ハリポタ の女性キャラで(;´Д`)ハァハァするスレです。
重要!【801ではありません】
同性愛もの(男×男)はご遠慮ください。
広告を貼られるので、sage進行でおながいします。
マターリいきませう。
保守
5巻で双子の男気の良さに感心してしまった。
てことでフレッド&ジョージ×ハーの3Pキボン(´Д`;)
乙〜!
即死判定ってもうクリアしてるの?
>>8 してないね。
レス数ではなく、確か容量が関係あったように思うが……
5〜10KBくらいだったっけ?
>>9 んじゃ雑談でもいいから続けないとね。
今晩職人様の光臨があると1番いいんだけど。
そうだねー。751神はしばらくかかると言っていたから、681神のルートン
とかそろそろおでましにならないかなあ。他ではなかなか見られないカプ
だし、ステキに手練れた書き手さんだから、縋り付きたいほど期待して
いるのだが。もちろん、他の神様職人様も、щ(゚Д゚щ) カモーン
では、しばしまた〜りと雑談しましょうか。
しかしこのスレ才能あふれた職人様ばっかだね。
しかもそれぞれに個性があって、素敵。
308氏,681氏,751氏と続いてるよなあ。それに加えてこのスレでどれだけ新しい神が出てくるか!
即死防止。
ハーたんでハァハァさせてもらいますよ
ルートン神さまがんがれ
77タンの続きを正座したまま待ってるんですが。
足がとっても痛いです…。
私も77氏の続きを正座待ち。
即死回避
19 :
681:04/10/24 02:14:37 ID:eqok/RLT
即死回避。
はまだですか?自分携帯故バイト数が見えません。
マイパソでネットが使えない為明日漫喫から続き落とそうと思うのですが間に合いますか?
>>11お言葉ありがとうございました。今回期待に答えられるかわかりません。
>>15がんがりました。まじゆんけるよりきいたっす。ありがとうございました。
20 :
名無しさん@ピンキー:04/10/24 02:16:38 ID:sjOHbiBi
浮上
>>19 明日に備えてがんがって保守します。
щ(゚Д゚щ) カモーンщ(゚Д゚щ) カモーンщ(゚Д゚щ) カモーン
今3KBだね。
即死回避に貼ってみる。
,. -―-、__,,,....._
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_,r' // / / l;;;;;;;;|ニr'で:)├┤<で:)ト-|;;;;;;// ヽ
/ // | | i i ∧ l\| ヽ二.ノ ヽ二.ノ |/ノ l ノノ人ヽ.从 l
/ /((ー、(( ー-、ヽ ヽ∧ ー /' | ノ__ヽ ´_ヽ 〈
/ ///|でッ  ̄(ッ> ) i i i /ヽ、 ー―一 /\ ヽ|¬l:) ¬l:) \ ノ
r' i i i |`´r' `''´ / // /::::::::iへ .//:::::::::\ |  ̄ 、  ̄ ,i ノ
| ///∧ ー=-一 / /|_, -‐'´ヽ|>‐-‐'´,ノ`ヽ::::::::/\ヽ //
( // ノ ハ__, ( /:::::\ / ̄ ̄ ̄| )/;:;:;:;:l‐ヽ⊂ニゝ /'´
) i i ( (//〈/ /| /\ :::::::\(::::::::::::::::::::::|_,. -‐'´;:;:;:;:;:;:;|:.:.l`ー-<i ̄ ̄\
( /::::::V^\/::: l;:;:;:;\:::::::/`ー‐---‐‐'´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|.:.:| 「」/:.:.:.:.:.:.:.:.:|
>23
かわええな…。
27 :
681:04/10/24 15:24:55 ID:bqUOKYrQ
前スレ681です。
>>1さん遅くなりましたがスレ立て乙です。
そしてたいへん遅くなりましたが前スレの皆様感想ありがとうございました。
エロっぽいとのお言葉むっちゃうれしかったです。
がんがって前スレ>>872からの続きが出来ましたので投下しますが、
長い上にルーピンさんがろくでなしです。(無理矢理系)
あんましエロくないやも申し訳ない。
いやんな人はスルーお願いしますです。
では。
28 :
681:04/10/24 15:26:14 ID:bqUOKYrQ
ルーピンは上から圧し掛かるように言葉ごとトンクスの口を塞いだ。
すぐに何かを発しようとした口からはくぐもったうめきが聞こえ、両手が抗議するが気にすることはない。
非難する声よりも喘ぎ声を聞きたかったが、今は望めそうにないので構わなかった。
彼女を捕らえた檻は決して逃そうという意志などなく後頭部は押さえたまま腰をしっかりと捕らえていて、
逃げようと動き出す愚かな獲物を逃しはしない。
それでもトンクスは横にずらそうと試みるが頭を捕らえた手は自由を許さず閉じられた唇をゆるりとなぞりあげる。
と腕の中のトンクスが跳ねる。
はねた獲物の行動の隙を逃さずふさがれた歯列の生え際を掠め取るよに這わせるとまたも腕の中で面白い程に跳ねている。
その反応にルーピンは気を良くし、わずかにあいた空間をのがさまいと奥で固まっている舌をすすりあげて思う様に堪能する。
舌もろとも口腔の柔らかさを丹念に味わい尽くせば隙間から洩れる水音は身体に響く。
だんだんと腕の中の柔らかさは増して獣を駆り立てる熱を帯び、胸板を叩いていた手は弱まりローブにすがり付く。
あっけない陥落に歯裏や顎の裏を舐め上げては玩具のように跳ね上がるそれに沸き立つ己の唾液を送り込む。
他人の体液を飲み込むと言う行為を受け入れられないと音と共に外にあふれてるそれを無理やりに身体の奥へと流し込めば、
息苦しさに根負けしたトンクスの身体はゆっくりと行き場のない液体を身体の中に受け入れた。
力が抜けしがみついてくる獲物をローブ越しに形を思う様に確かめれば、形質や柔らかさは獣が求める姿そのもの。
「キスで死んでしまうつもりかい、ニンファドーラ」
29 :
681:04/10/24 15:28:59 ID:bqUOKYrQ
耳に囁きを落とせばきつく返すその目つきにルーピンは薄く笑う。
荒く息を吐き、どちかとも知れない唾液がのどを照らしている姿は獣を駆り立てるのに理由などない。
拙い仕草で経験の少なさを物語る初めての獲物に腹は待ちきれないと願うが押し込める。
ルーピンの舌が首筋を伝って耳元にたどり着きこれ見よがしに咽音を鳴らす。
「甘い、チョコの味がするよ」
「どう、し、て、どうしてこんなことするのよ。リーマス」
荒く吐く息を押さえ込み赤く縁取られた目で見上げつつ、それでも自分に縋り付くトンクスに興奮は収まらない。
信じられないと一種の気まぐれであれとそう伝える目が愛しさと共に腹立たしい。
普段押さえつけていた感情なのか、薬の増幅作用がもたらしているのか今のルーピンにはわからない。
ただ信頼されていたからなのか、それともただの友人だったのがこんなにも惨めな感情であったのか初めて知った。
元には決して戻れない関係ならばもっと乱れていく様を見たいとそう願う自分が居るのはわかっている。
「君がいけないんだよ、ニンファドーラ。折角セブルスが君を外していたのに」
吐息を送り込み耳朶を詰って遊べば、その動きからトンクスは逃れようとするが逃すはずもない。
「リーマス、待って」
「駄目、待てない」
赤く染まった顔で力の入らない腕が拒否を表すがもう獲物を得た狼にとっては食前の戯れにしか過ぎない。
水音に反応すると悟った舌は音を高く上げて語り出す。
30 :
681:04/10/24 15:29:53 ID:bqUOKYrQ
「マグルの昔話にもあるじゃないか」
「リーマス」
片手で乱暴にローブを剥ぎ投げ捨てすぐさま両手でトンクスの顔を掴み囁く。
「きちんと言うことを聞かない子は狼に食われてしまうとね」
覗き込んだ狂わしい異形にトンクスは固まる。
その姿に細めた目がわずかに陰りを見せたが再び手は遠慮なくタンクトップのすそから這い上がり吸い付く腹を蹂躙する。
「そ、そんなこと言っちゃ駄目よ」
布越しに大きな手を静止するが力が入らず形だけのものになってしまっている。そのくらいでは長い指は弾力に満ちた若い肌を捕らえて逃さない。
執拗に這う熱さに意思とは裏腹にトンクスの声は上ずっていく。それに気を良くしたのか首から胸元に落ちてきた唇は話を続けた。
「かまわないよ、実際化け物なんだから」
「だ、だけど貴方は人間」
「をしていてもわかるんだ」
「そんな」
「そう、誰に教えられるわけじゃない。本能がそう伝えるんだよ」
指でこめかみを押さえ皮肉な笑みを浮かべつつルーピンは続ける。
「だから人を仕留める方法も知っている」
「リーマス、やめて」
「獲物を仕留める方法はまず口を塞ぎ」
聞きたくないと塞いだ両手を拘束し、弄り足りない舌が唇を掠め首筋におりて、咽元を何度も這う唇が低く唸る。
「咽喉を食い破るんだ」
言い終わりと同時に肌に歯が喰い込むと獲物はびくりと動き、ルーピンの口内で咽が動く。
「大丈夫、人の歯では、完全な人狼でない限り感染しないよ」
あっさりと口を離したルーピンは目を細め同じく両手を放した。
動いた事にさほど関心がないと思わせる口調とは裏腹に一瞬にして言い様の無い冷気が這いトンクスを凍らせた。
「ち、違うのリーマス」
慌てて目の赤いトンクスが首を振るが関係ない、どうでも良いと言う様に首から下に落ちていく。
見慣れた光景は流すに限るの。
「誰だってそう思うさ。でも大丈夫、今まで本当何もなかったから」
肌を触るか触らないかのように腰のくびれの形を確認しては脇を何度もなぞり上げる冷たい長い手は白い肌を自在に駆け巡る。
腰を捕らえた手は下にくだり柔らかな双丘の感触を味わい布越しに柔肌の質感を楽しんでいる。
「今までって」
「これからもさ」
31 :
681:04/10/24 15:31:24 ID:bqUOKYrQ
「リーマス、っ本当に、やめて、こんな事」
「何を止めるの」
「何をっ、てぇえっ」
その間にトンクスが足を閉じようとした意図を察し片足を間に入れ込み先手を打つ。
間に入ったその足は思いっきりトンクスの足の付け根に擦り付け、熱い吐息が耳元で掠める。
「ねえ、何を止めるのかな」
おどけたような口調の異形は困惑するトンクスの顔を追いつづける。
口では言っているが身体は理性が流れないはずは無い。
見えない胸のふくらみは上を向いて尖り、ほんの触りであるけれど上擦った声は間も無く嬌声に変わってしまうはずだ。
自分のように流れて獣に食われてしまえばいい。一人だけ人間で居るなんて気に食わない。
「こんな事いけないわ、リーマス」
なのに荒い息と搾り出された言葉に眉をひそめる。揺るぎない毅然とした態度は彼女らしいのだが。
馬鹿馬鹿しい。
帰れと言ったのに残り、本能に逆らう自分を誘惑したのに本人はなんとも思っていないのか。
やはり友人だけで自分の独り善がりな思いだったのがはっきりしたのだけれど。
面白くない。
意識と交じり合った狼もそういっている。
さっさと突っ込んで揺さぶって思う侭に鳴かせてみたいが、それは些か酷な行為だとかろうじてわかる。
だがこのままではいられない。そう、どこまでその我侭が続くのか観てみるのもいいだろう。
偶に抱く自ら足を開いてくる女にも飽きていた。淑女宜しく高潔な人を快楽の虜にして地に這わせるのもたまには悪くは無い。
事のおぞましさに悲鳴を上げる女を抱くのも慣れている。
薬を飲んでも死ぬまで人狼であるならばどこまでも落ちるのもいいじゃないか。
気を取り戻した長指は下腹部をなぞり上げ恥丘の弾力を確かめそのまま進んでいく。
男性用としての機能を発揮した下着はややも大きいながらぴっちりと肌に吸い付き、
きっちりと守っているがゆえに指に形を教えてしまっている。
緩やかに縁取る花弁や包まれた花芯を指の腹で探り当てれば、かすかな感覚に呼応する蜜壺は自らその場所を晒している。
下着越しでも押し返す肉の柔らかさに指を埋め円を描き、低い声がトンクスの耳を侵す。
32 :
681:04/10/24 15:32:51 ID:bqUOKYrQ
「リーマス、っ本当に、やめて、こんな事」
「何を止めるの」
「何をっ、てぇえっ」
その間にトンクスが足を閉じようとした意図を察し片足を間に入れ込み先手を打つ。
間に入ったその足は思いっきりトンクスの足の付け根に擦り付け、熱い吐息が耳元で掠める。
「ねえ、何を止めるのかな」
おどけたような口調の異形は困惑するトンクスの顔を追いつづける。
口では言っているが身体は理性が流れないはずは無い。
見えない胸のふくらみは上を向いて尖り、ほんの触りであるけれど上擦った声は間も無く嬌声に変わってしまうはずだ。
自分のように流れて獣に食われてしまえばいい。一人だけ人間で居るなんて気に食わない。
「こんな事いけないわ、リーマス」
なのに荒い息と搾り出された言葉に眉をひそめる。揺るぎない毅然とした態度は彼女らしいのだが。
馬鹿馬鹿しい。
帰れと言ったのに残り、本能に逆らう自分を誘惑したのに本人はなんとも思っていないのか。
やはり友人だけで自分の独り善がりな思いだったのがはっきりしたのだけれど。
面白くない。
意識と交じり合った狼もそういっている。
さっさと突っ込んで揺さぶって思う侭に鳴かせてみたいが、それは些か酷な行為だとかろうじてわかる。
だがこのままではいられない。そう、どこまでその我侭が続くのか観てみるのもいいだろう。
偶に抱く自ら足を開いてくる女にも飽きていた。淑女宜しく高潔な人を快楽の虜にして地に這わせるのもたまには悪くは無い。
事のおぞましさに悲鳴を上げる女を抱くのも慣れている。
薬を飲んでも死ぬまで人狼であるならばどこまでも落ちるのもいいじゃないか。
気を取り戻した長指は下腹部をなぞり上げ恥丘の弾力を確かめそのまま進んでいく。
男性用としての機能を発揮した下着はややも大きいながらぴっちりと肌に吸い付き、
きっちりと守っているがゆえに指に形を教えてしまっている。
緩やかに縁取る花弁や包まれた花芯を指の腹で探り当てれば、かすかな感覚に呼応する蜜壺は自らその場所を晒している。
下着越しでも押し返す肉の柔らかさに指を埋め円を描き、低い声がトンクスの耳を侵す。
33 :
681:04/10/24 15:37:54 ID:bqUOKYrQ
「ねえ、ニンファドーラ」
トンクスにとってあれほど呼ばないでと頼み込んでいた名前を呼ばれる事がこれほどまでに恥ずかしい事はなかった。
けれど身体の奥がとろけ、目が熱くなるのを止められない。
「ああ、折角の新しい下着が濡れているよ。ニンファドーラ」
いやらしいねと耳を雌伏した吐息が脳にも広がる。
恥ずかしいはずなのにじんわりとトンクスの奥からまた蜜がにじみ出て染みを広くしていく。
布越しに下肢を楽しんでいた指先はトランクスの中に遠慮なしに入り込み、
うっすらと生えた叢に指を絡め引っ張り肌の引きつる様や叢の根元の肉の円やかさを味わっている。
溝に沿って花弁をたどり奥を探し当てた指に待ち焦がれたと蜜はルーピンの指に絡みつきぬちゃぬちゃと音を奏でていた。
立てている本人は事実だと信じられずゆるゆると首を振る。
しかし水音は嵐の止んだ小さな部屋にひどく響き、暖炉の薪よりも大きく耳を支配している。
名を呼ばれるほどにその蜜は一層垂れ流れ、胸にも腹奥の熱さが飛び火する。
あれほど嫌う名前なのにルーピンに名を呼ばれるほど胸の高炉はひどく燃え盛り、彼に証を知らせる。
「ほらこんなに濡れているのに止めるというのかい、ニンファドーラ」
「っや、やめてっ、っちがうっ」
「違わないさ、ニンファドーラ。キスをして触られているだけなのに、この音色は君が出しているんだよ」
「ち、がっ」
「ほら聞こえるだろう?ニンファドーラ」
「やめて、名前で呼ばないで」
「どうしてさ、ニンファドーラ。君に似合いの名前なのに」
突然の金切り声に獲物の反抗に乱暴に掴み狂状の瞳が彼女を捉える。
ひっと声が洩れるのを押さえきれないトンクスを覆う目がやはりわずかに陰りを見せたがすぐに禍禍しい金色に輝いた。
今まで味わった事の無い逃れ様のない恐さがルーピンによってと言う事に対してまだ理解したくは無かった。
けれど今トンクスに無体を働いているのは目の前の男には違いは無いのだ。
34 :
681:04/10/24 15:38:50 ID:bqUOKYrQ
「そう、似合いの名前だ。処女なのにこうも私を誘っているじゃないか」
「な、何言っているの」
「いや、処女だからかな。狼が好むんだよ、ニンファドーラ」
「リーマス、やめて。そんな事言わないで」
「ほら、こんなにあふれているじゃないか」
にゅるりと蜜壺の縁をなぞり上げられ腰が指令を送り背を仰け反らせる。
「処女なのに悪戯が好きなんだね、ああ、お仕置きが必要かな」
「ち、ちがっ」
「自分でやって弄っていたんだろう、いけない子だね。ニンファドーラ」
聞き分けの無い子供をしかるかのような口調で探り当てられた赤く熟れた実をつままれて無造作にゆすられる。
とくりと洩れる蜜の量は彼の言い分が間違いないという事を恥知らずな狼に告げていた。
月経前のもてあます火照りを静めるため自ら与える刺激とはかけ離れた快感に気が遠くなる。
ただそれが人の手なのに。見知った人なのに。
その見知った人の手によるものがこれほどまでに身体を震えさせるものなんて初めて知らされた。
35 :
681:04/10/24 15:39:47 ID:bqUOKYrQ
そんな痴態を拒否はさせないと畳み掛けるルーピンはゆすった花芽を器用に剥いて滴る先端に爪をかけた。
「っひあ」
見開いた目が写す月型の瞳孔。
それに写った止め様の無い快感に仰け反る背を繋ぎ止め異型の瞳に写る自分の姿を見たくなかった。
上気した頬に空ろな目どちらとも知れない唾液を口から垂れ流し髪を振り乱す女の姿。
自分じゃない自分を彼は見てる。
狂いそうな恥ずかしさと奥から燃える熱さをにどうしようもなくなる。
あの指がいつもの口調がと思うだけで顔に血が集まるのをやめられない。
心地よい彼の声が自分の名を呼ぶだけで身体の熱さが高まるのを抑えられない。
たらりと蜜が太腿を伝って落ち、その通りすぎていく後の冷たさに夢ではないと現実に打ち砕かれる。
腹部をすべり入り口にと長い指が潜り込もうとすると壺口に止められ、耳穴を侵していた蠢く舌があっさりと呟いた。
「ああ入れた事はないのか」
「恐かったの?」
「それとも誰かに入れて欲しかった?」
「私に?それともシリウスかい?」
「やだあぁ、もう、やめて、リーマス」
異型の目に全てを見透かされ立て続けに当てられる事実に堪え切れなったトンクスは自身の作り出した水面に座り込んだ。
ひんやりと絡みつく液体を自分が出してしまった事も去る事ながら、
人に、特に身近な人には知られたくない秘め事をあっけなく知らせてしまう自分がふがいない。
普段の彼が言うようも無い卑猥な言葉に熱くなる自分をどうしようもない。こんな事になっちゃいけないのに。
「何で泣くの?本当の事だろう」
天から降りてきた獣は同じく地べたで彼女をしっかりと抱き寄せてさも愛しそうにあやす。
穏やかにそう穏やかに身に染み込み諭す声が心地いい。酷い事をする彼なのにどうしてこんなにも優しい声が出るのだろう。
今までの事は夢なのか、薬の所為でこうなったのか。
夢であれば身体の熱さも消してしまえばいいのに。
薬ならば、頼りになるあの人に助けを請えばいいのかもしれない。
36 :
681:04/10/24 15:40:53 ID:bqUOKYrQ
「何で、こんなことするの。ねえ、シリウスに薬作ってもらおうよ」
ゆるゆると胸を押して涙目で見上げるトンクスと目が合った。
その顔つきがどこまでも腹をくゆらせるのかも知らないで、ただ非難するのが憎らしい。
まだ何にすがると言うんだろうか。ここまでくればわかり切っているじゃないか。
しかも何でシリウスなんだ、彼は関係だろう。セブルスだって頼られるのは嫌だけれど。
座っていた彼女を立たせて抱きしめる。無理矢理立たされたトンクスは力の入らない体を預けてくる。
しな垂れた身体は発情の香りをまとわりつかせ鼻腔をくすぐるのに落ち着けなどふざけている。
動物の本能を奮い起こす甘酸っぱい雌の匂いを嗅いだ雄がしたい事等決まりきった事。
足掻くだけ足掻いてその身をさらしてしまえ。
「君に似合いの名だ、ニンファドーラ」
「リーマス、もうやめ」
「ほら、こうやって君は私をあおっているじゃないか」
頬を伝った涙を指でなぞり甲でさすればトンクスは視線を落とす。
それにね。
「狼を惑わし、自らも酔っている」
「ひぁぁあああ」
一気にタンクトップを捲り上げられ、触れる空気に押し殺していた声が部屋を彩る。
あのように弄られていたのにも関わらず一切触れる事のなかった円やかな丘の頂点は痛いばかりに硬く膨れ上がっていた。
恥辱によって敏感になっていた桜色の頂点は服に与えられた乱暴な愛撫に蜜をどろりと吐き出した。
「ほらね、化け物に弄られているのに感じているじゃないか。触って欲しかったんだろう」
熱を持ち空気に触れて一層濃い桃に変わっていく実をルーピンは舌と指で転がしていく。
すべての熱と感覚が持っていかれて押し殺した声を止める事などトンクスには出来なかった。
37 :
681:04/10/24 15:43:26 ID:bqUOKYrQ
「ニンファドーラ、君の声を聞かせて」
耳にすりついて囁くルーピンの声にすがりつかれた肌は声色に同調し白を赤を染め上げて所有の印を受け入れる。
ルーピンの望む声を上げまいと必死になるトンクスもそそるがうれしくない。
「っリーマス」
「力抜いて。きついから」
「っあ、出来ない」
「このくらいで根を上げてたら先が知れてるよ」
くちゅりと音を立てながら蜜壺に侵入を試みるが指を阻む狭さと突き当たりにあたり否定も肯定もしなかった事が確信に変わる。
唇が弧を描き腹の狼は狂喜している。
阻みはするが指に取り付く襞の心地よさにたまらず洩れる冷たい笑いを隠さない。
つま先に力を入れようにも足は機能を放棄して立ったままで居られないトンクスはルーピンにもたれ掛かるしかなかった。
荒い息と腕にしな垂れる上目遣いで様子を窺う姿は妖艶とは行かないまでも男を狂わせるのに相応しい。
何とか入った指でをゆるゆると動かして入り口に近いザラリと壁をこすりあげる。
キスの比ではないほど彼女の身体はルーピンの中で踊る。
「ひぃあ、リー・・・マス」
非難は肯定に変わりつつある。一度達してしまえば彼女は落ちる。
探り当てた箇所を丹念に責め続け入り口を行き来していた指で花芯に爪を立てると同時に胸の芯をはじく。
「っああああああ」
弛緩したトンクスは体重がルーピンの片手にかかるがびくともしない。
あっけないね。
首筋を耳と同じように甘噛みし、歯型をつけるがまだだ。
首をかけていく感覚にトンクスは身震いし手の中でじたばたしだすがそれすらも興の一つ。
手元で足掻く獲物をしとめる残虐感は焦らせば焦らすほどに快楽が増す。
38 :
681:04/10/24 15:44:22 ID:bqUOKYrQ
そう後少しだけの我慢だ。
トンクスを暖炉の前にトンと突き倒す。今までの情況で逃げ出すことなくそのままその場倒れこんでしまう。
ゆっくりと振り向き見上げた顔に安心する。その視線は思い描いたもの。
掌を濡らした蜜を舐め上げればすぐ様視線を逸らすのはご愛嬌だろう。
未だにやめようと言い出そうと言う顔の中には嫌悪の表情が現れている。
見たことか、人狼に犯される嫌悪感に彼女もいる。知らずにいた彼女達と変わりはしない。
中にはそれでも禁忌の愉悦を求める人もいたがそれは例外だろう。
ニンファドーラ、似合いの名前だ。
狼を狂わして置いて自分は何事も無いかのように佇んでいるがその身体は色香を発している。
何人の手に折れなかった淫靡な妖精を蹂躙する征服感で気が狂いそうになる。
絶望して去り行くならば自らの手で、無骨な男の凶状の所為がいい。
彼女が去り易く、自分自身もわかりやすい。
後に自分を呪い尽くして止めを刺すように、自分自身を許せないように。
彼女が自分を忘れないように、忘れさせないよう存分にその身を刻み付ければいい。
39 :
681:04/10/24 15:45:03 ID:bqUOKYrQ
剥ぎ取られたローブの上に投げ飛ばされ朦朧とした頭で考える。
何でこうなってしまったの?何時間違ってしまったの?
薬を持っていくと言ったあの時から?だからスネイプは私が言い出すのを嫌っていた?
薬を捨てようとして早く戻れと。
だからシリウスは薬を届けようとしたら驚いていたの?シリウスは知っていたの?
薬の副作用の内容を。
だからリーマスは私を帰そうとしたの?こうならない為に?
彼はそれを望んではいなかった。
じゃあ、今ここに居るのは誰?
冷静でない彼、尋常ではない彼、背を向けて衣服を取っている彼。
ランプの明かりに照らされた薄く筋肉のついた体。病んで薬によって命を殺ぎ落とされた体。月に命を取られる彼。
そして鈍く狂気をまとった目。
そう、今の彼は薬によって人狼と化している。
こんな事あの彼が望んでいるはずがない。冷静な、優しい彼ではない。
狼に取り付かれてしまっている
今はリーマスであってリーマスでないかも知れなけれど、状況を知れば心優しい彼はきっと後悔する。
彼がこれ以上苦しむところなんて見たくは無い。
そうしないために今ならまだ間に合う。私が、私がしっかりしなきゃ。
帰ってシリウスと一緒に薬作り直せばいい。
こんな事スネイプなんかには言えない、言えるわけが無い。普段から厳しい彼はルーピンを非難するに決まっている。
彼を救わなくては。
床に這いつくばったトンクスは目の先にローブから転がり落ちている杖を見つけた。
片手を伸ばすが身体は少しも力が入らない。足が思うようには動いてくれない、まるで続きを望むごとく。
駄目、もう少し、後少し。
後ろで衣服を脱いでいる人に気が付かれないようアクシオと小声で引き寄せるが杖はぴくりとも動かない。
お願い。早く。
何度も望むが動かない。闇祓いの訓練ではこんな失態を演じなかった。常に冷静に在れとその訓練に耐えてきた。
どんな恐怖にも耐える訓練より直辛い状況があるだなんて。
脳が身体が快感に浸って術が発動しない。快楽を望む身体は言う事を聞かない。
40 :
681:04/10/24 15:45:48 ID:bqUOKYrQ
駄目、動いて。
カタリ。
動いた、今だ。来て。
「ア」
「駄目じゃないか、ニンファドーラ。こういうときこそ集中しないと」
平然とした声に呪文は飲み込まれ杖は動きをやめてしまった。受け止めようと伸ばされた手は長い檻に絡み捕られて床に縫い付けられる。
包んだ掌や肌を泳ぐ手がヒタヒタと頬や首や胸に伝い、圧し掛かられた身体から体熱を感じるが芯から湧き出る震えが止まらない。
真横の暖炉は赤く燃え盛っていると言うのに。
「ほら、見ててごらん」
「アクシオ」
トンクスの杖はルーピンの手中に難なく収まり、すぐに遠くに投げられた。
弧を描いて消えていった杖が鳴らす音を聞きながらトンクスに後ろから抱きしめられる。
肌がざわめき止らない震えをものともせずに掌は動き、かろうじて腰に引っかかっていた薄布を取り払ってしまった。
漸く空気に触れた白桃の双丘を手は滑らかにすべり、汗ばむ肌を舌で確かめる。
「大丈夫、君ならすぐに慣れてしまうから」
ニンファドーラ。
囁きを耳の残したまま、慣れた手つきでルーピンはトンクスの足を開かせ濡れた入り口に猛り迸る陰茎を擦りつける。
互いの粘液に滑りよい刺激が脳とつま先を駆け巡る。
初めての感覚だが何が行われているのかこれから行われるのか知っている麻痺した脳が急ぎ快楽を望み、まだ残る理性が拒否する。
「や、止めて。リーマス」
起き上がろうとする上背を床に押さえつけルーピンは迷いなく一気に膣腔に剛直をつきたてた。
41 :
681:04/10/24 15:46:38 ID:bqUOKYrQ
中心から全身に届く感触に思考までも焼ききれる。
伝え聞いた痛みの表現に非難を上げたいほどの、かすみががった脳内を吹き飛ばすほどの衝撃に全てが止まる。
仰け反る体は押さえ込まれ痛みを拡散できず、衝撃の源は血が溢れ、身の潔白を証明するものが流れ出る。
貫いた者が我が物とした欲の証。
小刻みに震える組み敷いた者を存分にいたぶりたい衝動を僅かながらに残っていたと思える感情が邪魔をしている。
だが時間の問題だ。結合した部分から垂れ落ちる性に混じった押さえきれない匂い。
本来狼が望み啜り飲む鉄の香りに淫果に収まった凶状の質量は増す。
「いたい、痛いいたい、っりー、ま、す」
「時期になれる、ゆっくり息を吐いて」
痛みを堪える為前にのめりこみ首を振っているが、飢えた恥知らずの人でなし狼を酔わせ興奮させるしか効果が無かった。
「ひっあ、あぁっ」
腹を襲う圧迫感にまともに口が利けずに痛みですすり泣くが、興奮剤に酔いしれたルーピンをきっちりと抱え込む。
相手をまったく考慮しない行為で力を床に縫い付け動こうとするが、恐怖ですべりが思わしくない。
「力を抜いて、ニンファドーラ」
花芯を揺らすと身体は固まり感じてはいるが蜜壺は思ったほどの蜜を吐き出さない。
「ゆっくりと息を吐いて、ニンファドーラ。直によくなるから」
入れたまま細腰を撫で腹の上で子宮をさする。咥えたままほんのり張った腹に笑みがこぼれる。
「ほら、わかるかい。ちゃんと入っているだろう?」
きちんとした返事は無く、荒い息だけが返ってくる。
ルーピンは首筋を捕らえて口付けを降らせせ、腕は腰と胸の柔らかさに吸い寄せられ思うままに形を変えてみる。
背中からの肌の密着や胸の柔らかさや頂点にもたらされる痺れより下半身に痛みが上回る。
繋がれた箇所は従順にねっとりと絡み付いているが獣の飢えを満たすにはまだ足りない。
「っねえ、ニンファドーラ。名前を呼んでよ」
自分が未だに狼じゃないと言うならば。
「呼んで、ニンファ」
やめてほしかったなら。
「私を呼んで」
狼じゃないともう一度そう望むが洩れる声は悲鳴交じりの息継ぎの声のみが聞こえるだけだ。
がむしゃらに振る首は途切れ途切れに味わった事のない痛みに対し無意識に許しを請い願った。
42 :
681:04/10/24 15:49:19 ID:bqUOKYrQ
「っぁや、だ、リぃ、マ、ス。、やめぇ、てぇ。っあ。くる、っしぃ、い。シ、リウスたっ、すけ」
「何で他の人を呼ぶの?」
「ひぃ、ぁぁぁああああああ」
急に身体を動かされたトンクスは何が起こったのかわからず背を仰け反らせた。
身を割った先程より酷い痛みに襲われ結合した蜜壺からはねっとりとした赤い蜜が溢れ出す。
「っいたぁい、いらぁい」
ルーピンは首を振って涙を流す顔を押さえつけ顎を捕らえて強く揺さぶり、逃げる目を覆い尽くす。
振り乱す手を取り、捲れた繋ぎ目に指を這わせて容赦なく事実を突き付ける。
「今ここに居るのは私だよ。君が咥えているのは私なんだ。それともシリウスがよかったの」
「ちがう、ちぁがぁ、りぃ、まぁ」
「ああ、そうか。シリウスを思って慰めていたのか、彼に抱かれるのを心待ちにしていた?」
「やめてぇ、ちがう」
「違わないだろう。そんなにシリウスが好きなら彼にしてもらえばいい」
「ちがう、ちがう、ちがあう」
「だが残念ながら今君を貫いているのは私だ」
違うの。
首を振る事しかできないトンクスに構わずルーピンは足を抱えて大きく開く。
濡れた部分が空気に触れその感覚と恥ずかしさに恐さに首を振るがトンクスは成す術がない。
単なる作業とばかりに力のこもらない腕を圧し掛かる男の首に回される。
結合した部分から流れ落ちる鮮血がしわくちゃのローブに染みを作り広げていく。
「もう我慢できない、いくよ」
「お願い、抜いてぇ」
「感じているんだろう、平気だからいいね」
彼女の願いを当然にと冷酷拒否しルーピンは自分勝手に腰を進めだした。
蜜と混じった大量の血液が潤滑油となり傍若無人な狼の行動を後押しする。
「やだあ、やめて、ひゃぁめ・・・てぇっ・・・っあああ」
快楽よりも未知の痛み、動き、恐怖が勝る。何より今目の前に居る男から伝わる冷たさと恐怖になすべがない。
怒張した陰茎に絡みついた襞がそのまま動きにつられて中をを引きずり出される感覚に脳は焼ききれ支配される。
っあ。
身体が弓なりになり固まった体は支えられてひたすら楔を打ち付けられる。
ずれて逃げる身体は引き寄せ手繰り寄せ放さないと押さえ込まれ、
逃れる方等無い獲物はただ一方的な行為を受け入れるしかなかった。
43 :
681:04/10/24 15:50:48 ID:bqUOKYrQ
深い闇に暮らしていた狼は待ちに待った開放に歓喜し、思う存分獲物を蹂躙し出した。
初めてのつながりに鳴いている娘を自分の物にしたい。
出来ないならば、離れていくなら苦痛を味あわせて去っていけばいい。罵るようにうらむように。
けれどもっと苦痛と共に快楽を味あわせて離れさせたくない。
離れるのはわかっているならば、闇に落としてしまえばいい。
二つの相反する感情を処理できないならば今は共通の感情を優先させよう。
腰を打ち付け壊してしまうように人狼時の破壊活動の延長戦は直も続く。
涙を流す姿さえも艶めいて下半身の剛直をより大きく唸らせ、ぴったりと張り付いた襞の奥で痙攣が始まる。
下半身は一気に質量を持ち、張り裂けんばかりの膣道を容赦なく突き進む。
誰も受け入れたことのないまっさらの器官を獣で満たしてしまえと本能は駆け巡る。
ランプの切れた家を覆う荒い息とすすり泣く声と繋がった箇所から溢れる水の音。
水音をつくり、すすり泣くトンクスの脳を支配する痛みは徐々に腰をくねらせる。
徐々に痛みに摩り替わる快楽がトンクスを襲い、口から涎を落としてよがって堕落の一途へと転がり落とそうとしていた。
思い描いていたその姿は、煽情的な姿で落ちる様は獣を安心させるもの。
そんなの認めたくは無いと穢れて離れていくのだろう。
それでも安心したのか組み敷いた男は懇願する。
「ニンファ、呼んでよ」
「私の名前を呼んで」
去り行く前に。
そのトンクスの目には狂った金色が映し出されるだけで生理的に涙を流し、浅く呼吸をするだけだった。
44 :
681:04/10/24 15:53:36 ID:bqUOKYrQ
剛直を最奥へと迎え入れる襞の動きに張り裂けそうになっているルーピン自身の高ぶりもそれに呼応する。
原始から繰り返された脊髄を走る甘い痺れを味わう為に猛然と奥へと奥へと腰を進め、終焉に望む。
「っ、ニンファ。出すよ」
「ふぁ」
突然の通告に何を言い出したのかトンクスは理解できなかった。
焼ききれた思考を緩慢にかき集め、言葉の意味を思い出す。
何を出そうと言うの。
この状態で出すのは。
「いやあああ」
最後の足掻きのように力ない体が半狂乱で暴れ出す。すぐ様押さえつけられて肌が血ににじむが気にしている暇も痛みも無くなった。
身体を襲う恐怖に勝るものがあった事を忘れていた。
自由になる全てを使ってあがらうが半身は繋がれたままで、腰は勝手に楔を奥へと誘う。
「らあめ、だめ、中は駄目。っふあっ」
ルーピンは足掻くのを難なく聞き、身体を引き寄せて振動にのり形を変えることなく上下に揺れ動く乳房に口付け一層貪り突き上げる。
止める事は最早出来ず身体中を支配しているむず痒い痺れはその先にあるものを待ち構え戦慄いている。
「いやあ、やめてリーマス。今日は、今日は駄目。ぁつ、ぁあああん」
深く挿入し欲望に猛る鈴口がトンクスの子宮腔を抉じ開け、頭からつま先まで突き抜ける痺れは直も彼女を快感の波にのし上げていく。
無理矢理のし上げられたトンクスは自らの意思ではなく揺れ動く腰を止める事は出来ず、頬を涙が伝った。
45 :
681:04/10/24 15:53:58 ID:bqUOKYrQ
「ニンファ、名前を呼んで」
「いやぁ、やぁめぇぇ」
古代からの本能に従う理性など無い獰猛な狼は鼻が利いていた。薬により刺激された獣は目的に忠実だったのだ。
倒れていなかった花が一番香る日。それは狼が望む絶好の日なのだ。
今日は一番花が香る日。
本能が欲する時期を逃さないよう激しく腰を揺らしながら、咽口に歯を立てる。
「り、ます、おねがぁ」
「ッニンファ」
「やあっ、はぅ、あぅ。っぁぁああああああ」
片方の願いは届けられず欲望の塊が体内を駆け巡り、無体な初めての衝撃にトンクスは気を失ってしまった。
それでも生殖機能に忠実な子宮は痙攣の後、ルーピンの精液を最後まで搾り取ろうと収縮を繰り返す。
数回に渡る射精の快感はルーピンにけだるい痺れをもたらし、人狼は本懐を遂げたと咆哮をあげる。
残りのものを最後まで埋め込んでトンクスの胸に倒れ込んでいたルーピンは張り付いた前髪をかきあげのろりと身体を起こした。
「まだ足りない」
闇夜に残された浅ましい金色の目は余韻に浸ることなく、腹を満たそうと再び獲物に口を付ける為動き出した。
46 :
681:04/10/24 15:55:17 ID:bqUOKYrQ
途中2重カキコしてすみません。OTL
>>715さん。
私の言い方が拙かったです、申し訳ない。
設定は人それぞれだと思います。言葉足らずでした、すみません。
ハーの浮気?のお相手ムーディなトム・リドルに乾杯です。
ハリーとハーがいい感じですれ違いそんな二人を翻弄するプチ小悪魔ジニー。
彼女のお相手の行方と、この先どうまとめるのか本当に続き楽しみにしております。
>>308さん。
しんみりな夢素敵です。
ハリーは私もほろりとしました。
ロンはママよりお兄ちゃんなところにもほろり。
そして最大の功労者キングズリー?にもも一つほろりときました。
あの幻影見せていたの彼ですよね?校長に使われてる貧乏くじ姿がそうだと思ったのですが。
違っていたらごめんなさい。
2重カキコより、誤字脱字の多さが…てにをはも怪しい。
読み直ししてから書き込んだ方がイイヨ。
>>681 GJ!!ニンファドーラ、その名の通りだよ!!(笑)惑わされますた!
なんかこう、グッとくるエロの描写でいいね。
誤字脱字なんて気にしないで!萌えたからさ!オカズをありがとうー!!
>681
文章がエロい〜。
イイヨイイヨー。
>681
待っていた甲斐がありました。素晴らしいです、エロいです、GJ過ぎです。
ルーピンの無体なろくでなしぶりが素敵に萌です。トンクスも可愛いー。
フォーマットから言って携帯で書いてる気がするよ、681神…
誤字脱字は確かに多いけれど、それを上回るエロさ巧さに
感服だ。続きは期待していいのかな?そこまでは贅沢?
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
このままでは681神に萌え殺される。
53 :
715@若葉:04/10/25 10:35:50 ID:08zVCtkw
>1さん
遅くなりましたが、スレ立て乙です。
そして皆様、このスレでもどうかよろしくお願いいたします。
何か即死判定なるものがあるようで、書き込みした方が宜しい様な流れですね。
良くわからないので、とりあえず途中まで書けた分だけ投下します。
やっぱり、長いですけど・・・。 あははっ(泣!)
54 :
715@若葉:04/10/25 10:37:34 ID:08zVCtkw
あれから何日過ぎただろう。
ジニーを慰め、自分自身にはっぱをかけ、未来に向かって建設的な一歩を踏み出すはずだった。
しかし現実は現状維持。 まったく自分自身が情けない・・・。
男らしく率直に謝ろうとするのだけど、彼女の瞳の力は凄すぎる。
くったくなく、その場にあわせクルクルと色を変える少女の瞳とは別に、
波紋一つ無い湖面を思わせる、澄み切った静かな眼差しは、
少しの不実も許さない女神の威厳さえ感じさせる。
そう、彼女は僕にとって女神そのもの。
眩しいくらいに気高く、僕の心を支配する女神・・・。
その女神に対し、しもべでしかない自分がどう懺悔すればいいのか。
そうこうしているうちに、彼女の僕に対する接し方に、微妙な違和感が生じ始めた。
今まで真直ぐに僕を見つめていた視線が、僕と合ったとたんに反らされる。
心なしか頬も赤くなっているような・・・。
ロンとは変わりなくおしゃべりをしているのに、僕にはよそよそしい。
まさか、気付かれた!?
いや、そんなはずは無い。
彼女が事を知ったなら、ロンを気遣い、亜麻色の髪を振り立たせ、
理路整然と僕を言葉で責めただろう。
しかし今の彼女の態度は、僕の想像の範囲を超えている。
何があったのか?
謝る機会を逸し、話すタイミングさえ無くしかけた僕は、ますます後悔の深みへ飲み込まれていった。
55 :
715@若葉:04/10/25 10:41:55 ID:08zVCtkw
どこまでも八方塞な僕に、ジニーが声を掛けてきた。
「・・ごめんなさい、ハリー。 ちょっと・・、いいかしら?」
少しうろたえ、不安げな彼女の態度に、嫌な予感が頭をよぎる。
「あの・・、ひょっとしたらハーマイオニーに、知られてしまったかもしれないの・・。」
・・・・・・・。
「寮に帰った時、私の部屋から出てくるハーマイオニーにぶつかって・・。
変に思って部屋の中に入ってみたら、机の上に私の日記帳が開いてたの。」
「彼女、泣いてたみたいで・・・。 ごめんなさい。
でもどうして日記帳が机の上になんか・・、引き出しに入れてたはずなのに。」
・・・・・・・、とうとう来るべき時が来た。
彼女に知られてしまった。 それも最悪のパターンで・・・。
必死に謝るジニーの涙声が、まるで缶を叩くみたいに僕の頭の中に響いてくる。
もう逃げる事も引き返す事も出来ない。
ただ、ひざまずき真実を述べ、頭を垂れて待つしかない。 女神の裁きが僕に下されるのを・・・。
最初からこうすれば良かったんだ。 何も変な事を考えずに・・。
素直に自分から言えば、ひょっとして局面は変わったかもしれない。
それでも言えなかった理由、自分が一番わかっている。
彼女に嫌われたくない・・、ただそれだけ・・・だった。
僕は自分の部屋に帰り、明日の懺悔の言葉を考える事にした。
56 :
715@若葉:04/10/25 10:43:06 ID:08zVCtkw
自分の部屋で、ベッドに横になる。
明日の言葉を考えて見たところで、今まで思いつかなかった事が、
そう簡単に思いつくはずも無く、ただ視線を宙に泳がしていた。
そんな僕の脳裏に、あるジニーの言葉が引っかかる。
「彼女、泣いてたみたいで・・・。」
泣いていた? ハーマイオニーが・・・。
どうして?
その質問を、自分自身に何度も繰り返す。
どうして?
どうして彼女が泣く必要があるのか・・・。
僕は彼女が知ったなら、怒り心頭に震え、言葉攻めにあうものとばかり思ってた。
ルール違反を嫌い、誠実な行動を良しとする、気高い優等生。
時には小さな監督生のように僕とロンを戒め、ある時は大胆な行動力で僕達を驚かせる。
どんな困難で恐ろしい事にも、彼女は決してひるまない。 それが正しい事ならば・・・。
そんな『強い彼女』を知っている僕は、当然覚悟しなければと思ってた。
「最低だわ! もう私に近づかないで。 顔も見たくない。」と、言われる事を。
だけど僕が思ってた『強い彼女』が、泣いていた?らしい・・・。
それが何故なのか、わからない。
それとも僕が気付かなかった、彼女の一面をかいま見せたのか。
だとすると、僕は今まで彼女の何を見てきてたのか。 そんな自分が歯がゆい・・・。
「んっ!?」
自分の情けなさにあきれ、なかば呆然としていた僕の首周りが、ほのかな温かさを感じ取った。
誰かに抱きしめられているような、優しい温かさ・・・。
当然僕以外誰もいないこの部屋で感じ取った不思議な気配に、全神経がそば立つ。
ハ・・・リー・・、あな・・た・・の事・・が・・・好き・・。
そんな言葉が、聞こえた気がした。 そして頬に感じた、柔らかく温かい感触・・・。
何なの?この感じは。
僕は頬に手を当て、急速に心が癒されていくのに、酔いしれていた。
急を告げる足音が、迫っているとも知らずに・・・。
57 :
715@若葉:04/10/25 10:44:03 ID:08zVCtkw
「大変だよ!ハリー。 ハーマイオニーが・・!!」
僕の部屋に、血相を変えたロンが飛び込んできた。
「なに!? どうしたのロン?」
「ハーマイオニーが、目を覚まさないんだ。」
「えっ? それはどう言う事なの。」
「ジニーが、ハーマイオニーの部屋で寝ている彼女を見つけたんだけど、
声をかけても揺すっても、どうしても起きないんだよ。」
「・・・・・・・。」
「今、医務室でダンブルドア校長とマダムポンフリーが・・・。」
ロンの言葉を最後まで聞くこと無く、僕は医務室を目指し駆け出していた。
「さて・・、困った事になったもんじゃ。」
医務室に駆け込んだ僕の耳に最初に聞こえてきたのは、深くため息をつく校長の声だった。
「校長先生! ハーマイオニーは、大丈夫なんですか?!」
「おおっ、ハリーか。 ミス・グレンジャーは大丈夫じゃ。 死にはせんよ。 ただ・・。」
「ただ、何なんですか?」
「このまま眠りつづけるのじゃよ。」
「眠りつづける?」
「そうじゃ。 何故ならこの体にはもう、ミス・グレンジャーの意識が存在しないからじゃ。」
「意識が存在しない・・・。 それはどう言う事なんですか?」
白い肌に朱みを帯びた頬、長いまつ毛が美しい。
いつもと変わらぬ寝姿だろうに、意識が存在しないとはどういう事なのか?
「そこでじゃ、ハリー。 最近ミス・グレンジャーに変った事など、無かったかな。」
「変った事?」
「つまり、よほどショックな事とか、酷く悲しい事など無かったかと聞いておるのじゃ。」
「・・・・・・・。」
「解らぬかの。」
僕は言葉を失った。 そんなの解り過ぎるほど解ってる・・・。
58 :
715@若葉:04/10/25 10:44:57 ID:08zVCtkw
発する言葉も無く、眼を見開き硬直している僕を、
すべてを悟ったかのような眼で見つめながら、校長は話を続ける。
「ミス・グレンジャーがこの世に絶望を感じた時、何者かが現れ、魂をいずこかへ連れ去ってしまったのじゃよ。」
「こうなってしまっては、マダム・ポンフリーでもわしでも、どうする事も出来ぬのじゃ。」
「ミス・グレンジャー本人の意思で、帰りたいと思わぬ限り、魂が帰ってくることはありえん。」
「・・・それじゃ、ハーマイオニーはどうなる・・・?」
「残念じゃが、永遠に眠り続ける事になるの。」
「しかし、我が校内においてこれだけの事をやってのけると言うのは、
かなりの魔力の持ち主に違いなかろうて・・・。」
校長の最後の言葉は僕の耳には入ってこなかった。
かわりに「永遠に眠り続ける」という言葉が、頭の中を支配する。
僕のせいだ・・・。
薬のせいだとは言え、愛してもいないジニーを抱き、ジニーの想いに答えられずに彼女を傷付け、
そのため結果的にはロンとの友情に泥を塗り、真実を言えない僕は二人を欺き続けてきた。
人には何かと英雄扱いされる僕が、一人の女の子に嫌われたくない為に、本当の事が言えないなんて・・・。
英雄なんてお笑い種、ただの小心者だ。
寝息も聞えないほど静かに眠り続ける彼女を見ながら、自分の愚かさを嘆いていた。
59 :
715@若葉:04/10/25 10:46:00 ID:08zVCtkw
ガックリと肩を落とし、うな垂れながら医務室を出て行く僕に、ダンブルドア校長が声をかける。
「ハリー、何か言いたい事は無いかな。」
深い慈悲と優しさを浮かべた目を僕に向け、校長が聞いてきた。
「あっあの・・、・・・いえ、何でもありません・・・。」
凄まじい後悔の念に押し潰されそうな僕は、すべてを告白し救って欲しかったが、
それでも言葉がでなかった・・・。
「ハリー、君が何をそんなに悩んでいるのか、わしには理由は解らぬ。
じゃがな、起ってしまった事をそうくよくよしても、仕方が無いのではないかの。」
「・・・・・・・。」
「大事なのは起こってしまった過去ではなく、これからしなくてはならない未来じゃないかな。」
「それに、自分の気持ちを捻じ曲げても、良くは無いと思わんかね。」
「どんな言葉で取り繕っても、それでは誠の思いは相手には伝わらん。」
「自分の気持ちに素直になり、真実のみを述べるのじゃ。 さすれば相手も誠で応えてくれるはず。」
「ダンブルドア校長先生・・・。」
校長の言葉は、僕の心の重りを一つ一つ外していく。
「それともう一つだけ言わせて貰うがな、ハリー・・・。」
「はい、校長先生。」
「自分にとって大切なものは、自分で守ると言う事じゃ。」
「他人に守って貰ったのでは、その大切なものは自分の手の中からこぼれてしまうでな。」
「守られたものも、その方が嬉しかろうて・・・。」
・・・・僕の、大切なもの・・・・。
僕はもう一度医務室へ戻り、やすらかに眠る彼女を見た。 そして今一度確信した。
僕の大切なものは彼女であり、守りたいのは彼女の笑顔だ。
一筋の光が差し込んだ僕の心は、もう迷いの霧は消えて晴れ渡っていた。
60 :
715@若葉:04/10/25 11:14:21 ID:ns7+LbOE
これは前スレの>957からの続きです。(案内を入れ忘れてすみません。)
また書きに入りますので、次回の投下まで時間を下さりませ。
しかし問題がありまして、私の構想ではこの後『プチ・スペクタクル』に突入予定です。
エロパロ板には、あるまじき展開・・・。
なので、ダメな人はスルーよろしくお願いいたします。(エロは最後の方で、ちょこっとばかし・・。)
>681様
お待ちしてました。 あまりの凄エロに感動してます。 私には、書けないです・・。
もう萌え萌えで、壊れかけてます。 こんなのが書ける681様が、羨ましいーっ!!
>>60 GJ!眠り姫展開に萌え!
すごい構成力に感服……続き期待してます!!
ところでこれは時期的にどの巻辺りなんでしょうか?
おまいら神すぎ(´Д`;)ハァハァ
乙!
308神がドラハーの続きを書いてくれる事を期待…
「ばっっっっっっかじゃないの!!?」
嫌われてしまったようだ。
眦を釣り上げてこちらを怒鳴りつけてきた後、黒髪を翻してたたたと走り去っていく。
赤々と燃える暖炉の火がその風を受けて一瞬パッと明るく輝いた。
周りを見渡してみると談話室にいた他の女子からの視線が痛い程突き刺さる。
こっちはいつも通り談話室でグラップやコイルと話していただけだし、
大体がソファーの裏なんてこちらが気づかない所にいる方が悪いと思う。
確かにクィディッチのユニフォームを着たときのチョウ・チャンの柔らかそうな胸がどう揺れるのか。
というような話題は談話室で話すには多少品位に欠けてはいたかもしれないが。
「いいの?ドラコ?」
「そんな事言ったってどうすりゃいいんだ?」
「追っかけるとか。。」
「何処行ったかもわからないのにか?大体追いついて何ていうんだ?
