幻想水滸伝エロ妄想スレPart6

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1前スレ980
○男女・百合、和姦・強姦・輪姦・陵辱・3P等。お初神大歓迎。
○ヤヲヰは801板へ。
●粘着荒らし・煽りは通常の三倍無視

Part1
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1019/10194/1019466594.html
Part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10294/1029434140.html
Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1037/10371/1037166994.html
Part4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049446385/
Part5
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068221989/
貯蔵庫(要URLコピペ)
http://blue.ribbon.to/~suikodenem/
幻水関連スレ
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/8838/genso/#kan

○sage推奨でマターリ行きましょうや
2名無しさん@ピンキー:04/09/18 02:20:32 ID:9C+CJPxd
保守
3名無しさん@ピンキー:04/09/18 02:23:23 ID:T+y/alwX
腕が痛くて保守できないんだ・・・君なら信じてくれるよね?
4名無しさん@ピンキー:04/09/18 02:34:01 ID:MZgS0IY5
…また殴られた……
5前882:04/09/18 02:34:41 ID:IAyuldD2
ほす。
はじめてのすれたて、ちょっとどきどきでした。
ついでに、前スレにてミレイひとりえちー話に一言下さった皆様、ありがとうございました。
読み返してみると拙さや語彙の少なさが目に付きますが・・・精進しなくては。
で、話題提供がてら質問を。もしもあったら教えて下さい。
「こんなカポー、またはシチュに萌えてるのは俺ぐらいか・・・in元帥4」
最近思いついた中では、タル×グレッチェン。
おーざっぱな呑気者と、生真面目かつ使命感溢れるお嬢さんの激しい口げんかしながらのラブコメとかどーでしょうか?
62主×ナナミ:04/09/18 02:52:52 ID:Rz6lo5Ma
「リオウ…、そっちで寝ても、いい?」
毎晩繰り返される、決まり切った言葉…。僕も同じように、決まり切った返事をする。
「うん…、いいよ」
パジャマ姿のナナミが枕を抱えて、僕のベッドに潜り込んだ。
「えへへ…、子供の時のこと、思い出すね。」
「うん…」
僕とナナミは少し微笑みながら、見つめ合う。
少しの沈黙の後、ナナミが少し頬を赤らめながら、目を閉じて顔を近付けてくる。
「ナナミ…」
僕とナナミはキスをする。おやすみのキスにしては濃厚なキスを終えると、もうナナミの頬は上気し、息遣いも荒くなっている。
72主×ナナミ2:04/09/18 03:18:41 ID:Rz6lo5Ma
「ナナミ…、いい?」
僕の言葉に、ナナミはこくん…と頷く。
ナナミのパジャマを捲り上げ、さほど大きくない胸があらわになる。
舌先で突起を弄ぶと、早くもナナミの口から声が漏れる。
「あっ…んふ…んっ…」
「気持ちいい?」
わざと意地悪な質問をすると、ナナミは真っ赤になりながら答える。
「気持ち…いい…」
「どこが気持ちいい?」
さらに意地悪な質問をしてみる。
「おっぱいの…先が…リオウに舐められるたびに、ぴりぴりするみたいに、きもちいい…」
ナナミが言いおわらないうちに、僕の指はナナミの一番敏感な所へ延びる。
82主×ナナミ3:04/09/18 03:47:26 ID:Rz6lo5Ma
「あっ…!そこは…だめぇっ…」
「こんなに濡れてるのに?」
僕の指先の「動かぬ証拠」に、ナナミは返す言葉もない。
「そんなの…知らないっ…」
と言うと、顔を真っ赤にしてうつむいてしまう。
「…リオウのいじわる…」

「…ナナミだから、いじわるしたくなるんだ…」
僕が小さくつぶやくと、ナナミも「ばか…」と小さくつぶやいた。
「…足を開いて…」
僕のその言葉に、ナナミは素直に足を開く。
僕がナナミの一番敏感な部分に舌を這わせると、いっそう大きな声がナナミの口から漏れる。
92主×ナナミ4:04/09/18 04:14:45 ID:Rz6lo5Ma
「ああっ…はっ…んんっ…」
僕の奉仕を受けながら、ナナミは僕の下半身に手を伸ばす。
「リオウのも、こんなになってるよ…ねぇ、お姉ちゃんにリオウの、見せて…」
ひとまず奉仕を中断し、僕はズボンの紐を解いた。
下半身があらわになると、ナナミは
「リオウが一生懸命、お姉ちゃんを気持ち良くしてくれたから、お返ししたげる…」
と、僕自身にキスをする。そしてキスをした後、僕自身を愛しそうに舐め始めた。
「ん…すごく、すっごく気持ちいいよ…」
僕がそう言うと、ナナミは嬉しそうに微笑み、今度は僕自身を口に含んだ。
102主×ナナミ5:04/09/18 04:39:55 ID:Rz6lo5Ma
ぴちゃ…くちゅ…
ナナミが口で僕自身を弄ぶ音だけが、部屋のなかで響く。
「ナナミ…僕、もう…」
僕がそう言うと、ナナミは唇を僕自身から離し、
「もう出る?いいよ、お姉ちゃんのお口に出しても」
と言うと、返事も聞かずにまた僕自身を口に含んだ。
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ…
ナナミの愛撫のスピードが早くなると、元来堪え性のない僕は、あっという間に絶頂を迎えた。
「んっ…で、出るっ…」
びゅるっ…びゅるっ…びゅっ…
ナナミは口で僕の絶頂を受けとめると、それをゆっくりと飲み込んだ。
「いっぱい出たね…」
112主×ナナミ6:04/09/18 05:04:14 ID:Rz6lo5Ma
一度放出したにも関わらず、僕自身は一向に治まる様子がない。
ばさっ!
「きゃっ!」
僕はナナミをベッドに押し倒し、囁く。
「ナナミ…入れたい…」
そんな僕を、ナナミは聖母のような笑顔で迎えてくれる。
「うん…お姉ちゃんもリオウが欲しいよ…。だから…、おいで…」
僕は自身をナナミの膣にあてがうと、一気に押し込んだ。
「ああっ…!あっ…んっ…はぁっ…あんっ…」
僕のピストン運動に合わせて漏れる声が、たまらなく愛しい。
「ナナミ…好きだよ…ずっと…ずっと…好きだ…」
122主×ナナミ7:04/09/18 05:23:06 ID:Rz6lo5Ma
「あんっ…うん…お姉ちゃんも…んっ…ずっと、ずーっと…リオウが好き…」
ナナミの言葉が、泣きそうなくらい嬉しい。
間もなく、僕は絶頂を迎えそうになる。
「ぼ、僕、もう…」
「待って、お姉ちゃんも、もうちょっとで…」
そして、僕がナナミの中で果てた直後、
「ああんっ…んっ…くっ…!」
ナナミもひときわ大きな声を漏らした。
「ナナミ…イっちゃった?」
「うん…イっちゃった…」
息を荒くしながら、ナナミは言う。
「良かった…ナナミといっしょにイけて…」

「…ばか…」
ナナミが嬉しそうに笑いながら呟く。
132主×ナナミ〜エピローグ〜:04/09/18 05:33:15 ID:Rz6lo5Ma
僕の横では、幸せそうな顔をしたナナミがねている。
本当に幸せそうな…
この笑顔だけで、僕は幸せになれる。
この戦争が終わったら…
この戦争に勝ったら…
ずっと、ずっと、ナナミと一緒に暮らそう。
きっとナナミもそうしたいはずだよね…
さあ、僕もそろそろ寝なくちゃ。明日もまたリーダーとしての仕事が待ってるんだから。
この戦争を早く終わらせるために…
ナナミと一緒に、早く寝よう…
〜FIN〜
14名無しさん@ピンキー:04/09/18 05:43:56 ID:Rz6lo5Ma
2主×ナナミ、お目汚し失礼しました。
甘々な純愛もののつもりで書いたので、2主×ナナミカプがダメな方はスルーして下さい。
今回初めて小説(駄文ですが…)を書いてみましたが、難しかったっす。
また、何か書いたら投下してよろしいでしょうか?次はレズものなんかいいなあ…
15名無しさん@ピンキー:04/09/18 05:59:00 ID:Rz6lo5Ma
sage忘れてたぁぁぁ!
すいません、吊ってきます…
16名無しさん@ピンキー:04/09/18 08:57:25 ID:DmznQJ4E
goodjob
17名無しさん@ピンキー:04/09/18 12:07:58 ID:y+KQGKjy
>5
言われてみるまで意識しなかったが、タル×グレッチェン…イィかも!
「こんなカポー、またはシチュに萌えてるのは俺ぐらいか・・・in元帥4」
自分はケネス×ジュエルもいいかなぁとも思ったり。
活発なジュエル嬢に振り回されつつも、なんだかんだ言って楽しんでいるケネス君、とか。
18名無しさん@ピンキー:04/09/18 16:26:48 ID:Fh6VZOGI
 アクセル×セルマとか……。
異種族愛、イイと思うんだが、どうだろうか。
少なくともアクセルはそこはかとなくエルフのことを認めているようだし。
19名無しさん@ピンキー:04/09/18 18:42:17 ID:MvHoSuFY
>1乙! ついでに補足
Part4 http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1049/10494/1049446385.html
暫定的なキャラ名
1(坊っちゃん)→ティル
2(2主)→リオウ
3(英雄)→(未定)
4(小間使い)→フォー

>5
・ジュエルに好意を寄せられるスノウになんとなく憧れられるフレアに実の兄妹とは
 知らずに好意を寄せられて悩みつつも親友が妹を気にしているのが少し寂しい4主
・チープーと人魚の種と食物連鎖と商売が絡んだ奇妙な関係
1でウィンディ×レックナートのレズとか2で仲睦まじいアガレス×サラに秘かに横恋慕しつつ
自分を抑えているハーンとか、旧作でも色々あるな。

20名無しさん@ピンキー:04/09/18 19:01:52 ID:hDkgAPjh
1さん乙!
前スレ埋め立てになにやら…!!
埋め立て氏乙!大好き!
21名無しさん@ピンキー:04/09/18 22:10:44 ID:HUPhppND
え、妹じゃなくて姉と違うの?
22名無しさん@ピンキー:04/09/18 22:22:13 ID:hDkgAPjh
meも姉弟に一票
23名無しさん@ピンキー:04/09/18 22:32:23 ID:Rz6lo5Ma
>21>22
2主×ナナミのこと?
姉弟ですよ。なんか兄妹と勘違いさせるよーな文があったっけ?
俺の勘違いだったらスマソ
24名無しさん@ピンキー:04/09/18 22:38:39 ID:HUPhppND
いや4主とフレアのことだよ
25名無しさん@ピンキー:04/09/18 22:42:21 ID:Rz6lo5Ma
うわゴメン、勘違いしてた…
すげえ恥ずかしい…
逝ってくるよ…
2619:04/09/18 22:55:14 ID:U8hu5pRp
もっと恥ずかしい…逝ってくる…
27名無しさん@ピンキー:04/09/19 01:45:18 ID:+JYvuMUo
ヌ`
28名無しさん@ピンキー:04/09/19 02:20:17 ID:PD2EyqtQ
いや、自分も> で番号指定してなかったから
すまんかった。次回作も期待してます。>23
29名無しさん@ピンキー:04/09/19 09:59:46 ID:79dJwJD0
キカたんの腰、ケツ、エロすぎ (*´д`*)ハァハァ
30名無しさん@ピンキー:04/09/19 11:30:22 ID:LmjP7Rmx
・初めてですのでお目汚しになると思いますが、ご容赦のほどを。ただのネタです。

広大な敷地。荘厳な造り。
同盟軍と王国軍の最後の戦いの舞台になったこのルルノイエも、今は静かなものだ。
あの後同盟軍による修復がなされ、管理も行き届いた。
沢山の兵士が詰めているはずだが、今は俺と、隣を歩く国王となった少年の足跡しか響いていない。
俺たちの本拠地とはまったく違う雰囲気。主が代わろうと、「皇都」は変わらないということか。

「リオウ殿、これで大体ルルノイエの機能については説明を終えました。」
俺が告げると、隣を歩く主は立ち止まる。
「うん。それで、これからこの城をどう使うかについても説明して欲しいんだけど。」
これから説明しようとしていたことではあったが、リオウが先にそれを聞いてきたのはうれしいことだ。
もうすでに国王であるということを意識している。
「はい。この城はハイランドの直接統治をするために利用することになります。
同盟であった各市は一国として統一されることに対して反感は少ないでしょう。
しかし、ハイランドにはまだ支配に納得していない分子がいるはず。
そこでしばらくはハイランドは「県」とし、この場所から目を配っていかなければなりません。」
「なるほど。僕はここに留まって、直接命令を出すってことだよね?」
飲み込みも早くなった。
「はい。あなたにはジョウストンとルルノイエを行き来してもらうことになりますね。」

31名無しさん@ピンキー:04/09/19 11:31:16 ID:LmjP7Rmx

「うん。よくわかった。それでね、シュウ。この城に関して、もう一つ聞きたいことがあるんだ・・・。」
「は・・・」
リオウがこれまでよりも真剣な顔になって話しかけてきた。
聞きたいこと。これはやはりリオウのかつての親友、ジョウイのことか。
親友の命を奪ったことをもう受け止めているとは思うが、なるべく話題に出さないようにしてきた。
この城にはジョウイの痕跡も残っているだろう。それも説明せねばなるまい。

俺は頭の中でリオウがしてくるだろう質問の内容と、それに対する答えを組み立てた。
しかし、リオウの次の言葉は俺が組み立てた内容とまったく異なるものだった。

「この城ってさ、後宮ってあるよね?」
「・・・は?」

「やだなー、シュウ。とぼけないでよー。
後宮だよ、こうきゅう。王様の奥さんがいっぱい住んでるってところだよ。」
「ああ、言葉の意味は分かるが。」
突然予想外のことを言い出され、流石の俺も当たり前の答えしか返せない。
「僕が城の主になるってことはさ。その女の人たちも僕のものってことだよね?
ああ、楽しみだなー。静かな城の中で清楚な暮らしをしてて、
毎晩王様のお誘いが来るのを楽しみにしてる女の人たち。そそるよね!?」
王様。確かに今のこいつは王だ。さっき俺もそれを心の中で認めた。
しかし俺が言っていたのはそういう意味ではなく。
「おい、リオウ」
32名無しさん@ピンキー:04/09/19 11:31:59 ID:LmjP7Rmx
「あ、同盟の女の子たちももちろんよかったんだよ?
開放的な雰囲気の中でいろんなタイプの女の子がよりどりみどり!
僕への恋心を隠してるアイリをどうやって誘い受けさせるか工夫してみたり、
アンネリーに歌を歌うときとは違う夜の声を聞かせてももらったり、
アニタにおねいさんとしてやりながら色々教えてもらったり、
ああ、カレンの通常時と踊り子時の2タイプ交互に楽しませてもらったし。
ミリーとボナパルトを探しにいくっていう目的でそのまま森に連れ込んじゃったり、
シーナがアップルさんを堕とすのに協力するついでに楽しませてもらったりね。
クモ切りをかいくぐってテレーズさんの下の金髪に到達したのは最高だったな!」
「お前そんなことを・・・。」
「で、今度はこの城で国王プレイを楽しめるわけですよ。
毎晩毎晩違う子を苦労なしにこっちが呼べちゃうってすごいよね!
いつ僕が呼んでくれるのかを心待ちにしている貴族出身の女の子たち。
中にはジョウイのことを忘れられない女の子もいちゃったりして、
僕がそれをジョウイ以上のテクニックで忘れさせてあげたりね。
で、本拠地に帰ればまた開放的な女の子たちが待っている!
ああ、楽しみー!早く案内してねー。」

そう言うと、リオウは廊下の先にスタスタと歩いていった。
俺は、痛む頭の中でこれから先のことを考えていた。
この国は大統領制にすべきだな。その後俺は引退しよう・・・。うん。
33名無しさん@ピンキー:04/09/19 11:33:45 ID:LmjP7Rmx
すいません、最初の文のところsage忘れちゃいました。
34名無しさん@ピンキー:04/09/19 13:53:19 ID:JmRJ7ent
>33
ワロタ。GJ!
奥さん逃がしといてよかったなジョウイ・・・
そういやルルノイエの後宮って機能してるんだろうか
マザコンルカは女っ気なさそうだし
ジョウイは硬そうだし
アガレスも死んだ妃に操立ててそうだし

ロベールは絶倫そうだが。
35名無しさん@ピンキー:04/09/19 14:41:54 ID:Cj1FDahn
>>28
こんな俺に期待してくれてありがとう
次のはターニャ×アグネスとか考えてるんだが、どうだろう?
需要あるかな?
36名無しさん@ピンキー:04/09/19 15:06:33 ID:ICpeRLb3
ありでしょう。
どんなことになるのか楽しみ。
37名無しさん@ピンキー:04/09/19 15:41:20 ID:Cj1FDahn
じゃあ、2〜3日中に投下できるようにがんばってみまつ。
38名無しさん@ピンキー:04/09/19 19:23:31 ID:NneKSOLn
>33
ワロタw
同盟軍の間にそんなに美味しい思いしてたのか…
39名無しさん@ピンキー:04/09/20 00:22:28 ID:6ZKNFpQN
そのくらいは当然の権利だw
40名無しさん@ピンキー:04/09/20 00:29:19 ID:+GIiuy1o
18禁にして今までのシリーズをリメイクしろ
41名無しさん@ピンキー:04/09/20 10:54:17 ID:Nr9GZAyn
>>30-33
禿ワロタw
425_882:04/09/20 11:54:12 ID:5KDysqz5
>>30-33
禿ワラw 歴史の裏に隠された真実…ですね。
ええと、新作書き上げましたのでupさせていただきまつ。
ケネス×ポーラでございます。興味がございましたらご清聴くださいませ。

〜愛があれば大丈夫?!〜

 風光明媚な高台にある、ネイ島の宿屋。足を伸ばせばネコボルト温泉、鄙びた所が魅力の島。
大量発生したカズラ−を退治した黄門さまご一行…もとい、群島連合軍一同は、島民の精一杯のもてなしをありがたく頂戴していた。
 高台の広場に設けられた即席の宴会場。大時化の海並みに渦巻く怒号と喧騒と哄笑。その間を縫って、麗しき吟遊詩人の歌が華を添える。
無料で開放された宿屋には、次々と酔漢が運び込まれていった。あまり楽しくない仕事のはずなのに、宿の主人達は嬉しそうだ。
そんな中、功労者の一人であるケネスは、こっそりと酒宴を抜け出して、月夜の散歩としゃれ込んでいた
浮かれまくった仲間達に、どれだけ杯を重ねさせられたか。…主賓扱いだった我らが船長殿に、何もなければよいのだが。
高台の外れ、海を臨む崖。強めの酒で火照った頬を、心地よい風が撫でてゆく。
(随分遠くまで、来たものだな…。)故郷のラズリルは、まだ遠い。
 一度離れた故郷を、皇国の支配から開放するには成功したものの、群島諸国全体にはいまだ平和は訪れていない。
いつの間にやら群島全体を束ねる将となった良き親友を、放って帰るわけには行かない。
 あいつの濡れ衣を晴らすと決めたあの時から、とことんまでついて行くことに決めた。悲しい誤解が解けた今は、あいつを支えることが目的になった。なんでもかんでも一人で背負いがちなあいつを。
どれだけの荷を、自分が代わりに背負ってやれるのか想像もつかない。そもそも、背負う資格があるのかどうかも分からない。
だから今は、自分にできることをやるだけだ。きっと、悪い方向には向かわない…。
 心地よい風に吹かれながら、さまざまに思いをめぐらす。降り注ぐ月明かりの中、彼の目は遠き故郷を見据えていた。
ー急に、目の前が暗くなった。ほっそりした手が、彼の目を塞いでいる。
「…?! だ、」
「…だれでしょう?」
435_882:04/09/20 11:55:43 ID:5KDysqz5
聞き覚えのある声、忘れようのない声。森の葉ずれを思わせる、やわらかな声。そっと手を取り、ゆっくりと振り向く。
「……ポーラか。」
「だめですよケネス。答える前に振り向いては」
透けるような白い肌、柔らかな色の金髪、おっとりとした物腰のエルフの少女。普段物静かな彼女にしては、妙に陽気だ。
「涼みに来たのか? ここはいい風が吹いてくるぞ」
「涼みに? …そういうことにしておきましょう。あなたといられるなら」
ケネスの隣に立ち、ポーラは彼にぴったりと身を寄せる。逞しい腕と、しなやかな腕が絡み合い、頭はケネスの肩に乗せられた。あまりに自然な動作に、ケネスは呆気にとられた。
傍から見れば、仲睦まじい恋人同士みたいに見えるんだろうな、悪い気はしない、むしろこのまま…などと酔った頭で考えていたところ、著しく重大な発言があったことに気が付いた。
「…ポーラ? 今、なんて…」
「え?ですから、ケネスの言ったとおりにしておきましょうと…」
「違う! その次! なんだか重大かつ爆弾発言があった気がするんだが!!」
両肩をつかみ、思わず声を荒げるケネス。ポーラがびくりと身をすくませたのが、直接体に伝わる。目の前の彼女は、明らかに怯えていた。
「……あ、その、…すまない。飲みすぎたみたいだな…俺」
鷲掴みにした手を放し、顔を背ける。酔っているからって少々やりすぎた。さっきの思いがけず嬉しい一言もきっと聞き違いに…
「あなたといられるなら、と」
静寂を破る真摯な声。声量は小さいのに、耳と心を貫かれるような気がした。
「あなたといられるなら、確かにそう言いました。貴方が少々酔っているのは関係ありません、ケネス」
「……な、どうして……」突然の告白に、嬉しさよりも戸惑いが先立つ。目の前の少女が泣きそうな顔になった。
「いけませんか? 好きな人と一緒にいたい、と願うことは」
目も眩むような言葉。彼女の顔がまともに見られない。心臓はずっと早鐘のように打ち鳴らされている。
(夢、じゃ、ないよな…。俺、魔物にでも惑わされてるのか…?)
生来の慎重さが災いして、ケネスの口から余計な一言が漏れた。
「いや、そうじゃなくて、その……俺、ポーラはあいつのことが好きなんだとばっかり…」
445_882:04/09/20 11:57:29 ID:5KDysqz5
「あいつ?…ああ、かわいい女の子の膝枕で寝ている、我らがリーダーのことですね?」
その光景を思い出したのだろう、くすりとポーラは笑った。月明かりに照らされた、その表情に目を奪われる。
「ひ、膝枕か…うらやましい…じゃなくて。あいつがラズリルを追い出されたとき、一緒に来てたから…」
「このままではいけないと思ったから。あんな形で、大切な仲間を失うのはとても嫌だったから。…それに、」
言葉を一度切って、ポーラは伏せていた顔を上げた。真っ直ぐな瞳がケネスを射る。続きの言葉が出るまでの数瞬が、永遠のように感じられる。
「…力になりたかった。全てを捨てて、彼と共に海に出る貴方の」
 彼の無実を最後の最後まで訴え続け、刑の撤回のために奔走していたケネス達は、当時の騎士団の中で完全に浮いてしまっていた。陰口も相当叩かれた。
ー自分が正しいと思ったことに、力を尽くして何がいけない?
こそこそと悪口を言ったり、保身を進める手合いは、この一言で切り捨てた。まともに相手をする時間すら惜しかった。
正しいと思うもののために、信じているもののために自分の全力を尽くす。それがケネスの生き方だった。
 だから、彼とともに海に出るのにも、ためらいはなかった。それが今自分のすべき事だと思ったから。
唯一の計算違いは、そう考えた人間がもう一人いたこと。ましてやその人は、憎からず想っていた相手だったのだから−
「貴方達を悪く言う人と、私はともに戦えないと思った。嫉妬や憶測から生まれた悪意を、さも事実のように語るような人々とは」
当時のことを思い出したのか、ポーラの顔に悲しみと怒りが宿る。
「ポーラ…」
「…今まで仲間だった人に、どうしてあんな言葉が吐けるのですか? 友達を庇うことは、そんなにおかしなことですか? 」
「俺は気にしちゃいないさ、もう過ぎたことだから…」
「静かに刑を受け入れた彼の気持ちや、庇いつづけた貴方の気持ちを想像しようともしないで…!! どうして…?!」
「ポーラ! いいんだ、もういいんだ…!」
珍しく錯乱するポーラ。抱きしめた彼女の頬には、流れつづける涙。風と月明かりが彼女を静めるまで、ケネスはじっと待った。ほんのりと果実酒の香りがする。
(ポーラも酔ってるんだな。だから…)だいぶ唐突ではあったが、彼女の告白は嬉しいものだった。
455_882:04/09/20 11:58:57 ID:5KDysqz5
 ラズリルを一緒に脱出する前からの、気の合う仲間の一人ではあった。騎士団に入ろうとした理由は知らないが、人間社会の中で相当苦労してきたのは良く分かった。
我慢して、ひっそりと、目立たないように。悪い意味で、人との衝突を避けるような振る舞いが、出会った頃の彼女には顕著だった。
そのせいで誤解が生まれることもあった。異種族というだけで、好奇や嫌悪の視線を向けるものもいた。
 幸いにも、よき親友のジュエルの影響ー『悪影響』などという口の悪いのもいるがーで、彼女は変わっていった。
自分の意見を口にすることや、意志を貫くことを怖がらなくなった。ゆるぎない芯の強さと、春の海のような穏やかさ。短所は見事に長所に転化し、彼女を輝かせた。
ー自分が、その輝きから目が離せなくなっていたのは、何時の頃からだったか。
「…俺は、自分のやるべきことをやってただけだ。無実の罪に問われる奴を、放って置くわけにはいかないだろう?
 だがあんな状況じゃ、騎士団にいるままでは限界だと思った。だから一緒に行っただけさ、大した事じゃない」
「……自分も、帰る場所をなくしてしまうのに……?」
「無実を証明して、ラズリルに帰る。いつもそうやって励ましあってただろ? 気休めで言ったつもりはなかった、一度も。」
「…そう、でしたね。忘れるところでした」
 顔を上げる。涙で濡れた瞳に、愛しい人が映る。ずっと一緒にいたけれど、こんなに近くで顔を見るなんてできなかった。
友情に厚く、、間違いを正す事を恐れない彼の姿は眩しかった。自分には真似できない、なんて思ってもいた。
親友のおかげで自分は変われたけれど、嫌われたくない、失敗したらどうしよう。昔の自分が顔を出し、はじめの一歩が踏み出せなかった。
さあ、言葉を伝えなくては。酒精の魔法が解けてしまう前に、全てを伝えなくては。
「貴方が、好き、…です。勇敢で、優しい、貴方が。」一言一言に、心を込めて。
「…ありがとう。俺も、君が、…好きだ。」珍しく、彼の顔が真っ赤だ。きっと自分もこんな顔色になってるんだろう。
大きな満月の元、向き合う瞳がお互いを捕らえた。もっと近くに、もっと側にいたい。ー月光の魔力は、二人を次の段階に進ませようとしていた。
465_882:04/09/20 12:00:00 ID:5KDysqz5
 愛しい人の、頬の涙の跡に気づき、ケネスはそっと手でぬぐった。その手をとり、ポーラは口付けて頬擦りする。
「暖かいですね、ケネスは。ずっと触れていたくなってしまいます」
「…俺もだよ、ポーラ。もしも君が許してくれるなら…」
ポーラの両手を取って、自分の両手で包み込むように握り締める。淡い金色の瞳を見つめて、精一杯言葉を紡ぐ。全身の勇気を総動員して。
「今夜ずっと君に触れていたい。一時間でも一晩でも一日でも一生でも、君の許す限り一番近くにいたい」
止まらない心、普段の彼にはない性急さ。気おされたかのように、ポーラの瞳が一瞬揺らぐ。しかし、二人の思いが一つになるまで、そう時間はかからなかった。
「えっと。…お手柔らかに、お願いしますね?」降り注ぐ月光の中、ほんのりと目元を染めてポーラが答える。
(…………!!)とどめの一撃、完敗、撃沈、理性の崩壊。そしてエンジン全開。今後の…いや、今夜の戦略が一瞬で組みあがる。
「ポーラ、ちょっとごめん。…よっと!」
「え? あ…きゃっ! 」
膝の下と脇の下に手を入れ、ポーラを一気に抱え上げる。俗に言う「お姫様だっこ」の体勢だ。
「あ、あの、ケネス?いったいなにを…」夢から覚めたような口調で、ポーラが慌てる。
「大丈夫。俺の言う通りにしてて…」
耳もとでそっと囁いて、そのまま耳に口付ける。真っ赤になる恋人を抱えつつ、暴走特急の行く末や如何に。

宿の主人は、屋根裏の小部屋に二人を案内した。ベッドと小さな机・戸棚と、姿見だけでいっぱいになるような小さな部屋。
「気分が悪くなった女の子を介抱したい」の一言が利いたらしい。何時もは従業員が寝ているらしい部屋を、特別に貸してくれた。
「本当に、助かります。…どうも、宴会で飲みすぎたらしくて」
ぐったりと目を閉じたポーラを、一つきりのベッドの上にそっと横たえる。枕元の椅子に、ケネスは腰掛けた。
475_882:04/09/20 12:01:27 ID:5KDysqz5
「そいつは大変だ。薬、お持ちしましょうか?」
「いえ、おかまいなく。一晩寝れば大丈夫だと思いますから。本当に、ありがとうございます。それでは…」
ドアの閉まる音。鍵のかかる、小さな金属音。遠ざかってゆく主人の足音。よく聞き取れないくらい小さくなった辺りで…
「…なんだか、申し訳ないですね。私たちのために」ぐったりとしていたはずのポーラが、明瞭な声で話し出す。
「いいさ、使わないとかえってよくないって言ってたからな。…まさか本当にうまくいくとは…」
大切な今夜のために、一かばちかケネスは賭けに出た。彼女と自分の願いを叶えるために、ベッド一つを確保するのが急務となったから。
(まああれだ、非常事態って奴だったからだ、うん。ポーラが飲みすぎてるのも嘘じゃないんだから)
 やはりどこかで良心が咎めるらしく、自分自身にケネスは必死で言い訳していた。くい、と袖を引かれ、ベッドに上半身を起こしたポーラと目が合った。
「…ケネス?」
「あ、ああ。ちょっと待って」
念のために宴会中も装備していた部分鎧を外していく。ブーツを脱ぎ、剣も外した。一つ深呼吸して、寝台の上の彼女に覆い被さるような体勢をとった。
「…お待たせ。」そのまま、軽くキス。ふわふわの甘い感触を惜しみつつ、一度唇を離した。
金色の目がゆらゆら揺れる。彼女の瞳には、自分はどのように映っているのだろう。
深く抱きしめて、今度は長いキス。少し開いた唇から、舌先をするりと進入させる。軽くたじろぐポーラの体をしっかり抱きしめ、口の中をじっくり愛撫する。
「ん、ん…」
甘い声にこっそり目を開けると、彼女の顔が間近にある。何かに耐えているような表情をもっと乱したくなって、服の上から胸に触れた。
「んっ…」どうにも恥ずかしいらしく、ケネスの手から必死に体を離そうとする。耳朶を軽く噛んで、びっくりさせたところで一言。
「駄・目。俺に任せて」
片手と胸で押さえ込んで、抵抗なんてさせない。胸だけでなく、背中・脇腹・腿などなど。手当たり次第に触って、彼女の呼吸を乱すことに全力を尽くす。
「う…うう…んん、はぁ…はああ、やっ…」
たまらず口から漏れた、蜂蜜のように甘い声。もっと甘い声が欲しいから、もっと先に進もうと決めた。
抱き起こして、一気に服を脱がせる。そのまま下着も剥ぎ取って、さらさらしたシーツに横たえる。
485_882:04/09/20 12:02:36 ID:5KDysqz5
透き通るような白い肌、乱れた髪。軽い快感の余韻に浸る愛らしい顔。月明かりが差し込む部屋の中、ポーラの姿態は幻想的ですらあった。
「…綺麗だ。すごく」人並みな感想しか出てこない。語彙の少なさがもどかしい。どれだけの言葉を尽くしても、この美しさはは語れない気がした。
「…ずるい。ケネスも…」恥ずかしくなったらしく、半身を起こしてポーラがしなだれかかった。囁く声は耳を撫で、
一枚一枚、落ちてゆく服。細い指がケネスの体をかすめ、その度に裸に近づいていく。
「なんだかくすぐったいな。わざとか?」
「わかってしまいました?…仕返しです。とっても恥ずかしいのに、じっと私を見ているから…」
「見とれてたんだ。あんまりきれいだから」下着一枚になったところで、ポーラの手が止まった。
「…男の方って、本当にこんなふうになるんですね」
下着の上からでも、はっきりと形の分かるケネスの分身。もうちょっと控えめになれないもんか、おい。
「…まあな。こういう場合、この状態じゃないと使い物にならないし…って、ポーラ、ちょっ…!!」
会話しながらも最後の一枚を床に落とし、ストローでも咥えるかのような躊躇のなさでポーラは口淫を始めた。
 ひやりとする床にひざまづき、ベッドに腰掛ける状態になったケネスの股間に顔を埋める。長い耳だけがひょこりと飛び出し、顔の上下に合わせてゆらゆらと揺れる。
大きく膨らんだ先端部が咥えられ、そのままちゅうっと吸い上げられる。可憐な唇にゆっくりと、己が分身が飲み込まれていく様は、なんだか自慰の時の妄想でも見せられているかのようだ。
ちゅぷ、ちゅぷ…ちゅるる。ちゅっ、ちゅっ…月光の差し込む部屋の空気に、淫靡な音が融けては消える。
「う…あ…くっ…ポーラ、…もっと、セーブして欲しいんだが…」
「ん…駄目です。私に任せてください。…もっともっと、気持ち良くなって…」
一瞬顔が上がり、唇と先端との間に唾液の糸が光る。獲物を捕らえて放さない、蜘蛛の糸のように。
清楚な美貌の中に、妖艶さが垣間見えた気がして、ますます興奮する。
ー先ほどの酒宴にて、女性としての諸先輩方より『男性との肉体的恋愛に関する経験則とご高説』を賜わった。色とりどりの顔色を浮かべつつも、その場にいた女子メンバーはしっかりと知識を蓄えた。
まさか、すぐに実践することになろうとは…。
495_882:04/09/20 12:04:10 ID:5KDysqz5
 ケネスの気持ち良さそうなポイントを確認しながら、ポーラはゆっくりと顔を上下させていた。ぎこちないのはご愛嬌、止まらない愛情でカバー。
時には舌先で先端を穿ったり、横笛でも吹くようにくわえてみたり。自分の手でいじってみることも忘れない。
くちゅくちゅ、くちゃくちゃといやらしい音は止まらない。
純粋に、ケネスが気持ちよくなるためには自分がどうしたら良いかを、ポーラは一生懸命探っていた。そして…
「く、くっ…うっ、うぐっ…ポーラ、ポーラ、ちょっと、本当に、やば、ぃ…うおっ!!」
「?! ケネス?!」思わず顔を上げる。その顔に、白い飛沫が勢いよく飛びちった。反射的に目を閉じた、ポーラの顔と手に、たっぷりとと青臭い液体が飛び散った。
何が起こったのかとっさに理解できず、呆然とするポーラの肩に、荒い息をつく恋人の顔が乗る。同じく白い体液塗れの彼の分身は、予想以上の攻撃に「一閃」を喰らっていた。
「…だから、セーブしろって…俺、しばらくぶりだったし…いきなりそうくるから…」
「……………ええと、もしかして、私…気持ちよくさせすぎてしまいました?」
「正解。……特別賞として」息を整えながら、手元にあったタオルでポーラの体を拭く。ぐったりしている我が分身も拭いて、腿を跨がせるようにしてポーラと向き合う。
「君にも、とことん気持ちよくなってもらう。…簡単には眠らせない」
返事を待たずに、胸の頂点に吸い付いた。跳ね上がる体を押さえ込んで、もう片方の胸も揉む。両方の突起が固くなるまで、そう時間はかからなかった。
「きゃあっ! あ、ああ…ああっ! はあっ…!」
意外に弾力のある膨らみ。舌先と指先で、二つの頂点をとことん苛めた。短く甘い叫びが連続して、二人だけの部屋に響く。
「はあ、うん、ん、んん、うんっ! はっ、や、やああああ…。」
「…そんな声、初めて聞くな」
「……!! あたりまえでしょう! もう! いぁっ、は、はあああ…んん!」
「怒ってる声も、笑ってる声も、泣いてる声も、気持ち良さそうな声も。全部まとめて可愛い」
優美な長い耳に、ゆっくり囁く。その声にまで感じているらしく、切なげな吐息が漏れる。
505_882:04/09/20 12:05:20 ID:5KDysqz5
「でも…今は、気持ち良さそうな声がたくさん欲しい。だからもっと、俺を感じて…」
耳朶、頬、首筋、鎖骨、胸。抱き締めて、密着して、たくさん口付けて、背中もくすぐって。
一々蕩けるようなため息と、ひくひくと体の震えが伝わってくるのがたまらなくいとおしい。
 変化に先に気づいたのは、ポーラのほうだった。彼の腿に跨っているから、彼女の秘所は腿にぴったりと押し付けられる格好になっている。
その部分がたまらなく熱い。なんだか湿っている気がする。というか、『濡れて』いる気がする。
気になりだせば止まらない。彼の愛撫に身を任せ、ゆらゆら体が揺れるたびにそこから鋭い刺激がやってくる。
「んっ! ああ、はあっ! あっ、あっ、ああっ…」
「……ポーラ、ちょっと我慢して…」
抗議の声をあげる間も無く、今度は後ろから抱き締められる格好になった。素早く閉じようとした両足は、ケネスの両足を跨いで大きく開かされる。
「ケネス、お願いですから、やめて…恥ずかしい…」
「さっきの体勢だと、できないことがあるって気づいたんだ。…大切なところが可愛がれない」
「!!! ケネス、待って、お願い…ああっ! 」
ーぴちゃ、くちゅり。抵抗をかいくぐり、秘所に辿りついた指先に、とろとろとした感触がまとわりつく。
「…こんなに、なってたのか…」ポーラの全身に、痺れるような快感が広がる。丹念に丹念に、秘所を愛撫する指先。充血して、ふっくらとした感触の花弁をかき分け、更に周囲を探る。
「ひあ、あ、は、お願い、です、そんなこと、んっ! 言わない、で…」
柔らかな突起を探り当てたので、そっと指で撫でてみる。一際大きな嬌声が漏れたのに気を良くして、ゆっくり何度も撫でてみる。
「ぁ、はああ、は、あぁん、っっ…ケネス、もう、やめて…ひあっ!」
「わかった、やめる」
拍子抜けするくらいあっさりと、指先が止まった。汗ばむ体をベッドに投げ出し、ポーラは一息ついた。いや、つこうとした。
仰向けにされて、足は開かされて、ケネスの顔が真正面にある。ちゅっと唇を吸われて、にっこり笑顔で彼は一言。
「…でも、さっきのお返しはさせてもらうぞ」逞しい手で膝を一杯に割り開かれて、彼の顔が秘所へ降りてゆく。ちゅ、と敏感な突起が吸われた。
515_882:04/09/20 12:06:36 ID:5KDysqz5
「あああ! だめです! そんな…ところ…はあっ!」
「さっき君もやってただろう? これでおあいこ。…じゃないな、まだ駄目だ」
とくとくと蜜が流れ出す泉に、ゆっくりと指が差し込まれた。思っていたよりもスムーズに指は飲み込まれ、内壁に刺激を与える。
じゅるじゅると突起や淫らな蜜を吸い上げる音が大きく響き、ポーラは今すぐに『静かなる湖』を発動したい衝動に駆られた。
もっとも、快感に脳内が完全支配されたこの状況で、それだけの大魔法に集中するなんて無理な相談ではあったが。
「…駄目?…なんで…んあっ」半泣きになりながら、それでもポーラが問い掛けた。
「まだ君に、上り詰めてもらってないから」慎ましい突起が甘噛みされた。その刺激がきっかけになり、ポーラの体が大きく震えた。
「ぃあああああ! あああ! ぁああああああああああああ!!」
嬌声というより絶叫。叫びが響く間、彼女の体は何度も震えた。荒い息をつく体を、落ち着くまでケネスは何度も撫でた。
「…すまん、ちょっとやりすぎた」
「はぁ、は、…意地悪なんですね、案外」ちょっぴり拗ねた声。可愛い…と呆けそうになる自分を押さえて、念のために聞いてみる。
「…嫌いになったか?」
「いいえ。大好き」今度はポーラから、唇が押し付けられた。頬やら胸やら、手当たり次第に。嬉しさに放心状態になって、ちょっとの間されるがままになってから。
ーもう一度、仰向けになったポーラにのしかかる。
「…痛かったり嫌だったりしたら、我慢しないでちゃんと言うんだぞ」
「はい。でも…こういう我慢は、悪いことじゃない気がします」
「それでも、だ。俺が『意地悪』なのはよーくわかったろう? …やり過ぎて、君を傷つけるのはいやだ」
「大丈夫ですよ、私と貴方なら。…ね? 」左手がきゅっと握られた。なんでそんな笑顔ができるんだ。その『ね?』は反則だ…。
 固くなったものを潤い豊かな入口にあてがう。ぐ、と腰を進めると、先端だけが潜り込んだ。左手に爪が食い込む。
「ポーラ? 痛かったら…」
「…いた、い、です。でも、平気…」
全くもって平気そうじゃないが、彼女の意思を尊重することに決めた。…きっと俺達なら、『大丈夫』だ。
ゆっくりゆっくりと、体内へと自分自身を納めてゆく。とんでもなくきつくて狭い。進行するのも一苦労だ。
525_882:04/09/20 12:07:54 ID:5KDysqz5
蕩けるような快感の中、一番最後まで怒張が収まると、たまらずポーラが抱きついた。
「…ほら、『大丈夫』でしょう?」痛みを堪えるような表情で、愛しい人は微笑んだ。
「ああ、その通りだな。…ちょっと動くよ」
ゆっくりと腰を引いて、もう一度奥まで進む。繰り返される痛みに気を失いそうになったが、ポーラは必死で耐えた。
耐えているうちに、先ほどの愛撫で目覚めた快感が甦ってきた。痛みは薄れ、再び快感が体を支配する。
「…ん…」わずかな変化を聞き逃がさず、少しだけ抜き差しを速めた。声だけでなく、体にも顕著な反応があった。
「…ぁあ…んん…は…はぁ…」ちゅく、ちゅく…秘所から再び、粘着質な音が漏れてくる。ケネスは沸騰しつづける欲望のままに腰を動かした。
「あ、ぁあ、はああ、はっ…ケネスも、気持ち良いのですか…? 」
「気持ち…っ! よくなけ…りゃ! こんな、に、動かない…くっ! もう、痛くない、か…?」
「ええ、もう、へ…平気…ぁあっ!」
両手でケネスに抱きついて、ぴったりと腰を合わせてくる。彼女の中は非常に狭く、全身が吸い込まれそうだった。
 快感に震える華のかんばせ。それを乱しているのは、俺。普段の彼女とのギャップに、ケネス自身がますます固くなる。
剛直は恋人の膣内をえぐり、擦り、突き上げ、ますます淫らに染めあげる。
「んっ! あ、ああ、ケネス、ケネス…! 私、わたし、もう…! 」
「俺も…だ! ポーラ、一緒に…!!」
悲鳴のような声があがる。絶頂が近づくにつれて、二人の体が震えだす。力の限り腰を動かし、顔中にキスをする。
真っ白な手が頬にかかり、熱烈に唇が合わさった。舌が激しく絡み合い、狂熱が一段と燃え盛る。
「んん、ふあ、ああ、ああ、ケネス、ケネス! ああああっ!!」恋人の名が呼ばれた瞬間、ぎゅうっと締まる入口。
「ー!!! うっ、うおおおおおっ!!ポーラぁっ!! 」
一際強く腰が打ち込まれ、剛直が体内で勢いよく爆ぜた。「一閃」されたときの比ではない量の白濁液が注ぎ込まれ、逆流した分がシーツに薄赤いシミを作る。
恍惚に震え、ケネスを抱き締めて放さなかった繊手がゆっくり解ける。そっと分身を抜き出し、余韻に浸る恋人の隣に倒れこんだ。
535_882:04/09/20 12:09:12 ID:5KDysqz5
…おずおずと、でもぴったりと寄せられる愛しい人の裸体。どうにか呼吸を整えて、横になったまま向き合った。
「…大丈夫か?」なんだか照れくさくて、見当違いな気遣いが出てしまう。ついでにそっと抱き締めた。
「ええ。…でも、ちょっと心配なことがあって…」
勢いあまって中で出しといて何だが、『危険日』だの『妊娠』だのという単語が脳内を駆け巡る。
…俺も男だ。ほんのちょっとばかし酒の勢いがあったとはいえ、こうなった以上腹を括ろう。
「…心配なことって? 」
「いえ、あの…明日の朝、どうしましょう? この宿にも、この近辺にも、たくさん人…いますよね? しかも知り合いばかり」
普段通りの冷静なポーラが、淡々と事実を告げる。…そこまでは考えてなかった。
「誰にも見つからないように船まで帰るのは、大分酷だな。『手鏡』でもあれば話は別だが…」
「いつもどおり、彼が持っていますからね。ここから出たら、歩いて下まで行って、船に乗せてもらうしかありません」
その状況を想像して、恥ずかしそうにポーラがうつむく。我らが連合軍には、噂好きの子雀達・下世話な話が大好物の海賊達・おまけに新聞屋までいるのだから、このことが広まるまで時間はかからない。
…しばらくの間、祝福という名のからかいに耐えなければならない日々が続くだろう。
(でも、ま、いいか…)うつむいたままの少女を抱き締め、にっこり笑ってこう答えた。
「大丈夫だよ、俺と君なら…な?」
甘い甘いキスの後、ゆっくりと二人は眠りに落ちていった。

545_882 おまけ:04/09/20 12:15:54 ID:5KDysqz5
元ねたわかりにくくてスマソ。わかった人はルルノイエで僕と握手。

♪girls in trouble!! GEN-SUI Four〜♪
「うっひゃあ、二人とも大胆すぎ!! 告白からいきなりそこまでいっちゃうぅ?!」
「…少々酔っていたとはいえ、ちょっと急ぎすぎました。でも、後悔はしていません(にっこり)」
「あーも−幸せ者は勝手にしてて。…ところで、随分酔ってたみたいだけど、どんだけ飲んだの?」
「みなさんが美味しい果実酒をつぎつぎ勧めてくださったので…ええと、
 杏酒、梅酒、桃香酒、茉莉花酒、苺酒、サンザシ酒、檸檬酒、白葡萄酒と赤葡萄酒。
 珍しいものだと菊花酒、苔桃酒、サルナシ酒、カナカン産のミカン酒やユズ酒もあったと思います」
「…うわーすごー…もちろん、全部一杯ずつよね? 」
「いえ、どれも美味しかったので…一瓶ずつ。あ、杏酒と梅酒と赤白の葡萄酒は二瓶ずついただきました。
 もう少し飲みたかったのですが、まわりの皆さんに止められて…」
「…そりゃ止めるわ…なんであの程度しか酔わないのよ…」
「彼女の母もまた酒豪だったそうだ。人間との飲み比べで勝ってしまい、『エルフのイメージが崩れる』と言われて村を追い出されたそうだ…」
「…ポーラ酔い潰せるような人間は、なんとなくだけど、あと160年ちょっとしないと出てきそうにない気がする…」
♪It's Punishment Time! GEN-SUI Four〜♪

ついカ(ry
というわけで、投下させていただきました。
前スレでのモエハナ(5_925様ご忠告感謝いたします)で一気に盛り上がったので書いてみました。
次回作なんですけど…コスプレネタってみんないやかなあ…。
55名無しさん@ピンキー:04/09/20 13:11:17 ID:YCXHhm3p
 グッジョブ! 
コスプレネタって……ケネス×ポーラのッ!?
565_882:04/09/20 13:29:32 ID:5KDysqz5
>>55
すいません、誤解(驚愕?)させてしもうて。登場するのは別の人です。
ついでにいうと、激しく馬鹿ネタです。…なんか、4様って、「悩める性少年」ネタが似合う気がする…。
57名無しさん@ピンキー:04/09/20 18:49:15 ID:glpro7oW
ケネス×ポーラGJでした!
酒豪なポーラたんにハァハァ・・・・今更ながら、この2人イイですね。
次プレイの際はケネスとポーラで行こうと思いまつ。
58名無したちの午後:04/09/20 20:29:12 ID:UVVaCCQN
今度は主ポーラをプリーズ
595_882:04/09/21 01:26:06 ID:n5SmP5IT
一本書きあがったんですが、だいぶ問題作。
・コスプレネタ
・エロ激しく薄目
・しかも馬鹿(4主が)
幻水4ネタなんだが…ここに落として平気?
6030:04/09/21 02:03:36 ID:LhBtx3nx
ぐっじょぶ!でしたー。ケネスとポーラって似合いますね。
4様は好かれてるけど愛まではいってない、って感じの人が多そう。
私も変なものが思いついたので、投下させていただきますねー。

本拠地内の一室、美しき元市長の執務室の前に、僕は来ていた。
ある計画と、彼女たちに対するプレゼントを携えて。コンコン。ドアを軽くノックする。

「はい、どなたですか。」
「僕です、リオウです。ちょっと用事がありまして。」
「リオウ殿?すぐに開けますね。」
僕が答えてから間を置かずに、ドアが開けられる。
開けたのは僕に答えていた女性ではなく、異国の装束に身を包んだ剣士だ。
「こんにちはー、テレーズさん、シンさん。」
「はい。こんにちは、リオウ殿」
「・・・・・。」
部屋の主、テレーズさんと挨拶を交わす。やっぱり声も綺麗だなぁ。
それに対してシンさんの方は無言。おいおい。僕はここの軍主やで。
もしかして僕の計画に気づいたか?いやいや、雰囲気は隠せているはず。

「今日はね、いつも長時間働いていているテレーズさんのために、
ハイ・ヨー特製のチョコレートケーキを持ってきたんですよ。」
「え?私にですか?そんな、リオウ殿自ら・・・」
うんうん、軍主じきじきの贈り物ってことで、恐縮してくれてるな。ここでもう一押し。
「テレーズさん、グリンヒルから来て以来、働き詰めでしょう?
甘いものを食べれば、疲れも取れます。たまにはこんな時間も必要ですよ。」
「は、はい。ありがとうございます。いただきますね。」
テレーズさんは、嬉しそうな笑顔になって、奥からティーセットや皿を持ち出してくる。
そうだよね。逃げてきたという負い目を優しく気遣われては嬉しいはず。
うーん、僕ってなんて優しい軍主。隣に立つシンさんも、少し警戒が解けているようだ。
「それじゃあ、いただきましょうか。あ、もちろんシンさんもご一緒に。」
61名無しさん@ピンキー:04/09/21 02:05:45 ID:LhBtx3nx
机に3人分のケーキやお茶を並べ、椅子に座ってお茶会の開始。
「「いただきます。」」
僕とテレーズさん、それと無言のシンさんがフォークで同時にケーキを口に入れた。
その途端、2人の動きが止まる。バタンガチャン。シンさんの方は、机に崩れ落ちた。
テレーズさんの方は、椅子にもたれかかったまま気を失っているようだ。
「どうかされたんですか?お二人とも。」
どうなったかは分かってるんだけど、一応確認してからでないとね。
僕は席をそっと立つと、2人の口に手をやり、息をしていることを確認した。
ナナミ特製チョコレートケーキ。
人を殺すこと「だけ」は無いナナミ料理だから、2人とも呼吸はしている。
「この世にはね、毒に対して耐性を持っている人間もいるんだよ、シンさん♪」
ナナミと僕以外の人間は、ナナミ料理を食べると正気を保てなくなる。
シンさんの方は突然の訪問者からの差し入れに対して警戒心を持っていたようだが、
その訪問者が差し入れに同時に口をつければ警戒は和らぐ。
まして、僕は一応軍主だ。目の前で毒見をするってわけにもいかないしね。
倒れている従者の油断に感謝しつつ、僕はテレーズさんの体を横抱きに抱えた。
にゃー!なんていいかほり。グリンヒルから持ってきたシャンプーかなー。
この地方には珍しいサラサラの金髪は腕にかかるし。もう欲情してしまいそうだよ。

さて、ナナミ製チョコレートの特殊効果、
「軽い混乱と興奮」に陥ったテレーズさんは、どんな姿をさらしてくれるかな?

(多分続く。続かせてもらうと嬉しいな。)
62名無しさん@ピンキー:04/09/21 04:44:40 ID:966ZwLKF
>>61
続き激しくキボン
63名無しさん@ピンキー:04/09/21 09:50:34 ID:6n7fR7sg
>>59
とりあえず見せてくれ。すべてはそれからだ。
64ターニャ×アグネス1:04/09/21 15:30:39 ID:hn+b+9PR
「ちょっと、ターニャさん!!」
本の整理に勤しんでいたターニャに、アグネスが怒りを隠そうともせずに
声をかけた。
「何ですか、アグネスさん?」
「何ですかじゃないでしょう!?
またあなたエレノア様の・・・」
大声で責めるアグネスを、ターニャが制す。
「ここは図書室ですよっ。
・・・話なら、他でしましょう。」
そう言うとターニャは、腰のポケットから
鍵を取り出した。
「これ、私の部屋の鍵です。
本の整理が終わったら行きますから、部屋で待っててください。」
アグネスは刺々しい表情でその鍵を受け取る。
「わかりました。待ってるから、早くしてもらえるかしら。」
「はい。では、後ほど。」
バタン!!と大きな音を立て、アグネスは図書館を出て行った。
―うふふ、上手くいったわ・・・−
背後でターニャがほくそ笑んでいることに、
アグネスは全く気がつかなかったのだった。

65ターニャ×アグネス2:04/09/21 15:31:33 ID:hn+b+9PR
―まったくあの娘ったら何を考えてエレノア様に
近づくのかしら!一度きつく言わなくちゃ・・・−
「怒っています」と書いてあるのでは、と勘違いされそうな
表情で、アグネスは船内の廊下を歩いていく。
「ここね、あの娘の部屋は。」
鍵を開け部屋に入ると、アグネスは言葉を失った。
―なにこれ、本ばっかりじゃない−
さほど広い部屋ではないが、四方の壁全てが本棚に
なっている。その上、床には棚に入りきらない本が積まれていた。
―図書室よりも多いんじゃないの?−
呆れ半分、感心半分で周りを見回しながら、
部屋の真ん中に置いてある机の椅子に腰をかける。
「・・・ん?」
周りから机に視線を落としたアグネスは
初めて机の上の紙束に気付いた。
―何かしら、これ・・・−
何気なくその紙束を手に取り、ページをめくってみる。
「な、何よこれ!」
アグネスが手に取った紙束には、どのページにも
口には出せないような卑猥な文章が綴られている。
―これ、印刷じゃなくて手書きしたものよね・・・
 ってことは、ターニャが書いたのかしら・・・−
見てはいけないと思いながらも、
視線を外すことができない
―ダメよ、もしターニャが入ってきたら・・・
 こんなものを見ていたのがバレたら・・・−
と、その時、ドアの開く音がした。
66ターニャ×アグネス2:04/09/21 15:32:45 ID:hn+b+9PR
慌てふためいたアグネスは、とっさに紙束を手に持ったまま、
机の下に隠す。
「お待たせしました・・・あれ?」
ターニャは何かに気付いたようだ。
「ななな何かしらターニャさん。」
いかにも、何か後ろめたいことがあります、と言わんばかりの
反応にターニャは内心苦笑していた。
「いえ、・・・あのー、この机の上に置いてあった
 紙の束、知りませんか?」
「ししし、知りませんけど?」
―嘘が下手ねえ・・・。この娘、本当にエレノア様の
 弟子なのかしら・・・−
「そうですか、じゃあ本の中にでも紛れたのかしら・・・
 それで、お話って・・・?」
「そ、そうね、お話だったわね。まあ、その・・・」
アグネスが話を始めると、ターニャが突然立ち上がった。
「そうだ、お茶でも入れましょうか?」
ターニャの提案にアグネスも同意する。
「そ、そうね、頂けるかしら。」
―お茶を飲めば、冷静になれるかも。
 そうすれば、いい考えも浮かぶわ・・・−
自分の手の中の「秘密」をどうするか、
いまだにアグネスは決めかねていた。
「ちょうど特製のお茶っ葉が手に入ったんですよ。」
棚から小さな袋を取り出すと、お湯の入った
ポットにさらさら、と入れた。

67ターニャ×アグネス4:04/09/21 15:34:09 ID:hn+b+9PR
「このお茶、赤月帝国から取り寄せたんです。」
「そ、そうなの。よく分からないけど・・・」
「あら、お茶はお嫌いですか?」
「そういうわけじゃないけど、詳しくはないから・・・」
そんな話をしているうちに、お茶も入れ終わったようだ。
「赤月帝国では有名なお茶なんですよ。
 どうぞ。」
「へぇ・・・。じゃあ、頂きます。」
アグネスは早速カップに口をつける。
「うっ・・・結構苦いんですね・・・」
「あら、そうですか?甘いお茶の方が良かった
 かしら・・・」
「いえ、そんなことないれふ・・・。
はれ?なんらかくひが・・・」
そういえば、ターニャはまだお茶に口をつけていない。
―まずい!これ、毒茶だ!−
「有名なお茶なんですよ。『ぬすっと茶』という
名前で・・・
あら、もう眠っちゃったかしら・・・」
アグネスの手から、紙の束がばさり、と落ちた。
68ターニャ×アグネス5:04/09/21 15:34:55 ID:hn+b+9PR
―ん・・・あれ、私、眠って・・・ここは・・・−
「あら、お目覚めですか?」
―・・・そうだ、私、ターニャの部屋で・・・−
アグネスはやっと全てを思い出した。
ターニャの部屋で毒茶を飲まされたことを。
「ちょっとッ!!どーゆーことよッ!!」
アグネスはベッドから飛び起きようとする。
が、手か動かない。そして足も。
「あんまり暴れると、縛ってある手や足が痛くなりますよ。」
アグネスの手足は、ベッドの四隅にしっかりと括り付けられている。
「それよりも・・・」
ターニャは紙束を取り出した。
アグネスも見覚えのある、あの紙束。
「これ、やっぱりアグネスさんが持ってたんじゃないですか。」
「それは・・・でもッ!こんなことまでしなくても
 いいじゃない!勝手に見たことは謝るから、だから、
 早く縄を外してよッ!」
激昂するアグネスに笑いかけながら、ターニャが声をかける。
「ふふっ、暴れるから、可愛いおっぱいがぷるぷる揺れてますよ。」
その言葉で、アグネスはやっと気が付いた。
―あれっ?私、服着てない−
そんなアグネスに構わずに、ターニャは言葉を続ける。
「それに、私は別に怒ってるわけじゃないんですよ。
・・・ただ、私の小説を読んで感じちゃったアグネスちゃんに、
ちょっとサービスしてあげようかな、と思って。」
69ターニャ×アグネス6:04/09/21 15:35:42 ID:hn+b+9PR
「・・・だ、誰が感じてんのよッ!服返せバカッ!!」
アグネスの言葉を聞いたターニャは、ベッドに歩み寄る。
「可愛いんだから、バカなんて言っちゃだめですよ?
 それに、これでも・・・感じてない、って言うつもりですか?」
そう言うと、アグネスの秘唇に指を這わせる。
「ふぁっ・・・」
謀らずも声が出てしまった。
―な、なんで!?何でこんなに簡単に感じちゃうのよ!?−
「まあ、これが小説のせいか、それともお茶に混ぜておいた
 媚薬のせいなのか、分からないけど・・・。」
指先に付いた粘度の高い液体を眺めながら、ターニャは呟く。
そういえば、体が熱い。
―うう、おまたがじんじんする・・・−
「な、何でこんなことするのよお・・・」
「うふふ、可愛いからよ・・・」
そう言いながら、またアグネスの秘唇に指を這わせる。
「あっ・・・んんっ・・・」
「ふふ、いい声ですねえ・・・可愛い・・・」
「可愛い」と言われて、アグネスは体だけでなく、
顔まで熱くなってくるのを感じた。
「もっと・・・アグネスさんの可愛い声・・・
 聞きたいわ・・・」
そう言うと、ターニャはアグネスの胸に舌を這わせる。
乳首の周りから首筋、脇の辺りまで・・・
70ターニャ×アグネス7:04/09/21 15:36:47 ID:hn+b+9PR
「あっ・・・やっ・・やめてぇ・・・
 もう・・・許して・・」
「でも、可愛い乳首がツンって立ってるわよ・・・」
たしかに、ターニャの愛撫をうけ、アグネスの乳首は立っている。
しかしターニャが舌を這わせるのは乳首の周りだけで、
その乳首自体はなかなか責めてはくれない。
―もう、おかしくなっちゃう・・・焦らさないで、
 乳首をなめて欲しい・・・−
口を開くと、そんなことを言ってしまいそうで、
アグネスは唇を噛みしめる。
「ここが舐めて欲しい、って自己主張してるわねえ・・・」
自分のはしたない考えを見透かされたようで、アグネスの頬は
羞恥に紅く染まった。
「そんなことな・・・ふぁっ!」
アグネスの精一杯の反論の最中に、ターニャはその乳首を
口に含んだ。
「ああっ・・・んっ・・くっ・・・ふあっ・・・」
快楽に頭を支配され、反論を続けることができない。
「ああっ・・・もう・・・ホントに、やめてっ・・・」
「やめてもいいの?ココはもっとして、って言ってるみたいだけど・・・?」
そう言いながら、ターニャは指をアグネスの下半身のほうへ
伸ばした。
71ターニャ×アグネス8:04/09/21 15:39:32 ID:hn+b+9PR
「あらあら、ちょっとおっぱいを舐められただけで、
こんなに濡れちゃったんですか?
 アグネスさんは淫乱ですねえ・・・」
そう言うと、アグネスの愛液で濡れた自分の指に、
舌を這わせる。
「おいしい・・・胸を舐められた位でこんなになるんだから、
 ここを直接舐めたらどうなるのかしら・・・」
―やめて欲しい、でもやめないで欲しい・・・−
「そんなこと・・・されたら・・・
 ホントに・・おかしくなっちゃうぅぅ・・・」
「うふふ、おかしくなってもいいんですよ・・・」
そう言うと、ターニャはアグネスの股に顔をうずめた。
「はぁぁぁっ・・あんっ・・・そんなのっ・・・ダメぇぇっ・・・!」
先ほどまでとは段違いの快楽が、アグネスを襲う。
ちゅぅぅぅぅ・・・
「ふあぁぁぁっ・・・・!」
秘唇から頭の先までを駆け抜けるような刺激に、
いっそう声が出てしまう。


