>>950 まあ、貴方がそう考える分には別に構わないけど。
それが唯一無二の考えだとは思わないでくれ。そうは考えない人だって一杯いる。
それと、その論理展開って女性側の気持ちを全く無視していて、個人的には好きじゃないな。
まーなんというか
天満は播磨のいいところをいっぱい知ってるし
、だからこそ当初毛嫌いしてた播磨に妹を任せる気になったわけだから
播磨の気持ちが分かれば好きになる要素はあるはず。
一方、八雲も花井のことは「苦手」だけど「嫌い」と言うわけではない。
花井もアプローチの仕方次第では可能性が無いわけではない。
多少姑息かもしれんが傷心の八雲をやさしく励ますとかね。
つまり、可能性がある限りそれは不自然じゃないってことかな?
だからそのカップリングが嫌いだからと言って排除しようとするのは良くないと言うわけだ。
つまり精神的に未熟な信者はご遠慮願いたいと言うことなんだけども。
露骨なネタに釣られるなって……
まだ次スレには早くないかね?
昼休み。校舎のあちこちから生徒のざわめき声が聞こえてくる。
屋上のベンチの上ではグラサンの男が寝こけている。
「ヒゲ?」
声を掛けたのは金色の髪の少女。
沢近愛理は一人で考え事をしようと屋上に昇ってきたのだが、意外な先客に驚いていた。
「寝てるの?」
声を掛けても返事はない。代わりに「くー、くー」という顔に似合わぬ可愛らしい寝息を立てている。
愛理は足音を忍ばせてベンチにそっと近づく。ツインテールの影がベンチに仰向けに横たわっている播磨の上に掛かる。でも起きる気配すら見せない播磨拳児。大物なのか鈍いのか。
――ヒゲの体臭がする。
お父様とも違う匂い。汗の匂い。でもなぜか不快ではない。
なんだか胸の奥が苦しくなる匂い。
寝てるときもサングラスしてるんだ…
愛理はそっと播磨のサングラスに手を伸ばす。
起こさないようにそっと外す。
意外に精悍な素顔。
愛理は戯れに寝ている播磨の頬に指を触れてみる。掌で撫でてみる。
ヒゲの剃り跡が指に面白い刺激を与えてくる。
「ヒゲ」
口の中でその言葉を転がすようにつぶやく。
「もうヒゲじゃないのにね」
何が可笑しいのか、クスリと笑いながら頬を撫でつづける愛理。
愛理は播磨の髪の匂いが気になった。
なんだかお父様と一緒にお風呂に入ったときの匂いがする。
播磨の額に鼻を寄せて匂いを嗅ぐ。そう、何年も前に嗅いだお父様の匂い。
愛理はふと気づく。
播磨の鼻と鼻が触れ合わんばかりに顔が近づいている。
あれ?ヒゲってこんな顔だっけ?
――キスしちゃおうか。
突拍子もない思いが脳裏に浮かぶ。
――まさか
――こんなヤツと、キスしちゃうんだ
――好きじゃないのに
キス。
――大嫌いなのに
――でも寝てるから
キス。
――気づかれない?
――こんなところをだれかにみられたら?
