ないよね?
獄寺×京子が見たい
2 :
名無しさん@ピンキー:04/09/27 19:19:30 ID:R5Od04WZ
にげとずさー
総合スレに貼っといた方がいいとオモ。
人来るといいね
エロなしで獄ハルなら投下できる…とオモ
4 :
名無しさん@ピンキー:04/09/27 22:16:55 ID:YQUkkQ8M
5 :
名無しさん@ピンキー:04/09/27 22:19:14 ID:YQUkkQ8M
1乙!
ただスレタイに作家名とかが入ってれば、
尚良かったと思うが。
ツナと京子のSSきぼんぬ!
京子タソいいね(*´Д`)
ところで
>>1よ。希望だけでなく何かネタはないのか?
このままじゃ落ちるぞ。
7 :
名無しさん@ピンキー:04/09/27 22:47:20 ID:YQUkkQ8M
保守保守
>1もスレ立てたんなら、がんがって保守しようぜ。
保守保守
ビアンキ×未来ランボっち見たい。
へたれランボがガクブルしてると直よし
9 :
名無しさん@ピンキー:04/09/27 23:47:50 ID:YQUkkQ8M
保守
10 :
名無しさん@ピンキー:04/09/28 01:03:41 ID:OE+ZG6Hu
保守
スレ立て逃げか…?
そうでないのなら即死回避の努力をして欲しい…('A`)
リボーンで思いつくネタだと…
・ツナ京(媚薬か死ぬ気弾)
・獄ハル(甘く)
・ヒバリ×♀(鬼畜)
・シャマルとビアンキ
……こんなところか?
どうやら
>>1はいないみたいだが(Dグレスレのヤシと同じ気がす)
スレタイに致命的なミスも見あたらないし、
利用者で保守っていけばいいんじゃないかなー。
とりあえず神光臨希望w
ハルツナ萌へー。
お、立ってたんだ。
保守ついでに何か書きたいと思ったものの、
以外とリボーンてネタが思いつかんな……とりあえず保守。
14 :
名無しさん@ピンキー:04/09/28 03:22:42 ID:X2ovagJB
山本×ハル禿萌ハアハア
このままじゃ落ちる(;´Д`)
ハルたんで誰か何か書いてくれー
ビアンキ×大人ランボ萌え
ヒバリ×囚われの京子ちゃん(妄想)とかも萌え
ほしゅほしゅ
17 :
名無しさん@ピンキー:04/09/28 15:42:13 ID:85w0VTEn
はひー!
18 :
名無しさん@ピンキー:04/09/28 20:08:49 ID:7+/PThF2
1じゃないが獄寺京子キボン
保守
その二人ってどこで絡んでたっけ?
山本ハルとか、獄寺ハルはまだわかるんだが…。
関係ないがヒバリによるハルゴカーンものが読みたい。
(´-`)。о(自給自足しかないか…?)
>>19 クラスメイトだからなんとでもなるだろ。
個人的には獄寺ハルが読みたい。
ビアンキ獄寺キボボン
22 :
名無しさん@ピンキー:04/09/28 21:18:16 ID:MurTFXtz
女ツナたん物キボンヌ。
どんな男キャラとも接点あり。ハルとのレズプレイもOKだ。
ビアンキ×ハルに激萌え
24 :
名無しさん@ピンキー:04/09/29 00:14:49 ID:JPOsyEn2
ツナ×京子
ツナに彼女を作ってやってくれ('A`)
んじゃ保守がてらにヒバリものでも
「やだぁ!やめて…やだぁぁ!!!」
「声出すんじゃねーよ」
すぐそこで何人かの男子生徒に押さえ込まれている女子生徒の悲鳴がうるさい。
「やだ、誰かぁああ!」
「誰もこねーよ、おい、足掴んでろ」
「いやぁぁぁ」
どうやら女子生徒はしぶとく抵抗しているらしい。
だが、四苦八苦していた男子生徒が痺れを切らし、女子生徒の顔を叩いたのだろうか、
パン、と乾いた音が響くとそれっきり叫び声は聞こえなくなった。
かわりに、すすり泣く声。
(うるさいな…)
雲雀は眉間に皺を寄せてため息をついた。
どいつもこいつも、邪魔だと思う。
雲雀にとって他人は生きていても死んでいても同じ、退屈な存在だった。
「…あ…あ、あ」
足元で蚊の鳴くような声をあげながら転がっている男の存在を思い出し、足で転がす。
俯せになっていた男が転がされた事で仰向けになる。鼻と口から血を流して、苦しそうに顔を歪めている男は
微かに唇を動かし、何かを呟いている。
「な…み……おみ」
よく聞けばそれはどうやら女の名だった。
冷たい目で男を見下ろす。
この男はこの地区でも荒れていると評判の高校の生徒で、わざわざ雲雀に喧嘩を売ってきた男だった。
おまえは生意気だと、男は言った。舐めてるんじゃねぇ、とも言った。
雲雀にとってこの転がって血を流している男は芥同然であったが、
そんな人間にも執着する人間がいるのかとぼんやりと考える。
体温が下がる感覚がする。
「ねえ」
一言、それは決して大きな声ではなかった。
しかし、それまで女子生徒を押さえ込んでいた男子生徒たちは手を止めて
一斉に雲雀に注目した。
「なんすか、雲雀さん」
「何かまずい事でも…」
羨望の眼差しの裏に怯えと恐怖が垣間見える。
彼らの反応に吐き気を覚えながらも、足元の男を転がしながら、言った。
「この男、意識がなくなるまでお前らでやっていいよ。
彼女が目の前で犯されるなんて可哀想だからね」
雲雀にとって、この世の全ては色を失った枯れた世界だった。
何を見ても、何を言われても、それはこの十数年生きてきて変わることはなかった。
「……つまらないな」
だったら気に入らないものは徹底的に潰す。
つまらない世界で生きてやる。だから誰も自分に逆らうな。
今まで雲雀そう思って生きてきた。
ハル、彼女に出会うまでは。
なーんてたいそうな前振りしてみたけど、この後は何も考えてないです
すみません
賑わうことを祈ってほしゅほしゅ
>>26-30 カップルがかわいそうだがウマー!
続きを待ったりしながら保守
ヒバハルキタ―――(゚∀゚)―――!!?
萌えますた!!思いついたらでいいので続き待ってます!!
続き期待!!
雲雀って自分の想いが一方通行だと知ると凌辱にはしりそうですな。
保守保守
保守って何レスだっけ??
分からん。
とりあえずホシュ!
神さっそくキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
37 :
1:04/09/29 20:44:20 ID:ousxuRRw
スマソ
立て逃げしたわけじゃないです。
それとスレタイに作家名入れるの見事にすっ飛ばしてました…orz
保守。
38 :
名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:02:26 ID:GF9s4V9J
>1よ
俺も獄寺×京子が見たいから
おまいが書いてクレクレ
出来ないならシュチュエーションを
妄想してみるとかしてみてくれー
ロメオと獄寺姉弟の3Pきぼん
保守
41 :
名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:48:26 ID:1ovq0Q3b
保守
即死回避は30KB以上と聞いたよ。
今7KBだから、もうちょっとがんがらないと…!
そんなわけで保守
獄寺×ハルとか ツナ×京子とか ビアンキ×京子とか
シャマル×ビアンキとか (・∀・)イイネ!
保守代わりにネタを……
ビアンキ・リボーンに愛人の掟(?)みたいなもんをしこまれるハルとかどうだろう。
ヒバ京とかキボンヌ
ツナの寝込みを襲うハルを
いま獄寺×京子かいてるんですが、エロが入らないっぽ。
『エロパロ板』だし、エロがないとだめかな…?orz
47 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 19:33:58 ID:09vHi10T
駄目じゃない
あんまり絡みもないし
無理かと思ってたけど言ってみるもんだね。
下手すりゃdat落ちしかねないような状況なんで
エロなしでも迷わずに投下してくらさい!(・∀・)
エロなしかまわんと思う。
リボーンってエロは難しそうだし、
落ちそうな今の状況考えると暫くはエロなしもOKにした方が良いかと思う。
つわけで獄京待ってます。
どなたか獄ハルを……!!
獄ハルの人、けっこういるんだね。
自分だけかと思ってたからウレスイ
うわわ、優しい反応ありがとうございますです。
少し強引のところもあると思いますが、おねがいします。
というか、獄が京子ちゃん呼ぶの『笹川』でいいのかな?
自分、それが萌えなのでそれで統一します。ご了承ください(´・ω・`)
投下。します。
51 :
1/10:04/09/30 20:55:46 ID:r8rXLq4u
屋上。
俺にとっては、最高の場所。誰も来ない、俺だけの場所。
鍵は、先公にちょっと言いつめればすぐ貸してくれる。
ライターを手に取り、煙草に火をつけた。
下を覗くと、十代目たちが遊んでいる光景が目に入る。
普段は十代目を護らなければいけない。が、今日は特別で。
ちょっとぐらい一人で行動しなよ、と、十代目に遠慮された。
それに、この煙草も煙たいと。……どうして、この良さが分からないのか。
そして。煙草を咥えると、後ろから扉を開ける音が聞こえた。
52 :
2/10:04/09/30 20:56:53 ID:r8rXLq4u
「獄寺くん? あれ、今日はツナくんたちと一緒じゃないんだ」
女の声だ。それも、どこかで聞き覚えのある声。
けれど、振り向くのも面倒くさく、煙草を吸ったまま返事をした。
「十代目に遠慮されたんだよ、今日はいいって」
「へえ。…それと、お節介だろうけど。煙草、やめたほうがいいよ。
中学生はまだ吸っちゃだめでしょ? 体にも悪いし」
「うるせえな。俺はいいんだよ」
我慢ならなくて、後ろを振り返った。
そこには、笹川が居た。確か、十代目が好きな女だ。
…十代目に、あまり変な事はするなって言われてたっけ?
…もし、ここで殴ったりなんかしたら…?
53 :
3/10:04/09/30 20:57:20 ID:r8rXLq4u
「…チッ」
殴るのは止めた。もう一回前を向き、煙草を吸った。
面倒なことになるのはごめんだ。それを確認して、笹川からすこし離れた。
それにしても……こんなところに、あいつは何をしにきたのか?
すこし後ろを向くと、ただ空を見ているだけだ。
「何やってんだよ、こんなとこまで来て。楽しいか?
空見るだけなら、ここじゃなくても出来るし」
「暇だったの。花ちゃん、今日は欠席だし。
それで、いつも来てない所に行ってみようと、ね」
「……へえ」
あまり腑に落ちないが、これ以上質問するのはやめておいた。
そこまで追求する理由も無い。俺は煙草を吸って、あいつは空を見るだけで。
だめだ。なんだ、この変な空気は。何か質問したらいいのか?
54 :
4/10:04/09/30 20:58:04 ID:r8rXLq4u
「おまえ、十代目のことどう思う?」
「十代目って、ツナくんのこと? ツナくんは…いい人だよね。
ダメツナだなんて言われてたけど、只者じゃないって感じがする」
「それじゃあ、好きな奴は?」
「好きな人、か。……今は、言わなくてもいい?」
「はあ? 別にいいけど…変な奴」
とりあえず、分かりやすい質問をしておいた。
好きな奴を男に言うのは、やはり抵抗があるのか…女って、よくわかんねぇ。
そんなことを考えていると、笹川はこちらによってきた。
55 :
5/10:04/09/30 20:58:30 ID:r8rXLq4u
「なにしてんだ、おまえは」
「だめ? 話をするなら、近い方がいいでしょ」
「別に俺、おまえと話なんかしたくないし」
「…もう。それじゃあ、私の好きな人言おうか?」
「どうでもいい」
俺の返事を聞くたびに、ため息をつく。そんなに変な返事だったか?
ため息をついてから、また俺の方を向いた。何をするかと思えば。
笹川は、ちいさく笑った。
…そんな笑顔に、不意打ちを食らったような気分になる。
56 :
6/10:04/09/30 20:59:10 ID:r8rXLq4u
「私の好きな人はね、獄寺くん」
「……は?」
「二人っきりになりたかったんだよ。
だから、獄寺くんがいつも行く屋上に来たの」
一気に、鼓動が早くなった。
だって、ほら。これ、俗に言う……告白ってもんだろ?
けれど、この女を好きな人がいる。それが、十代目。
十代目を裏切ることなんて、俺は出来ないし。しては駄目なんだ。
「悪いけど、おまえと付き合ったりはできねーよ。
俺は、おまえを好きになっちゃいけねぇし」
「……どうして?」
「…それは言えねぇ。けど…嫌いと思い込まなきゃいけないんだよ」
「私は好きだよ、獄寺くんのこと」
57 :
7/10:04/09/30 20:59:50 ID:r8rXLq4u
笹川は、優しく微笑んで。
どうしよう、本当に。今まで思ってなかった感情が、込みあげてくる。
笹川を、好きになってる? どうしてだろう?
イタリアに居るときは、年上の女と付き合ったことだってある。
好きだなんて思ってなかった。ただ、付き合っていただけだ。
けれど、いまはなんだろう?
優しく笑ってくれる笹川を、どんどん好きになっていく。
…それは、必然なのかもしれない。
58 :
8/10:04/09/30 21:00:28 ID:r8rXLq4u
十代目、すみません。それを、心の中で何回も繰り返して。
真正面を向いて。さあ、伝えなきゃ。
「…今、わかった。おまえが好き。嫌いだなんて、もう思えないから」
「……ほんとうに?」
「本当に。絶対に。嘘なんかじゃ言わねぇよ」
好きだと伝えるのは、これが初めてかもしれない。
いや、その前に。本当に人を好きになったのが、初めてだ。
沈黙の中、自分の心臓の鼓動が聞こえる。それも、とても早く。
手だって、震えが止まらない。
好きだと伝えることは、こんなに緊張するものだったのか。
そんな俺を見て、笹川はまた笑って。
59 :
9/10:04/09/30 21:01:07 ID:r8rXLq4u
「うん、それじゃあ信じる。…好きだよ、獄寺くん」
「何回も言うなよ、恥ずかしい」
手を肩にそっと置いてみた。もちろん、手はまだ震えている。
笹川は、その行為の意味に気付いてくれて。
立ち止まって、キスをした。
唇を重ねるだけ。そんなキスだったけれど、凄くすごく緊張した。
そして、ふっと唇を離して。
60 :
10/10:04/09/30 21:02:03 ID:r8rXLq4u
「…ねえ、またここに来てもいい?」
「屋上に? 別にいいけど、なんでだよ?」
「わかるでしょ。獄寺くんと、また会いたいから」
「……わかったよ、いくらでも来いよ」
そして、笹川は教室へと戻っていった。
その瞬間、足の力が抜けて。ああ…緊張してたんだなぁ、俺。
もう一回、しっかりと立ち上がった。そして、また新しい煙草に火をつけた。
ここで煙草を吸うこともこれで最後だろうか。笹川も、煙草は嫌いらしいから。
一人だから楽しい屋上。
けれど、二人っきりもいいかもしれない。
終了です。
ほんとぬるくて申し訳ないです。
またお邪魔するかもしれません。
にぎわってほしいなー。保守ほしゅ。
ネ申降臨
獄京キタキタ北ーー(゚∀゚)!!!!
青臭くて好きです!GJ
63 :
48:04/09/30 22:56:58 ID:epFoIcNw
>>49 自分も一人だけかと思ってたからウレスィ(´∀`)人(´∀`)
ただ…
すでにきてたから
>>48には書かなかったんだけど
ヒバハルが本命です…_| ̄|○ゴメソ
64 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:53:52 ID:u1ygNZpP
>>50氏
乙! 爽やかなのが良いね
獄寺×京子が読めて嬉しい
その後の二人の屋上デートSSも描いてクレクレ
むしろそちらの方が本番という気もするww
もう落ちないかな??
けど念のため、age。
ついでに質問
みなさんは誰が好きですか?
男→獄寺と雲雀と兄とシャマル
女→ビアンキ・ママン
男:ツナたん
女:ハルたん
ここって女体化ありっすか?
女ツナたんをシャマルに襲わせたいよ(;´Д`)ハァハァ
自分も標的16女バージョンが書きたいなぁ・・・
69 :
名無しさん@ピンキー:04/10/01 19:55:54 ID:EzLRuOuN
自分の日記ででもどうぞ
女体化キボンな人、何気に多いんだね。
自分は興味ないが、かといって別スレたてるほど人気の作品でもないし……
名前欄に○○女体化、って、注釈つけてくれれば構わないかな。
ちゃんと女性キャラいるのにあえて男キャラを女体化させて男と絡ませるっていうのは、
何か結局801の一種って気がする。>女体化
どうせなら女体化スレをたててそっちでやるべきでは?
共存OKにしちゃうと正直女体化モノで埋め尽くされそうで怖い・・・・。
埋め尽くされなきゃ別に。
まあ程度をみてあんまり多いなら女体化スレを作るって事で良いと思うけど。
73 :
名無しさん@ピンキー:04/10/01 22:08:16 ID:Qup5V/ET
ちょっと暇だったので。大雑把ですが、集計してみました。
獄ハル4
ツナ京3 ツナ女体化3
ビアラン2 ハルツナ2 ヒバ京2 獄京2
山ハル1 ビア獄1 ビアハル1 ビア京1 シャビア1 ロメ獄ビア(?)1 ヒバハル1
こんなもんで。みんな萌えカプ違うなあ。
80%…それは是非問わず避けたいな。>73に賛同。
俺はラン京が読みたい。己で書けってか。
とにかくヒバハル職人さんにゃ頑張って欲しい。続き期待しとります。
空気読まずに生徒数人×ビアンキとか言ってみる。今週の復讐だよ、復讐。
>>74 集計乙〜。
ほんと、見事なまでバラバラだねぇ。けどそれって各キャラの絡みに偏りがないって事だから、作品としてはいい事だよね。
自分は相手誰でもいいからハル受けが読みたいです。
神様頼みます。
ついでに保守age
ふと疑問に思った。
獄とハルちゃん。二人、なんて呼び合ってるんでしたっけ?
『獄寺さん』『獄寺くん』『隼人さん』『隼人くん』
『三浦』『ハル』『おまえ』
………('A`)
『獄寺さん』『アホ女』じゃね?
獄ハルみたいよ〜
82 :
名無しさん@ピンキー:04/10/02 12:32:13 ID:wyoDdjdq
個人的には獄寺と京子もおすすめ
獄きゅん人気だな
シャマルが京子ちゃんかハルに悪戯するのが読みたい
ハルから獄へは明らかになってない
獄はアホ女、テメェ、と呼んでるシーンがあるけど。
私的にはハル→獄寺は「獄寺さん」がいいな。
あの…しばらくはえろ無しでもOKにします?
まだそんなに投下する人も少ないし、リボでエロも難しいかもしれないし
ひっそりと
>>47さん、
>>48さんの意見に同感です
87 :
名無しさん@ピンキー:04/10/02 20:22:23 ID:aAX1KJpy
86賛成〜。そのうち工口に発展できるとおもふ
賛成賛成
今は保守が優先だね
あの…ヒバリによるハル強姦もの、とかって需要あります??
・赤ん坊がハルといたことを部下に報告される雲雀
↓
・ハル監禁・強姦
…みたいな流れでいこうかと思うんですが、
純愛以外は避けた方がいいですかね??
ヒバハルは既に
>>26に来てもいるので気になって。
ご返答お願いします
90 :
名無しさん@ピンキー:04/10/03 06:33:29 ID:8zqwyiq+
過激エロもOKかと。
>89
どんなものでもOKだと思いますー。
純愛でも過激でもどちらでも。
92 :
名無しさん@ピンキー:04/10/04 21:10:07 ID:wYDIJmWg
ツナ×京子タンきぼん
どんなシチュならエロに持ち込めるかなー
書きたいと思いつつシチュが浮かばん
94 :
名無しさん@ピンキー:04/10/05 19:01:57 ID:Nf4X8yZ9
さんせー
ツナに迷惑かけまくるハルに、キレた獄寺がおしおき。
ビア獄が読みたい。
「あなたは姉の事を女として意識し過ぎよ…」
とか言いながら襲っちゃうビアンキキボンw
ヒバリの怖さを知らないハルが、町中で出会ったヒバリにご挨拶。
ヒバリはちょうどその時暇で…
…………どうなるんだろ_| ̄|○
シチュむずいなー、リボーン…。
神光臨を願ってage
シチュを求めてage
シャマルに媚薬を盛られたハル。
効果が出る前にシャマルはどうにか撃退したが、効果が消せるわけではないので、やがて体が火照り始める…
…そこに誰か(♂)が。
…というものを書こうとしたんだが、いかんせんハルとシャマルに
どう接点があるのかと。_| ̄|○
どなたか代わりに書いて…
ハル、ツナの姿を見るために学校へ侵入、
廊下をうろうろしていると教師に見つかりそうになったため
すぐそこにあったドアを開け中へ。
入った場所は保健室で…
ハルとシャマルの接点、どうよ。
102 :
名無しさん@ピンキー:04/10/09 23:39:44 ID:SeTpSnnr
保守
女性キャラがリボンかツナとしか絡まないから、みな苦労しているねえ。
ここ来てヒバハルに禿萌え。
>100で、in学校のシチュに更に萌え。
今書いてる途中なのですが、ヒバハルは>26・89神で既出みたいなので…
皆さんのご意見を伺いたいです。
in学校→at学校
106 :
89:04/10/11 00:03:05 ID:kUsqi9UL
ヒバハル神、
キタ―――――――( ノ゚∀゚)ノ―――――――――!!
>>89ですが、
>>89考えた後
リボーンとヒバリに接点があることが分かったので
SSは諦めました…_| ̄|○
ので、是非是非書いてください!
ヒバハルならもうなんでも(;´Д`)ハアハアです。
107 :
105:04/10/11 23:18:49 ID:agGW0f76
>>106 一応エロ前まで書いてみたのですが、
>>100さんのシチュと若干かぶってますスミマセンです。
とりあえず保守がてら投下してみることにします。
レスありがとうございました。
108 :
105:04/10/11 23:20:38 ID:agGW0f76
(はひ――――――――――――!!!)
(どうやらハルは迷ってしまった模様ですー!!!)
ツナに手作り弁当を渡して驚かせる為に、
ツナの中学に忍び込んだのは30分前のこと。
5分とたたぬ間にすっかり迷ってしまい、現在に至る。
(?! 向こうから人が来たみたいですっ)
慌てて側の部屋に逃げ込む。どうやら教室ではないらしい。
(良かった…誰もいないようですね)
秋の陽射しの差し込む部屋の中を見渡すと、物々しい装飾が見える。
床にはカーペットが敷かれ、中心には黒い皮のソファが―――
(?!!)
ソファの上には、1人の男子生徒が横たわっていた。
109 :
105:04/10/11 23:21:04 ID:agGW0f76
(誰か眠ってるのでしょーか…?)
興味本位に近づいて覗き込んだその顔に、ハルは見覚えがあった。
(…っ!!!この人、あの時の…死体処理屋さん!!!)
思わず身体を仰け反らせ、身を翻そうとしたその瞬間―――
「待て」
(はひっ…?!)
ドサッ
勢いよく腕を引かれ、身体がソファの上に投げ出された。
「はひぃっっ」
次の瞬間には、両手首は頭上で押さえつけられ、
喉元には冷たい金属棒が押し当てられていた。
逆転した視界の中心には、あの、冷たい眼差し。
「他校の生徒が、こんなところに何の用?」
110 :
105:04/10/11 23:22:42 ID:agGW0f76
どうやら自分のことは覚えていないらしい、とかそんなことを
考える余裕もなく、呆気にとられたまま数秒がすぎた。
やがて、組み敷かれているという状況が理解できてくると、
ハルにもようやく危機感が芽生えてきた。
(は…はひ―――!!!)
(とっ…とりあえず逃げなきゃ…)
身を捩ろうとすると、より強く押さえつけられた。
「いたっ…っ」
「質問、まだ答えてないよ」
「……っ!…わ…私は唯っ…、ツナさんにお弁当を…っ」
「……ああ。あの赤ん坊の」
ハルの目には、心なしか彼の表情が緩んだように映った。
111 :
105:04/10/11 23:23:33 ID:agGW0f76
「あのっ…!手離してください!ちゃんと答えたのに卑怯ですよ!」
(逃げるなら今しかないです!)
この機を逃すまいと、ひるまずに食いかかる。
「離してくれないとっ…―――ふぁひっ?!」
大声を出そうとして開いた口に、トンファーが押し付けられた。
「離してくれないと―――、人を呼ぶ?」
妖艶な笑みを浮かべて囁く。
身動きもできず、噛まされた異物で言葉を発する事さえもままならない。
ハルは既に潤い始めているその瞳で、目の前の悪魔を睨みつけた。
「いいね、その表情。唯の小動物かと思ってたけど―――」
トンファーから手を離してネクタイを解き、
そのままハルの両腕を縛る。
「楽しませてくれそうだね」
112 :
105:04/10/11 23:24:16 ID:agGW0f76
雲雀の指が、ハルの肌に触れる。
「ふゃっ…」
ビクンッと、身体が小さく波打つ。
持ち前の気丈さも、全身の力と共に抜け落ちてしまった。
(…ツナさん…)
(このままじゃハルはお嫁にいけなくなってしまいます…)
赤らんだハルの表情を眺めて、クスリ、と雲雀が軽く笑う。
そのままソファに脚をかけると、ギシッという乾いた音が応接室に響いた。
「丁度退屈してたところだったんだ」
(………ツナさん………)
(…助けて………)
形のよい唇が耳元で囁く。
「ゆっくりしていきなよ」
ハルの目から、涙が零れた。
キタ━━━━━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━━━━━━ !!!!!
114 :
105:04/10/11 23:38:41 ID:agGW0f76
とりあえずここまでです。
エロ突入前で挫折申し訳ない…_| ̄|○
続き書いてくれる方がいらしたら、是非お願いしたいものです。
イイ!!萌えたよ――!!
特に
>>ハルはお嫁に――
が、かわイイ(・∀・)!!
誰か書いてと言わず是非是非続きを!!
人いないのかな…?age
遅ればせながらヒバハルグッジョブ!!
続き待ってますよー
117 :
名無しさん@ピンキー:04/10/14 21:04:28 ID:+I6E3CPc
保守
118 :
99:04/10/15 09:42:20 ID:FMenE7x4
>>99何ですが、
>>100さんのシチュいただいてもいいでしょうか?
遅筆なので投下は遅れてしまうと思いますが……。
返事待ちage
あがってなかった…_| ̄|○
120 :
名無しさん@ピンキー:04/10/15 19:16:26 ID:RW3S5oRo
キテタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!
121 :
100:04/10/16 13:31:49 ID:UGxi54pt
>>118 あ、どぞ貰ってやってください。
というか貰って頂けるとすごく嬉しいです。
122 :
99:04/10/16 14:58:23 ID:a5jBF7I6
>>100 Thanks!!下記に書いてあるのが終わったら挑戦させて下さい!!
…かなり先になってしまいますが。
>>105 続きを書いてもいいとあるので書いてみたんですが(まだ未完成だけど)…。
投下しても、よろしいですかね?
なんか強姦話の筈なのに書いてるうちに和姦になってしまって
投下していいものか困ってます。
許可いただければちゃんと完成まで投下しようと思ってるんですが…
ご返事お願いします。
123 :
105:04/10/16 15:31:26 ID:9Q1qJP10
>>122 是非!是非、続きお願いします!
自分にはあれ以上無理っぽかったので、
完成させて頂けるとすごく助かります。ありがとうございました。
投下されるのを楽しみにしてます。
124 :
99:04/10/16 19:03:07 ID:gl0TCuRw
ありがとうございます
では、少量なんですけど投下させていただきますー。
本番は次になりますが
両腕を縛られているため満足な抵抗が出来ず、ハルはそれをただ黙って
受け入れるほかなかった。羞恥に目をつぶり、顔を背けた。スカートからシ
ャツの裾が引きずり上げられ、ボタンが一つずつ外されていく。彼は今右手
で自分の肩を押さえていて、使っているのは片手だけの筈なのだが、その
所作には淀みがない。
やがて全てのボタンが外されると、外気が直接肌に触れ、ハルはそのヒ
ヤリとした感触に、微かに身を震わせた。
「ひあ……っ」
「ふうん。細いんだね」
腹部を指先で辿りながら雲雀が言う。その声により羞恥を煽られ、ハルの
顔は真っ赤に染まった。
「無駄のない身体は、嫌いじゃないよ」
然したる感慨も無い声でハルの身体をそう評すと、雲雀はハルの顎を掴み
強引に唇を重ねた。
予期せぬ感触にハルは堅く閉じた瞳を思わず開いてしまう。
すると瞳には(当たり前だが)雲雀の顔だけが映り、そんな至近距離で異性
の顔を見たことがなかったハルは大きく動揺した。自分が置かれている状況
を忘れジタバタと足を動かしはじめる。
126 :
99:04/10/16 19:07:12 ID:gl0TCuRw
「……っ!」
雲雀の手が、ハルのシャツにかかる。
両腕を縛られているため満足な抵抗が出来ず、ハルはそれをただ黙って
受け入れるほかなかった。羞恥に目をつぶり、顔を背けた。スカートからシ
ャツの裾が引きずり上げられ、ボタンが一つずつ外されていく。彼は今右手
で自分の肩を押さえていて、使っているのは片手だけの筈なのだが、その
所作には淀みがない。
やがて全てのボタンが外されると、外気が直接肌に触れ、ハルはそのヒ
ヤリとした感触に、微かに身を震わせた。
「ひあ……っ」
「ふうん。細いんだね」
腹部を指先で辿りながら雲雀が言う。その声により羞恥を煽られ、ハルの
顔は真っ赤に染まった。
「無駄のない身体は、嫌いじゃないよ」
然したる感慨も無い声でハルの身体をそう評すと、雲雀はハルの顎を掴み
強引に唇を重ねた。
予期せぬ感触にハルは堅く閉じた瞳を思わず開いてしまう。
すると瞳には(当たり前だが)雲雀の顔だけが映り、そんな至近距離で異性
の顔を見たことがなかったハルは大きく動揺した。自分が置かれている状況
を忘れジタバタと足を動かしはじめる。
127 :
99:04/10/16 19:11:47 ID:gl0TCuRw
「んむ――っ!」
「!!」
だが、それが幸いした。
雲雀もこの反応は予想だにしなかったのだろう。常に悠然としたその表情に微か
に驚きを浮かべて彼女から身を引いた。彼女を押さえつけていた両手も離し身体を
起こす。
しかし、視界は開け状況が変わったことが分かる筈なのに、よほど混乱している
のだろう。足の動きは止まったが、ハルは暫し放っておいてもパクパクと金魚のよ
うに口を動かすばかりだった。
その様子に雲雀は一度軽く噴出すと、口許を押さえ、尋ねた。
「なに?まさかはじめて?」
「ハッ、ハルが好きになったのは…っ、ツナさんが初めてです!」
「ふうん、もったいないね。結構可愛いのに」
「か、かわ…!? はひー―――――――っ!? や、止めて下さい! 恥ずかし
いですっ!」
雲雀は、チラッと思った事を言ってみただけなのだが、途端にハルはぶんぶんと
音がしそうなほど首を大きく振った。
まるで、見た事のない反応。
(…面白いな……)
128 :
99:04/10/16 19:12:10 ID:gl0TCuRw
今のこの状況は、雲雀にとって退屈しのぎに過ぎなかった筈なのだが、少女のこ
の反応を見て雲雀は少々考えを改めた。
(……少し、真面目に相手してあげてもいいかもね)
そう思うと、雲雀は人差し指をつ、とハルの唇の上に置く。
「はひ…?」
「噛まないでね」
意図がつかめなかったのだろう。ハルが一瞬きょとん、とした表情を浮かべると、
その隙に雲雀の指が口内に入り込んだ。
「! はひゃ…っ」
前歯の裏を、上顎を、雲雀は指の腹で丁寧に撫で回した。すると、得体の知れな
い感覚が背筋に走り、ハルは身体中の力が抜け始めるのが分かった。
(はひっ…?な、何ですか、これは……っ)
やがてハルの身体が小刻みに震えはじめるのを見てとると、雲雀は空いている左
手で彼女の胸に触れた。下着の中に手を差し入れ、そっ、と包み込むようにすると、
ハルの小振りな乳房は、雲雀の手の中にすっぽりと納まってしまった。
「…ん、ふ…っ!」
だが、ここにきて状況を思い出したらしい。素直に従っていたハルが抵抗をみせ
はじめた。雲雀はハルの口から指を抜き胸からも手を離すと
「何?どうしたの?」
と、尋ねた。
129 :
99:04/10/16 19:12:58 ID:gl0TCuRw
内容はとうに分かっていながら、ことさら泰然とした様子で言い放つ。
雲雀のその様子に内心戸惑いながら、ハルは息を整えつつ、言う。
「! …ハ、ハルが好きなのは、ツナさんです、よ……っ」
「別にそいつを嫌いになれって言ってるわけじゃないよ」
「……だ、だけど、あの…っ」
「イヤ?」
戸惑うハルの言葉を遮り、雲雀は素早くその下腹部を手の平でなで上げた。
途端にハルの身体はビクン、と大きく震えハルは言葉を続けられなくなってしま
う。
「―――っ!!」
「…もう少し、気楽に考えなよ」
そう言うと雲雀は楽しそうに笑い、ハルの首筋に舌をはわせた。
130 :
99:04/10/16 19:14:38 ID:gl0TCuRw
ではでは…かなり半端ですが今日はここまでで失礼させていただきます。
リボーンのエロ読みたいので職人様の光臨を待ち望んでおります。
>>105さま、本当ありがとうございました!!
>130
乙です!!
和姦いい感じですね!
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
>>99様
乙!!
133 :
名無しさん@ピンキー:04/10/17 20:22:30 ID:7XymieJ6
99さんに触発されて、ビアンカ×ランボー書いてみました。
気が向いたら続き書きます。
99さん続き楽しみにしてます。
134 :
ビアンカ×ランボ:04/10/17 20:23:11 ID:7XymieJ6
「やれやれ。」
…なんで、こんな事になったのだろう。
黒い無造作な髪に丹精な顔立ち、そしてはだけた胸元。
10年後のランボーの上には、はちきれんばかりのミニスカを履いた女性が馬乗りになっていた。
とても綺麗な顔立ちだ。長い髪、大きな胸。体のシルエットが丸分かりの、ピチッとした赤いTシャツ。紅い唇をきゅっと結んで、嫌悪の混じった目でランボーを見下ろしている。
やわらかな太ももの感触が、服伝いにランボーの腰を押さえつけた。
「あの…」
「何?」
「あなたは何で、俺の上に乗っているんですか?」
なんとマヌケな質問だろう。
「は?」
「いや、俺、呼び出される前の記憶がないんで…」
たまに子供のランボーにこの時代に呼び出される事はあるが、いつもその前後の記憶がない。今回も大方、小ランボに大砲で呼び出されたんだろう。
気づいたら、知らない部屋でこの体勢でいたのだ。
「あぁ…」
彼女は前かがみになり、ランボーに顔を近づける。
「!?」
栗色の長い髪がランボーの顔をふわりとかすめる。甘い、蜂蜜の香りがした。
慌てるランボー。体をよじって逃げようとするが、太ももと腕でがっしりと押さえつけられ動けない。
鼻と鼻がくっつくかと思うほどの距離まで近づくと、ビアンカは低い声で小さく囁いた。
「…そんな事はどうでもいいのよ。」
「は?」
「…やりたいの。」
「…はぁ!!??」
ランボーは一度、彼女に出会った事がある。
その時は、わけが分からないままに追い回され、挙句の果てに死にたくなるほど不味い料理を無理やり食べさせられた。
そして今回は、会うなりに「やりたい」と。
「やりたいって、何を?」
一生懸命体を捩じらせて、彼女から逃れようとしながらランボーが尋ねる。
バチィッッッ!!
「っ…!!!」
その瞬間、ランボーの右ほほに衝撃が走った。
一瞬、目の前が真っ白になる。
「大人しくしなさいよ。」
どうやら、この女性に平手打ちを食らったらしい。
「男と女が『やる』って言ったら、ひとつしかないでしょ。」
そう言うと、彼女はランボーのシャツのボタンを外しにかかる。
「え、あ…」
彼女の迫力に、ランボーはなすがままになっていた。
そのまま全てのボタンを外してしまうと、次に自分の着ていたTシャツをさっと脱ぎ捨てる。
プルンと弾力性のある胸が、黒いレースに包まれてランボーの目の前で揺れた。
「ちょっ…」
顔を赤らめ、目を反らすランボー。
「あなたを見てたら、思い出しちゃうの。」
「な…」
「昔の事を。」
「はぁ?俺達、この間会ったばっ…んっ…」
反論の途中で、唇に妙な感触を感じた。
「んんっ……」
そのまま、何か柔らかいものが口の中に浸入してくる。それはランボーの舌を絡めとり、怪しく動く。
「んんっ…ふあ…」
彼女に唇を奪われたのだと分かった。
頭がだんだん痺れてくる。
彼女はランボーの手を取り、自分の豊満な胸元にそれをあてがった。
「!!」
驚くランボー。
そのまま、ランボーの手の外側から彼女の手で押さえつけるようにして、自分の胸を揉ませる。
「!!!!」
初めての感触に、ランボーは自分の体が熱くなっていくのを感じた。舌はさっきよりもより激しく動いた。
「ぷはっ」
ビアンカの唇が離れる。
「ねぇ、あなたの事、ムカツクのは昔と変わりないのよ。でも、今、何だかとってもやりたい気分なの。だから、ね。もう一度、やろう。」
自分の胸にランボーの手を押し付けたまま、彼女はささやく。
「もう1回、名前呼んでよ。昔みたいに、『ビアンカ』って。」
「いや、多分人違いだと…」
初めての女性の胸の感触にドキマキしながらも、ランボーは最後の抵抗を試みた。
139 :
133:04/10/17 20:26:17 ID:7XymieJ6
とりあえずここまでです。
それでは、失礼します。
140 :
99:04/10/17 20:28:03 ID:PTZaT7Fs
>>131-132さま、ありがとうございます。
一応完結させました…が、なんかヒバリのキャラに夢見すぎというか、
エロ自体不発っぽいというか……、
うう、エロは難しいです。
あと、すごい長さになってしまって申し訳ありません
141 :
99:04/10/17 20:29:47 ID:PTZaT7Fs
丁寧に舌を這わせながら胸元に軽いキスを繰り返す。
「!…あ…っ!」
ハルは、口内を指で触れられた際に感じた感覚が、再び背筋に這い上がってくるのを感じた。ぞくリ、と頭のてっぺんが冴え渡り冷たくなり――しかし体は逆に、熱い。
視界に写る応接室の天井が、妙に広く感じられる。
「はひゃっ…! あっ、や、やです、やめ……っ!!」
ふるふると、自らを捕らえようとする謎の感覚から逃げるようにハルは首を振ったが、その動作に先のような大胆さはない。彼女の身体の自由は、既に無くなりつつあった。
それに雲雀はちらとハルに視線をやり、全てを悟って満足気に微笑む。
素早くブラジャーのホックを外してずりあげ、露になった乳房の片方を口に含み、その突起を舌先で軽くつついて弄ぶ。それは即座に反応を見せて尖り、空いたもう片方も、指で同じように刺激を与えると即座に変わらぬ反応を見せた。
「ひぁ…っ、あ、ああ……っ!!」
もう身体の自由などある筈がない。ハルは得体の知れない感覚に恐怖を感じながらも逆らえず、ただ喘ぎはじめた。無駄のない端整な肢体は、赤く色付いて痴態を晒していく。
初めにあった羞恥心は、もう既に消えてしまっているようだ――彼女の痴態にそう判断すると、雲雀は手をスカートの中へ入れた。
そこに唯一残された薄布越しの少女の秘部。布越しでも分かるほどに潤ったそこを感じて、雲雀はクスリ、と笑う。ハル自身もそれに気付いたのだろう。
142 :
99:04/10/17 20:30:10 ID:PTZaT7Fs
「ぁ…っ、や、やだ……」
「初めて、だよね?」
キスも初めてだったということを知っていながら雲雀は意地悪く尋ねた。彼女はそれに恥ずかしそうに目を逸らし、小さく頷いた。他にも何か言ってみようかと思ったが、少し可哀想に思えてやめた。自分と違って彼女には余裕が無い。
質問の代わりに額に軽くキスをして――目が、合ったのだが、その瞬間バッとハルが顔を背けたのでその表情を雲雀が窺い知る事は出来なかった。
(何かな?…まぁ、いいけど)
雲雀はショーツの中に手を入れ、指でそっ、と入り口に触れた。続いて肉芽を摘まむ。もともと今までの刺激で大分潤っていたそれは、直接の刺激にさらに蜜を溢れさせた。入り口に沿って指を這わすとクチュ、と卑猥な水音が響く。
それに合わせてハルの身体を奔りぬける衝撃は今までの比ではなかった。ハルの身体は彼女の意識に反して雲雀に弄ばれ大きく弓なりにしなる。
「ひあっ、んぁあ…っ!はひゃぁっ…!…」
その度バランスを崩し、ソファーから落ちそうになるハルを雲雀は支えながら――、暫くして、その拘束を解いた。シュルリ、とネクタイがとけて落ちる音がする。
「はひ…?何ですか…?」
「腕、背中にまわして」
143 :
99:04/10/17 20:32:02 ID:PTZaT7Fs
雲雀はハルの腕をとり自分の背中にまわす。自分が雲雀に抱きつく体勢になって意図がつかめず困惑するハル
だったが、続いてきた衝撃に、意図を悟った。――指が、入ってきたのである。
ピクン、と、身体の中に異物が埋められていく感覚に、体が強張る。
まわした腕に微かに力がこもったが、痛い?と聞く雲雀の声には首を振った。痛みは無かった。ただ違和感があ
るだけだ。引っ掻き回されるように中が探られる。その際響く水音には、耳を塞ぎたかったがそういうわけにもいか
なかった。十分濡れていたからだろう指が一本二本と増えるのにそう時間はかからず、ハル自身も自分が感じて
いるのが単なる違和感ではないことに気付き始めていた。
(や、なんかハル…変な気分…ですっ、体が…あつ、い……っ?)
きゅうっと、身体の中心で何かを締め付けられるような、むず痒さに似たような、あるいはその真逆のような――今
日これで何度目かになる、説明の出来ない感覚が、あるのだ。
緩慢な指の動きは思考の全てを浚っていくのに、この感覚だけ失くしてくれない。
「あっ、ん、んん…っ!やぁっ、もう…や、ですぅ……っ!」
ハルはすがるように、雲雀の背に回した腕に力を込めた。雲雀はその耳元で囁く。
「何が?…言ってみてよ」
「んん…っ、『なに』って……言われても、わ…かん、ない…っです…っ! ひゃん…っ!」
「……そっか」
144 :
99:04/10/17 20:33:21 ID:PTZaT7Fs
(そろそろ、かな)
自らの手の中で思うままになっている少女を、雲雀はふっ、と愛おしそうに眺めた。
この少女の様に素直な子は、嫌いではない。
雲雀の力と美しさに憧れて(というより、欲情して)やってくる女は後をたたないが、一度でも
付き合うと何を勘違いしているのか対等に振舞おうとする奴等が多すぎる。自分は誰と対等
になる気もない。そして、逆に言えば、可愛がってあげるくらいならしない気もないのだ。自分
の立場と力をわきまえられる相手なら、退屈しのぎに丁度いい。
――この、少女のような。
今自分に縋りついてくるこの少女なら、もしかしたらそうしたわずらわしい感情など、持って
いないのではないだろうか。あの赤ん坊が仲間に入れているからには、多少の賢さは持ち合
わせているだろう。
雲雀は、そこまで思いを巡らしたところで、ある事に気が付いた。
(そういえば、名前も知らないんだっけ)
雲雀は彼女の名前を知らないし、彼女もまた雲雀の名前を知らない。
(…これが終わったら、自己紹介くらいはしておこうかな)
そう決めると、雲雀はハルの両足を少し、ソファーから浮かべた。
「はひゃっ…?」
「息、止めないでね」
雲雀が言い終わるか言い終らないかのうちに、ハルの身体に衝撃が走りぬけた。無論、それ
は今までとは全く違うものだ。
145 :
99:04/10/17 20:34:41 ID:PTZaT7Fs
頭の中心を直接殴られたような痛みに、一瞬、視界が白んだ。
「――!!」
それが何なのかはハルにも察しはついていた。しかし、知識として得ただけのもので実体験
に備えることが出来るほど、ハルは器用ではない。
手足の痺れも、蕩けるような熱を帯びていた思考も、あっという間に彼方に収束し、目が、覚
める。
今になってハルは、自分が眼前にいる少年の名前も知らないことを、思い出していた。
「やあぁっ…!いた、痛い、です……っ!!」
離れてください、とハルは喚きながら雲雀の身体にしがみつく。これじゃ離れたくても離れら
れないよ、と雲雀は内心で突っ込むが、離れる気はないので別にいい。
「息、吸って。力抜いて。じゃなきゃ痛いよ?」
「もう痛いですっ!」
間髪を入れず帰ってきた言葉にああそっか、と雲雀は嘆息する。雲雀としては彼女を気遣っ
ての言葉だったのだがそう言われてしまえばお仕舞いだ。
(まぁ、あと少しだしね。…いいか)
彼女の方にこれ以上の準備を求めるのは酷だ、と判断した雲雀は体制を多少楽になるよう
組み替えると躊躇わず己の全てを挿しいれた。ひ、と小さな悲鳴が上がったが、これ以上気
遣う気はなかった。少女の痴態に煽られていたのは雲雀も同じで、時間をかけずにすむなら
ばもうかけたくはない。
146 :
99:04/10/17 20:35:41 ID:PTZaT7Fs
互いの息遣いと粘膜の擦れる音だけが響く空間で、断続的な律動をほんの少し繰り返し――雲雀は、達した。
「ふぅっ…大丈夫?」
己の身体を少女から引き抜き、まだ少々行為の余韻から抜けきれていない中で、雲雀は尋
ねた。汗ばんだ額に前髪が張り付いて鬱陶しい。しかし、少女の返事は無い。
「?」
不思議に思い顔を覗くと、まだ赤く高潮した頬でくたりと瞳を閉じているのが分かった。
(…気絶しちゃったか)
眼前の少女は先程の痴態を全て忘れたかのように安らかな寝息を立てて無防備な寝姿を
晒していた。
「ふにゃ……」
これがいけ好かない女だったら早急に手下達に引き渡すところなのだが、楽しませてもらっ
た以上そうする気はない。
かといって起こすのも無粋だ。
雲雀は後片付けをするためにソファーから立ち上がると暫く待っていようと思った。
147 :
99:04/10/17 20:36:34 ID:PTZaT7Fs
暗澹たる視界に一筋の眩しい光が差し込んで、ハルは自分が眠っていたのだ、という事に気付いた。
ゆっくりと身を起こすと、ぎし、と鈍い音がして体が沈む。
新たに自分がいるのはソファーの上だ、という事実に気付き、立ち上がるのをやめて辺りを
見渡す。
(はひ…?ここ、は……どこですか…?)
見覚えのない風景がそこにあった。
さして狭くも広くもない室内には美しい調度品が並び、自分が今座っているソファーと向か
い合う形でソファーがもう一つあり、間にある机には、美しい花が花瓶に活けられていた。窓
には何故かカーテンがかけられていて今何時ごろなのかが分からない。
自分の学校の、校長室に雰囲気こそ似ているが、違う――と区別し、そして思い出した。
ここが、自分の学校では無い事を。
(そうです…ハルは、確か……ツナさんの学校にきたんです!お弁当を、けど、道に迷って
……)
記憶にかかった霞がゆっくりと晴れていく。そう、自分は今日学校を抜け出しツナに差し入
れをしようとここまでやってきて、そして――。
「起きた?」
不意に背後からかけられた声に、ハルは全てを思い出した。
「はひぃっ!!」
大袈裟に仰け反るとガタン!と大きな音がしてソファーが揺れた。
148 :
99:04/10/17 20:38:10 ID:PTZaT7Fs
雲雀はハルのそんな反応に何もそんな驚かなくても、と少々戸惑ったように言うと、手にし
たカップをさしだした。ミントだろうか。鼻腔にほのかにふれた香に、ツン、と頭の奥が冴えい
るような感覚が生まれる。
「今まで、気絶してたんだよ。大丈夫? お茶入れたから、飲んでってよ」
まるで何事もなかったように顔に浮かべた微笑みは、いっそ優雅とも言えた。
「け、けけけけ結構ですっ!ハルは今すぐ帰ります――――っ!!」
「!」
しかし、ハルのほうはそういうわけにもいかない。
今自分がしていた事の恥ずかしさに、体中の血液が逆流しそうだった。
雲雀に背を向け立ち上がると――ハルは、一目散に出口に向かって駆け出そうとした。
「っ!!ぁ……っ」
だが、全体重を片足にかけた瞬間下腹部から脳髄に向かって先鋭的な痛みが貫き、ハル
は力をなくしてへたへたとその場に膝を着いた。下腹部が、痛い。
「……っ」
「少し休んでいきなよ」
動けなくなったハルを雲雀はソファーに再度座らせると机の上に静かにカップを置いた。ハ
ルは一瞬躊躇したが結局はありがとうございます、と礼を言って口をつけてしまった。
149 :
99:04/10/17 20:40:50 ID:PTZaT7Fs
本来なら礼を必要など全くないのだが、与えられたものに対して無条件にそうしてしまうの
は彼女の育ちの良さゆえだろう。
カップの中身は、最初に予想したとおりミントで、鼻腔にぬけるその全てを冴え渡らせるよ
うな感覚は心地よかった。
「……今、何時ですか?」
「四時。まだ明るいけど、見られるの嫌でしょ」
隣に座る雲雀を盗み見るようにしながらハルは尋ねてみる。返された答えに少々赤くなっ
た。
(確かに…この状況を、人に覗かれるのは、嫌ですね……)
ハルはこの状況を落ち着いて整理しようと、出来る限りゆっくりと紅茶を啜る。それで汚ら
しく啜る音がたたないのもまた、彼女の育ちの良さを示していた。
自分がしたこと、隣の少年がしたこと――そして、この状況。どれもこれもハルの短い人
生の中では全く体験した事がない類のものだ。なんだか、今日一日で暫くは歳を取らない
ような気さえする。何が何だかよく分からなかったし分かりたくもない。ただ唯一、彼女に分
かる事は――
(うう〜…これでハル、ツナさんのお嫁さんになれないです……)
――というより、誰のお嫁さんにもなれないのではないだろうか?
非常に時代錯誤なその考えを人が聞いたら一笑にふしただろう。だが、ハル自身はふざ
けているのではなく到って真面目だ。
150 :
99:04/10/17 20:41:52 ID:PTZaT7Fs
(あれは、結婚してから旦那さんとそのお嫁さんがする事です……)
顔を赤くし、半ば涙目になってハルは情けなくなる。どうしよう、自分は一体どうしたらいい
んでしょう、判断がつかず、混乱する。
その時ふっとハルの視界に影がさした。
「大丈夫?」
淡々とした声と同時に冷たい指先がハルの頬に触れた。つ、と濡れた感触がそこに混じる
のに気付き、ああ、自分は泣いているのだと悟った。
指先の持ち主は言わずと知れた隣の少年だ。くい、と顎を掴まれ振り仰がされる。
中世時代に作られた彫像のような端整な顔立ちに見据えられ、ハルは一瞬別の感覚で顔
が赤くなった。そうだ、これは――軽いキスを額にされ、目が合った時と同じ感覚だ。あの時
はとっさに顔を逸らしてしまったが、今は顎を掴まれているのでそれは出来ない。ハルは何
も言えず雲雀を見つめ――その顔の、造形の美しさに息を呑んだ。
彼は、美しい顔をしている。おそらくハルが今まで出会った中で、誰よりも。
「? ねえ、大丈夫?」
よほど驚いた顔をしていたのだろう――少年が再度ハルに尋ねた。ハルははっと正気に
返ると、慌てて視線を逸らした。
「?」
「は、ハルはっ……!」
151 :
99:04/10/17 20:43:20 ID:PTZaT7Fs
ああ、なんと答えようか。大丈夫、とは言えない。自分はもうツナを好きになれないどころ
か誰のお嫁にもいけないのだ。あんな事を、してしまったのだから!
