「かまいたちの夜」のエロ小説2

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1名無しさん@ピンキー
前スレが落ちたので立てさせていただきます。
職人の皆様、よろしく。


前スレ
「かまいたちの夜2」のエロ小説
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1027522445/
2名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:16:57 ID:a+wsIxAw
2げと!?
3名無しさん@ピンキー:04/11/03 13:18:04 ID:5hlb5b63
>>1
スレ立て乙です。あと、こちらもお忘れなく。

エロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/

前スレの作品がしっかりおさまってます!!
前スレの未完作品の続きとかも書かれるといいな。
4名無しさん@ピンキー:04/11/03 20:18:11 ID:jowFhQ01
美樹本と真理がクルーザーの中で和姦エッチ。みたいなのを読みたいな。
保守も兼ねてリクエスト。
5名無しさん@ピンキー:04/11/03 20:25:44 ID:hXAo3zBA
お夏ネタ見たいなあ(;°∀°)=з
来そうで来ない(´・ω・`)
6名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:29:08 ID:8ocM3vkV
ほしゅあげ
7名無しさん@ピンキー:04/11/04 06:57:56 ID:1ZkJUt6N
取りあえず前スレの俊夫春子の続きを…!
8名無しさん@ピンキー:04/11/04 16:31:34 ID:1EvuWB19
>>7
同じく!!前スレの758さんの作品、ホント続きみたいものですな。
光臨キボンヌ!!
9名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:13:15 ID:bBQguhLH
保守
10名無しさん@ピンキー:04/11/05 15:51:01 ID:uJ7XQGoT
とりあえずage
11名無しさん@ピンキー:04/11/05 16:10:45 ID:6J72ZWTx
いつまでも神様の降臨お待ちしておりまつ。
それにしても、前スレで話題になったかまエロ同人誌、知ったの遅くて
買いそびれますた・・・打つだ。もう虎になかったし。
どんなカプ、シチュエーションだったんだろ。
12名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:39:46 ID:y+IhfKoo
告知ぃ
13名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:12:13 ID:DGaqPw2i
↑く、来るの?(;°∀°)=з
早くキテ━━(°∀°;)━━!!
14名無しさん@ピンキー:04/11/06 12:44:55 ID:AHKXrOu0
15名無しさん@ピンキー:04/11/06 18:54:30 ID:/X8W1xw6
しゅ
16名無しさん@ピンキー:04/11/06 21:38:32 ID:QSN8qT10
りん
17名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:19:05 ID:9isAEmm2
保全
18名無しさん@ピンキー:04/11/06 23:52:20 ID:JLK8ssSS
がんがっていこう!!ほしゅるぽ。
19名無しさん@ピンキー:04/11/07 15:42:35 ID:rPBO0Q1G
保守
20名無しさん@ピンキー:04/11/07 18:27:48 ID:rQ5JBT7l
美樹本×真理は妙に寝取られ感が強くて興奮する。
どなたかに書いて欲しいです。
21名無しさん@ピンキー:04/11/08 15:40:20 ID:CyvHoWDS
前スレの最初のほうにあった美樹本×真理の続きを誰か書いてください。
激しく続きが読みたいんです。
22名無しさん@ピンキー:04/11/08 17:00:11 ID:vQsvudc2
名スレ保守
23名無しさん@ピンキー:04/11/08 19:04:14 ID:5zBvYHHR
何もしないで待つだけじゃ、スレの活性化にならなそうなんで、ネタを考えつつ捕手しよお(^_^;)
でも、投下出来る程素敵な文章にはならないのぅ(´・ω・`)
消防レベルの文章というか作文だな。
もう帰る?!
24名無しさん@ピンキー:04/11/08 19:15:52 ID:sf3QL57T
ほしゅあげして待ちます。
25名無しさん@ピンキー :04/11/09 09:56:21 ID:d1ZjHrju
age
26名無しさん@ピンキー:04/11/09 16:50:11 ID:PxV0G7Wb
俊夫、みどりを寝取られネタも良いと思うぞ!保守!!
27名無しさん@ピンキー:04/11/09 16:59:34 ID:XUUxmZGD
↑それもいいなぁ。ものごっつい見たい!!禿しくほしゅ。
28名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:27:40 ID:j1KD+2rE
まだまだ待つでぇ、保守や(°Д°)
29名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:28:17 ID:j1KD+2rE
まだまだ待つでぇ、保守や(°Д°)
30名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:30:24 ID:j1KD+2rE
二重カキコスマソ(´・ω・`)
31名無しさん@ピンキー:04/11/10 16:06:43 ID:oLNXQpJ+
むしろ二重保守だな
みどり寝取られって相手は誰になるのかね?
32名無しさん@ピンキー:04/11/10 16:35:33 ID:OZoxCvw0
・・・誰でもいいでつ(おい
そーいや、前スレにそれっぽいのあったっけ。
33名無しさん@ピンキー:04/11/12 06:45:08 ID:E/Ht00Au
上げるか(´・д・`)
34名無しさん@ピンキー:04/11/13 10:24:34 ID:4oIeReRM
sage待ちぽ
35名無しさん@ピンキー:04/11/13 14:43:46 ID:qAdlnzuq
ネタを考えるか……
36名無しさん@ピンキー:04/11/13 22:48:57 ID:4CjPR+V5
みどりさんと夏美さんに悪戯される透とか
37名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:22:34 ID:798RktBE
書いてみようかなあ。でも実用性なしかも(;つД`)
38名無しさん@ピンキー:04/11/14 14:44:51 ID:dxLLLx9J
スパイ編のスノーモービルでの愛撫やら手コキとか。
雪深い森の中での青姦とか。
寝取られもいいね。

とりあえず、保守。
39名無しさん@ピンキー:04/11/14 16:47:41 ID:69adzp8s
さて…とっとと書いてもらおうか
40名無しさん@ピンキー:04/11/14 17:04:15 ID:dxLLLx9J
……こりゃ全然関係ない話題なんだが(スレ違い、板違いを承知で書いてみる)
俺の家の近くに『シュプール』のレリーフ(あの梟な)を入り口に飾ってある、建物があるんだよ。
民家でもないし、コンピュータ関係の建物でもない……謎の建物。
いつか、そこにはいってみたいと思ってるよ。

……なにが言いたいのかと言えば、もういっちょ保守。
41名無しさん@ピンキー:04/11/14 20:13:58 ID:YBBByto8
>>40
うちの近くにもありますよ。その梟のついてるとこ。民家だけど。

そういやかまいたちの夜18禁でググったら、2ケ所それ系発見。
1つは閉鎖されたらしくみれなかったが、もう1つは見れた!!
探してみるもんだね。
他にもないか探そう。
42名無しさん@ピンキー:04/11/15 00:52:07 ID:mOJ4Rnrv
美樹本×透の18禁を見つけて驚愕したことがある
43名無しさん@ピンキー:04/11/15 01:44:10 ID:Exqw3Pel
>>42
ど、どこでつか、そのサイト(;°∀°)=з
詳細きぼんぬ。
44名無しさん@ピンキー:04/11/15 02:41:58 ID:NsXEs1FE
自分も詳細というかヒント欲しい
>>41
ぐぐってみたけど、ヒットし過ぎで……
一応努力はしてみたがとほほ。
>>42
18禁じゃないなら、ちゃんと「メインジャンル」扱いしてるところ
10カ所はあるよね。もっとあるのか?しかも18禁とわ。
リンク→リンク→リンク→…みたいにして行けない所?!
すげー気になる。
45名無しさん@ピンキー:04/11/15 16:34:03 ID:VKab/mDo
>>44
発見したとこは、催眠術で・・・というシチュエーションだけにこだわる
サイトで、ピンクの栞・催眠篇となってたっけ。
ほんとはオールキャラ使うつもりだったらしいが、続き書かれてない・・・
ウワー、放置とはもったいない。
ピンクの栞などもググる条件に加えたらどうでしょ?
46名無しさん@ピンキー:04/11/17 00:10:44 ID:fSiz10cS
>>45
おかげさまで見つかりました!カンシャ!
ところで俊夫春子の続きはどうなったのかな…
47名無しさん@ピンキー:04/11/17 05:03:32 ID:vbLtFILk
>>46
確かに前スレの756さんの作品、続き見たいですな。
758さん、この新スレ見てるでしょうか?
いつまでもお待ちしてます(;°∀°)=з

うちも何か作ろうかなぁ?
試しにファイル作ったが文章ショボーン(´・ω・`)即削除。
もう少し文章表現上手くなる+萌えゲージためないと。
げほ
48名無しさん@ピンキー:04/11/17 05:06:46 ID:vbLtFILk
↑間違えてやんの。スマソ!
756じゃなくて758でした。(´・д・`)ゴメンネ
49名無しさん@ピンキー:04/11/17 17:02:19 ID:AiegQPHW
>>46
よかったー、ちゃんとみつかったようで何より。
>>47
おほっ?く、来るの?
50名無しさん@ピンキー:04/11/17 18:01:31 ID:ahwCBRev
>>31
みどりの相手はミキモトがいいなあ。
51名無しさん@ピンキー:04/11/18 08:22:03 ID:XNLJUoxr
じゃあいっそのこと俊夫みどり美樹本の3Pで…妄想してみたらハァハァだ
52名無しさん@ピンキー:04/11/18 16:10:25 ID:WEST7ppp
>>51
確かにハァハァでつ。二人のXLで(ry
でも、書くとなったら難しそうだなぁ。
53名無しさん@ピンキー:04/11/18 23:21:34 ID:qFGANTsX
夫婦生活中に乱入とかか?
54名無しさん@ピンキー:04/11/18 23:30:58 ID:OioOEj9b
イイ!
55名無しさん@ピンキー:04/11/19 10:35:55 ID:SdWQpqcv
うお。書きてえ!でも時間無いー!
ちなみにこんな感じ。
俊夫みどりは普通のアツアツ新婚さんで、
三日月館の夜をエンジョイしようっつーイイ!ところでミッキー乱入。
俊夫の目の前で寝取られ開始。
美樹本にやられてるみどりは心は辛いが身体はハァハァ。
それを見せられてる俊夫も心は辛いが身体がハァハァ。
美樹本は苦しそうな二人を見て心も身体もハァハァ。
(なんか美樹本だけミステリ編キャラだな…)
56名無しさん@ピンキー:04/11/19 11:33:14 ID:e2nIX9Pt
>>55
ちょっとずつでいいので書いてほすいです。すげー見たい!!
57名無しさん@ピンキー:04/11/19 23:51:51 ID:vPBiLi4n
>>55
漏れも見たい(;°∀°)=3
じっくり待ちますので書いて欲しい!
58名無しさん@ピンキー:04/11/20 21:00:45 ID:LiHzOvEn
スレ活性化希望ほしゅあげ
59名無しさん@ピンキー:04/11/20 22:29:52 ID:4yAVktVe
かま2ってNTR信者が多いな
美樹×真理の作中での寝取られ描写が、眠ってる子も起こしたんだろうな
60名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:34:46 ID:SUhkko4J
そういう人もいるかも知れないが
かまキャラはもともとカポーと夫婦が多いから
別カプにすると自然に寝取られシチュになるんだよね
浮気とか不倫とかだとなんか生臭くてカナワンしw
でも春子俊夫はイガッタな。続き見たいよ。
61名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:37:20 ID:ltNWjPFX
我孫子×真理は人気無いな・・・
真理の一番大事な物を知ったいきさつが気になる
62名無しさん@ピンキー:04/11/21 01:15:22 ID:oRqqI6Qg
>61
私は好きだな。不意打ちなのもあって衝撃で興奮した。
SSでとても読みたいもんです。
63名無しさん@ピンキー:04/11/21 04:15:12 ID:ltNWjPFX
>>62
あれ絶対真理の方から誘ってるよな ハァハァ
自ら股を開く真理に ハァハァ
64名無しさん@ピンキー:04/11/21 12:32:23 ID:5O75tIO+
どのカプもウマー(°Д°)
色んなの見たいなあ…。
65名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:12:47 ID:YcDOmS/0
>>61
ちょうどその話を書こうかと最近考えてるんだが、
いま別のを書いてるからしばらくは無理そうだな。
ゲーム自体もほとんど内容覚えてないから
軽くプレイして思い出すところから始めないといけないし。
66名無しさん@ピンキー:04/11/21 19:40:21 ID:SUhkko4J
あびこ×まり…?そんなのあったか?
祭りがでてくるシナリオかな。でも付き合ってる設定だった?
すぽーんって感じで抜けてるよ。
67名無しさん@ピンキー:04/11/21 20:51:31 ID:oRqqI6Qg
>65
遅くてもぜひ書いて欲しいです。お願いします。

>66
島に着いてすぐおじさんと釣りをすると見れる。
68名無しさん@ピンキー:04/11/21 22:09:33 ID:ltNWjPFX
61ですが、期待してまってます。
>>65さん、がんばって
69名無しさん@ピンキー:04/11/21 22:18:35 ID:5O75tIO+
>>65
応援してます(;°∀°)=з
じっくり待ちますので、宜しくです。
うちも本格的に書こうか考え中。
ヘタレな文章表現しか出来ないのでショボーンだが(´・д・`)がふ
70名無しさん@ピンキー:04/11/22 13:19:39 ID:U9vItO8T
>>21は何回も何回も何回もここでクレクレしてるよな
よっぽどあのミキモトが好きなんだな。
俺の目標はあれの続きを書けるようになる事だ。
だってあのミッキー俺のイメージと全然違うんだもん。
ちなみにこのレスはここで流行ってる「うp予告」じゃないんで、
待ってますとかレスすんなよ。
71名無しさん@ピンキー:04/11/22 17:08:14 ID:1HuwOpc8
>>70
あの美樹本が好きなんじゃなくて話のオチがどうなるのか知りたい。
嫌がる真理が美樹本に最後まで反抗するのか、それとも…?
クレクレは>>21だけだよ。
72名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:00:40 ID:QqriuYt5
確かに『待ってます』とかあまりいってると、書き手さんに負担かかるので
まあ、マターリとしてますか。
7370:04/11/22 22:00:06 ID:U9vItO8T
いや、「待ってます」レスは書き手の励み以外の何物でもないから
遠慮する事は無いと思う。歓迎してる気持ちは正直なものだし。
俺がなんか嫌だなぁと思うのは「うP予告」だよ。
予告されると期待しちまうだろ?俺なんか日参して待つよ?
それで数ヶ月後にうPだとしても嬉しいよ。
でも結局フカシだと・・・(´・ω・`)ショボーン
「書こうかなぁ」とか言われるより、雑談で保守カキコの方がマシだ。
74名無しさん@ピンキー:04/11/22 22:53:58 ID:QqriuYt5
そうですな、ホントに書かれるか・・・で書かれないとガカーリ。
書くとなると、アイデア出したり、修正したりで時間はかかるだろうけど
そこらへんはがんがってほしいところ。
とりあえず、フツーにいくなら雑談保守でいきますか。
7565:04/11/23 00:41:11 ID:koWSWU6A
今ちょっと軽くプレイし直したんだが、改めてよく見てみるとちょっとおかしいところがあるな。
「フィアンセは我孫子武丸」ルートしかプレイし直してないんだが、
明日の夕方に迎えが来るという件から、滞在期間は一泊二日のはず。
他にも釣りをすることになった透に真理が「二日間、楽しんでね」と言ってるし、
丸二日間、小林さんに釣りのレクチャーを受けたとも言ってるし、
我孫子が「ぼくと真理はきのう会ったばかり」とも言ってるからまず間違いないと思う。
でもなぜか「結局、三日目の夕方まで、ぼくたちは一睡もしなかった」という件がある。
これって誤字か?
76名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:30:34 ID:zloC0KHB
>>75
製作ミスの予感。
なんか2っておかしいトコたまにない?
うちだけかな?
77名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:37:48 ID:1k+skYhA
かまいたちの夜が来ることは決定だったのかも。ただその辺は省いてるだけで。
だから滞在が延びたんだよ、きっと。
というか元ネタに忠実じゃなくても大丈夫だと思うよ。
78名無しさん@ピンキー:04/11/24 15:54:01 ID:9ggUCbSQ
嵐のなか釣りというのもすごいような。
とにかく、元ネタに忠実でなくてもイイ!
79名無しさん@ピンキー:04/11/24 16:10:24 ID:yD/tP4CS
前スレの117さんの作品が何気にツボ(σ・∀・)σ
未完なのが惜しいけど。
続き書けとは言わんが、ああいうシチュは萌え!
(*´Д`)ムハァ
あと、上げ
80名無しさん@ピンキー:04/11/25 18:04:53 ID:7ayjCQfu
煉獄キタね。これでエロネタって出来ないか・・・
81名無しさん@ピンキー:04/11/26 00:45:26 ID:gEHfTeL2
ここでまでマカーは辛酸を舐めるのか・・・orn orn orn
82名無しさん@ピンキー:04/11/26 01:34:34 ID:hR8+dyrD
ドラマCD(1のやつ)ネタでアンプルの中身をエチー薬にして…
みたいなのにしたら凄くなりそう(;°∀°)=3
みんな揃ってハアハアですわ(;°∀°)=3
ただ、キャラの性格とかちと違うので、そこはゲームどおりに。
スマソ、こんなのしか萌えネタ出せないで…
83名無しさん@ピンキー:04/11/27 00:24:33 ID:H77XQB4K
>>81
うちも出来ないよ…(ρД`)グスン
マカーやLinux、携帯がんがれ。
>>80
でも、作者さん2ちゃんねらみたいだからエロネタ書いたらマズーな予感。
84名無しさん@ピンキー:04/11/27 22:55:04 ID:hdnSYBPi
ちょっくら過去スレのぞいてたら、かまいたスレ角煮のとこで見つけたけど、
流石に2年前のスレだから画像見れず。ショボーン。
画像見れた方、どんなのだったかできれば教えてもらえぬでしょうか?
あ、でも1つだけ見れた。3DCGで再現した官能篇のやつだけ。
そういや、>>42さんのいってたサイトらしきものハケーン。
でも、ショタ801か。絵がモロショタめですた。
とにかく、またあちこち探してみよう。
85名無しさん@ピンキー:04/11/28 00:28:32 ID:ebGSuuue
確か鉛筆でかかれた真理とかじゃなかったかな?
エロかったよ
86名無しさん@ピンキー:04/11/28 00:42:56 ID:ebGSuuue
>>84さん質問して悪いけど、かまいたスレ角煮って何処で見れますか
検索とか掛けてもわからなくて・・・
87名無しさん@ピンキー:04/11/28 00:51:14 ID:tkNq71pt
角煮の意味が分からん自分は論外なので傍観。
絵でエロ描ける人って凄いな。
リアル系だとイイな…。想像だけでハァハァ……………   ウッ
88名無しさん@ピンキー:04/11/28 01:44:18 ID:d4qTYpD2
>>86
ttp://vip.bbspink.com/ascii2d/kako/1027/10270/1027050695.html
これです。半角二次元板の過去スレより発掘。
しかし、画像は1つだけしか見れず。どこかの3DCGサイトっぽい。
それ以外見れず。誰か画像持ってないか?
かまいたエロ絵は8年ぐらい前にどっかに描いたなぁ。ヘタすぎでつが。
どうしても幼くなるし。(↑オフラインで。)
リアル絵じゃないし。アニメ絵しか描けないよ。
89名無しさん@ピンキー:04/11/28 02:02:33 ID:d4qTYpD2
あ、上のリンクは半角二次元板、て見ればわかるか。
ちなみに170番だかのレスだけ画像見れるので。他はデリられたか??
90名無しさん@ピンキー:04/11/28 02:15:39 ID:d4qTYpD2
スマソ、念のためいっとくけど、間違えて広告クリックなんてせんよう。
(うちやりそうになったんで)
スクロールバーがあるのを見落とさないようにね。
ついでにおまけ。こんなスレもあった。でも801だったり。
ttp://www2.bbspink.com/801/kako/1027/10271/1027178095.html
お好きな方だけどうぞ。
91名無しさん@ピンキー:04/11/28 02:26:05 ID:d4qTYpD2
>>85
スマソ、画像内容教えてくれてサンクスコです。
書き忘れ多くてだめぽ。
92名無しさん@ピンキー:04/11/28 11:35:26 ID:ebGSuuue
>>85です
ありがとう見つかりました
93名無しさん@ピンキー:04/11/28 11:36:31 ID:ebGSuuue
ごめん、見れましたの間違い
俺もだめぽ
94名無しさん@ピンキー:04/11/28 20:49:08 ID:wzPD23B8
>>85
よかった、発見できたようでなにより。
>>87
角煮=半角二次元板のこと。アニメやゲームキャラのエロ画像を扱える
PINKちゃんねるの板です。エロパロ板は文章オンリーってことで。
それにしても、挿絵とかってないのかな、エロパロ板では。
95名無しさん@ピンキー:04/11/28 20:55:45 ID:wzPD23B8
>>94
あれ、ID変わってる。なんでやー!! 88です。
妹が本体設定変えたからかなぁ・・・orz
機械オンチなんで、わからず。
96名無しさん@ピンキー:04/11/29 22:38:27 ID:6YrYrnmF
エロネタまだかな(*´Д`)ハァハァ
97名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:05:51 ID:LgEw6ipN
かまエロ同人誌なんて、どんだけあるんかなー?
気になりつつ保守。
98名無しさん@ピンキー:04/12/02 00:10:44 ID:NkDYHkpH
もうすぐ100か。じっと待とう。
99名無しさん@ピンキー:04/12/02 01:16:03 ID:EebOZ/Vq
<(>д∂)>vどっちがおいしい?
のところ、どれ選んだ?
やはり両方…(*´Д`)ハァハァ
100へたれ:04/12/02 09:49:37 ID:TeBhKgg0
ここはみんなちゃんと読んでくれるんでうpし甲斐があるんだけど
ガキすれに晒されたら困るんで、しばらくうp控えます。
雑談に混じって保守する側にまわっておくよ。
101名無しさん@ピンキー:04/12/02 17:27:15 ID:EebOZ/Vq
>>100
そうか……ショボーン(´・ω・`)
そろそろ冬休みの時期だしね。
とにかく、マターリと雑談でもしますか(*´Д`)ムハァ
102名無しさん@ピンキー:04/12/03 16:45:03 ID:pmpFjBdD
しばらく冬眠するか。
103名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:39:10 ID:56gxOPN+
ほしゅしとこう。
104名無しさん@ピンキー:04/12/06 17:15:08 ID:gXQqfOd4
さっきエロもの検索で、かまネタ扱ってるとこハケーンしました。
が、見つかりませんだと・・・ガク。
やめたのか、アド変えたのか、ナゾ。ググってもだめですた。
そのサイト、見た方いますか?
105名無しさん@ピンキー:04/12/06 17:17:34 ID:gXQqfOd4
ちなみに、某催眠サイトではなしです。そこは。
マイナーゲームエロ小説サイトですた。紹介文によると。
106名無しさん@ピンキー:04/12/08 10:09:26 ID:xfbmaHow
保守(=・ω・)ノ
107名無しさん@ピンキー:04/12/08 15:12:35 ID:/chRmE5U
リンクとか探しても、801しかない。ショボーン
108名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:33:50 ID:6ulFV/qI
801じゃヤダよ。ヽ(`Д´)ノウワアアン (´・ω・`)ショボーン
109名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:47:49 ID:hPihU1el
>>108
108、逆から読むと、801
110名無しさん@ピンキー:04/12/09 02:04:23 ID:FZxs40nN
>>109
ナイスコメント〜!!
でも、やおいじゃたしかにショボン・・・
誰か萌えネタないか・・・と他力本願でスマソ。
冬休み近くでは冬眠モードやね、みなさん。
111名無しさん@ピンキー:04/12/10 02:39:34 ID:tEdu4YPy
保守sageで(;°∀°)=зハァハァ
112名無しさん@ピンキー:04/12/10 15:55:00 ID:Gh/WC9Tp
どうやら保管庫に投下することもできるようです。
詳しくは保管庫内の連絡掲示板のほう目を通してみそ。
ああ、神降臨待ちの間にかまエロサイト探ししたりしてみても、無いっ。
もう閉鎖されたっぽい『○○○ょ箱』とかいうとこにはスゲぇSSあったとか。
見たかったなぁ・・・見たことある方、詳細キボン。
113名無しさん@ピンキー:04/12/11 00:30:44 ID:AENB5/Za
聖書バコの小説は、このスレ1の最初の方にあった
ミキモト×マリみたいなのがあった。続き書いてって要望の多いやつ。
でもオチ忘れてる・・・中田氏して終わり、だったかな?
基本的にどの話(かまいたちに限らず)も、
ちょっと(?)暴れん坊な男の人が、奇麗な女性をゴカーン
でも結局はワカーンみたいな小説が多かった。
『男の人が描くエロ』の匂いプンプンですたよ。
作者さんが男性かどうかは分らないけど。
114名無しさん@ピンキー:04/12/11 00:53:21 ID:Zj60XGvH
>>113
ありがとうございます。何となく内容わかりますた!!
スキーリしますた、ふい〜
他のかまエロサイト&サークル探し、見つからず・・・ウワアン!
とにかく、いろいろやってみまつ。
115名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:01:35 ID:jvt0ZLaV
ええ物さがして
いろっぽ画像見て
心がホカホカ。
発見したらステキ
イタイといわれても
いいものはいい。

↑縦書きにしてみた(´∀`)
116名無しさん@ピンキー:04/12/12 13:34:53 ID:VP3I1qqr
にんげんだもの
117名無しさん@ピンキー:04/12/12 22:44:35 ID:D5NQJEkI
冬祭典カタログ見たけど、エロの有る無し問わず、かま本の収穫は見込めないね。
今回も参加サボろっかなー。ショボーン・・・
エロ扱ってる、またはかつて扱ってたサークルどこかないか?
うちの知ってる範囲だと、痒いよう村と赤尾猫ぐらいしか知らない。
もうこの2箇所も活動辞めたか、ジャンル変更してそうだが。
118名無しさん@ピンキー:04/12/13 01:19:16 ID:/VsbqkU5
もうないみたい、この2サークル。痒い〜は引退?
赤尾猫はゲーム系サイトが閉鎖っぽいし、メイン?の
某マスコットのページも閉鎖するみたいなこと見た覚えが。
流石に2ちゃんも存在しないころのサークルなんで、当たり前かあ。
よって、この2サークル以外にどこかしらんかのう・・・?
119名無しさん@ピンキー:04/12/13 01:58:39 ID:R2pyhkA6
だいぶ下がってきたな(°Д°)
上げておきたいが、冬厨来たらやだからなぁヽ(`Д´)ノウアアン
sageで保全しますか(´・ω・`)フゥ
120名無しさん@ピンキー:04/12/14 22:54:50 ID:R1nRHINJ
かまいたもどきなエロゲをハケーンしますた。
いろんなコードでググってたらその情報にぶちあたりますた。

で、内容は・・・ショボーン・・・

あ、そのゲームのタイトルは『とおりゃんせ』です。
秋葉(関西なら日本橋?)で探せば安く入るみたい。
121名無しさん@ピンキー:04/12/15 04:26:03 ID:HmryTTCr
>>120
持ってる。エロシーンは好みだったけどその他はイマイチだった。
誤字脱字が多いし、話も矛盾してる。弟●草っぽい場面もあった気がした。
122名無しさん@ピンキー:04/12/16 00:53:27 ID:ZT7KAXbv
がいしゅつでしたか。スマソ。
それにしても、>>121さんのいうとおり、イマイチぽ。
シナリオもショボンだし、矛盾点も・・・
このまま話続けると板違いになるので、おしまい。チャンチャン。
123名無しさん@ピンキー:04/12/16 18:50:52 ID:EERdc9Lr
(°Д°)<保守sage
124名無しさん@ピンキー:04/12/17 02:02:13 ID:n3Ngxc0R
吉里吉里とかFLASHとかでかまエロゲー作った人、いるかな?
うちではつかえない(吉里吉里は)けど、気になる(;°∀°)=3
125名無しさん@ピンキー:04/12/17 12:09:37 ID:WFmuhr5k
釜井達の昼

皆さん結構知ってるな〜ちょっくら調べてみるか。
126名無しさん@ピンキー:04/12/17 15:16:24 ID:XAsGfHFz
>>125
え、それって(釜井達の昼)KAGのやつ? それともFlash?
どっちにしろ気になるタイトルでつ。
詳細キボン。
なんか探しても見つからなくて、DLできない。グスン。
127名無しさん@ピンキー:04/12/18 22:03:48 ID:/+Cq5oSL
あう、ネタない。スマソ(´д`)
保守しとこう。
128名無しさん@ピンキー:04/12/19 07:12:09 ID:IM+AfV+J
>>126
いや、そういう意味じゃないんだけどねw スルーしてくれ。

んで、40を書いたのは俺なのだが…41さんが深読みしすぎてソレ系の話題に持っていったのは
申し訳ないですが、笑ってしまいました。狙いすぎにて切腹します。
ま、スレが伸びたからいいかw

俺も少しそっち系調べてみますよ。今年最後の保守。
129名無しさん@ピンキー:04/12/19 10:52:12 ID:LQs47jR3
126です。
>>128
そうであったか、早とちりスマソ。
エロネタないかとググってみたけど、もうネタ切れぷう。
様々なコード用いてみたが。
あと、1つそれっぽいのが、と思ったらエロ要素皆無な上にグロですた。
ショボーン
130名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:36:12 ID:ghMSYxtU
二年前なら同人誌かなりあったみたいだね。
しかし、当時はかま2やってなくてネット無し…
ああ、ショボーン(´・ω・`)
かま同人誌、気になるモンだね。
まだ出してるとことかオークションにないか…
131名無しさん@ピンキー:04/12/20 12:59:06 ID:2Jo7XF8e
保守
132名無しさん@ピンキー:04/12/20 17:58:24 ID:WKoDUCiU
ほしゅぬるぽ。
133名無しさん@ピンキー:04/12/20 22:22:21 ID:eEta1JxQ
ガッ!
134名無しさん@ピンキー:04/12/21 23:01:56 ID:5903coxr
冬休みの時期終われば何か来るかなとささやかに期待。
お茶を用意してお待ちしてます(´・ω・)つ旦
保守。
135名無しさん@ピンキー:04/12/22 09:06:47 ID:HIBbcc+j
ここって、まめに保守する人がいて
しかもそれが一人じゃないらしくて
「俺だけじゃないんだ」って嬉しくなるんだw
136名無しさん@ピンキー:04/12/22 14:16:09 ID:KW4h45W0
>>135
とにかくスレを守っていこう!
ここにはROMってるだけの人もいるのかな?
前スレの英雄たちもまた来てくれるといいな。
137名無しさん@ピンキー:04/12/22 17:28:56 ID:f0oud/3q
保全(・ε・)
小ネタでもいいからエロきぼんぬ…
それだけでも活気出そう(*´Д`)ハァハァ
138名無しさん@ピンキー:04/12/22 22:41:59 ID:KW4h45W0
>>137
ついでにまずいところからとんでもないものが出そう(官能篇的表現)。
139名無しさん@ピンキー:04/12/23 19:02:04 ID:HdYequG9
保守しまくっても、ネタが投下されないと寒いスレになるのう。
職人さんはどんだけいるんだろう?
140名無しさん@ピンキー:04/12/23 20:54:10 ID:+yUh9e9m
何が何でもほしゅるぽ。
141名無しさん@ピンキー:04/12/24 00:22:48 ID:zEiFnp24
いっそ801もOKにしますか?
他のエロパロスレでは801ありのとこもあったし。
うちはどっちでもイイや。
ヤダって場合はこの計画却下で・・・
142名無しさん@ピンキー:04/12/24 01:09:10 ID:8hpwdzHk
1:前スレは立ってから終わるのに二年以上かかってるんだよ?
そうそう頻繁にうpされる訳ではないんだ。
あまり書き手をせかさない方がいいと思う。
2:801板にスレ立て出来ない理由があるのですか?
理由があるのなら仕方無いような気がするけど、
個人的には、ウホネタとエロは分けて欲しい。
男キャラ×女キャラがあってさらにウホ展開ならまだ読めるが、
勝手な想像だけど、ウホオンリー有りにするとこのスレは
ミキモト×トオルの大甘ライトエッチキボンなガールズwばかりになりそうな気が…
ひょっとしてここはすでにそういうスレになっているのか?
いっそ、801にスレ立てて女性からみも有りにしてみるというのはどうか?
143名無しさん@ピンキー:04/12/24 05:09:40 ID:hvxX3VdE
まったりと待ちましょう(´∀`)
焦らずジクーリとね…
801は苦手なんで、勘弁してくれ。゜(゜つД`゜)゜。
ウホは向こうでおながいします。
144伊右衛門×夏美…?:04/12/24 06:06:27 ID:8hpwdzHk
夏美さんが『妖怪ハンター』だったとは!
お札を掲げて夏美さんが何か祈ると、可奈子ちゃん達は次々とその場に倒れ、
眠ったように動かなくなった。
「うちが来たからには、くっさい悪霊なんぞの好きにはさせへんで!」
これで助かった!
僕は自分が全裸なのも忘れて万歳しようとした。
しかし、なぜか身体が動かない!
「ほうほう。このようなおなごがまだ残っておったとは」
僕の舌が自分の唇をいやらしく舐める感触に、背筋が氷のように冷たくなった。
どうしたというんだ?勝手に声がでてしまう?!
「健康そのものな上にその姿態。これぞ極上の獲物よ。ひっひっひ」
「ど、どないした透くん?!そんな、じーさんみたいな笑い方をして…」
(な、夏美ひゃん!これは僕ではありません!)
そう言おうとしても声にならず、僕の足は勝手に夏美さんの方に向かって進んで行く。
そして伸ばされた手が、夏美さんの太ももをねっとりと撫で上げた。
「なっ!何するんやっ!」
夏美さんはお札を構えて後ずさる。
「知れた事。この男の身体を使って、お前にわしの子を…」
そう言って夏美さんを見つめる自分の瞳に、おかしな力が込められているような気がした。
夏美さんは僕にじっと見つめられると、まるで催眠術でもかけられたように身体を硬直させてしまった。
(夏美さんっ!僕を助けてくれるんじゃなかったんですか?!)
145伊右衛門×夏美…?:04/12/24 06:07:26 ID:8hpwdzHk
僕は慌てたが僕の手は勝手に動き、夏美さんの胸をぎゅっと掴んだ。
「う……」
夏美さんは一瞬苦しそうな声を出したが、僕の手を払おうともせずぼうっと立ったままでいる。
「よしよし、かかったな。所詮は小娘。見かけ倒しの術なぞ、このワシには屁でもないわい」
僕の手がゆっくりと夏美さんの鮮やかな着物の襟元をはだけると、ブラをしていなかったらしく、
白い胸がプルンと現れる。
それを両手で持ち上げて揉みしだく。
驚く程の柔らかさなのに重い感触。
僕は片方の突起に舌を這わせた。
「あんっ」
夏美さんが恥ずかしそうに息を漏らす。
べろべろと乳首を舐めると夏美さんの乳首はピンと立ち上がり、「くぅぅ」と苦しそうな声を出した。
「なかなか好き者のようじゃのぅ。ひっひっひ」
伊右衛門は片手を夏美さんの股間に伸ばした。
パンティらしい布の中に手をいれる。
そこにはすこし震えた茂みがあった。
「ほぅら小娘。もっと足を広げるがいい」
僕の声で伊右衛門がそう言うと、なんと夏美さんはすすっと両足を広げた。
僕の手は布のもっと奥に指を伸ばした。
小さくて柔らかい突起に触れる。
「ここじゃな。自分でワシを迎える準備をせい」
夏美さんはふらふらとベッドに横になった。
146伊右衛門×夏美…?:04/12/24 06:08:07 ID:8hpwdzHk
僕はあまりの事に驚いてしまい夏美さんの顔ばかり見ていたが、どうやら夏美さんは
なんと自分の手でパンティを取り、自分の股間に手を伸ばしているらしい。
(なんて事だ!このままでは僕と夏美さんは!)
僕は心の中で慌てたが、乗っ取られた身体は言う事をきかない。
夏美さんは片手で自分の胸を揉みしだきながら、もう片手は茂みの中を激しく擦りだした。
しかしまだ術は完全ではないらしく、その表情は苦しみと恥ずかしさに歪んでいる。
「いやらしい小娘じゃ。声も聞かせてみせい」
「う…」
夏美さんは慌てたように唇をぎゅっと閉じたが、すぐに甘い声を出しはじめた。
「んっ…あぁっ…くっ、こ、この悪霊め……はぁあんっ!」
ベッドに横になった夏美さんは両膝を立てて、まるで僕に見せるかのように両足を大きく広げていった。
僕の手は勝手にそこに伸びて、夏美さんの指と一緒に突起をいじり出した。
そこはぐちょぐちょに濡れていて、僕の指が固くなった突起をつまみ上げると
夏美さんは背中を反らして声をあげた。
「あああんっ!そ、そんなにしないでぇ!」
僕の指はつるりと割れ目に滑り込み、中をかきまわした。
「ひいっ!」
一瞬悲鳴かと思ったが、指を出し入れすると夏美さんは少し腰を振るようにして喘ぎ出した。
「はあっ!あぐう…んあああっ!」
中は僕の指を吸い上げるようにまとわりつき、出し入れする度に夏美さんは腰をくねらせた。
「いい声じゃのぅ。生気が漲るわい」
僕はそのまま夏美さんに覆い被さっていった。
147伊右衛門×夏美…?:04/12/24 06:08:46 ID:8hpwdzHk
僕は心の中で叫んだ。
(これは事故のようなもので仕方ないんだ!ごめんなさい夏美さん!アーンド香山さん!)
僕の手は僕のナニを握ると夏美さんの割れ目に当てがい、少しぬるぬると撫でてから入っていった。
(うわ!あったかい!)
そこは柔らかいようで硬いようで、ピクピクと痙攣するようにうごめきながら、
入っていく物を優しく包み込んでいた。
(あぁ…。なんだかホッとするような、逆にぐちゃぐちゃに壊したくなるような、変な気分になってきた…)
僕の腰が前後に動き出し、僕は覚悟を決めた。
…と思った瞬間!
夏美さんはいきなり僕を突き飛ばし馬乗りになると、つるんと抜けた僕のナニをわしっと掴んで叫んだ。
「愚か者めがっ!この夏美様がお前のような痴れ者の手にそうそう容易く堕ちると思うてか!」
「た、たばかったなっ!」
「お前は透くんを乗っ取ったつもりでおったらしいが、透くんのスケベ心の方がお前を凌駕していたらしいな!」
(そ、そんなぁ。ヒドいよ夏美さんっ!)
「奥義!『手コキ昇天』!」
「あっ!あぁぁぁっ!」
ななな、なんというテクニック!
夏美さんは五本の指を僅かに波打つように動かしながら、時に優しく、そして激しくうごめき、
手首を起用にくねらせながら僕のナニをしごきまくる!
「やっ!やめろっ!」
「口ではやめろ言うておきながら、うぬのコレは悦びに昇りつめておるわっ!」
148伊右衛門×夏美…?:04/12/24 06:09:29 ID:8hpwdzHk
勝利の笑みを浮かべて、夏美さんは手の動きをどんどん速めて行く。
「あっ!あっ!ああああっ!」
あっけなく僕(伊右衛門)は果ててしまった。
僕のナニの先っぽからは、白い液体と一緒にどす黒い煙のような物が吹き出し、
霧のようになって消えてしまった。
僕はほっとしたのと、何かとても空しい気持ちになりながら言った。
「こ、これでもう?」
そう聞いた僕に夏美さんは頼もしく頷いてくれた。
そして慌てたようにパンティらしき物を掴んで後ろを向くとごそごそと身につけた。
僕も慌てて後ろを向くと、夏美さんが肩をポンポンと叩いて言った。
「きゃつは消えたようや。もう心配あらへん」
「ありがとうございます!」
僕は裸のままその場に土下座してお礼を言った。
「恐ろしい敵だった…」
肩で息をしながら遠くを見つめる夏美さんに、僕は恐る恐る声をかけた。
「あ、あの…。伊右衛門の霊のせいでいまいちスッキリしないんですが」
「何が言いたいんや」
ギロリと見下ろす夏美さんに、僕はつい本音を言ってしまった。
「今の『手コキ昇天』を、この身体にもう一回だけ・・・」
「たわけ者っ!」
夏美さんのすらりと伸びた足が僕のこめかみにヒットした。
それでも僕は幸せだった。
だって・・・
(ぱ、ぱんつ、見え、た・・・・・)
白いレースが意外に似合ったその映像を頭に焼き付けながら、僕はその場に気絶した。

官能篇「小さな幸せ」完
149名無しさん@ピンキー:04/12/24 06:10:18 ID:8hpwdzHk
なんかうpされた方が逆にマターリできるかと思ってかいてみた。
一晩で書くとこんな感じでお茶受け程度だが仕方無いと思ってくれや。
細かい設定で違うところがあるかも知れないがキニシナイ。
更にはどっかで見たネタのような気もするけどキニシナイ。
150名無しさん@ピンキー:04/12/24 10:08:52 ID:xBgTQTr2
>>149
乙です。面白かったっす。
ラストがかまいたちっぽくて上手いなあと感じました。
151名無しさん@ピンキー:04/12/24 12:04:16 ID:AWmYRjHb
>>149
GJ!!ヾ(*^▽^*)ノ
152名無しさん@ピンキー:04/12/24 15:20:16 ID:zEiFnp24
スンマセン、余所のエロパロスレ見たりしてたので、つい。
801ネタが見たくてここに来ているわけではないです。
801よりも男性向け派だし。
そこまでして801見たいわけでもないので・・・。

おお、ネタが投下されてる!! ウマー!!
もし自分の発言でせかされて描いたならゴメン・・・でも、面白かったです。
153名無しさん@ピンキー:04/12/24 17:11:44 ID:hvxX3VdE
>>149
神様キタ━━(°∀°)・∀・)`∀´>━━!!
お疲れ様です(*´Д`)ムハァ
いいクリスマスプレゼントになりますた!
こういう作品お待ちしてました。オチも上手い!
ちゃっちゃと作ったといってもよく出来てるよ!
(;°∀°)=зハァハァ
ありがとうございます:*:・(´∀`)・:*:
154名無しさん@ピンキー:04/12/24 17:13:22 ID:zVNOZQU9
>>152
149ではああ言っちゃったけど、
無理矢理作った訳じゃなく書きたくて書いてるんだし、
その前のレスも言いたい事言ってるだけだから、あんましキニスンナヨ!
155名無しさん@ピンキー:04/12/24 21:06:58 ID:En2C7zBY
三日月館の館内マップを見たいんだがどこで見れる?
公式サイトだと一階しか見れないし、ゲームだとどの辺で見れるか忘れた。
156名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:45:49 ID:ixjKD8DU
149さんありがとう…!
漏れも嬉しさのあまり昇天しそうでつ。
ウホッ
157名無しさん@ピンキー:04/12/25 09:49:44 ID:YkwbgOBO
釜井達のクリスマス。

>>149
面白いよ、うん。笑っちゃっいました。
気楽に読める感じがいいね。

>>155
攻略サイトは結構あるけどな。
大型攻略リンクから辿っていけばあると思う。
158名無しさん@ピンキー:04/12/25 19:55:19 ID:24wNai35
149さんのおかげで、スレが賑やかになったなー。
スレ長生き希望ほしゅ。
159名無しさん@ピンキー:04/12/25 20:22:28 ID:RLutfiFN
皆さん、お茶ができましたよ(´・ω・)つ旦
マターリしましょう。
160名無しさん@ピンキー:04/12/26 17:51:35 ID:82AR7QCR
作品投下のおかげで茶がうまい。ほっしゅ、ほっしゅ。
161名無しさん@ピンキー:04/12/26 18:38:58 ID:CLDSGORs
スゲーな保守の嵐。若いエネルギーがほとばしってて、
本気でエロいの投下したら一気に引かれそうだw
162名無しさん@ピンキー:04/12/26 21:15:16 ID:p/+OwYMG
どうだろ?我孫子氏テイストのSSを読みたくて
ほっしゅしてる漏れはいるが
163名無しさん@ピンキー:04/12/26 21:57:13 ID:O+Fco+Yv
本気なエロ投下、OKですよ(;°∀°)=з
マターリ系エロも、マジなエロも(°д°)ウマー
ということで保守。
164名無しさん@ピンキー:04/12/27 02:05:47 ID:DHnF7ft/
保守厨は子供かと思っていたが
仕切りっぷりから察するにどこぞの専業主婦とみた
165名無しさん@ピンキー:04/12/27 06:39:30 ID:MGrtDGE6
保守厨…うちの事だなorz
顔文字だらけだし。
別に荒らす目的で保守したりしてたわけじゃないし、
仕切るつもりもありません(´・ω・`)
ですが、そのように見えたら申し訳ない。
このスレぐらいしか楽しめるスレ無くて。
保守は他の人に任せるよorz
166名無しさん@ピンキー:04/12/27 17:27:37 ID:58Smr06N
いや、保守厨はむしろウチのほうかも。
よくよく見たら荒らしと誤解される表現が。
文章もガキまるだし。
出しゃばり過ぎだとは自分でも思ったし。
必要以上に保守ってすまだんだ。
167名無しさん@ピンキー:04/12/28 08:54:07 ID:5qp76cZe
グロ好きで前スレに一本だけあったのとても気に入ってる。
でも敬遠されてるみたいだね。
惨殺篇ならアリだと思うんだが残念。
下がり過ぎなんでageとくよ。
168名無しさん@ピンキー:05/01/01 15:39:20 ID:dRARcq6z
村上って淡白そうだな
169名無しさん@ピンキー:05/01/04 23:05:26 ID:A2/rEYLG
>>168
それにネタにしにくい。あなかま2にあったシナリオいじったらどうなるか?
170名無しさん@ピンキー:05/01/06 20:16:29 ID:gmgeKzBZ
黄色い花の匂いでムラムラみたいなやつか?
171名無しさん@ピンキー:05/01/08 13:51:00 ID:KZAJ/hon
↑黄色い花って、弟切草か?
172名無しさん@ピンキー:05/01/08 20:27:21 ID:HpXbccIX
あなかま2で黄色い花(弟切草?)の匂いで狂っていくシナリオあったから、
あれをいじってみたら、確かにエロできそう。
あなかま2ではグロ路線でしたが、そこをアレンジしてエロ路線に。
男女のハァハァ声で新たな曲が生まれる、みたくできる、かな?
あう、この程度しかできないや。
173名無しさん@ピンキー:05/01/08 20:41:16 ID:kwYW1mE/
花の匂いでムラムラした村上が実の姉と
小林さんは姪と
残りの女性は頭に花をさした美樹本が
(他の男は話の都合によりあぼん)
174名無しさん@ピンキー:05/01/09 23:46:03 ID:p8U+WF2S
それイイ!
175名無しさん@ピンキー:05/01/10 19:00:13 ID:HfIXSogr
どっかでエロパロ小説専門に扱ってるサイトについて聞いたので、ググったら
そこにかまいたエロ小説ありました!
多分がいしゅつかも(前にある催眠のじゃないですが)。
何かゲーム本編の『マッサージしてあげる』のとこからのをいじったネタだったなぁ。
176名無しさん@ピンキー:05/01/11 21:59:27 ID:8CFV3Oec
URL貼って
177名無しさん@ピンキー:05/01/11 22:22:40 ID:XhthQAaH
>>176
ttp://anotherddd.fateback.com/dingdongdong.htm
とりあえず、トップページで。
巨大エロ小説ページだけど、今は更新ストップされてるようで。
フレームなしを選べば見れるみたい。
ジャンル検索を選べばあとは楽勝。
色んなジャンル、エロレベルのものがありますな。
178名無しさん@ピンキー:05/01/11 22:35:13 ID:XhthQAaH
あ、かまいたネタは1つだけです。書き忘れスマソ。
ちなみに手子機ネタでする。
179名無しさん@ピンキー:05/01/12 22:27:06 ID:trWj2DtB
>>176
さんくす
180名無しさん@ピンキー:05/01/12 22:28:25 ID:trWj2DtB
>>178
さんくす
181名無しさん@ピンキー:05/01/15 20:54:32 ID:+tWK80cC
うち携帯だから見れないや…_| ̄|○
脳内補完で我慢しとこ。
182名無しさん@ピンキー:05/01/15 23:28:57 ID:5pP8hnQN
あなかまで他にいじれるのないかな(1、2どっちでも)?
183名無しさん@ピンキー:05/01/16 02:12:38 ID:IKdyjcXf
ギブアップ!
頭の足りない俺には出ません…。
184名無しさん@ピンキー:05/01/19 07:32:02 ID:9hqwLiMw
あなかま1の「吹雪に卯喪れた食材」でエロネタ考えた。
作者が見てないことを祈りつつ書くが・・・
ちなみにネタバレもあるので、あなかま1読んでない人は飛ばし読みして。



みどりが田中を殺害した動機が、
「恥ずかしい写真を撮られて脅されていた」というのはいかがでしょう。
脅されている間にあった出来事で何かネタができるかも。
そして、最後に俊夫と心中する前に
みどりの方から誘って一発(車の中で)。
185名無しさん@ピンキー:05/01/20 00:20:12 ID:nR1+uURV
おぉ、美味しいネタですな(*´Д`)ハァハァ
のんびりエロ待ち。
186名無しさん@ピンキー:05/01/22 20:10:37 ID:dnkcujjw
鯖移転age
187名無しさん@ピンキー:05/01/24 01:03:13 ID:BPOJ3V2X
中古同人誌ショップでエロかま本探してみよう。
あったら報告しまする。
188名無しさん@ピンキー:05/01/24 07:37:01 ID:8BHvpZ9d
>>187
報告期待大
189名無しさん@ピンキー:05/01/29 07:13:00 ID:xkpW59gn
引っ越してたのか・・・
190名無しさん@ピンキー:05/02/06 23:18:29 ID:uj6IploU
季節的にちょうどいいので新作読みたい。誰か書いてください。
雪のペンションで真理と誰かとか。
191名無しさん@ピンキー:05/02/08 18:19:02 ID:nDh5rR08
ゆっくり待ってますか。
雑談のほう、自分少しネタ切れ気味なんで、暫くROMにまわるよ。
192名無しさん@ピンキー:05/02/12 03:23:19 ID:1K1ho+4J
のんびり行こうや
193名無しさん@ピンキー:05/02/12 13:24:48 ID:EJdO6o9W
むしろがんがんいけ
194名無しさん@ピンキー:05/02/13 23:34:07 ID:AAoBmdiS
行っとけー!
195名無しさん@ピンキー:05/02/14 00:58:05 ID:eXh+a4ZX
うぬぅ、ガンガン行けといっても、うちは素敵なネタを持ってなくてショボーン(´・ω・`)
ついつい人任せになってしまいます。
前スレはご長寿スレだったから、じっくり待つことにしましょう。
196名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:50:59 ID:2I8UV0ER
面白いかまネタ画像ないかな、とチト思う。
ここはSS専門スレだから場違いになるか。ゴメン。
とにかく、ゆっくりと待ちますか。

 ↓【ドーでもいい事なので、読み飛ばしOK】
かまエロ同人誌、探してみたけどないね・・・。
前スレで話題になった本、見たいけどサークル名も作家名もわからないし。
せいぜい赤尾猫、潰瘍のだけかろうじて読んだ事あるぐらい。
197名無しさん@ピンキー:05/02/14 06:30:35 ID:xZEyX83o
時々ならエロ画も貼っていいかと思うけどね。角煮みたいにならなきゃ多分大丈夫。
198名無しさん@ピンキー:05/02/14 13:07:44 ID:pDG1l5ew
かまいたちのネタ画像なら、
「ままのかたたたいた夜」が好きだな
199名無しさん@ピンキー:05/02/14 21:14:24 ID:jltl4F4t
かまのエロ同人なら一冊もってる
200名無しさん@ピンキー:05/02/14 22:05:44 ID:sYM/2vwp
>>199
どんなのですか?
かなり気になります。詳細きぼん。
>>198
その画像はウケましたな。他にもありましたよね。
201名無しさん@ピンキー:05/02/15 16:31:22 ID:BNVlSmSV
>>198
それはどこに行ったら見られるんですか?
202名無しさん@ピンキー:05/02/15 18:13:53 ID:uzxN6FNw
>>201
かまいたちの夜、でイメージググればすぐみつかるはず。
うちもググってみつけたので、アドレスおぼえてなくて。
こういうのはググればすぐヒットするのに、かまエロサイトは...。
あってもウホしかなくてションボリ。
因みにそのネタはタイトル画面のネタ画像であって、ゲームプレイ画面は
ないです。
203201:05/02/15 20:36:45 ID:BNVlSmSV
>>202
ありがとう、見つかりました。
204名無しさん@ピンキー:05/02/15 23:01:01 ID:hisTLHbi
>>200
タイトルが「わたしだけのかまいたちの夜」って同人
B−PLANETってとこが書いてる

内容は夏美×透  真理×美樹本 のエロ漫画

みどり×俊夫の短編小説です

普通に同人ショップなんかで売ってたものだから、
ひょっとしたら持ってるんじゃ?

取りあえず、こんな感じです。
205名無しさん@ピンキー:05/02/15 23:50:49 ID:uzxN6FNw
>>204
ありがとうございます。それは持ってないです。
うちのもってるのは、レッドテールキャット(だっけ?)がだしてたやつと、
海洋ヴィレッジが出してたやつぐらいで。
1995、6年ぐらいのもので、前者がベージュっぽい紙に黒インク刷、
オフセットでコピック塗りされてました。タイトル忘れた...
ぷにぷにのロリっぽい萌え風味の絵で、結構エロっちかった。
前スレのリレー小説みたいなのと、透×真理(確か手子機か尺八ネタ)と、
俊夫×みどり(目隠しプレイネタ)だったよ。
後者は『ピンクのペンション』だっけか。こっちはフルカラーオフセット。
初エロらしく、表現はおとなしいカンジでした。たしか18、9だったとか、作者さん。
俊夫×真理ネタという、めずらしげなネタが美味しかった記憶が。
現在、部屋の整頓したら行方不明になってしまって、記憶が...。
もしがいしゅつだったらごめんなさいです。
204さんの情報から脳内補完でマッタリします。
206名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:07:11 ID:hisTLHbi
俊夫×真理イイッ
ラブラブな感じだったんですか?
それとも寝取られ不道徳感たっぷり?

207名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:24:19 ID:VZ1N5Ks0
今思い出したけど全スレで作者さんがいたような・・・
小説書いてくれてた
>>205さん丁寧な返答ありがとう
208名無しさん@ピンキー:05/02/16 01:02:49 ID:FRAO/kbp
>>206
ネトラレでしたよ。で、あのあとどうなっていったのか...?
ラブラブな方向になりそうな予感?そんなオチでした。
エロ、同人では初心者の人(?)だったので、味付けはライトでしたが、美味しかった。
209名無しさん@ピンキー:05/02/18 01:30:14 ID:ydIZDdCL
探せば色々あるみたいやね…。
それにしても、やはし素敵なSSが恋しいですな。
一発ネタみたいなのでもいいから見たくなります。
210名無しさん@ピンキー:05/02/20 23:39:00 ID:+BdCVhaj
保守
211名無しさん@ピンキー:05/02/23 16:41:36 ID:E7E6lLkF
(((( ;゜Д゜)))真理、怖いよ真理
ttp://kawanagare.sakura.ne.jp/cg0/020910.htm
212名無しさん@ピンキー:05/02/23 17:11:18 ID:2zTCbxEj
ヒィ
でも殺されてもいい
213名無しさん@ピンキー:05/02/23 21:50:31 ID:nE/XT29I
>>211
ごめん、それ見た事ある。でも、イイカンジな絵・・・
そういや、かまサイトはかなりみてきたなあ。
214名無しさん@ピンキー:05/02/24 16:50:52 ID:eIH1e7Ot
「かまいたち」でイメージ検索したらワロス
ttp://www.microgroup.co.jp/novel/2d/kama/
215名無しさん@ピンキー:05/02/24 20:13:17 ID:aeuHRpXH
>>214
なんじゃこりゃ〜!!ワラタ。
216名無しさん@ピンキー:05/02/24 23:40:26 ID:CF6DN9th
どっちも見られない(´・ω・`)
携帯ユーザーはさみしい……………ショボーン
217名無しさん@ピンキー:05/02/27 07:41:51 ID:/lKYy36X
FOMAだが>>211は何とか見られるぞ
218名無しさん@ピンキー:05/03/01 00:21:15 ID:Ow/tXN4Y
試しにやってみたけど、テキスト部分しか見れず。
FOMAが羨ましい!!
219名無しさん@ピンキー:05/03/01 21:20:37 ID:MBnHH72N
FOMAかVodafone3Gならいける
220名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:37:43 ID:Ow/tXN4Y
最新の携帯なら入れるのかな……。
PC買えばいいんだろうけど使い方が(°Д°)?
ア○バでも通うかな、とりあえずは。
そういや、FOMAのかま2ってどんな感じだろ?
新機種はFOMAにしようか考える。
221名無しさん@ピンキー:05/03/02 06:23:53 ID:gzEBX3En
>>220
思いっきり板スレ違いなんだが、2ch自体PCで見た方がいいと思う。
携帯で見るってのは、あくまで出先用。
PCなら>>211>>214も余裕で見られるし…まぁ、余計なお節介なんだが。
PCの使い方は、それこそ2chのPC初心者板を見るとかすればイヤでも身につくはず。
まぁあれだ。取りあえずネット喫茶あたりに行って実際にPCを操作してみればいいよ。

で、そろそろ神様降臨してくださいませんかねぇ…(;´Д`)
222名無しさん@ピンキー:05/03/02 09:05:17 ID:nA9uqkLl
かま関係のスレって、どこも住人の平均年齢が高いような気がする。
だからスレに子供が増えても相手にすると荒れるだけなの熟知してて
放置も上手な気がする。でも自分は歳だけ食ったガキだから愚痴るぞ。
「レゲー板と同じでガキが増えたから職人の足が遠のいてるんだよ」
223名無しさん@ピンキー:05/03/02 21:05:58 ID:FSv8rq87
>>221
アドバイス有難うです。
ケチくさい真似しないで、PC買おう。
くだらん事で方向ずらしてすみません。
224名無しさん@ピンキー:05/03/06 01:20:29 ID:bs8Kd3zf
ほしゅ
225名無しさん@ピンキー:05/03/10 13:28:54 ID:QQ9pDnK7
保守
226名無しさん@ピンキー:05/03/16 02:05:41 ID:6p8gqFCv
   
227名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 20:15:48 ID:csElUjsK
hosyu
228  :2005/04/02(土) 17:53:30 ID:ZPQgheyr
   
229名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 11:43:27 ID:dL9FXKQu
保守
230   :2005/04/09(土) 22:53:26 ID:a+hBIqPH
   
231名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:05:30 ID:y0TNXxa1
保守ばっかじゃねえか、誰か書いておくれよ−
232名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 22:28:04 ID:hkmIpku2
そのうちね
233名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 01:21:38 ID:y0mxwuf9
かま
234名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 07:45:45 ID:74PwgtN8
いた
235名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 18:36:03 ID:swP+pELg
ちの
236名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 18:50:42 ID:RbxRv5Vf
よる
237名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 06:12:38 ID:TRN4EYYi
かーまいった!血の夜
238名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 08:34:34 ID:4XAWmZen
ほす
239名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 18:59:04 ID:rW1j/UHZ
「理想的なかまいたちの夜プレイスタイル」らしい・・・
ttp://www4.osk.3web.ne.jp/~akahito/256/an.jpg
240名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 20:02:46 ID:ztF67LhM
ハゲワロスw
241名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 22:43:01 ID:VZHjfady
ねえ、これどこで売ってんの?
242名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 23:44:08 ID:aR+7rE9J
あそこで
243名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 06:18:42 ID:4ry5QSF1
限定版・通常版の二枚ある。
通常版で中古でいいんなら中古扱ってるゲーム屋行けば入手可能だと思うが
限定版はヤフオク等利用しないと厳しいな。
244名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 20:52:36 ID:f04h0dzM
ほしゆ
245名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 21:59:17 ID:PCH20TVj
ようやく覚えたボーゲンでなんとか麓のレストハウスまでたどり着き、
ぼくは一息ついていた。真理がそんなぼくの目の前で、雪をけたてて
鮮やかに止まった。ゴーグルが粉雪まみれになって、何も見えない。
「あは、透ったら、雪だるまみたい」
真理の笑い声が聞こえる。
ぼくはゴーグルをはずしながら、からだについた雪を払い落とした。
「どうせぼくは滑るより転がるほうが似合ってますよ」
「そういう意味でいったんじゃないってば。透、上達早いと思うわよ」
ぼくが口を尖らせると、真理はゴーグルをはずし、笑顔を見せる。
数時間ぶりに見るその笑顔は、雲の向こうから顔をのぞかせている
太陽のようだ。ぼくはあらためて真理を見つめた。
白いスキーウェアに長い黒髪がよく映えている。
どんな難所でも軽々と滑り降りる彼女は、ゲレンデでも注目の的だった。
誰しもがそのゴーグルの下に、美しい顔を想像したはずだと思う。
スキー場とはそういうものだ。

真理なら、とぼくは思った。
真理なら、誰の期待も裏切らないに違いない。
さっきから雪国育ちの真理にさんざん腕の差を見せつけられて
うんざりしていたぼくだったが、今だけは誇らしい気持ちになった。
ぼくは彼女の素顔だけでなく、分厚いスキーウェアの下に隠された
スタイルがどんなに魅力的かということも知っている。

246名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 21:59:56 ID:PCH20TVj

ぼくが彼女によからぬ視線を這わせているのに気付いたらしく、
真理は眉をひそめた。
「・・こら、どこ見てるの」
「え、いや・・」
あわてて目をそらすと、ひたいを指で小突かれた。けっこう痛い。
「ねえ、透、今度は上級者コースにいってみない?」
「ええっ!?」
「中級はもうだいぶ慣れてきたみたいだし、大丈夫よ」
「慣れただって!?」
いったいぼくのどこを見てそんなことをいうのだろう。だいぶどころか、
少しよそ見をしただけで、すぐさま隣の林に突っ込んでしまう始末だ。
そもそも中級にしたって、難しいコースのほうが上達が早いから、と
半ばむりやりに真理に引きずられて登ってきたぐらいなのだ。
・・まあ、運動音痴なこのぼくが、たった一日でよくもここまで
進歩したとは思うが、それでも、
「いくらなんでも上級は無理だよ・・」
「平気だってば、ね?」
「真理だけ滑ってきても構わないよ、ぼくは下でまってるからさ」
「ひとりで滑ったってつまらないじゃない」
真理はなかなか引き下がらない。彼女にしてみれば、今日は一日
初心者のぼくにつきっきりだったので、滑り足りないのだろう。
そう考えると悪い気もしたが、既にぼくの足腰は悲鳴をあげている。
そうしてしばらく同じようなやり取りを続けていたのだが、
「ふうん、じゃあいいわ。誰かかっこいい人を見つけて一緒に滑るから」
247名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:05:06 ID:PCH20TVj
・・これは効いた。
なにしろ真理ほどの美女だ。ぼくが一緒にいなければ、すぐにでも
誰かが声をかけてくることだろう。 彼女は冗談のつもりだろうが、
実際、朝から何人の男がぼくを憎らしげな目で見てきたことか。

僕は・・

 A:「わかったよ!」と、慌てて了承した。

 B:「いいよ、僕も可愛い子とお茶でも飲んでるから」と、突っぱねた。

 C:「しょうがないなあ、真理は〜」と、手をからめた。
248名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:35:25 ID:lqrX+7ER
「わかったよ!」と、慌てて了承した。
249名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 23:49:39 ID:Fq6WVS4E
D:「お仕置きだあ〜!」と、いきなり押し倒した。 ←
250名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 02:33:43 ID:Zk5qkWlx
B:「いいよ、僕も可愛い子とお茶でも飲んでるから」と、突っぱねた
251名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 04:29:15 ID:XfV/XCLU
E:「仕方無いなぁ。一回だけだよ」と、つきあう事にした。

「仕方無いなぁ。一回だけだよ」と、つきあう事にした。
「そうこなくっちゃ!」
嬉しそうにリフトに向かう真理。
ぼくは渋々という表情で、彼女の後に続く。
今更な話だが、真理がここに来た目的はどう見てもスキーを楽しむ事のようだ。
ぼくが期待していたような展開にはなりそうも無い。
このままペンションに戻っても、筋肉痛の腰に湿布を貼ってもらうのが関の山。
冗談じゃない!こうなったら・・・!
ぼくはドキドキしながら真理と並んでリフトに滑り込んだ。
「そんなに緊張しないで。大丈夫よ、自信をもって」
励ます真理に引きつった笑みを返しながら、ぼくは言った。
「これからすっっっごく高い所に上るっていうのに、リフトってのはなんでこんなに不安定なんだろうね」
「透ってば、ほんとに心配性ね。普通に座ってたら危険な事なんかないわよ。ふふっ」
「そりゃあ『普通に』座っていたらね」
そう言いながら、ぼくは思い切って真理の太ももに手を伸ばした。
「なっ!なにするのっ?!」
「おっと、危ない。下手に動くと二人とも落ちちゃうよ」
「馬鹿な事はやめて!」
真理は周囲を気にしてか、大声を出さない。
身を硬くしてぼくの手を離そうとする。
しかし、所詮は女性の力、ぼくの手をどかす事はできない。
252名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 04:30:00 ID:XfV/XCLU
「似合うよ、このウエア。でもぼくはこの中身に触れたいんだ」
太ももを優しく撫でると、そのまま一気に胸を掴んだ。
「い、いやっ!」
真理が避けようとした勢いでリフトがぐらりと揺れる。
真理は一瞬息をのんで、落としそうになったストックを慌てて握りしめた。
ぼくは真理にピタリと寄り添い、手袋の下の弾力を楽しんだ。
夢にまで見た、真理の乳房だ。
片手に余る大きさ。揉んでも揉んでもぼくの指は柔らかく弾かれる。
あぁ、乳首にしゃぶりつきたい。
怒ったような泣きそうな真理の耳元に切なく話しかける。
「ぼくはスキーなんかどうでもいい。真理と一緒に過ごしたいだけなんだよ」
ぼくは相当疲れているのだろう。
自分でも予想しなかったほど大胆になり、普段では絶対言えないような事まで言ってしまった。
しかし、それはいつも頭に浮かんでいる本音だった。
「だ、だからって、こんなところで、・・・あぁっ・・・」
え?
真理、ひょっとして、感じちゃってる?
そのときぼくは、掌の中に小さい突起があるのに気が付いた。
これって乳首?真理、乳首が立ってるの?いつの間に…。
ぼくは迷わずそれをねじるように掴んだ。
「くっ…」
唇を噛み締めて、真理は涙目でぼくを睨む。
でももう、さっきのような抵抗は無い。
253名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 04:30:42 ID:XfV/XCLU
ぼくはボタンを転がすように真理の乳首をいじりまくった。
「くぁあっ!ああぁん!」
押し殺した声で、真理は悶えている。
ウエアの上からこれだけ突起を感じるんだから、服の中ではどれだけ硬くなってるんだろう。
「や…、いやだって、い、言ってるのに…はぁ、はぁ」
真理の息が荒く白く吐き出される。
どうだ!ぼくだって、やれば出来るんだぞ!
スキーは下手だけどねっ!
ぼくは胸から手を離して、真理の太ももをもう一度撫でると、そのまま内股に滑り込ませた。
案の定、拒絶されない。
ぼくはここで真理の服を脱がせない事が、申し訳ないような気さえしてきた。
真理の股間に掌をあてがうようにすると、ゆっくりと撫で始めた。
そして片手に持ったストックの柄で、真理の胸をえぐるように何度も押し付けた。
「や、やだよぅ…あぁん!なんか、こんなの…、ウグゥッ」
甘えるような声で真理が言った。
あはは。こんなのってなんだよ。
ぼくが真理の股をこするように掌を動かすと、真理は奥まで指が届くように少し腰を前に浮かせた。
ぼくはどんどん興奮してきた。
我慢できずに真理の手を自分の股間にあてがう。
真理はためらいながらも、それを握ってくれた。
254名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 04:31:19 ID:XfV/XCLU
「真理、き、きもちいいよ」
「透の、凄く硬い」
ぼくは真理を見た。
耳まで真っ赤な真理。
恥ずかしそうにしながらも、ぼくの目をしっかり見つめ返してくれる。
ああー!かわいい!キスしてぇー!
と思った瞬間、なんと真理が顔を近づけてキスしてきたではないか!
驚くぼくに、真理は泣きそうな声で言った。
「お、お返しよ!あたしも今したい事をしたの!」
ぼくはリフトから飛び降りそうな程嬉しくなった。
しかしもうすぐリフトは頂上に着いてしまう。
真理もそれに気が付いたらしく、ぼくのモノを握っていた手をそっと離した。
でもぼくの方は手を離さなかった。
ストックを持ち直す振りをしながら、真理の股間をまさぐり続け、囁いた。
「リフトを降りて滑りたい?それともこのまま…」
潜り込ませた指を強く撫で回しながら、素早く引き抜いた。
「あんっ!」
リフトの係員が、不審そうにこちらを見る。
「……と、透の…ばかぁ…」
蚊の鳴くような真理の声が、ぼくの肩に響いた。
255名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 04:32:08 ID:XfV/XCLU
ぼくは係員に声をかけた。
「すいません。連れが気分が悪いらしくて、このままリフトで戻ります」
項垂れた赤い顔の真理を心配そうに見ながら、係員は「下に連絡しておくね」と、
携帯を取り出していた。
ぼくらを乗せたリフトはそのままぐるりと回り、急な斜面に沿って下り始めた。
上ってきた時とは違って目立っているぼくらは、さっきほどの行動はとれなかったが、
ぼくの言葉責めに真理のあそこはグショグショになり、リフトを降りる頃には
本当に病人のようにフラフラになっていたのだった。

END
256名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 04:32:50 ID:XfV/XCLU
>>245さんの邪魔をする気は毛頭ないよ。
選択肢の続き楽しみにしてます。
257名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 11:24:59 ID:6W/ld7oI
おお、久しぶりにグッジョブ
258245:2005/05/15(日) 23:25:43 ID:QagWhp1m

