【ボイン】鋼の錬金術師・第6エロ研究所【好きだろ】
1 :
好きッスボイン:
ここは「鋼の錬金術師」のノーマルカプスレです。
基本はsage進行推奨。荒らし煽りは完全スルーで。
特定の作品や職人さんへの私怨・粘着レス禁止。
読み手は好みに合わない・苦手等の場合スルーして下さい。
何を投下するのも書き手の自由。何を読むのも読み手の自由。
いろんなSSを皆で楽しみましょう。
■作品投下してくださる方へ■
投稿時には・・・
・名前欄or冒頭に
「カプ名」(例:○○×△△)
「作者名」(名無し作家さんは作者名不要)
「作品傾向の記述 」(陵辱、グロ、死にネタ、異物混入、スカトロ、SM等は苦手な人もいるので特に)
■過去スレ・関連スレは>2
2 :
好きッスボイン:04/08/29 19:21 ID:fhsuidFF
3 :
好きッスボイン:04/08/29 19:22 ID:fhsuidFF
スレタイ文字オーバーだったんでやむなく半角にしました。木綿。
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_,..、_ /~ヽ、 _!-- :::;;;/' :!:!
!:::. ー、ヽノ. ` ( , :!::!
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.ヽ:::;;_:::. ヽ、 /彡',-'::::::;:! >1 乙!!
ヽ::::::':‐:::::;;ヾ、,..-―ヽ.-'-‐-::;'/
/ヽ:::::::::_;::'"/1フi"三.i `ヽ.、ヾ!
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. ,',' r" : :-,=ノ'"ニ-ヽヽ'-'" 'ー'''/-、
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l/|/::::::l |:l:::::::::::::::::::::l |!l お疲れ様
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ヽ ! l 」 !ヘィ! !ヘィj L | l |‐、l|
\l ヘ ヾニ' ヾニ' ノ` | l |`〔〕!
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l ! /`ー--- 、 ` |∧,_j/ /
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>>1乙ぱい!
>>1乙ぱい! /
,, -‐ー-、 、vMノz (
〃/llヘヘヾ ∩ 「ノl/WYゝ ∩ ./〃 ヾヽ ∩
>>1乙
'(l`_ゝ´)彡 (*´∀`)彡 |(゚Д゚*||彡
( ⊂彡 ( ⊂彡 ( ⊂彡
>>1乙
| | | | | |
し ⌒J し ⌒J し ⌒J
>>1 乙。そしてありがとう。
「好きッスボイン」そこで使うかーというあなたのセンスが素敵。
、vMノz
「ノl/Wゝ
( ´∀`)y━~~ < >1乙っス! 大好きっス!パイ乙
(l⌒l⌒lノ
(__)_)
えっ、どうやってソラリス…じゃない、あのホムンクルスと知り合ったか?
実は俺、買い出しに出たとき、部屋のカギ、落としちゃったんですよ。
で、歩いた道を何往復もして、あちこち探してたら彼女が「カギを落としま
せんでした?」って声をかけてきて。
俺がはいそうですって言ったら、カギを見せて「これじゃない?」って。
確かにそれは俺の部屋のカギだったんで、そうだっつって返して貰ったその
時です。
彼女が胸を押さえて苦しみ出したんです。
どうしたのかって聞いたら、持病の発作で、誰かに胸をさすってもらったら
治るっていうんですよ。
で、仕方ないから、胸、さすりましたよ?
柔らかくて、暖かくて、ぷにょぷにょしてて…。
ああ、そう言えば、前の彼女と別れて中央に来てから残業続きで女の子の手
も握った事ないな、こないだ見合いも断られたしなって思ったら、なんだか
泣けてきちゃって。
で、元気になったソラリスが、一緒に食事でもっていうから…。
それで飯食って、俺の事をもっと知りたいとか言うんで、デートの約束して…。
は? なんですか、大佐?
そんな見え透いた手に乗るなんて、バカですかって!?
あんたみたいに、金と権力でおっぱい揉みまくりの人に、俺の何がわかるとで
すか!!
残業で疲れて、冷たいベッドに潜り込む事が、どんだけ寂しかこつか、あんた、
わかっとらんとですよ!!
こんなことなら、もっとソラリスのボインを揉み倒しておけばよかった!!
懲りてないのか?
1度や2度、ボインに刺されたからなんだっていうんです?
俺を殺そうとした相手がたまたまボインだっただけで、ボインには罪はなかで
すよ!
は? バカ? 帰る?
ちょっと待ってくださいよ。大佐、この怪我は労災降りるんすよね?
はい? おりない?
どうしてですか! 俺、大佐の命令で…えっ、休暇中の怪我では労災は降りない?
そんなぁ、酷いっすよ!!
せめて性格がよくてボインでまごうことなき人類の女、紹介してくださいよ!!
---------------
死んだらシャレにならんので生きてるうちに…。
↑ぜんぜんエロくないののにOKだしてしまふ(笑
「まごうことなき人類の女」ワラタ
ところどころに方言「ひろし」が混じっているのにワロタ
ほしゅ
1>>乙!また職人方のSSマターリ待つよ
>>1禿げ乙!!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,__ | 良スレになりますように・・・・・
/ ./\ \_______________
/ ./( ・ ).\ o〇 ヾ!;;;::iii|//"
/_____/ .(´ー`) ,\ ∧∧ |;;;;::iii|/゙
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄ (,, ) ナモナモ |;;;;::iii|
|| || || ||./,,, |ゝ iii~ ⊂ ヾwwwjjrjww!;;;;::iii|jwjjrjww〃
| ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 ( ,,)〜 wjwjjrj从jwwjwjjrj从jr
ズレてるズレてる!
ズレると真理たんが触手を携えてやってきますとです。
「ばかだな、そんなに乳が好きなのか?」
……
……………
寄せて持ち上げるオパーイの真理を見せられるぞ。
前スレ894からのロイアイ、921の続き。完結です。
長くなってすみません。少しお付き合いください。
ハボックが起き上がって診察を受けることができるようになった頃、
ロイがようやくじっくりと話を詰めに訪れた。
意識が戻ってはじめの頃、ハボック自体の記憶が曖昧だったため、
混乱させないようにそっとしておいた。
ロイも同僚達も見舞いに来ては、月並みな労いしか言えなかったらしい。
もっとも、リザに何が起きたのか、その全貌に達することの
できる人間は、ロイしかいなかったが
「皆もお前の復帰を待ってる…ゆっくり休養してくれ」
「…それで、話していないことって何ですか?」
「それは…」
「そういえば、中尉は向こうで元気にやってんのかな」
「……」
「俺、なんか大事なこと忘れてるんですよね」
ハボックはリザが異動してからこれまで自分が眠っていた理由を
なかなか思い出せていない。
だが、単独でハボックがリザの身辺を調査しにいったことからはじまる
正確な事実をロイにここで聞かされた。
すると、口を開いたままの病人は目の色だけが変わっていった。
負傷するまでの大まかな経緯を言ったロイは、
ハボックによく休養するよう、落ち着かせながらもう一度労った。
だが、リザが戻ってきてから今までの事情を逆に聞かされると、
ハボックはより険しい顔つきになっていったのだ。
そして幾度目か、ロイがリザのことで言い辛そうな内容を
省こうと俯いた途端、点滴の管をぬいて起き上がったハボックがロイを殴った。
机、食器や医療器具一式とハボックの上官が床に転がった。
意識が戻ってすぐに、なぜそれを話さなかったのかと彼は言い出した。
大きな音を聞いて、看護士達がもうひとつ殴りかかろうとして
貧血で倒れこむ患者を支えにかかる。
だが、おさまらない憤りが彼を動かした。
「ハボック…体に障る。あまり動くな」
「あんた、何やってんだよ。…何やってたんだよ」
未だ、起き上がるのすら大変なことであるのに、
ハボックは無増の力でロイの上に掴みかかった。
熱い目の色で上司を罵倒し、息を荒くしながら、
彼はものものしい怒りをロイにぶつけた。
「何で守ってやれなかったんだよ!」
「……」
「中尉は俺なんか守らなくてよかったんだ。俺がさっさと
あの時撃たれて死んでりゃよかったんだ」
ロイは俯き、もう一発殴りかかろうとして襟をつかんできた
ハボックに抵抗を表さなかった。
気が済むまで殴られることにしようと思っているようだった。
掴まれた襟に、大きな腹立ちがそのまま流れる。
殴られて当然だ。リザは自分を責めることなどしなかった。
何度も謝ったのに、彼女は自分の無事があればいいとだけ言ってくれた。
詰って罵られる反応すら返ってこなかったのだから、かえって辛かった。
ここでハボックが責めてくるのが自然の反応というもので、
今更これを予想しないことなどなかった。
だが、しばらくそのままで…ハボックが静かになった。
自分を掴んだ手が悔しそうに揺れている。
「あんたが死んだら中尉が泣くから、嫌なんだ。
…だから泣かないようにしてやりたいっていつも俺は考えてた」
「……」
「だけど、中尉は自分が傷つくのなんか構わないから、
俺はいつもはらはらしっぱなしだ。…その結果がこれかよ!」
「…気が済むまで殴れ……」
「女なんだぞ…男が守ってやれなくてどうすんだよ!」
罵った上司に対してだけでなく、自分にも向けてハボックはそう言った。
何もできなかった自分に情けなくなってきたのだろう。
普段、適当な軽い調子の男が、今は悔しさにうち菱がられて肩を落としている。
看護士らが暴れていた患者を止めるために数人集まり、彼を囲んで諌めた。
ロイの襟首を持ち上げて興奮していた彼の手は、やがて脱力していった。
俯いて、思慕をよせていた女を想い、煮え切らない気持ちで
いっぱいになったのだ。
「すまない…」
「…俺に向かって謝るな!」
ロイ自身も、ハボックが行動を起こした頃、懸命に彼女の調査と
追跡を行って最善の努力はしていた。
だが、周囲の状況から立場上あまり表立った行動に移せず、逆に軍の
内務調査に追求を却下され、停職を食らう警告まできており八方塞りであったのだ。
もっともな決め手となる機会を得ることができずにいると、
すれ違いにハボックがストレートな行動を起こしていた。
正直、自分もその日のうちに外聞を捨て去り同行しようと思っていた。
だが、即日、ハボックの負傷の知らせにかち合い
その事後処理に忙殺されてしまった。
もう、今となってはあのタイミングで出遅れた自分を
ハボックが責めて当たり前であろう。
「何で俺が生きてんだよ」
「…ハボック…」
「俺が助けに行ったのに、逆に助けられてどうすんだよ。あんな男に中尉は…」
呟くように悔いをこめて、彼は語っていた。
やがて、ロイから離れ、動いた反動で痛み出した体を抱えてのろのろと
ハボックはベッドにもどる。
横になり、頭から毛布をかぶって彼は押し黙った。
…立ち上がって埃のついた姿のまま、ロイが呆然と立ち尽くしていると、
吐き出すような口調で退出が促された。
「出てけ…」
「ハボック…私は…」
「二度と来るな、はやく出て行け!」
きつい口調で人にあたるハボックをちらちら見ながら、
周りのものたちは片づけを行っていた。
患者を興奮させた自分に、周囲の者は責め立てるような視線を向ける。
いたたまれない気分を持ち帰ろうとして、
「大事にしてくれ」
肩を落として、無言でロイは去っていった。
その頃、付添いの介護者が都合により早く帰ったため、リザは夕方一人でロイの家にいた。
このごろは、ずいぶんと体調が安定してきたこともあり、
これからのことを真剣に考え出す時間が多い。
職務復帰を最終的には望んでいるが、ブラッドレイにされた事をまだふりきれない。
もし何かの折にまた軍部で問題を抱えることになれば、ますます
ロイの足を引っ張るだけの存在になってしまうのでないかと不安になる。
――戦いたい。負けたくない
無力に陥る自分でいたくないと決意を持ち出してから、
彼女はソファに腰掛けてうたた寝に入った。
だが、使われていないはずの裏口が奇妙な音を立てていたことにやがて気づいた。
ロイならば、帰宅前に必ず電話が入る。
今日はハボックの入院先に足を運ぶために遅くなるかもしれないのに…
不審に思った彼女は膝掛けをはらい、ショールを手にとり裏口を開けた。
すると、何者かに口を塞がれ身体を背後よりからめとられてしまった。
「やっ…離し、て!」
「忘れたのかね、私だよ」
「――……」
重音が鼓膜に響いた。横目で確認すると覚えのある人物がいる。
彼女の体が凍りつき、全身が震撼した。
眼帯を持つ片目の男、キング・ブラッドレイが現れたのだ。
大きな体躯にリザは阻まれ、口をふさがれたせいか人を呼ぶこともできない。
すっと、広い男の手が震える体を撫で、リザのブラウスのボタンをはずしていった。
「あれからどうしていた?ずっとマスタングに慰めてもらったのかね?」
流れ出した涙と共に彼女は首を振って否定した。
本能的に恐怖につき落とされる。とにかくこの男が恐ろしいのだ。
あの時、散々辱められ、狂気の沙汰と思えるほど嬲られたのだから…
「何を泣く。私の腕の中で、悦んでいただろう。覚えているはずだ」
「いやっ、…離して…もうやめて」
胸を開かれ、下着が外気に晒された。
体をねじって逃れようとするが強い力に制圧される。
「私の命令を糧に動く存在になるという約束は反故になったのか?
…お前はあやつを殺さずに生きている。これは命令違反だよ」
――戦わなければ、戦いたい
露にされた白い肌…残された刻印を、確かめるように男はなぞり、
リザの耳で言葉を紡ぐ。
「未だ残る体の印…思い出したまえ…私に忠誠を捧げた体を」
「やめて…!」
――諦めたくない…
這い降りていく太い指が胸の中に進入してきた。
「……」
こうすれば強張った体を徐々に操れると意図した男…今だと、彼女は狙った。
腕を欺き、咄嗟に下にずり落ちたリザは手をスカートに動かした。
右の大腿にもしものときにと常備していた銃を抜き取り、男に向けたのだ。
幸運にも取れた間合い…震えた両手で定めた銃口…
「私は、…私は、あなたの言うとうりにはなりません」
「ほお、刃を向けるか」
「諦めないわ、もうあなたの思い通りにはさせない」
「言うとおりにしていれば、生かしてやるものを」
「はじめから殺すつもりだったくせに!」
「快楽という褒美を共有してやったではないか」
腰に添えた剣を抜き、ブラッドレイが不気味な眼光を向けた。
この男の接近戦での達人ぶりを、リザはよく知っている。
それだけに、こちらはただでさえ陵辱されてきた恐怖に陥って
混乱したままの状態…銃ひとつで何ができよう。
このままでは確実に殺される。
踏み寄られた瞬間、リザは引き金を引いた。
何に当たるわけもなくただ、疾走のごとくかわされるだけだと
分かっているが、精一杯に抗った。
弾丸がきれるまで数発、大声で来るなと叫び発砲した。
今の自分の死相をあざ笑うかのように、男が見ている。
もう逃げられない…
「ロ…イ、ロイっ…!」
「死ね」
疾風の如く向かってくる刃、これまでかと思ったその時、
大きな焔の塊が眼前に現れ扉を吹き飛ばした。
避けきれぬ勢いを持った熱波に目が怯み、ブラッドレイは立ち止まった。
その隙に、リザの視界は暗くなり、何かが自分の顔を
覆うようにかけられたことを覚えた。
軍服の上着をリザの頭ごとかぶせ、ロイが彼女を外に避難させたのだ。
一点突破的に放たれた戸は炎上し、隣の庭先で燃えて炭になった。
「後は任せろ」
全身が悲壮感に包まれていた彼女に微笑み、優しい言葉をかけたロイは
そのままぐちゃぐちゃになった彼女の顔を隠すように掛け直した。
そして侵入者に、…これからの最大の存在に振り立った。
「大総統、私の部下がご迷惑をおかけしたようです。
…こんな所までいらっしゃるとは、何をお咎めですか?」
「…命令違反で躾けてやっていただけだよ、いろいろとね」
奥歯をきつく噛むことで、ロイは嘲笑うように言い放ったブラッドレイの
発言への怒りを鎮めた。
「先日、私はある事実を見つけました。公式文書によると、彼女は大総統閣下の
お側にいたことが記されていないことが確認されました」
無表情のままブラッドレイはロイの言葉を聞いていた。
「ゆえに、…この場はお引取り願えませんでしょうか。
これからはいざ知らず、これまでのことも含めてご検討願います」
どうかこのまま引いてほしい、という一心でロイは丁寧に述べて言った。
今、ここでこの隻眼の男と戦うには分が悪すぎる。
リザを庇いながら勝てるかどうかも、判断がつかない。
いつか、互いに合間見えることは判っているが、こんな民間人の住まう町の
一角では、どれほどの被害がでるか予想できない。
ついぞ放った牽制の焔も、裏口の扉が焼けて消失しただけとはいえ
騒ぎになってもおかしくない。
何より、あれから未だ傷の癒えていないリザの精神状態にも悪影響が強すぎるのだ。
「彼女は渡せません。私の部下のことは私が責任を持って管理しています。
大総統のお手を煩わせることはありません」
「私が所望する女を渡せぬか。それでよりいっそう袂を分かつことになってもか?」
「リザはあんたの玩具じゃない!」
咄嗟の言葉だったが、後で失言を詫びながらロイは頭を
下げて引き取るように願い出た。
そのままブラッドレイは無言で手をふり興味が失せたと言い残して、去っていった。
――あの猛獣、圧巻だな…
男が去った頃、心の中で肝を冷やしながらロイは深呼吸した。
息が深い。あの剣が収められるまで、呼吸がまともにできなかったのだ。
たった数分のやり取り、下される鬼の眼光の鋭さに並みの人間は腰を抜かすだろう。
額に流れる汗の量に、後からよくも生きて放されたとロイは何度も驚いた。
――だが、いつか殺してやる
壁に座り、上着を頭からかぶり蹲るリザを見た。
その生存を確認して、しゃがんだままロイは彼女を両手で覆った。
まだまだ一向に震えがとまらない様子だった。
こんな風では自分に顔を見られるのも嫌だろう、と思える。
何も言わずに抱きしめると、堰を切ったようにリザが泣き崩れる。
「ごめんなさい…私、怖くて…」
「電話が通じなかったので、もしやと思って駆け付けた…間に合って良かったよ」
「もう少し、このままで…お願いします」
「もうこれ以上、守れなかったら…」
続く言葉が、彼の口からそれ以上出てこなかった。
もう誰も傷つけたくないという思いが胸を占め、
言葉を発せられぬほど彼の心を支配した。
数分、隣に座った彼はリザを支えていた。
その夜、シャワーを浴びてから眠る準備をしていたリザは鏡の前で
着ている服の紐を緩めた。薄い明かりの元に映る自分の胸元…
傷跡が這うようにそこに走っていた。
背にも強く打たれた跡がまだ残っており、時折痛む。
軍人という職業柄、こんなふうに傷跡をもつことを覚悟しなかったことなどない。
しかしながら、鏡に映し、目の当たりするのが辛くてまともに見たことが
なかった。そうして、今夜それに決意をこめた。
彼はこれを見たらどう思うだろうか
服を整えた後、化粧ケースの奥に潜めたものに手をあてた。
小さな、指輪がそこにある。
彼女はロイに贈られたその指輪にキスをしてみた。
指に通してそれを眺めていたとき、
「もう、眠ったのか?」
ノックと共に様子を伺うロイの声がした。
彼女は否と返事をして、着替えたことを告げて中に入るように招いた。
そして、いつものように、床に寝床の用意をしだしたロイの手をリザは制した。
これまで、自分にベッドを渡して彼はずっと床で寝ていた。
リザが最も酷い病状にあった頃は、ロイもこの部屋にいたが、
彼女の容態が半ば落ち着きだしてからは廊下で扉ごしに眠っていた。
しかし、彼女のほうがせめて中で寝るようにと言って
床のほうで落ち着くことになったのだ。
「一緒に……傍にいてほしいです」
「……」
躊躇したように考えたロイだったが、寝付くまでと
判断してリザのベッドに腰掛けた。
寝台に沈み目を閉じる彼女の額を撫でながら、明かりを消した。
横に腰掛けたロイはベッドの中に入るのを促されたが、
「…それはできない」
重く答えた。
これまでロイは、一線を越えてすごした夜を持とうとしていなかった。
恋人として過ごした日々とは違い、あんな事件があったせいかリザの
心身の傷を考えると抱けなかった。
何より、彼女を傷つけたのは自分と同じ性を持つ男であることが最大の壁だったのだ。
日も浅く、癒えていないであろう体を考えるととても手を出せなかったのだ。
「私、大丈夫です…」
そう気遣われるとかえってロイは心配してしまう。
今でさえ、かすかに震えながら自分の手を握り返してくるくらいなのだ。
ここ数日、自分が時々、リザに劣情を抱いて苦悶しているのを
彼女は知っているのだろか。
それをロイは懸念してしまった。
気づかれて、こんなふうに接してくれるその気遣いに恐縮してしまう。
「…震えているじゃないか」
「平気です……むしろ、もう思い出したくないの」
腕をついて彼女に近づくと、彼女は苦しそうにそう述べた。
夕方の出来事が余程こたえたのだろうか
「あれから私、思い出して…嫌な夢をまた見そう」
「リザ…」
「お願い…」
「―――辛かったら言うんだぞ…」
悲しみを満たすようにロイはリザの涙をぬぐい、頬にキスをした。
そして、柔らかい唇があたり、そこでささやきあうように動いた。
「本当にいいのか?」
再度尋ねると、頷きとともにイエスという小さな返事が返ってきた。
求められて喜ばしいことでもあったが、かえって傷を深めはしないかと
ロイは心配でならなかったのだ。
だが、触れ合った部分に走る情恋の火は先を進ませた。
衣が擦れ合う音、キスで溶け合う二人の仕草が次第に熱さを募らせる。
肌を晒すと柔らかい裸身が見えた。
「……あ…」
彼女の髪を撫でながらキスをして、続いて胸の上にも行った。
目に映る種々の傷が痛々しい。
せめて唇でなぞることでなくなって欲しい。
そのためなら幾らでも愛撫をしたくなると彼は思ってしまった。
こんな細い体であの暴力に耐え抜いたにかと思うと、
やりきれない気持ちを改めて実感する。
「ああ…ロイ…っ…!」
突起を口に含むとリザが弓なりに反り返った。
そして濃厚な愛撫が乳房から彼女の秘孔に移ろうとしている。
「……っ…」
止めるべきかと懸念したロイが、欲情に流されて自制がきかなくなり
かけると共に、眩暈を覚えそうだった。
だが、リザが頬を染めながらも脚を開いてくれた。
「……リザ…」
これまで行った愛撫が、彼女の下肢の付け根に移ろうとするのを彼は許された。
「んぅ…ア…」
開かれた彼女の浅い部分にロイが口付ける。
細やかに反応した彼女は、ゆるく体をしならせて喘ぎだしていた。
漏れる声、黒髪を撫で返す細い指の仕草…
反応の何もかもが恍惚の領域を表現し始める。
「…いっ…ッ…あ」
口で進入した後、指をもって中の赤華へそれをすべらせた。
入り口はまだきつい。次第に濡れていっているが、十分に男を
受け入れるほど緩められてはいない。
指で襞の中を含ませると、眉をよせていたリザだったが…
だんだんと溢れる液でロイを遊ばせた。
「や、あぁ…」
脚を開きながら大きく体を捻り、その悶えも高まった頃、
ロイが彼女の腰を引き寄せた。
じんと濡れ広げられた彼女の紅い花園に楔があてがわれる。
触れた部分に来るものに備え、やや微動だに怯んだリザが力を抜き出していった。
ここで、進むべきかと再度戸惑ったロイだったが、
リザが声を震わせて来るように伝えたのを合図に繋ごうとした。
潤った窄まりに肉塊をあて、彼はゆっくりと貫いた。
彼女を抱くときに走る高揚感、快楽への誘いに脈が打ち出す。
互いに重なり合う熱いものがいまひとつになりだす。
「…っ……あ…」
やはり忘れられないこの感触…リザは耐え抜いた。
中で自分に溶け合おうとする男の一部が、納まるまでに
いささか苦痛が伴う。
汗をかきながらも震う体を気遣い、優しげに自分を抱く男が
途中で心配そうにしていた。
痛がる彼女を伺いながら、ロイは繋がりあうまで内心すまなさそうに
していたが、リザは、
「大丈夫よ」
上から気遣う男に笑んで答えた。
自身を感受してくれる健気な部分がいとおしいのか、こうして男に
抱かれている彼女の今の姿が美しいのか…そのどちらもロイは愛している。
守れない自身を恨み、悔やんだことなど計り知れなかった。
しかし、今こうして再び愛し合うことができる瞬間にたどり着けたのだ。
決してもう誰にも触れさせたくない恋人…絶対に傷つけたくないと強く誓い、
ただ彼女が安らかにいてくれることだけを、あの絶望的な心で願っていた。
ブラッドレイから離された彼女と住まう日々、己の中の恋慕から
募り溢れる情欲をひた隠してきたことも多いだけに…
今のこのめぐりあわせに幸せを感じずにいられない。
触れまいと思っていたのだ。それだけに感慨もひとしおだ。
守ることだけに専心しようとしていたのに、こうして
脆くも危うい劣情に彼女は応えてくれる。
そんな込みあがる情を辿りながらロイは、
次第にリザを深く抱き始めようとした。
結びついた状態でいるリザにこう伝え、
「熱い、な…もう少し、我慢しててくれ」
腰に託した自身を彼は緩慢に動かしだした。
「あ…あ…」
ブラッドレイから解放されて、ようやく受け入れた恋人の体を
リザはゆっくりと感じ出していった。
「…ああぁ…んッ」
苦しかったものが流されるように肉感が悦びを誘い出している。
熱く、強い波となって自分の官能が踊り始めている。
「リ、ザ…」
このままでロイの甘い声を聞くと、最上の悦びが跳ね上がってくるようだった。
そうして、彼女の体が快楽に塗れていく。
囚われていた時、呪って切り裂いてしまいたかった自身の体が
今は恋人のために必要とされている。
酷い陵辱に見舞われた時、もうこんなに愛されながら抱かれることなど
叶わないと絶望していた。
今この瞬間の情交が嘘のように嬉しくなる。
「嘘みたい…私、おかしくなりそう…っ…や、あぁ…ん!」
歓喜の喘ぎを始めた彼女は涙を流しながら縋り付いた。
なまめかしい声を奏で、ひたむきに応えるリザの体は深くロイとひとつになる。
「あ、そこ…ロイ…もっと…」
「愛してるよ」
「私、も…あぁっ!」
弾けるように揺れる彼女の乳房を時折、愛撫していたロイ…
強く、だが優しく抱かれることでこの上ない快楽が彼女に訪れる。
内襞の収縮がロイのものに律動的に絡み付いてくる。
「アァ…ッ…ハァア!」
深くまで沈めると、接した部分から感点が極まりだし、
リザは制御のきかない体でロイに更に縋った。
抱きつくと、それがいっそう感じ入ってしまう状態に流れ、興奮状態が激しくなる。
「あ、ぁ…ロイ…やぁ…」
リザが引きずられる快楽に一瞬驚きを覚え、体をくねらせてしまった。
そうすると、そこで内部にあたる肉襞へのロイの感触が、
あらゆる回路の快楽に修飾されてしまう。
「う、アァッ…んぅ…」
そそりたった乳首、柔らかい妖艶な肢体…
重なることでじかに知覚できたそれらのせいか、ロイは欲情を
いっそうかきたてたまま、リザの内奥を自身の動きで呼び覚ましてしまった。
きつく結ばれた状態、楔の打ち込まれた濡れた部分から、
愛液が滴り二人の結合がますます激しくなっていく。
「あぁ!…アァァ…ン!」
「リザ…凄く熱いよ…」
自分だけを感じて喘ぐ姿のなんと美しいことか…ロイが彼女に酔いしれていく。
嬌声、淫猥に交じり合う音、そしてベッドの軋む様も何もかもが
絶頂に向かって泳ぎだす。
――いかないで、無くならないでほしい…だけど
「やぁ、あっ…怖、い…」
ほんのひとつ、一瞬だけ蘇ったあのときの記憶が降りた…
ちらついたあの空間、類似したものがどこか意識の奥低で手を
こまねいているようだった。そんな錯覚が突如として現れた。
あの時、自分はどうだったか?
ブラッドレイに犯されていた時、募る絶頂感の後、愛のない行為で
何度も快楽を導かれてしまった。
受け入れさせられたあの時と、今のこの昇り詰めようとする瞬間が
彼女に真を問いかける。
今とそれらがどう違うのかと、脳裏に浮かぶ…
――いや、こんなこと思い出したくない…
蕩ける感触、砕けそうに躍動する下半身…
同じ体、同じ感覚があっさり快楽として受け入れられているだけでは
ないのかと問いかけられたようだった。
支配感に満たされていた情交の感触にリザが慄いたのだ。
――ロイに知られる!
「や、…あ…っ」
何度も誘発させられた子宮のなかのあの官能が、
今の感覚と違わないものだということに彼女が動揺しだした。
「違う!」
「…ロ、イ…」
はやる心を募らせたリザの涙を見て、ロイが熱い声で叫んだ。
「同じじゃない…今、俺が抱いてるのは君だ」
「アッ…ァ!」
奥を突き上げるようにしてリザの中深く、彼は身を融けさせた。
――判らないかもしれない…だがいつか判ってほしい。
俺が抱いて作り上げるものはただの感覚だけじゃない
「愛してる…だから抱いてるんだ!」
――確かめ合える、感じ取れる実感だ
「…ん、あぁぁ…」
「抱いて…慈しんで、生きていることを感謝できるのはリザだけなんだ」
「ロイ…ロイっ…あぁ!」
必死で彼女はロイにしがみついた。
一点に向かって飛び出した快楽が頭を白くさせ、
何も考えられないほどに彼女の性を刺激した。
やがて全てが絶頂に行きつき、その集約がリザを満たした。
熱く締め付けた彼女の中が、ロイを続いて満たしていく。
そしてまもなくそれは散りだす。
熱に浮かされた体から放たれたロイの欠片は、挿入を終えた外部に澱んだ。
そのまま、いきついた感を持ちながら、恍惚としたリザの体が
寝台の上で更に抱擁を受けた。
混乱に一瞬見舞われていた彼女を、終盤では闇雲に抱いてしまった。
そうして、自ら達してしまったことでロイは気にする素振りを持ってしまったが、
「ロ、イ…んっ」
何より、再び抱けることのできた悦びが勝り、
いきついた後でもキスをせずにはいられなかった。
――離さない…絶対に守るんだ
ベッドに沈むリザの体に重なり、強く彼はキスを落とした。
合わさる肌、絡み合う舌…唇が互いを熱くはみあう。
未だ、息の整わなかったリザだったが、物欲しげに、
だが緩やかに絡みつくロイの唇から伝わる愛情で瞼を濡らした。
唇が離れ、続いて愛撫がさっきとは違った激しさをしてリザの体に与えられた。
優しくついばむように、彼女の首筋にロイは接吻していった。
そして、やがてぎゅっと彼女を再び抱きしめた。
汗ばんだ白く柔らかい肌が男の体で慈愛に包まれる。
「ロイ…」
先ほどの興奮から流れた心臓の音が激しい。
リザはその感触を無言で実感した。
そして同時に、ロイの心に通える存在であることを願った。
――わかる…この人と生きていきたい
「愛してるよ」
――そう思えるから私は貴方がますます好きになる
向き合ったロイの頬を、そっと彼女はなでた。
溢れる涙は彼のためでしかないと今思う。
「貴方が愛してくれるから、私は、……生きて行けるわ」
「リザ…」
「もう、恐れない…ロイがいるんですもの」
その言葉に、ロイは心の底から実感できる糧を得ることができた。
必要としてくれる、互いにひとつでいられる実感…
生きていることで深まる絆がここにある。
「もう一度抱いて…」
過去の凄惨な事実を越えて、自分を本当に受け入れてくれたリザの気持ちに
ロイは最も柔和な表情となった。
閉ざされた形を、ようやくこの手に取り合うことができた。
感激のあまり彼も瞼が熱くなりだした。
その後、二人は更に肌を合わせて愛し合った。
目覚まし時計をかけ忘れたことで遅刻を迎えたと思ったロイは、
ベッドの上で気だるげに起き上がった。
しかし、今日が休日だということを思い返し、再びベッドに潜り込んだ。
眠っているリザをこちらに引き寄せようとしたが、
本当に深く熟睡していたので慎重に起こさぬよう、傍に擦り寄った。
そのとき、電話が鳴っていることにロイが気づく。
うるさい音で二人の熟睡を妨げるのに腹をたてたが、さっさと取り上げて、
リザの安眠を続けさせたかったので走って取りに行った。
受話器をもつと、意外な声にめぐり合えた。
第一声から向こうの声は明るかった。
朝の挨拶に加えてこちらから返事もたてないうちに、
快調な様子を張り上げてくる。
「それで、大佐、昨日はすみませんでした」
「ハボック…」
悪びれもなく、戦線復帰にむけて話が持ち出され、
ロイは戸惑いながらもほっとして聞いていた。
だが、用件の核心部分を含む次のやりとりに、たじろぐロイを
逆手にハボックがこじつける。
「俺の当面の目標は、中尉の望みをかなえてやること。だから、またあんたのために
命かけます。大総統になって俺らをさっさと楽にして下さい」
「言ってろ…」
出て行けとはねつけられた時、これで彼とも切れてしまうのではないかと心配していた。
だが、こちらにもう一度ハボックは戻ってくれるらしい。
ロイは本人の口から聞かされて安堵した。
続いて、上司の機嫌を取りながらハボックはこう述べた。
「その頃には中尉も気が変わってるかもしれないし、俺にはまだチャンス
あると思うんですよね」
「さあ、どうだかな」
「守られてばっかいる男って情けないって、きっと気づくと思うんです。
そんな中尉を俺が熱く慰めるんです。そして俺の格好良さに彼女はメロメロに」
調子付いた電話を見据えたロイは、受話器を乱暴に置いた。
やれやれとした顔を零してベッドに戻ると、寝起きのリザに
不思議そうに尋ねられた。
「今の電話は誰だったんですか?」
「間違い電話だ。安心したら眠くなった。もうちょっと寝るよ」
「はあ…」
向き合って、リザの温もりを独占するようにロイが彼女の体を抱きよせて目を閉じた。
ロイのあくびにつられてリザもうとうとしだした。
眠りにおちる寸前に見たその時のロイの寝顔は、何やら嬉しそうに口元が緩んでいた。
これからがはじまる。
新たなる道にむけて、二人はまどろみの中でしばしの休息に羽を休めた。
完
長々とすみませんでした。では
(;´Д`)ハァハァ
キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
藻前大好きだーぁー!
漏れにとってあなたは真のネ申です。
投下してくれてありがとう。
エロを求めて見に来たら・・・
うっかり泣かされてしまいそうになった。
あんた最高だよ
最後にリザタンが報われて良かった!
ハア━━━━━━(*´Д`*)━━━━━━ン!!!!!
ブラアイ、ハボアイとどめがロイアイ神職人ありがとう。ハァハァした
乙!
胸いっぱいです(*´Д`*)=3
エチィのに泣いた・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
神よありがとう。
前スレのライラのSSの続きはまだかな?
ボコられてゲロ吐いた上に犯されるライラに萌えた・・・
アル×キャスリン(;´д`)ハァハァ
>54
独り芝居ですな
ロイアイよかったー
リザの葛藤とかちゃんとかかれててよかっった
ジブン、別スレで書き手もやってますが、
言葉の使い方とかも勉強になりました。
よかったです、ネ申!!
GJ!!GJ!!
いいものをありがとうノシ
すごい、思わず泣いてしまったよ。
幸せに終わっていたので後味も良かった。GJ!!
久々に503のラブラブものきぼんぬ
503の萌えスレってどこ逝きました?
無くなっちゃった!?
ハァハァしたいのですが…
>>61 そこ、書き込みしてもスレが進まないんですよ。
したらばで検索しても出て来ないし。亡霊スレ?
アニメで死ぬ事決定したからウィンリィの陵辱死にネタキボンヌ
ハボキャスなんて戯言を言ってみるテスツ
ソラ(ラス)ハボ…
ソラハボものっそおキボン。
原作のラスト(ソラリス)じゃなくて
アニメのラストでソラハボが読みたいです…。
あ、ハボックは原作のほうで。
今日の放映で、なにかに目覚めました。
原作のラストって・・・・
やめた方がいいな。
ラストに夢をもっている人にとって
アニメのラストは救いかも。
ウィンリィの猟奇小説キボンヌ。
もちろんアニメの通りエンヴィーでね
>68
萌えるねー
例えばラスト、正体を暴露しハボに襲い掛かる。
とっさに防御し発砲するハボ。
倒れたのはラストの方。
撃たれながら「そう…私は死にたかったの…」
萌え!
妄想すまん
撃たれてもすぐ生き返る気がするのは俺だけ?
>71
その台詞、泣けたよ… (つД`)・゚・。
でも萌える!!ムハー
ラストたん…。・゚・(ノД`)・゚・。
ラストたんとラブラブな殺し合いがしたいとかオモタ
したいね、ラブラブな殺し合い。
VSハボ?
VS大佐?(一応原作の状況を鑑みて)
40 名前:作者の都合により名無しです メェル:sage 投稿日:04/09/06 13:22 ID:BGOXkUvu
>>32 あの時の大佐とラストって、意味もなくシェクシーだと思ったみどもは逝ってよしでござるか?
という意見もあるな。
『あの時』っていうのは、原作で大佐がラストに手を突っ込んでた辺りの事らしい。
_,、-…':::::::ヽ,ヽ¨ヽ
r''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
l::::l::::::::r'1::::::::::::::::::::::::N!
l/|/::::::l |:l:::::::::::::::::::::l |!l
!:::::::::::k ヽ;ヾ.,:::::::::::::::l::::.l
/::::::::fヾ=' ヾ-弌::::::::::::::::ヽ
ヽ、_::::ヽ,, l `こソ;::::::::::::::: \ 私を人間にして幸せにしてくれる?
ノ)r'::ゝ, `ー- ナ::::::::::::::::::::: >
/:::::ヽ:::_:;」ヽ - ' <::::::::::::::::: r'´
ゝ, ‐- 、:::> : l : : /r'::::::::::::::::::::`-、
/: : にー''‐、, --、__`'='´,、``‐,:::::::ヽ,
i: : ;i Z米*r' }:::::,-'
_,// /
|r‐…‐-、 / : | / `ヽ、
};{ ::::::::::::l l 「:::``'ー、_.l┴‐-、/:::::::.:....`ヽ
}!:', ::::::::::\',/:::::::::::::;:;;;:::!:::::'、: !ク>:::::::: `l
. r==、ゝ、;;;;;、、 -‐…''´:: r=ミ、;(O)/::::::::::::::::: l
}::r-、:::、ヽ::::::::::::::::::::::::::: ヾニソミ!;/::::::::::::::, -'
ヽヾ」ヽ:: `''…―‐'''⌒>‐‐ヘ予:::: 、-' ´
``ヽ、::::::::-;‐:::::::::::::::::::::::::::「r':::::<
激しく言われてみたい(*´Д`)ハアハア +.(*´Д`)゚+.゚
ロスたんのエロきぼんぬ
スロウス×ラストかパニーニャ×ウィンリィのレズものキボンヌ
誰か503を書いてくれ。503分が足りないんだぁぁぁぁぁ!!
良い子にして待ってな
ロス少尉エロ щ(゚Д゚щ) カモーン!
自分で書いてみたら?
とつぶやいてみるだけは幾らでもただだよな。
漏れもナー
マターリまてよ、キボンばっかすんなと言ってみる
書いて張って叩かれてもわりにあわねえしな
キメラアーチャーに犯されるリザタンキボンヌと言ってみる
それが大佐の目の前でなら尚良し
てか普通にネ申達はドジン人が多いんじゃろうて。
もうすぐ金岡の大きいイベントがあるけんね。
それさえ終わればまた降臨してくれるさ。暫し待とうよ。
せめて虹の方にオエビがあればなんか描こうかと思うけど…無いしな。
ラストお姉さまのエロい尋問 ハアハア
90 :
ラース:04/09/11 02:47:53 ID:q3Gnf/VO
なんかおめめ汚しでよければラスト物を…投下…します
キボンヌキボンヌイボンヌ
92 :
ラース:04/09/11 03:34:02 ID:q3Gnf/VO
漆黒の闇…たしか私はここから産まれたはず…なのになぜ自由がきかない…?
「目覚めたか?」
「貴様は!…ロイ!」
「ハボックを離すのに手間かかったぞ、ヒューズの事で聞きたい事が…」
「知らないワ、そんな男」「ふん、簡単に口を割る女じゃないのはわかってるさ、ならこれならどうだ」
ロイの指が鳴ると同時にラストが動こうとした…が動かない!ゴゥ!「悪いがお前は危険過ぎる女だからな、特殊な術で縛らせてもらった…」
93 :
ラース:04/09/11 03:43:30 ID:q3Gnf/VO
>>92 さっきのロイの一撃でラストのドレスは燃え去り一線纏わぬ姿になった。ラストはロイを睨みつける
「そんな挑むような顔をするな……どうしてほしい?」
ロイの声が濡れている
「殺せば?」
言葉とウラハラにラストの身体からはいいようもない女の匂いがする「やれやれ…素直じゃないな」
94 :
ラース:04/09/11 03:58:31 ID:q3Gnf/VO
>>93 ロイはゆっくりと片方の手袋を外しラストの足を無理矢理こじ開け、潤んだ所に触れるか触れないかの微妙なタッチで指を這わせる。「あぁ…」
ラストが身をくねらせる
「ふん!えらく敏感じゃないか…もう一度聞こう…どうしてほしい?」「だから言ってるでしょ?殺せば?って」
95 :
ラース:04/09/11 04:07:10 ID:q3Gnf/VO
>>94 するとロイは「よし…ゆっくり殺してやろう」と言うや否や指で激しく突き始めた!くちゅくちゅくちゅ「あーー!あ、あ、あ、あー!」それはまるでハボックとは違う指使いでラストを責め立てる。ラストの身体からは絶える事のない愛液がロイの手を伝うほどに溢れている。
「ダメぇ!そんなに激しくしたらイク!イク!イク…!」指だけでイカされラストの躯は激しく痙攣している
96 :
ラース:04/09/11 04:20:00 ID:q3Gnf/VO
>>95 一息つく間もなくロイは痙攣しきっているそこにいきり立ったものを挿れ始めた!
くちゅ!ぬちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…その湿った音を自分の躯から出している…そう考えると堪らなく淫靡な気持ちになりさらに濡れてくる
ロイは絶頂に達する前に一旦抜くと後ろのもう一つの穴にあてがい初めた。
「!!そこはだめー!」
ロイは淫獣のような笑みを浮かべながら「へぇ…ここは初めてか?」と言いながら抵抗する間もなくズブッと挿れ動かしだした!
97 :
ラース:04/09/11 04:27:30 ID:q3Gnf/VO
>>96 「イヤ!イヤ!イヤ!」痛みと快感が躯中を駆け抜け訳がわからなくなる、
「前が淋しいか?なら指も挿れてやろう」指をさっきよりも激しくピストンし始めた。「あ!……ダメ!もぉ…もぉ…!」
「私もイクぞ!お前の尻の中にたっぷり出してやる!」ラストの尻だけでは足りず躯中にロイの精液がほとばしる…
ラストはそのまま失神した
気がつくとまた同じ場所…だがそこに居たのは…
「起きたか?ラスト」
ブラッドレイだ。そうか今度はコイツに犯されるのか…どんな風に…そう考えながら舌なめずりをする、まるで自分の名前を再確認するように…
END
98 :
ラース:04/09/11 04:28:25 ID:q3Gnf/VO
以上です…あんまりエロくなくてごめんなさい…
乙です。
あー送信しちゃった。
>>98 とりあえずsageてください。
それと連投するならいちいちレスアンカーつけなくていいですよ。
ライラたんとロゼたんのレズレズきぼんぬ。
次回予告でガチだと確信した
アルウィンのエロを猛烈にキボン。
鎧でも人間でもこの際かまわない。
今月号は禿萌えた(´Д`;)ハァハァ
いや。その前にライロゼだ。
魂の移し方がキスだったらなお(´Д`*)ハァハァ
104 :
んにゃ:04/09/12 20:01:51 ID:bCqKQpq/
いやいやエンウィンですって。
まだ一つも見たことが無い・・・
106 :
名無しさん@ピンキー:04/09/13 19:10:48 ID:XGkQJSHd
ハボキャスをみてみたいな
保管庫エロパロ見れないよ、ウワァァ
消えたの?
ロイアイハボ入院記
幼少期のエドは毎晩修行だと言われて
師匠に大事な所を弄ばれて来たんだろうか。
先週のアニメ師匠の
「大人になったな。」発言。これは聞き捨てなりません。
>>111 そりゃあウィンリィたんとのエチーのために色々手ほどき受けたんでしょうよ。
…アルもか?
アル×ウィンで、兄さんの彼女を寝取るシュチュ萌え。
>>114 もうあったよそれ。
エド×ウィン+アル×パニの4Pをキボンしたい
アルウィンは… 萌 え る ね ! (・∀・)b
ライラ×ロゼ(*´Д`)ハァハァ
>>117 ストーリーも何もなくていいから二人がレズってるSSを拝みたい
119 :
名無しさん@ピンキー:04/09/16 20:24:29 ID:3fFvufwc
ボイン好きだろって何?
そんな台詞あるの??
てゆうか原作でももっと思春期ムラムラ
してるエドが見たい。
>119
9月号のガンガン。
誰がボイン好きなの?エド?
これだからエロウィン厨は。
言ったのは大佐だよ。
ラストとつきあっているというハボックの言葉に、大佐がラストを見て一言。
大佐「ボイン好きだろう」
ハボック「大好きっス、ボイン」
納得したならしたらばにかえれ。
2人をからかっていたヒューズが最速で死んじゃったのが痛いな
そうそうヒューズの突っ込みはおいしかった。
あそこらへんはラブ米色が強くてハァハァだったなw
早く整備士をたらし込んじまえ!エド!
新婚豆勝利三連発。
パターン1
今日は朝日と共に帰宅。
玄関の鍵を開け、そっと呟く。
「…ただいま〜」
すると物音に気付いたのか家の置くからスリッパの音が聞こえてきた。
俺の愛しい女房。ウィンリィだ。
「お帰り〜エド。今日も遅かったね、お疲れさま」
と、玄関先まで迎えに来て戸締りをし、鞄を持って先へ歩くウィンリィ。
ネクタイを緩めながらそれに続く。
さっきまで眠っていたのかウィンリィはパジャマにカーディガンを羽織っただけで、
髪を下ろしていて、そんな姿はいつも見ている筈なのにドキドキした。
「ね、お風呂沸いてるし、ゴハンもすぐに用意出来るけど、どうする?」
「ウィンリィがいいな」
と言ってみる。
「なっ!何いってんのよ……」
顔をまっかにして恥らうウィンリィ。
一緒に住むようになってもこういう時にはいつも初々しい。
「……その、目、覚めちゃったし、どうしてもっていうなら、いいけど…」
「どうしても!」
そういう訳でその日は朝から二人で仲良くしたのでした。
パターン2
今日も疲れた。
早く帰ろう。
疲れた体を引き摺って家路に着く。
「たーだーいーまー」
言いながら扉を開けると
「遅いっ!私の特製シチューが冷めない内に帰ってくるって言ってたじゃない!!」
玄関で待ち構えていたウィンリィにスパーンと殴られる。
…痛い。
料理をしている最中だったのか、いつものスパナではなくエプロンにお玉を持っている。
さっきはこれで殴られたのか?
「早く帰って来たかったんだけど急な仕事が…」
「もう、仕事が忙しいのは解るけど、エドの体はエドだけのものじゃないんだからね!」
ぷう、と頬を膨らませるウィンリィ。
「その…、シチューはまた温め直せばいいけど、あんたの代わりは居ないの!」
な、なんか今すごい事言われた気がする。
恥かしがって後ろを向いたウィンリィを抱きしめる。
「…そういうのはシチュー食べてから」
お玉で防御されてしまった。
「そんな顔しないで!…ご飯終わったらいくらでもしていいから、ね…」
言って台所に走って行ってしまう。
まあこう言うのもいいか。ウィンリィは逃げやしないんだから。
その日の晩は念入りに二人で仲良くしたのでした。
パターン3
さて、今日も早く帰りますか。
愛しのウィンリィが待っている事だし。
「たっだいま〜帰ったよ、ウィンリィ」
「おっかえりなさ〜い!あ・な・たv」
と言いつつ抱きついてくる…というか飛びついてくるウィンリィ。
全身で嬉しさを表現してくれてるみたいで、痛いけどちょっと幸せかもしれない。
「留守中に変わりはなかった?」
「うん、でも一人で寂しかったよぉ、エドぉ〜」
腕の中で僅かに頬を染めながら言うウィンリィ。
かわいいなぁ。
思わずぎゅっと抱き締めると、ウィンリィもぎゅっと抱きしめ返してくれた。
軽く頬にキスを落す。
ずっとこうしてるわけにもいかないから去っていく温もりを惜しいと思いつつも腕を離す。
「えへへ」
意味もなく二人で笑い合う。
ふと、ウィンリィが思いついたように、
「あ、ごめんなさい。今日は先にお風呂入ってもらっていい?」
首を傾げながら聞く。
「ご飯、失敗しちゃって…」
涙を浮かべてしょんぼりしているウィンリィ。
俺はそんな愛しい奥様の頭を優しく撫でてやる。
「まだお腹空いてないし、お風呂か…じゃあ、一緒に入ろうぜ?」
「えっ?!あの、でもご飯の支度とか…」
ビックリして、後ろに逃げようとするウィンリィ。
退路は断っておかないとな。
「今日は出前でも取ればいいよ」
そう言うと、ちょっとした逡巡の後に頷いた。
「うん、じゃあ…支度してくる」
その日はお風呂で二人、ゆったりと仲良くしたのでした。
よりによって名前変えたものを投下しますか。
元は女体化スレの奴だろう。
あわれ、住人がかぶってる事に気付いてなかったのネン('A`)y~~~~
別にどうでもいいんだけど
いちいち反応砂。スルー汁
パクリは良くないよ。
どうでもよくないなんてよく言えるな。
オリジナルを書いた職人さんに失礼だ。
まして、この3パターンの話は職人さんがさる住人のために書いたもの。
その住人さんもとても喜んでいたし、漏れらも楽しめてウマー
職人さんの粋な計らいにマターリしたものなのだが。
そうか、どうでもいいのか。
書いた本人かもしれんしそうじゃないかもしれん。
だがこういう場所に揚げる以上覚悟の上だろ。
そういう風に過剰に反応するから荒れるんだよ。
スルーを覚えろ。
スルーもなにも、パクリは容認できん。
ここには投下していないが、自分も他のスレに書いて投下したことがあるから。
それがこういう風に、名前変えて台詞とかをちゃちゃっと変えたものを
投下されたら不愉快だ。
|
|
∩___∩ |
>>125-127 | ノ _, ,_ ヽ (( |
/ ● ● | (=)
| ( _●_) ミ _ (⌒) J ))
彡、 |∪| ノ
⊂⌒ヽ / ヽノ ヽ /⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
>133
ごめん、そういう事なら自分には覚悟が足りないようだ。
ひっそり萌えを綴る事にするよ。
/
ぷちっ /
∩___∩ . 从 /
| ノ ヽ /
/ ● ● | (=)ヽし
| ( _●_) ミ/ ` ノ
彡、 |∪| ノ /
/ ヽノ / ノノ
/ /
/ /
ムシャ |
ムシャ |
∩___∩ | ぷらぷら
| ノ ヽ (( |
/ ● ● | J ))
. (( | ( _●_) ミ ・
彡、 |∪}=) ,ノ ∴
/ ヽ/^ヽ ヽ 。
| ヽ \ |
| ヽ__ノ
、vMノz
「ノl/WYゝ
(*´∀`) <次いってみよう!!