不意に自分のしていることがとんでもなく恥ずかしいことに気づいた愛理は咄嗟に身体を起こそうとする。
「んー・・・※※※ちゃん」
愛理が身体を起こそうとするのよりも一瞬早く、播磨が夢の中で愛しい恋人を抱き寄せた。
顔。ヒゲの顔。こんなに近くに。
「ヒゲ!?」
愛理は自分が播磨にガッチリと抱き寄せられているのに気づくのに何秒か掛かった。
――離れなきゃ
しかし身体が言うことをきかない。
播磨の腕に抱かれた肩から力が抜けてゆく。
ベンチに突いて抵抗しようとした手には力が入らない。
播磨の匂いしか感じられなくなる。
目の前には播磨の顔。播磨の匂い。
全裸の播磨に羽交い絞めにされた記憶が愛理の脳裏によみがえる。
愛理はあの旅行の後、ときどき考える。「もしあのとき晶が来なかったら?」
愛理は眠れない夜中にときどき想像する。
――獣欲に狂ったヒゲのケダモノに。
――声も出せず、身動きも取れない状態で。
――自分が無理矢理にレイプされてしまう情景を。
――助けも呼べず、逃げることもできず。
――水着を剥ぎ取られ、生まれたままの姿を晒されて。
――熱く滾ったアレを、まだ誰も許したことのない場所に入れられて。
――泣いて許しを請いても無駄で。
――あのヒゲのなすがままにされてしまう。
その想像は腹立たしく、同時に奇妙な興奮を愛理に呼び起こした。
――播磨に組み敷かれたまま激しく腰を叩きつけられる。
――抗おうとした両腕を捕まれて無理矢理に唇を塞がれる。
――剥き出しにされた乳房を播磨の大きな掌で好きなように弄ばれる。
その妄想の中、いつも愛理は屈辱と怒りのなかにやるせない何かを感じてしまっていた。
身体の奥に熱い部分が生まれる感覚。腰の裏側あたりが熱くなる感覚。
想像しているだけで愛理の呼吸は浅く激しくなる。
いけないとは思いながらも、播磨に犯される情景を想像しながら
自慰に及んでしまう夜があの旅行以来何度となくあった。
そんな妄想よりも播磨の腕は長く太く。
妄想よりも播磨の胸は熱く。
妄想よりも播磨の匂いはキツく甘く。
妄想よりも播磨の腕の力は強かった。
頭の中を真っ白にしながら愛理は震える小さな声で
「ヒゲ? ヒゲ? な、ナニすんのよ? 放しなさいよ、ヒゲ…」
それは普段の愛理を知るものにとっては驚くほど弱い小さな声だった。
自身満々で、勝気で気の強い少女の面影はまるで無く、まるで罠に掛かった小鳥のように
弱弱しく儚かった。
(ヒゲの体、熱い…私、このまま…コイツに…奪われちゃうのかな…)
愛理の心臓は早鐘のように激しく鳴り、顔は紅潮しきっている。
(…あの…いつもの…想像みたいに……………………………………………それも…いい…のかな……)
(……ダメ!……でも、抵抗できない……抵抗できないんだったら………いっそ……それも…いい…かな…)
「ヒゲ?」
「んー…くー」
「アンタ…寝てんの?」
くかー。
返事は鼻から出る寝息だけ。
なぜだか愛理は途端に可笑しくなった。
ぶるぶると全身を震わせて、くくく、と堪えていたが数秒後、弾けるように笑いだした。
「ははははは、くくくっ、っぷはははははははは」
ベンチに寝ている播磨に抱きすくめられながら、愛理は顔を真っ赤にしたまま笑いつづける。
さすがの播磨も目を覚ます。
「ん…てん…じゃねえ! お嬢!?」
「ひゃっ、ぷはははははっ、ひぃー、ひはあはは」
「な、なにしてんだお嬢!?」
播磨は愛理を抱きしめていた両腕を慌てて放し、愛理の身体の下から逃れようと後ずさる。
愛しの天満ちゃんを抱きしめていたはずが、いつのまにかその天満ちゃんが天敵の金髪お嬢に変化しているのだ。びっくりしないわけが無い。しかもお嬢は俺の腕の中でケラケラ笑い転げている。オカシイ。
ヤバイ。なんかわかんないけどヤバイ。
笑いながらも播磨の両肩をがっしりと掴む愛理。
笑いすぎて目尻に涙を浮かばせながら、不思議に落ち着いた口ぶりで愛理は言う。
「「なにしてんだ?」じゃないわよ」
私の想像の中で好き勝手してくれちゃって。
毎晩、私のことを弄んでくれちゃって。
毎晩、夢の中で好き放題えっちなことをしてくれちゃって!
「サ、サワチカサン?」
愛理の妙に座った目つきでじっと見つめられて、播磨は焦った。
おかしい。なんかヘンだ。いつものお嬢じゃねえ!
「アンタが先に手出したんだからね? アンタが悪いんだから」
播磨の両肩に置かれた愛理の手が播磨の両頬に伸びる。
「おじょ」
金髪の肉食獣は獲物に襲い掛かった。
薄い色つきリップの塗られた形のよい唇が播磨の口をふさぐ。
(?!・+*@sdfgyふじこp」「¥)
播磨の脳は一発でショートした。
何故?何故?何故?
なぜ天満ちゃんがお嬢に? 笑ってたお嬢が?
なんでお嬢が俺にキスを?
