【マーメイド】ぴちぴちピッチ【メロディ】

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548無題:2005/10/06(木) 03:08:39 ID:pytIQzTq
「うえ……っく……わ、たしを、いじめなっ、っく……でぇ……っ」
「……るっさいわねぇ」

苛立った声に言われて、私はますます萎縮する。
顎を掴まれた。

「ほんと、うるさい……」
「んぅっ……」

かれんの唇に塞がれて、泣き声も懇願もかき消される。
嗚咽が止まらなくて息が苦しい。なのに、呼吸できない。

────じゅく、じゅぷ。

湿った音が、ねぶり回される口の中で響く。
口の周りは零れた唾液でべとべとだ。
けれど、かれんは舌先の結合を解いてくれない。
唾液が気管に入りそうだ。
息ができない。
呻く。

「むぐ、ぅっ、ん……むぅっ!」

苦しい。
くらくらする。
ちかちかした光。
夜なのに。
夜明けなのか?
なんだか、景色が白く────
549無題:2005/10/06(木) 03:09:27 ID:pytIQzTq
「ぷ、はっ」

唇が離れた。
力を抜いて。
大きく呼吸。
空気が甘い。
くらくらするのが治まらない。
まだ思考が戻らない。
かれんが近い。
あれ?
まただ!

「ん、ふぅっ……んむ、っ」

奥の奥まで探ろうとでもいうのか。
かれんは顔ごと、思い切り唇を押しつけてくる。
私の口の中、その舌に犯されてないところはないというくらい。
かれんの呼吸音がふーふー聞こえる。
肉食獣みたいだ。
獲物を骨までしゃぶり尽くす感じの、執拗なキス。
私の身体は、骨抜きになっていった。

今日のかれんは、どこかおかしい。
煽られて、腰の辺り、ぞくぞくする。
頭も、霞んでいる。

「はっ、はっ、はっ、はぁっ、はあ……っ」

解放されて大きく息を吐く。
思い切り泣いた後の奇妙に心地よい疲労感が、私の運動能力を奪っている。
かれんが目の前にいるけれど、目に入らない。
放心気味の私の耳に、音が聞こえてきた。
550無題:2005/10/06(木) 03:10:12 ID:pytIQzTq
ぷちぷちぷちぷちぷち。

スナップボタンが弾ける音だった。
それでようやく、我に返る。
パジャマはかれんの手によって、前を全部はだけられていた。
続いて、下も。膝の辺りまでズボンが引き下ろされる。

「いや……っ!」

焦ってばたばたと暴れるけれど、思うように手足が動かない。
半端に脱がされた布地が、気付かないうちに拘束具と化していた。
がむしゃらにもがく私の喉のへん、胸、腰と脇腹。
ゆっくりだけど確実に、指先は下に降りてゆく。
嫌だ、嫌だ、痛いのは嫌だ!
唯一自由に動く頭を左右に振って、精一杯の拒絶を示す。

「いいから、ちょっと大人しくしなさい」

かれんの手が、お腹を降りきって。

「やだぁっ!」

乱暴な感触を予感して、ぎゅっと目を閉じた。

「え、あっ!?」

だけど、それは予期していたのと違う、優しい感触だった。
かれんの指にゆっくりと、入り口をなぞられている。
出っ張ったところをゆるやかに撫でられる。

「……んっ、ん、ああ……ッ?」

お腹にびりっとくる感覚が走って。
あそこが、じん、と熱くなる。
硬くなっていた反動のせいもあるのか、情けないくらい力が抜けきって。
怖いのに。
急に優しくされたら、身体が勘違いする────!
551無題:2005/10/06(木) 03:12:00 ID:pytIQzTq
「だらしないわね。今までがたがた震えてたくせに、ちょっと触ったらもうこのザマ?」
「あ、あっ、あぁっ!!」

ぐちゅ、ぐちゅっ、と。
抵抗もなく突き立てられた指が音を立てるのを、呆然と聞いた。
かれんに恐怖する感情より何より、快感を求める本能の方が強いのか?
この身体は、なんて────

「淫乱。」
「っ!!」

心の中を読まれたみたいだった。
しかも自分が無意識的に避けて通っていた言葉。
こんな言葉で修飾されるなんて。
そう思うと背中に走る、ぞくぞく感。これは何だろう?