┌U--っヽ
| [|≡(=O=◇ ♪テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
`(_)~丿
∪
なんでもスルーして流しゃいいってもんじゃないとオモ。
パクリとかパクリ容認発言とかしてるから
職人がやる気なくして離れてくんだろう。
まあ中には平気な職人もいるんだろうけど
いっそ、オリジナルもはっとくか?
女体化大佐とハボックだけどな。
直後の2・3レスで「>>○はパクリ。氏ね」とやっといて
何事もなかったかのように次の話題に移るのが一番いいんだよ。
出だし好調なスレだったのニ…イヤンアアンとあえぐァ
、vMノz
「ノl/WYゝ
(*´∀`) <はりきっていってみよう!!
┌U--っヽ
| [|≡(=O=◇ ♪テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
`(_)~丿
∪
144 :
名無しさん@ピンキー:04/09/18 08:43:25 ID:m8qG8ZeH
d(*゚ー゚)人(`<_´*)ラヴィ!!
うおっ!?ageちまったい!寝不足かなぁ…スマソ逝ってくる
パクはいいとは思わんが2ちゃんで公開する以上
こういう事があるかもっていう認識も足りんと思う。
>>146 スレが荒れる→住人のヌルーによりマターリした流れに→空気よめない
椰子登場→再び荒れる→職人退散→スレが廃れる
2ちゃんではよく見かける光景。
だから?
>146
禿同。パクリはいかん。でもこういうところで
発表した以上コピペ改竄される事もあるのは覚悟しとけ。
さぁまたマターリやりましょう。
投下ない間はマターリ妄想話でもしてよう。
>>149 だったらこのスレに職人はいらないよな。
他スレから好きなSS拾ってきて、名前変えてコピペして喜んでろ。ばか。
↑こういうのが空気の読めない逆切れ厨
21歳未満は立ち入り禁止ですよ>151
,,.-''", ̄ ~ "'ヽ_
〃/ , ,,-''""''' i.、 ヽ ,.、
'く/i'!/! / ! 、i _.ノ'.ノ__,,. -っ.、
'ヾ'=.,,、_ , __,,_ ! ノ、 ,,..,、,-" ‐''",,. -''ニ-,'
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! i ノ' ,,.-'" i !: -‐ニ-'
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. !!: ' . : : : : . : : : : : : ; ; : - ''"
..i!: . . . : : : : . . : : : : ; :- r‐''"
. !!: : : : : :; ;_;_; :-‐r,1"i,' !、 さぁ!マターリいくわよ!
. ヽ、: : : :,,.:',:' // !i./ !!
ヽ t‐ェ'-" .// i/. !i
ヽ !T ,. ;'.:' /,===.、・!!
/!ヽニニ-'' // ヾヽ
../ . // _,,,...ヽ
./ //_,,.-==‐'''フソ
>>150 入院中の大佐と見舞いに来た中尉でエロパロなんてどうだ
入院や見舞いエピってなんておいしいネタなんだ(*´Д`*)ハァハァ
女体スレにあるのですぐ出来そうだな<入院中の大佐と見舞いに来た中尉でエロパロ
10分もあれば楽勝。
じゃあ、俺、ちょっくらいって拾ってくるよ。w
丁度いい見舞い話がないんだけど?w
他のエロパロスレ探した方がいい?w
まあ、それまでこれでも読んでマターリ汁。
なんなら脳内でて亀頭に名前変換してくれ。
名前変えるのマンドクセ('A`
191 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:04/09/17 00:22:25 ID:J0l34S54
先週のボーボボ見てて思いついただけだから…
ロイ子「死ぬな!ハボーック!!」
---ぴくりともしないハボックのそばで、何やら手帳を取り出すロイ子。
ロイ子「ジャン・ハボック ポエム集より『オッパイ』」
ボインはおっきいオッパイだぜ
オッパイはおっきい方が素敵だぜ
ボインはゆれるぜ
プルプルタプタプ、プルンプルンゆれるぜ
ちっちゃいオッパイはナインだぜ
ペッタンコなのに乳首がたってると萌えるぜ
どんなオッパイも最高だぜ
オッパイ、オッパイ、最高だぜ
ハボック「うわぁぁぁ!やめてくれ!俺の最大の人生の汚点をぉおおおッ!!」
ロイ子「よし、生きてるな。その調子で、私が戻ってくるまで死ぬな」
ハボック「大佐、何処へ…」
ロイ子「中尉と鎧子を助けにだ。とりあえず、おまえはこのポエム集でも読みながら待ってろ」
ハボック「あ……(*´Д`*)ポッ」
ロイ子「どうした?」
ハボック「ラッキー!大佐のおっぱい丸見え〜(*´∀`*)ポヤヤン」
ロイ子「…(心配して損したと思っているらしい)…さて、行くか」
脱兎。
、ミ川川川川川彡,,
ミ 彡
l⌒l____l⌒三 ク .ギ そ 三
∩___∩ / 三 マ ャ れ 三
/ノ ヽ/ ● ● 三 l グ は 三
| ● ● i' (_●_,,) U .三 ? で .ひ 三
| (_●_) 彡 l U | 三 言 ょ 三
ミ l U l u l ヽ,_,,ノ 三 っ っ 三
>ヽ,,ノ ゝ ,,,;:三 て と 三
/ /'' c-、 ,,,;;::::三 る し .三
(二つ / (  ̄ ̄彡 て 三
〉 ( ̄ ̄'') `--──彡 .ミ
/ 、 >-─'' '川川|l|l |l|川川ミ
早く大人の対応が出来る人が増えるといいね。
エド×ロゼ萌え〜
ライラ×ロゼのレズカプ萌え(*´Д`*)ハァハァ
そもそも大人なんかいねーだろ、このスレ。
「503のガキはエロパロにすっこんでろ」は他スレの厨払いの常套句
ガキがエロパロにすっこむってどういうことよ?w
ま、俺みたいな30近い社会人の503派もいるから、そう厨厨言うなや
アダルトネタを全年齢対象のスレでしちゃイカンという事さ。
そして ここでなら、してもおkという事さ。
しかし本編でもアニメでも、いまいちネタが無いんだよな…
503は小休止という感があるね。
もしかしたらDXでそれこそ学園ラブ米ネタなんかが
あるんじゃないかと思ってるが、希望的観測か。( ´ー`)y─┛~~
ロイアイのラヴいのキボン
ロゼの身体を乗っ取ったダンテが
エドと甘酸っぱい恋物語を繰り広げるのきぼんぬ!!
ハボックはボイン好きらしいが、自分で育ててみたいとは思わないのかなぁ。
ウィンリィとかロゼとか、若くて育ち盛りの娘の乳を揉み揉みして大きくするのは楽しそうだ。
だがなぁハボックもやりたい盛りの若者だから、育成計画は無理か。
やはり忍耐力のあるマスタング・アームストロングあたりのおっさんでなければな。
大総統・ヒューズは妻子ある身だから、不倫はいかんとですよ。
育ちきった熟女の胸に癒されてんだろうなー、妻のいるヤツはいいね。
こんな妄想垂れ流しの俺一押しのカップリングは、スカーとホークアイだったりする。
一瞬即発殺すか殺されるかの緊張感溢れるエロ最高!
>>169 いや、乗っ取る前にライラのカラダを使ってロゼに濃密なビアンエロキボンヌ。
つーかあれ放送して良かったんか…
>>170 俺のイチオシはエリシアちゃんだな。
きちんと育てるならあのくらいからやんないと。
ボインは1日にしてならずですよ。
グラトニー…・゚。・(´д`)・゚。
>>173 ┌─┐ ┌─┐
│潮│ │潮│
└─┤ └─┤
_ ∩ _ ∩ しょーさい!!
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 しょーさい!!
┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
|騒| |騒|
└─┘ └─┘
売り切れたんだ。
普通に夏コミで買えたし、トラでも友人が買っていたし。
8Pのうちうpされている所ぐらいだよ、見所は。
で、同人誌の話題は虹じゃなくてここでいいのか?
それとも宣伝?
>>176 ┌─┐ ┌─┐
│産│ │産│
└─┤ └─┤
_ ∩ _ ∩ さんきゅー!!
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 さんきゅー!!
┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
|休| |休|
└─┘ └─┘
最近、エドウィンが少ないと思いませんか!!
よーし、がんばっちゃいますよー
がんがれ。超がんがれ
>>164 ノシ 今日は異常にエロかった希ガス。
バイセクシャルのボスって一体……?
先週の予告ではライラが頬染めてロゼに触ってたけど、
今日の放送では染めてなかった。確か。
もし頬染めてたらすごいエロかったんだろうな…
>>182 いろんな人がいろんな人と入れ替わりそうな予感が…
>>164 ノシ
両刀使いなダンテ(inライラ)にハァハァしてしまった。
その前にやっていたロゼエドよりもエロかったよ…
誰かSSきぼんぬ
186 :
んにゃ:04/09/19 17:33:38 ID:EVzotvea
エド&アルはロゼに気があったのね・・・
ウィンリィは・・・ウィンリィはどうなるのよぉぉぉ!!
一人で昨日のハガレン観て凹んだ。
>>186 ダンテが勘違いしてただけだ。
女の子に迫られて赤面しない男はいない。いたら変態だ
>>186 ロゼ&ウィンリィ←エド&アル
というだけの話
>170
あなたの妄想に萌えました(*´Д`)ハァハァ
>173見てたらハボシェスが読みたくなってきた(*´Д`)ハァハァ
ハボシェスで途中マスタング乱入とかの3Pキボン
問いたい。
>>164の意見と同じものはいまつか?
まずノシ
>191
おまいしつこ杉
ラストイズミいい、レズとかなんの未成年も見てる
他スレに書き込むなよ
801以外なら何でもいい
おい、誰か他スレに行ってレズ物拾ってこいよ。
お前まだいたの( ´゚,_」゚)
粘着はスルーで
----------------------------レズ終了--------------------------------
-----------------ダンテのエルリック親子逆レイープ開始--------------------
ロゼで母乳プレイ
母乳でロゼレイプ
ちきしょう、173みたらハボシェス書きたくなってきたじゃないか。
つくづくシェスカ好きだ、自分。。。
是非書いてくれ
ガシガシ書いてくれ!!
シェスカの本て凄い少ないよな
>203
マリアタンの本の方がもっと少ないよ
205 :
ロイアイ:04/09/23 20:15:08 ID:2mwaYPb0
ハボアイなロイアイです。ロスアイ(これマリアリザっていうのか?)もはいってます。
強姦ありますんで苦手な方は注意してください。
――俺は獣のように盛っていた。
彼女が好きなのに、愛しているのに残酷なことを平気でしているんだ。
愛情とか、恍惚とか…大佐だけが持てることに我慢がきかなかったんだ。
その夜、ハボックは、ひとつ上の階級の上官を好きなだけ蹂躙していた。
「…っ…あ…」
愛してるとか好きだとか行為に無駄な言葉をいくつも飾って、自分に酔った彼…
傷ひとつなく美しかったリザの体中には、愛撫の痕が散りばめられていた。
「んぅ…ッ…」
あと少しで薬が切れて、完全に意識と体の調子が戻るだろう…
彼は手を徐々に動かしているリザを垣間見た。
離れがたいほどに結合を深め、中を幾度も突き押していたハボック…
彼女の中で昂じた快楽が、彼を魅了し深みにはまらせる。
放したくない。もっと抱きたい。
無残に破られた下着、組み臥された体にのしかかる男の重み、
苦痛と激しい息遣いの零れる様…うつ伏せに体を変えて、
再び犯された時、リザの涙はもう枯れていた。
「い、やぁ…あぁ…」
「中尉、…中尉!」
誰もいない宿直室、彼はそこでリザを陵辱してしまった。
206 :
ロイアイ:04/09/23 20:18:57 ID:2mwaYPb0
――嫌だ…体が痛い
開放されてもリザは、なかなか体の調子が整わなかった。
無理に開かれて傷のついた秘部に走る違和感と、血の流れていた部分が
疼いて起き上がれなかった。
逞しい体を持ち、日々鍛えている男の体力で捻じ伏せられ、貪られた。
避妊具はかろうじて施されていたが、あまりの仕打ちとその激しさに
彼女の体は悲鳴をあげていたのだ。
睡眠薬か何かがコーヒーの中に含まれていたのは推測できた。
帰り際、手渡された飲み物を飲んでから意識がおぼろげだったのだから…今は理解できる。
何より、横たわる全裸の自分の前で頭を下げ、馬鹿の一つ覚えみたいに
謝りだしている男の姿で彼一人が暴走していたことは明白だった。
「すみません…ごめんなさい」
――帰りたい。もう消えたい…早く目の前から消えて
朦朧とした意識の中、体が蝕まれていったのを彼女は覚えている。
はじめは息も浅く、瞼が重くてなかなか開かなかった。
だが、せかすように服がびりびりと破られて、好きでもない男に
重ねられていったのを薄い意識の中で感じ取っていた。
抵抗しようにも、体が動かなくて、何の力も入らなかった。
零してしまった、声にもならない半覚醒状態の弱々しい喘ぎ、
溶かすように動かされた腰への刺激…一方的に強姦された。
207 :
ロイアイ:04/09/23 20:22:13 ID:2mwaYPb0
男の相手を強要されたことなんて過去にも幾度かあった。
銃のおかげか、自衛で切り抜け未遂にいたったことが殆どだったが、
それの適わなかった状態で犯されたのはこれで二度目だ。
あの内戦の時、同じ場所にいた心身衰弱状態の兵士のひとりが
不意に襲い掛かってきたのを彼女は思い出した。
戦闘薬を過度に服用しすぎたためか、自我を失いかけたあの兵士は
自分を銃で脅しながら強姦していた。
――あの後、彼は目の前で自殺して死んでたわね
忌々しい記憶だと彼女は思い返してしまった。
だが、今回はどうだろう。
戦争のない安穏な日々に自分の感覚が鈍ってしまったのだろうか。
よもや信頼している同僚が引き起こすなんて思っていなかった。
相手がハボックだからこそ、油断したと思う。
薬で弱らされて犯されると、自分ではもう手の打ちようがなかった。
早く終わって欲しい…その望みだけで切り抜け、堪えるしかなかったのだ。
無防備に剥かれた体はさぞかし彼の貪欲さを満たしていただろう。
思うが侭に抱けるのだから、飽きることなく夢中になっていただろう。
あの身勝手な振る舞いの数々を取り出し、ハボックは常日頃みられない蒼白な面持ちで
重い声を発していた。
「中尉、本当に…俺は…」
「……」
「ごめん、なさい…っ…勝手すぎて、本当にすみません」
何で貴方がそんなに泣きそうな顔してるのよ
泣きたいのはこっちだわ
行為の最中に流れた涙で、彼女の涙腺は既に乾いていた。
208 :
ロイアイ:04/09/23 20:26:10 ID:2mwaYPb0
罪をあがなう言葉を連呼し、喉を濡らしながら、口を押さえたハボックが呻いていた。
リザに服をかけ、彼は冷たい床に共に平伏している。
不毛な状態が数分間、そこに流れる。
――やめて欲しい、惨めになるからこれ以上は何も言わないでほしい
自分を陵辱した男を無言で見つめていた彼女は、やがて調子を失い、
途切れ途切れに発されるハボックの陳謝を遮るように寝返りを打った。
かけられた服がずれ落ちて、荒らされた肌が露わになる。
それを隠すようにハボックが手を伸ばすと、
「やめて…」
「中尉…」
「触らないで…」
拒絶の入った力ない返事を彼は聞いた。
薬の作用がようやく消えだし、四肢の自由を取り戻しかけたリザ…
事態を自分で収拾しようとしてのろのろと彼女は動き出した。
ハボックは両手を持て余し、何もできない状態で言葉もかけれず座っていた。
それでも瞬きをしながら、彼女の美しく白い肌に時々、目は行ってしまう。
しかし、そんな邪念を振り解いて彼は視線をやがてそらしだしていた。
あの綺麗な体を踏みにじったのは自分だと、彼は思い起こして更に暗い表情になる。
謝ることしかできない自分…それ以上のものが今の彼には出てこなかった。
息をきらしながら、身に纏える物をかき集めて体を隠し、彼女は去ろうとした。
「…ッ」
「中尉…」
リザは立ち上がるとふらついて、倒れ掛かった。
ハボックが抱き起こしたが、悔しそうな顔で彼女はその手を振り払い無言で出て行った。
残された彼は、そこで施すべき手段を得ることもなくずっと立ちすくんで
闇の中に漂っていた。
209 :
ロイアイ:04/09/23 20:30:02 ID:2mwaYPb0
――なんて、なんて言おう…
大佐に言わなきゃ駄目なのかしら
言いたくない、知られたくない
君が誘ったんじゃないのかとか言われそう
だって私は…
「ホークアイ中尉!」
自宅の前までたどり着くと、彼女はある人物を見て安心したように崩れ落ちた。
良かった、あの人じゃない。
それに、今日は彼女と約束してたんだわ
ハボックとの事件の衝撃で、リザはすっかり“彼女”との約束を忘れていた。
「どうしたんですか…一体、何があったんです?」
「騒がないで…何でもないわ」
よろめく自分を支える相手…心配そうな顔をしていたマリア・ロスの
優しさに彼女は労わられる。
深夜だというのに、なかなか帰宅してこない自分を待っていたのだろうか…
マリアの手は冷え切っていた。
だが、リザのやつれた姿を見て、彼女の手には力が入り、
熱さがこみあがってしまった。
コートを脱いで、浴室で着替えを行うリザの体を見ると、
マリアは悲愴な面持ちになっていった。
手渡そうとしていた着替えとタオルを持ってきた彼女は、
我を失ったままそれらをあっけなく落としてしまった。
「着替え、そこに置いててちょうだい…」
「……」
「ロス少尉?」
返事が返ってこなかった。
顔をひきつらせて彼女は自分を見ている。
210 :
ロイアイ:04/09/23 20:32:25 ID:2mwaYPb0
――そんなに私、酷いのかしら
驚愕や沈痛さが、あれからずっと冷静だったリザを補うかのように
マリアの顔に現れていた。
リザは説明を省いてシャワーを浴びに行くために、そのまま戸を閉めた。
栓を捻って湯を浴びると、気持ちがいい。
つけられた雄の匂いをようやく洗い流せる。
髪を洗ってから、体に手を伸ばすと刻まれたハボックの愛撫の印があちこちにあった。
「…っ…」
洗剤が染みて、弾くように皮膚が痛む。
何箇所も肌に痕がつけられていた。
力の入らない状態だったので殆ど無抵抗だったが、この痕のつけられ方の凄まじさだと
内戦時に強姦され、抵抗した有様と同じようなものだとリザは思った。
俯いて脚に手を伸ばすと、陰部に酷い痛みが走った。
歩いてここまで帰ってくるのにこすれて痛かったので、中にも走る激痛に徐々に
慣れてはいたが、湯と洗剤が染みてかかったせいか余計に強みを帯びてくる。
下腹部を押さえて彼女は浴室に座り込んだ。
「痛……」
女として受けた痛みだ。
ずくずくと刺激は引いていくが、強姦された傷などおぞましい感触以外の何者でもない。
「大、佐…」
ふっと小さな呟きが漏れた。
前のめりに壁にもたれた彼女は、額を冷たいタイルにあてた。
背に受けるシャワーの流れがぼたぼたと額に降りかかってくる。
本当は、黒い髪の、柔らかでいて本当は激しい気性の持ち主である彼に知られるのが恐ろしい。
ロイ・マスタングは自分のこの体を愛している。
彼はやや子供じみた部分もあるが、兄のように今まで頼りに接してきた自分と、
半年前から恋人になって関係を持ってからはしっかり男として接してくる。
ロイが、この体がハボックに暴行されたなど知ったら彼に命はないだろう。
上司だからとか、望まれたからだと解釈してはじめはリザも恋人として
ロイを認識していた。
211 :
ロイアイ:04/09/23 20:35:57 ID:2mwaYPb0
恋人同士になるまで、ニアミスも何度もあったが、性別を超えた信頼関係が
あったためにそれほど彼女も女である自覚を募らせようとはしなかった。
しかし、ロイに抱かれると愛情が日に日に強まっていた。
この3週間、ロイが出張で不在の間、電話でやりとりをするにつれて寂しさが
募っていた自分の気持ちがそれを証明していたのだ…
だから、好きな男に抱かれるためにあるこの体が
ロイの愛情に反しているのを今、強く実感する。
――私、私は…
汚された…
数時間前の、恥辱を強要させられたことを彼女は思い返した。
ハボックの手が伸びてきたとき、心の底から脅えていた。
朦朧とした意識のせいで、無抵抗でしかいられなかった自分の姿がいやでたまらなかった。男の息がかかって、中で蠢く物体に限りない嫌悪と悲しみを覚えた。
獣のようにハボックが自分を陵辱し、体がだんだんと快楽と共に
死んでいくような錯覚さえ感じてしまった。
「…っ…ぅ」
流れたシャワーに隠れて彼女は泣き出した。
――なんで今頃、泣くのよ…
ずっとここにくるまで泣かないようにこらえていた。
溢れてくる苦しさで目が霞む。水滴が瞼に溢れて前が見えない。
体が震えて悲しい気持ちだけがあがってくる。
嗚咽ともむせび泣きとも思えるような呼吸音が、涙と共に痙攣していった。
扉越しに、長い入浴はかえって体に障るとマリアが伝えていたが、
リザはそれも聞かずに泣いていた。
212 :
ロイアイ:04/09/23 20:39:03 ID:2mwaYPb0
「もうそろそろあがってください。…中尉、開けますよ?」
訝しんだマリアが、扉を開けた。
「――…っ」
そして切なげに泣き崩れるリザを見て、彼女は胸が締め付けられるような気持ちになった。
これがあの美しく勇ましい憧れの女性…?
なんてむごい仕打ちだろうか
同じ女だからこそ、強姦された痛みが刺さるようにこみあげてくる。
彼女は今のリザの苦しさが、手に取るように理解できた。
同情でもなんでもいい…見るのが辛すぎて自分の目頭も濡れてきた。
「中尉、中尉…なんて可哀想に…どうして、こんな酷いことに…」
「…少…尉」
「はやくあがりましょう。手当て、…しなきゃ…」
支えたいのに、言葉が続かない。
身を抱えて倒れこむリザのあまりの泣き姿に、痛々しすぎて思いが潰される。
マリアが目を潤ませながら、リザを抱擁しようとした。
「……っ…」
「中尉」
手を差し伸べてきたマリアにリザは寄り添った。
目の前に現れた柔らかい手、暖かい肌…母のように抱擁してくれるマリアの心配りに、
彼女は思わず縋り付いてしまった。
自分一人で今は動けない。体が弱音を吐いている。
何かを支えにしなければ、気を失いそうだった。
リザにとって彼女は不意に獲得した存在だ。
恋人でもなく、ただの友人でもない。
同じ女性なのだから、男がするような抱き方に至るような関係でもない。
213 :
ロイアイ:04/09/23 20:43:01 ID:2mwaYPb0
マリアは以前、真剣に告白してきた。
憧れていて、大事にしたくて傍にいたい…自分は女だから
ロイのような存在と役目はできない。
だが、二番目でも三番目でもいいので気が向いたときだけ、
傍にいさせてほしいとリザは望まれたのだ。
遊びと冗談のつもりで受け取ったリザは、その時、
友人として親交を深めるために彼女の侵入を許容した。
だが、それから…マリアのひたむきな態度にいやらしいものがまったく感じられず、
むしろ気持ちがいい関係だということに気づいてからはこうして時々だけ、
会うことが続いている。
彼女は自分がロイと過ごしていることで必ず一線を引く潔さがあり、
それを気にするそぶりも見せない。
それにロイの放つリザへの慈愛の深さに、かなわないとマリア自身は認識している。
割り込んだ自分を申し訳なく感じさせないように、できるだけリザの控えにいるよう
細心の注意を払いながら接してきている。
いつもなら、彼女が作った夕食を一緒にとりながら、楽しく女同士の話が
弾んでいっただろう。
密かな逢瀬で、今夜もそれができると思っていた。
こんなことになるとは想像もしなかった。
リザにとって、マリアはロイとは別の意味で、安心して抱擁されることの
できるただひとりの女性だ。
共に入浴してリザの髪を洗うことの好きだったマリアだが、寝るといっても、
ただ寄り添いあって本当に眠ることだけがあり、リザはそれで安らぐことも多かった。
リザの体を柔らかく包み込んで、朝まで一緒に眠りにつく。
それだけでいいと望んでいた彼女なのに…
今は自分が何の役に立てるのだろうと局地に立たされる。
214 :
ロイアイ:04/09/23 20:45:17 ID:2mwaYPb0
苦楽を一緒に分かち合える存在でありたいが、今のリザの、
女ならではの苦しみだけを最も認識できるのはマリアだけではないだろうか…
それとも、彼女の上司に、彼女に最もふさわしいロイに早く知らせたほうが
いいのだろうか…
シャワーの栓を閉めて、マリアは徐々に力なく泣いているリザにタオルをかけた。
髪を乾かし、バスローブで体から水滴を払いながら、彼女は言った。
「中尉…あなたの服についていた煙草の香り、私が思うにあれは」
「駄目よ!」
続く言葉を遮るリザ…鋭い目がそこにあった。
「だけど…」
「言っては駄目…大佐に言わないで!」
部下との不和でロイを煩わせたくなかった。
彼を大総統に持っていくのが自分の目標で、彼の目標でもあった。
そのためにこれまで苦心して司令部を作り上げてきたのだ。
戦闘力のある貴重な駒を失うのは状況から見て、損失ではないかとリザは思う。
ハボックはあれでいて有能だ。
自分を強姦したことは許せないが、別の兵士達との連携において戦力としては
はずしたくない。
事件を告げて、ハボックを処罰するくらいロイならやるだろうが、
私情を挟んでハボックをこれから扱いだすことで冷静な判断力と
彼の野望への覇気が余計に消費されそうになるのをリザは懸念していた。
「今は誰にも言っては駄目よ」
マリアに寄りかかって、リザは体を震わせながら立ち上がる。
そして、手当てを施され、癒えない傷のまま、食事も取らずに彼女は眠っていった。
続く。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
リアルタイムで読んでました。
丁寧で落ち着いた描写と文体にとても好感が持てます。
続きも楽しみに待ってます。
神乙でス、マリアたんとの関係に萌えて泣きそうなんダケド俺…
217 :
名無しさん@ピンキー:04/09/24 00:02:07 ID:aAE6YOcb
職人さん乙です!楽しめますた!
続き楽しみです。大佐がどう絡んでくるのでしょうか。
乙です!続き楽しみにしてます!
職人さん、乙です。
続き楽しみにしています。
なんだかグイグイと話に引き込まれています
ライラと漏れのえっちな日常を書いてもよろしいでしょうか?
ダンテに乗っ取られる前のライラたんという設定で・・・
えろけりゃなんでもいい。
223 :
ゆーすけ:04/09/24 17:29:17 ID:MBq/tW07
>>222
そうですね。そちらに書き込ませてもらいます。
誘導ありがとうございました。
ライラ×ロゼのほうがいいんだけど
キボン厨は自分で作ってみようね ママンが誉めてくれるよ!
そういや本編であからさまにやられたせいか
ホーエン×ママンが見たい欲求はないな
アニメでエド死亡。
遺影置いときますね
_____
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| 〃ハヾ |////////
| (゚Д゚#l |<勝手に殺すな會川ヴォケ
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>>225 それって、書いたらヒューヒュー言いながら
上手く作ってくれなかったのね…とか言われるのか?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
職人さん、ロイアイ楽しみに待ってまつ
>>228 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
保守あげ
うたた寝していたら、煙草が大佐と中尉の情事を偶然見てしまい、
憧れの上司的存在の中尉をどこかに呼び出して
「大佐ともしてたんスよね?」とか言って煙草と中尉が…と
いう夢を見てしまい、ビックらこいた。
さすがにありがちかなと思って、話練成はできなかったが。
ここの職人さん達の偉大さがよくわかった
職人サマオイラもロイアイ楽しみに待ってまつ
ハボが当てウマーな糞ロイアイイラネ。逝ってヨシ。
某スレでは馬認定のようだから234が逝くといい(ry
236 :
名無しさん@ピンキー:04/10/02 13:20:46 ID:UdaaV+Jy
女体化スレばかり伸びてここはないがしろにされてるとはどういう事か。
やはり鋼はホモマンセー、間接ホモマンセーと言う事か
向こうのスレが伸びてるのとここが今過疎状態なのは関係ないよ。
煽らず愚痴らずマターリ待つがよろし。
ウマーと馬をかける235素敵だ、職人タンもマターリ待つよ
設定だけ出してる椰子いるけど、自分で書いてみちゃどうよ?
アニメ最終回後、身体の自由が利かなくなった
大佐に代わって色々ご奉仕して頑張るリザタンが見たい
>240
そこでオムツプレイですよ。
242 :
ロイアイ:04/10/03 03:11:48 ID:tQm9876Q
>>214続き
「どうした?君がうたた寝するなんて珍しい」
「――あ…」
いつの間にか隣の椅子にロイは座っていたらしい。
左肩が斜めになってよりかかっていたリザは、髪留めが崩れ落ちるほどになっていた。
落ちかける髪を整えて、慌てて彼女は立ち上がる。
そして出迎えの挨拶と敬礼で上司を迎えた。
「いつ、到着されたんですか?」
「30分ほど前だ。20分は君の横で座ってた」
「すみません…気づかなくて」
正午の駅、平日のせいか人ごみはまばらだった。
定刻通りに到着したロイは、待合所で居眠りをしていたリザを見つけ、
起きるまで横に座っていたらしい。
車を回して上官の出迎えに赴くこととはいえ、職務遂行中の怠慢だと
彼女は恥じ入るように詫びていたが、
「留守をまかせっきりで忙しくさせてるからな。気にするな」
屈託のない笑顔でロイは答えた。
――まぶしい顔…ほっとする
駅の待合所で座っていたリザは首を幾度ももたげて眠りかかっていた。
車の中で落ち着かなかった彼女は、自分の上司の到着を睡魔と
闘いながらも待っていたのだ。
早く声が聞きたくて、会いたかったという気持ちはあった。
しかし、先日の事件による精神的な疲労や不眠のために居眠りを防げなかったらしい。
出張先から戻ってきたばかりのロイのスケジュールは慌しく、
これから査定についての別の研究者との打ち合わせ等で再度司令部を離れる予定である。
30分もこんなところで時間を費やさせたのは自分の責任だ。
送り届ける場所に車を回すので、急ぐように告げて彼女は動こうとしたが彼は首を振った。
「え…行かないって…と、おっしゃいますと?」
「大体の用事は済ませてきた。あとは査定にむけて書面作成に没頭するだけだよ」
どうにも離れていた間、ロイも落ち着かなかったらしい。
243 :
ロイアイ:04/10/03 03:16:29 ID:tQm9876Q
彼女に会いたくてその力の源を彼は全力で仕事に注ぎ、リザの元に返ってきた様子だった。
ただいまと言いながら、前髪に触ろうとしたロイだったがリザは人目を気にして
顔を横に背けてしまう。
こういうときの照れ隠しの仕草がなんとも言えずにかわいらしいものだとロイは
肩をすくめて笑ったが、
「ふざけないでください。職務遂行中なんですから」
「居眠りもか?」
言われてかっとなり、頬を染めてばつの悪そうな顔をしたリザだった。
普段、居眠りをするような自分ではない。
だが、ここのところ眠れないでいるのは確かだったのだから…
そんな気分でいる彼女も知らず、ロイは荷物を持ち上げようとして屈んできた彼女に、
別の軽いほうの鞄を頼むと言い渡す。
「では、司令部にお送りするだけでいいんですね?」
「さっき電話で緊急の閣議にでるように言われてね。
まだ時間があるし、昼食を一緒に食べにいこう」
「仕事中です…それに」
待ち焦がれた相手…
なのに彼女は寂しく感じる。
言うべきか、言わざるべきか…壁ができたような気分になる。
その考えが一瞬頭をよぎった。しかし、仕事の話を持ち出して無理に思考を切り替えた。
「査定で当分、忙しくなる。論文や報告書の作成で司令部を
また頻繁に開けるかもしれないが、すまない…」
「いいえ、存分に打ち込んでください。大佐の勤めなのですからお気になさらずに」
「だから、久しぶりに一緒に食事できるのが密かな楽しみなんだ。
昼飯くらいつきあってくれ」
荷物を持って立ち上がった彼女は薄く微笑んで、承諾した。
自分が笑うと彼はとても嬉しそうに微笑み返してくれる。
――やはり、どうかこのまま知らないでいて下さい
心に響く悲鳴を無理に押し戻した。
244 :
ロイアイ:04/10/03 03:20:55 ID:tQm9876Q
「中尉…今、何て…?」
「二度、言わないわ」
鞄を持ち上げながら、帰り支度をしていた彼女はこう言った。
ロイは査定でこの2日間ここに現れることはないだろう。
あれからずっと何もなかったかのように職場で過ごす彼女を見かねて…
ハボックは、夜二人だけになった機会を伺ってきた。
人気のなくなった時刻にリザに詰め寄り、再度彼は真剣な面差しで詫びてきたのだ。
償うために何でもする、自分で罪を申告し、
軍法会議で処断される覚悟でいると言ってきた。
だが、リザは首を振ってそれを制した。
忘れろと告げてきたのだ。
何もない、後には何も残っていないという口ぶりでハボックは退けられた。
あれから10日ほどが経つ。
未だ、ロイに気づかれていないことにハボックは内心では安心したが、
リザに対して芽生えたものをそこで彼は蘇らせた。
――どうしてそこまで自分を抑えてるんだよ。
そんなに好きなのか…でも、変じゃないか?
不十分な感覚に、ハボックが怪訝な気持ちを抱いた。
連日、自分は愚かしくも獣のように彼女を奪い、
犯してしまった最低な人間だと良心の呵責に苛まれていた。
そうして、ずっと荒廃していた。
5日前にロイが戻ってきてからは、いつ殺されるかと覚悟もしていた。
そんな自分に比べて、恋人が戻ってきて身辺が慌しいというのに、
何故にそんなに冷静でいられるのかと…
被害を受けたほうが辛いはずなのに、リザは許容するのだ
245 :
ロイアイ:04/10/03 03:23:28 ID:tQm9876Q
奇妙な立場にいることでハボックがくすぐられるように困惑したが、彼はむしろ…
追い詰めて、本当に自分のものにしたという衝動を込みあげらせてしまった。
「中尉、大佐に何故、話していないんですか?」
「――……」
「俺が貴女にやったこと、どうして何にも訴えないんです!」
「あなたは私に何かしたかしら?」
強く吐き出すように彼の上官は答えた。
なんだよ、それ…
俺は覚えもない価値ってか
凍土のように払われた眼差しに、自分を拒む彼女の顔でぞっとするハボック…
息を呑むほど唾を飲んだが、ここまで拒まれるとかえって崩したくなる。
どんな男にも媚びないと界隈で噂されていたが、その正体は本当のように見えた。
言い寄られることの多い彼女に関する種々の噂はいくばくか存在する。
だが、おそらくきっと…この他人を拒絶する氷のような瞳のせいであろうと
いうのがなんともなしに理解できた。
それに今の自分の前だけで、その冷たさは一気に強まるようでいた。
一方で、この反応が何のためにあるかと思い知った彼は、あえて問う。
――今更、愚問だな
「じゃあ…今、あなたに何かしても忘れろっていうことなんですよね。
俺が行う不始末全てをかばいだてることも、大佐のお守りのうちってことですか」
「大佐は査定で忙しいの。余計なことで騒がせないで」
扉に向けて後ろ足で下がり、言い寄るハボックの距離が徐々に
短くなっているのにリザは顔をしかめた。
2歩、3歩…近づかれる。
時計の刻む音が感じられるほど、その足取りが静まった空間で…
破るようにハボックは動き出した。
持っていた彼女の鞄を取り上げた彼は、投げ捨てた煙草が落ちる間もないほどの
勇み足で踏みこんだのだ。
246 :
ロイアイ:04/10/03 03:27:11 ID:tQm9876Q
彼女の阻み手を掴むと、もう片方でリザは取り出した銃口を向けて彼を威嚇してきたが…
「撃っても、誰も来ませんよ。今日は査定でほとんどの人間がここにいない」
「貴方、また過ちを行うつもり?」
「言えないんでしょう?隙だらけだ…中尉…」
――いけない、気づかれてる…
その隙につけこめたマリア・ロスの存在をひどく羨ましがったハボックだった。
直接、こんなに愚かな行為をするのは彼は2度目だ。
気持ちを伝えずに最初は野獣のように強姦した。
あれから、詫びて処分されるのを覚悟はしたが、今は言える。
言って彼らを…相愛の中である二人を繋ぐ糸を破りたい。
「ハボック少尉、離して…手を離しなさい!」
「大佐の次でも、その次でも何でも良い、命令でも良いから言ってください。
一言でも俺に何かを…」
「離してっ!」
手で払われ落とされた銃の代わりに、もうひとつのホルスターに彼女は手をかけた。
そして、抜いた銃を撃たせまいとハボックが彼女のその手を引き寄せてはいたが、やがて自分の胸に絞りを定めた。
引き金に指を動かすだけで、心臓を貫通できる状態に持ってこさせたのだ。
――何にも返ってこないなら、これでいいさ
「少尉!」
「撃てよ、殺して良いから」
「ハボック、少尉…!」
「知られたら大佐が俺を殺しに来る。どうせ殺されるならなら中尉にやられるほうがいい」
リザの手にかかることをあえて望んできた男に、彼女は沈黙していた。
殺せる、という感覚にリザが慄いた。
静かに流れる今の空気…何かをハボックが知っているかのようなそぶりで瞳を放ってくる。
「あなた…どうしてこんなことを」
「知ってるからです」
247 :
ロイアイ:04/10/03 03:31:38 ID:tQm9876Q
悲しげに歪んだリザの表情を読み、ハボックは息を近づけた。
かき乱したい、鮮明に自分の存在を彼女の記憶に植えつけ、
拒ませるようなことを言わせたくなかった。
――言いそうだ…
「あの時も、貴女は…中尉…」
そう言いかけたハボックが、堰を切って流れ出した感情で押し迫った。
――駄目だ…言ったら終わりだって
「イシュバールでも殺してたんでしょう?俺も同じように扱ってくださいよ」
「――……っ!」
虫に噛まれて、その虫を殺してきていた過去の自分…ハボックが知っていた。
だが、その経験は本当に一度だけだ。
自殺した相手だと思い込んで忘れようと必死だった彼女だっただけに、動揺は隠せない。
内戦時に強姦され、同僚に殺されかけた彼女は相手を最後に撃ち殺した。
正当防衛となったので咎められることはなかったが、ロイはそれで受けたリザの
精神的損傷を癒すように自殺ですませたと何度も言い聞かせていた。
次第に時間が経つにつれて記憶に修正がかかり、リザはハボックに言われるまで
封印していたことなのに…
――やめて、あれは思い出したくない
開けられた、この感情の行き所に彼女は苦しみを覚えてくる。
その闇に、つけこむようにハボックが迫ってくる。
「付き合っていて、恋人なのに…強姦されたことを言わないなんて、信頼だけで満足してる延長みたいだ。恋愛ごっこじゃないですか」
「違うわ、…あなたにそんなこと関係ない…」
弱い部分を見せたくない。
困らせたくない
汚れた自分でがっかりさせたくない…
だって、言えないのは…私が、すくんで前に行くのを拒んでいるからよ
「ロス少尉みたいに、はべらせてるのはそのせいでしょう」
瞬間、彼女は目を凝らしてハボックを一発、撃ちぬいた。
248 :
ロイアイ:04/10/03 03:37:42 ID:tQm9876Q
わざと彼女は急所を外して撃ってきたがハボックはその甘さに苦笑してしまう。
これほど感情をむき出しにして接してきている彼女の表情を、
ようやく…初めて見れたと意識の奥で悦んだ。
よもや本当に撃つとも自分でも思っていなかったリザだったが、衝動的にやってしまった。
「…馬鹿だ、俺―――」
流れる血液を手のひらで塞いだ。寸での所で避けたせいか、
撃たれた部分は浅く左腕をかすった程度だった。
言わなければよかったと悔いたハボックの表情を、苦悶に満ちた顔でいたリザは見ていた。
怪我を負わせるなど、酷なことをしたかと省みたが、マリアを引き合いに出されるとかっとなってしまったのだ。
「…あなたは2番目も3番目でもない…彼女の同列に並ぶ価値もない。
見逃すつもりも許すつもりもないわ」
親しい友人の一人を侮辱されたようにリザが答えた。
そして、
「だけど、大佐にはあなたのことは言わない…私が忘れることで切り抜けられるわ。
私は同じことでくじけたりはしないもの…」
「だから隙だらけでいるんでしょうに…」
抱いた時に、彼女はずっと泣いていた。
酷く衝撃的で痛かったことだろうに…どうしてそこでロイに助けを請わないで、
そんなふうに切り抜けられるんだとハボックは思ってしまったのだ。
そのおぼつかなさが隙間として現れ、自分を煽るに十分だと彼は感じ取った。
恋愛している自分が成長していない証拠だと言い当てられたリザはびくついた。
互いの仲は上司と部下でそれ以上に愛し合う関係に踏み切れていない自分を悟られて、
彼女は涙する。
顔を抑えてぐらつく心で漏れ出す吐息を、何度も懸命に抑えようとしている姿が痛ましい。
249 :
ロイアイ:04/10/03 03:44:34 ID:tQm9876Q
「いや…わかっているわよ…なんであなたが言うのよ」
「中尉」
「あなたなんかに言われたくない」
自分でもわかっているわ、私が一番、何よりも…
好きで、愛しているという気持ちを、なかなかロイに表せないでいる自分を今、
まざまざと感じてしまった。
「中尉…俺といてくださいよ」
「――……っ」
「俺はあなたが欲しい…」
彼にとってこんな傷などかすった程度である。
遠ざかっていたハボックはリザに詰め寄った。
――来ないでほしい、また撃ってしまう
その時、苦々しい顔で辛そうに…本当に狙いを定めてしまったリザは唇を噛んだ…
正直、人を…しかも、同僚を撃ち殺すのは避けたい。
彼を発起させてしまったことで、自分が隠そうとしていた落ち度も問われて、
誤解されるかもしれない。
何よりも、こんなことで人を殺すのは嫌だった。
再び、近づくなと述べてもハボックは解けた自分の髪に触ろうとする。
――殺してしまう、本当に…あの時みたいに
けだものという生き物に対峙していた昔の記憶が重なった。
「駄目、殺す前に下がってちょうだい!」
「いやだ…」
「お願いよ、来ては駄目…私…私は!」
撃ち殺すしかないと両手で銃を返した彼女だったが…
「―――やめるんだ」
今まさに引き金を引こうというその瞬間、リザの背中が包まれた。
びくりとする彼女の後ろから来る気配…ロイが片腕を、
彼女の首を覆うように背後からそっと回してきていた。
そして、後ろに彼女を引き寄せていたのだ。
250 :
ロイアイ:04/10/03 03:53:11 ID:tQm9876Q
続けて、その手で涙を零しているリザの目を彼は上手に隠していった。
見なくていい…落ち着くように、彼女にもっともふさわしい彼が言い放つ。
不意に現れたロイの気配にハボックは驚いて止まってしまった。
心音があがってくる。脈が高鳴り、今にも血管が破裂しそうな気分である。
どこから聞かれたのだろうか
このまま本当に、殺されるとハボックが完全に予見した時、
望んだ彼女の動作は震えだす弱々しい肩だけで置き換わった。
「もういい、下ろせ」
上官命令だと改めて告げると、ようやくリザは両手を下げていった。
息を荒げてくすんだ声を詰まらせて彼女は泣いている。
そして、ロイが隠したリザの両目を片手でそのままに、
後ろから自分の頬をよせて諌めようとしていた。
そのまま目線だけを、彼はハボックに向けた。
「ハボック少尉、退出したまえ」
「大佐、俺は…中尉に…」
「私は今、無性に君を殺したくてたまらないんだよ。
焼き殺す衝動にかられてはいるが…あえてしない」
それも何のためかは、彼は心で確信している。
「ホークアイ中尉の名誉のために、公にしたくない…
前例を知ってる第二、第三のお前が出てくるからな」
「……」
「今後、私の手足となって死ぬまでつくせ。それで終わりだ、わかったな?」
言い訳すら、謝罪すらさせてくれなかった。
圧倒的な勢いで同意させるように、ハボックは凝視されている。
怒りというよりはむしろ自分を束縛し、にらみ殺すといった迫力に
抗う選択肢は他にはなかった。
拾い救われた命を報いる方法に、彼は敬礼で未来を返した。
本当の狗になろうと
続く。次で完結します。
こんな夜中に乙です、超乙です!!
続き待ってましたキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!です!
乙
うわ乙!何これ、何て萌えシチュ乙乙です。
げふぅ
何てGJなんだ
今月号の後日談ノリで中尉のりんご皮剥き&アマンアマンな
ロイアイエチー考えて書いていたらアヌメに先こされたー
(*`_>▼)←アイパッチ大佐カクイイ!!
乙!
>255
そんな藻前に萌えた
先越されても、投下よろ
(*`_>▼)ノシ
エドとウィンリィでエロくない事後のイチャイチャ
久しぶりに甘い時間を過ごしたせいか、エドワードは深い眠りに入っているようだった。
彼の幼なじみ兼整備士で恋人の方は、久々に体を合わせたせいで怠いながらも目を開けている。
しっかりと後ろから抱き込まれたせいで、あまり身動きがとれないが、視線を下に向ければ
行為の前に脱ぎ散らかした、互いの服がゴチャゴチャに散らかっている。
あの時は、少しでも早く触れたくて焦っていたのだと思い出し、一人赤面して悶えてしまうウィンリィ。
なんだか居たたまれない気持ちになったせいで、起こさないようにゆっくりと彼の腕を外し
ベットから出て服を拾い集めた。自分の服と彼の服を分けてたたんで並べてみるとなんだか
ほんわかと温かい気持ちになる。毎日、こうやって枕元に次の服を並べて一緒に眠れたら幸せなのに…
ピナコとアルフォンスと4人一緒に過ごせる日を夢見て、溜め息をつく。
しかし、すぐに頭を振ってその夢を彼が叶えられるようサポートすることに専念しようと
改めて心に決め、黒い服一式を胸に抱きしめた。
不意に好きな人がいつも着ているその服に袖を通してみたい衝動がおきた。
身長は少しばかりウィンリィの方が高いが、着られないこともないだろうと挑戦してみれば
裾と袖が短めだがウエストと肩幅がゆるめで大丈夫だった。
鏡の中の自分の姿を見つめて思わず笑みが浮かんでしまう。全身黒の衣装にトレードマークの赤いコート。
どうせならばとおろしていた髪を三つ編みにして、サイドテーブルに
置いてあった彼の赤いゴムを借りてみた。
「へへへ…エドだぁ」
くるりと回転してみて、ポーズを決める。
「なんか俺は複雑な気分だけど、おまえは楽しそうだな」
いつの間にか目を覚ましていたらしいエドワードはベットに肘をついて寝転がったまま
可愛い彼女のファッションショーを眺めていたらしい。
全然気付いていなかったウィンリィは、「やっあのこれは!」と両手を振りながら
必死に言い訳を考え始めたが、「別に服着るくらいかまわねーよ」と冷静に言われ
ばつが悪そうにエドワードに近づいていった。
彼を抱きしめ、耳元で「大好きだよ」と囁き、耳朶を甘噛みするとエドワードは嫌そうに体を離した。
「おい、何のつもりだよ」
その言葉を無視しつつ、彼の顎をすくい上げるように持ち上げて唇を奪い、強引に舌をねじこんで
深いキスへ持ち込む。
「……むっ…おい……」
この流れは先程エドワードがウィンリィに致した行為。
眉を顰める彼の反応に首を傾げる。
「おかしいなぁ?気持ちよくない?あたしは良かったのに…」
「俺はされるよりする方が好きなんだ。俺にもお前の服を着ろとか言うんじゃないだろうな?」
「それいーねー。やってみようか?」
「勘弁して下さい、ウィンリィさん」
頭を下げるエドワードに勝ち誇る彼女、別に彼に女物の服を着せたいなどと
最初から持っていないし、実際入らないだろう。
「あたしもね。するよりされる方が好きなんだよ。ね、エドして?」
彼女の可愛い我が儘を聞き届けない男などいない。白くきめ細かな肌に口付けながら
三つ編みをほどき、衣服を剥いでいくが、自分の服だと思うと微妙な気分になるエドワードだった。
終わり
ぐあああ久々過ぎる503!!
GJ!!
>「あたしもね。するよりされる方が好きなんだよ。ね、エドして?」
ウィンリィ可愛過ぎるよウィンリィハァハァ
アニメがむご過ぎる結果だったからここと原作で萌え分を保管したいもんです!!
ちなみにガシャポンHGでは史上初、ウィンリィのパンチラが拝めますぞ。お勧め。
>三つ編みをほどき、衣服を剥いでいくが、自分の服だと思うと微妙な気分になるエドワードだった。
うぉぉぉー!新鮮すぎる!
続きも気になるー!とにかくGJ!
>>242 GJ、すっげえイイ!無能がキテルよ、続き気になる
>>257 乙です、微笑ましく萌っす!
>>257 激しく乙です!
エドの服着て喜んでるウィンリィがすごい可愛いです(*´Д`)ハァハァ
>>257 こういうの好きだー!!GJ!
個人的にもっと読みてぇ!!願わくば続きも・・・
ひさびさの503グッジョブでした!
