ニニンがシノブ伝゜3゜古賀亮一作品エロスレ4ゲノム
1 :
1:
即死スレ伝説を今度こそ食い止める。
一等自営業阻止!
3といえば三沢さん
>>2 軍事板住民以外分からないようなネタはやめいw
また即死したんかw
俺は所長が好きなんですが初潮はエロくないですかそうですか。
忍法エロモーション!!
6 :
名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:51:20 ID:pWj1NjGs
う〜ん、オッパ〜イ!
R-TYPE 2面ボスの安全地帯はコアの上
噛み町
10 :
名無しさん@ピンキー:04/11/07 10:26:20 ID:toveOrVj
ウホッ!もう4スレ目なの!?すげー
では補修
12 :
名無しさん@ピンキー:04/11/07 23:08:14 ID:CkMu7ttn
なっちゃん…(*´Д`)/
結婚しよう…
とりあえず即死は回避したいですね。
アニメが気に入ったので砲手
レズ女とかっこいいパクマンが出てるから保守
16 :
名無しさん@ピンキー:04/11/08 21:56:35 ID:K7tH7JXL
なっちゃんならケツの穴あげてもいい
ほし
テンプレないならおっぱい揉ませろ
それが嫌ならおっぱい揉ませろ
それが嫌ならおっぱい吸わせろ
バッタをどうエロに絡ませろというのか・・・。
ウォーカーマシン
ウォーカーギャリア
24 :
名無しさん@ピンキー:04/11/11 09:38:49 ID:nCukVYB9
お、まだ生きてるじゃん。
痛みに耐えて良く頑張った。
でもそろそろ落ちそうな悪寒。あげとくか。
>10
⌒
゜3゜< 失礼だな君達、この世界的アイドルの私をこれ以上待たせると?
_/\ξξ/\/~
ー ゞ/
27 :
1:04/11/11 19:48:25 ID:WTtn6OC4
神降臨なるのか・・・・・・・・
28 :
名無しさん@ピンキー:04/11/11 23:38:32 ID:F9UQ8oSZ
>26
キャー!音速丸様ー!
気分はいつもぐるぐる〜♪
「ふぁ・・・あっ・・・あぁ・・・」
静かな倉の中で少女の声と秘部の音で響き渡る、なぜ、こんな事に・・・少女は残った意識で少し前の時間を思い出していた・・・
続き待って・・・考えてるから・・・
「チクショー雅の奴め! いつまで経っても俺をスーパーヒーローと認めようとしやがらねえ!
さっきだって俺が攻撃を全て巧みに尻で受け止めて見せたの、あいつ気付いてないぜ!?」
「なんと! いつも尻に被害が集中するのは意図的だったんですね!」
昼下がりの忍者屋敷、忍者数人を連れた音速丸がいつものようにダラダラと廊下を歩いて(飛んで)いる。
今の会話と、音速丸の全身──主に尻に集中しているが──の絆創膏から、この直前に何があったかは
だいたい明らかだった。
「しかし、いい加減いつまでもこのまま調子に乗せておいては頭領として示しがつかん。
何か奴を打ち負かす案を示せ、サスケ」
「はっ。………寝る前に、音速丸さんが勝利の雄たけびをあげている絵を枕に忍ばせておく…
というのはどうでしょう」
「てめー、そりゃ夢で勝てってことかよ! 次!」
しかし彼らの即興の会議はろくな意見など出ないのが常である。
この日もそろそろ、なし崩し的にモテトークに突入するかと思われた──
が、一人の忍者の意見がそれを食い止めた。
「雅のお札にあらかじめ細工しておく…か」
「…しかし、それって相当に卑怯では」
わずかな沈黙。
音速丸としては頭領の威厳を示すために雅にギャフンと言わせたいはずであった。
果たして、このような手段での勝利に意味はあるのだろうか。
やがて、カッと両目を見開く音速丸。
「馬鹿野郎、忍者が卑怯とか言ってどうする! 戦場では騙し騙されが日常茶飯事なんだよ!
よく言うだろうが、嫌よ嫌よも好きのうちってなああ!」
あったらしい。
「そうと決まりゃあお前ら、雅の部屋に潜入するぜ! ついてこいや!
一番遅れた奴はバレた時に罪かぶる役な!」
「早っ! そういう事はダッシュかける前に言ってください!」
「許して雅ちゃん、君の部屋に入るけどこれは頭領の命令だからどうにも仕方がないンだ!」
-------------------------------------------------------------------------------
続きは書きあがり次第。
俺は遅筆だから覚悟しろ。お願いします。
すげー、あまりに音速丸様らしくて激しくワラタ。
エロもだけどコメディとして期待しちゃうSSは久しぶりかもしれん。
(゚3゚)保守〜
古めかしい屋敷であるにも関わらず、そこここにファンシーな小物が鎮座まします一室。
忍者屋敷の離れ、女子寮にある雅の部屋である。
主が不在のその部屋に、不意に気配が生まれる。
それは一瞬前までは何も感じさせず、おもむろに天井の板をずらして黒い頭巾を覗かせた。
続いてカーペットがめくれ上がり、障子が薄く開き、音もなく姿を見せる人影──
気付けば、進入経路に何の痕跡も残さず、部屋に溢れかえる同じ顔、顔、顔。
見事な気配遮断の術。
煩悩が絡んだ時のみ、彼らの身体能力は数倍に膨れ上がるのだ。
「よーし、雅はいないようだな。フフフ…俺には見える、跪き涙ながらに許しを乞う雅の姿が!
そして、これまでの奴の所業を全て水に流す俺。その無限の愛に感動!改心!愛の応酬!」
音速丸のリアルシャドーが冴える。
普段の所業を水に流してもらわなければならないのはどちらか分かったものではないが、そんな殊勝な考え方は
彼は持ち合わせていない。
「よーしお前ら、速やかに任務を果たせ!」
ウオオオン、あがる鬨の声。無駄に盛り上がる忍者軍団。
普段から内部に隠れ雅ファンを擁する彼らのこと、この降って湧いた祭りに際して無理からぬことではあろう。
「ウフフ…これが雅ちゃんの匂いなんだね!」
「きゃあ! 押さないでったら、もう!」
「おい見ろ、こっちの壁にビジュアル系アーティストのポスターが!」
「くっそぉ雅ちゃん、俺たちより先にこんな奴を部屋に! これでもかこれでもか!」
傍から見ればかなり立派な犯罪行為だが、密書を盗み出すのは忍者の仕事と相場が決まっている。オールオーケーだ。
ともすれば任務を忘れそうな彼らであるが、そこは痩せても枯れても忍者。
やがて音速丸の前に、雅の愛用するお札の束が差し出された。
「フフ…無用心だったな雅とやら。今ここに、忍者屋敷の食物連鎖図が塗り換わる!
鳴り響くファンファーレ! ここからは黄色いハンサムボーイが出ずっぱりで八面六臂の大活躍です!」
ぐるんぐるんと両の腕を回しつつボルテージを上げる。
このお札たちに音速丸は、いやさ音速丸の尻はどれほどの苦痛を強いられたことか。
一方、忍者たちはと言えば、雅の部屋に潜入するという状況に慣れてきたのか、まともな思考のできるものが
現れ始めていた。
「…う〜む、しかしやはり雅ちゃんに酷いことをするのは気が進まないな」
「頭領の命令とは言え、なあ…」
「いや待て、考えてもみろ。お札が使えずに焦る雅ちゃん、迫り来る頭領。
その悪夢のような一撃から身を挺して雅ちゃんを守る我々。小さなラブロマンスの幕開け…ということさ」
……。
「オーンソークマル!オーンソークマル!」
「よーし、このお札すべてに音速丸さんの顔を落書きしておこう! 未知のパワーに期待!」
「ワハハーッ、乗り気だなお前ら! おいおい強化してどうすんだサスケ、真面目にやりたまえよ!」
まあ、現れ始めたからと言ってどうなるものでもなかったが。
ペンを持ち出し、雅のお札に思い思いの細工を施していく彼らは、その時確かに輝いていたのだ──
自室へと戻る途中、雅は異変に気付いた。
と言うよりも、「アキェーッ」とか「ドゥワーッ」といった奇声とともに建物全体を揺るがすような振動に駆けつけてみれば、
それは自分の部屋からの騒音であることが分かったわけだが。
「もーっ、いつもいつも馬鹿ばっかり!
今度と言う今度は念入りにお仕置きしてやるんだから…!」
雅には、聞こえてくる声に嫌と言うほど心当たりがあった。
肩を怒らせ、ずんずんと廊下を行く雅。小さな身体を包む大き目の呪術学科の制服をなびかせ、思い切りドアを
開け放つ。
「こらーっ! 人の部屋でなに騒いでんの!
また馬鹿なことやってるんでしょ──」
と。
ドアを開けたままの姿勢で絶句する雅。
それはそうだろう。部屋の中の光景は、彼女が想像していたものとあまりにも違っていた。
散乱する本や小物。
破れかけた壁のポスター。
そして部屋の中央では。
「ひ───っ!?」
植物のツタのような、しかし肉塊じみたグロテスクな光沢を持つモノ。
無数の触手が蠢き、絡み合い、今まさに最後の忍者をつまんで窓から外へ放り出すところだった。
ぞわぞわと蠕動する肉色の触手は、視線を辿らせると、それぞれ数本が一枚の紙切れから伸びていることが分かる。
見慣れた雅には、その紙切れが何であるかは考えるまでもなかった。
「お、お札が暴走して…!?
あいつら、どんな馬鹿なことやってたのよ…!」
慌てて懐に手を入れ、今持っているお札を取り出す。
「あ…!」
しかし雅がお札を使うよりも早く、その小さな手を、彼女の背後に回り込んでいた触手が掴む。
両手を絡め取られ、背の低い雅はすぐに床から足が離れて宙ぶらりんになってしまう。
「ちょ、ちょっと…離しなさいよ! 言うこと聞いてったら…!」
じたばたと足を動かすが、その足にも別の触手が巻きつき、雅の動きを封じていく。
子供らしくぽっちゃりとした太股を触手が這い上がると、粘り気のある粘液がてらてらと肌を汚していき、
雅は不快感に身体を震わせた。
「ぁ………や、やだぁ…! お、お姉ちゃ──ぅ、ぐ!?」
いくら普段は強がっているとは言え、雅は基本的にまだ幼く、また不測の事態に弱いところがある。
今も目の前のトンデモ事態に対するパニックと恐怖、生理的な嫌悪とで、普段の冷静な態度は影を潜めつつあった。
混乱する頭で姉に助けを求めて必死に絞り出した声は、途中でくぐもった悲鳴に変わる。
開いた口を塞ぐように、触手の一本が潜り込んだのだ。
「〜〜〜〜〜!? んぅ、お、おえぇひゃ…おえぇひゃん、おえぇひゃぁん…!」
更なるパニックに陥る雅は、懸命に姉を呼ぼうとするが、少しもまともな言葉にならない。
そうするうちにも彼女の口腔を満たす触手は、じゅぷり、じゅぷりと得体の知れない液体をまとわせながら
雅を蹂躙していく。
見る見るうちに、雅自身の涙と唾液、触手の分泌する液体とで、その幼い顔はじっとりと濡れ光っていった。
(いやぁ…! ヤダ、ヤダっ…気持ち悪いよぅ…!
なんで…なんで、こんなこと──)
お札たちは、音速丸の思念の影響を多分に受けて動いていた。
デタラメな使用方法のため、それはごく部分的で大雑把なものであったが。
「雅を屈服させる」ということに対してのみ、お札の働きは忠実だった──
41 :
36-40:04/11/15 23:24:06 ID:6HK5TmPW
改行規制のおかげで、最後は変なところで切れました。憎い。
やっとエロですよ。前フリ長すぎ。
乙!
こんなに見事に古賀節を使いこなせるとは、あなた凄すぎです。
そしてこれからのエロにも期待
43 :
名無しさん@ピンキー:04/11/16 16:16:03 ID:zJKd+wkR
GJ!
確かに凄い、音速丸や忍者達のセリフに違和感が無い
エロの方も楽しみにしてます。
なあお前ら、4スレ目にして即死を免れたのにそのことはスルーですか?
おめでとう古賀スレ。
一巻買ってみたら普通にギャグとして面白かった。
明日にでも続き買おう。三巻くらいまで出てるんだっけ?
神だ!神だ!
ゲノムってエロマンガで連載してたのね。知らなかった…
エロ漫画売ってない書店に入荷する率低いんだよね。
かといってエロ専門書店にも売ってない。orz
今気付いたけどスレタイに音速さんがいたのかΣヽ(゚Д゚; )ノ
50 :
1:04/11/18 20:23:19 ID:FEl3KuEA
゜3゜
゜3゜ ゜3゜ ゜3゜
゜3゜ ゜3゜
゜3゜
即死回避おめでとぉ〜
シノブ〜お祝いの50とお乳ちょうだぁ〜い
>50
/ ̄\
Σ レo―oJ 50ゲットのどさくさ紛れにセクハラ発言!
|  ̄ ̄ | さすがです音速丸さん!!
入_/\
しのぶのAAって無いの?
>>52 ,へ ,へ
/ `..-、'--, -` 、
/ '´ ,へへ ヽ、
\ / ,!、 /二oニヽ,、 l
/ l /., ヽ∧|
二ニニヽ,ヘ | O O |ノ_ おま〜た
| ヾ| | ,!,ー'
| | | 3 /、
| !__ゝ` ーt-""´レ'
| ,-ヘ'´ヽヽ _ _}ヽ、.. ,、
/ヽ ヽ \\- / | | /、
>53
お股だと!
そんな下品なおんなのこはおしおきだ!
>55
なんでそこでしのぶのAA使ってくんないの?
58 :
名無しさん@ピンキー:04/11/20 21:57:34 ID:I6qTLGf0
しのぶたんが呼んでる
おーとーこー ぬぅぁんてぇぇ〜!!
・・・うる星の しのぶ か?
ワラタ
62 :
忍:04/11/22 15:43:16 ID:888VmO+o
全温度チアー!
63 :
1:04/11/22 16:40:42 ID:8kS1lMXL
(゚ 3゚) 我輩が新総理大臣音速丸であーる
U θ U
/ ̄ ̄T ̄ ̄\
|二二二二二二二|
| |
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( )
/ /┘ . / /┘. / /┘ └\ \ └\ \ └\ \
ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
64 :
1:04/11/22 16:42:41 ID:8kS1lMXL
,r'"// \
プルン i -‐''"ノ \ \
,-‐'´ / 入 \
(( ,, -'' / i / \ \
/ l ゚::ノ l / \ ヽ
l ノ | / / \ ゙、
.i ', / / )) \ ヽ
', ヽ / / \_,, '、
ヽ \ ,;‐'" / プルン / ヽ
_, ,_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
65 :
41:04/11/24 03:59:40 ID:NFpWYUWw
最近ちょっと忙しくなり、続きを書く時間がなかなか取れません。
一応書き上げる意志はあるので、見捨てないで頂けると…ヒィー
ほしゆ
67 :
☆:04/11/27 19:41:17 ID:z+uUCSv0
キ // /::::://O/,| /
ュ / |'''' |::::://O//| /
.ッ \ |‐┐ |::://O/ ノ ヾ、/
: |__」 |/ヾ. / /
ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/
/ × / { く /
く /_ \ !、.ノ `ー''"
/\ ''" //
| \/、/ ゙′
|\ /|\ ̄
\|
68 :
45:04/11/28 20:16:54 ID:KKh4JILc
3巻まで買って読んだ。いやぁ、面白い。
別スレのとか書いてるから、時間があったらこのスレにも書かせてもらうよ。
多分雅ネタだから微妙に被るかもしれんけど、それは気にしないで欲しい。
期待保守
やはり当然ではあるが、シノブ伝が主流だな。
もちろん喜ばしい限りだが、肌にトーンを貼ったエルフが触手に辱められるのも見たい俺。
保守ピタル
なにいぃぃ
ナースが夜の診察でウフフアハハだとおぉぉ
落ち着いてください音速丸さん
これが落ち着いていられるかっつぅの!
はちゃめちゃは もうすぐそこまで押し寄せて来てるってのにさぁ!
゜3゜
大変だ!!
忍が楓を襲い掛かっているぞ!!!
詳細は↓
嘘だ馬鹿
>>74 / ̄\
Σ レo―oJ なっ…!
|  ̄ ̄ | 騙したんですか音速丸さん!!
入_/\
>>75 ゜3゜
悪ぃ、悪ぃ、サスケ
俺の「病気が感染る程の濃厚なキス券10枚綴り(コピー可)」
やるから許してちょ。
>>76 / ̄\
レ=─=J きっぱり、いりません。
|  ̄ ̄ |
入_/\
>>77 ゜3゜♯
ムカッぱらッ!!
いい度胸だ、
チンチンのでけえ奴からかかってきやがれ!
>>78 / ̄\
レo―oJ じゃ、ボクから。
|  ̄ ̄ |
入_/\
>>79 / ̄\
レo―oJ それは違うんじゃないかな。
|  ̄ ̄ |
入_/\
81 :
41:04/12/05 23:52:28 ID:ftqtdgAM
流れも読まずに、続き行きまーす。
エロテキスト書いたの久しぶりです実は。
「ん、ぅ、ふ…う゛ーーーっ! むーー…っ!」
ひとしきり暴れた雅だったが、身体を戒める触手はびくともしない。
それどころか、活きのいい獲物の反応を嘲笑うように、雅の身体をじわりじわりと這い上がっていく。
触手に絡まれた腕や脚は粘液で濡れ光り、乱れた着衣は少女の儚い抵抗を物語っていた。
「ん…おぁっ…! んぅ、うぶぅぅ…っ…」
雅はイヤイヤをするように首を振り、口腔を蹂躙する触手を吐き出そうとするが、首に巻き付いた別の触手は
彼女の頭を固定し、それも許そうとしない。
陵辱の屈辱と恐怖に、雅の頬を透明な液体が伝った。
触手は小さな口の中でじゅぽじゅぽと抽送を繰り返し、逃げ場をなくした雅の舌を絡め取って無遠慮に刺激する。
そのおぞましさに雅は何度も噎せ返り、可愛らしい唇の端から唾液の筋を伝わせた。
「んぐっ────!?」
ふいに、辛そうに閉じられていた雅の目が見開かれる。
口の中の触手が、ひときわ激しく突き込まれた瞬間。その体積を増したかと思うと──爆ぜるように、先端から
何かを迸らせたのだ。
「ぐ、ぷっ…!? んぐっ、んぶぅ! むうぅ──!」
びゅるっ、びゅくっ、と断続的に脈動する触手から吐き出される粘り気を伴った液体を喉の奥へ叩きつけられ、
雅は否応なしにそれを嚥下させられる。
彼女の小さな口腔内に収まりきらない量の液体が、ごぽり、と唇の端から零れ落ち、雅の制服を汚した。
年相応の少女の性知識からすればまさに想像も及ばない出来事に、雅が抗う術を知るはずもなく。
驚愕に目を見開いたまま、心の準備もできずに蹂躙を受け入れるしかない。その肩は触手の蠕動に合わせて
痙攣するように震え、喉はこくり、と口の中に溢れるものを身体の奥へ流し込んでいく。
やがて、ずるり、と口から触手が引き抜かれ、同時に雅の身体がくたりと弛緩する。
「げほっ! けほっ…えふっ…! っ……はっ…はぁ…は、えぅっ……」
触手に四肢を絡め取られたまま、激しく咳き込む雅。得体の知れないものを無理矢理に飲まされた嫌悪感に激しくえづく。
荒い息に華奢な肩を上下させながら、幼い身体を震わせる。高潮したその顔は、雅自身の汗や涙、そして
触手が放った白い液体ですっかり汚れていた。
(気持ち…悪い…なんなの、これぇ…
やだ…やだよ、こんなの──助けてよぉ…お姉ちゃん…)
手も足も出せない状態でいいように嬲られ、不気味な触手で口の中を犯された──
その事実は、キスすら未経験の少女から抵抗の意思を奪うには十分すぎた。
脱力したまま、しばし放心してしまう雅。
触手の粘液に濡れ、着衣を乱れさせ、荒い息をつきながら嗚咽を繰り返す姿は、彼女の幼さに不釣合いな妖しさを
醸し出していた。
「ひぁっ……!?」
ややあって、手足を戒めるものとは別の触手が腰の辺りから這い上がるのを感じ、雅はびくりと身体を跳ねさせた。
それは彼女の恐怖を煽るように、殊更にゆっくりと幼い腰を這い上がり、着物の合わせ目から胸元に潜り込もうとする。
粘液に濡れ光る触手が、ぴちゃり、と白い肌に触れ、雅はまた身震いした。
「あ…や、やだっ! 何するの…!」
普段から、姉に対する黄色い生物のセクハラ三昧を目にしている雅だが、彼女自身はそのような行為に対して耐性は
ないに等しい。
慌てて身を捩るが、触手はそれをまるで意に介さずにずるずると着物の下に侵入していく。
膨らみとも言えないような幼い曲線を触手がなぞるごとに、雅は長い舌で胸を嘗め回される錯覚に陥り、不快感が
ぞわぞわと背筋を駆け抜けるのを感じた。
「こ、このぉ…何するの、スケベっ…!」
雅がろくに動けないのをいいことに、触手は好き放題に幼い身体を這い回る。
なめらかな白い腹や愛らしい臍を触手がずりずりと這いずると、ナメクジが這ったようにぬらりと濡れ光る跡を残していった。
「〜〜〜〜……っ!」
むず痒いやら冷たいやら、言いようのない感覚に目をぎゅっと瞑って耐える雅。
と、不意に触手が雅の胸の先端、周囲とわずかに色の違う部分をかすめた。
「ん……!」
ぴくり、と頤を逸らし、息を呑むような声を漏らす雅。
ほんの一瞬。ほんのわずかな反応だったが、触手たちはそれを見逃さない。
たちまち2本の触手が着物の下で蠢き、雅の左右の胸へと伸びていく。
「ちょ、ちょっと──やっ!?」
なだらかな裾野を辿って、2本の触手が同時に胸の先端を捉えた瞬間、雅は引き攣った声を上げた。
淡い桜色の突起に触手の先端があてがわれ、くにくにと蠢く。
あるいは巻き込むようにその身を擦りつけ、きゅう、と締め上げる。
「や、やだ…くすぐったい…っ、んぅ……くふっ……ん、ん…っ」
胸の先端から送り込まれるむずむずとした刺激に、雅は身をくねらせる。
触手の動きは、幼い少女には「くすぐったい」という感覚にしかならなかったが──その反応に変化が現れ始めるのは、思いのほか早かった。
「あ……ぁ?」
執拗に胸の突起を擦られ、こねられるうち、雅の声に甘いものが混じり始めた。
腹の奥からムズムズとこみ上げてくる、得体の知れない感覚。
(な、何これ…おっぱい…なんだか変、だよぉ…)
痺れるような、蕩けるようなその感覚は、一度自覚すると加速度的に全身を侵していく。
左右の胸の先端を触手がしごくたびに、身体の中で何か熱いものが膨れ上がってくるような気がして、
雅は知らず知らずのうちに熱のこもった吐息を漏らす。
触手の動きは徐々に大胆なものになっていく。
既に雅のまとった着物は胸を大きくはだけられ、その幼い、しかし白くきめ細かな肌が外気に晒されていた。
「はぁ──はぁ、はぅ、はぁ…ぁ、うう、ぅ…っ」
わずかに汗ばみ始めた肌の上をグロテスクな触手が這い回る。
雅自身は気付いているのかいないのか、触手が激しく動くたび、その桜色の乳首は充血して、ぴんと張り詰めだしていた。
雅は顔を真っ赤に染め、眉根をぎゅっと寄せて、自らの体を襲う異変にただ打ち震える。
いつしか肌は桜色に上気し、荒くなる呼吸に合わせて薄い胸が上下する。
「きゃっ…!?」
突如、別の触手が雅の前面に回り、一瞬震えたかと思うと──はだけた雅の胸に白い液体をびゅるり、と吐き出した。
幼い胸にぶちまけられた粘り気のある液体は、なおも胸を蹂躙する触手の動きによって、にちゃにちゃと音を立てて
雅の肌に塗り込められていく。
ぬめりを増した触手の感触とそれが立てる音のおぞましさに、雅は気が遠くなるような恥ずかしさを覚えた。
「や…やぁ……っ、………あ、ぁ…?」
と。
ぴくん、と雅の身体が震える。
触手がねちねちと執拗に音を立てるうち、その反応は目に見えて激しくなっていった。
胸から全身に広がる熱い波が伝播し、触れられてもいない股の奥がじくり、と痺れる。雅は狼狽した。
未知の感覚に翻弄され、すっかり混乱する雅。
それが触手の分泌した液体の作用によるものであるなどと、幼い彼女には想像もつかない。
先ほど同じものを大量に飲まされた雅の身体は既に、年齢とは不相応に淫らに開花しつつあった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ、や、ん、あ、あはぁぁぁ…!」
触手がこすれるたび、胸の先端に血が集まってどんどん固さを増していく。
そうして体積を増した乳首はより激しく、こりこりと触手とこすれ合い、ますます強い快感を送り込んでくる。
この悪循環に、押さえ切れない吐息が甘い声を伴って唇から漏れ出るのを止められない。
同時に、触手と、それが分泌する淫液とが立てるにちゃにちゃ、ちゅくちゅくという音も、耳から雅を犯す。
押し寄せる感覚に翻弄され、どうしていいか分からない雅はぽろぽろと涙をこぼしながら舌足らずな嬌声を上げ続けた。
やがて、最初の絶頂が訪れる。
「や…ダメ、ダメ! なにか…なに、か、来ちゃう、よぉ…!
やめ、やめて、お願い、だからっ…やめてぇ…っ、やめ──!」
不意に、雅のあげる声が切羽詰まったものに変わる。
上ずった甘ったるい声で、必死に懇願の言葉を紡ぎだす。
が、それが聞き入れられようはずはなく。
太股にまきついて動きを封じていた触手の一本が、雅の足の付け根の真ん中を下着越しにずるりと舐めあげた。
「ひ────!?
や、あ、あああああああぁ──…っ!!」
悲鳴とともに、雅の小さな身体がぴん、と背を反らせて張り詰める。
目の前が一瞬白くフラッシュし、雅は白い喉を仰け反らせて目を見開き、ひときわ強烈な快感を全身で受け止めさせられた。
(な──なに…こ、れぇ…)
ほどなくして、ぴくぴくと断続的に痙攣を繰り返しながら、雅の全身から力が抜けていく。
眠りに落ちる直前のような夢うつつの表情で息を荒げて肩を上下させる雅は、しかし下半身を苛む違和感に、
恐る恐る視線を落とす。
「いやああぁ……」
真っ赤な顔で、雅が泣きそうな声を上げる。
その内股からはちょろちょろと水滴が伝い、下着のみならず太股から足元までをしとどに濡らし、ほかほかと
湯気を立てていた──
88 :
41:04/12/06 00:01:13 ID:U4Qd2CkV
はい。最後、名前欄の入力忘れました!ドッ?ジッ!
やはり触手がエロい液を出すのはデフォルトかと思うのです。
猿は尻が赤いのが仕事、触手は粘液を出すのが仕事ですよ。違いますか。
/ ̄\
レo―oJ まったくもってエロいですなぁ。
|  ̄ ̄ | GJですよ!
入_/\
90 :
名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:43:27 ID:Whtmvpwk
激しく同意でございます
゜3゜
41氏GJ!
あぁぁ・・もうだめだ・・・
サスケッ!!触手封じ持って来い!!
゜3゜<オン様と呼べ!
保守だ保守!
もしくはおっぱい触らせろ!30分でいいから!
興奮しながらもオチを期待している自分がいる
分かるぞその気持ち
象の話読んでてふたなり忍ちゃんと楓というのを考えたんですがどうだろう。
99 :
名無しさん@ピンキー:04/12/11 16:15:36 ID:6LwOnAZp
コピペでないとダメか…
www.inverse.jp/perl2/gazou/src/1102746301956.jpg
いい感じだけどもうちょい太めかな
>99
hageしく(・∀・)ニヤニヤ
黒シノブ(アニメOPのアレ)×シノブとかはどうか。
と保守ついでにほざいてみる。
結局何者だったんだ黒シノブ……。
シノブ×黒シノブ×楓の3P
SS読みたい人いる?
もちろん、私が全世界のナイスガイを代表してエントリーしよう。
114 :
名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:23:15 ID:XgvVCtuw
人いないな…
職人さんの登場に期待age
楓は困惑していた。
いつも、自分の家に遊びに来るくノ一
忍が、黒い事に、
「あの・・あなた忍ちゃんよね・・?」
おそるおそる、楓が聞いた。
「やだなぁ楓さん、決まってるじゃないですか♪」
そう黒忍が言うものの違和感がありまくる。
ハキハキした口調、ハチマキのマーク、忍者のオーラ
他にも、首をかしげる部分がある。
おぉっ、期待ageしたかいがあった!
期待してますよ。
「それで、今日はどうしたの?」
多少の疑問は残るものの、楓は黒忍に用件を聞いた。
「楓さん・・今日という今日こそ私の気持ちをお伝えしたくて・・・」
「忍ちゃんの気持ち・・?」
「はい!この例え1999年の世紀末に地球を滅ぼすことをうっかり
忘れていた恐怖の大王が、突然やって来たとしても曲げらねぬ思いを伝えに
やってきました!」
「相変わらず意味がわかんないんだけど・・・」
いつもの雰囲気になって安心しきった楓の唇を突然、黒忍が奪った。
「んんっーー!?」
楓パニック状態、黒忍はお構い無しにフレンチキスを続ける。
ぷはっと楓が黒忍のキスから逃れると、
「うふふ・・楓さんのファーストキスもらっちゃいました♪」
黒忍は嬉しそうに言った。
楓は呆けていたが、黒忍の一言に驚いていた。
「えっ・・忍ちゃんもしかして覚えてないの?」
今度は黒忍が驚く番だった。
「え?何をですか?」
「忍ちゃん、この前家に泊まった時、寝惚けて私にキスしちゃったじゃない」
「うぇぇぇぇーーー!!?」
「まぁ寝惚けてたし覚えていないのも無理な・・・あれ・・どうしたの?」
「そんな・・ファーストキスだったと思ったのに・・あの子の悔しがる顔
が見れると思ったのに・・」
このとき楓の頭には?が浮かんでいた。
「あのさ、忍ちゃん・・あの子ってどういう・・うっ・・・」
楓は忍者の秘薬、眠穀香を嗅がされて倒れてしまった。
「予想外だった・・・ファーストキスは済ませていたなんて、まぁ
初めてはもらうつもりだけどね、これが私の復讐よ忍・・」
黒忍は置き手紙をし、楓を連れ去った。
続く
GJ
トライアングル
よっしゃあ、魔の百合三角!オーイエ!オーイエ!
続きにやたらめったら期待。
GJ!悪+シリアスっぽいのが世界観に不似合いで良い。
エロくなれの後編もいつか頼むわ作者様。
雅好きとしてはたまらんので。
楓が黒忍に連れ去られてから2時間後・・・
忍は楓の家に向かっていた。
いつもの様にベランダから楓の家に入り、
「いつも気分はぐるぐる〜しの・・・ってあれ?」
忍は楓がいない事に気づく、
「お留守なんでしょうか・・うん?私宛ての手紙・・?」
楓が書いたものだろうか、そんな事を考えながら手紙を読む、
忍ちゃんへ
忍ちゃんに伝えたいことがあるの・・・
もしよかったら地図に書いてある建物に来て欲しいの、
待ってるからね
楓より
「お伝えしたい事とは何でしょう・・
はっ!まさかくノ一になるとか、愛の告白とか・・・・・」
完全に自分の世界に入ってしまった。ハッとすると
「こうしてはいられません!急いで行かなければ!!」
忍は急いで地図に記された建物へ向かった。
それが、黒忍の罠とも知らず・・・・・
楓は訳が分からなかった。
全裸の自分と黒い忍、その黒い忍に快楽を与えられていること、
見覚えの無い建物、しかし考えている暇は一切無かった。
「ん、んん、んああっ」
楓は快楽の波に流されてしまう寸前だった、
黒忍は局所の中は一切触らず、楓の肉真珠を揉みほぐしている。
「楓さん、あなた自身の口から私に処女を捧げると言って下さい」
丁寧だが、凄味のある口調で黒忍が言った、
「んあああっ、冗談じゃないわっ、あんたみたいな変態忍者なんかにいいっ」
楓は精一杯の罵声を浴びせたが、
「変態忍者?ふふっ光栄だわ、そんなお褒めの言葉を頂いて、お礼に何かしてあげないと・・・
そうだわ、空中遊泳にお連れいたしましょう」
そして、クリトリスをいじるスピードが速くなる
黒忍は楓に止めを見舞うことに決めた。
「あっ、あっ、それは・・・」
次の瞬間、楓の顔が強張った、クリトリスのマッサージという原始的な責め苦によってイッてしまった、
「楓さんの本気汁おいしい・・・」
黒忍の言葉は楓の耳に入らず、楓は呆けて下半身を熱くさせるばかりであった、
忍はそんな事が起きているとは露知らず、建物の中へ入っていった。
おおおおっ!
いよいよエロくなって来た!
さっさと続きよこさんかい!
いや、よこして下さい、お願いします。
126 :
41:04/12/24 00:55:20 ID:RXsv2N0Z
ここんとこ、仕事の忙しさにかまけて続きが滞っております。
これ以上ブランクが空くのもさすがにどうかと思うし、今できてる分を投下してみようかと。
…いや、別にもったいぶるほどのオチがあるわけでは全然ないんですが。
「うひーい! おい頼む許してくれ、そしたら今回だけは見逃してやる!」
「なぜこの状況で強気なんですか!」
その頃、屋敷の庭。
触手に全身を締め付けられ、ボンレスハムのように変形する黄色い物体があった。
「触手に絡め取られる頭領! なんて嫌な構図だ!」
「ぬうぅ…なんてことだ、ただこうして手をこまねいて見ているしかないとは…!」
「クラァーッ! 助けていいんだよコノヤロー!」
おフダの暴走によって呼び出されたモノを音速丸らが制御できるはずもなく、庭へ放り出された彼らもやはり
触手の暴虐ぶりに手を焼いていたのだ。
なんとか緊縛プレイから逃れた音速丸はとりあえず安全圏まで避難し、相手の様子を窺う。
しゅるしゅると不気味に蠢く触手。
「…どうします、かなりのハチャメチャっぷりですよ彼は」
「くっそ〜、触手が襲っていいのは美少女だけって決まりを知らんのか、コイツよそ者だな!?」
憤りを抑えきれない音速丸。
彼としては、帰ってきた雅が姿を見せる前にこの状況を打開したかった。
事態の収拾にまた彼女の手を借りては自分の立場が悪くなるし、何より怒った雅にしこたま殴られる。
「えーい、お前らも少しはなんとかしろ! いつまで俺の暗殺拳に任せっきりにしておくつもりだ!!」
「ふむ…仕方ありません、少々乱暴ではありますが、アレを使うしかないようですね…!」
颯爽と立ち上がり、ぱちんと指を鳴らすサスケ。
そこへ、数人の忍者が何かをわっしょいわっしょいと運んできた。
「我々、い組武器開発班がついに完成させた近代兵器! その名も音速砲!」
「音速砲?」
近代兵器に視線を移す音速丸。
黒光りする筒に移動用の車輪が付き、お尻から導火線とおぼしき細い縄が伸びていた。
歴史の教科書を開けば、お侍さんが黒船に同じものを向けているイラストが見られそうだ。
「さあ頭領。この作戦にはあなたの協力が不可欠なのです! 何も言わずにこの発射口…いや不思議装置に入って!」
「バカヤロー、名前と形状で何するか丸分かりなんだよ! さてはこの機に俺を亡き者にしようってハラだな!?」
文字通りの肉弾戦。
黄色い弾丸が敵を鮮やかに蹴散らし、自らも爆砕して果てる壮絶な絵面が瞬時に思い描かれる。
実際にはそこまで酷いことにはならないだろうが、相当に痛いことにはなりそうである。
「ええいワガママな人だ! 我々の計算では頭領を弾丸にするのが最も効率がいい方法だと言うのに!」
「それにその方が面白いし!」
「まごついてる暇はない! 全員で頭領を押さえ込むんだ!」
「ブーッ! いま誰かさりげなく本音を述べやがったぞ!」
たちまち巻き起こる熾烈なケンカパーティー。
今まさに女子寮の一室で繰り広げられている展開を知る者は、そこには誰一人としていなかった。
「う……あぁ…や…やあぁっ、やああぁ…っ!」
幼い嬌声と、じゅくじゅくという粘液の立てる音で充満する部屋。
その真ん中で、雅は未だ触手に囚われていた。
帯は解かれ、着物は大きくはだけられて用を成さず──彼女の身体を覆うものは下着と、脚絆に厚底下駄のみ。
そして今、その子供らしく飾り気のない下着は、無遠慮に潜り込んだ触手によってはち切れんばかりに張り詰めている。
「やめ、て…もう……やめてぇ……
もう…っ、おか、おかしく…なっちゃう、よぉ……」
普段、音速丸をしばき倒す際に見せる凛々しい表情はそこには見られない。
涙に濡れた瞳、桜色に上気した頬。舌足らずの甘い声による哀願は、今は逆効果となるだけだった。
下着の薄布の下で触手の動きが激しさを増し、中心に息づく幼い割れ目を嘗め回す。
触手と雅自身の双方から分泌される液体とが擦れ合い、ちゅぷちゅぷと淫らな音を立てた。
「きゃぅ、あ、あやああぁ…!
は、あ、やぅ、あああぁぁ…ぁ…!」
もはや、幼いながら甘く蕩けた嬌声を止める事も出来ない。
触手の表面を濡らす淫液は雅自身が零す蜜と絡み合い、拘束された太股を伝って足元の床に水溜りを作る。
いいように敏感な部分を刺激され、淫らな液体をすり込まれ続けて、雅はあっという間に絶頂寸前まで高められてしまう。
「あ…! ぁ、ぁ、あ…! や、やだ、やだあ…!
ま、また…またっ…! う、う、あ、うああぁぁ…!!」
きゅっと目を瞑り、押し寄せる感覚に抗う雅。
しかしそんな気丈な抵抗も、荒れ狂う快感の波の前ではあまりにも儚い。
「!? ひああぁ!! あ、あ、あ、ああぁ────ッ!!」
幼い割れ目を弄んでいた触手がわずかに標的を変え、その先でひくつく敏感な肉の粒を擦りあげた瞬間、
雅は全身を戦慄かせ、夥しい量の愛液を吹き零してあっけなく気をやる。
汗と触手の放った液体とに塗れた身体をぐったりと脱力させ、荒い息をつく雅の姿は痛々しく、同時に
息を呑むほどに淫らだった。
触手の陵辱は終わらない。
むしろこれからが本番だとでも言うように、雅の身体に残った下着に触手を絡め、するするとずり降ろしていく。
ぴったりと張り付く濡れた布の感触に、雅はぶるりと太股を震わせる。
「や、やだっ……もう…もう許して…」
力の入らない身体に鞭打って腰をよじり、触手の蛮行を止めようともがく雅。
しかし背後から伸びた触手に胸をまさぐられると、甘い喘ぎとともにまた力が抜けてしまう。
「ん…! あ…ふあ…あ、ぁ、だ、ダメ、ダメぇっ…」
触手の先の淫液を垂らす口が吸盤のように変化して雅の両胸の突起に吸い付き、ちゅうちゅうと吸いたてる。
絶頂を迎えたばかりの雅の身体はそれだけで過敏に反応し、節操なく性感を高めていった。
言うことを聞かない自分の身体に、雅は喘ぎながらも首を振ってイヤイヤをする。
そうするうちに下着は脚から抜き取られ、雅の幼い「その部分」を露にする。
乳首を吸う触手の動きに雅がぴくん、と身体を跳ねさせるたび、その奥からじくり、と蜜が染み出てくる。
そこには産毛程度の恥毛しか生えておらず、その形も発達していない子供のものでありながら、それは自らの蜜に
濡れそぼり、淫らにひくついていた。
「!! や、やだぁっ…ばか、ばかばかっ!
見ないで…見ないでぇ…!」
思い出したように羞恥の感情に苛まれ、雅は顔を真っ赤に染めて叫ぶ。
しかし当然、それだけでこの辱めが終わるはずがない。
雅の両足を拘束する触手が動き、ゆっくりと彼女の両足を左右に広げていく。
脚を大きくM字に開いた格好で吊り上げられた雅にできるのは、未知の不安に打ち震えることだけだった。
131 :
41:04/12/24 01:04:10 ID:RXsv2N0Z
次で完結させますー。お許しを。
上で黒シノブ出てきて何気にハァハァしてます。
エロそうだもんなあ黒。
とめどなく溢れでるほどにGJ!
ところでふと思ったけど、雅って何歳なんだろ?
12歳前後?
>>132 俺もイメージ的にはそのくらいですな。
ちなみに、いま単行本を読み返したら「今年度呪術学部の入学者に天才少女が〜」とあった。
まあ、忍者学園に何歳で入学するのかよく分からんので、手がかりにはならんわけですが。
134 :
名無しさん@ピンキー:04/12/24 08:57:58 ID:IEZOBxXQ
ホッシュッシュ
>>41 禿しくthx!!あの声で雅が悶えてるかと思うともうたまらん。
しかし「文字通りの肉弾戦」の所で昼飯のお茶を噴いた。
>>123の続き
建物内に入った忍は甘ったるい匂いの中を進んでいた。
「何だろうこの匂い、どこかで嗅いだことがあるんだけど・・・
あっ、パンケーキの匂いだぁ!」
勿論そんなわけない、メープルシロップの様な匂いだが正体は、
濃度が高い忍者の媚薬であった。中忍が会得する媚薬の調合なので無論、下忍の忍が知るはずがない。
そして二階に上がり大部屋の前を通り過ぎようとした時、突如忍の体が動かなくなった。
「えっ?えっ?何コレ!?」
慌てる忍をよそに横のドアがゆっくりと開かれた、そして部屋にいたのは
椅子にうなだれるように座っている楓と黒い肌をした自分だった。
「えっ!?わ・・た・・し・・?」
椅子に座っている楓に後ろから抱いている黒い自分、あっけにとられている忍だが
黒忍が口を開く、
「久しぶりね、忍」
「あのー・・久しぶりって私はあなたを知らないんですが・・・」
「そうでしょうね私の事なんか覚えていないでしょうね・・」
笑っていた黒忍の顔がだんだん険しくなる。
「でも私には忘れられないの初恋の人を奪ったあなたがね!!」
覚えの無い事を言われる忍、すると正気を取り戻して、
「初恋の人って・・・私知りません!」
「よく見てよ・・目の前にいるじゃない・・・私の初恋の人が・・」
忍は驚愕した。
「まさか・・・そんな・・」
「改めて紹介するわ・・・私の初恋の相手、楓さんよ・・」
メモ帳使いなよ。
139 :
佐藤大輔:04/12/25 00:21:42 ID:nJKzPdZH
>>138 うるせぇ中卒のボケ
貴様誰のおかげで!!