カアッと、また元の感覚が蘇り頬が赤くなる。ハルはもうええいやけよ、と目の前の少年に
向かってまくしたてた。
「――大丈夫じゃあ、ありませんっ!」
「!」
「ハ、ハハハハルは――これで、誰のお嫁さんにもいけないんですよっ!!?責任とって下
さいっ!!」
言い終えると同時にガシャン、と乱暴にカップを机の上に置いた。まだ僅かに残っていたテ
ィーが、飛沫となってそのまわりに散る。
ハルのその態度は、雲雀にとって予期しないものだったのだろう、暫し困惑した表情を浮か
べ――ややあって、意味ありげにクスリと笑った。
「何が可笑しいんですかっ!」
「いや――だって、それって――」
「?」
「僕のお嫁さんにしろ、って言ってるのと、同じだよ?」
「――――――――っ! はひいっ!!?」
思いもよらぬ少年の言葉にハルは素っ頓狂な声を上げた。それを見、少年はクスクスと笑
い出した。
152 :
99:04/10/17 20:45:01 ID:PTZaT7Fs
「な――っ何を…………っ!!」
パクパクと、金魚のようにハルは口を動かす。だが、反論は出来ない。確かに少年の――
彼の、言葉の通りだった。というより、それしかなかった。この行為は結婚した二人ならばし
ても恥ずかしい事は無いのだから。だから、つまり――
「…僕は先の事は決める気ないけど」
ちょうどハルの思考を遮るタイミングで少年は言った。
「もう一度して欲しいって言うんなら、いつだってしてあげるよ?」
「――!!!」
先程から思考の変化に表情筋がついていけないハルとは対照的に、泰然とした微笑みを
崩すことなく少年は言う。もはや呆然と――思考が、思考の役割を果たさなくなりつつあった
ハルは、その言葉に今度こそ沈黙した。
半分口を開けたまま固まっているハルをいったん放置し、雲雀はカップをとると隣部屋の
流し場へと置いた。ここに置いておけば明日には誰かが片している。
「…ねえ君、名前は?」
「え、あ、あの……ハル、です…………」
「そっかハル、僕は雲雀恭夜。『ヒバリ』でいいよ」
随分遠回りだったが、自己紹介をし雲雀は彼女――ハルに向かってヘルメットを投げた。
それは丁度上手い具合にハルの手に収まる。
153 :
99:04/10/17 20:50:29 ID:PTZaT7Fs
「はひっ?な、なんですか?」
「送るよ。歩けないでしょ?」
雲雀の言葉にパチパチと瞳を瞬いて、ハルは手の中のものと雲雀を見比べる。
「バイクでですか……?」
「速度は落とすよ」
そうじゃなくて、年齢は……? とハルは突っ込みたかったが余りにも雲雀が悠然としてい
るので、聞き逃した。
「ほら。はやく」
差し出された掌にしたがって、ハルは立ち上がる。その背に続いていきながら、ふと、思っ
た。
(ヒバリさんと結婚したら……ハル、もしかして人の死体をどうにかしたり、するんでしょーか
……?)
それは嫌だなあ、と少し思った。
***fin***
154 :
99:04/10/17 20:53:11 ID:PTZaT7Fs
155 :
99:04/10/17 20:55:57 ID:PTZaT7Fs
あと、リロードし忘れで見逃しました…_| ̄|○
>>133さん、触発されて…とか、ありがとうございます!!
しかもビアラン…!
自分この二人がすごい好きなので続き楽しみにしております!
ヘタレなランボにハアハア(;´Д`)ですw
皆さん乙です!萌えました。
ただ名前間違いが気になったのですが・・・
ビアンカ→ビアンキ、ランボー→ランボ、雲雀恭夜→雲雀恭弥 です。
>>99様
乙です!!
強姦から和姦になる過程に不自然さがなくて驚きです。ハルのキャラクターあってこそ、ですねw
この二人が原作で絡むのが待ち遠しくなってしまいました。
>>99の媚薬ネタも楽しみにしてます!
>>141 ビアランキタ―――(゚∀゚)―――!!
来週のジャンプはランボ祭りらしいですから、タイムリーですなw
続き待ってます!
すいません、↑のは
>>133様当てです…_| ̄|○
159 :
105:04/10/18 00:27:27 ID:75IQqDlI
>>99様
ヒバハル、最高でした。
まさかあんな簡単な導入部だけで、これほどまで完成させて頂けるとは…感激です!
それでは、媚薬ネタの方も楽しみにしてます。
本当にありがとうございました!
ヒバハル職人様方&ビアラン職人様、ネ申・・・
いいもの見せてもらいました!
マターリ山ハルモエな自分が、ここ見てすっかり鬼畜ヒバハルモエ・・・。
未来の始末屋夫婦?モエです。
ところで今週、ランハルフラグが自分の中で立ってしまったのですが、
10年後ランボと現ハルでSS投下してもいいでしょうか?
(5分しかアレですが・・・)
10年後の15才と23才の逆年の差カポーってのもいいなと思いつつ・・・。
許可なんてイランよ!!
がんがん投下してくれ!!
え?ここホモもオケーなの?萎えー
164 :
99:04/10/19 12:04:00 ID:vOZ2vgSE
みなさん、ありがとうございます。
どうにもこうにも不発っぽい気がしてたので…只今ホッとしとりますw
ただ、
>>156の名前間違いはホントすみません…_| ̄|○
ところで今書いてる媚薬ネタなんですが、相手が決まってないんですよね…。
山獄ヒバの誰にするか(ツナはちょい無理)決めかねてるんで、
希望あったらレスお願いしますー
>>99 是非、設定引き継いでもう一度ヒバハルを!
167 :
166:04/10/20 08:09:02 ID:PaxXOnsu
ageてスミマセン…_| ̄|○
>>99 リクはいつまで受け付けるの?
いっそ全員書ry
自分も設定引き継ぎでヒバハルにイピョ
媚薬ネタのお相手、自分も山本キボンです。
同じくヒバハルの設定引継ぎもキボン。夢に出て来そうなハマリ具合なので。
リク集計の合間にランハル投下。エロ無くてスマソ・・・。
――残り5分
5才のランボによって唐突に10年前の世界に呼び出された15才のランボは、
その日はどうにか痛い思いをせずに出現出来た事に安堵した。
因縁深い沢田家の庭で自分を取り巻いているのは、この時点でボンゴレ
10代目ボスの傘下として収まっているファミリーの面々である。
周囲を見回して、「あーあ、またかよ」と苦い顔で出迎えたのが
彼らしかいないのを確認すると、ランボは脇目も振らずに駆け出した。
呆気に取られるツナ達を置き去りにして、目指す『彼女』の元へ急いだ。
――残り4分
・・・見つけた。
求める背中を視線の先に捉える。
とりあえずは『彼女』の家を目指しての猛ダッシュ中、運良く
タイムリミットまで数分を残して遭遇出来た。
これまでにも何度も試みたのだが成功して逢えたのはほんの
数回、しかも数十秒単位だったから、その都度速攻撃退されて
ジ・エンド。何の成果も無いまま元の時代に戻されていたのだ。
牛は牛でも闘牛並みのスピードで駆け寄ると、ピンで止めた前髪から
覗く吊り気味の、けれどきつそうには見えない黒目がちの瞳が
ランボの姿を映して限界まで見開かれた。
ランボが少女時代の彼女に逢う度に感じるのは、彼が10年後にも
口説き落とそうと苦心している女性の雰囲気とあまりにも
変わらないという事だった。
世間の常識枠から外れた行動が目立つ彼女だが、明るくて優しくて、
同じ場を共有するだけで他人をも和ませる空気を醸し出している。
過去でも元の時代でも15才ランボは彼女から「エロ!ヘンタイ!!」
扱いを受けていたが、いかに迷惑そうな素振りをされても心底
嫌われてはいないのは判るので、修復のしようが無い程に愛想を
尽かされるまでは時間の許す限り傍に居たいと思っていた。
――残り3分
アスファルトから煙が立ちそうな急停止をして呼吸を整えている
ランボの気持ちを知ってか知らずか、制服姿のハルは彼が近寄ると
後退り、鞄を盾に真赤な顔を隠しながら叫ぶ。
「はひぃー!ま、また・・・来ましたね・・・!!も〜その姿の時は
来ないでって言ったじゃないですかっ!よ、寄らないで下さい、
エロが感染しちゃう!!」
その言葉も多分、きっと、思春期にありがちな潔癖さの表れ
なのだろうし、それどころか何年経ってもちっともエロくなって
くれませんよと言いたくなるのを抑えながら、ランボは型通りの
挨拶をした。
「どうも・・・親愛なる若きハルさん。大丈夫です、今日もきちんと
留めてますから」
駆けながらシャツのボタンは全部留めた。
いずれファッションセンスを否定されることが無くなる(諦めてもらえる)
その日まで、なるべく彼女を嫌がらせたくない。
「そーいう問題じゃなくって・・・存在自体がエロっちーんですってば!!」
「そうですか、すいません」
気もそぞろに謝罪して時計を確認する。
――残り2分
ここまでの浪費が惜しい。
部活帰りのハルに出会えたのは僥倖には違いないが。
日本の秋は太陽が沈むのが早くて、彼らの頭上にも既に薄闇が迫って来ており、
幸いにも通行人は居なかった。
次に5才の自分に呼び出された時こそと決意を固めていた計画をいよいよ実行に
移せる好機が巡って来たのだ。
「どーしていつもいつもいっつも、ランボちゃんに呼び出される度にハルんとこに
来ようとすんですか!」
「それはいつも申し上げているように、ハルさんを愛しているからですが」
「ぎあー!!あああああ愛とかハズカシー単語を軽々しく口にしちゃうのやめて下さいって
前にも言いましたよねえ!?私のランボちゃんはあのウザカワイイちっちゃいランボちゃん
だけですとも!あと、ハルが好きなのはあくまでツナさんなんですってば!!」
「そりゃ・・・ボンゴレのボスに容易に勝てるとは思っていませんけどね」
牽制してブンブン鞄を振り回しているハルの腕を絡め取った。
スポーツをしているといっても、演技を人に見せる競技だから目立った筋肉の
付き方はしておらず、腕は細く、腰も同様だった。
ハルの抵抗が一段と激しくなったのにも構わずランボは顔を寄せる。
鞄を放り出したハルの爪で顔を引っ掻かれたし、うなじに回した手で暴れる頭を
押さえても歯が音を立ててぶつかった。
どんなシチュエーションでも自分はこの時代で痛い目を見ずには帰れないらしいと思った。
「!・・・!!」
歯を固く喰い縛るハルの唇を自分のそれで包み、柔らかくふっくらした感触と温度を夢見心地で追う。
「っふ・・・」
鼻で呼吸出来る事を忘れたハルの口が酸素を求めて開くと、今度こそ容赦無く口内を貪った。
――残り1分
ハルはランボに抱えられるままぐったりしていた。
これで15才の自分を13才時の彼女に男として印象付けられただろうか。
それとも、もしかすると今の行為で10年後への道筋を打ち壊して
しまっていて、帰った先には元の自分が知るハルとは違うハルが
いたりして・・・。
まだ25才の自分を呼び出したことが無いランボに、今更のように
そんな不安が押し寄せてきた。
彼女に氷のような冷たい目で見られたら「ガ・マ・ン」の呪文も
効かない。
「・・・すいませんでした・・・」
小さく謝る情けない声に、ハルの肩に力が入って姿勢が戻ったと
思うと、ランボの腹に強烈な蹴りが入れられた。
「・・・!!!!!」
無言でのたうつランボに、涙を滲ませたハルが叫ぶ。
「ファーストキスがディープって!どーいう神経ですよー!!」
「・・・・・・・・・はぁ・・・?」
それはキスの事実では無く、キスの仕方に怒っているという
事か・・・とランボが聞き返そうとした時、
忌まわしいリミットが訪れた。
きょとんと自分を見詰め返す牛柄の服を着た幼児を見て、
ハルは盛大な溜息をついていた。
「もう・・・信じられません。きちんと手順を踏んで口説くでも無く
あれですか・・・しかもやり逃げだなんてサイテーですね。
本当にどーいう神経してんだか改めて質問し直しますからね」
鞄片手に抱き上げた何も知らない子供相手に文句を言いながら、
毎回毎回必死の形相で駆け付ける5分間の男の面影をそこに見て、
ハルはくすくすと笑いながら家路についた。
【終】
176 :
99:04/10/21 18:35:34 ID:9CqO0Wgt
あー肝心な事書き忘れててすみません。
えっと、そうですねリクの期限ですが……(
>>168)
続きは今週末(土曜)から書き始めるつもりなんで
金曜一杯まで、にしようと思います。
>>いっそ全員ry
とのことですが、それは流石に……(´・ω・`)
まずものすごい時間がかかるし、他に職人が訪れた時迷惑にしかならんと思うので。
けどそこまで言っていただけて非常に光栄です。 thanks。
にしても
>>74見る限り獄ハルになるかと思いきや
もっさんが多くて驚きw
>>170-176 ランハル乙!!
すっごく萌えました……!!やべぇ、二人ともかわええ……!
あと、それと、その…ヒバハル夢にみ、見そうって…(;゚д゚)
恐れ多いお言葉ありがとうございます_| ̄|○
自分のほうこそランハルを夢に見そうです(単なる返事ではなく)
ハルの少しずれた反応が彼女らしくて激萌えです(*´д`)ハヒー
ではでは長文スマソ&失礼します。
>>99 是非ともヒバハルで!
前作ですっかりはまってしまった…
ヒバハルにイピョー
ランハル最高GJ!
大人ランボさんの一途な純情イイ(*´Д`*)ハヒー
180 :
99:04/10/23 16:56:10 ID:XiEJzAKP
皆さんどうもレスありがとうございまつ。、(´ー`)ノ
では媚薬ネタはヒバハルが多いようなんでそれでいきますねw
山ハルも余裕があったら別ネタで手を出そうと思います。
ではまた。
ああ・・京子ちゃん・・・
>170-176
神!!やべーやべーやべーよ萌え死ぬよ !
このスレ初めて来たけど、いいもの読ませてもらったよ。ありがとう
184 :
169:04/10/25 13:06:57 ID:6mh3uYYX
>>99 >>179 >>183 ヒバ様じゃありませんが思わず「ワオ!」とおののきました、
感想ありがとうございました。便乗(*´Д`)ハヒー
そして
>>99さん、媚薬ネタはヒバハルケテーイで別ネタでの
山ハル投下も今後アリかもだなんて・・・どちらも投下が
楽しみでなりません!
熱心な職人様が居てくれて幸せです(−人−)アガメル
ビアランにも期待
相次ぐ神の降臨に日々大興奮です。
ハル受けの波の中、媚薬ネタがヒバハルケテーイということで、
自分はひとつヌルイ山京(京山?)でも投下してみます。
「何してるの?」
顔をあげると、こちらをじっと見つめる大きな瞳が目に入った。
「日誌書いてんの。笹川は?」
「私?山本君を見てるの」
なんだそりゃ。
「確かに。見られてるな」
軽く笑って、そう返す。
見かけによらず、結構面白いやつだな。
「珍しいね。今日は1人?」
「ああ、ツナは今日獄寺に引っ張られて帰っていったよ。あいつ、強引だからな」
ふふっと微笑う。微笑い方は外見通りだな。ふんわり、とかそんな感じだ。
小さな手で髪を撫でながら、笹川は放課後の教室を見渡した。
傾きかけた陽射しに、もともと色素の薄い髪の毛がより透き通って見える。
…ツナが惚れちまうのも、無理ないな。
「それじゃあ、2人きり、ってことだね」
「ん?」
再び動かし始めた手を止める。
「山本君」
もう一度顔をあげると、今度は瞳じゃなく、薄っすらと茶色がかった睫が見えた。
一瞬感じた感触は、さっきの笑顔以上に、柔らかい印象だったと思う。
唇が触れ合った直後、1秒の間もなく笹川は顔を遠ざけた。
つぅっと、軽く吸い付くようにしたまま。名残惜しそうに。
虚をつかれ呆然とした頭の中で、唯一、自分の唇が乾き始めるのだけが判った。
無意識に舌で潤すと、笹川が残していったんだろう、甘い味がした。
「…笹川」
ふふっと、さっきより僅かにぎこちなさを含んだ微笑みを浮かべた。
「ごめんね、驚いちゃった?」
「…え、あ…ああ、まあそれなりに」
「すごく落ち着いてるように見えるけどね」
小さく声をあげて笑っている姿を見て、何となく、俺と顔をあわせないようにしてるんじゃないかと思った。
照れ隠し…かな。
それにしても…まいったな。
状況が把握できてくると、やたら現実的なことばかりが浮かんでくる。
親友の、人当たりの良さそうな笑顔。
「あのさ…」
予想されていたかのように、言葉を遮られた。
「うん…判ってる」
まだ微かに赤みの残る顔に、すっと違う色が射したのが判った。
「判ってるから…」
繰り返す言葉にの重みを感じているかのように、笹川は目線を下げていった。
完全に顔を伏せてしまうと、その華奢な肩はますます小さなものに見えた。
ツナ…俺たちは親友だ。
裏切りは無しだ。…そうだろ?
差し出してよいものか迷った手を、静かに下ろす。
「でもね」
今度は、彼女が顔をあげた。
「私の気持ちだってあるんだよ」
ふわりと舞い上がった香りに、頬を滑り落ちた涙に、
ふっと、理性が昇華してしまいそうな予感を感じた。
笹川は、勢い良く席を立ちドアへ向かっていった。
その背中に声を投げかけたのは、ほとんど反射的にだったと思う。
「今度俺ん家来いよ!」
自分自身ハッとしたのと同時に笹川が振り向いた。
「寿司、おごるからさ」
一瞬きょとんとした表情をした後、笹川はまた、あの柔らかい微笑みを浮かべた。
…多分だけど、伝わったと思う。
「……うん。楽しみにしてる」
ツナ…俺たちは親友だ…。
親友の間には、恨みっこはなしだよな?
頭から離れない親友の笑顔に、卑怯だとは知りつつも、そう呟かずにはいられなかった。
エロ無しスマソ…orz
職人様の投下を心待ちにしております。
それでは。
>>191 神神神神!!
やべぇ京子ちゃん綺麗ー!!(可愛いっつーのとは違う気がしたので)
さらっと軽い感じで読みやすいのに、ラストちゃんと余韻が残るオチになってるのが職人業ですね!!
文体から予想するとランハル書かれた方でしょうか?(違っていたらごめんなさい
gj!萌えましたー!
(・∀・)イイ!
雰囲気が出ててGJ!
しかし原作の京子ちゃんって、
どういうキャラなのか分かりにくいですな
194 :
191:04/10/27 22:16:41 ID:dnkM5dKg
>>192 わ!早速感想ありがとうございます!
職人業なんて勿体無いお言葉…恐縮です。
>ランハル書かれた方でしょうか?(違っていたらごめんなさい
や、違いますよー。初投下でした。
でも作品は一通り読ませて頂いたので、若干影響を受けてしまった部分もあるかと…
195 :
名無しさん@ピンキー:04/10/29 14:39:15 ID:5iDwxVkf
保守age
>>191 久々に京子でうれしかった!!激しくGJ!!!!
GJ!!!!
198 :
名無しさん@ピンキー:04/10/31 21:08:59 ID:PS50Cwto
山ハル萌えな自分ですが、ss落として需要ありますでしょうか?
ちまちま書いているものが出来上がったら投下しようと考えているのですが。
需要について逐一確認したりはしなくて大丈夫。
ヤオイでさえなければ
投下してくださったものはみんな美味しくいただきます。
かく言う自分は山ハル禿萌え。
待ってますよ―――!!
201 :
199:04/11/03 02:43:28 ID:wEcFq9Oh
ではお言葉に甘えて投下させていただきます。
エロ無しですが、少しでも山ハル萌えな方の足しになれば・・・!
「はひー、すっかり遅くなっちゃいました」
定例である新体操の合同打ち合わせが終わり、ハルは空を見上げた。
秋の日が落ちるのは早く、外はもう暗くなっていた。
(今日はツナさんに会えませんでした。)
しょんぼりと肩を落とす仕草が可愛らしい。
前回偶然にも会えた愛しい人を思い出し、今日も期待してこの学校に来たのだけれど。
小さく溜息をついたハルはてこてこと校門をくぐる。
丁度部活終りの帰宅時間と重なったらしく、ハルの周りには並盛中の生徒がぱらぱらといる。
「・・・・・・・おーい」
遠くから誰かの呼び声がする。
「おーい。・・・・・えーっと、ハル!」
「はひ!?」
突然呼ばれた名前にビクリと体ごと反応すると、慌てて振り返った。
すると遠くに大きな鞄を持ち、見慣れた笑顔を浮かべた山本の姿があった。
「あ・・・えーっと、山本、さん。」
ほっとした表情を浮かべたハルは、驚きのあまり胸に抱えこんでしまっていた鞄を下ろし、笑みを浮かべた。
「悪りぃ、驚かしちまったか?」
小走りに駆け寄った山本は部活あがりなのだろう、僅かに髪が乱れている。
「はい。あ、でもちょっとだけです。」
こんばんは、と律儀に挨拶をしたハルは、部活ですか?と隣に並んだ山本を見上げた。
「おー。そっちは新体操の集まりか?」
「はい!今日もお邪魔してました。」
ハルは鞄を肩に掛け直し、元気に答えた。
大きく口を開けて笑うハルの姿に、山本の頬が、ほんの僅かだけど緩む。
「それにしても、よくハルだって分かりましたね。外、結構暗いですよ。」
ハルの自然な問いかけに、山本は薄い唇の端を上げ、意味深な笑みで答えた。
「俺は後ろ姿だろうとハルならすぐに見つけられるぜ。」
「―――はひ??あぁ、制服違うからですね!」
「んー・・・・・少し違うけどな・・・・・・まぁいっか。帰るとこだろ?途中まで一緒に帰ろうぜ。」
「はい、いいですよ。」
山本の言葉に滲んだ深い意味など、ハルはまったく気付く様子も無く、じゃあ行きましょうと歩みを進めた。
並んで歩く二人の身長差はゆうに頭一つ分はある。
見上げる目線と見下ろす目線。
交わされる会話は殆どハルが話し、山本は時折笑いと相槌を挟んでいた。
こんなに山本と話したのは初めてだと、ふとハルは気付く。
そして、山本の表情がいつもとは違うことも感じていた。
ツナや獄寺、リボーンと一緒にいるときとは違う、もっと柔らかい笑顔。
まじまじと山本の横顔を見つめてしまう。
(――なんか、)
くるりとハルの方へ顔を向けた山本と、視線が、ふいに絡まる。
(―――吸い込まれそうです。)
思わず気を奪われたハルが、咄嗟に話題を探そうと口を開くが――――
「―――っくしゅん!!」
ハルの口から漏れたのはくしゃみだった。
「寒いのか?」
「だい、じょぶ、です。」
くすんと鼻をすすりながら答えるものの、吹き抜ける風は冷たくて僅かに身震いをする。
(えっと・・・今のって。)
ほんの一瞬ではあったが、ハルは確かにそこに流れた雰囲気を感じとった。
明らかにハルはあの瞬間、山本に惹かれていた。
その証拠に今でも胸が早鐘を打ち続けているのだから。
(そ、―――んなはずないです、だってハルが好きなのは)
「ハル」
「はひぃっ!?」
突如思考を遮られたものだから、ハルの口から思わず叫びがあがる。
目の前に差し出されたのは濃紺のマフラー。
朝練の為、早めに家を出た今朝は格別に冷え込んでいて、わざわざ引っ張り出してきたマフラーを鞄にしまいっぱなしだったのを山本は思い出したのだ。
「寒いんだろ。巻いていけよ。」
「あ、あのっ、でも―――」
言うが早いか、山本はハルの首にマフラーを回し、ふわりと巻いてゆく。
「いいから、スポーツ選手は体が資本だろ?」
「それなら山本さんもです!」
ハルは巻かれたマフラーを解こうとするが、それは山本によって押し留められてしまう。
重ねられた手に、また早鐘が打つ。
「人の好意は素直に受けとくもんだぜ。―――それに」
身を屈めた山本の端正な顔が近づく。
「そのまま帰して、ハルが風邪でもひいたらって考えたら心配でたまんねえし。」
「はひ!?」
至近距離で合う視線に、息が詰まる。
「俺を寝不足にさせないためにも巻いてけよな。」
大きな掌が、窘めるようにハルの前髪に優しく触れて。
ぶわっと、一瞬にして顔が真っ赤に染まるのがハル自身でもわかる。
「な、な、な、何を言ってるんですか!」
「ははは」
ハルとは対照的に平然としている山本が声をあげて笑う。
「可愛いのな、ハル」
「―――――!!!」
驚きと恥ずかしさのあまり、もう言葉もないハルから離れると、山本は、
「俺こっちだから」
と、ハルの帰路とは別の方向を指し示した。
「返すのは今度でいいぜ。」
見慣れたいつもの笑顔を、まだ展開についてゆけず戸惑ったままのハルに向ける。
(はひ?今度って――――いつ、なんですか?)
ハルは問いかけようとしたが、山本はそんなハルより早く口を開き、嬉しそうに告げる。
「これでまた会う口実ができたな。」
「はひ!?」
「じゃあな、ハル」
小走りに駆け出す山本の姿はあっという間に小さくなり、曲がり角へと消えていった。
残されたままのハルは立て続けに起きた出来事にただ呆然とするばかり。
それでも首元に感じる感触に、首をすくめるようにし、浸る。
(あったかい・・・・)
どうしてこんなに優しくしてくれるのだろうと不思議に思った。
(―――ハルにはよくわからないです。)
男の人にあんな事されたのも、言われたのも、ハルにとって初めての体験だった。
だからなんとなく、今までのは夢の中の出来事だったのではないかと思えてくる。
でも―――誰よりも至近距離でみた顔は、鮮明に覚えている。
(ちょっとカッコよかったかも・・・・・です。)
そんなことを考えてしまった自分にまた赤面し、ぶんぶんと首を振る。
(――――ハ、ハルが好きなのはツナさんなんですから!)
誰にともなく呟くと、ハルは家路へと足を速めた。
その間も、頭の中はぐるぐると色々なことでいっぱいだった。
次に会ったらなんて言おうとか、お礼は何にしようとか、
―――マフラーから微かに残る、持ち主の香りに心がフワフワしそうだとか。
赤くなったままの頬へあたる風に先程までの冷たさはなく、不思議なほど心地よかった。
<END>
207 :
199:04/11/03 02:53:40 ID:wEcFq9Oh
以上です。
お目汚し失礼いたしました。
グッジョブ!!
ハルたん可愛え…!!
お目汚しなんて事全然ないです!
どうかまた投下してクレクレ。
山ハルかわええ!!
もっさんは口説くのうまいだろうなぁw
是非また投下してください!
ついで獄ハル希望と言ってみるw
天然タラシもっさん最高。
ハルかわいい(*´Д`*)ハヒー
山ハル好きですー!
ハルがかわええ…
もっと読みたいよーハアハア(´Д`*)
山ハルエロキボンヌ
リクがある場合導入を書くといいらしい。
書き手スレに導入が苦手な書き手がいて
導入が1レスでもあればエロに持ち込めるのに〜!!
と申されていた。
試す価値はある気がする。
>>99さんのヒバハルなんてまさにそれだしw
214 :
199:04/11/07 03:35:38 ID:nGabkG67
あたたかい感想ありがとうございました!
ここの職人さん達は素晴らしい作品を書かれるので、
叱咤されるのでは・・・とビクビクしてました。
また続編を投下しますので、その時はヨロシクです。
山ハルエロ・・・構想はあるのですが、やたらラブになってしまって。
こちらの皆様はやや鬼畜よりがお好みなのかな?
ラブ甘でも鬼畜でもなんでも!!
ヤオイじゃなければ大歓迎!
むしろ甘甘は書くの難しいんで逆に需要高い気がします。
つか 読 み た い。
山ハルエロ甘甘と聞いて禿しく読 み た い。
待ってますよー!!
今更ながら…
>>30の続きが気になってしょうがない。
(´・ω・`)
>>30さん続きマダー?
今週号でイーピンにやられた。
絡むなら誰だろ、やっぱランボかな?
ランピン誰かよろ。ふたりエッチ状態で処女童貞同時喪失。
山京、山ハルのモッサン祭りで皆さんがハァハァしてる中(モチ自分も)、
獄ハル投下します。
視野いっぱいに広がる白は、小さな正方形の集合体。
天井のパネルだ。
まばたきをして初めて、ハルは自分が目を開いたまま数秒ないしは数分間、
意識を失っていたのを悟った。
まぶたを閉じた拍子に溜まっていた涙が目尻から頬へ滑り落ちていく。
最初の涙では無い証拠に、こめかみの辺りの髪が湿っている感触があった。
(なんだろ・・・そんなにひどく泣いてたんでしょうか)
ぐいっと拭うと視界に煙がよぎるのが見えて、そこでようやくハルは隣の
存在を思い出す。
慌てて掛け布を引き寄せようとしたら体はもうきちんと覆われていた。
「・・・よぉ」
挨拶にしては短過ぎる呼び掛けには何故か気遣う色がある。
反射的に「・・・はぁ」と応じたハルは、上体を起こして灰皿片手に紫煙を
燻らす獄寺と顔を見合わせ―――ほとんど同時に、逸らしてしまった。
(ひゃわー・・・いわゆる、これって・・・)
イった、というやつですか?と先程までの自らの状態を思い出して、ハルは
頭が爆発しそうになった。
ツナを挟んでほとんど敵対関係に近かった自分達が、どうすればこんな関係にまで
発展するのかはとても一言では言い表せない。
いわゆる『初めて』の時は本当に痛いばかりで、その後もしばらくは行為の在り方
すら疑問な有様だった。ハルからはどう見ても獄寺自身も気持ち良さそうに
見えなかったから。
外見からなんとなく経験を積みまくっているんだろうと想像していた獄寺も、
実はハルとが初めてで。
未だにぎこちなさが残る関係ではあったけれど、避妊はきちんとしているし、
不器用に求められればこそばゆく感じながらも嬉しかった。
ハルにとっては嫌々では無いが、かと言って喜んでする気にもなれなかった事・・・
それが、今回ばかりは―――
(正直、キモチ、ヨカッタ、でしょーか)
約束の午前に訪ねた獄寺の部屋で何かが違うと気付いたのは、その表情や声の暗さと、
ハルがそれを指摘した後のキスの荒々しさだった。
「・・・はひー!ちょちょちょっと獄寺さ・・・!?」
ハルの渾身の力で押し返そうとした胸は揺るがない。
足も使ったが、逆にころんと転がされた上に動きを封じられてしまった。
たどたどしかった今までの手つきとは比べ物にならない手早さで服が剥がされていく。
こんな時なのにハルはしきりと明るい部屋が気にかかった。
どうしようもない事を心配している間に、あらわにされた胸を獄寺の手が揉みしだく様が
白日の下に曝される。
「・・・や・・・っ」
目を瞑っても快感は却って増幅されてしまう気がした。
(怖い・・・)
乱暴されている訳じゃない、嫌でもない。
だからこれは純粋な恐怖とは違う、未知の何かへの怯え。
そしてその怯えは獄寺がハルの中に入って来た時にますます強くなった。
突き上げられる度に痛みを凌駕するものが少しずつ、確実に体の芯から迫り上がり、
やがては一つの感覚に占領される。それが他の全てを押し遣ってしまう。
「ふぁ・・・ん、ぁっ、あ・・・!」
かろうじて残されていた羞恥心さえも儚く消えた。声が勝手に漏れ出すのを止められない。
どうしようもなく縋った背中、動きに合わせて揺れる薄茶の髪からは嗅ぎ慣れた煙草の
匂いがして、一瞬だけハルの意識を引き戻した。
「・・・だっ・・・だめです、あたま・・・が・・・っ!!」
「―――ハル」
耳朶を掠るせわしない息の下、硬い声で名前を呼ばれると、ハルの背筋に
緊張とも興奮ともつかぬ激しい震えが駆け抜けた。
(私・・・充分怒っていい立場にある筈、ですよね)
獄寺がこちらを向いていない隙にそっと見た、ハルより大きな背中には、
彼女の抵抗―――もしくは行き場の無かった昂りの痕が残されていた。
明らかに痛そうに見える。
(薬、擦り傷のでいいんでしょうか・・・この部屋にありましたっけ。
いえそれより)
こんな状況下での行為で自失してしまった様子を見られたのかと思うと
怒る以前に恥ずかしさが込み上げて、今にも悲鳴となって炸裂しそうだった。
「ハルはマゾじゃありませんよー!!!」と。
単に慣れとのタイミングが重なったに過ぎないと思いたいのだが、妙に気まずい。
相手は相手でもっと気まずそうだしで、ハルはこの場をどう切り抜けようかと
懸命に考えた。
そこへ、
「わりー・・・マジ悪かった。殴っていいぞ。むしろ殴れ。蹴ってくれ」
煙草を揉み消した獄寺が、思い詰めた顔でハルの方を向いて先に謝った。
(け、蹴ってって・・・獄寺さんこそマゾなんじゃ・・・というか私、
そんなにいつも足使ってますかね)
謝罪の内容には引っ掛かるものを覚えたが、ハルはまだ揺れている気がする
身体を起こすと首を横に振って疑問を素直に口にした。
「やっぱり、荒れて、ました?」
悪かった、と繰り返して項垂れる様子は萎れた花―――もっと近い表現だと叱られた犬だ。
それを見てハルにも察せられた。
獄寺がここまで落ち込む理由は、ツナとの間に何かあったという以外にはないだろうと。
「―――今はお聞きしない方がいいみたいですね」
「・・・サイテーだ、オレ」
呻く獄寺に、
「でも、嬉しい事だけじゃなくて悲しい事や辛い事も一緒に分け合えるのも、お付き合い
する意義・・・って何だか変な表現ですけど、そういう事なんじゃないでしょうか。
ハルだってよく獄寺さんにぶつけてますし、おあいこってやつです。
ツナさんにはさっさと気持ちを切り替えて謝っちゃいましょうよ」
ようやく頭を上げた獄寺の顔には、少しだけ笑みがあった。
「・・・ああ。ありがとな」
「それに―――まあ、あの、なんと言いますか・・・えと、今日は、そんなに・・・」
ハルが赤くなって言いにくそうにしていると、獄寺も同じように赤くなって口ごもる。
「あ?あー、まー・・・その―――アレだ・・・安心したっつーかよ・・・」
「・・・はりゃ?もしかして、結構気にかけて下さってた、とか?」
思い切って聞いてみると案の定、それまでのハルの痛がり方を見て
「オレって下手なのか?」と自信を失くしていたらしい事が判った。
―――ただし、これで一件落着という訳には行かなかったのだ。
(も、もう少し自信を失わせたままでも良かった・・・です)
打って変わって不敵な笑みを浮かべる獄寺を見て、ハルは日が暮れるまで
後悔の言葉を連ねていた。
【終】
以上、エロパロは高い壁ですた・・・逃げてスマソ_| ̄|○
獄ハルお初とか禿しく読みたいです。
あ、ランピンもイイ!!
職人さんの投下お待ちしてます。
いい!!萌えた!!
ハルの感覚の変化が凄い丁寧に書かれてて上手い!とオモタ。
ここの職人はみんなレベル高いなー…自分もガンガロ
うひょー! GJ! 萌えた!!
ハルと獄寺、それぞれの様子がイイ!
職人さんたちいつもご馳走様です。
みんな美味しくいただいてます。
神キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
>>225様
乙です!!
気ぃ早い…なのはわかっているものの
ここの保管庫とか、ホスィ……( ゚д゚)
職人方のレヴェル高過ぎです。
>>219さまの獄ハルの獄っきゅん視点が読みたいでつ…。
保管庫希望に同感。
ここの作品はどれもよすぎて…
そして自分は199さまの山ハルエロ待ち…
この板の総合保管庫に入れて貰わない?
今のところエロなしが中心だからそれは厳しいと思う。
流れぶった切って今エロが書きたいです。何でか、凄く。
けど導入が浮かびません。
どなたか導入クレ
書いてくれー!!
けど自分も導入なんて浮かばないよ…
導入希望age
234 :
名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:11:27 ID:+JFJA/Su
235 :
199:04/11/14 22:51:14 ID:bbRGWlx5
山ハルエロ、多少ですが落とします。
皆様の息抜きにでもしてやって下さい。
なんというか寸止めです。
ここから先が中々纏まらずに苦戦しているのですが、
また近いうちに投下させていただきます。
体がピクリと反応する。
自分に覆い被さる身体がそれを感じ取り、抱き込む腕に力を込めたのが分かる。
自分とは違う、武骨な長い指が柔らかく頬を撫でる。
それを冷たく感じてしまうのは、自分の頬が熱くなっているからだと気付いた。
唇を合わせる―――その行為に体温が上昇しているのだ。
恋人の指で自分の動揺を知るという感覚は、とても奇妙で、それでいてますます高揚を誘う。
角度を変えて緩く押し付けられる。
唇を尖らせては音を立てて吸い付く。
僅かに悪戯に出された舌が唇に触れれば、またピクリと反応してしまう。
少しかさついていた唇は、いつのまにかしっとりと馴染んでいた。
「――ハル」
唇にかかる吐息と混ざった呼び掛け。
それがキスの深くなる合図。
初めて「大人のキス」を体験した時、不意の出来事に吃驚して、山本の舌を噛んでしまいそうになったのだ。
それ以来、習慣になってしまった二人の約束事。
ゆっくりと瞼を持ち上げれば、鼻先が触れ合う距離にある山本の顔が見える。
愛おしそうに細められた目と顎にかかる指を感じながら、また瞼を下ろす。
微かに唇を開き、より熱い、恋人からの愛撫を待つ。
そんなハルの仕草を可愛いと確かめるように上唇をそっと噛むと、山本は舌を滑り込ませた。
途端、背筋をびりびりと痺れるような感覚が襲う。
「・・・んっ・・ぅ」
思わず鼻から抜けるような声が漏れた。
とても甘いその声に誘われるかのように、山本の舌はどんどん深くまで潜り込んでゆく。
引っ込もうとする舌を攫い上げ、擦りつけては絡め取る。
大胆で、かつ繊細に。
その先端で、敏感な上顎を刺激すれば甘い声はまた零れだす。
緩やかに確実に、自分の中にある燻った熱を煽ってゆく行為に耐え切れず、
ハルは背に回した手で強くシャツを掴む。
しがみつくようなその仕草が山本を煽り、一層キスは深くなる。
体中の神経が、深く触れ合う一点だけに集中してしまう。
微かに耳に入る濡れた音が恥ずかしくて止めたいのに、止められない。
閉じられた瞼の裏に、先程見たあの目を思い浮かべてしまう。
ふいにゆっくりと絡められた舌が解かれ、ちゅっと音を立てて離れた。
唇に残る濡れた感触を追いかけるように目を開けた。
恋人の顔も、肩越しに見える天井も、全ての視界がぼやけており、
自分が知らない間に涙ぐんでいたのだと気付く。
「ふ・・・ぁ・・・」
乱れた呼吸の山本が熱っぽい眼差しを向けているのを感じ、シャツを握る指がひくりと慄いた。
耳元に寄せられた唇。
「ハル・・・今日は、このまま・・・」
掠れた低い声が吐息と共に入り込み、そこから溶けてしまうのではないかとさえ感じる。
(もしかして今日は―――してしまうんでしょうか・・・?)
未知の体験を味わおうとしている恐怖とそれに勝る好奇に、ハルの体はまた震えた。
238 :
199:04/11/14 22:56:55 ID:bbRGWlx5
以上です。
スミマセン、ageてしまいました・・・
萌え萌え萌え萌え!!
山ハルいーなー。続き楽しみにしてますよ!
…………しかし、公式カプのハルツナ・ツナ京が
ないのはなぜだ_| ̄|○
240 :
名無しさん@ピンキー:04/11/15 20:37:59 ID:4H/f7pGm
山ハル激萌え!!
可愛くてエロくてハルたん最高vv
続き待ってますよ〜!
キタ━━━━━━山ハル
キス描写でここまで濃厚に萌えられるなんて!
続きお待ちしてます!
219-225なんですがレスありがとうございました、ワーオ(((( ;゜Д゜))))
自分のを棚上げして言わせて貰えば、ここの投下作品やネタ雑談を
見ると書きたい気分になるの判る・・・来ると何かが読めるのが
ウレスィ-です。
束、これまで特に総攻めor総受け思考というわけでも無かった
のが、リボはすっかりタダレ思考オケー・・・。
獄ハルの獄視点、おもしろそうなのでそのうちやらせて下さい。
>>総受け思考
自分も自分もw
ツナに夢中で努力中なハルにみんなが惚れてしまえばいい。
獄ハル山ハルヒバハルランハル全て萌え。
別ベクトルでハルツナにも萌え。
つか、ハルが可愛い……。
リボーンスレあったんだー
と覗いてみたら
萌 え ま み れ
職人の皆様素晴らしい萌えをありがとうございます(*´д`*)
ここ腐女子大杉……(;´Д`)
最も腐女子のSSにも萌えはあるし、世話になってるんですが
あんまり女子臭がこいと男が来にくいです。
女性群、もーちょいその辺の配慮をお願いします。
腐女子晒し
職人に性別は関係ないだろ。
皆さん気にせず書いて下さい。
いやちょっとは気にして配慮しよーよ。
確かに小説に性別は関係ないとは言えど
性別を全面に出した書き込みには正直退くものがあるな。
女性には気をつけてもらいたいです。
249 :
名無しさん@ピンキー:04/11/23 00:50:26 ID:wU/OnLp4
話題を変えるようで申し訳ないが・・・
個人的にツナママのネタを読んでみたい。
カップリングは誰でもいいから。
すると以後ここは俺女スレになるのか。
それはそれで晒しもんな希ガス。
中の人が女だとわかってるだけに、いきなり路線変更されると余計モニョ。
251 :
SS保管人:04/11/23 02:07:30 ID:HBdYAojn
>>250 俺女というか、多少は意識してもいいんじゃないか?くらいで。
少なくとも今の空気じゃ一見さんが書き込みしずらいと思う。
とりあえず受け云々の台詞は控えてもらいたいな……
>>251 ここってエロなしがほとんどだけど、大丈夫なんですか?
253 :
SS保管人:04/11/23 13:52:07 ID:HBdYAojn
>>252 エロ無しでも全く問題ないですよ。
余所のスレでもエロ無しのSSは結構ありますし。
総受けハァハァ…。
ここの職人さん上手すぎ。それはさておき
こういう小説は自分の萌えのかぎりを注ぎ込んで
書くものだと思うし、結果的に男女の作品傾向の違いが
出てくるのは仕方ないかと。
マジレスするが、自然な流れをぶった切るカキコほど
スレの雰囲気が気まずくなる物はないぞ。
いくら女が多かろうが、こっそり混じっとけばいいだろ、
名無しなんだから。誰も後ろ指ささないよ。
作品が嗜好に合わない人は、折を見て自分で投下してみるといい。
話はそれからだ。
マジレス。
「総受け」とかモニョとかでつまつとかが(;´Д`)なのであって、
じゃあ俺女になるの?なんて極端な話になーんでなるのやら。
そういう認識のなさ(というか、ズレ?)が問題なんだろうよ。
255のレスもわかるけどな。
>>保管人さん
がんがってー
>>256 同意。
>>255の言うこともそうだとは思うんだけど
ほんの少しでいいから、配慮して欲しい。
特にリボーンはまだまだこれからな感が強い漫画だし
新しく来たのが一見で入りづらい空気にはしたくない。
女性の方、職人方、不愉快な人もいるだろうがすまん。
ここのSSにはどれからも萌えもらってます。
現在投下中の山ハルも続き待ってますよー
山ハルも獄ハルも好きだけど
ここは一つランピンをきぼんしてみる。
ランピンと初めて聞いたときは、女にふられてやさぐれまくってるランボを
「しょーがないわねー、あんたは」
と言ってイーピンが慰めてあげるイメージが浮かんだ。
んでそれまで愚痴吐いてただけのランボが
「ひでぇんだよあの娘〜」
って泣き出すw
恋人と言うより、母親と息子、もしくは悪友って感じだなー。ランピン。
260 :
名無しさん@ピンキー:04/11/24 10:10:01 ID:s8ONo+8e
あっという間に過疎
蒸し返しは同一人物か?粘着多いな。だから腐女子呼ばわりされるんだよ。
マジレスするが、誹謗・中傷発言が続いたのならまだしも、他人の
嗜好に口出ししてまで自分にとっての居心地のいい場所をつくろうとする
姿勢はどうよ?と自分はいただけない。
自分は
>>255ではないが、それくらいならだまってまじっとけ、に同意。
別板では腐女子がキモヲタのノリに無条件で合わせてるケースのが
多いってのもある。
でも発端の当人が言うように小説のデキ・フデキには関係ないことだ。
がんばって投下してクレ。
保管庫乙。
262 :
99:04/11/24 16:37:31 ID:bcJ33KdG
保管人さん来てたんですね。昨晩気づきませんでした、返事遅れてすみません。
>>126-129、
>>141-153書いた99です。
自分が書いた部分は保管していただいてかまわないのですが
導入を
>>105さんからいただいてるので
>>105さんが保管OKだったら自分のも……という形でお願いします。
あとそれから自分前の書き込みの後急に時間がなくなり
ヒバハルに全然手がついてません_| ̄|○
他職人様方頑張って下さい。
>261
(´Д`)ノ<とりあえず自分の一行目を読み返してみよう
>262
ドンマイ忙しいなら仕方ない!いつまででも待ってますよ!
あんまり無いツナハルを書いてみたいけど、ハルを押し倒すツナが全く想像できない。
逆にハルが押し倒せばいいのかね。流されるツナ、みたいな感じで。
264 :
262:04/11/24 21:04:36 ID:bcJ33KdG
>>263 お優しいお言葉ありがとうございますw
ツナハルはツナがどうすればハルを押し倒すかを考えるより
ハルがどう誘うか
を考えれば早いのでは?
ツナに押し倒されるためならハルたんは何でもしそうだw
NGワード登録推奨腐女子用語
受け
総受け
モニョる
でつまつ
がんがれ
公式カプ
あとは?
〜だとオモ
漏れ
とかも
+参考資料+
ctri+F検索によるこのスレでの「NGワード」使用回数
(ただし、自発的に使われたものに限る)266まで。
総受け 3(うち、煽り系1)
受け 2
でつ 1
まつ 1
モニョ 1
がんがれ0
公式カプ0
漏れ 0
言葉遣いでスレの雰囲気が腐女子っぽく
なってるとか言った奴!…いや、蒸し返すのはやめる。
とにかく、これなら今までどおりでいいと思われ。
今更気付いた私もマヌケなんだが。
>ハルがどう誘うか
ビアンキ・ランボ・リボーンの三強在宅の自宅では
難しそうですね。ツナが無理そう。むしろ必死に
止めたりして…。ハルの家とか?
269 :
ランピン:04/11/25 00:01:20 ID:c6UKMcOf
とある町の昔ながらのラーメン屋。一日のうちで最も忙しい夕飯時、少女は元気に働いていた。
可憐な少女だった。大きなつり目に広いおでこにおさげ髪。
汗水たらして健気に頑張るその姿は仕事疲れの男たちを癒すには充分すぎる。
「ねーちゃん、ビールもう一杯!」
「こっちは替え玉一丁頼むよ!」
「はーい! 少々お待ちくださいませー!」
お世辞にも上品とは言えない店だったが、少女はこの店が大好きだった。
ここはいつも活気に溢れ、生きる元気を与えてくれる。
若くして故郷を離れ一人異国の地で生活する少女にとって、この店は単なる職場ではなかった。
目の回るような忙しさも一段落し、閉店の時間が迫ってきた。
もうすぐオーダーが打ち切られる。そんな時にガラガラと戸を開ける音がした。
多分今日最後の客だ。精一杯おもてなししないと。
「いらっしゃいま…って、なんだ、あんたか」
「なんだとはなんだ、僕は客だよ」
入ってきたのは少年だった。年の頃は少女と似たりよったり。
目を引くのは高い背丈とぼさぼさ頭、そして西洋人らしき整った顔立ち。
もう秋だというのに胸のはだけた服を着て、ぽりぽりと頭をかきながらカウンター席に座った。
いつもと同じ席、いつもと同じしぐさ、そして注文も、
「いつものやつ頼むよ」
この少年はいつもこれだった。
270 :
ランピン:04/11/25 00:01:54 ID:c6UKMcOf
店主はいかにも嬉しそうに
「やあランボ君! どうしたんだい最近来てくれなかったじゃないか!」
「ああちょっと風邪をひいちゃいましてね。ようやく治ったんでラーメンでも食おうかな、と」
それを聞いた店主、ははあと一人納得した様子で
「なるほど、最近イーピンが妙にそわそわして落ち着かなかったのはそのせいか」
店の隅でテーブルを拭いていた少女は、それを聞くなり振り向いて
「ちょ、何言ってるんですかおじさん! もう、ヘンな冗談はやめてください。
こんな奴がどうなっても私は知ったこっちゃないんですから」
「はっはっは、まあそういうことにしとこうか」
店主は大人の余裕で少女の反論を受け流した。
「そこまで露骨に嫌われるのも面白くないなあ」
少年のつぶやきは少女の耳にも入ったが、少女は無視を決め込むことにした。
深夜になってようやく店の後片付けも終わり、少女は帰路に着いた。
ここからアパートまでは目と鼻の先だ。目をつぶっても家には着ける。
満天とまではいかないまでも美しい星空を見上げて歩く少女の前に、先ほどの少年が現れた。
「やっと終わったのかい。相変わらず良く頑張るね」
そういうあんたはこんな時間に何の用なのよ、と言う前に少年は手に持っていた物を少女の前に差し出した。
「これ、お礼だよ」
「お礼?」
見ればそれは可愛くラッピングされた箱だった。
271 :
ランピン:04/11/25 00:03:28 ID:c6UKMcOf
「心配してくれたお礼」
「べ、別に心配なんか」
「感謝してるから」
それだけ言うと少年はぶっきらぼうに箱を手渡した。
「何よ、もう」
そう言いつつ突き返す訳にも行かず少女はそれを開けた。
まったく期待していないと言ったらウソになる。
中に入っていたのは手袋だった。綺麗な赤い手袋だった。
「これから寒くなるだろう? だから役に立つと思ってさ」
「これって…」
「気に入ってくれた?」
少年は微笑んだ。
その表情に一瞬少女は目を奪われる。一度だけ少女は少年に話したことがった。
あんな手袋が欲しいなあ、でもちょっと高いよね…。
そんなに最近の話ではなかった。けれど少年は覚えていた。
少女も微笑んだ。頬を赤らめて微笑んだ。
いつもそうだ。いつもこいつはこんなふうに私を戸惑わせるんだ。
ずっと、ずっとそうだ。
272 :
ランピン:04/11/25 00:04:00 ID:c6UKMcOf
少年の右手が少女の左手を握った。
二人は並んで歩き出す。
何も話さず、どこに向かうでもなく、ただ寄り添って歩いた。
どれほどそうしていただろうか。
「イーピン」
少年が口を開いた。
少女が左を向く。少年の唇が見えた。
いつの間にこんなに大きくなったんだろう。昔は私より小さかったのに。
少女は見上げた。少年の瞳に自分が映る。
それは優しくて、でも今までになく真剣な瞳だった。
「好きだ」
少年は言った。小さな声で。握っていた手に力を込めて。
「うん」
少女はうつむいた。手に力を込め返した。
「私も」
少年の手が少女の肩を抱いた。
二人は目を閉じて、
それは少女にとって初めての感触だった。
はいこれで終わりです。
本来ならばここからエロシーンに突入するべきなのですが…力尽きました。
他の皆さんの作品に期待してます。
乙〜!!萌えました!!
なんだか純少女小説っぽい……!!
ラーメン屋の店長がいい味出してますね〜。
またの投下期待してますw
ランピンってこんなにいいもんだったのか…
乙です!なんか目覚めました!
276 :
名無しさん@ピンキー:04/11/25 13:33:39 ID:yauSWpw9
乙!イーピン禿萌え。
すまん。
「イーピン」て名前に不覚にも笑ってもた。
しかし幼馴染みランピン(・∀・)イイ!!
10年後も「カリフラワーのおばけだぞ〜」ってイーピンを追いかけてるランボ推奨。
もちろんベッドの上でチソコを指差しながらな!
ランピンキタ!!
凄いいいよ!イーピン可愛いしランボさんが照れ屋でいいよ!!
時々10年前のランボが出てきて、それを見たイーピンが爆発したり
10年前のイーピンが来て爆発したりとか、ありそうでいいなこの二人
身じろぎした頬に、何か冷たいものが触れた。
―――いや、違う。
オレは、床にうつぶせに這いつくばっていた。
何が何だか思い出せない。
趣味の悪い緑色のリノリウムから顔を引き剥がして、オレはまわりを確かめようとした。
「・・・ッ・・・てェ」
体を支えようとした右腕に激痛が走る。見ると肘の下辺りが熱を持ち、腫れ上がっていた。
左手で押さえて痛みをやり過ごすが、少なくとも骨にヒビくらいは入っていそうだ。
「・・・んだ・・・ここ・・・・・・!?」
目を疑った。
明かり取りの小さな窓しかない狭い部屋は、壁際に並ぶ書棚やホコリの積もった
スチール机からしてどう見ても学校内の資料室かどこかで、何故そこにオレと
この女が転がっているのかが―――まったくもって謎だ。
『・・・ああ、起きた?お早う、獄寺隼人。さすがに待ちくたびれたな』
驚いて声を上げそうになって、なんとかそれを飲み込む。
タルそうな声。
生ではない、機械を通した音声が、いきなり近くで聞こえた。
窓からの光を見るとまだ陽が出ている時間のようだが、それでも普通の教室に
比べたら薄暗くて気付かなかった。
オレが転がされていたすぐ近くに、小型のスピーカーが置いてある。
声はそこから出ていた。
「テメー・・・ヒバリ、か?」
『そう。まさかとは思うけど、さっきのを覚えてない?』
―――あー、思い出した。
あの応接室で・・・またカチ合っちまって、オレは、こいつに。
『相変わらず弱いね、君』
殺ス!と叫んで食ってかかりたくても、目の前に実体が無い相手にはなすすべもない。
悔しさで震えるオレの姿が見えているかのように、ヒバリは『無駄だよ』と
気に障る笑い声を立てた。
「クソ・・・」
立ち上がろうとしたら右腕だけでなく全身が痛む。
だが徹底的にはやられていない、それが逆にオレのプライドを傷付けている
事もヒバリにはお見通しなんだろうが。
『痛い目をみたご褒美をあげよう。あ、そこ、外からカギをかけてあるからね、出られないよ』
もう確実だ、ヒバリの野郎には見えている。
スピーカーの他にもこの雑然とした部屋のどこかに小型カメラでも仕込んで
あるんだろう、オレの行動を先回りして制しやがった。
それでもたった一つの出口に近寄って確認すると、そのドアは特別教室に
付属してる準備室なんかに普通にあるような、木製のもんじゃなかった。
「な・・・んで!!」
愕然とした。牢屋かよ。
左手で思い切り殴りつけるが、びくともしない。
その扉は部屋の様子から明らかに浮いていた。あまりにも不自然だった。
後から取り付けられたのが一目瞭然な鉄製の扉。カギ付き。
「こりゃーなんのおふざけだよ、あァ!?」
ヒバリの言葉通り、押しても引いても開かない。
蹴飛ばしてもガンッという重い音と、右腕に走る痛みだけが残された。
『出たい?』
「・・・」
なぶるような口調に、返事なんて出来るはずもない。
普段から服の中に隠し持っているダイナマイトを探るが、当然というべきか、取り上げられていた。
目を走らせた小窓は、ブチ破っても人が出入り出来る大きは無い。
噛み締めた奥歯がギリギリと鳴った。
『まあ、出たくない筈ないだろうから・・・もっといじめてあげたいのは山々だけど、
暗くなるまでそんなに時間も無いしね、今回ははしょるよ。
というわけで・・・今から僕の言う事を実行出来たら、そこから出してあげてもいい』
要求はロクなもんじゃないだろう。知っていた・・・けど。
こいつの持ち出した条件は、オレの予想をはるかに超えるえげつなさだった。
『その子、僕の見てる前でやってみてよ。そしたら無事に出してあげる』
内容を理解するのには、それなりの時間を要した。
―――やる?