お嬢が俺に?これも夢か?なんてリアルな
播磨の歯列を割って沢近の舌が播磨の口内に入り込んできた。
もはや言語中枢もマヒしてしまう播磨。
口内を犯す沢近の舌を押し返そうとするが、沢近の小さな舌はくるくると
逃げ回り歯茎を、播磨の舌の裏を撫でまわす。愛理の唾液の味が播磨の口内に広がる。
舌どうしが触れ合うと播磨の脳の今まで感じたことのない部分がチリチリと熱を帯びてくる。
(ヤベエ、ヤベエ。これは…)
播磨のようやく復活した言語野が言葉にならない思考をはじめる。
「ん…ん…」
耳に聞こえるのはお嬢の甘えるような鼻息。
呼吸するたびに鼻の奥に広がるのは微かな香水の香りと沢近の汗の匂い。
頬に触れる愛理の小さな掌。制服のシャツ越しに感じる愛理の体温。柔らかな胸の感触。
驚くほど近くにある愛理の顔。
愛理に吸われた播磨の舌が今度は愛理の唇を割って愛理の唇を犯す。
高めの体温。サラリとした唾液。粘膜どうしを激しく触れ合わせながら
播磨は今まで感じたことのない感情に押し流されていた。
脊髄の奥から湧き上がってくるゾクゾクとする電流。口内で粘膜が触れ合うたびに
下半身の血流が滾り、固く激しく立ち上がりだす。まるで鉄のようだ。
―――この女を抱きたい。
播磨のその動物的衝動は、具体的な行動に繋がる前に突然断ち切られた。
「ぷはっ」
唇を離すと、愛理は肩で息をする。紅潮した顔。耳まで真っ赤に染まっている。
汗か涙か、鼻の頭に雫を浮かべながらゼイゼイと荒い呼吸をする愛理。
うっすらとブラウスの胸元が汗で透けている。
そして愛理の身体を抱きしめようと両手を上げかけたままの播磨。1秒遅い。
「あー…お嬢?」
「なによヒゲ?」
ネズミをいたぶるネコのような目つきのままで愛理は答える。
「その………」
まだ言語回路が繋がりきっていないらしい播磨。
バサッ。
屋上の入り口のドアから音がした。
同時に振り向く沢近と播磨。
そこには八雲が立っていた。手から落とした大きな封筒からは紙が何枚かこぼれている。
八雲は目を見開き驚きのためか口に手を当てている。大きく見開かれた瞳。
口はなにか言おうとしているのだろうが、言葉にならないようだ。
「あ、妹さん、こ」
仰向けのまま首だけ横に向けて屋上入り口を向いていた播磨の頭が90°上方に曲げられる。
すると播磨の視界には空と金髪のお嬢の顔しか映らない。
愛理は両手で播磨の顔を掴み
むちゅうううう
と、音がしそうなほどの熱烈なキス。
またしても本能を刺激される播磨。もう抗えない。
二人の耳には屋上から誰かが走り去る足音だけが聞こえた。
イライラした。ヒゲが八雲を呼んだとき、胸の奥でチクリと何かが刺さったような気がした。
他の女の名前なんて呼ばないで
他の女なんて見ないで
私だけを見てなさい
瞬間的に沸騰した愛理は気がついたら播磨の唇を再び奪っていた。
愛理の呼吸が続かなくなる二十数秒の後、二人の唇がゆっくりと離れた。
「…お嬢」
気恥ずかしいのか、播磨には後ろを向いて制服のリボンなんかを直している愛理。
金髪の合間から見える耳は真っ赤だが。
「アンタ、あの子と付き合ってるの?」
「いや、別に妹さんとは―」
「じゃあいいじゃない」
「そういうことじゃなく―」
「そういうことなの!」
まだ真っ赤な頬のままの愛理は振り返りざまそう決め付ける。
「またね、ヒゲ!」
反論を待たずに階段へと駆け出す愛理。
みてなさい。ヒゲ!
いまに身も心も、私のものにしてやるんだから。
そういう決意を胸に秘めながら愛理は階段を駆け下りる。
そして屋上にはぽつんと取り残された播磨。いったいなんなんだ。
その二階下ではじぶんでも気づかないままに涙を流しながら茶道部の部室に駆け込む八雲。
じつはこのあとサラに焚き付けられた八雲の逆襲、なんて事件も数日の後には起こるのだが、
まあそれはまた、別のお話。
とりあえず乙!
