女が男を倒すpart3

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939名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 18:06:56 ID:ZFyXSXlm
ここでいいんじゃない?
っていうかKOF95でタイマンでユリにテリーが負けた画像貼ってくれる神いないかな?
セリフは「あ〜ん。なんでこんなに弱いのよ」でw
940名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 18:18:22 ID:iqXDK6Xo
テンプレを作ろうぜ。
画像とかも貼って充実させていきたいな。

【漫画】
BOY19〜20巻
DRAGON BALL 30巻

【ゲーム】
KOF94〜96
941名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 18:48:59 ID:EVisXR7c
というか俺が後でデジカメで撮ってみる。
でもテレビ画面撮ると光って駄目なんだよな・・・
942名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 19:20:47 ID:NIk9GInd
943名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 19:25:42 ID:SVgdkuen
関係なさすぎるページでワロタ
944名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 20:00:51 ID:l3+4ZgfU
携帯だから画質めちゃ悪いが
http://h.pic.to/3mm98
945名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 20:03:42 ID:SVgdkuen
神!
テリーが気絶してたらさらに神!
946名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 20:23:25 ID:l3+4ZgfU
>>945いやあ画質悪くてホント申し訳ない
945がなぜ負け役がテリーにこだわるのかが気になる
947FUCK!!!:2005/11/20(日) 15:33:15 ID:x/s5EAcZ
ttp://cclemon.ath.cx/nijiura/src/1132467312713.jpg
おい! 男の恥恥恥恥!
おまいらこんな事を望むのか?
「私どもは最低,最悪の寄生虫以下の存在です.ぜひうpしてください」
と一言さえすればもっと良いのをうpしてあげるぞ.
おまいらにプライドなんかないから易しい事でしょう?
948名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 16:02:45 ID:zT0Kt3Vg
私どもは最低,最悪の寄生虫以下の存在です.ぜひうpしてください!!!!!!
その直前の白目場面を!!!!!!!
949名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 22:13:37 ID:Hl9BwGNG
マウントポジションを取ってイブを沈めたナオミが、
そのまま勢いに乗って一条と日々野も蹴散らして三人抜きするBOYのSSが読みたい。
950名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:22:42 ID:LnNRwS4P
オリキャラと戦わせるのもありなのかな?
女に負けるケンシロウとか?
951名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:29:47 ID:rmNrAPxb
悟空やケンシロウは誰にも負けて欲しくないオレが居る
952名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:30:33 ID:ih7jeUvY
ケンシロウだけはやめてくれ、女に負けるケンシロウ・・・、
考えるだけで夢が壊される・・・!俺はケンシロウが女に負ける姿は見たくない!
953名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 09:14:23 ID:u/1ZD0nF
いいだろべつに
ウィーグル極超にも負けてるんだから
954名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 13:16:34 ID:LnNRwS4P
そーか?ケンシロウが女に負けて、恥辱に塗れるのもありじゃん?
扱かれて助けに来たリンに顔射させられるとか。ハァハァ
955名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 14:48:45 ID:77YUAh2E
暴走しすぎ
956名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 18:17:40 ID:Gz0Z9Ftj
引いた
957FUCK!!!:2005/11/21(月) 18:43:16 ID:gEAlpZdr
おい! 寄生虫たち!
テメーらの人生がかわいそうで餌をやる.
食べろ!
ttp://cclemon.ath.cx/nijiura/src/1132566085926.jpg
958名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 21:11:10 ID:4Pf832RG
負けた後に性的なことは要らない派っているよね?
俺はあってもいいけど不自然な展開だと萎える派
959名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 21:45:49 ID:3HFr8jFe
性はいらないな。
圧倒的に力の強い男を、弱い女が性技だけで白目むかせてしまうのとかは好き。
960名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 22:50:31 ID:9R0c83zX
自分は性が必要派。
屈辱感が倍増するのでいい。
それに、やっぱり抜きどころもほしいし。
961名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 02:26:21 ID:/2Mk/0zz
自分も性はあった方がいいな。
惨め感がより一層でるし。
少年ヒーローものとかはありなのかな?