「わかったよ! 行くよ、行きます!」
「ふふふ、そうこなくっちゃ」
「まったく、もう・・」
ため息をつくぼくを尻目に、真理はスイスイとリフトに滑っていく。
ぼくも転びそうになりながら、あわててガニマタで追いかけた。

いやいや来たものの、何度か滑っているうちに上級コースにも
慣れて・・なんて甘い考えは、やっぱり通用しなかった。
ぼくは御丁寧にもコブのひとつひとつにすっころび、レンタルの
スキーウェアはぐしょぐしょになっていた。
「真理・・もういい加減で下りない?」
三度目の往復でとうとうぼくは根を上げた。怪しかった雲行きは
とうとう吹雪になり、きづけば他のスキーヤーの姿は見当たらなく
なっていた。
真理にいわせれば、人がいないほうが面白いらしいが。
「・・じゃあもう一回だけ、これで本当に最後の一回! ね?」
「・・・」
もう抵抗する気力もない。ぼくは力なく立ち上がり、うつむいたまま
前を滑る真理のシュプールをモタモタと辿っていった。だから、
彼女がさっきまでと違うリフトに向っているのにも気付かなかった。

259245:2005/05/15(日) 23:27:03 ID:QagWhp1m

「あれ?」
リフトにのったところで、ぼくは座席の感覚に違和感を覚えた。
「これって、さっきのリフトとちがうね」
そういうと、真理はなぜか可笑しそうに目線をそらした。ぼくは
首を傾げたが、やがて見えてきた鉄柱がそのわけを教えてくれた。
リフトを支えている鉄柱には、その本数と何本目のそれであるかが
記されている。ところが、さっきまで1/12だったはずのそれが、
「『1/32』!!?」
唖然としてぼくが声を上げると、隣から悪びれた声が聞こえてくる。
「だって最後だから・・最上級コースにしたの、ゴメンネッ」
「・・・」
これは無理だ。いくらなんでもこんな疲れた身体で、命にかかわる。
苦笑いを返しつつ内心で、このままリフトにのって折り返そう、と
頭に決めた。しかし事態はそれほどなまやさしいものではなかった。
「・・・」
「・・・」
鉄柱の数字が10にもならないうちに、吹雪が急にその勢いをまし、
あっというまにあたりは真っ白になってしまった。あまりの視界の
悪さに二人とも黙りこむ。
これでは熟練者の真理だって滑り降りるのは危険だ。
「・・真理、このまま折り返したほうがいいよ」
「・・うん・・・・・ゴメン、ね」
真理はどちらかというと気の強い女の子だ。だけど彼女はちゃんと
自分の間違いを認められる人で、そういうときの真理はほんとうに
しおらしくて、そして可愛らしい。ぼくは真理の肩に手を回し、
リフトが止まらないことを祈りながら彼女の身体をそっと抱き寄せた。
不安定なリフトからぼくらを振り落とそうとするような強風の中、
真理はぼくの手を拒まなかった。

260245:2005/05/15(日) 23:28:35 ID:QagWhp1m

さんざん強風にあおられ、下を見れば目も眩むような谷底。
なんとも頼りないリフトの旅はまるで何十時間もの長さに思えたが、
ようやくぼくたちは32/32の数字に辿り着いた。
だが無情にも、図ったようにリフトは頂上で止まってしまった。
「なんだよ! くそっ!」
「誰もいない・・」
リフト脇の事務小屋は、既にからっぽだった。
乗ってくるときに既に係員がいなかったのが気にはなっていたけど、
これは待っても無駄だろう。
「・・まあ、途中で止まらなかっただけマシか」
「どうするの?」
「しょうがないよ、板を持って歩いて下りよう」
「・・そうね。じゃあ、こっちからいきましょ」
真理はてきぱきと板を外し、肩に抱える。真理にしては素直だ。
さっきのことを負い目に感じているのだろうか。
ぼくは何か明るい話題を探したが寒くてとても頭がはたらかず、
結局無言のまま彼女と並んでふかい新雪を踏みしめていった。

五里霧中、とはよくいったものだ。吹雪は勢いを増す一方で、
ほんの数十センチ先を歩いている真理の背中すら霞んで見える。
にしても、ぼくが真剣に危機感を覚えだしているのを他所に、
どういうわけか前を歩く真理の足並みには不安のかけらもない。
たまらずぼくが弱々しい声を出そうとしたときだった。
「・・透」
と、真理が前方を指差した。
目をこらすと、そこには小さな小屋が建っていた。
261245:2005/05/15(日) 23:30:41 ID:QagWhp1m

「ちょっ・・」
ぼくがちっぽけな小屋を眺めていると、真理が平然とドアノブに
手をかけたので、あわててぼくは止めにはいった。
「いいのよ」
「えっ」
「誰もいないから」
なんでそんなことがわかるんだ・・といいかけたが、
真理はさっさとドアを開けてしまった。でも彼女の言う通り、
中は無人で真っ暗だった。真理が手探りでスイッチを入れると、
薄汚れた蛍光灯が何度か点滅し、やがてしっかりとした照明になった。
室内を見回してみる。どうやらここもスキー場の用務室のようだ。
小さな無線機と、テーブルやソファなんかがあり、
炊事場には生活感を感じさせるお湯のポットなんかが転がっていた。
「ドア、閉めて」
「え・・あ、うん」
真理はまるで自分の家みたいに歩き、棚の上からマッチを取り、
隅の古ぼけたストーブに火をつけた。
「ここで雪が弱まるの待ちましょ。透、疲れはててるもの」
「あの・・」
「ほら座ってよ。そうだ、マッサージしてあげる!」

・・なんだなんだ、どうしてこんなにいきなり元気になるんだ。
と、訝しげなぼくが考える暇もなく、真理はさっさとぼくのウェアを
剥ぎ取ると、ソファにうつ伏せにしてしまった。

262245:2005/05/15(日) 23:32:14 ID:QagWhp1m

「どう?」
「き・・気持ちいい・・」
真理のしなやかな指がぼくの足を丁寧にほぐす。マッサージが得意
と言うだけはあって、彼女の慣れた手つきでぼくのふくらはぎは
たちまちバターのように溶ろけていってしまう。あまりの快感に
気を失ってしまいそうな一方で、ぼくの意識は背中の上に後ろ向きで
乗りかかっている真理のむっちりとしたお尻の感触に釘付けだった。
彼女の動きにあわせてゆさゆさと服越しに伝わる快感が、あまりに・・
「・・・」
「透、すごく固くなってるね」
なってます・・。
・・うつ伏せでよかった。

「痛っっっ!!」
「あっ・・! ご、ゴメン、・・大丈夫?」
痛めていた足首をさわられて思わず声を上げてしまい、
真理のマッサージの手が止まる。ぼくは焦った。
「あ、全然大丈夫! そこ、さっき軽くひねったんだ」
正直、この至福の時間を味わえるなら、足首なんか折れてても構わない。
「うん、ごめん・・。あとで冷やしたほうがいいかもね」
そういうと真理はマッサージの続きをしはじめ・・、すぐにやめた。
263245:2005/05/15(日) 23:33:10 ID:QagWhp1m
もうおしまいかな? もうすこしお尻に敷かれてたかったのに・・
と、ぼくがガッカリしていると、真理は腰の上で座る向きを変えて、
そっとぼくの背中に手を這わせた。
「ゴメンね」
「ん?」
「透、スポーツダメなのに無理させちゃって」
背中から聞こえてくる彼女の声は、どこかいつもと違った。

ぼくは・・

 A:「まったく散々だよ」と、迷惑そうにため息をついた。

 B:なんとなく黙っていることにした。

 C:「なにかおわびが欲しいなぁ〜」と、からんだ。

 D:「得意なスポーツもあるぞ! セッ・・」と、わけの分からないことを言った。

264245:2005/05/15(日) 23:37:18 ID:QagWhp1m
反響どうもです。もっと全然人いないと思っていました。
先着でAの選択肢を書かせて頂きました、次も是非よろです。

>>251-255
別ル−トありがとうございます。ごちそうさまでした(´∀`)
265248:2005/05/15(日) 23:42:55 ID:Gc3+Wtur
>>245氏
すばらすぃ。今後の展開もドキドキでございます。

今回は足跡のみで。連続で選ぶのは皆様に申し訳ないので、次の方にお任せします〜。
266名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 02:34:57 ID:xDodhy4X
おお新作!超嬉しいです。真理の良い女っぷりが実に素晴らしい。
選択肢は
B:なんとなく黙っていることにした。
を希望。黙っている方が真理が主体的にしてくれる気がするので。
続き楽しみにしています。
267名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 21:24:30 ID:5HsnamBJ
おぃおぃおぃ、俺がしばらく留守の間にお前らなに盛り上がってんだ!
妙にドキドキする話じゃねえかこの野郎(*´Д`)

>>245
王道としてはBなんでしょが、ここはあえてDでw
268名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 03:45:44 ID:iTewZDRP
・・あれ、245氏どこいった?
269   :2005/05/26(木) 05:18:47 ID:5rPPMlac
   
270名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 06:48:29 ID:DiTjoNyg
落ちそうなんだが
271名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 07:38:23 ID:MPSxbSPE
なに!?
272名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 07:53:55 ID:Ne2ZfKLQ
まだだ。まだ終わらせんよ。
273名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:54:20 ID:UDGlf28T
よく覚えたボーゲンでなんとか麓レストハウスまで
辿り着き、僕は一息付いていた。
真理はそんな僕の目の前で、雪をけたてて
鮮やかに止まった。

ゴーグルが粉雪にまみれになって、何も見えない。

「あはっ、透ったら、雪だるまみたい」
僕はゴーグルを外しながら体に付いた雪を払い落とした。

A「どうせ僕はすべるより転がる方が似合ってますよ」

B「そんなに太ったかな?」

C「真理は人を小馬鹿にして楽しい?嫌味なヤツだゴルァ!!」

D「真理、好きだ...」

(早く選択したまえ)


274名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:13:22 ID:FjPyBDCj
懐かしい感覚を味わいたいのでAで
275名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:53:47 ID:wsQMH2Fi
素直にD「真理、好きだ...」
276名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 22:44:32 ID:Ne2ZfKLQ
Bだね。

真理はスキーはプロなみ。
しかし車の運転は下手。
だが、それがいい。

男の運転も上手ければさらにいい。
ベタだが教習所の教官と真理…と、妄想してみた。
277273:2005/05/26(木) 23:59:22 ID:aQ7xjppM

C「真理は人を小馬鹿にして楽しい?嫌味なヤツだゴルァ!!」
 このセリフを言った瞬間、僕はしまった!と思った。
ここ数日、2ちゃんをしていないせいか禁断症状が出たようだ。
もし、真理に僕が2ちゃんねらーということがバレてしまったら...!!
しかし、真理からの返事は意外だった。
 
「別に小馬鹿になんてしてないわよ?」

見事にスルーされてしまった...
まさか真理も2ちゃんねらーなのか?
それともゴルァ!!が聞こえなかったのだろうか..??
僕は試されているのか..?

はっ!!いかんいかん、まだゲームの序盤なのに推理はまずい

僕は何事も無かった様に

A 「あはは、冗談だよ冗談。さ、そろそろ帰ろうよ?」

B 「所でまだ滑るの?もうビンビンな(ry」

C パンツを脱いだ。

Dオナニーをした






278名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 23:59:57 ID:aQ7xjppM
選んでください

ちなみに三人がみんな別々の選んだので今回はあえて違うのにしましたw
今回からはリクエストに答えます

279名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:16:22 ID:lQQqmf8R
んー
その文体と、この流れなら

C パンツをぬいだ

でしょうかねぇ

初回プレイなら間違いなくコレを選びますね
280名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:25:34 ID:e4ikxoPA
>278
つーかこの選択肢と文体って某FLASHまんまやん…
281ここはコピペです:2005/05/27(金) 00:25:42 ID:9cEwxg4y
Cパンツを脱いだ。

  「・・・・・・・・・。」

         「・・・・・・・・・。」
沈黙…

ゲレンデの下の方で人の楽しそうな声が聞こえる。
だけど真理と僕の間には耐え難いほどの沈黙が、ただ静かに流れていた。

真理は僕の顔を見ながら口をパクパクと動かし、
何を言えばいいのか解らないと言った様子だ…

僕はその口が餌を求めて腹を空かしている
愚鈍な鯉の、口の様に見えた。
そう思うと堪らず「ププッ」と噴出しそうになる。

しかし僕は僕の息子が死んでいく感覚を覚えた。
尿道の先から冷気が僕の子供達を殺しているのだ。
(いけない、このままでは罪の無い命を失ってしまう…)

そう確信した僕はズボンを履き
「もう帰ろうよ、天気も悪くなってきたし」
と、真理に提案した。

「えっ!!あっ…う、うん…」
あの真理がまるで子猫のようにおとなしい。
どうやら一物の放つ神々しさにしばしの間、気を失っていたようだ。
まさか異臭で?そんな筈は無い。…イヤ、後で確かめておこう。

282名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:33:43 ID:9cEwxg4y
真理とは今年の四月に大学で知り合った。
果敢かつ執拗な変態テクニックにより何度かデートする関係まで
こぎつける事が出来たのは、この秋の事だ。

しかし、押しても脅しても手応えが無く、
いい加減、僕の一人相撲のような感じさえしていた。

だから、一緒にスキーに行かないかと彼女の方から誘われた時には、
正直言って驚いた。
彼女の叔父さんの小林二郎さんという人が、
信州でペンションを経営しているのだと言う。

しかしゲレンデから少し離れていて不便な事も有り、
シーズン中もあまり客が来ないらしい。

それで格安の値段で泊めてもらえる、と言う事で
真理に誘われたのだ。
283名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:36:39 ID:9cEwxg4y
彼女の叔父さんの小林二郎さんという人が、
信州でペンションを経営しているのだと言う。

しかしゲレンデから少し離れていて不便な事も有り、
シーズン中もあまり客が来ないらしい。

それで格安の値段で泊めてもらえる、と言う事で
真理に誘われたのだ。

毎日、僕の妄想の中だけだった真理とSEXできると思い、昨日、つまり12月21日、
ここ信州へとやって来たのだった。

284名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:43:17 ID:9cEwxg4y
ペンションに帰りつく頃には、
もう日はとっぷりと暮れ、雪が降り始めていた。
小林夫妻の経営する「シュプール」は、
外観はログキャビン風で、内装は白を基調とした
おしゃれなペンションだった。
料理のメニューも多国籍というか無国籍というか、
とにかく多彩で、その上、満足の行くものばかり。

閑古鳥が鳴くどころか、小林さんの奥さんの今日子さんのテクがスゴイので人気も出てきているらしい。

暇だから格安で…

と言うのは、小林さんが僕達に気を使わせまいとして言ったのだと、
昨日到着してから気が付いた

僕と真理の部屋は残念な事に、というか当然、
というべきか、別々にとってある。

僕達は・・・

A 一旦部屋に戻って着替えると、
  玄関脇の談話室で落ち合った。

B 一旦部屋に戻って着替えてから、
  夕食までどちらかの部屋で話でもしようと言う事になった。

C 疲れが酷かったので、夕食まで仮眠を取る事にした。

D とりあえず、一回ヌイた
285名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 03:43:46 ID:wthhMBAd
どうでもいいが一番最初の「よく覚えた」で吹いた。
286名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 06:04:48 ID:IAieSGsV
Aで。他のキャラも見てみたい。
287名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 15:19:19 ID:UmrC+QC0
A 一旦部屋に戻って着替えると、
  玄関脇の談話室で落ち合った。

大きな茶色のテーブルを囲んでソファが置かれている。
僕達は、夕食が始まるまでの間そこに座って待つ事にした。ちょうど、僕等が腰を掛けた時、
2階からガヤガヤと女の子の声が聞こした。
チッ…!!静寂を好む僕は場の雰囲気を壊す奴らに思わず舌打ちをしてしまった。
が、真理には聞かれていないようだ。
OL風だが、多分僕達と同じか、一つ二つ年下だろう。

三人で喋りながら
階段を下りて来ている。

今夜は4Pでもいいかもな…いや、真理を含めて5Pか…。
そう思って、息子を勃起させていたとき、

「こんなにゲレンデから、
遠いなんて思わなかったわ」

「そう言ったのは、やせて髪の長い女の子だった。
ちょっときつい顔をしているが
まぁ美人と言ってもいい顔つき。
 

288名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 15:27:01 ID:UmrC+QC0
「でも〜お料理おいしぃって、
ほら、ココに書いてあるでしょ」

丸めて持った情報誌のページを
右手のペンで指した子は、
いかにもスキーより、食い気といった感じだ。

僕は、急速に自分の息子はしぼんでいくのを感じた。

「だからケイコに任せるのはイヤだったのよ。
美味しい物なら東京に幾らだってあるでしょう?まったく・・・」

やれやれ、喧嘩を始めたのか、彼女は太っていても自分の人生をそれなりに楽しんでいるんだ。
あまり、そう言ってやるなよ。

僕がそう心の中で言ったあと、ため息を出そうとした瞬間、

「まぁまぁ。イイじゃないの。雰囲気だって悪くないしさ
こういうところの方がサービスいいと思うわよ」
と言った。
メガネをかけたショートカットの子だった。


289名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 15:27:43 ID:UmrC+QC0
フムフム、今夜はやっぱり、あの子を含め4Pかな…
と思っていた瞬間

「どの娘が好みなの?」
真理が言った。
突然の不意打ちをくらったが、そんなことで僕は動じはしない。
僕は
A「何言ってんだよ!そんなつもりじゃ・・・」
  

B「愚問だよハニー。僕の好みは、ベイビー、君だけさ」
  

C「待ってて、今じっくり吟味するから」
 僕は自分の息子をギンギンに勃起させて言った。

D「とりあえず、見せしめに誰か一人犯すことにした。」

E全裸になった
290名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 17:11:35 ID:7miuA4eV
その3人組は誰が誰だか覚えてないので
B「愚問だよハニー。僕の好みは、ベイビー、君だけさ」
真理と上手くいって欲しい
291名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 17:12:20 ID:wthhMBAd
>>245の続きも期待しつつ

E
292T:2005/05/28(土) 00:50:26 ID:7cNRzMyp
→E 全裸になった

を選択

やはり、初対面の人とも、そして真理のような関係の深い人とも交流を深めるのは、肌と肌の触れ合いだろう。
つまり…(ry
僕、じゅるりと舌を鳴らした。
さて、まずはどこから脱ごうか…
僕は

A まず上着を脱いだ

B ズボンから脱いだ

C 「おまいらから先に脱げよ!!それがマナーってもんだろう!!」
と自分のキャラからかなり的外れのセリフを吐いた。

D 「おまいは既に死んでいる…」
ケンシロウ顔負けのセリフを放った。




293名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:28:30 ID:SIWqgFgS
C 「おまいらから先に脱げよ!!それがマナーってもんだろう!!」
と自分のキャラからかなり的外れのセリフを吐いた。

が面白そう
294名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 10:35:00 ID:JPl3DMQ9
なんだよ
続きかと思ったじゃないか
295名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:44:02 ID:RaXLThof
続かねーよ どうせみんな書き逃げなんだろ
296T:2005/05/31(火) 12:15:21 ID:/A1qLNcs
C 「おまいらから先に脱げよ!!それがマナーってもんだろう!!」
と自分のキャラからかなり的外れのセリフを吐いた。

その瞬間…場の空気が凍りついた…
OL三人組が、僕を見下すように僕を見ている。そう、まるで、下着ドロを見るような目つきで…

しまった…!!僕は、調子に乗りすぎたことを恥じた。
真理は…!?真理はいったいどう思ったのだろう…
真理からも、嫌われてしまったのか…?
しかし、真理の反応は以外だった。
顔を真っ赤にして、俯いて、僕の方を見ようとはしない。
いったいどうしたんだろう…

A 僕は真理に顔を近づけて、「真理、大丈夫かい?」と言った。

B 「そんなにおもしろかった?」とサバサバと笑った。

C 「もしかして、僕に惚れた?」 と真顔で聞いてみた。
297名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 15:41:36 ID:9rG8QcB1
Cで。ここであえて平常心を装ってみるとか。
298名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 16:13:22 ID:8vFOSLne
C 「もしかして、僕に惚れた?」 と真顔で聞いてみた。

すると、真理の顔はさらに真っ赤になり
「透のバカ!」
そう僕にいうと、足早に自分部屋に向かった。

何がなんだかわからない…

僕は

A 真理の部屋へ向かった。

B 三人のOLたちをナンパした。

C まだ、ゲームのキャラが全員揃ってないので、他の人たちの到着を待つことにした。

D とりあえず、一発ヌイた。

299名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 19:07:51 ID:DFU+CZaI
Aで
300   :2005/06/06(月) 01:42:21 ID:Wp3oPSe7
    
301名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 00:52:51 ID:mluXyufy
我孫子×真理の本編補完エッチSS書いて欲しいです。
本編で妙に興奮したので。どなたかお願いします。
302名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 03:00:02 ID:mHezJNHT
スレの最初の方でそのシチュで書きたいって人がいたね。
>61さん もう諦めたかな、それともまだ出来てないだけなんだろうか?
自分は前スレの俊夫と春子の続きを待ち続けてますよ。
303名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 03:01:57 ID:mHezJNHT
ごめん >65さんの間違いだった
304名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:05:11 ID:NTzimWUS
65さん我孫子×真理書いてけろ。
305名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 01:39:51 ID:LWf6/IEO
A 真理の部屋へ向かった。

僕は真理の部屋に向かうことにした。
真理の部屋の前まで来てノックする。
「真理?入るよ?」
真理からは返事はないが、とりあえず入ることにした。

真理は相変わらず、顔を真っ赤にしてベッドの上に座って俯いていた。
「真理?いったいどうしたの?」
真理は恥ずかしそうに、小声「さっきので、透に惚れちゃったじゃないの!!どうしてくれるの!?」
と言った。

正直、僕はかなり驚いた。
大学であれだけ猛烈なアタックをしても、真理はその気のような素振りを見せなかったからだ。

僕は
とりあえず

A 「僕もだよ。」と真顔で言った。

B 「マジで?じゃあ、やらせてよ」 
  といきなり関係をせまった。

C 「ゴメン、さっき可奈子ちゃんに一目ぼれしたから、僕のことは諦めてよ」
  と素っ気なく言った。
306名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 16:13:12 ID:H6Hq11GH
Aで
307名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:06:58 ID:xu5kp+nG
私もAで
308名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:00:53 ID:+y4paYg4
A 「僕もだよ。」と真顔で言った。

真理の顔がさらに赤くなる。
真理と僕の目が合う。

そして僕は真理を

A ベッドに押し倒した。

B キスした。

C とりあえず、脱いだ。
309名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:16:55 ID:H6Hq11GH
やっぱいいね
透×真理は
ここは普通にAで
310名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 08:04:56 ID:qXw/PaOK
A ベッドに押し倒した。

真理とは見詰め合ったまま。
そして、僕は真理とキスをした。
舌を入れて。
真理の吐息が荒くなる。

真理の唇をむさぼりながら、僕は服を脱がしていく。

上着を全て脱がし、真理の下着を脱がそうとすると、真理は
「なんか、ちょっと恥かしい…透も脱いで…」
と言った。

僕は

A 下を全部脱ぎ、自慢の息子を真理に見せた。

B 無理やり脱がした。

C いきなり指を真理の下に滑り込ませて、愛撫した。
311名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:04:40 ID:AVERsq9M
もう選択肢いらん
続けて書いてほしい
312名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:31:58 ID:GsqYm6Ky
>>310
311さんのおっしゃることも解るけど、一応C。
313安浦:2005/06/13(月) 23:50:18 ID:3e2X/+BF
あぁ すいません 山手中央署の安浦ですが すこしお時間いただけますか?
314名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 13:26:04 ID:ewuCbbNH
保守でスレが埋まっていくのと同じようなものだと思っていればいいじゃん。
スレが落ちさえしなければ、誰か新作(まともなもの)投下してくれるだろ。
315名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:12:05 ID:Q6k4IunF
ん?
つまり今までのレスでまともな話は0か?
316314:2005/06/21(火) 23:14:39 ID:uvR9RaWH
>>315
そう思ってるが。でもそれは俺だけかも。
本当に申し訳ないけど、基本的に完結してないのは「まとも」とは思えないんだ。
しかもここエロパロなのに、エロ展開無いまま続いたりしてるし。
エッチシーン無くても、せめてふいんき(なぜかry)出てるのが読みたい。
前スレは完結してなくても凄いエロくて良いのもあったのにな。
個人的な感覚だから気にしないで欲しいけど。
317名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 07:11:55 ID:0Uo0/WT9
前スレでいくつか投下したけどなかなか活性化しないね。だけど人がいることは良いことだ。
職人様カモーン
318名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 11:56:16 ID:ITT4IuET
半年以上前の投下を告白されても困るというか意味がわからんが。
せっかくだから、新作でこのスレを活性化させてください。
319フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:29:48 ID:SciZBWTJ
フィアンセは我孫子武丸篇


「やったことはないんですが、はじめたいとは思っているんです」
 本当にその気があったわけではない。透はただ当たり障りのない言葉を選んだだけである。
真理の顔が真っ青になっていると気づいたときには、もう何かも手遅れだった。
「そうかそうか。はじめたいのか。それじゃあ、さっそく私はコーチしてあげよう。
竿も仕掛けも二人分あるから」
「え、でも、館へ行くのは…」
「そんなことどうでもいい。見たまえ、あそこにちょうどいい小屋がある。
今夜はあそこに泊まって、徹夜で釣り三昧といこう」
「そ、そんな…」
 人の良い透がこの短い言葉の言外に、何を言ってるんですか正気ですか、と精一杯嫌そうな口調と
表情で言ったのが第二の失敗だ。もっとハッキリと言いたいことを言葉にして言うべきだったのだ。
 案の定、小林はさらに勢いに乗って、
「いやあ、私が釣りを教えてやろうと言うと、真理も家内もすごく嫌がるんでね、
君のような相手を待っていたんだよ」
 と喜色満面で言った。
「ということで、真理、私は透くんとこの小屋で過ごすから、館のほうには君たちだけで行ってくれ。
明日の夕方、迎えの船が来るまで、ここで釣りをしているからね」
「でも、小林さん…食事とかは…」
「そんなもの、釣った魚を焼いて食べればいいんだ。自分で釣った魚を自分でさばいて自分で食べる。
これは最高の贅沢だぞ」
 透の内心とは裏腹に小林さんは愉快そうに笑った。
「真理…」
320フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:30:43 ID:SciZBWTJ
 透は助けを求めて、真理のほうを見たが、彼女はかぶりを振って、
「もう、こうなったら誰も叔父さんを止められないわ。じゃあ、私は館に行くから。
二日間、楽しんでね」

「…と、いうわけなのよ」
「なんや透くんも間が抜けとるのお」
 香山は、真理が話す三度目の説明を初めて聞いて、がはははは、と豪快に笑った。
 真理が一人で三日月館に着いたときに最初に出迎えたキヨに透たちのことを説明し、
二度目は久保田夫妻とOL二人組みと美樹本がいるときに、そして今最後に到着した香山夫妻に三度目を話し終えたところだ。
「こんな辺ぴなとこで魚なんて釣れんのかいな」
さり気なく真理の隣にドカッと腰を下ろした香山が言った。
「無理だと思いますよ。どの道、叔父さん釣り下手だから」
横から俊夫さんが「透くんのその押しの弱さを見ると、君たちの仲もちっとも進展してないんじゃないか?」と言った。
「え…さあ、どうですかね」
 否定も肯定もせずに、真理ははぐらかした。
 内心、もしこの期待に透が何かアクションを起こすつもりなら、
よほどタイミングが悪くない限り受け入れても良いかもと思っていた。
このまま明日の夕方まで釣れもしない釣りをやっていたら、あまりに気の毒だ。
あとで助け舟を出してやるかな、と考えているとき、ドアが開いて見知らぬ男が入ってきた。
 村上や正岡に続いて仕事の関係者かと思っていたら、男は全員の視線が集まる中、あっさりと自己紹介した。
「皆さん、ようこそいらっしゃいました。私が、この館の主、我孫子武丸です」
 真理の第一印象はそんなに悪くはなかった。二十代にも四十代にも見えるが、
がっしりした体格が貫禄が出している。顔もなかなかハンサムだと思う。
 まず最初に村上が食って掛かった。
 我孫子は急な仕事で遅れたことを全員に詫びた後、巧みな言葉の言い回しで村上のプライドを傷つけることなく、
納得させてソファに座らせてしまった。
321フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:31:25 ID:SciZBWTJ
 この対処を見て真理は、大人だなあ、と感心した。慣れてる、とわけではないだろう。
我孫子は村上と初対面のはずだ。いきなりでもあんな気難しい人を軽々手玉に取れる器量が、
我孫子武丸という人にはあるのだろう。
 我孫子は改めてみんなの前で挨拶をした後、日程や島の簡単な説明をした。
「…ということです。何か質問はありますか?」
 一同を見回した後、我孫子は頷いた。
「それでは皆さん、たっぷり楽しんでいってください」
 偉ぶらずに謙虚でフレンドリーな我孫子の話し方に、真理は好感を持った。
 我孫子は今までに会ったことのないタイプの大人だということもあり、強く興味も惹かれた。
 その後、キヨの案内で一同は二階の各部屋まで通された。館の外観や造りは監獄の名残を残していたが、
中の二階は完全にリフォームされて別世界だった。
 これには皆、完全に意表を突かれたように感嘆の声を漏らした。床に敷き詰められたふかふかの絨毯は、
足音ひとつ立たせなかった。
 部屋に荷物を置き、一息ついた。夕飯までの二時間くらいは自由時間ということになっている。
 透の様子を見に行こうと部屋を出た後、一階のロビーで我孫子に出会った。
「もしよかったら、一緒に散歩にでも行きませんか?」
 いきなりの一言に、なぜかものすごく緊張した。いや、舞い上がっていたのかもしれない。
 透のことはさっぱり頭から消えてなくなり、彼の腕を取った。
 来た時とは別の山道をのんびりと歩いているときに、真理はいろいろなことを聞いた。
 『かまいたちの夜』というゲームは、昔の友人である今日子さんから話を聞いて作ったこと、
ゲームを作ったのは副業で、本業は会社を経営していること。
「どうしてこの島を買ったんですか?」
「最初はリラックスできそうな無人島にしようと思ったんだ。候補に上がったこの島のことを調べていくうちに、
いろいろな伝説や曰くがあることを知って、それで興味を持って買ったんだ」
「どんな話です?」
「徐福伝説や人魚伝説やタヂマノモリ伝説。つまり…」
322フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:31:52 ID:SciZBWTJ
「不老不死ですか」
 我孫子が感心したように真理を振り返った。「そうだ。詳しいねえ」
「大学では民俗学を専攻してたんです。我孫子さんも興味あるんですか」
「ああ。ただ僕はあくまで個人的な趣味の範囲だけどね」
 個人の趣味で島一つ買うのも、すごいことだと真理は思った。
「調べてみると、昔のこの島の所有者だった岸猿伊右衛門も不老不死について研究してたみたいだし、
この島には何かあるかもしれないね」
「そう言えば船長さんが言ってたんですが、今夜は『かまいたちの夜』だって。かまいたちの夜って何のことですかね。
ゲームの題名だとばかり思っていたんですけど」
「私も詳しいことは聞いてないが、この島には、五十年に一度、『かまいたちの夜』という特別な夜が訪れるらしい。
その日は厳重な物忌みをして、村人は外に出ないとか」
「たとえば、祭りの夜に荒神が村を徘徊してまわり、人間を生贄として殺すという話は…」
 この二時間で真理と我孫子はすっかり意気投合していた。
 共通する興味ある学問の議論は、二人の間の一瞬の沈黙も与えなかった。
 真理は久しぶりに学術的に充実した話ができて満足だった。大学を辞めて学問への道をすっかり諦めていただけに、
この島に対する探求心や伝説の話は刺激的だった。
 廃村になった底蟲村や丘の上の石碑を見て周りながら、二人の会話は途切れることがなかった。

 キヨの作った夕飯は大変絶品だった。
 我孫子は話題が豊富でユーモアセンスもあり、食卓を盛り上げていた。
 その後は、応接室でみんなビール片手にどんチャン騒ぎだった。
 各々会話はバラバラで、村上や正岡たちは仕事の事を、美樹本や俊夫たちは三日月島の自然の事を、
女性陣は化粧品やらの事を、そして我孫子と真理はこの島の歴史や民俗の事を、それぞれ話していた。
 最初に村上が二階に戻っていった。次に久保田夫妻が、その次に気がついたら正岡と可奈子が消えていた。
 雑誌のモデル云々を話していたから二人で相談しているのかもしれない。それが普通の相談ではない事が容易に想像できて、
アルコールとは別の熱が胸の内から発するのを真理は感じた。
323フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:32:18 ID:SciZBWTJ
 それからすぐにビールが無くなったということでお開きになった。
 泥酔してゾンビのようなふらふらとした足取りでみんなが階段を上がっていく中、
我孫子にこっそりと「部屋にワインがあるんです。二人で飲み直しませんか?」と誘われたとき、
真理はごく自然に頷いた自分に内心驚いていた。

 我孫子の部屋は、一階にあった。二部屋を繋げた構造で、真理たちの部屋より広かった。
 部屋に入ってから会話はほとんどなかった。
 二人はベッドに腰掛けてワインを一口飲み、ごく自然に見詰め合ってキスをした。
 静かな、重ねるだけのキス。
 痺れるような熱を帯びた唇の感触に、真理の最後の躊躇が無くなった。
「シャワーを浴びてきます」
 後々になって言い訳はしたくなかった。
 無人島にバカンスに来て大胆になっていた、アルコールのせいで判断力で鈍くなっていた、
そんな後になってから後悔するようなことは考えたくなかった。
 透のことも考えたが、それでも真理の心は揺らがなかった。こうなったのは、ごく単純に素敵な男性に出会ったからだ。
 お互いにシャワーを浴びたあと、再びベッドの上で向かい合った。
 我孫子の手によって真理のバスタオルが外れて、彼女を覆い隠すものは無くなった。
「恥ずかしい…」か細い声で真理が囁く。
「きれいだよ」
 唇を重ねると、そのままゆっくりと真理を仰向けに寝かせた。
 我孫子の激しいキスに、真理の理性は溶かされていった。
 口内の隅々までしゃぶられ、食べられてしまいそうなほど舌を吸われ、唾液を注がれて成す術もなく飲み干していく。
今までにしたこともない強引なディープキスなのに、ちっとも嫌な気がしない。むしろ痺れるような快感に積極的に舌を絡ませて、
せがむように唾液を啜っていく。
「ンンッ、ン、チュッ…ン、ンァ、ア、アァ…ンフゥ! アァッ!」
 キスをしている最中も、乳房や太ももへの愛撫を絶やさず、真理の快感を増長させていく。
324フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:32:45 ID:SciZBWTJ
 真理は無意識に体を摺り寄せて、快楽をねだった。
 我孫子の舌が首筋へと這っていき、ピンと立った乳首に吸い付くと、真理が一際甲高い喘ぎ声を上げた。
「ハゥ――――――ッ! ァン!」
 太ももを撫でていた我孫子の手は、いつしか真理の秘部に到達し、愛液で潤ったそこを二本の指でぐちゃぐちゃにかき回していく。
巧みにGスポットを刺激する我孫子の指の動きに、おもらししたように愛液が湧き出て下半身を濡らしていく。
 真理は、小さいアクメに何度も達しながら狂ったように髪を振り乱して喘いでいる。
 極度の興奮で汗が吹き出る肌が、抱き合うお互いの全身をしっとりと馴染ませていく。
 乳房が雫状に変形するほど吸い付いていた口を離し、真理の肌の味をしっかり味わうように首筋に舌を這わしていった。
真理はアゴを上げて気持ちよさそうにそれを受け入れている。
「チュ…ハゥ、ンン、ンフゥ…」
 貪るようにキスをする。
 自分が今どういう体勢になっているのかもよく分からなかった。
 ただ手足を絡ませて抱き合いながらキスして、骨まで溶けてしまいそうなほど快感に溺れている。
 もうどうなってもいい。
 めちゃめちゃにしてほしい。
「我孫子さん…」
 キスしながらその名を呼ぶ。
 この人が自分を幸せにしてくれる人だ、蕩けた頭で真理はそう思った。
 かつて監獄だった殺風景な部屋が、甘い喘ぎ声に満たされていく。
「アァ、アァァン! アン、アン、ア、ア、アァ…ダ、ダメぇ…イ、イ、イクぅぅぅぅ…
イっちゃうぅぅぅ…アンアン、アンッ!」
 白く泡立った愛液まみれのが指がクリトリスをつねると、真理の体が仰け反って痙攣した。
「アァ――――――ッ! ハゥ! ン、ンン――――――〜〜〜〜〜!」
 首筋へのキスと太ももや胸元を愛撫する我孫子の手が、絶頂の快感を途切れさせずに真理の体を刺激していた。
絶頂で敏感になっている真理はされるがままに抱かれて、ぐったりと息も絶え絶えになっていた。
 甘い吐息を放つ真理の唇に隙間無く口付けして、互いの口内で激しく舌を踊らせる。
325フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:33:07 ID:SciZBWTJ
呼吸をするときも舌先を合わせるようにして、貪るようにしてディープキスに浸っている。
「真理、愛してるよ」
「私も、愛してますぅ…。我孫子さん。…ンン、ハァ」
 キスをしながら愛を囁いているうちに、真理の子宮がより強い刺激を求めて熱を帯びはじめた。
「さっきの話し受けてくれないか。島に残って一緒に仕事をしよう」
 応接室での話しだ。
 我孫子は、正式に大学の調査チームをこの島に送るつもりだと語った。そのときに、真理も調査チームに加わっては、と誘ったのだ。
調査チームの教授と我孫子は個人的に知り合いで、ちょうど助手を探していたのだ。
我孫子自身が会社に行かなくてもネットに繋がる環境さえあれば仕事は事足りるから、
一緒に仕事をしようと我孫子は誘った。
 真理は最初は断った。
 興味はあったが現場を離れて随分経つから役に立てる自信が無かったし、
今日はじめて会った我孫子にそこまで世話になるのも気が引けたからだ。
 しかし真理の中でその気持ちも些細なものになり始め、別のもっと強い感情が判断を占めていった。
 つまり、この男ともっといたい、と。
 真理のその気持ちの同調するように我孫子は言った。
「君とのことをバカンスでのお遊びにはしたくないんだ。君がほしい」
「我孫子さん…」
 快楽と幸福感に潤んだ真理の瞳を見つめながら、我孫子は言った。
「真理、結婚してほしい」
「ああ…嬉しい」
 気持ちを表すように熱烈なキスで真理は答えた。
「あなたについて行きます。我孫子さん」
 真理と我孫子は溶け合うように抱き合うと、互いの言葉と存在を強く確かめ合った。
 腰をつかんでぐいっと真理の体全体を引き寄せると、熱く潤った陰唇に逞しい肉棒があてがった。
 見つめ合う真理の瞳には、しきりにせがむような官能の揺らぎを見せている。
326フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:33:40 ID:SciZBWTJ
「ン…アァ」
 いきり立った凶器の先端が、甘酸っぱい喜悦をにじませながら肉襞の感触の楽しむようにゆっくりと挿入されていく。
粘膜同士が絡み合い、大きすぎる肉棒を目いっぱいに陰部が受け入れていく。
「はぅ…あぁ、すごい…奥まで感じる」
「すばらしいよ、真理」
 奥まで入れきったにもかかわらず、蜜壷の襞はもっともっと奥へと誘うように貪欲に蠢いていた。
 抱き合い、触り合い、キスし合って、二人は一つに繋がった悦びを感じあった。
「ン、ン、ン、ア、アァ、アンアンアン! す、す、すご…ンアァ! ハァッ!」
 ベッドの軋みと真理の嬌声、そして肉同士が叩き合う音と粘液が泡立つ音の四重奏が新たな淫行の刺激になる。
 激しく乱暴に叩きつける腰の律動に、真理も我孫子の腰に脚を絡ませて甘い鳴き声をあげる。
 我孫子は半身を起こすと、真理の腰をつかんで、応援団旗を上げるようにゆっくりと彼女の体を起こしていった。
座位になって、真理の自重でさらに深く入り込んだペニスが、蜜腔の奥の子宮口とキスをする。
「アァッ! アァ、いい…奥が熱いのォ…ひぁ!」
 指の間から肉がこぼれそうなほど強く真理の尻肉をつかんで、
強引に我孫子の突き上げる腰の動きに合わせると、真理は堪らず仰け反って可愛く喘いだ。
 我孫子の目の前で、官能的に上下に揺れる真理の乳房。
 その先の桜色の蕾に誘われるようにしゃぶりついていた。
 極上の果実を味わうように口いっぱいに乳肉を頬張り舌先で乳首を転がすと、
これ以上無いと思っていた官能がさらに高まり、真理の膣の締め付けも強くなった。
 真理は両腕をまわして我孫子の首に抱きつき、唇を重ねた。
 ついばむようキスから、お互いの舌をしゃぶりあい、ぴったり唇を合わせた二人の口内で
唾液を飲ませあって身も心も一つに溶け合っていく。
 口元をべたべたにしながらキスし合っていると、ふと二人の目が合った。
「ふふ…」
 汗ばんだ頬や額に髪を張りつかせ、淫欲に瞳を輝かせた真理の笑みは堪らなく妖艶だった。
「いいよ、真理。とてもセクシーで綺麗だ」
327フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:34:12 ID:SciZBWTJ
「ン、ン、ン、アン…我孫子、さんも、す、すごい…ン、こ、こんな、に逞しいの、は、はじめて…」
「忘れられない夜にしてあげるからね」
 真理の体を寝かせると、挿入したままうつ伏せに引っくり返した。
「キャゥ!」
 うつ伏せにした真理のお尻を上げて膝を立たせると、我孫子は眼下に跪く真理を見下ろした。
 どこから見てもすばらしい女性だ。
 この女をモノにしたい、支配したいという気持ちが、真理の腰をつかむ手に力を込めさせた。
「アン! アンアンアンアン…ア、アァ、ン、ンァ、ハァ、ンン…き、気持ちいいィィィ…」
 真理は今の自分の体勢が後背位という体位だと蕩けた頭で理解していた。
 なんでもいい。
 我孫子がすることなら何でも受け入れる。
 何でもやって欲しい。
 我孫子に後ろから圧し掛かられて、真理は被支配感に酔っていた。
「ハァン…アゥ、ア、ア、ア…も、もっと…もっとくださいィィ…!」
 我孫子の腰が容赦なく、真理の尻肉を叩く。
 結合部から淫汁の雫を滴らせてて、長いストロークで角度を変えながら蜜壷に耽溺している。
「ン! ン、ン、ンン、ンア、ハァハァ…そこ、そこが…ハァン!」
 胎内の隅々まで弄られる快感が脊髄を駆け上り、涙もよだれも垂れ流しでよがっていた。
 そんな真理の様子に満足しながら、上半身を覆いかぶせて両手で乳房を揉みしだく。
「アァ、アァ、ンン、ハァ…もう、ダメぇ…し、死んじゃうぅ…」
 我孫子は体を倒して真理と一緒に横たわり、彼女の片足を持ち上げた。
 寝転んだままカエルのようにだらしなく広げた真理の股から、白く泡立った淫汁が
ぐじゅぐじゅといやらしい音を立てながら溢れていた。
 濡れそぼる秘部はぴったりと吸い付くようにペニスをくわえ込みながら、
なおも貪欲に陰唇をヒクつかせている。
「アァァァ…ヒィ、ハァハァ、アァ!」
328フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:34:42 ID:SciZBWTJ
 喘ぎ声もか細くなり、真理は我孫子のされるがままになっていた。
 後ろから抱きつく我孫子は、手の跡が残るほど乳房を握り、真理の首筋に吸い付くようなキスをして
自分の証しを印している。
 真理の体はどこに触れても、どこを味わってもまったく飽きることがなく、
ペニスをしっとりと包み込む肉襞が締め付けて子宮まで導こうと蠢くその感触は、
疲労を忘れて腰を突き動かせた。
「真理の膣内、すごくいいよ。最高だ」
「ア、アァ、ンン…あ、我孫子さんの、大きくて…アン、奥が…子宮が溶けそう…アァン!」
 我孫子は体を起こして、真理の股の間に移動した。
「なら子宮をドロドロにしてあげるよ」
 そう言うと真理の両脚を肩にかけ、押しつぶすように圧し掛かった。
「ア、アァァァ…フゥ…」
 子宮がどうしようもなくペニスを求めて熱く痺れるのを感じる。
 しゃぶりあうような濃厚なディープキスを堪能した後、
泡立った白濁液でぐちゃぐちゃになった下半身同士を叩きつけあった。
 我孫子の激しいピストンの律動に合わせて、無意識に真理も腰を動かして
子宮をえぐられる刺激に酔いしれていた。
 卵ほどもある睾丸が真理の尻肉を叩き、溢れかえった愛液が肛門を通り越してお尻の下にシミを作っていた。
「アァ! ア…ア! アッ! アン! ンッ! アァン!」
 真理は両腕を我孫子の首にかけて必死にしがみつき、快感に顔を歪め髪を振り乱して嬌声を上げている。
 我孫子の腰の動きが加速度を増し、唸りを上げた。
「行くぞ真理! 出すぞ!」
「ン! ンン! アァ! きてぇ! きて、きてぇ! 奥にちょうだい! アァ、アァアァ!」
 肉棒を根元まで差し込んだ奥で、無防備な子宮に熱くたぎったザーメンをぶちまけた。
「ア、アァァァァ―――――――――〜〜〜〜っ!」
 大量のザーメンが勢いよく子宮を叩くのに合わせて、真理の体がビクッ!ビクッ!と痙攣する。
329フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:35:08 ID:SciZBWTJ
 下腹部の奥にジワリと広がる熱に、ため息とも喘ぎ声ともつかぬ甘い吐息が漏れる。
「アァァ〜〜〜…ハァハァ、ア、ア、アァアァ、ハゥゥン…」
 ペニスを包む込む肉襞全体が、射精を促し一滴でも多くザーメンを絞り込もうと蠢いている。
 大量に注がれる精液が子宮から溢れ、襞の一枚一枚に絡み、肉棒の根元を閉じる陰唇からも零れていく。
 我孫子は真理の肩をがっちり掴み、隙間なく強く抱きしめ合った。
 もう何度目になるか分からない情熱的なベーゼを交わす。
 膣内に感じるペニスの脈動と子宮に広がる精液の熱さが、他人の命を感じる感動と新たな命を育む歓喜を与え、
真理は込み上げるままに涙した。
 抱きしめ合いキスし合いながら、ずいぶん長い間、真理は胎内に我孫子の鼓動を感じていた。
(ああ…まだ出てる)
 もっともっと射精してほしいと思う。
(こんなにいっぱい射精されちゃって…妊娠しちゃうかも)
 そう考えた後、真理の中で込み上げてきた感情は、そうなったらいいかも、という期待感だった。
 悩んだりするまでもない。
(ああ…私、我孫子さんの赤ちゃんが欲しいんだ)
 どうしようもなく我孫子という男を愛してしまった。
 出会ってまだわずかな時間からでも分かる、喋りかたや身のこなし、広い知識と高い教養が
すべてを任せてもいいという安心感を与えた。
 それに加え、熱烈なプロポーズと満足感溢れるセックス。
 自分をこんなにも愛してくれる我孫子を、真理も愛したのだ。
 肉棒の脈動が治まった頃に、我孫子がわずかに体を起こして肩にかけていた真理の両脚を下ろした。
 真理はその両脚を我孫子の腰に絡めて、膣内でまだ固さを保つペニスと陰部の密着を深めた。
 まだ結合を解かないで、と瞳で訴える。まだ胎内で我孫子を感じていたかった。
注ぎ込まれたザーメンがこぼれないように、子宮の中で温めておきたかった。
 我孫子はそれにキスで答えた。
 二人とも射精と絶頂で、心地よい虚脱感があったが、まだまだ抱き足りなかった、キスし足りなかった。
330フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:36:24 ID:SciZBWTJ
ベッドの上で、脚を絡ませ、手を握り締めあって抱き合い、愛を囁き合って、時々キスをした。
 夫婦の営みよりも濃密な交じり合い。
 真理は、我孫子の逞しい胸板に頬擦りして匂いを胸いっぱいに吸った。
 我孫子は、胸元でじゃれる真理の髪を梳いて、まったりと後戯の時を満喫していた。
「疲れたかい?」
「少し。でもとってもよかったわ。こんな愛情たっぷりのセックスは初めてよ」
「ぼくたちは婚約したんだから、当たり前じゃないか」
「うふ、そうね」真理は上目遣いに淫猥な瞳を向けた。「それじゃあ、先に赤ちゃんを身篭っても問題ないわよね」
 我孫子は少しだけ驚いたような顔をした。
「もちろん。欲しくなったのかい?」
「うふふふ、我孫子さんのせいだからね」
 真理の腰がいやらしくクネり、挑発的に乳房を擦り付けてくる。
「それじゃあ、今夜は一晩中がんばろうか」
「きゃあ」
 二人の夜は、まだまだ終わらない。


          *


 結局、二日目の夕方まで、透たちは一睡もしなかった。
 湖のほとりで小林から釣りのレクチャーを受けたが、とうとう役に立つことはなかった。
 魚は一匹も釣れるどころか、気配さえなかった。
 緩やかな湖面を見つめながら、透は空腹を抱えて落ち武者のように負け戦を続けるのだった。
 当の小林は、透の精一杯の怨嗟の視線も、ぴくりとも反応しない釣竿もまるで気にしてない様子で、
釣れない釣りをそれなりに満喫しているようだった。
331フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:36:51 ID:SciZBWTJ
 透の神経もいよいよピークに達しようとした頃、真理がうきうきした様子で山道を走ってきた。
「透! どう、釣れた?」
 透は肩をすくめた。
「ああ、やっぱり」
「やっぱりってどういうこと」
「叔父さんの釣りはね、下手の横好きなの。これまでほとんど釣れたことがないよ」
 そんなことだろうと思った。
「真理のほうはどうだった」
「すっごく楽しかった。ほんとに来てよかったわ。キヨさんって人のお料理も最高だし、
宿舎は広かったし、ベッドはふかふかでもう言うことなし!」
 透は、頭の中で血管が数十本切れることを聴いた。
「それに、我孫子武丸さんはとても親切で、話題が豊富で、そのうえハンサムなの。
私、我孫子さんとものすごく気があっちゃった」
「ふーん、そりゃよかったね」透は押し殺した声で言った。
「透にも紹介してあげるね」
「結構だよ。遠慮するよ」
「だって、もうここに来てるのよ。ねえ、我孫子さん、我孫子さーん…」
 透は、後ろの木陰から現れた男を見ても、たいした感想は無かった。いつかい体格の、
お世辞にもハンサムとはいえない若い男。いや、中年か。
 肉体的、精神的疲労でぐつぐつに煮えきった透の脳みそでは、正常な判断は難しかった。
 とにかく、そんな男のことはどうだっていい。
 そう思っていた透の目に、とんでもない光景が飛び込んできた。
 真理は、その男の腕を、まるで恋人のように両手で抱くと、その男の顔をうっとりとした表情で見上げている。
「我孫子さん、この人、私の元同級生の透くん」
「やあ、ぼくが我孫子だ。真理から君のことは聞いたよ。ぼくと真理はきのうあったばかりで、
まだ彼女のことを何も知らないから、いろいろ教えてくれたまえ」
332フィアンセは我孫子武丸篇:2005/06/23(木) 03:37:25 ID:SciZBWTJ
 透の頭の中で、さらに血管が数十本、ぶちぶちと切れた。
「あら、我孫子さん…何も知らないだなんて…私の一番大事なところは…ねえ、知ってるじゃない」
「え? あ、そうか。ははは。そうだったね。君とぼくだけの秘密だね」
 そう言うと、二人はごく自然にキスをした。
 まるで透に見せつけるように、二人の唇の間で互いの舌を絡ませ合い、ぴったり唇を重ねれば
真理の頬がもごもごを動き、激しいディープキスであることを物語らせた。
 我孫子が唇を離すと、突き出た真理の舌から銀色の糸が伸びた。真理が口を閉じると、
口内で我孫子のものと混ざり合った唾液をおいしそうに飲み込んだ。
 その光景を見た瞬間、残っていた透の血管は、すべてぶち切れてしまった。
 朦朧とする意識の中で見た真理の顔は、透の初めて見るものだった。初めて見た真理の顔だが、
その顔が何を意味しているのかは如何な透でもよくわかった。
 あれは、完全に惚れ込んでる顔だ。
「ねえ、叔父さん!」
 真理と我孫子は透を無視すると、恋人か夫婦のように腕を組んで、小林のところに行った。
「叔父さん、紹介するわ。この人、私のフィアンセなの。我孫子武丸さん」
「フィアンセ? そりゃまた急な話だな」
「きのうの晩、意気投合して将来を誓い合ったの。ねえ、叔父さん、いいでしょう」
「真理が選んだ相手なら、私は大賛成だ。我孫子さん、今後ともよろしく」
 小林と我孫子が握手をかわしている横で、頭の中のすべての血管を失った透は、ついに倒れてしまった。
「あれ? 透くんがあんなところで横になっているよ」
「きっと魚が釣れなかったからショックでふて寝してるんだわ。そういう人なのよ、あの人は」
 我孫子と真理の声を聞きながら、透の意識はすうっと遠くなっていった。


〜終〜
33365:2005/06/23(木) 03:41:12 ID:SciZBWTJ
なんとか書いてみた。
334名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 03:58:29 ID:Ww2zEi8P
GJ!!!!!!!!!!!
335名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 05:40:20 ID:gmCAqVhS
65さん、あなた最高です
336名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 07:26:50 ID:LxWHzS1J
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
>65GJ!!!!!真理ハァハァ
337名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 19:00:59 ID:IvKMMIla
65さんすごく興奮したです。
本当に書いてくれるなんて感激!
338名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:03:56 ID:SP9rMhho
>>333
GJです。
濃いH描写といいゲームのセリフの絡ませ具合といい、物凄く上手い。
素晴らしいの一言です。
339名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 12:56:56 ID:gT2pv3xd
>>333
上の方で我孫子×真理が読みたいと言っていた者です。
書いてもらえただけで嬉しいのに内容ももう最高でした。
ストーリーは公式にしても良いくらい自然で面白いですし
寝取られ感も強力。エッチは描写が濃厚で超興奮です。
発売日に買ってこのEDを見て以来気になっていたことが
晴れた想いです。65様本当にありがとうございます!
340名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:16:21 ID:rJJRxqUe
>333
SEXシーンがもの凄く濃くて最高でした!
あとラスト、ゲームの場面に準じているのに『激しいディープキス〜』
とエッチな描写が混ざっていてここでも興奮です。お疲れ様です!
341名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:03:27 ID:bJCHs9Rb
>>332
おお!真理を取られたーーって感じでとても燃えたですよ。
ぜひともまた真理で書いて欲しいです。
342名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:18:07 ID:sj8dr9MF
真理は顔がない分想像力豊かなオレみたいなやつほど
ハァハァできる
343名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:23:45 ID:RpmVupi0
抜いてしまった
344名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 19:21:12 ID:a6DqTDoI
わいもや
345名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 02:50:25 ID:MfSsaNUp
ヤバス
346名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:18:56 ID:evCKUMpW
・・・(;´Д`)ウウッ…
347名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 17:30:01 ID:R+/2L+cL
三日月島での出来事をネタに新作が読みたい!
どなたか書いてくだされ。
348名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 22:59:34 ID:UhgKOKXg
   
349名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:04:37 ID:9Rsjz9FP
かま1の事件解決後の日常での真理×透みたい
350名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 14:29:10 ID:BxuFGrtS
真理のマッサージは思っていたより巧い。
暖かい手に肩のコリをほぐされながら少しうとうとし始めた。
よく考えたら凄い状況だ。
二人きりの部屋、ベッドの上でうつぶせの僕にまたがり、指で僕を刺激する真理…。
「ねぇ、気持ちいい?透」
「えっ、う、うん」
「気持ちいいんだ…嬉しい」
ん?
僕の背中にまたがっている真理の体が、何やらもぞもぞと動いている…。
一定のリズムで腰を、僕の背中に押し付けているようだ。
「ま、真理…?どうした?」
答えず、真理がゆっくりと、うつぶせの僕の上に倒れてくる。
背中にやわらかな胸があたり、耳が真理の唇に食まれる。
「透…」
真理が僕の耳をなめる。ぺちゃぺちゃと水音が響く。
真理の指が僕の髪をなで回す。
「真理、だめだよ…他の人もこのペンションには沢山泊まってるんだから…」
351名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 14:32:04 ID:BxuFGrtS
「やだ透、知らないの?
ここは夜になると、泊まった人達皆でエッチを楽しむパーティをやる宿よ。
俊夫さんとみどりさんとはもうスワッピングの約束してあるし。
レズのOL三人組には私もいれてもらうし。
私、香山さんに関西弁で責められたり、美樹本さんとSMもするの。
縛られたり鞭で叩かれたり、いっぱい羞恥プレイしてもらう約束だから、透もそれ見ていっぱい出してね…。
透がみどりさんや夏美ちゃんとヤッてるとこも見たいし…。
でも夜まで我慢できないから、今ここでもしたいの。
思いっきりエッチして、皆をエッチな気分にさせて、早めにパーティ始めさせようよ。
透、建物中に響くようなすごい声を私が出しちゃうくらい、して…」
352名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 14:44:18 ID:BxuFGrtS
僕はあまりの事に、何も言えずただただ驚いていた。
何よりまさか真理がこんな、こんな言葉を口にしているなんて…それも僕の耳元で。
「透、仰向けになってよ」
真理が少し体を上げた。
仰向けに体勢を変えると、すぐそばに真理の顔。
僕の顔の両側に腕をついて、僕に覆い被さるような格好の真理。
丸い胸は重力に従い、谷間が見えてしまっている。
胸のあいた服だから、乳首まで見えてしまいそうだ…ん!?
真理はノーブラで黒のニットを着ているらしく、微かに小さなふくらみが服の下から主張している。
「…私がこんなに淫乱で、驚いてるの?透」
真理は体を僕の上におろした。
二つの体が密着する。胸は圧迫され、真理が腰を押し付けてくる。
「私、本当は、エッチなの、すごく…」
潤んだ目にみとれていると、急にそれが近付いてきて、僕と真理はキスをしていた。
353名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 14:54:38 ID:BxuFGrtS
真理から舌を突っこんできた。僕の舌を絡めとり、美味しそうに吸い始める。
ちゅぱ…ちゅぱ、くちゅ…じゅるっ…
僕も真理に負けるか、という気になり、真理の唇をツーッと舌でなぞり、チロチロと唇を責め、レロレロと前歯を攻撃。
舌を無理矢理真理の口に突っ込み、激しくせき立てるような音をたてながら口の中を乱暴にかき回す。
「あふっ…あぁあっ…」
真理を抱き締め体を転がす。真理を下にして今度は僕が真理にまたがる体勢になる。
真理は下から腰を押し付けてくる。
「真理、まだキスしかしてないのに、腰そんなに…」
「だって…」
「本当に真理って淫乱なのかも…」
僕は真理の胸を、ニットの上から揉んだ。焦っているのか、そんな気ないのになぜか乱暴な手付きになってしまう。
思ってもいない状況で、かなり興奮しているんだと思う。
354名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:03:07 ID:9Rsjz9FP
私怨
(;´Д`)ハァハァ
355名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:04:55 ID:BxuFGrtS
「真理、今日はそのパーティがあるから、ノーブラなの?」
「え…私いつもノーブラだよ。陥没だから、勃たたないと、わかんないから…」
真理は顔を赤くして照れ笑いした。
「じゃ僕は今まで何度も真理のノーブラ見てるって事か?」
「透ってば気付いてなかったの?私いつもドキドキしてたのに…もう」
「ご、ごめん…」
「ゆるさない。じゃあ今、しっかり見て」
真理は洋服のボタンを外し、恥ずかしげなさそうにおっぱいを丸出しにしてしまった。
ピンクの乳首がピンと起き上がっている。
「さ、触るよ?」
「触ってよ、もう」
真理は少し怒っているみたいだ。気持ちよくさせて機嫌を直さなくては…。
僕は親指と人指し指で真理の乳首を摘んだ。
真理の口から溜め息が漏れる。
そうだ、さっき真理は、美樹本に羞恥プレイされる約束だと言ってたな。
大阪弁で責められたいとか、もしかして真理はMなのかもしれない。
356名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:18:04 ID:BxuFGrtS
僕は言葉責めを頑張ってみる事にした。
「真理、乳首勃ってるね」
「やんっ」
恥ずかしそうに顔をそむける真理。なかなかいい反応だ。
「真理の乳首すごいコリコリになっちゃってるよ、ほら」
言ってコリコリと乳首を刺激。
「ぃゃぁんっ…」
「こんなにビンビンに勃たせるなんて、本当に真理っていやらしい子なんだね…今まで知らなかったよ。
腰もそんなにぶつけて、気持ちいいの?僕にクリ押し付けてるの?」
「やっ…ちがうよ!」
そうは言っても、明らかに僕の膨らんだものに、クリを擦りつけている様子。
没頭するように目をつむって続けている。声もあげて我を忘れ始めているようで、エロい光景だ。
「腰速くなってるよ真理。そんなに擦りつけてよがってると、猿がオナニーしてるみたいだよ」
「やぁんっ…透、じらさないでよぉ」
「どうしてほしい?真理」
「触ってほしい…」
「どこを?」
「クリ…私、クリが一番いいの…」
僕は真理のズボンのチャックをこじあけた。
357名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:26:09 ID:BxuFGrtS
クリを探そうとパンツに手を触れると、すごい湿り気だった。
今夜のパーティを想像しながら我慢していたから、こんなに興奮がたかまっているんだろう。
「真理、パンツもこんなぐしょぐしょに濡らしちゃって…」
パンツの上から膣あたりを撫でると、ぬるぬるとした布の感触が僕を興奮させた。
「やぁぁん…」
「ほら、クリ擦るよ」
「きゃあぁぁぁん…っ」
いきなり思いっきり高速でクリを上下に擦るあげる。
「どう?真理?気持ちいい?」
「きっ、きもちいよぉ、きもちいっ…!
透、透の指、激しすぎっ…きゃああっ!」
一際大きな悲鳴をあげ、一度体をせりあげ、急にぐったりとする真理。
「イッちゃった?真理」
「ひゃ…ご、ごめん…」
358名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:35:15 ID:BxuFGrtS
「ずるいよ真理」
僕はぐったりとしている真理の体から洋服をはぎとり、自分も裸になった。
僕はすっかり興奮しきっていた。
そしてイッた後のぼんやりとした真理がまだ目を閉じているにも関わらず、いきなりズンッと突き刺した。
「いやぁぁーっ!」
叫び、ハッとしたように目をあけた真理は、すぐに自分の腰、結合部に目をやる。
ゆっくりとしたリズムで、腰を動かし真理に刺激を与える。
「あっ…あっ…」
突くたびにうっとりしたあえぎ声が響く。
目は見いるように結合部から離れない。
「真理、そんなにおま○こに入ってるとこ見たいの?」
「やっ…ちがうのぉ…!」
「真理さっき、建物中に響く声であえがせて欲しいって言ったよな?
これからメチャクチャに動くから、思う存分あえげよ、真理」
返事も待たず、僕は奥まであたるような激しいピストンを開始した。
「いやああああっ!」
359名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:40:00 ID:BxuFGrtS
「次はマングリ返しだよ。
僕からもすごいよく見えるよ、真理のおま○こがグチョグチョになりながらくわえ込んでるとこ…」
「や、やめてぇっ…!あああっ…!」
「やらしい音たっちゃってるよ、真理のおま○こ…」
ぐじゅっ、ちゅぷっ、じゅぱっ…パンパンパン…
「ひやあああぁぁぁぁっ!」
真理は狂ったようにあえいでいる。
360名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 15:49:46 ID:BxuFGrtS
突然ノックの音。
「なんや、もうヤッとるんか、見せろや真理ちゃん」
「あっ…香川さん…入ってぇ…」
僕より先に真理が言い、ドアが開き、香川さんが入ってくる。
僕は嫉妬なのか何かむかつきを感じた。
真理のこんな姿をこのおっさんに見られてるなんて…
真理も真理で、入れだなんて…
僕は一度真理からモノを引き抜いた。
「真理!よつんばいになれ。
僕たちの繋がってるとこが香川さんによく見えるように、よつんばいになれ!」
真理は小さな声で「はい」と言い、大人しくよつんばいになり、お尻をこちらに突き出した。
361名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:02:41 ID:BxuFGrtS
僕は思いきり真理に突き刺す。
「ぁんっ!」
「真理ちゃん、よく見えるで、ケツも汁でびちょびちょになっとる」
「ぃゃぁん…!」
香川さんの言葉責めにもだえる真理を見て、僕はとにかく激しく真理を突いた。
「真理!どうだ!」
「やあああぁん!すごい、透、激しいよぉっ…」
「真理ちゃん、ま○こヒクヒクなっとる。
いっぱいま○汁たらしながら、すごい吸いついとる」
香川さんは真理の顔をのぞきこむ。
「うわ!なんやこの子、よだれ垂らしてよがっとるで!」
バックで突かれてる状態のまま、上半身を床に崩れさせている真理。
僕からはその真理の顔が見えない事で、僕はとにかく奥まで真理を突く。
「ほら、淫乱なお顔、透くんにも見せたれや、真理ちゃん」
「はぅっ…」
真理の顔を手ではさみ、なかば無理矢理真理の顔をこちらに向かせる香川さん。
真理の口からはよだれが垂れ、顔まわりの髪はぐしょぐしょになっている。
「ひやだああぁっ…!」
「やらしい顔見られて興奮してんのか、変態やなぁ。
犬みたいにケツ突きだしてま○こハメられとんのに、よだれ垂らしてわめいてる事の何が恥ずかしいんや」
「やあだっ…!ああああっ!」
362名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:18:01 ID:BxuFGrtS
「透くん、この子正常位で犯したってや。透くんも真理ちゃんのスケベ顔見ながらハメたいやろ」
命令されるようでシャクだが、僕は一度引き抜き、体勢を正常位に変えた。
相変わらず挿入する瞬間に真理は驚いたように声をあげる。
「真理ちゃんの可愛い乳首しゃぶったるで。うわぁ、カタいエロい乳首…」
「ひゃっ…!」
「透くんもよく見えるように、乳首なめるで。恥ずかしいやろ真理ちゃん、ん?」
香川さんが、本当に僕から見えるところで真理の乳首をいやらしく舌でこねくり回している。
「ほらペロペロペロペロ…
次は真理ちゃんのおっぱいおしゃぶりするでぇ、ちゅぱちゅぱちゅぱ…
きもちええか?
おま○こパンパン犯されながら乳首なめ回されて、きもちええか?ん?」
「ひゃ…きもちい、きもちいいですぅっ…」
なぜか敬語で答える真理。僕はまた真理の奥まで届くようにマングリ返しにした。
「もっと言ってみぃ、どこがきもちいいんや」
香川さんが真理の口に人指し指を突っ込む。
「あっ、あっ…おま、おま○ことぉ…乳首が、きもちい、きもちいいですぅ…」
目をつむってうっとりしながら、そう言い、香川の指にしゃぶりつく真理。
363名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:27:15 ID:BxuFGrtS
「言うてみ、真理はま○こにチ○ポ入れてるのに、乳首もなめられてよがっとるドスケベなメス犬です、って」
「ふぇ…ま、真理は、おま○こに透のおち○ちん入ってるのに、香川さんに乳首もなめられて、
こんな…事まで言わされてきもちいくなって、ドスケベなメス犬ですぅ…」
「本当に変態やのお。
透くん、この子に恥ずかしい事言わせんのおもろいで。
透くんも何か言わせてみい」
そう言い、香川さんは真理の口から指を抜き、真理の乳首を舌と指でいじり始めた。
僕は腰のスピードを少し落とし、真理に聞いた。
「真理…おま○こはきもちいいか?」
「はぁ…はぁ…きもちいいよぉ…」
「真理のどこに何が入ってるか、言ってみろ」
「え…
ま、真理の、お、おま○こに…はぁ…はぁ…透のおち○ちんが入れられてるの…
はぁ、はぁ…いっぱい突かれて、もう真理、すごいきもちいいのぉ…」
幸せだ。
364名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:43:04 ID:BxuFGrtS
「真理ちゃん、次は騎上位で犯されてみよか」
幸せな僕の絶句を破るようにまた香川さんの提案。
「ん…」
真理はあっさりうなずいて、起き上がり、僕を押し倒した。
うっとり目を閉じて僕の上で腰をグラインドさせながら、真理は自分で自分のおっぱいを揉み始めた。
いやらしすぎる。オナニーみたいなもんだ。
「自分でいじりたいんかぁ、やっぱりドスケベな女やなあ」
香川さんは真理の後ろから抱きつき、耳や首を舌で攻め、尻をもんでいる。
「こっちの胸いじったるから、真理ちゃんは自分でコレいじったれや」
香川さんは真理の右手をとり、クリに誘導する。
「ひゃっ!」
のけぞる真理を見て、僕はつい下から突き上げる速度をあげる。
「ビクビクしとらんで、もっといじれや、きもちええやろ?な?
透くんに犯されてんのもよう分かるやろ?
パンパン音出してぶつかっとるやろ?汁でぐちゅぐちゅやろ」
「やぁぁぁぁっ!」
髪をふり乱して気持ちよがる真理。
右のおっぱいは香川さんの右手にいじられ、左のおっぱいは自分でもんでいたが、香川さんが舌でその真理の手と乳首をなめ始める。
365名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:54:07 ID:BxuFGrtS
「なんや、よがってばっかで、右手が動いとらん。
透くんがこんなに腰動かしてんねんで。
もっとグリグリいじくりまわさんかい!」
香川さんは真理の右手に自分の左手を重ね、思いっきりクリを上下に擦りつけた。
「ひやあああああーーーっ!」
僕はこのまま真理にイッてほしくて、腰を高速で動かす。
真理の腰をつかみ、激しい音を立てる。
パンパンパンパンパンパン…!
「ぃやぁぁーっ!!
クリがぁ、おま○こがぁっ、壊れちゃうぅ、あふっ…!
透のおち○ちん激しすぎるよぉ速すぎるよぉー!
あああああああ…!」
真理は半泣きで無我夢中のまま腰を打ちつけるように振る。
「あああああああ…!
もぅ、もぅらめ、らめぇえっ…!
イカされちゃうよぉーっ!」
「真理…っ!イけ!イッちゃえ!」
「淫乱な娘や!イけや!イッてまえ!」