>>957-967 :.... . ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ チョ〜積極的な沢近嬢に敬礼!..........
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. .....&乙!!!!!!!!!................... .. . ...
.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
もっとも需要と供給の多い旗できたか…。やるな。
__ _
/ ̄ ̄ ̄\ _,.-:':´.............`ヽ、
| 最 播 | / ....:..:::..:... ヽ
| 低 磨 | ,/:::..:.:.::::::::::::::::::::::::..:...:.:...',
| だ 君 | l|/:::::::;hム/l:/ l:ハ::::::::::..:.:.i
| よ | {!i::/:://Jト、l! リ j::l:|:|::..::/〉、
\____,> `メN{ 化シ 示tミl:|:::/k;:::}
/:::モl ::: , ヒシノ'l|:/::l:|jノ
/:::/::八 r 、 /リ:::l::l|
,/-‐'-十/\ ´_ ,..ィ:l|::::|:::l:::|
_,rァフ^ヽ | |  ̄ / 「ト:l|::::|:::l:::|
{ { { {こノ' { 、\ // `'i::l:::l:::|
ヾ゙‐゙'" `つ ヽ 二二 ' l::l:::l::i|
`TI⌒I「 / i //::j!::l{
/ハ し'ノ-' 「! 「! l'/:::jハi::l}
{l|:リ`Y::} ノ:::::::'、 }:::/'メl::l{!
ル'l!::ij:/ '、::::::ノ ノ::/´ノ' j:i|:!
八雲がお姉ちゃんに言いつけた後の図
>>957-967 乙です。八雲の逆襲がどんなのか、すごく気になるかも。
以前言った、天満サンタのSSS投下します。
「ヤッホー、花井君。メリークリスマス!」
「メリークリスマスって、塚本君、君はなんでそんな格好をしているんだ?」
「これ?天満サンタだよ。天満サンタは素直になれない恋人たちにプレゼントを渡すのじゃ。ほっほっほ」
「…そ、そうか……。…しかし、大変そうだな。微力ながらこの花井春樹、君を手伝ってあげよう」
「え?いいよ。結構、簡単な仕事だから」
「しかしだな…」
「そんなことより、はい!花井君にもプレゼントだよ」
「ほう、僕にもくれるのか。ありがとう、塚本君。……やけに大きいような?」
「それ位のダンボールじゃないと、入らなかったんだよ」
「そうか、すまないな。…ところで塚本君。君にお返しのプレゼントを渡したいが、あいにく手持ちがない。後で君の家に持っていこうと思うが、よろしいか?」
(ついでに八雲君にも、渡せなかったプレゼントを渡す。そして、二人の関係は……!)
「そんなに気を使わなくていいよ。私、まだ行くところあるし。天満サンタは恋人たちにプレゼントを渡しに行かなければならないのじゃ。ほっほっほ」
「しかし、それでは僕の気が……って、行ってしまった。しかし、随分大きいな。一体、何が入ってるんだ?」
ビリッ
975 :
周防Ver:05/01/29 12:58:42 ID:/FySx4Ur
「…周防?そんなところで、何をやってるんだ?」
「…塚本に拉致られた」
「…そ、そうか……。…ところで、リボンみたいに見えるが変わった水着だな。寒くないのか?」
「寒いに決まってるだろ!それにこれは水着じゃない!っていうか、恥ずかしいから見るな!」
「はっはっは、海でビキニを着ていたやつが何を言っている」
「……時々思うんだが、私も女だってこと忘れていないか?」
「そんなことは無いぞ。今、服を持ってくる」
「ちょっと待て。……私はそんなに魅力が無いか?」
「………え?」
「そりゃ、私はそこら辺の男より強いし、がさつだけどさ……もっと、私を見てくれても……」
「そんなことはないだろ?魅力的で無ければ、今鳥だって……」
「他の男の事はいいんだよ!第一、今鳥は私の胸ばかり見ている」
「………」
「気が付いたらさ、お前がいつも隣にいるんだよね。……そして、いつも守ってくれてる……」