仕事中だけど読んで萌えてしまいました。
続きあるいはこのいちゃいちゃの前も
期待しています(笑)
感動をありがとう〜〜!!!
ウィンリィ可愛すぎる…!グッジョブです、ありがとう!
503でエド服着用ヤラレタ…
書いてる途中だったのに orz
最高でした!乙!!
↑ネタ被っても全然OK!むしろ歓迎!投稿熱烈キボン
ライラのSSきぼんぬ!
503に飢えているんです…ハアハア
503って何
503号車?電車?
>270
503エドウィンという、昔のCMから。
さらに、38話(?)で二人がアップルパイを喰った部屋が503号室。
つまりはエドとウィンリィものを読みたいってことだ。
>>267 が、がんがる。気合でがんがります。
あと少しで出来上がるんだ…!!!
>271 どうもありがとう
ついでに投下。エドウィン。
携帯からなんで字数とかバランスが分からない。見づらかったら勘弁。
『たまには、あたしが』
いつもあんたがどんなキモチでしてくれてるのか知りたいし、
あたしだってたまにはアンタを鳴かせてみたい。
そう言われて始まった今日の情事。
月明かりの差し込むベッドの上に、
ちょうど『T』を逆さまに見たような影が浮かぶ。
「んっ…あ、はぁ…っ」
「…っ…んだよ、もうギブかぁ?」
そう言って彼女の腰を掴みユラユラと揺らしてやると、
その整った眉が切なげに歪められ、甘い吐息が唇から零れた。
その後も先を催促するように小刻みに突き上げてやると、
どうやら彼女のほうが先に限界を迎えたらしい。
喘ぎ、背をしならせ、内壁をきゅうきゅうと締め付けてきた。
「…っは、今日はおまえが良くしてくれるんじゃなかったっけ…」
「だ…からぁ、いまっ、やってるん、でしょっ、ぁ、ぁ、ぁん、ぁん、」
だから手を出さないでよ、と言わんばかりに腰を振り、
必死に自分を喜ばせようとしている愛しい女。
恋人のそんな姿を見て、理性を保っていられる男は
世の中に果たしてどれくらいいるのだろうか。
気付けば自身の突き上げは最高潮に達していて、耐えられなくなったのだろう、
遂に彼女は子犬のような鳴き声を上げ、きゅぅぅっと内部を締め付けながら
びくびくと痙攣して達してしまった。
「っく…ぅ…」
少し遅れて、男の熱い欲液が彼女の内部にどくどくと注がれる。
「…んぅ…あ…はぁん…」
「は…っ、どうだった…?オレの気分は…っ」
(オレのことは鳴かせられなかったけど)
まだ絶頂の余韻が抜け切らないまま彼女にそう問い掛けると、
少し悔しそうに自分の肩口に顔を埋めてきた。
「これじゃ…いつもとかわんないよ…」
「そうか…?オレは結構良かったけどな」
おまえ、必死でかわいかったし。
そう言って頭を撫でてやると、顔を赤らめてちらりとこちらを見た。
「だってエド、結局自分でも動いてたじゃない」
−アンタは良くてもあたしは良くないのよ。
そう呟いてまた肩に顔を埋めてしまう。
そして。
「………リベンジよ」
「へっ?」
「だーかーら、リベンジよ!あたし、今度こそちゃんと最後までやるから!
絶対エドのこと鳴かせるんだから!」
「……」
先程まで悔しさと恥ずかしさで頬を染めていたとは思えない、
いかにもウィンリィらしい強気な言葉が飛び出して、
呆気に取られると共になんだか可笑しさが込み上げてくる。
「くくっ」
「あ!なに笑ってるのよ!どーせあたしには無理だー、
なーんて思ってるんでしょー!」
「ああ?んなことね「いいわよ。なら、あたしがちゃんと上手くできるまで
今夜は寝かせないんだからね!覚悟しなさいよ!」
「…くっ」
「あ、また!何がそんなに可笑しいのよ!!もうっ」
恋人たちの夜が更けていく。
翌朝、全身に所有印を付けられてふて寝するエドワードと
その隣で満足気に眠るウィンリィの姿があったとか。
…なかったとか。
終
うひょーーーー!
GJですYO!
>258の続きを書いてみましたが、272の方の投下後にします。
自分はネタが被っても学ぶべき事が多いので全然OKッス!
作品投下を楽しみにお待ちしております。
うわ〜〜ん、>280さん楽しみにしてマツ!
(´∀` )
284 :
272:04/10/07 00:29:31 ID:hzFqma2J
うぉ!?マジでつか!?
じゃ、じゃあすぐ仕上げます!!
あともう少しで乗せられるので…
長いけどゴメンで。
>>284 頑張ってください。職人さんの方々の才能が羨ましい限りです。
読んだら必ず感想書きますね。
286 :
272:04/10/07 01:19:19 ID:hzFqma2J
ぐは、出来ました… というわけで、エドウィンです。
エロいエドがちょっと変態ちっくなのはナイショの方向で。
エチーまでの前置き長くてゴメンナサイw
「・・・ん・・・」
朝、目が覚めた。
暖かい日差し。
「ふわー…あ」
伸びをして立ち上がり、窓を開け放つ。
「良い天気。今日も頑張りますか!!」
今日も、鉄の匂いがするこの街で。
『ことばにできない。』
「ウィンリィ!!」
ガチャガチャと音がし、ウィンリィは振り向いた。
「アル!久しぶりね!」
ニコニコと笑いながら、アルに隠れている少年を見た。
「…エドくぅ〜〜〜〜〜ん?(怒)」
ウィンリィに呼ばれた少年はニコニコと笑いながら外れた右腕を提示した。
「………。」
「………。」
5秒。
「何でアタシの愛する機械鎧をこんな風に扱うのよっ!!
しかも何!?今回取れちゃってんじゃない!!!」
「うわわわっ ゴメンっ ゴメンッ!!」
スパナで追い掛け回される少年はひたすら謝りスパナをかわす。
「兄さんの使いっぷりじゃ、機械鎧はサスガに長くないよね…」
アルは笑いを含んだ声で、そう言った。
「うーん。まぁ、部品が有るから今日の夜には元通りに出来ると思うわ。」
「いつも悪いな、ウィンリィ。」
社交辞令となった毎回の言葉。
イスに座りながらエドは頭を掻いた。
「そう思うんなら、もっと大事に扱って欲しいわ。」
にっこりと笑いながら言ったウィンリィの言葉には怒りが見え隠れしている。
しかし、本気で怒っていないのももちろんエドにはわかっていた。
毎回、壊れた腕を見るのは痛々しいものだと、ウィンリィは顔を歪める。
「まぁ、仕方ないのかもしれないけど。」
ポソリと言った言葉に。
「え?」
「…何でもないわよ…」
ウィンリィは俯いた。
白い肌。キレイな髪。
ビロード布地のような皇かなキャミソール。
(だ〜〜〜〜〜か〜〜〜〜ら〜〜〜〜
何でコイツは毎回会うたびにこんな格好してるんだっ!!!)
毎回、エドはウィンリィの服装にドキドキしてしまう。
どこに、目をやれば良いのか。
そのくせ、今日は何処となく淋しそうな表情をするから、気になって仕方がない。
(まぁ、ガーフィールさんは女よりだから、いいっていったら良いけど…)
時折香る、彼女のやわらかな香り。
衝動的に抱きしめたくなってしまうこともよくあることだ。
もし、彼女が許してくれるならば。
「夜、宿を取るんでしょう?エド。」
「あ、ああ。いつものところに泊まろうかと思ってる。」
「わかった。夜に機械鎧つけに行くから。」
ウィンリィはそう言うと作業に取り掛かった。
もう、何も見えていない。
見えているのは、エドを守るはずの、エドの腕だった。
毎回。エドがここに来るのが怖かった。
とても見れないような壊れ方をしているあたしの作った、彼の腕。
大事なあたしの腕は、必ず彼を守ってきた。
だから、必死にならなければ行けない。次にまた会う為に。
夜には雨が降ってきた。
(あたしの機械鎧が濡れちゃう。)
ウィンリィは急いで宿まで走ると、勝手に宿の扉が開いた。
「早く入れ。」
「ありがとっ」
部屋の中まで入ると、テーブルに大事そうにゆっくりと腕を置いた。
「ごめんね。部屋濡らしちゃって。」
「そんなのはいいから、風呂入って来いよ。風邪ひくぞ。」
風呂。その単語にウィンリィは少し嫌そうな顔をする。
「うで……」
エドはエドで、必死に風呂へ進める。
「良いから、早く!!」
「うで……」
「だ―――――ッ!!!もうっ!!!」
いきなり叫ぶエドにウィンリィはビクっとするが、ふと気付いた。
顔が、赤い。
「……エ・ド?」
「頼む!頼むから!!雨に濡れて服が透けてんだよっ!!」
「!!!」
ウィンリィは顔に血が上るのを感じ、そのままバスルームに駆け込んだ。
おどろいた。びっくりした。エドがそんな事を気にするなんて。
ソレに反して自分は気付きもせず、平然としていた。
ハズカシイ。雨に打たれたら、服が濡れるのは当然のコト、なのに。
――――ウィンリィは浴槽の湯船に顔を埋めた。
(ヤバい。ドキドキする。)
エドも胸の動悸を止められないで居た。
今まで、あんなに上手く隠していたのに。
「――――…ッ」
眼の奥に、熱いものを感じた。
「…ッくそ!!」
一言そう漏らすと、鞄の中にしまってあった難しい本を取りだし、
窓際に椅子を引き、読み始めた。
"カチャリ"
本を読んでいるエドを見て、ウィンリィは目をゆっくりと伏せた。
エドは本に目を落としたまま、呟くように言う。
「ちゃんと、温まったか。」
片腕で、器用にページをめくった。
「…うん。」
「風邪なんか、引かせるワケにいかないんだからな。髪の毛ももっと、ちゃんと拭け。」
「…うん。」
頷くだけで声に色がないウィンリィにエドはようやく目を向ける。
「おい、ちゃんと聞いてるの……」
白い肌。濡れた髪。そして…
「…エド…服…」
「!!!」
エドはとっさに自分の服を脱いで、彼女に投げつけた。
ウィンリィは顔に当たった服を手にとって、浴室に戻っていく。
「――――〜〜〜!!!」
顔を真っ赤にしながら、エドは「そうだよ、服は濡れてんだ、着れねぇよ」とか
「バスタオル捲いてたから重傷じゃない」とか色々と考えていた。そして、ふと気付く。
「…元気が…ねぇな……。」
「大丈夫か。」
「あ、うん。」
頷いて、ウィンリィはスムーズにエドに腕をつけ始めた。
その間、会話というものは殆どなかった。
腕の調整が終わりそうな頃に、ウィンリィが小声で謝った。
「謝るコトなんか、ねぇだろ。」
彼女は幼馴染としう枠を外しかかった事に対して謝罪しているのだろう。
彼女が自分自信で気付かぬ内に。
「お前。俺の事 なんだと思ってんだよ。」
「………。」
「国家錬金術師だ。」
謝ってもらうつもりなんか一切なく、彼女自信の知らずの内の謝罪が
心のどこかに引っかかったのか、彼の口調は強い。
「………。」
「お前は、機械鎧技師だろ。謝る必要が何処に有る。」
「……だもん……。」
「あ?」
「幼馴染だもん!!謝る必要!?
沢山あるわよ!! 沢山!!!」
――――…逆ギレ?
「何よ!!じゃあエドは私の事なんだと思ってるのよ!!」
ウィンリィの涙声が、頭にガンガンと響いた。
良い香り。女のコの匂い。
心地良い声。
「うるせぇよ。」
ウィンリィを抱き寄せ そのまま唇を 寄せる。
荒く荒く口付けて、エドは青い目を光らせたまま。
唇を離し、ウィンリィの肩に顔を埋めた。
「お前は、女だ…。か弱くて、俺なんかとは違う…」
苦しそうに、エドは喘いだ。
「俺より、誰より…キレイな…。」
"ガツン!!!!"
「ぐわっ!!」
頭を襲った重い衝撃。
――――…スパナ??
エドは頭に手を当てて唸る。
「納得…・・いかない。」
「ウ…ウィンリィ…さ…ん???」
「あたしは…鉄の匂いが好きで、こんな工具を持ち歩いてて……
そんな、お花ちゃんじゃなくて……」
ウィンリィは耐え切れなかった様に泣き出して、
でも伝えたい言葉を必死につむいだ。
「………好き………。」
泣きながら言われた言葉は、とても痛かった。
自分の言った言葉を否定したくて、
なのにその言葉しか出せなくなった彼女が、いつもよりか弱く見えた。
―――気がついたら、押し倒していた。
先刻のように、荒々しくキスをして、ベッドに押さえつけていた。
ウィンリィは喘ぐ。苦しそうにしゃくりあげながら息をする。
正気に戻ったようにエドは体を離した。
「悪ィ…」
ウィンリィに背を向けると、ウィンリィは後ろからエドを抱きしめた。指が、微かに震えている。
「…あたしの事、好き?」
エドは、少しして頷く。
「ウィンリィのことは好きだ。」
胸が、ドキドキする。ウィンリィの甘い声。香る体臭。
「………。」
ウィンリィはそっと体を離した。
顔が、見れない。
今、荒々しい情欲が体の中ですごい勢いで渦巻いている。触れたい。でも、触れてはいけない。
「……ッ」
再び、ウィンリィの泣き声がする。
「エド。私怖い。」
俺が怖いのだろうかと、エドは思う。獣の匂いに気付いたのかと思った。
「次にエドがどんな怪我をして帰って来るのか考えると、すごく怖い。」
ヒューズさんのように。
「…エドは、あたしの事なんかどうでもいいかもしれないけど、
あたしはそんなの嫌だよ…。」
エドは、その言葉にようやくそっと振り向いた。
「あたしの事、ちゃんと見て。全部。」
「全ッ…」
びっくり、した。
ウィンリィもぐすりと鼻を鳴らしながらエドを見る。顔はどちらも熟れた様に赤い。
「全部って…お前。」
ウィンリィは少しエドを見つめた後に、エドから借りたシャツを脱いだ。
白い肌。やわらかそうで、頭がクラクラする。見てはいけないと、エドは顔を反らした。
触ったら、絶対に優しく出来ない。欲望に負けるわけにいかなかった。
「エド……」
「ダメだ。着ろ。」
「……嫌。」
「ウィンリィ!!」
「嫌!!!」
怒鳴ったはずだった。
いつもなら大概ビクリとしていう事を聞くが、ウィンリィは嫌がった。
「…絶対…着ない……」
ささやくような声がして、背中が温かくなる。ウィンリィが抱きついて来たのが良くわかった。
やわらかい体。ウィンリィの吐息。ゆっくりと、強く 強く抱きしめてくる。
「……馬鹿か…お前は……。」
エドは苦しそうに言う。
「うん…。」
エドが回されたウィンリィの手をポンポンと叩くと
ウィンリィは素直に体を離した。
エドはゆっくり振り向いて、ウィンリィの顔を伺った。
自分から脱いだくせに、とても恥ずかしそうにして後ろに体を反らす。
「…見て欲しいんだろ。俺に、全部。」
少し冷たいような声でエドが言うと、ウィンリィは頷いてエドを見た。
「エド……。」
とても切ない声で呼ばれ、エドは苦笑する。
自分から言い出して勝手に脱いだくせに、恥ずかしいと顔で訴える。
ただ、気持ちがきまっているのは見て取れた。
ソコからはエドが強制して止められるものでもないのも解かっていた。
顔を近付けて、ウィンリィにキスするように促す。
するとウィンリィも唇を寸前まで近づけて、エドに促し返した。
「エドから、して。」
「何だよ、ソレ。」
クスクスと笑った後、希望に添えるようにエドはウィンリィに口付けて、
そのままウィンリィをベッドに寝かせた。
エドが口内に侵入すると、ぎこちなくウィンリィがソレに答える。
エドの手が腰に触れると、ウィンリィの体がビクリと反応し、震えた。
その手が体をさすり、胸に届く。
「あ…」
ウィンリィは恥ずかしさのあまり、声を上げる。
「すっげ、やわらけぇ」
キスの合間に囁いたエドの言葉はとても熱くて。
ウィンリィは重ねてくるキスに夢中になって答える。
最初は優しく触るだけだったものが、だんだんと強くなり声を上げた。
「んっ…ぅぅんっ…」
「ウィンリィ、可愛い。」
胸にキスを落として、痕をつける。
「俺のものだ。」
「ふ、…エド…?」
「もう、俺のものだ。」
そう言って、胸の先端に唇を落とす。
「あっ…ああんっ…エドぉっ」
熱い。
触れたところ全てが熱かった。
息が荒くなり、キスをし合って そんな中ウィンリィも「好き」と
まるで熱に浮かされた声で囁き、そんな様子にエドも答えてしまうものだから
体がすぐに反応して熱くなるのは当然だった。
ウィンリィの反応を見ながらエドは意地悪そうに下部に手を伸ばした。
「ん…ンン…」
"ピチャ…"
一度、淫猥なおとが響いて、ウィンリィは泣き出しそうになる。
「コーフン、してるんだな。」
クスクスとエドが笑うと、ウィンリィは「恥ずかしいよぅ」と
蚊の鳴くような小さな声で訴える。
「たまんねぇ。可愛い。」
エドの吐息と声に熱が混じっている。
普段の声からは想像も出来ないほど艶が有った。
「きゅぅぅんっ…!!」
指が、体の中に進入する。
「あつい…中、すっごくあつい。」
「やっん…恥ずかしいよ…そんなの、言っちゃ…ヤだ…」
処女だったら、小指一本挿入するだけでかなり痛むと言うが
救われる事に、ウィンリィは特に痛みを感じていないようだった。
「…言うよ。――――なぁ、ウィンリィ。」
「え…?」
「入って、良いか?」
「やっ…」
くちゅ、と内部を動かすと、ウィンリィは喘いだ。
エド自身もすごい熱を持っているのだ。開放したいに決まっている。
「―――…いや、入る。入らせて。」
ウィンリィの返事を聞かず、エドは熱を取り出した。
全ての服を脱ぎ去って、エドはウィンリィを押さえる。
「やっ…エドっ…待って…」
「待たないよ。――…待てない。もう。」
秘部に当たる、ウィンリィの体とは比べ物にならないような熱。
ウィンリィの入り口をくちゅくちゅとなぞった後、ゆっくりと進入してきた。
「ンッ…んんんっ……!!!」
すごい圧迫感と共に、痛みが襲ってくる。
「いっ…ああああッ…エドぉっ!」
「何だ、ウィンリィ……」
「エドっ…エドっ…」
エドの背中に手を伸ばし、必死にウィンリィはしがみついてきた。
みしみしと体の内部で音がして、激しい耳鳴りがする。
「ウィン、ウィンリィ。」
すごく熱の有る囁きは、何故か聞こえた。
耳鳴りはすごい音なのに、エドの吐息と、そして囁き。
奥に収め切ると、エドはウィンリィを抱きしめた。
「ウィンリィ…好きだ。」
「エド、あたしも。あたしも、好き。」
きゅうーっと抱き返して、ウィンリィは息を大きく吐いた。
「あたしの中に、エドがいる。」
「うん」
「すごく、嬉しい。」
「うん。」
まだ快感も掴めないウィンリィが、そんな事を嬉しそうに言う。
痛いだろうに、そんな事は一言も口にしない。
「ウィンリィ。」
「…ん…?」
「好きだ…何回言っても、足りない。」
優しく、ついばむようなキスを贈ると、ウィンリィは切なそうに笑う。
「このまま、溶けちゃえればいいのに。」
「…?」
「混ざり合って、ひとつになって。ずっとずっと一緒にいれたらいいのに。」
「…俺も、そう思うよ。」
切なそうな声をしてエドは言う。
軽く腰を動かすとウィンリィは眉を顰めたが、しっかりと背中に手を回してきた。
「きゃぅぅぅんっ…」
ゆっくりと揺さぶられ、そのまま痛みを受け続けていると
エドは唇にキスを落とし、一気に激しく揺さぶった。
「やあぁぁぁんっ!!エドっ…エドぉっ!!」
「ウィンリィ…もっ…ダメだっ…」
一気に腰を引き、ウィンリィの体に熱をブチ撒ける。
中で出すわけには行かないと思ったが、結果、ウィンリィの体を汚してしまった。
快感の中でエドは「うぁ、やっちまった」と思っていたが、
ウィンリィは息が整うと、ソレを指で弄んでいたりもした。
「わ、ワリ…」
「あったかいね。」
クスっと、ウィンリィの笑った顔が見えた。
「全部、新鮮で嬉しい。」
しあわせそうに笑うウィンリィの体を布で拭いながらエドは思う。
「お前…」
「ん?」
「……いや、何でもない。」
痛くなかったはずがない。
先程も言ったが、処女は小指を内部に入れるだけで相当の痛みがあるという。
それなのに、痛い、とも やめて、とも言わなかった。
最後には快楽に負けて突っ走った自分を責めすらしない。
―――決めた。
「ウィンリィ、痛かっただろ。ゴメンな。」
毛布を体にかぶせて、艶やかな髪を撫でてやる。
「痛さなんて、あんまり気にしてないわよ?
だって、嬉しい方が、勝っちゃってるもん。」
可愛い。――…とても、可愛い。
「次は、ウィンリィがキモチ良くなるように、絶対してやるから。」
「……そんなの、スグよ。だって、
ダイスキな人に触られて気持ちよくならないなんて、
そんなのおかしいもんね……?」
そして、エドは微笑んでそんな事をいう彼女に、キスを贈った。
愛しすぎる気持ちを、なんとかして伝える為に。
300 :
272:04/10/07 01:35:45 ID:hzFqma2J
これでおしまいです。長すぎてマジごめんなさい〜
きょ、今日は寝ます…グッタリ。
グッジョ!!
エドウィンの二人が可愛くてほのぼのですよ〜
>272さん、激しく乙!
自分も、もう寝て、明日感想書こうと
思ったけど、今書かずにはいられません!
すっごく(・∀・)イイ!話でした。今日はこの事
考えながら寝ます…
>272さん、幸せありがとう〜
303 :
272:04/10/07 07:12:29 ID:GJt3nqq8
いい夢は見れましたでしょうか―。
少しでも皆さんの糧となれば良いのですが〜。
>>280 こちらこそ楽しみに待っております!!順番譲って頂いちゃってアリガトウです!!
>おどろいた。びっくりした。エドがそんな事を気にするなんて。
>ソレに反して自分は気付きもせず、平然としていた。
↑GJ!!これですよコレ!!!この2人はコレですよー!(*´Д`)ハァハァ
無意識にエドの理性を挑発するウィンリィ萌えーーー!!
あと、一度は理性を取り戻して「悪ィ…」って途中で止めようとするエドもヨカッタです。
朝っぱらから素敵な(*´Д`)ハァハァをいただきました。ありがとうございます。
職人さん乙。ここはカプへの愛なSS多くて好きッスボイン あとはロイアイが気になる所だが待ってまつ
原作をほとんど知らないのですが、
皆さんどちらで(アニメか、漫画か)書かれているのでしょう?
愛があって、ちゃんとキャラの声が聞こえてくるので、
とても萌えさせてもらっています。
職人さん達ありがとう。
272さん・・・乙!!
だがあんた・・・童貞だね(・∀・)ニヤニヤ
_、_
( ,_ノ` )c■~~ 童貞でも、ええじゃないか
309 :
272:04/10/07 22:44:01 ID:aSMZFlXG
い、いや。
一応貫通済みの大人です(笑)
自分の初めてがこんな風に愛があったらな良かったのに…という
願望でかきました(笑)
実は雌だったのですよ(笑)
雄サイドで書きましたが〜
面白いかな と思いまして…
>>272 愛がなかったんですか…それはひでぇな。
乙でした。
_、_
( ,_ノ` )c■~~ ………
312 :
272:04/10/08 00:00:28 ID:L4PTkROm
Σもしかしてしみったれた空気に!?
いや、今は愛がありますから平気っすよ!?
つか激しくスレ違いスマソ…
というわけで同じ様に鋼愛なのです。豆最高ってことで!
むしろおまいらも愛してます!
では潜ります。
機会があったらまた会おうぜベイベ!ですよ♪
313 :
272:04/10/08 00:01:09 ID:L4PTkROm
Σもしかしてしみったれた空気に!?
いや、今は愛がありますから平気っすよ!?
つか激しくスレ違いスマソ…
というわけで同じ様に鋼愛なのです。豆最高ってことで!
むしろおまいらも愛してます!
では潜ります。
機会があったらまた会おうぜベイベ!ですよ♪
乙か練成。
愛のない初体験は酷だったでしょうなぁ…。
あとは280氏を待つばかりですな。
_、_
( ,_ノ` )c■~~ スウィートなカフェオレもいいが、濃厚でビターな大人の恋を頼む…
>>315そうスサムナ 250氏がその内降りてくれるさ
何この流れキモー。
何がキモイって272がキモー
ひさびさの503錬成だって言うのに
>317はなんてコト言うんだー・゚・(ノД`)・゚・
>272さん、最近503に飢えていたところ、
本当にいいものよませて頂いて感謝感激。
また、来てくださいね〜
503萌えあげ
272の人は余計な事書くからキモーなんじゃないの?
久々の503は嬉しかったけど、自分の体験談だとかは
こんなところに書く事じゃないだろ…空気読めなさすぎ
272の人は余計な事書くからキモーなんじゃないの?
久々の503は嬉しかったけど、自分の体験談だとかは
こんなところに書く事じゃないだろ…空気読めなさすぎ
きっとマンセーされすぎて舞上がっ…いや、ガンガレこのスレ スルーしてくれ
324 :
322:04/10/08 12:22:59 ID:YLo3Uk6/
なんじゃないか?→なんだよ。
の間違い。ごめん
職人さん達、いつも萌え悶えさせてもらってます。ありがとう!
ビターも甘甘も(笑)も大好きよ。ぼいんぼいん(AA略)
ところで、アニメ終了記念。アニメロイアイ大人の切ない恋愛物。なんている?
ありふれたものですが・・・・・・
326 :
名無しさん@ピンキー:04/10/08 18:13:47 ID:qv+mYPRU
おねがいします
280氏ではないのですが、お茶請けにどうぞ。
アニメロイアイ、決戦前エロです。
やばいネタバレはありませんが、一応アニメ最終回ネタに続いています。
帽子を目深に被った男が階段を降り、部屋をノックする。
男の名前は、ロイ・マスタング。階級は准将。
今は訳あって、軍服に身を包んでいない。
「私だ」
扉が少しだけ開く。
中には自動小銃を両手で持った部下がいる。
ロイは隙間から、部屋に入った。
ここは、セントラル駅に近い、安宿である。
部屋の中は薄暗く、小汚い。
弾薬とピストルが置いてあるテーブルを前にロイは、椅子に腰掛けた。
部下はお茶の準備をと立ち上がる。
「ホークアイ中尉、お茶は要らない。すぐに自分の部屋に帰る」
「では、ご用件を」
周りの部屋には聞こえないほどの声で、ホークアイと呼ばれた部下は、
冷静な口調でロイに尋ねる。
セントラルの高級ホテルでは、ロイの顔が知れている。
仕方が無いので、裏路地の安宿で2人は身を蟄しているが、
ここは、壁が薄いのがいけない。
こちらが計画を指示する時も、周囲の部屋に聞こえないかきがきではないし、
何より珠に男女の営みの声が聞こえて来るのが、ロイの気持をかき乱した。
ホークアイ中尉は、テーブルの上の銃を点検しながら、鞄に戻している。
_、_
( ,_ノ` )c■~~ たまにはこういう青臭いSSもいいものだな
503 (゚∀゚) ラヴィ!!
ロイは、耳を立てて周囲の様子を窺った。
両隣の宿には、今は客はいないようだ。
ロイは帽子を脱いで、今晩の計画を言葉を選択しつつ、
目の前で大総統閣下の屋敷の見取り図を広げている部下に話し始めた。
「――例の彼の家族や彼の家にいる使用人等を外に出して欲しい」
「でもそれでは、大佐、いえ、准将が一人になってしまいます」
「いや、いいんだ。これは私の個人的な事柄に過ぎない。君には関係ない」
「でも、私っ――!」
ホークアイは、大きな声を上げた。
「これは、上官命令だ」
人差し指でその声を制して、ロイは、厳しい口調と顔を向けた。
「はい。了解しました」
承服しかねる顔で、ホークアイは頷いた。
続いて、ロイは自分の上着の内ポケットの中から、手帳を取り出し、
机の上に乗せた。
「それと、これを持って出ること」
「これは!」
それは、ロイの研究を記した手帳だった。
はたから見れば、女性とのデートの時刻を記した日記だが、
実験のデータ表になっているようなものだった。
「もしかしたら、いや、これはあくまで可能性に過ぎないが、
君が軍部に捕まるかもしれない。
その時は、私の鞄から盗んだとでも言って、この手帳を司法取引に使いたまえ」
「でも、これは、准将の大事なものです」
「そうだな。自分で言うのも何だが、内容はかなり価値のあるものだ。
誰でも理解出来る物ではないが、
軍部や軍属の国家錬金術師なら喉から手が出るほど欲しがるデータだろう」
ギィと木の椅子が音を立て、ロイは立ち上がった。
ホークアイも見送りに立ち上がる。
「もう一つ」
ロイは振りかえり際に、ホークアイを見た。
彼女の瞳に、彼が映っている。
「はい」
奇妙な沈黙がおとずれた。
「これは、上官命令ではない。だから、断ってもいい」
言うつもりの無い言葉が喉から、勝手に飛び出してきている。
自分の声帯が震えているのが、ロイにも不思議だった。
「はい」
ホークアイは、まっすぐロイを見つめている。
「その・・・・・・私に、抱かれて、くれないか?」
出撃前で、女性によって興奮状態の心を休めたいと思う気持は、当然、ある。
しかし、目の前にいる女性は、そういう類の女ではない。
それはロイにも分かっていた。
彼女は、ロイの部下であり、尉官であり、
ましてや、喜んで婚前交渉をするような、性格でもない。
それなのに・・・・・・
その言葉が口に出た時、ようやくロイは、彼女に対する自分の気持に気がついた。
人は死を覚悟した時に、初めて己の人生を知るというが、
ロイの一番望んでいたものは、多分、きっと彼女であったのだ。
それにしても、あまりにも酷い言い回しだったと、ロイは笑った。
――ハボック少尉より酷い
古今東西『抱かれてくれ』と言われて、OKを出す女性はいないだろう。
もう少し、間接的でマイルドな言い回しを、ロイは知っている。
「今のは冗談――」
残された時間は少ない。
目の前で瞳を潤ませて、少し怒った顔をしてうつむいている
ホークアイ中尉を見て、断られる方が彼女の為だし、実際、断られる、
いや、それどころではなくて、ここで彼女に銃殺されるかもしれないとロイは思った。
ホークアイの胸が大きく息を吸って膨らむ。
「あの、大佐。大佐がお望みなら喜んで」
ロイが言い終わる前に、ホークアイは上着を脱いで
肩と腰のホルスターを机の上に置き、壁際にあるベッドの上に座った。
ロイは、棒のように突っ立って、彼女の紡ぐ言葉の意味を
ぼんやりと考えていたが、
やっと、彼女の気持もまたロイと同じだと言う事を、気がついたのだった。
ベッドの上にある小さな窓の雨戸が、建てつけが悪いのか風でカタカタと音を立てている。
「私は、もう、大佐ではないよ」
ロイも上着を脱ぎ、銃を置いて、彼女を両腕に抱いた。
柔らかく暖かなぬくもりが、ロイの身体に密着する。
左手で束ねていた髪を下ろすと、女性には似つかわしくない硝煙の匂いが
ロイの鼻をくすぐった。
「では・・・・・・准将」
「こういった時は、できれば、ロイと呼んでもらいたい、ものなのだが」
キスを交わしながら、ロイは笑った。
ホークアイは顔を赤らめる。
「でも・・・・・・――アっ」
そのまま、首筋にキスを落としながら、彼女の手触りのいいシャツの上から
胸をまさぐり、ボタンを一つ一つ外していく。
シャツを脱がし、夢中で真っ白なブラのホックを外し、
大きな白い乳房をあらわにする。
「・・・・・・あ、いやっ」
ホークアイは、咄嗟に両腕で胸を隠す。
その腕をゆっくりと退けて、ずっしりと重い胸を持つ。
胸の上にあるピンク色の乳首を舌でこねりながら、
茶色いスーツのズボンをさっさと脱がし、白い下着の上から彼女の溝をさすった。
「・・・・・・っ」
彼女は下唇を噛み締めて、荒くなる息を懸命に潜めている。
「リザ」
下着の中に手を入れて、まだ蕾のような花弁を指で広げる。
花びらのなかには、彼女の秘所がある。
彼女の下着を脱がし、身体中に口付けを落としながら、
ロイは指を入れる。一本目もなかなか押し入れられない。
「・・・・・・、やっ、・・・・・・ん」
指を変えながら、壁を押し広げ、かき回し、
その中から湧き出てくる粘液を襞に広げ、そしてまた
蜂や蝶のように、ロイの指は花の最奥へともぐりこむ。
花の最奥にあるものは、真実の門。
ホークアイの身体はまだ十分では無かったが、ロイは時間を気にしていた。
外で大きな音をたてて走る汽車の音で、大体の時刻が分かる。
「始めに用意しておけばよかったな、」
ロイは彼女のそばを離れ、ベッドからするりと降りた。
そして、自分もさっさと服を脱ぐと、自分の持ち物である小物入れから
魚の浮き袋とチョークをを取り出して床の上に簡単な錬成陣を描き、
薄い膜で出来た袋を置いた。
次の瞬間、錬成が発動し、床が光を放つ。
「・・・・・・それは、なぁに?」
ベッドの上から、いつもとは違うふんわりとした声でホークアイが尋ねる。
両腕をベッドに置いて、大きな乳房が谷間を作っていた。
彼女になんと説明して良いか・・・・・・ロイは迷った。
これは、いわゆる避妊具である。
男の錬金術師なら、大概、若い頃、こういった書物をなめるように読みまくる。
だがしかし一般の女性が知っているものではない。
大体、彼女が、子供ができる仕組みを知っているとは限らない。
「それ、使わないで!」
突然、ホークアイは銃を取り出して、ロイに銃口を向けた。
裸で木の床に書かれた錬成陣に手をつける男と、裸で銃を持つ女。
ある意味、間抜けな構図だ。
「いや、しかし・・・・・・」
ロイは咄嗟に左手で、彼女の持つ銃のハンマーを押さえた。
「だって、そんなっ。私、」
「リザ。君が困ることになる」
「困らないわっ!」
ホークアイは、白い身体を左右に振って、ロイの腕を振り解こうとする。
長い金髪が揺れて、ロイの腕に触れる。
「言ってる意味が分かっているのか?君は?」
思わず、ロイは怒鳴った。
「大佐、私、どうやって子供が出来るかくらい知ってます。
それに大佐がそれをどうやって使うかも、なんとなく理解しました」
ロイに両手の銃と肩を掴まれて、ホークアイは冷たく言い放つ。
「なら何故そんなことを言うっ」
「わ、私を・・・・・・一人にしないで・・・・・・お願い・・・・・・」
見るといつもは冷静なホークアイの頬に涙がつたっていた。
国の第一権力者しかも不死身と言われるホムンクルスの屋敷に忍び込み
一対一で戦いを挑む。
しかも、彼は焔の錬成を得意としている錬金術師である。
彼女は頭の回転も良い。
他の者を外に出してくれと命令されれば、ロイがどういった計画を立てているか、
気がついていないわけではないだろう。
「中尉落ち着きたまえ」
ロイは女の唇を己の唇で無理やり塞ぎ、抱きしめた。
「つまり、君は私が死ぬとでも思っているのかね?
もっと私を信じたまえ。
大丈夫。計画は完璧だ」
ロイはホークアイの艶やかな長い髪をなでた。
「本当、ですね」
彼女は無理やり微笑んで、銃を鞄の上に置いた。
完璧なはずはない。計画は穴だらけだ。
ロイは焔の錬金術師と呼ばれる男、火炎の威力を知らぬでは無い。
それに、以前ロイはリゼンブールで偶然光のホーエンハイムに会った時、
彼からホムンクルスは賢者の石の分だけ生きられると聞いてはいたが、
大総統が何回殺せば本当に死ぬのかすら、ロイは知らない。
性器に避妊具を付け終わったロイはベッドに腰をおろし、
ホークアイのくびれたウェストを掴んで抱き上げた。
白く筋肉質の両脚が、ロイの近くに引き寄せられる。
「少し、辛いかもしれないが・・・・・・」
「はい。大丈夫、です」
目の前で、ホークアイは気丈に答える。
そんなにまっすぐに言われると、実にやりにくい。
「そんなに堅苦しいものではない。
目を閉じて、身体の力を抜いて・・・・・・」
「はい、大佐」
ホークアイは、言われた通りに瞳を閉じた。
ロイは、腰をおさえ彼女の身体を下ろして、秘所、陰の門に彼自身を穿ち、
大きな乳房の間に顔を埋めた。
「ぅっっっつ・・・・・・」
彼女の両手の指が、ロイの背中をつかみ、
思わず痛みで息が漏れる声の振動が耳元に伝わってくる。
「リザ、あ、時間が有ればもっと・・・痛みの無いように、出来たのだが・・・・・・」
ロイは、狼狽しながら言った。
「た・・・・・・い、さ。わ、た、し、うれしい」
彼女の唇は、息を切らしながら言葉を切れ切れに囁き、ロイの唇に触れた。
彼女の息吹が、ロイに伝わってくる。
彼女の中は暖かく、もう離さないとばかりに、彼自身をしっかりと掴んでいる。
ロイのそれは千切れそうだ。
それでも何とか、彼女を抱きしめる腕と腰を上下に揺らしながら、
その動きに伴って動く目の前両乳首を交互に唇で押さえる。
指で、門の近くの溝を、刺激する。
「・・・・・・あ・・・・・ぁ・・・・・・」
なるべく、痛みを感じさせないようにしているつもりだったが、
気がつけば、激しく動いてる。
「・・・・・・・ん・・・・・・・ひゃっ」
彼女は余り悲鳴をあげなかったが、それでも、喘息がロイの耳にかかり、
気が遠くなりそうだ。
薄暗い室内に、雨戸の隙間から差し込むオレンジ色の夕陽の筋が、
ホークアイの乱れた金髪を光らせる。
ロイは、ホークアイの身体をベッドに押し倒し、しばし、動きを止めた。
「?」
少し不安な顔で、ホークアイは琥珀色の目を見開いて、ロイを見上げた。
指先で顔に触れると、嬉しそうに微笑する。
彼女は美しかった。
涼しい瞳の美しさ、女性の柔らかな身体と曲線美、人間としてのはかなさ。
彼女はいや人間は、美しい何もかもを持ち合わせているとロイは思った。
「いや、なんでも、ない」
ロイは瞳を閉じ、行為を再開した。
彼女の門の中も大分慣れてきたようだ。
彼の動きにあわせて、ホークアイの中の壁も遠慮がちに蠢く。
前後、左右、上下に、何度も、何度も、彼女を突く。
安物のベッドの木脚は、嫌な音を立てて床をこすっている。
「あ・・・・・・あっ・・・・・・はあ・・・・・・あっ・・・・・・んっ」
ホークアイは、薄汚いシーツを掴んで、必死に瞳を閉じている。
ロイは、破瓜の苦痛に耐えている顔を見つめながら、本当は、
もっとふかふかのベッドで、何度も何年も行為を重ねて、
彼女が快楽を得た姿が見たい、嬌声が聞きたいと感じていた。
そのうち、そんな考えもおぼつかなくなるほど、
頭の中が真っ白になり、部屋の中には2人の息遣いだけが聞こえて、
ホークアイの膣は収縮し、ロイは全てを吐き出した。
彼女を抱きしめている間に、外はだいぶ暗くなってきているのが窺えた。
ベッドサイドで彼女を見つめながら、ロイは服を拾い、着た。
床に落ちていたシャツが冷たい。
ホークアイは、幸せそうにまだ息を荒がせている。
しばらくして、ホークアイは、ゆっくりと瞳を開けた。
「大丈夫か?」
ロイは聞いた。
「あ、はい。あの、急いで支度します」
シーツで身体を隠しながらホークアイは、裸足を床につけた。
痛みのせいか、すこし立ち方が不自然だ。
「ではシャワーを浴びるがいい。私も支度がある。
30分後に落ち合おう。無理はするな」
「はい、大佐」
左手でねずみ色のシーツを手繰り寄せて、ホークアイは別れが辛い顔をしている。
それでも、キチンと直立し敬礼をして、ロイをしっかりと見つめていた。
「大佐ではない。ロイだよ。私は、ロイ・マスタングだ」
ロイは、もう一度、ホークアイを抱きしめ一人部屋を出た。
廊下を出てしばらく歩くと今しがた出てきた扉の向こう側から、
押し殺した女の泣き声が廊下に響いてきていた。
――この宿は失敗だったな・・・・・・壁が薄すぎる。
ロイは、両手をギュッと握りしめ、頬を拭った。
おわり
をををGJ!(*´Д`)
最後のロイの台詞がアニメのホークアイの絶叫に
つながると思うとせつないですな。
GJ!
ロイアイ最高!
自分はアニメは前半見逃して、後半はいい所でうるさいバイクが通ったりで
散々だったので、>346氏のようにセリフのつながりとかがわからんですヽ(`Д´)ノウワァァァァン
348 :
名無しさん@ピンキー:04/10/08 22:42:18 ID:mAF+igxG
ナイスです!GJです!!
避妊具の作り方に笑ってしまいました。
これが大総統・メカアーチャーとやりあって
下半身不能疑惑へと繋がるというのがなんとも・・・
中尉は当分寂しい思いをするんですね。
やはり503も無能鷹目もラブいのが一番でつな
>344
GJです。最終回絡みの話ちょうど読んでみたいと思ってたから
拝めて嬉しい。最後のロイのセリフも本編に繋がっててイィ!
乙でした!
>345
乙です。いいっすね、ロイアイ!
>258の続きです。
ちょっと長くなったので、途中で切りました。
出来れば続けて投下したかったのですが、出掛けますので
三〜四日後に続きを投下することになります。
すみません。
愛しい少女が身に付けている、己のトレードマークでもある赤いコートを床に
投げ落とし、慣れ親しんでいる黒色の上着も難なく脱がす。
この間、ウィンリィは脱がせ易いように体を動かして積極的に協力していた。
簡単に脱がせられる服に協力的な彼女、そんな都合のいい状況なのにいまいち
気乗りしないエドワードは、機械的にカチャカチャと音を立ててベルトを外し
絶句した。
「…おまえ、パンツまで…」
脱がしかけのズボンを踝の辺りに引っかけたまま、ウィンリィの下半身をみれば
鋼の錬金術師愛用無地トランクス&スパッツまでご丁寧に着用されていた。
モジモジとしながらも、上目遣いで向日葵のように明るく笑ってみせる彼女。
「えへっごめん、エド。一度男物の下着ってつけてみたかったの。怒った?」
いや、怒ってはいないが確実に萎えた。
どこの世界に自分のパンツを見て興奮するヤツがいるっていうのか。
やはりせっかく可愛い彼女がいるのだから、女の子特有のヒラヒラで可憐な感じの
服を着ていて貰ったほうが萌えるというものだ。
真っ白なレースのサマードレスとか、いっそ黒のゴスロリファッションも可だ。
もちろん普段着のつなぎは、また格別というものなのだが…
おっといけない少々話がずれた。下着の話だ。下着。
まぁヒラヒラフリフリの女性用下着は、目を楽しませてくれる分
扱いが難しかったりもする。
柔らかく薄い布は、ちょっと力を入れただけで破れてしまい、特に機械鎧では
角張ったパーツに引っかかれば即アウトだ。
それでウィンリィに幾度も怒られていることを思い出したエドワードの顔は
段々と生き生きしてきた。
「エッエド?急にどうしたの?」
怒られているのかと少しばかりビクついていたウィンリィの肩に手を置き、嘘臭い
満面の笑みを浮かべるエドワード。
「何でもない。さっ続きだ!続き」
自分の服=多少乱暴に扱っても怒られることはない
発想の転換でそう思い付いたエドワードは、今までやってみたかったとある事を
実行に移すことにした。
おかしいと思いつつも彼が服を脱がせる作業をさり気なくサポートしようとする
ウィンリィだったが、徐々に己の格好に抵抗を見せるようになっていった。
今のウィンリィの姿と言えば、いつの間にやら両手を頭上でベッドに錬金術で固定され。
黒いタンクトップの肩紐は、二の腕の辺りへずり落ち、その裾部分は鎖骨の下
押さえ込むものがなく外気に晒されてる胸―プルリと震えるプリンの様で、15歳という
年齢のわりに大きめ―の上にクルリと丸まっている。
下半身といえば、ズボンはまだ足に絡み付いているし、何故かスパッツは
トランクスの股部分まで下ろされているという全てにおいて中途半端な状態。
これならばいっそ全裸にされた方が恥ずかしくないと言うものだ。
「なかなか色っぽい格好だよな、ウィンリィちゃん?」
「エド!なんでこんなことするのよ〜!こんなの…恥ずかしいじゃない」
エドワードのやってみたかったこと=半分脱がした状態でのH
ウィンリィは、真っ赤な顔でイヤイヤとするように顔を横に振るが、体は正直なもので
はしたない姿を好きな人に見られてしまっているという状況に感じてしまい
まだ触れてもいないのに、薄い桜色の突起は主張して尖ってきている。
「へぇ〜恥ずかしいのか。ここはこんなにプックリ立ち上がってるのにな」
エドワードは舌を出し、乳首に触れるか触れないかのギリギリの所を彷徨わせ、
思わず背を反らせて、胸を突き出してしまうウィンリィの反応を楽しむ。
意地悪な態度とそれに伴われる言葉を聞いて、今度は必死に胸を隠そうとするが
両手を塞がれていては、捲れ上がった服を下げられない。
膝を立て、一生懸命上下へ体を動かすとちょっとだけ服が動いたが、そのせいで
裾の広がっている男物のトランクスは捲れ上がりウィンリィの
大事な部分をちらりちらりと覗かせていた。
全部捲れてしまわないのは、太股途中までしか下ろしていないスパッツが
ストッパー代わりになっているからだ。
チラチラと覗く花弁で目を楽しませ、いい眺めだなと見入っていたが
肩を震わせる彼女に気付きギョッとする。
まだ頬に伝う程ではないが、瞳を濡らしてじっとエドワードを見つめている。
目に涙を溜めて見上げてくる表情は、グッとくるのだが
あまり彼女を泣かせたくないエドワードは狼狽えた。
慌てて錬成で拘束具を外す。
「どっどうした?ウィンリィ」
「いやっなの。見られて一人で感じちゃうなんて…エドと一緒がいい。あたしに触って?
エドの手で感じさせてよ。あたしも…エドを気持ちよくしてあげたいし…」
両手を広げてエドを待っているウィンリィ。
そんな彼女を抱きしめて頭を撫でる。
「バカだなぁ。俺もおまえを見てるだけだって充分感じてるっての。でも、やっぱ
二人ですんのが一番良いよな。一緒に頑張ろう」
その言葉に安心したのか、おでこにキスを贈るエドワードに向かって
鈴蘭の花の様に可憐な笑顔を見せるウィンリィだった。
続く
か、かかかかかか可愛過ぎる……!! 乙です。
続き…連休明けですな。首を長くして待っています。
しまった。消し忘れ箇所発見。
>353
今のウィンリィの姿と言えば、いつの間にやら両手を頭上でベッドに錬金術で固定され。
→今のウィンリィの姿と言えば、いつの間にやら両手をベッドに錬金術で固定され。
「頭上で」は推敲前のポーズでした。
これじゃあ肩紐はずり落ちまい…
本当に申し訳ありませんでした。
おお、神達よ!
まさしくGJとしか言えん。
325です。ありがとうございました!
>347 週後れ組みにネタバレになるので書きませんが、
一応、最終回の3台詞に、重ねて書いてます・・・・・・
>◆pFU6EppJa2
おおおお、うぃんり〜かわいい。(*´Д`*)ハアハア
男物の下着って、イイ!!
続き楽しみにしています!!
>328
乙です!
あの最終回の流れに脳内補強させていただきました。
今日だけ一週遅れの地域に引っ越して、また最終回を見たい。
>258
毎回乙です!
続きは週明けですか。楽しみにしてます!
