自分になにもかもゆだねようとしてくれている心を、無粋なセリフで閉ざしてしまう事は
ない。
 少女のセリフを嘘でなくしてしまえばいいだけのことだ。
779550 -17- ◆7Anvse.M72 :04/12/20 00:28:53 ID:4xC/qCYg
 硬くなった体を宥めるように、一定のリズムで背中を叩きながら、左手でやわらかく乳房を
愛撫し続ける。空いている左胸に唇を寄せると、どきんと心臓の跳ねる音が薄い皮膚越しに
伝わってくる。
「ハ、ハウ…ル…ッ」
「なあに? ソフィー」
 唇で桜色の乳首を摘むと少女の喉がひゅっと鳴った。
「や、それいや!」
「ごめんね、聞こえない」
「ハウル!」
 泣き出しそうな声に、少しだけ罪悪感が疼く。
 けれども、この少女のすべてを早く自分のものにしてしまいたいという欲望のほうがよっぽど
強く、ぺろりと色づき始めた乳首を舐めた。
「―――――!」
 ソフィーは電流が走ったかのように身を硬直させる。
「あ…」
 こぼれた声にも、表情にも、まだ戸惑いの色が濃い。
 声が濡れ始めるまで、少女の指が肩に食い込んでも丹念に舐め続ける。
「あ、ぁあっ、ハウ、…ル…」
 はあ、と、吐き出される息の温度がひどく上がっているのに気がついて、ハウルは顔を上げた。
「ッ!」
 見つめてくる潤んだ瞳に、今度は自分の方が射抜かれそうになる。
 既に手の下では乳房は柔らかくたわみ、先端の果実は朱鷺色に染まってつんと上を向い
ていた。
「ソフィー」
 名前を呼ぶ声が、喉に絡む。
 ハウルの声に、少女は一瞬目を閉じた。
 限界まで溜まっていた涙が一筋、頬を伝い降りる。
 顎を落ちるその前に熱い舌で涙を舐めとり、ハウルは噛み付くようなキスをした。
「ん、んんんんっ」
「っは、…ソフィー。ソフィー好きだ」
「あぁっ、あ、ふァ……ッ、ハウ、ル、ハウル、ハウ…」
 熱に浮かされたような少女の眼差し。確かにそこに快楽の色が浮かんでいるのが、嬉しい。
780550 ◆7Anvse.M72 :04/12/20 00:37:07 ID:4xC/qCYg
小休止ー
寸止めでごめんなさい。
明日中には終わらせます。胃さえ壊れていなければ…ッ!
781名無しさん@ピンキー:04/12/20 00:47:11 ID:I9TTk9cd
>>780タソ
GJ、GJ!!
胃薬( ゚д゚)ノ●ドゾー
782名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:23:30 ID:0B2FVg1S
550タンGJ!
描写がエロくて(*´Д`)ハァハァ
胃おだいじにね
783名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:25:55 ID:IdRWAMnc
待たれよ。
胃の治るまじないじゃな。


って!寝る前に見にきてヨカター
強めのハウルもええのう
784名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:39:33 ID:DqNykinR
>780
強引なハウルイイッ!
甘いし描写も見事にエロいし。良い夢見れそう(*´Д`)
薬飲むお水(・∀・)旦ドゾー


>777
ありがとう。前に、あのお茶碗はカフェオレ・ボールって名前だって見た事あったよ。
荒れ地のばあちゃん並に呆けてたorz
785名無しさん@ピンキー:04/12/20 02:07:59 ID:lMR4EdwQ
763さんのカルタン日記に触発されて、小ネタを妄想してしまいました。
携帯しか無いもんで、シチュだけにしとこうと思ったんですが、まとめられなくてダラダラと長くなってしまいました。(´Д`;)
初で文章も未熟ですが、、投下自体うまくいくのか不安…
改行とか一回の分量とか、もーなんでもかんでも目茶苦茶と思いますが許して下さい。

▽映画、エチー…無きに等しい?orz
手短にまとめようと、元・荒れ地の魔女もいるはずですが割愛しました(・∀・;)

↓これより貼りつけます
786785:04/12/20 02:10:22 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】1
ソフィー達が王子を見送りに出た後、ハウルはふてくされたまま残っていた。
暫くして戻ってきたソフィーはいつになく苛立った様子で、いきなりハウルに噛み付いた。
「どうしてそんなにおとなげない態度をするの?!一緒に見送るぐらいしてもいいじゃない!」
温厚なソフィーにしては本当に珍しい。
「…!人の気も知らないで!だいたいあいつが無礼なんじゃないか!僕が不愉快なのは当たり前だろ!なのに君ときたら…僕は大事じゃないの?あいつがスキなのかい?!」
売り言葉に買い言葉の応酬だが、こうなるとただの駄々ッ子ハウル。
このぐらいならなだめすかしハウルをおとなしくしてしまうソフィ-が、今日はなぜか感情的だった。
「ああハウル、あなたなんでそうなってしまったの?王子がカブだった頃は快く受け入れてくれてたじゃない。
そもそも彼は命の恩人よ、あたし達みんなの。崖から落ちる所を身を挺して助けてくれたから、あたしだって貴方だってこうして…」
まくし立てる内にソフィーにほろ苦く温かな想いが甦ってきた。
まだハウルと心が通じてなかった頃、ハウルが緑のネバネバを出した時だ。
ささいな事(髪の色)で落ち込むハウルを見てそれまでこらえていた自分の境遇への不安が一気にはじけたあの日。
冷たい雨に打たれ泣いた自分を、優しく慰めて(?)くれたのもカブだった。
787785:04/12/20 02:13:37 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】2
こみあげた懐かしい思い出に、ソフィーは思わず涙ぐむ。…ものの、今では彼はカブ(カカシ)ではない、強引に求婚してくる一人の男。
ちょっと苦手だったりもする。
でもあの日々を思い出すと、カブも大切な家族なのだ。
「貴方のように優しくて愛情も深い人が、あの頃の絆を忘れちゃうなんて…見損なったわ!!」
最後に思いがけない一言が口をついて出た。
自分でも半ばコントロール出来なくなるほど、ソフィー自身テンパっていた。
それと言うのも、王子は去りぎわ、ソフィーの手の甲に別れのキスをしたのだが、一瞬の隙をついてソフィーの唇をも奪ったのだった。
嫌悪まではいかなかったものの、愛しい恋人以外の男に唇を奪われ、ソフィーは軽い恐怖を感じた。ああ、ここにハウルがいてくれてたなら…!!
ソフィーはパニック半分、八つ当り半分の癇癪を起こしたのだった。
そうとは知らないハウル、決定打の一言に仰天し、彼もまた興奮のままに口走った。
「何だよ、もう!知らないよ!ソフィーなんか嫌いだ!」
788785:04/12/20 02:15:59 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】3
ハウルが知らないとは言え、彼以外の男に唇を許してしまった後ろめたさもあって‘キライ’の一言はソフィーの中に深く深く突き刺さった。
キスの現場にも居合わせたマルクルはことのなりゆきをハラハラ、オロオロ見守っていた。
すっかり紅潮したハウル、そしてマルクルの目の前で、ソフィーはみるみる懐かしいあの姿に変化していった。
「ソフィー!どうしちゃったの!!!」
マルクルが飛び付く。虚ろな目をした老婆がそこにいた。
90才の時にも懐いていたとはいえ、マルクルにとってももうソフィーは若い状態が当たり前となっていた。
「ハウルさん!ハウルさん!」助けを求める。
「…」険しい表情のまま、ぷい、とハウルはきびすを返し二階に上がる。
ハウルの部屋のドアが閉まる音。
789785:04/12/20 02:18:34 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】4
…長い長い沈黙の後、老婆ソフィーがやっと口を開いた。
「…ここには居られないわ。ハウルに嫌われちゃったもの」
かつての強気は微塵もない。表情も暗いまま。
「そんなこと言わないで!ここに居てよ!ハウルさんだって本気じゃないよ!」
マルクルは必死に縋り、なんとかソフィーを押し留めた。
「そうね、嫌われたけど、ただの掃除婦に戻ればいいのよね。それならできるわ。諦めるのは得意だったもの、私…」
そして、疲れたから横になる、と以前とは打って変わりうなだれたまま自室に入っていった。