「周防……」
「昔みたくミコちゃんって呼んでほしいな……」
「しかし……僕には……」
「……分かってる。今だけ……」
「ミコちゃん……」
「春樹……」
ちゅっ……
976 :
結城Ver:05/01/29 13:00:06 ID:/FySx4Ur
「結城君?そんなところに入って何をやっているんだ?」
「え?花井君?……えっと、私にも何がなんだか……」
「兎に角、そこから出たらどうだ?」
「え……あ、うん。ありがとう……」
「………結城君?何でそんな格好をしてるんだ?」
「え?きゃっ……見ないでよ!あっち向いて!…何でリボンだけなの?」
「……すまなかった」
「花井君、思ったより慌てないね?」
「男、花井春樹、そんな簡単には心は乱さん!」
「……周防さんで見慣れてるから?」
「な!何でそこで周防がでてくる?!」
「慌てるって事は、やっぱりそうなんだ」
「違う!第一、僕には…って、何で抱きついてくる!」
「ここで優位に立たないと、挽回は難しいかなって」
「何を言って……」
「君を好きな人はここにもいるってことだよ……」
「え?」
「あ……顔に出さないだけだったんだね」
「結城君?何を……やめ……ぁぁぁぁああああああ!!!」
977 :
八雲Ver:05/01/29 13:01:27 ID:/FySx4Ur
「八雲君!き、君が僕のプレゼントなのか?!」
「え?花井先輩?……ここは一体……」
「は!八雲君!君はなんて格好を!裸にリボンだけということは、やっと僕の気持ちに答えてくれるんだね!」
「え?それは違……」
「やくもくーーーーん!!!!」
「落ち着いて……いや……いやーーーー!!!!」
ばあん!!
「花井!今の悲鳴は何だ!!」
「……周防?」
「あ、周防先輩!助けてください…花井先輩が……花井先輩が!」
「……花井?塚本の妹にそんな格好をさせて……何をやろうとしているのかな?」
ぽきっ!ぽきっ!
「これは塚本君が……」
「ほお……この子が自分から……」
「いや違くて、天満君が……」
「ほお……塚本が?どこにいるのかな?」
「いや、もう帰った……」
「そんな言い訳が通じるか!そこに直れ!この変態野郎!!!」
どごっ!ぼぐっ!!ぼすっ!!!………ばた………
「ヤッホー、今鳥君。メリークリスマス!」
「天満ちゃん?へえ、変わったコスプレだね。何やってるの?」
「コスプレじゃないよ、今鳥君。天満サンタは素直になれない恋人たちにプレゼントを渡すのじゃ。ほっほっほ」
「ねえ、そんなことより俺と遊ばない?今日、暇でさあ」
「ごめん。私、まだやることがあるから……」
「えー。いいじゃん、そんなの後で」
「もー、そんなこと言わないでよ。はい!今鳥君にプレゼント!」
「え?くれるの?何かなーって、やけにでかくない?」
「それぐらいじゃないと入らなかったんだよ。じゃあ、私、もう行くね?」
「え?待ってよ……って、行ちゃった……俺にプレゼントって何かなー」
ビリッ
「ララちゃん?それに一条?」
「……ハヤくあけろ」
「……狭かったです」
「ララちゃん!なんて格好を!いただきまーす!!」
ゴスッ!
「イツもおもうが、このオトコはなにをカンガえているのだ?」
「今鳥さん!大丈夫ですか?!」
「……イチ・ジョー、イマのうちにこのオトコをものにしてしまえ」
「…ララさん!何を考えているんですか?!第一、今鳥さんは私を見ていません」
「ダイジョウブだ。ショウライセイのありそうなカラダをしている」
「ララさん?何を言って……え?ちょっ……ぁぁぁぁああああああ!!!」
…
……
………
「みろ、このオトコもイチ・ジョーのこえでコウフンしている」
「……ララさん。だから、止めましょうって……」
「しかたのないヤツだ……てつだってやろう……」
「ララさん?やめて…私、体がまだ……そんな、痛っ……」
「やればデキルじゃないか」
「は!…俺は何を……って、一条?俺の上で何やってるんだ?」
「……よかった。今鳥さん気付かれたんですね?」
「これで、おまえたちはコイビトどうしだな」
「やだ、ララさん……」
「………」
(ヤベエ…ヤッチマッタヨ、オレ……オワッタ、オレノバライロノジンセイ)
「今鳥さん?どうしたんですか?」
「………いや、何でもない」
(…一瞬、一条が可愛く見えたような……気のせいだよな?)
烏丸×天満はSSSじゃ無理!