チョウ・チャンの胸は確かに魅力的だが君の控えめそうな胸にも興味があるんだとでも言ってやるか?」
周りで聞いている同じ寮の連中がこらえきれずに噴き出した。
「パンジーはドラコにえらくご執心だからね。」
椅子から立ち上がりニヤニヤしながら言うゴイルの頭を叩く。
「どこいくの?ドラコ」
「夜風に当りに行くよ。そのまま部屋に戻る。ついて来なくていいさ。」
歩き出した俺に後ろから先ほどの素晴らしい冗談に対して女の子達の咎めるような声が投げられたが、
気にせず談話室を後にした。
スリザリンには純血の魔法使いの家系の子弟が集まりやすい。
純血の魔法使いの家系は横の結びつきが固い為、スリザリン寮は自然と幼少の頃からの見知った顔が集まっていた。
グラップ・ゴイルは言うまでもなく、先ほど自分を面罵した上に走り去ったパンジー・パーキンソンも例外ではない。
その為先輩後輩の関係も緩く、談話室では冗談も飛び交う
排他的ではあるが他の寮から思われているよりは居心地の良い寮だった。
上にコートを羽織りながら階段を下り、寮内から庭へと続く廊下を歩く。
パンジーのいる所などわかっている。庭から歩いたすぐ先、天文台の塔近くの木陰にでもいるのだろう。
子供の時からそうだった。年上の男の子達から意地悪された時、
彼女は一人で空の良く見えるところに行ってめそめそとよく泣く女の子だった。
まあ今ではもう泣いているような事は無いだろうが。
大体あれくらいで泣かれても困ってしまう。
さくさくと雪を踏みしめて天文台の塔への道を歩く。
空気が綺麗なのだろう。ホグワーツでは夜でも明かりが必要ないほど星がよく見えた。
星がよく見えるのはここの寒さも関係しているのだろう。
吸い込む空気は肺を痛いほど刺激したが、満天にちりばめられた星を見上げながらの散歩は
まるで自分が空に近づいていっているようにも思えて、思ったより悪くはなかった。
寮から10分ほど歩いたところ、天文台へ続く坂道の途中にパンジーはいた。
何時も皆がベンチ代わりに使っている切り株に座り込んで夜空を見上げている。
さくさくと雪を踏みしめる音に気がついたのだろう。こちらに振り向いてきた。
迷子の子猫が迎えにきた主人を見つけたように。
いつもの勝気な瞳が柔らかく変わって、無邪気にこちらに微笑みかけてきた。
何時もの強気なパンジーもスリザリンらしくて悪くはないが、
気に入らない事があっても相手が謝るとすぐに許してしまう。
彼女のそんな無邪気な所は素直に可愛いと思う。
「お散歩?ドラコ」
肩をすくめて答える。
「寒くないのか?」
「よくわかったね。ここにいるって。迎えに来てくれたんだ。」
にぱっと笑った。
その笑顔が眩しくて目を逸らしながら答えた。
「散歩に来ただけだ。風邪を引くぞ。」
「ふーん。まあいいけど。昔と違って優しくなったよねー。ドラコ。だ・れ・に・で・も。」
切り株に腰掛け、足をぶらぶらと揺らせながら膨れっ面になり、それを誤魔化す為か、
節をつけて歌うようにパンジーは言った。
「優しい?俺が?」
唖然としてしまう。
「うん。誰だっけ?あのガリ勉の。そう。グレンジャー。最近よく話してるみたいじゃない。」
確かに最近授業後に難しい部分を教えあったり、
しもべ妖精は主人がきちんと管理するべきだと主張する俺に対し、
しもべ妖精の自由を認めるべきだし、そもそもしもべ妖精などという呼び名で呼ぶ事が間違えていると
論戦を吹っかけてきた彼女と議論を戦わせあったりした事はある。
しかし彼女が言うような優しい態度を取った覚えはない。
「あれは授業内容を確認したり議論したりしていただけだ。勘ぐられるようなもんじゃない。」
「ふーん。勉強なら、私とすれば良いのに。」
切れ長の瞳を他所に向け明らかに納得していない顔で、パンジーは言った。
パンドラです。
>>715さん。
長編お疲れ様です。
>>681さん。
思ってたのと違って陵辱ハアハアです。
お察しの通りキングズリーっす。
キングズリー可愛いよキングズリー。
神の投稿が感想を上回ってるこの現状、すごすぎ。
ヤバイ。パンジーかわいい。
ヽ(´ー`)ノ神jはトリップからして308神?
うんうん、悪役とか性格悪にされることが多いパンジーがえらくかわいい。
続きが楽しみだ〜。
681神
715@若葉神
ヽ(´ー`)ノ ◆C/30bm2rX2神(前スレ308神ーーっ!)
連続で神降臨キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
御三方、乙でございます。
681神の濃密なエロティックさ!
715@若葉神の素晴らしき構成力の凄さ!
ヽ(´ー`)ノ ◆C/30bm2rX2神のパンドラの初々しさ!
これからも神々の降臨をお待ちしております。
素敵な作品読ませて下さって、いつも有難うございます(´∀` )
うお、平日だからと巡回サボったら、こんなに神が!
681神
なんとなく両想いらしいのに、噛み合わないでで至してしまう二人が
エロいやら切ないやら。シリウスの名前出されるたびに、律儀にキレる
リーマスが可愛い。もしも続きがあるのなら、私も読みたいです。
715神
またも意外な方向に話が進み出しましたね。ドキドキです。トム・リドル
に閉じこめられたお姫様を、ハリーは奪還できるのかどうか。焦らし上手
な神様ですな。
ヽ(´ー`)ノ神
パンジー可愛いよパンジー!さりげなく甘えてるところがキュートな乙女
ですね。そして、ヽ(´ー`)ノ神が書かれるドラコはすごくかっこいい!続き
を楽しみしてます。
よそのスレに誤爆しちゃったよ、ママン……_| ̄|○
ぷいと向こうを向いて、短くしたスカートから突き出した白い足をぶらぶらと揺らせているパンジーはなんだか小さな子供のように見えた。
「ねえ、ドラコ」
「なんだ?」
「チャンの事、好きなの??」
「・・・・・なんだそりゃ。クイディッチの時に少し話す位で知り合いってレベルですらないぞ。」
「だーってさっき変な事言ってたじゃない。その・・・胸とか。。」
胸という単語が恥ずかしいのか、向こうを向いた彼女の顔は耳まで真っ赤になっている。
「そりゃ男同士なんだからそういった話は・・・」
「グレンジャーとか、チャンとか。どんどん遠くなるみたい。昔みたいに悪口言えば良いのに。」
「なんか変だぞ。お前。」
そう。今日の彼女は変だ。妙に子供っぽい。
今までもよくくっ付いてきていたし、何度も喧嘩をしたが、
こんな些細な事で臍を曲げたような事を言うような奴じゃなかった。
「知らないよ。穢れた血となんか仲良くしてても、良い事なんてひとっつもないんだから。」
パンジーは拗ねたような目で俺を見てそう言った後又ふんっと又顔を逸らした。
「だから仲良くしてないって。」
そう。でも段々と変わってきたのは確かだ。
最近では薄々とわかってきていた。
差別とは恐怖心から生まれるとはよく言った物だと思う。
マグルを穢れた血と呼ぶのは俺たちの恐怖心の表れなのだと。
周りを見ていてもマグルかマグルじゃないかは魔法使いの本質とは関係無いと言わざるをえない。
俺たちが他人より魔法を覚えるのが早かったりするのは
単に子供の頃から魔法に慣れ親しんでいるからというだけなのだと。
それでも純血と言って育てられた俺達には純血の誇りがある。
成績が悪ければ純血の癖にと陰口を叩かれる。
スリザリンの成績がいいのは純血の者が多いからじゃあない。
全体から見ればもはや小数になってしまった、
今後も減る一方であろう純血の最後の足掻きなのかもしれない。
だから俺が純血の者意外と仲良くするのをパンジーが嫌がるのは、
そういうことなんじゃないかなと思う。
手を差し伸べる。
「なによ。」
「ほら、風邪引くから寮に戻るぞ。」
パンジーは不承不承、でも確かに嬉しそうに俺の手を取って立ち上がった。
誰もが不安なのだ。
純血と家柄とを基準に育てられた俺達は、
俺たちのコミュニティで周りを納得させる結果を出していかなければならない。
俺の少し前を歩いている彼女は小さい頃、めそめそとよく泣く女の子だった。
ホグワーツに入って必要以上に元気になったのはいいのだけれど。
無理をしていなければいいと思う。
パンジーを促し、寒さを噛み締めて寮への道を歩く。
パンジーは何も言わなかったが、
短くしたスカートを翻しながら真っ白な雪の部分を好んで歩いていく足取りは軽い。
「なあ、週末ホグズミード行くか。最近行ってなかったし。」
少し前をぴょんぴょんと歩いていたパンジーが体ごと向き直る。
「本当??」
「ん?ああ。試験も終ったしもうすぐ冬休みだからな。」
「うれしい!!久しぶりだね!ドラコと二人で遊ぶの!」
「ん?ああ、そうだな。だからあんまり夜は出歩くな。風邪引いたら中止だぞ。」
「うん。どこいこう。ね?」
あんまり嬉しそうなのでグラップやゴイルもという言葉は口の中に仕舞い込む事にして、
寮への道を歩いた。
感想ありがとうございます。やる気でます。
自分的パンジー像は無論映画版で。かつちょっと髪伸びた感じ。
715氏のジニーはかわええなあ・・・
ドラコ優しいなぁ…ポワ〜ン。
映画のパンジーは激マブですもんね。
パンジータン(;´Д`)ハァハァ
ヤバイ、パンジータソ可愛い!
GJでつ。
83 :
715@若葉:04/10/28 15:13:34 ID:/1UUxOp1
ハーマイオニーを助けたい、いや、取り戻したい!と言う思いは、僕の中で確実に固まっていた。
花がこぼれるような笑顔を、かわいい小鳥のさえずりにも似た軽やかな声を、
星のまたたきを映しこんだ様な輝く瞳を、もう一度君に取り戻してあげたい。
それが今の僕が君にできる、最善の事だから・・・。
僕は君の魂が何処にいるのか解らないけど、どんな事をしても探す。 絶対に、見つけてみせる。
しかしどんなに頑張っても、手がかり一つ無いこの状況に、焦りの色は隠せない。
ハーマイオニー・・、君は何処にいるの? お願いだから僕にヒントを教えて。
そしてもう一度、僕達の前で笑ってみせて。 そのためなら、僕は何だってするから・・・。
すると、必死に願う僕の頭の中に、誰かの言葉が聞えてきた。
「よいかな、ホグワーツでは助けを求める者があれば、必ずそれが与えられるのじゃ。」
これは・・・?
以前ハグリットの家で、透明マントに隠れながらロンと二人で聞いた、ダンブルドア校長の言葉・・・。
なぜこの言葉を、この期におよんで思い出したのか。
そうか、助けを求める者・・・、今の僕がまさにそれだ。
これは何かの啓示なのかもしれない。 それとも君が僕にくれたヒントなのか。
僕は祈った。 すべての意識を一つの事に集中し、祈り続けた。
「お願い!僕を助けて。 僕を彼女のところへ、ハーマイオニーのところへ連れて行って!!」
84 :
715@若葉:04/10/28 15:16:26 ID:/1UUxOp1
するとどうした事か、僕の背後からわずかながら空気の乱れを感じる。
振り返った僕が目にしたのは、机の上で幾筋もの光を発し輝く、例の日記帳だった。
これは僕がジニーから預かった物だ。
彼女によると、知らない間に自分の本の中に紛れ込んでいたそうで、
これを手にすると、意識が遠のき自分がわからなくなるそうだ。
まるで生気を吸い取られているみたいに・・・。
それで怖がったジニーが僕に相談してきたから、とりあえず預かった代物だ。
僕が手にすると、意識が遠のく事はないけど、それでもビリビリとした痺れを感じる。
いつか原因を調べなくちゃと、思っていたんだけど。
この日記帳が今回の事件に、何か関係があるんだろうか・・・。
ん!待てよ。 以前図書室でハーマイオニーと待合わせた時、
彼女がこの日記帳を抱え込んで、眠ってた事があったっけ。
驚いてすぐに取り上げたけど、あの時の彼女はどこかおかしかった。
あの時から既に、彼女の身に何か異変が起きていたのかも・・・。
僕は光を発し続ける不思議な日記帳に、ゆっくりと手を伸ばした。
僕の手が日記帳に近づいて行くほどに、空気の乱れが増していく。
それは渦巻く気流を発生させ、僕の髪をなびかせ、シャツの襟元をはためかせる。
心なしか額の傷も疼く・・・。
もう少しで指が日記帳に触れると言う瞬間、一陣の風が吹き、音を立てて日記帳が開いていく。
そして止まったページに見慣れた文字を見つけた僕は、そのショックに呆然と立ちすくんだ。
85 :
715@若葉:04/10/28 15:21:51 ID:/1UUxOp1
素直なペン先の流れに、意思の強さを示したしっかりとした筆圧。
間違いなく彼女、ハーマイオニーの筆跡だ。
自然に懐かしさと愛しさが込上げて来るが、その書き記された文字は、
僕を途惑いの淵に突き落とす。
----- さ よ う な ら -----
言葉が短いだけに、拒絶感を一層際立たせ、彼女の苦悩を想像させる。
どんな思いを抱かせながら、彼女にこの言葉を書かせてしまったのだろう。
いったい僕の罪は、どこまで深まるのか・・・。
86 :
715@若葉:04/10/28 15:26:45 ID:/1UUxOp1
彼女の気持ちを思い凹み始めた僕に、ちょっとした疑問が浮かぶ。
彼女はこの文字を、何時書いたのか・・・?
あの図書室の一件以来、僕はこの日記帳を持ち出さずに、部屋で保管している。
透明マントでもない限り、いかに彼女でも男子寮に入り込むのは、不可能だろう。
だとすると・・、何時なのか・・・?
考えを巡らす僕は、普通では有りえるはずの無い瞬間を、手繰り寄せた。
・・・・・、ひょっとして、あの時・・なの?
優しい温もりが僕を包み、頬に柔らかな感触を残しながら、心を癒していったあの時・・・。
あれは、君・・だったの?
あの時君の魂は、僕の部屋にいたんだね。 それなのに僕は、気付かなかったと言うのか。
いや、少しは気付いてたんだけど、まさかそれが君の魂だったとは、思いもよらなかった。
でも、そうだよね・・。
あんな少しの事で、あれほど僕を癒してくれる存在が、君をおいて他に在るはずが無いもの・・・。
彼女が最後に残した温もりを、もう一度思い出そうとした僕は、
記憶の中に埋もれていた、とても重要な事をも思い出した。
87 :
715@若葉:04/10/28 15:28:27 ID:/1UUxOp1
(ハ・・・リー・・、あな・・た・・の事・・が・・・好き・・。)
あの時神経をそば立てた僕が、微かに聞き取った言葉。
あれは、ハーマイオニーが言った言葉なの? だとしたら、僕は・・・。
・・・・・彼女に嫌われて無かった・・・・・
ダンブルドア校長の言葉でも外せなかった、最後の重りが今外された。
爪先から頭の先まで、安堵と喜びの震えが駈け巡る。
君からの一方的な『さようなら』なんて、僕は受け付けない。
君を取り戻し、僕の想いを伝えたい。 飾りも小細工も無く、ただ真直ぐに伝えたい・・・。
熱い想いにかられ、彼女の残した文字を、愛しく人差し指の腹でなぞった。
「熱痛っ!」
突然激しい熱さを指先に感じ、とっさに指を引っ込める。 そして僕は、目を見開いた。
彼女の残した文字が、ゆっくりと消えていく・・・。 そして代わりに浮かび上がってきた文字は、
----- W e l c o m e -----
今まで発せられていた光は一層輝きを増し、
驚愕に支配された僕の意識を、その眩さの中に溶かしていった。
88 :
715@若葉:04/10/28 15:55:55 ID:/1UUxOp1
皆様、感想ありがとうございます。 嬉しいです。
だんだん怪しい方向に向かってますが、ごめんなさいです。
>61さん
基本は2巻あたりでしょうか。 でも正直ごちゃ混ぜです。
このキャラにこんな言葉を言わせてみたいとか、させてみたいとか思いつくままなので、
設定がおかしい所が多いと思います。 お許しください。
>ヽ(´ー`)ノ ◆C/30bm2rX2様
ありがとうございます。
私もかわいいジニーには、幸せになって欲しいです。
今回のパンドラもドラハーに並ぶ名作で、続きがとても楽しみです。
あなた様に憧れて書き始めた私ですが、似ても似つかぬ作風・・・。
どうしてこんな作風になってしまったのか?!
715@若葉神 キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
だんだん怪しい方向に向かうというよりも
「妖しい」方向のような(*゚Д゚)イイヨイイヨー
若葉神の作風、大好きです。
715@若葉神 乙です。
リドルとハリーのハーマイオニー争奪戦になるのかな?
更新楽しみにしています〜。
続きが楽しみです〜。
神様方もお元気で喜ばしい限りだ
朝も明るくなる前にいつものように目を覚まして同室のグラップやゴイルを起こす。
同級の人間を起こす義務など無かったが昔から寝覚めだけは他人が羨むほど良く、
そのせいで今では同室の連中を起こすのが日課となってしまっていた。
そうはいってもホグワーツの冬の朝の冷え込みは厳しい。
一度起こしてもグラップやゴイルはその厳つい体を縮こまらせてまた布団の中にもぐりこんでしまい、
ギリギリまで起きようとはしない。
なので毎朝一人で洗面用具を持ち顔を洗いに部屋を出る。
グラップやゴイルはともかくとしてきちんとした格好で授業を受けようと思えば朝の時間は短い。
スリザリンの洗面所は広いとはいえ他寮と同じく男女共同の事もあって、
朝少しでも遅くなれば戦場のようになる。
上級生になった為、俺が行くと誰かが場所を取ってくれていたりはするのだが、それはそれで煩わしい。
この時間に来るのと言えばよっぽど化粧に時間のかかる女子くらいなもので
広い洗面所には殆ど誰もいないも同然で気楽に顔を洗い、髪を整えることができる。
朝早く起きて活動を開始するのはそういった理由もあった。
しかし今日は趣が違った。
朝の寒さに薄く靄がかかったような廊下を身を縮こまらせながら歩いていたところ
洗面所のあたりから忍び泣きのような声が聞こえてきたのだ。
しくしくともなんともつかないような苦しそうな声。
何か覚えがある声のようにも聞こえた。
蛇のエンブレムがあしらわれた洗面所の入り口に背中を付け、聞き耳を立てる。
自分にはその経験はまだ無いものの、その泣き声はなんだか男女のそれのような淫靡さも含んでいた。
ただその声が一人のものでなく、聞き覚えのある声だとわかった時その考えを恥ずかしい事だと思った。
「あれ?ドラコ?」
急に入って来たこちらをびっくりしたように見つけ、それでもすぐに誰だかを確認したようで
パンジーが声をかけて来た。
彼女の傍らには今年入学してきたばかりだろう小さな赤い巻き毛の女の子が彼女にしがみ付くようにして、
身を揉んで泣きじゃくっている真っ最中だった。
パンジーが俺に話しかけてきたことでその子もこちらを振り向き、泣き腫らした目を丸くしてこちらを見つめてきた。
「・・・・どうしたんだ。それ」
思いもかけぬ状況に問いただす声が思わず震えてしまう。
「ん。あはは。入ったばっかの子はね。よくあるんだ。寂しくなっちゃったんだよね。ねっ。
もう泣くのやめないと恥ずかしーいよ。」
彼女は普段とは違った甘い声を出しながら微笑んで女の子に振り向く。
パーキンソン家特有の凛と上がった目じりがそういう時だけ少し下に下がるのが分かった。
「なんだ。しようが無いな。もうすぐ冬休みだろうに。」
そう言われてみると男連中でも入学したての頃は夜になると泣き声が聞こえることもある。
すぐにそういう態度はスリザリンでは恥なのだと学習して無くなってしまうが。
女の子ならまだまだ寂しいのかもしれない。
頭でも撫でてやろうと「ほれ。」と言いながら近づいたとたん、
目を丸くしていたその子が怯えたように後ずさり、又火がついたように泣き出した。
「あっはは。ドラコは怖いよねー。ほら、大丈夫。怖くない。怖くない。」
ごめんね。と言うようにこっちに目配せをしてその女の子を椅子の所に連れて行き、
抱きしめて揺すってあげている。
怖いといわれても困ってしまう。
最近、顔はともかく声に威圧感があるとよく言われる。
女のように甲高いこの声は癇が強そうに聞こえてしまうようで正直、自分の声は好きではなかった。
まあ怖がられて泣かれても変えられる物ではないのだけれど。
そうしてしばらく愚図っていた子を宥めた後、
パンジーはすぐ戻ってくると俺に言い置いてその子を部屋まで送っていった。
その間に顔を洗い、髪を整える。
そうして5分ほどして戻ってきた彼女と言葉を交わした。
「面倒見がいいんだな。いつもそんなことをしてたのか?」
「うん?うーん。隣の部屋だからたまにね。まあしょうがないのよ。私も良く泣いたし。」
「お前が?」
少し意外で、聞き返してしまう。
子供の頃はともかく、ホグワーツに入ってからのパンジーはどちらかと言うと攻撃的でそういったイメージは無かった。
「イメージがわかない・・・」
「あ、それ失礼。」
切れ長の目をさらに吊り上げ、むっと眉をひそめてこちらを睨んで来る。
しばらく睨んで来た後、少し寂しげに目をそらすと
「色々あったんだよ。ドラコは知らないだけ。」
と含んだところがあるような言い方でぽつりと言った。
どちらかと言うと身内以外に排他的なパンジーの方がいい母親になるような気がします・・
ノシ
ノシ
って、ちょっとちょっと!
ここでさよならっスか!?
パンジータソ(;´Д`)ハァハァ
早くdvd発売しないかな〜。
100人の(;´Д`)ハァハァ
神様方禿乙です〜!
ところでハロウィンネタPLZ…って遅いか。
>>98 ワラタ、そして同意。ヽ(´ー`)ノ神の作品好きだからこそ、そろそろ
その御手によるエロも読みたい気がします。待ってます。
>98
>102
一応エロ書きたかったのであるです。仕事の関係で1日30行程度しか書けないので、
今回はまったり書かせて貰おうかと思ってます。ヽ( ・∀・)ノウンコー
個人的には複数の書き手が交互に書いていく週刊誌形態が気楽なので
(一人だとプレッシャーが・・(つД`))
他の書き手様どうかよろしくお願い致します。
ハァハァ保守
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ このスレはほっしゅほっしゅが . ┃
┃ はりきって保守しております。 ┃
┃ ┃
┃ o ,,,,.,.,,, 。 o ┃
┃ 。 ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ.┃
┃ o "''''''" 。 ┃
┃ . ┃
┃ . --NOW HOSSYING-- o ┃
┃ . ┃
┃ 無表情ですが何ら問題はありません。 . ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ピチョン!
頬に落ちてきた冷たい雫で、僕は意識を取り戻した。
僕はグリフィンドール寮の、自分の部屋に居たはずなのに・・・。
気が付けば、湿り気を帯びた冷ややかな空気に、薄暗い視界、
剥き出しの岩肌の壁に、大理石に似た冷たく硬い石畳の空間に置かれている。
ここは、何処なんだ?
ゆっくりと体を起すと少し目眩がし、額の傷がジカジカと痛む。
だんだんと薄暗さに慣れてきた目を凝らし、辺りを見渡した。
石畳には処々蛇の姿をかたどった紋章が埋め込まれている。
点々と灯った松明の明かりを、その目に嵌め込まれた赤い石が反射し、
まるで暗がりに無数の蛇が潜んでいるような、妖しい錯覚をさせる。
その蛇の潜む数十メートル先に、一枚の扉を見つけた。
ここに居ても仕方が無いな・・・。
命を得て、今にも襲い掛かってきそうな蛇の紋章を注意深く避けながら、
まさに運命の扉の如く、暗がりに浮かび上がるその場所へ歩いていった。
その扉は僕の背丈の2倍程あって、重厚な金属で出来ており、
これまた精巧に出来た蛇の鋳物が一匹、中央にある鍵穴を守るようにとぐろを巻いている。
その周りに見たことも無い文字が、ぐるりと書き込まれていた。
どうやったら扉が開くのか、思案をしている僕に声が聞こえてきた。
『汝、誰ノ命アリテ此処ニキタノカ・・・』
声のした方向を見て、僕は驚いた。
蛇の鋳物がその禍禍しい鎌首をもたげ、血のような赤い眼を僕に見据えている。
歪め開けた口の間から、鋭い毒牙を覗かせながらしゃべり続けた。
『汝ノ名ヲ申スガヨイ。』
『我ガ主ヨリ聞キシ名ナラ、今扉ヲ開ケヨウゾ。』
・・・・・・・。
『シカシ、ソノ名ニ覚エ無キ時ハ我ガ毒牙ニカケ、瞬時ニソノ命消シサルゾ。ヨイカ。』
恐怖心を煽る血が凍りつくような声が、僕に浴びせ掛けられる。
『サア、汝ノ名ヲ申スガヨイ。』
奴の血色の眼に、ひきつった僕の姿が映っている。
負けるものか・・・。
僕は拳をきつく握り締め、真直ぐに奴の眼を見返し言った。
「僕の名は、ハリー・ポッターだ!」
『ハリー・ポッター・・・。』
ほんのわずかな沈黙に過ぎなかっただろうに、僕には何分にも思えた。
『ソノ名ニハ覚エガアル。 我ガ主ヨリ聞キシ名ニ間違イハ無イ。』
『我ガ主ガ呼ビシ者、今扉ヲ開コウ。 我ガ主ノ元ヘ、参ラレヨ。』
奴の血色の眼がカッと光ると、僕の目の前に一本の鍵が現れた。
僕はそれを取り、奴の守る鍵穴に差込み、ゆっくりと回した。
カチッと言う音がすると、鍵が煙のように消え、ギギィーッと軋みながら扉が開きだした。
扉の向こう側はこちらに比べ、いくらか明るかった。
ひんやりとした空気はそのままだが、さっきのような湿気は感じられない。
扉を過ぎると、そこはまるで大理石で造られた神殿のような場所だった。
整然と並んだ大理石の柱には、やはり蛇の彫刻が施され、
壁には蛇をかたどったトーチが、ゆらゆらとした炎を幾つも灯していた。
あまりにも静かなこの空間に、大理石の床を踏む僕の靴音だけが、カツカツと鳴り響いている。
いくらか進んでいくとその先に、この空間には不似合いな程の明るい場所があった。
どこからか差し込んだ光に輝く、レースの天蓋の付いた真っ白な寝台。
そこには上等の絹の衣装を身に付けた、一人の少女が静かに横たわっていた。
豊かな亜麻色の髪、ぬけるような白い肌、さくらんぼのようなかわいい唇。
両腕を胸の前で組み眠る姿は、さながら天使のようだ。
やっと、みつけた・・・。
「ハーマイオニーッ!!。」
嬉しさのあまり、足をもつれらせながら駆け寄る僕をめがけ、一筋の赤い閃光が走ってきた。
「うわっ!」
倒れながら間一髪の所で交わした僕の頬をかすめ、閃光は後方の暗闇に消えていった。
突然の出来事に驚き、混乱する意識をまとめながら、閃光の出た方向を見る。
人影がある・・・。
ゆっくりと歩き近づいてくるその人影が、トーチの明かりの元で輪郭をあらわにしていく。
端正な顔立ちに、暗く殺意を帯びた鳶色の瞳、その薄い唇には寒々しい笑みを浮べている。
「あなたは、誰?」
緊張に固まった僕を、余裕のある態度で冷たく見下ろし、クスッと小さく笑った。
「ようやく、また会えたな、ポッター。 いや、君にとっては、初めましてと言うところかな?」
・・・・・?!
「まだ、わからないかい?」
クスクスと笑いながら徐々に近づいてくる。 しかし、その眼は笑ってなく、だんだん鋭さが増していく。
僕はそう多くは無い人生の記憶を、必死に一つ一つ確認しようとした。
緊張とあせりで今まで気にならなかった額の傷の痛みが、焼け付くような痛みに変ってきた。
思わず額を押さえた僕に、彼が言葉を続ける。
「おや、君は覚えて無くても、その額の傷は私を覚えているらしい。」
「それは、どおゆう事。 まさか・・、お前は・・・!!。」
「君の両親を殺したのは私だと言えば、思い出してくれるかな、ポッター。」
「・・・ヴォルデモート・・・。」
「フッフッフ、アハハ・・、アッハッハッハッハァー!」
僕のうめく様な声を聞いた奴は、嘲る様に高らかな笑い声を部屋中に響かせた。
ここのところ、神様方の投下が遠のいてますので、
少しですが書けた分だけ投下しました。
残り頑張って書きます。 それでは。
ぐ・・・GJです!
原書くらい続きが気になる(;´Д`)
俺は既に12/17よりも原書の続きよりも715@若葉神の更新の方が!
715@若葉神 凄すぎです。続きが気になります(・∀・)
この僕の目の前にいる男が、あの誰もが怖れるヴォルデモート卿なのか・・・。
沢山の魔法使い達を殺し、そして僕の両親をも殺し、
尚且つ僕の額に、忌まわしい傷を残した闇の帝王。
自分の秘密を知ってから、ずっと恨みと呪いの対象として脳裏に浮かべてきた姿とは、
とてもかけ離れたその姿に、正直驚きを隠せない。
「フッフッフ、君の愚かな戸惑いが、私には手に取るように解るよ、ポッター。
この姿に君は驚いているようだが、これが全てと思われても、いささか迷惑と言うものだね。」
ゆらりとした足取りで近付いて来る、奴の体の輪郭に沿ってオーラが立ち昇っている。
紅く狂気じみたそのオーラは、見た目に違い周りの温度をどんどん下げていく。
そのためか、いや恐怖のせいかも知れないが、僕の奥歯は小さく鳴り、急速に鳥肌が立っていく。
「今君が見ている私の姿は、現代でもあり、過去でも未来でもある。」
・・・・・・・。
「すべての時と場所に存在でき得る、強大な力を私は持っているのだ。
愚か者共が我が名を記憶に留める限り、私はその時と場所に現れ、その者達を支配し君臨する。」
「そして私に歯向かう者は、それが誰であろう排除するまでの事。」
クスクスと笑いながら殺意に満ちた視線で僕を射抜き、ついっとその視線をハーマイオニーへ向けた。
「彼女をどうするつもりだ!!」
奴の危険な視線に捕らえられた彼女を心配し、僕は声を荒げ叫んだ。
が・・・。
ハーマイオニーに向けられた奴の視線を見たとたん、僕の荒げた声のトーンは次第に下がっていった。
なんて、優しい視線なのだろうか・・・。
愛しい者を見守るような、穏やかで温かい眼差し。
ついさっきまで、僕に恐ろしいまでの殺意を向けていた人物と、同じとはとても思えない。
しかし、僕の声に反応して振り向いたその眼は、やはり暗い殺意がみなぎっていた。
「私が彼女を殺すとでも思ったのかい? 望んでようやく手に入れたものを・・・。」
「お前が彼女を連れ去ったのか! 彼女の魂を今直ぐ返せ!!」
奴は両手をおどけたように持ち上げ、仕方が無いと言うようなジェスチャーをした。
「物分りの悪い子だな、まったく・・・。 ようやく手に入れたと言っただろう。
返せと言われて直ぐに返すようなもの等に、労力を使うほど私は愚かではない。」
この短時間に、何度となく聞いたクスクスと言う奴の笑い声を、僕は怒りを覚えながら聞いていた。
「一つの望みが叶い、私は彼女を手に入れた。」
奴がコツコツと言う足音を響かせながら、大理石の階段を一段一段下りて来る。
全身にビリビリと感じる危険な気配に、僕はゆっくりと立ち上がり、
ローブのポケットに手を入れ、しっかりと杖を握り締めた。
「そして今また、長期に渡るもう一つの望みが、叶えられようとしている。」
「それは、ポッター・・・。 君を殺す事・・?!」
奴が言葉を言い終える前に、僕は素早く杖を取り出し攻撃の呪文を掛けた。
バシーッ!!!
目も眩む閃光が弾ける。
くっ! 痛ぅうう〜・・・。
しかし、苦痛に倒れこんだのは奴では無く、
一瞬の早業で杖を飛ばされ、腕を傷つけられた僕の方だった。
「不意打ちとは、らしくないな。」
いつの間に取り出したのか、杖を持った手を腰に下ろしながら、
もう片方の手で、乱れた前髪をサラサラと掻きあげた。
傷付き床に這いつくばる僕にとって、余裕を持て余すその様に、ギリギリとした屈辱感を覚える。
「君を殺す事など、今の私には造作も無い事だ。 しかし、それでは面白くも無い。
長年の思いを一瞬にして遂げてしまうのは、実に惜しい気がする・・・。」
奴の言葉が途切れた。 しかしそのわずかな間にも、僕の心臓はじわじわと凍りついて行く。
「あの時、私の魔法を跳ね返し生き残った赤ん坊が、どれほど成長したのか、
色々試して見るのも悪くない。 そして、私を楽しませてくれないかい? フフフッ。」
まるで、蛇のようだ・・・。
傷ついたマウスを、逃げられないように部屋の隅に追い込み、
鋭い眼光と、シューシューと言う威嚇で震え上がらせ、
小刻みにその牙で攻撃し、弱り行く様を冷ややかに楽しんでいる。
決して直ぐには息の根を止めない。 じわじわと命の炎を削っていく。
逃げようとしても絶対に逃げられない、地獄の罠。
それに僕は捕まってしまったと言うのか・・・。
奴が杖を一振りすると、僕の目の前に剣が現れた。
「それを手に取り、そして私にかかって来るがいい、ポッター。」
奴はローブの襟元に手をかけると、優雅な手付きでファサリと脱ぎ捨てた。
そしてネクタイを少し弛め、手を前に差し出す。
その手の中に同じような剣が現れ、それをカチリと顔の前に構え静かに言った。
「さあっ、来たまえ!」
このまま、奴の思い通りに殺られてしまうのか・・・。
言われるままに剣を手にしたものの、混乱した意思はなかなか体の各所に命令を出さない。
「どうした? 来ないのなら、私の方から行くぞ。 ハァッ!!」
奴の殺意を乗せた剣先が、真直ぐに僕の喉元をめがけ突き伸びてきた。
カンッ! カキ--ンッ カツンッ!
防衛本能が意思の命令を待つ事無く働き、間一髪のところで奴の剣先をかわした。
金属のぶつかり合う乾いた音が、耳障りなほど部屋じゅうに響き渡る。
体格・力、そして先ほどの魔法の早掛けで見せた身体能力。
すべてにおいて僕より勝っているであろう奴の剣は、とても早く、そして重い。
剣に慣れない僕は防戦一方、いや、この状況で攻撃をかわせている事自体奇蹟だ。
止む事無く、隙を見つけては確実にそこを突いて来る。
奴の攻撃を受け止め続けていると、徐々に意識と体が覚醒しつつある自分に気付いた。
「エヤァ----ッ!!」
攻撃の合間をぬい、渾身の力を込め、奴の体めがけ剣を突き進める。
カンッ!
思わぬ反撃に少し戸惑った表情を見せたが、事も無げに僕の剣を弾き返した。
「フンッ、段々眼が覚めてきたみたいだな。 だが、そうあってもらわねば困る。
まだまだ、楽しませてもらってないのでね!!」
言葉が終わるや否や、奴の重い剣が僕の頭上に振り下ろされた。
ガッシ----ン!
僕は両手で剣を支え、頭上数センチのところで受け止めた。
剣の風圧で、僕の髪の毛がなびく。 受け止めた衝撃が、ビリビリと腕を伝い脳に達した。
額に大粒の汗を流しながら、息の上がった僕とは対照的に、
汗一粒無く、呼吸に乱れの無い奴が、重なり合う剣の向こう側から、僕を冷ややかに見つめていた。
また書けた文だけ、投下させていただきました。
エロがだんだん遠くなって行きます。(泣!)
でも、続きを期待して下さる方々がいらっしゃるのが、嬉しいです。(感涙)
ここでお詫びですが、私が考えていたのより長くなりそうです・・・。 申し訳ないです。
最後まで頑張りますので、どうかお許しくださいませ。 それでは。
おもちろいなぁ。若葉神続きまってるどー。
124 :
M45−31220−Y004:04/11/12 17:37:40 ID:oNHmLC8y
121の続きはまだ〜〜〜〜〜〜?
715@若葉神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
最後までその調子でガンガンお願いします!楽しみにしてます〜
うおおーー!
がんばれハリーーー!!
がんばれ715@若葉神ーーー!!!
756
保守しおす
念のため
>>6ですが、マチクタビレマスタ・・・(´・ω・`)つ/チン・・・
131 :
681:04/11/19 01:52:15 ID:3+oD+iuU
周囲を苛んでいた嵐の吹き返しも消え去り、暗黒と化した静けさが全てを包む。
小さな小屋も暗闇と共に刺すような寒さに取り込まれたが、居間の火は静かな抵抗を試みていた。
その抵抗は微々たるもので、赤い火は僅かな暖かさを作り出していた。
暖かさを与えられているのは赤く照らされぐったりして動かない裸の女。
女の周囲は暗く、瓶の中で揺れる液体の音が規則正しく響いていた。
その部屋の端にはズボンとシャツを羽織った男が闇に残され溶け切れずに浮かんでいた。
消えていく暖炉の火に炊かれた汗と体液は混ざり、濃厚な空気となって部屋に澱んでいる。
ワインに相応しくない飲み方をしている男は情事特有の香りをまとってひたすらアルコールを体内に入れていた。
汗ばんだ肌に吸い付くシャツがわずらわしいが男には払う気力もない。
情交の果てのけだるい空気と男が呷るアルコールの芳香が一層空気を濁らせていた。
アルコールを入れてみたところが頭は冴え渡る一方でこの場を嫌でも把握してしまう。
上等のはずの芳香は下卑た惨状を助長するに過ぎず、犯した愚行はワイン一本ぐらいではとても酔えそうに無いものだった。
それでも男は古びた椅子にだらしなく腰掛け、直接ボトルに口付け煽っている。
132 :
681:04/11/19 01:53:15 ID:3+oD+iuU
人狼は人を食い尽くす性。
決して出来る事ない地に生きる人に戻りたいのか、戻れない憧憬をうらやむのか血と肉で己を満たす。
では何故あの時噛み付かれただけで生き残ってしまったのだろう。
食いつかれた時のあの目を忘れることは出来ず今もはっきりと思い出せる。
それからは一瞬しか望めなくなった禍々しい闇夜の月。
月を呪う生物をはたして誰が望むのだろうか。
望まれず制限された本能は別の形で次代を望み、ルーピンは歪んだ情で彼女を欲した。
普段は相容れないはずの互いの思惑が一致して最悪な状況で繋がってしまった。
獣は深く閉じられていた己の欲望にただ手を貸しただけだ。
昔から薄汚い気持ちを抱えていたのをあえて無視して人間で居ようとしていた自分に手を添えただけだ。
獣が手を貸したとはいえ、内にこもった激情を初めての身体にぶつけるだけぶつけてしまうとは思わなかった。
今まであのように女性を手酷く扱う事なんてなかった。
昔から女には欲情をしない様に心掛けていたが、人寂しいときに閨を共にした人もいた。
不思議と肌を望むのは月に病み終わった頃が多かった。それはただ肌で暖を取る為だった。
安い香水と化粧の香りのする肌であっても暖かさが欲しかったのだ。
一夜限りと互いの欲を知った上、相手と合意の下行われた。但し自分の身元を隠して行ったが後ろめたさは今の比ではない。
まして自分は初めてでもなく、余裕がないわけではなかったはずだ。
泣き喚く彼女を無視し、無理やり開いて犯し尽くした。意識を手放しても直、彼女を省みずに揺らしてしまった。
快楽溺れて理性を捨てるに勝る愚かさはない。浅ましい、畜生以下の愚かさだ。
133 :
681:04/11/19 01:54:50 ID:3+oD+iuU
これで彼女は去ってしまうだろう。
彼女を遠ざけてられて満足だろう?それが望みだったのではないか?
遠くで眺めるのは諦めていた証拠、失わない為の欺瞞による自己防衛。
己が傷つきたくないから周囲に対して距離をおいて何も叶わないと駄々をこねていた。
彼らはただ親戚や子供を見るようにしていたのにそれを許せない自分がいて地団駄を踏んでいた。
そんな上辺の自分を見透かしている彼ならば、この状況を悪し様にそれ見たことかと罵るだろう。
人狼は信用なら無い、殺してしまえと望みの言葉をかけてくれる。
きっと望みの薬を恵んでくれるだろう。自然に笑いがこみ上げてくるのを抑えきれない。
そうだ、蔑みながらも彼はする。嫌われているのにいや、嫌っているからこそ望んだ事をしてくれる。
何て事だ、彼は一番の理解者じゃないか。
もう一人は何を考えているのか、手中の陰惨な場を一層悪くしてくれる血のようなワインを寄越した旧友。
正にぴったりの代物だ。感謝の言葉をいくら述べても足りない程だ。
この状況を知れば自分の所業に呆れ果てるのだろう。それとも狼に必要と送りつけたのか?
醸造され長年保管された沈んだ果実酒は本物の血に良く似ている。
ああ、役立った。己の浅ましさと愚かさを自覚する最後の晩餐の為に喉を潤してくれる。
瓶を呷り目を細め赤を見る。赤が消えた瓶の先にはいるのは、火に照らされ横たわった気を失った後もすすり食った獲物。
何度も何度も突き上げて溢れ返る精液を押し返してありったけの種火を叩きつけた。
我に返った時にはぴくりとも動かず、かすかに胸が上下に動いているだけだった。
ただ呆然と己の愚行に慄いた。あんなにかき抱いたのに急に触れるが恐ろしくて何も出来なくなった。
ローブをかけて部屋の隅に逃げて酒を煽る事しか出来ずにいた。
134 :
681:04/11/19 01:57:41 ID:3+oD+iuU
逃れた暗がりから見えるトンクスは呼吸しているのもやっとな姿で床に転がったままだった。
顔を赤くし、涙が枯れ果てた目に噛み切り血のにじんだ口元。汗と精液が乾き張り付く身体でだらりと横たわっている。
足の付け根には情交と純潔だった証が混じり太腿を汚していて、流れ落ちる量が情事の激しさを物語っていた。
赤い火に照らされ淫猥な姿でいても、それでも彼女は美しかった。
瓶を片手に恐る恐る闇から抜け出て明かりに彷徨い出、火の中心に近寄り、彼女に触れて抱きしめてみる。
去れるがままに腕に収まるトンクスは目を覚まさない。
体液にまみれもつれたローブを手に取り、力を無くした彼女の身体を擦るが肌に張り付き消えなかった。
のろりと動いて残り火にかけていたケトルの湯にタオルを浸し、彼女の身体を丁寧にぬぐっていく。
冷えた手は離すとぐたりとして自分を拒否するように落ちていった。
汗に混じった体液を彼女の肌から消し、残った歯型や赤い花をそろりとなぞる。
情交の際に噛むのは何時からか癖になっていた。別に意図したものではなく、情交に没頭して肌に歯を食い込ませてしまうのだ。
相手にしてみればはた迷惑な事この上ないのはわかっているが、やめられるわけでもなかった。
理性の歯止めが緩くなった情事の最中に、狼になってはくれまいかと身勝手な思いが無意識に溢れ出ているのだろう。
135 :
681:04/11/19 01:59:03 ID:3+oD+iuU
あれほど燃え盛っていた薪は終わりを告げ、組んでいた形を無くし炭となって消えようとしていた。
住処を失いつつある火とかげが灰からのろりと現れ、ちちちと鳴いてトンクスに近寄ってきた。
手を伸ばすと簡易の門番はがぶりと牙を立てる。
指先に牙が食い込む痛さより人狼から変化した反動の激しい頭痛が勝り、流れていく血を見ても何も感じない。
とかげでさえ牙を立てれるのに彼女は出来なかった、させやしなかった。
牙が埋まった手をそのままに火とかげの頭を犬歯で噛み千切る。短い絶命の声をあげながらもしっかりと牙は手に残ったままだった。
残った胴体は血を撒き散らして床に転がり、頭の帰りを待っていたが動きを止めた。
喰らいついて固まった頭を引き剥がして暖炉にくべる。
普通捕まったとかげは普通尻尾を切り離して逃げ出す。生えて代わりがいるから尻尾はいらないのだという。
残った部分が尻尾ならば身体は消えてしまっていただろう。代わりがいると打ち捨てられ残されたものはどうすれば良い?
朽ちたとかげの胴体を拾いあげ、断面から血を啜り瓶に残ったワインを口に含む。
騎士団の象徴フェニックスまでとはいかないが、火から生まれ還り住処と共にその生を終える火とかげの血も治癒、回復力を持つ。
胴体も残り火に還してやると、頭に遅れて黒く変り消えていった。
腕のトンクスを抱えなおすと気道を固定する。本来意識のない人間に飲ませるのは危険な事だが仕方がない。
口を覆い調整しながら少しずつ液体を落としていくと噛み傷の残る咽喉にするりと入っていった。
ゆっくりと動いた喉に全て入っていったが、それでも身体はひんやりと冷たいままだ。
136 :
681:04/11/19 02:01:46 ID:3+oD+iuU
だらりとした手を取って頬に当てる。ずっと拒否していた手は力を無くし、押し付けられた先の頬から熱を奪い取る。
引き寄せ情交の煙る白い肌に顔を埋めた。あんなにも温かかった肌は死人の様で自分の愚行を責め立てている。
身体に残った醜悪な性の香りの中にかすかな日の様な彼女自身の香りを嗅ぎ取る。
あの時嗅いだ彼女らしい温かい匂いに、闇の住人では決して手に入れることの出来ない明るい光を見出した。
そして自分は嫉妬したのだ、光をまとえる彼女を。消して触れる事無い光をまとう他の者たちを。
シリウス、狂気の渦巻く最中彼女が呼びつづけていた。共通の友人であり、互いにつながりを持つ大切な人。
何故あんなに腹が立ったのだろうか。
学生時代の友であり、お互い日陰者同士ぐだを巻いて笑いあっている。
今は自分も入れるが、変わればどうなるかわからない。
彼は冤罪だ。混乱が過ぎれば名家の跡取として、ハリーの名付け親として相応しくこの上ない人物だ。
身内には面倒見が良く、中でも途切れてしまった家を持つ親戚のトンクスを可愛がっている。
彼女も懐きいつも彼にまとわりついていた。それを気が付けば目で追う自分がいた。
混沌が続いてはいけないくらい知っているけれどまたひとりになってしまうのではないかとくだらないことに悩まされていた。
慣れきっていたはずなのに失う事が怖かった。
ごく僅かな恐れが日増しに増大し影となって心を覆う。彼女の日を浴びれば浴びる程、影は大きくなっていった。
日陰者は希望なんて大それたものを持つものではないと影は幾度も囁いていた。
愚かな考えを持ってしまったことを許せずに苛立ち、自身を罵った日々は少なくはない。
それでも光を請わずにはいられなかった。
137 :
681:04/11/19 02:02:31 ID:3+oD+iuU
そしてこの様だ。
何にしても狼でなかったとしてもとんでもない仕打ちをしてしまった。
目がさめたら彼女はこの世の者とは思えない汚物を見る目で自分をののしり、立ち去っていくだろう。
そうなる事を恐れ、そして望んでもいた。いつか去ってしまうならば、自分で切り離してしまえばいい。
彼女を恨まずに自分だけを恨める。去られる事が怖いから自分で突き放そうだなんてなんて事をしたんだろう。
浅はかさを最たるものにしたのが今日の情交だ。
避妊具もつけず、緊急避妊薬も用意してないのに胎内に精子を放ってしまった。
もし妊娠すれば彼女はどうするだろか、自分の子供を身ごもれば気が狂うだろうか、気が狂えばいいとあの時は思っていた。
自分の為だけに狂ってしまうのであればうれしいと、狂わないとしても堕胎など許さないと監禁してしまえばいいと思っていた。
あるいは何より命を大切にする彼女ならば、いやありえない。何度考えるのだ、気狂いの狼の妄想だというに。
けれど彼女は違ってはいてくらないだろうか、残ってはくれないだろうか。
随分と自分勝手な妄想に過ぎないのはわかっている。
でもどうか臆病な私を見捨てないで、嫌わないでいて、拒否などしないで。
138 :
681:04/11/19 02:04:52 ID:3+oD+iuU
さあ、懺悔は終わりにしよう。
トンクスが目覚める前に目の前から消え、事の次第をさらけ出して罰を受けなければ。
シリウスやセブルスは愛想が尽きると私を許さず、彼女には然るべき処置がされる。
何があったかなんて決して教えずもう二度と会わさないだろう。会えなくてもいい、いや会わないほうがいい。
彼女の幸せの為には欲深い私は居ないほうがいいのだ。
恨んでもいいから記憶が消える瞬間まで私が居た事を忘れないで欲しい。
叶うならば銀の剣で貫かれてもいい。引導を渡されるならどこにでも落ちていく。
どうしようもないくらいの卑劣で愚か者の馬鹿な男の我侭なのは知っている。
戯言には付き合えないと重力が彼女を引き離そうとするが反抗する。
ここまで来たんだからもう一つ我侭を言わせてくれ。
「君の声を聞かせてくれないか」
罵りの声でいいからもう一度だけ。
「ねえ、私の名前を呼んではくれないか」
君に名前を呼ばれるだけで幸せだった。自分が人だと錯覚できたんだ。
ただ怖くて言えなかった事がある。言ってしまえば君が消えてしまうかもしれないと怯えていた。
自分には不釣合いでおこがましくて言う資格なんてないと知っている。
それでも今は言わずにはいられない。私は消え去るから、だから聞いて欲しい。
私は君の事を。
「愛しているんだ」
139 :
681:04/11/19 02:10:08 ID:3+oD+iuU
681です。板を少しお借りいたしました。
>47ご指摘ありがとうございます。
自分では気をつけていたつもりですが駄目ですね。
駆け出しとは言え字書きとして失格です。
ですがけじめとして筆をおろすより、下手なりに精進しつつ最後まで書き上げたいと思います。
本当に申し訳ありませんでした。
>48、49、50、52、72、73
ありがとうございます。感謝感謝で拝み倒したい気分です。
話及びエロ書くの初めてでしたのでうれしいのですが、
誤字脱字や文章がおかしいのやはりいけない事ですから以後気をつけます。
読んで頂いているのに本当に申し訳ありませんでした。
ルーピンをろくでなしにかけていたか不安だったのですが、萌コメントいただいてほっとしています。
ルーピンは結構独占欲が高くて嫉妬しやすい人ではなかろうかと思うんでキレさせました。
>51
前回はPCで書いておきながらのこの失態です。読み返せば己の愚かさを呪うほどの数の多さ。
公共の場に出すものとして怠っていました。以後気をつけます。話はもう少し続きます。
140 :
681:04/11/19 02:10:53 ID:3+oD+iuU
>715@若葉さん
うわー、ハーがえらい事に!ハリー超ピンチですね。
ハリーガンガレ!超ガンガレ!!
スペクタクル物は私には書けないです。そちらの方が羨ましい。
めっちゃ余裕かましているトムにかなりいっぱいいっぱいなハリー。
相手がトムで経験値の低そうなハリーがどれだけ頑張るのか正座して待っています。
ラスボス相手にひのきのぼうで戦いを挑む勇者に幸あれ!
と言うかご丁寧に武器を支給してあげるトムはナイスです。
ひのきのぼうからはがねのつるぎに格上げ?逃げる8回でやりすごさたらいいのになあ。
>ヽ(´ー`)ノ(308)さん
お兄さん、お姉さんしてる二人ってあんまり見れないからすごく新鮮です。
確かにはーよりパンジーの方がいい奥さんになるでしょうね。
味方にはめちゃくちゃ甘い気がします、彼女。
それにしてもパンジーかわいいです。萌〜。デートだ!と喜んでる彼女はかわええなあ。
年下には泣かれるけれど女の子の扱いが上手でわかり易い行動にお迎えにあがるドラコもかっこいいです。
まさについていくぜ、ドラコさん!ですよ。
それにしてもチョウ・チャンの胸について語る3人組、本当お馬鹿っぽい。
スリザリン万歳!
>681
続き楽しみ。ガンガレ!
ルートン神さま来たー!!