真理は悲鳴をあげてのけぞり、
ぐったりと僕の胸に倒れた。
366名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 16:57:25 ID:BxuFGrtS
変態っぽくて、下品な言葉連発になってごめんね↓
引いた人がいたら謝ります。
自分が盛り上がって書いちゃったから、改行や文が…。。
もしよかったらこの後のパーティってシチュとかでも書いてみてください。
367名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 17:16:52 ID:9Rsjz9FP
乙!
ただ香川じゃなくて香山さんですよw
368名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 18:00:07 ID:GqhjaDP4
すげー面白かったよ。久々濃いエロでハァハァ
GJ乙
369名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:53:54 ID:LJqThByH
透「そう・・旨いよ、真理・・すごく・・・もう不思議のペンションだよ・・」
時と共に激しさを増す真理のマネキン人形に、透は☆*♂♀?していた。
正直、まだまだ子供っぽい真理では充分満足できる誘惑の甘いワナは得られないと思っていたのだが、
真理の激しいおまじないは思った以上のデリンジャー。
真理「透、どう?煉獄?」
透「あぁ・・・すごく、炎の魔人だよ・・」
自分の上で腰を一本背負いする真理の迷路を愛撫する。
透「愛してるよ、真理・・・こんな親密な空気しちゃった以上、もうお前を疑心暗鬼したりしないから・・・・・・・」
真理「うん・・・ぅ、ん・・疑心・・暗鬼しないでっ・・私たち・・もう今日の終値なんだから・・・!」
透は真理のかまいたちを舌で究極レーサーし、真理はウージ・サブマシンガンを更にダンスする。
透「ああ・・・お前は最高の幸せの箱だよ・・!」
真理「私・・もう・・・ダメ・・・真理の悲鳴しちゃう・・・!」
真理のチャイムはもうサバイバル・ゲームだ。
するといきなり決死隊が急に扉をデドーした。
決死隊「あんたたち・・・夕食だ!!!」
370名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:05:27 ID:lNmGLaJg
美樹本と真理のSMよみたい
371名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:41:30 ID:BxuFGrtS
>>367
orz
確かに何かがおかしい気はしてました…。
教えてくれてありがd
372名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:45:19 ID:UO0gJ7uA
>366
ノリが良くてエロくて最高でした!書いてくれて感謝です。
気が向いたらぜひまたお願いします。
373名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:50:24 ID:BxuFGrtS
書き忘れ。
誉めレスや支援くれた方ありがとう。

ミッキーと真理のSM書きたいんだけど、ミッキーのキャラがいまいち記憶曖昧で…。
誰か各キャラの特徴やよく使う言葉とか、教えてくれる人いませんか?
誰の奥さんは誰とか、関係図ももう一度見たい。
田中はいない方がいいかな?扱い方もわからない…。
当方変態なのでレズとSMは是非書きたい。
にしても書き込み時間を考えると…我ながら携帯使って凄い事したなw
374名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:25:08 ID:vRoOGyCn
香山(社長)の奥さんが春子さん(美人)
小林(オーナー)の奥さんが今日子(料理下手)
OL三人組(可奈子はキツめの美人、啓子はデブ、亜希子はボーイッシュ)
美樹本(カメラマン)
俊夫(DQN)みどり(年齢不詳)
こんぐらいしか覚えてないorz
見にくくて申し訳ない
375名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 09:20:30 ID:UnNCAtbh
>>373
美樹本は自分のことは「俺」他人は「おまえ」とか「こいつ」とか
呼びますね。口調は普通の怖い人風、ぞんざいな感じでしょうか。
「ヌード撮ろうか?」みたいなことも言ってましたね。
田中については仰るとおりなのでは。
あまり参考にならなくてすみません。
美樹本と真理のSMもの凄く楽しみにしています。頑張ってください!
376名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:00:48 ID:JLhObZ4Q
俊夫はDQNじゃないし、美樹本の一人称は基本的に「僕」で、
相手の事は「君」と呼ぶ割と紳士的な話し方。
ただ、元がシナリオによって設定が変わるゲームだから
「SM編」のキャラだと思えば多少の違和感も気にならないかも?
>>375さんのキャラ設定もアリですし。
それと、よく使う言葉というのも特にありません。
可奈子が割とキツい感じという位で。
377名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:34:06 ID:wuxEZdIo
>376
375は正体を現した美樹本ですね。
378名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 07:52:31 ID:xgXTwkEe
え?そうか?
正体バレてからも人殺しのくせに初対面の人間に対する一般人みたく
普通に物静かな感じで喋ってたような。
あのキャラはそれが恐いんじゃないの?
スパイ編でも幽霊編でもガタイの割には妙な丁寧語で喋ったりしてるし。
375だと安岡力也(というかチンピラ?)みたいでなんか違う。
とはいえ、美樹本力也が真理を襲うSMとか読みたいって人がいるような気がする。
379名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 19:51:50 ID:i3Rl6T53
SM編がとても楽しみ。
380名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:37:22 ID:rF34LBKY
新作読みたいのー
381名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:20:55 ID:FfIjz/8v
>>373 せっかくだから細かく解説(主観有り

矢島透:一人称は「僕」。本編の主人公。真理にベタぼれしているがプレイヤーの選択によっては
どうも浮気癖もあるようだと分かる。映画の注射のシーンにすら目をそらすくらい暴力には免疫が無い。
臆病者ともとれるが基本的には優しい奴、だが妄想編では真理への一途な想い故に狂ってしまった。

小林真理:主人公の一応彼女、本編ヒロイン。勝気で主人公を尻に敷くタイプ。
スタイル抜群スポーツ万能そして多分成績優秀の3テンポ、そして花や鳥を美しいと思うのと同じように
美しい(妄想編の透談)、花をドライフラワーにするのと同じように部屋に飾って崇めたい(妄(ry
美人の4テンポ。シナリオによっては主人公にもなる。

香山誠一:一人称は「わし」だったと思う。大阪で小さな会社の社長をしている。
登場すると寅さんを思わせる音楽が流れる関西人。社長をしているだけあって金にはがめつく強引な所もあるが、
実にほがらかで決して悪い人では無い。会社では鬼社長と呼ばれていると言うシーンもあるが
元部下の小林さんの様子を見る限り厳しいのは確かだが、実際は部下を想って厳しくしている人なのだろう。
382名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:41:19 ID:FfIjz/8v
久保田俊夫:大学6年生のシュプールの従業員、後にスポーツ用品の会社に勤める。
みどりさんとは恋人関係で所々にどれ程彼がみどりを愛していたか分かる。
身長180近い長身で、文章には出ないが髪を後で結んでいる。日焼けしていてスポーツマン
という感じ。主人公とかに話しかける時は先輩が後輩に命令したりするような感じ。
1と2では一人称と性格が微妙に変わっている。2ではみどりと結婚しているので
性格が丸くなったのかもしれない…と思ったが2では1の話は…だった。
ちなみに一番のお気に入りキャラで一度主人公になって欲しいと思う。
2では全てのシナリオでロクな扱いを受けていないので2は好きになれない。
せめて惨殺編のミっ君は俊夫さんにして欲しかったと思う、彼は陰陽編で目立ちまくってるんだし。
フンドシ一丁で伊勢海老入ったタライを片手に歯を輝かせるのが素敵。
流石に4人に責められるのは勘弁だがこの人にならOKな気がする。

小林二郎:シュプールのオーナー。真理の叔父、香山社長の元部下、にあたる人。
性格なんかは本編ではあまり語られない。攻略本によるとシャツの第一ボタンまで
しめるので神経質だと言うがそうも思えない。2ではオープニングで結構可愛い所を見せる
ちなみに奥さんの今日子さんとは蝋燭と鞭を使う間らしい…いや、これは外伝のシナリオ設定なので
本編では不明だが…更に両刀の可能性まである…。そして妄想編、官能編…ある意味一番凄い人かもしれない…。
383名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:58:37 ID:FfIjz/8v
田中一郎:ペンションシュプールの宿泊客の男性。暖房の効いているシュプールの中でもコートに帽子、サングラスを掛けている
怪しい人。主人公はこの風貌にヤクザと言う第一印象を受ける。
シナリオによって大分キャラは変わる。シリアスなシナリオで田中と言う人物が存在して
正体がハッキリするのはスパイ編だが、それによると彼はペンションの評価をつける
雑誌の人で銃撃戦やらを前に失禁する位の小心者だった。
悪霊編では全く正体が分からずに死んでしまうが多分スパイ編の時と同じかと思っている。
ちなみに2では妄想編を除いて架空の人物となっているが、存在する妄想編での台詞は
1では自分の決まった形がまるで無かった事に対する皮肉とも取れる台詞を放つ。
「答えろ!俺は誰だ!?知っているんだろ、俺は誰なんだよ!答えろよ!!」
…。 某フランスの脱走兵と気が会いそうである…。(マイナーなゲームネタなんで分からん奴スマン

美樹本:シュプールの宿泊客、多分30代。職業はカメラマンで風景写真が主だがヌードもとっているらしい。
顔面髭もじゃで山男(あるいは海男)を連想させる。
俊夫さんと同じく1と2では一人称が変わり、同じくらい長身で体格もガッシリ。
底蟲村編によるとカメラマンだけでは食うのに厳しいのでルポライターもやっている。
1の田中さん、2のキヨさん程では無いがこの人もシナリオによって悪役からいい人、わき役までこなす。
384名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:14:06 ID:/sVCByHO
可奈子:宿泊客女性。啓子、亜希と仲が良い。キツメの美人で18才。ミステリー編では
この人がトラウマになる可能性有り。
啓子:宿泊客の女性。スキーより食い気と言う感じのぽっちゃりさん。主人公が言うにはパンダみたいな可愛さがある
との事。少しだが役割があった上下の二人に比べて明らかな数合わせキャラ。
亜希:宿泊客の女性。ショートカットで眼鏡と言う仕事が出来そうな人。
ミステリー編ではクリスチャンだと言う事が分かる。

春子:香山さんの奥さん。大人しい美人だが、2では離婚している。
1でも旦那が死んだ時に死体を気持ち悪がってはいても悲しんではいないと
言う態度を見る限り夫婦仲が悪かったか、財産目当てだったのだろうか?
旦那と同じで金にがめつい一面もある。(その時の香山さんとのコンビネーションが素敵w

みどり:シュプールの従業員、年齢不詳。以上。詳しく言うなら
こいつの余計な行動のせいで沢山の人が死んだと言っても過言では無い。
おまけにスパイ編では俊夫さんが自分に惚れているのを利用して殺した可能性のある最低女。

今日子:小林さんの奥さん。小林さんと違って料理は不得意。
時々宿泊客に腕を振舞うが真理いわくそれで客の2割りは無くしているとの事。
結構影が薄い人だが2ではその汚名を挽回する。小林さんとはSと(ry

4レスもすまん…書いている内に南下楽しくなってな…2のキャラは流石に止めとくわ
385名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 09:11:01 ID:riiD6e/x
クリスチャンは啓子な訳だが。
個人的には職人さん達には設定とかあまり気にしないで、
好きなように好きな話を書いて欲しい。
これまで投下されたものも「キャラが違ってんじゃんw」
ってのも随分あったけど、所詮それは主観だしエロけりゃ充分楽しめる。
386名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:08:48 ID:BIFNwpdG
みどりさんだけひどい扱いだな
387名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:32:46 ID:WT+sSaF2
ふむ
388名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 02:30:51 ID:8NuTAY9Y
>>251タンの透×真理に禿萌え。心底GJ!

サイキック編の透に萌え萌えで仕方ないので
アプリでやってたんだが、プレステ2買おうと思う。
389251:2005/08/20(土) 23:17:56 ID:LJ8Odo6s
>>388
ありがとう。遅くなっても反応もらえると嬉しいものだね。
すごく励みになりますた。
390388:2005/08/21(日) 01:07:35 ID:wOCmCaOF
>>251
間違ってたら申し訳ないが
あんた女体化のはがれん書いてる職人さんで無いかい?
(本当に間違ってたら申し訳ないが)自分あんたの作品のファンなんだ。
がんがってくれ。

出来たら251の続きも待ってる。
391名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:03:34 ID:hE6U16Yr
>>390
ごめん違う。自分はかまいたちしか書かない。
この板もこのスレしか来てないし。
自分もファンが出来るようがんがるっすw
392365の続き:2005/08/21(日) 03:22:21 ID:/XgfcaEx
イッてしまい体をひくひくと痙攣させている真理に見とれていると、突然扉が開いた。
「ちょっと俺に撮らせて」
カメラを持った美樹本さんが入ってきた。
真理の体がびくんとはねあがり、なんだか期待を含んだ視線を美樹本さんに送っている。
く、悔しい…。
真理は今僕のものになって、イッたばかりだというのに、なんで他の男が…。
「真理ちゃんイッたら唇も真っピンクになって色っぽいやんなぁ。
そのままもっと股広げて撮ってもらいや」
「ちょっと二人きりで写真撮影しようか、真理ちゃん」
香山さんがいやらしく笑いながら言うのも聞こえてないかのように、美樹本さんは真理を見つめて言った。
「は、はい…」
嬉しそうに頷く真理。
「じゃ二人、悪いけど部屋を出ててもらえるかな。
聞き耳立てていてもらっても構わないけどね」
な、なんて事だ…。
僕と香山さんは部屋を渋々出たが、すぐに扉に耳をくっつけた。
393名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:33:56 ID:/XgfcaEx
パタン…。
「邪魔者は消えたね。真理、約束通り、いじめてあげる」
「み、美樹本さん…」
「まずその下品に開いた足を閉じろよ、汚い」
「ぁっ…ご、ごめんなさい…!」
「今イッたとこだったのかい?
何されてイッたのか、きちんと僕に報告しなさい」
「と、透とセックスしながら、香山さんに、ち、乳首をいじられて舐められて、自分でクリ触らされて、イきました…」
「どんな態度で透くんとセックスしたんだ?」
「上にも下にもなったたし、バックも、まんぐり返しもしました…」
「本当に下品な言葉を連発するお口だね、呆れる」
美樹本は真理をさげすむような目で見下ろし、真理の唇を指でなぞる。
「跨ったり跨られたり、繋がってるとこ見せつけられたり、四んばいで思う存分ぶっ込まれてんのに、
足りなくてクリまで触ってイッたのか?」
「は…い」
394名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:44:03 ID:/XgfcaEx
「汚いま○こに入れてもらって、乳首まで舐めさせといて、オナりながらイッたんだな?」
「ち、違うの…」
「違うんです、だろ?」
「違うんですぅ、クリは香山さんが触れって…」
「自分の指でクリこすりながらハメられて舐められてイッたんだろ。
どの指でやったんだ?かがせてみろ」
「中指…です」
真理の右の中指をとり、美樹本は匂いをかいだ。
「ヌルヌルしていて汚いし、きつい匂いがするな…いつもこの指でオナニーしてるのか?」
「そう…です」
「ここで今オナニーしろ」
「え…!?」
「オナれ。俺の命令だ」
「……!」
真理は困った顔をしながらも、まだ濡れている性器に指をのばした。
挿入の温もりと汁で、ベトベトしている。
イッたばかりでまだヒクヒクする部分に、そっと触れる。
395名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:54:26 ID:/XgfcaEx
「お前みたいな淫乱な女の子は、いつもどうやってオナニーしてるんだ?」
「え…はじめはクリ触って…おま○こに指いれたり…色々いれます」
「色々?」
「ペンとか…細いスプレーとか…野菜とか…バイブも…」
「凄いオナニーをしてるんだな…。
そんなもんブチ込んで気持ちいいのかお前は」
「き、きもちいいんです…」
「変態め」
パシャッ
「きゃ!」
美樹本は不意打ちのようにデジカメのシャッターを切った。
目を閉じて足を開いてオナニーしている真理が液晶に映っているのを、真理本人に見せつける。
「見ろ」
「いゃぁぁ…!」
美樹本はカメラバックの中からピンク色のバイブを取り出した。
イボイボのついた大きなペニス型のそれは、電源をいれると大きな音をたてて震動した。
396名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:03:00 ID:/XgfcaEx
ヴィィィィィーーーーン……
「ひゃっ」
その音に驚いてはねあがる真理。
「指はオナったまま、じっとしてろ。
乳首にバイブ当ててやる」
「や…っ!」
真理は自分の乳首にバイブの先端がじりじりと近付くのを、泣きそうな顔で見ている。
ヴイヴイヴイヴイン!!
「ひやあああーー……」
とうとう攻められてしまったというのに、目が離せないらしく、エグいピンクのペニス型機械に乳首が翻弄されるのを見続ける真理。
が、グイグイとバイブを胸に押し付けられると、目を閉じわめく。
「ああああああーー……」
「どうした?ん?」
「乳首がっ…ビリビリしま…あ…あひっ…」
「ま○こもビリビリさせてやろうか」
397名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:16:09 ID:/XgfcaEx
美樹本はバイブを真理の体から離し、ドレッサーの椅子をひきずって持ってきた。
「この椅子に座って、足を開け」
「は…はい」
真理はよろよろと立ち上がり、背もたれに寄りかかって座り、おずおずと足をM字に開いた。
「恥ずかしい格好だ」
「!?」
美樹本はカメラバックからサッとロープを出し、真理の足首を椅子に縛りつけた。
続けて腕をあげるように指示し手首も縛り、椅子に座った真理がカーテンレールから吊り上げられているかのような形に縛りあげた。
「よし。待たせたな」
戸惑っている真理の股間に、美樹本はバイブを押しあてる。
ヴイイイイイイーーン!
「いやあああああっ!!」
「暴れるなって」
美樹本はまたバイブの電源を切り、真理の後ろに回る。
胸と背中を椅子の背もたれに縛りつけた。
398名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:26:41 ID:/XgfcaEx
「み、美樹本さん、胸苦しいです…」
胸の縄はアンダーに一回、トップより上に一回通されている。
美樹本は何も言わずに、真理の後ろに立ったまま、真理の股間にあてたバイブをオンにする。
「ひゃああぁっ!」
クリにもあたるよう押し付けながら、上下に動かす。
すぐに美樹本の手もバイブも、真理の汁でヌチョヌチョになる。
美樹本はバイブを持つ手を右手から左手に変え、ねっとり液で汚れた右手を真理の顔になすりつける。
「いゃっ!!」
真理の心底嫌そうな悲鳴の直後、バイブを衝動的に膣に挿入した。
ヴォォォォォ!!
「ゃああああっ!」
「気持ちいいのか?ん?
椅子に縛りつけられてま○こでバイブくわえて、気持ちいいのか?」
「きもちいいですぅっ…!」
「この淫乱め」
「真理はどうしようもないメス犬ですっ…」
399名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:36:46 ID:/XgfcaEx
「いい子だ。俺の犬、もっと鳴け」
バイブを早く抜きさしする。
ヴィンヴィンヴィン…「きゃあああああっ!
ご主人さまぁ、真理のおま○こ壊れちゃいますぅ…!」
「こんなに淫乱なま○こなら壊れないだろ。
だって気持ちいいんだろ、ん?
お前のまん汁こんなに垂れてんだぞ、恥ずかしくないのか」
美樹本は手についた汁を真理の顔になすりつけながら、椅子に垂れている汁を写真に撮る。
「やぁぁっ、は、恥ずかしいです、わたしっ…!」
「恥ずかしいもクソもあるか。
ほら、手を離しても真理のま○こはバイブくわえてはなさないぞ」
美樹本がバイブから手を離しても、本当に真理の膣はバイブをくわえたままヒクヒクし続けていた。
美樹本はあらゆる角度から写真を撮り、その間も真理は狂ったようにあえぎ続ける。
400名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:43:24 ID:/XgfcaEx
「もうあえぎ声というよりは悲鳴だな」
美樹本は含み笑いをし、真理の顔にカメラの液晶画面をつきつける。
「見ろ。バイブでオナニーするメス犬ちゃんの写真だ。
見てるこっちが恥ずかしくなるようなよがり声あげて、トロトロトロトロ後から汁溢れさせて、淫乱すぎるわんちゃんだ」
「ひっ……!」
椅子に縛られ、ま○こにバイブを突っ込まれている女。
スライドショー設定でエンドレスで自分の恥態を見せられ、真理は泣いてしまった。
「ゃ…もぉ許してくださぃ…」
尚も真理のま○こにはバイブが突きささっている。
401名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:55:37 ID:/XgfcaEx
「もぉ許して下さい、真理…、ご主人様の…欲しいです…」
「もっときちんとおねだりできるだろ?」
「ふえ…」
真理は泣きじゃくりながら、わめくように言う。
「バイブじゃもお我慢できないですぅ…!
いれたいですぅ、
ご主人様の本物のおち○ちん、真理のおま○こにください!」
「こんなグチャグチャのま○こに欲しいなんて、わがままなヤツだな」
「っ…、ごめんなさい…っ」
美樹本は真理の足と背中と胸を椅子から解放し、自分のズボンを下ろした。
手首を縛られてカーテンレールからぶらさげられた状態の真理を後ろから抱き、立ちバックでめりめりと挿入した。
「あああっ!!」
「しっかり立て、スケベ女」
「ひっ…!」
402名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 05:03:08 ID:/XgfcaEx
「どうだ本物のち○ぽは!?」
「熱くておっきくて…真理のおま○こもう、いっぱいですぅぅ…」
「もっと奥まで入るだろ、おら!」
強くグイッ、グイッと一回一回深いピストン。そのたびに悲鳴。
「あぅっ…ご主人様ぁ、真理の…真理のおま○こほんとに壊れちゃうよぉぉ」
泣きじゃくりながら懇願する真理。
含み笑いする美樹本。
「ち○こにお前のま○こぶっ壊される前に、イキたいか?」
「イキたい…!イキたいです、ご主人様!
イカせて、ご主人様ぁ、イカせて下さい!
真理も腰いっぱい振ります、激しく激しくおま○こ掻き回して下さいぃ!
イカせて下さいぃぃ!」
403名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 05:12:16 ID:/XgfcaEx
もうわけがわからなくなって泣きながら叫ぶ真理を見て、美樹本は楽しそうに笑う。
「いい子だ。
お前の可愛いおま○こ、滅茶苦茶にしてやるよ」
そう言うと、真理の腰を掴み、力まかせに思いっきり振り揺らす。
「ひやああああああああああっ!!」
「イけ!」
「イキます、あっ、あふっ…
イッちゃいますぅぅぅ!
きゃあああああーーーーーっ!!」

悲鳴の後、たえだえの呼吸音。
「本当にスケベなわんちゃんだ」
美樹本の含み笑いを聞きながら、扉の前でずっと聞き耳を立てていた僕は、怒りと嫉妬で胸がいっぱいになった。
404名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 05:15:38 ID:/XgfcaEx
今回は前より変なテンションで書いたんで、描写や展開かなりダメダメかも…。
名前とか一人称忘れてたんで、色んなレスありがたかったです。
使いこなせてないとは思いますがorz
では今回はこれにて失礼!
スレ汚しすみませんorz
405名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 05:18:44 ID:/XgfcaEx
ああ、誤字も多いし本当にスレ汚した感じで、すみませんorz
406名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:17:48 ID:xaibu2Zs
おおエロいよ、GJ!
407名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:19:06 ID:gsQFRhZx
聞き耳を立てているだけなのに見ているような記述があるので
>>393の11行目までに部屋を覗き込む描写があったほうがいいです。
408名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:11:33 ID:WywWdO9q
GJ!!乙!!マリガト!!
>>407 自分は全然気にならなかった。そういうのは各自脳内補完で。
409名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:18:30 ID:LGhpzTK3
>404
いやいや書いてくれてとても感謝です。
寝取られっぷりに興奮しました。ぜひまた書いてほしいです。
410名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 02:54:14 ID:1beP/yiD

411名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:39:20 ID:uQISXdLw
>>407
ごめんね、
透目線は初めのレスまで、以降はナレーター調、最後の空白の後から透目線に戻る、という脳内設定で書いてました。
縛られ部分の表現もうまくいかなくて申し訳なかったですorz
次は何か読みたいのってありますか?
答えられるやつなら頑張ります。
レズかスワッピングって需要ありますかね…?
412名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 03:06:41 ID:uQISXdLw
あ、一番最後のとこだけ美樹本「さん」てつければ良かったんだ…反省。
あと一番はじめのは
× どんな態度で
○ どんな体位で
という間違いも…。
今度はもうちょい落ち着いて書くので許してね。
413名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 03:48:28 ID:WvGtnXoy
>>411
スワッピングとても読みたい!
透と真理は出して欲しいです。
414390:2005/08/23(火) 04:03:13 ID:9H7nBayq
>>391
うわあああ勘違いゴメソorz

自分あんたの話大好きだから、又書いてくれるの待ってるよ。

>>411
GJ!美樹本鬼畜で素敵。
自分もスワッピング見たいっす。
415名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 05:00:49 ID:kD2qn4iM
>>411を読まなくても、そういう設定だと分ったけどな。
もしもそこまで詳しく書かれてたら、読んでてノリが悪くなった気がする。
エロいムードを高める演出が工夫されてればいいけど。
書き手としては、そこまで説明しなきゃならんのか?と不安になるな。
416名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 22:48:29 ID:ufaJhaDD
スワッピング読みたいね。真理が透以外の男に抱かれるって興奮。
417名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 23:43:40 ID:1zmy3bIp
神乙。
スワッピングいいですね。
いよいよ待望の、俊夫・みどりの出番か?
418名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:43:57 ID:F/EWA5s9
神キテタ(゚∀゚)!!
鬼畜ミッキーにわんわん真理最高!
スワッピングも期待してまふ
419名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 23:48:17 ID:fh00rR1R
新作まだかな〜
420名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 19:39:21 ID:hne+Pisz
sienn
421名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:45:19 ID:hne+Pisz
す・・・すいませんあげちゃいました〜!
お詫びに一生懸命SS作りましたので許してください・・・。
422名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:47:46 ID:B1Eh+edZ
許す!!
はやく〜〜
423名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:47:59 ID:hne+Pisz
【長い夜】

雪山で自分の好きな娘と遭難。
男なら誰もが願っているシチュエーションだろう。
だが、現実はそんなに甘くなかった。吹き荒れる吹雪。
何時死んでもおかしくないほど冷め切った身体。
何処にも灯りなど見えない、ただやみくもに歩くだけ。

僕は「死」と言う物を現実に捕らえていた。

「ねぇ、あそこに見えるの家の灯りじゃない?」
半ば空ろに彼女−真理は言った。
吹雪で前はあまり見えない。だが、確かに灯りが見えた。
「真理!大丈夫か?あそこまで歩けるか?」
僕は真理を気遣いながら自分にも言い聞かせる様に言った。
「平気よ。歩けるわ。」
真理は固まってしまった表情を、無理矢理笑顔に変えて答えた。
僕が不甲斐ないばかりに真理をこんなに追い詰めてしまったかと
思うと、胸が張り裂けそうになる。
424名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:50:07 ID:hne+Pisz
ようやく辿り着いた先は、山小屋の様な小さなロッジだった。
「誰か・・・誰かいませんか!?僕たち遭難してしまったんです!」
ドアに向かって叫んだ。灯りが点いていると言う事は
人がいる、というのも思いつかないくらい、僕は混乱していた。
ガチャッっとドアが開き、山男の様な人が出てきた。
「すいません・・・僕たち遭難しちゃって・・・」
多少その男の風貌に驚きながら、僕は言った。
すると、その人はニコリと笑い、
「君たちも遭難したのかい?実は僕もなんだ。」
と、頭を掻きながら言った。
「遭難してもうダメかも、って思ったらココを発見してね。
  今暖まっていたんだ。幸いここには食料も暖房器具もあってね。」
「そうなんですか・・・。」
僕は見かけによらず、いい人なのかもしれない、と思った。
「あの、僕透って言います。彼女は真理って・・・」
そう言いながら、真理の顔を見た。真理は真っ青になって
ガクガク震えていた。
「いけない!自己紹介は後だ!早く真理ちゃんを中へ!」
男の人はそう叫ぶと、真理を抱えてベッドに走った。
425名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:51:43 ID:hne+Pisz
数分後、落ち着いてきた様子の真理を見ながら、男の人は
話しかけてきた。
「僕は美樹本って言うんだ。一応カメラマンやってるんだ。」
「あ、僕は大学生で、今日は真理・・・さんの叔父さんの
  経営してるペンションに泊まりに来たんですがスキーの
  途中僕の不注意で道に迷っちゃって・・・。」
僕は、自分の情けない姿を想像しながら俯いた。
「さ、もう夜も更けてきた事だし、君も寝るといい。」
美樹本さんはそう言うと、奥の部屋に僕を案内してくれた。
豪華、とも言えないが、普通のホテルに負けず劣らずな部屋だった。
「じゃ、僕はこの隣の部屋で寝てるから、何かあったら起こしても
  構わないからね。」
美樹本さんはそう言うと、ニコっと笑い、部屋から出て行った。
世の中悪い人ばかりじゃないんだな、と思いながら僕は眠りの
中に吸い込まれていった。

どの位寝ていただろうか。僕は急に真理の事を思い出し、真理の
寝ている部屋へ向かった。美樹本さんを起こさぬよう、足音を
たてずに部屋の前まで歩いた。
426名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:53:13 ID:hne+Pisz
ノックをしようと手を伸ばした時、真理の部屋から人の声が
聞こえた。その瞬間、バシっとモノを叩く音が聞こえた。
何事かと思い、僕はノックもせず、真理の部屋のドアを開けた。
そこにいたのは、服をビリビリにされた真理と、上半身だけ
なにも身に着けていない美樹本さんだった。
「透!助けて!」
真理が叫んだ。僕は何が起こっているのか分からず、立ち尽くしていた。
「やぁ、透くん。」
美樹本さんはそう言い、ニコっと笑った。いや、ニヤケ顔で
こちらを見ていた。
「助けてあげたんだ。お礼をするのは当たり前なんじゃないのか?」
美樹本さんは真理を見ながら言った。真理は手で胸を隠しながら
震えていた。
「ま・・・真理になにしたんだ!」
僕はそう美樹本さん・・・いや、美樹本に言った。
「何もしてねぇよ。この女がジタバタするから何もできねぇんだよ。」
美樹本はセリフを吐きながら真理に近づいて行った。
「いやっ!来ないで!」
真理は涙を流しながら後ずさりをしている。
真理が泣くなんて・・・あの真理が・・・。
ハッと我に返った僕は、美樹本に飛び掛った。
待ってましたとばかりに美樹本は僕のお腹に強烈な一撃を放った。
僕は後ろの壁に吹っ飛んだ。
「彼女を守ろうとする勇敢な少年かぁ!はっはっは。
  泣けるじゃねぇか。ま、役には立ってないけどな!」
僕は悔しさの余り涙が出てきた。こんな時まで真理を助けて
あげられないなんて。
「坊ちゃんは大人しくそこで座ってろ。後でご褒美をあげるからよ!」
そう言うと美樹本は震えてちぢこまっている真理の方へ
向かって歩いた。僕はお腹の痛みを抑えながら美樹本へ向かった。
美樹本は振り返り様に僕に蹴りを入れた。
「何にもできねぇ癖にいきがってんじゃねーよ!」
僕は遠のいていく意識の中で、自分が縄でどこかにくくりつけられていくのと、
美樹本が真理に覆いかぶさっているのを見た。

・・・本当に僕は真理の為になにもしてあげられない・・・。
427名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:55:13 ID:hne+Pisz
 ガキのくせに調子にのりやがって。
俺は透とか言うガキの生死を確認しながら、柱に縄でくくりつけた。
「透・・・死んだの・・・?」
目を見開いて少女は言った。
「死んでねぇよ。さぁ、こっちは大人の付き合いでもしようぜ。」
俺は少女に近づいた。もう少女の後ろには壁しかない。
「い・・・いやぁっ!」
少女は駄々っ子の様に手足を暴れさせ、なんとか逃げようと必死だった。
その光景がなんとも興奮出来るものだった。
利発そうな少女が顔をぐしゃぐしゃにして泣きながら俺の手から逃げようとしている。
もう少しその光景を楽しみたかったが、あのガキが目を覚ましたら、
うるさい事になりそうだから、さっさと済ませる事にした。
「お願い・・・やめてください・・・。」
少女は懇願したが、そんなものは知った事ではない。
俺は少女がこれ以上暴れない様にと、手足をベッドにくくりつけた。
想像以上に暴れられて殴って言う事を聞かせれば良かったと後悔したが、
ベッドにくくられて泣いている少女もこれはこれでそそるものだ。
「とおる・・・たすけてぇ・・・。」
俺はビリビリになった衣服を全て取り除いた。
少女の肌は、外の白い雪に負けないくらい、白かった。
428名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:57:55 ID:hne+Pisz
そっと腹部に触れてみる。「やんっ!」と、少女は可愛らしい声を出した。
弾力性のある、若い肌。最近抱いた女にはこんなのはいなかった。
無性に嬉しくなって、少女の柔肌にくちづけをした。
「うっ・・・。」
少女は声を出すまいと顔を真っ赤にして耐えていた。
たまに出てくるセリフは「透、助けて。」だ。無理なのは分かっているくせに。
俺は上下している胸の頂上を舐めた。流石に少女も耐えられなかったのか、
「きゃっ。」
と声をだした。俺は、そのピンク色の突起物を口に含んで、舌で転がしてみた。
むくむくと乳首が起き上がってくる。
「おい、こんな事されて、嬉しいのか?」
意地悪く攻めてみた。
なぜこんな質問をされたのか分かっているのか、少女は
「違います・・・こんなの・・・」
と答えた。
涙も枯れてしまったのか、もう涙を流してはいない。
しばらく乳首を咥えながら、少女の反応を覗った。
すると、
「いや・・・。」
と声を出し始めた。もともと、こういう女はMっ気があるんだ、と思いながら、
次は下腹部へ手を伸ばした。
流石にびくっと体がしなった。しかし、そんな事は気にも掛けず、俺は
秘部へ指を這わせた。
429名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:59:45 ID:hne+Pisz
「そ・・・そこはだめ!やめて!」
少女は枯れていたと思っていた涙を流しだした。
その反応が見たかったおれは、また見ようと指をなかに入れてみた。
すると、乾いていると思っていたそこは、びしょびしょに溢れ返っていた。
「なんだ、お前やっぱり感じてたんじゃねぇか。」
俺は指を抜き、ぬるぬるになった指を少女に見せた。
「あ・・・あ・・・。」
少女は耳まで真っ赤にしてその指を見ていた。
その指を見せながら、俺は自分の分身を少女の顔の前に出した。
「やぁっ!」
と小さく声をだした少女の口に、分身をのめりこませた。
「噛み付いたりしてみろ。どうなるか分かってんだろうな。」
女には手を出すつもりはないが、脅しでもしておかないと、最近の
若い子はすぐキレるから自分がどうなるか分かったもんじゃない・・・。
「ふんん・・・。」
少女は顔を歪ませながら俺のをしゃぶっている。
「もっと舌を使え!」
くちゅ・・・と言う音が聞こえてくる。だいぶ遊んでいるのか、それとも
怖さの余り必死なのか分からないが、この娘は相当上手かった。
これ以上されると先にイッてしまいそうなので、少女の口から分身を
抜いた。そして、縄をほいどいてやった。
少女はちょっと安心した様な顔になった。
430名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:01:26 ID:hne+Pisz
気を抜いた隙に、俺は分身を少女の膣内へねじりこんだ。
「ひゃぁっ!」
「どうだ。大人の味は。そこにいるガキより、よっぽどいいだろう?」
「やぁっ・・・。透とはそんなんじゃ・・・。あぁっ!」
そうか。と言いながら強く腰を打ち付ける。
少女は未だに抵抗を止めようとはしない。足をバタつかせ、抜こうとしてくる。
「お願い抜いてぇ!いやっ!あっ・・・こんなの透に見られたら・・・。」
「そんなこと知るかよ。」
尚も俺は腰を振る。嫌がりながらも少女の膣内は洪水の様になっている。
「いやっ・・・やなのぉ・・・。」
どんどん腰が重くなる。そろそろ出てしまう・・・。
いつもならそんな事ないが、今回はシチュエーションが出来すぎていたから、
体より、脳が反応しているみたいだ。
「おいっ!出るぞっ!」
「えっ!やだっ!出さないで!」
「いくぞっ!」
「いやぁっお願い!外に・・・外にだしてぇぇぇっ!」
少女のなんとも言えない心地よい声に最期の一押しをされて、
俺は少女の膣内へ、思い切り精を放った。
「あ・・・あ・・・膣内に・・・出されちゃった・・・。」
431名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:03:15 ID:hne+Pisz
ぬるっと分身を引き抜くと、少女は人形の様に動かなくなった。
俺は少女の脚を持ち上げ、下腹部を軽く押した。
今出されたばかりの精が、ドクドクと少女の膣内から溢れてきた。
「気持ちよかったぜ。お嬢ちゃん。」
俺はそう言うと服を集め、部屋から出て行こうとした。
そうだ。あのガキをどうにかしてやらないと。
隅の柱にくくりつけられて気絶しているあのガキを。
そう思い、近くまで行ってみる。
「なんだ。お前気付いてたのか。」
ガキがすごい目をしてこちらを睨んでいる。
しかし、あの行為を見てしまったためか、ズボンの股間部分が
盛り上がってしまっている。
「お前も参加したかったのか。いや、すまなかったなぁ。」
嘲笑うかの様にガキをからかう。しかしガキは黙ったまま、俺を
睨み続けている。
こんなガキに睨まれても、全く何も思わない。
だが、いい気分だった俺は、その勇気を評して、ご褒美をくれて
やることにした。
432名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:04:27 ID:hne+Pisz
生きているか分からなくなった少女をベッドから連れてくる。
あまりのショックに脳と体がついて行かなくなったのだろう。
「はら。お前の欲しかったモノだ。俺からのご褒美だよ!」
そう言い、俺はガキのズボンを一気におろした。途中分身がひっかかって、
ガキは「ぎゃっ!」と声を出した。それでも萎えないのは若さの象徴か。
そして、いきり勃っているガキの分身に、少女のぱっくり開いた蕾を押し付けた。
「あっ!止めろ!」
何が起こるのか判断したガキは、押さえつけられていない頭を振り乱した。
先程まで俺のが入っていたのと、まだ胎内に残っている精液のお陰で、
すんなりガキの分身は少女の膣内に納まった。
少女はそれでも反応を見せなかったが、俺はガキが面白くて、ひたすらに
少女を動かした。
ぐちゅぐちゅ、といやらしい音が聞こえてくる。何度か少女をガキに押し付けたり
していると、ガキの方から腰を動かしているのが見えた。
「なんだおい。お前、こんな事していいのかよ?」
俺は大声で笑った。しかし、ガキにはもうその声は届いてないようで、ひたすらに
腰を動かしていた。
「あ・・・真理・・・気持ち良いよ・・・。」
どうやら、こいつも自分の世界へ逝ってしまったらしい。
人が壊れていく様は、何時見ても面白い。
そう、昨日ここのロッジの持ち主夫婦を襲った時もこんな感じだったな。
俺は余りのおかしさに笑うのを止めれなかった。
「真理・・・僕出ちゃうよ・・・。」
そうガキが発した途端、びゅるっ、と小気味いい音が室内に響いた。
433名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:08:20 ID:B1Eh+edZ
リアルタイムでキタ(゚∀゚)
ワクテカ
434名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:12:13 ID:hne+Pisz
えっと・・・以上デス・・・。
反省すべき点は多々ありますが、許してやってください・・・。

こういう話、一度思いついたら止まんなくなっちゃうので、
止めました。読み返したらダラダラ感バリバリだし・・・。

お目汚しすいませんでした!また半年ROMらせてもらいます!
435名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:14:13 ID:B1Eh+edZ
おつかれGJ!ミッキー悪いなぁw
続きも気が向いたらよろしく!
436423:2005/09/09(金) 00:22:47 ID:c/JcZKVP
>>435
ありがとうございます〜!!
ネタがまとまったらまた投下していいですか?
今度はもっとましな文章にしますので!!
437名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 00:54:14 ID:iDIYsAkA
待ってます!
438名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 20:36:36 ID:Kb08ZuUc
>>423
良かったよ!お疲れ様。
悪ミキモトはツボだから、期待しちゃいますよ。
439名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 20:43:22 ID:EPRm9nMo
なんとなく「メリーに首ったけ」のズボンのチャックに挟んじまった一物の感じがして
いてぇ!!な感じ。
なんだかストーリーとは裏腹にそっちを思い出して笑ってしまいました。

楽しかったです。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
440423:2005/09/09(金) 22:22:32 ID:3ulj0RF5
>>438-439
うぅ・・・ありがとうございます・・・。
悪い人っていうのが美樹本しか思いつかなかったので
こうなっちゃいました。鬼畜系エロゲーをした後だったんで、
もう本人とはかけ離れてしまった部分もあってちょっと
だけ焦りました。受け入れられたから嬉しかったです!

ズボンの件は、一度職場でひっかかった人がいて、
どうも忘れられなかったので、ここで使っちゃいました。えへっ。
あ、IDがプギャーに・・・。>>439

今、鬼畜系は止めて純愛ものに挑戦中です。
多分無理ですが。前に出てた登場人物紹介見て、
頑張って書きます!!

読んでくださった方に、心からお礼を申し上げます。
441名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:25:31 ID:ein6uyyQ
GJ!美樹本の一人称俺はやっぱいいなー。
しかし今書いてるみどり寝取られとモロかぶってイルorz
書くのが遅いとこういう事になるのなー。
皆さん、書くのはやいすね。うらやましい。
442名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 06:30:51 ID:dkUmP2bw
>>441
かぶりは気にすんな。投下を楽しみにしてる。
443名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 15:40:21 ID:Rt/nt86K
PSP版のかま2でピンクシナリオ増量って噂に期待
444名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 21:05:18 ID:WB5TLSjF
あなただけのかまいたちの夜2を読んだら北海道に行った
真理が若い医者にプロポーズされている話が。
どうやらうける気配で切なくて興奮した。
445名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 00:12:07 ID:I96kh1Mg
保守
446名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 00:32:43 ID:2XP9kpck
agemasu
447名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 02:38:50 ID:73kCuIsd
↑上がってねぇ
448名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 10:44:59 ID:gCINPepx
ふと、目が覚めたら私の両手は頭の上に縛り上げられ、宙吊りにされていた。
もぞもぞと動かしてみるが、何かに繋がれていて頑丈に固定されているようで
外せそうになかった。動かす度に手首が擦れ、ちりっと痛みが走る。
朦朧としている意識の中で、全身にくすぐったさを感じることに気付いた。
脇や脇腹は元より、胸の間や腹部……
そして、太腿やふくらはぎに、まるでなめくじでも這っているような……。
「……っ! い、いやああぁっ!?」
私は何故か全裸だった。
そして、私の裸体を囲むように複数の見知った男たちがうごめいていた。
ぴちゃ……ぺちゃ……と子供がキャンディを舐めるような音を立てて、私の体を舐めしゃぶっている。
「やあぁっ!? や、やめ……」
「ああ、真理。やっと目が覚めたみたいだね」
早く起きないと遅刻しちゃうよ、と言わんばかりの口調でそう言ったのは
私と一緒にペンション・シュプールへやって来た透だった。
透は私の脇腹から腹部を撫でながら、おへそのところに舌先を這わせていた。
「やっとお目覚めかいな。意識ないっちゅうのもええけど、やっぱ起きてたほうがええなぁ」
そう言って、片方の乳房を持ち上げるように揉んだのは、大阪で会社社長をやっている香山さんだった。
「真理ちゃん、ココ弱いやろ? 意識なかった時もここだけはよう反応しよった」
「あ……っ、あはぁっ!」
香山さんが乳房と脇の境をつぅっと舐めた瞬間、私はくすぐったさと気持ちよさに身を捩った。
「証拠に、乳首がビンビンになっとるで」
からかうように言うと、いやらしく笑いながら硬くなっている乳首をつまみ上げた。
「うくぅぅっ! だめっ! そこは……」
「おいおい、真理ちゃんはここが弱いんだろ?」
唯一、拘束されずに動かせる両足をしっかりと掴んでいるのは
ペンションのオーナである小林さんだった。
小林さんは私の片膝を抱え上げると、内腿に舌を這わせ
秘所の手前ギリギリまで舐め上げた。
ゾクゾクとする感覚に、私の腰が左右に震えた。
「……真理ちゃん、エッチな汁が垂れてきてるよ」
内腿に流れる蜜をすくうと、小林さんはにやっと笑ってそれを私に見せた。
私は真っ赤になり、それから目を背けた。
全身のあらゆるところを責め舐められ、意に反して秘所が疼いてきているのだ。
「お願い、も、もうやめ……て……いゃああぁっ!」
449名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 10:47:09 ID:gCINPepx
いつ書いたか忘れたやつを保守代わりに投下。続きはないです。
本当に自分が書いたのかどうかも不明。
450名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 16:29:57 ID:2VRf133s
>>449 GJ!
451名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 17:55:32 ID:xBEN5DOr
続きキヴォンヌです・・・。
452名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 00:05:46 ID:zEyg+P3u
つづきかけやあ
453名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 15:53:25 ID:EeU2HkRE
>>449だが>>448はいつ書いたものなのか、どういう結末にするつもりだったのか
わからないというかおぼえてないんだな。だから続きを書くのは無理なんだ。
期待させてしまったのなら、本当すまん。申し訳ない。
454名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 00:02:25 ID:vUVUVESA
保守
455名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 01:58:34 ID:Seua6cAq
ほしゅ
456名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 21:35:49 ID:Y3M0sL4E
スワッピング待ちage
457名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 20:41:14 ID:RA3rvFxi
age
458名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 01:08:17 ID:Axz14vF0
mage
459名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 02:38:23 ID:bviHRxM2
  ∧_∧ クワッ!
 ∩`iWi´∩
 ヽ |m| .ノ
  |. ̄|
  U⌒U
460名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 18:34:47 ID:9POIc+tx
ほーしゅ
461名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 09:28:04 ID:eaDBiJYM
続編出たら盛り上がるかな?
462名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 15:46:59 ID:SGSq3miO
続編なんて出るの?
463名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 18:38:09 ID:xNhyqI2s
期待age〜
464名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 21:06:33 ID:d5NpwMZp
sage
465名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 23:19:22 ID:Edfv4UMG
age
466名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 10:17:49 ID:IJ400GLa
保守
467名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 22:16:27 ID:IjgEnljr
スワッピングまだかな〜
468名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 05:30:05 ID:nuyta6Mi
「透君、真理ちゃんと春子を変えてくれへんかな?」

香山さんは、勃起しながら僕に話を持ち掛けてきた。

「けっ…結構です!」

僕は慌ててドアを閉め、それから香山さんとは一言も口を聞かないで、ペンション シュプールを後にした。


そして、一年後の夏、香山さんと再会すると、若い奥さんに変わっていた。

そんなに若い子が良かったのだろうか…
469名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 13:53:40 ID:c8wB9zy2
香山のジジイが、春子さんと夏美タンと3P

ドメスティックバイオレンスを受けてハァハァするみどりさん
(みどりの尻振り、父揺れ良かったよね)

カナコタンとレズプレイをする真理…

小林オーナーが、従業員、宿泊客まとめて凌辱(もしくは、作者の特権で、我孫子☆出演女性全員と濃厚セクス)
















三日月島の男全員でキヨを凌辱…


470名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 04:44:32 ID:ZGjRc0XY
真理みたいな気の強い女を、モヤシ男の透がレイプ!
…とかは?
471名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 00:14:10 ID:8XS4QOTI
>470
読みたいねえ。ぜひ書いて。
472名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 06:11:44 ID:B94KGPeP
サイキック編で真理が廃人になるエンドで…
ベッドで寝てる所を…
(;゚∀゚)=3
473名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:37:01 ID:YJqp4MbA
イヴに書き込みサミシス

要するに真理は
ツ ン デ レ なんだな?
474名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 01:09:28 ID:LVSs7XEY
サイキック編いいな!!
475名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 21:08:00 ID:moby42Um
サイキック編の真理は若干しおらしいよな!回し蹴りもしないし
476名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 02:40:45 ID:UrZwu7ut
サイキックの、真理がベッドに鎖で繋がれるエンドに勃起した。
ただ、実験をされるだけではないだろうな…
477名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 05:25:56 ID:IXwbPy0a
そんなENDあった?!どの辺りのシーンだろう??
478名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 14:06:16 ID:UrZwu7ut
>>477
サイキック3章で、透がロープを探しに行ってる間にサイコメトリーすると、美樹本に殴られて真理タン気絶。
目を覚ましたら病院みたいな所で、ベッド四肢が革紐と鎖で繋がれてて、部屋の隅には監視用のビデオカメラ。
白衣の男に注射をされて、意識が遠くなる中で真理タンが、二度とここから出られないんだ…ってやつ。

ちんちんおっきしないか?
479名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:33:54 ID:ZzZvS/nl
>478
それをSSにしてくれ!
480名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 22:17:51 ID:RA4I0Qq6
とりあえずみどりで抜いておく
481名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 22:47:53 ID:jRx11sMW
サイキック編と言えば、死と腐敗を支配するものネタもいいかもな。
482名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:03:56 ID:K50/8OkH
481
触手!触手!!
483名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 03:32:19 ID:Z6s0Aufl
かまいたちに触手か…
モマエハオレダ…
オレハモマエダ…
484名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 23:02:01 ID:h45kq3PM
透と真理の初めてラブラブを読みたいです
485名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:53:24 ID:4oruqO06
しかし、そこは真理。
美樹本とバックで繋がりながら、透に向って言った一言…

「今ならアナルで相手してあげるわよ」
486名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 21:34:36 ID:dX4tOIhT
>485
そういうのとても読みたい。だれか書いてくれないかな。
487名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 06:22:02 ID:ag3Up6ec
美樹本は、真理のマソコにチソポをピストンしながら、挑発的に鼻で笑って来る。

「美樹本さんっ…あん!」

真理の喘ぎ声に、ズボンは傘状になる。
あれ?どうしてぼくは鎌を持ってr(ry
488名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 22:55:04 ID:fhaz/JnZ
ぼくは手に持った鎌で…

A:「キェー――ッ」奇声を上げ真理に切りかかった。
B:真理の無防備なバックに、その柄を突きたてた。
C:自分のそそりたったイチモツを切り落とした。
489名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 06:58:33 ID:Ys02NKC4
なんていうか、どの選択肢でも結果は同じな希ガスwww
490名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 20:56:11 ID:SOMkNsFg
街はだめ?
七曜会とか
491名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:54:11 ID:c8XzzFKl
>481-483氏に触発されて
死と腐敗を支配するもの(美樹本)×真理
みたいなもん書いてみますた。
なんとなく触手あり。
NGな方はIDあぼーんしちゃってください。
あとサイコメトリーの定義間違ってたらすんまそん。
492名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:55:22 ID:c8XzzFKl
 我は死と腐敗を支配するもの。
 真の名は決して語ってはならぬもの。
 畏怖と絶対服従を与えるもの。
 暗黒の快楽と解放を与えるもの。

 ぬるぬると光る触手。
   刺だらけの大きなハサミ。
     不規則な牙。
       腐った舌。
         無数の眼球。

どうやら……わたしは……みきもとさんの
心の深層にひそむ……かいぶつを…………
闇の中に棲むそれを…………引き出して…
消えていく…………わたしの意識が………
帰るんだ…………わたしは………家に……
……

             *

 気が付くと私はヌメヌメとした何かの中に横たわっていた。
 それが何なのか……すぐに気づいたが、心は何も感じなかった。
 血。
 肉。
 骨。
 今はまだ何となくあたたかい、有機物と無機物の海。
 ほんの少し前まで、人だったもの。
 こうなったのは……あれのせいだ。
 私は目を上に向けた。
 そこに、化け物がいた。
 これもまた、ほんの少し前までは、人だったはずだ。
 『美樹本洋介』という名前の。
 それから無数に伸びる黒い触手が、私をがんじがらめにしている。
 いくつもの眼が、私を見ている。
493名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:56:02 ID:c8XzzFKl
 どうして?
 どうして私は、みんなのようになっていないの?
 なぜ生きているの?

 薄れゆく記憶の中で、こいつに殺されるんだと思った。
 なのに私は生きている。
 ……生きている? 本当に?
 本当は死んでいるんじゃない?
 あんな化け物を呼び起こしてしまったんだから。
 地獄で罰を受けているのかも。
 ……その方がいいかもしれない。
 こんな状態で生きている方が、よほど……

 ざしゅっという音と、肌の痛みに、現実に引き戻された。
「え……!?」
 訳が分からない。
 一本の触手が、私の服をはぎ取った。
 こんな時だというのに、羞恥心がわいてくる。いや、それが正常なのだが。
「な、何を、す……」
 掠れた声で呻く。だけど、そいつは何も言わない。
 こんな化け物が、人の言葉を喋るわけもない。
 そいつの動きが止まる。
 ……何かを訴えている?
 そうだ……サイコメトリーを……

 私はぬめる触手に触れ、サイコメトリーを試みた。
494名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:56:49 ID:c8XzzFKl
殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ

 言葉が流れ込んでくる。
 ああ。
 私はこんなものを呼び起こしてしまったんだ。

「後悔しているのか?」
「美樹本……さん……」
「安心しろよ。俺は怪物にされて嫌なわけじゃない」
「……?」
「とても心地いいんだ……こんな気分は、生まれて初めてだ」
「……美樹本さんの一番深いところに閉じこめていたものを、解放したから……」
「欲望をストレートに吐き出せるってのはいいもんだ……」
 彼はニヤリと嗤った。
「“死と腐敗を支配するもの”……俺の本能。殺人が快楽。見ろよ。みんな死んだ。あんたと俺以外は」
「なぜ、私を……殺さないの」
「死にたいのか。まあな、ひとり生き残ってもな。
 この先、まともな生き方も死に方もできないだろう。そう思っているんだろ? なら……」

おまえは俺を解放してくれた。
せめて快楽を与えてから、殺してやるさ。
495名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:57:32 ID:c8XzzFKl
「きゃあっ」
 不意に意識が戻る。
 既に私の身体に衣服は残っていない。
 生まれたままの姿で、手足は触手に巻き取られ、身動きひとつ出来なかった。
 そして身体は、血と肉の海につかり、赤く染まっている。
 ……今のサイコメトリーのやりとりから考えて……こいつがやろうとしていることは……
「や、やめて……!」
 触手が伸びてくる。ぬめぬめとしたそれが、私の両胸をまさぐった。
「やめ……はぅ」
 喚く私の口に、触手が突っ込まれる。
「んうう……あぁ……」
 目の前でバシッと光が跳ねた。無意識にサイコメトリーが発動している。
<変態だな。乳がビンビンに立ってるぞ>
 美樹本さんの声。
<自分で言うのもアレだが、こんな怪物相手に欲情しやがって>
「ち……ちはふう……あ……んっ」
 違う、と言いたかった。
 でも、触手に塞がれた口からは、まともな言葉は出てこない。
<サイコメトリーしているなら、伝わってくるだろう?
 俺の悦びが。
 俺は感じているぜ。おまえの死に怯える恐怖と、死に向かう快楽と>
 ……感じていた。
 “死と腐敗を支配するもの”が得ている快楽は、普通の人間では到底得られることのできない領域にあった。
 その快楽は……私の中で性的快感に変換されて……
「あうっ」
 両足を目一杯開かれる。無数の眼が覗き込む。
496名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:58:21 ID:c8XzzFKl
<もうぐちゃぐちゃに濡れてるな>
 違う。違う……ちがう、ちがう……ちがう……
<どうして否定する? どうせ死ぬんだ。本能に従っておけよ>
 触手が太股に巻き付く。
 私は足をばたつかせた。足先がびちゃびちゃと、血肉の海に触れるだけ。何もできない。
<……行くぞ>
「あああああああああ!」
 ずりゅっ。
 触手が膣めがけて打ち込まれた。
<熱い……締め付けてくるぜ……どこだ? どこがいい>
 どんどん奥に入っていく。私の快楽を呼び覚まそうと蠢く。
「あ、ん……んあっ」
<ん? ここか? もっとイイ声出してくれよ、可愛いぜ>
「んっ、ふあぁあっ」
 触手の刺激と、美樹本さんの言葉責めと、死と腐敗を支配するものから送られてくる快楽……
 い、いや。
 壊れてしまう。
<壊れちまえよ>
 サイコメトリーのせいだ。美樹本さんに、私の考えが筒抜けになっている。
<……ああ。そうか、やっとわかった。なぜそこまでいやがるのか。
 透、だな? 透以外の男に、ヤられたくないんだな>
 透……。
 私は泣いた。
 透は死んだ。
 この血の海に融けてしまった……
 私もさっさと殺してくれればいいのに。
 ……透とひとつになりたい……
497名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:59:08 ID:c8XzzFKl
<そうなるさ。その前に気持ちよくさせてやるって言ってるんだろ?
 “死と腐敗を支配するもの”の、最期の慈悲だ>
 そんなもの、要らない……
<……強情な女だな。まあ、これくらいの方が面白いか>
 私は目を見開いた。
 触手が数を増し、私の足の間に潜り込む。
 ずりゅっ。すびゃっ。
 ……は……入った……中に……
 最初の一本に加え、二本、三本……
「や、やへれああああああ……あぁ!」
 それらが一斉にピストン運動を開始した。
 同時に胸の触手も乳頭を締め上げる。
「あああああ……!」
 私の身体がビクン、ビクンと痙攣した。
 だ……だめ。
 私の快感と恐怖が美樹本さんの快楽を増幅し、美樹本さんの快楽が私の快感を増幅して……

…………いい。
きもちいい。
もっとほしい。
もっとおくまでいれてほしい。
ぐちゃぐちゃにかきまわしてほしい。
もっと、もっと、もっと、もっと……

<ああ、こりゃいい。凄い。女がイク時はこんな感じか。さあ。イッちまえ>
「……ぁあああ……あ、ああああ!!」
<……くぅ……うああああ……ッ!>
498名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:59:46 ID:c8XzzFKl
 ……ああ。
 イッてしまった。
 しかも、美樹本さんと一緒に。
 もっと最悪なのは。
 私がこの化け物に、快楽を感じたこと。
 あんなに感じたのは初めてだった。
 一瞬でも、気持ちいい、と思ってしまった……
 ……でも、もう終わる。
 全て、終わる。
 これでこの化け物も満足しただろう。
 私は、殺される。
<やめた>
「……え?」
 いつの間にか、口を塞いでいた触手はなくなっていた。
 身体は今も拘束されたままで、サイコメトリーも続いていたが。
「な、何を言って……」
<最高だ。こんな怪物になっても、性的快楽が得られるなんて。
 今から“死と腐敗と性交を支配するもの”に改名するか。
 全て、あんたのその便利な力のおかげだよ。
 女のオーガズムまで体験できちまった。
 ……あんたも気持ちよかっただろう。
 お互い、いいパートナーを得たじゃないか。
 さあ、もう一度行こうぜ……>

 化け物は嗤っていた。気が狂ったように、嗤っていた。
 私の身体から、力が抜けていく。
 かろうじてわかったことは……
 永久に、この化け物から解放されることは、ないだろうということ……
 視界の片隅に、再び膣めがけて蠢く触手が映った……

 殺して。
 お願いだから。
 わたしを……ころして……
499名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 23:00:29 ID:c8XzzFKl
終わりです。バッドエンドです。
至らぬ部分が多々あると思いますがお許しください。
読んでくださった方ありがとうございました。
500名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 23:41:20 ID:ET5O3tuZ
ヌメヌメGJ!
面白かったしエロかったよ。
501名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 00:29:43 ID:7zfPTDPm
かまいたちで触手ものが読めるとは!
エロくてよかったよ〜!
502名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 07:15:15 ID:1/CuibXw
久しぶりの神降臨GJ乙!!
すげー良かった。
503名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:22:37 ID:q2vBIPkq
真理がイクところで一回抜いて、最後でまたおっきした
504名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 21:41:32 ID:CD1+PpRn
>499
無理矢理感じさせられている真理がすんごくエロかった!
また今度真理で書いて欲しい。
505491:2006/01/25(水) 20:32:08 ID:x0xyJyuZ
感想レスありがとうございます。
またネタが出てきたらお邪魔します。

個人的にはちょっとイカれてる感じのが好きです
鬼畜な美樹本とか鬼畜な俊夫が女の子たちをいじめまくるみたいな・・・変態だなぁ
506名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 00:34:21 ID:m7RGl+Mg
鬼畜でも陵辱でも、美樹本は豊富にあるのに俊夫は皆無だなあ。
ふんどし姿が神の創作意欲をそぎとるのかな?
自分は俊夫の話も読みたいのですけどね。

>>491
気長に楽しみに待ってます。
507名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 23:21:42 ID:6rhj/kLd
ふんどしに凌辱されたのは透だ罠
508名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 06:43:20 ID:pMuDmUOa
真理に凌辱されたい
509名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:58:54 ID:tb/y//mk
ちょっとイカれた感じのって、いいですよね。

間違えて、恋人を殺してしまうシュチエーションが好きで、かまいたちにはべた惚れしてるんですが…
やっぱ変ですよね。
チラ裏スマソorz
510悪女篇:2006/01/31(火) 02:46:18 ID:RsQUddOq
悪女篇


 透は、ハッキリと犯人の名前をあげた。
「犯人は……真理だ」
「みどりさんを殺しに行く時間なんて全くなかったわよ」
 即座に真理が言った。
「いや、そうとも限らないよ。ぼくは気絶してたんだ。君がずっとぼくのそばにいたかど
うかは、わからない」
 透は、理屈としては正しいが、言ってはいけないことを言ってしまったらしい。
 乾いた音と共に、真理の平手が、透の頬に紅葉を描く。
「じょ、冗談だってば」
 応接室に集まったみんなはバカバカしいとばかりに呆れ顔になり、自分の部屋に戻って
いった。

 もう船はハーバーに着いている頃だった。
 荷造りも終わり、今でも馴染むことが出来ない元監獄の自分の部屋を見渡して、透はベ
ッドに腰掛けた。
 一息つく。とんでもない旅行だったと思う。
 恐るべき連続殺人によって五人が殺され、犯人は未だにわかっていない。それでも、も
うどうでもよかった。迎えの船が来たら、こんな島はとっととおさらばしてしまうことだ。
 しかし、犯人はいったい誰なのだろうか。
 どうでもいいと思いつつも、やはりどうしても気になってしまう。

 殺されたのは、正岡、美樹本、夏美、キヨ、みどりの五人。
 まず最初に殺されたのは正岡で、鍵のかかった部屋の中で死んでいた密室殺人。その後
みんなでロビーに集まり、状況の整理とアリバイを洗ったが、誰でも犯人になりえるいう
ことを確認した後、解散になった。
 その次に美樹本。朝食の時になっても部屋から出てこなかったので、キヨが呼びに行く
と反応は無いし、鍵もかかっている。様子がおかしいということでみんなが集まり、体当
たりでドアを破ると、正岡のときと同様に殺されていた。血の乾き具合から昨晩遅くに殺
されたものだと推定された。つまり正岡殺しの件でみんながロビーに集まったときはそこ
にいたのだから、解散して部屋に戻った後ということになる。
 その後、陰鬱な雰囲気の中、朝食を終え、透と真理が気分転換に散歩に出かけて帰って
くると第三の殺人が起きていた。犠牲者は夏美。凶器は狐の襟巻きだった。彼女の握って
いた緑のマニキュアがダイイングメッセージとなり、みどりが容疑者として疑われた。香
山は烈火の如き怒りをみどりに向けたが、俊夫は彼女をかばうようにして二人は部屋に閉
じこもってしまった。
 第四の犠牲者はキヨ。昼食後、監視塔に吊るされているのが発見された。
 そして透がキヨをおろそうとして梯子から落下し、気絶している間にみどりが部屋で死
511悪女篇:2006/01/31(火) 02:47:00 ID:RsQUddOq
んでいるのが発見された。みどりは一人になりたいと言い、俊夫は応接室にいた。俊夫が
一人で応接室にいるのは小林などに目撃されているから、この連続殺人のミステリーがま
すます高まった結果となった。

 透の回想はノックの音で中断された。
 ドアが開くと真理が立っていた。
「入ってもいい?」
「もちろん。もう荷造りは終わったの?」
 真理は、透の隣に腰掛けて答えた。「ええ。透は?」
「終わったよ。もうハーバーに行こうか。絶対に第一便に乗ろうね」
「どうして?」
「だって、五人を殺した犯人は捕まっていないし、誰であるかもわかってないじゃないか。
そんなやつらと島に残されたくはないだろ」
「それもそうね。……ところで、透」
「うん?」
「さっきの話だけどさ」
「さっきの話?」
「ほら。応接室で言ってた、私が犯人かもしれないって話よ」
「ああ、あれか。ごめん。冗談のつもりだったんだけど、なんか急に閃いちゃって思わず」
「ううん、いいのよ。でも……私、もし、自分が犯人だったとしたら、どうやってみんな
を殺したのかを考えてみたのよ。おもしろい遊びでしょ」
「う……うん……」
「正岡さんの殺しは簡単よ。あの人、閉所恐怖症だから鍵を掛けてなかったし」
「でもさ、あの部屋には鍵が掛かっていたじゃないか。ぼくも調べたよ」
「スライド式の鍵なんて簡単に掛けられるわよ。テレビドラマで糸を使って扉の外から引
っ張ったりするの見たことない? あれは本当のことなの。鍵に糸が付いていたかどうか、
確認した?」
「い、いや……」
「それが盲点だったのよ」
 真理はそう言って微笑んだ。
「同じ方法で美樹本さんも殺したの。今度は正岡さんの時の反省を活かして声を上げられ
ないように」
「な……夏美さんは?」
「夏美さんはマニキュアを握って死んでいたわ。あのマニキュア、みどりさんが使ってい
るものだということで、みどりさんに疑いがかかったわ」
「そうだったね」
「でも、みどりさんは、『人に勧められた』と言っていたでしょう? その『勧めた人』
というのは、私なの」
「えっ!」
「うふふ……ほら、すぐ本気にする。たとえば、そういう解釈もありうるということよ」
512悪女篇:2006/01/31(火) 02:47:45 ID:RsQUddOq
 おかしそうに笑う真理に、透はホッと胸を撫でおろした。
「だいたい、夏美さんが殺された時、ぼくは君と海岸にいたじゃないか。アリバイが完全
に成立してるよ」
「そうかしら」
 真理はいたずらっぽく笑った。
「夏美さんを殺したのは、あなたと海岸に行くより前のことだったとしたらどうかしら」
「えっ?」
「散歩の前にトイレに行くふりをして、夏美さんを殺し、死体をあの部屋に引っ張り込ん
で、何食わぬ顔であなたと海岸に行った……というのはどう?」
「どうって言われても……動機もないし……」
「そんなものいくらでもでっちあげられるわ。私、実は正岡さんとは初対面じゃないの。
ちょっと前に北海道で会ったことがあるわ。その時、あの人は、女性雑誌にコネがある、
君なら一流モデルになれる、と言って、私を抱いたわ」
「ええっ!?」
「確かに雑誌には載ったけど、それは私と正岡さんのプレイの様子を載せたSM雑誌だっ
たの。モデルはM奴隷として。一応、目隠しはされてたけど、それ以外の全ては雑誌に載
ってしまったわ」
「???」
 真理の口から出るはずのない言葉が出て、透の頭脳にエラーが出た。
 真理と正岡がSMプレイ? M奴隷?