パーマンだとか、あげだまんだとか…
962名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 03:03:29 ID:eWz3qQ2S
>>961
>パーマンだとか、あげだまん

すまないが、微妙すぎてワロタ
963名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 03:04:55 ID:LhmQVTZ3
昔の漫画の話題は年齢が分かりやすいからやめた方がいいと思うよ。
964名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 03:28:15 ID:/2Mk/0zz
冷静につっこまれると、恥ずかしくなるからやめてくれ(笑)
正直今の少年ヒーローものって、あんまり知らんのよ。
今はどんなのがあるの?
965名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 10:48:17 ID:FSHmFqmR
test
966名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 10:53:56 ID:FSHmFqmR
その夜、川村勝也は、満足していた。ほんの、数十分前に所有し
ていたWBA世界ジュニアバンタム級のタイトルを無名の格下の挑
戦者に、大差の判定で奪われたにもかかわらずである。
 まさかの敗戦に、観客は、失望のため息を漏らし、心無いファン
に痛烈なやじを浴びせられたが、それでも、勝也は、満足していた

 試合後の控え室、報道陣は、完全にシャットアウトされ、関係者
だけが、中にいた。皆、一様に押し黙っていた。
 ついに、ジムの会長の金村が口を開いた。
「勝也、おまえ、情けなくないのか。あんな、無様な試合をして。
あんな内容じゃ、再起戦もおぼつかないぞ」
 勝也は、この男が嫌いだった。ジムの会長であるという事から、
今まで、反抗した事こそなかったが、選手の事など少しも気にかけ
ず、ただ、金儲けと名声だけが目当ての俗物に過ぎなかったからで
ある。悪い噂も多かった、挑戦者が手強いと、ホテルの調理師を抱
き込んで、相手の食事に薬物を混ぜたなどという話しも実しやかに
囁かれていた。又、勝也自身が、完全に負けたと思った試合も、不
自然な判定で勝利を得た事もあった。
 そんな、相手ではあったが、この国では、一度特定のジムに所属
したが最後、選手には、移籍の自由さえないのである。それゆえ、
勝也も、仕方なく、この男の言う事に従っていたのである。
 だが、もう、我慢する必要は、なかった。今日限りで、こいつと
は、おさらばできるのだ。
 勝也は、笑みを浮かべた。
「いいえ、会長、僕は、今日の試合に満足していますよ」
 金村の顔が朱に染まった、怒りが沸き上がってきたのだ。
「なんだと!この、馬鹿野郎、おまえには、状況が分かっていない
ようだな。頭の悪い奴め、よし、教えてやろう、もう、おまえじゃ
金を稼げないんだよ。おまえは、もう、用なしなんだ」
 下衆にふさわしい、物言いに勝也は、苦笑した。
「そりゃ、僕は、馬鹿ですよ。でも、その位は、分かりますよ。多
分、何も分かっていないのは、あなたですよ、会長」
「なんだと!この、餓鬼」
「餓鬼でも、なんでも結構です。それよりも、さ・よ・う・な・ら
、会長。もう、辞めます。世話になったとは、思わないけど、まあ
長い付き合いでしたね」
 金村の顔に動揺が走った。
「なんだと!ははあ、大方、東拳にでも誘われたな。ふん、そうは
させるか、俺が、うん、と言わなければ移籍なんてできないんだぞ
。おまえだって、この世界のルールを知らない訳じゃないだろう、
さあ、謝れ。土下座して、俺の靴の裏を舐めたら、移籍を考えてや
らない事もないぞ。さあ、どうする?」
 勝也は、この後に及んでも、虚勢をはるこの男が哀れになった。
「移籍なんてしませんよ。いいですか、会長、僕は、ボクシングを
辞めると言ったんです、確かに、この世界、選手には、殆ど権利な
んてないけども、辞める権利だけはあるんですよ。それは、理解で
きますよね」
 金村は、なおも虚勢を張り続けた。
「ボクシングを辞めるだって?ふん、そうか。だが、おまえの魂胆
