久々に来たら神が降臨されてた。まだいらっさるかどうかわかりませぬが
>>410GJです。
437 :
予告:2005/10/25(火) 18:13:35 ID:jhtammWE
明日か明後日に鷹男×瑠璃の長編うpする
>437
待ってるよ
こないな。。
マダ〜〜〜〜〜〜
鷹男・瑠璃
待ってるよ〜 ワクテカ ワクテカ
待っているでおじゃる
高彬のソフトチンコおしっこウンコ
YEAH!
446 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 01:01:51 ID:zHy/xkM3
natukashi-
ほしゅ
保守
ho
450 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 21:45:29 ID:UX6lqG0C
ネ申の降臨を期待してます。
3巻発売記念保守
ホッシュ
453 :
鷹男×:2006/03/26(日) 21:31:52 ID:9UwddTZu
鷹男×瑠璃の神降臨期待〜!!
454 :
男キャラの女遍歴…:2006/03/26(日) 21:52:07 ID:9UwddTZu
高彬 初恋=瑠璃 初体験=瑠璃
鷹男 初恋=藤宮 初体験=年上の女官 桐壺の女御 承香殿の女御 (瑠璃姫と不倫) 煌姫
吉野君 初恋=瑠璃 初体験=荷葉の女 二の姫
帥の宮 初恋=桐壺女御 初体験=金持ちの未亡人 (瑠璃は未遂)
守弥 初恋=仕事の出来る右大臣家の女房 初体験=? (瑠璃と不倫)
透 初恋=藤宮 初体験=由良姫
455 :
女キャラの男遍歴…:2006/03/26(日) 22:07:52 ID:9UwddTZu
瑠璃 初恋=吉野君 初体験=鷹男と入道邸で☆ 内裏で吉野君と☆ 守弥(峰男)と吉野で☆ 結婚=高彬
藤宮 初恋=鷹男(?) 初体験=故内大臣
煌姫 初恋=? 初体験(高彬の筈が未遂) 後に内侍になり鷹男と…
桐壺 初恋=帥の宮 初体験=鷹男 帥の宮と不倫(?)で東宮を出産
夏姫 初恋=高彬 初体験=涼中将
由良 初恋=帥の宮
小萩 初恋=? 高彬の側近に言い寄られるが…(小説1巻、漫画@巻参照)
456 :
鷹:2006/03/28(火) 17:15:43 ID:vBSNUuUM
>>36 未亡人の藤宮様が欲求不満でハァハァしてるのを見かねた鷹男が…
↑のシュチュで、二条邸で鷹男と藤宮がしているところを笛の指南にきた涼中将が目撃してしまって結局は3Pになるとかってアリ?
上とは逆にハァハァな藤宮様を涼中将が笛やら何やらアヤシイ道具を使って慰めている処に、お忍びできた鷹男が加わって…
というのはどうだろう?
457 :
鷹男×藤宮:2006/03/28(火) 17:24:07 ID:vBSNUuUM
鷹男の初恋は藤宮で10歳前後で二人とも初で… というのはどう?
10歳は早すぎるか…
13才で元服する鷹男、初体験は顔も知らない添い臥の姫より初恋の人と、
と思い元服前夜に藤宮とするっていうのはどうだろうか。
萌え。
ついでに未亡人になった後とかもしくは人妻だった時とか。
鷹男は結構はまるけど、藤宮さまは秘めた恋っての似合わない感じもするけどね(w
459 :
初恋の人 1:2006/04/09(日) 00:37:11 ID:sBifVPik
『初恋の人』
1
瑠璃さんと結婚して、はや三月が過ぎた。
結婚したものの、瑠璃さんは何かというと僕を年下扱いするので
僕としては正直面白くない。
瑠璃さんは何かというと
「高彬!だからあんたはふがいないのよっ」と僕をしかりつける。
僕はその都度「瑠璃さん、僕を年下扱いするのはやめてくれ!不愉快だ!」と
何度言ったかわからない。
だけど瑠璃さんはいっこうに意に介さずといった様子だ。
そんな瑠璃さんだけど、寝所の中では、大人しく僕に身をまかせてくれる。
しかし僕も瑠璃さんも、お互い初めての経験という事もあり
寝所の中での事はお互いに遠慮しているところがある。
一夫多妻制が世の慣わしであるけど、僕は、妻は瑠璃さんひとりと心に決めている。
妻は瑠璃さんひとりという限り、その・・・、女人の身体が
どうなっているかというのは、瑠璃さんをのぞいて知らない。
それどころか瑠璃さんでさえ、どういう構造になっているか
はっきり見た事がない。
もちろん僕も男としての興味もあって、結婚前に春画というものを見て
勉強した事もあったが、僕の知識はいかんせん実地ではなく
あくまでも絵巻物の中だけだ。
それでも僕なりに努力もしているし、瑠璃さんも満足してくれているだろうと
思っていたのだが、最近、僕は瑠璃さんに対して疑惑を抱いている。
460 :
初恋の人 2:2006/04/09(日) 00:37:56 ID:sBifVPik
2
ある日、僕は数人の同僚と共に宿居を務めていたのだが、新婚という事もあり
皆が僕をひやかした。
ひやかしが、いつの間にか猥談へとなっていったのは言うまでもない。
男同士の会話という事もあり、皆、遠慮なく女人について意見を述べていた。
そんな時に、あるひとりの同僚がこう言ったのだ。
「深層の姫君が我を忘れて声を出す様を見るのは何ともいえぬ」と。
僕は今まで瑠璃さんが声を出す姿を見た事がない。
当然、我を忘れた姿など見た事はただの一度もない。
他の同僚も「そうですとも。我を忘れる程、乱れた姿を見るのは
一興でございますな。
はしたない声を出させる事が出来た日は、男として大変満足でございますな」と
言っていた。
もちろん瑠璃さんも全く声を出さないわけではなくて、僕が瑠璃さんの胸を
触った瞬間に「あっ」とかは言う。
だが、それだけだ。
同僚達が言う様なはしたない声は聞いた事もないし、乱れた姿も見たことがない。
ひょっとして瑠璃さんは、感じていないのかもしれない・・・・・。
同僚達の会話に耳を傾けながら、僕の心は不安で占められた。
461 :
初恋の人 3:2006/04/09(日) 00:38:37 ID:sBifVPik
3
そんな会話があった翌日、瑠璃さんを訪ねた。
僕が瑠璃さんの腰帯をほどこうとした瞬間に「あっ」と言ったものの、
それ以降は声も出さず、お互いに黙ったまま黙々とコトを成した。
僕も気が効いた言葉のひとつもかけてやれればいいのだが
何しろ、教育係だった守弥の影響のせいか面白味のない公達に成長してしまい
ムードのある言葉など、とっさに思いつかない。
コトが終ると瑠璃さんと僕は抱き合い、そのうちに瑠璃さんは眠ったものの
僕は「瑠璃さんは感じていない」という事実を突きつけられて一睡も出来なかった。
あくる日から僕は瑠璃さんに内緒で男と女の勉強を始めた。
経験豊富な同僚に訊ねるのが手っ取り早いのだが、それは僕の男としての
プライドが許さない。
僕はひそかに心に誓った。
「今度、瑠璃さんを抱く時は、瑠璃さんにはしたない声を出させて
我を忘れさせてみせる」と!
