「トモは、キスして欲しかったんだよね? 」
「ちなうよ。そゆことじゃ、なくてぇ」
「さっきまでトモのアソコ舐めてたんだよ? キスが気持ちわるいわけないよ――」
そういやそうだ。アソコ舐めたりするくらいなら、キスなんてなんてことはない。挨拶でキスするところだってあるわけだしね。
「それともトモは、私とキスするの、いや? 」
ううん。嫌じゃない。
変な話だけど、榊が男だとか女だとか、ましてや半陰陽だからなんて言うんじゃなくて。キスなら、むしろ、してみたい。
だって、榊とてもきれいなんだもん。
潤んだ目で榊を見つめる僕に、榊はなおも語り掛ける。
「それとも、アソコ舐めてた口だから、キスしたくない? 」
ううん。
「さっきの気持ちよくなかったから、キスしたくない? 」
ううん。
僕の小さなノーを示す首振りは、突如訪れた荒荒しい口付けに遮られた。
「ん、ふ、んふ。ん――ふぅ――――っ」
軽い窒息と眩暈。だって榊ったら、すごい勢いでキスするんだもん。貪るみたいな、感じ。舌、唇、ほっぺた。それが全て榊にされるがままになっている。
「さかき、いいの? 」
「え? 」
「き、もちいいの? こういうキス」
「かわいいよ。トモ」
全然意味がつながらない言葉なのに、かあってしちゃって、こっくりうなづいちゃった。バカだなあ、僕。でも、嫌じゃあ、ないぞ、このキス。うん。
だから、トモはどうって聞かれたときに。
「誉めてつかわす」って。
これが僕の精一杯の返事。だって素直に認めちゃったら、何か、僕の中の何かが根こそぎ変わっちゃいそうで。
そんな僕の態度を見て、クスって榊が笑った。
あん。もう。
こぼれたよだれ、なめちゃ、だめえ。
「トモが悪いんだよ」
よだれの跡から、首筋、首筋から胸元まで軽いキスを降らせながら、榊の頭が下がって行く。それから僕の固くしこった乳首に軽く歯を立てて――。あっあっア――!!
ん! やら!! さかきぃ!!
「トモがこんなかわいい乳首をだしっぱなしにしてるから、たまんなくなっちゃったんだから」
そんなことないよ、僕わるくないよぉ。
「うそつき」
それから榊はまたかりって、僕の乳首噛んで。舌でぺろぺろして。あ。さかきのいき、あちゅいよお――。
「ほら、またそんな恥ずかしいこと言って」
え?
「え? じゃないよ。さっきから、滝野君は思ったことが全部言葉に出てる」
「うわ! ほんとう!? 」
うわー! はずかしいよお!!
あんまり恥ずかしくて、泣きそうになる。その瞬間榊の唇が頤に吸いついて、僕はまた快感に打ち震える羽目になる。
もう! 上手過ぎるぞ、榊ちゃん!!
「ほら、また声に出てる」
「あちゃー」
榊にくすくす笑われて、僕はしかめ面を作って見せる。でも本当は、そんなに嫌じゃない。なんだかくすぐったい気持ち。きっと榊のお腹の中も、今くすぐったさで一杯なんだろうなって思ったら、嬉しくなった。
「ねえ、トモ」
覆い被さっていた榊の身体が動いて、今度は僕の顔の側に来た。そこには競泳パンツの上からもよくわかるくらい、ぎんぎんに勃っているオチンチン。先っぽの辺りが、濡れてる。
「トモ、ところでこれを見て――。どう思う? 」
「す、すごく、おっきい、デス……」
思わずそう言っちゃうくらい、榊のはしっかり大きくて立派で、それだからこそ張っちゃってて痛そうだった。
「……ぁあん! 」
今度は声を出したのは、僕じゃない。榊ちゃんの方だ。榊ちゃんの競泳パンツ越しに、僕の舌が這ったから。
しょっぱあい。
海の臭いが、する。
そうやって舐めながら、僕の理性が必死に語り掛けてくる。駄目だよ、こんなことしちゃ。男は男のオチンチンなんて舐めないんだから。
それに対して、もう一人の僕が必死で弁解する。でも、榊のオチンチン硬くなってるし、痛そうだし、それに。榊のお口、とても気持ちよかったから。
「ふ……っ。ん……」
榊ちゃんは、声は出さないで、息を呑んで喘ぐ。でもね、榊ちゃん、僕と同じ。腰、ヒクヒク動いてるよ。恥ずかしいね。
だからもっと感じさせたくて、榊ちゃんの水着をまくった。
「あ! 」
ビン!!
うわーあ!!