「あんた、ノエルにどれだけ仕込まれたわけ?」
「な、んのことっ……んぁあっ!」

格別に弱いところを探られて、声を上げる。

「ここをノエルに嬲られまくってヨガり泣いたんでしょ。」
「んっ……んなこと、ないぃっ!!」

なにも、そんな恥ずかしい言い方しなくても!
言われて、かあっと顔が火照る。
また、ぞぞっと背筋が撫でられるような感覚が起きた。
ノエルにも、本当はいつも弱いところを責め立てられて、それこそ泣くくらい────
言葉が引き出した記憶。
ひくりと震える私に、かれんの目がすうっと細められた。
552無題:2005/10/06(木) 03:12:49 ID:pytIQzTq
「へえ。じゃあどうして、ここまで濡らしてるわけ?」

視線を下に落として、ようやく気付いた。
私のあそこから溢れた液体は、太腿とお尻をべたべたにしてしまっている。
それだけじゃない、パジャマの裾やシーツまで、あちこちを汚してなお、まだ流れ出してくる。
どうして、こんなに?
私の身体が、いやらしいから?

「言い返してみなさいよ。」
「う……」
「あんた、恥ずかしいこと言われて感じたんでしょ?」
「ちがっ、ちがっ……あぅ!」
「あたしが何か言うと、ここがひくひく動くのよねぇ?」
「うそだぁ……っ!」
「嘘じゃないわよ。さっきからあたしの指銜えて涎垂らしてるじゃない」
「ぅあっ、あぁあっ!」

もう一度、背中にぞくぞくが走った。
あそこが、ひくんとなる。

「それに、すごく女臭いんだけど。」
「んん……っ!?」

ざわざわする身体。言葉で、犯されてる。
ぬるぬるがたっぷりついた指先で、かれんは私の顔を撫で回す。
口元から鼻先にかけてなすりつけられた。
性を感じさせる独特の匂いに、嗅覚を刺激されながら思う────いやらしい匂いだ。

「こんなの、シャワー浴びたって落ちないわよ。るちあに言われちゃうかもね。」

さらに胸元を、ぬるりと指が横切る。
先端を摘まれて、けれどぬるぬるで滑って。
くりゅっ、ってなるその拍子に。

「『リナ、女臭ーい』って」
「やだあ……んっ……あぁあ!」

ぶるっ、と震えて。
私は、軽く達してしまった。
553無題:2005/10/06(木) 03:14:09 ID:pytIQzTq
「言葉で虐められてイっちゃった?やっぱあんた、マゾ変態だわ。」

かれんに言われるけれど、なにか言い返せるような状態じゃない。

どうしよう。
じくじく疼く。
こんなんじゃ、治まらない。
なのに指は、ずるりと引き抜かれてしまう。
待てよ!さんざん煽っておいて、これで終わりなのか!?
なんてこと、言えるはずもなく。

「どうしたの?そんな物欲しそうな顔しちゃって。」
「う……」

反論できない。
見抜かれている。

「欲しいんでしょ?中をぐちょぐちょ掻き回されたいんでしょ?」

卑猥な感じに言われながらお尻の上、感じやすい腰の一帯を撫でられて、思わず仰け反る。
堪えきれず擦り合わせた太腿に、また垂れてきた蜜が絡んで快感を覚えてしまう。
だけど、その快感は、それ以上でもそれ以下でもない。
不完全燃焼の苦しみに、音を上げた。

「はぁ、はぁっ、かれん……なんとかしてぇ……っ」

かれんに向かってこんなこと、頼むなんて。
恥ずかしくて、情けなくて、辛いけれど。
今は身体の辛さの方がどうしようもなくて、なりふり構っていられない。

「なんとか、ねえ。何して欲しいか、ノエルに言うみたいに、ねだってみなさいよ。」
「そ、んな!で……できないっ……!……んむぅっ!?」

かれんの指が唇を割って押し込まれた。
私の体液の味。
上顎を擦り、歯茎をなぞり、唇をぬるつかせて出し入れされる指。
頭の芯まで響く水音。
内側から、確実に私を蝕む熱。

「どうなの?どうして欲しいか、言えば、いくらでも『なんとか』してあげるわよ?」
554無題:2005/10/06(木) 03:15:06 ID:pytIQzTq
髪を梳かれる。
口の中を指で犯される。
ぬるぬるの太腿を撫でさすられる。
何をされても、ぞくぞくする。
もう、頭が真っ白だ。

欲望が囁く。
ほんのちょっと、恥ずかしい思いをするだけ。
それだけで、楽になれるんだ。
気持ちよくなれるんだぞ?

