1000ゲトーーー
∩) (´´ (´⌒(´
∧∧ノ つ ズザーーーーーッ(´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)ズザーーッ(´⌒;;;≡≡
∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ∧∧≡(´⌒;;;≡≡≡
∩) ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡⊂(゚Д゚⊂⌒∧∧≡≡)(´⌒;;;≡≡
∧∧ノ つ ズザーーーーッ∧∧(´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡(´´ (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザーーッ(´⌒;;;≡≡
∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ∧∧≡(´⌒;;;≡≡≡
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄(´⌒(⌒;;∩) (´´ ∧∧(´⌒)ズザーーーーッ
∧∧ノ つ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザーーーーーッ(´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)ズザーーッ(´⌒;;;≡≡
∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
o
゚
ヽ从/ 。
ガバッ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚Д゚;):. _ < はっ、夢か!!
r'⌒と、j ミ ヽ \________
ノ ,.ィ' `ヽ. /
/ i!./
(_,. //
く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
`~`''ー--‐'
・・・・・私の事を知りたいのですか〜?
好きなものはお金と宝石という金の神殿所属の
(自称)宝石ハンター。
神殿所属の魔術師だが入信理由が「金ピカだから」と
信仰心は皆無。
採掘担当の"イエT"など、どこか名前がおかしい幻獣達と共に鉱山やダンジョンなどに多く出現し、鉱石を掘らせている。
いつか白馬の王子を金メッキにするのが彼女の密かな野望である。
もし彼女に出会った場合、一つだけ注意すること。
・・・彼女に酒を飲ませてはいけない。
651 名前:ネトゲ廃人@名無し[sage] 投稿日:04/08/18(水) 19:20 ID:???
>>646 ふぁ んっ あ… やっ なんかへん…なのですぅ… や…っぁ
657 名前:ネトゲ廃人@名無し[sage] 投稿日:04/08/18(水) 19:23 ID:???
あっ、あっ、あ・・・ 何か感じてしまうのでうしょ〜
664 名前:ネトゲ廃人@名無し[sage] 投稿日:04/08/18(水) 19:28 ID:???
んぁっ・・イエTやめっ・・・
ん、くふぅ・・貴方はそういうペットじゃないので・・すよ・・・
649 名前:ネトゲ廃人@名無し[sage] 投稿日:04/08/18(水) 19:19 ID:???
あぁ!で、で・・ょ・・ですょ・・・イクのっですよぉ〜〜!
5 :
名無しさん@ピンキー:04/08/18 22:04 ID:nLdvUNcO
マジでスレ立ってるとかマジちんこたつし
sage忘れとかちんこ萎えさしてすまん
マジで立ったのか、ちんこも立てとこう
エロイ絵描きたいけど晒したら正体割れそうだしやめとくよ
ガイルスレにでも葬られるのかともったら本当に建ってたな
保守るのは大変だぞ
ヽ(`Д´)ノボッキage&ホシュ
正体云々抜きにしてこのままでは落ちますよ
10 :
名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:57 ID:7J9kyCRE
絵師さん降臨期待age
(´-`).。oO(ちんこたってきた)
>6のIDがうんことかマジちんこたつし
(´-`).。oO(一時間おきに期待ちんこ保守)
ここに建ってるスレでMMO関連の物はROとリネだけか
意外にもMOEスレは無いんだな
SS書こうと構想しても、Tタソの口調を挟むと自分の執筆に自信がなくなってくる。
あっ・・・ハァ・・ハァ・・・やめ、やめるのですよぉ・・・・
>>15 応援しかできないけど… 頑張ってください。
Tタソ降臨シテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
レポキボン。レポキボン。
月光だってさ
ソースがチラシ裏なら信用しない方が吉
チラシのほうで フシアナサンやられてるけど
ここにはひっかかるバカはいないよな?
チラシのほうで フシアナサンやられてるけど
ここにはひっかかるバカはいないよな?
連投すまんかった こんな初歩ミスとか ちんこたつよ マジでスマソ
■エロパロ板ガイド
ttp://hhh111.s4.x-beat.com/ 即死判定の条件などが書かれているから参考になるよ
初めてここに来たのなら簡単に目を通しておくとイイかも
というか
>>1よ
建てたからには盛り上げようとは思わないのか?
俺たちが必死になってちゃ悲しくなるじゃないか(´・ω・`)
ネタもないのでTタソハァハァ
とりあえず即死は回避かな?