めくった途端、すっかり大人のオチンチンになったのが、僕の顔の前に飛び出した。くん。匂いを嗅いだけど、思ってたより臭くない。
それにしても榊ちゃんの――。大きいってのは分かってたけど、こんなに大きいなんて分かってなかった。きっと榊ちゃんの指三本分はある。だって全部なんて、全然口に入らないよぉ。
「はむ――、はむっ、はふ、っぱ! 」
大きくてお口に全部入らないから、唇と舌の先っぽでするだけにした。僕がされたときに、ぬるってしたのがよかったから、つばを一杯つけて。って、舐めてたらどんどん出てきちゃうだけなんだけどね。
どう? 榊ちゃん。
「っ。――!! っ! 」
うふふ。感じてる感じてる。だから一杯舐めて、一杯キスして。
一杯。
一杯。
「ふふ。トモ――いやらしいね」
榊のささやき声が聞こえて、我に返る。
「オチンチン舐めながら、オナニーしてるなんて」
「え? 」
冷静に指摘されて、僕はまた泣き出しそうな恥ずかしいような気持ちになってしまう。だって――だって、これは、その、なんていうか。
「ねえ、トモ」
「な、に? 」
「入れたい? 」
そう言われて僕はどきってする。い、入れたいって、いったい何のことを指してるんだろう? 聞きたくて聞くことが出来ない僕に、榊はエッチく笑って。
「トモのオチンチンを、私の中に――」
え?
それって、セックスって言うんじゃないの?
どうしよう、どうしようって気持ちがぐるぐる回った僕に。
「私、今、すっごくしたい」って榊が言った。
「入れるよ」
そうして、今榊ちゃんは、がにまたみたいに僕の上にまたがっている。もう僕のオチンチンは、榊ちゃんの入り口近くで脈打っている。
照りつける日差しから生じる、室内の薄暗がり。そのじんわりとした暗さの中で、榊の肌が汗で光っている。どこからか、西瓜のにおいがする。腰を沈め始めた榊の胸元が、ふるんって揺れた。
「入るの? 」
「場所はわかってるから」
僕の素朴な質問に、榊ちゃんは淡々と答えて、そのままずっと腰を落とす。
「――あ」
思ったよりも簡単に自分のオチンチンが飲みこまれて、僕は荒い息をついた。本当に入っちゃった。オチンチン。榊の中、ぬるん、って言ってる。
「――は、はーぁ」
榊ちゃんがたまらずに声を上げる。痛い? って聞いたら、榊ちゃんは首を左右に振った。
「う――」
低くうなりながら、榊ちゃんの腰が上下にくなくなと動き出す。これはちゃんと鍛えてるから、こんなふうに動きながら腰を上下できるんだなあって思う。そのたびに、きゅっきゅって締めつけてきて、気持ちいい。変な感じ。
榊の奥のほうで、何かこつんこつんってぶつかってきて。
あれ? 何か、変だよ?
「あ、ちょ、ちょっと、ちょっと待って! 」
言ったときにはもう手遅れ。
あーあ。
もういっちゃった。
僕の熱い何かが、オチンチンを通して吹き上がるのを感じる。その感じに気づいた榊は腰の動きを止めて、そのまま僕のオチンチンの動きをじっと感じている。
「いっちゃったんだ」
微笑むと、榊は僕の顔に優しくキスをした。ふふ。なんだかくすぐったい。
「どんな感じ? 」
「んー、何だか、ちょっと物足りないかなって気持ち。
気持ちよかったのは確かなんだけど」
何か足りないんだよなあ、って言ったら、榊がなぜかうれしそうな顔をした。
「滝野君」
「何? 」
「お尻の奥、熱い感じがするでしょ? 」
「え? う、うん。でももう射精したから、すぐおさまると思うんだけど」
そうかな? そう言って榊は、射精した後の僕の身体中にキスをする。気持ちいい、それ。うっとりと味わっていたから、今我が身に起こった異変に気づくのには、更にしばらくの時間がかかった。
あれ? なんでいつの間に、榊の両手が、僕の腰を抱えてるんだろう。
「もっと気持ちよく、なりたかったでしょ? 」
「んー。まあ、思ってたよりは地味だったなって思って」
そう言っている僕の下半身を、何かがつついている。あれ? これって。
「指? 」
「違うよ」
あ? れ?
