「ビクトリーム…」
甘えるような声をあげて、いきなりビクトリームの胸に飛び込んでくる。
「ど、どうしたというのだ、レイラ!?」
「お願い。私を抱いて…」
かあっ、とビクトリームの頭に血が上った。そして、頭以外の部分にも。
固く、大きくなっていくビクトリームの股間の紳士に、レイラが下腹部を押しつけてくる。
ビクトリームは、レイラの顔を、そっと上に向かせた。レイラが、おっきな目を閉じる。
ビクトリームは、その目蓋や広い額に軽くキスをした後、柔らかなレイラの唇に唇を重ねた。
舌を絡めあいながら、互いの体に腕を回す。
ようやく唇を離したとき、唾液が糸を引き、一瞬、下向きのアーチを描いて消えた。
(ベリーシット!この華麗なるビクトリーム様がこんな小童に欲情しているとはーーーー!)
ビクトリームは必死で本能を抑えようとするが、無常にも股間の紳士はますますチャーグルされていく。
「レイラーーーーーー!!」
「なっ、何? ビクトリーム」
「荘厳回転(グロリアスレヴォリューション)!!1・8・O(ワン・エイト・オー)!!
そして、そのテラスに手をつけーーーー!!」
「え、ええ……」
ビクトリームの意図を理解して、かすかに頬を染めながら、レイラが素直にそう返事をする。
そして、ちょっと名残惜しそうに体を離して、レイラは遺跡のテラスにその白い両手をついた。艶やかな紫色の服の先端が、ビクトリームを誘うようにゆらゆらと揺れている。
ビクトリームは、その背後に回り込み、その胸に手を伸ばした。
そして、エプロンドレスの上から、やわやわと揉みしだく。
「ン……はぁっ……」
レイラの可愛い喘ぎ声を聞きながら、ビクトリームはその首筋にキスをした。ぷるぷるっ、とレイラの小さな体が震える。
そうやって、ひとしきりレイラのことを後から愛撫した後、ビクトリームはその紫色のワンピースのすそをめくりあげた。
レイラの小さなお尻を、ショーツ、と呼ぶにはちょっと幼い感じのパンツが包んでいる。床に膝をつくと、パンツにプリントされた月と目が合ってしまった。
ビクトリームは、その月をくしゃくしゃにしながら、レイラのパンツをずり下ろす。
「あァッ……」
そんな声をあげながら、レイラがその白いお尻を小さく震わせた。
ビクトリームの股間の紳士にいたずらするときと違って、レイラは、すごく恥ずかしそうだ。
ビクトリームは、そんなレイラのお尻に両手を添え、ちゅっ、とわざと音をたててそこにキスをした。
「ひゃッ」
レイラが、小さな悲鳴をあげる。
ビクトリームは、お尻に何度かキスをくり返しながら、足の合間の、レイラの大事な部分に口を寄せていった。
めくれあがった柔らかな粘膜が、透明な液に潤んでいる。
「あ、あンまり、見ないで……」
ささやくような小さな声で、レイラが言う。