「かれん……」

かれんは何も言わない。ただ、私をじっと見ているのが分かる。
激しい羞恥に身体が焼かれるみたいだ。
それでも、ゆっくりと膝を立てて、とろけきったあそこを晒す。
目をぎゅっと閉じる。
大きく息を吸って。
言う。

「わ、たしの……おまんこ、ノっ……かれんに、してほしいんだ……っ」

ノエルに言わされた台詞を思いながら、現状から目を背けながら。
だけど、やっぱり、恥ずかしくてしょうがない。
それなのに、かれんはまだ、くれない。
こんな格好のままで、待っているというのに。
なんで?
まだ、足りないというのか?
お願いだ。
早く、早く、早く!

「おねがい、はやく、ぐちゃぐちゃにしてぇ……っ!!」

懇願はごく自然に、口から零れ出していた。
555無題:2005/10/06(木) 03:15:38 ID:pytIQzTq
「ひあぁんっ!!」

待ち構えていたようなタイミングで、深々と指が差し込まれる。
わざとらしく呆れた声を出すかれんは、勝ち誇った表情だった。

「あんた……本物の淫乱ね。」
「いっ、いん……らん、ちがうぅ」

淫乱、とか、変態、とか、マゾ、とか。
何度も何度も、脳に刷り込まれる。
否定する声が掠れる。

────本当は、そうなのかな?

私はぼんやりと考える。
かれんに犯されて、あんなに怖いと思ったのに。
もうこんなに身体を開いてしまってる。
それって、私が、いやらしいから、なのか?

「リナのおまんこ、こんなに拡がりきって、ほら、指4本も銜えて。」
「ああん、いや、いや、そんなっ、ききたくなぁ……っ!!」

ぐぷっ、ぐぷっ、と。
激しく掻き回されるたびに、粘液の泡立つ音が耳に届く。
4本も?
私の身体、本当に淫らになってしまったのか。
恥ずかしいってだけで、こんなにも苦しくなるのに。
なんで、こんな、気持ちいい?
556無題:2005/10/06(木) 03:17:04 ID:pytIQzTq
「あんたが、淫乱だからに決まってるじゃない」

そっか、私は淫乱なんだ。
私がいやらしい身体をしているのが、悪いんだ。

「そんな、とろけきった顔して。」
「あぁんっ、も、わけ……わかんなぁ……っ!!」

かれんの指が、中でぐっぐっ、と折り曲げられる。
お腹の内側から電気を流されてるみたい。
ついでのように出っ張りも摘まれて、きゅんきゅんびりびりが一緒くたになって。
もう、わけがわからない。

「あたしの指、すっごい締め付けられてるわよ?」
「だって、ぇ……あ、ふぁあっ……ひ、もちぃい……っ、からぁっ」

漏れ出す声は、快楽にとろけきった感じ。
身体の奥から奥から、気持ちよさが引き出されてくる。
どうしよう、これ。
限界が近いんだろうけど。
頭のピントがずれている。
喘がされる身体はここにあるのに。
灼熱の感覚は、ここにあるのに。

「も、だ、めだぁ……っ!」

世界が歪む。
狭まる視界に、かれんの表情を捉えて。
557無題:2005/10/06(木) 03:18:17 ID:pytIQzTq
そして、意識が現実のラインまで引き戻される。

いつの間にか、かれんの表情が歪められていた。
初めて私を抱いた日のノエルみたいに。

かれん、お前まで、なんで、そんな顔、するんだよ?
私を、こんな目に遭わせておいて。
憎々しげに私に突き込んだかれん。
楽しげに私を弄ぶかれん。
おまえは、それで充分じゃないのか?