翌日、気まずいハウルはソフィーを無視。
ところがソフィーは大して気にならない。
自分でも不思議だった。
前のような楽観的な気分ではなく、すっかり諦め切った境地のせいだと思い当たった。
〈ハウルへの恋心も壊れてしまったのね…本当に枯れはてちゃった、私、、〉
790785:04/12/20 02:21:09 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】5
心配でならないマルクル。
「ハウルさん、僕、おばあちゃんのソフィーも大好きです。だけど、ハウルさんとソフィーが結婚するのももっともっと楽しみだったんです。どうかソフィーと仲直りして下さい。元に戻してあげて下さい」
「…僕もおとなげなかったよ。よし、ソフィーを元に戻そうか」
機嫌を取り戻したハウルは、マルクルと一緒にソフィーのもとへ。
ソフィーは、以前と比べ疲れやすいのかまた自室で休んでいた。
眠ったままのソフィーにへまじないをかけるハウル。
…何も起こらない。
「…?」
何通りか試してみるものの、まったく効かない。
ハウルへの恋心が消え去った今、ソフィーが自分自身を縛っている呪いを解くすべが無くなってしまっていたのだ。
「ソフィー…そんな…」それに気付いたハウルは見る見る顔面蒼白。
その場に崩折れ、焦点の合わない目を半開きにしてつぶやく。
「ソフィー…ぼく…ぼくのこと…」
791785:04/12/20 02:23:14 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】6
「ハウルさん!!!…ソフィー!起きて!起きて!!!」
マルクルが悲鳴混じりにソフィーを叩き起こす。
またもやハウルの全身を、緑の粘体が包み始めていた。
「どうしたの、マルクル…あら。あらあら…」
力なく身を起こすソフィーにマルクルが早口で経緯を説明する。
〈…そうだったの。ハウルの魔法を持ってしても元には戻れなくなったの、私…。もうハウルのことを…〉
そう考えると、切ない。
胸の奥がキュッと痛む。
…しかしその痛みはほのかに熱い疼きを持ってきた。
ハウルを抱き起こす腕に徐々に力がみなぎる。
ソフィーにもう愛されてないと知り、またも生命力を失ってしまった彼。
自分の愛が彼が生きる原動力だったなんて…そう思うと、愛しさが一気にこみ上げる。
さっきまでの無気力はいっぺんに吹き飛んだ。戻れる!
まだ姿は老婆だが、声には張りが出てきた。
「マルクル、カルシファーに言ってお風呂の準備を。あたし、たぶん大丈夫よ。元に戻れるわ。」
マルクルに元荒れ地の魔女の寝支度を頼み、浴室へ向かった。
792785:04/12/20 02:25:27 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】7
ネバネバを洗い落としハウルを湯槽に座らせる頃にはすっかり元に戻っていた。
自分も服を脱ぎ、ハウルを後ろから抱きかかえるように湯槽につかる。まだハウルは目を覚まさない。
あまり長くこうしたままでは湯冷めしてしまう。
「ハウル、起きて。ハウル…」耳たぶをくわえるようにキスをしながら囁く。
ハウルがおだやかに目を覚ます。
まともに言葉をかわすのはよく考えればあの口論以来だ。
そのせいかハウルもおとなしい。「ソフィー…よかった。戻ってくれたんだね。」
「ごめんなさい…あたしが悪かったわ。」
王子の一件を謝る(もちろんキスのことは言えないが)。
「優しくて、勇敢で寛大な貴方がどうして?…って思っちゃったの。でもその勇敢さであんな辛い目にも遭ったのよね。
やっぱり、弱虫でヤキモチ妬きの貴方でいいのよね。あたし好きなのは貴方だけ。だから、安心して。」
793785:04/12/20 02:27:44 ID:lMR4EdwQ
【口喧嘩】8
それを聞いてハウルはニッコリほほえんだ。
すっかり元気を取り戻し、ソフィーの手を取りくちづけながら
「わかってる。僕もだよ。…でも、ソフィーは大丈夫でも、またああやって来られたらやっぱり不愉快なんだよなぁ…」
なんかないかなぁ、諦めさせる方法…つぶやきながらしばらく考え込むハウル。
そしてソフィーを振り返り、耳元に口を寄せてささやいた。

「子供、作ろうよ」

真っ赤になるソフィー。
「…パパのヤキモチ妬きの道具にされるなんて、ベビーが可哀相だわ。」
そう言うのが精一杯、もうその後は、いつものようにハウルのペース。。

END


お目汚しスイマセン!!
無事投下できてればいいんだけど…。
似たり寄ったりのオチで、もう一つ小ネタを考えたんです。
いつか披露できたら書きたいです。
794名無しさん@ピンキー:04/12/20 03:57:51 ID:wVhuPpLV
面白かったです!
子供を作ろうという発想がすばらしいですね
思わず納得しちゃいました
795311:04/12/20 04:17:06 ID:+uFo795k
正直すまんかったです。まだ書き終わってません。
明日仕事あるっちゅーにこんな時間までなにやってんだ自分。
一応本番半分まで投下します。あと残り4〜5レス程度あると思いますが、
それらはまた時間ある時に折を見て投下させてください。

そんな事より550さんと785さんに激しくGJです。
SS書く手を止めて思わず見入ってしまいました。

下のレスから投下始めます。17レス目と18レス目は正直好みが分かれるかと。
ほのぼのしたハウソフィ以外は見たくないと言う方はスルー願います。
796311:04/12/20 04:18:11 ID:+uFo795k
Interlude14(>>515からの続き):映画・ハウソフィ・甘々アホカップル・微エロ

ファーストキスの相手はハウルだった。それもつい今朝方の出来事だ。
キスの手管というものをソフィが知るはずもない。だからそれが優しく触れるようなものから
徐々に貪るようなものに変化した事にソフィは戸惑っていた。息一つ吐く事も叶わず、
触れ合う唇を濡らす音がソフィの羞恥心を否応なく煽る。もしかするととても淫らな事をしているのかもしれない。
だが、もう抑える事など出来なかった。息切れして開いた唇に滑り込んだハウルの舌先を
ソフィは為すがままに受け入れる。舌同士が絡み合うザラリとした感覚に腰骨から首筋を震えが伝った。
身体中の熱が一所で強く脈打ち、そこが貪欲なまでに更なる結びつきを求めていた。
もっと深く、もっと強く、揺ぎ無い形でそれが欲しい。それが卑しい事でも構わない。
ソフィは頬に添えていた指を滑らし、ためらいがちにハウルの背に触れた。
恥かし過ぎて言葉には出来ないから、せめてこの合図に彼が気付いてくれたらと思いながら。
だが、ソフィの予想に反してハウルの唇はソフィからすっと離れた。
「あ…」言いかけて、ソフィは言葉を飲み込んだ。代わりに固く瞑っていた瞳を薄っすら開くと、
目を細めて笑う青い宝石がすぐ傍に見えた。
「可愛い事するね。こんなことされちゃ堪らないよ」
言いながらハウルはゆっくりとソフィの髪を指で梳き、そのまま抱え込むようにして抱きしめた。
「少しでも無理だと感じたら、すぐ言いなさい」
「うん」
ゆっくりと視界から滑り落ちていく風景と、代わりに身体で受け止めるハウルの重みと温もり。
その一つ一つが愛しくて、恋しくて、胸が張り裂けてしまうような気がした。
797311:04/12/20 04:18:43 ID:+uFo795k
Interlude15:映画・ハウソフィ・甘々アホカップル・エロアリ 微エロ

「ソフィが無理だって言ったら止めるけど、手加減する気もないから」
耳朶を噛むような声で囁かれ、耳の奥までがくすぐったくなる。だが、その余韻に浸る間はなかった。
耳元から首筋までを舌先が走る感触、それと同時に身体のラインをなぞるように下ろされた手が、
ネグリジェの裾から忍び込み、ネグリジェをたくし上げながら地肌を這い上がってくる。
性急過ぎる求愛はこういった経験に未熟なソフィを翻弄するには十分過ぎた。
舌でソフィの柔らかな首筋の皮膚の感触を味わいながら、張りのある臀部を優しく揉みしだけば、
初めて与えられた快楽に戸惑いながらも、どこか艶がかった声がソフィの唇から洩れた。
そのまま手のひらを脇まで滑らせると、たくし上げられたネグリジェの下からソフィの瑞々しい肌があらわになる。
灯りもそのままの室内で自らの身体が晒された事に気がついたソフィは、慌てて腕で胸を隠した。
「あ…灯りくらい消して!」
息も絶え絶えにソフィは眉を吊り上げて見せる。
「大丈夫、ソフィは綺麗だよ」
「綺麗とかそういう事じゃないの!裸を見られるのが恥ずかしくない訳ないじゃない!」
「これから裸でもっと恥ずかしい事するのに?ああ、ついでに…」
ハウルは優しげだがどこか底意地の悪い笑みを浮かべた。
「下は隠さないの?」
798311:04/12/20 04:19:11 ID:+uFo795k
Interlude16:映画・ハウソフィ・甘々アホカップル・エロアリ 微エロ

言葉の意味が飲み込めず、ソフィは少し半身を起こし、ゆっくりとハウルの指差す先に視線を落とした。
脇までたくし上げられたネグリジェ、豊満とはいえない胸を隠した自分の腕、そこからさらに下…
絡み合うように投げ出された二人分の足と先程までハウルの腰に巻いてあったはずのタオル。
慌しい愛撫に気を取られて気が付かなかったけれど、密着した肌はお互いの感触を既に伝え合っていた。
「なッ…!」
驚きのあまりソフィの腕から力が抜ける。その隙を突いてハウルはソフィの腕を取ると
その腕からあっけなくネグリジェを引き抜いた。
「これでお互い生まれたままの姿になったね」
「もう!ハウルのばかっ!何が『無理な時は言いなさい』よ、この嘘つき!!」
「あはは。人聞き悪いなぁ、嘘はついてないよ。灯り消さなくてもいいじゃないって言ってるだけ」
ハウルは拳を作って思い切り胸を叩くソフィを、慈しむように抱きしめた。
暫くの間ハウルの腕の中でソフィは暴れていたが、不意にその腕に力が込められるのを感じて
それ以上抗うのを止めた。仰ぎ見ればソフィの髪に口付けるようにうつむいて、動こうとしない。
「ハウル?」
「あ、うん、今すごく幸せだと思ってた。ねぇ、続きしてもいい?」
ソフィは怪訝な表情を浮かべたが、暫くして自分を抱きしめている腕に負けじとハウルの背にしがみついた。
「いいわ、わがままな魔法使いさん。あなたがほんの少し部屋の灯りを暗くしてくれたらね」
799311:04/12/20 04:20:47 ID:+uFo795k
Interlude17:映画・ハウソフィ・甘々アホカップル・エロ本番

薄明かりの中にぼんやりとソフィの肢体が浮かび上がる。
未だ照れがあるのか、灯りを落としても紅潮しているのが良く判った。
見ないでと潤んだ瞳で懇願されれば否応なく暴いてしまいたくもなるが、僅かに残っていた理性が押しとどめる。
名前を囁いて口付けを落とせば、甘い吐息でそれに答えるソフィが堪らなく愛しかった。
さっきは確かに急ぎすぎたと思うが、この身に宿る想いを思えばそれも致し方ないとハウルは思った。
あの日見た彼女を自分はどれほど待ったというのだろう。実在するのかさえ判らない彼女を。
だが今こうして彼女は自分の胸の中に居る。それがどれほどハウルにとって幸せな事かソフィには判らないだろう。
想像よりも怒りっぽくて、驚くほどのきれい好き、小言も結構多いけど、
今となってはそんな彼女だからこそ再会した後もずっと想いが募っていったのだと思う。
その存在を確かにしようとすらりとした身体の線を指先でたどっていけば、ソフィはくすぐったいと笑った。
「それは手厳しいね。本気で男心が傷ついた」とのハウルの弁に、ソフィはくすくすと笑う。
もちろん初めて男を受け入れる身体ではそれも無理はない事を、ハウルは重々承知している。
それでも小ぶりな胸に手のひらを這わせ、揉みしだいていくと鼻にかかった切ない声が漏れた。
「くすぐった…あ…ンッ、ヤダ…こんなの…」
込み上げてきた快楽を必死で自制しようと、ソフィは首を横に振る。
もっとそこに溺れさせたいと愛情とも嗜虐心ともつかない感情が湧いた。
空いた手をソフィの下腹部に忍ばせ、薄い茂みの中に指を落とす。そしてたどり着いた場所で
ゆっくりと焦らしながら小刻みに震わせる。途端にソフィの身体がビクリと跳ねた。
形よく突き出した桜色の乳頭を舌先で転がせば、快楽の波が堰を切ったのか吐息に帯びた熱が高まった。
「やぁ…ッ!駄目…そんなとこ触らないで…ンッ」
こんな甘い声で駄目だと言われて止める男がいるのなら見てみたいとハウルは思う。
唾液で濡れた乳房を軽く吸って甘噛みし、指先の愛撫を徐々に強めた。
800311:04/12/20 04:22:22 ID:+uFo795k
Interlude18:映画・ハウソフィ・甘々アホカップル・エロ本番