72ターニャ×アグネス9:04/09/21 15:40:16 ID:hn+b+9PR
「ふふ、クリちゃんを吸われるのがお気に入りみたいね。」
そう言いながらも、指でアグネスを苛めるのは忘れない。
「じゃあ、もっと吸ってあげるわ・・・」
ちゅうっ、ちゅうっ、ちゅぅぅぅ・・・
「はっ・・・やっ・・・やめてぇぇぇ・・・
 アタシ・・なんか、もう・・・ダメぇぇぇ・・・・!」
「イきそうなの?」
ターニャの問いかけに、アグネスはこくこくと頷く。
「いいわよ。イっちゃっても。」
そう言うと、今までで一番強く、クリトリスを吸った。
「あ、ああぁぁぁっ・・・!」
アグネスの体が細かく震える。
「イっちゃったのね?」
しかし、アグネスはこの問いかけに答えることができなかった。

73ターニャ×アグネス10:04/09/21 15:41:07 ID:hn+b+9PR


「うふふ、お楽しみはこれからよぉ・・・」
ターニャが何かを持っている。絶頂の余韻に浸っていた
アグネスの目には、ぼんやりとしか映らない。
数秒して、アグネスの目にも「それ」が
はっきりと映った。
その物体は、男性の局部そっくりだった。
「そそそそそれは無理ッ!!!」
それを聞いたターニャは、何をいまさら・・・といった
表情だ。
「何言ってんのよ・・・生娘じゃあるまいし・・・」
「・・・き、き、生娘だわよッッ!!!」
ターニャの目が、はっきりと点になった。
「・・・え・・・、初めて、だったの・・・?」
「あ、あ、あ、当たり前じゃないのッッ!」
しばらくの沈黙の後、
「あ、あははは・・・ごめんねぇ・・・」
「・・・笑い事じゃないでしょおおおお!!!!」
船内に、アグネスの怒号が響いた。



後日談であるが、この一件の後、この二人が
しばしば一緒にいるところを目撃されている。
周りの仲間たちは、「なぜあの犬猿の仲の二人が・・・?」
と、不思議そうに話していたという・・・。
74名無しさん@ピンキー:04/09/21 15:46:56 ID:hn+b+9PR
以前予告していたターニャ×アグネス、
やっと投下できました。
駄文ですが、楽しんでいただければ幸いです。
75名無しさん@ピンキー:04/09/21 18:26:49 ID:q9nTo5/o
アグネス最高
76名無しさん@ピンキー:04/09/21 18:27:13 ID:q9nTo5/o
アグネス最高
77名無しさん@ピンキー:04/09/21 21:59:01 ID:VQYZOVTT
アンネリーたん(;´Д`)ハァハァ
78名無しさん@ピンキー:04/09/21 22:50:07 ID:smZkCNRy
>>64ー73
GJ!!
なんかこう、「ちょっと行き過ぎた女の子同士のアソビ」っぽい雰囲気がよいです。
二人とも、病み付きになってなきゃいいんだけど(w
79名無しさん@ピンキー:04/09/22 00:16:29 ID:r+2sfyD1
>>78
感想レスサンクス
そう言って頂けると、書いた者としても嬉しいっす。
80名無しさん@ピンキー:04/09/22 07:28:35 ID:nNUycYOl
キター!
この2人好きなので(´Д`;)ハァハァでつた
815_882:04/09/22 20:38:14 ID:YmMDeLlN
投下いたします。4様とミレイの…馬鹿でコスプレなネタ。
嫌いな方は全速力でスルーをお願いいたします。

〜愛とエプロン〜

「フォー様、はい、あーん…」
「あー…んぐっ?! 」
ー目の前の少女は、素っ裸にフリルたっぷりの胸当てつきエプロン一枚(もちろん白)、と言う出で立ちだった。
なぜにそんな事がわかったのかといえば、胸の辺りの、…その、ピンクの頂点がしっかり浮き出ていた。
ふっくらとした胸が、ぐいっと胸当て部分を押し上げているのが横から見て分かってしまうし、豊かな丸い尻も見えている。
可愛い声につられて口をだらしなく開けてしまったが、あんまりにあんまりな状況なので椅子から転げ落ちた。
「な、ななな、なんでそんな格好…」
「え? 男の方の夢だ、とお聞きしたんです。『裸エプロンであーんして』は」
「いったいどこの男の…ま、いいや。嬉しいんだけど、正直目のやり場に困るから、きちんと服着てくれないか…」
とりあえず自分の上着を着せ掛けようとすると…じわ。目の前の少女の瞳に涙が浮かぶ。
「はい…申し訳ありませんでした…。私、またフォー様を困らせてしまいましたね…」
しくしくと泣きながら、普段の服に着替えるべく。…彼女は、たった、一枚、身に、付けて、いた、物を、床に…
「どわあああああっ! だから裸になるなって!! …あれ?」
気が付けばいつもの船室、見慣れた天井。…夢落ちですか、そうですか。
(夢だったのならあれこれしとけば…痛っ!)
一瞬不謹慎なことを考えた天罰かと思ったが、そうではなかった。頭が割れるような痛み。全身に残る気だるさと疲労感。部屋に充満する酒の匂い。
ー人それを、「二日酔い」と呼ぶ。この結果に至った過程を、ゆっくりと思い出してみる。

 発端は、タルが大物のカツオを釣り上げたこと。フンギに調理してもらい、そのままこの部屋で宴会モードに突入した。
メンバーはガイエン時代からの仲間達、総勢5名(ただし男子限定)。女子2人はなにやら用があるとかで不在だったので、「野郎同士の飲み会」と相成った。
 気心の知れたもの同士、酒が回るのもテンションが上がるのも下世話な話題に移行するのも早かった。
ーそうだ、あんな事を主張しだしたのは、確かタルだった。
825_882:04/09/22 20:40:00 ID:YmMDeLlN
「だぁらよぉ、さっきからいってっだろ? なんでお前等は『裸にエプロン』のよさが分からないんだよっ!!」
「いや、そういう趣味というか、嗜好というか…人それぞれだから…なあ? 」困ったように同意を求めるケネス。他の三人も首を縦に振る。
「だってよー、想像してみろや? 一日の仕事を終えて、自分が家に帰ってくると、可愛い彼女がそんな格好で三つ指ついてお出迎えだぞ?
 そんなん見ちゃったら即座に疲れも吹っ飛ぶしそのまんまその場で押し倒して…」
「…余計疲れるんじゃない? それだったらおれ、その格好のまんまで一緒に晩飯食うよ。こう、『あーんして』とかやってもらったり…」
「やっとわかってくれたかー!! フンギ、おまえってほんっとーにいい奴だな!! 」
妙にテンションが上がり、固い握手を交わすコックと最年長者。熱い抱擁まで交わし合っているのはどうなんだ。
「あ…それなら僕も、ちょっと分かる…。いいよね、可愛い女の子が、可愛いエプロンしてるのって…。
 実家にいたとき、メイドの子とか見てドキドキしちゃって、何度手をつけそうになったことか…」
(がんばれジュエル、負けるなジュエル)発言者以外の、4人の心が一瞬だけ一つになった。
「本人が似合うものを着てれば、それで良いんじゃないか? べつに服装に拘らなくても…」
「んじゃケネス、お前ポーラがそういうことしてたらどうなんだよ? 嬉しかぁないのか?」
ー仕事を終えて帰ると、夕食の香りが玄関まで漂ってくる。『お帰りなさい、ケネス』
 頬を染めて迎えてくれる、大切な恋人。その姿は素肌に真っ白な装飾過剰気味のエプロン一枚と言う、お約束過ぎて笑いそうなー
「…………………………………………いい、な…………………………………」
(いいのか?!)めったに見られない、アレでナニな妄想中のケネス。清楚で慎ましやかな彼の恋人の真ん前に、この顔を突き出してやりたい衝動に一同は駆られた。
「そういや、フォーはどうなんだ? ん?」
ついに矛先が回ってきた。さて、自分の意見はと言えばー
835_882:04/09/22 20:41:30 ID:YmMDeLlN
「…自分を喜ばせるためにそこまでしてくれる、ってのは素直に嬉しいよ。でも、その格好で料理したり他の家事したりするのは絶対に危ないから、そういう意味でやめて欲しい」
「…妙に冷静だな。つまらん」手にもったグラスから、ぐいっとラム酒を呷る。もう何杯目なんだそれ。
「人に意見聞いといてその反応もどうかと思うよ、タル。確かにその格好で料理は辛いよなあ。…んじゃ、料理のときはちゃんと服着ててもらって…」
「終わってからいそいそと服脱いで、帰りを待ってくれるのか。…なんか激しくやらしいな、その光景」
「うわ…確かに。実際にあったら洒落にならないね、それ」
なんだか、自分の発言が新たな妄想の火種になっているようだ。…みんな好きだよなぁ…。
 そのあともずっとこんな調子で会話が続き、酒が切れたところでお開きになった。風呂にでも入って酒を抜こうかとも思ったが、結局そのまま寝てしまった。

で…冒頭のような夢を見てしまったわけだ。にしても、あの少女の顔、どこかで…
とんとん。控えめなノックの音がした。
「フォー様、もう起きていらっしゃいますか? ミレイです」
「…ああ、えっと、さっき起きた。…今、何時?」
「もうお昼ですよ。お腹空いてませんか? バムさんにお料理を習ったので、自分で作ってみたんです。
 …その、もしよろしければ、試食していただけないかと…」
涼やかな声のボリュームが、ほんの少し落ちる。言われてみれば腹が減っているし、彼女の差し入れをありがたくいただくことにした。
「ちょうど良かった。今空けるから、中入って」きっと両手は塞がっているだろうから、こっちからドアを開けなくてはならない。
「はい!…失礼します」かちゃりとドアが開く。そこに立っていたのは、お盆を両手で持ってにっこり笑顔のー
ーえ?
 太い肩紐には、天使の羽のように整えられたフリル。鎖骨のすぐ下まである大きな胸当ては、豊かな膨らみをしっかり納め、色気を程よくセーブしている。
腰紐はきちんと縛られて、膝上丈のスカート部分がふわふわと優雅に広がり、女性らしい丸みをきちんと覆っているようだ。いつもしているヘアバンドの代わりに、レースつきのカチューシャまでご丁寧に装備している。
首にはおそろいの真っ白なリボンを結び、愛らしさをパワーアップさせている。
845_882:04/09/22 20:42:37 ID:YmMDeLlN
 タルがいたら、文句なしで太鼓判を押しそうな程、ミレイにはその装束ーエプロン姿ーがよく似合っていた。
問題なのは、そのエプロンが覆っている部分以外がすべて、綺麗な肌色だと言うことであって…!
「お加減が悪いと聞きましたので、おかゆを作ってみたんです。お口に合うかどうか分かりませんが…あの?」
目の前の少女が、小首を傾げる。思い出した。朝見た夢の中の少女も、こんな格好で…こんな声で…こんな顔だった。
彼女の動作に我に返り、次の瞬間パニックに襲われた。
(その格好はまずいだろっ!! おいっ!! )
「急いで中に入って!! 速く!!」
「…? は、はい! 」
お盆を引ったくるように受け取り、慌てて机上に置く。なるべく彼女のほうを見ないようにして手を取り、入口最奥の席に座らせる。
自分はその向かい側に陣取り、開いたままのドアもきちんと閉めた。ここまでの時間、1秒足らず。
これで、急に誰かが来訪しても、多少時間が稼げる。しかしなんでこんなことに…。
「あ…あの、やはりご迷惑でしたか? 私…」
「いや、そうじゃなくって! むしろ嬉しいんだけど困ったと言うか…心の準備が…」
ぶつぶついうフォーのことが多少気になったが、とりあえずミレイは『嬉しい』の言葉が出てきたことに感激してしまった。
ほかほかと湯気を上げる椀をフォーの前において、薬味や小鉢を並べ、お茶の準備もする。
「昨日は、皆さんと盛り上がってらしたんですよね? フンギさんにお聞きしました」
「…うん、大分盛り上がった」おかげで彼女が直視しにくい。机に額をつけて、うめくようにしか答えられない。
まさか『食事だけおいて着替えてこい』なんていえない。…そこまで無粋じゃないし、そこまで聖人君子じゃない…。
「たぶん二日酔いになってるだろうから、まともに食事できないだろうっておっしゃってて。
 それで、この間習ったおかゆ、作ってみたんです。これなら食べやすいかと思って…」
「…ありがとう。助かる」本気でありがたかった。腹は減っているものの、如何せん胃袋が食物摂取に乗り気になってくれない。
食欲をそそるいい香り。準備を終えて、席についたミレイがエプロンを脱ごうと−
855_882:04/09/22 20:43:56 ID:YmMDeLlN
「!!! ちょっと待って!! 」
「は、はい? どうかなさいましたか?」
「え、いや、あの…そのエプロン、脱ぐの?」
「ええ。…何か不都合な点があるんでしょうか…」ありだ。大有りだ。この状況でんなことされたらー先にミレイのことを『食べて』しまいそうだ。
「……ミレイ。あの…エプロン、着たままで食事にしない? その…すごく良く似合ってるから、脱がれちゃうのがもったいないかなーなんて」
効果覿面。その言葉にミレイは顔をほころばせ、紐を解く手を止めた。
「!!! ありがとうございます! …このエプロン、バムさんにいただいたんです。ケヴィンさんから昔プレゼントしてもらったとかで…」
「へえ…そうなんだ…」やっぱり顔を直視できず、軽く俯きぎみのままで粥を啜る。味はお世辞抜きで美味いが、フォーの脳内はもうそれどころではなかった。
(何で…この状況で、何時もと変わらずに会話できるんだ…)夢で見た光景がまざまざと甦る。
ー胸の辺りの、…その、ピンクの頂点がしっかり浮き出ていた。
ーふっくらとした胸が、ぐいっと胸当て部分を押し上げているのが横から見て分かってしまうし、
ー豊かな丸い尻が全部見えてしまっている。
直視できないから、以上の光景を確認できたわけじゃない。『確認』しちゃったら最後のような気がする。
だからかえって回想と妄想だけが先走り、悪循環が止まらない。
ー『フォー様、はい、あーん…』
ー…彼女は、たった一枚、身に、付けて、いた、物を、床に…
ー料理のときはちゃんと服着ててもらって…
ー終わってからいそいそと服脱いで…
考え出したら止まらない。目の前の美少女(しかも飛び切りの)による脳内妄想ショウ。
 エプロンして料理して(その光景だけでも一見の価値ありだが)、完成してから服を脱ぎだす。
よくよく考えるとかなり大胆な普段着を脱いで、下着(たぶん白)も躊躇なく脱ぎ捨てて…普段着からして体の線を堂々と見せているから、裸体の想像はしやすい。
しみ一つない(だろう)きめ細やかな肌。出るところはしっかり出て、くびれるべき部分はしっかりとくびれた抜群のスタイル。
ふっくらとした双丘、その頂点は可憐なる桜色(希望)。すべすべとして柔らかそうな腰から腿にかけてのライン、すらりと伸びる両脚。
865_882:04/09/22 20:45:58 ID:YmMDeLlN
 それから、今来ている可愛らしさ満点のエプロンを着用。見ごたえのある胸を胸当て部分にきちんと押し込んで、きゅっとくびれた腰で紐を結ぶ。
腰部分のリボンはひらひらと、きれいなお尻の下まで伸びている。前掛け部分はしっかりと…その。一番見せてはいけない部分をきちんと隠せる丈。
揃いのカチューシャとリボンもついでに装備すれば…天下無敵の『裸エプロン』フル装備の完成。世の男どもに等しく『魅了』の効果つき。
 そんな格好のままで、れんげで粥を一すくいして、柔らかそうな唇を尖らせて息を吹きかける。それからおもむろに自分に向かって、
『はい、熱いですから気をつけて下さいね? あーん……』
…あ、胸元が見える。きれいな桜色の頂点も、思わず手を入れたくなりそうな谷間もばっちり拝見できる。ちょっと目線を外すと、程よい肉付きのお尻も見える。
触りたいのはぐっと堪えて、特別な給仕をありがたく頂戴する。…お粥も良いけどミレイもね。食事が終わったらゆっくりと…。
(…って違うだろっ!!)全力で妄想を振り払い、自分自身の正直すぎる生理的反応に涙しつつ。
(まずいって。俺も一応男なんだよ? なんでそんな格好で来るわけ?! …それとも…伝説に聞く『据え膳』て奴なのか?)
ちらりと目を上げると、視線が合った。にっこりと微笑みかけられて、ますますどーしたらいいものか分からなくなる。
その後もほのぼの&悶々とした会食が続き、皿が空になったところで。
「それでは私…失礼しますね」食器をてきぱきと重ねて、ミレイが席を立った。
「ええっ?! その格好で帰るの?!」フォーも席を立った。引き止めるように両手をつかむ。そいつはいくらなんでも生殺し…じゃなくて。他人に見られたらどうするんだ?!
「え、ええ…食器も洗わないといけませんし…」ちょっと残念そうな声に聞こえたが、それもきっと自分の脳内変換だろう。
「あ?! ああ、そっか…そうだよね…」あたりまえの返答に、あたりまえの言葉しか返せない。
(このまんま帰らせたら、彼女が他の奴にどんな目にあうか分かったもんじゃないし…そうだ!)
「…ちょっとまって。お礼に部屋まで送るから」荷物袋から取り出したのは−『またたきの手鏡』。

875_882:04/09/22 20:46:52 ID:YmMDeLlN
「ふぁあああああ…眠いなあ…」
第2甲板通路にて、大きな鏡の前に立つ少女。転送魔法の達人、ビッキ−である。
眠気のせいでゆらゆらと揺れる意識の中、彼女の目の前に一組の男女が降り立った。
「ビッキ−! ミレイの部屋までテレポート! 大至急っ!!!」
「え?! あ…はい! それっ! 」
寝ぼけながらも、やることはやってのけるビッキ−。さすがは達人。
「…ん? 今、フォーさんと…誰かな? 女の子と一緒だったみたいだけど…あれっ?」
転送した後で気づいた。ほんの少し、ほんのすこーしだけ目測を誤った気がする。部屋の中に飛ばしたのは確かなのだけれど…。
「…んー、ま、いいやー。…それにしても、眠いなあ…」
まどろみの中に、再びビッキ−の意識は溶けていった。

(…なんで、今日は悪い方向にしか進まないんだ…)
ビッキ−の魔法は、時々失敗して、とんでもない事態を引き起こす。ジーンさんが言っていた通りだ。
ミレイの部屋には確かに到着した。…彼女のベッドの真上、人一人分くらいの高さの場所に。二人と食器は幸いにも寝台に受け止められたので、たいした損害はなかったのだが…。
「……………………………」
「……………………………」
ミレイと向き合う体勢で、転送されたのが良くなかったらしい。自分の手が、彼女の両肩をベッドに押し付ける格好で着地してしまった。
華奢な肩。力を込めたら、そのまま崩れてしまいそうなほど。お互いの吐息が顔をかすめる程に、縮まった距離。
 目の前の女の子は、自分を見つめたまま硬直している。髪がちょっと乱れて、石鹸のいい香りが鼻をくすぐる。
髪と同じ色合いの煌めく瞳。すっきりとした鼻梁。ふっくらとした唇。細くて白い首筋。胸元は落ちたときの衝撃で、着衣が乱れて…え?
885_882:04/09/22 20:48:12 ID:YmMDeLlN
「…………うわわわわっ! ごめん!」
慌てて手を放し、ミレイを開放する。真っ赤になった顔を背けて、ベッドに腰掛ける。
「……いえ、平気です……」
ちょっと呆けたような声が返ってきた。多分今のショックから立ち直ってないんだろう。事故とはいえ、2・3発ひっぱたかれても普通文句は言えない。
「いや、本当にごめん! そんなつもりは…あれ?」
ちょっと乱れた胸元から除くのは、ミレイの普段着と同じ色の布。…あれ?何か自分は、とんでもない考え違いをしていたのか…?
「ミレイ、あの…そのエプロンの下って、何着てるの?」
「何、とおっしゃられましても…エプロンですから、普通に服は着ていますよ」
起き上がり、するすると紐を解いて、はらりと真っ白なエプロンが落ちる。…確かに下は普段着だった。
 細い肩紐は、エプロンの肩紐とフリルと首のリボンが上に被さって、臍上の短い上着も胸当て部分に隠れてしまい、下にはいている腿上のショートパンツも、前掛け部分にすっぽり覆われて。
種を明かせばそれだけのこと。装飾過剰なエプロンによって、下に着ている物が見えなかっただけ…。
「……そう、だよね……エプロンなんだから、きちんと服は着るよね……」
そもそも、そうでなければ自分の部屋まで来られないだろう。ましてや恋人でもない男の前でそんな嬉しい格好にはならないだろう。
自分自身の先走る妄想に、己が振り回された挙げ句にこの始末。情けなさすぎて、自分で自分を『罰』してやりたい…。
 ああ、なんだか頭が痛い。全身から力が抜けるようだ。座っているのも辛くって、体が大きく横に傾いた。なんだかミレイが心配そうな顔をしている。
「…様? どうかなさいましたか? フォーさま…」
ごめん、大丈夫だって言いたいんだけど、舌がうまくまわらないや。とにかく頭が痛くって…。
895_882:04/09/22 20:49:24 ID:YmMDeLlN

「…強いて言うなら、知恵熱ですね」
「知恵熱、ですか…」
フォーがミレイの部屋で倒れた、との知らせは瞬く間に船内に広まった。慌てて自室へ運び、幸いにも手の空いていたユウが呼ばれた。
「ええ。長い時間緊張していたとか、頭を使ったとか。とにかく肉体の限界を超えて頭脳が使われた結果、体にダメージが来ている状態です。
 まあ、一日安静にしていれば治るでしょう。薬も必要ありませんね。栄養のあるものをしっかり食べさせてください」
「はい、分かりました。あとは自分達でやっておきます。お呼びだてして申し訳ありませんでした」
「いえ、御気遣いなく…では、お大事に」
ぱたりとドアが閉まり、部屋にはガイエン時代からの仲間達だけになった。部屋の外では騒ぎ声が聞こえる。
皆、心配で駆けつけたのだろう。ユウが「静かにしてください!」などと怒っている声も聞こえる。
「知恵熱ねえ。いったいなんで? それに、倒れてた場所ってのが…その…」思わずジュエルが言いよどむ。
「ミレイさん達のお部屋だそうです。とにかくユウ先生に診てもらおうと思って、ミレイさんが彼を抱えて、『手鏡』で第2甲板へ移動して…」
「…それからその場にいた人たちに手伝ってもらって、ここまで運び込んだらしい」
「んなとこで、何してやがったんだ? こいつ」ぐっすりと眠るフォーの額を、ごつい指が軽く弾く。
「…うーん、もう一人の当事者に聞くしかないんじゃないのかな。ところで彼女は?」
「今、フンギと一緒に食事作ってもらってる。なんだか随分落ち込んでたから、手動かせば気がまぎれるかな、って思ってさ」
「ーなるほどね。ここにも来やすいもんね! ケネスってばやるぅ!」勢いあまって、ジュエルの肘がタルの後頭部をどつく。
「ったっ! 病人がいるんだから暴れるな!」あやうく喧嘩に発展しそうな二人に、ポーラが「お静かに」のサインを送る。
905_882:04/09/22 20:53:05 ID:YmMDeLlN
「…彼女が来たら、僕らは退散しないとね。病人の部屋に人がたくさんいるのも良くないし…」
「馬に蹴られるかもしれないしな。あとはお若い方々だけで、といこうか」
「賛成ー! 邪魔しちゃだめよね〜うん、うん!」
「『面会謝絶』の札を貼っておきましょうか? そのほうがゆっくり休めると思うのですが…」
「…それはちょっとやりすぎなんじゃねえか、ポーラ」

ー仕事を終えて帰ると、夕食の香りが玄関まで漂ってくる。『お帰りなさいませ、フォー様』
 頬を染めて迎えてくれる、大切な恋人。その姿は素肌に真っ白な装飾過剰気味のエプロン一枚…ではなく。
上記のエプロン装備ではあるものの、きちんと服を着ているのが分かる。その姿に一安心して、『ただいま』と告げる。
…しかしにっこりと微笑む少女は、次の瞬間恐るべき選択肢を突きつけてきた。
『お疲れ様でした。お風呂になさいます? お食事になさいます? それともー』
くるりと彼女が一回転すると、服は何時の間にか床に落ちていて、生まれたままの乙女の姿がー
『…ミレイになさいます?』
『…………………!!!!』

ー結局、彼は『知恵熱』で丸二日寝込むことになり、船医殿を大いに慌てさせたと言う。



ミレイの格好を見てて思いついたネタ。かなり強引でごめんなさい。
以前にここにうpしたもの(ミレイひとりえち、ケネス×ポーラ)の続きと思って読んでくれるとちょっと嬉しかったり。
なんか4様ってこんなふうに悶々としてるのが似合いそうで…。
91名無しさん@ピンキー:04/09/22 22:36:01 ID:cw+WczsQ
 なんか文章がノリ良く進んでて凄くイイ!
 

 まぁ、油モノでなきゃ家事も平気でね?
92名無しさん@ピンキー:04/09/23 02:03:42 ID:b1pYWTiX
>>81-90
あんた最高だw
93名無しさん@ピンキー:04/09/23 02:32:08 ID:u3rEFfmC
>>80
レスサンクス。
あんな駄文でよければ、存分にハァハァしてくだせぇ

>>81-90
コスプレって聞いたんで、カラヤの民族衣裳とか、グリンヒルの制服とか想像して勝手にハァハァしてたんですが、裸エプロンでしたか。
グッジョブ!!です!


ついでに、次の予告を。
次はノア×リタを考えてます。レズもの好きなんで…
投下したらぜひ読んでやってください。
945-882:04/09/23 19:26:23 ID:vcQuAUUo
レスくださった皆さんありがとうございます。
>>91
「煮炊きの湯気…水蒸気や火の粉による火傷も結構危険ですよ。
よいこのみなさんはあまり真似をしない方がいいと思います。
お医者様に診せにくい場所に火傷してしまうと大変ですから」
「…実行したんだ、火傷したんだ。妙なとこで大胆だねぇ」
「せっかくのプレゼントですから、正式な作法で着こなさないと失礼だと思いまして」
「どこの国の作法よ?! しかもプレゼントまでするかあのむっつりスケベ!!」
「たしか、ハルモニア神聖国の作法だと非常に真剣な顔で」
「…頭が良いって設定が激しく無駄に使われまくってるわね…」
以上、素直すぎるエルフ娘とその友人による回答でした。(w
95名無しさん@ピンキー:04/09/23 19:36:36 ID:JOrU4BqW
>81-90
GJ!めちゃ良かったハァハァ
主×ミレ最高
96名無しさん@ピンキー:04/09/23 22:14:35 ID:DnC2s2sh
>93
リタマンセー!ぜひお願いします
97名無しさん@ピンキー:04/09/25 01:29:16 ID:3ZczZHFY
ちょっと質問。
リタってラグジーが好きなんだったよね?
98名無しさん@ピンキー:04/09/25 11:18:51 ID:FsLtXJPq
>97
特にそういう設定はない。
リタポンの時にいかさましたのは悪かったとは言ってたけど。
私がゲームやった限りでは4が好きだったような印象だけどな〜…。
99名無しさん@ピンキー:04/09/25 12:03:39 ID:3ZczZHFY
>>98
マジッスカ orz
SSのストーリー考え直さなきゃ(鬱
レスありがとやんした
100名無しさん@ピンキー:04/09/25 15:32:27 ID:YioP2KMs
>99
自分も懺悔見てリタ→ラクジーだと思ってた。
確固たる設定があるわけでもなし、別にいいんじゃね?
101名無しさん@ピンキー:04/09/25 16:22:46 ID:8gQRN2es
>>99
子供同士で仲が良い、って程度だと思うけど
別にイインジャネ?
102名無しさん@ピンキー:04/09/25 17:06:00 ID:1DGn95Sz
むしろ見たいから、そのままで
103名無しさん@ピンキー:04/09/26 06:35:13 ID:asbtHGWO
じゃ、もうそのまま書きます。
104名無しさん@ピンキー:04/09/26 22:13:49 ID:RMCyefd5
ゴウカーン物、書きあがったら落としてよい?
犠牲者は4の美少女窓職人。
105名無しさん@ピンキー:04/09/26 22:56:30 ID:asbtHGWO
>>104
ぜひ落としてくれ
106名無しさん@ピンキー:04/09/26 22:58:13 ID:E6Pcn4X5
104>ハアハアしながらお待ちしてます。
107名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:18:21 ID:cTXl3xES
待ってます。ハァハァ

密かに4主ポーラ萌えだ。
108名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:40:47 ID:L6Y6lQ/1
>104
ちんこ出して待ってます
109名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:48:30 ID:RMCyefd5
激しく痛い物になりそうだから、のんびり期待せずに待ってくれい。
110名無しさん@ピンキー:04/09/27 20:32:05 ID:Wsbsn9hQ
age
111名無しさん@ピンキー:04/09/28 00:23:43 ID:1xWdDIh/
>108のちんこをそっと握りたい
1125_882:04/09/28 20:18:11 ID:0b4MqAKS
では、投下します。ナタリー強姦もの。苦手な方はスルーよろ。

〜雨の島〜

「あの…以前、どこかでお会いしませんでしたか?」
窓職人の少女が、小首を傾げて質問した。百戦錬磨のくのいちは、一刹那程の逡巡の後、こう答えた。
「……人違いじゃないのかい? ずっとあたしは人目を忍んで仕事してきたからねえ」
「そうですか…ごめんなさい、変な事言ったりして」
「気にしなくて良いさ。それじゃ」
くるりと踵を返し、女忍者は音も立てずに歩いていく。窓職人の少女ナタリーは、その後ろ姿をじっと目で追っていた。
(…なんでだろう。あの人に、とてもお世話になった気がする…)遠い過去か、近い過去か。自分は、彼女と深く関わった気がしてならない。
(…忘れてしまえばいいのさ。あんなことは…)女忍者のケイトは、己の未熟さに歯がゆさを感じて仕方がなかった。…まさか、自分のことを覚えているなんて。
ーそれは、一つの悲劇。未だ雨の止まぬ、北の島での惨劇。

「お腹空いた…」降りしきる雨の中、一人の少女がとぼとぼと歩いていた。窓職人の技を持つ、ナタリ−と言う名の少女。
 窓の仕事のためにこのイルヤ島にやってきた直後、島は謎の光によって崩壊した。
街中に身を潜め、クールーク兵による略奪や蹂躙はどうにかやり過ごせたが、次にやってきたのは空腹と言う地獄だった。
いくらか水や保存食は携帯していたものの、尽きるまでは早かった。自分以外の人影が見当たらないこの島で、年端も行かない少女一人が生き延びるのは非常に困難だった。
もう、3日は食べていない。体がふわふわと落ち着かない。井戸を見つけたから水だけは飲めるが、それだけではいつか限界が来る。
ー港のほうなら、何かあるかもしれない。最後の力を振り絞るようにして、ナタリ−は歩いていた。
「おい! そこで何してる!!」
後ろから怒号が聞こえた。びっくりして逃げようとしても、足に力が入らない。よたよたと逃げる彼女の腕を、無遠慮な手が掴んだ。
「…なんだ、ガキか。驚かせやがって…おい、ここで何してた?」
両腕をつかまれ、ぐいと上に引っ張られる。自分の周りを取り囲んでいるのは…クールークの兵士だ。無理矢理爪先立ちにさせられて、か細い声でどうにか答えた。
1135_882:04/09/28 20:21:13 ID:0b4MqAKS
「…お腹、空いたんです…なにか、食べるもの、ありませんか…?」
「逃げ送れか。かわいそうになあ…」慰めの言葉には、しかし嘲笑がしっかりとにじみ出ていた。
「食いもんか。ーいいぜ。宿舎に連れてってやるから、腹いっぱい食いな」
「あ…ありがとう…ございます…」腕を開放されて、思わず安堵でへたり込む。だから、周りを取り囲んでいる兵士の意味ありげな目配せには気づけなかった。

「いやあああああっ!! やめてぇええええええっ!! 」
「がたがたうるせえガキだな。おら、静かにしろや! …噛んだら、殺すぞ?」
「んんっ! ぐぅっ、ふぐっ!! うううっ…」
髪をつかまれ、無理矢理に男の怒張を口に含まされた。首筋に当たっているのは、きっと彼らの持っていた剣だ。
「おら、もっと舌使えや! 飯が食いたかったらよぉ!!」
「んっ…ふむぅん…んぐ…んん…」
涙が止まらない。何度も殴られたり蹴られたりした全身も痛いが、ナタリーの心はもっと痛かった。
宿舎に連れてこられた途端、彼らの態度は一変した。いきなり殴られて、押し倒されて、服を毟り取られた。
気づいたときには遅かった。…兵士達は彼女を使い捨ての『道具』程度にしか思っていない。いや、『道具』のほうがまだましな扱いだろう。
四つんばいにさせられて、自分の性器を露出させた男の股間に、涙でぐちゃぐちゃの顔が押し付けられた。異様な臭気に半狂乱で抵抗すると、無理矢理怒張を咥えさせられた。
「お…こりゃいいや。下手糞だが、なかなか味があっていいねえ…」頭を掴まれて、無理矢理前後にゆすられた。刃が薄く肌を切る感触があって、つうっ…と血が流れた。
「んーっ! んん! んんん!!」苦しさと痛みを訴えても、周りの男達は興奮するばかりだった。
「隊長だけずるいっすよぉ、…俺、犯っちゃっていいっすか?」かちゃかちゃと、金具を外す音がした。
ーそれが、悪夢へのプロローグだった。
「ああ好きにしろ。わしはこれで十分だ…可愛いお嬢ちゃんが、わしのモノを咥えて放さないんだからなあ…」
蕩けたような声が、頭の上から降ってきた。『隊長』とやら大分下種な嗜好の持ち主らしい。
「おや、可愛いねえ。まーだ毛の一本も生えてないぜえ?」ぐい、と尻を割り開かれ、無遠慮な声が幼い秘所を嬲った。
「……!!」自分が最も気にしていることを指摘されて、ナタリーはその場で舌を噛み切りたくなった。
1145_882:04/09/28 20:23:27 ID:0b4MqAKS
「まぁいいや。俺らに抱かれりゃ、ちょっとは女らしくなっかもしれないぜぇ?」ごつごつとした指で秘所をいじられ、全身が粟立つ。
冷たく、ぬるぬるとした感触が秘所とその後ろの門を覆う。…手近にあった、食用油を塗られたらしい。
「ふひゃ…る、るめらい…やめふぇ…」いまだ、口内の怒張は萎える様子がない。彼女が乱されてゆくに従って、更に固さを増しているようだ。
「ああ? なんだってえ?聞こえねえよ…うおらっ!!」
幼さを残した秘所の入口に灼熱の塊が押し付けられ、一気に貫かれた。身を裂かれるような激痛に全身が硬直する。
「!!んぐうううっ!!」
「おおっ! すげえ締まるっ!! 食いちぎられそうだ…うおっ!」
狂ったように腰が打ち付けられる。結合部からは処女の証しがたらたらと流れ続け、やわらかな内腿を赤く染めている。
「んーんっ!んんっ!いらい、いらいいっ!!やめふぇ、やめふぇえええ!」
「こらこら、お口が留守だよ。もっとちゃんとしないと…おしおきだぞ? ほれ!」
頭をつかまれて、喉の奥まで性器を押し込まれた。あまりの苦しさに、呼吸が一瞬止まりかける。
「ーーーー!!ぐうっ!んんんんんん!!んぐぐっ!!」
「だめじゃないか、よそ見をしちゃあ。もっとわしのことも可愛がっておくれ…」
頭を激しく前後させられる。そのせいで、ナタリーの口から卑猥な水音が漏れ始めた。
ジュッブ、ジュップ、ジュボ、ジュポ…その音に、興奮を押さえきれなくなった他の兵士が、彼女の体に次々襲い掛かる。
「あああ、我慢できん! おれのもその可愛いお手手でこすってくれや! おら!」
「先輩、ずるいっすよ!! 俺はこっちのお手手で…おおうっ!」
「ちっちゃい胸だねえ…お兄さんが大きくしてあげるよぉ…いっぱいいっぱい、吸ったり揉んだりしてあげるからねえ…」
「へへへ、ついでに後ろの穴もいじってやるよ。最初はいてぇかも知れねえけど、そのうちこっちだけで天国に行けるようになるからよお…」
大勢の男達によって、ナタリーはありとあらゆる部分を貫かれ、犯され、汚されていた。彼女の全身から、淫靡な音の止まることはなかった。
1155_882:04/09/28 20:31:38 ID:0b4MqAKS
ジュブ…ジュププ、ジュップ、ジュブ…ヌチュ…グチュ、グチュグチュ、ヌチャ…
チュパチュパ、チュパ、チュパ…パン、パン、パン、パン!
(もう…やめて…助けて…やだよぉ…誰か…)彼女の瞳から、徐々に光が失われていった。既に抵抗する気力は失っていた。
(いたいよお…かあさん…とおさん…たすけて…)意識が闇に沈んでゆく。体の表面を這いまわるおぞましい手の感触も、体の奥底を貫く破瓜の痛みも、口の中の男根のすえたような匂いも、すべて別世界のことのように遠く感じ始めていた。
ー彼女の意識を引き戻したのは、男達の言葉だった。
「おおっ、もう俺我慢できねえ!! 隊長、お先にイきます!」打ちつけられる腰が一段と速くなり、菊門内の指も激しく出し入れされる。
「ふう…っ、わしも、そろそろ…一度抜いておこうか…」前後させられていた頭が、ぐりぐりと押し付けられるような動きに変わった。
「はあ、はあ…ちっちゃな、おっぱい、かわいいよぉ…かわいいよおお…」胸を執拗に攻めていた男は、自分で男根を擦り、先端をナタリーの臍に押し付けた。
「はぁ、ふうぅ、もっと…そうだ、もっとしっかり握れ…おおお、おおおっ!」
「おら…こっちもちゃんと握れよ…うう、ううううっ!」左右の手を汚していた男達にも、限界が近づいていた。
(やだ…なに…きもちわるい…どうなるの…わたし…)
「…お嬢ちゃん、いまからたっぷりとコドモノタネを中に注いであげるからな? しっかり受け止めて、ちゃあんといい子を産むんだぜ?」
「そうだ…腹が減ってたんだよな…しっかりわしのも残さず飲むんだぞ…」
「うふふふ…からだ、べたべたになっちゃうけど…そのほうがきっとかわいいよ…」
「そうだな、全身べとべとになっちまうなぁ…さぞかしきれいだろうなあ…」
「あああ、全身セーエキ塗れの美少女!! 早いとこ見たいっすよお!!」
(…え? なに? 今、なんて? …コドモノタネ…こどものたね…子供の種…!!!)
「んうううう!! やらっ! らめっ! らひららめっ! ころもれひひゃう!!」
必死で抵抗するが、全身を屈強な兵士達に押さえられたこの状況では脱出は不可能だった。
1165_882:04/09/28 20:34:43 ID:0b4MqAKS
「もうおせえよ…おら、孕んじまえ!! おらぁ!!」一際強烈に腰が打ち込まれると、体の中に熱い液体が注ぎ込まれた。迸る精液は膣内を駆け巡り、子宮内にまで到達を果たした。
「−−−−−!!!!! んんんんーーーーー!!!!!」まなじりが裂けるかと思うほどに、目が大きく見開かれた。
「くうっ! ほれ、しっかり飲め! 待望の『食い物』だ!」口内に、苦く青臭い味が広がった。喉が焼けるように苦しい。
「く、くうっ! …ふふふ…おっぱいも、おなかも、べとべとに、なっちゃえぇ…」
「は、はあはあ…そら、たっぷりかけてやるぜぇ!! …全身どろどろだなあ…」
「うおっ、はげしすぎっすよお、これ!! おれ、また勃っちゃいそう…」
胸・両手の三箇所でほぼ同時に、びくりと男根が爆ぜた。放たれた熱い液体が、全身をどろどろに汚してゆく。
 すでに涙は涸れ、目の光も消えうせ、白濁液がたらりと零れ落ちる口元は開いたまま。両手と胸にも白く濁った液体が点々と張り付き、赤く腫れ上がった秘所からは薄いピンクの『コドモノタネ』がだらだらと流れ落ちていた。
(…いたいよ、こども、できちゃうよ…)意識を、恐怖と絶望が支配する。生かされても地獄、…このまま殺されたとしても地獄。
「ふう、それでは次は、わたしがここをいただこうかな」
恐怖の時間は終わらない。ぐったりとした体を抱えあげられ、ナタリーは『隊長』と向きあわされた。
腫れ上がりうっすらと血の滲む膣口に剛直をあてがわれ、ずぶりとおぞましい感覚が再び体内を苛む。先ほど注ぎ込まれた精液と破瓜の血が愛液代わりになって、ぐじゅぐじゅと淫音が流れる。
もはや抵抗もせず、涙も見せず、人形のようにかくかくと彼女は突き上げられるままになっていた。
「痛いよ…いたいよ…」搾り出すように、それだけをただ呟きつづける。
「ああ、隊長、ずるいですよ…。じゃあ、僕はこっちを…ちょっと痛いかな?でもすぐに良くなるよお…」
後ろの穴は、冷たくぬるりとした何かに再び覆われた。その直後に熱い塊がぐいぐいと押し入ってくる感触があった。
体の奥を引き裂かれるような激痛に、ナタリーの全身が硬直し反射的に抵抗を始める。手や足がばたばたと暴れ、少しでも苦痛から逃れようとする。
1175_882:04/09/28 20:36:53 ID:0b4MqAKS
「やだっ! やだぁっ! やだよおおおおおっ! 痛い、いたいいたいいたいいいっ!!」
「だめだよ、大人しくしなきゃ…みんな、ちょっと押さえてて」
一休みしていた兵士達が、腕や足を次々に抑えこんだ。押さえ込んだ足や手をしゃぶり、舐め、咥え、愛撫を加え始めるものもいた。
「やめてっ! お願いですから、やめてください!! 痛いのぉ!」
「ごめんね、止まらないや…よいしょっ! やっと入ったよぉ…」
普段は出て行くばかりの器官に、外部からの強引な侵入者が訪れた。激しく苛まれ続ける秘所に続き、菊門からも暴行による血がたらたらと落ち始めた。
「−−−−−−−!!!!!−−−−−−−−−」声無き絶叫。全身を押さえ込まれて、痛みを紛らわせようと暴れることもできない。
「むう、一段と締め付けが強くなった…すぐにも気をやってしまいそうだよ、お嬢ちゃん」
涸れたかと思われた涙を流し、頭と顎をがくがくさせ続けるナタリーの顔に、『隊長』は口付けた。そのまま、べろべろと涙に濡れた頬を舐めつづける。
「気持ちいいよ…君の後ろ、僕をぎゅうっとくわえ込んで放さないんだ…」
後ろの男が、両手で胸を愛撫する。先ほど放出された精液を潤滑油代わりにして、ぬるぬると幼い乳首をこする。可憐な耳朶に貪りつき、舌で耳の穴まで犯してゆく。
 薄皮一枚隔てて暴虐の限りを尽くす二本の男根。どちらの結合部からも、苦しみの徴であるぽたぽたと赤い液体が落ちている。泣き続ける彼女にかまわず、−いやより興奮して−男達は彼女を弄んだ。
「もう泣くのはおよし。本当は気持ちいいんだろう…お嬢ちゃん?」
「そうそう。気持ちいいのならすぐにでもやめてあげるよ。痛がってるほうが面白いからね…」
(−鬼! けだもの!!)心の中で罵声を浴びせる。だが、恐怖で喉からその言葉は出てこない。
そして、「やめてあげる」の声に惑わされ、必死に『気持ちいい』振りをナタリーは始めた。
「ああ…はい、わたし、気持ちいい…です。だから…もう、やめてください…」
精一杯の甘えるような声。無理矢理媚びるような笑顔を作り、懇願をする。その一言に兵士達は却って勢いづいた。
1185_882:04/09/28 20:39:09 ID:0b4MqAKS
「おお?気持ちいいのか、そうかそうか…では、もっと気持ちよくしてあげよう。かわいいお嬢ちゃんのために頑張らねばね…」
「さっき処女じゃなくなったのに、もう気持ちいいんだ? うわぁ、随分淫乱なんだねえ…」
「こりゃいいや。二人とも、がんばってお相手したげな! 俺たちも協力すっからよぉ!!」
「…!! なんで?! だって、やめるって…」
「だって気持ちいいんでしょ? だったらもっと楽しもうよ…ねえ?」きつく耳を噛まれ、痛みが背筋を駆け抜けた。
自分をさらに苦しめるための方便だと、気づいたときには遅かった。体の中の二本の異物は、ますます硬度をまし彼女を傷つける。
じゅぶじゅぶ、ぐぶぐぶと二つの音が耳から嫌でも流れ込む。前後を二人の男に同時に貫かれ、兵士達の手に思いのままに貪られ、ナタリーの体は限界寸前だった。
「もう…やだ…しにたい…よ…」
絶望と厭世に満ちた言葉が漏れた。このまま慰み物になり続けるより、死んでしまったほうがましだろう。
「死にたい? まだまだだよ。わしらが満足するまではな…むん!」
一際強く腰を打ち付けると、再び白濁液が傷ついた膣内に満ちた。収まりきらない分がだらだらと結合部から零れ落ちる。
「そうだよ。もうちょっと僕らに付き合ってよね…ううっ!」
今度は直腸内に熱い液体が注ぎ込まれた。傷ついた内部にどろどろとした粘液がしみて、新たな痛みに襲われる。
「…いたい、よお…しにたい、よお…」
壊れたように呟くナタリー。二本の男根から開放され、床に再び打ち捨てられる。下半身はもはや白濁液にまみれ、性質の悪い春画のような凄まじい光景になっている。
「次! つぎは俺ですからね!!」
「ちょっとは休ませてやれば? ほんとに死んじまうぞぉ?!」
「まあ、そのときはそのときだな。死体が一つ増えたくらいじゃ誰も驚かんよ」
「それもそうですね…んじゃ、いただきまーす」
弱弱しい呼吸を繰り返す少女に、再び暴虐が迫ろうとしたとき。一陣の風が吹き、その場にいた兵士達は全員床に転がった。目を限界まで見開いて絶叫し、喉を掻き毟り、しかし男根からはとめどなく精液を吹き上げつづけている。
1195_882:04/09/28 20:40:40 ID:0b4MqAKS
「里の秘伝、『男殺し』の味はどうだい? 本当はもっと薄めて使うんだけど…こんな小娘相手に本気でサカってるような馬鹿どもにはちょうどいいかと思ってねぇ…」
よくよく見れば、全員の首筋に小さな刀傷がある。声の主の右手には真っ黒な小刀−毒を塗っている証だ−が握られ、左手にはマントに包まれた少女が抱え上げられている。
「ついでにシビレエイの毒も入れといたから、じわじわと体力が無くなってくよ。…どっちの毒にやられて死んじまうのかねぇ…」
楽しそうな口調とは裏腹に、氷のような視線が床の兵士達を一瞥する。自分の精液にまみれ、それでもまだ射精し続ける惨めな男達を。
「まあでも、『死体が一つ増えた』くらいじゃ誰も驚かないものねぇ? この人数じゃちっとは驚かれるだろうけどね…それじゃ、せいぜい頑張りな」
傷ついた少女を抱えた影は、ゆうゆうと入口から出て行く。邪魔な兵士の死体は蹴飛ばされ、仲間の白濁液の中に顔をべちゃりと埋めた。

 ナタリーを助けたのは、忍び装束に身を固めた女性だった。マスクで口元を覆い、皮肉げな切れ長の瞳が妙に印象に残る。
彼女の体を沸かした湯で清め、傷口に薬を擦り込む。最も被害の深刻な秘所や膣内、菊門の内部にまで丁寧に治療が施された。
「あんまり痛かったら我慢するんじゃないよ。こんな傷…すぐに治るさ…」
ゆっくり丁寧に、とろりとした油薬が塗られた。ほんのちょっと染みるような感覚があったが、あの凄惨な暴行に比べればささやかな物だ。
体のあちこち、薬をぬった個所に薬草らしき大きな葉と、さらにその上から清潔な包帯が巻かれ、柔らかな寝台にナタリーは横たえられた。
「もう大丈夫だ。ここはあたしの隠れ家だから、安心してお休み」瞳がほんの少し細くなる。微笑んでいるように見えるのは気のせいじゃないだろう。
「…どうして、わたしを…?」
「…さあね、どうしてだろう。昔生き別れになった妹分に似てる…とでも言えば納得するかい?」
口調は皮肉げだが、彼女の瞳の奥底には暖かい光が見える気がした。
「ごめんなさい。もっと先に言わなきゃいけない言葉があったのに…」
「…? なんだい?」
「助けてくださって、ありがとうございました。すぐにはお礼はできませんけど、いつか必ず…」
1205_882:04/09/28 20:43:03 ID:0b4MqAKS
ナタリーの言葉に、目の前の女性は苦笑した。そしてー
「…じゃあ、いますぐできる『お礼』がある。手伝ってくれるかい?」
「は、はい! なんでもしますから!!」
「そうか。それじゃあ…あたしの目をよく見るんだ…」
(…目を…?)いぶかしみながらも、恩人の言う通りに目を見つめる。ー瞬間、体が動かなくなる。
「−次に目が覚めたときには、今日起きた事を全部忘れてしまうんだ。いいね? あいつらにされたことも、あたしに会ったことも。全ては夢だったのさ」
「え…なんで…」瞼がだんだん重くなる。なぜか、彼女の言葉に抗えない。
「あんまり一般人に顔を知られるとね、まずい人種ってのがこの世にはいるんだよ、お嬢ちゃん」
「でも…わたし…なんにも、お礼、できてないのに…」今にも閉じようとする瞳から、一粒ぽろりと涙が落ちた。
「だから、これがお礼なのさ。『あたしの顔を忘れる』のがね…」
「そんな、そんなのって…」次々に涙が落ちてゆく。目の前の大切な恩人の顔を必死で焼き付けようと、重くて仕方のない瞼をこじ開ける。
「体と心が元に戻るまで、ゆっくりお眠り。あたしも側にいてあげるよ、傷がきちんと癒えるまでは」
そっと頭を撫でられ、頬に優しくキスをされた。それがきっかけとなって、ナタリーの意識は急速に闇へ沈んだ。
(だめ…眠っちゃ…お礼…しなきゃ…)ナタリーの体は、くたりと女の腕の中に倒れこんだ。
1215_882:04/09/28 20:47:25 ID:0b4MqAKS
 次に目覚めたとき、ナタリーは何時もの服を着てベッドに寝ていた。なんだか体のあちこちが痛い気もしたが、傷一つついてない。
確か、食べるものを探してうろうろしていて…多分、この家に潜り込んだのだろう。家主には悪いが、しばらくここに身を潜めることにした。
幸いにも、ここは茶店か何かだったらしく、米や小麦粉、保存食が見つかった。ちょっと切り詰めれば、一月は持つだろう。
その間に、助けが来れば良いのだが…。しかしなぜか彼女の胸中には、「助けはきっとくる」という一種の予感めいたものが宿っていた。
 食事の後にこっそり外へ出て、廃墟となったイルヤの町並みを眺めるのが日課になった。いつか、自分の窓でこの街をきらきらと輝かせてみせる−そんな決意を胸に秘めて。
雨はまだ止まない。でも、降りつづける雨もない。きっとまた、この雨の島にも光が差し込むだろう。

−破壊されたイルヤ島の様子を見に来た同盟軍の船長に、ナタリーが発見されたのは間も無くのことだった。
同じ島で仲間になった女忍者に、『生き残りらしき女の子がうろうろしているのを見た』との情報を得てのことだったという。



以上です。本当は「房中術を駆使してナタリーを治療するケイト姉さん」も書きたかったんだけど、冗長になりそうなのでカット。
そして、攻略本の年齢設定にあわてていくつか修正してみたり。ナタリーたん、19歳だったとは…。
それでは失礼。
122名無しさん@ピンキー:04/09/29 01:31:21 ID:bzgvUXkn
(・∀・)カーエーレッ!!(・∀・)カーエーレッ!!(・∀・)カーエーレッ!!
(・∀・)カーエーレッ!!(・∀・)カーエーレッ!!(・∀・)カーエーレッ!!
123名無しさん@ピンキー:04/09/29 01:48:48 ID:XhHsLFhX
>>121
Good job!
124名無しさん@ピンキー:04/09/29 02:32:21 ID:lPPPtWZC
リタが13歳と判明してしまってはリタ×4主なんて犯罪か…
125名無しさん@ピンキー:04/09/29 13:52:43 ID:F4vCmRcy
>>121
GJ!
126名無しさん@ピンキー:04/09/29 14:15:49 ID:9pRFsUJq
スノウが年上にこっ酷く虐められる話キボン
127名無しさん@ピンキー:04/09/29 20:37:19 ID:8B6JlSGT
相手は誰がよいだろうか。
カタリナ・ジーン・ルイーズ・マキシン・アメリア・グレッチェン・キカ・ヘルガ・ロウフォンなどなどよりどりみどりですが。
128名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:38:54 ID:2QigzEmy
そのへんまとめてまるっと勢ぞろいですよ。
スノウ無限地獄ですよ。
129名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:16:21 ID:Lh3XfZa8
>>124
問題なし!
130名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:21:12 ID:YHFUNTZd
>>127
個人的にはアメリアで。
スノウということはやっぱり「腕が、腕が動かないんです!」?
131名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:27:59 ID:8B6JlSGT
ジーン「そのよく動く舌があれば十分よ…楽しませて頂戴ね…」
とか。
132名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:44:56 ID:iQmhTpp9
マキシン
あっさり風味で。
133名無しさん@ピンキー:04/09/30 07:21:14 ID:YpR3Yyvb
最後はやっぱり丸太をケツにつっこまれるんですよね?
134名無しさん@ピンキー:04/09/30 20:25:23 ID:HTkKEUnv
スノウが死んじゃうぞ。
135名無しさん@ピンキー:04/10/01 18:31:11 ID:YLIDWzov
>>127
コラコラ。
フレア様が入ってませんYO。
136名無しさん@ピンキー:04/10/01 19:42:27 ID:nFywXh0n
流れ脱線すまぬ。
アメリア姉さんで一本書きたいんだが、以下のどっちがより萌えるだろうか。
・遊びのつもりが本気になってしまい激しく動揺しつつもらぶらぶ甘甘。
・終始一貫して「おねーさんが教えてあげる」モード。
相手は…意表をついてタルを想定ちう。変わるかもしれんけど。
137名無しさん@ピンキー:04/10/01 21:40:32 ID:fZ0t2PGV
終始一貫してお姉さんが教えてあげるモードが良い!!!
ちゅう訳でそっちに一票
138名無しさん@ピンキー:04/10/01 21:41:10 ID:i3ms6/2y
前者!
139名無しさん@ピンキー:04/10/01 23:00:32 ID:Rg5la1Df
>>136
アメリア待ってました!
とりあえず後者に一票。
140名無しさん@ピンキー:04/10/01 23:12:47 ID:nFywXh0n
ご意見ありがとうございます。とりあえず後者から書き始めました。相手はスノウです。
前者も書いてみるつもり…。どちらも気長に待っててくれい。
141名無しさん@ピンキー:04/10/02 10:40:13 ID:uk3U9nyr
ヘルムート×キカも考えといてくれ
142名無しさん@ピンキー:04/10/02 23:46:30 ID:GhxIaQnZ
>>141
もしよければ、どこらへんに萌えなのか説明よろ。
その方がシチュや妄想がしやすいので。
143141:04/10/03 09:38:27 ID:Qlcw++mS
萌えとか難しいけど、ガード固そうな強い男張りの女性とおえらいとこの息子てとこが気に入った。
キカを痴女にしてお姉さんが教えてあげる系はどうですか?
例えば、キカは毎日おなにーをして自分を慰めてる。けどプライドが高く、威厳を保つためセク巣をしたいとは
いえずに悶々とした日々を送る。そこに新しく仲間になった口の堅そうなヘルムートを巻き込んでセク巣三昧。
144名無しさん@ピンキー:04/10/03 10:46:44 ID:P1mRSOiU
>143
一部同意。
ハーベイやらシグルドやらを夜な夜な交互に呼んで
事が終わったら帰れとかやってそうだなとは思った。
1455-882:04/10/03 13:04:26 ID:6TMbkI8Y
書きあがったので投下します。アメリア×スノウで、お姉さまモード全開です。
ご興味がございましたらお願いいたします。