僕はたくさんの春画を取り寄せ、皆が寝静まってからこっそりと
毎晩真剣に書を読みふけった。
なかには唐渡りの春画もあり、そこには春画以外に、女体に関しての
詳しい説明も事細かに書かれていた。
瑠璃さんに会いたい気持ちももちろんあったが、技法を全て覚えるまでは
瑠璃さんを訪ねるまいと決心していた。
462 :
初恋の人 4:2006/04/09(日) 00:39:12 ID:sBifVPik
4
雨が静かに降る晩、僕は久方ぶりに瑠璃さんを訪ねた。
瑠璃さんには毎日文を送り、会いに行けないことを伝えてあったが
瑠璃さんは見るからに不機嫌そうだった。
「高彬、あんた忙しい忙しいって言うけど、こんなに長い間訪ねて来られないって
一体どういう事?あたし達まだ新婚なんだよ。
それに父様が高彬に愛想をつかされたに違いないと騒ぎたてて五月蝿いったら
どうしてくれんのよ!」
と、瑠璃さんはいっきに言うと、顔を横にぷいっと背けて、持っていた扇を
開いたり閉じたりとして苛々している様子だ。
怒っているだろうとは予想していたけども、僕が思っていたよりも
はるかに腹を立てているようだ。
「瑠璃さん、ごめんよ。これからはなるべく通うから」
そう諭してみたものの、瑠璃さんはこちらを見ようともせずに知らん顔をしている。
こんな険悪な雰囲気の中で、瑠璃さんをその気にさせるのは難しいが
僕も今夜は並々ならぬ決意を胸に抱いて訪ねて来たのだ。
このまま引き下がってなるものか。
463 :
初恋の人 5:2006/04/09(日) 00:39:42 ID:sBifVPik
5
「瑠璃さん、会えなくて寂しかったよ」
僕は瑠璃さんの側まで行くと、ぐいっと強引に肩を引き寄せて
瑠璃さんにささやいた。
「高彬、あんた・・・んんっ」
瑠璃さんの小言が出ないように僕は瑠璃さんに接吻をした。
初めは僕の口付けから逃れようと顔を動かして抵抗していたけれど、
僕に唇を奪われて観念したのか、僕の背中に手をまわしてきた。
僕は瑠璃さんをその場で押し倒し、相変わらず口付けをしたまま、瑠璃さんの腰帯を
シュッといっきに解いた。
「高彬、ちょっと、ちょっと待ってよ」
いつもなら、そう言われると止めてしまうのだけど、今夜の僕は違う。
僕は返事をしないで、瑠璃さんの衣を次々と脱がせ、自分も小袖姿になった。
464 :
初恋の人 6:2006/04/09(日) 00:40:30 ID:sBifVPik
6
「高彬、灯りが」
「今夜は、灯りは消さないよ」
「えっ、ちょっと待って!そんな、いやよ!」
僕は瑠璃さんの上に覆いかぶさると、瑠璃さんの身につけている最後の衣に手をかけ
瑠璃さんを一糸纏わぬ姿にした。
灯りがついている事を瑠璃さんはとても気にしたが、
今夜はどうしても灯りを消したくなかった。
いつも瑠璃さんの希望どおり、真っ暗な闇の中でコトをしている為に
僕は結婚してからというもの、裸体の瑠璃さんをまともに見た事がなかった。
「あっ、やめて!高彬、なんてことするの!」
僕は瑠璃さんの両足首を掴むと大きく割き、瑠璃さんの脚の間に顔を埋めて
今まで見たことのなかった箇所をまじまじと眺めた。
「高彬、やめて!」
瑠璃さんが脚を閉じようとしたので、僕は力を込めて更に脚を大きく開かせた。
瑠璃さんは僕の行動に腹を立てたらしく僕を怒鳴った。
「高彬、やめてってば!」
怒鳴りながら、僕の手から逃れようと脚を必死に動かす。
「瑠璃さん、大人しくするんだ」
「やめてよ!何すんのよ」
いくら僕が大人しくしろと言っても、瑠璃さんの抵抗は激しくなるばかりだった。
本当はもっとじっくりと見たかったのだが、瑠璃さんがあまりにも暴れるので、
仕方がなく、僕は絵巻物で見たように瑠璃さんの脚を折り曲げさせた。
すると瑠璃さんの秘められた箇所が僕の眼の前で露わになった。
465 :
初恋の人 7:2006/04/09(日) 00:41:05 ID:sBifVPik
7
僕は初めて瑠璃さんの脚の間に顔を埋め、形を確認するように舌を這わせてみた。
その瞬間、瑠璃さんは今日はじめて「あっ」と声をあげた。
あっと声をあげたものの、まだ感じるというところまでいっていないらしく
相変わらず僕を罵倒し続ける。
「高彬の馬鹿!やめてよ!やめてよー」
僕は瑠璃さんを無視して、瑠璃さんの襞に丁寧に、丁寧に、何度もやさしく
舌を這わせ続けた。
襞の奥にある突起に舌先が触れた瞬間、瑠璃さんが「あんっ」と言うのと同時に