消し忘れは気になさらんでください。
360 :
ロイアイ:04/10/09 01:05:16 ID:UE1d9bIl
皆さんお疲れ様です。
>>250の続き。
一週ぶりですが、ロイアイの完結投下させていただきます。
しばらくお付き合いください。長々となってすみません。
(コメントくださった方々、ありがとうございました)
ハボックが去ると、辺りは急に静かになった。
今は誰もいない。ただここに、彼と彼女の二人だけが取り残されている。
予定よりはやく査定を終えて戻ったロイは、言い聞かせるような目をして、
椅子にリザを座らせた。
「冷たい男だと思わないでくれ」
濡れる両頬を指でなぞり、彼はこちらを向かせるようにしゃがんだまま彼女に向き合った。
「私は怒ってるんだぞ、理由はわかるな?」
なぜすぐに告げなかったのかとロイは責め立てるような険しい顔をしていた。
そして、左右の頬を手で包んで、泣き腫れる彼女の眼前に迫った。
厳しい瞳で、淡々と彼は喋ろうとする。
だが、どこか…紙一重で苦し気だった。
「ひとつは職場でハボックを殺そうとしていたこと、もうひとつはその原因を…」
「――…」
「…くそっ…」
続きを言いかけてロイは頭を振って止めた。
怒っているといった彼の様子が、がらりと変わっているのをリザはその時感じてしまった。
押し黙ったことを繋げるかのような気配で、そのままロイは俯いてしまったのだ。
やがて、覆いかぶさるように椅子を両手で掴み、彼女の膝に額をあててうなだれた。
顔つきが変わっていくのを悟られて彼は表情を曇らせるが、リザの受けた痛みを考えると認めざるを得ない。
十分に頼られる存在でいられない男である自分自身を…
封じていた忌々しい記憶まで辿ってしまった状態の彼女の気分を考えると、
責めることなどできなかった。
361 :
ロイアイ:04/10/09 01:09:51 ID:UE1d9bIl
散らすように最後に声を出していた彼の様子から、こみ上げてきたものは
怒りというよりもむしろ悔しさと辛さだったのだ。
感情的な言葉をだすのは冷静な自分ではない。
酷く自分のスタンスに反する。
だが、彼女のことに関しては、そこまで彼は自分を戒めることなどできなかった。
「――どうして言わないんだ?」
膝の上で、青の肩が揺れる。
「……――」
「頼むから、何でも言ってくれ…自分のことも考えてくれ…」
それだけ大事にしている存在なのだと彼は付け加えた。
「ただの部下で、軍での役目を果たすだけの存在なら望みはしない。
生きてる意味がわかるように傍においてるんだぞ」
「私が守ります。守りに入る私は…苦しくなんかありません」
「勇ましくて強いよ、君は。だが、時々は自分の背中も振り返れ…
信頼している私以外のものをもっと見てくれ」
「見てます、ちゃんと…私は…」
――辛そうにしている貴方の、今の姿を…
その原因を、その状態を不安な形で作ってしまったのは自分である。
十分にロイの心に答えきれていなかった自分が彼の差し迫った状況までも
を強めてしまった。
「いいや、大佐としての私じゃない。君だけの男を知ってくれ…
支えが必要なら私を使え……そのために望んだんだぞ…―――」
悲鳴を溶かすような、そして嘆くような調子にロイの声は変わっていた。
見上げた彼は自分にしか見せない表情をしている…
感情のこもったその顔つきにリザが胸を詰まらせる。
込みあがった思いでまた目が濡れていく。
362 :
ロイアイ:04/10/09 01:13:52 ID:UE1d9bIl
「…すみ…ません……っ…」
「謝ることじゃない…泣かれると弱いんだ。言いたいことの半分も伝えられ
なくなってしまう。この感情が…愛してるんだって本当に思うよ」
「大佐…」
椅子から降り、彼女はゆっくりと大きなロイの胸の中へと抱き着いてしまった…
そして、離れることはもうできないとその時、実感した。
相手の服に涙が映り、それを吸い取ってくれるかのような優しさを覚える。
彼女はしっかりと抱きすくめられ、大切な宝物を手に入れたかのように
ロイは抱え込んでいった。
頭を撫でられて、存分に泣いても足りないくらいに涙する自分を取り巻く腕が力強い…
リザはそう思った。
この瞬間は初めて覚える。慰めるという感じ方だけでない。
守り、支えてくれるという…本当に力強いいつくしみの気持ちに囲まれたようだった。
常に自分だけが意識して放っていた守るべき思いの行き先が、
実りを持ってここに跳ね返ってくる。
ロイがいなければ、彼女の心は満たされない。
「…ずっと、いると…言えなくなるんです。自分がわからなくなって…」
「愛している」
「守りたいから、…私よりも、貴方には優先してほしいものがあるならなおさら」
「傷つかせて、大事なものを失いながらも優先できるものなどあるか。
先に君の全てを獲得してから守られるほうが落ち着いて突き進めるよ」
「大佐、…駄目です…私が先になってしまう」
「いないより、いるほうが私は安心できる…我侭なんだ、君の事だけは」
共通の目標に向けて、互いに役目を持ち合いこれまでたどってきた。
全力をつくす部下として失うものをどこかで感じながら、孤独に囲まれているリザの
周囲を、ロイは必死で埋めようとしていたのだ。
安定していた信頼関係を保ってきた彼らだったが、完全な調和などロイ自身が貫けなかった。
近づいて満たしたい。支えられ続けるよりも互いにそうありたい。
真っ直ぐに突き進む自分の姿だけを見せるだけで終わらせたくない…
だから、彼女を望んでしまった。先に均衡を破ったのは彼のほうだったのだから…
自分が見渡す世界を背後から見つめさせ、心も重ねたい…
そんな一体感まで欲する自分が愚かではないかと幾度もためらった。
ハァハァ、ロイアイ!来てるし
364 :
ロイアイ:04/10/09 01:15:44 ID:UE1d9bIl
だが、それでも慈しむことのほうが人間らしく生きていける。
その答えに辿り着かせたリザに、どこまでも囲まれたいと彼は願ってしまった。
恋人同士になれるまで、そんな気持ちに彼はずっと焦っていたのだ。
「すれ違うのはもうたくさんだ」
イシュバールでリザを知りえたときに走った感情を埋めてきた彼であっただけに、
長い夢から目覚めたようだった。
出世してのし上がるために、謀略と野心に塗れ、他人を陥れた苦い経験も多かった。
自分のことで必死な状況が殆どであったために、人間的な温もりをどこかで
欲していたのかもしれない。
以前は、リザとの間柄にも恋愛というものを離して、信頼を通し、築きあって進んでいた。
そうして、上司と部下でいることで達成できると置き換えて彼はこれまでやってきたが、
思慕だけは止められなかった。
仕事から離れるとリザに向けて、与えてくれる力に対して何かできるものが
ないかと思うと、感情が日増しにこみ上げていったらしい。
だから、愛情に溢れている人間らしい自分を否定しながらも、
彼女を置き去りにすることに我慢ができなかった。
「私の在り処はここにあるんだ…」
「大佐」
「一生、誓うよ…だから、ついて来い」
「はい」
愛していると言われたリザは、より強い力で抱擁された。
365 :
ロイアイ:04/10/09 01:18:03 ID:UE1d9bIl
数時間後、彼らは閨にいた。
背に流れる彼女の長い髪を梳いて、ロイが首筋に唇を落とした。
やや性急な彼の仕草だったが、待ちきれなかったようである。
体を重ねるのに躊躇していたリザが、ベッドに後から行くといってロイは
待たされ続けたのだ。ようやく手に入れられる温もりに心が弾む。
「…大佐……」
リザが微動だに動くに連れて、空気が小さく流れてくる。
暗い部屋、視野はおぼつかないが、彼女の優しい香りとこの部屋に
満ちた甘い匂いに酔わされる。
初めて訪れたリザの部屋、家具以外の不必要なものがなく、
殺風景でそっけないようだが季節に見合った花が添えられている。
彼女に花を贈ることは多かったが、こうしてここで自分の贈ったものが
これまで存在していたことを、寄り添っていたロイは改めて確認して嬉しくなった。
「花の香り…部屋に伝うんだな」
「いつも、飾ってるから…でも家を開けるほうが多いので、この香りにまだ慣れません」
まるで、ここでこうして体を重ねることの心境に似ていると、彼女は感じてしまった。
ロイが出張で不在の間も、配達で贈られる花が次々ときていた。
花瓶に生けて漂うかすかな香りを感じながら寝入ることで、
彼女は寂しさを安心に置き換えて眠っていた。
だからこうして実際に、ロイ本人と寝ることが適うと彼女の気はいっそう落ち着かない。
それに自分の部屋でこんなことをするのは初めてだった。
ベッドに腰を下ろして座ると、ロイはすぐに触れてきた。
優しく後ろから背中ごと抱きしめてずっと口付けを止めはしない。
「触れたかった」
「……っ」
ハボックに落とされた傷を残してきた自分をロイは気にするのではないだろうかと、
リザが自然と自分自身を抱きしめるように、前に屈みこむ。
366 :
ロイアイ:04/10/09 01:19:50 ID:UE1d9bIl
その時を境に、垂れた髪の間から表れたうなじにキスをして、
開いた首筋をよりひきだすように、滑らかに彼は背中を愛撫しだした。
そして、なかなかこちらを向こうとしないで座っている彼女の耳元を食んだ。
「嫌か?」
「いいえ、…ただ、やっぱり…どうしていいか、わからなくて…」
相変わらず、こうして真剣に愛し合う行為にリザは不慣れでいた。
抱きたいと願う男の望みを叶えてやりたいが、自分の体を晒すことに戸惑いがまだ走る。
愛しているのだから素直に行えばいいのだろうが、二度、別の男達に扱われた経験を
持つだけに、本当に満足して接していける方法をなかなか掴み取れなかった。
ただ感じさせるだけでいいのだろうか、と他の男達とした同じ行為で
ロイを比べてしまうのにも気が進まず…
だからといってされるがままに、無感動に受け入れるような形で応じるのも奇妙に思う。
ましてや、作って媚びるような姿も晒したくない。
剥がれかけた夜着をたぐりよせ、胸を隠していた彼女はぎゅっと力を込めて
強張ってしまった。
――どうしたら…
そんな彼女の心境を察してか、ロイは背中から両手を回して、
覆うように手のひらを広げ…滑らかな彼女の膝の上に重ねてきた。
ゆっくりと彼は後ろで呼吸してくる。重なる体の音が、
彼女に落ち着いた気持ちを伝えてくる。
「……あ、の…」
密着してきた彼の温もりに慣れてきたのか、ようやくリザが小さく振り返るが、
「自然に応じてくれればいいよ」
そう告げて、肩から覗き込んだ彼がキスをしてきた。
思いを遂げたい。
殻のようにかぶさる形を脱ぎ捨てたい…彼女は手を緩める。
「ん…っあぁ」
耳を甘く噛まれた。弱い箇所を後ろから遊ばれる。
だが、抱擁されると安心する。
今のそんな自分の姿を、彼女は心から大切に感じている。
367 :
ロイアイ:04/10/09 01:22:07 ID:UE1d9bIl
その状態を好かせてくれたのはマリア・ロスそのものだった。
人が触れてくるのを苦手とする自分を知っているマリアが、穏やかにしてくれていたのだ。
彼女と眠る時の感触が、不安で孤独を弄んでいたリザの隙間を埋めてくれるようで
好きだった。
だが、本当にその隙間を満たす最後のぬくもりは母のように包んでくれる彼女だけでは
得られなかった。
曖昧に感じていたこれまでのロイとの情事で、まだ分からなかったものが
今ここに感じ取れる。
抱きしめられるだけでは物足りない。
自分の中に入ってくるのを…待ち望む自分を表すようにリザが振り向いてロイの上に折り重なった。
ベッドに落ちた彼はそれを受け止めながら、二人はキスを続けていった。
「ん、ふぅっ…」
「リ、ザ…」
圧し掛かるような姿で落ちてくる彼女だったが、その体は軽いので、
余るほどにロイは愛撫で返していた。
互いにすがりつくほどに抱きしめあった二人…
静かだった体が思いで熱くなっていく。
本当に欲しいものを求めて、いとしい気持ちがあふれていく。
「あっ……ぁ…!」
横に崩れた彼女を仰向けにさせて、ロイが握った片手をそのままに胸を愛した。
肌蹴ていく布から乳房が開いて下着が取られていく。裸になるのを少し
恥じ入った彼女だったが、ロイがそれを忘れさせるくらいに撫でてきた。
重なるロイも同様に、勢いよく全てを脱ぎ去ると、
リザは頬を染めてそれを見ながら体を捩った。
「―――……やっ…!」
「待てない、これ以上…離れたくない」
放された両手でもう一度前を隠そうとしてしまった彼女だが、
すぐに彼に絡め取られて一気に互いの生身の感触に合わさっていく。
こういう時のロイのリードは嫌いではない。むしろ頼りがいを感じてしまう。
368 :
ロイアイ:04/10/09 01:26:01 ID:UE1d9bIl
「好きだ…」
「…っ…ん、あぁ」
こうして辿られて喘ぐのが、浅ましいのではないかと声を漏らしていく彼女は
押さえ気味でいたが、
「は、あぁ…アァンッ!」
体中を撫でまわして、ロイが優しく、だが熱情をこめて口付けしながら
乱していったために…リザのたどたどしかった嬌声は深まっていった。
舌でいじると、彼女の肌が湿り、揺れた胸の突起が張り詰めていく。
ついぞ、指の隙間で膣部を開けようと中で弾くと、リザが頬を染めて体を仰け反らせた。
再び中で指先を溶かすように動かすと、更に身悶えるような声が返ってくる。
「大…佐…あっ…や、だ」
ロイはますます煽られていった。敏感な体が零す痴態をもっと知りたい。
溺れたいという情欲が篤くほどわきあがってくる。
「ひっ…あんっ…」
「本当の気持ちを、上手に言うのは難しいって今わかったよ」
「大、佐…」
「こうしていたら…―――飾る言葉がいらない」
「やっ…あ…ぁ」
開かれた脚の間に潜む彼女の蕾を手で慰撫しながら、ロイが再び、
喘ぎを零すリザの唇に口付けした。
こぼれる吐息、戸惑いの涙で潤っているリザの頬に自分の頬も重なる。
皮膚に触れて伝わる涙…彼女の全てを、今深く愛そうとしている彼女の体の奥で…
指先で濡らしているこの部分で早く繋がりたい。
下肢を開かせて、先端を宛がった彼はリザを掴んで力を込めて進んでいこうとする。
隙間が塞がれようとするこの瞬間、
「愛してる」
大佐……―――――!
魂から欲せられたような声でロイが自分を愛してきた。
その声の深さと思いの奥にある焔に、彼女は刹那に魅せられた。
言われたとうり、その一言だけで飾るものが必要ないと本当に思ってしまったのだ。
「あ、アァ…ッ…」
ほぐされていた彼女の入り口から、激しい昂ぶりが繋がってきた。
369 :
ロイアイ:04/10/09 01:30:12 ID:UE1d9bIl
奥まで収まったと同時に、それは動き出し、体の芯が交わりを生み出させていく。
「大佐ぁ…や、あぁっ!」
おかしなもので、こうして抱くたびに生まれ変わるような気分になる。
優しさも愛情も、いくら注いでもリザが自分のことで満たされている姿には
新しい感激が芽生えてくるのだ。
不十分にしか愛せていなかった自分が、手繰り寄せるように
それを塗り替えているようだった。
軍にいて、均衡の取れた関係でいつまでもいようとしていた自分が
先に破って近づいていった時、彼女は微笑んで応じてくれていた。
自分の要求には、子供じみた我侭でも扱うかのように彼女はいつも甘えさせてくれる。
それをどこかでわかっていながらも嬉しいものではあったが、
本当に対等に愛し合えることができるのか彼も不安だった。
それゆえ、リザが時々、戸惑っている部分を持つことも薄々感じていたので、
徐々に距離を埋めていくのは難しいと心のどこかで予想していた。
体ごと愛を確かめあうことがまだまだ完全ではなかったことを含め、
全てに対して彼女が怯んでいるのだろうと…
気遣いあうのはまだ自分の愛し方が十分ではない証であることはよく承知している。
「リザ…」
「あっ…大、佐…ア、…ァッ!」
――つかず離れずの距離でいるのはもうやめてくれ
近づくことでそれを願い、自分で暖めていくしかないと彼は思い至った。
愛情を作り上げる。
代価として得られるものではなく、犠牲や尊さだけの詰まった恋でもないように、
何の見返りもいらない。慈しむだけ慈しみたい。
自分からもっと愛して、溝を埋め合いたい。
そうすれば、きっと彼女はもっと近くに来るだろう。
370 :
ロイアイ:04/10/09 01:34:43 ID:UE1d9bIl
彼女により愛されたいと…彼は強く願った。
「あ、…愛しています…私、…私も…っ…んぅ、あ…」
「……――――」
「あなたが……――――あなたが、好き…っ…」
瞳が震えて、たどたどしい声が発せられた。
腰を動かすと、更なる喘ぎにそれは変わったが、
眼前で慈しむ言葉を今返されたロイは焦がれる様に抱き始めた。
愛するという行為が、かつてないほど激しくなった。
「あ、…アァ…―――ッ!」
奥に重なる部分でリザが悦んで体を与えてくれる。
心の中に思い描いた姿そのまま、この目でロイは恵みを獲得していく。
穿つもので猥らに体をねじり、入り口からこぼれつつある愛液に包まれて
リザがびくびくと腰を震わせて感じ入る。
「ひあ、ァ…大、佐…っ!」
名で呼び返して欲しいと告げられたリザが恍惚としていきつきながら捩れる声を荒げた。
「リザ…愛してる」
「大、佐……ッ…ンゥ」
「ロイだ、言ってくれ」
「ロ、イ…う、アァ…ッ――!」
声が近い、温もりが溢れる。
―――歩ける…もっと手に入れられる。終わらせたくない…
不安定な世界からようやく羽ばたけたような気分で、二人の魂は震えていった。
371 :
ロイアイ:04/10/09 01:36:40 ID:UE1d9bIl
あれから、彼らは飽き足りないほど求め合った。
そうしてやがて、濡れた体を寄せ合い、覚めやらぬ興奮に漂った彼らは、
眠る準備を迎えてキスをした。
腕枕に収まったリザに、ロイは思い起こしたことを正直に言った。
「ロス少尉…だったか…査定後に聞かされたよ、君のこと…
心臓が止まるかと本気で思った」
「あの…大佐…っ…私」
物憂い体でびくりと反応したリザが、全てを告げようと体を起こしかけた。
激しい行為でいつになく無理をしたせいか、疼いたように走る痛みで
崩れ落ちかかるリザの体…
それを取り戻すように抱擁したロイは発される彼女の呟きに惜しみなく耳を傾けた。
やがて、優しげに目を細めて見ていた彼は首を振って、それを許した。
揺れた表情で喉を濡らしていた彼女は、さんざん泣き腫れていた目元を
彼の胸に押し当て、しだいに息を取り返す。
マリアに甘えていた自分のこと、彼女を振り払えなかった関係でいたことも何もかも…
全部、零した。
「もう泣くな、怒ってないさ」
「貴方にも、彼女にも悪くて…曖昧すぎた私が嫌です…怒って当然です…」
「いや、ロス少尉もそんな風には考えていないさ」
「だけど、…私は…言えなかった」
「そうじゃない…彼女が言わなければ、私は君をもっと苦しめたかもしれない」
――助けられたのかもしれない、いろいろと…
リザの髪を梳いて、彼は柔らかい彼女の体を確かめるように再度、触れて横から温めた。
あの時、強そうでいて、だがどこか頼りない姉か妹のように大事に思える人だと、
マリアはリザの下へ駆けつけようとしていた自分に言っていた。
マリアとリザに何の接点があったのだろうかと、不思議そうな瞳で踵を返していた自分に、
彼女はこうも付け加えた。
『―――だから、あなたが大事になさって下さい』
『ロス少尉…』
『信じていける豊かさがあるんです。きっと、…もっと歩み寄ることはできるはずです』
今後、一切近づかないとマリアが告げていたのを聞き、ロイは
その潔さと優しさの交じり合った女性の感性に驚いたくらいだった。
372 :
ロイアイ:04/10/09 01:40:34 ID:UE1d9bIl
彼から今、事情を聞いたリザはくぐもった声で喉を揺らしている。
髪に触れて、彼女を頭ごと撫でるようにロイが引き寄せた。
「泣かせてばかりだな…」
「いいえ、…嬉しいです」
優しい人がいてくれる。そして、今、一番いとしくて優しい人に囲まれている。
今度、会ったら、彼女にはきちんと礼を言おう。
そして、友人として対等な関係を望んでみよう。
リザはそう思って、愛する男の腕の中で目を閉じた。
柔らかく笑んだロイが寝入る彼女にキスをした。
慈しむという、大切な思いを抱きながら…
はじまりに過ぎないこの瞬間、
これからも多くを埋めていかなければならない二人の門出が今、ここに始まった。
完
リアルタイムで拝読させて頂きました。
長丁場乙!大変GJでした!!
若干大佐が性急な気もしましたが、中尉相手には余裕がないんでしょうね。
オチもこれから先に向けて繋がって行く展開で、完成度が非常に高いと思います。
エロイアイ書きたくなりました。書けたら投下しようと思ってます。
ありがとうでした!
リアルタイムでキタ――――――!
不器用なリザとそんな彼女を愛しているロイの心情が
よかったです。
職人さん乙でした
乙
>>372神 マリアたんとの距離感に萌えたGJ エロいのにもグッときたよ
>>372 来た…眠気が吹っ飛ぶような出来だなぁ。
心情描写が丁寧で読後感も良いなあ。
お疲れ様でした。
>◆pFU6EppJa2さん
乙か錬成!
激しく続きが気になります!
期待して待ってますよ!
>372
乙です!心理描写が丁寧でどっぷり読み入ってしまった。
ハッピーエンドで良かった、感動したよ。GJでした。
おお、まさに神々の饗宴〜〜〜〜〜〜〜〜
神様方、乙!
>332 アニメ最終回、今日、見るの楽しみだー
・かわいそうなあーちゃー 第六話
ふらんくあーちゃーは、しぇすかさんともみじをみにいきました。
しぇすかに「にげよう」といわれましたが、
あーちゃーは「がらでもありません」とのりきではありません。
それからしばらくして、ますたんぐさんたちといっしょに
のみにいきました。
ますたんぐさんに「あたらしいぐんのへんせいはこれでいいか?」と
そうだんされましたが、「いいのではありませんか?」とどうでもいいようです。
そのばん、ほーくあいさんたちがおそってきました。
「ずいぶんまたせるじゃありませんか!」どうやらあーちゃーは、しっていたようです。
あーちゃーは、てきとうにうちあったあと、にわいしにころんで そこを
ほーくあいにうたれました。あーちゃーは、はじめからあいてをころすつもりは
なかったようです。
あーちゃーは、こくぐんたいさとしておくにのために、
はなばなしく、いのちをちらしました。
あーちゃーは、しにばしょがえられたので、すこしまんぞくげです。
/\___/ヽ
/''''''≡≡'''''':::::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽU .::::|
. | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
>>381 ○ <まあ、お茶でも飲め
且 ノ|)
_| ̄|○<し
>382も
○ <まあ、お茶でも飲め
且 ノ|)
_| ̄|○ <し
ボクが淹れたお茶、どうですか?
 ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、___,,,
_∧ γヘヾ彡b /
/ ゚w゚ヽ (゜-゜*ノ <とっても美味しいわ?・
( つ旦O O旦と ) \____
と_)_) | ̄ ̄ ̄| (_(_つ
流れぶった切ってすまんが
諸先輩方、アニメ版のウィンはエドが好きだったのかアルの事を好きだったのか
結局どっちだったんでしょう?
ウチの田舎じゃ今日最終回だったんだけど、どうも良くわからなかった・・・
ボクが淹れたお茶、どうですか?
V ,、___,,,
∧ γヘヾ彡b
/ ゚w゚ヽ (゜-゜*ノ <とっても美味しいわ・
( つ旦O O旦と )
と_)_) | ̄ ̄ ̄| (_(_つ
>385
エドロゼに見えた・・・煽りでも釣りでもなくて、マジで。
>385
アニメしか見ていない漏れから見たら、
最初から最後までただの幼馴染でしかなかったように思う。
ガンダムのフラウボウみたいな
>>385 エド←ウィンリィ←アル
|_______________↑
この悪循環。更に原作じゃエドとウィンリィは近親相姦ケテ―イしたから。
>388
え?!どういうこと??
な、なんだってーーーー!?
391 :
名無しさん@ピンキー:04/10/09 21:56:01 ID:8yZEOTt+
ロゼのがみたい
>388は早とちり。
あんな写真なんかで近親ケテーイは穿ち過ぎだろ。
つーか写真の旦那はどー見ても別人じゃん。
勝手に騒いでるだけだろ。
本日最終回ですた。
ロイアイはウマーだったけど
エドウィソは・・・('A`)
離ればなれかい・゚・(ノД`)・゚・
アニメ版はいつのまにかエドロゼになってるからねえ。
>>394 さんざん言われてたじゃん。エドウィン好きにとっては最悪の結末だって。
>394 そこで、脳内錬成ですよ!
壁|Д`)<エドロゼキボンヌ言ってもいいですか? アニメ後半は萌えですた。
壁|ミ
>>396 ネタバレ嫌だからあんまり2ch徘徊しなかったんだよ。
だから全然知らんかった。>最悪な結末
映画にわずかな希望を持ってみる。
>>394 泣くな同士よ
牛さんがいつか必ず、最高の503を描いてくれる
原作者の書いたものが至高だという事は、間違いないからな
その日を待とうではないか
気持ちは分かる。でもここは503スレじゃないんで
あんまり503の話題でスレ消費しないようにね。
他のカプファンの方々の鼻に付くような行動取っちゃうと
503の話題自体が持ち出しにくい空気になっちゃうんで
神作品の投下も減ってしまいます。そこんとこヨロシク。
おけーい (・∀・) b!
>>354の続き エドとウィンリィ
左手を右胸に置いておっぱい全体を優しく揉み始め、空いている左胸の先端を唇に含み
甘噛みすれば、待っていましたとばかりに背中を反らせて大きな反応を示した。
「ヒャ…ああっ…いっ…痛い…」
予測に反した苦痛を訴える悲鳴に、一度動きを止めればウィンリィが涙目で呟いた。
「この服…痛いの。」
確かに捲れ上がった服が動いたことによって肌に食い込み、かなり痛そうだ。
今となっては、どんな格好でもウィンリィであることが重要なので、中途半端に
着せたままだったエドワードの衣装一式を全て脱がせた。
生まれたままの姿を晒したせいで、彼女の綺麗な白い肌に痛々しい痕が目立つ。
エドワードは心から反省し、そこに口付けながら「悪かった」と謝罪の言葉を述べた。
「気にしないで」と言ってくれる少女に感謝しつつ、行為を再び続ける。
ウィンリィは今、寝そべっているが形の良い胸は、その存在を誇っている。
15歳という年齢のわりには、かなり立派なサイズといえよう。
「でかい、胸」
思わずポロリと漏らした言葉に素早く切り返す年頃の娘。
「でかいって何よ!でかいって。こっちは比べられて結構恥ずかしいのよ。
同い年の女の子より大きくなったのは、あ・ん・たのせいでしょ!
あたしは特に努力なんてしてないけど、する度に揉んで揉んで揉みまくってるのは
どこの誰よ」
迫力ある態度に思わず敬語になる人がいる。
「俺です。すみません。ウィンリィ様」
「わかれば宜しい。…だってね、あたしはエド専用だから…こんな風になったのは
エドのせいよ」
起き上がったウィンリィは、エドワードの頭を抱えるように抱きしめた。
素っ裸でそんなことをすれば、『ぱふぱふ』の状態なのだが、そんなことは気付かずに
やっているのだ。
『専用』発言と『ぱふぱふ』攻撃に早くもきてしまいそうだったが、男の意地で我慢我慢。
「ウィンリィ…」
くぐもった声を上げれば、体を離してくれたので柔らかな感触が遠ざかる。
ちょっと残念だったか、もう少し堪能すれば良かったなどと不埒なことを考えていると
上から覆い被さるように唇を塞ぎ、丹念に口内を舐めあげ唇を吸ったり
し始めたウィンリィは、自分から仕掛けくせに息が乱れ、目がトロンとしてきた。
「おかしいの…ちょっと胸を触られて、キスしただけなのに…熱いよ。
まだエドに何にもしてあげてないのに、もう欲しいの。ごめんなさい」
ピンと尖った胸の赤い実は、食べ頃を知らせているかの如く。
男を受け入れる場所は一目で濡れていることが確認できるほどだ。
これは本日二度目の行為、そのために少女の秘所はすでに柔らかく
充分な受け入れ態勢となっている。
「充分過ぎるほど、して貰ってるって、謝るな」
今すぐに入れてしまいたい願望に襲われるが、もっともっと彼女を高めたいという
気持ちが上回り、グッと我慢の末に甘く誘うようなヒクヒクとした突起に指を延ばし
人差し指でゆっくりと撫で上げた後に挟み込み、少し強めの刺激を与えていく。
「あっ…ああっ…だめっ…はぁん…」
大きくなる喘ぎ声に気を良くしたエドワードは、更に更にと機械鎧の力具合に
気を付けながらも擦りあげ、その指を休めることなく今度は生身の左指を秘裂に射し込むと
今までになかったと驚くほど、すんなりと指が飲み込まれていった。
二本、三本と増やしていっても散々弄ばれた内壁は、抵抗を見せることがなく
まるでくわえ込んでいるかのようだ。
それぞれ違うように動かし掻き回せ、少女の一番良い所を確認して重点的に攻めれば
さっきよりももっと色気を含んだ音を聞かせてくれる。
「ひゃん…はっ…あっ…え…どぉ…え・ど」
普段通りに発音できずに名前を呼び続ける彼女にキスを一つ。
これが合図。
了解したウィンリィが瞳を閉じると導かれるかのように、中へと侵入していく。
「くっ…はぁ…っ…」
「……ひゃあああっ…っ…」
スムーズな挿入といっても多少の抵抗はあるもの。
小刻みに震える背中とベットの間に手を差し入れ、さすってやる。
「はっ…あ…えど…なまえ…よんで…うぃんりぃって」
「ウ…ウィンリィ、ウィン…リィ、ウィンリィ」
背中に回された、油とオイルが染み込んだ指先―エドワードの知る中でもっとも美しい
働く手―に少しだけ力が入ったのを感じた彼は、ゆっくりと腰を動かし始めた。
何度か関係を持っているというのに、お互いにまだ慣れなくて時々失敗することもあるが
今日は大丈夫。
反応を見つつ、強弱を付けて揺さぶれば快楽の表情を浮かべてくれる。
「えどっ…いいの…もっと…もっと…して…はげしく…して………」
その訴え通りに一心不乱に突き立てた末、二人は一緒に意識を手放した。
瞼を擦りながら目覚めたのは、エドワード。
隣を見れば、背中を向けた恋人が健やかな寝息を立てている。
ベットに広がる真っ直ぐでクセのない長い髪を梳き、一房持ち上げて口付けた。
「俺は…気障な台詞とか吐けねぇけど、おまえのこと大事なんだからな」
独白のはずのその台詞は、「おまえ」にしっかりと届いていて…
平たく言うとタヌキ寝入りしていた金糸の持ち主が、肩を震わせている。
「うん、わかってるよ。エドはあたしのこと、好きを通り越して愛しちゃってるんだもんね?」
「なっ何言って〜おまっ起きて!」
「ずっと前からわかってたからいいの!私も愛してるからね、エド」
普段より少しだけ血色が良くなっている彼のほっぺたにそっと口付けた。
ブツブツと口先では文句を言いつつも、自分専用の彼女に優しい眼差しをおくる
エドワードだった。
そしてウィンリィの方は、たとえわかっていてもずっと言って貰えなかった言葉を
実際に聞かせて貰えて、幸せな気持ちでいっぱいになっていた。
終わり
タイトルは「君が好き」にしようと考えていたのに、
エドワードが上手く操れなくて言ってくれませんでした。
もっと甘い話を期待されていたら悪いと思いつつも
まぁ素直に言わないのも、らしい気がしたので無理は止めて
このような形になりました。
単発エロなしイチャ話のつもりが、楽しみながら書いて
一応エロまで持っていけたのは、皆さんの反応があったからです。
読んで貰えただけでも嬉しいのに、更に感想までくれた方々、ありがとう。
では、失礼します。
>>408 イイヨイイヨー(*^ー゚)b グッジョブ!!
こちらこそありがとうだよ〜気が向いたらまたヨロシクね♪
>>408 GJ!二人ともかんわいいなぁ。
二人の力関係が理想に近い形でオナカイパーイになりました。
またネタ出たら投下しておくれ
>>408 503キター!!ラブイチャ若人カポーもええのう
>>408 乙でした!!
>…だってね、あたしはエド専用だから…こんな風になったのはエドのせいよ
可愛い! 可愛過ぎるよウィンリィたん…
もう彼女通り越して女房ですよハァハァ
乙です。
質問ですが、ここはハボアイはオッケーなんでしょうか?
(発売日すぎたら投下しようと思ってたんですが)
>>413 個人的には大好きです!(本命はロイアイだけど)
いいんじゃない?ノーマルカプスレであって特定カプスレではないんだし。
>413
щ(゚▽゚щ)カモーン。ぜひ投下してくれ。
ハボアイ好きなんだ!
ハボアイ!!
たまらん(*´Д`*)=3
中位絡みなら漏れ(自分もロイアイ本命だが)何でも読むよ
たまには純度100%の、大佐が絡まないハボアイも読みたいのでщ(゚Д゚щ)カモォォォン
>>372 今見た、遅レスになるようですがスマン。
描写が激しくて読み入ってしまった。
正直ハボ絡みはありきたりな結末になるんじゃないかと
気になってたけど、読んでて納得させるだけの終わり方になってたんで良かった。GJ。
書き方から多分、前作のロイアイ書いてた人・・・だよね?
まあどうでもいいけど投下乙でした。
420 :
アルリィ:04/10/12 20:24:45 ID:Z1nMcBGq
アルリィの強姦ものです。苦手な方はスルーよろです。
ひんやりした地下室は、辺りに釣り下げられている機械鎧のせいでもっと冷たく感じた。
「あっ……アル…や」
「僕の名前、呼ばないでって言ったでしょ」
薄暗くて表情がよく見えない。僕は壁にウィンリィを押さえ付けて、キスをした。
『今から、』
金色の綺麗な髪を覆い隠す布を取り、彼女の手首を縛りながら、ここへ閉じ込めたときに言ったことを思いだしていた。
『僕を兄さんの名前で呼んで』
馬鹿げてる。こんな意地悪なことを言って、やさしい彼女を拘束して。
でも、止められないんだ。
君が兄さんのものになってだいぶ経つけど、僕だって、その間ずっと気持ちを隠していて、必死だった。
でも言えるはずがない。ウィンリィだって、兄さんのこと想ってたもの。
ふたりの幸せを壊す権利なんてない。
だけど兄さんだって、僕の好きな人を取る権利はないはずだ。屁理屈だとわかっていても、その考えは僕をずっと軽くした。
「やぁっ…」
ウィンリィの細い首にキスをいくつも落とした。
「嫌?」
僕は舌を這わせながら、耳元でそう言った。
嫌に決まってる。
「ひぁっ」
「嫌なら、兄さんを呼べばいいじゃないか」
正面からウィンリィを見た。肩は壁のせいで冷たく、青い瞳は潤みのせいで澄み、それが純粋な心を思わせて少しひるんだ。でも僕はもう……
「今の状態を、見せられるならだけど」
言ってから、黒い布に包まれた胸をつかんだ。
「……っう」
一気にその瞳から雫がこぼれ落ちた。今まで泣くまいと我慢をしていたのだろう。
きっと僕なら、自分を逃がすと思ったの?
「逃がさないよ」
421 :
アルリィ:04/10/12 20:27:47 ID:Z1nMcBGq
布を上にひっぱり上げると、豊かな胸がぽろんと落ちた。
「…抵抗しないね」
僕は、地下室の隅の壁にウィンリィを追い詰めていて、手首を縛っているだけで脚は自由なのだ。
ただ涙ばかりこぼす彼女は、反対に口からは何もこぼさないままだ。
しゃくり上げる彼女に構わず、僕は両手で胸を揉み始めた。
「…っん……んん…」
口を堅く縛って解こうとしない。
「何で抵抗しないんだよ」
胸の頂にあるピンク色を突いて言う。
「ぁっ…アル、ごめんなさ…」
「僕の名前は呼ばないでって言ったろ」
突起を口に含み、舌でこねくり回すと、やっとあえぎが紡ぎ出せた。
「ん…あぁ…」
左手では胸を揉み、もう片方は乳首を舌で舐めていたが、僕は両胸を寄せてみた。
「ウィンリィは胸おっきいから、寄せるとこんなにたぷたぷなんだね」
寄せた胸の両方の乳首を、僕は一気に舐め回した。
「あぁ…ぁんっ、あっ!」
それと同時に大きな声で、彼女は鳴き始めた。
「いいの?いくら地下室でも、そんな大きい声出したら、上にいる兄さんに聞こえちゃうよ?」
「あ…」
我にかえったウィンリィが、顔を思い切り赤くする。僕はにこっと笑ってみせた。
「見せられないでしょ?兄さんに、僕に犯されて感じてる姿なんてさ」
「…アル…も…やめて……?」
小さなからだがかたかた震え出す。それは怯える小動物みたいで、余計僕の気をひくだけだった。
「だから呼ぶなって。何回言えばわかるの?」
僕は肩をつかみ、脇に置いてある薄汚れた机にウィンリィを乱暴に倒した。
422 :
アルリィ:04/10/12 20:29:48 ID:Z1nMcBGq
作業着を脱がせると、手首は頭の上で縛られ、胸を隠す布はまくり上げられ、下半身は下着だけという、いやらしい姿だった。
何よりも、輝く長い髪が広がり、一層艶めかしさを引き立てた。
「…ウィンリィ」
僕は上に乗り、唇にキスをした。何度も何度も飽きもせず夢中で、同時にやわらかな胸をまさぐった。
「…ん…ふぅ…」
ふたりの息が荒くなる。閉じようとする唇を無理矢理こじ開け、ねっとりと深い口付けをかわした。
たっぷり一分はそうしただろう。
「ん…」
口を離してから、絶え間なく吐く息が早いのに気付いた。彼女の眼はうつろだった。
「エドって、呼んでみて」
「……」
「ほら」
再び堅い胸の頂を口に入れる。
「ふぁっ!…あ、え……ど…」
「言えるじゃない。どうして言わなかったのさ」
その理由は僕だってわかっているのに。
「…っ…て…あ!」
ぴちゃ、と水音が響いた。
「下着、濡れて大事なとこ透けてる」
わざと観察して言う。
顔を見ながら、下着の上から指を動かしていく。少しずつ、表情が女っぽくなるのがわかる。
「は…っ」
ぴちゃ、ぬちゃ、
「いいの?」
一番感じる、小さな箇所を指で撫でる。
「ぁあんっ!」
「…ここ、好きなの?」
「くぅ…ん…っ!」
「可愛いよ」
その声は、今だけは僕のものだ。
423 :
アルリィ:04/10/12 20:32:15 ID:Z1nMcBGq
くたりとしたからだを机に座らせて、いやがる脚を無理矢理開かせた。
「…恥ずかしい…」
僕はしゃがみ、眼の前の香りを放つ秘部を見つめた。
「兄さんとはいつもしてるんでしょ?」
何も言わない。
「嫌なら僕を兄さんだって思えばいいだろ。エドって呼んでさ」
ちゅく、と濡れた下着に舌を這わせる。
「はぁあっ」
さっき一番感じていた小さな箇所ばかり、薄い布ごしに責めていく。
「あ、ぁんっ、ふん、んん…っ」
僕は下着を太ももまで下ろし、直接そこを舐めていく。
豆粒みたいに小さなそこは、赤くうれて蜜をまとい綺麗だった。
ちろちろと舌で突くと、
「やぁ、エド、エドっ」
ウィンリィは声を出した。
蜜をじゅるっと飲みほして、しつこくそこばかり責めて、可愛い喘ぎで頭がいっぱいになる。
「はぁ、ぁ、んっ、エド、んぅ」
ちゅぷ、と指を一本入れた。舐める勢いも強くすれば、もっともっといい声で鳴くだろう。
指を動かして、いいところを探す。
「あぁぁっ!!…アル、ごめんなさ」
「ふーん、ここがいいみたいだね」
指を一気に三本に増やしてそこをかき回す。
「いやぁっ!んあ、あぁん、やぁ!!」
舐めながら顔を見上げる。からだは反り、眼をぎゅうっとつむって、たくさん鳴いている。まだ涙は流れているけれど。
「やあぁぁあっ!」
達したみたいだ。溢れて止まらない蜜は白濁になっている。
424 :
アルリィ:04/10/12 20:33:51 ID:Z1nMcBGq
「…は、はぁ、はぁ」
ぐったりとした面持ちで脚をだらしなく広げたまま、ウィンリィは荒げた
呼吸をしている。僕はべとべとになった唇でそっとキスをした。
僕はウィンリィを床に下ろし、俯せになるよう言った。
後ろ手に縛られているせいで、肩でからだを支えてお尻だけを突き出す格好になった。胸の先はコンクリートの床に触れ、堅くなっている。後ろに回ると、ぱっくりと開いた秘部から太ももにまとわりつく下着に糸が引いていた。
前おきなしに、僕は自身をそこにあてがう。
「あ……んっ!!」
……気持ちいい。こんなに暖かいなんて。
ヌプヌプとどんどん吸い込まれて、完全に僕はウィンリィの中に。
「ウィンリィ」
「…は、はぁ…あ」
「僕のが入ったよ。兄さんのじゃなくて、僕のが」
「あ……」
ウィンリィがこちらを振り向く前にお尻をつかみ、激しく出し入れした。
「あぁ!!ぁあん、やん、やっ!!」
「何が嫌なの?こんなにいい声で鳴いてさ」
「んん、んはぁ、ふぁあ!!」
ずちゅずちゅ音が鳴り、結合部はいやらしい蜜で光っている。僕が眼をやると、知らぬ間にウィンリィも腰を前後に動かしていた。
「気持ちいいの?奥まで当たって」
高く上げたそこに、僕がぶつかり合う音がする。
「んぁ、あ、エドっ!」
「うっ……!」
ウィンリィの中で果て、ゆっくりと自身を抜いた。
425 :
アルリィ:04/10/12 20:38:33 ID:Z1nMcBGq
「ぁ…ん…」
ウィンリィが切なげな声を出す。そのまま横たわり、たわわな胸が揺れた。
「まだだよ」
僕は彼女を抱え、仰向けにし開脚させた。縛られた華奢な手が頭上に行く。
「エド…エド…」
泣きながら、しかし放心して、兄さんの名を呼び続けるウィンリィ。僕は彼女を犯したのだ。
間を開けずにすぐ嬌声が上がる。
「はぁ!はん、んぁっ!ふ……っ!」
突き上げるたびに胸が揺れ、僕は頂を舐め回し、同時に秘部の豆をいじりながら腰を振った。
「やあぁっーー!!」
「またイッたの」
だらしなく開いた口にキスする。
「ア……ル…ごめんね……きぁっ」
聞きたくない。
僕は仰向けに寝転がり、ウィンリィを上にした。
「んっ…ご…ごめんなさ…」
「兄さんとするみたいに、自分で腰振りなよ」
やったことあるんでしょ?僕は付け足して言う。
「あた…あたし…アルの気持ち気付いてた……のに…」
「黙って」
僕は上半身を起こした。
「ほら、動いて」
この腰はこんなに細いというのに。
「ごめ……ね…」
こんなに愛しいものを、僕は壊した。
「うっ!あぁ!あっ!!」
彼女の腰を持ち動かした。「…ごめ…ん、ウィンリィ……っ」
でももう止まれない。
「あぁ、ん、エドっ!」
君の奥底にいるエドという名前。
それは僕の兄さんで、君は兄さんのもので、僕の手には入らないんだ。
426 :
アルリィ:04/10/12 20:40:30 ID:Z1nMcBGq
「償いのつもりで…僕に抱かれたの?」
そのとき響いたノックの音。
僕もウィンリィも、はっと我にかえってぴたりと止まった。
「アルー、ウィンリィ、まだ部品見つかんねぇのか?」
…兄さんだ……!
ウィンリィのからだが冷えていくのがわかる。
部屋に鍵はかかっておらず、今開けられたら薄暗いにしても、すぐにばれてしまうだろう。
「兄さん、今ウィンリィ集中して機械鎧組み立てしてるから、来るとスパナ飛ばされるよー」
慌てるウィンリィを押し倒し、秘部に勢い良く吸い付いた。
「ぁっ……!!」
口を押さえようにも縛られてできないウィンリィは、湧き出る快感にされるがままだ。
「くぅ、あ、アル、やめ…っ!」
「ふーん。じゃあ俺、できるまで上行っとくな」
階段を上がる音がしたとき、僕は弱いところを思いきり吸った。
「ぁんっ!!」
またイッたらしい。
「兄さんが来たのにね」
じっとり汗をかいた彼女の額に口付ける。
「これから先、ずっと兄さんにこんなやらしいこと、されるんだろ」
「ア…ル……」
「まだやめないよ。……今は、僕のものだからね」
今だけは、僕だけのウィンリィでいて。
僕は熱い僕自身を、愛しい彼女に突き入れた。
こんなに近づいても、彼女には届かないと知っていても、何度も何度も、彼女を抱いた。
END
427 :
アルリィ:04/10/12 20:42:05 ID:Z1nMcBGq
おわりです。
微妙ですまんです。
アルリィって新キャラかとオモタ
うーん。ダメダメ
アルウィンキターーーーーーー!!
黒いアルすごくイイ!!漏れはもっとアルが鬼畜行為してても(ry
ゆがんだ愛でもリィが愛されてるのはやっぱりイイね!
美味しくいただきました。最中に「エド」って呼ばせて、
けど、ところどころで自己主張するアルの屈折ぶりに萌。
アルウィンキターー(゚∀゚)ーーーー!!萌ますた。
アルリィって呼び方はいまいちだけど、
すごいヨカッタよーゴチです!
ロイアイスポコン小劇場
大佐「さて中尉。昨今上司・部下の関係が
あまり芳しくない世の中になった。そこで一つ提案がある」
中尉「はぁ」
大佐「私が合図をしたらすぐ、返事をしてくれ」
中尉「……」
大佐「中尉!」
中尉「?」
大佐「ファイトォーーーーー!?」
中尉「……一発」
パァァァァン!!
ハボック「中尉も大変っすね」
END
アホくさいけどワロタ。
435 :
名無しさん@ピンキー:04/10/13 00:40:12 ID:MzAABR4Y
エドアイが読みたい・・・!