〜プライベート・レッスン〜

「…やぁっ!」
「うわあっ!!」
気合一閃。華麗なる翼を持った剣は、青年の剣を弾き飛ばした。慌てて剣を拾おうとしゃがんだ喉元に、鋭い切っ先が突きつけられる。
「はい、あたしの勝ち。…もう少しだったけど、まだ詰めが甘いよ、お坊っちゃん」
「くっ……ありがとうございました!!」
悔しさを堪え、スノウは稽古の相手に一礼する。ただ状況に甘え、困難から逃げることしかできなかった未熟さはもう欠片もない。
 長年の友のフォーに助けられてから、彼は己を鍛えることを第一にしてきた。少しでも早く、かけがえのない友の力となれるように。
騎士団時代の仲間達はもちろん、船内の名だたる戦士・魔法使いに次々稽古を頼んだ。負けることのほうが最初は多かったが、不屈の精神が徐々に勝ち星を増やしていった。
そして、今日の相手は−華麗なる女傭兵、アメリア。
「ふふ、なかなかいい顔するじゃない。その意気があれば大丈夫よ」
「ありがとうございます。でも…まだまだです。少しでも早く、強くならなくては…」
「…健気だこと。一休みしたら、もう一回稽古にする?」
「はい、お願いします!」
目の前の青年は、汗を拭きながら爽やかに微笑んだ。…ふうん、よく見れば結構な美形じゃない。色々あったみたいだからノーマークだったけど、割と好みだわ…。
訓練室の主は、既に本日就寝している。鍵はアメリアが預かり、明日返す手はずだから、今日はこの部屋には二人以外の誰もやってこない。
(…ちょっと、悪戯しちゃおうかしら)アメリアの唇が、妖艶な笑みを作る。獲物を見つけた、蟷螂か蜘蛛のような笑みを。
「はぁ〜、それにしてもあっついわぁ。もうちょっと風が入るといいのに」
シャツの胸元を、これ見よがしにぱたぱたと前後させる。うっすらと汗ばんだ素肌が、ちらちらと彼の目に入るように。
「……あ、あああ、ええっと、そうですね。船だから仕方ないんでしょうけど…」
そ知らぬ振りでスノウに目をやると、やはり自分の胸元に視線を集中させていたようだ。なんて素直な反応。
1465-882:04/10/03 13:06:15 ID:6TMbkI8Y
「ん〜やっぱ暑い! …ね、上着脱いでていいよね? 休んでる間だけでも」
返答を待たず、ぱっと上着を放り投げた。上半身は非常に薄手のシャツ一枚になり、豊満な胸もその頂点もうっすらと透けている。
素っ裸よりもよほど刺激的でエロティックな光景。スタイルの良さを誇示するように、軽く伸びまでしてみたりする。
 あっという間の出来事に呆然と見とれた後、スノウは慌てて後ろを向いて座り込む。
「あ、あの、すいません!! そ、その、…気が利かなくって…」
「あら、なんで後ろ向いちゃうの? …あたしのこと、そんなに見たくない?」
そっと後ろから抱きつき、殊更に甘い声で囁く。胸をぎゅうっと押し付けるついでに、耳に息も吹きかけてみた。
「え、あ、あの…そんなことありません…アメリアさんはとても綺麗です…」
見る見るうちに首の付け根まで真っ赤になる。あんまりに反応が素直すぎて、もっともっと困らせてやりたくなった。
「…ありがと。そんなふうに言ってくれる人、なかなかいないのよね…これはほんのお礼」
え、という声を出す寸前に、彼の唇は塞がれた。薔薇のように紅い唇によって。
 目を白黒させ、この場から逃げ出そうとする彼の頭を押さえて、さらに深くアメリアは口付ける。スノウの唇に舌を割り込ませ、彼の舌や口内を愛撫し、唾液をこくりと飲み込む。
生まれて始めての強烈な刺激に、スノウはもはや逃げ出せなくなっていた。ただアメリアのなすがままに深いキスを受け入れ、彼女のしたように彼女の口内を愛することまでした。
「ん…なかなか上手。いい切り返しだよ」
一旦唇を離し、余裕たっぷりで妖しく微笑むアメリア。対するスノウは、興奮の余り息が上がっている。
「…ぁ、はあ…ア、アメリアさん…どうして…」
「言ったでしょ? 『綺麗だ』なんて面と向かって言ってくれたから、そのお礼」
座り込んだスノウの両腿を跨ぎ、真正面から抱きつく。首筋にそっと舌を這わせ、背筋を赤い指先が何度も撫でる。
「う…はぁ…あ、あの、くすぐったいんですが…」
「くすぐったいだけ? 本当にそれだけ?」
腰をすっと前に移動させ、今度はスノウの股間に尻を下ろす。くいくいと卑猥に腰を前後させると、彼の分身が既に固くなっているのが確認できる。
「こっちの『剣』は、早く鞘から抜かれたがってるみたいだけど?」
1475-882:04/10/03 13:08:37 ID:6TMbkI8Y
喋る間にスノウの腰のベルトは解かれ、下着の中から『剣』が抜き出される。しなやかな指で『剣先』が撫でられると、にちゃ、と粘着質な音がした。
「ぅうっ!! ア、アメリアさん、その…止めてください…」
「我慢しなくていいよ。あたしの体見て、あたしとキスして、あたしが触ったせいでこうなってるんだもん。
 …すごく嬉しいから、気持ちよくなること全部してあげる」
スノウの顔に、ふわりと布がかかる。アメリアは、上着の最後の一枚を脱いでいた。勢いでベルトもショートパンツもストッキングも、非常にセクシーなパンティも脱ぎ捨てる。
「ねえ…口と胸、どっちがいい?」
相変わらず腿の付け根に座り込み、唐突な質問を投げかけてくる。スノウはと言えば、答えるのも忘れて彼女の裸身に見入っていた。
 きめの細かい、吸い付くような手触りの肌。先ほどの稽古と今までの淫戯によってうっすらと汗ばみ、甘い体臭が仄かに立ち上るのも悩ましい。
豊かなバストには、ぴんと立ち上がった薄紅色の頂点。抱き寄せたくなるような柳腰、ボリューム満点のヒップ、引き締まった脚。
そしてその顔には…淫らな笑み。伝説の淫魔サキュバスにも勝てそうなほどの、心も体も理性も蕩けてしまいそうな。
「……ね、聞いてる?」
「あ?! え、ええと、どう違うんですか? じゃなくて、いったい何の…」
「ああそっか、初めてなんだ。それじゃ、どっちもしてあげるね」
言うが早いか、アメリアはくるりと逆向きになって、スノウの股間に顔を埋めた。アメリアの両腿が脇腹に当たる格好になり、彼の目の前には生まれて始めて見る女性の秘所が鎮座ましましていた。
(…こうなってるんだ…僕のとはぜんぜん違うんだな…って感心してる場合じゃ…!)
「まず、口ね」
ぴちゅ。彼の先端に、暖かくて柔らかい感触がまとわりつく。先端からその感触がペニス全体に広がり、また先端に戻り…が繰り返される。
「うぁ、は、はぁ…っ! い、いったい何を…!」
「らふぁらあ、ふひらっれいっられひょ?」
口内に何かを詰め込んでいるような不明瞭な発音。…そうか、そういうことなのか…。
「ア、アメリアさん、そんな、汚いですよ…っ! ううっ!」
「ん…そんなことないよ…スノウ君の、とっても美味しい…」
1485-882:04/10/03 13:09:47 ID:6TMbkI8Y
ちゅ、ちゅ、と軽い音だったのが、じゅぶ、じゅぶとだんだん大きくいやらしい音になる。
ちゅうっと強く先端を吸い上げられ、指先で亀頭を撫で上げられ、下の袋も柔らかく揉まれて。
れろれろと舌先で尿道を攻め、再び口内に納め、喉にまで達する勢いで彼の『剣』を咥え込んで頭を前後させる。。
アメリアの体のせいでよく見えないが、彼女の頭と手が激しく股間で上下しているのだけは確認できた。
その動きが激しくなるにつれ、スノウの中で大きな衝動が湧き上がってきた。−一人で己が分身を静めている時と、同じ衝動が。
「んん、ふう、うん…スノウ君の、大きいから、口が疲れちゃう…」
文句を言いながらも、口と手は彼の分身を苛みつづけ、ぬるぬると粘着質な快感は途切れることがない。
最初のうちは戸惑ってばかりだったスノウも、快楽を求めてただ喘いでいた。
「う、うくっ、あああ…ア、アメリアさん、僕、もう…もうっ!!」
「あは…そんなに気持ちいい? それじゃ、今度は…胸ね」
スノウが達する直前でアメリアは一旦手を引いた。潮が引くように衝動が収まった、次の瞬間。
−ふにゅり。彼の息子は、むにゅむにゅとした不思議かつ心地よい感触の中にいた。
「うわぁ…胸には自信あったんだけど、まだまだだなあ…。スノウ君の先っぽだけ納まらないよ…」
そのまま、ふにふにした感触が上下する。先ほど見た、豊かな胸で挟んで刺激をしているらしい。
「うわ…こっちも、気持ち、いいです…」
「そお? よかった…あたしも、んっ! 気持ち、いいよ…」
口とはまた違う、柔らかで心地よい刺激。たまに乳首がこすれるらしく、アメリアの甘い声が聞けるのも嬉しかった。
−多少の余裕ができたことで、目の前にあるアメリアの秘所の変化に気がついた。赤味が増し、きらきらと光るものが腿まで垂れている。
(…触ってみようかな)さっきからの仕返しのつもりで、そっと表面をなぞる。びくりと腰が動いた。
「!!ひゃんっ!!」
「…ここ、気持ちいいんですね?」
逆襲が上手くいったのに気をよくして、何度も繰り返しそこを撫でる。その度に腰がくねり、腿に垂れる液体の量が増してゆく。
「…やだ、焦らさないでよ…指、そこに沈めて、中に挿れて、もっと、強く掻きまわして…ああんっ!」
1495-882:04/10/03 13:11:02 ID:6TMbkI8Y
アメリアのねだった通りに、秘所の中へと指をのばす。ちゅく、と僅かに音がして、スノウの指が割れ目の中に沈む。
加減がわからないので、じっくりじっくりと上下させ、『入れる』べき場所を見つけて指を体内へ送り込む。
指に伝わる感触は、滑らかであったりざらりとしていたり。ゆっくりと出し入れし、中の壁をこするたびにアメリアは腰を震わせる。
ちゅく、くちゃ、ちゅく、ちゅく…いやらしい水音は、アメリアの股間からも響き始める。
「あん…あっ…すごい、いい…、スノウ君、本当に、初めて…?」
「あ、は、はい…なんだか…うっ、すごい、ですね…」
胸だけでなく、アメリアの舌先での愛撫も加わって、スノウは再び達しそうになる。−ふと思い付いて、ぐいとアメリアの腰を引き寄せた。
「え? ええ?ちょっと…やあっ!」
じゅる、と秘所から沸きつづける淫水を吸い上げる。…なるほど、確かに。
「…アメリアさんの、美味しいですね」そのままぺろぺろと、舌でクレヴァスと膣内を犯しつづける。
「こら! 勝手なこと…うんっ! しちゃだめだってば!! あんっ!」
怒る声に嬌声が混じり、説得力のないことこの上ない。舐めとっても舐めとっても沸きつづける快楽の蜜。
「ふあ、ほ…本当に、だめだってば…はぁん!!」
「こんなに気持ち良さそうなのに…我慢したらいけないんじゃありませんでしたっけ?」
両手でぐいと秘所を割り開く。先のほうに尖った肉の芽のような物が見えた。指で軽くつまむと、アメリアの全身が震えた。
「−−−!!! ああっ!!!」
「ここ、なんですね…」
顔を下げ、舌先で肉芽をそっと転がす。彼女の体ががくがくとするのを感じて、更に強く攻め立てる。
しゃぶって、舐めて、吸って。唇で噛んで、指でつまんで擦って。−自分の分身にされた事全てを、同じように返してみた。
「ふあ、や、あは、はあ、ああ…ああん!! もう…だめだってばっ!!」
無理矢理スノウから体を引き剥がし、肩で息をするアメリア。余裕を取り戻してから、もう一度深いキス。
「もう…飲みこみがいいのも考え物ね。負けちゃいそう…」
「そんな…僕なんて、まだまだです…」
「謙遜しちゃって。…それじゃ、最後ね」
1505-882:04/10/03 13:12:27 ID:6TMbkI8Y
屹立しつづけるスノウの分身を、アメリアは自分の入り口にあてがった。焦らすようにくちくちと、クレバスの中を亀頭が泳がされる。
それだけで気をやってしまいそうなほどの快感。
「んっ…それじゃ、いくね…」
そろそろと腰がおろされ、亀頭部分が膣内に収まる。そこから一気に腰が落とされ、二人は深い快感にしばし酔った。
「ううっ!! ぁあ、アメリアさん、すごく、熱くて、気持ちいいです…」
「んっ! やだ、すごい、おっきいい…!」
ぬちゃ、と一際大きな水音がして、アメリアの腰が動き始めた。上半身を起こしたスノウにしがみ付き、欲望のままに腰を振る。
上下の動きに合わせ、スノウの眼前で豊かな乳房が揺れる。その頂点を片方ずつ口に含み、空いた手でしっかりと彼女の腰を抱き寄せる。
「そう、女の子が動くときは…あんっ! そうやって、んんっ! しっかり、支えててね…」
「あ、あああ…はい! わかり、ました…うあっ!」
パン、パン、パン…と腰の打ち合わされる淫らな音と、悲鳴混じりの嬌声が神聖なる訓練室に響く。
激しく上下するアメリアの腰を、両手でスノウが掴む。動きを止められて、怪訝そうな顔をするアメリア。
「アメリアさん、のこと、もっと…感じさせて…」
「え…? あ、ふあんっ!!」
強烈に、下から腰が打ち込まれる。アメリアだけでなく、スノウ自身も快楽を求めて突き上げを始めた。高く細く響く甘い声と、感極まったようにのけぞる妖艶な美女。
「んあ…はぁん…すごいよ、スノウくん…もっと、たくさん、ちょうだい…」
「うぅっ、はぁ、もう、でも、僕…ううううっ!!」
射精を必死で堪えているスノウの顔に、アメリアからの小さなキスが振りまかれる。
「んん…いいよ…大丈夫だから、おもいっきり出して…あたしの中に…」
「あ、あああああ、アメリアさん、アメリアさんっ!! うああっ!!!」
「んんっ、あたしも…もう…だめ…!! はあぁあん!!」
一際強く腰が押し込まれ、スノウの分身が勢い良く中で爆ぜた。その刺激でアメリアは達し、きゅうっと膣がスノウ自身を再び締め上げる。
どくどくと注ぎ込まれる大量の白濁液。ずるりとスノウの『剣』が抜き出されると、アメリアの腿にたらりと卑猥な模様が描かれる。
「…うぁ、はあ、はあ…アメリアさん…」
「ふふ…そんなによかった? あたしとのエッチ…」
1515-882:04/10/03 13:13:30 ID:6TMbkI8Y
荒い息を吐きつづける青年を、真っ白な胸に抱きとめる。自分の汗と、彼女の汗と、自分の体液と、彼女の体液。
色々なものが混ざり合った、淫靡かつ煽情的な香りを彼女は放ちつづけていた。
「…ああ、はい…とても…気持ちよかったです…」
「そう、よかった。…あたしも気持ちよかったよ。ありがとう…」
汗の流れる額に、軽いキスが一つ。でも今までもらったキスのどれよりも、それは甘くて刺激的だった。
…だからまあ、まだまだ若くて元気な彼が、復帰してしまうのも無理はなく。
「元気ね、また起き上がってるよ」
「え…あ、すいません…」
「謝ることなんてないわよ。なんだったら、もう一戦してもいいけど? 朝まで時間はたっぷりあるし」
「…是非、お願いします」
−今晩の結果。3対1でアメリアの圧勝。

 次の日の昼過ぎ。食事のついでに、鍛冶屋の女主人と何時ものように雑談をするアメリア。
「ん〜、彼、体力は有り余ってるけど、まだまだテクニックが足りないわね。勝負ってのは、いかに効率よく相手の弱点をつくかだから」
「あったりまえのことだけど、しっかり鍛えなきゃいけないのは、剣だけじゃなくて使う人間もだね」
「そうね。いい道具を持ってても、使う術がなければ無駄でしかないから。…まあ、飲み込みは早いみたいだし、ちょっと鍛えれば…」
「だいぶ気に入ったみたいだね、その子のこと。将来有望ってやつ?」
「……そうね、顔もいいし、持ち物の大きさも固さも太さも十分だし、体力もあるし。あれでテクニックが加われば完璧ね」
「…アメリア、剣の腕前のことをあたしは言ってたんだけど…いったい何してたわけ? 昨日の晩」
「…剣の修行だけど? 」
(夜の方のね)胸の奥でそっと呟いて、「次回の稽古は三日後に」と約束した彼の顔を思い浮かべる。
頼りにされてるんだもの、しっかり鍛えてあげなくちゃ。剣士としても、男としても…ね?

1525-882:04/10/03 13:18:27 ID:6TMbkI8Y
というわけで投下しました。
「アメリアはこんなにエロねーちゃんじゃないやい」という方ごめんなさい。
「スノウはそこまでヘタレじゃないやい」という方もごめんなさい。
たぶん次回は前にレスしたタル×アメリアになると思われ。では。
153名無しさん@ピンキー:04/10/03 14:16:14 ID:TEmzPzEE
GJ!!!!
ヘタレ最高。おっぱいマン最高…!!
次回も期待してます(*´д`)ハァハァ。
154名無しさん@ピンキー:04/10/03 14:27:06 ID:HfiB2/Ji
これだ!こういうのが読みたくてこのスレに来てたんだ!
というわけで心からGJ。
ところで次回作はどういった感じの話に?
1555-882:04/10/03 14:36:05 ID:Ulo+/zem
ありがとうございます。いまいちエロ全開な話が書けないヘタレ物書きです。修行せねば…。
>>154
たぶん、今回とは逆なアメリアです。
普段のペースを乱されて混乱しつつもいちゃいちゃ。
気がつくとエロよりも甘味が多い味付けになっちまうのでがんばってるところです。
相手が彼なのは「なんでこんなのに…」な彼女が書きたいからだったり。
156名無しさん@ピンキー:04/10/03 19:17:45 ID:xToFuuch
138だけどスノウ×アメリアすごい良かった( *´Д`)ハアハア
タル×アメリアも期待してます!どっちも書いてくれるなんて幸せすぎる。
157名無しさん@ピンキー:04/10/03 19:41:15 ID:42/UR27K
誰かミレイ陵辱書いて下さい。
158154 :04/10/04 01:21:46 ID:4E+mN2kG
>>155
期待してます!
アメリアみたいなマイナーなキャラで、しかも二つも書いてくれるなんてまさに神!
159名無しさん@ピンキー:04/10/04 06:16:24 ID:WDP3KeER
4主×誰か
160名無しさん@ピンキー:04/10/04 19:48:35 ID:119uo52z
>>157
きもいんだよ
自分でかけや
161名無しさん@ピンキー:04/10/04 19:50:51 ID:jLlchF7Y
流れに乗ってヘルムート×アメリアと言ってみる
162名無しさん@ピンキー :04/10/04 19:51:49 ID:jLlchF7Y
すまんあげてしまった
163名無しさん@ピンキー:04/10/05 07:26:58 ID:xPIydLvi
乞食が増えたね
164名無しさん@ピンキー:04/10/05 18:27:57 ID:rzd3YQIB
元々減衰スレって他力本願の糞乞食ばっかな罠
165名無しさん@ピンキー:04/10/05 19:13:07 ID:xPIydLvi
お前や漏れも含めてか。
166名無しさん@ピンキー:04/10/05 22:06:17 ID:DVhoc7DT
今、4がブレイクだねー
4だったらポーラがヒットだな。
髪の毛長けりゃもっとはまったのにな。
167名無しさん@ピンキー:04/10/05 22:40:50 ID:DdrDb1HB
4やってない俺から見れば意味不明な言葉の羅列が続いている訳だが
168名無しさん@ピンキー:04/10/05 23:45:24 ID:yVMqPdyZ
ま、買えって自信を持って薦められる出来じゃないし・・・
169名無しさん@ピンキー:04/10/06 15:38:18 ID:j1pUYFYP
じゃあ1〜3のキャラでなにか書いてみたらどう?>167
個人的にエロパロしやすいのは3だったな
萌えキャラいっぱいいたし
170名無しさん@ピンキー:04/10/06 19:18:58 ID:Tt6pezaR
>>169
カエレ
171名無しさん@ピンキー:04/10/06 21:46:39 ID:j1pUYFYP
ん?なにか気に障った?>170
172名無しさん@ピンキー:04/10/06 22:45:21 ID:9142FYET
170は、3が幻想水滸伝の恥さらし糞ゲー作品だと信じてる人じゃないか?
そんなのに萌えてんなよといいたいのかも。
173名無しさん@ピンキー:04/10/06 23:48:29 ID:5F5h9oMC
楽しめたもん勝ちだよ。
174名無しさん@ピンキー:04/10/07 01:06:36 ID:xtStO16C
ああ、なるほどね。3諸だと思ったのか。とんだ勘違いだなw
自分にとっても1.2は別格、ただ3も3なりに楽しんでただけ。
ゲーム板のノリのままここにくるのはやめたほうがいいよ。

エロパロ板はハァハァすることが一番

1〜4、全部ハァハァできる自分は勝ち組。

175名無しさん@ピンキー:04/10/07 03:02:52 ID:XZEdb+ag
外伝でも萌えられた俺が最強
176名無しさん@ピンキー:04/10/07 07:57:28 ID:rD2skW/4
外電だけはゴミ
177名無しさん@ピンキー:04/10/07 10:01:25 ID:KaaGi75h
>175
勝てません…。
が、外伝ミリーだけは割と(*´д`)ハァハァしたので
片足だけ勝ち組に足を突っ込んでも良いですか?
178名無しさん@ピンキー:04/10/07 21:01:14 ID:XZEdb+ag
外伝は総じて女性キャラの絵がエロかった
いわずもがなのジーンの横乳にシエラの足、
ジルの肩は嘗めたらうまそうだったしミリーの乳は揉んでやりたくなった
アンネリーは陵辱したくなる顔してたしレナの手つきもエロかった
179名無しさん@ピンキー:04/10/07 22:49:39 ID:cqUZu5Y0
吸血鬼のとこのメイドとかザジの部下の少女に萌えてたな。
180名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:57:30 ID:KaaGi75h
>178の文章はhttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1083829863/790に
似てる気がする…が煩悩の度合いが随分違うなぁ
181名無しさん@ピンキー:04/10/09 01:04:28 ID:KFgCjZ+i
1,2,3,4、外伝普通に萌えられますが
182名無しさん@ピンキー:04/10/10 19:19:07 ID:bXd27Nn4
静かだな。みんな揃って腕が動かないようだ。
183名無しさん@ピンキー:04/10/10 23:17:12 ID:IsaqwPXr
4はエロ妄想への燃料が足りないからだな。
184名無しさん@ピンキー:04/10/10 23:24:22 ID:bXd27Nn4
4はイベントがもっと欲しかったな。ネクロードイベントみたいなのとか。
自分が文章書こうと思ったのは、よさげな奴が結構いるのに本編ではほぼスルーなのが悲しかったからだが。
185名無しさん@ピンキー:04/10/11 00:43:20 ID:QVsYwiuj
自分は108人集める前に情熱が失せてしまった。

>イベントがもっと欲しかった

っていうのは本当に心から同意します。
1番最初に出てきたポーラが最後まで1番可愛い女の子だったからなぁ・・・。
因縁とか、背景とか持ったキャラが少なすぎるんだと思う、4は。
186名無しさん@ピンキー:04/10/11 23:27:34 ID:4UwFArEQ
ラズリル組最強、最萌。
4主もケネスもタルもついでにスノウも揃って男前だし、ポーラもジュエルもタイプは違えどかわいい。
ノーマルカポーの組み合わせがどうとっても割と有りに見えてくる。
187名無しさん@ピンキー:04/10/12 00:23:41 ID:tc/VtfM2
>186
自分も同意。特に最初に同行してきたふたりは終盤までずっとメンバーに入れてたし、自分。
構想力のあるヒトなら、普通に四角関係とか書けそう……
188名無しさん@ピンキー:04/10/12 00:37:49 ID:tkp7cZZ3
スノウに憧れてる活発で乙女なジュエルがなんか気になるタルのことをそっと見守ってるポーラが気になってしかたないケネス、とか?〉四角関係
189名無しさん@ピンキー:04/10/12 10:15:02 ID:Wc+yN39z
>188を解りやすく自分のために矢印に置き換える
スノウ←ジュエル←タル←ポーラ←ケネス
これ矢印を左と右でくっつけたら完璧な5画だけどやめて置く。
190名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:47:58 ID:+m/BPdVW
現在4主×キカ模索中
なんかいいシュチュエーションなかろうか?
191名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:56:14 ID:Wc+yN39z
>190
シグルドにもハーヴェイにも飽きた。
…今日はお前を指名する…。
とか、お姉さまって言うか俺様チックなのが良い…。
だ、駄目かな。
192名無しさん@ピンキー:04/10/13 01:12:31 ID:/ZAEUlto
積極的な主人公に翻弄されるキカお姉さま(実は処女)ってのは?

…すまん。Sっぽいのに実はM、っていうのに萌えるんだ…
193名無しさん@ピンキー:04/10/13 07:12:16 ID:yY2YB7vb
ゴーxカール誰かよろ
194名無しさん@ピンキー:04/10/13 07:22:01 ID:mEFyV17w
>>193
板違いじゃろ(w
195名無しさん@ピンキー:04/10/13 12:49:15 ID:yr3C1WDd
←カタリナ←スノウ←ジュエル←タル←ポーラ←ケネス

これで左と右をくっつけるってのはどうだ。
ケネス副団長になるしな。
196名無しさん@ピンキー:04/10/13 15:01:45 ID:a1QZTlnM
>>186
つーか4で仲間と言えたのって彼らとチープーぐらい。
王と軍師は最低だ。
197主キカ:04/10/13 15:48:30 ID:EsxdvqZw
「眠れないな・・・・」
その日は蒸し暑く、オレンジ号のフォーの部屋は大変寝苦しくなっていた
水でも飲むために階段を下るフォーの耳に小さな物音が届いた
妙にくぐもった低い声。話声ではない。どこか甘く切ない響きを含んだ息のようだ
誰もいないはずの空き部屋から漏れていた。
ドアをノックしようとして、ふとためらう。
軽く虚を握った拳はゆっくりと開かれ今度はそっとドアノブを握った。
198主キカ:04/10/13 15:54:52 ID:EsxdvqZw
何をしようとしてるんだ・・・俺・・・
心の呟きに答える者はいない。
フォーの手はゆっくりとノブを捻った。ほんの少しだけドアを開け暗い室内に目を凝らす。
『誰が居るか確かめるだけだ』
自ら言い聞かせる言葉が白々しかった
狭い隙間越しに見えたものはフォーの身を強ばらせた
部屋の奥に置かれたベットの上で細く引き締まった肢体が踊っていた
199主キカ:04/10/13 16:06:56 ID:EsxdvqZw
何人もの男の手を経たであろう形の整った肉房を掴み、自ら乳首を嬲るキカ。
みるみるうちに指の間で乳首が張り凝り、固く尖ったそれは鮮やかな桃の色に染まる。
「んっ、あぁん・・・・、んっ、あぅ・・・欲しい」
まるでドアに向かって見せつける様に脚を開き、手入れの行き届いた爪の指先が腿の付け根の花園に埋もれてはぬめついた愛液を掬いだす。
ジュプリと濁った水音。体がベットの上で弾み、熱い喘ぎが耳を打つ。
200主キカ:04/10/13 16:24:02 ID:EsxdvqZw
「あっ、ぁ・・・あぁ・・・シたい・・・。抱かれたい・・・。んっ、はぅ・・・ブランド、エドガー・・何で・・・私を置いて・・
あぁっ、お願い、わたしを・・・抱いてぇ・・・」
キカの見せるあまりにも淫らな姿に、フォーは激しく動揺していた。
それでも、だからと言って目を逸らすことはしない。むしろ彼は血走った眼をキカの痴態に釘づけていた。
「ちょうだい・・・。抱いて。若い・・・ああ、フォー・・・」
一瞬の驚愕。その途端、背筋に悪寒が疾った。誰かの鋭い視線を感じたのだ
「ッ!?」
慌てて首を捻ったものの背後には誰もいない。誰かが階段を昇ってくる気配もない。
フォーの周囲には重苦しい静寂だけがあった。気のせいか?いや、そうではない視線は確かにある。
しかもそれはフォーの体内、すなわち彼の身の内側からのものだった。
自分の中のナニモノかが、じっと見つめている。
201主キカ:04/10/13 16:30:26 ID:EsxdvqZw
そう認識した時、悪寒が戦慄に変わった。
冷ややかというよりも冷酷に感じる視線に射抜かれ、フォーは身を怯ませる
けれどその視線は仲間の痴態を盗み見る自分を責めているわけではなかった。
それどころかドス黒い闇の中に潜み、強烈な眼光でフォーの背中を押しているのだ


時間がなくなったので途中投下します
初SSなのでめっさ下手かもしれません
202名無しさん@ピンキー:04/10/13 21:13:54 ID:1OFhWsLz
おおっ主キカ、結構好きなカップリングかも
続き楽しみにしてます。
203名無しさん@ピンキー:04/10/13 21:35:23 ID:AzXHoN0Q
>196
最低限のマナーも知らない奴は帰れ。
王さま好きなのに…ショボン。
204名無しさん@ピンキー:04/10/14 16:21:02 ID:GKC0sJDm
きも
205名無しさん@ピンキー:04/10/14 16:48:42 ID:s4XpR+gw
くないよ
206名無しさん@ピンキー:04/10/14 20:08:01 ID:hROBR5Wt
アン肝食べたい
207名無しさん@ピンキー:04/10/14 22:59:10 ID:HCM2a8xV
>>203
スマン。確かにキツくなりすぎたよ。
208主キカ:04/10/15 22:37:54 ID:8uEN80k2
>201の続き

部屋に入れっていうのか!?怯えて震える心。すると突然、頭の中に男の声が響く。
≪そうだ。そうだよ・・≫
聞き覚えがあるような声だが誰のものかは判然としない。声はいう。
≪いいじゃないか。あいつもお前とヤりたがってるんだ。ヤっちまえよ≫
抑えた口調ではあるけれど、言葉の節々に酷く獰猛で凶悪な力が隠れていた。
ゾワゾワとした感覚が、体の末端から中心に向かって這い進んでくる。声はなおも言った
≪壊しちまえよ。向こうが望んでるんだ。何を恐がる必要がある?≫
その台詞が、ドアの向こうのキカの声と重なる。
209主キカ:04/10/15 22:53:21 ID:8uEN80k2
「う・・・あっ、ちょうだい・・・ここに・・・」
フォーは大きく見開いた両目を扉の隙間に戻した。フォーが覗いているなど知りもしないキカは、
愛液を掻きだしていた右手で敏感な肉芽を摘み擦る。二本の指をわななく蜜壺に埋め、穏やかな出し入れを繰り返す
溢れる透明な液がシーツに糸を引いて滴った。
「お願い・・・。フォー・・・、挿入れ・・・て・・・ああっ!」
瞬間フォーの頭の中は真っ白になった。その逆に胸の中が真っ黒に塗りこめられる。
フォーは気付いていなかった。左手に宿した罰の紋章が淡く輝いていたことに
ためらいもなく伸びた腕が無造作にドアを開く。行為に夢中のキカは闖入者の姿にも気付かず、
粘る水音を淫靡に響かせる指の動きを止めようともしない
足音を忍ばせて歩くフォーがベットの横に立つと、ようやく彼女は全身を凍りつかせたかの如く動きを止めた。
210主キカ:04/10/15 23:17:08 ID:8uEN80k2
「え?・・・ふ、フォー・・・・・・み!見るな!」
手探りで掴んだ毛布で慌てて裸身を隠す。すっかり取り乱したキカを低く圧し殺した声が一喝した。
「騒ぐな」
信じられないといった表情でキカは目を見開く。
「ふ・・・フォー・・・?」
「騒ぐなと言ったんだ」
言いながら、キカの手から毛布を乱暴に奪い、露になった肢体にすかさずのしかかるフォー。
その口元は唇の端だけ上げて笑っていた。
「今していたことを、お前の部下どもにバラされたいか?」
キカは息を呑んで押し黙った。自分の部下に自分の淫らな行為を知られたくはないだろう。
「ここで俺が大声を出してみろ。誰に聞こえるだろうなぁ・・・」
「フォー、おm」
抵抗ではなく説得の言葉を言いかけるキカの声に、フォーの台詞が被る
「悪いようにはしない。あんたの望んだとうりにしてやるんだよ」
ズボンに手を伸ばし、ズボンとトランクスを中途半端に脱ぐと、いきり勃ったイチモツがキカの眼前に姿を現した
久々に目にしたナマのオトコ。その逞しい肉棒にキカが眼を見張った一瞬の隙を突き、
フォーは愛液に塗れた秘部へと怒張を押し込んだ
211主キカ:04/10/15 23:36:07 ID:8uEN80k2
「ひっ!」
体内を一気に貫かれ、喉の奥で引きつるような悲鳴があがる。
「なんだよ。ビショビショになってるからこんな簡単に咥え込むじゃねぇか・・」
フォーを見つめたまま、キカは激しく首を左右に振る。体内を貪る凶器から逃れようと悶えるが、
ガッチリと豊かなヒップを抱え込み逃亡を許さない
根元まで埋まる異物を実感しつつキカは喉を詰まらせながら声を搾りだした。
「お・・お前・・、本当に・・・フォー、なのか?お前は・・・・、ああぁっ!!」
フォーの腰が突発的に激しくなり、問いかけは喘ぎに変わる。自慰によって図らずも準備を整えていた膣内は、
邪悪に膨れ上がった剛直をすんなり受け止め、快楽を浸透させていく。
求めていたモノを得た肉壺が悦びにざわめいた。
「あっ、んっ、あ・・・・すごっ・・、あぁぁ!!いっぱいぃ!!」
欲望に任せた灼熱の憤りが、キカの体内に唸り込まれては引き抜かれ、また貫く。
暴力的なビートを刻むパッションに合わせキカの身体も激しくうねった。
212主キカ:04/10/16 00:07:34 ID:ED5cPTPl
「んっ、はぅ!!・・・・・あっ、あーーっ!!」
我が身を貫く肉竿の虜となった肉壺はざわめく粘膜を絡みつかせてさらなる快感を得ようと伸縮を繰り返す
いつしかキカは、自ら動いていた
「すごいじゃないか・・・本気でオトコが欲しくて堪らなかったんだなぁ」
乳房を押しつぶすように身を重ねたフォーが耳元で囁く。
キカは色々な意味で泣きそうな表情を浮かべた。
「いいぞ・・その顔だ。お前に一番似合ってる。」
暴力としか言い様のないピストンに合わせて踊る自分の腰が別の生き物の様に感じる
「だめ!んっぁ!!だ・・めぇ・・・堪らない・・・。ああぁー!!」
膣奥からの強烈なうねりがフォーを締め付ける。性の快楽を充分に知りながらご無沙汰だったキカの絶頂は早かった
「あふ!・・あぁっ!ふ・・フォー・・・・凄い・・、太い・・・ああぁぁ!!」
子宮口を何度も突かれ、キカの肉体は内も外もビクビク痙攣し始めた。
「あっ、あ、いや!だめぇ!イく・・・イっちゃう、・・・・ブランドぉ!!」
フィニッシュに向け、ベットに両腕を突っ張らせるフォー。
一方のキカも、フォーの腰に長い脚を巻きつかせ、何度となく下腹部を押し付ける。
加速するお互いの動きに小さな肉房が痛いほどに振り乱れた。
「イ、く・・・・あんっ!イくぅっぅぅぅ!!」
一際大きく身を震わせたキカはそのまま背筋をのけ反らせて絶頂に達した。
肉棒の摩擦で愛液を泡立たせる蜜壺のなか独立した生き物の如く怒張を強烈に締め付ける
フォーが小さくうめいた。彼もまた限界であった。ほどなくパンパンに怒張したイチモツの先端が盛大に弾けた
大量の熱い精液がキカの体内に注ぎ込まれる
「あぁぁっ、すごいぃ・・・・ビシャビシャ、届くぅ・・・・う、はああぁぁぁ・・・・」
吐き出された白濁液を熟れた果実が呑み込んでいく。小刻みに痙攣しながらフォーを受け止めていたキカは糸の切れたマリオネットのように
崩れ落ちた。
同時にフォーも力なく崩れ落ちる 紋章の輝きを消して


それがフォーとキカの最初の夜だった・・・
213名無しさん@ピンキー:04/10/16 00:10:46 ID:ED5cPTPl
はいどもー SS初心者がこんな長々と書いてモウシワケ
続きも4割がた出来てますので評判悪くなかったら書かせていただきます
それでは!
>202 頑張るっす
214名無しさん@ピンキー:04/10/16 00:29:47 ID:R/mlxBgD
いいね!最後は後味のいいので完成する事を。
215名無しさん@ピンキー:04/10/16 01:03:49 ID:S7dK5+GQ
( *´Д`)ハアハア 続きも頑張ってくれ
216名無しさん@ピンキー:04/10/16 04:47:12 ID:+5OKrOcP
キター!!続きが楽しみですよ
217名無しさん@ピンキー:04/10/17 09:39:39 ID:oz6mUlw1
ども、かぶってるかもしれませんが4様×キカで一筆してみました。
脚色してる部分もありますが、お読み頂けたら幸いです。
218217:04/10/17 09:40:36 ID:oz6mUlw1
凪いだ水面が穏やかに、巨大なゆりかごのように甲板を揺らす。
そこには両の手にそれぞれ木刀を持った二人が対峙していた。
一人は黒髪に赤いバンダナをした涼やかな瞳を持つ少年。
方や、鮮やかに赤みがかった長髪を持ち、スラリとした四肢をもつ女性。
「フォー! 切っ先から目を離すなよ!」
「キカ様! 一撃でのしちまえ!」
二人を取り巻く多くの人々が思い思いに声を浴びせる。
そんな環境でも当の二人は何も聞こえないかの如く、歩を進めていた。
少年は体の正面に据えた左の木刀を、目の前の女性に合わせる。
そしてそのまま時計周りにやや傾けると、瞬時に息を吸い込む。
同時に左足を力一杯踏み込み間合いを詰めた。
突きの要領で伸ばした左腕を牽制に使い、下段に構えた右腕を一気に薙ぐ。
しかし、女性は少年の踏み込みの半呼吸前ほどに体位置をずらしていた。
目測を誤った木刀が不自然に横切っていく。
そこからの女性の捌きは流水の如く―――
体の前後に独特に構えた左右の腕。少年から繰り出された薙ぎを軽く受け流すと、
不用意に懐に入りすぎた少年の右手を鞭のように打ちはたく。
顔を苦痛に歪ませつつも少年は返す形で左腕を打ち上げる。
219217:04/10/17 09:41:17 ID:oz6mUlw1
だが、女性には届かない。
無常にも振り切る事なく受け止められると、女性は至近距離から少年の下腹部に
強烈な突きをお見舞いした。
堪えきれるわけは無く、鮮やかと言っていい程に少年は後方に吹っ飛んだ。
無様に伸びた四肢はまるで意思疎通がきかない。
立ち上がろうにももはやこうして空を仰ぎ見るだけの力しか無かった。
「そこまでだ」
女性の低い声が耳に届く。
「焦りは何も生まん」
そう声をかけると、女性はそばに控えていた少年の友人達に介抱を頼み、
自らは静かな足取りで甲板を離れていった。
少年―――オベル巨大船のリーダー、フォーは女性―――群島諸島に名を轟かす
女海賊、キカを力なく見送るしかなかった。
220217:04/10/17 09:41:50 ID:oz6mUlw1
クールーク皇国がその手を伸ばさんとしている群島諸島。
それを阻止せんと各地で必死の抵抗を見せる人々の上に立っているフォー。
そんな彼が暗い表情を見せるのは一度や二度では無かった。
自らの力不足を何度痛感した事か。
請われるままにリーダーとなったとはいえ、自分が必要とされたのなら、
それに応えなければ皆を失望させてしまう。
そういった焦りを持て余したあげく、ある人物に相談を持ちかけた。
それが件の海賊キカ。
同じように双剣を操り、何よりも腕が立つ。
彼女の技量は生半可な腕ではまるで歯が立たなかった。
やはり、女だてらに海賊の頭を張っているだけの事はあった。
しかし時間は有限なのだ。できるなら一分一秒も無駄にしたくない。
そう思っていたのだが、どうやらそれも見透かされていたのかもしれない。
キカはフォーを労わるような言動は一切しなかった。
突き放しているわけではなさそうだが、かといって事細かに助言するというふうでもない。
そんな立会いが幾度となく繰り返された。
最初は心配する者もいたが、ここまでくるとフォーに徒に情けをかけるような者はいなかった。
それが覚悟というのなら。
しかし、そんな彼の奥底にある心の影を気づいているものはまだ―――
221217:04/10/17 09:42:30 ID:oz6mUlw1
夜の暗い群青の波が後方甲板に打ち寄せる。
南からの風が緩やかに肌を駆け抜けてゆく。
昼間はいつも居るであろう漁師の二人も、流石に姿を消していた。
手すりにかけた手から伝わる船の軋み。即ちこの船に集う皆の心音。
フォーの目は水平の彼方を漂い、いつしか潮風に誘われ瞼が瞬いた。
呼吸を整え、腕の力を無駄なく抜く。
振り向きざまに素早く抜刀すると、昼間の甲板で行った動きを頭の中で繰り返す。
キカの動きを追えるようになったのはここ最近の事だ。
しかしついて行けるだけではやはりまだ話にならない。
その先が問題なのだ。彼女から繰り出されるしなるような双剣。
文字通り二本の牙の如く襲い掛かってくるのだ。まるで見えない。
そう考えるとため息しか出ないが、そんな事をしている暇は無い。
もう一度最初から―――
222217:04/10/17 09:43:04 ID:oz6mUlw1
「休めと、言ったはずだ………」
再び耳に届く低く通る声。
振り向けば唯一の出入り口に寄りかかる人影。キカの艶やかな髪が揺れていた。
言葉無く佇むフォーに一歩ずつ近寄り、
「繰り返すが、焦りは何も生まん…」
そう呟き、甲板の手すりへと手を伸ばす。
フォーの両手に握られた双剣は主の望まぬ舞は舞わない。力なく切っ先が甲板を見つめる。
お互いの視線が絡み、漂う。
「励むのは構わん…、しかし、余りに儚い…瞳だな」
ふと体が後ずさったのは、声を掛けられる前か後か。構わずキカは続ける。
「果たしてそれは、使命ゆえか、それとも―――紋章か?」
フォーの左手の剣が強く強く握られ、グローブの下から淡く光が漏れる。
辺りの気配が瞬時に殺気立つ。禍禍しくも、数多の命を吸い上げてきた真の紋章。
そこに刻まれるのは連綿と続く犠牲の軌跡。
幾度となく夢夜にうなされ、己が命にも牙を突き立ててきた。
だが、まだフォーは生きている。まだ死ぬわけにはいかない。

キカは表情の読み取れぬ目の前の少年を見定めた。
223217:04/10/17 09:43:38 ID:oz6mUlw1
あの日、自分に戦いの教えを請うてきたフォー。あの時はまだこのような目はしていなかった。
少なくとも、人々の意思を背負えるだけの器を切望する強固な瞳だった。
だがいつの頃からか、彼の目からはあの時には無かったものが映り始めていた。
罰の紋章―――
人から人へと渡り歩き、いくつもの灯火を消してきた紋章。
フォーもまた確実にその風に犯されていた。
意思を貫き続けるのは簡単な事ではない。その意思を紋章はあざ笑うように蝕んでゆく。
その兆候がいよいよ瞳に現れていた。
死。

キカもまた、哀れなる紋章に縁のある一人だった。
かつての同朋がその身を狙われてしまい、彼らの抵抗を一切許さずに紋章は命を喰らっていった。
聞けばその同胞を討ったのがフォー。
同朋もまた、このような目をしていたのだろうか。自分の見たことのない目を。
その目を見ているとキカもまた、自分の左手にもその紋章が宿っているのではないか、
という気を起させる。
だが、まだフォーは生きている。
生きて為さねばならぬ事が待っている。キカもその一人だ。
まだ死ぬわけにはいかない。
224217:04/10/17 09:44:05 ID:oz6mUlw1
「一つ、聞きたかった事がある」
キカの言葉にフォーは視線を傾ける。
「あいつを……海賊ブランドを討ったのはその双剣か?」
応えるかわりに頭を振ると、フォーは言葉少なに語った。
あの時はまだこの双剣ではなく海上騎士団の剣を振るっていた。
そう、騎士団としての誇りとも言うべき剣。それを携えて海原を渡り歩く日々が待っていた。
しかし日常は破られた。
あの日、海賊ブランドを討ってから―――
忌まわしき紋章が団長のグレンに移り、彼を苦しめる日々。
挙句、その力に飲み込まれるようにして消えてしまった。
そして自分へ。
団長殺しの罪で騎士団を追われ、オベル王に拾われるまでの流浪の船旅―――
225217:04/10/17 09:44:26 ID:oz6mUlw1
「おまえも………亡くしたのか、尊い人を」
キカの低い声が甲板を満たす。フォーは取り立ててその言葉に反応はしなかった。
「気にはなっていた。ガイエンの騎士団は確か双剣を教えてはいなかったはず………誰に教わった?」
痛い所を突く―――フォーにとってはあまり触れて欲しくは無い話題だった。
だが、彼女になら。
同じ使い手の彼女になら。
同じ縁のキカになら。
「その………団長、か」
聡い、余りに聡い一言にフォーの目からは一筋の雫がこぼれる。
226217:04/10/17 09:47:42 ID:oz6mUlw1
騎士団から自らの身を省みず共に来てくれた友達もあえて、フォーの双剣には触れずにいてくれた。
一般の騎士団員とは違い、フォーは団長をはじめ幹部の住まう建物に住み込んでいた。
小間使いとして生きていた彼に、グレンは他の者には無いものを見ていた。
人を惹く力。そして海に生きる者としての力。
フォーならばいつか、自分達を屈辱の沼へ叩き落してくれた、かの「海神の申し子」を―――
その為ならば自分の全てを彼に伝えよう。そう誓い、あらゆる事をフォーへ託した。
その中に双剣術も含まれた。
それは彼ら二人しか知りえぬ秘匿の日々。
しかし、グレンは悲願を目にする事なく逝ってしまった。自分の目の前で。
無念いかばかりか。今でも彼の最後の言葉が耳から離れる事はない。
自分を案じ、謝りながら消えた「父」
もしかしたら全ては自分のせいなのではないか。
あの日、スノウの言う通りにブランドから逃げ出していればよかったのではないか。
紋章が見せる宿した人々の苦しみ。
家族を案ずる父親、絶望の果てに佇む幼き少年、そして海賊ブランド。彼もまた苦しんでいた。
カタリナ副団長の震えた声をその身に受けた時、してしまった事を全て後悔した。
だが時は戻らない。
戻らないのならせめて、団長の、「父」の無念を晴らそう。そして全てが終わったら自分も…
227217:04/10/17 09:48:20 ID:oz6mUlw1
「傷を―――」
自分の言葉をさえぎるように囁やかれた声に、フォーは気を取られた。
気が付くとキカは目の前に佇み、フォーを見下ろしていた。月明かりに遮られその表情は読めない。
「傷を舐めあうのは敗者の行為。私は今までそう思ってきた」
雲の合間に月が隠れ、キカの目が一層鋭くフォーの視界に飛び込んできた。
それは今までの彼女では無かった。
瞳孔は窄まり、爛々と、だが虚ろに鋭く。
「だが―――」
キカの両手がフォーの頬に添えられ、意思を読もうとする彼の戸惑いを許す間も無く、キカはフォーと唇を重ねた。
ただ重ねるだけでは無い。己の意思を伝えるかの如く、柔らかく蠢き、フォーの唇を漂う。
そしてフォーの唇を割ったかと思えば、驚く暇もあらばこそ、素早く自らの舌をねじ込む。
もはやそこにあるのは蹂躙の一言。
唾液を注がんばかりに喰らいつくす。そう、かの紋章が命を喰らうかのように。
フォーは彼女の攻勢に身を任す事にしかできなかった。それは頭からつま先まで一つの意思が貫いていた。
今、自分は逆らってはいけないのではないか。
時間が逆流するかのように血液が流れてゆく。
口腔内を嬲るように、ねぶるように、そして、ひた走るようにキカはフォーを喰らい尽くす。
かすかに応えるようにフォーの舌も蠢く。キカはフォーを逃がさぬように手を、舌を走らせる。
実時間にすればそれほど経っていないであろうに、だが実感は伴っていなかった。
228217:04/10/17 09:51:37 ID:oz6mUlw1
ふと。
キカは思い出したかのように唇を離す。離れがたく、一つに戻ろうとする力を堪えるのに必死な感がある。
フォーは見た、その目にある縁を。慈しみを。
「悲しみ、恐れ、それは今―――」
頬に添っていた両手がフォーの顔を覆う。
「お前が生きているから感ずるもの。紋章がもたらしているのでは無い。それは―――」
唇を撫でるその指は艶やかに、あの鋭い双剣を操るとは到底思えぬ細やかな指先。
「人である証、そして私はお前と同じく運命を共に歩む。同じ輪に取り込まれた者だ」
フォーの体を弄るようにキカの手は下へ、下へと降りていく。
肩、胸、腹、腰、そして強張りへ。
「罰という輪に。お前一人だけでは抜け出せないのなら、私が共に手を貸そう。だから―――」
呟き、ゆっくりと、ゆっくりとキカはフォーを横たえ、
「だから、もう泣くな………」
溢れんばかりの雫が伝い、彼の手から双剣がすべり落ちた―――
229217:04/10/17 09:52:30 ID:oz6mUlw1
互いの流線が月夜に映える。
いつもなら水面に見える蠢く者達も、今は遠慮しているのか。
星が二人を覗き見る。
フォーを覆うキカの双丘はそれ程主張は激しくないが、確実に応えていた。
拙い愛撫も想う先に誘われ、体を強張らせた。
頂きにある二つの蕾を口と、片手で滑らせる。舌で転がし、指で弾き。貪るように、味わうように。
視線を上げれば、暗闇でもほのかに映える彼女の紅潮。
フォーにしてみれば勝手の分からぬ世界だが、ここは本能と想い任せてみよう。
結果は後でついてくる。
想い出したように彼女の唇を吸い、自らの焦りを抑える。
キカも落ち着かせてくれるかの如く応えてくれる。
手は忘れないように肌を弄り続けているが、彼女の下腹部周辺へと来るとどうしても手が言う事を聞かない気がしてくる。
左手に宿る紋章が彼女を―――
「気にするな………」
思うままに、想うままに、私を喰らえ。全てを受け入れよう。
気が付けば秘所にはしとどに溢れた液が跡を作っている。淫欲の満たされるのを待つ印。
指で触れればそこは摩擦の一切無い、襞の壁が男を飲み込む穴。
なぞり、ほじり、突き、震わし、嬌声を上げさせ、潮を吹かせ。
自らの強張りも声を聞くたびに一段と仰け反ってゆく。
先端の秘裂からは止め処も無く滴り落ちる同じく淫欲の印。
230217:04/10/17 09:53:15 ID:oz6mUlw1
「私の想いも……」
呟き、キカはフォーと体を入れ替えると、その強張りを優しく撫で、慈しみ、嬲り、ねめまわす。
そして、自らの口内へ。
「んっ……」
唾液とも淫液ともつかぬ雫をこぼしながら、竿を強く扱いていく。
舌のざらつきは襞にも劣らぬ響きで亀頭を捌いていく。なんと淫靡な輝きか。
フォーは仰向けになった頭を少し上げると、その光景を目に焼き付けた。
後頭からちりちりと焼けるように神経がこげる。かのキカがこれ程に自分のモノを掬い、しゃぶり、舐めまわす―――
ふと視線が合った。
瞬間反らされたキカの目元に見えたのは、恥じ入る涙か、それとも。
だがそんな思考は長く続かなかった。キカは竿をしゃぶり上下に激しく擦りあげる。
今までは自分で慰めるしかない日々、しかもどこか罪悪感漂う行為でしかなかったが、
今自分が感じているものは天地の距離どころの差ではない。
これほどとは……
だが思う。今自分が感じている程に彼女は感じているのだろうか。
そう思うとやるせない半面、しかし快楽に飲み込まれる自分に気づく。
喉から喘ぐように息を吐き出す。段々、フォーの思考もいい加減になってきていた。
231217:04/10/17 09:53:54 ID:oz6mUlw1
キカはしゃぶり上げると同時に、陰嚢への指使いも忘れてはいなかった。
撫でまわし、転がし、揉みしだき、震わせる。
フォーの口から聞こえる囁きに、迸りも近いのではないか。
どうだろう、一度想うままに口内で受け止めてあげようか、それとも。
ふと見ればフォーの両手が甲板をあても無く弄っている。
それをキカはそれぞれの手で捕まえると、強く指を絡め離さぬように握り締める。
フォーも気づいたのか喘ぎは変わらず、だがしっかりと握り返してくれる。
それを感じるとキカは一気に頭の上下を激しく、窄まりを強く、扱きたてた。
瞬間、フォーの竿が脈打つのが感ぜられ、陰嚢も強く戦慄いた。
キカの口奥に叩きつけられる余りに濃い白濁、そしてとどまる事を知らない量。
何度となく彼女の喉音が聞こえる。口内を犯し尽すフォーの精は、未だ休まりを知らない。
フォーの体から迸りが一段落したのは、果たしてどれ位経ったのか―――
232217:04/10/17 09:54:31 ID:oz6mUlw1
「うあ…っはあ、は、は、んんっ!………」
手すりに上体を預けながら、キカは後ろから貫かれる勢いに声を漏らす。
フォーの強張りは止まる事を知らなかった。
口戯のお返しとばかりにキカを何度となく、思うように想うように突いてゆく。
彼女を悦びへと導いてゆく為に。
技術などは一切無いが、そこは若さの特権か。
「ん!……んん! はああっ……あああ!」
自分の先端から感じる痺れにフォーは喉を鳴らした。
キカも余りに声を上げすぎるわけにはいかないと頭では理解しているようだが、如何せん、理性とは正反対の世界だ。
そして漏れてしまうのは声ばかりではなく、フォーとつながる肉襞から止まる事なく零れ落ちる淫液。
ぽたぽたと甲板を犯してゆく。
「ふあ!! はああっ、ああ、ああ、んんんんんっっっっ!!」
お互いの潤滑液が肌を打ち付けるたびに跳ね上がる。
液にまみれたキカの秘壷内を力を込めて打ち付ける。
キカの脚がふるふると震えてくるのが、つかんでいる彼女の尻越しに伝わってきた。
自分も限界に近づいているのが分かる。先ほどから背を走る脊髄が何度も焼けているのだ。
キカの背を優しく撫で、彼女の髪を軽くつまむと、惚けながらも、キカは後ろを向き、フォーと視線を絡めた。
紅く染まった顔から伝わる彼女の想い。
恐らく自分も同じ表情をしているのではないだろうか。
フォーはそう想いながら手を背中越しにキカの胸へ伸ばし、より強く、強く揉みしだいた。
キカの嬌声が一層強くなる。
流石にこれ以上声が大きくなると、密なる逢瀬ではすまなくなるのではないか―――
頭のどこかでそう想像しながら、その瞬間は訪れた。
腰に力が入らなくなる。キカの襞奥へと、奥へと、叩き込み―――そして、

「イっっっっっっ……………っっッッッッッックウウウウウ……!!」
233217:04/10/17 09:55:06 ID:oz6mUlw1
視界に映る闇夜の水面。
そこに漂う巨大船ともう一つ、連なるように停泊している海賊船グリシェンデ。
フォーとキカは身なりを整えると、静かに上部甲板へ出てきていた。
落ち着いて考えればとてつもない事をしでかしてしまった感があるが、当のフォーもキカも
どことなく達観した雰囲気があった。
常から周りをあまり気にしない二人だけに、周囲もそれを察しているような所もあった。
遠謀なる軍師はフォーのそういう所を「足元が危なっかしい」と評していたが、明日からは
多少雰囲気が変わっているのをいち早く感じ取るかもしれない。
「フォー…」
キカの小さな声に耳をそばだてる。彼女は目前の自船、グリシェンデを見つめながら呟いた。
「男は船、女は港―――と言ったりするが……」
そういって振り向き、自らの立つ巨大船を眺める。
「そういう意味では私もお前も言わば船。共に蒼海を駆け抜ける魂の宿り木」
呟き、改めてフォーに目を向ける。
確固たる意思をもった瞳、そこには先ほどの淫靡なる響きなど捨て去った誇り高き義賊の志。
そうか。
これがかの高潔なる「海賊キカ」。視線にて対峙するものを殺傷しうると言われる瞳。
「共に戦おうぞ…」
「戦いが終わるまで私はお前の側で駆け抜ける」
「そして、いつか―――」


その先を呟いたのは、どちらだったか―――


FIN
234217:04/10/17 09:57:10 ID:oz6mUlw1
予想以上に長くなってました…すみません。
お楽しみ頂けたら幸い…

また機会がありましたら、どこかで。
235197:04/10/17 10:14:23 ID:7v49xBWC
主キカの季節!!!
乙華麗っした。
文章力で負けた感がひしひしと!!Σ(゚Д゚)
236名無しさん@ピンキー:04/10/17 12:55:47 ID:Cw/kBAxB
すごいです・・・ご苦労様でした!
237名無しさん@ピンキー:04/10/17 18:59:51 ID:ugjWQtVM
GJ!! 静かな文体なのにがっつりエロい!
197と217、まったく違う持ち味でどっちもすごい好きだ。
238名無しさん@ピンキー:04/10/18 08:38:28 ID:SLsBpHUT
文体とボキャブラリに圧巻されたよ。
恥ずかしながら読めない漢字も多かったw
239名無しさん@ピンキー:04/10/18 21:35:09 ID:MZaqY/fc
197は、エロパロらしくて純粋に萌え。ハァハァ 次はどうなるの?
217は、エロいのに文学の香りがしてまた良かった。展開も萌え


タイプが違うけど、どっちも好きだ。197さん、続きも楽しみにしてまつ
ハァハァ
240名無しさん@ピンキー:04/10/19 17:00:17 ID:1u8tT+4P
誰かOne Visionていうるくびきサイトの
るくびき小説持ってない?
検索で引っかかったのはいいけど、
閉鎖しててキャッシュでもとれなかくて
むちゃくちゃ気になるよ
241197:04/10/19 17:33:40 ID:I5D0GE4T
>239
現在執筆中っす 仕事忙しくて・・・orz
次が調教和姦でラストがラブHっすかね〜 エロゲーのノリで・・・
242名無しさん@ピンキー:04/10/19 18:53:49 ID:bKP8Pzoz
>240
インターネットアーカイブで色々やった結果、サイト名・HNを変えて4でも
ビッキー受をやっているようだ。
美形×ビッキー総受という事を念頭において検索すればわりとわりとすぐ見つかる。
ルックの事はきれいさっぱり忘れたようだが。

…この流れ、もしかして宣伝か?
243240:04/10/19 19:42:23 ID:bEAO1TlO
有難うございます!
2445-882:04/10/20 20:28:37 ID:57cpTihi
前に予告してたタル×アメリアです。主キカ祭りのようですが、もしよければ読んでみてくだされ。
それではどぞー。

〜夜明け前〜

 本日もスノウに面会を拒まれ、「前団長殺害事件」の再捜査願いは受け取ってもらえなかった。
二重の意味でしょんぼりとするジュエルを何時もの調子でからかい、適度に空気を抜いてから、女子宿舎の前で別れる。
…ジュエルの前では何時も通りに振る舞っていたが、正直なところタルは疲れきっていた。無視してしまえばよいのだが、嫌でも耳に入る悪意に満ちた声なき声。
「団長殺し」で流刑になったフォーの無実を信じている人間もいれば、そうでない者もいるのだから仕方のないことだが、それなりにある神経を磨り減らされるような毎日だった。
騎士団の中になるべくいたくないから、門限ぎりぎりまで街をぶらつき、宿舎に戻ってさっさと寝るのが最近のパターンだった。
私服に護身用の剣を佩いただけの軽装で街をぶらつく。海賊による襲撃からは立ち直りつつあるが、まだどこか不安漂う町。
あえて裏通りを通って、不審なやつがいないかと目を凝らす。最近の海賊は巧妙だ。何処から忍び寄り、全てを欲しいままにするか分からない。
−などと珍しく真剣に考える間もなく、路地に響く剣戟の音と複数の足音。反射的に駆け出した先には、3人がかりで1人の剣士を襲っているごろつきらしき男達。
「くっ…!!」
わずかなうめきから、剣士が女性であるのが分かった。−どちらに加勢するべきかは、即座に決定された。
「右に引け!!」
全力疾走しながら叫び、彼女の体が自分の思惑通りに動いたのを見てから、一番右端の男に背後から飛び蹴りを食らわせる。
額と顎をしたたかに石畳に打ち付け、まずは一人目が落ちた。驚愕して振り向いた真ん中の男の顔面に裏拳を叩き込み、ついでに足払いをかけた。
あっけなく二人目も戦闘不能に。後頭部から落ちて、ひくひくと軽く痙攣している。
「う…うわあっ!!」
自棄になって斬りかかって来た最後の一人を、鞘ごと振り上げた剣で軽くいなす。剣の柄で胴に一撃食らわせると、あっけなくその場にくずおれた。
「…なんだ、案外あっけねえな。もうちっと根性があるかと思ったんだが」
ほうほうの体で逃げ出す3人組を見送り、まだ暴れ足りないとでも言うように腕を振る。
2455-882:04/10/20 20:31:20 ID:57cpTihi
「女一人に三人がかりで寄って集ってる時点でそんなものないわよ」
かつかつと硬い音を響かせ、襲われていた方の女性がタルに近づいてきた。薄暗い町の明かりに照らされたその顔は−めったにお目にかかれないような美人だった。
鋭く輝く瞳と、柔らかそうな唇が印象に残る顔立ち。夜目に見ても分かるしなやかでなまめかしい体躯。全身から発散されているかのような匂い立つ色香。
思わずごくりと唾を飲む。自分の気まぐれとあのごろつきたちに今だけは乾杯、こんな美人と知り合えたのだから。
「ありがと、助かったわ。この街、まだ来たばっかりで迷っちゃって」
色っぽい唇がふわりと笑みを形作る。思わずしばし見とれてから、我に返って咳払い。
「あ…おう。こっちの道はあんま良くないから、宿まで送る」
「ええっ? そんなつれない事言いっこなし。お礼に何かおごらせてよ、ね?」
無邪気にこっちにすり寄り、少々強引に腕が絡まる。むにゅ、と腕に豊かな胸の感触が伝わり、全身とごく一部分が硬直する。
「そ、そそ、そんな気使わなくていいって。困ってる奴を助けるのは当然のことで…」
「それじゃあ、今困ってるから助けて。恩人と一緒に食事したいのに、相手が素直に受け入れてくれないの」
拗ねた口調でこっちに視線を投げかけてくる彼女。…美人にそんな表情をされると、なんだかとても悪いことをしている気になってしまう。
「…そいつは大変だ。この俺で良ければ、ご一緒させて頂きます」
「よかった。この街の人なんだから、美味しいお店知ってるよね? 案内よろしく」
満足そうに頭を腕にもたせかけてくる。その仕草にまた、動悸がだんだん激しくなり、なんだか顔まで熱くなる。
−この人には勝てない気がする。何故か、脳裏をそんな予感がよぎった。