僕の腰にかかった榊の両手に力が入る。両手が僕の腰にあるのに、どうして、僕の中にぬるんって、何か入ってきて――。
「――はぁぁぁぁ」
榊が深い深い息をついた。ぽたたって、僕の顔に汗が落ちる。榊の額から、垂れてる汗。痛い? って尋ねられて、初めて気がついた。僕の身体の中に榊のおちんちんが入っているのを。
「さっきよりも、感じさせてあげるから」
「え? なに? さかき、どうして、こんな。え? 」
「大丈夫。痛くないでしょ? 」
「え? ――ったく、ない」
どうして? あんなに固くなった榊の大きくて、口にだって入りきらなかったのに。すんなり、入っちゃうなんて。痛くないよ。でも、熱い――。
「トモの中って、あったかいのに、ひんやりしてるね」
榊が囁く。囁かれて、もっとお尻の奥から熱くなってくる。榊のも、熱い。
「動くよ」
言葉と動作は殆ど一緒だった。
「い! ひゃぁぁぁぁぁぁぁっ!! 」
榊の腰が、また動き出した。さっきののは僕の身体の上での上下運動だったけど、今度は僕の身体ががくがくするみたいな、前後運動。
「あああああああ」
さっき僕のを中に入れたときは、殆ど出なかった声が、榊の口から漏れてる。僕はがくがく揺れながらそれを見てる。涎が垂れてる、榊ちゃんの顔を見ている。
性別男だと
ドキドキ感がないな
「いいよ、トモの中。トモの中――、気持ちいい」
「や、やめろよぉ! バカァ!! 」
ぎゅって目をつぶっちゃう。だって、榊の顔、すごくエッチなんだもん。溶けそうな顔をしながら、腰が動いてる。僕の胸元を、頭を垂れて零れた榊の髪が、さわ、さわって撫でてる。
さっきしたのとは、まるっきり違う。さっきしたのも気持ちよかったけれど、今の身体中を串刺しにされる快感と比べるとまるっきり違う。さっきのが、飛んでいくような快感だとしたら、これは深くて淫らな快感だ。
「さかき、そんなに、ぼくのなか、いいの? 」
「いい! いいよ――」
わあ。もう榊、とろっとろ。
そのとろとろの顔が、僕の顔に近づいてきて、トモもいいんでしょ? と囁いた。
「ん――、あ、は、は――ぁ」
「すごくかわいい。見てるだけで、気持ちいいんだなってわかる」
「そ――ん――な――と、ない」
息、苦しいよ。どん、どん、って突かれる度に、呼吸が止まる。あ、あ、ってしか声が出なくなる。お尻の穴がまたきゅって締まっちゃう。榊が顔を近づけると、汗を含んだ黒髪が顔にあたって苦しい。
でも、嫌じゃなくて。
エッチな声が一杯出ちゃって、僕の膝もかくかく笑っちゃって。身体中が、もっともっとって言ってて。お尻と一緒に、女の子のところも、きゅうって締まるのがわかって。
でも、でも僕は――。
僕は――。
「ふぇぇぇぇぇぇぇん」
「どうしたの? 」
さっきまで勢いよく腰を動かしていた榊が、ゆっくりとその動きを止めて、泣き出した僕の顔を覗き込んだ。
「見るなよぁ! ばかあ!! さかきちゃんなんてきらいだぁ! もぉ――」
「トモ……」
「えーん」
おなかの底から湧き出てくる何か。それが僕の両目を通って、ぽろぽろと零れだす。涙が頬を濡らす。僕の眉は八文字になって、子供みたいに泣いている。だって――。
「――って、ぼく、……とこのこ」
「トモ」
「お、とこのこ……こ、んな……としないもん。おとこのこ、おちんちんいれられて、きもちよくなったり、……ないもん」
今まで溶けそうな顔してた榊ちゃんが、困った顔をした。それはこんなことになっちゃって困ったなって言うより、心配した顔。僕のことを心から心配している顔。
「おち…ちん、はいって、ぼく、おかしい。おかしいの。おかしくなっちゃうの――」
「――ごめん」
「あやまるないの!! 」
僕の固めた拳が、だだっこみたいに榊の胸元を叩いた。ぽかぽか叩いた。
「ぼくも、さかきのなかで、いったから、あやまるないの!! 」
「――? 」
「セックスは、好きな人どおしがしるの! すきなひとどおしは、キスするの!! はいったらぁ、またキスすぅの!! でもおとことおとこはキスできないから、らめなの! 」
「さっきしたじゃない――」
「さっきしても、いましてないの! いまキスしてないの!! おとこどおしはキスしちゃいけないの!! 」
僕も、自分で自分が何を言ってるのかよく分からない。きっと僕の中で何かが変わり始めていることが許せないんだと思う。なんだろう。おかしいよ。僕。
「ばか! ばかばか!! さかきのばか!!! 」
ビクッ!
突然、僕の両手が、榊に押さえつけられた。僕の言葉が詰まる。目の前には怖い顔した榊がいる。その榊の顔がどんどん近づいてくる。
殴られる!