は、分かっているぞ。ちょっとばかり、面が良くて、女に人気があ
るもんだから、芸能界にでも入るつもりだな。やめとけ、やめとけ
、芸能界には、おまえ程度の面の奴は、掃いて捨てるほどいるんだ
。お笑いに行くって言ったって、おまえみたいに面白味のない奴は
、使い物になるわけがない。いいから、諦めて土下座して謝れ」
 勝也が返事をしようとした時に、バタン、と音がして控え室のド
アが開いた。
967名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 10:55:39 ID:FSHmFqmR
 一同が、ドアの方を見ると、ジムの大口の後援者の一人で、世界
的に有名な宝飾デザイナーの、ジェニー・風間が入って来た。
 ジェニーは、日本の宝飾デザイナーの大御所である、風間大祐が
アメリカ人の妻との間にもうけた一粒種であった。幼い頃から、大
家の父親に仕込まれて育ったジェニーは、既に、10代後半の頃に
は、トップデザイナーとして活躍していた。もう、40歳をかなり
越えている筈だが、ワインレッドのスーツを着こなした、ショート
カットで丸顔のその若々しい容貌からは、30代前半としか見えな
かった。
 ジェニーを認めると、金村が急に卑屈な態度になった。
「あ、これはこれは、ジェニー様。こんな、むさ苦しい控え室まで
いらっしゃるとは、余程、ボクシングがお好きなんですな。今日は
、無様な試合をお見せして申し訳ございませんでした。ちょうど、
今、勝也と今後の事を相談していたところでして」
 饒舌に喋り続ける、金村をジェニーは、睨みつけた。
「お黙りなさい!全部聞いていたわよ。全くなんて下衆な男でしょ
う、勝也君の気持ちも知らないで。いい!勝也君はね」
 ジェニーが喋りきらない内に、勝也が割り込んだ。
「待って!ジェニー。僕が、自分で言うから」
 勝也の顔を見てジェニーは、肯いた。
「会長、僕は、網膜剥離です。前の防衛戦の後から、目の具合がお
かしかったんで、ジェニーの知り合いの医者に診て貰ったんですよ
、網膜剥離でした。本当は、すぐにでも引退するべきだったんでし
ょうが、どうしても、後一度だけリングに立ちたかったんで、ジェ
ニーに頼み込んで、医者の口を封じて貰ったんですよ。ええ、今日
の試合、相手のパンチなんて全然見えませんでしたよ。でも、僕は
、倒れなかった。精一杯戦ったんです。だから、満足しているんで
す、男として恥ずかしくない戦いをしました」
 金村は、絶句した。狼狽している金村を冷ややかに見据えてジェ
ニーが続けた。
「情けない男ね、口も聞けないなんて、大方、商売道具が壊れたよ
うな心境なんでしょうね。そんなだから、選手に信頼されないのよ
、だから、勝也君もあなたには、何も言わずにわたしのところに相
談に来たのよ。いい事、勝也君は、わたしが引き取ります。わたし
の下で、宝飾デザイナーの修行をさせます、異存は、ないでしょう
ね?」
 茫然としている金村を残して、ジェニーは、勝也を連れて控え室
から出て行った。
968名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 10:59:14 ID:FSHmFqmR
 最後の試合から、6ケ月が過ぎていた。勝也は、網膜剥離の治療
の手術をして退院した後、3ケ月前から青山にあるジェニーの店で
宝飾デザイナーの見習いをしていた。
 8月も末の既に、秋の気配を漂わせ始めている午後であった。
 勝也は、デザインルームでジェニーから出された課題の制作に
取り組んでいた。
「勝也君、ちょっと休憩しない。お茶でも飲みましょうよ」
 店の先輩で、やはり、宝飾デザイナーの修行をしている、白鳥美
馬が声をかけてきた。
 美馬は、勝也より1つ年上の25歳で、女性にしては、長身で勝
也より、ほんの少し背が高かった。髪は、ストレートのロングで、
細身のお嬢様タイプの美女であった。
 勝也は、年上とは言っても、女性から君呼ばわりされるのには、
抵抗があったが、店の先輩である為、我慢していた。それに、美馬
に内心好意を持っていたので、最近では、さほど気にならなくなっ
てきていた。
「そうだね、ちょっと休もうか」
 勝也のぞんざいな物言いに、美馬は、笑いながら、答えた。
「あらあら、偉そうに、この間迄は、あんなに礼儀正しかったのに