BLAM!!
>>138のようなのも現れたということは、
ここも多少は人が集まるようになったってことかな?
しかしクリスマスに何やってんだか…
え?クリスマス?
それってなんのこと〜?
>140
よいではないかよいではないか
さて、よいではないかに忍たちを絡めることはできないだろうか
あ〜俺もなんか一発エロっちいのを書きたくなってきた。
受験終わったらいっちょやってみたいな。
144 :
名無しさん@ピンキー:04/12/27 11:51:57 ID:VnbuVZz3
どうせ落ちるんだから今書け
ていうか21歳以上で受験生か…。
いろんな意味でキツそうだな。
おいおい、なんて狭い入り口だ!
147 :
名無しさん@ピンキー:04/12/27 22:33:59 ID:y3CHfatH
あっそうか。そういやここって21禁だったね。
最近停滞気味だから、職人さんカモンベイベッ!
>145
人は永遠なる挑戦者であり、また受験生である
150 :
シノブ×雅:04/12/29 17:17:10 ID:QlLdCt/m
あんあんあんあん
いく〜
はぁはぁはぁはぁ
とっても気持良かったよ
151 :
名無しさん@ピンキー:04/12/29 22:37:46 ID:ww1c4Wox
雅ネタの人も、黒シノブの人も早く続きをよこしなさいな。
焦がれて待ってる人もいるんですよ?
152 :
41:04/12/30 00:35:41 ID:5nxTUqHC
やべっ! すげー怒られた!
わ、わかりました、すぐに…とはいかないけどもうちょっと待ってください。
近日中にきっと。
>>151 (#゜3゜)このスレで偉そうにしていいのはこの俺とパクマンだけだってぇのが
まだ解ってないらしいな!
154 :
名無しさん@ピンキー:04/12/30 01:06:58 ID:PjuwVPWM
>>152 分かればよろしい。
このスレはあなたたち二人にかかってるんだから、
期待を裏切っちゃあいけませんぜ!
と偉そうに言ってみたり。
>>152 分かればよろしい。
このスレはあなたたち二人にかかってるんだから、
期待を裏切っちゃあいけませんぜ!
と偉そうに言ってみたり。
うをっ、二重投稿になっちまった!
もう偉そうにしないから、僕のいけないオチンチンを許して〜。
音速丸さん…二重投稿って音速丸さんの粗チ…じゃなかった、凶暴なアレのせいだったんですか!?
気付きませんでしたよっ!
…まさか同じ事を忍ちゃんや雅ちゃんにも言うつもりじゃないでしょうね!
>>156 か、かわいいじゃねーか・・・
まるで指先でクリクリ出来ちゃうくらいだ!
(゜3゜)
あけおめ
161 :
名無しさん@ピンキー:05/01/05 00:50:48 ID:8jJRPV7h
職人の登場に期待しつつ、刈りage
\\ _|_
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/ ─┼─ |//⌒ヽ
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,,―‐. r-、 _,--,、
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.ヽ、 丿 \ .\ ,/′ 、ヽ,,、
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ヽ .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄ `'i、 ,/ .,,/ .ヽ \
゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′ ゙l ,"
` ゙‐''"` ゙'ー'"
163 :
41:05/01/05 23:46:42 ID:8iJEtzK4
完結編行きます。思ったより長くなってしまいますた。
では、いざ。
「ぁ……や、やだ、何するの…?」
先端から液体を滴らせる触手が一本、太股に巻き付く。
それはしゅるしゅると太股を這い進むと、無防備に曝け出された幼い性器にその先端を擦りつけ始めた。
しばらく、そのぷりぷりとした感触を楽しむかのように蠢く。
「んんっ…ぁ、あぅぅっ…く、んふ、ぅっ…」
触手の粘液によって性感を異常に高められた少女は、その幼い膣口でも性的な興奮を覚えていた。
不気味な愛撫によって蕩かされていた身体。
蜜の溢れるその場所に力が加えられた時も、気付いた雅が脚を閉じようと力を込めるより、その中に異物が潜り込むほうが早かった。
「え…!? ダメ、やめ──っ!? あ、あ、ひうああぁっ!?」
ずぶり、とも、ずちゅり、とも取れない音が雅の脳に響く。
程よく脱力していた雅の身体は、驚くほどすんなりと触手を迎え入れていた。
「…あ…あ、ぁ…かっ…ぁは…!!」
これも液体の効果なのか、さほどの痛みはなかったが──経験したことのない圧迫感が下腹から雅を襲う。
幼い性器はしっかりと肉質の触手をくわえ込み、蜜でてらてらと濡れ輝く。
その中に混じる赤いものが、つい先程まで守られていた少女の純潔を示していた。
「いやあ…ぁ…っ、やだ、やだやだぁ…っ…」
しゃくり上げるような雅の声。
それを黙らせようとするかのように、彼女の蜜壷を満たす触手が蠢き、ずちゅり、と音を立てる。
「うあっ、あ!?」
痛みからか、下腹部を満たす違和感からか、くっと顎を反らせて雅が喘ぐ。
触手はずりずりと少女の内部を擦りながら、ことさらにゆっくりと触手を引き抜いていく。
「あ、ぁ、ああああぁ……」
やがて愛液にぬらぬらと濡れた触手が、先端を残して外気に晒される。
と。息を休める間もなく、今度は再び、ずぶずぶと雅の中に埋め込まれていく。
「う、ふ、ああぁぁぁ…!」
ずるずると引き抜き。
ずぶずぶと挿入する。
その動きは徐々に速度を増す。
接合部から聞こえる音も、ずちゅり、ずちゅり、というものから、ずちゅ、ずちゅ、と素早くリズミカルに変化していく。
「!! や、だ! やっ…やっ! もう、もうっ、うごっ、動かすの、やめてぇ…!」
耳まで赤く染めた雅が、かぶりを振りながら絶叫じみた懇願をする。
鈍い痛みとおぞましい圧迫感ばかりでない、何か甘く蕩けるような感覚が湧き上がってくる。
甘美なそれが恋しくもあり、恐ろしくもあった。
触手の淫らな液体によって無理矢理に目覚めさせられた性感に、雅は戸惑い、怯える。
しかし触手の戒めは緩むことなく、大きく開かれた両脚の真ん中では、触手が我が物顔で幼い性器を蹂躙し続けている。
濡れた肉の擦れ合う音は、ずちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、と間隔を狭め、接合部では互いの蜜が泡立ってじゅくじゅくと音を立てる。
吊り上げられた小さな身体は、突き込み、引き抜かれる触手の動きに為すすべなく揺すられるばかり。
「くっ、あっ、あっ、あー、っ、ぅあぁ〜〜〜…っ!!」
先に二度も絶頂を味わわされただけに、幼い雅にも理解できてしまう。
──このままでは、またイかされる。
それが分かっていても、もはや身体は言うことを聞かず、口を開けば甘い息とはしたなく濡れた声が漏れ出るばかり。
そんな雅に、トドメとばかりに更なる攻めが施される。
「──きゃい、っ!?」
びくん、と華奢な身体が跳ねた。
両脚の付け根、触手が陵辱の限りを尽くす肉孔のその上端のあたりに、一本の触手が取り付いている。
それは制止する間もなく、肉の鞘に包まれた敏感なその部分を、吸盤のように変化した口を吸い付かせた。
「ひきっ──ぃ…!?」
その瞬間、絶息するような短い悲鳴が漏れ、新たに大量に分泌された蜜が飛沫く。
雅は一瞬飛びかけた意識をつなぎ止め、荒い息をつきながら、新たな甘い責め苦に打ち震えた。
次から次へと、自分の知らない、自分の身体のいやらしい感覚を呼び覚まされている。
これ以上身体を好きに弄られたら、自分の身体がどうにかなってしまう──雅には本気でそう思えた。
「も…う、やめっ──っ!!? あ、あ! うああ、ああぁぁぁぁ──!!」
残った理性を総動員した制止の言葉は、しかし最後まで紡がれはしなかった。
吸い付いた口が雅の最も敏感な突起をくわえ込み、激しく吸引しだしたためだ。
「うあああぁーーーっ!! あ、ああぁ! きゃふぅっ、いや、いやああぁぁぁ!!」
ずちゅ、ずちゅ、と出し入れを繰り返す触手。
加えて三つの敏感な突起を執拗に吸われ、雅の頭の中に白い靄がかかり始める。
ぼう、と熱に浮かされたように瞳を蕩けさせ、愛らしい口元からは喘ぎとともに唾液の筋がだらしなく喉元を伝い落ちる。
──ずっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ。
脚の間で断続的に繰り返される淫らな音も、雅の甘い感覚を増幅させるばかり。
ついに、雅は快感に目を蕩けさせ、無防備に屈服の声をあげる。
「そんな、ぁ、あ、やぁっ、き…きもち、ぃ──
いい…っ、きもちいいっ…きもちいいよぉ…っ!!
ひああぁぁっ!! す、ごい、すごいぃぃっ…しんじゃ、死んじゃうよぉぉっ!!」
甘く蕩けた幼い声が、次々と与えられる淫らな快感に悦びの言葉を紡ぐ。
雅の全身はすっかり桜色に上気し、熱病に冒されたように荒い息を繰り返しながら、快楽の頂点へ上り詰めていった。
ふわふわと落ちていく。
そんな不可解な感覚の中を浮遊するうち、雅は自分の中の触手が一瞬、体積を増したように感じた。
直後。
大量の熱いものが最奥を叩く感覚とともに、雅の頭の中で白い爆発が起こる。
これまでのものに倍する強烈な絶頂に、少女は全身を強張らせて愉悦の声を吹き零した。
「や、あ、あ、あああああぁぁぁぁ──────っ!!」
「──ひいいぃぃっ! これはもはや国民的アイドルに対する所業じゃねーっ!!」
爆音。続けて奇声。
けたたましい音を立てて障子を貫き、何かが部屋に飛び込んできた。
どこかで見たような黄色いそれは、突っ込んできた勢いそのままに、ピンボールの玉のごとく部屋中を跳ね回る。
やがて、弾丸は凄まじい勢いで壁に突き刺さり、ようやくその動きを止めた。
黄色い球体からぐったりと垂れ下がった手足。その尻とおぼしき部分に、何かビリビリに破れた紙切れが挟まっているようだった。
雅にはっきりとした意識があったなら、それが自分のおフダであることが見て取れただろう。
直後、雅の身体を蹂躙していた触手の動きがぴたりと止まる。
──ぼん!
「きゃっ──!」
音とともに彼女の四肢の戒めが力をなくし、雅は部屋の床に尻餅をつく。
その衝撃に、半ば飛びかけていた意識が戻ってくる。
触手たちは、音と同時に部屋に立ち込めた怪しげな煙とともに、嘘のように姿を消していた。
(な……に? なに、が……)
朦朧とした意識。力の入らない身体。
ともすればそのまま眠りに落ちてしまいそうな雅の耳に入ってきたのは──
壁に半分埋まった黄色い物体から漏れる、「うう…生まれ変わるなら…おっぱいに…」というような寝言めいた呻きだった。
「よーし命中! みんなの思いが勝利を呼んだンだ!」
「バカ! 流れ弾──いや頭領が突っ込んだの、雅ちゃんの部屋だぞ!」
「やっべー、絶対すげー怒られるよ。もっとよく狙えよサスケ」
「おいおい何さりげなく俺のせいにしようとしてんだよ、みんなの思いの結果なんだろ!」
その後しばらく、雅の部屋は彼女の呪術による結界で封鎖された。
夕暮れ時、心配した忍に対して天岩戸が開かれた時には、部屋には何の痕跡も残らず、不機嫌そうに佇む雅の姿だけがあったのだった。
この出来事はすべて雅一人の胸の内に仕舞われ、他の誰の記憶にも残らないだろう。
しかし、結果的にそうなっただけのことだとしても、音速丸が雅を陵辱から救い出したのは紛れもない事実である。
「…元はと言えば、あんたがおかしなことしなければあんな事には…〜っ!
待てこら、くされまんじゅうーっ!!」
それ以来。
彼女の音速丸に対する行動も、ほんの少しだけ優しいものになっていたのだった。
「アヒィーッ! おいナレーション間違ってんじゃねーかよ! だいたい何だよあんな事って──
ギャアオーウ!? 尻が! 尻がーっ!!」
ある夜。
辺りが寝静まった頃、雅は自室でひとり立ち尽くしていた。
手には数枚のおフダ。
彼女も呪術学部の天才少女と言われる身。就寝前の呪術具の点検も当然、怠ったりはしない。
が──今、雅がおフダを見詰める視線は、いつものものとは違っていた。
少女の頬は白い月明かりの中、心なしか上気しているように見える。
やがて雅の小さな唇が短い呪文のようなものを紡ぎ、同時にその手からおフダが離れ、ひらひらと宙を舞った。
こくり、と唾を飲み込む音が、雅自身にはやけに大きく聞こえた。
ぼん。
宙に放たれたおフダは、音とともに煙に巻かれ、何かを召喚する。
普段、屈強な手や足に化けて音速丸たちを折檻するそれが、今回呼び出したもの。
「あ……っ」
驚きでも怖れでもない、わずかに濡れた、短い呟き。
得体の知れない粘液を滴らせる何本もの肉質の触手を前に、雅は後ろめたいような、しかし何かを期待したような表情で、
渇いた喉を唾液で潤す。
しゅるしゅると触手の何本が伸び、雅の小さな身体を絡めとっていく。
着物の合わせ目に潜り込むと、ぱさり、と胸をはだける。少女の白い肌が、月明かりに照らされてなお白く見えた。
どきどきと心臓が弾む。
いけないことをしている。
はしたないことをしている。
お姉ちゃんが、タケル君が知ったら、きっと嫌われる。
そんな思考がぐるぐると巡る中、雅の手に一本の触手が巻きつく。
「……今夜…だけ…
ちょっとだけ……だから……だから、いいよね……」
熱に浮かされたように頬を上気させ。
雅は、ゆっくりとそれを小さな口に含んだ。
172 :
41:05/01/05 23:58:12 ID:8iJEtzK4
おちまい。
こうしてイケない遊びを覚えてしまう雅さんでした。
なんかネタがあればまた来るかもしれません。
その時はどうか生暖かぁく迎えてください。
GJだっ、この野郎!全くエロすぎだっつーの!
楓さんがコスプレシノブちゃんを頂きます、って感じのが読みたい!
と一仕事終えたばかりの人間におねだりしてみる。イヤ、マジでお願いできませんか?
174 :
41:05/01/06 01:59:52 ID:si+iJYdj
楓さんが頂きます、ってのもなかなか新鮮ですな。
あまり過剰に期待せずに待ってみてください。
今までので分かったかと思いますが、遅筆なんです私。
グッジョブ。
音速丸の台詞がまんまなノリでワラタ。
生まれ変わったらオパーイにワロス
>>41 素晴らしすぎだあんた。
俺の雅萌えゲージを800くらい跳ね上がらせたよ。
>>41 乙!エロもさることながら古賀節もそこまで使いこなすとは…
とにかく最高でしたGJ!
ところで
>>41氏はシノブ伝の他にゲノムやディディーを読んだことはありますか?
エルエルやなっちゃんやダクエルやパクマン兄さんの絡み(あと所長)とか
フルーティアさんとチロルちゃんの新婚初夜とか…
を読みたいと常々思っている哀れな子羊がいることを時々でいいから思い出してください
いや、不躾なこと言ってスマソ。俺も色々と頑張ってみるよ
180 :
41:05/01/07 02:01:10 ID:IsoR+g4a
>>179 とりあえずシノブ伝の他にはゲノム、ディディー、ユレバケ、チロルちゃんと読んでますー。
特にゲノム好きなんで、何か書けたらいいな、とは思ってたり。
…まあ、いつになるかは分からんのですが。
保守sage
ネコさんが主人公の少年(名前忘れた)をとうとう食っちゃう話が読みたい。
ダクエルのエロが見てえー!
しかし、彼女にいたづらできるような戦闘力の持ち主が見当たらない。
184 :
名無しさん@ピンキー:05/01/12 20:41:21 ID:ng7oLxkK
そろそろ新作見たいので、職人降臨願いage
41氏のSSは
隠れ雅ファンのオレが干からびるには
充分すぎる威力だぜ
でもハァハァ(;´Д`)ハァハァ
サスケ「音速丸さん暇ですね…」
音速丸「あぁ…」
サスケ「こうも暇だと何もする気が起きませんね」
音速丸「あぁ…」
サスケ「暇で女の子が買えたら今頃ハーレムですよ」
音速丸「あぁ…」
サスケ「あぁ…暇…暇…ひ…ま…」
音速丸「だあぁうるさい!暇だ暇だ暇だって!暇と性欲は自己処理しろってんだ、この包茎野郎が!」
サスケ「なにを!あなただってついさっきまで暇だ暇だとわめいてたじゃないですか!それより見たんですか!?私の包茎を!私のは被ってません!アウトドア一筋です!」
音速丸「俺はおまえらと違って忙しいんだよ!いやらしい事とかピンク色の事とか女の子の事とか頭は花びら回転フルコースなんだよ!」
時はいつものように音速丸とサスケがくだらない会話で盛り上がっていた頃の話である
サスケ「全部いやらしい事じゃないですか!そんなに桃色頭脳ならいっそい組に行ってきたらどうですか!」
音速丸「い組…」
サスケ「そうですよ、うちもい組みたいに女の子がたくさんいればこうして暇することもないんです。女の子を見ているだけで自然と時は過ぎていくものです」
忍者A「Time is girls.....時は少女なり…か」
音速丸「行こうではないか!」
サスケ「え?」
音速丸「女の園い組遠征へ行こうではないか!」
その言葉は屋敷中にこだまし同時に忍者達の歓声でかきけされた
忍者A「いやっほー!祭りだぁ!」
忍者B「お菓子買ってこなくっちゃ☆」
忍者C「換えのパンツは一枚で大丈夫かな…?」
忍者達はいちもくさんに支度を整え屋敷に整列したのであった
新作かな?
最近停滞気味だから、ガンガン書いちゃって下せえ。
41氏も黒シノブの人も気が向いたらなんかヨロシク。
>>186 ちょっと待て。
くのいちだらけの組はろ組ではなかったっけ?
それに、忍者たちはろ組のおにゃのこたちに
さんざ修行させられて(イジめられて)、
大変な思いをしたのではなかったのか?
とゆーヤボなツッコミなしで続きを堪能させておくんなましい
書く気なくした
そのへんをとっかかりに古賀的オチがあるんじゃないの?
俺はそれを期待してたw
191 :
186:05/01/16 02:54:13 ID:ip+72so9
ごめんなさい
い組ってのは素で間違いです
ほんじゃあ次から戻してくれれば全然桶です。
ガンガレ〜負けんな〜
193 :
名無しさん@ピンキー:05/01/19 01:28:45 ID:PZOqWOPv
期待あげ
194 :
41:05/01/20 22:27:43 ID:haAO9hPT
えーと、ごめんなさい
>>173氏。
思わせぶりなこと言いつつまったく別のもん書いてました。
シチュエーションとか思いついたらきっと書きますゆえ。
客間から聞こえる掃除機の音。その合間の鼻歌。
昨夜、徹夜で研究を進めていた所長は自室で夢うつつ。
誤って以前に観た覚えのあるAVを借りてしまったパクマンがテレビの前で白くなり、
掃除中のエルエルから「…少しはこっそりと観てください」と窘められる。
その日も、コバヤシ研究所は薄ぼんやりと平和な空気に包まれていた。
この家ではもはや恒例となった、珍客の訪問があるまでは。
「エルエルさん! バッタ16世、あなたのバッタ16世です!
ここを開けてください、そうすればたちまち祭りが始まりますよ!!」
玄関の方から声が聞こえると同時に、エルエルがびくり、と身をすくめる。
忘れた頃にやってきてはエルエルに求婚を繰り返す、バッタことバッタ16世。その持ち前のしつこさと変態パワーには
エルエルもほとほと困り果てていた。
お人好しを絵に描いたような彼女が接触を避けたがる、数少ない逸材である。
「ぱ、パクマンさん…」
「野郎、性懲りもなくまた来やがったのか…ふふふ、よほどこのコスモサーベルの味が忘れられんと見えるな」
ビニール傘を片手に、不敵に笑うパクマン。危ないので傘で人を突いてはいけません。
「とりあえず、いきなりの暴力はちょっと…。
珍しく玄関から来てるんですし、話くらいは聞いてみましょうよ」
「お前、まだあいつにそんな一般常識を求めてんのかよ。
いつまでも菩薩ヅラで油断してると、気付いた時にはオッパイの型とか取られてるぞ」
「そ、そんなわけないですよ!」
と。
そんなやり取りを繰り広げるうち、玄関からの声の様子が変わった。
ぱたりとエルエルへの呼びかけが止み──
「…ん? うぐわぁーっ!? こ、これは!
やいてめえ何しやが…あーれー! 助けて! 助けてたもれーっ!!」
「!? ば、バッタさん?」
「奴はきっとその型で茶碗を作って、それでメシを食うつもりだ。
食事風景を見せつけられたエルエルは、えもいわれぬ羞恥に体が熱く…あ、おい待てって!」
玄関のただならぬ様子に、ぱたぱたと駆けていくエルエル。
基本的に人のいい彼女のこと、それが例え罠であったとしても、近くでピンチに陥っている者がいれば
放っておけないのが性分なのだ。
「ど、どうしたんですか! 大丈夫で──きゃいーっ!?」
「おーっと! これはいけない、突然開いた引き戸に私の体は勢い余ってバランスを失ってしまう!」
大抵の場合、それは実際に罠だったりするのだが。
エルエルが玄関の引き戸を開くと、雪崩れ込むようにタックルを仕掛けてくるバッタ。
普段からパクマンあたりに「どんくさい」と揶揄されるエルエルがこれに対応できるはずもなく、二人もつれるようにテイクダウン。
「ふふふ…開けてくれると信じていましたよエルエルさん!
あなたのその迸る優しさに私はいつも感動を禁じ得ません!」
「わ、分かりましたから離れてくださぁい!」
「やや、これは失礼! こうして地面に両手をついてすぐに…」
「やああぁ! そ、そこは地面じゃないですー…っ!!」
バッタの飽くなきセクハラ精神がエルエルを襲う。
抵抗してみても、4本の腕を持つバッタにのしかかられ、逃れる術を彼女が持ち合わせているはずもない。
ドタバタのうちに行為はエスカレートしていき──
ごすむ。
「ギャオン!?」
鈍い音とともに崩れ落ちるバッタ。
降ってわいた救いの手。涙目のエルエルは、見上げた先にその主を見た。
「大丈夫ですかエルエルさん! 私が来たからには、怪人の思う通りにはさせません!」
「あ──っ、ありがとう、なっちゃん…」
お団子頭がトレードマーク。頬から首にかけてのペイントのような黒いライン。
悠然と立っていたのは、ナメクジのなっちゃんであった。
彼女にしてみれば、エルエルに強引に迫るバッタの所業は以前から許容できないものがあった。
いつものように遊びに来たところ、そのバッタが玄関先でこのような狼藉。
玄関に備え付けてあった、所長愛用の釘のいっぱいついた角材を手に取ったのも、ごくごく自然な行動と言える。
「…し、自然なもんかコノヤローッ!
私のエルエルさんに対する夢のような愛情表現の数々を何だと思っているのか!
この愛を邪魔する権利など誰にもないと言うのに!」
どうにかこうにか身を起こすバッタ。
さすがに普段から殴られ慣れていると復活も早いらしい。
「馬鹿なこと言わないでください。すっごく嫌がってたじゃないですか!
無理矢理そんなことしたって、エルエルさんを悦ばせることなんてできっこないです!」
エルエルを抱き起こしながら、なっちゃんが毅然と立ち向かう。
言うことは至極もっともだが、「よろこぶ」の誤変換に一抹の不安を覚えるエルエルであったりした。
彼女を助け起こす仕草も妙に密着度が高い気がするのは、果たして気のせいだろうか。
「ぬうう、言わせておけば生意気な…ならば君ならエルエルさんを満足させられるとでも言うのかね!」
「えぇ!?」
バッタのただならぬ一言に、エルエルが声を上げる。
いつも自身を襲う理不尽な出来事のお陰か、エルエルは会話の中の不穏な気配を読む能力には長けていた。
ただ押しの弱い性格ゆえに、それが危険回避に繋がったためしはないのだが。
なっちゃんは、と恐る恐るそちらを見れば、頬を赤く染め、心なしか目を輝かせている。
何を想像したのか。エルエル的には割と未知の世界だ。
「ふふふ…面白い、ならば受けてみるかね私の挑戦を!」
「挑戦…?」
意味ありげに含み笑いを漏らすバッタ。4つの手がビシリとなっちゃんを指差す。
そして放たれたのは、史上稀に見る破廉恥かつ自分勝手な宣戦布告だった。
「そう! キーワードはまさに愛!
私と君と、どちらの愛がより洗練されているか! どちらが優れたテクニックの持ち主か!
いわゆる床勝負──ぶっちゃければえっち勝負という奴です!!」
199 :
41:05/01/20 22:35:56 ID:haAO9hPT
我ながらアホっぽいと言うか強引と言うかなんともアレな展開ですが、ゲノムネタです。
シノブ伝に比べたら知名度はないも同然っぽいので、反応がちょっと怖い俺。
ゲノムキター!!
相変わらずの古賀節そのものな各キャラのダメ(褒言葉)っぷりが素晴らしい。
アホっぽい&強引はこのスレに限り必須なんじゃないかと。
畜生…ゲノムネタわからねぇよぉっ!
でも雰囲気だけはなんとなく分かるよ。やっぱり古賀作品だ。
>>201 ゲノム買え、今すぐ買え、尼損でもいいから電光石火で買え。
人生変わるぞ!!変わります!!変えさせます!!
忍伝DVDの初回限定の小冊子にゲノムキャラのってたよ
でエルエルって金髪の子で桶?
204 :
名無しさん@ピンキー:05/01/21 05:59:33 ID:5kAjsThw
くわえて、ピンク髪のお団子頭がなっちゃんです。
オフィシャルでふたなりっ娘です。
今月のシノブ伝読んで、猛烈にこのスレに書きたくなってきました。
>>206 夏の有明まんが祭りで見せ合いっこしようじゃないか、
ウッフン電池の充電は怠るなよw
コンコンとノックする音速丸
「合言葉は?」
「僕のタイプの人だって?そうだね・・・色々あるけど、一言で言うなら君かな・・・」
3分後・・・ガラッとドアが開く、
「すいません!音速丸さん!!さっきのモテトークをメモしてました!」
「フフフ・・いいって事よ、それより今度こそホレ薬は上手く出来たんだろうな?」
「もちろんです!見てください、私たちの愛と裏切りとハァハァで出来た愛欲の結晶を!!!」
そう言ってサスケは、緑色の液体を見せる。
「この液体を飲んだ人物を見たら、もう惚れて惚れて惚れ過ぎて、体を捧げるのは勿論、無理心中を
させられるくらい強力でしかも、半永久的に効果が持続する夢のような代物です! ただ・・・」
「うっしゃあ!!!!」
音速丸はサスケが説明を終える前に薬を奪い取り飲んでしまった。
「ああーーー!!音速丸さん!その薬は同性にしか効かないんですよ!!」
「ハラショーーー!!!」
音速丸は勢い良く吐き出したが薬を半分以上飲んでしまった。
「テメェ!サスケ!!上手くいったって言ってたじゃねーか!!」
「確かに言いました。でも、異性に効くとは言ってないし、第一あなたが私の説明を聞かなかったからじゃないですか!!」
「えーい!うるさい!お前とは終わりだ!!もう・・・・サスケ?」
逆切れしていた音速丸はサスケの様子がおかしい事に気づいた。と、突然音速丸に視線を向けて、
「音速丸さん!!僕と出産前提で、結婚して下さい!!」
「ヒィィィィ!お前言ってることおかしいぞ!」
「何を言ってるんですか!さぁ、早速結婚式に!えーと・・玉○殿はと・・・」
音速丸はホレ薬でおかしくなっているサスケの目を盗んで逃げ出そうとしたが・・・
「音速丸さん!何処行くんですか?」
「いやぁ・・・何処か誰かがオレを呼んでいる・・・さらば!!」
「あっ!音速丸さん逃しませんよ!!!」
窓ガラスを破り、逃げる音速丸とそれを追いかけるサスケ、
しばらくした後、楓は忍と科学部の小屋の前に来ていた。
「何よこれ!?」
「もしかして大事件ですか!?」
忍と楓は忍者科学部の部屋の有様を見て呆然としていた。
「この荒れよう、只事では無いのは確かな様ね・・・」
「しかし、何があったんでしょうか・・はっ、まさか薬で凶暴になった動物を
捕まえるために音速丸とサスケさんがここで戦ったんじゃないでしょうか!!?」
「んなアホな・・・」
と、楓は忍の推理に苦笑いしたが、当たらずとも遠からずだった。
「とにかく、忍者さん達に何か知ってないか聞いてきます。」
「じゃあ、私も聞いてくるよ。」
といって、忍と楓は二手に分かれた。
三十分後、
楓は一足先に科学部の部屋に戻って来ていた。
「なんで誰もいないのよ・・あーあ歩き回ったら喉渇いちゃった、このジュースもーらおっと」
と、お約束の様にホレ薬を飲む楓。
「すみません・・楓さん・・・誰も居ないみたいで・・」
「いいのよ忍ちゃん、こっちも誰にも会えなかったのよ」
「じゃあ森のほうを探しに行きましょう!」
「そうしよっか」
この時、忍が怪しい笑みをしていた事を楓は気づかなかった。
誘い受けですか
ゲノムの雑誌and出版社ってどこ?
現在はコミックメガストア/コアマガジン
>>199 四本腕VSフタナリ勝負…
大変なことになってきたようだ(エルエルだけが)
>>199 おまけでいいので、オンブバッタ×所長キヴォンヌ
ほしゅ
一週間か…
何が?
>216
前回の創作投下から?
これだけじゃなんなので。
「忠犬ディディー」が好きです。巨乳派じゃないけど博士が可愛い。
219 :
41:05/02/02 23:26:37 ID:ud1hrqiu
>>214 実は単行本派でして、最近になってバッタが結婚したという話を聞きました。
なのでオンブバッタのことはまったく分からんのです。ご期待には添えそうになく。ゴメンナサイ。
そんな事より続きはできてるのかって?
えーとそうだな…もし俺がカモメならば、海の果てがどこなのか今すぐ探しに行くところだ!
221 :
名無しさん@ピンキー:05/02/06 12:03:13 ID:FlOfwMu8
皆の者!
>>221が音速丸の妄想シーンの続きを激しくえろーすに書いてくれるそうだ!!
223 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 20:59:09 ID:ETYf0R/R
なんか、ここだけやたらテンション高いね。
創生神がページの間からウキウキデンパを送ってくるのだからしょうがないだろ?
俺は好きでいやらしいわけじゃないんだ、
パクマンさんの行動をシュミレートしてみたらこうなってしまったんだ。
225 :
許されざるくのいち 第1話 :05/02/13 22:34:57 ID:n3BgDgLA
今夜もまた楓の平凡な一日が終わろうとしていた。
(今日ももう終わりね……)
夕食と入浴を済ませて2階の自室に戻り、学校のちょっとした宿題を手短に片付けて明日の
学校の準備をし終えたとき、楓はベッドの上にごろんと横になってそれを実感するのだった。
夜も9時を過ぎようとするこの時間から眠りにつくまでが、楓の最もゆっくり過ごせる、
今日と明日のはざまの自分だけのひと時だ。
(今夜も忍ちゃん、遊びに来ないのかな……?)
かつて、とある日の今くらいの時間に突如どこからともなくこの部屋にやってきた忍者の
女の子、忍。今では楓の大親友だ。学校のある平日は、忍が帰り道で待っていることもあるが、
大体は夜、ベランダから楓の部屋に入ってくる場合がほとんどだ。
忍が楓の部屋を訪れる頻度は週に1回か2回だが、ここ数日、忍は遊びに来なかった。
それは、数日に1度の忍の来訪がすでに生活サイクルの一部になってしまっている楓にとっては
なんとも言えぬ寂しさをもたらせていた。
(忍ちゃんだって毎日そうそうヒマじゃないんだろうし、仕方ないか……。ま、もうすぐ
週末だし、それまで待つとしますか)
まだ眠くなる時間でもなく、寝っ転がったままボーッと天井を見つめ続ける楓の瞳は憂いの
色を浮かべている。
その時、部屋のガラス戸を小さくコンコンとノックする音が聞こえた。
条件反射のごとく楓は起き上がった。目を向けたベランダにはいつものニコニコ顔の忍が
立っていた。
「楓さん、こんばんは!」
楓と目が合ったのを確認して、忍はカラカラと戸を開けた。
(つづく)
期待sage
百合か?百合なのか!?
女の子と女の子のスゥイィィートなお時間なのか!?
228 :
225:05/02/15 08:17:48 ID:MkTRzVWN
昨日、事故って全治2ヵ月!病院からケイタイで書いてます。2ヵ月後に必ず再開しますので・・・。
このスレは呪われている…
↓めがねっ娘の呪い
に、225君…お大事にしてくださぁい…
そうだ、クラスのみんなからもお見舞いのメッセージをもらわなくちゃ。
だって私、クラス委員長だもの…!
えー諸君、これから重大な話をしよう。
ある晴れた日の午後、道を歩いてたら、
向こうから赤い洗面器を頭に乗せた男が歩いて来たんだ。
洗面器の中にはたっぷりの水。
男はその水を一滴もこぼさないようにゆっくり、ゆっくり歩いていた。
俺は興味本位で『ちょっとキミ、キミはどうしてそんな赤い洗面器なんか頭に乗せて歩いてるんだい?』
と聞いてみた訳だ。
すると男は答えました…。『それは君の…
233 :
THEスケ:05/02/22 14:41:28 ID:HGslGDU2
光速丸さん、その広げた風呂敷はちゃんとたたみますよねぇ!?
234 :
名無しさん@ピンキー:05/02/23 06:22:48 ID:2Y6B5XN+
さて、起きたわけだが
以上、お話おわりだっ
〜ε( ゚3゚)3
>>235 / ̄\
Σ レo―oJ えっ…!
|  ̄ ̄ | たったそれだけですか光速丸さん!!
入_/\
237 :
THEスケ:05/02/23 17:51:52 ID:VsDD9SHx
いや光速丸さん!そのどこかの刑事ドラマで見たような風呂敷、ちゃんとたたんでくださいよ!!
238 :
音速丸:05/02/23 22:59:04 ID:2Y6B5XN+
(゜3゜)
結末はてめぇの心の中にしまっとけ
あとサスケ!布団の下って安直な場所にエロ本隠してんじゃねーよ!
しかもお前、タイトルが「隣人は修道女」ってなんだよ!!
(♯゜3゜)
だって、ソコで起きちゃったんだもん ε( ゚3゚) 〜♪
まぁ今夜、忍法「ドリ〜夢♪(乙)」で続きを観ようと思ったが
サスケの腰のラインが気に喰わないから続きは永遠に夢の中だ!
レッツ!今夜は俺好みな美女から質問責めに遭う
テーマの「モテモテルミー」な夢の日って
ルンルンザリガニ占いで決めちゃったから
ねこだいすき
⇒おまえらは、悔し涙で枕を濡らすんだな!
>>238 ちょっと、ちょっと、困るよソコのハンサム君!
この下町のシベリア超特急と呼ばれた超絶美形の光速丸様を真似しないで欲しいなぁ…
241 :
THEスケ:05/02/24 08:03:13 ID:fJLsv6kv
この私、THEスケの腰のラインが気に食わないとはどういうことですか!この洗練されたフォルム…美しい流線形のくびれ…どこをとっても完璧じゃないですか!!
それに比べて光速丸さんの顔なんて超特急どころか、せいぜい下町のシベリア準急程度のくせにぃ!
黙れサスケ!男の腰にくびれが必要か?
そんなんだからお前はモテないんだ!
くらえ!!
シューティンゴー!!ファイヤー!!
ガモッ ガモ ガモ
( ゚3゚)y:=- ――――・ ――――・ ――――・
非常に手応えあり!!
次にスレ建てる時はお笑い系の板に建てるか
ノ
(゚Д゚)
( (7
< ヽ
245 :
THEスケ:05/02/24 20:12:08 ID:fJLsv6kv
チミ〜、光速丸クンと言ったかなぁ?それ以上、歯向かうのならこのいくつにも枝別れしたお尻に差し込む棒(漢の極太)を使わねばならなくなるがそれでもいいのかね?
246 :
音速丸:05/02/24 22:50:22 ID:ZTehuAsU
>>245 (゜3゜)
上等だ、かかってこいやぁ!!
これ以上エロくもなくクソつまらんなりきり馴れ合いでスレ消費するな
これは依頼ではない、命令だ
そのエロもつまらんなりきりも出来ない文句しか言えないカスはとりあえず氏んどけよ
何も出来ない癖に
スレを汚してんだよ、まぁコレで俺もカスと同罪だがな
↑めがねっ娘の呪い こ こ ま で
保守
ところでさっき気付いたんだけど、この作者四コマもかいてたんだね。
詳細希望
委細面談
251じゃないけどゲーパロ4コマを何本かやってたと思う。
ファイティングバイパー(商業デビュー?)とゼルダの伝説、KOFは見たことあるな。
当時のPNは「KOGA」だったか。95年前後?
256 :
名無しさん@ピンキー:05/03/05 21:49:42 ID:r9Thn7FI
で、誰もいないような過疎スレ状態になっちまった訳だが、
こんなトコロに神が光臨するのかね?
チンコ握って自治厨気取りのスカトロ野郎が悪いのか?
糞つまらんエロ無しなりきりレスでスレを浪費するゲロ野郎が悪いのか?
俺は何かしらネタを考えてカスにゃならないようにしたいモノだな
ねこだいすき
256さん
228さんの復帰を気長に待ちましょう(´・ω・`)
わざわざageてまで空気を悪くしようとする
>>256が悪いのは言うまでもないが。
エロギャグで間を持たせてくれてた人たちを追い出した奴が悪いと思います。
周りは結構楽しんでたのに、自分が気に食わないからって…
バカを楽しむ余裕が無いと、古賀作品は楽しめないよ?
ピンサロになりきりスレあるからいっそコラボレートしてはどうか。
高速丸とTHEスケ復帰、プチキボンヌ
264 :
THEスケ:05/03/14 17:31:55 ID:gBrSTpni
262さんのコラボレート案が採用、もしくは皆様がお望みなら復活させていただきます。それまでは潜伏しております…。
そんなのアンタの好きにすりゃいいのさ
って、そこの小料理屋のママさんが言ってたよ
266 :
THEスケ:05/03/14 22:17:25 ID:gBrSTpni
確かにあそこの小料理屋のママは綺麗で好きですが、不快に思う方がいらっしゃる以上、大きな事はできませんしね…。
268 :
THEスケ:05/03/15 13:55:33 ID:1vj9wXmW
267さんの言うとおり、四畳半バンドで行かせていただきます。目指すは甲斐バンドだ
しかし高速丸さんがいないと盛り上がりにかけますし…
ん〜?
女神の軍団に囲まれてウハウハ祭の俺様を召喚しようとしているのは君タチかい?
でも実際は音速丸が分身の術を使わないと俺様は召喚されないのだ!!
だから皆、オラにちょっとづつでいいから分けてくれ!!
元気じゃなく、
お金じゃなく、
おっぱいを!!!
さぁ!
中の人はイク瞬間のようにビクビクしてるぞ
270 :
THEスケ:05/03/16 15:57:01 ID:G6LcBqDC
高速丸さん!相変わらず理不尽なこと言いますねぇ!!(しかしおっぱいは欲しい…)しかし高速丸さん、楽しいことは分け合うべきだと思いませんか!?
271 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 07:06:09 ID:hr0RP/oT
^^(゚3゚)^
おわっ!
そう言いながら、はだけた胸を押し付けるのはヤメロー!
やい、THEスケ!!何度言ったら分かるんだ?
お前のちちはおっぱいじゃねー!ただの鳩胸だ!
むねむねとした ハ ト ム ネ だっつーの!!!
273 :
THEスケ:2005/03/26(土) 23:49:35 ID:W3xS+uKN
この美乳な微乳を鳩胸ですと!?ふざけないでくださいよ高速丸さん!!いくら『全日本 ダンディズム紳士選手権』で第3位の栄誉に輝いた私でも怒りますよ!?高速丸さんなんか、通常時じゃあどこが胸かもわからないくせに!!
今更ではあるけど何かしら書いてみようかと思うんだが、どうだろうか?
書いて書いて!
書きやすいor萌えの強いキャラで書いてくれていいけど
個人的な希望を言わせてもらえばシノブ×楓とかハァハァハァ
274さん、ぜひ書いてください!
ついでに僕もシノブ×楓が読みたいです!
とりあえず明日あたり投下してみます。
初めてなんで期待しないで待っててくだせい。
278 :
THEスケ:2005/03/30(水) 04:29:27 ID:WU+NPBbk
なりきりばっかやってないで私も書きたいんですが…すごいエロを書く才能がないんですよ。(´・ω・`)
やんわりエロなら書けるんですがね…
やんわりでもいいに決まってるだろうが!
エロスはそれぞれの心の中に息づいているんだ!
お前はその鍵を開けるだけでいい!