そう思って身体を固くして、目を閉じると、思いもよらないくらい優しい一撃が僕の顔を打った。
ちゅっ。
優しい榊のキス。
キスをしながら、榊がゆっくり腰を動かし始める。僕もそのタイミングに合わせて、少しずつ腰を動かす。
静かな部屋の中、僕と榊の息だけが満ちていく。はー、はーって、貪るみたいに。
「あ、ああああ」
「はーっ、は――――」
「ん、はあはあ。ん―――ん」
「はぁっはぁっはあっ! 」
ちゅぷ。
くちゅくちゅ。
頭、じーんてする。
ほら、トモのまた、勃ってるよ?
囁かれて見ると、いつの間にか僕のおちんちんがぴん、ってつっぱってた。榊が腰を動かすたびに、榊のお腹にシャフトがぶつかる。なんかへんなかんじ――。
ぎゅって抱きしめると、榊ちゃんの背中の筋肉が腰の動きと一緒に、ぴくんぴくんって動くのが分かる。
あ。
この感触。好き――。
中で動いてる榊ちゃんのも、熱くて。激しくて、やけどしそうで。
好き。
「トモ――」
切羽詰った声がする。耳元で囁く、榊ちゃんの声。
「もう――いきそう――」
「…っていいよ。――って」
「いっぱいでちゃうよ」
「だいじょうぶ。ぼく、こども、うめないから」
さらり、って言葉が出てきて、我ながらびっくりする。僕がこんなこと言ったのは、榊ちゃんにたくさん出して欲しいから。僕の中で、いっぱいいって欲しいから。
「…くよ? もう、もういく」
「いって! いっぱいだして!! 」
「ん! 」
「んんんんんん!! 」
僕は奥歯をかみ締める。強烈な窒息感。お胸から、お尻から、女の子のところから、それからそれから――おちんちんから、ぎゅって縮こまるみたいな感触があって、いきなり開放されたような快感が上り詰めた。
「あああああっ! 」
僕の短い叫び。でもそれで十分。お腹の中に熱い何かが、どん、って広がるのと同時に、僕のおちんちんがはじけた!
「ああ、でてる。でてるよぉ。ぼくのからも、いっぱい、いっぱい」
「んっ――はぁーっ。はぁ――」
「さかきちゃんも、まだでてる。ぼくも、でてるよ――」
「ん――ともの、あつい――」
榊のは、もっと熱いよ――。口に出しかけて、僕は自分の口がすごく乾いているのに気がついた。喉が塩辛い。
海の臭いがする。
*
「で、お前は結局この夏休みの宿題の何も手をつけていない、というわけか」
夏休みも残りわずかになって、僕は千代ちゃんの家に来ている。目の前に座っているのは、ヨミだ。もちろん千代ちゃんもいるし、大阪もいる。それに、榊だっている。
千代の別荘に遊びに行ってから、集ると言うとこのメンバーが自然に集るようになっていた。今日集った目的は――僕と大阪の宿題をきちんと提出させようの会、なんだって。そんなのいらないよぉ。
「おまえ、一体あの日何してたんだ? 」
しこしこ千代の宿題を写している僕に、ヨミがこれまた皮肉っぽく尋ねた。
「あの日? 」
「ほら、旅行の最中、宿題やるっていって、榊と一緒に千代ちゃんの別荘残ったじゃないか」
「あ! あれ? お勉強」
「勉強―? 」
「うん。生命の神秘」
僕がそう言った瞬間に、榊が飲んでいた紅茶を噴出した。
「おわ、珍しい榊ちゃんのリアクションやな」
「ほんとですねー」
目を丸くする大阪と千代ちゃんをちらりと見ると、榊は少し怒気をはらんだ低いいい声で僕に言う。
「智君――やりすぎ」
(了
いや榊さんもヤリすぎですから。GJ!
チンコは無理ぽ
GJ!
十分おもしろい(;^ω^)
>> -961
待ってました!
テーマはアレだが,読み物として単純に面白かったよ G・J!
新鮮だなぁ、感動した。
なあ、次スレってまだいいかな?