やるって、何を?
『あまり直截的な事は口にしたくないな・・・つまり、抱けって事』
「・・・はぁぁ!?な、なに・・・言ってやがんだ貴様・・・!!!」
『君がやらないんなら僕が直々に手を下してもいいよ。結構かわいい子だしね』
「・・・!」
『どうする?君が嫌なら断ってもいい。その場合、君はそこから出してあげるけど、
その子は君でなく僕の手にかかる。それだけの話だ』
「何がそれだけだ!ドタマのイカレたヤローだっつーのは知ってたが・・・
悪ふざけもたいがいにしやがれ!!何が目的なんだよ!」
『目的は・・・力も無いくせに突っかかってくる目障りな君を苦しめるのが、
それなりに面白そうだから、かな。ああ、断っておくけど脅しは本気だよ。
早く結論を出してくれないと、さっきも言ったように時間が無いから、君に
選ばせるまでもなく僕がいただく』
10代目の、嫌悪に歪む顔が浮かんだ。
10代目には好きな女がいて、それは―――それは、こいつじゃ、ない。
―――だけど・・・。
オレがやっても、オレだけが逃げてヒバリにやらせても、どちらも地獄だ。
「う・・・ん・・・。あれ・・・どこでしたっけ、ここ?」
呻きながら目を開けたハルを、オレはきっと血の気の引いた真白な顔で見ていた。
と、ここまで書いたのですがこの後が行き詰ってしまいました・・・。
既出のランハルと獄ハルSSについての扱いは保管人様のご判断にお任せします、
保管庫の設置本当にお疲れ様です・・・。
うわー場をわきまえない書き込みでせっかくのいい雰囲気を悪くしてしまって
すいませんでした。
攻受を使うのは腐ジャソルのみなんですか・・・引かれるのを覚悟で白状すると
リボの他で腐活動していたもので確かに腐女子なんですよ・・・気を付けますね。
ランハルと獄ハル職人さんって同一?
二作とも(三作)楽しませていただきました!
どれもこれも萌え萌え!まさに神技ですなw
腐女子がどうこう言うのは気にしないで…とは言えませんが、
(職人がそれで潰されていくのをいくつか見てきているので)
煽りの一種として頭の片隅にごくごく軽くとどめておくといいと思います。
また、職人から性別を曝すのは煽りの起因となるので
今後は避けた方がいいと思いますよー。
>>278 スゴい親父ギャグだなw
>>283 グッジョブ!!
普通に有り得ない状況設定なのに
「リボーンだから」「ヒバリだから」で
違和感がなくなるあたり、この漫画の荒突無形さをものがたってますな
笑っちゃいけないんでしょうがヒバリの全科白に禿藁w
腐女子云々については↑にも出てますが余り気にしない事を進めておきます。
もう手遅れですが自分から性別明かすなんて
悪質な煽り呼び込むだけなんで止めた方がいいですよ。
age
287 :
SS保管人:04/11/30 00:59:22 ID:tneaK1CQ
今週号でディーノに禿しく萌えた…!
部下はいるけど愛人はいないみたいだから
ツナがハル(もしくは京子)を連れているのを見て
どう反応するかが今から楽しみだ。
顔を真っ赤にしてうろたえたりしたら萌える。
ハルの前ですっころんでハルが慌ててかばってたりするといい。
前も誰かが言ってたけど
主人公なのにツナが全然出ないスレだな、ここw
性格的に仕方ないのか…ツナハル萌えなんだけど。
個人的に、ツナを思いながら一人エッチするハルに萌え。
小説書きたいけど、文章書いたこと無いからなぁ…
>>289 文章書いたことない〜なんて、初めは誰だってそうさw
エロは自分の妄想が一番直接的にだせるから試しに挑戦してみるといいとオモ。
という自分は現在修行中の書き手………_| ̄|○
↑は自分への言葉。
保管人様、乙です〜。
ただ、まだ職人方からの返事がきていないものもあるんですけど…いいのかな?
職人様方返事待ちage
人いないなー
仲間と愛人は違うため女の前では活躍できず
恋人のいないディーノで何かきぼん
ハルツナを求めてきたのに山ハルに禿萌え!
山ハルの続き待ってますw
295 :
199:04/12/05 22:26:45 ID:y9IwYl1L
久し振りに来ましたら、保管庫収納されてたのですね。
保管人さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
自分の作品があんな立派な場所にあるってのは、嬉しい限りです。
最近忙しくて続きが書けないのですが、保管収納御礼として、
少し投下します。完結は今週をめどに・・・。
他の職人様の作品も楽しみにしております!!
耳元から唇を離すと、再びハルを見下ろす位置まで体を起こす。
「駄目か・・・?」
そんな視線を向けられると胸がいっぱいになり自然と泣きそうになる。
――駄目な訳じゃない、好きだから、受け入れられる。
こんな風にキスする度に意識してきたこと。
でも、想像はしていたけれど、いざとなるとその一歩を踏み出すことは出来なかった。
持て余し気味の熱と、未だに残る先程までの唇の感触がもどかしい。
「あ、あの、でも、その・・・・、ハルはっ、は、初めてですから・・・」
か細く、最後の方は恥ずかしさに消え入りそうになりながらも、答えた。
波打つ鼓動と連動するように指が震えている。
赤くなった頬を、ゆっくりと掌で包み込まれ、さらに顔が近づく。
「うん」
短い一言と共に降ってきたのは優しいキス。
それはたった一回だけ、触れるだけのものだったけど、唇からじわじわと新たな熱が広がる。
重なったときと同じようにゆっくりと遠ざかる唇の輪郭がリアルで、
潤む視界を振り払うように瞳を瞬かせる。
「・・・優しくする」
――こくんと、息を呑んだ。
今迄だって真剣な表情は見たことがある。
『好き』って、互いの想いを伝え合ったとき。応援に行った野球の試合。
その度にドキドキして、また好きになって。
でも、今回はそんなもんじゃなくて、もっと最上級のもの。
「――ハル」
こんな熱っぽい、端正な獣の視線から、自分は決して逃れられない。
けれども、もとより抗う気持ちなんてないのだと気付く。
自分よりも、固く引き締まった身体に回した腕を、きゅっと締めた。
これ以上縮める距離なんてないはずなのに。
だって今の、こんな気持ちの表情なんて見られたくない。
「――ゃ、約束ですよ・・・」
吐息に紛れてしまう程に小さく小さく囁いた返事は、しっかりと山本に受け止められた。
「好きだよ、ハル」
何回、何十回と聞いても慣れないその言葉が、耳の奥でこだまする感覚に背筋が反応した。
続きキタ―――――(゚∀゚)―――――!!
ハルたん可愛いよハルたんw
な、なんか急かしちゃったみたいでスミマセン…(;´Д`)
続き楽しみに待ってます。
ツナハルキボン(´д`) ツナさん意外に汚されるハルタンは見たくない...
ツナ好きの職人は漫画サロンに行くので、あまりこっちには来ないと思われ。
ここが賑わっていればそのうちツナハルも来ると思うぞ。
まずは見たくない〜等といったネガティブな意見を吐かず
目の前の萌えにハアハアすべし。
かく言う自分はツナ京萌え。
激しく外出だけどリボーンで人気のカプってなんだ?
前は獄ハルが1番多かったみたいだが。
自分はランイー萌え。
304 :
名無しさん@ピンキー:04/12/07 09:02:24 ID:l4PE9QgX
>>302 自分はハル単品で萌えだったんだが、
ここの影響で今は山ハル。
しかし別物でツナ京も好きだー!
京子ちゃんカワエエ(´Д`)
特定のカプキボンされると職人さんが投下しづらくなるんじゃないか?
全てに萌えろ。
特定のが続くとかでなければ、〜キボン、〜萌えなレスに萎えることはないよ。
むしろ住人がいてホッとする。
新たな萌え分を見つけたりもするしねー
……と、書き手の戯れ言ですが。お気遣いサンクスコ
自分はヒバハル萌え〜ノシ
99さんの新作待ちw
あとディノハルとかも良いなと思ってしまったよ……
本編で絡んでない方が妄想を刺激される………
ツナハルが一番好きなんだけど、ここの影響で山ハルとヒバハルも…。
ビアンキ×獄寺も見てみたい。ツナ京も好きだ。
307たんが言うようにディノハルも良いなぁ…。ディノビアとかもいいかもなぁ。
………もしかしてなんでもいいんじゃないのか、自分…?
age
ビアンキ萌えだから、ビアンキ絡みならなんでも好き。
ツナハルキボン!!
ホント頼みます(´ω`)
ツナハルみたいけど、シチュが全く浮かばない(;´Д`)
ビアハルとかならまだいけるやも……
そろそろ山ハルの続き来るかな?ドキドキ
今週、ヒバリイーピンなフラグが立ったわけですが、
自分もシチュが思い浮かびません…
ヒバキョウがみたいわあ
ケガしてるツナを無理矢理襲うハルたんキボン!!
316 :
名無しさん@ピンキー:04/12/18 00:05:38 ID:v6fPI1am
ハルツナよりツナハルを読みたい自分だが
やっぱりシチュを考えるとハルツナになっちゃうよなー。
死ぬ気弾をどうにか活用できないか。
迫るハルを思わず押しのけてしまい、リボーンに「お前は今ハルのことを
とてつもなく傷つけたんだぞ」と言われ、直後死ぬ気弾発射。
後悔内容は、ハルの気持ちに応えられなかったこと。
死ぬ気モードのツナに押さえ付けられ、激しく愛撫されるハル。
時間が過ぎ、正気に戻るツナだが、中途半端な状態のハルは我慢できず
ツナの手を導く。真っ赤になりながらも、たどたどしくエッチする二人。
…ってな感じのはどうだろう。
ごめんあげちゃった。
ソレダー(゜∀゜)!!
書いてクダサイ...
>>316 ソ レ だ!(゚∀゚)
是非書いて下さい。
>>314 その二人だと、薬(病院から調達)使っての拉致監禁ものになりそうだ……
321 :
316:04/12/19 00:01:11 ID:sB/XZPrT
同意してくれる方がいて嬉しいです(*´∀`*)
とりあえず、出だしだけ書いてみました…文章初めて書くので
至らないところが多々あるかもしれませんが…
322 :
ツナハル:04/12/19 00:01:50 ID:sB/XZPrT
その日は、ハルの様子がなんだかいつもと違った。
ツナは、ジュースを注いだコップをテーブルに置く。
今日は母親が学生時代の旧友と遊びに行くとかで、
朝から留守にしている。する事も特に無い休日、ツナは
部屋でひとり、何をするとも無しにのんびりしていた。
そんな時だ。
リボーンが、何やら思いつめた顔のハルを部屋に連れて来たのは。
323 :
ツナハル:04/12/19 00:02:55 ID:sB/XZPrT
「………」
ツナは、床に座ったまま固まっているハルに、どう声を掛けて
良いものか迷った。
部屋に入ってから約5分間、ハルはずっとこの調子で固まっている。
いま目の前に置いたジュースすらも目に入っていなさそうだ。
ハルを連れて来た張本人のリボーンは、さっさとどこかへ行ってしまった。
「……。……あの…ハル?」
「はひ!!?あ、ななな何でしょうツナさん!!?」
あまりに過剰な反応に、声を掛けた方が動揺してしまう。
「あ…い、いや、ジュース…飲まないのかなって」
「えっ!?あ、あっ、はひ、いただきますっ!」
顔を真っ赤にしながらコップに口をつけたハルは、途端に
勢いあまってむせてしまった。
「ちょっ、大丈夫ハル!?」
「はっ、ゲホ、はひ、すいませ…」
息を付き、むせたせいで涙目になりながらも、ハルは決意したように
きっ、とツナに向き直る。
「ツナさん!」
「え」
言うや否や、ハルはずい、とツナの至近距離まで近づき、そして
体ごとぶつかるように、ツナを――押し倒した。
「………え、えええ!?ハッ、ハル!!??」
「き、今日ハルは…決めた、んです。それで来たんです」
324 :
316:04/12/19 00:06:06 ID:sB/XZPrT
とりあえずここまで。ハンパでスミマセン(つД`)
キターーー(゜∀゜)!! 是非とも続きギボン!!
>>323 続き頼みます... マジで(*´д`*)
327 :
名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:28:45 ID:1dXq2u94
328 :
327:04/12/20 22:06:16 ID:1dXq2u94
329 :
316:04/12/22 00:48:35 ID:h/oX8y9P
ツナハルの続き、投下させていただきます。
文章って難しい…なかなかエロに辿り着かない…。orz
「きっ、決めたって何…ていうかまずいからこの体勢――!!」
「わわわかってます!!そのために来たんですから!!」
真っ赤な顔で、大汗をかきながら、まっすぐにツナを見おろすハル。
「だ、だから何を…」
「………。…っ、ツナ、さん、ハルを……」
一瞬の沈黙。ハルが息を飲み込む音がやけに大きく聞こえた。
「ハルを、…ツナさんのものにしてください」
目を大きく見開くツナ。
「何言っ――――」
言いさした瞬間、
他のものが視野に入らない位大きく、ハルの顔。
「……ハ」
「ツナさん……」
消え入りそうな程の、微かな声。震えているように聞こえたのは気のせいか。
そして、――ゆっくりと空気が近づき、唇に何かが触れるか触れないかのその瞬間――
「っ……だっ………ダメだって―――!!!」
「はひぃっ!!?」
肩口を押され、ハルはツナから勢いよく引き剥がされた。
「………あ……」
二人きりの部屋。
カチ、コチと、時計の音だけが妙に耳に響く。
ツナは恐る恐る、目の前で呆然としているハルを見た。
「…ご……ごめんハル…えっと」
「………。」
「…あの」
と、ハルはすくっと立ち上がると、おもむろにドアの方まで歩いていく。
「あ、あの…ハ」
「ツナさん」
振り返り、ハルは何事も無かったかのような笑顔でこっちを見た。
「えへ…ごめんなさいです。ハルが悪かったです」
「え、あの」
「お邪魔しました」
バタン。
扉が閉まり、ひとりツナは部屋に取り残される。
カチ、コチと、時計の音だけが妙に耳に響いた。
「………。」
ただ、呆然とドアの方を見るツナ。
今の出来事がまだ混乱した頭で整理できず、ツナはただ
部屋の真ん中でひとり呆然としていた。
「……。……えっ…と」
「お前は今アイツをとんでもなく傷つけたんだぞ」
突如背後から掛かった声。
ハッと我に返り、ツナは声の方向――窓の方を振り返る。
「リボーン!!」
「仮にもマフィアのボスになろうと言う奴が情けないぞ」
「何言って…っていうか見てたのかよお前!!?」
「当たり前だ」
とん、とリボーンは窓のさんから飛び降りる。
「ハルの奴をたきつけたのは俺だからな」
「はぁ!?」
「マフィアのボスたるもの、ある程度の女性経験は必要だろうと思ってな」
「なっ…大きなお世話だよ!!ていうかハルの様子がおかしかったのって
リボーンのせいだったの!?」
「俺じゃないぞ」
リボーンは一度ドアの方を見た。
「ここに来て、ツナに抱かれようと決めたのはあくまでハル自身だ」
「抱か…」
「もう一度言うぞ」
開いた窓から風が吹き込んだ。
「お前は、ハルをとんでもなく傷つけたんだぞ」
333 :
名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:04:35 ID:dKreXKaI
ゲトズサー
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
⊂(゚Д゚⊂⌒^つ≡3
334 :
名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:07:36 ID:dKreXKaI
キタ―――――!!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
⊂(゚∀゚⊂⌒^つ≡3
ツナハルイイ!!素晴らしい!!
展開の滅茶さやキャラクタが
原作のノリに凄い近くて私的に違和感0です!
このままつっぱしってって下さい!
続きキタ━━━━!!
もう萌えすぎて言葉が出んとです(*´д`*)
京子ちゃんで強姦ものは想像つかないな…
既に外出だけど
>>420ヒバハルで見たい。
あと今週でディノビアとかも良い気がした。
ツナハルの続きを禿しくキボンヌ。
ディーノとビアンキイイ(・∀・)!!かも。
しかしシチュが中々浮かばない…
そもそも誘うのはどっちからだ?
山ハルの続き、ツナハルの続き、99さんの次作、
待ってますよ〜age
ツナハルの続きは...
まだですか?(´ω`)?
急かさないように。
書き手には都合があるんだから。
つっても職人さん方の同行が気になる…。
自分、ハル受けなら相手はツナに限らず読みたい。
なんたが不愉快な流れも少しあったけど。
獄ハルや山ハルはもう読めないんだろうか…?
343 :
獄京:04/12/30 22:17:48 ID:iul96A+p
「ありがとうございましたー」という店員の、
間延びして投げやりな声を背中に受けながら、わたしたちはコンビニを出た。
もう夜は遅い時間だったけれど、街の灯りはまぶしいくらいに光を供給している。
その代わり、人の姿はない。そこにはわたしたちだけだった。
他には、発情した、猫の鳴き声。
獄寺くんの家にはすぐ着いた。
ポケットから鍵を探す背中をうしろから眺める。
わたしよりも少しだけ高い身長。
獄寺くんは扉を開けて、わたしを迎え入れてくれた。
そしてわたしは、ためらいもなく部屋の中に入る。
344 :
獄京:04/12/30 22:21:16 ID:iul96A+p
獄寺くんは部屋の明かりを点け、テーブルの上にコンビニの袋を置いた。
コツ、と硬い音がする。袋の口から銀色の缶のふちが覗いた。
ビールは獄寺くんのぶんで、チューハイはわたしのぶん。
わたしはお酒が飲みたかったわけじゃない、と
わたしは自分に向かって言い訳をする。獄寺くんがどうしても言ったからだ。
獄寺くんは得意げにお酒の缶をレジへ持っていった。
けれど清純は、自分が大人に見えるとでも思っているのだろうか。
確かに周りの同年代の男の子に比べたら大人びてしまっているところがあるけれど、
あの死んでいるような目をした店員は、
本当に獄寺くんが成人だと思ったから何も言わずにレジを打ったのだろうか?
345 :
獄京:04/12/30 22:24:37 ID:iul96A+p
わたしは後ろを振り返った。
彼はもう、トレーナーとシャツを脱いで上半身を晒していた。
そんな格好でも寒くないくらいに、暖房がよく効いている。
獄寺くんはわたしと目が合うと悪戯を思いついたような笑顔を浮かべ、
そして猫のようにわたしにのしかかってきた。
わたしは獄寺くんの重みに負けてソファに倒れた。
獄寺くんはマメだらけの長い指で、わたしのシャツのボタンを外していく。
左腕より、右腕のほうが少しだけ太い。
ひじとひざは骨ばって細くとがっていて、あたると痛い。
前髪が伸びすぎて、目にかかっている。
そして、腹筋はよく鍛えられているのに、
背中は柔らかくて、大きくくぼんでいる。
346 :
獄京:04/12/30 22:27:27 ID:iul96A+p
わたしは清純の背中に手をまわした。
獄寺くんはボタンを外しにくい体勢にされて、少し不満そうな表情を浮かべる。
ばかみたい、と思った。自分も、獄寺くんも。
だけどどちらかと言えば、自分のほうがばかだ。
わたしがまだこの行為にこんなにもリリカルな感情を持っていると知ったら、
獄寺くんはわたしをばかにするだろうか?
獄寺くんの顔が見えた。この顔が好きだ、と思う。
それだけじゃない、獄寺くんのすべてが好きだ、とも思う。
でもそれって大人の恋とは程遠いのかな?
と、自分に問いかけながら、わたしは流れに流されてしまわないように、
背中にまわしたその手で、まだ少年のように柔らかい肉をそっとつまんだ。
347 :
獄京:04/12/30 22:29:15 ID:iul96A+p
(´-`)。о(これ京子ちゃんじゃないな…)
348 :
獄京:04/12/30 22:56:00 ID:iul96A+p
>>346 名前、清純になっててすみません…
打ち間違いです。
349 :
獄京:04/12/30 23:04:46 ID:iul96A+p
獄寺くんは、学校では他人のように振舞う。
正確に言えばツナくんが側にいるとき、だ。
だからこうやって獄寺くんの家についてきては、行為を繰り返す。
初めてキスをした時笑い顔とも泣き顔ともいえない微妙な表情を作った。
きっとツナくんに負い目を感じているのだろう。
だけど私はそれに気づかない振りをする。
(いまだけは、私の、ものでしょ?)
350 :
名無しさん@ピンキー:04/12/31 00:24:15 ID:oltYx8tc
>>348 打ち間違いっつーか、直し忘れでしょ?
折角落としてくれてるのに失礼かもしれんが、
使い回しはどうかと思うぞ。
水を差してスマン。
>>348 とりあえず乙
文章は凄い好きなので新たな書き手さんになってくれると嬉しい。
352 :
343:05/01/01 15:08:45 ID:TajCislb
>>350さん
そうです。直し忘れでした…。
自分でも使いまわししたこと後悔してます。
その上リボーンの作風にも合ってません。
すみませんでした…
>>351さん
有難う御座います!
拙い文章ですみません。
正月は暇なんで獄ハル書いてみました。
需要はなさそうですが、とりあえず投下します。
353 :
獄ハル:05/01/01 15:10:25 ID:TajCislb
「ハル、合格おめでとう。よくやったな」
リボーンの一言と、安いプラスティックのグラスがかち合う音がして、みんなが笑う。
今日はハルの名門私立高校の、合格祝賀会なのだ。
「皆さん、今日はハルのために有難う御座います!
嬉しくて泣いちゃいそうです〜!」
「ホント、ハルちゃんは頭良いよね。スゴイよ!」
「ありがとうございます、京子ちゃん!」
「俺たちは公立だからまだ受験終わってし、ハルがうらやましいよ」
「はひっ、ツナさん、でもハルはツナさんと同じ学校に通ってみたかったです…」
「お前みてぇな女が四六時中一緒じゃ、10代目が哀れだぜ」
「隼人、ハルのお祝いなのにそんな風に言うものじゃないわ」
「ギャアア!姉貴!いたのかよ!」
バタン!!
いつもの倒れる音がして、またみんな笑った。
「でも、ハルが通う高校は他県なんだろ?寂しくなるなー」
「山本さん…そうなんですよね・・・
ハルは皆さんと離れるの、すっごく辛いです」
「ハルちゃん、感謝デーはこれからも一緒に続けようね!」
「はひ!もちろんです!引越し先で美味しいケーキ屋さん探しますね!」
354 :
獄ハル:05/01/01 15:11:37 ID:TajCislb
今日はいつものようにツナの家に集まらず、カラオケボックスに来ている。
このメンバーが揃うと近所迷惑になるので、防音出来る場所に決めたのだ。
隅の席で、獄寺がふてくされたようにウーロンハイを呷った。
「獄寺さん、もう気分は大丈夫なんですか?」
ハルは、一人会話の輪から離れている獄寺におしぼりを手渡した。
「…ああ、姉貴がリボーンさんと抜けて行ったからな」
「あんな素敵なお姉さんが苦手だなんて、ホント信じられません」
「…お前には俺の苦しみは分かんねぇよ」
今、ハルの隣に座るこの姉の存在によってナヨっちくなる獄寺のために、
何を血迷ったか、医学部を受験して受かった。一発で。
ハル自身、獄寺のこの症状を治すために医者を目指すなんて
馬鹿げてる、と考えている。
今までツナばかり追いかけてきて、その側に必ずいる獄寺の方に、
いつのまにか心が奪われていたことをすんなり認めることが出来ないでいた。
(ハルは、将来マフィアのボスになるツナさんが、危険な目にあって、
怪我をした時にお役に立ちたいから、医者を目指すんです!)
355 :
獄ハル:05/01/01 15:13:15 ID:TajCislb
中学生がお酒を飲むなんて。
生真面目なハルは獄寺が煙草を吸う事も良くは思えなかった。
ハルでなくても、獄寺のヘビースモーカーっぷりには呆れるであろうが。
「未成年なのに、よくお酒頼めましたね」
「あ?ここの店長は顔見知りなんだよ。だからわざわざ貸切にしといてやった。
その代わり店員は休んでるけどな。
ま、それでもてめぇなんかにもったいねー合格祝いだ。」
(ヤンキーは義理人情に厚いって本当なんですね・・・)
意地悪なんだか、照れ隠しの口悪さなのか。
けれど、ハルはまた胸を締め付けられたような甘い気持ちになった。
「…何ぽーっとしてんだよ、今日は店員いねーんだから、
お前が率先して飲み物やつまみ持って来い。」
「…今日はハルが主役ですよ」
しかし、言っても聞かない獄寺にハルはしぶしぶ動いた。
(獄寺さんは、人使いが荒すぎます・・・)
なんだかんだ言っても、頼られたことについ口元がにやける。
(前言撤回、かな・・・
獄寺はさんは、「なんかしてあげたくなっちゃう人」なんだ)
こっちにはそのつもりないのに、
ついつい手出しちゃうハルでした。(口も出すけど)。
356 :
獄ハル:05/01/01 15:16:23 ID:TajCislb
誤字や間違いが多すぎてすみません!
医学部というのは医療関係が強い高校だとおもってください。
大学と勘違いしてしまいましたorz
357 :
獄ハル:05/01/01 15:39:51 ID:TajCislb
「何だよ 、何見てんだよ。」
「はひっ、あの、獄寺さんって得だなぁと思いまして。」
「は?」
「あ、ビールのプルタブ開けられます?開けてあげましょうか?」
「…てめぇ…」
「ハールー!抱っこ!このばかよりランボ様のあいてして!」
「わあ、ランボちゃん危ないですよ、落ち着いて」
「こっち来んなバカ牛!あっちでガキ同士騒いでろ!」
「獄寺さん、いたいけなチャイルドはいじめちゃいけませんよ!」
このように和やかなムードの中(?)
ハルの合格祝賀会は何時間も行われた。
京子ちゃんと山本はまだ試験を残している受験生の身なので、
名残惜しそうに途中で帰っていった。
しかしツナと獄寺は最後まで残った。
ツナも高校進学がかかった受験生であるが、ランボやイーピンが
どんなに騒いでも暴れても文句も言わず、黙って宴に付き合っていたところを見ると、
やはりツナも、別れは惜しいらしい。
358 :
獄ハル:05/01/01 15:40:16 ID:TajCislb
「それじゃ〜〜〜〜…」
「お疲れ様でした〜〜〜〜〜…」
明日が休みだというのをいいことに、始発の時間まで騒いでいたハルたちは、
誰にも見つからない時間を待って、解散することにした。
その取り決めがなされたのは、主役であるハルがグラスを洗っている時で。
(店員さんもなしで、お店だけ借りてるんですから、立つ鳥後を濁さずってヤツですよ。)
「ランボとイーピンは仕方ないから俺が連れていくよ」
「えっ、10代目、ハルはどうするんスか?」
「獄寺くん気づいてないの?案外鈍いんだね・・・」
「ブロッコリーのおばけだぞー」
「〜〜〜〜〜!」
「こら、お前ら行くぞ!」
「ちょ、待ってください10代目!」
みんな会話がかみ合ってるようなかみ合ってないような、
世界の自転を程よく身体で感じるような、そんな中。
「…あれ?獄寺さん?」
「……」
気付けば、カラスしかいないカラオケ屋前には、
ハルと獄寺だけが残っていたのだった。
359 :
獄ハル:05/01/01 15:45:43 ID:TajCislb
意外に几帳面な獄寺は、カラオケルーム内の片付けをしていたようだ。
ガチャン!!
降りたシャッターに、獄寺が鍵(多分店長から預かったもの)をかけた。
ハルはそんな獄寺の様子を見ながら物思いに耽った。
---これで終わりなんだなぁって、ぼんやりと何かが思う。
何が終わりかなんてことは、考えたくないけれど。
この送別会が終わり?それとも。
獄寺の目が赤く潤んでるのはお酒の所為なんだろうか、
それとも、獄寺も別れが寂しいのだろうか。
思ったとき、右手に触れた冷気に、全身に鳥肌が立った。
「…獄寺さん?」
「悪ィ、俺酔ったみてー。家まで送れよ。」
「普通、それって獄寺さんが言うことですか?」
「…細けぇことは気にすんなよ。」
眉を寄せて笑う、その横顔が、あまりに寂しかったから。
だから。
360 :
獄ハル:05/01/01 15:51:41 ID:TajCislb
獄寺、と大理石に彫られた表札から、ものすごい家が見えた。
獄寺さんはえーとこのおぼっちゃまだと、前山本さんが冗談交じりに言っていたけど、
それって本当だったんだなぁと、門をくぐって思う。
ガラス張りのサンルームの中で、眠っていたグレーの大きな犬は、
ビクリと飛び起きたけれど、獄寺を確認するとまた眠りについた。
「番犬にもなりゃしねぇな。」
獄寺さんだから、安心されてるんじゃないですか?
言いたいことはそれだったのに、何故か、
「はひ、獄寺さん小心者ですから…相手にもならないって思われてるのでは?」
口に出たのはそんな悪態で。
(ハルはホントに可愛げないですね・・・)
と、ハルは自分で自分を冷笑してしまった。
さっきからずっと繋がれたままだった手を「悪ぃ」と言いながらやっと開放してくれて
(別に繋いでって頼んだ訳じゃないですから、何も悪いことなんてないですよ獄寺さん)
獄寺は鍵を開ける。
さっき降りたハルの心のシャッターが、また少し持ち上がったような気がした。
361 :
獄ハル:05/01/01 16:06:13 ID:TajCislb
ふわり、鼻をつくのは獄寺の匂いで。
すれ違う時、シャツから香る、煙草と香水が混ざったニオイ。
最初はむせ返る程で香る度顔をしかめていた。
この匂いが今ではごく自然になってしまっていたこと分かり、
ハルはこの人の側に長く居たんだなって、今更ながら自覚した。
「なんか持ってくる、ちょっと待っとけ。」
「獄寺さん、ハルは帰…」
「ここまで来てそれはねーだろ。」
「…けど」
「今うち誰もいねーから、・・・もうちょっといろよ」
獄寺の家は両親が海外の仕事で留守なのはいつものことであり、
最近重大な仕事に取り掛かったとのことらしいが、それに備えて
今はお手伝いさんも海外にもある家のほうに付きっきりで滞在中だそうだ。
「で、でも、ビアンキさんが帰ってきますよ」
「姉貴は家にほとんど帰って来ねぇよ。
大体姉貴と一緒に暮らせるわけねーだろうが。体がもたねえ」
「じゃあ、このおっきなお家に獄寺さんは一人なんですね・・・」
「俺?俺は受験もあったしな、コイツと留守番。」
コイツと呼ばれたさっきの大きな犬が、獄寺さんの後をついて歩いて、
その姿がなんだかとても可愛かったので、不覚にもハルは安心してしまった。
(獄寺さんは、意外に人を和ませる才能があるかもしれませんね)
362 :
獄ハル:05/01/01 16:20:19 ID:TajCislb
「…そうだ、獄寺さん?」
「何だよ」
「あの、なんか今更なんですけど、ハイ」
カバンの中から、くしゃくしゃになった紙袋を渡す。
「冥土の土産か?」
「失礼な、それにその言葉使い方間違ってます。バレンタインのチョコですよ」
「お前が俺に?」
「はひ。受験があったんで大分遅くなっちゃいましたけど…この状況じゃ特別みたいに見えちゃいますか?」
「…特別だと思っちゃ悪ぃのかよ。」
「は、はひっ?でも、ハルと京子ちゃんから、皆さんへですから、
ツナさんと山本さん、リボーンちゃんとランボちゃんにも同じものが渡ってるはずですが」
「…バカ、てめーがくれっから意味があんだろ。」
「…今まで聞けませんでしたけど、ハルの好きな人知ってますか?」
「知ってるも何も、10代目ずっと追っかけてたじゃねーか」
「はひ、ツナさんは尊敬してます。でも、ハルの気持ちは、途中から
違う方向に突っ走っちゃたみたいです」
「…そんで、どこいったんだよ」
「…教えてあげません」
「…てめー言うようになったじゃねぇか」
363 :
獄ハル:05/01/01 16:21:13 ID:TajCislb
右手でくしゃくしゃの紙袋をもっとくしゃくしゃに握り締めて、
左手でハルの右手を握りしめて、獄寺はそのまま階段を登り始める。
何も言わずそのまま扉を開けられたら、その向こうからもっと獄寺のニオイがした。
そのニオイに、軽い眩暈を覚えていると、もっとダイレクトに近づく、香り。
ウーロン茶みたいな、お酒みたいな、
(ああ、そういえば獄寺さんはウーロンハイ飲んでたっけ)
そんなニオイと柔らかい感触を唇で味わって、痛いくらいに抱きしめられて。
「獄寺さ…」
「可愛くねーこと言うぐれぇなら、黙ってろよ?」
獄寺の皮肉げな、けどやっぱりどこか寂しそうな笑顔に見惚れているうちに、
ハルのコートが、そのまま床に落ちる音がした。
364 :
獄ハル:05/01/01 16:32:24 ID:TajCislb
可愛くねー女だと思ってた。
いつも文句ばっか言いやがって、10代目を敬うってことをしねぇ。
なまじ頭がキレて、弁が立つもんだから、ハルに逆らえる男なんかいなかった。
ハルに敵う男なんかいねーから、安心してた。
安心してたら、中学卒業間近だ。
黒のセーターの下から、象牙みてぇな色した胸が出てきたとき、
初めて我に返ったような気がした。
今更、ここまで勢いで持ってきといて確認すんのもアレだけどよ、
いいのか、聴きそうになった口を、「い」の形になった唇を、塞がれる。
いつの間にか(も何も、自分で脱いだ)肌蹴ていた胸元に、
ハルの生あったかい胸の感触と、ブラジャーのレースを感じて、
多分、はずしてもいい合図なんだよな?と勝手に解釈した。
そっと抱きしめるみてーに両腕を背中に回すと、一瞬 ハルの身体が強張って、
「…悪ぃ…イヤ…か?」
「はひっ、ちが…冷たくてビックリしただけです…」
思ってたより全然違ぇ、むちゃくちゃ可愛い答えが返ってきたので、
思わずその両手で一回キツく抱きしめてみた。
右の頬に ハルの髪を感じながら、たどたどしくフックを外す。
「…ちょっと意外です」
「何が」
「獄寺さん、慣れてるのかと思ってました・・・」
「…悪かったな」
365 :
獄ハル:05/01/01 16:43:29 ID:TajCislb
今まで女とこうなることがなかった訳じゃない。
けれど、その女ってのは、ちょっと訳アリだったり、
シャマルに無理矢理連れてかれた商売の女だったりで、
向こうはその気かもしれないが、獄寺はどうしてもそんな気になれないでいた。
そこまでして女としたいとも思わなかったし、
そこまでして、ヤりたい女もいなかった。
…けど、何だか。
(何で俺の指はこんなに震えんだよ)
心臓の音が、あまりに早いのが恥ずかしくて、獄寺はそのまま唇で ハルの耳を探す。
髪の毛ん中から見つけ出したそれを、唇で挟むと、 ハルの身体がまた強張った。
「感じた?」
意地悪く聞くと、 ハルは一瞬頬をかっと染めて、
「…そ、そんなこと聞かないでくださいっ!!」
と、答えた。
(…否定はしない訳だ?)
腹の底からなにかよくわからない感情が溢れてきて、
めちゃくちゃにしたいと思った。
今の今まで、臆病で何もできないでいた俺なのに。
「加減はしねぇぞ、悪ぃけどまともに女とすんの、これが最初だからな」
「…はひ、でも比較対照がないですから、どうだかなんてわかんないですよっ…」
366 :
獄ハル:05/01/01 16:50:43 ID:TajCislb
は?
「っもう、そんなビックリした顔しないでください!」
「お前…初めて?」
「…そうですよ!獄寺さんが変なこと教えたらそれが当たり前だと信じちゃうんですからね!
お、女の子にとっては一生忘れないものなんです!」
真っ赤になって、胸を、滑り落ちる下着ごと押さえてるハルが、
ホント、ホントに可愛いとか思ってしまって。
「…可愛くねぇこと言うぐれーなら黙ってろって、言っただろ…?」
震える指で何カッコつけてんだか、って我ながら思う。
「………。」
「凝視したまま、沈黙、しないでください…」
「いや、お前ホント、綺麗だな…」
思わず口をついた素直な言葉に、バッと視線を胸から ハルの顔へと上げると、
ハルもビックリしたように目を丸くしながら、
「はひぃ、な、何言い出すんですか…!!」
と、また胸を隠されてしまった。
何色というのか分からないけれど、ピンクみたいな、オレンジみたいな、
綺麗な色にそまったその胸の頂を、もう一回見たくて、腕を取り払う。
367 :
獄ハル:05/01/01 16:57:59 ID:TajCislb
は?
「っもう、そんなビックリした顔しないでください!」
「お前…初めて?」
「…そうですよ!獄寺さんが変なこと教えたらそれが当たり前だと信じちゃうんですからね!
お、女の子にとっては一生忘れないものなんです!」
真っ赤になって、胸を、滑り落ちる下着ごと押さえてるハルが、
ホント、ホントに可愛いとか思ってしまって。
「…可愛くねぇこと言うぐれーなら黙ってろって、言っただろ…?」
震える指で何カッコつけてんだか、って我ながら思う。
「………。」
「凝視したまま、沈黙、しないでください…」
「いや、お前ホント、綺麗だな…」
思わず口をついた素直な言葉に、バッと視線を胸から ハルの顔へと上げると、
ハルもビックリしたように目を丸くしながら、
「はひぃ、な、何言い出すんですか…!!」
と、また胸を隠されてしまった。
368 :
獄ハル:05/01/01 16:58:27 ID:TajCislb
何色というのか分からないけれど、ピンクみたいな、オレンジみたいな、
綺麗な色にそまったその胸の頂を、もう一回見たくて、腕を取り払う。
「ちょ、やです…そんなに見ないでくださいってば!」
「見てぇんだよ」
ペロリ、下から上へ舐め上げると、舌に適度にかかった重力の反動の所為で、
ハルの胸が少しだけ揺れる。
それが、なんかすげー官能的。
「…へへっ」
「…オジサンじゃないですかそれ…」
獄寺は嬉しくて、何度もその下から上への行為を繰り返す。
けれども頂点は避け、わざとその周囲だけを狙う。
その舌の動きを、少しずつずらし、舐め上げる舌が、 ハルの乳首の外側に移った頃、
ハルの身体が一度、目に見えるくらい跳ねた。
「…ぁ…!!」
「…へ、ポイント一個見ーっけ」
「…は、ぁ…」
力がなくなった ハルの身体を、舌で押し戻すように、
やっと乳首の頂点に舌先で触れてやると、さっきとは違った手ごたえで ハルが反応してくる。
右胸にも同じことをしてみるが、どうやら左の方が感度はいいらしい。
舌にダイレクトで通じてくる、心臓のリズムが脈動になって、
獄寺の血液も同じリズムを刻み始める。
それが、一点に集中するのも、分かっていた。
369 :
獄ハル:05/01/01 17:04:47 ID:TajCislb
ふと、 ハルの指がそっと獄寺のそこに触れる。
多分負けず嫌いなハルのことだから、
獄寺の成すがままになってるのが不愉快でそうした行為なんだろう。
予期してなかった感覚なだけに、獄寺も素直に反応してしまった。、
「は……!!」
短く甘い悲鳴を吐き出すとハルはまたビックリしたようにこちらを向いて、
「…獄寺さん、これ、気持ちいい…?」
甘えるような声で、
トランクスの上から優しく撫で上げては下ろすを繰り返した。
「…やべぇ」
獄寺の先端からは、もうみっともないくらい先走りが垂れてきてて、
器用に足を使って獄寺は下着をひき下ろすと、
獄寺は半身を起こすように、斜めに座り、その上に ハルを跨がせる。
空いた手で、 ハルの下着を脱がそうとする。
獄寺はそれよりも、気持ちが焦って、早くハル中入りたくて、
足を開かせると、そのまま薄い細い布地を横へずらし、
適度な湿度を指で確認すると、自分の腰をあてがう。
指よりも先に、何よりも先に、
ハルの中に入るのは、俺自身でありたいと願った。
370 :
獄ハル:05/01/01 17:11:33 ID:TajCislb
「…痛かったら言えよ」
「…はひ」
「我慢だけはすんなよ」
「…分かりました」
「握ってろ」
左手を、 ハルの右手に預ける。
多分今から傷だらけにされるであろうそれは、既に恐怖のためか白くなるくらいまで握り締められた。
「…いくぞ」
頷いた ハルを合図に、少しずつ腰を進めると、予想通り、硬直した入り口の難関。
「…お前ね、分かるけどもうちょっと力抜けって」
「…んっ、…そんなこと言ったって、」
「しゃーねーな」
さっき見つけたポイントを、舌で転がし始めると、
ハルの上半身が一瞬かくんと下がった。
ベッドのスプリングを反動にして、腰を進める。
とりあえずなんとか先が収まった地点で、膝立ち状態の ハルを見上げると、
うっすらと涙を浮かべた状態で訴えてきた。
371 :
獄ハル:05/01/01 17:13:34 ID:TajCislb
「…獄寺さん、痛い…。」
「早ぇよ。さっきの撤回、痛くて無理そうだったら言え」
眉間に力を込めて、きゅっとめを瞑る ハル。
ハルの中でも、覚悟が出来たらしい。
数ミリずつの進軍を再開すると、 ハルのパイプラインは何度も押し戻しを繰り返す。
下唇を噛んだ ハル、弱音は吐かねぇけど、そのパイプラインが、
主の苦痛を絶叫を代弁してるみたいに締め付けてきて。
「いったぁい・・・です・・・」
「…悪ィ、俺の方は良すぎてたまんねぇ…」
「は、ひ・・もう…全部…入りました…?」
「…そんなに小さくねぇよ」どのくらいの時間が必要だったんだろうか。
やっと ハルの中に全部飲み込まれた時は、もうハルも 獄寺も汗びっしょりで、
「…こんなの…一生…したくないです…」
それでもまだ強がりを言う ハルを、
獄寺は言えないぐらいに痛めつけてやりたかった。
けれどなけなしの理性で押しとどめる。
372 :
獄ハル:05/01/01 17:18:39 ID:TajCislb
長くなりすぎてすみません!
まだ続きます_| ̄|○
長編乙!!萌えたよー
打ち間違いなんて、気にシナイ(・∀・)!!
続き待ってます
ちゃんと漫画本編読んでるか?
これも使い回し?
>獄寺の家は両親が海外の仕事で留守なのはいつものことであり、
確認してみたけど獄寺の両親についての記述って
コミック内にほとんどないよ。
その辺は好きに作っていいんじゃないかな、リボーンだし。
少なくとも父親がイタリアの城住まいと2巻で描写されてるが>獄寺
日本に来ている事から母親の元に住んでる、って可能性があるぞ。
んで、名字が日本姓なのも母方から来てる所為とかいう説とか。
何にせよ、んな設定に突っ込みを入れる漫画ではないと思うんだが…。
使い回しじゃないって書き手も言ってるのにさ。
378 :
獄ハル:05/01/03 02:06:21 ID:ppDQqTZp
「せっかく挿れたのにアレだけどよ…一回抜くぜ?」
「…や…どうし…て…ですか」
「…挿れたはいいけど、この体勢じゃ動くモンも動きにくいだろ」
「…いやぁ…」
恐怖を訴えるハルから、勢いをつけて抜き取る。
そのキツイ締め付けに、それだけでイってしまいそうな快感を覚えて。
「…くっ…」
思わず漏れた快楽にハルは優しく微笑んだ。
「…やだ、獄寺さん…かわいいです…」
「っせぇ…」
そのままベッドに横たえると、今度は正常位で貫こうと試みる。
もっと拒否されるかと思ったのに、今度は殊の外、すんなりと受け入れられた。
「…んっ!!」
それでも苦しそうなのに変わりはないが、
多分さっき獄寺が引き抜いた時にくっついてきた、ハルの液が、
獄寺のことを受け入れているのだろうと分かった時、
さっきとは違う締め付けが、獄寺を襲って。
「……!」
根元から先端へ、流れるように持っていかれる快感に、
思わず目を細めると、ハルは勝ち誇ったように笑う。
そんな辛そうな顔してるくせに。
379 :
獄ハル:05/01/03 02:07:00 ID:ppDQqTZp
「…獄寺さん、気持ちいいんですか?」
「…余裕じゃねぇか…」
この期に及んで、まだ軽口を叩き合う二人は、
思ってるよりもずっといい関係なのかもしれない。
けど逆に、本当に手に入れたのか、そうでないのか、
繋がったままでも、やっぱり獄寺はハルのことが分からなくて。
好きだと言った訳でもない。
言われた訳でもない。
けれど、獄寺の心はこんなにもハルを求めている。
繋がったまま哲学する獄寺を、
自分が慣れるまで待っててくれてるのだと感じたのか、ハルは、
「獄寺さん…ハルは…大丈夫ですから…」
顔の横に置かれた獄寺の指に、そっと口付ける。
「痛かったら右手上げます」
「歯医者かよ」
その口付けられた人差し指で、頬をなぞってやると、
ハルは猫のように一度目を細めて、幸せそうな顔をした。
「…後じゃ余裕ねぇかもしんねぇから、今、言っとく」
「…はひ」
「俺、お前のこと好きだったぞ」
「…なんで過去形なんですか〜…」
ふふふ、鼻で笑って、ハルは顔を正面に戻した。視線が交錯する。
「ハルもでした」
380 :
獄ハル:05/01/03 02:07:32 ID:ppDQqTZp
そんな声を、どこで聞いたかは覚えていない。
そこから先、獄寺は腰を動かしまくっただけで。
ハルの身体が痛みで悲鳴を上げても、
その悲鳴を小さな呼吸に代えて吐き出す様子を、
どこまでもどこまでも愛しいと思った。
どうして、もっと早く思いを告げなかったのか。
(まったく、俺ってヤツは。時間を無駄に使う天才だよな)
「… ハル、イくぞ…」
「…ん…イイ…ですよ…!」
空が落ちてくるみたいな錯覚を覚えた時、獄寺は、
ハルを。今日のハルを。
一生忘れないように、どこまでも息を吸い込んだ。
吸い込んだ息が、熱になって、獄寺自身の先端から白い液になって、散った。
381 :
獄ハル:05/01/03 02:13:19 ID:ppDQqTZp
「…ヒリヒリします」
一瞬とも何時間ともつかないブランクの後、獄寺の横で ハルが唇を尖らせて言う。
「…ワリィ」
さっきから、獄寺はこればっかりだ。
「あは、まだ…獄寺さんが中にいるみたいです」
「変な感想やめろよな…!」
変ですかぁ?と笑ってハルが身体を捩る、くるり、獄寺の方を向いたその引力で
胸と胸の間にはタテ線は一本できていて、ごくり、獄寺は生唾を飲み込んだ。
ハルは、そのまま獄寺の鎖骨のちょっと下あたりに唇を寄せる、そして。
「ハルは、獄寺さんの匂い好きなんです…」
また、変な感想を述べた。
「獄寺さんの匂いだけは判別できるんですよ」
「犬みてーな奴…」
「はひ、いいじゃないですか、犬、好きですよね?」
「いや、好きだけどよ…」
「獄寺さんの匂いだけは、一生忘れないです」
忘れられない責任はとってくれますか?と、
獄寺の都合のいい脳が変換した。
俺もお前の匂い結構好きだったりして、
と。
抱きしめた身体が放つ、甘い、果物みたいな匂いに背中を押された。
これで終了です。
長々と申し訳ないです。
漫画は毎週立ち読みしてますが、細かい設定を覚えてませんでした。
できれば獄寺の家族の設定を見逃してもらえれば助かります。
二重や誤字脱字が多い文ですみませんでした_| ̄|○
またお邪魔する機会がありましたら宜しくお願いします!
長編お疲れ様でした!!
立ち読み派なのにわざわざSSを……!?ありがトン!
リボは設定を細かく気にする漫画ではないし
キャラの魅力は十二分に出てたのでしっかり萌えましたーw
次回作も待ってます。
>382
GJ!
ハルと獄寺の軽口の叩きあいが好きだ。ハルに萌えた
最高のお年玉アリガd!
朝っぱらから萌えてしまった…。若い二人最高だ。
個人的には、設定にも無理は感じなかったよ。乙です!
┃・ω・`) コソッ…
┃´・ω・`)つ コネタオイテイキマスネ…
387 :
山本と京子:05/01/05 17:54:58 ID:ErlQXIKp
体内時計がぐるっと一回り進みそうな光の中に入ってしまうと、
さっきまで馴染んでいた暗闇はまるで異次元だ。
でも、だからといってそれに執着するわけでもなく、
コンビニの中の人々は、せまっくるしく配置された棚と棚の間をすり抜けて、
また闇の中へ消えていく。
これじゃあ何が正しくて何が間違っているかなんて分かるはずもない。
だって私の目にはその蛍光灯の光と、鮮やかなパッケージの色に、
すっかり冒されてしまっているのだから。
「さむい〜!」
しゃがんでお菓子をぼーっと眺めていると、知っている声がしたので、
振り返ると山本君がいた。
「あ、笹川。」
「こんばんは。」
「何してんの」
「お、お菓子…おいしそうかなって…」
「かな」って何だ「かな」って。と小さく笑いながら、
山本君は私の隣に同じようにしゃがんだ。
だから私たちはカップルみたいになった。
だけどそんな私の気持ちも知らずに、
山本君はお菓子のパッケージを見ながらケラケラ笑っている。
388 :
山本と京子:05/01/05 17:56:08 ID:ErlQXIKp
「どうしたの?」
「や、コレ見てコレ。おまけ5種類あんだけど、4の人形あきらかにブサイクじゃねえ?!
んでさ、『この箱には4番が入っています』って書いてあんじゃん。
今これ4番しか残ってないよ。」
「あは……おもしろいね」
「だろ!?うわやっべーなこれホントに……笹川買わない?」
「えっなんで?!」
「じゃ俺買うわ。二つ買う。」
「はあ」
「んで笹川に一個あげる」
「えっ、い、い…(らないのに)」
私がどもっていると、山本君はそのギラギラしたピンクの小さな箱を二つ取って、
それから「よっし」と立ち上がった。
ズボンから垂れているチェーンがカチャカチャと鳴って、ビクッとする。
そしてふわっといい香り。
私の心臓は今すごく音を立てて血を体中に送り込んでいるけれど、
そんな気持ちは闇に潜ればまたすぐ消えてしまうだろう。
そして私は、それを悲しく思えたことを少し幸せに思うだけなのだ
389 :
山本と京子:05/01/05 18:03:28 ID:ErlQXIKp
| 一`) エロジャナクテスイマセン…
| 彡 ピュッ
390 :
ディノハル:05/01/05 20:22:19 ID:ErlQXIKp
┃・ω・`) コソッ…
┃´・ω・`)つ モウヒトツオイテイキマスネ
コレモエロナシデスケド…
391 :
ディノハル:05/01/05 20:22:48 ID:ErlQXIKp
(え…うそでしょう……?)
ハルの愛車チャリンコは確かに7段変速のついた優れものだったけど、
さすがに自動操縦なんていう機能は付いていなかったはずだから、
止めておいた本屋の前からひとりでに姿を消すなんてありえないのだ。
「盗まれた」という場合を抜きにすれば、絶対!
「お、おかーさん…!ハルの自転車が…!!」
我が家が坂の上にあったものだから最悪だ。
8月、気温35℃の無風の中をハルは、30分歩いたのだ。
愛車のチャリンコなら10分でスーイスイのところを、30分。30分ですよ。
やっとの思いで涼しい玄関に倒れこんだら、本屋の袋はもうグシャグシャになっていた。
脱ぎ捨てたサンダルが裏返しに落ちたのには気づいていたけれど、
めんどくさいから直さない。
「なーに騒々しい…自転車がどうしたの?ディーノ君来てるわよ?」
「自転車が、自転車が盗まれたの!そんでハル歩いて……え?」
「盗まれた?あの自転車!?だってあれまだ新しかったじゃない!」
「ちょ、それより誰が来てるって!?」
「だからディーノ君。ねえそれ被害届出した方がいいんじゃない?」
「…なんでそれ先に言ってくれないの!!!!」
「え、なにが?被害届!?」
ありえないありえないありえなーい!
慌てて階段を駆け上がる途中2回滑った。
ドアを開けたら、いた!いた!いた!(膝、痛!)