身体をびくんと震わせた。
僕が突起を吸い上げると、「ああっ、いやぁぁ・・・」と瑠璃さんが
今まで聞いた事のない声をあげた。
僕はしばらくわざと音をたてて、瑠璃さんを舐め続けた。
瑠璃さんは「いやぁ・・・いやぁよぉ・・・」と悲鳴をあげた。
瑠璃さんの脚をおろしてやり、瑠璃さんの胸を揉むと瑠璃さんは
僕から逃げようとして、隙をついて、部屋の中の薄暗い方を目指して
這いずって行こうとした。
僕は逃げようとする瑠璃さんを抑えこみ、上から覆いかぶさり胸の頂を人差し指と親指で
摘んだ。
瑠璃さんの身体を仰向けにさせると、胸の頂を指で弾くように往復させた。
僕の指の動きに応えるかのように、瑠璃さんの胸の頂がみるみると色づき
固くなっていく。
その様が面白くて、僕は人差し指と親指で捻ったり摘んだりした。
466 :
初恋の人 8:2006/04/09(日) 00:41:41 ID:sBifVPik
8
「高彬、お願いやめてよぉ・・・」
瑠璃さんは半べそをかきだしたが、僕は許してやるつもりはなかった。
「大人しくするんだ」
「ああんっ」
胸の頂を口に含み、指をそっと脚の間に這わせると、僕の指の侵入を拒むかのように
脚をぎゅっと閉じる。
僕は自分の膝の重みで瑠璃さんの脚を再び割くと、指で襞を押し開き
指で瑠璃さんの突起を指で撫であげてから、再び脚の間に顔を埋めて
舌でツンツンと突っついてみたり、舐めたり、吸い上げたりした。
「ああっ・・・あぁぁんっ・・・高彬・・・いやよぉぉ・・・」
瑠璃さんはいつの間にか本当に泣き出し、抵抗をやめて、僕にされるがままになった。
それをいいことに僕は瑠璃さんを執拗になぶり続けた。
「あぁぁぁん・・・・高彬・・・高彬・・・」
今まで聞いたことのない瑠璃さんの声がして、僕は瑠璃さんに
「気持ちいいかい?」と聞いてみたかったが、ぐっとこらえた。
絵巻物によると、そういう事を聞かれるのは、しらけると書いてあったからだ。
中指を挿れてみると、瑠璃さんの身体から淫靡な音と共に蜜が流れてくる。
467 :
初恋の人 9:2006/04/09(日) 00:42:11 ID:sBifVPik
9
今まで見たこともない程の蜜の量に、僕は嬉しくなり思わず「瑠璃さん、すごいよ!」と
声をかけてしまった。
瑠璃さんは僕のひとこえで我にかえり、顔を真っ赤にして
「高彬、やめて!恥ずかしいわ」と叫んだ。
クチョクチョという淫靡な音と共に、瑠璃さんが蜜を次々と溢れ出す姿を見て、
僕は「瑠璃さんをもっと乱れさせたい」と心から思った。
指を鈎状に折り曲げ、天上を触ってみた。唐渡りの春画によると、天上のどこかに
女人が気持ちよくなるツボがあるはずだった。
「いやぁ・・・高彬・・・・いやぁぁぁ」
瑠璃さんは僕の背中に手をまわし、ぎゅっと僕にしがみついてきた。
背中にまわされた瑠璃さんの指の力が強くて、僕の背中は痛くて悲鳴をあげそうになったが
我慢をした。
「瑠璃さん、挿れて欲しいかい?」
「あん、いやぁ」
「嫌かい?嫌なら、仕方ない」
10
僕は指を抜き、脚の間に顔を埋めると瑠璃さんの襞を舐めあげた。
僕はわざとジュルっと音をたてさせながら、瑠璃さんの襞をやさしく丁寧に舐めた。
だが瑠璃さんの敏感な突起はわざとはずし、太もものつけねや襞をいたぶるだけで
決して、先ほどまで指を入れていた淫靡な音がする箇所や突起は
愛撫をしてやらなかった。
瑠璃さんが自分から欲しいと言うまで、徹底的にじらしてやるつもりだった。
「高彬・・・もう・・・もう駄目よ・・・・」
「何が駄目なんだい?」
「ああんっ、もう・・・もう我慢出来ないわ・・・・」
「どうして欲しい?」
「お願い・・・高彬・・・」
瑠璃さんは挿入を望み何度も僕に「お願い・・・」と哀願したので、
僕も内心はとても嬉しかったのだが、僕はあえて瑠璃さんをじらした。
「どうして欲しいんだい?こうかい?」
僕の舌が再び瑠璃さんの突起を捕らえると、瑠璃さんは今までになく
一段と大きな声をあげた。
「あぁぁぁぁ・・・・あぁん・・はぁぁん・・・いやよぉおぉ・・・」
「瑠璃さん、ここは感じるんだね。」
僕は指でやさしく突起を撫でてやりながら、ふっと息をふきかけてみると
身体をビクビクと反応させた。
「高彬、あたし・・もう・・もう駄目よ・・・お願い・・・」
本当の事を言うと、僕には余裕などこれぽっちもなくて、一刻も早く瑠璃さんと