真っ暗な外にはしんしんしんしん、灰色の雪が降る。教室の窓越しに、榊はソレを眺めていた。
座っているのは大柄な自分には少々合わない机。自分の長身が悪いのか、それとも学校側の配給ミスなのか、約一年間、この合わない机の世話になってきた。
窓から見える校庭にはもう明かりはついていない。部活動はとうの昔に終わって、ほとんどの生徒は下校しているはずだ。
ならば何故自分は残っている?普通ならば暗くなる前に帰るはずだ。今は冬で、しかも真冬。日が落ちるのもずいぶん早くなってきている。
5時を時計が指すころには、もう街灯の明かり無しでは一寸先も見えないような日々が続いているのだから。だというのに、時計は既に7時を回っていた。もちろん理由はあった。
しかし明かりもついていない学校の教室で、普段なら先生に見つかればどうなるか分からないという…そんな時刻に自分はここで何をしているのだろう…。
それは…
「……榊?」
少年のような透き通ったアルト。高くは無いが、それでも男声に比べれば幾分も柔らかな響き。待ち望んでいた声が自分を呼ぶ。だから、ゆっくりと振り返った。
そこに立っていたのは、少し背の低い、しかし鍛えた人特有の肩の広い少女だ。シャギーを入れたショートヘアが、
いつも挑戦的な猫を思わせるつり目とよく合っている。見ただけで、快活な少女であるとわかる、そんな容貌だった。自分と同じ学校の制服。
しかし大柄な自分とは対照的に、目の前の少女はそれがとてもよく似合っていた。一言で言うならば、可愛いと思える。自分の級友であり、親友であり、ライバル(ほぼ一方的に言い渡されたのだが)でもある少女。
「…神楽……」
その名を呼ぶ。それだけで、心拍が少しだけ上がったようにも思える。
名を呼ばれた相手は少し首をかしげ、目線で「何?」と訊ねてきているかの様だ。それには答えずに、もう一度視線を窓の外にやる。
相変わらず、外は雪だった。
「やっぱここだと思ったよ」
そんなことを、本当に少年のような口調で口走りながらゆっくりと歩み寄ってくるのを背後に感じる。それれも振り返らなかった。
しかし、足音は構わず近づいてくる。
「……どうして……」
そう思ったの?最後まで口にしないのは、生来の口下手故。それともう一つ。後ろの少女ならば、それだけの言葉でも、
自分の言いたいことは全部理解してくれるだろうという、何の根拠も無い、他の誰にも抱かない奇妙な安心感からだ。
彼女、榊という少女は誤解されやすい。普段から無口で、無愛想。そして女としては高すぎるくらいの身長と、
それに見合う大柄な体躯。そして、冷たいと思わせる視線。本人の意思はそっちのけで、榊という少女は怖い、
という先入観を他人に抱かせるのが彼女の常だった。
榊にとってそれは、遺憾とは言わずともとても不本意なことだった。生来の外観とは裏腹に、榊の気質は大人しい。
暴力なんて大嫌いだし、運動は出来るが好きという訳でもない。無愛想でクールに見えるのは単に口が下手なだけで、
本当はたくさんの友達に囲まれて楽しくお喋りすることにずっと憧れていた。だというのに、見かけがこれだから、彼女はそれらを諦めてきた。
諦めざるを得なかったという方が正しいのかもしれない。何せ、歩み寄るのは苦手な榊に、向こうから離れていってしまうのだから。
榊はその身体的特徴が顕著になり始めた小学校の後半から中学生の間、何の理由も無く、孤立していた。
今の高校を選んだのは、少しでものんびりとした校風の学校をと、学区内で探した結果だった。それでどうなると榊自身特に期待していたわけではないが、
それでも友達は欲しかったし、夢も諦め切れなかった。
今ではこの学校を選んだことを喜ばしく思っている。やはり最初はこの身長と顔立ちから敬遠されていたような節があったのだが、
クラスで一番の元気印のような娘に目をつけられてから、それも少しずつ薄れていったように思える。なによりも、念願の友達が出来たのだ。
その娘の友人グループと付き合うようになって、次第に打ち解け友達付き合いをするようになってからというもの、自分は周囲のイメージと共に、
自分自身も、何か変われたような気がする。
そして一年が過ぎ…榊は掛替えの無い出会いをした。
「だってさ、賑やかなの、嫌いじゃないけど苦手だろ?あんたは」
言葉に重なるように、ギシッと軋む様な音がする。そして、寒かった教室に熱を感じた。
視線を少し動かせば、机に腰掛けている神楽の背中が見える。榊の机に腰掛けているのだ。すぐ傍にある少女の体が、
確かな熱を榊に伝える。
「……うん…」
当たっている。確かに、榊は賑やかなところが苦手だった。友達と集まり、わいわいと遊ぶのは楽しいし好きだ。
しかし、それでも疲れるのが早いのはどうしようもない。
榊は今度こそ、顔を上げて机に座る神楽の顔を見た。同時だったのか、神楽も振り返り榊を見下ろしている。
そして、神楽はいつもの笑みでにっこり笑った。
「大丈夫か?」
気遣ってくる神楽の言葉。頷いて返事としておく榊。「そっか」と、そっけないが安心したような返事が返る。
「戻るか?」と神楽が再び切り出し、「…もう少し…」とぼそっとした声で榊が答える。再び「そっか」と神楽。
これが彼女たちのいつも流の会話方式だった。
傍から見ていれば一方的に神楽が話しかけ、榊が横に流しているようにしか見えないのだが、それはそれ…
二人の間ではそれが会話であることはもはや疑いようも無い事実だった。