          *


「ほ、本当に…ン、コネなんて…アンっ…ある、の…」
「もちろんだよ」
 後背位で責めていた正岡が軽薄そうな笑みを浮かべながら真理に覆い被さり、ぷるぷる
と揺れる乳房を揉みしだく。
「これだけナイスバディなら一流間違いなしだ」
「あ、あ、あ、あんあんあんっ! ぁん、あん、ほ、ほんとぉ?」
「ああ。君なら一流になれる。だから、おれの言うことに従うんだぞっ!」
「は、はい…あん、あ、ああん…ん、し、従いますっ! 何でも言うこと聞きますっ!」
 正岡は、真理の腰を掴み、勢いを増して叩きつけた。
 隅々まで膣腔をまさぐるようにペニスが暴れ、溢れる愛液が泡立ちぐちゅぐちゅといや
らしい音を立てる。
 正岡の乱暴なピストンに快感で背が反り、いつしか自分から腰を動かしていた。肉棒を
しゃぶるように陰唇がきゅっと締まり、様々な体液が混ざり合った淫汁がモモを伝って滴
り落ちていく。
 真理はベッドのシーツを握り、髪を振り乱しながら、快感を噛み締めるように身悶えた。
513悪女篇:2006/01/31(火) 02:48:26 ID:RsQUddOq
「あっあっあっあっああん、はぁ…も、もうダ、メ…あぁん、イ、イク、イっちゃう…」
「イキたいか? イキたかったら『正岡様』と呼んでおねだりしろ」
「あ、ああ、そ、そんなぁ…あんっ」
 正岡はぴたりと動きを止め、自分の腰と真理の尻を密着させたまま焦らすように言う。
「ほら、どうした。モデルの話も全部なかったことにしてもいいんだぞ」
「あっ! いや、動いて。突いてください、正岡様っ!」
 真理の尻肉の感触を味わうように腰でゆっくりと『の』の字を描き、見下すような目で
正岡が笑う。
「どこに、何が欲しいのか、ハッキリ言ってごらん」
 真理は下唇を噛んで、羞恥に耐えた。止まっていると、胎内にある正岡のペニスの脈動
を余計に強く感じて、意思とは関係なく腰を動いてしまう。
「ま…真理の、お、おまんこに……正岡様のペニスをください」
「もうパックリくわえ込んでるじゃないか。どうしてほしいのかな」
「うう……ぐちゃぐちゃにしてくださいっ! めちゃめちゃに突きまくってイカせてくだ
さいぃ!」
 正岡はニヤリと笑うと、物を扱うように乱暴にピストンを再開した。肉と肉がぶつかり
合う音と、真理の悲鳴のような嬌声がホテルの一室に満ちていく。

「約束通り、一流モデルとして雑誌に載っただろ」
 ベッドに横になった正岡は、自分の下半身に顔を埋めて奉仕する真理に、見ていた雑誌
を放った。開かれたページには、目隠しはされているが一目で真理とわかる女性の赤裸々
な写真で埋め尽くされていた。
 ……どこかの公園の茂みで、排泄している真理。
 ……田んぼだらけの道の真ん中で、コートをはだけた全裸の真理。
 ……お風呂場で便所のようにおしっこをかけられている真理。
 ……高々と上げたお尻にバイブを突き刺してうつ伏せになっている真理。
 ……ローションでどろどろになっている真理。
 ……ボールギャグを噛まされ、胸も性器も丸出しのボンテージ姿で、首輪の鎖を引っ張
られながら奴隷のように犯される真理。
 ……赤ん坊がおしめを取り替えるような格好で、自分の手でから広げた膣内の奥から、
たっぷり注がれた精液を垂れ流している真理。
 目隠しはされているが、間違いなく真理だとわかる。そして、目隠しされていてもが、
全ての写真で、嫌がることなく悦びの表情をしているのもわかった。


          *


「透、なにかいやらしい想像してない?」
 真理が毛虫を見るような目を自分に向けているのに気づいて、透は慌てて首を振った。
514悪女篇:2006/01/31(火) 02:49:02 ID:RsQUddOq
「だから、本気にしないでってば。そのあと何の音沙汰もないし、私が悶々としていたら、
この島でばったり再会した。もちろん、どちらも罪悪感があるから、みんなの手前、初対
面のふりをするわ。あの人は、性懲りもなく、モデルの話をネタに可奈子ちゃんを誘った。
でも、それを美樹本さんにやりこめられているのを聞いて、私、その時、だまされたこと
にはじめて気づいたの」
 冗談なのだろうが、すごく真実味のある話し方で、透は内心どきどきしていた。
「そ、それじゃあ美樹本さん殺しは? 正岡さんのときは鍵がかかってなかったから簡単
だったけど、美樹本さんはちゃんと鍵をかけたはずだよ。正岡さんのこともあるから、相
当警戒してたはずだし」
「美樹本さんの部屋に侵入するまでもなかったわ。だって、彼のほうから今夜は一緒にい
ないかって誘ってきたんだから」
「え?」
「応接室で、みんなで殺された正岡さんの話をして解散した後よ。こっそり誘われたの」
 透は笑った。
「ははは、正岡さんじゃあるまいし、美樹本さんはそんなナンパな人じゃないよ。それに
あれだけみんなを疑ってたのに、自分から誘うなんて」
 笑う透を、さらに真理は笑った。
「あなたって鈍いのね。正岡さんにはあんなこと言っておきながら、美樹本さんもけっこ
う女性を泣かせてるみたいよ」
「まっさか〜」
「本当よ。みんなでシュプールに泊まった日のこと覚えてる? あの時も私、美樹本さん
に抱かれてるのよ」
 思わず驚きの声を上げそうになるのを透はこらえた。
 大丈夫。これはもしもの話だ。もしもの。
 真理は相変わらずニコニコしている。
「そ、そんなわけないよ。真理にも美樹本さんにもそんな素振りなかったよ」
「だから、あなたは鈍いのよ。透がちょっとを目を離した隙に私の太ももを撫でたりして
たし、透がトイレに行っている間にわたし口説かれてたんだから」
 透は恐ろしい事実を思い出す。
 ――そ、そういえば、真理と美樹本さんは…


          *


 思い出した? 透。
 私と美樹本さん、ナイターのゲレンデに行ったわよね。私は透にも行こうって誘ったの
に、透ったら『疲れてるから』なんて言うんだもの。
 透にも責任があるのよ。あなたがもうちょっと積極的だったら、美樹本さんの誘惑にも
乗らなかったのに。
515悪女篇:2006/01/31(火) 02:49:44 ID:RsQUddOq
 美樹本さんと二人で車に乗ったときは、私も覚悟を決めたわ。
 外は吹雪でナイターなんてやってなかったのに、私たちが帰ってくるのに何時間かかっ
たか覚えてる? 美樹本さんはわざとっぽく『すごい吹雪で前も見えなかったから迷って
しまったよ』なんて言ってたけど、前が見えなくなって一本道なんだから迷いようがない
わ。
 本当は私と楽しんでたんだから。外は吹雪だったけど、車の中はちょっと熱いくらいだ
ったわ。美樹本さんと二人で、裸になって汗だくよ。
 その後はみんなで談話室に集まって、話をしたりゲームをしたりして過ごしたわね。お
開きになったのは、一二時すぎだったかしら? 透ったら、『また明日ね。おやすみ』な
んて言ってすぐ部屋に戻っちゃうんだもの。誘ってくれればよかったの。
 え、何分か経った後、私の部屋をノックしたの? それで反応がないから、もう寝たと
思ったのね。
 ああ、じゃあ入れ違いになったのね。そのとき私、美樹本さんの部屋にいたのよ。だか
ら美樹本さんの部屋をノックすればよかったのにね。うふふ。
 美樹本さんの部屋で何をしてたかですって?
 そんなの……セックスに決まってるじゃない。とってもよかったわ。
 朝、美樹本さんの部屋から自分の部屋に戻るときに、あなたが部屋から出てきたからび
っくりしたわ。
 透が『やあ、真理。おはよう』って言うなら、私も何事もなく『おはよう』って返した
の覚えてる?
 あのホンの数分前まで、美樹本さんと裸で抱き合ってたんだから。

 美樹本さんは『また連絡する』って言ったけど、けっきょく何の音沙汰もなし。美樹本
さんにとっては、ただのつまみ食いだったのよ。それを理解したとき、私すごく後悔した
わ。本当はもっと透と仲良くなりたかったのに、一時の感情に流されて自分を安売りした
ことをすごく後悔した。
 でもそれは自分が悪いだけで、別に美樹本さんを憎んではいなかったわ。高い授業料だ
と思って、割り切ってた。
 なのに今日、再会して、急にあのときの後悔と殺意が沸いたの。
 美樹本さんはちっとも変わってなかった。あの時のまま。透は気づいてなかったでしょ
うけど、隙あらば私を口説いて、お尻をさわったりしたのよ。
 それなのに正岡さんにあんな説教しちゃって。滑稽よ。何様って感じ。自分だって大し
て変わらないのに。
 だから殺そうと決心したの。美樹本さんから誘ってきたときは好都合だと思ったわ。応
接室での様子では、誘っても乗ってきそうになかったし、逆に疑われそうだったから。
 あとは簡単よ。
 美樹本さんが絶頂に上りつめたのと同時に、天国まで送ってやったというわけ。


          *


「そ、そうだね。それなら立派な動機だね……」
 透は、かろうじて声を絞り出した。
「そうでしょ」
516悪女篇:2006/01/31(火) 02:50:21 ID:RsQUddOq
 対して真理は、おもしろおかしそうに笑みを浮かべている。
「な、夏美さんを殺した動機は? 彼女とは昨日が初対面だろ。いくらなんでも夏美さん
とも面識があったなんて、想像でも強引過ぎるよ」
「そうね。夏美さんとは確かに昨日が初対面だわ」
「そうだろ」
「でも香山さんに原因があったとしたらどう?」
 真理の言葉の意図が理解できずに、透は首をひねった。
「実は私、香山さんの愛人だったときがあるの。ちょうど私の家の近くの会社に出張に来
てて、シュプールでの思い出話をしてたら意気投合しちゃってそのまま愛人に」
「ま、真理と香山さんが意気投合って、相当無理があると思うけど……」
「そんなことないわよ。シュプールではほとんど会話はしなかったけど、香山さんって大
学時代は国文学科を専攻してたんですって。私は民俗学。よく博物館に二人でデートに行
ったわよ」
「デート……」
 真理と香山がデートしてる姿が、どうしても想像出来ない。
「香山さんとは趣味もあったし、アッチのほうも大きくて相性がぴったりだったの。顔に
似合わすテクニックもすごいから、私、どんどん香山さんにのめり込んでいったわ」
 なんだか話がまたすごい方向へ進んでいくぞ。
「で、でも、それは真理が北海道に行く以前の話だろ。その頃はほぼ毎日、大学で僕と会
ってるし、デートにも行ってたじゃないか」
「そうよ。香山さんの部屋からデートの待ち合わせ場所に行ったこともあるし、あなたと
別れた後に香山さんの部屋に行って抱かれたこともあるわ」
「……」


          *


 大学以外では学術的な話ができる友人がいなかったし、香山さんと話が合うなんて意外
だったから、すごく会話が盛り上がったの。
 偶然再会した日から何日か経った後に、香山さんから電話があったわ。博物館のチケッ
トがあるから一緒に見に行かないかって。
 私はすぐにOKしたわ。
 そのときは、香山さんとまた話がしたいなってそう思っただけだったの。
 シュプールでは大きな声で饒舌だった香山さんも、博物館では物静かだったわ。なんだ
かそれが凛々しく見えた。
517悪女篇:2006/01/31(火) 02:50:58 ID:RsQUddOq
 その後、ホテルでディナーをとって、部屋に誘われたわ。そのときはお酒も飲んでたし、
勢いに任せてついていったの。
 最初はちょっと後悔したわ。香山さんってお腹出てるし、ちょっと毛深いし、脂ぎって
るでしょ。私の好みのタイプとは正反対ですもの。
 でも、すごかったわ。人は見かけによらないの。
 すごく情熱的な夜だった。私と香山さんって話も相性も体の相性もぴったりだったの。
 香山さんのアソコって堅くて大きいのよ。テクニックも最高。気持ちいいトコロを的確
に狙って、凶器みたいペニスで何度も子宮を突き上げるんだから。ホントに、死んじゃう
かと思ったわ。一晩で何度もイっちゃったわ。愛撫も上手なの。終わった後、香山さんに
愛撫されてると、疲れてるのにまたシたくなっちゃうの。二回目からは恥を捨てて、自分
からおねだりしたわ。
『ください! 香山さんのおちんちん入れてくださいっ!』
『ま、真理は…淫乱な女です。いやらしいおまんこに香山さんのが欲しくてたまりません』
『香山さん…しゃぶってたらまた欲しくなっちゃった。ちょうだい…』
『子宮がうずくの…膣内に、一番奥に香山さんの熱いのをかけて静めて』
 って。
 一晩かけて散々骨抜きにされた後、ホテルをチェックアウトしたわ。帰りのタクシーの
中で、香山さんが出張中に寝泊りしてるマンションの部屋の住所を教えてもらって合鍵も
貰ったわ。その日、大学が終わると、私はごく自然に夕飯の買い物をして香山さんの部屋
に向かったわ。それで夕飯の支度をして、香山さんが帰ってくると出迎えて、二人で食べ
て、それからセックスしたわ。それが私の愛人生活の始まり。

 そのうち自分の家に変えるのも面倒になって、香山さんの部屋で一緒に暮らすようにな
ったわ。
 大学から香山さんの部屋に帰ってきたら夕飯やお風呂の準備をして、私は香山さんの帰
りを待つの。香山さんはたいてい夕飯を先にするわね。食べ終わったら、一緒にお風呂に
入って、私が香山さんの体を洗ってあげるのよ。私の体を使ってね。うふふ。
 あがった後は二人とも朝まで裸のままなの。それが暗黙の決まり。そのままベッドに直
行することがほとんどだけど、そうでない場合も裸なの。二人で裸のままソファに座って
テレビを見たり、お酒を飲んだり、仕事や大学の話しをしたり。最後はいつもベッドの中
で愛し合ったわ。
 朝になったら朝食をとって、香山さんは仕事の準備を、私は大学の準備をする。いつも
香山さんのほうが先に出るから、出勤するときはいつも玄関先で行ってらっしゃいのキス
をしたわ。
 透。
 この話聞いてどう思った。
 まるで夫婦みたいだって、そう思ったでしょ。
 そうよ。私、香山さんが出張の間でずっと奥さんの役をやってたの。香山さんの部屋を
掃除して、香山さんの服や下着を洗濯して、一日の食事の準備をして、お風呂で香山さん
の体を洗って、日曜日にはデートに出かけて、夜は一緒のベッドで寝るの。
 完全に夫婦よね。
518悪女篇:2006/01/31(火) 02:51:33 ID:RsQUddOq
 マンションの近所の人もそう思ってたみたい。
 香山さんったら、悪ふざけで隣のご夫婦に「家内の真理です」なんて紹介するから、私
も「妻の香山真理です」って言ったんだから。
 二人で温泉に旅行へ行ったときも、夫婦として予約したわ。向こうの人にバレないよう
に本当の夫婦になりきるために、香山さんは私を『真理』か『おまえ』って呼んで、私は
『誠一さん』か『あなた』って呼び合ってたの。
 夫婦ごっこだけど、悪い気分じゃなかったわ。香山さんの奥さんでいるの。私も結婚し
たこんな風になるのかなあって思った。
 シュプールで会ったときは、あれだけ生理的に嫌いだと思ってた突き出たお腹も、大き
な声の関西弁も、脂ぎった顔も、一緒に暮らすようになるとぜんぜん気にならないの。む
しろ愛せるようになったわ。不思議よね。
 え?
 ほぼ毎日大学で会ってた自分がぜんぜん気がつかなかったのはおかしいですって?
 あなたまだ自分の鈍さに気づいてないの? 透、あなたは私が髪を切ったって、それに
気づかないような人よ。私が香山さんと同棲してたって、気づいているはずないわ。
 実際、私が香山さんから買ってもらったワンピースを着て、お腹いっぱいに精液を溜め
込んだままデートしても、まったく気づいてなかったじゃない。
 え? 香山さんと同棲してたなら、何で自分とデートしたのかって?
 う〜ん……怒らないで聞いてほしいんだけど、透とデートしたあとって、香山さんとの
セックスがすっごく盛り上がるの。
 香山さんってすごく嫉妬深いのよ。私が透とのデートから帰ってくると、私のアソコを
広げて、透とセックスしてないかどうかチェックするのよ。まだキスもしたことないのに
ね。それなのに香山さんたら、しつこく聞いてくるのよ。『透くんとキスしたんかあ』と
か『透くんとはもうヤったんかあ』とか。
 それから一晩中ヤリまくりよ。透とデートした翌日って、私いつも大学休んでたのって
覚えてない? あれは腰が抜けて動けないからなの。だからデートの翌日は、一日中ベッ
ドの上で香山さんとイチャイチャしてるの。

 幸せだったけど、同時にみじめでもあったわ。
 どんなに夫婦らしい生活をしたって、所詮はただの不倫であり、私は愛人だって、頭の
どこかでわかってたから。
 だからあるとき言ったの。
 いつも通り夕食をとって、お風呂に入って、ベッドに入ったときに話したわ。
『あなた……いえ、香山さん、私、明日この部屋を出て行くわ』
『なっ、なんでや真理! なんでそんなこと急に……!』
 私は胸のうちを話したわ。私と香山さんは所詮はただの不倫関係にあること、私は香山
さん妻ではなく愛人であること、これ以上一緒の生活を続けていると別れるときが辛くな
ることを。
519悪女篇:2006/01/31(火) 02:52:34 ID:RsQUddOq
 話しながら私は、涙がこぼれるのを抑えられなかったわ。
 香山さんは深くうなづくと、私を肩をつかんで言ってくれた。
「よっしゃ! わしも男や。春子とはきっぱり別れる! せやから真理、わしと一緒に大
阪に来てくれ」
 私は、嬉し泣きして思わず香山さんに抱きついたわ。
「いいの? 本当にいいの? ずっと一緒にいてくれるの?」
「あたりまえや。わしにとって真理は、もうなくてはならん存在や。正式にわしと結婚し
て妻になってくれ」
「誠一さん……」
 そして私たちはキスをしたわ。
 今までで一番甘いキス。結婚式のときに神父の前でするような、誓いのキスよ。
「明日、指輪買いに行こ。ごっついダイヤの指輪買ったるわ」
「……それより、今すぐ欲しいものがあるの」
「ん? なんや。なんでも言うてみい」
「実はね……私、今日、危険日なの。香山さんから貰ったピル飲んでないの」
 香山さんは目を見開いた後、まっすぐ私を見つめてくれたわ。
「真理……ええんやな」
「はい。あなたの……誠一さんの赤ちゃんを産みたい。本当の夫婦になりましょ」
 香山さんはベッドに私を押し倒したわ。
「よーし、真理! 今夜は寝かさへんでぇ。大阪に戻るときは、わしらの子供と三人一緒
や!」
「あん! 三人って、一人だけでいいの? 私はもっとにぎやかなほうが好きよ。それに
寝かしてくれないのはいつもでしょ」
「ぐふふっ、今夜はハメっぱなしや。抜かずの種付けセックスきめたるからな」
 その晩、香山さんったら、本当に一度も抜かなかったんだから。
 香山さんの精液って濃くて量が多い上に絶倫なのよ。それを朝までずっと入れっぱなし
のまま出し続けたんだから。下半身が香山さんとひとつになったみたいだったわ。
 それからの一週間は、もうセックス漬けよ。私も香山さんも休みをとって、部屋に篭っ
てずっと子作りに励んでたわ。香山さんったら、今まで私に飲ませたりかけたりするのが
好きだったのに、子作りに意気込んで全部中出しよ。香山さんの精液で私の子宮はいつも
パンパンだった。食事をするときもお風呂に入ってるときも、寝てるときだって精液がこ
ぼれないように繋がったままだったんだから。
 徹底してるでしょ。
 それくらい私と香山さんは愛し合ってたの。
 透、一回、私の携帯に電話したでしょ。『しばらく大学に来てないけどどうしたのか?』
って。電話に出たとき、私、本当に風邪引いたみたいに苦しそうだったでしょ。あの時も
香山さんとセックスしながら電話に出てたのよ。私は無視しようとしたんだけど、香山さ
んが出ろって。うふっ、意地悪な人よね。
 さすがに一週間も経ったら元の生活に戻ったけど、それでもちゃんと毎日ヤったわ。
 そして一ヵ月後、産婦人科に行って、私は妊娠したことを告げられたわ。
520悪女篇:2006/01/31(火) 02:53:10 ID:RsQUddOq
 香山さんは大喜びしたわ。まだ膨らんでもいない私のお腹に耳を当てたりしたんだから。
私も嬉しかったわ。本当に幸せだった。

 香山さんと今後のいろいろ相談して、まず一度大阪に戻って春子さんと離婚することが
先決だと言うことになったわ。そのあとで、私は両親に香山さんを紹介するつもりだった
の。
 そして何日か経って香山さんが帰ってくると、彼は私に土下座してこう言ったわ。
『すまん、真理! 結婚の話はなかったことにしてくれ!』
 私はショックで、香山さんを問い正す気力もなかった。
 続けて香山さんは、
『春子とはやっぱ別れられんのや。腹の子は、真理が産みたいんやったら産んでもええ。
認知したる。金は全部わしが出す。せやから、それで勘弁してくれ』
 私は香山さんと別れ、両親にすべてを話したわ。
 香山さんの名前は出さずに、会社員と不倫して妊娠し、そして捨てられたことを。親は
何も言わずに、私を抱きしめてくれた。
 それから私は子供を堕ろして、北海道へ行ったわ。


          *


「どう? こんなエピソードがあったんなら、十分な殺害動機になるんじゃない?」
 真理は、何がそんなに楽しいのかわからないくらい笑顔で言った。
 だんだん頭が麻痺してきた透は、それでも何とか声を絞り出す。
「でも、それなら真理は、まず香山さんを恨むはずだろ。そりゃあ、いきなり香山さんと
再婚した夏美さんも憎いだろうけど。殺すなら香山さんのほうが自然だと思うけど。少な
くとも今の話しに、夏美さんは出てこなかったわけだし」
 真理は嬉しそうにうなづいた。
「なかなか鋭い考察ね。透」
 真理が褒めてくれたのにぜんぜん嬉しくなかった。
「でもこの話にはまだ続きがあってね。香山さんが私に結婚できないと言ったのは、余命
幾ばくもない春子さんのためだったの」
「え? 余命?」
「春子さんは元々、体がそんなに強くなかったの。離婚のために大阪に戻った香山さんは
驚いたわ。出張の前はなんともなかった春子さんが入院していて、医者からはもう余命幾
ばくもないと告げられたから。その時になってはじめて後悔したの。出張中、私に夢中に
なって春子さんをないがしろにしたことを」
「春子さんとは離婚したって言ってなかったっけ?」
「まぁ、聞いて。後悔した香山さんは、残りの人生を春子さんのために捧げることを誓っ
たの。だから私に別れを告げた。私に春子さんの病気のことを言わなかったのは、言えば
私が大阪まで強引についてくると思ったからよ」
521悪女篇:2006/01/31(火) 02:54:46 ID:RsQUddOq
 言いたいことを全部言えたからか、真理は満足そうに頷いた。
 とりあえず透は「なるほどねえ」と気のないことを言った。
「昨日、春子さんとは離婚したって言ったのは、みんなに気を使ったからよ。みんなバカ
ンスに来てるわけだし。それに香山さんにとっては苦い記憶だしね。それはね……だから
いいのよ。問題はあの人の存在」
 真理は相変わらずニコニコ話している。しかし笑っているのは表情だけで、その瞳の奥
は別の感情で鋭い光を放っているのに、透は気づいた。
「あの人は……夏美さんは、春子さんと死別して悲しみにくれている香山さんに財産目当
てで近づいて再婚までした。私のところに戻ってこないで。香山さんはだまされたのよ、
あの女に。もっとも、私もその頃は香山さんとのことを引きずってて自暴自棄になってた
から、あっさり正岡さんみたいな人にだまされてたんだけどね」
 真理は、透に壮絶な笑みを浮かべて言った。
「どう? なかなか筋が通ってるとは思わない?」
「そ、そうだね……」
 筋が通ってるとかいないとか、透にはもう判断つかなかった。真理と二人きりだという
のに、なんだか言い知れぬ居心地の悪さを覚えていた。
 そんな透にかまわず、真理は饒舌に続きを話した。
「キヨさんを殺したのは、夏美さんを殺すところを見られたからよ。ずっとチャンスを狙
っていたんだけど、やっと殺せてほっとしたわ」
「キヨさんはスープを出したあとで失踪して、そのまま死体で見つかったんだ。今度こそ、
君にアリバイがあるよ」
「何か勘違いしてるんじゃないの? 私がキヨさんを殺したのは、たった今よ。ホンの数
分前。キヨさんに見える人形を塔からつるしておいて、みんなの注意をそこに引きつけ、
キヨさんは死んだものと思わせておいたってわけ。キヨさんは、その間、ずっと地下室に
閉じこめておいたわ……さっきまでね」
「どうやって閉じこめたのさ」
「スープを出したあと、厨房に戻ったキヨさんは、私が書いたメモを見つけた。食事の前
にこっそり置いておいたのよ。『地下室から変な音がするので、至急、調べてください』
と書いてね。キヨさんはまじめな人だから、あわてて地下室に飛んでいったわ。中に入っ
た途端……上からブロックが落ちてくるように仕掛けをしておいたんだけど、ああまでう
まくいくとは思わなかったわ」
 透はいい加減、息苦しくなってきていた。
「なんだか、本当にあったできごとみたいだね。話題を変えないか」
 真理はにやりと笑い、
「もう少しだからがまんして聞いて。キヨさんは、大ケガして、地下室に横たわっていた。
私はあとから行って、キヨさんに猿ぐつわをはめ、手足を縛り上げておいたのよ。いつで
も、殺せるようにね」
 透は率直な感想を述べた。
「真理……いままでの殺人は、確かに納得できる動機があるよ。ぼくの知ってる真理だっ
て……いや、真理に限らず、誰だってそんなことがあったら人を殺してしまうかもしれな
い。でも今のキヨさんの説明は、どうしても納得できないよ。キヨさんに殺人を見られて
も、それまでぼくと一緒にいた君は、慌てたり焦ったり挙動不審な様子はなかったじゃな
いか」
522悪女篇:2006/01/31(火) 02:55:32 ID:RsQUddOq
 真理は黙って透の話を聞いている。なんだかその姿勢が気味悪くさえ思ったが、透は話
を続けた。
「はじめて人を殺したのに、そこまで冷静だったり計算高かったり、見られてしまったか
らついでもう一人殺してしまえ、みたいなこと、真理はするはずないと思うけど」
 真理はくすくす笑った。
「それじゃあ、私はどうすると思うの?」
「う〜ん……まずは後悔するんじゃないかな。感情に任せて人を殺してしまったことを。
あと罪悪感で苦しむとか。それを見られてしまったんだから、やっぱり焦ったり慌てたり
するもんだよ。なのに、いきなり飛び掛るようなこともせず、冷静にキヨさんを殺してる。
まるでベテランの殺人者みたいじゃないか。それじゃあ漫画かドラマだよ。いや、真理を
知らない人なら納得するかもしれないけど、真理のことを知ってるぼくはちょっと納得で
きないな」
 真理は透の説明を笑いながら聞いていた。
 本当に、おかしそうに。
「なにがおかしいのさ」
「ごめんなさい。透、私に言わせれば、いま言った透の反応のほうが漫画かドラマよ」
「え?」
「そうね。確かに今までの私なら、思わず人を殺してしまったら慌てもするし、焦りもす
る。キヨさん殺しももっと雑だったでしょうね。でもね、透。人間、三人も人を殺せば変
わるものよ」
 そういう真理には、なんだか異様な貫禄があった。
「正直に言うとね、正岡さんを殺したときは、さすがにちょっとやりすぎかもって思った
わ。でも美樹本さんに部屋に誘われて、この人も殺してやろうと思ったとき、私の中で何
かが変わったわ」
「な、なにか?」
「だって、よく考えて見れば美樹本さんも正岡さんもひどい人間だもの。殺したってそも
そも全然問題ないわ。それにね、憎いやつを殺すのってすっごい快感なのよ。こればっか
りは、透にはわかってもらえないでしょうね。美樹本さんを殺したときはセックスしなが
らだったから、もしかしたら殺人と性的快感が結びついてしまったのかもしれないわね」
 透は唖然と聞いている。
「そういうわけでね。私はちっとも後悔してないし、罪悪感も感じてないわ。夏美さんを
殺すときはむしろ楽しかったくらいよ。あの女が、醜い心のままに顔まで醜く歪んでいく
様子は最高だったわ。だからキヨさんに見られて、この人も殺さなきゃって思ったとき、
私はワクワクしたわ。どんな方法で殺してやろうかって」
「そ……そうなの……?」
「そうよ。キヨさん殺しの説明はちょっと言葉が足りなかったわね。透の疑問ももっとも
よ。ごめんなさい」
523悪女篇:2006/01/31(火) 02:56:19 ID:RsQUddOq
「い、いや……だって、ただの遊びなんだろ」
「ん?」
「『もし真理が犯人だったら』っていう、遊びなんだろ」
 、
「そうよ。もちろんじゃない」
 ――今の間は……?
 透は死霊のようにまとわりついてくる疑念を振り払り、この話に最後まで付き合う覚悟
を決めた。
「それじゃあ、みどりさんはどうなのさ? 夏美さんの死体にみどりさんが疑われるよう
なマニキュアを残しておいたんなら、その時点でみどりさんを殺すつもりだったんだろ。
真理にどんな動機があるのさ?」
「ああ、それはついでよ」
 事も無げに真理は言った。
「夏美さんを殺したときに、借りがあることを思い出したから。ついでに殺しちゃおうと
思ったの」
「借りって何さ?」
「俊夫さんのことよ。俊夫さんは私の初恋の人なのよ」
 さすがに透も、もう驚かなかった。
「はじめて聞いたよ」
「私がまだ高校生の頃の話よ。開店したばかりのシュプールを手伝いに行ったときに、お
客さんとしてきていた俊夫さんと出会ったの。当時は受験を控えてたから、勉強を見ても
らったりスキーを教えてもらったりしたのよ。そんなことしているうちに恋に落ちたわ。
ファーストキスもバージンも彼に捧げたのよ。なのに受験が終わったら、あっさり別れを
告げられたわ。そして透とシュプールに行ったとき、俊夫さんは何食わぬ顔でみどりさん
と付き合ってた。私が受験でしばらく連絡がとれないときに二人は出会ったみたい。思え
ば、私の男運の悪さはここから始まってたのね」
 自分は? と透は思ったが、あえてそこには触れずに疑問を言った。
「でも、みどりさんは悪い人には見えないけど」
「そうよ。みどりさんはいい人よ」
「え?」
「私のターゲットは俊夫さんよ。あの人に、最愛の人を失う悲しみを味合わせるためにみ
どりさんを殺したの。マニキュアはただの嫌がらせよ。いい気味だったわ」
「じゃあ、どうやってみどりさんを殺したのさ? みどりさんを殺す機会なんてなかった
はずだ。だって、君は……ずっとぼくの看病をしていてくれたんだから」
 もう動機なんてどうでもよかった。真理の話しの真実味に呑まれそうな透は、彼女を論
破しようと必死になっていた。
 真理は、透の言葉を聞くと、白い喉を見せてころころと笑い、
「あなたが自分で言ったんじゃないの。ぼくは気絶していたから、君がずっとそばにいた
かどうかわからないって。もう忘れたの?」
524悪女篇:2006/01/31(火) 02:57:20 ID:RsQUddOq
 透は、手のひらにびっしょり汗をかいていた。
「みどりさんは都合よく部屋に一人でいたわ。私は『マニキュアは私が勧めたものだって
みんなに弁解してあげる』と言って、彼女にドアを開けさせる。あとは簡単よ。他の四人
と同じ要領で……ね」
 真理が殺人犯なのか、それとも冗談なのか。
 透は、真理の目を見つめた。
 何も読み取れない。
 透は、真理の一番近しい人間でありたいと思っていた。真理の考えていることなら、何
でもわかるような人間に。
 だが。
 今、透は真理が何を考えているのか、まるでわからなかった。
 二人はしばらく見つめ合った。
 透は真理の心を探ろうとし、真理は透がどこまでわかっているか探ろうとしているよう
だった。

 突然、真理が笑い出した。

 いつものような明るい、ほがらかな笑いだった。
「びっくりした? 透ってすぐにひっかかるわね。私が犯人のわけないじゃない」
 一気に緊張が解けて、全身の力が抜けた。
「あー、驚いた。どっきりカメラより驚いたよ。心臓がばくばくいってる。一時は、本当
に君がやったのかと……」
「そういう可能性もあるってことよ。もし、私が犯人だとしたら、透はどう思うかな……
なんて」
「もちろん、君を守り抜くよ。君が殺人犯だろうが何だろうが、ぼくは君を……愛してる」
 透は迷いもなく言った。今までずっと言いたくて言えなかった言葉なのに、不思議と自
分の背中を押す強い力のようなものを感じた。
「ありがとう……透……その言葉が聞きたかったの」
 今度の旅行にはいろいろあったけど、最後に真理との愛が確かめられた。
 大収穫だ。

 透と真理が荷物を持って玄関まで下りると、すでに館内に人の気配はなかった。
「話に夢中になってる間に、みんな先に行ってしまったみたいね」
「小林さんも声をかけてくれればよかったのに」
「それじゃあ波止場に行きましょうか」
 真理と二人で三日月館を出て、しばらく歩いたところで透は振り返った。
 昨日と変わらず、元監獄だった異様な雰囲気の建物がそこにあった。
 ――なんだろう……この胸騒ぎは。
「どうしたの、透?」
「いや、なんでもないよ」
525悪女篇:2006/01/31(火) 02:58:22 ID:RsQUddOq
 真理に追いついた透は、少しだけ大胆になって彼女の手を握った。真理は透の手を握り
返し、寄り添って二人は歩いた。
 もう終わったんだ。不安は何もない。真理とも気持ちを通じ合えた。すべてはうまくい
ってる。
 道中、透は何度も自分にそう言い聞かせた。
 丘を下りて波止場に着くと、すでに桟橋には船が止まっていた。船も船長も昨日と同じ
だった。
 透と真理が船に近づくと、二人を見て船長が言った。
「おー、やっと来たか。時間が経っても誰も来ないから、心配したぞ」
「え? ぼくたちが最初ですか?」
 思わず透は疑問を口にしていた。
「ちょうどよかったじゃない。第一便がよかったんでしょ。乗りましょ」
 真理は、有無を言わさず透の手を引っ張って船に乗り込んだ。

 たんたんたんたんたんたんたん。

 船は、快調そうなエンジン音を響かせながら、波を蹴立てて進む。

 たんたんたんたんたんたんたん。

 何はともあれ、もうどうでもよかった。
 波の揺らぎ、潮の香り、琥珀色の夕日が、わずらわしい邪念をすべて洗い流してくれる
ようだった。
 いま生きていて、隣には真理がいる。
 それだけでもう十分ではないか。
「ねえ……」
 真理が少し甘えた声で言った。
「向こうに着くまでまだ時間があるから……ちょっとゲームしない?」
「ゲーム?」
 真理は甘えるように透に抱きつくと、その耳元で官能的に囁いた。
「透が帰りの荷物をまとめている間に、

 私が他の全員を殺した

 としたら、どうする?」
 いいんだ。わかってる。
 それが冗談であろうが本気であろうが、どこまでも真理についていく。
「いったい私にどんな動機があって、どんな方法で殺したと思う?」
 夕日に照らされた真理の笑顔はどこまでも美しく、無邪気だった。
 この笑顔のために生きようと、透は誓った。
 例え、言いがかりのような動機で、何の罪もない人でも、躊躇なく命を奪って満足する
ような、とんでもない悪女であろうとも……


 〜終〜
526名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 03:04:04 ID:RsQUddOq
以前に、フィアンセは我孫子武丸篇を書いた者です。
わらべ唄篇のバッドエンド「マニキュア」を元ネタに書いてみました。
527名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 05:36:12 ID:Wi+WjGuE
>>510-526
神様キターーーーーー!!!こう言うのを待っていました!!朝からいきなり抜かせていただきます。

このSSだけで一週間抜けます。本当に(ry
528名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 05:37:53 ID:Wi+WjGuE
>>526
っつーか、あんたが「フィアンセは〜」も書いていたのか…。その時もお世話になりました…。乙です…。
529名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 13:02:38 ID:7+/47+bJ
>>526
おれのかま2で一番好きなENDのマニキュアがネタになってる!!!!!!!!
感動した!!!!!1乙
530名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 13:09:37 ID:gicU3BP6
>>526=フィアンセ=悪女様
文面から只者ではないと思っていましたよ。
素晴らしい力作ですね!
エロいは、サスペンスとしても楽しめるので、最高です!
GJ!GJ!!
531名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 16:05:00 ID:3AffL8MQ
>>526氏のGJな作品に触発されて俺も書いてみようかと思ってやってみたんだが駄目だ
全然ダメ よく書けるねぇ それが才能ってやつか・・・・
532名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 21:12:32 ID:JAt+YQeG
GJGJGJGJGJ
賞賛の言葉が見つからないよ
533名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:01:25 ID:jUZTOBbL
おいしゅうございました!
つか、原作者本人かと思うほどだよ
534名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 00:38:57 ID:xuOUmkJU
GJGJ!!!面白かった〜
いいものありがとうございました!
535名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 19:00:04 ID:YGOTEaR0
>526
正岡とのH行為をもう少し読みたかったけどストーリーに
とても引き込まれました。チュンソフトも18禁verの
かまいたちを発売してこんな感じにしてほしいと思った。
またのアップを心からお待ちしています。
536名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 08:22:25 ID:QnKxbgyB
透は童貞
537名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 22:42:25 ID:iB4B965l
>>536
焼死するぞ
538名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 01:05:46 ID:KvqYLebA
539名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 02:21:52 ID:N30AE71P
540名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 15:57:30 ID:lpFNn40U
真理たんあげ
541名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 07:17:06 ID:rypNNqfR
>>491-499
遅レスだけどGJ!!!
触手モノ苦手だったのに、こんなにエロく感じたのは初めてです!
感謝!&乙でした!!
542名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 22:40:53 ID:H7beQn9V
俺のチンポは常に真理の中に入った状態age
543名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 10:53:33 ID:E9QbEcqN
ageてみたり・・・

544名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 22:08:49 ID:DzBC6aqM
誰か・・・・・・・・・・・・・・・

+      +
+   +  +  +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   新作。。。まだ?
 (0゜∪ ∪ +   +     
 と__)__) +



545名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 05:02:54 ID:n3WJLyCM
同じwktkなら細則より保守でいきましょう
546名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:47:50 ID:Tln3w86y
寝取られたい!
寝取りたいぃ!
547名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 20:49:07 ID:BWFvtyH4
ほしゅ
548名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 16:58:03 ID:lqnK5Roa
一気に住人が減った気がするが。
549名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:47:28 ID:coAfO4G6
そんなことはないですよ。
もともとかまスレは細く・長く・良質がモットーですから。>w
550名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 12:43:14 ID:O6FXuM0O
なんつーかたぶんROMのほうが多いだけだろうね
551548:2006/03/17(金) 21:34:39 ID:Sefz6ISX
いやいや、保守の頻度が下がった気がしたんで
住人が減ったのかと思ったんだよ。
552名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 05:01:16 ID:dA6yQiEh
保守!!
553名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 00:54:39 ID:DxRh96/E
保守
554名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 17:05:04 ID:kE6w1zzO
保守
555名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 01:35:09 ID:8832iHVU
ほしゅ
556名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:33:18 ID:zXhEau3Q
かまいたち1のハッピーエンド後のえっちSSが読みたい。
透の腕があれなので真理が積極的にしてあげるとか。
557名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 11:37:38 ID:W3x15Y91
探偵事務所でやってしまうのが読みたいなあ。
ツンデレ要素もあるし。
558名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 06:24:01 ID:H5RT51WY
俺はツンデレなら真理より可奈子が良い。夏美でも良い。
いっそこの二人がレズってくれれば最高。
559名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 11:29:46 ID:xfzTqoki
可奈子と夏美のレズもの…案外イイかもしれんな
560名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 04:58:52 ID:9d0lnk98
NTRスレから飛んできた者ですが、何この良スレwwwww
しばらくお世話になります&保守
561名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 06:40:27 ID:r1nAZiB/
NTRってなんのこと?
562名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 23:57:45 ID:NQdxvVgV
保守
563名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:17:54 ID:NCv1voTM
564名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 05:03:03 ID:yGa3KKuU
僕は今迷っている。
ペンション「シュプール」の廊下で青年が一人途方にくれていた。
密かに思っている女性、真理の部屋の前で。
「ああ、どうしようか・・こんなもの持っていったら下心がみえみえかなぁ・・」
 彼の名は透、手には少々のお菓子と飲みやすいカクテル類のお酒がある。
「こんなことならナイターに一緒に行けばよかったな・・」
 実は夕食をすませて、真理を部屋で遊ぼうと誘おうしたとき
 「シュプール」の従業員、俊夫さん達にナイターに行こうと誘われたのだ
 「行きたいです」と、真理が即答してしまうから透は少しいじけ根性がでてしまい
 お腹が痛いと誘いを断ったのであった。当然、皆が帰るまで部屋に一人で過ごすハメになったのであった。
 こういった経緯から彼の恋愛に対する経験値が低いのは見てとれるが、それは本人も良くわかっていることである
 透が真理の部屋の前に到着してから5分が経過した。ようするにばつが悪いのである。

「あれ?透君、腹痛はもう治ったのかい?」
 突然声をかけられて驚いた透は持っていたお菓子を床に落とした
 振り返るとそこには俊夫さんと彼の恋人みどりさんが立っていた。
「え、ええ、おかげさまで、どこかで悪い物でもたべたみたいです、ハハハ。」
「ハハハ、それは良かったせっかくこんな場所に来たってのに、腹が痛くて何もできませんじゃ
寂しいもんな。」
 透は照れ笑いを浮かべながら落としたお菓子を拾う。
「ん?そんな物持ってどうしたんだい?」
 不思議そうに俊夫さんが尋ねる。
「ちょっと寝つきが悪かったものですから、真理でも誘っておしゃべりでもしようかなと・・」
 何故か恥ずかしくなってしまいボソボソと話す透。
「ハハ、真理ちゃんなら僕らの部屋にいるよ、ナイターから帰ってきて酒でも飲もうかって話に
なってね、」
「それで厨房からおつまみや料理を調達してきたところなのよ。」
 笑顔で隣にいるみどりさんが答えた。
「小林さんには内緒だよ、体調良くなったのなら透君もどうだい?こっちで一杯やろうぜ。」
 何で僕を誘ってくれなかったんだ、と真理に対して不満もあったが
「喜んでご一緒させていただきます、口止め料としておいしい料理もいただかないと。」
「フフ、じゃあ行こうか〜。」
 こうして僕達3人は真理が待つ俊夫さんの部屋に向かった。


SSに初挑戦、こんだけしか書いてないのに30分もかかった・・・難しいもんですね。
565名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 09:20:49 ID:kYdJx88K
すわっぴんぐに突入か?wktkだ。続きキボン

誰かが読むと思うと難しくなるってのもあるよね。
ひとりで打ち込んでると細かい設定とかどうでも良くてエロシーンばっか
グチャグチャ書けるのにさ。ってそれは自分の場合だがw
566564:2006/04/21(金) 09:39:48 ID:yGa3KKuU
[あら、透じゃない、体調良くなったの?」
 俊夫さんの部屋に到着すると、僕に気が付いた真理は笑顔でそう言った。
「うん、まあね。少し部屋で横になったらすぐに楽になったよ。」
 床にはビールの空き缶がすでに4本あった。
「それで寝付けなかったもんだから、真理の部屋に遊びにいったら丁度俊夫さん達に会ってね。」
 持っていた荷物を床に置き、近くの座布団に腰をおろす。
「でも酷いなあ、俺だけ仲間はずれにして楽しもうなんてさっ!」
「おいおい透君、これでも真理ちゃんは君のことかなり心配していたぞー、ついさっきも
車のなかで・・・」
「ちょ、ちょっと俊夫さん、変なこと言わないでよねっ。」
 ほんの少し慌てた素振りを見せた真理が会話にわってはいった。
 みどりさんはニコニコしながら持ってきた食べ物をテーブルの上にひろげている
「でも良かったね、体調良くなって。」
 真理は微笑んだ。もう酔いがまわっているのだろうか、頬がピンク色に染まっている。
 僕は近くにあったビールの栓を開け、一気に喉に流し込んだ
 正直いって僕は酒が苦手である。
「おっ、いい飲みっぷりだねえ、徹君、結構いけるくちかい?」
 俊夫さんが手首をクイクイッと動かす。
「ええ、まあそこそこはイケる思います。」
 僕は苦笑いを浮かべる、真理はほんの少し驚いた表情をした
「いいわね〜、私なんか全然飲めないのよ、コップ1杯で満足しちゃうわ」
「みどりは飲ませるとスグ眠っちゃうからなぁ〜。」
 みどりさんはお酒が駄目らしくコップにジュースを注いでいた
 僕の隣に腰をおろしたみどりさんからは甘いシャンプーの香りが漂う。
 年齢がそんなに離れているわけでもないのに妙に大人っぽい色気を感じてしまうのは何故だろうか、
 僕は新しいビールを手にとり、栓を開けた。

「俊夫さんとってもスキー上手でしたね、びっくりしちゃいました。」
「ハハ、それほどでもないよ、そういう真理ちゃんもなかなかいい感じだったよ。」
テーブルの対面で俊夫さんと真理が会話に花をさかせていた。
 僕がここに来てから1時間は経過しただろうか、みどりさん以外の3人はすっかりできあがっている
ように見える。
「あ〜ら飲みが足りないんじゃな〜ぁい?」
 みどりさんが僕のコップに赤いお酒を流し込む、ワインかなにかだろう、僕はすでにお酒の味が
わからないくらいに酔っ払っていた。
 それにしてもお酒を一滴も飲んでいないみどりさんがノリノリで僕にお酒を勧めるから困ってしまう。
「コラ〜みどり、透君にばかり飲ませてないで自分も少しは飲まんか〜い。」
 突然俊夫さんがお酒の入ったコップをみどりさんに手渡した。
「・・しょうがないわねえ一杯だけよ〜。」
 そう言ったみどりさんは、ゴクゴクと軽快にコップのお酒を飲み干す。
「ハイ、これで文句ないでしょお。」
「ちょ、ちょっと大丈夫なんですか、確かお酒全く駄目なんじゃ・・・?」
 心配になった僕はみどりさんの顔色をうかがう
「とりあえず今のところは平気・・かな、それより徹君〜お酒が全く進んでいないわよぉ」
 みどりさんが僕の肩に手を回し、再び僕のコップにお酒を注ぐ。
 僕は真理の様子を伺う、真理は上着を脱いでいてキャミソール1枚になっていた。
 たっぷり注がれた酒を僕は目を閉じて飲み干した。
567名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 09:56:11 ID:yGa3KKuU
勢いで無計画に書き出したせいでつっこみどころ満載になっとる・・
かまいたち2は最近プレイしたんだけど、1は6年くらい前にプレイしたっきりだったから結構忘れてて困ってる
>>565
>誰かが読むと思うと難しくなる
ホントそうですね、とりあえずこのまま勢いにまかせて書いてみますよ、期待はしないでくださいな
568564:2006/04/21(金) 11:35:47 ID:yGa3KKuU
 ガタ・・
 ガタッ・・・
 ガタガタッ・・・
 窓が揺れている、吹雪・・・?
 そういえば天気予報でそんなこといってたな・・・


 ハッと僕は目を覚ました、ゆっくり体を起こす、頭が痛い。
「ん・・・・・・・ここは俊夫さんの・・部屋・・・か・・・・・。」
 どうやら昨夜は飲みすぎて眠ってしまったらしい、体中が痛む。
 壁に掛けてある時計に目を向ける、午前4時。
 ずいぶん眠っていた感じもするが、そうでもないみたいだ。
 床に目をむけるとみどりさんが横になって寝息をかいている、誰かが掛けてくれたのか、可愛らし
 い絵柄の毛布がかけてあった。
 部屋の明かりは消えていて、外から聞こえてくる風の音で、なんともいえない不気味な雰囲気が
 漂っている。
「まいったな、記憶が途中からない・・・・。」
 みどりさんは酒を飲んだ後すぐに眠ってしまい、俊夫さんと真理が仲良く話をしているのを見て
 ふてくされた僕は、さらに酒を飲んだ・・・までは覚えているが、そこからの記憶が全く無い。
「酒、飲みすぎたな・・・」
 僕は渋い顔をしながらテーブルの上にあったビーフジャーキーを口に入れた。
 外は猛烈に吹雪いている。

「んっ・・・はぁん・・・・んぅ〜」
 当然、あえぎ声のような声が聞こえてきた。
 驚いた僕は部屋を見回した、するとみどりさんが毛布を蹴飛ばして寝返りをうち、なにやらつぶやい
 ている。
「とし・・・も・・して・・んっ・・・」
「全く・・どんな夢を見てんだこの人は・・」
 みどりさんは夢の中でお楽しみの最中らしく、幸せそうな顔で寝言を言っている、
 僕は毛布を手にとり、掛けなおしてあげた。
 寝起きで頭がぼんやりしていたが、みどりさんのセクシーな声で目が覚めた。
 ふと、そこであることに気が付く。
 真理と俊夫さんがいない─。
569名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 17:47:11 ID:kYdJx88K
なんちゅうトコで終わってんだよをいをいw
570名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 18:38:48 ID:DsZNpk3R
>564
初めてのSSとは思えないほど読みやすかったです。
俊夫とスキーに行ったり、真理のキャミソールだったり、
二人でいなくなったり、もろに好みの話でした!
続きがもう待ち遠しいです。頑張ってください。
571564:2006/04/21(金) 20:25:14 ID:yGa3KKuU
 嫌な予感がした。
 薄暗い部屋の中、僕は立ち上がり上着を捜す。
 すると床に女物のシャツが脱ぎ捨ててあるのが見えた、それは真理が昨夜着ていたものだった。
「真理は自分の部屋に戻ってないのか・・?」
 さらにバスルームのほうから石鹸の香りがすることにも気付く、床にはバスタオルが投げ捨ててあった。
 バスタオルが置いてある場所の近くにドアがあった。どうやら寝室みたいだ、明かりはついていない。
 僕は足音を殺して寝室に近づく、女性の声が聞こえてきた、  真理だ─。
 ドアを静かに開ける、今度は男性の声が聞こえてくる、俊夫さんだった。
 僕はその場に座り込み中を覗く、部屋に飾ってある大きな観葉植物が邪魔で部屋も薄暗いのでハッキリ見えな
 いが、二人がベッドの上に並んで座っているのがわかった、僕はもう少し近づいてみる。
 何故隠れてコソコソするのかは自分でもよくわからなかった、息を殺して近づく僕に激しい鼓動が襲う。
 2人の会話が聞き取れる位置まで近づく、大きな観葉植物のおかげで自分の姿は向こうからは見えにくく
 なっていた、僕はその場に静かにしゃがんで二人の様子を窺う。



「チュッ・・チュパッ・・・・」
 俊夫は真理を抱き寄せ、優しくキスをしている、真理の両手は俊夫の胸に置いてあり、拒んでいるようにも
 みえた。
「・・はぁはぁっ・・ちょっ・・俊夫さん・・駄目よ・・・・」
 俊夫はすでにパンツ一丁だった、鍛えられた体のせいかパンツだけでも様になっている。
 真理はピンクのバスローブのようなものを着ていた、はだけていて、下に下着以外着ていないことがわかった。
「真理ちゃん・・・・奇麗だよ・・・・・」
 俊夫は囁きながら真理の胸に右手を添えた。
「あっ・・・・駄目、みどりさんも透もいるし、それに・・んっ・・・・」
 話し終わる前に俊夫は真理の胸を優しく揉みしだく、そして首筋に優しくキスをする。
「大丈夫さ、みどりは酒を飲むと何しても起きないんだよ、10時間程度は眠るね、ほっぺをつねっても起きや
 しない、それは僕が保証するよ。それに透君もあれだけ飲んでただろう?最後のほうは顔が真っ青になって
 いたじゃないか、あの状態じゃしばらく起きるのは無理だとおもうな。」
 左手で真理の髪をなでる、そして右手をバスローブの中に差し入れた。
「きゃっ・・・と、俊夫さん・・・・それはそうだけど・・・みどりさんは恋人でしょ?こんな・・の・・いけないよ・・」
 真理は両手で俊夫の右手を掴み、顔をそむける
「・・・今は君のこと以外・・考えられない・・・・好きだよ真理・・・」
 半ば強引な形で真理を自分の胸に抱き寄せた、反動で真理のバスローブの帯がほどける。
「そんな・・・ズルイ・・・・・んっ、んちゅっ、チュル・・」
 話が終る前に俊夫が口づけをする、真理の腰に両手をまわすと二人は対面座位の形になる。
「ヤ、ヤダ・・俊夫さ・・ん・・やめ・・んっんっ・・駄目、ダ・・ちゅっ、ちゅっちゅっ・・・・」
 言葉では拒みながらも真理の両手は俊夫の首に伸びていく。
 優しいキスから徐々にディープなキスへと変わっていく。
「チュパッ、チュルル・・ぷはっ・・ん〜〜〜チュル、んんん〜ジュルル・・・」
 いやらしい音が、風の音とともに部屋に響き渡った。
「んあっ、んっ・・・んちゅっ、チュッ・・・んんんんんっ・・・ジュル・・ぷはっ、んちゅっ・・」
「はぁはぁ・・・んあぁ・・・んちゅ、ちゅ、ちゅ、んあぁ・・・チュルル・・んんんんっ・・・・」
 真理の口から甘い吐息が漏れる、俊夫は真理のバスローブを剥ぎ取り手馴れた仕草でブラのホックを
 はずすと、プルンと形のいい乳があらわれた。
 俊夫は手のひらでゆっくりと乳房を揉みしだき、そして舌先を真理の首筋に滑らせる。
「んん・・・あふっ・・俊夫さん・・ああっ・・んん、あふっ、ああ・・・・・んっ・・」
 俊夫の舌先は真理の乳首まで到着すると、乳首を口に含み舌先で丹念にころがしはじめる。
572564:2006/04/21(金) 20:56:03 ID:yGa3KKuU
「あっ・・・あぁぁ・・・・・いっ・・・んんっ・・はぁぁん・・あぁん・・・はぁはぁっ・・」
 俊夫は乳首を吸いながら真理をベッドに押し倒した。
 足と足をからませあい、二人は再びお互いのくちびるを求め合う。
「ちゅっ、ちゅっ、んんんっ〜・・・・んちゅっ・・・・んちゅ、んんんっ・・・・ぷはっ・・んちゅっ、ちゅぱっ・・・」
 真理の秘部はパンティーの布越しからでも十分すぎるほど濡れているのがわかった
 俊夫はパンティーの中に手を入れ優しく秘部を撫で上げた。
「・・あぁんっ、そ、そこは・・んんっ、はぁっはぁっ・・ダメ・・んひっ・・あぁぁん・・」
「・・・すごい濡れてるな」
 俊夫はゆっくりと優しく撫で上げる、その度に真理からはせつない吐息が漏れる。
「んんっ、だって、んんぁあっ・・・はぁん・・・と、俊夫さ・・ん・・ひっ、あぁぁ・・すごく・・・じ、・・上手・・な
ん・・だもん・・ひあっ・・んっんっ、はぁっ、はぁっ・・・・」
 素早くパンティを脱がすと、俊夫は真理のアソコに顔を近づける。
「きゃっ・・・ダ・・ダメ・・・・き、きたないよ・・・ひっ・・あぁぁん、んんっんんっ・・あふっ・・はぁぁん・・」
「奇麗だよ・・」
 俊夫がクリトリスを舌先でころがすたびに、真理の体は敏感に反応する。
「ああんっ、そこっ、いいっ、いいのっ、んんっ・・・・はぁんっ、ああぁぁっ・・・あうんっ、ああんっ・・」
「あぁぁぁっ・・・・・俊夫さんっ・・イイの・・・んんっ・・すごいっ・・・あぁんっ・・・・もっと・・んっんんっ・・」
 ジュルジュルッ、ジュッパジュッパ。
 俊夫が勢いよく真理の膣内をしゃぶる音が部屋全体に鳴り響く。
「ね・・俊夫さん・・今度は私の番よ・・」
 そういうと真理は俊夫の体に覆い被さる、そして俊夫のパンツの中に手を入れモノを握り締めた。
「あぁ・・すごい・・・大きい・・・・」
 真理は手を上下にシゴキ始める、と同時に俊夫の乳首に舌をはわせる。
「ああ、真理、気持ちいいよ・・・・」
「レロレロレロ・・・ちゅっ、ちゅっ・・んんっ、・・レロレロ・・はぁはぁっ・・」
 丁寧に俊夫の体に舌を這わせる真理、そして懸命に手で俊夫のモノをシゴいている。
 そして舌先は徐々に胸から腹、腹から下へと移動していく。
「わぁ・・・すごい・・・俊夫さんのコレ・・本当、大きい・・・・・」
 真理は俊夫のモノを舌先で刺激し始めた。
「チュ、チュ、チュパ、んふっ・・・レロ・・チュパッ・・んんんん〜〜・・・レロレロレロ・・チュパチュパ・・・」
「チュルル・・・チュパチュパチュパ・・・んっんっんっんっんっ・・・・・・」
 真理は丹念に俊夫のモノに奉仕を続ける。
 限界が近づいたのか、俊夫は真理の髪を優しく撫で上げながら問う。
「真理・・そろそろ、いいかな?」
 真理は上目遣いで恥ずかしそうに頷いた。




 そのころ透は泣きながら自分の息子をシゴいている最中であった。
 そして俊夫が真理のアソコに肉棒をズブリと突き込んだのを見る、と同時に透も果てた。
 床にだらしなく飛び散る精液を見ながら、透は呆然とする。
 パンッパンッパンッパンッパンッ
「あんっ・・あんっ・・あふっ、はぁはぁ・・ああぁぁっ、ひぐっ・・んんっ、あんっ・・あんっ・・」
 部屋には俊夫と真理の肌と肌を重ね合わせる音が響きつづける。
「んっ、あっ、あっ、ああっ・・・す、すごいっ、あんっ、あぐっ・・んっ・・と、俊夫さんっ・・いいっ
すごいっ・・んあぁっ、んっ、ひっ・・・・・す、すきっ・・・すきっ、ああぁんっ・・・」
「すごいっ、あぐっ、んんっ、あんっ、あんっ、き、気持ちいい・・・・・・はぁんっ・・いいっ・・・・あふんっ・・あぁぁっ・・
んっ、んっ、んっ・・イク、イキそっ・・ああっ・・・・」

 透は静かに立ち上がり、みどりさんが寝ている場所に戻った。
 ふとテーブルに目を向けると、くだものナイフが置いてあるのを見つけた。
 透はナイフを両手でしっかりと握ると、自分の胸に思い切り突き立てた───。
 END
573名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:11:23 ID:yGa3KKuU
勢いで書き出したけど、なんとか書き上げられました
原作とキャラの性格が大分違うので違和感感じまくりだと思いますが勘弁して下さい
誤字脱字も多いですが御愛嬌ってことで・・・

574名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:43:57 ID:pngFcQze
最期自殺かw
575名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 22:35:06 ID:/U04bOby
俊夫の話は希少。
待ち望んでいたので、心底嬉しいよ。
イヤイヤなのにヤっちゃう真理もいい。
や〜、面白かったよ!GJ!!
576名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:13:22 ID:Z2YAZBeF
寝取られキタ(・∀・)!!
577名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 03:53:02 ID:MV+B6C0i
ゲームをやったこと無いんだけど
寝取られっぽいシーンって本当にあるの?
578悪女篇:2006/04/22(土) 10:24:02 ID:0hc+MTSW
>>577
2には結構あるぞ
579名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 10:26:52 ID:0hc+MTSW
名前消し損ねた(;´Д`)
580名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 14:37:52 ID:vvGFc7/L
>>573
超興奮したです。俊夫と真理の話は読みたかった。
ぜひまた書いて欲しいです。

>>577
2は寝取られで3箇所かなり強烈なのがあった。あくまで
個人的な感想だけど。この点だけは1より2の方が好きだ。
581名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 15:19:57 ID:HR6eMGGC
みどりが寝ている間ナニされても起きないというのは透×みどりの伏線かと思った
582名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 17:27:18 ID:inko47eC
1では透が寝盗られるな。美樹本に
583名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 03:09:23 ID:G0Q65vIu
このスレの住人は意外と寝取られスキーが多いのかな?
そんな自分は和姦寝取られダイスキーですが
小林×真理なんかを超読んでみたい
584名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 11:05:45 ID:iA0kOtee
>>582
じゃあ、その横では真理がOLに。
そんで最後は透に無理矢理乗せられた真理が中田氏されてフィニッシュ。
585名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 21:38:58 ID:S5I10gBM
>和姦寝取られダイスキー

俺もダイスキー!!
586名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:03:40 ID:tmi93cvj
>573
透が知らない間に二人がエッチってドキドキしますね。
とても興奮しました。次作期待しています。
587名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 17:10:52 ID:IeWFgLhD
妄想編みたく透がブチキレて男殺して真理をレイープってのも少し見てみたいかも。
殺されるのは我孫子あたりで。
588名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 22:04:21 ID:vzKS4j+4
妄想編の美樹本×真理のCGはエロかった。
これをSSにしてほしいな。二人のHを透が外から見ているみたいな。
589名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 11:43:07 ID:NVFUpeqn
>>588
そんなのあった?虫がバコバコやってる記憶しか無い
590名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 12:11:48 ID:qvN/u81P
>>589
妄想編の最後の選択肢で、覚えている(多分)、を選択すると
エンディングのテロップ流れるから、その画面をしばらく眺めてると一瞬だけ
ベッドの上で布団かぶって美樹本と一緒に寝てる真理の画像があらわれる。
俺はこの画面を見て、透が現実に真理を寝取られて頭おかしくなってしまったんだな、
と初めて理解できた。
591589:2006/04/27(木) 20:50:06 ID:f1LigONg
>>590
気が付かなかった。見てみる。ありがとう!
592名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 18:19:24 ID:CK52SQ84
>>490
個人的に期待してるがスレ違い疑惑?
593名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 23:44:31 ID:B/dwSt4l
>>592
自分も好きだな。
本音は読みたい。
過疎スレだけど良スレだから、雰囲気変えるもはどうかなあ。
新スレ立てるのがいいのかな?
594名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 00:12:38 ID:PD/lLRr+
>>593
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
PSP移植版が出たから、その流れに便乗したらスレ伸びるかもね。
スレ立てしようぜ
595名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 08:21:40 ID:2849KA2T
かま3があるじゃないか。
596名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 01:13:53 ID:r/IsAmXA
まじで3が出るとは・・
597593:2006/05/01(月) 00:47:57 ID:GH7aWPx6
>>594
ぜひそうしよう!
でも自分、立て方分かんないデス。
チュンソフト・オールでなくて、チュンソフト・サウンドノベルにする?
そうすると、街の扱いが難しいか・・・。
598594:2006/05/01(月) 01:32:21 ID:zKBzoAJB
>>593
すまん、ホスト制限かかってスレ立てられなかった。
チュンソフト以外も含めたサウンドノベルスレでいいんじゃないか?
かまいたち関連はここへ誘導するようにして。

ここの住人様方、お目汚しすいません。
599名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 23:27:40 ID:fjSBe8YX
>>588
そういえば初めてあの絵見た時はびっくりして興奮した。
ぜひ書いてほしいもんです。
600名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 22:43:57 ID:ZkZyGNrh
601名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 21:12:32 ID:jd6+tkrv
>>600
ほー、こんなのがあるのか。今度出る3にはこのシーン入るのかな?
602名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 05:55:12 ID:1do2sa86
見れない
603名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 00:13:21 ID:JiW/awKb
>>598
立てといた。保守よろしく。
【弟切草】サウンドノベル総合エロ小説【街】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147014496/

ついでに上げとく。
604名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 05:02:07 ID:kOM4sQ0F
新作新作新さ・・ミ・・ミミミ・・・ミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ!!!!!!