続き…楽しみです。
今頃あんな事もこんな事もされてるだろうって(;´Д`)妄想してる
スネイプとかだったら(ry
朝もはよからフラフラしていたら、681神キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
一日千秋の思いでお待ちしておりましたとも。
一人ぐるぐるしているルーピンに萌でございます。今後の展開も
楽しみ。トンクスのリアクション見るまでは死ねないと思いました。
続きも楽しみにしております。
ここは礼儀正しくエロイインターネットですね
スネイプ×ハーマイオニーきぼん
ダンブルドアで
相手は誰でもいい
フレッドで
相手は誰でもいい
ハーマイオニー×ネビル
グレッドで
相手はフォージ
カップル指定するのはヤメレ! 不粋すぎ。
職人さんが投下しづらくなるよ!
みんな冗談にしか見えんけど。
ブレッドで
相手はマーガリン
おいらマヨラーだから相手はマヨネーズの方がいいな
>146
最後のあれというところを読んで、ハリーのおばさんがご無体な事をされて
言う事を聞かされたと普通に想像した事をここに懺悔します
アルバス萌え
ナイトバス萌え
そういやアズカバンの映画ってストーリーははしょりっぱなしなのに
ナイトバスのシーンはいやに長かったな
そうか萌えてたのかw
映画は撮るたびに駄作になっていってる
エマの出番が多ければオレは無問題
つか、最近ぐんと色っぽくなったなぁ(;´Д`)ハァハァ
神様どこ行ったのー?(・∀・)
↓
ハーマイオニーと、フレッドかジョージと(´∀`)ワクワクムクムク
↓
作品コネー・・・・・・・・・・・・(´・ω・`)
>>162 おとなしく待て
神様方は怒涛のようにやってくるのが常だから
ネ申たちは今ハウルに夢中…と想像してみる(´・ω・`)
それだ!
むむっ けっこう微妙?
>>166 シャボン玉を吹く、パンジータンのカワイイおくち・・・(;´Д`)ハァハァ
そ、そのおくちで大人(スネイプかルシウスあたり)を惑わせる作品キボン
>>169 >大人(スネイプかルシウスあたり)
その選択もハァハァだが、逆に大嫌いそうなルーピンに無理矢理犯されるパンジーたん(;´Д`)ハァハァ
リ、リーマスったらっ
マジで狼だわん
あの勝気そうな顔が屈辱感で歪む無理矢理モノ
女になりかけの少女が妖しい魅力で大人を手玉にとる誘い受けモノ
・・・どちらもいいな・・・(;´Д`)ハァハァ、パンジータン(;´Д`)ハァハァ
そろそろルーナタン絡み出てこないかなぁと期待してみる
ルーナは反応薄そうだからなあ…職人様方も苦労しそうだ。
俺のルーナタンにエロイことしたら許さん
こうしろう
゜ ゜ ゜ ゜ ゜
179 :
名無しさん@ピンキー:04/12/09 21:09:56 ID:USkHXrdw
保守age
>>166 パンジーとドラコが見詰め合ってるゆお〜
>>177 鼻が曲がりそうな悪臭を放つ浮浪者シリウスに
むしゃぶりつかれるパンジー、かわいそうだが萌えるね
犬の姿のままでもいいかな
おまいら、そろそろDVD発売だが、こんな特典映像があって欲しいという願望はないか?
>>181 なるほどパンジーたんをバター犬責めってことですな!(;´Д`)ハァハァ
>182
簡略な絵でいいから服装事情。特に下着。
しかし実現したら全員、寒いからとババシャツ着ている事が判明したりして
書込みが遅くなってすみません。
年の暮れ何かと忙しいですが、頑張って書きますので、どうかよろしくお願いいたします。
>121からの続きです。 少しですみません。
「死ぬ前に、一目彼女に逢えた事を、私に感謝するがいい。」
奴は僕に話し掛けながらも、攻撃の手を休める事は無い。
「・・?、!!」
その度に気を逸らされる僕は、防御のタイミングが遅れ、少しづつ服を切り刻まれていく。
時にはその剣先は肌まで届き、切り付けられた皮膚から血が噴き出す。
「痛っ、それはどう言う事だ!」
カキンッ!
奴の剣を弾きかわしたそのままの剣先に、体重を乗せ奴の懐に突き入る。
間合いを見切った奴は、僅かに体をそらしただけでかわし、続け様に剣を振り下ろしてきた。
「分かっていない様だな。 まさか自分の力でここまで来れたと、思っているのかい?」
僕はそのまま前方へ回転しながら倒れこみ、奴の剣をかわした。
そしてすぐさま起き上がり、奴の次の攻撃に身構える。
「君の彼女への想いは知っていたからね。 だからここに呼び寄せたのさ。」
奴は体勢を立て直し、剣の位置を決め僕を見据えている。 その姿には全く隙が無い・・・。
「最後に見る光景が、愛しい者が憎い敵の腕に抱かれる姿と言うのも、面白いと思ってね。」
「直ぐには殺しはしないさ。 その眼に無念と屈辱を存分に焼き付けながら、息絶えるがいい。 フッフッ。」
どこまでも冷酷で、尊大な態度をとり僕を見下す奴に、沸々とした感情が芽生える。
「お前の思い通りになどならない! ならせるものかぁ!!」
隙があろうがなかろうが、奴を倒すしかない僕は、
剣をしっかりと握り直し、もう一度飛び掛っていった。
カンッ! ガキッ! キンッ、カシ--ン!!
剣と剣とがぶつかり合う音が、延々と続く。
切付けられて傷を負い、それによる体力の低下を感じるものの、
不思議な事に体の感覚が、次第に研ぎ澄まされていく気がする。
奴の重い剣を受け止める衝撃は、確かに体にはきついが、
攻撃してくるその先々へ僕の剣が先回りをし、上手にかわし始めた。
奴と剣を交える度、不思議と感覚が冴えて行く。
まるで剣を通して、奴の能力が僕に流れ込んでいるかのように・・・。
「思い通りにならないとは、良く言ったものだな。」
奴の冷静な視線は、僕の隙を見逃す事は無い。
剣の威力に緩急を付け、じわじわとその剣先を皮膚に突き立てる。
上腕部を切り付けられ流れ出した血が、肘を伝い剣の束から滴り落ちる。
「自分のせいでこうなってしまったと、悔やんでいるようだが、
本当にすべてがそうだと、思っているのならフッ、おめでたいと言うほか無いな。」
僕の血が付いた剣をもてあそびながら、奴はクスクスと笑いだした。
突然の奴の言葉の意味がわからず、肩を上下に揺らすほどに呼吸をしながら、
真意を探るべく、僕は奴の眼を真直ぐに見返した。
「君がジニーに薬を飲まされ、間違いを犯してしまった事がそもそもの始まりなのだが・・。」
狡猾な色をその眼に浮べながら、僕の表情を楽しむように話し始めた。
「ジニーにその薬を渡したのは双子だったね、彼らに薬が渡った経緯を君は考えた事があるかい?」
「どう言う事だ!」
予想に無かった観点の提示に、奴への警戒心よりもその意味を知りたい気持ちが勝る。
「目の前に何らかの薬があれば、悪戯好きの双子の事だ、誰かに試したがるのは容易に想像がつく。」
ゆったりとした間を取りながら、僕に言い聞かせるような口調で話しつづけた。
「そして、おくてで不器用な妹を思い、彼女の恋の成就と自分達の楽しみを、両立させたまでの事。」
「ジニーが心に秘めた思いを叶えたいため、わずかな希望を薬に託し、君に飲ませる事もわかっていた。」
奴は僕の表情の変化を少しも見逃すまいと、真直ぐに見つめてくる。
わずかでも苦悩の表情を見せれば、奴の心は嬉々として満足を覚えるに違いない。
「そう・・・、私は双子の前に薬を置くだけで良かったのだ。 それだけで君の歯車は確実に狂っていった。」
「お前の仕業だったのか! お前のせいでこんな事に・・・。」
表情に出すまいと感情を必死に抑えようとしたが、声は悔しさに震えている。
それをあざとく感じ取った奴は、さも嬉しそうにクスクスと笑い出した。
「そして思い描いた通りに事が進み、君が苦悩する姿もたっぷりと楽しませてもらったよ。」
剣がぶつかり合う金属音が止み、静まり返った大理石の空間に奴の声が響き渡るのを、
悔しさの為に奥歯をかみ締めながら、僕は聞いていた。
「君は彼女の前では、余程誠実で居たかったみたいだね。」
奴は僕から彼女の方に視線を移し、ゆっくりと歩み寄っていく。
「何事にも勇敢で行動力に溢れる君が、なかなか彼女に真実を話さない・・・。」
彼女の眠るベッドの縁に腰を掛け、スラリとした長い足を横柄に組み僕に向き直った。
「だから、痺れを切らした私は、彼女がジニーの日記を見るように仕向けたのさ。」
「後は私の筋書き通りに、傷付いた彼女の前に姿を現し、手を差し伸べれば良かったのだ。」
満足げに言葉を言い終えると、奴は聞き慣れない呪文を唱え、指をパチンッ!と鳴らした。
!!?
僕の体が動かない? 足が手が、まるで石のように固まっている。
しかし、鼓動は力強く打っているし、意識は衰える事無く奴を睨み続ける事ができる。
(僕をどうするつもりだ!)
!! 声が出ない?
驚きとまどう僕の目の動きを、さも楽しそうに横目でチラリと見ている。
「実にすんなりと私の手を取ったよ、彼女はね。 フッフッフ。」
そう言いながら、奴は自分の人差し指を、ハーマイオニーの頬に押し当てた。
681様
ありがとうございます。
思い描いた場面を繋ぎ合わせているだけですので、自分でも話が何処に行くのか、ちと不安・・・。
ルーピンとトンクス、いい雰囲気でハッピーになってくれれば嬉しいのですが。
トンクスの反応がとても楽しみです。 続き待ってます。
DVD、欲しいなぁ。 しかしレンタルになる予感・・・。 熾烈な競争に勝てるか?
>>185 すっと気になっていたんだが
やっぱスネイプは下着まで黒(ビキニっぽい)で統一しているのだろうか?
下着なんかに気を使わなさそうなので学生時代と同じく白の軍パン?
すごく気になる・・・。とりあえずルシウスはシルクのTバックだな。
お久しぶりで乙です>715@若葉様。
うう・・・ハーマイオニーが、
ハリーの目の前で痴態をさらす展開になりそうでなんともムニャムニャ…
しかし・・
>(僕をどうするつもりだ!)
どうもしない、してたまるか(苦藁
> うう・・・ハーマイオニーが、
> ハリーの目の前で痴態をさらす展開になりそうでなんともムニャムニャ…
自分は、そういうシチュも萌え。続き楽しみにしてます、715@若葉神。
(;´Д`)ハァハァ
ほげ
今日DVD発売日だっけ?
>>197 そうだよ、自分は金がなくて買えないが・・・
TVnaviの付録のDVD見て、寂しさを紛らわせている・・・(;´д⊂
昨日出てたんで買った>DVD
・・・今回はハーマイオニーがパワフルで、ちょっとコワイのう(汗
つか男性陣、中でもドラコは情けなさ杉orz
ほっしゅ
新しいマイクロホンを手に入れたのでもうあなたに用はない
うただ
6巻は来年7月16日発売か
鈍器→辞書→??
どんな分厚さになるだろ
こんばんはです。 また、書けた分だけ落としていきます。
あれやこれやと書いてしまい、流れが遅くなっていますが、
最後はきっちりさせますので、お許し下さい。 それでは。
ハーマイオニーの柔らかい頬に、奴の指が窪みをつくる。
そのまま撫でるように移動し、桜色に潤んだ小さな唇を捕らえた。
そして輪郭をなぞり、やがて押し分けるようにゆっくりと自分の指を唇に沈めはじめた。
僕は脳が痺れたような感覚になり、奴の指先の動きを眼で追っていた。
奴の指を徐々に含まされていく、彼女の唇のわずかな動きが、僕の心を疼かせる。
挿し入れられた指が、ゆっくりと彼女の口の中で動き始めた。
しかし彼女は、目覚める気配が無い・・・。
やがて、口元と目尻がピクピクとし始め、耐え切れないかの様にクイッと微かに顎を持ち上げた。
そして何かを飲み込むように、コクリと白い喉が上下に動くのを僕は見ていた。
僕は声も出さずに、目の前の光景に魅入っていた。
もちろん奴の魔法で声は出しようも無いのだが、意識が一点に集中しそれどころではなかった。
ドクドクと言う自分の心臓の音が、耳にうるさいほど鳴り響く。 それになんだか体が、熱い。
奴がちらりと僕の方を見て、せせら笑うように口元を歪めた。
「君は彼女の喘ぎ声を聞いた事があるかい? フフッ、実にいい声なんだけど。」
のぼせ上がっていた意識が、奴の言葉で冷水をかけられた様に一気に冷える。
そっ、それはどういう事?・・・。 まさか、奴と彼女は・・・もう・・・。
僕の反応は奴を充分に満足させたのだろう、
クスクスと笑いながら、彼女の唇から抜いた指を、そのまま白い喉伝いに胸元へ下げていった。
奴は既に、彼女を抱いている・・・。
彼女との関係が僕よりも深いと言う現実を、僕に付きつけほくそえんでいる。
僕の脳裏に、奴に組み敷かれた彼女の白い体が浮かび上がる。
否定したくともできず、かと言ってそれを素直に受け入れられるはずなどない・・・。
彼女への想いと、どす黒い苛立ちがぶつかり合い、行き場も無いまま僕を打ちのめす。
「彼女は、胸元へのキスが感じるみたいでね。」
首筋をなぞって来た奴の指が、胸元のボタンをはじき始めた。
(やっ、やめろ! 彼女に触るな!)
奴に聞こえ無いのはわかっているが、叫ばずにはいられない。
「あの夜も、何度となくキスをしたよ。 彼女の吸い付くような肌の感触が良くてね。
気が付けば、無数の痕が残っていた。 フッ、今も薄っすら残ってるんじゃないかな?」
そう言い終えると、ボタンを2つ外した胸元に腕をかけ、グイッと両側に引き下ろした。
肩口の髪がふわりと揺れ、流れる肩のラインと少しふっくらとした胸元が、目の前に晒し出された。
あんなにドキマギした彼女のうなじより、そこはなお一層白い・・・。
しかし奴の言う通りに、真っ白な胸元には、薄っすらと朱みを残す個所が幾つかある。
それを見留めた瞬間、僕は心の中で絶句した。
僕が彼女に負わせてしまった傷の証が、眼の前にある。
あの時僕がもっとしっかりしていれば。 ジニーを抱く事無く、やり過ごせてさえいれば。
間違いを犯した後に、きちんと彼女に謝ってさえいたら。
彼女は一人で傷付く事も無く、奴の手に落ちる事は無かっただろう・・・。
彼女は、どんな想いで奴に抱かれたのか。
許されるなら、血を流す彼女の心を、受け止め抱きしめたい。
僕のすべての血を捧げても、彼女の傷を癒してあげたい・・・。
その為にも、彼女をここから助け出さなければ。
奴の眼が、ちらりと横目で僕をみる。
クスッと笑うと、彼女に視線を落とし、胸元に向かって顔を沈め始めた。
(?! やめろっ、やめるんだぁー!!)
声にならない声を張り上げ、唯一動く目だけで奴を睨み付ける。
髪が彼女の肌に触れるほどに、奴の顔が近づいた。
(やめろ!! ハーマイオニー、起きてっ。 起きて逃げるんだ!)
今直ぐにでも駆け寄って、奴を殴りつけ彼女から引き離したい。
しかし手が、足が、動かない・・・。 悔しくても、唇を噛む事さえできない。
(頼む、お願いだからやめてくれ。 もう、これ以上彼女に・・・。)
心の中の僕の声が、いつしか涙声に変わっている。
気が付けば、冷たい僕の頬を、涙が濡らしていた。
今僕の目の前で、奴の唇が彼女の胸に触れようとしている。
(やめるんだ。)
僕の願いが届く事無く、無情にも奴の唇が彼女の胸に触れていく。
(触るなっ。)
出口の無い怒りのパワーが、腹の底、足先・手先に充満する。
そのパワーが、ただ一箇所の脆い壁を目指し、上り詰める。
喉の奥が、ひきつれるように熱く苦しい・・・。
奴の唇が彼女の肌をついばむと、彼女の体がピクッと小さく跳ねた。
それを見た瞬間、僕の中で何かが切れた。
(やめてくれ!。 やっ、)
「やめろーっ!!」
堰を切った僕の絶叫が、大理石に反響する。
「フッフッフ、アハハ・・、アッハッハッハッハァー!」
それにつられるように、奴の高笑いが上がった。
悔し涙が、頬を流れる。 気付かせないように目に溜めておく事など、できない。
声が出た事により、呪縛から逃れ動きを取り戻した拳を、ギュッと握り締める。
自分が自分で無いような、抑え様の無い怒りが、全身を包み込む。
「私の縛りの呪文を破ったのは、君とハーマイオニーの二人だけだ。」
彼女の体から上体を起こし、僕に向き直りながら話しかけてきた。
「強い意志の力と言うものは、案外侮れないものだな。」
何かを納得したような口調でしゃべり、ふぅーっと一つ息を吐いた。
「さてと・・・。 まあまあ楽しませて貰ったから、そろそろ終わりにしようか。」
そう言うと、チャリッとベッド脇に立てかけた剣を手に取り、ゆっくりと立ち上がる。
「君は私が彼女を抱いてしまうのではと、危惧していたようだが、
生憎と寝ている女と、人前で抱く趣味は持ってないのでね。」
小首を傾げながら、茶化すような口調で話す。
「ただ、彼女の色香に少し当てられたようだ。
君とのお遊びは早々に切り上げて、彼女との時間をゆっくりと楽しむ事にするよ。」
そう言いながら、コツコツと足音を響かせ奴が近付いて来る。
しかし今の僕には、奴の戯言を聞く気など毛頭無い。
有るのは、奴に対する揺ぎ無い怒りのみ。
能力や経験の違いによる、怖れや不安などは、一切感じなくなっている。
僕は自分の剣を、しっかりと目の前に構えた。 腹の底から、力強いオーラが腕に伝わる。
「言ったはずだ。 お前の思う通りにはさせないと・・・。」
奴の眼を真直ぐに見据えて言った。
「ほお?」
不思議な事を言うという顔をすると、奴は次の瞬間ニヤリと不適な笑みを浮かべた。
やっと続きキター
クリスマスは神々の御目見えで豪華になって欲しい!
>203
広辞苑でひとつヨロシコ
若菜はん、最高やー!
クリスマスプレゼントありがとーー!
213 :
名無しさん@ピンキー:04/12/25 18:40:49 ID:BUHS8pf1
若葉さんの続き楽しみです!!
どなたかスネイプを使って書いてください!!!
>>213 楽しみにするのはいいけど
_____ _____ _____
|書き込む |名前:| | E-mail :|sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑ ↑ ↑
メルアド欄に半角で「sage」
冬休みになったからか、図々しい厨房臭いな
私はお手軽ジャパニーズ
若葉様降臨ー!いつも萌えさせていただいております!
1度、スネハーでエロ書いてみたけどあまりの難しさに挫折しますた…
神はスゴイ…
スネハーきぼんぬ
ミネルバきぼんぬ
スネハー激しくきぼんぬ
アルミネ激しくきぼんぬ
222 :
217:04/12/28 15:02:14 ID:+PDX4uc9
スネハーって需要(?)あるんですね・・・
年明けになりますが、私もここに投下しても大丈夫ですか?
一応お伺いまでに・・・
ハリーは、ディメンターのことについてルーピンに教えてもらっているところだった。
「それで・・その・・・ディメンターにはどうすれば・・・・」
「大丈夫だハリー、それは簡単なことだ。人を愛すればいい・・・このようにね・・・」
といって、ルーピンはハリをソファに押し倒した。
「な、何するんですか先せ・・・」
ルーピンは、すかさずハリーに口付けをした。
「ん・・・!!!」
ハリーは、渾身の力を振り絞ったがどうにも組み外せない。
すると、ルーピンは口を離した。
「ゲホッゲホッ!!なにするんですか!それ以前に、僕と先生は男同士ではないですか!」
「人を愛することに、性別は関係ないんだよハリー・・・」
ルーピンは、ハリーの服を脱がした。
贅肉がなくのちょうどよい肉付きのハリーの胸から腹部にかけてがあらわになった。
さらに、ルーピンはハリーの乳首は舌で舐め始めた。
「んん!!」
ハリーの体はビクッと跳ねた。
「おやおや感じているようだね。これならどうかな?」
ルーピンは舐めるだけではなく、吸っても来た。
そのたびに、ハリーの体はビクッと跳ねた。
「やめて・・・ください・・・・」
そして、ハリーのズボンに手をかけ、摺りおろした。
「うっ!」
「さて、本番といくか。」
ルーピンは一物をズボンから出して、ハリーの肛門に入れた。
「ああああっ!!」
ハリーは、痛みでのたうっていた。
「だれでも、初めてはこんなものだ。いつかは病み付きになるよ・・・」
ルーピンは、腰を振り始めた。腰を振るたびに、ハリーが動き回るので
うっとおしかったので、呪いをかけて動けなくした。
そして、ルーピンはハリーの中に放出した。
ハリーはぐったりとしていて、その目には絶望が渦巻いていた。
FINISH!
お楽しみいただけました出しょうか?
また書きますのでよろしく。
スレタイ読んでますあなた?
そういうのは801の方でやってくれ
くぁwせdrftgyふじこlp;
スレ違い以上におもしろくなさすぎ
次はコテハンにしてね、NGワード指定するから、よろしく!
229 :
sage:04/12/29 00:01:47 ID:JC1CTyWZ
>222
スネハー好きは多いですよ。需要ありあり。是非投下してください。
230 :
229:04/12/29 00:04:30 ID:JC1CTyWZ
初歩的なミスをやらかしました・・・すみません。
明けましておめでとうございます
ことしもこのスレにお世話になります。
6巻も出るらしいし。
>233
そんなことないよ。ほれ、
アンブリッジとハグリットがバーチャファイターw
今年もよろしく
あけおめことよろ。
皆様、あけおめでございます。 今年もよろしくお願いいたします。
自分の中では、かなりクライマックスなので、もう少しだけ書かせて下さりませです。
ご感想を下さった方、ありがとうございます。 それでは。
「私の思うが通りに事が進んできたこの期におよんで、まだそんな言葉が言えるとは。
余程の秘策があるのか、それとも度を超した愚か者なのか・・・。 君はどっちなのかい?」
クスクスと笑いながら、蔑むような口調で奴が話す。
「過去において思い通りにならなかったものが、そうだな・・・2つ程ある。
それは幼い君の命と、アルバス・ダンブルドアだけだ。」
奴はやや苦々しそうな表情で、ダンブルドア校長の名前を口にした。
「君にダンブルドアの様な強大な魔力があるとは、とうてい思えないのだが。
それとも自分ではそう思っているのかい? 唯一人の生残り、魔法界の英雄ポッター君は。」
どこまでもバカにした口調に苛立ち、僕は自分の言葉で奴の言葉を打ち消す。
「僕にどれだけの力があるのか、わからない・・・。 いや、無いかもしれない。
だけどお前を倒したい気持ちは、ダンブルドア校長に負けてない。 僕はお前を許さない。」
「では、見せてもらおうか。 君の愚かな最後の抗いを。」
そう言うと、堰を切った激流のような勢いで、僕に斬り付けて来た。
キンッ、ガシーン!!
激しくぶつかり合った剣が、互いの顔の前でクロスに交わる。
そのまま力で剣を押す。 奥歯をかみ締め、両腕に全身の力を注ぐ。
ギシギシと剣が軋み、互いの間で動きが止まる。
「少し腕を上げたか・・・。」
そう呟くと僕の剣を弾き飛ばし、その影響で2・3歩後ろへ下がった僕に再度斬り付けて来た。
体勢を立て直し、急いで剣を構え防御する。
しかし奴の剣が一瞬早く、僕の右腕を切り裂く。
痛みに少し表情が歪むが、心に怯みは一つも無い。
そのまま奴に向い、剣を突き入れていった。
奴は僕の剣先を次々にかわして行くが、初めの頃の華麗な身のこなしが影を潜めている。
僕の動きが、奴のスピードに近づいてきたのか・・・。
「なかなかに頑張っているようだが、君では私に勝てないのだよ。」
そう言ったとたん、奴の体がすっと沈み下から剣を突き上げてきた。
僕は仰け反るように剣をかわすが、襟元を切り裂かれてしまった。
上気した体温とは反比例し、冷たい汗が額を流れ落ちる。
「あの時、命をかけて君を守った両親は私が殺した。
今の君には、それ程までして守ってくれる者は、もう居ない。」
ガッシーン!!
奴の振り下ろしてきた剣に、自分の剣を斬り付けた。 ビリビリとした振動が、両腕を震わせる。
「守って貰わねば生きられない、私の罠にも気付かない。
そんな半人前の魔法使いに、いったい何が出来ると言うんだい?」
ギリギリと、力で剣を押しながら奴が言う。
「確かに僕は半人前だ。 だけど、あの頃のままの僕じゃない。」
僕は眠るハーマイオニーを見て、それからもう一度視線を奴に戻した。
「守られているだけの僕じゃない。 僕にも命をかけて守らなくてはいけない人ができたんだ。」
「だから、お前に負けない!!」
押し切られそうになる一歩手前を渾身の力で支えながら、僕は心の全ての思いを吐き出した。
そして体重を乗せ力を振り絞って奴を押し返し、間髪いれずに突き入った。
「イヤァーッ!!!」
「チッ!」
奴の頬を僕の剣がかすめた。 一筋の赤い線が走り、血が頬を伝う。
僕から十分な距離をとった奴が、親指で傷口を拭っている。
とろりとした赤い液体を親指に見た奴は、ぺろりと舐め、
恐ろしい怒りに満ちたその双眸で、僕を睨み付けた。
「どうやら遊びが過ぎたようだな・・・。 一気にかたをつけてやる。」
奴の剣がすーっと杖にその形を変えていく。
それを頭上にかざすと、緑と銀の小さな光が無数に集まりだした。
集まってきた光は、杖の周りでグルグルと回り始めた。
奴の口元が小さく動いているところを見ると、何か呪文を唱えている。
空気がビリビリと震え壁や柱が共鳴し、小さな欠片がこぼれ落ちていく。
光が何かの形を形成し始めたと同時に、地の底からわく様な低く凍ってしまいそうな声が、
部屋じゅうに響きだした。
『我ガ後継者ヲ名乗ル者ヨ。汝ノ望ミヲ叶エヨウゾ。』
「我が主の神よ。 我が願いは闇で光を閉ざす事なり。
その願いの障害になるであろうこの少年を、闇の彼方へ葬る事が我が望みなり。」
奴が崇めるような眼差しを、光の集合体に向け語りだした。
「我が崇高なるサラザール・スリザリンよ、我に力を貸し与えよ。」
(サラザール、スリザリン・・・?)
純血至上主義である為、ホグワーツの生徒の純血性を求た。
そのせいで、創始者の一人でありながら学校を去って行ったと言う魔法使い・・・。
その魔法使いが、なぜ?
『ヨカロウ・・。 ソノ願イ聞キ届ケヨウゾ。 我ガ力、シモベノ姿ニ変エテ貸シ与エン』
その声を合図に、無数の光がある生き物の形を作り上げた。
シュゥーー、 シャーーッ、
全身を緑銀に輝かせた、大きな蛇だ。 その眼は、あの扉の蛇のように血色に光っている。
僕はまるで凍りついたように、その場を動く事が出来ない。
そして奴が頭上の杖を、すっと僕に向けるように指し下ろしながら言った。
「闇の力よ。 ポッターの命をその体ごと飲み込み、この世から消し去るのだ。」
シュルルルルーッ。
緑銀の蛇が、ゆっくりと体を左右に揺らめかせながら、ズルリと僕に近寄ってくる。
チロチロと舌を出すパックリと裂けた口の少し上には、血色の眼が輝き、
僕の姿をしっかりと捕え、映し出している。
とりあえず、逃げなければ・・・。
固まったような右足を、やっとの思いで後ろに一歩引くと、
まるでそれを合図にしたかのように、大きく口を開き一気に襲い掛かってきた。
バシッーン!
実体の無い光の集合体だと言うのに、凄まじい衝撃だ。 床の大理石が、小さな塊に砕け散った。
僕はよろけながらも、必死に柱の影に身を潜める。
さっきの奴との戦いで消耗し、上がりきった息を整えようと深呼吸をつきかけたとたん、
もたれていた柱が大きな音と共に破壊され、衝撃で数メートル跳ばされてしまった。
頭を打ち、朦朧とする意識のむこうで、奴の笑い声が聞こえる・・・。
頭を振り必死に意識を取り戻そうとする僕の視界に、
二つ向こうの柱の影に転がった、自分の杖が入ってきた。
僕は夢中で手を差し伸ばし、呪文で杖を呼び寄せる。
そして手の中に戻ってきた杖をしっかりと握り直し、蛇に向い差し出した。
「君の子供騙しの魔法で、どうこうなるはずもない。 いい加減、観念するんだな。」
まるでタクトでも振っているかのような動きで、緑銀の蛇を操っている。
「これで、最後だ。」
奴がゆっくりと、杖を自分の頭上に掲げた。
それに合わせて蛇も鎌首を持ち上げ、上から僕を見定めている。
(もう、ダメかもしれない・・・。 でも彼女だけは、ハーマイオニーだけは助けたい。)
僕は蛇を見上げながら、絶望感に捕われそうな意識を、奮い立たせながら祈った。
(僕はどうなってもいいから、ハーマイオニーを助けて。 お願い!!)
「バイ、ポッター。」
クスクスと笑いながら振り下ろした杖を合図に、眩いばかりに輝きを増した蛇が襲い掛かって来た。
僕は祈り続けながら、眼を閉じた。
次の瞬間、凄まじい爆音と光が、部屋中に広がっていった。
楽しーーー!
ひでえな
お顔は大事だね
ハーたんハァハァできるのもエマのおかげが大きいな
ホッシュ
オッス
メッス
キッス
ほす
神よ来たれ私の髪がネバつく前に
神よ来たれ私の髪が抜け落ちる前に
>252-253
我輩と俺様!?
マルポイとパンジーたんか。
5巻で自分達だけで馬車を独占しようとしていたマルポイ。
学校着くまでに4Pしようと思ってた・・・・なんてな。
258 :
世羅1543:05/01/22 20:45:44 ID:muEHzfhd
皆様、御初です。
これからよろしく御願いします。
突然ですが、ダンマク(まあ、アルミネでもいいんですけど)小説を書いてみようと思います。もしかしたら・・・ぬるいかもしれませんが、そこは目を瞑って頂けたら・・・・。
それでは、書いてみます・・・・。
259 :
世羅1543:05/01/23 12:36:05 ID:L3nXWdJ2
ここは校長室。
「アルバス?」
先程校長室に呼ばれた、変身術教授であるマクゴナガル副校長。
「アルバス?」
しかし当の本人はまったく聞いていないかの様に返事をしない。
目の前にいるのに。
「アルバ―――!」
思わず耳元で叫ぼうとした。
が・・・、それも憚られた。
いきなり口付けをされた。
「ふ・・・・んっっ!」
そうしてベッドに強制連行された。
まるでいつもの彼じゃないように・・・・。
・・・続く・・・(用事で出かけます)
先が楽しみだが
とりあえずメール欄に「sage」と入れて
ある程度まとめて書いてから投稿してくれないかな
ロン×パンジーでなんかエロお願い
職人さんお願い!!
マルフォイ邸に誘拐されたハーたん(新学期前、ダイゴン横丁に買い物に来ていた時?)
ドラコはハウスエルフたちにハーたんを!!
この時ハーたんはもちろん嫌がるけどハリーやロンの名は呼ばない。
ドラコは終始無表情。
(それから少しして)
マルフォイ邸でハウスエルフの奴隷として飼われているハーたんの
様子を見に来たドラコ。ハーたんは全然気づかない。
少しやつれているハーたんをみて、
「食事には気をつけろといていたはずだが...」
と言って食器を見るとそこには...
「調教の一環でございますよ」とハウスエルフ。
何か言いかけるドラコ、その時ハーたんが大声で。(やってました。ドラコの
動きを書きながら一緒にこちらも書いてください)
「...父上のおっしゃられていたとおりだったな...」
「何でございますか?」
そのまま部屋を出て行くドラコ。
「よい施し物をありがとうございます」後ろから礼を言うハウスエルフ。
ドラコは返事をすることもなく部屋を出て行く。
お願いします。
<<262
明日試験なのに萌ちまって眠れないジャマイカ。
ハッピーなドラハーも好きたが、欝なバッドエンディングドラハーも大鋤なんだ。
SSサイトの管理人さんとかにすっげぇ細かく設定した注文書を
勝手に送りつけて、「私達、友達でしょ?だからこの小説書いてね!」
とか頼んじゃう非常識な厨房がすごい勢いで増殖しているらしいね
マターリとスルーすればよろし。
ほっしゅほっしゅ
パンジー受のエロって需要あり?
269 :
名無しさん@ピンキー:05/01/31 01:08:53 ID:yhTxDz/h
>>263 そこまで出来てるなら自分で書いてくれ!
つーか、読みたいぞ(;´Д`)ハアハア
スレ汚しになるかと思いますが、初SSを書いてみましたので、
投下してもよろしいでしょうか?
エロ無しなんですけど、神々の降臨を待つ間の賑やかしと言う事で。
ルーピン×リリーです。
272 :
271:05/01/31 06:07:48 ID:JfE3Canf
愛する者達を一度に失ったあの日、生まれて初めて運命を呪った。
なぜ自分は、こんなにも全てを奪われなければいけないのかと。
あの時、自分が犯した罪は、こんなにも重かったのだろうかと。
自分一人ならば、どんな罰でも受ける覚悟があったのに。
夕日の射しこむ教室。
調べ物をする手をとめて見渡せば、机も椅子も全てあの頃のままだ。
その気になれば、今でも友人達の座っていた席を思い出す事ができる。
あの二人組は、教室の一番後ろ、窓側の席に並んで座っていた。
そして自分ともう一人の友は…、とそこまで思い至った時、ノックの音が響いた。
「どうぞ、入って」
「失礼します。先生、レポートを集めて来ました」
入り口には、離れていても一目でわかるほどに、今は亡き親友に生き写しの少年が立っている。
「ああハリー、ありがとう。そこの机の上に置いてくれるかい?
お礼にお茶をご馳走しよう。ティーバッグだけどね」
「はい、ありがとうございます!」
少年は抱えていた羊皮紙の束を置き、緑の瞳をこちらに向けて微笑む。
瞬間、目の前に遠い日に恋焦がれた女性の姿が鮮やかに蘇った。
『リーマス、私、あなたと…一緒に…』
今にも泣き出しそうな緑の瞳。夕日に染まる赤い髪は、炎のようにも、
その胸の中を流れる血のようにも見える。
『君はね、幸せになるんだ。誰よりも…誰よりもね』
彼女はいつも人を真っ直ぐに見つめる。けれど今はうつむき、その表情を窺い知る事ができない。
それでも自分は、昨夜何度も繰り返した別れの言葉を必死に紡ぎ出す。
273 :
271:05/01/31 06:09:46 ID:JfE3Canf
『あいつなら、それができる…いや、あいつにしか、できない』
彼女の細い肩が震えている。抱き寄せたい、強い衝動にかられる。
けれど、自分は決してそうはしないだろう。
我慢することなら慣れている。きっと今度もできるはずだ。
けれど今、自分は上手く微笑えているだろうか?
「先生、先生?どうしたんですか…お湯もう沸いてますよ?」
突然、現実に引き戻される。埃の匂いのする教室。
目の前にいるのは、愛する友と、愛する人に、よく似た少年。
「ああ、いや、なんでもないよ。少し考え事をしていてね…。
そうだ、その箱の中にチョコレートがある。食べていくかい?」
「やった!あ、これハニーデュークスの新製品ですね!」
「そう、この前の休日、久しぶりに店に行ってね…」
この少年のためなら、自分は迷わず命を捨てられるだろう。
それは決して罰ではなく、むしろ赦しだから。
274 :
271:05/01/31 06:11:07 ID:JfE3Canf
うわあぁぁぁああ、本当にすいませんすいません。
シュチュエーションとしては、リリーとジェームズの婚約時代。
ルーピンは実は学生時代からリリーに密かに恋をしていた。
リリーはジェームズと婚約後、ルーピンの秘密と彼の孤独を知り、
心が動く。どんどん惹かれ合う二人だが、必死に気持ちを隠そうとする。
しかし、リリーとジェームズの結婚式が近づくある夜、
とうとう一線を越えてしまった。
結婚式までに、答えを出さなくてはいけない…と言うかんじでした。
時間があれば、きちんと最初から書いてみたいと思います。
何卒、生温か〜い目で見て頂ければ幸いでございます…。
>271タン
なんかハーレクインっぽい設定ww
私の心も動きました。がんがれ。
>>271 人物とか状況の描写が上手いですね〜
すごいよかったです、続きを楽しみに待ってます
リリーって、どんな女性だったのかすごく気になる人だな
実はスネイプも密かに惚れていたんじゃないかと思っているのだが・・・
あの時の暴言は照れ隠しというか、あの状況じゃ強がるしかないでしょ
「アルバス!?何故、何故この様な事を・・・??」
突然ベッドに連れて行かれ動揺している彼女がアニメーガスに変身して逃げようとしていたので
早急に自分の杖を取り出し、アニメーガスに変身出来ないようにする。
これではもう、逃げ出せないであろう。
「何故か・・・・わからないかね??」
そのまま押し倒す。
無防備のままで来て・・・知らないとは・・・・。
君は・・・・何時まで自分を我慢させるつもりなのだろうか?
「い、嫌・・・嫌です・・・・やめて・・・・。」
無駄だとわかっていても抵抗をする。
「抵抗が許されるとでも思っているのかね??」
「本当に・・・やめて・・・」
ルーリリ
グッジョブ!!
好きな組み合わせだ〜
279 :
271:05/02/01 00:48:56 ID:2UpCjUMP
みなさんありがとうございます。
実は2次創作自体が初めてで、ここの神々のSSに感動して
勢いで投下してみたものの、かなりドキドキしておりました。
皆さんの暖かい御言葉に軽く調子に乗ってしまいそうですw
>>275 言われてみればハーレクイーンぽいですね!
映画の中のルーピンのセリフで、リリーへの恋心を思わせるセリフが
ありましたので、そこから妄想をふくらませて書きましたw
時間がかかるかもしれませんが、もう少し形にできましたら、
ぜひ投下させてください。よろしくお願いいたします!
>世羅1543さん
ダンブルドア×マクゴナガル楽しみにしております。
280 :
名無しさん@ピンキー:05/02/01 13:59:09 ID:DIbTP6ZL
約一月振りの、書き込みになります。 という事で、少し長めです。
何か勘違いしたような展開(エロパロ板なのに、申し訳ない。)になってしまいましたが、
次回の書き込みがたぶん最後になる予定なので、すいません!許して下さい。
今回もエロが無いので、エロお待ちの方はスルーお願いいたします。(エロは次回の予定)
という事で、242からの続きです。
緑と銀、それに混じって赤と金の小さな光の粒子が、キラキラと降りそそぐ。
それは凄まじいまでに、美しい光景・・・。
一瞬にして心を奪われ、自分が何処にいて何をしていたのかさえ忘れてしまうほどに。
奴の顔にも、驚きと怪訝な表情が見て取れる。
「何があったのだ・・・。」
奴の言葉が聞こえたと同時に、緑と銀の光が集まりだし、緑銀の蛇へとその形を変えていく。
そして、残された赤と金の光がゆっくりと僕の方に集まりだし、くるくると頭上を回りだした。
暖かい光のシャワーが、僕の体に降り注ぐ。
体と心が癒され、そして何よりも力と勇気がみなぎって来るのがわかる。
その感覚に身を委ねていると、さっきとは違う声が何処からとも無く聞こえてきた。
『我ヲ目覚マセシ、正シキ心ト勇気ヲ持ツ者ヨ。 汝ノ願イニ我ガ力ヲ貸シ与エル。』
威風堂々とした力強い声が、部屋に響き渡る。
「あなたは、誰?」
恐る恐る尋ねる僕に、声の主が言葉を続ける。
『我ガ名ハ、ゴドリック・グリフィンドール。 ホグワーツノ創始者ノ一人。』
ゴドリック・グリフィンドール・・・。 ホグワーツの偉大なる創始者の一人である人が何故僕に?
『久シイノ、ゴドリック・・・。 シカシ相変ワラズヨノ、マグルノ血ヲ引ク者ニ力ヲ貸ストハ。』
先刻の地の底から湧く様な低く凍ってしまいそうな声が響き渡る。
『サラザール、変ワラ無イノハソナタトテ同ジ・・・。 我ハ、正シキ勇気ヲ持チシ者ト永久ニアリ。』
その言葉が終わると、赤と金の光が集まりだし、何かの形を作り上げて行く。
そしてそこには、見事なたてがみをなびかせた、一頭の雄獅子が姿を現した。
筋肉が鋼の鎧と化した体、太い四本の脚は力強く、爪は床に食い込まんばかりに踏みしめられている。
たてがみは緩やかになびき、その鋭い金の双眸は緑銀の蛇を捕え、微動だにしない。
『正シキ真ノグリフィンドール生ヨ。 我ハアクマデ力ヲ貸スダケノ事。』
『ソレヲ使イコナセルカドウカハ、汝ノ心シダイ。 己ノ心ヲ信ジ真直グニ立チ向カウガヨイ。』
そう言うと僕の杖の合図を待つかのように、赤金の雄獅子はグッと姿勢を低くした。
「半人前の君が操るマグル贔屓の力など、たかが知れている。 まとめて、この世から消し去ってやろう。」
尊大な笑みを浮かべた奴が、静かに杖をその頭上に掲げた。
「やられるものか。 必ずハーマイオニーを連れ帰ってみせる。」
奴を睨み付け、全ての気を杖に集中させながら、僕もすぅーっと杖を差し上げていく。
そしてお互いが、ほぼ同時に杖を振り下ろした。
それを合図に、緑銀の蛇と赤金の雄獅子は一際眩しく光り輝き、
その輪郭を溶かしながら、雪崩れ込むように奴と僕のほぼ中央でぶつかり合った。
凄まじい衝撃の気流が渦巻き、幾筋もの閃光が走る。
この部屋の、天井・壁・柱が小さく揺れ、ポロポロと崩れて行く。
やがて杖を持つ腕に気が遠くなるほどの圧力がかかってきた。
僕は奴の眼を見据え、押し返すべくすべての力を杖に集めた。
彼女の笑顔を、脳裏に思い浮かべた。
そして、僕が流させてしまった彼女の涙を、想像してみた。
彼女が受けたであろう悲しみと苦痛を、思い図ってみた。
その全てに対する後悔が、今の僕の力の源になっている。
もう一度彼女の声を聞きたい、彼女に謝りたい、そして僕の思いを伝えたい・・・。
そのためにも、どうしても負けたくない。 いや、負けるわけにはいかない!
そんな僕の思いの力が、奴の魔力と均衡し、緑銀の光と赤金の光は中央でぶつかり合ったままだ。
しかしぶつかり合った歪んだパワーが暴走し、大きく天井・壁・柱を崩していく。
そんな中、ガラリッと一際大きな音と共に、天井の一部が剥がれ落ちるのを見た。
それは、今も安らかに眠り続けるハーマイオニーの、丁度真上の天井だった。
「ハーマイオニー!!」
僕と奴が彼女の名前を叫んだのは、同時だった。
しかし奴の杖からは閃光が発し、今にも彼女を押しつぶらんとする天井の瓦礫を消し去った。
だがその為に、緑銀の光と赤金の光は均衡を失い、赤金のパワーが奴をめがけ放たれた。
バッシーン!!
衝撃音を轟かせ、赤と金の光が砕け散る。
しかしその余波が僕の方にも跳ね返ってきて、僕の体を吹き飛ばし、背中を柱に打ち付けた。
グフッ・・・。
肺と心臓が押し潰されそうなくらいに痛み、体中が悲鳴を上げ、呼吸が出来ない。
薄れていく意識の向こうに、床に倒れた奴の姿を見た気がした。
少し時間が経っただろうか・・・。 コトリと言う物音に意識が呼び戻された。
そこには片腕を庇い、片足を引き摺りながら歩く奴の姿があった。
下半身が既に透けるように薄らいでいる。 そして時折、ゴフリッと血を吐きながら・・・。
奴はハーマイオニーの所へ辿り着くと、糸が切れたように崩れ折れた。
そして彼女の額に手を置き、あの時と同じように優しい眼差しを向けている。
僕は思った・・・。 奴は、本当にハーマイオニーの事を、愛している。
誰もが恐れるヴォルデモート卿として、ただ女を欲したのではなく、
トム・リドルと言う一人の男として、ハーマイオニーと言う少女を愛したのだ・・・。
自分をかえりみず、彼女を守った彼の愛の深さに僕は嫉妬し、敗北感を拭えなかった。
無言で見ていた僕に、奴は気付き視線を向けてきた。 その視線はこの期に及んで尚、呆れるほど鋭い。
そんな僕達の頭上から、声が聞こえてきた。
『スリザリンノ継承者ヲ名乗ル者ヨ。 汝ノ中ノ人ヲ想ウ人ノ心ヲ無クサヌ限リ、
闇ノ覇王ヘノ道ハ無イト思ウガヨイ。』
その声を仰ぎ聞くかのように、天を向いていた奴が再び僕に視線を戻した。
「ポッター、どうやら今回も私から生き延びたようだな。」
「言ったはずだ、思う通りにはさせないと。 何度でも生き延びてみせる・・・。」
「しかし今回の敗北が、私が彼女に惹かれた時に既に決まっていたとはな・・・。 ゴフッ」
血に咽ながら、大きく肩で息をしている。 奴はもう、首元まで透けるように薄らいできた。
「しかし、私はかのヴォルデモート卿だ。何度でも君を狙い、現れて見せる。」
「その時は、必ず私の力で君を殺して上げよう。 必ず、私だけの力で・・・。 フッフッフ。」
そう言うと、奴はもう一度彼女を名残惜しそうに見た。
そして奴の唇と、ハーマイオニーの唇が、重なり合ったかに見えたその時、
弾けるように奴の体が小さな粒子に変わり、揺らめくように天へ昇っていった。
奴は消えた。
彼は最後に、ハーマイオニーとキスを交わす事が、出来たのだろうか・・・。
僕も起き上がり、彼女の所へ行こうとした。 とたんに、鋭い痛みが胸をえぐる。
(肋骨が折れてるみたいだな。 それに鎖骨と、足首もか・・・。)
フッ・・・。
奴とほとんど差の無い怪我の具合に、小さな失笑が漏れる。
(本当に、もうだめかも・・・。)
でもだめになる前に、しなくちゃいけない事がある。
ハーマイオニーを目覚めさせて、元の世界に返さないと。 皆が待っている、ホグワーツに・・・。
痛みをこらえ、やっとの思いでハーマイオニーの所にたどり着く。
間近で見る彼女は、やはり美しかった。
「ハーマイオニー、起きて。 さあ、皆のところへ帰るんだ。」
しかし、彼女は僕の呼びかけには答えず、ただただ静かに眠りつづける。
僕は思い立って、彼女のサクラ色に潤んだ柔らかな唇に、僕の唇を重ねてみた。
彼女の唇に近づくにつれ、先ほどの奴の最後のシーンがオーバーラップする。
(奴もこんな気持ちで彼女に口づけをしようとしてたのかな・・・。)
わずかに触れた彼女の唇は、とても柔らかく、ほのかに温かい。
その瞬間、体の感覚も周りの音も、すべてが消えて無くなっていた。
感じるのは彼女の唇の感触と、彼女がたてる微かな寝息だけ・・・。
ようやく我を取り戻し、ゆっくりと唇を離す。
「ハーマイオニー、起きて。 目を覚まして・・・。」
僕の再度の呼びかけに、彼女の長い睫毛がわずかに揺れ、そしてゆっくりと開かれていった。
「・・マイオニー、・・きて。」
誰かが私を呼んでいる。
(誰なの? それと、ここは何処なの? 真っ白で何もわからない・・。)
「ハーマイオニー、目を覚まして。」
(!? この声は、ひょっとして、まさか・・・。)
「ハリー・・・。」
目を開けると、私を覗き込むハリーの顔があった。 その顔はとても心配そうに私を見つめている。
「どうしてハリーが・・・? ここは・・、何があったの?」
体を少し起こし、周りを見渡してみる。
薄暗い部屋の中、天井や壁が崩れてる。 床にも所々に穴が開き、土埃が舞っている。
それよりも何よりも、私が驚いたのは、私を見ているハリーの姿だった。
衣服はザックリと切り裂かれ、あちこち焦げた部分がある。 変色した部分は、たぶん血・・・?
皮膚も擦り傷と切り傷が覆い尽くし、内出血の為か赤黒い。
それでも、今にも倒れそうな体とは不釣合いなくらいにキラキラとした、彼の瞳が私を見つめていた。
「大丈夫なのハリー!? 何があったの。」
思わず私は、傷だらけの彼の腕を手に取る。 その手は、とても冷たい。
「大丈夫だよ、ハーマイオニー。 もう終わったんだ。 そう、終わったんだよ、安心して・・・。」
それだけ言うと、彼はドサッと私の体の上に崩れ折れた。
「ハリーッ!!」
「ごめんね、ハーマイオニー。 君をこんな目に遭わせちゃって・・・。 辛い思いさせちゃったね。」
「僕、君を迎えに来たんだ。」
その言葉を聞いて、今までの記憶が呼び覚まされる。
(そうだ、私・・・。 ハリーとジニーの事がショックで、辛くて・・・、それでトムに連れられてこっちの世界に。)
「だけど、ごめん。 僕、君を連れて帰って上げられそうに・・ない・・・。」
その言葉に驚き、もう一度彼の顔を見た。
「何を言っているの、ハリー! お願い!しっかりして。」
命が尽きてしまいそうな彼の言葉に不安が募り、思わず彼の体を揺す振った。
「あ、痛っーー!!」
彼は激痛に顔を歪め、悲痛な呻き声を上げる。
「君が帰りたいと思えば、帰れるらしいんだ。 だから皆の所へ戻って・・・。」
「僕達の、ホグワーツへ・・・。 皆が君の笑顔を待ってるんだ。」
弱々しい声ながらも、私の事を心配する彼の気持ちが、ひしひしと伝わってくる。
「嫌よ! 一人で帰るなんて、嫌! ハリーも一緒でなきゃ、お願い・・・。」
彼は、はかなく微笑んだ。
「だめだよ・・・。 もう僕は、動けそうにないもの。」
「最後に君に逢えて、僕の罪を謝れて、君が無事に帰ってくれれば、それで良い・・・。」
私は彼の手を握りながら、ただ頭を横に振っていた。
私の涙が、彼の手に零れ落ちた。
「君はそんな顔して泣くんだね。 初めて見たよ、僕・・・。」
「僕は最後まで、君を泣かしちゃうんだ。 ・・・ごめんね。」
ハリーが、私が泣くのを気にしてる。 止めなくちゃと思うんだけど、涙が止まらない・・・。
「ハーマイオニー、聞いて。 君に・・・、どうしても伝えたい事があるんだ。」
私は視界を滲ませている涙を拭い、彼の顔をしっかりと見つめた。
「ハーマイオニー。 僕は君を、あ・・・・・・・」
言葉が途切れたと同時に、彼の腕が私の手の中からスルリとこぼれ落ちた。
「ハリー・・・?」
慌てて彼の手を取ったけど、まるで生を持たない物質のように、ぐったりと重い。
顔を覗き込むと、私を見つめていたあの瞳は、閉じられている・・・。
「いやっ! ハリー、起きて。 目を開けて! 何か言って?!」
いくら体を揺す振っても、彼は痛いとも何とも言わない。
「嘘でしょ。 あなたの言葉、最後まで聞いてないわよ。 それに・・・、私もあなたに、まだ伝えてない。」
「・・・・・・・」
「いやぁーーーー!!」
薄暗い部屋中に、私の悲鳴が響き渡った。
すいません!! 「戻る」で編集し直して書き込んだら、おもいっきり上げてしまいました。
それに、物凄い話になってしまって、ダブルですみませんです。
でも、ハッピーエンドマニアなんで、最後は暗くなりませんので、お許しください。
>271様
ルーピンとリリー、すごく良いです。親世代(って言うんですかね)って、
すごく魅力的なんですよね。 ラブラブ(切ない?)なお話、期待してます。
>世羅1543様
ダンブルドアとマクゴナガル両先生の、渋めのラブストーリー、続き楽しみにしてます。
頑張ってください。
最後に、ほんとすいません!!
皆様、こんにちは。
コメントを貰えるとは思わなかったので嬉しいです。
でも・・・予定より、ダンブルドアが・・・ちょっと鬼畜っぽい・・・(汗汗)
>271様
こんな駄文ですが御楽しみにして頂けたら幸いです。
私も271様の作品、楽しみです。
頑張ってくださいませ^^。
>715@若葉様
ん〜・・・ラブストーリーだかは不明ですが・・・・楽しみにして頂けて光栄です。
はい、たぶん更新は遅いでしょうが、頑張ります。
若葉様も頑張って下さい。
「少し・・・黙らせる事が必要じゃな・・・・。」
そう言って口を塞ぐ。
口内を心ゆくまで貪る。
「んんぅ・・・・!!」
あれ程無駄だと言ったのに未だ抵抗をする。
彼女の瞳は・・・・恐怖を帯びている。
何故、私なのです?