 女剣士はアメリアと名乗った。自分の腕一つで各地を渡り歩いてきた傭兵だそうだ。つい先日ミドルポートまでの商船の護衛を終え、そのついでにこちらに立ち寄ったらしい。
「海賊が来る、って言うからお仕事の口があるかと思ったんだけど。うかつだったわ…名高いガイエン海上騎士団のお膝元なんだから、あたしの出る幕なんかないわよね」
「…そうでもないかもな、これからは」呟いてから、不思議そうな彼女の視線を感じて酒を呷った。
2465-882:04/10/20 20:32:48 ID:57cpTihi
「つい最近団長が交代した、って話は聞いたけど…新しい人、そんなに頼りないの?」
「俺の同期で、ここの領主の息子。正式に騎士団員になったのはついこの間」
「……それはそれは。随分とお速い出世で何よりね」ほんの少し皮肉げにアメリアが呟く。
「決して悪い奴じゃないし、能力もないわけじゃねえんだけどな…色々やらかしたから、いい感情持ってない奴もいるんだ」
「それは、彼が自分でどうにかするしかないわね。…心配なのは分かるけど、余計な苦労まで背負い込んじゃうと体に悪いわよ?」
おどけた口調で忠告してから、タルのより小さ目の酒盃を呷る。顎から首筋、胸元にかけての滑らかなラインに思わず見とれていると−
「そういえば噂で、領主の息子さんよりお付きの子のほうがよっぽど出来が良かったって聞いたわ。どんな子なの?」
−思わぬ方向から発せられた質問に胸が詰まり、言葉が出てこなくなった。黙りこくってしまったタルの顔を、心配そうに彼女が覗き込む。
「…何か、悪いこと聞いたかな。ごめん」
「……いや、そういうわけじゃねえんだ……」
目の前にいる彼女の肩に額をつけて、やっと一言そう答えた。そして、今までのことをぽつりぽつりと語り始める。
彼と出会ったときの事、訓練生時代のこと、卒業実習航海のこと。卒業式の日の事、彼がスノウの代わりに指揮をとって海賊を退けたこと、−そして、グレン団長が死んだ日の事。
アメリアは突然の行動にも驚くことなく、ただ静かにタルの言葉を聞いていた。彼女の柔らかな手は、労わるように逞しい背中を撫で続ける。その手に勇気付けられるように、タルは『告白』を続けた。
彼に容疑がかかり、助命嘆願や再調査願いを申し出ても拒否されつづけた日々。
今まで仲間だったはずの人間による、誤解と憶測と嫉妬から生まれた悪意ある言葉の数々。
『罪人の親友』である自分達への白い目、流刑が決定されたときの絶望感と無力感。勇気ある決断をした親友達への心からの賞賛と憂い。
初対面の人間なのに、言葉が溢れて止まらない。静かに受け止めてくれる彼女の暖かさが、とても心地よかった。
誰かに聞いて欲しかった、自分の親友がどんなにすごい奴なのかを。少しでも多くの人に知って欲しかった、あいつが恩人を手にかけるような人間でないことを。
『告白』を終え、ゆっくり顔を上げると、静かに微笑む彼女がいた。す、とタルの頬を白い掌が撫でる。
2475-882:04/10/20 20:34:08 ID:57cpTihi
「話したら、少しは落ち着いた? …いい友達だったのね」
「……ああ。その、…いきなりこんなこと話したりして悪かった」
「そんなときもあるんじゃない? それに、あなたが元気になれるなら、肩でも胸でもどこでも貸すわよ」
言うが早いか上着がずらされ、細い首筋と華奢な肩が露になる。胸の下で手を組んで、豊かな胸を軽く持ち上げてアピール。
「なっ…! やめろよ、他の奴に見られるだろ…!!」
慌てて上着を元の位置に修正。思いもかけない反応だったらしく、アメリアは一瞬きょとんとしてから一言。
「…それじゃ、他の人が見てない所ならいいの?」
確か同い年のはずなのに、随分と琥惑的な表情を浮かべて顔を近づけてくる。そのまま抱き寄せて、キスの一つもしてみたい衝動に駆られたがぐっと堪えて。
「あ、いや、そういう問題じゃ…俺ら、まださっき知り合ったばかりでそういう方向に踏み込むのはどうかと…」
「時間なんて関係ない。大切なのは、今どうしたいか。…あなたはこれからどうしたいの? タル」
自分の名を呼ぶ声が甘く耳に響く。−どうしたいか? そんなの決まってる。ここまできて、自分だけ素直になろうとしないなんて男が廃る。
そっと彼女の細い顎を取り、喧騒の中で二人の顔が一瞬重なる。思った以上に、彼女の唇は柔らかで暖かだった。
「…こうしたい。あわよくばこれ以上のことも。その…自分でも信じられねえんだが、どうやら一目ぼれって奴みたいだ」
真っ赤になりつつもしっかりと告げるべきことを告げると、アメリアは心底嬉しそうに笑った。
「あたしもよ。…さっき助けてもらって、すごく嬉しかった。もっとあなたのこと、教えてくれる?」
「大した中身は詰まってないが、それでよければ幾らでも。食いきれなくても返品はなしな」
「……ばか。そっちこそ、残さずきちんと食べてね?」耳元で悪戯っぽく囁かれ、軽く耳朶を噛まれた。
「勿論! こんなご馳走、残したらバチが当たる…」もう一度、今度はさっきより深く口付けようとして、するりとアメリアに逃げられた。
「…続きは、みんなの見てないところで。行きましょ」ウインクを一つ投げかけて、さっさと代金の精算をはじめる彼女。
抱き寄せようと思った手でそのまま頭を掻きつつ、「…かなわねえなあ…」と負け惜しみのようにタルは呟いた。
2485-882:04/10/20 20:35:28 ID:57cpTihi
 部屋に入るとすぐに、今度はアメリアから深く口付けられた。入り込んできた舌を絡めあって、これ以上ないくらいにきつく抱き合う。
激しいキスを続けながら、一つしかないベッドにそっと押し倒す。今までに味わったことのない、最高に甘い唇。一晩中でも味わっていたかったが、さすがに息が続かなくて一旦離す。
互いの唇を結ぶ唾液の糸。目の前には、熱っぽく潤むアメリアの瞳。理性の箍が一つ飛んで、上着を掻き分けてうっすら透けるシャツの上から胸の頂点に吸い付いた。
「ひゃ、や…待って、上…脱ぐから…」
「待てねえ」乳房を無骨な手で包み、ふにゅふにゅと形を変えてゆく。乳首はそっと指で撫で、焦らすように小さな刺激を積み重ねてゆく。
快感を求めてしっかりと立ち上がったところで、再びちゅ、と吸い上げる。快感ともどかしさに喘ぐ彼女の姿は、普段にも増して色っぽい。
「んん、ふぁ、あ、ね…はやく…服、脱ご…?」
タルの体の下で、もがきながらどうにか服を脱ごうとするアメリア。その両手首をまとめて掴んで、抵抗できないようにベッドに押し付ける。
空いた片手でシャツをめくり上げ、今度は直に乳房に口付ける。汗と共に立ち上る体香には、うっすらと薔薇の香りが混じっていた。
「…香水かなんか、つけてんのか?」白い肌のあちこちに薄赤い跡を残しながら、タルは尋ねた。
「う、ん…ちょっとだけね。あんまり、たくさん、つけられない、んっ! ん、だけど…」
「そっか。これくらいの方が俺は好きだけどな」
一番触れて欲しそうな部分はわざと外して、手と口でじっくりと双丘に愛撫を加える。逃げられない彼女は、更にもどかしそうに身をよじり、長いため息が次々に口から漏れる。
「ん、ね、ねぇ…はやく、もぉ、焦らさないで…」
肌の色はほんのりと朱に染まり、淫らに潤んだ瞳が懇願するようにタルに向けられる。まだまだとばかりにじっくりを愛撫を続行し、何度も身をよじらせる。
固く尖る胸の頂点の側をじっくりと攻め、不意をついてそっと口に含んだ。唇と舌先で柔らかく刺激して、もう片方も指先で擦りあげる。
軽く体が跳ね、喘ぐ声にも悲鳴が混じる。求めていたものを得られた快感に、彼女の体は震えていた。
2495-882:04/10/20 20:36:38 ID:57cpTihi
「ぁあ、やぁ、ね、タル…裸に、して…」
そこでやっと手首を開放して、快感に喘ぐ彼女の服を脱がせにかかる。上着と、シャツと、ベルトと、ストッキングとショートパンツ。
そして、予想に違わぬ装飾と魅力満載の黒い下着もそっと脱がして…。
「こんな下着で、腹冷やさないのか?」冷たい光沢を放つシルクと、凝った意匠のレースを使った麗しき高級下着も、彼にかかればこの評価。
「……そういう問題なんだ……。いつ命を落とすか分からないから、見えない所にも気を使わないとね」
その言葉に一瞬タルの手が止まる。思わずまじまじと彼女の顔を見詰め、視線に気づいたアメリアが淡々と言葉を継ぐ。
「自棄になってるわけじゃなくて、それがあたしの信条だから。何が起こるかわかんない仕事だから、常に綺麗にしておきたいの」
軽く起き上がって、戸惑い気味の彼の頬に口付ける。安心してと言うかのように笑みを湛えて、タルの胸に頭を預けてから−
「もう。あたしばっかり裸にしてずるい! タルも早く脱ぐ!」
彼の脇腹に手を這わせながら、大きなシャツを一気に脱がせる。くすぐったい不意打ちを食らって、思わずベッドに倒れこむと腰のベルトも取られた。
「だぁっ、おまえ、くすぐったいのは反則だろ−!!」
「さっきのお返し。…ふうん、もうこんなになってるんだ…」
悪戦苦闘しつつもズボンを脱がされ、下着の上からしっかりと固くなった部分にそっと触れられた。彼女の吐息を下腹に感じて、色んな意味で盛り上がる己が分身。
「し、仕方ねえだろ! 男なんだからよ…」ほっそりとした指先で、何度も何度もアメリアはタルのものの形をなぞる。その刺激でまた、否応なく硬度が増すのが分かる。
「ん−、元気がなにより、よね。こっちは素直で可愛いんだから」
最後の一枚もあっさり脱がされて、『元気』な息子の頭をよしよしとばかりに撫でられた。独特のぬるり、とした感触が快感に変換されて背筋を駆け抜ける。
反射的に前かがみの体勢になったタルを面白そうに見つめ、掌で撫でるのを続ける。先走りの液が後から後から湧いてくるので、滑らかさが失われることはない。
ますます腰が引けてゆくのにかまわず、今度は彼の分身を豊かな胸で挟み込んで思う存分弄ぶ。怒張を根元から柔らかく乳房でこすり上げ、舌と唇でねちねちと亀頭部分を集中攻撃。
2505-882:04/10/20 20:38:15 ID:57cpTihi
己の眼前で展開される淫靡な光景に、タルの理性の箍がまた2・3個まとめて弾けとぶ。胸による柔らかな快感と、先端から来るねっとりとした快感のダブルパンチのせいで、さっそくタルに限界が近づいていた。
「…ぁ、やべ、も、出る…」
「…いいよ。我慢しちゃ駄目。…ね?」
タルの先端を咥えたまま、上目遣いでうっとりと微笑む。その表情に激しく感じてしまい、あえなく彼は頂点に達する。
「んっ…! んん…」アメリアの口の中に、どくどくと勢いよく注ぎ込まれる白濁液。一段落するまで自由にさせてから、彼女は未だ元気なものをきれいに舐め上げ、口内の物を飲み下した。
「ふう…結構溜まってた?」あっけらかんと聞くアメリアに、なんだか妙に脱力感を覚えて。
「……あのな……そんなに普通に聞くなよ……ったく」
照れ隠しに再び彼女にのしかかり、抵抗するのにかまわず大きく脚を開かせる。…思った通り、彼女の秘所はとろとろに潤んでいた。
「ここはまだ何にもしてなかったよな? なんでこんなに…」言いながら、赤く色づいたそこをそっと撫でる。「なってんだ?」
「ぁんっ!」短い喘ぎと共に、大きく体が跳ねる。その反応ににんまりとして、指を何度も往復させる。
こりこりと硬くなった部分を探り当てて指の腹で撫で、何かを待ち望んでひくひくし続ける入口にちゅくちゅくと指を浅く出入りさせる。
無骨な指が秘所の中を動くたびに、甘い嬌声がタルの耳を打つ。その声に興奮して、ますます攻撃の手が激しくなる。
二本の太い指が固く尖る秘豆と膣内の至る部分を刺激すれば、快感の蜜は指を伝って掌までびしょびしょに濡らしてゆく。
白く細い手は、シーツを握り締めて細かく震えている。彼女の喉から出るのは、余裕を無くした悲鳴のような喘ぎのみ。
−そろそろか。愛液のとめどなく溢れつづける入口に、固くなった彼自身をあてがう。ぐい、と腰を進めるとあっという間に彼の分身の全てが彼女の体に呑み込まれ、しなやかな腕が彼の背中で交差する。
「はぁ、ぁん……!」
感極まったかのような叫びと共に彼女の体が軽くのけぞり、優雅に伸びた足がぴんと張り、膣口がきゅっと締まった。
じゅくじゅくと豊富な潤みを得た内壁は絶え間なく快感を彼自身と彼女に伝え、二人はすぐに頂点に達しないように耐えるので精一杯だった。
2515-882:04/10/20 20:41:21 ID:57cpTihi
挿入時の快感がひとまず収まった所で、腰がゆっくりと前後に動き出した。抜き差しがされるたびに、加速度的に快感が高まってゆく。
「や、は、あ、あぁん、あ、ああ…すご、い…」
「おれも、だ…なんで、こんな、…くっ!」
一つになれた、という精神的な究極の快感の中、二人の体は肉体的な快楽を求めて絶えず動いていた。−もっと側にいたくて、もっと気持ちよくなって欲しくて、もっと、もっと、もっと自分を感じて欲しくて。
互いの手は相手の体を強く抱き締め、肉感的な脚はタルの腰を絡めとって離そうとしない。つながったままの腰は深く強く彼女を抉りつづけ、気持ち良さに喘ぎ続ける唇をやんわりとふさぐ。
上下の唇から、粘度は違えどぴちゃりくちゅりといやらしい音が絶えず漏れ、寝台のきしむ音を伴奏に部屋中が淫らな旋律で一杯になる。度々混じる嬌声がアクセントになって、快楽の炎は燃えつづけるばかり。
燃えるような快感のままに抜き差しを速め、自分の下で淫らに乱れる彼女の姿態にまた自分の固さが増してゆく。
−もっと側で、彼女を感じたい。激しい快感に仰け反り続けるアメリアの体が、両腕で力任せに起こされる。一旦蜜壷から剛直が抜かれ、タルは上半身を起こして座り込む姿勢をとった。
「え?…どうし…ああんっ!!」
座り込んだタルの腰の上から、アメリアの腰が落とされた。対面座位の形になり、先ほどまでとはまた違った、深く体内を抉られるような快感が二人の全身を包む。
絶え間ない激しい突き上げと共に、にちゃ、びちゃ、ぢゅく…と湿った音が耳にやたら響く。汗にまみれた彼の首に手を回し、長い脚で腰にしがみ付いて、これ以上ないくらいにアメリアは体を密着させた。
密着した体の間で、豊かな乳房は二人の汗にまみれながら形を変え続ける。麗しの赤毛は額に張り付き、鋭い瞳は心の底からの快感でとろとろに蕩けて潤んでいた。
「…ね、もう、あたし…あっ! はぁ、ん、ん、…限、界…かも…」
「お…れも、だっ…! くっ…!!」
射精の予感に体が震え、タルがアメリアの体を引き剥がそうとしたとき。
「ね…おね、がい…最後まで、一緒に…」耳元で、熱に浮かされたような甘い声が聞こえた。
声の主は脚と腕でしっかりと彼に抱きつき、離れる意思のないことを強固に主張している。ほんの少しだけ逡巡してから−タルは、彼女の意思を尊重することに決めた。
2525-882:04/10/20 20:45:07 ID:57cpTihi
「……わかった。最後まで、一緒…だ…ううっ!!」
「あ、んぁ、はぁっ、あ、あ、あああん、ああああああああああああん!!」
連続して一際深く突き上げられ、突き上げが止まったところでアメリアは絶頂に達した。ひくひくと快感に震える膣内に、熱い液体が勢いよく放出される。
その感覚にまた軽く身を震わせ、放出が治まったところでアメリアは逞しい体にもたれかかった。そのまましばし、二人は抱き合ったまま微動だにしなかった。
しばし後にタルは身を起こし、恍惚とした表情の彼女をゆっくりと寝台に下ろした。ずるりと体内よりモノを引き抜けば、豊潤な愛液と混ざった精液が流れ出す。
アメリアの横に体を投げ出すと、甘える猫のように身を寄せられ、腕を枕にされた。汗で飛んでしまったのか、薔薇の香りは殆どしない。
「…ね、宿舎とかあるんでしょ? 帰んなくていいの?」
「いいさ。もう、どうせ閉まってるだろうしな。…今夜は、ここで寝たい」
腕の中の猫を抱き寄せ、豊かな谷間に顔を埋める。しょうがないわね、とでも言うように固い髪がかき回されて、枕元のランプが消えた。

 暖かなまどろみの中から、タルを引きずり起こしたのは−ある種の『空気』だった。
背筋を駆け抜ける、びりびりとした気配。一瞬で目が覚め、街に流れこむ冷たく重い空気に全身が震える。
布団を跳ね除け、急いで身支度を整える。ただならぬタルの様子に、同衾していたアメリアも目を覚まし、ぶるりと身をすくませた。
「何? なんだか…変よ、この空気…」彼女も脱ぎ散らかした服を急いで身に付け始める。
「…わかるか。何だか知らねえが、でっけえもんが…来る」
剣を身に着け、まだ身支度中のアメリアを抱き寄せる。出来るならば、自分の手で彼女をこの空気から守りたい。
けれども、自分にはやるべきことがあって−それを彼女もわかっていて。思いのままに行動できるほど、二人とも子供にはなれなかった。
「何が起こるかわかんねえが、約束してくれ。…また会おう」
「……ええ。また、会いましょう。約束」タルに向き直り、そっとアメリアは瞳を閉じた。淡い月光の差し込む部屋で、二つの影が一つになる。
2535-882:04/10/20 20:45:58 ID:57cpTihi
「そうだ。この間習ったおまじないしてあげる。グラスランド風のおまじないらしいんだけど」言うが早いか、小さな影が大きな影を抱き締める。
「えっと…我と契りを結びし勇敢なる剣士タルに、潮風と大海の加護があらんことを…」
たどたどしく、か細い祈りの言葉。ドライかつ割り切った性格の彼女からしてみれば、とてもそれは珍しい行動だった。
「サンキュ。んじゃ…ちょっくら行ってくる。あんまり薄着して、風邪引くなよ」
くしゃりと赤い髪を掻き乱して、彼は街へと駆け出した。乱された髪を手櫛で整えつつ、残された彼女は呟いた。
「…そっちこそ。食べ過ぎて、お腹壊したりしないでね…」−静かな声は、彼の耳に届くことなく夜の闇に消えた。

 タルの『悪い予感』は果たして的中していた。この夜、ヘルムート率いるクールークの艦隊がラズリルに侵攻していたのだ。
そしてカタリナらと共に徹底抗戦の準備をしていた騎士団員達に告げられた、悪夢のような事実−領主親子の降伏。
お飾り同然であっても団長を失い、有能なる副団長を囚われた騎士団は事実上崩壊し、タル達を含めたラズリルの人々にとってしばらくの間苦しい日々が続くこととなる。
−そしてその日々を打破してくれた、親友が盟主を務める軍に参加するのにためらいがあるわけもなく。
タルは港に停泊している大きな船目指し歩いていた。…あの夜以降、アメリアとは結局会えていない。
ラズリルを出る前に、と思い宿に行ってみると『既に発った』とのことだった。
「ま、しゃーないか…またどっかで会えりゃラッキー、ってとこか…」
あの夜出会えて、思いを確かめ合えた事でなけなしの女運を使い果たしたのかもな…などと情けないことを考えていると。
風に乗って、懐かしい香りが鼻をくすぐる。目的の船の前で、船番らしき少年と話しているのは−
「嘘、だろ……おい」
−思わず持っていた荷物を下に落とす。その音に気づいて、薔薇の香りをまとった赤毛の美人が振り向いた。口元に手を当てて、「信じられない」と言いたげな表情をしている。
「…約束、守れそうだな」落とした荷物を拾って、タルは力強く走り出した。

2545-882:04/10/20 20:51:52 ID:57cpTihi
…てなわけで投下でした。最初考えてたのとはだいぶ違ってしまいましたが。
>>197さん
つ、続きが気になる…!! 頑張れ4様、1&2の天魁星に負けない攻めっぷりを見せてくれ(w
>>217さん
語彙の豊富さに圧倒されました。あやかりたいものです…。
255名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:20:33 ID:bUP9PYjZ
GJ!!ラブな方リクした者です。
アメリアが予想外に可愛くて( *´Д`)ハアハアでした。
256名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:45:55 ID:e1SljwoY
>>254
待ってました!
「お姉さんが教えてあげる」な方に投票しましたが、今回のもGJです。
アメリア姉さんが可愛すぎる・・・
257名無しさん@ピンキー:04/10/21 02:25:12 ID:TTfMvqvI
アメリア姉さん……俺が好きなキャラだけにGJ!!
このまま男性キャラ全員喰い尽くしてください
258197:04/10/21 16:36:49 ID:RmdFySJx
アメリアの姐さん!!!!
可愛いよアメリアの姐さん!!
>>254さん
が・・・頑張りまぁっす・・・
259主キカ:04/10/21 16:58:50 ID:RmdFySJx
>>212の続き

フォーはぼんやりと自分の掌を眺めていた。握っては開くという動作を何度も繰り返す
指を曲げ拳を作っているのは自分の意志だ。なのに、奇妙な違和感が拭えない。微妙なズレを感じる
特に意識を集中させるでもなく眺める掌は、かすかにピントがぼやけ、輪郭がだぶって見えた。
自然と瞼が重くなる。魂が肉体を遊離するような錯覚。動きを止めた掌に、ふとリアルな感触が蘇った
暖かく柔らかなそれは、生々しいまでの肉の感触だ。
俺・・・・、キカさんと・・・・。未だに信じられない思いだった。
260主キカ:04/10/21 17:20:18 ID:RmdFySJx
酷く不安だった。フォーの犯した過ちは、全てを壊しかねない。
自分の立場を、周囲の人々との関係を。自分の存在さえ。それは恐怖だった。
『壊しちまえよ』
頭の芯から響く黒い声。声は続ける
『いいじゃないか。恐しちまえよ。お前は正しいんだ。壊せ壊せ。壊しちまえ!!』
それはまさに悪魔の囁きだ。恐怖に竦む理性に追い討ちをかけ、怯える心を闇一色に塗り込める
膝がガクガク震えた。饐えた臭いが鼻を衝き、全身を無数の虱が這いずり回るような嫌悪感が襲う
「ッ!!!!!」
上げかけた悲鳴を必死で抑え自分の部屋を出る。じっとしていたらまたあの感覚に襲われそうだ。
ふと目安箱が視界に入る、いつもなら5通ほど入っているのだが珍しく一通だけ。
「誰からだ?」
文字を見た瞬間に顔が歪む、見慣れた文体、キカの筆跡だ
《フォー・・・・・夕べの事は無かった事にしてくれ。頼む。》
何度も書き直し、書き殴られた様で辛らつで必死の文章

「く・・・・、くくく・・・」
闇に響く掠れた笑い。けれどフォーには、その声が自分のものかどうか自信が無かった
261名無しさん@ピンキー:04/10/21 17:39:58 ID:bGtcv8gt

キター
待ってました!!
ハァハァハァ
262主キカ:04/10/21 17:40:30 ID:RmdFySJx
グリシェンデ号、キカの部屋にノック音がコッコッと短く響きドアが開く
「誰だ?」
「俺ですよ・・・キカさん」
「フォー!・・・・・お前・・」
フォーの突然の来訪にキカは狼狽した。仲間の一人が部屋に来ただけで何もうろたえることはない。
以前ならそうだった。だが・・・しかし  目安箱に入れたメッセージを読んでくれたろうか?
犯した過ちを無かった事にしようとは都合のいい話だが、協力関係を続けるのならば封印せざるを得ない
チラチラ立ち尽くすフォーを盗み見る様に見るキカは、思いのほか彼が落ち着いているのに安堵した
「なんのようだ・・・」
いくぶん落ち着きを取り戻したキカはフォーに背を向ける、顔を見られたくないのだ
それは女海賊としてのプライドだったのかもしれない。
263主キカ:04/10/21 18:00:39 ID:RmdFySJx
背を向けたキカの背後に忍び寄り、フォーはキカの肩へ手を掛けた。
「なっ!?」と短く叫んで身を竦めるキカを台の上へうつ伏せに押し倒す。
「ふ、フォー、何を!?」
「何って、ナニするんだよ・・・決まってるだろ?」
平然と言い放ち、フォーは屹立した分身をズボンから抜き出した。
「ひっ! や・・やめ・・!フォー・・・・、ダメ・・・」
「シて欲しいんだろ?隠さなくていい」
隆々と力を漲らせる肉棒の先端で、ジーンズの生地越しに尻の間を軽く突く。キカはたちまち背を仰け反らせた
「あっ、い、いやぁ・・・!」
口では拒んでいるが、どこか形式的とも思える。二度も男を亡くし、男日照りの日々が続いた
夜泣きする身体を慰めるうち、つい自分の部下の勘違いから人魚を守った強い瞳の青年
フォーを妄想の道具としてしまったのが間違いだった。あろうことかその現場を覗かれたあげく
自らの意思ではなかったにせよ肉体関係を持ち、あまつさえその行為に悦びを感じてしまった
そして、今またキカは己の欲望に身を焦がしている
264主キカ:04/10/21 18:20:50 ID:RmdFySJx
「あ、うぅ・・・んっ、あぁぁん・・・」
吐息ともうめきともつかぬ声を漏らすキカを見下ろし、フォーはジーンズを膝まで降ろし
乱暴にショーツを引き降ろし、引き締まった尻を露にする。
「あっ!ふ、フォー、く・・・あぁん、あーっ!」
キカが引きつった声をあげた。フォーの左手が無造作に秘部をまさぐったのだ。
「ほら、濡れてる」
「や・・・・め・・・・、あぁ、あぁぁ・・・・」
「これが欲しいんだろ・・・ほら」
笑いながら言って、淫蜜に濡れそぼる媚肉の隙間にズブリと怒張を突き刺す
「あっ、ヒッ、あぁぁぁぁーーーーーっ!!」
「あっけなく挿入りやがる・・・」
奥まで押し込んだところで、じっと動きを止めた。脈打つ剛直を包み込み、キカの肉壁がざわめきはじめる
「あうぅっ、あ・・・んっ、あふぅっ!」
「俺が何もしてねぇのに、勝手にヒクヒク言ってるぞ」
「ひ、ひぃっ、う、だ・・め・・うぁ! 感じちゃ・・・・あぁぁぁっ!」
「淫乱だよ、あんた・・・本物の」
「だ・・・・まれ・・・・あふっ・・・や、いやぁぁぁっ!そんな、こと・・・」
かぶりを振るものの、無数の肉壁はそれぞれ別の生き物の如く蠢いていた
265197:04/10/21 18:22:13 ID:RmdFySJx
ちょっち離席しま〜っす
266主キカ:04/10/21 19:25:19 ID:RmdFySJx
「んっ、あ・・・う、あん!ああぁぁ!!うぅ・・・」
吐息混じりの洗い息遣いが部屋に響く。フォーは自ら動くことをしなかった
「ずっとこうしてるのも悪くないな」
「あ、え・・・・?い、いや、し、死んじゃ・・・」
キカの声には、明かに不満の色が滲んでいる。そう。抗いではなく不満が
「じゃあ、勝手にしろよ・・自分で動け」
「っ・・・・・くぅ・・・」
小さく喘いで唇を噛む。何かを堪えているような様子だ。その間にも、膣内はヒクヒクと息づき続けている
フォーはキカを貫いたまま悠然と哀れな獲物を見下ろしていた。やがて肉の欲求に負けたのか、キカはゆっくりと腰を振り始める。
「あぁぁ・・・・んっ、んぁ、うあぁんっ!あんっ、あふっ、はああぁぁぁんっ!」
キカの普段からは考えられない声をあげたちょうどその時、ドアの方からノック音が響いた
「シグルトです、キカ様、入ります」
「ひっ!?」
全身を緊張させ息を呑むキカ。入ってきたシグルトがフォーとキカを瞳に写した
「フォー様、来てらっしゃったんですか?」
「うん、お邪魔してるよ」
「何をなさってるんですか?お二人で・・・」
267主キカ:04/10/21 19:48:58 ID:RmdFySJx
「キカさんが腰が凝ったっていうから、マッサージをね」
角度的にシグルトからキカの下半身は死角となって見えない。フォーはわざとらしくキカの腰や背中をさすった
途端にキカの膣奥がざわめいて、両足がガクガク震え出す。
「あっ、ん・・・・う、あぁ・・・・んっ、あ・・ああ・・そうなんだ・・・」
恥辱に頬染め、キカは相槌を打った、こんな姿を部下に見せるわけにはいかない。そんなキカをフォーは心の中で嘲った
「すごく凝ってるんだよねぇ・・・キカさん」
指圧マッサージのふりをして腰を抱え、グイと腰を入れる。
「ひっ、あ・・・・」
台に伏せる身体がビクンと痙攣した。構わず何度となく腰を打ち付ける。
その衝撃に、灼熱の凶器を咥え込む秘肉がうねった。
「あ、え、う・・・・、そ、そ・・・・うあぁぁぁぁぁぁ・・・・!」
大きく息を吐き出しながらキカの身体が硬直するグチャグチャになった膣内が、一際大きくわななく。
そんなこととは露知らず、シグルトは「そうですか・・失礼しました」とだけ言ってドアを閉め去っていった
部下の姿が見えなくなるなり、途端にキカが喘ぎ始める。
「んっ・・・・・えぐっ・・くふぅ・・・・あぁぁ・・・・」
「部下の前でイった気分はどうだ?」
「うっく、・・・あぁぁぁ!!い、言わないで!!言わない、で・・・・あぁぁん!!!」
卑猥な笑みを浮かべたフォーの問いに、キカは快感に震えながらも半泣きの顔を歪めた

30分後ネココボルトの首輪がキカに着けられた
もう一つの罰の証として・・・
268197:04/10/21 19:52:11 ID:RmdFySJx
ちょっと短めかも・・・(汗)
「なんで猫しか首輪つけれんのじゃぁ!」と思ってたので
着けてみました・・・
269名無しさん@ピンキー:04/10/22 11:55:35 ID:iLRpN1Jk
イソラソキカ姉さん(*´д`*)ハァハァ
270名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:31:55 ID:NsAfJMuF
ハァハァ・・・・・続きも期待
271名無しさん@ピンキー:04/10/23 17:06:13 ID:NsAfJMuF
キカさま食べごろですな。
少年に翻弄される凛々しいお姉さまってのは
最高萌え萌えシチュエーションです。
最後はラヴエチだそうなので、期待
272名無しさん@ピンキー:04/10/24 15:05:52 ID:N+G6f3Kl
何故ヘルムートは男なんだ・・・
女だったら相当美味しいポジションなのに
273名無しさん@ピンキー:04/10/24 19:50:48 ID:u+cJilt6
そうか?
274名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:17:39 ID:3TtCTaeW
親父が監禁されちゃうからな。
275名無しさん@ピンキー:04/10/25 03:16:02 ID:lWRrYyut
保管庫のエルザ×クライヴ良かった。
書いた人GJ!
276名無しさん@ピンキー:04/10/25 08:25:01 ID:3Dv3C4Zp
毎夜、天然部屋でギシギシアンアンなシラミネとロウフォン。
毎夜、シンプルな部屋で(略)なヘルムートとフレデリカ。
毎夜、海部屋を出入りしている主人公。

どれが一番、シチュ的にウマーなんだろうか。
277名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:51:10 ID:R5M8McXu
>272
美女攻撃のメンバーになるくらい美人だったらなー。

クリスタソやソニアタンみたいな美女が好きにしろって言って、
捕虜になったら(*´д`*)ハァハァ
278名無しさん@ピンキー:04/10/28 10:23:26 ID:2m6uF2Fq
ho
279名無しさん@ピンキー:04/10/28 23:45:47 ID:ImP90NYK
4主×ミレイ書きたいが、どーしてもセックルまで持ち込めない……
2805ー882:04/10/28 23:59:04 ID:/dvD2Z30
ノシ
自分もだ同士よ。
その二人をネタに書いたことはあるが、ミレイ一人えちー&4様自爆ネタだし。
船の中って二人きりにしにくいんだよね。かといって出先でも他人の目があるから…。
いっそのこと、二人だけで無人島に流されるくらいやらないとむりかもね。
281名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:26:11 ID:c1ur3u/0
>>279
個人的には萌えネタだけでも大歓迎なんですが。
282名無しさん@ピンキー:04/10/29 05:27:22 ID:3a6vd/4K
グレッチェンが見てる
283197:04/10/29 20:39:47 ID:usDY1NZK
主ミレイかぁ・・・
主キカ終わったらネタ考えてみっかな・・・
284名無しさん@ピンキー:04/10/29 21:10:17 ID:hIi9un29
一応考えたのは
1…トーブに防音加工してもらった部屋でギシギシアンアン。 2…皆が寝静まった夜、護衛当番のミレイが疲労により自室の前で居眠り。4主が気を利かせて自室のベッドに寝かしてあげるものの欲情。
3…いっそ付き合ってる設定から始めればやり放題。

……それぞれ触りだけ書いてみたがどうあがいても設定に無理が出るな。
285名無しさん@ピンキー:04/10/29 21:59:44 ID:Ao8lS1HN
ヘルガとグレッチェンがまだ仲間になっていないという事にすれば
人の目はだいたい素通りできるような気が・・・
286名無しさん@ピンキー:04/10/29 22:17:04 ID:HaPNkUk0
個人的には>284の2が気になると言うか萌える。
「ミレイ、君はもう子供じゃ無いって事を僕自身が教えるよ」
「フォー様…っ待って、フォー様が好きですがそんなっ急に…あっ…」
みたいな。
287名無しさん@ピンキー:04/10/30 00:14:47 ID:VStbOyy1
4人で出かけたら他の二人が別部屋でおっぱじめちゃって、4様&ミレイも盛り上がって・・・なんてな。

「やっ・・・フォー様、隣に聞こえてしまいます・・・ふぁあん!」
「大丈夫だよ、向こうは向こうで自分達の事で手一杯だろうしね」
「ぁあ、くぁ、ひゃあん! で、でも、恥ずかしいです・・・私、こ、こんなはしたない、ぁあっ、声まで出して・・・」
「乱れてる君も可愛いよ、ミレイ。・・・もっと乱してあげるから、覚悟してね?」

なんかこー、普通以上に恥じらわざるを得ない状況に追い込まれてるミレイに萌えってかんぢで一つ。
問題なのは、「他の二人」を誰に設定するかだがな。無論男女カポーだ、ここはエロパロ板だしな!(w
288主キカ:04/10/30 01:42:11 ID:6CHgyAvf
>>267の続き


「んっ、んぁっ、あっ、あ・・・・・・、んあぁぁんんっ!!」
フォーの部屋のベットの上、フォーはキカの熟れた肢体を抱き寄せ、濡れ火照った淫裂を猛り狂う怒張で貫いていた
「あうっ、ひ・・・・・あぁぁぁぁっ、んっ、あん!」
セックスを待ち焦がれていたのか、食事の時間うっとりとした面持ちでフォーを見つめていた
脱げと言われればすぐに全裸になる。何時、何処かで誰かが聞いているかもしれない状況でキカは肉欲の宴を全身で堪能していた
「うっ、あぁぁぁ・・・・あふっ、ひぐっ、あぁぁ!!」
強いピストンはせずに、じっくりとグラインドを続け、緩やかに絶頂へ押し上げていく。
じっとりと汗ばんだ背中を撫で、腰のくびれをくすぐるように触れてやる。
キカは身体を弾ませてよがる。その声は、呆れるほどに蕩けていた。
289主キカ:04/10/30 01:55:47 ID:6CHgyAvf
「んくっ!ひぃっ、ん、んうぁぁ・・・・・すごい・・・」
腰に絡まるキカの両足の締め付けに呼応して、膣内でヒクつく粘膜がざわめく。
トロンとした半開きの目と唾液に濡れた朱唇が、歪んだ快楽の度合いを物語っていた
「あぁん・・・あふっ、んく!いっぱい・・・太い・・・気持ちいい、堪らない」
繋がったフォーの太腿辺りまで、溢れた大量の淫液でヌルヌルになっている。
お互いの身がぶつかり擦れるたびに、糸引く粘液がグチュグチュと淫猥な音色を奏でた
「あんっ、あぁっ!フォー・・・すごい・・・・」
緩やかに続くグラインドは悦楽のワルツ。ヒクヒクと痙攣する秘肉の感触に、フォーの射精欲求もしだいに高まってくる。
290197:04/10/30 01:56:55 ID:6CHgyAvf
・・・・す・・・睡魔が・・・
291名無しさん@ピンキー:04/10/30 01:59:33 ID:rR0E1dBy
ハァハァ
292名無しさん@ピンキー:04/10/30 07:30:55 ID:OQ9mTww1
寸止め…
293名無しさん@ピンキー:04/10/31 10:01:13 ID:9i/YBcnQ
ウェンデルに目隠しして色々したい
294名無しさん@ピンキー:04/10/31 11:33:05 ID:eBwveMb1
同士ハケーン
295ゴーヤ:04/11/01 01:44:21 ID:Li+Tg87n
今時2を書いてる自分は名無しに戻るべきなのだろうか…
296名無しさん@ピンキー:04/11/01 12:43:03 ID:sP5eceH+
>295
誘い受けウザい

4が出たいまでも2が一番好きだ。続きを楽しみにしてるから頑張れ。
297ゴーヤ:04/11/01 13:20:34 ID:WaTDq1/c
うぃ、ちと大人げ無かったですね
最近…、ハァ…
頑張ろう
298名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:54:27 ID:FICsNtpJ
よく晴れたとある日の昼下がり、
本拠地の余り目立たない一室では少年と少女が息を荒げ繋がっていた。
少年は少女の後ろから少女の中に入っており、
少女は少年から与えられる快感に腰が砕けないように必死に壁に手をついていた。
少年が突き上げる度に震えるはだけた服からこぼれる少女の胸、
後ろから見てもわかるその官能的な動きに思わず手を伸ばさずにはいられなかった。
「あぅっ!!」
絶頂も近くなり全身が敏感になっている所に突然胸を揉まれ、
その快感に思わず悲鳴を上げてしまう、
必死に壁につかまっていた腕の力が抜け崩れ落ちそうになった、
その瞬間少年は胸を揉んでいた片手を止め抱きとめた、
少女の体を起こし自分と同じ高さに顔を持ってきた、
少女は熱い視線を少年に向け少年はそれに答えるように唇を合わせた。
二人の舌が熱く絡み合う、
吸い、吸われ、お互いの舌で相手の口内を愛撫する、
口が性器になったかのような凄まじい快感、
舌が口の中を行き来する度に背筋に稲妻が走った。
その濃厚な口付けの間にも少年は胸を揉むのを忘れなかった、
少女の胸は少年の手に吸い付くかのような感触に夢中になり揉み続けた。
つん、と立った乳首を強く摘むと少女は髪を振り乱し悶えた、
そんな少女を少年は「逃がすものか」と言わんばかりにもう片手を少女の後頭部に回し
再び口付けをするのであった。
299名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:55:23 ID:FICsNtpJ
胸を愛撫されて快感で朦朧としているのは少女だけではなかった、
少年もその指から感じる感触、
神経が集中しており繊細な感触も逃さずに感じ取る事が出来る指先、
その指から与えられる感覚は決して少女の快感に劣っていなかった。
快感が与えられるのは指先だけではなかった、
性器は言わずがな、抱きしめている腕、少女の背中に当たる胸板、
少女に接する少年の全ての部分で快感を感じていた、
それは少女も同じ事だった。

絶え間なく遅いくる絶頂に遂に屈する時がきたようで少年は口を離した、
「僕…、もう…」
少女は上気した顔で微笑んだ、
「うん…、私も…、いいよ…、そのまま…」
その言葉の直後二人は同時に達した、
「うぁっ!」
「ああああああああっ!!」
少女の中に少年の精液が流し込まれる
凄まじい快感に二人は腰が砕けその場に崩れ落ちた。
少年はもぞもぞと動き少女の中から引き抜いた、
少年が外に出るとぼこっ、と音と共に精液が流れ出してきた。
流れ出る精液を眺め少女は微笑んだ、
「いっぱい出たね…」
少年は少女に唇が一瞬触れるだけの口付けをしてにこっと笑った、
「大丈夫、責任はとるから」
少女は一瞬きょとん、とした顔になったが直ぐに花のような笑みを浮かべた、
「そんなつもりで言ったのじゃあ…、
 でも嬉しい…」
少女は少年の胸に飛び込んだ、
少年もそれに答えるかのように力強く、
でも少女が苦しくないように抱きしめた。
300名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:56:44 ID:FICsNtpJ
二人が抱擁を始めて数分が経った、
少年は顔を上げ少女におずおずと問い掛けた、
「もう一度いいかな…?」
その問いに少女は耳まで真っ赤にして、
小さな声で、でもはっきりと答えた、
「うん…、あなたが望むのなら何度でも…」
少年は嬉しそうに笑った。

二人が再び繋がろうとしたその時、
いきなりドアが開け放たれた。
「リオウー!!
 やっぱりここにいた!!
 お姉ちゃん探したんだからね…、
 って何やっているのよ!!」
突然前触れもなしに登場して次々に捲し立てるナナミ、
その様子にリオウもアイリも呆けたように口を開ける事しか出来なかった。
「リオウ!あなたって人は!!
 お姉ちゃんが居るのに何で他の人とするの!?」
つかつかと歩み寄ってびしりとリオウに指差すナナミ、
リオウとアイリはお互いに事情の後で着衣が乱れている事を思い出した、
突然の出来事でそんなことすら失念していた。
「酷いわ!!リオウ!!
 嫌がるお姉ちゃんに無理矢理あんな事をしたくせに、
 泣いてもやめてくれなかったのに、
 私の体に飽きたら直ぐ他の女に乗り移るの!?」
身に覚えのないことを言われ真っ青になって首を千切れんばかりに横に振る、
そして捨てられた仔犬のような目をアイリに向けた。
「違うよ…、僕はそんなことしていないよ…、
 お願い…、信じて…」
301名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:57:20 ID:FICsNtpJ
そのうるうるした瞳を見つめてアイリは大きな溜息をついた、
「眠っている時に手足を縛られたりして無理矢理奪われたんだね?
 大変だったね…、リオウ…」
アイリは初めてリオウと結ばれた時の事を思い出した、
「ごめんね…、僕は初めてじゃないんだ…」
遠い目をしながらそう言ったのが凄く気になったが、
何だか触れてはいけない気がしたので何も聞かなかった。
「ええっ!?
 こういう時って無条件に女の方を信じるんじゃないの?」
ナナミは信じられないという顔をした、
なんだろう、その悪役みたいな台詞は。
「ごめん…、アイリ…、
 ごめん…、僕はもう汚されているんだ…
 ごめん…、ごめんね…」
ぐすぐす涙をこぼすリオウをアイリはそっと抱きしめた、
「気にしないでいいよ、
 あたしはそんなこと気にしないから」
「でも…」
「でも、じゃないよ、
 リオウはリオウ、なにがあってもそれはかわらないから、
 それに責任とってくれるんでしょ?」
優しく諭すように微笑むアイリ、
その笑みを見てリオウは胸の中で泣き出した。
えっと、どっちが男でどっちが女だったっけ?
302名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:58:43 ID:FICsNtpJ
泣くリオウをあやすアイリを見てナナミが憤慨した、
「酷い!まるで私が悪いみたいじゃないの!!」
自覚がないのでしょうか?この人には。
「それに!私はお口でもしてあげるんだから!
 アイリちゃんにそんなことが出来る!?」
ふふん、と無い胸を反らす、
ようやくおさまったのか目をこすりながらリオウが答えた、
「ナナミのは無理矢理だた出させるだけの感じがして、
 あんまり気持ちが良くないよ…」
「えっ」
「それにアイリは胸も使ってして、痛ッ!」
怖い顔をしたアイリに腿をぎゅっと摘まれリオウは顔をしかめた。
ナナミは口をぱくぱくしていたがすぐに口を開いた、
「なによ!胸なんて卑怯じゃないの!!
 そんな凶器はルール違反!反則よ!!」
うわ、自分に無いものは凶器扱いですか、
無茶言うなぁこの人…。
303名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:59:13 ID:FICsNtpJ
「それにね!
 女の魅力はここよ、ここ!」
そう言って股間に指をさす、
「ここにリオウはメロメロなんだから!!」
年頃の娘さんが恥ずかしい台詞を大声で怒鳴るのはやめた方がいいですよ?
「確かにナナミのそこは気持ちいいけれど…、
 でも…」
リオウはそっと目をそらした、
「お姉ちゃんのどこがいけないのよ!」
「自分だけ気持ちよくなって、
 さっさと去っていくんじゃないの?」
アイリの言葉に「何で知っているの?」という視線を向ける、
「しかも自分が満足したら後は知らん振り、
 縛ったままどっかいったり眠ったりするんでしょ、
 で、リオウは不完全燃焼、
 拘束されてるから何も出来ずに苦しむわけね」
再び涙が溢れてきてリオウはアイリに抱きついた、
「苦労したんだね…」
貰い泣きをしているのかアイリの目も光っていた。
「むむむむむ…」
その様子に納得がいかない様子のナナミさん、
いい加減諦めた方がいいのでは?
304名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:00:07 ID:FICsNtpJ
「言葉で百語るより一つの行動で示した方が早いわ!
 どっちがリオウを満足させるか勝負よ!」
ずびしとアイリに指をさす、
いやさ、どうみても、アンタの方が不利だと思うよ?
リオウは真っ赤に腫らした目をナナミに向けた、
「ごめん…、もう限界…」
心労が身体に作用したのかリオウの表情からは重い疲労が感じ取られた、
目に隈まで浮かべているリオウを見てナナミはニッと笑った。
「大丈夫!こんな事もあろうかと!!」
大皿をずいっと差し出した、
今どこから出した?どこに仕舞ってた?
「お姉ちゃん特製のスタミナ料理!!」
どう見ても身体に悪そうな極彩色の物体を箸で摘み、
リオウの口に持っていく、
「今日は特別にお姉ちゃんが食べさせてあげるね」
とても微笑ましい光景だと思う、
リオウが必死になって首を左右に振ったり、
箸の先ある物体が正体不明の存在でなければだが。
「ほぉら、食べるの!!」
どうしても口を開けないリオウに苛立ったか顎骨の繋ぎ目を強くはさむ、
無理矢理口を開いたその瞬間ナナミはすかさず口の中に料理?をほおりこんだ。
「んー!んー!んー!」
必死になって吐き出そうとするが今度はがっちりと口が開かないように押さえ込んでいた。
リオウはつい口の中を飲み込んでしまった、
305名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:00:41 ID:FICsNtpJ
リオウの動きが止まった、
次の瞬間鼻から狂皇子ルカ・ブライトの心よりドス黒い血が噴出した、
「わっ!」
ナナミは驚いて手を離すと口からも血を吐き出した、
どうやら口が塞がれていたので、鼻から吹き出たようである。

心身ともに疲労しきった所にナナミスペシャル、
普段なら耐え切れる物も抵抗力が落ちている時だとこうなるようである。
「いやぁ!!リオウ!リオウ!!」
アイリが動かなくなったリオウを半狂乱で揺さぶる、
諸悪の根源ナナミは、
「もう、だらしないなぁ!
 アイリちゃん、審判が倒れたから今日の所は引き分けにして置いてあげる!!」
そう言ってさっさと部屋を出て行った。
「リオウ!リオウー!!」

翌日の本拠地にはげっそりとやつれてはいるけれどなんとか存命しているリオウの姿が確認された。
306ゴーヤ:04/11/03 02:06:44 ID:FICsNtpJ
すいません、先日疲れてたみたいでとんだ醜態を…、
話は大筋はまとまっているのですがいざ文章にしようとしたら上手くいかないのでつ。

なんかお馬鹿なのを書きたくなって書いてみました、
こんなの書くと「お前は本当にナナミが好きなのか!?」
と言われそうですが、好きですよ、ナナミ、
アイドル超人ではテリーマンくらい好きですよ?

ではまた
307名無しさん@ピンキー:04/11/03 05:55:42 ID:EJayYiVo
GJ!
やっぱAと@が好きだおりゃあ…
308名無しさん@ピンキー:04/11/03 16:31:36 ID:XZx76eui
GJ! 乙でした。
自分もまだまだ1と2好きなので嬉しかった!
309名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:57:26 ID:uC3YKEgf
とりあえず、4様×ミレイ書いてみました。
初書きで拙い所とかあるかもしれませんが、読んでくれると嬉しいです。
310名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:58:15 ID:uC3YKEgf
フォーが扉を開けると、どこか見慣れた姿の少女が床に転がっていた。
「……?」
おそるおそる顔を覗き込むと、今日の護衛のミレイだとわかった。
「ミレイ……」
声をかけても起きる気配はなく、ただ可愛らしい寝顔をこちらに見せ付けるのみだ。
(最近、ずっとミレイはメンバーに入れっぱなしだったし、その上、今日護衛だもんな)
疲れているのだろう、そしてそんな彼女の状態に気付かずにいた自分にも非がある。
そう思ったフォーは、ミレイを横抱きにして、自分の部屋へと入った。
すっと、彼女の軽い肢体をベッドへと寝せると、彼女の寝顔と均整のとれた肢体が目に焼きついた。
フォーは胸が一瞬高鳴ったが、すぐに目を逸らして自分は床ででも寝ようと思い、
ミレイの身体とは逆に身体を向ける、が。
「……フォー……様……」
フォーは一瞬どきりとしながらも声の主と思われる、寝息を立てている彼女の方へ再び振り返ると、
そこにはやはり先ほどと変わらず、かわいらしい寝顔の少女の様子が目に映った。
(寝言……?)
フォーがそんな事を考えていると、また、
「フォー……さまぁ……」
と、どこか自分を誘っているのではないかと錯覚するほど、愛おしそうに自分の名を呼ぶ少女。
当然、彼女はそんなつもりなど毛頭なく、ただ憧れの人が夢にでも現れているのだろう。
実際に本人が目の前にいるとも知らず、その名を呼び続ける。
フォーは、改めて彼女の様子をじっくりと覗いた。
完全に眠りについているのは確かなようだ。
それとは別に、年頃の少女が露出の多い衣装を纏っている為、
むき出しとなった胸元や太股がフォーの視界に入る。
(ミレイ……改めてよく考えてみると……すごく、可愛いよな)
そんな少女が今、自分の部屋のベッドの上で、
気持ちよさそうに自分の名を呼びながら眠っている。
フォーに、いや、少年に芽生えつつある欲の波を堪えることなど不可能に等しかった。
普段、罰の紋章を使い、耐えうるほどの精神力を持つ少年でも、
流石にこんな状況では若気に負ける。
311名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:58:57 ID:uC3YKEgf
「……ミレイが、悪いんだからね」
ぽそりと一言そう言うと、フォーはゆっくりとミレイのしなやかな肢体の上に覆いかぶさり、
先ほどから自分の名を紡ぐ小さな唇を塞いだ。
「んっ……」
一瞬、彼女から吐息が漏れたものの、彼女はまだ眠りについたままだ。
ミレイの唇はひどく柔らかくて温かく、フォーに言い様もないほどの心地よさを与えた。もっとその心地よさを分かち合いたい、感じたい。
その欲求が、行動を昇華させてゆく。
にゅるっ……
ゆっくりとミレイの唇を割って、フォーの舌がミレイの口内に浸入する。
しばらくして、フォーは宝物を見つけたかのように、ミレイの舌を発見すると、
ねっとりと絡ませ始め、唾液を彼女の口内に送りこんでゆく。
「んっ……んんっ…!? んくっ……っ……!!」
ここで、ようやくミレイの大きな瞳が開いた。
驚いた様子で、慌ててフォーの唇と自分の唇を離す。
「フォ、フォー様!? わ、私……何で? それに、この部屋……?」
「おはようミレイ、やっとお目覚めかい。さあ、続きをしよう」
「続きって……? フォ、フォー様!? 私、何を……んんっ…!」
まだ状況を把握してないミレイの唇を、再び貪るフォー。
(う、うそ…私、フォー…様と……フォー、様と……)
驚いて目を見開いてみれば、自分が憧れている人が目の前に、近すぎるほどに。
驚きと、不安と、疑問と、喜びが入り混じってくる。
その思いが、とりあえず憧れの人との口付けを中断させていた。
「フォ、フォー様、ちょっと……ちょっと、待ってください……」
「……ミレイ、嫌、だった?」
「そ、そんなっ……そう、じゃなくてっ……その、嬉しいっですけど……そんな、急に……私……」
カアッと耳まで顔を真っ赤にしながら、言葉を紡ぐミレイ。
そんな表情が、さらにフォーを掻き立てる。
「急に僕にそうさせたのは、ミレイの方じゃないか」
それだけ言い終えると、フォーが再びミレイの唇を貪り始めた。
舌が彼女の口内を、容赦なく犯していく。
「私が…私が、何をっ……んぅっ、はぁ……フォー……さま……」
(フォー様のっ…舌がっ……やあぁぁ…、私の舌と絡まって…私の舌、蕩けちゃぅう……)
312名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:00:28 ID:uC3YKEgf
フォーが一方的にミレイの舌を伝わせて、自らの欲望の唾液を彼女の口腔内に滴らせていく。
ミレイは、ただただその垂れ流されるフォーの唾液を、従順に喉を鳴らして飲み込んでゆく。
「んくっ……はああぁぁ……こく、こく……ん、フォー…様っ……」
(もう、ダメっ……フォー様の舌、あったかくってぬるぬるして気持ちいいよぉ……)
ミレイも、何かが弾けたように、フォーの舌と自分の舌を積極的に絡ませ始めた。
瞳をとろんと閉じて、フォーの首に両腕を絡めて、自らフォーを求める。
対してフォーは、ミレイの乳房にそっと自らの手を置いていた。
「!?」
ミレイは、突然の刺激の増加に戸惑いの表情をフォーに向ける。
しかし、それは拒絶の意思を孕んではいなかった。
「ミレイ……柔らかい……」
フォーがミレイの胸を覆う布をずらし、直に彼女の柔らかな部分をまさぐっていく。
形、張りの良い若い乳房は、指の力を加える度に指を弾力で押し返していた。
「んんっ…、やっ……フォー様……私、変な声でちゃっ……ああっ……」
「それでいいんだよ……もっと、ミレイの可愛い声聞かせて…」
「そ、そんな…っ……、恥ずかしい……フォー様……んんああっ、だ、駄目です…そんな
吸ったりしたら……」
フォーがそう言うと同時に、今度はミレイのピンと勃った乳首に吸い付いていった。
ビクビクとミレイの身体が刺激を加える度に震え、時には大きく身体を跳ねさせた。
刺激の変化に順応できずに、ただただ喉の奥から雄を誘う扇情的な声を発する。
それに刺激される雄は、もっとその声を聞きたいと、さまざまな手段で彼女を蹂躙しようとする。
フォーは口内に含んだ乳首を円を描くように舐めまわしたり、舌でつついたりするだけではなく、
今度は固くしこってきた彼女のそれを軽く甘噛みした。
「ひぃんっ!!」
フォーの身体の下で、ミレイの身体が快楽に耐え切れずビクンと跳ねた。
「ミレイ、気持ちよかった…?」
「フォー様……」
ちゅぽっとミレイの乳首から唇を離し、クスリと笑いながらフォーは言った。
ミレイも答えはしなかったものの、赤らめたその表情がすべてを答えていた。
313名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:01:15 ID:uC3YKEgf
「じゃあ、今度は……」
「え……?」
フォーがそう言いかけながら、ミレイのショートパンツに手をかけて
ショーツと一緒に一気に膝の辺りまで下ろしてしまった。
突然の事に、ミレイは驚いてどうしていいかわからなくなったしまう。
ミレイの隠されていた、綺麗な桃色の花びらがフォーの大きな瞳に晒される
そこはすでに先程までの愛撫によってか、潤っていて淫靡な輝きを湛えていた。
「フォー様っ……そんな…、見ないでっ、見ないでください……」
「あ、ごめん。すごく……綺麗だと思ってさ」
「えっ……?」
(何だかよくわからないけど……恥ずかしいけど……嬉しい)
フォーがするすると、ミレイの膝あてと脱ぎかけのショートパンツとショーツを下ろしていく。
これで足を開くのに邪魔なものはなくなった。
フォーは早速、ミレイの両足を少し開かせる。
(ああ……フォー様が、完全に私の……見てる)
目から火が出そうなほど恥ずかしくて、顔が熱くなる。
いや、顔だけではない。
フォーに凝視されている部分もさっきよりも熱くなってきて……
「ミレイ……すごいよ、何もしてないのにどんどん溢れてくる」
「!?」
「見られてるだけで感じるんだね……ミレイは」
「……っ……わ、私……」
「もっと……溢れさせてあげるよ、ミレイ」
314名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:01:53 ID:uC3YKEgf
くちゅっ……
フォーがそっと愛液の溢れ続ける秘所に指を這わせていく。
「ふぁっ!?」
突然の刺激にビクッと大きく身体を反応させるミレイ。
フォーはそんな彼女の反応をクスッと微笑んで楽しんでいた。
「そう……可愛いよ、ミレイ。もっと、そういう反応見せて……」
「フォー様、だめっ…です、そんな……フォー様の指が、私の中にっ……はああぁっ!!」
まずは一本、様子を見て指を膣内に挿入していく。
「ん……ミレイ、すごく濡れてるから、スッと指入っちゃうよ」
「お願いです……そんなこと言わないで下さい……」
「だって、まだまだ入りそうだよ、ほら」
ずぷっと、フォーが突然指をもう一本、愛液の溢れかえる秘所に挿入した。
「んんああぁぁっ!!」
「ミレイの中、ひだひだしてて、あったかくって……」
「やあっ! フォーさま……お願いです、もう……抜いてくださ……おかしくなっちゃ…」
ミレイがふるふると頭を振って必死に理性を保とうとする。
「そう? じゃあ」
ぬぷっとミレイの中に入っていた指を引き抜くと、愛液が指先から滴り落ちた。
と同時に、ミレイの高揚感も消えうせてしまい、身体の奥が何かを訴えてくる。
(何コレ……やぁ……体の疼きがっ……収まらないよぉ……)
「はぁ……ん……っ……」
太股を必死に擦り合わせてみても、身体の疼きを抑えるには程遠い。
「フォー、さまぁっ……」
「ミレイ、どうしたの?」
「あ……あのっ……」
「ちゃんと言ってくれなきゃわからないよ」
「……も、もう一度っ……して、くれませんか……」
勇気を振り絞って放った一言。恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
315名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:02:27 ID:uC3YKEgf
しかし……
「え……何を?」
「……っ、そんな、ひどい……」
「ミレイ……ちゃんと言えば僕は何だった君の為にしてあげるよ」
「うぅっ……お願いです、フォー様の指で、私の……」
ミレイが自ら足を開いてフォーに疼きの止まらない、蜜の溢れかえる箇所を見せ付けた。
「私のっ……ココを……いじって、ください……」
「ミレイ、いい子だね……すごく、可愛かったよ」
「…っ」
涙の止まることのないその瞳から落ちる雫に優しく口付ける。
「ミレイ、僕ももう我慢できないよ」
フォーが自分のズボンのジッパーを下ろし、自身の肉棒を取り出した。
「ほら……僕のもこんなになってるんだ」
フォーは自分のビクビクと脈打つ肉棒をミレイに見せ付けるように突き出した。
(すごい……これが、男の人の……フォー様の……)
「フォー様っ……」
「ミレイのせいでこんなになってるんだよ」
「そんなっ……あの、でも……それって、私で、その……興奮してくれたって事ですか……?」
おそるおそるミレイはフォーの顔を覗き込むように、恥ずかしげに顔を紅潮させながら尋ねた。
「そ、そうだよ」
「……嬉しい」
ぽそっとミレイは囁くように一人呟いた。
それがフォーに聞かれてしまったのかはわからないが、ミレイの正直な気持ちだった。
そんなミレイを尻目に、フォーはミレイの両足をそっと広げていった。
先程までの愛撫で濡れに濡れた秘所が、妖しく誘うように輝いていた。
「ミレイ、じゃあ責任とってもらうからね」
「は、はいっ……フォー様なら……私、怖くありません」
316名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:03:10 ID:uC3YKEgf
「……いくよ」
「ああぁぁぁっ!!」
先端を彼女の愛液の溢れる秘所へと導き、ゆっくりと腰を奥へと進めていく。
熱い感触にフォーの分身が包まれ、肉壁が絡み付いて締め付けてくる。
「ミレイの中……キツいっ…」
「はあああぁぁっ!! フォー、様っ!!」
フォーが快楽を感じているのに対して、ミレイは苦痛に顔を歪ませて、涙をぼろぼろと流していた。
結合部からは血液と愛液の混ざった液体が滴り落ちている。
その様子にやっと気付いたフォーは、奥へと進んでゆく分身をようやく止めた。
「ミレイ……ごめん、痛かった? こんなに涙流して……」
「ち、違いますっ…私、フォー様とひとつになれたのがっ……うれしくって、それで……」
先程までとは違い、涙をこぼしながらも強い笑顔をフォーに見せた。
その気持ちに嘘偽りなどないが、ミレイが無理をしているのは明らかだった。
「フォー様っ……はあっ、はあっ……私、だいじょう…ぶですから、私をっ……」
「……」
「フォー様で…いっぱいにしてください……フォー様を感じさせて……」
そう言って、ミレイは震える腕を伸ばして、フォーを抱き締めてそっと口付けた。
彼女のその想いを無駄にするわけにはいかない。
フォーは再びミレイの奥へ奥へと、膣壁をかぎわけるようにして肉棒を進ませていった。
「ふぁ、あああっ……フォー、様ぁ…」
先程とは声質の変わった甘美なミレイの声にフォーは気を良くしたのか、
ミレイの身体をくるりと反転させた。
「フォー様……?」
ミレイがふるふると身体を震わせながら後ろを振り向くと、
フォーが両手を彼女の腰に置いて、膝立ちになっている。
「こうすれば、ミレイの綺麗な所と僕が繋がってる部分が見えるからね」
「フォ、フォー様……っ……後ろからだなんてっ…やぁ……ああっ、んあっ!!」
羞恥に顔を染めるミレイのことも構わずに、フォーは再び抽送を開始した。
パン、パンと勢いよくフォーの腰とミレイの引き締まった形の良い
尻肉とがぶつかり合い、卑猥な音を立てて波打っていた。
317名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:03:54 ID:uC3YKEgf
フォーは征服感とともに、視覚的にもかなり興奮を煽られていた。
「ミレイ……すごいよ、やらしくひくひくしてるのが良く見える…」
「やぁっ!?」
「……感じてるんだね」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
フォーがそっと耳元でそう囁くと、耳まで真っ赤に染めて、ミレイは言葉を失ってしまった。
「ミレイの中……熱くて、絡み付いてきて、吸い付いてきて……
僕のほうが溶けちゃいそうだよ」
「……!!」
フォーが耳元でそっと囁く度に、ビクンとミレイの身体が跳ね、
膣内がきゅうぅぅっと締め付けてくる。
ミレイは瞳を閉じて涙を浮かべながら、快楽と羞恥に耐えるのみだ。
「ミレイは気持ちいい…?」
「わ、わたしは……そのっ…」
「聞きたいんだよ。僕を感じさせて欲しいって言ったでしょ?
 それに僕だけが気持ちいいだなんて、悪いじゃないか」
「あ……私、その……フォー様と繋がってるって思っただけで……」
「思っただけで?」
「か……感じ、ちゃ……ぅ、気持ちいい、ですっ……、その、フォー様の…熱くて……
私、いやらしい娘…でしょうか?」
「そうだね。ミレイは……いやらしい娘だと思うよ。
動いてない今も僕に絡み付いてきて、吸い付いてきて…」
「それはっ……フォー様だから……ひああっ!!」
再びフォーがミレイを突き始めた。
先程よりも激しく、獣のように本能のままに後ろからミレイを犯していく。
「はぁっ…、ひあっ! フォー様……もっと…、ゆっくり……激しすぎっ…て……」
「ミレイが可愛すぎるのがいけないんだよ」
「はああああん! フォー様のっ……いじわるっ……」
じゅっぽ、じゅっぽと激しく膣内で愛液が肉棒でかき回されている音が響く。
フォーの腰の動きはただ彼女を突きこむだけでなく、小さな円を描くように動いていた。
広げられた結合部から、肉棒や太股を伝って愛液が溢れ出していた。
318名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:04:52 ID:uC3YKEgf
「フォー様っ!! そんなっ、深っ! はああん、奥がっ……フォーさまがっ…奥にっ…」
「ミレイの奥のほう…すっごいやらしい動きしてて……くっ!」
ミレイの最奥部を先端で刺激するたびに起こる、膣内の蠢動に翻弄されていくフォー。
先端部がきゅうぅっと子宮口に咥えられて吸い付かれ、竿の部分がぬるぬるした、
ひだひだした暖かいものに包まれていく。
フォーはもっと快楽を増強させようと、既に最奥部に辿り着いている肉棒を
さらに奥へ奥へと進めようとする。
「そんなっ!! フォー様……、私…こわれちゃ、こわれちゃいますぅっ!!」
ミレイの声など届くはずもなく、フォーは貪欲に何かにとりつかれたようにミレイを求め続ける。
二人が高みに上っていくのも時間の問題だった。
「んんんああぁ! フォー、さまっ! フォーさまぁっ! 好きぃっ……好き、ですっ…」
「ミレイ……僕、もう……」
「フォー様! わたし、何か…ヘンっ……おかしくなっちゃ…ぅ、何か、きちゃぅっ!!」
フォーの腰の動きが、最後の力を振り絞り素早く何度も突きこんでいく動きに変わる。
刺激の変化に対応しきれないミレイの頭の中には霧がかかったようになり、
何も考えられなくなる。
319名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:05:28 ID:uC3YKEgf
ただ出てくるのは、快楽に耐える涙と自分を求める想い人の名を呼び続ける声のみ。
「フォーさまっ! フォーさまああああぁぁぁぁっ!」
「うああっ! ミレイ、そんなに締め付けたらっ……くぁっ……」
ミレイがこれまでにないほどに、フォーの限界寸前の膨れあがった肉棒を絞るように締め付ける。
フォーは初めて感じる女性の蠢きの真髄に、あえなく限界を迎え、
大量の白濁液を彼女の胎内に吐き出していく。
「ふあああ…! あつ……熱い、ですっ! フォーさま……が、いっぱいっ……!!」
「ミ、レイ……」
こんなに長く放出したのは初めてで、あまりの肉棒の脈打つ時間の長さにフォー自身驚いている。
そんな大量の精液を愛おしそうにミレイの膣内は受け入れていた。
「フォー様っ! フォーさまっ……好きっ……す……き…」
ミレイの身体がぶるぶる震えたかと思った刹那、力が抜けてしまったのか、
その場に倒れこんだ。
その衝動でフォーとミレイの繋がりがずるりと抜け落ちて、
フォーはその場に倒れこんだミレイを抱きかかえた。
「フォー……様」
「ミレイ…、大丈夫?」
「はい……私、こうしてフォー様が抱き締めてくれるから……」
「少し、無理をさせてしまったね」
「いえ……私、フォー様を護らなくちゃいけないのに……護衛失格…ですね」
すまなそうにそう言って笑うミレイが、ひどく可愛くらしく見えた。
フォーはゆっくりと首を横に振ってミレイに笑いかけて言った。
「そんなことはないよ。これからも……いや、もしよければずっと……」
「え……?」
「……何でもない、今日は……もう、寝ようか」
「あ、はい……」
「当然、ミレイも一緒だよ」
「フォー様……」
思い出したことがあった。
罰の紋章が宿主に与える最大の罰は、孤独。
この紋章を使わなくてもいい世界になるまで、僕は言いかけた言葉を彼女に言えない。
フォーはそっとミレイを抱き締める左手にきゅっと力を入れて、瞳を閉じた。
320名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:06:11 ID:uC3YKEgf
終わりです。
なんか、最初から最後までよくわからない話になったけど初書きってことで許してください。
やりたいこと全部できなかったので、もしかしたらまた4様とミレイで書くかも。
そんときは、生暖かい目でお願いします。
書いてみて、改めて神のすごさを実感。
ではでは。
321名無しさん@ピンキー:04/11/04 03:32:57 ID:pJNic6kg
GJ
322名無しさん@ピンキー:04/11/04 06:47:07 ID:ShfhPpAF
   ∧∧  
  ( ゚∀゚)   神キタ?
  _| ⊃/(___
/ └-(____/

;;(⌒〜           ∧∧    神サマワショーイ!
 (⌒⌒;;(⌒〜      ヽ( ゚∀゚)/   神サマワショーイ!
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜    (   )     
    (⌒;; (⌒⌒;;(⌒ ≡≡ミ     
     (⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜  
323名無しさん@ピンキー:04/11/05 10:37:33 ID:iXQM2zs0
主ミレきたー!!