つーことで描きやがれおながいします<THEスケ
あ、でも名無しで投下してね
(――ある夜の楓宅)
「ふあ〜、眠いなぁ、もうこんな時間か…」
「オメデトーございます!楓さん!!」
(シノブ、いつものようにベランダから突然侵入)
「おわっ!?シノブちゃん!?どうしたの、こんな時間に?」
「ヤだなー、楓さんったら!今日は私と楓さんの運命の出会いから
丁度一か月のサラダ記念日じゃないですか♪」
「そ、そうだっけ?(…サラダなんて一緒に食べたっけ?)」
「はい!と言うワケで、今日は楓さんのためにプレゼント持って来たんですよ!」
「…これってメイド服…?」
「音速丸やサスケさんと一緒に一生懸命選んだんですよ!すごく可愛いですよね!?」
「そ…そうだね。アハハ…(やっぱりあの二人かー!)」
(楓、上目使いで自分を見つめるシノブに気づく)
「楓さん…申し訳ないんですが、これ、着てもらえませんか?」
「うっ…(やっぱりこういう展開…)えーと今着なきゃダメ…かな?」
「そりゃもちろん!!」
「うーん、じゃあちょっと待っててね…」
(いそいそと着替える楓)
忍「うぉう、これはすごいです、楓さん!これはファン垂涎ものですよ!」
楓「あ…ありがとう、シノブちゃん!(スイゼン…?)」
「楓さん!!」
「はい!?なっ何、いきなり?」
「シノブ、もう辛抱たまりません!頂きまぁす!!」
(忍、楓をベッドに押し倒してそのまま唇を奪う)
「んんっ!?ん…ちゅぷ…んぅう……プハッ!」
「ハァハァ、甘ーい…甘いよー、楓さーん!!病み付きになりそうですよ!」
「シ、シノブちゃん!ちょっとまずいってば!ふざけすぎだよ!(スピードワゴン!?)」
「ええっ、不味いですか!?私、朝晩ちゃんと歯を磨いてるのに…」
「イヤ、だからそうじゃなくって…ほら、私達女の子同士だし、こういうのはやっぱり…」
「大丈夫ですよ!愛があればラブイズオッケーです!」
「そんな無茶苦茶な…ああっ、コラッ!?
(忍、楓の胸を服越しにまさぐる)
「フニフニ…楓さん……すごく…モミモミ…柔らかい…
「んぁっ…ダメ…ちょっとホントにヤバいってば…きゃん!?」
(指で強く楓の乳首をつねる)
「ホントにダメなんですか〜?こんなにコリコリしてるのに…!」
「くぅ…あぅ〜シノブちゃん…そこは…ダメだったらぁ…!」
(上半身を脱がし、豊かな胸の片方にむしゃぶりつくシノブ)
「はむっ…ちゅう〜」
「あぁ、いやぁ、吸わないでよぉ〜」
(忍、今度は自分の胸をはだけさせ、自身の両乳首を楓のそれに重ねる)
「はぁはぁ、こうすれば二人同時に気持ちよくなれますよぉ…
「んあぁっ…ダメ、そんな…くぁあ…さきっぽが…擦れて…!」
「あっ、くすぐったくて…ふぁあ、気持ちいいですぅ…!さすが…楓さんですよ〜」
「言ってる意味が…はぁ…よく分からな…んあっ…!」
「ふふ…ではそろそろ…」
(忍、楓のミニスカートの中に片手を差し入れ、指でいじくり回す)
「きゃあっ!?お願い、ここだけは…ああっ…ダメぇ…あぅう…あん!」
「楓さんったらやらしい…こんなにヌルヌルにして…でも嬉しいです…
感じてくれてるんですよね…?うふふ、クチュクチュ言ってますよ〜♪」
「イヤぁ…んん…ふぅ…んっ、くぅん…ダメぇ…これ以上…され…はぅっ…たら…」
(忍、突然手を止め、意地の悪い笑みを浮かべる)
「そうですね…楓さんが嫌がってるならもうやめないと…」
「…はぁはぁ…シノブちゃん…意地悪しないでよぉ…」
「そうですね〜こういうことはやっぱり、はっきり口で言わないと〜♪」
「あぅう…お願いだから…その…続き…しよう…よ…?」
「このシノブ、楓さんの頼みとあらば断われませんね!では…」
(二人ともスカートをまくり上げ、互いに股間をあてがう)
「さぁ楓さん…いきますよ…!それ!」
「うん…ああっ…!はぁ…ちょっと…シノブ…ちゃん、そんな激し…」
「はぁ…ああん…すごいです…勝手に腰が…んぁ…はぁ…楓さん、どうですかぁ…!」
「どうって…くふぅ…そんなの…はぁ…あは…イヤ…また…」
「はっ…ん…私も…く…そろそろ…イきそう…ですぅ…」
「あぁっ、ダメっ、もう…んー――っ!!!」
「楓さんっ、私も…あぁぁー――っ!!!」
「…なんか折角もらったのにいきなり汚しちゃったね、この服…
そうだ!なんかお返ししないと…」
「いいんですよぉ!私はもう最高のご馳走頂いちゃいましたから♪」
「そ、そう?…アハハ…(なんだかんだでまんざらでもない楓なのでした…)
おしまい
以上、素人の初投稿でした。俺なんかにゃ情景描写なんて不可能なんで
会話形式になっとりますが、なんとか勘弁して下さい…
あと携帯からなんで、改行おかしかったらすいません。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ありがとうありがとうありがとうありがっrjちgだとぐありがkとうがg
改行おかしくないよ
過疎ってんなー・・・
なりきりばっかやってないで書いてみましたが…やはりエロはやんわり+長駄文…文才ないなぁ(´・ω・`)。一応支援程度に投下しときます
「シノブちゃん、修業頑張ってるなぁ…。」
真面目な顔で修業に励むシノブを見てサスケは感心した。しかしシノブがしていた修業はというと…
「できた…ついにできたわ!忍法・色香の術〜♪」
ロクな内容ではなかった。
「これを楓さんにかければ…ゲヘッ…とてもお子様には見せられないような状況に…グフフ…。」
シノブトランス状態突入!
「どうしたのシノブちゃん、明らかに頭の中がピンク色な顔して」
苦笑いしながら楓がやってきた。
「ジャストタイミーングです!楓さん!さっすが楓さんですねぇ〜!!」
まるでアニメのような…いや、アニメそのもののようにキラキラした瞳で感動している。
「あははは…それじゃあシノブちゃん忙しそうだし、アタシはそろそろ…」
「楓さんお茶でも飲んでいってくださいよ〜!美味しいお菓子もあるんですよ〜!!」
「きゃ〜っ!有無を言わせぬとはこのことだぁ〜っ!!」
楓はイッちゃってる顔のシノブ(高速モード)に腕を掴まれ連行された。そして連行された先は…何故か和室の真ん中に布団が一枚ひかれているだけの部屋。どういう経緯だったかよく思い出せないが、いつのまにかシノブと共に布団に入れられていた。
「さぁ〜楓さん!この愛の巣でもっとも〜っと親睦を深めましょう♪」
言いながら楓の服をはだけさせるシノブ。形のいい鎖骨と柔らかい肌が外気に晒される。
「ちょ、ちょっとシノブちゃん!」
「ゲッヘッヘ…呼べど叫べど誰も助けになんか来ないですよ〜!せっかくなんですから気持ちいいほうがいいでしょ〜…ゲッヘッヘ」
「さっきからその笑い方なんなのよぉぉぉ〜〜〜っ!!!」
楓が放った全力のツッコミは広大な野山に消えていった…
「シ…シノブちゃ…んっ!」
両目を硬く閉じ、ただ喘ぐ楓。
「んふふ〜…可愛いですよ楓さん♪」
それを聞いた楓の頬は更に朱を増した。
「…っ…やぁっ!そこ!そこ…ダメェっ!」
「ココ、そんなにいいんですかぁ?」
シノブはその一点を集中して愛撫する。
「…んああっ!…シノブちゃ…もうイッちゃ…よ…!」
楓は目を涙で潤ませながら、息も絶え絶え訴える。
「いいですよ…い〜っぱいイッてください」
「─────っ!!」
シノブは疲れて眠っている楓の頬をつんつんしてみると、楓はくすぐったそうに身じろいだ。
「んふふふ〜♪やっぱり楓さんは可愛いなぁ〜!」
そんな楓にシノブは萌えた。
「あ、そういえばこの話の前半で覚えた色香の術まだ使ってないのよねぇ…せっかく伏線張ったんだから使わなきゃ作者さんが可哀相だしぃ…」
なんでわかんの、シノブちゃん。
「それじゃあ楓さんにっ…忍法・色香の術〜♪」
ポワポワポワ〜ン、なんてお約束なSEが…鳴らなかった。
「あれ〜?やっぱり私は修業不足なのね…グスン」
シノブは知らなかったのだ…その術によって恐ろしい事件が起こっていたことを…。
そしてそのころ音速丸は…
「ぬぉぉ〜〜〜っ、サスケ!ヤらせろ!セッ●スさせろ!!中●しさせろぉっ!!!」
見事にシノブの術にかかり暴走全開モード。
「音速丸さん!アナタにそんな趣味があったなんて見損ないましたよ!!その前に誰か助けくださ〜いっ!!!」
そんなサスケの断末魔の叫び声もやはり野山に消えていった…
ギャグ重視になってしまったような…お目汚しすいませんでした
>>293 い〜やいや、これこそシノブ伝らしいと思いましたよ?
だから気を落とさずに、自分が納得出来るものを、しっかり
書いていっていけばイイ!ガンバr
いかったと思いますぜ!この調子でおまいらどんどん投下しる!
296 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 00:28:20 ID:xiHvziyM
にゃんmage
297 :
許されざるくのいち 第2話(225の続き) :2005/04/14(木) 14:42:32 ID:/bvFd8o3
「忍ちゃん!さ、入って入って!」
雲が晴れた空のように楓の表情がぱぁっと明るくなった。
しかし、舞い上がるような素振りは見せなかった。楓には無意識に自分を大人びて見せようと
する癖があり、そういった物腰が年下の同性を惹きつける要因のひとつになっていた。
「お茶いれてくるから、座ってちょっと待っててね」
「あ、おかまいなく♥」
楓は忍おすわり専用のピンクのクッションをいつものように用意すると、やや急ぎ足で
階下に下りていった。
楓がお茶を用意しに部屋からいなくなる数分間、忍はいつもおとなしく待てないでいた。
(楓さん……。わたし、いけない子です……)
こっそりと、楓のベッドに頬をうずめては、楓の残り香やぬくもりを味わっていたのだ。
楓の目を盗んでこんなことなどしてはいけないと後ろめたさはもちろん感じてはいたが……。
「おまたせ、忍ちゃん」
階段を上ってくる楓の足音を聞き逃さない忍は、楓が部屋に戻って来たときには何事も
なかったかのような顔をしてちょこんと座っていた。
温かいココアを飲みながら、ふたりはおしゃべりに興じた。学校や忍者修行でのできごと
など、別にどうということはないような話題でいつもふたりは楽しいひと時を過ごすのだ。
「あ、あのっ、楓さんっ……」
急に、忍が何か思い詰めたような顔をした。
「ん?なぁに?」
(つづく)
2ヶ月ぶりに帰ってきました。数日に1話のペースくらいで続けていければ……と
考えています。
イイヨイイヨー
300 :
THEスケ:2005/04/14(木) 22:27:07 ID:2LcDIsUp
298さん、お帰りなさい!待ってましたよ〜。もうお体は大丈夫なんですか?続きも楽しみにしてますっ!
濃厚な百合展開を希望!ぬるぬるのべとべとにしてやって下さい、大将!
302 :
許されざるくのいち 第3話(297の続き) :2005/04/17(日) 14:04:51 ID:UIN/QPgf
「か…楓さん、夜ももう遅くなってきましたし、そっ、そろそろおいとまします。ごちそうさま
でした♥それじゃっ……」
40〜50分くらいだろうか、忍は夜に遊びに来たときはいつもこのくらいの時間で切り
上げるようにしていた。もちろんもっと一緒にいたいとは思っていたが、楓も次の日も学校が
あるということくらいわからぬはずもなかった。
「もう帰っちゃうの?あ、ゴメン、忍ちゃんも明日も学校っていうか、修行しなきゃいけないん
だもんね……。そ、そうだ、忍ちゃん! あさってはわたし学校休みだし、忍ちゃんさえ
よければ、明日の夜はウチに泊まりに来ない?」
出入り口になってしまっているベランダに向かおうとした忍を引き止めるように楓は言った。
「えっ!? は、はいっ! も、もちろんいきますぅ!」
大きな黒い瞳を輝かせて忍は大喜びだ。
「うん、それじゃ、また明日ね!おやすみなさい、忍ちゃん」
「おやすみなさい! 楓さんっ!」
気持ちが弾む忍はまるで白土三平の忍者マンガのように本格的な動きで屋根から屋根へ
ピョンピョンと飛び跳ねて去っていった。
「キャハハッ、ぃやったーーっ! あしたは楓さんちにお泊まり♥………でも、今夜も言え
なかったな……。明日、明日はぜったいに……」
……瞬く間に見えなくなった忍をベランダから見送り終えた楓は、しばらくそのままボーッと
立ちつくした。
(わたし、どうしちゃったんだろ? 忍ちゃんがいなくなるとすっごく寂しい気持ちになっちゃう
……。もっと一緒にいたいって思ってる……。さっきだって、とっさに「泊まりに来ない?
だなんて……)
(つづく)
楓×シノブかその逆か?>302さんの第4話以降に超期待してます。
ナンダヨー両思いなんジャネーカヨー
本物の百合地獄になりそうだなwしかしこのペースだともどかしい…
そのもどかしさがいいんじゃよー
初恋の味なのじゃよー
306 :
許されざるくのいち 第4話(302の続き) :2005/04/19(火) 17:47:49 ID:WFP1a+8s
仲の良い友達は忍だけではない。学校にも何人もいる。むしろ、学校の友達の方が付き合いは
長いのだ。しかし、楓の心の中では忍は彼女たちとは違うもっと深い位置に存在していることに
楓自身がまだ気づかないでいた。
「今夜はもう寝よう……」
忍が来ていたさっきまでとは打って変わった気だるそうな動きでベッドに寝っ転がった楓
だったが、胸の中にモヤモヤしたものがあるような気がしてなかなか寝付けなかった。
翌日、楓は学校の授業が終わるのがいつもより遅く感じた。確かに、休日前の金曜日は
いつもより長めに感じることがあったが、今日はとりわけ時間の経つのがもどかしく感じ
られた。
それが、早く忍に会いたいと思う気持ちが原因だとはわかっていたが、なぜいつもより
その気持ちが強いのかまではわからなかった。
(早く帰りたいな……。早く忍ちゃんに会いたいな……)
今日の楓にとってあまりにもゆるやかな学校での時間がようやく流れきった。
「ゴメン、今日は用事があるから……先、帰るね。んじゃ、バイバイ!」
帰りは友達と一緒に道草を食うときが多かったが、今日はそそくさと足早にひとり家路に
ついた。
「ただいま!お母さん、わたしも晩ゴハンの支度手伝うね!」
「あらあら、忍ちゃんが遊びに来る日はゴキゲンねえ。ゴハンの準備はお母さんひとりで
やっておくから、楓はおフロそうじと、洗濯物たたむの、お願いね」
楓は、忍が泊まりに来る日は事前に両親に知らせておくようにしていた(今回は今朝)。
ママの香は、そんな日はいつもより夕食を作るのに手間をかけて楓の親友をもてなすのだった。
(つづく)
307 :
306:2005/04/19(火) 17:48:49 ID:WFP1a+8s
原作の雰囲気からかけ離れすぎないようにと考えておりますので、ソフトレズ路線に
なると思います(今のところ)。いやらしすぎるのを期待なさっている人には物足りなく
感じられるかもしれませんが……。
イェー!!ソフトレズサイコー!!!!
いいね、こういうのほんのりしてて。続きに激烈期待〜〜
>>307 GJ!
ネ申のSSに刺激されて漏れも書きたくなった。
楓(ふたなり)×忍&泉&ろ組
近日投下
310 :
許されざるくのいち 第5話(306の続き) :2005/04/21(木) 17:14:30 ID:NcXXNpV1
「こんばんは〜!」
夕食の支度が整ったころ、忍がやってきた。忍は楓の家にお泊りするときは、ママが
夕食やおフロの用意をして待っていることを楓から聞いているので、2階の楓の部屋の
ベランダからではなくてちゃんと玄関から入ってくるのだ。
「いらっしゃい!忍ちゃん!」
「こんばんは、忍ちゃん。さ、上がって上がって♥」
「はいっ、ママ上様、お世話になります!」
出迎えに来たママにペコリと一礼して、忍はさっそく夕食の席に通された。楓のパパは
まだ帰宅しておらず、夕食にはやや早い時間ではあったが、3人は賑々しくテーブルを
囲むのだった。
「ごちそうさま〜」
「ごちそうさまでした〜!ママ上様、とってもおいしかったです!」
「うふふ、おそまつさまでした。楓、後片づけはお母さんがやっておくから、忍ちゃんと
おフロ入ってらっしゃい」
ゆっくりとお茶を飲みながらママは楓の方を見やる。いつもは楓は夕食の後片づけを
手伝っているのだが、忍が遊びに来ている夜は特別なのだ。
「うん、じゃ、忍ちゃん、いこ!」
「はいっ!(はぁうぅ〜…ママ上様、ファインプレイですぅ♥)」
忍にとっては、楓におフロに誘うのを切り出すのは相当な難事だったのだ。楓は気づいて
いないが……。
(つづく)
311 :
許されざるくのいち 第6話(310の続き) :2005/04/24(日) 20:44:57 ID:z8TM2a1M
「忍ちゃん、着替えはもう用意してあるからね」
「はい!」
ふたりは連れ立っておフロ場へ足を運んだ。忍のお泊りは楓にとって、というより不知火家に
とってもうすでに珍しいことではなくなっており、忍専用の下着やパジャマ、果てはくノ一
装束のスペアまでも楓の部屋に常備されるところとなっていたのだ。
脱衣場に入ると、ひょいひょいと楓は自分のブラウス(今日は帰宅しても制服のままだった)の
ボタンに手をかけていく。
何度経験しても、忍は楓と一緒におフロに入るのに胸の高鳴りを抑えることができなかった。
楓が一枚一枚、衣服を体から取り去っていく様を気にしないフリをしながらチラ、チラと
横目でこっそり追うのだった。
(はぁ〜♥ 何ひとつ不自然なことのなく楓さんのハダカを見ることができるなんて……。
おフロってなんてスバラシイ幸せ空間……はっ!いけない!ダメよ忍!楓さんをそんな
いやらしい目で見ちゃ……)
「どうしたの?忍ちゃん?」
「あっ!?はっ?い、いや、なんでもないんですぅ、あははは……は…」
ニヤニヤしたかと思えば急に眉をしかめてかぶりを振ったりしながら服を脱いでいる忍を
楓は怪訝そうに見つめる。すでに服をすべて脱ぎ終えて、タオル一枚で体の前を隠しただけの
楓は先に浴室に入っていった。
「うん、湯加減はちょうどいいみたいね。さ、忍ちゃん、先に背中流したげるね。座って」
「あ、はいっ」
楓に背を向けちょこんと座る忍。顔はすでに嬉しさと恥ずかしさで真っ赤になっているのが
自分でもわかっていたが、おフロの中では赤らめた頬など容易にごまかせることも知っていた。
(つづく)
さあーそろそろ来るのか?来ちゃうのかっ!?
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) テカテカしながら続きを超期待!
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
俺のキューティーボックスがはち切れそうなほど困ってるぜボーゥイ
さあカけ、今カけ、まっっとるぞぉぉぉい!!(CV:若本)
315 :
311:2005/04/25(月) 21:48:38 ID:/RNmJBfQ
レスして下さるかたがた、ありがとうございます!
大変申し訳ないのですが、前(
>>307 )にも書いたとおり、おそらくは皆さんが期待
なさっているようなHなシーンはまだもうちょっと出てこないです。このことに対する
ご批判は甘んじて受ける所存ではありますが、今しばらくのご辛抱をよろしくお願い
いたします。そのうちいやらしくなってきますので……。
316 :
許されざるくのいち 第7話(311の続き) :2005/04/25(月) 21:49:36 ID:/RNmJBfQ
ザーと忍の背中にお湯がかけられた後、ボディソープを含んだスポンジが潤った背中に
こしこしとこすりつけられていく。
「……はぁぁ…きもちい……」
ぽつりと小声で漏らす忍。しかしうつむき加減の忍の表情は前髪にも隠され、忍の真ん前に
ある壁の鏡にも映されない。
「ん?そぉ?」
忍の発した言葉の意味を深く考えず、楓は短く生返事しただけで、忍の背中をていねいに
洗い続ける。
(あ……。きもちい……きもちいいです、楓さぁん……)
好きな人に体を洗ってもらうことすら忍には、性的な愛撫にも似通った快感をもたらせて
いた。無論まだ忍は自分自身を除いて、誰からもその肉体に性的な刺激を受けたことのない
ウブな女の子ではあったが、それゆえ、想いを寄せている他者との肉体的な接触はそれが
どんなものであれ得がたい悦びなのだった。
しかし、その束の間の小さな悦びも背中を洗い終えたら泡と一緒にお湯に流されてしまう
のだ。
「はい、お湯かけるねー」
(あぁん、終わっちゃった……)
楓は忍の背中の泡を洗い落とした。ところが、見慣れているはずの、きれいに洗われて
珠のような輝きを放つ瑞々しい忍の背中を見た楓の視線が、ほんの一瞬ではあるが静止した。
(き…きれい……。忍ちゃんの背中や…肩やうなじが、こんなにきれいだったなんて……)
初めて同性の肉体の美しさに心を奪われた楓。その刹那、急に忍が振り向いた。
「ありがとうございます、楓さん!次はわたしが楓さんのお背中を流しますねっ!」
「あっ!う、うんっ」
(つづく)
カーッ!
催促ばっかする暇があったらネタの一つもひねり出せっていつも言ってんだろが!モニタのこっち側で!
サイコキネシス!テレキネシス!(ビシッビシッ
>>317 催促してはならん!
今
>>311はビールを尿に変える術の特訓中だ
無理に催促すれば魔女の呪いで
お前の家のテレビが爆発するぞ
ホントだぞ
320 :
゜3゜:2005/04/28(木) 22:58:51 ID:uD5K5ken
゜3゜
゜3゜ ゜3゜ ゜3゜
゜3゜ ゜3゜
゜3゜
321 :
許されざるくのいち 第8話(316の続き) :2005/04/28(木) 22:58:49 ID:elcgSAqo
忍の背中に見とれていた顔を見られたかもしれないとあせった楓はあわてて忍と場所を
入れ替わった。
「それじゃ、失礼しますねー」
忍が楓の背中を洗い始めた。
(やだ……さっきの顔、見られてないわよね?……それにしても、どうしちゃったんだろ?
わたし……)
そんな楓の心の揺れに気づかないまま、忍はいつものことだが、必死に誘惑と戦っていた。
(か、楓さんのせなか……。こんなに近くに……)
できるならば、スポンジではなくてこの両の手のひらで楓の背中……いや、全身をも
洗ってあげることができたらどんなにか……・。そんな許されるはずもない妄想を頭の中から
消し去るのに追われながら楓の背中を流すのだった。
ふたりとも体も髪も洗い終えると、一息ついてようやく湯船に浸かった。
「はぁーっ、いい湯だな〜……。それにしても、忍ちゃんは毎日シャンプー大変ね〜」
「いいえぇ、昔っからこうだから慣れちゃってますヨ」
浴槽はふたりいっぺんに入ると、少し窮屈に感じるくらいの大きさだ。向かい合う楓と
忍の脚が湯船の中で触れ合う。これがまた忍には極上の幸せだった。何せ、浴槽と言う狭い
スペースの中で愛しい楓と至近距離でふたりっきりなのだ。しかも一糸まとわぬ姿で。
(忍、シアワセです〜……♥)
揺れる湯船の水面を透かして楓の胸のふくらみを目の当たりにすることができる位置にいて、
忍の頬はさらにも増して赤らんでいくが、はた目には湯船に浸かって上気しているようにしか
見えない。
身も心も芯まであたたまる気持ちだ。忍としてはのぼせあがるまでこのままでいたかった
が、もちろんそうもいくはずはない。
(つづく)
この調子だと夜中にベッドで…の流れだな!もう少しなんだよな!?
ほしゅ。
324 :
許されざるくのいち 第9話(321の続き):2005/05/01(日) 21:41:50 ID:UhLZlzCi
「ふぅ〜……。のぼせてきちゃった。忍ちゃん、わたし、そろそろ上がるね」
楓が先に湯船から立ち上がった。
「あ、わたしも上がりますぅ(う〜ん、もう少し一緒につかっていたかったなぁ……)」
ほかほかと桜色に染まったほっぺも可愛らしく、パジャマを着た楓と忍がおフロ場から
出てきた。
「お母さーん、おフロあいたよー。忍ちゃん、先にわたしの部屋にいってて。冷たいもの
とか持ってくから」
「はーい!あ、ママ上様、おやすみなさいませです!」
「はい、おやすみなさい、忍ちゃん♥」
香ママにおやすみのあいさつをすると、忍は階段を上がっていった。
楓の部屋にひと足先に入った忍は、すでにカーペットの上に置いてある自分用の
クッションに腰を下ろすと、ひとたび大きく深呼吸して、きゅっと唇を噛んだ。
(今夜こそはちゃんと言わなきゃ……。わたしの気持ちをちゃんと言葉に出して楓さんに
伝えなきゃ……。真っ正面から……)
忍の胸中には長い間つっかえていたもの…強い想いがあった。その想いのたけを吐き出せ
ればどんなに楽かしれなかったが、それは忍にはあまりにも大きな恐怖を伴っていた。
楓との友愛をも失ってしまうのではないか……?と。
「お待たせー、忍ちゃん」
少し遅れて、グラスとペットボトルのジュースとスナック菓子の乗ったトレイを携えた
楓が部屋に入ってきた。
「あ、どうもですっ」
(つづく)
むっちりホシュ
327 :
許されざるくのいち 第10話(324の続き):2005/05/04(水) 23:41:41 ID:JyyGVFLA
楓は忍の向かいに座り、忍とお互いにグラスに冷えたジュースを注ぎあった。
「それじゃあ、かんぱーい!」
チンとグラスを鳴らし、ふたりはおフロ上がりのジュースを飲み干した。
「ふぅ〜〜っ、おいしいです〜っ」
「今日も一日おつかれさまでした〜〜っ!あははっ!」
ゴハンも食べて、おフロにも入って、ようやく一息ついた格好だ。
「金曜日の夜って、明日から休みだと思うとホント、気分いいよねー!」
「………」
忍は黙ったままもじもじとした様子で空になったグラスを手のひらの上でもてあそんで
いる。視線は楓と目を合わせたかと思うとあちこちにそむけたりと落ち着かない。
「ん?どうしたの?忍ちゃん」
「あっ、あのっ……。か、楓さんっ……!」
忍の表情が突然険しくなった。グラスを置くと、足を崩して座っていたクッションから
身をどかせ、カーペットの上できちっと正座をして、三つ指をついた。
「えっ?ちょ…ちょっと!?」
思ってもみない忍の挙動にとまどう楓。
「楓さん!わたし、これまでハッキリと口に出せませんでしたが……ずっと楓さんをお慕い
しておりました!女の子どうしということは…ふつうじゃないってことは重々承知の上です
……でも…でも、どうしても楓さんのことが好きで好きでたまらないんです!………どうか
…どうか、お返事をお聞かせ下さい!それがどのような答えでも、忍は本望ですっ!!」
いきなりの忍の告白に、楓の表情も体全体も硬直した。そしてふたりを取り巻く部屋の
空気がこれまでにないくらい張りつめた。
(つづく)
そろそろおっぱいだな?なっ!?
バカー!このきんちょうのいっしゅんをもうちょっと楽しませろやぁー!
330 :
許されざるくのいち 第11話(327の続き):2005/05/08(日) 16:12:53 ID:jJpBTIYL
「…し、忍ちゃんっ……?」
それ以上、すぐには言葉が出てこなかった。
「な、なにかの冗談じゃ……」
こわばった薄笑いを浮かべて楓は言い出したが、はっと口をつぐんでしまった。忍の
表情があまりにも真剣だったからだ。その眼差しはいささかも揺らぐことなく、楓の顔に
突きつけられ、きりっと結んだ口元は忍のいつにない強い気持ちを表していた。今の忍の
告白も、恥じらいやためらいは感じられず、口ごもったりするようなたどたどしさもなく、
忍らしからぬ凛とした気配が発散されていた。
(本気なんだ……。忍ちゃん……)
楓は忍の決意の重さを感じ取り、思わず固唾を飲んだ。忍の姿勢と表情はぴくりとも
動かない。
緊張のあまり、楓は時間の経つ感覚も麻痺していた。わずか数秒の間に、これまでの
楓の忍との思い出が凝縮されて楓の脳裏に高速で再生されていく。目の前の忍に見つめられ
ながら……。
(……あぁ、やっとわかった……。そうだったんだわ……。わたしの気持ち……)
楓も忍と同じように、カーペットの上に正座して姿勢を正し、じっと忍の目を見た。
「ありがとう、忍ちゃん。わたしでよかったら……。いいよ」
「えっ…?」
微動だにしなかった忍の頭がぴくっと動いた。
「だって、わたしも……わたしも、忍ちゃんが好きだから。女の子どうしだけど、それでも
わたしも、忍ちゃんのことが……好きだから……」
せっぱ詰まった緊張感を漂わせて告白した忍とは対照的に、返答する楓の表情は穏やかで、
切ないほどに優しい微笑みをたたえていた。
(つづく)
>>330 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ハァ━━━━━━(*´Д`)━━━━━━ン
ギャグ漫画だけに、原作では百合百合ーんな表現はネタに留まるところだけど
そこをこうして突き詰めてみるとドキドキするものだな。
学会に発表しよう!
334 :
許されざるくのいち 第12話(330の続き) :2005/05/13(金) 00:11:47 ID:gu6Di1yT
「バカね、わたしって……。たった今、気づいたの。ほんとにバカだわ。忍ちゃんがわたしの
ことをこんなに好きでいてくれるってのに……」
そうつぶやくとやや自嘲気味に楓は目を伏せた。
楓は忍が自分に恋慕の情を寄せていることに気づかないではなかった。しかし、同性で
あるということを気にして、あえて忍のそういう気持ちを無視してきた。そういったいわゆる
常識的な固定観念に捕われ、自分も心の底では忍を愛しているということに気づかないでいた。
最近になってようやく、忍がいないときに感じる寂しさ、一緒におフロに入ったりなどの
忍がそばにいるときに感じるときめきを自覚し始めてはいたが、まだ胸の中に霧がかかって
いるような状態だった。その霧が今、忍の告白によって晴れていったのだった。
「か……かか……か、かえでさん……。い、いいんですか……?今、おっしゃったお返事……。
ほんとに……。そっ、その……わ、わたしとそういう関係というか……アレでというか……」
忍の口調はいつもの浮き足立ったものに戻っていた。
「うん…『そういう関係』でいいよ。あ、でも、ふたりっきりでいるときだけね…と言っても
あんまりこれまでと変わんないかな、あははっ」
「…う、うれしいです……。わたし、こんなにまで幸せな気持ちになったことは初めてです……」
忍の黒い瞳がみるみる潤んでいき、ぽろりと涙の粒が膝の上に落ちた。
「あぁん、忍ちゃんったら、せっかく泊りがけで遊びに来たのにもう、ほらほら、泣かないの」
楓はあわててハンカチを取り出して忍のそばに寄り添い、そっと目元をぬぐってやった。
「すみません……」
「さ、気を取り直して……。ねっ。足も崩して。うん、テレビでもつけるね」
楓はパンと忍の両肩を軽く叩いて立ち上がり、リモコンを取ってテレビをつけると、ドッと
ベッドに無造作に腰を下ろした。
部屋の張りつめた空気がようやく元のほんわかしたゆるやかさを取り戻した。
(つづく)
どんなプレイになるのか今からワクワクテカテカしてます。
関係ないですがバジリスクに水樹7嬢がやっぱりくのいち役で出てるのでシノブに脳内変換してハァハアしてまつ
336 :
許されざるくのいち 第13話(334の続き) :2005/05/15(日) 23:24:29 ID:tOb78CyE
先程の緊迫したムードがウソのように、ふたりはいつものようにとりとめのないおしゃべりに
興じるのだった。
「……そこで音速丸が『忍法・壁ぬけ男!』とか言って……」
「……あはは、忍ちゃんそれホントーっ!?……」
だいたいの話題は忍の修行などの忍者屋敷でのことで、楓は主に聞き手の方にまわって
いた。楓は忍者屋敷にしょっちゅう遊びにいっていても、忍の方は楓の学校の友達とは2〜3度
ほど会っただけでほとんど面識がない。楓は自分が学校でのことを話してもあまり盛り上がら
ないだろうからと慮っているのだ。また、楓も忍が嬉しそうに矢継ぎ早にしゃべりまくるのを
見るのが楽しかった。
おしゃべりしたり、一緒にテレビを見たり、ゲームをしたり……楽しい時間はあっという間に
過ぎていった。
楓は携帯電話の画面を見た。
「あ、もうこんな時間……」
そのあとの言葉が続かなかった。
いつもなら、このあと、「そろそろ寝る!?」「はいっ!!」というやりとりが続くのだが、
今回は普通に出るはずのどうということのないその言葉がなかなか出なかった。
「…………」
忍もテレビの方を向いたまま黙っている。気まずそうな沈黙がたちこめ始めた。
その沈黙を打ち消さねばと、ようやく楓は勇気を持って次の言葉を口にすることができた。
「……おふとん……敷こっか………」
(つづく)
338 :
許されざるくのいち 第14話(336の続き) :2005/05/16(月) 22:57:02 ID:g0d8g27e
楓は少し照れながら忍の方を見る。忍は真っ赤になってうつむいたままぽつりと答える。
「はい……」
部屋には楓のベッドがあったが、ふたりが一緒に「普通に並んで」寝るには狭いので、忍が
泊まりに来た日はふたり一緒に寝ても落っこちる心配がないよう、ベッドを使わずに布団を
用意し、この布団をカーペットの上に敷いてふたりはいつも仲良く一緒に寝るのだった。
これまで何度もそうしてきたように、忍が散らかった部屋を片付け、楓が押入れから布団を
取り出し始めた。しかし、まるで初めてのことのようにふたりの動きはぎこちない……。
カーペットの上にふたりが寝る布団が敷かれ、楓と忍はその上にちょこんとかしこまって
座った。楓はライトグリーンの、忍はピンクのパジャマ姿で、特に忍は長い黒髪を束ねる
リボンと飾りの珠を外したままになっており、そのすらりと下ろされたつややかな黒髪は
それだけでえもいわれぬなまめかしさを醸し出していた。
「ほ、ほら、どうしたの忍ちゃん、そんなにかしこまっちゃって……」
「あは…は…、か、楓さんこそ……」
「ね、忍ちゃん、今夜はわたしに髪を編ませてくれる?」
「あ、はいっ」
楓に真っ赤になっているであろう自分の顔を見られずにすむと思った忍はそそくさと楓に
背を向けた。
忍は寝るときは長い髪が邪魔にならないよう三つ編みにしているが、楓がその作業をさせて
ほしいと言ったのはこれが初めてだった。
「ほんと、キレイね、忍ちゃんの髪……。ため息が出ちゃうくらい……。わたしはクセっ毛
だし、色もうすいから真似したくてもできないな……」
(つづく)
ところで、この話はあとどれくらい続くんですか?
一日の終わりに、続きが更新されてるかどうか期待しながら確認するのが
ルーティンワークになってから随分たつよなあ。まったり続くと嬉しいっす。
既に開始から3ヶ月
未だにエロに突入していない
このペースで行くと、完結は一年後位か
ある意味古賀作品の2次創作らしいな
341 :
338:2005/05/19(木) 23:56:03 ID:qbLaZmUk
レスして下さるかたがた、ありがとうございます!
ゆるゆる〜っと続けさせていただいております。遅い展開なのでできれば毎日でも書き
たいのですが、なかなかままならないので平均して3日に1話というペースになると思い
ます。区切りのいいところでスパッと終わらせるか、それとも、エスカレートさせてじわ
じわと深みにはまらせていくのか、それはまだ決めていません。ちゃんといやらしいシーンを
書いてから考えようと思っています。
342 :
許されざるくのいち 第15話(338の続き) :2005/05/19(木) 23:57:03 ID:qbLaZmUk
「そ、そんなことないですぅ……」
楓はうっとりと見とれながら忍の長い髪を軽く指ですいてそのサラサラした感触を楽しんだ。
楓に背を向けている忍には見えなかった。今の楓がどんなに物欲しそうな顔をして自分の
髪に触れているのかが。
(あぁ……。髪の毛をさわられてるだけなのになんだかきもちいい……)
こんな感覚は初めてだった。もしかしたら、自分の体の部分で、楓の手に触れられた所は
すべて性感帯になっているのではないかと思うほどだった。髪でさえこうなのに、これで
布団の中に入ったらどうなってしまうのか……忍の胸は淫らな期待に高鳴った。
「はい、できたよ」
「ありがとうございますっ」
きれいに1本の三つ編みにされた髪を忍は手に取って肩の前に垂らし、楓と再び向き合った。
「普段もその髪型でもとってもかわいいよ、忍ちゃん」
「えへへ……。そ、そうですかぁ……?」
「………でも、今…この瞬間ほど忍ちゃんをかわいいと思ったことはないよ……」
楓は身を乗り出すようにしてその顔を忍の顔に近づけ始めた。
「楓さん……」
引き寄せられるように忍も顔を近づけていく。磁石が引き合うようにその動きに戸惑いは
なかった。
そして……ふたりの少女の唇がそっと重なった。
楓にとっても、忍にとっても、初めての、それも同性を相手にしての口づけだった。
(つづく)
>>341 3か月も引っ張ったんだから、スパッとってのは正直勘弁して欲しいな…
このままゆるゆると半年は続けなさい!イヤ、マジでお願い…
344 :
許されざるくのいち 第16話(342の続き) :2005/05/22(日) 23:54:48 ID:6AuKQDV1
それは唇と唇がふれあう程度の初々しいものだった。ふたりの唇は互いの柔らかさと
ぬくもりを感じるとそれを楽しむこともなくすぐに離れてしまった。
「……しちゃったね。わたし……初めてだったよ。忍ちゃんも?」
おでこを忍のおでこにこつんとくっつけて、楓がつぶやく。
「はい……。でも、楓さんはわたしが…女の子が初めての相手でもよかっ……」
「よかったに決まってるじゃない。忍ちゃんは……どうなの?」
楓は忍の言葉を遮ってもう一度問いかける。
「わたしも……楓さんと同じ……」
忍は幸せそうにはにかんで、おでこをくっつけ合ったまま上目づかいで楓と見つめ合う。
そしてそのまま楓は忍の両肩をつかんで忍もろともころんと横たわると、三つ折りに畳んで
あった掛け布団に手を伸ばし、ぐいと引っ張った。一瞬にしてふたりの体は布団の中に
収まった。
「か、楓さん……」
思っていたよりも楓がリードしてくれているという予想外の展開に忍は驚きと嬉しさを
感じずにはいられなかった。
「明かり、消すね」
枕元に置いてあるリモコンを手にして部屋の明かりを消す楓は目いっぱいの平常心を
装っていた。
明かりが消え、ふたりの会話が途切れ、ほんの数分前までのおしゃべりに弾んだ明るい
雰囲気がウソのようだ。夜の暗闇と静寂に包まれ、同じ部屋の中の同じ布団の中で想いを
寄せる人とふたりっきりでいることに忍はおのが欲望を押さえきれなくなりつつあった。
(つづく)
…つまり、最低、半年くらいは俺様の出番が無い訳だ。
くそう 油断した!!
しかしこれにて一件落着だな!!
346 :
THEスケ:2005/05/23(月) 16:38:34 ID:X9qCyGSH
あっ、それボクもですよ。二人いっしょに温泉巡りにでも行きましょうか…
なんの色気もない光速丸さんに付き合ってあげるんですから感謝してくださいよ!プンプン
いやいやいやいや何でラブ〜な萌え萌え百合の直後に
おっさんの温泉話聞かなきゃならんのですか
なんなんだコラおまえらコラ
348 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 16:21:13 ID:RQlCK+Io
色気もないおっさん二人の温泉話を聞く→ラブラブでおっぱいな百合小説に更に萌える というふうに二人が気を利かせたのではなかろうか。
と、何故かフォローしてみる。二人の温泉話聞きたくもないこともない。
349 :
許されざるくのいち 第17話(344の続き) :2005/05/26(木) 00:08:03 ID:cfvCXxoR
沈黙が続く中、ふたりには互いの息づかいと高鳴る鼓動がはっきりと聞こえてきそう
だった。
(ここまできたんだもの……。したい……。楓さんと……)
部屋の中は暗いが、忍者ゆえ夜目のきく忍には楓が何もなかったかのように仰向けのまま
目を閉じているのがわかった。忍も楓のかたわらで同じように仰向けになっていたが、横目で
さりげなく楓の様子をうかがっていたのだ。
さっきまで楓は自ら動いて忍をリードしていたのに、いよいよというところでパタリと
動かなくなった。それが忍にはなんとももどかしく感じられた。今の忍の心境は獲物を前に
した飢えた肉食獣さながらだった。
(もう一度……もう一度勇気を出して前に踏み込むのよ、忍……。大丈夫よ、楓さんはきっと
受け入れてくれるわ………。わたしが求めてくるかどうか……わたしがそうしたくなっちゃう
くらいに愛しているかどうかを試しているのよ。きっとそうよ……)
湧き上がる肉欲に溺れ、忍は今の状況を自分に都合のいいようにしか解釈できなかった。
意を決した忍は布団の中の右手をじわじわと右の方に動かし始めた。
ひたと忍の右手の甲が、かたわらに横たわる楓の左手の甲に触れた。その刹那、忍は
思い切ってその楓の左手をそっとだがきゅっと握った。楓はまだ何の反応も示さない。
少なくとも拒絶はされないと踏んだ忍は寝返りを打つかのようにもぞもぞと体を楓の方に
向けた。楓の肉体は目前だ。
これまで、忍はこの瞬間が訪れるのを何度夢見てきたことだろう。ひとり、布団の中で何度
楓の裸体を想像しながらオナニーにふけったことだろう。念願がついに叶うのを確信した
忍は、ゆっくりと、しかし自信を持って左手を楓の体に伸ばしていった。
(つづく)
ゴクリッ・・・
351 :
脇役忍者:2005/05/26(木) 23:13:01 ID:xGYH0sVX
シ…シノブちゃんはオ○ニーなんて汚れた真似しませんよ!
女の子天使説派として、ここは譲れませんっ!
352 :
脇忍者その2:2005/05/26(木) 23:54:09 ID:RbZAUZSQ
いやだなぁ
確かに女の子は天使だけど
同時に小悪魔でもあるんだぜ?
おいおいやめてくれよ、そんなかっこいいセリフ!!
俺…俺…お前にほれちゃうよ!!