保守
605名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 08:43:05 ID:v2T4Dr2I
新作ぶらりんしゃん
面白そうにみえる
なんぼ面白そでも
プレイはならぬ

したなら一生生地獄
606真理信者:2006/05/13(土) 02:45:20 ID:9vgnAIS5
みみみ

底虫編のエロはありませぬか?
シャブ中患者みたいに実を求める真理…その条件として、セクロスを強要

蜘蛛とかに犯されるのも…う〜ん、エログロ…

ゾンビに襲われた時、そのままみじめにレイプされる真理


キヨに悪戯される真理もハァハァ…
607名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 15:16:53 ID:PqcoeX96
>>600
再お願いします!
608無職人 ◆XSdVdbOhO6 :2006/05/17(水) 13:20:29 ID:U2JFeOXp
底蟲村編が跋扈してますな

ヒロインが実を食うシーンだけでもうエロいと思う。
良スレをd

609名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 05:55:13 ID:t0VVIfZ7
実を食べた小林さんが理性を無くして真理に・・・みたいなのもいいな・・・
610名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 21:41:05 ID:Pco/21Ee
2が舞台の俊夫と真理のSSってないですね。
2だと俊夫の影が薄いからかな?
611名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 08:11:41 ID:UeKsY1hl
接点が見つからないからなぁ。
あと俊夫は事故で死んでたりみどりの尻にしかれてたりするし。
でも読んでみたいけどね。意外に真理が誘惑してたりな。
612名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 21:07:51 ID:Ad40a+5y
特別篇の「ちょっとHなかまいたちの夜2」ってどうよ。
なんかネタになりそう?
613名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 00:06:08 ID:Dd26ic5v
俊夫のオナヌーを偶然真理が覗き見。
照れる俊夫をからかう真理。
いい加減、俊夫が切れて・・・。
ヤッたら真理は処女でした。

・・・てのは、いかが?
614名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 19:25:49 ID:MzTt91gf
>>613
是非読みたいです、和姦だと嬉しい。

サイキック編での俊夫×真理なんかもいいかな、俊夫の小悪党っぷりがいい味だしそう。
615名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:07:58 ID:nMWsWiVD
PSP版発売記念にどなたか書いて〜
616名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 23:05:45 ID:Rv5Pedee
PSPやりこみでその時間が無い罠
617名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 00:47:28 ID:yOyMqYtK
仕事や学校止めるといいよ。
618名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 19:40:43 ID:Aq/rJTLl
キヨたんのえっちな小説が読みたいです…
619名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:28:54 ID:JBQFAFvx
PSP版買ってないけどちょっくら書いてみますた。
かまいたち1→かまいたち2妄想編みたいな話で…ベタベタだけど…
色々つじつまあってなくても許してね。
620名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:29:52 ID:JBQFAFvx
「本当にいいのかい?」
「あら。私が誘ったんだもの。いいに決まってるでしょ?」
真理はベッドサイドに腰掛けて、セーターを脱ぎはじめた。
――それにしても。美樹本は思う。
計画が少々、狂ってしまったな。
平和なペンションで、突然起こる殺人事件。
閉じこめられ、狂気に駆り立てられていく人々。
あげく、大阪弁でやかましく騒ぐ男が犯人呼ばわりされて、地下に閉じこめられた。
ようやく安心、と一同眠りにつく。
そして、寝静まった頃合いを見計らい、殺戮――
という予定だったのだが。
下で皆が話をしている時から、妙だとは思っていた。
時折熱っぽい目で美樹本を見ている女。
最初は、犯人だと勘ぐられたかと思った。女のカンは時に恐ろしい。
が、そうではなかった。
彼女は、皆が部屋に引き上げる途中、美樹本に囁いたのだ。
「私の部屋に来ない?」
と。
……どう考えても、そういう意味でのお誘いに違いない。
しかし、この女、恋人と思わしき男と一緒にここに来たようだが……?
「いや、そうじゃなくて。きみ、彼氏がいるんだろう」
「え?」
彼女はきょとんとし、その後、笑いながら手を振った。
「やだあ。透のこと? 彼はお財布兼、足」
「随分な言い方だな。純朴そうな男の子じゃないか」
「だからお財布にも足にもなるのよ」
顔は可愛いが、中身は相当だな。美樹本は舌を巻いた。
「間違いなく童貞だし。私の経験からするとね、あの手の男は粗チンに決まってる。遊んでいる男の方がセックスは上手いと決まってるのよ」
「おいおい、僕は遊んでいそうだと?」
この女も相当遊んでいるに違いない。
「あら。違うの?」
「ははは。ごもっとも」
真理はブラジャーとショーツのみになって、ベッドに倒れる。美樹本はじっくりとその身体を観察した。
上等だ。胸は大きすぎず小さすぎず、腰からヒップにかけてのバランスも最高だ。
そして何より、その表情。男を求める、媚びた目。
美樹本の理性が、失われていく。
……何しろ、今回の強盗計画と実行で、ここのところロクに息抜きしていない。
下半身の欲も、かなり溜め込んでいる。
どうせ、この女も殺すのだ。
最後に良い思いをさせてやってもいいだろう――
621名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:30:25 ID:JBQFAFvx
「それにしても、いい度胸だな」
「……何が? 見知らぬ男と寝るのはしょっちゅうよ」
「それもだけど。だって、殺人が起こったんだよ? 怖くないのか?」
「見知らぬ人にはついていってはいけません、なんて、小学生じゃあるまいし」
「……でもさ」
美樹本は真理の背中に手を回しながら、ニヤリとした。
「もしも。さっき下でみんながやってた推理、あれが間違っていて、実は僕が犯人だったりしたら、どうする」
「それ、おもしろい」
真理は美樹本の首筋に手を回し抱きついた。
「一番怪しくない人物が犯人。推理小説の定番ね。……もし、そうだったとしたら」
「……そうだったとしたら?」
「殺人犯とのセックスも、悪くないわ」
美樹本はブラジャーを引きはがした。同時に、唇を唇で塞ぐ。手は豊かな両胸をまさぐる。
「ふぅ、んッ……!」
真理は喘ぎながら、舌を絡めてきた。美樹本はそれに応じる。
手を胸から下に伸ばす。ショーツの下に手を入れる。
「あんッ」
彼女は腰をくねらせた。
「……なんだ。もう濡れてるのか」
唇を離すと、美樹本はニヤリとした。
「ふふ……私、淫乱だから」
「自分で淫乱っていう女は四人目だ」
「前の三人は誰」
「あるデリヘル嬢と、あるソープ嬢と、あるキャバ嬢」
「風俗ばっかり」
「というか、きみ、そういう所の経験あるんじゃないの?」
「あったらどうなの? っていうか、いつまでパンティに手突っ込んでる気?」
「これは失礼」
ショーツを下ろす。改めて陰部に触れる。
「さて、弱点はどこかな」
そっと中に指を入れる。クリトリスを摘んだとたん、真理はよがり声をあげた。
「ああん、いい……もっといじって……」
くちゅくちゅ、とイヤらしい音を立てて、美樹本の指が吸い込まれていく。
「いいわ……ああ、とっても上手」
「きみのココがいいからだよ」
「ん……そうやって、口説くのね」
「ああ、これで九割は口説けるね」
「女は褒め言葉に弱いから……んっ! そ、そこ……」
「ここがイイのか?」
「あ、ああ……そこを、もっとぉ」
もう自分の欲しか考えていない顔だ、と美樹本は思った。
こういう女は、男なんかどうでもいいのだ。自分の快楽さえ得られれば。
「い、イッちゃう、あ、あっ……」
「イッちゃいなよ」
いっそう力を込めて内壁を擦る。真理はのけぞりながら喘いだ。
「あ……あああああッ」
ビクン、と細い身体が跳ねる。
622名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:31:02 ID:JBQFAFvx
「はあ……はあ……ゆ、指だけでイッちゃった。久しぶり、こんなスゴイの」
言いながら、美樹本の服に手をかけている。
「こらこら」
「次は、そっちで」
真理はもう充分にふくらんだ美樹本の股間に触れた。
「わかったわかった」
次は男の肉棒でイクことしか頭にないようだ。美樹本は苦笑しつつ、服を脱ぎ、下半身を解き放った。
「挿れて」
真理は足を開く。先ほどイッたばかりのそこは、濡れてヒクヒクと蠢いている。
「どっちの穴?」
「……アナルセックスの趣味はないわ」
「慣れればこっちも結構イケるんだがな」
「そういうのは他の女でやってよ」
「仕方ない」
「んもう、はやくしてよ」
美樹本は真理の足の間に入る。真理は美樹本のイチモツを見て、ああ、と声をあげた。
「いい大きさ」
「そうやって男を口説くんだな?」
「あら、私は小さい奴にはちゃんと言ってやるわよ」
「厳しいな」
言いながら、美樹本は一気に己の欲望を真理に突っ込んだ。
「ああッ」
「く……いい締め付け具合だ……本気で理性が吹っ飛びそうだよ」
「いい……んじゃないの、あん、もっと奥まで……ッ」
「そこまで言うなら……容赦しないよ」
美樹本は激しく動きはじめた。
「あ、あ、あ、はあっ、はや、速いってば」
「なんだ、もう音を上げるのか?」
「そっ、そんなことっ」
「もっと、楽しませろ……!」
「ああんッ!」
残虐な己の血が目覚めたのを、美樹本は感じた。
人を殺す時の快楽。
それがセックスよりもずっといいものだと気付いたのはいつのことだったか。
そして今。
俺はこの女をイカせ、そして、殺す。
「はあ、はあ、あ、もう、ダメぇ……ッ」
「いくぞ……全部、飲み込め……!」
「あ……あああッ!」
「ぐ……っ!」
ふたりは共に果て、ベッドに倒れた。
しばらく、言葉もなかった。
それぞれの快楽に、身を任せていた。
……だが。
623名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:31:45 ID:JBQFAFvx
かちゃり。
ふたりはその音にハッとして、ドアを見る。
美樹本は舌打ちする。
久しぶりの女の誘惑とはいえ、うっかりしていた。ドアに鍵をかけるのを忘れていた。
そこには、呆然とした表情の透が立っていた。
口をパクパクさせている。あまりのことに声が出ないのだろう。
もっともだ、恋人と思っていた女が赤の他人と裸でベッドに横たわっているのだから。
おそらく、彼女のあられもない喘ぎ声も聞いていただろう。
「なんてことを……」
ようやく、かすれた声を出す。
「ノックぐらいしたらどう」
真理は冷たく言うと、横の毛布を身体に巻いた。
「で、何か言いたいの。言っときますけど、非難されるいわれはないわよ。私はあなたの恋人でも何でもないんですから」
「そんな……」
「あのね、美樹本さんは私から誘ったのよ。部屋に遊びに来ないかって。やめてよ、そんな目をするの。勝手に純粋だの何だのって思い込まれても迷惑なのよ。第一」
真理はベッドの脇にある棚から、紙の束を出すと、透につきつけた。
「いまどきこんなもので女が口説けるとでも思ってたの?」
その紙束の一番上には、「微笑む女神」と、汚い文字が書かれている。
美樹本は笑ってしまった。
若いときに罹りがちな病だ。彼女を想い、浮かれて、詩やら小説やら書いてみたくなる。
しかし、せいぜい中学生までだろ?
そんなバカげたことをするのは。
ばさり、と真理は紙束を投げつけた。
透はじりじりと後ずさりし、そして、逃げていった。
「いいのか? ちょっと、可哀想だぞ」
「これを見てもそう思うの?」
真理は床に散らばった、汚い字の“詩集”を指す。
――俺にもあんなに一途な頃があったような、気がする……
ふと、美樹本は思った。
こんなに汚れる前。血と暴力と快楽を知る前。
(何を考えている)
(もういいだろう。終わりにするんだ)
「ねえ、もう一回。いいでしょ」
真理が抱きつく。美樹本はキスをした。舌を絡めて深く――
(殺すには惜しい女だったな……)
美樹本の手が真理の首に伸びる。細い首だ。一瞬で絞め殺せるだろう。
人を殺す時の快楽が美樹本を襲う。
これだ。俺の求めるものは……
ぐっと力を込めた、その時。
真理の目が恐怖に染まった。
美樹本は背中に走った衝撃と苦痛に、身悶える。
何が、起こった?
振り返ったその瞬間、無表情の透が、どこから持ってきたのやら、鈍く光る鎌を振り下ろした。
美樹本の首筋から、血の噴水が湧き起こる。
薄れていく意識の中で、わずかに女の悲鳴が聞こえた。
女の血が、崩れ落ちる自分の身体に降り注ぐ。
この男は、俺よりも恐ろしい悪魔になってしまったんだな。美樹本は思った。
さっきまで抱いていた、あの悪魔のせいで――

後日。
ペンション・シュプールの惨劇は、マスコミが大きく取り上げ、日本中の話題になった。
だが、現行犯逮捕された犯人の名前が公表されることはなかった。
犯人が、いわゆる“精神状態を詳しく調べる必要がある”状態だったからだ。
決して報道されることのなかった、逮捕時のエピソード。
シュプールの中は、血と死体の山だった。
犯人は、二階の一室で発見された。
その時犯人は、惨殺された女性に対して、血まみれで性行動に及んでいた。
また、その隣にあった男性の遺体は、特に損傷が激しかったという。

624名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 22:45:55 ID:hKiwRymS
久々の投下おつです。
おもしろいし話がつながっていてよかったです
625名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 23:12:26 ID:PHa8d4W4
久々にキタ━(゚∀゚)━ !!
非常に読みやすくて面白かったです、オチもかまいたちっぽくてグー。
次作にも期待します。
626名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:06:40 ID:6ETFv9kc
凄いな!GJ!GJ!!
エロイし何より内容が良い!
かまスレはレベル高いけど、負けず劣らずに素晴らしいです。
627名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 20:18:16 ID:XMNZMSkA
>623
とても良かった!エッチも話も。
書いてくれて超感謝です。
628名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:40:57 ID:tEyAQ1AL
純愛というか透×真理は需要あるかな?
あるんだったら初心者だけど頑張って書いてみるよ
629名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 08:14:17 ID:ZOKtVEMj
需要はある。少なくとも自分は読みたい。
630名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 08:59:17 ID:NqWmyCrj
流れをお邪魔して申し訳ありません。
1の美樹本×春子で書いてみました。
春子さんの描写を当方の想像にまかせたものですから、
お出しするのは少々お恥ずかしいのですが……

エロに入るまでの描写が長々しい点については申し訳ないです。
全体の長さがえらいことになってきましたので、
一旦区切りのよい箇所で、今回は6レス分投稿させて
いただきます。
631夜露01(美樹本×春子):2006/05/31(水) 09:01:00 ID:NqWmyCrj
ここは何処なのか。僅かにかびくさい気もするし、
じっとりと肌に這う感覚は既に馴染み深いものであるような
気もする。しかし視界は闇に閉ざされ、春子が
それを知る術はない。全身が冷えている。
何故。そうだ、どうして。

けれども彼女の脳裏を支配していたのは、現状を
量りきれないゆえの混乱ばかりである。それでも何か
考えなければ。考えていなければ、気がふれてしまって
おかしくないと思った。

閉ざされた視界は何を意味するのか。肌に伝う感覚で、
何かで覆われていることはわかる。起き上がるために
腕を突っ張ろうともがいたが、手首を縛られていた。布の
ようだ。口には轡を噛まされている。

体が冷えているのは何故だ。風を感じた。服がはだけている。
気に入りのブラウスで、飾りボタンの愛らしい
ものだ。夫に一度だけ、強請ったものだった。
春子の中に、朧気ながら記憶というものが蘇りはじめた。
自分はたしか、夫の様子を窺いに地下室へ向かったの
ではなかったか。

そしてそのとき、そう、彼を見たのではなかったか――

「やあ、起きたね」

柔らかな口調であるが、それにいわゆる人間らしさは
見つけられなかった。低く甘く、気取りもわかるのだが、
決定的に何かが抜け落ちている。冷徹。感情を失った、
ただの塊に過ぎない。

ごつごつという足音が耳障りで、春子は眉を撓めた。
不意に髪を引かれたのだ。体側面を臥していた状態から、
壁にもたれかかる格好に導かれる。背中を打つかと思った
が、そうはならなかった。
632夜露02(美樹本×春子):2006/05/31(水) 09:01:55 ID:NqWmyCrj
後頭部に、「何か」が触れた。それは視覚を奪っていた
布を解し、春子に光を与えた。抑えつけられていた分、
滲むように世界が白んだ。しかし明るいとはいえないそこに、
目が慣れるのはじきのことだった。

穏やかな室内灯に照らされた美樹本は、人好きのする
笑みを浮かべていた。間近で見る顔はいわゆる男前と
呼べるものであろうが、春子の背筋には寒気ばかりが
押し寄せた。

「強く殴りすぎたかと思ったけれど、そうでもなかったんだね。
安心した」
誰の耳にも嘘とわかる声色だった。自分の障害になるものを
残酷に排除し、また、それを厭わない人間の証。
彼の無骨な指先が強引に春子の顎を掴んだ。まだ、体に
力は入らない。逃げなければ。逃げなければ殺される。
本能に近い部分が叫んでいる気がした。

「春子さん、といったっけ。きれいな人だ」
既に三十を過ぎた春子であったが、そういった誉め言葉の類を
受けることは珍しくなかった。瓜実顔の美貌は品高く、
知性と相応の色香を滲ませている。派手な凹凸が
ある顔ではないが、端正で機知に満ちた面立ちには違いなかった。

しかし言葉そのものに嘘がなかったとて、彼女が抱くものは
ひとつだけだ。
目の前の男は、冷酷極まりない殺人鬼なのだという認識。
自分よりは確実に年下と思しい彼は、まるで選別でも
するかのように視線を与えてくる。舐め回すような、
執拗なものだ。爬虫類のようにじっとりとした質感をおぼえる。
春子は轡をきつく噛みしめ、呻いた。
633夜露03(美樹本×春子):2006/05/31(水) 09:03:19 ID:NqWmyCrj
「怖いねえ。女性はこれだからいけないよ。外見や
イメージだけで、随分と騙される」
からかうような口調で美樹本は続ける。咽喉の奥で
噛み殺した笑いはひどく不気味で、聴く者を戦慄させた。

春子の顎を離れ、美樹本の手は再び彼女の後頭部へと
回された。頭骨を圧迫していたもうひとつの結び目に手が
かかったようだ。春子の口が自由になる。
「これで話もできるだろ」
美樹本はあくまで淡々とした様子で言った。いざとなれば
いつでもおまえを殺せる、という余裕だろうか。

「みき……もと……さん」
たどたどしくその唇が紡いだ名は弱い響きで、巨大な影を
作る大男の前であまりに非力である。強引に封じられていた口が
痛み、感情がうまく言葉に乗らない。
気のいい山男、という印象があった目は邪悪に窄められ、
明らかな嘲笑を春子へ向けている。自分よりも明らかな
弱者、そして汚らわしいものでも見つめるような目だ。

「二つ、報せがあるんだ。どちらを先にしたらいいかな」
にやにやと下卑た笑みを浮かべ、美樹本は屈んだまま
尋ねてくる。その二つとやらに、春子は嫌な予感を
閃かせていた。敢えて目を合わせているのだろう、
それが余計に胸を乱した。
「……答えないか。まあ、答えようもないよな」
きつく睥睨を向けたままの春子から一度離れると、美樹本は
立ち上がった。登山用にも見えるごついブーツが、床を
削って音を立てる。

「まず、ひとつ目」

美樹本の手が暗闇へ伸び、ぐんと塊を引き倒した。それは
勢いに任せてごろりと転がり、春子の前に姿をさらす。
634夜露04(美樹本×春子):2006/05/31(水) 09:04:06 ID:NqWmyCrj
一瞬息が詰まり、何が起きたのか理解が及ばなかった。
仰向けに倒れたその塊は人の形をしている。それが
着ている服を染めた黒いものが血であることは、目を
凝らさずともわかった。
そしてその首は、力無くこちらを向いている。

「……あなた……!」

春子はその、見慣れた顔を見つめたまま声を上げた。
悲愴に包まれたそれは決して大きくはなかったが、彼女の心情を
如実に示している。

「嬉しいだろ。心配そうにしていたから、これは
会わせてあげなきゃいけないなと思ってね」

人間じゃない。
人間だなんて、思いたくない。

春子は自身へ呟くと、瞼を固く閉じた。何か巨大な熱が、
食道をせり上がってきているように思えた。
苦しい。悲しい。怖い。それらが全て渾然一体となって、
彼女の神経を攻撃していた。

誠一さん、と出しかけた名を口中に抑えつけた。
もしその言葉を飲み込んでいなければ、全ての感情が
一気に吹きだしてしまいそうな気がしたのだ。

そんな春子の有様を気に留めた体もなく、美樹本は
不躾に口を挟む。
「ああ、これは余談なのだけどさ。僕はそういう、今の
君みたいな顔が大好きでね。だからもっと見られたら嬉しいなあ」
サディスト。
脳裏をよぎったそれは、自分にとって最悪の単語であることも
同時に把握した。
635夜露05(美樹本×春子):2006/05/31(水) 09:04:46 ID:NqWmyCrj
「ああ。……それで、もうひとつの報せだけど。
このペンションで生きているのは今、あなたと、僕だけ」

片端だけつり上がっていく口元が、彼の表情を更に
悪魔的なものと見せていた。涙で滲む男の顔は、母胎に
優しさを置き忘れてきたように歪んでいる。

「……人でなしっ」

痛々しげに春子は首を振った。雫が散るのを見るや、
美樹本の口は面積を増す。対照的に白い歯は、彼の
心の闇を偽りに見せようとしているようだ。

「へえ、冷えた関係じゃなかったんだね。
年が開いていたようだから、ただの金目当てだと思ってたんだ」
美樹本は肩を竦め、おどけてみせた。彼女の頬を伝う涙を
眺め、自分の膝へ頬杖をつく。

もしも両手が自由なら、今すぐこの男の横っ面を
張り飛ばしているに違いない。
それがたとえ己の命と引き替えになる行為であったとて、
厭わない心づもりがあった。

「しばらくお話しようじゃないか。例えば……僕が今、
殺してきた女の子の話とか」
唇を噛みしめたまま、美樹本の言葉には顔すらも上げなかった。
嗚咽がかすかに漏れ、吐息と混じる。
突然腕が伸びてきた。春子の俯いていた首を掴み、
持ち上げる美樹本。呼吸が強引に途切れたせいで、咳き込んだ。

「人の話は目を見て聞けって教わらなかったのか」
瞳に飛び込んできた男の眼には、禍々しい怒りが隠れ見えた。
必死に理性が咎め、抑止しようとしているのもわかった。
それは美樹本の、子供じみた人間らしい部分といえるのかもしれなかった。
636夜露06(美樹本×春子):2006/05/31(水) 09:06:20 ID:NqWmyCrj
しかし春子にそのようなことを考える余裕はなかった。
憎い。憎くて憎くて、殺してやりたくてたまらない。
人間を殺す人間の気持ちだけは一生理解できないものだと
思っていたが、今ならばはっきりとこれが殺意であると
叫ぶことができよう。春子は美樹本をきつく睨み返した。
だが、その代償は男の平手打ちだった。手の甲で与えられた
それは骨が柔肉を叩き、春子の体をひねらせた。
身が揺れると同時に汗と、ずっと前に浴びたシャンプーの
香りが飛散する。頬をじんわりと侵蝕する痛みが
気絶することを許さない。

追撃するかのように美樹本が近づいてくる。大きな手が
掴んだのはやはり、髪だ。
女性の髪を引き掴むという行為には、性的な意味合いが
多分に含まれる。そしてそれを自由にすることができる現状は
彼にとって、彼女を征服する錯覚すら得られるだろう。

「おまえが死にたいならそれはそれで構わない、死体が
一つ増えるだけだからな。けどな、どうせなら楽しもう
って誘ってるんだよ。粋がるんじゃねえよ」

口角が切れているのだろうか、痺れたような痛みは打撲の
ものではなさそうだ。ひどく熱い。そしてそれは、
この男の容赦のなさを雄弁に語っていた。
春子は反射的に身を竦めた。

それを見るや、美樹本は満足げに目を細めた。

「逆らわなきゃお互い、いい目を見られるんだ。
頭は有効に使っていこうじゃないか」

乱暴に手を離され、春子は再び床に口づけた。その双眸は
相変わらず、美樹本を睨みつけている。


――――――――――――――――――――――
ここまでで一旦区切りとさせていただきます。
長々と失礼いたしました。
637名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 20:02:58 ID:+bFOI1Er
春子は意外にテクニシャンだったりするのだろうか
続きを楽しみにしてます。
638名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:06:05 ID:jNInaWks
おおお…春子さんキター!
エロもだけど文章がお上手なので話としても興味津々。
続き楽しみに待ってます。
639夜露07(美樹本×春子):2006/06/01(木) 02:53:43 ID:yveHd/gN
美樹本×春子、続きです。今回は切りの良いところが少し短いので、
4レス分投下します。
――――――――――――――――――――――

引きずるように身を起こしながら、春子は美樹本を見据えた。
彼は彼女から一時興味をなくしたように、顔を背けている。
目にかかってくる黒髪の隙間から、忌々しい男の姿が見えた。

「こう見えてね。堅気の人を手に掛けたのは初めてなんだよ。
信じるかは、あなた次第だけどね」
踵を高らかに打ち鳴らす様はひどく陶酔的で、美樹本の
真意が何処にあるのかを探らせなかった。この男は恐らく
与えられる印象よりずっと残忍で、冷酷で、狡猾だ。
春子は転がった夫へもう一度目をやった。本来ならばどうにか、
逃避したくなるような凄惨な姿に違いない。
しかしそれを受け入れるのも妻のつとめと、どこかで
言い聞かせなければいられなかった。

脳天をかち割られたのだろうか、裂けた額からの流血が
目に入った。だがそれは致命傷ではあるまい。既に血の
失われた首筋に、もうひとつの傷が見える。ぐずぐずに
なった肉の割れ目は、後頭部をも鈍器で殴られた証拠だった。
血中の脂肪が乾き、固まって、白く浮いて見える。

「ああ、それで話は戻るけど。女の子、たくさんいたろう。
OLみたいにうるさいのは好みじゃないんだけど、ほら。
あの子、何といったっけ。……ああそう、真理。
真理ちゃん、だったな。あの子はなかなか、悪くなかったんだけど」

気さくな口調で話しながら、美樹本が視界に割り込んできた。
その表情は実に愉快そうで、春子の神経を更に逆撫でしていく。

「ちょっと脅かしただけで泣き喚いた連中と違ってさ、
肝が太いっていうのかな。若い割に頑張ってたよ。
……でもちょっと、詰めが甘かったね」
美樹本はからりと、こともなげに笑った。
640夜露08(美樹本×春子):2006/06/01(木) 02:54:49 ID:yveHd/gN
春子はその言葉の先を、聞きたくないと思った。心から、
これが夢ならば覚めてほしいと願っていた。これ以上、
この男の口から、残酷劇を聞かされたくはなかった。
美樹本はポケットから何か、小振りの木札を取り出した。
しかしそれはよく見ると、そんな平和なものではなかった。

突きだした金属の突起に触れると、研ぎ澄まされた刃が
身を翻す。飛び出しナイフだ。

「これをね。ちらつかすと大抵、大騒ぎするんだよ。悲鳴を
上げられると面倒だからさ、ついね」

刃は白銀の光をもって春子の前、その姿を主張する。
自分は人の肉を掻き分け、命を数多奪ったのだ。
誇らしげな戦士のように、それは鈍く輝いていた。

「真理ちゃんはね、そりゃあびっくりもしたみたい
だったけど。叫んだり泣いたりしなかった。偉いと
思わないかい、まだ若いのに」

何かドラマの台詞でも聞いている気分だった。饒舌さと、
突きつけられる現実の温度差が激しいせいだった。心を
直接掻き回されているような、冷たくもなく熱くもない、
気色悪い感覚に冒される。

「まあ、でもさ。結局恋人君の話をしてみたら逆上して
しまってね。抵抗が強くて、やっぱり殺してしまったんだ」
美樹本の口ぶりは、朝食がスクランブルエッグか
ターンオーバーかで迷った、と伝えるのと同じ軽さだった。
日常会話の一端になってしまっているかのように、彼は
何の躊躇もなく告げる。

「春子さんは、一緒に楽しんでくれるよね」

美樹本はナイフを、春子の頬にあてがった。熱をもった
そこに、金属はとても冷たい。傷をつける気はないのだろうか、それはすぐに離れた。
641夜露09(美樹本×春子):2006/06/01(木) 02:55:43 ID:yveHd/gN
そのまま流れるようにナイフをしまいこむと、美樹本は
やはり目を細めた。春子の顔に、息のかかる距離まで近づく。

美樹本の顔は遠目に見るより整っており、顔だちだけを
さすならば人懐こい印象だった。鼻がやや大きすぎる
きらいもあるが、男臭くいかついといえば長所にもなる。
しかしその眼窩に収まっている黒目がちな眼は感情も
乏しく、惨烈な光をたたえていた。
恐らく疑うことを知らない少女などであれば、この笑顔に
見事欺かれることだろう。

「僕は口うるさい女と子供は嫌いでね。だから、
春子さんくらい落ち着いた人となら、心から気持ちよく
なれると思っているんだ」

美樹本の髭に覆われた口元から、愛を囁くような言葉が
こぼれた。だがそれは、あくまで己の性的欲求を
満たすために過ぎない。支配欲。相手を破壊しつくし、
誑かし、弄び、誇りや人権をことごとく粉砕する。
まさか、この男は殺人狂なのだろうか。いや、その言葉を
当てはめるには冷静すぎる気がした。春子は闇色の目から、
決して瞳をそらさなかった。

「……やっぱり女は、黙っているのがきれいだね。
扱いも楽でいい」

いっそ喚き散らし、殺されてしまいたかった。
だが四肢を縛られ、気力までも奪われた今、春子の肉体に
そのような余裕はない。

美樹本の指先が、頬骨より少し下に食い込んだ。凶暴性を
露わにしたその態度は、取り繕う気など微塵も感じさせない。
「歯を立てられちゃ困るんでね」
美樹本はかぶりつくように、春子へ唇を落とした。
642夜露10(美樹本×春子):2006/06/01(木) 02:56:39 ID:yveHd/gN
目の前で火花が散った気がした。
美樹本は激しく、春子の空洞を埋める。鈍痛を発し続ける
口角を無視し、啄むように幾度も貪ってきた。ぷっくりと
肉厚な唇を舌先でなぞり、生まれた唾液を交換し合うように
口を塞ぐ。水音を伴って繰り返されるそれは儀式にすら
似ていて、春子の全身を弛緩させた。

柔らかな頬の内壁をこすり、歯列をなぞってから口蓋を這う。
美樹本の舌は彼の態度さながらにおしゃべりが好きなようだ。
長いそれは巧みに口内を蹂躙していく。
女遊びを知っている、熟練したものであった。
男を知らない無垢な女性はその技巧に、充分に熟れ、
経験の豊富な女性はその情熱に似た苛烈さに弄ばれる。
春子にとって美樹本の接吻は後者にあたった。

年下の男が奏でる淫靡な旋律は彼女の理性を確実に攻撃してくる。
顎を押さえた手はそのままに、反対の腕が回された。
二の腕と、大きな掌が春子の両耳を閉じた。脳内に響き渡る
蠱惑的な悲鳴に、彼女は身をよじる。

必死に逃れようと頭をそらしてみたが、男の腕の中で
懐くようにこすれただけだった。打たれた箇所が血流と
共に痛み、涙が溢れた。それは精神的な苦痛であると同時に、
肉体そのものが発した危険信号にほかならなかった。

口が離れたかと思うと舌を導き出され、唇の触れぬところで
絡められた。せめて抗おうと引っ込めるために舌根に力をこめる。

ところがその谷間を抉られれば、彼女の謀は易々と
打ち砕かれる。甘く痙攣する舌が、美樹本の口内で
吸われ、嬲られ、舐られた。

心から、気持ちが悪いと思った。

夫も、少々強引な手つきで、舌遣いで春子を求めるままに
いたぶったものだった。しかし、それとは違う。

この男にあるのは、深い愛情などではない。
643名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 03:29:03 ID:yveHd/gN
お礼を書き込みそびれていました。
感想をくださった方々、本当にありがとうございます。
心から励みになります。
頑張って完結させる所存ですので、どうぞ見守って頂ければ幸いです。
644夜露11(美樹本×春子) :2006/06/02(金) 02:17:34 ID:tlzveAxN
美樹本×春子、続きです。今回は切りの良いところが長めです。
8レス分を投下します。
――――――――――――――――――――――

美樹本はようやく春子の頭を解放した。窒息状態に
近かったのだろうか、目の前が色とりどりに点滅する。
荒く息を吐き、半開きになった口内へと美樹本の唾液が注がれる。

いささか粘性を感じるそれは咽喉に到達すると、春子の
嘔気を刺激した。胃の中にもう夕食は残っていなかったのだろう、
苦く酸味のあるにおいが鼻腔を突き抜けた。胃液だ。
春子の腫れた口の端から、掻き混ぜられた唾液と共にこぼれた。

「汚らしいな。全部飲み干せよ」

美樹本は春子の頬から指をはずすと、顎へその手を滑らせた。
強引に仰ぐ形にされ、白い咽喉が上下する。胃液が再び、
春子を灼いていく。そしてそれに続いて流れ込むのは、二人の唾液だ。

咽喉の鳴る音がひどく五月蠅いと思った。そして一度
飲み込むたび、眼球が勝手に上下する。
春子が全て嚥下したことを確認すると、美樹本の手がようやく離れた。
その顔は喜悦に染まり、目の前で崩れる女を見下している。

春子の唾液がついたのだろうか、その手をブラウスに擦りつけてくる。
薄水色のそれが肌にはりつき、冷えた肌に心地悪かった。

「いいよ、奥さん。ああ、記念撮影しようか。
あとでカメラをとってくるよ」
大仰な動作で両腕を広げ、肩を竦める美樹本。彼の手らは
フレームを作り、その狭い窓に春子をおさめているようだ。
噎せる彼女に構わず、美樹本はまさしく「被写体」を追う。

だがそれは芸術を解する人間のものではない。
人を殺め、己の欲望と目的のままに生きる、悪魔の眼だ。

口でシャッターを切る音を真似ながら春子を更に追い詰める。
645夜露12(美樹本×春子):2006/06/02(金) 02:19:00 ID:tlzveAxN
春子は屈辱に眉を歪めた。その怜悧な光を宿した瞳の中に、
濁った翳りがしみ出していた。
美樹本はその色を認めるや両手を下ろし、今度は跪いた。

「ねえ奥さん。もっと色んな姿、見せてよ」
言うが早いか、彼の手はブラウスを引き裂いていた。
左右に千切られたそれは無惨にスカートからはみ出し、
悲しくもひしゃげて見える。

春子の姿に、美樹本は口笛を吹いた。
濃い青紫のブラジャーは、それと対照的に白い肌を
際立たせている。ふたつの膨らみは年齢よりは若く、
しかし決して青さを感じさせるものではなかった。
肌理の細かさは化粧で崩れた今時の娘より素晴らしいものだと、
ひそかに自慢に思ってすらいた。

「いや……やめてください……」
春子は掠れきった声で、美樹本に哀願した。肌が粟立つのは
寒さのせいだけではない。二つの眼球が、執拗にも
その視線を、惜しげもなく押しつけてくるからだ。

「まだ、自分の立場がわからないのかな」
美樹本の声色はあくまで温和である。しかしそこに
情けなどなかった。膝をたて、屈伸の要領で立ち上がると、
春子から再び離れる。途中で転がっていた夫の腹を
蹴り飛ばす美樹本。はっと息を呑んだが、今の自分では
彼を助け起こすこともできない。春子は目を固く閉じ、耐えた。

これは夢だ。夢に違いない。だから何をされても、
何があっても、自分はいつものように朝を目覚め、夫に
声をかけるのだ。
目の前に転がっていたあの肉の塊は、決して香山誠一などではない。

しかし、開かれた春子の目に映るのは、無惨な現実だ。
646夜露13(美樹本×春子):2006/06/02(金) 02:20:10 ID:tlzveAxN
夫の濁った目と向き合わずに済むのは、不幸中の幸いと
いえるのかもしれない。中年太りを気にしていた夫。
旅行なんてろくにいったことがないから、と自分を誘ってくれた夫。
あまりに珍しいと思い、最初は気が乗らなかった。

長い結婚生活の中で、はじめてのねぎらいだったのだ。
不器用な、優しさのつもりだったのだろう。
春子は夫を思うと、また涙が頬を濡らすのを感じた。

「いつまでも泣いていると、肌が荒れるよ」
脳天から降ってきた声に顔を上げる。美樹本だった。
何も、変わってはいない。自分に突きつけられた現実は、
逃れられるものではないのだ。
改めて睨み上げた美樹本の片手には、ワインボトルが
握られていた。濃緑の瓶に古びたラベルが貼り付いている。
美樹本は目を細め、そこに書かれた文字を述べた。

「ムートンの八八年もの。勿論赤だよ」
一度言葉を切り、彼はそこに頬を寄せる。
「いい塩梅だ」
春子の視線が瓶を向いたことに気づいたのか、美樹本は
軽く掲げてみせた。どこから回収してきたのだろうか、
もう片方の手にはワインオープナーが握られている。

慣れた手つきで開栓の作業に取りかかったようだ。
ビニールを剥くと、螺旋状になった突起の先端を突き立てる。
ぎちぎちと穴を押し広げる音が空間を渡った。
柄を握り、奥まで差し込み終えると、太い腕に血管が浮いた。

「じゃ、奥さん。乾杯」

コルクが刺さったままのワインオープナーを放り捨て、
美樹本は瓶で春子の肩口を強かに打った。衝撃に耐えきれず、
彼女の体はあっさりと仰向けになる。美樹本は迷うことなく、
倒れた春子へとワインを注いだ。
647夜露14(美樹本×春子):2006/06/02(金) 02:21:33 ID:tlzveAxN
まずその飛沫がかかったのは、頬だった。熱を持っていた顔に
それは冷たく、鼻腔をスパイスに似た香りが突き刺す。
流れていく深紅の液体はかすかに紫がかっていて、
血液と違うのはその透明度だろう。食卓に並びグラスに
注がれているそれと、人の体からあふれ出す生命の根源では
比べものになどならない。

美樹本の手がずれていく。注がれたワインは顎を伝い、
首筋を辿って、鎖骨のくぼみに僅かに溜まった。
十五度前後のぬるいそれは、しかし春子の体温よりもずっと冷たい。
浅く溜まり滞ったワインは床へと滴り落ちる。

美樹本の手は止まらなかった。次に狙いを定めたのは、
その豊かな双乳である。しっかりと刻まれた谷間は
熟した女の色香を放っていた。汗ばんだ肌に、薫り高い
葡萄酒が降り注いでいく。水圧で、落下地点の肌が不規則に揺れた。
それが面白いのか、美樹本は円を描くように春子の乳房を汚した。

それらを丸く押し上げている下着が、水を吸って
ぴったりと貼り付いた。重みを増したそれは、美樹本が
直接乳房を押さえつけているかのような錯覚すら覚えさせる。
山間を縫うようにワインが川を作り、それが下着から
滲み出すと、臍へ続くラインを進んだ。スカートでそれは
堰き止められているものの、背後へ流れたワインは
白いシャツを染め上げる。自分では確認できないが、
かなりの面積をワインレッドに支配されたことだろう。

「くっ……」

息を殺していた春子の口から、ついに声が漏れた。
それは世辞にも悦楽ゆえのものとはいえない。先刻から
繰り返す、目を閉じた顔。死への恐怖や、夫を殺されたことへの
怒り、そして激しい恥辱が綯い交ぜになっている。
648夜露15(美樹本×春子):2006/06/02(金) 02:22:51 ID:tlzveAxN
しかし美樹本はそんな春子を見つめるばかりだ。
ねじくれた欲望を感じさせるその視線は冷酷であり、
残忍で、狂っている。

「冷たいかな。いや、火照ってるだろうから丁度いいよね」
幼子に優しく囁きかけるようにしてから、美樹本は瓶を呷った。
太い首に隆起した喉仏が動くと、彼の中をその甘美な酒が
流れていくのがわかる。

空になったのだろうか瓶を放り捨て、美樹本は春子へ跨った。
倒れた際に軽く曲がって浮いた膝に、彼の脹ら脛が絡む。
美樹本のそれは筋肉質で、硬かった。近づけられた顔に
先刻まであったはずの柔和さはない。逞しい両腕の先で
春子の豊かな胸は歪められ、握り揉まれている。

「や……やめて……やめてください……」
下着が汗と、降りかかった葡萄酒で湿っている。
それが与える感覚は既に、美樹本に支配されているかのように
思われていた。しかし、実際に彼の加える愛撫を受けると、
それがいかに生やさしいものであったのかを思い知らされる。

春子の豊かな乳房がぴったりと収まる手は大きく、あたたかい。

彼が殺人者であるという前提がなければ、人柄を映したもののように
思われただろう。だが、今となってはそれも、
得体の知れない恐怖を引き立たせる材料にしかならない。
そしてその手つきは乱暴で、春子の胸をおもちゃとしか
思っていないようであることが窺える。

下着を食い込ませるように握力をこめ、揉みほぐす
というよりは押しつぶすようにこね回していた。痛みを感じる。
春子は絡め取られた足をばたつかせ、もがいた。
649夜露16(美樹本×春子):2006/06/02(金) 02:23:59 ID:tlzveAxN
しかしその両腕に春子がかなうはずもなかった。
美樹本は思うまま彼女の乳房を嬲り尽くす。あれだけ
強く揉み扱いていた手はやがて優しさを帯びたものになり、
慈しみ撫で回すようになる。レースのフルカップブラジャーは
その形を歪め、台無しになっている。なかなかに
高価な品であっただろうそれは変色した布切れに過ぎない。

美樹本の片手がポケットに伸びた。現れるナイフ。
刃が横に寝ると、春子と下着の間へ侵入した。
ぶつりとゴムが切れる音がして、ついにそれは役目を
果たさなくなった。貝殻の半分に似たそれをあっさりと
取り払うと、垂れ気味な乳房がその姿を現す。

それを見るや、美樹本は舌なめずりした。

解放されたといわんばかりにこぼれたそれはやはり、
ふっくらと稜線を描いている。乳首の位置は耳より
やや外側にあるだろうか。固くしこり尖ったそれは、
小指の爪ほどの大きさがあった。濃いベージュのそれは
体質だろうかそれとも、男性経験を主張しているのだろうか。
かすかに震え、捕食されるのを待つしかない草食獣を思わせる。
白磁のような肌はよく手に馴染み、揉まれほぐされた
そこは上気して僅かに赤らんでいた。

「結構好きものなんだね」
肉体の条件反射で膨らんだ蕾をひねりあげ、美樹本は耳の裏へ囁いた。

「あっ……ああ……」
春子は頭の疼痛も忘れ、後頭部を床へ擦りつけた。
鼻にかかった嬌声は美樹本に媚びる色を含み、それでも
貞操を守ろうとしがみつく価値観、分別が耳に残る。
だが美樹本はそれを打ち砕くかのように、春子の巨乳を責め苛んでいった。
650夜露16(美樹本×春子):2006/06/02(金) 02:24:43 ID:tlzveAxN
美樹本の愛撫はやはり巧みであった。遊び慣れているというか
場慣れているというか、女の悦ぶ局所をよく知っていた。

指先は最初、挟んで転がすような動きであった。
が、表面へ僅かに爪を立て、引っ掻くように関節を曲げる。
声を出すまいと堪えていたが、春子の歯列からは
かすかな嬌声が漏れ聞こえた。

「いいんだよ、奥さん。もっと派手に喘いでも」
美樹本はまるで彼女を追い詰めることをゲームのように
思っているのだろう。囁く声音は、自分は手加減などしないと
予告しているかのようだった。

春子の勃ちきった乳首は徐々にその過敏さを失っていく。
しかし美樹本は、次々と新たな刺激を与え、彼女を
休ませはしなかった。手の中心にできたくぼみにおさめ、
指を使わずにその形を維持する。しばらくそのままであったと思えば
今度は母乳でも搾るかのように下から持ち上げ、
瓢箪のようにくびれを作ってみせた。

飛び出したその突起へ美樹本は、すかさず唇を落とす。
髭に囲まれた口元は、触れるだけでもくすぐったさが
性感にかわりがちである。
だというのに、加えて中心から別な攻撃も与えられるのだ。

美樹本はその舌先に力を込め、薄い唇に挟んだままいたぶってくる。
ちゅうちゅうと赤子のように吸い出したかと思うと、
軽く歯に挟んで転がされた。圧搾するように手は丁寧な
動きを見せながら、美樹本は降りかけて肌に馴染んだ
葡萄酒を吸い出すように愛撫を繰り返していく。

春子は許しを乞うように鼻を鳴らし、その心が快楽で
たわみはじめていることをしらせた。涙で潤んだ目は
痛みと悲しみよりも、体がおぼえる苦みに似たものを
伴った快感に染まっていく。
ちゅぽんと水音がして、美樹本の口が離れた。
651夜露18(美樹本×春子):2006/06/02(金) 02:28:33 ID:tlzveAxN
息も荒く、二人は見合っていた。雄と雌の情交。
相手を屈服させ、何処までも辱め、貶めるための儀式。
美樹本は薄笑みを浮かべたまま、春子を見下ろした。

「旦那は、こんな風にしてくれたかい」
貪婪な獣の目をした男は、陰惨を形にしたような声で囁いた。
春子は横目に彼を見上げると、その柳眉を撓めて言葉を発した。

「……あなた……最低です……」
美樹本の下に潰され、呼吸は少々苦しいのだろう。
しかし彼はそれを意にも介さず、春子の顎を掴んだ。

「最低、ね。その割に悦んでたのは、何処の誰だろうな」

口調はあくまで、余裕を感じさせた。頬をなぞり、額へと
手を滑らせ、前髪をさらりと撫でる。
美樹本はすっかり葡萄酒をなめ取った乳房へ、再び手をかけた。
太腿はスカートをめくり上げ、春子の恥部を圧迫している。

「どうせ濡らしてるんだろ。素直になっちまえよ」
言うが早いか、美樹本は春子の耳へ歯を立てた。
胸部への洗礼でより鋭敏になった神経は、それが愛撫であることを
彼女に伝える。未だ唯一の自由を保っている右足が、
美樹本の膝裏にかかる。抗するつもりの行動であった。

「っは。なんだ、そんなに俺が欲しいのか。いやらしいおばさんだ」
美樹本はそれを、鼻で笑って春子を罵った。
それが本意か否かは重要ではない。ただ、彼女を叩き落とすことだけが彼の目的なのだ。

「いや……いやっ……」

侵入したがっているように動く美樹本の膝を受けながら
春子は、開始された下半身への凌辱に身をすくめた。

――――――――――――――――――――――
>>650、名前欄を変更せずに誤って投稿してしまいました。
内容はきちんと17のものですので……
652名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 12:05:23 ID:qQT37lJ+
ちょマジ続き早くキボンヌ
653名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 15:17:05 ID:CK61xCh9
自分は透が女性陣達に逆レイプされるシチュ(つまり官能編の激しいやつ)が読みたいね
654名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 16:17:14 ID:4iJN4pys
まずは651さんのラストまでをがっつり読みたいような。
という事で期待してます。
ていうか、美樹本が美形てのはデフォなのか?
犯罪者のくせに好き放題で羨ましい野郎だぜ。畜生。
655夜露19(美樹本×春子):2006/06/03(土) 06:58:41 ID:UwARqCgP
今回は7レス分の投下になります。
毎度長くてすみません。
――――――――――――――――――――――

美樹本の膝はそのまま、春子の柔らかな割れ目に
ぐいぐいと食い込んでくる。鍛え上げられた太腿によって、
柔らかな肉が変形した。

そこはたしかに美樹本の言葉通り、湿り気を帯びて
男を欲しがっている。自分でも、ショーツを濡らす
液体の存在を把握できた。

「お……お願い、乱暴に、しないで……」
せめてもの懇願だった。紅潮して火照った顔が美樹本を向いた。
潤んだ眼差しで彼を、説得するように見つめる。

だが美樹本がそれに従うはずもなかった。それどころか、
ぶつけられるようだった膝の動きは陰湿なものになっていく。
円を描くように陰部へ、ショーツを押し込むような動きだ。
春子は駄々をこねるように身悶えた。

どうにか、気を逸らさなければ。
美樹本の思考をそらすことができれば或いは、
辱めを受けずに済むかもしれない。

「ど、どうして、人を殺したりしたの」

回らない頭で考えはじめ、口にした言葉は今更なものだった。

本来ならばもっと早くにしていておかしくない質問であったが、
美樹本が答えるとは思えなかったのだ。
そしてその認識は今も変わらなかったが、とにかく何か
ぶつけてみるべきだと悟ったのだ。

美樹本は足を止め、驚いたように目を丸くした。
彼も恐らく、ここにきて何か尋ねられるとは
思っていなかったようだ。考え込んでいるのか、
しかし春子の乳肉を揉む手もそのままに美樹本は
視線をあさっての方へやった。
「そうだな……何だと思う」
逆に問い返し、美樹本は足の愛撫を再開した。
愛撫と呼ぶにはあまりに無礼なそれは、しかし春子の官能を刺激した。
656夜露20(美樹本×春子):2006/06/03(土) 06:59:37 ID:UwARqCgP
人を殺す、人の心。

わかりたくない。春子はしかし、自分の脳髄を
情報が行き交っているのを感じた。考えなければ、
間をつなぐことができない。

だが、美樹本から与えられる獣欲に似た「悪戯」を受ければ、
それも散漫なものとなる。
断片的に掬い上げられた言葉を、春子は吐き出し始めた。

「あっ……あの人に……恨みでも、あったっていうの」
甘い色の滲んだその声では、美樹本を制することはできなかった。
首を傾げるその男は、不思議そうに春子を見下ろしている。
「いいや。……ううん、でもある意味恨みになったのかな」

取り繕うわけではないのだろうが、青年として見せる笑みは
何処までも気色が悪かった。硝子をフォークで引っ掻くより
不愉快な声音が、春子の答えを否定する。
他に何があるというのだ。そして、今の言い回しは。
春子は奥歯で頬の内側を噛んだ。痛みに少し、意識が明瞭になる。

このまま淫欲にとろかされてはならない。春子は自分を叱咤した。

「まあ、詳しく話すと少し長いからね。興が冷めても困るから伏せるよ。
……まあ、簡単にいえば……あれだね。金。お金のためだ」

優位に立っていることを自覚すると、この男はどうにも
能弁になるようだ。そしてそれによって自分の立場が
揺るがないことを、よく知っている。春子は顔を顰めて、
解せないといわんばかりに尋ね返した。

「お金……?」
尋ね返すというより、歯列の隙間からこぼれたという
形容が正しいかもしれない。美樹本は深く肯んじた。
657夜露21(美樹本×春子):2006/06/03(土) 07:00:38 ID:UwARqCgP
金。
天下の回りものと称される、あれ。
わざわざそのようにまどろっこしい考え方をしなければ、
日常手にしているそれに認識を及ばせることもできなかった。

混乱している。金。それがどうして、自分の夫を
殺すことに繋がるのだ。
財布や鞄はまだ部屋にあるはずだし、夫はとにかく
他の客らを殺害した理由がわからない。

「まあ、奥さんは知らないほうがいいんじゃないかな。
いらないおしゃべりで命を縮めたくないだろう」
「そんなもののために……あんなに、人を」

吐き捨てるように、しかし春子は反論した。くだらない。
命をどうでもいいと思っているわけではないが、
死への恐怖よりも呆れが先だった。
目の前で自分を汚している男は、口ぶりからするに
殺人など恒常的な行為であるようだった。爛れた世界に生きる、
自分とは全く違ういきもの。春子はかぶりを振って、
美樹本の視線を払った。

「そんなもの、か」
鼻白んだように愛撫の手が止まった。肩を竦めてみせ、
言葉を継ぐ美樹本。

「じゃあきくけど。あんた、あの旦那と結婚したとき、
何も期待しなかったってのか。どっかの社長さんなんだろう。
大声で話して、五月蠅くてかなわなかった」

そこに不快そうな調子はなかった。気が短いと思っていた彼は、
意外にも動じていないようだ。

「本気で恋愛して、あんな中年太りのおっさんを選ぶものかよ。
もしそうなら、あんた……目がどうかしてるぜ。
もっと身分相応の恋をしろよ」
美樹本は全く的はずれな会話を続けた。
658夜露22(美樹本×春子):2006/06/03(土) 07:01:29 ID:UwARqCgP
「夫を悪くいうのはよして!」
春子はここにきてはじめて、大声を張り上げた。
美樹本の気を乱そうとして、それを逆手に取られたのだ。
彼のにやついた口元を見て、春子はようやくそれを悟った。

「したたかな人だよな、まったく」
美樹本は小馬鹿にしたように笑って、彼女の企みに
気づいていることを仄めかした。
悔しい。
春子は眉根を寄せ、睨め付けた。
しかしそれも、美樹本の手によってじき、歪められる。

「あ、ああっ」
彼の指先が、ショーツをずらして陰唇へと差し込まれたのだった。

それは大して深くめりこんだわけでもなかったのだが、
潤いを確認するには充分すぎた。春子の熟れた体は、
ひくついて彼に絡みついていく。濃い陰毛がはみ出ていた。
ショーツがひどく小さいものであろうことを証明している。

「こんなにべとべとなんだ、気持ち悪いだろ。
――そろそろ脱がせてやるよ」
言いながら、美樹本は指を抜いてショーツの前面を掴んだ。
そしてそのとき、思わぬ事態に気づく。

「……こりゃ驚いた」
春子の身につけていた下着は、たしかにそこにあって
違和感をおぼえるものであった。布を食い込ませ引き絞るべく
持ち上げたことにより、それがひも状であることがわかった。
Tバックというやつだ。

無論美樹本は、商売女以外にそれをはいている相手を、
数度抱いたことがあった。が、いずれも若い女だ。
新たな興奮をおぼえ、美樹本は湧然と起こる嗜虐心に
逆らわなかった。
意図せず笑いがこぼれる。
659夜露23(美樹本×春子):2006/06/03(土) 07:02:41 ID:UwARqCgP
「さ、触らないでえ」
今にも泣き出しそうな声だった。髪を振り乱し、
美樹本の視線から逃れようとする春子は悲痛にも見える。

しかし、彼からの責め苦が止むことはない。

「あんたの趣味か。……それとも、旦那の指示かな」
区切って後の言葉に、春子の目が美樹本を向いた。図星か。
大声で笑ってやりたい気分になった。美樹本は更に、
手にした下着を引っ張った。下着と呼ぶにもおこがましいそれは、
春子のクレバスへと容赦なく食らいつく。

「あのおっさん……変態くさいとは思ったが、予想以上だな」
いいながらも美樹本は、香山に感謝していた。
そうそう転がってはいない美人を、好きに蹂躙できる材料が
またひとつ増えたのだ。
美樹本はその上体をずらし、彼女の内腿へ手をかけた。
吸いつくような湿り気のあるそこは、男を誘っている。
先程までは触感でしか確認できなかった下着を目視した。
それはたしかに、予想していた通りのものだ。
美樹本は引っかけたままの手を、ぐいと上方へ持ち上げた。

「はあ、あん」
春子の腰が浮いた。美樹本の目に、二つに割れた
小さな丘が目に入った。肉厚なそこにはしっかりと
陰毛が生い茂っており、淫靡な様を呈している。
陰唇に近い箇所のそれは濡れて光り、ところどころ
束ねられているように見えた。春子の意向に反して、
そこは雌の本能が支配している。

浮いた尻と床の隙間へ、美樹本は左手を差し入れた。
乳房を揉む要領で、がっちりとその肉を掴む。掌に余るそれは
さすがに人一人の体重を支えるだけあった。
適度に引き締まっているが、そこにはきちんと脂肪が乗っている。
660夜露24(美樹本×春子):2006/06/03(土) 07:03:34 ID:UwARqCgP
美樹本はその重みを叱るように、持ち上げた方の手を
左右に振った。眼はぎらつき、春子が悶絶する様を
心から愉しんでいる。
掴んだ尻たぶをこね、マッサージするように揉みほぐす美樹本。
床についていた分、温度は低く湿り気を帯びている。
引き上げた紐は春子の愛液を吸って固くしなり、
彼女の自身を激しく弄していた。

美樹本の力が加わり春子の体重がかかれば、
恥部へ与えられる虐待はよりひどくなっていった。
今にも千切れそうな紐は菊座を跨いで一直線に花弁、
膨張の進んだクリトリスを押しつぶしている。
上下するたびにそこがひくつき、僅かでも侵入してくるものを
逃すまいと絡みついていた。

「あ、ああっ、ああん」
さすがに急所へ与えられる快楽には抗いきれず、
春子は不本意にも己を明け渡す。いやいやをするように
首を振り、美樹本の攻撃を回避するために尻を持ち上げた。
しかし紐によって制御される春子の体からは
簡単に力が抜け、そのたびに紐が彼女を食らった。

美樹本はもがき苦しむ春子を見下ろし、咽喉の奥で笑いを
噛み殺した。愉快でたまらない。のけぞった際に
突き出す顎が淫らで、同時にさらされた首筋へと歯を立てた。
吸い上げてからこすってやると、ぼかしたような痣が姿を現す。
赤く血の集中したそれはやがて、青く滲んでいくに違いない。
そのまま体を下方へずらしていき、まるでキスするように
柔肌へ痕跡を残していく美樹本。

首筋にひとつ、鎖骨にひとつ、乳房にひとつ、へその横にひとつ。
無論下半身を嬲る手は力を緩める様子もない。むしろ体を
強引に折り畳み、春子の肉欲をはっきりと覚醒させようとしていた。
661夜露25(美樹本×春子):2006/06/03(土) 07:05:03 ID:UwARqCgP
春子は疲弊しはじめていた。美樹本の言葉、態度、
愛撫によって抉られ、掻き混ぜられたそこは明敏さを失っている。
ただの雌。原初の欲求に翻弄され、その肢体に嘘が
表現されることはない。

理性が瓦解し始めている。風浪によって波蝕していく断崖。
そしてその存在は最早、春子を守りはしない。
駄目よ、駄目。しっかりしなさい。自分に言い聞かせてはみるものの、
下半身から訪れる悦びは春子を爛れさせ、
正常な思考能力を奪っていく。

肉体が、この快楽を覚えているのだ。

「こんなやり方で感じまくってさ。仕込まれたのか、
旦那さんによ」
美樹本の手が不意に緩み、囁かれる。春子の、
触れて欲しくない箇所へと土足で踏み込む発言だった。
かっと頬が熱くなり、眦へその目が寄る。唇をひき結び、
答えたくないと告げるかわりに床へ頬をつけた。

「奥さん、素直にいってみろよ。そういうのが好きなんだろう」
勝手に決めつけた美樹本の腕に、再び力がこもった。
つねり上げるように尻肉を揉みしだき、ただ上方へ
引き上げていた手は春子の顎に向かってその紐を引っ張った。
力任せのそれは痛みを伴うものであったが、しかし彼女が
認識するのは快感であった。

夫でもない男に、自分を殺すかもしれない男に、嬲られている。
それは大変な屈辱であるはずなのに、春子の太腿は
ぴんと張りつめ、与えられる愛撫を甘受しているのだ。

いっそこの喜悦に溺れてしまえたなら、どれだけ楽になれるのだろう。

春子の脳裏に、禁断の選択肢が浮かぶ。
662夜露26(美樹本×春子):2006/06/04(日) 03:58:36 ID:YkBV06xp
今回は少し短めで、5レス分の投下になります。
もどかしいところで終わっている……かもしれません。すみません。
――――――――――――――――――――――

振り払うように、必死でかぶりを振った。
肉体の連鎖反応でしみ出た雫が飛び散る。
それは汗を振りまいて、男を誘う姿にも見えた。
私はそんな女じゃない。春子を襲うのはしかし、
悪魔の囁きだった。

本当に、何も期待しなかったのか。
本当に、愛していたのか。

熱烈なアプローチを繰り返され、絆されるように
結婚を承諾した春子。
だが、そこに自分からの思いがあったのだろうか。
強引に押され、断り切れなかっただけではないのか。

そして、金に目がくらんだだけではないのか。

違う、違う、違う。
春子は思考を断ち切るように、心で叫んだ。
私は夫を愛していた。夫に尽くしたいと思った。
それでいいではないか。何がおかしいというのだ。
何故疑うことがあるのだ。

そこまで至ったとき、ふと下半身の愛撫が止んだ。
尻が頼るように乗っていた紐が、途中から裁断されたのだった。
彼女が見ていない間に、ナイフで切ったのだろう。
申し訳程度でも布をかぶっていたそこは遂に露わになり、
白熱灯の下で蠢いた。

世辞にも若々しいとは言いがたいラヴィアに、
バルトリン氏腺液が纏っている。いわゆる愛液というやつだ。
紐によって空気を含んだのだろうか、小さな水泡が
確認できる。
そしてその液体は洪水のように溢れかえり、
春子の菊座までをもしとどに濡らしていた。
皺の一本一本まで染み込むように垂れ流れている。

美樹本の食い入るような視線は、たしかにその様を射た。
663夜露27(美樹本×春子):2006/06/04(日) 03:59:53 ID:YkBV06xp
それはまさに蜜壺、と形容するに相応しかった。
美樹本は小陰唇へ親指をかけ、広げてみせた。

陰阜で縮れた毛がこすれたのか、内側へ逃げ込むように
絡みついている。突きだした陰核は既に小豆大に勃起しており、
包皮の下で今か今かと愛撫を待ち望んでいるようだ。
くちゃっという静かな音をたて、春子の内部が明らかになる。
痙攣し、怯えたようにぱくついている秘所は暗い。

しばらく、ただそこを見た。
片手でその広げた形を維持し、もう反対の手は下方へと
ずらしていく。

「あっ、いや、そっちは」
流れた液体を追うように、その指は谷間を辿った。
尻肉を器用に押し広げ、もうひとつの穴も視界にさらさせる。
美樹本は眉をひそめ、思わず呟いた。

「こっちまで開発済みかよ」

きゅっと引き締まった肛門はしかし、正常な形とは異なった。
肛門性交経験者の証。ぼやいたその声に怒りや呆れはない。
事実を把握してせり上がってくる感情はひとつだけだった。
「たっぷり愉しめそうだな。旦那に感謝しておくぜ」
春子に無惨な宣告を突きつけると、美樹本はまた一度笑った。

夫にかわった性癖があるとわかったのは結婚後のことだった。
はじめこそ軽い緊縛、目隠しといった程度であったが、
徐々にそれはエスカレートしていった。
中でも肛門性交に夫は執着し、クンニリングスに際しては
必ずそこも手に掛けていた。

それを、こんな相手に知られるなんて。
春子は情けなさと自分の処遇に、再び涙腺が熱くなるのを感じた。
664夜露28(美樹本×春子):2006/06/04(日) 04:00:46 ID:YkBV06xp
美樹本が想像するより、彼女はずっと上玉であった。
開発された肢体はまさに熟女と呼ぶに相応しく、
その外見の清廉さとかけ離れた色香を放っている。
既にぐったりとしており、力も入らないのだろう。
汗と体液の揮発したにおいが鼻腔をくぐると、
彼の獣欲は更に煽られた。

「病気はないみたいだな」
指を二本、よく濡れて熱いそこへ差し入れる美樹本。
器用に襞を引っ掻き、割っていく。くうん、と春子は
鼻を鳴らした。たしかに彼女は感染症の類になったことはなかった。
それは夫の心遣いや自身でのケアをしっかりと行った成果である。

この男に捧げるためではない。
美樹本はそんな心情をはじめから気に留めるつもりも
ないのだろう。春子はこみ上げる嗚咽を堪えながら、
最後の抵抗を見せた。泣いていることに気づけば、
そして今耐えていることに気づけば、また春子を責め嬲ることだろう。
弱音を吐けば、神経の隅々までも侵略されてしまう気がした。
しかし美樹本はそれに気づいているのか否か、
無視してその手を自らの股間へ伸ばしているようだ。
ジッパーを下ろす音が耳に届き、春子の視線は嫌でも
美樹本へと向いてしまう。
彼の手は正に、固く膨らんだ隆起を解放しようと
しているようだった。ダークグレイのブリーフを押し上げている、
それは薄暗い中に見てもはっきりと形を主張している。
片手を春子の秘所へ差し入れたまま、美樹本は器用に
ブリーフの裂け目へ手をかけた。カーキ色の登山用ズボンから
勢いよく、影が飛び出す。
665夜露29(美樹本×春子):2006/06/04(日) 04:01:43 ID:YkBV06xp
暖色の照明にさらされたそれはしかし、凶悪な形状をしていた。
えらは大して張り出していないものの、亀頭ははっきりと
その形を誇示している。そのまま根本の方へ辿っていくと、
地肌よりも黒い肉茎が目に入った。血管が僅かに浮き出している
それは下ぞりで、女を泣かせてきたことを伺わせる。
下着の中からはみ出した陰毛は不自然なほど艶を帯びて、
光ってみえた。今まで経験した人数は少ない方ではないが、
その中でもそうそういなかった長さもある。
日本人特有の太さ、硬さを維持したそれは、非の打ち所を
探すほうが難しい。

春子は思わず息を呑んだ。夫のものではない肉棒。
比べてみれば、美樹本のそれはやや細いかもしれない。
しかし空洞を埋め、擦り立て、彼女を喘がせるには充分な逸物だ。
そして先刻挙げた長さでいえば、美樹本が圧倒的に優っている。
年齢的なものを鑑みても、生物学的に魅力的であることは
明白であった。

余裕ぶってはいても抑えきれない情欲が、そこには見て取れる。
もう三十路も過ぎるころだろうに、美樹本のそれは
立派に上方を向いていた。さすがに若々しいとまでは
形容できないが、その年齢にしては充分すぎる
勃ち上がり方といえる。それはまさしく、雄の凶器と呼ぶに
ふさわしいものだった。
そしてそれはなおも、膨張しつつある。
まだ大きくなるのかと、春子は目を瞠った。

この男を、受け入れなければならない。

春子の中で、女としての本能が叫んでいた。
だが同時に、香山春子としての自分が咎める。

何を弱気になっているの。諦めてはいけない。
この男は自分に暴虐の限りを働き、蹂躙し、全てを
奪うつもりなのだから。

激しく自分を叱責する。
666夜露30(美樹本×春子):2006/06/04(日) 04:02:46 ID:YkBV06xp
覆い被さるように、美樹本はのしかかってきた。

春子の割れ目へ、その裏筋が触れる。熱を含んだそれは
やはり見た目通り固く、逞しく、荒々しい。
美樹本はそれを浅く、緩慢な動作で以て擦りつける。

「くうっ……う、ああ」
亀頭の粘膜が触れる。それは肉の柔らかさを持ちながらも、
剛直と呼ぶにふさわしい硬度を保っていた。

春子はしかし、耐えなければならなかった。耐えなければ、
全てが終わってしまう。突き崩され、砕かれ、
香山春子という人間の全てを奪われてしまう。
死よりも恐ろしいことがあるとするならば、生きたまま
何もかもをなくすことだと思っていた。

しかし美樹本の怒張は何の躊躇いもない。春子の愛液を
ローションのように身に纏わせ、挿入の準備を開始している。
ただ、来るべき結合の瞬間のために、その肉体を
反応させているに過ぎない。

「……っふ」
美樹本の口から吐息が漏れた。元々近かった顔を更に落とし、
耳の傍でそっとぼやくように告げる。

「精々、よがりな」
美樹本の手で一指尺にあたるだろうか、肉棒は春子の
内部へと侵入を開始した。彼女は思わず嗚咽に似た声を上げる。
先程指で開いた陰唇へ、慎重に亀頭が埋め込まれる。
春子は震えながらも、美樹本の目を見据えた。
懲罰に怯える子供のように、その瞳はおののいている。

美樹本は一物を支えていた右手を移動させると、
自らの体を支えた。春子の顔の真横に置いていた左手で、
彼女の頬を撫でる。それはひどく優しいもので、
髪に差し込まれた手には思わず安堵をおぼえかける。
667夜露31(美樹本×春子):2006/06/05(月) 01:11:28 ID:m9SJTRLx
今回は7レス分の投下になります。
もう少し続きます。
――――――――――――――――――――――

しかしそれは甘かった。

「あああっ!」

美樹本は春子の緊張が緩んだその瞬間、
一気に己の楔を突き入れたのである。

熱い。ただ、熱かった。肉の塊が、彼女を押し広げている。
あまりの衝撃に春子の全身は弛緩した。背をそらし、
ぶるぶると小刻みに痙攣する。瞼が翻った。
口を半開きにし、それ以上声も出ずに悶えた。
ぴんと力のこもった体はしかし、本能に従う。

「もしかして突っ込んだだけでいったのかよ。大したもんだ」
だが責め咎める美樹本の声に、先程までの余裕はなかった。
春子の狭さに眉をひそめ、より邪悪な笑みを浮かべてみせる。
ふっと息を吹きかけ、彼女の反応を確認する。過敏になった
体が揺れ、美樹本の端倪が的中していることを暗に示した。

奥まで挿入された彼のものはぴったりと春子の中を塞いでいる。
もしもこのまま擦られたのなら。得てはならない
淫楽の誘いが、春子の頬をなぞる。

開始された抽挿は激しく、その前後運動の中に
彼が跨いできた女の数を見た気がした。美樹本の舌は
野蛮にも乳房を舐め始め、頬を撫でていた手は尻肉へと至る。
麻痺したように舌を突き出す春子。
ズボンをくつろいだのが中心部だけであるため、
二人の股間から奏でられる音は僅かだ。しかしながら
その動きは鋭く、春子を狂わせる。叩き込むようなそれは、
春子を奥まで犯していることを嫌でも認知させる。

耳に届くその音色に、腕の中で気絶せんばかりの獲物に、
美樹本は目を細めた。
緩いかと思っていた秘所は意外と狭く、その締めつけが
与える快美に口元も綻ぶ。
668夜露32(美樹本×春子):2006/06/05(月) 01:12:50 ID:m9SJTRLx
しばし、直線的な運動で春子を貪っていく。内壁を雁首が擦ると、
言葉にならない喘ぎで彼女は返した。仰け反り、
春子はなおももがき苦しむ。首を左右に振り乱し、
胴欲な獣から逃れようとしていた。だがそれがかなえば、
今このような状況にはならなかっただろう。

しかし最早、春子にそのような思考回路の余裕はなかった。

業突張り、という言葉はまだ生やさしい表現になるだろう。
美樹本は春子の絡みつく襞を返し、擦り立てるように
抉り犯していく。

「あっ、あ、あ、あ」

打ちつけるたび、春子の口から声が漏れた。それは既に、
彼女の箍がはずれはじめている証だった。
春子は瞼を伏せ、その凌辱が早く去ることを祈りたがった。
しかし奥まで突き込まれれば体は痙攣し、美樹本の姿を
その視界に受け入れた。春子を食らい尽くそうとする彼は、
彼女にとって獰悪な怪物と何ら変わりがなかった。

生殖行為であるはずのそれは蛮行としか呼べない。
理不尽な性交渉。
春子の肉体はしかし、己を楽にするための液体を噴出し続ける。

美樹本の運動によって泡立った愛液はぶちゅぶちゅと
下品な音を奏で、彼の耳を愉しませた。
背中がワインまみれのシャツと擦れる。痛みよりも
与えられる快楽のほうが上であった。夫のそれよりも
長大なそれは春子の急所を確実に抉り、刺激する。

「あひっ、あ、だめ、い、いく」

口にすまいとしていた言葉が、ついに春子の口からこぼれた。
達したまま過敏になっている箇所を無理矢理嬲られているのだ。
反射的に叫んだとして、不自然ではない。
669夜露33(美樹本×春子):2006/06/05(月) 01:13:30 ID:m9SJTRLx
だが春子は、己の放った言葉に愕然とした。
自分が絶頂を迎えそうなことを報告して、どうなるというのだ。

それは彼にとって、彼女が隷属しはじめているという
事実にほかならないのだ。

美樹本は吸い上げていた乳首から口を離し、
春子へと再び顔を近づけた。

「悪いな。聞こえなかったよ。もう一回言ってくれ」

あれだけ突いていたというに、美樹本のグラインドは更に
力のあるものへ変化する。春子は断片的であった言葉も奪われ、
嬌声ばかりを紡ぎ出した。

腰を持ち上げ、体重をそのままかけ、落とす。
原始的で何とも単純な運動であるが、彼女と美樹本の
体格差を考えればその効果は明らかであった。気の赴くまま、
嬲られていく春子。

「あっ、あ、あ、ああ……!」
二度目の絶頂だった。今度は先程と比べ、より克明に
その様が窺える。かくかくと顎が震え、春子の肢体は
ひきつけを起こしたようになった。
しかし美樹本がその腰を休めることはなかった。
まだ自分は物足りないといわんばかりに、彼女を翻弄していく。

愛液を残らず掻き出され、すくい取られていくような
性悦に身をよじった。
春子は自分の中で、何かが確実に壊れていくのを感じていた。

それは一度目の絶頂で既にあった事実である。
が、心は肯定することを許さなかった。

夫への操。
自分の誇り。
その何もかもを、この大男に打ち砕かれた。

春子の目の中に、どろりと濁った色が浮かんだ。
670名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 01:13:46 ID:Y3N0ercH
俺の春子タンが!!
671夜露34(美樹本×春子):2006/06/05(月) 01:15:13 ID:m9SJTRLx
美樹本の太い胴に、春子の腿が絡んだ。
それまでの拒むような動きではない。

もっと、奥でこの男を受け入れたい。
もっと、この男に嬲り犯されたい。
いっそ、抱かれ殺されてしまいたい。

春子の脳裏に過ぎるものはいずれも、理性ある生物の
結論ではなかった。
ただ肉体の求めるままに、優れた雄を受け入れたいという欲求だけが
体を動かしている。
それにまるで応えるように、美樹本の凶悪な肉塊は
入出を繰り返した。春子の熟れた恥肉は彼にあてられたように
熱を発し、蠢いて彼を求めていく。

「いいのかよ、奥さん。俺は旦那じゃないんだぜ」
その一言に、色欲に塗りつぶされかけた意識が戻りかける。
しかし美樹本自身によって、春子は再びその情炎に
身を投じることとなった。

夫によって目覚めさせられた被虐心は皮肉にも、
忌むべき男への媚態を許す。
びりびりと脳髄に麻酔がかかっていく感覚。
全身が春子の自由にならない。最早彼女を操作できるのは
美樹本であり、与えられる快楽であり、淫欲だけだった。
達した春子の内部で、彼は暴れ回った。

はじめ、ただひたすら打ちつけるばかりであった運動は
回転を含んだものになり、執拗に彼女を狂わせる。
しかし美樹本に告げられた言葉が不意に蘇れば、
春子の理性が否応なく奮い立つ。

従ってはならない。
堕落してはならない。呼吸を荒げながらも、春子は必死に
歯を食いしばる。

私は夫のものだ。春子は目を固く閉じ、嵐のような
この陵辱劇がさっさと終焉を迎えることを願う。
672夜露35(美樹本×春子):2006/06/05(月) 01:15:52 ID:m9SJTRLx
しかしそれは許されなかった。

尻肉を愉しんでいた美樹本の手が、春子の最も敏感な箇所へ
移動したのだ。腰の動きにあわせ、ゆっくりと腿の付け根を
沿いながら、焦らすようにその指先は陰核へ辿り着いた。
びくんと大きく体が跳ね、春子の目が見開かれる。

「い、いやあ、いやああ」
泣きじゃくるように、彼女は首を振った。美樹本の手は
まだ、あてがわれただけで動かされてもいない。
しかし春子は断続的に悲鳴に似た嬌声を上げながら、
その両脚に力をこめた。美樹本の片目が細められる。

笑っていた。

「おねがいっ、も、もう、堪忍してえ」
途切れ途切れに、春子は哀願した。
がくがくと寒気がするかのように下半身を震わせながら、
無様に歪められた顔を向ける。それは淫蕩で、
下腹部を更に熱くするものだった。

「俺に命令するんじゃねえよ」
美樹本はわざと囁いて後、彼女の唇へと噛みついた。
春子は拒もうと顎に力を込めたが、ついに与えられた
陰核への愛撫によって遮られる。立てようとした歯は
弱々しく美樹本の舌を挟み、意図せずして奉仕する形になった。

条件反射と呼ぶべきかもしれない。先程も流し込まれた唾液には
煙草と、若い男がにおう。
口を離すと二人の間に、透明な糸が伝った。
綱渡りのようにそれが撓んでいる。美樹本はそれを舌先で切り、
わざとらしく音を立てた。

「いい具合だぜ、奥さん。もう出ちまいそうだ」
切羽詰まった声に、春子は総毛立つ。美樹本の言葉には、
彼女を震撼させるだけの力がこもっていた。

汚されてしまう。その事実が、春子を駆け巡った。
673夜露36(美樹本×春子):2006/06/05(月) 01:16:32 ID:m9SJTRLx
「だめ、きょ、うは、危な……あうっ」
できるだけ滑舌よく、春子は叫んだ。それは無論
美樹本によってひどく乱され、安定しない嘆願である。
だが言葉と裏腹に、美樹本自身を求める。ぎゅうぎゅうと
肉竿を締めつけ、脱出すべく通ってきているであろう
種子を欲しているのだ。

春子の雌としての本能は、この優秀な雄の子を孕めと命じていた。

彼女は別段、不妊であるわけではなかった。
夫の事業の忙しさと、彼の連れ子を気遣ってのことだった。
美樹本は乳房へ手をかけながら、春子の目を覗き込む。

「あんたの都合は関係ねえんだよ」
それは残酷な通告だった。内襞を押し広げるような運動は
回転から直線へと戻る。その力は先刻の非ではなかった。

ばすんばすんと打ち込まれる肉茎は力任せに春子を穿ち続ける。
そしてそれは、発射の準備運動にほかならない。
弾むような呼吸は一層その速度を増す。一回の空気量は
反比例して減っているのだろう。それは春子にもいえることだった。