燃料投下してくだはいorz
Tタソ陵辱系のリレー小説とか・・・
アイデアしょぼくてすまそ○| ̄|_
上であったTタソとイエTネタの続きを(*´д`*)ハァハァ
その日はムシャクシャしていた。
露店から購入したクジャク原石は、よく見ると水晶原石だったし。
狩猟場所に着いたら着いたで、よく見るとつるはし持って来てたし。
この鬱な気分を晴らしてくれるなら何でもよかった、はずなのに。
「・・・やっちまった、殺っちまった・・・」
朱に染まった愛剣はカタカタと震え。
先ほどまでの怒りはどこへやら、背筋も凍らんばかりのこの悪寒。
背中をざくりと割られた足元のイエティからは、すでに生気はない。
(イエT、どこへ行ったのですか〜もう帰りますよ〜)
先程よりさらに近付いた飼主(いや、元飼主になるだろうか)の声。
顔中に浮かぶ脂汗はとどまることを知らない。
ペット殺害は重罪と、三王国とも決まっているから。
「・・・やるしかない、やるしかない・・・」
もう前に進むのみ。
親父が言ってた、あきらめるなって。
効力は一日、24時間以内に道を切り開くしか。
震える左手をどうにか抑え、オレは一気にビンをあおった。
------「イエティ変身薬」とラベリングされたビンを。
>>30 ムシャクシャのネタが妙にワロタ、GJ!
続きが無いと言う事はリレー小説なのか?
どうにかして
>>4の流れに持っていきたいんだけど
力不足を痛感してる。
和姦と陵辱どっちがいいかね。
実はイエTは性欲処理の道具だった→(゚Д゚ )ウマー
耐えきれなくなり襲い掛かってキチーク→(゚Д゚ )ウマー
邪魔なイエティの死体を断空閃ですっ飛ばした後。
現れた人影は、小柄な人間の女性だった。
名前はマスターT。
肌も露な衣の袖には、王国広報官を示すGMの腕章が見て取れる。
・・・実を言うと、オレは彼女がキライだ。
語尾に「ですよ〜」なんて、男に媚びているようで虫が好かない。
宝石ハンターと謳ってはいるが、所詮ヒカリモノが好きな守銭奴に違いない。
(関係ないが、さっきのクジャク原石詐欺の商人も人間女だったorz)
それに。
「イエT、サボってないでどんどん掘るのですよ〜」
こ。
こいつ。
人(?)使いも荒いときた!
自然と引きつる口元を隠し、無理矢理な嘘笑顔で掘る、掘る、掘る。
冷静になれ。
つるはし持ってただけでも幸運だったと思え。
逃げ出すチャンスを探すのが先決だ。
GJ!(゚∀゚ )
うはー、続きが楽しみだ。
____
/:::::::::::::::::::\
|:::::l~~~~~~~~~)
|:::::| ■■ ■
|:::/ <・) <・)
レ(6:. .:/(´ヽ >
\::::::((━━) <ちんこびんびん
\::::::::::::ノ
・・・ちょっとこれは反則なんじゃないかな。
「いつもご苦労様だね、マスターT」
「いえいえ、幸福の王子様。赤い水晶500、確かにお渡ししましたよ」
「ちょうど在庫がなくなって、注文しようとしてたところです」
「名声の必要度が増して、クエストも盛んになってきましたね〜」
オレのストレスと疲労と、我慢と比例してたまっていった宝石たちは、
マスターTの財布に還元されると思っていたのに。
次々とクエスト執行人へと渡されていくのを目の当たりにして。
正直言って、戸惑いを隠せない。
守銭奴なんてとんでもないじゃないか。
単なる思い込みで毛嫌いしていたオレは。
ただ、ただ自分を恥じることしかできなかった。
「さ、イエT。次はレタス村に金のタマゴを渡しに行くのですよ〜」
そう言って振り返ったマスターTの顔は。
王国に暮らす全員を気遣う母親の顔に見えて、喜びに満ち溢れていて。
思わず自分の心臓が高鳴るのを。
止めることなど出来はしなかった。
神来てるー―――!!
GJです。続きも期待!
続きと新たに神がキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!
GJです!