「まったく…階段くらいもう少し静かに上がれねぇの?」
「あ、上がれますよ…失礼な!」
ハルが一番気に入ってるグラスでオレンジジュース飲んでる。
ハルが今朝起きたまんまのベッドにもたれてる。
ハルの部屋のクーラーが18℃に設定されてる。
ディーノさんがいる!
392 :
ディノハル:05/01/05 20:24:09 ID:ErlQXIKp
温度低すぎですよ…!ていうかいつ来たんですかなんで来たんですかー!?」
「日本に来たのは昨日。休暇だから。温度はこれくらいでちょうどいいんだよ」
「…」
「他に何か聞きたいことは?」
「…去年の夏は来なかったですよね」
「去年はいろいろ忙しかったんだ」
「…日本に来るなら来るで連絡してくれてもいいんじゃないですか」
「うん、この部屋に入った瞬間、連絡しなかったの後悔した」
「え、なんでですか」
「年頃の娘の部屋とは思えなねーぞ…さっきパンツ落ちてたし」
「はひぃ!?うそっ!?」
「嘘」
「…」
クーラーの設定温度を24℃に上げたら、ディーノ殿下は、
「上げるなよー、ハルが入ってきたら急に暑苦しくなったんだから」
とおっしゃられた。ここ一応ハルの部屋です!
ちょっとは考えてくださいよ。
ハルは今、愛車チャリンコが盗まれて、そのせいでこの炎天下を30分も、
30分も歩いてきたんですよ。水のペットボトルもなしに!誰の愛の手もなしに!
途中、あのチャリンコが今頃どこの誰の手に渡って、
どんなことになってるのかを考えて泣きそうになりながら。(オーマイチャリンコ…)
それを急に来たアナタは暑苦しいとか言って邪険にするわけかね?ハルの部屋なのに!
「最悪ですよもう…」
「あっちょっと、それ俺のジュース」
「ハルのグラスじゃないですか」
「知らねぇよ…」
「ハルだって知りませんよ…」
連絡してくれてたら、ハルは本屋なんて行かないで部屋の片付けしてたよ。
そしたらチャリンコも盗られずに済んで、ハルもこんな汗まみれにならずに済んだんだ。
なんだ、結局全部ディーノさんが悪いんだ…!薄情者!疫病神!サド!最低!…!
393 :
ディノハル:05/01/05 20:25:31 ID:ErlQXIKp
「…せめてシャワーくらい浴びたかったです……」
「え、やめてくれよ昼間から。そんな元気ないしかなりノーサンキューだから」
「はひ?!ちょ、やめてくださいよ変な想像するの…!ただ汗流したかったって言ってるだけです!」
「ならいいけど」
「そんなのこっちだって願い下げですよ…」
「…」
「…イタリアにはかわいい子がいっぱいいるんでしょうし(ぼそ)」
「なにそれ」
「別に…」
「ああ、ヤキモチ?」
「!ちがいますよバカッ!なんなんですかほんと、
帰ってくださいよもう!もうお前帰れほんと!キーッ!」
「カッカするなよ、暑いから」
そしてディーノさんは平然とリモコンを手に取り、クーラーの温度を19℃に下げた。
…さっきより1℃上がっているのは、この人なりの譲歩と見るべきか?
なんであなたはそんな涼しげな顔してんの。
ハルはねえ、たった今チャリンコが盗まれてねえ、この暑い中30分も!歩いてきて!
汗だくになって、けっこう気に入ってるTシャツがべたべた背中に貼り付いてすごく気持ち悪くて、
そんで来るって言うのに連絡もしてこなかったし、1年以上電話も寄越さないし、
そのせいで「彼氏はイタリアにいるの!」って言ってもクラスの子に全然信じてもらえなくて、
すんごい肩身狭い思いして、昨日なんかテレビの録画予約忘れて最悪で、
飛行機でイタリアまで行ってディーノさんのこと連れて帰ってきて、
これが彼氏ですって学校中触れて回ろうかなとか思ったくらいなのに、なんですかあなたは。
約1年半ぶりの彼女を見ても何もなしですか!
「…」
「それ汗?涙?」
「…うるさいんですよ…(ズビー)」
「うわ〜…(すごい顔)」
「どうせきもいよねごめんね!じゃあ見ないでください出てってくださいー!」
「…いー!って言われても…」
「最悪ですよほんと…」
394 :
ディノハル:05/01/05 20:26:49 ID:ErlQXIKp
ほんとしつこく何度も言うようだけど、会うって分かってたら、
こんな鼻水と涙と汗まみれになる訳なんて全然なかった。
ハ、ハルにだって、彼女としてのプライドぐらいあるわけですから、
もっといい服着て、顔もバッチリでニコッとか笑う予定だった…だろうに……
すごい嫌そうな表情でこっちを見てるディーノさんの顔が手に取るようにわかる。
何でハルはよりにもよってこんなの好きになって彼女やってんだろな…。
何が悲しくてほんとに…わ、ほんとにわからなくなってきたぞ…凹
「ハル」
「…」
「…ハル」
「…なんですか」
「あのね、ハルより可愛い女なんてそりゃいくらでもいるよイタリアには」
「…でしょうね」
「別にわざわざお前みたいなの日本に残して来なくても、浮気も出来たわけだし」
「……すればいいですよ」
「…なんかヤな感じだねさっきから」
「そのセリフそっくりそのままあなたにお返ししますよ…!」
ディーノさんはこれ見よがしにため息を吐いてどさっとベットにもたれた。
安いオレンジジュースに浮いていた氷がピシッと音を立てた。
…惨めだ。普通の男でも愛想つかすよこれは。
ファミリーをまとめるディーノさんなら尚更ですよこんな鼻水女。
そりゃ自転車も盗まれますよね!そりゃね…!
(わたしに降りかかる全ての不幸はディーノさんのせいじゃないのかなあ!?)
「…ディッジュどっでくだざい」
「ん」
「ありがとございます…」
「…」
「…」
「…だから、」
「…」
「なんで一年半ぶりに日本に来たすぐツナの所にも寄らないでここへ来てるのかを考えろってことだよ」
そこまで、息継ぎしないでディーノさんは言った。
395 :
ディノハル:05/01/05 20:27:37 ID:ErlQXIKp
…今ハルは機嫌が悪いんですよ。
自転車盗まれて、暑いし、汗だくだし、部屋汚いし、そういえばさっきぶつけた膝痛いし、
ハルの飲み物に氷なんか入れてくれないくせに、
お母さんディーノさんのジュースには氷めっちゃ入れてるし、
ハルすごい顔だし、あなたは薄情です。もう超やな感じだ。
機嫌悪いんですよ。
(…でもちょっと直った)
「泣くか笑うかどっちかにしろよ」
「…じゃあ笑う」
「おう」
「ディーノさん、オレンジジュースをもうひとくち」
「…えー」
「(だからここハルの家ですって…!)」
結局ディーノさんは笑いながら、一年半ぶりの甘いキスしてきて、
「めんどい」とか言うんだけれど、ハルのことを嬉しそうに抱きしめてくれた。
溶けた氷で薄まっていくオレンジジュースを見ながら、
この夏が終わらなければいいと思いました。マル。
396 :
ディノハル:05/01/05 20:32:17 ID:ErlQXIKp
┃一`)。о(マタオジャマシマスネ…)
┃彡 ピュッ
(;´∀`).。oO(…殿下?)
>>397 それはふざけて偉ぶってる人を『〜様』みたいに呼ぶ風にしたかったんです。
なのでその後「おっしゃられた」と続けたんですか…
不自然になっていたのならスミマセン_| ̄|○
>>397-398 チョトワロタw
ハルの電波っぷりが良く出てて、自分は楽しめたよー。
是非また書いて下さい。
ついで疑問。
ここって職人さん何人位いるの?
誰もトリ使わないから同一作者の区別が付かない…
よろしかったら教えて下さい
ツナハルの続き待ってます(*´д`*)イツマデモ...
山ハル続き待ちage
402 :
名無しさん@ピンキー:05/01/10 02:34:38 ID:pRCC2tzZ
403 :
名無しさん@ピンキー:05/01/10 02:35:32 ID:pRCC2tzZ
404 :
名無しさん@ピンキー:05/01/10 02:36:32 ID:pRCC2tzZ
405 :
名無しさん@ピンキー:05/01/10 07:38:48 ID:YF1OCHaE
406 :
名無しさん@ピンキー:05/01/10 23:09:42 ID:YQ2gagHP
ハル作品多いんだねー。
お久し振りです。
以前こちらで山ハルを書いていた199です。
多忙で止まっていたのですが、漸く続きが出来ましたので置いてゆきます。
またもや寸止めです(汗)
濃くて甘いエロを目標に!
408 :
山ハル:05/01/11 00:08:23 ID:LTm+bgAS
>>297続き
「あ、あんまり見ないでくださいっ」
組み敷かれた山本の下で、ハルが抗議の声をあげた。
すでに洋服は脱がされた後で、身につけているのは下着のみであり、勿論向き合う山本も同じく下着だけ。
胸の前でクロスして隠された腕の下から、ピンクの水玉のブラジャーがちらりと覗く。
「何で?」
「今日は、か、可愛い下着じゃないんですっ!」
実はハルなりに考えて、万が一のそのとき用に可愛い下着を買っていたのに、
どうしてこんな普段着(普段下着?)の時にそんな展開になってしまったのか。ハルは心中かなりがっかりしていた。
もうちょっとフリルも多めで、真っ白で可愛いのがあったのに。
今朝の着替えの際に適当に選んでしまった自分に後悔しつつ、いつものより高かったんですよと、ぼやいた。
「十分可愛いけどな」
腕をどかし、大きな掌ですっぽりとハルの片胸を下着ごと包み込んだ。
「あっ」
その手を優しく握るように動かし、親指はブラジャーから出ている胸の部分の肌を滑らすように撫でている。
布越しに揉まれる刺激に顔の温度と息があがる。
409 :
山ハル:05/01/11 00:12:57 ID:LTm+bgAS
「駄目、なんですっ。ハル的にはっ」
「・・・・・・じゃ、じかに見るならいいんだよな」
「はひ?」
素早くシーツとハルの間に手を差し込むと、背中のホックを外しブラジャーをたくし上げ脱ぎ捨てる。
すると、これまた可愛らしく、ぷるんと白い乳房があらわれた。
「ひゃ・・・!や・・・」
まだ発育途上でありながらも、ふっくらとした乳房はハルが身じろぎするとふるりと揺れた。
何といってもその柔らかそうな質感が山本を視覚から刺激する。
堪らずに手を伸ばし、先程よりも優しく包み込みと桃色の先端には触れずゆっくりと揉みしだく。
「ふ・・・っ・・・」
「すげ、やわらけー」
ふにふにと揉めば形を変え、それでもしっかりとした弾力でまたもとの形にもどる。
一層すべすべの肌がまるで掌にぴったりと吸い付くような感触で、山本の口から思わず溜息が出てしまう。
僅かにだけれども、まだ触れていない先端が可愛らしく主張しはじめてきた。
「んーこんな気持ちいい感触初めてだな」
「な!何てこと言うんですか!」
真っ赤になって上げる声が上ずっていて、それすら確実に山本の下半身を刺激する。
「や、事実だし。・・・・・・なぁ、舐めてもいい?」
「はひ?舐めるって、」
何をですか、とハルが発するよりも早く、今迄揉まれていた乳房を濡れた感触が襲う。
410 :
山ハル:05/01/11 00:23:32 ID:LTm+bgAS
「!ひゃあぅっ…ん!」
白い胸と先端部分を彩る桃色の境目付近をなぞるように舌が動く。
上から下へ、わざと外しながら周りを舐めるとぷるぷると揺れる先端が愛らしい。
マシュマロにも似たそれに誘われるように漸く山本が乳首を含むと先程より高い嬌声が漏れた。
硬く尖ってきた乳首を転がし舌先で弄れば噛み締めたハルの口から苦しそうな息が聞こえる。
「や…ぁん、それ、ダメっ…です!」
勝手に出てしまう声と、腰の辺りがもぞもぞするような未体験の感覚をどうしようなどとハルは考えるが
それよりも与え続けられる愛撫に反応してしまう。
時折、唇を離しては平等にとばかりに左右を交互に舐める山本。勿論、空いたほうは手で揉むことも忘れない。
「っ、いつまで、舐めてるんですかっ」
ハルは育てたことないけど、赤ちゃんてこんな感じなんでしょうか…?、などと思う余裕は出来たものの、
続けられる刺激に我慢できずハルは、裸の山本の肩を叩き訴える。
「ワリィ、ついつい可愛くて」
漸く唇を離した山本は全然悪びれた様子も無く、笑みを浮かべ軽くキスを落とすと
しげしげと眺めながら話しかける。
「ハルって乳首感じやすいのか?」
「し、し、知らないですよ!そんなの!」
「だってほら」
視線を移動させた先にある、白い乳房に咲く乳首はさんざん可愛がられてぷくりと尖り、
最初のときよりも色濃くなっていた。
舐められたおかげで濡れていて、いやらしく光っているのがまたそそる。
411 :
山ハル:05/01/11 00:27:05 ID:LTm+bgAS
「感じたってことだよな?」
「!あれだけされればっ!…仕方ないじゃないですか…」
瞳にうっすらと水の幕を張り、頬を高揚させたハルが困ったような溜息みたいな返事をするものだから、
思わず強くその体を抱き締めた。
柔らかくてあたたかい乳房と存在を主張するかのような乳首を自分の胸で感じた山本は、
もう止められない程の熱が下半身に篭ってきたのをはっきりと自覚した。
「やべーって。…ハル」
「はひ?」
「好き。すげー好き」
「…当たり前です。ここまでして……好きじゃなかったら許しませんよ?」
精一杯の強がりなのか照れ隠しなのか、そんな言葉で答えるハルも体中に熱を帯びている。
これ以上いってしまえばもう戻れないと心の中で思いながら、目の前の愛しい人に全てを預ける
覚悟は出来ていた。
「じゃあ、ここから先も…いくぞ」
「………はい」
体勢を整え直した山本はまたハルの乳房に手を置くと、緩く揉んでそのまま手をゆっくり下ろす。
無駄な肉のないウエストを辿り、おへそを辿り、ハルが纏う最後の一枚に手を掛けた。
現段階ではここまでです。
ここから先もぬるいですが頑張りますよ。
他の職人さん達、良い作品ばかりで萌えの補充になってます。
…自分の励みにもなってたり。
またヨロシクおねがいします。
>>199さん
グッジョブ!!萌えましたー!!
ナチュラルにスケベなもっさんがむちゃくちゃエロいです。
今思ったんだが獄京(もしくは山京)と山ハル(もしくはディノハル)が同時進行したらツナが(ry
415 :
382:05/01/11 20:41:24 ID:5PZWXflt
>>199さん
グッジョブです!萌えさせて頂きました〜(*´Д`)
二人とも可愛い!
次回投下も期待!気長に心待ちしてます(´∀`*)
>>414さん
確かに…主人公なのに(;´Д`)
さらにツナが(ryになりますけど、ビアンキの着物姿に萌えて
ビアラン(ランビア)書いてみました。
萌え山ハルの後に恐縮ですが、投下してもよろしいでしょうか?
ビアラン(・∀・)イイ!
投下きぼん
お願いします(;´д`)ビアランハァハァ
418 :
382:05/01/11 22:43:46 ID:5PZWXflt
ビアラン投下しますね。
大人ランボとビアンキ・いつものメンバーで旅行という設定です。
419 :
ビアラン:05/01/11 22:46:32 ID:5PZWXflt
「ああもう、どうやったらこんなふうにコブ結びできるのよ」
ビアンキはランボの上に跨ったまま帯と格闘している。
浴衣の裾から覗く太ももが、ランボの脚を両側から拘束する。
(…ヤベ…どーしよ…。ちょっと、ホントにやばいんですけど、ビアンキさん)
「解けた」
企むように笑うと、もうこれだけ肌蹴ているのだから、今更
帯があったってなくたって意味なさそうなランボの浴衣を、そのままシーツにした。
ビアンキの指が、ランボのわき腹をなぞって上下したり、
鎖骨にかかる熱い息だとか、足の間に差し込まれたビアンキの左足が、
ぎこちなくランボのものに触れるそのもどかしさだとか、
そんな状態にランボは全部素直に反応して、
さっきから、まるで自分のものとは思えない情けない声しか出せないでいる。
「可愛いわよ、バカ牛」
「…ビアンキさん 、僕で遊んで…る?」
「遊んではいないけど、楽しんでるわ」
窓から漏れる月の光で、ビアンキの頬が青色に染まってる。
それは人間ではないように美しく、人形みたいに綺麗だった。
---こんな人が、僕を相手しているなんて、
やっぱ遊んでるだけなんじゃないか。
卑屈になって、僕は、ふがいなくも悲しくなってしまった。
「嫌なの?」
ビアンキは、ランボの態度を見て、身体を起こすと、そっとランボの頬に触れる。
「ちが、そうじゃなくて、なんでもない!…です」
「…?」
「…ビアンキさん が、綺麗だなって思っただけ」
「…言うようになったわね」
420 :
ビアラン:05/01/11 22:50:15 ID:5PZWXflt
アンタは成長したわよ。
と、耳元でビアンキの声がした。
ダイレクトに、ランボの脳に訴えるみたいに。
「毎日大人の男になっていっているわ」
「 …本当に?」
「そうよ。…だから、そんなに気後れする必要ないわ」
---いつも、ロメオという昔の恋人と比べられて、
僕の事なんて見れてくれていないと思っていた。
けど、そんなこと言われたらさ、もう止まんないよ。
「ビアンキさん …!!」
やばい、本当に、この人のことが好きだ。
「ビアンキさん 、いきなり挿れたら…怒る?」
「急いでるの?」
「とりあえず今挿れなきゃやばいカンジです…」
「…いいわ、私は平気よ」
多分少し触っただけですぐ達してしまいそうなランボは、
カッコ悪いと思いながらも、すぐにビアンキの中に入りたかった。
「アンタを苛めてたら、私も濡れてしまったから」
挑むように笑われて、ランボの理性は吹き飛んだ。
無理矢理ビアンキの浴衣を引き落とす。
ランボと違って、綺麗に結わえていたその帯は、ランボが横に引くとすんなり解けた。
一枚布は、ストンと畳に螺旋を作って落ちた。
釣られて浴衣も、その上に波紋のように、落ちて。
月が今度はビアンキの身体を青白く発光させる。
薄い体を引き寄せると、ランボの胸に柔らかい感触が当たって、
もうそれだけで、ランボの心拍数は限界値を刻み続ける。
高そうなビアンキの下着を強引に落とす。
「濡れた」というビアンキの表現は正しかった。
触れたランボの指と、下着が時折触れるビアンキの太ももに銀の反射を引き起こす。
現れたビアンキの下身に、ゴクリと生唾を飲む。
421 :
ビアラン:05/01/11 22:53:05 ID:5PZWXflt
「…バカ牛、そんな凝視しないでくれる?」
「あ、ごめんなさい!あ、あの、僕…!!」
「ふふ」
ビアンキが、ランボの下着に指を何本か引っ掛けて、一気に引きおろす。
ゴムの部分に引っかかったランボ自身が、反動で一気に下腹部を叩くように戻ってきて、
ビタン!という音を立てて腹を打った、その衝撃でランボは一気に恥ずかしくなった。
「…バカ牛…」
「…え、な、何ですか…」
「・・・・・・・・・・・・」
(な、なんなんだ!?この状況で黙るなよ、頼むから!!)
「私、無理」
「へ?」
「アンタの、大きすぎるわ」
「…は?」
「そんなに大きいの入る訳ないじゃない、無理よ。絶対無理」
………は?
ビアンキが、無表情で後ずさりしていく。
浴衣を引っかき集めながら。
「…ビアンキさん」
「…何」
「挿れさせて」
「嫌」
「ごめん、僕、もう、無理です」
422 :
ビアラン:05/01/11 22:56:40 ID:5PZWXflt
ビアンキの足首をつかんで引き寄せる。
ビアンキのアソコが一瞬サブリミナルみたいに視界に飛び込んで見えて、
以前リボーンや獄寺にお酒の席で、童貞なことをからかわれ、
「どんな女も穴三つ」と教わったことが頭を一瞬掠めた。
(…いくら僕だって挿れる場所ぐらい知ってるっつーの!)
「…ちょっと、やめなさい」
「ビアンキさん、キッツ…」
「私のがキツイんじゃなくてアンタのが大きいのよ」
「…ん、入らない…」
「…普通そのサイズのはもっと濡らさないといけないわ」
「知らないですよ、初めてなんだし」
「…この状況で開き直らないでよ、バカ牛」
「こんな時までバカ牛って言わないでください!それに大きさのことも関係ないですよ!」
「だって大きいものは大きいじゃないの、バカ」
「誰と比べて言ってんのかなって、また不安になるでしょう…!」
---…普通、こういう会話はこういう最中にするもんなんだろうか。
ここがリボーンやボンゴレ10代目の部屋と離れてて本当に良かった。
「ビアンキさん、ちょっとだけ、我慢できます?」
「…え?」
先だけ突っ込んだままビアンキをくるりと振り向かせると、
後ろから胸を両手で包む。
「あ…ん…ッ…!」
「…うわ、ビアンキさん、声、かわい…」
---感じてる?
どうなんだろ。
後ろから、ビアンキの背中にランボは胸を押し付けて、腰のあたりから回した腕で抱きしめる。
指先で胸の先端を弄ると、逃げるようにビアンキの腰が引けて、
それがまたランボの腹に密着する。
(う…すごい一体感…僕、今ビアンキさんと、繋がってるんだ)
肩越しに見下ろすビアンキの胸は、青白く発光したままで、
その綺麗さに、ランボは不安と優越感を噛み締める。
423 :
ビアラン:05/01/11 22:59:42 ID:5PZWXflt
「…ビアンキさん …」
ビアンキの足の付け根に指を滑り落とすと、髪の感触とは違う質感の毛がランボの指をくすぐった。
そのまま指を中央へ移動させ、柔いそれに触れると、
ビアンキの身体は今度反るようにランボの身体から少し離れ、
二人の間に流れた冷たい空気に驚いたランボは、そのまま腰を少し浮かせた。
「あ…ッ!」
ズブ、という短い音と、何かにめり込むみたいな音。
ランボのは根元までビアンキに埋まった。
「や、ちょっと、待っ…」
「余裕…ない…!」
ランボのと ビアンキのそこは、少しの空間もない位にピッタリくっついている。
(ビアンキさんが言うとおり僕のってデカイのかな…?)
ランボはどこか遠くに残った理性でそんなことを考えながら、もっと奥を求める。
脇の下から腕を回して、両肩を握り締めるようにビアンキの逃げ場をなくし、
ランボは恥骨をビアンキの尾てい骨に押し付けるように腰を密着させると、
ランボに固定された限られたフィールドの中で、
ビアンキの身体がウサギみたいにピョンピョン跳ねる。
「っあ、ん…ね、ぇ…動いて…」
「…動く、けど、あんまり保たない…と、思います」
「…ん…」
そのまま指の腹でビアンキの柔らかい部分を擦りながら、腰を動かし始めると、
肩越しに見えるビアンキの横顔から、段々余裕が消えていく。
ビアンキのそこからは、何かを求めるみたいにどんどん溢れてきて、
ランボが引き抜く度に、くっついてくるその液体を、ランボはなんだか愛しく思えた。
「…は、」
「…ん…はぁん…っ」
---こんな声出さないはずの人が、僕の中で可愛い声を出すのが、
なんかホント、僕男に生まれてよかったって、
ビアンキさんで出会えてよかった、初めてがビアンキさんで よかった。
気持ちを噛み締める度に、余裕は加速度をつけてなくなっていく。
424 :
ビアラン:05/01/11 23:05:19 ID:5PZWXflt
ランボはどんどん白くなっていく視界を、なんとかフルカラーに留めて、
飛んでイきそうなたびに、体位を変えて誤魔化す。
「…そんな技巧凝らさなくていいわよ…ッ」
「まだそんなこと言える余裕あるんですか…!」
「……あッ」
密着しすぎたそこが、どんどん酸素を奪って、
息苦しさを覚えていく。
ランボは、溶けるって、きっとこういうことなんだって思った頃、
駆け抜ける欲望が、焼ける液体になって、ランボの中を伝って行った。
「…ビアンキさん…!」
すんでのところで抜き去って、ビアンキの身体を下から上へ白に染めたその液体が、
散らばった真珠みたいだなって思った。
「いっぱい、出たわね」
滴り落ちないように、ビアンキは身体をうまいこと捩じらせた。
その姿に、その声にランボは現実に引き戻される。
「あ、ちょっと待ってください、動かないで、いいから!」
ランボは慌ててティッシュの箱を探す。
ビアンキは呆れたように微笑んで、テレビの横を指差した。
素っ裸でティッシュを取って、急いでビアンキのところへ戻ってきて、身体を拭く。
(僕ので汚れたビアンキさん、すごく色っぽい)
「…ねえ」
ビアンキはまだ熱の残った目でランボをじっと見つめる。
「…何、ですか?」
「…ううん」
425 :
ビアラン:05/01/11 23:19:35 ID:5PZWXflt
ぺロリとランボの先を舐めると、そのまま咥え込んで、
わずかに残った苦い液体を舐め取っていく。
「…はっ、ビアンキさ…やめ…また、勃っちゃう…から…!」
吐き出したばかりの欲が、しっかりと体内で再び製造された頃、
ビアンキは顔を上げて言った。
「…好きよ、ランボ」
その顔は、いつもの強気で意地悪なビアンキだった。
ランボはその言葉が、自分自身に向けられている事が驚きで信じられなくて、
けれどそれの何倍も、嬉しい気持ちで溢れた。
この人が、愛しくて堪らない。
嬉し涙ってこういう時に流すものなのかな。
頬を赤く染め惚けているランボを見て、ビアンキの瞳が月みたいに綺麗な弧を描いて笑い、
「今度は私が苛める番ね」
と耳元で囁いた。
結局、敷かれた布団にたどり着くまで、ランボたちは何度も求め合った。
---僕は、今までもこれからもずっと、この人しか知らなくて構わない。
…ビアンキさんもそう思ってくれたらいいのに。
明け方、横で気持ちよさそうに眠るビアンキを眺める。
もっと、大人になりたい。この人に追いつけるように。
15歳のランボは、眠気に襲われながら、願った。
これで終了です。
エロぬるくてスミマセン_| ̄|○
乙ー!
ランボ、超かわいい… 5歳のときの面影があってGJ!
ツナハルの続きがとてつもなく気になるのですが...
429 :
ツナ京:05/01/14 00:45:53 ID:7t0n6nLR
『ピー という発信音の後にメッセージを入れてください』
機械的な女性の声が流れて、ピー、と発信音が鳴った。
咄嗟に通話ボタンを切ったのだが、後ろで様子を見ながらパンに噛り付いていた山本が
「なんで切るんだよー」と言ってパンの袋を投げつけてきた。
無性に落ち着かない心臓のあたりが気持ち悪くて、ばつ悪くそれを投げ返す。
どうしたものか、というかどうもこうもないのだが、
いやもうこれは慣れないことは止めとけって言う警報みたいなやつじゃないのか。
「笹川は今日風邪で休み」
と担任が朝のHRで口にしたときから妙に何か落ち着きはしなかった。
しかし、京子ちゃんが休みという事態を山本に知られたのがまずかった。
「今日 笹川休みなんだって?」
「ん?うん、風邪だって」
「よし、電話しようぜ!」
「は?」
思考のままのハ?だった。箸の先につまんだじゃがいもの煮つけを思わずつぶしてしまった。
山本の顔は嬉々としていた。「ほら早く」と言って勝手に俺の鞄から携帯を取り出して、
(もともと弁当を出したときに携帯もはみ出してしまっていたのだが)俺に差し出した。
「待ってよ、何言ってんの」
「だから 笹川に見舞いの電話すんだよ」
「い、いきなり電話したら迷惑だろ。だいたい変に思われたらどうすんだよ」
「別に変じゃねーだろ、弱ってるときはそういうのが心強いもんだって!」
「いや、 京子ちゃんの携帯番号知らないし」
「なんだとう?や、家の電話にかけりゃいいじゃん」
「家族の人とか出たらどうすんだよ 無理だって」
「問題ナシ!(つーか俺のことじゃないから知らん!)」
さすがに 京子ちゃんの家の番号なんてものは登録しちゃいなかったし、
それを理由に山本の思惑を止めようかと試みたのだけど当たり前に覆されてしまった。
(というよりも「連絡網かなんかの紙ねえの」という問いに、
うっかり「教卓にならあったけど、」などと口を滑らせてしまった俺が馬鹿だった…)
430 :
ツナ京:05/01/14 00:46:43 ID:7t0n6nLR
わざわざ取りに行くの面倒くさいだろと渋る俺をよそに、
山本は自分の携帯を取り出し何やら通話し始めたかと思うと、
そう経たないうちにクラスの奴がプリントを持ってやってきた。
もう片方の手にバスケットボールを持っていたことから察するに。
体育館でバスケをするついでに持ってきたんだろう、ってそんなことは問題じゃない。
山本はサンキュー!とプリントを受け取るとすぐさま俺の携帯のボタンを押し始めた。
「ちょっと、待って!」
「ほい」
冷や汗だか興奮の熱だか判断する余裕もなくとりあえず携帯を受け取った。
携帯の向こうではプルルル、と呼び出し音が響いている。
切ればいいのだけど 京子ちゃんの体調が心配なのも本当で。
内臓が妙な感覚になっているのを誤魔化すために立ち上がって山本に背中を向けた。
それでも山本がニヤついているのは容易に想像できた。
「なぜ切る!」
山本が投げつけてきたパンの袋を投げ返して「留守電になってたんだよ」と腰を下ろした。
「それなら一言ぐらい見舞いの言葉を残せよ、この意気地なし〜」
山本のからかいの声を聞き流しながら弁当をひとくち口に入れる。
だいたい山本だって他人事だからそんな風に面白がっていられるのだ。
俺の緊張なんかわかるものか!
(京子ちゃんの家の留守電音声を聞いただけで手の平に汗をかく有様だ)
「は〜い、ツナ、ワンモアチャーンス」
「!」
431 :
ツナ京:05/01/14 00:47:15 ID:7t0n6nLR
またしても山本は俺に携帯を差し出し(バッチリ呼び出し中だ)、
悪気もないような笑顔を見せている。ああもう、マジで勘弁してくれ、
(まあでもどうせ留守電なんだからまた切ってしまえばいい)
と渋々携帯を受け取って、目に入った画面には<通話中>と表示されていた。
『もしもし?』
擦れたように携帯から漏れてくる声は確かに 京子ちゃんのものだった。
ドキッなのかギクッなのか、とにかく俺の肩は一度跳ねて、
携帯を持った右手は即座に耳の横にセットされた。
『あの?』
「あ、俺、沢田だけど…」
『 あ ツナくん?どうしたの』
携帯から聞こえてくるのは確かに 京子ちゃんの声なのだ。
風邪のせいか少しかすれているけど間違いなく。
いや、大した用はないんだけど風邪、大丈夫?と動揺を精一杯隠して言葉を吐き出す。
くそ、お茶を飲んでおけばよかった。咽喉が乾いてしまっている。
『わーごめん、全然大したことないの、病院も行ったし うあ』
ピューーとやかんが鳴るような音がして 京子ちゃんは慌てたのかバサバサと何かを落としたようだった。
『ちょっと待ってて』
「や、もう切るよ お大事にな」
『あ…ごめんね、うん』
「じゃーまた」
『あ、ちょっと待って、 』
京子ちゃんのその声に、耳から離しかけた携帯を戻して、なんだろうと次の声を待った。
『ありがとう 嬉しかった』
京子ちゃんの後ろではまだやかんがピューと鳴っている。
それじゃ、と言って電話は切れた。
顔に血が上ってくるのがわかった。
こんな何でもないことでなぜこんなに喜んでいるのだ。だけど。
嬉しいのは俺のほうだ。
432 :
ツナ京:05/01/14 00:48:28 ID:7t0n6nLR
ツナや山本が携帯持っていることになっています。
433 :
獄ハル:05/01/14 00:49:58 ID:7t0n6nLR
背中、痛い。
トイレの汚いタイル張りの壁に押しつけられた背中が、痛い。
ハルはその事を伝えようとして目を見開き、前にいるその人を睨み付けるけれど、
目の前の男はそんな視線にも笑顔を見せる。
「お前、痛いの?背中、」
分かっているんだったら、そこをどいてください、とハルは口を開きかけたけど、
その口はすぐに獄寺の唇の塞がれた。
(はひ〜〜、もう、何やってんの、ハル)
心の中で呟いたけど、これ以上この男を調子に乗らせるわけにいかなくて、
ハルは黙って目を閉じた。
抵抗すれば、するだけ、この人は喜ぶんですから。本当、獄寺さんって変わってる。
ハルはそう思いながら、だらんと下がったままだった腕を獄寺の背中に回した。
体育館横の校舎のトイレは、日中は誰もこない。
部活の時間になるとバスケ部だとかバレー部だとかが使うだけの、
あんまり掃除もしてない汚いトイレだ。
(こんなところで、何やってるんでしょう)
さっきから繰り返している文句を、もう一度繰り返した。
他校と合同で行う部活の帰りにちょっと顔を合わせて、
ちょっと手を引かれて、こんなところまでついてきて。
434 :
獄ハル:05/01/14 00:51:21 ID:7t0n6nLR
口の中を犯し続ける生ぬるい、柔らかい、獄寺の舌が、ハルを後悔の淵に追いつめる。
いつもいつも、文句ばっかり言っている唇がこんなに温かいなんて反則だ。
元から、自制心が強い方じゃない。
人に強く言われれば、ついついそっちに流されちゃう。
そんな性格をしているんだから、仕方がない。
こんな状況に、そう言い訳をつけてハルは少し顔の角度を変えて、
獄寺の唇を噛むようにしてくちづけを深くした。
肩のあたりを掴んでいた手が、獄寺のみみたぶを掠める。
一瞬だけ触れた、そこの冷たさに一瞬ぞくりとした。
その一瞬に、頭のてっぺんから足の爪先まで、血液がざーっと流れていく。
この人はきっと、どこもかしこも、こんなように冷たいんだ。
今触れている、唇だってきっと。
温かいのは、ハル自身の体温を奪っているからだ。
ハルの両手が、獄寺の胸のあたりをどん、と押した。
435 :
獄ハル:05/01/14 00:52:15 ID:7t0n6nLR
「……ハル、」
「…もう、やめてください。」
俯いたハルが、唸るように低い声を出した。
「やめて、ください」
もう一度言ったのは、自分に対して、だ。
気持ちよいけど、温かいんだけど、これは違う。
何か違う。
自分を拒絶したその方法が気にくわなかったのか、
獄寺はそんなハルに興味が無くなってしまったように、背中を向けてトイレを出ていってしまった。
ハルは、まだ唾液でべたべたする唇を手の甲で拭うと、小さな溜息を吐く。
(ハルは……獄寺さんが嫌いです…)
心の奥から浮かんできた言葉に、自分でも少し驚きながら、
壁にかけられた、端の欠けた鏡を覗き込んだ。
冷たい硝子に映った自分。
(ハルの、バカ)
鏡から視線を逸らせて、もう一度溜息を吐いた。
436 :
ヒバハル:05/01/14 00:53:00 ID:7t0n6nLR
ヒバリさん、
吐き出そうとした言葉は、うまく音にならなくて、
のどの奥から空気が抜けるみたいな音がした。
ハルは目の前のからだにすがりついて、助けを求めるように、
何度も、何度も、心の中でヒバリを呼ぶ。
ヒバリさん、ヒバリさん、ヒバリさん、
背中に回された手が、
ぴったりとくっついている下半身が、
首にかかる息が、
全部が熱くて、からだ中の感覚が麻痺してくる。
ハルが、先にスキを見せた。
誰もが恐れるヒバリにハルは普通に接した。
ヒバリもハルには一切手を出さず、その様子をうすく笑って見ていた。
後ろを追いかけて、ジョーダン混じりに声をかけたり。
ツナの中学に寄った時は、驚かせようと応接室に押しかけたり、していた。
ヒバリはそれを軽くかわすだけで、
ハルはそうされる度落ち込んでいたはずなのに。
なのに、今はこわい。
ヒバリがこわいんじゃなくて。
ハル自身が、どうにかなってしまいそうで、こわかった。
437 :
ヒバハル:05/01/14 00:53:30 ID:7t0n6nLR
はじめて、こんな風に触られた。
はじめて、キスをした。
大事に、大事に、まるでお姫様みたいに扱われて。
夢中になった。
「……ヒバリさん…っ」
ぎゅう、と閉じた目から、あったかい涙がこぼれてきた。
悲しいとか、痛いとか、そんなんじゃなくて。
ただ、目を閉じると自然に出てくるやつだ。
「……、」
ヒバリが、耳元で囁いたのは、「ハル」という名前。
もう、それだけでぞくぞくして、からだが震える。
「…っ、やだ」
もう、止めて。
頬を伝う涙の筋に、ヒバリの舌が這う。
ハルはその生ぬるい感覚から逃れたくて首を振るけれど、
まるで抵抗になっていない。
だって、もうからだの力なんか抜けきっている。
「ヒバリさん、」
溺れそうな人みたいに、ヒバリの背中に腕を回して、しがみついた。
ふふ、と小さく笑ったような声が聞こえたけれど、
確認出来るだけの思考は、もう無い。
438 :
ヒバハル:05/01/14 00:54:08 ID:7t0n6nLR
「はひ…、お願い、ヒバリさん。もう、…がまんできない、です」
上半身ばかりさすってくるヒバリの手がもどかしくて、
ハルは達してしまいそうな下肢を、ヒバリの太腿にこすり付けた。
それでも、ヒバリは何もしてくれない。
(イジワル。)
涙でいっぱいになった目でヒバリを睨み付けると、ぼんやりとした視界の先で、
ヒバリがちょっと笑っているのが見えた。
ハルはたまらなくなって、その顔にキスをした。
首のところに、赤い小さなキスマークを見つけたのは、
ヒバリに「さよなら」と言った後だった。
ツナ京、獄ハル、ヒバハルを投下してみました。
エロじゃなくて申し訳ないです。
スレ汚し失礼しました。
ツナ京イイ!!(゜∀゜)
ちゅわーんカワイイ!!!
出来ればツナハルも書いてほしいと欲を言ってみる...
>>440さん
エロ無しですが、ツナハル書いてみました。
442 :
ツナハル:05/01/14 20:14:11 ID:7t0n6nLR
寝起きのベッドの中でツナの顔を見て、
ハルはうふふ、と気持ち悪いくらいに笑顔を作った。
この人が大好きで、大好きで、たまらなくて。
それで、笑った。
傍に居るととても落ち着く。
恋人が出来たのも、こんな気持ちになったのも初めての事で、
最初はとまどいもあったけど、今はそれに段々慣れてきて、
この場所が凄く居心地良く感じられてきた。
まだ瞼を閉じて眠っているその人の顔をじっと見て、ハルは顔を近付ける。
男の人を、どうしてこんなに可愛いって思うんだろう。
至って普通の男が目の前で寝ているだけなのに。
ハルは心の中で思うと、その鼻先にチュと唇をつけた。
ツナは一瞬顔をしかめて、だけど起きることはなく少し身じろぎしただけだった。
時計をちらりと見ると、まだ目覚まし時計も鳴らない時間。
こんな時間に起こしちゃ可哀想だなあ、と思ってツナはそれ以上イタズラするのをやめた。
やめて、ツナの顔を熱心に見ることにする。
以前は考えもしなかった、決してこんなに近付くことのなかった、ツナの顔。
安心しきった様子で、何も疑うことのない寝顔をさらけ出している、ツナの顔。
じっと見ていると、やっぱり見ているだけなんて勿体ないなあ、って思ってしまった。
こんなに、
こんなに、
大好きなのに。
見ているだけなんて、勿体ないですよね。
443 :
ツナハル:05/01/14 20:15:24 ID:7t0n6nLR
ハルはふと、付き合う前の自分を思い出す。
あの頃は、見ているだけで本当に満足し居た。
自分の中の欲望になんて、気付かないでいた。
いや、そんなふりをしていただけかもしれない。
触れたいと、何度か思った事も全部心の中に閉じこめて、そうしてこの人を忘れようとまで思った。
だけど無理だった。
そうして自分は今、ここにいる。
「ツナさん、」
付き合うようになってからも、この呼び方は相変わらずだ。
ツナは、変わらず「ハル」と呼んでくるが、以前よりもっと、
愛しい人を呼ぶ響きが込められている。
ハルの小さな声に、ツナが目を開いた。
まさかそれだけで起き出すなんて思っていなかったハルは少しびっくりして、動けなくなる。
せめて寝たふりでもできれば、この状況を誤魔化すことだってできたのに。
目覚めたツナの目がこっちをじっと見ているのを見て、ハルは呼吸を止めた。
「……ハル、」
ツナが、小さな掠れた声で名前を呼ぶ。
それだけで。
ただ、それだけで。
ハルの胸は大きく跳ね上がり、顔は真っ赤になる。
だけど寝起きのツナは何も気付いていないみたいで、
ハルはどきどきする赤い顔を半分、ふかふかのまくらに埋めて隠した。
半分隠したのは、それでもツナの顔を見ていたかったからだ。
444 :
ツナハル:05/01/14 20:16:18 ID:7t0n6nLR
ハルがまくらに顔を埋める仕草を見て、可愛いと思ったのかツナが手を伸ばしてきた。
ゆっくり上体を動かして、ハルに覆い被さろうとする。
(…うわぁ)
ツナの顔が近付いてきたので、ハルは目を閉じた。すると思った通りに唇にキスが落ちてくる。
(ツナさん、……)
ぎゅっと目を閉じた、顔の真っ赤なハルは、微かに震えている気がしていた。
凄く、どきどきする。
朝っぱらからツナがこんな事を仕掛けてくるのは珍しい。
ハルはキスされた唇をぺろっと舌で舐めた。
他人の温度が残る唇が、少し痺れている気がするのは気の所為かな。
ハルは、今度は自分からツナにキスをした。
ツナの顔は、寝ぼけているのか、笑っている。
「ツナさん、おはようごさいます」
「おはよう。ハル」
そのやりとりは、まるで新婚の夫婦みたいだ。と、思ったハルは少しだけ笑った。
今日は、良い日になりそうだな。
ハルたんカワイイ(*´д`*)こんな早く書いてくれるとは... 乙です。
446 :
名無しさん@ピンキー:05/01/14 23:07:09 ID:+R7M+wfF
イイ!(*´Д`)ハァハァハァ
できれば山ハルも書いてほしい…と欲を言ってみる
>>446さん
山ハル書いてみました。
ものすごく暇してるので私なんかでよかったら、リクエストあれば書きますよ!
カプはなんでもかまいません。
自分ではランハル、ヒバハル、ディノハルを書きかけていますが…
では投下しますね。
448 :
山ハル:05/01/15 14:23:24 ID:Jzj0SvnK
雨に濡れて腕に貼り付いた袖を指先で持ち上げてハルが言う。
「やっぱり出るの止めれば良かったですね」
隣に立っている山本もびしょぬれで、コンビニに出かけたことを後悔しているところだった。
ハルの家にそんな二人がたどり着いたときには、
通り雨の雨雲は晴れて細い三日月が真っ暗な空に浮かんでいるのが見えた。
「アイス、買わなきゃ良かった」
山本は照れたように笑って、右手に持ったコンビニの袋を少し上げてみせる。それを見たハルが苦笑した。
ハルの家に来て、真冬なのに突然アイスを食べたいと言い出したのは山本で、
それじゃあ散歩がてらに買いに行きましょう、と言ったのはハルだ。
二人ともまさか雨に降られるなんて思っていなくて、何も持たずに家を出た。
丁度コンビニを出たときに降り出した雨は走って帰れば大丈夫だろう、
と言う二人の予想に反して意外な大降りを見せた。
ずぶ濡れで玄関に立つ自分たちの姿を見て、ハルは一瞬呆気にとられてから、それからくすくす笑い出した。
アイスを持っていなければ、雨が上がるまで少し待っていられたのに。
ぼたぼた水を垂らしながら玄関先で立ち止まっている山本に、ハルは急いでタオルを持ってきた。
それから、山本が水気をふき取る前に家の中に引っ張り込む。
廊下が水浸しになるぞ、と山本がハルを見つめると、ハルは「かまいませんよ」と小さく呟いた。
裸足でバスルームまで行って、お風呂場にお湯を入れた。
「山本さん、お風呂入ってください。かぜひいちゃいます」
まだ濡れたままタオルを掴んで突っ立っていた山本にハルはそう言った。
「ハルはどうすんだ?寒いだろ」
「服を着替えてきますから、大丈夫ですよ。山本さんは替えがないから」
「…一緒に入らない?」
顔を拭きながら、山本が嬉しそうな顔で言った。
449 :
山ハル:05/01/15 14:26:37 ID:Jzj0SvnK
ハルはブルーのタオルに埋め居ていた顔を上げて、信じられないモノを見る目つきで山本を見上げる。
「……はひ!?」
思わず「やだ」と言いそうになって口を閉じる。
山本と一瞬目を合わせたハルは、すぐに視線を逸らせてしまった。
(はひ〜、うそ!イヤじゃない!イヤじゃない。けど。けど…、)
思わず大声で叫びそうになって、ハルはタオルを口許にあてた。
「だってハルもそのままじゃ風邪ひくぞ?」
それからハルの手を取って、服を脱ぐように促す。
ハルはこんな事ごときで顔が赤くなるなんてばかみたいなあって思う。
手を握ったこのひとは、その事についてどう思っているのかは分からないけど。
とりあえず山本が先に服を脱ぐ、と言うからハルは恥ずかしくて一度脱衣所を出る。
「一緒に風呂に入るなら、別にいいだろー」
と、濡れた服を乾燥機に放り込みながら山本が騒いでいる。
買ってきたアイスを冷凍庫に入れている間に先に山本は風呂に入ってしまったらしい。
それを確認し意を決してハルも濡れて重くなった服を脱ぎ、バスタオルをぐるぐる巻いて風呂場のドアを開ける。
するといつものバスタブが泡でいっぱいになっていた。
「これだったら見えないし、恥ずかしくないだろ?」
さっきまで俯けていた顔を上げて、山本が泡だらけの湯をすくう。
バブルバスの入浴剤は、ハルが前に買ったものだった。
いつも入れよう入れようと思っていて今まで忘れていたものを、山本が入れたようだ。
「ありがと、ございます…(それハルのですけどね!)」
ばしゃん!とバスタブに飛び込むと、山本がにやにやした顔で見てくる。
「アイス買いに行ってよかった!」
ふたりで入るには少し狭いバスタブの中で、差し向かいに座ると膝がごつんとぶつかる。
それでも山本はにこにこして、ハルはバスタブの中で三角座りをした。
「あの〜…ほんとに湯船の中、見えてませんよね…」
「見えてないよ。こんなに真っ白なのに。しかもハル、バスタオル巻いてんだろ」
見えないことを確認して、ハルは安堵のため息をついた。
450 :
山ハル:05/01/15 14:30:42 ID:Jzj0SvnK
(こんなに明るい光の下で、山本さんに体を見られたら…。)
ハルは考えただけで、恥ずかしさに耐え切れず顔から火が出そうになる。
大体、好きな人とお風呂に入る日がくるなんて考えてもなかった。
ふわふわの泡が肌に当たって気持ちいい。
「!ひゃああ!!」
ぼーっとしていたら、ふくらはぎ辺りにぬめった手が這う感触。
「ははっ、びっくりした?」
「もー!何するんですか!」
「だってハルで遊ぶの面白れーもん。これ、くすぐったい?」
「はひー!!ちょっと、狭いから、やめてくださいっ!」
足首を掴んで引っ張り寄せようとする山本に、浴槽の縁を掴んで抵抗しようとするが、
泡で滑って上手く掴めない。仕方なく足をバタつかせて逃れようともがく。
その拍子に、つま先に何か触れた。
「わっ、危ね!おい、もうちょっと優しく触ってくれよなー」
「へ…?」
もしかして。もしかして、それは。…考えるのも恐ろしい。
「……山本さん、腰にタオル、巻いてない、ってことないですよね…」
「ん?巻いてねーよ、そんなの。なんなら確認するか?」
と、立ち上がろうとするところを急いで押しとどめる。
「いい、いいです、立たなくて!」
「そう?……つーか、俺たっちゃった」
「え?だから立たなくていいですから」
「違う違う。ハル見てたら、勃ったの」
一瞬理解出来ず、眉根をよせて山本の顔を見つめるハル。
(たつ?山本さんは今座っているし。じゃあ何が立つの?)
「分かんない?コレのこと」
山本は頭の上に疑問符を浮かべるハルの手を取ると、自分のモノを軽く握らせる。
「!はひーーー!?なっ、何触らせるんですか!!」
「へへ、ハルに分からせようと思って」
451 :
山ハル:05/01/15 14:33:20 ID:Jzj0SvnK
ハルは山本を睨みつけるが、思わず湯の浸かっている下半身に目がいってしまう。
(泡風呂で本当に良かった…そんなの直視出来るわけ、ない…)
これ以上からかわれないよう、山本に背を向け、一息つく。この人は油断ならない。
「なんでそっち向くんだよー。俺ばっか裸じゃん、ハルもタオル取れよ」
「ひ、引っ張らないでください!」
先ほど暴れたせいで、巻きが緩くなっていたタオルを思い切り引き剥がし、浴槽から放り出す。
「ひゃあーー!」
「よし、これでお互い生まれたままの姿だな!」
「あ、ありえないですよ……」
鼻先まで湯船に浸かって身を固くしたハルを後ろから抱きしめ、髪に頬っぺたを寄せる。
どく、どく、と山本の心臓の音が背中に伝わってくると、ハルの気持ちは少し落ち着いた。
とは言っても胸は両腕でしっかりガードしているし、振り向くことなんて絶対出来ない。
その上、お尻辺りに固いモノが押し付けられている。
山本の体温高めの腕と泡のぬるぬるした感覚に、ハルの体から力が抜けてきた。
「…ハル、俺もう、我慢できない」
「ま、待ってください、そうだ!もうお風呂出ましょう!」
「ごめん、待てない」
「山本さ、あっ!」
お湯でほんのり赤くなったうなじに唇を落とし、ちゅ、と軽い音を立てながら、
胸を覆っていた腕の隙間にするりと手を滑り込ませ大きな手で包み込んだ。
そしてハルの腰を少し浮かせ、山本は膝に乗せる。
右手は胸を揉みしだき、左手でハルの腰が逃げないように押さえ込み、太腿に自分のモノを擦りつける。
だんだんハルの中で熱が生まれ、上ずった声が漏れ出した。
「…や、ぁんっ…!」
「風呂場だと、声けっこう響くのな」
剥き出しの背中に舌を走らせると、ハルの声が一段高くなる。
452 :
山ハル:05/01/15 14:34:29 ID:Jzj0SvnK
とりあえず続きます。
また後で投下しますね。
山ハル乙ですー!!
ナチュラルにスケベなもっさんに禿藁w
振り回されるハルが最高に可愛いです!
続きも楽しみにしてますね。
そして出来ればディノビアをお願いします!
454 :
446:05/01/15 20:47:22 ID:UvYYQANg
>>447山ハル乙です〜
こんなに早く書いて下さるとは!
(*´Д`*)モッサンエロイよ〜
ぜひ続きもお願いします
455 :
452:05/01/15 23:10:49 ID:Jzj0SvnK
山ハルの続き投下します。
>>453さん
ありがとうございます!ディノビア書いてみますね!