美樹本がうう、と低く唸った。短い吐息と共に漏れたそれは、
一動物としてのものである。同時に吐き出されていく
欲望の印は一気に子宮へと到達し、卵子へと向かう。
その量は多く、熱かった。彼女を犯す雄の奔流は、
一滴も漏れることなくその内部へと注がれる。

「はっ、あ、ああ、あーっ……!」
あられもない声を張り上げ、春子は悶絶した。
乳房を美樹本の掌が掴み、もう一方の指先は
陰核をひねりあげている。

やがて、春子の身が一度、今までになかった震えを見せた。
674夜露37(美樹本×春子):2006/06/05(月) 01:17:11 ID:m9SJTRLx
美樹本は異変に気づくと、射精を終えたペニスを抜き取った。
未だ萎え切らないそれを見て、思わず自身に苦笑する。
体はまだ、射精後の気だるさを覚えていた。
春子の太腿へそれを擦りつけて拭う。

ぶるりと一度震えた彼女の下半身は美樹本が出ていくと、
一気にその力を抜いた。次の瞬間、潮とも尿ともつかない
液体が噴き出す。美樹本の液体も混ざっているのだろうか、
半透明なそれは床を汚していった。

「……漏らしたか。そんなによかったのかよ」
美樹本はわざと下卑た笑いを浮かべ、嘲弄した。
その心に反し、見事な放物線を描いて春子の割れ目は噴水する。

「いやあ、みな、いで、みないで……」
かちかちと歯を鳴らしながら、必死に春子は首を振った。
その咽喉に引っかかるような嗚咽が混じり、
やがて稚児のように泣きじゃくる声になっていく。
液体が噴き出し終えると、次は放屁のような音が響く。
空気が入ったのだろう。逃れるために姿勢も変えられないほど
ぐったりした春子の顔は、それでも鮮やかな色へ上気した。

細かな飛沫が床に散っていく。派手な音はないが、
たしかにそれは彼らが繋がっていた証だった。

「しばらく溜まってたんでな、気が早っちまった。
悪く思わないでくれよ」
美樹本は再び余裕を取り戻すと、不敵に笑ってみせた。
未だ肉体の自由にならない春子を見下し続ける。
気絶するかとも思っていたのだが、絶頂責めにも
慣れているのだろうか。躾の腕は一流かと香山へ、
内心でごちた。
元より化粧は薄かったのだろうか、或いはしていなかったのだろうか。
春子の顔は液体にまみれている。
半開きになった紅唇からは、痙攣に合わせて声が漏れた。
675名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 16:10:06 ID:SgAQtMs7
続きがテラ気になる。がんがれ!
676夜露38(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:32:52 ID:eBTjX9rT
応援メッセージありがとうございます。
今回は長く、10レス分の投下になります。
そろそろ完結の予定ですが、
よろしければもう少しお付き合いくださいませ。
――――――――――――――――――――――

春子の意識が混濁しはじめていた。縛り上げられた
両腕は鬱血し、痺れている。ワインが揮発したのだろうか、
少し動かしただけでべとつくのを感じた。

美樹本は強引に、春子の体を俯せた。無惨に染まり上がったシャツは
彼女の背を離れ、床に貼り付いている。春子の白い背中が
浮かび上がった。ほっそりとした肩幅、遠慮がちに
形を見せる肩胛骨。背筋のカーブは緩やかで、
肉の柔らかさをよりたおやかに見せる。

美樹本はようやく、春子の枷を断った。ぴりぴりした、
痒みにも似ている痛みがじきに彼女を襲うだろう。
ずりあげきったスカートをも切り裂きながら、
春子の裸身を眺める。
改めて見た腕には真っ赤な拘束の痕が残っている。
美樹本の太腿が打ちつけられた双臀は、
赤く腫れているようにも見えた。元が白いだけに、
それは余計に際立つ。

「手、もう落ち着いただろ。四つん這いになれ」
美樹本は赤くなった春子の手をつついた。まだ僅かな
痺れがあったのだろう、彼女はうめき声を上げた。
暫時を待てば、手は床へ爪を立てる。精一杯の力をこめ、
生まれたての家畜のように身を起こす春子。
スリムに見えていたその体は重々しく、振り上げた尻は
でっちりという言葉が最も似つかわしかった。

やっと素直になったか。
美樹本はほくそ笑み、その尻をはたいた。

「春子。いいか、おまえはもうあのおっさんの奴隷じゃない。
俺のものだ。俺が自由にする。俺の命令は絶対だ。
俺が奉仕しろといえば奉仕しろ。死ねといえば死ね」

ちょっとした好奇心から、彼はそう告げた。
試したくなったのだ。
この気丈で賢い女が、何処まで自分を愉しませられるのだろうか、と。
677夜露39(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:33:41 ID:eBTjX9rT
春子はようやく自由を得た四肢を突っ張りながら、
しかしそれが真の解放でないことを悟った。
腹の中を直接貫かれるようなセックスだった。
春子を駆けめぐる余韻は長く、重い。

――まだ、お腹が熱い……

美樹本の精液が種付けに成功したのかはわからない。
しかし、その白濁液が自分の奥へと到達したのはよくわかる。
春子は蕩けた目つきで、新たな主人を見上げた。

逆らわなければ。
これ以上自分を奪われるぐらいならば、
殺されてしまったほうがよかった。

そのはずなのだが、心も体もいうことをきかない。
波濤のような射精が、全てを飲み込んでいったのだった。
婉然たる様をさらし、春子は鼻を鳴らした。
円を描く腰は誘うようにねっとり揺れる。

美樹本に巻き付いていた女陰はその口を開いて、
彼の性技のすさまじさを物語っていた。
春子の尻肌へもう一度打擲を与える。
ひいっと悲鳴が上がるが、それは喜悦に歪んでいた。
美樹本はその豊かな臀部を掴み、深く入った切れ込みを割り広げた。

ふくれた花弁から伝い落ちる淫液はその繊毛へと絡みつき、
肛門へと至っている。蟻地獄のように窄まったそこにも
毛はしっかりと根付いていた。汗と体液が絡み纏われたそれは
じくじくと滾る情欲を更に掻き立てる。美樹本はそこを、
ゆっくりとなぞった。皺の一本一本に馴染ませるように
指を滑らすと、そこが息づいているようにきゅっと
身を縮めようとする。

空いている手で、春子の下腹部を撫でた。
柔らかく、贅肉は薄くついている程度だろうか。
女体そのものの持つしなやかな感触は、美樹本の手に吸いついていく。
678夜露40(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:34:20 ID:eBTjX9rT
膨らんでいる箇所は探り当てられない。
腹筋を特別鍛えている風でもなかったが、
美樹本は確認を怠るべきではないと踏んだ。

「洗浄は済んでるんだろうな。今夜はここでお楽しみ、
のつもりだったんだろ」
菊座を嬲っていた指先はそのまま上下に動いた。
臀部のまろみをなぞるようにしながら、ねちねちと
その箇所をいたぶる。

美樹本は汁をたっぷりとまぶされ閉じた、
春子のアヌスを押し広げた。柔らかくなるのに
そう時間はかからず、それは彼女がその行為を
日常的なものにしているという事実だった。

「あひっ……は……はい、さっき……洗いました……」
春子から手を離し、美樹本はその告白を聞いた。
床でぐちゃぐちゃになったシャツで、指先を拭う。
浸透してしまっているとはいえ、アルコールだ。
大なり小なり、消毒効果はあるだろう。美樹本は
ヒップポケットへ手を伸ばし、その中を改めた。
四角いビニールに突き当たる。避妊具だった。

ちょっといやらしい好青年、を気取るに際して、
必須のものといえる。舞台でいうなれば小道具であるそれは
使われないはずであったが、状況が変わった。
備えあれば憂いなし、とはよくいったものだ。
美樹本は勝手に冗談めかし、笑った。
春子は自分の乳房のせいで、彼の姿を確認できていないようだった。

重くぶら下がったふたつの果実は彼女の視界を塞ぎ、
何が起きているのかもしらせない。
肛門に加えられたささやかな愛撫でも、充分に春子の体は
反応を見せた。丁寧になぞりあげられたそこはびくつき、
美樹本の本懐を誘うように息づく。
彼は避妊具をわざと派手に開封し、手早く装着した。
679夜露41(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:34:56 ID:eBTjX9rT
春子の秘孔はそれに慣れているとはいえ、
まだまだ挿入できる段ではなかった。外見から把握した印象よりも
その場所は狭く、春子の内部は侵入を拒んでいる。
勃ち上がったペニスを避妊具が締めつけ、女を征服するよう
訴えているのを感じた。慌てるなと己に言い聞かせ、
いつの間に乾いた唇を舐める。

不意に春子の腕をひいた。片腕ではそのバランスが保てず、
彼女の上体が崩れる。肘をつき、どうにか姿勢を
取り戻そうとする様はいじらしく見えた。
美樹本は柄にもない感想を抱きながら、彼女の股間へと
その手を導く。

「さっさと突っ込まれてえんだろうが。緩ませろ」
春子自身の指先が、己の陰核を捉えた。
鼻から脳天へと抜けるような快楽が突き抜けていく。

「一人でやってるようにやれ」
続けて美樹本の命令が下った。春子は大きく肯んずると、
部屋でする自慰さながらに指を動かした。
まずはゆっくりと、敏感になったそこを撫でる。
膨らんできた楕円形の球体を慈しむように、指の腹で円を描く。
美樹本に擦られていたそこをゆっくりと剥き、
隠れていた秘芯を暴き出した。一度大きく、体が跳ねる。

「あっ、あ、あん、ああっ」
美樹本の手に合わせ、春子はその指先を動かした。
いたぶりつくした性感を、あえて焦らしているかのように
緩慢な愛撫。
春子はついた方の腕を伸ばし、腰を揺らして媚を売る。
もっと奥までちょうだい、と、その秘孔は美樹本を求めていた。

いや、秘孔だけではない。
春子の全身は、今股間を嬲るこの男を、求めていた。

彼女の媚態を食い入るように見つめる美樹本。
その両目が、春子の腋窩にそよぐものを見つけた。
680夜露42(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:36:00 ID:eBTjX9rT
「なんだ。あんた、腋毛なんか生やしてるのか」
美樹本は目にとまったそれを、即座に口にした。
腕を前に突き出したことによって、春子の腋がまる見えになる。

小高い丘のようになったカーブにそって密集する体毛が
しっかりと確認できた。ふっくらと浮いたそれは
汗でしっとりと濡れており、顔を近づければ
それなりの臭気を感じることができた。少々香ばしく、
酸を感じるにおい。美樹本はその密林に指を絡めたかと思うと、
数本をくいと引っ張った。春子からひうん、と甘い抗議が漏れる。
美樹本はそこから手を離すと、再び肛虐に意識を戻した。

この熟女を、嬲りつくして堕落させてやる。

今まで年上の女を抱くことは珍しかった。年上といっても
精々が自分よりも二つ上程度で、大して魅力もない
女ばかりだったのだ。年下の女は特別可愛らしくなくとも、
これという魅力がなくとも、若さという武器がある。
美樹本の女性経験からしてうまく切り抜けることも可能だし、
手軽に遊ぶには丁度よかった。

しかしこの人妻はどうだろう。美樹本の出す要求にことごとく、
予想通りの、いや予想以上の応答や態度を返してくる。香山という男がどれだけ有能であったのかは知らないが、
彼女にかなり支えられてきたのだろうことは犯してみて
尚更わかった。

春子の意思に反して、いやもう反してとはいえないだろう。
彼女の菊座は美樹本の指を受け入れ、その出入りを
かなりスムーズなものとしている。慣れる早さは
調教を受けてきた証なのだろう。
そして春子の口端からは溢れた唾液が流れ、
赤子がぐずる様にも似ていた。
白痴のようにその目は何を映すこともなく、ただ快楽に澱んでいる。
681夜露43(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:37:33 ID:eBTjX9rT
――いちいちいやらしい体をしてやがる

美樹本は笑みを禁じえなかった。見れば見るほど、
この淫婦は壊し甲斐がある。
白く丸い肩、滑るような背筋、柔らかで曖昧な腰のくびれ、
体が揺れるたびに音を鳴らす乳房。上向きになった腋窩、
恥丘、そして尻穴までもを覆う体毛。他がきちんと
手入れされている分、それらが余計に目立つ。
春子が自身でいたぶっている女の口の締まりも、
今美樹本が指を挿し入れる尻穴も、年下女にはない
熟れた魅力に溢れていた。

「み、みきも、と、さ……」
酸素に飢えた金魚のように、春子は口を開いた。

「美樹本様、だ。いってみろ」
しかし美樹本はそれに返答せず、己の主張を通す。
春子はその表情をうっとりと綻ばせながら、彼に従った。

「み、みきもと、さま」
「何だ」

短く返し、美樹本は相変わらず春子の腸管を刺激していく。
かなりほぐれたところで指を引き抜き、春子の手首を掴んだ。
無論、シャツで指を拭うことは忘れない。

「ひっ……お、お願い、もう……許してください」
唐突に止んだ愛撫が、嵐の前の静けさであることに
気づいているようだ。春子の嘆願を心地よさげに聞きながら、
美樹本はその彼女の乳房を鷲掴みにした。

「俺に命令するな、といったよな。……お仕置きだ」
耳元で囁きかけ、彼は自身の先端を春子へ宛った。
美樹本のそれはすっかり硬度を取り戻し、彼女を責め嬲る準備は
万端といった様子だ。

春子はその熱を感じると、身をよじった。
艶麗な笑みを浮かべ、美樹本を陶酔的に見つめる。
682夜露44(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:38:26 ID:eBTjX9rT
背筋を、何かが駆け上っていった。その媚笑は
美樹本の何かを、ぐっと引き寄せる。そしてそれは
更なる嗜虐心に火を点け、後戻りの道を狭窄していく。

奴隷ごときの分際で。美樹本は様々に理屈をこね、
春子の痴態を見下した。

あてがわれた肉瘤が、ゆっくりと飲み込まれていく。
本来、外部からのものを受け入れるためではない穴。
しかし春子のそこは美樹本を欲していた。開発され、
躾け抜かれ、円熟した穴。逞しい肉の幹を呑み込んでいく春子。

内部ははじめこそ狭いものの、くぐり抜けてしまえば
空洞になっている。ぽっかりした肛門は短い。
本来それは、あまり強引に突けば破れてしまいかねないほど
繊細にできている。しかし春子の様子からするに、
そのような気遣いは無用と見えた。

美樹本はコンドームをかぶったそれをゆっくりと、
スライドさせていく。
たっぷりと粘液をまぶした成果だろうか、
互いに苦痛をもたらすことはない。一度の抽挿で、
彼女がどれだけ肛交に慣れているのかを悟る。
美樹本は理解するや否や、半ば無意識的に腰を打ちつけ始めた。

じきに、春子のよがり泣く声が聞こえ始める。
さすがに突き込まれての絶頂はなかったようであったが、
しかしその唇は震えていた。はみ出した舌から
唾液が伝い落ちている。家畜未満、という言葉が脳裏に過ぎった。

美樹本は彼女の両腕を掴み、引っ張りながら腰を叩き付けていく。

性感のないはずのそこで、しかし彼女は噎び泣いた。
こそぐように蹂躙され、悦びを露わにしている。
この女は心底、被虐趣味があるようだ。
美樹本は己の情動を受け止める奴隷に、
せめてもの情けをかけてやる。

そしてそれは、あまりにも残酷な道だ。
683夜露45(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:39:20 ID:eBTjX9rT
膣肉とまるで同じ速度、力でその場所を抉り犯しはじめる。
美樹本の熱はまるで、鉄ごてが己を刻みつけてくるような
錯覚すら与えてきた。

「はあっ、あ、あ、あん、あっ」
艶に染まったその声は落ち着いたものから跳ね上がり、
鼻にかかって濡れている。男を誘うその色香は
むっとするほど肺に染みとおり、百戦錬磨といっていい
美樹本ですらも惑わされた。

根本まで飲み込むことに慣れたそこは、ぽっかり空洞を
作っているとはいえ狭い。
心理的作用でのみ感じるといわれている肛門性交に、
春子は身悶えていた。今までアヌスで感じると
主張していた女たちの言葉が、まるで嘘であったかのような
よがり泣きだ。美樹本は邪悪な欲望が再び、擡げてくるのを感じた。

「おい、春子。もっと気持ちよくなりたいか」
美樹本は、厚い胸板を押しつけるように上体を倒した。
掴んでいる腕は再び這う形をとらせ、自分の両手は
乳房を揉みしだく。
春子は甘えるようにその額を髭にすり寄せた。肯定のサインだった。
よく躾られた犬は無駄吠えをしないものだと、
美樹本の口角がつり上がる。

「じゃあ自分でやってみな。乳は揉んでてやるからよ」
美樹本はピストンをやめることなく、命じた。
固く尖った乳首をきゅっとつねりあげる。

「は、はひっ」
まともに返答できなくなった春子の片手が、揺れながらも
己の股間へ到達した。自分でもいたぶった陰核へ再び触れ、
その手を忙しなく動かす。指先で軽く擦っているに
過ぎないであろうに、春子の肉体の弛緩ぶりから
その快楽は容易に想像できた。
684夜露46(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:40:04 ID:eBTjX9rT
さすがに普段は閉じた器官であるだけに、そこは狭かった。
吐息を漏らしながら、美樹本は片手で乳房を嬲る。
打ちつける腰の速度は増し、空けたもう一方の掌は腋窩にやり、
擦り立てた。しょりしょりという音は小気味よく、空間を支配する。

「あっ!あっ、ああ!」
春子の体が再び、反った。美樹本の胸へ、その頭部が
押しつけられる。彼女が指を、己の膣へと侵入させたのだ。
絶頂には至らずとも、その快楽は計り知れない。

美樹本は腰を打ち込みながら、しかし巧みにその性技を
使い分けていく。入り口をゆるく嬲ったかと思えば、
奥を掻き乱した。デリケートな腸管はしかし、
繰り返される摩擦に充足を覚えている。
膣とはまた違う、内壁の感触。美樹本は早くも、
射精の予感を腹に蓄えていた。そして彼の種子を吸収したいと
告げるかのように、春子の腸はうねる。

美樹本は歯を食いしばり、それに耐えた。
吐き出してしまいたいという本能と、痴態を見下ろし
責め嬲っていたいという欲求の二者が鬩いでいる。
摩擦によって温まったそこは膣のようなからみつき方は
しないものの、抜き取ることを拒むようなきつい締めつけがある。
外側から開かれることをよしとしないその場所はしかし、
大きくその口を開かされ、ひくついていた。

「一人じゃ、寂しいだろ」
美樹本の指先が、春子の秘所へ向かった。既にそこは
春子の指が二本入り、自身を慰めるべく円を描いている。
美樹本の太い指がその脇から、春子の内部へ踏み入れた。
たった一人の侵入者は彼女の襞へと攻撃を開始する。
指同士が絡み合い、二人さながらにまぐわっているようだった。
春子の淫肉はぱっくりと、それらをくわえ込む。
685夜露47(美樹本×春子):2006/06/06(火) 02:40:53 ID:eBTjX9rT
美樹本は弛緩したそこへ、最後の抽挿を開始した。
大量の愛液で濡らした菊座は肉棒へと全力で食らいついてくる。
痛苦は感じない。そこを押し広げるように腰を沈めれば、
春子の女の口は噎ぶようにその身を濡らした。
汗と体液の臭いが混ざる。後背位と相俟って、
それはまさしく獣の狂宴に見えた。

「み、みき、もと、さまっ、いく、いきますっ」
腰の動きと同時に声が揺れ、春子は絶頂に達する旨を報せた。
それは波打つ内壁と肛門の収縮から明白であったが、
悪いものとは思わない。美樹本は心底、彼女が奴隷気質に
染め抜かれていることを知った。

掴んでいた右の乳房を持ち上げ、春子の顔へと近づける。
搾りあげたその先端で突起は尖りきり、痛々しいまでに
その姿を誇示していた。

「自分で舐めてみろ。気持ちいいぞ」
余裕のない声で、美樹本は告げた。射精が近い。
春子は言葉に従い、突き出された己の蕾を口に含んだ。
赤子がするように舐めしゃぶり、吸い出す。
美樹本の唾液が乾いていたのだろう、口の中でそのにおいが溶けた。

春子はそれを、まるで彼の唇を貪るように慰め続ける。
自慰によってわき起こる圧搾機のような両穴の締めつけに、
美樹本は荒く息を漏らした。奥まで一気に突き込む。
咽喉に絡んだような声が低く漏れた。

同時に、白濁をそのゴム壁に叩き付ける。
それは一枚の薄皮ごしにであっても、充分な熱であった。
春子は震え、びくびくと精を吐き出すそれを感じながら昇天する。
数えるのもいやになる回数だった。ランナーズハイにも似た状態に
陥ったまま、美樹本の手へと体を預けた。腕に力が入らない。

その絶頂は、美樹本に喜ばしい現実を差し出している。
完全にこの女を、その手の中に堕としたという事実だ。
686名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 11:47:36 ID:Gy2QWr0Y
何この長くて濃厚な小説ww
ペドな俺を熟女フェチに変える気かw神様www
687名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 22:00:16 ID:ShnzN+4t
ねちっこさwと病気を気にする神経質さが自分の想像してる美樹本まんま。
春子さんは謎の人だったが、亭主に一途なのがイイなー。でも結局堕ちるし。
オチまでwktkです!ガンガレー!!
688夜露48(美樹本×春子):2006/06/07(水) 00:34:00 ID:6saxnboe
度重なる応援メッセージ、ありがとうございます。
今回の投下で無事、完結と相成りました。
お読み下さった方、激励を下さった方に感謝を込めて、
5レス分投下させていただきます。
――――――――――――――――――――――

美樹本はゆっくりと、射精を終えた己の蛇を抜き出した。
春子の体はがっくりと崩れ、未だ激しい絶頂の
余韻に浸っているようである。美樹本は己の股間を見やった。

吐き出した白濁を溜める小さな膨らみはその役目を終え、
自分がそこを退席することを待っているかのようだ。
美樹本は液体にまみれたそれを器用にはずすと、
口を結んで放り捨てる。

例のシャツでその手を拭うと、春子に最後の命令を
下しはじめた。

「起きろ」
ぴしゃっと一度その高く持ち上がったままの尻を打ち、
意識をこちらへ向かせる。びくっと一度跳ねたかと思うと、
おずおずした動作で必死に身を起こす春子。

その瞳は淫楽に染まりきって、ひどく猥らだ。
汗も涙も、まだ乾ききっていない。鼻水と涎は床で
こそげ落ちたのだろうか、あまり目立たなかった。
無論、完全に拭われたわけではない。陶酔的な美が、
そこにはあった。
その顔にまだ、表情は戻らない。呆けたような目で美樹本を
見上げているだけだ。凄絶な様といってよかった。
全身を嬲られた春子に、理性の防波堤は存在しない。

「どうすればいいか、わかるよな」
素振りはないが、そこには恫喝が含まれていた。
俺の機嫌を損ねるな。声色はそう告げている。
春子は聞いているのかよくわからない状態であったが、
かくかくと首を縦に振ってみせた。壊れた人形のようになっている。

ようやく自由になりはじめた体を前に倒し、
春子は這いつくばって近づいてくる。
進む幅に合わせ、その顔へ笑みが滲んだ。
689夜露48(美樹本×春子):2006/06/07(水) 00:35:10 ID:6saxnboe
美樹本の足元へ跪き、春子は顔を上げた。
淫蕩な艶笑を湛えたまま、三つ指をつく。
そのふたつの瞳は、真っ直ぐ美樹本を見つめた。

見上げられた彼は、意外に彼女の顔立ちが幼いことを知る。
或いは若い頃から、あまり変わっていないのかもしれない。
ともあれ、昔から美女であったろうことは想像に難くなかった。

そして春子は眼の奥で、美樹本を捉えていた。彼の瞳は
粗野な色を浮かべ、欲望に染まりきっていると思っていた。

だが、その眼差しの中に宿るものは、ひとつではなかったのだ。

美樹本の中に、もう一人の美樹本を見た。
彼は己という怪物に食われ、助けを求め喘いでいる。
破壊性を抑えつけようともがいているその男は、
救ってくれと手を伸ばしているように見えた。
周囲に悟らせず、ここまでの人間を殺してなお、
彼は理性を保っている。正気でないと言い切れば
それまでであったが、春子にとってそうは見えなかった。

 寂寞と悲哀。それに、春子は母性を感じ始めていた。

彼を救うなどと、おこがましいことは考えない。
だが苛烈な性拷問に屈服し、不貞をはたらいた自分を思えば、
何処まで堕落したとて構わなかった。

夫を忘れることはできない。また、美樹本を許すことも
できはしないだろう。
何より、彼はいつか、自分を殺すかもしれないのだ。

彼女はその靴の先端へ口づけた。隷従の契約。
しかしそれは、春子の償いに似た思いの証だった。

美樹本は彼女の髪を、掴み上げた。汗でしっとりした感触のそれは
彼の手に馴染み、よく手入れされていることを伝える。
690夜露50(美樹本×春子):2006/06/07(水) 00:36:17 ID:6saxnboe
春子の双眸は熱を含んで潤み、美樹本を真っ直ぐに見つめた。
何処までも従います、とその目は語っている。

春子は床についていた手を美樹本の腰へ向かわせた。
牛革のハンドステッチベルトにその指先がかかると、
器用にその戒めを解いた。
続けて、ホックをはずす。ジッパーだけ下ろされていたズボンは
太腿へ滑り、ブリーフが明らかなものになった。

隙間からこぼれたままの一物は、邪悪な涎を滴らせたように
濡れている。春子と繋がっていた証であった。
痛みがないよう慎重に、彼女の手は美樹本の下着を
ずり下ろしていく。汚れぬよう布を引っ張り、
陰毛をつままないよう気遣った。ズボンの落ちた位置まで
それを移動させると、全貌を露わにした美樹本の力を見つめる春子。

反射的に、ああ、と声を上げた。それは横になったまま
見るよりずっと立派だった。

翳っていて見えなかった付け根は濃い陰毛に覆われ、
雄々しい姿を引き立たせている。先刻よりは萎んでいると思しいが、
こうべを垂れたそれはしかし凶悪な大きさで以て春子を威嚇する。
その真下にぶら下がる陰嚢にまで、体毛がびっしりと生えていた。
うっすらと覗くその地色は素肌より更に浅黒く、
男性のシンボルをなお主張する。上方に比べれば短い繊毛は
少々柔らかく、しかし産毛と呼ぶには強すぎた。

春子はその白い手を伸ばし、美樹本の中心へと触れた。
竿を両手で優しく包み込む。許可を取るように美樹本を
上目遣いに見やり、彼の頷きを確認すると亀頭へ口づけた。
二人の粘膜の混ざった味がする。濃い雄の臭いが
鼻腔に差し込んだ。
春子は口を少々窄め、頬を膨らませた。
数分とたたずその朱唇が、開かれる。唾液を溜めていたのだ。
691夜露51(美樹本×春子):2006/06/07(水) 00:37:16 ID:6saxnboe
持ち上げた美樹本の切っ先へ、たっぷりとそれを垂らす。

「ん……ふ」
粘膜に唾液が絡み、じわじわと竿を伝っていく。
それが根本へ流れ着ききる前に春子の口は美樹本の幹を這った。

力をこめた舌先で、その肉茎を丁寧に何度もなぞる。
春子は尖らせた唇をあてがうと、時折啄むようにしながら
裏筋を辿った。再び亀頭へ戻ると、懸命に開口する。
雁首を含むときゅっと窄め、締めつけながら左右に首を振る。
舌は温めるようにべったりと粘膜全体に貼り付かせ、
右手は皺だらけの陰嚢を掌に転がした。確かめるように
マッサージしていたかと思うと、ごく僅かな距離を置いて
くすぐるような感触を与えてくる。繊毛と彼女の掌が擦れた。

反対の手は美樹本のシャツに差し込まれ、鋼のような
腹筋を愉しんでいる。
尺八、ハーモニカ、などとはよくいったものだ。
春子は仕込まれたその技術で以て、美樹本に口唇奉仕を繰り返す。
強く押し当てられた舌先が鈴穴を抉り、早くちょうだいと
急かしているようだった。腹筋にある手はその位置をずらし、
会陰部を刺激している。

美樹本は、商売女でもそうそうこなせる者を知らない性技を
受けながら、春子の髪に指を差し込んだ。
女性慣れしているからこそわかる部分もあるが、
その技術は見事なものである。
春子の両手が離れ、自分の乳房へ向かった。体を近づけ、
持ち上げながらその谷間を肉棒へ押しつける。
柔らかな果実に挟まれ、それでも美樹本の男根は
顔をのぞかせていた。嬉しそうな春子の笑顔が見える。
紫がかった亀頭へ愛しげに何度も口づけしながら、
彼女はその両乳房を揺すり立てた。左右を交互に動かし、
小刻みに上下へ振るう。確認するように美樹本を見上げた。

続けろと視線で伝えれば、春子は極上の笑みを浮かべる。
692夜露52(美樹本×春子):2006/06/07(水) 00:40:05 ID:6saxnboe
美樹本はその笑みに、甘美な倒錯したものを感じた。
神経が毛羽立つようなその快美は彼の獣を、更に呼び覚ます。
優しく差し入れていたはずの手に力がこもり、
春子の持ち上がった乳首をぎゅうと捉えた。
ひいっと泣き声を上げ、彼女は姿勢を保とうと必死になる。
美樹本はにやつきながら、腰を打ち込み始めた。

「どうした。続けろよ」
春子はしばらくびりびりと麻痺したように喜悦の涙を流していた。
が、美樹本の意図を理解すると、その肉竿をもう一度口に含む。

彼の腰遣いに合わせ、懸命に頭を動かした。咽喉まで
長大なそれが到達すると、さすがに一瞬餌付く。
しかし主にそれを悟らせてはならない。春子は気に入られるよう、
ただそれだけを考えて奉仕を続ける。その両手は精巣を
転がすように、再び彼の太腿際へ伸びた。先走りが春子の咽喉へと伝う。

皺まみれであった陰嚢が、張りつめていく。
内部で睾丸がせり上がってきているのだ。来るべき射精にそなえ、
春子は思いきり吸いつきはじめる。乳首をつまんでいた指が
したたかにひねりあげると、怯みそうになる。
それでもどうにか耐え、春子は行為を続けた。

「……全部、飲め」
息がひどく荒くなり、腰の運動も性急になる。
美樹本は短く吐き出すと、己の枷を解放した。

春子の口内で、それははじけた。はじけたというよりも、
美樹本はバキュームを受けた気分だった。
尿道をくぐっていったそれは、春子の体内へ次々走っていく。

苦く、雄臭かった。三度目ともなるとさすがに薄かったのだろう。
しかしそれは、充分に子を成せる濃度を持っていると
春子は確信していた。


灼けつくようなその味と臭いに、春子は陥落していく自分を見つけた。
何処まで、この悪鬼に取り憑かれた男と行くのかはわからない。


夜露はまだ、滴っている。

――――――――――――――――――――――
以上で「夜露」は完結です。
そして、またも名前欄を間違えてしまいました……
>>689→夜露49 が正しいです。
最後の最後まで誤って、申し訳ない……
ともあれ長らくの間、本当にありがとうございました。
693名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 01:09:18 ID:nuzNQrpC
大人な雰囲気の文体と話が見事にマッチしていて
まさにお見事!としか言いようがないです。
ともあれ完結お疲れ様でした!
694名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 04:46:23 ID:R4ffrTsk
>>693ドウイ!
強姦にしては見え隠れするミッキーの若干の配慮に少々違和感があったけど
そーゆー事か!という設定も嬉しかった。春子のキャラも一環してて見事。
こんなの読んだ事なかった。ありがとうございました&乙です。
695名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 15:45:45 ID:Je4KZsAv
完結乙!!!!
読みごたえのある官能編かまいたちの夜だった。
696名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:15:34 ID:yvDXvwXA
春子には関心がなかったのですが物語に引き込まれました。
実に素晴らしいです。今度真理でも書いて頂きたいです。
お疲れ様でした。
697名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:14:05 ID:T3RRH520
完成乙!!
好きだった美樹本がますます好きになった。
官能の名に相応しい作品でした。
素晴らしい作品をありがとう!
698すてきな宝物(小林×啓子)01:2006/06/08(木) 06:19:20 ID:4QtxW0YO
このネタガイシュツのような気がするし、終始和姦でベタベタに甘いですし、文章も稚拙ですが、思い切って投下します。
でも『夜露』さんとプレイ被りまくりでワロス
______________________________


啓子がシュプールのドアを開けると、いつもの笑顔で小林が迎えた。
「やあ、いらっしゃい」
「こんにちは」
お辞儀をする啓子の後ろから、たった一人の客を送迎して来た今日子が小林に声をかける。
「それじゃあ、わたしはもう行くから。ちょっと遅くなるかも知れないけど…」
たまにはいいでしょ?とでもいうように相手の顔色をうかがう今日子に、小林は苦笑いでわかっているよと頷いた。
子供のように「やった!」と小さく叫んだ今日子は啓子に向かって済まなそうに両手を合わせる。
「せっかく来てくれたのにごめんなさいね?でも楽しみにしてたお芝居なのよ」
「いえわたしこそ、ほんとはお休みなのに押し掛けちゃって…」
「あら!啓子ちゃんは特別よ。あ、レシピは冷蔵庫に貼ってあるから、忘れずに持って行ってね」
今日子は小林の方を向いて軽く手をあげた。
「じゃ、行ってきます」
「いってらっしゃい」
小林と啓子は揃って今日子を見送り、その車が見えなくなると小林は中に入り鍵をかけた。
699すてきな宝物(小林×啓子)02:2006/06/08(木) 06:20:17 ID:4QtxW0YO
ペンションの中には開け放たれた窓から初夏の爽やかな風が流れ込み、レースのカーテンを揺らしている。
小林は談話室で待つ啓子にさっき今日子の言っていたレシピを差し出しながら話しかけた。
「この前の電話の後はすぐに眠れたのかね?」
「いえ、それが……」
レシピのメモを鞄に仕舞いながら言葉を濁す啓子は、一気に染まった頬を隠すように下を向いた。
「うん?どうしたんだい?言ってごらん?」
「あ、あの…」
「啓子ちゃんは良い子だね。いつまでもそうやって恥じらいを忘れない」
小林はそう言って優しく微笑み、啓子が打ち明けるのを待った。
「電話を切る時に、こ、小林さんが変な事を言うから……なんだか身体が熱くなって……」
小林は静かに聞いている。
「その…。教えてもらった通りに、お………」
ごくっと小さく唾を飲んでから啓子は続けた。
「……オナニーしてから寝ました…」
小林は啓子の頭をよしよしと撫でて、優しく聞いた。
「そうか。上手く出来たかい?」
「ま、まだ……い……いけなくて…………」
聞き取るのが難しい程ちいさな声だった。
「最初は誰でもそんなものだろう。それじゃあ、今日も見せてくれるね?」
「は、はいそれは……。でもその前に…」
700すてきな宝物(小林×啓子)03:2006/06/08(木) 06:21:00 ID:4QtxW0YO
顔を真っ赤にしながらも小林を真っ直ぐ見つめる啓子に、小林はにこりと頷いた。
「今日はもう何の予定も無い。今日子が戻るのは暗くなってからだし、帰りは駅までわたしが車で送るし、時間はたっぷりあるよ」
先に立って階段を上りながら、小林は説明した。
黙って後ろを付いて来る啓子は、ホッとすると同時にじわじわと身体を熱くしていた。
いや。ここまで乗って来た車の中ですでに身体の中心には切ない疼きが湧き上がっていて、これからされる事や新たに教えられるであろう事へのいやらしい期待に、指の先からトロトロと融けてしまいそうになっていた。
そして啓子がそんな風に感じているであろう事を、小林は充分に分っていた。
静かに後ろをついてくる啓子の疼きを思うと、小林の心は少年のように躍り、品格を失った興奮もまた狂おしく湧き上がった。
いつもの部屋に二人で入り、ベッドに座った啓子がもぞもぞと服を脱ぐのを見ていた小林は、最初の夜の事をふと思い出した。

〜〜〜

冬に三人でここに来た時は、スナック菓子の食べカスをベッドに散らかして帰った啓子に、困った娘さんという印象しか無かった。
春に眼鏡の娘と二人で来た時には、俊夫に会うのが目的だというのがすぐに分った。
701すてきな宝物(小林×啓子)04:2006/06/08(木) 06:21:38 ID:4QtxW0YO
「シーズンが終わったのでもう居ない」と伝えると、眼鏡の子に「ほらやっぱり」とからかわれていた。
しょんぼりと帰路に就く後ろ姿に、小林は微笑ましさを感じていた。
_俊夫くん目当ての娘は事前にそれとなく探りを入れてから来るんだが。
_今時の女の子は奔放で要領だけは良いように思っていたが、ああいうのを見ると癒されるな。
ところがそれからひと月も経たないうちに、今度は一人でやって来た。
気の毒になった小林は思い切って事実を伝えた。
「実は俊夫くんは篠崎くんと結婚する事になったんだ。ほらあの、もうひとりのバイトの子と」
啓子は驚いた様子も無く静かに言った。
「そうなんですか」
「仕事も見つけて就職したから、もうここで働く事は無いよ」
泣き出すかと思ったが、啓子は黙って下を向いたままだった。
慰めの言葉が見つからない小林は、アイスティーで気分を変えてもらう事にした。
食堂で向かい合わせに座り、薦められるまま啓子はグラスを手に取った。
上目遣いで小林を見ながらストローをそっと含み、一口こくっと飲んでからグラスを置いた。
_案外平気そうだな。じゃあわたしは他の用事を…
小林が腰を上げようとした時、啓子がぼそっと言った。
「おじさん…わたしとエッチしてください…」
小林は耳を疑った。
動揺を鎮めようとグラスを掴んだ小林に向かって、啓子は自棄を起こしたように喋り出した。
「わたし、処女なんです!」
702すてきな宝物(小林×啓子)05:2006/06/08(木) 06:22:20 ID:4QtxW0YO
小林は飲みかけの冷えた紅茶をぶぶっと吹き出した。
「可奈子は分ってたけど、亜希もとっくに済ませてて!それがショックで!」
「初めての相手は俊夫さんみたいな素敵な人とって思ってたけど、それも無理で!」
「君は一体、何を言っているのかね!」
小林の声を無視して啓子はまくしたてた。
「だったら二度と顔を合わせない行きずりの人でもいいと思って来たのに誰もいないし!」
小林は露骨に渋い顔をした。
_君以外に客がいなくて悪かったね。
「すっかりそのつもりで家を出たんです!もう引き返せないんです!」
_知らんよ、そんな事。
「お願いします!お願いします!」
何度も頭を下げる啓子に呆れながら小林は言った。
「もう少し冷静になりなさい。そういう事はもっと慎重に」
「あたしは冷静です!すごくすごく考えてここに来たんです!」
「し、しかし、なにも相手はわたしじゃなくても。他にもっと若い、いやその」
急に啓子は項垂れた。
「どうせ誰もあたしなんか相手にしてくれないもん…」
_わたしのような中年なら、喜んで飛びつくとでもいうのか。
いっときでも癒されるなどと思った気持ちを裏切られたような気がした。
とにかくまともに相手にする訳にはいかない。しかし今は何を言っても無駄だろう。
「分ったよ。今夜部屋に行くから」
「ホントですか?!ドタキャンは無しですよ!」
慎みとは程遠い啓子の声に、小林の怒りは疲労に変わってしまった。
703すてきな宝物(小林×啓子)06:2006/06/08(木) 06:23:00 ID:4QtxW0YO
無論小林は説得するつもりで部屋を訪れた。
_そういう事を軽々しく、相手構わず言ってはいけない。
_まだ若いのだから焦らずに。
_いつか必ず素晴らしい男性が現れる。
様々な台詞を頭の中で何度も繰り返し、深呼吸してからドアをノックした。
ベッドの上に、裸にバスタオルを巻いた啓子が座っていた。
緊張しているとばかり思っていたのに、その顔は期待と好奇心できらきらと輝いていた。
なぜかとても可愛らしく見えた。
ぽかんと薄く口を開けて立ったままの小林に、啓子は自分の隣りをぽんぽんと叩いてにこりと笑った。
_君には負けたよ。
小林は覚悟を決めた。

啓子の隣りに座り所在なく自分の襟元をぽりぽり掻いていると、横から興奮した声がした。
「さぁ、始めましょう!あ、シャワーとか浴びますか?」
「ど、どうしようかな」
「わたしは全然気にしませんけど」
ペラペラと喋る顔を覗き込んで、その頬にそっと手を当てた。
啓子の目が「いよいよだ!」とでもいうように丸くなり、すぐにぎゅっと閉じられた。
軽く唇をあわせる。
顔を離して相手の顔を見てみた。
啓子は目を閉じたまま、薄く唇を開いていた。
704すてきな宝物(小林×啓子)07:2006/06/08(木) 06:23:40 ID:4QtxW0YO
小林は頬に当てていた手をそっと耳元にずらして、今度は深く唇を重ねた。
そのまま二人で倒れ込んだ。
胸に手を回すとタオルを押さえていた手がそっと除けられ、小林は苦もなく豊満な乳房に触れる事が出来た。
_す、すごい大きさだな。
どう扱っていいのか戸惑う程の弾力に、小林は思わずひるんだ。
「巨乳でしょ?えへへ」
見ると、自慢気な台詞と裏腹にどこか悲しそうな笑顔を浮かべている。
「これでもダイエットしてるんですけど」
小林はつい言葉を選ばす本音を言ってしまった。
「いや、今の子はみんな針金みたいにガリガリでいけない。女の子は太ってるくらいが丁度いいんだよ」
啓子がぽつりと呟く。
「太ってる………」
しまった、と思ったがどう訂正して良いか分らず、無言のまま掴んだ乳房の先端に舌を這わせ、啓子はホッとしたように目を閉じた。
啓子はなすがままだった。まるで人形だった。
胸を揉みしだいても太ももを優しく撫でても、くすぐったそうにはするが他に手応えというものが無かった。
首筋に唇を這わせると小さくひゃっと声をあげ身を縮めたが、すぐに身体を棒のように伸ばしてやり過ごそうとした。
_こんな様子で可能なのだろうか?
それでもどうにか自分自身を奮い立たせ挑んだ小林だったが、その危惧通り、啓子がおずおずと開いた股間の奥は受け入れる気配が全く無かった。
705すてきな宝物(小林×啓子)08:2006/06/08(木) 06:24:20 ID:4QtxW0YO
「これでは無理だよ…」
「大丈夫です。これを使えば」
そういって枕の下から取り出したのは、通信販売で手に入れたらしきローションだった。
小林は身も心も一気に萎えた。
「君は…そんなにしてまで…」
啓子はこくりと頷いた。
_そうか。「捧げる」のではなく「捨てる」つもりなのだったな。
小林は空しくなってきた。
「申し訳ないがやはり無理だ」
「ど、どうしてですか?!」
「わたしの方が使えなくなった…」
「じゃあ口でします」
小林はこの日何度目かの呆気にとられた。
_一体この子は、どこまで知っていて、何を知らないんだ?
「わ、分った、努力してみるから、口でなんて…」
「じゃあ待ちます」
そして小林の涙ぐましい奮闘努力の結果、啓子は見事に処女を喪失した。

「まだ痛むかね?」
小林はベッドの背にもたれて、すぐ隣りで背中を丸めて震えている啓子に聞いた。
「痛いです…凄く…こんなに痛いなんて…」
鼻をすすりながら啓子は言った。
小林とて無理な挿入はそれなりの痛みを伴っていたが、彼にとってはそれどころで無かった。
いまさらながら重い罪悪感に苛まれていた。
_取り返しのつかない事をしてしまった…
706名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 09:34:18 ID:ZzAK3hMR
うわ、エロい!!!!
>「巨乳でしょ?えへへ」
この台詞にピキーンってキタヨ、とにかくGJ!!
707名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 12:56:10 ID:Fkn0p/Vk
あのそのまだ終ってないんです。最後に「完」ってつけます。
それまで続きます。たぶん二三日は投下続けます。
でもありがとうございます。
708名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 16:06:20 ID:uhD6oFbH
いやまあ終わってないのはわかるし
続き物でも投下が一段落したら感想レスは普通につくし
2〜3日なら頑張ってくれ
今回のは前フリだろうから続きに期待
709夜露の人:2006/06/09(金) 07:57:46 ID:n0GuS3S+
>>693さん、>>694さん、>>695さん、>>696さん、>>697さん
勿体ないまでのお誉めのお言葉、ありがとうございます。
お読みくださっただけでも嬉しかったので、このように
反響いただいたことはまことに重畳にございます。

当方熟女専で、美樹本が好きすぎるので
他のキャラ小説は難しいかもしれませんが、
もしもまた、このような機会に恵まれますれば、
お楽しみいただければと思っています。

>>698さん、連載は大変だと思いますがどうか頑張って下さい。
横やりのような形になって申し訳ありませんでした。
710すてきな宝物(小林×啓子)09:2006/06/09(金) 12:09:41 ID:liDYhlgB
>>709ありがとうございます!がんばります!
______________________________
じっと下を向いたままの小林に、啓子は悪びれた様子も無く声をかけてきた。
「また来ても良いですよね?この次はきっと今日よりは」
「なんだって…?!」
さすがの小林も、憤りを押さえられなかった。
「男を利用するくらいなら、一人で発散する方法でも覚えろッ!」
唸るように怒鳴った小林を見上げて、啓子は両手で口を塞ぎ目を丸くした。
「ほらっ!こうやってっ!」
身体を覆っている寝具を剥ぎ取り、啓子の腕を掴んでその手を股間に押し付けようとしたが、もう片方の手が血の臭いを隠すように当てがわれ、更に両膝をぴたりと閉じてしまった。
「どうした!知りたいんじゃなかったのかっ!」
「う……」
啓子は目に新しい涙を浮かべて、小林をじっと見つめた。
小林はもう目を逸らさなかった。
「膝を広げなさい」
厳しい声に、掴んでいる腕の抵抗が弱まり、同時にそっと両足が開き始めた。
「こんな事までしたんだ。もう恥ずかしい事も恐い事もないだろう」
静かにそう言った小林の怒りは、なぜか急速に収まっていた。
もっと抵抗されると思っていた。こんなに素直に言う事を聞くとは思っていなかった。
掴んでいた手をそっと離し、曲げている膝を優しく押して倒すと、寝ている啓子の不思議そうな顔を見て言った。
「なんというか君は…幼な過ぎる…」
「おさない…?」
「一旦シャワーを浴びよう。話はそれからだ。わたしは後から入る」
啓子は慌てたように起き上がって言った。
「黙って出て行かないでくださいよ?!発散の方法を教えてくれるんですよね?!」
小林はもう笑って首を縦に振るしかなかった。
711すてきな宝物(小林×啓子)10:2006/06/09(金) 12:10:44 ID:liDYhlgB
シャワーから出た小林は、ベッドサイドに立ってシーツの赤い汚れをまじまじと見ている啓子の横に並んだ。
「ごめんなさい、汚しちゃって…」
「いいんだそれは。珍しい事じゃないし」
「そうなんですか?!」
興味津々で身を乗り出す啓子に、余計な事を言ったと後悔しながら小林は指示した。
「じゃあ、横になって」
「あ、はい」
啓子はさっきのように横たわり、小林の言葉を待った。
小林は啓子の横に座り、軽く深呼吸した。
_ゴシップ好きで耳年増な女の子は沢山いる。彼女も例に漏れないらしい。
_しかしそれならば…
「君はその…」
「はい?」
「今まで一人でした事はないのかね?」
啓子は恥ずかしいというよりは照れた声で言った。
「やってみた事はあるんですけど、なんだかよく分らなくて…」
「まぁ、女性の場合はいろいろ難解なのかも知れないが」
生真面目にそんな相づちを打ってしまった自分を心の中で自嘲する。
「それもそうだし、全然気持ち良くならなくてすぐ止めちゃいました」
あっけらかんと答える啓子の声に小林の緊張が解け、これでは立場が逆だと再び自嘲した。
「膝を立ててごらん」
「あ、はい」
さっきと同じように、小林の前に啓子の両膝が持ち上がる。
「それで、手をこう…」
啓子の右手をとって、股間にあてがう。
712すてきな宝物(小林×啓子)11:2006/06/09(金) 12:11:37 ID:liDYhlgB
さっき邪魔をした左手はシーツの上に乗ったまま動かなかった。
「この辺りかな。指で撫でてごらん」
啓子は天井を見上げながら指で探っていたが、僅かに眉間に皺を寄せたまま、迷っているように瞳をちらちら動かした。
小林はそんな啓子の顔を見てから改めて陰部を覗き込み添えていた手を離すと、クリトリスをそっと剥き出し場所を確認した。
啓子の膝がびくっと震えた。
先ほどの事を思うと、新鮮な反応だった。
小林は剥いた皮を戻して上から刺激し始めた。
まだ痛みを残している筈なのにじわじわと膨らみを増している。
_どれくらい大きくなるのだろう?
皮の上から優しく押して転がしたりつまんだりしながら観察してしまった。見る間に膨らむのが面白かった。
啓子は先ほどのように大人しくしていたが、膝は僅かにかくかくと震えていた。
もう一度剥きあげてみると、先ほどの倍の大きさになっている。
驚きを隠しながら、啓子の手を取った。
「ほらここだよ。自分で触ってごらん」
「……ん…」
啓子はずっと息を殺していたようだった。
小林の見つめる先で、啓子の指先が小林の指と入れ違いにあてがわれ、小林は今度は啓子の指をつまんで動かした。
「……ふっ…」
ほんの僅かな吐息だったが、部屋の空気が一瞬で塗り替えられたように湿って来た。
713すてきな宝物(小林×啓子)12:2006/06/09(金) 12:12:24 ID:liDYhlgB
「あ…あのぅ……ぁふっ…」
こね回すそこから目を離さず、指を動かしながら小林は返事をした。
「なんだね?」
「な、なんだか…んぅっ……さっきよりドキドキし、んぁっ……します…」
それは小林も同様だった。しかし、それを悟られないように冷静な声を出そうと努めた。
ゆっくりと撫で回している指先を見ながら、小林は説明した。
「濡れていた方が都合が良いんだが…」
先ほど強引に捩じ込んだヒダをそっと開いてみる。
「く…ぁっ」
啓子はさっきと違う声を出した。
驚いた事に、そこはしっとりと潤んでいる。
「濡れているね。そこに一度指をつけて」
啓子の手を掴んで下に動かすと「痛ッ!」と小さく悲鳴があがった。
「まだ無理か…。仕方無い」
小林はそこを濡らそうと小陰唇ごと舌を這わせた。
「ぁはんっ!」
両膝がぴょんと飛び跳ねた。
小林は啓子に隠れて小さく吹き出した。
怒りの気持ちも、呆れる気持ちも、すでに欠片も無くなっていた。
陰毛を掻き分け生々しく露になった部分から更に皮を剥き上げ、そこに顔を近づけた。
ボディソープの匂いがする。
舌先で優しく触れるつもりが、なぜか大きく舐め上げてしまった。
「くはあっ!」
啓子はのけぞって叫んでから慌てて左手で口を押さえた。
714すてきな宝物(小林×啓子)13:2006/06/09(金) 12:13:04 ID:liDYhlgB
「今ね、君のクリトリスはさっきの刺激で大きく膨れているんだ。さっき触ったのがそれだ」
「は、はい…」
「とても敏感な部分なので普段これは皮に包まれている」
「そ、そうなんですか…」
啓子の声はうわずっていた。
「わたしがその皮を剥いて舐めるから、その感触を良く覚えていなさい」
「は、はい…」
「そういう経験のあった方がオナニーというのはし易いからね」
「は、はい…」
先ほどまで恥ずかしくて曖昧にしていた「オナニー」という言葉が、不思議な事にその時容易く口から出た。
そういえば「クリトリス」も抵抗無く言っている。
なぜなのだろう?
_いや。余計な事は考えないでおこう。
_こういう時に素面に戻ってしまうとお互いに気まずくなる。
再び舌を当てた。
這わせるのではなく、舌全体を使って広い範囲に唾液を塗り付ける。
頼りない程柔らかい二枚の小陰唇が合流する辺りに被っている包皮を剥き上げて、膨張を続ける突起を中心に舌を強く乗せぐりぐりと擦る。
指で触るより確かな感触があった。
「んっ!んんっ!」
啓子は塞いだ口から息を漏らす。膝がひょこひょこと跳ねる。
「ァのっ!…んんっ!…も…もぉやめっ!…ぁはあっ!」
「………まだだ」
唸るように脅すように低く短く答え、大きく舌を押し付け顔ごと動かして嬲った。
715すてきな宝物(小林×啓子)14:2006/06/09(金) 12:14:00 ID:liDYhlgB
小林は自分が女性に対してこんな事の出来る人間だったのかと驚き、同時にそれを誇らしく感じていた。
性的な興奮だけでなく、なにかとてもわくわくとした、それはまるで少年特有の無謀な探求心のようなものが湧き上がっていた。
小林は今、これまで誰も訪れかった世界に足を踏み入れその地を開拓している。
濡らすというには充分過ぎる時間そこをねぶり続けた。
「あ、あたし…なんだか……はぁっ!」
啓子の両足は曲げながらつま先立つように指をベッドに突き刺し、小林が撫でる内股への愛撫にも鳥肌で応えていた。
「ゆっ、指より…あくぅ…き!気持ちっ……いっ!……ぁああっ!」
ようやくそこから唇を離すと小林は穏やかに言った。
「しかし自分でこれをするのは無理だ。こっちをちゃんと覚えないと」
再び啓子の手を取って突起に導く。
指先はすぐに剥き出しのそれを探り当てて刺激を始めた。
「んっ…くふぅぅ…」
小林は勃起していた。
先ほどよりも熱く硬く、それは猛っていた。
だが、今の啓子に再び挿入するのは余りに酷だ。
すぐ側から聞こえる喘ぎ声に冷や汗をかきながら、小林はじっと耐えた。
「…あ…はあぁっ……あふうっ……」
指の動きが滑らかになってきた。
声も艶を帯びて来た。
小林は啓子の左手を取り、大きな胸にあてがわせた。
「手は二本あるんだから、こっちも使ってみたらいい」
「はい…」
小林の手に操られながら、啓子の左手が乳房を揉みしだく。
啓子は小林に言われるより先に、自分の乳首をころがし始めた。
716すてきな宝物(小林×啓子)15:2006/06/09(金) 12:14:56 ID:liDYhlgB
「ふっ……くふぅうう!」
「そうそう。それでいいんだ」
「…はっ…はい…ぁあっ……」
啓子は声をあげる瞬間は目を閉じるが、すぐに見開いて小林を見つめ続けた。
それは「これでいいんですか?」と確かめているようにも見え、「乱れているわたしを見て」と誘っているようにも見えた。
そろそろ部屋を出ようかと服を手に取った小林に、啓子は横になったまま小さく声を掛けた。
「あの…」
「どうした?」
「さっきから……ちょっと中が……握られたみたいに痛いような感じに…」
「慣れれば苦痛でなくなる」
「そ、そうなんですか…」
女性の身体の事など小林は言う程熟知していない。
けれど、素直に従う啓子を不安にさせたくなかった。
「もう良いだろう。わたしは部屋に戻るよ」
啓子は起き上がってベッドの上に正座すると、手をついてぺこっと頭を下げた。
「ありがとうございました」
丸い肩にしっとりと汗をかき、うなじに張り付いた髪が可愛らしくも扇情的だった。
「礼を言うのはいいが、後で後悔しないでくれよ?」
「えへへ。分ってます。それと…」
小林はズボンをはきながら、何か言いにくそうな顔をちらっと見た。
股間の熱は静まりかけているとはいえ相手に悟られないようにズボンを履くのは難しく、四苦八苦している小林に向かって啓子は無邪気に言った。
717すてきな宝物(小林×啓子)16:2006/06/09(金) 12:15:50 ID:liDYhlgB
「わたし、また来ます!」
小林は苦笑いしながら首を横に振った。
「もうこんな事はご免だよ」
啓子は一瞬悲しそうに目を逸らしたが、すぐに哀願するように見上げて言った。
「もっと……あの…お……教えてください…」
恥じらいを堪えて縋り付くような目は、小林が懸命に引き止めていた背中を容易く押してしまった。

〜〜〜

あれから季節が変わり、啓子はすっかり食事目当ての暇なOLとして常連扱いになっていた。
実際に小林の料理だけでなく今日子手製のケーキを美味しそうにたいらげ、その作り方を伝授してもらうまでの間柄になっていた。
むろん、今日子の知らぬ間に知らぬ場所で会っている事もあった。
頻繁にとは言えないが、二人が会う時は自然と濃密で淫靡な時間を過ごす事になった。

今日のシュプールの窓は全て開けっ放しになっていた。
初めて啓子がここに来た夜に猛吹雪が激しく吹き付けていた窓と同じ物には見えない程、それは明るく温かく日光を招き入れ、季節の模様替えをされたカーテンも時折そよ風を含んで緩やかに揺れたるだけ。
ブラジャーとパンティだけになった啓子が、窓に向けた背を丸めて俯いていた。
「あの…。窓、閉めて下さい…」
こちらもパンツ一枚の小林が答えた。
「誰も見ていないし、誰も来ないよ」
「だけど、なんだか恥ずかしいし…」
「いいじゃないか。どうせ恥ずかしい事をいっぱいするんだから」
穏やかにそう言われただけで、啓子の下半身は疼きを増した。
718すてきな宝物(小林×啓子)17:2006/06/09(金) 12:16:44 ID:liDYhlgB
小林はにこにこと待っている。
啓子はそっとブラジャーを外し、それからパンティを脱いだ。
チェックの水色のパンティを脱ぐために屈んでいる啓子の両胸は重そうに揺れる。左右互い違いにぷるんぷるんと揺れる。
小林はそれを見るといつもほのぼのとした気分になった。
しかし白い鞠から飛び出ている2つの突起を見ると急激にそれが卑猥な物に思えて来る。
小林が下着を脱いで横になるのを待って、啓子は小林の上にまたがった。両手を小林の顔の両側につき身体を支えながらずりずりと移動して前に進む。
大きな乳房で小林の視界が塞がった。
そっと開けた小林の口中に、啓子は身を屈めて片方の乳房を含ませた。
小林の唇にぽふんと白い肉が乗る。乳首を甘噛みすると、啓子はくっと眉を歪ませた。
もう片方の乳房は小林の左手の中にあった。
どれだけ掴んでも沈み込んで行く指に、小林は思い切り力を込めた。
そのまま心臓まで突き破る勢いで掴み、こね回し、引っ張っては押し戻した。
啓子は苦痛に眉を歪めたが、決して抗わなかった。それどころか、小林の手の平には堅さを増す乳首の感触がはっきり伝わってきた。
顔の上に乗った乳房を大きく口を開けて思い切り吸い込むと、頭の上から声があがった。
「んっ!」
口内を埋める柔らかい肉に歯を食い込ませる。
「ひっ!」
啓子の胸には何をしても許されそうな豊かさがあった。
その重みは遠い記憶の母を思わせ、刺激に硬く立ち上がった乳首は淫売を彷彿とさせた。
小林の右手はずっと太ももや尻を撫でていた。
吸い付くようなきめの細かい肌。湧き出る汗は流れながら弾かれて玉を作る。
いつまでも撫でていたいような極上の滑らかさに、いつも小林は感嘆の溜め息を洩らしていた。
見上げる小林と切なく見下ろす啓子の視線が重なり、それが合図だったように啓子はゆっくり腰を下ろし始めた。
以心伝心などというロマンチックなものではない。
そういう物なのだと、啓子はその身体の隅々まで刻み込まされていた。
719すてきな宝物(小林×啓子)18:2006/06/09(金) 12:17:37 ID:liDYhlgB
一から十まで、全て小林が教えた事なのだ。小林がしたいと思う事はそのまま啓子の身体と脳に刷り込まれ、やがて啓子自身が持つ欲望へと変わって行く。
啓子の手が熱くそそり立つ小林の肉を握り、愛おしそうに何度か上下に擦り上げてから、濡れた自分にあてがう。
先走りが光る先端で場所を確かめるようにぬるぬると擦りながら、肉のヒダを掻き分ける。
ゆっくりと、もどかしい程ゆっくりと、啓子は腰を落としていった。
快感に口端を引きつらせて、肉の棒が割り入る程に理性を失い獣じみた瞳で、啓子はずっと小林を見下ろしていた。
淫蕩に染っていく顔を見せているのだ。
最初からそうだった。
小林はどれも相手に見せる事を前提に教えていた。
全てを飲み込んだ頃には、啓子は両手をベッドから離し膝を立て両足を大きく開き腰をつき出して、結合部分に体重をかけ深く静かに捻り付けていた。
「は……入りま……した…」
それまで啓子の乳首を弄んだり尻を撫でたりしながら見上げていた小林は、頷いて少し身体を起こした。
啓子は両手で混じり合う陰毛を掻き分け、肉を広げてから小林の目を見た。
小林がその部分を見ているのが分ると、安心したように、そして嬉しそうに笑顔を浮かべた。
「ぜんぶ…はいっ…てます…」
「うん。そうだね」
小林が優しく応えると、啓子はますますヒダを広げて見せつけるように腰を前に突き出した。
「こ…これ…ほ、欲しかったですぅ…これずっと…欲しかったですぅうう…」
「そうか」
そう穏やかに頷く顔を見ながら啓子はゆっくりと動き始めたが、小林は「ちょっと待ってくれ」と引き止めた。
寂しそうに睨む啓子から一旦引き抜くと、ベッドの陰から用意していた鏡を取り出した。
いつもは部屋の壁にかけてある物で、大学ノートを広げたくらいの大きさだった。
小林はさっきと同じように仰向けになり、自分の下腹部の上に鏡を立てて置いた。
「最初から見てごらん。入れるところから」
720すてきな宝物(小林×啓子)19:2006/06/10(土) 18:22:22 ID:BV92Zcfv
啓子の全身に見えない鳥肌がたった。
先ほどと全く同じ仕草で挿入を開始したが、その興奮は先ほどとは比べ物にならなかった。
部屋の中はとても静かで、開いた窓からは時折鳥のさえずりさえ聞こえる。
その静寂を荒い呼吸で乱しながら、啓子は鏡の中の世界に心を奪われて行った。
膝をついてまたがる下から生えている浅黒い肉棒。それを握る自分の手。
今は真っ昼間で、部屋を満たす明るい陽射しの中にぬらぬらと光る自分の肉ヒダ。
そこに押し付ける充血した欲の塊。それを執拗に擦り付けているのは自分。
いやらしい液体がダラダラと溢れて来た。それが陰毛をしとどに濡らし、啓子が何度か掻き分けると陰部の周囲に張り付いた。そのせいでもっとはっきり色々な物を見る事が出来た。
大きく開いた白い股の間に、唐突に現れる少し濁った肌色の陰唇。そこからはみ出ているぶりぶりと柔らかい小陰唇は右の方が左より少しだけ大きい。
それを自分の濡れた指が無造作に広げている。
肉ヒダの内側は唇をめくったようなピンク色だった。
そこにぬらぬらと擦り付けている肉棒は、暗い薄茶色で先が不格好に尖りカリの下には血管を浮き上がらせて、白い手が上下に握ると細かい皺が伸びたり縮んだりした。
仮性包茎である事は青年の頃の小林を嫌という程悩ませたが、今となっては苦くも懐かしい笑い話でしかない。何より啓子自身はその事に何の意識も無かった。
小林の先端を擦り付けながら、啓子はうっとりと思った。
_わたしはこれからこんな物を身体の大切な部分に入れしまう。自分の手で。悦びながら。
_だって気持ち良いんだもの。すごくすごく、入れると気持ち良いんだもの。
慎重に腰を落とすと、鏡の中で亀頭の先端がピンクの肉にほんの少しだけ埋まった。
それだけで啓子は歓喜の悲鳴をあげそうになる。
入り口に当たっているのが分った。ついさっき確かめた穴だ。
_ここにこれから入れる。この気持ちの良いものを。自分の手で入れる。恥ずかし気もなく汁を垂らしながら。もっとよく見たい。
721すてきな宝物(小林×啓子)20:2006/06/10(土) 18:24:30 ID:BV92Zcfv
啓子は腰を動かして、もっと明るく奥までよく見えるように身体をずらした。開いた太ももの両脇から手を入れ直して、更にヒダを広げた。
_あ。見える。見えちゃう。びちゃびちゃだ。びらびらした肉が引っ張られて。中がすごく広がってる。ピンクの中に裂けたみたいに割れ目がある。もっと広げたい。
滑る指を苦労して奥にあてがい、ぐいと開ける。
_奥が見える。小さな穴が空いてる。ヒクヒクしてる。なにかが溢れて出てる。とろとろ。気持ち悪い。すごくいやらしい。
腰を揺らして肉棒の先に穴を近づけた。
_当たってる。小林さんのが。穴に当たってる。先っぽが穴の側でぬるぬる滑ってる。
たまらず腰を突き出し先端を埋めた。
「くゥんッ」
_先っぽが入った。ヌルッて入った。入れちゃった。自分の穴に。
何度も亀頭を埋めては外し自分をじらしながらその感触を味わった。
_気持ち良い。入れる時すごく気持ち良い。小林さんのおチンポ大好き。出る時はなんだか可愛い。ぷりんって。はみ出るみたいに出る。入れる時は。
「ふゥッ」
_入れる時はヌルッて。穴を押し広げて入る。犯してるみたい。すてき。
陰部を広げていた両手から片手だけ離して熱棒を握る。
_とても硬い。もう奥まで入れたい。入れたい。これが好き。硬くて大好き。入れたい。
亀頭を全て押し込め、そのままゆっくり腰を落とす。
「くぁ…アふぁ…」
_もっと見たい。穴が広がってく。飲み込んでるみたい。
鏡の中でピンクの肉にそれが埋まり始めた。
_こんなに入っちゃう。全部見えてる。あたし今突っ込んでる。ほらこれ。これがいいの。おチンポ突っ込んで欲しかったの。あたしいやらしくて最低。恥ずかしい。死にそうな程恥ずかしい。
_でも気持ちいい。もっと入れたい。奥まで突っ込みたい。まだ入る。すごい。飲み込んでる。黒いのが。ずぶずぶって。どんどん入る。奥に。もっと。全部。
722すてきな宝物(小林×啓子)21:2006/06/10(土) 18:25:45 ID:BV92Zcfv
啓子は首を絞められているようにひゅっひゅっと息を引きつらせながら、大粒の涙を流していた。空いたままの唇からは涎が流れていた。涙と涎が顎から滴り、汗と混じって胸の間を流れていた。
汗にまみれ涙にまみれ涎にも、そして匂い立つ愛液にもまみれて、頭の中がおかしくなりそうだった。
そんな啓子に小林も満足そうだった。
_挿入だけでこんなに悦んでいる。最初から酷い締め付けだ。
_なんて淫乱で可愛いんだ。
「明るいからよく見えるだろう?」
絞り出すように啓子は答えた。
「は…ぃひ……」
その声に小林は胸の中が切なく甘く暖かいもので満たされるのを感じた。
_きっと呼吸するのも辛いだろうに、聞けばこうしてちゃんと返事をする。
_この子は本当に可愛い。
啓子は根本まで飲み込むと、その部分を惚けた目で、首を曲げたり腰を揺らしたりして角度を変え眺めていたが、やがてゆっくりと動き出した。
にちゃっ… にちゃっ… ぬちゃっ… ぬぷっ…
何度も聞いてきた音だったが、その出所を見ながら聞くと格別のいやらしさがあった。
目を釘付けにしながらゆっくり腰を動かしている啓子に、小林が嬉しそうに言う。
「出たり入ったりしてるのが見えるかい?」
「は…い……か…硬…ぃひっ…」
「君のはどうかな」
「あた…あたしのは…ぅぐ、ぐちゅぐ…ちゅ…で……穴が…の、飲み込んで…すご…」
「はは、そうだね。もっとよく見て。動かしながら」
「は…いぃぃ……」
溢れる淫液が二人の股の間で糸をひいている。
肉ヒダの間に熱い肉棒が中を押し広げながらずぷずぷと割り込み、全て飲み込むと、小陰唇を引きずり陰毛を貼付けながらぬるりと引き出される。
723すてきな宝物(小林×啓子)22:2006/06/10(土) 18:26:54 ID:BV92Zcfv
「ひゅふっ…ひゃくっ…」
ぬぷぬぷと出し入れする度に、啓子はしゃっくりのように息を引きつらせた。
意識せずとも腰は自然に動き、恥骨が擦れる程に深く突き入れる度、啓子の汁が溢れて汚らしい音をたてた。
ぬちゃ… ぬぶぶっ… じゅぷっ… ちゃくっ…
「すご…ヌルヌル……あたしの…あんなに…ひっ…広がっ…ちゃって…」
動きはひどく遅いのに、中はどんどん締め付けが強くなってきた。
「…あっ………!」
啓子の中が大きくうねった。
動きが速くなり股から散った飛沫が鏡にビタビタとかかった。
小林は鏡を下に置くと腰の動きと一緒に飛び跳ねている乳房を掴んだ。
啓子が小林を見下ろしながら、髪を振り乱していやいやと首を振る。
本当に嫌がっているのでないのは良く分っていた。その証拠に腰の動きと一緒に声も一段と切な気に跳ねる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
小林は啓子の2つの乳首を掴むようにつまんだ。
腰が激しく上下する度に揺れる両胸の先の乳首も重く引っ張られたがそれを抑えるように小林はつまみ続け、揺れを制御された乳房はまるで周囲の空気に揉まれているように滅茶苦茶な動き方をした。
小林は更にそれを捻り、啓子は「あぎぃっ!!」と襲われた小動物のような声を出した。
乳首の痛みは相当なものの筈だが、啓子の眉は苦痛に歪みながら、その瞳と唇はこれ以上ない程嬉しそうに笑っていた。
啓子の中では吸い上げるような波が襲って来た。
小林もとうに限界だった。
啓子の中の波が激しさを増し絡み付く。
「ぁッ!ああぁアアアアッ!!!」
724すてきな宝物(小林×啓子)23:2006/06/10(土) 18:28:20 ID:BV92Zcfv
小林を逃すまいとでもいうように壁肉が急激に激しく締め上げた。かと思うと絞り出すように何度も波うつ。
小林は己のタイミングをずらして啓子の拘束が収まるのを待った。
「…ぁくふっ!…ンくふっ!」
達した後も啓子の内壁は、まるで捕まえた獲物を確かめるかのように小林にまとわりついた。
頃合いを感じた小林は掴んだ乳首を思い切り高く引き上げた。
「きゃうッ!」
小便を洩らしたように愛液を巻き散らしながら熱い棒を引き抜かれた啓子の身体は、ぼふっと小林の上に被さった。
「はふっ、はふっ」
荒い息を吐きながら、それでも啓子は急いで身体の向きを変えると小林に尻を向け、精液を滴らせている棒を震える手で握った。まだ熱が収まらず啓子の唇を待っているように脈を打っていた。
大きく舌を出して全て舐め上げる。絞り出すように上下に握って、先から残りをちゅうちゅうと吸い出した。
啓子がそれに耽っているあいだ、小林は啓子の中を覗いていた。まだ穴が少し開いたままになっている。
ひくつく肉壁から芳香が漂い思わず舌を差し込んだ。
「んんっ!」
銜えていた啓子が声にならない声をあげ、小林はふふっと笑った。