「止め…そこ汚い…ンッ」
「別に汚くないよ。ソフィは自分で触った事ない?」
その返事を待つ事無く、指をさらに奥へと差し入れ、僅かながら潤い始めた泉の雫をすくった。
「ンァ…!イヤ…」
拒絶の言葉は指で直接刺激された事によって、つぅと太腿に伝った愛液への嫌悪感だろう。
しかしソフィは嫌だろうが、これではまだ受け入れるには少な過ぎた。出来るだけ挿入の負担はかけたくない。
ほんの少しだけ指を泉の中に埋めてみたが、異物感に収縮したソフィの体内はそれ以上の侵入を許さなかった。
「ソフィ、もう少しだけ足開いて」
ぐったりと肩で息を切るソフィの瞼にハウルは優しく口付けを落とす。ソフィのどうするのと言う問いには答えず。
これ以上行為を続ける事は自分が自分でなくなってしまうような気がして空恐ろしかったが、
それでもハウルが与えてくれる甘い快楽とハウル自身への想い、そして幾許かの好奇心がソフィの背を押した。
ためらいながらソフィはほんの少しだけ足と足の間を開いた。あまりにぎこちない動きがおかしかったのか
ハウルはクスリと笑いソフィの髪を撫でる。ソフィはそれだけで胸が締め付けられるようだった。
「大丈夫、もう少しだけ気持ち良くなって貰うだけだから」
チュ、と腹部の柔らかな部分にキスを一つ落とし、ハウルは身を屈めた。
ハウルが身を沈めた場所に気が付き、ソフィは慌てて開いた足を閉じようと足をばたつかせたが、
すでに足の自由はハウルの腕によって奪われていた。男性にしては華奢な体躯に見えて、実はそうでもない。
801311:04/12/20 04:24:08 ID:+uFo795k
Interlude19:映画・ハウソフィ・甘々アホカップル・エロ本番

「ヤダ!そんなトコ…!」
「心配しなくても暗過ぎてよく見えないよ」
言うなり、ハウルはソフィの花弁を舌でなぞった。瞬間、激しい快楽にソフィの腰が浮く。
「ア…やぁンッ!」
自分の上げた声が酷くいやらしく媚びるような色を含んでいた事に気が付き、ソフィは慌てて口をふさいだ。
自分の口から漏れた声だとは思いたくないほど、艶声にソフィは身震いする。
だが、抑えようと思えば思うほど、与えられる刺激は鋭く自制心を蝕み、ソフィを翻弄する。
ハウルは花弁を優しく舌で溶き、その度にビクッと反応するソフィの身体からは快楽に酔う証が流れ落ちた。
ハウルが再び指で泉を探るとくちゅっと言う卑猥な音共にそれは飲み込まれた。
気が遠くなるほど強い快楽と体内に感じる異物感に攻め立てられ、堪えていた声も音を成さずにいられなかった。
「やぁん、あっ、ダメぇ!ハウル、もう…やだぁ、こんな声…」
「可愛いよ、その声。もっと聞かせて」
「いや…ぁ、下の階にはみんないるのよ」
「そう?僕は構わないけど」
ソフィにはハウルの声が何故か愉しげに聞こえた。


******************************
投下終わり。重ね重ねすまない。字数多すぎて1レスはみ出したよ…あほだ。
802名無しさん@ピンキー:04/12/20 04:32:28 ID:e4LkBS/J
311さん

     ┏━┓    ┏━━━━━┓                  ┏━┳━┓
 ┏━┛  ┗━┓┃          ┃                  ┃  ┃  ┃
 ┃          ┃┃   ━━   ┃┏━━━━━━━━━┓ ┃  ┃  ┃
 ┣━      ━┫┃          ┃┃                  ┃ ┃  ┃  ┃
 ┃          ┃┃  ┏━┓  ┃┗━━━━━━━━━┛ ┗━┻━┛
 ┗━┓  ┏━┛┗━┛  ┃  ┃                  ┏━┳━┓
     ┗━┛            ┗━┛                  ┗━┻━┛



311さんの作品を読むためにここへ通ってます!続き待ってるよ!!!!!
803名無しさん@ピンキー:04/12/20 04:35:50 ID:i1lrzpRm
ネ申が…!ネ申が深夜に続々と…!!
起きてて良かった━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
804名無しさん@ピンキー:04/12/20 08:06:34 ID:DqNykinR
ネ申が二人も。朝っぱらから見てよかった(*´Д`)アァン

>785氏
イイヨーイイヨー(・∀・*)
駄々っ子ハウルが好きだー。
荒地の魔女もちゃんと居ましたね。
次があるなら、待ってます!


>311氏
強引な漢ハウル(・∀・)キター!
もう、ソフィのごとく翻弄されっぱなしですよ。
805名無しさん@ピンキー:04/12/20 09:19:03 ID:8BgATHqH
へたれハウルもいいけど、漢ハウルも(*´▽`*)ハァハァ
806名無しさん@ピンキー:04/12/20 12:36:07 ID:i1lrzpRm
550さんも785さんも311さんも本当に素晴らしくGJ!!!
涙が出るほどイイ!!

550さん
>「や、それいや!」
>「ごめんね、聞こえない」
のところ、すごい甘々切ないシーンなのに、ついハウルが 

(∩゚д゚)アーアー 聞こえなーい

ってやってるの想像してしまいました…_| ̄|○
ごめんなさい…。
807名無しさん@ピンキー:04/12/20 12:42:03 ID:a7+CdzlT
>>806
ワラタw

甘々なシーンに萌えてたのに、次から思い浮かべちゃいそうだw
別に苦情ではないのでヨロシク
808名無しさん@ピンキー:04/12/20 14:42:20 ID:IdRWAMnc
>>787
>嫌悪まではいかなかったものの、愛しい恋人以外の男に唇を奪われ、ソフィーは軽い恐怖を感じた。
>ああ、ここにハウルがいてくれてたなら…!!

ソフィの女心めっちゃ萌え
809名無しさん@ピンキー:04/12/21 02:11:56 ID:5hYYx/2j
>806
自分で書いたところを読み返していてそれしか想像できなくなってしまいますたw
謝罪と賠償を(ry
810名無しさん@ピンキー:04/12/21 02:21:47 ID:fUNjLyGT
806がどんな謝罪と賠償をするのかハァハァしながら未来で待ってる。
811550 -18- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:27:46 ID:5hYYx/2j
>>779続き
ハウソフィ 映画版 ストーリーは切ない系を目指すも(ry 甘い エロ ハッピーエンド