チラシ裏がそういう状況だし、ID可視も悪くないかもな('A`)
41 :
30:04/08/20 18:58 ID:kyfiDGVP
>>40THX
当方イソップ民なもので、Tタン分が足りません。
口調をマスターしてもちっとがんばります。
>>41 イソップ住人だったのか(;´Д`)
本当にお疲れ様でつ
43 :
30:04/08/20 22:12 ID:kyfiDGVP
それからの各国行脚は全く苦痛でもなく。
追いかける後ろ姿からは、表情は見えないのだけれども。
きっと笑顔に違いない。
「♪〜割いて、こいつを売っとばしゃ、ポケットにたんまり金もうけ・・・ですよ〜♪」
小さく漏れ聞こえる鼻歌や、杖をくるくると振り回しながら歩く背中を。
どうしようもなく可愛く思えて、こみ上げる笑いを飲み込むのに苦労する。
そうこうしているうちに着いたのは「ロペスの家」
どうやら、やられ役のごろつきに給金を支払うようだ。
こうなるとオレのやることはない。
途中から楽しくなってきてはいたが、疲れているのは事実だ。
奥に進む彼女を見送りながら。
逆さまにしたつるはしの柄にあごをのせ、しばしの休息を取る。
(さぁて、どうしたものかねえ。いい加減、逃げる手段を考えとかな・・・)
ガシャーン!!
あまりの大音につるはしを放り出し、駆け寄った奥の部屋では。
「や、や、やめるのですよ〜・・・痛いのは、イタっ、イヤなの、ですよ〜っ」
「へ、へへ。アレぐらいじゃ足りねえってばよ。これぐらい役得が無いとなぁ。・・・そんな泣いたってダメダメ。
ひひ、顔赤くして涙目なんて、ポイント付きまくりとかまじちんこ勃つし!」
彼女を乱暴にベッドへ組み伏せるごろつきと。
全力で抵抗する彼女がいて。
44 :
30:04/08/20 22:12 ID:kyfiDGVP
その恐怖で潤んだ視線を感じた途端。
どうしようもないほどに沸騰した怒りを覚えた。
その怒りに逆らうことなく。
疲労感など構うことなく駆け寄り、オレは全力でごろつきを蹴り上げた。
だがしかし、意外に身の軽い男なのか、ヤツはふわりと身を躍らせ。
「ひゃはははは、えらくご主人様思いのいいペットじゃねえか。・・・でも興醒めなんだよぉ!」
そう言って突進してくるヤツの右手には冷たく光るナイフ。
が。
ナイフによる攻撃は単調。コースは読みやすい。
伸びきった右腕を左脇で挟んで・・・・・・掌底を叩き込んで・・・・・・っと、はい、お終い。
鼻血を出しつつ倒れるごろつきに、まだオレの怒りは収まっていなかったけれども。
「・・・イエT・・・・・・」
背後に聞こえる彼女の声の、あまりの細さにハッと怒りが冷める。
振り返ると、そこには乱れた衣服を直そうともしない彼女がポツンとベッドに座っていて。
仄かに立ち上がる艶やかさに、どくりと心臓が動いた。
(今になって考えると、これ以上の逃げ時は無かったというのに。
あの時は、彼女を抱きしめたくて。大丈夫だよって言ってあげたくて。)
45 :
30:04/08/20 22:15 ID:kyfiDGVP
最近のチラシスレは見るに耐えません。
みんなこっちに来て、遠慮なくちんこ立てればいいと思いました まる
なんていうか ありがとう。
>45
禿同。そしてGJ。
このままの感じでまたりとちんこ立たせてくれ
いいよいいよー(*゚∀゚)=3
エロに限らず、まったり小説もいいような
まぁ、俺は文才ないから書けませんが_| ̄|○
49 :
30:04/08/21 00:29 ID:Hwp14w9U
今日はもう限界ぽ。
寝放置生産したまま、推敲してみます。
またりと待っててくれると嬉しいよ。
>>30 執筆お疲れさまですた
皆さんお茶ドゾー(´・ω・`)ノ旦旦旦旦旦旦旦旦
あっちはあんな状態だし、ここでマターリ待機させて頂きます
悪の魔法使いはロリコンだよな?
というかドウワーフタソにハァハァしてる俺もここに居ていい?(´・ω・`)
>>51 ロリコンは悪様だっけ?(;´д`)
その発言をしたのはキリギリスさんだったような…
まぁ何にせよ何萌えでも居ても構わんと思うよ
30さんは神。
54 :
30:04/08/21 17:11 ID:Hwp14w9U
先程から、思考の焦点が定まらない。
──ああ。もうこれは観念するしかないだろう。
どこかぼやけた乳白色で。
濃霧ただよう早朝の恐れ谷を歩いているような、そんな感じ。
──彼女にどうしようもなく惹かれていることを。
けれども。
さらに濃密な白い火花を幾度と散ら散らさせるのは、朝陽に狂った光幽霊だろうか。
──そして欲情していることを。・・・欲情?一体何に欲情している?