「…なんか寒いな」
「雪……だから…」
二人して窓の外を眺める。しんしんと降り続ける雪は勢いを衰えさせない。灰色の雪は空から零れ落ちるように地面へと積もっていく。
二人は食い入るように雪の降る様子を見つめ続けていた。しんしんしんしん、雪の降る音が耳ではなく心に響く。
実際の音は時計の秒針が動く音だけ。かちかちかちかち…何かを急かし立てるように音が響く。
「なぁ…戻らないか?」
神楽が再度、榊を促す。
「ここ寒いしさ…皆待ってるぞ?」
神楽は出入り戸を見ながら言葉を口にする。榊にもそれは分かっていたし、いつまでもここにいるつもりは無い。しかし、それでも待っていたのだ。待っていたのだから、目的は果たしておきたい。だから…
「私はここで…神楽を待ってた……」
「へ?」
間の抜けた神楽の声が、どことなくおかしかった。
<続>
名作の予感
続き期待してます
∧_∧
( ・∀・)ドキドキ
( ∪ ∪
と__)__)
綺麗な文章で描かれてるなぁ
日曜の朝から楽しみが増えました
胸をときめかせて待ってます
「私はここで…神楽を待ってた……」
「へ?」
間の抜けた神楽の声が、どことなくおかしかった。
―――あなたを待つ理由―――
事の発端はいつものトラブルメーカーからだった。
「終業式後は学校でクリスマス会!!」
そう高らかに宣言した悪友、滝野 智…通称ともは、大声で言ってブイサインを向けてきた。
言ったら実行がこのグループのモットーだ。ストッパー役でありグループのまとめ役の水原 暦は文句をブツブツと言いながらも、担任教師であるゆかり先生こと谷崎ゆかりをも巻き込んで
(自動的にゆかり先生の親友である黒沢先生も計画に加担することになる)、着々と学校でクリスマス会の準備が進行していった。実質クリスマスには一日早いのだが、この勢いの前にはそんなことは些細なことで、
あっという間に暖が取れる視聴覚室を陣取って、クリスマス会の手筈は整った。いくら長期休校に入った直後とはいえ、教師まで一緒になって学校でパーティーなど、バレたらまずいのではないのかと疑問にも思ったが、
「大丈夫大丈夫」の一言で片付けられてしまった。それが現役英語教師の言葉なのだから信用するしかない。絶対にばれない自信があるのか、本当にバレても大丈夫なのかは分からなかったが。
「でも夜まで学校にいられるのってなんかわくわくするよな」
終業式前日の帰り道、神楽はそう言って笑っていた。神楽は水泳部に所属していて、その部活が無い日は殆ど榊と帰りを共にする。
特に冬は水泳部はシーズンオフであるため、頻繁に帰りが一緒になった。
神楽の言葉に榊は小さく頷く。学校とは昼間行くもので、夜は縁遠いものだ。わくわくする、とまではいかなくともどんなものか興味はある。
しかし何よりも榊がクリスマス会を楽しみにしているのは別の理由があってのことだったが。しかしそれを神楽に話すわけにはいかなかった。
いや、話そうと思えば話せる。別段変なことではない。しかし、話してしまったとして…その奥にある自分の本心が露呈してしまうのを、榊は恐れていた。
榊はとてもクリスマス会が楽しみだった。なぜならば…
神楽と出会って初めてのクリスマスだったからだ。
その日、神楽と別れて家路についた榊はまずは後悔し、そして安堵した。
言えなかった事
バレなかった事
どちらも同じ事のはずなのに、何故かそれぞれが独立した二つの意味を持つかのように錯覚してしまう。
言いたかった事
知られたくない事
そのもどかしさに、何度苦しんだか知れない。
榊と神楽は正反対の気質を持つ二人だった。共通するのは共に武芸百般と認識されていること。
特に神楽は水泳部の記録ホルダーでもあるし、その気質を隠さないものだから、より顕著と言えた。
そのどちらかと言えば男性的な魅力とも言える特徴を持つ二人だけに、
榊と神楽が並んでいると学校ではいわゆる「公認カップル」のような扱いを受けた。無論冗談が半分以上含まれる言い回しだ。
実際、クールで背の高い榊と、熱い性格で背が低い神楽は実に対照的と言えたし、とても目立つ。そして二人とも下手な男よりも凛々しいと来れば、
羨望の視線も含めてそういう扱いをされるのはごく自然だろう。少なくとも本人たちの意思を除けば、そう珍しい事ではない程度で済まされる。
しかし本人達にしてみれば、不本意以外の何物でもなかったりするのだが。
そう、本人……つまり榊にとっては、それだけでは済まない事になっているのだ。
気付いたのは夏の終わり頃。神楽に付き合って二人で買い物に行った時が、一番顕著にそれを感じられた。感じた時にはとても戸惑ったし、嘘だと自分に言い聞かせもした。
悪い夢だとも…今思えば馬鹿馬鹿しい考えだったが…思ったりもしたのだ。信じられなかったと言っても良い。だって当然だ。誰が信じられるだろうか…学校の誰にそのことを告げたって…誰もがそう思うに違いない。
榊が神楽に、劣情を催したなどと…榊本人以外の誰が知ろうか。
榊はそれが何かと突き詰める前に、親友に対してそんな浅ましい考えを持った自分をまず呪った。神楽が一方的に押し掛けた形の友情ではあったが、少なくとも夏を迎える頃には、榊も神楽の事を親友だと思えるようになっていた。
そのことを喜んでいたのだ。それが、喜んでいた矢先の出来事だった。だから信じられなかったのも、自分が許せなかったのも無理はない。
(せっかくできた親友になんてことを考えているんだ私は…!)