354 :
許されざるくのいち 第18話(349の続き) :2005/05/29(日) 00:38:31 ID:IZTK/VAh
忍の左手が楓のおなかの辺りにそっと触れた。楓はまだピクリともしない。忍はパジャマの
上からではあるがそのまま手のひらをゆっくりと撫でるように動かし始めた。
「……んんっ………」
かすかに楓の鼻が鳴った。体はじっとしたままだったが、初めて楓が忍のアプローチに
対して反応を示した。その反応に忍は確かな手ごたえを感じて思わずごくりと生唾を飲んだ。
(……楓さん……いただきます……)
じわじわと忍の左手が楓のおなかから胸の方に移動し始めた。パジャマごしにブラジャーに
覆われた楓の胸のふくらみを感じたその瞬間であった。
「……ゴメン、忍ちゃん」
楓が急に拒絶の言葉を口にして、ころんと忍に背を向けてしまったのである。
「あっ!?……か、楓さんっ……!?」
それは、さっきまでの、忍を受け入れるつもりでいたかのごとき振る舞いから考えれば
あまりに急な心変わりとも思えた。
「……………」
驚きと気まずさで忍は声が出なかった。ただ、楓の体に伸ばしていた両手をひっこめる
だけだった。
「……ほんとにごめんなさい、忍ちゃん。ダメね、わたし。こわいの……。こわいのよ。
……こわがる自分がどうしようもなくバカだってのはわかっても……体が言うことを聞かない
の……。忍ちゃんのことがこんなに好きなのに……」
忍に背を向けたまま楓が普段の楓からは想像できないようなかよわげな声でつぶやく。
しかしそれも無理からぬことではあった。忍の方は常々、楓とこのような状況になることを
望んでいたが、楓はそれどころか、今夜ついさっきに同性の忍から告白されたばかりなので
ある。自分も忍を愛していることに気づいてそれを認めたとはいえ、いきなりこの段階まで
行き着くのはさすがに気丈な楓にしても相当な無理があったようだ。
(つづく)
ええぇーっ!?ここまで来たのにぃっ!?
ところで
>>354さん。
もしよろしければ、この話を元にしたイラストやマンガを描かせてもらえませんか?
前からシノブ伝関連のものを描きたいなと思っておりまして。
と言ってもすぐに、とはいかないんですが、もし夏まで待って頂ければ…
357 :
354:2005/05/29(日) 23:12:00 ID:JQYoeP3F
>>351 わたしも忍はそんなことはしないというイメージは抱いてはいますが、それでも楓との
Hを妄想してそういう淫らな行為に及んでしまうということはそれだけ忍が楓を想う気持ちが
強いのだと解釈してくだされば……と思っています。
>>356 そんな……。わたしごときの了承などを求めなくても。恐縮の至りです。
わたしも「シノブ伝」の同人誌を探しているのですがなかなか見つかりません。もし
お描きになるのならとても楽しみです(わたしの書いている拙文のことは別にしても)。
しかし、なかなかHシーンを書かないで申し訳ありません。
358 :
許されざるくのいち 第19話(354の続き) :2005/05/29(日) 23:13:11 ID:JQYoeP3F
「あの…楓さん、わたし気にしてませんから……。ううん、それよりわたしの方こそなんだか
がっついちゃって……。わたしのこと、いやらしい子だってキライにならないでくださいね
………」
「キライになるわけないじゃないっ!」
大声を押し殺して楓がぐるっと忍の方を振り向いた。忍への申し訳なさと自己嫌悪で楓の
表情は悲しさに歪んでいて、忍は暗闇の中でも見通せる自分の目が疎ましく思った。
「わたし、忍ちゃんの好きにしてもいいよって思ってそのつもりでおふとんの中に入ったのに
………。心のどこかで忍ちゃんのことを怖がっていたのよ……」
「もう……もういいですから……。楓さん、このままおやすみなさいしましょ……」
今にも泣き出しそうなくらいに取り乱す楓をせいいっぱいなだめる忍。
「……うん。ごめんね。でも、忍ちゃん、約束するわ。今度……今度こういうふうに一緒に
ふたりっきりでいられるときは……ちゃんと心の準備もして……。わたしをあげるから」
「……はい……」
忍はもう多くの言葉を並べようとはせず、ただ短く返事をするだけだった。
楓ももう何も言わず、黙って忍の手を取りその手の甲を自分の頬に引き寄せて頬ずりした。
ふたりはこれまで何度も一緒の布団で寝たことがあったが、今夜はこれまでにないくらい
体を間近に寄せ合い、互いのぬくもりを感じながら眠りに落ちていった。
(楓さんの胸……あったかい……。楓さん……大好き………)
いつのまにか夜が明けていた。早起きする習慣が身についている忍が先に目が覚めて、楓の
寝顔を心ゆくまで楽しむのは毎度のことであったが、今回ほど楓の寝顔がかわいく見えたことは
なかった。
「………んん……」
やがて楓もゆっくりと目を覚まし始めた。
>>357 ありがとうございます。それはそうと、なんか話が予想外の展開に…
まさかこのまま終了…なんてことないですよね?
ギャ━━━ε( ゚3゚)´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・)*゚ー゚) ̄ー ̄)´_ゝ`)ノД`)・゚・。━━━!!!
やいTHEスケ!
その風呂桶に忍ばせた硫黄球をどうするつもりだ?
そんな物で温泉巡りなんて言わねーよな?
見ろ!
郵便局のハス向かいに出来た新しい蕎麦屋で
スピードワゴンが「下呂以下の臭いがプンプンするぜー!!!!」って蜀台を蹴っ飛ばしてるじゃねぇかよ!
これはもう出来心じゃ済まされませんよ!!
混浴探しの旅は頓挫しちゃならねぇんだ!
361 :
SS保管人:2005/05/30(月) 18:50:10 ID:7tx3gnRF
362 :
THEスケ:2005/05/30(月) 20:16:05 ID:v8OQ1TBj
相変わらず光速丸さんはワケのわからないことばっかりいいますねぇ!しかし…混浴探しの旅を頓挫させるつもりなんて毛頭ありませんよ!僕たちの楽園(スイートワールド)を見つけ出しましょう!エヘ…エヘへ…
保管庫ですか〜…まぁ僕みたいなのが書いた駄文でもよければどうぞ、どうぞ。今ならこのハムスターの呪いがかかったヒマワリの種もセットでどうぞ!
363 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 12:05:35 ID:jWP/6mkS
保管庫歓迎age
365 :
SS保管人:2005/06/02(木) 01:14:11 ID:4V9Z+gqR
つまり俺の言いたいことは、
1
>>358の続きはまだか!?
2保管庫乙!!
3雅は何歳なのか!?
4忍と楓、どっちがよりましゅまろおっぱいか!?
5原作の新刊は何時になったら出るのか!?
6女性専用車両なんてことしたら、男だらけのオチンチンワールドじゃないか!?
てことだ!分かったか!?
367 :
許されざるくのいち 第20話(358の続き) :2005/06/03(金) 00:03:39 ID:ZF5m50Jr
「……おはようございます♥」
「……おはよ♥」
おだやかで幸せそうな微笑みを浮かべて、見つめ合ったふたりは静かに朝のあいさつを
交わした。肉体を重ねるには到らなかったが、それでもふたりの胸にはふわふわとした
甘酸っぱいような多幸感が満ちあふれていた。
楓と見つめあうのが照れくさくなったのか、忍が先にその体を起こした。
「う〜〜……んんっ。今日もいい天気ですね〜」
ぐんと気伸びする忍を見て楓も起き上がる。
「うん、今日は何しよっか?どこ行こっか?ううん、まずは着替えて、歯みがきして顔洗って
一緒に朝ゴハン食べて、それから考えよっ」
「はいっ!」
階下でふたりは香ママといっしょに(パパは昨夜の帰宅が遅かったせいか起きていなかった)
朝食をとり終えると再び楓の部屋に戻り、早速おでかけの準備にとりかかった。
「忍ちゃん、髪は元に戻さないの?」
「えへへ、初めて楓さんに編んでもらったから、今日一日はこのままでいようかなって……」
忍は普段就寝時に自分で長い髪を三つ編みにしていたが、昨夜は初めて楓に髪を三つ編みに
してもらったことが、告白した日という記念の意味もあいまって特別嬉しかったのだ。
楓の部屋にはすでに忍のおでかけ用の私服もいくつかとりそろえてあり、忍は楓と街に繰り
出す際には目立つ普段着のくノ一装束ではなくてそれらを着るようにしていた。
気持ちよく晴れた秋の土曜日、新たな絆を紡いだばかりの楓と忍はデートに出かけていった。
(つづく)
ああーっ、甘酸っぱいな!らぶらぶしやがって畜生め!
369 :
許されざるくのいち 第21話(367の続き) :2005/06/06(月) 22:29:55 ID:s292zvUH
ふたりの服装は、楓は半袖パーカーとキュロット、忍はジャンパースカートだった。楓は
忍の私服姿を見る機会は多くはないとはいえ、見慣れてはいた。しかし、今日の忍の何の
変哲もないジャンパースカート姿にこれまで感じたことのないときめきを感じていた。その
理由が何なのかはもはや言うまでもない。
(普段あまり見ないからじゃないわ……。ちょっと違う格好をしただけでも忍ちゃんがすごく
かわいく見える……。たった一晩でわたしが忍ちゃんを見る目がすっかり変わっちゃって
るんだ……)
「ん?どうしたんです?楓さん」
忍は楓にぼーっと見つめられて恥ずかしさに赤くなって思わず問いかけた。
「え?ああ!いやっ、その……。忍ちゃんの髪型も服もすっごい似合っててかわいいなーっ
て……」
楓も赤くなった。忍はそんな楓を見るのは初めてだった。
(か、かわいい〜〜っ、楓さん!)
思わず忍は楓の片腕に自分の片腕をぎゅっとからめた。楓も快く応じた。
(うふっ、忍ちゃんったら……。なんだかこうしてるとデートしてるみたい……。ううん、
『みたい』じゃないよね、もう……)
そう思ったとき、楓はハッとした。
(忍ちゃん……これまでもわたしとこうやって外に出かけているとき、ずっとそう思って
たんだわ……。わたしがそう思ってなかっただけで……。ごめんね……)
申し訳なさそうに楓の表情が一瞬くもった。しかし、忍にそんな顔を見られたくないので
すぐに楽しそうに微笑んだ。
これまでそうしてきたように、ふたりは一緒にゴハンを食べたり、映画を観たり、楽しい
休日を過ごした。これまでとただ違っていたのは、ふたりの関係が完全に恋人同士になって
いたことだった。
(つづく)
370 :
369:2005/06/06(月) 22:30:32 ID:s292zvUH
すみません、ここはエロパロ板だというのになかなかHなシーンが出てこなくて……。
必ずそこまでには行き着きますので……。
何を言うんだいマイ・ブラザー
君のステキ文章は、百合成分だけで僕の股間もフルヘッヘンドしてしまうよ
いえいえ、
>>370さんの魅力はエロを超越しとりますがな〜!!
373 :
許されざるくのいち 第22話(369の続き) :2005/06/08(水) 23:15:17 ID:qXHqGgjU
楽しい時間はいつもあっという間に過ぎてしまうものだ。そのうえ、秋の夕暮れは早い。
ひととおり遊び回って、お茶を飲んで休んでいたらみるみるうちに陽が暮れ始めてきた。
「もうこんな時間ね……」
「楓さん、わたし、もうそろそろ帰らなきゃ……。晩ゴハンの支度をしなくっちゃ……」
忍が名残惜しそうに楓を見つめる。
「うん……。今日はとっても楽しかったよ、忍ちゃん」
いつにない改まったことを言う楓であったが、その気持ちを忍もよく察していた。
「わたしもです……。わたし、昨日の嬉しさと今日の楽しさは……ずっと忘れません」
「忍ちゃん……」
初々しく頬を赤らめ、ストローで空になったグラスの底の氷をもてあそぶ忍の姿が、楓は
涙が出そうなくらいに愛しくてならなかった。
店を出ると、きれいな夕陽で赤く染まった空気が別れの寂しさを際立たせた。
「……ゆうべからなんだか、遊び疲れちゃったね。明日はお互いゆっくり休んで疲れ取ろうね。
で、今度……今度、忍ちゃんがうちに泊まりに…来る…ときは………その……」
そこまで言って楓は言葉を濁したが、忍には痛いほど楓の気持ちが伝わっていた。
「楓さん…わたし、あせったりしませんから……。楓さんの心の準備ができるのをちゃんと
待ってますから……」
「うん……ありがと……」
そう言うと不意に楓は忍のほっぺにチュッ♥とキスをした。
「あ……♥」
「ホラ、わたしにも。お別れの、あ・い・さ・つ♥」
そう言うと楓は忍にほっぺを向けてキスをせがんだ。
(つづく)
第一部がそろそろ終わりそうって感じですか?
二部目には是非とも音速さんの出番を…ってあからさまに蛇足かw
375 :
373:2005/06/09(木) 23:36:14 ID:eJ5Q+xhV
>>374 Hシーン書かずして第一部完にはしませんので……ただ、言いかえれば、まだもっと続いて
しまうということでもあります……。気長におつきあいしていただければ幸いです。
おおっ、なんと心強いお言葉!
おあづけ喰らったワンコの如く、ヨダレを垂らしながら待ちましょうとも!!
…おい、THEスケ!
この温泉、ヨダレみたいな臭いがしないか?
そんな事より昨日、携帯に小声でカルルスって言っていたが何だ?
電話の相手か!?
んま、汚らわしいったらありゃしない!
汚れたので次の温泉地に行く!
さぁ、THEスケ、このアレキサンドラトリバネアゲハが羽化するまえに出発の準備をしろ!
378 :
THEスケ:2005/06/11(土) 17:43:55 ID:oP4mNvFH
そりゃあどこかのおあずけ食らったワンコがヨダレをだらだら垂らしたからじゃないですか?
人の電話を盗み聞かないでくださいよ!光速丸さんの変態マンイーター!!
それとカルルスは薄くて柔らかいサクサクした感じのお菓子ですっ!
準備準備〜♪ところで光速丸さん、パンツはブリーフかトランクスかどちらにすればいいですかね?
380 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:55:17 ID:3gfkC75A
保守age
381 :
許されざるくのいち 第23話(373の続き) :2005/06/12(日) 23:31:03 ID:MWAFC1vF
忍は小さくうなずくと楓のほっぺにお返しのキスをした。
「えへへ……。楓さん、それじゃ、また……。さようなら……」
ペコリと一礼すると忍はポーンと高くジャンプし、三角跳びの要領で建物の壁を蹴って
さらに高く舞い上がり、懐から素早く取り出した大きな布の端をつま先の間と広げた両手で
つかんで風を受け、ムササビの術のようにスイーッと軽やかに舞い上がって空の彼方へと
飛び去っていった。
「気をつけてねー!忍ちゃーん、またねーっ!」
楓も手を振って見送った。
暮れなずむ街の中、たたずむ楓の胸に去来するのはしばしの別れの寂しさと、これからの
忍との親友としての一線を越えた関係への甘酸っぱい期待感だった。
「ただいまー!」
「おかえり、楓。晩ゴハンできたところよ」
楓はさっそくテーブルについた。今日は休日だったのでパパもいっしょだ。
「忍ちゃんが帰っちゃった日のゴハンはなんだかちょっとさびしいわねー、楓」
「えっ!?ええ……。そ、そだね」
「ん?どうしたの?」
「う、ううん、別に、なんでも……。あはは……」
とりとめのない食事時の話題に忍の名が出ただけで不自然に狼狽する楓を見て首をかしげる
香ママ。
「そうそう、楓。今のうちに伝えておこう。今度の週末、お父さんとお母さん用事ができ
ちゃってね。九州の親戚の結婚式に出席することになったんだ。遠いし、泊りがけで土日を
丸まる使うことになりそうなんだ」
(つづく)
ものすごく重箱の隅をつつくような指摘で申し訳ないが、
確か香さんは楓のことを「楓ちゃん」と呼んでいたような…
いや、気にせんといて。
384 :
許されざるくのいち 第24話(381の続き) :2005/06/13(月) 23:16:06 ID:+a2fGRBw
「えっ?じゃあ、土日は留守にするの?」
楓はピクンと過剰に反応しそうになるのをかろうじてこらえ、何くわぬ顔をして箸を進めた。
「ああ。それでな、すまないんだが……」
「あのね、楓には悪いけどお留守番を頼もうと思って。何か特に出かける用事とかあった?」
香ママは楓の予定を先に聞かずに丸2日間もの留守番を頼もうとしたため、多少申し訳
なさそうに楓の顔を見た。
「ううん、だ、大丈夫だよ、わたし。ほとんど週末は遊び回ってるんだし、たまには用事も
頼まれないとねっ」
「よかった♥ じゃあ、お願いね!お留守番と言っても、何も一日中おうちの中に
いなくてもいいから。お外に食べに行くくらいなら大丈夫よ。お金も渡しておくわね。……
そうだわ!忍ちゃんに遊びに来てもらってもいいじゃない。忍ちゃんさえよかったらだけど、
また泊まってもらったら?」
楓に留守番を快諾してもらった嬉しさに香ママはいつにない早口でまくしたてた。しかし、
図らずも最後の一言が楓の気持ちを大きく揺さぶったことには気づかなかった。
「そ!そうね!そ……それ、いい考えね!うんっ!」
もう楓は平静を装うことができず、箸を持つ手の動きも止まりっぱなしで硬直したまま
顔は真っ赤になっていた。そんな変な様子を悟られまいと焦る気持ちがさらに顔の赤みを
深めていく。
「どうしたの?顔、真っ赤よ?」
「え?あは!いや、え?そう?ううん、なんでもないよ!あはは……は……」
あわててゴハンを食べだす楓。味どころか、もはや何を食べているのかもわかっていない
ようだ。
(つづく)
なんだこの甘酸っぱいスレは!
期待しちまうじゃねぇか。
そうやってこのスレの虜となっていくわけですな。
この更新速度、引っ張り方。当方すっかり病み付きです。
389 :
許されざるくのいち 第25話(384の続き) :2005/06/15(水) 23:34:02 ID:WO/OjKo5
楓の頭の中はもう来週の週末のことでいっぱいだった。気がつけばいつの間にかおフロ
から上がって自分の部屋のドアを開けていた。
「あぁ、昨日今日と、いろいろなことがあったなぁ……」
天井を仰いで大きくため息をつくと、楓は遊び疲れた自分の体をどさりとベッドに横たわ
らせた。
(……………忍ちゃん………)
楓の心は決まっていた。来週の土日。家族が出払って誰もいないこの土日。正確には、楓の
両親は土曜日の早朝に出発し、日曜日の夕方に帰ってくるという予定だが、土曜日の夜、忍を
この部屋に招き入れれば、誰にもはばかることなく乱れ狂うことができる………。そのことを
想像しては生唾を飲む楓。
(ゆうべはゴメンね忍ちゃん……。わたし、決めたわ……。来週の土曜……この日にする。
この日しかないと思うの。ね、ちゃんと約束どおり、わたしをあげるよ……)
昨晩、布団の中で自分を求めてきた忍を心ならずも拒んでしまったことを楓はひどく悔いて
いた。そんな楓にとって、来週末の2日間のお留守番は突如降ってわいた千載一遇のチャンス
だった。
心地良い疲労と眠気を感じつつ、楓は昨夜の忍のかわいらしさを反芻し始めた。
(忍ちゃん……。忍ちゃんがあんなにかわいかったなんて……ホント、『好き』だって面と
向かって言われるまで気づかなかったよ……。忍ちゃん……大好き……)
一緒におフロに入ったときの忍の裸体。今思い返せば、これまで何度もそうやって目の
当たりにしてきたのに、あのムチムチした肉体に何も感じなかったなんて……。今の楓には
それが不思議でならなかった。
(つづく)
なんか最近は更新頻度が上がって嬉しい限りですね!
ところでずうずうしくもサブストーリー(?)的な話を考えちまったんですが、
投稿してみてもよろしいでしょうか?具体的には
>>306のその後って感じなんですが…
>>390 意味のあるものにしてくれよ
期待してる。
392 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 22:47:56 ID:PdlAZEdN
支援
普段大して本も読まない人間が調子こいて三次創作してみました。
気に食わなかったらスルーしてもらって結構です。
一応
>>306の後の話ということで。
394 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:53:09 ID:iMJPFgLq
賑やかな客人の去った後、就寝前のもろもろの物事を片付けた楓は、
ベッドに身を預け何をするでもなく天井を見上げていた。
(なんでだろう……なんで私、急に忍ちゃんのこと誘ったりしたのかな…?
それに……この変な感覚は一体……。なんか胸の奥が……変な感じ……)
楓は困惑していた。先ほど忍が現わるまでの寂しさ、現われた時の嬉しさ、
さらに別れ際の自分の行動、そして今のこの得体の知れない奇妙な感覚。
どれも今までに感じたことのない、全くの未知のものであった。
先ほどからずっとこの原因考えているのだが、どうにも答えらしきものは見当たらない。
虚ろな目で溜め息をついた後、楓は何度目とも知れない寝返りを打った。
元々楓は、実際の年齢以上に人に大人びた印象を与えるらしい。
そのせいか、同級生、特に同性からは何かと頼りにされることが多かった。
楓自身、自分はそんなにしっかり者ではないのに、と思うのだが、
友人の期待を無下にするのも気が引けて、つい無理をして背伸びしてしまう、
そんなよくない傾向があった。
395 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:53:55 ID:iMJPFgLq
些細な無理も積み重なれば疲れが溜まってくるものだ。
しかしどんな疲労も、忍と顔を合わせ、とりとめもない冗談を交わすことで
忘れることが出来た。
忍にはある種の不思議な魅力がある。妄想に走りやすく、
また一般世間と少々ずれているところこそあったが、
その穏和な物腰と明るい性格、そして柔らかな笑顔は側にいる者を誰しも和ませた。
それは楓とて例外ではなく、本人はまだ自覚してはいないものの、いつの間にか忍は
なくてはならない必要不可欠な存在になっていったようである。
だからこそ、ここ数日間忍の来訪がなかったことは、楓の心境に大きな変化を及ぼした。
忍の不在は孤独感、喪失感へとつながり、そして今楓の心を大きく惑わせる。
(……やっぱり…眠れないな……)
くしゃくしゃになったかけ布団をめくり、楓はその身を起こした。
遠くでバイクが数台、競うようにうなりをあげて走る音が聞こえる。
普段なら不快に思うところだが今は大して気にもならなかった。
396 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:54:39 ID:iMJPFgLq
机の上にある充電中の携帯電話に手を伸ばしそれを開いた。
闇に慣れた目に照明がきつく染みる。時計は午前2時半を回ったところか。
一瞬ためらったが、以前、遊園地に一緒に出かけた時に携帯で撮った写真を開いてみた。
やや照れ臭そうに上目使いでこちらを伺う忍の顔がそこにあった。
(そういえば忍ちゃん、ジェットコースターに乗って目を回しかけてたっけ…)
思わずクスッと笑う楓。しかし、こんな暗闇で独り笑う自分を思い浮かべると、
なんだか急に言いようのない虚しさがこみ上げて来る。
やっぱりやめておけば良かったかな、と思ったが、
同時にきっとこうせずにはいられなかっただろうな、とも考えた。
頭のなかでは、明日の晩には念願が叶うことは理解している。
しかし心の方は、そのほんの一日が待てないとダダをこねるのだった。
先程よりもより鮮明に頭に浮かんでしまうこととなった忍の笑顔。
結局楓が寝付けたのは、朝方になってからのことだった。
397 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:55:28 ID:iMJPFgLq
「でね、そしたら音速丸の奴ったら…ってねえお姉ちゃん、聞いてる?
なんかさっきからボーっとして…どうしたの?何かあったの?」
後は寝るだけといった格好になると、雅は忍の部屋に遊びに来るのを日課としていた。
普段ならこの時間にその日の出来事を教え合ったりして一日の終りを楽しく
過ごすところだが、今日に限っては忍の様子がいつもと違っている。
そんな姉はあまり見たことのなかった雅は、少し心配そうに忍の顔を覗き込んだ。
「えっ!?うん、なんでもないよ。ちょっと考え事してただけだから……」
「ホントにー?あっ、またあの黄色いお尻にセクハラされたんでしょー!?」
「も〜本当にそんなのじゃないから…ホラ、もうおねんねの時間だよ?」
「なんか怪しいな〜。もし音速丸がまた何か悪さしたら私が懲らしめてあげるから、
お姉ちゃん安心していいよ!それじゃ、オヤスミ〜!」
「はい、おやすみなさ〜い。」
少々世話焼きな妹を見送ると、忍は顔からドサッと自分の布団に倒れこんだ。
398 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:56:21 ID:iMJPFgLq
(結局…今日もちゃんと言えなかったな……)
ゴロンと仰向けに向き直ると、忍は大きく溜め息をついた。
(楓さん……私のことをどう思ってるのかな?やっぱり……ただのお友達…?)
忍はかなり幼い頃からこの忍者学園に単身で住み込み修行をしていた。
彼女の所属する“い組”は一風変わった学級で、大半は男子生徒ばかり、
しかもその長は音速丸と名乗る黄色い軟体生物である。
彼等の少しばかり極端すぎる趣味に戸惑うことはあったが、基本的に
彼等は明るい(と言うか脳天気な)人柄であったためか寂しさを感じることはなかった。
しかしこの特殊な環境は、忍を同性の友人というものに
強い期待を抱かせることへと繋がってしまったらしく、結果、
忍は初めての女友達楓に対して異性への憧れに類した感情を持つに至った。
最初こそ、ただ一緒にいるだけで例えようのない満足感を得られたが、
慣れとは恐ろしいもので、間もなく忍はそれ以上の何かを期待するようになってしまった。
399 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:57:01 ID:iMJPFgLq
しばらく放心したように虚空を見つめていた忍だが、
おもむろにその両腕を着物の隙間から胸元へと差し入れた。
(楓さん……やっぱり忍はいけない娘です……でも…どうしても我慢出来ないんです…)
片手では収まり切らないほどの乳房を何度かこねた後、その頂点へと指を這わす。
堅くしこり勃った先端に触れた瞬間、かすかな嘆声が漏れた。
最初は優しく指の腹でで転がすように、次に指先で軽く弾くように
二つの緊張した乳首を苛めていく。勿論、愛しい人に
愛撫されているところを想像しながら、である。
(んあ…ダメです楓さん……そんなに強くしちゃ…あぁっ…!)
今度は少し爪を立てながら、ぐりぐりと強く引っ張るように刺激を与える。
かすかな痛みとそれを遥かにしのぐ快感に身震いする忍。
(きゃん、噛む…のは……反則ですよぉ……)
しばしの間むずがゆい快楽に浸ったのち、左手はそのままにして、
今度は右手を股間へと伸ばしていった。
400 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:57:44 ID:iMJPFgLq
秘部は既に、下着越しであっても明らかなほどにじっとりと湿り気を帯びていた。
本当ならすぐにでも直に触りたい誘惑にかられていたが、
敢えてわざわざじらすようにもどかしい愛撫を続ける。
早く脱がなくては下着を汚してしまうと僅かな理性は必死に訴えていたが、
今日はいつになく陶酔していたせいか、ここで行為をやめるのは結構な難儀だったようだ。
間もなくそんなことを気にする余裕もなくなったのだろう、ショーツの中に
手を入れたまま、忍は無我夢中で自身のもっとも敏感な部位を擦りつけ始めた。
(はあぁ……そんなにされたら…私……んっ、くうぅん……)
激しい指の往復に合わせ、にちゃっにちゃっと淫らな水音がこだまする。
忍は堅く目をつぶり、何かに取り付かれたかのように自慰にふけった。
時間が経つにつれて、呼吸はどんどんペースを速めていく。
息も絶えだえになりながらも、なおも自分への攻めは終わらない。
右手は陰部への、左手は乳首への刺激を続けたままうつ伏せに体勢を入れ替えた。
この腰を後ろに付き出すようなポーズは、すなわち限界の近いことを示していた。
401 :
告白前夜:2005/06/18(土) 01:58:27 ID:iMJPFgLq
股間をまさぐる手を締め上げるようにももを硬直させながら、
最後の追い込みをかける。
(んっ、あぁっ、はぁっ、も、だめっ、かっ、楓さんーーーーっっっ!!)
ビクビクっと痙攣したかと思うと、忍はドサッと力なくへたりこんだ。
(はぁ…はぁ……また…やっちゃった……よぉ……)
しばらく脱力していた忍だが、ようやく落ち着いたのか股から右手を引き抜いた。
糸を引く中指と薬指を眺めていると、途端に自分がどうしようもなく
汚らわしい存在のような気がして嫌気が差して来る。
いつもこうだ。後で絶対に後悔すると分かり切っていながら、毎回同じ過ちを繰り返す。
もう限界かな、と忍は呟いた。これ以上こんな心境で居続ければ、
気が狂ってしまいそうな気がする。もはや一刻の猶予もならないことを悟った。
(明日は…明日こそは絶対に言おう……こんなこと繰り返していてもしょうがないもの…
例え……結果が駄目だったとしても、そっちの方がずっと……)
密かな、しかし確固たる決意を胸に、忍は人生最大の大勝負に備え眠りについた。
403 :
許されざるくのいち 第26話(389の続き) :2005/06/19(日) 00:17:53 ID:yv4rOiBc
(わたしのバカ……。どうしてあのときおとなしく忍ちゃんに抱かれてあげなかったの?)
今まで感じたことのなかった怪しいうずきがおなかの奥から湧き上がり、それが胸の辺りで
心臓の鼓動を速めさせた。楓の息も次第に荒くなっていく。
(なんだか苦しい……。忍ちゃん……抱いて……。わたしを好きにして……)
楓はベッドの上でのたうつように寝返りを打つが、全身をかきむしりたくなるようなうずきは
消えそうにない。
そしていつの間にか無意識に、楓の両手は胸と、そして下腹部にそれぞれ伸びていった。
生まれて初めて、楓は肉欲に悶える自分の肉体を自分自身の手で慰めるという行為に及んだ。
(あ……。わたし、何してるんだろ……。こんな…ことって……)
パジャマの上からだが、女の子のふたつの大事なところを自分の指先や手のひらが撫でさすり
始めたことに気づいて、楓は自分にこんな淫らな一面が潜んでいたことにチクリと嫌悪感を
覚えた。
(んんっ……。だめ……。手……止まらない………。嫌っ……わたし、そんないやらしい子
じゃ……な…い……)
しかし、両手は言うことを聞こうとせず、己の意思に逆らってなまめかしい動きで、まだ
誰の愛撫も受けたことのない青い果肉をもみほぐしにかかった。
「んあっ……。忍ちゃ…ん……」
初めて楓の口から思わず言葉が漏れた。もしこの両手が忍のだったら……そう想像をかき
たてると否応なく興奮は昂ぶってゆく。
パジャマの上からの刺激に物足りなさを感じ始めた楓は、胸のふくらみと、両脚の付け根の
真ん中の秘所に直に触りたくなって、パジャマのみならず下着の下にまで両手をそれぞれ
潜り込ませた。
(つづく)
404 :
403:2005/06/19(日) 00:18:42 ID:yv4rOiBc
>>393 おみそれしました!これでは、わたしの出る幕がなくなってしまうくらいです!
405 :
393:2005/06/19(日) 01:07:35 ID:PvtQhvJz
そう言って頂けるとありがたいっす。
なんかネタが被ってしまったみたいでホントすいません…
それにしても苦節4か月、ようやく
>>404さんのエロがついに…(つд`)
406 :
許されざるくのいち 第27話(403の続き):2005/06/20(月) 22:23:38 ID:1FPZ2kLE
パンティの中に進入した楓の右手の指先がふわりと淡く萌える茂みに触れると、そのまま
ためらいなく中指の先がその茂みの奥の、ぴっちりと閉ざされていた未開の肉裂にこじ入れ
られていった。初めての異物の来訪にもかかわらず、その部分は忍を欲するゆえににじみ
出た愛液によって潤んでおり、容易に指先を受け入れ、さらにその奥には包皮に包まれた
肉芽のぷっくりとした感触が確かめられた。
(ぬるぬるしてる……。やだ……)
楓は初めて体感する自らの肉体の変化にとまどった。
(んん……でも……………きもち…いい……かも…)
愛液にまみれるクリトリスを中指の先っちょでくにゅくにゅとこね回し始めると、今まで
感じたことのない種類の快感が腰骨から脳天まで突き抜けていった。
「あっ!はぁ……ん……。なに…これ……?こんなのって……。と、止まんないよぅ……」
初めて味わうオナニーの快感に楓は己を見失い、ブラジャーの中でたどたどしく胸の
ふくらみを愛撫していた左手の動きも右手同様にエスカレートさせ始めた。
(あん……。かたくなってる……)
楓は乳房をもみしだく左手の指の腹が感じた、いつの間にかしこった先端部分の確かな
感触……もうひとつの新たな肉体の変化に驚く。
「あっ……くぅ……んんっ……」
切なく身をよじらせながらも、楓は徐々にオナニーの要領をつかんでいく。ただ自分の
肉体をこね回すだけではなく、頭の中ではひたすら忍と肉体を絡めあうさまを想像する。
当初はおそるおそるとしていた右手の動きも潤滑液にまみれることで次第に激しさを増し、
ぐいぐいと楓自身を快楽の頂点へと導いていった。
「んあっ……いいっ!きもちいいっ!ああんっ!忍ちゃんっ、抱いてぇ!おねがい……。
あ……あっ!あっあっ!だめぇっ!んんっ……くぅっ!……あああぁんっ!!」
(つづく)
VIVA初オナニー!君達、赤飯はもう炊けたかい!?
408 :
許されざるくのいち 第28話(406の続き) :2005/06/22(水) 22:49:13 ID:KDiAOUXr
楓の胸がピンと反り返り、張りつめた全身がけいれんしたようにピクン、ピクンと震え、
その肉体は初めての絶頂を迎えて果てた。楓は頭の中が真っ白になったみたいで、何も考え
られないまま息を荒げてしばらくぐったりとしていた。
(はぁっ、はぁっ……。これって……もしかして、わたし……イっちゃったの?)
ゆっくりと息を整えつつ、冷静さを取り戻し、初めてのオナニーで得たエクスタシーの
余韻にひたる楓。気がつけば、指とパンティが愛液でグッショリと濡れていた。
(やだ……。こんなになっちゃうなんて……はき替えなきゃ……。でも、きもちよくなると
こんなに濡れちゃうんだ……)
楓はもそもそと起き上がって、パンティをはき替えた。さっぱりとした気分になって再び
ベッドに横たわると、またも忍のことが思い浮かんできた。もう、寝ても覚めても忍のことが
頭から消えないようだ。
(忍ちゃん……。もしかしたら、忍ちゃんもこんなコト、してるのかな……!? ううん、
そんなまさか……)
楓にとってはあどけない天使のような愛しい忍がそんな淫らな行為を……。楓はふと脳裏を
よぎったそんな疑念をあわてて打ち消そうとした。しかし、同時に、忍も今の自分と同様の
行為にふけっていたのだろうと信じようともしていた。今の自分が忍愛しさのあまり自慰行為に
走ってしまったように、忍にもそうしてしまうほどに自分を想い焦がれていてほしいと望んだ
からだ。
(わたしって……イヤな子……)
ほろ苦い自己嫌悪を感じつつ、疲労もあいまって楓はようやくまどろみに落ちていった。
週が明け、もうすでに月曜、火曜と過ぎてしまった。
楓はまだ、忍を再び週末に招くことをまだ忍に言い出せないでいた。
(つづく)
ここいらでTheスケ&光速丸登場↓
(はぁっ、はぁっ……。これって……もしかして、温泉に……はいっちゃったの?)
蔵王温泉でまどろむ俺様を呼ぶのは誰だ?
(やだ……。こんなになっちゃうなんて……湯船からあがらなきゃ……。でも、きもちよくなると
こんなに濡れちゃうんだ……)
俺のキスが必要なんだろ!?
(THEスケ……。もしかしたら、THEスケもこんなコト、考えてるのかな……!? ううん、
そんなまさか……)
そう言えよ
(わたしって……イヤな子……)
ひいいーっ!!
なんかテレパシーで聞こえた!!
助けてくれーっ!!
411 :
THEスケ:2005/06/24(金) 01:45:42 ID:e9o1FlJ2
やい、光速丸!
2週間弱も音沙汰無しとはどういう了見だぁ!?
僕ちんのロンリーハートはもうすぐ粉々に砕け散って土に還っちゃうよぉ〜…その前にオパーイ百人前シ・ク・ヨ・ロ!
…光速丸さんっぽく言ってみましたが…やはり光速丸さん抜きでは始まらないので、この『昼下がり、濡れて悶える人妻』というビディオで釣ってみよう、そうしよう!
412 :
THEスケ:2005/06/24(金) 01:49:12 ID:e9o1FlJ2
あ゛〜〜〜っ!釣り始める前に釣れちゃう魚なんて、魚失格ですよ!!
しかし同じような時間に書き込みなんて…偶然とは思えませんね!?
必然?いや運命ですよ!さぁ光速丸さん!僕らの混浴探しの旅はまだまだ続きますよ!!
413 :
許されざるくのいち 第29話(408の続き) :2005/06/26(日) 00:56:35 ID:NLplzrpK
(もう水曜か……。早く言わなきゃ……。もしかしたらわたし、まだ心の底で忍ちゃんを
怖がっているのかも……。ううん、そんなこと……)
「楓、楓ったら!」
「え!?な、なに!?」
「んもう、どうしたの楓、ボーっとしちゃって。さっきから呼んでるのに。英語の宿題、
ちゃんとできたの?って訊いてたの」
楓は教室にいて席についていることさえも忘れて朝から忍のことばかり考えていた。
「あ、あぁ、ゴメン、緑。宿題?うん、一応はやったけど……」
適当な受け答えをしてさっきから上の空の楓を訝る緑。彼女はポニーテールのよく似合う、
楓の友達のひとりだ。
「最近なんだかヘンだよー、楓。あ、もしかして、好きなひととかできたのかな〜?」
「えっ!?な、なに言ってるのよ!あ、いや………」
突っつかれて顔を赤らめて取り乱すという、あまりにもわかりやすすぎるリアクションに、
冗談を言ってみただけのつもりだった緑は内心では驚いたが、しかし、授業が始まる直前
だったのと、冷やかすには気が引けるほど楓の性格が純だと知っていたので、何も気づかぬ
フリをして席に戻った。
(誰なのかは知らないけど、がんばってね、楓……)
今の楓にとって気だるいばかりの授業の続く学校が終わり、その日の夜、就寝直前になって
楓はようやく意を決した。
楓は携帯電話を手に取った。意外だが、楓は忍と携帯電話で話すことは他の友達と比べて
かなり少なかった。急な用事ならともかく、それ以外なら直接会って話をするという間柄で
あったからだ。
(つづく)
緑タソハァハァ……うっ……!!
415 :
許されざるくのいち 第30話(413の続き) :2005/06/27(月) 22:33:56 ID:Ifc7bhyG
「はいっ!! 忍ですっ!」
わずかコール1回で忍が電話に出た。もっとも、いつも忍は楓からの電話は速攻で出るの
だが、今回の反応速度と返事の声の大きさはいつも以上のものがあった。
「あ……忍ちゃん…。夜遅くにごめんね。今……ひとり? 忍ちゃんの部屋にいるの?」
楓の言葉はいつになく歯切れが悪い。無論、その理由を忍はわかっていたが、あえていつも
通りの朗らかな口調で返事をする。
「はいっ。今、おふとんを敷いたところです!」
「……そ、そう……。あの……あのね、忍ちゃん。今週の土日ね、お父さんもお母さんも
おうちを留守にするの。遠くの親戚の結婚式に出席するんだって。……ね………。もう……
わかるよね……。土曜の夜……わたしの部屋で……ね。……いい?」
待ちに待った、楓からのいざないの言葉。忍は一日千秋の思いでこの週を過ごしていた。
そしてついに水曜日の夜、忍のケータイが鳴ったのだ。
「は、はいっ!! 楓さんっ!! 喜んでっ!! ………よ…よろしいんですね!? 本当に…」
「うん。待たせて……ごめんね。あの夜のときの約束……やっと果たせそう……。土日は
お留守番ってことだから外で遊ぶってわけにはいかないけど、外でゴハン食べるくらいは
いいって。夕方6時にピーチガーデンでってことでいい?……で、あとは、うちでいつも
通りいっしょにおフロに入って……そして……ね♥」
忍の大きな声の返事を聞いて、楓もつられるようにその日の段取りをすらすらと口にした。
「はい! ……はいっ! わかりました! 楓さん! 今週土曜夕方6時にピーチガーデン
ですね! 了解しましたですっ!」
携帯電話を持ちながら直立不動の姿勢で頬を紅潮させて待ち合わせ時間と行きつけのファミレスの
名を復唱する忍。
「……うん、それじゃ……おやすみ、忍ちゃん」
「おやすみなさい、楓さん!」
(つづく)
祝第30話!これだけ続けられるのって素直にすごいと思う。
ただ、人が少ないのは寂しいな…ROMってる人どれくらいいるんだろ?
毎回見ているよ
でも正直一回一レス分だから、感想の入る隙間も無いんだよね
毎回「GJ」とか「乙」とか言うのもちょっと違うかなぁ…って
もちろん、完結の暁には惜しみない賞賛をする予定だけど
毎日正座して続きを待ってるよー
全裸で。
私も毎日見てますよ^^
>417
確かに毎度感想言うのもアレなんだが逆に全く無反応だと
書き手にとっては結構キツいんじゃないかなぁとも思う
まぁアレだ。バランスの問題
すごくいいですよ。
楓ちゃんラブラブの忍萌え〜です。
422 :
許されざるくのいち 第31話(415の続き):2005/06/30(木) 23:10:57 ID:RxN0ugM9
電話を切ると、忍はコロンと布団の上に転がった。
「うふっ、うふふっ♥ やった……ついに……。楓さんと! あした、あさって……
しあさって! あぁ〜ん! 待ちきれませんですぅ〜〜♥」
ようやく楓の方から自分を求めてきた。そんな楓の媚態を想像すると忍の手はいつもの
ようにするすると寝間着の衿の中に潜り込んでいく。忍の寝間着は筒袖の浴衣で、色も
シックな紫色だ。長い黒髪の忍がおフロあがりにまとったその姿は、うら若いその年齢には
似つかわしくないほどの色っぽさを醸し出していた。
(あん……だめ! がまん、がまん。せっかく楓さんとできる日が決まったんだもの……。
それもしあさってじゃない……。)
これまで何度、夜、床に就く際に楓を想っては欲望に焦がされるおのが肉体をその指で
慰めてきたのだろう……。しかし、悲願成就はわずか3日後に達せられることがハッキリ
したのだ。その喜びが忍の肉体をかろうじて静めた。
(おやすみなさい……。楓さん……)
ふたりにとってこれまでにないような長さに感じられた2日間がやっとのことで過ぎて
くれた。
そして運命の土曜日。その日の夕方6時。
約束の時間の10分前に楓は待ち合わせ場所のファミレスにやってきた。やはりと言うか、
忍は先に来て待っていた。
「忍ちゃん、待った?」
「楓さん! ……わ、わたしもついさっき来たばかりです!」
そういう忍の前に置かれているグラスは空になっていて、氷も半分融けていた。ありがちな
やりとりだなぁと楓は苦笑する。
(つづく)
423 :
422:2005/06/30(木) 23:11:46 ID:RxN0ugM9
読んでくださる方がいればそれだけでも満足です! とはいえ、レスがつくとやっぱり
嬉しいですし、励みにもなりますね♥
>422
ガンバレエロ侍!