「ハウル…あつ、い、の……っ」
「大丈夫。僕もだ」
 しっとりと汗にぬれた体を愛撫しながら、徐々にその手をずらしていく。
 かたく張った下腹部から淡い茂みに指を動かすと、少女は泣きそうな顔でハウルの腕を掴んだ。
「だめ」
「――――――ソフィーが欲しいんだよ」
 真摯な魔法使いの言葉に、少女の眼差しが揺らぐ。
「僕に、ちょうだい?」
 君を、全部。
 ダメだといわれても、もうとても抑えられない熱を込めて薄桃色に染まっている耳に言葉を流し
込んだ。
「ハウル、ずるい…、そ、んなふに、言われたら……ッ、わたし、ダメって言えない……!」
 少女の手から力が抜けた。
 まるではじめて女性に触れるようなせわしなさで、ハウルは指を茂みの奥へと潜らせる。こんな
にがっついて、少女を怯えさせてはいけないと思うのに、どうしても止められない。
 そこははじめて受け入れる他者の侵略に一瞬竦んだようだった。
812550 -19- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:30:49 ID:5hYYx/2j
 それでも、少女自身の心のように、よろう壁さえ乗り越えてしまえば優しく、暖かく、ハウルを迎え
入れる。
「…濡れてるね」
 そう呟いてしまったのは、別に少女を苛めたかったからではない。
 自分が少女を「こう」したのだと、なにやら誇りたい気持ちだったのだ。
 もっともソフィーにしてみればそんなハウルの内心など知るよしもなく、自分の異変を告げる魔法
使いの言葉に羞恥の渦に叩き込まれたような心地で身をよじるばかりだ。
「ごめん、泣かないで。嬉しいんだよ、とっても」
「なんで……こんなのが、嬉しいの……っ」
「ソフィーは、こういう風になったのはじめて? 自分でしたことない?」
「そんなのっ、あるわけ、ない…っ!」
 悲鳴じみた答えに、ハウルは笑み崩れてしまうのを止められなかった。
 この少女に快感を教え込んだのは、正真正銘自分が最初なのだ。
「これはね…」
 ちゅく、と、ソフィーの泉からあふれる蜜を掻き混ぜる。
「女の子が、好きな人と繋がりたいって、心でも体でも思ってくれた時に出るものなんだよ?」
「え……」
 ハウルの言葉に、思いつくことがあったのか、ソフィーはきょとんとなった。
 お針子というのは基本的に噂話が好きなものだ。ソフィーは一人黙々と仕事をしていたとはいえ、
間近で聞かされる話の全部が全部、耳に入らなかったわけでもないだろう。
「こ、これ、が?」
「そう」
 思わず視線を落とした少女は、自分の下肢を濡らして光る蜜にかああっと全身を限界まで紅潮
させる。
「や…!」
「どうして? ソフィーは自分の気持ちを口にするのは下手だけど、体のほうはこんなに素直に僕
の事を欲しがってくれてる」
 嬉しくないわけ、ないよ?
 こつんと額を突き合わせて、秘め事のように囁いた。
「あ、あぅ…」
813550 -20- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:32:37 ID:5hYYx/2j
 あまりにもまっすぐに見詰めてくるハウルに視線を逃がす場所を探して、少女は俯く。
「ハウル、ずるい」
「なにが?」
「だ、だって、わたしばっかり、ハウルのせいでヘンになっちゃっ…て、ハウルはぜんぜん…っ!」
 ボソボソと吐き出すような言葉に思わず明るく笑う。
「ハウル!」
 憤然と顔を上げた少女の手をとって、魔法使いはその白い小さな手を自分の下肢へと導いた。
「っ!!!」
「ね。僕だって、ソフィーのせいでヘンになってる」
 触れる熱に怯えたように手を引く少女の腕をそのまま逃がし、ハウルはとくとくと脈打つ首筋に顔
を埋めた。
「ソフィーが好きで。欲しくて。仕方がないんだ」
 くぐもった声にしばらくためらってから少女はハウルの頭を両手で抱え込む。
「あなたが…好きよ。愛してるわ、ハウル」
 ため息のように降ってくる言葉は、人の髪に戻りつつある漆黒の頭部の上で淡く融けて消えた。
 ハウルが無言で少女の両足を割り、その中に身を滑り込ませても、少女は頬を赤らめただけで
抵抗はしなかった。
 潤む蜜壷を魔法使いがかき回すたび、ぴくりぴくりと少女の体が跳ねる。
「ん、あ、…はぁ、ああっ…」
 荒げた息が抱え込んだ魔法使いの髪を湿らせていく。
「あっ、やあ!?」
 つぷ、と、長い指が少女の体の中に沈んだ。
 驚きと僅かな恐怖に見開かれた瞳を、ハウルは苦しげに見つめ返す。
「我慢できないんだ。ごめん……ソフィー」
 指の腹で充血するしこりを嬲りながら、ハウルはさらに指を沈めていく。
814550 -21- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:35:26 ID:5hYYx/2j
「ハ、――――――あ、や、だめっ。なにッ?」
 強すぎる刺激に、少女はぽろぽろと涙をこぼす。自然とはねる腰をしっかりと捕らえて、ハウル
は少女に自分を受け入れてもらうための仕種に集中した。
 少女から立ち上る甘い匂いに、自分のほうこそ気が変になってしまいそうだった。
 はやく一つになってしまいたい。
 ごくりと喉が鳴る。
 少女が一瞬身を竦ませたのに気づいて、しまった、と思ったけれどもう止められなかった。
 指の数を増やし、潤みが充分とはいえないもののそこを濡らしきっているのを確認して引き抜く。
「ひぁ…ッ」
 もう自分がハウルに何をされているのかすらよくわかっていなさそうなソフィーにそっと口付け
て、魔法使いは少女の足を抱え込んだ。
「愛してる、ソフィー」
 心のない自分にこの言葉を使う資格があるのかどうかはわからなかったけれど、それでも、この
虚ろな胸を満たす暖かいものの名を『愛』だと信じて、ハウルはその言葉に万感の想いを込める。
「ソフィーだけを、愛しているよ」
 もうどうしようもないほど猛っている自分自身を濡れる蜜壷にこすり付ける。
「あ、…ハ、ウ…きゃあっ!」
 少女が自分になんと応えてくれようとしたのか、聞きたいけれども怖いような気がして、ハウル
は無言で体を進めた。
「くっ」
「いた、痛い…、ハウル…ッ!」
 はっ、はっ、はっ、と、肩で息をする少女の表情に快楽の影は片鱗もない。
 見詰めるハウルの胸に、哀れさと、自分こそがこの花を摘み取ったのだという征服感が交錯する。
「ソフィー。ソフィー……」
 降るような軽やかな口付けを顔中に落としながら、ハウルはじりじりと身を進めていった。
 少女の中はひどく熱く、狭い。
「息を、止めないで。そう…そう、いい子だ」
 抱きしめてくるハウルの背中にしがみつきながら、少女は魔法使いの言葉に従って浅く荒い呼
吸を繰り返す。
 額に滲んだ汗をハウルが舐め取ると、うっすらと目を開けて微笑んだ。
「ハウル、――――熱い」
815550 -22- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:36:58 ID:5hYYx/2j
「ぼくが? 体が?」
「ん、んんっ…あ、りょ、りょう、ほうっ」
 自分を拓いていく質量に少女の眉が引き絞られる。
 それでも、ソフィーは一度もいやだ、とは言わなかった。
 痛い、と、素直に自分の苦痛を口にしても、拒む言葉はただの一つも唇からは漏れはしない。
 ひどく、泣き出したい気分だった。
「ソフィー。ソフィー」
「あ、ハウ…ッ」
「ほら……全部、入ったよ」
 見下ろせば、破瓜の血が少女の白い太股に不可思議な文様を描いている。
 しっかりと繋がる自分と少女に、ハウルが覚えたのは快感よりも満足感のほうが強かった。
「ぜ。全部?」
 涙にしゃくりあげながら、ソフィーがハウルを見上げる。
「うん、全部。ありがとう、ソフィー」
 身をかがめて、少女に深く口付ける。抉る角度が変わるのに少女は眉をひそめたが、巧みに舌
を誘い出されて、教えられたばかりの快感を思い出す。
「動くよ」
「え?」
 ハウルが慎重に腰を揺らしだすと、ソフィーの体は再びこわばった。
 辛抱強く愛撫を繰り返し、少女の意識を痛みから逸らす。
「ぃあ、ふあ…ん…ッ」
「すごい…熱くて、気持ちいいよ、ソフィー」
「あっ……り、も?」
「ん?」
「ああっ、あ、は、…今まで、のっ、他の…女の人、より、もっ?」
 縋るような必死の眼差しに虚をつかれる。
816550 -23- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:38:52 ID:5hYYx/2j
「――――――――君と、顔も覚えてないような人とを比べられるわけがない」
 いとおしさに胸がつぶれそうだった。
「君が一番で、最高だよ」
「ああ、ハウル…ッ!」
 もう、何も考えることが出来ずに少女の体に没頭する。
 喰らいつくし、貪り尽して。
 違う、こんな風に、一方的ではいけないと思うのに。
「ハウル。ハウル、いい、いいの。好きなの、好き…ッ!」
 うわごとのような少女の睦言が頭の中で反響する。
 きゅうきゅうと締め付けられて、体も心も限界が近い。
「ああ、愛しているよ、ソフィー…!」
 小さく叫んで。
 少女の中に、自分の熱を解放した。



「ハウル、あなた、戻っているわ」
 つんと髪を引っ張られて、ハウルは顔を上げた。
 腕の中に抱きこんだ少女は、涙の跡が残る顔で、それでも幸せそうに微笑んでいる。
「え? あ、ほんとだ…」
 少女を抱きしめる腕に異形のあとがないことに、ハウルはそのときはじめて気づいた。
 ……人には戻れない状態だったことなど、すっかり忘れていた。
 さして嬉しげでもないハウルの表情に気づいて、ソフィーの顔が不安に曇る。
「ハウル…?」
「なに?」
「人間に戻れて嬉しくないの?」
「――――いや、そんなことはないけど」
「あの、じゃあ」
817550 -24- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:41:40 ID:5hYYx/2j
「?」
 言いよどむ少女の次の言葉を待つハウルの前で、ソフィーの顔が見る見るうちに泣きそうなも
のへと変わる。
「ソ、ソフィー?」
「やっぱり――――――わたし、ダメだったの?」
「へ!?」
「わ、わたし、綺麗じゃないし。経験だって、ないし。だから、ハウル、がっかりしちゃったんでしょ?」
「ちょっと待って!」
 呆然とするうちに、まったく思いも寄らない方向へと思考を飛ばす少女を慌てて引き止めて、
ハウルははあーっと肩で息をついた。
「ハウル、いいのよ? わたし覚悟は出来てるから正直に言って」
「一体なんの覚悟なんだか…って、そんな見当違いの覚悟なんて決めなくていいよ、ソフィー」
 疲れた顔でハウルはソフィーの真摯な告白を遮った。
「じゃあなんで、ハウルはそんな顔してるの!?」
 片手で顔を覆い、深くため息をついたハウルは、少女の言葉に顔を上げて苦笑する。
「いやね。僕のこれは、自己嫌悪」
「え?」
「好きな子と、初めて気持ちいいことしようっていうのに、僕だけ気持ちよくなっちゃって、君のこと置
いてけぼりにしちゃったじゃない?」
 悪戯っぽく輝く蒼い瞳に見つめられ、少女の全身は見る見るうちに赤くなった。
「あ、え、それは」
「こう、さ。せっかくだから、君を僕のものにする時は君にとっても最高の思い出になるように、なん
てぼんやり思ってたのに、僕ときたらがっつくばかりで君に辛い思いをさせてしまっただろう?」
「で、でも…」
 言葉に詰まって、ソフィーは俯いた。
「でも、わたしは、嬉しかったわ…」
「ソフィー」
818550 -Last- ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:42:49 ID:5hYYx/2j
「その、確かに、最後の辺りは、わたしもよく覚えてないけれど。でも、ハウルが…わたしに夢中
になってくれて、それで一つになれたんだったら、とっても嬉しい」
 そういって、ハウルを見上げた顔は幸福に輝いていた。
 ソフィー、と、ハウルは胸の中で、最愛の少女の名を呼び、繰り返したキスでうっすらとはれて
いる唇に優しく口付ける。
「そう、だね」
「わたしの事を好きだと思ってくれてるんだったら、さっきの態度、わたしに対してとても失礼だと
思うの」
「確かに、そうだ」
 真面目な顔で互いにうなずきあって、視線を合わし、二人同時に笑い出す。
「ごめん、確かに僕が悪かったよ、ソフィー!」
 お詫びに君の言うことだったらなんだってするよ。なにをすればいい?
 ハウルの言葉にソフィーは星の色の髪をさらりと揺らした。
「わたしたちのお城に戻りましょう」
「うん」
「そして、カルシファーとの契約を解くの。絶対にできるわ」
「君が僕の側にいてくれるならね」
「それから。それからね…」
 少女は彼女の魔法使いの耳に唇を寄せる。


 みんなで、いつまでも、幸せに暮らすのよ。


 そして、そうなるのだった。


おわり
819名無しさん@ピンキー:04/12/21 03:48:12 ID:WjRMnbSH
キタ━━━━(゚∀゚)Y⌒Y⌒Y(。A。)Y⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y(。A。)⌒Y⌒Y(゚∀゚)━━━━!!!!!