「そりゃあ、そうですよ。何といっても、緊張していましたからね
。今まで、ずっとボクシング一筋で生きてきて、他の世界の事なん
て、全く知らなかったんですから」
「ふーん、じゃあ、もう緊張していないんだ」
「ええ、ジェニー先生も美馬さんも親切にしてくれたから」
 美馬は、嬉しそうに笑った。
「良かったわ、実を言うとね、最初どう扱っていいのか分からなく
て困っていたのよ。だって、ボクシングの元世界チャンピオンが、
後輩として、入って来たんですもの。いかつい、ぶっきらぼうな男
だと思っていたら、こんな可愛い僕だったもんだから、拍子抜けし
ちゃったわ」
 勝也は、ちょっぴり、怒った顔をした。
「その、僕っていうのは、勘弁してくださいよ。子供じゃないんだ
から」
 美馬は、ちょっと意地悪そうな目つきで勝也を見た。
「だあめ、だって、わたしの方がお姉さんなんだから、当然だわ。
逆らうと、デザインのレッスンしてあげないわよ」
「ちぇっ!ずるいんだから。分かりましたよ、でも、その内、追い
越しますからね。その時は・・・」
 勝也は、最後まで言わなかった。
「なあに、その時は、仕返しするとでも言うの」
「そうですよ、こき使ってやりますからね」
 美馬は、可笑しそうに笑った。
「おお、恐い、追い越されないように頑張らなくっちゃ。さあ、お
茶にしましょう」
 二人は、デザインルームを出て、店から出ると喫茶店へと向かっ
た。
 美馬と歩きながら、勝也は、先程、言わなかった言葉を思い浮か
べていた。勝也は、こう言いたかったのだ、”もし、追い越したら
僕と結婚して欲しい”と。
969名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 11:10:04 ID:FSHmFqmR
 翌日、朝出勤するとジェニーが珍しく店におり、勝也に話し掛けてきた。
「どう、勝也君、大分、なれたかしら?」
「ええ、おかげ様で何とか」
「そう、良かったわ。それはそうと、お願いがあるのよ」
 ジェニーが、自分にお願いがあるとは、珍しいと思いながら、勝也は、答えた。
「何でしょう?僕に出来る事なら喜んで」
 ジェニーは、微笑んだ。どんな、男でもうっとりしてしまう魅力に溢れた笑顔であった。
「そう、嬉しいわ勝也君。実はね、来月の最後の土曜日に仲間内の
ちょっとしたパーティがあるのよ。それで、その余興に協力して欲しいのよ」
 勝也は、躊躇した。
「えっ!余興ですかあ。いやあ、勘弁してください、僕は、ボクシング以外何の取り柄もない男なんですよ。とても、余興なんて」
「いえ、勝也君にしか出来ないのよ。そう、実を言うとね、お客さん相手にエキシビジョンマッチをして貰いたいのよ。何と言っても
元世界チャンピオンですもの、皆さん喜ぶわ」
 勝也は、困った顔で暫く黙っていたが、やがて、意を決してきっぱりと言った。
「ジェニー、いえ、先生、お断りします。恩人の先生の頼みで、是非、受けたいのですが、それだけは、勘弁して下さい。僕の人生の
全てを掛けてきたボクシングを余興でやるのは、どうしても、出来ません」
 ジェニーは、落胆した表情で言った。
「そう、分かったわ。勝也君が、そこまで、言うのなら仕方ないわね。でも、もう一度、考えてみてくれない。誤解しないで欲しいの
、決して、面白半分じゃないのよ、皆さん、本当にボクシングを愛
していて、一度でいいから元世界チャンピオンと同じリングに立ってみたいとおっしゃっていられるのよ。ボクシングファンの夢なのよ」
 勝也は、押し黙っていた。ジェニーが自分を笑い者にする筈はな
い。恐らく、パーティの出席者も真摯な気持ちなのだろう。勝也の心は、揺れていた。
 勝也は、ようやく口を開いた。
「ジェニー、皆さんが真面目な気持ちなのは、分かります。でも、そうであれば、尚更、受けられません。なぜなら、僕は、もう、6
ケ月以上練習をしていないんです。以前みたく体が動きません。で
すから、皆さんを失望させるだけだと思います」
 ジェニーは、尚も諦めなかった。
「勝也君らしいわね。そういう、真面目なところが好きなのよ。いいわ、1ケ月間ボクシングの練習に専念しなさい。その間、デザイン
の勉強は休んでいいわ」
 二人の会話を横で聞いていた、美馬が口を挟んだ。