主キカの続きはまだかな…ハァハァ
324197:04/11/05 14:13:21 ID:3modHVLe
書いてたデータ飛んでもーた・・・・・
325名無しさん@ピンキー:04/11/05 16:24:11 ID:iXQM2zs0
………ガーン orz
326名無しさん@ピンキー:04/11/06 05:58:15 ID:dmOtftZo
一時間レスつかなかったら、ビッキーたんは漏れのもの、と。φ(.. )
327名無しさん@ピンキー:04/11/06 06:09:55 ID:SrC2g/lC

|д・)ジー

328名無しさん@ピンキー:04/11/06 06:27:28 ID:dmOtftZo
ナンテコッタ・・・orz
329名無しさん@ピンキー:04/11/06 06:40:33 ID:B+zMgZfR
あっという間じゃねえかw
330名無しさん@ピンキー:04/11/07 01:47:42 ID:egA2SiG7
ミレイたん!わっしょい!!
331名無しさん@ピンキー:04/11/07 09:40:38 ID:CSjqR7p2
キカさま!わっしょい!!
332名無しさん@ピンキー:04/11/07 12:32:14 ID:oOhDtCKt
キャラ絵だと腰が、ポリゴンだと胸がいやらしいグレッチェン!わっしょい!
333名無しさん@ピンキー:04/11/07 19:39:21 ID:49Te6bUn
リアクション大きい恥ずかしがりやのヘルガたん!わっしょい!
334名無しさん@ピンキー:04/11/07 19:49:48 ID:8ZsJH8q2
>>320の続きでミレイがかえってこないから4様の部屋に
グレッチェンが見にいったら4様とミレイの第2ラウンドが始まっていて
それにグレッチェンも参加して3Pになる・・・・
という感じのやつでもいい感じだと思う
335名無しさん@ピンキー:04/11/07 19:50:36 ID:8ZsJH8q2
sage忘れた・・・
336主キカ:04/11/07 23:14:26 ID:fsifdFok
>>289の続き

「あんっ、あぁっ!フォー・・・すご・・、あぅぅっ!」
乳房を鷲掴み、何度も揉みしだく。背を仰け反らせ、嬌声をあげる
「はぁん!ひっ、あう・・・・・うぅぅん!」
すでに散々焦れていたキカは、フォーのグラインドに合わせて自ら腰を回しはじめた。
「うぅーんっ!あ、くぅっ!いぃ、いいぃっ!!」
薄暗い室内にこだまする楽曲がワルツからロンドに変わる。蜜壺を肉棒で掻き回され、キカの意識は渦巻く快楽に朦朧としはじめた。
「ひっ、あぁん!く、あふ・・・・んっ、んぁぁぁ・・・・」
目の前にいる男、キカが望んだオトコに身をもたれさせ、半ばぐったりとしたキカは何か取り憑かれたかのように腰だけを揺らしている
「う、うくっ!あぁっ、ん・・・、んふぅぅぅぅ・・・」
あてもなく宙を彷徨う虚ろな眼差し。どろんと濁った瞳に宿る狂悦の光。
快楽だけに溺れ、自分を失いつつある、ただの雌。
今のキカに理性を見出そうとする方が無理だ。
そして・・・・そうしたのはこの・・・俺だ・・・。ズキンっとフォーの胸の奥に痛みが疾った
337主キカ:04/11/07 23:29:39 ID:fsifdFok
「あぁふっ、ふぁ・・・んっ、あぁぁ!」
泥酔した娼婦の如きキカの顔を見るにつけ、喉の奥に苦い物が込上げる
≪同情するほどの価値のある女じゃないだろ?快楽を得ることだけに必死な、肉の塊のようなもんだ、これで義賊などと、とんだ偽善者だ。違うか?≫
・・・・・・そうだ・・・・構うものか。キカを貫きながらフォーは口の端を吊り上げワラウ。
そんなフォーに気付きもしないキカは熟れた媚肉を盛大にヒクつかせながら、激しく喘いでいる。
「あ、あぁ・・・・・あぁぁぁ・・・・あふぅ・・・う、あぁっ、いい、イき、そう・・・!」
紅潮するキカの顔が、さらに上気した。汗に濡れ光る肉体を包み込み、腰の動きをピストンに切り替えるフォー。その突き上げに、キカは軽い絶頂に達した。
「う・・、あぐっ・・・あ、イ、イくぅぅ・・・・!」
338主キカ:04/11/07 23:57:07 ID:fsifdFok
背筋を仰け反らせるキカの首輪を掴みグイと引き戻し、耳元でフォーが囁く
「どうだ。もっとイかせて欲しいか?」
「あぁぁっ、あ・・・・・え・・・・・?、は、はい!」
キカの顔に喜悦の色がありありと浮かんだ。
「イ、イかせて・・・、お願い・・・、イかせてぇ・・・・!」
もはやキカにはまともな思考力などないのだろう。とにもかくにもエクスタシーを得ることしか頭にない、そんな顔だ・・
「お願い・・・・・イかせてぇ・・・お願いよぉ・・・・・あ、う・・・ふぁ・・・」
嗚咽を鳴らして懇願するキカに、フォーは容赦なく告げる。
「イかせてやる代わりに、・・・そうだな、俺の子供を孕むまで抱くぞ。腹が膨れるほどにたっぷり膣内に射精してやる。いいな?」
「え・・・・あ、は、はい・・・あぁぁ、あぅぅ!」
従い、何度も頷いてみせるキカ。そこにあるのは絶頂を得ることだけに全てを捧げた恍惚の表情。
そうだ。それでいい。・・・・・・ちょっと待て!!
≪考えるな!!!!本能に忠実に・・・・ふざけんな!!!
頭に響く声を遮りグスァ!と頬から頭蓋骨に響く拳を自分にぶつけるフォー
「ひぅ!・・・フォー?・・・・・」
目の前で起こったフォーの奇行はキカの目に正気と言うなの光りが戻るには充分だった
「キカさん・・・・・すいませ・・ん・・・  でした・・・・」
言うなり全身の力が抜け意識を手放した
339主キカ:04/11/08 00:28:23 ID:rSD6/Y3x
それからあの声は聞こえなくなった。あの声が罰の紋章なのか、自分の本当の心なのかわからない
これで前の関係に戻れる・・・・はずがなかった・・・

「ふぅむぅ・・・・・む、あむ・・・あふぅぅんん・・・・」
ラズリル、元ガイエン騎士団の屋上にくぐもった声、壁際にズボンを下ろし天に向かって屹立した肉竿を咥え込む腰の刺青跡が痛々しい女性
一人はフォー、もう一人はキカだった
「んっ、あふ・・・む」
キカの舌がフォーの肉竿を舐め陰嚢をしゃぶり上げる
「く・・キカさん・・・」
朱唇が裏筋をキスするように辿り、唾液の跡を残す。
「あく、んっ、あぐ・・・ジュプ、チュパ・・・うく・・んっ、チュプ・・・チュパ」
キカはフォーのイチモツを愛しそうに愛撫し、唇と舌で懸命に奉仕する、
その首に首輪はない
「もう・・・出ます・・・!」
たちまち腰のあたりにゾクゾクする快感が押し寄せる、敏感なくびれを舐め上げた瞬間、たまらずフォーの悦楽の証を放出する、ビシャビシャとキカの顔を濡らす
「ああ・・・・・・・ステキ・・・フォーぉ・・・・」
キカのうっとりとした至福の表情、それを見つめるフォーの困ったような優しい眼差し
仲間から、オスとメス、そして男と女・・・・劇的に変化した二人の関係
けれどこれが、二人の見つけた唯一の居場所だった。

                        了
340197:04/11/08 00:30:24 ID:rSD6/Y3x
とりあえず終わった・・・・・
データ飛んだせいでめっさ行削ってもうた・・・・orn
341名無しさん@ピンキー:04/11/08 11:01:07 ID:k/WDvoDZ
帰化━━━< `Д´>━< `Д>━< `>━<   >━( ` )>━(∀`)>━<(´∀` )>━━━!!!!!
342名無しさん@ピンキー:04/11/08 16:21:41 ID:IzOKe5Vn
ごちそうさまですた。キカたま…ハァハァ
343名無しさん@ピンキー:04/11/12 00:02:46 ID:CYpOaFZ1
ho
344197:04/11/12 20:47:35 ID:61QM/umF
現在主ジーン模索中
なんかイイシュチエーションなかろうか?
345名無しさん@ピンキー:04/11/12 21:49:42 ID:Wghr1wef
懺悔室で濡らしてしまったジーンの姿を見て欲情する4様。
ジーンの方も「抱き締めてあげるって言ったでしょう……?」とかね。
346217:04/11/14 17:27:10 ID:lj7MSLcy
ども、舞い戻ってまいりました。
アグネス×ジーンで一筆してみました。

お楽しみ頂けたら幸い…
347217:04/11/14 17:28:14 ID:lj7MSLcy
異種の人々が行き交い、雑多な雰囲気のサロン。その一角に陣取っている小規模のグラスバー。
そこに今、一人の少女がだらしなく頬杖をついていた。
両の耳脇から下ろしている一房づつの髪が、彼女の心神を表すように鈍く煌く。
少女の名はアグネス。
巨大船に集う人々の導き手たる軍師。アグネスはその補佐としてここに乗り込んできた。
そこに待っていたのは繰り返される繁多な日々と、止まることを知らぬかのような砲撃の日々。
戦いに明け暮れるとはまさにこの事。彼女自身が望んで足を踏み入れた世界とはいえ、実際に
目が回る毎日だった。
かつて静寂に過ごしていた時に師が呟いた言葉が耳に残る。
曰く、碌な所じゃないよ、と。
「はあ………」
ため息と共に目の前に置かれたグラスを眺めた。嬉々として喉を潤さんと仕事をしたがっている
液体が揺ら揺らと。息を軽く吹きかければ、水面には小さな小さな海ができる。

アグネスとしては日々変わらぬよう振舞っていたつもりだったのだが、どうやら師には余りに分かり
やすい形に見えていたらしい。
師―――エレノア・シルバーバーグは外見や言動から、あまり周囲を顧みない人間のように思われる
所があるが、そこはやはり人心分析を生業としてる者である。押さえる所はきちんと釘を差して来た。
エレノアはやるべき時にきちんとできていればそれで良しとする気質で、逆に言えばやらねばならぬ時に
できない者を側に置こうとはしなかった。
アグネスにもそれを求めてきたという事である。
曰く、休める時は休む。
言いたい事はアグネスにも十分理解できるので、不必要に反論なぞして師の不興を買うようなマネは
流石にしなかった。
348217:04/11/14 17:29:43 ID:lj7MSLcy
かと、言って。
「―――んで、いつまでそうしてるつもりなんだい?」
カウンター越しにルイーズの軽妙な声が届く。
「だあって………」
ガラス製のかき混ぜ棒を手持ち無沙汰にグラスに突っ込む。回転を加えられて落ち着かなくなった液体は、
自然現象のままに渦を作った。
休めと言われても、今のアグネスにはその際に起すべき行動基準が存在していなかった。
不覚。
正直に言えば、やる事が無いわけではない。彼女が目指しているのは師のような戦いにおける専門家であり、
学ぶ事は山程あるのだ。それこそ、各種専門書を読み漁ったり、地図の読み方を学んだり。
ただ、それをするにはある所に行かねばならない。
―――図書室。
今のアグネスにとってその方角は鬼門であり、どうにも近寄りたくなかった。
とすると、やはりする事が無い。
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……………
かき混ぜ棒の芯に開いている空洞から、液体に向かって何とはなしに息を吹きかけてみる。
何やら誰かさんを苛めているみたいなイメージがしてこそばゆかった。
「遊んでんじゃないよ、もう…」
呆れた目をよこしてくるルイーズに目を合わせないようにしながら、アグネスはふと横に気配を感じた。
そこにいたのは女体の神秘。身に纏っている布地はあまり肌を隠そうという気は無いらしく、見る者
の視線を逆に思う存分浴びたいと言わんばかり。
大事な所はもちろん覆っているものの、主張された体のラインは己が自信の裏付けか。
胸の頂きまでの曲線は、男なら見るだけで血流が迸りすぐにでも貪りたいと思うだろう。
肌の細やかさは女でも触れてみたい、撫でまわしてみたい、……舐めまわしてみたい。
そう思わせずにはいられない姿態の持ち主―――紋章師のジーンであった。
349217:04/11/14 17:30:36 ID:lj7MSLcy
「ここ、よろしいかしら?」
たおやかな鈴の音とはこの事か、と一瞬にしてアグネスの脳裏に響いてくる声音。
気後れしつつも頷き、隣に腰を下ろすジーンを眺める。
気が付けばサロン全体の雰囲気も、何やら紅がかったような匂いに感じた。
一人の出現でこうまで変わるものか――さもありなん。ジーンの放つ魅力は男女問わないところがある。
群島一帯はその気候や海に囲まれている風土から、比較的開放された気質の持ち主が基本である。
そんな地域であったとしても彼女のような存在は稀だ。
落ち着かない。全くもって落ち着かない。
アグネスの視線はうろうろとジーン周辺を彷徨っていた。
「ほらよ。珍しいねえ、あんたがこっちに顔を出すなんて」
ルイーズに差し出されたグラスを口に運びながら、ジーンは頬を軽く緩ませた。
「たまには……ね。もっと色々な方とお知り合いになりたいし」
呟き、グラスを弄ぶ。
日頃は施設街で紋章師としての生業をこなしているが、せっかくこれほどの人々が集まる場所に来たのだ。
もっと交流をせねばあまりに勿体無いであろう。
そう言って、ジーンは自分が先ほど声をかけた隣の少女を見やる。
イスに座ってはいるものの、踵を細かく何度も床に打ち鳴らしている様子は誰が見ても分かりやすかった。
「アグネスさん、だったかしら?」
「は、はは、はい」
声を掛けられ、慌てて反応する様に思わず笑いが零れる。
「今日はどうなさったの、軍師さんのお仕事はお休み?」
アグネスにとってはジーンとの接点はあまり無く、話をしようにも共通するような話題がいまいち
思い浮かばなかった。かと言って、わざわざ声を掛けてまで隣に来た人と、全く会話をしない
というのも失礼のような。
それもあって、先ほどからアグネスなりに頭を高速で回転させていたところである。
しかし、ジーンの方から当り障りの無い話題を振ってくれた。
助かった。
「えっと、実は―――」
350217:04/11/14 17:31:15 ID:lj7MSLcy
その言葉を皮切りに、アグネスの一人舞台が始まってしまった。
ほとんど師へ対する不平不満に終始したが、アグネスにとってはいいガス抜きになったようで、
ルイーズもジーンも下手に口を挟むことなく聞き役に徹していた。
ところどころに挿まれる師の意外なエピソードが話題のちょうどいいエッセンスにもなって、
聞いている二人も退屈することは無かった。
結局、この日はアグネスにとって貴重な時間をもたらしてくれた。

そして話も一段落し、時間もいい頃合になった時。
「さあてと、ぼちぼちかねえ」
ルイーズが見渡すと、サロンにいた人々が去り始めていた。皆明日への幕を開ける為に、今日の帳を下ろす。
アグネスもイスを下りると力いっぱい上体を伸ばした。思う存分喋り倒して気はかなり晴れていた。
ルイーズとジーンには感謝せねば。
「あの、今日はありがとうございました。すごく楽しかったです」
「いいのよ………お礼を言うのは私もよ。楽しかったわ」
静かに語るジーンに言葉にアグネスは気恥ずかしげに俯いた。今日、彼女と接してみてアグネスは
ジーンの持つ雰囲気が少し分かった。
あの瞳、声、仕草、全てが周りを包み込むように感ずる。
それは心地よい寝床で春の日を浴びているのとどこが違うのか、段々分からなくなってくるようだ。
惹かれない人はいないだろう。それは自分もだ。
その時、アグネスの肩にジーンの細い艶やかな指が掛かった。
「よろしければ、私の部屋にいらっしゃらない? おもてなししたいわ」
それは蠱惑の灯火。
自分の耳に届いた声にアグネスは若干酔っていた。
おそらく分かりやすく頬が染まっているだろうに、声を出すのも一苦労だ。
「い、いいんですか?」
「貴女さえよければ………」
351217:04/11/14 17:32:35 ID:lj7MSLcy
部屋に漂う流動の煙気。薄く満ちては滅するを繰り返す。
鼻に感じるのはどこかこそばゆい華の香り。
師や自分の部屋との違いにアグネスはほんの少し目を疑った。これが麗しい女性が住まうべき所なのか。
進められるままにジーンの部屋へ足を踏み入れたが、アグネスの頭は早くも回転が鈍ってきていた。
接すれば接するほど、ジーンの声に正気を奪われていくような、力が抜けていくような。
一緒に歩いてきた通路でさえも彼女の仕草にアグネスは参っていた。
もし、自分が男だったら、きっと今にも彼女を押し倒しているのではなかろうか。
そして隠すほどに隠し切れていないその衣服を剥ぎ取り、豊満なる胸を吸い尽くし、その脚線美を舌で味わい、
秘の奥壷を何度も何度も………。
「アグネスさん……?」
「ひゃああい!?」
思わず上げた声にジーンよりアグネス自身が驚いてしまった。
自分の頭はどうなってしまったのか。考えたことすらなかった世界を想像とは言えあんなにも艶かしく。
ひょっとして自分は欲求不満なのだろうか?
不思議がるジーンの視線をごまかしながら、アグネスは勧められるままにベッドに腰を下ろした。
何だかベッドも自分の部屋のものよりも柔らかいような。実際は同じものだとしても使用者が違うだけで
何もかもが違うような気がしてくる。
見るとジーンも腰を下ろしていた。ただ、アグネスに寄り添うようにぴたと肌を接している。
これは……
「今日あなたとお話できてとても嬉しかったわ……」
「い、いえ、あ、あ、あたひ…じゃなくて、私もジーンさんとお知り合いになれてとても…」
口篭もってしまうアグネスにジーンは唇を振るわせる。
「とても?」
「と、とても……うれ、嬉しかったです……」
「わたしもよ…」
352217:04/11/14 17:33:08 ID:lj7MSLcy
そう言って、アグネスの髪を優しく撫でる。その際、さらに接近してきたジーンの余りに巨大な胸元
がアグネスの視界に迫った。
揺れる様はあたかも人の神経の根本を揺らしているような感覚がする。
女のアグネスがそうなら果たして男であったなら。
部屋の空気が濡れているのか、ジーンの纏う布地が彼女の素肌に張り付いていた。
おかげでラインがより一層目に飛び込んできてしまう。
放っておくとアグネスは自分の体温がどんどん上がっていくのが感じられた。
こんなにも、鼓動を打つのは何故か――
「あなたとお近づきになりたいと……思っていたわ」
「え…?」
それは一瞬アグネスを引き戻した。予想だにしていない言葉は彼女の思考を働かせようとする。
だが、すでに鈍ってしまったネジはそうそう簡単には巻かれなかった。
「あなたのお仕事は大切なもの。心をすり減らす毎日。とても辛いものよ」
耳元で囁くジーンの響きはこそばゆいものではなく、アグネスの心音を一つ一つ鷲づかみにするように
聞こえてきた。でもそれは逃れようなどと思うものでは決して無く、もっと、もっと力を込めて
欲しくなるもの。
「そんなあなたを私は……安らげてあげたい…心地よくしてあげたい…悦ばせてあげたい」
声が出ない。
正確には出そうと思う気が全くなかった。ジーンの手がアグネスの背を優しくなぞった。
そして、もう片方の手をベッドの縁にかかったアグネスの太股にあてる。すべすべの指先は腿の坂を
上っては下り、下っては上り。徐々に手前へ導かれるその指先、いや爪をアグネスはただ見つめていた。
既に彼女の腿を覆っていたスカートの内部を蠢き、直に見えない光景を想像してしまう。
「さあ……」
その声にふとアグネスは間近に迫ったジーンに振り向く。
「息をゆっくり吸って………」
言われるままに吸い―――アグネスは意識が遠くなるのを感じながらベッドに倒れ込んだ。
353217:04/11/14 17:34:08 ID:lj7MSLcy
後にして思えば、部屋に充満していた煙気は何がしか含まれていたのだろう。
それも今となっては何の意味も無い。
いつの間にか視界一杯にジーンが映っていた。彼女の長い髪がアグネスの視界を塞ぐ。
力は抜けているものの気分が悪いわけではなく、純粋に蕩けるような感覚の中にいた。
見ればジーンの唇がアグネスの指を一本咥えこんでいた。
口内に侵入した指先は温くざらついた舌とぶつかりその洗礼を受ける。
意思を持って指に襲い掛かるその柔らかな姿態は、くすぐるように、そして力を込めて攻めるように。
口を窄め丹念に嘗め尽くし、往復を繰り返しながら指の根本までジーンの唾液に塗れさせた。
その感触ははっきりしない頭の中でもよく分かった。優しい愛撫とその気持ち。
それを五本の指全部に施すと、逆の手もまた同じく丹念に、艶妖に、どこか嬉々として咥えるジーンの
表情は感じる者が見ればそれだけで達してしまいそうだ。
音が異様に耳に入る。
くちゅくちゅと、ちゅぷちゅぷと、じゅるじゅると、ちゅるちゅると。
恐らくあえて音をたてているのだろう。アグネスはジーンと目が合い、そこに浮かんだ顔に体が一瞬震えた。
口でされる事がこんなにも、こんなにも。このままでは自分は。
ちゅぽん…と、ジーンの口から指が解き放たれた。彼女の液に塗れたその手は捕まれたままだったが、
アグネスから動かそうとは全く思わなかった。
一言も発してはいないものの、ジーンから言わんとしてる事はすぐに分かった。今のアグネスなら。
「もっと………」
その先は言う必要は無い。
さっきより強く吸われアグネスの喉から思わず声が漏れる。潤滑液となるジーンの唾液はアグネスの
手から手首へ、そして腕へ滴り落ちてゆく。部屋の明かりに照らされ、それはひんやりとアグネスの
熱を奪っていった。
354217:04/11/14 17:35:00 ID:lj7MSLcy
「さあ、こっち…」
その呼びかけと共にジーンはアグネスの両頬を掴み、思いっきり彼女に口付けた。
薄く琥珀を思わせる唇と、アグネスの小さな唇が形を変え、柔らかな感触を楽しむ。ぬるぬると
して覆い尽くそうとする動きに若干の抵抗を試み、アグネスはまだまだ物足りない渇きを訴えた。
それに答えるようにジーンからとめども無く施される粘液。糸を何重にも張り、ゆっくりと橋を
かけようと手を伸ばす。
口を開き、来るものを拒まずにひたすら受け入れ続ける。もっと、もっと。
息を継ぎ、喉奥から上げる声にアグネスは頭が痺れてきた。
どれくらい自分の喉に注ぎ込まれてしまったのだろうか。
喉は鳴る。まだ、まだ……
しかし、訴えは退けられた。ジーンは唇から滴る冷たい橋を何本も吸うと、体を起した。
そして覆っていた体をずらし、両手をアグネスの服へとかける。
暴かれる腹、開かれる胸元。ワンピース状になっていた服を脱がされ、瞬く間に下着のみの姿を晒してしまう。
かあっと瞬時に頬を真っ赤に染め、アグネスはジーンから顔を背ける。
よく考えれば、今日まさかこのような事態になろうとは夢にも思わず、ごくごく色気も何にも無い
下着を身に着けていた。
ジーンを目の前にして何やら情けないやら、気恥かしいやら。
だが、そんなアグネスの葛藤を知ってか知らずか、ジーンは自らの肌を最低限隠している服を躊躇無く
剥ぎ取ってしまった。
355217:04/11/14 17:35:49 ID:lj7MSLcy
下着なぞの存在は一切許さず、彼女自身の姿がアグネスの目に飛び込んだ。
やはり主張の激しすぎる巨乳に目が行くが、横たわって下から見上げると、もはやその存在感に思わず
笑みは零れそうになる。薄く広がる恥毛の森も手入れされているのか、丁寧な形を作り、何やら触って
みたくなる。
見とれるアグネスに微笑み返し、ジーンは穏やかに手を伸ばすと、アグネスの胸の頂点を下着越しに
捏ねくりまわす。ジーンと較べてしまうと余りにささやかな膨らみだが、人並みの主張は欠かさなかった。
「ふぁん……んああ……」
先ほどのジーンからの粘液が媚薬代わりか、アグネスの体は彼女自身が思ったより反応を示した。
両手の指先を弾くように、時には突起を摘み引っ張り上げる。面白いように形を変える頂きは、
そのままアグネスの喉を鳴らし続けた。
だが、すぐに切なげにアグネスはジーンを見上げる。その答えはわかり切っていた。だが、ジーンは
あえて何も変えずに攻めを繰り返した。
爪先で突付き、穿るように、こねくり回す。物足りなさと、体の戦慄きにアグネスはどっちともつかない
声を立てた。
「んぁぁぁ…………はぁぁんんぅぅ……………」
目じりを潤ませ今にも零れ落ちそうな水滴を満たしながら、なお訴え続けるアグネスの視線にジーンは
ようやっと折れた。
356217:04/11/14 17:36:19 ID:lj7MSLcy
するすると下着を捲り上げ、露になったアグネスの乳首はすでに真っ赤に熟していた。
食べ頃の色合いをジーンは見て取り、そっと口に運ぶ。期待に染まったアグネスの目はそれを見届け
つつも、その瞬間にはもたらされた痺れに目を背けた。
指に続き今度は胸中が粘液まみれに晒される。しゃぶられ、舌で突付かれる様を想像し、感覚の最奥が轟く。
片や口で、片や指で弄ばれる可愛らしい突起はジーンの胸以上に主張していた。
もっと、もっと。
両の頂きが唾液に塗れ、潤滑液を豊富に満たされると、ジーンは両方を摘み少しだけ引っ張り上げる。
「んんん!!」
反応した様子を眺め、嬉しそうに指を蠢かせる。離さぬようにしっかり摘みながら、擦り、捻り、
思う存分アグネスの喉を鳴らさせる。摘む力をさらに上げ、そのまま頂点を爪でつつき始めた。
アグネスの体はあちこちで声を上げていた。腿はきっちりと閉じ、擦るように腰を上下させている。
見れば秘部を覆っている最後の一枚には見て分かる程に湿り気が。
「ねえ……痛くないかしら………?」
どこか上ずった声をかけ、アグネスの様子を探る。もちろん手は休まることなく弄り抜いている。
口を開こうとするアグネスだが、流石にいう事を聞かず、目をジーンに向けるだけで精一杯のようだった。
その目に向かい、再び問いかける。
「痛くない……?」
健気にも首を横に振り、かわりにより一層強く喉を鳴らし声を漏らす。
摘まれた頂点をこれでもかと擦られ、いよいよアグネスの震えが収まらなくなってきた。
ぱくぱくと口を開き、定まらない目を何とかジーンへと向ける。
ジーンは顔を近づけ、

も………ぅ……………ぃき………………そ…う………?
357217:04/11/14 17:37:10 ID:lj7MSLcy
その瞬間、ジーンは指先に込められた力をふんだん頂きに注ぎ込んだ。
「はああああ!!………っっっ!!!……………ふううんんんん!!!!!!」
迸りを堪えきれないように、アグネスの体は腰を浮かせびくんびくんと何度もベッドを軋ませる。
頭に広がる白い世界を溺れ、手足は幾度となく痙攣を繰り返した。
声にならない悲鳴を上げ、喉は役に立たないままに震える。
ひくついた瞼は自力で持ち上がることができずに、その下に覗く眼をかろうじて守っていた。
体の下を大きな奔流がひた走り、吹き上げる風に身を委ねる。
すぐには頭も体も言う事を聞いてくれる状態にはなりそうもなかった。
そんなアグネスを眺めジーンは口端を持ち上げると、目の前の少女が身に纏っている最後の布切れに手を伸ばした。
きっとこの下の口も先ほどの瞬間にはおおいに戦慄いたに違いない。それを表現するかのように領域を
広げた湿地帯が布地に広がる。
全くの無抵抗なアグネスからするするとそれを剥ぎ取ると、やはり想像どおりの光景が待っていた。
広がった秘口からとろとろと滴る愛液、そしてと何かを待ち受けんとする最奥。
すぐ上に鎮座する膨れて広がった淫核に、ジーンは挨拶代わりに舌と唇で舐め上げた。
「あぁぅぅぅ……んん!!!」
反応できる程には回復したのか、アグネスは鼻に抜けた声を上げると顔を何とか持ち上げた。
「可愛い顔………もっともっと鳴いて…」
「ジーンさ……………んんんんん!!!!!」
358217:04/11/14 17:37:38 ID:lj7MSLcy
すぐさま仰け反って再びアグネスはベッドに身を委ねた。間髪入れずに攻められ、その度に体が馬鹿正直に
答えてしまう。ジーンの顔が完全に秘部に埋められ、聞こえてくる淫音がアグネスの耳をくすぐる。
次から次へと湧き出す泉をジーンは臆することなく吸い上げて掘りつづける。舌先で転がされる淫核は
先ほどの胸先とは較べられないほどの波を発生させた。
アグネスの肌をジーンの手が弄っていく。肌の表面とは裏腹にアグネス自身は自らの体温が爆発している
のはなかろうかと思った。意思とは完全に乖離した感応体となって、彼女を引きずりこんでいく。
次第に喉から漏れる声も、大きなものから段々と低く途切れ途切れになってきた。ひとつひとつがアグネスの
箍をはずすカギであり、それが積み重なっていき、彼女の扉を開けていく。
ジーンはその声を聞くと執拗な攻めを止めた。そして目の前にある最大限に広がった淫洞をしばし観察すると、
自らの細い指をその穴へ。
「いいわ…………すごくいい………」
恍惚とした声を漏らすとその指を上下左右に蠢かす。指先に感じる滑りや、皺の一つ一つを舌の代りとする
かのように淫壁を舐めまわす。
ぬちゃぬちゃとあからさまな音をたて、進入させている指を一本から二本へと増援する。
指を淫液で溺れさせながら、音をたてつづける。何度聞いても心地よい音なのを、ジーンは改めて理解した。
ふと見ればアグネスは顔をベッドに押し付けていた。自分にもたらされる官気に呼応するかのように肩が震えている。
できるならもっと奥へ、そしてアグネスをもっともっと。
しかし指では限界がある。そう、指では。
ジーンは空いた手をベッドの脇へ伸ばした―――
359217:04/11/14 17:38:28 ID:lj7MSLcy
その瞬間はアグネスにしてみれば一瞬の出来事だった。
現実には相応の時間が掛かっていたはずだが、今の彼女には正常な時間は流れていなかった。
散々注ぎ込まれていたジーンからの淫戯が気がつくと止んでいたのだ。
鈍った体を何とか翻し、目線をジーンへ向けたその時。
「んん!!!!」
貫かれた―――確かに貫かれていた。
見ればジーンはアグネスに覆い被さるようにして彼女を見下ろしている。その眼はアグネスを凝視し、
且つ煌々とアグネスを照らしていた。
ジーンの腰回りからは人工の強張りが聳え、アグネスの陰奥へ深々と進入を果たしていた。
見上げればジーンの顔にはアグネスと同じように赤みが広がっている。アグネスを貫いている強張りは
同時にジーンの秘奥をも貫いていたのだった。
双方からの淫液がつたい、強張りはてらてらと光を放つ。
「さあ………いっしょに……」
どことなくのぼせ上がったような、上ずったような声を漏らすと、ジーンは強張りごと腰を動かし始めた。
波打つようなうねりをもってアグネスを攻め立てる。
淫口から膣壁を擦り上げ、先端を奥へ奥へと突き上げる。何度も出入りを繰り返しては擬似のカリ首を引っ掛ける。
あたかも実物を持っているかのような顔つきでジーンはアグネスを突き続けた。
360217:04/11/14 17:38:55 ID:lj7MSLcy
「「っあ……っんん!…………あ、あ、!…………」」
細切れた呼び声が響く。
揺さぶられ、アグネスの小振りな胸が可愛らしく躍る。その上では豊満なる頂きが激しく踊る。
男ならばその光景を是非とも目に焼き付けたいはずで、アグネスもその動きに目を奪われた。
そして思わずその巨豊に手を伸ばし、頂を摘み上げてしまう。
その時のジーンの顔をアグネスは忘れないだろう。あやかしを思わせるその目。声を上げて悦楽を享受する様は本能の姿か。
これがあの麗しの紋章師と同一人物かと目を疑う。
だが、その紋章師の目に映っているアグネス自身もまた同じだった。
潤んだ目尻から放たれているのは明らかに雌の匂い。欲の力を惑わす女の力。
アグネスはジーンを犯し、ジーンはアグネスを犯す。
気がつけばお互いに腰を振り、一本の強張りを奪い合うようにして貪りあう。
何度も子宮口を叩かれ、焼くような痺れが襲い掛かる。
漏れていく声は階段を上るように確実に感覚を押し上げていく。
361217:04/11/14 17:39:22 ID:lj7MSLcy
ジーンの乱れた髪越しに見える表情を、アグネスは一瞬可愛いと思った。快楽を貪らんとする姿の向こうに
一途な面が見え隠れしていた。過程だけをみれば自分は彼女の艶欲の慰み者にされているのだが、頭の片隅
では淡々とその波を受け入れて観察していた。
ひょっとして、これは日頃の仕事の副産物か。これだけの刺激に溺れながらまだ、頭に回転する余地が残っている。
頭上から聞こえるジーンの悦声は今にも頂上へ駆け上ろうとしているが、まだ十分には体が熟れてきていなかった。
答えは一つ、アグネスからもたらされる刺激が足りない。それがジーンにも分かっていて、アグネスを見る
瞳はどこか切なげだった。
自分が組み敷いておきながら自分だけでは達する事ができない。
「ああ…………」
幾度も擬似の男根を奥深に挿入され、子宮口を突付かれ、透き通る粘液を撒き散らされても……
これほどの美女が無我夢中に自分を求めていることに普通なら高揚感を覚えるところだが、今のアグネスには
たいした問題ではなかった。

私の腰の動き一つでジーンさんを逝かせられる。
362217:04/11/14 17:39:54 ID:lj7MSLcy
「!?」
数瞬の後、二人の体勢は入れ替わった。不意をつかれれば誰だろうと造作も無い。それはジーン相手でも同じ事だ。
あっという間にジーンはベッドに横たわっていた。そして無造作に猛っている強張りをアグネスに掴まれたと思ったその時、
「ふうん!!?? ああ!? んんんん!!!!!」
後背位から腰を強く押し付けられた。さっきまでは一切無かったアグネスからの一撃。求めてやまなかったものだ。
「はあんんん!! ダメエエ…………はげし…………すぎいい!!」
ジーンの腰を鷲づかみ、男根をねじ込む様はまさに男そのもの。
「ふぅん!! ひああ!!………!!……ん!!」
鳴かせているのだ、今こうして美女の嬌声を上げさせているのは間違いなく自分なのだ。
ああ、これは男なら間違いなく感じているであろう、征服感。
止まらない、止められるわけが無い。
363217:04/11/14 17:40:29 ID:lj7MSLcy
「こう? こうですか? ジーンさん………さっきまで、あんなに私を犯してたのに………今度は私に
犯されて………気持ちいいですか? いいですよね、そんなによがって………声が大きいですよ……こんな
にクリを膨らませて………音、すごいです、ぐちょぐちょ言ってます………胸おっきいですね………すごい
揺れてる………乳首も硬くてこりこりしてるし………イきそうですか…?……ダメですよ………まだ私が気持ち
よくなってませんよ…一人で先にイッちゃダメ………潮吹いてますね…私にいっぱいかかっちゃって……
びちょびちょ……ジーンさん、この穴に何本入れてきたんですか……?……いっぱい……いっぱい、入れて
きたんですよね、気持ちよかったですか?……この中にたくさん精液出されちゃったんですか?………
どぴゅどぴゅって……中出しされて精液まみれに……そうですよね、男の人なら…今のジーンさん見て射精
しない人なんていないですよね……穴だけじゃなくて、おっぱいにも、顔にも……射精してもらったんですか?……
どろどろの精子だらけに……ひょっとして、一度に何人にも………?……すごい……たくさんの精液、一度に
どぴゅどぴゅされちゃったんですか?………私、女ですから精液どぴゅどぴゅはできませんけど……ジーン
さんイかせる事はできますよ……こうして……こうして……子宮をいっぱい突けますよ……え?………ダメ?
……イッちゃうんですか?……もう……?……分かりました…いっぱいイッちゃって下さい……イキ顔見せて
下さい……精子まみれにされた顔を見せて下さい……ほら……ほら…ほら、ほら………どうです?……イく?
イく?……私も……私も…イく……イキます…一緒に……あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、
イくイくイくイく……………………
………………
…………
……
………………………ああああああああああああああああああああああ!!!!!」
364217:04/11/14 17:40:47 ID:lj7MSLcy
そうか、とアグネスはふと理解した。
他者を思うままに操るとは、こういう事なのかと。
自らを勝利へ導く瞬間に感ずる達成感とはこの感覚なのではないだろうか。
軍師としての高揚と相通ずる物なのではないだろうか。
無論、師に言わせれば、戦いに快感を感じるのは狂人のする事だと一笑に付すだろうが。
それでも根本は同じなのではないだろうか。
この感触は一生忘れることはないだろう。
さあ、そうとなればこんな事をしている場合ではない。仕事はいくらでもあるのだ。
アグネスは身だしなみを整えると、肩越しに軽く振り返り、未だ法悦から戻らぬジーンへ微笑んだ。
その微笑みは師に似て―――

FIN
365217:04/11/14 17:41:56 ID:lj7MSLcy
以上、お楽しみ頂けたら幸い…

また機会がありましたらどこかで………
366名無しさん@ピンキー:04/11/14 20:14:27 ID:mldp1T8L
GJ!
エロかったですよー
ジーンって受けも意外に似合うよね。
367名無しさん@ピンキー:04/11/14 23:28:15 ID:as2VruHE
アグネスタン……( *´Д`)
217さんGJでした!
368名無しさん@ピンキー:04/11/16 02:28:52 ID:vyPuGx6o
 始めはカプでエッツ!?と思ったけど、上手いので実に楽しめました。
グッドジョブ!
369名無しさん@ピンキー:04/11/19 16:57:48 ID:gNr+JafK
ho
370名無しさん@ピンキー:04/11/20 20:12:07 ID:pCWIKJnm
今日3の2回目のプレイが終わった流れで
外伝1に雪崩込んだが、エピソード1を見て
シエラ×ナッシュに禿萌えた。
ナッシュタン綺麗に裸に剥かれてたし。

疲れ切って動けず、シエラに美味しくいただかれてしまう
若ナッシュを妄想してここに来てみたんだけどナイノネ…(´・ω・`)ザンネン

誰か神キボンであります。
普通すぎて誰も書かないのかもしれん…。
371名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:45:40 ID:99qpD4PC
シエラは「経験豊富に見せといて、実はウブ」というのが好きでつ。
372名無しさん@ピンキー:04/11/21 06:37:48 ID:eN1Bwl/s
シエラとナッシュは原作で唯一、「こいつらヤっちゃったんだ」と妙に
確信できたカップリングだったなあ。自分も是非読みたいので、神の
降臨キボンヌ
373名無しさん@ピンキー:04/11/21 18:37:59 ID:dN21er7u
藻前ら人に頼りすぎなんだyp カエレ!!
374名無しさん@ピンキー:04/11/22 11:02:58 ID:a+kZNgz0
ナッシエは幻想水滸伝サーチとかで探せばいくらでも転がってるぞ。
自分はニコ×ウェンディが見たいなあ。
最終戦あたりでウェンデイが「ニコの兄貴がやさしくて気持ち悪りい」見たいな事を言ってたんで
ニコが耐え切れなくて甲板でやってしまって、その後ウェンディを気遣ってるっていう感じ。
で、ウェンディが照れてあーゆう台詞を言う。
ウェンデイを仲間にする時ニコが弟分なんかいらねーっいうのがイイ。
そうかあニコには女に見えてんだなと深読みできて。
シチュは浮かぶんだが文にできない・・・。
375名無しさん@ピンキー:04/11/23 00:52:12 ID:anu7dH6x
>>374
×ウェンディ
○ウェンデル
揚げ足取りスマソ
376名無しさん@ピンキー:04/11/23 01:04:38 ID:vUrpKiuX
>>374
それはそうなんですけど。
ここにみたいなエロのためのエロエロ!みたいなのはあまりなかったですよ。
377名無しさん@ピンキー:04/11/23 20:45:54 ID:N8baDEic
>>375
す、素で間違えてました・・・すみませぬ。

>>376
結構エロイのもあったけどなあ。
教えたいけどここには書けないし、うーん。
378名無しさん@ピンキー:04/11/23 22:42:12 ID:P9yPZPZj
教えられないなら余計な事書くな
379名無しさん@ピンキー:04/11/24 02:04:05 ID:3X8r+Gp3
保管庫に無かったっけ。
380名無しさん@ピンキー:04/11/24 17:52:33 ID:dKs43LNF
ある事はあるから自分でちゃんと探せって事だろ。
ズリネタぐらい自分で仕入れろ。
381名無しさん@ピンキー:04/11/24 23:20:22 ID:mpm0fXmx
ageてると目立つよね
382名無しさん@ピンキー:04/11/28 14:33:31 ID:UoWLs0BR
なぁ、誰か2のリィナ萌えの奴いないか?
自分で書いたら全然萌えなかった。orz
383名無しさん@ピンキー:04/11/28 15:51:23 ID:T+xPIVmG
人それぞれだけど、俺は自分が書いたもので萌えたり抜いたりするのって難しいと思う。
だから……せっかく書いたのならここに落としてみる気はないか?
384名無しさん@ピンキー:04/11/28 18:10:12 ID:aUTZ4aOq
>>382
エロにしようとすると相手が難しい。関所の兵士か?単体ではかなり好きなんだが。
385名無しさん@ピンキー:04/11/28 19:26:48 ID:K3MFpyTQ
Q1「あなたの名前はなんですか?」
A1「リオウ」

Q2「お仕事は?」
A2「主に解放軍のリーダー。あと城主の真似事みたいな」

Q3「頭の輪っか、ウザくはないのですか?」
A3「正直、めちゃくちゃウザい。一度取ろうとしたらきつく締まって泣いた」

Q4「嫌いな人は誰ですか?」
A4「ナナミ」

Q5「本当ですか?」
A5「はい」

Q6「本当の事を言って下さい」
A6「アイリ」

Q7「それはどうしてですか?」
A7「中に出されるのが好きな癖して、中出ししたら怒ってビンタする」

Q8「それはどうしてですか?」
A8「たぶん照れ隠し」

Q9「アップルさんをどう思いますか?」
A9「眼鏡取ったら可愛い」

Q10「キニスンの相棒、シロをどう思いますか?」
A10「もうちょっとまともな名前を付けて欲しかった」
386名無しさん@ピンキー:04/11/28 19:27:51 ID:K3MFpyTQ
Q11「ムササビ戦隊というバッタ物がいますが」
A11「意味わからん」

Q12「一番嫌いな味方は?」
A12「シド」

Q13「それはどうしてですか?」
A13「いや・・・誰でもあれはヒク」

Q14「ジークフリードに一言」
A14「アイリは処女じゃないぞ」

Q15「いやな思いでとかありますか?」
A15「あまりに暑いので素っ裸になって裏の海で泳いでいたら、服をどこかに持って行かれた」

Q16「誰にですか?」
A16「ナナミ」

Q17「それはどうしてですか?」
A17「たぶん嫌がらせ」

Q18「とりあえずジョウイとの決着をつけたら、その後どうするんですか?」
A18「ただのトンファー使いになる」

Q19「では城も出て自由気ままに暮らすんですか?」
A19「当然そのつもり」

Q20「でも、『真の紋章の継承者は、その宿命から逃れることはできない』ってレックナートさんが…」
A20「えっ!!??」
387名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:28:04 ID:fpHgG6x4
>>385-386
うまいね。
笑ったと同時に感心した。
388名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:59:03 ID:1sx9Agyw
>382
投下キボン
389名無しさん@ピンキー:04/11/29 10:49:38 ID:dvLlpq63
>A14「アイリは処女じゃないぞ」

ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ
390名無しさん@ピンキー:04/11/29 19:09:24 ID:j1S28dkl
>>385-386
元ネタはアンパソマソだっけ
391382_1:04/11/29 20:17:29 ID:ImyzrvpS
読み返したら恥ずかしくなってきた…ご笑納くださいまし。

関所の人×リィナ

いつものように街を回って芸を披露し、次の街へと移動している時のこと。
「あら…嫌だわ。忘れものをしたみたい」
「えぇ!…どうする?取りに戻ろうか」
アイリに尋ねられたリィナはしかし首を振る。
「次の街は近いしまだ日も昇りきっていないから平気よ。先に行ってなさい。夕方には私も着くから」
そう言って二人と別れたあと、リィナは今朝発った街へと戻った。
幸い忘れたものは宿の人が預かってくれていた。そして二人に追いつくべくまた元来た道を急ぐ。
するとさっきは碌に見ずに素通りした関所に人がいることに気付く。
「先ほど通達がありまして通行停止になっております」
淡々と話す男からは何の感情も読めない。
だからいつものようにリィナは誘いをかけた。
女一人での道行ではあるものの自分は紋章を宿しているのだから
余程のことがない限り危険ということはない。
田舎町の関所を担当しているような男なのだから、落とすのは容易だろう。
今までがそうだったように。
392382_2:04/11/29 20:22:35 ID:ImyzrvpS
関所の小屋は小ぢんまりとした石造りだった。
簡易なベッドと机があるだけのシンプルなつくりはどこの関所もそう変わらない。

リィナはベッドに寝かせられるといつものように男を誘った。
男はすぐにのしかかってくるようなことはしなかった。
無遠慮なまでに肢体を眺めたあとに服の上からそのまま脇腹を撫であげる。
柔らかな手触りの服ごしではすぐに物足りなさが募る。気紛れのように胸を揉みしだかれリィナの体はすぐに熱を帯びた。
「ぁ、ん…」
仰向けになっても容易に掴める柔らかな形の良い胸は心地好い弾力を男の指に返す。
首元をほとき、胸元を肌蹴れば外気に頂がふるりと震える。
服の上から脇腹を撫で上げながらもう片方の手は胸を揉み、余った片方の胸に顔を寄せると乳暈をなぞるように嘗めた。
「は…んぅ…」
堅く尖り始めた乳首を放ったまま続けられる愛撫はやがてリィナに蜜口の濡れを気付かせる。
スカートの下で揺れ始めた足に気付いた男はようやく乳首に舌を擦り付けた。
ざらざらとした舌はゆっくりと焦れったい動きを続ける。
物足りないとリィナが男の口内へ胸を押しつけるように背を反らすと
脇腹にあった手がスカートをたくしあげて内股をなぞりながら奥へと這い上ってきた。
代わる代わる嘗め上げられる乳首が淡い色から濃く色付くようになった頃、
男はその小さな乳首の先に音を立ててくちづけるとリィナの上から離れ、狙いを足の間へと定めた。
393382_3:04/11/29 20:26:07 ID:ImyzrvpS
スカートで遮られた視界ではリィナからは何も行動が伺い知れない。
下半身へはろくに触れられていないのに蜜口は胸への愛撫だけでしとどに濡れていた。
「あ、やぁ…」
その蜜を指先で掬う動きにすら痺れが走る。指の腹でくるくると蜜口を撫でられ、
時折つぷりと指先が埋められるそれにすら感じてしまう。
「ゆび…いやぁ、も…と、中ぁ…」
男はぬるついた指を時折第一関節まで埋めるだけだ。
焦れて自ら腰を動かそうとするリィナの足を片手で押さえると、一息に3本の指を根元まですべて納めた。
「ひああぁ…っ!」
急に与えられたモノをリィナの中は縋り着くように締め付ける。
締め付ける内壁を弄うように埋めた指を広げて抜き差しすると啜り泣くような声が響く。
「あ…あ…あ…きもち、いぃ…」
相手が大抵女に飢えているせいか乱暴にされることには慣れているものの、自分を感じさせようとするセックスにはリィナはひどく弱い。
年相応のよがり方に男の口角が上がる。
いつもなら年に似つかわしい妖艶な笑みを浮かべながら相手を翻弄する彼女が
男の下でしどけなく腰を揺らしては与えられる快楽を待っている。
妖艶な美貌はそのままに、与えられる快楽を甘受するアンバランスさが男の熱を上げていく。
甘えるような声を上げながら、リィナの体はもっと先を求め始める。
「も…ゆび、やあ… これ……れて…」
手を伸ばして男根に触れる。服ごしでも感じる温度に体の奥が疼く。
394382_4:04/11/29 20:28:25 ID:ImyzrvpS
指を抜いて体を起こされ、対面座位で男の足に座ると下履きの合わせから取り出された男根に目を奪われる。
張り詰めたそれに感想を持つ間もなく腰を持ち上げられ、蜜口から溢れる蜜で男根を濡らすとゆっくりと蜜壺を犯していく。
さんざんに感じさせられたせいか入り口はひどくきつい。拒むように口を閉ざしながら締め付けるものだからたまったものではない。

「ひ、んぅ、やぁ…」
指の背を噛みながら背を反らせて声を上げる。
平均よりも太いモノでいっぱいに広げられた蜜口が根の太い所をぴくぴくと締め付けていた。
リィナの足をすくい上げれば、限界まで犯された下からはきつく締め上げられ、上からは泣き声のような嬌声があがる。
長い睫には涙を浮かべ、快楽に耐えている。
「やっ、だめ…そんな奥まで、しないでぇ…」
その声を無視して腰を突き上げれば、甲高い声が上がった。
「やっ、あっ、あぁん!深、ああっ!!」
足を男の腰に絡め、力強く中を犯す男にしがみついて先を求める。
「いや、ああっ!いいッ、んやぁっ!!」
涙を散らしながら腰を捩れば弱い箇所を雁が抉りまた新たに涙が滲む。
男も目の前で鳴き乱れる女に熱を上げられる。淡い褐色の肌はほんのりと色付き、柔らかな胸は突き上げる度に誘うように揺れる。
衝動のまま胸にむしゃぶりつくと蜜口の締りがまたきつくなり、耳には心地好いよがり声が響く。
「ふぁ、いいっ、ああ!んぅ、やああっ、もう、もっ、だめぇ!」
限界が近い。リィナの腰を力一杯男根に押しつけて中をこれ以上ないほど抉ると、濡れた蜜壺に欲を叩き付けた。
「ふぁ、あ、あああああああ!!!」
欲を吐きだすと同時にぎゅう、と締め付ける蜜口からごぼりと溢れた精が二人の間を汚した。

結局その日は翌朝まで抱かれ、リィナがアイリ達と合流するのはほぼ1日遅れになったのだった。
395382_:04/11/29 20:30:28 ID:ImyzrvpS
書き込んだ後にも怒涛のように恥ずかしさが押し寄せるorz
初書きなんだ勘弁してやってくれ…ウオオオー

誰かリィナエロプリーズ!!
396名無しさん@ピンキー:04/11/29 21:33:21 ID:0l2cN3lP
GJ!
自分も投稿する勇気が出て来た
ちょっと変なカップリングだけど…

アビズボア×ルロラディアじゃあない
397名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:27:10 ID:yQXC+/EV
なにぃ、コニー×コロクのラブラブ調教モノだと!?
398名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:53:33 ID:ROYVYX47
>382
ぐっじょぶ!
楽しませてもらったよ。

>396
あんだけキャラがいる幻水だ。
キニシナーイ。がんがれ!


自分もここでは投下したことないから何か書きたいが・・・
コレだ!って来るネタが今はない・・・
399名無しさん@ピンキー:04/11/30 04:21:48 ID:nRvIzsmu
ヒクテン好きはトマセシも好き説
400名無しさん@ピンキー:04/11/30 04:33:34 ID:BOEX4JQg
>>397
そんな事言うから先に書いてしまったコロク×コニー。自分でもスルー推奨。

シュル…… 絹ずれの音と共にコニーの風呂敷がほどかれる。
「アゥ。」
生まれたままの姿になったコニーは、恥じらいながらもコロクに声をかけた。
「・・・クゥゥゥゥ・・・?」
コロクはコニーの秘所を調べるように鼻先を寄せた。
人間の100万倍の嗅覚を持つその鼻が、コニーのにおいをを逃がすまいとヒクヒク鳴り続ける。
鼻孔を刺激する雌のにおいに、いつしかコロクは舌を出し、そこを舐め始めていた。
「アゥ!」
敏感な部分を刺激されたコニーは立ったまま、揺らしていた尾を誘うように片側によせた。
準備ができている合図を見たコロクは、後ろからコニーの上にのしかかり、前足で腰をしっかりと保持する。
「・・・クゥゥゥ・・・」
まだ挿入されていないというのに、コロクは待ち切れず腰を振る動作を始めていた。
「アゥ・・・」
我を失ったコロクをリードするように、コニーはそっと腰の位置を動かす。
「クゥゥオゥゥオォォォ・・・」
「アゥエゥホォォォ・・・・・・」
ついに二人が結ばれた瞬間であった。そのままコロクは、本能的に、打ちつけるように腰を振り続ける。
その野生的な動きは、やがてコニーにも快感を与えていく。
「クゥゥゥオゥゥウゥ・・・・・・」
「アゥアゥエゥ・・・・・・」
まるでけだものように、二人はお互いの体をむさぼり合った。
やがてコロクは絶頂の瞬間を迎え、力強く吠えたける。
「クゥオォォォォォンンン!!!!」
「アゥオォォォンンン!!!!」
401名無しさん@ピンキー:04/11/30 04:38:34 ID:BOEX4JQg
ジャンル的にどうかと思った方絶対いると思います、ごめんなさい。
エロくならないように頑張ったので許してください……OTZ
ちなみにセリフは全部ゲーム中のものです。
402名無しさん@ピンキー:04/11/30 09:02:48 ID:eiUcXFqt
>>400
飲んでたコーヒー吹きましたよ!!
でもウマイですね〜エロなのに笑い転げました。
近所の仲のいい犬を見たときに思い出しそうです。 
GJでした。
403名無しさん@ピンキー:04/11/30 11:00:02 ID:PaPtJBFw
>>399 トマセシは好きだが僕女は大嫌い
404名無しさん@ピンキー:04/11/30 15:44:52 ID:yQXC+/EV
>403
399はトマセシ好きはヒクテン好きとは言ってないぞ
どちらも元気な女に弱気な男がかくかくしてるが
テンガアールは自分の為に引っ張りまわす側で、セシルは相手の為に背中を押しまくる側。
399の逆はちょっと萌えどころがずれる部分もあるだろうな。
セシルたんは天然ぷに要素もあるわけで…。
405名無しさん@ピンキー:04/11/30 17:30:02 ID:YFAwgaw/
>400
ワラタヨ
>まるでけだものように、

のところでお茶噴いた。
406名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:58:23 ID:cJCSsKnB
>>404
ヒックス×テンガアールも好きだがあの二人は公式カップル。
トーマスとセシルの二人は恋愛感情とかカップルじゃないから萌える。
407名無しさん@ピンキー:04/12/01 08:09:00 ID:jVg/RwDu
>404良い事言った。
私の心を代弁してくれてありがとう。
408名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:47:39 ID:q5boUAC6
ジルとセラみたいなもんか<似ているようで違う
409名無しさん@ピンキー:04/12/03 15:39:34 ID:skgpPQMp
最近静かだなアゲ
410名無しさん@ピンキー:04/12/03 20:25:51 ID:qZPP171O
4主×ジーンまだー?
411名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:14:18 ID:5NoW4kiw
自分で書け
412197:04/12/04 16:16:19 ID:8KEALHzr
>>410
7割くらいしか書けてないっす・・・
出張やらなんやらで・・orz
413名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:52:44 ID:xG3VaMT5
>>412
仕事がんがってください。待ってますんで。
414名無しさん@ピンキー:04/12/07 16:09:22 ID:KL1bRZ4U
おいらもまってる
415名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:21:17 ID:2pYPlBbO
「フォー、僕は・・・僕はどうしていいかわからないんだ!!」
夜中、彼が一日のパシリを終え、パシリで疲れた心と体を眠って忘れようとしている時に、
今日も船の上で一日プラプラ過ごしていたであろうスノウがやって来て彼を叩き起こし
眠い目を擦る彼の気持ちを無視して夜中にでかい声でしゃべりはじめた。
スノウの要領を得ない話しを要約すると、どうやら昼間ジュエルに告白されたスノウは激しく動揺したために
ジュエルとの交際を承諾してしまい、勢いそのままに今夜の夜のお付き合いもOKしてしまったらしい。
ここまで聞いて彼はそういえば昼間ジュエルとポーラがやたらと食堂ではしゃぎ回っていたのを思い出し、
こいつはこんな夜中に自慢話をしに来やがったのかと思ったので早速たたき出そうとしたその時、
「だからフォー、今夜一緒に付き合ってくれないか?」とスノウが言い出した。
・・・3P?こいつは初心者のくせになんてマニアックな奴なんだと彼が考えているとスノウは
自分にはその手の知識が著しく欠けていること、むこうもどうやら初めてなのでよくわからないらしいこと、、
こんなことを相談できる人間が彼しかいないことなどを切々と語り、
「だからフォー、今夜一緒に付き合ってくれないか?」と繰り返した。アホだ、と彼は思った。
解った、協力はする。だから「そうか!!フォー、ありがとう!!君は僕の親友だ!!!」やり方だけ教えるから帰ってくれと
言おうとした彼の言葉を遮りよかったよかったと手を握るスノウ。
いやちょっと話しを聞けよ3Pなんてむこうも嫌に決まっているだろと続けようとした彼を無視して
「さあ入ってきてくれ!!!」とスノウは言った。
おいおいここでやるつもりかよとかジュエルもそのつもりなのかよとか第一見張りのミレイはどうしたんだよとか考えていると
「彼女は呪文で眠ってもらいました」とポーラが言った。ポーラお前もか!!!ジュエルもいいのかよ!!!
てかミレイになにしてくれんだこの野郎。
「それではジュエルとスノウはそこで見ていてください。まず私とフォーがお手本を見せます」

翌朝、仲良く食堂で食事をする女子二人、部屋に篭ったままでてこない男子二人の姿があったとさ。
全然エロくない?・・・ちょっとしたネタなんだ。ゆるしてくれよ。
416名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:32:27 ID:2MsMd9MB
>こいつは初心者のくせになんてマニアックな奴なんだ
ここで吹いたw
417名無しさん@ピンキー:04/12/08 01:37:42 ID:I0XLHO10
エロくはないけどワロタ
418名無しさん@ピンキー:04/12/08 09:49:04 ID:IGrEo/n5
ポーラ…何をした…(w
419名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:55:56 ID:0B/t/yOd
ワラタ。ラズリルメンバー好きの俺にヒット。
4主はやっぱスノウの事内心見下してそうだよな。
420名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:47:11 ID:gfQEFBCG
なにせ小間使い生活が長かったからな
421名無しさん@ピンキー:04/12/09 08:48:44 ID:7COK55CS
さりげに4主×ポーラな感じがしてちょっとうれしい。
422名無しさん@ピンキー:04/12/09 16:44:40 ID:DEpHB+bO
不意打ちといえどもポーラがミレイに勝つという想像がつかない
423:04/12/09 22:42:48 ID:UMykhlN1
お久しぶりです。
4が出てますます需要がなさげですがシージルを投下したいと思いまつ。
424:04/12/09 22:43:37 ID:UMykhlN1
【愛しい人】
俺は貴女が好きだった…ずっと、ずっと…
貴女と初めて出会ったときからこの気持ちは変わらない…。
なのに…貴女は俺ではないほかの男のモノになっていた。

既に日付が変わった真夜中のことだった。
シードはなかなか寝付けずに少し散歩する事にし、ついつい興味本位で皇王夫妻の寝室の方へと足を運んでしまった。
そして、ちょうど廊下を曲がろうとしたその時…声が聞こえた。