ひとつになりたかったのだが、僕は余裕があるフリをして、
やさしく意地悪に聞いてみた。
「挿れて欲しいのかい?」
瑠璃さんは黙ったまま、頭をこくんとさせて返事をした。
11
予定では、瑠璃さんにはっきりと言わせてやるつもりだったが、瑠璃さんは「お願い」とは
言っても「挿れて」とは言わないので、今日のところは僕も諦めた。
「後ろを向いて四つん這いになるんだ」
「そんな!恥ずかしいわ」
「挿れて欲しいんだろ?早くしなさいっ」
余裕があるフリをしてずっと我慢していたが、本音を言えば、
一刻も早く瑠璃さんの中に挿れて果ててしまいたいという気持ちでいっぱいだった為、
この後に及んで、僕の命令をきかずに固まっている瑠璃さんに苛々した。
「早くするんだ!」
僕がつい怒鳴ってしまうと、瑠璃さんはおずおずと後ろを向いて四つん這いになった。
僕は強引に瑠璃さんの腰を高くあげさせると、いっきに後ろから僕自身を深く奥まで
捻りこんだ。
「あぁぁん・・・・あぁん・・いやぁ・・・はぁあん・・・」
僕の抜き差しの動きに合わせて、瑠璃さんの悩ましげな声が部屋を満たす。
僕は後ろから胸を揉んでみたり、突起をさわってやってると
瑠璃さんは甘くせつなげな声を出した。
ところが予定外の事が起きてしまった。
僕の予定では、型を何度か変えるつもりであったのだが
いつも黙ったままの瑠璃さんが、泣きながら実に悩ましげな声で
「ああぁぁん・・・高彬・・高彬・・・」と僕の事を呼ぶので
僕は不覚にも、その・・・瑠璃さんよりも先にいってしまったのだ。
12
僕が身体を離すと瑠璃さんは、僕をきっと睨みつけて言った。
「高彬、あんた浮気したわねっ!」
僕は思いもかけぬ瑠璃さんの言葉にギョッとした。
「浮気?!」
「そうよっ、浮気したんでしょ!高彬のろくでなしっ!」
瑠璃さんは突っ伏して泣き出した。
「瑠璃さん、僕は浮気なんてしてないよ!」
僕は慌てて泣き伏す瑠璃さんの背中を抱いて言ったが、瑠璃さんは僕の言葉などに
耳を貸さずわんわんと泣き続けた。
「瑠璃さん、僕は本当に浮気などしていないよ。
一体どうしてそんな事を言うんだい?」
「嘘つかないで!だっていつもの高彬と違ったわ。
男と女に長けた他の女と寝たに違いないわっ。
その女に手ほどきしてもらったんでしょっ!」
13
思ってもいなかった言葉を言われ、僕は笑ってしまった。
「瑠璃さん、どうして僕がこんなに長い事、訪ねてこなかったか知っているかい?」
「その間に浮気してたんでしょっ」
「違うよ。その・・・瑠璃さん、僕は勉強していたんだ。
瑠璃さんに悦んで欲しかったんだよ。」
「えっ?」
瑠璃さんはきょとんとした顔で僕を見つめた。
勉強していた事は内緒にしておくつもりであったが、瑠璃さんが僕を浮気者扱いするので
打ち明けることにした。
「瑠璃さん、僕には本当に瑠璃さんひとりだよ。
瑠璃さんが本当に感じた事がないんじゃないかと思って、僕も勉強したんだよ。」
「えっ、じゃあ・・・」
「そうだよ、誤解だよ。ところで勉強の成果はどうだった?」
僕はついに聞いてはならぬ事を聞いてしまった。
「あの、その・・・良かったわよ」
瑠璃さんが顔を真っ赤にして言ったので、僕は瑠璃さんを強く抱きしめた。
14
「瑠璃さん、続きをしようか」
「えっ?だって高彬・・・」
瑠璃さんに押し当てた僕の下半身が変化していた事に気がついて、
瑠璃さんはそれ以上何も言わずに黙ってうつむいてしまった。
瑠璃さんに唇を重ねると、瑠璃さんは潤んだ眼で僕を見て言った。
「高彬、お願い、灯りを消して・・・」
僕は灯りまで向かい、そっと火を吹き消した。
全ての灯りを消さず薄暗い部屋になると、瑠璃さんは僕に声をかけた。
「高彬、早くきて」
僕は嬉しくなって、瑠璃さんの身体に飛びつくと、固くなったままの瑠璃さんの
果実のような胸の頂を唇に含んだ。
「あぁぁんっ、高彬・・・早く挿れて・・・」
我慢出来ないといった風情で、瑠璃さんが今まで聞いた事のない
悩ましげな声を出す。
僕と瑠璃さんは再び身体をかさねひとつとなった。
瑠璃さん、君は知っているだろうか。
君は僕にとって初恋の人で、どんなに大切な人かということを。
僕は君が喜ぶことなら何でもしてやりたいよ。
例え人から朴念仁と謗られようと、僕にとって、君は永遠にただひとりの人だ。
END
初恋の人を書きました。
エロは難しいですね。おそまつさまでした。
GJ!!