456 :
452:05/01/15 23:16:05 ID:Jzj0SvnK
くるりとハルの体を反転させ山本の正面に向かせる。
与えられる刺激と、湯の熱さでハルの真っ白な肌は赤く染まっていた。
浴室の息苦しさも加え、お互いに息使いが荒くなっていく
頭から背へかけてを骨ばった手が滑り、ハルはうっとりと目を閉じた。
膝の上で乗っているハルの体温が、じんわりと伝わって来る。
その熱が、重さが、存在する証となり、愛しく感じた。
山本の顔が近づいてくる。それに合わせハルは瞳をゆっくりと閉じる。
目蓋に、柔らかな温もりが下りた。
くちづけは、眼から頬へ、唇へ。始めは軽く、幾度目かには強く、激しく。
交わす間にはくぐもった声が、解放されてからは、熱い吐息が漏れる。
唇は離れ、胸もとへと移っていった。行く先々で、くちづけ、吸われる。
山本は大抵こうだ。人目に留まるようなところには跡一つ残さないが、
そうでないところには満偏なく紅い刻印を印す。
腕、身体が、震える。ハルは縋りつくように山本の頭を掻き抱く。
尻を撫でられ、僅かに声が出る。
ちろり、と舐められるごとに身体が火照ってゆく。
ハルはじんじんと自分の中心が熱を帯び、切なくなって。
身が離され、涙目で山本を見つめると、腕を取られ、山本の胸へ。
それから下腹部へ導かれる。
457 :
山ハル:05/01/15 23:16:44 ID:Jzj0SvnK
「…触れよ」
「…あっ…意地悪…しないで、くださいっ…!」
そう呟くと、山本は口の端だけを上げて笑った。
唇はハルの突起を吸い、もう片方をやわく揉む。
いやらしい音がバスルームに響き、頬に集まった熱が身体中に拡散してゆく。
「ああっ、や、ん…山本さんっ…」
「は、…っ」
反撃するかのように、ハルの小さな手が山本のモノを擦り、山本はたまらず声を漏らす。
山本の指はハルの茂みに吸い込まれるように入り、忙しなく中を動き出入りする。
ハルの中は、いつも以上に潤っているせいか、まるで海の中に包まれたかのような感覚がした。
最奥を掻き分ける指は一本、二本と増え、ハルは喘ぎ声を上げる。
「…山本さんっ、 水が入って…あっ!」
引き抜かれた瞬間に、とろり、と太腿に温もりが零れる感じがした。
水中だから、実際はどうなっているか分からないが。
ハルは我慢できないように自ら舌を重ね、絡め、吸う。
肩を抱くと、野球をしている山本の肩は、女の自分に比べると十分広く、硬い。
背に、腕をまわす。
「……いくぞ」
準備が出来たのか、耳元でそう囁かれた声に、はい。とハルは頷いた。
嬌声を上げ、涙が零れる。
望んでいたもので隙間が埋まり、ひとつとなれたことを身体が歓ぶ。
打ち寄せ、押し寄せる波のうねりに離されまいと、ハルは回した腕に力を込める。
「うわ…、すげ、気持ちいー…」
「ひゃ、あっ…ハ、ハルも…気持ちい、です…っ」
繋がる場所から音が響き、それに合わせてハルの口から甘い声が漏れ、
湯気の中に淫らな音と、淫らな香りが混じっていく。
やがてうねりは大きくなり、山本の肩にきゅ、と爪を立てた。
山本さんっ、という呼び声に応えるように、大きな波が上り詰めていく。
ハル、と自分の名が耳に響くのを感じながら、ハルは真っ白い中に吸い込まれていった。
458 :
山ハル:05/01/15 23:17:50 ID:Jzj0SvnK
「…ハール、ハル!大丈夫か?」
「…ちょっと、のぼせたちゃったみたいです…」
「ごめんな、無理させて」
山本の体にしなだれかかるように、ハルは体を預け肩で息をする。
山本はハルの額に張り付いた前髪を払いながら微笑む。それから優しく頭を撫でた。
「ハル、頭洗ってやるよ」
山本が手を伸ばしてハルの髪に触れると、ハルはその手を取って自分の方に引いた。
「いい、いいです!ハルがやりますよ!」
ぐい、っと引っ張られて山本は体勢を崩した。
こそこそとバスタオルをきつく体に巻き直し、ハルは浴槽から出る。
「頭、こっち向けてください」
火照りが湯から出て落ち着いたのか、嬉しそうにハルはシャンプーのポンプを押す。
髪の毛に絡んだハルの細い指に、山本は少し顔を俯けた。
がしゃがしゃと頭をかき混ぜる手に「痛い、痛い」と笑いながら山本が繰り替えす。
目の前で泡が弾けて飛んだ。
こんなに楽しいなら、もっと早くにハルと風呂に入れば良かったなあ、と山本は思った。
459 :
名無しさん@ピンキー:05/01/16 14:34:03 ID:QyiLVaDQ
乙カレー!(;´Д`)
山本のエロさがヤツらしくてですな…。
ビアンキ大好きなんで、ディノビアも期待してます!
>>419-425さんのビアランも萌えでした。ランボ可愛い。
もっさんエロー!!
ハルもスゴい可愛い…!
しかも筆早いですねー
ディノビア楽しみにしてます!
ツナハル ワクワク
ツナハル待ち多いんですね。私も〜ノシ
下がりすぎage
465 :
名無しさん@ピンキー:05/01/24 02:04:58 ID:sppD7s1s
初めてあった時は、ギューっとしたくなっちゃいました。
だけど、殺し屋さんの赤ちゃんは「気安くさわるな」といいました。
そして、それから10年。
いま、ハルはハルはぎゅーっとされてます。
マフィアの愛人の特訓強化週間だそうで・・・
すぐにダメになるツナを一人前の男にするためにお前が必要だ、と
ハルより背が高くなってしまって、抱っこできなくなったリボーンちゃんが
言いました。
ハルはツナさんのために頑張ります。これを受ければ、お布団の中で落ち込む
ツナさんを励ますことができるらしいのです。
「脱がせろ」
ハルを抱きしめたまま、気合をいれるために着てきた空手の帯の結び目をほどし
ながらリボーンちゃんはいいました。
「はひ?」
「誘いたい男の服は脱がせるものだ」
体をさらに押し付けるようにするからハルは重たいです。それにリボーンちゃん
の上着には何がはいっているのか、胸に固いものがあたります。空手着の下は
下着類はつけてはいけないので、その固いものがハルの胸に沈んできて痛いの
です。それから解放されようと、ハルはリボーンちゃんの上着のボタンに手を
かけました。あたっていたものの正体が見えました。
「わかりました、これが必要なのですね」
リボーンちゃんがどんな特訓をしようとしているのか、ここでハルはようやく
理解しました。その上着から取り出したのは黒い拳銃です。きっと、これは
ツナさんが敵に命を狙われたときに、相手から武器を奪う練習なのです。
ハルは得意満面でリボーンちゃんに拳銃を渡しました。これでハルはツナさん
のおやくにたてます!
「それを使うのは上級者向きだぞ」
ゾッとするような声で、めったに表情をかえないリボーンちゃんが笑いました。
466 :
↑リボハル:05/01/24 02:08:07 ID:sppD7s1s
465
名前とメル欄入れ忘れました。
10年後の調教師リボーン。読みたいので導入イメージだけ置いていきます。
199さんの山ハル待ってますー
468 :
名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:34:30 ID:Wz0YtoB3
ディノビア期待age
標的28でヤクザに誘拐されたのがツナじゃなくてハルだったら…
と、ふと思った。
あと
>>30さんはもういないんだろうか?
手下の風紀委員使ってハルを輪姦する雲雀が見たい。
ランイー読みたいage
>>470 そんなあなたにランイー捧げます(´・ω・`)つ
472 :
471:05/01/30 23:50:47 ID:jxRVhYxq
10年後ランイー設定です。
それじゃあ投下します!
『イーピンはクールに見えるけど、意外と強引なヤツに弱かったり情に脆かったりするんだ』
いつだったか誰かに言われた言葉が脳裡に浮かぶ。
確かにその通り、私は興味を持てない人間に対してはかなり冷淡だし
何かを望まれてもあっさり切り捨ててしまうくせに、
一度好意を抱いてしまうと今度は逆に見捨てることができない。
そんな私にとって、幼馴染のようなランボの存在。
ランボの、捨てられた仔犬が拾ってくれ、と訴えかけてくるような視線を、
無視することは相当難しかった。
小さい頃から沢田家に関わりを持ち、いつも一緒に過ごしてきたけれど、
恋なんて感情は持ち合わせいなかったし、好きになる事なんて一生無いと思っていた。
だって、バカで自己中心で、周りに迷惑かけてばっかりで。
理性ではそうわかっているのに、今のこの状況はどうだろう。
あのランボが、こんな風に育つなんて夢にも思わなかった。しかもホテルに誘われるなんて。
そんなことを考えていたせいで、ホテルの部屋の入口まで来ても、
まだ私は往生際悪くためらっていた。
そんな私をランボは困ったように見下ろして、
それからいきなり身体を抱え上げると、部屋の中に強引に入れてしまう。
靴を履いたままベッドの上に優しく降ろされた私の上に覆い被さるようにして、
ランボは熱い囁きを耳に吹き込んできた。
「ごめんなさい、イーピン。同情でもかまわない。
俺のことを好きになれなくてもいいから、抱かせて」
愛させて。そんな気障な囁きも、いかにも伊達男に育ったランボの口から出てくると
突っ込みようがないくらい様になっていて、
私は拒絶をすることもできずなされるがままに接吻けを受けた。
触れるだけの接吻けが角度を変えて幾度も私の唇を奪う。
唇が触れ合ってこすれ合うその感触が気持ちよくて目を閉じると、
ランボの唇は私の瞼や頬にも触れてきた。
膝から下をベッドの外へと投げ出した状態の私に、
のしかかってくるランボの大きな身体の熱さと重みが心地いい。
そのまま私の耳や首筋にまで接吻けてくるランボの大きな手が私の手を捕らえて、
手首にも接吻けが落とされる。
「ふぅ……んっ」
皮膚が薄くなっている部分を唇で刺激されて、鼻にかかったような声が洩れてしまう。
私のその反応に、そこが性感帯だと気づいたのだろう、
ランボは、うっすらと血管の浮き出るその箇所を執拗に舌でなぞる。
幾度も幾度も舌でなぶられてから軽く歯を立てられ、
たまらず身を捩ろうとするのを逞しい腕が阻んだ。
「イーピン、感じやすいんだね」
「やっ…そんな風に言わないで」
どうせここまで来てしまえば、何もせずに済ませることはできない。
しかし、開き直って甘えることもすぐには出来なかった。
そんな様子の私を見て、ランボは薄く微笑んだ。
いつもの、人の良さそうな青年、という表現に相応しい表情とは全く違う、雄の貌にぞくっとした。
私の上からその大きな身体をどけると、ランボは私の足元に跪いた。
何をするのかと気になってベッドの上に身を起こした私の靴をそっと脱がせると、
裸足の足の甲に唇を押し当てる。
触れてくる唇は、火傷しそうなほど熱かった。
甲の一番高い部分から足指の付け根まで、幾つも幾つも接吻けを落とされる。
「ふぁっ……」
不意に小指が生温い感触に包まれて、快感の吐息が私の唇から洩れた。
ランボは口に含んだそれを犬歯で甘噛みしながら、熱い舌で口内を転がすように愛撫する。
「ランボ……私、シャワーも浴びてないのに」
「イーピンのだったら全然気にならないよ」
汚いよ、そう言いかけた私の言葉を遮るように、
私の足指を含んだままのランボの口からそんな台詞が零れ出る。
その言葉の内容と、不規則な舌の動きが私の身体をいっそう熱くさせた。
指の股を舌で嬲られると、身悶えしそうなほどの快感が爪先から頭頂部を駆け抜けていく。
ランボは全ての指を丁寧にしゃぶってから、再び足の甲を唇で辿って、
踝に到達するとそこに浮き出た骨を軽く噛む。
そのまま舌で骨をなぞられた。
ランボの唾液に濡れた皮膚の上で、立てた歯をゆるゆると動かされる。
くすぐったいような心地よいような、何ともいえない感覚に私は酔い痴れた。
ふくらはぎや膝を辿って、スカートを捲り上げて露わになった腿まで到達したランボの唇が、
内腿の付け根で動きを止める。
ランボの唇が触れている部分から、皮膚を薄く抓られたような感覚が生じた。
唇が離れたその場所を見ると、花びらのような、薄い桜色の痕が残されていた。
顔を上げたランボと視線が合うと、薄く微笑まれる。
「何日か経てば消えてしまうと思うんだけど……」
確かにランボの言う通り、この程度の痕であれば一週間とかからずに消えてしまうことだろう。
寂しそうな微笑が、何故か胸に突き刺さる。
「今だけ、イーピンが俺のものだって、そう思わせて」
「ランボ……、…うん…」
私の返事に嬉しそうな表情になると、ランボは少しだけ顔を移動させて、
私の秘部に下着の上から接吻けてきた。
「ひぁ…!やっ…ん…!」
ランボが指を伸ばして下着を横にずらすと、叢をゆっくりと舌先で掻き分け、
その下に隠れていた突起を見つけ出して舌で皮を剥くように舐め上げてくる。
痺れるような刺激に身体を震わせると、
小さく尖らせた唇でちゅっと音を立てて吸い上げられた。
「ね、……ランボのもさせて?」
ランボに任せてばっかりでは悪いと思い、意を決した口調で言うと、
ランボは照れくさそうに笑いながらも立ち上がって服を脱いでいく。
同じように私の服も脱がせ、目の前にさらされたランボの裸体は、驚くほど逞しかった。
衣服を取り去ったランボはベッドに座っている私の目の前に立つと、
その大きな身体を屈めてキスをしてくる。
それから自分もベッドに腰を下ろして、優しく私の身体を押し倒した。
目の前にあるランボの分身にそっと手を宛てると先端を軽く舐めてみる。
既に硬くなっているその先端からは僅かに先走りの液が滲み出ていて、
口の中に苦いようなしょっぱいような味が広がった。
舐め取りきれなかった分が、舌を引っ込める際に糸を引いて、
私の口とランボの分身の間に透明な掛け橋を作る。
今度は大きく口を開くと、一気に根元まで咥え込んだ。
思った以上に長いランボのモノは喉の奥まで簡単に届いて、
喉を突かれて喉輪で亀頭を絞めてしまうと、それは更に大きさを増した。
予想以上の大きさに、むせそうになるのをこらえて舌を這わせると、耳に微かな喘ぎ声が届く。
「…ふ、ぅ…っ…」
快感を堪えるように低く掠れたその艶のある声に、自分の性欲が煽られるのがわかった。
私の中に指を挿れて刺激してくるランボに負けないように、
頬を窄めて顔を前後に激しく動かすと、ランボのモノが一気に硬く張り詰めた。
その様子に、苦しい、と思ったところで口の中から抜き出されてしまう。
身を起こして、同じように身体を起こしたランボを見上げると、
よほど私がキツそうな顔をしていたのか、苦笑されてしまった。
「イーピンと一緒にイきたいから……」
はにかみながら言う様子がいかにもランボらしくて、
こっちまで恥ずかしいような気持ちになってしまう。
『イーピン、あそぼ!』
なぜか、不意に幼い頃のランボを思い出す。
向かい合って座ったまま何となく見つめ合っていると、
私の両肩にランボの手が置かれて、真剣な声がかけられる。
「……いい?」
もう挿れてもいいのか、と訊かれているようにも聴こえるし、
本当にいいのか、と訊かれているようにも思える。
どちらの意味にしても今更なのだけれど、
わざわざ言葉にして確認を取ってしまうあたりがランボらしい。
頷くと、肩にかけた手に力が込められて、ゆっくりと押し倒された。
内側をゆっくりと開かれる感触に鳥肌が立ちそうになる。
ぞくぞくするような感覚が身体の奥底から湧き上がってきて、
小さく身体を震わせる私の顔をランボが心配そうに見下ろしてきた。
「痛い…?」
「…っううん、大丈夫…」
根元まで挿れるとランボはそこで小さく息をついて、それから動き始めた。
私の顔の両脇に腕をついて、緩やかに腰を前後させる。
「…はぁっ、ん…」
優しく労わるようにゆっくりとしたその動きは、
ぬるま湯に浸かっているような心地よさを全身に行き渡らせた。
けれど、その穏やかな動きに次第にランボは苦しそうな声を上げる
「イーピン……」
「…何?」
「もっと、激しくしてもいい…?…もっと、イーピンが欲しいんだ」
ランボの言葉に私は驚いたように目を見開いた。
その様子に、あからさまに要求した事を後悔したのか、
ランボはまずかったという顔をする。
けれど私がその顔に笑みを浮かべると、
ランボが了解と受け取ったのか、激しく突き上げてきた。
表情もさっきまでとは違う。
あっという間に追い上げられて、気持ちいいのか苦しいのか、
判断がつかないほどどうしようもない状態に、
自分の口から途切れることのない嬌声が洩れているのを他人事のように感じていた。
行為に溺れて気遣いを忘れ、ランボの背に回していた手に力がこもる。
「ふぁ、んっ…ああっ…、ランボ…!」
うっかり爪を立ててしまった瞬間、ランボの腕の力が抜けて、
上半身が私の上に倒れこんでくる。
「離したく、ない……! 」
後頭部を抱きかかえられて広い胸に顔を押しつけられた私の耳に、熱い囁きが聴こえた。
じわり、と胸の奥に何か熱いものが広がるのを感じた瞬間、達してしまう。
直後にランボも私の中から自分のモノを抜き出して、
私のお腹の上に熱い液体を吐き出した。
まるで全力疾走したあとのように、
ランボは荒い呼吸を繰り返してぐったりと私の上に身を伏せている。
もっとも重さはほとんど感じないので、
私の頭と首の下に置いた両腕で体重を支えているのだろう。
「………………」
「………………」
「……ランボ?」
まるで眠ってしまったのかと思うほど長いこと無言のままでランボがそうしているので、
名前を呼んでみると、抱き締める腕にぎゅっと力をこめられた。
「離したくないよ……」
拗ねた子供のような口調に、思わず笑いが洩れそうになるのを一生懸命堪えたけれど、
身体の微妙な振動でランボには伝わってしまったようだった。
「馬鹿みたいだって、思ってる?」
「思ってないよ」
「そう思われたっていい」
ゆっくりと、身体の奥底から響いてくるような声が私の耳を貫く。
「イーピンが、俺のモノになってくれるなら、どう思われたってかまわない」
「ランボ……」
胸が苦しかった。どうして、私なんかをそこまで好きになれるんだろう。
目の奥が熱くなるのを感じて瞼を閉じ、ランボの額に軽く口付けた。
目を開くと、そこにはランボの驚いた顔があった。
「イ、イーピン?」
「ランボ…私、ランボが好き。気持ち誤魔化そうとしたけど…やっと分かった」
そう言ってから、私は恥ずかしくて俯いてしまった。
そんな私に、ランボはいたずらっぽく笑いかけて、ぎゅうと抱きしめる。
「いつまでも、ブロッコリーのお化けって思われ続けたらどうしようかと思った」
「それは、ランボが悪いんじゃない」
「でも、もういい。今すっごく嬉しいから!このまま一緒に寝てくれる?」
「……いいよ」
「あ、それと一緒にお風呂も入りたい」
「なんか…急にわがままになったね。別にいいけど…」
私の返事に、尻尾があったら絶対に振っているだろう、
と思えるような笑顔を見せるランボが、愛しくてしょうがない。
浴室で互いの身体にこびりついた体液を洗い流し、
大柄のランボと二人で入っても充分すぎるほど余裕のある広い浴槽に、
ランボに抱き締められて浸かった。
浴室を出るとランボは濡れた私の全身を拭いて髪の毛を乾かしてくれ、
ベッドに寝転ぶと両腕を差し伸べてくる。
「イーピン、来て?」
広い胸に抱き締められて目を閉じると、瞼に軽く接吻けられる。
「もう離さないからね、イーピン、大好き!」
そんなランボの言葉に、可愛いと思う自分がどうしようもなく情けなく思えて、
私はランボの身体に腕を回してしがみつくときつく目を閉じた。
480 :
471:05/01/31 00:04:16 ID:mibFD3p7
>>470サン
どうでしょうか…(;´Д`) !?
スレ汚し失礼しました〜!
481 :
470:05/01/31 01:13:39 ID:8bA7dS6G
>>471さん
ありがとうございますー!
あ、あんまり興奮したレスを付けるのもアレなんですが、
10年後の二人のキャラが自分の理想そのものでした…!
特にクールなお姉さんなイーピンに(;´Д`)ハアハア
途中と最後に現代の話が入るところなんか、上手いですねー!
気になったのですが、冒頭の台詞はもしかして
リボーンのものなんでしょうか?
もしそうだったら3人の関係を妄想してやっぱり(;´Д`)ハアハア
沢山萌えをいただきました!ありがとうございます!!
出来ればまたお願いしますw
(それとももしや別に投下済みの既存職人さんなんでしょうか?)
シャマルとビアンキの絡み投下しようと思うんですが需要あるのかと小心者orz
483 :
482:05/02/01 05:19:54 ID:RBcvjsRz
結局徹夜で書いてしまいました(何やってんだか)。
シャマルとビアンキです。
484 :
1/7:05/02/01 05:21:03 ID:RBcvjsRz
「ビアンキちゅあ〜んっ!!おはよーーーう!!」
「死ね」
挨拶は全く持って毎回過激。
何が面白いのか。
この腐れ医者は顔を会わせるたびに彼女にちょっかいを出し、その度に撃沈される。
その日はたまたま中学校に通りがかって。
隼人の様子でも覗いてみようと校舎に入り込んだのが運の尽き。
折り悪く職員会議を済ませて保健室に戻ってきたシャマルが彼女に気づいて飛び掛ってきたのを、回し蹴りで扉の開放されていた保健室に叩き込んだ。
「毎度毎度よく飽きもせずにそんな真似が出来るものね、シャマル?」
「つれねーなあ。昔は一緒に風呂に入った仲だってのに」
「済んだ話よ」
軽薄な笑いを浮かべて自分を見上げるシャマルに、ビアンキは耐え切れずに視線をそらせた。
そう。昔の話だ。
何人もの「妹」たちに嫉妬したことも。
一時とはいえ、このろくでなしの女好きと付き合ったなんてことも。
「若気の至りよ」
終わった話の筈だ。今の自分にはリボーンという愛する男がいる。
なのに。
なのに、この男は。
「あーあ。昔はあんなに可愛げがあったのにな?」
へらへらと。
シャマルはよっこいしょ、と立ち上がるとまっすぐにビアンキを見据えた。
「何だってこっちの世界に踏み込んだ?…お前が踏み込むほどの世界じゃなかった筈だ」
そうだ。いくらボンゴレの幹部の家に生まれたからとしても、ポイズンクッキングという強力な武器を持っていたとしても。
彼女が望みさえすれば、普通の生活を送ることも出来たはずなのに。
485 :
2/7:05/02/01 05:22:23 ID:RBcvjsRz
「…あんたに話す事じゃないわ」
また。
視線を地面へそらす。
未だにまっすぐ見ることが出来ない己の弱さが恨めしい。
「お前が、『こっち』に来たって知ったとき、俺がどんな気持ちになったか。お前さんにはわからねーんだろうな」
苦笑がちにこぼす言葉に、ビアンキは何を言い出すのかと眉を潜めたが。
「あなたに関係ないでしょう」
言って。するり。
傍らを通り過ぎようとした。
ここに居てはいけない。早く逃げなさい。
頭の中で、警報が鳴る。
体は、素直にそれに従った。
「待てよ、ビアンキ」
不意に、手を引かれて。
「離してよ!!」
反射的にそれを振り払った瞬間。
「──!!」
腰を強引に寄せられ、気がつけばシャマルの顔が眼前にあった。
「何の、真似よ…」
「別に?」
いつもと同じ、軽薄な薄ら笑い。
けれど、彼女はそこにとてつもない悪寒を覚えて、思わず拳を振り上げた。
「おっと」
が、それはいとも簡単にシャマルに受け止められて。
「乱暴な真似はナシだ。お前さんには似合わないぜ。…ビアンキ?」
言うが早いか。
ビアンキの唇は、シャマルのそれによって塞がれていた。
486 :
3/7:05/02/01 05:23:18 ID:RBcvjsRz
「…っ!」
──ぬるり。
一瞬の自失をついて、ぬめった感触が口の中に広がった。
その瞬間、手放しかけていた理性が戻ってきて。
「…いった〜」
シャマルの唇を噛み切っていた。
見ると、シャマルの唇の端に血が滲んでいる。
「自業自得よ」
「相変わらず可愛い性格。…けどな」
次の瞬間、背中に強い衝撃。
「あんまりおイタしてると──」
痛みに顔を歪めるビアンキに、シャマルはその体を器用に拘束して。
「──オジさんにも、考えがあるよ?」
言って、再びキス。
けれど、今度のはさっきとまるで違う。
乱暴にくちづけたそこを、シャマルは犯す勢いで蹂躙した。
抵抗出来ない。
一瞬、意識が遠くへ飛ぶ。
唾液が溢れた。
「何で俺から離れた?」
抱きすくめた手が、さわさわとビアンキの体を渡る。
「何で、この世界に入った?」
言葉を繋ぎながら、手は冷静にビアンキの体をまさぐる。
──何で、この世界に入ったか、ですって?
「…あんたに、関係ないわよ」
漏れた言葉は、字面だけは威勢のいい。
──相変わらず上手いんだから。
憎らしい。この男はいとも簡単にビアンキの体温を上げてしまう。
「は、…んぅ」
熱を孕んだ吐息が漏れた。
警告はもう止んでいる。逃げられないことを、体が悟ってしまったんだろう。
服の上から、全てを確認するように、シャマルの手が動く。
487 :
4/7:05/02/01 05:25:03 ID:RBcvjsRz
「大人になったな」
「誰のせいかしら」
「俺のせいとでも?」
胸の感触を楽しみながら言った男に、ビアンキは唇を歪めて返した。
「他に誰が居るのよ」
「違いない」
潤んだ瞳で見返されたシャマルは自嘲したように笑って、ビアンキの服を脱がしにかかった。
露になった素肌は、知っていた頃よりも少し日に焼けて。
記憶に残るよりもはるかに成長したそこをゆるゆると揉みしだくと、ビアンキの唇から甘い声が零れ落ちる。
「ん…」
頬を赤く染めてわずかに眉をひそめたその表情を楽しんで、体中、いたるところに唇を落とした。
脇腹に触れると、ビアンキの体が反応したのが伺えた。
「感じるところは、変わらないな」
揶揄する言葉に返すだけの余裕もない。
そんなビアンキの様子にシャマルは苦笑を一つ。
「ひあっ!?」
冷たい感触が胸の先端に触れて、びくりとビアンキの体が跳ねた。
「おいおい、敏感すぎじゃねーのか?」
その反応に驚いたシャマルは、だが先端に触れる手を止めることもせずにその顔を覗き込んだ。
「あ…ん、くふ…」
ビアンキの唇からもれるのはもう甘い喘ぎだけ。
窓から差し込む朝日を受けて、全身がピンク色に染まっているのが見て取れた。
488 :
5/7:05/02/01 05:26:21 ID:RBcvjsRz
時に指で、時に舌で。
全てをフルに使ってビアンキの体を追い詰めていく。
「ねえ…」
熱に浮かされたビアンキの声がシャマルを呼ぶ。
「何だ?」
何が言いたいのかは良くわかっている。けれどシャマルは意地悪そうに目を細めて答えた。
「お願い…」
「限界?」
覗き込んで問うと、ビアンキはこくりと小さく頷いた。そんな仕草はいつになっても変わらない。
「じゃあ」
肩にかけられていた手を自分の股間に持っていき。
「わかるよな?」
にっこりと笑ってそう言ってやると、ビアンキは揺れる瞳を伏せた。
ベルトを外し、パンツの前だけをはだけさせる。
取り出したそれを、ビアンキは一瞬の躊躇の後、自らの口に含んだ。
「ん、ん…」
眉根をぎゅっと寄せて、舌を這わせる。
咥えたそれは、既に十分な兆しを見せていて。
なのに、まだだ、と。
見下ろす視線にそんな意思を感じた。
口の中に先走りが溢れる。
それを何度も飲み下して。
「…そう、上手くなったな」
頭上から落ちてくる声は、いつもの軽薄さなど微塵もなくて。
少しかすれたその声に、ずくん、と。
体の中心が疼いたのを感じた。
489 :
6/7:05/02/01 05:27:17 ID:RBcvjsRz
「ビアンキ」
呼ばれて、見上げる。
「もういいぜ。…おいで」
体を引き上げられ、抱きすくめられた。
お互いの唇を、夢中でむさぼる。
「あ」
そうする間にも、シャマルは器用にビアンキの下着を剥ぎ取り、中に指を潜り込ませた。
第二関節まで入れて、かき回す。
「あふ…あ、あああ!」
がくがくと足が震える。力が入らない。
ビアンキの体は、既にシャマルの腕一本に支えられていた。
「準備万端」
耳元に低く響く声に、ビアンキは更に顔を朱に染めて。
「こっちにおいで」
腕を取られるまま、ベッドに誘われる。
「ね…」
意外なほど優しい仕草でそこに押し倒されたビアンキは、融けるように甘い声でシャマルを誘う。
シャマルはビアンキの様子に苦笑して、開かれたそこに自身を押し進めた。
「あ、はあ…」
甘さと快感の混ざった声が朝の保健室に響く。
一度根元まで挿れて、そこで止める。
「ん、ふ」
荒い息づかいをするビアンキの肩口にくちづけると、シャマルはゆるゆると腰を動かした。
「ぁ、あ、は…。んぅ、あ、んああっ」
嬌声。
ビアンキは声を抑えることも出来ず、ただシャマルの動から快感を拾い上げる。
「いいぜ。…そろそろだ」
きつく締め上げる感触に、シャマルの声もわずかに上擦り。
「あああああああんっ!!」
一際きつく叩きつけるとビアンキは体を硬直させて果てを迎えた。
その締め付けに、シャマルも限界を感じて。
ビアンキの綺麗に引き締まった腹に、放った。
490 :
7/7:05/02/01 05:28:38 ID:RBcvjsRz
熱が冷めると、入れ替わるように後悔と自己嫌悪がビアンキを襲う。
白いベッドに体を横たえたビアンキは、すっかり身なりを整えて保健室の備品を補充しているシャマルを見て。
「…あんたに惚れてたなんて一生の汚点よ」
未だ力の入らない声で、そう呟いた。
シャマルはそんなビアンキの声を聞いて、また苦笑。
「可愛かったぜ?」
背中越しににやりと見ると、ビアンキは面白くない、と枕に顔を埋めて。
「昼になったら起こしてちょうだい」
と、疲れた体を睡魔に任せ、幾分も経たないうちに寝息を立て始めた。
シャマルはビアンキの体に布団を掛けなおしてやって。
「仰せのままに、プリンセス」
昔から変わらないその寝顔に、ふっと笑いかけたのだった。
fin.
乙です!!シャマビア禿しく萌えました…!
また気が向いたらよろしくお願いします♪
ここは上手な職人さんが多いですね。
一気に読破してしまいました。
いつかイーピンと雲雀を読んでみたいです。
グッジョブです!
萌えました(*´Д`) !ビアンキ可愛い…
シャマルの余裕のある感じがいいですねw
>>492さん
同感です!雲雀にひとめぼれイーピン(´∀`*)
494 :
482:05/02/01 21:56:41 ID:RBcvjsRz
ありがとうございます。
初投下だったんでどんな反応が返ってくるのかとびくびくしてました。
本気で小心者な俺。
雲雀とイーピンか。…俺には難しそうなんで神降臨待ち..._| ̄|○
>>494 初投下乙です。
エロい上各キャラが可愛いのがなんとも(*´Д`)
ビクビクなんてしないで是非またお願いします!
ツナハルの続き待ってます…(*´д`*)
>>471さんのランイー激しく萌え。
想いがつうじて嬉しそうなランボの犬っぷりと、
やっぱりお姉さんなイーピンにニヤケがとまらん…。
ありがとう!
初ランピン投下します。
ランボの独白…みたいな感じで。
499 :
ランピン1:05/02/06 23:56:56 ID:muGzx7Rg
君の為にお湯を沸かす。君が泊まった朝の日課だ。
僕が先に起きるのは君の寝顔を見るため。それが正しい
朝だと信じているから。だってあんなに可愛くて綺麗な
ものは他にないでしょう。大切な宝物。
その宝物がゆっくりとベッドルームの扉を開けた。大き
くて僕の全てを映してしまう瞳はまだとろりとしていて
細くって出会った頃を思い出す。うん、あの頃から好き
だった。
おはようと抱き締めた僕を押し遣る君はシャワーとだけ
呟いた。目先の恋人よりも隣のバスルームを優先なんて。
ランボさんちょっとがっかり。慣れてるけどさ。
ご一緒しましょうか?今は朝よ。
構わないけど。間に合ってるわ。
こんなお決まりの会話も朝の挨拶がわり。夜ならたまに
は許してくれるものを。解かれた髪を洗ってあげるのは
エロティックで好きなんだけどな。それと可愛い子猫が
爪を立てたこの背中を洗って欲しいんだけど。
500 :
ランピン2:05/02/06 23:59:08 ID:muGzx7Rg
こんなに幸せな僕だけど一人前に悩みだってあるよ?小
さな頃からしっかりものの君は今でも僕を子供扱いする。
喧嘩して拗ねるのは僕。仕方ないなと頭を撫でてくれる
のは君。それはもう習慣で。でも僕だって君を守ってあ
げられるから。昔より大きくなった体は君を包むことも
造作ない。全てを賭けて抱き締めてみせる。だから安心
して僕に君を預けてよ。
そんなことを考えてたら。昨夜の名残を落とした君が現
れた。用意したお茶を渡す。このタイミングも茶葉が開
く最適な湯温も覚えたんだよ。愛の為に。
なんだか朝から幸せそうね。湯上りの君が問いかける。
大きな瞳の中には間違いなく笑顔の僕がいた。
君がいるからさ、イーピン。
軽く抱き寄せて魅力的な額に口付けを一つ。互いの手に
は香を振り撒く茉莉花茶と砂糖を入れた甘いラテ・マッ
キャート。
僕らの関係は続いてゆく。
501 :
498:05/02/07 00:01:07 ID:HINj/sKj
こんな感じです。
ランピン好きですが難しい…。
伊達男を上手く書けるよう精進だな。
可愛いです。伊達男な割にマメなランボさんに萌えました。
GJ!
ランボいい男だな〜乙です!
誰かツナハルかツナ京書いてくれないか...
旦那がいなくて欲求不満のツナママをレオンを使って慰めるリボーンキボン
相手は誰でも構わないから、エロ可愛いハルたんが見たいage
>>506サン
ディノハルとヒバハルどちらがお好みですか?
ツナハル。
>>507 どっちも好きで選べないYO!
けどヒバハルは今494さんのメryがあるみたいなので、ディノハルかな?
じゃあ下手な文章ですが、ディノハルどうぞ!
511 :
ディノハル:05/02/11 20:45:04 ID:dOrb7Dzw
真っ暗にした部屋の中で、ハルが呆れながら俺の顔をちらちら見ている。
なんだよ、テレビに集中しろよって言いたいけど、そう言う俺も実は全然集中してない。
っつーか、だって、怖いんだもん。
「ディーノさん、怖いんだったら見るのやめません?」
「……だって、折角借りてきたのに、」
ビデオのリモコンを取り上げるハルの腕を、横から掴む。
キッと睨み付けた俺の視線にハルはもう何も文句を言わなかった。
テレビでは緊張のシーンが続いている。
あ〜、だけど俺、怖いの苦手!
どきどきして心臓が持ちそうにないから、ぎゅっと目を閉じて頭から布団を被った。
日本のホラー映画が前から気になってたんだ、って近所のレンタルビデオを借りてきて、
怖いの苦手だから一緒に見ようぜ!ってハルの部屋に押しかける作戦。
安直だって思ってるだろ。俺だって思ってる。
だけどハルはフツーに付き合いますよって言ったんだ。
よっしゃ!と思ったのもつかの間。誤算だったのは俺が本当に怖いのダメってところ。
なんてかっこ悪い。マフィアのファミリーをまとめるボスなのに。
始まって少しも経たないうちにハルのベッドに潜り込んで頭から布団を被った俺を、
ハルはただただ呆れた目で見てくれるのでした。おわり。
部屋の電気を消して暗くしてあるから、
あわよくばハルに手ぇ出してやろう…と思っていた俺の作戦は水の泡か…。
いやいや、まだ機会はあるはず。諦めねえ!
それより、怖い怖いとは聞いてたけど、邦画のホラー映画って本当に怖いんだ。
俺は布団の中でしょーもない事に感心してみたりする。
「ディーノさん」
やっぱり見てないでしょう、ってハルが目で訴える。
「…見てるよ」
もう、拗ねた声しか出てこない。こんちくしょう!俺だって本当はこんな事したくねえんだよ。
「…ハル、こーゆうの平気なんだ?」
「…べつに好きでもないですけど…」
俺はベッドから手を伸ばして、一段低いところに座っているハルの腕を掴む。
512 :
ディノハル:05/02/11 20:46:39 ID:dOrb7Dzw
「はひっ?!」
「お前もこっちこいよ」
ぐっと引き寄せると、ハルはゆっくりと立ち上がった。
こうゆうの、思惑と全然違うんだけど二人でベッドの中からテレビ見て、なんか変な感じだ。
いっつも必要以上にくっつくと怒るくせに、今はハルも何も言わない。
「やっぱり、びびってたんじゃん」
「ディーノさんほどじゃないです」
さっきひっぱった腕はそのまま俺が今、両腕でホールドしてる。
どんだけぎゅってしても、ハルは文句を言わない。
あ〜、俺が考えてた「色々」とは違うんだけど、これもちょっとシアワセ。
「…あの、ちゃんと見てますか?」
「見てるよ」
ちらりと、俺の顔を見たハルと目があった。
ばれた。ちゃんと見てたのはテレビじゃない。ハルの顔だ。
ふう、って呆れた溜息が聞こえる。
ああ、そんな風にしなくてもいいじゃないか。
だって俺は、借りてきたビデオよりもお前が好きなんだから。
お前の方が、気になるんだから。
「…ディーノさん、」
「なんだよ」
「……。」
なんでもない。だけどもう少しこのままにしてても良いよな?
俺はもう少し強い力でハルの腕をぎゅっとした。
ハルは何も言わなかった。なんか、これ男女の立場逆じゃないか…?
テレビではホラー映画も佳境に入っている。
ああ、どきどきするなあ。横を向けば鼻先にあるハルの髪から香るシャンプーの匂いとか。
きつく抱きしめてても柔らかく弾力のある二の腕とか。
「…ハル、もうちょっとこっちきて」
「えっ?あのっ、引っ張らないでください、分かりましたから!」
「そのままもうちょっともうちょっと」
「ひゃあっ」
ずるずるとハルの体を俺の両足の間に滑り込ませる。
513 :
ディノハル:05/02/11 20:47:27 ID:dOrb7Dzw
すっぽりと両腕の中に収まってしまうハルは抱き枕のようだった。
「ハルちいさいなー」
「くすぐったいですよ〜!映画に集中できないです…!」
ビデオなんか、もうどうでもいいんだけどなあ。
なんで女の子ってこんな温かいんだろ。
しばらくはぼんやりとそんな事を考えていたが、ハルが映画の場面に驚く度、
形の良い尻が、じりじりと寄ってきて俺の下半身にぴったり密着してくる。
神経が完全にそこに集中する。やばい…勃つなよ、我慢しろ、俺。
甲高い叫び声と共にハルの体がびくっと震えた。
テレビの中で引きつった顔の女優と、唸り声を発する幽霊らしきモノ。
無意識のうちにハルは俺のトレーナーを握り締めていた。
ここは、付け入るチャンス、だよな?うん。
「ハルちゃん、こんなつまらんビデオ、消しましょう」
ぽつん、と吐き出してテレビを消した。
ビデオデッキの電源は入ったままで、静かな部屋の中で電子音だけ耳につく。
「はひ!?何するんですかー!途中なのにっ!」
「ごめん。でもさ、恋人同士がベットの上にいるんだ。する事はひとつだろ?」
「ディーノさんが見たいって言ったんじゃないですかー!もう!って、…え?」
ハルは目をきつくつり上げて怒鳴るが、途中で俺の言った事の意味に気づいたらしく、
真っ白な肌をリンゴのように赤くして黙ってしまった。
「可愛いな、ハルは」
「…〜誤魔化さないでくださいっ!下には親がいるんですよ!?」
「ハルの親父さんには、ハルと付き合ってますって挨拶してるから大丈夫!」
「そんな問題じゃ、ないです!」
「それに、さっき夕方からご両親共出かけるって、ハル言ってただろ?」
「………そうですけど、」
「家には二人っきり。な?完璧!」
「…………うぅ」
ハルは自分の部屋を使う事に抵抗があるようだ。
だからと言って今からホテルに行くのも面倒だし。止める気なんて、さらさら無い。
難しい顔をして悩んでいる彼女も可愛いけど、いつまでも待っている訳にもいかない。
514 :
ディノハル:05/02/11 20:48:28 ID:dOrb7Dzw
「ハル、キスしていい?」
「!…………はひ、」
熱っぽい視線で俺を見て、恥ずかしそうに頷く。
イタリアの女と付き合っていた頃は、こんな野暮な事いちいち聞いたりしなかった。
けど許可を得てからしないと、ハルはすぐ怒るから。それも可愛いけど。
ハルは、キスをするのも、セックスをするのも、俺が初めてだった。
軽く唇を重ねると、きつく閉じられていたのが徐々にゆるゆるとほだされていく感じ。
ついばむように、何回も唇を落とす。それから、深く。
口内を味わうように舌を掻き混ぜると、俺より小さな舌が吸い付くように絡まる。
最近上手くなったなあ、って考える。
最初、ハルはそれに応える事もできずにただ呆然と俺のする事を受けとめていたのに。
ぬるっとした感触に反応して、ハルは口内に溢れてきた唾液を飲み込んだ。
こくっと音がして、それが喉を通る感覚が妙にリアルに感じられる。
(…エロくさい。)
その、喉が上下する様とかが。
ぎゅうっと肩を掴んで放さないハルの手が緩んだのは、それから暫くしてからの事だった。
唇を離して、ハア、と大きく息をする。
唇の端から垂れた透明の唾液を手の甲で拭ったのを見て、俺も親指で拭ってやった。
酸素が上手く吸えなかったのか、頭の芯がぼーっとしたようにハルは惚ける。
少しとろん、とした目を向けられて、ますます気持ちが昂ぶった。
ゆっくりと、ハルの腰と肩を支えて、ベットに押し倒す。
「ひゃあっ」
何回体を重ねても、初々しい反応をするハルを相手していたら、いざキス以上に進もうとすると、
情けないけど、俺はすごく緊張する。
こんな姿、部下になんて絶対見せられないだろうな。
汗ばんだ拳でそっとシーツを掴む。
ひんやりした感触が指先から伝わってきて、だけどすぐにそこも熱くなる。
どきどき、どきどき、してくる。
耳元にそっと吐かれた熱い息が、すごく生々しい。
はあ、って呼吸がかかる度に、下半身にぎゅっと血が溜まる。
515 :
ディノハル:05/02/11 20:49:46 ID:dOrb7Dzw
なんかもう一生懸命すぎて、組み敷いてるハルの顔を見るのも忘れてて、
ふと目を開けるといつも見てる真っ白な肌が目に入った。
頬に手をあてるとそこに汗が滲んで、じんわりと浮かんだ俺の手の汗とそれが混じった。
(ヤベー…)
俺の下でぎゅっと目を閉じて震えてるのが可愛くて、そんでもう頭が大混乱する。
(好きだ……)
胸の中、その言葉ばっかりに支配されて、下半身はまるでそれと別みたいに、
目の前のこいつの中に入りたくて、入りたくて、仕方なくなる。
「……ディーノさん…すき、だいすきです」
頬をピンクに染め呟くハルが愛しくてたまらなくなって、優しく撫でる。
そうすると、ハルはくすぐったそうに目を細めて、猫のように身を捩って笑う。
あー…今なら俺シアワセ過ぎて死ねる…。
鼻を掠めるハルの香りと俺を包む温かい体温。そして、触れる柔らかい唇。
ハルのニットとブラを一気にたくし上げ、
我慢出来ないように指先で探り当てた乳房の先端の周辺を、
触れるか触れないかというぎりぎりの箇所で、指で縁を描くようにくるくるとなぞり、
時折り先端を掠める爪の刺激をハルは面白いように反応した。
戯れに俺がそれを指先で摘んでみると、全身に電流が走ったようにハルは背中を仰け反らせる。
ハルの唇からは、弱々しい呟きが洩れた。
「ディーノさん……意地悪。」
「…そうか?」
意地悪してる余裕なんか、全然ないんだけどな。
手なんかめちゃくちゃ震えてるし。
自分と目を合わせないようにしているハルの先端を何の前触れもなく 、
俺がぺろり、と舌で舐めると、予期せぬ刺激にハルは思わず声を洩らす。
そのままねっとりと舐め上げたり、硬く尖らせた舌の先でつついたりして楽しんでいるうちに、
ハルの先端はすっかり勃ち上がってしまっていた。
「…やだぁ…ディーノ、さん…っ!」
見上げてくるハルの眼には生理的な涙が浮かんでいて、俺の劣情をいっそう煽った。
516 :
ディノハル:05/02/11 20:50:34 ID:dOrb7Dzw
唇にちゅ、と音を立てて接吻けると、スカートに手を滑り込ませた。
内腿を撫でさすり、下着の上からすでに少し湿った部分を擦る。
「はぁ、ん…!」
ハルが耐え切れず切ない声を上げると、そのたびに俺の分身は先端から零を滴らせた。
下着をずらし指を第一関節まで入れると、俺は浅い抜き差しを繰り返す。
哀願するようなハルの声は、行為の中断を望んでいるのか
それともより強い刺激を求めているものか、俺自身にもわからない。
敏感な粘膜を温い指で丁寧に刺激されてハルはベットが軋むほど、快感に身をよじって悶えた。
スムーズに出し入れできるようになるとゆっくりと二本目の指を押し込み、
根元まで埋めたところで折り曲げて腹側の腸壁を強く押し上げる。
ハルの一番感じる所を外側から内側にかけてゆっくりと、八の字を描くように優しく押すと、
ハルの口からは悲鳴に似た喘ぎ声が洩れた。
もう片方の手で乳房を揉みしだくうちに、次第にハルの身体から力が抜けていく。
「…ディーノさん、もう―――」
「俺も、限界…」
お互いまだ服を着たままだったけれど、脱ぎかけっていうのも、ソソる。
ベルトを外しズボンを膝辺りまで下ろしてから、ハルの下着だけ剥ぎ取る。
外気に晒されて妖しく光るハルのそこは充分すぎるほどに濡れて、
なんの抵抗も感じさせず根元まで俺を受け容れた。
ハルの中にいる間、俺はずっとハルを抱き締め続けていた。
もう離さないと言わんばかりに。
517 :
ディノハル:05/02/11 20:52:14 ID:dOrb7Dzw
「ふぁ…っ、ん、ああっ…」
ゆっくりと腰を動かすと粘着質な音が部屋に響いた。
浅く速い呼吸を繰する身体を抱き締めていると、
まるでお互いの心臓が一つになったような錯覚が胸に生まれる。
お互いの顔を見ることもできないほどの息苦しい位の締め付けは、
この上なく俺を幸福にしてくれた。
ぎりぎりまで抜いて激しく腰を打ち付ける動作を繰り返す。
もはや自らの意志では止められなくなってしまった腰の動きに、
自分の限界が近づいていることを悟る俺へ、
その腰の動きに合わせて揺れていたハルが 途切れ途切れに囁いた。
「……ディ、ノさぁ…ん…ハル、いっちゃい、ます…!」
「…くっ…」
その言葉を耳にしたとたん、俺はハルの中に 熱い迸りを放ってしまっていた。
ハルの中で分身が萎えていくのを感じながら、ハルの胸の上に倒れ込む。
呼吸が整うまで暫くそのままの状態でいたら、下になっているハルが苦しそうに言う。
「ディーノさん、重いです〜!」
「あっ、悪い、ごめんな」
「…もう、ビデオ見たいって言うから、付き合ったのに…」
「最初はちゃんと見るつもりだったんだよ。でもハルが可愛いからさー」
「はひっ!?い、言い訳になってません!」
「ははっ、照れない照れない」
「うぅー…〜じゃあ今度はハルとケーキ食べるの付き合ってくださいね!」
「おう、いいよ」
「絶対ですよ!」
「うん」
ああもう、そんな可愛いお願いなら、なんでも付き合ってやるよ。
ケーキの事を楽しそうに話すハルを抱きしめて、俺はこの幸せに浸った。
以上で終了です。あんまりエロくなくてすみません_| ̄|○
どなたか職人様のヒバイー期待して待ってます(´∀`*)
519 :
506:05/02/11 20:59:29 ID:63bTY8L0
十分エロいですよ!(*´Д`)ハアハア
乙でしたー!!
506じゃないけど
>>505さん是非ヒバハルも書いてください!
ディノハル禿しく萌えました
ここ、ツナハル希望者と他の温度差が激しいな…。
どっちも好きな自分はおかしいのか?(´・ω・`)
>>521 おかしくないよ。
自分はリボーンキャラのエロなら誰でも好きだけどなー。
523 :
名無しさん@ピンキー:05/02/14 22:54:09 ID:O0d+Hja5
ホシュ
524 :
ふと思った:05/02/14 23:12:21 ID:IkW+pZfq
ハルをエロくするのは山本と雲雀。
ハルを可愛くするのはツナとディーノ。
ハルがハルらしいのは獄寺。
>>524 お〜なるほど!そう言われてみれば(´∀`*)
ここって作品は多いのに雑談する人がいないのは何故だ?
今週のランイーに(;´Д`)ハアハア
職人様とロムばっかとか
ツナ京が読みたいものの、ツナでエロが考えつかん…。
こうなると
ワオってエロ的には使いやすいキャラなんだな
ここはハル好きの人が多いのか?
山本とビアンキなんかどうだろう
530 :
518:05/02/16 23:05:58 ID:InBV7XHI
前にヒバハル書いた者です。
ディノハルも書いてみたので、投下しますね。
すみません!間違えました_| ̄|○
前にディノハル書いた者です。
ヒバハル投下しますね(´Д`;)
532 :
ヒバハル:05/02/16 23:22:19 ID:InBV7XHI
「……やばいな」
そう雲雀が呟いた時、その言葉を聞いたのは、ハルだけ。その場にいたのも、ハルだけ。
「何がですか?」
目の前にあるプリントに手を伸ばすのを途中で止めて、顔を上げた。
雲雀はそっぽを向いて机に肘をついたまま動かない。
口元に手を当てて、その視線はどことなく落ち着かない感じだ。
「ヒバリさん?」
ハルをちらっと見て、またすぐに目を反らしてしまった。雲雀にしては珍しい。
「あの、どうかしました?」
「…うるさいな。わめかないでくれる?」
(何なんでしょうか、一体)
高そうな革張りのソファーに座っている雲雀を見上げてしゃがみ込んだまま、
不思議そうに首を傾げる。
けれど、雲雀の様子がおかしいからといって、相手にしていられなかった。
部活で他校との合同練習があったついでに、いつものように応接室に寄ってみると、
一暴れしたのであろう。被害者はいないものの、机は倒れ、書類などのプリントが散乱していた。
ハルは初めは驚いたが、今ではその状態の時に訪れると、片付ける習慣がついていた。
「……ハル」
「はひ、何ですか?もー、今日も派手に散らかしてますねぇ」
「いつ終わった?生理」
あまりにも驚きすぎて、ハルは人形のように固まったまま目線だけをゆっくり雲雀に向けた。
ぶつかった視線の先にあるその顔は、僅かに敵意の混じったようにも取れる目つきをしている。
「……頭、打っちゃいましたか?」
「いいから答えなよ」
「………………おととい、です…」
(何で答えてるんでしょう、ハルは…)
ハルを見る、その強い視線に負けてしまった、…とでも言うか。
雲雀は僅かにに目を細めると傲慢な動作で少しだけ腰を上げた。
「…じゃあ大丈夫だね」
ハルはつい今し方の発言に呆気に取られたまま、見下ろしてくる雲雀に顔をしかめる。
533 :
ヒバハル:05/02/16 23:23:46 ID:InBV7XHI
雲雀は立ち上がったまま移動しようともせず、
ハルの手首を掴むと自分の方へぐいと引っ張り寄せた。
その衝撃で手に持っていたものが全部その場にバラバラと落ちる。
あ、と足元を気にしたハルの様子など知った事じゃないのか、もう一方の手が腰に回って、
強制的に雲雀へと正面から向き合わなければいけない。
雲雀はまたソファーに腰を下ろし、ハルは雲雀の座っている場所の目の前に
おぼつかない足取りのまま立たされて、両手で腰を抑えられた。動けない。
「はひっ、何、」
言い切る前に、覗き込むように近づいた雲雀の唇が、押さえ込むように後頭部に回された手が、
息を飲む暇もなくハルの唇を塞ぐ。
「ん、っ…」
弛んでいた唇の隙間からすぐに舌が入る。入るというよりまるで全てを舐めるみたいに。
油断していたせいで、唇の隙間から唾液が伝った。
中で動き回る舌は、なんだかせわしない。
ハルの熱を急いで上げようとしているみたいに執拗に絡んでくるせいで、
思惑通りなのか意識が朦朧としてきた。
「…っあ、……ヒバリさん…な、何ですか?いきなり、」
やっと声を出す事を許されて目を開けた。
口元を拭うと、自分の顔なのに妙に熱い。雲雀は何だか不機嫌な表情だ。
「君のせいだよ」
「はひっ?!何ですかそれ、ハルが何したって…」
「勃った」
一瞬言葉の意味が理解出来なくて。
それでも次の瞬間心臓がドクリと音を立てて、ハルは真っ赤になった。
「…責任取ってくれる?」
腰に回っていた手が下へと降りて、するりとスカートを持ち上げた。
逃れようと反射的に腕に力を入れると、拘束する様にその腕にぐっと頑なに力が篭る。
「だ、だめですよ!ヒバリさんたら!…こんな…こんなトコで!」
「このままじゃ帰れないよ」
それはそうだ、とハルは思う。
534 :
ヒバハル:05/02/16 23:25:07 ID:InBV7XHI
一瞬で頭を過った映像は、言いたくもないけれど卑猥なものばかりだった。
学校という社会生活では遮断しているはずの、もっと動物的な感情。
そこに混じって「ここは学校だ」という冷静な自分を見つけて、赤かったはずが青くなった。
何においても、雲雀の自分勝手な行動を食い止める術をハルは心得ていない。
「だめです!!…人が通りかかります!絶対!」
人が通りかかったところで、応接室の中で何が起ころうと、
ドアを開ける人間はこの中学でいないのだが。
「もし、誰か入ってきたら殺してあげるから」
(…そういう問題なんでしょーか)
呆気に取られたハルをよそに、目の前の雲雀は口元を歪めて笑っている。
「ひあっ…、だっだめですよ!ヒバリさん!」
なんとか身を捻って抜けようにも、腰に回された手がそれを許さない。
近づいてきた唇がもう一度重なって、
薄く開いたままだった狭い間を割って入ってくる濡れた感触に、
ハルはビクリと身体を離しそうになる。
抱き込むように腰から下半身へと滑り降りた両手が、
再びスカートを持ち上げて直に太腿を撫でる。
「んぅ…」
塞がれたまま舌を絡め取られて、簡単に雲雀の口に誘い込まれる。
絡む舌にちょっと気持ちいいかも、とか思ってしまって。
ぼーっとしているとその手がスカートの奥へ伸びてきた。
今さらながら突き放そうと力を入れるものの、もう遅い。
唇の間の糸が切れて、ようやく息を吸い込んだ。
「…っヒバ…」
「黙って」
言葉を出そうとするよりも先に数段強い口調を返される。
ハルの主張なんか、受け入れられるどころか届きさえしない。
「…ひゃ……ぁ、ヒバリ、さんっ…」
指が、下着の上から撫でてきてハルは身体を震わせる。
足に力が入らない。
535 :
ヒバハル:05/02/16 23:29:23 ID:InBV7XHI
「君っていつもキスだけでその気になるね。やらしいなあ」
中に入ってきた指が、遠慮なく動いて、それだけで息と声を出してしまった。
雲雀は皮肉一杯な表情でそれを見ている。
(性格悪いの丸分かりですよ、その顔)
ハルは雲雀の首に腕を回して抱きついた。
力が入らなくて体重をほとんど全部かけてしまう。
「すごく重いんですけど」
(…ホント、意地悪な人だ)
制服のまま、下着だけ脱がされた。雲雀はソファーに座ったまま、二人は向き合っている。
ハルは嫌な予感を巡らせた。
「乗って」
「や、やです…無理……っ」
雲雀が腰を掴んで、ハルを自分の腰の上に無理矢理乗せた。
ハルの予想通りだ。
ハルのソコは愛撫で完全に慣れてしまって、
力が入らず体重を支えきれないせいもあってか、いつもよりも簡単に入ってしまった。
けれど雲雀のが入っている圧迫感はいつも通りだから、少し辛い。
大して動いて無いのに、一気に奥まで入ってしまった。
「ふ、ぁっ……!」
あまりに感覚がついていかなくて、身体が大げさに震えた割りに声は出ない。
「…動いて、ハル」
(無茶を言わないでください、この体勢苦手だって知ってるでしょう!だから嫌だったんだ…)
首にぎゅっとしがみついたまま、ただ必死で顔を横に振る。
雲雀がため息をついたせいで息が耳元にかかって、ゾクゾクする。
涙が出そうだ。大体、ため息をつきたいのはこっちですよ、とハルは項垂れる。
「面倒くさいね、君って…」
(ヒバリさんだって、十分面倒くさい男ですよ!)