「っ…あ…ジョウイ…こんなのダメッ…」
「くす…そんなこと言って…いつもより興奮しているじゃないか…」
そっと、覗いてみるとそこには半裸状態で壁に手をついているジルとそのジルを後ろから貫いているジョウイがいた。
「んぅ…み、見回りの兵士が来たら…っ」
「大丈夫だよ…そんな野暮な事をする様な兵士はいないよ」
ジョウイの腰の動きが早くなる。
「んっ・・んぅ…ぁ…も、もうだめぇぇぇ!!!」
艶っぽい声にシードの背筋がゾワリとする。
「・・・・っ」
欲情、する。
果てる瞬間の、その表情に。
ホシイ、と切に願う。
シードは2人に気づかれない様にそっともと来た道を戻った。
425:04/12/09 22:44:05 ID:UMykhlN1
それから、何事もなく1週間が過ぎた頃…
ジョウイが同盟軍との戦いの作戦の為、何日か城を空ける事になった。
いつもならば先頭をきってジョウイの護衛となるシードだが今回は城の守りを担当する事になった。
「シード…この城を…ジルを…頼むよ」
「勿論です。ジョウイ様もお気をつけて…」
心配など、していない自分に心の中で笑う―自分がこんな男だったとは今まで知らなかった…と。
「さて、ジル様…お部屋までお送りいたします」
返事がない。
ふとジルの顔を見てみると寂しそうな表情で微笑んでいた。
「…ジル様?」
「…ぇ…あ…ごめんなさい…何でもないわ」
それより、よろしければ一緒にお茶でもしませんか?といつものやんわりとした微笑で尋ねてくる。
チャンスだ…と心の中で考えてしまう。
「…喜んで」
そう言った自分の顔が笑っているのではないかと思い不安になる。
「昨日、美味しい茶葉を頂いたの…一人では…勿体無いものだから…」
ジルはシードの心の中など知らず、少しだけ先刻よりも笑顔になっていた。
426:04/12/09 22:46:00 ID:UMykhlN1
―─ジルの自室に入るのは初めてだった。
一介の兵士は勿論、将軍クラスの人間でも簡単に入れる様な場所ではないのだ。いつでも入ることが許されているのは…ジョウイ。そう考えると悔しい…と感じた。
「シード?どうか…なさって?」
「あ、いえ…綺麗な部屋だと思ったもので…」
「其処に掛けていてください。今、用意をしますから…」
微笑んで、ジルはお茶も用意を始める。その後姿はとても儚くて…今にも消えてしまうのではないかと思わせるほどだった。シードは立ち上がるとジルを後ろから抱きしめた。
「…シ、シード…?」
ジルは慌てて振り返った。だがシードは今度こそしっかりと正面からジルを抱きしめた。自分の腕に抱きしめて改めて感じた…自分が思っていたよりも遥かに儚い存在だと。
力を込めれば簡単に折れてしまいそうなほど……
「…ジル様…俺は…」
耳元で呟くとビクリと体を震わせる…まるでその続きを聞くのを拒むかの様に。
「ずっと…貴女が好きだった…勿論…今も…」
手をそっと取り手のひらに口付ける、柔らかく、美しいその手に。
「こういう冗談は…やめて…?私の事…慰めてくれているのでしょう?」
手のひらにキスをする事―それは『愛している』という事を意味している。
「冗談なんかじゃない…俺は本気ですよ」
ジルの顎をもち、上向かせる。不安げな瞳がシードの目に映る。
「慰めなんかじゃない…愛していますよ」
唇を重ねる。想像していたよりもずっと柔らかい唇が欲情を誘う。
「んっ…!」
ジルはシードの腕の中から逃げようと抵抗をみせるがビクともしない。力の差は歴然だった。
「っ…ん…ぅ…っ!!」
唇が開放されるとジルは息を乱しながらシードに言った。
「…ありがとう…でも、でも…私は…ジョウイ様しか…」
シードの中で何かがプツリと音をたてて切れた。
427:04/12/09 22:47:14 ID:UMykhlN1
──何故、自分ではいけないのか…何故、ジョウイでないといけないのか…
嫉妬心がシードの中でザワザワと膨らんでいく。
「…ジル様…あまり手間をかけさせないでくれますか」
腕を掴みジルの抵抗を許さない。掴まれた腕が痛いのかジルはその端正な顔を苦痛に歪ませる。シードはそのままソファにジルを押し倒した。
「シ・・シード…やめっ…ん!!」
再び唇を奪い無理矢理舌を差し入れる。抵抗しようにも口内を舌で執拗に掻き回され体の力が抜けてしまう。ジルの体から力が抜けていくのを感じ取り、シードは唇を開放した。
そして、自身の服のベルトを外すとジルの細い手首をそれで縛りつけた。
「やめて…シード…こんなっ…」
涙目でそう言うジルを見ながらシードは服をはだけさせた。
「…軍人が女の貴女の前で鎧を外す事の意味…解りますね?」
くっくと笑いながら怯えた目をしているジルの頬に口付けた後、剣を鞘から抜くとジルは一層恐怖をその目に映す。胸元に剣の切っ先を向けるとガタガタと体を震わせている。
「そんなに怯えないでくださいよ…」
シードの剣はジルのドレスを下着ごと破った。白い肌が露になる。シードは形の良い胸が目に映ると自然と顔を綻ばせた。
「綺麗だな…」
胸に指を這わす。ジルの体は思わずピクリと反応してしまった。
「随分いい反応だな…俺に感じているのですか?」
わざとジルの羞恥心を煽る言葉を選んで話しかける。案の定、ジルの顔は一層赤くなった。ふと、胸元に赤いあざの様なモノがあるのを見つける。
怪我をしているのか…と思った―だが、それが怪我などではない事にすぐに気づいてしまった。
428:04/12/09 22:47:49 ID:UMykhlN1
「……キスマーク…か」
「…ぇ?」
まるで、この場所にいない筈のジョウイが居る様な気がして、シードは悔しくなった。その、ジョウイが付けた所有の証に噛み付くように口付けた。
「は…ぁっ…」
ビクビクと体を震わせ突然の行為に驚く。唇を離すとジョウイのキスマークのあった場所にはシードのキスマークがジルの肌に残る。
「こんなに汚されて可哀想に…俺が綺麗にしてあげますからね?」
少し乱暴な手つきでジルの胸を揉みしだく。
「んっ…痛っ…」
シードの手の力は強く、ジルには痛い…と感じる。だが、胸の薄桃色をした突端は言葉とは裏腹にピンと尖ってしまう。それを口に含み甘噛みする…コリっとした感触だった。
「へぇ…こんな事をされて感じるのですね、貴女の体は…さぁ、もっとその可愛い声を俺に聞かせてくださいよ?…最も、誰かが通るかもしれませんが…」
「っ・・やぁん…」
頬を紅潮させ、必死で拒む…手を拘束されているせいで声を抑えたくても抑えることが出来ずただ首を振り拒むしか出来ない。
「…体はこんなにも正直なのに…困ったお姫様だ」
乳首を指で転がしながらジョウイが付けた痕を消してゆく。
「っ…んぅ…いや・・シード…いやぁ…」
「…何が嫌ですか…?ちゃんと言ってくれないと解りませんよ?」
今のジルは息を乱し、潤んだ瞳をしており、まるで犯してくれと言わんばかりの表情だった。
429:04/12/09 22:48:21 ID:UMykhlN1
「あぁ、まだイってないんだな…イかせて欲しいんだろ?」
「ち…違いますっ!」
ジルの言葉を無視し、シードの指は脚の太腿の間に手を入れた―─グチュ…と水気を含んだ音が聞こえた。
「ひっ…痛っ…ぁ」
まだ幼さの少し残るソコには大きすぎる、ゴツゴツとしたシードの指が3本ジルの秘所へ侵入する。
「…痛いのは最初だけ…ジョウイ様より悦くしてやるよ」
力ずくで脚を大きく左右に開かせる、秘所が無防備にシードの前に曝け出される。
「イ、イヤ…!こんな明るい…のっ!!」
「本当、いやらしい体だな…ジョウイ様以外の男でもこんなに濡れるなんて…」
「おねがっ…見ない…で・・あ・・・ぁあ」
指を激しく抜き差ししながらジルの胸への愛撫を再開させる。すっかり硬く尖った乳首をきつく吸われ、秘所を乱暴に掻き回されるとジルは声を押し殺せず露骨な艶っぽい声を漏らす。
「んん…あ、あぁ・・ァ・・・ひっ…ィ・・ィヤ…いやぁぁぁぁ―!!!」
何度も体を痙攣させ涙目でシードを見る。
「…悦かっただろ・・・?」
指を抜き取り絡みついた愛液を美味しそうに舐める。
「俺が…欲しいか?」
シードが敬語を使わなくなった事によって更に恐怖心を煽られる。自分が知っているシードではなく、一人の男なのだと改めて思い怖くなる。
また、それはシードの中のオスが敬語などに気にしている余裕がなくなっている事も表していた。
ジルはただ拒むことしか出来なかった…自分の体が相手を欲しがっていると解っていても簡単に受け入れる事など出来る訳など出来なかった。
「…どうしても…俺を拒むんだな…」
シードは口元だけで笑う、それがジルには恐怖心を抱かせる。

―─拒まれるのなら…だったら…俺は…
430:04/12/09 22:48:41 ID:UMykhlN1
「…犯すだけだろ」
「!?」
ジルの目が見開かれる。シードは今まで見せようとしなかった本心を露にした。
─カチャ…
「っ・・!?イヤ!!」
シードが自身の服を脱ぐ。首を振る事でしか拒む事の出来ないジルの体に跨ると既に反り返っている自身をジルの胸の谷間に挟み込んだ。
「!?いや…やめてっ!」
「した事…あるんだろ?ジョウイ様になら…自分からしてやるんだろ?」
口元だけで笑いながらシードはジルの乳房を寄せてゆっくりと動かした。
「あっ…」
自らも腰を動かしながら乳房で自身をこするように動かすとその柔らかさ、弾力性が直に伝わってくる。
「ぁん…」
「はぁ…何だ…感じてるのか?」
「っ…ち、違います!」
「ほら…舐めろよ…出来るだろ?」
ジルの口元に自身を突き出して先端を舐めさせようとする。ジルはぎゅっと目を閉じ拒む。
「ジョウイ様になら喜んでしてやるんだろ…?やれよ、ジル」
ジルはそれでも目を閉じたままその行為をしようとしないのでシードは小さく溜息を吐く。
「まぁ、いいさ」
そう言うと再びシードはジルの乳房を寄せて動かし始めた。反り返ったモノが豊かな双丘の間で揉みくちゃになる様子に興奮が高まり、そのまま乳房の谷間で己の欲望を吐き出した。
「っく…」
「んぅっ!!」
シードのモノはビクビクと脈打ちながら谷間は勿論、顔や髪にまで白濁の液体を飛び散らせた。だが、シードの欲望は一度出しただけでは飽き足らず未だ硬さを保ったままだった。
ソファでぐったりとしているジルは既に抵抗をする気力も失っていた。
431:04/12/09 22:49:13 ID:UMykhlN1
「…気持ちいいな、ジルの胸は…でもここはもっと悦いんだろうな」
ジルの腰を持ち上げ、マングリ返し状態にする。
「い…や…だれか…助け・・」
抵抗しようにも両足をしっかりと掴まれており、ジルの腰は完全に固定されている。そんな無防備な秘所に自らの張り詰めた亀頭をあてがった。
「…ひっ…」
ぐちゅ…と音を立てながらシードのものはジルの膣に侵入していく。
「…よく…締めるな…俺がそんなに欲しかったのか?」
「んっ…はぁ…違っ・・ぁん…」
どれだけ口で拒絶しようともジルの体は間違いなくシードを求めていた。ジルの体は一度受け入れてしまったオトコを受け入れる事を望んでいる。
―イヤ…でも…苦しいのは…もぅ・・・・・イヤ・・・
ジルはとうとう、自らシードの体を求めた。
「ぁっ・・・ああぁ・・あっ・・・」
サオの部分まで埋め込みジルの秘所を激しく蹂躙する…正常位よりも屈曲位に近い体位で挿入がかなり深く艶かしい結合部が丸見えだった。
「俺と…ジョウイ様…どっちの方が気持ちイいんだ?」
荒々しいピストン運動でジルを犯しながらシードはそう尋ねてみるがジルは話すこともままならず、ただ喘ぎながら首を左右に振る。
「っ…はぁ・・はんっ・・・あぁん!!」
大きな瞳を細め必死で快楽に溺れてしまわないかの様な表情にシードの興奮は一層高まる。
「・・・っ・・すげぇな…ジルのナカは・・・」
気持ちよさそうに目を細め、シードは熱い吐息を吐き更に激しく腰を動かす。腰を引くと膣内のヒダがシードのモノに絡みつく。そして思い切り奥まで突き入れると秘所は侵入物を締め付ける。
432:04/12/09 22:49:49 ID:UMykhlN1
「あっ・・・あぁぁ・・・抜いて・・っ」
激しく責めたてる度、その腰の動きに合わせて円やかな胸も揺れ動く。
腰の動きは単なるピストン運動だけでなく、腰を回転させる様にしてすっかり濡れそぼった秘所を掻き混ぜる。ジルは過敏な秘所を熱い楔で擦られるとただただシードのされるがままになっていた。
シードもピストン運動の動きを速めるにつれ、己の欲望の制御が出来なくなっていく。
「…は・・っく・・・ナカで…だすぜ・・・」
「!?・・・ダメ!!ナカは…ナカはダメ・・っ・・・ぁぁっぁあああぁぁ・・―っ!!!!!!」
最後の拒絶すら叶う事なくジルは体を弓なりに仰け反らせて果ててしまう。
その直後にシードはジルの子宮めがけてドクドクと溢れ出る欲望を隠す事なく全て注ぎ込んだ。
ジルは涙を流し下半身を痙攣させながらその熱い奔流を受け入れていた。


その後も、シードはまるで獣の様にジルの体を貪り続けていた。途中で失神してしまったジルの体を掻き抱いて何度も何度も貪り続ける。ようやく犯す事を止めたシードの心の中にはオスとしての征服感が巣食っていた。
「…ジョウイ様には…渡さない…俺のモノだ・・・ジル・・・」
細い体を抱き締めシードはジルの唇に口付けた…

【END】
433:04/12/09 22:50:53 ID:UMykhlN1
お粗末さまでした。
実はこれ、今度はジョジルに続いたり…ww
また、完成次第投下したいと思ってますので宜しく。
434名無しさん@ピンキー:04/12/10 09:08:57 ID:vMpom8E+
>>422
そこは眠りの風で文字どうり眠らせたイメージで。
>>423
これはまたマニアックな組み合わせだなw
シュチュエーションフェチの俺にはたまらないよ。
435名無しさん@ピンキー:04/12/10 20:51:31 ID:F6+Vf5m1
>423
GJ(*´Д`)ハァハァ
シージルもいいかもしれない…新たな萌えが発掘できますた!
種さんお疲れ!
続きのジョジルも期待してまつ
436名無しさん@ピンキー:04/12/12 19:33:32 ID:rqwN2quB
クルガンも入れて3Pしてくれー。
いやー、いいモン読ませてくれてアリガトォ!
437名無しさん@ピンキー:04/12/13 01:04:08 ID:Xj2jp+pj
>423
GJ!!
自分の夫の部下に犯されてるジルにかなり萌ますた(*´Д`)ハァハァ
続き待ってまつ!


漏れはいっそジョウイ、シード、クルガン、ジルでの4Pとか相当萌える。
438名無しさん@ピンキー:04/12/13 10:23:01 ID:eG1v/U7w
そこにルカぴょんは入れてやらないのかw
439437:04/12/13 15:38:56 ID:Xj2jp+pj
>438
ルカ様も入れると近親●姦になるから…w
それはそれで萌えだが。
440名無しさん@ピンキー:04/12/13 19:01:19 ID:5IUqGX3e
2主やナナミは入れてやらないのか
441名無しさん@ピンキー:04/12/13 20:35:20 ID:mxB15QNQ
本拠地のメンバー全員をいれてやら無いのか
442名無しさん@ピンキー:04/12/17 15:48:07 ID:8Ah9z87Z
うわーんシージル!!萌えだよありがとう…+
…しかし細かい事を言うようで更に間違ってたらかなり申し訳無いのだが、
ジルはジョウイを名前で呼んでなかったっけ?「ジョウイ様」だったっけ…??
下がり過ぎなのでアゲ
443名無しさん@ピンキー:04/12/18 12:57:07 ID:CinMe513
女性キャラ同士の百合小説は?
444『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:29:14 ID:ztjTv/4I
 
 前夜祭が終わり空の帳が落ちる頃、まだオレは眠れず暗黒色の海を見ていた――――。
 


 身を乗り出して遠くとも近くともとれないソコを睨む。
 ぼんやりと海の底を見ているつもりになっている。
 その折、ちらりと刺々しい模様が目に映る。
 ――――左の手の甲にはもう見慣れた自分だけの特別な紋章。
 27個ある真のなんたらという話だけれどそんな事は実際些末事だ。
 この力にはこれまで助けられてきた。だからこれからも使う。

 それに

 自分は

 このくだらない運命のカラクリとやらは、   自分なりに理解し納得して――――
『――――こんなところにいたのね』
 不意に、名前が呼ばれた気がした。
「こんばんわ。今夜は冷えるわね、フォウ」
「フ、フレア――様」
声を掛けられて振り返るとそこには鮮やかな金髪を後ろで結んだ女性が立っていた。
 服装からみてもわかるように身分が高い――――ってかまんま王女なんだけど。
 そのわりには行動が王女らしくない、というか活発的な、とにかく凄い人だ。
 彼女はオレに「となり、いい?」と聞くと返事も待たずに隣に来た。
445『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:32:17 ID:ztjTv/4I
「どうしたんですか? こんなところに」
 一心に海を眺めている彼女に尋ねてみた。いやなんていうか、オレはさっきまで活気立つ船を回っていたけれど何処にもいなかったようだったから単純に疑問に思った。うん。 
 そんなオレの問いにおかしいものを見るようにみて
「どうしてって…………海が見たかったから」
 彼女はそう答えた。
 そうだ、こんな船の甲板の端の方にいるのなんて海を見に来るくらいしかないよな。
 しかしまたなんて変わった――――。いや、変わった趣味なのはオレもか…………。
 そんな風にオレが自己完結していると横にいる王女様は何故かくすくすと笑い始めやがった。
「はぁ、なんで笑ってるんですかあなたは」
「だって、どうして? だなんて、ここでなにをするともなくボーッとしているあなたに聞かれるなんて思わなかったわ」
 彼女は、理由なんてあなたと同じに決まってるのに、と付け足した。

 どきり、とした。
 
 何も考えず横を向いたのが失敗だった。そこには、
 月明かりに照らされた瞳とか、整った目鼻立ちとか、さらりとした前髪とか。
 それになにより反則的、なのが
 …………どうして、そんなに悲しそうな顔をしてるんだろう。笑っているようにしかみえないのに。
 まるで――――
「――――フォウ?」
「え? なんですか?」
 血が遡るような衝動をなんとか押さえて平生どおり答える。
「『え? なんですか?』じゃないわよ。人の顔をみながら固まっちゃって。…………あ、もしかして私の顔なにかおかしい?」
 そんなことを言って顔をそむけペタペタと自分の顔を触る王女様。そこには悲しみの陰りなど皆無だ。
 どこも変じゃないですよ。そう言うとようやくこっちを向いてくれた。
446『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:34:32 ID:ztjTv/4I
 あ…………でもなんか怒ってる。
 何が不満なのかわからないけど、プンスカプンスカなんていう擬音が似合うほどとにかく怒ってる。
「――敬語。嫌だって言った」
「――――へ?」
「敬語なんて使う必要ないじゃない。あなたは私の国の民じゃないもの。
 それならば私もあなたの王女じゃないわ。だから義務も責任もないんだから」
「はぁ」
「それにね、あなたはこの船のリーダーでしょ。
 いわばここは同盟の旗船よ。仮とはいえそれらを率いるあなたが一国の王女なんかに敬語で話しかけるのは不味いと思わない?」
 何が気に食わないのか、彼女はそんなことをつらつらと説教し始めた。
「…………さっきから返事に気がないけど、ちゃんと聞いてる?」
「はぁ」
「もう!あなたのことなんだからちゃんと聞いてよ!」
 ははは、と笑い流して
「聞いてますよ。王女様は説教好きということはよ〜〜くわかりました」
「ぜ、全然わかってないじゃない!」
 …………あ、まずい。今度こそもう完全にそっぽを向いてしまった。
「……………………」
「……………………」
 どちらが話しかけるでもなくそのまま海を眺めた。
 目が慣れたせいか、それとも月光の仕業か。ついさっきほど海は冷たく、暗くはなかった。
447『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:39:06 ID:ztjTv/4I
 静寂が続く。
 隣をちら、と覗き見てみると彼女もまた黒の上に輝く銀色を眺めている。まぁ、当然横顔しかみえない。
 静寂が続く。
 会話とか、会話とか探す。
 静寂が続く。 
 そろそろ気まずいものがある。
 静寂が――――
「――――フレア様」
 名前を呼んでみた。
 ……………………。あれ、返事がない。
「フレア様?」
 やはり返事がない。横を向くと彼女は海を眺めたまま――――
 …………………………まだ怒っていた。
 王女様ご立腹連盟。いや、ただ唐突に頭に浮かんだだけ。
 そんな訳のわからない単語は頭の隅に追いやってもう一度名前を呼ぶ。
「フレア様っ」
「…………フレア」
 つーんとした横顔のまま、彼女は自分の名前を空に向かって独り言のように呟いた。
 それは徹底抗戦の決意表明であり、彼女の希望でもある。
 つまり、その……、オレに呼び捨てで………………呼べと。
「ふフ、ふれ――フレ――」
 もうちょいだ。フレーフレー頑張れ自分。
「フ、フレア……さん」
 いくじなし、自分。
 どこからかあはははという明るい笑いが聞こえてきた。
 目の前の『フレアさん』はひとしきり笑ったあと、呆れたように息を吐いて
「まぁ、それで妥協するわ」
 彼女はようやくこっちを向いてくれた。
 まぁ、何を話そうとしていたか忘れてしまったわけではあるのだが。

 ――――だからこそ。
448『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:40:48 ID:ztjTv/4I
 だからこそ、こんな陳腐な話、しか、できない。

「フレアさんはこの戦いが終わったらどうするの?」
 そう。明日が終わってその次にくる明日に。
「……………………」
 そんなことは答えを聞くべくもない。彼女は国を取り戻した。これからはお父さんといっしょにオベルを守り、今までと同じような日々を過ごすだけ。
 そんな日常に戻るだけ。
 そしてオレは――――
「どうすると思う?」
「え?」
「だから。――――フォウは私がどうすると思う?」
 顔を覗き込んでそんなことを聞いてくる。
 その顔は。
 それは。
 オレに。
 これから歩んでいく道を決めて欲しいかのような問い、だった。
 逃げるように空を仰ぐと、月は雲に隠れていてあたりは静か過ぎるほどに夜闇が支配していた。


「なんてねっ」
「え?」
 笑っている。よく見えないけれど彼女が楽しそうに笑っているのだけはわかった。 
「私はオベルに戻るわ。月並みだけど、それが皆の願いであり、私の願いだもの」
 オレに背を向けて、そのために今まで戦ってきたんだしね。と彼女は言った。
「そうだと思ってたよ。フレアさんならそういうと思ってた」
 だからもうオレには当たり前のことしか言えない。最初からそれだけの為に機能が備え付けられた機械のように。
「ええ、最初から決めてたの。
 だから明日は――――絶対勝たなきゃ」
「勝てるさ。
 エレノアさんやみんなはそのために今まで頑張ってきたんだから、それで終わらなきゃ嘘だ」
「あなた、もね」
449『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:42:18 ID:ztjTv/4I
 オレたちは決められていたかのような台本をなぞる。
 彼女はより一層船から身を乗り出して。落っこちるんじゃないっていうくらい身を乗り出して。
「だから私がオベルに戻る前に伝えないと」

「私は、あなたの…………事が――――ぅぁぇ?」
「――――――!!」
 彼女は何かを言い終わる前に――――
 ………………………………………………………………船から落っこちた。
 ひゅーーー、どぼん。
 うん、オレこんなに焦ったの久しぶり。
 スノウのお父さんの大事にしている壷を割っちゃったとき以上のデモクラシーなブルジョワジー。
 そこからのオレの行動は惚れ惚れするほどの慌てっぷり。
 備え付けの浮き輪みたいなものを片手に、ロープを片手で結ぼうとして失敗。浮き輪を地面に置いて両手でロープを結んでも手が震えて失敗。
 だから両手と口を使って結んだ。
 浮き輪を拾って海へダイブ。運がいいことに月が雲から出てきて明かりには事欠かずなんとか王女発見。
「だだだだだ、大丈夫ですか!!??」
「う、うん平気。それよりもあなたの方が大丈夫?」
 そう言われて我に返る。深呼吸、深呼吸。
「はい、オレは冷静なようですフレアさん」
 冷静と口走る辺りまるで冷静でない証拠なのだがこの際そこは無視する。
450『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:43:42 ID:ztjTv/4I
「と、とにかくごめんね、私落ちちゃった」
 こほん、と咳払いして
「それはいいですがフレアさんらしくないよね、こういうの」
「うん、ちょっとアルコールをとってて…………」
 アルコール、とは酒の類だろうか。彼女は浮き輪につかまって頭を押えながら
「でも、もう酔いは抜けたから、ちょうどいい酔い醒ましになったわ
 あなたには悪いけど、ね」
「…………まぁ、大事ないならいいんだ」
 オレは今片手で浮き輪に捕まりながら、もう一方で船に結び付けてあるロープを引っ張っているわけで彼女を言及する暇はちょっとなかった。
 
 オレとフレアさんはロープを上って船上になんとか帰還した。
451『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:46:56 ID:ztjTv/4I
 
 だというのに彼女は座り込んでずっと俯いたままだ。責任感が強すぎるというのもある種問題だと思う。
「今夜はホントごめんね。なんか余計に疲れさせちゃって」
 彼女はもう何度目かの謝罪をする。
 その度にオレは気にしないでー、なんて言うのだが正直夜の外気にいつまでも濡れた服でいるのはつらくて寒い。
 それはフレアさんも同じなのか、ガクガクと震えていたりする。
「とにかく中に入らない? 体を暖めるなり、服を着替えるなりしなきゃ。このままじゃ――――」
 立ち上がろうとするオレの服の裾を彼女が静止するように掴んだ。
「――――待って」
「え?」
「あれ、おかしいな。待ってもらったって私にはもう喋ることなんてないのに」
 きつく掴まれていて濡れた服から水が滴り落ちた。
「そう、こんなはずじゃ、なかった。私はさっきで終わらせるつもりだったの。
 でもあなたがそんなに優しい顔をするから――――。最後に気持ちを伝えて、それで終わりにするはずだったのに」
 
452『双剣士の罰――前夜祭』:04/12/18 18:48:06 ID:ztjTv/4I

 台本が、機械仕掛けのゼンマイが、ぎちぎちと音を立てて――――軋む。
 その先は未来でもなんでもない。ただの夢だ。
 おおよそ現実として起きるべくもない、一時のユメ。

「だけど嫌。…………嫌だ。このままこの手を離したくないよ」
 噛み締めるように彼女は言う。
 見上げるような彼女の頬は涙をたたえていて、オレはどうにかなってしまいそうだった。

「だから、だから」
「もういいよ…………フレアさん」
「今夜はもうあなたを離したくなんて、ない――――」
 それはどちらが云った言葉だったか。言い終わる前に彼女を思い切り抱きしめた。


 どうして、どうして、そんなに悲しそうな顔をしてるんだろう。笑っているようにしかみえないのに。

 まるで

 ――――――――死人を見送る参列者のような顔で。
           
453444:04/12/18 18:56:20 ID:ztjTv/4I
主人公はちょっと弱気でお人よしだと思うのですよ(挨拶
初カキコです。駄文を見てくださった方々も私にスペースをくださった方々もありがとうございます。
衝動的に 4主×フレア です。
なぜか主人公の名前がフォーではなくムラサメ研究所チックなのはアレですが
…………見逃してください。
今回は非エロでしたが続きはエロく、頑張ってみたいです。
ではまた次の機会に……
454名無しさん@ピンキー:04/12/18 20:13:33 ID:FmetuwY6
乙。近親相姦楽しみにしてるよ。
455名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:03:23 ID:6rM4Dtuv
イイヨイイヨー
456村雨:04/12/20 21:59:14 ID:2m08Y7YA
初めまして。こんな幻水を待ってました。私も是非。
百合物でクリス×アヤメ(クリス視点でお送りします)

【愛するが故に我は悩む】
カチャッ、カチャッ―――
薄暗いビュッデヒュッケ城の地下階に鎧の擦れる音が響く。どうもこの雰囲気は苦手だ…
ビュッデヒュッケ城に移ってからもう2月が経つ。無残に崩れてる城壁を見て私は愕然と
した。これでは攻撃に耐えられないではないか、と毒づいた。しかし、今の所ハルモニア
軍の襲撃は無い。
人口も当初は100人足らずだったらしい。しかし今や5000人の大集団に膨れ上がっ
ている。これもゼクセン・グラスランドを愛するが故の結果だろう。
普段は地上階に居る私が何故地下階に下りているのか…それはある理由があるからだ。

「アヤメさん…こんにちわ」
私は彼女の名前を呼んだ。
「…………どうも」
普段は他人に本性を見せずに任務を淡々とこなすくの一、でも私と過ごす時間の中ではク
ールでカッコイイお姉さん。それがアヤメさん。
「クリス殿もご健勝で何よりです……」
「その呼び名は止めて頂きたい。呼び捨てで結構ですから」
私は小さく笑ってそう言った。
普段から難しい顔してると良く言われる。確かに顔の筋肉を動かす事は少ないが…でもこ
こに居ると自然と顔の筋肉が動いてくれる。
「アヤメさんこそ…ご健勝で何よりです」
そう言うと私は膝まづいてアヤメさんの右手の甲にキスをする。その右手には「もずの紋章」
が浮かび上がっている。アヤメさんに扱えない紋章、あのもず落としは可憐で美しい。
457名無しさん@ピンキー:04/12/20 22:39:02 ID:/gMc8HSm
40分近く投下されないが何が在った。
458村雨:04/12/20 22:46:05 ID:2m08Y7YA
「あっ…」
右手の甲にキスをするとアヤメさんはいつも驚いた様に声を上げる。いつもクールで
感情を示さない彼女が唯一感情を示す瞬間。
「この挨拶の方法は慣れませんか?」
私は顔を上げて言う。
「いえ…手の甲よりもこちらに…」
そう言うと、アヤメさんは顔を覆っていた紫の頭巾を取った。そこには端正な顔立ち
をしている本当の彼女がいる。世界中のどんな美女よりも彼女が美しい。
私達は使われていない倉庫へ移動した。そこはいつも私達が愛し合う場所で、誰にも
邪魔されない最適な場所だ。本当は私の部屋で過ごしたいのだが…
「アヤメさん…こちらへ…」
私は木箱の上に座って彼女を誘った。アヤメさんも言われるままに私の隣へ座った。
「こんな所で行為に及んでしまってゴメンなさい…本当は私の部屋にお誘いしたいの
ですが何せうちの騎士団の男は気配りが行き届かなくて…パーシヴァルは分かってい
るいるようなのですがそれ以外が…」
「…そんな事はありません。私はクリス殿と居られる事が嬉しいです…場所にこだわ
っていては…」
「でも…美しいお体に傷がつくのは…」
「クリス殿」
アヤメさんの眼光が鋭く光った。
「は、はい!」
私は機嫌を損ねてしまったと思った。彼女が怒りに駆られると大変な事になるらしい
と過去に聞いた事があった。
“チュッ”
…一瞬何が起こったのか分からなかった。
「ふふ…」
アヤメさんは微笑を浮かべている。
「……あっ!あ〜!」
私はようやく理解できた。不意打ちでキスされたのだ。
「アヤメさんっ!!」
459村雨:04/12/20 23:35:30 ID:2m08Y7YA
「ふふふ…不意打ちはいけませんか?」
アヤメさんの笑みは妖艶な笑みだ。私だけが知っているアヤメさんの笑顔。
「不意打ちなんて酷いですよ〜…もぅ」
私は少し拗ねてしまった。だって普通にキスするかと思ったら不意打ちだ
なんて…でもアヤメさんがここまで興味を持ってくれる事は嬉しい。
「クリス殿…」
アヤメさんが私の名を呼ぶ。
「気分を害されたなら…謝ります」
「気分を害してはいませ…ひゃっ!!!」
後ろから抱きしめられた。アヤメさんの吐息が首筋に吹きかかって妙な気分
になった。それは私に対する挑発なのか――――
「鎧を…行為には不要です」
私は言われるがままに鎧を脱いだ。季節的に夏に近いので鎧の下はノース
リーブだった。依然としてアヤメさんは後ろに居るので表情は拝めない。
「はうぅ…ダメ…アヤメさ…ん…あ」
アヤメさんの手が私の胸を捉えた。白くて細長い指で私の胸を揉んで行く。
「ふふふ…感じてるのですか?」
「そ…言わないで…下さい」
「…乳首はこんなに突起なさってるのに…素直になられたら如何ですか?」
今度は耳朶に歯を立ててきた。微妙な強弱をつけて確実に刺激を与えてくる。
「ひゃっ!は…離してください!」
「…何故ですか?先程から全身が震えてます…余程耳朶が感じられるので
すね…性感帯…ですね」
「はうぅ〜…」
アヤメさんは行為を止めない。右手で乳房を触りながら左手はスカートの中に忍ばせた。
「!そ、そこは…」
「そこは…何ですか?クリス殿…何かいけない事でも?」
アヤメさんは笑っていた。
460村雨:04/12/20 23:38:43 ID:2m08Y7YA
>>456・458-459
駄文で皆様のお目を汚してしまい申し訳ありませぬ…
461名無しさん@ピンキー:04/12/21 10:54:40 ID:69wq+WdZ
GJ
462名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:25:59 ID:/CEwUaMP
こういうアヤメ初見かも。どうなるか楽しみ。
463村雨:04/12/22 20:30:46 ID:hVb3y11c
>>459からの続きです

私はアヤメさんに為すがままにされていた。耳の裏、首筋に舌を這わされ胸への
愛撫も怠らない緻密な前戯に私の思考能力は麻痺寸前だった。今まで彼女とは何
度か交わってきたが、これ程までに緻密な愛撫は初めてだった。
「ふふふ…クリス殿は相当な淫乱ですね…他の御仁が見られたら何と言われるか…」
「いやっ!言わないで…」
耳元で言われる言葉にも私の羞恥心を煽るような言葉ばかりだった。
言葉に反応してはいけない、と頭で解っていても体が許さない。益々敏感になる
私の感覚。
「おや…何やら冷たい物が太股を伝ってますね…何でしょうか?」
「…はっ!?」
遂に愛液がショーツから漏れ出してしまった。これだけは何としても避けたかっ
たのに…そう思うと何だか悲しくなってしまい、
「ううっ…うぅ」
あまりの恥ずかしさに私は泣いてしまった。木箱の上に涙がポタッ、と落ちて私
の愛液と混ざり合った。そしてまたシミの後が大きくなる。
「すみません…自分が情けなくて……淫乱で変態な自分が憎くて憎くて…なるべ
く自分の仲に閉じ込めようとしてるのですが…ふとした弾みにまた……」
アヤメさんの胸に突っ伏して泣く私。
「……………」
アヤメさんは無言のまま私を抱いてくれた。そして、頭を優しく撫でてくれた。
「クリス殿…恥ずかしい事ではありませんよ」
「…え」
「人間誰しも性欲は持っています。強さは人それぞれ、クリス殿の場合は少し性
欲が強いだけの事…気にする必要はありません。むしろ、そんなクリス殿が私は
好きです……だから泣かないで下さい」
「アヤメさん…」
ふふふ、と微笑みながら小さくキスしてくれた。
464村雨:04/12/22 22:25:47 ID:hVb3y11c
>>456 
>>458-459 
>>463
皆様如何な物でしょうか?ありそうで無いアヤメさんネタでお送りして
おります。感想などありましたら是非是非…
465名無しさん@ピンキー:04/12/23 03:50:54 ID:hisyutJz
今年の夏くらいに閉鎖されちゃった「ニジカン」ってサイトの
ファンだった香具師いる?あの人のヒュークリ大好きだったんだけどなぁ・・・
466名無しさん@ピンキー:04/12/23 07:28:31 ID:GlUH4izp
>>464
アヤメネタ新鮮で良かったです。
467名無しさん@ピンキー:04/12/24 03:33:29 ID:LNqxSpCO
>>465
閉鎖はしてない。ただ、移転して夏からずっと休止中だ。
休止するときに作品を全部消していかれたらしく、サイトのトップしか見れない。
アーカイヴにも残ってないしな・・・
こんなことならとっとと保存しときゃ良かったorz
468名無しさん@ピンキー:04/12/24 07:16:44 ID:UExxmRX+
>>467
一緒に

orz

していいかな
469名無しさん@ピンキー:04/12/24 13:18:27 ID:HdmkO9By
個人サイトの話しとか止めてくんないかな。
470名無しさん@ピンキー:04/12/24 14:25:42 ID:CgsVgH1R
たまにはage
471名無しさん@ピンキー:04/12/24 14:47:21 ID:46uqjJvV
>>469禿同。全然わかんないし
472名無しさん@ピンキー:04/12/25 02:11:54 ID:6a505mYE
何にもないよりいいんじゃね?
どんな話題だってわかんない奴いるでしょ。
473名無しさん@ピンキー:04/12/25 12:17:55 ID:WLa7OP7M
ここで話題になる事で休止が閉鎖確定する可能性を考えないのかね
474467:04/12/26 02:28:45 ID:Jy4HBYNA
正直スマソカッタ(´・ω・`)
4754様日記:04/12/26 03:45:41 ID:WditZnWU
【朝】チープーがうるさくて起床。まだ眠い。何でネコボルトは早起きなんだ。殺すぞ。
無人島生活も3日目だ。いい加減だるい。
「じゃあフォーはヤシの実を集めるのね」ジュエルの言葉だ。
「俺は食べ物を集める係りね」うるせぇんだよこの化け猫が。
ヤシの実集めに出発。 三秒で終わる。

【昼】「助けて〜!」チープーがかにに追われて叫んでいる。うざい。ポーラ早く来い。
暇だったので洞窟の奥に行って人魚と会う。アレって裸なのだろうか。勃起した。

【夜】ジュエルとポーラと3P。男と女が無人島にいてヤらないわけにはいかない。もう三日連続になる。
岩に腰掛け2人にチソポを゚舐めさせる。その感触とビジュアルを楽しみながら足の指でマソコをグリグリ。
2人ともすぐに濡れる。エロい体だ。まずはポーラから挿れることにする。跨らせて対面座位。
おとなしい顔をしたポーラを何度も何度も乱暴に突き上げてよがらせイかせてやる。
続いてジュエル。彼女は意外に普通の正常位が好きらしい。
今度はゆっくりと快感を味わいながら出し入れする。次第にリズムをつけ時に速く、時に遅く。
結局、ジュエルとポーラ、それぞれに2発ずつ出した。
全て膣内に射精したがジュエルはバカなので何も言わない。ポーラも何も言わない。エルフだから?
チープーはぐっすり寝ている。うだつの上がらない奴だ。
この島の暮らしも悪くない。でも、そろそろ小舟が完成するみたいでそうもいかないようだ。就寝。
476名無しさん@ピンキー:04/12/26 04:57:33 ID:QKs3dV+B
>>475  r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ    
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /   
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
477名無しさん@ピンキー:04/12/26 18:41:51 ID:YUyhuJw9
いやでもワロタよ不覚にも。
478名無しさん@ピンキー:04/12/26 23:56:14 ID:UjW4HN26
俺も好きよこういうのも
479名無しさん@ピンキー:04/12/27 00:19:44 ID:Lzz3enRP
同じくワロタ
480名無しさん@ピンキー:04/12/27 01:01:19 ID:TAgA/g+r
人魚とはやらないのか?
481名無しさん@ピンキー:04/12/27 01:03:15 ID:UUcln1z0
黒いねぇ…
4主ってどの公式イラストでも笑顔がないから
性格掴みにくいっつーか暗い奴に思える。
ラズリルメンバーがいろいろフォローしてるんだろうか。
482名無しさん@ピンキー:04/12/28 01:32:18 ID:zq+IBlJW
漏れの脳内の主人公は天然ボケ少年で
今ではキカの犬にされていますが?
483名無しさん@ピンキー:04/12/28 08:03:31 ID:vs63XVqC
>>482
よし、今すぐそれを文章にするんだ
484名無しさん@ピンキー:04/12/30 01:34:21 ID:T7x+/pHi
日記形式はいろいろ遊べそうだね
4様以外の視点でも書けるし
485名無しさん@ピンキー:05/01/02 13:12:32 ID:PEWAr3Z5
ユーバーの物って普通でいいんでしょうか。
仮にも人外だし、でも異様すぎても絡ませづらいし。
486名無しさん@ピンキー:05/01/02 14:58:18 ID:wSHsNS4h
普通でいんじゃネ?
ただほんのちょっと巨根で絶倫で伸縮自在で日光に弱いだけで。
487名無しさん@ピンキー:05/01/02 17:43:02 ID:PEWAr3Z5
伸縮自在・・・触手ですか・・・。
日光に弱いってことは、昼間の青姦は無理ですね。
488セラベルト+α:05/01/03 03:10:49 ID:9UXjABxj
長そうです。ウザかったら飛ばして下さいな。

1.
カレリヤにある宿屋の一室。
そこに、仮面の神官将ことルックが寝ていた。
傍にはセラが付き添っている。
シンダルの遺跡で水の紋章を奪う事に失敗し、その時の負傷が元で
ルックはもう2日も眠り続けている。
心配そうにその寝顔を見つめるセラは、ため息を吐いた。

と、ノックも無しにドアが開き、アルベルトが顔を覗かせた。
「セラ、いい加減休んだらどうだ」
「・・・」
彼の言葉に返事は無く、振り返る事すらしない。
アルベルトもまたため息を吐く。
遺跡から戻ってきて以来、ずっとこうだった。
食事も睡眠も摂らず、セラはルックの傍にいる。
「・・・向こうに飲み物を用意している。せめてそれ位は飲め。
 お前まで倒れたら誰がルック様の面倒を見るんだ」
ルック、の一言が聞いたのであろう、初めてセラはアルベルトに顔を向けた。
「俺やユーバーが看病できるとでも思っているのか?」
一瞬、間が空く。
ユーバーが腕まくりをして甲斐甲斐しく看病している所を
想像でもしているのだろうか。
セラは頭を振り、椅子から立ち上がった。
489セラベルト+α:05/01/03 03:12:26 ID:9UXjABxj
2.
隣の部屋には、アルベルトが言ったとおり湯気の立つティーセットが
用意されていた。
ソファーに腰をおろし、カップに口を付ける。
香りの良いお茶だ。ハルモニア産だろうか。
その香りと心地よい暖かさに疲れが解れるような気がする。
「・・・そう言えばユーバーの姿が見えませんが・・・」
「あいつなら資金の調達に行って貰った」
大方モンスター狩りにでも行っているのだろう。
もしくは不運な旅人を狙っているか・・・。

カップ一杯のお茶を飲み終え、セラは立ち上がった。
「ご馳走様です。それでは・・・」
そう言ってドアに向かおうとしたが。
突然、膝がカクンと折れ、セラはその場にしゃがみこんだ。
「な・・・何?」
慌てて立ち上がろうとするが、足に力が入らない。
そうこうする内に腕からも力が抜け、柔らかな絨毯に倒れこむ。
「これは・・・一体・・・」
「さすが早いな」
何時の間にかセラの傍にアルベルトが立っている。
何とかしてそちらに視線を向けると、彼は笑みを浮かべていた。
普段より100倍は厭らしい顔になっている。
その手には小さな瓶が握られていた。
「アルベルト・・・それは・・・」
「お前の飲んだ茶に入れた即効性の媚薬だ。」
「今・・・なんと?」
「媚薬だ、媚薬。惚れ薬と勘違いする奴もたまにいるが、要するに性欲と性感を高めて
 セックス狂いにする薬だ」
「・・・」
彼の言っている事が、良く判らなかった。
490セラベルト+α:05/01/03 03:15:17 ID:9UXjABxj
3.
「何故・・・私に・・・それを・・・」
肺にまで力が入らないのか、先程から息苦しい。
体も熱を持ったように熱くなっている。
「いや、ハルモニアを離れて随分経ったしな。長い事ご無沙汰なんだ。
 かといって蛮族の女を抱く気には到底ならん。
 つまり、一番手っ取り早いのがお前なんだ」
「っ何ですって!?」
馬鹿にした様な口調に、思わず頭に血が昇る。

「まぁそういきり立つな。お前だってどうせすぐ良くなるんだ」
そう言いながらアルベルトがセラの背中を撫でる。
たったそれだけ、それも服越しに、だがそれだけでセラの体がビクン、と跳ねた。
彼の手は遠慮なくセラの体に触れ続ける。
倒れたときに捲れ上がったスカートから覗く、普段は目にする事の無い白い脚。
厚い布地に抑えられ、それでもしっかりと押し上げている柔らかな胸。
僅かに紅く染まった耳たぶに、しっとりと濡れる唇。
じらすように掠めたり、弄ぶ様にこね回したり。
巧みに動く彼の手は、正確にセラの欲望を引き出していった。
491セラベルト+α:05/01/03 03:22:01 ID:9UXjABxj
4.
「っあっ・・・いやぁっ・・・」
何時の間にか全ての衣類を剥ぎ取られ、白い肌をアルベルトの前にさらけ出していた。
それに対して彼は髪の毛一つ乱さず、見下したような目でセラを見ている。
「イヤという割には・・・」と、セラの乳首を弄ぶ。
「ひあっ!!」
「随分感じているようだが?」
酷薄な笑みを浮かべ、アルベルトは乱暴にセラの唇を奪った。
ぬるりとした生暖かい物がセラの口の中に入ってくる。
その感触の気持ち悪さに思い切り噛み付こうとしたが、
意思とは反対にセラの舌は必死でそれに絡み付いていた。
「んふっ・・・ふっ・・・ふぁっ・・・」
息苦しさの中で、セラは下半身の違和感を感じていた。
それは今まで感じたことの無いもので、熱い様なむず痒い様な、そんな感じだった。
ようやく唇が離れると、セラは荒い息を吐く事しか出来なかった。
しかし。
「あああんっっ!!!」
突然全身に電気が走ったかと思う位、ビクリと体を跳ね上げた。
「凄いな・・・幾ら薬を飲ませたからといって、これ程濡れているとは・・・。
 お前初めてじゃないのか?随分淫乱な女だな」
楽しそうに言いながら、アルベルトはセラの秘部に指を差し入れた。
492セラベルト+α:05/01/03 03:22:34 ID:9UXjABxj
5.
そしてわざとぐちゅぐちゅという音を立てながら出し入れする。
「ゃぁっあああっっ!!!」
アルベルトの言葉と、自分自身の立てる音に恥ずかしさの余り死にたくなる。
しかし、そう思う自分を押さえ、もう一人の自分が徐々に姿を現し始めていた。
・・・快楽を求める自分が。
「イヤァア!!あっっ!!あああっ!!」
何時しかセラはアルベルトの指の動きにあわせて腰を動かしていた。
それに気付いた彼は、嬉しそうな笑みを浮かべる。
そして、不意にその動きを止めた。
「ふあっ・・・あ・・・ん・・・」
熱を帯びた瞳で不思議そうに見上げるセラに、ニヤリとする。
「そんなに大声を出すと、目を覚ますぞ」
「っ!!!!」
突然、頭に掛かった靄が晴れた気がした。
隣に寝ているルックの顔を思い浮かべる。
もし、ルック様がこんな所を見られたら・・・。
彼女の顔に浮かんだ恐怖の色を見て取ったアルベルトは、満足そうに頷いた。
そして。
「っっ!!!??っくっ・・・ふっ・・・あっ・・・!!!」
今までより早いスピードで、セラへの愛撫を開始した。
493セラベルト+α:05/01/03 03:25:02 ID:9UXjABxj
6.
必死に声を出さないように堪えるものの、徐々に高まる快感にその忍耐も空しく敗れ去る。
「イヤッ・・・何・・!?やっ・・・イヤアァアッッ!!!」
ひときわ高く叫び声を上げると、全身を強く痙攣させる。
その存在も知らないまま、セラは初めての絶頂を迎えた。
収縮を繰り返す膣に指を締め付けられ、アルベルトは唇の端を上げた。
そして指を抜くと、ぐったりと横たわるセラを抱え上げる。
「何を・・・もう・・・やめて・・・」
「ふざけるな、お前だけ気持ちよくなって終わりな訳ないだろう」
そう言いながら、アルベルトはセラを後ろ向かせる。
「イヤ・・イヤ・・・」
力なく頭を振るが、薬に犯された体はぐったりとして自分の物ではないようだ。
ただ、ごく一部だけ異常に感覚の研ぎ澄まされた場所が。
「こんなになって嫌もくそもないだろう」
そしてアルベルトが後ろからその部分を触る。
「ひぅっっ!!」
一度達したそこは、更に感度が良くなっていた。
先程はわざと触れなかったクリトリスを摘むと、アルベルトの膝の上でセラの腰が跳ね上がる。
「ココが気持ちいいんだろう?」
耳元で囁かれ、耳朶を噛まれる。
「ふあぁっっ!!あんっ!!あぁぁぁっっ・・・」
彼の言うとおり。セラの全身に狂気とも思える快感が走った。
494セラベルト+α:05/01/03 03:26:09 ID:9UXjABxj
7.
「そろそろいいだろう」
アルベルトの与える快感のため、囁かれた言葉は耳に届かなかった。
しかし、突如下半身を貫いた激痛に一瞬で我に返る。
「ひぎぃぃっっ!?」
「くっ・・・暴れるな・・・力を抜け・・・!!」
「痛いぃぃ!!嫌っ、抜いてぇぇっ!!」
泣いて懇願する間にも、アルベルトの物はずぶずぶとセラの中に収められていく。
そして痛がるセラを気にも留めず、アルベルトは動き始めた。
「いっっ・・・やっ・・・やだっ・・・」
下から突き上げられる振動にあわせ、セラが声を上げる。
その声は最初の痛みを訴えるものから徐々に変化し、遂にはただ意味の無い音の羅列になっていく。
それに伴い、二人の結合部からもぐちぐちという淫靡な水音が聞こえてきた。
「ふっ・・・あっ・・・あんっ・・・あっ・・・」
片手で乳房を弄ばれ、もう片手でクリトリスを捏ねられ。
薬によって痛みすら快感へと変わっていたセラは、すぐにまた絶頂を迎える。
「イヤッ・・・また・・・」
「イク、って言ってみろ」
「ひっ・・・イヤァッ・・・」
「イクって言うんだっ」
言いながら、アルベルトが一層深く突き上げた。
「ヒィィィッ!!いっ・・・イクっ!!いっちゃうっっ!!!」
大きく開けた口から唾液を垂らし、全身を痙攣させ、セラは達した。
495セラベルト+α:05/01/03 03:27:07 ID:9UXjABxj
8.
繋がったままアルベルトに体を預け、ぐったりとするセラに冷たい声が降りかかる。
「俺はまだ一度もイって無いのに、もう終わりのつもりか?」
「もう・・・やめて・・・」
「駄目だ」
非情にもそう言うと、彼はセラを膝から下ろした。
そして足元に膝間付かせる。
まだ体に力の入らないセラは、くたりとアルベルトの足の間に倒れこんだ。
目の前には、ソファに座る彼のそそり立つモノが。
「しゃぶれ」
一瞬、何を言っているのか判らなかった。
しかし、乱暴に髪をつかまれ、無理矢理ソレに顔を近づけさせられる。
「早く舐めろ」
懇願するように見上げるが、彼は冷たく見返すだけだった。
息を吐き、涙を浮かべてセラはソレを握った。
熱く硬いそれは、ドクン、ドクンと脈打っている。
恐る恐る口を近づけ、思い切って口に咥える。
「んっ・・・んんんん〜〜!!?んぐっっ!!」
その瞬間、アルベルトがセラの頭を両手で持って思い切り上下させた。
喉の奥までソレが突き刺さり、気持ち悪さに涙が滲む。
「くくく・・・普段のお前には想像も出来ない姿だな・・・」
「んっ・・・!!!」
496セラベルト+α:05/01/03 03:27:53 ID:9UXjABxj
9.
「・・・何をやってるんだ、お前らは」
突然、後ろで聞きなれた声がした。
「ユーバー。帰って来たのか」
「今日はどこも不作だ。」
そう言いながら、ユーバーは何かを投げた。
アルベルトはそれを上手にキャッチする。
チャリ、とくぐもった音をするその小さな布袋には、幾らかの金子が入っているのだろう。
「・・・本当に少ないな」
アルベルトが少し不機嫌な声を出す。セラに咥えられたまま。
セラはセラで、完全に固まっていた。
『ユーバーに見られた。』
そのことが頭を巡っていた。
「セラ、口が止まっているぞ」
そんなセラに構うことなく、アルベルトは自ら腰を動かす。
「うっ・・・げほっ・・・」
「・・・しかし人間は下らん事をするな・・・」
背後ではユーバーの呆れた声がする。
「まぁそう言うな。なんならお前もどうだ?付いているんだろう?」
というアルベルトの言葉に、セラは再び固まった。
「まぁな、その辺も人間に似せてはあるが・・・」
「それにこの女のヒィヒィよがる姿も見ものだぞ?」
「くくっ・・・それもまた一興か・・・」
ゆっくりと自分に近づく足音がする。
キュキュ、という革の手袋を外す音も、する。
「ひ・・・ひやぁ・・・」
アルベルトのモノを咥えたまま、セラは頭を振る。
しかし、すぐに押えられて喉の奥まで突っ込まれた。
497セラベルト+α:05/01/03 03:29:05 ID:9UXjABxj
10.
ひんやりとした感触が、熱く濡れた部分に触れた。
「ひうっ!!!」
体温を感じさせないユーバーの指が、セラの中を掻き回す。
その激しい動きに、とろりとした蜜がぼたぼたと床に垂れ落ちる。
「・・・なんだこいつは。人間の女というのは全部こんな風なのか?」
「いや、薬のせいもあるが・・・まぁ、元々淫乱なんだろう」
あざけるように笑うアルベルトだったが、微かなファスナー音が聞こえて
暫くするとその端正な顔を歪めた。
「・・・なんだ、ソレは」
「おかしいか?」
「いや・・・可笑しくは無いが・・・デカイな」
その言葉に、セラは恐怖を覚えた。
背後に迫るユーバーの、一体何がデカイのか。
想像しなくたってすぐに判った。
「イヤ・・・痛いの・・・イヤ・・・」
力なく抵抗するが、すぐにアルベルトに両手を封印される。
そして、何かが秘部に宛がわれた感触がした。
「セラ、力を抜け」
アルベルトが優しく髪を撫でる。
「行くぞ」
ユーバーの冷たい両手が、セラの細い腰を掴んだ。
498セラベルト+α:05/01/03 03:29:42 ID:9UXjABxj
11.
「ッぎぃああああああ!!!!!!」
・・・ソレは、信じられないくらいの激痛を伴ってセラの中に入ってきた。
ユーバーは容赦なく突き進み、しっかりと腰を掴んで確実にソレを収めていく。
「ぎいいいいいいい!!!」
「・・・もうちょっといい声は出せんのか」
「・・・お前のソレではちょっと無理だろうな・・・」
淡々と交わされる会話にも、セラの意識は向かなかった。
ただ、胎内に出し入れされている巨大なモノの事だけ。
それだけが彼女の意識を支配していた。
痛い・・・痛い・・・痛い・・・
痛い・・・・・・痛い・・・

・・・・・・・・・キモチイイ・・・
499セラベルト+α:05/01/03 03:30:22 ID:9UXjABxj
12.
後ろから貫かれ、がくがくと頭を揺らすセラに、アルベルトは舐めさせるのを諦めていた。
代わりにユーバーに犯されて泣き叫ぶ顔を見ようと、髪の毛を掴んで上を向かせた。
「・・・おい、ユーバー」
「なんだ」
「この女・・・お前の化け物みたいなモノに貫かれてよがってるぞ」
二人の笑い声を、セラは意識のどこかで聞いていた。
しかし、それは彼女にとってあまり意味を成していなかった。
「はあっ・・・うあっ・・・ああっっ」
「ふんっ・・・。とんだあばずれだな」
セラの肩を掴むと、ユーバーはより深く突き上げる。
「ひあっっ!!」
「セラ。いく時はちゃんと言うんだぞ」
冷静に言いながら、アルベルトはその光景を楽しんでいた。
「ユーバー、人間ではないお前でもイクのか?」
「あぁ・・・詰まらん事を聞くな」
そういうユーバーの息も、何時しか荒くなっていた。
そしておもむろに上体を倒すと、セラの首筋に思い切り噛み付いた。
「ひいっ!!!」
「くっ・・・この味・・・最高だ・・・。・・・行くぞっ」
セラの血で唇を染め、ユーバーは速度を速めた。
「ふあっ!あっ!あぁぁっ!!あああんっ!!」
「・・・・・・くっ!!!」
「ひいいいい!!いっちゃうううううう!!!」

ガチャ。

「うるさいな・・・目が覚めたじゃないか・・・」
500セラベルト+α:05/01/03 03:31:39 ID:9UXjABxj
13.
突然、目の前のドアが開いた。
そして、寝癖のついたままのルックが、ブツブツ言いながら姿を現す。
セラもアルベルトも、一瞬で固まった。
しかし。
「ひっ・・・いやああああっぁぁぁぁぁ!!!!」
ルックの登場などお構いなしに、ユーバーが突き上げたモノに、
セラの全身が震えた。
ビクビクと収縮する膣内に、ユーバーも同時に達する。
そしてそれが放出した大量の分泌物で、セラは再び絶頂を迎えた。
「ああっ!!あああああああんっっ!!!!」
涙でぼやける視界に、ルックの驚いた顔が映る。
ユーバーのモノがずるりと抜け、セラの体は床に投げ出された。
「何してるんだ、お前達!!」
血相を変えて飛んでくるルック。
「いや・・・来ないで・・・セラを見ないで、ルック様・・・」
すすり泣くセラだったが、心配そうに抱き起こされた時はやはり嬉しかった。
501セラベルト+α:05/01/03 03:32:49 ID:9UXjABxj
14.
だが・・・
「あーあ、これじゃ売り物にならないじゃないか」
そう言うルックの言葉に耳を疑った。
「ルック・・・様・・・?」
「もー、そろそろ売りに出そうと思ってたのに〜。初物は高く売れるんだよ」
「すみませんルック様。つい・・・」
「ついで済んだら破壊者は要らないって。しかも何これ、クスリ?
 っあ〜、もう!そんなもの使ったら味が落ちるだろ!!」
「ル・・・ック様・・・!?」
しかし、セラの言葉はまるで聞こえていないかのようだった。
抱き上げていたセラを乱暴に床に落とすと、無理矢理足を開かせる。
「いやっ、ルック様!!止めてください!!」
「うっわ、ガバガバじゃん。そんなモノ入れたら駄目になるに決まってるだろ!
 あ〜もう、僕のへそくり予定がパーになっちゃったよ」
「また捕まえてこればいいだろう」
「これ程にするのにどれだけ掛かったと思ってるんだよ!」
イライラと髪を掻き毟ると、ルックは部屋を出て行こうとする。
「ルック様、どちらへ」
「なんかムラムラするから幼女でもヤってくるよ!!」
アルベルトの問いに吐き捨てるように応えると、姿を消した。
502セラベルト+α:05/01/03 03:33:20 ID:9UXjABxj
15.
「ルック様・・・」
「ふん。まだ気付かんのか」
ぼんやりとルックの居た空間を見つめるセラに、ユーバーが冷たく言い放つ。
「あいつは子供にしか欲情せん、変態だ」
「残念だったな、セラ」
アルベルトが優しく抱き上げる。
そしてセラを抱いたままソファに座ると、髪を撫でながら言った。
「ルックがお前を引き取ったのは、その時のお前が彼のストライクゾーンだったからだ。
 しかし、お前は成長し・・・彼にとっては唯の金ヅルにしか見えなくなった」
パキン、と何かが音を立てて壊れた。
ルックとの間の懐かしい思い出が幾つも甦る。
しかし。
「まぁ、俺達には金が無いしな。愛しいルック様を飢えさせない為には
 お前が体を張って・・・おい、聴いているのか?」
「ふふふ・・・うふふふ・・・」
セラにはもうアルベルトの言葉は聞こえていなかった。
ただ、何処も見ていない瞳で彼を見つめ、微笑んでいるだけ。
「・・・もろいものだな、人間というものは」
「お前にはわからんだろうな。だが・・・俺はまだイッてないんだ。お前の後というのも
 気に食わんが・・・仕方ない」
「勝手にしろ。俺は寝る」
ユーバーが部屋を出ると、アルベルトはセラにキスをする。
「セラ、俺と気持ちいいことをしよう。」
「せら、あるべうとときもちいいことする」
ニッコリ笑うセラに、彼は酷薄な笑みを浮かべた。


終わり。
503セラベルト+α:05/01/03 03:36:31 ID:9UXjABxj
初でした。
にもかかわらず長々と駄文をスイマセンでした。
>>486さん、ユーバーアドバイスありがとうございました。
・・・でも、伸縮自在とか描写出来る腕はありませんでした・・・。
504名無しさん@ピンキー:05/01/03 13:52:23 ID:tnFy5PTk
途中までは面白く読めてたんだが、ルックの扱いで激しく萎えた。
505名無しさん@ピンキー:05/01/03 21:48:06 ID:rGLasr30
セラタンキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

  ノノノノ      激しくグッジョブ!!
 ( ゚∋゚)      n
 ̄ \/ \    ( ミ)
フ     /ヽ ヽ_//

506名無しさん@ピンキー:05/01/07 06:30:43 ID:/FJPNyKl
グッジョブ
乙でした(´Д`;)ハァハァ
507名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:55:03 ID:5hvtH+un
ho
508名無しさん@ピンキー:05/01/11 23:19:48 ID:rXIVbCY7
2でさ、サウスウィンドウからノースウィンドウに脱出する時フリックとリィナさんに何があったんだろう?
509名無しさん@ピンキー:05/01/17 08:09:37 ID:J+BGERQ9
ho
510名無しさん@ピンキー:05/01/18 01:51:35 ID:zhKVtapC
糸冬
511名無しさん@ピンキー:05/01/18 02:44:08 ID:4prCFDex
4様日記でよかったら時々書こうか?
512名無しさん@ピンキー:05/01/18 17:00:44 ID:yiSTIi+f
>>510
お前角煮の方にも来てるだろ。糸冬だの終了だのばっか書き込んでんな池沼。
>>511
是非お願いします。
513名無しさん@ピンキー:05/01/19 01:36:41 ID:p8zGcjqB
>511
見たいです。
514名無しさん@ピンキー:05/01/19 05:37:26 ID:7W1L88sP
チラシの裏に書いてろ
515名無しさん@ピンキー:05/01/19 05:53:36 ID:bI5xkPPR
>>512
煽るなよヴァカ、藻前みたいのがいるからただでさえ悪い空気が悪化するんだよ(´Д`)
516名無しさん@ピンキー:05/01/23 12:22:37 ID:G0350LeE
チラシの裏に書けって言ったんだろ?
ここはみんなのチラシの裏じゃないか。
517名無しさん@ピンキー:05/01/25 02:52:43 ID:OOg/2Vgc
その通りです。そんなわけで皆様方、どんな作品でも恥ずかしがることなく、遠慮躊躇もなく、
俺の私の作品を読ませてやっから感謝しろくらいの感覚でドンドン投稿してください。
エロでもそうでなくとも期待しておりますです。
518名無しさん@ピンキー:05/01/25 03:31:52 ID:TzHF+Jps
全員(・∀・)カエレ!!
519名無しさん@ビッキー:05/01/26 00:46:22 ID:0i8JIYyy
そんなご無体な
520名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:16:55 ID:+WJI54wZ
よいではないかよいではないか
521名無しさん@ピンキー:05/01/27 06:15:51 ID:xPwQC3Os
あーれー
522名無しさん@ピンキー:05/01/27 14:18:09 ID:FOcKyHQj
そこまでだ!越後屋!!
523名無しさん@ピンキー:05/01/27 23:01:02 ID:0JRnzWQV
曲者じゃ!皆の者出合えい出合えい!
524名無しさん@ピンキー:05/01/27 23:43:35 ID:ecNmWoFf
越後屋が2主で、>522がルシア。
そんでもって駆けつけたビク徹とフリックに叱られるんだよ。
2主が。
525名無しさん@ピンキー:05/01/28 00:24:04 ID:dcr3g49x
2主が襲おうとしてるのは誰だ?
526519:05/01/28 00:44:01 ID:PMuWSR1S
誰も気付いてないかな・・・?