436 :
ハボアイ:04/10/13 02:51:25 ID:g++KUEWu
ハボアイです。発売日過ぎたので、今月号の様子から作りました。
長いので2回にわけます
昼日中、戦闘時のコードネームであえて彼女は話を切り出してきた。
今の状態の始まりは、狙撃地点を受け持ち、「鷹の目」がついているという
彼女のバックアップ下での共闘作戦に起因していたせいだろうか…
「ジャクリーンが…生きてて良かった」
「中尉…」
「…帰ってこれたのは大佐のおかげね」
顔色の悪いリザの声は、陰鬱ものだった。
普段の彼女は冷静で、表情はさほど豊かではない。
それゆえ、ここまで重苦しい印象を持って、バランスのぐらつく様を
目にすることなど予想しなかった。
彼女がこんなふうに、形式にとらわれずに心情を吐き出すとは意外だった。
ハボックが、見舞いの品に貰った花を生けた彼女に、礼を言って軽く微笑み返した。
ちらちらとこちらを見ながら…生けた花を再度整えていたリザは、
やがて自分の横に椅子を持ち寄りしばらく静かに座っていた。
だが、それも長くは続かない。
数十秒後、顔を抑えた彼女はため息と共に、ゆっくりと崩れ落ちたのだ。
「あの、看病とかいいですから…交代して休んでください。
ずっといてくださってるでしょう?」
「ううん…いいの」
「今、ここ、俺しかいないし…見張りとか、大佐みたいな護衛も必要ないッスよ」
「私の仕事だもの、最後までちゃんとこなすわ…あなたも今、狙われたら危ないのよ」
同室のロイ・マスタングは精密検査で朝から半日、この部屋から離れている。
戦意喪失で半ば戦闘放棄していた自責と共に、重症を負った二人の
看病にあたっていた彼女はこれまでロイを喜ばせる言葉を中心にかけていた。
立場上、どちらに重点を置いて接してしまうかもハボックは判ってはいたが、
先ほどのように心底労われる言葉をかけられるのは始めてだったので恐縮する。
二人にとって…この場に上司がいないせいか、違う空気がともされる。
437 :
ハボアイ:04/10/13 02:55:04 ID:g++KUEWu
「じゃあ、軽く居眠りでもしてていいですよ、大佐が来たら起こしますって」
「駄目よ…また何かあったら大佐が苦しむわ……
だから、私がしっかり…してないと…っ…――」
思いつめたように涙声になった彼女の語尾は、そこで消えていった。
リザはこれまで我慢していた感情をあふれんばかりに零れさせてしまったのだ。
今のポジションについて数年…幾度か仕事を共にしてきた戦友であり
仲間であるハボックの前で、涙を見せるなど彼女自身のポリシーにはなかったことだ。
だが、相手を気遣い、尊重しあう心根だけは存在している。
実際のところ、リーダーシップを取るロイ・マスタングがいなければ、
彼ら二人に階級の隔たりはさほど浮かばない。
ロイがいれば、彼女自身が刃となって時に、フォワードもバックアップも両方こなす有能な副官であるリザ…
しかし、ハボックと共にあれば彼女はバックアップのみに徹する傾向が強い。
その延長上、共に前後を安心して任せられる相手なだけに、
リザは直接のハボックの痛手に心底同様の衝撃を受けている。
身内に死なれるのが辛いのはロイと同様で、とにかく生きていること事態に
今更に安堵してしまったせいか衝動的に涙をためてしまったのだ。
今、ロイがこれを見れば強く非難するかもしれない…
絶対に泣くまいと心に決めていたことだけに、
リザは張り詰めた緊張の連続に立たされていた。
それを認識していたせいか、ハボックは安らかに応じて咎めようとも思わなかった。
「心配かけました」
「だけど、あなたの…怪我…」
感覚のない彼の足のことについて、リザは食い入るように顔をしかめていた。
気づかれまいと袖で涙を拭ったが、それでも染み出す水滴は目を埋もれさせる。
――…泣いたらまた重くなる
大佐を支えていかなきゃならないんだから、
ここで彼にも醜態を晒しては呆れた上官だと思われる
438 :
ハボアイ:04/10/13 02:59:22 ID:g++KUEWu
前のめりに、頭を抱え込んで椅子に座り込んだ彼女を見てハボックは上半身の手術跡を触った。
きしむ処置痕に走る刺激が、彼女の心を突き刺すように浮かびあがらせる。
けっこうきつそうだな…ぎりぎりまできてるんだろうな、中尉
この数日、ずっとつきっきりで彼女はロイとハボック二人の傍にいてくれる。
ロイはあきらめるなと…沈む彼女を叱咤激励するが、ハボックはロイを揶揄する他に、
何も言えないでいた。
リザは…ロイの保身に対する心配で気が落ち着かない上、
ハボックの負傷のもたらしたものの大きさに重いものを感じている。
戦力のあるハボックへの取り返しのつかない過失に、
ロイはさらに重圧と衝撃を受けているはずだ。
上に立つ人間であるからこそ、ロイは部下のことに篤くなる。
ハボックの負傷のもたらした結末に、あの焔の上官は大きな悔恨と
自責に陥っていることだろう。
決して彼は顔にも言葉にもださないが、ヒューズの時のことを思えばリザには
容易に想像がつく。
同じ轍を踏むまいと、ロイはそれでも強くなろうとしていた矢先のこと、
今回の作戦で自分は肝心な所で戦闘放棄という失態を作ってしまった。
あの時の自身の不甲斐なさに対して、ますますロイに…自分に生きろと
言い聞かせる手間をかけさせてしまったと彼女は感じているのだ。
加えて、リザはロイの敵対する勢力からできるだけ事態を緩和させ、
これからもっと彼の周辺を整えなければならない。
ロイの枷にならぬよう、障害の全てをより防いでいかなければならないのだ。
生還してから強まった更なるこの思念と使命感を、彼女はそこで改めて覚えている。
おまけに、これからの作戦を考えるにあたり、私情と公人の割り切りをうまくつけて
いかねばならないのなら、いっそう使命の重みは増していく。
立場を振り分けるに、彼女はさらなる精進を強めなければならない。
だが、今は自責と…削がれた仲間に対する先への心配のみがどうしても先行してしまう。
今の…ハボックへの心配はまったくの私情であって、使命や公務とはかけはなして
考えなければならないのだから、複雑なその感情に煮え切らない自分が腹正しいとさえ感じてしまう。
「中尉、今は…俺、そんなに…酷くもないと思ってますよ」
「そんなわけないでしょう」
439 :
ハボアイ:04/10/13 03:01:50 ID:g++KUEWu
「……命あってのものだねです」
「愚痴のひとつもこぼさないのね…大佐の前じゃ言いにくいでしょう」
「ないッスよ、生還できたんだし…」
乾いた笑いでその場を逃げ切ろうとするハボックを見て、リザが言い足す。
「足が悪くなって、これまでみたいに走れないなんて…辛くてたまらないはずよ」
「中尉がそう思ってるだけですって、俺結構平気みたいで…、神経ずぶといみたいです」
頭を掻きながら苦い笑いを零しているハボックに、リザは手を差し出して彼に触れた。
急に重なった彼女の指先に、ハボックは心の中で驚いたが…
やがてそれを心地よく受容した。
彼の頬に、彼女の細い指先がさらりと伝う。
目を潤ませる自分に対して、彼は一滴の涙も流さない。
こうして二人だけで会話をしても「リタイアする」と言った時の悲しげな表情に
変えることもない。
強靭な精神力なのか、はたまた軍人としての覚悟の度合いの違いなのか…
リザはその高い安定性に感心する。
「泣かないのね…――強いのね」
「今、中尉が泣いてくれてるから俺は十分ですよ」
――泣けないって、俺は…あなたの前じゃ
「我慢しなくていいのに、…大佐は夕方まで戻らないわ。何でも言っていいのよ…
欲しいものでも、文句でも…ちゃんと聞くわ。有体な言葉しかでない私でごめんなさいね」
「…そんなの特にないですって」
「遠慮しなくていいのよ…何かあったら言ってちょうだい」
「じゃあ、…キスとかしてくれたら嬉しいなあ。この傷じゃあ女の子皆、怖がって…
当分、彼女できそうにないし」
言い終えるや否や、きょとんとした目でリザはこちらを見てきた。
慌ててハボックが、両手を振り回して冗談だと告げて謝罪したが彼は思いもよらぬものを得る。
ジャン・ハボック…とフルネームを言い残して、リザはそっと自分を眺めるハボックに
唇を合わせていったのだ。
440 :
ハボアイ:04/10/13 03:21:22 ID:g++KUEWu
互いに唇が軽く触れ合った時、少しだけ開いた窓から風が流れてきた。
流れる風、踊る心、伝わる感触…何もかもが新鮮だった。
さらりと流れる彼女の細い前髪が自分の額に重なってくる。
――………
あまりに柔らかいリザの唇にハボックは心酔した。
舌こそ含みあわなかったが、触れ合うだけで気持ちに熱を帯びてくる。
軽く口付けした後、ゆっくりと離れたリザを至近で見つめていた彼は…
ぼんやりとしながら自分の唇を指で触った。
残された暖かさ…確かに今、ここに彼女は触れていたのを確認した。
もう一度、角度を変えて唇を近づけようとしてリザは近づく。
そこで…ベッドに腰掛け直した彼女の気配に気を取り戻した病人は、本気で謝罪しだした。
冗談を真面目に実行する彼女…からかった自分を恥じ入り、顔を赤らめて彼は弁解した。
「すみません…やっぱ、駄目ッスよ…ここ病室だし、誰かに見られるかもしれませんって」
だがリザは真剣にこちらを見つめてくる。
目を泳がせてうろたえるハボックはいたたまれない空気に染まりかけているが、
彼女は強い意志を表した。
「直すための治療方法を探し出すわ…歩けるようになるまで待ってて」
「中尉…」
「分かれて行動してたけど、今回の作戦で私が一番失態を犯してしまったの…
あなたにも、何か役に立つことをして補いたい…っ…――」
吐息をもらし、必死に声を震わせながら、彼女はハボックに約束すると言っていた。
「中尉がそこまで背負わなくていいんですってば…大佐は、ああは言ってるけど…
めちゃくちゃ中尉を頼りにしてるんですよ」
首を傾けたリザは悲しげに、言葉を綴っていく。
「…肝心な所での、私の力のなさに呆れてるわよ」
「大佐もあれで口は下手だから…心配してるからだ、なんて言わないだけですって」
胸に秘めた心を言い聞かせるように、リザは目を細めた。
「私がもっと強くならなければならないのは本当よ…。もう絶対に負けないように…」
「…これからは俺、外れますけど…大佐のことは頼みます」
441 :
ハボアイ:04/10/13 03:26:13 ID:g++KUEWu
「だけど、私は失態があったから尚更、今回のこと全てに関わりたい。
…部下を置いて、切り離して考えるのが公人であることはわかってる……
けれど、できるなら公務と共に関わって見届けたい。もしかしたら、
私のこんな考えなんて大佐はとっくに分かってるかもしれない…
立場上、絶対に口にはなさらないけれど」
「そんなことしてたら、中尉大変ですよ…ひとつの失敗がしがらみを作るだけです」
「でも、…足が動かないなんて…」
勝手な訴えと思われるかもしれないが本気で心配しているからこそ、
関与できないロイの分まで助力したいとも彼女は言った。
ハボックの痛手を、リザは心から憂慮しているらしい。
上司であるロイも大怪我をしたものの、退院すれば職務に復帰できる体ではある。
だがハボックは酷い傷跡を残してしまった。
彼の負傷の一端にリザは心から関わりたいと望んでいるのだ。
「いいえ、俺のことは気にしなくていいです」
失態ならば、リタイアしてしまうほどの傷で役に立たなくなった自分のほうだとハボックは思ってしまった。
だが、リザのこの切実なまでの逼迫した様子にハボックは何を言うべきか判断がつかなかった。
愚痴でも不満でも聞くと言われるが、それを曝け出せるほど彼自身も
まだ心の中の整理がうまくできていない。
だが、耳を傾けてくれるリザの労わりには有難さを感じる。
相変わらず、周囲への心配りの広いところは健在のようだった。
しかし、ハボックが十分に歩けないほど戦った証を持つ一方で、
彼女は銃を連弾した熱衝撃によるかすかな火傷のみ…
ほぼ無傷で生還していることにやりきれない気持ちを抱えているのだろうか。
ここで付き添いをはじめてから、本当に申し訳なさそうな姿でいるのだから、
その心情は手に取るように伝わってきた。
442 :
ハボアイ:04/10/13 03:29:35 ID:g++KUEWu
「中尉のせいじゃない…この怪我は俺がうっかりしてたからですよ」
「大佐もあなたも大怪我してるのに、私は何の役にもたってなかった…看病と護衛しか
今できなくて、悔しいのは本当よ…勝手な言い分に聞こえるかもしれないけど、
今からでも報いたい。やれることならなんでもやるわ」
相変わらず、妙なところで真面目だな…とハボックは苦笑する。
こんな時でも、完璧さを貫こうとする彼女の真摯さに、彼はほろ苦い感触を覚える。
それが彼女独特の人柄であり、得難い個性の輝きでもあろうことを改めて確認した。
あとは土壇場の精神力の補強のみで完成されるのではないかとも推測するが…
「“鷹の目”は凄かったですよ。狙撃で助けられた俺はそうは思ってません。
本当に、気にしなくていいんです」
「でも……っ…」
戦意喪失で戦闘放棄という醜態を晒した自分が許せないと彼女は言って再度、
復帰のためにハボックの治療の話を持ち出した。
「中尉…もう、いいですって…気持ちだけで十分です」
「これまでのように前線に戻ってこなくてもいい。きっと、大佐も承諾してくれる。
必ず方法を探してみせるわ」
「…そんなことしなくていいですって」
「だけど、あなたの足の治療にも、私は役立つことがしたいの」
「中尉、駄目です!」
「……っ…」
彼女の手を握り締めたハボックは、激しい口調で言い張るリザを制した。
強い勢いを含んだ彼の言い様に、彼女ははっとする。
「見誤ったら駄目だ。俺がぶっ倒れても、振り向かないでください。
中尉はやるべきことがあるはずだ」
穏便だったハボックの様子が、一転して棘の様に刺さってくる。
リザがそれを思い起こして目を閉じて呼吸を整え、落ち着きを取り戻そうとした。
ハボックの言い放つ“優先事項”に染み込むように、彼女は耳を傾ける。
443 :
ハボアイ:04/10/13 03:34:53 ID:g++KUEWu
そうだ、彼は、ロイ・マスタングのやろうとしていることを願っている。
私がここで彼を支えたら力が分散する
そうすれば、どこで全力を注いで大佐の背後を守っていける
――馬鹿だわ、私…何を言ってたのかしら
見誤るところだった…彼女は混乱していた自分の心を見つめ返した。
だが、苦虫を噛み潰したように残るこの気持ちの行き先に彼女は唇を噛む。
自分を思い返すリザを見つめ、ハボックはきっぱりと言葉を積みあげていった。
「俺が死んでも、前進あるのみです。
あなたは俺なんか無視して突き進んでいってくれると思ってます」
――だから、そんな女に惚れてんだって
「俺みたいなの気にしたら駄目です。今だって…反省してる暇なんかないはずです。
これ以上…立ち止まったらいけない」
「置いていけっていうのね?」
「ええ、役に立たない駒に気をとられてたら、敵につけこまれるだけです」
「……それは、わかってるけど…」
繋いでいたリザの手に力が入っていく。
未だ、乱れていた考えを振り切れないでいる彼女の様子を見て、ハボックが言い足した。
「正直、…別のことに気ぃ取られて大佐を追いかけてないあなたは俺の好みじゃない」
「……」
「切り捨てるのが一番ですよ。…魅力のない女はいらない。かえって迷惑だ」
「……――そう」
潤んでいた瞳が曇り、眉間をしかめて唇だけを緩めているリザ…
動揺を抑えていた彼女を、ハボックは無表情で見返してしまった。
しかし、そうしているうちに、彼は心の中にあった形のないものが、
何かさまよってきたことを覚えてしまった。
入院してから、もやのように整理しきれてなかった深層だろうか…
わきあがる泉のように気分がぐらつく。
その気配を悟られないよう、彼は表情にでるのだけは防ぎたいと瞬時に思った。
這い出る勢いを抑えるので精一杯だったのか…ハボックの額に汗が流れた。
入り混じる心地に錯綜する彼の手を握り締める一方で、リザは低い呟きを放った。
444 :
ハボアイ:04/10/13 03:41:06 ID:g++KUEWu
「余計なこと、…言って…ごめんなさいね」
「……」
「私、勢いだけであなたに考えをあてがってたみたい…どうかしてるわ」
――中尉…
心配する必要のない女だとでも言われたような感触を受け取り、リザは沈黙していた。
そして、椅子に座った状態で、重なり合う手をそのままに、彼女は頭ごと端にうなだれていった。
沈むリザの肩にハボックはもう片方を差し向けようとするが、
無意識に触ろうとしていた自分を思い起こしてすぐに引っ込めた。
ついでに、目に映る視界も彼女からはずしてしまった。
余った彼の手は、リザと繋いだままの片手から伝わる熱を感じながら
シーツを握ってやりすごす。
数分…二人は押し黙った。何を話すわけでもない。
ただ片手だけ繋いだまま、そこにいた。
握り合った手を離そうとしないのは、どちらをも繋ぎとめる唯一の形を
ここで失くさぬように作っているかのようだった。
「……」
話かけようと唇を開いたが、ハボックは言わずに飲み込んだ。
言いたいことは山ほどある。だが言うわけにはいかない。
これまでの台詞もなにもかも…真実、訂正したい。
――もっと上手い嘘を言えば良かった
相変わらずの会話能力の欠落さに、彼は自嘲する。
炒めて食うと美味いとか昔、犬に関してぶっきらぼうな発言で誤解された時と
変わらぬ言葉のまずさだ…どうにも離れがたいジンクスのようだと彼は思い起こした。
――欲しいさ、俺のものにしたい…
せっかく俺のことに力を注ぐといってるんだ
こんな願ったりかなったりの申し出、断りたくない
なんならこのまま負い目を植えつけさせて一生縛り付けてやりたい
――だけど、この人はそれだけでおさまる女であるわけがない
自由に羽ばたく未来と選択肢が彼女にはまだ残されている。
まっすぐに突き進む焔の男の傍で彼女の能力は更なる輝きを放つだろう。
理想と夢の実現に、もっとも近しい場所にいてこそ輝けるリザを見て、
その傍で自分も活躍するのが本懐だった。
445 :
ハボアイ:04/10/13 03:47:14 ID:g++KUEWu
だが、自分がリタイアしても、まだまだリザは削がれることなく前進できるだろう。
いや、もしかすると、ますます自分を必要とせずにロイの周辺を補強する実力を
持っているかもしれない。
己がその羽を掴むわけにはいかないのだ。
彼女の本領発揮を促す糧となるなら、それこそ自身のいた意味も功をなすのではないか…
――しかし、そこに自分の姿はない
「だから…」
続きを言おうとしてハボックは、声が掠れてでこないことに気づいた。
ようやく発せた音なのに、どうにも喉が振るわなかったらしい。
「…っ……――」
何を言わんとしているのか本人にもわからなくなった。
少々、内なる意識の混乱に彼は戸惑い、考え込むように…重ねられていた手を
力をこめて握り返した。
「…ハボック少尉?」
破られた森閑から、静まっていたリザはこちらを見てきた。
――あれ…何、言おうとしたらいいのかわかんなくなった
瞬間、ぬるい感覚に彼は襲われる。両目が溺れかけるような涙の存在に見舞われたのだ。
泣き止んでいたリザを引き継ぐようにハボックの頬に涙が流れた。
リザはそれを…憂うように見つめてしまった。
作っていた彼の強さが暗転し、予想以上の深い溝となってハボックの表情に表れている。
傷痍軍人などこれまで彼女も多く目にしてきたが、
ハボックはあまりにも不感応に軽く笑い散らしていた。
感覚がないと言った時以来、真剣な眼差しを浮かぶことは途絶えていたが、
既にどこかで心の割り切りをつけているのではないかとリザは触らぬように配慮していた。
しかし、それがかえってリザの盲点を深めていたのかもしれない。
片手で口を押さえながら、痙攣している喉元を閉じさせようとする仕草を残し、
ハボックは思いとはかけ離れた台詞を作っていった。
446 :
ハボアイ:04/10/13 03:55:16 ID:g++KUEWu
「だから、それで…今となっては中尉が無事で良かったって思う俺を許してください」
「……ハボック、少尉――」
――どうして、…そんなこと言うのよ、泣いてるじゃない…あなた
「大佐もどっかぬけてそうで、あの時、もしかしたら全員やばいかもって死ぬに
死にきれなかったなぁ…なんて思ってたり、…してたんスよ」
――自分のこと、零していいのに
枯れた冗談で場を作ろうとしているハボックの手を握っていたリザが、
心細そうなハボックの言葉の節々に…いたたまれない気持ちを募らせていった
こんな時でも自分やロイのことを労い、誤魔かす彼に胸が痛み、震えてくる。
「あの場では俺も中尉も大佐も…全員、危険と背中合わせだったんです。
生きて戻ってこれただけでもラッキーですって、それに…っ」
「もう言わなくていいのよ――」
リザが椅子から立ち上がって彼を抱きしめた。
自分の顔の神経の様子がおかしいことを感じ取り、
ハボックは嗚咽まじりに言葉を繋げていく。
「俺…なんか、変な顔してません?…さっきから息、しにくいんですけど……っ…」
「何も言わなくていい…」
枕元から両手を回したリザに抱擁され、口を閉ざしたハボックは
喉を震わせて、彼女を緩やかに抱きしめ返した。
損ねたものに対して、抱きしめられることでようやく込みあがった感情に、
ハボックが消え入るような唸りを零し始める。
枕に流れて行く涙をぬぐうように彼女は彼の頬を手のひらで暖め、
同時に口付けをしてくれる。
好きなだけ預けられる彼女の暖かさを、彼は求めてしまった。
こんな温もりを、貰えるなんて思っていなかったのだ。
…置いていくのは当然だってわかっていたはずなのに
今まで、考えないようにしていた悲しさが湧き上がってきた。
自身の額をあてがい、リザはハボックに優しい言葉を…だが、刻むように語っていく。
447 :
ハボアイ:04/10/13 03:59:23 ID:g++KUEWu
「中尉…俺…――」
「私達は武器を持って戦ってきたわ。ホムンクルス達のように特殊技能が
あるわけではない…実戦で、彼らとの落差に怖いと思ってもしょうがないの。
生身の体に武器で対抗していくにも限界があるかもしれないから」
「………」
「失くしたもので、怖くて悲しいと感じるのは人間だからよ…心があるんですもの。
だから、痛いものを背負って平気でいられるほど強くなくてもいい…
強いなんて言ってごめんなさい…」
無神経だった自分の発言を悔やむようにリザが謝ってきた。
両足に酷い損傷を受けてどうして冷静でいられる
平気だなんて言えるわけがない
彼は私に置いていけというが…あなたは本当に、それで何にも思わないはずがない
役に立たないから切り捨てるなんて、あなたはそこまで道具じゃない
――大切な仲間なのよ…
大の男が泣くだなど…ハボックはそれを恥じ入る部分を持ってしまったが、
リザは構わず真っ直ぐ向き合って接してくれる。
これまでのやりとりによる形勢が逆転したような感覚でいたが、
彼はリザの心根の奥深さを心底有難がった。
自分に欲しい言葉を彼女は与えてくれる。
優しさや同情だけで接しているのではなく、ただ自分を本当に大切に
思ってくれているという一心さだけが感じられた。
448 :
ハボアイ:04/10/13 04:07:56 ID:g++KUEWu
―――時間が数分流れた。
縋ってしまったハボックは、落ち着きを取り戻した頃にリザの顔をくすんだ瞳で見返した。
そして自然と彼は、彼女の美しい頬が濡れていたのを見つけて自身の指で撫で返す。
「やだ、私も泣いてたの…さっきから涙腺ゆるみっぱなしでほんと駄目ね…私…」
ロイが駆けつけた時、号泣していたリザがいたことを、ハボックはアルフォンスから
密かに聞いていた。
ロイに向けて放たれていただけの涙が今、自分のためにも流されていたことに気づき、
彼は嬉しさのせいか穏やかに唇を綻ばせた。
だが、それ以上を望んだら、彼女は離れていくだろうか…そんな気持ちに彼は佇む。
募らせた想いの力で、覆いかぶさるような姿勢でいたリザをハボックは強く引き寄せた。
そこで、横倒しに寄り添う彼女と唇を重ねようとした。
いて欲しいときにいてくれる最愛の人…彼女を心から慕ってしまう自分を表したい。
言って許されることだろうかと思案した彼だが、戸惑いつつも次第に心を決めていった。
「ハボック、少尉…?」
――伝えたい…聞いて欲しい
「最初の冗談…訂正します。本気だった…」
「……――」
「迷惑だなんて、嘘ついてすみませんでした…本当に――」
――まっすぐに、俺を見てくれ
「――本当に、あなたはとても…魅力的だ」
溶かすように熱のこもった瞳を放たれた。
続いて眼前で愛を囁かれたリザ…瞬間、彼女の白い頬は射抜かれたように紅く染まった。
近づけられたハボックの眼差しに捕らえられたリザは、
…やがて、柔らかに瞼を閉じて、近づけられた唇で自然と彼を重ね受けた。
続く
乙です。切ないなあ…でもいい感じだ
>448
・゚・(ノД`)・゚・乙です。
みんなうまいところで切るよなあ。
ハボアイ続きが待ちどおしいよー!
職人さん乙。
グラーっときたよ・・・
ほんとに切ないなぁ
続き待ってます。
泣いた
ほんと乙
続きが楽しみ
上手く言えないんだけど何かこう、心にずきんとくるものを感じる
丁度今日ガ/ソ/カ/゙ソ読んだばかりだから余計に切ない
ハボアイの続き楽しみに待っています
じーんとした。
ハボ・・・。
続きが楽しみです。
いつまでも待っています。。。!
エドがアルと別れてから1年突然アルがまた私のもとで修行をさせてくれといってきた。
正直いってこれ以上アルに錬金術を教えてあげたくない。彼には普通の暮らしを
させてあげたかった。でも、彼の必死な目を見て私は修行をさせてあげる決意を
した。少しでもエドに近づけ、いつか会えるようにするためならたとえどんなこと
でもしてあげたかった。でも理由はそれだけではない。エルリック兄弟が私の
もとで修行をさせているうちにいつのまにか弟のアルに特別な感情を持つように
なっていた。初めは子供を失ってからその面影をアルに無理矢理重ねさせていた
だけだと思っていたがアルが元の姿に戻った今やっと気がついた。それは恋愛感情
だったと。
ハボ…言葉にできん、あいかわらずこのスレ神がかってるな
師匠がシグさん以外に惚れるなんて考えられないけど楽しみだ。
関係ないが19歳の時のシグさんは「ろくでなしBLUES」の輪島さんに似てるとオモタ。
アル「先生どうしたんですか?」
師匠「え?」
アル「さっきから僕の顔じろじろ見て」
師匠「な、なに言ってるんだ気のせいだろ」
だってかわいいから・・・
師匠×アル、有り得なくて新鮮。
続きキボン。
ダンナさんラブな師匠もいいけどショタ好きな師匠もイイ。ガンガレ
463 :
師匠の独白:04/10/15 21:43:26 ID:dVWUOZu6
あの子は兄と比べるとふっくらした感じがするけれど、同年代の少年と比べれば
手足が長くてハキハキしてるし明るいし・・・どんどん背は伸びて行くし
いやもうすごい可愛い。惚れてしまいそうだ。だって旦那の若い頃ソックリじゃないかー!(*´Д`)´`ァ´`ァ
ゴメン師匠・・・壊しちゃった気がするよ・・
いやいやGJ。
恋する乙女のよーで(もう30代だけど)可愛いッス
アルが元に戻ってから私は毎日のようにアルに会いに行ってた。シャワーを
こっそり覗いたりもしていた。脱衣所に脱いだばかりのアルの下着の匂いを
嗅いだりもしていた。行為は徐々にエスカレートしていった。ある日こっそり
アルの部屋を覗いたとき、アルが自慰行為をしていたのを目撃した。ドアの間で
私はアルの指の動きに合わせながら自分の女の部分を激しくさすっていた。
彼がイクのと同時に私は絶頂した。行為が終わりアルが男の部分をティッシュで
拭くとベッドに入り、そのまま眠ってしまった。こっそり部屋に入るとアルの
精液が付着したティッシュが床に落ちてあり私はそれを手にとった。こっそり
アルの部屋から出るとトイレに入り、ティッシュに11歳のものとはいえないほど大量
の精液が付着しており、私はそれを顔や胸や女の部分など体中にぬりたぐった。
師匠「ああ・・この臭い、味たまらないわ。アル・・・・」
その日の夜一晩中私は淫らに満ち狂っていた。
やばい。
師匠可愛い。萌えまくりじゃねぇか(*´Д`)ハァハァ
人妻年下(;´Д`)ハァハァ
師匠の独白流してみた者です。
気長〜に待っていただけるならアルX師匠少し書いてますのでUPできるかとは思うのですが・・('A`)
しかし師匠の性格が未だにうまくつかめません。誰か簡単に説明して下さい_| ̄|○
>468
師匠の性格、自分にも他人にも厳しい人だけど内面はとても女性らしくて
優しい心の持ち主だろうと思っているけど…
でもこれって自分が原作を読んで勝手に思った性格だ。
キャラクターの性格って原作とアニメでも違うし、人によって感じ方も違って
くるのではないかなぁ。
だから、キャラの性格がわからんならあんた自身が漫画読み直すなり
ビデオまたはDVDを見直すなりして掴んだ方が良い文章書けるんじゃないか?
それやっても上手く掴めないままなら、何も無理に書く必要はないだろうし。
まぁ適度に頑張れ!
>>468 あんたの書くふじ○あき○風な師匠も可愛くて好きだぞ。
がんがってくれ
師匠、活躍するともっと性格わかるだろうな
歌ネタはまずいかもしれんが
コンプリートで3期EDきいてたら今月号のせいか
ハボアイにきこえてきた・・・うわ、アニメ見直して逝ってくる
472 :
465:04/10/18 02:00:07 ID:CLofcqqS
初心者なものでUPするのが遅くすいません。一応今後の展開はふじ○あき○風に
師匠の下着を盗んでオナニーしているアルを師匠が見つけ、そのままアルを犯す
という展開にしようと思ってるのですが実際文章で表現するのは難しいですw
なるべく早くUPさせようと思うので感想お待ちしております。
何で女体化スレばかり伸びるんだ
>473
雑談
女体は痛いというのが一般認識ゆえ、
作品を人に見てもらう場所があのスレしかないから。
住人も多いし、作品投下する職人も多く、活発。
>473
こっちも勿論好きだけど妄想力を駆り立てる野心と欲望の
弾幕が薄いんだ……
機械鎧のリハビリで12才迄一緒に風呂入ってたウィンリィが
15才になって戻って来たエドを無邪気に風呂へ誘って
凄い事になるのもいいなーと妄想する訳ですが。
>>476 機械鎧の調子みるためとウィンリィに言われて、しょうがなく一緒に
風呂入ったら、ウィンリィのぬれた髪とか時々あたる胸にどきどき
するエド(*゚∀゚)=3 '`ァ'`ァ
ウィンリイ、ホークアイ、師匠、ロス、ラスト、シェスカ、ランファン、
パニーニャ、メイチャン、ヒューズ母子、ばっちゃん他、多いと思うが。
相手確定が大半だから妄想できるバリエーションは少ないけどな。
ウィンリイ…兄弟、無能、無能組、色ボケ軍曹、親馬鹿、少佐、ドミニク父子、ガーフィールさん(?)
ホークアイ…無能、無能組その他、色ボケ軍曹、親馬鹿、少佐、大総統、兄弟、
ロス…色ボケ軍曹、少佐、無能、無能組その他、親馬鹿、フー爺さん
シェスカ…兄弟、親馬鹿、無能、無能組、色ボケ軍曹、上官の黒人の人、
師匠…夫、従業員、兄弟、グリード(?)、(アニメ版はラース)
ラスト…グラトニー、グリード、お父様、(アニメ版はスカーとスカー兄)
ランファン… 若、フー爺さん、兄弟、
パニーニャ…兄弟、若、ドミニク父子、ガーフィールさん(?)
メイチャン…パンダ、天才錬金術師で背が高くて賢そうで美形のエドワード様
ヒューズ母子…親馬鹿、無能、兄弟、その他軍部の人、俺
ばっちゃん…ホーエンハイム、ドミニクさん(できれば女豹時代)
ダンテ…棒状のものならなんでも
組み合わせ的にはこんなかんじ?
いいよ俺はハボアイ降臨でも待つよ…
ドミニクのオヤジやガーフィールさんは無理だろウィンリィ+パニーニャ…
前者は一徹並の頑固オヤジだし後者はオカマだし
ダンテは男も女もOKだよ
でもダンテって腐ってるし・・・
>>483 同じ境遇のホーエンがトリシアママンとセックルしてたから錬金術とかである程度の腐敗制御はできるんじゃないの?
だがダンテはショタでレズな文字どおりの腐女子ですから
>>480 ヒューズ母子の「俺」に突っ込んでおくべきか…
いろんな意味で許せん
とりあえず、小ネタ妄想だけど、アニメ45話のフュリーさん
ロイ「それで、水虫が脳に転移した曹長には、ホークアイ中尉になって北に行ってもらう」
フュリー「ハイ了解しました。えと中尉のカッコしてればいいんですよね?」(中尉は残るんだ・・・)
ロイ「そうだ。これが、彼女の制服だ。さあ、着替えたまえ」バサッ
フュリー「あ、あの、これ、制服だけじゃなくて、下着もあるんですけど…」(うわ、ブラのサイズすごく大きい)
ロイ「そのままの体型じゃ中尉に見えないだろう」
フュリー「…ってこれ、もしかして、中尉のし、下着、ですか?」(はわわ〜わ。いい匂い〜っ、ていうか下も?)
ロイ「そうだが、なんだね?」
フュリー「いえ、何でも」
(なんでそんな物、大佐が持ってるんだろう・・・つうか中尉のパンティー俺穿いていいのか?
中尉のパンティーのこの滲みのある部分が俺のあの部分に当たるっていうか、
っていうか、これって中尉と間接SEX!!(*´д`;)ハァハァ)
ロイ「いいから、早く着替えろ」バシッ
11歳の手術の時ウィンリィはエドを股間側からサポートしてたよな。
まだ剥けてるかどうかも怪しい非勃起状態の恥ずかしいティムポを
バッチリ見られちゃったんだな。可哀相に。
で、彼女の頭ではエドのアソコはずーっとあの可愛らしい状態なわけだから
「今更何恥ずかしがってんのよこの馬鹿は」とか言いながら風呂に誘い込む…と。
でも洗ってるうちに大人になったエドの雄が過敏に反応しだして…
だれか書いてくれる神は現れないだろうか… ハァハァ
>>488 可愛らしい象さんが凶暴なアナコンダに変貌してる訳ですな。
それをモロに見てしまってうろたえまくるウィンリィたん(;´д`)ハァハァ
>480の組み合わせ表で兄弟×中尉に開眼した
無能組以外にも相手がいたと気づかせてくれてありがt
遅筆だけど頑張ってみるよ
491 :
名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:33:45 ID:KoNs8aYn
>487
ワラタ
> 可愛らしい象さんが凶暴なアナコンダに変貌してる訳ですな。
兄さん、 象さんのままだったらどうしよう…
>>492 兄さんのアソコは象さんかアナコンダの二つに一つだろうな
個人的には背と完全反比例したアナコンダキボン
ここはSSオンリーですか?
自分は絵師ですが、絵の投下は虹板の方が良いのか悩みます。
>ここはSSオンリーですか?
んなこたぁ無いので、安心してカモォーン!!щ(゚Д゚щ)
せっかく虹あるんだからそっちに投下したら?
虹の存在を知りながら、ここに聞く意義がわからない…。
まぁヘタレ絵は叩かれるかスルーだから、自信あるならやってみれば?
エドのアナコンダを見て以来、「豆のくせに」と言うたび赤面するウィンリィタン(*´Д`)ハァハァ
>>494タンの投下を心からお待ちしてます
498 :
494:04/10/22 04:51:39 ID:mdRMigvK
正直ヘタレなので投下は諦めます。
機会あればまた宜しく御願いします。
そして、アナコンダは牙を剥くわけですね。エドウィン(*´Д`)ハァハァ
兄さんのアナコンダ・・・(*´Д`)ハァハァ
それはもう暴れん棒なんでしょうな。
先端を入り口に宛がっただけでも待ちきれなくてブルンッ!!!!って暴れ出して上手く入らず、
お相手の女性の敏感な粒の部分を兄さんのアナコンダは叩き弄ってしまうのですね!!
うっかりアナルに潜り込んでみたり
お次の方張り切って503ドゾー
ロイウィンかアルウィンかエドロゼキボンヌ
503なのに思いっきり>502を敵に回したな藻前w
最終回の汽車から手を伸ばすシーン
兄さんのあの色気はナンですか!?
11歳アルと対比させてたせいか
兄さんがいつの間にか大人の色気を纏っていて仰天しました。
キモイ兄さんとエロイ兄さん万歳
>505
801スレと間違ってませんか?
エロ兄弟に嬲られるウィンリィは好きですが。
華麗にスルーして神達投下ヨロ
>>506 ?! 801のつもりなんて全然なかったんですが…
気分を害されたのでしたらごめんなさい。
509 :
ハボアイ:04/10/23 19:17:08 ID:1MKVbHjM
ハボアイ
>>448後編です。しばらく投下します。
(あと、地震の地方の方達の無事をお祈りしてます)
俺は、泣いていたと思う。こんなキスなんか初めてだ。
心底、自分はおびえてた。先が暗くて、前がなくてしんどかった。
それでも必死に道を探していた
巻き込みたくない、引きずらせたら…彼女を止めてしまう。
だから、途中で悔しくて、自分の喉下を切りたくなって…もがいたんだ。
柔らかくてたどたどしい彼女の指先が、自分の喉に触れてなかったら
迷わずそうしてた。
自分のこの口は…口付けをしながら、何度も好きだと言ってたのだから…どうにもならなかった。
やめられなくなった行為を止めるに、それしかないんじゃないかって必死に考えた。
だけど、伝え続けた。
安らかになりたい…この時をずっと、…ずっと待ってたんだと
「好きだ…あなたがずっと好きだった」
言ったら彼女は慰めてくれる。
自分よりも、何よりも…周囲に気を配り、滑らにする彼女…
死にかけて、泣いた人間を放っておく女じゃないのを知ってるからだ。
――……
縋る男を受け止め、自分を愛していると告げてくる相手の抱擁に、リザは好きなだけ応じていった。
510 :
ハボアイ:04/10/23 19:19:37 ID:1MKVbHjM
口付けの途中から自分の目線より上のほうから流れてきたハボックの涙が彼女を、更に捕らえていた。
ますます力が入らなくなり、彼女の全身が包み込まれる。
熱に重なると、翻弄される…あまりの強い求めに彼女の喉には息が通る隙さえなかった。
「…ぅ、ん…っ――-」
息の合間を取り戻せなくなるほど、彼に飲まれていたリザ…
腰掛けた寝台に、横倒しになった姿勢でハボックの求めに応じていた彼女はやがて、
困惑したように呼吸をもらした。
十分な力ではないが、乗りかかって求めてくる…病人とは思えぬほどの強い腕の力、
彼独特の仕草と、知らなかった男の匂いにリザは直面する。
「…ハボック…少、尉…っ…」
その時、服の上から愛撫が激しく連なってきたことで、彼女は初めての行為に身震いした。
胸を揉み、まさぐる彼の手の行き先に体が震えた。
揺らぐ意識の裏側で、肉欲への誘いに問われてしまったのだ。
「…、――…っ…や、ぁっ」
「ごめん…――」
「……っ」
戸惑いがちな行為をぽつぽつと返す彼女を見かねて、ハボックがようやく口を離した。
掴んでいた細い肩が静かに揺れている。…男が初めてなのだろう。
力の入らない彼女の様子からは、異性と熱い口付けなど交わしたことのない空気が
漏れていた。
美しい女性として軍内部でも目立つ女性だったが、高嶺の花のような存在で
ありすぎたためか、かえって遠巻きにされているのだ。
それゆえ、男性経験はなかったのだろう。
ハボックに最初、キスを望まれた時、彼女は自分から軽く触れてそれに応じた。
だが、あれは実際のところ、彼女にとっての単なる皮膚の重なりにすぎなかった。
悲しんでいる子供や動物をあやせるといった行為に近かっただけなのだ。
しかし今、深い交わりを持つことと、それらはまるきり様子がちがう。
これほど激しい行為だったのか…と、彼女はハボックとの接吻に動揺し、かつ
翻弄されてしまった。
511 :
ハボアイ:04/10/23 19:22:12 ID:1MKVbHjM
またハボック自身も、リザの男性経験の皆無な状態を自覚したせいか、
その有難みで悦に浸ってより突き進んでしまった。
「…中尉、ごめん……」
ごわついた感覚の制服があった。
きっちりとしていた彼女の上着は皺だらけになって崩れている。
本能的に脱がせかかって、愛撫してしまったせいか、途中で我に返った余裕のない自分…
それに対して、息切れしながら胸をひくつかせて倒れこむ彼女…
ハボックは目の前の彼女の肉体の誘惑と思慕の念に揺らされる。
放さないと…、早く行かせてしまわないと…掴んだら駄目だ
悔やむような表情でハボックが再度謝りながら、
…触れていた彼女の肩を儀礼的に遠ざけた。
「服、皺になってる…整えてください」
息の落ち着かない様であるリザを見ないように、目をそらした。
見るのが苦しい。
妖艶で美しい彼女の蒸気した頬や唇を目にするだけで、理性に歯止めがきかなくなる。
白い首筋には、髪留めから零れ落ちたひとふさの髪が艶やかに流れている。
これほど情欲をそそり立たせるような女の姿に、正気でいられなくなる。
彼は両手でリザを…すっと…壊れ物でもあつかうかのような仕草で押しのけた。
そして、露にしてしまった心に反して、行かせようと…あえて臨んだ。
喉に骨が刺さったようだが、言わねばならない。
「行ってください」
「……」
低い声で、重く言った。はやく、切らなければ自分のほうがえぐられる。
乱れた上着の襟を両手で押さえたリザは、体を震わせ言葉をたどる。
瞳を曇らせながら、彼女はゆっくりと起き上がった。
そして、片手を…震わせながら、シーツを掴んで手に力を込めた。
512 :
ハボアイ:04/10/23 19:25:15 ID:1MKVbHjM
私、何をしてたの?
私を捕らえたあなたに…私は…何を言えばいいの
ここにいるのは“ジャクリーン”ではない
私が認識する対象は、コードネームでも仲間でもなくなった。
もうひとりの惹かれたような感じのする…新たな存在…それは一体…―――
「…少尉、…私は――」
「いいから行ってくださいって」
「…私はあなたに、何をすれば…――――」
「行ってくれ!」
大声が響き、突如として腹の底からその一声は発せられた。
「……っ」
彼の怒号に、びくりとしたリザがおののくように立ち上がる。
何か怒らせるようなことをしたのだろうか
いや、好きだの愛だの適当な言葉に迷い、本来の道を忘れ…
甘んじて応じてしまった馬鹿な女だと…咎めているのだろうか…
――あ……
途端、彼女はそんな自分がやるせなくなり、伏し目がちにそろそろと歩いて離れた。
ほのかな香りが消えていく。抱きしめていた熱が抜けていく。
ハボックはそれと同時にうずくまる。
そして、愚かなことをした自分に沈みながら、
代わりにリザに上がってもらうことを伝えた。
焔の男と共にある、強い彼女に…勇猛果敢で美しい…あの颯爽とした、快活な姿に託した。
「進んでください、俺よりも…」
心の中で割り切るために、消え入る声で彼は言っていた。
行ってくれ…
こんなくすぶった自分につき合わせたら駄目だ。
先が大事なら、夢が大切なら…祈ろう。
走り続けて、幸せをつかめと願うだけだ。
――畜生、なんだよこれ…ほんと最悪だ、女運なさすぎだって
目をつぶり、折れ曲がった状態で彼はベッドでうずくまった。
513 :
ハボアイ:04/10/23 19:29:50 ID:1MKVbHjM
扉に近づいた彼女がドアノブに手をかけた気配が聞こえる。
行けよ。はやくいなくなったほうがいい
とっとと忘れて、呆れてくれ…
言ったことの、ただひとつの真実も…自分で伝えて、あっさり壊して俺は何様だっての
どなるくらいなら最初から何も言うなって…
怒鳴った時の、最後の一声…
吐き出すように、渋った自分の様子に…苦しげな表情を浮かばせていたリザを思い出した。
あんな顔させるために、言ったんじゃない――――
もう何も感じ取りたくない
「最低だって…」
耳を塞ぎ、目を閉じて…ハボックはその場から自分を遠ざけた。
やがて、外界の知覚を放棄していた彼は…リザがいなくなったであろう数分後にそっと起き上がる。
目を開けると、いつもの視線に彼女がいない。
――…良かった…出て行った
だるい息をはきながら、頭を抱え込んだハボックが再度、うなだれた。
前のめりに体を折ると、少し傷跡が疼くが、あれから随分経つし、
入院当初ほど派手に激痛が走るわけでもない。
前は焼かれて塞がっているし、縫合跡も加わり処置もなされてあるので、
周りが心配するほどたいしたこともないと自身は思っている。
ただ、残った足の神経の障害が最も不快である程度で、さっきのように、
大きく上半身をゆらしても傷自体はそんなに気にならなかった。
いつか吸いたいと思って…隠していた枕元の煙草の箱を掴み取り、
おざなりに口に銜えた…
だが、オイルの入っていないライターで、カチカチと
火をともそうとしていたことに気づき愕然としてしまう。
打ち火すらでてこない。
何もかもが決まらない自分であるのか、自嘲さえ浮かんでこなくて気が滅入る。
続いて、しばらく挟んだ煙草を唇であやしながら、考え込んだ。
もう、どうでもいい…
見舞いとか看病とか…不要の自分に護衛など完全に必要なくなったとすら思う…―――
存在自体、捨ててしまいたい。
514 :
ハボアイ:04/10/23 19:33:05 ID:1MKVbHjM
大佐とは別の部屋に変わろう
顔、合わせるのも困るだけだ。さっさと退院して田舎にこもろう
「……――――?」
しかし、彼は小さな気配…残された空気に混じる人影に目を見はった。
自分のいる場所からは隣にロイの寝台があるせいか、
ドアの入り口の真下が死角になっている。
目を凝らして見えたものに、彼は掴んでいたライターを床へ転がしてしまった。
無機質な音がベッドの下から跳ね返り、人影の主に気づかせてしまう。
自分がそれに気づいたことに、残っていたその気配のありかを伝うかのように…
「――…中…尉」
よく見ると、そこにうずくまるようにドアノブに手をかけた状態で、
座り込んでいるリザが残っていた。
覗き込むと…喉をしゃくりあげて、声を塞いで涙する彼女の後姿がある。
いる…行かなかった?
口に銜えていた一本が落ちていく。体の中に呼び覚まされるあの感情…
もう一度、彼は彼女の名を呼んだ。
確かめるように発声し、声でその存在を確認しながら唇を動かした。
――…憂い、そういった気持ちに彼は高まっていった。
なぜか、隠れるように必死でいた彼女は、自分の呼び声に肩をびくつかせ、
もれ出る声を飲み込もうと抑えてしまう。
踏み出せる力を持てない彼女の状態…
立ち上がれなくなった自分を制しきれない様子で、リザは胸の奥を掴んでいる。
背をのばさなくては――
誓ったはず、私にとっての大事な使命を何よりも…誰よりも
だから、立たなきゃ…ちゃんと受け取った彼の信念のためにも、
なのに、ここに来て力が入らないなんてどこまで情けない上官なのよ
体が小さく崩れた状態に陥ったリザ自身の混乱に、ハボックは通じるものを感じ取った。
515 :
ハボアイ:04/10/23 19:38:20 ID:1MKVbHjM
怯え、惑い…意志と使命の重さを抱え、貫こうとする人間…
見える強さの中にある脆さという側面に…淡く、はかない彼女の姿に惹きつけられる。
知ってしまったもうひとつのリザの姿…いつもの冷静で優しい、
そして自分を心配してくれる強い女性の中に隠されていた、倒れ掛かるほどの重苦しい状態…
加えて、自分の言葉に動揺し、届けた気持ちに悩んでいる彼女の軋んだ様子…
恋焦がれた気持ちが、彼女に対してさらに強まった。
抱擁された時、言われた言葉…自分に欲しい言葉を彼女は与えたが、
あれは彼女自身にあてはまることでもあろう。
痛いものを背負って平気でいられるほど強くなくてもいいと言っていた。
とうに、はじめから背負いすぎた彼女にとって、これまで様々に苦悩していたはずだ。
あれは自覚できる部分があったからこそ、自然と放たれた台詞なのだろう。
しかし、こうして見るとその重圧に潰されそうな気配をひしひしと感じてしまう。
あの姿を守りたい。
再起不能の自分ができることを今、行いたい。
ここで見守るだけではなく、臆することなく行けるように絆にして…
暖めて送り出したい。
愛しているからこそ、守りたい。しがらみを作るために託したのではないのだ。
心から願える存在であってほしい。
泣ける場所も、休める場所もないほど強くならなくていいと思う。
それを作って、時々は、翼を休めてやれることくらいさせてやりたい。
だから、さっきの自分のように、遠くで思う人間との距離で彼女を縛っては駄目だ…
伝えたことを今更、後悔するのはもうやめようと彼は思った。
そして、さらけだすことに躊躇う自分を消すことを、誓っていった。
小さな背中、あの姿に刻みたい。
自分はここにいる。ここから彼女を守り抜く…
まだ間に合う。
夢を追いかけ続ける、そのためにあの背を押してやりたい
一人で行かせてやるためだけでもなんでもいい、その力になってやりたい。
こんなに声の届く範囲にいて、何を躊躇うことがある。
手を伸ばそうとした彼は、壊したものを取り戻そうとした。
ありのままに、思いのままに…
ぞくりとするほど、彼の意識に強みを帯びて、それが深まっていく。
516 :
ハボアイ:04/10/23 19:41:20 ID:1MKVbHjM
こみあがった気持ちのハボックに対し、リザはつかえた喉でいくつか言葉を繋げていった。
「少尉、…私…今、行くから。ちゃんと出て行くから…っ……」
――行けるのか…行かせるのか、あの状態で?
再度、手のひらで掴みかかったノブに体重をかけようとするが、足がすくむリザ…
空ぶる彼女の動作にハボックが心細そうに感じ取り、憂う思いをめぐらせる・
歩き出せない彼女は嗚咽をこぼしながら何度も同じように立ち上がろうとしていた。
だが、本当に涙を流す行為に体を奪われ、歩みだせる機会がつかめない。
いそいで出て行こうとしたが、むせび泣くことが止まらなかった。
ついで、部下の前で更なる醜態を晒している自身が惨めで、気が狂いそうな自覚に陥った。
強くなる、前に進む…そう決めていたことなのに、
こんな時からそれでどうするという思いで自分が嫌になる。
「馬鹿な、上官でごめんなさい…」
――…俺ができることなんて…
彼女は孤独で、自分も独りでそれぞれに立場と責任の取り方も違う…
理屈ではそう分かっているが、小さい肩を震わせて座っているのを見ると
ハボックの感情は収まりそうにない。
そして馬鹿な上官と己で言わしめるほど、怒鳴ってしまった先ほどの自身を彼は悔いた。
口元を押さえ、涙に塗れる尊い姿…それを告白で惑わせ、ある意味、
あそこまで追い詰めたのは自分のせいではないのか。
勝手に告白して、突き放した…ついでに声まで荒げてしまったことを省みた。
ただでさえ、自分やロイのことで頭を抱えていたリザだったのに…
気の張り詰めた彼女が今、ああも崩れてしまったのはそもそも自分のことが原因ではなかったのか…
――…一方的に触れて、突き放し…困惑させて放棄した自身
責めることなく彼女はいてくれたのに
あんなに泣かせてる…もう駄目だ――――――
瞬間的に体を震わせたハボックは、身を乗り出した。
どさりとした重い音がリザの背後で聞こえてくる。振り返った彼女はその光景に驚く。
「何を…駄目よ…動いたら……っ――」
怪我に障るといい、彼女は顔をこわばらせた。
なけなしの力でベッドから床にずれ落ちたハボックに、リザは歩み寄ろうと
目をこすってこちらに向く。…わななく膝を立てようとするが…
そこで、来るなとハボックが言い返す。
517 :
ハボアイ:04/10/23 19:45:16 ID:1MKVbHjM
「俺が行く、あなたは動くな」
歩ける、足くらいなくてもそっちへ行ける
這ってでも行ってやる
俺が作った距離だ…俺が泣かせた女だ
両手を宙に持て余し、泣き崩れた顔で頬を濡らしていたリザがその姿を見つめ続けた。
膝立ちでいる自分に近づいてくるハボックの這い動く音…
「……っ――」
残された全身の力で足をひきずりながらも懸命に辿ってくる…
その真摯で切実な彼の心情…自分にはない彼の底の深さ…
彼女の気持ちに刻み付けるようにハボックは舞い降りた。
どうしてそんなに、失ってないかのように錯覚させる。
強くなろうとしているから…?