俺たちは正座してハァハァして待ってるからな!
全裸で
>>423 このエロ彦!
俺はずっとずっと待ってるぞ!完成と、そして31話の次回を!ずっと!
全裸で
このスレ全裸率高すぎW
一度全裸率を調べないといけないですね!
全裸で
428 :
THEスケ:2005/07/01(金) 18:26:03 ID:9TM95w4X
皆さん全裸でどーしたんですか!?まっ、まさか…『むきだしの肌、ぶつかりあう肉、揺れる尻』でおなじみの、漢祭を開催するおつもりですか!?
ぼっ、僕はこのあたりで失礼します!!全裸で。
裸族の英雄、光速丸降臨↓
全裸で↓
はい、油断してたら呼び出された俺が来ましたよ、
全裸で。
つーか、なめんなよー
俺は裸がユニフォームだぜー!!
なぁ!?
なぁ!?
432 :
許されざるくのいち 第32話(422の続き) :2005/07/03(日) 23:24:51 ID:XEQvHx+m
「じゃ、ゴハン食べよっか。今夜はおごらせてね」
「は、はいっ、ごちそうになります!」
楓が席に着くと、ふたりはいつもの和やかさの他に、いつもと違うそわそわとした雰囲気が
たちこめているのを気にしないふりをした。
「あ、すみません、それと……おハシください」
忍はナイフとフォークが苦手なようで、洋食は好きだが、食べるときはいつも箸を使って
いたのだ。
「えへへ……。ほんとに不器用ですよね、わたしって」
「ううん、生粋の大和撫子ってカンジがして忍ちゃんらしいよ。だって忍者だもんね」
なんだかんだ言っても、ふたりで食事するのは楽しいようだ。
夕食を終え、店の外に出ると帰り道はもう夜の闇に染まっていた。前のデートからたった
一週間で秋の日は目まぐるしく短くなっていたようだ。
「ただいまー。と言っても、誰もいないんだっけ。さ、忍ちゃん、上がって」
「はいっ。おじゃましまーす……」
楓の家に着いて玄関のドアを開けたが、楓の両親は泊りがけの用事で留守にしているため、
もちろん誰もいない。楓のそばで忍は今夜の楓の家の状況がいつもと違うことを改めて認識
した。楓の笑顔もどこかぎこちなさそうだ。
「忍ちゃん……。あの…あらかじめおフロ沸かしてあるんだケド……。もう……入る?」
普段の気丈な楓からはおよそ想像できないような、恥じらいに頬を赤らめた、なんとも
かよわげな表情で忍に問いかけた。
「……はい。楓さん………」
忍もまたいつもの朗らかな大きな声ではなく、今の楓と同じような物腰で小声で返事をした。
(つづく)
オフロッ?二度目のオフロッ!?
ねぇ、オフロってチャポチャポ、ジャブジャブ、チュパチュパ、クチュクチュするヤツだよねっ!?
>433
しっ!いいところなんですから黙っててください!
覗いてんのバレるじゃないですか!!
435 :
鈍速丸:2005/07/04(月) 00:29:38 ID:fs6ix2w8
ぶぁっきゃろ〜が!バレんのが怖くて覗き出来るかっつーの!
オラオラー!シノブ!楓!俺を母乳で一人前に育ベフォグァへェアーーッッッ!!?
ふふふ…鈍速丸死すとも我がおっぱい党永久に不滅だぜ……?
436 :
THEイゾウ:2005/07/04(月) 01:39:53 ID:xxyL38ue
鈍速丸さん…
あなたは、そこまでおっぱいに殉じるのですか!?
437 :
THEスケ:2005/07/04(月) 20:45:23 ID:BfWPHZK6
鈍速丸さん!鈍速丸さんのおっぱい党より、光速丸さんの乳党のほうがスゴイですよ!そうですよね、光速丸さん!?
なんか知らんが、シノブの「おやすみなさいしましょ?」って台詞に
チンピクしました。俺は幼稚園児言葉攻めプレーがツボなんでしょうか?
439 :
許されざるくのいち 第33話(432の続き) :2005/07/05(火) 23:29:45 ID:w85YSeEm
「うん、それじゃ……おフロ、入ろっか」
「あ、あのっ、楓さん……。今回は…おフロ、いっしょじゃなくて、別々にしたほうが……」
「えっ!?」
予想もしなかった忍の言葉にとまどいを隠せない楓。それもそのはずである。忍は自分と
一緒におフロに入るときはいつも嬉々としていたからだ。
「すみません……だって、自信ないんです……。わたし、おフロでガマンできなくなっちゃって、
楓さんを……その、おふとんに入るまで待てなくなっちゃうっていうか……。そんな自分が
こわくて……」
頬だけでなく耳まで真っ赤になってうつむく忍がとってもかわいくて、楓もその場で思わず
忍を抱きしめそうになってしまった。
「あははっ、いいよ、気にしないで忍ちゃん。うん、そうだね。そうしよっか。……おたがい、
つまみぐいはお行儀わるいからね♥ ……じゃ、忍ちゃん先に入って。わたしそのあとに
入るから」
「はいっ。それでは、お先に入らせていただきますっ」
そう決めるとふたりは着替えを取りにいったん2階の楓の部屋に上がっていった。
楓の部屋にはすでに床の用意が整えられてあった。これまで忍がお泊まりに来たときと同じ
ように、大きな布団が敷かれてあり、それを見て忍は楓と結ばれる時がいよいよ近づいてきた
ことを実感した。
「で……では、お先に……」
下着とパジャマを携えて忍はぺこりと会釈して階下へ下りていった。
1時間くらいは経っただろうか、楓の待つ部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「楓さん、おフロお待たせでしたぁ♥」
「うん、じゃ、次わたし行ってくるね」
(つづく)
つ…つまみぐい…(´д`)ムハッムハッ
THEスケよ…
お前も乳党の党員ならば覚えておけ…
「ニュートンが・リンゴの落下で閃くように・ピンクのおっぱいで・大発見をして・好きなあの子のハートをキャッチするんだ!当然の結果だ!」
略して「乳輪ピンクのおっぱい大好き党」
更に略して「乳党」
だ!
主な活動内容は
バスト占いの歌を口ずさみながら
@女子高生の傍で夕立を待ったり
A階段を駆け上がってくるキャミソール姿を待ったり
まぁ、色々だ、
お前等、もっと「おっぱいがいっぱい」の作詞家尊敬しろよ
どうも最近書き込みが多くなったかと思ったら、誰かがアヌメ板に宣伝してたんだな。
444 :
439:2005/07/07(木) 21:54:42 ID:+QDqY8xt
すみません、わけあって10日間ほど書くことができなくなりました。必ず再開します
ので……。
エエエェェェ―――ッッッ!?マジっすか、兄貴!?またそんな寸止めプレーを…
いくらなんでも、これ以上は我慢汁出ませんてば!
こっ、光速丸さん…あなたがそんなにも乳党に愛情と情熱と欲望を抱いてらっしゃるとは思いませんでした…!
光速丸さん!私、THEスケは…一生光速丸さんについて行きます!!
間がもたないので、光速丸とTHEスケ、どうにかして下さい
448 :
THEスケ:2005/07/09(土) 20:53:23 ID:TdJqJfkc
>>445も僕でした…すいません…。
さて、こんな大変なときに光速丸さんはどこに行ったんでしょう…光速丸さ〜ん!この状況を打破するにはどうすればいいですか〜!?
449 :
THEスケ:2005/07/09(土) 22:37:19 ID:TdJqJfkc
仕方ないから古賀作品で性に目覚めたシーンでも語るか
俺はバーチャル世代にもかかわらず
ゲノム海綿の回のダクエルのおっぱいにノックアウト
はーい
じゃ俺、ディディーが犬笛の周波数ですげーいやらしいあえぎ声出してるシーンで
心のエロス警報機がウワンウワン鳴りまくりました。
他にも温泉話で、エイムにいたづらしてたら逆襲されて下半身を攻められ
息も絶え絶えなディディー(絵無し)とか、あの作品は妙にエロい。
ゲノムもディディーも店頭で見かけたことないな…
シノブ伝なんかは大抵見つかるんだけどね。
アニメ化と掲載雑誌の差は歴然だ
おい、THEスケ!
よくそれで学級委員が務まったな?
チャーミングに甘えて俺様になんとかしてもらおうと思ってやがるな?
確かに、古い忍者の格言で
「信じるモノはすくわれる」とは言うが
何でも他人任せだと足元すくわれるぞ?
そう、まるでゲームを楽しむかのように…
しかしこの状況、なんとかせねばなるまい
よしっ、誰か俺様にディディーのコミックスを持って来い!
話はそれからだ!
それまでは男らしいセリフを叫んでココにおっぱいを集めるんだ!
乳がっ、特盛になるまでっ、叫ぶのをっ、やめないっ!!!!!
光速丸さん
ディディーはようやく重版されて
アマゾンでも以前5〜6週間かかったのが
今は24時間以内に発送されます
買って損の無い内容ですから自分で用意してくださいよ
このスレももはやここまでか
コラッ!必ず再開すると言ってんだから、マフ(*´д`*)マフしながら待て!
保守
おっぱおっぱ
460 :
許されざるくのいち 第34話(439の続き) :2005/07/17(日) 00:02:36 ID:69UVKutC
忍がおフロに入っている間に、楓は忍のために冷たい飲み物を用意し、エアコンの冷房を
やや強めに効かせておいていた。テレビは特に何か見ているわけではないがつけたままだ。
忍に浮き足立ったさまを見られたくないと大人ぶる楓はすでに落ち着きを取り戻していて、
何食わぬ顔をして階下へ下りていった。
ぽつんとひとり、忍は楓がおフロに入る数10分の間、きちんとあつらえられた床のそばに
ちょこんと正座して楓を待った。
(うわ〜……。いよいよ……いよいよなのね………)
何もせずに待つという行為はことさら時間の経つのが遅く感じられるものだ。しかし、時間
つぶしにテレビを見ても楓のことで頭がいっぱいなので何も感じない。忍は仕方なく、冷えた
ウーロン茶をちびちび飲みながら、ゆっくりと髪を三つ編みに編み始めた。
「おまたせー! 忍ちゃん!」
「は、はいっ、楓さん!」
楓がようやくおフロから戻ってきた。忍ももうそろそろかとは思っていたが、それでも楓が
部屋に入ってきた瞬間はドキンと胸がひときわ大きく高鳴った。
「忍ちゃん、そんなかしこまったカッコで待たなくっても……。もっと楽にしてて」
「えへへ……やっぱり、その、緊張しちゃって……」
くすくすと笑い合うふたり。
「はい、楓さん。ノドかわいたでしょ」
「ありがと♥」
忍は会話を途切れさせまいと、とりあえずグラスにウーロン茶をついで楓に差し出した。
楓はつがれたウーロン茶を半分ほど飲んで一息つくと、もうそのグラスをトレイに置いた。
「忍ちゃん、今夜は……もう……おしゃべりは……いいよね?」
(つづく)
起きててよかった
そう思える
とりあえず生殺しだから早くしてくれ…
おおっやっと復帰ですか!?
さぁー、今度こそフィニッシュまで気に行きましょうや!!
463 :
許されざるくのいち 第35話(460の続き):2005/07/18(月) 23:38:25 ID:z2e5t57Y
「え? 楓さん……? あのっ、も、もう?」
楓は掛け布団を敷き布団から離れるくらいに大きくめくり上げ、敷き布団の真ん中で
しなを作るように横たわった。何の前置きもなく、いきなり行為に及ぼうとする楓に忍は
前回とは全く違った意味で驚いた。床のそばで正座したまま動くことができない忍。
「ほらぁ、どうしたの? 忍ちゃん。わたしのコト、欲しいんじゃなかったの……?」
おフロから上がってさほど時間の経っていない楓の頬はほんのり朱に染まったままだが、
それはあるいは忍を求めているからかもしれない。かすかにまつげを震わせ、潤んだ瞳で
忍を誘う楓。
「あ……あ……。か、か…えで……さん……」
楓の思いもよらぬ媚態に忍は目を大きく見開いて唇を震わせながら、上体をゆっくりと
前のめりに動かし始めた。しかし、肝心なこんなときになぜか金縛りにあったようにそれ以上
体が言うことを聞かない。そんな忍を見ても楓は自分から忍の体に触れようとはしなかった。
「エアコン効いてるのに暑いね……。なんだか体が火照っちゃって……」
そういうと楓はパジャマの胸元のボタンをふたつ、みっつと外していった。はだけた胸元
から、おフロあがりのほんわかとした芳しい湯気が漂ってきそうだ。さらにそこからチラリと
覗く白いブラがなんとも扇情的だ。
「忍ちゃん……。わたしにいつまでもこんな恥ずかしいかっこうをさせないで……」
楓がおなかの辺りのよっつめのボタンに手をかけようとした瞬間だった。
「楓さんっ!!」
獲物に飛びかかるネコ科の猛獣のように、忍のそのしなやかな肉体が楓の上にのしかかった。
「うふ……。やっと来てくれたね、忍ちゃん♥」
(つづく)
464 :
THEスケ:2005/07/18(月) 23:52:04 ID:hnmfP5To
もはやキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!としか言いようがありません!まさかあの忍ちゃんと楓さんがこんなことに…光速丸さん!そんなどこで買ったかわからないような同人誌読んでる場合じゃありませんよ!!
なんかすっげぇSっぽい楓タン(*´д`*)ハウゥゥゥン
ん?
どうしたTHEスケ?
なんかあったのか?
俺はようやく届いた忠犬ディディーとゲノム4と新ゲノムを読むのに忙しいんだ!
おはようからおやすみまで、な!
もし、大したコト無い用件で邪魔をするならば
ふんどしで平泳ぎする日本男児を真後ろから追走撮影したスクリーンセーバーしか
設定できないように暗躍するぞ!?
ジャストミート!!続きを!窒息するから続きを!!
468 :
許されざるくのいち 第36話(463の続き):2005/07/21(木) 23:29:50 ID:j04AD1Xh
楓は横に腕を伸ばして布団のそばに置いてあるリモコンを取り、急にうっとうしく感じ
られるようになったテレビのスイッチを切った。
その直後、楓の両腕が忍の背中に巻きつき、かすかにその両腕に力が入った。それが自分を
今度こそ求める合図なのだと確信した忍は、ためらいなく楓の唇を奪った。無論の事、前回と
違い、楓に抵抗する気配は微塵もなかった。
(んんっ……楓さん……。今度こそわたしを受け入れてくれるんですね……。うれしい……)
8日前の夜のこの場所で、楓に告白されたときにしたファーストキス以来の2度目のくちづけ
だった。長く濃密な夜の始まりを告げるそのくちづけはただの儀礼的なあいさつに過ぎず、
とりあえずはふたりの唇はす…と離れた。
「ね、ちゃんと『いただきます』って言わないとお行儀わるいわよ、忍ちゃん」
「あは……。そうですね♥ 楓さんのカラダ……頭のてっぺんから足のつまさきまで……
全部……いただいちゃって………いいですか?」
肉欲にとろけたような、とろんとした目で楓を見つめる忍の手がさわさわと楓の髪を
優しく撫でつけると、楓は小さくコクンとうなずいた。
「楓さん………いただきます」
「うん……。じゃ、わたしも……。忍ちゃんのコト、『いただきます♥』」
再び、ふたりの唇が重なった。
さっきのとは違い、今度のくちづけはお互いの肉体を貪りあう行為の一部だった。ふたりの
少女のやわらかな唇と唇が強烈な肉欲によってぴっちりと接着せしめられている。
「ん……んん……」
鼻を鳴らしながら、先に楓がその舌を忍の口の中に進入させてきた。
(味わってぇ……忍ちゃ…ぁん……)
(つづく)
キャー!なんなんですか、この楓の変貌ぶりは!?
この変わり様は今の法律では裁き切れんぞなもし!?
haykautudukiwwrtatitrdfash
何ぃ!?更新されてないだと!?
俺の予想では今晩アップされてるはずだったのに…!!
仕方が無い、俺のSSでガマンするんだ
「うふん、くすぐったい。だめよ、もうすぐ所長がかえってくるんだから」
とエルエルは言ったが、パクは強引に…
忠犬ゲノムに漏れの亜美ちゃんがいなかった。
欝だ......
474 :
許されざるくのいち 第37話(468の続き):2005/07/25(月) 23:37:18 ID:bjIf7d3L
唾液にぬめる楓の舌がツン…と忍の舌に触れたがそれ以上は動かず、まずは忍に味わって
もらうべく、忍の出方をおとなしく待った。言葉は介せずとも、忍にも楓の気持ちは十分に
伝わった。
(ん……楓さん……♥)
積極的な楓が忍にはとても嬉しかった。今夜の楓の態度は確かに積極的であったが、こう
やって実際に肉体を差し出すという行動に出てくれていることが嬉しかった。
言うまでもなく、忍も応じた。忍の舌が楓の舌に嬉々としてからみついた。
「んふぅ……うぅん……」
美味しそうに忍は楓の舌を味わいにかかった。楓も伸ばした舌先を小刻みにくねらせて
忍をめいっぱい悦ばせようとする。忍の舌先に楓の唾液の淡い甘さがぬめやかに伝わって
いく。
(楓さんの……あァん……あまぁい……)
……ぷは……
不意に、これまでぴっちりとくっつき合っていたふたりの唇が離れた。先に離れたのは忍の
方だった。
(あん……忍ちゃん、どうして……?)
一瞬、楓は物足りなさげに思ったが、それは本当に一瞬のことだった。
……るろ……ぴちゅう……ちゅっ……
忍は一度離した唇を今度は、楓の唇ではなくて舌に吸い付かせた。それをするために、
いったん唇を離したのだった。貪欲な忍は、舌をからめ合うだけではあきたらず、楓の舌を
まるで花芯の蜜を吸うかのようにチュウチュウとその唾液を求めて吸いたて始めた。
(あはぁん♥ よっぽどおなかすいてたの? 忍ちゃん、かわいい……)
楓は一心不乱に自分を貪りにかかる忍が愛しくてならなくって、ただただ自分の肉体を
忍の欲望のままに委ねるのであった。
(つづく)
なんか微妙に文体が変わって来てる気がする俺は試験中
476 :
許されざるくのいち 第38話(474の続き):2005/07/27(水) 23:57:31 ID:ges7vzzv
忍は存分に楓の舌を味わうと、また再び口を開き、楓の口とつながった。
(はい……。楓さんにも……)
お返しとばかりに、忍の舌が楓の口の中に伸びてきた。忍は楓も「いただきます」と言って
くれたことが嬉しかったのだ。その想いが、忍の舌の表面から唾液をジワジワと、果肉を搾る
ように滴らせていく。
魚がエサに食いつくように楓はそんな忍のジューシーな舌に吸いついて応えた。
「んっ、うんっ……んんっ……♥」
声を漏らして美味しそうに忍の唾液を飲み下していく楓。それは初めてのディープキスと
してはあまりにも淫靡な行為だった。
濃密な唾液交換がようやく終わり、その飲み交わした互いの甘い唾液が媚薬となってふたりの
心を覆う理性という外殻を徐々に融かしていき、その中に潜む肉欲をより一層剥き出しにさせた。
「はっ、はぁっ……。 楓さん……わたし、キスだけでもうあたまがクラクラしちゃってますぅ
……」
楓からすれば意外だったが、自分の上にのしかかっている忍の体が足ではなく頭の方向に
やや這った。そして忍の唇の標的が楓の髪に移っていった。
「ちゅっ。んふふっ♥ 楓さんの髪……。あはっ、サラサラしてていいにおい……」
忍は先程、「頭のてっぺんから足のつまさきまで……」とは言ったが、その言は本当に文字
通りのものだったようだ。
「あん、忍ちゃんたらっ。そんなトコまで……」
おフロあがりの楓の髪は温かくしっとりとしていて、また、シャンプーの匂いもほのかに
はらんで、忍のキス欲をますますそそらせた。
(つづく)
477 :
476:2005/07/27(水) 23:58:23 ID:ges7vzzv
最近、書く日がけっこう不定期になってきてしまい、時には何日か停滞してしまうことも
あると思いますが、ご容赦ください。
いつも楽しみにしてます。あんた最高だ!
479 :
THEスケ:2005/07/28(木) 18:21:11 ID:ahVE5bXT
>>477 細かいことは気にしないでください!少しぐらい間が開いてもそれをチャラにするぐらいのものを投下してくれてるんですから!
光速丸さん!ビアードちゃんもいいですが、今は忍ちゃんと楓さんに注目ですよ!!
480 :
許されざるくのいち 第39話(476の続き) :2005/07/29(金) 23:37:02 ID:NPk7XBoS
忍は楓の髪を優しくなでなでしては、鼻先をうずめてほんわかとしたシャンプーの残り香を
嗅いだり、洗いたてのふわふわした栗色のクセっ毛に何度もキスを浴びせて楽しんだ。
「あぁっ……。髪の毛なのに……どうして? なんだかきもちいい……」
「でしょ? わたしもあのとき…楓さんに髪をさわられたときは、そうだったんですヨ。
う〜ん♥ 楓さんの髪……すてき……」
「あぁん………忍ちゃん……」
楓も忍のその肩から垂れる三つ編みにされた黒髪を撫でて応じる。楓は嬉しかった。密かに
忍の長く美しい黒髪をうらやましくも思っていて、もっと言えばその忍と比べて自分の髪に
コンプレックスさえ抱いていた楓だったが、忍がそんな自分の髪で悦んでくれたことが嬉し
かった。
しかし、忍のそんな愛撫もまだまだ序の口に過ぎない。
閉ざされた楓の部屋の空気が、重なり合うふたりの全身から醸し出される愛欲の香気で
あたかもピンク色に染まっていくようだ。
とりあえず楓の髪を堪能した忍の唇は次に必然的にと言うべきか、楓の顔のあらゆるところを
攻めにかかろうとした。
ちゅ……
あいさつ代わりにまずは楓のおでこに軽くキス。
「んっ♥ 忍ちゃん、キスするのが好き? うん、いろんなところにいっぱいしてね♥」
「はい……。遠慮なく……」
楓は忍が目が合って恥ずかしく感じないよう、すっと目を閉じた。忍はその瞼にキスをする。
ちゅっ……ちゅっ……
その次に目じり、ほっぺ、鼻の頭、下あご……そしてまた唇。忍は、本当に遠慮なく楓の
顔にキスの雨を降らせていく。
(つづく)
>>480 「キスの雨」すごくスキなシチュです
これかも応援してます
482 :
副官:2005/07/30(土) 03:07:33 ID:bLIy+Wor
いいなぁ、この展開。
ずっとROMっていましたが、怪しくも激しい盛り上りに辛抱出来ずカキコします。
続きを期待しています。
捕手
484 :
許されざるくのいち 第40話(480の続き) :2005/08/02(火) 22:56:07 ID:1QgStKtK
「あぁんっ!」
思わず楓は大きな嬌声を出してしまった。楓の顔全体にひと通りキスを浴びせた忍がその舌を
今度は楓の左側の耳に這わせたのだった。
「!? 楓さん、くすぐったいですか?」
楓の声の大きさにやや驚いた忍が楓を気づかう。
「ううん、違うの……。そこ、とってもきもちよくって……自分でもびっくりしちゃって……。
だからね、もっと……して……」
楓は耳を舌で愛撫してもらうのがそこまで気持ちいいだなんて思いもよらず、その意外さに
少なからず驚いたのだ。
「はい、楓さん……」
忍も、楓がそこまで感じてくれているのが嬉しかった。
……かぷ……ちろ…ちろ………ぷちゅ…ちゅぷ……れろ……
耳たぶを甘噛みしては、舌先で耳の端や穴をくすぐるように、そして舌の腹で耳全体を
ねっとりとなめ回す。さらに忍は唇を使ってわざと淫らな水音をたてて楓の耳を味わっていき、
そして楓の脳に最も近い場所から響くその水音がさらに楓の理性を侵食していく。
「んぁっはぁっ、耳、きもちいい……。どうしよう、こんなところがきもちいいよ……」
初めて楓の息が荒くなってきた。首から下はまだ味わっていないとはいえ、忍は耳が楓の
最も感じる性感帯のひとつだと確信した。そんな楓の反応を見て忍もかさにかかって攻めたてる。
「楓さぁん、こっちの耳もちゃんときもちよくしてあげますね♥」
丁寧に、そして執拗に忍は楓の右側の耳にも同様の愛撫を施していった。
次に忍の舌は必然的にそのまま楓の首筋を這い始めたが、このとき忍は今更ではあるが、
ふたりがまだパジャマを着たままだということに気づいた。
(つづく)
いいなぁ。毎日このスレに来るのが楽しみ。
エロいのはうれしい。
・・・でも、なんだろこの気持ち。
エッチなシノブちゃん、
見たいんだけどそんなシノブちゃん見たくない・・・・
冗談でした〜と、いつもの雰囲気に戻ってほしいような、そんな気持ちだ。
♪エーロいのは〜男の罪〜それを許さないのは女の罪〜
>>486 ゜3゜
ちょっと待て!
まだ忍は3割しかエロくなってないぞ!
489 :
許されざるくのいち 第41話(484の続き) :2005/08/05(金) 23:16:33 ID:z47BWOOi
すでに肌蹴ている楓の胸元を見て、忍は未だにお互いがまだパジャマを着ているのがもどか
しくてならなくなってきたが、それは楓も同じだった。
「楓さぁん……」
忍の手の先がおずおずと楓のパジャマの胸の中に触れた。
「うん……いいよ。……おっぱいも……して……いいよ、忍ちゃん……」
おっぱいなどという、楓にとっては口にするのはかなり恥ずかしいはずである単語がこの
状況下ではいともあっさりと、自然に口から漏れた。
忍は嬉しそうにうなずくと、楓のパジャマの残りのボタンを全部外し、楓のブラジャーを
がばっとむき出しにした。楓のミルクのような白い肌に、さらに白い色のブラが眩しく映える。
ふと楓の顔を見ると、楓は視線を合わせないように横を向いていて、胸の白さとはまるで違う
ほっぺの赤らんだ色がますますその赤みを深めていた。
「楓さん、わたし先に脱いじゃいますね」
楓が先に脱がされるのを恥ずかしがっているのだと察知した忍は、いったん楓の体の上から
離れると、先にパジャマをぱっぱっと思い切って脱ぎさった。あらわになったグレーと白の
横縞模様のブラとパンティーが忍らしくて可愛らしい。しかし、忍のただでさえその年齢に
してはむっちりと発育している肉体は日頃の鍛錬によって程よく絞りこまれて、ボリュームを
保ちつつもたるみもなく弾力豊かに仕上げられ、ストライプの可愛らしいはずの下着もその
肉感的なボディーにはややもすると不釣合いにも見えてしまうほどだった。
「えへへ……。どうしてかな? 何度もいっしょにおフロ入っているんだから、楓さんの前で
ハダカになるのは慣れてるはずなのに……。なんだかとってもドキドキしちゃってます……」
「忍ちゃんもやっぱりそう? ありがと、先に脱いでくれて……。ね、忍ちゃんの手で脱がせて
くれる?……」
(つづく)
一つの文章を区切らずに続けるとくどくなりがちなので、
主語が変わるところでは素直に切った方が読みやすいのでは。
このスレの発展を願って敢えて指摘しときます。
さー、いよいよおっぱいのお出ましだな!?
491 :
副官:2005/08/06(土) 02:33:50 ID:qh4ixoHK
有難うございます。
おっぱい、待っておりました。
492 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 03:20:46 ID:vpTabY+N
オリジナルの小説です「パクってごめんなさい」
楓は困惑していた。
いつも、自分の家に遊びに来るアスキーアート
モナーが、黒い事に、
「あの・・あなたモナー君よね・・?」
おそるおそる、楓が聞いた。
「嫌っスナー楓さん、決まってるじゃないスカ」
そう黒忍が言うものの違和感がありまくる。
ハキハキした口調、三角の耳、ターン∀の口
他にも、首をかしげる部分がある。
「それで、今日はどうしたの?」
多少の疑問は残るものの、楓はブラックモナーに用件を聞いた。
「楓さん・・今日という今日こそ俺の気持ちをお伝えしたくて・・・」
「モナー君の気持ち・・?」
「はい!この例え1999年の世紀末に地球を滅ぼすことをうっかり
忘れていた恐怖の大王が、突然やって来たとしても曲げらねぬ思いを伝えに
やってきました」
「相変わらず意味がわかんないんだけど・・・」
いつもの雰囲気になって安心しきった楓の唇を突然、ブラックモナーが奪った。
「んんっーー!?」
楓パニック状態、ブラックモナーはお構い無しにフレンチキスを続ける。
ぷはっと楓がブラックモナーのキスから逃れると、
「へへへ・・楓さんのファーストキスもらいましたぜ」
ブラックモナーは嬉しそうに言った。
楓は呆けていたが、ブラックの一言に驚いていた。
「えっ・・モナー君もしかして覚えてないの?」
今度はブラックモナーが驚く番だった。
「え?何のことっスカ?」
493 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 03:45:21 ID:5JvKry3n
ところでみんな新ゲノム買った?
494 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 03:59:08 ID:vpTabY+N
「モナー君、この前忍ちゃんと家に泊まった時、寝惚けて私にキスしちゃったじゃない」
「何ーーー!!?」
「まぁ寝惚けてたし覚えていないのも無理な・・・あれ・・どうしたの?」
「ちっ・・ファーストキスだったと思ってたぜ・・あいつの悔しがる顔
が見れると思ったぜ・・」
このとき楓の頭には?が浮かんでいた。
「あのさ、モナー君・・あいつってどういう・・うっ・・・」
楓はブラックの秘薬、眠穀香を嗅がされて倒れてしまった。
「予想外だった・・・ファーストキスは済ませていたなんて、まぁ
初めてはもらうつもりだ、これが俺の復讐だ、モナー・・この女は人質として貰うぜ」
ブラックモナーは置き手紙をし、楓を連れ去った。
楓がブラックモナーに連れ去られてから2時間後・・・
忍とモナーは楓の家に向かっていた。
いつもの様にベランダから楓の家に入り、
「いつも気分はぐるぐる〜しの・・・ってあれ?」
忍とモナーは楓がいない事に気づく、
「お留守なんでしょうか・・うん?私たち宛ての手紙・・?」
楓が書いたものだろうか、そんな事を考えながら手紙を読む、
忍ちゃんとモナーへ
二人に伝えたいことがあるの・・・
もしよかったら地図に書いてある建物に来て欲しいの、
待ってるからね
楓より
「お伝えしたい事とは何でしょう・・
はっ!まさかくノ一になるとか、愛の告白とか・・・・・」
完全に自分の世界に入ってしまった。ハッとすると
「こうしてはいられません!急いで行かなければ!!」
忍は急いで地図に記された建物へ向かった。でもモナーは気づいてた
それが、ブラックモナーの罠だと・・・・・
495 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 04:04:14 ID:vpTabY+N
続きです
楓は訳が分からなかった。
人質の自分と黒いモナーと黒い仲間、その黒いモナーに快楽を与えられていること、
見覚えの無い建物、しかし考えている暇は一切無かった。
「ち、ちょっと」
楓は快楽の波に流されてしまう寸前だった、
ブラックギコは局所の中は一切触らず、楓に銃を突きつけてる。
「楓よぅ、お前自身の口から俺を愛すると言え」
丁寧だが、凄味のある口調でブラックモナーが言った、
「冗談じゃないわっ、あんたみたいな偽者なんかに」
楓は精一杯の罵声を浴びせたが、
「偽者?光栄だな、そんなお褒めの言葉を頂いて、お礼に何かしてあげねぇとな・・・
そうだ、今から楽にしてやる」
そして、ブラックギコは銃を構え
ブラックモララーは二人が来るのを見張っている。
「や、やめて・・・」
次の瞬間、楓の顔が強張った、銃に突きつけやれてるという原始的な責め苦によって怖くなった、ブラックギコは皆に下らないダジャレを言った
「よぅ、!あの二人強いからよぅ、俺たちがビシっと閉めてやらねぇと分からなねぇんだよ、やっぱ喧嘩とこの女の股間を閉めるのが一番」
「ハハハハハハハ、ブラックギコ、こんな時に笑わすなよ」
(うっわ〜、つまらな〜い)
「ブラックギコ・・・・」
「ん?、何?、ぐはああぁぁぁぁぁ!!!」
「ブラックギコ!、ブラックギコ!」
何とブラックモナーはブラックギコが下らないダジャレを言った後に殴った、
忍とモナーはそんな事が起きているとは露知らず、仲間を集めて建物の中へ入っていった。
「おい・・・・大丈夫か、ブラックギコ?」
(つまんね〜ギャグ言ってんじゃねえよ!!)
「言わね〜こっちゃね〜、ブラックモナーはお笑いとかギャグは大嫌いなんだぞ」
(違う、俺はお笑いの良さをこだわってんだ、何故ブラックギコを殴ったとそれはこの馬鹿がある意味下ネタに入ったからだ笑ったおめーらも同罪なんだぞ!!)
496 :
まくき:2005/08/08(月) 04:05:38 ID:vpTabY+N
いや・・新ゲノム買ってない
497 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 05:21:51 ID:vpTabY+N
また続き
建物内に入った皆は変な匂いの中を進んでいた。
「何だ?この匂い、どこかで嗅いだことがあるんだけど・・・
あっこれは、俺と同じオイルの匂いだぞ!」
勿論そんなわけない、オイルの様な匂いだが正体は、
濃度が高いブラックモナーのオイルであった。中忍が会得するオイルの調合なので無論、下皆が武器をもって中に入っていく。
そして二階に上がり大部屋の前を通り過ぎようとした時、突如モナーは気づいた。
「やっぱり!」
「えっ?えっ?何コレ!?」
慌てる忍をよそに横のドアがゆっくりと開かれた、そして部屋にいたのは
ブラックギコが持っている銃に震えながら座っている楓と黒い体をした自分らだった。
「やっぱりと思ったぜ!」
椅子に座っている楓に後ろから構えてる黒い自分、あっけにとられている忍だが
ブラックモナーが口を開く、
「久しぶりだな、モナー」
「やっぱりお前の仕業か、ブラックモナー!」
「そうさ、この仕業は俺が考えた作戦だ・・」
笑っていたブラックモナーの顔がだんだん険しくなる。
「でも俺には忘れられないぜ俺をぶっ飛ばした貴様がね!!」
馬鹿なことを言われるモナー、すると正気を取り戻して、
「ぶっ飛ばした?・・・お前らが学園を奪おうとしたからじゃねーか!」
「そうかい・・良いのか?・・俺の目の前の奴が・・・」
忍は驚愕した。
「まさか・・・そんな・・」
「あぁそうさ・・・もうすぐ死ぬ、楓だ・・」
498 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 05:30:05 ID:vpTabY+N
また続きの続きです
「く!」
「おぉっと動くな!」
「貴様」
「だが・・モナー一人だけは動いても良いぜ・・・俺たちと勝負だ!」
ブラックモナーはモナーに言う
「望むところだ!!」
「後ろに居るお前らは黙って見てろ」
「モナーさん・・・・・」
「忍・・・大丈夫だ・・・・、楓さんを死なせてたまるか」
「はい!」
「頼むぞ、モナー!」
「おぅ!」
「覚悟は決めたか」
「いつでも・・・お先にどうぞ」
「ふ、それじゃあお言葉に甘えて・・・・」
「ハァァァァァァァ・・・・・・」
「あああああぁぁぁぁあぁ!!」
モナーは必殺のモナー神拳を使った
「汚ねぇぇぇぇぇ!」
「気をつけろ、来るぞ!!」
モナーは自分の腹からライフガードを取り出した
「ラ、ライフガード!、しかも凄く冷えてる」
「今だ、ハッ、うわぁあああぁぁぁぁぁ!!」
499 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 05:30:53 ID:vpTabY+N
最後です
何と、モナーのモナー神拳が聞かない、ブラックモナーたちにリンチを食らった
「モ、モナー!」
「モナーさん!(泣)」
「ブハアアアアアアアァァァァァァ、ば、馬鹿な・・・・・い・・・一体何故、は!」
「あ、あれは、目を閉じてる!」
「モナー神拳破れたり、どうだ、こちらがスキを見ぬ限り、スキは表示しない!」
(スキは表示しない・・・・)
「バ…バカな なんてこった… 」
が・・・・、ブラックモナーたちは目を閉じてるから避けれない
「(スキだらけじゃないか…!!)ノグチ☆ゴウ☆ヒデキーーー!!」
バガシャァ、とブラックモナーたちはぶっ飛ぶ
\ │ /
/ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─( ゚ ∀ ゚ )< さいたまさいたま!
\_/ \_________
/ │ \
∩ ∧ ∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∩∧ ∧∩\( ゚∀゚)< さいたまさいたまさいたま!
さいたま〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ | / \__________
________/ | 〈 | |
/ /\_」 / /\」
 ̄ / /
 ̄
( 戦いの時に目を閉じちゃあいけないよね… てきとうに殴ることはできても… よけるなんて無理だもんね… 何か違うなって… 思ってたよ…)
\ │ /
/ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─( ゚ ∀ ゚ )< 夏休みだよ!
\_/ \_________
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∩ ∧ ∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∩∧ ∧∩\( ゚∀゚)< うひゃ〜〜〜〜!
ひゃ〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ | / \__________
________/ | 〈 | |
/ /\_」 / /\」
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 ̄
「やっ、やった、ありがとうモナー君、もうダメかと思ったわ」
「フフ・・やっと眠れるぜ」
「さっ、帰りましょう」
「あぁ・・・それにしても……いい試合させてもらったぜ ブラックモナー…お礼にこの言葉をささげる」
おいどんは・・・AAの道を行くごわス バイモナー・・・
500 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 05:31:55 ID:vpTabY+N
小ネタ
マーシー「あ、しまった、鉛筆が無いよ」
堕落丸「な!?、何で無いんだよ!、お前それでも鉛筆戦隊ペンレンジャーブラックか?」
マーシー「いや!、知らないよ!そんな戦隊!」
堕落丸「ペンレンジャーのレッドは君の事を期待してたぞ!」
マーシー「レッドって誰だよ !」
堕落丸「レッドことフィッシュ山田さんは鉛筆のプールをいようにジャラジャラ泳ぐぞ」
マーシー「だから誰だよ!フィッシュ山田って!」
堕落丸「この前刺さった」
マーシー「いや刺さったの!」
堕落丸「やれやれ・・・鉛筆が無くちゃ手紙書けねぇな、鉛筆・・・ねぇかなぁ・・・・・・・・・」
マーシー「イタタタタタタタタタタタ!!出るわけ無いよ!この馬鹿!」
堕落丸「ぐはああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
501 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 05:32:49 ID:vpTabY+N
何と、モナーのモナー神拳が聞かない、ブラックモナーたちにリンチを食らった
「モ、モナー!」
「モナーさん!(泣)」
「ブハアアアアアアアァァァァァァ、ば、馬鹿な・・・・・い・・・一体何故、は!」
「あ、あれは、目を閉じてる!」
「モナー神拳破れたり、どうだ、こちらがスキを見ぬ限り、スキは表示しない!」
(スキは表示しない・・・・)
「バ…バカな なんてこった… 」
が・・・・、ブラックモナーたちは目を閉じてるから避けれない
「(スキだらけじゃないか…!!)ノグチ☆ゴウ☆ヒデキーーー!!」
バガシャァ、とブラックモナーたちはぶっ飛ぶ
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─( ゚ ∀ ゚ )< さいたまさいたま!
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さいたま〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ | / \__________
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( 戦いの時に目を閉じちゃあいけないよね… てきとうに殴ることはできても… よけるなんて無理だもんね… 何か違うなって… 思ってたよ…)
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─( ゚ ∀ ゚ )< 夏休みだよ!
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ひゃ〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ | / \__________
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「やっ、やった、ありがとうモナー君、もうダメかと思ったわ」
「フフ・・やっと眠れるぜ」
「さっ、帰りましょう」
「あぁ・・・それにしても……いい試合させてもらったぜ ブラックモナー…お礼にこの言葉をささげる」
おいどんは・・・AAの道を行くごわス バイモナー・・・
502 :
゛むけむ:2005/08/08(月) 05:34:14 ID:vpTabY+N
↑は間違い
悪いが呼んでないし読んでない
505 :
無名さん:2005/08/08(月) 19:54:03 ID:piLRnAQN
カマキリエルエル攻×驚いちゃったダクエル受な話が読みたい。
いや、あの夢の続きで良いと思うよ
ここもとうとう暇でしょうがない中学生に目をつけられてしまったか。
別に書き込んだっていいけどさ、もう少し空気読もうや?な?
508 :
許されざるくのいち 第42話(489の続き):2005/08/08(月) 23:29:03 ID:SSxmSFHy
楓は忍の顔を見てちょっぴり申し訳なさそうに微笑むと、仰向けになったまま腕を伸ばして、
かたわらで横座りしている下着姿の忍の手に軽く触れた。
「は……はいっ、それでは……」
忍はやや緊張した面持ちで楓のパジャマのズボンに手を掛けた。ゆっくりとずり下げようと
したが、横たわる楓の体は人形のように完全に脱力していて、おしりのところで引っ掛かって
うまく脱がせられなかった。
「楓さん、ちょっとおしりを……」
しかし、どうしたことか、楓はぽーっとした表情をしたまま一言答えただけだった。
「うまく脱がしてね……」
忍に肉体を委ねて、受け身になりきる気持ちよさに陶酔している楓には、身を反らせて自ら
おしりを浮かせるだけという簡単な所作も面倒に感じられたのだ。それは、楓の積極的だった
当初とはうってかわって、もう、忍のなすがままにしてほしいという意思の表れでもあった。
「はい、ちょっと待ってくださいね……。んっ、よっ、しょっと……」
楓の意思を理解した忍は、パンティーをずらさずに、なんとかパジャマのズボンだけを脱がす
ことに成功した。
(ふう、やっと脱がせられた……。うわぁ……楓さん、キレイな脚……。でも、あとにとっと
こうっと♥ うん、次は、上着のほうを脱がさなきゃ……)
楓のみずみずしい白いフトモモがむきだしになった。忍には激しい修行で陽に焼け、すっかり
筋肉のついた自分のフトモモと比べると楓のやわらかそうなフトモモがなんともまぶしく、また、
美味しそうに見えてならなかった。しかし、むしゃぶりつくにはまだ早い。今は、おっぱいの
賞味が先だ。楓の肉体を楽しむ順序を冷静に組み立て、忍は敢えてパンティーもパジャマと一緒に
脱げてしまわないように気を使ったのだ。
「忍ちゃぁん、早くぅ……」
(つづく)
509 :
副官:2005/08/08(月) 23:47:27 ID:MygBBZd1
20:00頃、ここを覗いてガッカリ。
今、これを読んでヤッター!!