うわああああなんてGJなんだ!!
ハウルの優しさ、ソフィーのいじらしさがツボすぎます!!
またネタがうかんだら是非拝ませてください!
820550 ◆7Anvse.M72 :04/12/21 03:48:54 ID:5hYYx/2j
551の初投下から延々25節、お付き合いありがとうございました。
ハウソフィって本当にいいですよね!
今度はもっとさっくりまとめたお話投下できたらなとか考えてます。
読んでくださった方ありがとうございました。

>785
GJ!!
子供欲しがる動機がハウルらしいw
次回の小ねたも楽しみにしてます。

>311
続きを、続きを…!
ハウルに余裕があっていいですね。ソフィーがかわええ…
821名無しさん@ピンキー:04/12/21 04:17:44 ID:PJvco1N0
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

覗いてみて良かった!真っ白に萌え尽きました…
こっちまで幸せになってくるラストです(*´Д`*)
ネ申様本当にGJ!そしてお疲れ様でした!
新作も是非お待ちしています!
822名無しさん@ピンキー:04/12/21 04:35:34 ID:ILqfrOdF
>550
なんてGJ!!
…ええもん拝ませてもらいました…ありがとうネ申様!!
ハウソフィ最高だ…
823名無しさん@ピンキー:04/12/21 06:02:34 ID:wPRKY5MB
>>820
面白いよ。うん。映画パンフレット見ながら読んだよ。
SS書きなれてるね。

おつかれちゃん。
824名無しさん@ピンキー:04/12/21 06:27:05 ID:fUNjLyGT
2日連続で550さんの続き&ラストが拝めるなんて感動ものです!スッゴい楽しませいただきました。
新作期待しても良いですか?新たなネタが浮かんだら是非!!
825名無しさん@ピンキー:04/12/21 09:10:31 ID:M2rvGkJA
550さんご苦労様でした。
読んだ後に心が晴れ渡ってゆく感じでしたよ。
とにかく二人が最後に幸せになれてよかった・・。
826名無しさん@ピンキー:04/12/21 11:15:26 ID:mBgKeryE
550さん、長編ホントにホントにお疲れ様でした!!
完結ばんじゃ〜〜〜〜い!!
もう萌えすぎてこのまま死ねる…⊂(。Д。⊂⌒`つ
2人がホントにいじらしくて可愛い。
こちらまでぽわぽわしてしまいました。

という私は、失礼な事言った806…_| ̄|○
冬コミ原稿終ったら謝罪と賠償を…出来たらいいな…。
827名無しさん@ピンキー:04/12/21 12:17:33 ID:oICIdBi4
ソフィー相手だからこそ手間暇かかる初夜っていいですなあ(*´Д`)ポワワ
828名無しさん@ピンキー:04/12/21 20:44:01 ID:a8T6LjnO
550さんお疲れ!!!
何かすごい感動して読んでて涙出てきた。
エロパロ読んで泣いたの初めてだ・・・。

あんたネ申だ!!
829550 ◆7Anvse.M72 :04/12/21 23:03:14 ID:7aJj5Lnk
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

職人っていいなあ…(*´Д`)
胃薬、胃のまじない、お水をたっぷり取ったおかげで全快しました。
ベーコンとエッグでうまし糧ごっこ出来ましたよ。カリカリベーコンウマー


>826
(*゚∀゚)カキテサン!!
830名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:03:41 ID:tE2/AqQF
みんなハラシマ中なのね。
行かない自分は通販とネットに頼るほかないな。
>550
今ではあなたも立派な職人さん。新ネタが書きたくなったら
また投下してくれると嬉しいよ。むしろ激しくキボン(´Д`)ハァハァ
831名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:27:00 ID:gyvoqir7
酒乱ソフィーのお話、待ってます。ネ申・・・
832名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:39:51 ID:hvs8+IM9
>>831
作業遅れ気味です…。頑張ります(;´Д`)<七
833名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:47:19 ID:XFpyhyfl
七面鳥さま私も楽しみにしてますー!
頑張って下さい!!
834名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:52:03 ID:swLkVnvm
ここの、神々にフォーリンラヴだぜ。ちくしょうめ!
よし、朝食はうまし糧にケテーイ

835名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:00:25 ID:GgEpcCEh
>>550タンの胃痛ってう ま し 糧のせいなんじゃ・・・!
皆様、油っぽいうまし糧の過剰摂取にはお気をつけ下さい。
836名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:04:47 ID:2bN51Ad1
>>835
もう遅い。
コレステロール&脂摂り過ぎ…_| ̄|○
アハハ…ウフフ…。
837名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:11:05 ID:JzzQI345
>835
んにゃ、私のは職場ではやってた風邪が主原因ですた。
頭痛と腹痛の嵐。胃薬と風邪薬を駆使してなんとか…
でも確かにうまし糧はそんなに胃に優しくないのでほどほどにします。
お気遣いありがとう(*´Д`) <ハヤッテルミタイナノデミナサンモキヲツケテネ・・・

>832
七サン! 酒乱ソフィー酒乱ソフィーハァハァハァ。
すごい楽しみですっ

やはりここの神々は同人活動されてる方が多いのかな?
ぜひ神の本やサイトに巡りあいたい…
838名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:18:41 ID:7aAjp4KH
>>836
うまし糧大量食いしたいけど、体に悪いから控えてるよ〜。
でも数年ぶりに食べたら美味しかった!
皆さんも健康に気をつけて、これからもネタ投下宜しくお願いします!
他力本願でスマヌ・・・。
自分もハウ×ソフィエロ絵のストックあるので機会があったら・・・。
839名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:40:06 ID:wRZYL9oz
糸会ネ申щ(゜д゜щ)カモーン

ところでスレの容量が今471KBなんだけれど、この調子でSS投下があるんだったら
そろそろ次スレの天ぷら考えたほうがいいんだろうか?
840名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:47:55 ID:tE2/AqQF
>>839とケコーンするトコだったYO!
とりあえず↓は入れた方がよさ毛?

・傾向は1レス目、或いは本文上げる1つ前の予告レスにつける
・可能ならばメール欄にも傾向を各レス入るようにする
・その傾向のが嫌いな人は専ブラ導入するなりしてNGワードでそれを禁止入力する
最新の話にアンカー付けてくれるとありがたいのです。
>>○○(レス番号)の続き
841名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:55:16 ID:aHuPLQaf
785です。
拙い物に温かいおことば下さった皆様ありがとうございました。
また精進してきますです。

それにしても、モエモエで死にかけ…。
311様、550様みなさま素敵です!!
一気に読んで、くらくら来ました。
あんな素敵な物、紡いで下さってありがとうです!!
また読んでこよう…

…『へまじない』って、なんだ自分…orz
842名無しさん@ピンキー:04/12/22 10:50:31 ID:F6jygw2M
テンプレ作ってみた。

ハウルの動く城でエロSSを書くスレです。

☆このスレのお願いごと。守っていただけるとありがたいです☆
・原作版・映画版のどちらの設定か入れる。
・SSの傾向を入れる。
  (本文立上げ前の予告orSSの1レス目orSSの各レスのメ蘭)
・SSの混乱を避けるため、各レスごとに>>○○の続きと入れる。
・傾向に好き嫌いのある人は専用ブラウザ導入&NGワード指定。
・神々の遣わされるうまし糧に感謝する。

☆前スレ【DWJ】ハウルの動く城専用スレ【ジブリ】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101657531/
☆関連スレ スタジオジブリのエロSS 第2章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080663792/
ジブリ画像総合スレッド
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1097933913/
☆2chエロパロ板保管庫(SS保管人様に感謝)
ttp://sslibrary.arings2.com/
☆にくちゃんねるに過去ログ有り。
843名無しさん@ピンキー:04/12/22 22:29:22 ID:tE2/AqQF
842乙!!!!!!

新スレ今週中に立つくらい投下されないかな。
ネ申の皆様、お待ちしております。多種多様な神々の技に魅せられた人の子がここに一人

来週地元に帰省するんだけど、実家にPCないから携帯からこっそり見るよ。
しかし携帯見ながらニヤニヤしてたら親に激しく問い詰められそうだ。
最近携帯に興味津々のジブリ大好きな姪っ子がうっかりこのスレの履歴覗いた日にゃ
親にしこたま殴られた挙句、実家からたたき出されるな。
844名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:14:22 ID:LF+wOLZb
>>842
ちょっと厨っぽいな
845名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:21:16 ID:6oMNdrOG
あと36KB…どんくらいかな。
連載者ものはdat落ち考えると、次スレに回してもらった方がいい気がする。
穴埋めになるか分からんけどぬるーいのを書いてみます。
846名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:22:13 ID:edT7+fBW
職人技の数々いつもおいしくいただいております。
ひとつワガママ言わせて頂くと、作品傾向は各SS投下直前だけにしてほしい…
専ブラ使いだとメ欄見えてしまう為、繊細な本文の上に「甘々エロエロ」とか見えてしまい、
雰囲気壊れてすこし切ないのです…。
847名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:26:23 ID:1qI12DKA
そいつは繊細すぎやしないかw
848名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:29:37 ID:VD6UriXY
>842
乙!

>843
楽しみにしてます神!