こんな感情が知られれば、神楽だって気味悪がって自分に近寄らなくなるに違いない。それだけは絶対に避けたかった。
だから、榊はその思いを心の奥に閉じ込めた。それが美しいものだとか、尊いものだということを考える前に、全部押し込めたのだ。
そうして夏を終えてみて、榊は打ちのめされて知ることになる。
ああ…何て事はない……私はただ、こんなにも神楽が好きだったのか……
それは自分では驚くべきことだったし、やはり浅ましいことだとも思った。親友と、しかも女同士。異常じゃないとは思わなかった。
自分はどこかおかしいんだと、逆に認めてしまった。
認めてしまえばあとは堰を切ったように、次々と妥協するしかなかった。もともと抑えておく方が無理な感情だったのだ。いつかは抑えきれなくなるだろう。
…それからというもの、榊は日常でも酷く苦労することになった。
とにかく知られないように努めた。恋焦がれる感情は仕方ないと割り切って、バレないようにするために繕う事を第一に考えた。
それによって擦り減る精神など二の次で、ただ神楽に知られまいと、この友情を終わらせまいと、ソレだけを考えて我慢と妥協を繰り返してきた。
自分でもよく守った、と思う。しかし榊はこうも思う。気付くのが遅すぎた、と…。
神楽に対して恋焦がれている時点で、友情なんてとっくの昔に破綻している…ということに。
「っ……は…ぁ……」
部屋に戻り鞄を机の上に放り出して、榊は自らの体を抱いてベッドに座り込んだ。シングルのベッドがキシッと音を立てて軋む。沈み込む体が熱かった。
「っん…また……」
切なげに自責する声を上げて、榊は制服のスカートをたくし上げた。一度抱いてしまった情念は今も燻ぶり続けている。一時的にとはいえ、この昂ぶりを収める方法を、榊は一つしか知らなかった。
「っは……か…ぐら…」
彼女の名を呼び、その顔、その声、その仕草までを閉じた瞼の裏に投影する。神楽のことならば焼付くほどに見てきた。一緒に海やプールにも行ったのだ。その肢体のしなやかさ、泳ぐ時の躍動する四肢の動きの滑らかさまで、寸分狂いなく想像できる。
動く大腿、細く引き締まった腰、意外なほど繊細な指先。それら全てを綺麗だと感じてきた。しかし今は、その隅々までが、この浅ましい愛欲の象徴となっている。
指先でそっと自らの内腿をなぞり上げる。思い浮かべるのは神楽の同じ場所、そして神楽の指。神楽にしているところを想像して…神楽にされていることを想像して…。
ゾクリと背筋が甘く痺れた。一瞬遅れて、体がブルッと震える。指はそのまま奥へと進んでいき、下着の生地に触れ。
ぁっ…と声を上げるのが早いか、自覚するのが早いか…。布地は既に汗と、欲情した自分の体液で湿り気を帯びていた。
(本当に、浅ましいな…私は…)
自覚して、背徳感に陶酔する。堕落した自分さえ、今は体を煽り立てるものでしかない。
「っく…ぁ…はっ…ぁぅ…」
下着の上からゆっくりと指でなぞる。自分のことだから布地越しでもはっきりと分かる。自分のもっとも卑しい部分の形。
「くぁっ…はっ…かぐっ…ら…っぁ……か…ぐら…」
指先から伝わる感触から、その形が鮮明に想像できる。少し前までは、体を洗うときくらいしか触れたこともなかった部分。
今では、そこが自分の本体なのではと思えてしまうほどに、熱く熱を持ち自己主張してくる場所に変わってしまった。
名前を呼びながら自慰に浸る。最近は毎日だな、とぼんやり頭の片隅で思い浮かべながら、愛しい人との情事を夢想する。
(この指が…神楽のものだったら…私は死んでいるかもしれない…)
きっと大げさじゃなく、あまりの衝撃に息など何百回と止まるだろう。想像の中の神楽は、いやらしい榊に寛容だった。それどころか、自分が乱れれば乱れるほど、それを喜んだ。
『榊…可愛いな…』
「っぅ…!」
ゾクンと背筋がまた痺れた。軽く果てそうになったようで、腰がジンジンと痺れを訴えていた。気がつけば指がクチュクチュと音を立てて動いている。どうやら本格的に濡れてきてしまったようだ。
「……っ……」
ふらつく足腰でゆっくり立ち上がり、榊は下着を脱ぎ捨てる。と同時に、蒸れたような媚臭がいっぱいに広がった。下着を脱ぐために足を動かした所為か、内腿を伝う刺激を感じる。
ああ…また、こんなにも濡れてしまった…。下着もかなり汚れただろう。親には内緒で洗濯しなければと、そんなことが一瞬で頭をよぎる。
『なぁ、早く来いよ…』
ハッと、頭の中が現実(ゆめ)に引き戻される。振り返れば、そこには…一糸纏わぬ神楽がベッドに寝そべりこちらを見ている。
退屈そうに足をぶらぶらとさせ、透かした笑いを浮かべ、豊満な胸をこれ見よがしに強調する姿勢で、榊を誘っている。頭がくらくらした。
『榊、早く……私、あんたが…欲しいよ…』