しばらくお互いを弄んでから、二人は並んで横になり他愛のないお喋りをした。
さっきの興奮が収まったのを確認すると、二人は揃ってシャワーを浴びた。
シャワーから出た小林は服を着てキッチンから冷たいオレンジジュースを持って来た。
啓子は全裸のまま、喉を鳴らしてそれを飲んだ。
空になったグラスを除けると、小林はベッドの側に椅子を引き寄せ座りながら言った。
「じゃあ、オナニーして見せて」
「はい……」
こくりと頷いた啓子の頬は、再び期待で赤く染まり始めた。

〜〜〜

725名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 03:18:45 ID:V7p3tQzQ
エロス!!!グッジョブ!!!
726すてきな宝物(小林×啓子)24:2006/06/12(月) 16:57:19 ID:P8quZS5R
>>725
ありがとうございます!自分にとってはあなたのレスがGJですよ。
勇んで投下始めたのはいいけど、今更に恥ずかしくなってきてたりorz
______________________________
二人は順調に関係を深めて行った。
啓子がシュプールを訪れる時は、もう客ではなくアルバイトのような形で迎えられ、実際に啓子の料理の手際はなかなかの物だった。
啓子のアイデアでメニューに新しいデザートが増えている程だった。
もともとそういう事が好きだったのか、あるいは少しでも小林の側に居られるようにと密かに努力したのかも知れない。
今日子が居る時には、啓子は小林よりも今日子と行動を共にする場合が多かった。今日子はそんな啓子を助手として認めているように見えた。
啓子に「甘えちゃってご免ね」と言いながら、小林と啓子に留守を任せて出掛ける回数も増えた。
二人はそんな今日子の信頼に付け入る事無く、ペンションの仕事もきっちりこなした。
しかし、食堂から聞こえる客の談笑を聞きながら、耐えられずキッチンで淫らに慰めあう時間が無かったかといえば嘘になる。

ある蒸した夏の日、洗い物をしていた啓子がずいぶんと大人しいので顔を覗いてみると、その両頬が涙で濡れている。
「ど、どうしたんだ?!」
啓子は堪えきれないように嗚咽を洩らし始めた。
「っく…ひくっ…ふぇえ……」
「どこか痛いのか?!それとも客に何か言われたか?!」
啓子はスポンジを握る手を皿の上で動かしながら言った。
「あたし…ひくっ…さっきから小林さんが後ろを通る度に…ひくっ…」
小林がそれを聞いて、何かまずい所でもあったのかと自分の身体を見回していると、啓子は苦しそうに告白した。
「このまま後ろから……ひくっ…し…してくれたら良いのにって…」
小林は持っていた盆を落としそうになった。
実は小林も全く同じ事を考えていたのだ。
「ごめんなさい……し、仕事中なのに……ひくっ…」
727すてきな宝物(小林×啓子)25:2006/06/12(月) 16:58:31 ID:P8quZS5R
止らない涙を拭おうともせずに皿を洗い続ける啓子のスカートが、いきなりめくられた。
啓子の手が止り、一瞬見開かれた目は期待と緊張に眩みながらゆっくりと閉じられた。
背後で衣擦れがして、小林がエプロンを除けズボンのファスナーを降ろすのが分った。
啓子は震える唇に笑みを浮かべながら持っていた皿をそっと洗い桶に浸した。
パンティに手がかかったかと思うと、それは一気に足首まで降ろされた。
それを外すのを手伝うために片足をあげた時、足の間から声がした。
「き、君……これはいくらなんでも……」
「え?」
「濡れ過ぎだ……」
火傷でもしたようにぷくりと膨れた赤い小陰唇に絡んだ陰毛から、水漏れさながらに滴っていた。
「ごっ!ごめんなさい!ごめんなさい!」
「こんなになるまで我慢していたのか」
「ごめんなさ、んあぁっ!」
ずぷっと背後から勢い良く挿入された。一気に奥まで届いてしまった。
「あんっ!あぁあんっ!」
激しく腰を動かす啓子を見下ろしながら小林は言った。
「君は淫乱だ」
「ごっ!ごめっ…うぁあっ!…ごめんな…あんっ!」
「いやらしい身体で、いやらしい事ばかり考えて」
声を我慢するためか、啓子は側にあった布巾を鷲掴みにすると口にくわえた。
「んぅうむううーっ!」
「悪戯されるのを心待ちにしているように見えるよ」
ばすばすと腰をぶつけて来る啓子の臀部を左右に開いて見ていた小林は、目の前にある皺で囲まれた穴がいつもと違った蠢きを見せているように思えた。
側にあった残り物の野菜スティックを差し込む。
「んっ!ぅんんうーっ!」
その太さは鉛筆1本分強、長さは15センチ程。開発途上のアナルには長過ぎる気もしたがその無茶を通す事が啓子の悦びに繋がると小林は知っていた。
728すてきな宝物(小林×啓子)26:2006/06/12(月) 16:59:23 ID:P8quZS5R
己の愛液にまみれているとはいえ、何の慣らしもしていなかった肛門はいきなりの異物から逃げるように侵入を拒み押し戻して来た。
それをぐいぐいと差し入れながら小林は聞こえるように呟いた。
「何本がいいかな」
「んんんっ!んんむぅーっ!」
啓子は尻穴がギリギリと広がり異物が直腸に侵入する痛みと、便意を我慢する時の緊縛感にも似た幼蒙性の快感をひたすら甘受した。
四本目から更に挿入が難しくなってきたが小林は遠慮せずに入れた。
啓子は尻穴を広げられる度に小林のペニスをきつく締め上げぐいぐいと腰を突き出し、小林は下腹で野菜を押しながら存分に打ち付けた。
時折食堂から湧き上がる賑やかな声に身の竦む緊張感を快感に変えながら二人は耽溺した。
小林のものは千切れそうな程に締め上げられ、啓子は欲しかったものに掻き回されながら、アナルの痛みが馴染む程に弛緩と緊張を繰り返す尻穴と直腸への歪な刺激をも味わい歓喜の涙を流し続けた。
数分後。
客の呼ぶ声に「いま行きます」と返事をした小林の腰の前では、しゃがみ込んだ啓子が舌を使って一心不乱に後始末をしていた。
その尻からは六本の野菜が突き出し、小林の指示どおりそれが抜けないように啓子は必死に尻穴とその奥の筋肉を内側に向けて引き締め続け、それが更なる喜悦を引き起こしていた。
その後、小林は5分おきに啓子に野菜スティックを一本渡し、啓子は小林の鼻先でそれを膣穴と尻に刺して行った。
膣穴15本尻に8本入れたところで野菜が無くなり、啓子がカラフルな獲物をずくずくと出し入れする様を堪能した小林は、最後にクリトリスを舐って啓子をいかせてやり、その後風呂場で野菜を抜いた2つの穴に指を奥まで入れて充分に洗ってから家に帰した。
その夜遅く小林は啓子からの電話で、未だ尻穴に残るじくじくとした異物感がいかに気持ち良いものかを涙ながらに訴えられ、陰部から漂う青臭さに耐えられず部屋でも再現していいものかと許可を求められた。
直後に送付された携帯の画像からは新鮮な野菜の匂いと啓子の匂いが混ざって漂ってきそうで、小林は暫くの間、暇さえ在ればそれをこっそりと眺めた。

〜〜〜

729すてきな宝物(小林×啓子)27:2006/06/12(月) 17:04:19 ID:P8quZS5R
木々の紅葉が彩りを深める頃、二人は久しぶりにシュプールの一室にいた。
もうすぐここには多くのスキー客が押し寄せ、小林には今までのような時間的余裕が無くなる。今日子の外出も減る筈だ。二人がここで過ごせる夜も限られてくるだろう。
啓子を寂しがらせる事になると、小林は苦々しく思っていた。
しかし啓子はそんな小林の悩みに気付かない様子で切ない抱擁を受けていた。

パンツ姿で浅くあぐらをかいた小林の前にまたがった啓子は、胸に顔を埋める小林の髪を優しくまさぐっていた。
小林は両手で大きな乳房を鷲掴みに揉みほぐしながら、自分の両頬にそれを押しつけ暖かい弾力を味わった。
それはまだ妄想の女性でしか慰められなかった若い頃に、夢に描いていた行為だった。
しかしその頃には想像さえ出来なかった肌のなめらかさを、小林はこの歳になって知った。
若さからだけではない、豊満な肉体だからこその、弾けるような張りとしっとりした手触り。
食い込む指先にも、なぞる唇にも、這わせる舌にも、極上の心地好さを感じる。
そしてその丘から突き出る乳首のいやらしさ。
つまみ、引っぱり、捩じ上げころがして、口に含みしゃぶり、吸い込み、舌で押しこね、あま噛みする。
啓子の乳房は、愛おしいものをいやらしいと感じる事への罪悪感を、小林の中から吹き飛ばしてしまった。
啓子は小林の髪から手を離し、小林と交代するように乳房を持ち上げた。
そしてしゃぶられている方の乳房の内側をぎゅうと凹ませて乳首が内側を向くようにひねり、もう片方の乳房で小林の横顔を包み込むように押し当てる。
小林の耳に硬い乳首がこりこりと当たった。
暖かい肉で顔を覆われながら、小林は存分に口中の突起を堪能した。
胸から離れた小林の両手は、啓子の脇を探り二の腕を撫で背中にまわり腰に流れ尻を掴み撫で回した。
飽きる事無く啓子の全身に手の平を滑らせて、その肌の心地好さに酔う。
730すてきな宝物(小林×啓子)28:2006/06/12(月) 17:05:27 ID:P8quZS5R
陰部への刺激が無くとも、啓子の内股には溢れる愛液がとろとろと流れ落ち、擦れる小林の太腿まで光る道を作っていた。
そこだけ冷える太腿の滑りに小林は気付いていたが、さらに刺激するのは控えていた。
今、啓子の淫蕩な顔を見てしまったら、堪らず突き入れてしまいそうだった。それを先延ばしにして、欲を放出したあと訪れる倦怠を避けていた。
小林は、せっかく与えられた熱い時間を出来るだけ長く味わいたかった。啓子を長く楽しませたかった。
小林はその年齢による体力の限界を良く分っていた。自分が若い啓子を、そうそう満足させられるとは思えなかった。
そのため啓子の為にバイブレータを何種類か用意していたが、小林が目の前にいるのにそれを使うのは寂しいと啓子は嫌がった。
それを使っている様を見たいと言われれば喜んで従い、小林がそれをどのように啓子の身体に施そうが恥じらう事はあっても決して拒絶しなかったが、自ら欲しがる事は無かった。
どこまでも従順で身も心も明け渡し自分を慕う啓子に、小林は己への枷として窮屈な下着を着けていた。
用を足す際にも手間取るようなサイズの小さいパンツは、勃起時の痛みだけでなくその年甲斐も無い様を見ただけで充分に小林の昂りを制した。

太腿を撫でていた手に、ふと震えを感じる。
見ると二の腕に鳥肌が立っていた。
不思議に思った小林が見上げると、啓子は思い切ったように声をあげた。
「あの……」
「どうした?」
言いにくそうに小さな声で啓子は答えた。
「ちょ、ちょっと、おトイレに…」
「おしっこかい?」
気まずいのか黙って頷く。
「じゃあ、してる所を見せてもらおう」
「えっ!そんな」
「いいから、ほら」
全裸の啓子の背中を押しながら、小林はトイレに向かった。
731すてきな宝物(小林×啓子)29:2006/06/12(月) 17:06:27 ID:P8quZS5R
「座って」
言われるままに腰を下ろすと、小林はその前にしゃがみ込んだ。
「初めてちゃんと見るね。君がおしっこするところ」
優しい笑顔で言われても、恥ずかしさと緊張で我慢する事しかできない。
啓子は両手で顔を隠し膝をぴたりと揃えて座りながら、それでもドキドキと高鳴る鼓動を抑えられなかった。
両腕に挟まれた乳房がこんもりと持ち上がり、深い谷間を作っている。
「どうした?出ないのか?」
小林はそう言いながら、目の前で震えている乳首をグニッとつまんだ。
「あふっ!」
くりくりと乳首を揉まれ、そこが堅くなるのに比例して全身の力が抜けて来た。
ちょろ……
最初の水音が聞こえると、啓子の意識は一気に緩んだ。
顔を押さえていた両手がそっと下がっていく。
小林が白い太ももに両手を差し入れると、なんの抵抗も無くそれは左右に開き、茂みを撫で上げるとその向こうにある陰部がはっきり見えた。
小林の視姦を待っていたように、やがてそこから少し濁った液体が小さな弧を描いて吹き出し始めた。
じょろじょろじょろ……
「ふぁぁぁ……出ちゃったぁぁぁ……」
泣き声の啓子に小林は優しく相づちを打つ。
「やっと出たね」
732すてきな宝物(小林×啓子)30:2006/06/12(月) 17:08:15 ID:P8quZS5R
小林は両手で乳首をこねながら、じっと啓子の股間を観察した。
放尿しながら啓子は泣き笑いのような声を出した。
「…おしっこがぁ……出ちゃいましたぁ……」
「うん。よく見えるよ。もうお終いかな?」
そう聞きながら見上げた啓子の唇の端には、涎が光っていた。
その瞳は溢れそうに涙を溜めて、淫蕩な光を放ちながら小林を見下ろしている。
小林は愛おし気な笑顔を浮かべた。
「恥ずかしくて興奮するかね?」
言いながらトイレットペーパーで陰部を拭く。
「あふんっ!」
びくっと膝が飛び上がった。
「駄目だよ、ちゃんと拭かないと」
丁寧にそこを拭いたペーパーを水に落とすと、紙から糸が引いていた。
「濡れてるな」
小林は中指をずぶりと差し込んだ。
「ぁひっ!」
「これはおしっこじゃないね?ほら、ヌルヌルしている」
指を出し入れすると啓子は両足をあげて便座に乗せ、指を求めるように腰を突き出した。
両手で自分の乳房を揉みしだき、乳首を忙しなくひねる。
小林がヒダを広げてみると、奥の方がひくひくとうねっていた。
小陰唇を何度も広げ直しつつ暫くそれを眺めてから、今度は指を三本一気に根本まで突っ込みこねるように出し入れした。
「はひゅっ!んふううう!んクッ!んクッ!」
指を味わっているような喘ぎ声が聞こえ、中ではさっき見た肉壁も同様に指を味わうように絡み付いて来た。
733すてきな宝物(小林×啓子)31:2006/06/12(月) 17:09:52 ID:P8quZS5R
注:この後ちょっとSM的でグロい(かも知れない?)表現が数行だけあります。嫌いな方はご注意ください。
自分なりにリアルな愛wを追求した結果なのですいませんがご了承ください。
______________________________
小林はもう片方の手の指でクリトリスを撫で回した。
「あンぐっ!」
最初の夜からこれまで幾度も剥かれ刺激されてきた啓子のクリトリスは、小林の指示により自慰の際にも攻めの要として蹂躙の限りを受けていた。
そのため周囲も含め最早その形状を様変わりさせていた。
刺激から保護するために覆われていた包皮は小さなスカートのように広がり容易にめくる事が出来、中に収まっている物は既に豆という形容に似つかわしくないまるで噛み捨てられたガムのようだった。
けれどひとたび刺激を受ければ過敏な程に反応し見る間に膨れ上がり、乳首に勝るとも劣らない程の立ち上がりを見せた。
二人にその知識があればそこにピアスなどの装飾を施す事も可能だろう。
小林はこういった啓子の身体の変化を喜んで見守った。
特にクリトリスの肥大は見た目にも分かり易く、成長ともあるいは生身の肉体の改造とも言える結果にえも言われぬ興奮を覚え、ホテル等の閉塞した施設では膨らんだクリトリスを乳首さながらに強く吸い上げ、泣き叫んで悲鳴をあげる啓子を失神させた事もあった。
今もまたそれは見る間に膨張しねぶり回す指の下でぐねぐねと踊り、そのすぐ下では肉ヒダから指が出たり入ったりする度に大きな音を出していた。
じょぷっ じょぷっ じょぷっ じょぷっ
べたべたに濡れた指の動きが速まって行く。
「あふっ!あふっ!はぅん!はぶぅぅううっ!」
啓子は自分の指をしゃぶり始めた。
「どんどん溢れてくるね。お尻の下まで垂れている。びしょびしょだ」
啓子が自分の指を吸っているのに気付いた小林は穴から指を抜いて立ち上がった。
啓子はもどかしく目の前のパンツから勃起したものを取り出すと、重い両胸を支え上げてそれを挟んだ。
うっすらと汗を浮かべた肌に肉棒を包まれると、少しひんやりして気持ち良かった。
小林はパイズリに関してはいつも啓子に任せていた。どんな風に動かすのかが楽しみなのだ。
両胸は棒を挟んで激しく上下に動いたが、すぐに左右互い違いに擦り始め、やがて啓子は身を乗り出し胸は玉の方に降りて来た。
小林の足の付け根、いや尻の下に乳首を感じるほど下がると胸は玉を包み込んで棒の根本ごと柔らかくこね回し始めた。
啓子は両手で胸を動かしながら、舌をダランと伸ばし口を近づけ亀頭から飲み込むように頬張った。
小林のモノを深く銜えたい。胸で愛撫もしたい。その為には胸で玉と根本をまさぐりながらフェラチオをする…
何も教えずとも、啓子は小林の期待に充分過ぎる応えを見せてくれた。
「可愛いなあ。君は本当に可愛い」
撫でるように髪をまさぐりながら、小林は腰を突き出した。
啓子は喉の奥まで頬張り、吸い上げながら顔を前後させてそれを舐め回した。
裏筋に沿いながらも僅かに蛇行させる舌の動きは気を持たせるようにもどかしい心地好さで、小林にとって屹立を長引かせるのに適した効果をもたらした。
鬼頭の溝を探るように舌先を走らせてから、先端の小さな穴に割り込んでちろちろと刺激した。
そしてまた深くくわえ込み、それらを何度も繰り返した。
734すてきな宝物(小林×啓子)32:2006/06/12(月) 17:11:34 ID:P8quZS5R
小林は斜め上から覗き込むように啓子の顔を眺めた。
一心不乱にしゃぶり付いている啓子の顔は不格好に歪んでいたが、小林はそれがとてもいやらしく、可愛らしく思えた。
「もう出そうだ…出すよ……くっ…」
ぶるんと抜き出した先端から出た精液が啓子の顔にたっぷりとかかった。
_まるで若い頃に戻ったようだ。
_今日子が相手ではこうはならない。
_全て彼女のおかげだ。
啓子は薄目を開けて白い粘液をうっとりと浴び、小林は開いたままの口の中にも絞り出した。
啓子はごくりとそれを飲み込んでから、萎み始めた男根を愛おしそうに持って再び口に含み、優しく吸い上げ隅々まで舐めあげた。
「君は本当におしゃぶりが好きだね。教えた甲斐があるよ」
すっかり柔らかくなったモノを舌でころがし続ける啓子の顔をペーパーで拭きながら、小林はとても満ち足りた気持ちになっていた。
「疲れたかね?休むかい?」
パンツを引き上げながらそっと声をかけると、啓子は不満そうにゆっくりと立ち上がった。
「クチにはもらったけど、お……おマンコがまだです…」
拗ねたように身体をすり寄せる啓子の股間に指を這わせた。
「はんっ!そこぉ…そこにもらってないですぅ〜」
小林は困ったように手を離すと笑顔で言った。
「うーん。君は若いからね。わたしはちょっと休まないと…」
「はい…。待ってますから…」
そう言いながらも、啓子の腰はくねくねと小林の腰に擦り付けられる。
小林の二の腕に押し付けられた大きな乳房の先では、乳首が尖ったままだった。
思わず啓子の後ろから膣穴に指を入れた。
「んふっ!」
啓子の唇が嬉しそうに歪み、小林の乳首を切な気に舐めた。
735すてきな宝物(小林×啓子)33:2006/06/12(月) 17:14:18 ID:P8quZS5R
片手に溢れる乳房を強く揉みしだきながら、小林は申し訳なく思っていた。
啓子は立ったまま、太ももの内側に愛液を垂れ流し小林の腕や胸に音をたててキスを浴びせた。
「じゃあ、こうやってベッドまで行こうか」
指を出し入れしながら小林はゆっくりと歩き出した。
「ぬ、抜かないで、お、奥に、もっと奥に、入れていて」
絶え絶えに喋り小林にしがみつきながら、啓子も足を引きずるようにして付いて来た。
小林はそんな啓子が健気に思えた。
とても健気で、淫乱で、何を教えても素直に受け入れ、覚えた事をいやらしく求めて来る。
小林は空いた手で啓子の身体を支えながら、二人三脚のようにしてベッドに向かった。
ぐちゅぐちゅと指で犯されながら数歩進んだところで、急に啓子は足を止めた。
「だめ…っ」
「ど、どうした?」
「い、イク……イッちゃいそぉです…」
「そうか。それなら構わないよ。ほら、好きなだけ感じなさい」
そう言いながら小林は手の動きを乱暴に速め、中を掻き回した。
「あんっ!あァァんっ!ゆっ!ゆびきもちイイッ!あふっ!すごィよォ!」
小林に強くしがみつきながら、泣き声をあげて啓子の腰はうねうねと揺れている。
「なっ!中で!あぐっ!中で指がッ!ぐちゃぐちゃあッ!」
ぶちゅっ!ばちゅっ!と水音が響き渡り、激しく出入りしている指の周囲に飛沫がはねた。
「あぁ、グチャグチャだ。もっと酷くしてあげるからね」
小林は挿入している手に臀部の弾力を感じながら、もう片手をクリトリスに押し付け擦り始めた。
啓子は指が奥まで届くように尻を突き出し、クリトリスをいじる小林の指に自分の指を乗せて一緒にこね回した。
「イッちゃう!もぉイッちゃうッ!あはッ!あぁァァアアアッ!」
啓子の踵が持ち上がり、足の指がガリリと床を掻いた。
中の指が熱い波を受けたかと思うと強く吸い上げるように締め上げられ、やがてビクッビクッと震えた。
「はふっ……あふっ……」
736名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:27:36 ID:HsXlcoxU
(;・∀・)キタキタキタキタキタキタキタキタ

毎日がウハウハです!
737すてきな宝物(小林×啓子)34:2006/06/13(火) 20:43:50 ID:8k1GdIHs
肩で息をする啓子の中が穏やかになっても、小林は指を抜かなかった。
啓子は片腕をしっかりと小林の肩から首に回してしがみつき、もう片手でクリトリスをいじっていたが、やがてその指で穴に入ったままの小林の指の根本と穴の周囲を、確かめるように探り回した。
それと同時に小林の唇に吸い付く。
薄く開かれた輪郭を愛おしむように舌で撫で柔らかく吸い上げ、顔を斜めに押し付けるように唇を唇で覆いながら舌を差し入れる。
啓子はことキスに関しては小林が戸惑う程の情熱を見せた。
唇を強く重ねる事くらいしか出来なかった不器用な小林に、啓子はまるで想いの丈をぶつけるが如く激しく絡み付けてきた。
小林の二枚の唇や彷徨う舌を貪るように吸い舌でなぞっては絡ませて、口内中を探り回してもどかしく唾液を受け取っては自らの喉に送り込む。
もっともっとという声が聞こえてきそうな程、啓子は懸命に唇と舌を駆使して一滴も洩らすまいとむしゃぶりついた。
暫く二人はそうやって支え合っていたが、無理な姿勢に耐えられず小林が先に唇を離し荒い息でどうにか「ベッドに…」とだけ言った。
二人は再びそのまま歩き始めた。
啓子が歩を進める度に、小林の指が動く度に、啓子の股からは空気と一緒にびちゅっぶぶびっと音が漏れる。
しがみつこうとする啓子の手は時折ふっと力が抜けたように小林の肩から離れ、その度に啓子の体重が膣内の指にかかって、啓子は小さく悲鳴を上げながら再びしがみついた。
やり過ぎか?と不安にかられた小林に、啓子は涙目で囁いた。
「ぬ、抜かないで……ください…ね…?」
なんて愛おしい娘なのだと、小林は心から思った。
温かく包み込んでやりたいという切ない思いと、滅茶苦茶にしてみたいという猥雑な興奮が、いつものように同じだけ湧き上がった。
指を再び掻き回す。
「ぅあぁぁっ!」
空気を含み湿った音がさっきの何倍も汚らしく盛大に響きわたる。
ばちゅぶびっ! ぐじゅじゅ! じゅぶぶっ!
「ひ!ひどっ!こばやしさっ!酷いッ!ゆびヒドぃッ!」
ちゃくっぶちゃっ! ずちゅずちゅずちゅ! ばびっにちゃ!
「酷いのイイッ!ヒドイの好きッ!おま!おマンコがッ!おかしくなるよおおおおおッ!!」
酷い酷いと喜びながら啓子はあっけないほど一気に昇りつめ、小林の肩にはしがみつく啓子の爪のせいでとうとう血が滲んでしまった。
僅か数メートルの距離ですら、二人にとっては卑しい淫蕩地獄の道行きだった。
トイレから啓子の足下の床はナメクジの這った後さながらに濡れ光り、小林は後始末が大変だなと嬉しそうに微笑んだ。
738すてきな宝物(小林×啓子)35:2006/06/13(火) 20:45:04 ID:8k1GdIHs
ようやくベッドに辿り着き、小林はそっと啓子の腰を下ろし俯せに寝かせた。
指を抜こうとすると、ふっくらした両手がそれを遮ってきた。
「抜かないで…」
小林は困ったように笑った。
「しかし抜かないと何も出来ないよ」
「そうなんだけど…」
啓子が手を離したので小林はやっと指を抜く事が出来た。
三本の指はすっかりふやけて皺だらけになっていた。
「こんなになってしまったよ」
はははと軽く笑いながら見せると、啓子は起き上がってそれをそっと両手で持ち、恥ずかしそうに小林を見つめた。
「この指は宝物です……いつも……ありがとう……」
そう小さく言ってから、ぺろぺろと舐めてキスをしてまた舐めて、両手で包んで祈るように胸元に収めた。
「そんな、お、大袈裟な…子供っぽい例えを……は…ははは…」
言いながら小林は、なぜか涙がこみ上げてきた。
「どうしたんですか?」
不思議そうな啓子から顔を逸らし、小林は軽く咳払いをして嗚咽を誤摩化した。
二人にとってお互いはかけがいの無い存在だった。
もう、ひとときも離れたくなかった。
窓の外では木枯らしが吹き荒れていたが、二人は暖房など不要な程に熱く求め合った。
余りにも夢中になり、外で車の止る音がしたのに気が付いていなかった。
なので、その音がした時、この世の終わりが来たような戦慄を覚えた。
開いた足をぴたりと閉じて、啓子が震えた声を出す。
「い、今……ノックの音が……」
小林の声も震えていた。
「だ、大丈夫だ…ドアにはちゃんと鍵を…」
ガチャガチャ。
「ここにいるんでしょう?入るわよ?」
かちゃり。
合鍵を片手に入って来た今日子は、一瞬事態を飲み込めなかったのか惚けたような顔をしていた。
「きょ、今日子!」
「きゃあ!」
739すてきな宝物(小林×啓子)36:2006/06/13(火) 20:46:21 ID:8k1GdIHs
二人の悲鳴に、はっとしたように今日子は叫んだ。
「どっ、どういう事?!」
「お、おまえ、もっと遅く帰る筈じゃ…」
「雲行きが怪しくて早く切り上げたのよ!電話したのに誰も出ないから心配していたのにっ!これって一体?!」
「いや、これは、その…」
しどろもどろになる小林を無視するように今日子はつかつかとベッドに近づき、啓子が慌てて身体に巻き付けたシーツを勢い良く剥ぎ取った。
「いやあっ!」
胸元を押さえ足を斜めに倒れた啓子の陰部から、濡れた陰毛を貼付けたバイブがにょっきりと生えていた。
「こ、こんな物を銜え込んで…」
今日子はバイブを掴むと一気に引き抜いた。
「あひっ!」
バイブは滴る程に濡れそぼり、悲鳴を上げた啓子の尻はぴくぴくと痙攣している。
今日子は恐ろしい形相で震える白い太腿を見下ろした。
「この肌の張り…キメの細かさ……若さってこうも眩しいものだったかしら…」
濡れたバイブを思い切り振り上げ、太腿にばちん!と叩き付ける。
「あぐっ!」
フリーズしたような空気の中、啓子の腿にはバイブの形そのままにピンク色の痣が浮かび上がって来た。
啓子は身体を縮めながら、顔を上げる事も出来ずに叫んだ。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
「今日子!やめてくれ!悪いのはわたしだ!全てわたしの責任なんだ!」
「うるさいわね!そんな事はどうでもいいのよ!」
「…え?」
一瞬言葉に詰まった小林を突き飛ばし、今日子は再びバイブを振り上げた。
ばちん!
「ひゃうっ!」
震える啓子の陰部から、新しい淫汁がたらりと溢れて来た。
740すてきな宝物(小林×啓子)37:2006/06/13(火) 20:52:09 ID:8k1GdIHs
桃色の痣に向けて、今日子のバイブは何度も振り下ろされた。
ばちん!
「はぐぅ!」
ばちん!
「くぁああっ!」
ばちん!
「あふぅっ!」
啓子の腰の下では、溢れ出る液がシーツに新たな染みを広げていた。
裸体を隠すように腕を押さえていた手はいつの間にか狂おしくベッドの上をのたうち、やがて枕の端を鷲掴みにした。
今日子はふふんと鼻で笑うと小林を振り返った。
「あなた?」
床に尻餅をついたまま恐ろしい光景を眺めていた小林は、怯えたようにびくっと肩を竦めた。
「はっ!はいぃ!?」
「この子に何をどこまで教えたの?」
「そ、それは…」
「優しいあなたの事だから、通り一遍のセックスしかしてないんじゃない?」
小林は抗議するようにまくしたてた。
「そ、そんな事は無いぞ!オナニーは会う度に見せてもらってるし!この胸だからパイズリも凄いし!アナルだって開発したし!二本差しだってしてるし!そういうのをビデオに撮ってそれを見ながらしたり!」
「青姦スポット巡りは楽しかったぞ!入れながら放尿させたし!しばらく会えない時にはバイブを突っ込んだまま出社してもらったし!それを会社から実況してもらったし!」
「満員電車では痴漢プレイのつもりがつい挿入までっ!あやうく駅長室に連れていかれそうにいやその!そ、それからそれからっ!」
「ほぉーら、その程度じゃないの」
勝ち誇ったような今日子の声に、小林は「ぐうぅ…」と唸った。
二人の様子を荒い息を吐きながら見ていた啓子の横にそっと座った今日子は、怯えた目と汗ばむ顔を覆っていた髪を紫色のバイブで除けながら囁いた。
「啓子ちゃん、あなたはまだ知らないのよ。本当の快感というものを」
「きょ、今日子さん…?」
741すてきな宝物(小林×啓子)38:2006/06/13(火) 20:53:19 ID:8k1GdIHs
見上げた啓子の唇に、濡れたバイブが押し付けられた。
「あたしがあなたに」
今日子の目がぎらりと光る。
「新しい世界を見せてあげる」
ねめつけるような視線を浴びて、啓子の瞳がうっとりと淫蕩に揺れたのを小林は見た。
唇から歯の間に割り込んだバイブレータが、やや上向きに乱暴に捩じ込まれる。小林とは全く違う荒々しさだった。
一瞬今日子の腕を掴んだ啓子の手はすぐに諦めたように離れ、あるいは何かを期待するように宙を彷徨い、声をあげる事も出来ず舌を突き出し頭を反り返らせてバイブが埋まるのに任せていった。
今日子が興奮に上擦った声で言った。
「この白い喉……さぞかし皮の首輪が映えるでしょうねぇ……縛り甲斐のありそうな胸……堪らないわ…くっ…くくくっ……」
啓子は濡れた瞳をぎゅっと閉じたが、すぐに見開き黒目をそっと動かして小林を見つめた。
それは「これでいいんですよね?」と確かめているようにも見え、「壊れて行くわたしを見て」と縋っているようにも見えた。
そして小林は、こんな啓子を見たかった自分に、改めて気が付いた。
自分の淫液にまみれたバイブを喉の奥深く押し込まれながら、背中がベッドから浮き上がる程に身をのけぞらせた啓子の両膝が見る見るうちに大きく開き、震える両手がいつものように肉ヒダを押し広げる。
「あら!この子の下のお口ったら、何か言いたそうにヒクヒクしてるわ。本物の淫乱ね、ふふ…」
今日子の言葉通り、小林には啓子の声が聞こえていた。エスカレートしそうな今日子を止めない小林の胸の内もまた、啓子に届いている筈だった。
_そうだね、わたしたちにとって、それが最良の選択だ…
何かを求めるように小林に向けて穴の奥を開いて見せる啓子に、小林は言った。
「これからずっと、ここに住み込みで働いてくれるね?」
その言葉に啓子が頷く間も与えず小林と今日子は競うように穴に指を突き入れ始めたが、歓喜する啓子の悲鳴は喉のバイブをただ震わせる事しかできないだろう。

こうしてペンションシュプールに、新たな宴の日々が訪れたのだった・・・



______________________________
>>736
ありがとうございます!お陰さまで完結できました。

ここまで読んでくだすった方、ありがとうございます。
住人の皆様、こんなに長くなって日数もかかってしまってすいませんでした。
投下する度に「いつまで続けるつもり?」という声が聞こえてきそうで身が竦みました。
でも、喜んでくれた方がいらしたようで本当に嬉しいです。気持ちが救われました。
重ねて感謝いたします。
本当にありがとうございました。
742名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 21:48:27 ID:AkoUarL/
>>741
GJ!!GJ!!
お腹いっぱい大興奮(´∀`*)
743名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:02:05 ID:0ZugEWEk
たっぷりと堪能させてもらうぜ!!グッジョブでした!!
744名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 01:20:30 ID:48fiBhts
>741
すんごい読み応えでした。いやはや素晴らしい!
真理をメインで書いて欲しいです。
745名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 07:01:56 ID:3wqZ+SF6
完結乙!!!
啓子ネタでここまでテラエロスになるとは…ハァハァ
746名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 15:57:52 ID:nQQQtCwk
毎日素晴らしいものを拝ませていただいてありがとうございました!最後の最後に今日子サソ…びっくりハァハァさせていただきました!
747名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 15:21:43 ID:mEDgc5Ac
保守
748名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:28:30 ID:wDR1LxDs
真理の新作が読みたい〜
749名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 01:47:37 ID:WUbAwlbu
真理はみんなの憧れだもんね。
俺はみどりお姉様だが。
750名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 03:20:31 ID:PxQXIgJL
ちゃんと本編ネタ(今日子さん=女王様)が
入ってるのがいいね。

久々に来ていい物見ました。ありがとう。
751名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 15:26:06 ID:1cDovGmS
ちんちんおっきw
752名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 17:05:31 ID:m7llXvAM
ほす
753名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:57:08 ID:KznUBG79
「ワイン持ってきたの。よかったら一緒に飲まない?」
開けたドアの向こう側にいたのは真理ではなく、可奈子ちゃんだった。既に少しアルコールが入っているらしく、顔がほんのりと紅く染まっていた。
「渡瀬…さん?」
「可奈子って呼んで」
可奈子ちゃんは俺の返答を聞くまでもなく、ヒラリと部屋の中に入って来た。手には真新しいワインとグラスが二つ…。
「素敵な出会いに…乾杯」
可奈子ちゃんはグラスの半分くらいまで注いだワイングラスの一つを僕に渡し、艶っぽく微笑むと、ワインを口に運んだ。
「どう、おいしい?」正直いってワインはあまり飲んだことなかったけど、この赤ワインは驚くほど自然に体に馴染んで来た。
「お口に合ったみたいね。良かったわ」
可奈子ちゃんはなかなか鋭い人らしく、僕の表情から感じ取ったらしい。…いや、僕がそれだけわかりやすい人間なのかもしれない。そんなことを考えていると、可奈子ちゃんが胸元にワインをかけた。
「やだ…こぼしちゃった…」
こぼした?自分でかけたようにしか見えなかったけど…。
「このままじゃ服がベトベトしちゃって気持ち悪いわ…舐めてきれいにしてくれる?」



何日かかかるかもしれませんが、少しずつ続き載せていっていいですか?
754名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 02:44:29 ID:IAWxzlIl
難癖つけるつもりはないんだけど、分りにくい部分が少しある。
この話はスパイ編だと思っていいのかな?それともオリジナル?
あと最初一人称が「俺」だったんで、相手は美樹本か俊夫かと思ったんだけど
途中で「僕」になって初めて透なんだと分った。ていうか、透だよね?
グダグダ書いちゃったけど、エロシーンが始まれば気にならないかもw
755名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 10:55:45 ID:VLdBHAk5
むしろ透じゃなく俊夫もいいな、俊夫×加奈子なんてめずらしいジャマイカ
>>753
どんな展開になるか楽しみです、ゆっくり書き上げてください〜
756名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 11:14:19 ID:IAWxzlIl
>>755
うん、そうなんだよ。正直「俊夫×可奈子かも?!」って期待したんだよ。
757名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 11:27:43 ID:z12b1yW7
753ですが、最初は可奈子に責められる透を書こうと思ってたんですが、予定変更して
俊夫×可奈子で書くかもしれません。そのときには、入りの部分から改めて書きますのでよろしくです。
758名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 04:56:01 ID:DFROL5Rl
このスレで今まで登場してないキャラって亜希?
男だと村上がまだか?あと他にいる?(キヨはやめてねw)
759俊夫&可奈子:2006/07/03(月) 13:21:54 ID:brMignFs
少しずつですが頭の中で構想がまとまったので書いていこうと思います。
構想はオリジナル、場所はシュプールです。

「もう、知らない!勝手にすれば?」
みどりは荒っぽくドアを開けて部屋を出て行き、スリッパの音がだんだん遠ざかっていくのが聞こえた。
2階で殺された田中とかいう人の部屋を捜索して証拠を探したいといってきたのは彼女だった。しかし、こんなときに素人がむやみに現場を荒らすもんじゃない。それで反対した結果、こうなったというわけだ。
おそらくみどりはママさんの部屋で紅茶でも飲みながらオーナーになだめられてるに違いない。喧嘩した時はいつもこうだから…。
『コンコン』
「…………?」
不意に部屋のドアがノックされた。みどりはこんなに早く戻ってこないだろうし、普段あまりノックもしない。オーナーかママさんかもしれないな…と思いながらドアを開けた。
「こんばんは☆」
ドアの前に立っていたのはあのOL3人組のリーダーの子だった。
「えっと、渡瀬さん…だっけ?」
彼女はコクリと頷いて、ワインボトルを俺に見せた。
「啓子と亜希と飲むつもりで持ってきたんですけど、あんなことがあって2人ともず〜っと黙っちゃって…そんなうちに2人とも寝ちゃいました。だから、よかったら一緒に飲みましょうよ」
俺もなんとなく気が滅入って眠れる感じじゃなかったので、少し考えて彼女を部屋に招きいれた。
「失礼しますね」
彼女が部屋に入るときに後ろ手に鍵をかけるのが見えたが、人にいきなりドアを開けられるのは俺も好きじゃないので特に何も言わなかった。ベッドに腰掛けて待ちわびている彼女にワイングラスを渡すと、それになみなみと赤ワインが注がれた。
「素敵な出会いに……乾杯」
彼女の言葉に照れを感じつつ、俺は注がれたワインを一気に飲み干した。

760俊夫&可奈子 2:2006/07/03(月) 13:51:06 ID:brMignFs
ビール党の俺はワインは普段あまり飲まないが、このワインはまろやかな口当たりで飲みやすかった。
「美味しい?」
彼女が俺の顔を覗き込むようにして聞いてくる。彼女のガウンの胸元からはハッキリと胸の谷間が見えていた。
「あ、今見たでしょ?」
「違うよ…」
正直言ってみどりとは長い間セックスしてない。スキーシーズンが始まってからというもの、ろくにデートも出来てなかった。
たぶん人より性欲が強いはずの俺はオナニーで発散する日々が続いていた。
「見たいなら…見ていいのに…」
彼女は俺の手を掴んで自分の胸に押し当てた。細身な彼女の外見とは違い、その胸は意外にも豊かだった。
「渡瀬…さん?」
「可奈子って呼んで?か…な…こ…って」
俺は…可奈子の肩を抱いてベッドにゆっくりと押し倒した…。少し潤んだ瞳と長いまつげが美しかった。
「あなたの好きにしていいのよ…」
「……可奈子…」
彼女の唇を貧るように味わう。最初は表情とかにキツめの印象があったが、こうして間近に見ると、年相応な部分も感じた。

「………!?」
急に体がフワリと軽くなった気がした。なんだかすごく眠い………俺はベッドに俯せに倒れ込んだ…。
761名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:26:01 ID:HpfKH4cE
ガンガレ!俊夫!!

続き待つ
762名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 03:04:06 ID:WBFuKqpS
>>761
俊夫かよ!w

>>760
期待してるぞー!
763俊夫&可奈子 3:2006/07/04(火) 14:40:38 ID:xyiFOjHG
とりあえず2レス分投下します☆稚拙な文章ですが、よかったら読んでくださいm(__)m


「ん…ぁぁ……」
少しずつ目が覚めて来たが、何かが体の上に乗ってるようだ…。ゆっくりと目の焦点を合わせると、下着姿の可奈子が俺の上に乗っていた。
「おはよう。ぐっすり眠ってたみたいね」
俺は可奈子がふざけていると思って体を起こそうとすると……両手がそれぞれ手錠で繋がれ、ベッドのパイプに通してあった。俺は愕然として可奈子に問い質そうとするが、驚きのあまり口から言葉が出てこない。
「ゴメンね、こんなふうにしないと楽しくないの」
可奈子はそう言って、いきなり俺のジーンズのファスナーを降ろした。
「何してんだ…やめろ…」
確かに快楽は欲しい。しかし、こんな展開では何されるかわかったもんじゃない。俺の頭に一抹の恐怖心がやどった…。
「やっぱり大きくなってる!すごい効果だわ…」
可奈子が感心したようにそう言ってファスナーから指を滑り込ませる…微妙に刺激を感じ、下半身が窮屈な感じをおぼえた。
「固くなってる…すごい…」
身動きが取れない俺を尻目に可奈子は最大限に勃起した俺のペニスを取り出した。
「まず一回抜いてあげるわ」
そう言うと可奈子は右の手のひら全体を使って、固くなったペニスをしごき始めた。抵抗しようとしても体はいうことを聞かず、むしろ普段のみどりのセックスの倍くらいの快感が俺の頭を支配する…。
「効果って…何の話だ?」
俺は押し寄せる快感の切れ目をついて、可奈子に尋ねてみる…すると、可奈子は俺の顔を真っ直ぐに見つめて答えた。
「ワインの中に睡眠薬と自白剤を入れてたわけ……。それと、南米原産の媚薬をチョットね…男に使ったのは初めてだけど、こんなに効果があるとは思わなかったわ」
媚薬……?それでこんなに感じちまってるわけか?

しかし……まともな思考ができたのは……ここまでだった。

764俊夫&可奈子 4:2006/07/04(火) 14:45:31 ID:xyiFOjHG

頭がまともに回らない…押し寄せる快感に身を任せるしかない……冷静な自分が波にさらわれるようにどんどんと頭の奥に押しやられていった…。

気持ち良い…すごく…、早くこの女とセックスしたい……この女豹のような女と…。
こいつに…もてあそばれたい…。

「ねぇ、飲んであげるのと顔にかけるのどっちが良い?」
可奈子が少しずつ手のスピードを早めながら俺に尋ねた。
「口の中でいきたい…飲んで…」
巧みな可奈子のフィンガーテクに、俺は完全に虜にされつつあった。
「じゃあ、フェラしてあげる」
可奈子はペニスを一気に根元までくわえ込み、舌で撫でるようにペニス全体を刺激した。唇で吸い上げ、舌で締め付ける可奈子のフェラも、素晴らしかった…。
『ジュプッ……ジュルジュルジュル…』
唾液をふんだんに絡ませて卑猥な音が空間を支配する。
「出そう?」
可奈子は俺に視線を向けて尋ねる……俺はそれにただ無言で頷くしかなかった。すると可奈子はさっきより少し浅くくわえて、舌先で尿道口のあたりを舌先で刺激して射精を促した。
「いいよ…俊夫さんの濃い精液いっぱい出して!」
「可奈子……やばいよ…出る…」
思わず声が上ずりながら、俺のペニスから精液が可奈子の口にぶちまけられた…。オナニーも三日出来なかったせいか、塊のような精液が可奈子の口内を満たした。
「ん……すごいいっぱい…」
可奈子は一旦自分の手に精液を垂らして、それをまた舐めとるように自分の喉に運んでいった…。
765名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 03:15:58 ID:qP4exglS
これは・・・・・イイ!!!
766俊夫&可奈子 5:2006/07/06(木) 00:55:08 ID:XjQOff8y

「すっごぉい、いっぱい出たわね…」
「まぁ…溜まってたからな…」
「俊夫さんの精液、すごく濃ゆかった…」
可奈子はまるで一仕事終えた娼婦のように指先についた精液を舐め取っていく。
「次は…私を満足させて」
可奈子は黒のショーツを脱いで秘部をあらわにし、俺の顔の上に軽く乗った。
綺麗に生えそろったヘアの奥の花弁にキスをすると、彼女の体がビクンと震え、せつなそうな息が漏れた。舌をほんの少し中に挿し込んでみると、せきを切ったように彼女の愛液があとからあとから溢れてくる。
「はぁぁぁぁ。ふぅぅ…」
敏感な彼女の中から溢れてくる蜜は、こころなしか甘い感じがする。
「すげぇトロトロじゃないか…」
俺はわざと焦らすようにゆっくりと舌をローリングした。もう彼女の蜜が滴り落ちてきそうだ。
「っ……んっ、はぁっ…」
可奈子が体をのけ反らせて喘ぐ様子を間近で楽しみながら舌を前後や円形に動かしてみる。
「やっ…我慢できない…あなたのが…欲しいの、いいでしょ?」
「何が欲しいんだ?言ってくれなきゃ分からないぜ?」
俺がそう言うと、可奈子はほんのりと顔を紅く染める。
「もぅ…意地悪しないで…俊夫の……おっきぃ…オチンチンで私をいっぱい気持ち良くして…」
可奈子が俺の瞳をまっすぐ見つめながらおねだらしてくる。もっと焦らして楽しみたかったが、俺のほうももうすぐ我慢の限界だ………。
俺の肉欲が可奈子の媚薬のせいか、それとも単に俺の性欲なのか。俺には分からなかったが、今目の前に欲望を剥き出しにした女がいることが俺にとっては最高だった。

767俊夫&可奈子 6:2006/07/06(木) 01:05:44 ID:XjQOff8y
「あ…ん……おっきぃ…」
可奈子が俺のペニスを軽く握りながら騎乗位で腰を沈めてくる。白い肌は興奮でほんのりと紅く色づき、表情はなんとも妖艶だった。
「ぁんっ、ぁッ、はぁぁんっ……中ですごく硬くなってきた……きもちぃ…」
可奈子が腰を前後にグラインドさせる度に彼女の形の良い胸がプルプルと揺れる。
「俊夫のオチンチンが…中ですっごく擦れてる……んっ。あぁぁあ…!」
「はっ…あぁ……可奈子…」
可奈子の中の締め付けはかなりきつく、亀頭のカリが内壁を激しくこすりあげるのを感じていた。
「俊夫!すごぃ…気持ち良いよぉ…」
8畳のワンルームには可奈子の喘ぎ声と俺の荒い息とセミダブルベッドの軋む音が入り交じっていた…。サイドボードに置かれたスタンドライトが可奈子の影を部屋の壁に写す。
俺にはその影の背中に淫靡な悪魔の羽根がついているような気がした。…いや、実際に俺達は何かに取り憑かれたようにお互いの快楽を貧っていた。

「もうイキそう…、中に…中にちょうだい」
可奈子が指先で俺の乳首を刺激しながら、トロンとした目でおねだりしてくる。
「出すぞ…可奈子…!」
俺は腰を上下にロデオのように動かして可奈子を追い詰めていく。
「あっ、いっちゃ…う、全部ちょうだい?あ、いく…いく…いっちゃうぅ!」
俺が軽く腰を上げたところで可奈子の膣内に精液が勢いよく注ぎ込まれた。
「すごぃ……子宮まで精液がいっぱい届いたわ…赤ちゃん出来ちゃうかも…」
可奈子は精液を体内に溜め込んだまま淫靡な笑みを浮かべて、まだ縛られたままの俺の顔や胸板にキスの雨を降らせた…。
そしてその時、ドアの向こう側から人の歩いてくる音が聞こえた…。

一旦ここで終了ですが、このあとのストーリーを既に構想中です。そちらのほうも出来上がったら載せますので読んでいただければと思います。
読んでいただいた方、ありがとうございました!
768名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 08:23:08 ID:ip8kRL/i
GJ!この後は修羅場な予感w
769名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 22:03:34 ID:65WSqvyO
ラブテスター初めてやってみたけど結構面白いな。
一人でやると少し虚しいけど。
ラブテスターを基にした透×真理が読みたい。どなたか書いてけろ。
770名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 14:23:50 ID:HoAUQkTM
かま2PSPのちょっとえっちなってけっこうえっちだったな
あの声のイメージでなんかないか できればレズで
771名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 03:21:15 ID:EUEGqBCk
ほしゅ
772名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 22:09:15 ID:asiuK1Xv
>>770 kwsk
PSP版買おうか迷っているお
773名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 03:19:00 ID:4H7GaxME
>>770
小林の喋り方がいやらしくて良かったな。
確かこのスレの、真理を強姦して恐喝?してるゲスな小林を思い出した。
女の方はどのキャラもエロ度がいまいち。金八キャラは良かったけど。
>>772
ネタバレになるからkwskはレス出来ないのでは?
でもあのシナリオだけのために買う価値はないよ。中古で1000円以下ならアリかな。
774名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:39:32 ID:X9uihjvq
保守
775名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 18:44:05 ID:woUcPZyM
・・・本スレ見てきたが、なんかフラゲ組みの悲鳴が・・・。
776名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 19:23:43 ID:k8r1pKqg
777名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 19:54:54 ID:iuQ2MwCr
…………………本スレは見ていないんですが

あした 12時 かま3が とどく

まずいのですか……orz
778名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 20:00:19 ID:qPA6dRcp
届いたw
779名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:22:11 ID:r0qEvacr
776の人の画像は何かわからないので誰か教えてください
780名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:57:15 ID:w/g961HW
>>779
かま3のピンクシナリオだ。
781名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 01:00:40 ID:r0qEvacr
マジですか 780さんありがとうございました
782名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 05:07:15 ID:nQ4IBPQg
とりあえず美樹本×可奈子でも書くかな
どうも美樹本の本命は透な気がしてならないが
783名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 16:39:03 ID:F4KFdsT6
竹藪にエロ本って
ものすごく自然で罠だとは到底思えないな
784名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 17:29:47 ID:h1De7P3s
小林、香山、美樹本、俊夫の本命は透だろw
我らが我孫子武丸御大が、実証されたではないか。

だから真理×お夏きぼん
785名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 18:28:48 ID:DvN2FDt8
エロもホモもレズもありだったな、×3は
786名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 01:14:56 ID:lq39IgCS
香山に捨てられ傷付いた春子を慰め関係を持った村上の話はあります?
787名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 03:34:36 ID:gjxk2nLa
>>785
しかし尻がなかった
788名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 09:58:11 ID:nIJrI1nF
春子さんが夏美たんを報復レズレイプきぼん
789名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 14:18:41 ID:cXrIAQIE
3は2の我孫子×真理、正岡×真理、妄想編、みたいな妄想を
かきたてられる良いネタが皆無。
唯一、透が俊夫と真理の仲を疑う辺りが良いかな。
時間ができたらどなたか発売記念にこれで書いて欲しいです。
790名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 19:44:25 ID:AHM6LVru
ピンクの栞はどうだった?>3
791名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 19:55:20 ID:Gz7Qyb1R
>>790
水着、白衣の女医、看護婦さんなど、ギャルが山盛り出てくる一方で、ショタもある。
792名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 20:00:54 ID:gjxk2nLa
ポニーテールも、アリマス

さりげにメイドだのもいるよな

しかしどれも、青い人というより、青く塗られたアニメキャラという感じの絵柄
絵的にもシナリオ的にも、それほどエロスを期待してはいけない
793地下室:2006/07/30(日) 02:59:25 ID:NOGZCyvU
過去レス見たが、もっとかまいたちらしさを出してほしい。じゃなきゃパロの意味ないからね
まず文体が誰か一人の目線じゃないと。ナレーション風なんて問題外、読む気が萎えた
794名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 14:15:49 ID:rVFMSiWi
じゃあ透で「ぼくのオナニー篇」でも書くか。我孫子の文章に似せて。
主人公のオナニー実況、これならいいだろ?
795名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 14:54:31 ID:4D9JgI68
俊夫×真理が読みたい。
ゲームがいまいちだったのでこのスレに期待。
796名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 22:44:57 ID:BejYCGcm
>>794
「で、透君のオナニー実況とやらはまだかな?」
美樹本さんは興味津々と言った様子だ。
797名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 14:05:12 ID:4Ccnh+SQ
>>796
ちょ、おまwwwww
798名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 06:48:50 ID:uWqTPOmT
1、「夜は長いんですから、そうあせらないでくださいよ美樹本さん。」
2、「僕のオナニーを見せる相手は一人です。それは…」(犯人入力画面へ)
3、「アイダホポテトォォォォォォォォォ!!」
799名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:12:27 ID:EW42Nin3
800名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:14:37 ID:X45NKc71
801名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 01:26:59 ID:d0oLIFJ6
802名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 03:03:43 ID:+u844/kM
803名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 09:04:14 ID:wnDbfwlz
804名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 11:01:19 ID:meMbj0dy
美樹本「おや、ぼくを指名してくれるなんて嬉しいね。じゃあとことん悦ばせてあげないとね…」
美樹本さんはぼくのズボンに手を掛けた。
ぼくは…
1「や、やめて下さい!真理、真理!」ぼくは真理に助けを求めた。こんなひげヅラが初めてなんて、嫌だ!

2「こ、小林さん!助けて下さい!」ぼくは声のかぎりに叫び、ペンションの主に助けを求めた。
805名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 15:10:01 ID:+4a4zvlA
806名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 15:40:39 ID:vYovm4eW
TDN展開にwktk
807名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 18:06:53 ID:iPtBzt3K
「こ、小林さん!助けて下さい!」ぼくは声のかぎりに叫び、ペンションの主に助けを求めた。
小林さんさえ来てくれれば…
どうなるかはわからないけど、このままどうにかなるよりは絶対にマシだ。
「小林さん!小林さん!」
「ぼくは美樹本、だよ」
最初はひるんだ美樹本だったが、
いくら呼んでも返事がないので安心したのだろう、
ふたたびぼくのズボンに手を伸ばしてくる。
気を失いたいが、気を失うと他の大事なモノまで失いそうだ。

こうなったら…
1. 虎穴に入らずんば虎児を得ず!一か八かで美樹本に抱きついた
2. 三十六計逃ぐるにしかず!とりあえずズボンを脱いだ
808名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 23:01:19 ID:meMbj0dy
虎穴に入らずんば虎児を得ず!一か八かで美樹本に抱き付いた。

「と、透くん…何をしているんだね…?」

…絶妙のタイミングで小林さんが入ってきた。

「…そうか。見せつけてくれるね。てっきりその気は無いと思っていたんだが…」

小林さん、いや小林ちゃんは、うわずった声を抑えながら、ぼくと美樹本さん…いや、もうこんなゲイに「さん」を付けるのはやめよう。
ぼくと美樹本のいるベッドまでにじり寄って来た。

       終
809名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 23:02:35 ID:oFpYGXhg
>いや、もうこんなゲイに「さん」を付けるのはやめよう。
噴いたwwwwwwしかも終わりかよw
810名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:58:33 ID:D76ASXFR
1ネタで透×真理で書いていい?
今からゲームやって文章似せるから。
811名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 22:24:47 ID:vnwl/xj0
>>810
おっけぇえ〜
激楽しみにしてるんで、書いて書いて書きまくれ!
812名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 22:54:41 ID:KnePlVL7
>>810
楽しみにしてます!
813名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:15:40 ID:lP42d7er
>>810
ハァハァしながら待ってるよ
814名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 14:42:21 ID:HFavcl+A
カップラーメンが館の女を襲いまくる話キボンヌ
815名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 17:04:14 ID:Z6da+J0m
どっちかっていうと、女より男を襲いそうだな…のびたカップラーメン…
816名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 18:56:49 ID:HFavcl+A
これ以上ウホッな展開に流れをもっていかないでくれw
817名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:04:17 ID:98Lgpbr9
残念だがそれは無理な話だw
818名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 15:55:36 ID:XVvLra5O
「ラーメンはカレー味ですよね」
話題を変えようと思ったが、ここの面子だとスカとかに移らないだろうか?
僕は少し背中に悪寒が走るのを感じた。
819名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 16:45:35 ID:V541l980
「透さぁん…私のカレー、食べて貰えませんか…」
ぼくだけに聞こえる様にすり寄り、耳元で甘い声で囁いたのは、可奈子ちゃんだ。
ぼくは…

A「あ、カレー大好きなんです!是非お願いします!」
ぼくはわくわくしながら答えた。
B 何となく嫌な予感がして、聞こえないふりをした。
820名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 18:21:48 ID:k24HSH8x
「俺は透くんを食べたいな」
821名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 21:39:09 ID:qq5Ih0eM
B 何となく嫌な予感がして、聞こえないふりをした。

すると目の前に立っていた加奈子ちゃんは消え、いつのまにか俊夫さんが立っていた、
彼はふんどし一丁だった。
「透くん、君に大事な話があるんだ。」
822名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 08:35:40 ID:aE0hq742
「わしも、透くんに気があるんや。春子も夏美もおらん様になってしもたさかい言うけど、わし………」

禁断の二人の世界に入りかけてしまいそうになった時、香山さんにもたらされた危機により
存在自体忘れてられてしまっていた俊夫さんはわざと足音をならして露骨に不機嫌な顔をし、舌打ちしてぼくと香山さんの間に入った。

「困りますね、お客さん」

香山さんも負けてはいない。むしろ、俊夫さんの舌打ちを焦りと取り、楽しんでいるかの様だ。

「ん?何や?俊夫はん、そこどきんかいな?透くんはわしが好きなんや。何度かバッドエンドっちゅうやつで大阪にも来てくれよったし、深い仲やさかいな…ほな、透くん…いや、透はん…」
823名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 08:50:59 ID:aE0hq742
「や、やめて下さい!ぼくには真理が…」

近付いてくる香山さんの唇と加齢臭に、ぼくは思わず大きな声をあげてしまった。

「ほら、透くんは嫌がってるじゃないか。ワンサイズ小さめのビキニパンツより、ふんどしだよな、透!」

イセエビと桶もあるぞと言いながら、俊夫さんがじりじりと距離をつめてくる。
ぼくは誘うお尻じゃないと…なんて考えてる場合ではない。

「な、なんや、ミステリ篇やったら名前入力が「まげ」でもいけるくせに…」

「ん?透くんは、脂っこ過ぎるものは苦手なんだよ。だからあんたは問題外だ」

その言葉に、香山さんは真っ赤になった。

「な、なんやて!おどれが居らんかったら、わしは畳の上で大往生できとったんや!おどれのせいで、わしは!!」

「田〇と牧〇にいい思いをさせて貰っただろう」
824名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 09:07:36 ID:aE0hq742
訳のわからない…いや、解っては危険な話題にまで発展してしまっている。

「わしは元柔道部や!記憶力もばっちり折紙付きや!」
「どっちにしても大学6年生と中年じゃ話にならないよ」
「あほ」
「ばか」


熱中する口喧嘩に、ぼくは一時的にだろうが忘れ去られているみたいだ。良かった、助かった!

ぼくは足音を立てない様に二人から離れ、十分距離を取った後一気に走った。

必死のあまりに目を閉じて走ってたせいで、どん、と何かにぶつかってしまった。
真理だ。少女の様に純粋で可愛いぼくの真理が、ぼくを心配して来てくれたんだ!

「真理っ、恐かっ…」

「真理ちゃんじゃないよ。兄貴と呼んでくれと言ったじゃないか」

み、美樹本さんだった…

「間違えました!すみません!」

明るい所で見る、皮ジャンとブーツは目に悪すぎた。ぼくは回れ右をして、元来た道を戻っていった…つもりだった。

「俺はこんな事もできるんだぜ」
825名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 09:15:24 ID:aE0hq742
黒くぬめぬめとした触手の様なものが、美樹本さんから伸びてきた。
ぼくの身体は絡めとられ、前に進む事はおろか、身動きすらできない。

「透くん」

触手がぼくを引き寄せる。ずるずると引き摺られ、惨めな気持ちでいっぱいだ。

ああ、巫女服の様なものを着た夏美さんや、マシンガンの様なものを構えたみどりさんが見える。
大きな人間サイズの蜘蛛まで見える。

どうしてだろう、ぼくはただ、真理とふたりで楽しいスキー旅行に出掛けていただけなんだから、悲しむ事なんて何もないのに…。
826名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 11:16:34 ID:xr29rmRX
お前輝きすぎだよ
827名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 16:35:26 ID:gQRaijlw
待てよ!カレーはどうなるんだよww
828名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 18:52:07 ID:gxzy3zke
「ちょっとエッチなかまいたちの夜」の続編キボンヌ
829名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 19:46:21 ID:vFKEksN3
何だこのバッドエンド集w
830名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 20:41:45 ID:aE0hq742
徹夜明けでイライラしていた。今は反省している。

スミマセンorz
夢オチで、朝起きたらOL三人がカレーを食べさせてくれるネタは無しですか?
831名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 18:10:07 ID:LF9I06YS
畜生、先を越されたぜ!

>>794辺りからの流れになんか笑ったので、
吉里吉里使って絵無しのサウンドノベル風に再現してみてるんだけど、
エロ書くのって難しいんだね

エロ部以外一通り完成してから一週間くらい経つけど、
一人分もできてないんだぜないんだぜ?
832名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:23:29 ID:KhWpNbvL
>>831
頑張っておくれです。
833名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 12:39:56 ID:F4HHRJG8
>>767
今更だが俊夫可奈子すげーGJ!!!!!

>>831
待ってるよガンガレ
834名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 05:44:40 ID:rEegY+Gq
真理とみどりきぼん
835パラダイスふたたび:2006/08/19(土) 16:25:24 ID:mcXWwaDz
地下迷宮篇の3Fのビーチボールの女の子で短編作ってみました。とりあえず味見として1レス投下しますんで、反応が良ければ残りを載せたいと思います。


さんざん三日月館の周りを追い掛けられた上にさっさとシュプールに帰った真理に対する言い訳を考えながら、僕は部屋で荷物をまとめていた。
[コンコン]
ふいに部屋のドアがノックされ、僕はハーイと気の抜けた返事をしながらドアを開けた。
「こんにちはっ☆」
扉の向こうにいたのは香山さんと、あのビーチボールの女の子だった。
「ひぃっ!?ま、また出たっ!」
僕が素っ頓狂な声を上げると、香山さんが間に入って落ち着かせてくれた。
「まぁまぁ透クン落ち着きぃな。この子、本当はユナちゃんっていうんやけど、透クンを一目見て気に入ったらしいんや。それで、一度だけでいいからワシに仲を取り持って欲しい言うて来たんや。」
ビーチボールの彼女…ユナちゃんは恥ずかしそうに俯いている。
「まぁ一応夏美の供養も出来たからワシには強制する理由もあらへんのやけど、ここで出会った縁やし、供養のつもりでこの子の願いを叶えてやってくれんやろか?この通りや…」
僕は真剣に頭を下げる香山さんに何も反論できなかった。夏美さんと同じように伊右衛門に魂を縛られていた女の子を何とかしてあげたいと考えたのだろう。

「は、はい…僕でいいなら」
香山さんの想いに僕は思わずOKした。純粋に役立ちたいという気持ちの裏に、さっさと先に帰った真理に対する仕返し…のような気持ちもあったかもしれない。
「ホ、ホントですか!?」
ユナちゃんが嬉しそうに声を上げ、香山さんも「良かったなぁ」とユナちゃんの肩を叩く…こうして僕の「パラダイス」は思いがけず再開した…。


836名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:52:26 ID:6z+RZvvy
残りを反応良ければ載せるだなんて気持ちは分かるけど
続きが気になるジャマイカ

さあ!早く続きをうpしる。
837名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:21:25 ID:rEegY+Gq
まり みどりさんわたしこんなのはじめてよああああん

みどりさん まりちゃんはずかしがらなくてめいいのよ?まんこにゆびできもちんくなってさいこうよ あなたいまだにしょじゅなね?だめね
838名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:22:05 ID:TPbXIg/S
ワッフルワッフル
839名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 08:54:47 ID:NxJ8/HAv
ビーチボール落としと言ってパイズリきぼん、もしくは顔面パフパフで!
840名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 17:40:25 ID:jTF1r7m2
>>835
いいから早く続きうp
841パラダイスふたたび・2:2006/08/20(日) 19:37:17 ID:rwlZ1dW0
賛同いただいた皆さんありがとうございます。
とりあえず2レス分投下させていただきます。


「透さん…ホントに良いんですか?」
部屋に帰る香山さんを見送ってドアを閉めると、ユナちゃんは不安そうに上目遣いで尋ねて来た。
「僕は構わないよ。下手かもしれないけど、ユナちゃんの為に役に立てるなら…」
そこまで言うと、ユナちゃんは僕の胸に飛び込んで来た。
「上手いか下手かなんて関係ないの…透さん…ありがとう」
首の後ろに回されたユナちゃんの手は温かく、幽霊であることを忘れさせた…というか、目の前にいるこの子はホントに幽霊なのか?

いや、そんなことはどうでもいい。僕はそっと彼女に唇を重ねた。

ユナちゃんの肩を抱いてゆっくりとベッドに押し倒す。一人でいる時はもの淋しく感じるだけだった部屋の薄暗い明かりも、こういう場面になるとなんだか興奮を誘う。
「…胸ばっかり見てる」
ユナちゃんは笑みを浮かべつつ、僕の思考を先読みするかのように、胸を寄せて僕の頭を引き寄せた。
842パラダイスふたたび・2:2006/08/20(日) 19:41:02 ID:rwlZ1dW0
「いっぱい…触って?」
もともとボリュームのある彼女の豊かな胸は寄せられていっそうその高さを増している。僕は底の見えない谷間に指をなぞらせる。
「んっ……くすぐったぃよぉ…」
彼女が子犬のようなカワイイ喘ぎ声を漏らす。僕は自分の興奮が高まるのを感じながら着ていたTシャツを脱ぎ、ジーンズを下ろした。
「すごい…こんなに大きくなっちゃってる…」
ユナちゃんは大きく隆起した僕の股間を見ながら、半ば感心したようにつぶやく。
「ユナちゃんの胸にすごく興奮してるんだ」
「じゃあ…胸で……しようか?」
「えっ…いいの?」
彼女は黙って頷き、僕と体勢を入れ換える。仰向けになってマジマジと胸に注がれる視線に恥ずかしさを見せながら、彼女はイエローのビキニを外した…。
「……!!」
まさにボールという表現がピッタリな彼女の胸はみずみずしさを主張するように彼女の小さなてのひらからはみ出しそうになっている。彼女の美しく卑猥な姿に僕は何も言えなかった。
ビキニを外しても恥ずかしそうに手で胸を隠す彼女の腕をゆっくりと外すと、透き通りそうな白い乳房と、ほんのりと色付いたピンクの乳首がフェロモンを放つ果実のようにたわわに実っていた。
「じゃあ…するね?」
ユナちゃんは俺の腰の下に脚を入れ、僕のペニスをその巨大な乳房に挟んだ……。
843名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 20:34:30 ID:AIZakJqV
パロ的おもしろさはともかく、ゲーム的には、

1>>3>>>>>>>>2
だったな
844名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 20:52:18 ID:Te9/oVYA
ユナちゃんて誰?
845名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:21:23 ID:DL0O42Z7
(;・3・)かま2は同人ゲームじゃなかったの?えっ?
846名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:00:08 ID:rwlZ1dW0
>>844
ユナちゃんというのは3の地下迷宮篇に出てくる「ビーチボールの女の子」に自分が勝手に名前を付けたものです。
混乱させてしまってスミマセン。
847名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:52:51 ID:Mhd5xHZ1
萌イラストでなくて、2みたいなピンクの栞を期待しとったんだがなぁ。
かまいたちならではってのを見たかったよ。
848名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:37:22 ID:yvUW/JuG
官能編は良かったな〜
2では妄想編、官能編、惨殺編?が好きだ。
3のピンクはエロ度が足りないね〜、ミッキーやカップメンのキャラには笑ったが。
849名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:16:56 ID:vN62FbOG
俺も3の官能編をものすごく楽しみにしてたから、あのイラストにはガッカリ…
やっぱり2のみどりさんの尻が最強だった。ちょっと間接おかしかったけどね。動きがあるってイイナーと感動しました。
850名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 17:49:17 ID:wRVWXL3U
18禁ならよかったのに
851名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:59:47 ID:/rBu/X01
3でこのスレ向きだと感じたのは俊夫と真理の会話の時ぐらい。
どなたか書いて欲しいです。
852名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:03:36 ID:u9PndwXu
>>851
確かに。あれは俺のNTRセンサーにビンビンきた。
俊夫の真理にたいする感情があまり作中に書かれてないから
書くのは少しムズイかもね。
853名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:39:47 ID:hbwz/X4c
>>852
それはまあ想像で良いのでは。
例えば、「みどりとの関係はこの島に来ても改善できそうもない。
もう嫌だ。真理ちゃんは俺に妙に好意的だし美人でスタイルも良い、
抱きたい」のような。
で、真理も真相を言う間もなく俊夫のHテクに感じて流されてしまう。
最後は二人でペンション。
854名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 19:17:11 ID:QrdjiSNl
「……俊夫さん、あれ以来、すっかり変わった。私、心配なんです。
……みどりさんだってきっと─」
みどりの名をだされて我慢できなくなった
「いいからほっといてくれ!!真理ちゃんに何が分かるっていうんだ!」
怒鳴りつけると彼女は一瞬びくっとして、それでも俺から目をそらさなかった。
たまらなくて目をそらしたのは、俺の方だった。
「私、俊夫さんのこと本気で─ 本気で、心配してるんですよ。」
彼女の表情は真剣そのものだ、本当に俺のことを心配してくれているらしい
彼女は俺のほうに歩み寄ってくると、うつむいたままの俺の隣に腰を下ろした
俺はうつむき黙ったまま、隣に座った彼女の様子を窺う
彼女も黙ったままなので、部屋は静まりかえる
…そういえば、あの事件以来、女性と接する時間が極端に減った
隣に座った彼女から感じる女の匂いが、とても懐かしく思える
みどりと初めて出会ったあの頃のような甘い感情が、俺の記憶の底から蘇るのがわかった

「……みどりさんが今の俊夫さんを見たら─」
彼女が何か言いかけたが、俺は無視して彼女の肩を掴むと
力一杯にこちらへ引き寄せ、両手で彼女を抱きしめた
855名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 20:18:21 ID:XHDJu9Ks
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
856名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:04:52 ID:pPkgDRPo
お前ら自虐的だな。
そんなに透(自分)を苛めてうれしいのか?