私は何もしていない。
貴方だけは違うと思っていたのに。
あの父親とは違うと思っていたのに。
もう、嫌。
御願いだから
あの『悪夢』を思い出させないで
御願いです・・・・。
アルバス――――。
そこでふと我に返った。
目の前には恐ろしいものでも見た様な彼女の瞳。
震えている唇。
次第に冷静になってゆく、自分の思考回路。
全てから目を伏せたくなる。
何故、この様な事になってしまったのだろうか。
もう、彼女を泣かせたくなかったのに。
彼女は自分をどう思っているのだろうか。
拒絶されてしまうのだろうか。
自分は彼女に拒絶されるのが一番、怖い。
状況は最悪だ。
極めて最悪だ。
だが、彼の考えている事が、マイナス思考がプラス思考へ変わった。
「よかった・・・。」
彼女の唇からポロリと言の葉が落ちた。
>世羅1543さん
6行目と7行目の間とか、15と16の間とか
行間をいれたほうがわかりやすいんじゃないかな。
それと投稿を終えるなら「続く」とか「今日はここまで」とか
入れてくれないと次の人がカキコしにくいです
>>291さん
はい、ごめんなさい・・・・。
改行をしようとしたら出来なかったんです・・・。
すみませんTT。
以後、気をつけます。
>>292 一日ひとつしか投下しないんなら、まとめて投下してくれた方が嬉しい。
少しずつ投下されると読む気失せる。
あと「〜だろうか。」「〜した。だった」使いすぎ。小学生の作文みたい
このスレにも巧い職人さんいるからもう少し勉強してください。
>293
まとめて投下については同意見だけど批評はよくないと思うよ。
アドバイス、と好意的に取ってみてはどうだろう
マジレスですまんが…
>>294 批評がだめという意見には反対。マンセーしか書き込めない雰囲気はスレをダメにすると思う。
でもむやみやたらな批判はよくない。相手に受け取ってもらえるような感じでいけばいい。
だから個人的には
>>291の書きかたはいいと思う。
>>293のは微妙。
誰でも初めは初心者なわけだし、上手いか上手くないか、というのは
主観の問題もあるからなんとも言えないんじゃないかな
でも書き溜めてから投下する方が読みやすいのは本当だし、
まとめて書かれた文章を読み返す事で
>>293が指摘しているような
自分の文のクセみたいなものもわかるだろうから(よく使う表現とか、語尾とか)
>>295の言うとおりアドバイスとして受け取って頑張ってほしいと思う
>>261を見ると本当にわかっているのか不安になるわけだが
批判も中傷にならない程度ならいいと思う。
それによってこのスレの書き手のレベルも上がるなら読み手にも書き手にもいいと思うし
一番の上達法は自分の悪いところを知ることでしょ。
>>293はある程度正論だと思うし。
もうちょっと柔らかい言い方した方がいいけどねー
300 :
M45-31220-Y004:05/02/07 17:55:37 ID:yTSxnjTo
287の続きはまだー?
空気読まずに発言。
681神様の続きはまだかのう。
トンクスのリアクションが見たいよう見たいよう。
同意。ルートン読みたいのぉ。
そうだそうだ。名前で呼んじゃうぞ〜
名前で呼ぶならルーニンか?いや先生も名前ならリーニンになるのか?
などと考えながら神々の降臨を待つ
ニンファドーラかわいいいよニンファドーラ
呼んでしまった…
ほっしゅほっしゅ
ほっちゅほっちゅ
最近パンジーで妄想が止まらない_| ̄|○
吐き出しませい!
ハーパン百合もの
惚れてる弱味をいいことに、○フォイにいいようにされるパンジーたんとか。
パンジーたんは需要があるのに供給が少ないな。
ハー*ジニーですよ。
映画版パンジーで人気出たけど、やっぱ脇役だしなあ。
○フォイ女版って感じでわかりやすいキャラではあるんだけど。
ネタを思いついた。
が、文才がない。
文才なんて気にするな!
316 :
314:05/02/23 22:07:40 ID:vh0QcWdy
設定集のようなもの
校長先生のお話→〜〜と言う魔物がホグワーツに入り込んだとの情報が入っての。→
この魔物は椅子に座っている女性にのみ取り付く習性があっての、→
見分ける方法はひとつじゃ、〜〜に取り付かれた女性は絶頂に達しなくなる。→
魔法省の指導でな。わしも反対したのじゃが、この学校全体に魔法を掛けることとなった。→
今より椅子から立ち上がった女性は強制的に絶頂に達してしまう事を告げられる→
抗議しようと立ち上がろうとした女生徒が数人がうめき声を上げてうずくまる
〜〜〜ここからしたは例〜〜〜
ある教室ではーたんがスリザリンの生徒にいじめられる→
スリザリンの生徒がはーたんを無理やり椅子に座らせ立ち上がらせる→後ろでニヤニヤ笑うマルフォイ→あれやこれや
〜〜〜〜〜〜
ある教室でジニたんが(ry
魔物の名前や、セリフ、校長先生のお話までの繋ぎ、細かいところは自由にお決めください。
また、校長先生の話しぬきでもすばらしいです。
職人様は神様です!
おそらく憧れの人であろうマルホイの目の前ではしたなくも絶頂に達してしまうパンジーたんも追加ヨロ
ほしゅ
冬枯れ穂朱
想い出はいつの日も雨
321 :
名無しさん@ピンキー:05/03/02 09:44:34 ID:laAcqh1/
パンジーたんAGE
次の映画はパンジーたんの中の人変わるらしい。
萌えれねぇぇぇぇぇ_| ̄|○
そうなの?
もっと萌える美少女になるかもよー
原作に忠実にされたらどうなるよ
_、 _
( ム`;) 保守
⌒
ルーナたん萌え
ほ
,. -‐ ''''~ ̄~''' ー- .
. / . -‐- 、 ,. - 、 . ヽ.
. / . .´ . 、 ヽ. ヽ.
.' ,.r´,. ,. . ´ i ; `. ヽ. .゙. ゙ .
f i .' . f .´f { i l i } i !.}`. i } .} . :.
i i ! { { i. ! .! | ! i.! i | i .! ! ! .l i. ゙.
! !.| {. ゝ.ヽ.士,!ヽ.!.{ノ',!エナ,!リ ノ、! }
| i ,! f^| l 彳; 丁 イ ;丁「'i. 、.} .!
. ,! { i ` ! !"  ̄ ,  ゙̄ l`ヽ. i、. i.
.', ノ ) ヽ. ! i __ ,!ヽ ) } !
. /( ( ( ヽ. )! !、 .ィ !) ,ノ ノ ,!
.' ノ) .)) )' | .ir.`、 ー‐r '_,リ i,!ノ( ( ゙;.ヽ.
{( (. (( ((. { ! /〈 ~〉ヽ.,!`(( ) ,)ノ , ,!
職人はどこへ行ったのだ・・・・
まったくだねえ。
681さんことルートン神が帰ってきてはくれないものかと、
毎日ここのぞいてるんだけれど……。
>>330 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
ルートン好きだー!続きが読みたいのに読めないストレスで
勝手に続きを妄想しちまったい
氷河期を耐えてこその快楽もあるのだよ
耐えられずに皆凍りついているんじゃなかろうか・・・
やっぱりハーたんハァハァ
春は暖かいぞ
ダンマクほっしゅほっしゅ
ハーたんでハアハアしたいであります
黒ハリ黒スネ黒シリ黒ロン黒ドラ黒ルー相手がよかですたい
相手多すぎるよw
不特定多数に輪姦されるパンジーたんが見たい。
妄想は幾らでも湧くんだけど、それを人様に見せられるまとまった文章にはどうしてもできないorz
突然だが
クルックシャンクスって雄?
名前からすると雄っぽいんだけど
オス。原書ではheになってるし。
もしやクルック×ハーとか書いて頂けるんですかハァハァ
クルックって鳩みたい
それはクルッポー
クルックシャンクスがアニメーガスだったら
…と妄想してみるテスト。
アニメーガス連発ですな
イイな、それなんかイイな!
クルックシャンクスはアニメーガスではないと
転がってる女史がどこかで言ってたような。
ところでベラ姉さんは駄目ですか。
シリベラ読んでみたいよー
むしろベラ姉にいたぶられるシリキボン。
ベラ姉にいたぶられるリリーとかの百合も
イケル。
350 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 14:22:40 ID:Q5tMrz+s
チョウポタを望んだらだめでつか?
ポニー(;´Д`)ハァハァ
ハーとパンジーとルーナで(;´Д`)ハァハァ
352 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 23:45:12 ID:Q5tMrz+s
クルックシャンクス×ハーも萌え(;´Д`)ハァハァ
353 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:15:10 ID:I+yUOdG6
牛乳に氷を入れたら姉に怒られたわけだが…
そういえば、ハーたんって監督生だから4巻の風呂が使えるんだよな?
監督生権限でハリーを風呂に引きずり込んで石鹸でぬるぬるとか潜望鏡とか・・・(*´д`*)ハァハァ
355 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 18:03:52 ID:TLzs+FaL
言うこと聞かなかったら罰則です。
つまり、ハリーはハーたんに逆らえない。言うとおりにするしかない。
さあ脱ry
357 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 23:18:54 ID:DNGblfCn
ハーたん責めってかなり需要ありそうだよな。
インペディメンタかなんかで麻痺させてそのままry
監督生権限でry
ハリーは始めは嫌がるが、後から従順になるとか萌え(;´Д`)ハァハァ
とりあえずsageで話そうYO!
359 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 01:42:53 ID:70LpEsOV
>>360ごめんネタ的な流れに誰か乗ってくれると思った。
吊ってくるわ 口 λ....
362 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:18:53 ID:ufsGHYFy
あげ
職人さんかもん
SCARの裏ってどう?いい?
>>363 スマン言っている意味がいまいちわからんのだが
作品投下してくれるなら歓迎する。
365 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 22:25:30 ID:KUe5AcpE
SCAR
S=シリウス
C=チョウチャン
A=?
R=ロン
4Pでもおっぱじめるのかね
366 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 22:38:07 ID:KUe5AcpE
SCAR
深読みしてみる。アルファベットを26字並べ、真ん中を支点にして折る。SCARの丁度反対側にあるアルファベットを書き出す。
HXZI
H=ハーマイオニー
X=クルックシャンクスのクスに対応させる
Z=ジニー
I=?
獣姦でもおっぱじめるのかね
どっかのサイトの裏ってことじゃないの?
368 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 22:09:51 ID:G62/fD6J
過去レスとか、まとめサイト無いの?
370 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 23:35:37 ID:G62/fD6J
>369ありがと
∧ l'vヘ
ハ ┌( ;/ ト, ,、 rヘ r'^ナrジ-z
__}ヽ,__ (ヽ/ス_r^フしz,り い)n/イr〜^′
'っヾ、r'__ |レ'ノ_C'入彳勺ソメろ_j/し-,_
`フ ヾ勹_| <_r' !|刀_」r''>||/⌒(_rヘ-‐'
<_ゝし||フぅ(ひzメ__ゝ'l !'そ
~zヾ|て 、l レ^ //'| |'~
| | ヽl| // }|
| :! || | | ,/ ,' ちょっとマンドラゴラ通りますよ
| :{. || | |/ /
l !|| | | /
ヽ ヽ.|/ //
_,r)_ j (_,( ciz
,ノこ_- __,ーヽ ん|Zゥ レz zjそ_
} ... 丿 ろ、,_!|乙7ムLそ/し-z
ノ""'' 一( `う.l !シ/ア了//_⊂,
/、__ ヽ ^'| |~//,/_ソ ハr^
/ ...... ーl | |// //ノ
/~"' 、__/ ,,,...} |/ ///
{' _ `y′ 一 / r'〜(_ノ
人 =/‐- ハ 丿" ''(
ヽ '' / __,, / / ‐- ''')
'∨ X. }''' ....ノ
j ー/ /== ノ'ヽ
/=‐ r'´-ヽ } ー/'''' {
,' _,, 人 ''"`、 ノ.. '' ノ`ヽ ''"ヽ
{ー / \ -'} / / \'''}`
ハ 〈 )八 ( f )ハ
ヽ ) (( )ノ /
ノ/ ') _/
色っぽいマンドラゴラだな。
ワロタw
深夜に抜け出してエロいことしてそうだ
374 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 00:04:16 ID:visINpP9
ハーのベッドに潜り込む
ウィーンウィンウィンウーン
アッー
376 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 00:04:03 ID:visINpP9
朝起きたらシーツがびちょびちょ。
必死に言い訳を考えるハー。
原書6巻発売になったら
またここ盛り上がるかな…
神々の降臨щ(゚▽゚щ)カモォォォン
英語読めないネタバレプリーズ厨が溢れそう
六巻ってもう発売近いの?
>381
原書は7/16らしい
邦訳はわからん
ここ止まってます
384 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 23:17:33 ID:UPNBl4yl
ぬるぽ
なあ、ここの連中はハー受けなら誰がいいんだ?
ちなみに俺はハリハー派だがw
∧_∧
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__∧∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←
>>384 自分はあれだ
ハータソがカワイイなら相手は誰でもオゲ
>>385 スネハー・ルシハーだな。オッサンにねちねち攻められる性には無知なハータン
「やはり若い子は締め付けが違うな」とか親父臭〜い台詞を吐かれてほしい
388 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 01:49:19 ID:p4T7oPun
俺はチョウも好きだな。
俺もチョウ好き。だけどパンジーたんのがすき
GOF映画の舞踏会シーンの写真出たね
ドレスのハーたんとパーバティ萌えぇ
パンジーたんがマルホイに襲われる話書いてください
むしろ自らマルホイに跨がる積極的なパンジーもよし。
10代のとき奇上位は痛かった覚えがある
すまんせん質問です。
ハリポタのエロってやっぱ若いの中心ですか?
先生たちのエロってあんまり置いてないですよね・・・
マクゴナガル先生ハァハァなんですけど需要も供給もないですか?
>>394 需要があると言ったら投下してもらえますか?
あるあるあるあるある
>>394 需要はタプーリありますが、供給がない現状です(ノД`)
>>395 原作の訳出てるぶん読破したら考えてみる。
昨日から読み始めたとこなのよ。
398 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:13:47 ID:sllEykpr
ハリー×ダレンシャンで
猫ハーたんサイコー!
パンジーがキレまくりハリーにやられるお話きぼんぬ
パンジーたんはスネイプやらルシウスやらのオッサンに受けそうだ
ハリー×クルックシャンクスで
405 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 19:22:17 ID:Eqa9GMTB
ロンハー 投下したら、着陸前に狙撃されたりしませんかね?
ちょっと書いてみたいかも……おすすめシチュとかありますか?
>>405 いやいや、狙撃なんてとんでもございますん(*´д`*)ハァハァ
シチュは職人様のお好みでよろしいかと。
個人的には強がってるけど実際は純情なハーといざとなると意外に
ヘタレじゃないロンの組み合わせが好きですが。
407 :
394:2005/05/28(土) 21:42:28 ID:GO/lJwXn
>>395 とりあえず4巻まで読んだ記念に短いけど書いてみた。
校長が好きな人はパスした方がいいかも・・・
408 :
394:2005/05/28(土) 21:43:26 ID:GO/lJwXn
「さぁ、もう行きなさい・・・二度と戻ってきてはいかんよ」
抑えた声が優しく部屋に響き、少年は元来たようにマントを被ってそこを後にした。
ダンブルドアは大きくため息を吐くと、次には冷たく乾燥した空気を老いぼれた肺に吸い込む。
『みぞの鏡』をこの部屋に置いたのは自分の責任だ。
もし今回のように生徒がこれに魅入られるような事があれば、
自分の人生にも大きな禍根を残す所だった。
自分の私欲でここに置いた鏡を、まさかハリーが見つけるとは夢にも思わない。
杖の先から出した布張りの肘掛椅子に腰掛けながら、ダンブルドアはもう一度ため息を吐いた。
明かりの無い暗い部屋には、『みぞの鏡』だけが仄かに光っている。
ダンブルドアはゆっくりと頭を上げると、真正面に位置する鏡を、その湖面のような瞳で見据えた。
そこには厚手のソックスを持った自分が映っている、わけがない事だけは解っている。
どれ位ごとかにやってくる、自分の中に渦巻く情念のような思い。
この年になってもまだ衰える事の無い男の性に、抑えることの出来ない自分自身に、
ダンブルドアは辟易していた。
見つめる先の鏡に、いつもの黒い髪が見える。
緩く波打った黒い髪は背中に解かれ、晴れた夜空のような瞳に何時もの眼鏡は無い。
絹の薄いローブに、白い肌がぼんやりと透けていた。
ダンブルドアは鏡に向かって頭を横に振りながら、
それでも結局は何時ものように、ローブの裾を捌いて自身を晒しす。
鏡の中の自分が彼女の手を引くと、微かに頬を染めて足元にひざまついた。
409 :
394:2005/05/28(土) 21:45:22 ID:GO/lJwXn
細い節だった指がそっと袋を撫で擦る。
それを優しく揉みしだいては、肉茎を口に含んで一吸いした。
鏡の中の自分が大きくなるにつれて、現実のそれも肥大してゆく。
『みぞの鏡』と神聖な魔法をこのような事に利用していると知ったら、彼女はどんな顔をするだろうか?
厳格を生き写したような顔が恥辱に歪み、
手酷い裏切りに、青ざめた唇を震わせるかもしれない。
だが、今は違う。
薄い唇は赤く濡れ、何時もは聡明な顔が蠱惑的な眼差しを浮かべ、剥き出しの亀頭を舐めていた。
鏡の前に座る本体から透明の露が床に落ちる。
彼は瞬き一つせず、鏡を見つめ続けた。
幻の彼女は丁寧に舌で筋裏をなぞり、赤く腫れた鈴口から滴る露を吸い取る。
大きく口を開けて、必死に自分の肉柱を扱き立ててくれている。
現実には有り得ない空絵ごと。
どれだけ思いが募ろうと、神聖なる彼女を冒してよい者は居ない。
ただ自分は哀れなヘパイトスのように精を洩らすだけ。
快感が背筋を走り抜け、ダンブルドアは椅子の肘をきつく握りしめた。
記憶を篩いに掛けただけではどうにもならない欲が、震える剛直から迸った。
「・・・ミネルバ・・・ッ」
後には虚ろな心と、欲望の残骸が残るだけ。
それでも自分はこの行為をやめることが出来ないでいる。
もう、鏡に魅入られてどれほどの時が流れたかも解らなくなっていた。
終
GJ!
嘘だろ、ダンブルドア…
何歳だっけ。
70と150くらい。
414 :
sage:2005/05/31(火) 22:32:09 ID:Pw+cyO0B
ありえないのに、ありえそうなのがすごい。GJ!!
415 :
D:2005/06/01(水) 19:42:30 ID:7gfFU2xf
それでは投下したいと思います。拙い文ですが 暖かく見守って下さい……
原作読んだのが大分前なので、キャラ壊れてたらご指摘下さい。
では……
416 :
D:2005/06/01(水) 19:52:50 ID:7gfFU2xf
《ロンハー》
グリフィンドールの談話室。
ロンはハリーとチェスをしていた。
「ハーマイオニー遅いな。またドラコの馬鹿にからまれてなきゃいいけど……」
ロンが入り口を気にしながら駒を進める。
「ハーマイオニーもすぐむきになるからからかわれるんだよなぁ。直情型ってやつ?」
ハリーはあまり気のなさそうな返事をして、ロンの駒を一つとった。
「でも女子をからかって喜ぶやつなんて最低だね!」
ロンはいきどおりながらハリーに同意を求める。「マグルにもそういう奴いた?」
「そりゃあいるよ。でも……たいていそういう奴って相手の女の子が好きだったりするんだよ」
417 :
D:2005/06/01(水) 20:01:50 ID:7gfFU2xf
ハリーは何の気なしに言ったがロンは絶句した。
「え゛っ…まさかドラコってあいつのこと……?」
「例えばの話しだって…」ハリーはロンを面白そうに見た。「でも、スリザリンの女子よりはハーマイオニーの方がダントツだとは思うだろ?」
ロンは狼狽しながら
「そ、そりゃあそうだけどさ。で、でもハーマイオニーだぜ?あんな気の強い女…」
ハリーは相変わらず愉快そうにロンを見ている。
「ま、確かに僕なら遠慮するけどね。でも、君もそんな事言ってるようだと大事なときにこうかいするよ。」
「………」
おもむろにハリーが「あっ。」
「えっ?どうしたの?」
「チェックメイト〜〜www。ま、動揺してるからだね。」
418 :
D:2005/06/01(水) 20:47:33 ID:7gfFU2xf
ガタッ。ハリーが椅子から立ち上がる。
「えっ、もう寝るの?」
「うん。明日はクディッチの練習試合だしね。それに………」
ハリーがもごもごと言い残して爽やかに去って行った。
人気の無くなった談話室。ロンは大きく溜息をついた。
「わかってるんだよ」
ハリーの言い残した言葉に返事をするように独りごちた。
それから1時間。ロンが机につっ伏して夢を見ようかという頃、入り口に気配がした。
急いで立ち上がりホットミルクを取り出す。
テーブルに並べた。よし、完璧だ。
入り口が開く。見慣れた女の子が顔を出す。
ロンの胸がきゅっと締め付けられる感覚になる。
が、怒って登場かと思ってたロンは少し拍子抜けだ。
「あれっ?どうしたの?またマルフォイにからかわれてたんじゃないの?」
椅子に腰掛けながらハーマイオニーが答える。
「そうよ?だから怒ってるじゃない、ホラ」
そういって自分の顔を指さす。
「…いや、怒ってるて言うか……」と言いながらも(あっその仕草かわいい)とか思ってしまってるロン。
「怒ってるって言うか。…何でそんな顔してるの?」
ロンはハーマイオニーの顔を凝視した
419 :
394:2005/06/01(水) 22:03:18 ID:8AHvu3VA
もしかして豚ぎっちゃうかな?
もう一本くらいミネルバタソハァハァで書きたいのですが、
何かカプやらシチュやらこのスレの好みの方向ってありますか?
自分では決めかねちゃってます。
やっぱ副校長じゃあんま需要もないっすかね?
420 :
D:2005/06/01(水) 23:08:06 ID:7gfFU2xf
いや、かなり見たいっす。副校長。
お願いします。
自分ちょっと旅立つんで……
頑張って下さい的支援
>>394氏
副校長カモーン
シチュ・・・ミネルバのネグリジェハァハァでひとつw ←シチュとは言えない
>>D氏
ロンハーキター!!
ドキドキしながらご帰還をお待ちしてます
久々に神々の降臨のヨカーン
>>271氏のルーリリやルートン神の続きも読みたいです
乙!
ですが、ちょっと気になるところが……
・最初はあげでもいいですが、次からは下げるようにしましょう。
・カナは半角か全角に統一しましょう。
>相手の女の子が好きだったりするんだよ」
>動揺してるからだね。」
句点も統一したほうがすっきりするでしょう。
それは考えるより前に手が出た。と言うのに相応しい早さだったように思う。
「何すんのよ!」
暖かに燃える暖炉の前。
怒鳴り声が聞こえたと同時にスパーンという見事な音が響き渡った。
空気を切り裂く音まで聞こえてきそうだ。
その所為か、その音が自分の頬から聞こえてきたのだと判断できるまで数秒の時間がかかった。
「いって・・」
麻痺したように感じる頬を抑えてそう言う。
痺れたようになっているだけで実際そう痛くは無かった。
まあ今夜になって落ち着いた頃にどう感じるかまでは判ったものではないが。
胸を張った彼女は指を指して言う。
頬を抑えた俺よりも更に背は低いが、
なんだか態度の所為で大きく見えるのは気のせいか。
大きく息を吸い込んで彼女は言う。
「なんであんたなんかとダンスしなくちゃいけないのよ!!」
何でなんて言われてもしょうがない。一緒に踊りたいとそう思ったからだ。
なぜそう思ったかといえばこうだ。
夏場にふと喧嘩した時の彼女が薄着で、薄手のブラウスから下着を着けていない事を知ってしまった時の
奇妙に目のやり場に困った一瞬だとか、
スカートから覗くふくらはぎに目を奪われてしまう事が多々あるようになってしまった事とか。
つまりはここ一年くらいで急に成長した彼女に興味があるだとか、その服の下を見てみたいだとか。
そう言ういわゆる父上の言う所の下らない、瑣末な事柄って奴だ。
それだけじゃない。
グラップやゴイルですら最近はお気に入りのクラスメイトをハニーデュークスに誘うのに忙しいだとか。
あの馬鹿面がチョウ・チャンやなんかの中々話題になる女と浮名を流しているだとか。
そう言った様々な事が、俺にそう思わせたんだろう。
無論、それらは瑣末な事柄だ。
つまり、喧嘩だとか授業の成績なんていうのと違ってそう。下らない、つまらない事だ。
だけどこうも思うじゃないか。
一流である俺は、何においたって一流でなくちゃあいけないって。
苦手なものがあっちゃあいけない。
誤解して欲しくないが、下らない遊びに興味があるわけじゃあない。
でもまあ、一度や二度経験しておくのだってそう悪い事じゃない。誰だってそう思うだろう?
だから今日、わざわざそっちの寮に行って彼女の肩を抱いてこう言った訳だ。
「いいか?マグルだからと言って恥じる事など何も無い。
今度のダンスパーティーでは俺と君とで学校中の視線を集める事にしよう。」
誘いの文句としては悪くなかったと思うんだが、どうだろうか。
それなのにこの女、火が出るような平手をくれやがった。
「大体レディーの肩に気安げに手をまわすなんてあんた正気?」
少しきつくなったように見える制服を振り回すように近づくと、こっちを見据えながら彼女は答える。
「そんなにお高くとまるなよ。ダンスに誘うのに肩に手を回すくらいはいいだろう?」
とてもじゃないが目を合わせてはいられない。
優雅に揺れる彼女のダークブロンドの髪を見ながら答えた。
「おかしいと思わない?あんたと私がダンスを踊ってたら。」
「そんな事はないだろう?誰も気にしやしない。」
そう。昔と違って俺らはマグルだのなんだのと言う諍いはもう起こさない。
俺にとってマグルだのなんだのってのはここ数年で瑣末な問題になっていた。
そんな事より、ダンスパーティーで可愛い女と踊る方がよっぽど大事だ。
俺、いや俺だけじゃないな。
人種の違う相手に惹かれたり、魔法使いの家系の癖にマグルに惹かれたり。
つまりは俺達は保守的な大人に眉間に皺を寄せられる事に夢中になる年齢になったって事だ。
白状しよう。さっき言ったのは嘘だ。
ダンスパーティーで踊る女っていうのは、学校の成績なんかより重要だ。
「大体あんた何でパンジー誘わないのよ。」
畳み掛けられた質問に一瞬返答に詰まる。
確かに誰を誘おうかと考えた時にパンジーの事が頭をよぎらなかったと言うと嘘になる。
「奴は、踊れないんだ。」
「なんでよ?あの子だってお上品な生まれなんでしょう?ダンスの一つや二つ、お手の物なんじゃないかしら。」
「パンジーは踊れない魔法にかかってる。」
我ながら苦しい。
腰に手を当てて、首を傾げると彼女は眉間に皺を寄せていかにも疑わしいと言う感じで聞いてくる。
「どんな魔法よ。」
「ど、どんな魔法だっていいだろう?俺と一緒に踊るのか、踊らないのか?」
暖炉はパチパチと爆ぜ、彼女の逆立った目が少し和らいだように揺れる。
ふう。と溜息をつく。
そう言う少し大げさな仕草は、こうやって近くで見ると本当に可愛いと思う。
口を開くと彼女は少し肩を落としてこう言った。
「お、踊らないわよ。踊れないし。」
「踊れないのか。踊る相手がいるわけじゃないんだな。じゃあ教えてやる。」
間髪入れずに答えると、彼女は皿のように目を丸く見開いた。
「な、な、なんで」
「レディーなんだろ?踊れなくてどうする。」
「だからってなんであんたに」
「少なくともこっちはお前の言う上品な家庭に生まれ育っててダンスはお手の物だからだ。」
皿がフライパンにならないうちに言いたい事だけを入って去る事にする。
ドアの周りではチビ達が興味深そうにこちらを覗き込んでいた。
向こうは向こうで興味深いだろうが、俺にとってはこいつらをチビだと感じるようになったって事が興味深い。
ドアの前で立ち止まり、振り返って言った。
「明日から練習だからな。授業が終わってからだ。遅れるなよ。」
「う、うん。」
思わず答えて口を抑える彼女に背を向けて歩き出した。
長い廊下を歩き出すと遠くから聞こえてきた。
「ちょっと待って。私が踊れないのとあんたと踊るってのに全く因果関係が見られないんだけど!」
怒鳴り返す。
「授業が終わってからだ。遅れるなよ!」
向こうでどんな顔をしているのか興味がある。
紅い顔でうん。なんて言ってくれていればいいのだけれど。
----------------------
少し柔らかめのドラハーで。
書け次第投下します。
ノシ
激しくGJGJ!!期待期待!!
430 :
D:2005/06/02(木) 17:19:20 ID:5K1tJp9r
◆Sexy.さん!
いい////すごくいいっす!心の底から支援!
ハーマイオニーかわいいもんなぁ(ドキドキ)。ドラコも普通にかっこいいし。
楽しみにしてます!頑張って下さい(^▽^)ゞ!
久しぶりの連続神降臨で更にクオリティも高くて泣きそうだ
ドラコ、いい!考えが大人になっててかっこよくなったねぇ
本編のドラコもこういうかっこいい男になってくれないもんだろうか
432 :
D:2005/06/03(金) 17:31:51 ID:PsnOf9Rm
◆Sexy…さんの投下までの間持ち…ということでロンハーの続き置いておきます。せっかくの良作品のあとなので心苦しいですが……
422氏 ありがとうございます。改善したいと思います!
では……
433 :
D:2005/06/03(金) 17:57:15 ID:PsnOf9Rm
ロンはハーマイオニーの顔を凝視した。
目が腫れてる…?顔も少し赤いし…
「…えっと、、ドラコに何言われたんだ?泣きそうだよ。」
「……」
「別に話せるときでいいさ。君の気が向いたときにでも話してくれよ。」
そう言ってホットミルクを差し出す。
ハーマイオニーはカップを受け取るが口には持っていかず、手の中で遊ばせている。
何分経っただろうか
「……。」
ハーマイオニーが呟く。聞き取れなかったロンが焦って聞き返した。
「あっ?ごめん、何だって」
ハーマイオニーは決心したよう
に言った。
「罰ゲームでキスされたの。」
無表情でカップに口をつける。
434 :
D:2005/06/03(金) 18:06:58 ID:PsnOf9Rm
「えっ?……え?」
ロンは今聞いたセリフが理解できないというように聞き返す。構わず話し続けるハーマイオニー。
「当然口は洗ったわ。うがいだって何度もした。以上!」
そう言ってミルクを一息に飲むと、椅子から立ち上がり部屋に行こうとした。
ロンも急いで立ち上がりハーマイオニーをもう一度椅子に座らせた。
「何よ。」
ハーマイオニーはあいかわらずの無表情で聞いてくる。
「誰にだ?ドラコにか?」
ロンはハーマイオニーと向かい合った格好で肩を上から押さえている。
ロンを見上げながら
「あの二人よ。どうやらテストの点が悪かった罰ゲームみたいね。」
「二人って…二人とも!?」
「そうみたいね。」
人事のように言い、ロンの手を払い立とうとする。
435 :
D:2005/06/03(金) 18:18:22 ID:PsnOf9Rm
が、ロンは強い力でそれを阻止した。
「や、やりかえしたんだろ?別に闇の魔法使ったって構いやしないさ。先生だってわかってくれる。」
「何もしてないわ。」
「どうして!?」
「だって…」
ロンの目を下から見る。初めて目に表情が宿った気がした。
「マグルは汚れてるんですって。」
「は?」
「後ろで見てたドラコが言ってたわ。さも楽しそうにね…。」
「どういう意味だよ?」
「『マグルってのは純血を誑かしておこぼれにあずかるんだろ?汚らわしいにも程があるな。
クラップとゴイルにキスされて、本当は嬉しいんじゃないか?どうせこんな機会でもなきゃ君には子孫を残すことなんてないだろうし。
おい、お前等。いっそこいつに食われてみるか。』
…ってわけよ」
「……」
436 :
D:2005/06/03(金) 18:28:53 ID:PsnOf9Rm
「いつもなら言い返せるんだけど……頭が真っ白になっちゃってね。」
そう言ってロンから目をそらす。その目には涙が溢れてきていた。
「別に傷ついてるんじゃないわよ。あんな奴らの為に傷つくもんですか。ただ何も言えなかったのが悔しくて…」
「……」
ロンの力が弱まる。
「じゃ、私ももう寝るわね。明日はハリーの試合だからロンも早く寝た方がいいわ。」
涙を拭こうとした時、目の前にロンの顔があった。
そして
ペロッ
と涙をなめた。
「えっ?」
目を白黒させ、抗議の言葉を紡ごうとしたハーマイオニーの口にロンの口が覆いかぶさった。
437 :
D:2005/06/03(金) 18:55:55 ID:PsnOf9Rm
しばらくロンの舌がハーマイオニーの口腔を動いていた。
やっとロンが口を離す。
「////…ハァッ…。ちょ、ちょっと!冗談じゃすまないわよ!」
赤い顔をしてロンを押し戻す。
「冗談?…冗談なんかじゃないさ。消毒だよ。」
そうしてまた無理矢理口付ける。最初はロンの胸を叩いて抵抗していたハーマイオニーだが、だんだんおとなしくなった。
「…ンッ。…ハッ…ムッ…」
こんな長いキスは初めてだった。ゴイル達だってすぐに口を離してくれたのに…
息苦しくなったのか、ハーマイオニーが小さな声で言った。
「ロン、も、もういいから。ごめんね、ごめんなさい。こんなことさせて。…ありがとう。大丈夫だから。」
ロンは少し顔を離して、ハーマイオニーの顔を両手の平で包んだ。
「大丈夫だって?君がよくても僕は全然大丈夫なんがじゃないよ。」
「えっ?」
438 :
D:2005/06/03(金) 19:02:00 ID:PsnOf9Rm
ロンは怒ったように続ける。
「僕が、好きな子を泣かされて平気な男だとでも?」
「えっ?」
ハーマイオニーは訳が分からず聞き返す。しかしそれについての答えは返ってこなかった。
「ごめん、謝るのは僕の方だな。」
「えっ?」
「もし本当に嫌なら本気で抵抗してくれよ。」
「えっ??」
頭に疑問符が大量についた顔をしているハーマイオニー。
その顔を見ながらロンは大きく息を吸い込み言った。
「ごめん、もう限界だよ。」
439 :
D:2005/06/03(金) 19:14:00 ID:PsnOf9Rm
まだ、何がなんだかわからない顔をしている彼女にキスをする。
そしてそのまま椅子から降ろす(落とす?)
「痛いっ」
「あ、ごめん。もうちょっとゆっくり降ろすつもりだったんだけど…。」
それは私が重いって?と言いたかったが、とても言える雰囲気じゃないのでやめておいたハーマイオニー。
床に寝ている形になったハーマイオニーに覆いかぶさるような形で、ロンが深くキスをする。
慣れてきたのか、彼女の方も目を瞑っていてされるがままだ。
ハーマイオニーが目を瞑っているのを確認したロンは、口づけなから彼女の胸に軽くさわった。
「ンッ…。」
口付けられながらも、少し声をあげる。
思ったより抵抗されなかったロンは、ひとまず口づけをやめ、少しずつ大胆に胸を触る。
「アンッ…ンッ………ハァ……」
片方は胸を揉んだままで、もう片方をローブの中に入れようとした時ハーマイオニーが言った。
440 :
D:2005/06/03(金) 19:23:56 ID:PsnOf9Rm
「ロン……や、やめて。」
慌ててロンが体ごと離れる。
「あ、ごめん、、、。つい…。い、痛かった!?それとも、やっぱ嫌だ?」
「ち、違うの。そうじゃなくて。」
ハーマイオニーの目にまた涙が溢れて来た。
「私はマグルなのよ。今、私を慰めるためにそんなことしても。きっと後から後悔する。…私なんか…相手にしないで。」
ロンに泣き顔を見られないように、必死で手で顔を覆う。
ロンは手をほどかせハーマイオニーの顔をのぞき込んだ。
「僕のこと信じてないの?僕は一生マグルだとか純血だとか気にするようにはならないよ。…それに慰めじゃない。」
そう言って指で涙を拭ってはっきりと言った。
「僕は君のことが好きだ。」
「だから君を抱きたい。」
ハーマイオニーは何も言わなかった。そしてにっこり笑った。
441 :
D:2005/06/03(金) 19:40:42 ID:PsnOf9Rm
それが合図だった。
ロンは軽くキスをし、先ほどのように彼女の胸を揉む。それと同時に少しずつ片手をローブの下に持っていく。
「……ロンっ。…ハッ…ごめんね……ンッ…」
胸を揉まれ、ハーマイオニーが申し訳なさそうに言う。
「あぁっ、もう。いいから!」
口調は荒いがロンはゆっくりとローブの中に手を入れた。
ゆっくりと膝の裏から、秘部へと手を進める。
下着の上から、さわさわと触れてみる。
「…ンッ。」
彼女の秘部は思ったより濡れているようで下着は湿っていた。
「あっ……濡れてる。」
ロンは少し嬉しくなった。
「やぁ。…言わないでよ……。」
ハーマイオニーは恥ずかしそうに腕を顔の前で交差させた。
442 :
D:2005/06/03(金) 19:54:01 ID:PsnOf9Rm
ロンは気にせず、触り続ける。
クリトリスとおぼしき所を念入りに触っていると、明らかに彼女の声が変わった。
「アッ…ンッ…ンーッ……あぁ………っやぁ」
「気持ちいい?」
コクリと頷く。
目の前にいる女の子のあまりの可愛さに我慢できなくなったロンは、
「脱がす…」
と一言言い、ローブの中で彼女の下着を脱がせた。
「すごく、すごく恥ずかしいわ…。」
ハーマイオニーが泣きそうな声で言う。
ロンが直に秘部を触り始めた。
下着越しとは全く違った感覚がハーマイオニーに伝わる。
ロンの指が自分の を触っている……そう考えただけで体の奥から溢れてくる。
443 :
D:2005/06/03(金) 20:01:54 ID:PsnOf9Rm
クチュ…チュ……チャッ……
ロンの指の動きにあわせ、卑猥な音が段々響いてくる。
「ンーッ……やっ…やぁっ…アンッ……ンンッ…」
「……」
しばらくハーマイオニーの様子を見ていたロンだったが、意を決したように言った。
「あーと、。僕もそろそろ限界なんですが…。」
そう言われてハーマイオニーは初めてロンの下半身を見た。確かに普通よりもズボンが盛り上がっている。
「/////…あっ、そう。ご、ごめんね私ばっか…。……え〜と、どうすればいいのかしら…?」
…若いのかな?
445 :
D:2005/06/03(金) 23:02:23 ID:PsnOf9Rm
ごめんなさい、中断します。。
お見苦しいわ、中途半端だわで、誠に申し訳ない。明日の夕方には来れると思いますが……
不満、つっこみ、ばんばんください。というか本当に見苦しいようでしたら撤退いたしますです。
ごめんなさい。他の皆様頑張って的支援
過疎化してたスレに舞い降りた貴方はまるで天使のよう
_, ._
( ゚ Д゚) …………
( つ旦O
と_)_)
_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ
( つ O. __
と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
_ _ ζ プシュー
(´ `ヽ、 __
⊂,_と( )⊃ (__()、;.o:。
゚*・:.。
GJ
448 :
D:2005/06/04(土) 15:53:13 ID:6r3SMG55
答えを待っている目。顔は火照って、目は少し潤んでいる。
「え、えっと……じゃあとりあえず僕も脱ぐよ////」
居たたまれなくなって自分のズボンに手をかけ、下着ごと下ろす。
「……」
「…わ〜。そ、そういうのなの…。」
少し目を逸らしながらもロンの露わになったものを見る。
「う、うん。」
「さ、触ってもいい?」
恐る恐るハーマイオニーが聞いてくる。
当然断る理由などない。
黙ってロンは頷いた。
大きくはないけどさ。まだ発展途中だしね…。
と言い訳めいたことが頭の中をよぎる。
最初は先をチョンッと触る。
段々慣れてきたのか、掌全体を使い優しく包むように動かし出した。
449 :
D:2005/06/04(土) 16:06:51 ID:6r3SMG55
絨毯の上で二人は向かい合って座っている形だ。
可愛い顔。必死でロンのペニスに集中している。
いつも自分で処理している時とは比べものにならないくらい気持ちいい。
自分より一回り小さい手が、ペニスを包んでくれている。
柔らかくて。
少し熱くて。
まだ遠慮がちにさわさわと触っている。
ふとハーマイオニーの足下に注意を向ける。足を崩してはいるが、ローブの中はまだ濡れているのだろうか。
普段と何ら変わらないように見えるが下着はとっくに外されているハーマイオニー。
そのギャップを考えると、ロンからはまた先走りが溢れてきた。
「////…す、すごいぬるぬるしてるのね…。」
ハーマイオニーが手を止めること無く言う。
「き、君だって人のこと言えないだろ!」
少し惜しい気もしたがハーマイオニーの手を解く。
450 :
D:2005/06/04(土) 16:17:00 ID:6r3SMG55
そうしてハーマイオニーの両手をあげさせローブを脱がせる。
ローブの下は、ブラウスにスカートというラフな格好だったようだ。
ブラウスのボタンを外しブラジャーを露わにする。
「………」
ロンの手が止まる。先ほどの黒いローブとは対照的な白い下着。そして綺麗な白い肌がそこにはあった。
「な、何よ。」
いきなり黙ってしまったロンに動揺する。
「いや……すごく綺麗だね。」
ロンは嘆息しながら感じたままのことを言った。
「///〜〜〜!!」
ハーマイオニーは真っ赤な顔で言葉に詰まる。
451 :
D:2005/06/04(土) 16:21:05 ID:6r3SMG55
ロンはいきなりハーマイオニーに抱きついた。
「全然君は汚れてないよ。こんなにこんなに綺麗なんだ。あいつらに見せてやりたい。」
もったいないから絶対見せないけどね。
そう言ってロンは笑った。
ハーマイオニーも笑った。
ゆっくりと床に倒す。
452 :
D:2005/06/04(土) 16:38:02 ID:6r3SMG55
ハーマイオニーは少し怯えた顔をしている。
心配ないよ、というように瞼にキスする。目を閉じるハーマイオニー。
「いい?」
目を閉じたまま僅かに頷く。
ハーマイオニーの足を開き自分の体を入れる。
「や、ロン!やっぱ無理!やめよう!また今度!ねっ!」
ついに我慢の糸が切れたのか、ハーマイオニーが上半身を起こし逃げようとする。
「…………」
「ロ、ロン?」
「ごめんよ、ハーマイオニー。……もう止まんないみたいだ。」
そう言ってハーマイオニーの秘部にペニスをあてがい、少しずつ進めていった。
453 :
D:2005/06/04(土) 16:52:29 ID:6r3SMG55
「ヒッ…い、痛……グッ…ンッ……あぁっっ」
あまりの痛みにロンから必死で逃げようとする。
「やあっ…!無理っ……痛い、い、」
しかしそれは逆効果でしか無く一層きつくするだけだった。
「っつっ…!ハーマイオニー力抜いて!」
そう言ってクリトリスを触る。
先ほどより強めに、つねったり弾いたりする。
「…ンアァッッ。」
そうしながらも少しずつペニスを進めていく。
そして
「あっ、全部入ったみたい…。」
ロンが一息ついて言った。
「ハァッ……ハッ」
震える声で返事をする。
涙は痕を残し、幾筋も金髪へ流れている。
454 :
D:2005/06/04(土) 16:53:14 ID:6r3SMG55
「すっげー気持ちいいよ。」
そう言って覆いかぶさるようにハーマイオニーに抱きつき深く口付ける。
彼女も目を閉じてロンの背中に手を回した。
「…ンッ……ンーッ。……ンアッ!?………アァッ!」
しばらくゆっくりとした前後運動をしていたロン。だが、明らかにハーマイオニーの声が変わる所を見つけた。
455 :
D:2005/06/04(土) 17:05:03 ID:6r3SMG55
「ハァッ…あっ、ここがいい?」
そう言ってその部分に出っ張ってる所を押しつけるような動きをする。
「…あぁっ……ンアッ。…ンッ…ンッ…ンーッ。」
気持ちがいいからか、首を必死でふる。
金髪の何本かが、汗で濡れた顔にはりついている。
「……やらしいなぁ。」
ロンは苦笑しながら動きの速度を速めていく。
「…アンッ…アッアッ……ンヤッ…ンアッ…ンッ…ンッ」
ついさっきハーマイオニーが感じていた所を中心に突く。
突くだけではなく、たまにペニスを中でかき混ぜるような動きもする。
「…ハンッ……アッンッンッ……ンアーッ…やっ…」
「ハッ……こういうのッ…すきなんだッ…」
ロンは腰の動きを止めない。
456 :
D:2005/06/04(土) 17:18:13 ID:6r3SMG55
「ンッ……アッ……ロッ…ンッ」
ハーマイオニーが名を呼ぶ。
自分の腰の動きによって動く女の子。
自分の腰のリズムと一緒に喘ぐ女の子。
征服心。独占欲。充実感。気持ちよさ。そして愛しさ。
言葉にならないようなたくさんのたくさんのもので、ロンの頭は真っ白になりかかっていた。
「…な…どうかした…?」
「アッ…わっ…かんなっ…アァッ……」
「ハァッ……気持ちいいの…?」
「アンッ……うんっッンン……」
「…イきそう…?」
「…わかんなっ…アアアッ…」
「僕もそろそろヤバい…」
457 :
D:2005/06/04(土) 17:33:19 ID:6r3SMG55
そう言って、これでもかという位打ち突ける。
「…アァッ…わかんないっ…ッッ……わかんないっ…怖いっ…イヤだっ……」
初めての恐怖。ロンの背中に強くしがみつく。
「大丈夫っ……!怖くないよ。」
「……やっ」
「僕だけ見てて。僕のことだけ考えて。僕だけを感じて。怖くないよ。大丈夫だよ。」
「……」
「僕もそろそろだから。」
「アッ……アッ……ンッ」
458 :
D:2005/06/04(土) 17:35:09 ID:6r3SMG55
ロンがハーマイオニーの体を強く抱きしめる。
もう一度、深い口付け。角度を変えて、何度も何度も。
「ンムッ…ンッ……ンーッ……ンァッ……アァーァアアッッ…!」
ハーマイオニーが大きく叫んだ。
そして
「…ンッ…」
……ドプッ…
「…アッ…あぁぁ……熱いよぉ…」
ロンはハーマイオニーの中に精を吐き出した。
疲れきって寝てしまったハーマイオニーを抱き上げソファーに寝かせる。
459 :
D:2005/06/04(土) 17:46:54 ID:6r3SMG55
「3時か……」
そう言って隣で寝ているハーマイオニーにローブをかけてやる。
しばらくしたら夜も白み始めるだろう。
それまでにハーマイオニーを起こして身支度をしてやろう。
寮の奴らに見つかったらまずいしね。
「それにしても……」
ロンは、先程の帰り際にハリーが残していった言葉を思い出していた。
『傷ついたお姫様を慰めるのは騎士の役目だろ?』
そして独り呟く。
「わかってるよ。それにしてもアイツ、気をきかせたんだろうなぁ。明日試合の前に何かおごってやるか。」
460 :
D:2005/06/04(土) 17:47:27 ID:6r3SMG55
人一倍勘の鋭い親友のことを考えながら。寝ているハーマイオニーの髪に指を絡ませる。
しばらくしたら人が早起きな奴が目を覚ます。
でも…
もう少し…
このままで…
《了》
461 :
D:2005/06/04(土) 17:53:21 ID:6r3SMG55
おっしゃぁ〜っ!
書き終わったーっ!
長々長々長々と、駄文中の堕文すみませんでした。
「こいつら中出しかよ!」「処女膜はどこいった!?」はい、わかっております。ごめんなさい。
お目汚しすみませんでした。
最後まで読んでくれた方!(もしいらっしゃったらですが)ありがとうございました。
良作品を読んで目の保養を敢行したいので、
皆さんの投下を待ちつつ、ageときます!
462 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 17:58:16 ID:FzCJQtzF
お疲れ様でした。
よかったぁ(´∇`*)ハフーン
463 :
D:2005/06/04(土) 18:10:19 ID:6r3SMG55
読み返してみたら恐ろしいほどの誤字脱字!
ごめんなさい本当にごめんなさい。
名前の半角とか改行の多さは何とかした方がいいよ。
あと「/////」、これやめたほうがいい。
とにかく長文乙。
今日はドラコの誕生日って事で
ドラコ神様の再降臨を願う…神よ、どうか…っ!
ドラコ×パンジーお願いします
ジムリリ尾根・・
@自室 24時15分。
「な、な、なあ、な、情けないとはお、お、思わな、ないかね。」
ベッド脇に座った皺だらけの落ち窪んだ黒い目の何かが話し掛けてくる。
今日も来た。昨日も来ていた。ずっと喋る。多分明日も。
耳障りだが解決法は、無い。
これは俺以外には見えないし聞こえないからだ。
誰かに相談するつもりもない。それに、はは、相談?この俺が?冗談じゃない。
「や、や、やられっぱなしじゃないか。お、おおまえ。」
家付き妖精よりも少し小さめの何か。いつものっぺりとした顔をこちらに向けて決して背中を見せない。
目の部分は暗く穴になっている。小さい皺だらけの手を伸ばす。
ゆっくりと頬を撫でる。酸っぱいゲロのようなの絶えがたい異臭を放ちながら息を吐き出す。
真っ黒な歯が覗く。
「お、おまえのお父さんは、お、お、お前の年のこ、頃にはり、り、立派に独り立ちしたま、魔法使いだったのにお、お前と来たら
や、やられっぱなしで、な、な、何もで、で、できないじゃ、な、ないか。」
最初のうちは律儀に答えていた。
何を言ったってラジオやテレビみたいに言いたい事しか言わない事に気づいてからは聞いているだけだ。
じっと見ていると今度は金切り声とも取れる金属質の声を又張り上げてくる。
「お、お、おまえはな、なんでスリザリンにい、いるんだ?き、き、気に入らない奴を、をだ、だまってゆ、指を咥えてみ、見てるた、た、為か?
く、首をき、き、切ってやれよ。あ、あいつのさ。あったかい血にぬ、ぬ、塗れてさ。そ、それからあのマグルの女をさ、浚ってお、お、おっぱいを撫でてや、やろうぜ。
そそうや、やって。おまんこ。お、オマンコしてあげればきっとか、か、彼女は喜ぶよ。だだ、だってか、か、彼女はきっとハリーにはさせてあげてるか、からな。
マ、マグルはいい、淫売だ、だからな。め、目を離すとす、すすぐにささ、さかりやが、がる。
でで、で、でもハリーをこ、殺せばき、きっとあ、あのマ、ママグルはおお、お前にだけお、おまんこさせるよ。」
毎日同じ言葉だ。頭に響く。ハリーを殺せ。ただ彼女の事を持ち出したのは今日が初めてだった。
「黙れよ。」
右手を振る。
「お、お、おまえもお、お、おまんこし、し、したいんだろう?あのき、マ、マグルとさ。
よ、よ、喜ぶよ。すす、す、スカートを捲って、な、舐めてや、やんな。きゃあきゃあ言って、よ、喜ぶよ。
い、偉大なス、スリザリンのま、ま、魔法使いにし、してもらえればさ」
皺だらけの濡れた手が今振ったばかりの右腕を掴む。食べかけのシチューに手を突っ込んだようなぐしょっとした感触が腕を伝う。
ぐしょぐしょとした汁が肌を這い回る。
「ハハハハハハハ。あ、ア、ア、アハハハハハハ。ま、マグルとだ、ダンスだ、だって。ま、魔法使いが。
お、おまんことちち、チーク」
「黙れって!」
「ハハ、ハリーのお、おこぼれのお、お、おまんこにチチ、チークをお、教えてや、やりな、なよ。お、お笑いぐ、草だ。」
「黙れ黙れ黙れ!」
耳を抑えてシーツを被る。シーツ越しに甲高い笑い声が木霊する。
シーツ越しにごそごそと動く音がする。
目ん玉の空洞から何かがシーツの上に落ちる音。
ゆっくりとシーツの色が変わっていく。
シーツ越しに垂れてくる黄緑色の粘度の高い液体が頬の上でびちゃびちゃ音をさせて落ちてくる。
口に垂れてきそうになったそれを拭う。髪にへばりつく。
「チチ、チーク。チーーー・ッ・ク」
べシャべシャとつばが飛ぶ。
公園のトイレの隅にある下水管の匂い。おもわず喉が引っくり返るようにえずく。
ぴちゃぴちゃと何かの小さい手がシーツを叩く。
「な、なあ。お、おまんこし、したいんだろう?や、や、やっつけてやろうぜ、ハリーをさ。ド、ドラコ。」
シールの中で丸くなる。できるだけ小さくなって見えなくなればいいのに、聞こえなければいいのに。
「そ、そ、その後い、い、一杯やればいいさ。すす、スリザリンのみみ、皆もそそ、尊敬してくれる。
ぱぱ、パンジーのショーツをぬぬ、盗まなくったったて、みみ、皆がおお、お前のまま、前でひ、ひれ伏すよ。
みみ、皆にほ、ほ誉めても、もらおうぜ。そ、そしたらきっと、お、お、おまえのお父さん、よ、よ喜んでマ、マグルのおまんこ」
頭を抱える。
誰かに相談?