>>509 君も中学生かい?
この板では、必要ないならコテは名乗らない方が身のため。
素直に名無しのままハァハァするのが男ってもんだぜ?
と言うより神様と光速丸とTHEスケ以外のコテはあんまり必要ない
よかったな光速丸とTHEスケw
俺もこいつら好きだ大好きだ
スマソ言い過ぎた
513 :
許されざるくのいち 第43話(508の続き):2005/08/10(水) 23:54:12 ID:qvC2KThy
しばし楓のフトモモに見とれて動きの止まった忍を急かす楓。
しかし、そう言いつつも楓はやはりパジャマの上着の袖から腕を抜こうともせず、ボタンは
外しているとはいえ、忍にとってはパジャマの上着をこのまま取り除くのは難しかった。
「え…っと、楓さん、ちょっと起っきしてくださいねー♥」
忍は楓の両肩を抱きかかえて楓の上半身を起こした。しかし、脱力しっぱなしの楓はその首が
力なくくにゃりと垂れていて、肩から手を離せばころんとまた寝っ転がってしまいそうだ。
忍は楓の上半身を倒さないよう、肩に手を添えたまま楓の背後に回った。
「はーい、じゃア、脱ぎ脱ぎしましょうねー」
まるでお人形遊びでもしているかのような口ぶりで、忍は楓のパジャマの上着を脱がせて
いった。
やっと楓の姿も忍と同じように下着姿となった。
楓はそのまま、背後の忍に上半身をもたれさせている格好だ。忍にしてみれば、熟れた
果実の皮を剥いてこれからかぶりつかんとする心境だ。
「あは、楓さん……。とってもおいしそう……。果物みたい。……甘そうで、白くって、
みずみずしくって、やわらかそうで……。でもって、皮が剥きにくくって……くすっ。なんだか
……うん、果物で言うと、桃みたいです♥」
まさに白桃のような楓の裸身を掌中にした忍はその嬉しさに少し饒舌になってきた。
「忍ちゃん……」
忍の言葉に楓が照れて反応した。脱力して垂れていた首をもたげて、後ろの忍の方に振り
向いた。
楓と目を合わせた忍は、軽くうなずくと、ぴとっとその胸を楓の背中に押し付けて体を密着
させ、さらに両脚を開いて楓の腰を両側から挟んだ。
(つづく)
バカ!バカ!お前ら可愛いわ!
バックマウントからおっぱいを愛撫しながらじわじわいたぶるんだな!?
マニアックなネタでスマソ
516 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 01:33:14 ID:eYhCAChx
冒 、0、、□
(・Д・ ))[ 1 ][] <どこここ?
「・=・「(◎(◎(◎
517 :
許されざるくのいち 第44話(513の続き):2005/08/13(土) 23:29:27 ID:/YiYoaMm
今はまだふたりとも下着までは脱いでいない。忍は「脱がせて」と言った楓の下着までは
あえてまだ脱がさなかった。忍としては、下着姿でも楽しみたいとの思惑があり、いきなり
全ての着衣を脱ぎさってしまうのはもったいない気がしたのだ。また、今は自分に体を任せて
いる楓を少しじらしてみたいといういたずらっぽい気持ちも少し混じっていた。
「楓さん……。かわいい声で鳴いてくださいね……」
忍は楓の耳元でささやいた。忍の両腕が楓の背後から伸び、手のひらが楓の胸を覆うブラの
カップにまとわりついた。
さわ、さわ、と、なまめかしい動きで忍のふたつの手のひらがブラ越しに楓のおっぱいを
もてあそぶ。
「んあんっ……」
ピクンと楓の頭が動いた。下着越しとはいえ、初めて自分以外の者の手が自分の乳房という
女の体の中で最も秘すべき大事な部分のひとつを愛撫した瞬間だった。
「あぁ……。楓さんのおっぱい……」
忍の感激もひとしおだ。これまで、おフロや海で戯れに楓の胸を「ついうっかり」なフリを
して触ったことはあったが、こうやって楓の同意を得て遠慮なく堪能できる日が来ようとは……。
「うぅんん、はぁ……あん……。おっぱい、きもちいいよ、忍ちゃぁん……。あん、もっと強く
してもいいよ……。あっ! あんっ! ねぇぇ、もっと強くして……」
忍の言ったとおり、甘ったるい声で喘ぐ楓。普段の凛とした楓からは想像もつかない、子猫の
ようなか弱さが忍をそそらせる。乳房がデリケートな部位であることを同性であるがゆえに
よく理解している忍は獣欲に駆られながらもソフトな愛撫を心がけていたが、楓におねだりを
されては話は別だ。
忍は楓のブラのカップを撫でさする手のひらや指の腹にやや力を込め、揉みしだくような
動きに切りかえた。
(つづく)
518 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 04:54:16 ID:9TbcXUwn
□ 0 冒
[][ 1 ]((;-∀-)<忍者学園って・・・意味が分からない・・・・
(◎(◎(◎」・-・」
ココ最近の茹だる様な暑さで
温泉巡りするのマンドクセ…('A`)
520 :
許されざるくのいち 第45話(517の続き):2005/08/16(火) 23:05:46 ID:jY55KvNp
「うふ……。楓さんのおっぱい、すてき……」
手のひら全体で揉むと大きさや形ややわらかさがよく伝わってくる。たとえ、背後から
ブラ越しで揉んでいてもだ。これで、しかるのちブラも取って正面から見据えて楓のおっぱいを
味わったときの感動たるやいかばかりか、そう思うと忍の胸は否応なくときめいた。
「ねぇ…忍ちゃん、じかにさわって……」
「う〜ん、どうしましょう? もう? それってなんだかもったいないような気もしません?」
珍しく忍が楓の哀願を意地悪くはぐらかした。
「こういうのもけっこうきもちいいと思うんですよね♥ ですから、ね、もっとゆっくり
楽しみましょ……」
忍はブラの上からの愛撫を続ける。忍の手のひらの感触を直接味わいたい楓にとっては
ムズムズとじらされている気分になっていたが、そのかゆいようなくすぐったいような感覚が
妙な快感に変わりつつあった。
「んっ、はぁ……ぁあん」
人形のように脱力していた楓の背骨が意思を取り戻し、感じるままにうねりだした。その
反応を忍はもちろん見逃さない。
……かぷ……
背後から忍は楓の右肩を甘噛みした。
「あん…あんっ!」
2箇所を攻められるのは初めてだったが、楓は全身のすべての箇所が性感帯になってしまって
いるような自分の肉体に慄然とした。
「どこに触れても感じてくれるんですね……。忍、うれしいです……」
(つづく)
521 :
許されざるくのいち 第46話(520の続き) :2005/08/18(木) 23:26:48 ID:vFZTt/ik
敏感に自分の愛撫に感じてくれる楓が愛しくて、楓を抱きしめたい気持ちに駆られた忍の
両腕がきゅうっとより深く楓の胸に巻きついた。楓のみぞおちの辺りで忍の両手首が交差して、
楓の左の胸が忍の右の手のひらに、同様に右の胸が左の手のひらにそれぞれ収まった。忍の
大きな胸もその分強く楓の背中に押し付けられる形となり、ふたりの体はより深く密着した。
「うふ、とってもいいきもちです、楓さん。こうやってぴったりくっついてるだけでゾクゾク
しちゃいません?」
「ああ……♥ きもちいいよ、こうしてるだけできもちいいよ、忍ちゃん……」
天井を仰いでまつげと唇を震わせる楓の恍惚とした表情を背後にいるため斜め後ろからしか
見ることができないのがやや残念な忍だった。
(楓さんのきもちよさそうにしてる顔はあとでまたゆっくり見させていただきますね♥)
もぞもぞと、忍の五体が妖しく楓の全身に絡まり始めた。
先程、楓の胸にぴっちり巻きついていた両手が再び楓のおっぱいをもにゅもにゅともてあそび
始めた。さっきよりも体が密着している分、楓が感じる快感もより大きい。
「やん……おっぱい、さっきより……いいっ……」
「でしょう? うふふっ、もっと夢のような気分にさせてあげますね」
楓の肩を甘噛みしていた忍の口が、楓の急所のひとつである耳を再び襲った。背後から伸びる
舌がチロチロと右側の耳の穴の周りをくすぐる。
「んはぁっ! くぅっ…ん! そこ……ダメぇ……。シノ…ブ…ちゃ…ぁん……」
「『ダメ』じゃァないでしょお? 楓さぁん。耳は大好きじゃなかったんでしたっけ? う〜ん、
ホントにくすぐったいならやめますけどぉ……」
楓の本音を知りつつも、楓のノドから可愛いあえぎ声をもっと引き出したくて、忍は自分でも
信じられないほどイジワルな小悪魔になっていた。
(ごめんなさい、楓さん……いじわるなコト言って……。でも、楓さんがかわいすぎるから……)
(つづく)
522 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:14:34 ID:ObETFFk2
日刊紙の連載小説みたく毎日除くのが楽しみでつ(最近お堅い日経新聞がそちら系の小説連載してるもので・・・)
みんな応援が止んだな。
これは固唾を呑んで待っているのだろう。
現に俺がそうだ。
ああ。
このクライマックス…待たずには居られない!
今、俺が望んでいることランキング
一位 『許されざるくの一』の安泰、そして完結。
二位 光速丸とTHEスケの復帰。最近、もまえら出番少ないぞ!
三位 夢精
>>夢精
(ノД`)
527 :
許されざるくのいち 第47話(521の続き) :2005/08/21(日) 23:17:11 ID:hk5iPzCI
「あぁっ、やめないで! ね、もっと……して、耳……あうんっ! あっ、あっ!」
……ぴちゅっ!……れぴゅ……るる……ぺちゃ……
忍は返事のかわりに、楓の耳を派手な音を立ててなめ回す。
そのさなか、楓の腰から下を挟んでいる格好の忍の両脚も動き出した。
ぴっちり閉じている楓の両脚のその両足首の下に忍の両足首がするすると潜り込み、楓の
両足首の間に割り込んだ。その途端、忍はかぱっと両脚をVの字状に開いた。すると、楓の
両脚も、その両足首に忍の両足首が引っ掛けられているため、楓の意を無視して半ば強制的に
開かされた。
「……やっ、は、はずか…し…こんな…かっこ……」
「え? 恥ずかしいです? 楓さぁん、ちょっぴり恥ずかしいくらいのほうがきもちよく
なってくるものなんですよ……。ね、これからどうするかは……わかりますよね?」
そう言うと楓の返事を確かめるまでもなく、忍の右手がおっぱいの愛撫を左手のみに任せて、
無防備な楓の下腹部に這っていった。そっと、忍の指先がパンティー越しにではあるが、楓の
最も大事なところに触れた。
「きゃ……うっ! あ……はぁ……」
あきらめにも取れるため息が楓の口から漏れる。一瞬、恥ずかしさゆえ抵抗するそぶりも
見せた楓だったが、それは本当に一瞬だった。楓に両脚を閉じようとする力みが全く感じられ
ないことからも忍は楓が完全に屈服したと理解し、ざわつくような支配欲が自分の体の中に
湧き上がってくるのを感じて総毛だった。
「うふ……楓さん……。楓さんのいちばん大事なトコロ……。さわってるんですよ……。ほら……
わかります……?」
(つづく)
シノブの怒涛の攻めにハァハァ・・・
529 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 20:25:52 ID:5pHhEupn
毎日読み直すとなおエロいよ、最高ですよ
530 :
許されざるくのいち 第48話(527の続き) :2005/08/23(火) 23:09:10 ID:gZNe9tFJ
……すり…すり……くにゅ…にゅっ……
楓の耳をなめる舌の動きを休ませることなく、忍は耳元でささやきながら中指の腹で楓の
フトモモの付け根の間にある秘所を覆う白い布地を優しく撫でる。
「くっ、あっ、こんなのって……。すご……い……。あんっ! はぁぁ……ふぅっ……んん……」
舌で楓にとってひときわ感じる性感帯である耳だけでなく、両手でおっぱいも、そして
アソコまでも同時に攻められているのだ。背後からねっとりと絡みつく忍の五体。まるでエサを
求めて群がってうごめく蟲に全身をむさぼられるような被虐的な快美感に耽溺していく楓。
「……っ…ていい?…………」
蚊が鳴くような声が楓の口から漏れた。
「……ん? なぁに? 楓さん……」
「イッていい? 忍ちゃ…ん……。ね、先に…1回……イッて……いい?……」
忍の腕の中で、切ない声色で哀願する楓。できることなら、最初に絶頂を迎えるのは忍と
一緒に……と考えていたのであろうが、思いもよらぬ忍のテクニックの凄さに楓の精神も肉体も
陥落寸前だった。
(か、楓さん、かわいい〜〜!)
この体位で、楓にそこまで言わせた……。一度は拒絶されたあの夜から8日。忍は、楓が
完全に文字通り自分の手中に落ちたのだと思い知った。
「お願いぃ……イキたい……のぉ……」
「……はい。いいですよ、楓さん。女の子どうしだと、何回でもやれちゃいますからね♪」
忍はこれまで、楓のブラとパンティーの上からじらすように愛撫を続けていたが、楓の
要望にこたえるべく、その両手の指をいよいよ下着の中に差し入れ、じかに淫らな刺激を
与え始めた。
(つづく)
…と、まぁ
こーゆータイミングで現れて、だ。
夏の暑さを乗り切る涼しいトークをするわけだ、俺とかが。
え〜とね、
この前 とてもデブい人が弁当屋さんの前で
カラ揚げが小さいってすごい怒ってた!!
(マジ話)
532 :
THEスケ:2005/08/24(水) 23:41:36 ID:1NYGSajZ
ちょっと光速丸さぁん!!
どれだけ僕のロンリーハートを傷つければ気が済むんですか!?忍ちゃんと楓さんがいちゃついてるなか、僕一人で寂しかったんですからね!
そして涼しくもなんともない、むしろ暑苦しい!しかもマジ話ですか!!
さすが光速丸さん!相変わらず、意味がわからないでいらっしゃる!
533 :
音速丸:2005/08/25(木) 00:29:47 ID:67z1Bw9H
゜3゜
愉快になる話をしてやろう。
一昨日に駅で寝ながらゲロ吐いてるおっさんがいた。
ここどこ?
535 :
許されざるくのいち 第49話(530の続き) :2005/08/25(木) 23:10:41 ID:PUBtEJ1p
「うふ……楓さんのおっぱい、やわらかぁい♥ あ、でも、ここはコリコリしてますよ?
ほら、おっぱいのさきっちょ……こぉんなに……」
「はぁ……ぁあん! あんあん!」
ブラの下に潜り込んだ忍の左手は手探りではあるが初めて楓のおっぱいのシルクのように
滑らかな肌触りを楽しみつつ、人差し指と中指の先で、ぷっくりとしこった乳首をコロコロと
転がしてもてあそぶ。
「おっぱいだけじゃないですよぉ……。楓さんのココ……じかにさわってるんですよ……。
わたし、すっごいドキドキしてます……」
忍の神経が今、最も集中しているのは、耳を味わっている舌でも、おっぱいをこね回して
いる左手でもなく、パンティーの中をまさぐっている右手だった。
何度も楓といっしょにおフロに入ったことがある忍は、楓のアソコに萌えるまばゆい茂みを
見たことがないではなかったが、いざそこにじかに手を触れるとなると、その興奮の度合いは
楓の体の他の部分に触れた際の比ではなかった。
「あ……。やさしく……して……」
胸を触られたときにはさらなる激しい愛撫を求めたくらいなのに、さすがに最もデリケートな
器官を初めて愛してもらうとなると、同性が相手とはいえ、楓も臆病にならざるを得なかった
ようだ。
「だいじょうぶ……だいじょうぶですよ。こわがらないで……。わたし…その…自分でもしたコト
ありますから……。愛し方はわかってるつもりですから……」
オナニーをしたことがあるということを打ち明けてでも、忍は楓の不安を取り除こうとした。
……さわ……さわ……
忍の人差し指、中指、薬指の3本の指がパンティーの中で楓の愛らしいアソコをまだ遠慮がちに
撫でてはいるが、その指先は三つ首の魔物のように、楓の媚肉の奥を襲う機をうかがっていた。
(つづく)
536 :
許されざるくのいち 第50話(535の続き) :2005/08/28(日) 23:15:13 ID:RRE6L3iw
そっと忍の中指の先が楓の秘裂に触れた。やはりと言うべきか、そこは楓の愛液がすでに
にじんでぬるついていた。忍は楓の肉体がちゃんと感じていてくれたことがわかって嬉し
かったが、もうひとつ、自分の指先愛撫を受け入れる準備ができていることも忍を色めき
たたせた。
「あはぁ♥ 今初めてさわったばかりなのに、とっくに楓さんのココ、うふっ……もう
こんなにぬるぬるになっちゃってる……。これなら、もうくにゅくにゅしちゃってもだいじょうぶ
ですよね」
忍の人差し指と薬指がそれぞれ、縦割れしている楓の肉丘を軽く押さえながら左右に開いた。
すると楓の閉ざされていた秘裂がぱっくりと開かれ、その奥に隠されていた楓の大事なちっちゃな
媚肉の芽がまだほとんど包皮につつまれたままではあるがその姿を現した。
人差し指と薬指によってむき出された、すでに愛液に潤っている楓のクリトリスを忍の中指が
待ってましたとばかりに襲いかかる。指先が小刻みな動きでそこをぬるぬると攻め始めた。
「あっ!! そこ……あ! 忍ちゃ…ん……」
ガクンと楓の体が大きく反応した。
「きもちいいですぅ? 楓さぁん……」
目を細め、妖艶な笑みを浮かべ、先程から絶え間なく楓の右の耳を舌先でチロチロと撫で
回しながら忍は楓を徐々に追いつめていく。
「きもちいいっ! きもちいいのっ! あんっ、痛くないから、ねぇっ、忍ちゃん、もっと
……もっとしてぇっ!」
「もちろんですよ♪ だって、ちょっといじっただけでどんどんあふれてきちゃってるんです
もの……。楓さんのアソコが『もっとして』って言ってるのがわたしの指先に伝わってきてます
よぉ……」
(つづく)
肉の芽
だけ読んだ。
ワクテカ(AA省略)
続きと光速丸、あとTHEスケ
マダ━(゚д゚)━??
あぁ、前回から一週間だ…
インターバルが長過ぎる。
まさか著者に何かあったのか…?
心配だぜ。
あと光速丸とTHEスケなら隣山のろ組でしごかれてたぜ。
542 :
許されざるくのいち 第51話(536の続き) :2005/09/04(日) 23:01:52 ID:mGVfWMUD
……くにゅっ…にゅくっ…ぷにゅっ……
楓の増幅された悦びはそのまま愛液のあふれ出る量の多さとなって現れた。忍はさらに
ぬるやかさを増したためにいじりやすくなった楓のクリトリスを一層情熱的にこね回し始めた。
指のさきっちょで円を描くように、または縦方向にしゃくりあげるように。そして時には
爪で優しくコリッと引っ掻く硬質的な刺激をアクセントにして。無論、忍も自身のオナニーの
経験から、刺激の強さはどの程度までなら痛みにならないのかは熟知していた。
「いいでしょ? 楓さん……」
「うんっ……いいっ……。 はぁっ、んぁっ……。 あん、イ……イキそう……。忍ちゃん……わたし
……イッちゃう……かも…」
楓の息づかいが荒くなるにつれ、逆に声は弱々しくなっていった。
「イキます? はい……楓さん、いいですよ、イっていいですよ……」
忍は舌も左手も右手もその愛撫の動きにより深く愛情を込めた。それが愛撫を受ける楓の
性感帯に電撃のように伝わっていく。
楓は高まっていく気持ちの中で、念願がかなう喜びに浸った。このような形でおっぱいも
アソコも忍に愛してもらうことを想像しながらオナニーをしてしまった1週間前の夜を思い
出したのだ。
「あっ! はぁぁぅんっ! だ……め……。もう……。あっ、あっあっ!!」
楓の細くしなやかな胴体が水揚げされたばかりの鮮魚のようにビクンビクンとのたうち
始めた。忍の両腕はそんな楓の体をしっかりと抱きしめる。
「イって……楓さん、忍の腕の中で……」
「イッちゃう! イク…イクイク……はぁぁああぁっ!! イッ……くぅぅっ!!」
この夜、まず初めて気をやったのは楓の方だった。背後から忍の五体に絡みつかれる格好で
果てた。
(つづく)
543 :
542:2005/09/04(日) 23:02:54 ID:mGVfWMUD
すみません、カゼひいてしまって何日もお休みしてしまいました……。
安心汁。漏れらは裸で待ってるけど風邪引かないぜ!
応よ!
全裸正座で待ってたけど扁桃腺すら腫れてないze!
546 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 19:26:00 ID:3PTRWvK7
待ってたよ!良かったよ。でも風邪には気をつけてな。台風も
547 :
許されざるくのいち 第52話(542の続き) :2005/09/07(水) 23:03:46 ID:hM/GIoEn
しかし、女同士の情交は簡単には終わらない。精魂果てるまでと言っても元から「精」が
ない。お互いが満足するには長く濃密な交わりが必要なのだ。体も、心も。
忍の腕の中で楓がぐったりとなって忍の胸に背中をもたれさせた。
「はぁ……はぁ……」
「すてき……楓さん……」
忍はゆっくり、ころんと楓の体ごと後ろに倒れ、互いが向かい合うような形で横になった。
楓はまだ肩で息をしている。
「忍ちゃん……わたし、まだ……カラダが……イキたがってる……。どうしよう……」
「うふっ。よっぽどよかったんですね。うれしい……。女の子のカラダはそうなってるんですよ」
忍が楓の肩から腕を撫でただけで、猫のように背中を丸めている楓はぴくんと反応した。
「あっ……。ね、ねぇ、忍ちゃん、先に……」
「先に? なんです?」
「わたしのカラダ……もっと味わって……。先に…わたしをもっときもちよくさせて……。わたしが
忍ちゃんを…抱くのはそのあとでいい?」
楓のおねだりは忍にとって渡りに船だった。
「あはぁ♥ ホント言うと、わたしもそうしたかったんですっ。なんだか、さっきからわたし
ばっかりがっついちゃって申し訳ないなぁって思ってて言いにくかったんですけど……。はい、
それじゃあ遠慮なく、お先にいただいちゃいますね。まだ楓さんのこと、半分も食べてない
ですし」
忍の瞳が嬉しさでうるうると光り、チラリとその唇の隙間からぬめやかな舌先が覗き見えた。
その微かな舌なめずりは忍のさらなる肉欲の湧きあがりを表していた。
「楓さん、さ、今度はそのままうつ伏せになって……」
「うん……」
(つづく)
ここで続くですかw
たまに思うんだが、
THEスケってコミックスを持ってない希ガス
しっ、
そんな事より
最近始めたミックスベジタブルの中からグリーンピースを取り除く仕事で
時給30円ってのが納得いかない!
こうなったらTHEスケよ、
イチゴのぶつぶつを綺麗に取り除く仕事をお前に任せる!
綺麗になったイチゴにちょっぴり似ている乳輪は結構あるから気をつけるんだ!
この暑いさなかに温泉なんか行ってられっか!
海だ海、海には肌色がたくさん浮いているんだ!
今から海に行くぞ!
浮いてるのは、クラゲですよ・・・
ってまあ似ているからいいかw
553 :
許されざるくのいち 第53話(547の続き) :2005/09/10(土) 23:13:59 ID:TfzbV7aQ
撫でていた楓の腕を引き寄せるようにして忍がうながすと、楓は言われるがまま、枕に
顔をうずめて突っ伏した。
楓の息も整えられつつあった。またすぐにその息は荒くならざるを得なくなるのだが。
忍は楓の傍らに横座りして、まじまじと楓の白い背中をなめるように観賞する。まだ取り
払われてはいない下着が邪魔に見えるほどに楓の背中は美しかった。
(もしかして、楓さんのカラダの中でいちばん素敵なところなのかも……)
おしりや上腕部には程よく脂がのっていて、まろやかな線を描いているのに、それらから
ウエストや背中に伸びるボディラインは余分な肉の堆積を拒み、きゅっと見事にくびれている。
(あ……忍ちゃんに見られてる……。見られてるのがわかる……)
楓は両手で枕の両端を握りしめる。背中に浴びせられている忍の熱い視線を感じて。
……つつ……
楓の背中が確かな感触を感じた。忍の指先が楓の背中をうなじから背骨をなぞるように撫で
下ろしたのだ。
「あん……」
「これだけでもきもちいいんですか? 楓さん」
枕に顔をうずめて黙って頷く楓。見えないがその顔は受け身の快感に赤く染まっていた。
「ほんと、キレイな背中……。わたし、おフロで楓さんのお背中流すとき、いつもキレイな
肌だなぁって見とれてたんですヨ」
「……それは、わたしだって同じだよ。わたしもおフロで忍ちゃんの背中見てうっとりしちゃって
たんだよ」
「楓さん……」
今度は忍が恥ずかしさに言葉に窮して顔を赤くした。
「で、ではでは、こういうのはどうです? 楓さん」
話の腰を折って、忍はいったん楓の背中から指を引っこめた。
(つづく)
554 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:23:12 ID:T2lLCh5G
毎回ながら見事、切るところが絶妙なので次回の読む気をそそる
555 :
許されざるくのいち 第54話(553の続き) :2005/09/12(月) 23:02:12 ID:PYPI49lB
……さわさわ……
楓は背中に何かが触れたのを感じた。それが予想していなかった物の感触だったので少し
驚いた。
「あぁっ……こんなのって……」
「『こんなの』って……イヤですか?」
忍は、1本の三つ編みに編まれた、腰まで伸びている長い後ろ髪の先っちょを手に取って、
楓の背中をくすぐっていたのだ。
「ううん。……でもどうして……? 髪の毛でくすぐられてるだけなのに……くすぐったいけど……
きもちいいっ……」
「それって……わたしの髪だから……?」
「……そうだと思う……。忍ちゃんのだから……。それに、わたし、自分でできないトコロをされるのが
好きみたい……耳とか、背中とか……」
まだ途中ではあるが、忍に肉体のいろいろな箇所を愛撫され続けているさなか、楓は自分の
性感帯の特徴に気づき始めたようだ。
「うふっ、それじゃ、大好きな背中をもっとよくさせてあげますね♥」
忍としては小手調べにすぎない髪での愛撫を終えると、忍はおもむろに楓の両脚にまたがった。
脚の両脇に忍のヒザが触れたのを感じた楓は、忍がこれから何をしようとしているのか予想
できた。
次に忍の手が楓の背中のブラのホックへと伸びた。
(あ……外される……)
下着に手をかけられるときの胸の高鳴りはパジャマを脱がされたときのよりも格段に大きかった。
しかし、うつむけになっているので、胸があらわになっていないことにほんのわずかだが
ホッしている気持ちもまだ残っていた。
(つづく)
556 :
許されざるくのいち 第55話(555の続き) :2005/09/14(水) 23:11:22 ID:lypn3rgX
ホックを外されたブラのベルトやストラップが取り払われ、楓の背中が何もまとわない姿と
なった。
そのせつな、忍の体が楓の背中に覆いかぶさってきた。
「あぁっ! し、忍ちゃぁんっ!」
楓の予想と期待を裏切らず、忍の胸が…いつのまにかブラを取り外した忍のおっぱいが…じかに
楓の背中にむにゅうと押しつけられているのだ。
「んふぅ……んん……。楓さんだけ脱がせるわけにはいかないでしょお? わたしもブラ、取っちゃい
ました♪ さっきと違って、おっぱいのさきっちょ、じかに感じるでしょ?」
先程、楓が座ったまま後ろからイカされたときはまだ互いにブラをつけていたが、今度は、
楓の背中と忍の胸を隔てるブラのベルトやカップがないので、楓は背中で忍のおっぱいのやわらかさと
乳首のポッチリ感を、忍はおっぱい全体で楓の背中の肌のなめらかさをじかに感じ合うことが
できるようになったのだ。
「は…ぁ……。感じるよ……忍ちゃんのおっぱい……。おっきくて……いいきもち……」
「きもちいいです? うれしい……」
実は忍は胸が人並みより大きいことを密かに気にしていたのだが、それが楓に悦んでもらえると
あっては、逆に誇りたい気持ちにすらなった。
「楓さん、動かしますねー……」
……むにゅ…もにゅ……にゅくっ……
忍の体が楓に密着したまま上下にこすりつけるように動き出した。マシュマロのように
すべすべとしてやわらかく、それでいてパンと張りのある忍の巨乳がぐいぐいと楓の背中を
攻めたてる。
「あん、やわ…らかぁい……♥」
「忍のおっぱい、いっぱい感じてくださいね……」
(つづく)
5が多いな、とオモタ
558 :
許されざるくのいち 第56話(556の続き) :2005/09/19(月) 23:04:37 ID:SrXpFRvX
忍はおっぱいを押しつけて柔肉のボリュームを感じさせるだけではなく、その合間には
おっぱいの先端だけが触れるくらいまで体を浮かせては乳首で楓の背中をくすぐってみたりも
した。
「あっ、あん……背中、感じちゃうう……もっと……」
「楓さん、よろしければ、これ……」
うつ伏せになって枕に横向けに顔をうずめている楓の目の前に、忍のさっきまで着けられて
いたブラが差し出された。
「うん、ちょうだい、それ……」
楓はそれを手につかむと、自分の顔に近づけた。
グレーと白の太いストライプ模様のそのブラには、忍の胸のぬくもりと、おフロあがりの
ソープのほのかな香りがまだ残っていた。鼻先に忍のブラを押しあて、それらを味わう楓。
忍のブラのカップは当然ながらフルカップで、しかもワイヤーが入っていないタイプなので、
唇やほっぺでその大きめのやわらかいカップの感触をぬくもりや残り香と共に味わうのもまた
楓の興奮を高めるのに一役買っていた。
存分におっぱいで楓の背中を可愛がったあと、忍は仕上げとばかりに、そこにキスをすると、
またも楓が嬌声を上げた。
「うぅんんっ! 忍ちゃんっ、そこ……もっとキスして……」
「んふ……。楓さん、ホントに背中、好きなんですねぇ……」
忍はうなじや肩甲骨の辺りを何度もキスして、つつ……と、背筋に沿って舌をゆっくりと
腰まで這わせていく。そして、腰の周りにも同様に楓の要望どおり隙間なくキスをしてあげた。
「ついでにココもいいですか?」
(つづく)
乙
にしても違和感あんまりないな
Hey you!
561 :
許されざるくのいち 第57話(558の続き) :2005/09/22(木) 23:15:47 ID:bGKJ8X+c
忍の舌がそのまま楓の体を足の方に下っていった。最後にとっておきたい、それ故まだ
パンティーをまとっているおしりをひとまず飛び越え、ムチムチしたフトモモの裏側を忍の
舌が襲った。
「や……あっ! くぅっ……。そこも……いいっ……いいの……」
「すごい……楓さん、ココもとってもキレイな肌……。さっきの背中とは違う感じのキレイさです……」
思わず感嘆する忍。同じ色白できめ細やかな肌でも、華奢で清楚な印象を受けた背中と
違って、楓のフトモモの裏側のおしりに近い部分は特に、ミルクで塗り固めたような皮膚の
下に、とろけそうな脂がたっぷりまとわれ、ふくよかなそこからは今にもなまめかしい
匂いが漂ってきそうだ。
「楓さんのカラダ……なんだか……あまぁい……♥」
やわらかいその部分の肉にむにゅむにゅと指をめり込ませたり、ちゅうちゅうと唇を吸い
つかせたり……。
やがて、忍の唇や舌は楓のヒザの裏やふくらはぎにも及んだ。
ヒザの裏のすべすべしたなめらかさ、そして、ふくらはぎの張りのある肉感。しなやかな
脚全体の中にさまざまな味わいが散在していて、忍を飽きさせなかった。
「あはぁ……とってもすてき……」
うっとりとした表情で楓のふくらはぎにほおずりする忍。
「……忍ちゃんのカラダのほうがおいしそうだよ……。わたしも忍ちゃんを抱くの楽しみなんだから
……。ね、だからその前にわたしを…早くぅ……。わたしのいちばん大事なところを……はやくぅ……」
「うふふ……いちばんおいしそうなところは最後のおたのしみにとっとこうって……そういう性格
なんですよね〜……。さ、楓さん、お背中、満足しましたぁ? じゃ、今度はあお向けになりましょう
ね〜♥」
忍は体を起こして、楓の両肩をがっしりつかむと、楓の体をあおむけにひっくり返した。
楓は忍の腕力が思いのほか強いことに驚きながらも、この力に強引に組み伏せられたいとも
心のどこかで望むのだった。
(つづく)
562 :
許されざるくのいち 第58話(561の続き) :2005/09/25(日) 23:30:58 ID:BaGm5UUx
「あっ……」
すでにブラのホックを外されている楓は、あお向けにひっくり返されたときにそのおっぱいが
ぷるんっとあらわになって忍の目の前にさらされたことに思わず声を漏らした。と同時に
反射的に両腕が胸を隠そうと動こうとしたが、かろうじて楓の意思はその腕を制止させることが
できた。
(バカ……。わたしったら、まだ忍ちゃんに対してどこかためらいがあるんだわ……)
わずかに力が入ったように見えた楓の両腕はすぐにだらりと脱力した。気がつくと、楓の目に
忍の裸体が映りこんだ。
(そうだったんだ、忍ちゃんもブラ、取ったんだっけ……)
忍は楓と違い、恥ずかしさに胸を隠そうとする気配など微塵も感じさせなかった。楓のそばに
再び横座りしている忍は、獣のようにらんらんと目を光らせながら楓のおっぱいを見つめている。
「おフロではちらっとしか見えなかった楓さんのおっぱいをこうしてじっくり見ることができる
なんて……。きれいなまんまるーいおっぱいですねぇ……。かわいい♥」
忍におっぱいを視姦されて、楓の両腕に再びぐぐっと力が入った。忍は今にもむしゃぶり
ついてきそうな目をしている。忍の言うように、楓の忍と比べるとやややわらかめのおっぱいは
若さゆえの豊かな張りはあるものの、あお向いていることで重力に少しつぶされ、ぽってりと
してまろやかな丸っこい輪郭を描いていた。
「忍ちゃんのおっぱいだって……おっきくてとってもきれい……。おフロで見るたびにね、いつも
そう思って……うらやましいなーって……。今まで、恥ずかしくて言えなかったけど……」
「ほ、ほんとに!?」
思わず忍は楓の手を取った。
(つづく)
…何やら静かになってきたな、
みんなどっか行っちゃったのかな?
565 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 03:58:30 ID:uUHlI4GT
あげ
566 :
許されざるくのいち 第59話(562の続き) :2005/09/29(木) 23:15:43 ID:AgPeJ9KZ
「さわって……楓さん……」
楓の右手が忍の胸に導かれた。手のひらがふわりと忍のおっぱいに覆いかぶさった。
楓は忍のおっぱいの大きさをじかに触って実感した。明らかに、自分のそれとは大きさが
ひとまわり違っていた。
「ね、手、動かして……いい……よね?」
やはり楓も、自分に同じことをしたときの忍同様に、おっぱいへの愛撫には気を遣うようだ。
無論、忍は優しく頷いた。
「わたしが楓さんにしたときよりも強くしてもだいじょうぶですよ……」
早熟な忍のおっぱいは発展途上の乳房にありがちな、強めの愛撫に対する痛みやすさは少ない
ようだ。忍もまた、遠慮は無用と楓にうながした。
楓の手のひらが忍の豊かなふくらみのなめらかな表面にしっとりと吸いつくように密着した
まま、遠慮がちに、くにゅっくにゅっとうごめき始めた。
(すご……い……。忍ちゃんのおっぱい……)
手のひらを押し返すような忍のおっぱいの張りの活きのよさときたら、それは弾力と言っても
差しつかえなかった。その部分は胸がふくらんでできたものというより、胸に球状の別個の
2個の肉塊がくっついて同化したものというような印象を受けるほど、強烈な存在感を示して
いた。そして次第に、楓の手のひらに込められる力が強まっていく。
「あぁん……。うん……。そう……もっと…つよく……はぁぁんっ……」
忍の表情が快楽に妖しく染まっていく。無邪気な忍しか知らない楓にとっては、初めて目の
当たりにする忍の隠された一面だった。
(忍ちゃん……なんて顔……。あ、でも、わたしもさっきまで同じ表情してたんだろうな……)
(つづく)
567 :
許されざるくのいち 第60話(566の続き):2005/10/02(日) 23:28:35 ID:r/pNz3gj
「はぁぁ……。楓さん、ごめんなさいっ」
忍は自分の胸を揉む楓の手に添えたままの自分の両手にきゅっと力を入れて楓の手を引き
剥がした。そして、自分の顔に近づけると楓の指をあむっとほおばった。
「あん、忍ちゃん……」
いつも自分のことは後回しにする忍が、楓を差し置いて自分の欲望を優先させたことに楓は
驚いたが、それほどまでに自分の体を欲してくれていることの裏返しだと思うとむしろ嬉しく
なってくるのだった。
……んむっ……ちゅぱ……ちゅぽっ……
スティック状のキャンディを食べるように、忍は手に取った楓の左手の指を1本1本丹念に
唾液をたっぷりまとった舌を絡みつかせてしゃぶりあげる。
「ごめんなさい、楓さん……あとでわたしのおっぱい、たっぷり味わっていただきますから……。
今は………。あはぁっ……たまんない……♥」
「うっ、あぁ……んん……忍ちゃん…いいよ……。遠慮しないで……」
体位の関係上、自分の肉体をむさぼる忍の表情をじっくりと見るのはこれが初めてだったが、
あまりに美味しそうにしているので、楓は「あとでいい」とは言ったものの自分も早く忍の体が
欲しくなってきた。
そんな物欲しそうな顔の楓を見て、忍は楓の指をしゃぶりながら、自分の右手を楓の口元に
這わせた。
「はえれひゃん、ろうろ(楓さん、どうぞ)……」
楓は遠慮なく素直にお口を「あーん」した。忍の指が生き物のように楓の開いた口の中に
するすると入り込んだ。
「あむっ、んっ、んっ」
(つづく)
568 :
許されざるくのいち 第61話(567の続き):2005/10/04(火) 23:01:43 ID:tBztW0eC
楓は声を立てて忍の指をくわえ込んだ。一度に何本もは入らないので、忍はとりあえず
最も長い薬指と中指の2本だけを与えた。
ふたりはお互いの手の指をおしゃぶりしあう格好に見えたが、それは実際のところは、忍が
楓の指を味わいつつ、かつ忍の指が楓の口内に潜り込んで舌をこね回すといった、あくまで
楓がほぼ一方的に受けに回されているものと言ってよかった。
「んむ……んくっ……」
楓もそうされるのが気持ちよかった。忍にしゃぶられている自分の左手はなすがままに
されているのに、忍の方の指はぐちょぐちょと自分の口の中を蹂躙するようにうごめいて
いるのが嬉しかった。
「うふ……ん、楓さぁん、こうやって同じところをおたがいにおくちでするのって、とっても
キモチいいですね……」
忍が意味ありげな笑みを浮かべると、ちゅうちゅうと吸いつく楓の口から自分の指をぬるっと
抜いた。いやらしく唾液の糸を引いて。
「あんっ……」
ひとこともなしにおあずけをさせられた楓は思わず物足りなさそうな顔をした。しかし、忍は
意に介さない。楓はそんな、自分の体を楽しむのに我を忘れているような忍にひそかにゾクゾク
するような期待を寄せた。
(そう……そうやってもっとわたしをぐちゃぐちゃにして……忍ちゃん……)
忍は楓の唾液にまみれた自分の指で、あお向いている楓のおっぱいのさきっちょをぬるぬると
もてあそび始めた。
「きゃうっ!」
乳首をせめられるのは2度目だが、今度は唾液のぬるつく感じがたまらなく鮮烈だった。
(つづく)
固唾以外に飲む物は無いのか?