「勝也君、受けなさいな。先生がここまでおっしゃられているんですから。それに、わたし、勝也君のリングの上の姿を見てみたいな
。わたしは、ボクシングは、興味なかったから、現役時代の勝也君
を見た事がないけど、きっと、素敵でしょうね」
 勝也は、決心した。恩人のジェニーの頼みを断るのは、忍びないし、それに、何よりも、美馬の言葉が決定的であった。思いを寄せ
ている、美馬に自分の雄姿を見せたかったのだ。
970名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 11:11:11 ID:FSHmFqmR
「分かりました、やらせていただきます」
「有り難う、嬉しいわ」とジェニー。
「素敵!楽しみだわ」と美馬。
 二人の美女から、感謝されて勝也は得意満面であった。これから、自分に訪れる運命など知る由もなかった。
 翌日からの、約1ケ月間、勝也は、トレーニングに励んだ。驚いた事に、ジェニーの家の地下にリングがあったのだ。
 いくら、ボクシングファンとは、言ってもここまでするのかと勝也は、呆れた。何せ、トレーニングに必要な設備は、全て揃ってい
るのだ。しかも、100坪はあろうかという広さで、パーティもここで行うというのである。
 ジェニーの説明では、ファンが高じて、このような設備を作ってしまい、何と、ジェニーが美容の為にボクシングのトレーニングをしているのだと言う。
 ジェニーが、恥ずかしそうに告白するのを聞いて、勝也と美馬は、あっけにとられてしまった。
 とにかく、勝也は、トレーニングに専念した。勝也の体は、現役の頃と同じくらいに鍛えられた。しかも、最後の週には、ジェニー
の伝でどこかの大学のボクシング部の選手がスパーリングパートナ
ーとしてやってきて、パーティ前日には、完璧にコンディションが
整っていた。勝也は、このまま世界戦が出来るとまで思った。実際
には、手術で完治したとはいえ、一度網膜剥離をやっている以上、正式な試合は、無理であったが。
 いよいよ、パーティの当日である。勝也は、リングの上に立っていた。
 会場には、既に参加者が集まっており、立食のテーブルを囲みながら、談笑していた。
 不思議な事に、客は、全て女性であったが、まあ、女性中心の集まりなのだろうと勝也は、納得していた。
 ただ、まさか、リングに上がって、勝也とエキシビジョンマッチをやるのは、女性ではあるまい。恐らくは、参加者の女性の夫達の
内、腕に覚えのある何人かが、順番で相手になるのであろう。
 それよりも、勝也には、美馬の姿が見えない事の方が気になって
いた。何と言っても、美馬に自分の雄姿を見せるのが、最大の目的なのだから。
 やがて、会場の照明が暗くなり、リングの上だけが照らされた。
 ジェニーが、マイクを持って喋り始めた。
「さあ、皆様お待たせ致しました。ジュニアバンタム級10回戦が始まります」
 勝也は、耳を疑った。10回戦など、聞いていない、自分は、パーティの客相手に余興でエキシビジョンマッチを行うのだ。
 しかし、ジェニーは、喋り続けた。
971名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 11:22:19 ID:iTq8tIWE
他のサイトの小説を勝手に転載するなよ
972名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 11:47:14 ID:GSGiLhlk
抜きどころがほしいって男が女に負けるまさにその場面が抜きどころじゃねえか・・・
973名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 12:01:19 ID:7CKHD9yf
その通り。エロは別にあっても良いが、エロがメインでは駄目
974名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:50:11 ID:12iw4eG3
エロパートはあってもなくてもよい。
女が男を倒すんなら格闘でもセックスでも麻雀でもいい。

ところで次スレどうするよ
975名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 01:11:24 ID:J9ZBtiBX
もちろん勃てようぜ!