>844
私はこれでいいと思っちゃうんで次善案があったらヨロシク。
☆を■にでもしたらいいかな?
849名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:35:43 ID:LF+wOLZb
☆の多様とうまし糧はどうかと思う
850名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:37:16 ID:LF+wOLZb
変換間違えたorz
「多用」ですスマソ
851名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:44:34 ID:DdmfPR80
シンプルにしたほうがいいかもね。
852名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:51:55 ID:VD6UriXY
レス番間違えていた・・・_| ̄|○
>845神、お話楽しみにしてます・・・

■ SS投下前に ■
・原作版・映画版のどちらの設定か入れる。
・SSの傾向を入れる。
  (本文立上げ前の予告orSSの1レス目orSSの各レスのメ蘭)
・SSの混乱を避けるため、各レスごとに>>○○の続きと入れる。
・傾向に好き嫌いのある人は専用ブラウザ導入&NGワード指定。

っていう感じかな?
853名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:57:28 ID:DdmfPR80
シンプル(・∀・)イイ!!
854名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:26:50 ID:LF+wOLZb
シンプルな方が荒らしが来なそうで良いかも
855845:04/12/23 01:28:27 ID:6oMNdrOG
投下行きます。
たぶん7〜8レスくらい使います。
途中です。まだエロはありませぬ。
たぶん朝までには投下終わると思います。
予告のみしてメール欄はなしで行ってみますね。

・映画版
・ハウソフィ、ぬるめ。
856845:04/12/23 01:29:12 ID:6oMNdrOG
遠雷の音に、ソフィーは繕い物の手を止めて顔を上げた。
「嵐が来るのかしら…」
強い風がぶつかり、窓枠がガタガタと音を立てる。夜は更けていて、雷の光が遠くで光ったのが見えた。
「……」
光が走ってからかなりの間を置いて、ドオンという音が耳に届く。自分でも気づかないうちに、ソフィーは眉をしかめていた。
自然現象だと分かって居ても、空襲の記憶が否応なしによみがえる。この城はカルシファーに守られているから、雷が落ちてくることはけしてないと分かってはいるけれど。
コンコンという可愛らしいノックの音がソフィーの仕事部屋に響いたのはその時だった。手に持っていた縫い針を針山に戻し、ソフィーは体を半分、扉の方に向ける。
「マルクル?」
穏やかな声で尋ねれば、キィと音を立ててドアが開かれる。
そこにいたのは予測どおり、パジャマに着替えてどこか不安そうな顔をしたマルクルだった。ソフィーは微笑んで椅子から降り、エプロンを軽くはたいた。
「眠れないの?」
空襲の夜を鮮明に覚えているのは、ソフィーだけではない。小さな子供である分、マルクルの方が喚起される恐怖心は大きいのかもしれない。
小さなふくふくした両手が、ソフィーのエプロンをぎゅっとつかむ。
この小さな家族を守らなくてはと思えば、落ち着かなく騒ぐ心はひとりでに静まっていく。柔らかく笑ってから、うつむいているマルクルを抱き寄せ、ソフィーはまだ落ちている雷の音に耳を澄ました。
857845:04/12/23 01:29:59 ID:6oMNdrOG
「大丈夫。あれは雷よ。それに、ずーっと遠くの方で鳴ってる」
「うん……」
マルクルの足元では、ヒンがせわしなく走り回っている。雷の音が聞こえるたびに目を大きく見開き、耳をぱたぱた振っている。癖のついた髪を何度も撫でてやっていると、ようやく落ち着いたのか、マルクルはソフィーからゆっくり離れた。
「ひとりで眠れる? 怖いならここで眠ってもいいわよ?」
「ソフィーは寝なくていいの?」
くりくりした瞳がソフィーを見上げる。
うん、とうなずいて、ソフィーは再び窓の方に顔を向ける。マルクルもつられるようにそちらを見る。視線の先には、途中で止まっている繕い物の山と、窓があった。
「もう少しで、キリがいいところまで終わるから」
マルクルがソフィーを見上げる。何か言いたそうな顔をしているマルクルの頭を、ソフィーはまたゆっくり撫でる。その仕草はマルクルのためというよりは、ソフィー自身を落ち着かせるために繰り返されているようだった。
城の主であるハウルがまだ帰ってきていない。彼が何日か家を空けることはざらだし、ソフィーもそれは勿論分かっている。

毎日毎日遅くまで起きているわけではないけれど、それでもこんな夜は不安になるのだ。――彼が、帰ってこない気がして。
だから帰ってくるのをぎりぎりまで待っていたいと思う。
858845:04/12/23 01:30:41 ID:6oMNdrOG
ソフィーの横顔をじっと見つめた後で、マルクルは両手をソフィーのエプロンから離した。
「ん?」
「おばあちゃんも心配だから、僕、今夜はおばあちゃんについてるよ」
「そう? じゃあお願いしていい?」
「うん。行こう、ヒン」
ヒン!と一声返事をして、ヒンがマルクルの足元でぱたぱたと駆け回る。
「足元に気をつけてね」
「うん」
子供独特の軽い足音と、ちょこちょこいうヒンの足音が、扉の所でぱたりと止む。
「ソフィー、大丈夫だよ。きっとハウルさんは帰ってくるから」
くるりと振り返って、真剣な顔でマルクルが言う。励まそうとしてくれているのだと分かって、ソフィーの胸に温かなものが広がった。
「……そうね」
「おやすみなさい」
「おやすみ」
扉が小さな軋みの音と共に閉められる。遠ざかっていく足音に耳をすましながら、ソフィーは作業台の前に腰掛けて繕い物の続きを再開した。
859845:04/12/23 01:31:18 ID:6oMNdrOG
チリチリと手元の灯りが揺れる。はっと顔を上げれば、手元のランプの油が切れかけていた。どれくらい時間がたってしまったのだろう。
雷は相変わらず鳴り続いている。
時折視界の端で火花のように飛び散る稲妻、地響きのような音。
ふっと息を詰めれば、静寂があたりを支配する。寒くはないはずなのに、ぞくりと体が震えた。
「ハウル、帰ってこないのかしら……」
言葉にすれば、不安はより一層くっきりと浮かび上がる。
一人きりで部屋にいることが、ふいにとんでもなく空恐ろしいことのような気がした。ここはあの帽子屋で、動く城も、新しい温かな家族も、……ハウルも、幻なのではないだろうか。
また稲妻が、荒れ野に落ちる。
「……」
針を置き、糸を切る。
「……今日はここまでにしよう」
小さく自分自身に言って、蝋燭に灯りを移す。作業用のランプの火を落とせば、外の闇がより一層くっきりと視界に飛び込んでくる。
雨粒が窓ガラスにぶつかり始めている。
嵐が来るのだ。
860845:04/12/23 01:32:20 ID:6oMNdrOG
「カルシファー?」
起きているだろうか。蝋燭の明かりを頼りに足元を照らして居間に出る。
自由の身になったというのに、何故か暖炉で寝起きをしている悪魔のいびきらしき声が聞こえてきた。
起きているときのようにパチパチとあたたかい音を立てている訳ではなく、うずみ火のようにちらちらと明るい色が見えるだけだ。

確かにあの心優しい悪魔はここにいて、これは夢ではないのに。
自分だけが置いてけぼりを食らっているような気分になる。

ドォン、と雷の音が、また聞こえた。

ソフィーは思わず自分で自分の体を抱きしめた。
細かく震える指が腕に食い込んだその時、扉の取っ手がカチャリと回される音がした。
861845:04/12/23 01:32:50 ID:6oMNdrOG
「ソフィー? まだ起きて……」
階段を登りきって手すりに手をかけた状態で、ハウルが立ち止まる。
「お……」
お帰りなさい、びしょ濡れじゃない、でも今カルシファーを起こすのは可哀想よ、タオル取ってくるからちょっと待ってて――
言いたいことはたくさんあるのに、胸が詰まってどうしてだか言葉が出なかった。口をわずかに開いたまま、舌が凍りついたように動かない。
口元に手をやってそれを隠し……隠してから、ソフィーは自分の失敗に気づいた。
これではまるで、泣くのをこらえているみたいではないか。
外では相変わらず雷が鳴り続いていて、夜は更けていて。
(誤解されちゃう。これじゃまるで雷が怖くて眠れなかったって言ってるようなものだわ)
「ソフィー?」
足音がマルクルやヒンのものとはまるで違う。静かで、ほとんど音を立てなくて、それなのに……。
ぽたぽたと、髪から雫が落ちている。それなのに自分の様子にはまるで頓着する様子を見せずに、ハウルは身をかがめてソフィーを覗きこんだ。水を含んでしっとりと艶を増した黒髪の間から、あの青い両目が自分を見つめている。
「ちが、うの。そうじゃ、なくて」
凍った舌を無理矢理動かした瞬間に、本当にじわりと視界が歪んだ。
「ソフィー!?」
ぼろぼろと涙がこぼれだす。自分の涙に自分でうろたえて、ソフィーはあわててハウルから視線を逸らす。
「何があったんだ」
「……にも、ないんだけど。どうして……」
おちつけ、おちつくのよソフィーと心の中で何度も念じる。
どうして涙が止まらないんだろう。ハウルはちゃんと帰ってきて、目の前にいるのに。悲しくなんてないのに。

雷の音が。
862845:04/12/23 01:33:08 ID:6oMNdrOG
「雷が怖くて、眠れなかった?」
「ちが、それは、マルクル……」
呼吸を整えようとしては、と息を吐き出す。ぎゅっと目をつぶると、まぶたの上を柔らかい感触が羽のように軽くかすめていく。
すぐにあつい舌が、まぶたの端に溜まった涙をなめとる。温かな感触が離れて行くのを感じ取ってそっとまぶたを上げると、鼻先と鼻先がくっつきそうなほど近い処にハウルの顔があった。
「……抱きしめたいんだけど。このままだと君が濡れてしまう」
吐息に乗せて言われている言葉が本当に困っている風だったので、ソフィーはくすりと小さく笑ってしまった。それでようやく、完全に涙が止まる。両手を伸ばして、ハウルの指に自分の指を絡める。
「冷え切ってるわ」
形が整っていて華奢にさえ見えるつくりをしているのに、自分のものより随分と大きい。自分の手だけでは足りるはずもなくて、息を吹きかけるだけでも充分でない気がする。思いついて、火照っている頬にハウルの両手を自分の手ごと当ててみる。
「熱い。ソフィー、熱でもあるんじゃ」
「違うわ、ハウルの体が冷たいのよ。どうしよう、よく眠ってるカルシファーを起こすのは可哀想だけど、お風呂に入って温まった方が……」
ハウルに触れられて、自分から触れて。魔法のように胸のつかえが取れて、いつもの言葉が口から滑り出す。

ああ。
ソフィーの胸の中で、ことりと答えが転がり出る。
安心したから、涙が出たんだわ。
863845:04/12/23 01:34:56 ID:6oMNdrOG
とりあえずここまでです。エロなくてスマソ。
しかも多分エロもぬるいです。
480KB超え…終わらなかったー(汗)
864845:04/12/23 01:37:41 ID:6oMNdrOG
新スレ立ったら穴埋めで残りを投下しますね。
では書いて参ります(`・ω・´)
865名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:43:17 ID:vQD3QsRU
あああ、ネ申が…!
暗がりの中の二人が目に見えるようです!
新スレってどれくらいで建てていいものなんでしょうね?
早く続きが読みたくて仕方ありません。

新スレになったら私も鳥の続きっぽいものを書いてみたいな、と思います。
原作系のちょっとおバカなソフィー自慰ネタもやってみたいけれど
原作の二人は難しい_| ̄|○
866名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:44:50 ID:4xUsiYTI
845神キタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
健気なソフィ可愛い!続き楽しみにしてます。
867845:04/12/23 01:55:54 ID:6oMNdrOG
>865さん、866さんありがとうございますー。
ぬるいなりにがんがります!