思考はすぐに遮られた。
耳元を舌でなぞられる音。
ぴちゃり、と。
指に同調して。
腰から脳まで突き上げる快楽。
今までにないほど大きい波を予感する。
人魚にはない感覚。
それがどういうものか、何となく分かった。

────溺れそうだ。

ぎゅっと握る、シーツ。
暴れる指。
喘がされる。
首を横に振る。
止められない。
びりびりとぞくぞくが。
がくがくとひくひくが。
一気に。

「あっ、あっ、あっ、ふわぁっ、あぁああっっ!!」

爆発。
558名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 03:24:28 ID:pytIQzTq
今日はここまで ちょいと間があきました
えろに対する姿勢(前傾)を見直したい気持ちでいっぱいorz
キッズステーション放送分で補給しながら
かれん様まだ出てこないけど今日のところは芽流で満足
559名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 13:06:39 ID:+HfHlAoS
GJ!!!
560名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 21:25:01 ID:PZQD6H5S
てか久しぶりにエロSSなんて見るもんじゃないな
気分わりぃ
               ぅぉぇっぷ
           〃⌒ ヽフ
          /   rノ       
         Ο Ο_);:゚。o;:,.


お前らこんなのでハァハァしてんのか・・・

561名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 09:04:28 ID:FwAPtf5A
>>560そうだね。
君の言うことは正しいから二度と来ない方が良いよ。
562名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 22:13:28 ID:gc2FFmCT
上げ
563名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 22:25:44 ID:1xEL3XkQ
投下期待sage
564名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 20:41:55 ID:UlzvSOKc
投下交換
565名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 01:22:33 ID:rUaPPAsV
エデン投下期待sage
566エデンの作者:2005/11/04(金) 10:24:03 ID:ZBZDEwAU
近々投下予定sage
567名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 00:04:11 ID:ajQIP6au
いいねぇ。GJです!
568名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 13:19:46 ID:h/yZFbBK
ヒポユリ書いてくれる人いませんか?
569名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 00:16:24 ID:KNuZ/m0a
保守
570名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:32:29 ID:wmQysWQ6
保守
571名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 00:43:31 ID:98IzR0pu
保守
572名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 22:42:15 ID:pyLEBf/S
ホシュホシュ
573名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 03:25:41 ID:8E50bHN3
数ヵ月ぶりに来てみたら神が降臨してるではないか…
かれん様のSっぷりに(;´Д`)'`ァ'`ァ
574名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 14:47:21 ID:j/ENA1lW
保守
575名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 00:46:47 ID:fRykROT0
保守
576名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 15:50:39 ID:bbYRIxby
hosyu
577名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 14:47:45 ID:5SEyK2VX
リナ受け萌えー
578名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 02:45:27 ID:QaZrBDUG
幻視技能上げるのもいいかもな
索敵能力あがるし
579名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 19:58:05 ID:n+OKJwvK
ユーリは?
580名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 20:48:23 ID:2B1i0M0C
『索敵』って『素敵』に似てるな。関係ないけど。
581名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 22:32:00 ID:Z8uV3Gcq
ヒポユリまだ?
582名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:24:53 ID:F5WxKfBm
リナ受け読みたい!!
583名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 13:42:14 ID:M8vjiVn6
保守
584名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 20:50:05 ID:HlaHPxmG
マリアは人気ないのかな
585名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:45:19 ID:RbsvEA1+
保守
586名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 09:13:18 ID:2oV0N0IO
ヒポユリ読みたい
587名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 21:28:56 ID:w8Sx9pxu
テスト
588名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:57:14 ID:vEhYdIei
保守
589名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 02:29:13 ID:AMGEY592
保守
590名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 00:57:48 ID:JFaIhJiK
保守
591名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:31:09 ID:s3LJTZvm
保守
592名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 15:48:29 ID:Rm59wugX
あっっ…はぁはぁはぁはぁ☆いっちゃう…★
593名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 19:32:23 ID:I/7MqHGb
お前らいい加減見苦しいからもうやめれ
594名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 21:31:22 ID:U1Rf7sdp
↑黙れ!!
595珠実:2006/03/28(火) 22:17:56 ID:f+xUG1wb
ぴちぴちピッチ大好きです!!これからよろしく!!
596珠実:2006/03/28(火) 22:18:46 ID:f+xUG1wb
ぴちぴちピッチ大好きです!!これからよろしく!!
597名無しさん@ピンキー
るちあ、、、、