>>569 息、涙、声、要求と、その他各種取りそろえております。
さらには汗、唾液、愛液、尿なども、
お客様のニーズに合わせて提供させて頂いております。
ナメクジ × エルフ
574 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 05:29:37 ID:GF8cDRzU
エルエル×ナメクジ だろ
575 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:07:36 ID:Mn6/QsLP
一週間のブランクage
ニ
577 :
許されざるくのいち 第62話(568の続き) :2005/10/12(水) 23:07:54 ID:Vz04sggk
「うふふ……。さっきよりもまたかたくなってるみたい……。自分でもわかるでしょお? 楓さぁん……」
「んっ! あっあっ、うっ…んんっ!」
いたずらっぽく、それでいて妖しげな笑みを浮かべて忍は親指と中指の先で楓の乳首を
はさみ、そのはちきれそうな感触を楽しんだ。脳天を突き上げるような快感に、楓の体は
がくがくと打ち震え、まんまるいおっぱいがふるふると波打った。
「なんてかわいいおっぱい……。もう……忍、ガマンできません!」
まだまだあとの方に、お楽しみにとっておきたかった楓のおっぱいだったが、もう忍の辛抱も
限界だった。忍は楓の体の上にのしかかると、たわわに実る楓の胸のふくらみにかぶりついた。
「ふぁあっ! あん! 忍ちゃぁん! うれし…・・・うれしいのぉ!」
楓の両腕が忍を抱きしめて応える。切なそうに忍の頭や背中を撫でさすりながら。
忍は楓のおっぱいを味わうのはとっておきにしておきたくて我慢していたのと裏腹に、楓の
方は早く忍におっぱいをおくちで愛してほしくてウズウズしていたのだ。
「楓さん、うれしいの? 忍もうれしいんですヨ♥ 楓さんのおっぱいが美味しくて。
楓さんが悦んでくれて……」
忍はしあわせいっぱいといった面持ちで楓のおっぱいをほおばる。
乳輪ごと乳首をほおばり、そのままちゅうちゅうと吸い上げたり、あるいは舌で乳輪や乳首を
つつきまわしたり。もちろん、さきっちょだけでなく、おっぱいのふくらみのふもとの特に
やわらかそうな部分……脇の方のふもと、胸の下の方のふもとにもそれぞれ、同様に愛情いっぱいの
甘咬みをするのだった。
「あぁ〜ん、もう、楓さんのカラダ、どこをとっても最高……♥」
うっとりとして瞳を潤ませ、忍は楓のふたつのおっぱいの谷間に頬をうずめた。
(つづく)
良スレあげ
579 :
許されざるくのいち 第62話(568の続き) :2005/10/16(日) 23:31:41 ID:a1qsjRUa
「あんあん♥ やわらか〜い! こうすると……たまらないですぅ……」
そのまま忍は楓の胸を両側から、自分の顔を楓のおっぱいで挟みこむようにふにゃふにゃと
もみ始めた。
「んんっ……。忍ちゃん……そんなにいいの? わたしの、忍ちゃんのにくらべると見劣りしちゃう
から、ちょっと自信なかったの……」
「いいえェ、楓さんのおっぱいはとってもすてきですヨ。形もちゃんと整ってるうえにこぉんなに
やわらかくて……。わたしの、楓さんのより大きさはあるかもしれませんけど、楓さんのみたいに、
なんていうか、やさしそうな感触はないんです……」
忍は楓の胸の谷間に頬ずりしながら、楓のおっぱいを褒めあげる。
「忍ちゃんのおっぱいだってすてきよぅ……。今、わたしのおなかに当たってる……。おっきいの
が……」
忍の背に回っている楓の手に力が入る。忍のおっぱいを少しでも強く自分の体に押し付け
たがっているかのように。その行為に、忍は、楓が口にははっきりとは出さないが自分のおっぱいを
欲しているのだと察した。
「楓さん、腕をゆるめて……。で、おくち、『あーん』して……」
(忍ちゃんが何かくれるんだ……なんだろう? もしかして……)
……と、楓は期待感にときめきながら、忍の言葉に従った。
果たして、楓の期待を裏切らず、忍は体を頭の方向に這いずらせ始め、おっぱいが楓の顔の
あたりまで来たところで止まった。腹をすかせたヒナ鳥にエサを与える親鳥のように、忍は
乳首を楓の開いたおくちに近づけると、楓ははむっとそれにぱくついた。
「んっ、んん……ふぅ……んん……」
さきほど忍が自分にしたときと同じように、楓は忍の巨乳のまずはさきっちょを味わうの
だった。
(つづく)
580 :
579:2005/10/16(日) 23:35:08 ID:a1qsjRUa
すみません、間違えました。
579は正しくは「許されざるくのいち 第63話(577の続き) 」です。
素晴らしい作品をいつも有難うございます。
私、新作が書き込まれる都度、FDに保存しています。
本日の分も当然保存させて頂きます。
素晴らしい作品をいつも有難うございます。
私、新作が書き込まれる都度、テープに保存しています。
本日の分も当然保存させて頂きます。
俺はDVD-RWに焼いてるけどね
FDもテープもCD−Rもありません。
仕方なく、紙と鉛筆で書き写しています。
この未熟者どもが!!
道具に頼ってどうする!?
焼き付けるのはお前らの心だ!!
かき、ウッ。す るのはその身体だ!!
見ろ!お前らの未熟っぷりに俺様も下ネタじゃねーか!!
こうなったらお前らに罰を与えるっ、
全員揃って、THEスケに噛みかけのガムをなすりつけろ!!
586 :
41:2005/10/18(火) 20:10:29 ID:I/SAfI1p
…あのー。
今さら
>>198のゲノムネタの続きを持ってきたとか言ったら
釘とかいっぱいついた痛そうな棒で殴られますか?
いぼいぼのいっぱいついた玩具をアナルにねじ込まれます。
が、大歓迎です。
「ふふふ…よくも逃げずにやって来たものだ。私が伊達に人間界で風俗巡りしていたわけではないことを
知るがいいでしょう!
浮気は男の甲斐性! バッタ16世、バッタ16世です!」
「わたしがエルエルさんを怪人の呪縛から解き放ってあげるんです!
そのためなら、エルエルさんとえっちなことでも喜んで──いえ! 仕方ありません!」
コバヤシ研究所の空き部屋。昼にもかかわらずカーテンを閉め切ったその簡易リングで、祭りは行われようとしていた。
リングの両端には、ふたつの人影が正座で向かい合っている。
かたや、かっこよくない仮面ライダーといった風貌のバッタ16世。
かたや、髪を頭の両脇でお団子にし、白いワンピースの水着姿でバッタを睨む少女──なっちゃんである。
二人の間は形容しがたい闘志で満たされ、火花が散るような勢いだ。
その動機は極めて不純ではあるが、とにかく双方が犯る気に満ち満ちていた。誤字ではない。
「あの……」
そんな中、部屋の入り口に立ちすくむエルフの少女。
首から下をシーツですっぽりと覆ったエルエルが、リングサイドでハンディカメラを回すパクマンに声をかける。
「ぱ、パクマンさん…その…」
「安心しろ、男優がキモいから後で全身にモザイクを入れる」
「そんなこと言ってんじゃないです!
…と言うか、やっぱり撮る気なんですね…」
ほとんどその場のノリでバッタの提案が受け入れられた後、別室に控えさせられていたエルエル。
満を持しての入場だったが、なぜかそこから動こうとしない。
589 :
コガネグモ:2005/10/18(火) 21:02:58 ID:I/SAfI1p
「あーもう何だよ!
グダグダ言ってる暇があったらさっさとそのシーツ取れやい! 皆様お待ちかねだろが!」
ギザギザの歯を剥き出して吠えるパクマン。
しばらく真っ赤に染めた顔を俯け、もじもじと体を揺すっていたエルエルだが、やがて意を決したようにおずおずと手が動く。
はらり、とシーツが床に落ち、現れたその姿は──
「…な、なんなんですかこの格好は! 勢いで着替えさせられちゃいましたけど…!」
全裸にリボンを巻き、大事な部分を隠しただけのサービス精神旺盛ないでたちであった。
ゆるく結んだだけのリボンは、華奢なのが定説のエルフにしては豊かなその胸のふくらみを、肉付きの良い太股を守るにはあまりにも頼りない。
ともすれば、わずかに身を捩っただけでずり落ちてしまいそうだ。
エルエルは緊張のためか羞恥のためかうっすらと肌に汗を浮かべ、この理不尽な状況から逃げ出すこともできずに
身を縮こまらせながら、パクマンにツッコミを入れるのが精一杯だった。
「おう、それはコガネグモスーツだ」
「コガネグモ…? って言うか、もはやスーツとは言えないような…」
コガネグモ──
腹部に黄色と黒の太い縞模様がある大きなクモ。黒色部には、小さな青い斑点をもつ。
林の周辺や草原などにX字形の白い隠れ帯をつけた円網を張り、その中央部に脚を2本ずつそろえてとまる。
590 :
コガネグモ:2005/10/18(火) 21:03:38 ID:I/SAfI1p
「身体に巻いたリボンを腹の縞模様に見立てて……なんてな! こじつけに決まってんじゃねーか!
だって賞品なんだから全裸にリボンは第一種礼装だろーっ!」
「ば バラすの早すぎますよ! しかも賞品って」
「うるせーっ、いい加減に覚悟決めろや! バイストンウェルまで飛ばされてーか!」
パクマンのテンションが高い。こうなると、いつも勢いで押し切られてしまうのがパターンである。
あれよあれよと、闘志とは別のものを発し始めたナメクジとバッタの間に連れて行かれてしまう。
今回は事が事だけに必死で脱出しようと考えを巡らすエルエルだが、別の方角からのプレッシャーがそれを許しはしなかった。
(さ、さすがエルエルさん…! こんなベタなエロコスチュームでもここまでの…!)
(え え え エルエルさん…! エルエルさんのあられもない姿…!)
右手のバッタ16世、左手のなっちゃん。
二人とも相変わらずリングサイドで大人しく座っているように見えたが、その内部で膨れ上がる得体の知れないオーラは
収まり切らずに体外へ噴出し、熱のこもった視線となって既にエルエルを挟み撃ちにしていた。
「ひんっ…!」
思わず、両サイドから猛烈に降り注ぐ視線を避けるように身を竦めてしまうエルエル。
(ど──どうしてこんな事に…)
バッタは言うに及ばず。
なっちゃんは基本的にはそれほど無茶をするたちでもないが、気温や湿度を初めとする周りの環境によってよく「壊れる」。
今回のシチュエーションは彼女にとって、理性を駆逐するのに十分な破壊力があったらしい。
四面楚歌。
腰から力が抜けるのを感じ、エルエルはその場にへたり込むことしかできなかった。
591 :
コガネグモ:2005/10/18(火) 21:04:21 ID:I/SAfI1p
「まあまあ、そんなに怖がるなよエルエル。ちょっとアダルティな遊びだって。
バッタどもを納得させたら適当なとこで止めるからさ」
「ほ、本当ですか…?」
他の二人がこの有様では、エルエルが縋れるのはパクマンのその言葉だけだった。
セクハラ担当を自称して憚らないパクマンが頼みの綱というのは、果てしなく不安ではあったが。
「よーし! ルール説明はいらんだろうが、要はお前らでウフウフアフアフ絡み合って、先にエルエルを
昇天させた方の勝ちだ!
エルエル! クモの交尾のマニアックさは本編1話でやった通りだから、そのへん踏まえて頑張ってくれ!
ふふふ、ではレディ──」
「ほ、ホントに止めてくれるんですよね!?」
エルエルの叫びを遮るように、今──
「ファイッ!!」
レフェリー兼記録係の緑の超合金が、声高らかに宴の始まりを告げた。
592 :
41:2005/10/18(火) 21:06:55 ID:I/SAfI1p
以上!
ちょっとは投下速度を上げたいですが、長い目で見守ってください。ホントお願いします。
では、
>>587がいぼいぼのいっぱいついた玩具を持ってくる前に失礼します。
>>592 普通に面白いがな!続きを早く(゜∀゜)カキヤガレ
595 :
許されざるくのいち 第64話(579の続き) :2005/10/19(水) 23:33:21 ID:pOlCsVAt
「うふふっ……あん! もっと吸って……さわって……。楓さん……」
楓の体の上で、ぐぐーっと首をのけぞらせる忍。
「んふぅ……んむっ……ぷは……。あぁっ、おっきい……」
楓は眼前にたわわに実るみずみずしいふたつの大きな肉塊に圧倒されながら、それらに
一心不乱にかぶりつき、もみしだいた。さきほどの忍を真似て、忍のおっぱいで自分のほっぺを
挟んでみると、埋没した自分の顔がそのまま忍の胸の奥まで飲み込まれてしまいそうな錯覚
さえ覚えた。
「はぁっ、はぁ……し、忍ちゃん……ダメ……わたし、待ちきれないっ……こんなコトされたら、もう
……。あぁっ! 早く……ほしいっ…! 忍ちゃんの……」
ずっと、楓は自分が忍を抱くのはあとまわしでいいと言い続けてきたが、忍のおっぱいの
もたらす甘美な肉の快楽があまりにも強烈すぎて、楓の意思をくつがえさせた。
「楓さん……」
今にも泣き出しそうなくらいに切なげな表情の楓を見て、忍の胸もきゅうんとなって、忍は
思わず、楓のくちびるを奪った。
「はい……。楓さん。じゃ、もう、コレも……取っちゃいましょうね……」
忍は腰の方に手をのばし、楓のパンティーに触れてそう言った。
楓はコクンと首を縦に振って即答する。
ふたりがまだ身にまとっているものはパンティーのみで、重なり合ったふたりの体は下半身が
少しずつ斜めにずれていて、パンティーの湿った中央の部分が互いのフトモモにこすりつけ
られていた。ふたりとも、そのうずききった媚肉を求め、そして与え合いたくてたまらなく
なっていた。
「楓さん、わたしから脱ぎますから……。ね、脱ぐところ、よく見て……ください……」
(つづく)
596 :
コガネグモ:2005/10/22(土) 00:03:41 ID:1v86hw1w
「ちょっ、パクマンさ…!?」
エルエルが続けて抗議の声を上げるより早く、彼女の目の前に、少々グロテスクな緑色の昆虫顔が迫っていた。
バッタの4本の手は、獲物を狙う猛禽の爪のように鋭く素早い動きで、哀れなエルフの白い肌を狙う。
「おら覚悟しねがーっ! すぐ! すぐ良くなるけえのう!」
「ひ…っ!」
思わず、座ったままの姿勢で後ずさるエルエル。だが、その肩を優しく受け止めるふたつの手があった。
「エルエルさん…」
「! な、なっちゃ…ん、ぅ!」
驚いて振り返るエルエルの可憐な唇を、柔らかいものが覆った。
すぐに首筋の辺りに手が添えられ、優しいが有無を言わせないタッチで首の角度を固定する。
不意を突かれたエルエルが口を閉じる前に、なっちゃんの舌がにゅるり、と口腔に侵入してきた。
「ふぅ……ぅ! っ…む、んうぅっ…!」
なっちゃんの舌はくちり、くちりと巧みにエルエルの舌を絡め取り、優しく、激しく刺激する。
舌に乗って伝わってくる唾液が混ざり合い、こくり、とエルエルの白い喉が動く。
奇妙な感覚がぞわぞわと脊髄を駆け上がるのを感じ、エルエルはふるり、と身を震わせ、目をきゅっと閉じて目尻に涙を滲ませた。
キスだけで、こんな──
思い起こせば、なっちゃんとの初対面の日。
あの日も、パクマンの思いつきで彼女とのベッドシーンを演じさせられそうになった。その時のキスの味が、エルエルの脳裏に蘇る。
悪意の無い、ただひたすらにエルエルを悦ばせようとするなっちゃんの口付けは、甘く、優しく──恐ろしいほどに熟練されていたのだ。
597 :
コガネグモ:2005/10/22(土) 00:05:09 ID:fiKNIpZZ
ぴちゃぴちゃという水音とともに、エルエルの頬に見る見る赤みが差していく。
同時に、強張っていた身体から少しづつ力が抜けていった。
と、キス責めに翻弄されるエルエルの身体を別の刺激が襲った。
胸のふたつの膨らみを守るリボンと肌の間に何かが侵入したと思うと、その柔肉を揉みしだき始める。
「!? んっ、う! んむむぅっ…!」
「やや、いきなりアドバンテージを取られたか!? しかしまだまだここから!」
言うに及ばず、それはバッタの手であった。
4本の腕のうち2本が、エルエルの胸の双丘を無遠慮に、しかし意外に繊細なタッチで捏ね回す。
下から上に、ぐいっと持ち上げるように揉み上げる際にリボンの生地が膨らみの頂点を擦り、その度にエルエルは
くぐもった呻きとともに肩をぴくん、と震わせた。
甘いキスに蕩かされつつある身体は与えられる刺激に顕著な反応を見せ、敏感な突起は次第にしこりを帯び始める。
さらに、残ったバッタの2本の腕が腰を回り込み、エルエルの張りのある尻に辿り着いた。
びくり、と腰を震わせるその反応を楽しむように初めはゆっくりと、やがて大胆に左右の尻肉を捏ね回していく。
(い…やぁ……っ…)
ソフトだがツボを心得たなっちゃんの責めと、同時に多数の箇所を襲うバッタの責め。
申し訳程度に身体を覆っていたリボンは見る見るうちに解け、まるで強姦のような状況にエルエルは涙ぐむ。
しかし相手の一人が普段から自分を慕う顔見知りであることもあってか、恐怖心はさほど大きくはない。
むしろ、恐怖を上回る羞恥とそれによる興奮がエルフの少女を苛み、次第にその白い肌は熱を帯びていった。
598 :
コガネグモ:2005/10/22(土) 00:05:50 ID:fiKNIpZZ
たっぷりと口内を陵辱し尽くし、ようやくなっちゃんの唇がエルエルを解放した。
ふたつの唇の間に、銀色の糸がつぅっと名残惜しげに橋を架ける。
頬を上気させて息を荒げるエルエルに、妖しく微笑みかけるナメクジ少女。
「ぷぁ──、っ……ああ、エルエルさん…可愛い。もうそんなに良いんですか…?」
「あ、ふ……なっちゃ……だ、だって…あの……ん、んんっ!」
なっちゃんのしなやかな指が発育の良い太股の内側を這い上がると、エルエルの言葉はたちまち中断させられる。
ぞくぞくと身を震わせ、何かを堪えるようにひきつった足の指は床に敷かれたシーツを握り締めて、
身体の奥底からじわりとこみ上げてくるモノに慄いていた。
その痴態に、遠慮会釈のない愛撫を続けていたバッタもその顔に喜色を浮かべる。バッタ顔なのでよくは分からないが。
「ふふふ…まったくはしたない。その姿が雄を奮い立たせるとも知らずに。
まあ知っていたとしても、どの道たんまりと泣いてもらうのは変わらんのですがね!」
「そ、そんな、っ、ことっ…ん、あ、なぃ……っ、だ、ダメ、です〜〜っ…!」
羞恥を煽る言葉に弁解しようとするが、両の乳房を蹂躙するバッタの指がその頂点をくにくにと捏ねるたび、
声は途切れ途切れの喘ぎに変わってしまう。
おずおずと抵抗を試みる手はなっちゃんに巧みにかわされて宙をさまよい、腰を引いて逃げようとすればバッタの4本腕が押さえつける。
もともと流されやすい性質の彼女に抵抗らしい抵抗ができるはずもなく、なすがままに二人の熱の篭った愛撫を受けるしかないエルエルであった。
(ほ…本気です……二人とも、本気ですよぉ……パクマンさん…!)
599 :
41:2005/10/22(土) 00:07:45 ID:1v86hw1w
言うまでもないとは思いますが、タイトルは既に全然関係なくなってます。
ワルイコのコガネグモ学習SSでは全然ないのでご注意ください。
なんかもう、バッタ邪魔だなw
可愛い女の子が二人いればOKだから、虫は引っ込めとw
601 :
許されざるくのいち 第65話(595の続き):2005/10/23(日) 23:14:31 ID:KptbUN+O
楓の目の前で最後の一枚を取り去ろうとする忍。楓の脚をまたいだままの格好で膝立ちに
なり、自分の白とグレーの縞パンの両サイドに親指をかけた。パンティーがするするとずり
下げられていき、忍のいちばん大事なところがついにあらわになった。
自慢の黒髪と同じ色をした小さな逆三角形状の茂みが、かわいらしい割れ目のやや上に遠慮
がちにちょこんと萌えていた。
「きれい……忍ちゃん……。ね、少しだけ、そのままでいて……」
初めて忍の全裸がすっぽりと楓の視界に収まった。頬を染め、忍の磨き上げられた裸身に
うっとりと見とれる楓。
忍は元々ちょっぴり太めになりやすい体質なのだが、日頃の鍛錬によって無駄な肉は逐一
そぎ落とされ、全体的に筋肉がついてボリュームはあっても締まるべき部位はきっちり締まって
見事なバランスを保っていた。
「あはっ、そんなに見つめられると……は、はずかしいです……。でも、なんだか……ゾクゾク
しちゃう……」
パンティーが膝まで下がったところで手を止め、忍は上体をピンとまっすぐにして自分を
見上げる楓の視線を一身に浴び続ける。
「ありがと、もういいよ。ごめんね、中断させちゃったみたいで……。でも、ヘンよね、お互いの
ハダカはおフロで見慣れてるのに、なんだかおふとんの上じゃ全然違って見えちゃうんだもの……」
「うふふっ、わたしもですよ、楓さん」
忍はくすっと笑いながら、自分のパンティーを膝を浮かせて両脚から抜き取り、完全に一糸
まとわぬ姿となった。
「はい、お次は楓さんの番ですよ〜」
まな板の上の鯉さながらに、布団の上に横たわる楓の白いパンティーに忍は瞳を輝かせ
ながらゆっくりと手をかけた。
(つづく)
602 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 22:53:43 ID:VoFuUwmA
GJ!
603 :
許されざるくのいち 第66話(601の続き):2005/10/30(日) 00:15:01 ID:0zvYFVsn
ゆっくり、する…する…と、忍は楓の最後の1枚をずり下げていき、足首からも完全に抜き
取った。
やっと、ふたりの体からすべての着衣が取り払われた。パンティーたった1枚なのに、それを
脱ぎさって生まれたまんまの姿になるとそれだけでこうも開放感があふれてくるものなのかと、
その気持ちの高ぶりようにふたりは身震いした。
「見て……。わたしのカラダも……大事なトコも……ぜんぶ見て……」
恥じらいに眉をしかめつつも、その表情とは裏腹に、楓はその両脚を自らぱっくり開いた。
楓も忍に視姦してほしかったのだ。
楓のパンティーを脱がせたばかりで、横たわる楓の足元に座ったままの忍の目に、フトモモの
付け根と付け根の間で、1度気をやってヌラヌラと濡れ光る肉裂が映った。ごくりと生唾を呑む忍。
「楓さん、ごめんなさい、も、もうちょっとだけ、おあずけさせてくださいね……」
忍は、楓のおねだりに応じるつもりではいたが、やっぱり、先に楓の全身をむさぼりつくし
たいという気持ちが勝ってしまったようだ。
しかし忍は「そこ」にはまだむしゃぶりつかなかった。楓の足首を手に取ると、楓の足の指に
はむっと食いついた。
「あっ…! し、忍ちゃんっ、そんなトコまでっ……」
てっきり、あらわにした秘所を襲われると期待していた楓は驚いたが、それはそれで嬉しい
不意打ちでもあった。
「やだ、気持ちいいっ……! 手の指のときよりもずっと……」
フェラチオでもするかのように、丹念に楓の足の指を1本1本しゃぶりあげる忍。指と指の
間の付け根にまで愛情たっぷりに舌先で撫で上げる。
(つづく)
604 :
THEスケ:2005/11/01(火) 02:30:44 ID:T5okbuKz
はっ、鼻血がぁっ!!だずげでぇ〜、ごうぞぐまるざぁぁぁん!!
そんなことより、ちょっとぉ!
冷えて固くなったガムを取るのに手間取ったせいで今まで来れなかったじゃないですか!!
こんな酷いことして、お婿に行きそびれたら、どう責任を取ってくれるつもりですか!?
ところで光速丸さん、この小説を我々の手で文庫版にして、出版するというのはいかがです?
売上は、もちろん作者さんと山分けという形で…
光速丸さん、お主も悪よのぅ…グフフフフ
605 :
許されざるくのいち 第67話(603の続き) :2005/11/03(木) 23:01:18 ID:AJBXQnLK
「あぁ〜んん! 忍ちゃんのいじわるぅ! わたしも早く忍ちゃんが欲しいのに……またこんな……
きもちいいコトされたら……もっとしてほしくなっちゃうっ……!」
「んふ……、最初に『頭のてっぺんから足のつまさきまで』って言ったでしょお? 楓さんの
カラダはぜ〜んぶいただいちゃうんですから♥ でも、ココで最後ですから、もうちょっと
待ってくださいね……」
楓の足指にパクつきながら忍は楓をなだめる。
そして10本の足指すべてをしゃぶりつくすと、仕上げに楓の足の甲に敬愛の念を込めて
キスをした。
「さ、おまたせしましたです、楓さん。もうたまらなくなってるんでしょ? 忍のいちばん
はずかしいトコロ、欲しいですか?」
楓の足元から上目づかいで楓の顔を見つめる忍。その目は楓の返答をすでに確信して笑って
いる。
「うんっ、ほ、欲しいっ! 欲しいのっ!」
布団の上で横たわる楓はのたうつように熱情的に体をくねらせ、渇望の声を絞り上げた。
「ええ、わたしのも、楓さんにおくちでしてほしくって、もうとろとろになっちゃってるん
ですよぉ……。でも、わたしも楓さんのが欲しくって……。ね、いっしょにおたがいのおくちで
してみません?……」
ヒジを布団に突いて、今まさに忍に襲いかかるために起き上がらんとしていた楓の動きが
止まった。その忍の申し出はウブな楓からしてみれば想像外の行為を指していたのだ。
驚いた楓の隙を突いて忍は楓の腹の上にまんまと馬乗りになった。
「椋鳥……じゃなくって、こっちじゃしっくすないんって言うんですよね?」
「? ……えっ?」
エッチな事に関する知識に乏しい楓は忍のセリフがまるで理解できないでいた。
(つづく)
コガネグモの続きまぁ〜だ?
607 :
許されざるくのいち 第68話(605の続き) :2005/11/08(火) 23:36:58 ID:QIZllvhY
「楓さん……。お顔…またいでもいいですか?」
楓を見下ろしてもじもじと恥ずかしげにはにかむ忍だったが、その表情には、楓に同意を
求めている気配がありありと見てとれた。
「うん……。はやく……ちょうだぁい……」
予想通りの返答を聞くや否や、忍はくるりと身をよじって、楓の上で馬乗りになっている
体の向きを180度ひるがえし、ぱっくり開いたおしりを楓の顔に近づけた。そしてそのまま
上体を前のめりに倒し、シックスナインの体勢をととのえた。
忍のその体位を目の当たりにして、楓はようやく忍の言っていたことを理解した。
(あ…こういうコトだったんだ……。すごいエッチなかんじ……)
そのような交わり方があろうとは思ってもみなかった楓であった。そしてその行為にたとえ
ようのない、少なくとも今夜の中で最高の興奮を覚えた。
目の前に迫る忍の淫裂。はちきれんばかりに爛熟したその肢体とはうらはらに、その秘所
だけは忍らしく子供っぽいあどけなさを残していた。先ほど前面から見たときと違い、真下から
見ると、スッと縦に1本走っているかわいらしいスリットの周辺は全くの無毛地帯だったのだ
(もっとも、楓のそれも楓自身が気づいていないだけで同じ状態であるのだが)。
「あは……♥ 忍ちゃんのココ、とってもかわいくて……おいしそう♥」
つるつるしてて食べやすそうな忍の媚肉の割れ目の奥に、うっすらと濡れ光るものが見えた。
まだ触ってもいないのに、忍は燃えさかる肉欲に駆られて楓への愛の蜜をにじませていたのだ。
「あぁん、楓さんにはやく愛してほしくって……。でも、楓さんのはとっくにとろとろですよぉ♥」
「だってぇ、それは忍ちゃんの指にイカせられちゃったから……」
(つづく)
608 :
コガネグモ:2005/11/09(水) 03:35:02 ID:2TtpU4sf
「あ……!」
不意に、ひくん、と肩を震わせると、エルエルが泣きそうな声を出す。
いち早くそれに反応したなっちゃんは、太股をさすっていた手をそっと脚の付け根へと移動させ──
「! だ、だめ……!」
エルエルの制止より早く。
なっちゃんの指先に、ちゅくり、と湿った感触が伝わってきた。
赤く火照った顔をさらに真っ赤にして、ただただうつむくばかりのエルエル。
「エルエルさん──」
ことさらにゆっくりと顔を寄せ、エルエルの耳元に囁きかける。
「濡れちゃった…んですね」
「〜〜〜〜…っ!!」
泣きそうな顔を真っ赤に染めて、エルエルがきゅっと目を瞑る。
その瞬間、エルエルのその部分に触れた指先に、とくん、とまた蜜が溢れるのが分かった。
エルエルが感じている。
自分の指を、愛撫を受け入れて身体を火照らせている。
その事実はなっちゃん自身をも激しく歓喜させ、熱く甘い吐息が可憐な唇の間から漏れ出た。
普段から、エルエルに対する無邪気で開けっぴろげな好意を隠そうともしないなっちゃん。
自分の体のことにしても周りと違うことを嘆くどころか、むしろエルエルと愛し合うことができるのは幸運なことだとさえ感じていた。
エルエルにしてみても、なっちゃんは最も親しい友人の一人である。その好意を疎ましいと思ったことは決してない。
しかし、それも「友人」としてのこと。
なっちゃんにとってまさに本懐であろうこの行為は、エルエルに大きな背徳感と羞恥を刻み込んでいく。
そして同時にそれは、ぶっちゃけ少々Mの気のあるエルエルにとって、じりじりと脳を蕩けさせる快楽を生み出すものでもあるのだった。
609 :
コガネグモ:2005/11/09(水) 03:35:46 ID:2TtpU4sf
「エルエルさん、可愛い…
いいんですよ、我慢なんてしなくて。もっともっと、感じてください。
ほら、こうやって──」
「う、く、うぅ〜…ぅ、ああぁ──!」
下から上へ、初々しい割れ目に添えられていた指が動く。
ちゅぷ、と僅かに濡れた音がして、顎を反らせるエルエル。
それを繰り返し、時に割れ目の上端の敏感な部分をくりくりと撫でると、その度にエルエルの声に甘い響きが混じっていった。
「っ…ん! あ…ぁふ、っ、な、なっ…ちゃんっ…あ、だ…ダメ、ダメっ…!」
エルエルの大事な部分を隠していたリボンは解け、汗──あるいはそれ以外の液体に濡れて肌に張り付いている。
それは彼女の身体を守るどころか、むしろその四肢を絡めて縛り付ける、エロティックな演出の小道具と化していた。
エルエルの頭を抱き寄せ、額に軽くキス。
そうして緊張感を取り除かせながら、エルエルの秘所に添えられた手はそこを優しく、しかし本格的に刺激し始めた。
一度堰を切って溢れ出した感覚は節操なく身体を侵し、指が踊るたびに腰がひくん、ひくんと跳ねる。
次々と襲い掛かる快楽の波に呑まれそうになりながら、目尻に涙を浮かべて耐えるエルエル。
しかし、女のツボを心得たなっちゃんの攻めは怒涛のように押し寄せ、エルエルのちっぽけな防波堤を一つ一つ突き崩していった。
「さあ、エルエルさん──」
やがてくたりと脱力したエルエルに、なっちゃんはことさらにゆっくりと顔を寄せていく。
先にも彼女をさんざん翻弄した、天使のように優しく、悪魔のように甘いキスが、弱っていく獲物にトドメを刺そうと迫る。
「…ぁ──」
とくん、とくん、と、痺れるような感覚が足の付け根から広がってくる。
その鼓動にあわせて、体の奥の奥からいやらしい体液が溢れてくる。
610 :
コガネグモ:2005/11/09(水) 03:36:21 ID:2TtpU4sf
あの唇に囚われたら、今度はきっと耐えられない。
ぬるりと入り込む舌は自分の唇を、歯茎を、舌を絡め取り、脳の奥まで痺れさせるような水音を立てながら蹂躙するだろう。
そしてそのまま、どうすることもできずに上り詰めさせられるのだ──
エルエルはそうと知りながら、焦らすように近付いてくる唇を泣きそうな顔で見詰めながら、魅入られたように動く事ができなかった。
しかし。
可憐な唇が塞がれるまさにその時、背筋を電撃のように駆け上がる感覚に、エルエルは目を見開いた。
「ひ、ぁ──っ!?」
「きゃ…!」
突然の激しい反応に、なっちゃんまでもが驚きの声を上げる。
くぅっと背を反らせ、ぞくぞくと腰が震える。
その背後では──
「ば、ば、バッタさ──だめ、それ…嫌ですっ…っうぅぅ〜〜っ…!!」
バッタが、エルエルの尻尾をと弄んでいた。
短い毛の生えたふさふさの尻尾を扱き、くにくにこりこりと愛撫するたび、エルエルの体が小刻みに跳ねる。
「そーらフィーッシュ! 尻尾のある娘っ子はそこが弱いということはもはや業界では常識。
さあエルエルさん、私の手で思う存分イくのです! そらっ、そらっ、そらっ!」
「きゃうっ、あう、い、やぁっ、きゃい、っ、くああン…!」
「え、エルエルさん…!?」
611 :
コガネグモ:2005/11/09(水) 03:36:52 ID:2TtpU4sf
バッタの空気を読まない攻めに、しかしエルエルは急激に高められていく。
なっちゃんの優しい愛撫にのぼせていた上、心の準備もなしに弱点を無遠慮に攻められ、囚われの少女はされるがままに
熱っぽい喘ぎを吹き零すしかなかった。
「あ、あぁ、あ、あ、うあ! は、ぁ、ああぁ、ぁ…」
その全身にはたちまちのうちに汗の珠が浮かび、桃色に上気していく。
次第に視線は焦点を失い、鳴き声を上げる唇からは唾液が、顎から喉の曲線を伝う。
「エルエル──さん、」
なっちゃんはしばし、愛撫の手すら止めて想い人の痴態を見詰めていた。
自分以外の手が、エルエルを犯している。
エルエルが、次から次へ襲い掛かる快楽に咽び泣いている。
それは胸が締め付けられるように痛むことだったが──同時にエルエルの泣き顔、鳴き声は、彼女の身体を熱く火照らせる。
そんな光景を見て興奮する自分に唾棄し、心の中でかぶりを振る。
しかしその罪悪感は、エルエルの喘ぎ声を増幅させて彼女の身体の中心に響かせるばかり。
いつしか彼女の白い水着の下では、花びらは綻んで蜜を生み、両性具有の証たる肉竿はひゅくひゅくと震えながら、布の下で
存在を誇張し始めていた。
「──い、ぁ!」
バッタの手がきゅっと強めに尻尾を握った瞬間、エルエルの背がびくん、と反り返った。
とくん、とまた夥しい量の蜜が花弁から溢れる。
(ああ──もう、──)
思考が混濁し、目の前に白く霞がかかる。
間断なく弱い部分を攻め立てられ、エルエルは観念した。
612 :
コガネグモ:2005/11/09(水) 03:37:26 ID:2TtpU4sf
断続的にひゅくひゅくと腰が震える。もはや、愛撫の手が止められても絶頂は免れないだろう。
にやりとほくそ笑み、バッタは最後の攻めを加えていく。
両の胸の頂を捻り、同時に、きゅ、きゅ、と尻尾を握る手に力が込められる。
くん、とエルエルの身体が震え──
「っ──させません、エルエルさんをイかせるのは──」
片手でエルエルの秘めた花を慈しみながら、なっちゃんが空いた手でエルエルの頭を引き寄せる。
そのまま、熱い息を漏らす半開きの唇を、自分の唇で塞いだ。
「────…!!」
瞬間、焦点を失っていた目が見開かれる。
抵抗する間などあるはずもなく、必殺の接吻がエルエルを襲う。二人分の唾液は少女の小さな口に収まりきらずに溢れ、
パンケーキのシロップのように白い肌を伝い落ちていく。
くちゅ、くちゅり、と絡み合う舌は脳を犯す麻薬を精製し、哀れなエルフの少女を蕩かす。
「ふ、ん、んぶ、ぅ、んぅんんんん────…!!」
びく、びくん、と何度も小刻みに身体を震わせ。
エルエルはついに、暴力のような快楽の前に屈した──
613 :
41:2005/11/09(水) 03:43:49 ID:2TtpU4sf
うーむ。
>>600氏の意見がホントごもっともでして、俺自身バッタをもてあまし気味なのです。
どうしてもいらない子っぽくなるんですが、流石に間が空いたので投下。
…まあ、それもバッタらしいと言えばらしいし。
これからいよいよ両性具有の本領発揮ですか!そうですか!
古賀先生もこうなることを期待してフタナリにしたに違いない!
……ところで、バッタにティンポってあるの?
615 :
許されざるくのいち 第69話(607の続き):2005/11/14(月) 23:47:13 ID:x9noROXp
楓は恥ずかしくなって消え入りそうな声で言うと、その声も途中で途切らせて、眼前の忍の
下のお口にキスをした。
「あっん! か、楓さぁん!」
ぴくんと忍の体がのけぞった。
「んん……んぅんん……。んっ、んっ……」
優しく楓は唇を何度も吸い付かせる。やがて、楓の唇のすき間から舌が伸び、忍の割れ目に
にゅるにゅると入り込んでいった。舌先が忍のぬるやかな愛液の味を感じ取った。
(あ……忍ちゃんの味……。忍ちゃんの……)
シックスナインをしている忍とより深い結合を楽しみたくて、楓の両手が忍の大きなおしりを
ぐっと抱え込み、また一方で両脚はより大きく開き、無言のまま忍の唇愛撫を催促した。
「楓さん、きもち……いいっ! もっと忍を味わって……。あぅんっ! はぁん……。あ……忍も、
楓さんのを……いただきますね……」
忍も楓の無言のおねだりを理解した。開かれた楓のフトモモの外側から手をぐるっと回り込ま
せて固定し、一気に楓のアソコにむしゃぶりついた。指でもてあそんで楓をじらす余裕はもう
忍にはありはしなかった。
……ぷちゅっ……ちゅるっ……ぺち……じゅる……
忍はわざと行儀悪く、音を立てて楓の悦びの蜜を舐めとり、すすりあげる。
「んっ、ぷは……。いっぱい出てるぅ……おいしいのぉ……楓さんのココ……。ね、さっき、わたしが
指でしてあげたとき、そんなによかったんですかぁ……?」
「うんっ、きもちよかったのぉ……。だからぁ、もっと、もっとして……。もっとあふれちゃうから……。
おくちでしてくれると……指でしてくれたときよりもっとふにゃふにゃになっちゃう……」
(つづく)
むむ、早く寝なならんというに頭ッから読み耽ってしまった。何ともGJな魔性のSSじゃよー!
617 :
許されざるくのいち 第70話(615の続き):2005/11/16(水) 23:13:24 ID:GG8GerVK
楓が先に一度気をやっているせいか、媚肉のこなれ具合は楓の方が深く、容易く忍の舌を
受け入れた。その舌先に、ぷっくり膨れ上がった楓のクリトリスが触れた。すでに忍の指先で
存分にこね回されているそこはもう、新たな淫蜜をにじませるスイッチになっていて、忍は
執拗に舌先でくにくにとそのスイッチを刺激しまくる。
「んむっ! くぅ! ん!」
忍のおしりの下敷きになりながら、楓はくぐもったあえぎ声を上げる。
楓の両手にきゅうと力が入り、その指先がはちきれそうな忍のおしりの肉にめり込む。
そして負けじと楓も忍の真似をして、その唇や舌でたどたどしいながらも忍の淫裂や淫核を
むさぼるようにせめたてる。
「うっ、あんん……。はぁぁっ……。かえでさぁん……」
この夜まだ一度も絶頂を味わっていない忍の方が先に昇りつめそうだ。忍も、敬愛する楓の
顔をまたいでいるという倒錯的な体位が自らの快感をさらに押し上げているのに気づいていた。
もはや自分の意思と無関係に、ぐいぐいと腰がグラインドして、秘所を無遠慮に楓のおくちに
押しつけさせている。しゃり、しゃりと、忍のやわらかな恥毛が楓のおくちにこすりつけられる
音がかすかに聞こえる。
「あぁっ、ごめんなさいっ、楓さん……。もう、忍、止まらないの……。きもちよくって……」
(ううん、いいよ、忍ちゃん……。いいの……気にしないで……)
楓は言葉が出せないが、優しく忍のおしりをなでなですることでその気持ちを伝えた。
「……楓さん……。わ、わたし、イキそうですけど……待ちますから……。か、楓さんもイキそうに
なったら言ってください……。そのとき、いっしょに……」
(つづく)
618 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 23:03:18 ID:Gj80uqBP
保守ついでにage
619 :
許されざるくのいち 第71話(617の続き):2005/11/23(水) 23:55:35 ID:EqncZBXd
忍はその言葉を言い終えることなく、再び楓へのクンニを始めた。それは早く楓をイカせる
ために他ならなかった。
(は……早くきて……楓さん……。でないと、わたしが先に……)
……ちゅぱっ……ぢゅちゅっ……るろるろ……にゅちゅっ……
忍のペースが一層上がっていく。忍の舌が、何か別の得体の知れない生き物がのたうって
いるかのようにうねうねと動き回り、楓のクレバスの中にねじこんでいく。
「あぁっ……! すご……い……忍ちゃん……こんなのって……。わたし……追いついちゃう……。
ね、忍ちゃんに追いつきそう……。いっしょに……イ…ク……。イキた……い…のぉ……」
楓の体の奥の熱い何かが忍の熱烈なクンニによってぐいぐいと首の辺りまで押し上げられて
いく。それが脳天まで昇りつめるのにあと少しだ。そしてその瞬間を忍とシンクロして迎え
たいと心から願った。
「んっ、んっ、んっ」
待ち望んだ楓の合図に、忍は返事をするいとまも惜しんでラストスパートをかける。返事の
かわりに、楓のフトモモを軽くパン、パンと叩いた。
忍の方はあと一押しだということがわかっていた楓は忍ほどあせらなかった。とめどなく
あふれてくる淫蜜にまみれてとろとろになっている媚肉を味わうことに没頭した。意識せずとも
それだけで十分に忍はイクのだから。
「う……んん……。おいし……♥ 忍ちゃん、イクときは……んっ…そうやって…合図してね。
わたしも……んぁっ! ……そうするから……。おたがい、おくちがふさがっちゃうもんね……」
忍は再び楓のフトモモを軽く叩いて返事をした。
(つづく)
>>619 くそお。
生殺し。ネチネチといやらしくて最高だ!!!
621 :
許されざるくのいち 第72話(619の続き) :2005/11/29(火) 23:54:48 ID:WWfNkXUk
「んっ、んん……。んふぅ……」
「ん〜……ぅうんん……んむ……」
もうふたりの口は言葉を発することはなくなっていた。ただ、一心不乱に互いのいちばん
大事なトコロを求め与え合っていた。その身をとろかすような悦びに耽溺していくふたりは
シックスナインでつながったまま、いよいよ最高の瞬間を同時に迎えようとしていた。
肉体が結ばれたことにより、愛したいという気持ちと愛されたいという気持ちが同時に満た
されたこの時、ふたりは身も心も融けあって、ひとかたまりの肉塊になっていくような感覚に
陥り始めた。また、そんな感覚の中、ふたりとも本当にそうなってしまいたいとさえ思った。
(も、もう……楓さぁん……もう、イキそう……。イッていいです……か…?)