なんだこのインスパイアは……。
少女漫画・少女小説全般スレで過去にあった話とかぶりまくり。
ジャパネスクではないのですが
ざ・ちぇんじの主上×綺羅、どなたか書いてもらえないでしょうか。
久々に読み返してたら主上の熱愛っぷりと綺羅の無垢っぷりに
萌えて萌えて。。原作ではキス一つしてないままなので、
その後の初夜とかどうなってしまうのか全てが気になってしまいます。
その想いは貴方が此所へぶつけるのだ。
と主上がおっしゃっていましたよ。
481 :
479:2006/04/12(水) 00:57:34 ID:UpakMIHO
>>480 思い切ってぶつけてみました。
至らぬ点も多いと思いますが、どうかお見逃し下さい。
482 :
主上×綺羅1:2006/04/12(水) 00:58:09 ID:UpakMIHO
世間を騒がせた東宮と綺羅中将の事件から早数ヶ月、
弟の元綺羅姫・現綺羅中将も宮中への出仕に
慣れてきました頃、綺羅尚侍の正式な女御入内の日がやってきました。
「いよいよですわね、綺羅様!」
食事の用意を下げながら綺羅づきの女房の小百合はニコニコと告げる。
言葉をかけられた事に気付いたのは、しばらくあとだった。
「・・・そうねー」
あたしのボンヤリとした返事に小百合は不満そうに何か言いたそうな
顔をしながらも下がっていった。
今日こそ女御入内。女として生きることが出来るようになって、
おまけに、このご時世に好きな人と結婚。
もちろん嬉しい。この上なく嬉しい。。
なんてったって主上は男として出仕する前から
ずっと好きだった人。弟と入れ替わりが成功してからは
毎日会いに来てくれるし私のことを思ってくれてるのが
伝わってきて更に愛しさも込み上げてくるってものよ。
483 :
主上×綺羅2:2006/04/12(水) 00:59:11 ID:UpakMIHO
ただね、でもねでもね、妻になるってことは、いいいい、いろは
をするってことでしょう?!?
うぅ〜〜〜〜!!
・・ああ、以前、弟に男の人のある部分と女の人のある部分がくっつくと
おややができるって聞いて、あたしったらそれを唇だと思ってたのよね。
思い出すだけで恥ずかしい!!
それで失踪までしちゃったわけだけど(でもあれは弟の説明も悪いと思うわっ)。
まぁその時にお坊さんに正しい出来かたを教えてもらって誤解は
解けたのよね。接吻だけじゃなくって、その、「いろは」っていうのは、
は、裸で抱き合って接吻!!・・するのよね。
考えただけで頭がグツグツ煮えてきそうになる。
一度見られてるとは言え、やっぱり、そんな。 う〜ん。。。。。。
― やはり「いろは」について今ひとつ理解不足の綺羅が宣耀殿で1人でうなっている間、
宮中にもう1人、平常を保てず赤くなったり青くなったりしている者がいました。―
484 :
主上×綺羅3:2006/04/12(水) 01:00:03 ID:UpakMIHO
今日は綺羅尚侍の入内の日。
すごく嬉しい。もんのすごく嬉しい。。
なんてったって尚侍はあの日北嵯峨で出会ったその日から
ずっと好きだった人。尚侍もあの時の私をずっと慕い、
慎ましく暮らしていた事を知り、御簾越しでなく
直に拝見できたあの日よりさらに恋心も込み上げてきた。
(可愛かったなぁ・・・)
中将への思いも尚侍恋しさ故の思い違い(←調子がいい)
と気付けたわけだし、今はとにかく彼女の事を考えない日はない。
あの日以来、直接顔を見たことも触れたこともない。
もちろん!夜、忍んで行こうかとも何度も思った!!
だが、北嵯峨の乙女は大変純粋な姫である。
やはり正式な入内の日まで大切にしていきたい!!
大事な姫なのだから。これは重要なことだ。
485 :
主上×綺羅4:2006/04/12(水) 01:00:28 ID:UpakMIHO
しかし、実は、、、もう一つ理由がある。
ああ、何とも大変恥ずかしいことなのだが、
彼女の前に行くと、私は、どうも、平常心を保てなくなるようで。。。
国を治め、3人も既に妻を持つ、帝の身!であるというのに!!
だが、妻と言っても、世間の公達のように恋したって通い、手に入れた妻
というわけでない。だから仕方のない事ではあるが。
つまり、尚侍への気持ちは特別というか、自分から初めて強く
欲しいと思ったわけで、、、、つまるところ、まぁ、初恋なのだ。
正直自分でも持て余す程のこの思いをどうしたら良いものか
わからず、彼女の前におもむいてもドキドキして他の者たちへの
ように上手く話すことが出来ないときも多い。
彼女と肌を合わせるときは出来るだけスマートに、そして精一杯優しく
したいと思っている。
今宵は恋しい人を目の前に冷静でいられるのだろうか。。。
486 :
主上×綺羅5:2006/04/12(水) 01:01:16 ID:UpakMIHO
― いろはの経験もあり妻帯者でもあらせられる主上は、
いまだ未経験の初恋相手との夜を前に不安気なご様子です。
そんな悩める恋人達の思案をよそに夜は更けて行き、その時はやってきました ―
ガサガサ
「綺羅尚侍。」
幾分緊張した声で主上が御簾を上げました。
と、とうとう来たのね。。。
「は、はい」
返事をする声にも思わず力が入る。
また時間ある時に続き書きにきたいと思います。
失礼しましたー
ノリが漫画を彷彿とさせていい感じです。気が向いたらまたお願いします
489 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 19:18:08 ID:Ow+pbqnI
相変わらずきちんとした知識を持っていない、綺羅が可愛いですなー
490 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:05:38 ID:QDP3TYc7
ツ、ツヅキщ(゚Д゚щ) カモーン!
491 :
帝!!:2006/04/14(金) 00:24:25 ID:CxzKiHty
ちぇんじの主上×綺羅いいですねぇ
初々しい感じがたまりません!!是非続きを!!
他に女東宮と弟綺羅のカップルの初夜とか、
はたして気配だけで性別がわかるという宰相の中将が兄弟の入れ替えに気付くのか!?とか
ちぇんじはその後が気になる事が多いです〜
どなたか書いていただけませんでしょうか
492 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:58:43 ID:gsPsT77W
>気配だけで性別がわかるという宰相の中将
そういう設定あったっけ…?