ハルは首元に埋めていた顔を持ち上げて雲雀の唇に自分のを重ねた。
このままではあまりにも辛い。
思った通り雲雀は舌を絡ませたまま、ようやく動いてくれた。
536 :
ヒバハル:05/02/16 23:35:07 ID:InBV7XHI
「ん、んっ…」
いつまで経ってもこの声慣れないな、とハルは思いながら必死で雲雀の動きに合わせる。
ソファーの軋む音が、うるさい。
突き上げられて、ハルはその度に背筋を震わせた。
何だかいつもより少し乱暴だ。
「ひゃ、あ、っ…んっ!」
「…キツイな」
「ヒバリ…さん、あ、あっ!」
ハルはというと、大して時間ももたず先に力尽きてしまった。
それでもお構いなしに突き上げてくる雲雀を、一生恨んでやります、と思いながら。
ぼんやりした思考のまま意地悪で少し締め付けてやったら、
雲雀は中に全部出してしまった。
多分…いや、間違いなく、始めからそうするつもりだったのだろう。
ハルは雲雀がわざわざあんな質問をしてきたのもやっと理解できた。
(…ほんとひどいこと、平気でするんだから)
口をとがらして、ハルは雲雀を見つめた。
「…何?その目」
ハルは思わず吹き出しそうになった。
『何』?
どうなっているんでしょう、この人の思考は。
恋人だったら何してもいいって訳じゃ、ないんですからね!
雲雀を一発ぐらい叩いてやりたいけど、繋がったままだから下手に動けない。
だからせめて文句いってやる、と思ってハルは荒い息を必死で整える。
537 :
ヒバハル:05/02/16 23:36:41 ID:InBV7XHI
「……もう、させてあげません…から!」
「ふぅん。君、そんなこと僕に出来るの?」
(……自分で言っておいてなんだけど、無理です…)
「疲れてるね。体力無いんじゃない」
うっすら汗を滲ませているにしても、雲雀の呼吸はもう普通と変わらない。
「ハ…ハルは、部活帰りだからですよ!」
「新体操部、運動量増やした方がいいよ」
「余計なお世話です!それにこの部屋の掃除もしてたし…」
「そうそう、掃除してるからって、スカートで座り込まないでくれる?誘いたいならもっと、
マシな誘い方しなよ」
「はひい?!ヒ、ヒバリさん!ハルは、さそ、誘ってなんか!」
雲雀は舌打ちして、ハルの額を片手で掴み、ぐいぐい後ろに押し返す。
「いいから、さっさと離れて。また勃つから」
「え!?」
ハルは慌てて、逃げるように雲雀から身体を離したのだった。
「送ってくよ。君一人で帰すの、危ないからね」
ハルの家に着くまで、その間の二人の会話は一方的に雲雀がハルをからかうことばかり。
家に着いて門の前で帰り際に雲雀が吐いた言葉は、
お別れの時に言う「バイバイ」的セリフじゃなく、やっぱり
「全部ハルのせいだからね」
って。
(…なんでですか。 どう考えても悪いのはヒバリさんじゃない!)
小さくなっていく雲雀の背中を見送りながら、それでも雲雀を嫌いになれない自分がいる。
彼の世界では、ハルの言い分なんてどこにも届かない。
そこに完全に入り浸ってしまっているハル自身の世界もすべて。
逃げ出さない限り、世界は彼のモノ。
以上で投下終了です。お粗末様でした…
山ビア、異カプだけれど面白そうですね。エロいモッさんが読みたい(´∀`*)
ハル作品は多いからツナ京・ランイーのエロも気になるところだ
(*゚∀゚)=3ハァハァ
>>538 エローッ!!
乙です、激しく萌えました!!
ハルたん(;´Д`)
人がいないのはロム専(多分男の)が多いからだと思われる。
書き込みこいage
>>538 グッジョブ!!ハルに十分ハアハアさせてもらいましたw
たまにはハル以外が読みたい。
もうあがってるけど
ディノビアとかシャマビアとか獄京とか。
穴狙いで川村のおじさん×10年後イーピンとか。
そんなあなたにディノビアを!
ディーノがツナの家に遊びに来ているって事にしといてください。
今日もツナの家に遊びに来てこたつで寝ていたディーノに、急に部屋に入ってきたビアンキは、
ディーノを起こそうとしたのか、乱暴にその背中に蹴りを入れた。
そんなに派手な音はしなかったから、力は籠もってなかったのだとは思う。
けれどまるで不機嫌であるようなその態度を見て、ツナとリボーンは一瞬しんと静まりかえった。
「……なに」
寝ている時に無理矢理(しかも蹴りで)起こされたので、
ディーノは不機嫌な顔で寝ていたこたつから置き上がる。
けれど振り返って見たビアンキの顔の方がもっと不機嫌だった。
ディーノはそんなビアンキの顔をまじまじと見て、もう一度「なに、」と声に出した。
「なに、じゃないわよ」
ディーノを見下ろすビアンキの顔は厳しい。ディーノは少し口を尖らせて、「痛ぇ」とつぶやいた。
それを見ていたツナとリボーンが、
「ビアンキのやつ、なんであんなに機嫌悪いの」とこそこそ話をしている。
その二人も、小さな声を聞きつけたビアンキに睨まれて口を閉じた。
「二人とも、ちょっと外に出てくれる?」
「はあ!?なんで、めんどくさい」
「オレは別にかまわない。行くぞ、ツナ」
「ちょ、何いってんだリボーン!ここ俺の家…ああもう、分かったから銃こっちに向けるなって!」
「ありがとう、リボーン」
「気にするな」
ぶつぶつと文句をいいながら部屋を出るツナと、
何故かにやにやと笑いながらリボーンは出て行った。
二人きりになった部屋に、重い空気が流れる。
ドアの前に立っていたビアンキはこたつに近づく。
「……こっち来るなよ…」
少し焦ったような口調で、ディーノは言う。
ディーノの言葉に、むっとしたような声で返事が返ってくる。
「アンタ、私を避けてるでしょう」
「そりゃあ、昔何度か殺されかけたんだ。避けるさ」
「違う、ここ数日からよ。アンタの部下に聞いたわ。ボスはなんだか落ち込んでるって」
545 :
ディノビア:05/02/20 22:07:33 ID:cjyKnk/G
「あいつら…くそ、人の不幸喜びやがって」
「アンタに何の不幸があったか知らないけど、私を避ける必要ないんじゃない?」
「お前、……この前、リボーンと何してた?」
初めて覚えた言葉みたいに、それは言いにくそうに口に出された。
言ってしまった後、すぐにディーノは顔をむこうに向けてしまった。
ビアンキは、ディーノがどうしてそんな顔をしてそんな事を言い出すのか分からなくて、
あまり回転の速くない頭で考える。
最近の出来事を振り返って、特に記憶に残る事を思いだした。
「そういえば、リボーンとキスしたわ」
それはたまにやっている事で、リボーンもキスくらいならしてくれる。
ディーノにどこかでそれを見られていたのだ。
「嫉妬してるの?」
「……」
「アンタもして欲しい?」
「……いらねえよ」
「本当は私のこと、気になってしょうがないくせに」
ね?って、にこりと笑ってみせると、
ディーノはビアンキの事をさも嫌なモノをみる目つきでじろりと睨んだ。
「……なんかオレばっか好きで、むかつく」
「ふふ」
ビアンキは、ディーノが自分を避ける理由が分かり、機嫌が良くなったようだ。
そっと手を伸ばしてとなりのディーノの手に触れた。
びくっと一瞬力の籠もった手は、咄嗟に逃げようとして動いたけれど、
ビアンキはそれを逃がさなかった。
不貞腐れるようにディーノが手を払いのけると、今度は頬に手を当てられる。
瞬間、頬を掠めた唇の感触。柔らかいものを感じた頬に指先をあてて、ディーノは目を見開く。
「っ!」
「これで満足?」
ディーノが思わず言葉を出すと、ビアンキは楽しそうに笑い声を出す。
546 :
ディノビア:05/02/20 22:09:38 ID:cjyKnk/G
「…子供扱いすんなよ」
ビアンキがにこにこして上機嫌なのを見て、ディーノはそっぽを向く。
まるで「お前の笑顔には騙されないぞ!」と言わんばかりに。
あからさまに不機嫌な声を出して、ビアンキを睨む。
「こんなんじゃ、足りない」
「我侭ね。じゃあこたつから出なさい」
背中を丸めてこたつに入ったままだったディーノは、ゆっくりと足をこたつから出す。
その膝にビアンキは飛び乗り、ぎゅうとディーノに抱きついた。
ディーノはビアンキの肩に腕を回して、自分のほうに引き寄せる。
そうすると、ビアンキは何の疑問も持たずにディーノの肩に頭を乗せた。
「ディーノ」
と、耳元で囁かれて、ディーノは頭を振った。
---ビアンキは絶対におかしい。オレがビアンキの事好きなのを知っててリボーンとキスをする。
そうして、喜んでいる。そんな事をされても、ビアンキを嫌いにはなれない。
…オレってマゾなのか?それは違うと思いたい。オレはキャバッローネのボスなんだぞ。
そんなことを考えながら太股に乗っかったビアンキを、呆れた顔をしてディーノが見た。
視線に気づき、顔を上げディーノと目線を合わせたビアンキは、猫みたいに目を細め言う。
「私、アンタの迷惑そうな顔とか、ため息とか、すごいすきなんだもの」
「ほんとお前……趣味悪い。……さすが毒マムシ」
ビアンキの頭の中は今ディーノの事でいっぱい。もちろん、ディーノも。
何だかんだ言ってもディーノはそれが嬉しくて、嬉しくて堪らなくて、
ビアンキに気づかれないように下を向いて少しだけ笑った。
「……ディーノ、」
「何?」
「…オレばっか、なんて言わないで」
「え…?」
「困らせるのは好きだけど、アンタに避けられて嬉しいわけないじゃない」
「…ビアンキ」
「可愛いから、苛めちゃうの」
「…うん」
547 :
ディノビア:05/02/20 22:14:39 ID:cjyKnk/G
「でもリボーンとキスしたの、見られてたなんて気づかなかったわ」
「もうするなよ、お願いだから」
「それは、分からないわ」
「おい…(なんだそれ…)」
「もういいでしょ、お喋りは」
ディーノは耳を甘噛みされ、吐息を吹きかけられると 、背筋にぞくりと身震いを感じた。
明らかに、自分の顔が頬擦りしてくるビアンキの体温よりも高いのを感じる。
首筋をちろちろといやらしく這う舌。思わず身が縮む。
あれこれ言っている間にもビアンキの手によって体中を弄られる。
どきどきして、ディーノの下半身が反応しているのがビアンキにばれた。
ビアンキはディーノの太股をズボンの上から撫でる。
綺麗に筋肉がついていて、少し堅い。
「ぅあ…っ、やめ、やめろ、ビアンキ」
その反応にふふ、と笑うとビアンキは黙って目を伏せる。
そんなビアンキを見て、ディーノは観念したようにため息を吐いた後何も言わなくなった。
ジッパーに手を這わせゆっくり下ろすと、すでに半分立ち上がりかけたディーノのモノを出す。
ビアンキはそれに顔を近づけ、小さくキスを繰り返し、舐め上げる。
「……はぁ」
漏れてきた声に、ディーノは唇を噛んだ。
息を吐くのと同じに、咥え込まれたモノの硬度が増していくのを感じる。
「…んっ、く…」
ビアンキの唾液と、ディーノの溢れ出すものの水音が、くちゅりと部屋に響く。
訴えかけるような視線をビアンキに浴びせて、掠れた声で言った。
「ああ、……もう、」
ビアンキ、ともう一度名前を呼んで、長い髪を掴みながらディーノは白い欲望の塊を吐き出した。
それを全てごくん、と飲んだ後、ビアンキは口元を拭い満足げな顔をしていた。
ディーノが腕を伸ばしてビアンキの腰に絡ませる。
ぐっと近付いた距離の分だけ、相手の体温も一段と高く感じられた。
ディーノの首のところに腕を巻き付けたビアンキが、上目遣いでディーノを見る。
548 :
ディノビア:05/02/20 22:18:20 ID:cjyKnk/G
「ディーノ」
「何…?」
「…くち、あけて」
それは少し頭を動かすだけで、簡単に実行できた。
生ぬるい唇を合わせて、暫くそのままにする。
触れている唇はこんなに柔らかくて、優しい。
少し開いた口許に舌を滑り込ませて、そこからさっきの行為のせいで苦味のある唾液を吸う。
身体がじわりと熱くなる。
その温度に比例するみたいに、また下半身に熱は集中していく。
重ねた唇が離れると、ビアンキはにやりと口許を歪め、
「苦いでしょう」
と、小さく赤い舌を出した。
その瞬間、生暖かい感触が、ビアンキの首筋にはしる。
「ふ…っ、あ」
喉の奥から小さな声が出てきた。
ディーノの、少し温度の低い手が、長くて骨張っている指が、すぐに分かる。
肌の露出している部分に触れる度に、そこからぞわぞわと総毛立つ。
ビアンキの身体が、震えてくる。
「ビアンキ、かわいい。」
はっきりと聞こえるように口にして、耳たぶを口に含む。
くすぐったそうにまたビアンキが笑った。
ディーノは短いスカートの中に手を滑り込ませようとした。が、ビアンキがその手を抑える。
「ちゃんと、服を脱がせたいわ」
からかっているみたいな声が、響く。
真っ直ぐ見つめ合って、ビアンキの手がディーノの着ているシャツのボタンをひとつづつ外す。
「どこに行くわけでもないのに、どうしてこんな服着てるの」
くすりと笑ったビアンキの呼吸が、ディーノの裸の胸の辺りに当たる。
呼びかけると、返ってくる視線は「何か文句あるのかよ」とでも言いたげな顔だ。
ビアンキの手はディーノのシャツを肩から抜く。
ぱさりと小さな音を立ててシャツは床の上に落ちた。
549 :
ディノビア:05/02/20 22:19:15 ID:cjyKnk/G
それを確認したビアンキは、自分の来ていたセーターも脱ごうとする。
「オレも脱がせたい」
と、言いながらディーノはビアンキの手首を掴む。
一瞬だけ異質のものが触れる温度が手から伝わって、そのあとに捕まれた手首は凄く熱くなった。
器用にセーターをたくし上げ、ブラのホックを外す。それからスカートとショーツにも手を掛ける。
外気に晒された真っ白な胸や腹が露わになって、ディーノは思わずそこを凝視してしまった。
「なんか言う事あるでしょう」
すっと伸ばした指が、ディーノの額にこつんと当たる。
「……いただきます」
そうしたら、またビアンキに笑われた。
「ばかじゃないの、違うでしょ。こんな時は、すきですとか、あいしてるとか、言うのよ」
そんな可愛いことを言われたら、顔が、緩んでしまって困る。とディーノは思った。
とん、とビアンキの肩を押し、横たわらせる。
「寒くねーか?」
「すごく、熱いわ」
ディーノの長い腕がビアンキの身体をつつみこんで、
その大きな身体を折り曲げるようにして、柔らかい唇と唇がゆっくりと重なってくる。
啄ばむように二、三度触れてから、優しくつつみこむように接吻ける。
唇に触れる温かい感触に緩く口を開くと、
するり、と忍び込んできた舌がビアンキの前歯をゆっくりとなぞった。
ビアンキの歯並びを確かめるように幾度も幾度も歯の表面をなぞっていたディーノの舌が、
やがて徐に歯の隙間から奥へと割り入ってくる。
そこでビアンキの舌を捕らえると、絡め取るようにして優しく吸い上げる。
「ん……」
次第に深くなる接吻けに、ビアンキの口から鼻にかかったような声が洩れると、
抱き締めるディーノの腕に力がこめられる。
それに応えるように、ビアンキもディーノの身体に腕を回して広い背中に掌をあてた。
「は……」
長い長い接吻けが終わって離れた唇と唇の間を透明な糸が繋ぐのが目を閉じていてもわかる。
目を開くと、ディーノが今までに見たこともないような優しい表情でビアンキを見つめていた。
550 :
ディノビア:05/02/20 22:21:31 ID:cjyKnk/G
「やっぱオレ、お前に弱いよなぁ……。リボーンとこんなキス、するなよ?」
「こんなキスするのは、アンタとだけよ」
この期に及んでもまだリボーンの事を気にするディーノに、
もどかしいような気分になってそう言うと、ディーノは長い睫毛を伏せるようにして微笑んで、
ビアンキの背に回していた右腕を持ち上げ、ゆっくりと髪を撫でる。
それからその手を左頬に滑らせて、顔の形を確かめるみたいに優しくさする。
親指でビアンキの唇をなぞるディーノの唇の隙間から、
聞き逃してしまいそうなほど小さな声が聴こえた。
「 ……全部、オレのもんだから、…誰にも渡さない」
「…アナタも私のものよ」
「ああ」
そう言うとディーノは身をかがめてビアンキの左肩に額をこすりつけた。
ディーノの柔らかな毛がビアンキの頬や首筋に触れて、心地よさそうに微笑む。
二人の身体の間にあるディーノの熱がさっきからビアンキの太腿を押していた。
背中から身体の上を滑ってきた大きな左手に胸を包み込まれる。
左手の指で乳首をつまむのと同時に、
ビアンキの足の間に忍び込ませた右手の指の背で割れ目を優しく撫で上げた。
「すげー濡れてる……」
幾度もキスを落としながら、奥まで届きそうなほど長い指に中をかき回されて、
ビアンキの口から声が洩れる。
「あっ、あ、んぅ…」
「ビアンキ 、もういいか……?」
「ん……我慢できないの?」
ビアンキのその言葉にディーノは少しためらうような素振りを見せたけれど、
急ぐようにズボンを脱ぎ捨て、自分のモノに手をやりビアンキの入口にあてがった。
くちゅり、と卑猥な音を立てて先がビアンキの中にわずかにめり込むと、そのまま腰を進めてくる。
内壁がこすられる感触に、鳥肌が立ちそうなほどの快感を覚えた。
「……あっ、はぁ、んっ…」
ディーノの額や身体にうっすらと浮いてきた汗が、
その身体の動きに合わせてビアンキの顔や身体に降り注いだ。
強い快感のせいなのか、ビアンキの両眼からは涙が溢れ出してきて、
目尻を伝ってこめかみへと流れていく。
551 :
ディノビア:05/02/20 22:26:00 ID:cjyKnk/G
ディーノが顔を近づけてきて、涙の跡を辿るように目尻に舌を這わせた。
腰を打ちつけられる速度が早くなって、
ビアンキの中でディーノのモノがますます硬く大きくなっていくのが感触でわかる。
「ん、やぁ…ディーノ…!」
「……くっ……」
絶頂を伝えようとするその表情に、途切れ途切れに呟いた。
「ビアンキ…!」
ディーノは艶っぽい声でビアンキの名前を呼ぶと、
一瞬その身体を強張らせるようにしてビアンキの中に射精した。
残滓を搾るように二、三度腰を揺すったものの、まだビアンキの中に分身を収めたままで、
ディーノは、ちゅ、と音を立ててビアンキの額に接吻ける。
「…ビアンキ、本当に好きだから」
「私もよ」
耳もとで「好きだ」と何度も繰り返して、ビアンキの中から分身を抜き取った。
その動きに合わせて、中に放たれたものがとろとろと床の上に溢れ出す。
「やべ、ツナの家なのに、汚しちまった」
それを見て思わずそんな感想を洩らしてしまう。
「まあ、いいんじゃない?リボーンも私達が何をするか、気づいてたみたいだし」
そう言って、ビアンキは意地悪そうに笑った。
どうしたらいいんだろう、目眩がするほど可愛い。
そんなことを考えながら、ビアンキの身体の精液で汚れた部分をディーノがティッシュで拭う。
軽く後始末をして、こたつにもたれるように座り満ち足りた幸せな気分にしばらく浸っていたが、
ディーノは心地よい疲労感に、無性に腹が減ってきた。
「何か食いたいな〜」
「そういえば、バレンタインのチョコ渡して無かったわね。少し遅くなったけど、どうぞ」
と、どこからか差し出した物は、もちろん毒々しい匂いを放つチョコレートらしからぬ物だった。
「そ、それは勘弁してくれ………」
「愛があれば、食べれるでしょう。ほら、アーン」
「や、やめろっ!うわあああー!!!」
しばらくの間、沢田家から悲痛な叫びが漏れていた。
以上で終了です。
あまりハアハアなってなくてすいません_| ̄|○
ディーノがどんな奴かいまいちわからん…
GJ!
ビアンキ(*´Д`*)ハァハァ
GJ!二人とも可愛いな。
一つ言わせてもらうならビアンキは毒マムシじゃなくて毒サソリだよー。
おお!GJ!!
>>555 まあ細かい所は気にするな〜
557 :
名無しさん@ピンキー:05/02/26 16:29:03 ID:l0/nkEeK
人いないなー
>>557 しかし、供給は素早いのがこのスレの良さ。
持田×京子の強姦モノって需要あるだろうか?
>>558 ノシ
ツナ京とか山京とか獄京のほのぼのも読みたい…。
てか、京子ちゃんがらみが読みたい…っ。
持田って一瞬誰のことかとオモタ
1話の剣道部の先輩だよね?
561 :
558:05/03/01 09:05:50 ID:vK5gQYVL
では投下ー。
ちょい(かなり?)小出しになるかもしれませんが
気長にお付き合いいただけると幸いです。
体を少し捻ると、ザラリ、と乾いた感触が京子の頬を撫でた。横に転が
された体と密着するそれは、普段自分が眠るベッドでもソファーでもない、
石畳のそれだった。
いったいどうして自分はここにいるのだろう――寝ころんだ京子の目線
から2メートルほど離れた位置にある小さな長方形の窓は、並盛中の体育
倉庫のものだった。暗がりに目を凝らすと体育で使う用具がそこかしこに
見える。
石畳の床は、時期を問わず冷たいものではないから、それはありがたか
ったが、代わりに些細な振動でも即座に砂煙があがる。
今この時も京子の動きに反応して、ごく微量ではあるが砂煙がまいあが
った。
「けほっ……、」
小さく、むせる。
顔についた砂も目に入る砂も、手で払えれば楽なのだが、なぜか手足が
縛られているのでそうすることも出来なかった。
……そう――――京子の手足は、何者かに荒縄か何かで硬くキツく縛ら
れていた。ほどこうとして多少暴れると、それが逆に手首を痛めるほどに。
563 :
持田×京子:05/03/01 09:11:35 ID:vK5gQYVL
俗に言う、監禁という奴で間違いはないだろう。
(いったい、なんでこうなっちゃったんだろ……)
帰宅途中、友人二人と別れてからの記憶が抜けている。
京子は頭をひねって(無論、この状況下でひねられるわけがないので、
いわゆる“喩え”であるが)考えてみたが、なにも思い出せなかった。
校庭の外れにある体育用具倉庫はテスト前の部活禁止期間になると、放
課後近寄る人間がほとんどいなくなる。
放課後に倉庫の用具を使用するのが運動部だけであるためだ。
そして今は、そのテスト前――部活禁止期間――
京子を監禁したのが誰であるにしろ、それを狙ったのは間違いないだろう。
ということは、犯人はおそらく並盛中の生徒なのだが――
(……身代金、うちがだせる金額だと良いなぁ)
人より少しずれたところのある並盛中のマドンナ、こと京子が考えたの
はそんな事だった。
ちゅわん(*´Д`) ハアハア
続き楽しみにしてます!
565 :
ツナ京:05/03/04 00:52:34 ID:rAOA1Z8U
真冬は暗くなるのが早い。
ツナはぼーっとしながら考える。
ツナと京子が一緒に帰るようになってから一週間が立つ。
オレが黙っている間は、向こうも何も質問はしないという意思表示なのかな。
話題が、思いつかない。
そう思って、ツナはなんだか申し訳ない気持ちになる。
さっきから黙っているのは、口を開くとつまらない事まで言ってしまいそうな気になったからだ。
つまらない事とは、つまり自分の話題の事とか、そんな事全部だ。
それを「つまらない事」と言ってしまえば、
今までの自分の人生の大半を「つまらない」と言うのと同じだ。
けれど、本当につまらない事なんだから仕方ない。
(…カッコつけてもしょーがないけど……)
信号待ちで止まり、ツナは隣の京子の顔をちらりと見る。
こちらの視線には気付いて居ないのか、真っ直ぐ信号機を見ている京子の横顔。
その横顔を見て、かっこ付けてた心が揺れた。
だって、告白をした時はかっこつけたりしてなかったし。
心臓が、ぎゅう、と締めつけられた。
必死の思いで告白をした時、「はい」と笑って言ってくれた京子の顔を思い出して、
その人が今隣に居るんだと意識してしまって、途端にどきどきし始めた。
(……ヤバイ)
566 :
ツナ京:05/03/04 00:53:40 ID:rAOA1Z8U
動悸が激しくなって、余計に沈黙が深くなる。
自分はもう、何も見返りを求めなかったあの頃とは違う。
どきどきしているのはその所為だって、分かっている。
だけどどうやったらこの人にそれを伝えられるのか、解らない。
まるで、身体ばかりが成長して、心が追いついていないみたいに。
色々と考え込んでいるうちに京子の家の前まで来ていた。
一緒にいたのはほんの20分くらいの事で、ツナは時計を見ながらため息を吐く。
動悸が激しくなる身体は、早く傍を離れたいと思っているのに、
心では離れたくない気持ちでいっぱいだ。
「京子ちゃん」
顔を上げて、京子の方を向いた。
京子は「なあに?」と、少し笑っていた。
「京子ちゃん、一回だけでいいからさ、キスさせて…?」
ツナの質問に、バックを持つ京子の手がピクリと動いた。
言ってしまってから、「しまった」とツナは思う。
こんな事を、言うんじゃなかった。
離れたくない気持ちが、激しい動悸を繰り返す体に勝ってしまった。
どうしても、どうしても、この人に触れたくて。
触れたくてたまらなくて、うっかり口にしてしまったその言葉。
ツナは視線を京子とは反対側の方に向けて、自分の失敗を反省した。
(……なに言ってんだ、オレ)
ハア、と溜息を吐いた瞬間。
隣の京子の気配が動いた。
動いた、と思った瞬間には、ツナの唇に温かい感触が触れていて、ツナは思わず身体を避ける。
「……え、」
唇が触れていたのはほんの一瞬の出来事。
気付いた時にはもう離れていた。
「……え。」
もう一度、驚いた声をあげるツナに、京子が視線を逸らしながら小さな声で呟いた。
「…一回でいいの?」
567 :
ツナ京:05/03/04 00:54:59 ID:rAOA1Z8U
それを聞いた瞬間に、ツナの頭のタガが外れた。
血の気が失せたような、頭が真っ白になる感覚に襲われて、
気付いた時には京子を抱きしめ覆い被さるようにキスをしていた。
唇に触れるだけじゃなくて、その唇を割って舌を滑り込ませて、顔の角度を変えて、
何度も、何度も、溢れて来る唾液を啜る。
その唇を離した時に、銀色の糸がふたりを繋いで居た。
ツナは親指で京子の濡れた唇を拭ってあげながら、
呆然と見開いた目でただ京子の顔を見つめていた。
(京子ちゃん)
(京子ちゃん…)
暗くて良く見えないその顔が、微かに紅潮しているようにも思える。
ツナは自分が真っ赤になっているのなんか、説明してくれなくてもわかっている。
ツナの左手が、京子の顔の輪郭をなぞるように顎のあたりを何度もさすった。
「………オレ、帰るね」
暫くして、頭の中に意識が戻ってきた。
そうすると、今自分がしていた事を冷静に思い出してしまう。
ツナは照れたように視線を逸らすと、自分の荷物を両手に抱え直して、体の方向を変える。
「また、明日ね」
京子が家のドアを閉める瞬間に、声がした。
「………うん!」
大声で叫ぶように口にしたツナのセリフの後、
ふふっと笑うような声がしたのは幻聴じゃないと思う。
けれど、その声はドアを閉める音に掻き消された。
ツナはズボンのポケットに手を突っ込みながら、京子の家に背中を向けた。
そうでもしないと、また離れたくなくて、何かしてしまいそうで、怖かった。
早足に暗い夜道を通って、自分の家を目指す。
普段は遠く感じるのに、あっという間に着いた。
(京子ちゃん……)
唇を押さえて、その場にしゃがみこむ。
足に、力が入らないのだ。
568 :
ツナ京:05/03/04 00:55:30 ID:rAOA1Z8U
(どうしよう!)
(どうしよう!)
今になって、事の重大さに気付いた。
(キスしちゃった……!)
(京子ちゃんと、キスしちゃった!)
そう、頭の中で文章にした瞬間に、また心臓が煩いくらいに跳ね上がった。
(ヤバイ…)
(ヤバイ、オレ……)
(シアワセ過ぎて死ぬ…。)
右手で唇を、左手で心臓を押さえて、玄関に座り込むばかみたいな自分を、
京子は笑うんだろうか。
だけど。
(笑われたっていいや…)
このまま、
このままここで、幸せ過ぎて死んでしまったらどんなに嬉しいか。
そう考えただけでもツナは嬉しくてたまらなかった。
嬉しくてたまらなくて、思わず涙が出た。
「……京子ちゃん、」
小さく呟いてみると、激しく動悸を打つ心臓から、また温かいものが全身に流れる気がした。
持田×京子作品の途中に割り込みすみません!
>>561さんの京子ちゃんに萌えてしまってつい…。
自分の物がへたれな分、強姦ものワクワクです。
投下気長に待ってますので!
559です。
うわ〜い、京子ちゅわ〜ん!
>>561さん、続きハアハアしながら待ってます!
>>565さんもGJ! かわいいツナ京ありがとう!
GJ!
保守age
にゅにゅー
最近ランピンこっそり書いてるんだけど
投下してもよろしいでしょうか?
ぜひぜひ!!
ランピン萌え(*´д`*)
576 :
ランピン:05/03/14 10:48:39 ID:EPaS05+Y
今思えば、やっぱりあれは恋だったわけで。
5歳の自分はやっぱりそんなことには気付かなかった。
黒くて長い髪。
ツヤツヤしてる。
あの三つ編をほどいたらきっとやわらかくていい匂いがする。
大きな目。
まつ毛は決して長くはないし、多くもない。
でも、何かをじっと見つめるその目はすごくきれいだと思う。
白い肌。
さわりたい。思わず手をのばしたくなる。
薄い胸。
大きくはないけど、さわったらきっとやわらかい。
細長い手足。
でも、ちゃんと無駄のない筋肉がついてると思う。
577 :
ランピン:05/03/14 10:49:33 ID:EPaS05+Y
薄い唇はほんのりピンクで、時々見える舌はそんなに長くはない。
あの唇をさわったら、その短い舌をからませたら、
はずかしがり屋の彼女は真っ赤になるかもしれない。
細長い指を舐めたら、
ほどよく肉付いた肩を噛んだら、
彼女と同じくらい僕はドキドキするはずだ。
「イーピン」
名前を呼ぶと、彼女は隣にきて笑顔でこっちを見た。
僕は彼女の首筋を舐めてみた。彼女の気持ちなどまるで無視して。
首筋だけじゃたりなくなったので、
僕は気の向くままに舌を動かしていった。
夢中だった。時々、彼女の熱い息を感じた。
578 :
ランピン:05/03/14 10:50:12 ID:EPaS05+Y
今、僕は10年前の世界にいる。
どうやらまた呼び出されたらしい。
周りから聞いてわかったのだが、5歳の自分はとうとうイーピンを泣かせてしまったらしい。
好きな子ほどいじめたくなる、どうして気付かないのか。
そういえばあの時も彼女は泣いていたかもしれない。
いくつになっても同じことの繰り返しだ。
足元で泣きじゃくる小さな彼女に、
僕は思わずキスをした。たぶんあの時のおわびだろう。
彼女は急に真っ赤になった。
ああ、この顔が見たかったんだ。この顔がすきなんだ。
そう思ったら時間切れ。10年後に戻ってきた。
579 :
ランピン:05/03/14 10:50:42 ID:EPaS05+Y
急に彼女に会いたくなった。
会ってくれるかはわからないけど、とにかく走った。
彼女は怒ってるかもしれない。泣いてるかもしれない。
ただ、とにかく伝えたかった。ちゃんと伝えなきゃだめだと思った。
そして、彼女の真っ赤な顔を見たいと思った。
こんな感じのランピンなのですが…
何だか最後がまとまらなくて、未だに悩んでます。
エロい方向へもっていこうかとも思ったんですが、結局ないままです。
私の中ではランボはすごく悩む子のような気がします。
では失礼しました。
>>580 気付けなくてごめん。
遅ればせながらグッジョブ!!萌えました。
続きはあってもなくてもどっちでも良さげ。
ランピン良いなー萌えるなー
保守
583 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 13:07:20 ID:ciEM1k7S
age逃げ〜。゜。゜
584 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 02:50:34 ID:zOxNs/S6
誰もいない?
獄ハル投下しようとおもうんだが…
いるよーノシ
獄ハル期待( ゚∀゚)≡З
586 :
585:2005/03/28(月) 08:17:41 ID:yBgn8OKQ
名乗らない方がよかったのかな…orz
587 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 11:54:09 ID:zOxNs/S6
>>585 >>586 スマン!寝てしまったOrz
取り敢えずエロ無し部分までだけど投下…
拙い文章だけど…
588 :
goku×haru:2005/03/28(月) 11:57:01 ID:zOxNs/S6
ゆらゆら白い煙が空に舞っている…
『やっぱ居たです!』
ハルは確信を得た事が嬉しいのか口元を緩ませて煙の元へ足早に駆け寄って行く。
『獄寺さんっ!いけないんですー!こんなところで煙草吸うなんて…』
ひょいっとしゃがみ込んで可愛いらしく首を傾げながら言うと獄寺は、あからさまに嫌そうな顔を浮かべ眉を寄せる
『げっ…お前なんでこんな所にいるんだよ!』
確かに獄寺の言う通り他校生のハルが屋上に居るのはオカシイはずなのだが…
『リボーンちゃんが手伝ってくれたんですよ!』
589 :
goku×haru:2005/03/28(月) 11:58:43 ID:zOxNs/S6
何を手伝った?とか、なんで手伝ってもらったのか?などなど…ツッコむ所は多々あったのだが一々ツッコむ気にはなれず…
フィルターぎりぎりになった煙草を地面に擦り付けて消すと、次の一本を取り出す為に箱を取り出す。
すると途端にハルの頬が膨らんだ。
『吸い過ぎですよー!身体に悪いのに…』
足元に転がる吸い殻を指差して溜息を付く。
590 :
goku×haru:2005/03/28(月) 12:01:10 ID:zOxNs/S6
獄寺にしたら別に止めてやる義理はなかったのだが素直に箱に煙草を戻してハルを見据える。
『で、何の用?10代目なら帰ったぞ?』
獄寺はおもしろくなさそうに口を開く
ツナは山本に頼まれた事がある!とかなんとか言って獄寺を置いて先に帰ってしまったのだ。
『此処に忍び込む前に見掛けましたよ?山本さんと一緒に…。…仲間外れにされちゃったんですか?』
何気なく発した一言に物凄い後悔した…
獄寺の表情が引き攣ったのを確かにハルの目は捉らえてしまったのだ。
591 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 12:02:31 ID:zOxNs/S6
取り敢えずここまで…
何か変な所あったら指摘してやって下さい
投下お疲れ〜
獄ハル好きだから楽しませてもらいましたw初々しさがイイ!
ただ、『』は「」にしたほうがいいと思われ。
続き楽しみにしてまつ。
久々の投下期待age
このスレって人がいるのかいないのか分かんないなー…
点呼とかとってみたら駄目?
とりあえず一人目
ノ
ノシ
3!ノシ
ノシ
4!ついでにage
598 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 15:41:57 ID:o1I6ruuZ
5ageノシ
goku×haruもう少しかかりそうです…
エロむず…
遅れながらも6age!
601 :
goku×haru:2005/04/07(木) 13:35:22 ID:AprtanJ1
(ムカつくんだよ…)
獄寺の視線が冷たくハル突き刺す
(10代目迷惑かけてるような奴が…っ)
次の瞬間ハルは肩を掴まれ壁に押さえ付けられた
「痛っ…」
強く掴まれた肩に顔を歪ませて獄寺を見つめる
「んじゃぁ、何だ?お前は?結局相手にされてないんだろ?」
冷笑を浮かべてからハルの唇を無理矢理に奪う、そのままこじ開け舌で咥内を荒らす。
ハルの舌を見付けて絡ませてから右手を胸元に移動しシャツの釦を一つずつ外していく…。
「ん、んー!!」
抗議するように唸りバシバシと獄寺の身体を叩く
唇を離すと耳元で冷たく囁く
602 :
goku×haru:2005/04/07(木) 13:37:07 ID:AprtanJ1
「慰めて欲しくて俺のとこに来たんだろ?」
ブラウスから覗く可愛いらしい淡いピンク色のレースを指先で弄る
「はひっ!?違いますよ!」
首を振り涙目で獄寺の狂気じみた目を見つめる。
「今日は…ハルは獄寺さんに会いに来たんです…っ」
消え入りそうな声でハルが口を開く。
その瞳からは先程から潤んでいた大粒の涙が零れる…
「俺に?」
意味が分からずそれだけ呟くとハルの涙に気付いて固まる。
(何してんだ…俺は…)
やっと冷静さを取り戻し、自分のしていることに気付いた。溜息を漏らすとしゃくり上げるハルの声が聞こえた。
603 :
goku×haru:2005/04/07(木) 13:39:02 ID:AprtanJ1
「ごめん…っなさ……っ」
気が付くと獄寺は小さく震えるハルの体を抱きしめていた
先程の狂気の色はすっかり消えて…
ただ強く抱きしめる。
「獄…寺さん?」
ハルがまだ不安そうな声で名前を呼ぶと獄寺は一言「悪ぃ…」と声に出すとその場にしゃがみ込んでうずくまる。
「獄寺さん…」
反応無し…。
「獄寺さんっ!」
微かに体を動かすがまだ反応を示さない。
「ハル…初めてだったんですけど?」
たかがキス、されどキス
ましてファーストキス
604 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 13:40:42 ID:AprtanJ1
とりあえず…
このまま終わる方向に持ってくかエチまで持ってくか悩み中…
ご意見下さるとウレシイのですが…
>>604 出来ればエチまで持ってって欲しいですw
(*´Д`)ハアハア
エチキボンノシ
>>280-282の
獄ハル監禁ものがなんだかとても面白かったので
勝手に続きを書いてみました…つっても、自分も未完なんですがw
投下してもいいでしょうかね?
いいとオモ。本人じゃないけど
609 :
607:2005/04/11(月) 11:55:35 ID:2U3Qha7M
610 :
sage:2005/04/11(月) 12:02:19 ID:2U3Qha7M
ハルはオレと違って体を痛めつけられてはいないようで、どこかを気遣
う風でもなくごく自然に体を起こした。そのときついでに「あ、獄寺さん。
おはようございます」と、暢気な挨拶をするのがコイツらしいと言うかな
んと言うか……。
「……あァ。」
焦りと混乱の所為か返事がおざなりになるオレを、ハルは特に気にせず
体を伸ばす。でかいあくびと二三度のまばたきを終えると、ようやく自分
の置かれている状況下がおかしいと気付いたらしい。
「はひ……? あの、獄寺さん何してるんですか?」
――知らねぇよ、そんなこと。
普段通り眼前の質問を一笑に伏して、はねつけられたら楽なのに。先の
雲雀の言葉を借りれば時間は短く、喧嘩はおろか愚痴だって満足に言うこ
とは出来ない。
「ぁー……あのな、ハル」
「何ですか?」
こんなことになった自分への苛立ちの所為か、それとも単に混乱しすぎ
てどっかのタガが外れたのか、変に冷静になった頭で。
「おまえ、セックスしたことあるか?」
「…………はひ?」
結論を口に出していた。
「なななななな何言ってるんですかーっ! 獄寺さんのエロ!どスケベ!
超変態!」
「だー!落ち着けハル!オレの話を聞……」
611 :
607:2005/04/11(月) 12:05:33 ID:2U3Qha7M
「聞・き・た・く・ありませんっ!」
ハルの反応は壮絶だった。……いや、女子ってことを考えたら普通なの
かも知んねーけど。
手の届く範囲にあったものを手当たり次第にオレに投げつけた挙げ句、
しまいに自分の靴まで脱いで投げつけてきた。
「近寄らないで下さいー!エエエエロが、スケベが、感染しますっ!」
「するわけねーだろ!アホ! ……――つーかオレはそもそもエロじゃね
え!」
「だったら変態ですー!」
「違うっ!」
投げつけるものがなくなったらなくなったで大人しくはならず、まさに
喧々囂々のごとく。罵り言葉の嵐。
散々言い争って何言ってんだかお互いよく分かんなくなった頃、(息切
れもし始めた)ハルがすっくと立ち上がった。
「とにかく! ハルは変態の相手はしたくありません!帰りますっ!」
そのまま、扉へ向かう。
……あ、そーいや。
その言葉を聞いた瞬間、サァッと冷静になったオレはただ黙ってことの
顛末を見守った。
「……っ!?」
扉の前でハルは、片手を上げたまま絶句する。オレのように蹴ったりは
しないようだった。
「無理だ。開かねーよ」
「な、何で……!?」
「閉じこめられてんだ、オレたちは」
「――――……」
612 :
607:2005/04/11(月) 12:09:53 ID:2U3Qha7M
扉から、オレを振り返ったハルは何か言おうとしたのか口を開き、その
ままの姿勢でしばしかたまっていた。
おそらくは、混乱しすぎて質問が上手くまとまらなかったんだろう。
「どうし……、いえ、誰に、ですか……?」
「それは――」
『僕だよ』
答えようとしたオレの声をさえぎって、突如響いたのは雲雀の声だった。
嫌みったらしい、癇に障る口調は変わらない。
『ちょっと退屈でね、いい獲物がいたからからかおうと思って』
「……!?」
無意識にも顔がひきつるオレとは違い、ハルはただ困惑した表情を浮か
べた。
そーいや、ハルはコイツと面識ねーんだったな。
「あー、ハル、コイツは……」
「雲雀……さん、ですよね」
「……知ってんのか?」
――面識はないはずなのに。
「さっき廊下でお会いしたんですよ、ツナさんのお知り合いだって言われ
て……それで……」
そこまで言って、ハルは手を顎にあてて考え込む。
「……どーした?」
「そこから……記憶がない、です」
『名乗ってからすぐ眠ってもらったからね』
「!」
「!」
『ねぇ、緑中の彼女。たしか……ハルといったかな? そこから出たい?』
613 :
607:2005/04/11(月) 12:12:45 ID:2U3Qha7M
「なっ……!ふ、ふざけないでください! 当たり前じゃないですか!」
『そっか。じゃあそこの彼と僕、どっちに抱かれたいか選んでくれる?』
「!!!???」
「な……!おい雲雀! なに勝手に……!」
『じれったいんだよ君。さっきから喧嘩するばかりでろくに本題にはいら
ないじゃないか』
変わらぬ口調でぞんざいに言い放たれたその問いに、ハルは今度こそ硬
直した。
顔から血の気が引いて青くなり――それからまた耳まで赤くなる。
「ご、ご、獄寺さん――」
しばらくして、その首から上がギギギィッ、と音をたてそうなほどぎこ
ちなくオレの方を向いた。
「さっきの質問って、つまりこの……?」
「……ああ」
「もう少し違う訊き方ってなかったんですか……?」
「……。うるせぇ」
そんな状態でも憎まれ口を叩けることをらしいというべきなのだろうか。
だが、そんなの当然ほんの短い間だけで。
「そ……んな、そんな……こ、と……」
次の瞬間、事の重大さ(?)を理解したハルは、ヘタヘタとその場にへ
たりこんでしまった。
続き待ってますよ
>>280-282さんってもしかしてもうこのスレ見てない…?;
続き書いてもいいんだろうか…
ここのまとめサイト作ってみたいんだけど需要ある?
気になるのでage
619 :
617:2005/04/16(土) 05:43:20 ID:Ydc+w3ID
>>618 いや、そこの存在は知ってるんだけど
それとは別に作ってみたいな、ってこと。
別にイラネ
勝手ながら、携帯サイズにリサイズして見やすくしてくれると有り難い。
今の倉庫は携帯だとギリギリなもんで。
倉庫欲しいage
今号のハルたんエロすぎ
誰か何か書いてくれ
同意。今週のハルはエロ可愛かったw
ハル関連読みたい。
何気に604さん607さんの待ってます。ガンガッテ(`・ω・´)
626 :
607:2005/04/27(水) 01:44:51 ID:zDauCitm
>>625 どうも。
頑張ります〜(´∀`)ノシ
……しかし続きはまだ書いてません。というのも考えてる展開だと
3Pか異物種入になりそうで…(;´Α`)
元は獄ハルなのでさすがにまずい気がしてます。
何故ここは人が居ないのか。
まさか職人は皆マロンの綱スレにいっているのだろうかorz
スマソ…
今最後の所執筆中につき待っていて下さる方はもう少しお待ちを…
オオ!!
急かしてゴメン、続きがんがってください!
ハルタンが気持ち良けりゃ3Pも超OK〜!
631 :
607:2005/04/30(土) 00:50:36 ID:5K++USos
>>630 どうも。
とりあえず3P目指してちびちびと書いていきますね。
632 :
607:2005/04/30(土) 00:52:34 ID:5K++USos
>>610-613続き。
オレはハルの後ろにいるので、その表情は見えない。
だがその様子や声だけでもハルがどれだけ放心しているかは分かる。
(……どうすりゃいいってんだよ)
何をすればいいのか分からずオレはただ黙って頭を掻いた。放心しているコイツに、下手なことは出来ないししたくもなかった。
「……」
「……」
無音の重圧。
どこかで見られているという意識が少しずつ、だが確実に肥大していく。
(…畜生)
そして、オレは苛立つばかりで。
雲雀が撃っていた第2手に気づけなかった。
633 :
sage:2005/04/30(土) 00:56:51 ID:5K++USos
(はひー!!もうっ、いったい何がどうなってるんですかぁっ!?)
ペタン、とその場にへたりこんだハルは二の句がつげず呆然としていた。
頭の中では、それこそありあらゆる疑問が座巻していたが。
いわく、ここはどこか?
いわく、自分はどうしてここにいるのか?
いわく、何故自分は監禁されたのか?
などなどエトセトラである。
そしてその多く――いや、全ては、「雲雀」に帰結していた。
いわく、「雲雀」とは何者で何が目的なのか?という問いに、である。
もっとも、前者はともかく、後者は先程の雲雀の発言が答えなのだろう
が。感情が追いつがず、分からないでいるのだ。
自分が――誰に抱かれる抱かれたいなんて、今まで一度たりとも考えた
ことなどないのだから。
(大体――初対面の人間に向かって、……だ、だだだ、抱くなんて言葉出
すなんて、どういう神経してるんですかあの人ー!!! しかも相手が獄
寺さんなんて!! どう答えたって、明日以降気まずくなっちゃうじゃな
いですか!!! 獄寺さんなんて短気だし声大きいし煙草吸うし喧嘩する
し子供殴るし良いとこ全然な――……いえ、時々優しかったりするし笑っ
た顔はけっこう可愛かったりもしますしなんだかんだ言って女性は殴りま
せんしツナさん思いだし良いとこなしってほどではないんですけど…。し
かしだからといっていきなり人に見られてどうこうというのでは明日以降
が気まずく……
――っていうか、ハルが好きなのはツナさんなんですってば!!!)
自分で叫んで(脳内だが)自分で自分に突っ込みを入れる。
ハルは今、混乱の極地にいた。
背後にたつ獄寺が――おそらくは自分に気を使ってなのだろうが――た
だ黙っているのも、また混乱を煽る。
(何か――何か言ってくださいよ、獄寺さん……)
半泣きの状態でそう思っても見るのだが、口に出せないそれが相手に伝
わるはずもない。
二人の間は無音のまま、時間だけが過ぎていった。
635 :
607:2005/04/30(土) 01:01:56 ID:5K++USos
そうして一体、どれだけの時間が過ぎたのか。
『ドクンッ』
「……、っ!?」
ハルの体に異変が――雲雀の放った第2手が――現れ、はじめた。
(な――なんですか、これぇ……っ!?)
『ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ』
心音があがる。鼓動が速まる。
突然起きた体の変化に耐えきれず、たまらずハルは胸元を押さえた。
――ぽた、ぽたり。
体温が上昇し、異変が脂汗となって額からしたたり落ちていく。
「…、っは…」
せめて呼吸を整えようとしたが、全身が小刻みに震えてそれもままなら
なかった。
(やだ、やだ、なんですかこれぇ……っ!)
のどが熱い。肺が熱い。全身が熱い。頭の奥が痺れてぼぅっとなる。
体の、ある一点がひくついているのだ。
飾りが充血し固くなっていくのと、奥がじわりとにじんでいくのが自分
でも分かる。
(っ、や……こんな、こんな……。何で……っ)
「ぁ……は、はぁ、んぁ…っ!」
ひくひくと震えるそれに、体中の血液が集まるのが分かる。体温が上昇
し、体が火照る。
必死で気を逸らそうとかぶりをふっていると、ハルの異変に気付いたら
しい獄寺が、その肩に手を置いた。
636 :
607:2005/04/30(土) 01:04:06 ID:5K++USos
「……おい、どうした?」
「!!」
布越しに伝わる新しい感触に全身が震えた。
『ドクンッ』
「――嫌ぁっ!」
「!?」
反射的に大声を上げ、ハルはその手を振り払った。
獄寺から飛びずさるように離れる。
自分以外の人間が近くにいることをこれ以上怖いと思ったことはなかっ
た。
「……っ!」
全身の震えが収まらない。いや、むしろ、増していく。
太股を擦りあわせる、腰を浮かせる。
ごぽっ…と体の中から音がしてそこが溢れだすのが分かる。
体が勝手に動いて止められない。
「おい?」
背中からかけられる獄寺の声は、困惑を露わにしたものだった。
「っぁ……、やっ、見な…いでっ、くだ、さ…。…あっ…!」
体は元より、突如収縮しはじめたそれのために、腰と太股を震わせてい
る自分は獄寺の瞳にどう写っているのだろう。
それを考えるとハルは消えてしまいたい気持ちになった。
へたりこんだ姿勢のままで太股をこすらせることがどれだけ恥ずかしい
かは、女である自分がより知っている。
「んぁ、は……」
呼吸に喘ぎが混じるのを止められない。
(…ゃ、いや……、何で……っ!? いや、こんなのやです…っ!)
637 :
607:2005/04/30(土) 01:07:53 ID:5K++USos
獄寺はそのハルの後ろ姿に――正確には、その所作が示すものに気付い
て――一瞬呆然としたが、即座にある可能性に気付いて歯噛みした。
「雲雀、テメェ……!」
どこにいるとも知れない存在に向かって、獄寺はかすれた声で叫んだ。
『何?』
間髪を入れずに返ってきた声は嘲笑の色が濃い。
「こいつに何仕込んだ!?答えろ!!」
『ああ、今更気付いたんだ? ……さっき、眠らせるついでに媚薬を少し
吸わせておいたんだよ。体から作用する強力なものを、ね』
「……!」
『ただ閉じこめるだけじゃ、大して期待できないと思ったからね。ま、楽
しませてよ』
「ふざっけんな!!死ね!!」
――ガシャン!