ならば、今の私よりも…ずっと大きい。
――こんな私を想ってくれる
それでも動き、来てくれる
私が泣ける場所を守ろうとしている。
「…少尉…っ…」
広げた両手に抱え込むようにリザは、ようやく届き、転がりこんだ彼を受け止めた。
汗ばんだ彼の額に安堵の光が広まっていく。
あまりにいとしいその姿に彼女はありのままに応じて言った。
「私、…私はここにいる…ここから歩く、ずっとずっと追いかけて…必ず掴むわ」
夢と現実の交じり合う世界、彼女は彼の優しさに喜びを感じ、
…消えかけたものを、しっかりと受け継いだ。
彼女の胸に顔を預けた彼は、軋んだ苦さで自重の声をあげている。
「……泣かせたのは俺のせいだ」
「いいえ、怖いからよ…あなたのせいじゃない…押しつぶされそうでいたのは私のほう…」
脆くて悲しい…抱きしめたものがあまりに優しい。
どちらも感じ取れるのは、私にかけがえのない存在であるからだ。
518 :
ハボアイ:04/10/23 19:51:16 ID:1MKVbHjM
彼は、自分を愛していると囁いた。
熱い声で言われたとき、まっすぐに思慕が伝わってきた。
本当に淡く、ほのかなものが見え、言えない、言い表せない感情に包まれた。
縋られた時、人がなんて弱くて小さなものだと思えたが同時に、
悲しいと思えるその存在は尊かった。近かった。
既視感だ…はかなさゆえに愛しい気持ちが募ってくる。
なぜなら、似てるから…私が持ってたわだかまりをあなたは届けてくれた。
自分が薄々感じていた損失への恐れや、背負うことの不安を目の当たりにして、
躊躇っていたのだから…
彼は自分にはない底の深さがあるが、いざ自分の場合となるとどうなることか…。
危険と隣り合わせで、彼のように負傷するのは誰にでも起こりうる。
今後、戦闘放棄しないための精神力の強さが持てるかどうか疑問でしょうがなくて…苦しかった。
何よりロイ・マスタングにとって有用な副官でいられる自信に揺らぎが生じて怖かった。
強くなると誓っても、言うのは容易い。
行えるくらいの跳躍力を彼女は未だつかめないでいたのだ。
だが、届けられた。慰めや同情で向き合うのではない。
ただ自然と、愛していると囁かれ、近づいてきたハボックと同期した心が
愛情に変わっていくことに彼女は、そんな形もあるのだと、受け入れていっただけなのだ。
床で座り込むリザに、ハボックはかぶさるようにのしかかっっていた。
息切れの落ちつくまで、そのまま彼は目を細めてこう告げた。
彼女の胸から膝の奥に顔をうずめ、腰に両手を回して辿り着いたものを抱きしめた。
「今だけでもいい…こうしていたい」
「ええ」
「俺、歩けた…?」
「ええ、ちゃんと来れたわ」
――私のところに
519 :
ハボアイ:04/10/23 19:55:23 ID:1MKVbHjM
扉の鍵を閉め、彼らは激しい行為に向けて肌を合わせていった。
ハボックの愛情に、リザは同じものを返していく。
たどたどしい仕草であったが、口付けからだんだんと甚だしい動きに二人は変わっていった。
「……ッ」
「こんなところですみません…」
微笑み返してリザはかまわないと答えてくれた。
床に座らせ、壁に追いやった彼女をハボックは横からできる範囲で愛撫していた。
やがて、彼自身が壁に背をかけてもたれるようにした状態で、
上を脱がせたリザと向かい合って、膝の間に移らせる。
傷跡に触らぬように彼女のしなやかな体が膝の上に近づいた。
「んぁっ……」
悩ましげな部分に走る刺激でリザがおののいた。
背中が弱いらしい彼女…続けて下半身を纏うものを一枚のみにして
するすると脱がせたハボックが手で腰を縦になぞる。
「やぁ、あっ…」
すると、リザはもたれかかるほどに力が抜けて自分に近づいてくる。
薄茜のように色づいた彼女の肢体…全て取り払って裸身にすると、
彼女は、本当に美しくてまぶしかった。
理屈を彼らは脱ぎ去った。この瞬間、刻むように一瞬だけを燃え上がらせようとした。
「あ、怪我、大丈夫…?」
のしかかって乳房を揺らした彼女の胸に顔を埋めたハボックは、
時間を惜しむかのように大丈夫だと告げて彼女を愛撫していった。
やがて自分の両足に跨り、ハボックが触れやすいように、
体重を預けない形で膝を立てたまま、彼女は浮かび続けようとしてきた。
そんなリザに彼は寄り添うように触れていった。
520 :
ハボアイ:04/10/23 19:57:14 ID:1MKVbHjM
彼の上にあまり重なってはいけないと、心配そうな顔をして伺ってきた彼女を、
ハボックは安心させようとしてこう言い放つ。
「膝に乗って、暖めてくれるほうが俺は気持ちいい」
軽い彼女を自身の上に抱き上げるくらいの甲斐性はこの体にはまだ残されていたらしい。
その薄いであろう幸運に、彼は小さく悦んでいた。
薄く、冷たくなったあの神経の上に彼女が熱く触れるならそれだけでも自分は嬉しくなる。
たいして痛みも感じない部分だからこそ、暖かさがそこに
代わっていてくれるように感じとれると思う。
肌蹴た自分の体に近づいて、リザはハボックの首筋に唇をたどらせてきた。
先に同じ行為をしたハボックの真似をして、舐めることで欲情を高めてくれようと
健気に返してくれているらしい。
ざらざらとした彼女の小さな舌が不器用に舐めてくれるのをハボックは抱きしめ返した。
「俺、あんま風呂入ってないから…もういいッスよ」
あまりに丁寧に、だがぎこちなくも懸命に仕草をこぼす彼女をハボックは制してしまった。
どうにも…自身の中で奥深く、大きな劣情を持ち抱いてしまったのだ。
そんなに丁寧に接してくれると自分の調子が狂う。
乱れる彼女、感じている彼女…色めいた熱い体…早く導きたい。
この身と繋げて愛し合いたい。
「あ、っやぁ…」
「今度は、俺にもさせて」
引き寄せて、乳首を舐めあげた。
こぼした声に艶が這い入る。時間が止まって欲しい。
愛し合うこの時間が、今まで巡った中でも最高の悦びだ。
「んっ…っ…」
続いて首を舐めて耳元を甘く噛んだ。そして口付けに及ばせる。
荒い息、漏れる濃厚な口の中の交じり合い…深く探り合うように舌が絡んでいった。
やがて腕の中で、寄せた拍子で乱れた髪をリザが気にして整え直そうとしたが、
ハボックがそれを見て、自然と願った。
521 :
ハボアイ:04/10/23 20:00:20 ID:1MKVbHjM
「下ろしたの見たいです」
髪留めを外し、リザは流れる髪を表した。ハボックがその一房を掴んで唇を当てる。
毎晩泊り込みで看病してくれてるのか、病棟のシャワーを彼女は使わせて
もらってるらしい。
午前中に髪をそこで洗ったのだろう…湿って艶やかな香りが漂ってくる。
感じ取れる嗅覚で…一気にその香りで彼は欲情に躍り出た。
続いて、自然とふたりはそのまま勢いづいた様子で唇を再度重ねた。
片方はリザの顎を捉え、もう片方の手は愛撫で余すことなく戯れていった。
「はぁ、あ…あ…」
光に照らされた昼の空間では、彼女の裸体はじっくりと色づいているのが分かる。
豊満な体に顔をうずめ、口で彼女の乳首をつまみ、歯で遊ぶと、
リザが背をそらして震えていく。
染み出す彼女の花園に指をつけると、恥じ入った彼女は腰を浮かせて離れようとした。
「ッ…あぁ…!」
少し強引だったが、ハボックが浮いた彼女を引き寄せて指をなじませていった。
「ん、痛っ……」
はじめて進入される男の指に、彼女は眉を顰めてこらえていった。
襞にからみつくざらりとした部分に当たった時、
膝にかかる自身の重みで倒れかけた彼女は震えながら懸命にバランスを持ち直そうとしていた。
疼く体を持ちながら、跨る角度でいるにはあまりにも刺激が強すぎる。
「あ…ん、ぅっ」
「力入れないで下さい…もっとよりかかって大丈夫ですよ」
「だけど…でも…あんまり、見ないで…は、恥ずかしいの」
「怖い?」
動揺する心を押し戻しながら、目を細めて覗き込んだ彼に彼女は口付けを返して言った。
「…怖くないわ」
「無理…しなくても…俺とで本当にいいんスか?」
最初に体を繋げる男に自分を…
満足に愛してつくせないであろう自身を選んでくれる彼女に、ハボックは思いを巡らせた。
本当は、初めて抱かれるのにこんな風に上から貫かれる姿でさせたくない。
だが、今の自分で丹念に愛しあげるには、下から抱くしかできない。
522 :
ハボアイ:04/10/23 20:02:29 ID:1MKVbHjM
足をこれほどまで強張らせ、自分で落とさせるほど彼女は性に馴染んでいないだろう。
本当は、戸惑いに満ちた心境でいっぱいなはずだ。
不安にさせて抱く行為に、ハボックがぐらついた心持ちになる。
満足に愛し導けないことに申し訳なく感じてもいる。
脱がせてから、よりいっそう愛撫を晴らしていったが、
楽な姿勢にいられない彼女の姿はずっと震えている。
心の中で、初めての行為で困惑しているだけでなく、動きまで探りながら戸惑って…
それでも懸命に、男と接しようとさせてしまう。
「いいの…あなたがいい」
ハボックに身を寄せた彼女…預けられる声、温もり…
強張りを投げ打ってはいるが、おそらく不安なはずだ。
波打つ彼女の髪を梳かし、彼はひたむきにそれを捉えた。
そして、全てを補うほどに彼は彼女を愛撫で返した。
脚の付け根に再び指で這い入ると、渋い涙声をあげてリザが喉を鳴らした。
やがて、乗りかかった姿勢でいられなくなって、がくりとハボックに重みを預け、
彼の腕の中に納まった彼女は激しい愛撫で中を撫で回されてはかなげに吐息を漏らして言った。
「あ…んぅ、アァ…ごめん、な…さい」
「平気ッス。傷なんか塞がってるんで、掴んでていいです」
遠慮がちに、ハボックの背の縫合跡を彼女は確認した。
膣内を通ず彼の愛撫から、落ち着かなく震え続ける指先でもわかる。
ここに大きな穴があいて、脊髄に損傷が走り…彼の足が…
本当に、こんなことしていいのだろうか…
この状況で性欲を満たすなど、病人には不快な行為に代わってしまうだけではないのか?
けだるい体を持ち直そうと、リザはハボックの様子を見直したが、彼は熱い顔で微笑んでいる。
「ね…痛い?」
「中尉は?」
「そうじゃない、だって…あ、あァ…っ」
指で触れた先を示した彼女は、喘ぎながらも不安げに見つめていた。
だが、中ですぼまった部分を濡らして感じ入った仕草で何も考えられないように
喘いでしまった。
523 :
ハボアイ:04/10/23 20:04:21 ID:1MKVbHjM
「ハ、ァ…ッアン」
「気にしないで下さい、大丈夫…」
実際のところ、ハボック自身も今の体調でどう感じるのかも予測できなかった。
大怪我のせいか、妙に生命の領域を悟った感を持ち、性欲が減退していたのは確かだ。
はじめは、彼自身も抱けるかどうかも分からなかった。
だが、この手で動き、なぞると感じ浸るリザの姿で十分にその不安は消えていった。
男として機能できることを確認できる喜びを持ったが、
同時にそれをつきあわせることになってしまうのではないかとも思い返した。
そのため、初めて抱かれるリザをこれ以上煩わせるわけにはいかない。
はっきりと欲していく様を彼は表した。
「不思議なことに、痛くないです…むしろ熱い。早く欲しいくらいだ」
「優しく、するわ…」
「いいえ、それは俺の台詞です」
「んっ…ぁ」
粘液をくみ出すように、被さる彼女の秘所を探りながらキスを交わした。
これで幾度目の接吻であろう…数え切れぬほどに触れ合っている。
甘く、せつない恋のようにたどっていく感触が、本当に心地よかった。
足りないものを補えるかのような錯覚で、夢のように熱いひと時…
指をふやして彼女の中を練ると、
「ハァ、あ…や、ゆっくり…し、て」
苦悶に混じ入るその表情、…ゆらめく丸い妖艶な体…愛していると囁くと
嬉しそうにリザが嬌声をあげていった。
入り口の粘液をあふれさせた頃、…彼は彼女の腰を両腕で持ち上げた。
「…っ…――」
「力、抜いてて…」
立ち上がったもので、リザを下から抱こうとした。
挿入の途中まで、強張っていた彼女の手は、
…中に含んでいくとだんだんと強く、彼に触れた肌を無意識に握りこんでいった。
524 :
ハボアイ:04/10/23 20:07:50 ID:1MKVbHjM
「…アッ、…―――!」
十分に抱いてやれない…まして初めての彼女に負荷を感じさせたくない。
痛みに堪えるリザの姿にハボック自身も顔をしかめて、食い入るように接合に至っていた。
「ひぃ、あ、あぅ…っ…」
もがいて、足掻いて苦しんだ。周りが見えなくなるほど、暗くて辛かった。
それから見えたひとつの答え…導いた気持ちに偽りはない。
全てを彼は反芻し、彼女の体と重なった。
今ここでもっと愛して感じさせたい。自分のことを、彼女の体を…
「や、あぁあっ」
収まった結合に対して、熱いものを得ようと、彼女の腰を持った彼は動かしだした。
滑らかに潤っていた蜜が関わり、彼女を貫かせていたが、
最初はかなり苦痛らしく、彼女は息をするのもできぬほどに痛がっている。
「…っ……」
「もっともたれかかって…首、掴んででもいいですから…少し我慢しててください」
「あ…っ…」
添えた手が震えて自身に縋ってくるのをハボックはしっかりと受けとめ、
彼女の中を動かした。
子宮に向けて派手に動かして、中を掏っていくと敏感な部分に向けての快楽が
苦しさの中に生まれていく。
「ああぁ…い、あぁっ!」
走る男の塊に、リザが堪えきられなかった嬌声で啼きだした。
喘ぐ彼女の体を、ハボックが器用に貫きながら動かした。
器官の先でなじんだ部分で、彼は彼女のびくびくとした感覚から
そこを突き崩すように擦り込ませた。
「ア、アァ…っ―――」
張り裂けそうな声と共に、締められた部分に走る苦痛の中の官能にリザが
涙を零して応じていった。
「中尉…リザ…」
リザ・ホークアイという愛しい名前を彼は酔いしれながら告げ、
溺れたようにその体の中を抱きつくした。
525 :
ハボアイ:04/10/23 20:09:46 ID:1MKVbHjM
「あ、はあ…ん、あっ…」
収縮する襞の中に、打ち込まれたものを全て彼女は感じ取っていく。
痛かったが、激しく揺さぶられることで熱く放たれた快楽にあがっていく。
「あ、やあぁ…っぅ」
揺れた彼女の乳房が汗ばみを零し、ハボックがその姿で喉を鳴らしている彼女を見上げる。
やがて、また倒れこむように感じて、崩れていく艶やかな姿に見入ってしまった。
綺麗な…夢にまでみた瞬間だ
自分の中に刻まれる美しいリザの姿…記憶の中に溜め込んで、
今だけを、はっきりと焼き付けるよう余すことなく抱いていこう。
うつろな世界を共有するだなどと、刹那的でまったく前進性のない行為かもしれない。
すぐに手放すから、…今はこうさせてくれ
ただ生きるだけの力を、臆することなく行かせることができるように抱きたかった。
安心して進んでほしい。
疲れて眠る場所くらい、隠れて泣くくらいなら自分にだって作ってやれる。
ずっとではないが、本当にどうしようもないくらい溜め込んだら
自分を思い返してくれる存在でありたい。
「ハボック…少、尉……ジャン…、アァッ…――」
どくどくとした体中の拍動で、リザがひとつに集約されていく。
放たれた快楽の狭間に届く瞬間、彼女は迷うことなく過ぎる熱に、悦びの声で答えていた。
絡みついた部分でハボックが抱いて揺さぶり、
早鐘を打つような声を漏らす彼女と共に、蕩けていった。
―――全てが記憶の中に刻まれて…
526 :
ハボアイ:04/10/23 20:13:16 ID:1MKVbHjM
やがて、行為の行き着く先を叶えた二人は、脱ぎ去った服を纏っていった。
ハボックが元の寝台に戻ってから、彼らはそれと同時に、惜しむように時間を取り戻していった。
甘苦く、だるい体であったリザだったが、ひとつの輝きを持ち合ってすごした瞬間から
それをいとおしく身に焼き付けている。
――興奮から醒めることで時間が戻る。
互いに向き合って…別れを、旅立ちのために彼と手を重ねた彼女は、
涙を流して最後に口付けを行った。
永久に離れるわけではない。
夢を掴んで、取るべきものを得てから…その時、また考えればいい。
今は夢から戻るだけ…思い出を、いつか何かの形になることをどこかで思って今は行こう。
離れても、この記憶がある。一人になっても、同じ世界にいる。
支えてくれた、溢れた気持ちで遂げた夢で私は嬉しかった
だから、泣いて行かないでせめて笑顔でここを去ろう
向き合い、片手を合わせて、手のひらを互いに掴み合った。
見えた、見詰め合った先から感じ取れる気持ちに、
二人は口元を緩ませ穏やかな心を最後に交わす。
溢れた涙が走り落ちているが、彼女の表情は強い意志で覆われて美しかった。
「――………」
行くなと言いたい…握り締めた手で、一瞬だけハボックは思った。
だが、美しい彼女の世界のひとつでいることにやがて自身を覚えさせた。
送る自分ができること、祈る自分が託すもの…悲しいと、はかないとも思えるが、
リザの背負うもののほうが先だ。
自分ではない、得ようとする彼女の走り行く未来の支えとなれた世界のひとつであろう…
彼はそこに、やがて辿り着いた。
自然と交わした最後のキス…甘く、とろけるように熱かった。
527 :
ハボアイ:04/10/23 20:17:18 ID:1MKVbHjM
行こうとする彼女の頬を、片方の手で指をなぞると最後の一滴がそこにつかめた。
大丈夫だ…もう泣き止んだ
「俺はここにいる、あなたの一番の隠れ場所を作ってる」
「ありがとう、でもしばらくは大丈夫…十分な力があるもの」
「行けますね?」
強く頷いた彼女を見て、ハボックが静かに見つめ返した。
やがて、立ち上がった彼女…そろそろロイの検査も終わり、
迎えにいかねばならない時刻だ。
その後、護衛を交替してもらい、休息の後、彼女はまた仕事に続くだろう。
ここに来て、その時、互いに会わせる顔は前と同じに戻ることになる。
去りいく間際、リザはこう告げた。
「行ってきます」
ハボックは微笑んだ。行ってらっしゃいと返して、彼は見送る。
彼女は立ち上がり颯爽と歩いて行った。
迷いがない。新しく羽ばたく姿を残して、最愛の人は行く。
そして彼もまた、自分の道を選んでいく。
それぞれが飛び立ち、別のものへとめがけて歩みだす。
ただ思い返せるのは、夢のようなあのひとときだけを共有していることだけだ。
決して、記憶の中に刻んだことを忘れはしまい。
なぜならあれが彼らのかわした絆であり、強い信念と魂の誓いなのだから
――愛してる、いつまでも
終わり 長くおつきあいありがとうございました。
>527
リアルタイムで読ませていただきました。
切ないながらも強く前を向く二人が良かったです。
GJ&せつなすぎて泣いた…でも良かった
なんて切ないんだー!
書かれた方はマジで神ですな。
良かった、とか一言で感想が終らないです。
未来へと向かうオチがとてもいいですね。
また機会がありましたら、作品読ませて頂きたいです。
切な過ぎる・゜・(ノД`)・゜・だけどええ話や。GJでした。
読んだよ、乙でGJすぎる
なんて言ったらいいのか分からんが
途中もそうだが、最後もズキーっとくるんだよ
涙もろくなった自分にも驚きだった。
マジで投下ありがとう
アナコンダの後にこんなせつない流れがやって来るとは!!・゜・(ノД`)・゜・
乙でGJ!
…兄さんのアナコンダ待ってます。
…兄さんのアナコンダ持ってます
…兄さんのアナコンダ持ってます
俺は断然ポークビッツ派。そしてきれいなピンク色希望。
医学書で生殖器の写真なんか見飽きてるウィンリィは
「かーわいいっ食べちゃいたい」とか小バカにしながら弄り倒すんだよ。
…兄さんのアナコンダ侍ってます
>>537 な ん か リ ア ル だ ! (*´Д`)ハァハァ
赤黒いアナコンダもピンクのポークも捨て難い!!!
デロンって感じに出たアナコンダ級のエドの巨根を見て
「こ、こんなの豆じゃない…!!」とうろたえるウィンリィたんも捨てがたいものがある。
そして挿入時は痛いのを我慢し過ぎて気絶してしまうのですよ
ワラタ
うお、平日だからと巡回サボったら、こんなに神が!
681神
なんとなく両想いらしいのに、噛み合わないでで至してしまう二人が
エロいやら切ないやら。シリウスの名前出されるたびに、律儀にキレる
リーマスが可愛い。もしもあるのなら、私も続きが読みたいです。
715神
またも意外な方向に話が進み出しましたね。ドキドキです。トム・リドル
に閉じこめられたお姫様を、ハリーは奪還できるのかどうか。焦らし上手
な神様ですな。
ヽ(´ー`)ノ神
パンジー可愛いよパンジー!さりげなく甘えてるところがキュートな乙女
ですね。そして、ヽ(´ー`)ノ神が書かれるドラコはすごくかっこいい!続き
を楽しみしてます。
勃起前が>537
勃起後が>540でも萌える。
馬鹿にしてこの包茎ティムポーと虐めていたら…
みるみるウチに巨大化し御立派ブラックマンバに大変身。
アゴが外れんばかりに驚くウィンリィ。
>>544 可愛らしいピンクポークが凶暴アナコンダに変貌するのですね!
ピンクポークの時は恥ずかしがって赤面しまくってた兄さんも
アナコンダの装備が完了した瞬間 攻める男 になるのですね!
ぅあぁぁあ!! IDが「萌え」!!
おめ
エドロゼキボンヌルポ
>546
すげぇ!オメ
>>546 あんたは萌えの神に愛されてるみたいだな。オメ。
で、流れ切って恐縮なんですが。
先日、鋼のエロな夢見ちまいまして。その内容ってのが、えらい鬼畜でして。
寝込みのエドをウィンリィが襲って、逆レイープ。しかも機械鎧をハァハァしながら嘗め回したり、
痛覚神経弄くってエドに激痛を与えたり。
挙句の果てには耳元で、
「声出すと、アルが起きちゃうよ?それとも見られたいの?」
とかサドっ気丸出しで囁く始末。(付け加えるなら、夢は全部フルボイスでした)
・・・素直にフーゾク行って抜いて来い、ってお告げでしょうか?
>>551 それとほぼ同じ内容の同人誌がありますね。
ハァハァ
こないださ、リザちゃんにガッツ入れてやろうと思って、病室で精進しろって怒ったわけだよ
んで、退院してからとりあえず、うっそだよーんって
舌だしてご機嫌とろうとしたら手榴弾投げられてね
困った困った
本気で拒まれちゃったって
何をもっとも拒まれたかっていうと、そりゃあれだ
せっかく久々のデートでホテルに行って、ベッドまでこぎつけたら
嫌だと言われて帰られた。これからだって時にだぞ。けしからんな
私を拒んでくださりやがった
というか、今度こそって次の週末におなじとこまで持ってったら、
やっぱり拒否権発動されちゃった
私の愚息も限界でね、その場で思い切ってやっちまえって盛っちゃったから、
押し倒したんだよ
いやいや、そしたら口の中に銃突っ込まれちゃった
ど う せ な ら 突 っ 込 ま せ て ほ し か っ た な
しかし、私は抜け目なくちゃんと彼女のスカートをめくったさ
そしたらナイフでまた腹、刺されて顔に猫ひげ傷もつけられちゃったよ
まいったまいった
口の中も切られて口内炎が痛いな
ふむ、しかし、けっこう顔に自信あるキャラだと思ってたのに、
奇跡の回復力二枚目みたいにすぐには猫傷治らないものだね
次の日から部下、職員全員に馬鹿にされたな、くそ。
ちなみに翌々朝、出勤して自分のデスクに座ったら、椅子に地雷がセットされてて
本気で死にかけたよ
リザちゃん、可愛いことするねえ
爆発後に、生きてたのかと見下されたような目で見られたよ
「というわけでだ、鋼の。猫傷治しのために賢者の石を探しにいってくれ、私の分もちゃんと持って帰ってきてくれたまえ」
あれ?電話切れてるぞ、まったくつかえん電話だな
エドウィン
ほのぼのエチなし。
503に投稿したかったけどホスト規制で今更だよトホホ
ひょんなことから。
エドに好きな人がいるのを聞いた。
男とか女とか、そういうのを意識した付き合いじゃなかったからちょっとビックリした。
エドも男の子なんだなぁ。
「ねぇ?
好きな人って誰なの」
ベッドにうつ伏せて眠そうにしているエドに聞く。
「言うかよ。」
「どんな人?」
「…いい奴だよ。」
「その人はエドの事知ってんの?」
「ん〜よく知ってるかな?」
「ねね、もう好きだって言った?」
「…ウィンリィ、お前うるさいぞ。」
「いいじゃん、教えてよ〜」
「まだ…言ってねぇ(ボソ)」
そうか、エドも案外奥手さんだなぁ。
ワロタ、だがロイアイなのかそれ
556 :
554:04/10/26 21:40:21 ID:T9GOWUgF
「ん〜じゃぁ、好きな人の事教えて?」
仕方なさそうに起きあがるエド。
「…これで終わりだぞ?
そうだな、取りたてて美人て訳でもないけど愛着のわく顔してるな。
それに表情がくるくる変わってかわいい。
性格はさばさばしてる様で情にアツイ。
そんで………」
途中から話なんて聞いてなかった。
あ、エド、いい表情してるなぁ。
かっこいい。
男の、表情をしてる。
なんだーエドって(ちっちゃくて豆だけど)男だったんだなーって思って。
話してるエドが自分の知らない男に見えてきて。
嫌だ…と思ったときには涙が出てきた。
557 :
554:04/10/26 21:41:12 ID:T9GOWUgF
「エドなんかその女の所に行っちゃえばいいんだー!ばかっ!」
といって枕を投げる。
「ちょっと待て!
俺の話聞いてたのか?!」
心なしか頬が赤い。そんなに好きなんだその人の事。
「きいてたわよ。
『取りたてて美人て訳でもないけど愛着のわく顔してるな。
それに表情がくるくる変わってかわいい。
性格はさばさばしてる様で情にアツイ。』でしょ?」
なんだか機嫌悪そうにエドが促す。
なんだっていうのよ、もう。
「続きは?」
カタイ声で聞かれる。
「続きは…聞いてない。」
エドが何か言ってたのは知ってるけどエドの事でいっぱいでそれどころじゃなかった。
「エドなんかそうやって骨抜きにされちゃえばいいんだ」
なんか良くわからないけど胸の内側がもやもやして痛かった。
そんな私になんだか言い難そうにそっぽを向いて言うエド。
「俺、お前に骨抜きにされてるんだけど。」
558 :
554:04/10/26 21:41:45 ID:T9GOWUgF
は い ?
「『取りたてて美人て訳でもないけど愛着のわく顔してるな。
それに表情がくるくる変わってかわいい。
性格はさばさばしてる様で情にアツイ。』
そんでいつも近くにいてくれてちょっとした気配りも嬉しいし。
何よりよく知ってる奴だからな。
つまりそれはお前って訳だ。
と最後まで聞けばこの様にわかりやすいものを…」
え?え?
エドの好きなのは私で、だからさっきの説明も私の説明で…?
エドに、男の表情をさせているのも、私…?
うっ、うそっ!!か〜と頬に血が上がってくるのを感じる。
「俺はお前にいかれてる。
メロメロなんです。
え〜と、いい台詞出てこないけど。
これでも大佐に頭を下げて教えを請うかと真剣に考えたんだぜ?」
「教えを受けたの?」
「いや、やっぱ男は自分の胸の中から出る言葉を正直に話すべきだと思ってやめた。
…俺の気持ちは届きましたか?」
まっすぐに見つめてくる瞳をなんだかカッコイイと思ってしまった。
「え…あ。うん。届いたよ。ありがとう。」
「で、だな。えーと。そのなんだ。
世間一般で言う所の「恋人同士」になりたいんだけど?」
「…私の知ってるエドならいいよ。」
「なんだそれ?」
「うふふ、秘密〜♪」
この日を境に私達の関係は幼馴染から恋人同士に変化したのでした。
559 :
554:04/10/26 21:42:16 ID:T9GOWUgF
以上終りです。
お目汚し失礼しました。
ヤキモチ妬いてるウィンリィたんが可愛かったから良し。GJ。
ウィンリィたん可愛い…
初めてウィンリィが可愛いと思った。
>554
可愛いおこちゃまカポーですね
ほのぼのしてしまいました。GJ
>>561 � _,,,,,,)、_
� 〃//'ヘヾ, >今更気付くなゴルァ
ゞ∞∨y#゚Д゚)リ >俺のウィンリィたんは普段もベッドの中も可愛いんだよハァハァ
自然体でいいなぁー。こういうの大好きだ。
GJです
>563
>普段もベッドの中も
ラワタ
でもそれを知ってるのはエドだけで良いよ
553の殺伐とした大人なロイアイも、554のほのぼの503も禿GJ!
561のAAエド、ハァハァしてるのにわらた。
>>563 さりげに惚気てんのな…完敗だ。まぁ一生大事にしてやれ。
>>559 乙です
2人ともすごい可愛くて和みました(*´д`*)
小話 温泉(露天風呂)にて 注:ロイウィン&エドアイ
少し濁った感じの白いお湯に浸かる女二人。
「あら、ウィンリィちゃんは形の良い胸ね」
「そんな!リザさんみたいに大きくないし…しかも綺麗な胸でいいなぁ」
水面に浮かぶおっぱいを見比べて、ハァと溜め息をつくウィンリィ。
「まだ若いのだから、これからよ。以前よりだいぶ育成されているみたいね。あの彼氏に」
リザは、少女の年齢から考えると大きめな胸の輪郭をなぞるように人差し指で触れるてみた。
「あんっくすぐったいですよ。う〜ん、でもそう…かな。だってあの人、美乳愛好家みたいで揉み方とかも
研究しているみたいだし、乳首の色をキレイに保つクリーム?とか塗ったりするんですよ。
普段つける下着も全て贈ってくれるし…ちょっとマニアックですよね?」
ツンと上向きな乳首は、男の苦労あってのことか。または天然物なのか色鮮やかなピンク色だ。
一方リザの方は、完熟した豊満な胸にプラス大人の色香が増している。
「そうね、でもそれを男の浪漫だとか仕事中にいうのは、やめて欲しいものだわ。
私の彼は、凄くしゃぶりついてくるのよ。胸に母親の癒しを求めているのかしら。
胸に吸い付かれるとなんだか赤ちゃんみたいに思えてしまうのよね。
普段は強がって大人ぶっているのにその時だけは、可愛いかなって」
「男の人が可愛く見える時ってありますよね!向こうの方が14歳も上なのに
あたしを抱き枕代わりにギュッと抱きしめて、口半開きで寝てる姿がかわい〜って思っちゃいます」
「「ねー!」」
女性陣が盛り上がっている時、野郎共は女風呂に侵入すべく腰にタオル一枚でロッククライミングしていた。
まぁ当然、ゴール後には風呂桶に隠されていたスパナと銃の弾丸が飛んでくるのだが…
空気嫁
そのカップリングがひどくツボな自分にはたまらなかった。
超乙。
>>569 可愛らしいが今の時期に出すネタではなかった。
よって萌えない。
10年ぐらいROMって出直してこい。
573 :
569:04/10/27 02:01:41 ID:AAnpDJhD
>570,572
悪いが、ネタは熱いうちに書けが座右の銘。
自分の熱く萌えたぎる情熱を投下したわけだ。
お前さんらは、己の萌えを思う存分語ってくれ。
GJ
乳にうるさい増田にワロタ。
また投下よろ。
>>569 GJ。この後の野郎二人に訪れた悲劇を思うとワラタ
>570,572
何をそんなに怒ってるのか、ちっともわからん。
カプが気に入らないのなら、スルーすべきでは。
要するに豆勝利で盛り上がってた絶頂のときに出すネタではなかった って事だろ?
確かにまだ時期早だと思った。焦りは禁物だ。
修正
豆勝利で盛り上がってた絶頂のときに
↓
カプ話で盛り上がってた絶頂のときに
…また豆勝利が叩かれるからな
遅レスだけど
ハボアイGJ!
切なくて良かった。
何で時期とかほざいているんだよw
職人が投下したいときに投下すりゃいいだろう。
カプ表記してあるのにスルーできずに503厨が暴れたでFA
カプ話が盛り上がっているから他カプを投下するなってどこのファンサイトだよ…
>>579 503厨とは限らんだろ…
またアンチ503厨か…
どんなにいい文でも空気を読めなきゃただの馬鹿だってこった
↑のレス見てるの?空気よめてないただの馬鹿はおまえだ。>582
流れ切手、自分も今更遅レスすまん
ハボアイの人GJ、神すぎる
這っていくとこあたりから泣けてきた
ロイアイな自分にも読めた、蝶乙。
>>553 ベトコン仕様のリザタン禿ワラタ
585 :
名無しさん@ピンキー:04/10/27 18:14:23 ID:wGW6O+YU
ロイウィンはやっぱりダメだ。
増田が人間の皮被った下衆野郎にしか見えない。
まあ人それぞれってことだ。
次の話題ドゾー
↓ ↓ ↓
>585
なにをいうか!それがいいんだよ!!
まあ増田とか弟とかすかした連中つかうとどうしてもそうなりがちだが
小話 絶壁(ロッククライミング)にて 注:ロイウィン&エドアイ
寒風吹き荒む中、素っ裸で腰にタオルを巻いた姿で急斜面の岩を登る男達。
「なぁ大佐、ここまでしなくても彼女の裸なんていつでもみられるだろ」
「フフフ、まだまだお子さまだな鋼の。露天風呂を覗く=男のロマンだろうが。
知力・体力・時の運を駆使して、愛しい人の元へ駆け付けるのだ!
さぁあと一息だ。共に励もうではないか。」
二人仲良く横並びに登っているが、もちろん命綱などあるはずもない。
「…しかし、辿り着いた暁には、己の彼女だけ見るのだぞ。
間違っても私の可愛いウィンリィの瑞々しい肌を視界にいれるなど許さん。」
「誰がメカオタクなんて見るか!大佐こそ、中尉は俺のなんだから見んなよ。
あのふかふかで柔らかいおっぱいを堪能できるのは、俺だけだ!」
「ハッハッハ、お互い独占欲が強いな。約束だ」
やっとの思いで露天風呂に侵入すれば、湯煙でよく見えない。よ〜く目を凝らしてみると…
「おお、外で見るウィンリィの裸体はまた違った趣があって良い。うんうん、上手く
胸も育っているな。(おお、中尉のダイナマイトバディも大した物だ)」
「ちゅ中尉、明るいとこで初めて見た。すげぇ。すっげえ〜。(ウィンリィも女だったんだな)」
まずは自分の彼女をロックオンして、次に早速約束を破る野郎共。
その心の声が聞こえたのか知らないが、次の瞬間ロイに向かってリザの弾丸が
エドに向かってウィンリィのスパナが飛んできた。
日頃の成果か間一髪で避ける二人。
その背後には、バスタオルを体に巻いた女性達が仁王立ちだ。
「「覚悟はいいわね?痴漢!」」
その後、ウィンリィ作『元豆だった物体』とリザ作『元無能だった物体』が
湯船に浮かんでいたという。 チーン
その後、エドはリザに、ロイはウィンリィに手厚く手当をして貰えたので、案外おいしい?
終わり
503派だけどこれはこれで良い(・∀・)!
面白かったよ GJ!
続きキター! ワラタ!
神乙。
荒んだ流れが和んだ(´Д`)
>553
GJ!激しく壊れてる無能ワロタv
>587
初めてロイウィンエドアイ読んだけど、面白かった!GJ!
このカプである意味がわからん藁
(悪い意味でなく)
乙でし。
流れ気ってすみませんが、中尉でいきなり増田と煙草で3Pってスレ傾向にそぐってますか?
とりあえず、注意書きして投下したらいいんでしょうか・・・
>>593 いんじゃないの?
注意書きさえあれば、スルーする人はすると思うよ。
楽しみにしてまつ。
503厨は正直、隔離したい
3Pか…楽しみ
どっちも女慣れしてそうだから
結構テクがありそう
>>593 そういう規定はないし冒頭で書いてくれれば全然オッケーですぞ
>>595 だったら藻前がスレ立てるときに
「エド×ウィンリィは荒れる原因になるので全面禁止」とでも書いとけ
>>597 >だったら藻前がスレ立てるときに
>「エド×ウィンリィは荒れる原因になるので全面禁止」とでも書いとけ
それやっちゃったらどっちが厨だか…
>>595 アンチさんかな? 嫌いなカプはどうしようもないけど隔離させる程酷いかな?
>>1の
>読み手は好みに合わない・苦手等の場合スルーして下さい。
じゃダメかな?
…スルーしないでレスする自分カコワルイ
自分503スキーだけど、正直
>>595の気持ちもちょっとわかる
ここのところちらほらある感じ悪いレスを書き込んでる人が503派の人なら、
同じカプ好きとしてもうちょっと寛大になって欲しいと思う
503以外のウィンリィカプを頑なに拒否してる人、あっちにもいるけど、
お前の方こそ空気嫁と
スレ汚しスマソ
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧___∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 中尉と増田と煙草の3Pはマダ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| |/
600ゲトー
この際、隔離でも良いかなと思っている自分は503派。
のびのびと大人の503の会話が出来る場所があれば
それはお互いの為になるんじゃないかと思ってます。
ここのスレでも503萌えまくり発言はなんとなく浮いてしまうので
極力控えるようにしているのが現状です。
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 >602
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
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個人サイトでやれば済む話だ。
”各ジャンル(作家・作品・シリーズ)毎に一スレッドまで”にまとめよう
『漫画・小説』 → 『作家別』
『原作付きアニメ&ゲーム』 → 『(漫画・小説等の)原作の作家のパロスレ』
『単独オリジナルアニメ&ゲーム』 → 『作品別』
既存スレッドとの重複・類似は禁止。『キャラ』『カップリング』単独でのスレ立ては控えめに
類似ジャンルの乱立は削除対象となります。
>>603 ヤベェ その親父のAA貼ろうと思ってたら603に先越されたよw
ここは俺の日記帳だ
>605
そのひとだれ?
隔離しても互いにヲチするだろうから、解決方法にはならない。
好みのカプが違っても「鋼の錬金術師」を好きな人が集うスレなんだから
それぞれの意見を尊重して上手くやって行きたいもんだな。
巧く誉めて伸ばそう書き手の能力、痛いヤツにはスルーが一番。
叩きはたいしたダメージにはならない。(アホが吠えてるな〜で終わり)
完璧にスルーされれば、自分の無能さが身にしみてわかるもんだ。
っていうか21歳未満の方は、巣にお帰りなさいということだ。
>>607-608 同意。21歳未満はくるな。
無駄に叩いたりAA使ったりするのは嵐と同意義。
それと特定のカプを追い出すとかいうのは、自分で自分を隔離してるんだと気が付いてくれ。
よーし、俺が話し折っちゃうぞー!
503って何ですか?
>>610 過去ログ読めない検索もできない老齢厨房は半年ロムってください。
503…それは鋼世界の過去にあった殺人事件503号に由来する…
被害者と犯人は知人同士で
ささいなコトから殺人事件にまで発展してしまったのだ。
「み…水を…」(ぱたり)
死因は焼き菓子を飲み物無しに1ホール食べさせたことによる窒息。
なぜ飲み物を出さなかったのか?
「だってー、いい雰囲気になった時に
トイレに行きたくなったらヤだったんだもの」
なんかいろいろあるみたいだけどここは鋼のカプが好きな人が来るところ
だから自分が嫌いなカプが好きという人もいるはずだ。
そういう人はその作品をスルーする 読む読まないは自分で決められるのだから
書く人はどういうカプで書いているかちゃんとかいてあるからそれぐらいできるはず
あと他のカプの意見を頭ごなしに否定しないことだろうな
ちなみに自分は503だが他のカプは人それぞれでいいと思っている
というかせっかく同じ作品が好きになったのにただ好みが違うからというだけでもめるのは
あまりにも馬鹿馬鹿しい気がする。
少なくとも自分はこれが最善策だと考えている
あとAAはでかいのは駄目だろうと思うよ。
小さいのはいいと思うが作りが複雑なのはどうかと思う
どこを立読みすれば良いのでしょうか
これでもう503を投下するやつはいなくなるな
>>615 奇遇だな、こっちもそう思ったところだ。
面白いぞ503厨は。アンチの仕業だと信じて疑ってない被害妄想の塊だから。
寧ろ503厨はここに隔離しといてくれ
余所で暴れられたら迷惑だ
自分503スキーだけど、別にアンチの仕業だとは思ってないのだが
アフォで空気読めない503厨は、大人の対応でスルーしてくれ
>>620 いや違う。
漏れも「下手な釣りだな、立て読みか?」と思っていたから。
とマジレスしてみた。
622 :
名無しさん@ピンキー:04/10/29 23:59:34 ID:21ezIn0o
>622
これがアナコンダか……
ビッグだな。
>>619 そうだな、ここで○○厨言うヤツは結局大人の対応ができとらんのだろう。
>>1嫁と。
自分は書き手の一人ですが、節操無しで色々なカプ書いています。
どのカプでもそれぞれ反応とか違っているから、投下するのが楽しい。
良いレスが貰えれば励みにもなり、アンチや荒らしっぽいレスでも
こんな意見があるのだと参考になります。
率直な反応が貰えるのがここの良いところだと思います。
で、萌え話とかしていてくれた方が投下はしやすい。
今は季節物的にハロウィン?
エド・アル・ウィンリィが仮装して司令部の大人達の所へ押し掛けるのか。
「お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうよ!」ってなんだか卑猥…と考えつく辺りが
もう純粋ではない大人なのか。
カボチャでアルと一緒にアル顔のランタンを作るウィンリィ。
一人のけものにされて凹むエド。
ウィンリィが完成したランタンをエドに見せに来たら、後ろ頭にイースター
エッグペイントをほどされた少佐の小腋に挟まれてギュウギュウされていた
エド。
中尉増田煙草の人、待ってるよー
ハロウィンの仮装
エドが吸血鬼、ウィンリィが魔女っ娘、アルは鎧のままじゃ仮装にならないからシーツ被って巨大幽霊w
大総統はフレディでアーチャーはミイラ男とサイボーグの2タテですな。
そしてシェスカが食われると
小話 温泉(露天風呂)にて 注:エドウィン&アルアイ
少し濁った感じの白いお湯に浸かる女二人。
「あら、ウィンリィちゃんは形の良い胸ね」
「そんな!リザさんみたいに大きくないし…しかも綺麗な胸でいいなぁ」
水面に浮かぶおっぱいを見比べて、ハァと溜め息をつくウィンリィ。
「まだ若いのだから、これからよ。以前よりだいぶ育成されているみたいね。あの彼氏君に」
リザは、少女の年齢から考えると大きめな胸の輪郭をなぞるように人差し指で触れるてみた。
「あんっくすぐったいですよ。う〜ん、でもそう…かな。だってアイツ、美乳愛好家みたいで揉み方とかも
研究しているみたいだし、乳首の色をキレイに保つクリーム?とか塗ったりするんですよ。
普段つける下着も全て贈ってくれるし…ちょっとマニアックですよね?」
ツンと上向きな乳首は、男の苦労あってのことか。または天然物なのか色鮮やかなピンク色だ。
一方リザの方は、完熟した豊満な胸にプラス大人の色香が増している。
「そうね、でもそれを男の浪漫だとか司令部に来ていうのは、やめて欲しいものだわ。
私の彼は、凄くしゃぶりついてくるのよ。胸に母親の癒しを求めているのかしら。
胸に吸い付かれるとなんだか赤ちゃんみたいに思えてしまうのよね。
普段は大人びた子供でも、その時だけは、可愛いかなって」
「男の人が可愛く見える時ってありますよね!同い年なのに
あたしをギュッと抱きしめて、お腹出して寝てる姿がかわい〜って思っちゃいます」
「「ねー!」」
女性陣が盛り上がっている時、野郎共は女風呂に侵入すべく腰にタオル一枚でロッククライミングしていた。
まぁ当然、ゴール後には風呂桶に隠されていたスパナと銃の弾丸が飛んでくるのだが…
' . '
「 ' . ' 」←これか。
>630
それだ
…兄さんのアナコンダ持ってます
>…兄さんのアナコンダ持ってます
(; ´_ゝ`) 持ってるんだ…
しかしマジな話、
白人のエドは相当のものを持っていそうな予感
その辺はいずれ漫画で明らかになる事だろうが
漫画でその辺明らかにしてくれたら牛さんは ネ申
「Trick or Treat!」
賑やかな広場には様々な仮装をした子供達が、お菓子を強請って歩いている。
本日10月31日はハロウィン。
玄関先にはカボチャのランタンが並び、お祭りの雰囲気が漂っているのだが
それを眺めつつ帰宅するロイ・マスタングは、寂しい一人暮らし。
生憎、例の台詞を言ってくれそうな子供は、親友の娘くらいだが
遠く離れているため無理だろう。
自宅に入りドアを閉めれば、先程の街の喧噪が嘘のようで、気に入りの
錬金術研究文献を読みあさっていると普段通りの時間が過ぎる。
「私も年を取ったということか…」
不意に口から出た言葉に驚いていると玄関から来訪者を知らせる音が聞こえてきた。
面倒くさげに扉を開けると黒のとんがり帽子を深く被った魔女っ娘が箒片手に佇んでいて
下を向いて顔を隠していても、ロイには誰だかわかっている。
「Trick or Treat!」
お菓子か悪戯かとお決まりの台詞を言うのは、世界で一番好きな人。
お互い仕事の都合で居場所を譲れず、遠距離恋愛中のウィンリィ・ロックベルだ。
彼の好みに合わせたのか、黒の魔女衣装はミニスカで更に片方だけスリットが入っている。
「魅力的な格好だね。久しぶりに会えて嬉しいよ」
喜びを隠せないロイは、彼女を抱きしめようと手を広げるが「メッ!」と一喝されてしまう。
「もう、人の話聞いてないの?あたしが言った台詞は?」
「…Trick or Treat?しかし困ったな。我が家には菓子類を置いていないのだよ」
「じゃあ、悪戯決定〜!」
急にロイの胸倉を掴むとグイッと引き寄せて、唇にキスするウィンリィ。
いつもリードするのは彼氏の方だったので、驚いていると舌まで入れてくる。
その上には何かが乗っていて、少女の口から青年の方へ甘い固まりが移動した。
すっきりとした甘さのそれは、洋梨のキャンディ。
「へへへ〜あなたも言ったでしょ? 「Trick or Treat」って、だから
お菓子をあげたのよ。嬉しい?」
屈託なく笑う彼女に自然と癒されてしまっている自分を感じて、顔が綻ぶ。
穏やかな場所で育ったおかげなのか。優しい人々に育まれたからなのか。
いつも少女の存在は、孤独な男を救い出してくれる。
だからロイは心和ませてくれるウィンリィを愛しているのだ。
今度こそしっかりと抱きしめると彼女の手から箒が落ち、カタンと転がったが気にせずに
抱きしめ合う。
「君がいるだけで幸せだよ」
「あたしも…」
見下ろす彼と見上げる彼女、どちらともなく距離が近づいていき0(ゼロ)になる。
触れるだけの口づけから唇の形を辿るように舐めるようになり、口内を縦横無尽に
動き回る舌の愛撫によってウィンリィの体から力が抜けてしまうような接吻へと変化していく。
「…ふぅん、ふ…っ」
「今夜は君の魔法で狼男に変身することにしよう。
覚悟しておきたまえ、煽ったのは私の可愛い魔女なんだからね?」
ろくな抵抗がないのを良いことに大きな手は、パックリと大胆に開いたスリットから侵入していく。
魔女に扮装した少女は、真性狼男にたべられちゃいました。
今日は、化け物達が集う日だからお気をつけて。
終わり
やはりだめだ
ロイウィンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ほのぼのしているし、無能が紳士だわ、ウィンリィが可愛いわで(*´д`*)ハァハァ
GJ!!!!
エドアイバージョンは?ハァハァ
キッタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!
温泉と同じ人なのか?旬なイベントモノGJ!
正直、最初は何でこの組み合わせと思ったが『癒し』系かぁナットク
ウィンリィ超萌だーまた投下ヨロ!ガンガレ超ガンガレ!
こういう季節モノも(・∀・)イイ!