っくしゅん!
527名無しさん@ピンキー:05/01/28 02:04:20 ID:GeKZvbhD
なんか変なスレになってきたな(´,_ゝ`)
528名無しさん@ピンキー:05/01/28 02:10:11 ID:dcr3g49x
そんな事は無い
529名無しさん@ピンキー:05/01/28 03:50:00 ID:wYvWEVJr
>526
キモイです。
530名無しさん@ピンキー:05/01/28 12:16:24 ID:QKSqegJc
あげ
531名無しさん@ピンキー:05/01/29 09:07:28 ID:f4DhYsd4
八巻かなりハァハァだった。
クリスで何か書きたい
532名無しさん@ピンキー:05/02/01 02:39:10 ID:kYY+aFfm
じゃ、ヒュークリで陵辱とか・・・。
533名無しさん@ピンキー:05/02/01 03:44:58 ID:KuVgp5bJ
むしろユーバーで
534名無しさん@ピンキー:05/02/01 18:16:51 ID:EG9lec8e
8巻買いに(探しに)いてくるノシ
535名無しさん@ピンキー:05/02/02 03:09:24 ID:jWyoQnpV
八巻て何?
536名無しさん@ピンキー:05/02/02 03:18:58 ID:uYgpJA0P
漫画
537名無しさん@ピンキー:05/02/05 23:14:52 ID:zBO69OXp
リリィさんは〜?
538名無しさん@ピンキー:05/02/06 23:52:16 ID:E1NChrq6
リリィとヒューゴとクリスの3Pとかどうだろう。
539名無しさん@ピンキー:05/02/13 02:40:38 ID:r5fPFKY3
ho
540名無しさん@ピンキー:05/02/16 13:44:49 ID:HOha4V3L
やっぱりクリスはエロイな…
私服姿の胸にハァハァ(なぜか雌伏姿と変換されたが)
541名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:49:25 ID:F5pFYV5e
リリクリ
542名無しさん@ピンキー:05/02/18 03:36:15 ID:POadYgi/
ルシクリ
543名無しさん@ピンキー:05/02/18 06:47:55 ID:uiwmKwcr
クリスはどうしても受けですか
544名無しさん@ピンキー:05/02/18 11:17:36 ID:3ZfHBacz
やりたい盛りのヒューゴに翻弄されるクリス。
これだな。
545名無しさん@ピンキー:05/02/18 23:28:42 ID:8VipKUMR
雌伏姿(*´Д`)ハァハァ
546名無しさん@ピンキー:05/02/19 17:49:35 ID:00ONgJcj
やりたい盛り…か。
蛮族の出だしな。
547名無しさん@ピンキー:05/02/23 21:02:44 ID:GaJoeahr
あげまんマーサ
548ルイクリ:05/02/24 12:22:14 ID:0CosBlyx
『…?』
クリスは隣室から微かに聞こえる物音で目が覚めた。
刻は2時―――城の皆も寝静まっているだろう時間に聞こえてくる不思議な声……不審に思ったクリスは壁に耳を寄せた。


――ッズチュッ…グチュウ…――
「っ…ゲドッォ……あッ……んんん…っ」

『…………?』
確か隣室はゲドの部屋の筈…だが聞こえてくる声は…
『この声は…クイーンか?!こんな時間に何故クイーンが…?それに何だ…この声…』
クリスは最近見つけた隣室との微かな隙間を覗いた。

「んっ…っはぁ…ゲド…ゲドォ……あっあっあっ…」
『!!?』
クリスは息を呑んだ。
『何故っ…クイーンは裸なんだ…!?何故ゲドの上に乗っている!?あの2人は………何をしているんだ!?』
今まで騎士として生きてきたクリス。騎士になる為に幼い頃から剣術を学んできた。その為か女らしい事―特に恋愛事には疎い。
549ルイクリ:05/02/24 12:24:22 ID:0CosBlyx
異性同士の性行為すらまともに知らないのだ。

「ゲドッ…もっと……っもっと突いてぇっ…」
「…っあぁ………」グチュッ…グチュ………ッチュウ……ズチュ…ヌチュッヌチュッ………

『一体…なんなんだ…!!』
2人の行為を覗いているうちに、クリスは自分の躰が熱くなるのを感じ取った。
――ドクッン…ドクン…――
『急に…躰が……』クリスの秘部からは熱い液が溢れ出ていた。
―クチュッ―
「っあっぁぁ…!!」クリスは無意識に自分の秘部に手を添えた。下着越しに秘部を擦る。
「んっ…んっ…ぅあっあっあっ…!」
下着は既に役目を果たしていないくらい濡れていた。


「っ…クイーン…中に…出すぞ…」

―クチュッグチュウ…ヌチュッヌチュッ―

「あっあっあっあーー……ゲドッもっ…だめっぇえ……!!イッ……イクッイクッ……ん…っあぁーーー!!!!」
「…っくっ………」―ドピュッドピュドピュッ―
550ルイクリ:05/02/24 12:26:52 ID:0CosBlyx
『!?なっ…なんだ?急に…?』
2人は絶頂を迎えた。しかしクリスには何が起きたのか理解出来ていなかった。秘部を擦る手は止まらない。
―ヌチュ…クチュ…―
「っハァ……なんだ…っこの感覚…んっ…」


「…クリス様……?」
ハッと我に返り後ろを向くと、ルイスが立っていた。
「!?ルッ…ルイスっ……!!!!どうしてっ…いつから…」
「昼間…クリス様のお部屋に…グローブを忘れてしまって……そうしたら…クリス様の声…が……」
クリスが今までしていた行為は全てルイスに見られていた。―そう、クリスの自慰行為を…

「なぁ、ルイス…コレはなんなんだ?私の躰から変な液体が出てくるんだ…私は病気なのか……?」
本気で悩むクリスを前に、ルイスは暗闇の中で不敵に笑った。
「クリス様、大丈夫です。僕が教えてあげますから。」
「ルイス…わかった、お願いしよう。私はどうすればいい?」
「…ではまず服を全て脱いでください。」
「!?脱ぐのか?…でも…」
「脱がなきゃ教えられないんです。」
「…そうか…」
クリスはルイスの言葉を信じ、服を脱ぎ始めた。

551ルイクリ:05/02/24 12:32:28 ID:0CosBlyx
「これで…いいか?」
『っ…クリス様の躰…初めて見るけど…すごく…きれい…』
「…ルイス?」
「あっ…はい!えっと…クリス様、これから僕はクリス様に躰のしくみを教えます。例えそれがどんなモノでも嫌がらずに耐えてください。これはクリス様のためになるんです。」
「あぁ、わかった。私はルイスを昔から信頼している。全ておまえに任せるよ。」

―ペロっ…チュッ…クチュッ…
ルイスはクリスの乳房に舌を這わせ、先端の突起を中心にいじっていた。
「っあぁ…はぁ…ルッ…ルイス…これは…どういう仕組みだ…?…っふぁ…」
「クチュッ……ん…これは…ッチュ…この突起の…チュッゥ…弱い所を鍛えているんです…」
「…っそうか…っはっ…んっ」
クリスの透き通るような白い肌にルイスは赤い痕を残していった。


長い間ルイスはクリスの乳房を攻めていた。すると
552ルイクリ:05/02/24 12:33:57 ID:0CosBlyx
「っふぁっあ…なっ…なぁルイスっ…っあ…私の下半身が…っものすごくくすぐったいんだ…んっ…」とクリスは腰をくねりながらルイスに言った。
「…大丈夫ですか?クリス様…下半身のどの辺りがくすぐったいんんですか?」
クリスは少し恥じらいながら足を開いた。
「…変な所を見せてしまってすまない…何故かさっきから股間がくすぐったくて……」
『…本当に無知な方ですね……』
ルイスはゴクリと唾を飲んだ。クリスの秘部からは止めどなく愛液が流れ出ている。
「クリス様っ………」
ルイスは耐えきれずクリスの秘部に顔を埋めた。
『…本当に無知な方ですね……』
ルイスはゴクリと唾を飲んだ。クリスの秘部からは止めどなく愛液が流れ出ている。
「クリス様っ………」
ルイスは耐えきれずクリスの秘部に顔を埋めた。
―ッピチャ…チュルッチュル…クチュックチュックチュッ………
553ルイクリ:05/02/24 12:34:57 ID:0CosBlyx
「っあっああああ!!!なっ…ふっあぁ…ルッ…ルイ…ス……あっあっあっ…」
ルイスは黙々と舐め続けた。
「クリス様…ここはクリトリスっていうんです…ふふっ…クリス様とお名前が似てますね…」
ルイスはクリスの秘部の1番敏感な突起を攻め始めた。
―ッチュウ…ペロックチュウ……チュッチュル……
「んあっ!!!やっ…ルイスッ…ルイスッ………なんかっ…はぁ…あっん…んんんん……」
―グチュッ…チュル……ヌチュヌチュ…ッピチャ……
「あああああっ!!!何か……くるっ……んあああっ……!!んっんっんっ……あっっはぁ……あーーーーっ!!!!!」
クリスは絶頂を迎えた。
「っはぁっはぁっ…ルイス……今のは……?」
「…今のはクリス様の躰の疲れがとれる感覚です」
「…っん………そうか……だがっ……まだ少し苦しいぞ…」
「はいっ…実はまだ…途中なんです…」
「?…まだ続きがあるのか」
554ルイクリ:05/02/24 12:37:26 ID:0CosBlyx
「はい…クリス様……少し痛いかもしれませんが……耐えて下さい…」

我慢出来なくなったルイスは自分のペニスを出した。ルイスのモノは15歳のモノとは思えないほど大きかった。
「…ルイスッ……それはなんだ…?腫れているのか…?」
「これは…クリス様の疲れを完璧にとる道具なんです。これを…」
ルイスはクリスの膣口にペニスを押し付けた。そして一気に…
―ズチュッゥ……

「っひっぁ……ルイスッ……痛い!!痛っい……っくっ……」
「ごめんなさいクリス様…もう少し耐えて下さい……」
「っつぅ……わっ…わかった…っ……痛いのは慣れている……っん」
ルイスはゆっくりと出し入れを始めた。
―グチュッ…グチュッ…ズチュ……ヌチュ…

「っは……クリス様…まだ…痛い…ですか…?」
―ヌチュッヌチュッ…クチュッ
555ルイクリ:05/02/24 12:39:06 ID:0CosBlyx
「ん…もう大丈夫だ……っんあっ……あっん…あっあっ…」


どの位経ったのだろうか…ルイスは長い間ゆっくりと出し入れをしていた。それに慣れたクリスは自ら腰を動かし始めた。
「っ…ルイス……急に……っはぁん……腰が動くんだ…それに何故か…気持ちがいい……んあああっ」
「クリス様…もうすぐです…っはっ…もうすぐ疲れがとれます……一気に…いきますよ…!」
―グチュッグチュッグチュッ!!!ズチュッウヌチュヌチュ
「っ!!あっ…ルイスっルイスっぅ………また何か……くるっ…あああああっ……あっん………っあっあーーーーー!!!」
―ビクンッビクン…
「っ…クリス様っ……」
―ドピュッ…ドクッドクッ……




「クリス様…疲れはとれましたか?」
「あぁ…なんだかものすごく気持ち良かったよ…また疲れが溜まったら…お願いしていいか?」
「はいっ…いつでも…!」


その頃隣の部屋では…――
「あのルイスって子も策士だねぇ…聞こえるように夜中性行為してくれ、なんて…」
「…まぁな」
「でもびっくりだよ…あの銀の乙女があそこまで無知だとは………ふふふっ…ゲド……もう1回…するかい…?」
「………あぁ」


〜完〜
556名無しさん@ピンキー:05/02/24 12:39:59 ID:0CosBlyx
誰もいないうちに駄作書いてみました…ごめんなさい…誰も来ないうちに消えます。
557名無しさん@ピンキー:05/02/24 13:07:48 ID:44347m2m
俺が見ていたぜ!GJ!
558 名無しさん@ピンキー :05/02/24 20:23:17 ID:BaL1r9BK
本当にGJ!!
559名無しさん@ピンキー:05/02/24 21:27:00 ID:Y+r7N7Z6
(*´Д`)ハァハァ・・・・GJ!!!!
560名無しさん@ピンキー:05/02/25 00:36:40 ID:1zj0ZwVV
純真そうな顔して悪だなルイス!GJ!!
クリス祭りきぼん
561名無しさん@ピンキー:05/02/25 22:54:15 ID:Gfg8CaiW
GJ!!ルイスは15歳だったのか・・。ってきり12歳位かと。
562名無しさん@ピンキー:05/02/26 09:54:25 ID:xD5AkXV5
次のプロット(案)。
クリスたんと男キャラ(書く人におまかせ)がある建物に忍び込む。
見張りが来たので慌てて狭いところ(クローゼットか物陰)に隠れる。
クリスたんは息を殺して外の状況をうかがおうとするが、クリスたんの後ろに
ピタリとひっつく男はやがてクリスたんの体を、声を出せないのをいいことに
さわり放題。クリスたん、やめろと抵抗するも男は面白がって続ける。
クリスたん、だんだんおかしな気持ちになり・・・でも音を立てたらみつかる・・・
ってのを先生方、おながいしまつ。 <(_ _)>
563名無しさん@ピンキー:05/02/26 15:20:59 ID:ySuBg8pb
(*´Д`)ハァハァ
564名無しさん@ピンキー:05/02/26 19:17:45 ID:QwMx+sy3
その設定だとやっぱり相手はナッシュだろうか。
パーシヴァルかもしれない。
脳内では妄想できても文章にできずorz
565名無しさん@ピンキー:05/02/26 20:02:33 ID:D/apFhmz
ナッシュ、パース、エースぐらいしか想像できん
男の方にその気はなくても密着を余儀なくされて
不本意ながら反応してしまうというシチュなら誰でもいけそうだが
566名無しさん@ピンキー:05/02/26 21:55:03 ID:xD5AkXV5
クリスたんは戸惑いながらもあくまで凛々しく抵抗。
男の方は冗談ぽいが実はマヂな責めで。(;´Д`)ハァハァ
567ボルス×クリス:05/02/27 01:16:53 ID:9d9lxjwq
「クリス様、本当にこっちなんですか?」
「心配するな、ボルス。もう何週間も経つんだ、場所くらい覚えているよ」
場所はビュッデヒュッケ城。長い廊下をクリスとボルスは歩いていた。
「…クリス様…ここ…さっきも通った気がするのですが……」
「……すまない…迷ったようだ…」
今日は大事な会議がある。いつもなら大会議室を使うのだが一昨日ナッシュがルビに追いかけられた際に大会議室へ逃げ込み、部屋を破壊寸前まで荒らしてしまったのだ。
だから今日は地下奥にある、アイクの読書スポットを借りて会議をするらしい。
「クリス様、もしかしたら大会議室に行けば誰か気づいて迎えに来てくれるかもしれません。大会議室で待ちませんか?」
「…そうだな。すまない…ボルス…」
2人は大会議室へ向かった。

半壊な大会議室は誰もいなかった。すきま風が吹いて少し肌寒い。
568ボルス×クリス:05/02/27 01:17:45 ID:9d9lxjwq
「クリス様、少し寒くありませんか…?暖炉も壊れてて使えませんし…」
「ならこれを被れば多少はマシだろう」
クリスは唯一壊れていないクローゼットから大きめの毛布を出した。
「でも…1枚しかありませんよ?」
「私は平気だ。ボルスが使え」
「!!そんな!クリス様1人寒い思いさせるくらいなら俺もいりません!!」
「…そうか…なら……」

バサッ

クリスはボルスのすぐ横にぴったりくっつき、毛布を被った。
「ククククククリス様!!!!」
「なんだ?こうすれば2人とも毛布が使えるだろう?」
「…は…はい…」
突然の出来事にボルスは動揺した。

569ボルス×クリス:05/02/27 01:19:01 ID:9d9lxjwq
どれ位の時が過ぎたのだろう、一向に誰も来ない。
「…誰も…来ませんね…」
「あぁ…っクシュッ…」
「クリス様、大丈夫ですか!?やはり暖炉のある部屋へ…」
「大丈夫だ、こうすれば暖かい」
クリスはボルスの前に座り、ボルスに寄っ掛かる様に座った。
「人間の体は前の方が暖かいんだよ」
「……………」
(クリス様…クリス様…………っっ)
ガバッ

「…ボ…ルス?」
「…クリス様…もっと暖かくなる方法、あるんですよ…」
ボルスはクリスの首筋に唇を落とした。
「ボルス…何をするんだ…!」
「クリス様…俺……」
ボルスはクリスの胸を背後から優しく触った。
「クリス様の胸…大きくてとても…柔らかいです……」
「んっあ…やっ…やめ……」
「少し冷たいかもしれませんが…」
服の中に手を入れ、ボルスは直にクリスの胸を揉み始めた。
「っあっ…ボルス……やめ…やめろ…っん…」
「クリス様…柔らかい…」
570ボルス×クリス:05/02/27 01:24:01 ID:9d9lxjwq
「クリス様…ここ…気持ち良くないですか?」
「!!!ふっあ…あっんん…」
ボルスはそのまま手をクリスの秘部へ運んだ。
「っふ…んん…ボルス!!!やめないか!!」
「何故…?クリス様のここ…もうグチョグチョですよ…」
クリスの秘部からは愛液が溢れ出ていた。
「ボルス!!人を呼ぶぞ!!!」
「クリス様…人を呼んだらクリス様のこんな淫らな姿を誰かが見てしまうんですよ?よろしいのですか…?」
「なっ…!!!」

ガチャガチャ…

2人が言い争っていると突然誰かがドアを開けようとした。
「クリス様…こっちへ…」
ボルス達はは毛布の入っていたクローゼットへ隠れた。
「あーあ…今日も頑張って直すか…」
ドアを開けたのはナッシュとフランツとトワイキンだった。
「すみません…ナッシュさん…俺のルビが…」
どうやら修理しに来たようだ。
571ボルス×クリス:05/02/27 01:24:51 ID:9d9lxjwq
「危なかった…クリス様、とりあえず隠れましょう」
「あ…あぁ…」
クリスは先程の中途半端な行為に体を火照らせていた。
「…クリス様?どうかしましたか?」
「っ…ボルス…」
クリスは涙目でボルスを見た。感づいたボルスは秘部を再度攻め始めた。
「…クリス様……声…出しちゃ駄目ですよ…」
クチュクチュと攻め続けるボルス。
「クリス様…ここ…気持ちいいですか…?」
ボルスはクリトリスを親指と人差し指で摘んだ。
「ひっ…!!!!ん…」
「クリス様!!駄目です、静かにして下さい」
「っはぁ…はぁ…」
「すみません……クリス様………俺もう……!!」
ズチュウ…ッ
ボルスは堪えきれずクリスを後ろから突き始めた。
「っつ…ボ…ル…ス……んあっ」
「クリス様…クリス様…!!!」
幸いな事に修理の騒音の方が遙かに大きく、ボルス達の声は外の3人には聞こえていない様だった。
572ボルス×クリス:05/02/27 01:26:16 ID:9d9lxjwq
「っはぁ…クリス様……俺…ずっとクリス様の事が…」
「っんぁ…ボルス…ボルス…あっああああ…」

「クリス様…中に…!!!っ…あっ…はぁっ………」
「っ…あっ…やっあああああっ!!!!」

「すみません…すみませんクリス様……俺…」
「……………」
「……………」

「…会議…」
「?」
「会議…さぼってしまったな…」
「…すみません…」
「…仕方ない…とりあえずもう一度探すか…」
「…はい…」
2人は大会議室を出た。大分前にナッシュ達は帰ったようだ。
「クリス様ー!?」
サロメの声が聞こえる。
「クリス様!探しましたよ!どこに居たんですか?」
「あぁ…ちょっとな…」
「皆さんお待ちですよ、早く行きましょう」
ボルスとクリスはサロメの少し後ろをついていった。
「なぁ…ボルス…さっきのは…」
「…だっ誰にも言いませんよ!」
「そうか…じゃあまたお願いしようかな」
「!?」

573名無しさん@ピンキー:05/02/27 01:27:51 ID:9d9lxjwq
微妙です…寒すぎて(内容も部屋も)うまく打てなくてスマソ。
流してください…
574名無しさん@ピンキー:05/02/27 01:43:01 ID:oW9BTpJn
リアルタイムで応援してました。GJ!
ボルスとは意外でしたが火がついたら一番暴走するキャラかも。
その気はないのに誘っちゃってるクリス様にハァハァ。
575名無しさん@ピンキー:05/02/27 07:51:01 ID:XO0eYaqE
GJ!!ただボルス嫌いな自分としては残念。
クリス様(*´Д`)ハァハァ
576名無しさん@ピンキー:05/02/27 09:49:43 ID:+MXVB3Mk
<(_ _)> GJ.
577名無しさん@ピンキー:05/02/27 10:27:27 ID:9d9lxjwq
物足りなくてすいません…_| ̄|〇
最近3やり始めて脳内で妄想していたので拙いですが文章にしてみました。
まだいろいろ妄想しているので書いてしまうかもしれませんが…
ちなみに文章でバレてるかもしれませんがルイクリも自分です(´Д`)ゴメンナサイ
578名無しさん@ピンキー:05/02/27 13:32:18 ID:+MXVB3Mk
>>577
是非おねがいします、先生。<(_ _)>
579ヒュークリ:05/02/28 02:16:24 ID:6MAU8QGS
「ここ…は…?」
月明かりが差し込む見覚えのある部屋、両手を繋がれたクリスは目を覚ました。
「やっと起きたか…鉄頭…」
「!!おまえは…ヒューゴ!!!!」
その部屋はビュッデヒュッケ城にあるヒューゴの部屋だった。
「ヒューゴ…何故こんな事を…!」
「おまえが…ルルを殺した……俺はずっと敵討ちをしようと思っていたんだ…だがおまえを殺してもルルは帰って来ない…」
「あれは…あれは仕方なかったんだ!!」
「うるさい!!!!!…知ってる…?女が1番嫌がる事…」ヒューゴはクリスに唇を重ねた。
「ん…むぅ…ヒュ…ヒューゴ…んあ…」
「銀の乙女…か…ハハハッ…騎士団長様が敵である俺に犯されたらどんなに屈辱的かな…」
ヒューゴはそのまま首筋に唇を這わせた。そしてクリスの服の裾から手を入れ胸を揉み始めた。
580ヒュークリ:05/02/28 02:18:48 ID:6MAU8QGS
「へぇ…結構でかいね…母さんといい勝負だ…」
「何を……やめろ!!」
クリスは怒鳴った。しかし両手を縛られているために、身動きがとれない。
「どんなに怒鳴っても…俺はやめないよ」
ヒューゴはクリスの胸の突起を指で摘んだり押したりした。
「ねぇ…嫌がってるくせに…もうこんなに堅くなってるよ…」
「っ!!!……っはぁ……んん…ん」
ヒューゴはそのまま服を脱がせ胸のを舐め始めた。ぺろ…クチュクチュ…チュッ…
「やっ…あ…やめ…やめて……」
クリスは騎士である時とは想像のつかないような艶めかしい声で泣いた。
「意外と可愛く泣くんだね…でも男って…そういう声好きなんだよね」
「!!!!」

ヒューゴはクリスの秘部を下着越しに擦り始めた。
581ヒュークリ:05/02/28 02:19:56 ID:6MAU8QGS
「っ…あっ……お願いだ…やめ…てくれ…」
「でもここ凄くビショビショだよ?気持ちいいんだろ、本当は…」
クチュ…クチュ…
「っあああああ!!!!…っはぁ…はぁ…はぁ…」
「あとでここにイイモノ入れてあげるよ…でもその前に…」
チュルッ…ッチュッ…ペチャッペチャ……ジュル…
ヒューゴはクリスの秘部を舐めた。
「凄…い…舐めても舐めても汁が出てくるよ……フフ…美味い…」
「やっやっ…あっあぁ…っんふぅ……」
クリスは腰をくねらせた。
「さ、じゃあ次は俺のを…」ヒューゴは自分のペニスをクリスの顔の前に出した。
「舐めろ…」
「!?誰がこんな…んむぅ…」
ヒューゴは無理矢理クリスの口にペニスを入れた。
「歯…立てるなよ…舌を巧く使うんだ…」
「んんん…ピチュ…ッチュルッ……チュル…」
「っ…そうだ…そのまま…」
クリスは嫌がりながらも抵抗はせず、舐め続けた。
「じゃあそろそろ…」
ヒューゴはクリスの口から離れ、クリスの体の下にまわった。
「何…を…」
グチュウ…
「っあ…あん…あああ!!!」
ヒューゴは騎乗位の形で挿入した。
582ヒュークリ:05/02/28 02:21:41 ID:6MAU8QGS
「…っ…騎乗位…初めてだけど…すごっ…」
ヒューゴはクリスの腰をつかみ、出し入れを始めた。
ズチュッグチュッ…グチュ…グチュ…
「あっあっあっあっ…っふぁ……んふぅ」
「気持ちいいんだね…じゃあ自分で腰を振ってみなよ」
「!!…っそんな…」
「いつまで経ってもこのままだよ、それでもいいの?」
「っ…」
クリスは自ら腰を降り始めた。
ズチャッヌチュッヌチュッ…グチュグチュ…
「んはぁぁん…んんんん…っあん…あっ…はぁはぁ…っあ」
クリスは膣内のある一点で体を反らせた。「気持ちいい所…見つけたんだ…じゃあ突いてあげる」

グチュグチュヌチュッ…ズチャッヌチュ…グチュ…プチュッ
「っああああああ…ヒューゴ…もっ…もう……」
「俺っ…も…」

ヌチュッヌチュッグチュズチュッグチュッ…クチュックチュ……
583ヒュークリ:05/02/28 02:23:00 ID:6MAU8QGS
「ああああああ…!!!っちゃう…!!いっちゃ…うっ……んあああ!!!」
「っふ…っあ!!」



「こんな事をしても…ルルは帰ってはこないんだよな……」
「…ヒューゴ…私は本当にすまない事をしたと思っている…おまえの心の傷を治せるのであるなら…」
クリスはヒューゴに唇を重ねた。
「!?」
「…その…なんというか…おまえを慰めるという意味でなら…さっきみたいな事を…」
「…………じゃあ…もう1回…いいかな…俺…さっきのじゃ…まだまだ物足りなくて…」
「あぁ…だが今度は…少し手加減してくれ…ヒューゴのは…気持ち良すぎて疲れる…」
そして2人は長い夜を過ごすのだった。

584名無しさん@ピンキー:05/02/28 02:23:49 ID:6MAU8QGS
以上です。
…すんませんでした
585名無しさん@ピンキー:05/02/28 19:29:57 ID:1tvX4Rwv
>>584
謝るキミに惚れた。
586名無しさん@ピンキー:05/02/28 22:30:04 ID:NjAjkUAI
クリス受けであれば、何でもOKな自分がいる・・・。
欲を言えば、もう少しゆっくりとストーリーを展開してもらえたら尚嬉し。
長編も期待してみたり(*´Д`)
587ジョアン×エミリー:05/03/01 22:57:34 ID:u0Kzpb1Z
(あ〜…今日もあったかいな……)
場所はビュッデヒュッケ城にある武術指南所の屋根の上。いつものようにウトウトしているジョアンがいる。
「ジョアーン!!!」
遠くから聞きなれた声がする。
「あっ!やーっと見つけた!!ほらー今日も特訓特訓!!」
声の主は同じ武道をやっているエミリーだ。
「ちっ…うるせぇな〜…今日は天気がいいから稽古はなし」
「えー!普通は天気いいから稽古するんでしょー」
梯子を上って来たエミリーは頬を膨らました。
「わぁーった、わかったよ…でもとりあえずここに陽が当たるうちは昼寝、な」
「陽が当たるうちって…夕方になっちゃうじゃん!」
梯子をガタガタ揺らしながら怒るエミリー、すると梯子が大きく揺れた。
「おいエミリー!!危ねっ…」
「あ…あれ…!?」
ギィーー…
「っきゃあああああ!!!!」
588ジョアン×エミリー:05/03/01 22:58:23 ID:u0Kzpb1Z
ガッターン!!!!
梯子は勢いよく倒れた。
「っ…危機一髪…」
エミリーはジョアンに抱えられ、なんとか助かった。
「あ…ありがとう…」
「梯子がなきゃ降りられないな…誰かが通るまで…待つか」
ジョアンは屋根上の昼寝ベストスポットまで戻ると再びウトウトし始めた。
「ねーどうせなら腕立てとか腹筋とか体力つく事しようよー」
「体力つく事…ねぇ…」
グイッ
ジョアンはエミリーの腰を引っ張りキスをした。
「んっ!?っんむぅ…」
「体力つけるならこれが1番だ」
チュクッ…ッチュ…
「ん…ジョアン…また…するの…?」
「あぁ…ここなら見えないし…まぁ声は聞こえちまうかもしれんがな…」
589ジョアン×エミリー:05/03/01 23:00:02 ID:u0Kzpb1Z
「ふふ…ジョアンの…もうこんなに堅くなってる…んむっ…んん…ッチュル…ムチュ…ん…」
「…エミリー…うまくなったな…もう少し強く吸ってくれ…」
「っヂュルー…ペチャ…チュル…チュル…っあむ…ふぅ…すごぉい…おっきい…」
エミリーは愛おしそうにジョアンのペニスを吸う。ジョアンの手はエミリーの秘部へとのびた。紫色のショートパンツの隙間へ手を入れた。
「…おまえも…淫乱だなぁ…俺のを舐めてるだけでグチャグチャじゃねぇか…」
「っやぁ…ふぅ…だって…」
クチュクチュと音をたてるエミリーの秘部。スルッとショートパンツとショーツを脱がすと、ジョアンはエミリーの秘部へ顔を埋めた。
590ジョアン×エミリー:05/03/01 23:02:53 ID:u0Kzpb1Z
「ペチャ…プチュウッ…ッチュル…いくら舐めても出てくるな…」
「っひあ…気持ちぃ…気持ちいいよっぉ…んっあっ…あんっ…」
ジョアンは人差し指でエミリーのクリトリスを刺激し始めた。
「っきゃ…っふぁ…あっあっあっ…だめぇ…っんやぁ…」
「おっ…いい反応だな…」
するとジョアンはクリトリスを唇で軽く挟んだ。
「やっやっ…だめだよ…っんあ…いっちゃう…いっちゃう…」
「…一回…イけよ…」
「っやぁああああっ」
ジョアンが秘部に唇を当てたまま喋ったせいか、エミリーはビクンッとイってしまった。「っはぁ…はぁ…はぁ…もう…ジョアンのバカ…」
「ハハハ…じゃあそろそろ挿れるぜ…」
グチュゥゥゥ…!!!
「っふ…きゃあああああんっ…」
ヌチュヌチュと音をたててジョアンは出し入れを始めた。
591ジョアン×エミリー:05/03/01 23:04:14 ID:u0Kzpb1Z
結合部からは止まることなくエミリーの愛液とジョアンの先走り汁が流れ出ている。
「何度揉んでも…でかくならないな…」
「はぁ…んん…うっ…るさぁいなぁ…はっ……胸はっ…邪魔だからぁっ…ひゃう……いらないのっ…」
「まぁ…俺は小振りな胸の方が…好きだけどな…」
エミリーの小さな胸を揉みしだくジョアン。服の上から乳首を摘む。
「あっ…だめっ…そこっ…ふぁああっ…弱っい…」
エミリーは急な快感に膣を締め付けた。「っつぅ…急に締めんなよ…」
「ねっ…もう…イきたい…」
「あぁ…じゃあイかせてやるよ…!!」
ジョアンは腰の動きを早めた。エミリーもそれに合わせて腰を振る。
「だめっ…気持ちいいっよぉ…いっちゃう…いっちゃう!!いっああああああ!!!」
「くっ……」


592ジョアン×エミリー:05/03/01 23:05:56 ID:u0Kzpb1Z
2人は衣服と呼吸を整え、再び唇を重ねた。
「はぁ…どうだ…結構体力使うだろ…」
「もうっ…普通に走ったりした方が…私は好きなのに…」
「気持ちいいって叫んでたじゃねぇか…」
「!!!うっ…うるさい!」エミリーはジョアンの頭をバシッと叩いた。
すると下の方から声が聞こえた。
「誰かいるのか?」
「あっナッシュさん!!すいませーん!!梯子落ちちゃって…立ててもらえますかー?!」
ガタンッ
「やっと降りられるねー!!」
「あぁ…」
2人は梯子を降りた。するとナッシュはクスクスと笑いながら
「もう少し声抑えた方がいいんじゃないか?丸聞こえだったよ」
翌朝ジェファーソンにジョアンは淫猥番長、エミリーは淫乱女大将と名付けられたのは言うまでもない。

593名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:07:55 ID:u0Kzpb1Z
どうしても短編にしたがる自分がいる…_| ̄|〇
貯蔵庫見ましたが、たのしいまきばがヒット。是非漫画で読んでみたい作品です。
594名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:34:23 ID:vuF2Jzem
GJ!
595名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:35:04 ID:sLCQqSXl
GJ、オチにワラタw

562の話をナッシュ×クリスで書きたいのですが
3をやったのが昔過ぎて細かい設定忘れてしまった。
どなたかナッシュの立ち位置を教えていただけませんかorz
ハルモニアからの使者というかスパイでよかったんだろうか…
596名無しさん@ピンキー:05/03/02 00:15:41 ID:Usg3KCZu
正確にはササライ直々の使者とかでしたっけ?
自分の中ではナッシュはキングオブセクハラなので楽しみにしとります(;´Д`)ハァハァ
597名無しさん@ピンキー:05/03/02 12:36:42 ID:Mnh8wZIu
青間とはらしいなw
598名無しさん@ピンキー:05/03/02 13:16:18 ID:qe5SZb/C
エミリーをからかい過ぎるとジョアン殺される予感・・・エミリーやたら強いからね(゚_゚)
ナッシュはササライ専属の諜報員でオケーですよ。
過去につらい経験をした人間なのでクリスには優しいですね。ただ俺的にもセクハラ大王w
パーシバル×クリスもリクエストしときます。
599名無しさん@ピンキー:05/03/02 15:58:23 ID:DplP7+Pp
ジョアン×エミリーGJ!
ジョエミって結構同志が多そうと思ったけど
「セシルたんはえろかわいいスレ」で聞いたら
そのカップリングは初めてみたってレスされた。
意外と少ないのかね。
探偵や協力攻撃、EDその後からくっつきそうだと思うんだが…
600名無しさん@ピンキー:05/03/02 23:28:41 ID:BIE9mJiE
>>598
ジョアンもやたら強いから大丈夫だろ。っていうか
あの二人は強すぎだったな
601名無しさん@ピンキー:05/03/03 19:16:40 ID:G8LBJgQZ
test
602名無しさん@ピンキー:05/03/04 18:41:27 ID:L9Ijq+bZ
たまには幻水を
ナナミ寝取られとかきぼん
603名無しさん@ピンキー:05/03/04 18:42:42 ID:L9Ijq+bZ
たまには幻水2を
ナナミ寝取られとかきぼん
604名無しさん@ピンキー:05/03/04 23:22:24 ID:IvLkluCW
スレ違いかもしれないが春コミでエロ有りな幻水サークルってあるかな…
もちろんノーマルで。
605名無しさん@ピンキー:05/03/05 06:43:46 ID:avC1w60S
通りすがりのスケベ氏のSSが読める隠れ家のURLか
それが無理なら今まで投下された分のSSを保管庫かどこかに公開してほしい
読みたいよ。
あれからたいぶ時が過ぎたんだし隠れ家関係者が居たら検討して。
606名無しさん@ピンキー:05/03/05 07:11:35 ID:360PbEI9
わかってるとは思うが
スルーよろ
607名無しさん@ピンキー:05/03/05 11:36:26 ID:PgJbPC5W
でもひそかに自分も同意だったりして…
もう隠す必要ないと思うんだけどな
608名無しさん@ピンキー:05/03/06 10:49:44 ID:zhcLXkyg
4主まだー?
609名無しさん@ピンキー:05/03/09 17:33:12 ID:MO1lzFwP
ササ×レナで初めてのササライにレナが色々教えるやつキボンヌ……
610名無しさん@ピンキー:05/03/09 22:39:45 ID:8fjM4IZv
乞食が調子にのってきました
611名無しさん@ピンキー:05/03/12 13:24:56 ID:pgJzOTep
ho
612名無しさん@ピンキー:05/03/13 00:35:28 ID:lgvq61jJ
>>606

これだけ時間がたってもまだダメなのか..?
悲しいぞう。
613名無しさん@ピンキー:05/03/13 03:56:36 ID:kICBIk0D
明後日、クリスたんで何か投下できたらします。
614名無しさん@ピンキー:05/03/13 12:40:52 ID:k2phMd1j
>613
是非お願いします(´人`)
出来ればナッシュ×クリスを(*´Д`)
615名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:31:38 ID:a/6ueDFB
ナッシュ×クリスにもう一票
616名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:44:38 ID:YzgeaVnW
書きたいもん書いてくれれば良い。
617名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:19:14 ID:l3/QsoYU
何でもいいからよろしく。
618名無しさん@ピンキー:05/03/15 01:42:44 ID:EAVicNQV
クレクレ厨は(・∀・)カエレ!!
619名無しさん@ピンキー:05/03/15 13:32:26 ID:GpSebvBD
>595
つまり前の真エロ紋章の持ち主は崩御済み…と…。
620595:05/03/15 22:08:34 ID:GpSebvBD
ごめんゴバーク…
621名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:39:56 ID:rrnBU/wg
595ですが619−620さんの見事な誤爆にワラタ
画像スレ住人の方ですか、私もです。

695のネタ、エロ部分は三分の二くらい書けてますが613タソの降臨待ち…
622名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:48:16 ID:nYQts1Le
>>695がんばれ
623名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:20:48 ID:WyawezCp
>695
ちょうがんがれ
624613:05/03/16 02:25:07 ID:B39mJRCe
すいません。明後日と言っておきながらOrz
現在、エロの部分だけはできたのですが。それ以外のところでつまってます。
695さん出来上がったのなら、私のこと気にせずじゃんじゃん投下しちゃってください。
ナシクリかなり好きなので、楽しみに待ってます。

614、615>すいません。カプ、ヒュークリで書いちゃってました。
でも被っちゃうから、ちょうど良かったかなってオモタ
625名無しさん@ピンキー:05/03/16 23:28:23 ID:4ph7ivyh
自分も今書いとります。
2のあのキャラ×あのキャラと1のあのキャラ×あのキャラです。
ものっそマイナーですが…_| ̄|〇
626名無しさん@ピンキー:05/03/17 00:47:17 ID:B4Iy4Wt/
4の団長の部屋でグレン団長、カタリナ副団長の大人の情事や
4主人公が騎士団離脱後のスノウ×カタリナもいいかも・・・勝手かな
627名無しさん@ピンキー:05/03/17 22:42:32 ID:gIpJnamO
グレンとカタリナは親子
628名無しさん@ピンキー:05/03/18 05:54:43 ID:o5SQIr0z
俺の中では4様の童貞はカタリナの逆レイープによって奪われてる
629名無しさん@ピンキー:05/03/18 22:03:41 ID:10U3GkDN
クリスタンハァハァ
630名無しさん@ピンキー:05/03/18 22:40:10 ID:CKbZYpFg
なぁなぁやっぱクリスたんは処女だよなぁ?
ルシアが白き乙女とか耳打ちしてるシーン萌。
631名無しさん@ピンキー:05/03/18 23:50:02 ID:Vqh8u5JQ
乙女なクリスたん萌えー。
自分は手慣れたクリスたんだと、たとえエロでも萎える。
632名無しさん@ピンキー:05/03/19 08:43:17 ID:lfrVE9Sz
普段はクール&ビューティーなクリスたん。
しかしアッチ方面の事は全く知らず興味もなかったため、頬を赤く染めうろたえ戸惑う・・・
ハアハア レズものより、相手が男の方が萌える。
633名無しさん@ピンキー:05/03/19 10:16:21 ID:CppZEFFx
でも、ルシア母さんにいじられるクリスたんは
かなりハァハァなので、レズも萌え。

あと、ユンクリも
634名無しさん@ピンキー:05/03/19 15:34:09 ID:qkDcD0EI
個人的にはユミィ×ユイリなんだが…
ユン×ユミィ×ユイリが攻め順。
635名無しさん@ピンキー:05/03/19 17:28:57 ID:C/kA3Kzy
昔はレズものハアハアだったのだが最近ナゼかだめになった。
男の圧倒的な力に組み伏せられ、いつもの調子はどこへやら、なすすべもないクリスタンハアハア。
636名無しさん@ピンキー:05/03/19 22:28:12 ID:1V8hj1Jl
>634
激しく同意。
ユン×ユミィ×ユイリ×クリス
637名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 18:27:04 ID:jMpPRfdd
幻水で百合って全然思いつかない・・・女同士で仲いい描写がまるでないからな・・・
あえて挙げるならセラ×クリス。これはダーク系でなかなかいけると思うハアハア
638名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 19:30:18 ID:7UgMj6nq
クリス拉致ネタ。ユーバー、アルベルト×クリスの前座(慣らし役)でセラはどうか。
639名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 02:01:25 ID:83uF5SAD
俺の脳内ではエミリーとシャロンが熱愛中な設定になっている
640名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 03:14:20 ID:EHBH6y+o
ターニャとアグネスの百合もハァハァ
641名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 13:42:50 ID:aiKlhnrH
個人的にはバーツ×キャシィー(なんとなく)、キャシィー×メルヴィル(異母姉弟)、サロメ×アラニス(サロメはロリコンだと思う)を推奨。
つか考え中。
642名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 17:00:52 ID:YvinkJg/
ナックリはまだですか…ハァハァ
643名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 09:43:05 ID:7NQgpQYG
マイナーですが2のオウランがならず者どもに復讐リンカーンされるやつホスイ
644名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 18:42:44 ID:0uzuYseN
たまには2のキャラ達が輪姦されてるやつが読みたい
645名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 21:41:33 ID:Dw4DIjx0
646名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 13:18:29 ID:Hev4pwC9
ミリーとメグとかは?
何か仲良さそうな気がする。
でもメグ幻水3で子供いるしそれはないか…?
647名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 01:38:44 ID:+BrHuKph
>>646
実際あの二人は仲良し。
外伝で一緒に旅してる。
648名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 12:37:34 ID:EIZ06pCr
幻水2のメインキャラ陵辱物が読みたい
649名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 17:42:03 ID:0p8/UQNI
クレクレ厨はカエレと何度いったr
650名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 00:05:54 ID:Fnu1wKGM
>>648
そうなんだー
651名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 17:39:03 ID:1UE8wGgl
タキがルカを陵辱
652名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 19:04:38 ID:uOaTBNWy
通りすがりのスケベ氏のSSが読める隠れ家のURLか
それが無理なら今まで投下された分のSSを保管庫かどこかに公開してほしい
読みたいよ。
あれからたいぶ時が過ぎたんだし隠れ家関係者が居たら検討して。
653名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 22:08:07 ID:eBRFtHW9
>652
645に期待しようぜ。
654名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 18:37:28 ID:/F6Z7PRq
諦める事を知れクズ
655名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 00:58:15 ID:r9TrPftK
そんなものは最初から存在しない
656名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:39:58 ID:yvC3aKxj
「フォー様、お茶が入りました」

日頃の無理が祟って昨日からユウ先生に自宅療養を言い渡されたにも関わらず、なぜか途切れることのない
書類の催促のために、今日も書類に判子を押し続けていた彼の元へミレイがやってきたのは今日の午後の事だった。
ここ数日なにやら悩みの相談にユウの元へ通っていたらしく、そこで彼の様子を見てくるよう頼まれた彼女は最初、
作業を続ける彼を見て驚きすぐに休むように勧めたが、軍師からの要請のため断るに断れないことを彼が伝えると、
「納得できない!!!」と勇ましく軍師の元へ抗議に向かった。が、十分後に意気消沈して帰ってきた。まあ無理もない・・・
と彼は思った。

「せめてお手伝いを・・・」と頼む彼女の厚意に甘えて淹れてもらったお茶にありがとうと返しつつ一口飲んだ彼は、
味に僅かに違和感を感じた。・・・?
とりあえず仕事を中断して休憩をとった彼は向かいに座った彼女にもお茶を勧めた。しばらく世間話が続いた。
彼女の悩みは精神的なものらしいこと、彼の生え際がストレスのせいで後退の兆しがあること、
彼女の友人のグレッチェンが幸運にも宝くじを当てたこと、彼の友人のスノウが生意気にも彼女を作ったこと
彼がリタに絡まれたこと、アドリアンヌが船長の彼からもぼったくること、彼がバジルに絡まれたこと、
彼が化粧品を買いに行かされたこと、彼がフレアに絡まれたこと、彼がミズバに絡まれたこと、彼が・・・

657名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:41:23 ID:yvC3aKxj
しばらく話しを続けていても彼女がお茶に口をつけないので彼が怪訝に思ったその時、急に彼の胸が締め付けられた。
これはまさか・・・恋?あまりに突然の出来事に彼が胸を押さえて錯乱しているとミレイが寄って来て彼のお茶を舐めた。
「大変、これはしびれ薬が入ってます!!!」なぜ解るミレイよ!!と突っ込む間もなく彼女は胸元から何故か持っている解毒剤を取り出すと
彼女のお茶の中に入れ、彼に手渡す際に手を滑らせて胸元に零した。幸いにもお茶は冷めていたので焼けどはしなかったらしい彼女
は頬を染めつつ胸を彼の顔に近づけて「・・・どうぞ」と言った。おいまさか直接吸えってか?できるかー!!!と返そうにも段々呂律が
回らなくなってきている彼を見て残念そうに溜息をついた彼女はポットからお茶を注ぎなおして新しい薬を入れると口に含んだ。
予備の薬あったのかよ!!!彼が薄れゆく意識の中そう突っ込みつつ近付いてくるやや照れたようなミレイの顔を見つめていると、彼女の声が
聞こえた気がした。「実はこの薬副作用があるんです。・・・フォー様、やさしくしてくださいね。」

その日の夜、艶やかな笑顔でユウ先生にお礼をしているミレイと、枯れ果てた姿でアグネスに発見された彼の姿があったとさ。
もっとエロくしろ?・・・これが限界なんだ。勘弁してくれよ。
658名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 16:08:30 ID:CeN8lqkO
>>657
gj。スノウの彼女って誰?個人的にはジュエルがいいけど。
つーかスノウに気があるのはジュエルしかいない…
659名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 02:21:50 ID:x2RwGUJr
>658
ジュエルの気持ちにさっぱり気付かずに、名もなきメイドキャラと
いちゃこいて裸エプロンでニヤニヤしてたらある晩ジュエルにくぁwせrftgyふじこ
660名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:56:41 ID:yq8ci1zz
>>659

>>81-90のネタでつか?
661名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 23:57:58 ID:2hOqGJ+T
>660
うん。
662名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 23:57:54 ID:bgKwAbFM
ho
663名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 12:52:44 ID:ieukdxEz
syu
664名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 13:56:29 ID:boBCSi4f
保守
665名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 10:23:45 ID:sEpsmJE7
ここも寂れたね…
というか投下すると言っていた作家さんがたはいずこに…
666名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 15:13:01 ID:4alidTeG
書き手の予告を信じるあなたに乾杯
667名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 15:21:01 ID:naBIuD8g
昔から減衰スレは糞と相場がきまってんだyp
668名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 22:00:22 ID:km5J4Z+D
まあそのうち何かをきっかけにしてまた活発になるんじゃないの?
この板のことだし。
669名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 02:11:16 ID:MZrN9ODl
糞だと思うスレを覗くなんて変態ですね
670名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 18:27:44 ID:2an5lIaI
オマエモナー
671名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 01:50:13 ID:eW/ogs8P
未完成作品の続編も期待
672名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 02:12:29 ID:0+7JPpZg
粘着せず諦めることを知れ(´,_ゝ`)
673名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 17:15:14 ID:+H4hPlLD
気持ちはわかるけどね…。
674名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:44:25 ID:mH8wBJDK
一発ネタ

ポーカーをしているルカ様とその部下達

シード「フラッシュ」
グルガン「Aの4カード」
ルカ様「甘いぞ貴様ら!!
 俺はロイヤルストレートフラッシュだ!!」
ソロン「うう…、ブタだ…」
ルカ様「豚は死ね!!」ザクッ

お粗末
675名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:13:06 ID:YlVsaYnJ
ロウハクがヘルガに可愛いと言ったという話が何故かムラムラと萌えてきて堪らない。
676名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 03:16:57 ID:f9dzoVi8
世間ではシザアプというのはスルーなんだろうか…

2の旦那候補の人気が高すぎるせいかorz
677名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 03:33:24 ID:ibzMJGNj
>>676
年の差カップル大好きな俺が来ましたよ。

いいですよね、シザアプ。女の方が離婚歴アリで眼鏡っこで先生。
男の方が名門のはみ出し坊主。萌えますよ。大いに萌えますとも。
678名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 03:59:43 ID:f9dzoVi8
同志イター!
アップルは3でかなりイイ女になったよな。
今までそんなに気にならなかったんだが、一気に萌えキャラになった

シーザーはサボってばっかだけど天才肌でやる時はやる、てのがカコイイ
漫画版の「黙って消えたほうがカッコ良いじゃん?」はモロヒットだった。
そして絶対年上好み。
679名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 04:08:50 ID:vnIKE08f
シザアプイイヨイイヨー!
自分は、心にまでは届かないのが萌え。
680名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 04:12:22 ID:rFQ2NgRO
>>679
ほほう、それはシーザー→アップルという方向でですか?
(・∀・)イイ!!ですね。
681678:2005/05/19(木) 11:15:34 ID:f9dzoVi8
↑のシーザーの話がまんまシーナにも当てはまるのに気付いてチョトショック…orz
682名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 11:34:39 ID:YlVsaYnJ
シザアプ派かなノシ
ヒュークリ、ルイクリ、フチミリアが好きだ。年下男攻め好きだなぁ。
683名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 17:26:52 ID:KwNc8F7n
俺はシザアプも好きだがシナアプも好きだ。
アップルが好きなだけかな、むしろ俺の嫁にな(ry

知的でエロイ事には興味ありませんよーって顔してる女の子が
夜には我を忘れて乱れるのが(・∀・)イイ
シーナに開発されて床上手になったアップルタンが
シーザーの筆下ろしをしてくれるなんてのも萌えー
684681:2005/05/19(木) 18:26:12 ID:f9dzoVi8
シナアプが嫌いな訳では決してないぞ。

むしろバツイチ説を聞いて
「なんで幸せにしてやらなかったんだシーナの馬鹿ー!!!」
と叫んだのは自分だ
685名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 10:09:07 ID:fsNrS+wE
前スレか前々スレにあった椎名×林檎の話が保管庫に無い orz ナンデダー
↑の方見てたら無性に椎名林檎や赤毛林檎を読みたくなって来たのに

消してしまったかちゅのログってもう元に戻らないのだろうか…orz
686名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 11:23:46 ID:d1ncfpWd
>>685
これから先彼女の名前を見るたびにこの二人を思い出すだろうな…

椎名はともかく、赤毛モノってネットでもあんまり見つからない…
ここでは支持者も結構いるのになぁ
687名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 11:30:58 ID:Y1IPwo7j
>685
前スレの9氏の友人様のやつは補完スルー依頼が出てた
前スレは保管庫にミラーがあったと思う
688名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:55:52 ID:N1muNvNq
>687無事見つかったよ、ありがトン。
補完スルー依頼があったのか、理由はわからないが残念だ。
久しぶりに(;´Д`)ハァハァしたよーリンゴターン

>686
椎名モノ多いか?どこ見ても腐女子のホモネタばかりじゃまいか。
もちろん赤毛モナー orz
689名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 22:45:46 ID:d1ncfpWd
>>688
林檎関連では、な。
幻水自体が男女カップル率(異様に)少ないからな…
690名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 18:38:32 ID:L+bH9QVb
>689
んなこたー無い。
そのほかゲームに比べたらそれなりにあるほうだ。
691名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 19:15:34 ID:PWzKT1wN
>>690
そうか?自分の探し方が悪いのか…
692名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 06:57:58 ID:akfhqA13
うん
693名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 05:38:23 ID:s5ds4Hj8
そーかな?サーチにいぱいあっても
更新止まってるところとこばっかで寂しいよ〜。

斜陽なのかなー、まだまだ萌たいのに。
694名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 07:30:37 ID:5KBsLDUC
ここのログ見るだけでも結構な数の小説あるけどな。ありそうでなかったのも結構あるし。
695名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 16:43:04 ID:2hY3SWrf
男×男に比べて、男×女の比率が少ないのは仕方ないよな。
18禁なら尚更。
696名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:39:20 ID:Tvd16F+T
誰かいますか?
初挑戦ですが、シーザー×アップル書いてみたのでupさせていただきます。
697名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:41:08 ID:Tvd16F+T
ageちまった……スマソ。
もすこし後にします。
698名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:51:42 ID:Ws23b4vq
>>696
いますいます、待ってますー。
699シーザー×アップル1:2005/05/30(月) 23:07:27 ID:Tvd16F+T
いったん落ちたのでID変わってますが696です。
シーザー×アップル投下させていただきます。


ごとん、とドアの向こうで音がした。
「誰かいるの?」
アップルが問い掛けるが、返事はない。
怪訝な顔を作りつつ、自室のドアを開けると、彼女の愛弟子が転がっていた。
「シーザー! どうしたの?」
「ん……、アップルさん?」
頬をほんのり赤くして、幸せそうにシーザーが答える。アップルは顔をしかめた。
遠くから風に乗って、広間の騒ぎが聞こえてくる。
戦いが終わり、今夜はささやかな、いや盛大な宴会が催されているのだ。
「誰が飲ませたの! エース? それともナッシュ?」
「ん、違うよ〜。自分で飲んだ〜。アップルさんもいいって言ったじゃない」
確かに戦勝記念の宴会だから少しは羽目を外してもいいと言った。
アップルは早めに切り上げ部屋に戻ったのだが、まさかこんな時間までシーザーが残っているとは思わなかった。
しかも、立てない程に酔いつぶれて。
「まったく……。若い子は飲み方を知らないんだから。立てる?」
肩を貸してシーザーを立たせようとする。
700シーザー×アップル2:2005/05/30(月) 23:12:15 ID:Tvd16F+T
「ほら! しゃんとして!」
「アップルさん……。喉渇いた……。水飲みたい」
ふう、とアップルはため息をついた。仕方なく千鳥足のシーザーを自室に入れ、長椅子に座らせる。
そして棚からグラスを取り出し、テーブル上の水差しに手をかけた。
「……アップルさん」
「ん? なあに?」
「戦い、終わっただろ。アップルさんはセイカの村に帰るの?」
「そのつもりよ。何度も言ったじゃない」
「そっか、帰っちゃうんだ……」
振り返るとシーザーは長椅子に横たわり、すやすや寝息を立てている。
「ちょっと、こんな所で寝ないで、シーザー!」
アップルが声を荒げるが、返事はない。その様子を見て、深くため息をつく。
「……仕方ないわね。今までがんばってきたんだしね」
アップルは戸棚から予備の毛布を出し、シーザーにそっと掛けた。
よほど疲れているのか、起きる気配はない。
無理もない。軍師の重みは並大抵ではない。それを華奢な体で耐え抜いて、見事軍を勝利に導いたのだ。
701シーザー×アップル3:2005/05/30(月) 23:15:08 ID:Tvd16F+T
「お休み……」
顔を寄せ、毛布を肩まで引き上げようとしたその時。
シーザーの目が開いた。
「隙あり!」
「!」
驚く間もなく、手首を掴まれた。
「寝たと思った?」
にっこり笑うシーザー。かっと頭に血が上り、左手で殴ろうとしたら、そちらの手も掴まれる。
力を込めるが振りほどけない。そのままぐるりと体を入れ替えられ、あっけなく長椅子に組み伏せられた。
「うちの家系ってさ、代々酒に強いんだよ。知ってた?」
そういえば、マッシュは子供の前では飲まなかったものの、あれはザルだとビクトールが言っていたことがある。
シルバーバーグ家にいた頃、アルベルトは顔色を変えずにグラスを空にしていた。
「……わかったわ。とりあえず、どいてくれない?」
「やだね」
手首を掴む手に力がこもる。
「俺の気持ち、知ってんでしょ?」
「冗談はやめて、子供のくせに!」
「子供だよ。俺、大人になりたいんだ。大人にしてよ、アップルさん」
本気なのか冗談なのか。シーザーはくすくす笑っている。
「な……」
口を開いた瞬間、唇を塞がれた。
702シーザー×アップル4:2005/05/30(月) 23:17:47 ID:Tvd16F+T
驚いて、なんとか逃れようと首を振るが、頭をがっちり押さえ込まれ離れられない。
いつのまにか解放された左手で、シーザーの肩を押し、後髪を引っ張ってみるがびくともしない。
アップルの体から力が抜ける。抵抗が弱々しくなり、シーザーは頬に冷たいものを感じた。
それが涙とわかって、シーザーはようやくアップルを解放した。
「……そんなに、嫌?」
アップルは泣いていた。シーザーの心が打ちのめされる。
少しは望みがあるんじゃないか、受け入れてくれるんじゃないかと淡い期待を持っていたのだが。
「ごめん、もうしない。だから……」
「違うわよ」
涙をぬぐいながら、アップルは答えた。
「あなた、なんにもわかってない。……嫌なはずないじゃない」
驚いてシーザーは目を丸くする。月の光に照らされ、アップルの衣服は乱れ、その姿はやけになまめかしい。
さっき暴れたときどこかに飛んだのか、眼鏡もかけていなかった。
「私は離婚してて、16才も年上なのよ。
しかも、あなたは私の教え子で、御両親から大切な息子さんをお預かりしてる身なの。
……好きになっちゃいけないって、ずっと思っていたのに、あなた全然わかってないじゃない」
703シーザー×アップル5:2005/05/30(月) 23:20:01 ID:Tvd16F+T
思わぬ告白にシーザーは驚く。
「アップルさん、それ本当?」
アップルは頷いた。ずっと隠して押さえ込んでいた感情が一気に噴出し、もう止めることはできなかった。
「俺のこと、好きなの?」
青い目で覗き込んでくる。まっすぐに透明な、吸い込まれそうな青い瞳。
「……好きよ。ずっと前から。でも……きゃっ!」
ふわりとアップルの体が宙に浮く。
「じゃ、俺たち相思相愛だったってわけじゃん!」
シーザーはアップルを抱き上げ、そのままベッドに下ろす。驚いて、思わずアップルは身構える。
「セックスしよっ」
満面の笑みで、シーザーはすでに上着を脱ぎ始めている。
「あなた、それしか頭にないの?」
「うん」
気持ちいいくらいきっぱり、シーザーは言い放つ。アップルの肩ががっくりと落ちる。
そうこうしているうちに、シーザーはアップルの服の前の合わせ目に手をかけた。
「ちょ、ちょっと待ってシーザー。私、まだいいとは言ってな……」
「いーじゃん。俺もう止まんないよ」
このせっかちさ、誰かに似ている。
「少しは人の話を……んっ……!」
開いた胸元にシーザーが顔をうずめると、びくっとアップルの体が跳ねる。
「いい匂いがする……」
シーザーは猫のように、首筋や鎖骨にそって舌を滑らせる。
704シーザー×アップル6:2005/05/30(月) 23:23:03 ID:Tvd16F+T
「んっ……!」
思わず出そうになった声を、アップルは飲み込んだ。
乱れるのが怖かった。シーザーに対して、まだ年上の威厳を保っていたかった。
シーザーの手が服の下に滑り込み、胸のふくらみを捕らえる。
軽く撫でるように全体をさすると、頂きがつんと固くなっていくのがよくわかる。
その部分を手の平で転がすように撫でまわす。
「はぁ……ああ……」
呼吸と共に、掠れた甘い声がかすかに聞こえてくる。
快感の波に溺れてしまいそうな理性を必死に奮い立たせ、我に帰ると
シーザーは前を一気に押し広げて、服を剥ぎ取ろうとしていた。
「ま、待って、シーザー」
息を荒げ頬を上気させたまま、アップルが上半身を起こす。
「……自分で脱ぐわ」
ファスナーやらボタンやらを手早く外し、白い裸体が露になる。
「その気になってくれた?」
「服を破かれたら、困るからよ」
「俺、初めてだから、優しくしてね」
「馬鹿」
再び唇を重ねて吸い上げ、転がるようにベッドに倒れこむ。
くちゅ、くちゅ……。音が聞こえる程、シーザーの舌がアップルの口中を愛撫する。
甘い唾液を心ゆくまで堪能して、手ですくいあげるように胸を揉む。
705シーザー×アップル7:2005/05/30(月) 23:25:03 ID:Tvd16F+T
おずおずとアップルの腕がシーザーの背中に回される。受け入れてくれてる……シーザーは嬉しかった。
唾液が糸を引いて唇が離れ、耳朶を舐め上げて甘噛みする。
「あんっ……」
体が小刻みに震え、思わず声があがる。
シーザーはそのまま嬉しそうに首筋を唇でなぞりながら、乳首を揉んで摘み上げる。
初めてのくせにやり方をよく知っている……。
本能なのか、自室のベッドの下に隠してあるつもりの、その手の本から得た知識なのか。
シーザーの舌が乳首を捕らえ、アップルの体が小さく跳ねる。
空いた手でもう片方の膨らみをもてあそびながら、シーザーは丹念に舐め上げ、吸って、軽く歯を立てる。
「っ! うっく……ん、ああ……んふぁ、んっ……」
押さえていた声が口から漏れる。
久しく与えられていなかった快楽が、アップルを支配し、思考を奪っていく。
「アップルさん、気持ちいい?」
「……っ、んん!」
返事の代わりに、シーザーの頭を抱きかかえて、自分から口付ける。
舌がからまる。熱い、激しい口付けにシーザーの方が戸惑う。
それでも、アップルが自分の手で乱れているのを見るのは嬉しかった。
熱い掌で肌に触れるたび、アップルは甘く、短い喘ぎをもらす。
「っあ……、はぁ、ふぅっ……ん」
「アップルさんのそんな声、はじめて聞いた……」
「へ、変なこと言わ……あっ、ひぁ、はぁぁぁん……」
シーザーの掌が背を撫で下ろして腰をなぞり、そろそろと下に降りて来る。
706シーザー×アップル8:2005/05/30(月) 23:28:43 ID:Tvd16F+T
「ま、まって……ひんっぁ、はぁ……う!」
内腿をなで上げ、柔らかい茂みをかき分けて秘所に到達すると、そこはもうしっとりと湿っていた。
スリットに添って指を走らせ、花弁をいじって弄ぶ。とろり、としたものがシーザーの指に絡みついた。
「濡れるって、こんな風になるんだ……」
「……馬鹿、んっ!」
中指で探るように弄ると、アップルの体が跳ねるように動く。
やがて、上の方についている突起を探り当てる。もしかして、これが……?
「アップルさん、これ……」
「……いちいち、聞かなくて、いい……。ひあぁぁっ!」
突起を軽くつまむと、白い喉を反らせ、アップルは悲鳴のような嬌声を上げた。
「い……、あ…あああ……ふぁ、んんっ!」
やがてシーザーの指は、秘所に吸い込まれるように沈んでいく。
「は……あぁん」
くちゅ、くちゅ……。粘っこい音をたてながら浅く、深く、ゆっくりと、時には激しくシーザーの指が動く。
柔らかな肉壁を確かめるようにかき回すたびに、叫びのような喘ぎが部屋を満たす。
「シーザー……ぅく……ん、あ、あ、あ……ん……」
快感がさざ波のようにアップルの背を駆け上り、声が大きくなる。
その声に、シーザーもますます興奮する。
「アップルさん……俺、もう……」
吐息のようなかすれ声でシーザーが訴える。
「シーザー……」
痛々しいほど怒張したシーザーのものをそっと手で包む。
707シーザー×アップル9:2005/05/30(月) 23:30:59 ID:Tvd16F+T
自分から足を開き、手を添えてそっと秘所へ導いた。熱を持ったシーザーのそれが、花弁の中心へあてがわれる。
「……いらっしゃい、シーザー」
「アップルさん……」
アップルの足を持ちあげて、ゆっくりと、シーザーは分身をアップルの中に沈めた。
濡れそぼったそこは、抵抗なくシーザーを飲み込んでいく。
「あ……ぁん……シーザー……」
離婚してから男を受け入れたことがないせいかのか、アップルの中はきつく、そして暖かかった。
己の分身を包む肉壁は、溶けてしまいそうなくらい心地よい。
締め付けられる快感が波のように押し寄せ、シーザーを虜にする。
「……動いても、いい?」
潤んだ瞳で、アップルは頷く。ゆっくりとシーザーは腰を動かしはじめる。
ぎりぎりまで引き抜いて、再び挿入。それを繰り返す。
中の肉壁を擦るように、リズムカルに突き上げる。
突き上げる度にアップルの髪が踊るように乱れ、乳房が別の生き物のように揺れる。
「あ…は、っん! あ、ああ……」
熱い喘ぎが耳をくすぐる。
その声に追い立てられるように、シーザーの動きが速くなってきた。腰を打ち付ける音が響く。
「あ……ああ……、シーザー……すご……っん!」
シーザーの背にアップルはしがみついた。爪が立ち、肌に赤い線を描く。
白い足がシーザーの腰に絡められる。シーザーに合わせてアップルも腰を動かす。
アップルが与える快楽に、シーザーは我慢できなくなってきた。
708シーザー×アップル10:2005/05/30(月) 23:35:53 ID:Tvd16F+T
「アップルさん……俺、もう……」
お互い限界が近づいていていた。
「っぅあ! あああ、……は、はやくシーザ……はぅぅ!」
「っ! う、ううっ、アップルさ……んっ!」
いっそう動きが強まり、シーザーは熱いものをアップルの中に放った。
「……あ、あああああーっ! シ……ザーっ! あああー!」
「アップルさんっ!」
お互いの名を叫びながら、同時に果てた。