漫画版のみ・然も最後に読んだのが結構前だから記憶に無い…
この4連続の緑のageは何かの工作なのだろうか?
(*´Д`*)ハァハァ
瑠璃陵辱物を希望、とだけ言っておこう
hosyu
age
瑠璃はいい味だしてるよな。あのキャラはエロに最適
そうかなぁ。健全のイメージ強いけど。
ではなんでここに来てるってつっこまないで(w
500 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 12:04:06 ID:GzntktpP
age
最新の別花はどの辺りなんだろ。
不覚にも、萌えてしまったぢゃないか♪
保守
504 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 16:24:47 ID:OpcGgz/t
高彬と融のプレイが見たい。
いや、それはちょっと
綺羅主上続き
щ(゚Д゚щ) カモーン!
つーか…滅茶苦茶読みたかった二人のSS…マジお願いします……
507 :
479:2006/05/31(水) 04:17:32 ID:3sx/2aI1
コメント下さった方々ありがとうございました。
大変遅くなりましたが、続き投稿していきたいと思います。
好き放題に書いてしまったので、
原作とイメージが異なってしまいましたら申し訳ありません
508 :
主上×綺羅6:2006/05/31(水) 04:20:11 ID:3sx/2aI1
入ってきた主上は私の前に座った。
あたしったらいつもの調子はどこへやら。
今日は北嵯峨の乙女ぶりっこしてるわけでもないのに、本気で声も出てこない。
どういうわけだか主上も黙ってる。
まさか緊張してるのかしら・・・
いやいや、そんなわけないわよね。
あたしにはその向かい合って座った状態がひどく長く感じられた。実際には短い時間だっ
たんだろうけど。
・・・・その時主上が沈黙を破った。
「抱きしめたい」
「・・・えっ」
509 :
主上×綺羅7:2006/05/31(水) 04:20:49 ID:3sx/2aI1
しまった!なんて馬鹿みたいな言葉を発してしまったんだろう。
部屋に入って、尚侍の前に座ると、いつもの彼女にも増して、奥ゆかしく
恥じらった様子であった。
髪を切った、あの事件以来に、久しぶりに見る顔は、以前にも増して愛らしく、
それに女性としての色気というのだろうか、とにかく心を捉えて離さない・・・
恥ずかしそうに俯く姿を見ていると、こちらの緊張も更に加速してきて。
守ってあげたいという気持ち、けれど、それと共にかき抱きたい衝動にも駆られ、気付いた
らあのように間の抜けた言葉が口から漏れていた。
「・・・お願い、しま、す」
消え入りそうな声で綺羅が告げた。
510 :
主上×綺羅8:2006/05/31(水) 04:22:33 ID:3sx/2aI1
その声でギリギリまで抑えてきた情動が爆発する。
膝を進め、正面からキツく抱きしめた。
ずっと恋したってきた人が、この胸の中にいる。その幸せにしばし酔いしれる。
柔らかい香の匂いが鼻をくすぐる。
細い肩から微かな震えが伝わってくる。
保護欲にもまさって、かきたてられる情欲を必死に押さえ込み、
大切なものを扱うように手をそっと頬に沿わせ、唇を彼女のものと合わせた。
「尚侍」
「んっ」
あたしの唇に主上の唇が触れている。
これが「い」・・・なのかしら。
なんだか久しぶりに宰相中将の顔が思い出される。(あん時は無理矢理抑えつけられて
さ!!)
ひど・・・っととととんな事考えてる場合じゃなかった。
511 :
主上×綺羅9:2006/05/31(水) 04:25:33 ID:3sx/2aI1
だって、なんか触れてる唇が左右に動いたり、強かったり弱かったりして、なんか、不思
議な感じが。。。その時、主上のししし舌が私の口の中に・・!
「んんっん〜〜」
侵入してきた舌は綺羅の咥内を動き回る。
舌の裏側や上あご、歯ぐき、次々と刺激を受け、眩暈がしそうである。
その時、主上の手が綺羅の襟元からスルリと入りこみ、膨らみを手の平で優しく握った。
!?
「あ!あの!!」
「どうした尚侍」
火が付いた主上はその行為をやめることなく綺羅に問い掛けた
「あの!い、いろはをするのにあの、その、て、手を、その、必要なのですか、主上の、
今、その」
綺羅の声は今にも吹き消されてしまいそうな蝋燭のように、ほのかな声だった。
「?? 」
尚侍の問い掛けを聞き質問の意図を測りかねる。
手を使わない??
やはり少しずつ進んでいくにはまずここから刺激を・・・・
はっ!もしや彼女は舌での愛撫を望んでいるのか・・?
私は両の方法とも行うのが好ましいのだが・・
いや!もしかすると、尚侍は私のことを考えていたために気分が高揚していたから、
いきなりオッケー早く早くぅ♪
・・・ということなのでは!?(ニヤニヤ) <←・・そんな馬鹿な>
と、思案が行き着きかけたとき綺羅は更に言葉を紡ぐ。
「あの、いろはというのは、生まれたままの姿で接吻を行うもの、と聞き及んでいたので
すが」
(カー///)
は、恥ずかしい・・
なんだってこんなことを口に出さなきゃなんないのかしら。
だってだって、驚くじゃないの!!
接吻も、なんだか思っていたものと異なるし、それに手が私の、その、おかしいわ!!
クラクラするし、顔も暑いし、手が動くと頭の後ろの方がビリビリして・・・とにかく変
なのよ!!
尚侍が考えを巡らす間に、主上も火鉢で頭を殴られたような、センセーショナルな事態に
混乱していた。実際火鉢で殴られたらセンセーショナルどころか即死ですが。
以前より無垢な乙女であると感じていたが、まさかこれほどとは!!