可愛らしくてGJですた
アルウィンが一押しだけどロイウィンも良いね
ロイアイハボで3Pいきます。苦手は方はスルーして下さい。
長くなってしまったので、続きは夜にでも。
いつもと変わらない、東方司令部の執務室。
「大佐ってホークアイ中尉と付き合ってるんスか?」
机の上に積まれた山のような書類にサインをしているロイに、突然ハボックが話かけた。
仕事とは全く関係の無い会話に、にロイは思わずサインをする手を滑らせてハボックの方へ振り返る。
「…何を言い出す。」
「いや、仲良いからどうかなぁと思っただけっス。」
「そうだが、何か?」
思いがけず正直に打ち明けたロイに、ハボックはどうしても聞きたいことがあった。
「中尉って、実はボインじゃないですか?」
「…それがどうかしたか。」
ロイがサインの手を止めることなくそう言うと、ハボックは楽しそうに答えた。
「いいっスねボイン!俺もあんなボインの彼女欲しいっス!」
「ほぅ…お前はデカいのが好きか。」
「好きっスよ!俺も中尉みたいな彼女ほしいなぁ…いっぺんヤレるなら死んでもいいっスよ!」
するとロイは先程まで握っていたペンを置き、ハボックを見つめて話しかける。
「…試してみるか?」
そう言ったロイの目は、何時に無く怪しく光っていた。
「中尉、悪いが資料室に行って探して欲しい物があるんだ。」
ロイは執務室にホークアイを呼ぶと、一枚のメモを渡した。
メモには、数年前の事件記録の資料を探してくれとの事。
「はい、かしこまりました。」
ホークアイはメモの内容を確認すると執務室を後にして資料室へと向かった。
メモに書いてあった資料が置いてある本棚は広い資料室の中でも奥にあり、なかなか目の届かない場所にある。
沢山ある資料の中からこの事件の資料を探し出すのは大変で、結構な時間が掛かっていた。
『あれと、これと…これは違うわね。』
一冊ずつファイルを確かめるホークアイの耳に突然、ガチャッと入り口のドアに鍵を掛ける音が届く。
『誰?!』
侵入者が来る、と本能的に直感したホークアイは思わず身を固めた。
ここはは入り口からも四角になっていて、通路からも離れていて声を出しても誰も気付かないだろう。
まずい。
コツコツコツ…とだんだんと靴音が近くなり、ホークアイのすぐ傍まで来た。
咄嗟にファイルを下ろし銃を構える。
しかし、本棚の角を曲がり見えた侵入者の影は見覚えのあるものだった。
「大佐…?」
侵入者かと思い銃を向けたのは上司であり恋人でもあるロイ・マスタングの姿。
「やぁ中尉。資料は見つかったかな?」
「…どうしてここに?」
ホークアイが手に持った銃を下ろしそう聞いたが、ロイからは返事は無かった。
「…どうかしたのですか?」
と、ホークアイが言うか言い終わらないかの内に、ロイが突然抱きしめる。
強引に、力強く抱きしめられたホークアイは困惑する。
手にしていた銃がガチャリと床に落ちる音が響いた。
「大佐っ…仕事中ですよ!」
その言葉にも怯まず、ロイは唇をホークアイの頬を両手で包み、唇を落とした。
「たいっ…んっ…」
最初は軽いキスだったが、やがて舌が唇をなぞり口内に侵入する。
「んっ…」
ロイの舌を受け入れたホークアイの頭からはもう、仕事中であるということは忘れ去られていた。
『うっわ〜…』
ハボックの目に映ったのは、仕事中に見るホークアイではない妖艶な目をした一人の女だった。
ロイにしがみつき必死でキスをねだるその姿からは普段キリッとした彼女の面影はどこにも無い。
ハボックはあの後、ロイから『お前の夢を叶えてやる』と言われロイに資料室へ呼び出されたのであった。
しかしそこに隠れること10分、目の前で繰り広げられる濃厚なラブシーンにのを奪われていた。
『俺、ホントにいいのかな…』
しかし、ハボックの視線はホークアイの淫らな姿に釘付けになる。
ロイの手がタートルをたくし上げ、ブラジャーを纏った豊満な乳房を露わにした。
ブラのホックを外し上に上げると、キスをしていた唇を下へとずらしその乳首にしゃぶりついた。
「ああっ…やあっ…」
静まり返った資料室に響くのは淫らな喘ぎ声と、乳房から発せられる唾液に濡れた音だけだった。
ロイがホークアイのズボンの部分だけを脱がすと、スカートの間から白いショーツが露わになる。
その姿を見て、半勃ちだったハボックのモノがぐんっと硬くなった。
『すごい濡れてる…!』
よほど興奮したのであろうか、ホークアイの下着は遠くから見ても解るくらい真ん中部分だけぐっしょりと濡れている。
「胸への愛撫だけでこんなに濡らしてしまったのかい?悪い子だな。」
「やだっ…大佐っ…」
ロイの手がショーツの中に潜り込み、茂みをかき分け敏感な突起を触った。
「やあ…ああっ…ああん!!」
敏感な部分を指で何往復も擦られると、ホークアイは今までになない大きな声を上げた。
ロイの指の先からはひちゅびちゅと水音が発せられる。
下着を膝の部分のまで下げると、ねっとりとした糸が秘所から繋がっている。
突起をまさぐる手を休めることなく、ロイの指が一本中へ潜入した。
「ひあんっ!やっ…やだっ…」
進入する指をもう一本増やすと、ロイだけが知り尽くしているホークアイのイイ所を突付く。
「あっ…ああっ…ふあっ…」
背中を仰け反らせ蜜の量を増やすのは、限界の近い証拠だ。
ロイはそう確信すると突起をこねる指の速さを早めた。
「たい…さっ…私、もうっ…」
「どうしたんだいリザ?」
ロイを抱きしめるホークアイの腕が、更に強くなる。
「イッちゃ…うっ…ふっ…ああっ…ああああっ!!」
体がビクンと跳ね上がると同時に、ホークアイは絶頂を迎えた。
イッたばかりのホークアイの膣口からはとめどなく蜜があふれ出て、ロイの指を更に濡らしていった。
その手に付いた蜜を自分の舌で舐めると、ロイが口を開いた。
「さぁ準備はOKだぞ。ハボック少尉。」
続きは夜に。エロ小説って難しいですね。
無能煙草鷹の目3P乙〜。
すんげぇいいですよ。
夜の更新楽しみにしてます。
649さん乙です。ガンガつて下さい。あと自分584ですが投下重なってしまうんでまた後日にします。
両者待ってます>653.656
「っハボック少尉…!」
肩ではぁはぁ息をしながら何故そこに居るのか解らないといった目で、ホークアイは突然現れたハボックを見ていた。
「さぁ少尉、準備はいいぞ。」
「すんません大佐、俺の野望のために…」
野望だか何だか、ホークアイにはさっぱり意味が解らない。
そんな事より、こんな恥ずかしい行為を見られてしまったのかという事で頭がいっぱいだった。
「さぁハボック少尉。ホークアイ中尉に慰めてもらえ。」
ロイが言っている事がが、ホークアイのイッたばかりの頭では理解できない。
「俺、中尉に舐めて貰えるなんて感動っスよ」
そう言うとハボックは先程の行為を見ていただけですっかり張り詰めてしまった自分のズボンのファスナーに手をかけた。
「まずは上のオクチでして貰えますか中尉?」
ズボンと下着を一気に下へずらすと、性器をホークアイの顔の前へ突き出した。
「お前が上のお口なら、私は下のお口だな。」
そう言ったロイの言葉を聞き、ハボックは一瞬考えた。
「へ?…大佐もするんスか?」
「バカもの!元々は私はものだろが!」
「…そうっスね。」
仕方なく、ハボックは口での奉仕だけで我慢することにした。
『大佐のより大きい…』
イッたばかりで、もう何でもいいから自分のナカにいれてかき回して欲しいと思っていたホークアイは、
目の前に出されたハボックの脈打つ性器を眺めると、先端をちろちろと舌で舐め始めた。
最初は亀頭部分しか舌を絡めなかったが、だんだんと唇が降りて行く。
「んっ…んんっ…」
口に入れた性器の大きさに耐えられず思わず咽返しそうになったが必死で押さえ、口内へ沈めていく。
じゅるじゅる…と性器が滑っていく音がした。
「中尉フェラ上手いっスね…誰に教わったんですか…?」
あまりの気持ち良さにハボックがそう聞くと、ホークアイより先にロイが声を上げた。
「フッ、私に決まっているだろ。」
いつの間にか軍服から大事な所だけを出して準備をしていたロイは自信ありげにそう言うと、組み敷かれたホークアイの膣口に自らの性器を付きたてた。
「ふあっ…ああああんっ!!」
突然の挿入に絶えられず、ホークアイはハボックのモノを咥えたまま思わず声を上げた。
「喋らんで下さいよ中尉…響いてよけいキちゃいますって…」
「んっ…うんんっ…」
響いたおかげでハボックの先端からは先走りの液が溢れ出す。
そんなホークアイを容赦なくロイは後ろから攻めていた。
「んっ…うぐっ…」
普段家やホテルでなら思う存分声が出せるのに、今は口が塞がっていて思うように声が出ない。
喘ぎ声の変わりに出るものは唾液ばかりで、一層ハボックの性器を濡らしていった。
自分の後ろからも前からも発せられる音は、ホークアイ自身を興奮させている。
細い腰を掴んだロイは、根元まで挿入し腰を激しく動かしていた。
それだけでは物足りないと、右手でイッたばかりの突起に再び触れると組み敷いた体がピクンと跳ね上がり膣口が更に締まる。
その締りがあまりにもキツくて気持ちよくて、ロイは思わず声を上げた。
「くっ…」
結合部分からは卑猥な水音が漏れて乳房が揺れていて、
膣内の先程指で攻めたイイ箇所を性器で攻めると、ロイの陰毛はホークアイから流れ出す蜜で濡れていった。
「あんま激しく動かないでください大佐…」
ロイが腰を動かすたびに揺さぶられるホークアイの体。
その振動は性器を咥える口にまで響き、ハボックを限界へと近づけていた。
「イッてもいいんだぞ少尉…」
ロイは腰と指の動きを止めること無く前方に居るハボックに語りかけた。
「まだまだっスよ…」
本当はこみ上げる射精感に飲まれそうだったが、ホークアイの頭を掴み奥まで咥えさせる。
頭を掴んだ反対の手で乳房を掴むと、その大きさと柔やらさに感動を覚えていた。
「っうんっ…!」
自分の体の感じる所を一気に3箇所も攻め立てられ、ホークアイは完全に我を失っていた。
ハボックの性器が更に大きさを増し、限界に近いと知ったホークアイは口の隙間を狭め吸い上げるようにしゃぶりつく。
その時、ロイも限界に近いのか腰の動きがまた早くなった。
「中尉…ああっ…!」
ハボックが体をビクビク震わせると、ホークアイの喉の奥に精液を流し込む。
「うっ…」
ほぼ同時にロイが小さな声を上げると、一気に奥まで突き刺しホークアイの膣内に吐精した。
「どうだった少尉。ホークアイ中尉は?」
「マジで最高っス…」
そう言ってハボックは最後の一滴までホークアイの口内に搾り出すと、性器を口から引き抜いた。
「んっ…んんっ…」
と喉の鳴る音がすると、ホークアイは最後の一滴までハボックの精液を飲み込んだ。
やっと口が開放されると、ロイも膣口に入れていた性器を引き抜く。
「ひああっ!!」
引き抜くと声が漏れ、結合部分から蜜があふれ出す。
ロイは避妊具を纏っていたため余計なものは垂れ流さずに済んだが、
前と後ろを同時に攻められ同時に開放されたホークアイは床に倒れ掛かっていた。
「あれはイシュヴァール戦の時だったかな。まだ何も知らない少女だったホークアイ中尉に私は色々と教え込んだ。それこそフェラからありとあらゆる体位までだ。そして今の中尉がここにある。最高だろうホークアイ中尉は?」
そう言うとロイはさっさと身なりを整え、資料室を後にしようとする。
「じゃあ、私は仕事があるからこれで。」
コツコツと靴音が遠ざかり、ドアを開ける音がする。
残されたのは、ハボックとホークアイだけだった。
恐る恐るハボックがホークアイを見下ろすと、頬を赤く染め口元をぬぐい衣類を整えなおす目はいつもと変わらない目だった。
「あの…中尉。」
呼びかけるが、ホークアイからの返事は無い。
怒ってんのかなぁ…と思ったハボックは、とりあえず謝っとこうと謝罪の言葉を口にした。
「その…すんません。」
するとホークアイはハボックの肩をぽんっと叩いた。
「今度は、二人だけでしましょ。」
「えっ?二人だけっスか?!」
驚いて顔を赤くしたハボックだったが、ホークアイはくすっと笑って立ち上がった。
「冗談よ。さ、早く仕事に戻りましょう。」
ホークアイは何事も無かったように立ち上がると、轡を返して入り口へと向かった。
距離が離れたところで、ハボックは聞こえないように呟いた。
「あぁあ。アンタの方が上手じゃないスか。」
そう言うといつものようにポケットから煙草を取り出し口に含ませた。
おわり。
間が悪いわ途中でアンカー間違えるわでスマソ。
>655さんの3Pも楽しみにしてます。
無能煙草鷹の目3P楽しませてもらいまつたw
下のお口で扱ってもらえなくて、ハボは少し寂しかったりして…
(・∀・)ニヤニヤしながら読ませてもらいました。
乙でした〜
GJ!2枚目気取りの男と実は女の方が上手ってすんごい好みだわ。
「Trick or Treat!」
賑やかな広場には様々な仮装をした子供達が、お菓子を強請って歩いている。
本日10月31日はハロウィン。
玄関先にはカボチャのランタンが並び、お祭りの雰囲気が漂っているのだが
それを眺めつつ帰宅するロイ・マスタングは、寂しい一人暮らし。
生憎、例の台詞を言ってくれそうな子供は、親友の娘くらいだが
遠く離れているため無理だろう。
自宅に入りドアを閉めれば、先程の街の喧噪が嘘のようで、気に入りの
錬金術研究文献を読みあさっていると普段通りの時間が過ぎる。
「私も年を取ったということか…」
不意に口から出た言葉に驚いていると玄関から来訪者を知らせる音が聞こえてきた。
面倒くさげに扉を開けると黒のとんがり帽子を深く被った魔女っ娘が箒片手に佇んでいて
下を向いて顔を隠していても、ロイには誰だかわかっている。
「Trick or Treat!」
お菓子か悪戯かとお決まりの台詞を言うのは、世界で一番好きな人。
職場恋愛中のリザ・ホークアイだ。
彼の好みに合わせたのか、黒の魔女衣装はミニスカで更に片方だけスリットが入っている
「魅力的な格好だね。久しぶりに会えて嬉しいよ」
喜びを隠せないロイは、彼女を抱きしめようと手を広げるが「メッ!」と一喝されてしまう。
「人の話を聞いてないのですか?わたしが言った台詞は?」
「…Trick or Treat?しかし困ったな。我が家には菓子類を置いていないのだよ」
「じゃあ、悪戯決定〜!」
急にロイの胸倉を掴むとグイッと引き寄せて、唇にキスするリザ
いつもリードするのは彼氏の方だったので、驚いていると舌まで入れてくる。
その上には何かが乗っていて、リザの口から青年の方へ甘い固まりが移動した。
すっきりとした甘さのそれは、洋梨のキャンディ。
「あなたも言ったでしょ? 「Trick or Treat」って、だから
お菓子をあげたのよ。嬉しい?」
屈託なく笑う彼女に自然と癒されてしまっている自分を感じて、顔が綻ぶ。
穏やかな場所で育ったおかげなのか。優しい人々に育まれたからなのか。
いつも彼女の存在は、孤独な男を救い出してくれる。
だからロイは心和ませてくれるリザを愛しているのだ。
今度こそしっかりと抱きしめると彼女の手から箒が落ち、カタンと転がったが気にせずに
抱きしめ合う。
「君がいるだけで幸せだよ」
「あたしも…」
見下ろす彼と見上げる彼女、どちらともなく距離が近づいていき0(ゼロ)になる。
触れるだけの口づけから唇の形を辿るように舐めるようになり、口内を縦横無尽に
動き回る舌の愛撫によってリザの体から力が抜けてしまうような接吻へと変化していく。
「…ふぅん、ふ…っ」
「今夜は君の魔法で狼男に変身することにしよう。
覚悟しておきたまえ、煽ったのは私の可愛い魔女なんだからね?」
ろくな抵抗がないのを良いことに大きな手は、パックリと大胆に開いたスリットから侵入していく。
魔女に扮装した中尉は、真性狼男にたべられちゃいました。
今日は、化け物達が集う日だからお気をつけて。
終わり
冫、
かわいいよリザタン…
1日遅れのハロウィンGJ
>669
そっとしといてやれ・・・自作自演乙だからさ
触手状になったスロウスママンにおしおきされちゃうラストタンキボンヌ
アニメのラストタンは受け属性が強いから
672 :
名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:00:07 ID:F00jGeWw
>649
GJ!
今の中尉にも萌えるけど
>あれはイシュヴァール戦の時だったかな。
>まだ何も知らない少女だったホークアイ中尉に私は色々と教え込んだ。
>それこそフェラからありとあらゆる体位までだ。
ここにすげー萌えた。純粋なリザタンが増田少佐に教え込まれる話キボンヌ
ageちゃった…ごめ
>>672 自分もソコに萌えを感じた、>649練成GJですた
漏れからも純粋なリザタンが増田少佐に教え込まれる番外エピソード練成キボンヌ
ライラのSSきぼん。それとも自分で書いてもいいでつか?
でつまつ調の上、誘い受けウザい
漢なら四の五の言わずに書いて投下しろ
漏れが藻前の心意気をしっかりと受け止めてやるから
漏れとか言ってる奴に言われたくないよね
思う存分書け
680 :
675:04/11/02 23:45:07 ID:EXmE5rk3
>>676さん、677さん、678さん、679さん
前スレでライラが鉱山でボコられて犯されるSSがあったのですが、その続きという感じでよろしいでしょうか?
ライラとアルの恋を書いてみたいな・・・と。
一から自分で書くが吉
>>681、682
そうですね。そうします。
ヨキの独裁体制はライラの敗北であっさりと崩れてしまった。
かつての独裁者は鉱夫達に袋にされてしまう。
それを見たライラは自己保身のために逃げることにする。
逃げても逃げても追いかける追っ手・・・
正直もう疲れた・・・捕まってボコられようが犯されてもいいとさえ思った。
「あのおかっぱだけは許せねえ!」「なんとしても捕まえろ!」
こんな会話を聞くと、自然に体は逃げる体勢になってしまう・・・
なんとか森までたどりつくことができたライラ。すっかり汗でびしょびしょになってしまった・・・
森は暗くて何も見えない・・・とりあえず座りたい・・・そんな思いで腰をかけたら、いい背もたれがあった
その背もたれがライラの運命を変えることになろうとは・・・夢にも思わなかった・・・
ライラはその「背もたれ」が動いて驚いた
「きゃあっ!」
この声を聞いた「背もたれ」も驚く
「あっ・・・ごめんなさい・・・あれっ?もしかしてライラさん?」
その「背もたれ」はライラの名前を知っているのである。
「あなたは・・・アルフォンス君?」
ライラはその「背もたれ」の声を聞いて、一発で即答したのである。
その「背もたれ」とは「アルフォンス・エルリック」であった。
偶然というべきか、あまりにも珍しい組み合わせ・・・これは運命であろうか?
>>642ロイウィンの中の人
コテハン&トリップ希望
度々書かれているようだがどれが貴殿の作品か区別できないため
できれば今までに書いたものを教えてほしい
やんなくていい
>685が自分でNGワードを指定してアボンさせればいい話。
どっちでもいい
>685
倉庫でその人っぽいの探せばイイじゃないか。
せっかく収録してもらえてるんだし。
ロイウィンの人は好きだ。
だが名乗るも名乗らないも職人の自由だな。
アルとライラのSSは良い感じでしょうか?
意外な組み合わせなんですが・・・
691 :
642:04/11/06 01:50:11 ID:70d4mJfI
>685
何故ご指名?コテハンとトリップをつける気はありません。
タイトルを書き出すのは面倒なので、カップリングだけ。
エドウィン・ロイウィン・ロイアイ・エドアイ・ロイエリ・アルウィンで
作品投下は2スレ目から、短編と小話系が多いです。これで勘弁して下さい。
親切なひとだな、642のは。乙。
御苦労。二度と来なくていいよ
ていうかここまでわかりやすい自演も珍しい
何でも自演も飽きた
もうどうだっていい
なんで鋼の読者って粘着ばっかなんだ?
ほっとくべし
山田くん座布団
ドゾー(・∀・)つ□
702 :
685:04/11/06 17:52:53 ID:mbnfit2y
>>691ロイウィンの中の人
スルーされるだろうと考えていたが返事レス感謝!
貴殿の柔らかい表現が非常に好みだ
ヒントを手がかりに倉庫を探すサンクス
迷惑かけて悪かった
なんか見下したような書き方だからアンチかと…
まぎらわしい…
言葉を選んだほうがいいよ
釣りにしか見えなかった
「ライラさん・・・一体どうしたんですか?すっごく汗かいていますけど?
あっ、遅れました。僕は・・・兄さん達がどんちゃん騒ぎしているのに耐えられなくて・・・
それでここで空気にあたっていたんです。」
アルは嬉しそうなんだが照れているのだがわからないそぶりを見せる
それに対してライラは落ち着きがない・・・
「私はね・・・追われているの・・・もう・・・疲れたわ・・・」
そこまで言い出した途端、ライラの目から涙がこぼれだした。
「ライラさん・・・」
アルはライラに手を伸ばそうとするが・・・
前半投下、内容は無能と煙草と中尉の3Pです。
――いい方法を思いついた
ロイ・マスタングは未明、のろのろと起き上がった。
そこにいるのは彼だけではない。
彼にとって大切な、長年の連れだった女性も横で寝ている。
就寝前に二人は激しく盛り上がって峠を迎えて寝入ったわけだが、
まだまだ旺盛な彼の好奇心は睡眠をこうして破るほどに燃え上がっていた。
夜明け前の暗闇、薄手のパジャマを着て寝ているリザに彼は目をやる。
ああ、まったく…抱いて寝てるのに、いつの間にかすり抜けて服を着たな
寝巻きなんか着ないで、全裸で寝ていて欲しいのに
こう、目が覚めたら濃厚なナイズバディが飛び込んでくるすばらしい瞬間とかさ
事を終えると必ず服を纏うと願っている部下、リザ・ホークアイの望みをロイはとりあえず傍観しているが、本当はずっと裸でいて欲しいとひそかに思ってはいた。
とにかく刺激の強い世界を彼はどこかで欲している。
「ん…――――」
「…リザ?」
「エロイ…」
「何を言うんだ?」
寝息まじりの彼女の呟きに、見透かされたような感を覚えたロイは抗議してしまった。
だが、あっさりとただ単に自分の名前を発音していただけの様子で取り繕うこととなる。
なんだ、ただの寝言じゃないか
「――んん…」
続いて、闇夜に映る彼女の様に見入った。
寝返りをうつ彼女の豊かな胸が揺れたのだ。
揉みつくしたはずのその大きさ…
もう一度実感したくなったロイは熟睡しているリザの乳房をすっと手で触った。
そして、何を思い至ったのか…無能と称されている彼女の上司は、
熟睡している部下の服をおもむろに脱がせ出した。
組み敷いた眼前に、ぽろりとでてくる愛撫の残った豊満な裸身…
おお、いつ見てもすばらしい
たまには悪戯をしてみたい
何をしてやろうか
つい先日、彼は寝ている時にリザに油性マジックによって猫ヒゲを描かれた。
そして、目の周りにメガネ模様までもを刻まれ、なかなか消えずに本当に困ったことをされてしまった。
だが、それもある程度の辻褄はあう。
場を選べと恥ずかしがるリザを、前日無理やり車の中で抱いた後、
さらにホテルに連れこんで羞恥と未知の限りにロイが引き込んだせいなのだから…
そこで唐突に、彼女の前と後ろを開発するために激しいそしりを行った。
そんな自身に対する可愛いらしい仕打ちだったのだから、痛くも痒くもない猫ヒゲではあった。
だが、やはり彼女のことなら何でも実行してみたい。
彼は、にやにやとリザを見て愉しみ方を考え出す。
妄想と激しい情交シーンの限りを実現させたく彼は憂う。
そして、より彼女を喘がせたい。そして感じる様を愉しみたい。
引き出しから筆を取り出し、彼は剥いたリザの裸体に向き合った。
描くなら、候補はこことここと、ここだな
どこがいいかな…
次の日の夜遅く、デスクに忘れ物を取りに戻ったハボックは、誰もいないであろう職場に向かった。
だが、扉を開けて、目に飛び込んできた光景に、反射的に謝罪を返す。
「す、すんません」
「い、いいのよ…こんなとこで装備してる私が迂闊なんだから」
一人残っていた自分の上司…スカートの裾をまくりあげて
太股にホルスターをしまう仕草をしていたリザは答えた。
どこか悩ましげに彼女はよそよそしい。
「って、私服…銃なんか装備して何かの仕事ッスか?」
「…べ、別に、ただ帰宅するだけよ」
「まあ、物騒ですしね。こんな時間だと」
そうは言い返したものの、うら若い女性が武装品を纏っている日常とは奇妙なものである。
――うわ、しっかしなんか私服の中尉、可愛いなあ
スカートだよ、そんなにおしゃれしてさ、これからデートか?
バッグを抱えて出て行こうとするリザはちらりとハボックを見返した。
先ほどから落ち着かない彼女の言動、おそらくデートの待ち合わせに
心が躍っているせいだとハボックは納得してみる。
「ね、ねえ…ハボック少尉」
「ああ、俺ちょっと忘れ物探してて、ちゃんと戸締りしときますから
お先にどうぞ行ってください」
ごそごそと机の引き出しをあさっているハボックは、忘れ物を引き出そうと動いていた。
ところがひとつ咳払いをした彼女は、扉口で、彼にストレートにこう問うた。
「――お、男の人って、どうして裸にしたがるの?」
くわえ煙草がポロッと落ちかける。
沈黙の後、半開きの口でハボックは振り返った。
――おいおい、いきなりなんだよ
真顔で尋ねたリザにハボックは何も答えないでいた。
明確な回答を彼女はすぐにでも欲しているかのようだった。
直情な問いかけ、恋愛にそれほど長けていないはずの彼女の疑問は、
何も知らない少女のように新鮮なイメージを与えてくれる。
――え、これって俺が答えていいわけ?
該当人物がじかに言ったほうがいいんでないの
「あー、中尉…それ、答えなきゃ駄目ッスか」
「参考になるかと思って聞いてみたの…嫌ならいいわ」
「大佐が何かした?」
「……」
言われた途端、リザは背を向けて肩をすくめた。
表情の変化を悟られたくないため、彼女はこちらをむいてはくれなかったのだ。
質問に質問で返すというのもすっきりしないと思ったハボックだが、答えを待とうと思った。
やがて、彼は年代もののライターを探し当てて嬉しそうに使い始める。
しかし、新しい煙草を吸おうと火をともすと、つかつかと歩み寄ってきたリザにそれを奪われた。
禁煙しろと注意されるのかと思った彼だったが、思いもよらずに彼女はそれを吸い始めたのだ。
「やけになってます?」
「だって、ひどいのよ…錬金術師だからって馬鹿にしてるわ」
何やったんだよ、あの人
むせながら、まずい煙草だと愚痴を零したリザだったが、彼女はつらつらと上司のことで訴えた。
ところが、話の内容にハボックはリザのよくしゃべる様に驚きを感じ、こ
んなに懇意に会話できる意外性に喜びつつあった。
勤務中、車の中で触り放題、公私混同な発言の数々、
スカートで出勤しろと駄々をこねる男の幻想…
子供じみた意地悪でリザの恥ずかしがることをするロイを想像して、
やがてハボックはにやにやと笑みを零し始める。
「何で笑うのよ」
「だって、正直すぎて面白い」
「どうせ、私がずれてるんだって言うのね?」
「んなワケないでしょ、ただ単に、相手が中尉しかいないから甘えてんですって」
「あびるほど遊んでるのよ、不自由はしてないはずよ」
「好きなのほど困らせたいってのはガキと一緒」
達観した言いぶりをするハボックに、リザは核心をついた。
「このごろは、ホーエンハイム氏にもらった玩具とか持ち出して作品の成果を試そうとしてるのよ」
――おいおい
「…お、玩具って」
「変だと思ったの、あんな格好でするのもやだけど、急に…大佐が」
そのままハボックは手で彼女の唇を制した。
「駄目駄目、言ったら駄目だって、そこまで俺が聞いていいもんじゃないッスよ」
恋人同士の痴話喧嘩に相談やら愚痴やら聞くのはいいが、こればっかりは聞くのを憚る。
ロイのなすことやること全てに想像はついたが、
ほのかに好意をよせていた彼女の口から聞くのに苦しい領域だけは避けたい。
「女の人が男に、しかもただの同僚に言っちゃだめですよ。
その部分だけはともかく、勘弁してくださいって」
――そうだ、この人も大佐と同じで相談相手少なそうだ
どうしたらいいんだよ
この勢いでは、フュリーやブレダ、ファルマンにまで同じ質問を行いそうだ。
それくらい、今のリザは逼迫している。
はらはらと困り果てたハボックは、他に相談できる存在のいない彼らの関係に戸惑った。
髪をかいてごまかすが、それでは何も変わらない。
この二人が長くつきあっているのも知っているし、仕事柄、結婚することはなくとも、
順風満帆に恋人として堪能しあっているのだとは思っていた。
しかし、ロイのやりたいこととリザの考えていることの修正を自分が扱っていいものかと、
彼はまったく踏み出せずにいる。
そうこう思ううちに、彼はリザの思い切った言動に惑わされることとなる。
「ねえ、来て」
「へ?」
ロイ以外の男の扱いを深く知らないゆえのリザ、天然なのか無防備なのか、
彼女はハボックの手を取った。
そして自然とこう願う。
潤んだ瞳で言葉を伝える。
「もうあんな恥ずかしいの嫌、どうしたらいい?」
だから、そんな可愛い顔でお願いしないでよ
――ずるい、中尉
ジャン・ハボック少尉であります
俺、どうしてこんなところにいてんだろ
上司の女に請われたからって普通、ついてくるか?
今からあいつら寝るんだぜ
やっちゃうんだよ、そりゃ中尉のあーんな声とかすっごいのとか見れるのラッキーなんだけど、とめるべきこと?
中尉にゃ悪いけど、見てるだけにしよっかな
んでついでにおかずにさせてもらおかな
あわよくば、きっと大佐に殺されるけど、俺も混じらしてくれたら最高なんですけど
サングラスをかけて変装し、彼はのこのこと二人のデート場面を張っていった。
予約されていたホテルの部屋の鍵を器用に開け、だだっ広いクローゼットの中で、
今こうしてここに忍んでいる。
変装、張り込み、追跡、潜入、待機…なにもかもお手の物だったが、
男女二人の夜の時間にはいりこんで何をどうしろというのかと…
だんだん彼は落ち込んでいった。
のこのことついてきた自分も馬鹿だが、ある意味、ロイのやることに対する好奇心はおさまらないのは事実だ。
リザもリザで止めて欲しいのかどうかも怪しいとさえハボックは思い煩う。
さっきから、濃厚なキスシーンを開始しているが、いやだ、やめてと言いながら
リザはロイの手を振り払おうとはしないのだ。
「や、だぁ…あん、つつくのやめて」
「消えてないね、洗ってあげるよ」
「じ、自分で洗います!」
――何言ってんだろ、この二人
クローゼットの隙間から、潜んでいた彼は目を凝らしていった。
よく見ると、リザの動きがおかしかった。
ゆるやかというか、鈍いというか、口付けだけでまいった風にはとても見えない。
何かこう、びくびくとした態度の彼女…
「特殊な塗布薬が含まれているから、私のもつ液剤でないと綺麗に消えないよ」
「それ、貸してください。自分で消します」
取り上げようとした彼女の手を、ロイは面白がって遠ざけた。
動いた時、はだけた彼女の胸の谷間にハボックは注目した。
練成陣?…あんなとこに
もしかして大佐が描いた…って何のため?
「あっ…!」
「おっと、大丈夫か?」
「もう、意地悪しないでください」
「悪い、許せ」
つまづいて転んだ彼女をロイは嬉しそうに受け止めた。
そのまま彼は、後ろの大きなソファーベッドにリザと共に転がり込んだ。
はたで見ていると、楽しそうにじゃれあうカップルとも見えるが、
どうにもロイが一方的にリザを困らせているのは明らかだった。
だが、ハボックはリザのそんな表情や仕草に動揺が止まらない。
もっと見たい、更なる声を聞いてみたいとさえ願ってしまった。
「た、いさ…やだ、これ消して、もう私は治ったのよ」
「シャワー行こうか、ジャグジーが広いから楽しいぞ」
「洗うとか言うんでしょう?…また、風邪ひいちゃうわ」
「風邪ひかせるほど長くはいないよ、それにいい入浴剤があるんで気持ち良いかもな」
「やだ、一人で入る」
――アンタらすげえ
ハボックは彼らの痴話状態の会話に、にまにまと口を綻ばす。
時折見えるリザの胸元の練成陣にロイは触れたがってしょうがないようだった。
これまでのロイの言いようから、ある程度の予想がついた。
手で触るとびくびくと感じ入る彼女の谷間は、裸でいても体温の低下と
寒さにまいらないよう温存するための枷らしい。
だが、刻まれた部分の強力な護りのせいか、リザ自身の体の感受性が高まってしまった。
そのためか、触れられると全般的に、彼女の動きは不自由でいる。
思わぬ彼女の収穫に、ロイは消したくないと思っているらしい。
「これがあったら、四六時中、素っ裸でいられるんだよ」
「嫌です、了承しません。こんな恥ずかしいもの、削除です」
「私は寒さなど平気だが、君が風邪をひいたら困ると思って描いたんだが」
「どうしてそんなに裸でいなきゃなんないんです」
「スカートで出勤しても素足でいられるぞ。コートもいらんし、
寒さなどで煩うこともなくなる。そして裸で眠るんだよ!」
「やだ、めくるのやめて…」
ハボックの存在を気にしてか、太ももから肌を晒されるのをリザは静止しにかかった
まずは胸に描かれた悪戯を消す用件のほうをすませたかったのだ。
取り払われた靴やストッキング、はだけたブラウスの胸元から見える肌、
これ以上ハボックに見せるのに躊躇してしまう。
しかし、ロイは彼女がそれでますます入浴したがっている様子を思い込み、
興奮気味に声をかけて頷いている。
「ここだと嫌か?わかったわかった」
「ち、違…」
「私はかまわんが、ギャラリー付きだと十分に感じないんだろうな」
「え?」
「いい加減、おまけを出てこさせたまえ」
「大佐…」
「だらしない気配で分かるんだよ。出て来いよ、ハボック」
――げ、ばれてる
渋い声で長く笑われた。ロイが察していたのはずいぶん前からだったのだろう。
リザが何かを含んだのか、ハボックのいる理由にロイは大して咎めはしなかった。
むしろ見せ付けるかのようにリザをあやしていったのだから、
彼にとってはリザの反応に関して二重に興味深かった。
ギッと大きな扉を開けて、こそこそと気まずそうにハボックは姿を現す。
「見つかっちゃってましたねえ、中尉」
浴室に向かいながらすたすたとリザを持ち運ぶロイは、ハボックに無関心なふりをした。
「あのー、とりあえず…中尉が悩んでるみたいなんで、嫌がることはいっくらなんでも
やめてやったら…とか一個人の意見ですが」
「いいとこなんだ、話はあとだ」
「――って、やっぱ、俺、お邪魔ッスよね…馬に蹴られてなんとかってやつ?」
「参考にさせてもらうよ」
頬を真っ赤に頬を染めて黙り込んだリザをそのままに、ロイは浴室のドアを閉めた。
そのまま一人、残されたハボックは口がだんだんと緩んでいった。
なぜなら、浴室からか細い声が漏れ聞こえたのだから…
30分、彼はそこで交わる二人の濡れ場を聞き及ぶ。
中尉が…すげえ声だしてる
今まで聞いた、どんな相手にも遭遇させてもらえなかった身悶え姿が彼の脳裏を支配した。
「――あっ、ああ…っ…大佐ぁ、ァ――――」
想像上回るリザの喘ぎに、ハボックは鼓膜の機能を全開にした。
やがて、堪能しつくした彼をさえぎるかのように、小さくドアが開かれる。
濡れたカラスのような男の頭が伺ってきた。
「――ハボック、いるか?」
「…は?はい」
「あがるぞ、いるんならもう一枚タオル持って来い」
――チッ、もう終わりかよ
興奮を抱えながら、一人で妄想にひたっていた彼は、
リザの纏っていた服の欠片を握り締めて愉しんでいた。
頼まれた用件に適当に合図を返した彼は、いそいそと湯の漂ってくるドアまで布を持っていく。
「ハボック、暖房がきつい。温度下げろ」
「ハイハイ」
しばらくして、リザを抱えたままのロイが風呂からあがってきた。
入ったときと同じようにリザを持ち上げたままロイがでてきたのだ。
瑞々しい香り、熱くたぎった彼女の湿った体…
ほうけたハボックを横目にロイはローブにくるんだままの彼女の頭を優しく撫でた。
少し湯にあたったらしいことを詫びている彼だったが、
彼女は無抵抗なまま彼に支えられている。
「ドライヤー、用意しろ。乾かす、それから飲み物入れてこい」
――小間使いかよ
見る以上、おこぼれに預かることなど予想しなかったが、出て行けとは言われなかった。
じっと抱えられて小さくなっていたリザがこちらに気づいた。
「きゃあっ!」
ロイとの行為で忘れていた存在を思い出し、リザはか細い悲鳴を上げて返すことしかできなかった。
ローブにくるまれているとはいえ、こんな姿を見られるのは彼女にとって恥ずかしいものであったのだろうか
だが、いずれ彼女は体ごとロイに縋り付いて顔をそらした。
「――ハ、ハボック少、尉…聞いてた、のよね…」
「あのー、飲み物何がいいっスか?」
自分だけと会話してろと促すかのようにロイが口を挟んでくる。
「私はバーボン、リザは水…氷もさっさと用意しろ」
「あー、はいはい…」
「待って、少尉!」
雑用を命じられたハボックが踵を返した。ロイのメニューに彼女は変更を付け加えた。
「私、マティーニ…薄くしてね」
恥じらいの表情で見つめ返されたハボックは、言い足すリザの姿に釘付けになった。
見てくれといわんばかりに妖艶な姿だった。彼は都合よく錯覚する。
抱きかかえるロイの首に両手を回し、ぎゅっと小さくなって濡れて寄り添う彼女のなんと美しいことか…
流れる髪はばらばらに、巻かれた布からはみ出す白い四肢と潤んだ素肌に惹きつけられる。
かわいらしくてたまらないと彼は覚えた。
「果物、あるだろう。適当にチェリーでもいれてやれ、作ったら出てっていいぞ」
「…へーい」
ただ癪に障るのは、彼女に酔いしれる空間を割ってはいる彼女専用の男の言葉の節々だけ
かいがいしくリザの髪を乾かして、動きのとれない彼女を扱うロイはとても嬉しそうだった。
言いつけられた用事を済ませた後、瓶ごと口に酒をハボックは頂いた。
自分では到底買えない価格の酒をがぶ飲みしていて、
部屋の隅で目を配らせながら背後の二人の様子を伺っていった。
「消えたな、どうだった?」
「やっぱり変態です」
「まあ寒さだけでなく、感度の良さも証明できたというわけだ」
「馬鹿にして」
「風邪をひかれたらと思って心配してたんだぞ、変な誤解はよしたまえ」
「そんなの、どうだかわかりませんね」
「湯あたりしたんだ、あんまり喋るな…おとなしくしていたまえ」
背後で交わされる二人の会話…
ハボックが当てられたように気を滅入らせていた。
しかし、流れてくるリザの言葉を惜しむように拾ってしまう。
――玩具っていうから、どんなプレイかと思ってたけど、あれも消えたみたいだし、もういいか
零される会話の内容から、どうにもさきほどの練成陣はリザの先日の風邪を
治すための体力増強に関するものだったらしい。
男の筋肉に憧れ、鍛錬を重ねる彼女の意見もあったが、
そこからロイはリザの満足行く発明を考えついたようだ。
加えて、ロイの要求で就寝中、裸でいさせられたことで風邪をひいていた彼女…
あの奇妙な練成陣の発端がそこで確定したという。
彼女の髪が乾いた頃、ロイはハボックに話しかけた。
「それで、ハボック、お前は何をしにきた?いつまでここにいる」
「俺?俺は、その、酒飲みに…えーっと、つまり」
その時、リザがロイの唇に指を当てて言い返した。
「あの、大佐…彼を怒らないで」
「だがな、こいつは私と君が風呂にいてる間にぬけぬけと、帰りもせずにな」
「だって、大佐がもっと変なことするんじゃないかって少尉は心配してたのよ。
私、今は大佐の誤解がとけたけど、それまで困ってたから少尉に相談をして…―――」
「んなわけないだろう、出た時、こいつは君の服で興奮してたぞ」
「え?」
きょとんとしたリザの空気を打ち破るように、うろたえたハボックが叫びこんだ。
「うわ、大佐やめてくれって、言うなよアンタ!」
「タダ酒飲んでる奴の言うことなど聞く耳もたん、あれが下着じゃなかったから
まだいいものをお前は、ストッキングで何をしてた!」
「靴とコートしか触ってねえよ」
「嘘つけ、現にストッキングがどこにもないじゃないか!
ポケットにでもしまったんだろうが。まったく変態だな、人の女で!」
「変態に変態って言われたかねえな」
意見の崩れと険悪な彼らの会話にリザが頬を染めて呟く。
「そ、それは…頼んでないわ」
「いいんだよ、ああいう男に相談した君を私は責めはしないから」
「大佐…」
――あんた達さ、俺をだしにもっと仲良くなってねえ?
やってられないといった風情でハボックは最後の一滴を飲み干した。
ものすごいスピードで消費されていく酒の量が今の気鬱を語ってくれる。
だが、次のリザの台詞に彼は仰天する。うなだれていた顔をあげてしまった。
風呂で湯にあたったせいか、酔いの激しいリザの言葉はいつになく過激だったのだ。
「私、見たいわ」
隣で一服つきながら、味わって飲みほそうとしていた酒を吹いてしまったロイ…
それを通りこして、リザが呟く。
「少尉のは大きいの?」
「こ、こら…リザッ…何て発言を」
「そういうことに興味を持つ私は嫌い?」
酔いの回った紅い頬、一度は情交で及んだ潤んだ瞳、
思ったままの純粋な問いかけを投げて、見つめられたロイ…
黒髪の彼は、あまりの彼女の可愛らしさにぐっとつまって言い返せなかった。
ハボックが口元を崩して悦びの表情でこちらを見返した。
思いもよらぬ機会とめぐり合わせに、彼は絶大なる幸福を感じてしまう。
「中尉の仰せのままに、お望みでしたら未知の世界までお供しますよ」
静まり返ったホテルの一室に、男女3人は一致したものを垣間見る。
ロイは見た目だけは動揺せずに静かでいたが、3人で行うことに決断を危ぶまれている。
女を抱くのに、こなれた自信を持ちえた彼だが、
昔から自分の手で可愛がって一人の女性にしたリザなだけに、大きく驚いた。
そうした反応を返されるまで成熟していった彼女だったとは…
「おい、ハボック!」
けだるげにベッドに沈んでいるリザの足首にハボックが口付けしようとする。
彼がつま先にキスを落とすと、リザはゆっくりと腕で起き上がって
傍にいたロイの手首を掴んできた。
「リ、リザ…」
「大佐、私…お酒で熱いの」
初めての行為、初めての言葉…そのまま彼女は座っていたロイの腰に弱々しく縋り付いた。
足首の傍らに存在する男にも、今抱きついている男にも…言葉を残して彼女はねだる。
「優しくお願いね」
続く。
3Pキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!
小間使いハボックイイ!
>719 乙!
続き待ってます
乙〜ちゃっかりブツを持ってるハボワロた、3Pハアハァ
<⌒/ヽ-、___ オッパイ
/<_/____/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
… \
<⌒/ヽ-、___ オッパイ
/<_/____/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
、vMノz
(「ノl/WYゝ
(*-∀-) オッパイ?
_| ⊃ ю/(___
/ └- ω(____/
、vMノz
;;(⌒〜 (「ノl/WYゝ∩ オッパイ!
(⌒⌒;;(⌒〜 ヽ(*´∀`)彡 オッパイ!
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜 ( ⊂彡
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒ ≡≡ミ ю
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜 ω
>>719 溺愛系増田と小間使い変態コンビが
天然鷹の目とおっぱじめてるみたいGJ
続き待っとります。
しかし、ライラの人はどうなってんだ?
>>706-719 淫乱甘えたなリザタンに激しく(*゚∀゚)=3ハァハァ
続きも楽しみにしてます
ライラにアルが手を伸ばそうとした瞬間・・・
「おい!あそこに女がいたぞ!」「この野郎・・・逃げやがって・・・」
鉱山の男達が何人かついてきたらしいのだ
「女!早く来いよ!かわいがってやるぜ!」
鉱夫の一人がライラに叫ぶ
「ライラさん・・・」
アルはライラに声をかけようとしたが・・・ライラは男達の下へ向かう
「アルフォンス君・・・悪いことをすると罰を受けなくてはならないのよ・・・
私は間違ったことはしているとは思わなかった・・・だけど・・・」
そこまで言おうとしたライラの手をひっぱる男達・・・
「この野郎!やばくなったらとんずらか!」
「よくやったな坊主!よく捕まえてくれた!」
そんなことを言いながらライラに平手打ちをする
その一撃をくらい、倒れるライラ
「あっ!ライラさん・・・」
>>728 前々から思ってたんだけど、
うぷするの、ある程度書いてからにしたら?
ぶつぶつ切れてるのはちょっと読みにくいっす。
あげ。
いいネタないか?
確かにそれは個人的には賛成できないが人の好みの自由だし言わせたいやつには
いわせとけばいいさ
いくら反対だからって同盟みたいなの作るのはどうかと思うがな
>>731 わざわざそんなサイトを探し出して晒す方も立派なクズだ
いいネタはないが、ガンガン12月号の感想を一つ
256p4コマ目、ロス少尉の乳の形がバランス良でハァハァ
前も同じような同盟が2ちゃんで晒されて、確か閉鎖したな。
そういえばロイアイハホ3p゙書いた
>>649が自分のサイトにも同じ作品置いてたなあ
ところで、ライラたんの小説り続きはどうなったんでつか?
>>731 確かにこんな馬鹿に鋼のファンになる資格なんてないと思うけどね
サイトも見てみたがまぁ滑稽なまでの狂いっぷりだった
アンチ同盟だけは軽蔑する。 何がやりたいんだか…
悪いがとっとと潰れてくれと思ってしまうよ。 晒したくなる気持ちわかる。
好きなものに対して同盟作れよ…
>>737 最後の一行には胴囲。
ところで、フーじいさん×ロス少尉ってどう思う?
ブレダ×ロス
ハボ×ロス
若×ロス
あたりも有りだと思う今日この頃。
>ハボ×ロス
今月号でさり気なくエスコートする姿が萌えだったが、この時はハボック彼女持ち…
見る気は無いが、反対だとしたら誰かとくっつけるわけでしょ?
誰?炎の大佐とかアルとか阿呆な答えやめてくれよ。
>>741 アンチ同盟の話か?恋愛だけが全てではないだろ。
参加者の気持ちはわからんが、二人は仲良し幼なじみ状態が一番だとかじゃね?
他カプが好きだからエドウィンを叩くっていうのは痛すぎる。
(俺、エドウィンも他カプも両方いけるし)
>炎の大佐とかアルとか阿呆な答え
そのカプを好きな人に失礼な話だな。
>741
名簿の参加者が夢小説を扱っている奴ばかりなのを見るとたぶん自分じゃないのか?
>名簿の参加者が夢小説を扱っている奴ばかりなのを見るとたぶん自分じゃないのか?
うわっ、最低ェそれ。
4様に夢中になるオバタリアンみたいだなw
>>742 >二人は仲良し幼なじみ状態が一番だとかじゃね?
そんな生易しいもんじゃなかったよアレ。
まぁここのスレでは無能勝利廚以外はほとんど豆勝利は恋人以上ですから。残念ッッッ
>744
>まぁここのスレでは無能勝利廚以外はほとんど豆勝利は恋人以上ですから。残念ッッッ
5点。
503厨釣りたいなら、もっと単純に煽りな。
、vMノz
「ノl/WYゝ
(*´∀`) <次はりきっていってみよう!!
┌U--っヽ
| [|≡(=O=◇ ♪テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
`(_)~丿
∪
>>746 今やっと解った。
そのAAギターを弾いてるんだね。
今まで土管やら大砲やら何か筒状の物を抱えてる風に見えてたorz
>>731 いかにも10代前半の女子って感じの発想だな。
群れてないと落ち着かないんだろうか。
仲間はずれとか同盟とかそういうの大好きっぽいな。
・・・と思ったらやっぱ11歳なのか。可哀想なお嬢さんだ。
こういうのは原作で進展があったら
牛の人に苦情出すんだろうなー
いや、この手のFANが暴走した時の逸話を聞いてると
常に多少の苦情くらいは送ってんじゃないかと思う。
てか苦情の手紙くらいならカワイイもんだよ。
>751
違う漫画で「こういう展開にしないと作者の家に火をつける」って
ファンレターもらった作者もいたらしいからね…
どこがファンなのかと小一時間ry
>>752 ああ、某飛翔雑誌のマンガだね
ってかこの>731のクズもやりかねんねホント
みんな餌がないから騒ぎ出しています
誰かそんな彼らにボインを与えてください
>>729、735
まとめて出しますんで、お待ちください。
ライラ専用サイトも作ろうと考えています。
>>719ロイアイハボアイ
続きが楽しみです!
遅レスでスマソ
大佐×色欲 母音投下
ロイは勤務時間を終えて街に出た。
ハボックが大慌てで帰った事は知っていたけれど。そこのカフェテラスにその姿を認めて目を細める。
ちょうど立ち上がった所なのか、ハボックはティーカップが二つ並んだテーブルの傍に立っていた。その目の前には目の覚めるような美女がいる。
「ほぉ……また、凄いのを捕獲したものだな……あの甲斐性なしが」
ロイは別段隠れる気も無く、大通りの端に立って『美女を』見つめていた。
ハボックの様子から見て、どうも深い関係では無さそうだと判断する。もしかしたら通りすがりに何かを聞かれたのかもしれない。
そんな、ハボックに失礼な想像をしながら、ロイはひそかにみなりを整えた。
あんな美女に少尉では分が余ろう。大佐の私こそがふさわしい。
まだハボックと喋っていた彼女がふと、視線をロイの方に向けた。
ロイはすかさず灼い視線を送る。 彼女はハボックの方を向いて何かを言った。
掌を彼に向けて振っていることから、何かを断っているらしい。
「えっ嘘だろっ!」
というハボックの声が聞こえた。
あ、振られたかな。
ロイは思わずほくそえんだ。
どうやら、その後どこかに行く予定だったらしい。時間的にも夕食だろう。それを断ったということは急用ができたのだろうか。それとも、普通にハボックがナンパしたのだろうか。
彼女がロイの方へと歩いてくる。ロイは一歩角の向こうに下がってハボックの視界から逃れた。彼女が目の前を過る寸前に、その前を過って反対側へと歩く。彼女の黒い大きな瞳がロイをじろり、と見た。ロイはそれににっこりと人の良い笑みを見せる。
彼女はそのまま石畳の街路を歩いて行った。ロイも足どりも軽くその五メートル程後ろを歩く。
「どこまでついて来る気?」
角を三つ曲がって、また繁華街に戻っていた彼女は視線だけでロイを振り返って聞いてきた。
振り返らせればロイの勝ちだ。
大佐×色欲 母音投下
「私の行く先にあなたがいただけの話ですよ、美しいお嬢さん。不審者ではありません」
「今、しつこい男をようやく追っ払った所なの。間に合ってるわよ」
「チーズ料理のおいしい所を知ってるんです。御一緒にいかがですか?」
「ナンパならいらない、って言ってるの」
「ナンパ? 知人同士でそんなことしませんよ」
「いつ私があなたと知り合ったのかしら?」
「先程の男をあなたが追い払う寸前ですか」
「見ただけじゃないの」
「でも、あの時にあなたは私を知ったでしょう? 知り合いというのはそう言うものではないのですか?」
「私の辞書にはその言葉はそうは載ってないわ」
「では訂正しておいて下さい。私とこれから新しい言葉を作ってみましょう」
「願い下げだわ」
「では取り敢えず食事でも。前に置いて見苦しい顔ではないと自負していますよ?」
「とんだ自信家ね」
「男が自信を無くしてどうするのですか。今、少し不調ですけどね」
「不調には見えないわよ」
「あなたのその紅いくちびるに負けそうです。言葉の端々に知性が見え隠れして、気押されていますよ」
「そうは見えないわ。馬鹿にしてるのではなくて?」
「天地神明に掛けて、嘘はつきませんよ。この瞳が嘘をついている瞳に見えますか?」
「………………まっすぐな瞳だこと」
「ね?」
にっこり。
ロイは小首を傾げて笑い、舐め上げるように彼女を見た。
そんなロイに、彼女はフッ、と小さく息を吐くように笑う。
「ね? って、あなた……子供みたいに……もう……」
クックックッ、と彼女は笑って、長い黒髪を揺らせた。
「時間は無いの、本当よ。夕食までに帰らないとお父さまに怒られてしまうわ」
そういいながら、彼女の長い腕がロイの肩に伸びてくる。ロイもその手を取って、路地に潜り込んだ。そのままの勢いで抱き締め合い、激しく口接ける。
ロイの手は、逡巡も無く、彼女の黒いスリットから肌に手を這わせた。自分の股間を解放する。
「性急な男ね」
大佐×色欲 母音投下
「善は急げ、と言うでしょう」
「慌てる乞食はもらいが少ない……って、言うのよ……んっ……」
ロイは勢い、彼女の腰を自分に引き寄せた。長い足を腕に抱え、秘奥に自身を押し込む。
「お父さまに怒られるのでしょう? 急いで差し上げるのも難しいのですよ?」
服の上から大きな乳房を握りしめ、腰を打ちつける。彼女の口紅を舐めとるかのように口接け、甘く噛んだ。
どくどくと溢れてくる蜜にロイも喉を鳴らして答える。
なんだこの女……遊んでるのかと思えば、この……締めつけは…………こんなに濡れてるのに、こんなにきついっ……とびそうだ……
ロイは歯を食いしばってイくのを堪えた。
こんな極上の名器。もっと味わいたい。
ロイが抱き締めるよりも先に、彼女の方がロイの頭を引っ掴んで口接けて来た。
「あ……なたっ……凄いっ……わっぁっ……」
キスの合間に呟かれる。
それが演技で無いとすれば、彼女ももうイきそうだ。格段に早い。
もしかして、物凄く相性がいいのでは? ロイはそう思った。そんな女性をさっさと返す道理は無い。
噛みつくようにロイに口接けて、ぎりぎりと彼女は全身を震わせた。ロイ自身を食いちぎりそうな程締めつけてくる。
じっとりと、抱えていた白い足に汗が滲んだ。ロイの掌の下で、心臓が早く跳ねている。
彼女がイッたのを察知して、ロイは動きを止めた。少し躰を離して、その顔を眺める。
イッたときの顔は、どんな女性でも綺麗だが、もとが美人だと格別だ……と、ロイはただ見惚れた。
「いやだ…………そんなに……見ないで……よ……」
「美しいものを見たいのは人間心理として抑えられませんよ。ここが部屋なら、この苦しそうな服も脱がせて差し上げるのに……」
ロイは彼女の喉元に指を滑らせた。
こういう服は喉のボタンを一つ開ければ胸まで開く筈なのだ。
あったあった、これだな。
パチン……
ロイは右耳の下にあったボタンを外し、彼女をそっと抱き寄せた。
けれど。
大佐×色欲 母音投下
はらり……と、喉から服の布地が落ちた事に彼女がギョッ、と躰を竦ませる。
「あっ…………もう、時間だわっ! ご機嫌ようっ!」
「えっ?」
ロイはいきなり突き飛ばされた。
まさかイッた瞬間の女性に抵抗されるとは思っていなくて警戒していなかった。
壁に打ちつけられて、体勢を整えた時には、彼女はすでに路地の奥に消えてしまっていた。
「嘘だろ……」
ロイは自分の股間を抑えて座り込む。
「……さすがに、これは………………辛い……」
ハボックすまん。さっき笑ったのは謝るから、君の甲斐性なしを私に押し付けないでくれたまえ。
またもや失礼なことを考えながらロイは大きなため息をついた。
「名前も聞いてないな……」
大きな大きなため息をついてロイは立ち上がり、身繕いをする。
彼女が逃げた原因をロイが知るのは、ハボックの命の危機、二〇分前だった。
GJ ロイ×ラストキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
ラストの最後はエロ美しかった!!