悲鳴をあげたって多分誰にも聞こえやしない。
@故ロウアード・ジュスマイヤー先生の教室 16時40分
「あらマルフォイ、私そんな躍り方があるなんて知らなかったわ。借りた本にも載っていなかったし。」
腰に手を当てて、臨戦状態だ。
誤解だと言っったって無駄だということ位はわかる。
右手には思っていたよりも少し柔らかな感触が残っている。
「悪くないな。休みの日には誰かに触ってもらったりしてるのか?」
右手を見て、口元を持ち上げる。ゴメンというのも癪だった。
誰もいない教室、教壇の前。階段状に伸びる座席を下から見上げている。
黒板横の掲示板にはもう黄色くなった紙に「放課後の魔法の使用厳禁!」と書かれているのが彼女の肩越しに見える。
すべらかな机と重厚なイメージのあるカーテンに包まれた此処で今、80インチの距離で彼女と向かい合っていた。
10秒前までは兎も角、会話の通り残念ながらあまりロマンティックな雰囲気ではない。
それでも細くて大理石のような白い首元に甘ったるいバニラビーンズの匂い。
アップにした髪と少し汗ばんで上気した襟元が眼下に映った。
「どうかしら。最近触りたがる人は増えてるみたいですけれどね。あなたもかしら。誰も成功した人はいないわ。」
挑戦的な目付きでべっと舌を出す。
「ダンスはいいけれど、変な所触ったら覚悟してって言ったわよね。」
少し早口だ。思わず「ひゃんっ」なんていう高い声を出してしまったのが恥ずかしかったようだ。
燃えるような目で此方を睨み上げてくる視線を受け止めながら口を開こうとする。
全くの誤解だった。ダンスには腰に手を回すという動作があって、
彼女の思ったより低い身長を計りかねて迷った俺の右手が本来の腰の位置よりほんの少し下に回っただけの話だ。
そう、たったそれだけなんだけれど。
視界の隅で彼女の右手が拳を握るのが見える。
「やっぱり本当スリザリンもあんたも信用できない。」
魔法でないだけマシなんだろう。風を切る音が左耳に聞こえる。
いやらしいんだから、と少し頬を紅潮させている彼女の声と共に。
ふうと溜息をついて、目を閉じた。
ばちーーーん
練習は今日で3日目になっていた。
初日の彼女は本当にダンスの基礎の基礎も知らずどうなる事かと思ったものの今では簡単なステップ程度は回れるようになっている。
運動神経がないとは言うものの、やるとなったら真剣にやる真面目な性格が幸いしていて覚えは良い。
なんだかんだと文句をつけながらも毎日通ってきているし、この分だとダンスパーティーの時には相当な腕前になっているはずだ。
引っ叩かれて座り込んだ格好で彼女を見上げると、スカートから伸びるふくらはぎが目に入る。
今日の彼女は薄手のロングスカートに、淡い色のシャツを着ていていかにも練習しますといった格好だ。
制服ではない彼女の姿を目の当たりにすると、なんだか少し心が疼くのを感じる。
少し痩せ型の痩せていて活動的な印象を与える体型。
少し触れた時に気がつく、体温の高い、吸い付くような温かい手。
最近の彼女は目に見えて成長している。いわゆる、男の子と女の子の違いって奴。
ハリー達と駆け回って遊んでいた時の彼女とは全然違う、見てるだけで目を逸らしたくなる、そういう感じ。
最近じゃあ良い尻の形をしてるって男子連中の間でも評判だ。
スリザリンで流行っている胸の大きさ比べ遊びの標的にだって良くなっている。
頭を振る。でも、一度意識してしまった思考はそう簡単に頭から出て行ってはくれない。
それにさっきの感触は手に残ったままだ。
大体男だったら手を滑らせたってしかたない。ダンスはそういう為にもあるんだから。
そう思うだろう?
「まあ、いいんだけどね。」
彼女は引っ叩いたてをパンパンと払うと座り込んだ俺の横にふんと言いながらとすんと座る。
彼女の腕と俺の腕がぴたりとくっ付くのがわかった。
「何がいいんだ?」
「う、そ、その。ダンスを踊るなら、少しくらい体に触れる事よ。」
「そりゃ嬉しいな。」
「あ、でも、又変な所触ったら今度はラカーナム・インフラマレイ唱えるからね。
得意なんだから。燃やしてあげるわ。」
参ったという感じに眉を上げてみせると、彼女はそのまま言葉を続けた。
「大体ね。自慢じゃないけど私、男の子とダンスするのって初めてなんだけど。」
「練習の度に毎日言ってるな。確かにそれは自慢しないほうが良い。」
「うるさいわね。なんでその始めてをあなたなんかと。」
ぶつぶつと文句を言ってくる。
「その割に文句を言いながらも毎日来てるじゃないか。」
「まあね。」
軽く答えると彼女はぐぐうっと軽く伸びをした。
白くて細い腕が宙に向って持ち上がる。
「ハリーもロンもダンスって柄じゃないし。それに慣れているだけあって、あなたのダンスの教え方は悪くないわ。」
「それは光栄の極みだな。」
冗談めかして答える。彼女の答えだって悪くない。
そう。俺は放課後の2人きりの秘密の練習だって全然悪くないと思ってる。
「そんな事より、あなたこそ良いの?」
そんなことを考えていると今度はグレンジャーの方が目をそらして言った。
「何が?」
何がじゃない。彼女の言いたい事くらい判る。俺が、彼女とダンスをして良いのかって言う事。
男の子と女の子って意味じゃない。魔法使いと、マグルがって意味だ。
マグルは魔法を使えないから。魔法を理解しない馬鹿だから。
魔法使いは怖いから。気持ち悪いから。
ピンポーン。統計の結果、80%のマグルは馬鹿だと決まりました。
更に99%のマグルは魔法使いを知らないし、知ったとしても気味が悪いと思います。
だからマグルと話をするのはやめましょう。
なんとなく気持ちが悪いからって反対する奴らに、反論する術は?
根が深い問題だ。
あさっての方を向いてぐるぐると頭を揺らしているグレンジャーを見る。
そう。全くもって根が深い問題だ。
「ところで休憩代わりにこれ、喰わないか?」
結局質問には答えずにバーティーボッツの百味ビーンズを手のひらに載せて差し出した。
俺が質問に答えなかったからだろう。誤魔化されたと思ったのかこっちを睨んでくる。
「チョコレート無いの?」
しばらく睨んできた後、溜息をつくと彼女はそう答えてきた。
「今はこれしかない。」
彼女は何も言わずに手から受け取ると口に放り込む。
濡れた口の中が見えた。温かくくっ付いていた腕が擦れる。
「うわ、酸っぱい。」
入れた途端、口から吐き出す。唾に濡れた飴が彼女の手のひらを転がる。
「何よこれ!嵌めたわね?」
「百味ビーンズで嵌めるも嵌めないもないだろ。」
こちらを睨んでいる。
しばらく睨み合って、それから思わず2人で笑った。
顔と顔はくっ付きそうで思わずキスできそうな距離。
口元は少し笑っている。白い首元。
甘い、お菓子みたいなバニラビーンズと、上気した汗の匂い。
くっくっと笑う声。
どうしても目を逸らしてしまう。
「もう1個くうか?」
今度はおいしい奴にあたるかもしれないから。そう付け加えて手に飴を乗せて差し出す。
「くう。」
何でマグルなんかとダンスをしたい?
教えてやろうか。
にっこりとした彼女の笑顔が、その答えだ。
----------------------
レスありがとうございます。
書け次第投下します。
ノシ
>>479 (・∀・)イイ!!
楽しみに待っています。
期待sage
ドラハー期待ホシュ
1レス/月 未満な件。
484 :
394:2005/07/03(日) 18:49:43 ID:e/3+/y6k
やっとこさ5巻が手に入ったので、出てる分読み終わったよ。
>>421氏のネグリジェを取り入れつつ、
校長×副校長で今日からネタを考えます。
熟年カポーなんだかいい感じ
ヽ(´ー`)ノ ◆C/30bm2rX2氏の手によるドラパンエロが読みたい。
ハリー,ロン,ハーたんによる3Pまだ〜?(AA略
パンジーたんきぼん
ちょっと異色ですが…
ルシウス×パンジー投下させて頂きます
パンジー・パーキンソンがマルフォイ邸へと呼ばれたのは、
クリスマス休暇中のある日の午後のことだった。
「一度ゆっくり話をしたかったのだよ、ミス・パーキンソン」
黒いワンピース姿のパンジーがメイドに案内された書斎へ入ると、
親しげな笑みを湛えたルシウス・マルフォイが読んでいた書物を閉じ、
立ち上がって彼女を迎えた。
「私の愚息が、ホグワーツでうまくやっているかどうか知りたくてね」
椅子を勧めるとルシウスは戻りかけたメイドに「お茶の用意を」と言いつけた。
「どうだね、学校生活は」
パンジーが腰掛けるのを見、机の上で手を組んだルシウスはゆっくりと尋ねた。
「とても充実していますわ。特に、今年はアンブリッジ先生が来て下さった
お陰で……そう、『高等尋問官』様が」
少女の言葉を聞いたルシウスの口元が不敵にゆがんだ。
「どうやら、魔法省はうまく事を運んでいるようだな」
ダンブルドアの失脚までそう長くはかかるまい───
目の前の男が小さく呟いた言葉に、パンジーもまた目を伏せて微笑した。
しばらくするとドアがノックされ、トレイをもったメイドが入ってきた。
手際よくポットやカップ、菓子が載った皿を二人の前に並べると、
頭を下げて退出していく。
「彼女のいれる紅茶はおいしい」
館の主人が手ずから琥珀色の液体をカップへと注ぐ様子を、パンジーは
無意識にその目で追っていた。
彼女の記憶の中のルシウスは、ほとんど近寄りがたい、厳しい表情をしていた。
しかしこうして間近で客人をもてなす物腰はやわらかく、
むしろ温厚ささえ感じる。
彼の背後の窓から流れ込む淡い冬の日差しが、緩く結わえられた
プラチナブロンドの髪を静かに照らしている。
気がつけばいつも追ってしまっている、「彼」のそれと同じ色の髪。
「何か」
自分の分を注ぎ終えたルシウスに問われ、少女の手が慌ててカップを取る。
「いいえ、おじさま……ありがとうございます」
「ホグワーツが魔法省の元に伏すのも、時間の問題だ」
椅子に深く腰掛けると、ルシウスは軽く紅茶をすすった。
「『純血』の時代がじきに来る」
パンジーも薄い磁器のカップに唇をつけた。強いベルガモットの香りが広がる。
「ところで…パンジー、恋人はいるのかな」
唐突な質問に、パンジーは息を詰めた。ほのかに、白い頬に赤みがさす。
「いません」
「5年生ともなれば…と思ったのだが」
面白そうにルシウスは続けた。
「ドラコも、あれで奥手のようでね。まだガールフレンドを紹介された事がないのだよ」
───ドラコの、ガールフレンド……
きっとスリザリンの女子の中では、自分が一番ドラコとは「親しい」はず。
でも、恋人なんて仲じゃない。
彼にとっての私はクラッブやゴイルと同じ、取り巻きの一人に過ぎないんだから。
それでも私は、嬉しいんだけど。
ドラコと一緒にいられるなら。
4年生のクリスマス・ダンスパーティを思い出す。
ほとんど面倒くさそうに、ドラコはパンジーをパートナーに誘った。
仕方ないわね、とそれを受けた時
本当は幸せだった。
彼の目がずっと、「彼女」を追っている事に気付くまでは。
「去年のダンスパーティで…ドラコはあの子ばかり見ていたわ」
手にしたカップを置き、パンジーは揺れる紅茶に目を落とした。
「あの『穢れた血』を?」
さほど驚いた様子もなく、ルシウスはさらりとそう口にした。
「気にする事はない…珍しい動物を、面白がっているようなものだ」
柔和な表情のまま、ルシウスの目がパンジーを捉える。
「ただそろそろ、我が息子にも将来を考えて欲しいと思うようになった――
無論我らが血脈を継いでもらう事を、だが」
低くささやかれた言葉にパンジーの心臓が跳ねた。
血統を重んじる魔法使いの家系において、当主の裁量で婚姻を決定することは珍しくない。
──なぜ、私にこんな話を……
上品な灰色の眼差しの奥にあの狡猾な光を宿し、ルシウスは少女の反応を窺がっている。
「どなたか、ふさわしい女性が見つかりましたの?」
つとめて冷静に問いかけたパンジーには答えず、不意にルシウスの手が
パンジーの真っ直ぐな黒髪に触れた。
「……おじさま?」
「美しい髪だ。義理の姉、ベラと似ている」
そのまま冷たい手の平が、パンジーの頬を包む。
「欲するものは、いかなる手段を講じても手に入れるもの──それが我らが家訓」
親指で少女の紅色の唇に触れながら、ルシウスはゆっくりと言葉をつむいだ。
「我が一族となるか、ミス・パーキンソン」
その言葉の意味を深く吟味する余裕など、パンジーにはない。
ただ直感だけがあった。
──もっと、彼に近づける。
一呼吸置いて、パンジーはルシウスの手を両手に捧げ持つと
広い甲に花弁のような唇を押し当てた。
「ん、う」
重厚なマホガニーの椅子に細い肩を押さえつけながら、ルシウスは身を屈めて
少女の唇を奪った。舌を挿し込むと身体を強張らせるパンジーの初心な反応に、
ルシウスは目を細めた。
深く包み込むように唇を重ねなおし、より奥へと入り込んで熱く濡れた小さな舌を
絡め取る。ゆっくりとした動きにパンジーはぎこちないながらも少しずつ呼吸を合わせていった。
「そう…上手だ」
短く言った唇が角度を変え、さらにねっとりと少女の口腔を侵していく。
喉の奥で硬くなっていたパンジーの舌が、おずおずとルシウスのそれを探してわずかに動く。
怯えが徐々に戸惑いに、そしてかすかな好奇へと変わってゆく様を愉しみながら、
ルシウスは自分の読みが正しかった事を胸中で嘉した。
──この娘には素質がある。
口づけを続けながら、ルシウスの指はワンピースの襟元を探し当てると、
スカートの裾まで並んだボタンを器用に外していった。
透き通るような白いうなじが控えめにふくらんだ胸へと続き、
黒いレースの下着がそれを覆っている。
なおもボタンを外そうとするルシウスの手をパンジーは押しとどめようとしたが、
今度はくつろげられた首筋へと降りてきた唇が、柔らかい肌を強く吸い上げた。
「あ…」
頬のすぐ横へと、白金の髪を揺らしながら唇を落とすルシウスを感じると同時に、
抵抗を試みた手から力が抜けていってしまう。
とうとうウエストの辺りまでボタンを外してしまうと、ルシウスは彼女の服を静かに
肩から引きおろした。潤んだパンジーの目が、心細げに揺れる。
なだらかな、けれど柔らかな胸元に口づけながら、ルシウスは揶揄するように言った。
「こんな下着をつけているとは」
ルシウスの手の平が、布の上からパンジーの右胸をやんわりと包み込む。
「ふ…ぁ…」
頂点の部分を軽くつままれ、ぴくんと全身が震えた。
「──よく似合っている」
黒いレースに隠されたそのポイントに唇を落とすと、ルシウスはすぐに噛み付くように
布地ごと口へと含み、軽く歯を立ててわずかに硬さを帯びた先端の感触を楽しんだ。
さらに片方の手が、もうひとつのふくらみを揉みしだく。
「や……っんぅ……」
じゅく、じゅる、とわざと音を立てるように皮膚と布とを吸い上げられ、
パンジーは自分の前に跪いているルシウスの肩を強く掴んだ。
「怖がることはない」
胸元で低い声がする。同時に大きな両手が下着を上へと押し上げ、双つのふくらみを空気に晒した。
濡れた布に刺激された突端は茱萸(ぐみ)のように色づいている。
「私が与えるものに、ただ興じていればよい」
震えるパンジーの胸にルシウスは額を押し当て、ゆっくりとその中心に口づけた。
「はっ…ぁ……」
上下の唇に吸われて甘美な痺れにあわだった少女の素肌を、冬の淡い陽光が包む。
ルシウスの愛撫は、ゆるやかでいながら留まることを知らない。
時折漏らす吐息がかすかな艶を帯びはじめると、満足気に更なる刺激をそこへと与える。
ぴり、とした甘い痛み。やがてそれを自らねだるように、パンジーは無意識に胸を反らして
ルシウスの肩を自分へと引き寄せていた。
「飲み込みが早い──さすがは監督生」
伸ばされたルシウスの手が長い古風なワンピースの裾を膝までたくし上げ、
半ば強引に両膝を割って奥へと入り込んだ。
しなやかな大腿の、その根元へと指先を伸ばす。
「きゃうっ……!」
熱く湿った布の感触を確かめるようにルシウスが指を動かすと、
ぴちゃ、くちゅ、と秘めやかな水音が上がる。
「随分と敏感な──もう、こんな」
絹であろうか、なめらかな布地の上に、浅い切れ込みに沿って
じゅん、と新たな蜜が染み出してくる。
「あん……っあ…」
「こうして触ったことは?」
大きくかぶりを振るパンジーに、ルシウスは意地悪な微笑を返した。
「それにしては…味を知っているように見えるが」
柔らかな部分に指を立て、中指でさらに溝をなぞる。
布の上からのその動きは緩慢で、すでにやわらかな愛撫には慣れてしまった箇所に
なおもそうして触れられては、ただもどかしさだけが募ってしまう。
「おじさま…もっ、と……」
掠れた声がパンジーの潤んだ唇からこぼれる。
「足りぬか」
揶揄するように言いながらルシウスは指先を下着の中へと潜り込ませた。
柔らかな恥丘に刻まれたクレバス、そこにつぷ、と中指を差し入れる。
「んぅっ……!」
熱い襞の中、小刻みに刺激を与えながら萌芽を探す。
ほどなく小さな核心にルシウスの爪が触れ、パンジーは思わず彼の首にしがみついた。
「あ、ぁ……そ…こ……」
確認するようにもう一度そこに軽く触れると、びくんと身体が震えると同時に
また温かいものが溢れ出て、ルシウスの指に絡まった。
「擦って……ください、つよ…く……」
「困った娘だ」
苦笑しながらも少女の望みに応じ、ルシウスはその動きを強く、速めていく。
「く、ふぁ…あ、っん……ああ───!」
昇り詰め仰のいたパンジーの唇をルシウスが塞いだ。
かすかに汗ばんだ少女の背中を片腕に抱き、愉楽にあえぐ声を己へと取り込むように
深く口づける。蜜壺の中に挿れたままのの男の指は、
狭い内壁が幾度も収縮するのを感じていた。
───『儀式』は、これからだ。
……とりあえずここまで。すんません。
続きできたらまた上げます。
エーヴたん萌え。
神キター
すげぇハァハァ
久々の神が降臨された!!最高だ!!
続きを全力で待っています!!
ここで書かれるのは初めてでしょう課?
読んで下さってありがとうございます。ほんとに励みになります。
>501
1〜2年位前にちょっと投下したことが…あった課も。
うわ、神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
素敵です、続き超楽しみです!
504 :
501:2005/07/15(金) 18:20:04 ID:m2U5A8s3
>>502 あなたは私が追い求めていた神?
つい最近、光が届かない場所で降臨希望を・・・
ドラハー神まだぁ?(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン
乱交パーティーモノきぼんぬ。
とりあえず
>>394氏の校長×副校長に期待sage
下がりすぎなのでスレageていい?
一応同意のレスをもらってからageる
508 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:57:10 ID:BlT807ld
ほんとだ、だいぶ下がってるな
ってなわけで漏れが揚げときましょう。
乱交パーティか・・・・・美味そう。
>>502 ネ申!文章のふいんきが淫靡でハァハァします。
パンジーたんの下着は黒いシルク…(*´д`)
登場人物全員とかだったら女性陣が大変だなw
今スネイプ×ナルシッサうpしても、需要はないかな?
6巻で禿萌えたので、勢いに任せて書き殴ったのがあるのだが。
6巻ネタのバレがないのなら、是非におながいします。
>>511 おおおおお願いします!
収監中の旦那を待つ美人妻と息子の担任教師テラモエス
>>511 コォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
でも、6巻ネタバレあるなら事前に言ってからにした方がいいかもだ。
カ、カモンカモン!ナルシッサたんハァハァ。
意外と食いつきが良いことにビックリしましたw
誰もいないであろう、真っ昼間の今から投下しますが、いろいろ注意事項があります…。
・6巻のネタバレは、ほのかに入ってます。
ほのかでも嫌!な方はスルーお願いします。すいません。
・ナルシッサの性格に「?」と思われるかもしれません…。
それから、ナルシッサの誘い受け状態です。
・中出しです。苦手な方は注意。
では、投下させていただきます。
その日はいたって普通の日だった。
セブルスはいつものソファに座り、いつもの様に大量の本を横に積み、いつもの様に読書にふけっていた。
彼にとっては、こうしているのが一番気の休まる時であり、一人静かに読書をしている時は嫌な事──しいて挙げるなら、ポッターにまた閉心術を教えなければいけないのか?
や、もしかしたら、来学期も引き続きポッターに薬学を教えなければいけないのか?
や、何故クィディッチと寮対抗杯でスリザリンが負け続けているのか?など──を忘れていられる。
なので、この時間を邪魔する者は誰であれ許さない。
しかし、彼のこの誓いは一つのノックで打ち破られる事になる。
コンコン
「………」
(…。こんな時間に訪ねてくるのは誰だ?いきなり訪ねてくるのなら、事前にフクロウを寄越せば良いだろうに…)
時計はマグル時間で言うところ、23時を指している。
突如鳴り始めたノックの音に、一瞬セブルスは無視しようとしたが、急用だと問題になる。
仕方がなく読みかけの本をソファに置き、玄関へと向かった。
ため息をつき、扉を開けるとそこに立っていたのは線の細い、目映いブロンドの美しい女性。
セブルスは驚いた。
何故ならば、この女性はセブルスにとって大事な方の奥方であり、こんな時間に訪ねてくるとは思わなかったからだ。
「…ナルシッサ!こんな時間に!」
「セブルス…」
(何故彼女がこんな時間に? …いや、その前に部屋に入れねば…)
「ナルシッサ、とにかく中へ」
「……」
セブルスは無言のナルシッサを中へ入れると扉を閉めた。
振り返ってナルシッサを見ると、彼女の肩が震えている。
心配して近付いてみると、ナルシッサは両手で顔を覆って泣いていた。
「ナルシッサ?どうしたんだ!?」
驚いて問いかけるセブルスに対し、彼女からの答えはか細い泣き声のみ。
こんな場面には全く縁のなかったセブルスにとって、何を言い、どうすれば良いのかがわからない。
(…だが、このまま彼女を泣かせていてはいけないな)
「…ナルシッサ、とりあえずこちらへ」
セブルスは優しく彼女の肩を抱くと、先ほどまで座っていたソファへと誘導した。
しかし、大量の本をどかし彼女を座らせるまでは良かったが、次に何をすれば良いのかはわからなかった。
セブルスが一人悩んでいると、ふいにナルシッサが顔を上げた。
瞳からこぼれ落ちる大粒の涙。
真っ赤に充血しているということは、もしかしたらずっと泣いていたのかもしれない。
「セブルス…こんな時間にごめんなさい…」
「…ナルシッサ、一体どうしたんだ?何か困ったことが…?」
涙と共に絞り出された声を聞き、セブルスは優しく彼女の背中を撫でながら答えた。
「私…心配で……。夜も…眠れなくて…」
(─ドラコの事か…)
瞬時にセブルスは思った。
ナルシッサがセブルスに助けを求めたのはつい先日。その時も彼女は泣いていた。
「ナルシッサ、ドラコは私が守ると、そう約束しただろう?」
「ええ…。そうね…。……でも……心配で…」
「それとも、我輩が信じられないのか?」
セブルスはナルシッサの肩を抱き、正面へと向かせると、瞳をのぞき込んだ。
「我輩はナルシッサに対し、誓いをたてただろう? ドラコの事は、心配はいらない。全て我輩に任せろ…」
セブルスの力強い言葉を聞き、ナルシッサは弱々しく頷くと、真っ直ぐにセブルスを見つめた。
「……そうね。私ったら、つい弱気になって……」
白い、一目で上等とわかるハンカチで涙を拭くと、ナルシッサは微笑んだ。
「…私が頼れるのは…貴方だけなの、セブルス…」
そう言ってナルシッサはセブルスの胸に体を預ける。
いきなりの事にセブルスは戸惑いつつも、優しくナルシッサの細い体を抱き締めた。
「何も心配はいらない。大丈夫だ…」
子供をあやすようにナルシッサの頭を撫でる。
少しばかりそうしていると、幾分落ち着いた様で体の震えは止まった。
(落ち着いたか…。良かった…)
セブルスは泣きやんだことに安心し、すぐにさすがにこの状態だと危険だと思い、ナルシッサの体を離そうとした。
が、ナルシッサは顔を上げると、そのままセブルスへと自分の顔を近付けた。
突然、柔らかな感触が唇を伝う。
キスをされた、と頭が理解するまでに、かれこれ数十秒かかった。
頭が理解したすぐ後に、ナルシッサは唇を離した。そして微笑む。
「ナルシッサ!一体どうし──」
「好きよ、セブルス…」
セブルスの言葉を遮りそう囁くと、再び唇を重ねた。
反応出来ないでいるセブルスの唇を割り、舌を差し込んで優しく口内を犯す。
ナルシッサが彼と自分の舌を絡めようとした瞬間、セブルスはナルシッサを引き離した。
「止めるんだ、ナルシッサ!これ以上は─」
「これ以上、何?」
「これ以上は……」
言葉を紡げないでいるセブルスを尻目に、ナルシッサはセブルスの手を取り自分の指と絡める。
「あの人は今居ない…。バレないわ…」
指と指を絡めながらセブルスを見上げる。
先ほどとはまるで違う、妖しげな光を宿す瞳。
「駄目だ…絶対にこんなことはいけない…!」
まるで自分に言い聞かせる様に呟くセブルス。
(彼女は、ルシウス・マルフォイの妻だ……。でも…)
「……ごめんなさい、困らせるような事を言って」
悲しげに目を伏せるナルシッサ。
思えば、夫は牢獄、息子は危険な状態と彼女も辛く、不安定なのだろう。
(でも……やはり……)
心の中で葛藤する。
今ここで彼女の誘いに乗ると、後で後悔するだろう。でも、断ると彼女は──
(…後悔?我輩が? 前から恋い焦がれてた人なのに?)
悪魔の様な自分が目覚める。
(ルシウスは今は遠く。一夜限りの事など、バレやしない…。 一夜限り…。そう、一夜限りだ…)
いつの間にか、セブルスはナルシッサを強く抱き締めていた。
ナルシッサも抱き締め返す。二人は自然と再び唇を重ね、舌を入れて絡め合う。
歯列をなぞり、下唇を優しく噛みつつナルシッサをソファに押し倒す。
しばらくお互いの口内を味わった後に唇を離すと、二人の間に銀色の糸が光った。
「ナルシッサ…良いんだな?」
「もちろんよ、セブルス…」
最早全く意味の無い確認をし合い、また唇を重ねる。
今度は重ねたまま、ナルシッサのローブに手をかける。
優しくそれを脱がしていくと、今は行為のためか少し赤く染まった白い肌が見えた。
ナルシッサの唇から徐々に首筋へと口付けていく。
白い肌に紅い印を付けたかったが、バレては困るので自粛した。
そのまま下へと唇を降ろし、大きすぎず、かつ小さくもない膨らみにある桜色の突起へと口付ける。
「…んんっ……あ…っ…」
空いている左手でもう片方の突起を刺激しつつ、優しく突起を舌で転がすとナルシッサは甘い声を漏らした。
「あぁ……っ…」
舌で刺激しつつ、今度は胸を揉み始める。
一児の母なのに、全くハリを失ってない胸。
セブルスは驚きと共に、ルシウスに妬みを覚えた。
つい揉む手が乱暴になる。
「……あぁ…っ!…ダメっ……!」
「す、すまない…」
慌てて手を緩めると、ナルシッサは優しく微笑んだ。
セブルスは安堵し、再び突起に口付ける。
そして手を胸から更に下へと伸ばしていく。
秘部へとたどり着くと、濡れた感触があった。
少し触れただけでそこはクチュクチュと水音を響かせる。
「…あぁっ……やぁ……っ!」
セブルスは秘部の突起を手で弄びつつ、胸の突起から唇を離すと、今度は耳へと唇を寄せる。
「…な…ぁ…っ………」
ピンク色に染まった耳朶を甘噛みすると、ナルシッサはビクリと体を震わせて嬌声を上げた。
「あぁぁぁぁぁ……っ!!」
益々秘部から溢れ出てくる蜜に、荒い息。
どうやらナルシッサは達してしまった様だ。
それでもセブルスは秘部の大きくなった突起を弄び続ける。
「……んん…っ……あぁ…っ!」
そして指に蜜を絡めると、前触れもなく中へと入れた。
「きゃっ……!…あぁ……」
優しく出し入れを繰り返すと、蜜の溢れ出るクチュクチュという音が静かな部屋に響く。
セブルス段々と入れる指を増やしていると、ナルシッサは潤んだ瞳で囁いた。
「セブルス……来て…」
セブルスは頷くと、既に硬くなっていた自身を取り出した。
止めどなく蜜の溢れ出てくる秘部へとあてると、優しく聞いた。
「ナルシッサ…良いのか?」
(今ならきっとまだ間に合う…。今なら…)
「もちろんよ…来て…!」
頬を朱色に染め、球のような汗を額に浮かべ潤んだ瞳。
細い身体からは上品な香水の香りと汗の臭いと愛液の匂いが混ざり合い、雌を感じさせた。
既に母ではなく、一人の女になっているナルシッサは、ためらう事もなく答えると、セブルスの背中に腕を回す。
セブルスは再び頷くと、一気に自身をナルシッサの中へと挿入した。
絡みついてくるようなナルシッサの中はとても熱い。
「きゃ…ぁ……っ!」
「…動くぞ」
最初は優しく、だが段々と激しく腰を打ちつけるセブルスに合わせ、いつしかナルシッサも自ら腰を動かしていた。
「…ん……っ……はぁっ…!あぁーっ!」
グチュグチュと鳴り響く水音と、ギシギシと軋むソファの音。
二つの音の聴きながら、二人の男女は時々口付けを交わしながら、長い時間激しく愛し合う。
「…やあ…ぁん…っ…だめぇ……っ!」
「ナル…シッサ……もう…!」
セブルスが達しそうだ、と告げると、ナルシッサは閉じていた目を静かに開けた。
「あぁ……ん……良いわ…っ…出してぇ……っ!」
「…ナルシッサ…それは……」
「良いの…っ!出して……!」
中に出せと強要するナルシッサ。
安全日だとかなんだとかに関わらず、中に出すのは危険だとセブルスはわかっていた。
しかし、絡みつくナルシッサに対し、頭ではいけないと思いつつも、体は素直だった。
「あああああーーーっ!」
「…く……っ!」
ナルシッサが体を強ばらせ達すると、彼女の中もきつく締まる。
セブルスはそれに耐えられず、呆気なく欲を中へと出してしまった。
慌てて自身を引き抜くセブルスに対し、ナルシッサは甘い吐息を漏らすと、セブルスの首に回していた腕を解き満足気に微笑んだ。
「まったく……無茶なことを…」
「大丈夫よ、一回くらい…」
「その油断が危ない…!」
行為で乱れた髪を整えるナルシッサを横目に、小言を言うセブルス。
ナルシッサはふいに顔を上げると、真っ直ぐセブルスを見つめ、微笑んだ。
「……ドラコを、よろしくね…?」
その微笑みはまるで天使の様だったが、微笑みを向けられたセブルスは全く違う事を思っていた──
(………まるで悪魔だな……)
以上、長文駄文すいませんでした。
実はこういうの書くのは初めてなので、見苦しい点は見逃して下さい…。
てか、上のネ申の作品はルシウス×パンジーだし、もしかして不倫一家ちゃうんかと(ry
ナルシッサGJGJ!不倫一家ハァハァ萌え。
誘い受けなナルシッサ(・∀・)イイ!!
>>530 自分も6巻で2人に萌えてしまったクチ
超GJ!!
GJです。ナルシッサ可愛いよナルシッサ。
ところで、六巻でスネイプ×ナルシッサとともに
ルシウス×ナルシッサに萌えてしまったのは自分だけだろうか。
「うちの夫にイチャモンつけんなや(゚д゚)ゴルァ」
がツボにはまったんだ。
神がネタバレあるので気を付けてってあれだけ恐縮していたのに
おまいら、あっさりとネタバレしすぎw
ちょwwwマジ6巻のネタバレやめてくれ・・・。
537 :
530:2005/07/21(木) 20:14:38 ID:GTzt+jgu
みなさん、暖かいお言葉ありがとうございます。
それとネタバレの事はすいませんでした。
余談ですが、今ドラハー執筆中です。
またこちらに投下させて頂くかも知れません。
ちなみに6巻のネタバレは無いです(`・ω・´)
>>537 マターリとお待ちしてます(`・ω・´)ゝ”
ネタバレの件なんだけど、これから6巻を読んだ神が来てくれることもあると思うんだよね。
私は今回の神みたいに事前に『以下○レスネタバレあり』とか注意してもらえれば
いいと思うんだけど…感想は無いように触れないように気をつけるとして。
確かに、6巻ネタ書く人は前もって注意書き、感想もネタバレ含む所はメル欄とか使って貰えたら良いね。
あと
>>537さん
ワクテカしてお待ちしてます!
>>537 事前にしっかりと明記されていたから全然OK!
他の神々も大変申し訳ないけど、明記してくれたらありがたいです
6th読み終わった。
みんな大人になっていく…
早く六巻見てえ('A`)
英語の勉強本気でしようかな・・・。
神々の降臨をエクスペクト。
>>542 興味があったら、本屋の立ち読みでとりあえず1章を飛ばして
2章の最後あたりを読んでみ
会話中心で解りやすいし、そこから一気に引き込まれるかも
ダンマク神の降臨まだ〜?
ドラ×ハー神もこない(´・ω・`)
>>544 全部書いてから投稿するするからチョイ時間かかるかも。
そうしないと「夏の友」も31日に泣きながらする香具師だったんでw
ハー子をハリーとドラコでサンドイッチと。
鬼畜すぎー
>>546神
そうでつかw
ではマターリ御待ちしていますw
ロンハー希望
ドラコが蛇型バイブでスリザリン女子を攻めまくる
ドラコの取り巻き二人にサンドイッチされるパンジーたん。
写真とかで脅されて他の男子にもリンカーン。
公になったらとてもドラコと顔合わせられなくなるから、泣き寝入り。
そのうちエスカレートして、バイブ装着で何も知らないドラコと談笑させられたり、そのまま授業受けさせられてドラコとペア組まされたりしたらいいよ。
555 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 00:50:49 ID:hKcSwx5l
556 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:02:17 ID:MfcpBeff
ハータソとスネ先生の漫画
ろくはーもモエス。ハーたんあの頃は面食いだったのね。
>>554 出遅れた…見れないorz
ロクハーかぁ。何かロックハートは役得だよな。
適当なアプロダがあれば固めてあげてあげるよー
ほしゅ
, - ' ゙ `` ‐ 、_,,,,,
,r' /=ミ
/ 彡ll',''´
. / 彡lll
!-- .、 ,、、、、,,, 彡lノ
l,,,,,__ / ___ 'r''゙ヽ
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|. ,' //
. ',. ,' , r'
. ゙, ゙'ー ‐` l |
゙、''゙ ,,、二''‐ ノ l、
''''''''7'ヽ ''' / /`〉`゙T''''''''''
l ` 、,,,,、- ' " / /.| |
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| | | ', / / l .l
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ついでにage
@@
人気のないスリザリン寮の外れにある寮監生室に入るとパンジーはドラコの向かいにある椅子に浅く腰をかけた。
綺麗に肩で切りそろえた髪、切れ長の眼と眉が勝ち気そうに吊り上がったパンジーは最近では
スリザリン寮の中では一際目を引く可憐な美少女になっていた。
「それでなあに?ドラコ。」
2人きりになった瞬間、パンジーの声が少し甘くなる。
ドラコは少し苦笑した。
なんと言ってもパンジーの態度は判りやすい。
まあ純潔の家格への尊敬の念と嘘のつけないこの性格は味方にしておいて損のない資質とも言える。
「話と言っても大したことじゃない。グリフィンドールのことさ。」
「なあんだ。」
ドラコの言葉に何をか期待していたのかパンジーは少し頬を膨らます。
「最近どうもグレンジャーが変な動きをしてる。」
「グレンジャー??グレンジャー・ハーマイオニー?」
言うまでもなくパンジーの天敵だ。ドラコの言葉にパンジーは興味を持ったらしく身を乗り出す。
「そうだ。何かを調べてるみたいだな。今週になって3度もスリザリン寮に近づいている。
一度は内部に入り込もうとしてブルストロードに止められてる。」
「その、じゃあグレンジャーは何かを調べてるの?」
不安そうな瞳でドラコに聞いてくる。
「調べられて困るようなものは・・あるか。しかしそんな事はどうでもいいし、どうにでもなる。
それよりコソコソ嗅ぎまわられているのが気に入らない。」
ドラコがそう言うと、パンジーは何度も頷いた。
ごめんなさい。>565無視してこちらからお願い致します。orz
---------------------------------------------------------------
スリザリンの寮へと続く長い廊下。
血に染まったような赤い絨毯は毛足が長く、足音を消す。
「パンジー。」
すぐ後ろから聞こえてきた底冷えのするような低い声を聞いた瞬間、前を歩くパンジーの姿は後から見ても判るくらいに輝くように明るくなった。うれしさからか少し紅潮したような顔でゆっくりと振り返ると、今声を掛けてきたドラコ・マルフォイへと駆け寄ってくる。
右胸に刺繍されたスリザリン寮生おそろいの蛇のエンブレムに胸元には朱色のスカーフ。
ホグワーツの制服は最近急激に成長したパンジーの体には少々きついように感じられる。
「何?ドラコ。」
昔馴染みの女の子の中では彼女だけが気軽に呼べるこの名前をパンジーはとても大事な物のように言う。
声をかけたのはドラコ・マルフォイ。
スリザリン寮内のみでなく、ホグワーツ内でも一目置かれる純潔の名門マルフォイ家の跡取りだ。入学時低かった背は成長と共に伸び、今では父親譲りの堂々たる偉丈夫。
名門に相応しい他を睥睨する冷たい視線、優雅な物腰に加えて細面の整った顔、爽やかな金髪を靡かせているその姿に憧れを寄せている女生徒は少なくない。
ただドラコ自身がそれに応える事は無かった。ドラコが興味を持つのはハリー・ポッターよりも人気があるかどうかのみであって、それさえも絶大な権力を持つ者の無慈悲で冷たい性格故と周囲には受け取られている。
「ちょっと来い。話がある。」
ドラコの言葉にパンジーは少し不思議そうに首をかしげた。
「なあに?」
「何でもいい。」
2人が話している横を何人か連れ立って歩いていたスリザリンの後輩が頭を下げて通り過ぎていく。
「うん。良いわよ。どこで?」
「寮監生室だ。」
ドラコは顎を寮監生室の方に向け言い放つようにそう言うと、すぐに歩き始めた。
@@
人気のないスリザリン寮の外れにある寮監生室に入るとパンジーはドラコの向かいにある椅子に浅く腰をかけた。
綺麗に肩で切りそろえた髪、切れ長の眼と眉が勝ち気そうに吊り上がったパンジーは最近では
スリザリン寮の中では一際目を引く可憐な美少女になっていた。
「それでなあに?ドラコ。」
2人きりになった瞬間、パンジーの声が少し甘くなる。
ドラコは少し苦笑した。
なんと言ってもパンジーの態度は判りやすい。
まあ純潔の家格への尊敬の念と嘘のつけないこの性格は味方にしておいて損のない資質とも言える。
「話と言っても大したことじゃない。グリフィンドールのことさ。」
「なあんだ。」
ドラコの言葉に何をか期待していたのかパンジーは少し頬を膨らます。
「最近どうもグレンジャーが変な動きをしてる。」
「グレンジャー??グレンジャー・ハーマイオニー?」
言うまでもなくパンジーの天敵だ。ドラコの言葉にパンジーは興味を持ったらしく身を乗り出す。
「そうだ。何かを調べてるみたいだな。今週になって3度もスリザリン寮に近づいている。
一度は内部に入り込もうとしてブルストロードに止められてる。」
「その、じゃあグレンジャーは何かを調べてるの?」
不安そうな瞳でドラコに聞いてくる。
「調べられて困るようなものは・・あるか。しかしそんな事はどうでもいいし、どうにでもなる。
それよりコソコソ嗅ぎまわられているのが気に入らない。」
ドラコがそう言うと、パンジーは何度も頷いた。
「そうよ。何考えてるかわからないよ。マグルの癖にいっつも自分だけは正しいみたいな顔してるし、他人の詮索ばっっかりしてるんだから。」
思った通りにパンジーは喰いついてきた。思い通りの展開にドラコはにやりと口元を釣り上げた。
「だから少し懲らしめてやろうと思う。そこでパンジーには俺の仲間として手伝ってもらいたい。」
その言葉にパンジーの顔が高潮する。今までドラコから何かをパンジーに頼んだことはないし、何かを一緒にやろうと言ったこともない。
パンジーはドラコが言う仲間と言う言葉がとても気に入ったように少し胸を反らした。
「で、でも何か私に出来るかしら。」
「何を言っているんだ。パンジー。スリザリンのパンジー・パーキンソンは男連中の中じゃ最近評判だ。一度でも声をかけて貰いたいってな。」
お前はやり方が判っていないだけだ。」
あからさまな男達の噂話の一端を聞いてパンジーは頬を染める。
ダンスパーティー等ではドラコに近づくのに夢中で誘いの言葉は全て撥ね付けていたが、
確かに学年を経るごとに手紙や誘いの言葉は増えていた。
「スリザリンの兵隊はお前が一瞥をくれただけで足元にひれ伏すだろう。奴らが俺に傅くようにだ。
それにお前はスリザリンの寮監生だろう?女達にも顔が効くはずだ。」
「ドラコがそう言うんなら、手伝ってもいいわ。」
ドラコの言葉に自尊心をくすぐられたのかパンジーはゆっくりと頷いた。
「そうか。パンジーならそう言うと思っていた。礼も必ずしよう。」
パンジーの言葉に満足したドラコも深く頷く。
「お、お礼なんていいわ。私だってグレンジャーが何をしているのか興味があるもの。」
お礼という言葉に何を考えたのかパンジーはパッと視線を逸らす。
あわてて脚を組んでスカートの裾から真っ白なふくら脛を覗かせる。
上半身を捻るとジャケットの襟元から意外と量感のある胸元が覗き、裏地に緑のビロードを使った制服の縫い目が綻びそうな音を立てた。
「そうか?別に無理にとは言わないがこういうのはどうだ?」
ドラコはそう言うと素早く立ち上がり、机越しにパンジーの顎を持ち上げ軽く覆いかぶさった。
「え・・・っッ」
唇を押し付けられた瞬間に驚愕のあまり体を硬直させたもののパンジーは直ぐに事態を悟ったのか目を瞑った。
両手を脇に落とすと、体から力が抜ける。
その瞬間、ドラコは体を離した。
「・・・・え?」
「気に入らないか?純潔のキスは魔力を高めるぞ。」
パンジーは一気に抜けた力にまだふわふわとした顔をこちらに向けてくる。
切りそろえた髪が微かに香りを伴って揺れた。
「う、うん。」
「はっ!どうした?パンジー。気に入らないか?」
「う、ううん。」
やっとドラコの言っている意味がわかったのかパンジーはあわてて首を振る。
「ち、違うわ。そんなことない。ちょ、ちょっとビックリしただけ。」
「そうか。もっとしてやろうか?」
ドラコがからかいを込めた視線を送ると、パンジーは顔を俯かせた。
「ド、ドラコに任せるわ。」
その言葉を聞いたドラコはくつくつとした低い笑いを響かせた後、パンジーの腰に手を回し引き寄せた。
ゆっくりと襟元の真紅のスカーフを抜き取るとジャケットの端から胸元に手を差し込む。
予想外に豊かな胸元をゆっくりと揺する。
「ん・・・そっちは駄目・・。ドラコ」
パンジーは小さく吐息のような声を漏らすと言葉とは裏腹に体の力を抜く。
既にかすかに上気している頬を上向かせるともう一度唇を重ねる。
「あっ・・」
流し込まれる唾液を漏らすまいとパンジーは舌を動かす。
ドラコにとって今ここでパンジーを抱くのは予定外ではあった。
本来ならキスのみで済ませるつもりであったが、パンジーは思ったよりも従順にドラコの動きに合わせてくる。
ドラコは少し頭を巡らせ、パンジーを抱くことによってこれからの計画に支障が出ないかどうかを考えた。
本当の獲物はポッターの腹心であり、最近蕾の薔薇が豊かに咲き誇るかのように豊かになった体でホグワーツ中の男性の噂話を掻っ攫っているグレンジャー・ハーマイオニーだ。
先日グレンジャーが何かを嗅ぎ付けたのかスリザリンの寮の周りを一人でうろうろとしていると言う報告を受けて思いついた。
他寮への出入りは校則違反である。故に寮内に潜入した所を捕まえればその身柄はスリザリンの思うが侭になる。
一度捕らえてしまった後は寮監生室に閉じ込め、体は解放するが、一度寮内に入ったからには持ち物は全てスリザリンが預かるとでも言えば良い。
裸に剥いて広間に解き放たれ、学校中の男どもの飢えた視線を一身に浴びながら豊かに膨らんだ胸を片手で隠し、下半身をもう一方の手で隠して激烈な羞恥に身悶えするであろうハーマイオニー。
それを聞いたポッターはどのようにその矮小な体で怒りを表現するだろうか。
思わず頬が緩む。
きっとそれは入学以来、最も見応えのある見世物になるに違いなかった。
しばらく頭を巡らせた後にドラコはパンジーの唇に唾液を流し込みながらゆっくりと純白のシャツのボタンを外した。
パンジーはこれからの計画に外す事の出来ないメンバーであり、そして愚かではない。
そして何よりも目の前の彼女は本来の獲物と遜色無く魅力的で、そして何よりも従順だった。
背中に手を回し、胸を覆う下着を取り払うと滑らかな絹のような素肌を腹部から胸元まで手を這わした。
パンジーはしっかりと目を閉じ、唾液を受け止める舌を動かしながら拒否するように手を抑えてきた。
「ん・・・んんっ・・」
まるで甘い蜂蜜かのようにドラコの唾液を飲み下しながら口を離す。
「こ、こらっ・・ドラコ・・。ん・あんっ」
指が乳首をこすった途端、パンジーは陶酔したような顔をドラコの胸元に埋めて魚のように身を跳ねた。
「ほら、スリザリンの誰もが深い興味を持っているその体を見せてみろ。」
胸元に寄せられた髪を掻き揚げるとパンジーの小さめの耳に舌を這わせながらドラコは囁く。
もう片方の手でスカートを捲ると指を中へと潜り込ませていった。
「ああっ・・やっ!んっ・・」
指が純白の下着に辿り付くとゆっくりと隙間に指を差し入れる。
指に面積の狭い、柔らかな毛の感触を感じ、恥骨の下に指をずらし、温かく、柔らかく湿った部分を探る。
「いやらしい奴だな。」
右手で既に硬くしこった乳首を弄るとドラコはパンジーの耳に囁く。
「んん・・っ・・」
密やかな抗議の意味を混めながら顔を仰け反らせ、パンジーはギュッとドラコの袖を握る。
「どうだ?純血の唾液は。甘いだろう?」
ドラコは囁きながら指を動かし、クリトリスの部分を弄る。
溢れてくる愛液を掬うように浚うとゆっくりと塗りつけるようにした。
「一人で慰めたりしているな?」
「やだ・・ドラコ。そういう事、言わないで。」
「しているかと聞いているんだ。それと俺の事はドラコ様と呼べ。」
断定的に言い切ると、パンジーの白く輝く陶磁器のような首筋を舐めあげる。。
「ああっ・・う・・・そんなぁ・・・」
クリトリスを掠る指先の甘味と羞恥心を煽るドラコの言葉にパンジーは自らの動物的な意識からか腰をゆっくりと押し付けるように動かす。
「一人で慰めているのか?」
「して・・る。一人でしてるからぁ・・あっ、あっ!きゃっ!!ああっ・・あんっ!!」
パンジーが認めた瞬間、ドラコがクリトリスを強めに擦るとパンジーの腰がドラコにこすり付けるように跳ね上がる。
「いやらしい体だ。」
冷ややかな声でそう決め付けられるとパンジーは身を硬く捩じらせて首を振った。
「違う・・・ドラコ・・」
「どこが違う、純潔のキスが褒美だと言っただけなのにこれは何だ?」
そう言いながらドラコはスカートの中から手を抜くとパンジーに見せ付けた。
パンジーは思わず顔を伏せる。
パンジーの眼前に突きつけられた授業中の魔法を唱える時、他を跳ね除ける手の動き。
そんな時に女生徒達を魅了してやまないドラコの白い指先にはべっとりと糸を引くようにパンジーの雫が纏わり付いていた。
「それと先ほど言ったはずだ。お前如きが俺を呼び捨てるな」
ドラコは思わず顔を伏せたパンジーの後ろに周るとそのままうつ伏せに机の上に押し倒した。
「ん・・・・!!」
机にうつぶせに倒され、スカートをまくられた瞬間、パンジーは思わず両腕を後ろに廻すと股間を隠そうとした。
「手を離して下着を脱いでみろ。」
耳元で囁くと、パンジーはゆっくりと首を横に振り、その後にドラコの視線に屈したようにそろそろと下着を下ろした。
「そうだ。それでいい。」
ドラコは左手でパンジーの頭を撫でると再度股間に指を伸ばす。先ほどからいい様に弄られていた股間は愛液を溢れさせており、
ヌラヌラとドラコの指先は滑った。
後ろから膝を掴み、尻を突き出している格好のパンジーの足をぎりぎりまで開かせる。
「あっ・・・」
ドラコがその格好を維持させたままもう片方の手で陰唇を押し拡げた瞬間、
パンジーは堪らず顔を伏せると赤ん坊が嫌々をするように首を何度か横に振った。
ドラコが後ろから中を覗いて見ると、勃起したクリトリス が包皮の下から顔を覗かせている。
全体が綺麗なピンクで、黒髪に綺麗に手入れされた庭に芝生のように長さの揃った毛が申し訳程度にちょこんと生えている。
クリトリスを指の腹で刺激しながらさらに拡げて奥まで覗き込もうとした瞬間、パンジーの両手がドラコの視線を阻む。
「駄目・・ドラコ・・恥ずかしい・・」
目の前のパンジーが腰をくねらす様にすると、ドラコの指にゆっくりと雫のような愛液が垂れた。
やがてドラコはズボンを下げると、既に筋を立てて勃起している陰茎を露出させた。
パンジーの腰を自分の腰の位置まで引き上げると、ドラコは立ったまま腰を掴み、パンジーの中にゆっくりと挿入していった。
ドラコの先端に熱く潤った感触が纏わりつく。
「あ・・・んんっ・・」
黒髪の甘い匂いを振りまきながらパンジーの体が魚のように反り返った。
先ほどから泥沼のように滑っていた為、陰茎は膣口を広げながらスムーズに挿入されていく。
挿入しながらドラコはパンジーの体に手を伸ばし、釣り下がるようになっている乳房を掴む。
「あっ・・痛っ・・う・・んっ!」
「ドラコ・・もっとゆっくり・・優しくして。」
「ドラコ様だ。」
それそのものの最中とは思えないほどの冷ややかな声を出す。
そのまま激しくパンジーを突き上げる。
そこにはドラコの性格そのものといっていい一度も他人に膝をついた事のない、他者を省みない王者の無慈悲な視線があった。
突き上げるたびにパンジーの白い体が揺れ、大理石のように白い首筋が仰け反る。
ドラコは陰茎全体を心地よく包んでくる感触を味わいながらパンジーに囁いた。
「パンジー。お前はこれからあの方に仕えるに相応しいような女にならなくてはいけない。無論俺に相応しいようにもだ。」
激しい抽送に耐えるように目を閉じながらパンジーはかすかな喘ぎ声を漏らす。
「スリザリンの殉職者達が俺にするのと同様にお前の美しさの前に跪き、お前が地獄にいるのなら天国になど行きたくないと考えるように。」
「う・・うん。」
ドラコが言っていることの半分も理解できないままにパンジーは頷いた。
「うんじゃない。」
叩きつけられるような動きと同時にぴしゃりと尻を叩かれる。
「ん・・はい・・ドラコ・・様・・・・・あっ・・あんっ!」
パンジーが躊躇いがちにそう言った瞬間、既に熱く濡れた膣が陰茎をくるみ込むような動きをした。
同時に迎え入れるように微かに内部が収縮する。
「んっんんっ!・・」
ドラコは低くうめきながらパンジーを抱きすくめると激しく陰茎を脈打たせて思い切り放出した。
黒髪の甘い匂いを振りまきながらパンジーは身悶えする。
ドラコは放出しきるまで動きを続けると、ゆっくりと引き抜く。
自分の精液とパンジーの愛液とで汚れた自分自身をパンジーの染み一つ無い制服のスカートで隅々まで綺麗になるように拭き取ると、パンジーの頭を一撫でしてから悠然と部屋から立ち去った。
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すみません。>565は無視して下さい。orz
>566〜575です。
黒ドラを書きたかったので・・。
続きは受け入れて貰えるようでしたら。
黒ドラコキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
gjです!続きキボンです!
ドラパンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
黒ドラコキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
文章のふいんきが、ドラコの黒さと相まってとてもエロいです(*´д`)
これからハータソとパンジータソがどうなるのか(;´Д`)ハァハァ
久々にキタ━━━━━━━━━━!!!!
激しくGJ!!!!パンジータンハァハァ
パパパパンジィィィーーー!!
かわいいよ(*´д`)
このパンジーはもちろん映画のパンジータンだよね。
原作のパンジーはパグ顔だ・・・
目欄に6巻ネタバレ
<■第2話■>
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「んっ・うんっ・・んうっ・・・あっ・・」
ドラコは夕食後の薄暗い寮監生室の中で椅子に深く腰掛け、床にパンジーを跪かせると陰茎をその口で自由にさせていた。
パンジーはぎこちない動きでありながら丹念にドラコのそれに舌を這わせている。
ドラコがパンジーを連れて放課後に寮監生室に篭るようになってこれで一週間目だった。
冬休みを控えたこの時期、監督生達が寮監生室に篭る事は特段珍しい行為では無い。
休みが近づけばどこの寮でも風紀は乱れるし、それに加えて処々の雑事は増える。
他の寮では不用意な魔法の使用や悪戯が増えるし、スリザリンに到ってはそれに加えて喧嘩が増えるからやらなくてはならない事は沢山ある。
もっともスリザリンに到っては喧嘩だけは勝者こそが正しいという掟がある為に特段後に引きずる事も無く、寮監生の手を煩わせる事は無い。
ドラコはこの一週間そういった雑事の隙間を縫っては寮監生室内でパンジーにドラコの身の回りに関する命令を事細かに下し、そしてそれを実行させていた。
今、パンジーは制服を清楚に着こなしたままドラコの父親、ルシウス・マルフォイが寄付した樫の木で出来た大きな黒机の下に潜り込むように座り込んでドラコの陰茎に舌を使っている。
既にパンジーがそれを初めてから30分以上が経過しており、陰茎はパンジーの唾液でぐしょぐしょに塗れている。
にもかかわらずパンジーは肩の所で切りそろえた艶やかな黒髪をゆっくりと揺らしながらせっせと舌だけをつかって更に唾液を刷り込んでいく。
時々唾を溜めるように喉を鳴らしては、その間も一時も離れたくないとでも言うかのように陰茎には細かなキスを降らせつづけていた。
机の上ではドラコがスリザリン寮生の冬休み中の帰省先、行動予定表に一つづつ目を通して書類の監督生のサイン部分に自分の名前を書き込み、
少しでも曖昧だったり矛盾点があれば付箋をつけて送り返している。
その為に机の上には書類が散乱しており、その脇にはドラコ用に改造した大きめの燭台にリンゴが10個程積んであり、2つ程の齧りかけのリンゴが机の上に転がっていた。
「ドラコ・・咥えても、いい?」
机の下からパンジーが上目遣いでおずおずとドラコに訴えかける。
この一週間、パンジーは舌でしかドラコに触れてはいない。
あのことがあって以降、ドラコはパンジーに体を触れさせるものの、パンジーの体には全く触れず更に射精もしていなかった。
パンジーは悩んだ。
ドラコは彼女に日に2時間も舌を使わせても射精もしない。
パンジーの育ったパーキンソン家もマルフォイ家とは家格が違うとはいえ、育ちは良い。
男女間の事には疎かったし、ましてや女性自身で男性を昂ぶらせる方法など考えもつかなかった。
それでも品のない同級生の内緒話に聞き耳を立てて得た拙い知識を総動員させ、
口を彼女自身の様に使えばドラコに満足して貰えるのではないかと考えてのセリフだった。
「はっ!」
ドラコはそれを聞くとペンを置き、パンジーが舌を使い始めてから初めてパンジーの方を向くと薄く冷ややかに笑い、パンジーの髪を掴んだ。
「だって・・だってドラコこれじゃあ満足しないんじゃないの?その・・だ、出さないと。」
パンジーはドラコの足元に跪いた格好のまま、首まで紅潮させながら言葉を紡ぐ。
「必要無い。」
「んうう。・・もう。・・ド・・ドラコ様・・・咥えさせて貰って・・いい?」
パンジーは考えた末にもう一度言葉を選んでまるで神に対するように両手を胸の前で組み、訴えかけてくる。
「駄目だ。」
「じゃ、じゃあ握っても・・・」
「しつこいぞ。」
そう言うとドラコは視線をまた机の上に戻す。
ドラコにとって、既に学校における生活とは将来への布石でしかない。
魔法使いの中においてマルフォイ家を更に台頭させ、あの方に仕える為の。
その時のパンジーの役割はドラコの性欲の処理では決してなかった。
それはドラコの影であり、屋敷しもべ妖精とは違って自分で行動でき、そして決して裏切らない従順な僕だ。
スリザリンの中において攻撃性が程々に高く、かつ従順な生徒というのは案外と少ない。
というよりもスリザリンにおいて従順な生徒を探すというのは真夏に椿の花を探すよりも難しい。
その個人個人の攻撃性と寮内の文化が合間って、誰もが常に前へ前へと出たがり少しでも落ちた者は蹴落とされる。
兵隊とするには、そしてそういった連中を纏める為には適しているが劣勢に立った時には弱い。
ドラコには将来、万が一劣勢に立った時に自分の背中を命を張って守る人間が必要だった。
パーキンソン家はスリザリンの中でも一目置かれる家格であるし、更に見た目は麗やかだ。
そしてマルフォイ家に恐れにも似た尊敬の念を持ち、ドラコを畏敬している。
今のうちに徹底的に上下関係を叩き込んでおけば将来恐らくドラコにとって無くてはならない存在となってくれるだろう。
パンジーの手を柔らかく踏みつける。他を従わせるのに過剰な暴力は必要無い。
ドラコの行動に制約は無く、相手の行動はドラコの制御化にある事だけを教えてやればいい。
ドラコを見上げていたパンジーは口に含む事を諦めたように首をがっくりと折った。
スカートの位置を直して髪を手早く整えると今の会話によって半ば乾いてしまったドラコの陰茎におずおずとその瑞々しい唇を再度寄せていく。
薄く目を閉じるとこの一週間で覚えた方法で2〜3度敬うようにドラコの先端に口づけを繰り返した後、舌先を伸ばしていった。
@@
パンジーが再度ドラコの陰茎の下部から唾を塗せようとしたその瞬間、寮監生室の扉が音も無く開いた。
「ド、ドラコ。いるか?」
少し吃音気味のその声に慌ててパンジーが舌を離す。位置を変え、ドアの方から見えないように更に机の下へと潜る。
「なんだ?ああ、グラップか」
ドラコは平然と机の上の書類を調えながら声を返すと、扉を開けた声の主であるビンセント・クラッブは巨体を揺らすようにして歩み寄ってきた。
クラッブもいまや過去の肥満の体系では無かった。
その卑小な背丈に似合わない巨体にドラコの取り巻きという自信、そしてスリザリンで生き延びてきた暴力性を備えている。
「いよお。ドラコ。」
「どうした?」
「ドラコに冬休みの計画を立ててもらおうぜってゴイルが。」
机に置いてあったティッシュを取り、くちゃくちゃと噛んでいたガムを吐き出すとドラコの机の上に置いてあった
リンゴの山の中から一つを取り出して齧り始める。
「ゴイルは?」
「す、すぐ来るって。」
そう言った途端、再度ドアから声がかかる。
「なんだ、仕事してたのか。大変だな、監督生は。」
今度は扉からゴイルがぬっと顔を出した。ごつい体を屈めて扉を潜ると部屋に入ってくる。
「大した事無いさ。」
そう言いながらドラコは机の下のパンジーに脚で合図をした。
一瞬の躊躇があった後、ドラコの下腹部に温かく濡れた唇の感触が広がる。
音を立てないようにキスした後、パンジーは再度ドラコに舌を使っていく。
「ド、ドラコは冬休みになったらす、すぐに帰るだろう?」
「そうだな。父上も早く顔を見せろと煩いし、ここにいる理由は無い。」
「そうか。じゃあすぐに帰れるよう、手配するよ。」
「ポッターと一緒の列車は御免だぞ。」
「判ってるよ。」
と言いながらゴイルがメモを取る。
「来週になったら部屋の荷物を纏めておいてくれ。」
「も、もう始めてるよ。ドラコのお気に入りの服も入れておいたよ。」
今度はクラッブが返事をする。
ドラコの周りにいて何年も過ごしているのだからこの手の話は実にスムーズに進む。
「そうか。なら良い。」
ドラコがそう言い放つとその話はおしまいとばかりにゴイルが手を振りながらドラコの前に寄ってきた。
「それはそうと、ドラコに聞きたい事があったんだ。」
「なんだ?」
「今年のパーティーはその、パンジーも呼ぶのかなって思って。」
ゴイルがおずおずとそう言い出したその瞬間、ぎくりとドラコの陰茎に絡ませていたパンジーの舌先が止まった。
舌先を止めたことで亀頭の縊れに溜まっていた唾液が陰茎から垂れ落ちそうになり、慌てて舌先を使って掬い上げてくる。
「何でだ?まだ呼ぶとも決めてはいないが。」
「ゴ、ゴイルは最近パンジーが気になってるんだ。この前も声をかけたんだけどパンジーに蹴り飛ばされてたんだ。」
「ば、馬鹿野郎!」
「ははは。カッコわるいな。」
「ち、違うよドラコ。そういうんじゃなくてさ。」
ゴイルはドラコに言い訳をしようとドラコの後に回った。
「あ、あとねドラコ。ゴ、ゴイルがさあ、この前」
クラッブもふざけながらゴイルを追いかける。
と、二人はドラコの後にまわった途端、その異常な光景に気がつき、立ちすくんだ。
ドラコの座っている机の下には明らかに誰か女生徒が座り込み跪いていた。
座り込んでいるため床には綺麗に制服のスカートが花のように広がっている。
女生徒は顔をドラコの股間に埋め、クラッブやゴイルから見えないように片手で必死に顔を隠そうとしている。
そんな中でドラコは平然と笑い声を上げていた。
クラッブやゴイルはドラコの取り巻きという事で気の向くままにすでにスリザリンの下級生や同級生を半ば力ずくで犯して童貞は失っている。
見た瞬間に女性とがドラコにしているであろう行為の意味は判った。
「あ・・あ・・・ドラコ・・す、すまない。」
「ご・・ごめん、ドラコ。ま、また後でくるよ。」
あくまでドラコはボスである。ゴイルとグラップは回れ右をすると部屋から出て行こうとした。
「いや、いいさ。調度良かった。」
ドラコは笑いながら机の下に手を入れ、片手でパンジーを引きずり出した。
「え?ド・・ドラ・・きゃっ!!」
「え?パ・・パンジー??」
同時に声が上がる。
グラップとゴイルの2人は引き出されてきたパンジーを見た瞬間、驚愕にぽかんと口を開いて後ずさった。
制服こそあくまで清楚に着こなしているもののパンジーの顔は紅潮しており、
整っている顔の中央にある鼻の先は唾液で濡れていた。
更に立ち上がったドラコはズボンの前が開いてそこから陰茎が隆々と勃起しており、その全てが満遍なく唾液で光っている。
何をしていたかは先ほどにより増して一目瞭然だった。
「よ・・よお。パンジー。」
ぎこちなくグラップとゴイルの2人はドラコに手を引かれた自分達の同級生の少女に声をかける。
「こんにちは。クラッブ、ゴイル。」
ドラコの手を離れてすっと立ち上がると2人の視線を外すように横を向いてパンジーは髪の乱れを直した。
口元を拭い、きっと唇を結ぶと、そのままドラコの横に立つ。
「パンジー。どうした。」
ドラコは先ほどのゴイルとの戯れの時のままの笑顔でパンジーに声をかける。
「え?」
「俺はそのままか?」
ドラコの声に、パンジーは慌てた。
この一週間のように終わりの後片付けをしろとドラコは言っているのだろうか。
「え、ええと。ドラコ・・」
助けてといわんばかりに腕を振り回す。ドラコに視線を送るが帰ってくるのは笑顔の下にある冷え冷えとした視線のみだ。
パンジーはぎゅっと唇を噛み締めながら目の前の2人に向って口を開いた。
「グラップ、ゴイル!見ないで。」
「ご、ごめん。」
強い命令口調で言われた2人は素直に後ろを向いた。
2人の動きを確認した後、パンジーはドラコの前に再度膝をつく。
一度も放出させてはいないのに既に興味は無くなったとばかりに萎えかけているドラコのそれを見て軽い無力感を感じながらパンジーはポケットからハンカチを取り出す。
ハンカチをドラコの陰茎の下にある袋にあてがうと小さな舌を出して先ほどの行為で既にドラコに纏わりついている自分の唾液を
蛇のように小さく舐め取りながら舐め取れなかった部分を下からハンカチで拭い取っていく。
@@
寮監生室の中ではパンジーの舐めるぴちゃぴちゃという微かな水音と時折鳴らすパンジーが喉を鳴らして飲み込む音が響いていた。
当然後ろを向いているグラップ、ゴイルの耳元にもその音は届く。
パンジーは5分程かけて綺麗に全てを舐め取り、拭い取るとドラコのズボンを引き上げるとベルトを締めてやり、最後に伸び上がるようにしてドラコの胸元のネクタイを直した。
「何をやっている。お前らこっちを向け。」
パンジーに直させた制服を部屋の隅の姿見で確認しながらドラコは後ろを向いたままの2人に声を飛ばした。
「クラッブ、ゴイル。お前らもズボンを下ろせ。」
「ええっ?パ、パンジーがいるぜ?」
「そ、そうだよ。」
声を掛けられた2人はハミングのように揃って情けない声を出す。
「そうか。面白い事をさせてやろうと思ったんだがな。なら出て行け。」
「いや、わ、わかったよ。」
ドラコの言葉に二人は慌ててズボンを下ろす。
今のパンジーのドラコに対する行為に興奮したのか2人とも隆々と勃起させている。
クラッブの包茎気味の物は立ち上がり天を向いており、
ゴイルの物は鋼のように硬くなって既に先端からは涎が垂れていた。
「ちょ・・ちょっと!やだっ!」
「はっ!ははっ!なんだ、既に起ってるじゃないか。」
パンジーは汚らわしい物を見るように眉を顰め、ドラコは楽しげに手を叩いて笑った。
2人はズボンを下ろしたまま半笑いで立っている。
上半身は制服を着ながら2人ともびっしりと毛を生やした下半身を丸出しにして立ち尽くしているその姿は滑稽でもあった。
その2人を見ながらドラコは片方の唇を上げた特有の皮肉な笑いを浮かべると言った。
「どうだ?パンジーに頼んでみるか?今なら2人にも俺と同じようにやってくれるかもしれないぞ。」
クラッブ、ゴイルの2人はその瞬間、びくりと体を揺らす。
パンジーが思わずドラコの顔を見上げた。
「ド・・ドラコぉ・・。できないよ。やだよ。」
ドラコの言葉に目の前で爛々と目を光らせたクラッブ、ゴイルを見てパンジーは泣き声をあげた。
「なんだ。さっきは俺のを咥えさせろとしつこい位に言っていたじゃないか。」
2人を前にしてのドラコのその言葉にパンジーはあまりの羞恥心にかみるみる首元まで紅く染める。
「ド、ドラコ本当にいいのか?」
「ぶっ殺すよゴイル!」
ゴイルが口を開いた途端、切れ長の眼に涙を浮かべてゴイルを睨みつけながらパンジーが叫んだ。
慌ててゴイルが口を噤む。
「お願いっ・・ドラコ。」
ドラコの声にパンジーは半分涙を浮かべながら訴える。
「・・・・・はっ・・!無理と言うのならしかたがないな。」
案外あっさりと駄目になりそうな展開に今度はグラップとゴイルの肩が落胆したように下がる。
「んうっ・・ごめんなさい・・。他の事ならなんでもするからっ。ねっ。2人きりになろう?ねっ。ドラコっ。ドラコぉ。」
明らかな失望の色が混ざるドラコの声にパンジーが袖を引く。
「何でもする?お前は今出来ないと言ったばかりだろう。」
パンジーを薄く見下ろしながらドラコは断定するように言った。
「するっ。するけど・・・。」
パンジーは必死で出て来ない言葉を表現しようとドラコの袖を引く。
「・・・まあそうだな。なら代わりに2人に下着を見せてやれ。スカートを捲り上げろ。」
ドラコが口元を歪めながらそう言ったその瞬間、グラップとゴイルの頭が希望にぐいっと持ち上がる。
「ドラコぉ・・。」
ドラコの言葉に期待に満ち満ちた視線をパンジーに浴びせ始めた2人を見てパンジーは再度泣き声をあげだした。
「2人が期待しているぞ。俺と同じようにしてやれないならそれぐらいはやれ。」
「でも・・」
絶望しきった顔でパンジーは俯く。
「スカートを捲れ。」
ドラコはそうは言うものの決して自らでスカートを捲ろうとしなかった。ドラコが捲り上げ、抵抗するなといえばパンジーは恐らく抵抗しないだろう。
しかしここでパンジーに自らスカートを捲らせる事に意味があることをドラコは本能的な感覚で知っていた。
ドラコはパンジーにそう言い放つと、支配者特有の倣岸な笑みを浮かべながらゆっくりと背もたれを軋らせて深く椅子に腰をかけた。
「うう・・やっ!もうっ・・見るなっ!」
何者の意見も受け入れないであろうドラコのその姿を見てパンジーは俯いたままゆっくりと制服のスカートに手を伸ばした。
目の前で目を皿のようにしている二人に叫びながら右手でスカートの先端を弄るように触る。
「目を逸らすな。」
ドラコがパンジーの一言に顔を背けかけた2人に顎をしゃくりながら言う。
「ドラコぉ・・」
何度かの躊躇の後、片手でスカートの端を持つと、躊躇いがちに徐々にスカートを持ち上げていく。
パンジーの手の動きと共に傷一つ無い膝、陶磁器のような太腿が徐々に露になっていった。
豪奢な道具が揃った寮監生室の中は静寂に包まれ、ドラコが軋らす椅子の音と時節クラッブとゴイルの唾を飲み込む音、
そしてパンジーのスカートを捲り上げる衣擦れの音のみが響く。
「どうだ?クラッブ?」
5分程かけてようやく下着が見えるか見えないかという部分までパンジーがスカートを捲り上げるとドラコが部屋の静寂を破った。
膝を曲げて食い入るようにパンジーの下着を見つめていたクラッブに声をかける。
「ド、ドラコ。パンジー濡れてるよ。パ、パンティーの下のほうが。」
「いやあ・・」
パンジー自らの手によって捲り上げられた紺のスカートの下から覗く純白の下着の下部は薄く濡れ、
パンジーの艶のある黒髪と同じ色の毛が下着越しにうっすらと透けて見える。
ドラコとの睦みあいの余韻でか、クラッブが言ったそれは離れていても視認できた。
自分の下着の状態を下卑た言い方で言われたパンジーは思わずスカートを取り落とし、顔を覆う。
「ううう・・クラッブ・・後で覚えてなさいよ。」
顔を覆いながらパンジーは半泣きの声で呟く。
「パンジー!」
「ドラコぅ・・・もう、いいでしょう?」
ドラコの声にパンジーは抗う声を見せながらも再度スカートの端を摘んだ。
ぎゅっと目を瞑り、先ほどとは明らかに遅いペースで再度捲り上げていく。
既に羞恥心は限界まで来ているのか太腿まで紅く染まり、足元はガクガクと揺れている。
「今度はゴイルだ。ゴイルに見えやすいように見せてやれ。」
ドラコのその言葉に目を皿のようにしてパンジーの手元を見つめていたゴイルの陰茎がびくんと弾む。
「悪いな、パンジー」
照れたように口を開くゴイルをパンジーは睨みつけた。
「あんたのその変な物、いつまで見せてる気よ!」
「あ、ああ。」
慌ててゴイルは下半身を手で隠す。
「こ、こっちもみ、見ちゃダメだからね!」
二人のやり取りにドラコは思わずくつくつと椅子の上で笑い声を上げた。
しばらく笑った後、横に立っているパンジーのスカートの中に手を突っ込む。
「きゃっ・んっ・あんっ!」
いきなり突っ込まれた手が下着の上から秘裂をまさぐってくる感触に思わずパンジーは高い声を上げた。
「ちゃんと見せたくないのか。このままパンティーを引き摺り下ろしてやろうか?ゴイルもそうしたほうがいいだろう?」
そう言いながらパンジーの下着に指を引っ掛ける。
「きゃっ!・・やっやだっ!」
ドラコのその言葉とそれに対してクラッブとゴイルがいかにもという感じに頷いたのを見て思わずパンジーはパッとスカートを捲り上げた。
顔は紅潮して固まっており、視線を外すように横を向く。
パンジーの行為によってパンティーどころかもう少しで臍までという所までスカートは完全に捲り上げられている。
下着の下にはドラコの手が挟まれ無遠慮に秘裂の部分を弄っており、その動きに合わせてパンジーの腰が微かに動く。
ドラコの動きに逆らいはしないものの危うくクリトリスのある部分にドラコの指が届きそうになると
パンジーは横を向いたまま声を上げまいとぎゅっと唇を閉じたりいやいやと首を振ったりしてドラコに意思を示そうとした。
そのあまりに扇情的なそのパンジーの動きにゴイルが思わず下半身を隠していた手を離すと一歩パンジーの方に歩み寄る。
鋼のように隆起した陰茎がびくびくと動いた。
「ド、ドラコ。俺もちょ・・ちょっとだけ」
そう言いながらパンジーに向って手を伸ばす。
「・・・!!ドラコぉ!」
パンジーの半泣きの声が本泣きになりそうになった瞬間にドラコはパンジーをいたぶっていた手をすっと引くと口を開いた。
「よし。スカートを下ろせ。」
「ううううう・・・」
ドラコの声に合わせてスカートを離したその瞬間、ぼろぼろとパンジーの瞳から涙が零れ落ちた。
「えーーん。ドラコぉ」
パンジーは泣き声をあげてドラコにしがみつく。
「俺の言う事は全て正しいとお前は今、証明できたんだ。わかるな?」
パンジーはドラコの胸に顔を埋めながらドラコの声に何度も首を縦に振る。
「お前は俺が考えろと言った時以外、何かを考える必要は無い。」
慌ててズボンを穿きだしたゴイルとクラッブに行けと手を振ると、ドラコは胸に飛び込んできたパンジーの頭をゆっくりと撫でた。
激しくGJです!!!!!!!!!!パンジータンハァハァ
ネ申再臨!(;´Д`)ハァハァ
パンジータン可愛いよパンジータン
自分もパグ顔ってのは、針の主観での話だと思う。
あの話は基本的に針視点だし。
やばい。エロい。何この一般のエロ小説より濃い描写は。
パンジータン可愛すぎ。
GJ!
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見下ろす窓の向こうでは今、雪が舞っている。
遠くに見える針葉樹の深い森、そして鬱蒼とした沼地の周辺は吹雪によって煙っているかのように見えた。
マルフォイ邸は今、深い雪に包まれている。
その後パンジーはドラコの言葉を守り、冬休みになるまでお互いの事を他人に気取られるような事はなかった。
当然ドラコの取り巻きであり、友人でもあるクラッブとゴイルの2人は硬く口を閉ざしている。
この2人はドラコに緘口されずともドラコが言って良いと言った事以外のドラコに関する事は他に漏らそうとはしない。
取り巻きが取り巻きでいられる所以でもある。
パンジーはパンジーなりに自分で動き、秘密裏に二人を呼び出すと散々に罵倒し、蹴り倒しながら秘密を守る事を誓わせた。
クラッブとゴイルの2人はパンジーに蹴られて顔に青痣を作りながら必ず誰にも言わないとパンジーに誓った。
更に冬休みが始まるまでドラコからパンジーに対してハーマイオニーに関する指示は出なかった。
それどころか冬休みが始まるその日までドラコは授業が終わると寮監生室に篭り、書類仕事の傍らパンジーの従順な態度を確かめるように奉仕させた。
だから今の所はスリザリン寮内でもこの4人以外に2人の関係を知る者はいない。
冬休みが始まる前日、列車の中でドラコはクラッブ、ゴイルの2人とパンジーに対して
例年マルフォイ邸で開かれるクリスマスパーティーの日取りと3人を招待する旨を伝えた。
マルフォイ邸で行われるクリスマスパーティーは純血の名門達が行うパーティーの中でもその豪華絢爛さ、
規模と共に魔法使いの中ではそれに招待され出席する事それ自体がひとつのステータスと捉えられている。
ドラコの招待に毎年呼ばれておりパーティーを楽しみにしているクラッブとゴイルは嫌も応もなく頷き、
幼少の時以来久しぶりに呼ばれる事となったパンジーは目を輝かせながら必ず出席する事をドラコに誓った。
@@
「今は監督生をやっているのですよ。スリザリンのね。」
「おお、ホグワーツの監督生を!さすがに優秀ですなあ。」
パーティーを行っている部屋の内でドラコの耳に父親であるルシウス・マルフォイとその横に立つ魔法省の大臣であるコーネリアス・ファッジの声が響く。
パーティーに備えてマルフォイ邸はすべて見事な観葉植物と花で彩られており、
さらにパーティー会場である部屋の中には柔らかな絨毯が隙間無く敷き詰められ壁には淡い緑と花の模様の壁布が吊るされている。
部屋の隅には武器や年代物の魔法道具が飾ってあり、部屋の中央にはこの日のために世界中全てのものが集められたのではと思われるように飲み物や食べ物が用意されている。
部屋の要所要所には痩せた背の高い木が置かれており、見れば枝という枝に魔法によって炎が灯され、
部屋の隅々まで明るく照らされていた。
多くの客が歓談するその部屋の中ではしもべ妖精がその醜い肢体を隠すようにおどけた仮面をかぶり、
全身を覆うマントに身を包みながら甲斐甲斐しくそれぞれに割り当てられた客に不都合がないように走り回っている。
「ははは。それでは卒業と同時に是非魔法省に来てもらわなくてはならないですな。」
「それが魔法戦士になどなりないと益体も無い事を言って困らせられていたりするのですよ。」
「魔法戦士と!?」
「父上!」
ドラコがファッジに向けて笑顔を見せながら父親を嗜めるような声を出す。
声には学校でのドラコを知っている者なら驚愕するであろう、父親に対する信頼と甘えの響きが混じっていた。
「ははは。判っているドラコ。そう、驚かせましたかな?それは昔の話です。
今では徐々にマルフォイ家の跡取という立場もわかってきたようでしてな。
くだらん魔法戦士になりたいなどと言う事は言わなくなってきましたよ。」
「そうですか。そうですか。そうでしょうなあ。こんなに立派になって。」
昔とは違う。ドラコも既にパーティーでの作法を心得ている。
この世界では何よりも知っている人間の数が物を言う。
くだらない奴であろうが敵に回すときは徹底的に。味方にする時は徹底的にしなければならない。
パーティーに呼ばれる連中は少なくとも味方だ。
だからドラコはパーティーに出席すると出来るだけ父親と一緒に会場を巡り父親のご機嫌伺いに来る連中に顔を売った。
そうやってドラコは30分ほど父親と共にパーティー会場をまわっていると、
部屋の入り口で小さなどよめきが起こるのが目に入った。
「失礼。」
父親とその時隣にいた男に笑顔のまま声をかけるとドラコは入り口へと向った。
入り口を見ると外の吹雪に時間がかかったのか、到着が遅れていたパンジーが部屋の入り口から入ってくるのが目に入った。
先ほどの入り口付近のどよめきはパンジーによる物らしい。
それもそうだろう、パンジーの装いはパーティーでは一際目のつく可憐なものだった。
真珠の縫い付けられたピンクのクレープのドレスに身を包みその上には白貂の毛皮の外套を纏っていた。
いつもの肩で切りそろえた黒髪は頭の後で2つに纏めてありその片側にはどこかで折り取ったのであろうか、白椿の花が刺してある。
あどけなさを残す愛らしい笑顔は学校での彼女そのままで、
しかし今日の出で立ちはどこもかしこも人の心をとろけさせるような魅力を発散させていた。
ギリシャ神話の妖精クロリスもかくやと思わせるその姿にたちまち何人かの紳士が近づいていったが
パンジーは周囲の声も聞こえないかのようにゆっくりと外套をしもべ妖精に手渡し、部屋の中を見回した。
何度か首を廻した後にドラコを認めるとにっこりとその眼差しをドラコに向けながら歩み寄ってきた。
「ドラコっ。」
ご自慢の、そして間違いなく彼女にぴったりと似合っているそのドレスを纏い歩み寄ってきたパンジーに微笑み返すと
ドラコは当然のようにその膝元に跪きゆっくりとその手にキスをした。
それを見ていた会場中の人間からやっかみとも羨望ともつかない溜息が漏れる。
「パーキンソン。今日の君はとても魅力的だね。」
周りの視線を一身に浴びたままドラコはパンジーに声をかけた。
「あら、パンジーでいいわ。」
パンジーはくすりと笑うとキスされるままにその手をドラコに託す。
何度かキスを繰り返した後にドラコは立ち上がるとパンジーに笑いながら声を掛けた。
「ありがとう。そうだな・・パンジー、教えて欲しい。今日の僕を待っているのは罰だろうか?それともご褒美かな。」
ゆっくりとドラコにつかまれた手を離すとドレスの裾を少し持ち上げながらパンジーは答えた。
「そうね・・あなたにとってのご褒美が何かによるわね。」
「じゃあ、パンジー。期待に胸を膨らませながら言わせて貰おう。今日、僕がこのパーティーの君の案内役を仰せつかっても?」
「・・・ええ。いいわ。」
ドラコの言葉に儀礼的にしばらく考えた振りをした後、パンジーはクスクスと笑いながら嬉しそうに答える。
パンジーの答えを聞くとドラコは手を差し出しながら言った。
「なら僕は今、このパーティーの出席者の中で一番の幸せ者だな。」
パンジーはにっこりと笑っていつもドラコに対して学校でそうするようにその腕に飛びついた。
二人はゆっくりと話しながら会場を回った。
その姿は傍から見るといつも教室でドラコの腕を引っ張っていた時の2人と変わらなく見えただろう。
途中で最初からいたクラッブ、ゴイルを見かけた時にパンジーから離れて一言二言声をかけただけで
それ以降、2人は片時も離れずにたわいも無い雑談をしたり、ふざけ合ったりしていた。
そして食事と歓談が終わり、ダンスが始まろうという頃。
ドラコは隣を歩いているパンジーの耳元に口を寄せ、自分の部屋へ来るようにと伝えた。
@@
パンジーはドラコと別れた後、
何周か会場を周った後に隙を見て会場を抜け出すと呼ばれた通りにドラコの部屋へと向った。
ノックしてドラコの返答と共に中へと入る。
そうしてドラコの部屋で二人きりになった途端、パンジーは転がりながら笑い出した。
「パーキンソンだってドラコ。あはははは。さっきのドラコおっかしい。」
ドラコもパンジーのその様子を見ると口元を緩ませた。
「続きをやるか?パンジー。今日は君が僕の魔法使いだからな。」
そう言いながらパンジーの手を取って自分の方に引き寄せると、そのまま唇を重ねていく。
「んん・・ドラコ・・」
パンジーが答えるように唇を返すと夢中になってドラコの首にしがみついた。
パンジーにとってキスは初めてドラコに奪われたその日以来の事だ。
今日のドラコの優しさと、ご褒美のようなそのキスにパンジーは身が震えるほどの幸福感を感じた。
何度もしがみつくようにドラコの首を抱きしめてキスをせがむ。
「どうした?俺を跪かせたのがそんなにお気に召したのか?」
「違うよ・・」
パンジーは首を何度も横に振ると尚もドラコの首筋にしがみ付く。
パンジーが深い幸福感に浸っていたその時だった。
部屋のドアがノックされ、誰かが入ってきてパンジーは振り返った。
「ク、クラッブ?」
入ってきたのはクラッブであった。
「ゴ、ゴイルはトイレに行ってからすぐ来るって」
甲高い声を発しながらそんな事を言うと部屋の中へと入ってくる。
「クラッブ!!入ってくるな!」
ドラコの首に齧り付くようにした体勢のままパンジーが叫ぶように言った。
クラッブはその声に初めてパンジーに気がついたようにぎくりと足を止めた。
「もう!なんなのよ!」
パンジーはピンクのクレープのドレスの裾を叩きながらドラコから離れるとクラッブに歩み寄った。
「こういう時に邪魔しないで欲しいわ!」
深くスリットの入ったドレスのスカートの端から太腿が覗くのにも構わず足場を確保し、
クラッブを思い切り引っ叩こうと手を上げる。
「パンジー!俺が呼んだんだ。」
パンジーから離れて部屋の奥へと歩いていくと、
ドラコは蛇の飾りのついた豪奢な椅子に座り込みながらパンジーにそう告げた。
パンジーは不満そうにそれを聞くと引っ叩かれるのを覚悟して体中を硬直させているクラッブを睨みつけた。
「なんで?折角ドラコと2人きりだったのに・・・。」
「パンジー。お前は俺のためなら何でもすると誓ったな。」
「う、うん。」
ドラコはパンジーに奉仕させる度に誓わせるその事を確認するように聞いた。
しかし今の状況でその事を聞かれる理由がわからないとばかりにパンジーはぎこちなく首を縦に振る。
ドラコはゆっくりと椅子を軋らせながらクラッブと、いつの間にか部屋に入ってきていたゴイルに声をかけた。
そしてパンジーに視線を移す。
「クラッブ、ゴイル。こっちへ来い。」
ドラコの言葉に2人は一度顔を見合わせ、
それからパンジーを振り返りながら椅子に座っているドラコの前へと進んだ。
「跪け。」
ドラコの言葉に2人は膝をつくと、いつも通りドラコの靴に躊躇無くキスをした。
「パンジー。お前にできるか?」
「な、何だか判らないけれど、それ位もちろんできるわ。
それにクラッブやゴイルよりも私の方がドラコの役に立つもの。」
体力や力なら兎も角魔法による戦闘ならこの2人には負けない自信があった。
それにここ最近の自分の行為は間違いなくドラコを喜ばせてきたと思う。
ドラコの事は自分が一番想っているし、たとえドラコが射精してくれなくたって
自分は女の子だからそういう手段でドラコを慰める事だってできる。
クラッブ、ゴイルに続いてドラコの前に跪こうとパンジーはドラコの方へと歩み寄った。
しかしドラコは歩み寄ってこようとしたパンジーを手で押し止めた。
「そうか?こいつらは例え授業中であろうと、
そしてこの場所が沼地であろうとどこであろうと同じようにする。お前にできるか?」
更に口調には明らかに出来ないだろうと言う響きを滲ませながら倣岸にそう言い放つ。
「で、できるわ。」
パンジーは一瞬口を噤んだ後にきっぱりとそう言い切る。
「それだけじゃあない。こいつらの父親と父上は幼少の時から俺とクラッブやゴイルのような関係だった。
無論俺達もだ。世代で受け継がれた絆は血よりも濃い。それに比べてだ。パーキンソン?
お前は俺が背中を任せようと思う程の信頼を俺に与えられると本当に思っているのか。」
「も、もちろんよ!私はクラッブやゴイルよりも、スリザリンの誰よりもドラコの事が好きだもの!」
「愛情などいらん。」
「ドラコ。そんな言い方・・」
ドラコの言葉に泣き顔になったパンジーを見て嗜めるように声を上げたゴイルの後頭部をドラコは思い切り踏みつけた。
鈍い音と共にゴイルが声も無く転がる。
「俺に必要なのは俺のために死ぬ奴じゃあない。いついかなる時も俺を生かせる奴だ。
何かがあった時に逃げる奴じゃあない。愛情などは落ち目になればいつでもすぐに消えてなくなる。違うか?
能力者などはいらん。最強の騎士も老獪な知恵者もいらん。
必要なのは俺が沼地に落ちた時には俺を引き上げ、剣と槍が迫ってきた時には俺の盾となり、
そして最後には俺と共に死ぬ奴だ。」
ドラコは一気に振り絞るようにそう言うと一つ息をついた。
「ドラコ。お、俺達はこれからもドラコと一緒にいるよ。ず、ずっと一緒にいたじゃないか。」
クラッブは血を流しながら倒れこんだゴイルを引き上げながらおずおずとそう言った。
「そうだ。俺も常におまえ達と共に事を成そう。
パンジー、お前は本当にこいつらと同じようになれると俺に誓えるのか?いや、そもそもなりたいのか?」
パンジーはドラコの顔を見た。
ドラコの目には青白く燃えるような情熱と共に独裁者特有の硬い寂しげな光が見て取れた。
まるで指で一つ突いてしまえば崩れ落ちてしまいそうな。どことなく寂しげなその光と陰影。
私がいなければなんて事はありえない。でも。
パンジーはドラコに必要なことなら何でもしてあげたかった。
だからドラコに向かってパンジーは何度も首を縦に振った。
「ならそれを証明してみせるといい。
お前がクラッブやゴイルと同様に俺のしもべであり、
常に仲間であると証明する為にお前はお前の体を2人に与えてみろ。」
パンジーの頷きに満足そうに椅子を深く沈めると、ドラコは声を続けた。
パンジーは悲しそうに眉をひそませながらドラコに答える。
「ドラコにじゃ、駄目なの?」
「お前が俺に全てを捧げるのは当たり前の話だ。」
「でも、でもせめて、今日じゃなくっても。今日はドラコと一緒にいたいのに。」
上目遣いにおどおどと訴えかけていく。
「調子に乗るな。」
そう言うとドラコは行けとばかりに足元に傅いているクラッブとゴイルに向けて爪先を振る。
パンジーはドラコの言葉に固く目を瞑った。
ドラコに言われたままに立ち上がるとクラッブとゴイルの2人は目の前の同級生の少女を眺めた。
ドレスに身を包んだパンジーはいつも以上に光り輝くような美しさを纏って目の前に立っている。
パンジーはスリザリンの中でもその美しさは際立っており、
何よりも自分達が忠誠を誓わねばならないボスであるドラコ・マルフォイと懇ろである。
異常な状況にもかかわらず、普段なら手に届かない少女が手に届きそうなこの事態に二人は生唾を飲み込んだ。
しばらくするとゴイルが勇気を振り絞ってパンジーに近寄っていった。
近づいてくるゴイルにを見てパンジーは覚悟を決めたように一度ぎゅっと目を閉じて大きく息をつく。
やがてゆっくりとピンクのクレープのドレスを沈ませるように
部屋の中央にあるトナカイの毛皮が敷き詰められている大きなソファーに寝転がった。
「そうじゃない、パンジー。お前が2人に跪くんだ。」
パンジーがソファーに横になった途端、ドラコから声が飛ぶ。
「・・・私が跪くの?」
ソファーから身を起こして睫毛を伏せながら恥ずかしそうにパンジーがドラコに声をかけた。
「当たり前だ」
しばらく考えた後、パンジーはゆっくりとソファーから起き上がり、2人の前に来ると顔を真っ赤にしながら口を開いた。
「ゴイル、クラッブ。さ、させてあげても良いわ。」
その言葉を聞いたゴイルが視線をドラコに向けるとドラコは微かに指を横に振った。
「だ、駄目だ。」
ゴイルの言葉にパンジーは涙目になってゴイルを睨みつける。
「んうう・・。ゴイル、クラッブ。私とその・・・してくれる?」」
ゴイルが再度視線をドラコに向けるとドラコはくつくつと笑いながらまた指を横に振る。
「もうっ!どうすれば良いの?ドラコ。」
ぶんぶんと手を振ると弱りきった顔をしてドラコに視線を送る。
そしてドラコが何も言おうとしないのを見ると諦めたのか奴隷が挨拶をするかのように目の前にいる2人の膝元に膝を付き、
跪いた姿勢のまま2人の靴にキスをしながら誓いの言葉を口にした。
「うう・・ゴイル・・クラッブ、そ、その。い、今だけは私の体を与えます。」
激烈な羞恥心と共にそう言うとドラコにするのと同じようにパンジーは顔を上げ、
ゴイルのズボンに手をかけた。パンジーのその姿を見るとドラコはゴイルに指を縦に振った。
パンジーがゴイルのベルトを外してズボンを下ろすと既にゴイルの陰茎は期待感に満ち溢れたように固く勃起し、
下着を大きく盛り上がらせていた。
「ド、ドラコ・・本当にいいの?」
クラッブは自分でズボンを脱ぎながらドラコに声をかける。
「仲間であると証明するための儀式だ。遠慮することはない。お前がしたいようにしてやれ。」
ドラコはいすに腰掛けたままその金髪を掻き上げると、ひやりとするような視線を向けて2人に答えた。
その言葉にドラコのほうを向いたままのゴイルの下着を下ろし、
パンジーがおずおずとゴイルの股間に顔を寄せていく。
「うおっ・・・」
パンジーはそのままドラコにしていたように唾を思い切り溜めた舌をゴイルの剛直に擦り付けていった。
パンジーがゆっくりと舌を動かす度にゴイルがまるで電流を食らったかのようにがくがくと上半身を揺らす。
「ちょ・・じっとしてなさいよ・・こらっ」
パンジーが口を離してゴイルに眉をひそめながら言うと、今度はぱくりと口に含んでいった。
パンジーの舌が口内で巻きつくように動くのがわかった瞬間、
ゴイルが薄い呻き声と共に先走り液をパンジーの口内に振りまいていく。
ゴイルの呆けた様子にクラッブが興奮を抑えられないようにパンジーの後ろにまわると
ぐいと乳房をドレスの上から持ち上げるように掴みあげた。
ドレスはこれ見よがしにぴったりと肌に張り付き、
突き出すように持ち上げられた乳房と、そして乳首が薄く透けて見えている。
「もう・・・いやぁ・・」
パンジーがゴイルの剛直を舐め上げながら羞恥の声を上げる。
「すげえ。パンジーの胸だ。」
そのままドレスを肩から抜き、小ぶりだが形のいい胸を露出させる。
真っ白な上半身を剥き出しにされたパンジーは身悶えするように上半身を振った。
ゴイルがパンジーの上半身をねぶるような視線で見た後、
パンジーの頭を掴んでさらに涎の垂れている陰茎をパンジーの口に突きいれた。
「んぐ・・んんっ!!」
パンジーはゴイルの行為に鼻で抗議を見せたものの、諦めたようにゴイルの陰茎に舌を這わせていく。
そのパンジーに対してクラッブは後ろから乳房を好きなように揉みしだいていった。
「ああ、もう駄目だ。入れていい?パンジー」
5分ほどパンジーに剛直を舐め上げ吸われ続けているとゴイルは堪らぬように声を掛けた。
「ゴイル!ころふわよ。」
その言葉を聞き、口から吐き出すようにしながらパンジーは声を上げた。
「ぷはっ・・口で満足しなさいよ。ドラコと同じにしてあげてるのよ?」
もう満足でしょう?とばかりにきゅっと指で口を拭う。
「そりゃないよ。パンジー。」
先ほどからパンジーの胸を好きに嬲っていたクラッブが抗議の声を上げる。
「あんただってさっきから私の胸を触りまくってるじゃない。満足しなさい。」
「ドラコはパンジーに俺たちを満足させろって言ってただろう?」
「それは・・そ、それはこれで2人が満足しないならしかたない・・けど。こ、これで満足すればいいじゃない。」
ばんばんと床を叩きながらパンジーはふくれっ面になった。
しかたがないのは判っている。それでもドラコの目の前でこの2人に唯々諾々と従うのは厭だった。
ドラコはと言うとこちらには興味がないかのように自分の机に座り、何かの本を読んでいる。
それでも私の声くらいは聞こえているはずだとパンジーは思う。
「よし。じゃあまずパンジーがぬれてるかどうか確認しなきゃ俺達は満足できないからな。」
下を向いてしまったパンジーの気持ちなどわからないようにゴイルが声を上げる。
笑いながらあっという間にパンジーを押さえつけるとドレスを捲り上げた。
「きゃっ!や、やめなさいよ!」
パンジーが体を縮こめようとする。それよりも一瞬早く、ゴイルはパンジーの両足首を掴みパンティーを毟り取ると力任せに押し広げた。
「きゃっ!!やだ!やだやだやだ!」
ばたばたと両手をふってゴイルの顔を叩く。それもそのはず、パンジーはまだドラコにもそれを許してはいなかった。
「い、い・・入れるなら入れればいいじゃない。でも入れるだけ!見たりとかそれは絶対駄目!」
体を与えるだけならばそれはドラコだと思えばいい。ドラコとの事を思い出せばいい。
そうパンジーは考えていた。でもゴイルは見るだけじゃなくて舐めてきたりもするだろう。
ドラコともしていない事をされるのはなんだか嫌だった。なんでも初めてはドラコとが良いのだから。
パンジーは両足をばたつかせた。既に広げられてしまったドレスは腰の部分に溜まっているだけだ。
真っ白な体に薄ピンクのドレスが纏わり付き、裸よりも扇情的に写る。
ゴイルはパンジーの声を聞いていないかのように大股開きの格好にさせたまま、
思い切り割り開かれたその部分に顔を寄せていく。
「あっ!駄目。本当に駄目。こらっ!いやっ。いやあ・・」
クラッブは相変わらず形の良い乳房をこね回すように撫でては
半ば立ち上がっている乳首をつまんだりしてはパンジーを弄ぶ。
大股開きをさせられた上での2人掛りの辱めにパンジーは段々と強気な言葉も出てなくなり、
仕舞には両手で顔を覆うと嫌々と首を振るだけとなった。
「あっ・・やあっ・!!あんっ!」
ゴイルの舌が自分の敏感な部分に達すると、思わず甘い声が口を付き、パンジーは慌てて顔を覆っていた手で口を塞いだ。
「すげえ。パンジー濡れてるよ。」
パンジーの部分を下で突付いた後、ゴイルがドラコにかクラッブにかどちらにともなく言った。
極限にまで押し広げられたその部分は微かに綻んでしっとりとしたぬめり気と共にピンク色の部分を外気にさらしていた。
更にその上のクリトリスは包皮に包まれたままではあるもののピンと立ち上がっている。
「すげえよ、綺麗だパンジー。」
ゴイルはパンジーの足を広げさせたままクリトリスの部分に口を寄せた。
「きゃ・・・あんっ!!」
パンジーは敏感な部分にゴイルの息が当たっただけで激しく背筋を逸らせ上げると、
ドラコ以外には触らせるつもりなどなかった真っ白な絹のような肌、そして乳房をクラッブに押し付けた。
それを満足そうに見ながら少しの刺激に跳ね上げる両足を固定するとゴイルはパンジーのクリトリスを舐め上げていく。
「あああ・・だめえ!!」
ゴイルの舌が下から上へと舐め上げてきたその瞬間、パンジーの両足がゴイルの顔を挟み込んだ。
太腿と腰を捩りあわせてゴイルの顔を自分の股間から追い出そうとする。
しかしゴイルはしっかりとパンジーを押さえつけ、再度真珠のようなクリトリスに舌を使っていく。
クラッブもゴイルを応援するかのようにパンジーの両腕を押さえつけると
パンジーの顔に既に痛いほど硬くなった自分の太棹と玉袋を押し付けていく。
「ん・・んん・・あっ・・だめ・・あ、やんっ!」
既にパンジーのクリトリスはゴイルの舌によって優しく剥かれている。
舌による微細な刺激と共に体の激しい動きとは別にパンジーのクリトリスは硬くなり、
その下の膣口は甘い匂いの液体をゆっくりと分泌させ続けていた。
ゴイルの舌の動きと共に徐々にパンジーの体からは緊張が解けていき、
口からは舌の動きに合わせた甘い啜り泣きのような声が漏れている。
パンジーの反応に勇気付けられたようにゴイルは膣口にも舌先を這わせ始めた。
すでに吐き出されたパンジーの愛液を舐めると自分の唾液を擦り付けていく。
ゴイルは膣口のまわりをクチュクチュと舐め廻すと、
思いついたように顔を上げてクリトリスを甘く啜ったりと
パンジーの下半身で舌を付けない所が無い用にするかのように夢中で嘗め回したりした。
15分ほどもゴイルが一心に舐め続けているとパンジーは既に諦めたかのように目を硬く閉じ、
ゴイルの舌の動きに合わせるように腰を固くさせたりし始めるようになった。
それどころかゆっくりと口をあけ、押し付けられたクラッブの垂れ袋に舌さえ這わせ始めている。
「ん・・やっ・・・あんっ・・もう・・やっ・・んっ!」
目を固く閉じ、甘い囁きを漏らしながら下半身をぎこちなくくねらせると
パンジーはゴイルの舌によって軽い絶頂を感じてその身をゆっくりと3回ほど痙攣させた。
@@
一度軽い絶頂に達したパンジーはぐったりとしてソファーに身を横たえていた。
荒い呼吸によって雪のように白い肌を上下させている。
そのパンジーを休ませまいとばかりに抱え上げ、四つんばいにさせるとゴイルはその尻を抱え上げた。
半ば失神したようにその真っ白な体を甘く痙攣させているパンジーの秘裂に剛直を宛がう。
「あ・・や、入れちゃ嫌ぁ・・」
ゴイルの行為が何を意味するかを理解したパンジーは力の入らない腰を振って拒否の意を示す。
ゴイルはそんなパンジーの腰を再度しっかりと持つとパンジーの意思に反してゆっくりと挿入していった。
「あああああっ!・・あんっ!あっ・・ダメダメダメ」
既に充分に濡れた秘裂に挿入された途端、首を何度も振りながらパンジーは耐えた。
ドラコの時とは違いゆっくりと体中を嬲られ、一度軽い絶頂を感じた体は一人で慰めた時の後のような敏感さを持っていた。
更に冬休み前にドラコに口でだけ奉仕してきた事、
そして今日はドラコともう一度最後までいけるのではという期待感に準備されていた体は
ヌメヌメとゴイルの剛直を包み込むように受け入れてしまう。
「あっ!ああっ!あんっやっ!やぁ・・だめえ・・あっ・・あっ!!」
ゴイルはきつい締め付けと体中で自分の剛直を感じている目の前のパンジーの扇情的な姿に耐えながら
一度ゆっくりと引くと再度突き入れた。
「いやあっ・・あっ!・・あんっ!」
パンジーの甘い声にゴイルは叩きつけるように抽送を開始した。
弾き出すように自分を包み込むパンジーの内部はパンジーの意に反してゴイルをしっとりと受け入れ、
腰のぶつかり合う音に薄い水音が重なる。
その時になってドラコは初めて自分の机の上から顔を上げ、パンジーと2人の方を見た。
「・・うんっ!み、見ちゃやっ・・ちが、違うの・・ドラコぉ・・んっ!」
「クラッブ、ぼうっとしていないで口に入れてやれ。」
そう声をかけると再度書物に目を落とす。
「う、うん。ほら、パンジー。」
差し出されたクラッブの包茎気味だが固く立ち上がった陰茎を
自然に出てしまう自分の声をドラコから隠すためのようにパンジーは口に含んでいった。
ゴイルの動きによって激しく揺さぶられながらクラッブの物に舌を絡ませていく。
4つんばいになりながらのその動きに吊り下げられた乳房がゆっくりと揺れ、
その先から激しい動きによってパンジーの汗が滴り落ちる。
ゴイルが突き入れるごとにパンジーの口からは徐々にゴイルの剛直に馴染んできているように甘い鼻声が漏れるようになってきた。
パンジーの膣口もゴイルを甘く締め付けるようになり、唾液をクラッブのものにスムーズに塗していく。
「くっ!で、出るよパンジー!」
5分ほどサンドイッチのように2人は本能のままに陰茎をパンジーの体内で擦り合わせた後、
クラッブが先に果てる事をパンジーに告げた。
そう言った途端、クラッブはパンジーの後頭部を押さえながら諤々と腰を振るわせる。
最後まで放出させるとパンジーの頭を離し、ドタリと絨毯に尻餅をついた。
「んっぷはっ・・やだっ・・ああっ・・ああああああ・・」
口内発射されたクラッブの精液を飲み込もうとはせず、吐き出そうとしたものの、
その瞬間から意地悪にも激しくなったゴイルの動きにパンジーはクラッブの精液を思わず口の端からしたたらせながら喘いだ。
「んっやだっ・・・・あっいっちゃう・・やぁだっ!やだゴイル!・・そんな・・」
狂ったように首を振りながらパンジーは目の前の絨毯をぎゅっと握り締めた。
そうしながらいつの間にか自分でも知らないうちに腰がゴイルを受け入れるように動いている事にもパンジーは気付かない。
「だめっ・・んっ!・・ああっ・・あああああいくっ、だめえいっちゃう・・うっ・・・んんっ!・」
「うおっ・・いく!」
パンジーがぐぐうっと背を逸らした瞬間、ゴイルもパンジーに深く突き入れて精液をしぶかせた。
奥まで注ぎ込んだ後、放心したようにパンジーの体を離す。
真っ赤に紅潮した顔を絨毯に擦り付けるように動かした後、
高く持ち上げられた尻をゆっくりと沈めるようにパンジーは横たわった。
「こ、これからもパンジーとその、いいのかな。」
事が終わった後にそそくさと身づくろいをしながら声を掛けてきたクラッブにドラコは冷たい目線を送った。
「調子に乗るな。パンジーはお前らと同様、俺の仲間だ。俺が与えるといった時だけそうすればいい。」
その言葉に不安そうに絨毯に身を横たえたままドラコを見上げていたパンジーの顔がいくらかの安心に緩む。
ドラコが立ち上がり部屋のドアをあけた。
「お前らはパーティーに戻れ。」
その言葉に頷きながらクラッブとゴイルの2人はドラコに礼を言うと出て行った。
どうせ今の私との事を2人でパーティーの隅で興奮しながらお互い自慢しあうのだろう。
そう思いながらパンジーも立ち上がり、少し皺の付いたピンクのクレープのドレスを身に纏った。
2人が出て行った後、パンジーはドラコの横に行ってドラコの裾を掴みながら聞いた。
「ドラコ。これで私、仲間になった?私の事、信用してくれる?」
それを聞くと、ドラコはパンジーに視線を向けるとパンジーの頭を撫でた。
頭を撫でられながらパンジーはドラコを見上た。
ドラコは相変わらず冷たい目をしている。でも今、その瞳には少し寂しさだけでなく安心感があるように思えた。
それだけで良い、とパンジーは思う。
「パンジーは俺のものだ。」
と、ドラコは言った。
「うん。全部ドラコのものだよ。」
パンジーはドラコの声にそう答え、
先ほどまで耳元にさしていた白椿の花を絨毯から拾い上げるとドラコの胸ポケットへゆっくりと刺した。
----------------
感想ありがとうございます。
一回づつえちを入れようと思った為、少々尺が長いですね・・
区切った方が良いでしょうか?