(感動!)
なんかもう可愛くて可愛くて仕方がない。
大切にしなければ、と思う。
勿論そうなのだが、しかし、かわいすぎて、なんだか、
自分の腕の中で、椿の花よりも更に紅色をした顔で
下を向き、ふるふる震える様子を見ていると、
自分だけが許された特権、
まるで冬の朝、降り積もった真っ白な雪の地面を自分が初めて突き進んで、跡を残すあの感覚。
あれと似た、甘美でそれでいて背徳的な思いが、身体を締め付ける。
心に黒い陰がもたれる。
「尚侍」
「は、はい」
「貴女は『いろは』を間違って認識してらっしゃる。私が教えてさしあげましょう」
「お、教えて下さい!」
も〜、また恥かいたよ〜///いろはのことで私って一体いつまで振り回されるのかしら//
主上が口を開いた。
「では、私の言う事にひとつずつ従って下さいね?」
主上の瞳の中の、かすかな黒い光に尚侍は気付いていない。
「は、はい」
「ご存知の通り、まず衣を取りさるのですよ」
「え!」
「私がして差し上げましょう」
呆然としている綺羅を尻目に、主上は帯に手をかけ、
着物を取り去ってしまった。
我に帰った綺羅はキュっと縮こまって慌てて胸元に手をやる。
主上はそれを見逃さない。
「駄目ですよ。隠してはいけないのです」
「で、でも。。」
「ほらほら。」
胸にあてていた綺羅の両手を、主上は右手でそっと掴み、そのまま左手を
綺羅の背にあて、座っていた綺羅は寝具に倒された。
「いいですか?私はこれから貴女に触れるのです。
貴女は私に何処を触れられても従って下さいね」
綺羅の頭の中は、何処ってドコー!?なんのことー!?
と当然のようにパニくっている。
「尚侍」
主上は手を伸ばし、綺羅の髪や頬に触れ優しくなでていく。
主上のいつもより冷たく、けれど普段よりずっと甘い声は
霊力が宿ったかのごとく、綺羅の心の奥を熱く痺れさせ
頭の中を真っ白にしてしまう。
あたし・・・どうしたんだろう・・・・
主上は綺羅の白い首筋に唇を落とした。
唇は首筋から鎖骨、鎖骨から宙を切って胸元へと降りていき、
その胸の中心へ辿り着いたとき、突起を唇の腹でそっと押した。
その瞬間、綺羅は、先程着物の中を主上が手で触れた時と、
同じ、あの不思議な感覚をまた感じ、身体がビクリと動く。
触れられていた唇は宙に戻され、そして次の瞬間
舌の先で突起の上の辺りに触れられる。
舌は動きをやめることなく、突起の周囲をなぞったり、
舌全体で覆ったりした。
おかしな感覚に綺羅の困惑がピークに達したとき、
主上は舌で、もて遊んでいたそれを、上と下の両の唇で挟み、
同時に綺羅のもう一方の胸を手でキュっと掴んだ。
「ひゃっ・・・!」
声をあげた綺羅に、顔を上げて意地悪い瞳をした主上は尋ねる。
「尚侍、気持ちが良いのですか?」
声を掛けられ、何故か顔が更に熱くなったのを感じた。
気持ちがいい?
ううん。あたしが今までに知っている、気持ちいい感覚と違う。
でも何故だろう、なにか、、
「んあっ・・・・・!ぁ‥ん…」
あたしが答えずにいると、主上は今度は突起を歯で甘噛みした。
だめ・・・!今まで知っていたものと、明らかに違う感覚、
気持ちいいって違う、のだと思う。
でも、この、どうしようもなく、身体の真ん中が疼くようなコレを
気持ちいいって認めるのが、何故か
恥ずかしい事のように
思われて。 塗り隠したくなる。
出そうと思っているわけでもないのに、勝手に漏れてしまう
自身の声も、なにかいけないことのように思われて。。。
「・・・ちっ、ちが、いま、す。そんなこと、あ、ありません。。」
途切れ途切れに返答する綺羅を、みすこした目で
主上は見つめる。
「どうしてそう思うのです?」
胸元から離れた主上はそろりと綺羅の足の先に動く。
「ち、ちがうものは、違うのです。。」
綺羅はどうしていいのかわからなくなり自信なさげに繰り返す。
「尚侍、もうひとつ教えましょう、」
主上は足首にすっと手をやり、脚の付け根まで軽やかに移動させ、
太ももをやんわりと撫でた。
「ぁぁっ、あん・・」
「貴女の出しているその声、それは気持ちがいいときに
出るものなのですよ。」
そう言いながら太ももを撫で続ける。
「そ、そ、んなっ・・・ぁぁ・・ちがっ・・」
綺羅は、いろはのことを教えてと言ったのは自分のはずなのに
物凄く恥ずかしくなってきて、どうしてか否定したくなってしまう。
なかなか認めようとしない綺羅に主上は更に意地悪したくなって、
太ももに這わせていた手を、更に両の脚の付け根の間に移動させる。
「ひゃあぁんっ!!」
秘部を撫で上げられて、綺羅は身体をよじらせた。
「濡れていますよ、尚侍。
気持ちがいいと感じていると、ココが濡れるのですよ?