>762
上のは801サイトの人が日記に書いたSSを勝手に>758がコピペしたものだよ。
コピペされた人、前も別のスレでも同じようなことをやられている。
スルーよろしく。
>764
ない。
したらヲチスレで4〜5ジャンル交えた祭りになるからw
勝手にコピペ投下はイクナイけど男×女でよかったよ。
前に別スレに投下されたのはオフ本の801だったからさ。
>投下されたのはオフ本の
って事はPC上でコピペじゃなくわざわざ打ち直したのかw
ここは他スレのSSの改編コピペありのスレなんだから、
801SSの改編でもびくともしないぜ。
>勝手にコピペ投下
>ここは他スレのSSの改編コピペありのスレ
こんな事が罷り通っているスレだから職人が他スレに移動するんだよ
まぁそれを狙ってやっているのかもしれないが…
まぁ768とかわざとだろ
758や763は釣りの餌のようなものだからな。
>>772 どう見ても、URLが801板なわけだが…
バーカバーカ
(・∀・)ニヤニヤ
揚げ
本当に何故ここは伸びないんだろう
職人待ちじゃないかな?
単行本で読んでる奴挙手
ノ
点呼以外することないのもアレなわけだが。
主婦と老機械鎧技師の間を埋める熟女キボンだ。
グレイシアは人妻だが、熟女と言うには若杉。
鷹の目、乳ボイン…(´Д`*)ノ
ばっちゃんの、オイタが過ぎた若い頃。とか。
>>779 ノシ
中尉の乳と503のアップルパイに再び萌えを見い出しました
>>782 ピナコばっちゃんの旦那さんってある意味シグさん以上に最強だよな
職人が来て気持ちいスレじゃあないよな。
雰囲気を変えて下さい。
あと雑談はネタ振りになりそうなものもあるといいかも。
最近アル(鎧)ウィンが読みたいと思う。プラトニックでひとつ!
最近ロス少尉萌えなのでブロ×ロスで一発おながいしたい
年下の彼氏に攻められてメロメロになるロスタンにハァハァ
「アル、何するの! やめて!」
ベッドの上で、ウィンリィがボクを睨みつける。
「好きなんだ、ウィンリィ!」
「い…いやぁ!!」
ボクは夢中でウィンリィの腕を押さえつけ、膝で足を押さえ込む。
そして、キス……しようとして思い知らされた。
ボクには、唇が、ない。
兜の下顎をラストっていう人に破壊されて、今は布で作ったカバーで応急処置をしてる。
カバーは、ウィンリィが作ってくれた。
早く、兄さんが帰ってくればいいのにって言いながら。
このベッドに腰掛けて…そう、兄さんがウィンリィを抱いた、このベッドで。
小さい頃、ボクも兄さんもウィンリィが大好きだった。
どのくらいウィンリィが好きかって、喧嘩した事もある。
喧嘩で勝つのは、いつもボク。
なのに、ウィンリィが選んだのは、兄さんだ。
ボクは、思わずにいられない。
もし、ボクが生身なら、兄さんに後れをとることなんてなかった筈だと。
でも、わかってる。
ウィンリィは、小さいときから、ずっと兄さんの事が好きだった。
そして、兄さんが少佐に連れて行かれる前の夜、泣きじゃくるウィンリィを抱きしめる兄さんの姿を、あの扉の影から、ボクは見ていた。
その夜、ボクは、ひとりぼっちになった。
仕方のない事だと、ボクは自分に言い聞かせる。
ボクは望んで人体錬成をして、兄さんに生きる可能性を貰った。
でも、時々、たまらなく兄さんが羨ましくて仕方ない時がある。
もし、生身の体なら、こんなドロドロした気持ちに
「…ごめん…なさい」
もし、生身の体なら、こんなドロドロした気持ちにならずにすんだかもしれない。
「…ごめん…なさい」
ボクは小さな声で、ウィンリィに謝った。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
ボクは、大好きな女の子を抱きしめることさえできないんだ。
「ごめんなさい…」
ボクはウィンリィの上からどくと、「もう、二度とこんなことはしないから」って言った。
ウィンリィが頷いて、許してくれたので、ボクは503号室を出ていった。
おわり。
短めで済みそうだと思って直書きしたら、うっかり投下してしまいました。
ごめんなさい。
>>786-787 GJ!萌えたよ。784じゃないけどアルとウィンリィはプラトニックがイイ。
しかしアルはこういうの似合いすぎるくらい似合うな。
>>786-787 GJ!アルの描写がとっても上手い!
兄さんが抜け駆けしてあのままウィンリィを抱いちゃって
それを陰からちょこっと覗いちゃったアルのネタも見てみたい ハァハァ
>786
784です。
うぉぉぉぉぉぉおお!!
ネ申!!GJです。
ビックリした。ありがとう、ネ申よ!!
倉庫見てきたけど、
ここではアルウィンの方が、
優勢みたいだな。
そうでもないと思うが。一部のヲタがマンセーしてるだけ
俺的に一番好きなのはエドアイ何だけどなぁ。
少なくてしょんぼり(´・ω・`)
>>793 一番ってわけじゃないけど、それも好きだ。
投下少なくてさびしいよなー。
ネット上でも少ないんだよなぁ・・・
漏れコミックス派で9巻をついさっき読んだ。
あの状態じゃ書いてた無能×泣き黒子が破綻する。
無能×本の虫みたいに原作で顔合わせる前にかいときゃよかった。
今後、しばらくはハボックも地雷キャラなんだよな。
やりにくくて仕方がない。
>795
ネタバレ平気なら月刊誌も読んでみて
>>793 藻前がエドアイ書いてくれなくて、俺しょんぼり(´・ω・`)
799 :
名無しさん@ピンキー:04/11/27 02:33:25 ID:VGweyxF0
>795
そのまま削除汁
大佐とロスのつながりなんていらね
釣り乙
ボインにしゃぶりつく野郎どもが見たいんだ…餌ください
みんな萌え尽きてしまったのか…?人がいないだけなのか?
503愛も無能鷹目もまだまだ萌え足りん
ハボ関係も
ソラリスと少尉、少尉とキャスリン嬢を読んでみたい。
ロイアイ、ハボアイ、ロイアイハボはサイトと同人誌でお腹いっぱいだ。
コソーリ・・・719です。尽きてないです。そのうちまた投下させて下さい
では雑談などで飢えをしのぐか誰かが投下しにくるのをマターリ待とう
コソーリ、ブロッシュロスが読みたいです。需要少ないと思いますが
>>809 ノシ
漏れも好きだ。<ブロロス
経験豊富(?)な年下の男の子のテクにメロメロ(死語)になっちゃうオクテな少尉を想像して……ハァハァ
811 :
(1/7):04/11/30 17:59:47 ID:dryHcKAv
ブロ×ロス 最初は無理やりっぽく、でも最後は甘め。
マリア・ロス少尉はため息をつく。
あの子供たちの護衛を任されてもう一週間。
元々中央図書館は文書の保存機構であるため、軍関係者以外の閲覧者もまばらだ。
分館放火事件の後という事もあって、玄関でできる限りの検閲を行っているためもあるだろう。
そのお陰か、図書館内は全くの平和で、傷の男の情報も無くすっかり暇をもてあましている。
人気の無い廊下でもう一度ため息をついた。
ブロッシュ軍曹が伸びをして立ち上がり、屈伸運動を始めた。
「何だか暇ですねえ」
ロスは慌てて背筋を伸ばす。思わずため息をついてしまった。不覚、と頬をパチパチと叩く。
「…暇なんていうもんじゃないわ、軍曹。どんな非常事態にも備えておかなきゃ…」
「何云ってんですか少尉。ため息ついてじゃないっすか。だいぶお疲れの様子にみえますけど」
「あなたこそ何云ってるの。あなたはいつも緊張感が無い。もっとしゃきっとしなさい」
ロス少尉は部下であるこの軍曹に弱みを見せたことが無かった。
彼女が若い女にしては比較的早い地位を得たのは、男顔負けの態度と度胸だった。
軍の人間に、ましてや男に媚びたことなど一度も無い。
そんなロス少尉の堂々とした物言いに憧れる軍属の若い女性は、決して少なくないのだ。
当然、部下にも男女関係なく厳しい。
女には人気があっても、逆に男の部下には女の癖にと影口を叩かれることも多く、そんなことにはもう慣れてきていた。
そんな中で、彼女より年下のブロッシュは異色の存在であった。
幾ら叱り付けても、ばつが悪そうににっこりと笑うだけ。たまに褒めれば無邪気に自分にまとわりつく。
ここへきて初めて、こんな男がいるのだと感じた。憎めない、まるで弟のような存在といってもいい。でも。
彼はあくまで部下なのだ。ただ、それだけの関係である。そう彼女は思ってきた。
812 :
(2/7):04/11/30 18:01:57 ID:dryHcKAv
「ロス少尉、またぼーとして」
「ぼ・・・ぼーとなんかしてないわよ」
「あ!あれですか。恋の悩み」
驚いて顔を上げると思いがけなく近くにいたブロッシュ軍曹はへらりと笑う。
「何云って…!!」
「いやー、図星っすか。ロス少尉殿、お相手は??」「馬鹿!!」
しいー、とブロッシュは指を立てる。
「大声出しちゃいけませんよって」
「…そ、そりゃそうだけど、あなたがボケたこというからっ」
「妬けるな」
ブロッシュがそう呟くのを彼女は確かに聞いた。その声音は笑い交じりではない。
部下の顔が見れない。いや、冗談かもしれない。きっといつもの冗談だ。
「…そんなおべっか、私なんかに云っても何もでないわよ。さ、護衛を続けるわよ、位置に戻って」
しかしブロッシュは動かない。「おべっかじゃないです」
その犬のような目を見てしまうと、ロスは動揺する気持ちとは別に急に怒りが込み上げてきた。
「いい加減にして」
ふいとそっぽを向いて立ち上がった。ともかくもこの気持ちを落ち着かせよう。
年下の男に、こんなこといわれてドキドキするようじゃ私もまだまだかもしれない。
彼女が歩き出したその時、手首を掴まれる。
「おれじゃ、だめですか」
そしてそのまま、ロスは反転するように壁に押し付けられる。その意外な力強さと、余りの事に彼女はしばらく動けなかった。
「やめて」「上官命令でもやめませんから」
ブロッシュ軍曹は本気のようだ。その表情はいつもの力の抜けた笑みもなく、むしろ逞しささえ湛えている。
「自分のしていることわかってるの?」「好きな女性へ、思いを遂げようとしてます」
「わ、わたしはそんなつもりじゃないわ。しかもこんなとこで…」
「ここじゃなかったらいいんですか?」
813 :
(3/7):04/11/30 18:02:49 ID:dryHcKAv
「っ…いくらここが図書館の最奥部だからといって、部屋にはあの子達だっているのよ!」
「ならば少尉が声を出さないでください」
そういいながらブロッシュはロスへキスをする。舌先がロス少尉の唇をなぞり、ゆっくりと開かそうとした。
ロスは硬くなってどうにかそれを拒もうとする。このまま感情に押し流されてはいけないのだ。自分は上司だ。
その瞬間、職権を乱用した淫乱め、と上層部の男たちから罵られる自分を想像した。
結構カルかったよ、なんて語っている軍曹。捨てられた自分、嘲笑される自分。
そう、まさか、この部下が年上で男勝りの自分を好いてくれているわけが無いのだ。
こういうことをどこかで期待していた過去の甘い自分を呪った。
「わ、わ、私は年下の部下となんか、まっぴらだから!」
そう云って、ロスはもがいた。唇を離したブロッシュは哀しそうに俯く。
彼だって苦しかった。だから、いつだってはぐらかして、明るく振舞っていた。
「じゃあ」
だから、ここまでしてしまった責任は自分で取らなければいけない。
「ほんとにまっぴらって思うか、確かめさせてください」
再び口付けをする。ありったけの想いを込めて。
しばらくそのままでいるとロスの体からすっと力が抜ける。今度は拒まれなかった。
それが受け入れてくれた証なのか、諦めなのかブロッシュは知りたくなかった。
溶け合うように舌を絡ませあう。ちゅ、くちゅ、と音が漏れた。
捏ねるような動きを何度も繰り返し、ブロッシュは顔を離した。
「…はぁ…」
やっと熱烈なキスから開放されてロスはずるずると床に座り込む。
こんな感覚は何年ぶりだろう。ずっと、こんなことは無かった。
溺れてしまいたい、という気持ちが勝ってしまったのだ。
814 :
(4/7):04/11/30 18:03:41 ID:dryHcKAv
彼女の息が落ち着くのを待って、ブロッシュはロスを抱え、護衛待機用の椅子に座らせる。
そして優しく軍服の上着のボタンを外し始めた。
「…え、軍曹、ここで?」
正直、キスだけだと思っていた。ロスは年の割りにウブなのだ。
「オレさっきいいました。ここで、思いを遂げさせてください」
ブロッシュはロスにかまわずボタンを外した上着を開く。その下には彼女らしい男物の白いTシャツ。
しかし、彼女の豊満な胸のためにTシャツはピンとはりつめ、余計に色気が匂った。
「こんなシャツ着て…気付いてないんですか、少尉殿…」
その両胸を軍曹は大きな掌で優しく揉みあげはじめた。
「やっ…な、な、何、を…?」
動揺しっぱなしのロス少尉は動けずブロッシュ軍曹の為すがままとなっている。
「あ、…、ん…!!!」
「貴方が、どんなに男らしくても、男らしく振舞っても、貴方の色香は余計増すだけなんですよ」
そして、様々な男たちがロスを犯そうと画策する。勝気な彼女が、犯す男たちに哀願し異常な欲求に答える淫靡な妄想が語られる。
それは総じて画策と妄想に終わり、酒の席でのお遊びになるのだが、ブロッシュはそんなことで憂さを晴らす上司にも同輩にも吐き気がした。
そして何より、一人になってそれを思い出して、乱れるロスを想像し、自身を慰める自分に一番吐き気がした。
ただ、自分だけの上司であってほしい。いや、女性であってほしい。
思わず、胸を揉む手が強くなる。
「あ、やめ、声が…」
隣の子供たちに気付かれまいと声を必死にこらえる彼女。ショートの髪が頬に乱れている。
ブロッシュは想いが暴走しそうになるのをなんとかこらえながらTシャツをめくり上げ、スポーツブラを無理やり上に引き上げる。
「あっ」
ぷるん、と乳房が溢れる。外気に晒された白い膨らみとその頂点を飾る桜色を見て、ブロッシュは貪るように吸い付いた。
「やあ、…、んっ…、ほん、と、聞こえ、るう…!」
「彼らは呼んでも出てこないですよ。本を読んでる時は何も聞こえないって」
次第に勃ってくる小さな乳首を噛みあげ、右胸の乳輪を円を描くように執拗に擦る。
「…きゃ、…!そん、なあ…っ」
ブロッシュの金髪を、小刻みに震えるロスがくしゃりと掴む。
ものすごく感じてしまう。この年下の男のなすがままに。
815 :
(5/7):04/11/30 18:04:21 ID:dryHcKAv
ふと悪戯を思いついたブロッシュは両乳首を摘みあげて思い切り揺さぶってみる。
ぶるんぶるんと、青い軍服の中で剥き出された、ひたすら白い乳房が跳ねた。
「ひゃあっ、っ…だめ、そ、そんな、つよく、摘まないで…!!」
「そうですか?こんなに勃ってるのに…。―でも、ほら、ここは…」
「やあ!!」
胸から片手を滑らし、いつの間にか外されているベルトから下腹部へとブロッシュの指が伸びる。
「濡れてる」
くちゅ、くちゅ、と水音が廊下に響く。
自分が漏らす声よりも、その音が何より卑猥に聞こえロスは思わず恥ずかしさに裸の胸を覆った。
「駄目です、ちゃんと見せてください」
しかし、ブロッシュに阻まれる。そして油断した拍子にズボンと下着を引き降ろされた。
「そんな、やめ、こんな明るいのに!」
「よく見たいんです。少尉の何もかも」
椅子に座ったまま足を思い切りぐい、と開かされる。
「本当に、やめて、恥ずかしい」
向かいは窓だ。こんな日のもとに一番恥ずかしい部分を晒されれば、どうかなってしまう。
「お願いブロッシュ。私、こんなの…したことないの」
「え?」
「だから、そんなとこ、誰かにじっくりなんて見せたこと無いの。許して」
数少ない彼女の経験。相手にこんな危険でいやらしいなことなどさせてこなかった。
ブロッシュはそんな恥じらいを持つ彼女がたまらなくいとおしくなる。
「じゃあ」
云い終えて真っ赤になるロスを注視していたブロッシュは、ロスの太ももにぐっと力を込めた。
「じゃあ、オレだけにみせてください」
そういって、腿をぐっと持ち上げ、顔を彼女自身に埋めた。
「や、ぐんそ…、!!!!!!」
押し込まれた舌先がロスを翻弄する。いじり、もてあそぶ。
「…溢れてます」
「…、あっ、あ、ぁ…。―!」
一番敏感な彼女の部分を吸い上げ、捲り、転がす。身を襲い止まらない快感に、ロスは声も出せない。
椅子からロスの愛液が滴る。ブロッシュは口を拭った。もうそろそろ、我慢ができない。
816 :
(6/7):04/11/30 18:06:28 ID:dryHcKAv
朦朧とするロスを立たすと壁に手をつかせる。そして後ろから抱きしめた。
「ブロッシュ…私」
「こんな形になってごめんなさい。でも」
彼女に自身をあてがい、ゆっくりと埋めていく。
「…あ!!!」
ぐ、ぐ、と押し込める度にロスが体中を引き攣らせる。その細い腰を掴み、ブロッシュはつぶやく。
「…少尉のことが好きです…」
全てが収まると、次は激しく突き動かされ始める。ぐい、ぐいと体の最奥を突き上げられる感覚。
ロスは声を殺そうと脱ぎかけの軍服を噛みながら必死でブロッシュの動きについていこうとする。
「…、あ…!くっ、…んうっ」
甘い喘ぎがそれでも漏れる。揺れる乳房をブロッシュに揉みしだかれ、ますます声音が高まる。
「…ぶろ、シュ、だめえ…、ん、こんなの、あっ、こんなの…」
ロスにとってははじめての快楽の境地だった。
こんな背徳な状況も、そして自分の中でブロッシュの自身がどんどん膨らんでいく感覚も。
溢れて溢れて止まらない自分も。
「うう、…オレの、こと、…デニーって、呼んでくださいっ」
「んんうっ!…デ、デニー…、私も…」
ブロッシュの汗が自分の背に落ちるのでさえ、ロスは跳ねるようにして感じる。
これは、体も、そして心も感じているのだ。ずっと、押し込めていた。プライドで見ようとしなかった。
「デニー…好き、なの…、ん、ずっと、…ずっと、こう、して、ほしかったのは私、っ!」
ブロッシュは一瞬動きを止める。
「少尉…」
「…やめな、で、やめないで…このまま、イカして…」
「少尉!」
「名前、で、よんで、…ひゃあ!!」
夢中でブロッシュは彼女に腰を叩きつける。それに合わせてびくびくとロスの内側が震えた。
「マリア…!!」
この想いから、逃げたいのは自分だけではかなったことをお互い悟ったのだ。
817 :
(7/7):04/11/30 18:09:17 ID:dryHcKAv
「デ、ニ、だ、めえ、…」
「ああ、ううっ」
彼女の締めつけに思わず達したブロッシュは慌てて白濁したものをロスの背に出す。とたんにロスは崩れ落ちた。
「デニー…」
暖かい、その体液が背を伝うのを心から愛しいと、ロスは思った。
ここはその内側の部屋。
「なんかさ、外で猫ないてない?」
「……アルの気のせいだろ」
「ねえ兄さん、僕ちょっと見てくるよ」
「…うん」
「…でも、図書館にいるわけないよね、猫…」
「…うん」
「…まあいいか、猫いたらあの二人が何とかしてくれるよね」
「…うん」
「…」「…」
幼い二人は、大人たちの秘密など、まだ知らない。
*********************
初めて投下します。
ずっと読者でしたが、とうとう書いちまったよブロロス。
よろしくデス。
>>811 神キタ―――――――\(°∀°)/―――――――!!
待ってた甲斐があったよ…ハァハァ
原作でも早くロス少尉を追っかける事を切に願っている漏れにとって何よりの癒しでした。乙デス
>811
キタ━(゚w゚)━(w゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚w)━(゚w゚)━ !!
描写が丁寧ですごくよかったです! 乙!
いや〜待ってた甲斐がありましたよ、>811!!
はじめてブロロス読んだけど、とても良かった!
はまっちゃいそうだよ〜!エドウィンなのにw
本当にいいもの読ませてもらってありがとうね!
いいもん見ました!
ありがとう!
>811
自分809ですが、ブロロスキタ――――――――!!!
嬉しいです。ありがd!
恥らうロス少尉に、見た目とは違ってなかなか強気なブロッシュ軍曹の
描写で最後まで一気に読ませていただきました。
>>811 枯れかけたスレに潤いをありがとう!ロス少尉かわいかった!
そして719こっそり待ってますw
824 :
名無しさん@ピンキー:04/12/01 05:54:50 ID:RUefCoBf
中尉が大佐にくってかかるが、逆にむちゃくちゃのぐちょぐちょにされて
いかされておとなしくなる話しキボン。
本誌今月号の事を考えながら読むとせつなすぎる!!
ブロロスGJ!!!!!
>>824 …むしろその逆キボン↓
大佐が中尉にくってかかるが、逆にむちゃくちゃのぐちょぐちょにされて
いかされておとなしくなる話
いっそ824と825両方キボン
>>811 ブロロス、GJ!
IDもなんかカコイイ!!
単行本派で、本誌未読すが、それでもせつないっす。
今後も気が向いたら投下よろしく願いたい…
>>826 同じくキボン!
ブラアイ、ロイアイです。困ったセリムで悩むリザな話です。
夜、時計の針が深夜にさしかかろうとする頃、執務室の中の空気は揺れていた。
「大佐、ロイ…マスタング」
彼女の語尾はだんだんと弱っていった。
苦渋に満ちた美声を零しているリザ・ホークアイを後背位から犯している黒髪の男は、白い肌を征服している。
「ん、やだ…も、放し…て…――――」
「いやだね」
ずんと彼は、彼女の肉壁を押し分けて侵入を繰り返す。
リザの制服を下だけ脱がせ、自身も同様にして繋がり合ったロイ…
卑猥なその部分だけが淫らな様子をして、彼の視線の先に移っている。
「あ、もう…っ…」
「いい眺めだよ」
扇情的で、紅く蒸気するリザの表情はこの角度から見ることはできなかった。
しかしながら、悶えて喘ぐ彼女の声だけで十分高みに達しつくせる。
「あっ、アアッ!」
ぎしぎしと揺れる音…
きつく交わった部分に走りあう愛液は、リザの体の中へ似幾度も滑りを行わせている。
両手で机上の書類を無意識に掴みこんで、堪える場所を探しきれないまま…
リザは内奥にほとばしる快楽に泳がされた。
「あ、明日…私、だめにな、る…」
「可愛がってもらいにいくんだからな。前処理は施させてもらうよ」
「ん、っ…アッ…やぁ、ん…ッ―――」
「黙っていたお仕置きだ」
「あん、あっ…ぅ!」
臀部を引き寄せ、デスクに突っ張らせるかのようにうつぶせになった状態のリザ…
彼女は苦しそうに息を漏らした。
艶やかな嬌声と共に幾度も…
「ヒ、ィ…大、佐…あぁ」
「リザ…リザ――――」
強引で、合意を外れたように性交に及んでいたロイだったが、
これから先の時間を考えると機嫌が悪かったのだ。
次の日の夕方、
「どうしたのかね、顔が赤いぞ」
玄関先で震える小鳥を前に、キング・ブラッドレイは覗き込んで問いかけた。
公務を終えて駆けつけたリザは、首を横に振りながら、
「遅れて申し訳ありません」
挨拶と謝罪を丁寧に行う。
なぜなら、ここに出向くために乗る予定だった車の前でいたロイが、阻んで離さなかったのだから…
ロイがイどんなに問い正しても、何も言わないリザだった。
そのためか、彼女は…車内に連れ込まれて、執拗なまでに嫉妬に満ちた情交を持ち合わされてしまったのだ。
ゆえに、予定よりも数十分、遅れてしまったことに彼女はひどく心配をしていた。
だが、ブラッドレイは気にすることもなく、寒空の中、呼び寄せたことで彼女を労う。
「よく来たね」
非難ではないその言葉にほっとする間もなく、
いつの間にか駆け寄ってきたセリムに彼女は手を引かれていた。
「これこれ、セリム。中尉が困っているだろう」
「だって、ボク、嬉しくて!中尉さん、来てくださってありがとう!」
小さく屈んで視線を合わせてきたリザの頬に、挨拶のキスをした無邪気なセリム…
ブラッドレイの養子である少年は可愛らしく微笑みながら、
彼女を奥に連れ立とうと手を引いた。
「こっち、こっちです。ケーキを作ってくださる約束でしたよね」
「あ…あの」
ちらりと戸惑いがちにリザは隻眼の男に眼をやったが、
厳しい風貌の父親は微笑しながら、
「待ちなさい、セリム。中尉は、今日は仕事でここに寄ったのだよ」
「おとうさま?」
「かあさんとケーキを作ってきなさい。ホークアイ中尉は私の書斎で
仕事をするのでお前と遊ぶわけにはいかないんだ」
「そんな…―――」
「中尉が困っているだろう?わがままをしては嫌われるぞ」
念を押された少年は、愕然とした眼差しでリザに謝り、
「じゃあ、ケーキはまた今度…ボクと約束ですよ」
「は、はい…すみません。セリム様」
「そして、必ずボクのおかあさんになってくださいね」
瞬間、リザの眼がひとつ歪んだ。
目の前から走り去って行く少年に、真意を正そうとしたリザだったが…
彼女のその手は、いくまわりも大きな男の手に摘み取られる。
後ろから歩み寄られた忍びの気配に
「閣下…」
「いい子だろう。だが、君に夢中で仕方がないな」
薄く笑う眼帯の男は、見やった彼女の髪留めをするりと解いた。
長い髪が肩に落ちた。美しい、彼女の瞳は鈍くくすむ。
ブラッドレイは流れる金髪を指で絡めながら、熱く囁いてくる。
「おいで」
去った息子に代わって、彼女は再び手を引かれた。
そして、書斎を通じた奥の寝室に連れ込まれ、幾分、長い夜をリザはそこで過ごしていった。
未明、浅い眠りから起き上がってあたりを見る。
「……っ」
体の軋む感触で、途端…リザは歯がゆい思いをしてしまった。
それでも、ゆっくりと体の調子を見ながら起き上がった。
夕方だけでなく前日も、遅くまでロイに奥をえぐられたせいか膣の周りが穏やかではなかったのだ。
加えて、一晩も経たぬうちからブラッドレイを相手に受け入れてしまったためか、
調子が良くなる気配は一向になかった。
身を捩って堪える体が呟かせる。
「いた、い…っ…―――」
動いた瞬間、ひやりとした空気がベッドの隙間に入ってきた。
「……―――」
寒さを肌で感じるが、窓から雪がちらついて見えるのを確認して余計に鳥肌が立った。
暖炉に薪をくべて、厚いガウンを纏っている男の気配を彼女は捜した。
すっかり嗅ぎなれてしまった、いく回りも年上の男の香水…
これまで何度肌を合わせたか…たやすく彼女は所在を見つける。
おそるおそる…リザは尋ねた。
「あの、閣下の奥方様は…大総統婦人はどちらに?」
「心配性だな、未来の大総統婦人が何を言う」
「ご無事なのですか?」
「さてね、だが刀をひとつ無くしてしまった」
「それは、…まさか」
「息子が持っていったらしい…困ったことだ」
すぐさま起き上がった彼女は、少年を探そうと身支度を整え始めた。
しかし、歩み寄ったブラッドレイが出て行こうとする彼女を止めた。
年末の長期休暇でこの屋敷の使用人はごくわずかしか残っていない。
彼らを起こして、共に探させ、婦人を無事な所に送ろうとリザは強く主張したのだ。
「閣下も、どうかセリム様をお止め下さい」
「そろそろ自立の時期ではないのかな」
まるで他人事のようにブラッドレイは言い放った。
「奥方様がご心配ではないのですか?」
「それなりに愛してはいるが、あれは私のためなら生死は問わぬ女であろう」
「……何を言って…」
「私の正体を知って悔いていくのと、息子に噛まれることと…どちらに衝撃を受けるのか。
君はどちらを予想する?」
両手を掴まれたまま、ぽんと後ろの椅子に押しやられたリザは顔をそらした。
何故、そんな質問をされたのかも判っていながらこの男は…
問われることに、混濁してくる意識と体で苦痛を覚えた。
傍で生死をかけてでも、ロイの野心と共にあろうとする自分をこの男は見抜いている。
未来の目標や自身の姿を煽るかのように、ブラッドレイはリザに話しかけてくるのだ。
「お、お放しください…セリム様を探さなければ…」
最早、迫られても泣きはしなかったが、婦人の安否を心配するあまり、
ここ数日の精神的な疲労の蓄積をリザはついぞ隠せなくなった。
あの子供は、見た目を裏切るほど腹黒い。
自分を母にしたいと望み、近づいて、母親を殺害するかのような夢をほのめかしているのだ。
しかも、ブラッドレイはそれを止めようともせず、知った上で嘲笑している。
加えて、尋常ならざる息子の存在を嬉々として黙認しているのだ。
知った以上、リザは大総統婦人の保身を見過ごせなかった。
セリムから電話がかかってきたり、ブラッドレイから公務中でも呼び出しがあったりしても、最初は聞かぬふりをしていた。
しかし、ことのほか大総統婦人に関して流れる慎ましい定評の数々…
良妻賢母で聡明な、理想通りの良きファーストレディとしての評判を前にしては
やがて、見過ごすことができなくなっていった。
野獣としての正体を持つ夫の姿を知らぬ婦人、自身に殺意を向けているとも
知らぬまま息子と幸せそうに微笑む姿…あまりに残酷に見えたのだ。
そのうちに、ブラッドレイはセリムの思惑の翻意についての相談を持ちかけたリザを機に、手をだし始めた。
関係はこうして1ヶ月程続いている。
ロイにはなかなか言えずにいたためかリザは苦しんだ。
彼に気づかれたここ数日でも、理由はとても話せなかった。
ロイにとっての、敵の家族の命を心配する自分など知られたくはなかったのだ。
関わってはいけないのでは…そう覚えることに、意識をよせている自分が、
ロイにとってどれほどの裏切りであるのかに恐怖しているのだ。
苦悶の表情をしているリザを見やり、ブラッドレイは彼女の顎をすくって唇を付けていく。
「酷い顔だ…マスタングもずいぶん、あたっているようだ」
「は、話してません。私は何も…」
「良い子だ」
片方しかない目を細くさせて、ブラッドレイは躊躇しながらこちらを向いたリザに熱い接吻を移した。
やがて、ぐいとブラッドレイは座らせたリザの両脚を手で開かせた。
服の隙間に、割って這い入るとびくんと体を揺らすリザを彼は愉しむ。
「……っ」
「いい顔だ」
だが、彼はせつなげに潤う彼女の瞳を見ては、ゆるく微笑んでいる。
そして穏やか接しては、撫でてやるのだ。
愛情なのか、捨て駒なのか…それともただ食指を動かしただけの遊びのつもりなのか…
その真意は定かではないが、これまでこの男は、リザをそれほど苦しめる抱き方を行ってはいない。
男の指が局部近くを動き出した頃、
「――っ……」
「痛かったか…知らぬとはいえ、先ほどはすまなかった」
「い、いいえ…だけど、どうか奥方様を」
「心配いらぬ。抜刀できぬように常に堅く閉めてある。子供には開けられん」
圧し掛かられて、愛撫を施された彼女は、男の指がせっかく纏った下着の中に入ってくる気配に慄いた。
眉根をよせて、襞の連なる自身の入り口の苦痛に体を怯ませるリザ…
「きついか?」
「い、いいえ…」
先ほど貫かれたばかりで、痛みを再度取り戻すかと思うと体は悦びはしなかったのだ。
だが、ブラッドレイはそこで最後にキスを深く落として彼女から離れていった。
「……あ、の」
数分後、薬箱を持って現れたブラッドレイは、体を小さく抱え込んで前屈みに
伏せていたリザを片手で持ち上げてベッドに寝かせた。
「閣下…―――?」
ベッドに寝転がされたままのリザは、服を脱げと指示された。
だが、命令と思い、渋々としていたリザの心情とは裏腹に…ブラッドレイはリザの足にキスの嵐を滑らせる。
いとおしむように撫でて、彼女の美しい肌を唇でなぞっていたのだ。
「……」
以前、ロイがよくやっていたキスのイメージに一瞬だけかぶさるブラッドレイの行動…
妙な錯覚にリザは数回、瞬きをした。
脱ぐのを忘れた彼女は、男の意外な行動にぴたりと体を静止させている。
やがて、呆然と見やる彼女を前に、
「横になりたまえ、上を脱がずとも良い」
「あ――――」
ぽんと肩を押されて枕に沈んだリザを見る間もなく、傷のついた彼女の下肢の中に、
さっさと薬を彼は運んでいった。
あまりに手早い処置だったので、リザはさほど羞恥心を感じさせられなかった。
淡々と終えたブラッドレイは、彼女に服を着せてから、
早く眠れと最後に付け加える。
「一日ここで休むが良い」
そのまま、厳しい夜に誘われることなく、リザは泥のように眠りについた。
続く。ではマター
>834乙だす。なんかハラハラすんだけどリザたん萌え
>>834 乙!セリムになつかれるおねいさん属性なリザたん萌。
続き楽しみにしてます。
ブロロスで萌え上がってたところを一気に地獄に叩き落としたな
厨の季節です。夏の再来なのでぶっちゃけ妬まれやすい職人達は特に気にせずイテクダサイ。
>834
乙です!続き楽しみにしてます。
>>834 乙です。
微妙なロイアイだな。何考えてるんか怪しい大総統だし
続きが気になる。
殺伐とした季節、投下がぽつぽつあって潤ってきたようで・・・
職人さんたちスレ見捨てずまた投下してください。
別に特定カプ限定スレではないと思うし
ぬっちゃけ503厨も中尉関連厨も系統は違うがどっちも痛いってこった
いきなり、つらいな。
ちゃんと濡らしてからじゃないと。
いやそこをあえていきなりなんだよ。
凌辱の基本だ
>>834 乙です!謎っぽくて次楽しみになりますな。
>>811 妄想で上司や部下に犯されるロス萌え
妄想通りいいようにする上司部下連中&冤罪ロス
読みたい
イズミ師匠×エド×ウィンリィの性教育3Pキボン
アルは戸の隙間からこっそり撮影
>846
アルもまぜてあげて。
人間に戻った時に困っちゃうよ!
鎧にも性教育必要だよ!
>>847 いやいや、アルは置いてけぼりではなくあくまで"見学"です。
更に「アルに密かに見られてる」という背徳感が更に初体験の二人を興奮させる…ハァハァ
…いや、どうせならキス止まりな二人をくっつけてやるためにアルと師匠が共謀するってのもイイかも。
まず先に無知なウィンリィたんを予行演習と言う形でレズプレイで優しくイカせてあげて、
次に呼び出されたエドと所々アドバイスしながら愛を証明すると言う形で結ばさせる。
そして最後に3Pだ。
アルはその現場を撮影しながら後学のために見学と
それは禿げ上がる程よい
すぐにSSが書けそうだな
851 :
名無しさん@ピンキー:04/12/06 19:00:05 ID:OxIbbpFJ
最近師匠萌えなので是非誰か頼む
イズミもラストもスロウスママンもトリシャも鋼の熟女は皆美しくて可愛くてエロくて萌えだ
ウィンリィたんやリザさんのような若いエロスもいいが
おいおい、ピナコばっちゃんが抜けてるぞ。
今は萌えるにゃ無理だろ。
だが女豹バージョンなら……
リザに筆下ろしされるエドワードと
エドワードとの(お互い)初体験を夢見ていたウィンリィが
リザとエドの肉体関係を知って泣きながら自慰にふける様が見たい
とかいったら503厨には暴れられそうだなw
>>855 503者だが、その内容で見てみたい。
書いてくれ。
グレイシアの熟れた体を慰める大佐は?
>856
よーしパパがんばっ(ry
ミケ原稿終わったらだけどね
挑戦してみる
荒れる元となるものは書かなくていい キエロ
>>855 自分はこの場所には
503関係の話を期待していないし
別に何を書かれようが構わないが
最後の一行は余分かと
不必要に煽ってどうする
ウィンリィが首吊るか手首切るかラッシュバレーのハイエナに輪姦陵辱されて人身売買で売られる結末ならキボンヌ
>857
未亡人!未亡人!(AAry
>860
そうとでも書かざるを得ない場所だよ、ここは・・・
書かなくても「あらし」認定になる。
最近は虹で出没しているようだけれど。
ここはどうしても描き手が書き込みづらい流れになってしまうみたいだな
別に何を書いてもいいじゃないか。
萌える人もいりゃ萌えない人もいるさ…
取り敢えずウィンリィが精神崩壊するまで陵辱されりゃそれでいい
パツキン美少女 最 高 !
無意味に叫びたくなった夜
自分も503好きだがもともと数が多いし
ここでは別カプ優勢でいいんじゃねーの?
変に煽って書き込み辛くせんでも。
>>855 最後の一行が余計 流れに乗じて>861>865みたいのが出てくる。
>>867 やかましい。消エロ
俺はウィンリィ凌辱が読みたいんだ
エドは「ウィンリィ? 誰それ」ってんでリザとかロゼとやってるのをキボンヌ
869 :
867:04/12/08 00:25:10 ID:nhjysDY8
>>868 うわ、ごめん!ちょっと言い方まずかったね。
凌辱とか868さん自身の嗜好を文句付けてるわけじゃないんだ。
あの流れで言うのはちょっとな、と思っただけ。
スマンカッタ
>>868
ウィンリィ凌辱ウザイ
自分の希望ばっか押し付けてんじゃねーよ
>>870みたいなのがわくから、503厨はウザがられんだよ。
陵辱ものは許せません。
本物の陵辱ビデオ(レイプビデオ)をはじめてみました。(リアルプレイヤーで)
場所は(中略)最後に男が面白がって「中に出してやるから俺そっくりな子を生めや!」といったとき
「それだけは勘弁してください」というようなうめきをしただけでした。本当にはじめに抵抗していた様子から
は想像もつかない変貌ぶりでした。完全に抜け殻としか言い様のない脱力とどんなテレビにも見たことがない絶望の表情をしていました。
男達が去った後も女の人は四つんばいのままぴくりとも動かなかったです。
カメラは呆然とした女の人のすぐ側に寄ってその様子をあたかも貴重な映像であるかのようにしばらくアップで撮っていました。
けれどそのカメラにも女の人は無反応でした。
「えーことあったのう」と下品に笑いながら去っていったあの二人の男を見つけ出して
この女の人の前で殺すか性器を引き千切ってやりたいです。
レイプをする人間は最低です。相手の気持ちなど微塵も考えていません。
レイプは女の人を最大限に踏みにじる史上最低の行為です。
僕はこれで3回抜きました。
>>871 ん?503厨とは限らないんじゃないか?
>870の書き込みからは「ウィンリィ凌辱が嫌い」なのしかわからんが?
俺は軍の公衆便所中尉輪姦陵辱キボンヌ と言ってみるテスツ。
イズミ×エド×ウィンリィ萌えた勢いで書いたので投下しようと思ってたけどやめます
>>874 乙。ほとぼりが冷めたことによろ。
まあこの雰囲気じゃ投下できないよな。
>>875 投下しずらいよなぁ・・・
少ししたらこの流れもかわるだろうから、
その時にでもヨロシク
なんだ……エドウィンは書いちゃだめなのか。
うーむ。そうか……。残念。
うん。ここでは二度と書いてはいけない。<エドウィン
OK。書いていいんだね。
がんがん逝け
出だし良スレだったのに冬に向けてこの流れかよ
みんな寒いからちょっと殺気立ってるだけだよ
心温まるエロが読みたいだけだよ
>883
心温まるエロ…
なかなか難しいな。
ほのぼのエチー?
>>875 次スレになったら気兼ねなく投下してくれ
胴衣
動意
御意…( ´∀`)
笑止!
千万!
ん!
スロウス×ラストきぼんぬ
若×くノ一萌えー
>>892 そのカプ最近イイと思ってしまった。
ラストが唯一「受け」になる組み合わせだ罠
スロウスママンお姉様萌え
増田はイシュバールで何してましたか?
ただいま、グロ猟奇ネタで頭がおっぱいおっぱいです。
>>894 その組み合わせではラストがすごく可愛くなっちゃうな
グラトニーちゃんとラストは駄目でちか?
>>897 「らーすとぉー なめていいー?」
「あらあら、だめよグラトニ…ィ… ぁ… んふ… もっ… と 優しく… ぅ」
ダメダー(:´Д`) でもなんか想像してハァハァ
グラトニーには性欲がない(思考が幼児だから)からバター犬感覚だな。
でもイイ
ラストたんかイズミたんの爆乳を弄ぶSSきぼんと言ってみる900
>898-899
1人で自分いぢりしてたラストの部屋に行っちまったグラトニーとの話と思いねぇ。
「んっ・・・は・・・、ダメ・・・足り・・・な・・・んっ・・・?」
いつも着ているワンピースは椅子の背にかけ、白い素肌は夜気に晒し。
更に白い喉を仰け反らせ、手を脚の間に挟みこんだまま、気配を感じて扉に目をやる。
「らーすとー、何してるのー?」
そこにいたのは『食欲』だけしかない低能(失礼)キャラ、グラトニー。
「グ、グラトニー!あなた、いつからそこいたの!?」
「んー、喉かわいて歩いてたー」
言いながら、彼の視線は蜜を垂らすラストの脚の間へ。
その視線に気付いたラスト姐さん、ちょっとした悪戯心が湧いちゃったりなんかして。
「そう、喉かわいたの?あたしの蜜でもお飲み、グラトニー。でも、間違っても噛んだりしたら何度でも殺してやるからね?」
フフ、と妖しい笑みを浮かべて、いやらしく脚を広げてグラトニーを誘います。
「ラスト、おいしーの?」
首を傾げて、近付いて。クンクン、と鼻を鳴らしてラストの蜜の香りを嗅ぐグラトニー。
ペロ、と一舐めすると、ラストの体がピクンと反応しました。
「ふぁっ!」
「らすとー、痛い?」
「ううん、平気よグラトニー。そうやって、優しく舐めとって頂戴」
脚の間にある頭を優しく撫でてやると、グラトニーが嬉しそうな顔をして、ラストの蜜を舐め取り始めました。
「ん・・・ふぁ・・・・イイ、いいわ・・ぁ・・・んっ・・・・グラト・・んっ・・・」
その晩から、グラトニーは前以上にラストの傍にいるようになったそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とか思ってみた。
>901
斬新だ。ぐっじょぶ!
ライラにしたいイタズラのこととか書いてもいいの?
>>901 総攻めなラスト様もイイけど可愛らしいラストタンもイイ。GJだ
>>905 漏れは一向に構わん
ライラ(ダンテではないよ)が寝ていたら、口付けしたい・・・すやすや眠る顔をじっくり拝みたい・・・
よだれをたらしていたら、指にそのよだれをつけて、匂いをかいで舐めたい・・・
こんな書き込みは問題ないでしょうか?
ウィンリィ・パニーニャ・ロゼ・シェスカの女の子グループでパジャマパーティ萌え。
ウィンリィはアニメOPで着ていた白いので、パニーニャはスエットの上下
ロゼは少しセクシーなネグリジェで、シェスカが綿100%のストライプパジャマ。
最初は他愛ない話から始まり、段々恋の話→彼氏とのHについてとか。
ああでも、師匠・トリシャママ・グレイシアさんの人妻トリオの井戸端会議も
おもしろそうかもしれない。
話に熱中しすぎて真っ昼間だってことも忘れて夜の営みについて語ったりするわけ。
って今気付いたけど、旦那はみんな髭面だね。
>>908 >ウィンリィ・パニーニャ・ロゼ・シェスカの女の子グループでパジャマパーティ
イイね。
だがウィンリィはエド、パニーニャはアルとしても、ロゼとシェスカは…?
ロゼはケインかスカー(アニメ版で密かに…)ぐらいが妥当かもしれんが、シェスカが……トリビア王?
>師匠・トリシャママ・グレイシアさんの人妻トリオの井戸端会議
これは経験豊富なだけにエロエロな話が聞けそうだ。
だがみんな知らないうちに彼氏(旦那)のテク比べと称したレズプレイになったりして…ハァハァ
なんで中尉をのけものにするんだよ!仲間にいれろよ!
どうせならリザ・マリアにシェスカを移動させた女性軍人トリオも追加して欲しい
こちらも上記二つに負けず劣らずエロエロな猥談がきけそうだ
あっ、ついでに女の子グループはシェスカの代わりにランファンな
>リザ・マリアにシェスカ
この組み合わせは簡単に猥談に持ち込め成さそうだから
酒盛りでもして貰おう!すごく乱れそうだ。
女の子チームは、未成年だからティーパーティーだね。
>だがみんな知らないうちに彼氏(旦那)のテク比べと称したレズプレイになったりして…ハァハァ
凄くイイ! ほんとに知らないうちにヤッちゃってそうだ。
未成年4人組はじゃれ合う感じで、人妻or軍人トリオはネチネチと濃厚になりそうだ…Σd(:´Д`)ハァハァ
取り敢えずテク度の順位はこんな感じか(原作アニメ混同、(正、準)レギュラーのみ)
A(テクニシャン)
ラスト、イズミ、グレイシア、トリシャ(スロウス)、ダンテ、マーテル
B(まぁそれなりに攻められる)
リザ、ランファン、ライラ、ロゼ、メイ
C(どっちかというとマグロ系)
マリア、シェスカ、パニーニャ、キャスリン
D(完全に受け)
ウィンリィ
ウィンリィのスパナ責めは一部マニアの間では垂涎の的だと思う。
>>915 ウィンリィはまだしも、ランファンとメイがBかよv …房中術か?
>>916 そういう女の子ほベッドの中では彼氏(取り敢えずエド)に身を委ねまくるもんです
ライラ(素)は扉の向こうでもヨキとえっちしているのかな?
男の方の順位を考えてみた
A(AV男優級テクニシャン)
大総統、シグ、ヒューズ、ホーエン親父、リンヤン
B(ガンガンいこうぜ!)
エド、ハボック、ブラック疾風号、グリード、ブレダ
C(並)
大佐、ファルマン
D(童貞)
アル、少佐、スカー、ブロッシュ、フュリー
E(知識無し)
グラトニー
女の方がテクが上なカプ多数(ラスト×グラトニーなど)になる悪寒
>>920 大佐のCランクは流石に可哀想だろ
一応プレイボーイって設定なんだしAにしてやれよw
>>921 いやいや、そういうヤツ程プレイはマンネリだったりするんだよ。
これは勝手に考えただけだから、921の中で大佐は特Aにしてやってくれ(笑
スカーが道程だったらなんかイヤだな藁
>923
そのまま妖精さんになりそうな悪寒
黒疾風号…
>>926 ジョジョの如き絶叫・擬音語・擬態語が飛び交うセックルになりそうだ
>>920 まぁ、小佐は間違いなくドテーイだな、うん…てーか彼に性欲とかあんのか?
ヒュリーは意外と熟女キラーできょこんだったりしそう。
つーわけで、ヒュリー×グレイシアキボン。
エドとブラックハヤテが同格ってのが妙に納得。
毎晩リザ様にご奉仕・・・
漏れも別解釈で考えてみたテク度数男編
A(文句なしのオールマイティテクニシャン派)
ホーエンハイム、ブラッドレイ、グリード、原作版プライド(男と仮定して)
B(プレイボーイだけどテクは少ない派)
ロイ、ブロッシュ
C(知識も経験もそれなりにある派)
リン、エンヴィー、スカー、ブレダ、ファルマン
D(惚れた女のために愛情たっぷり派)
エド、ブラハ、シグ、ヒューズ
E(知識があっても経験がなかなかしづらい派)
アル、フュリー、ハボック
F(分類不能)
アームストロング、グラトニー
>>932 乙。
確かにエドは経験+テクの少なさを愛情でカバーするタイプだな
E群は…平たく言えば童(ry
ランキングの最下位カプ、グラトニー×ウィンリィは手を握る程度で終わりそう
いや、グラが食うだけか(性欲ではなく食欲のほう)
でもな〜ホムンクルスと一般少女の触れ合いってほのぼのしてていいなぁ
それならいっそグラ×エリシアでもいいや
>>934 >ランキングの最下位
>915-932は順位付けではないと思うが。
>ホムンクルスと一般少女の触れ合いってほのぼのしてていい
グラトニー限定ならね。グラ×エリシアほのぼの遊んでそうだ
ここは百合ダメなのか?
大丈夫なら>908のネタで未成年四人組(ウィンリィ、パニーニャ、ロゼ、ランファン)でやってみるけど
えり(しあ) と ぐら
>>937 パンケーキのやつ?
二人で頑張って作ってもグラが一人で全部食べちゃいそうだ
ぐれ(いしあ)とぐら
>>936 全然オッケー。
パニーニャとウィンリィ、互いの彼(エド、アル)がいないときは慰め合ってた希ガス
そろそろ次スレのヨカーン
だな。
ネタだけで終わりそう
944 :
名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:47:38 ID:P21feBJF
>941
アルとパニーニャって付き合ってたっけ?
>>945 少なくともウィンリィ以外の同年代の女の子で一番アルに絡んでる
アルが元に戻って普通に付き合うとしたらパニーニャとルビィぐらいだろうよ