情事の後、シーザーはアップルの胸に頭を預け、ぼんやりと快楽の余韻に浸っていた。
「あのさ、アップルさん。……大丈夫かな?」
「何が?」
頭の上から、アップルの声が聞こえる。
「女の人は、危険日とか安全日とかあるでしょ? その……」
「そんなこと気にしてたの?」
アップルは笑った。
「大丈夫よ、多分」」
「よかった。少し心配だったんだ」
無邪気な顔で、シーザーは喜ぶ。
ただ、できたらできたで、それも悪くないかなとアップルは思った。
マッシュのぬくもりが残るあの村で教師をしながら、のんびりとシーザーに似た赤毛の子供を育てる――。
そんな想像をして、アップルはふふっと笑った。
709名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:38:42 ID:Tvd16F+T
終わりです……。やたら長くて、お目汚し失礼しました。
710名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:42:18 ID:IHjKFzTB
GJです! シーザー、可愛いよシーザー。
アップルが「できたらできたでまあよし」と考えるところが
リアル。彼女らしい貫禄でイイっす
711名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:43:59 ID:3OiGETov
本当にエロ可愛い二人でした。年下攻めもいいなぁハァハァ
ごちそうさまー。
712名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 16:30:09 ID:PG1TZFE3
4主人公って名前ヨンじゃやっぱ「ぺ」を連想しちゃうかな?
プレイしてる時にヨンって付けたもんで、どうもそのイメージで定着してしまっとる
713名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 19:20:54 ID:2XFQ3/sx
>>712はSS書くの?漏れは別にヨンでもいいとおもうけど
714名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 16:57:18 ID:jPp7uVnh
>>712
ヨンでもいいのでは?
プレイ日記でもよく見るし。
715名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 09:57:32 ID:Z081A2lN
今更だけど、シザアプハァハァだった。ビバ年下攻め!!
716名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 16:59:18 ID:n7mf3KQL
ジョアン×セシルて見てみたい
717名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 17:46:43 ID:ZaROwW1o
それだったらトーマス×セシルのほうがいいなぁ…
718名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:06:08 ID:ZoLYehf0
いやいや、コロク×セシルを見てみたい
719名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:08:52 ID:xG89Oz3J
トマセシなら書けるかもだが獣姦は無理だな。済まない。
720トマセシ:2005/06/04(土) 21:03:19 ID:xG89Oz3J
適当に書き始めたのでエロまで行かなかったが、
まぁ適当に読んでくれ(´・ω・`)
721トマセシ:2005/06/04(土) 21:05:00 ID:xG89Oz3J
「トーマス様、最近武術訓練してませんでしたよね。」

ビュッデヒュッケ城から移した船上執務室の中、
セバスチャンの入れたお茶を飲みながらうららかな午後を楽しむ僕に、
突然セシルが声をかけてきた。
「うん?セシル、なんだいいきなり。」
「だからぁ、最近モンスター倒してませんよね?」
ガシャン、と鎧の音と共にセシルが不満げな声をあげる。

確かに、モンスター退治なんてここしばらくはずっとしていない。
ゼクセンとの連絡も、この城に仲間を集めるという仕事も、外でできる仕事は
炎の英雄の遺志を継いだヒューゴ君とその仲間達がしてくれているからだ。
元々、何の武術も習得しておらず、一般人としての戦闘能力しか持っていない
僕が出て行く必要などまったく無くなってしまった。

「そうだね。前は君と一緒に平原でモンスターを倒してたりしてたね。
僕は、時々モンスターから倒されたりもしたけれど。あはは。」
懐かしい、という感情も笑いながら僕が言うと、
「そうですよ!この前まで私と一緒にモンスターを倒してレベルも上げてたのに、
炎の運び手さんたちが来てから全然戦闘しなくなっちゃったじゃないですか!
このままじゃレベル差が開いて戦闘で役立たずになっちゃいますよ!?」
722トマセシ:2005/06/04(土) 21:06:17 ID:xG89Oz3J
ガシャガシャと鎧を動かしながら必死に抗議するセシルもかわいいなぁ、

ってそんなこと考えてる場合じゃないか。セシルは何か勘違いしてるようだから訂正しなきゃ。
何も今更役立たずになるんじゃなく、既にまったく役に立たないんだ。僕は。
各地で秘密任務を行う傭兵さんたちやら、人間では担げない武器を振り回すトカゲさんやら、
平原を駆け抜ける戦闘部族さんやら、ゼクセンの誉れ高き6騎士様やら、
ましてや伝説でしか聞いたことのない真の紋章を宿している人たちやら。
そんな人たちに混じって、普通の能力しか無い僕が役に立つわけが無い。
この城の内政を、しっかりと守っていくのが僕にできる精一杯の仕事だ。

「あのね、セシル…」
「このままじゃ駄目です!トーマス様は城主としてすごい人なのに、
このままじゃ皆さんから駄目な人と誤解されてしまいます!
そこで、私が聞いた『レベルが10倍になる方法』を一緒に試しにいきましょう!
ここからカレリアまで、走って往復すればいいそうです!」
鼻息も荒く言い切るセシル。むふーっていう効果音が似合うね。かわいいけど。

って、待った待った。何だって?ビュッデヒュッケ〜カレリア間横断マラソン?
いや、そんなこと僕にできるわけないじゃないか。途中にボスまでいますよ?
と言うより、ヒューゴ君たちそれいつもしてるよ。レベル上げに走りまくりだよ。
なのに、レベルが10倍になるとか聞いたこと無い。絶対嘘だ。
だ、誰だそんな信じるに値しない嘘情報ばらまいたのは。
…いや、考えるまでもないか。こんなことを言うのは…。
723トマセシ:2005/06/04(土) 21:07:25 ID:xG89Oz3J
「セシル、それ、誰に聞いたのかな。」
「ロディ君からです。彼は、もう出発したそうですよ。」

ああ、やっぱり…。
師匠のことを信じて必死にカレリアまで走っているロディ君の姿が目に浮かぶよ…。
ロディ君が騙されて苦労してるのはいつものことだからいいけど、
僕までそれに巻き込まれたらたまったもんじゃない。それに、
「駄目だよ、セシル。僕にはこの城で色々こなさなきゃならない仕事が…。」
「あー大丈夫大丈夫。」

突然、やる気の無い声が、部屋の入り口から聞こえてくる。この声は。
「「シーザーさん!」」
「2人で声を揃えて呼んでくれてありがとう。で、だ。
仕事があるのにレベル上げもしたい、そんな悩みにお困りの城主様のために、
俺が代わりに書類仕事をしてやろうと思ってね。ああ優しいな、俺。」

いきなり登場して、劣勢な僕の立場に追い討ちをかける赤毛軍師。
く…この人、いつも毎日の雑多な仕事からは逃げるくせに。
戦争の時とかピンチの時以外は、僕やアップルさんに任せっぱなしなのに。
何でこういう時だけ余計なことをしてくるんだろう?
そういう疑問の視線をシーザーさんにぶつけていると、
「俺にとってはおもしろいことだけがやる価値のあることなのさ。」と言ってきた。
僕の心を読んだのか?いやだからそういう洞察力も別の場所で使ってください。
724トマセシ:2005/06/04(土) 21:08:21 ID:xG89Oz3J
「ありがとうございます、シーザーさん!私とトーマス様のために
仕事を代わってくれるなんて、何て優しい人なんでしょう!」
いや違うよ?セシル。この人のは決して優しさじゃない。
「それじゃあ早速!」
僕が、このおかしな話の流れを修正する前に、セシルの腕が僕の腕に伸び、
執務室の椅子から僕を引きずり出していた。力強いなぁセシル。かわいいけど。

「力強いトーマス様目指して、しゅっぱーつ!」
725名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:10:24 ID:xG89Oz3J
とりあえずここまでです。

まぁ落ち着いてくれ。エロ部分も、多分書かせていただきますから。多分。
726名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 23:48:31 ID:qUYK+xkF
この二人に何度癒されたことか
727名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 02:55:12 ID:vWyKG3Sh
>>720
GJ。
むしろエロまでいかないのはこの二人らしいな。
トーマスはどうみてもオクテだろうし、
セシルは恋愛感情&性知識が発達してなさそうだ。
728名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 08:06:04 ID:EiSd3s8v
ルック&クリス…
729名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 15:09:33 ID:aK/rxgHL
GJ!!
さり気なく端々に「かわいいけど」と付け加えるトーマス様萌え。
そしてさり気なく格好いいこと言う軍師もナイス。
730名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 21:22:45 ID:aK/rxgHL
ところでちょっと戻るけど、アップルの旦那はシーナというのが定説だがシュウってのもアリかもしれないと思った。

「俺は、あいつを越える軍師になってみせる。」と。
結局シザアプだが…
というワケでシザアプ神もGJ!!
アップルかわいいよアップル

萌えカプが続けて読めるなんて今日は幸せだ。
731名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:51:30 ID:wqwcbSMW
アップルが離婚した理由は「旦那の浮気」だ
だとしたらシーナしか思いつかん
732名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:47:08 ID:RK/B4xzP
アルベルトという説もどこかで読んだことあるぞ
家庭教師兼義姉に密かに思いを寄せるシーザー…
いかん、萌えてしまった
733名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 01:40:28 ID:S01mkoGU
>730
>732
奴らにそんな甲斐性が果たしてあるであろうか。
(いや、ない。)
734名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 11:40:48 ID:+/DmRAvo
浮気を考えたらシーナが有力だと思う。シナアプ(*´Д`)ハァハァ
つかターニャ→ハルトな気がしてならない目安箱。地味に萌える。
735名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 16:38:02 ID:cjQ7srze
しかし公式で明言されたわけでもないから
ありかもしれんって萌えるのはいいんじゃないか?
シュウアプ(*´Д`)ハァハァ
736名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 13:57:58 ID:5xfNfnjn
ところで、ミツバの相手ってオーソドックスなのはやっぱりジェレミー?
ラインホルトは……だし。
737名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:47:34 ID:2kelIqI8
>>736
かねえ。それでもひとまわり以上年齢差があると知ってびびった記憶が。
ミツバ14〜15、ジェレミー28、9だったか。
738名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:21:50 ID:HaaS7169
ミツバ15歳、ジェレミー27歳だそうな。
登場時ジェレミーは20歳くらいとオモタ
739名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 10:52:56 ID:41OiO7gY
>>736
4外伝ラプソディアに無理でも期待しる。情報はもう知ってるだろ?
4糞ゲだよ間違いなくな。でも好き。
俺はラズメンさえ出てくれりゃあ購入動機になりえる。
740名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 17:57:32 ID:HPsBFicB
4外伝出るんだ…3も出して欲しかったな
741730:2005/06/12(日) 23:53:22 ID:IOYujdHD
いや別に否定している訳ではなく(自分もシーナだろうと思う)、ただ単にシザアプのシチュエーションの一つとしてふと思いついただけなんだ。

シュウに浮いた話の一つや二つあってもいいじゃないか、というのもあるが。
742736:2005/06/13(月) 00:47:08 ID:zs3mQMQ+
>>739
そうじゃなくて、ミツバ受でエロ書きたいなと思ったけど、
ジェレミツだとどうも書きにくいというか、話がエロまでいかないんで、
他に誰かいないかなと思っただけ。
743名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 03:10:01 ID:0TtAUODL
ミツバか…確かにジェレミーとは絡ませてもあんまり進まないよな。
いっそのことミツバに騙された男共に…とかどうだろう
744名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 14:02:10 ID:djpewHZF
今、4様×キカ書いてる。
出来は期待しないでくれ。
745名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 04:48:52 ID:sfLhgprp
>>744
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
746名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 06:14:34 ID:zbVK4t1Y
>>745
ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)゚3゚)・∵. 
747名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 12:52:18 ID:J4tfzzTc
ジーンキボン
あんだけストレートなのにないのが不思議
748名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 16:12:40 ID:9jd02a5P
このスレだけでも宣言だけしてそれっきりのお方が何人も居るから
745の気持ちもわからなくはない。でも忙しかったりとか色々事情あったのかもだし
しょうがない。744たんが実際に投下してくれることを祈ってます。
749名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:11:08 ID:e7haNl56
保管庫見れないのですが ミラーとかありませんか?
750名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:02:40 ID:unK7SBX+
>>749
1に貼ってある貯蔵庫は?(要コピペ)
751名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:34:40 ID:3qi1EfWO
>749
http://ribbon.to/d.php?blue.ribbon.to/~suikodenem/
これで試してみておくんなます
752名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 12:04:29 ID:HCNpvrPO
保守。

幻水世界の避妊ってどんなんだろ。
やっぱ動物の腸?
753名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 18:22:21 ID:M95sLPhn
キモグロイネタ持ち込むなヴォケ
754名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 18:46:32 ID:TxIlgHzF
リアル中世はどうしてたんだか興味はあるが
板違いだなあ
755名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:00:18 ID:HCNpvrPO
あーごめん、ネタに使おうと思ったんだ。
解放軍でのフリックとオデッサとか使ってるかなと。
756名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:04:53 ID:AaUd3XFN
動物のは硬そうでいまいちっぽい気がする。魚の浮き袋とかは?
>>752
757名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 02:40:52 ID:9/WiuU58
1.外に出すのが避妊。故に成功率ヒクス

2.あの世界には既にゴムがあった。故に今と同じ

3.むささびを捕まえる⇒皮を薄くなめして(ry

萌えるのは断然1。
758名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 02:51:36 ID:Vm0eG0sT
どうなんだろうな。どっちかつと今のペッサリー(だっけ?)みたいに女用避妊具のがありそう。
759名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 06:53:42 ID:fpDmEc17
…成功率ヒックス…



…ごめん、聞かなかったことにしてくれるかな?
760名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 09:35:20 ID:AaUd3XFN
興味あったから検索したら、コンドームの歴史表を見つけたよ。>755
ttp://www.sagami-gomu.co.jp/condom/rekisi/

しかし、紀元前からあったつーのにびっくりよ。
761名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 12:24:03 ID:GR84u1lp
>>757
2だけど1、という流れも萌えるな。

「ちょっとリオウ…生で…するの…」
「えっ、うん。付けるの面倒臭いし、生の方が気持ちいいし」
「ちょ、ちょっと…!今日あたし危ない日なの…!」
「大丈夫大丈夫。ちゃんと外に出すって」

…とか言っておきながら中田氏。ナイフの的にされる、という話を思いついた。
762名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:18:39 ID:fpDmEc17
避妊に失敗して慌てふためくヒックスと、
「撲との子供が出来たら困るって言うの?」と、ヒックスに詰め寄るテンガアール。

そんな妄想をしてみた。三回いけた。
763名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:15:02 ID:1CmgHrm2
>>762
…萌えてしまったじゃまいか。

ヒックスは地味にいい男だと思う。
764名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:01:03 ID:aJqfla1L
キモ('A`)
765名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 02:04:07 ID:Yd16HKPo
>>764
何が?
766名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 02:23:28 ID:JIv+xlPS
>>761
思いつくだけでは50点。
投下して満点。
767名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:53:52 ID:OGjk2xbx
んんん、幻水世界にもゴムという素材があるのかもはっきりしないし、
あっても19世紀中盤の技術があったかというと怪しいかな…
ガボチャのパチンコ!!も革っぽいし。

周期法の類か、膣外がやっぱ自然かな。
で、魚の浮き袋とか、牛の腸もまああるかもしれなくて、
あともしかしたら原始的なピルみたいな女性用の経口薬も考えられるかな。

もちょっと考えてみる。
768名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 05:53:36 ID:cxQQ/CaL
そこで紋章の力ですよ。



…いや、マジでありうるかもなー。チソコに守りの天蓋の札貼りつけるとか…
暴発したら(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
769名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:50:25 ID:LMyuvL3v
いい加減キモイ流れ止めれ
770名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:02:39 ID:vDaSwAF8
そう思うならなんか投下すればいいんじゃない?
話題からネタが生まれることもあるし。こういうのもありじゃね?

でもこの程度でキモいっておまえさん年齢はいくつなんだ?
771名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:02:13 ID:tdWLP5Xx BE:71442847-
チソコにどりょくの紋章
挿入ごとにパワーうp
772名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 17:03:32 ID:JLKArKzu
まぁ浮袋だの腸だのなんて年齢問わずあんまいい気分にはならんだろ

↓次のネタドゾー
773名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:22:04 ID:uWnGw/NZ
サロメの鉄の理性を打ち砕く方法について
774名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:48:18 ID:w0D1YXGm
自分の中ではサロメはロリコンなのでサロメ×アラニス推奨
775名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:23:05 ID:NiS52vtG
サロメ×クリスがいいな。

サロメ「クリス様、どうしたのですか?」
クリス「こんな時間にすまない……寝ていたのか?」
サロメ「いえ、仕事が残っていましたので」
クリス「……部屋に入っても、いいだろうか」
サロメ「え? ええ、まあ。散らかっておりますが……」
クリス「ありがとう」
(サロメの部屋でに移動)
サロメ「何か、内密のお話でしょうか?」
クリス「夢を、見るんだ……父の」
サロメ「ワイアット様の?」
クリス「そうだ。ジンバは……父は青い光になって消えていった。
わたしもあんな風に死ぬのだろうかと……」
サロメ「クリス様!」
クリス「わたしは怖い! サロメ、わたしを抱きしめておくれ」
サロメ「クリス様……」
(鉄の理性の漢、陥落)
776名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 11:25:43 ID:mFbFMDaO
クリスはヒューゴの押しの強さに流されます。
777777:2005/06/27(月) 12:54:49 ID:Vpvhtcwn
クリス「なっ、何をするヒューゴ! 冗談で片付けるには度がすぎるぞ!?」
ヒュー「へぇ、戦場でもそんな焦った顔見たことないや。
   あんたもやっぱり女なんだね」
クリス「や、やめろ……くっ!」
ヒュー「いてっ!」
クリス「……それ以上の悪ふざけは私も黙っていられないぞ」
ヒュー「俺はふざけてるつもりなんてないよ、クリスさん」
クリス「それならなおのこと、お前も一人前の戦士なら自分のしている行為が
男として恥ずべきことだというのはわかるはずだ!」
ヒュー「ルルを殺したくせに」
クリス「―――!」
ヒュー「あいつは女の人の身体がこんな柔らかいことなんて知らずに
   死んだんだよ」
クリス「ヒューゴ、お前……っ!!」
ヒュー「ルルを斬ったこと、少しでも後悔してるならさ……」
クリス「や、やめ―――っん………ぁっ………っはぁっ」
778名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:09:21 ID:W6Mzk+BF
絶対に表には出さないが、思考はかなり成熟している。そんな男だといい。
779名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:44:37 ID:gIIUScbg
クリスはヒューゴ。
パーシヴァルにはキャシィー。
サロメにはコニーあたりがちょうど良い。
780名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:14:24 ID:Er+Gah6H
パーシィの華麗な走りに一目惚れ?
キャシィーなら口説かれてもサラリと流しそうだ(振るという意味ではない)
781名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:27:28 ID:LNP3Fu0K
馬繋がりで、いいカポーになりそうな気がするが。
782名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:51:59 ID:kMOrNcCk
キャシーは義弟のメルヴィルに乗ってます
783名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:53:24 ID:cDx0LG/Z
>>782
腹違いなだけで、義弟じゃないだろ。
784名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 01:01:50 ID:lHPUBAnN
いくらなんでもコニーは…
確かサロメってメイドさんに好かれてたよね。
あと、確かコニーはバーツが好きだったんじゃなかったけ?

こっそりトカゲ×クリス萌えとか言ってみる…
あんなことが無かったら気が合いそうだと思う。
785780:2005/06/29(水) 01:23:14 ID:0SR+WGEK
ベッタベタな口説き文句にも全く同じずに
「いいよ。付き合っても。」
とニッコリ返す。そんな感じ。


小咄を書いていたが間違って消しちまった…
エロ要素の無いレスですまない
786名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 19:25:28 ID:0SR+WGEK
他のカップリングを見ようと思って検索したサイトにフレッド×リコがあった。
元々好きだったのでそっちを先に見たら…

こ ん な に 良 か っ た っ け !?

結局当初の目的を忘れ、フレリコばかり読み漁った。
今自分の脳内で一番の萌えカップルになりつつある


リコが可愛すぎる。だからフレッドが余計に格好良く思えてしまう
787名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:10:46 ID:DsFucKMY
腐女子は帰ってええよ
788名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:09:29 ID:/c86tOPB
>>787
おおっ、IDがFuckだ。
789名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:37:10 ID:dX3eQHBP
>>787
惜しい…
最後の2文字がMYじゃなくMEだったらFuck・ミーだったのに
790名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 09:43:46 ID:Dv1CAGJH
ここはよってたかって787をファックするスレになりました
タキ・ヘリオン・エレノア×787で4P
791名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 12:05:44 ID:ImXM3ewp
エロい
エレノアは本気で…
792名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:28:00 ID:dX3eQHBP
>>790
婆さんならマーサも追加しる
793名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 11:10:31 ID:0Wc7Ltui
サロメ絡みだったらクリス×サロメが好きだな。
性の知識に乏しくておたおたするクリスも好きだが、
サロメ相手には積極的になってくれると萌える。
それで不器用ながらに甘えてみたりしたらさらに良い。
794名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 16:30:58 ID:1MJEeL/7
俺は片思いメイドたんかな。サロメなら
795名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 01:16:18 ID:xOjj98r5
まとめサイトのメルフォ押したら
別の板に飛ばされるんだけど。なんでだろう
796名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 15:10:28 ID:cMCewmDY
>795
すまん、あっちの連絡先と兼用だった。直しました
カプ別インデックス、善処します
出来上がるまではお手数ですがページ検索して下さい
広告が控えめでエロOKでPHPとか使えて容量のでかい鯖はないものか…
797名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 15:14:28 ID:WUURVRgp
過疎ってるんだしそんな頑張る必要ない
798名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 14:48:31 ID:7MURA5xr
いつもお疲れ様です。

中途半端に放棄したままにしてる
避難所もある中
ここの管理人さんは頑張ってくれて嬉しい。
799名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:15:25 ID:m6/Ht1fi
>>793
同じくクリス×サロメ萌え
800名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 01:12:16 ID:SYuvSWQX
初代スレ1だが、まだ残ってるようで感激。
久しぶりに引っ張り出してやろっかなあ
801名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 01:39:22 ID:dF2TnqIG
まぁ常時過疎の駄スレだけどな
802名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 21:52:43 ID:hL/50/ce
>800
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ナツカシス!11さん祭りとかリアルで凄かったな。
803名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 10:18:25 ID:Oxthi+2x
さりげなくトマセシの続きが早く見たいと思っている。
幻水Vの8巻のトマセシに萌えた(*゚∀゚)=3
804名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 01:02:26 ID:Pq2N5Vyp
最終姦はいつ出るんだ?
夏と書いてあるがそれすら怪しい…

トマセシがどうなるのかそれが気掛かりだ。
805名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 01:02:57 ID:Pq2N5Vyp
なんだこの変換ミス…
806名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 01:09:11 ID:q5xMDRwP
ふだんどんな文章を書いているのか詳しく話してみなさい。
807名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 23:48:42 ID:33YF5Acz
まねしてみた。

再収監か…。なんかこれもあやしい響きだな。
808名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 02:17:04 ID:/WyEMzIp
話は変わるがミツバとジェレミーってどこでわかる?接点がミツカンネ
てか俺のPTの場合ミツバは瀕死の主人公を庇いまくってくれたからミツバ→主人公だと思ってた
809名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 12:07:56 ID:ZF+4Fxvh
ミツバはラインホルトらぶでいいよ。
ジェレミー→ミツバ→ラインホルトで。
810名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 02:05:48 ID:Jr+L84k3
ho
811名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:23:37 ID:mIg7wy5s
>>808
>ミツバ→主人公
じゃあそれで
812名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:47:28 ID:88ze13+K
皆コミックスのトマセシの行方が気になってここに来られないんだな。
813名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:56:10 ID:7X3yfQu5
エロ画の方もエロ文の方も覗いてるけどね。
そういや幻水絵版(非18禁)が落ちたっぽい。

漫画10巻。今、志水氏は修羅場らしいから9月以降だな
814名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 11:52:22 ID:sYj+a9Qj
ルクセラとかアルセラの裏絵を置いてたサイトはもうなくなっちゃったのかな…
815英雄色を好む。序章。:2005/08/19(金) 00:40:27 ID:1qVr/BFF
・かなり好き嫌いが別れると思うので
3時間軸に坊が出てたりするのが嫌だとか
好き勝手やらせるのは我慢ならんとか言う方はスルー推奨。
ちなみにフリーキャラ萌えスww
816英雄色を好む。序章。 1/2:2005/08/19(金) 00:41:54 ID:1qVr/BFF
「……行くのですか」
「ええ。」
薄蒼くに染められた石造りの部屋の中で、粛然とした女性の声に
柔らかな男の声が答えた。その声は、青年になりたて、と言う若いものだったが、
その割には、数多の経験の元に培われた独特の疲れと深みが不似合いながらも同居している。
「…俺に出来ることはきっとある筈です。
 英雄なんて、俺だけじゃなくて、みんなに与えられた名前だから、
 俺一人の力で全てを纏めることなんて出来ないかもしれないけれど…」
身を翻した青年は、柔らかく告げながら、足を日の光に近い方へ進めた
「仲間は助けないといけない。今の俺は軍主ではないですからね。それに…」
それに?と問うように、女性は顔を向けた。
とは言え、閉じた瞳は彼の姿を映すわけでもないのだが。
「15年ぶりだから、その間の事を色々と教えてやらないと。
 俺が見たことを。聴いてきたこと。俺にしか話せないことをあいつから聴くかわりに。
 だから、会ってきます。ルックに。
 それで出来ることをやってきます。」
それ以上、彼は振り返る気配を見せない。
故郷に、「おまもり」として、大切な人に渡してきたバンダナの揺れぬ漆黒の髪。
彼が「英雄」と呼ばれる原因となった最後の戦いに纏っていた、
真紅の装束を隠す、漆黒の外套を揺らしながら。

女性が何かを告げた気がした。
だが青年は振り向かなかった。必要がなかった。
817英雄色を好む。序章。 2/2:2005/08/19(金) 00:43:11 ID:1qVr/BFF
遥か遠く、グラスランドの大地。
見渡す限りの草原の空気はとても澄んでいた。10年ほどまえに横切ったきりだ。
「…こうして見るとやっぱり広いな。スタリオンが喜びそうだね」
腕を組み、青年―――ティルは、うんうんと愉しげな笑みを浮かべながら頷く。
「確か、カラヤの族長は…あの時会った、ルシア…だっけ。」
さくりさくりと、青い大地を踏みしめながら彼は記憶を探る。
褐色の肌に鋭い瞳の女性が思い浮かんだ。
ふぅむ、と同時に何かを計算しながら。
「…まあ、いいか。 とりあえず…ここの地にグレミオはいない。」
ぐい、と伸びる。んーっと力を入れて、抜いた。
「止めてくれる人が居ないと、少々やりすぎちゃう気がしなくもないけどね…」
湧き上がる微笑みを抑えられない。
そんな様相で、青年はさくさくと足を進めるスピードを速めた。
「何やら、紛争が起こっているみたいだけど。…なるべく、干渉しないように…。
 とりあえずは、女の子と知り合いにならないとね」
下心丸出しの笑みを浮かべ、とんとんっと軽やかな足取りで、
緩やかな坂を描く草原を駆ける。
青年―――の姿をした34歳のエロ中年は、その足取りをすぐ止めることになった。
「……馬?」
目をこらした先に、馬の大群が休んでいるのが見える。
「何だろう…?商隊かな。」
と、緩やかな足取りで、馬の気を立てぬように、彼は進んだ。
818名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 20:29:34 ID:SqL2ek1K
うわ、タイトルからして今後の展開を期待してしまう。
819名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 01:54:07 ID:KrffSsNT
保守
820名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 11:12:05 ID:/S+BxVNr
保守
821名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 14:38:37 ID:bokmUpV6
〜終了〜
822名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 15:27:35 ID:2P3UKc7l
続きはみなおあjdkjd
823名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 19:52:01 ID:8Wd3t0WM
おちけつwwww

しかし本スレの方は5発表で祭り状態だなぁ。
ここも盛り上がれよ、うおりゃあ
824名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 22:35:57 ID:GTemqdNE
幻水スレではここのみ定期チェックしていて、今5発表を知った変態幻水ファンは俺だけでいい…
825名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 22:47:55 ID:Hn7aMFCE
案ずるな、俺もだ友よ
826名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:22:56 ID:g5t4e3Mu
漏れだって!

なんか山羊の角ついたおにゃのこのイラストなのとは別なのか?
ってちゃっちゃと見てこう
827名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:32:59 ID:RkqcA5uA
>>824
えっ、5出るの!?
828名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 06:27:56 ID:bUoi1HI+
4発売後もあまりの内容の薄さで
ここもエロ絵スレもあまり活性化しなかったな。
4キャラ正直もったいないよ…だからまずはラプソに期待。
そしてゆくゆくは5のリオンたんに…
829名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 12:28:56 ID:uqG/NTpA
5なんて今知ったよ。
3漫画が11巻(予定)に伸びる話くらいしか仕入れてなかった。
830名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 13:34:51 ID:0Aq60VMu
ちょww変態多すぎwwww
831名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:46:12 ID:YY1alCuW
へー、5でるんだ。
832名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 23:50:44 ID:Ms15MbrX
漫画まだ続いてんの?
833名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:13:03 ID:7uO8dXeH
本スレ行かなくなって久しいなあ
834名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 15:41:19 ID:Go1QqlIZ
アグネスたんのSS期待
835名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 20:12:42 ID:D9XFDXqr
いま知った
836名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 19:54:56 ID:qGcEtcck
5情報見た。
母女王の衣装は、なにげに胸を強調してるな。

リオンたんは、純愛系エロシチュが似合いそうだ。
夜な夜な、主人公のことを想って自慰に耽ってる・・・とかな。

スレ違いかも知れんが、某ハガレンの女忍者にイメージが似てると思った。





837名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 19:13:24 ID:FumzCeaB
>夜な夜な、主人公のことを想って自慰に耽ってる

1…カスミ
2…アイリ
3…セシル

伝統ですなw
838名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 22:02:21 ID:cQBDbUcR
4のミレイを忘れるでない
839名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 05:12:12 ID:QJKkTO1G
カスミ
アイリ
セシル
ミレイ


みな3文字だが、それぞれタイプは大違い。
840名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 08:45:38 ID:ZltKaCAT
ヒューゴLOVEだったベルのこと、
ときどきでいいから思い出してあげてください。
841名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 11:30:02 ID:jvPlRcMf
あいつはヒューゴのことを思って自慰に耽る純情タイプじゃないだろwwwww
842名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 06:43:07 ID:VkKKv32c
そうか、ベルは逆夜這いかけちゃうタイプか…
843名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 23:54:40 ID:US2Wy6Tu
ヒューゴは天魁星じゃないからなあ。
844名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 01:07:13 ID:AaDRV3K/
天魁星にはみんないい娘がついてるもんな。
やはりいい星の下に生まれた人間は…ということなのか。
845名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 13:44:31 ID:wmiWi6Md
原作「水滸伝」の天魁星に憑いてたおなごは酷い女だったけど…
846名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:23:58 ID:LRRK4Fjx
せねかせねか   




age
847名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 02:13:12 ID:lRZO/NsK
セネカってやっぱアンダルクなわけ?
848名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 08:41:15 ID:wwL/Ocxo
メグのふとももナメナメしたい
849名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 12:44:35 ID:a+Sh+TmU
キモッ
850名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 14:31:17 ID:LRRK4Fjx
ぷっ(´、_ゝ`)ワロス

せねかせねかせねか
851名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 16:25:18 ID:l2aJUjfH
カスミとミレイきもい
852名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 17:14:08 ID:3Ih1+bFb
ミレイ→4様

って有名だけど、それを彷彿させるイベントってあったか?
853名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 18:12:12 ID:x+Ktg/ul
懺悔室。でもカスミと違ってミレイは淫乱
854名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 05:36:56 ID:hVA3JxhE
カスミ⇒貞淑
アイリ⇒純情
セシル⇒快活
ミレイ⇒淫乱
855名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 22:40:19 ID:K0qmH1t9
ラプソディアはミレイが・・orz
キリル&コルセリカやアンダルク&セネカくらいか・・?
856名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 01:29:14 ID:jTZeRdjz
ラプソディアをやってない俺がミレイがどうかしたのかと聞いてみる
あとアンダルク&セネカは認めん
857名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 02:45:57 ID:N+I1MGfC
>>856
別にどうもしない。普通にオベルで生活してるみたい。
アンダルクとセネカ、いい感じで可愛いよ。プレイしてみ。
858名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 13:43:20 ID:jTZeRdjz
>>アンダルクとセネカ、いい感じで可愛いよ。プレイしてみ。

どういうことだああああああああああ
859名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 01:55:15 ID:qQNBkOyJ
奴だけは許せない
860名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 07:54:39 ID:3BKH5yPd
繁栄のためママンに犯されるX主人公ものきぼん
861名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 13:12:51 ID:kClRAhAy
身分の差を越えて、両想いになったX主人公とリオン。
その二人の夜の営みを偶然覗き見してしまい、
リオンに嫉妬しつつも、行為そのものには興味津々に見入ってしまう、お兄様命の妹様。
そんな妹様にハァハァなミアキス。

そんなベタな四角関係を妄想してみた。
862名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 06:38:33 ID:cUeWif+2
ミキアスはふたなり
863名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 00:45:24 ID:1jW+BdfT
ゲオルグとサイアリーズでしっとりと
864名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 22:44:43 ID:B1X4juvu
ラプソで互いに庇い合う4様&キカ姐を見てテンション上がったw
逆にミレイは…
865名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 10:01:55 ID:XQ6oGVBI
野営中の真夜中、野外セックルに励むゲオルグ&サイアリーズ
それを目撃していけない一人遊びなリオンたん

もしくはミアキスたん
866名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 17:23:45 ID:2FKsHPCX
野営中の真夜中、野外セックルに励むゲオルグ&サイアリーズ
それを目撃していけない一人遊びな王子
867名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 18:52:20 ID:uZkD/uRS
キカに男にしてもらうンナレオ
868名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 19:44:52 ID:Li8UKzrx
いくつかストックは有るんですけど、TとUしか知らないのです。
シエラ様やビッキーに明確な想い人はいるのでしょーか
869名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:05:36 ID:ZqYI9Xd0
ミアキス×リオン(*´д`)ハァハァ
870名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:14:34 ID:dYzjGMLB
リオンはいちいちマジメそうで萌えるなあ・・
王子のことを思ってオナニーした後すごい罪悪感に苛まれてそうだ。
純愛シュチュも夜のご奉仕シチュも想像が広がるので今から(;´Д`)ハァハァ
871名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:18:53 ID:yRDvTus6
>>868
シエラ様とビッキーたんは大好きですよ
もうこの人達の為に外伝買った位
872名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 05:02:26 ID:LXUgc5c0
>>868
どっちもすごく好きなキャラだから、お話が読めたら嬉しい。
けど、あなたが訊ねているのはこういうことかな?↓

シエラ様は吸血鬼になりたての頃に、リィンという男と暮らして
いた。外伝と幻水3以降はナッシュと深い仲あるいは夫婦だと
いう説あり。

ビッキーたんは特に誰が好きというのはないみたい。「あなたの
ビッキーより」って2主に手紙出してたけど。同人だと、坊ちゃん
(不老同士だからか?)、ルック(幻水3で彼のことを弁護していた
エピソード有)などとくっつける人が多い様子。
873名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 10:05:28 ID:b9gMZXex
ありがとうありがとう、今までのログあさってみるとシエラ様は駄目かなと思ってたけど……
と言うか「外伝」って、Uのベストエンド後の話なんですよね?なら完璧に平行世界の話になる。
問題なし!
874名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 12:50:34 ID:D2Sul7pR
>>864
ラプソだと4主がミレイにアイテム使ったりすると言葉が4主の時だけ変わるから
まだ好きなんじゃないか?
875名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 13:26:32 ID:uABwIXJi
おれはすのう
           すのうりゅうじ

   おう うみだぜ
   おれは へたれだぜ
   あまり ちかよるな
   おれの こころも うでも
   どきどきするほど
   いたくてうごかないぜ
   おう まずいぜ
   おれは てんぱるぜ
   ひえた しせんあびて
   なかまに どげざする すがた
   わくわくするほど
   きまってるぜ
876名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 22:28:08 ID:mgQJNid/
サイアリーズだけでなく
リオンたんやミアキスたんにも手を出し
おまけに昔女王と関係があった

そんなゲオルグ
877名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 11:21:41 ID:nL0Ozv+S
いつもそんな場面に出くわす熱烈歓迎
878名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 17:58:11 ID:Q8BdvhxA
>877
ワロス。きっと加わる事もできず物陰からじっと見ているだけなんだろうな。
マジな話をするとゲオルグは子供は最初から相手にしないんだろうな。
879名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 10:42:54 ID:1YmPDNbB
こんな板でも熱烈カワイソス
880名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 18:45:39 ID:QRgT7w3C
コルセリアたんは話題にならないのか…
881名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 23:50:53 ID:lG2tjWxZ
ウォルター×ヨーン小説見てみたいよ
ヨーンたん、かわええ…(´Д`)ハァハァ
882名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 12:47:14 ID:YcbbmBe6
ウォルター「私は人間の女じゃ勃起しない体だ!」
ヨーン「!!」
ウォルター「羊たんハアハア・・・もう辛抱たまらん!」

ガバッ!


ラプソディア〜
883名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 19:43:49 ID:EQl+VrGE
ヨーン「・・・!!めぇぇ〜〜ん!!?」
884名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 19:52:50 ID:M5lMzW1G
多分服から見える足に欲情したんだろうな
ウォルターは

首輪つけたりとかそういうプレイは絶対している。
885名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:50:49 ID:IvGZ0qoM
アンダルクとセネカいいじゃない
886名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 00:22:08 ID:tQrYEDCg
>>884
足か…
首輪プレイは漏れもキボンだ
ウォルター羨ましいよ



漏れ 獣姦ネタが好きだったのか?
……orz
887名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 00:32:29 ID:zS0w0OFG
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8A
角はオス・メスの両方にあり、メスの角は短くまっすぐだが、オスの角は長くて曲がったり、ねじれたりする。

ヨーンは猛々しいオス
888名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 00:49:03 ID:tQrYEDCg
>>887

(*´Д`)!!



ワロタ

同時にショックを受けた漏れがいますorz
801は嫌だ
889名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 15:07:16 ID:UC94oOF8
>>>885
おみいはおいらをおこらせたよ
890885:2005/10/12(水) 16:39:57 ID:W8vnoMEy
なぜだい
891名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 21:38:57 ID:tQrYEDCg
>>889
どうした
892名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 00:01:42 ID:zS0w0OFG
>888
じゃああっちの世界では猛々しい雄羊だったが
こっちの世界来たら本来のちんこを維持できなくなって
ひっこんだまんこが出来たことにしよう。
893名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 02:16:27 ID:p1E743sx
お、じゃあそれで
894名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 07:03:42 ID:UdsX/Nwv
>>892
も、元の世界に戻ったら…((゚Д゚))ガタガタ
895名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 08:30:20 ID:vQrhS033
>>894
ムキムキでチンコズドーン
896名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 11:56:28 ID:fsy5H+jM
ウォルターの部屋に置いてあった動物図鑑で>>887の説明を読んでしまい、
自分の身体についての深刻な疑念に襲われるヨーン。
その晩、なんの疑問もなくいつもどおり子作りしようとしてベッドに入ってきたウォルターから、
必死で逃れようともがく。

その様子を見たウォルター、新鮮なヨーンの痴態にむしろ大喜び。獣のように襲い掛かる。
897名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 18:12:51 ID:8Af254EB
どんどんウォルターがヘタレていくなw
898名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 22:31:12 ID:AOWnWpNn
異形の奴だし子供なんか出来ないとか思って
励んでたんじゃねーだろうな…
899名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 00:08:33 ID:wSlMGJ5V
手足が人で骨格と顔がヒツジな子供が?
900名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 00:10:50 ID:VwE0KEbH
小説投稿とかないでつか



ヨーンキボンとか言ってみる
901名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 03:01:54 ID:hf3Pcgr/
それにしても、ウォルターの獣萌え属性がキリルに遺伝してなくてホント良かったな。
一歩間違えれば、大変なことになっているところだった…。
902名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 21:30:27 ID:Ljjpb6s4
ふさふさとかダチョウみたいな奴に襲いかかったりな…
903名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 03:39:58 ID:NBQoKmy1
アンダルク×セネカ×キリル
904名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 03:45:28 ID:uynmD+JR
>>901
女型モンスター犯す旅に出ますた
905名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 11:04:19 ID:iXiQVj7B
スレが終る前にもう一つSSが読みたひ・・・




アグネスた〜ん!!!
906名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 17:46:10 ID:rDSQVar9
では諸君。カタリナさんがどのような拷問を受けたか熱く語ってみようではないか。
907名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 18:55:14 ID:yDeTdds4
アルミホイルを奥歯で噛まされた
908名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 19:07:35 ID:rDSQVar9
たしかに恐ろしい拷問だとは思うがなんか違うな。
909名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 19:13:53 ID:yDeTdds4
そうか!ここはエロ妄想スレだった!



大きなホールで満員の観客を前に官能小説の朗読
910名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 20:23:56 ID:URrckiyG
>>909
恐ろしい拷問だ
(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル…
911名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 16:33:45 ID:1icI0ktb
ハウザーは百叩き
912名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 20:00:01 ID:jYFydfTv
>>906
思春期に書いたポエムをみんなの前で発表
913名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 21:17:17 ID:7AMRQyyb
それほど恐ろすぃ拷問はないな。
>912
914名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 22:11:09 ID:3eryq8Cq
肉体的なダメージじゃなくて
精神的なダメージを受けてたんだな…
カタリナ、あんまり好きじゃなかったのに
なんだ この切なさは…orz
915名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 22:16:51 ID:2wXOFW0k
>912
後ろ手に縛られた状態で、黒板を爪で引っかく音を聞く
916名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:43:25 ID:u7/UxPnL
SSマダー
917名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 04:45:00 ID:nb5XlcXS
今は4とラプソが熱い?
918名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 06:48:04 ID:Gx5870Rz
5ワクテカ話>>>4、ラプソ話
って感じかな。今は
919名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 07:03:03 ID:nb5XlcXS
そうか…俺の中ではまだ3が熱いんだがな。
4は船の操作が滅茶苦茶うざいせいで途中でやめたからなー。
ラプソ買うか。
920名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 07:31:44 ID:2sp4xbiM
>>919
スレ違い気味だけど、ラプソやるなら4やらないと、
楽しさ半減だよ。話が完全に繋がってるし、4で
108人揃えたクリア・データがないと、出てこない
キャラとかもいるし(そしてそいつが誰よりも使えるし)
921名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 10:04:46 ID:I/rRXGij
tesuto
922名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 10:15:45 ID:I/rRXGij
その4関連だがどっかのブログにあったミレイのあればSSのプロット {長文注意}
4主借金のためミレイを連れてラインバッハ2世に金の工面申請
            ↓
2世金の工面の変わりにミレイの引渡し要求
            ↓
4主あっさり承諾
            ↓
ミレイ、4主とビッキーに泣きつくも余裕で売り飛ばされる
            ↓
慕っていた4主と友達のビッキーに売り飛ばされ精神的ショックを受けたミレイを
2世が無理やり犯しまくるというやつ。ここに需要あるかね?
923名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 15:00:03 ID:Yqw7g9hu
すごくある
924名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 17:41:00 ID:oOx/ffpC
>>922
ある
925名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 01:12:13 ID:GfarXY34
>922
もっとくわしく
926名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 09:25:15 ID:TkFYj+RR
>>922
期待してます
927名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 21:10:59 ID:n8H5K1e7
思ったより需要あるみたいだな・・・・
本当の事をいうといその話では具体的な性的描写はなかった。
さっきのプロットの流れの後、様子を見にいった4主が2世に犯されまくって、
心も体もズタボロになり性格が壊れたミレイをみてさすがにかわいそうと思って
ミレイを買い戻す。
その事から「あまり仲間を荒く使っちゃいけないな」みたいな事を4主が考えて最後に飯をおごるというかなり無茶なストーリー。
なんで性的描写がないのかコメってみたら、ブログで具体的な性的描写をやるのはまずいとの事。
あの設定で具体的な性的描写いれたら神作品だったのに・・・
この容赦のないプロットがかなり面白そうだった。
性的描写ありの作品誰かに書いてほしかったからプロットだけ落としてみた。正直スマンかった。
しかし職人降臨期待ということで
参考までにくわしいプロットここに置いておく。
この通りじゃなくてもいいからこんな感じで期待age
928名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 21:13:26 ID:n8H5K1e7
4主の船借金まみれのためにミレイを連れてラインバッハ2世に借金の申請

ラインバッハ2世金を出す代わりにずっと追っていたミレイを買い取ることを要求{ちなみに2世は実は3世の婚約者としてさらおうとしたのは建前でじつは自分の肉欲の為}
                   ↓
4主、金でミレイを売り飛ばす

ミレイ4主になんでもするからと泣きつくが、「なんでもするんだったらじゃあ、お金になってよ」と一蹴。ビッキーに泣きついたらビッキーがドナドナの歌を歌いだす

ミレイ絶望

4主、そのままサインしミレイを売却

絶望に打ちひしがれるミレイを主人になったラインバッハが追い討ちをかけるようにミレイを犯しまくるという話。
本気でミレイがかわいそうな気がするがこれを具体的な描写ありで見てみたい
929名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 21:48:54 ID:UEKTrH2z
>ビッキーがドナドナの歌を歌いだす

ワロタ
4は未プレイなんだが
ビッキーは4じゃこういうキャラなのか?w
930名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 08:41:52 ID:gg2oYWwO
4のビッキーは割と知的・・・だったはず
あとミレイ最萌


931名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 11:08:58 ID:Q4OCOaKU
>928のあらすじ、や り す ぎ で す か ら。

やっぱりミレイがかわいそすぎる・・・





だが・・・・






そ れ が い い!
932名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 02:34:07 ID:jRdfe4r/
ミレイたるものそれくらいでないといかんよ、うん
933名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 09:21:30 ID:3rMk0DSk
というわけでミレイSS待ち!!
934名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 12:57:13 ID:OUTPF50x
長い間SS見てないし
このミレイののSSが投下されたら永久保存決定なんだがな。
神職人期待ageときますか
935名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 06:24:51 ID:zA5lxBUP
サイアリーズが王子の筆下ろしの相手で、
それを匂わせる台詞とかがあったりするといいなぁ…
無理だろうけどさ。
936名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 11:02:25 ID:7z7XkcTo
>935
無理だろ!w
全年齢対象作品に無茶苦茶な要求をするおまいにワロス
937名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 16:13:10 ID:zA5lxBUP
無理を承知で挑むのが漢ってもんさ
938名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 19:27:37 ID:WlM99AKl
むしろリオンが筆下ろし役をおおせつかることが既に内定していて、
知らないのは王子だけみたいな天魁キボン。

ゲオルグ「そういやあ、おまえ(王子)ももうじき『アレ』やる頃だよなあ。ニヤニヤ」
サイアリーズ「ちょっと、まだバラしちゃダメだって!一応あんたも女王騎士なんだから、内規は守りなさいよ。ニヤニヤ」

王子「……?」
リオン「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」



ところで、ヨーンを裸に剥いてどっからどこまでがウールに覆われてるのか仔細に調べ上げたいのだが。
939名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 05:46:17 ID:q3PZMyZC
いや、やはり筆下ろしは年上のお姉さまにやってもらってこそ華。
940名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 03:50:23 ID:uzx8/UeX
つまりミアキスきぼんぬ、と。
年上なのか知らんが。
941名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 06:01:52 ID:1rmTu8OM
ミアキスはリムのものだから…
942名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 14:11:06 ID:P3JOMEDA
ミレイまだ〜!?アグネスまだ〜!?
943名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 17:11:53 ID:X2kCiHFt
サイアリーズがエロすぎる
944名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 20:39:46 ID:Lo+L0QC/
やばい、ルクレティアがツボだ


大人の貧乳(#´Д`)'`ァ'`ァ
945名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 11:37:20 ID:FdUEShj0
ママン女王と5主人公の近親相姦まだー?
と発売前から言ってみる
946名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 19:49:37 ID:/lYpb8l6
リオンは夜伽の時だけ王子を「○○様」と名前で呼ぶ、とかだったら良いな
947名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 19:04:48 ID:+3cja9Xc
しかしまた、イラストレーターの方向性を思い切って変えたもんだな。
948名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 20:14:07 ID:DPz+ouYh
セルマ「ううっ…これはっ!?」
ポーラ「たすけてください!」
キカ「こ、こいつ…っ!」
ミズキ「うっ…!」
ケイト「うっ…くうっ!」
レイチェル「わーっ!とけてる!?」
ルネ「と…とけてますよ…!?」
ノア「やだあ!とけてるよー!」
フレア「いやあっ!たすけて!」
コルセリア「いたいっ……たすけて!」
セネカ「だれか…は、はやくーっ!」
ジュエル「ひゃああっ!」
マキシン「と…とけちまう…!」
ミレイ「いたっ…いたいっ!」
カタリナ「ああっ…!?」
ウェンデル「た…たすけてくれっ!」
グレッチェン「と…とけるっ!」
ジーン「んっ…ああっ!」
エマ「ああ…っあなたーーっ!」
キャリー「と、とけてる…いやあっ!」
オルネラ「ああぁっ…!」
フレデリカ「と…とけているのか?」
ミツバ「いったあーーーーい!!!」
リタ「やだーっ!!とけてる!!!」
アメリア「ちょっと…やめてーっ!」


……以上、カズラーの腹の中から、キリル君ご一行女性陣の皆さんですた。
949名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 01:04:45 ID:n9kJt/oS
うっかりエマに萌えた(*´Д`)
950名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 12:45:13 ID:DqsKBh2r
なんかエロイな…
ミツバなんて開通式ジャマイカ…(*´Д`)ハァハァ
951名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 21:28:11 ID:movuMG4E
オルネラ様の需要はないだろうか?
凛とした美女が拘束調教される姿萌えす
952名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 01:06:05 ID:dXvm8uxK
え〜っと...誰だっけ?>オルネラ
953名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 06:37:11 ID:erzWo+xC
>>951
いいよね、オルネラ様。しかし、相手が
思いつかんのだ。

>>952
ラプソディアに出てくる女将軍。
954名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 08:40:55 ID:Z6pt4grw
オルネラ様とミランダは外見上実によく似ている。
設定上双子の姉妹ですよと言われても納得しそうなほどに。

そこで、
ミランダとイスカスの仲を怪しいと睨んだオルネラが
髪をほどき鎧を脱いでミランダに成りすましイスカスの部屋に行ってみると、
まんまと騙されてくれたはいいものの
いきなりハードな奴隷レッスンを開始されてしまう。
955名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 16:31:01 ID:8uwJADGj
オルネラ×キカ姉の組合せもGJかと。
956名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 22:53:35 ID:N/hajMLA
オルネラ様は実はトロイの婚約者とかそういった立場を想像していたな>ラプ発売前
957名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 10:54:45 ID:jboFU6kE
キリルがセネカで筆下ろし
958名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 05:44:43 ID:S0eTiTpf
ミツバのヒラヒラをめくりあげ、禁断の三角ゾーンを…
959名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 20:47:20 ID:q9lEyn7m
リムかわいい…(#´д`)
リオンもかわいい…(#´д`)
ミアキスもかわいい…(#´д`)
王子もかわいい…(#´д`)
960名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:12:21 ID:MwwZe6a4
リオン(;´Д`)ハァハァ
王子を相手に説教プレイするリオン。
「くだらない事を言うんですね、仕事がハードで疲れているからって女性より先に
逝っていいとでも思ってるんですか?」
逆に「王子、まだもうちょっとだけがんばってください!」と励ますリオンも見たいわけだが。

何故かリオンで妄想すると初々しい純な感じかちょっとオカシな女の子かの2択になってし
まう俺の脳みそ。
961名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 02:27:44 ID:dwaCLrK0
リオン可愛いな。

真っ先に5主人公の父×リオンを想像した俺の脳…ダメポ…
962名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 04:16:29 ID:hi2vTWdR
>>961
大丈夫だ。真っ先にミアキス×リオンとか妄想した俺に比べたら…

なんで真っ先にレズが浮かぶんだよ、俺
963名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 04:28:57 ID:H93OXEom
トモたんハァハァ
ロッテたんハァハァ
ソニアたんハァハァ
レナたんハァハァ
キャシーたんハァハァ
ヘルガたんハァハァ
964名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 05:43:11 ID:bocysGsY
リムたんが無理矢理犯されるのキボン
965名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 06:48:17 ID:gG0x6CXs
>>963
ヘルガは32歳なんだがいいのかい?
966名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 20:06:57 ID:b2hkAys1
女体化は駄目ですか?ヒューゴ受けを書きたいんですが
967名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 20:09:19 ID:rG6nqP2a
>>966
よそ行ってくれ
968名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 21:31:26 ID:hi2vTWdR
>>966
多分801板に行ったほうが幸せになれると思うよ。
また男×女書きたくなったら来ちゃいなよ
969名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 21:43:50 ID:b2hkAys1
ありがとう。そうするよ。
ジョー軍曹との絡みが書きたくなったもので。

ジョー軍曹エロって見かけないよね。
970名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 21:54:44 ID:qTU20RhG
>>969
書けるかー!

と思ったが、書けないこともないかな。
971名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:11:28 ID:qTU20RhG
静かな水面を見ていると、唐突に「幸せ」で静かだったあの日々を思い出す。
カラヤで長く暮らし、草原の匂いにもなれたが、やはり俺の故郷は水辺なのだ。
あいつはどうしているだろう。孵った卵から生まれた子供は、俺に似ているだろうか。

ビュッデヒュッケの城に突き刺さった船の上、ジョー軍曹は一人水面を眺めていた。
ハルモニアの攻勢を何とか押し返して、落ち着いた先は見た目は寂れた古い城。
ゼクセンとシックスクランとの境目にある城は、ゼクセンの様式で建てられていたものの
空気はグラスランドのそれだった。吹き抜けていく風が気持ちいい。
カラヤクランの面々は城の中枢部を使用していたが、軍曹は時折この船の上を訪ねていた。
水の上に浮かぶ木組み、というシチュエーションが、彼に懐かしい感覚を思い起こさせる。

(今更だな。愛想を尽かされて、こっちが捨てられたっていうのに。未練か。)
ふっ、と自分自身を哂って、頭を現実に切り替える。
972軍曹×クリスとか:2005/11/09(水) 22:23:33 ID:qTU20RhG
故郷に似た雰囲気の中で、ずっと美しい思い出に浸っていられるほど、
彼は暇でもないし老いてもいなかった。
(うちの小さな英雄に、稽古でもつけに行ってやるかな。)
やるべきことを見つけた彼は、船から立ち去るため振り返ろうとした。
横に首を向けた途端、思いがけないものを視界に見つけて、動きを止める。
数メートル先の甲板に、白銀の鎧に身を包んだ、ゼクセンの騎士団長クリスがいる。

別に、彼女がいることは何ら不思議ではない。ここは彼女達ゼクセン騎士団の使っている場所なのだから。
そのこと自体ではなく、気にかかったのは彼女の表情。
何度か敵として戦い、何度かは味方として肩を並べて戦った。
その時の彼女の顔は良く覚えている。騎士の顔、戦士の顔。戦場を鋭く観察し、敵を見定め殺す顔。
今の彼女の表情は、それとは対照的に、不安と寂しさが張り付いているように見える。
泣きそうな顔で、水面をただ眺め続けているのだ。

周りに、自分がいることにも気付かないのだろうか?
そう思ったものの、その疑問自体が矛盾していることにすぐ気がつく。
自分こそ、彼女がすぐ隣にいることにさえ気付かなかったではないか。いつから来ていたのかも分からない。
もしかしたら、自分自身も、今のクリスと同じ顔をして湖を見つめていたのかもしれない。
973名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:41:22 ID:qTU20RhG
「白銀の乙女に、そんな顔は似合わない。」
どう声をかければいいか少し迷ったが、結局思ったことそのままを口にすることにした。

「えっ」
突然間近から聞こえてきた声に、クリスは敏感に反応した。
驚いた表情で振り返るが、そこにいるのが城にいる仲間の一人であることを確認し、とりあえずは落ち着く。
それから間もなく、言われた言葉の内容に気がついた。自分はどんな顔をしていた?
「私はどんな顔をしていた?」
狼狽が残っていたのか、彼女もまた心に思ったままのことを口にしていた。
彼から言われたことと、自分で言ってしまったことの両方が、あまりにも恥ずかしい。顔が火照る。
「聞きたいのか?あんたは多分、今以上に赤くなっちまうと思うが。」
今まで堅い女だとしか思っていなかった彼女のあまりに素直な反応がかわいく思えて、
ついついからかいの言葉を重ねてしまった。
「ならば、いい。失礼する。」
からかわれたことに当然気付いたクリスは、赤い顔のままその場を立ち去ろうと足を進める。

少し悪いことをしたかな、と思った軍曹は、しかし今このまま彼女を返してしまうのは惜しいとも思った。
ガラにもなく思い出に浸っていた彼の横で、クリスもまた過去に思いをはせるなどという偶然は、
今後そうそうあるものでもないだろう。それに、彼はクリスが何を思い出していたのかを知っている。
だから、口にした。
「父親に放って行かれた、子供みたいな顔だったぜ。」
974名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:55:16 ID:qTU20RhG
それまで立ち去ろうと歩を進めていた彼女が立ち止まり、
鋭い表情で軍曹を見返してくる。やはり、図星だったようだ。
今のは、彼女の気を引いて足を止めるための言葉。けれど、もうこれ以上からかうつもりはない。
「あいつの…ジンバのことを思い出していたんだろう?」
責めるようなクリスの視線を受け止めて、これまでよりも違う柔らかな口調で語りかけた。

揶揄されたのかと思い振り返ったが、彼女の見た軍曹の顔は思いのほか真剣だった。
からかってくるつもりではないようだ。話がしたいと、目がそう語りかけてくる。
「…ジョー軍曹。なぜ、私が父の子のことを思い出していると?」
「俺も今そうしていたからさ。ただし、俺の思い出していたのは別れた女房と子供のことだが。」
思いもかけない答えに、クリスは少し戸惑うが、納得もした。
彼もまた、自分と同じような感情でいたのだろう。戦士には不釣合いな、未練。

「せっかくだ。座って話さないか。ジンバのことなら俺も少しは教えてやれる。」
そういうと軍曹は、スタスタと甲板の端に向かって歩き出し、湖に足を投げ出す形で座った。
クリスもそれに続き、先ほどまで眺めていた湖を座って再び眺める。
975名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:57:18 ID:qTU20RhG
眠たくなってきたので続きは今度。
何か久々に書いたら、視点が三人称と一人称でバラバラになってる気がする…。駄目ですね。
976名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:03:50 ID:b2hkAys1
続き楽しみにしてます!!
977名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:15:25 ID:feafWsMs
書き手さんの為にも、そろそろ新スレ立てますか?
978名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 10:21:38 ID:wJDtq2zp
まて、もう少しまて、落ち着いてまつんだ、松んだ
979名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 15:07:38 ID:JkwUO6DP
軍曹クリスが!密かに好きなカプだったりする。
続き、待って待つ
980名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 17:09:02 ID:4X6j50oP
しかし、ダックと人間は交わえるのか?
つーか、ダックのチ○ンコって何処についてるんだろ?
981名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 19:52:54 ID:6G0jih+V
なんとかなるさ
982名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 19:54:15 ID:1xBZiu2+
羽毛でできた両手は素晴らしい武器になるな。
逆に舌で攻めようとしても、クチバシが邪魔になってできない。
グワー。
983名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:08:04 ID:6G0jih+V
ダッククランの英雄ジョー軍曹ならやって出来ないことはない。
………そう信じてる。
984名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 23:44:13 ID:JdSExQmx
幻水4のノベルがいつの間にか出てるわけだが。
4主の名前はラズリルになぞらえてラズロだそうだ。
何か腕が3本ありそう
985名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 20:01:37 ID:/Ihj0my8
・・・・・・一緒に内藤スレに帰ろう。
986名無しさん@ピンキー