貴女はどうやら、たいそう感じているようですね?」
「ぬ、、ぬれる・・・・って、わかり、ません・・・っ・・・!」
主上は四本の指を合わせた先で、軽く撫でていたのだが、
今度は人差し指を、割れ目に添わせた。
「ひゃあぁんっ!!」
割れ目全体をこするように添わせていた人差し指の腹を
軽く何度もタッチするような動きに変化させる。
その度に水音が漏れた。
「聞こえますか?尚侍。」
もちろん綺羅にもその音が聞こえる。
恥ずかしくて脚を閉じようとしたら、割って主上が
間に座り、かがんで先程まで指で触っていた部分を
舐めだした。
「あ・・・っ!やめっ・・・ひゃああんっやあぅっあぁっ」
綺羅の制止の声は届いているはずだが知らぬ顔して
その行為を続ける。
割れ目を舌でなぞられるたび、声が高鳴る。
唇で吸い上げられるたび、身体が疼く。
舌でなぞられるよりも深く突かれた時、身体が大きくビクリと動いた。
「…んぁ・・・っ!、も、もだめぇ…!!!」
綺羅は一際高い声をあげ、軽く果ててしまった。
「っ!」
主上はその声でハッと我に帰った。
自分は今なにをしていた??
自らの暗い欲望に任せて、尚侍を思うままに・・・
平常を取り戻し、清らかな北嵯峨の乙女にあのような
振る舞いを行ってしまった自分への後悔でいっぱいになる。
初心に帰らねば・・・大切にたいせつに・・・ぶつぶつ
自分で自分に念を込めるかのごとく心の中で繰り返す。
向き直った尚侍は、頬を染め、肩で息をしていた。
「尚侍!」
ガシっ!!
主上は綺羅を始めと同じように、もう1度ギュっと
抱きしめた。
肩に手をまわして、お互いの肩に顎を乗せる。
体温が伝わってくる。
ゆっくりとした時間が流れた。
先程の絶頂で既に濡れそぼっているとはいえ、
初めての綺羅は、まだ主上のそれを受け入れ難い。
きちんと最後までいろはを行うために、主上はもう一度
愛撫を始めた。
そして今度こそ、優しく、ゆっくりと。・・意地悪することもなく。
数本の指を受け入れられるまでになった時に、
主上は自身のそれをあてがい、綺羅の中に沈めた。
もちろん、あまりの痛みに綺羅は涙がボロボロ出そうになっていた。
でも、愛しい主上の顔を見てると、頑張って耐えることができた。
そうして、夜更けのさらに後の頃合に、
綺羅は本当に「いろは」の意味がわかったのでした。
ーその後ー
「あの時はすまぬっ!!つい魔が差してしまって。。。」
コトが済んだ後、主上は申し訳なさそうに謝った。
「あの、主上、気にしないで下さい・・・」
「いや、そんなわけにはいかん!本当にわたしという者は・・」
そう言って主上は小さくうなだれた。
「その、だって、私あのときも凄く気持ち良かったです。。」
・・・・ハッ!///
なんてこと言ったんだろ、わたしったらっ
・・主上が目を丸くしてる
「その、あの、ああいう主上も私は好きなので、、、」
ションボリとした主上を見てると、なんだかつい、
口から言わなくてもいい、恥ずかしい本音が出てしまう。
「尚侍、そ、それはつまり、ああいう私でもいいのか?」
主上が怖い程の真顔で聞いてくる。
NOなんて言えるわけない、答えは出てるのに。
「これからも、その、あのときも、、どちらの主上も、私は///」
主上の顔を見ることができず、床を見てしまう。
シーン・・・・
どうしたんだろ??
綺羅はそろ〜っと顔をあげてみた。
!!
そうすると主上は顔を真っ赤にして口に手を当てている。
自分でも知らなかった自分、それが受け入れてもらえたこと、
自分の知らない尚侍、その新たな一面を知れたこと、
この二つの驚きと喜び、それに感動やら恥ずかしいやら、
入り混じっているようだ。
主上と綺羅の目線がバチっと重なった時、二人は同時に笑みを
こぼし、本日何度目になるかの抱擁と、熱い接吻を交わしました。
こうして二人はいつまでも、(色々と励みつつ)末永く仲良く暮らしたのでした
終わり
524 :
479:2006/05/31(水) 05:50:14 ID:3sx/2aI1
大変長くなってしまいましたが、読んでくれた人、ありがとう。
525 :
新たなカップリング!:2006/05/31(水) 23:05:30 ID:4yf3K8hU
>高彬と融のプレイが見たい
どっちがどっちだー!! 高彬×融か!? 融×高彬か!? リバ有りか!?
板違い、スレ違い。
巣(801)へお帰り。
綺羅と主上編、面白かったよ!
続編希望
女東宮編とか?
>>524 主上×綺羅 凄く良かったです!!GJ!!
昔、小説と漫画で一押しの平安カップルだったので、続編を読んでいるよう。
あまり濃密に描かれていないのが、かえって綺羅の反応の初々しさを
際立たせていていいかと。
>>528 女東宮×綺羅姫(弟) って一瞬、女装して同衾を思い浮かべてしまった。
原典の「とりかへばや」では、そのシーンがあったはずだけど、
女東宮は弟の男らしさに惚れ込んだしね…。
あとは宰相中将×三の姫 とか?
綺羅×主上すごくよかった。
原作の雰囲気がよく出てたと思う。
ほんとにこんな感じだろうなーとニヤニヤしながら読んだ。
そして
>>512-513笑った!
ちょっとパラレルになっちゃうけど、
男装時代の綺羅×主上も読んでみたい。
綺羅のもの憂げな顔を見てつい押し倒してしまう主上→
ことにおよぼうとして綺羅中将が女であることに気づく、みたいな。
531 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 12:02:34 ID:1EtydaTH
保守
532 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 01:33:37 ID:38JfaFoA
>>530 そんなのも見てみたいですねー。
っていうか、服脱がせて“女”ってことに気づくけど、
コトに及ぶ前におもうさんが気づいて、眠り薬を主上に盛って、
結局主上は夢だと思っちゃうみたいな。
自分はそんなに綺羅に対して女性の望みを持っているのか−ーー!って
自己嫌悪っちゃうかんじ?
533 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 01:09:37 ID:M0J9MqW6
一ヶ月近くも誰もこないとは…
見に来てはいるんだけどねー
ちぇんじパロキボン