次は、ハーVSパンジーの戦闘で。
黒ドラというより白パンジー
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_-)=゚ω゚)ノヨォ━━━!!!!
サンドイッチキタコレ(;´Д`)ハァハァ
エロも激しくGJなんですが、同じくらいキャラクター造形も魅力的で読み応えあります!
戦闘シーン楽しみです。
ここで聞くな。
そういうのは6巻のネタバレしているサイトで聞いてくれ
スマンかった。
神様神様
ご降臨いただけるのをお待ち申し上げております
ハリー×ジニーが読みたいです。どなたか
ドラパパ×パンジーが読みたい
以前読んだときにすごくハアハアしたんだが
また降臨してくれないものか・・・
age
ノシ!
624 :
ハリハー族:2005/10/18(火) 16:50:46 ID:lgTAsrnc
『試験前の秘め事』 作・ハリハー族
君って言う人は、憎らしいくらいに可愛くて、素敵な女性だよ。
試験前のハーマイオニーは殺気立っている。
優等生の彼女の事、100点満点を取るための努力は惜しまない。
試験前のハーマイオニーは生理中の女性のように気が立っているように思う。
もしかしたら、彼女は友情と、試験を天秤にかけたら試験を取ってしまうかもしれない。
まぁ。これは言い過ぎかもしれない。
心優しい彼女のことだから友達が危機にあっているときは助けてくれるだろう。
けれどもとってもくだらない危機ならば、きっと試験を取る。
それがちょっとハリーにとっては気に食わなかった。
まさに、ハリーはたった今そのくだらない危機に直面しているのだから。
試験前は学生は皆寮室や図書室にこもって勉強する。
ハリーやロンとて例外ではない。
ハーマイオニーに関しては一人じゃないと気が散るの!などと言って、一人どこかへ行ってしまった。
「よくやるよなぁ、ハーマイオニー」
試験前の勉強もうんざりといった気分で教科書を放り出すロンをハリーは横目で苦笑しながら見やった。
ハリーも同感である。
ハーマイオニーほどではないが、それなりに勉強した頭をこれ以上悩ます事に使いたくはないのだが、
ハリーはどうしても悩んでしまう。
試験前の彼女にとって、自分は気が散るだけの存在なのか?と。
これはちょっと悲しい。
「どうしたのさ、ハリー」
突然、談話室のテーブルに手をたてて立ち上がる親友を見上げて、ロンは尋ねた。
「どうもこうも…実験してみないと」
「は?」
「ロン、ちょっと僕は行ってくるよ」
そう言うと、ハリーはさっさと談話室を出て行ってしまった。
***
試験前の図書室はいつもとは正反対にうるさい。
そんなときにはハーマイオニーはけして図書室には寄らないことをハリーは知っていた。
放課後の使われていない教室のドアをハリーが開けると、一番後ろの席に、見慣れたふわふわの栗毛が見えた。
ハーマイオニーは熱心に勉強しているようで、ハリーには気づかないようだった。
625 :
ハリハー族:2005/10/18(火) 16:51:49 ID:lgTAsrnc
「ハーマイオニー」
小さく声をかけてみるが、やはり熱中しているようでハリーの方にいつもの笑顔を向けてくれる事はない。
苦笑しながら、ハリーはハーマイオニーの近くに寄ると、ハーマイオニーの隣の席に腰を下ろした。
「どうしたの?ハリー」
彼女は教科書から目を離さずに言う。
「君って結構冷たいよね。僕と勉強、どっちが大事なのさ」
「今は比べるべき時じゃないと思うわ」
つん、とハーマイオニーは言いのける。
前は勉強よりも大事な事があると言って、抱きついてきた彼女なのに。
こういうときばかりは別だ。
彼女の勤勉さが、いつもハリーのピンチを救ってきた事は分かっているのだが、今のこの胸の痛みを癒すにはむしろそれは邪魔である。
「ときたま不安になるよ。僕はこんなにも君の夢で眠れない夜を過ごしているのに、君はいっつも勉強の夢で眠れないのかい?」
「夢じゃないわ。本気で徹夜で勉強しているの」
「あぁ、そう」
これはどれだけ言ってもだめだ。
言葉では勉強という魔物から彼女を引き剥がす事などできなかった。
「それだけ熱中していちゃ、僕が君を触っていてもきっと気づかないんだろうね」
ハリーは立ち上がりハーマイオニーの背後から首筋をなでた。
「ちょっ…やめてよっ」
ぞわぞわっとした感触に少し震えながら、ハーマイオニーが顔を上げる。
「あ、なるほど」
「何!?」
「こういうことをすればいいのかな?」
「なに言ってるのよ、ハリッ…」
ハリーは軽々とハーマイオニーの身体を抱き上げると、そのまま机に押し倒した。
「ハリー?」
「君って貞淑で真面目だけど、これでも勉強するって言う?」
「えっ!?…っ、あ…んん……」
ハリーの子供のような笑みに怯んだ隙に唇は簡単に奪われてしまう。
「あっ……んんっ…」
頭の芯に電流が走ったような、そんな感じがする。
ふんわりとした甘い感触の後、ゆっくりとハリーの顔が離れた。
「どう?」
「どう?じゃないわよ!邪魔しないで!」
心臓がバクバクと鳴るのを押さえ込むようにハーマイオニーは胸に手を当てながら小さく呟いた。
「まだそんな風に言うんだ」
そう言っている間にまたハリーの顔が近づいてきて、ハーマイオニーの唇を奪った。
けれども次はさっきとは違う甘く優しいだけのキスではなかった。
熱いハリーの舌がハーマイオニーの口腔の中に忍び込み、歯列をゆっくりとなぞった。
ゆっくりと舌が動くたびにぞくぞくとした感じが背筋を襲った。
「んっ…あ…っ……」
合わさった唇の隙間から時折ハーマイオニーの吐息が漏れた。
快感で思わずのけぞりそうになるハーマイオニーの身体をハリーは抱きしめて引き寄せた。
溢れかえった唾液はハーマイオニーの口からあふれ、顎から滴り落ちる。
それはハーマイオニーの胸元まで濡らした。
再びハリーのの顔が離れるとハーマイオニーはその唾液に気づき、一層顔を赤らめた。
「やめてったら、ハリー!」
相変わらず見つめてくるハリーの眼差しを誤魔化すようにハーマイオニーは口から滴る唾液を手の甲で拭う。
さすがに胸元まで滴ったそれを拭う事はできなかった。
「こっ…こんなにっ…濡れちゃ…」
息をつきながらしゃべるので、声が度々とぎれた。
626 :
ハリハー族:2005/10/18(火) 16:52:21 ID:lgTAsrnc
「うん、二人分だからね」
ハリーはそう言うともう一度今度は掠めるようなキスをする。
「さわってもいい?」
ハリーが耳元でそう優しく囁いた。
意図的ではないとはいえ、耳元に息が吹きかけられぞくりとハーマイオニーは身をすくめた。
「…え」
「駄目?」
そうハリーがハーマイオニーを見つめる。
許しを乞うておきながら答えも聞かずにハリーの手がゆっくりと太ももを蹂躙する。
ただでさえ、先ほどのキスで身体にちからが入らないのに、ますます力が抜けていく。
ハリーの手はハーマイオニーのスカートをまくりあげ、徐々に太股の付け根のほうへとずり上がってくる。
その先を予想し、ハーマイオニーは慌てた。
「だめよっ!そこはだめっ!」
その言葉をさえぎるようにハリーの唇がまた唇に重なってくる。
二回目のキスと同様の激しいキスで頭がくらくらしてくる。
このままでは頭も身体もキスだけでどうにかなってしまいそうだ。
キスの方にハーマイオニーの意識がいっている間に太腿を閉じようとする間もなく、ハリーの手が太腿の間の付け根に到達してしまう。
「あ…んんっ…」
甘い声をあげそうになり、ハーマイオニーはあわてて唇を噛んだ。
ゾクゾクとした快感が背筋をかけのぼっていく。
気持ちよいけれどなんだか恐ろしくてハーマイオニーはハリーの肩を強く掴んだ。
下着の上からでもわかる、そこはしっとりと濡れていて、ハーマイオニーにもそれがわかるから一層恥ずかしい。
「…や……」
「ハーマイオニー、足広げて。手痛い」
いつの間にか無意識に足をしぼめていたので、ハリーの手が挟まれてしまったのだ。
「あっ!ご、ごめんなさい!」
条件反射で謝りながらハーマイオニーは足の力を抜くと、ハリーは身体を足と足の間に割り込み、もう、足を閉じたところで拒みようがない。
すぅっと下着の足の付け根の方から手が滑り込み、直接素肌を撫でる。
まだ子供の恥毛がハリーの指をくすぐった。
「あ、だめっ、そんなと…こ…っ」
ぴちゃりと水音がした。
愛液にまみれたそこに直接指が触れている。
普段他人に触れられるはずのない場所がハリーの指によって蹂躙されているのだ。
緊張と、快感とで頭がまっしろになる。
そこを指ではじかれるたびに頭がまっしろになる、そんな気がした。
「う…んっ、はうっ…」
「可愛い、ハーマイオニー」
「やだっ…ハリー、はぁん…っ」
言いながらも指は止まらない。ぐにぐにとなでるそこから熱い雫が垂れた。
「あっ…んっ…も、わたしッ…!」
ハリーの肩を掴む手にさらに力がはいる。絶頂の中に引きずり込まれる。
「やァッ…」
快感が弾ける。ビクビクと体が痙攣し、やがて何もわからなくなった。
ハーマイオニーの体からすべての力が抜け落ちて、こてっと頭をハリーの肩にもたげた。
「あれ…ハーマイオニー?もうイッちゃった?」
「…ううー…ばかっ」
ボーっとする頭でハーマイオニーは目を滲ませハリーを睨んだ。
「でもこれでわかったよ。 勉強よりも僕の手の方がいいんだ。ハーマイオニーは」
小悪魔のような笑みを浮かべてハリーはハーマイオニーを見つめた。
「だって、ほら」
そう言いながらハリーはハーマイオニーの愛液で濡れてしまった手を見せびらかすようにハーマイオニーの眼前に翳した。
それを見て、ハーマイオニーは一層赤くなって叫んだ。
「ばかっ!試験が終わるまで一切、私に触れないで!」
「試験後はいいの?」
「もうハリーのせいで頭の中真っ白じゃない!!」
半べそをかきながら言うハーマイオニーに押されて、ハリーは教室を締め出されてしまうが
あんな事を言っていたハーマイオニーが翌日の試験には好成績を収めたのは当然のことであろう。
627 :
ハリハー族:2005/10/18(火) 16:57:45 ID:lgTAsrnc
どうも、初めまして。ハリハー族と申します。
名前のとおりハリハーのカプがポタの中で一番好きです。
「ハリハーを書いてほしい」というリクはなかったのですが、勝手にうpさせていただきました。
もしよければ一言でいいので感想下さい。
またハリハーでよかったら、また何作か書くので書いてほしければ気軽にリクして下さい。
ちょっちょっちょっ超乙ぅぅぅぅうううう!!!
ハリハー好きのわたしのために神が光臨して下さったぞ!
GJ!
630 :
ハリハー族:2005/10/19(水) 00:21:07 ID:BGPWMzZz
次は本番いっちゃいますよ。お堅いハーマイオニーが体を許してしまいます。
ハリハー族様GJ!
次も楽しみにしております。
632 :
ハリハー族:2005/10/19(水) 01:05:43 ID:BGPWMzZz
※ちなみにこの作品は前回の『試験前の秘め事』と話が繋がっております。
『透明な恋人』 作・ハリハー族
「学校って、はっきり言って恋人たちには牢獄のような場所だよね」
彼がぼそりと呟くのをハーマイオニーは密かに聞いてしまった。
「あら、それってどういう意味?」
目下彼の恋人であるハーマイオニーはそれを問い返さないわけにはいかない。
なんと言っても愛の証を互いに分かち合った仲でもあるのだ。
「寮生活だからいつでも会えるし、勉強も一緒に出来るし、食事も一緒にできるし…デートだって…」
最後の“デート”という言葉にだけ、ほんのり頬を染めてハーマイオニーは言った。
身体の関係はあってもそういう言葉を口にするたびに羞恥心が先に出てしまう。
「デート…か。でも学校以外の場所にはなかなか行けないじゃないか。それにさ…」
彼はなんだか含みのある眼差しでハーマイオニーを見つめた。
「学校では君を好きなようにできる場所がなかなかない」
「な…っ」
呆れたようにハーマイオニーは目を真ん丸くして彼の深緑の瞳を見返した。
「どうして男の子ってそういうことばかり考えるのかしら!」
苛立ちと恥ずかしさを混在させてハーマイオニーは彼を睨みつけた。
「そういうことって…エッチっていう意味?」
「そうよ!」
「それは心外だよ!僕は君が好きだから、そうしたいって思うんだ。至極当然のことじゃないか」
「学生は節度ある生活をするべきなの!だいたい場所がないって言っておいてどこでも、あなた…その…触るじゃない」
教室で彼に下部を触られた事を指してハーマイオニーは赤面した。あれはまずい。
あんなに乱れてしまう自分ははっきり言って経験がなかった。
恋人というものはああいった行為をするものだという事は頭では解っているのだが、
学校だと思うと、真面目なハーマイオニーはどうしてもそれを拒否したいと思ってしまう。
根底のところでは彼を受け入れてあげたいと恋人としては思っているのだが。
「触っただけだよ。おかげで僕は結構欲求不満だ。君のイク時の顔はとてもよかったけどね」
「ば、ばかっ!!」
とんでもないことを言い出す彼。
そしてちょうど廊下を歩く下級生に気づいて、ハーマイオニーは怒って彼に対して教科書をぶつけた。
「そういう恥ずかしい事ばかり言わないでよ!」
恋人になってから、彼はすこし我侭だと思う。
それはきっと彼が甘えているからなのだろうけれど。
両親に愛された記憶のない彼にとって、それはとてもよい傾向なのだろう。
だが受けるハーマイオニーにしては刺激が強すぎて困ってしまう。
男女の色事とはそういうものなのだと同じ寮室の友人はアドバイスをくれるが、やはり羞恥心が先にいってしまっていた。
***
今日の復習と明日の予習を終えて、ハーマイオニーはいつものように寮の自分のベッドに横になった。
他の女の子たちは消灯時間のぎりぎりまで談話室で話しているのだが、ハーマイオニーは勉強を終えてしまえばすぐ眠りにはいる。
それは明日の授業への英気を養うためには必要な事だった。
窓際にあるハーマイオニーのベッドには月明かりがほんのりと差し込んでいる。
カーテンを閉めてしまえば真っ暗になるが、月の光は魔力を高めるため、ハーマイオニーはいつもカーテンを開けて寝ていた。
「ハーマイオニー…」
誰かに声をかけられたような気がした。
しかし、既に睡魔に襲われているハーマイオニーにはその声が届くはずもない。
声の主はそっと溜息をつくとやんわりと愛しい少女の頬をなでた。
「ん…」
その感触にかすかに呻く少女のその声に姿のない、おそらく「彼」はよからぬ企みを思いつく。
「ひどいな。起きないなんて」
633 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 01:09:09 ID:BGPWMzZz
毛布の中に手をすべりこませて、彼はそう呟いた。指先が眠っているハーマイオニーの胸を弄る。
「ぅん…」
それは感じるというより、くすぐったいという感じだ。
「…え…っ?」
胸を弄ばれている感触にハーマイオニーはやっと目を覚まし、はっとする。
自分の身体の上に誰かが乗っているが、姿は見えない。ただ、誰かが胸を優しく撫でているのだ。
「え、ちょっと…誰!?」
「僕だよ。ハーマイオニー」
ばさっと音を立てると空間が揺らぎ、目の前にはハリーの姿があった。
「透明マント…?あなたここ女子寮よ?」
なぜか妙に冷静な気分で、ハーマイオニーは声を荒げることなく軽く睨みつけた。
「だから透明マントを使ったんじゃないか」
ハーマイオニーの眼差しを、もろともせず、彼は苦笑して言う。
「それより、あなた…どこを触っているの…?」
半眼でハーマイオニーは彼を睨んだ。
「誰もいないよ。それに来たとしても見えないし」
彼はハーマイオニーごとマントの中に身を潜める。闇夜に姿が消える。
そうして彼の唇がハーマイオニーの唇に重なった。
思いがけない事にぎゅっとハーマイオニーは目を閉じた。
「どうしたの?急にこんな所に忍び込んで。知られたら怒られるわよ」
「規則よりも大事なことだから。昼間の事、怒っていたら嫌だなぁと思って」
彼はすまなさそうに微笑する。
「ごめん、ハーマイオニー。君の嫌がる事を言うつもりはなかったんだ。その…ただ口が滑ったというか…本気で思っていたことなんだ」
「あのねぇ…」
悪そうに思っている割には悪びれているように聞こえない言葉にハーマイオニーは苦笑した。
「怒っているわよ、すごく。人前でああいう恥かしい事言うの、やめてよね」
「…ハーマイオニー、嫌なの?」
「嫌よ」
「こういうことされるのも嫌なの?」
彼はどこか叱られた小犬のような目で寂しそうに呟いた。
「…こういうことって?」
「前に触っただろ、僕。――嫌なの?」
胸に置いていただけの手に少しだけ力を込めながらハーマイオニーの瞳を覗き込んで言った。
「え…それは…」
ハーマイオニーは言いあぐねて、口を尖らす。嫌、とはすこし違う。簡単な事だ。
要は恥かしいのだ。とてつもなく。
あの時だって変な声をあげてしまったし、とハーマイオニーは思い返す。
そして彼のほうを見れば、心底傷ついたような顔つきで俯いていた。
「は、恥かしいだけよ。だって私たち恋人だもの。そういうのは…普通することでしょ」
言ってしまってからハーマイオニーは一層顔を赤くして目を伏せた。
その様子に彼は驚いたように大きく目を見開いて、そして次の瞬間、嬉しそうに微笑んだ。
「よかった…」
「あっ、ちょっとハリー!どこ触ってるのよ!」
安心しきった笑顔に騙されていたが、ハリーの手がやんわりと胸を揉んでいるのに気づいてハーマイオニーは叱咤の声を上げる。
「誰もいないよ」
「そういう問題じゃないわ!まさか最初からこれ目当てで来たの!?」
「謝りに来たんだけど…君のパジャマ姿とかそういう顔とか見ているとつい…」
ハリーの顔がこれでもかというくらいに近くに来て、吸い込まれそうな翡翠の瞳でハーマイオニーを見つめた。
「君が可愛いからさ」
これはいつものハリーの常套句だ。
けれどもいつものごとく赤面してしまう自分をハーマイオニーは何とかしたいと思った。
「わ、わかったわ!でも皆が来る前に終わらせてよねっ!」
「ありがとう」
優しく微笑むと彼は彼女の胸元を隠しているボタンを一つずつ外していった。
やがて下着を一切着けていない胸が露になる。
「そういえば君の裸ちゃんと見るの初めてだ」
そう言って微笑むその姿に、ハーマイオニーは直も頬を赤らめた。
634 :
ハリハー族:2005/10/19(水) 01:10:16 ID:BGPWMzZz
「ちょっ…そ…そんなに見ないで」
ハーマイオニーは両手で胸を隠す。
そういえば以前は下部を触られたとはいえ、それはすべて衣服を着用したままでの事なのだ。
「なんで?綺麗だよ」
ハリーはそう言ってハーマイオニーの手を掴むと、その乳房に舌を這わせた。
「あ…」
湿った感触にくすぐったいような気持ちに襲われる。
彼は舌でそこを舐めながら、手の方はお腹を這い、そして下着の中へと侵入させる。
割れ目を押しのけた指が中に入らずとも周りを指の腹で撫でられ、ハーマイオニーはううんと唸った。
次第にしっとりとハリーの指がぬめりを帯びる。
「んん…っ、急…に…」
いつもの彼の行為に比べて早い、とそう感じた。
「だって、皆が来る前に終わらせなきゃならないんだろ」
ハリーは事も無げに時計をちらりと見つめながら言った。もう時計の針は10時を指している。
もうそろそろ他の学生も寮に戻ってくる頃だろう。
「そんな…」
ハリーは胸から舌をはなすと、次は下肢へと視線を向ける。
「えっ…!ちょっと…まさか…」
「痛くないようにしなきゃね」
そう言うとハリーはハーマイオニーの右足を持ち上げ、股を開く格好にさせる。
「やっ…!こんな恥かしい格好、やめて!」
けれどもハーマイオニーの言葉を無視してハリーはその足の付け根に顔を埋めた。
中心にハリーの熱い吐息がかかり、ビクリと身体が震える。
次の瞬間、湿った生暖かい物がそこを舐め上げた。
その行為がハーマイオニーを快感の渦へと引き込んでいった。
「だっ…だめぇ…」
膣の入り口をかき回すように舐め上げ、尚且つその上の突起を指でいじられ、言いようのない気持ちに襲われた。
声をこらえることもできない。
「どうしてもだめ?すごく嫌?」
少しだけ顔を上げて、自分の足の間から見える彼の顔はひどく悲しそうだった。
恥ずかしさが体中を締めているのに、何故受け入れたいと思ってしまうのだろう。
「違うの…ただ痛いのは…嫌だわ」
少しの不安。それを吐露するとハリーは優しげに笑んだ。
「了解。大丈夫、キミのここ…ほら、聞こえる?」
体を少し持ち上げ、再度指をあてがいハリーは今自分が丹念に濡らし、ハーマイオニー自身が出した蜜によって十分に濡れている部分を擦ってやる。
マントに隠された密閉空間に卑猥な音が響く。
「そういうの、嫌がるってわかっているんでしょ!?」
「恥ずかしがってそうやってムキになるハーマイオニーが見たいからかも…可愛いね」
軽く頬にキスをしてハリーが微笑んだ。なんと魅力的で妖艶な笑みなんだろう。
ハーマイオニーは思わずその笑みに見惚れた。そして自分が抜け出せないほどにこの瞳に捕らわれている事を何度目かの実感を持つ。
この瞳には逆らえない。そして何よりもこの「ハリー・ポッター」という存在が愛しかった。
『…?』
指の滑りが一段とよくなったことにハリーは心の中で首をかしげる。
「ハーマイオニー…?」
「好き…よ、ハリー。こんな状態なのに、あなたがすごく好きだと思っているの」
極度の恥ずかしさから思わず涙を浮かべながら、ハーマイオニーは目を細めて笑った。
「僕はいつだって君が好きなんだけどな…」
635 :
ハリハー族:2005/10/19(水) 01:11:16 ID:BGPWMzZz
ハリーはとてもめずらしい彼女からの告白に胸が一杯になった。
一瞬周りの空間さえも止めてしまった事を誤魔化すように、彼女の小さな膨らみの頂に軽くキスを落とす。
チュっと軽い音と共にハーマイオニーの体が小さく震える。
口に含み、舌先で弄ってやると堪えきれないように懸命に結んだ唇の隙間から声が漏れた。
彼女のいじらしいまでの「女」の姿にハリーはジーパンの中で自分の中心が痛いほど刺激を受けているのを感じる。
たまらず彼女を愛撫する全ての行為を中断し、彼女の頭を抱えるように抱きしめ、耳元に近づく。
「もう大丈夫、かな?」
小さく腕の中の頭が頷くのがわかった。
ハリーは性急さを感じさせたくない、と思いつつももつれる指でジッパーを下ろし、
張り詰めたものを一旦外に出し、そしてしっとり濡れた魅惑の泉へと宛がう。
クチリ、と合わさった部分から音がして、何度かそのまま入り口を擦りあげてみる。
「ん…ふぅ…っ」
たまらずハーマイオニーは体をねじった。
「力抜いて…ゆっくりいくから」
最後の確認のようにハリーが言うと、ハーマイオニーは閉じてた瞼をそっと開きハリーを見つめ、頷いた。
ハリーはそれを合図のように、ゆっくりと自身を彼女の中へと進めていった。
途端、がやがやと数人の少女の高い話し声が聞こえてきて、扉が開く。
「え…」
驚いた拍子に締め付けを感じ、ハリーは少しだけ呻いた。
同じ部屋の友人達が帰ってきたのだ。
無論、透明マントに包まれた二人の体は彼女達に見えることはない。
ましてや見えない場所で二人がこんな行為をしているなどと誰が思うだろうか。
「あら?ハーマイオニーがいないわ」
「どこに行ったのかしら。いつも勉強しているのに」
そんな気楽な話をしながら彼女達は笑いあう。
「ハ、ハリー…帰ってきたから…もう、やめて…」
膣内に彼を感じながら、ハーマイオニーは懇願する。友人達に聞こえないように小さく囁いた。
ただでさえ、初めてのコトだというのに、こんな状況で進められるのは非常に羞恥を感じる。
それが一層自分を高めていると言う事にも気づいていた。
「ハーマイオニー…」
少しだけハーマイオニーより大きな手が彼女の頬を包み込む。
「ごめん。止められない…だから、声、我慢して」
痛みや悲しみではない、何かで溢れてくる彼女の涙を指で拭うと、ハリーは唇に口付けた。
こんな特異な状況で初めてであろう彼女を抱く事はハリーにとっても不本意だ。
それを楽しんでいるという気持ちは頭の片隅に追いやる。
ただ、精一杯愛したいとそう思っているだけなのだ。
636 :
ハリハー族:2005/10/19(水) 01:11:46 ID:BGPWMzZz
「――っ…は…」
マントの中に響く音が外に漏れていないだろうか。
誰かがこのベッドに近づいてきたりしないだろうか。
部屋の一番端にある子のベッドに再度この部屋の住人は集合して騒いでいる。
初めて知る体の中でうごめく熱いものの感触よりも、遠くで話している人たちの衣ずれの音まで気になった。
「ハーマイオニー…」
呼ばれ振り返ると、上からまっすぐに見下ろしている彼の顔はとても複雑なものだった。
「いざとなったら忘却術だって僕は使えるから…だから大丈夫…お願いだから今は…」
「――僕だけを見て」
「…っ!」
言われてから気づくなど、彼女にしてみれば愚かしい事だった。
心底すまないと思い、そっと彼の首に手を廻し上体を持ち上げると、ほんの一瞬彼と唇を重ねた。
「ごめんなさい…気づきもしないで…」
「いいよ。でも…痛くない?大丈夫?」
「それは…大丈夫みたい…思ったより…」
初めては痛いと耳にしていたが、思った程のものではない。少し誇大に考えすぎていたせいもあるかもしれない。
そのため、彼とのこの行為を苦しく思うことはなかった。
「ただ…その…すごくドキドキしてる」
「僕も…」
「――っ、あっ…」
彼の動きに思わず、声があがるのをハーマイオニーは自身の手の甲で押さえて堪えた。
忘却術があるとはいえ、こんなところを見られたくはない。
ただ、友人達を気にしつつも、目はただハリーを見つめ、体いっぱいで彼を感じていた。
背中に回した手が彼の背中に赤い爪痕を残す。
「…好きだよ」
そうどちらともなく呟いた。
「やっぱり学校って、恋人たちには牢獄のような場所だね」
前日と同じ言葉を彼はまた口にする。
こちらは昨日の今日で腰が痛くてたまらないというのに。
どうも最中より事後の方が影響が大きいのだ、と少しだけ冷静に分析をしていた。
そんな彼女の内心を知ってか知らずか、痛そうに歩く彼女を案じて、ハリーはその日、四六時中エスコートに余念がない。
「また、それを言うの?」
「まぁ昨日は傍に人がいながら、すごく君の愛を感じてしまったけど…やっぱり誰も居ないところで十分に愛したいよね」
同意を求めるようにハリーは微笑みかけた。
誰も居ないところで、というのは賛成であるが、
それに同意をすれば誰も居ないところだったら何回でもされそうな予感がして、ハーマイオニーは敢えて答えを避けた。
「何よ!どんな牢獄だってめげないんでしょう!」
恨めしく思いながらハーマイオニーは彼を睨む。
ハリーはその言葉にきょとんと翡翠の瞳を彼女に向けると苦笑を浮かべた。
「――それは…愛ゆえにってコトで…」
637 :
ハリハー族:2005/10/19(水) 01:21:23 ID:BGPWMzZz
『透明な恋人』無事完結です。駄文でスマソ。
出来れば感想下さい。『試験前の秘め事』に感想下さった方、感謝です。
〜お詫びと訂正〜
>>633が名無しになっていますが、そこは名前を入れ忘れただけです。
作者は私、ハリハー族ですので勘違いのありませんよう。
お詫びと訂正でした。
>>637 乙!超乙!!ネ申をお待ちしてました。GJGJGJ…ハァハァハァ
ハリハー久しぶりに読んだけど、萌えました。
二人ともらしくてかわいくも色っぽかった。
気持ちよく眠れるよ、ありがとうありがとうありがとう
ハリーは女子寮に入れないんじゃ?
>>637 ネ申キタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
次も楽しみにしてます。
ハリハー族ぐじょぶぐじょぶ!!萌え!ハリーエロいなー。
あ、あと次回作はsageでよろ〜。
gj!
>640
透明マント
644 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 07:49:21 ID:XgO/6bhL
ハリーとマートルきぼんぬ
>>640 そうだよね、確か男子が女子寮に入れなくする魔法がかかっていたんじゃ
なかったかな。
(しかし、どこで読んだか忘れたから同人設定かもしれん)
あともう一つ、、2人で透明マントを被っている時は、マントの内側は
見えないんじゃまいかと思った。
スマン、作品に文句をつけているわけじゃなくてちょっと気になっただけなんで、
作者さんは気にしないでくれ。
作品自体は禿しくGJ! (*´Д`)ハァハァしますた。
>>645 原作にあるよ。男子が登ろうとすると階段が滑り台みたいになって登れなくなる。<女子寮
まあ、設定云々言ったらそれぞれの組み合わせだって
設定からは逸脱したものだしね。いいんじゃないか。
647 :
ハリハー族:2005/10/21(金) 16:41:18 ID:mXtktQS0
みんな感想ありがとう。感謝です。
>>640,
>>645,
>>646 そうですね。よく考えたらハリーは女子寮入れませんでした。凡ミス…orz
大変申し訳ないですが、今回は気にせず、男子も女子寮に入れるという設定でお願いします。
まるで原作のようにリアリティ溢れる作品を求めていらした方はすみません。
>>647 乙華麗です!GJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!
久しぶりに神来てた!
女子寮に入れないことは知ってたけどすごく萌えたYO…ハァハァハァ。
いいもの読ませて戴きました。
グリフィンドールも意外と抜けてて裏道があったりしてwww
ハータンの萌え画がほすぃ・・・
>650
ゴロゴロあるじゃねーか
>>651 まじで?
ハリポタって同人関係厳しいらしいね。鼠並に。
・・・?
う〜んでもこの作品前にサイトで見たこと有るんだけど作者さん本人の再掲載?
だったらいいんだけど、どうなんですか。
656 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 21:23:58 ID:kwwvj52x
>>656 違うHNでハリハー族さんが書いたのか、全くの別人が書いたのかってこと?
無断転載なら問題だけど、本人かどうかなんて分かんなくない?
今もそのサイトはあるの?
あるなら管理人さんに事情を話して聞いてみるのがいいと思う。
ドラハーってだめか?
>>657 有るには有るみたいだけどもう小説はもう掲載されていないので確認できない。
とりあえずハリハ―族さんのレスを待とうと思う。
>656
そういう時は先にサイトの作者に連絡しろ
本当に作者だったら
「わかりましたかw内緒でお願いしますね」か「違います」で済んだのに
作者だったとしても、本人です、とは言いにくいだろうしな。w
664 :
656:2005/10/27(木) 01:19:10 ID:62htXojJ
相手先のメルアドがわからないので連絡できない。(サイトに表示なし)
Web拍手もなぜか送信できないので、さてどうしよう・・
ドラハーのハーとハリハーのハーを比べると、ドラハーの方がツンデレ色が強くなる傾向?
前提として敵対関係だしね。<ドラハー
>>664 メアドも拍手も使えないなら連絡とか嫌いな人なんだろう。
かえってうざがられる予感。
つーかここでうだうだやられても迷惑。
ドラハー待ってます。
668 :
656:2005/10/28(金) 00:54:01 ID:hPyNMebM
>>667 自分もそう思うので後は忘れる。すまんかった。
669 :
394:2005/10/29(土) 01:15:32 ID:l2Edbz7z
校長×副校長書いたので投下します。
キモっと思われる方はスルーよろ。
―――ボーーン
隣の部屋から振り子の時計が一度だけ時を告げる。
今が一時なのか、はたまた一時半なのか零時半なのか、ミネルバ=マクゴナガルには分からなかった。
時計がもたらした空気の震動を感じながら、ほとんど乾いた洗い髪を、鏡も見ずに編んでゆく。
今日という長い一日がようやく終り、編んだ髪を襟足にまとめて、彼女はそれを器用に櫛で止めた。
暖かな雰囲気の室内には彼女の身長でも間に合う天涯のついた大きなベッドが一つ。
脇に置いた丸いテーブルには、どこかで見たチンツ張りの肘掛椅子が二脚添えてある。
向いの鏡台に行けば、ブラシや手鏡に混じって使い込まれた杖が置いてあり、
それを持ってテーブルに戻ると、鮮やかな手付きで杖を一振りした。
先ほどまで何も載っていなかったテーブルの上に、今はペアのクリスタルガラスで出来たタンブラーと、
アイリッシュウイスキーの瓶がたたずんでいる。
こんな深夜に誰と約束したわけではないが、マクゴナガルにはあの人が来ると分かっていた。
そう、もう時機にやって来るだろう。
彼女はゆっくりとチェックのガウンに袖を通した。
示し合わせたように隣の部屋からノックの音が聞こえ、しばらくすると寝室の扉がカチリと鳴る。
「もしかすると、お休みのところをお邪魔したかね?」
寝巻にガウンを羽織り、テーブルに載った二脚のグラスに目を合せながら、大魔法使いはそう問うた。
彼女からの返事は無い。
だが、ダンブルドアは柔らかな笑みを浮かべて椅子に腰を降ろす。
グラスを脇にどけ、手に持った魔法の効かないチェスの盤を置いた。
彼女も微笑みながら向い側に腰を降ろし、グラスをウイスキーで満たしてゆく。
「久々のチェスの勝負に」
「深夜にわしの我がままに付きあってくれる君に」
二人は好きな言葉を呟いて、グラスを軽く傾け、
互いにチェスの駒を並べながら、たわいの無いおしゃべりに興じた。
まるで、先ほどまでの悪夢など無かったように。
まるで、ヴォルデモートなど復活しなかったように。
まるで、頭のおかしくなったファッジなど見もしなかったように。
グラスを傾けては駒を進める。
輝石を磨きだした白と濃緑色の滑らかな駒が、盤面を美しく彩っている。
勝率はマクゴナガルの方が少々高い。
白く几帳面な指先が、ダンブルドアの駒を掠めとって行った。
「むぅ・・・そうじゃ、ここに来るときピーブスがファッジの帽子を被っておった」
「帽子だけでなく身包み剥いでやれば良かったのに・・・分かってるでしょうけど、チェックメイトよ」
「ふぅむ・・・最後に貴女に勝ったのは何時だったかな?」
ダンブルドアはそう尋ねて後二回勝負を挑んだものの、この日勝ち星を挙げることは無かった。
「駄目じゃ寝る!」
「二回前にそうおっしゃれば時間を無駄にせずとも済んだのに」
そう言いながら二人して笑う。
その時間が無駄でない事は、二人とも良く分かっている。
彼は何か≠ェある直前に決まってこの部屋を訪れた。
忙しくなれば味わうことの出来ない安らぎを、一晩で取り貯めて蓄えておくのだ。
永らくの友と語り、大好きなゲームをし、安眠を得る。
二人して眼鏡を外すとテーブルの上に置き、
ダンブルドアはナイトキャップを被りなおして、マクゴナガルのベッドに上がりこんだ。
タータンチェックのキルトが掛かった布団は如何にも気持ちが良さそうだ。
こんな事を許してくれるのは彼女しかいない。
世紀の大魔法使いとて、不安な夜には人の温もりがほしくなるものなのだ。
他の誰かに知られたら、大いに失望されるかもしれない。
だが彼女は受け入れてくれる。
いつでもありのままの自分を受け入れてくれた。
杖を振って部屋の明かりを落とすと、マクゴナガルもベッドに滑り込んでくる。
寄り添って彼女の手を握り、静かに目を閉じる。
しばらくするとやってくるはずの眠りを待って、ダンブルドアは深呼吸した。
明日からは満足に眠りも出来なくなるだろう。
戦うべき相手が誰なのかも分からなくなった今、
まずは味方の結束を強固な物にしなければいけない。
心さ迷う者はヴォルデモートの悪らつな手口に知らずの内に引っかかるだろう。
それを防ぐには、それから皆を守るにはどうすれば良い?
ダンブルドアには分からない≠ニ言う事は許されていない。
考えなければならない事が沢山転がっており、今日ばかりはなかなか眠りが訪れそうに無かった。
「眠れないの?」
いつまでたっても寝息一つ立てない隣の男に、女は思いきって声を掛けた。
「ん?あぁ・・・頭が冴えてしもうたみたいでな」
ダンブルドアは薄い闇の中で寝返りを打つと、彼女の濃い瞳に焦点を合せた。
「私もよ・・・」
互いに見つめ合う目の奥には、小さく揺れる蝋燭の炎のような恐怖が見え隠れし、
それなのに、一体何が恐ろしいのか判別しかねるのだ。
復活してしまったヴォルデモートなのか、それとも他の何かなのか。
夜の静寂に囚われたように、二人はどうしても落ち着きを取り戻せなかった。
だが、人は本能的に恐怖の拭い去り方を知っている。
本能が温もりを欲してより距離を縮める。
絡まりあう視線が互いの了解を求めており、今こそ原始的な慰めを必要としていた。
ダンブルドアの腕がマクゴナガルの腰を抱き寄せ、少し筋張った身体を確かめるように撫でる。
肌触りのよいネル地が指に心地よく、アイボリーのネグリジェの上から何度もその肩を撫でた。
だがあまりに久しいその感覚に、マクゴナガル自身は呼吸の仕方を忘れそうな程だ。
「貴女が緊張すると私までカチコチになりそうじゃ・・・もし無理ならばそう言ってくれれば良い」
深く思いやりに溢れた声が囁くようにそう告げる。
「いいえ、その・・・余りに・・・久し振りなものだから・・・」
憂いを帯びたダンブルドアの瞳が可哀想で、マクゴナガルはその頬を片手で包む。
ひんやりとした頬にゆっくりと彼女の温かさが伝わってきて、彼の瞳から憂いが消えてゆく。
「確か・・・ハリーをプリペット通りに置いてきた夜以来かな?」
「えぇ」
ほんのたまに重ねる情事を思いださされて、彼女の頬が少し赤らむ。
それはもう十何年も前の話しなのだ。
今だに求められた事に対しても多少の困惑があった。
年の割に綺麗な彼の手が、マクゴナガルの頭を引き寄せ、実に久しく口付けがなされる。
互いに乾き気味の唇だが、想像よりもずっと温かく柔らかだった。
息を吸うために開かれた唇から、湿った舌が潜り込んでくる。
どんどん高鳴る鼓動に息が苦しくなりながら、それでもマクゴナガルはダンブルドアの舌を閉め出しはしなかった。
考えてみれば可笑しなものだ。
初めてダンブルドアに会った時、自分はまだ15歳だったはず。
監督生に選ばれた年に彼はホグワーツの新しい教師として赴任し、グリフィンドールの寮監となった。
あの頃はこんな先の事を考えもしなかったし、ましてやダンブルドアにもっとも近い存在になるとは思いもしなかった。
なにせ彼は、あの時すでに90を超えていたのだから。
魔法使いは在る時から急にゆっくりと年が進む。
自分だってまだ髪は黒いし、背中だって曲がってはいない。
彼はマグルだったら、もう生きてはいないだろう。
ましてやセックスなんて・・・。
横を向いていたはずの二人の身体は、いつの間にか向きを変え、
ダンブルドアはマクゴナガルに被さるようにして一塊になっていた。
ダンブルドアの唇はマクゴナガルの首筋や顔を探るように動き、白い肌に紅い花と粘液の後を残す。
いつの間にやにやら深く肌蹴られたネグリジェから素肌が覗き、
そこに当たるダンブルドアの長い髭が、マクゴナガルに久々の声を上げさせた。
「相変わらず就寝時には下着を着けていなさらんのじゃな」
恥ずかしそうに顔を顰めてみせるマクゴナガルにダンブルドアは意地悪く微笑む。
むかし、大昔に具合の悪くなった寮生を連れて、夜中に廊下を歩いている彼女に遭った事がある。
責任感に満ちて真面目な彼女の顔の下に、成長しつつある膨らみが見え、度肝を抜かれた。
しなやかな絹の寝巻が、寒さに縮こまった小さな頂きまでもを、綺麗に映しだしていたのだ。
どうやらブラジャーを着けたまま寝ると苦しいらしいのだが、
当時、気真面目な女学生のイメージとのギャップにいくらかの驚きを禁じえなかった。
実は今でも夜中に遭うと、ガウンと寝巻の下を想像してしまう。
ダンブルドアは、そんなたまに恋しくなる乳房に頬摺りしながら、わざと髭で乳首を掠っていった。
「っあぁ」
既に立ち上がって自己主張をする乳首を、彼は飴玉のように舌で転がす。
深い溜息と、呻くような彼女の喘ぎ声を聞いて、ことさら優しく舐め続けた。
「ミネルバのここはレモンキャンディーより美味しいの」
「ん・・・馬鹿な事を・・っ」
マクゴナガルは身を捩って快感から逃れようとしたが、頂からの刺激は容赦無く下腹部に伝えられる。
子宮がうねるように充血し、下半身から粘液が絞りだされるのを感じた。
この年になっても感じてしまう身体が恥ずかしくて、マクゴナガルは下唇を噛み締め声を耐える。
しかし、ダンブルドアの巧妙な指先が、身体のあちこちを探っては優しく愛撫を施してゆく。
唇には絶えず乳首を含んだまま、両手はくまなく動き回った。
すすり泣くような喘ぎ声が彼女の喉から漏れ、それがダンブルドアの男を刺激した。
「ミネルバ・・・可愛い人じゃ・・」
言いながらネグリジェの裾をたくし上げ、我慢出来ずに一番敏感な部分を下着越しに触れる。
「あぅん!・・・いけないわ」
「何がいけないんだね?」
ダンブルドアは下着に添えた手を、ゆっくりゆっくり割れ目の上に滑らせてゆく。
何度も何度も反復させては、お尻の穴から肉芽まで、時には押え付けながら撫でていった。
「駄目よ・・・気持ち良すぎるの」
そう言うマクゴナガルの腰は震え、何かを堪えるようにダンブルドアの腕をきつく握っている。
「そうじゃろうなぁ、パンティがこんなに湿っておったんじゃ風邪を引く。脱がしてあげるから立ちなされ」
言うなり上掛けをベッドから払い落とし、自分は身を起して座りなおす。
さらにどこからともなく取り出した杖を振ると、ベッドの回りが急に明るくなった。
マクゴナガルは困惑して一瞬身を強張らしたが、言われるままにベッドに立ち上がる。
夜は昔からこうなのだ。
神のような慈愛を見せながら、時に悪魔のような意地悪を言う。
マクゴナガルはダンブルドアに命令されると嫌とは言えない。
女学生に戻ったような気持ちになりながら、言われるまま乱れたネグリジェの裾を掴んで持った。
「うんうん、良い子だ」
マクゴナガルは前のボタンが全て外れて、肩から胸が露わになった寝巻をまくり上げて待っている。
ダンブルドアは清楚な白い下着を再び割れ目に押しつけて、そこからゆっくりと降ろしにかかった。
真っ白な下腹部から柔らかそうな茂みが顔を出し、それに続いて粘っこい愛液が何本も糸を引く。
すっかり湿った下着を足元まで降ろすと、マクゴナガルは細っそりとした両足からそれを抜いた。
ダンブルドアは満足そうにその下着を取り上げ、内側の濡れた部分を舐めるように味見する。
「味は変わっとらんようじゃ」
懐かしい塩梅の味が舌の上に広がり、ゆっくりと解けてゆく。
ホグワーツに来て以来は、この目の前の女性としか交えていないし、多分最後の女性だろう。
そもそも今になって尚、性欲を感じる自分に呆れさえする。
絶えず甘い睦言を言いあうような仲ではないが、公私共に彼女無しでは運営に支障をきたす。
自分の弱い部分を認め、支えてくれ、こんな老いぼれに身体まで預けてくれるのは彼女だけなのだ。
「ふむ」
ダンブルドアは立ったままのマクゴナガルの目下で、両足に手を這わしだした。
怖気にも似た快感がマクゴナガルの膝を大きく震わす。
そっと内腿に唇を着け、付け根に近い部分をきつく吸い上げていく。
「あぁ・・」
どうせ長いローブに隠されるのだ、どこへ痣を着けようとも、翌日それが見えることはけして無い。
「さてと、汁がしたってきてますぞ?」
肩幅に開けた脚の付け根、陰唇からは透明の粘液が少しばかり漏れてきている。
ダンブルドアは驚きを装った顔をマクゴナガルに向け、
それを良く見る為に、両の親指を使って、彼女の陰唇を大きく左右に引っ張り開けた。
「あぁ!」
使用頻度の少ないそこは、何時見ても意外に美しい。
桃色の泉からたっぷりと水が湧き出し、濃い赤の縁までもびっしょりと濡らしていた。
ダンブルドアは、オアシスに誘われる旅人のように吸い寄せられ、武者振りついた。
舌先で穴の奥をくじりながら、溢れ出た愛液で敏感な真珠を弄ぶ。
自慢の髭が濡れるのにも構わず、ダンブルドアは馳走を目前に、我を忘れたかのように頬張った。
「ひっ!・・いぁああっん」
マクゴナガルの膝は震え、もはや立っているのも儘ならない状態が続く。
ダンブルドアは我慢しきれずに落ちてくる彼女の膝に合せて、自分も素早く寝転がった。
「むぅ!ふっ」
マクゴナガルはベッドの替わりに、見事ダンブルドアの上に着地し、何たる事か、
ホグワーツの才媛は乱れたネグリジェを掴んだまま、大魔法使いの顔面に馬乗りになった。
濡れたスリットからはみ出した小陰唇が、ピッタリと顔に張りつき、
丁度膣口の辺りにダンブルドアの高い鼻が当たっている。
「あっ・・んぅう!」
マクゴナガルはわななくように腰を震わせ、
秘裂に埋まった鼻を吸い込もうと、我知らずの内に膣口を収縮させた。
今にも窒息しそうなダンブルドアは、なんとか落ちてきたお尻と自分の間に隙間を作ると、
今度は突き出した舌の上に割れ目を置く。
「あぁ・・・んっ」
尖らせた舌先がチロチロと入り口を舐め、さらに勢いよく中に突っ込むと、
濃い愛液が果汁のように口内に溢れ込んできた。
繰り返し舐めては突っ込んで、溢れる蜜を啜っていると、
何時しか自分の下半身にも、むず痒さを覚える。
「ミネルバ・・・そろそろこちらもお願い出来るかな?」
マクゴナガルの視線の先では、ダンブルドアの寝巻がテントのように屋根を張っていた。
彼女はこれ以上なく頬を上気させ、恥ずかしそうに彼の上に臥せてゆく。
おぼつかない手つきで寝巻を手繰り寄せ、下着の中から熱くなった剛直を取りだす。
銀針に囲まれたそれは長年の使用で濃く沈着して、ことさら存在感を増している。
マクゴナガルはこれをどうすれば良いか、以前彼から習った。
何十年経っても慣れない行為ではあるが、彼を喜ばせるのが嬉しい。
いつの間にか解けて乱れた髪を肩の後ろに払い、マクゴナガルは使い込まれた亀頭に唇を当てた。
ダンブルドアの熱が唇の先からゆっくりと伝わってくる。
いつもは真一門字に結ばれた彼女の厳格さを象徴する唇が開き、
軟らかく湿った舌で、袋の縫い目から鈴口まで優しく舐め上げていく。
ジグザグと幹を這い上がり、指の腹でそっと陰嚢を撫でさすると、
ダンブルドアの口から大きな溜息が漏れた。
大きくエラを張った先端から小さな滴が染みだし、マクゴナガルの唇を艶やかに染める。
懐かしく苦味走った味わいに、彼女は口を限界まで開けて、それを飲み込んだ。
「・・・ふぅ・・・なかなか上手じゃよ」
ダンブルドアの匂いが口中に広がり、それがマクゴナガルの子宮を熱くさせる。
彼女は漆黒の髪を揺らしながら、激しく肉柱を出し入れする。
舌で亀頭を舐め回しながら、唇はきつく窄めたまま、何度も何度も首を振った。
「もう結構!」
突然の大きな声に吃驚して、マクゴナガルが振り向く。
濡れて開いたままの唇があどけなく、少女の頃を思いださすような愛らしさだった。
再びベッドの上に押し倒し、上からキスの雨を降らせる。
「貴女の口で果てるのも良いが、中も捨て難いでな」
アイスブルーの瞳に見つめられ、マクゴナガルは恥ずかしそうに肯いた。
彼女の脚を開かせ、その中心に濡れ光った亀頭をあてがう。
久方振りの性行為に、確認するように何度か割れ目を滑らせて見る。
その度に息を飲むマクゴナガルを焦らすようにして、ダンブルドアは漸く狭い産道に割って入った。
「あぁ・・アルバス」
十数年振りの熱いペニスの侵入に、身体が予想以上に反応している。
こみあげるような快感が子宮から湧き出し、喉を通って脳を侵す。
ダンブルドアが優しく腰を揺するだけで、喉から嬌声がほとばしった。
少し重たい彼の体重を全身に感じながら、二人はぴったり一つに重なる。
マクゴナガルは幸せだった。
ダンブルドアに抱きしめられている時ほど、幸せと安堵を感じる時はない。
ダンブルドアもまた、自分を受け容れてくれる彼女ほど安心出来る存在はなかった。
狭く温かな膣に包まれて、男は本能でそこへ帰りたいと願う。
うごめく肉の襞に揉まれながら、最奥まで突き進む。
子宮口を先端で突き上げ、小刻みに揺すりあげる。
切れ切れのあえぎ声をあげる彼女の膣は、大きなペニスを逃すまいと必死になって絞め付けて来る。
ぐちゅぐちゅと溢れだした蜜のせいで、黒と白の茂みが絡まりあって濡れていた。
「はぁ・・久し振りに腰が抜けてしまいそうじゃ」
ぬるぬると熱い壁にペニス全体をこすりあげられ、腰の動きを止められない。
大魔法使いと言え人の子、己の快楽に没頭する時もある。
「あぁっ・・・アルバス・・・私も」
ホグワーツの規律のようなマクゴナガルですら、
合わない焦点で天井を見つめながら、緩んだ口元から透明な糸を垂らしていた。
ダンブルドアは荒い息を吐きながらマクゴナガルから身を起す。
邪魔になる長い髭を無造作に後ろに払うと、彼女の片脚を抱えあげ交差させる。
より深く奥までねじ込んではエラの出る寸前まで引きずり出す。
狭い膣内を縦横無尽に動いては、膣壁全体を激しくこすっていった。
「ぁ・・・ぁあ・・・」
マクゴナガルの少し骨ばった長く白い脚を抱いて、ダンブルドアは浅く深く腰を振る。
彼女の指は関節が白くなるまで、頭上のシーツを握り締めていた。
全身の筋肉が悲鳴を上げるかの様に突発的に小さな痙攣を起し、
野苺のような乳首も震えながら硬くなってゆく。
ダンブルドアはマクゴナガルから発されるサインを読んで、両脚とも高く上げさせると、
深く口付けを交わしながら、最後の瞬間まで腰を緩めなかった。
「んふぅ・・・・んんっ・・んぅっ!」
やがて大きな痙攣がマクゴナガルを襲う。
全身が痺れ大きな快楽に藻掻く彼女を押さえつけて、ダンブルドアは己を解き放った。
疲れ果てた体が、心を眠りに引きずり込んでゆく。
雲のように軽く、お日様のように暖かい安心感が二人を包む。
二人にとって互いほど信頼し合える者はない。
ここには危険も裏切りも無い、只々優しく温かな空間。
今はダンブルドアの頭の中は空っぽで、無意識のままに柔らかな者を抱きしめる。
とにかく今だけは幸せだった。
二人とも、今だけは幸せだった。
Fin
680 :
394:2005/10/29(土) 01:35:06 ID:PrnXRnbm
はぁ・・・自分以外のマク先生ものが読みたい。
いつか若い頃とかも書いてみたいな。
GJ!