自分の頭の発想が、貧困なのかなんなのか・・・
エロくならばいんじゃなくて、エロにならない・・・
予告しといて、ごめんなさい・・・
おまけをおいていきます
981 :
おまけ:05/01/29 13:09:45 ID:/FySx4Ur
ぴんぽーん
「はい、どちらさま?」
「麻生君、こんにちは」
「高野か?家に何の用だ?」
「ある人に頼まれて、あなたにプレゼントを渡しにきたの」
「プレゼント?誰からだよ?」
「開けてみれば、分かるわ。じゃあ、ちゃんと渡したからね」
「おい!待てよ!……って、行っちまった。まったく、誰からだよ」
ビリッ
982 :
黒Ver:05/01/29 13:10:59 ID:/FySx4Ur
「早く、開けてくださいよ。先輩」
「サラか?何やってるんだ?」
「え?えっとですね、私が麻生先輩のプレゼントなんです……」
「………いらないからな」
「あー、女の子に対してひどいです」
「だったら、そんな格好して、『私が麻生先輩のプレゼントなんです……』なんて言うな!」
「やっぱり、リボンだけっていうのは不味いですかね?」
「当たり前だ!誰かに見られたら、俺の性になるじゃないか!」
「分かりました。じゅあ、悲鳴上げます」
「!何でそうなる!」
「だって、先輩ひどいことばかり言うんですもの」
「あー!俺が悪かったから!」
「私のこと、好きですか?」
「言えるか!」
「すぅーー」
「俺が悪かったから!やめろ!」
「じゃあ、キスしてください」
「……もう、好きにしろ……」
ちゅっ
「なんだかんだでやる気になってますね、先輩」
「どうしてそうなる!」
「だって、体は正直ですよ?」
「バカ!お前、どこを触って……やめ……やめろぉぉぉぉぉぉ」
983 :
白Ver:05/01/29 13:12:17 ID:/FySx4Ur
「早く、開けてくださいよ。先輩」
「サラか?何やってるんだ?」
「え?えっとですね、私が麻生先輩のプレゼントなんです……」
「………いらないからな」
「そんな……ひどい……こんなに好きなのに……」
「仮にもシスターなんだから、そんなリボンだけを身につけた格好をするな」
「でも!こうでもしないと、私の気持ちに気付いてくれないじゃないですか」
「………」
「私の言うことなんて、いつも本気にしないで……」
「そんなことは……」
「だったら、私が好きだっていうのも、信じてください!」
「………」
「うう……ぐすっ……」
ちゅっ
「ほら、そんなに泣くな」
「……麻生先輩?」
「お前の気持ちは、良く分かった。おれもお前のことは嫌いじゃない」
「……好きって言ってください」
「…恥ずかしくて言えるか」
「……私は好きですよ……先輩!」
これでほんとうに終わり。
あと、上の「エロくならばいんじゃなくて」は「エロくならないんじゃなくて」
の間違いです。
スレ汚しして、すみませんでした。
何コレ…?
いらんと言ってるのに呆れた奴だな
クソはスルーして、誰か次スレよろ
>>984 播磨をプレゼントされて慌てふためく沢近も見たい物の
天満は八雲の後押ししてるので無理ぽ……?
987 :
次スレ:05/01/29 13:38:57 ID:KVKdmwqf
988 :
名無しさん@ピンキー:05/01/29 14:14:10 ID:29ctcFXK
屋上にて…
ある日、播磨が屋上で寝ていると、聞き覚えのある声で目を覚ました…
『ありゃあ…お嬢と妹さん?』
播磨は悪いと思いながらも、二人の会話に耳を傾けていた
『あの…なんでしょうか?』
黒髪の女性…塚本八雲は呼ばれた理由が解らずに、姉のクラスメイトの金髪の女性に質問する
『ちょっと聞きたいことがあってね』
『貴女…あのヒゲの事どう思ってるの?』
金髪の女性…沢近愛理は真っすぐ見据えながら、質問の答えと自分が呼んだ理由を話す
>>985 ifスレと投下場所を間違えただけじゃないのか?
そんな邪険しなくたっていいだろう
エロ目的だったのが肩透かしだった気持ちは分かるがなw
じゃあ埋めるか
埋め
埋め
埋め
ume
ume
埋め
ここは乞食がふんぞり返ってるスレなんですね
埋め
埋め
999get
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。