真理タンハァハァ…
857854:2006/08/24(木) 23:18:00 ID:QrdjiSNl
「きゃっ…と、俊夫さん…?」
彼女は一瞬、体を硬直させると俺の腕から逃れようと抵抗をする
両手の力を抜き、俺は彼女の耳元まで口を近づける
「真理ちゃん、…しばらくこのままでいさせてくれないか……?」
OKという合図なのか、彼女の抵抗が次第に弱くなっていく
俺の胸にあった手も腰へと下ろしていく
頭の奥がしびれるような感覚が俺を襲う、何故、彼女を急に抱きしめたくなったのか─
酒のせいなのか、それとも、自分の知らないうちに俺はかなりの欲求不満になってしまったのか
俺の腕の中にいる彼女は潤んだ瞳でこちらを見つめている
肩は微かに震えている、怯えているのかもしれない
柔らかい肌に触れたせいか、俺の鼓動は激しくなる
彼女の胸を…足を…

─駄目だ
これ以上は先に進んではいけない
そう思い、彼女の腰にまわした手を離そうとしても、何故か離すことができない
まるで自分の手ではないみたいに、いうことを利いてくれない
彼女には透くんがいる…
そして俺にはみどりが……

みどり……!!

そのとき俺の脳裏に最後の面会でみどりに離婚を申し出られた場面が鮮明に浮かんだ
何度出向いても面会にも応じてもらえない日々…
何度も捨ててしまおうとしたが結局捨てられないままの結婚指輪…
提出も出来ずに、名前すら書けずにタンスにしまいこんである離婚届…

そうだった…
終っていたのだ、彼女達とは違い、俺とみどりの関係は……
気が付くと、俺の両手は彼女から離れていた
天井を見上げる俺の顔には大粒の涙がとめどなく溢れだしていた
「俊夫さん……」
彼女はゆっくりとハンカチで俺の涙を拭ってくれた
そして黙って俺の顔を胸に抱き寄せた
858名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:42:48 ID:QrdjiSNl
一息いれて、自分の文章を読み直すと、このくどくどした展開に赤面。
カキコしてから急に恥ずかしくなった ('A`)
勢いで書いちゃったけど、ど素人なんであんまり突っ込まないでくださいませ…。
859名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 12:12:17 ID:qFfyBtji
>>858
俊夫の葛藤とか真理の存在感とか読んでいてドキドキした。
最後までぜひ書いてほしいです。
860名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 15:39:28 ID:q0Q+Ki7I
続きマダー????
861854:2006/08/25(金) 19:43:48 ID:18FW2FEN
「…みどりは言ったんだ…」
真理ちゃんの胸の中は温かく、そして心地良いものだった
気が付くと俺は、彼女になにやら語りはじめている
「俺のためにも─自分のためにも、別れたほうがいいって…」
何を言っているんだ俺は─
だが語らずにはいられなかった
「俺がよくても、彼女に、みどりにとって俺という存在は、負担にしかならないみたいなんだ…」
彼女は俺の話に黙って頷き返す、そして俺の頭をゆっくりとさすってくれた
その一つ一つの仕草から、実は彼女は俺たちの事情を全て知っているのではないか、とさえ思いもした
「何があっても一緒に乗り越えていこうって約束したのに…俺は…みどりの力にはなってやれなかった
逆に…みどりを追い詰めることになってしまった…」
そこまで言い終えると、再び溢れた涙が頬を伝う
だが、話を聞いてもらったことで、多少、俺の気持ちは落ち着いたようだ
彼女は抱きしめていた俺の頭を離すと、俺の隣に腰を下ろした

しかし、どうして彼女はこんな俺に優しく接してくれるのか
いきなり抱きついたり、急に泣き出したり─
普通の子なら声を上げて逃げ出してもおかしくはない
俺は彼女の顔色を横目で窺う
彼女は心配そうな表情で俺を見つめていた、俺と目が合うとほんの少しだけ微笑んだ
その時俺には彼女が、どん底に落ちた俺を救いだしてくれる女神のような存在に思えた
それと同時に、ほんのり頬を紅く染めた彼女を見てたまらなく愛しくなった

─彼女が欲しい

激しい衝動に襲われた俺は、こんなことを口走る
「…真理ちゃん、君を抱きたい、……抱かせてくれないか…?」
彼女は一瞬驚きの表情を見せた、勘のいい彼女のことだ、雰囲気から次の俺の言葉を察していたのかもしれない
「…一度だけでいい、もちろん他言はしない。君を抱くことが、今のグズグズした生活から抜け出せる
きっかけになる気がするんだ…」
「俺はみどりと付き合ってた頃から、真理ちゃんのことは奇麗だと思っていた…、いや…何を言ってるんだ俺は、
…みどりのことは愛していた、いや、今でも愛している、だけどそれ以上に今は真理ちゃん、君のことが
愛しくてたまらないんだ」
彼女は黙ってうつむいたままだった、部屋はしばらくの間、静まり返った

「…あの、…その最後までじゃなければ、…最後までしないって約束してくれるなら……」
しばらくして俺が自分の発言に後悔の念を抱きはじめたころ、彼女はゆっくりと話しはじめた
「…私、そういうこと経験なくって、…だから初めては…その……、だから最後までしなくてもいいなら…」
きっと透くんのことを気遣っているのだろう、俺は深い罪悪感にかられながらも彼女に顔を近づける
「わかった、約束する。…本当にありがとう、愛してるよ、真理ちゃん…」
優しく彼女の顎を引くと俺は彼女のくちびるを奪った

「ちゅ…ちゅる…、んっ、んん…ん……、あぁ…んちゅ…」
経験がないというのはどうやら本当らしく、彼女の動きは固かった
「あぁ…ちゅ、ちゅるる、うんっ…んっ…ちゅぱ…ちゅぱ…」
舌を入れると彼女はぎこちなく舌を絡ませてくる、俺は素早くブラのホックをはずすとTシャツを脱がせた
862854:2006/08/25(金) 20:26:27 ID:18FW2FEN
食事の後片付けも終わり、ぼくは2階にあがると真理の部屋に向かった
真理の部屋は確か11号室だった。
ぼくは部屋の前に立ち、ノックをした
……返事がない
どこかにいったのだろうか。応接室にでも戻ろうと思ったとき、隣の部屋から真理の声が聞こえてきた
12号室
俊夫さんの部屋だ、続いて俊夫さんの声も聞こえてきた
真理はこんなところで俊夫さんと一体何の話をしているのか?
いやな予感がしたぼくは、そっとドアに近寄って聞き耳を立てた

「ふぅん…ん、んちゅ…、うんっ…んっ…ちゅぱ…ちゅぱ…」
すると話し声のかわりに、チュパチュパと何かを吸っているような音が聞こえてくる
「あぁ…と、俊夫さん…わ、私、恥ずかしい…あんっ…ヤダ、そんなに吸わないで……」
─真理の声だ
「胸、あぁぁ…すごい…、んんっ、んっ、はぁはぁっ……ん、ちゅ、ちゅ…んんっん〜」
ぼくはめまいがしてよろめき、壁に手をついた
真理が……真理が俊夫さんと……?
嘘だ。そんなはずはない
そんなはずは─
みどりさんが刑務所に入ってる間に、二人はそういう関係になっていたのだろうか
再びドアの向こうからいやらしい音が聞こえてきた
これ以上忌まわしい音を聞きたくなかったが、ぼくは真実をこの目で確かめようとそっとドアノブに手をかけた
音をたてないように慎重にノブをひねる
鍵はかかっていなかった
ゴクリと唾を飲み込むと、ぼくはゆっくりとドアを開く
部屋の中は薄暗かった、ぼくはドアの隙間から顔をだし部屋を覗き込んだ
すると驚くべき光景が目の前にひろがった
ベッドの上で生まれたままの姿の真理が、後から俊夫さんに両手で胸を揉まれていた
俊夫さんも全裸で、その股間には立派なモノがいきり立っていた
彼は真理の首筋にくちづけをすると、ちゅうちゅうと音をたてて吸い始めた
どうして二人が─
ぼくは目の前で行われている二人の行為が理解できなかった
わかったことといえば、普段、真理の服の下に隠された肉体はやはり素晴らしいものだったということ─
俊夫さんのモノが、自分のと比べるとかなり大きいサイズだということ─
もうダメだ。
これ以上は見たくない
この信じられない悪夢のような場所からぼくは逃げ出したくなった
だが、ぼくはその光景から目をそらすことはできなかった
ぼくに気付かない二人は、固まって動くことのできないぼくの目の前で行為を進めていった…
863名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:17:19 ID:q6caVTvB
(*´Д`)=3ハァハァ
864854:2006/08/25(金) 22:29:25 ID:18FW2FEN
俊夫さんは真理の首筋から乳房へと舌を這わせるとチロチロと乳首を舐めた
真理の豊かな乳房を優しく揉みしだきながら愛撫していく
「あぁっ………、あふぅん……、ん……ん……」
鼻息の混じった声をあげる真理。乳首はピンと立っていた
俊夫さんは音をたてながら乳首を吸い始める
「ひんっ…あ、あぁぁ……ぁぁっ……と、俊夫さん……、んんっ…」
身体を固くして、快感の声をあげる真理。目の前にぼくがいるとも知らずに─
すると真理は、俊夫さんの首に両手をまわすと自ら口づけをせまった
「んっ、あふんっ、ちゅるる……ちゅぅぅ…ジュパジュパッ、んんんん〜はぁはぁっ…ちゅう、ちゅ、ちゅ…」
お互いに足をからめあい、溶けるような口づけを交わす
濃厚なキスが終ると、今度は俊夫さんの手が真理の秘部へと伸びていく
「あ、あ……」
真理の身体は一瞬ビクッとすると、両手で俊夫さんの手を掴んだ
「ん……、…その…優しくしてね…」
甘い声で俊夫さんに哀願する真理
「ああ、わかっているよ…、もっと力を抜いて…」
俊夫さんは真理の頭を優しく撫でると、スラリと伸びた足を開かせ真理のアソコに指を沈めていった
くちゅ…くちゅ…
真理のアソコはかなり潤っていたらしく、大きくいやらしい音が部屋に鳴り響く
「はぁっ…んっ…く…、あふんっ…んふっ…あぁ…」
真理の表情からは快感の色が濃いことがはっきりとわかった
ぼくは、そんな彼女の姿を見て、くちびるを噛みしめる
俊夫さんは埋めていった指を小刻みに動かした、すると真理は上半身をビクリとさせ、甘い声をあげる
俊夫さんはしばらく指を色々と動かし刺激を与えていく、そして今度は自分の顔を真理のあそこに近づけ舐め上げる
「っ…あぁっ、だ、ダメ…いやっ…んん…は、恥ずかしいよ…あぁぁっ…」
俊夫さんはそんな真理の言葉を無視して愛撫を続ける
「くっ……あふぅ…ダメ……汚いよ……あぁっ」
涙目になりながら甘い吐息を吐きつづける真理
ジュルルルッ、ジュルルッ、ジュパジュパ
俊夫さんは勢いよく吸い上げ、両手で秘部を開き、クリトリスを舌先で転がす
「あぁぁっ!…すご、すごい…ぁぁぁ、と、俊夫さんっ…わ、私…んっ、くふんっ…」
舌先で転がす動きに指でのピストン運動も加えると、真理の腰は宙に浮いた
「あぁぁぁぁっ…、イヤッ…も、もう…ぁあんっ……変に、変になっちゃう…あぁっ…ダメ…んんんっ─」

AVでよく見る絶頂シーンのように真理はよがり狂っていた
ぼくの手ではなく俊夫さんの手で─
ぼくはやりきれない思いで一杯になった
ぼくの知らないうちに二人はこんな関係になってしまっていた
だとするとぼくは一人相撲をとっていたということか?とんだ道化だ。
…真理………どうしてぼくじゃ駄目だったんだ…?
865854:2006/08/25(金) 22:31:37 ID:18FW2FEN
ベッドの上の二人を見ると、今度は俊夫さんが横たわり、真理が俊夫さんのモノをぎこちない手つきでシゴいていた
真理は俊夫さんの乳首にキスをする、そして舌先でチロリ、チロリと舐め始めた
舌先はどんどん下に降りていくと俊夫さんのモノまで辿り着く、そして信じられないことに真理はそのモノを口に含んだ
「んっ、んっ、んっ、ぷはっ……チュルル、チュパ…プッ、ジュプ……んっ、んっ、んっ」
垂れてくる髪の毛を手でかきあげながら、懸命に俊夫さんに奉仕する真理
「ジュルルル〜ジュパッ……チュゥゥゥチュポッ…チルチルチル……はぁはぁっ…ねぇ…気持ちいい…?」

ぼくはそれ以上この光景を見ることはできなかった
いや、涙が溢れて何も見えなくなったというのが正しいか
黙って部屋を出たぼくは、やみくもに廊下を走り出した
もう全てがどうでもよくなっていた、ついさっき春子さんの前で誓ったことも馬鹿らしい

ぼくは真理に裏切られたのだ─

ぼくは一人になりたくて適当に近くの部屋のドアを開けた
部屋に入り、中を見渡すと驚くべき光景が目に入る
「透くん……なんでここに…」
部屋にいたのは、僕の裸の写真がプリントされた抱き枕を抱え、全裸でオナホールを使って自分のモノを
シゴいている美樹本さんだった…
ぼくは大声をだして逃げ出したかったが、足がすくんでしまい、その場に座り込んでしまった
「!!!!…その膨らみは……!!」
先ほどの真理と俊夫さんの行為を見て膨らんだぼくの股間を見た美樹本さんは、何か勘違いをしたようだ
ゆっくりと美樹本さんはぼくに近づいてきた…そして………

          終 
  
 No.801    新しい恋人
866名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:46:54 ID:18FW2FEN
かま3らしく俊夫と透の視点で書いてみたけど、ゴチャゴチャになっちゃった
かまいたちの雰囲気を壊さないように頑張ったつもりですが、なかなか難しいもんです。
カキコしたときは恥ずかしかったけど、続きを楽しみにしてるというレスがつくと嬉しいものですね。

867名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:30:15 ID:q6caVTvB
お疲れ様でした!
途中で邪魔してすんまそん。
オチの美樹本がいいなw
868名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:31:46 ID:o5v6mIbC
(*´Д`)=3初めての真理ハァハァ
今の続きで俊夫暴走で最後までやってしまうのも見たい!
869名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:52:28 ID:OjiuHRkF
美樹本wwwwwwwwwww
870名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:23:55 ID:1muGvMFq
俊夫真理GJ!!!!(*´Д`*)ハァハァ
素人なんてとんでもない、絡みが濃厚でウマー
しかもオチがwwwww
エンディングナンバーまで細かいなww
是非また書いてくれ
871名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 14:44:25 ID:3cZLLjMa
おいおいおいwwwwww真理でハァハァさせといて美樹本かよ!って思ったけど、これはこれで面白いwww
2の官能編みたいな脱力感がw
872名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 14:54:21 ID:68zPoqXt
ここは1のでもありかい?
初心者の俺も書きたくなってきたぜ
873名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 17:02:22 ID:WFQKN/ci
>>866
真理が魅力的でとてもよかった。また書いてほしい。

>>872
ぜひ書いて!楽しみにしてます。
874名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 03:11:54 ID:bSfA0Z3I
>>866
3が元ネタのSS読みたいと思っていたので大感謝です。
ストーリーは自然で真理のエッチの時の様子なんて最高。
ですので二人のSEX最後まで書いて頂きたいです。
透がやっぱり見たいと思って戻ってくるとか、俊夫、真理
視点で書くとか。できましたらお願いします。
875名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:56:20 ID:GKa+VYdK
美樹本ってすっかりゲイキャラになったよな…
恐ろしい殺人鬼説定はどこにいったのか…
876名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 16:32:44 ID:DgS/b06M
アレはゲームの中の美樹本さんなんだって事になりました
877名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:50:02 ID:rvjgc/M0
>>874
亀で申し訳ないです。
やっぱり最後までしないのは中途半端だったかな…
今度、というか今から新しいの書いてみようと思うんで、そっちのほうでは最後まで書きます。
なのでご勘弁を〜
878名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:26:32 ID:HCilZUaX
>877
おー超楽しみ。個人的には真理が出ると嬉しい。
879名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:46:54 ID:rvjgc/M0
ドンドン
ドンドン

ドアをノックする音で目が覚めた、時計の針は午前2時を指している
…誰だこんな時間に…
不信に思ったが、ドアに駆け寄る
「はい、どなたですか?」
鍵を開け、ドアを開くと美樹本さんと俊夫さんが、後方には真理がいた
「やあ、透くん。こんな夜遅くにすまないね、寝てしまっていたかい?」
やたらテンションの高い美樹本さんがぼくにそう尋ねる
寝てたにきまってるだろ。と思ったが、口にはださず
「いえ、なかなか寝付けなくて。なにせ不気味な館ですから。」
すると美樹本さんはニヤニヤしながら
「おっ!丁度良かった、ちょっとこれから付き合ってくれないかな?麻雀をしようと思っていたんだが、
人数が足りなくてね。」
…信じられない、何を言っているんだこの人は。この館に皆が集まった理由を忘れてしまったのか?
あの忌まわしい事件を、死んでいった人達をなんだと思っているのだ
「酒もつまみも厨房からチョイとくすねてきたからさ。ホラ、ホラ。」
と、俊夫さんが付け足し、手に持った酒や食料を見せる
…なんだこのチョンマゲは?昼間のカップラーメン発言といい、本気で頭がいかれてしまったのではないか
本気でぼくが彼のことを心配しだすと、今度は真理が口を開く
「あ〜、透。何か勘違いしているようだけど、何だか、麻雀をすることが祈祷の儀式に必要みたいよ。」
真理の表情はやや眠たそうだ、どうやら彼女もさきほどまで眠っていたみたいだ
パジャマを着たままの姿でここにいることが、それを物語っている
ぼくは麻雀をする気分にはなれなかったが、頭をポリポリ掻きながら質問をする
「へー…、麻雀で供養ね…、でも雀卓や牌は?場所はどうするか決まっているんですか?」
「ああ、それなら管理人室に全て揃っているみたいだよ、何やらギャンブル特有の勝負熱みたいなものが
浮かばれない霊達を供養するのに必要不可欠らしいんだ。加奈子や啓子ちゃんはルールを知らないみたいで、
春子さんは朝食の支度があるからね。自動的にこの4人になったんだ。」
美樹本さんが髭をいじりながら答えた、なにかとてつもないオーラを感じるが、気のせいだろう
「透はルール、知っているわよね?」
「まあ、自信がないといったら嘘になるかもね。まかせておいてよ。」
ぼくは真理の問いに、自信満々に答えてやった
若かりし頃、ゲーセンで目当てのあの娘を脱がすべく。親の財布から金をくすねてまで打った記憶が蘇る
「おお、そりゃあ楽しみだ。俺も学生時代、こいつで飯を食っていた時もあったんだぜ。」
そう言って右腕をポンポンと叩く俊夫さん。どうやらこの人は根っからのギャンブル好きらしい
そのときぼくは、この人にだけは頼まれても金を貸すことはないな、と思った

「よおし、立ち話はここまでにして、そろそろ部屋に向かおう。」
そう言って、相変わらずニヤニヤした美樹本さんはスタスタと廊下を歩きだす、よほど麻雀が好きなのだろう
はたから見てもワクワクしているのがわかる、そして僕達も後を追って管理人室へと歩きだした

こうして深夜の麻雀大会が開かれるわけであった………
880879:2006/08/28(月) 22:06:41 ID:rvjgc/M0
部屋に到着すると、美樹本さんは手際よく麻雀の準備を進めていく
俊夫さんの様子を窺うと、彼はビールの栓を開けグビグビと飲み始めた、手伝う気はないらしい
雀卓は全自動だった。新品なのだろう、とても綺麗な状態だ
「なんだ、全自動か。せっかく俺がつばめ返しを炸裂させようとしたんだが、残念だ。」
俊夫さんはするめイカをクチャクチャ噛みながら、何やらほざいているが誰も聞いてはいなかった
「よおし、準備OKだ。適当に座ってくれないか。」
美樹本さんに呼ばれたので、ぼくも空いている席に座った
対面は美樹本さん、下家は俊夫さん、上家は真理だ。
実際ゲームの麻雀しかやったことのないぼくは、雀卓を前にすると少し緊張してきた
「それじゃあ…まず最初にルールの確認をしようか…」
麻雀といっても色々なローカルルールが存在するので、それの確認だ
「平和自摸は……」「…食いタン、中ビームも…」「大車輪うんぬん…」
何やらぼくの聞いたことがない単語ばかりでてくる、驚いたことに真理も熱心にルール確認をしている
真理が麻雀好きだったなんて知らなかった…
「じゃあ決まりだな。透くん、これでいいね?」
美樹本さんに訊ねられたので、あいまいに首を縦に振った
「フフッ、楽しみだね透。」
真理がヒソヒソと話し掛けてくる、よく見るとパジャマが大きめのサイズなので、胸の谷間もブラの紐も丸見えだ
これでは他の男にも見えてしまうでははないか。真理、不用心すぎるよ…
「よし…、次はレートを決めようか。」
美樹本さんが驚くことを口にする
「まずはデカピンあたりで様子をみようぜ!!」
ウイスキーをラッパ飲みしながら俊夫さんがつづく
「あの…、お金、賭けてやるんですか?」
ぼくはすかさず質問をする
「ん?ああ、何やら本気の勝負じゃないと供養にならないみたいなんだ、香山さんから金をかけてやってくれと頼
まれたんでね…。なあに、明け方までもう僅かな時間しか残っていないし、そこまで酷い目に合うことはないさ。
それに透くんも腕に自信があるみたいじゃないか、俺なんかルールを知ったのもつい最近の素人だし、これは稼ぐ
いいチャンスかもしれないぞ。」
…言われてみれば確かにいい話かもしれない。腕に自信がありそうだった美樹本さんは素人だったのだ
ギャンブルとは縁のなさそうな真理、素人のおっさん、ウイスキーをあおってアホヅラしている俊夫さん…
「う〜ん、それもそうですね。時間も時間ですし。…わかりましたお受けいたしましょう。」
「ちょっと透、本当に大丈夫なの?」
「まかせといてよ、真理がいくら負けてもぼくが取り返してあげるよ。」
ぼくは不思議と根拠のない自信に溢れていた、負ける気はしなかった
881879:2006/08/28(月) 22:09:23 ID:rvjgc/M0
ジャラジャラと音を立て、卓に牌が配られる。麻雀の開始である
…きっとゲームのように最初から役が出来上がっているに違いない
そう感じたぼくは自分の配牌を確認する。…天和とまではいかないがまずまずのスタートをきれそうだ
親は俊夫さんである、驚くことにウイスキーはすでに飲み干している
「リーチ」
まだ2順目にもかかわらず、俊夫さんは点棒を投げた
「おおっ、調子いいね〜。じゃあぼくも追っかけ。リーチ!」
なんと美樹本さんも同時にリーチをかける
…こいつら、本当に役は出来上がってるのか?特に隣の酔っ払ったチョンマゲは信用できない
ぼくは風牌が大嫌いなので、北をきる
「ロ〜〜〜〜〜ン!!」
俊夫さんが大声で叫んだ。なんてことだ…よりによって俊夫さんに振込んでしまうとは…
「あー、立直、一発、混一色に…ドラが…と、4!!!倍満〜〜〜〜!!!」
なんだこの人は…まるで麻雀ゲームのラスボスのような和了りじゃないか!
「おぉ〜こりゃすごい、俊夫くん、意外とやるねぇ」
「いやあまぐれですよ、まぐれ。」
俊夫さんは照れ笑いを浮かべると、鼻クソをほじりだす、頼むからその手で牌を触らないでくれ
「ちょっと透…、いきなりこんなことで平気なの?」
真理が不安そうに尋ねる
「いやあ、油断した。…でもまあこのくらいはハンデだよハンデ。」
「そう…、それならいいけど、真面目にやらないとお金無くなっちゃうわよ。」
「ほらほら早く、次だ、次。」
俊夫さんが酒臭い息を撒き散らしながらせかす
なんだか無性に腹が立ってきたぼくは、このチョンマゲだけは許さない、と心に誓うのであった
882名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:59:47 ID:EhKWIwLx
>>879
ワクワクの展開ですなw
俊夫の壊れっぷりGJ
ミッキーもいるし、透の鴨っぷりも素敵だし、真理もいる。
期待してます!!
883名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:47:59 ID:wisnlKpj
ワロタw
エロなしでも楽しめる文章GJ!

続きwktk
884名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 04:57:39 ID:Uc58ogR+
キャラの人格が多少破綻してたり、唐突な展開に突入しても、
本編がそんな感じ(カップラーメンとか)だから、けっこうすんなり受け入れて読めるね。
885879:2006/08/29(火) 20:22:32 ID:ZJ1T9ZkR
ぼくたちが麻雀を打ち始めて1時間が経過しようとしていた…
「おお、入った入った、いや〜高いよ、高いよ。」
「いや〜真理ちゃん、悪いね〜。」
「俊夫くん、すごいじゃないか、君がそんなに出来るヤツだったとはね。」
「そういう美樹本さんも素人なんてウソじゃないのか?いや隠さなくてもいい、俺にはわかっていたよ。
あんたが只者じゃないってね、うはは。」
「チー、ポン」
「カン」
「ロン、ロン、ロン、ツモ、ツモ、ツモ。」
「透くん…、それ、フリテン。」

………1時間がこんなにも長く感じたのは初めてだった
俊夫さんと美樹本さんが序盤から好調に飛ばしていき、ぼくと真理は何度もハコテンになってしまった
まさか彼等がここまで麻雀が強いとは…、それに美樹本さんが素人というのはあきらかに嘘だった
ぼくたちはハメられたのだ、真理は怒りからなのか、肩をプルプル震えさせていた
「ちょっと待ってくれ。」
美樹本さんが急に質問をしてきた
「透くん、真理ちゃん…君達はこの島に現金でいくら持ってきたんだい?」
「えーと、4〜5万円くらいはあると思いますが…」
「私も透と同じくらいかしら。」
ぼくたちが答えると、美樹本さんはなにやら考え込み
「…あー、やっぱり…、ほら、これを見てみなよ、君達はもう5万円は負けている、払う金がないとなると
これ以上続けるのは無理かな。ここらでお開きにしよう。」
…ちょっと待て、このおっさん堂々と勝ち逃げするつもりだ。ぼくだって貯金くらいはしているぞ
ぼくが抗議しようとすると、真理が立ち上がり叫ぶ
「あの、ちょっと待って下さい!…確かに今は持ち合わせは無いですけれど、後で必ず負けた分は支払います。
…このまま終るわけにはいきません!!」
真理がここまで熱くなりやすい性格だったなんて知らなかった……
「ん〜、まあ別にぼくはそれでもいいけどね。俊夫くんはどうだい?」
美樹本さんに話を振られると俊夫さんは

「駄目だ!!!」

ワンカップを激しく卓に叩きつけると、怒鳴りちらした
…なんなんだこの酔っ払いは、とうとうアルコールで頭がいってしまったのかもしれない。
「そんな口約束…俺は信用できない…。」
怒鳴りちらしたかと思えば、今度は消え入りそうな声で語りだした
「みどりが刑務所に入って……離婚の申し出をされて……一緒に頑張ろうっていったのにっ……!!くそっ……
とにかく俺は…今は他人との口約束など信用できない、信用できるのは現金と酒だけだ!!」
みどりさんのことは正直気の毒だったと思うが、それでもこの人の変わりっぷりはすごい
「…だそうだ、というわけで3人で打つのもな…、やっぱり今日は解散ってことに…」
美樹本さんがそう言いかけると、真理が立ち上がる
「そういうことなら、体で払います!!!」
……開いた口がふさがらなかった。何を、何を言っているんだ真理…?
「私と透、どちらかが負けたら二人とも今着ている服を脱ぎます、逆に美樹本さん、俊夫さんあなた達のどちらかが
負けたら私たちの負け額を2割づつ減らしてください。負け額が全て無くなるか、脱ぐ物がなくなったら終了で。」
なるほど、と思った。が、それはまずい、よく考えるとぼくと真理は4回負けたら全裸ではないか
それに真理の裸はぼくでさえ見たことがないのに…

「ほう、脱衣麻雀ね…。うん………わかった。…真理ちゃん、…俺はべつに裸が見たいわけじゃあないんだが、君の
あきらめない根性には感動した。…だから条件を飲もう。」
格好つけながら俊夫さんが答えるが、表情はニヤついている、なんだかんだいってこいつは裸が見たいんだな
「というわけだが、美樹本さん。あんたはどうするんだ?」
俊夫さんが美樹本さんに聞くと、彼はなにやら考え込む
「……ん、ああ。…一つ確認したいんだが……ぼくたちのどちらかが勝ったら、真理ちゃん……、それと透くんも脱ぐ。
ということでいいんだね?」
「はい。それと、どの服から脱ぐかは私達に決めさせてもらいます」
「わかった、その条件でもう一度勝負しようじゃないか。」
「透もいいわね?」
真理にきつく睨まれたぼくはYESとしかいえなかった。こうしてぼくたちは脱衣麻雀をすることになる
886879:2006/08/29(火) 21:19:52 ID:ZJ1T9ZkR
「あの、打つ前に少し作戦会議をしてもいいですか?」
真理が提案する、何かいい作戦でも思いついたのだろうか
「透、ちょっといいかしら。」
ぼくは真理に部屋の隅に連れていかれた
「ねえ、透。…いつもどんな作戦で麻雀を打っているのか聞かせてくれない?」
─なんだそんなことか、そういえばまだぼくは一度も和了っていない、ちょっと流れが悪いだけで、いつでも取り返せる自信はある
のだが、本当にぼくは麻雀が強いのか真理も不安になったのだろう
「作戦?まあ作戦というか…ぼくは基本的にいつも四暗刻狙いさ。決まれば一撃でCPUを全裸に……いや、相手を飛ばせるよ。」
「…はあ?ちょっと…本気でそんな麻雀で勝てると思っているの??ちょっと聞きなさい…………」

「…いい?私の言った通りに打ってよ。絶対負けられないんだから…。…まったく、透がこんなど素人だったなんて
思わなかったわ……。」
ぼくは真理にさんざんぼくの麻雀をけなされた挙句、次からの勝負でどうやって攻めるかも全て命令された
とにかく早く和了ること、それに一点をしぼって攻めていくのがぼくたちの作戦だった。
負けたら全裸。女の子の真理が神経質になってしまう気持ちもわかる。

「お待たせしました」
作戦会議も終わり再び卓を囲む
俊夫さんは焼酎を片手に余裕の表情だ、麻雀で飯を食っていたというのもあながち嘘ではないのかもしれない
しかし美樹本さんはなんだか様子がおかしかった、下を向いてなにやらブツブツ言っている、大丈夫だろうか
真理の裸をこの人達に見せるわけにはいかない。ぼくは覚悟を決めた
「よし始めるぞ、それじゃあサイコロを振ってくれ」
緊張の初戦、ぼくの配牌。役はタンヤオのみだがすでテンパイしていた
本来のぼくならば即リーなのだが、ここは真理のいうとおり慎重に攻めることにしよう…
そして一巡後、美樹本さんがぼくの本命牌をいきなり振り込んでくれた
「美樹本さん、それ、ロンです」
やった!いきなり借金が2割減った。いい流れが自分に来ていることを確信する。どうだい真理?ぼくの本当の実力は
「チッ……まさかテンパっていたなんて、クソッ」
美樹本さんの独り言が聞こえてきた、あきらかに様子がおかしい。今の彼からは余裕が感じられない
「おいおい、美樹本さん頼むぜ。」
俊夫さんが嫌味を言うが、美樹本さんの耳には届いてないようだ、なんにせよあと4回勝てば負けた金はチャラだ
そして次戦…
「ツモ。ピンフのみです」
今度は真理が速攻で和る。いける。ぼくはそう確信した
「………クッ…負けるわけには…いかないんだ……」
なにやらブツブツいうと美樹本さんは貧乏ゆすりをはじめる
その様子を見た俊夫さんは、カキピーを口に放り込みバリバリと音をたてて噛み砕いた。こいつらのチームワークなんてこんなものか
所詮、深い愛情で結ばれているぼくたちの敵ではなかったということだ

それからぼくたちは、真理の3連続の速攻であと1回勝てば全てチャラになるところまできた
「透くん、ちょっとタイムだ。君達の出した条件を飲んでやったんだ、これくらいはいいだろう?」
俊夫さんはそう言うと、美樹本さんを連れて部屋の外に出ていった。せいぜい少ない脳みそで作戦を練ってきてくれ
「透、やれば出来るじゃない、見直した。」
「ありがとう。でも真理もすごいじゃないか。ぼくたち1枚も脱がないですみそうだね。」
「ふふ。…でも、まだ勝負は終ってないわ、油断しちゃ駄目よ、透。」
しばらくして二人が戻ってきた、俊夫さんの手には新しいワインがあった。
この人、たんに新しい酒を取りに行っていただけじゃないだろうな…
「悪い悪い、じゃあ始めようか」
勝負再会である

887879:2006/08/29(火) 21:34:41 ID:ZJ1T9ZkR
5戦目が始まった
ぼくの配牌は酷かった、ゲームのように牌交換アイテムを使えないことが、かなりの痛手だ
「………」
皆、無言のまま黙々と進めていく。部屋は異様な空気に包まれていた
「リーチ」
美樹本さんがゆっくりと牌をきった
真理は牌を自摸ると長考した。そして安牌をきる
ぼくの手牌はまだまだバラバラだ、ここは降りたほうがよいのかもしれない、しかし流れはぼくらにあるのだ
ここは強気で攻めるべきと判断したぼくは伍萬をきった
「ロンだ。」
…しまった、振ってしまった。やはりまずは安牌をきればよかったか…
「さて、二人とも脱いでもらおうか。」
真理は器用にブラだけを脱ぎ捨てた、それでも顔は真っ赤に染まっている
ぼくは靴下を脱ぎ捨てると、美樹本さんは何故かがっかりした表情を見せた、あれ?そんなにぼくの足臭かったかな…
「透、しっかりしてよ。」
真理に叱られた、確かにこれ以上は負けられない。
両手で頬を叩き、気合いを入れなおし、6戦目。

「ツモ!!!!!」
俊夫さんが叫んだ。この酔っ払いは静かな部屋で突然大声をだすので心臓に悪い
それにしてもまずい状況になった。─2連敗。
真理は物陰でパンティーを脱ぎ捨てた。パジャマの下はノーブラ、ノーパンだ
ぼくはTシャツを脱ぎ、上半身裸になった。真理の様子を窺うと胸のあたりに小さな突起物が見える
─あ、あれは、もしや、ち、乳首……。ぼくは股間が大きくなるのを必死にこらえる
そして7戦目…

「ロン」
またしてもぼくは振りこんでしまった、隣に座る真理からの視線がとても痛い
─おかしい。こいつら何かイカサマをやっているんじゃないのか……
ぼくは牌と雀卓をじっくり観察したがそれらしき痕跡は見当たらなかった
「さあ真理ちゃん、かわいそうだがこれも勝負だ、脱いでくれ。」
ニヤニヤしている俊夫さんをキッと睨みつけると、真理はパジャマの上着を脱ぎ捨てた
ぽろり、と真理の綺麗で形のいい乳房がこぼれ出る。ぼくの想像以上に素晴らしい
真理は片手で胸を隠しながら悔しそうに唇を噛みしめた
ぼくもズボンを脱ぐとパンツ一丁になる、何やら美樹本さんの視線を感じるが、気のせいだろう
これ以上真理に恥ずかしい思いをさせるわけにはいかない、ぼくは目を閉じて静かに祈った
─どうかぼくに神の御加護を…
泣いても笑っても最後の8戦目が始まる
888名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 02:50:39 ID:s/GOIGpC
くそう、こんなところで寸止めとは…!

(;´Д`)ハァハァ
889名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 08:51:51 ID:I3gs9G32
美樹本さん素敵だ(;´Д`)ハァハァ
890名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 10:13:45 ID:oLui7twx
(;゚∀゚)=3俺の真理が恥辱を強いられている…
891名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 18:04:19 ID:THSk6GHc
>>887
3の雰囲気がとても出ていて素晴らしい。
続きが楽しみ。
892879:2006/08/30(水) 20:32:12 ID:gq0OW1sh


真理の顔色はみるみるうちに青ざめていった
またしてもぼくは振りこんでしまったのだ…
「…ちょっと透…、あなたわざとやってるんじゃないでしょうね…。」
「……」
ぼくは何も答えられなかった、暗刻が3つ配牌にあったから四暗刻を狙ったのがいけなかったのか…
どちらにせよこれで僕達の敗北が決まってしまった…
「残念だったな、さてと、最後の一枚も脱いでもらおうか。」
真理はしばらくうつむいたまま固まっていたが、やがて意を決したのか、ゆっくりとパジャマの下を脱ぎだした
白く美しい肌は、ほのかに紅く染まりとても色っぽい、意外にも薄い柔毛に包まれた真理の秘部はピンク色をしていて
引き締まった腰のラインはとても美しかった。モデル顔負けである
ぼくも俊夫さんもしばらくその姿に目を奪われていた
「これでいいでしょうっ!」
真理は両手を使い大事な部分と胸を隠すと椅子に腰を下ろした
ぼくが不甲斐ないばかりに……ごめんよ…真理…
「コラコラ…、透くんもボーっとしていないで、早く脱がないと。」
美樹本さんが鼻息を荒くしながらぼくを促した
実際脱ぐとなると男のぼくでも恥ずかしかった、人に自慢できるようなピーではないのは自分でもよくわかっている
3人ともぼくに注目をしている…、そんなにぼくのピーが見たいのですか?
ぼくは勢いよくトランクスを脱ぎ捨てた、脱ぎ捨ててからピーが大きくなってしまっていることに気がついた
真理は真っ赤になってピーから目をそらした、美樹本さんは食い入るようにピーを見ている
「……プッ。」
隣のチョンマゲはぼくのピーを見て苦笑すると再び真理を視姦しだした
…ぼくは人を殺したくなる瞬間というものが生まれて初めてわかった気がした

「…うっ……、ヒクッヒクッ……グス…グスン。」
俊夫さんの舐めまわすような視線に耐えられなくなったのだろう、真理が泣き出してしまった
「…もうそろそろいいでしょう?…ほら、真理。」
ぼくは上着を拾い上げると、真理の肩にかけてやった
さすがにやりすぎたと反省したのか、俊夫さんと美樹本さんはお互い顔を見合わせると苦笑いを浮かべた
「いやぁ、ぼくたちも大人げなかったかな。でもこれだけ白熱した勝負が出来たのだから供養には十分なっただろうな。」
美樹本さんはそう言うと、煙草を咥え火をつける
すると廊下からドタドタと誰かが走ってくる音が聞こえてきた、音はこの部屋へと近づいてくる
「あかん!!!!!!あんたら今すぐ中止するんや!!伊右衛門の呪いが強くなっとる!!!」
ドアを勢いよく開け、なにやら叫びながら入ってきたのは香山さんだった
「夏美から聞いたで!!あんたら、ここで脱衣麻雀やっとったろ!!あかん、あかんあかん、あかんで!!」
夏見さんから聞いたって…?一体何を言っているんだこの人は?
「!、真理ちゃん…その格好は……………あかん、手遅れやったか…」
香山さんがつぶやくと部屋全体がピンクの霧に包まれていく
─なんだこれは、ぼくは立ちあがろうとしたが金縛りにあったように体がうまく動かない
「伊右衛門に囚われ続けた魂がこの部屋に集まってきとるわ……。」
伊右衛門?一体何の話だ、ぼくは香山さんに質問しようとしたが口を動かすこともできなかった
「透くん……ああ、俺の愛しい透くん……」
なんだ?気色の悪い声が聞こえてきた。
……美樹本さんだった
美樹本さんは、そのたくましい腕でぼくを抱きしめると、ゆっくりとぼくの顔にくちびるを……
─ぼくの意識はここで途絶えた
893名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:50:05 ID:i+fbFAmR
アッー!
894名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 21:15:06 ID:s/GOIGpC
美樹本キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!wwww
895名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 21:30:35 ID:Us/NqgXM
美樹本テラオソロシッシュ(;´Д`)ガタガタ
896879:2006/08/30(水) 21:35:01 ID:gq0OW1sh
私は誰かに抱きかかえられていた
まだ視界がぼやけていて、誰が私を抱きかかえているのかわからなかった
ひどく頭が痛む、一体私はどうしてしまったのだろうか、記憶を辿ってみる
…麻雀を打っていて、…私は熱くなってしまって…脱衣麻雀を打ち始めて…
思い出しただけで顔から火がでそうだった、裸を見られたのだ、しかも3人にも─
しかし、そこからの記憶が曖昧だった、…確か香山さんが部屋に入ってきて…私は…
…そこから記憶が途絶えている、一体どうしてしまったのだろうか
私を抱きかかえた人は、どこかの部屋に入り私を静かにベッドに降ろすと、隣に腰を下ろした
私はなんだか怖くなって聞いてみる
「……透なの?」
「…ん?何をいってるんだ?俺だよ、俊夫だよ。」
…驚いた。でも、どうして俊夫さんが私を…?
私は起き上がろうとしたが、体に力が入らない。かろうじて目を開け、部屋の様子を確認する
私の部屋ではなかった。…だとするとここは俊夫さんの部屋…?でもどうして私をここに…?
疑問は増えていくばかりだった。
「ほらほら、そんな格好じゃ風邪ひくぞ。それとも誘ってるのか?……そうだよな、俺達だいぶご無沙汰だったもんな、いいぜ、
たっぷり可愛がってやるよ、みどり。」
俊夫さんの発言にも驚いたが、もっと驚いたことがある、私は裸のままだった
「……ち、違う、何を言ってるの俊夫さん、私はみどりさんじゃないわ、私は真理ですよ。」
「ああ…みどり……、お前がいない間、俺がどれだけ寂しい思いをしたか……、さあこっちへおいで。」
一体、俊夫さんはどうしてしまったのだろう、まるで何かに取り憑かれているかのようだった
「お願い、俊夫さん。目を覚ましてっ」
俊夫さんの耳には私の言葉は全く届いていないようだった、彼は鼻歌を歌いながら服を脱ぎだし、あっという間に全裸になった
たくましい胸板と黒くて大きいモノが現れる。さきほど見た透のモノと比べてもあきらかに大きいサイズだということがわかった
…逃げなくちゃ。そう思った私はなんとか立ちあがろうとするが、腰から下に力が入らなく上半身だけ起き上がる格好になってしまう
「何を今さら恥ずかしがっているんだ…?来ないならこっちからいくぞ。」
俊夫さんが近づいてきた、─透。助けて。
目の前まで迫った俊夫さんが私の腰に手をかける、そして私はキスをされた
「ん…………、ちゅっ………ぁ、……んん………」
俊夫さんのキスは想像以上に優しかった。
「ぷはっ……あ…ん……んんっ……ちゅ…ちゅるっ……」
舌を挿し込まれると、なんだか頭の奥がクラクラしてくる
「あぁ……お、お願い…俊夫さん、やめて……んっ……ちゅ……」
俊夫さんの手は私の胸を刺激する、その微妙な刺激におもわず喘ぎ声がでてしまう
「あ…………あはぁ………だ、駄目……やめてぇ……」
「はぁはぁっ…みどり、どうだ、気持ちいいか……?」
俊夫さんは私の乳首を口に含むと舌先で丁寧に転がす、私は自分の体がどんどん熱くなっていくのを感じる
こんなこと…駄目、駄目なのに─
俊夫さんの愛撫はとても繊細だった、胸や脇の下、お腹など、私の体中に舌を這わせていく
「…あぁっ……いやぁ……せつなく、せつなくなっちゃうよ……んっ……」
抑えようと思っても自然と声が出てしまう、一体、私の体はどうなってしまったの……?
「愛してるよ……」
俊夫さんが私の耳元で囁く。魔法のような言葉だ、私ではなくみどりさんに言っていると分かっていても熱くなるものがある
そのまま俊夫さんは私の耳や首すじを舐めまわす、なんだかフワフワした気分になってきた
エッチってこういうものだったんだ………
897名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 21:36:52 ID:I3gs9G32
美樹本さんマスマス素敵だ(;´Д`)ハァハァ
898名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:45:15 ID:tusp2sCn
この同時進行で透は美樹本に…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
899名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:52:35 ID:0Fi2qyB7
手に汗にぎる展開!!
俊夫のエッチは優しく激しそうだ。
期待して待つ!
900名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:35:03 ID:Xz0T18xf
俊夫ガンガレ!チョーガンガレ!
901879:2006/08/31(木) 00:38:44 ID:gRIb1HLC
「チュパ………チュパ……チュパ……」
俊夫さんは私の太ももを吸いだした、少しくすぐったい感じがする
「…みどり…、すごい濡れているぞ…そうか、そうだよな…お前も寂しかったんだな…」
…俊夫さんが信じられないこと言い出す、…でも私が感じてしまっているのは事実だった
イヤなのに……感じてしまう……透、私どうすればいいの…?
「あんっ……くぅっ……はぁはぁ…あぁ…すごい……」
俊夫さんは私の秘部に手を伸ばすとクチュクチュと音をたてながら掻きまわす
ああっ…私、すごくいやらしい音出しちゃってる……
そして私のアソコに何か温かく柔らかいモノが触れる
それは俊夫さんの舌だった。彼は私の一番敏感な部分を舐め上げる
「くぅぅん……あぁぁぁっ………と、俊夫さん……わ、私……んんんっ………」
俊夫さんの舌は休むことなく動く、俊夫さんの舌は何か別の生き物のようにも感じられた
下から突き上げてくる快感に、私の思考は停止しはじめる
こんなにもエッチが…気持ちいいものだったなんて……
「ジュプ、ジュプ、ジュルルル、ジュパ、ジュル、ジュプ…」
俊夫さんは私のアソコを愛撫しながら胸や足も刺激してくる、まるで何本も手があるみたい…

「みどり…今度は俺のも頼むよ……」
俊夫さんはそう言うと、私の頭のほうに足を向けるようにして横たわる。69の体位だ
私の顔の前には俊夫さんの立派なモノがいきり立っている
「…さあ、舐めてくれ…」
俊夫さんはそう言って再び私のアソコを愛撫する。私は目の前にあるモノをしばらく眺める
…スゴイ、これが男の人のなのね……
俊夫さんのソレはビクンビクンと脈を打っている。見ているだけでドキドキしてきた
少し怖かったが、ためしに手でふれてみた、するとピクッと反応する。なんだか愛らしく感じてしまう
「あぁ………みどり……頼む…から…じらさないでくれよ……」
普段の俊夫さんからは考えられない鼻のかかった声だ、その母性本能をくすぐる仕草は透に似ているかもしれない
私は先っちょのほうを指先で軽くはじいてみた
「ああっ……!!みどり……うぅ……そんなこと一体どこで覚えてきたんだ……」
俊夫さんの息遣いが荒くなってきた、なんだか楽しくなってきた私はギュッと両手で握り締めてみた
「うあぁっ………はぁはぁはぁっ………」
俊夫さんの息が私のアソコにかかって、なんだかせつなくなってきた……
それにしても、手で触れただけでこんなに反応するなんて……。もし、舐めてあげたらどうなっちゃうんだろう…?
頭がボーっとしてきた、目の前にいる俊夫さんが可愛らしく思えてくる…
私は我慢できなくなり俊夫さんのモノに顔を近づけると舌先でチュルンと舐めてみた
「おぉ……、いい……その調子で続けてくれ……」
…気持ち良かったらしい。なんだか私は嬉しくなってくる、私はこの人にもっと気持ちよくなってほしくなった
私は手で袋をさすると、下から上へと何度も舐め上げた
「チュル………チュル……チュピ……チュプ………あぁっ……ん…ちゅ…チュル……」
私の口に入りきるか心配だったけど、なんとか咥えることができた
「んん〜……レロレロ……チュプ………むふぅ……んっ……ちゅう…チュルル…ん…レロ…ぷはっ…」
「はぁはぁ……チュルルルル……チュプ…チュパ…んっんっんっんっ……ジュルル……レロレロレロ…ちゅ…ちゅ…」
驚くことに俊夫さんのモノを咥えているだけで私は感じてしまっていた、どんどん快感の波が押し寄せてくる
私はこのまま一体どうなってしまうのだろう…









902名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:45:54 ID:gRIb1HLC
うわ、ごめんなさい。無駄にスペースを入れてしまった…
本当は5レス分くらいで終る予定だったんですが、無計画なせいでダラダラと続いてしまった…orz
こんな展開になるなら麻雀意味ないじゃん!とか、長すぎ!とか俊夫の扱いが酷い!とか色々突っ込みどころがあるでしょうが
書いてる本人が一番よくわかっているので、どうか温かく見守ってやって下さい…
903名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 01:20:10 ID:MSgvi/F4
いやいや、良い感じっすよ!
俺が書いたのより数段うまい……俺ももっとガンガリます☆
904名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 11:00:08 ID:l7SJPwn0
麻雀はパロ小説として楽しませてもらいました!
エロ部は息子がお世話になってます
905879:2006/08/31(木) 19:12:12 ID:gRIb1HLC
はふ……ん…ぁ……チュピ…んん……チュプ……はむ……はむ…んっ…ちゅる…」」
「…んしょ……ぢゅるぅぅ…ぢゅぱっ……んく、ぢゅっぢゅる………じゅぽじゅぽっ…じゅぽじゅぽっ……んんんっ〜…」
私は夢中になって俊夫さんのモノに奉仕を続ける。俊夫さんの喘ぎ声が聞こえてくるたびに胸がせつなくなってくる
「はぁはぁっ…みどり…みどりっ…も、もう…イキそうだ……うっ…」
俊夫さんのアソコは激しく脈打つと、私の口の中に何かを放出した
「……んんんん〜〜〜〜っ」
俊夫さんのアソコからでた物の勢いはすごく、私はそれを飲み込んでしまった
「…ん、ケホッ…ケホッ…はぁはぁっ……ケホッ…」
とても苦い、気管に入って苦しくなった。それでも私は奇妙な満足感を感じていた
「みどり…やっぱりお前の口の中は最高だよ……」
俊夫さんは私の頭を抱き寄せると、優しくキスをしてくれる
「ぁぁ……ん………」
とても甘いキス……自然と私の両手は彼の首に回される

…ああ、まさか俊夫さんとこんなことになってしまうなんて……
…しかも私は今、自分から彼を求めてしまっている……
彼にならこのまま抱かれてもいい。…一瞬そんな考えが頭をよぎる
俊夫さんはさわやかな大人の魅力があり、頼りがいのあるお兄さんのような存在……私にとって彼はそんな存在だった
でも、もし、みどりさんがいなかったら…私は……
…今思えば、彼がシュプールに勤めていた頃から、私は俊夫さんのことが気になっていたのかもしれない
脳裏に透の顔が浮かんできた、私は罪悪感に押しつぶされそうになる
そんな私の葛藤を俊夫さんの一言が打ち消した

「さあっ……入れるよ、みどり…」
私の足をM字型に開くと、俊夫さんは自分のモノを私のアソコにこすりつける
クチュ……クチュ……
…あんな大きいモノを私の中に入れるつもりなの…?
不安と期待が入り混じる、それでも私は抵抗するつもりはなかった
俊夫さんは、ゆっくりと私の膣内にあの大きな肉棒を沈めてきた…
ズ…ズズ……ズプ……ズププ………
「…あぁぁっ…いやっ……い、痛いっ………だ、だめ……んんんっ……と、俊夫さん、お願い……もっと…ゆっくり…あぁっ」
激痛が走る、あまりの痛さに私は俊夫さんの背中に強くしがみついた
「くぅっ…ぅぅぅ……はぁはぁっ……ぅぅ、だ、駄目ぇ…………熱くて…んっ……とっても固いっ…」
奥まで貫かれる。意識が飛びそうになったが、強い充実感に私は包まれた
…透。ゴメンね…

「はぁはぁっ……ぜ、全部…入ったの……?」
「…ああ、…それにしても…みどり……今日は一段と締まりがいいな……すごいぞ…もうイっちまいそうだよ……」
そう言いながら俊夫さんは私の胸を揉みしだくと、チュパチュパと乳首を吸い出す
そして静かに腰を動かしてきた
「はぁんっ…あ…あ…あ…あぁ……くふぅん……」
パチン…………パチン………パチン…………
腰の動きはスローだが、俊夫さんのモノが奥にぶつかるたびに、気が遠くなるような快感が襲ってくる
さっきまでの痛みもだいぶ和らぎ、私の体は快感に支配されていく
「ああっ、す、すごいっ…も、もっと……ぁぁっ……は、激しくっ……あっ…あっ…あっ…」
少しづつ腰の動きが早くなってきた
パチン…パチン…パチン…パチン…パチン…
「あぅ……はふぅっ…あっ…あっ…い、いい…き、気持ちいいっ…と、俊夫さんっ……も、もっと…お、お願い…もっとぉっ…」
俊夫さんは私の腰をグイッと持ち上げるとさらにスピードをあげる
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ…
「あっ…あっ…あっ…わ、わたし…んんっ…も、もうっ……あぁぁぁっ……」
私は俊夫さんの動きに合わせて淫らに腰を動かした、ズボズボと自分に出し入れされている俊夫さんのモノを見ると理性が飛びそうになる
「あぁっ…!みどりっ…みどりっ…もうそろそろっ……イクぞっ…!はぁはぁっ…」
「…はぁんっ…わ、私もっ…も、もう…駄目っ…い、いっちゃうよ……あっ…あっ…一緒にっ……お願いっ……一緒にっ…んんっ!」
「ああ!みどりっ…出すぞっ…はぁっ…はぁっ…う、うあああぁっ…!」
「んんんっ……ああっ、いく…いっちゃうっ…あぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
俊夫さんはラストスパートをかけると、私が果てるのと同時に射精する、私の震える膣内には彼の白く濃い液体が勢いよく吐き出された…
私は膣内からこぼれでた白い液体をぼんやりと眺める
ああ…私…俊夫さんとセックスをしてしまったのね……
906名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 19:17:12 ID:a9lvZKLs
GJGJ!
907879:2006/08/31(木) 19:34:49 ID:gRIb1HLC
      ─エピローグ─

私は俊夫さんとのエッチが終った後のことはよく覚えていなかった
気が付くと私は自分のベッドの上で寝ていた。ちゃんと服も着ている
まさか…全て夢だったの…?そう思って自分の性器を手で確認してみる
…ぬるっとした感触があった。残念なことに、夢ではなかったみたいだ
すぐに着替えて食堂へ向かう、食堂では皆揃って食事をしていた
さらに驚いたことに、昨日の出来事を覚えている人は誰一人いなかった
俊夫さんは二日酔いで機嫌が悪く、麻雀を打ったことすら忘れている
透は「朝起きたら何故かお尻が痛くてたまらない。」といってトイレに篭ったままだった
美樹本さんに昨日のことを尋ねても「何か悪い夢でも見たんじゃないのか?」と軽くあしらわれた

結局、謎は一つも解けることなく、祈祷が終ると私達は島を後にした、まさか本当に全て夢だったのかしら…
しかし、私の膣内にのこる鋭い痛みがその可能性を否定しているのであった………


  ─あれから半年の時が流れた─


「オーナー!外の雪掻き終わったぜ」
「もうっ、オーナーって呼ぶのやめてって何度言えば分かるの?ちゃんと名前で呼んでよ。」
「ははは、すまんすまん、お、今度はこのワインを地下室に運べばいいのかな?」
「うん、お願いするわ。本当、男手があると助かるわ。…夜になったら、またマッサージしてあげるから頑張ってね。」
「おお、そりゃあ楽しみだ。それじゃあ、さっさと仕事を終らせてくるかな。じゃあまた後でな、真理。」
「俊夫も、ワイン重いから気をつけてね。」
ペンション「シュプール」もシーズンの真っ最中でとても忙しくなっていた
麗子さんの料理が啓子ちゃんの取材で雑誌に載ることになり、おかげで客足も大幅に増えていった

…半年前、島から帰ってきた私はすぐに俊夫さんに連絡を入れた
「シュプールに泊り込みで働いて欲しい」俊夫さんは最初はしぶっていたが、私の熱心な説得でようやくOKをしてくれた
一緒に働いているうちに私達はお互いに惹かれていった、そして毎日のように愛し合うようになる
それからというもの、俊夫さんはみどりさんと別れた頃と比べ、人が変わったように仕事に精をだしてくれた
私は毎日が大変でもあるが幸せでもあった、それだけ充実した日々を過ごしていた

透とは半年前からほとんど連絡を取らなくなった
なんでも大学を中退して美樹本さんの仕事のアシスタントをしているらしい
彼が写真に興味があったなんて知らなかった私は、とても驚いたのを今でも覚えている
そして、つい最近透からメールが届いた
添付された写真にはふんどし一丁で美樹本さんと抱き合ってピースしている透が写っていた
酒の席か何かだろう、こんな下品な写真を送ってくる彼の無神経さがちょっぴり懐かしくなった
ほんの半年前のことなのに、ずっとずっと…遠い昔のことのように思える
─きっと彼も幸せに過ごしているのだろう

私は静かに目を閉じて、ふくらんだお腹から聞こえてくる自分の子供の声に耳を傾けた



          おしまい

908名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 19:44:31 ID:gRIb1HLC
かなり長くなってしまい申し訳ないです、なんとか終らせることができました。
途中で応援や感想のレスをくれた人達に感謝します。おかげで楽しんで書けました。
909名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 20:16:09 ID:Rh1d3o0/
GJ!
エロもエピローグも凄い(*´Д`)ハァハァ
でもオチwwww美樹本wwwwww
910名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 20:41:49 ID:WZ6leTkw
超絶GJ!
最後の最後で美樹本wwwwwwwつうか真理wwwwww
911名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:00:46 ID:EhviHH+D
>908
最高でした!
3の不満が少し減った気がします。また書いて欲しいです。
912風と木の名無しさん:2006/08/31(木) 21:19:12 ID:Nyq8EZks
GJ!!
最早公認ゲイか美樹本wwwクソワロタwwwwwwww
913名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:35:02 ID:BuWELdTJ
美樹本さん最後まで素敵だ(;´Д`)ハァハァ
914名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:06:25 ID:Ioz+0nlb
ふんどし一丁ワロスwwwww
915名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:08:54 ID:9arZa7Ew
すごい良かったよー!
オチがすっきりバッチリ決まって何とも言えない爽快感が!
916名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:09:42 ID:kdFP5uCV
>>908
文章上手いです。エロ描写は丁寧だしストーリーもしっかりして素晴らしい!
新作を期待したいです。
917名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:40:20 ID:eO2C3VrX
879です。感想を下さったみなさん、ありがとうございます
ダラダラと長く続いてしまったせいで、ひんしゅくを買うかと、内心ビクビクしてましたが
楽しんでもらえたみたいなので、嬉しかったです。
最初、真理が優勝景品の三日月島開催の天下一武道会の話を書いてたんですが、ゴチャゴチャになってしまい
脱衣麻雀の話に替えたんですが、替えて正解でした
918名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:00:56 ID:3/r6xEo1
かま2、サイキック編でのSS書いてくれる神はおりませぬか?
919名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:06:17 ID:++NmCvto
>>918
具体的にどんなシチュエーションですか?
920名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 03:18:54 ID:K+f2C25b
サイキック編いいですね!
小林視点で、被験者達から逆襲レイプとか…
キヨさんは除外でw
921名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 06:07:02 ID:+jye27Rl
サイキック編の透って何才だった?
たしか実年齢と見た目の年齢がかなり違うんだよな
922名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 07:23:02 ID:+26+aQ9H
13歳くらい。
本編の透の次に好きなのがサイキック編の透だな。
子供独特の残酷さがあって。
真理→透とか見たい。
923名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 12:23:37 ID:3/r6xEo1
テレポートで真理が入ってる風呂場に転送とか
びじゅぼんさんが力を使ってやりたい放題とか
敵の特殊部隊に捕まった時の後日談を詳しく書くとか
サイキック編はネタがたくさんよ〜w
ところで三日月館って風呂場あるのかな??
924名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 15:45:35 ID:yO96+XrT
確か2階の客室のどっかにシャワールームつきの部屋があるとか言ってた
925名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:48:38 ID:bsVUwnZ+
1で透が推理を失敗して真理が美樹本を追い詰めるところ。
真理が髭を引っ張ったらなんと本物だった。
満座で侮辱された美樹本がその後それをネタに真理に関係を
迫るというのはどうでしょ。
926名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 01:48:25 ID:cyIHmtLP
おぉっ、久々にシリアスな美樹本様が活躍するのかー!
927名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 14:46:32 ID:t70iTU+O
「俺に大恥をかかせた償いをして貰おうか…その身体でな」

てな感じですかね?(。∀゚)ノ
928名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 20:08:08 ID:GaUpA795
>>924
そうだったのか。
でもお風呂場の画像はなかったよな?
929名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:45:53 ID:rsydbRn6
>>928
うん、無い。
そもそもシャワールーム云々も透が2行くらいで説明したっきりだったと思う。
930名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:21:23 ID:cqIORpdU
>927
透に?
931名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:29:16 ID:bMmZ8M3T
ぼくは近くに置いてあったモップを手に取り
洋介さんの頭部めがけて振り下ろした
932名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:53:52 ID:PZdBFcev
>>930
1だからw ゲイ設定無いだろw
933名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:13:43 ID:iMVdniou
>>932
ところが1でも「ちょっとエッチな〜」オチがそれなんだよね。
だからシリーズ通して美樹本ホモで透狙いの設定は公式なんだよ。
単発ホモギャグネタは正直飽きてるけど好きな人もいるようだから
ホモネタ入れる書き主さんは普通のエロシーンにもちゃんと
力をいれて欲しい。ホモだけで数レスで終わりってのはもう腹一杯。
934名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:25:12 ID:2YJA66qs
「なぁに、真理くんでも透くんでも構わんさ。
様は楽しませてくれれば。くくく…」

美樹本さんが僕と真理を舐め回す様に見る。
確かに真理が美樹本さんを犯人扱いし、髭を引っ張った事は
申し訳ないと思うし、償いと言われたら誠意をもって対応すべきだろう。
だけど…その代償が身体だなんて。イヤだ…真理にそんな事を
させるわけにはいかない。僕は心を決めて、絞りだす様な声で
美樹本さんに告げた。
「僕が…僕が責任を取ります」
真理は真っ青になって僕の腕を掴む。
「透、自分が何を言ってるのか解ってるの?」
「十分解ってるさ、でも真理にはそんな事をさせる訳にはいかないだろ」
「いやよ、私が悪いんだから私が…」
その時だった。僕達言い争いを止めたのは大きな音。
「よぅよぅ…お二人さん。互いを思いやるってのは美しいねぇ」
椅子で窓ガラスを叩き割った美樹本さんが近づいてくる。
「だがな、俺はあまり気が長い方じゃないんでね。
早いとこ決めてもらおうか。でないと何しでかすか分かんないぜ?」
…明るく人懐っこい好青年のはずだった美樹本さん。
いや、仮面を外し本性を表した美樹本が最後通告を突き付けた。


********************
すみません、携帯からなんで改行など見ずらくないですか?
935名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:50:08 ID:cx+cmK3W
>>934
とても読みやすいですよ。
美樹本×真理で続きお願いします。
936934:2006/09/09(土) 17:38:18 ID:2YJA66qs
ありがとうございます。では美樹本×真理で。
最後まで書き上げてからupしますね。
937名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 19:43:20 ID:ne/C9M0I
>>934
数字板でその通るバージョン書いてくれまいか。
938名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 20:17:10 ID:bMmZ8M3T
椅子で窓ガラス割る美樹本さん(( ;゚Д゚))ガクガクブルブル
続き楽しみにしてます。
939名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 08:17:19 ID:VjZk8Emw
>>936
超楽しみ!頑張って
940名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:41:12 ID:NxJopwSF
しかし3のおかげで美樹本はいいキャラになったなあ
いや、このSSの美樹本はシリアスだがw
941名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 10:03:00 ID:mX7bC68g
再開した美樹本と可奈子ちゃんのSS投下が来るのをずっと待っている俺
942名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 15:38:20 ID:unBYT19U
そろそろ次スレ立てなくていいのかもやもやしてる俺
943名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 18:15:04 ID:g3Hvzolj
>>934
続き楽しみにしてます、ゆっくり書き上げて下さい。
>>940
美樹本もいいキャラしてる。だけど、俺的にかま3で一番輝いたのは俊夫のようなキガスル。
944名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:19:36 ID:r7+56LNv
>>943
今までの俊夫は悲惨な扱いだったからね。
ファンとしては、今回の主役級の扱いに満足してる。
945名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 21:47:27 ID:ekt1fXJr
>>942
まかせた!
946名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 00:43:15 ID:cGadT5hT
>>944
その分、透と真理の影が薄くて不満意見も多かったけどね

でも続編としては上手く落ちたよなあ
ゲームとして3は不満点あるが、続編ストーリー的にはおkだ
947名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 00:43:56 ID:cGadT5hT
って何ゲームの話してるんだ
勘違いスミマセン
948名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 16:10:29 ID:QQcV9gMU
次スレ
「かまいたちの夜」のエロ小説3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158131138/
949名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 22:34:37 ID:/EzCly+6
感無量だな。
まさか3スレ目が立つなんて。
1スレが落ちた時はもう終わったと思ったが・・・。
大半の人は1スレから見守るんだろうな。
950名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 14:20:31 ID:cKPnXffP
スレが盛り上がるのは書き主さん達のお陰だけど
このスレがここまで続いたのは
過疎ってもマメに保守してくれる名無しさん達のお陰です。
自分は投下も保守もするけど、どうしても来られない時が多くて
「落ちてしまったかも」と不安になりながらもちゃんと残ってると
保守の名無しさんありがとう!って心から思います。
951名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:00:37 ID:vvYTVSYU
職人の投下も名無しの保守も、どちらも大事なんだね。
作品も素晴らしいし、見守りも良かった。
これからもこのまま良いスレであって欲しいと、心底思います!
952名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:54:11 ID:eGibtOK5
俺もこのスレの雰囲気は好きだなあ
なにげにレベル高いし、感想くれる人達も温かいしね
超まったり進行なのもお気に入り。ume
953名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 21:38:45 ID:sCnIJHX0
同意。
待ったりで和む。
作品のレベル高いし、レスも良い感じ。
ゆっくりと埋めてあげたいので、私も埋め。
954名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 22:08:15 ID:YQBwd2r3
>>934
の続きはまだかな〜
新スレにアップしてくれたら嬉しい。
955名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 22:09:44 ID:q4pzH4CT
続き期待ほっしゅ
956名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 07:20:44 ID:yH1yUPf6
hosyu
957名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 16:41:35 ID:1C2pTCKl
長文投下系のスレって、サーバ負担軽減のために
1000いかなくても重さで落ちるって、どこかで見た気がするんだけど、
今このスレ496KBだけど1000までいけるかな?
詳しい人いる?
958名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 15:36:15 ID:5i9Dtbu3
500kbでもう書き込めなくなるんじゃなかったか
959名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 20:22:41 ID:omi21xMe
あと、レスが980超えると、24時間のあいだレスがないと落ちるとか。
前スレはそれで落ちた気がする。
960名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:51:23 ID:E0oHXsGJ
あと4KBぐらいか
961名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 00:37:33 ID:MmTp8D/Q
こんなことを書くと笑われそうだが、無性に寂しく感じるのは自分だけだろうか?
スレよ、今までありがとう!
962名無しさん@ピンキー
HAHAHAHAHA