682 :
sage:2005/10/30(日) 21:43:28 ID:eiSRhwiM
GJです!!
是非、いきなりだがルートンが読みたい。
sageってないけど、禿同。
ルートンみたいよ、ルートン。
映画公開まであと一ヶ月……また盛り上がるといいね。
クラハーとか読みたいよ。
マク先生エロス
クラウチ母と息子萌え。
クラウチ家って、原作ではあっさり書かれてるが内情はすげー愛憎渦巻いてそうだと思う。
母×息子でひとつ
688 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 16:00:45 ID:mmcUNDur
うーん・・・
双子xハー
とかは?3P!3P!
690 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 16:46:23 ID:mmcUNDur
6巻のネタバレってそんなに酷いの?
6巻のせいでハリポタファンが減ったって言ってたけど…
691 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 18:13:05 ID:mmcUNDur
今読んだ。
確かに扱いが酷いね、校長死…んでハーは知らん奴とキス。
ハリーはハーとくっつかない事が確定。もう無茶苦茶だよ(´・ω・`)
692 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 18:46:52 ID:Drczyb1y
6巻を読んで思ったよ。
7巻こそ何があるかわからんぞ。
693 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 19:20:22 ID:mmcUNDur
まぁ…ハリーはハーとくっつくと思ったんだがね…。
6巻は人が死に過ぎw
7巻も当然のように上巻 下巻に分かれるんだろうねw
マジでネタバレやめれ。
確信犯か?
age厨ウザス
696 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 20:56:53 ID:mmcUNDur
ってか校長死ぬ意味あったの?
ハリーとハーを期待してた人にとって6巻は必要ないものになっちゃうね。
スネイプが校長殺→ハリー戦う→心が読まれて負ける。
ハーはクラにキス。
死人続出だよなw ○長に○に○…
697 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 21:00:24 ID:mmcUNDur
サンクス
ID:mmcUNDur
…お前本当に21以上か?
アフォか…
700 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:27:56 ID:mmcUNDur
ベラのエロに飢えてるのは自分だけですか?
何でもいいからネタバレはやめれ
ベラ欲しいね。相手スネイプかルシウスあたりで。あとヴォルデもいるか。
学生時代でシリベラキボンと言ってみる
ネタバレって言えば…王ブラかなんかのインタビューでハー役の女とロン役の奴が…
この物語はこのまま良い展開に進まないわ。(ハー)
そう、物語の最後の方で僕達仲良し3人組の中の1人が…おっとこっからは言えないよ。(ロン)
他の物語みたいに皆がHAPPY ENDで終わりにはならないって事だけ言っておくわ。(ハー)
王ブラのインタビューで言ってたが…6巻じゃあ3人に変化なかったよな?
706 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 20:44:32 ID:GONM8I3B
下がってるから上げ
ほんとに厨がまぎれこんでる気がする
この流れじゃまぎれてるどころか住み着いてるだろ…。
床でだけ立場が逆転するベラヴォルキボン
>>704 あーシリベラもいいな。シリウスの前ではちょっとデレになるベラたんとか
教室でセクロスだとかブラックん家でセクロスだとかアズカバンでセクロスだとか
パラレルネタでベールの部屋でシリウスを殺さないで持ち帰ってSMだとか。ああ、書きたいなぁ。でも誰か書いて。
原作の話の展開よりも妄想の中の英国魔法エロ物語のほうが好きになってきた今日この頃。
>>710 あるある。
頭が作品とキャラを別のものと認識し始めてる。
>>710 ちょwwww自分もシリベラで同じような妄想してたww
書いてくれー
あとベラたん結婚式前夜に旦那予定者に内緒でシリとセクロス思いついた。
シリは結婚式には出ないけど前夜祭には参加するのさ、みたいなノリ。
何か今旦那の名前思い出せないほど影薄い。ロドルファウスだっけ。
誰か書いてくれよ、と丸投げ。自分も書けたら書くよ期待すんな。
貼り女性キャラ増えてきていい塩梅だねー
ルナとかdクスとか萌え
ベラってヴォルへの盲信以上の気持ち、
夫に抱いてなさそう。仮面夫婦って言うか契約結婚っぽい。
どんな夫婦生活なんだろう。
SM
夫がMなので夫婦円満ですよ
寝台の上では逆かもしれんて
そんなベラ様に萌え
リドベラって需要ありますか?
ベラ、少女時代の話でよければ書いてみたいです。
wktk
ドラコはもっと(ry
映画にドラコはでるのか?
写真にも映像にもぜんぜん出てこないんだが・・・
映画公開まであと10日!
先行までならあと4日だ
あと9日
先行版見てきた。ハーたんの美しさとツンデレ度が更にUP、他の女性陣もそれなりに良し
ハーマイオニーエロカワイイ
炎映画はパンジーたんもういないの?(´・ω・`)
そういえば、パンジー見た覚えがない<炎ゴブ
パンジーたん・・・(´・ω・`)
733 :
:名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 17:03:41 ID:tr0QNjjE
炎のゴブレット公開まじかに伴って、フラー・デラクールとかをやってみては?
昨日先行版みてきたんだが、ハータンはいいツンデレですね。
ハリーとロンのサンドイッチファック希望。
クラムじゃないのかw
チョウが犯られるSSマダー?
ビル×フラーまだー?
あ、同意ってのは2行目ね。
早く映画見たいyp
漏れもチョウ超待ってるんだけど?
>>737 フラーはともかく、ビルのキャラ性格がよくわからん…。
原作では美形認定されてたんだっけ。
チョウたんがレイブンクローのクィディッチチームに輪姦される小説まだー
公開日なわけだが観たヤツいる?
>>743 見たよー。フラーがかわいかった。
あとある場面のスネイプとロンが面白かった。
フラーテラ萌えすw
でもチョウ(;´д`)
ハリーはあれに惚れたのか・・・
自分のイメージを保ち続けるんだ!
実写がどうであれ心で視えてくるはず。
そうすれば…
チョウたん(;´Д`)…ハァハァ
そういえば映画見てる最中にフタナリフラーのSS思い出して危なかったww
ってかマートル寄りすぎwwww
あんまネタバレしたくないけど、フラーの祖母の話とかリータスキーターとか省かれてるね
リータぜんぜん出てなかったけど次で結構重要になると思うんだが・・・
今初めて映画のアズカバソ見たんだけどさ、
原作丸無視だわ時間短いわで見ててイライラしたよ。
このハリポタ何があったの?
俺にとってアズ鞄はパンジーたんに萌えるための映画
チョウたんは動いてるのを観るとなかなか可愛い。
しかし男子生徒の憧れの美少女には見えん
スレを日記代わりに使うなよ。
チョウのss投下したいと思います。
最初のほうを書いていた時はまだ四巻までしかもっていなかったので
設定のほうはいろいろと遅れている部分などあったりしますが、
そのあたりはどうか寛大な目で見てやってください。
「ふう…今日も疲れたわね」
チョウは一人で廊下を歩いていた。もう遅い時間だが、彼女は競技場で
一人、スニッチが見えなくなるまでクィディッチの練習をしていたのだ。
チョウが薄暗い廊下を急ぎ歩いていると、突然目の前に人影が現れた。
ドラコ・マルフォイだった。しかし、何かいつもと違う、ただならぬ様子だ。
「チョウ、いいところに! ハリーが大変なんだ!」
「えっ!? ハリーがどうかしたの?」
「いいから早く来てくれ! こっちだ!」
そう言うと、マルフォイはすぐさま駆け出した。
ハリーの身に何か起きたのだろうか? チョウは急いでマルフォイの後を追いかけた。
いくつかの扉をくぐり、階段を上り下りして、マルフォイは古ぼけたドアの前で
やっと立ち止まった。
「ここだよ。さあ、早く」
マルフォイは扉を開け、チョウを中に入れた。
部屋は狭く、静まり返っていた。月明かりが部屋の中を照らし出す。
「それで、マルフォイ、ハリーはどこにいるの?」
チョウは心配になって聞いた。しかし、マルフォイは涼しげに答えた。
「アレは嘘さ、チョウ」
「えっ…? 嘘って、どういうこと?」
「君をここに連れてくるために嘘をついたのさ。なかなか演技が上手いだろ?」
マルフォイは笑っている。
「じゃあ、どうして私をこんなところまで連れてきたの?」
チョウが訝しげに尋ねた。
「いやね…実は、ポッターが君のことを好きだと聞いたんだけど…」
「ハリーが私を?」
チョウの顔がサッと赤みを帯びた。
「ああ…だからちょっと……」
そして、ニヤリと笑って言った。
「君を犯してやろうと思ってね」
マルフォイがそう言うと、突然チョウの後ろからクラッブとゴイルが現れ、チョウの腕を捕んだ。
「な…」
驚いたチョウは離れようとしたが、二人はチョウをがっちりと捕まえていた。
「君を犯してやったら、あいつは悲しむだろうな。それとも悔しがるかな?」
意地の悪い顔でマルフォイは言った。
「それに、君にはクィディッチでも何度も苦渋を舐めさせられたからね。僕も楽
しめるというものだ」
「ふざけないで! 放してよ!」
「ふざけてなんかいないさ。クラッブ!」
マルフォイがそう言うと、クラッブはチョウのローブを引き裂いた。
「きゃあっ!」
「さあ、これで僕が本気だって信じてくれたかい?
おっと、あまり大声は出すなよ。まあ、こんなところまでは誰も来ないだろうがな。
それとも、やってるところをフィルチに見られたいのかい?」
チョウの顔が恥ずかしさと悔しさで赤くなった。
「ふふふ、箒に乗ってるときよりもかわいいぞ、チョウ」
「やめてよ、放して!」
必死に抵抗するが、相手は屈強な男が三人。とても腕力ではかなわなかった。
床に押し倒され、着ていたものもすべて剥ぎ取られた。
「いやあ…やめてぇ…」
目に涙を浮かべて訴えるが、三人は聞く耳を持たない。
「ひゃあんっ!」
後ろからゴイルの大きな手が胸を撫で回し、チョウの胸の突起をくりくりと弄り回した。
「おやおや、小さい割りに、ずいぶん感度のいい胸だな。普段から一人でしてるのか?」
「そ、そんなこと…ひあっ!」
クラッブが胸にむしゃぶりついた。だんだんと立ってきた乳首を吸い上げ、コリコリと軽く噛み、
先端を舌先でころがしてやる。
「んんっ!!」
絶えられずに声をあげてしまいそうになるのを堪えようとするチョウだったが、
その体はもう快感を受け入れ始めていた。
「下のほうも大分濡れてきたじゃないか」
マルフォイが秘所を弄りながら言った。
「綺麗な色をしているじゃないか…じゃあ、まずは軽く指からいってみようか」
マルフォイの指が一本、ずぶりとチョウの中に入っていく。
「んあっ…!」
「きついな。指が痛いくらいだ…」
そう言いながらも、マルフォイは二本目の指を突き立てた。
マルフォイの指をぎゅうぎゅうと締め付け、チョウの膣から愛液が溢れ出す。
「んっ…くうっ…!」
わざと大きな音をたてるようにしながら、マルフォイは指を出し入れする。
「こんなに濡らして…ホントは淫乱なんじゃないのか?」
「そ、そんなこと…んんっ…ない…」
そしてマルフォイは三本目を突き入れた。チョウは痛みと、そして快感に堪えようと肩を震わせていた。
マルフォイはグチュグチュと指を激しく動かし、クリトリスを摘んでくりくりと弄った。
「ひあっ! ああんっ!」
チョウの身体がびくびくと跳ね上がった。絶頂を迎えたのだ。
マルフォイが指を抜くと、とろりとした液体が光っていた。
「さて…じゃあ、そろそろ本番といこうか」
そう言って、マルフォイは自分の一物を取り出した。
チョウは、初めて見る男性の大きなそれに恐怖を感じた。
「そんな…お願い、もうやめて…」
しかしマルフォイは聞く耳を持たず、自分のものをチョウの秘所にあてがった。
そして、一気にチョウを刺し貫いた。
「い、やあ……い、たぁいっ…!」
「これは…すごい締め付けだ…!」
初めて男のものを飲み込んだチョウの膣は、肉棒をぐいぐいと締め付け、絡み付いてきた。
突然の処女喪失の痛みとショックが体中を駆け回り、一瞬チョウは何も考えられなくなった。
だが、それも一瞬のことで、突き上げられる痛みで頭ははっきりと現実に引き戻された。
「お願い…動かないでえ…」
「おっと、痛かったかい? まあ、魔女が処女なんてとっておかなくてもいいだろ?」
マルフォイは下からずんずんとチョウを突き上げながら、まったく申し訳なくなさそうに言った。
「んっ、ああっ、やっ、やめ、てぇ、マルフォイっ」
必死に哀願するその声も、突き上げられる衝撃で途切れ途切れになる。
マルフォイはそんなチョウの様子さえも楽しんでいる。
「いくぞ」
マルフォイの動きが速くなった。ぎりぎりまで引き抜き、そして奥へ叩きつける。
巨大なものがチョウの膣壁をゴリゴリと擦り、子宮を突き上げた。
チョウにはまだ痛みしか感じられなかった。もう考えることもできない。
とにかく早く終わってほしいと、それだけであった。
だがマルフォイは遠慮なくチョウを突き続けた。
マルフォイが思い切り突き上げる度にチョウの体ががくがくと揺れた。
「あんっ! きゃいんっ! ひやあっ!」
マルフォイは、さらに早く腰を動かした。そして、一番奥に肉棒を突き入れたとき、
中に思い切り自分の精を放った。
「いやあ…」
マルフォイがゆっくり肉棒を引き抜くと、赤と白の交じり合った、どろっとした液体が溢れ出した。
「さて、じゃあ、今日のことをポッターや他のやつらにばらされたくなかったら…わかるな?」
俯いているチョウに向かってマルフォイは呼びかけた。
「それじゃあ、また明日、ここで」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、とりあえずこんな感じです。いかがだったでしょうか?
実は、文章を書いて、しかも投稿するなんて初めてで…
辛口でも、感想なんかをいただければ嬉しいです。
じゃ、スレ汚しすいませんでした。
ドラ蝶キター!
グッジョブ!!
GJ!!!!
(;´Д`)ハァハァ
レイープものは、最初に注意書きをつけた方がいいよ。
読みたくない人もいるから。
763 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 22:29:44 ID:TU8IrLbq
ドラコのお母上ナルシッサ様に心惹かれるのですが、出番がほとんどないので話し方すらわかりません
この先出張るだろうけどねー、
邦訳でまた変な口調にされてしまうのかと思うと萎えス…
やっぱ秘密の部屋時代が一番萌える漏れ。
>>764 てよだわ言葉になりそうだな…。
まあ、ベラみたいに「ぞよ」とか言わなきゃいいと思うことにする。
>>766 ぞよなんか言ったっけ?ww
もっかい読みなおそ
>>767 4巻の下巻。裁判シーンだたよ。5巻で若返って安心した。
ぞ、ぞよΣ(゚Д゚;マジで言ってるw裁判所でも女帝だなベラは。
サクラテツのアリスみたいだ。
ベラぞよワロス
いや、笑ってられないけど…勘弁して欲しい
>766
>てよだわ
ありうる。一人称「わたくし」とか、絶対癖はつけられる。
フラーとかもひどい、まじめなシーンでも「わたーしは」とか言われちゃ…
パロやる人はあんまり萎える訳者後付けの口調は無視してイイと思う。
771 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 10:51:32 ID:+Rnt935/
わたくし○○ですわ
とかになりそうだ
今、ゴージャスにバアアァーンってなってるナルシッサを想像した。
ベラトリクス様やナルシッサ様っていうとSMプレイを想像してしまう
特に女帝ベラ様
アンドロメダ様もセットでいかがですか?
女王様3姉妹
わたくしのムチは痛いぞよ
ベラはSだな。でも俺様の前でだけはドMだったり。
ハリポタキャラはツンデレ多いな
ナルシッサはMっぽい
Mのナルシッサ
ルシウスお父ちゃまに言葉攻めされて悦ぶナルシッサお母ちゃま
ドラ坊や 「お…お父ちゃま、、、お母ちゃま…!?」
ってのを想像してしまった
父上、母上でないところを見ると幼少時ですか。
まあ仲睦まじくて大変宜しい家庭で育ったようで坊やも幸せですね。
なんつーかこう、あえてベラみたいのを苛め抜いてひんひん言わせたい。
あ、映画行った人、ベラたんどうだった?
出てなかった(´д`)
あとナルシッサも出てない…
ベラって普段あんなんなのに、
俺様には絶対服従なのがいいなぁ、いんびだ。
映画で何より怖いのがキャラの存在そのもののカット。
ナルシッサではなくベラがドラコ母になっていたらどうしよう (((( ;゚Д゚)))
ハリポタの映画の一番の失敗はエマが可愛すぎたことだな。
原作で美少女って設定の女は映画でみんな霞んで見えるw
まだゴブレット見てないけどフラーたんにはがっかりだよ・・・
ベラがドラコ母に!?
そんなんダークすぎて嫌だ
787 :
我輩:2005/12/07(水) 19:48:20 ID:E1bgjHog
感度とオパーイの大きさランキングを来週までに提出するように。
提出できない場合は・・・・・
1位はもちろん現在形のモリー母ちゃんでございます
はいはい、せんせい、一番大きいはマクシーム校長です。次がハグリッドです。
感度は…うーん悩むな。ベラたん好きだからベラたんにしといてください。
映画ベラたん出てないのか。大人の女性、映画では少なくないか。先生三人くらいとモリママとリタさん、マクシムくらい?
映画の厳しいルシウスと、女帝ベラ様が両親…。
ドラコが気の毒だ(((( ;゚Д゚)))
ナルシッサの親バカぶりが救いなのに
この一家何気に仲良しだな
3人で買い物に来てたみたいだし
ベラがママだったらドラコが失態をしても親父や帝王から庇ってくれなさそうだな。
ルシウスとベラが夫婦だったりしたら会話もなさそう
むしろルシウスがベラを恐れそうだ
ついでにマイケルの存在が消されそうだと言ってみる。
代わりにネビルがジニーと付き合いそう。
朝帰り〜でネビルとジニーなんかあったのかと小一時間考えた人ーノシ
ヒント:6巻嫁
迷路でクラムに犯されるフラーとか…
クラムはハーマイオニーにお熱
>>795 そこに至るまでの過程が変わるんじゃないかと思ったんだ。
迷路でのクラムは術かかってるからいけるんじゃないか
フラー物見たいが相手が難点だよな…
フラーがロンの筆下ろし…とかどうだ
5巻までしか読んでないから何とも言えないが、フラーって絡み少ないよね。
レイブンクローのキャプテンだかとお取り込み中だったらしいけど、見惚れてるその他大勢とあまり描写は変わりないし。
だからやっぱり
>>800の言う通りロンとか、あとはハリーとか、
「相当関心のありそうな目」で見ていたビルぐらいに落ち着くかな。自分は個人授業ってシチュに結構萌える。
ビルってフラーに英語の個人レッスンしてるんだっけ?
>>803 確か5巻でハリーが最初に騎士団の本部に入ったあたりの時、フレッドかジョージがそんなこと言ってた。
記憶違いだったらスマソ
>>803グリンゴッツで同じ部署?か何ただよな。
それとルーピン×トンクスのまったりいちゃいちゃが見てみたい...
ビル×フラー、ルーピン×トンクス、ルシウス×ナルシッサ
見てみたい素敵なノーマルカプがたくさんです
あぁ文才が欲しい
>>803 ついでに違うレッスンもしてしまいました
ビルフラ書いてみたいけど、ビルのキャラクターがイマイチわかんないんだよなあ…
見た目がカッコいいって事ばかりが表現されてて他の印象が全然ないよ
監督生だったらしいけど、少なくともパーシーとはタイプ違うだろうな。
いつだったか家でチャーリーとふざけて魔法でテーブルをぶっつけあってて、
あまりの物音にパーシーが怒鳴ってきた(?)りしてたし。場所は隠れ穴だったはずなんだが、いつだったかな。
大人しくなった双子って感じ
>>810 確認したら4巻の5章だったお
ここら辺のくだりほのぼのしてて好きや
813 :
810:2005/12/12(月) 15:49:50 ID:9piLQPog
>>812 サンクス。丁度人に貸していて読めなかったもので。
アーサー×モリーは多少子供の気配がしてもきにせずそのまま続けそうだ
ロドルファス×ベラトリクスはもちろん女王様鬼畜プレイ
ルシウス×ナルシッサは案外ふつうそう
ジェームズ×リリーが読みたいです
ハリポタの世界の家族はどの一家もそれなりに仲良くてハァハァだぜ
ジェームズとリリーのカップルは米の人たちには理想ぽい、
虹小説とか絵とか大量だ
>814
2年ごとに子供産んでるもんね…すごい、すごすぎる。
学生時代からラブラブということだし。
ウィーズリー夫妻に避妊なんて言葉はありません
ネジとプラグを集めてるアーサー
ビル「パパ!コーラで洗えばいいらしいよ」
アーサー「そ、そうか!」
−こうしてジニーが生まれました−
アーサー×モリーは語ってもエロというよりギャグっぽく感じてしまう
映画のイメージのせいか
822 :
ロン:2005/12/18(日) 20:53:13 ID:izlH7PzB
ロンハ−書いてっちょ♪
いや、ここは王道と呼ぶに余りあるハリハーで。
ロンxフラ(フラxロン?)もかなりいいけどさ。
ドラコとフラーはどうだろう。
謎か…
謎だね……
謎ですな…
謎だお…
謎ぞよ
謎ですわ
謎じゃ
おまいらw
謎でーす
謎ぞよ。
謎ですか…
ドラフラよりはフラドラの方が面白そうな気がする・・・
なんていうかこの作品って女性が強いほうが萌えそうな気がしてならない。
フラドラ!イイ!!
フラーは押せ押せの責めっぽい。
確かに女性陣、みんな気が強い。
ハー、ジニー、リリー、ベラ、マクゴ、パンジー、チョウ…。
そこでナルシッサですよ
ナルシッサ
気が強いのか強くないのか特定できん所がいい
ルシウスとは案外うまくいっているといい
夫婦仲は良さそうな気はする
けっこう仲良しファミリーっぽい
両親とも子供に甘いし、おなじ純血主義者同士、
衝突することあんまりない感じ。
ベラとルシウスは気が合わなそう。
ていうかベラと気が合う人間なんているのか。
旦那キャラ薄いしなぁ、こき使われてそう。
つシリウス
「おーよしよし馬鹿犬ちゃん♪」「ばーかばーかうっせー妖怪人間」とか言ってたら萌える。
仲悪いけど気は合う的な、妄想。
>>843 五巻でもベラに振り回されてたしね。
>ルシウス
「嫁に来たのがこいつじゃなくてよかった」と思ってたりしてw
>844
気が合うかは分からないけど、性質は似てるかも。
直情型、暴れてないと気がすまない。
一人の人間を盲信(それぞれヴォル、ジェームズ)。
>845
ナルシッサはまだ落ち着いてて、いい妻っぽい。
マルフォイ家もブラック家も、
純血の家同士で家系を続けるために
子供が生まれた時点で話つけてそうだ。
三姉妹、「誰か一人はマルフォイさんの家に行くんだよ」
とか、しつけられてそう。
身内に対しては家族想いの奥さんだね
ルシウスは勝ち組でFA?
アズカバンに行く前まではね…
き、きっとそのうち親子3人で再会できるさ!
アズカバンでか……
(つД`)
853 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:26:56 ID:lYLcNtQz
あげとくか…
854 :
我輩:2005/12/29(木) 19:00:21 ID:WNKmFCE/
マクたん(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
ウグッ!ハア・・・・・
855 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 19:26:22 ID:zgghBuh+
読みたいお^ ^
856 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 13:44:05 ID:x4PwLEp3
ルシウス×ハー
スネハー
ヴォル×ベラ
とか超萌える・・・・
857 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 13:48:07 ID:x4PwLEp3
つか原作から離れない程度の物語じゃないとやだな。
ロリ犯罪者なスネイプやルシウスなんてヤだい!!
この2人はなぜこんなにも少女とのカップリングが人気なのか
ヴォル×ベラはいい
スネ×ルーナは?
漏れはスネ×マク派だ。
賢者の石でハリーが入学する前、
マクタソが「最終試合でスリザリンにペシャンコにされてから
何週間もスネイプの顔をまともに見られなかった。」
って言っているところで変な妄想をしたのは漏れだけですか
お前だけ
まあそこだけ抜き出してみれば妄想出来なくも無いかと。
五巻まではしてたお。でも巻を重ねるごとにふらつく不思議なスネマク。
スネイプがどっち側のキャラか不明でいまいち妄想しにくい。
年の頃から考えると、マク先生は俺様と同時期に在学してたんだよな?
ちょっと年上のライバル寮の監督生ミネルバたんハァハァな俺様ってどうよ?
まあ、その気力が有意義に生かされることを今この瞬間だけは願う。
マクゴナガル、一部素材はいいと思うよ。
眼鏡でキャリアでまぁツンデレかもしれない雰囲気を持つ。まぁネックは年齢だよな。
そこで若返りの魔法ですよ
ルーピン絡みが見たい…
869 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 20:54:01 ID:Ni6y30zb
マクゴナガル先生とか絶対ツンデレじゃないだろ。
すごいヲタ妄想だな。
キャラ変えてるよ。
スネイプ・ルシウスが少女に手を出すというのは、ヴォルの命令、とか性格的に考えられないでもないが。
>>869 866も 〜かもしれない って書いてるじゃん。
でも普段は厳格なのにデレでも萌えるジャマイカ。
自分は原作読んでる分には、脳内で40台くらいをイメージしてる。
>>869 性格的ってw
マクゴナガルは一巻読んだ時は何故か30〜40だと思ってた。
そんな年だったんだ。
少女に手を出すのが俺様の命令って…
どんなキモい命令だよ
そりゃあ「父の骨」「仇の血」「しもべの肉」と同じようなノリじゃないかな。
脛が絡むと変なのが沸いて出てくるな…。どっちがヲタ妄想なんだか。
15くらいの少女と絡むルシおじちゃんとスネおじちゃんだぜ
想像したらめちゃくちゃキモい
誰かマクゴナガル書いてくれよぉ!
若返りでも何でもいいからさぁ!
以前はシリハーとかロクハー人気だったよなー
つかはーたん人気じゃないのか。
今はスネハーが人気ですな。
ハーが可哀想
ハーよりジニーがいい。
881 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 18:55:15 ID:478fvSIk
マダムロスメルタ命ですが何か?
ロスメルタいいな。バーのママ熟女ってだけでよだれ出るよ。
漏れはどちらかというと女子生徒モノよりも女性教授モノとかの方が読みたい。
ハーやジニーとかのエロだったら探せばあるというのもあるが。
でもホグ女教師が枯れた人ばっかだからネタ出しにくい。
シニストラ、マクゴナガル、シビル、ポンフリー、ピンズ、フーチ、スプラウトくらいか。
あと、なんだっけあのカエルとか。というわけでシビルとマクのレズ希望…と言って切なくなってきた。
ハリポタは素敵な大人の女性が少なすぎる
マダム・マクシームも想像してたのとは全然違ったしなぁ・・・・
マク先生のエロ本とか探してるけど見つからない。
誰か情報求む!
やっぱそんなマニアな物有りませんかね?
>素敵な大人の女性
_ ∩
( ゜∀゜)彡 トンクス!トンクス!
⊂彡
米サイトで、マダムフーチ×トンクスのレズ物を読んだことがある…
短髪だからなのか。びっくりな発想
マク先生は自分は個人的にはめっちゃ好きだけど、
映画くらいのおばあちゃんイメージだな…エロは想像つかん。
トンクス、ベラトリクス、ナルシッサくらいか
学生時代のルーピン×リリーが読んでみたい
その二人だとほのぼのしてそう。
リリーは監督生だったんだろうか。
新年早々ダン×マク神の作品が読みたい・・・・
ついでに降臨待ちsage
>>892 旦那、あっしはいつでも控えていますぜ!
って言いたいところですが、あまりの需要も供給もの無さに
一人浮いてるような気がします。
ダンマクマンセー!
でもさ原作ではやっぱハーマイオニーはロンとくっつくんだろうな・・・orz
ロンハーといえば「私の幸せはロンのキーパーの腕前に左右されたりなんか〜」なんて台詞で、
何故か将来どこかのチームのキーパーになったロンがハーマイオニーに尻ぶっ叩かれてる図が浮かんだ。
つチラ裏
スパンキングモノのリクじゃないのか
マクたん(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
ハガッ・・・・
>>893 いえいえ、需要はあり過ぎる程ありますよ!
ダン×マク読みたい・・・
>>898 899
あんがと。
懲りずにまた書くよ(つД`)
連続でスマソ
ところで、お二方よ。
どんな話がいいの?需要がないばかりにリサーチ出来ん。
正直自分でもあんま思い浮かばないから、誰かアイデアくれよ〜。
902 :
898:2006/01/05(木) 13:19:53 ID:ma6gMujt
>>901 GoF映画観てて考えたけど・・・
ダンパで踊り終わった後、生徒に見つからんように青姦とか、
ハリーが代表選手になった時の夜、ムーディー、スネイプ、マクたん、校長の四人で
教授会議をしていたがムーディーやスネイプが出て行った後マクたんの機嫌を直す為、
セクースなんてのは?
>>902 映画見てないのよ・・・・・スマソorz
>>824 ドラコ×フラーは銀髪美形同士で見た目は一番かっこいいかもしれないけど
肝心の接点が…。将来的に政略結婚させられそうな2人ではある。
映画では何故かどっちも金髪になってるな。
フラーってヴィーラクォーターだから純血じゃないけど、
ドラコはそういうの嫌がったりしないのか?マグルが嫌なだけでヴィーラはOK?
>>894 ロンハーって萎え?
色んな意味でお似合いではあるけど…
でも、ハリーは誰とくっつくんだろうな。ヒロインが不明で気になる。
エロパロ板だということを忘れるな。同人くさいカプ話キモス。
お、自治厨か。スマソね〜カプ話につい便乗しちまったよHAHAHA!!
ま、次から気をつけて。冬厨と間違われるぞw
>>906 あれ?スレに関するもののエロor(and)萌え談義なんだからカプ話でも問題ないような・・・?
でもあにうえ、なんとなく流れ的にロンハハリハで荒れそうな予感を感じるの。ベラたんハァハァ。
カプ話なんてチラ裏でやればいいよ。dクスタンハァハァ。
ルナたんハァハァ
スネハーキボン
キャー
ロリコン!!
アタイもスネハーキボン。
脛厨が沸いてくる悪寒。
えーっとじゃぁスネ×ロス姉希望。
ロン×ルーナタンまだー?
映画ゴブレットで迷路に飲み込まれて
木に弄ばれるフラーたんとか…
触手っぽく。
それならクラム×フラーたんで
トンクスたんがデスイーターに輪姦される小説まだあー?
ルシウス×ナルシッサ×スネイプの3P小説(*´д`*)ハァハァ
ルシウス×ナルシッサ×ベラの3P小説マダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン
…ダメだルシウスがベラに攻められている図しか浮かばない
義弟と妹を攻めまくる女王ベラ
それだ(・∀・)!!
>>890いいね
ルーピンがらみが読みたい。
トンクスあたりとか・・・
シリルイイ!
ルシウス×ハーマイオニーたn
ロリコンルシウス…オエッ
投下されたらスルーするから別にいいんだけどさ
リアルロリコンは嫌いだが
年の差カップルのSSは(;´Д`)ハァハァ
>>929 リア厨粘着乙と言われたいのか?
〇〇は嫌だ
××はキモイ
と言うのはSS書きが投下しにくくなるからやめれ。
ルシウス×ナルシッサ
ハーマイオニーはすでに16才(17才?)なので、ロリコンと言うには
年が行き過ぎている気がしますが。
ルシウス×ハータン×パンジータン
自分で書けたらなぁ…
まずは妄想から (n‘∀‘)η
息子のために未来の花嫁候補を調教するマルフォイ夫妻
「やめておじさま!おばさま助けてぇ!!」
「ふふふ…こんなに濡らしてるくせに」
「やめて下さ…あぁっ」
ダメだ文章にならん
>>937 花嫁衣裳のパンジーたんをひんむいて調教したいぞ(;´Д`)
ルシウス×パンジー×ナルシッサの3Pか!!
オッサンと貴婦人にイジり回される美少女
息子のためとか言って趣味だろw
夜分に失礼します。当方原作未読、先日観た映画で軽く妄想したのを投下していきます。
スネイプは荒れるのかな、とちょっと心配なのですが……。
こういうとき、着慣れないドレスと歩きにくい靴がとても疎ましい。
パーティーの余韻を楽しむ生徒たちの合間を縫って、ハーマイオニーは不機嫌な面持ちで廊下を突き進んで行く。
つかつかと……行きたいのはやまやまなのだけれど、裾を持ち上げても尚彼女の足に纏わり付いて行く手を阻む邪魔物がなかなかそうはさせてくれない。
かと言ってこれ以上持ち上げる訳にも行かず……。
もうもうもう!
胸の中で何度呟いたか知れない罵り言葉を吐き出しながら通り過ぎようとした扉が内から開いた。
驚いて立ちすくむハーマイオニーの頭上に、聞き慣れた低い声が降ってくる。
「その姿には些か不釣り合いではないかね、ミス・グレンジャー?」
自分の立ち居振る舞いを当てこすられていることに直ぐさま気付き、
ハーマイオニーはクリスマスのダンスパーティーでも普段と寸分違わぬ黒衣の教師をきっと見上げた。
視線の相手は臆することなく闇色のケープの中で腕を組み、戸口にゆったりともたれ掛かっている。
「ご機嫌よう、スネイプ先生。私、急いでますので」
「ポッターとウィーズリーなら既に寮に引き払ったようだが」
唇の端に余裕と僅かな笑みを浮かべてスネイプはさらりと言い退けた。
「…………!」
目的を言い当てられ、ハーマイオニーは目を見開く。
「せ……先生には関係ありません」
抗弁に動じることもなく、スネイプは踵を返し肩越しに告げた。
「ひとまず中に入りたまえ」
どうして、と言い返す前にリボンの巻かれた腰にすっと伸ばした手を添えられ、部屋に招き入れられた。
その所作が意外に優しく紳士的だったのだが……決して口には出さなかった。
数え切れない程の本や薬瓶などが積み重なり、目眩を起こしそうな部屋を見回すハーマイオニーを振り返り、
「何か飲むかね?」
部屋に見とれて一瞬でも気を抜いた自分を叱咤しながら、ハーマイオニーはスネイプに向き直った。
「いいえ、結構です」
背筋を伸ばし毅然と断ると何故か楽しげに笑みが零れる。
「……特に急ぐ用事もなくなったのだから、もう少し落ち着いてはどうだ、ミス・グレンジャー。
眉間に皺を寄せたままでは台無しだ」
中央に据えられた古ぼけた、しかし頑丈そうな卓の上に開かれた本のページを確認してから閉じる様を見ながら考えるのは一つだけ。
「……どうして自分がここにいるのか? それは私が招いたからだ」
またも心の中を読まれて、ハーマイオニーは思わず顔を赤らめた。
「折角のパーティーだと言うのに、楽しくなさそうな顔をしていたからな」
「それは……」
反射的に言葉が漏れた。ドレスアップしたハリーとロンの顔が脳裏をよぎる。
そして、思い出したくもない子供じみた遣り取りさえも。
本当は、ダンスに誘って欲しかっただけなのに。
どうしてあんな言い方しか出来なかったのだろう。でも――悪いのは私だけではない筈よ。
だってそんなの、私から言える訳ないじゃない。なのに……。
暗くなりそうな自分を振り切るつもりで、ハーマイオニーはちいさく首を振った。
本当はあの二人にもう一度この姿を見て貰いたかったのだけれど、急にどうでもよくなってしまった。
明日になれば、今日のパーティーのことなんて何も言わなくなるわ。そうに決まってる。
謝ろうと思った、けれど。
「そ、そんなことより、先生はどなたとも踊らなかったんですか?」
無理矢理に話題を変えると、スネイプは片眉を持ち上げた。ふん、と鼻を鳴らして短く答える。
「教師なのでね」
「あら、校長先生とマクゴナガル先生は一緒に踊ってらしたわ」
「あれは例外だ」
「……先生も、ここの生徒だったときには誰かをお誘いしたんですか?」
調子に乗って挑発的に言ってしまってから、ハーマイオニーははっとして口に手を当てた。
「そんな昔のことは忘れてしまったな」
確かに、タキシード姿で誰かと楽しそうに踊るスネイプというのはどうしても想像が出来なかった。
「気になるかね?」
低い声で囁かれ、ハーマイオニーはぎくりと我に返る。
そんなことはない。そんなことは……。
自身に言い聞かせようとしているハーマイオニーを知ってか知らずか、スネイプは自分の話題を遠ざける。
「私のことはともかく。もうパーティーは終わったが……もう少し楽しそうにしてはどうかね。勿体無い」
「?」
顔を上げる。スネイプはいつも通り、無表情だった。が。
「あの二人は君の姿に何も言ってくれなかったのかね?」
意外そうに尋ねるスネイプに、ハーマイオニーは首肯して見せた。
「――まぁ、相手があの二人では、気の利いたこともろくろく言えまい。
おまえたちの年の頃なら、例え同い年でも男はまだまだ幼いものだ。――そう言えば、クラムがダンスの相手だったが」
「クラムは……無口な人なので」
それだけを答える。話の先が読めなくて必要以上に言葉を紡ぐのが急に怖くなった。
急に私の思い出したくない話を始めて、何がしたいのだろう?
ふむ、とスネイプはつまらなさそうに相槌を打ち、まじまじとハーマイオニーを見詰めた。
「それでご機嫌斜めなのか」
無感動に呟かれた一言に、ハーマイオニーはかっとして言葉を失った。
ドレスアップした自分を綺麗だと言って欲しかった。本当はダンスの相手に選んで欲しかった。
しかし口に出して言うと自分が負けの気がして、何も言えなかった。口をついで出てくるのは裏腹な言葉ばかり。
そういったことを総て見透かされている。この人に。
「何がです!?」
「だからそれがいかんと言うのだよ、ミス・グレンジャー」
「……っ」
呆れたように応じたスネイプはこつ、と一歩踏み出してハーマイオニーのまとめ上げられた蜂蜜色の髪にそっと触れた。
あまりにも過剰に反応して身をすくませるのを見て、意地悪く笑う。
「こうしてみると普段のかわいげのなさはなりを潜めるようだな」
指先でうなじをくすぐられるように辿られる。
「んっ……ど、うしてそんなこと、言うんですか」
「褒めるべきときは褒めるさ。私はいつもと見ちがえたレディに何も言えない青二才とは違う」
「先生が私のことを褒めるなんて、信じられません」
「信じたくなければ信じなければいい」
「…………」
ああ、だからかわいげがないのだわ。ハーマイオニーは押し黙る。いつもこうして言い返してしまうから。
何故黙ってしまったのかも察したのだろう、スネイプは肩をそっと押して扉の方へ促した。
「時間を取らせたな。寮に戻るがいい」
スネイプに背中を向けて、不意にハーマイオニーは心細さのような切なさのような……何とも言えないさみしさにとらわれた。
この人、だけなのだ。今夜私が一番欲しかったものをくれたのは。
素肌の肩に触れる手が思ったよりあたたかい。
何度も逡巡した挙句、意を決して口を開いた。緊張してか細い声が糸のように震える。
「……あの」
「何だね」
「もう一度……言ってくれませんか」
何とか吐き出したハーマイオニーの両肩に手が添えられる。
身を硬くした途端、耳元に唇が寄せられ後れ毛を揺らすように囁きが漏れた。
「美しい」
ぞくり、と肌があわ立った。不覚にもくらくらしそうになる。
これだけ近くに寄って初めて、スネイプが何かの香りをまとっていることを発見した。少し薬っぽいけれど……何だかいい匂い。
「よく似合っている、ハーマイオニー」
吸い込まれるような低い声。ハーマイオニーはぎゅっと目を硬くつぶった。
二の腕を滑り落ちるスネイプの手がまるで追うように感じられたのは、小娘の思い上がりだろうか。
「……良い夢を」
酔ったように赤い顔をしたハーマイオニーは手を振り払って扉に駆け寄った。
「あ、ありがとうございます先生! おやすみなさい!!」
必要以上に力を入れてばたんと閉じられた扉を暫く眺めてから、残されたスネイプは落ちかかった黒髪をかき上げて窓の外の月を見遣った。
終。
えろくなくてすいません。おやすみなさい。
スネハーキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
スネハーキタ─o━O━(゚゚)━(゚∀゚)━( ゚ ∀ ゚ )━(゚∀゚)━(゚゚)━O━o─!!!!!!
950 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 18:38:08 ID:YiLM/som
サルベージage
951 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 22:04:24 ID:95q1MGbS
先生素敵杉(*´д`)
映画でノートを提出した時に一瞬見つめあったシーンを思い出した(´Д`*)
エロ度が低いのがまたいいですな
>946
禿萌え!!!ムッハーァハァハァ(*´д`)
GJ!!!
先生×生徒ならこれくらいのエロ度がいいな
微妙なハァハァ加減がたまらん…
炎ゴブ3回観てアズ鞄のDVD観直したらすっかり脛好きになってたから余計に萌えた…
ありがとう!
グッジョブ!!
物腰が優雅でダンディなアランスネイプだね
そこはかとなくエロいのがたまらん
946です。みなさまどうもありがとうございます。
エロにもっていこうと試みるもののいつも頓挫しますw
お礼に別シチュ投下します。勘違いハーマイオニーってことで。
刻限の時間丁度に、スネイプの部屋の扉がノックされた。
ソファで本を読んでいた教授が短く入室の許可を告げると、僅かにきしんだ音を立てて小柄な人影が滑り込んでくる。
「用件は何だ、ハーマイオニー・グレンジャー」
本から目を離さずに問う。視界の隅でろうそくの火が頼りなさげにゆらゆらと揺れている。
今日の授業の後、彼女がやってきて言ったのだ。話があるから今晩時間をくれと。
質問ならば今聞くが。そう答えるとなにやら口ごもってしまったので仕方なくこの時間を指定したのだった。
きりのいいところで本を閉じ、顔を上げて初めて生徒の方を見た。
夜にも関わらず制服姿なのは、闇色のマントで規律に厳しい見張り番の目を欺こうとする為だろうか。
ともかく、真面目な優等生は何やら切羽詰った表情でこちらを睨みつけている。
「用件がないのなら早急に立ち去りたまえ」
「……とぼけないでください」
「何だと?」
素晴らしくかみ合わない会話に、スネイプが漸くまともに反応した。
「何をしたのかは知りませんが……早く何とかしてください!」
「何の話だ」
「先生が、何か薬を盛ったか魔法を掛けたってことは判ってるんです」
「…………」
取り敢えず、何のことだかちっともさっぱり判らないので、興奮して言い募るハーマイオニーの言い分を拝聴することにした。
「私が……授業中に先に進んで予習をしてたり、いじわるな質問に答えたり、とにかく先生が私を気に入らないからって、こんなの卑怯です!」
――どうやら。
この女生徒は自分がいけすかないからスネイプに何かされたという被害妄想にとりつかれているらしい。
確かに入学当初からあのハリー・ポッターと一緒だし生意気でかわいげがないマグルだが、当然自分は何もしていない。
組んでいた足を組み替え、どっしりとソファにもたれたままスネイプは腕を組む。
「……何か支障をきたしているのかね?」
「当たり前です! 最近ちっとも眠れないし……」
「ふむ」
顎を撫でながら無言で続きを促す。
「先生を見たり、先生の授業のことを考えると胸が苦しくなるんです。きっと、そういう魔法か薬の所為なんだわ」
「…………」
夜中にわざわざやってきて、こんなことを真顔で言うのはやはり真剣にそう思っているからなのだろうか。
スネイプは大儀そうに溜め息をついて立ち上がる。ハーマイオニーは反射的に一歩引いた。
「そういった『症状』が出たのは私が何か手を下したからだと。そう言いたいのかね」
「違うんですか?」
大真面目に食い下がるのが余計におかしい。
「では」
手を伸ばした。マントから覗く細い腕を掴む。それをぐいと引き寄せ、長身をかがめて囁いた。
「これではどうだね、ミス・グレンジャー。まだ苦しいか?」
「く、るしくはないですけど……」
「言いたまえ」
「胸が……どきどきします……」
「それも私の魔法の所為かね」
「だったら、早く解いてください!」
「残念ながら」
とうとう耐え切れなくなってスネイプはくつくつと喉の奥で笑い出す。
ジャケットの前を寛げた状態でハーマイオニーを抱き寄せたまま、
「それは君が自分自身でかけた魔法だ。私の所為ではない。――但し」
「但し?」
「どうやら、解けるのは私だけのようだ」
以上、やっぱりエロにもって行く力量がなく小咄で終わるのでした。
脳内で考えてみてもいざ書くとなると難しいもんですね。
962 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:15:45 ID:pupcaK7z
勘違いハーたんワロタwイイヨイイヨ〜
スネイプでなく
>>961さんに惚れてしまいそうだw
というか、この後エチーにいく流れですよね?
スネかっこいい!
マジ惚れるわ
すげー神がきたね。テラモエス(*´Д`)
チュー以降もキボン!
ええと……それではちゅーまで。
ハーマイオニーは何度も何度もスネイプの言葉を反芻して考える。
眉間にしわを寄せ、「えっと、だから……」と独りごちる様は難問を前にした授業中の態度そのものだった。
「あの」
何とか考えがまとまったのか、ハーマイオニーは一大決心したかのような気合の入りようで口を開いた。
「自分自身にかける魔法なんて私、習っていません――それってやっぱり、先生の魔法じゃないんですか……?」
恐る恐るスネイプを見上げながら。
「いいや?」
スネイプは意地悪なくらいさらりとかわし、ハーマイオニーのなめらかな頬に触れた。
その感触に反応して、腕の中で僅かに身じろぎする。
「私の所為で苦しくなるということだが……今は違うのだな?」
再度確認すると、波打つブロンドが素直に縦に振られる。
そう、あれほどまでにスネイプと関連づいていた苦しさは、今は不思議なくらい感じられないのだ。
しかしハーマイオニーの答えは果てのない迷宮の奥底に潜んでいるようでまだ見つからない。
そんな彼女の思考を遮ったのは低くくすぐるような声だった。
「と、言うことは」
それだけ言って、スネイプは意味ありげに言葉を切った。
大きく揺れるろうそくの火がスネイプの顔を彩ってその表情を判らなくさせる。
ハーマイオニーは逃げ場のない不安に絡め取られてしまった。
「私は濡れ衣を着せられたという訳だ」
にやりと笑みを零して続けると、ハーマイオニーがはっとした表情を見せる。
彼はことあるごとにグリフィンドールの減点を宣告する、情け容赦ないスリザリンの寮監なのだ。
自分のことだけで精一杯だったハーマイオニーは冷水を浴びせられたような心地で途方に暮れた。
何てばかなことをしてしまったのだろう。
おまけに夜になって寮塔を抜け出して来たことまで減点対象になってしまったら、皆に申し訳が立たない。
抱き締められていた身を離し、必死に訴えた。
「ご……ごめんなさい先生! お願いです、グリフィンドールの減点はしないでください!」
「ほう」
冷たく鼻先であしらわれる。それを見て本当に減点されてしまうのではないかと思うと気が気ではない。
とてもじゃないが平静ではいられなかった。
「今回のことは私一人が悪いんです。だから寮の減点はしないで……」
懇願するハーマイオニーを黙らせるように細い顎を捉えてこちらを向かせると、スネイプは溜め息をついた。
「黙って聞いていれば次から次へと……」
「あ……」
諦めたように言い捨てられたのはきっと怒らせたからだわ、と思わず目をつぶってしまったところへ――何かが触れた。
「!?」
目を白黒させるハーマイオニーに構わず、さっきより近いところでスネイプが呆れながら呟いた。
「……ミス・グレンジャーはどうやら先走りしすぎる性質のようだな。
落ち着きたまえ、私はグリフィンドールの減点など一言も言っていない」
目の前で淡々と言う男の顔ををまじまじと見上げながら、ハーマイオニーは確かに彼の要請に従って口を噤んでしまった。
それは彼の言うことを聞いたのではなく、文字通り絶句したのであった。
今しがた唇に触れたものを確認するべきか、グリフィンドールの減点について確認するべきか。
それが問題だ――少なくとも、ハーマイオニーにとっては。
続きはこんな感じでどうでしょう?
勘違いハーマイオニー暴走中ですw
神様キタ─o━O━(゚゚)━(゚∀゚)━( ゚ ∀ ゚ )━(゚∀゚)━(゚゚)━O━o─!!!!!!
うぅううれしい(*T∀T)
エロじゃないのに普通のエロ以上になんかイイ!(´∇`*)
ィィ!!
スネイプ萌え
スネかっこいい!!
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
テンパるはーたんかーいいなぁ。
映画のアンブリ・ルナ・トン・ベラが決定したそうだよ。一般書籍板で画像あり。
個人的にベラたま(´Д`*)ハァハァひっぱたかれたい。あとアンブリ乳でかい。
ベラの中の人さすがに美人だ。
映画でベラ様ファンが増えたらいいな。
そろそろ次スレよろ〜
>980
うわ。SS書きたくなってきた。
982 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 23:23:57 ID:is0wfWKk
次スレよろしく〜
GJ!
スネハー続きマダー?(´Д`*)
うめ
ウメ
梅
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