新スレはそろそろ建ててもいいと思います。
500KBぼちぼち行きそうなので。
ハッ保守用に新スレに投下した方がいいのかな。
868名無しさん@ピンキー:04/12/23 02:01:31 ID:yAewACrD
ネ申!
ソフィー可愛い…二人が気遣いあってるのがまたイイ!!ハァハァ(´Д`*)
続き楽しみに待ってます。
869名無しさん@ピンキー :04/12/23 02:07:14 ID:kS/If84/
このスレは神からの美味し糧が多すぎてもうお腹いっぱいです。


嘘です。
食べても食べてもまだ入ります。
870名無しさん@ピンキー:04/12/23 02:18:19 ID:DdmfPR80
新スレの準備これでいいかな?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハウルの動く城でエロSSを書くスレです。


■ SS投下前に ■
・原作版・映画版のどちらの設定か入れる。
・SSの傾向を入れる。
  (本文立上げ前の予告orSSの1レス目orSSの各レスのメ蘭)
・SSの混乱を避けるため、各レスごとに>>○○の続きと入れる。
・傾向に好き嫌いのある人は専用ブラウザ導入&NGワード指定。
871関連:04/12/23 02:19:11 ID:DdmfPR80
前スレ【DWJ】ハウルの動く城専用スレ【ジブリ】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101657531/
関連スレ スタジオジブリのエロSS 第2章
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080663792/
ジブリ画像総合スレッド
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1097933913/
2chエロパロ板保管庫(SS保管人様に感謝)
ttp://sslibrary.arings2.com/
にくちゃんねるに過去ログ有り。
872名無しさん@ピンキー:04/12/23 02:44:30 ID:DdmfPR80
480KB越したし、新スレこのテンプレで立てちゃっていいですかね?
873845:04/12/23 02:49:17 ID:h+PxcxoL
お願いします。
どっちに投下しようか…も少しです。
874名無しさん@ピンキー:04/12/23 03:07:07 ID:DdmfPR80
次スレ立てました。

【DWJ】ハウルの動く城専用スレ2【ジブリ】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103738606/

>>873
新スレ保守もかねて新スレがいいと思いますよ。
このスレはもうすぐ埋まちゃいますし。
875845:04/12/23 05:11:13 ID:h+PxcxoL
どうもです。投下終了しました。
保守に貢献できてれば幸いです。
現時点で15レス。
分割すべきだったですかね。
876名無しさん@ピンキー:04/12/23 06:12:09 ID:j0jvzVyz
凄く素敵だ。上手いし早く続き読みたい。
877名無しさん@ピンキー:04/12/23 06:13:40 ID:j0jvzVyz
ハッ!新スレの方なのね…
878名無しさん@ピンキー:04/12/23 07:00:04 ID:HzPdlnQz
ご馳走様でした、845神!!!
こちらのスレの分だけですでに泣けてしまった…。
切なくて切なくて、でもシヤワセで、イイです!
879名無しさん@ピンキー:04/12/23 08:17:13 ID:j0jvzVyz
スレ埋め小ねた。映画風味なハウソフィのエロナシでオチもなさげ。

その夜、空はとても静かで、濃藍の天蓋には真白い満月が座しておりました。
広くどこまでも澄みきった大気は偉大な魔法使いの居城をその胸に抱き、戸張を走ります。
空を駆けるお城から時折立ち上る蒸気は、冷えきった夜気に触れるとすぐさま凍え、小さな水の結晶となり、
月の優しい光を受けて夜の闇をキラキラと輝きながら消えていきました。
暖炉の火さえも眠ってしまい、シンと静まりかえったお城でしたが、こんな時間になっても一人だけ、まだ眠っていない者がおりました。
偉大な魔法使いの妻、ソフィです。ソフィは窓縁に腰掛けて、窓に差し込む月明かりを楽しんでおりました。
ソフィの銀色をした髪はまるで月明かりをそのまま櫛ですいたかの様に美しく、
その光景は窓枠を一枚の額に見立た幻想的な絵画のようでした。
ソフィはこんな時間まで起きているのはきっと自分一人だけに違いないと思っていましたが、
実はそうではありませんでした。目を覚ましていた者はもう一人居たのです。
それはソフィの夫、偉大な魔法使い、ハウルです。
ハウルはソフィに気付かれぬように毛布をはおったままそっとベッドを抜け出すと、
月を眺めるソフィの忍び寄り、そのまま細い背中を包み込むようにして抱き締めました。
ソフィはキャっと小さな悲鳴をあげましたが、それがハウルだと分かると安心してその腕に身をゆだねました。
「危ない危ない、月に君を盗まれるかと思ったよ」
「私は貴方が拐われてしまうのかと思ったわ。だからこうして見張っていたの」
「そうだ、月に僕達の仲を見せ付けよう。いくら光の悪魔でも僕達を引き離す事を思い知らせてやらなくちゃ」
それから二人は仲睦まじく、互いの身体の温もりを感じながら、空がやがて白み始めるまで、月を眺めておりました。
880名無しさん@ピンキー:04/12/23 08:26:35 ID:j0jvzVyz
投下後に気が付いた。
>「いくら光の悪魔でも僕達を引き離す事を思い知らせてやらなくちゃ」
「いくら光の悪魔でも僕達を引き離すなんて出来ないって事を思い知らせてやらなくちゃ」
の間違いです。前文だと引き離されちゃうって。

スレとスレ住人の皆様に捧げます。新スレも素敵なスレでありますよう…
881845:04/12/23 11:18:49 ID:gaqkD6Ms
>879
イイ!!
どっかに行きそうな空気が漂ってるのはハウルの方だけど、
たまにはハウルもソフィーがどっかに行きそうになって
焦ればいいのにと思ってたのでそういうシチュエーション拝見できて萌えますた!

皆様温かいお言葉ありがとうございます。
埋めかねてこちらでお礼を言わせていただきました。
圧縮かかるのは490KBくらいからでしょうか…?
882名無しさん@ピンキー:04/12/23 13:01:57 ID:j0jvzVyz
嬉しいお言葉に感謝しつつ更に誤字脱字ハケーン!もういや…orz
圧縮は512kBじゃなかったかな。よく覚えてないけど。雑談してるうちに埋まると思うけど、
1〜2レス程度の小ねたなら埋め支援にこっちに投下するとか。
883名無しさん@ピンキー:04/12/24 00:29:33 ID:m4YbjDj8
>879
GJです!
冒頭の描写が素晴らしい!かなりリアルに情景が浮かんできました。
そんな綺麗な月夜にラブラブしてるハウソフィ(*´Д`)ウマシカテ
884845:04/12/24 20:23:20 ID:ZesecUrz
|ω・)コソーリ
|´・ω・)<ハウソフィ好きですがマルクルも大好きです。
|´・ω・)<金髪ハウル書いてみましたが…エロなし…。エロパロ板なのにホントスミマセン。
|´・ω・)<…雑談代わりにこっちに落とします…10KBで足りるかな…
885845(映画・ハウソフィ・エロなし):04/12/24 20:24:54 ID:ZesecUrz
喉が少しいがらっぽい気がする。
コンコンと数回咳き込んで、ソフィーは喉に手を当てた。
「ソフィー、風邪?」
机に腰掛けて、自分の顔より大きな魔法書とにらめっこを続けていたマルクルが、咳に反応して顔を上げた。
ハウルから出された課題をこなしている最中なので、テーブルの上にはよく分からない薬草や鉱石や実験道具のようなものが広げられている。
「どうかしら? 頭が痛いわけじゃないし……」
「風邪は引きはじめで手を打つのが大切だよ。今日は早めに休むのがいいんじゃないかね」
荒れ地の魔女が、ヒンを撫でる手を休めて言い、灰皿を引き寄せて煙草をもみ消した。ソフィーの喉を気遣ってのことらしい。
「カルちゃん、もうちょっと部屋を温かくしてくれるかね」
「分かった」
ボッと音を立てて、暖炉の炎が大きくなる。温かなオレンジがかった光が、部屋の中を明るく照らす。
「皆、心配しすぎよ。気持ちは嬉しいけど…」
眉を八の字にしてソフィーが抗議しても、魔女は知らぬ顔でヒンを撫でているし、カルシファーは火の勢いを弱めようとしない。
「昼間あれだけ働いて、夜も寝かせてもらえないんじゃ風邪のひとつもひいちまうよ。旦那にちゃんと言ってるのかい」
ぼそりと言われた魔女の言葉に、ソフィーはみるみるうちに顔を赤くした。
「おばあちゃん!ここにはマルクルだっているのに……!!」
引き合いに出されたマルクルはきょとんとしてソフィーの方を見ている。
ヒンが大儀そうに、ぱたりと一回耳を上下させた。
「あんた、最近は寝不足でふらふらしてたじゃないか。冬は風邪が寄ってきやすい季節だってのに。それじゃ、風邪引いたっておかしくないよ」
反論できずにソフィーは口をぱくぱくさせる。
886845:04/12/24 20:26:07 ID:ZesecUrz
何か誤解したマルクルが、ついに椅子から飛び降りて、せわしない足取りでソフィーのところに駆け寄ってきた。
「ソフィー、顔が赤いよ。熱があるんじゃないの?」
「ち、違うのマルクル、これは……」
素直に説明できるはずもなく、ソフィーはうろたえきって、助けを求めるように魔女を見る。
ふう、と深く息を吐き出して、魔女はちらりと階段の方に目をやった。
「……元凶の旦那はまだ風呂かい」
「もう三時間も入ってるよ。おいら、いい加減疲れた〜」
ハウルの長風呂で一番被害を被るのは、何を置いてもこの火の悪魔だろう。
不満の声を上げたカルシファーと、階段――正確に言うなら、階段の上にある、風呂場――を交互に見比べた後で、ソフィーとマルクルは顔を見合わせた。
「いくらなんでも長すぎない? 確かにハウルは長風呂だけど…」
「お師匠様、ひょっとしてのぼせてるんじゃないかな」
様子を見に行った方がいいだろうか。
ソフィーが足を踏み出しかけたその時、キィと浴室の扉が開く音がした。