忍はみたび、楓のフトモモをつかんでいるてのひらをぴたぴたとはためかせ、楓に合図を
送った。
(あ……イクのね? うん、いいよ……。いっしょに……いこ……。わたしもきちゃう……この感じ……。
またきちゃう……。忍ちゃぁん……)
楓も、自分の顔の上にのしかかっている忍のまんまるい大きなおしりの横っ面をパンと一度
叩くと、あせってちょっと強く叩いてしまったと思ったのか、その手ですかさず優しく忍の
おしりをなでなでした。忍はもちろん、それが楓の「合図」なのだと瞬時に理解し、そして歓喜
した。
(は…あ…あ……ぁ……。とろける……とろけちゃう……。忍、イキますね……楓さん……)
楓のフトモモをつかむ忍の両手にひときわ強く力が入った。
(イッて……。忍ちゃん……。わたしも……わたしも……あ……イ………ク……)
まず上になっている忍の体がビクンビクンとけいれんしているかのように打ち震え、その
動きに呼応して楓も忍に追いついた。
(つづく)
(っ・ω・)っ旦
623 :
許されざるくのいち 第73話(621の続き):2005/12/04(日) 23:02:35 ID:KcD4cY+S
「んん! んーんーっ! うんうんっ、んむぅうっ! あーっ……んぐんっ、あああぁっ! んんーーんんっ!」
「んむぅっ! ふぅんんっ! んぐむぅ……うんっ! んあんっ! ふぅむぐ……んーーんんーーーーっ!!」
忍と楓はほぼ同時にイッた。望みどおり、絶頂を迎える瞬間を共有することに成功した。
絶頂を迎えてとうとうとあふれる愛液を残さず飲み下したくて、ふたりは唇を互いの蜜孔に
ぴっちりと押し付けて、舌をこじ入れながら……最後まで互いをむさぼりながら……果てた。
ふたりはその余韻に浸るべく、しばらくシックスナインの体位を崩さずそのままで、乱れた
息をゆっくりと整えていく。
「……ぷは……はぁっ、はぁっ……。あぁん……。あは……♥ イッちゃった……。忍ちゃん……忍ちゃんは
ちゃんと……イケた?」
楓はぷる、ぷる、とかすかに震える忍のおしりを愛しげになでなでしながら問いかける。
「……は、はい……。んっ、はぁっ、はぁ……。忍も、イッちゃいました……。楓さんといっしょに……♥」
忍は満足げな笑みを浮かべ、楓のフトモモの内側にちゅ、ちゅ、と軽くキスをしながら答えた。
「よかった……。いっしょにイケて……。うふ……やっと忍ちゃんとひとつに結ばれたって……そんな
きもちでね、いま、胸がいっぱいなの……。男のひととするのとは違ったカタチだったけど……頭がヘンに
なっちゃうくらいきもちよかったぁ……♥」
「……わたしも……。わたしもおんなじです…………」
「忍ちゃん……」
1分間か、数分間か、時間の感覚もわからぬまま、言葉の途切れたふたりの息づかいがようやく
穏やかになり、火照った五体も、弾けた心も、少しだけ平静を取り戻した。
「……あ、あの、楓さん、もう、どきましょうか?」
先に忍が沈黙を破った。
(つづく)
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625 :
許されざるくのいち 第74話(623の続き) :2005/12/08(木) 23:44:53 ID:+V4FMFPx
ふたりは果てたあとも半ば放心状態で、シックスナインの体位のままだったのだ。
「ん? うん……」
忍が楓の体の上から身を外すと、楓は横たわったまま体をよじって少し右に移動し、あとに
した所にポンと右手を置いた。「ここにきて……」そんな楓の仕草に、忍は甘えんぼうさんな
顔をしてころんと楓の傍らに寄り添った。
「忍ちゃん……。わたしのカラダ、じゅうぶんに味わってくれた?」
「……はい……♥」
ふたりは横になったまま向かい合って、前髪が触れるくらいに顔を近づけて、小声で言葉を
交わした。楓の手が忍のほっぺや耳を優しく撫でる。その手に忍の手がそっとかぶさる。
「じゃ、今度はわたしの番ね!」
楓のその手が忍の手を無視するかのようにスッと動いて、忍の肩をつかんだ。
「……あは♥ ……そうでしたね! ほとんどわたしばっかり好き勝手しちゃいましたものね。
……はい、楓さん、今度は楓さんが忍をスキにする番ですよぉ」
そう忍が言うやいなや、楓はがばっと忍の体の上にのしかかり、そのまま唇を重ねた。
「んっ、んっうぅ……んん……」
鼻息を立てて猛る楓。その舌の動きは蹂躙と言っていいほどに激しく、また、忍も楓のまだ
満たされぬ飢えを察して、ただおとなしく受けに徹した。
「んっ……。ね、わたし、やり方よくわからないから、忍ちゃんのマネ、するね……。だから、
忍ちゃんも、わたしがしてたみたいに、お人形みたいにおとなしくしててね……」
「……はい……」
楓の要望に素直に応えるべく、忍も言葉少なに返事をして、全身を脱力させた。
「……忍ちゃんの髪……。キレイな黒……」
黒くつややかな忍の美しい髪にキスをする楓。忍が自分にしてくれた愛し方をそっくり
なぞっていく……。
(つづく)
キター!
つい先日このスレを知った漏れだが、続きが来てすごいうれしい。
続き期待してるよ
627 :
許されざるくのいち 第75話(625の続き) :2005/12/12(月) 23:10:50 ID:UkmimnnB
「……あん……。いっぱいかわいがってくださいね……。……ん……あんっ……」
忍は身も心も楓に委ねきった。
唇も、髪も、耳も、ほっぺも、首筋も……。忍が最初に言ったように、頭のてっぺんから足の
つまさきまで、楓の手と唇と舌と乳房は忍の肉体をねっとりと丹念に愛していくのだった。
「……こうしているとほんとによくわかるわ……。忍ちゃんのカラダってとってもすてき……」
ひととおり忍の肉体を愛撫しつくした楓は、日頃の鍛錬で絞り込まれた忍のおなかにキスを
しながら、縦にうっすら走る腹筋の割れた溝を舌先でつつ…となぞった。
「そ…そうですか? わたし、修行のせいで筋肉けっこうついちゃっててゴツゴツしてますし……。
フトモモなんか特に……。でも、鍛えとかないと太りやすいタイプですし……」
自信なさげに忍はぼそぼそとつぶやく。忍者とは言っても、自分のプロポーションを気にして
いるあたりは普通の女の子なのだ。楓は忍のそんなところも可愛く思えてならなかった。忍の
豊かな胸に頬をうずめて一息つきながら、楓は忍をいつくしむ。
「わたしは忍ちゃんのカラダ、大好きだよ。とってもキレイだと思うよ。女の子でも、鍛えてる
カラダってやっぱりキレイだもん。それに忍ちゃん、忍者だしね。忍ちゃんらしいと思うよ。
でも、もしちょっぴり太っちゃっても、ふっくらした忍ちゃんも、忍ちゃんにかわりはないん
だから…わたし、忍ちゃん大好きなんだから…そんなにお肉つけないように気にしすぎなくったって
いいよ……」
「……楓さん……♥」
楓の優しい言葉に感極まって、瞳を潤ませた忍は楓を抱きしめる。
「あぁ……楓さん……。抱いて……」
「……うん。……わたしも、そのつもりよ……」
(つづく)
628 :
627:2005/12/12(月) 23:12:21 ID:UkmimnnB
>>626 ありがとうございます! そう言っていただけると本当に嬉しいです……。
ですが、実はこのお話も残すところあとわずかの予定です。できましたら最後までおつきあい
下さい……。
629 :
許されざるくのいち 第76話(627の続き):2005/12/17(土) 23:43:48 ID:zlwnjfjq
楓にはかねてより心に描いていた行為を今、成そうとしていた。
「忍ちゃん、脚……開いて」
言われるがまま忍は従い、あお向いたままややヒザを曲げながら脚をV字状に開いた。忍にも
楓が何をしようとしているのかは当然わかっており、ヒジをついて上体を少し起こして、期待の
眼差しを楓に向けた。
「あぁ……楓さん……♥」
「いくね……忍ちゃん……」
楓もまたあお向けになって忍と向かい合って同じ姿勢をとり、そのまま忍の開かれた脚の方に
向かって脚からにじり寄っていく。やがて互いの秘唇がくちづけを求め合うかのように密着し、
そこを中心にふたりの少女の両脚が深く交差され、絡まった。女の子どうしゆえ擬似セックスで
しかないが、愛しい楓に期待通りに松葉崩しの体位で貝合わせをしてもらえて忍のほっぺは感激に
ますます紅潮していく。
「んん……んふぅっ……。大事なトコロで……つながっちゃったね、忍ちゃん……」
そして、くいっ、くいっと楓は腰を小さな円を描くような動きでくねらせながらアソコどうしを
こすり合わせにかかった。
「……はいっ、忍、うれしいですっ……あぁっ!」
しかしながら、忍のその悦びは、楓と結ばれたそのこと自体に対するものであり、性的な
快感とはまた違ったものだった。実際に貝合わせというものは、互いの敏感なところどうしが
うまくなすり合って気持ちよさを得ることは難しく、ふたりとも初体験であるからしてそれは
尚更のことだった。
「うぅん……なんか、難しいね、これって……」
「あのっ、楓さん……わたしも……動いていいですか……?」
(つづく)
>>628 邪魔したくないから書き込まないだけで、ワクテカしながら待ってる人も多いと思うぞ。
漏れもwktkしてマッテルゼ
完結まで頑張れー
待ってる人+1
633 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 18:24:58 ID:Fa3xjp/4
俺も、俺も。待ってるよん
はーい、俺も〜
最初から読んでた俺を忘れるなよ。
>最初から読んでた俺を忘れるなよ。
私も最初から。
エロパロ板では、このスレとローゼン・メイデン・スレを
毎日訪問してますです。
おれ漏れも。俺なんか前スレからいたんだぜ!?
何はともあれ、ラストまで突っ走れ!!
638 :
sage:2005/12/19(月) 23:18:22 ID:rnyM/FwD
俺もいるよー
(゚∀゚)ノシ
最後までついてくぜ!
640 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 18:46:20 ID:Qv7g9kfX
きゃほぉぉぉう!
641 :
許されざるくのいち 第77話(629の続き):2005/12/23(金) 23:25:24 ID:HOXh7ihg
たどたどしい動きの楓を見かねて、忍が助け舟を出した。楓は左向きに体をよじっていたが、
忍も同じく左向き、つまり向かい合って逆向きに体をよじらせ始め、さらに、両脚をぐっと
より大きく広げると、忍はもちろん楓にも、触れ合っているスリットがより深く密着したような
一体感が伝わってきた。楓も忍にならって両脚を広げた。その形が松葉にたとえるのが不自然に
思えるほどに。
「ありがと……。忍ちゃん、わたし、あんまり上手にできないかもしれないけど、せいいっぱい
忍ちゃんのこと、愛したげるね……」
楓の優しい笑みの中には、かすかな切なさもほの見えた。
再び楓の腰が動き始めた。今度は動くたびに、悦びの蜜に潤う互いのクリトリスどうしが少し
ずつだがうまく愛し合えるようになりつつあった。その小さな朱色にぬめ光る珠は、互いに
もっと触れ合いやすくなりたくて、めいっぱいその姿を大きく膨張させようとしていた。
「くっ…ふぅ…んん……。あっ、あん! 楓さん……。当たってるぅ……。あっ…はぁん♥」
忍もぐいぐいと深く腰を突き動かしていき、そのたびに忍の大きなおっぱいがぷるぷると
嬉しそうに揺れるのだった。忍の視線は半ばうつろで、その視界には向かい合う楓の顔すらも
入っておらず、口もほうけたようにだらしなく半開きだ。
「あは……うまくつながったね♥ ……忍ちゃん、すっごいかわいくって……エッチな顔してるよ。
ね……そのままイッて。忍ちゃんがイクとこ、ちゃんと……見ててあげるから」
「はぁ…い……。忍のイクとこ……見て……くだ…さぁ……い……」
そんな忍を見て、愛情のみで満たされていた楓の胸の奥に征服欲のような妖しいざわめきが
湧き起こり始めた。
(わたし……忍ちゃんを……抱いてるんだ……。忍ちゃん……わたしだけのモノ……)
(つづく)
年内に続きあるといいな。
643 :
許されざるくのいち 第78話(641の続き):2005/12/30(金) 23:58:27 ID:TJETOuOG
……にちゅ……くちゅっ……ちゅる……
ふたりが腰を押しつけあうたびに、こすれる媚肉と粘膜と愛液とがリズミカルに淫らな水音を
奏でる。
同じ程度だったふたりの腰の動きの激しさは、段々と楓の方が勝るようになっていった。まるで
楓が忍を屈服させんがためというような勢いだった。
「ほら! イって……忍ちゃん! イキそうなんでしょ!? ほらぁ!」
その動きの激しさからか楓の息が荒くなり、それに伴って言葉づかいもやや荒っぽいというか
高圧的なものと変わっていった。
「あはぁんん♥ イッちゃうぅ……ん……。忍……イッちゃう……。あっ! あん! あんあん!
アソコ……当たって…るぅ……あん! 」
忍も楓のそんなサディスティックな態度に悦びを感じてしまっているようだ。唇の端がかすかに
上がり、悦楽の笑みを浮かべている。
……ちゅっ、ぷちゅっ、ちゅくっ、にゅちゅっ……
ふたりの下の方のくちびるどうしのキスもその熱烈さを増していく。
「あぁぁぁっ!! イク……! イクイクぅっ! 忍イッちゃうっ! あっ……くっ……んん……!!
あっ……はぁぁぁあんっ!!」
忍は狂ったように首をぶんぶん振ったのち、絶頂を迎える瞬間、ぐぐーっと天井を仰ぎ、最後に
がくりとこうべを垂れた。
「……はぁ、はぁっ……」
息を乱した忍がゆっくりと顔を上げる。同じように息を荒げながらも満足そうな楓の顔が視界に
入ってきた。自然とふたりはくちびるを重ねた。
(つづく)
644 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 13:31:53 ID:RBdaShfL
続きキター。年内、最後ですかあ。お疲れ様です。
新年あけましておめでとう
今年も ● しくお願いします
●に入る文字はどれだ?
@よろ
Aいやら
Bっこりたくま
646 :
許されざるくのいち 第79話(643の続き):2006/01/04(水) 17:43:26 ID:0Eb2ZajO
向かい合ったまま抱き合い、とろけきった表情でキスをする楓と忍。これまでのむさぼり合う
ようなキスと違って、まるでお互いの気持ちをゆっくり確かめ合うかのような穏やかさがあった。
「……とってもかわいかったわよ、忍ちゃん……」
忍を抱いたんだという実感に胸を満たされた楓は忍の頭の後ろに手を回しつつ最後におでこに
キスをした。
「ああ……楓さん……。大好き……」
ふたりとも徐々に、吹き飛んだ理性が再び元に戻っていった。肉欲に狂い、半分ケモノと
化していたふたりだったが、愛しい人との肉の交わりを成就してようやく少女の無垢な笑顔を
思い出したようだ。
「忍ちゃん……。まだまだ夜は長いけど……。どうする? もうおねむにする? ……それとも……
もっと……する?」
忍は恥ずかしそうにコクリと小さく頷いた。
ふたりの少女は体の力が尽きるまで時間も忘れて何度も何度も優しく愛し合った。楓の部屋の
空気が淫蕩なピンク色に染まってしまうのではないかというほどに。
そして、もう何度目の絶頂を分かち合ったことだろう、夜更けの何時だかもわからないころ、
まだ子供っぽさが完全には抜け切れていないふたりの体にようやく抗いがたい眠気がまとわり
ついてきた。
「……楓さん?」
もう何度目なのか回数もわからないが、イッた直後の楓があお向けに寝っ転がったままはぁはぁと
乱れた息を整えていたかと思うと、いつの間にかすやすやと寝息を立てていた。
「……楓さん……。わたしも眠くなってきちゃいました……。うふ……おやすみなさい、楓さん♥」
忍はすでに寝入っている楓のそばに寄り添うと、カゼをひかないようにふとんを深くかぶって
そのまままどろんでいった。
(つづく)
647 :
646:2006/01/04(水) 17:44:33 ID:0Eb2ZajO
まさか年をまたいでしまうとは……。モタモタしてしまってすみません。
いいんですよ〜、楽しみは長く続いたほうが嬉しいです!がんばってください!
649 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 20:56:42 ID:OMKv5Izj
うわあ、お疲れ様です。待ってた甲斐がありました。すごくよかったっス。頑張ってください。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 らぶらぶ!ゆりんゆりん!
⊂彡
651 :
許されざるくのいち 第80話(646の続き):2006/01/09(月) 00:22:27 ID:ZjSj0Fye
やがて夜が明けた。ふたりにとって忘れえぬ記念となるべき朝だったが、生憎と天気は悪く、
明け方から大雨が降り出していた。
「…………」
楓のまぶたがゆっくりと開いた。寝付いたのが遅かったため目が覚めるには早い時刻だったが、
激しい雨の音に起こされたのだった。
寝ているのが自分のベッドではないことと……いやそれはこれまでしばしばあったことなので
ともかく……自分が素っ裸であることに頭がまだ寝ぼけたままの楓は一瞬驚き、そしてすぐに
理解した。
(あ……。そうだ……。わたし……しちゃったんだ……。忍ちゃんと……)
少しの間天井を見つめていた楓が横を向くと、すでに目を覚ましていた忍がすぐそばに寄り
添ったまま楓を見つめていた。
「……おはようございます、楓さん」
「おはよう、忍ちゃん……」
ふたりっきりなのに誰にも聞かれたくないような小声で「おはよう」を言った。そして
ふとんの中で触れ合った互いの手の指をやわらかく絡めるふたり。
「……いつも忍ちゃんはわたしより早く起きるね。やっぱり忍者って早起きする習慣が身について
るのかな?」
なんだか話を切り出しづらく、とりあえずはとりとめのないことを口にしてみる楓。
「えへへ、それもあるんですけど……楓さんのおそばにいるシアワセをちゃんとかみしめておきたい
のと……楓さんの寝顔を……見つめていたくて……。あは、初めて言っちゃった……」
「……うれしい……。でもホント、わたし、後悔してる……忍ちゃんのそんな気持ちにもっと早く
こたえてあげられなかったことに……。ゴメンね……」
忍の手を握る楓の手にやや力が入る。
(つづく)
定期的な投稿、いつも楽しみにしてます。
本当に素晴らしい作品です。
もう1年近く楽しませて頂いております。
その内容もさることながら、
@「ちょっとじれったい」様な、絶妙の投稿間隔。
A一回が「もう少し読みたく」て「後を引く」分量。
と、実に心憎い演出。
引き続き、末永く、お願いいたします。
引き続きっつってもすでにラストが迫っているような……
まぁ何はともあれ頑張れや!最後まで付き合うぜ!
655 :
許されざるくのいち 第81話(651の続き):2006/01/11(水) 23:49:37 ID:S9zbstsj
「……楓さん、それはもう言わないで……」
申しわけなさそうな楓をいたわるように微笑んで忍は楓の手を握り返した。
「……忍ちゃん……。わたし、おどろいちゃった……」
楓はさっと話題を変えるようにつぶやいた。
「え?」
「うん、忍ちゃんね、初めてなのになんだか……同じ初めてのわたしが言うのも変かもしれないけど
……なんだか上手っていうか、とても初めてだなんて思えないくらいに……。わたし、すっかり
まいっちゃった……。きもちよすぎて……」
「あ…あは……。なんだか恥ずかしいです……。これってほめられたのかな……?」
照れくさそうに忍は肩をすくめた。
「初めては初めてでしたけど……その、予習……はしておいたんです……」
「よ…予習?」
「はい……。あ……これって言っちゃっていいのかな……」
忍は思わず口に手を当てた。そんな仕草を見て楓の好奇心はかきたてられた。
「あ、きいちゃいけないこときいちゃった?」
そう言う楓の目は言葉とは裏腹に興味深そうに忍を見つめていた。
「……いいえ、わたしとしちゃった楓さんには言ってもいいかな……。えっと、くノ一って、
男の人にエッチなことして骨抜きにしちゃう術があるってこと……聞いたことあります?」
楓は小さく首を振った。忍はとつとつと語り出しはじめる。
「スパイとして潜入してるときとか、敵方の男の人から機密を聞き出す手段として使うんです……。
わたしたちも修行の一環として……その術を……」
「えっ!? じゃ…じゃあ、実習とか称して……そういうことを……。し、忍ちゃん、さっき初めて
だって……」
忍の話の途中で思わず取り乱す楓だが、忍はそんな楓の反応は予想通りだとばかりに落ち
着いていた。
(つづく)
>>655 もはや原作のシノブよりあんたの書く忍のほうが好きだー
657 :
許されざるくのいち 第82話(655の続き):2006/01/14(土) 23:11:36 ID:B2wE+iIH
「ご心配なく、楓さん。確かに、その……いま楓さんの言った『実習』というものはあるには
ありますけど、あくまで選択科目みたいなものですから……わたしはもちろん取ってませんよ、
実技関係は。ただ……教科書は一応持ってまして……それを読んでひとりで……いろいろと……
えへへ……。実際に予習したとおりにうまくいくかどうか不安でしたけど、楓さんが悦んで
くれてよかったって思ってます……」
「そ……そうだったんだ……」
忍の話に楓はただただ呆気に取られ、言葉が続かなかった。これまで全く知らなかった
忍の一面を……というより、忍たちの忍者の修行の明るみにならざるべき闇の一面を……垣間見た
ような気がした。しかし、なればこそ、楓の好奇心をくすぐったのも事実だった。
「そのこと、もっと詳しくきいても……いいかな?」
「いいですよ、楓さんになら。ただ、他言は無用ですヨ」
忍の返事がよどみないものだったので楓は安心した。
「んじゃ、お話の続き聞く前にいったん起っきしよっか。朝になって目が覚めてもずっと
おふとんの中でハダカってのもなんだし。……いっしょにシャワー……浴びる?」
ゆっくり楓は体を起こして忍に問いかけた。
「……はい♥ ……あ、あの、楓さんっ……」
「ん?」
「ごちそうさまでした♥」
忍もむくっと起き上がると、楓のほっぺにキスをした。
「あは……♥ ……わたしも……ごちそうさまでした、忍ちゃん♥」
もちろん楓も忍のほっぺにキスしてこたえた。
(つづく)
658 :
許されざるくのいち 第83話(657の続き):2006/01/17(火) 23:15:53 ID:aUKblILh
家には他に誰もいないのはわかっているが、ふたりはとっ散らかっていた下着とパジャマを
律儀にきちっと身にまとってから部屋を出て、階下の浴室に向かった。
熱いシャワーがまるで体の表面にまだ残っている肉欲の燃え滓を洗い流していくようだ。
ふたりは心身ともにサッパリとして晴れやかな表情で、着替えを済ませておフロ場をあと
にした。忍は例によって楓の部屋に預けてある何着かの私服のどれかに着替えるのだが、この
間のデートの際に着たものを選んだ。そのときの甘い気分を思い出して浸っていたかったからだ。
それは楓にしても同じだった。
「……あぁ、きもちい〜! なんだか生まれかわったみたいな気分!」
「う〜ん! わたしもです〜!」
そろって気伸びをするふたり。
「……でも、ほんとに生まれかわったって感じです♥ ……今日からのわたしたちは、昨日
までのわたしたちとはもう違っちゃってるんですよね……」
「……うん……そうだよね……」
楓は頷いて、忍の手を握った。
「さ、朝ゴハンの用意するね。わたしが作るから、忍ちゃんは座って待っててね」
忍の手を取ったまま楓はテーブルに忍をいざなった。
「あ、わたしもお手伝いしますっ」
「いーからいーから。座ってて♥ あ、新聞取ってくるね」
イスに座らせた忍の両肩に両手を乗せる楓。忍をテーブルにつかせると楓はエプロンを身につけ、
新聞を取りに玄関に行ったり、冷蔵庫から食材を取り出したりと、ぱたぱたと朝食の準備に
とりかかった。
(つづく)
659 :
658:2006/01/17(火) 23:16:56 ID:aUKblILh
読んでくださるみなさんの励ましのお言葉、とてもありがたく思っております!
おおう。続きが来てる。
もうすぐ終わりかな?
最後までガンガレ
661 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 19:55:50 ID:v2Ev8Pqk
ラストスパート、がんばれ
662 :
許されざるくのいち 第84話(658の続き) :2006/01/22(日) 17:57:30 ID:6VPMnTfz
テーブルについた忍は、手に取った新聞に目もくれず、キッチンで朝食を作っている楓の
背中を見つめていた。楓がまとっている白い清楚なエプロンには肩や裾にふわっとフリルが
あしらわれており、後ろからきゅっと抱きしめたくなるくらい可愛らしかったのだ。
(わわっ……これってなんだか……楓さんがわたしの……)
「うふっ、なんだかこうしてると、わたし、忍ちゃんの奥さんになったみたいね♥」
まるで忍の心の中を見透かしていたかのように、楓が忍に背を向けたままクスッと笑って
言った。
「あっ! あははっ! 楓さ〜ん……。………うれしい………」
忍をあまり待たせたくないのもあって、楓は実に手際よく、簡素ではあるがおいしそうな朝食を
作り終えた。
「はい、おまたせ!」
「わぁ♥ おいしそうですぅ!」
フレンチトーストとベーコンエッグ、サラダ、そしてミルクなどの飲み物がテーブルに並ぶ。
「ホントはご飯とお味噌汁の方をつくりたかったんだけどね……。時間かかるし、そっちはまだ
自信もなかったから……。忍ちゃん、ご飯党でしょ?」
「い、いーえ、そんな、そんなこと! お、お気遣いなく! 楓さんの手料理ですもの〜!」
ちょっぴり申し訳なさそうな楓に忍はあわてて首を横に振った。
「……ありがと。じゃ、食べよっか。あっ、はい、おハシ」
「あ、どうもっ。では、遠慮なく……。いただきます!」
「いただきまーす!」
和気あいあいとした朝食。そういえばふたりっきりでの朝食というのはこれが初めてだった。
「もぐもぐ、おいしいですぅ、楓さん」
「そう? ありがと♥ でも多分、シアワセ〜な気分がおいしく感じさせてるってのもある
かもね。わたしも自分で作っててなんだけど、いつもよりおいしいって感じてるもの」
(つづく)
新婚初夜の翌日。朝食=妻の最初の手料理。
いいですナ〜
ここで楓が「裸エプロン」というのは、エロ杉ですか。
665 :
許されざるくのいち 第85話(662の続き):2006/01/24(火) 23:03:59 ID:rAUOTgcM
楓もしばらくもくもくと食べていたが、ミルクを一口飲んでいったん手をとめると、もじ
もじと話を切り出した。
「……ね、食べながらでいいから……。忍ちゃん、さっきの話の続きなんだケド……」
今朝、起きたときに忍が少し触れた話題だ。くノ一の淫技の修行のこと……。
「もぐもぐ……あ、はい、そうでしたね。……楓さんもそういうコトに興味あるんですね……。なんだか
安心したっていうか……」
「んもうっ!」
頬を赤らめる楓。
「あは、すみません。えっと、どっから話そうかな……」
忍もミルクを一口飲んで一息つくと、ゆっくりと話し始めた。
「忍者学園の中でもわたしたち忍者学部の女の子……つまりくノ一はですね、さっきも言ったように、
ひとことでいうとエッチなことも勉強するんです。もちろん選択科目ですが。わたしの所属して
いる『い組』では、くノ一はわたしひとりだけで、そのわたしが履修してませんから、ないも
同然ですね。もっとも、『い組』には実技指導の免許を持ってる先生がいないんですけどね」
「それって、も、もしかして、おん…『い組』の頭領がその免許持ってたら、忍ちゃん、実習で……
その……しちゃうの? 頭領と……」
当然ながら心配そうな面持ちで楓は質問する。
「いいえ、それはありえないです。この科目を教える免許はくノ一にしか取れない決まりになって
るんです。男の人はどうしてもいやらしい気持ちが混じっちゃうからダメなんです。まぁ、わたしは
もともと選択してませんけどね。教科書を少しかじっただけで……」
「つまり、女どうしでって……ことね。ちょっとホッとしたような……。ううん、女どうしでも、修行の
ためでも、忍ちゃんがそんなコトするの……やっぱヤだな……」
忍はそんな楓の言葉が嬉しかった。
(つづく)
666 :
許されざるくのいち 第86話(665の続き):2006/01/28(土) 23:55:16 ID:2722mx0Y
楓は忍が修行とはいえ、自分以外の誰かに体を許す危険性がないことを知ると、安心した
のか、再びフォークを持つ手を動かし始めた。忍の方はというと、今の楓の言葉が嬉しくって、
もうぱくぱくと食べるのをとっくに再開していた。
「……あ、でも、男の人を相手にするための修行なのに、先生がくノ一っておかしくない?」
「ええ、ごもっともです。ですから、先生のくノ一は……とてもレベルの高い術なんですけど……
その術で……男の人の……アレを……自分のアソコに……生やしちゃうんです……」
忍のそれまでの流暢な口調が一転して、恥ずかしそうに小声でおずおずとしたものになった。
そのショッキングな内容に楓もさすがに驚きを隠せなかった。
「え!? ええっ? 生やしちゃうって……? アレを!?」
「はい……。効き目は実習の間だけの1〜2時間程度ですが……。厳密に言うとその術は忍術
ではなくて呪術の分野なんです。忍術の免許皆伝を許されたくノ一がさらに呪術もある程度
勉強しないと会得できないというわけですから、この実習の免許を取るのは全科目の中でも
とりわけ難度が高いと言えるでしょうね」
「そ……そうだったんだ……。わたし、忍ちゃんから、修行の内容のこと、こんなに詳しく聞いたの
初めてだけど……。いま聞いた話は驚いたわ……」
ふと気がつくと、忍は料理のほとんどを平らげていた。話しながら食べていたというのに、
忍の話に聞き入っていた楓より早く食べ終えようとしていた。
「最後にもうひとつきくけど……、たとえばさ、泉先生のとこの『ろ組』とか、頭領の泉先生が
くノ一だし、生徒もくノ一の子が多いよね。もしかして泉先生って、その免許……」
「う〜ん、他の組のことなので、わたしもはっきりとしたことは知りませんが……可能性がない
わけではないかも……。楓さん、そんなに気になるんですかぁ? その術のこと……」
忍は水の注がれたグラスを両手で持って口につけながら、ちょっぴりからかうような眼差しで
楓を見つめた。
(つづく)
フ、フタフタ、フタナリの術ですか!?
頭領!世の中にはまだまだロマンというものが存在していたんですね!
ややっ、これは予想外の展開。
しかし新たな楽しみが期待出来そう。
669 :
許されざるくのいち 第87話(666の続き):2006/01/31(火) 23:54:48 ID:lplUfZgn
「え? ううん、そんなこと……ないよ、あははっ……」
忍の視線をかわして、楓はわずかに残るフレンチトーストを頬張った。
楓は忍の話に聞き入るあまり、よくできたと自負していたはずの朝食の味もほとんど憶えて
いなかったが、テーブルを共に囲んでいる忍がとてもおいしそうに食べてくれているのは見て
いてやっぱり嬉しかった。
「ごちそうさまでした、楓さん。とってもおいしかったです♥」
ふたりともつい忘れかけていたが、今日はお留守番なのだ。ゆえに朝食後、ふたりは1階の
リビングでくつろぐことにした。見るような番組もないテレビをとりあえずつけて、寄り添う
ようにソファに並んで腰かけている楓と忍。
「う〜ん……今日はよく降るわね〜。お昼は外でって考えてたけど、この降り方じゃあね……。
お昼はなんか取るってのでもいい?」
「はい、おまかせします♥」
忍は楓の肩に軽くもたれてこたえる。
「考えようによっちゃあ、今日は雨が降っててむしろよかったかもね。お留守番の日に天気
よかったら、外に出かけたくてウズウズしちゃってるはずだもんね」
「えへへ〜♥ 天気がいい日にお外でデートもいいですけど、でも、雨の日にこうして
楓さんとおうちの中でゆっくりふたりっきりでいるのもシアワセ気分いっぱいですよ♪」
「そうね。なんにもすることなくっても、わたしもこうして忍ちゃんといっしょにいるだけで
とても満たされてるって感じよ」
楓は忍の肩を抱きよせる。
(つづく)
何やら2回戦の予感。
672 :
許されざるくのいち 第88話(669の続き):2006/02/06(月) 00:08:40 ID:DPXYRwT7
雨の日の日曜日の午前のおだやかな時間がゆっくり流れていく。ふたりは特に何をする
こともなく、ただリビングでお留守番をするのだった。
「……忍ちゃん、もうこんな話するのもなんだけど……。これから……その……したくなっちゃったら、
どうしよう? わたしの部屋は家に誰もいないとダメだけど、今回みたいな場合はもうまずあり
えないし、忍ちゃんの部屋だと誰もいないってのはもっとありえないし……」
楓はソファに腰かけている自分のひざにもたれて甘えている忍の頭をなでながら思案し始めた。
忍はそんな楓の顔を見上げてこたえる。
「実はわたしも今、同じこと考えてました……。そうですね……。誰にも気づかれないようにって
考えるとやっぱりもう、そういうことをするところに行くしかないんじゃないでしょうか……」
「……ホテル…ってこと? ……そういうことする……」
楓もそれしかないのではとは思っていたが、口には出せなかった。忍によい考えがないよう
だったならそう言うつもりだったが、忍が先に同じことを考えて言ってくれたので、そのまま
忍の意見に追従することにした。
「念のため、出入りするところなんかを偶然誰かに見られたらいけないですから、ちょっと遠く
まで足を延ばした方が無難ですよね。あ、でも、女の子どうしで入るの、恥ずかしさ倍増かも〜……」
「あ、それならさ、忍ちゃん、ほら、いつか、変装して男の子の格好したことあったじゃない。
それでだいじょうぶなんじゃない?」
忍に男装してもらうというアイディアも楓はとっくに思いついていたが、つい今ひらめいた
かのようなフリをして提案した。
かつて、忍が戯れに男装して別人になりすまし、忍のいとこと称して楓を訪ねたことがあった。
楓はそれが忍の変装だとは全く気づかず、そればかりかポーッとのぼせてしまったのだ。もちろん
忍はヤキモチを焼いたが、楓は忍の変装だと知ったあとでも、男装した忍という、もうひとつの
忍の姿をひそかに気に入ったままでいた。
(つづく)
673 :
許されざるくのいち 第89話(672の続き)[最終話]:2006/02/11(土) 00:42:41 ID:kOI0xXdt
「あの格好ですかぁ……。男の子の姿をしていても、中身は忍なんだって思ってくれるんなら
いいですよぉ」
「もっ、もちろんじゃない! も〜う、忍ちゃんったら!」
「うふふっ、だぁーってぇ……」
忍は言葉を途切れさせ、ひざまずいたまま甘えんぼうさんな子ネコのように楓のひざに
頬ずりをするのだった。
「……ね……。そんなに難しいの? ……カラダも……アソコだけ男の人になっちゃう術って……」
急に声を小さくして楓はぽつりとつぶやいた。
天然ボケな忍もさすがに楓の言っていることの意味に気づかないわけがなかった。
「……ええ。それはさっき言ったとおりですけど……。でも……いつか……その術を会得したいです……。
楓さんのためだけに……」
忍は再び、楓のそばに腰かけて、楓の手に自分の手をそっと重ねた。楓のほっぺが歓喜に
みるみる紅潮していく。
「……ありがと、忍ちゃん。その気持ち、うれしい。でも……もし、忍ちゃんがその術を使える
ようになっても、外で勝手に使っちゃっていいの? それに、忍ちゃんが他のくノ一の子の
相手をしなくちゃいけないってことにもなるし……」
「だいじょうぶだいじょうぶ。気にしないで下さい。そんなこと、その時になってから考えたら
いいんですよっ。それより、ね、楓さん、もう、約束しちゃいましょ」
「えっ?」
楓の目を見つめ、少し間を置いてから忍は一息で言ってのけた。
「わたしがいつか、その術を使えるようになって、楓さんの女の子をいただくという約束です♥」
……と。
「うん! 忍ちゃん……。約束する。わたし……待ってるからね」
「あは……修行、がんばらなくっちゃ、ですね♥」
向き合ったふたりはほっぺとほっぺをすり合わせて、約束を交わした。
外の激しい雨の音も、茶の間のテレビの音もふたりの耳にはまるで入っていなかった。聞こ
えるのは互いの声と息づかいだけだった。
(おわり)
674 :
673:2006/02/11(土) 00:43:39 ID:kOI0xXdt
長い間続いたこのお話もこれでやっとおしまいです。
この続きもおおまかですが考えてあり、これで終わらせずに本当はもっと続けるつもり
でしたが、長すぎるのも正直きつくなってきましたので、いったん切ることにしました。
始めた頃は、なかなかエロいシーンが出てこないのでお叱りのご意見を覚悟していたの
ですが、それどころか読んでくださる皆さまのあたたかいレスの数々、とてもありがたく
感じておりました。
書いている最中に心がけていたのは、原作者の古賀先生がお読みになっても気分を害され
ないような内容をということでしたが、もうちょっとエロいシーンは控えめにしたらよかった
かなとも反省しております。
続きはまたいつか書けたらなーとは思っていますが(あくまでご要望があれば、の話ですが)、
今後のことはなんとも言えません。
とにかく、長い間おつきあいいただいて、ありがとうございました。皆さまがた、それでは、
さようなら……。
ずっと追っかけて読んでました。いまはただ、心からGJを!!
よかったらまた来てください。歓迎します。
長かったけどキャラへの愛を強く感じる。
gj !
次は雅ちゃんだよね(・∀・)ニヤニヤ
>674
ナニ言ってんですか神よ!
愛あるエロ、楽しませて頂きました。
どうもありがとうございます。
ティンコの術を会得したシノブが楓を頂いちゃうSSをいつか読めるのを
楽しみにしてますよー
いやー、しっかし長かったなぁw
オレ、第一話からずっとこのスレに来てたわけだが、
なんだかんだで一年近く経ってるもんな。すげーことだぜ、これは。
おまいさんからは、原作への愛情をひしひしと感じますよ。
エロパロで一番大事なものをアンタはしかと持っている!
乱用するのがイヤで今まで使わないできたが、これはもう言うしかあるまい。
いや、ここで言わずして、一体何処でこのセリフが吐けようか。
ア ン タ は ネ申 だ ! !
>>674 GJ!!
かなりの後発組だったが、毎日このスレをチェックするようになったのはあんたのせいだw
キャラに愛のある文章をありがとう。
毎日チェックをするに値する、楽しいSSでした。
気が向いたらまた書いてくれ。読みに来させてもらうよ。
680 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 19:44:53 ID:kx95dVRz
祝!完結!!お疲れ様でした!!
いやぁなかなかの長編、楽しませていただきました。
また違う作品を読ませてほしいっス!!
ご苦労様でした。
1年に渡り楽しませて頂きました。有難うございます。
丁寧な締め括りのご挨拶もあり「あぁこれで終わったんだな」
と寂しくなりました。
(そのご挨拶を拝読するうち「作者様は女性の方かしら」とも感じました)
682 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 17:49:18 ID:Ey40e9sE
ながきに渡りご苦労様でした。すごく良かったです。気づいたら毎日ここを覗く習慣が・・・。
描写も丁寧でしたし、ここまでハマッタのは初めてでしたよ。また機会があれば作品読ませてください。
まさに「ねっとり」なステキSS、ありがdございました。
気が向いたらでいいので是非続きをキボンヌでございます。
>>674 グッジョブ!! ∩ ∩
_ _∩ (⌒ ) ( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!!
(ヨ,,. i | | / .ノ i .,,E)
グッジョブ!! \ \ | | / / / /
_n \ \ _、 _ .| | / / _、_ / ノ
( l _、 _ \ \( <_,` )| | / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` ) \ ノ( /____( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ | / ヽ | __ \ l .,E)
/ / / / \ ヽ / /\ ヽ_/ /
神が降臨し終わったし、原作も終了したらしいし、
このスレも役目を終えてしまったのだろうか……
誰かもうひと花咲かせてくれる猛者はいないのか?
よし、ここで次の神が後輪するまでの微妙な空間を、
例の光速丸とTHEスケが繋ぐんだ!
( ゚3゚)< ここはキッチリ保守してやるのがイケてる男ってモンだろ
原作と同時に終わる神SS・・・
これも何かの運命か
しかし、これが最後の音速丸とは思えない
必ず、第10、第38の音速丸が・・・
>>209 1年経っても続きが来ない。まだ待ってるんだけど・・・・・
原作が終わってしまっても保守
Σ( ゚3゚)<なっ何ィィィィッッ!!!
シノブ伝終わってたのか!?俺はどうなるんだよ!!!
>>691 / ̄\ シノブ伝がたとえ続いていようとも
レo―oJ 音速丸さんはどうにもならないので
|  ̄ ̄ | ご安心ください
入_/\
シノブ伝以外でもいいんなら、ゲノムとか、書いてもいい?
695 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:15:55 ID:/20lMZfK
hosyu
696 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 23:20:05 ID:3ZwzCITN
/ ̄\
レo―oJ さ、早く!
|  ̄ ̄ |
入_/\
な、何を!?
698 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:31:03 ID:dYqHWdT7
/ ̄\
レo―oJ さ、早く!
|  ̄ ̄ |
入_/\
な、何を?
過疎りage
レズものじゃなきゃ書いちゃだめなの?
どちらでもカモンだぜ。
でも男同士だけはかんべんな!
/ ̄\
レo―oJ 私が上の天上を支えます
|  ̄ ̄ | さ、今のうちです、早く!
入_/\
/ ̄\
レo―oJ では、その間に私がこの天丼を頂きます
|  ̄ ̄ | いただきます! ごちそうさま!
入_/\
いよいよ明日、シノブ伝の最終巻発売か・・・
だが、まだだ、まだ終わらんよ!
最終巻を買ってきた
忍者楓に激萌え
実はあの忍者服が呪いの忍者服で、
脱ぐためには忍者として一人前にならないといけないとかで、
強制的にシノブと一緒に修行をすることに
そして夜は耐え切れなくなったシノブが・・・
その後、楓を「楓お姉さま」と呼ぶシノブと、
周りに堂々とイチャイチャぶりを見せ付ける楓、
そんな2人に愛の手ほどきをする泉、
見せ付けられて興奮しながらも相変わらずのサスケや音速丸・・・
みたいな想像を一気に掻き立てられた
自分の妄想力に一瞬惚れかけたぜ
>>708 その妄想を文字に書き起こせ!そうすりゃみんなでハァハァできる!
710 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 20:40:14 ID:GO06UR0k
おっぱーい
/ ̄\
レo―oJ
|  ̄ ̄ | う〜ん
入_/\
もう、大王での新連載をネタにエロパロ書くしかない
713 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 06:57:37 ID:PqJdsC3a
パクマンさんが居るじゃないですか。
掲載誌がエロだからなのか、さらっとエロネタを随所に盛り込んでるから興奮できない。
大王はエロ漫画雑誌じゃないからこそ、こんどの新連載はエロパロのネタにする価値がある
日本代表が負けた次の日。
ふと覗いたこのスレで、
シノブ最終巻がすでに 発売されているらしい ことに気づいた俺。
なんて し あ わ せ 小 僧
大王での新連載第1話までカウントダウンだ
ゼロ!
『 音速丸ハード』
楓のパンツの為に楓宅に潜入する音速丸。
だが、それはサスケの巧妙な罠だった。
「音速丸さんのエッチピストルは俺に崩される為に築いてきたんですものね」
「いつもの力が出せれば…こんなサスケなんかに…!」
「よかったじゃないですか ビキニ鎧のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、手裏剣を用意しろ。みんなでもしもししてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「音速丸の生触手ゲ〜ット」
(いけない…!尻の動悸が激しくなってるのを悟られたら…!)
「生音速丸様の生右羽を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、左羽に当たってしまったか。甘いパッキャマラードがいつまでもとれないだろう?」