976名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 02:13:04 ID:lMp3/2wY
セックスってBFスレかよ。拡大解釈しすぎだろ。
でも、M総合(媒体を問わず、雑談、創作なんでもOK)を歓迎するのは俺だけじゃあるまい。
手始めにMUGENか格ツクあたりで…俺には無理。
977名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 02:20:51 ID:M/kEq2/w
このスレ310氏のような神再降臨期待。
ああいう名作がスレに1本か2本でも来るのなら、
次スレでもじっくり待ちたいと思う。

何かに迷ったら310氏の2本を読もう。
978名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 02:41:08 ID:EFY6XyS1
ランファンVS天津飯も310氏
979名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 02:42:39 ID:cAdF2CA8
>>976
BFも好きな漏れには無問題。
980名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 07:43:12 ID:gMO/nQIi
BFにしても格闘にしても重要な点は
女が男の精神を打ち砕くこと
981名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 07:51:31 ID:Pj1ZSE5M
ソウルキャリバー買おうかな。
982名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 15:44:29 ID:cAdF2CA8
>>976
そうか! BFスレのようにRPGを製作すればいいんだ!
主人公が延々と女に叩きのめされるストーリー。
充実の「命乞いシステム」。
雑魚敵の町娘にすら勝つのは至難の技だ!

……ゲームバランスがむちゃくちゃになるな。
983名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:49:44 ID:Rnxej6UN
>>964
アンパンマンだとか、きんにくまんだとか…
984名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 09:01:23 ID:ZdA55lfm
きんにくまんはいいんじゃないか
ロビンマスクやテリーマンなんてプライド高そうだし
985名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 13:12:13 ID:UoP7VKyd
>>982
ム、いいねぇ!そのゲームまじ欲しいw
男倒してどんだけLV上げても町娘にはやられてしまうとか…
最高のゲームか!?
986名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 20:34:02 ID:rynjgDV/
男相手の時は普通に敵に触れると戦闘開始、
女の時は蹴るかなんかして喧嘩を売って戦闘開始
戦闘開始の時は
主人公「ははっボコボコにしてやる」他高慢台詞色々
女「大口叩いていられるのも今のうち」他色々
戦闘終了
主人公「こんなはずじゃぁ・・・」or白目
女「もう終わり?情けないわねぇ」他色々
もちろん主人公が倒れてて、女はそれを踏んでたりポーズ色々
ローアングルが基本カメラアングル動かせるのもいいなw
イベント戦ではもちろん女キャラにボッコボコにされるw
987名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 21:54:17 ID:H/Jt8h+E
RPGツクール4でその手の話作ったなあ
俺の場合洞窟の入口にいる前日泊まった宿屋の看板娘にコテンパンにされる話だったけど

「こんな小娘一人に勝てないなんてとんだ戦士御一行様ですね」
みたいなことを言われる
988名無しさん@ピンキー
ツクール2000でリメイクキボンヌw