壁にこぶしを叩きつけて獄寺は叫んだが、全ては後の祭りだった。
獄寺の目の前でハルはすでに意識を手放手放していた。
638 :
607:2005/04/30(土) 01:10:15 ID:5K++USos
>>633 orz。間違えた…
んでは、今日はここまで。
3Pまでは大分時間かかるかも知れません。
せっかく作品が来たのに何なんだこの寂れようは…。
age
寂れてるなぁ…age
なんか誰もいないとうpする需要ない気がしてしまうのは漏れだけか?
自分もいるんで、是非upして欲しい
643 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 22:00:30 ID:2li9UUap
話題からズレて悪いのですが、獄ビアの近親相姦ネタ思いついてしまったので、UPしても良いですかね?
>643
是非おながいしまつ。
>643
大好物です(´∀`*)
投下楽しみに待ってます
648 :
goku×haru:2005/05/09(月) 14:01:12 ID:4yuKowb1
『悪い』の一言で済まされるモノでは無い…
バツが悪そうに顔を上げる獄寺。
とその瞬間微かにハルの顔が緩んだ…
「よかった…」
『よかった』の意味が解らずにハルの顔をまじまじと見つめる。
「いつもの獄寺さんに戻ってる…」
なんだかんだ言ってもきっとハルの方がずっと大人で獄寺の胸に情けなさが込み上げてくる…
649 :
goku×haru:2005/05/09(月) 14:01:46 ID:4yuKowb1
「獄寺さん?…ハルは獄寺さんの事好きなのかも知れません」
・
・
・
・
「は?」
思わぬハルの言葉に獄寺は間抜けな声を上げる。
「10代目は!?」
驚きを隠せずに思ったままの言葉を繋ぐ…
「もちろんツナさんの事も好きなんですけど…」
ハルが真っ赤になって口篭り俯きながらも続きを呟いていく。
「獄寺さんと居るとドキドキするんです…」
『だから』と言いかけるとほぼ同時に獄寺がハルを抱きしめる。
「責任…とってやるよ」
赤くなった顔を見せないように強く抱きしめたまま口を開く。
650 :
gou×haru:2005/05/09(月) 14:03:53 ID:4yuKowb1
「責任…とってやるよ」
赤くなった顔を見せないように強く抱きしめたまま口を開く。
「獄寺さ…ンっ?」
唐突に唇が重なる…
しかし今回は優しく愛おしむ様なキスでハルは静かに目を伏せる。
「ぁ…」
唇を甘く噛むとハルが小さく息を吐く、瞬間を見計らって素早く舌を差し入れ、ハルのソレに軽く触れると怖ず怖ずとハルも舌を絡めてくる。
一通り味わうように動かしてから唇を開放すると、今度は首筋に唇を落とし、そのまま既に見え隠れする胸元までキスを与える
651 :
goku×haru:2005/05/09(月) 14:05:40 ID:4yuKowb1
「はひっ…」
ピクンと体を揺らすと、まだ発達仕切ってないけれど小さくもない胸が揺れる
(意外と着痩せするんだな…)
背中に手を這わせホックを外すとぷるんっと押さえられていた胸が解放される。もう役目を果たしていないブラジャーを上にずらし、まじまじと見つめると恥ずかしそうにハルは手で隠そうとする。
「隠すことねぇじゃん…」
手を取り払おうとすると慌ててハルが口を開く。
「は…恥ずかしいんです!!……あんまり見ないで下さい」
真っ赤に頬を染めて獄寺を見つめる。
652 :
goku×haruの人:2005/05/09(月) 14:09:20 ID:4yuKowb1
>>650 間違えた…
誰だgouって…orz
一応今日はここまでです。
気長に待ってて下さる方ありがとうございます。
神の皆様。作品待ってます!!!
乙乙乙〜。
獄ハルイイ(・∀・)!!
気長に待つから焦らずゆっくり投下してくれ
654 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:39:19 ID:/NmC/BNs
655 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/11(水) 02:33:08 ID:/NmC/BNs
「隼人〜♪」
「何だよっ!って、おわーっこっち向くな!」
悪夢なら早いこと目覚めて欲しい…。
何だってコイツは俺の家にいるんだ!?
慌てて実の姉ことビアンキの瞳を手で覆いながら、獄寺隼人は毒づいた。
「つーか、酒臭ぇ!それ以上飲むのはよしとけっ!」
「別に良いじゃない。それよりこれじゃ何も見えないわ。」
幼き頃に植え付けられた記憶が呼び戻され、腹が痛くなる。
思わず腹を抱えそうになったが、そんなことをしたら余計に酷くなるのが解っているため、隼人は動かずにいた。
何故彼女はここにいるのだろう。
656 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/11(水) 02:52:21 ID:/NmC/BNs
その疑問を言葉にすれば、
「7年間分の姉弟の絆を埋めるためよ。」
と抱きつかれた。
その腕は酒の影響か、かなり温かかった。
腹に走る激痛。
相手の顔を見ないようにしたつもりだったが、腰に抱きつかれてはどうしようもない。
痛む腹を抱える。
何か瞳を隠せる丁度良い物はないかと手を迷わせて、隼人が掴んだのは制服のネクタイだった。
普段から着用しないため、皺一つないそれをビアンキの瞳を隠すように引っ掛ける。
「隼…人…?」
疑問に思い、首を傾げるビアンキはそのままに、頭の後ろでネクタイを縛ってやった。
簡単に解けないようにキツく固結びにする。
657 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/11(水) 07:24:45 ID:/NmC/BNs
「何故こんなことするの?」
ビアンキは怒ったような声をあげて、両手を後ろに回してそれを解き始めるが、酔っている彼女は頭が回らないのか中々解けないようだ。
何故か隼人はその不格好なはずのその格好に酷くソソられた。
何を考えているのだろう。相手はいくら腹違いとは言え、血の繋がった姉である。
658 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/11(水) 09:56:25 ID:/NmC/BNs
眠くて寝てしまいました。
授業中は講師の目が怖いので、夜にでも続きを投下します。
しかも、間違いで、「何故か隼人は」の後に「その」が2回あります。
すみません。
獄ビア!
期待しとります
660 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/14(土) 04:42:56 ID:64m7fkRX
「とれな〜い〜。」
先程から聞こえる呂律の廻っていない口。
酒臭いが艶やかな息が耳を擽った。
真っ白な白い肌が酒により上気して桜色に染まっているところ。総てが扇情的で、堪らなくなる。
「…外すな、っての…。」
ネクタイが取られてはこちらも困るので、腹痛が起こる前に手を伸ばしてその行為を止めさせる。
すると、ビアンキはバランスを崩したため、隼人の胸に身体を預ける形となった。
髪が流れて隼人の鼻孔を甘い香りが掠めた。
661 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/14(土) 05:04:27 ID:64m7fkRX
それが引き金となったかは定かではないが、隼人はビアンキに欲情させられていることに気づいた。
馬鹿なことを考えるな。相手は姉だとか考える前に身体が動いてしまう。
身体が求めてしまう。
姉ではなく、女であるビアンキを。
「アネキが悪いんだからな…。」
「隼人…?…っん…!」
囁かれた声に顔をあげようとするビアンキを抱き締めて耳を甘噛みする。
驚いたのか抵抗しようと伸ばした腕を捕らえて、更に舌を入れる。
殺しのために男慣れしている身体の割に、感じやすいのかすぐに力が抜けた。
「…隼人…どぉし…て…?」
吐息混じりに呟かれる。それが余計に隼人を突き動かす。
黙らせるため、唇をそれで塞いだ。
僅かに開いた隙間から舌を差し込んで、相手の舌を絡め取る。
662 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/14(土) 10:54:50 ID:64m7fkRX
また寝てしまった。
朝に寝る奴なので進行遅くてすみません。
>>659 応援有り難う御座います!
続き頑張ります!
663 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/15(日) 11:31:47 ID:iKHWdaxi
「…んんっ!」
息苦しさから手足をばたつかせるビアンキだが、所詮は女。まだ15歳とは言え男である隼人にとってそんな力を押さえるのは容易いこと。
技は鍛えられている隼人の舌使いに翻弄される。
ある程度ビアンキの咥内を深く味わってから口を離せば、銀の糸が二人を繋いだ。
どちらの物かも分からない唾液がビアンキの頬を伝っていく。隼人はそれを優しく舐め取った。
「あっ…ふ…。」
舐めるついでに舌で首筋を辿る。ビアンキからは熱い吐息が漏れる。
664 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/16(月) 03:31:32 ID:NQ0eGm7V
鎖骨まで着いたところで軽く吸い上げると紅い花が咲いた。
「馬鹿みたいだ…。」
「…何…で…っ……?」
隼人は呟きながら、左手で彼女の腕を拘束したまま、右手で性感帯に触れる。
擽るように脇に触れたらその身を捩った。
最早相手が姉だろうが…関係ない。
形の良い双丘を服の上からゆっくりと揉み始めた。
「んぅ…っ…!」
声は男を興奮させる為、ビアンキは近くにあった自分の上着を噛みしめて声が漏れるのを抑えている。
だが、隼人が目敏くそれに気付き、その上着を退けた。
続いて、服の中に手を滑り込ませ、直接触れた。しっとりとした柔らかいその感触に酔いしれる。
簡単に---もとより露出度の高い服を着ている為、そう苦労はしない---胸元を肌けさせると既に立っている突起が露わになった。
「本当に感度良いのな…。」
665 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/17(火) 01:53:39 ID:XNko/9oa
その突起に吸い付き軽く舌先で転がすと、ビアンキの身体は異常なまでに震えた。
「…あぁっ!」
---そうか…怖いのか…。
目を隠されていることにより次に何をされるか分からない恐怖を感じているのか。
いや、次に何をされるか分かっているからこそ、その恐怖心が膨らむのだろう。
その震えるビアンキの姿が隼人の虐待心を煽らせてゆく。
「綺麗だよ…アネキ…。」耳元で囁かれる声にも指先がぴくりと反応して、それがたまらなく可愛らしい。
これが、愛しいと言う感情なのだろうか…。
柔らかな白い肌を撫で上げ刺激を加える。
紅い印が幾つも増えていった。
獄ビア(*´Д`)ハアハア
良いですねー!続き待ってます!!
668 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/21(土) 12:20:03 ID:xTbTP2vI
>>667 応援どうもです!
いや〜、半分寝ぼけながら書いてるので喜んでくれてうれしいですよ!
(*^ω^*)
続き投下します!
669 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/21(土) 12:55:38 ID:xTbTP2vI
ある程度上半身への愛撫を加えた後、丈の短いタイトスカートに手を伸ばすと、一瞬驚きからビアンキが身を固くした。
安心させるように耳朶を甘噛みする。その痺れるような甘い感覚により、隼人はビアンキから力が抜けるのに気が付いた。
焦らすように太股の内側を撫でる。
怖いにも関わらず、ビアンキの口からは、荒い息遣い。
探るように、スカートの中に手を入れれば、びくりとした大きな反応と共に、手に感じる濡れた感触。
下着の上から十分に分かるほどそこは湿っていた。
「…ぁあ…ぁ…あ…っ!」
「…怖いのに…感じてるのか…?」
「…ぃ…言わな、いで…ぇ…。」
抵抗しつつも、ビアンキ自身、隼人の指に翻弄されながら自分がひょっとしたらMなのでは、と疑問を浮かべていた。
恐怖を感じつつもこの感覚、快感に抗う術を彼女は知らなかった。
そんなビアンキを知ってか知らずか隼人の指はビアンキの性感帯をどんどん刺激する。
布の上からでも感じるそれと、止まることのない上半身への愛撫に、ビアンキの体は悉く支配されていった。
「…んぅ…はぁっ…!」
「…アネキ……。」
快感に身を捩らせる彼女はあまりにも隼人にとって幼く見え、それと同時に愛おしかった。
670 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/21(土) 23:41:14 ID:xTbTP2vI
その感情に堪らなくなった隼人は、下着をズラして直接彼女に触れる。
「ぁ…っ!」
ぴくんと反応するビアンキを愛おしそうに見つめる。
ゆっくりと指を中に沈めた。
途端にビアンキは抵抗の体制に入ったが、隼人の片腕がそれを許しはしない。
十分に上半身を愛撫していたお陰か、彼女の中はすんなりと彼の指を受け入れた。
だが、締まりが良いのか、なかなかそれ以上先に進まない。
仕方なく隼人が親指を使ってその上の膨らみを刺激し始めた。
「うぁ!は…っ…ぅ!」
感度の良い方であるビアンキには強すぎたのか、唇を噛み締めている。
その唇にはうっすらと血が滲んでいた。
隼人がその赤を拭うように舐め取る。
勿論、愛撫の手は休めない。
「…や…!駄、目ぇ…イっちゃう…っ!ロメオぉおーっ!!!」
ビアンキが体を一層強ばらせ、叫んだ瞬間に力が抜けてその場に崩れた。
違う男の名を呼びながら果てたビアンキに隼人は心が酷く打ちのめされた気がした。
「何だよ…結局、引き摺ってるんじゃないか…。」
「…は…やと…。」
呟かれた隼人の声に、目の前にいるのが彼ではないと錯覚していた彼女は、一瞬震えてから声を発した。
671 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/25(水) 00:38:21 ID:AtUFYNYk
お久しぶりです!
続きを投下
死んで尚も彼女の口から出てくる彼の名前に、苛立ちを覚えた。
その名を呼ぶビアンキ自身にも、酷く嫌悪感を抱いた。
それでも…----
「…悪かったよ…。」
気付いた時にはビアンキは泣き出してしまっていた。
泣くと言っても瞳は布で覆われている。その布が濡れているためおそらくだが…。
何時も自分から拒否しておいて、今更求めるのも調子の良すぎる話だと分かってるから。
ああ、違う。いざ拒否されると、嫌なんだ。
でも、どうしよう…。
こんな事実を知ってしまった自分は、明日も彼女のことを拒否していられるだろうか?
「…ゴメン…アネキ……。」
瞳を覆っている布--自分のネクタイを外してやりながら隼人がビアンキを抱える。
泣き顔は見たくない。
今までの経験とは違う原因で腹痛を感じた。
「馬鹿ね…。」
「…なっ!」
抱き締められたビアンキはその細い腕を隼人の背中へ回した。
「…嫌、じゃなかったから…。」
自分が嫌いだとしか言わなかった隼人が、自分を求めたことを彼女は嬉しがった。
彼の行動を姉弟愛だけで許してしまうと言うのか。
そんな彼女の顔がみれなくて、隼人が顔を逸らす。直視などできるはずがない。
672 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/25(水) 01:14:38 ID:AtUFYNYk
突然、頬に手が添えられ、顔の向きを変えさせられる隼人。
ビアンキの真っ直ぐな瞳とぶつかった。
「…アネキ…。」
「……馬鹿ね…。」
何が言いたいのだろう。
彼女の思考が読めなかった。
彼女の瞳の端に宿っている滴を見ると、罪悪感しか生まれず、誤魔化すように唇でそれを吸うように拭った。
「…隼人なら……隼人だから…良いのよ…。」
だから続きして、と姉の威厳のある声で、女の笑顔で笑うビアンキに、隼人は 何も言えなくなる。
彼女の言葉のままに、続きを。
柔らかい唇に自分のを重ねながら隼人は自分が彼女を必要としていることに今更ながらに気づかされた。
誘われるままに、白い体に口付ける。
愛している、と耳元で囁くと、ぴくんとした反応と共に首に巻き付く力が一層強くなった。
私もよ、と返して隼人の体に触れるビアンキ。
先程よりも優しく和らいでいるその行為に互いに酔いしれる。
程良く愛撫を加えていき、段々ビアンキの声音が変わってゆくのを隼人はぼんやりとした意識の中で聞いていた。
捕手
保守age
獄ビアの人、ガンガッテください。ノシ
(´-`).。oO(goku×haruの人はどうしたのかな…)
675 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/05/31(火) 01:59:50 ID:K880kX/I
すみません!
オフが忙しくて…久々に来たら検索かけたけど見つからなくて…
上がってくるの待ってました(´-`)
明日にでも続き投下します。
楽しみにしてますよ(*゚∀゚)=3
677 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/06/02(木) 00:58:07 ID:73agJpuT
うわ〜…
日付変わってるよ…
遅れてすみません
これから投下します
678 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/06/02(木) 01:52:26 ID:73agJpuT
「良い声で鳴くのな…。」
「んはっ…!」
囁く声にも反応する。頬は紅潮していて、肌も淡い桜色。
そのビアンキの姿は淫らなのにも関わらず、神秘的で美しい。
それに誘われるように、隼人はビアンキの秘所へと口付けた。
「…あぁっ…ん、はっ…!」
始めは抵抗に近い動きを見せたビアンキだったが、隼人の舌遣いに翻弄される。
愛液はより一層溢れて、カーペットに染みを作った。
舐めるように奥へと進入させてゆく。その味は酷く甘い。
実際には味などないのだが、そう感じるのはやはり隼人もビアンキに魅せられている者の一人だから。
毒蠍などと呼ばれている彼女だからこそ、今のこの乱れた姿でさえも危険だ。
それでも、更に欲しくなってしまうのだから自分は相当イカレている、と隼人は思った。
否、それ程ビアンキは魅力があるのだ。
「アネキ…そろそろ入れるぞ…。」
自身を取り出して、隼人が言った。
熱により潤んだ瞳で見つめ、ビアンキが黙って頷く。
先をゆっくり沈めるとビアンキの体が震えた。
中は想像よりキツく、思ってた以上の締め付けが隼人の動きを急かさせる。
679 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/06/02(木) 02:30:43 ID:73agJpuT
それでもなるべく隼人は優しくしようと努めた。
それはビアンキがあまりにも壊れそうで、幼い少女のようだったからだろう。
「あっ…ぁあっ…隼人ぉ…!」
ゆっくりとした優しい動きにビアンキが快楽による涙を流しながら自らも腰を振る。
叫びは切ない嬌声に変わっていた。
俺を見てくれた。
私を求めてくれた。
それぞれの想いが溶け込んでゆく。
互いに再び、否、初めて男女として向き合った二人。
腹違いの姉弟だとしても背徳であるその行為にさえ溺れてゆく。
奥を付く度に、キツく締められる感覚と甘い声に快感を覚える。
同時に上にある突起も弄れば更に声が上がった。
(ヤバっ…イきそう…。)
中では流石に悪いと思ったのか、引き抜こうとする隼人を止めるようにビアンキが引っ付いた。
華奢な腕が震えている。
「今日、は…平気…だから…っ!」
「でも、良いのかよ…?」
「…隼人だから…良いわ…。」
ビアンキの言葉に従って、彼女の奥へ一気に挿し込む。
今度は優しくする余裕などなかった。
貪るように突かなければ、すぐに意識が飛んでしまいそうになる。
「…隼、人ぉ…っ!…あっ…はぁっ!っも…イっ、ちゃうっ!」
「…俺も…っ!」
子宮の奥に当たり、一気に締め付けられる。
その締め付けにより同時に果てた。
680 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/06/02(木) 02:49:38 ID:73agJpuT
ぼーっと隼人は天井を眺める。
視線を腕の中に移せばビアンキが少女のようなあどけない顔で眠っていた。
「何やってんだろな…。」
馬鹿みたいだ、と呟き、近くにあったタオルケットをかけてやる。
しかし、その表情は何かが吹っ切れたような、何処か嬉しそうな表情だった。
上着から煙草を取り出し、火をつける。
ビアンキを起こさないように、煙草をふかせば苦みがゆっくりと広がった。
「甘かった…。」
口の端をつり上げ、煙草を味わいながら、隼人はビアンキの髪を梳いた。
姉を見る弟のように。
女を見守る男のように。
終わり
どうだったでしょうか?
感想下さると嬉しいです!
獄ビアの方、お疲れ様。
ビアンキが可愛くて凄い萌えました(*´Д`)
またいつか投下してくれ
682 :
獄ビア(近親相姦ネタ):2005/06/02(木) 19:04:10 ID:73agJpuT
ネーム決めました。
「蛇駄文」読みは「ただふみ」でよろしくです。
>>681 感想どうもです。
そのうちディーノ×ビアンキ、または雲雀×ビアンキあたりでも書きます。
ビアンキ受けなら大抵書けますよ。
個人的にはラン→ビア←獄(優勢)が一番です。
683 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 19:52:32 ID:b/fRMSl3
>>682 蛇駄文さん今後ともよろしくお願いします!ビアンキ好きなので期待してますよー!
ただ、sageて欲しいんだが…、sageわかる?
メル欄に半角ローマ字で“sage”と書くと
スレがあがらないですむんだ。
685 :
蛇駄文:2005/06/02(木) 22:00:01 ID:73agJpuT
>>684 あ、はい。わかりました。
こうでしょうか?
どうも親切にありがとうございます。m(_ _)m
686 :
蛇駄文:2005/06/02(木) 22:08:53 ID:73agJpuT
でも"下げ"をしてしまうと、上がってくるのを待つ派である人には気付かれないのでは?
もっと盛り上がりも欲しいですしw
たまの"上げ"なら良いのしょうか?
すみません。生意気なこと言って…。(>д<)
>>686 こまめに見る人はあがるのを待つまえに、ブクマに入れるなりしてると主。
だから気にする必要はなし。
盛り上がりを求めてageるのや、保守ageについては個人の感覚。
ただ、sage自体は2ちゃんの基本みたいなもんだから、
意図なくageるのは初心者認定のおそれがあるから気をつけた方がいい。
>>686 無闇にageると、荒らしにも目をつけられやすいので
あまりおすすめしない。
689 :
蛇駄文:2005/06/03(金) 00:47:00 ID:oTXNqSPW
色々アドバイスありがとうございます。
事実初心者です。
友人に勧められて、ここに投稿してみと言われたので。
これからは迷惑かけないよう努力して頑張りますね!
ありがとうございました。m(_ _)m
>>689 本当に初心者さんだったんですか……では、どこぞで叱られないように
先に一つ。2ちゃんでは、普通の顔文字は割と嫌われるので、止めた方が。
それで荒れに荒れたスレとかありました。2ちゃん用のAAならいいんですが。
21歳以下の予感……
692 :
蛇駄文:2005/06/03(金) 09:22:30 ID:oTXNqSPW
>>690 ありがとうございます。
機械音痴なうえあまりこういう場所に投稿する機会もないので。
助かります。
>>691 失礼な!れっきとした23歳です!
馬鹿な上に文章能力ないと馬鹿にしてるのですか!?
馬鹿にされてると感じたならスルーしなきゃダメだよ。
……と、釣られてみるテストw
……万一釣りじゃないならもうちょいROMれ
半年ROMったら連載終わりかね(r
695 :
蛇駄文:2005/06/03(金) 15:14:27 ID:oTXNqSPW
>>693 あ、はい。スルーします。
よく子供と間違われるので…つい。
696 :
蛇駄文:2005/06/03(金) 23:08:55 ID:oTXNqSPW
何か友人に色々習ってから来た方が良さそうですね
そのうちまた来ます。
では、しばらくROM…(ですよね?)してます
>>696 可能なら、友人に今までの書き込みを見てもらうといいかも。
直接指導してもらえればROM期間は必要なくなるんじゃないかな。
ガンガレ。誰しもはじめは初心者だ。ノシ
これにレスはいらんよ。
花見の会でなんか書きたいんだけど、
山ハル・獄ハル・獄京、どれにするか迷い中。
誰か決めてくれ。先着1名。
10年後スカルが女の子説が出てたけど、このスレ的にはどない?
702 :
698:2005/06/08(水) 00:30:36 ID:ccmqFG3n
>>699 了解。んじゃ近日中に。
>>700 スマソ。正直ここで1日に1レス以上つく日があると思わなかった。
703 :
699:2005/06/08(水) 00:49:23 ID:d41jJiMj
>>702 わーい、ありがとう。毎日マメに通っていた甲斐がありました。
楽しみに待ってます!
人寄せage
なぜここはこうも人がいないのか。
ツナハルの投下がないからか?
今週号で獄京に開眼した。
投下キボン
京子ちゅわん少ないな(´・ω・`)
707 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 20:27:43 ID:baxMnNJr
最近溜まっていたからだろうけど、京子ちゃんとエッチする夢みた。騎乗位でした。最高です!
牛×ハルが見たいのは自分だけだろうか…
ノシ
ヘタレ牛と恥ずかしがるハルのからみは原作でも好きだ
>>607さん来ないかなー
監禁ものの続きが読みたいYO
>>708 ノシ
自分もそいつら好きだ。
しかし牛は五分しかいられないという罠。
獄ビアGJ!!超萌えますた!!
やっぱり隼人は姉を女として見すぎだな!
このスレの初期にあったワオ×ハルなんかはもう読めんのかな。
原作では有り得ないが、エロパロとしてかなり好きだ…。
牛ハルもそんな感じ。
≫465のリボハルの続きが見たい…
とりあえずage
716 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 13:03:46 ID:ctUoHGc6
なんでこんなにいらいらするのか自分でも分からない
ただあの笑顔が 自分にも欲しかっただけ
「ひっ!」
1歩ずつ、近づいて来る影
ハルは無意識に後ずさった
「別に―――」
ヒバリは、ハルに笑いかける。
「―――逃げなくていいんだよ?」
だが、ハルの目に映るのは、ただ純粋な恐怖。
「来ないで、くださっ・・・」
涙が溜まった目で、それでも気丈にヒバリを睨みつけるハル。
しかし、その表情は、確実に怯えている。
「!」
背に壁がぶつかって、とうとう逃げ場がなくなり、ハルは戦慄した。
「・・・・・・・・っ」
構わずヒバリはハルに近づいて、あと1歩で密着、という所で止まる。
ハルはぎゅっと目をつぶった。
あげちゃったorz
とん、
ハルの肩に、軽い衝撃。
恐る恐る目を開けると、すぐ隣にヒバリの頭があった。
「・・・・・・?え・・」
ハルは不思議そうに、自分の肩に額を寄せているヒバリを見た。
「・・・怖がらせて、ごめんね」
少しだけ、悲痛そうな声。
「ただ、君が、あんまり―――」
あの子の事大好きだから。
沈黙。
ハルはどうしていいかわからず、何も言えずにただ、
表情の分からないヒバリを見つめる。
こんなに近くにヒバリがいるのは初めてだ。
あまり喋る事もない。
最初は怖かったけど 今は
「ヒバリ、さん・・・?」
名前を呼ぶのは、初めてだ。
返事は、なし。すわ寝てるかと思うが、やはり違うようで。
「だいじょぶ、ですか・・・?」
「・・・うん」
その声が、さっきまでの威圧感たっぷりの
恐怖感煽るような感じが全然なくて
ハルは、何か純粋に、
愛しい、と思えて。
ヒバリの頭にそっと手をやった。
「あの・・・ハル、何か・・・悪い事、しましたか?」
初めは、凄く怖かった。
だけど、今はそんな事ない。
何か理由があるから、怖くしてたんだろうと、思ったのだ。
「・・・君は結構、鈍感だよね」
「はひ?」
ヒバリは顔をあげる。
「なんでもないよ。またね」
「え!?」
言っていきなり身を翻し、去ってしまう。
「なんだったのでしょう・・・」
またね、と言った時のヒバリの優しい微笑が
ハルの頭の中に、ずっと残っていた。
>>716-718 ワオハル乙。萌えました。
続きはあるんでしょうか?こっそり期待してますw
ワオピン好きだがワオハルに萌えまくりました
乙!
ワオハル乙!グッジョブ!!
>>720 ワオピンはやるとしたらやっぱ10年後の設定とか作らなきゃならんのかな…。
自分もよんでみたいけど。
722 :
720:2005/06/29(水) 12:24:15 ID:kCAIAsIb
エロパロでは必要かも>10年後設定
どこかのサイトでワオが現イーピンのことかわいいかわいい言ってるの見て
そのありえなさに萌えた
あ、ありえんw
しかし確かにそこに萌え…。
投下キボンage
>>722 そのサイト見た。
確かに萌える・・・
週末にワオピンを書こうと思います。
イーピンは10年後で。
>>719-721 駄作にコメントありがとうございます・・・(つД`)
726 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 08:38:50 ID:KIbR8/KB
ハル受けばかりでショボン
京子ちゃんキボンヌ
goku×haruの人来ないのかな?
まだ続き待ち…
密かにディノハル待ち。
ヒーローズでランイーに禿萌えた
ランイーきぼん
 ̄ ̄ ̄\,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:`ヽ、
が |,:,:,_;,:.-‐''`゙''ー-、;_,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:',
・ |,:,:ノ _‐-、 `ヽ、:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:l
ま .|;/ ,.,. ,'´ ヽ ヽ ヽ、:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:|
・ | ゛く,_.('';.)_ノ `ー ヽ:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:| / l l
ん / ,.,.,_ _ , ';:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:/ \
__/- 、 , 、__ 'ヽ) ヽ l:,:,:,:,:,:,:,:,:,:ノ
:':':':':':':':':':'ヽ ゛ 、ヽ,",. r'⌒ヽ l,:,:,:,:,:,:,:,:,:ヽ ー┼‐ l l
':':':':':':':':':':':':'! / ' l`(;')_ノ/,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:l d
_:':':':':':':':':':'ノ__ ! ~し'、/:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:/ ノ
`ヽ、:':':':':':':':'`':' ̄ ̄ヽ. " ),:,:,:,:,:,:,:,:,:ノ /| ・
,,,,,,,_ ヽ:':':':':':':':':':':':':':':':'ヽ /:,:,:,:,:,:,:,:)´ノ7´ | ・
''''''''' ,,,,ヽ;':':':':':':':':':':':':':'| _,./:,:,:,:,:,:,:,:,:ノ/ /_ノ ・
);;;;;i':':':':':':':':':':':'ノ ̄´:,:,:,:,:,:,:,:_;,:.:-'` ̄´
今日ワオピンくるかな?ドキドキワクワク( ・∀・)
同じくワオピンマッテマス
スイマセン
所事情で投下遅くなってしまいました…
待っていて下さった方ありがとうございます。
一応完結だと思われます。
「恥ずかしい?」
ふっと笑いを浮かべてから朱く尖った部分に口付けると…
「ひゃっ!」
ビクンッと大きく体を震わせ声を上げる。
構わずに、舐め上げ、吸い、軽く歯を立ててみた…
その度に敏感に反応するハル。
獄寺は楽しくなり悪戯心も便乗しイキナリ内太股に手を滑らせる…とぬるっとした液体に触れた。
「ぁ…」
小さく声を上げ
羞恥に震えて更にハルの顔の熱を上がる。
「すげぇ…濡れてる…」
興奮の為か獄寺の声が震える、抑え切れない欲望への静止の糸が切れそうになる…。
なんとか思い直し、キスを繰り返す。
撫でていた太股から更に指を滑らせて下着の中に忍び込ませた…。
―くちゅ
秘所に指を這わせると音が漏れる…
頭の中心が痺れるような感覚にハルは戸惑い、獄寺の背中に腕を回してしがみ付く。
軽く力を入れるとすんなり指は中へと埋め込まれた…
「ぁ…ン」
きゅっと目を閉じ熱い息を吐く…
指でゆっくりと掻き回しながら親指で敏感な部分を撫でる。
「んっ…あぁッ」
少し強めに撫で上げた時ハルの身体が大きく震えた。
熱くなった秘部からはとろとろと愛液が溢れている…
―くちゅくちゅ
音を立てながら獄寺は痛々しく立ち上がったモノを出す。
「ひっ…」
ハルの目が釘付けになり、不安そうに眉をしかめる。
「怖いか?」
早くハルの中に入れたい!その思いを押し堪えながら、出来るだけ優しく声をかけるとハルは首を振る。
「だ…だ…大丈夫ですッ!!」
ちっとも大丈夫そうじゃないが意を決して言った言葉に遠慮はせず、先端を濡れそぼった秘部に擦り付けた。
ぬるっとした感覚に獄寺のモノの固さが増す…
ゆっくりとだが確実に押し進める。
時折、痛みの為か押し殺した様な声が漏れてしまう…
「だ…大丈夫ですから…」
涙の溜まった瞳を向けコクンっと頷くハル。
それを合図に一気に奥まで突き入れる…
「く…あぁッ!」
苦しそうにハルが大きく声を上げる、痛みに耐え溜まっていた涙が頬をつたう。
初めての証の血が内股に流れた…
「っ…悪い。痛いか?」
キツイ締め付けに耐えながら獄寺が声をかけると、答えずにそのまま唇を合わせる…
そんなハルの行動に頭の中が白く染まってゆく
「我慢…出来ねぇだろうが…」
それでもいい。
とでも言いたいのかぎゅっと背中に手を回し抱き着いたハルを強く抱きしめる。
次の瞬間にハルの身体を抱きしめたまま、激しく腰を動かす…まるで初めて女を抱いた時の様に何も考えられず、ただがむしゃらに抱いた。
苦しそうな声の中に甘い声が混ざるのを遠くに感じながら獄寺は果てた…
ハルの中に熱い精を注いで……。
…END(?)
って感じで…
一応完結なんですが…
機会があればその後みたいなモノを書きたいな。的な作りです。
書いた時にはまた投下させて頂くのでw
宜しくお願いします。
…最近
ランハルにハマリ中(*´д`*)ハァハァ
740 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:45:48 ID:3Zc857U+
乙age
741 :
725:2005/07/13(水) 22:31:47 ID:kQhPdho3
一応ワオピンです
遅くなってすいません
エロくなくてすいません
↓
742 :
725:2005/07/13(水) 22:32:28 ID:kQhPdho3
「あり・・・?」
あ、また変な感じだ。
いきなり景色が、変わっちゃうみたいな。
自分ごと、どっかに移動してるみたいな。
さっきまで、留守番してたはずなのに。
目の前にいるのは、黒い制服を着てる男の子。
なんか、ちょっと笑ってる。
誰だろう、この人。
「どちらさまですか?」
「え?」
少し驚いた顔をする男の子。
それにしてもかっこいいなぁ
タイプかも・・・なんちゃって。
「君・・・知らないの?僕のこと」
「え・・・はい」
あり?なんか私を知ってるみたいな感じだなぁ
でもわかんないし。
743 :
725:2005/07/13(水) 22:33:29 ID:kQhPdho3
「イーピンだよね?」
「そうですけど・・・あなたは?」
なんで名前も知ってるんだろう。
もしかして私、すごい失礼?
「僕は・・・」
彼は言いよどんだ。
自嘲的な笑み
やだ そんな顔 しないで
「あの・・・」
私は、彼に何か言おうとした。
「僕は、君が」
彼は、私より先に何かを言おうとしていて、
気がついたら、来々軒の店内。
「・・・あ・・・」
誰もいない、テレビの音だけが聞こえていて
それより、今の・・・
何言おうとしてたんだろう
なんで、こんなに胸が痛いのかな
744 :
725:2005/07/13(水) 22:34:06 ID:kQhPdho3
少年は、再び自分の元に帰って来た子供の頬を撫でていた。
気持ち良さそうに眠っている。
「まさか・・・忘れてるとはね・・・」
ランボから奪ったバズーカを見る。
「・・・呼ばなきゃよかった」
あんな顔、されるくらいなら。
寝ているイーピンの隣に自分も横になって、
右腕でイーピンをゆるく抱いて、
眠くないけど、目を閉じた。
待ってました(゜∀゜)
ワオピンイイ!イーピンが覚えてないのがいい、萌えた
ハルのときも思ったがワオ切ないなw
この二人エロは難しそうだ…これから増えると嬉しい
>>725乙!
獄ハル・ワオピン・ワオハルGJ!!
ワオは鬼畜と見せかけて実は切ないキャラだったのか…(つД`)ホロリ
……エロ的には美味しいなw
そして流れ豚切りで山ハルを希望してみる。
ワオピンGJ!
goku×haruさんもお疲れです。ハルかわえーのぅ(*´Д`)
自分も山ハル希望ノシ
今週で山本がハルって呼んでいる事知ってなんだか嬉しかった。
自分も山ハル希望。
前にここで投下してくれていたMy神はいずこへ…
続きが禿しく気になる
山ハルは考えニクス
あんまり喋ってたりしないから。
だけど同じコマに収まってたり隣にいたりするのは
獄寺より山本のが多い。
まぁベタ髪は同じコマに納めた方が塗りやすいってだけだろうが。
751 :
725:2005/07/16(土) 21:11:02 ID:4vsTfLmd
>>745-747 ありがとうございます
ワオは恋に対しては不器用そうで報われない系が好きなので
ハルもピンも似た感じになっちゃって申し訳ないです
しかもエロなしorz
山ハルいいですね
>>202-206の山ハルが好きです
山本がハルって言ってるのにも結構萌えたので
自分なんかのでよければ、いつか投下します
>>725さん
楽しみにしてるので是非いつか山ハル投下してください。
ワオピン可愛すぎ。顔がにやける(´Д`*)
ビアンキのエロイ腰を活かした立ちバック物が読みたい……
相手は山本かディーノで
海の中でこっそり……ってやらんかな。もしくはあの離島でry
山本ってむっつりっぽいから、絡ませたら
ツナや獄寺と違ってハルにいろいろ出来そうだ罠。
………誰かキボン
山ハル希望age
流れを無視してビアンキ受けは駄目ですかね?
ヒバビアとかマイナーなこと言ってみる。
大 歓 迎 で す
どんな組み合わせでもイケるところがいいところだよなぁ
>>758 言えてる。
パッと読んで思いつかない組み合わせでも
組み合わせてみると萌えることがほとんどだ。リボーンは。
そんな自分は、一度エロパロらしく
先週今週と続けて出てきたチンピラ達に容赦なく輪姦されるヒロインとか見てみたい…。
>>759 ここは女ばっかりだからそういうのは受けんと思うぞ
俺は男だが
獄ハルや山京とかが見たいなどと言ってみる
しかしヒバビアとは盲点を
自分は♀だが、普通に♂×♀のが好き。
男脳だからか?
ヒバビアでも別にいいじゃないか。
確か、エロくないけど扱ってるサイトはあったはず。
ごめん、女だが
>>759みたいなの大好きだ。
ここのスレ的に受けないんだったらラストをパラレルにして
輪姦される直前で誰かが助けに→♂×♀好きに( ゚д゚)ウマー
誰も助けに来ず救いなし→それ以外に( ゚д゚)ウマー
なんてのは駄目かな。
職人さんに負担が大きすぎるかな。
>>762 女で♂×♀が好きっていうのは多いから
男脳でもなんでもないと思う。
自分も
>>759みたいなの 読みたいな。
職人さん光臨希望。
女がみんな801好きと思うな
大野さんの言ってることは間違ってるぞ
767 :
725:2005/07/29(金) 01:50:36 ID:ONFK5rOI
この流れであえて山ハルすいません
でもいつもよりエロくしてみました
「あ、十代目、ちょっと来て欲しい所があるんスけど」
ある夏の昼下がり、いつものように3人でツナの家に溜まっていると、
ふと獄寺が思いついたようにツナを見た。
「え?何?」
「それは見てのお楽しみっス」
嬉しそうな顔をする獄寺に、不安を隠せないツナ。
「何だよ?獄寺」
「お前にはカンケーねー!ささ、行きましょ、十代目!」
山本に激昂したと思ったら掌を返すような笑顔で、ツナを連れ出す獄寺。
「あ、ちょっと・・・」
ツナは獄寺の強引さに戸惑いながらも、山本が「行っていいって」と苦笑していたので、
獄寺に連れられて部屋を出た。・・・止めて欲しかったのに。
1人になった山本は、とりあえず自分達のせいで散らかった部屋を少し片付けてから
ツナのベッドに横になった。
枕の下に何か違和感を感じ、探ってみると雑誌が置いてあった。
なんと、ツナにしては珍しく、エロ本だった。
そう言えば、内藤が無理やり貸してたっけな・・・
セクシーな外人が表紙の雑誌を1ページめくる。
「さすが内藤・・・洋モノ?」
見ているうちに、少し、むらむらしてきた。
誰もいない部屋。
帰ってくる気配のない2人。
「・・・・・・・・・」
ごそ、とパンツのチャックに手をかけた、その時。
背後に気配を感じて、振り向いた。
そこには、見なれた少女の顔。
768 :
725:2005/07/29(金) 01:52:24 ID:ONFK5rOI
「うおっ」
「はひー!!」
2人とも、驚いて飛びのいた。
振り向いてみたら近くに顔があった山本と、
そっと近づいて驚かそうとしていたのにいきなり振り向かれた・・・ハル。
「びっくりした・・・」
「こっちのセリフですっ!!いきなり振り向かないで下さい!」
「そー言われても・・・」
「ていうか山本さんだけですか?ツナさんは?」
「ツナは今いないぜ。獄寺とどっかいった」
「獄寺さんとー!?・・・おもしろくないです」
「まぁ座れよ」
ふくれるハルを、宥めるように促す山本。
しかし、ハルはその場所からなかなか動こうとしない。
「ハル?」
「・・・山本さん・・・なんですか、それ・・・」
「ん?」
ハルの視線の先を見て、少し血の気が引く山本。
さっきまで見ていたあの雑誌のページの彼女は、気まずいポーズでこっちを見ている。
「あ、いや、これは・・・、まぁ、その・・・ツナの・・」
言ってから、やばいと思った。
ツナの名前出すつもりなかったのに、つい。
「つ・・・ツナさんが・・・そんな・・・」
明かに絶望的な表情のハルを見て、少しため息をつく山本。
「ツナさんはそんなの見ません!!ツナさんをそういう世界に引き込まないで下さい!!」
「そういう世界って・・・」
「山本さんみたいな人の世界です!!」
その言葉がなぜかカンに触った。
ツナは健全で、オレは不健全ってわけ?
769 :
725:2005/07/29(金) 01:54:48 ID:ONFK5rOI
「あのさぁ・・・ハル。男はみんなこーなんだぜ?」
「え・・・」
「ツナも。獄寺も。オレも」
言って、ハルの手を握る山本。
意外な事に、ハルはその手を振り解かなかった。
「・・・今時、こういうの・・・知らない女じゃ・・・ダメ、ですか?」
「別に・・・いや、知ってた方がいいんじゃない?」
「じゃあ・・・ハルも、見ます!」
ハルはツナのベッドに乗って山本の隣に座ると、開かれた雑誌を手にした。
「・・・。」
凝視中。
初めて見るとしたら、結構エグいんだけどな・・・
「大丈夫?」
「大丈夫・・・じゃ、ないです!」
ハルは雑誌を閉じると、ぽい、と床に投げた。
「信じられません・・・」
「ハハ。あれはちょっとないかもな。実際、あんな事やる訳じゃないから安心しな」
「そうですか・・・」
力のない声で返事をするハル。相当ショックを受けているようだ。
山本は、少し迷って。
「・・・ハル。オレがもっと、わかりやすく教えてやろうか」
「え?」
「もっとフツーの、ツナも喜びそうなやつ」
「ツナさんも!?ぜひ教えてください!!」
生気を取り戻したばかりのハルは、きっと自分が言った事も山本の言葉も理解できていなかった。
「いいコだ。じゃ、横になって」
言われるままに、ベッドに横になるハル。
そしてその上に覆い被さる山本。
山本はハルの髪を撫でて、まず、額にキスをした。
「や、山本さん・・・っ!?」
「? なに?」
「何って!!何するんですか!?」
いきなり起き上がるハル。その拍子に、額が山本の顎にぶつかる。
770 :
725:2005/07/29(金) 01:56:43 ID:ONFK5rOI
「ってぇ・・・。ん、キス?大丈夫、口にはしないから」
「そっ、そういう問題じゃありません!!」
「つーか」
「なんですか」
「ハルが教えてくださいって、言ったんだぜ?」
「・・・!それ、こういう事じゃ・・・」
頬を赤く染めるハルを、面白そうに見る山本。
「あの流れでこういう事以外に何があんの?」
「そ・・・っれは・・・」
「大丈夫だって。痛くしないし」
「・・・ホント、ですか?」
「約束」
山本は、ハルの顔の前で小指を出して見せた。
ハルは数秒ためらってから、その指に、自分の細い小指を絡ませる。
「・・・約束ですよ」
そして、またベッドに体を預けた。
ぎゅっと目をつむるハルの瞼にキスを落とすたび、ハルのまぶたが僅かに震えた。
山本は少しの罪悪感に苛まれながら、ハルの制服のリボンをほどく。
そしてシャツのボタンを3つまで開けると、露わになった白い肌にキスをする。
鎖骨の下辺りをきつく吸って、赤い痕を残した。
「今・・・何、したんですか?」
「ん?ああ、・・・キスマーク。つけちゃった。ゴメン」
「キ・・・」
どうやらその言葉は知っているようで、またどんどん顔が赤くなるハル。
普通のキスより確実に、今からすることを如実に表したような気がしたから。
「何?」
「・・・恥ずかしいです・・・」
「恥ずかしい?これからもっと、恥ずかしい事、するのに」
771 :
725:2005/07/29(金) 01:57:43 ID:ONFK5rOI
時間がないのでこの辺で
続きはまたいつか…
うわーうわー山本エロー(;´Д`)
ハル可愛いっす。続き楽しみにしてます!
>>725さん、GJ!!
山本エロいですね〜読みながら(*´Д`)ハアハア
してしまいましたww
続き楽しみにしてます!
今週ハルエロ杉。
ツナハル希望
ノ 自分もツナハル希望
SSキボンage
誰か何か投下してホスィ
投下準備おk
萌えハルスレでウザッとされたストリー
オリジナル+エロなしだけど、構わないですよね。
779 :
プロローグ:2005/08/03(水) 16:17:54 ID:xy+fsB30
「・・・俺、ハルのこと女として見れないんだ」
「はひっ」
「・・・俺、ちゅわんでないと駄目なんだ」
「ツ、ツナさん・・・・・・」
「・・・じゃあ、行くから」
「待ってください・・・・・・・・・待ってください、ツナさん」
「・・・・・・・・・」
「ハルは・・・ハルは・・・たとえツナさんが他の女の子を好きになったとしても、
たとえツナさんがハルのことを憎くて嫌いになっちゃったとしても、・・・ハルの
・・・ハルの気持ちは変わりませんから。ツナさんを好きな気持ちは・・・・・・
・・・変わりませんから」
「ハル・・・・・・・・・ありがとう・・・でも・・・ごめん」
「・・・いいんです。ハルはいつまでもツナさんのこと待っていますから」
(完)
780 :
1/7:2005/08/03(水) 16:20:24 ID:xy+fsB30
数日後・・・
「ちょっと遊びに行ってくる」と言って、家を出るツナ。
そこへ・・・
「ちょっと!そこのあんた」
「うん?」
「あんたよ、あんた」
「えっ、俺?・・・何か入り用でしょうか」
バチンッ☆
いきなり張り手で頬を張られるツナ。
ショックで腰が砕け、道路に尻餅。
「入り用もご用もあったもんじゃないわよ。」
「へっ?(俺は何でいきなり見知らぬ女の子に顔を叩かれてるんだ?)」
「あんた、ホンット最低のクズ男ね」
「ええっ?」
「聞けば本命がいるっていうじゃないの。同じ学校の同じクラスに」
「はあっ?」
「それが、片手間でうちの三浦にまで手ぇ回して・・・」
「三浦?」
「気のある振りして手篭めにして最後はバッサリと縁を切るってかぁ」
「ちょっ、ちょっと待って。全く話が見えてこな・・・」
「ぁか・・・・・・・・・あかねちゃ〜ん」
「うん?」(2人)
ハル現る!!!
「あかねちゃん、ここで何してるんですか。ツ・・・」
倒れているツナを見て、ハルの顔がカーッと紅潮する。
「ツ、ツナさん、大丈夫ですか。」
「う、んあ、大丈夫だけど」
「三浦、こんな奴にかまうな」
「三浦?・・・ハル・・・ハルか!」
「すみません、ツナさん。あかねちゃん何か乱暴なことしましたか?」
「ん・・・いや、別に大丈夫」
「三浦、ほっとけって、かまうなって言ってるだろう。おまえを捨てた奴なんだぞ」
「あかねちゃんは少し黙っててください」
「・・・・・・・・・ふんっ」
781 :
2/7:2005/08/03(水) 16:21:46 ID:xy+fsB30
ツナの部屋に戻って
「こちらは海燕あかねちゃん。ハルの新体操部仲間です」
「はあ、どうも」
「・・・・・・・・・」
「あかねちゃん」
「はい、・・・どうも」
「ツナさん、勘違いしないでくださいね。普段はすごくいい子なんですよ」
「はあ・・・」
「あんた」
「はいっ?」
「わたしと三浦の付き合いは結構長いんだ。」
「小学生からの付き合いなんですよ〜」
「・・・・・・・・・」
「そんなわけでまあ、わたしと三浦は親友同士って間柄なわけなんだ。」
「(何か恐ろしいオーラが背後に見える!?)」
「だから親友が泣いているのを見過ごすっていうわけには行かないんだ。
特にあんたのような優柔不断男、二股かけても平気な顔してのほほんと生活しているような
ちゃらい男、・・・・・・・・・わたしはぜ・つ・た・い・に許さない!!!」
「(ひいっ)」
「あかねちゃん」
「なら、どうだ」
「誰!?」
「リボーン(ちゃん)」(ツナ&ハル)
「ツナが優柔不断の軟弱男かどうか試してみるか?」
「リボーン!?」
「リボーンちゃん、そんな・・・」
「・・・・・・・・・分かったわ」
782 :
3/7:2005/08/03(水) 16:23:26 ID:xy+fsB30
並盛神社に場所を変えて、
「あそこに、高校生が見えるだろ」
見れば、体格のいい制服姿の男達6,7人が境内の奥まったところで何やら群れを成している。
「あいつらは今、いたいけな中学生を脅して金をせしめようとしている連中だ」
「ええっ!?」(3人)
「ツナ、あいつらをぶっ倒してこい」
「なにいっ!?」
「これが試練だ」
「ええっ!? そんなのできっこないよ」
「はひっ そうですよリボーンちゃん。いくら何でも高校生は・・・」
「んっ?」
すたすた高校生の群れに向かっていくあかね。
「あかねちゃん!?」
「わたしは見てられない。高校生が中学生からカツアゲしようとする現場、見過ごせないよ」
「海燕さん」
「あんたはそこで待ってて。これは試験以前に問題があるから」
「あかねちゃん・・・」
「ちょっとあんたたち!!!こんなところで何してるの・・・って、キャッ」
「うん?」
6,7人の屈強な高校生たちが立ったまま失神している・・・・・・・・・
「やあ」
「雲雀さん!?」
「ほえっ」
「えっ、何、この状況・・・」
「君、どうしたの。こんなところに来て?」
「えっ、一体どうなってる・・・」
いきなり振り下ろされた雲雀のトンファーに頭部を殴られ崩れ落ちるあかね。
「あかねちゃん!?」
「海燕さん!?」
「僕の質問に答えなよ、君」
「うっ・・・っ痛・・・・・・・・・」
783 :
4/7:2005/08/03(水) 16:24:32 ID:xy+fsB30
「なんで殴るんですか!!!あかねちゃんを何で殴るんですか!?」
「んっ?」
「ひっ」
「ああ、赤ん坊とキミか」
「ちょっと聞いてます? どうしてあかねちゃんを殴ったんですか」
「・・・・・・うるさいな、君は」
「はひっ」
ハルに振り下ろされる雲雀のトンファー。刹那、
「ぐはっ」
「ほへっ」
「ッ痛・・・」
「ツ、ツナさん・・・」
ハルを庇い頭部にトンファーの直撃を喰らってしまったツナ。
額からツツツッと血が滴り落ち、ハルの頬に伝い落ちる。
「ハル、大丈夫か」
「ツナさん、ツナさん、血が・・・・・・・・・落ちてきます」
ウルウルな瞳でツナを労るハル。
「・・・ああ、良かった」
ツナが笑う。ツナの笑顔に、ハルの瞳からは涙が筋を描いて頬を伝う。
「こんなところで庇い合いかい」
2撃目のトンファーを装填する雲雀。
そのとき雲雀の足下がぐらつく。
「やめろ・・・この・・・」
雲雀の足首を握りしめるあかね。
「海燕さん・・・」
「あかねちゃん・・・」
「そろそろ、お開きだぞ。」
神木の枝木で様子を眺めていたリボーンの銃口が火を噴いた。
784 :
4/7:2005/08/03(水) 16:26:02 ID:xy+fsB30
「復活━━━━━━ ハルとあかねを救う!!!」
「はひっ!?」
「うわっ!?」
死ぬ気ツナはハルとあかねを小脇に抱えて思いっきりジャンプ!!!