熱っぽく訴えてくる想像の神楽は、瞳を潤ませ上気した顔で榊の顔をじっと見ている。在り得ない、在る筈のない光景。でも、今は…
「ああ……今…いく…」
小さく呟き、ふらふらと、ベッドに戻る。
今だけは…こちらが夢(げんじつ)……
神楽が両手を広げて、榊を迎える。当たり前のように、愛し合おうと囁く。自分だけの神楽。都合の良い恋人。
「私も…神楽が欲しいよ……」
呟いた声が、泣きそうな声だったのは…何故だろう……
「えっと…それって…どういう…?」
困ったように神楽が頬を掻いて尋ねる。腰掛けていた机からはもう降りていて、立って榊を見下ろしていた。
ゆっくりと榊も立ち上がる。ギィ…と、静かな校舎に響き渡るように、椅子の引く音が発つ。両者が立てば自然と視線の位置は逆転し、今度は榊が神楽を見下ろしていた。
それに言い知れぬ何かを感じたのか、神楽の瞳が怯えを覗かせる。そんな神楽の瞳に、少しだけ、胸が音を発てて軋んだ。
「……神楽と話がしたかった…」
普段よりも幾分もトーンが低い声色で、榊は告げる。神楽は首を傾げるばかりだったが、それでも小さく頷き、「そっか」と返してくれた。少しだけ安堵する。だから、その次の言葉も継げた。
「……神楽と、二人になりたかった…」
今度こそ目を丸く見開いた神楽を目の前にして、言ってしまったことへの後悔だけはしなかったことに、榊は少しだけ自分を褒めたかった。
<続>
面白い
いい仕事だ
今、COOLなさかぐらが
―熱い。
これはまた今の私には眩しすぎるほどGJ。グレートジョブ。
やばい…これほどドキドキさせられるSSは久しぶりだ!
続きを楽しみにしてます
990 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 20:02:28 ID:fcG62yQh
誰か〜次スレをーーー
産め
,r';;r" |;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;
,';;/ /;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;
l;;' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;
. ,l;L_ .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iソノ
ヾr''‐ヽ, ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
l rO:、; ´ ィ○ヽ 'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、l
| `'''"/ `'''''"´ !;;;;;;;;;;;;;;;/ l |
. ,' / 、 |;;;;;;;;;;;;;ノヽ'/
. l ,:' _ ヽ .|;;;;;;;//-'ノ
', ゞ,' '"'` '" i;;;;;i, `' /
', i、-----.、 `''"i`'''l 埋めるよ
. ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\ ,' ト、,
ヽ ヽ〈 i| Vi゙、
゙, ,ヽ===-'゙ ,' , // ヽ
. ',.' ,  ̄ , ' ノ /./ ヽ,
. ヽ.  ̄´ / ,、 ' / / \
ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙ /
,、 - '''´ | ヽヽ /,、ィ /
994 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:59:58 ID:J1+G327w
>>960 の
「だいじょうぶ。ぼく、こども、うめないから」
に,ぐっときてしまった俺ガイル
梅
うめっしゅ!!
996 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 05:12:56 ID:oSrwTEA+
美味ぇー
まめちしきー
豆乳を飲むとおっぱいが大きくなるらしいでー
998 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 08:28:17 ID:suAGMW0j
1000(-2)ゲト
999 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 10:15:31 ID:xDztOXLJ
1000get―1
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。