階段を降りてくるハウルの足音は、心なしか荒々しい。
ようやく姿を現した夫を見て、ソフィーは目を丸くした。
髪の色が金色に染まっている。
そのひと房を不機嫌そうにいじっているので、髪の色が気に食わなくて不機嫌なのだとすぐに分かる。
師匠の不機嫌オーラに押され、マルクルがソフィーにしがみついて身をすくませた。
「……ソフィー、また棚の魔法めちゃくちゃにしちゃったの?」
小声で尋ねてくるマルクルに、ソフィーも小声で答える。
「まさか! 緑のねばねばを出されたら、居間も階段もねばねばだらけになっちゃうのよ! あの棚だけは、何があったっていじるものですか!」
妙な緊張感があたりに漂う。
ハウルはぶすっとした顔を取り繕おうともせずにソフィーとマルクルの前を素通りし、暖炉の前のいすにどかりと腰掛けた。
おそるおそるそれを見送って、二人はそっとハウルの様子を伺った。
「ハウル、髪の毛また染めたのね?」
887845:04/12/24 20:27:07 ID:ZesecUrz
そういえば、あれからハウルが髪を染めたのは初めてだ。
初めて出会った時のことを思い出し、ソフィーは目元を和ませて、静かにハウルに近づいた。
ハウルの両肩に、包みこむように手を添えて、上からその顔をのぞきこむ。
カルシファーが食べてしまったせいで短くなっていた髪も、だいぶ伸びてきた。
肩から滑り落ちた髪が、ハウルの頬を撫でる。
目の前に落ちた流れ星色の毛に手を伸ばし、それをしばらくいじった後で、ハウルが顔をソフィーの方に向けた。
「……ソフィー、どう。この色」
「とっても綺麗よ。よく似合ってる」
緑のねばねばや闇の精霊の出現を防ぎたい意味もあって口にした答えだが、その分を差し引いても、金色の髪はハウルによく似合っていた。
「ちょっと赤みが強いのね。まるでおひさまみたい」
心からの褒め言葉だったのに、それを聞いて、何故だかハウルは顔を曇らせた。

緑のねばねばこそ出さなかったものの、ハウルは夕食後もずっと不機嫌なままだった。
たかが髪の色ひとつで大げさなとソフィーは呆れる。
しかし不機嫌なハウルを放っておくとそのうち拗ねだすのも分かっていたので、適当なところで家事を切り上げ、早々に寝室に向かうことにする。
コンコン、と乾いた咳が廊下に響いて、ソフィーは眉をしかめた。
あの様子なら今日は特に何も言わなくてもゆっくり眠れそうだが…。
「ソフィー!」
寝室に続く廊下で呼び止められ、ソフィーは足を止めた。
廊下を歩いてくるマルクルの手に、小さな紙袋が握られている。ソフィーのすぐ前で立ち止まると、マルクルはそれをソフィーに差し出した。
しゃがんで視線を合わせ、紙袋を受け取る。見た目の印象そのままに、袋は軽かった。
「喉が痛いのをやわらげる魔法がかかってるんだ。おばあちゃんがちゃんと出来てるって保証してくれたから、効くと思う」
昼間、マルクルがハウルから課題を出されて作っていたものらしい。
そっと開くと、ふわりと甘い匂いが鼻をくすぐった。
888845:04/12/24 20:28:04 ID:ZesecUrz
紙袋の中には、マルクルの言葉どおりに、小指の先ほどの大きさの飴玉が数粒入っていた。
薄荷飴のようだが、魔法がかかっているせいだろうか。
白い砂糖衣が、光もないのにきらきらと淡く光っている。
口の中に飴を一粒放り込む。すっと清涼な空気が喉の中を通り抜け、爽やかな匂いが広がった。
ソフィーの顔に笑みが浮かぶ。喉の痛みが軽くなったのは勿論だが、小さな家族の気遣いが嬉しかった。
「本当。なんだか呼吸が楽になったみたい。マルクル、ありがとう」
「早く元気になってね?」
「うん。さ、おやすみなさい。マルクルも風邪引かないように、毛布をしっかり被ってね?」
「はーい。おやすみなさい」
聞き分けよく部屋に帰っていくマルクルを見送って、ソフィーは寝室の扉と向かい合った。
「…本物の子供はあんなにいい子なんだけど。大きい子供はどうかしらね」
飴玉の入った袋の口を閉めてから、ソフィーは寝室の扉を開いた。

小物を仕舞っておく棚にとりあえず残りの飴玉を置き、ソフィーはベッドを確認する。ふくらみが一つ、窓から差し込む月明かりの中で、静かに上下している。
夕食を終えるや否や早々に部屋に引き上げていったので、ふて寝でもしているのだろうと思ったが、案の定だったようだ。頭から毛布を被っているせいで、あの金色をめにすることは出来ない。
苦笑して、ソフィーはそっとそのふくらみに近づいた。
ベッドに腰掛け、ふくらみに手を伸ばすと、毛布の下から白い手がにゅっと突き出てきて、ソフィーの手首をとらえた。
「!?」
飴玉が口に入ったままなので、悲鳴を上げることが出来ない。
毛布ががばりとめくれ上がる。体を起こしたハウルが、やや強引にソフィーを自分の方に引き倒した。抗議する間もなく、あの金色が視界を埋める。
889845:04/12/24 20:28:37 ID:ZesecUrz
唇を唇でたどられ、いつものように温かな舌が口腔に忍び込んできて……飴玉に当たった瞬間に、動きが止まった。
「これ、風邪に効くまじない…? ソフィー、風邪ひいたの」
顔を離し、ハウルがまじまじとソフィーの顔をのぞきこんでくる。
驚いて固まっていたソフィーが我に帰る。
ぎこちなく首を縦に動かすと、ハウルは思い切り眉をしかめた。
「どうして言わないんだ」
「わざわざ言わなきゃいけないほど、ひどい風邪じゃないわ。それに、髪の色が気に食わなくて、ずーっと不機嫌だったのは誰?」
溜め息混じりに言うと、ハウルはばつの悪そうな顔をして頭をがりがりとかいた。
「最悪な日だ。髪はこんなになっちゃうし、ソフィーは風邪をひくし、おまけに僕はそれに気がつかなかった。夫としてあるまじき醜態だよ」
「だから、そんなにひどくはないんだってば。ゆっくり眠れば治るわ」
言外に、今日は勘弁してねという意味を含ませて言うと、ハウルはうなずいて体を横にずらした。
「ゆっくり休むといい。……そういえばあまり眠らせてなかったね」
最後の方の言葉は尻すぼみになっていた。顔が赤くなっているのが分かる。
何だかおかしくなる。
ソフィーはくすくす笑いながら、ハウルのとなりに体を滑り込ませた。
枕に頭を乗せるのを待って、毛布が肩まで引き上げられる。ふと横を見ると、自分の髪と、ハウルの金色の髪が混ざり合って、月光に淡く光っているのが目に入った。
「綺麗な色だと思うわよ? 前よりあたたかい感じがするわ」
出会った時の金色も、確かに綺麗でよく似合っていたけれど、どこか冷たい印象が拭えなかったのだ。遠くにいるような、自分なんかとは全然別の世界にいるような。
同じ金色ならソフィーはこちらの方が好きだ。どうしてハウルは気に食わないのだろう。
尋ねるように横で休んでいるハウルに目をやると、ハウルはソフィーの髪をつまみあげた。
890845
「おひさまみたい、って言っただろう? ……僕は月の色にしたかったんだよ」
「どうして?」
「ソフィーの髪が綺麗だなあって思って。ほら、伸びてきただろう。動くたびにさらさら揺れて色が微妙に変わって、見ていて飽きないんだよ」
ソフィーはまばたきを繰り返した。ハウルの言わんとするところがよく分からない。
「星には月が似合うだろう。……太陽と星は嫌だったんだ。昼しか現れない太陽じゃ、夜空で星と一緒にいられないじゃないか。だから、この色が気に食わなくて」
「まあ」
あんまりといえばあんまりな理由に、ソフィーは違う意味で笑い出したくなった。
かみ殺しきれなかった笑いが漏れ、それにハウルが少しだけ不満げな顔をする。
けれど今はそれどころではないということに気づいたのだろう。神妙な顔をして、ソフィーを静かに抱き寄せた。
「僕の髪の色より、ソフィーの体の方がずっと大事だよ。ほら、目を閉じて。あったかくして眠らないと、良くなるものも良くならない」
「うん」
舌の上にわずかに残っていた砂糖のかけらが、溶けきってはかなく消えていく。
ことことと心地よい鼓動を伝えてくるハウルの胸に耳を当てて、ソフィーは穏やかな心地で目を閉じた。
(終)



|;・∀・)<ギリギリみたいっすね。一応本当に埋め用ということで。失礼しました。
|∀・)ノシ<皆様よい聖夜を〜
|ミピャッ!