・・・・・・ズサッ
「そこで待ってろ。レオン来い」
飛んできたレオンが団扇に形を変えていく。
「くっ あんた!そんなのじゃあ・・・・・・・・・モゴモゴ・・・」
「あかねちゃん、大丈夫です。」
「プハッ・・・大丈夫たって、あいつ・・・」
「あかねちゃん! ツナさんはそれは普段ちょっと優柔不断なところもあったり、
頼りないなと思ったりすることもあるけど、でも、こういうときのツナさんは
ハルにとって世界一頼もしいツナさんなんです」
「三浦・・・」
「やあ、また楽しい時間が始まりそうだね」
「・・・・・・・・・」
「僕はキミのこと結構好きなんだ」
━━━━━━ガキンッ━━━━━━
「ふー」
━━━ガキッ━━━ガキンッ━━━ガキンッ━━━
「さすがにしぶといね・・・・・・・・・でも」
━━━━━━ガキンッ━━━━━━
「キミが強いのは、5分程度なんだよね」
「・・・・・・・・・」
「この拮抗、キミはこのままでいいのかい?」
━━━ガキッ━━━ガキンッ━━━ガキンッ━━━
785 :
6/7:2005/08/03(水) 16:27:06 ID:xy+fsB30
━━━タッタッタッタッ━━━
「リボーンちゃん・・・」
━━━タッタッタッタッ━━━
「そろそろだな」
「ふー、階段登りはさすがにしんどいぜ」「山本さん!?」
「極限!!!トレーニング」「京子ちゃんのお兄さん」
「ちっ、まったく付き合ってらんねえぜ・・・・・・って、おい!?」「獄寺さん!?」
「十代目!!!」「ツナ!!!」「沢田!!!」
「3人とも。ツナさんを助けてあげてください」
雲雀とツナの戦いを目にした3人が各々表情を険しいものにし駈けだす。
「ああ、これじゃさすがに裁ききれないな」
━━━━━━ガキンッ
「・・・・・・・・・」
「僕はこれで消えるよ。キミと赤ん坊とはまたいつか決着つけたいね」
雲雀はトンファーを腰に収めると、そのまま何食わぬ顔で階段を下りていった。
786 :
7/7:2005/08/03(水) 16:28:37 ID:xy+fsB30
「暴力女、10代目の凄さが目に染みただろ。えっ、何とか言えよコラァ」
「・・・・・・・・・」
「けっ」
「まあ、そう言うなって獄寺。海燕だって十分わかってんだから、な」
「・・・・・・・・・」
「沢田とあいつとの試合を見て、俺の心の中は今、燃えている。極限のさらに極限だ」
「ツナさん、ホントに格好良かったんですから。ハルはもうツナさんにベタベタです」
「ハル、 抱きつくなって」
「・・・・・・・・・あのっ」
「うんっ?」
「ツ、ツナさん、あの〜先程のご無礼お許しください」
「いやいやいや、俺なんて別に・・・」
「そうだ。敬え敬え」
「獄寺くん・・・」
「わたし、思いっきり勘違いしてました。優柔不断とか優男とか、ありもしないことを捲し立ててしまって・・・」
「いやぁ・・・」
「ツナさんのハートの熱さ、力強さ、男気・・・・・・ツナさんに触れて、初めて男の人の・・・」
「へっ?」
「はひっ?」
「うん?」
「おお?」
「極限!!!」
「ツ、ツナさんに惚れました。」
「はひいっ」
「何?」
「わたしもツナさんをゲットできるように頑張ります」
「ええっ!!!」(全員)
「ツナも幸せ者だな」(ニヤリ)
主に会話文だけで構成した駄文章、すみませんでした。
勢いでここまで書いてしまって、何とやら申し訳ないです。
うんこぶりぶり
>>786 自覚しているようだが、台詞だけってのはどうかと思うぞ…
まして、オリジナルキャラが主体の話ならその旨
注意して欲しかった。
ハルの台詞とか所々はもえたんで、
その辺注意してまた投下してください。
GJ!!!
天野本人がホントに書きそうだ。
オレ、ハル萌えだけどあかねちゃんにも萌えた。
小説としての体裁を成してないのが勿体無いなぁ
もえ文は書けるワケなんだから、次に期待します。
エロキボンヌ
同じく次はエロおながいします
蝶遅いが今週号読んだ。
やっぱツナハルだとおもった。
少し前に山ハルの話題がでてるけど、
>>411の続きはもう読めないのかなー
待ってるから投下キボン
794 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:52:13 ID:bySGetbr
ヒバ×ハル見たいです!!
エロを下さい
796 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 10:16:13 ID:AywkLolW
ワタスにもエロをくれ(;´Д`)ハァハァ
797 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:45:51 ID:6HJ9pAvY
リボーン「死ぬ気弾をチ○ポに撃つとそこがすごくでかくなる
その名も『巨根弾』だ」
ゴムゴムのち○こ並の発想力だな
まあ俺の書くエロマンガはみんなそうだが
(どうしよう…遠泳勝負。獄寺君と山本は帰って来ないし)
ツナは途方にくれていた。
ライフセーバーの手伝いにきた海水浴場での遠泳勝負。
京子の兄の先輩たちとトラブルになったツナたちはそれで勝負をつけることになった。
同行した京子とハルを賭けた勝負でツナのチームは負けてしまったのだ。
獄寺も山本も、探しに出た京子の兄さえ今だ帰らない。
「あああ、ハルどころか京子ちゃんまで。」
「あああああ、俺どうしよう…!?
リボーン、どうにかしてよ。」
「ハア?マフィアの世界では負けたら全て取られるのは常識だぞ。
腰抜けは黙ってみてろ。」
「ええええええええええええ!?」
男達はハルと京子の細い腕を掴み、岩場の影へ引きずり込もうとしていた。
「ほら!いいからこっち来いよ!」
「ツナ君!助けてええええ!
必死に追いすがり、ツナはそれを止めようとする。
リボーンの姿はいつのまにか無かった。
「やめてください。二人を離してよ!」
「あああ?コイツ今更何いってんだ?」
頬に熱いものを感じるとツナは張り飛ばされていた
背中を岩場に激しく打ち付け痛みにうめく。
「うぐうううう!痛い!痛いよおお!」
そのまま嵐のようにツナの体に拳や蹴りが降り注ぐ。
「ツナ君!大丈夫!」
「ツナさん!やめて!やめさせてくださいい!」
「ぐあああああああああああああ!!」
涙ながらに男に哀願する京子とハル。
ようやく、攻撃の手がやむが痛みでツナは微動だに出来ない。
しかし、男達の手が次は二人の少女のみずみずしい体に伸びる。
「ハ!自分の心配をしたほうが良いぜ!お前ら!」
何本もの日焼けした手が伸びてきて、
あっけなく水着のホックを外されてしまう。
するりとビキニを抜き取られると
まだ日に焼けていない白い体が男たちの前に晒される。
「うおおおおお!いい体じゃん!」
「やめてええ!見ないで!お兄ちゃん!」
「チョ!何考えてんですか!」
日焼けした黒い肉体の中へ白く細い二つの肉体が埋もれていく。
「…私は初めてはツナさんて…!うぐううう!」
ハルの声は最後まで続かない。
男の一人の反り返ったモノを喉の奥まで突っ込まれたからだった。
潮とそれ以外の異臭に思わずハルはむせ返る。
「うぐうう!ううぐぐぐぐ!」
苦しげな嗚咽がかわいらしい唇から漏れる。
「やだやだっやだやだやだ!やだああああ!」
別の手が京子の白いおっぱいを弄んでいる。
形の良いやわらかな乳房がぐにゃりと男の手で形を変えていた。
絞るような手つきに思わず顔を反らす。
「あ、乳首立ってきた。」
「立ってません!やめてえええええ!」
乳首をこすり上げられ嫌悪の悲鳴を上げる。
白い腿が無理やりこじ開けられ男の指でこすり上げられる。
「ダメエエエエエエエ!ツナ君!お兄ちゃん!」
しかし、その声に応えることの出来るものはここには居なかった。
「やめろおおおおおおお!!」
ツナはそんな二人から目を離せないように
岩場にうつぶせに押さえ込まれている。
情けなさと苦痛で溢れた涙が少女の痴態を歪ませていた。
腕を押さえ込まれ、何とか逃れ様とくびれた腰をひねる。
しかし、足首を捕まれ白い腿が限界まで広げられる。
ツナの目にも二人の剥き出しの性器がはっきりと見えた。
「見ないで!見ないでください!何するんですか!」
ハルは恥毛に包まれた性器を指で広げられている。
ピンクの粘膜がツナにも見える。
「嫌アアアア!抜いてエエエ!」
京子の中にはすでに無遠慮な男の指が突き刺さっている。
クチュクチュと粘液の音が指が動くたびに漏れる。
「止めろおおおおおおおおお!助けて、リボオオオン!!」
ツナの必死の絶叫も空しく、欲望の肉棒が突き刺さる。
「あぐああああああああ!」
「嫌アアアアアアアア!!」
男達が激しく腰を動かすたびにハルと京子の悲鳴が上がる。
「おい、見ろよコイツ…。ハハハハ!友達が犯られてるのにおっ立ててんじゃねえよ!
だが、彼らの言うとおりだった。ツナのモノは痛いほど充血して
海水パンツを押し上げていた。
これ以上は耐えられない…
ツナは目を閉じるてそこから先の光景から逃れようとした。
だが、腰を打ち付ける音、
男達の笑い声とハルと京子の悲鳴は延々と続き、
ツナの心を苛んだ。
ようやく全てが終わり、男達が身を起こす。
「気持ち良かったぜ!ネーちゃん!また遊ぼうな!」
粘液にまみれドロドロとなり、
人形のように力転がっている二つの白い肉体を後に
下卑た笑い声が遠ざかっていった。
「わ……私……汚され…!」
ハルが体を丸めてすすり泣いている。
京子が力無く微笑み手を伸ばす。
ツナはそれにおずおずと触れた。
「ツナ君・・・助けようとしてくれてありがとう。
でも、どうしてもっと早く泳いでくれなかったの…。」
「うわああああああああああああああああああああ!!」
ツナはそこで目を覚ました。
同時に海水が口の中に流れ込む。
腕におぼれかけた子供を抱いていた。
ようやく今は遠泳勝負の途中だと気付く。
「おお、死ぬ気弾がずれちまったみてーだな。
目に当たると悪無弾。
死にたくなるほどの悪夢を見続ける弾だぞ。」
「うわあああああああああああああああああああ!!」
「ツナさんがんばってくださ〜い」
死に物狂いでツナは浜辺を目指す。
子供を抱えながらの泳ぎだがライフセーバーを追い抜く。
みるみるにライフセーバーとの差が開いていく。
子供を抱え浜辺にたどり着いたツナを皆が迎える。
「ツナ君スゴーい。あれ…キャアアアアア!」
「え?いやああああ…アハハハ!?うわあああああ!」
股間のふくらみを指摘され慌てて隠すツナ。だが、心からの安堵がその表情を緩めた。
>>759 の要望に沿うように書いてみた。
こういうのが嫌いな奴はスマン。
806 :
759 :2005/08/10(水) 21:59:29 ID:yGw+0k/W
ハアハア。グッジョブ!!
途中のダークさと裏腹にラストがほのぼのなのが良いですなー。
要望に答えてくれてありがd!
ちんこ勃った
「死ぬ気でハルをイカせる!」
《ズンズン!》
「ツナさん凄すぎですー!もうイッちゃう!ハヒーーーッッ!」
死ぬ気でいれるツナの力は凄まじく、いつも相手を10秒でイカせるのだった…。
ネタも短くてスマン
ツナテラスゴスwwwwwwwww
>>800ー804
すごい興奮した(;´Д`)
後味も良かったし、神ありがとう!!
下がってきたのでage
獄ハルが読みたい……
ハルスレの人が移動してきてくれることを願ってage
話しそれるがここって絵の投下は駄目なのか?
絵は角二
今週密かに獄ピンに萌えた。
獄寺はランボが嫌いなだけで他の子供は平気なのか。
獄寺はバレンタインのとき女子を嫌がっていたが、コンパのときは『おぉ!』と言っている。
つまりキャーキャー言う女子が嫌いなだけで女子そのものは嫌いな訳ではない
子供に対してもそれと感じだと思う。
↑誤爆。それと同じ感じでした
817 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 21:08:55 ID:0iOybCBt
誤爆なのか!!?
>>185 全然違和感なくてびっくりだ。
>>817がこっそり誤爆(つか数字順序間違い)しててモエス
819 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 22:41:35 ID:yQfFsN5J
思う
天野自身はツナ京とツナハルどっちを比較的プッシュしてるのか?と
ツナ京だろ。
天野自身は何となくだが、山ハルをプッシュしているような気がする。
巻頭カラーで隣だったり動物園に一緒に行ったり…接点が多いような。
書き忘れ。
自分は獄ハル派。ノシ
人来いage
大人イーピンは憂鬱な気分だった。今日も川平のおじさんから出前の注文があったからだ
「川平のおじさんは少しでも遅れると怒鳴るから嫌だなぁ〜」と、ぼやきながらもイーピンは川平のおじさんの家へ向かっていた
もう少しで川平のおじさんの家だ。何とかギリギリ間に合いそう…
そう思っていたのもつかの間、イーピンはいきなり煙に包まれた。「ありっ!?」
煙が消えるとイーピンはツナの部屋にいた。「沢田さんがどうしてここに?あたし出前の途中だったのに…」
どうやらまたランボが10年バズーカを乱射したらしい(イーピンは知る由もないが)
「あ、ヤバイ!麺が伸びちゃう!!沢田さん、川平さん家まで案内してくんない?」
勿論ツナは川平など知らないので、「もう少し待ってればいつもの道に戻れるよ」と一言言うだけだった
5分後、いつもの道に戻ったイーピン。少し呆気にとられていたがはっと出前のことを思いだし川平さん家へ
「川平さ〜ん、楽々軒で〜す。ラーメンの出前届けに来ました」
川平さんは待たされて不機嫌なようだ。イーピンはラーメン置いてさっさと帰ろうと思った
そのとき「待たんか娘!麺が伸びてるじゃないか!!こんなもの食わせる気か!」と怒鳴られた
とりあえず書いてみました(´・ω・`)
リクがあれば続き書きますが、つまらないようなら止めます
頑張ってくれ。続き読みたいぞワオワオ
>>825 何を言うか、ここからが本番さ
ハァハァ
昨日は疲れてたので書くの忘れてました(´・ω・)
続きです
「いつも伸びたラーメンを持って来やがって!今日こそは許さん」
川平のおじさんに腕を引っ張られ家に引きずり込まれたイーピン。「ちょ…、離してください」と言っても聞く耳持たず
寝室のような部屋に来るといきなり押し倒され両腕を捕まえられた
イーピンは得意の拳法で薙ぎ倒そうとしたが、今度トラブルを起こしたらまた大将に迷惑をかけるうえに、楽々軒をクビにされてしまうかもしれない。そう思うと抵抗出来なかった
服を引き裂かれ乳房が露になった。おじさんは美味そうにしゃぶりつく。イーピンは恥ずかしさのあまり大量に発汗している。箇子時限超爆を封印してなければ爆破しそうなくらいだ
発汗したイーピンを見て興奮したのか、おじさんは下半身にのびた
パンツに手を入れ、触り始めるおじさん。汗か愛液かは分からないが既に濡れている
指を入れるとピチャピチャと音がした。「あっ・・・」と声が洩れる
額から出る汗も増え体もあそこも熱くなるイーピン
おじさんはズボンとパンツを脱がし脚を広げようとするが、必死に股間を閉じ手であそこを隠そうとした。しかし、男のおじさんの力に敵う訳もなく恥部は露になった。「前からお前とこういうことしたかったんだ!」と更に興奮したおじさんが言う
勢いよくあそこにむしゃぶりつかれ、さっきより大きな声を出すイーピン。「あ、ダメぇ…あ…あ…ああ」
おじさんの股間は膨れ上がっている。「今度はお前が俺のをしゃぶる番だ」と言い、あそこを出す。初めて見る男性器に目を逸らすイーピン
頭を掴まれ、口を開かされた。大きな肉棒がイーピンの小さな口いっぱいに入る。じゅぽじゅぽと嫌らしい音がする
ゲェッと嘔吐するように肉棒を吐き出しゲホゲホ咳をする。しかしまた強制的にフェラが始まる
じゅぽじゅぽじゅぽ……。おじさんは気持ち良さげな顔をしている。するとベッドに突き倒され、自分で脚を開くよう命じる
イーピンが恐る恐る開くとおじさんの肉棒がイーピンの恥部と結合した。ズポズポ音を立てる。奥まで突かれイーピンは今までにない快感を感じていた。しかしそれとは裏腹に目からはうっすら涙が出ている
正常位が終わると次は壁に手を付き、尻を突き出したポーズをとらされるイーピン。再び二人は一つになる
さっき以上のピストン。「あ、あぁ…ダメ!ダメぇ…!!」と半ば叫ぶような感じで声をあげる
それほど大きくはないが、綺麗な形をしたおっぱいも思い切り揉まれる
鼻息を荒くさせるおじさん。再び正常位
ズポズポ入れられながらおっぱいを吸われる。イーピンは怯えながらも感じている快感で意識が遠退いていた。その時、おじさんが恐ろしい一言を口にする
「中に出してやるからな」
処女のイーピンでもそれがどういうことなのかくらいは承知している
「嫌!それだけは止めて!」と空いた手で阻止を試みるが、両手をがっちり掴まれ抵抗出来ない
「あ、イク…イク」とおじさんが言う。ピストンが急に早くなり遂に発射!
肉棒を抜き暫くするとイーピンのあそこから白い液体が流れ出た
少し痙攣しながら泣きじゃくるイーピン。おじさんはそれを無視し裸のまま外にイーピンを放り出す
辺りはすっかり暗くなっていた。イーピンただただ泣くだけであった
834 :
イーピンと川平 ◆1XIyH2A6bA :2005/08/31(水) 08:18:01 ID:oXG4VHlj
えー 結構強引な感じの幕切れになりました(;^ω^)
最後はランボが助けに来るとかいろいろ考えたんですが、もっとグダグダになりそうなのでイーピンには中出しの餌食になってもらいました。その方がレイプっぽいですし
感想をお待ちしてます
ムハー(;;゚∀゚)≡3ハアハア
萌えましたよ!
この後ランボが来て慰めエチとかダメですか(*´Д`)
手のなかに真っ二つに折れた携帯電話を持って、呆然としていた。
雑然とした駅のホームにあるベンチで、イーピンは膝を抱えるようにして座っている。
腕時計と、ホームにある時計は1分の違いで同じ時間を指していた。
(大将怒ってるかな…)
と、キオスクの横にある公衆電話をちらりと見た。
電話はあるけど、楽々軒の電話番号が分からない。
川平のおじさんに道路に投げつけられ真っ二つになった携帯電話に、
確かにそのメモリは入っていたのに思い出せない。
仕方ないな、と諦めて、電車が滑り込んでくるホームをじっと見て居た。
イーピンは川平のおじさんに辱められたという事実を受け入れたくなかった。
震えがとまらない体を引きずり、なんとか駅まで辿り着いたはいいが家に帰る気にはなれない。
もちろんこんな薄汚れた姿で大将のところに戻るわけにもいかなかった。
(……なんでこんなことになったんだろう)
未だに鈍い痛みの走る、下腹部を押さえて思った。
(……もう、死んじゃおうかな)
こんな形で貞操を失い、なんのために日本に来て、一人で頑張ってきたのか分からなくなった。
受験勉強もどうでもいい。バイトと両立して必死だった日々も、今日までだ。
実家には帰りたくない。小さい頃お世話になった沢田家にも、帰れない。
だからもう、死んでしまおうと思った。
幸い、ここは駅の構内だ。さっきからイーピンの目の前を何台も急行列車が通り過ぎている。
たった一歩を白線から踏み出すだけで、この人生にサヨナラできる。
携帯電話を折られたお陰で、楽々軒には連絡ができなかったし、友達の携帯の番号だっていちいち覚えていない。
ここで一人で死んだら、誰が遺体の確認に来てくれるのかな。
所持品の中で身元が分かるのは、財布に入っているレンタルビデオ屋の会員カードしかないのに。
イーピンはベンチから立ち上がって、ホームの際に書かれた白線の上にスニーカーを乗せた。
ぼろぼろになった空色のスニーカーには、いつか自分が流した血がところどころについている。
それを見て、ふふ、と笑ってしまった。
笑ってしまった自分に、呆れた。
もう感覚が麻痺してしまったんだ。
血を流したり、傷付いたり、そんな事全部に対する感覚が。
急行列車が駅を通過するアナウンスが聞こえる。
さあ、今だ。こんな、下らない自分にサヨナラするんだ。
今だ。
ふ、と左足を浮かせた瞬間。
声が聞こえた。
「イーピン?」
それは、遠い過去に聞いたような声。
振り返るのと同時に、右腕を引っ張られた。バランスを崩して倒れそうになるのを、その手が支えてくれる。
「………え…」
バカみたいに口を開いて、出てきた言葉はそれだけだった。
駅に入ってきた電車が起こす風が、イーピンの髪の毛を逆立てる。
「……寝惚けていたのかい?」
いぶかしげな顔をして、じっと顔を覗きこんできたのはイーピンの大好きだった人。いや…今でも大好きなあの人。
イーピンが今まで過ごしてきた10年間が、全部無駄だったと思えるくらいに変わらない姿で、そこに立って居た。
「………ランボ」
確認するようにそう口にすると、目の前のランボは益々訝しげな顔をして、イーピンの瞳をじっと見つめてきた。
「大丈夫か?」
大丈夫じゃないよ。
心の中で呟いた言葉は口に出せなくて、代わりに涙が一粒ぽとりと流れた。
◆1XIyH2A6bAさんの川平のおじさん×イーピンの続きを勝手に書いてしまいました。
>835さんのランボ慰めシチュいいなあと思いまして…。
◆1XIyH2A6bAさん、不快に感じられましたらごめんなさい。
ランボキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ランボキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
けど、続きを書くときは先に本人に了承とった方が
いいんじゃないかなあ……と、老婆心……
ビアンキ来ないかな。。。
ビアンキ見たいと言ってみる
川平×イーピン乙!救いないとこがいいなー
是非またいつかかいてくれ。
>>838の文章綺麗だから、誰かの続きとかでなく(いやこれの続きも気になるんだけど)
最初から最後までオリジナルなの読みたいなぁ。
気が向いたらでいいので頼みます
>>838 遠慮せず是非書いてください
>>842 そう言ってもらえると光栄です。ネタを思い付いたらまた書きます
お許しが出たー!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 ランボ!ランボ!
⊂彡
845 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:53:55 ID:Yjo361FV
期待age
ランイー!ランイー!!
847 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:34:29 ID:qUbZtfBO
是非ランボとイーピンの続きを!すごくいい出だしだし、楽しみにしてますvv
6巻の巻末ページが凄い萌えたので誰か獄ハルを!
849 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:26:58 ID:LHAqsuId
850 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 00:28:21 ID:2sMRC5g1
ここはあえてロンシャン×パンテーラ読みたい。
ツナ曰く「ぜってー何かあったな」
マングスタの反応と照らし合わせそこを深読みすると・・・
853 :
まとめ3/6:2005/09/08(木) 01:07:30 ID:Pr2uC18Z
854 :
まとめ4/6:2005/09/08(木) 01:08:45 ID:Pr2uC18Z
855 :
まとめ5/6:2005/09/08(木) 01:10:27 ID:Pr2uC18Z
856 :
まとめ6/6:2005/09/08(木) 01:12:02 ID:Pr2uC18Z
まとめ乙。
こうしてみると他スレと比べて未完が少ないな。
いいことだ。
858 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 18:17:45 ID:iREnEROm
京子がラブラブしてる(相手は獄寺が面白そう)のを見て錯乱したツナが家にやって来たハルを犯そうとしたけど途中で正気に帰って謝ろうとするけどハルが「続けてください・・・」とかいってそのまま最後まで行くようなツナハルキボン。
ああなるほど!
京子が誰かとくっついたショックでハルに…
っていうのはあるかもしれない。
しかもハルは途中それに気付くんだけど
「…ハルは構いません。それでツナさんがいつものツナさんに戻れるなら」
とか言ってついにツナはハルに惚れるんだな。
ハルは健気で可愛いから最後は報われてほしい。
それを言ったらちゅわんも天然で好意の示し方がかわいいからむくわれてほしい。
未完作の続きが気になるなー
山ハルとか持京とかもう読めないのかな…。
そしてスレ初期はワオの強姦ものが結構あったけど
これからそれは骸にとられんのかな。
エロいの読みたいなー
相手は誰でも構わんからハルをはひはひ喘がせてめちゃくちゃにしてホスィ
標的25 京子VSハル 〜another story
イーピンの餃子饅を食べたのが原因で死にかけの京子とハル。リボーンは初の死ぬ気弾二発同時撃ちを試みる
しかし二人の後悔がシンクロしてないと甦ることはない。ツナが諦めかけたその時、抜け殻から下着姿の京子とハルが出てきた
鼻血を出すツナ
復活するなりいきなりツナのズボンを脱がし始める京子とハル
「ちょっと…どうしたの二人とも!」と慌てるツナ
「どうやら京子とハルはお前とやれなかったことを後悔してたらしいぞ。よかったなツナ」と言うリボーン
「えぇ〜〜!マジで言ってんの〜!?」と驚くツナ。トランクスも脱がされツナの性器が丸見えになった
恥ずかしそうに隠すが、みるみるうちに大きくなっていくのを自分でも感じていた
勃起した性器を見てハルが「ツナさんのおチンチンはハルのものです」と言う。負けじと京子も「私が舐めてツナ君をイかしてあげる」と返す
すげー(・∀・)イイ!!
いい!!
つづき期待してます〜
どうしたら良いかも分からずひたすら愛撫されるツナ
数分後、程よく勃ってきたところでいきなり二人が脱ぎ始めあっという間に全裸になった
(女の子ってこんな綺麗な体してるんだ…)
ダメツナと呼ばれ女の子とは全く縁がなかった自分が美少女の裸を獄寺や山本、その他のクラスメートの誰よりも早く見ていることが少し誇らしかった
四つん這いになり尻を突き出す京子とハル
「ツナ君、挿れて…」
「ツナさんに突いてもらいたいです!」
ツナは少し戸惑ったが、憧れである京子を選んだ。性器を挿入しゆっくり腰を動かすツナ
「こ、こうかな?」
先っぽが奥に当たる度に京子が「あ…」と吐息を漏らす
ツナに選んで貰えなかったハルはオナニーをし始める。ピチャピチャピチャピチャ
「あ、うぁ…あ…イっちゃいそうです」という喘ぎに目移りしてしまうツナ
見兼ねた京子が「ツナ君、腰の動きが止まってるよ」と言い、自ら腰を動かす
「凄い!凄い…。ツナ君のチンチンが奥まで入ってるよ」
(京子ちゃん一途なのにハルに目移りしちゃダメだ!)
と思い再び腰を動かし始めるツナ
パンパンパンという音とハルの喘ぎ声だけが部屋に響く。暫くすると京子が腰の動きを止め、ツナに仰向けに寝るように指示する
ビンビンになったツナの性器の上に京子が跨がる。今度は縦に腰を動かす京子
するとハルがいきなりツナの顔に座り込むような感じで股間を押し当てる
自然とハルの汁が口に流れ込んでくる
(ちょっとしょっぱいけど美味しい!)
京子の騎乗位とハルの汁でツナは絶頂に達していた
京子の上下運動が激しくなり、ツナの性器が京子の恥部から勢いよく抜けてしまった。その瞬間ぴゅっと勢いよく白い液体が先っぽから飛び出る
「あれ……?何だこの脱力感…」
ツナの腹の上にある液体を余すことなく舐め回している京子とハル
「やっぱりダメツナだなぁ、俺」
するとリボーンが「ボスが女より先にイクなんて以っての外だぞ」と死ぬ気弾を発射
「うぉぉぉ!!死ぬ気で京子とハルをイカせる!!」
するとハルの股を開き高速ピストルを始めるツナ。
「まだまだぁ!この程度の勃起じゃハルをイカせられない!」
リボーンはもう一般死ぬ気弾を撃ち込む
「性器に撃てば"巨根弾"だ」
勃起時10センチ程のツナの性器が20センチ近くまで大きくなった
「うぉらぁぁぁ!!」
「ツナさ〜ん!ダイナミック過ぎてハル壊れちゃいます!ダメです〜!」
「いくぞハル!!」
ツナの巨根から凄まじい量の液体が出てハルの顔を汁塗れにした
ぴくぴく小刻みに奮え失禁しているハル
「次は京子だ!!」
京子を突勢いよくツナ
「あ…だめぇ…いゃ…あ…あ…あぁあ!」
「うらぁぁ!!」
京子の膣内に出した瞬間、我に帰るツナ
「やばいよ!!これって子供出来ちゃうよな?保健体育で習ったよ。どーしよリボーン!」
「心配するな。幸いまだ京子(+ハル)の死ぬ気タイムは終わってない。これならリバース1dが使えるぞ。死ぬ気タイムは夢だと思うはずだ」
「妊娠しちゃったらそんなの関係ないだろ〜!」
「仕方ねーな」
雲雀「もし妊娠してたら委員会で処理してあげるよ」
ツナ「えぇーー!」
〜完〜
乙
乙!
(;´Д`)ハァハァ
キイっとブランコの揺れる音がする
真っ暗な夜の公園は、昼間の明るさと打って変わって
薄気味悪い。
そしてついさっき降った雨が、木々から雫を落とさせる
ことも気味悪さをあげているのだろう
その公園に居るのは揺れるブランコの上で泣く少女
少女が泣き始めて何分だったのか、
1人の足音がゆっくりとブランコに近づいている
顔をあげて、少女はその人物を見た
「獄寺さん。」
獄寺はハルの静かに隣のブランコに座った
「よぉ。」
「よぉ、じゃないですよ。私もう帰りますから。」
素っ気無くそう言って土の上に乱暴に置かれた鞄を拾い上げる
短いスカートの中から、綺麗な足を見え隠れさせながら
「送ってやろうか?」
「遠慮しときます。」
「この辺、なんかこの頃事件とか多いよなあ。」
ハルを脅すかのように獄寺が言った
その言葉にハルは少し顔を引きつらせたが
「でも、良いです・・・。」
と震えた声で言うのだった
も、俺にはこれ以上だめぽ。
誰か意思を引き継いでくれ
>>877 誰かに引継を願うなら
まずお前の意志(今後の構想)を教えろ。
話はそれからだ。
…が、このまま877本人が書いた方がいいと思うんだけどな。
文章読みやすいし好きだよ。
880 :
877:2005/09/17(土) 15:09:11 ID:hwx8FV88
「声震えてるけどな。」
そう獄寺が言うとハルは涙目で振り向いた
「ていうか、なんで獄寺さんがこんなとこに居るんですかっ!」
「十代目の家帰り。」
「ツナさん。」
彼女の顔がぱっと笑顔に変わる
その顔を見て反対に獄寺は苛つきを見せた
「・・・そんなに、十代目が良いのか?」
ブランコから立ち上がる
キイっと錆びたそれが耳障りに音を鳴らす
「はい。」
何故か空いたその間
いつもなら、その問いに即答するけれどハルは少し返答に躊躇ったらしい
「な、俺これから酷い事するけど良いか?」
「ひどいこと?」
ハルは状況を把握出来ないまま、湿った土に押し倒された
「はひっ!?」
唇を乱暴に重ねて舌を絡ませる。
片手で、ハルの制服のボタンを外すと、ピンクの可愛いブラが露になった
「・・・着やせするんだな。」
「ぅあ・・・へんた・・ぃっ!」
片手に持った鞄で抵抗をするけれど簡単に弾きとばれてしまった
唇が離れると唾液の糸が引く
「何するか分かったか? アホ女。」
「へっ、変態さん!!」
「てめェがンな顔するからだろ。」
「あっ、そう言えば私ファーストキスでした。」
その言葉に獄寺は一瞬何かを考え
「よし。責任としてヤらせろ。」
「はひーっ!?」
881 :
877:2005/09/17(土) 15:09:58 ID:hwx8FV88
じゃ、またね!(ノA`)
883 :
877:2005/09/19(月) 17:04:55 ID:LgJCIM4w
なんか、「うわ、なにこれ。」みたいな
シケた目で見られてそうで怖いんですが・・・。orz
んなことはない!!
元々ここの住人は少ないみたいですが
本気で楽しみなんで是非続きを書いてください!
>>883 自分も続き期待してますよー。獄ハル投下久々でうれすぃ。
続き頑張って下さい。ノシ
続き期待期待♪
山ビア希望age
>>883 おまいそんな気持ちでエロパロに来たのか
あんまり黒々としてなければエロ満開だろうがメルヘンチックだろうがお構いなしだぜ!!
むしろビア山希望
ビア山いいなあ
あの二人の関係はエロおもしろい
そして獄ハル期待
883ではありませんが、獄ハル小ネタ文投下させてください。
色々とおめぐるしいところがあるかは思いますが、なにとぞご勘弁を。
標的53のネタです。
「これが獄寺さんなんですかっ!?」
獄寺が小さくなり、沢田の家に住むようになってからそれは三日目の事。
改造した十年バズーカの効力はいまだ衰えることなく、獄寺は小さいままだった。
そこに現れた少女、三浦ハル。
沢田から一通りの説明を聞く前から、見慣れぬ同居人の姿にちらちらと視線を向けてはいたのだが、それが獄寺と知るや否やキラキラと瞳を輝かせた。
覗き込むように顔を近付けてくる。
その体格差は、獄寺のゆうに四倍。
「はひー、信じられないです……」
「ははは、だーよねー。けど本当だよ。態度とかそっくりでしょ?」
「おい……アホ女、あんま近づくな……!!」
その表情に尋常でないものを感じ、獄寺は身を守るように手を広げ、体を退ける。
しかし、獄寺のそんな動作も、どうやら少女を煽っただけらしかった。
「…っ!! かーわーいーいーですー!!」
そう、叫ぶや否や。
「てめっ!!アホ女!放せ!!」
獄寺は少女の両腕に軽々と抱えあげられ、すっぽりと、その腕の中に収められた。
「はひーvvこんなに可愛い子が、あーんなアウトローの暴力男だったなんて…!! ハルはどうしてこの魅力に気付かなかったんでしょう! 最高です獄寺さん!」
「意味わかんねー事いってんじゃねー!! 放せ!」
獄寺は逃れようと必死で暴れるが土台差が差である。叶う筈がない。
「このぷにぷにしたほっぺたとか…vちっちゃい手足とか〜vv ああもう、すっごく可愛いです!! 元が獄寺さんだと思うと、尚更v」
「おい! 顔近付けんな! 気色わりぃ!!」
「はひ〜……v」(←構わずほお擦り)
少女もそれを分かっているらしく、好き放題勝手なことを言っていた。
しかし。その瞬間。
果たしてこれはグッドタイミングというべきなのか。
「!!」
獄寺の体が大きく震えたかと思うと、彼は元の姿に戻っていた。
そして、元の大きさに戻った彼をハルに支えられる筈もなく。
「はひ!!!」
「うわっ……!!」
(――――ドダダッ!!――――)
派手な悲鳴と転倒音。
「ちょっ……! 獄寺くん、ハル、大丈夫!!?」
沢田が慌てて駆け寄った時、縺れて転倒した二人の姿がそこにはあった。
どうやら転倒のさい頭を撃ったらしい獄寺は、手で頭を押さえながらハルを怒鳴りつけた。
「いってー!! おい、アホ女、てめえのせいだぞ!!」
「はひっ……そ、そうですね。ごめんなさい……」
ハルはそんな獄寺の剣幕にしどろもどろになりながら答える。
(あ?)
ここで、獄寺はほんの少し違和感を感じた。
(んだよ、やけに大人しいなアホ女のくせに――)
と。
しかしそれはハルの次の言葉で獄寺にもすぐ分かった。
「あ、あの……獄寺さんっ……、どけてもらえませんか……?」
「? 何をだよ?」
「っ……手、です……」
(手?)
獄寺は首を傾げながら自分の手を確認する。
そこにあったのは―――
「っ!!!?」
彼女の、胸。
慌てて獄寺は手を、体を、ハルから離す。
「わ……わりぃ……」
「いえ…………だいじょぶ、です」
ハルは俯いたまま(心なしか顔が赤い)ゆっくりと立ち上がると
「……ごめんなさい」
と、もう一度頭を下げた。
何と返せばいいかわからなくて沈黙した獄寺をよそに、ハルはツナに挨拶をすると帰ってしまった。
「……」
そのまま呆然としたままの獄寺にツナが声をかける。
「……獄寺くん」
「! あ、じゅ、十代目、なんすか?」
「……今の、悪いのはハルだけど……もう一回ちゃんと、謝った方がいいと思うよ」
「……!」
「その……、ハルだって女の子なんだし、さ。」
これだけです。
できるだけ早いうちに続きかきたいとは思ってますが、
ちょっと私生活が立て込んでるのでいつになるかは分かりません。
では!
二人ともかわいいなあ(*´∀`*)
ビア山期待SAGE
けどビアンキって何歳くらいなんだ?
年齢によっちゃ犯うわなにす
>>894 GJ!
頑張ってくれ。続き待ってるよ
先週今週に引き続き、ビア山には注目してる
ビアンキが山本フルネームで呼ぶのがたまらない
ビア山のシチュエーションを考えてみる
リボーンに目を掛けられている(らしい)山本が気に食わないビアンキ
何とかして山本に自分の力量を示したいビアンキ
ポイズンクッキングその他を仕掛けるも、全て山本節その他でスルーされるビアンキ
女の色気で迫るビアンキ 焦りつつも流されてしまう山本 ビアンキ初勝利
一通り終了後、山本がビアンキを抱きしめて
「最初から言ってくれればよかったのに」「俺もビアンキさんの事好きです」
究極の山本節発動でビアンキ逆転負け
翌日、「お前の姉さん、俺が嫁にもらうから」と真顔で獄寺に告げる山本
獄寺真っ白な灰になる
イマイチ。誰か神降臨・・・
>>898 いやいや萌えた(*´Д`)
お前それ書け。
ついでに自分も山ビア妄想してみる。
ツナん家行く度にビアンキに毒盛られる山本。
けど山本はビアンキを避けたり怒ったりはせず山本節で通す。
むしろ親しくなりたい素振りを見せる。
心配したツナがビアンキに近寄らない方が、というが一向に意に返さない。
何でかと尋ねると
「獄寺の姉ちゃん、獄寺にそっくりじゃん? 何か憎めないんだよなー。」
と返答。
陰で聞いていたビアンキ、弟に似ているの言葉に気を良くして毒殺を企てるのを止める。
ついでに少し優しくなる。
ある日ツナの家で二人きりになる機会があった時
「どういうところが私と隼人って似ているのかしら?」
とビアンキが嬉しそうに尋ねる。山本それにちょっと考えて
「二人ともすっげー美人なとことか、好きなもんに一生懸命なとことか。あと…」
みたいに答えながら隙をついてビアンキにキス。
「…意外に初なとこ、すげーそっくりすよね?」
自分の予期せぬ行動に狼狽えるビアンキをかまわず押し倒し、少し腹黒く笑う山本。
ビアンキ何故か本気で抵抗できず、山本にされるがまま。
なんてどうだろ。
二人ともキャラが甘いかな…。
>>898 テ ラ モ エ ス
オチがいいな。獄寺……
>>900 山本は獄寺を美人とは思わないだろう
でもイイヨイイヨー
ビア山は敬語萌えかもしれないことに今気づいた
>>敬 語 萌 え
ソ レ ダ!!(*゚∀゚)
敬 語 萌 え!!!!!!!!
イ イ …!!
どっちが敬語よ
自分は山本が敬語で萌える
>>900 「………、な…」
一瞬、ビアンキは自分の身に何が起きたのか分からず、それだけを答えるのに数秒の間が開いた。
離れなければ、と気付いたときには時すでに遅く、ビアンキの体は山本の両腕に捉えられていた。。
「!! っ、放しなさいっ!山本武!……」
「わりーけど、やです。 今みたいに笑うビアンキ姉さん見てたら、もう我慢できねー…」
「何を言って…!」
「美人って言ったんすけど、なんか違うかも…可愛いって言った方が近いのかな…。姉さんは」
「そんな事聞いてないわ!放しなさい!」
「……だから、嫌なんですって。」
山本の苦笑する気配がビアンキに伝わる。
同時にわしわしと、背中に回された手で頭を撫でられる。
「うわー、なんか甘い匂いするし…これなんすか?シャンプー?」
「知るか!」
「何すかそれ。自分のことなのに」
再び苦笑する気配が伝わる。
腕の中で苛立ちをつのらせるビアンキを、山本は心底から楽しんでいるようだった。
**********************************************
>>900の妄想から続けてみたんだけど…ごめん、ここまでが限界だった。
つか、山本のキャラワカンネ(’A`)
あ、自分
>>900です。
>>906 うわやべモエス
ビアンキには是非「殺すわよ」とか言ってもらいたいww
お前なら書ける
続き頑張れ
ボクシング馬鹿×イーピンが見たいと思うのは俺だけか、そうか
ランボ×イーピンが見たい
山本とビアンキはお似合いだなー
>908
漏れも見たい
リボーン中一番ほのぼのしそうなカップル
ビア山も見たい
リボーン中一番アダルトチックなカップル
試しに書いてみたシャマビア投下します。
前に付き合ってた(?)みたいな二人なんでそれを妄想…。
エロ無しです。次は盛り上がってるビア山書きたいな、と思ってます。
912 :
シャマビア:2005/09/29(木) 21:09:02 ID:xTMeN+Qz
いつ来るかいつ来るかと正直暗殺の仕事を遂行する時以外は考えていたがそれはあっけなくやってくる。
嫌な汗なんてかきたくてもかけないほど彼の周りの空気は乾ききっていて、今にもパリパリと崩れそうだった。
最近マフィアに狙われているシャマルは廃病院に身を潜めていた。
病院内は、薄暗くすべてのものが錆びれ荒れ果てている。
ビアンキに背を向けて締まりきらないロッカーの扉を無理矢理押さえつけているシャマルは、
噛み合ってない扉のたてる間抜けなガコガコという音に苛立っているようだった。
それがやけに響くのだ。乾いた空気の中を音がうるさく駆け回って吠えている。
何度か派手に扉を叩きつけても閉まらないそれにとうとう大きく蹴りを入れた。
ビアンキはそれに一瞬びくりと体を強張らせ、これ以上の時間をここでは過ごせないと思って立ち上がったが、
「待てよ。」と、あっけなく制される。逆らえない。依存していた。
それは、ビアンキに性を教え込んだのが紛れもないシャマルだったからだ。
所詮自分なんて遊びのための存在だったんだとビアンキはいまさら突然気付いた。
本当になんていまさらだ。彼は自分に飽きたのだ。
ふざけるな。
多少は舞い上がっていた自分、それを見て楽しんでいたのであろうシャマル、すべてが恥かしくて憎たらしかった。
「上着…何で着てないの」
「シャワー浴びてたんだよ。で、どのシャツ着ようか迷ってて」
にしても着替えが遅い。立ったままで居るのもなんなので結局またもとの位置に座り込む。
ロッカーの一つに背を凭れ、時計の針をぼんやり目で追った。
「…着替えるなら着替えるで、用件済ますなら済ますではっきりしてほしいんだけど。」
ビアンキの言葉にやっと振り返ったシャマルはいやらしく笑っている。
ああ彼は自分が欲情してるとでも思っているのだろうか。
ご期待に沿ってしまっている浅はかな自分と遊びの過ぎるシャマルに一層苛立ってビアンキは拳を握った。
913 :
シャマビア:2005/09/29(木) 21:10:09 ID:xTMeN+Qz
「おまえ、手。」
見透かされたようにまた釘を刺される。
シャマルが一体どうしたいのかビアンキには大体想像がつく。
形ばかりの恋人ごっこを終わりにする前に、恋人としては最後の(切なく甘ァい)セックスをして雰囲気に酔いたいのだ。
ここで。今すぐこの場所で。
ハ、なめるんじゃないわよ。
ビアンキは唇の端が持ち上がっていくのを感じて、おかしい、と思った。
自分はまだシャマルのことが好きで別れ話なんてごめんなはずなのにどうしてだろう、と。
はじめてシャマルの気持ちを読めた優越からくる余裕かもしれないし、
或いは単純にオモチャにされていた事実を認めて一段とバカになったのかもしれない。
ビアンキは首に巻いていたストールを緩めた。シュッ、と、乾いた空気は敏感にふるえる。
近づいてシャマルの周りの乾いた空気に触れるたびに体が痺れて興奮した。
「案外つまらない男なのね。」
ビアンキはシャマルの肩に顎を載せて小さく呟いた。
シャマルは例によってにやにや笑って、オレなんてフツーにつまんねぇ男だけど。と言った。呆れた。
「コレ終ったら私達別れるの、やっぱり。」
「あー。まぁ、気が向いたらセックスでもしようや。」
現実になった言葉に顔をあげていられなくて、ビアンキはシャマルの首筋に表情を隠して鼻をすすると、
シャマルが熱い息を吐きながらオマエはもう一人前だ、と囁いた。
ビアンキは思わず目を細める。
それはつまり飽きたのではなく、彼は自分が成長してしまったから手放すということだった。
簡単にシャマルの感じるところを探り当てられるようになった自分の指先を憎んでももう遅い。
シャマルはこの後再び女を育てて楽しむ為にできるだけ性に疎くて清潔で恋を知らない女を探しはじめるのだ。
シャマルは経験豊富なお姉さまも好きだろうけど
ハル&京子にも手を出そうとしていたので、そうゆう趣向ということにしました。
スレ汚し失礼しました。
>>912-913神
なんて物憂げで大人っぽいシャマビア…!
萌え死にそうです…
そのまんまハードボイルド世界で行けるよ
>>912-913 神…!!
すごい、ハードボイルド映画を見ているかのようだ…!
是非次回は山ビアオナガイシマス(*´Д`)
いやいや是非ビア山で!
と張り合いたくなるほど堪能しますた
シャマルこの犯罪者め俺と代われ(*´Д`)ハァハァ
山ビア・ビア山期待age
919 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 18:34:30 ID:q7aCNWpr
骸だれか頼む
今更だけど極ビア読んで萌えた。
極ビアでも山ビアでもディノビアでも良いから兎に角ビアンキを…!!
922 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 00:33:32 ID:mUssTeRI
あげ
923 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 02:05:03 ID:T7+Xc4LS
骸とM・M希望
924 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 23:22:40 ID:VC7Ix9BF
あげ
犬とMM希望
なんかエロそう
柿とMMがいい。
ムッツリ+巨根ぽい。
ポイズンクッキングのコマは思いっきり顔射だったな
まさかMMはこれで終わりなのk
929 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 19:49:17 ID:0BtLZhdv
柿ピー「早く済まそう。汗かきたくないんだ」
MM「バックと洋服買ってくれるなら速攻でイッたげる」
イかせてあげるの方が良くない?
ビアンキが縛りつけられたままの犬のズボンを剥いてしごいてあげればいいと思う
ロンシャン×MMとか考えてみる。
一応でかい屋敷に住んでるマフィアの御曹司だし。
ちなみにロンシャンは客観的にみたらキャラの中で1番服に金使ってると思う。
骸×ビアンキを妄想。
ビアンキものが見たいな
>>929 に禿しく萌えたのでどなたか柿Mを…!
興味なさそうな柿ピーにもどかしい想いをしてるMMとか。
938 :
877:2005/10/17(月) 21:09:29 ID:9CXcWxJc
↑どうぞ。
俺はもう力尽きたから。orz
939 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:31:06 ID:VXRb8/8x
ageるついでに
ハルと京子のどっちが良い?
ハルたん
京子きぼん
たまには京子たん
京子と獄寺がいい
ハルがいい!
ハルがいい
思ったけど×京子のエロはないような…
うん
ぜひとも京子で
947 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 20:29:14 ID:bnjOZCiM
age
あえてシャマハル
そこでシャマイー
順当にツナ×京子が好きなんだが原作でほとんど出番がないからな…
二次創作するにしても燃料が足りない。
そろそろ次スレだな。
天プレどうする?
個人的に、最近キャラスレやマロンで女体化ネタが増えてるから
>>1に『※女体化は禁止』とはっきり明言。
この板の女体化スレと、
各キャラの女体専用掲示板へのリンクを誘導目的で
貼っておくといいと思う。
んで、このスレってクレクレや語りは少ないから
その辺の注意はなし。と。
ここペース遅いから
>>970位で考えればいいと思う。
けど一応age
シャマルで
ビアンキとシャマルで大人の時間を
人いないのか。
獄ビアか山ビアが読みたい。神様光臨キボン。
最近ビアンキ株ガンガン上がってきてるな
俺もビアンキもの読みたい
相手は誰でもいい
957 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:25:13 ID:Um4zknlI
ビアンキ書こうと思ったけど相手誰にするか迷うな
>>958 今が旬の山ビアを是非!
真面目な話、今シリーズ終わったら絡み減るだろうしさ。
やるなら今だよ。
ごめん、散々考えたけどネタが思い浮かばなかった
898っす。エロネタは自分無理だったので、代わりにほのぼの系を書いてみた
最近の山ビア・ビア山の波に浮かれて今更ながら投下
1レスごとに視点変わって読みにくいと思うけど勘弁して…
---------------------------------------------------------------
「――あのバット、今ビアンキさんが持ってるって聞いたんすけど」
呼び止められて振り返った。知り合い自体が多くないこの国で、更に『さん』付けで自分を呼ぶ人間は珍しい。
「……どのバットのことかしら」
振り返り返答しながら、ビアンキは眉を顰めた。
山本武。ボンゴレの新入り。最近妙にリボーンが気に入ったらしく、何かと彼や十代目の周りで見かける事が多
い少年だ。
「あの、ツナのとこのチビがくれたバットです。ウェイト入ってて重いやつ」
「……」
説明されなくても分かっていた。わざわざ聞き返したのは嫌味みたいなものだ。
あまり会話をしたことは無いのだが、ビアンキはこの少年が気に入らなかった。そもそも、リボーンがこんな一
般人出身、ファミリー加入したての少年に自ら武器を渡し、直接強化のための指導を行っている(らしい)事自
体、ビアンキには納得がいかなかった。
相手が獄寺だったなら、ビアンキは喜んで弟の成長を祝福しただろう。だが聞く話では、この山本は弟が座るべ
き10代目右腕の座まで脅かしているらしい。そして、肝心の山本はファミリー加入どころか、リボーンに獄寺、
ビアンキたちが「本物のマフィア」であることすら気づいていないらしい。その事がまた癪に障る。
「……断るわ」
瞬時に『弟と自分の敵』という結論を出して、ビアンキはつんと横を向いた。
「…だ、ダメですか?」
「これはリボーンが私に譲ってくれたものよ。正式に」
正式に、を殊更強調するビアンキを前にして、山本は困って指で頬を掻いた。ウェイト入りのバットは自分で購
入するにはちょっと高い。折角チビから貰ったのだからありがたく使わせてもらおうと思っただけなのに、これ
ほど返すことを拒否されるとは思っていなかった。
「…ひょっとして、お姉さんも野球やってんすか」
「やる訳無いでしょう、馬鹿者」
一蹴されて反応に困り、そうすか、と口篭もると、ビアンキは呆れたような目でこちらを見やり、大きく首を
振った。
そんな仕草まで様になる。揺れる柔らかな髪を見て、きれいだなあと思う。髪や肌の色が薄いのは、やっぱり
イタリアの血が混じっているからだろうか。
きれいな人だと思う。同級生の女の子、例えばクラスのアイドル笹川京子などとは全く違った魅力だ。これが
大人の魅力というものなんだろうか。
こんなに美人な姉貴なのに、なぜ獄寺はあんなに苦手にしているのかなあ、などとぼんやり考えて、はっと我に
返った。当初の目的を忘れるわけにはいかない。何はともあれバットだ。
頭に手をやったまま黙り込んだ山本を見やり、ビアンキは呆れ果ててそっと溜息をついた。一体どこをどうすれば
自分と野球が繋がるのだろう。
あのいまいち女性慣れしていなさそうな10代目をはじめ、日本の男は皆こうなのだろうか。弟も影響を受けてし
まったのか、日本に来てから妙によそよそしくなった。
シャマルのような馴れ馴れしい男も問題外だが、いずれイタリアに来るのなら少しはレディのあしらい方も学ん
でおくべきだろう。
「―女性に物を頼む時には、もっとそれにふさわしいマナーを身に付けることね」
今度リボーンに新しい特訓を進言しよう、そう思いながらビアンキは踵を返した。
(ふさわしいマナー?)
はっと顔を上げると、ビアンキが背中を見せてまさに歩き出そうとしたところだった。
獄寺が城育ちだったということは、前に確かツナから聞いた事があった。ならばビアンキも同じく城で暮らして
いたはずだ。
城。礼儀。挨拶。対女性。
「…あああちょっと待ってください、わかった!」
胡散臭げに振り返るビアンキの横に、山本は駆け寄って手を取り、その場に膝をついた。
城。紳士。礼儀正しく。繰り返しながらなるたけそっと丁寧に
(…でもやっぱりちょっと、日本でやるのはちょっと、恥ずかしいよなあ)
(郷に入れば郷に従えって言うんだけどなあ)
こういうのは、例えばツナのおじさんみたいな連中がやってはじめてサマになるものなのだ。
自分の前にひざまづいた山本が、いっそ恭しいような調子で自分の手を取る。
そして、ひょいと軽くその手の甲に口づけた。
あっという間の予想外の出来事で、ビアンキが止める間も殴る間も、技を繰り出す間もなかった。
「……これでヨロシイデショウカ、ビアンキさん?」
声を掛けられて、そこではじめて、それまで自分が呆然としていたことに気がつく。手は既に離されていた。顔
を上げて自分を見た顔は少し照れたように笑っていて、他意は見られなかった。
山本は立ち上がって膝の土を払いながら、あー緊張した、などと言っている。それををしげしげと見つめ、少し
悔しげに眉を寄せて、ビアンキは口を開いた。
「――負けたわ。」
「?」
「…バットを譲る、と言ってるの。明日にでも、ツナに渡しておくから」
途端、山本の表情が輝いた。
「ほんとっすか!ありがとうございます!」
その鼻先にビアンキは白い指をびしりと突きつける。
「ただ、一度きりよ。もう次は効かないからそのつもりで」
「ええ?!そーなんすか?」
「当たり前よ」
そう、当たり前だ。こんな男に二度もしてやられるわけが無い。
「必ず雪辱は晴らしてやるから。首を洗って待っていなさい」
「?? 勝負なら、いつでも受けて立ちますよ」
ゲームスタート。
終わりです。長くてスマソ
ooooooo!
ビア山ビア(゚∀゚)ーーーーーーーーーーー!!
やっぱ今が旬だなぁ。萌えました。GJ!!
超GJ!!!
かわいいもの見せていただきました!
エロな二人も益々見てー!
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が
ま
ん
くぴゃっ
ガハハハ
ブ
ド