違う。
これは「気持ちイイ」という感覚を直になぞり上げている───彼女の濡れた舌だ。
自覚した途端に思い出す。
衣服の乱れに気づかないほど放心してしまった彼女に。
心配になって歩み寄った。
かけるべき慰めを飲み込んで、寄り添った。
言葉を発することはできないけれども、どうにか安心して欲しくて。
近くにあった毛布越しに抱きしめたのだった。
毛布越しといえど、そこにあるのは女の子。
五感すべてで貪りそうになるほど、女の子だった。
横抱きにした彼女の左肩から伝わってくる自分以外の体温に、ざわざわと落ち着かないし。
ほつれた白金のお下げ髪から、仄かに香るのは何だろうとか。
うなじを彩る同色の柔毛はきっとふわふわで、ついと撫でてしまいたかったり。
やや開き気味のぷくりと小さな唇は、どこか甘そうな紅さで。
いや。
きっとそれは勝手な幻想であるのだろうけども。
55 :
30:04/08/21 17:12 ID:Hwp14w9U
「・・・イエT・・・」
ほぅと、紡ぎだされる吐息さえとんでもなくリアルに感じられて。
「なに?」と問い掛けるわけにもいかずに、次を待つ。
「・・・イエT・・・怪我・・・血が・・・出てるの、ですよ〜・・・」
見ると、左腕が浅く、長く、切れていた。
今まで痛みを感じなかったことに驚く。
それほどまでに、彼女が心配だったということか。
にしても。
周りを見る余裕が出てきたようで良かったヨカッ・・・・っくぁ!
「む〜、バイ菌が入ったら・・・いけないのですよ〜───ぅちゅ」
彼女の身体がふらりと前傾して。
文字通り吸い付かれる感触が腕に走り。
間を置かずに、ぬるり、ざらりとした相反する感覚が押し当てられた。
「んぅ・・・ちゅ、はむ・・・ぁふ・・・・・・すぅ、ちゅ・・・んく・・・」
な。
なんて気持ちいいのかな、これは・・・く。
小鳥がえさをついばむようなその口付けは。
れるれると蠢く舌も同時進行なわけで。
凶悪なほどに気持ちいい・・・っは。
図らずも、背筋がぞくぞくと走る。
56 :
30:04/08/21 17:14 ID:Hwp14w9U
「ぁむ・・・ぅんぅんぅんん・・・」
とろんとした目は、いわば夢うつつな状態。
なのに、傷ついてぱくりとめくれた皮膚をさらに舌先でめくり上げて。
傷奥をつつんと突付くその巧妙な動きは。
ちょうど自分の股間を愛撫されているような、そんな錯覚を覚える。
「む〜・・・こっひも、血が出てるのれす・・・じゅっ、ちゅ、んっ、くっ・・・」
舌に唾液をのせすぎたのか。
はっきりとしない口調は男の弱いところを確実に突いてくる。
背筋は引きつりっぱなしで苦しい。
でも気持ちイイ。
・・・っあ・・・もう。
腕だけでさえこれほどの快感。
先程から意識は濁って行くばかり。
ただ、ただ腕からの感覚を享受するだけの器官に、脳は成り果てていただろう。
そして。
もしこれで、己の最も鋭敏なモノを舐め上げられていたなら。
そんな期待感だけで、オレの股間がぎちぎちに膨れて行ったのは。
ごく自然な流れだと言い訳したいと思う。
「ちゅぱ・・・ぅむんんんんんんんん〜〜〜っ」
最後の仕上げとばかりに。
切り傷の端から端まで舐め上げた彼女は、にっこりと振り向き。
幾分、夢の園から戻ってきたようでほっとしたけれども。
「月光村に、傷養生の温泉があるっぽいのです。一緒に入って、ぱっぱと治してしまうのですよ〜!」
そう、のたまったのだった。
57 :
30:04/08/21 17:33 ID:Hwp14w9U
ドウワーフタンも全然ありですね。
悪様「ドウワーフ、これ着てみろ。きっと可愛いぞ。」
ドウ「・・・そんなはっずかしい服、着れるわけないやろアホォォォォッ!!」
照れ怒るドウワーフタンと、ひょいひょいと逃げ回ってついには着せちゃう悪様が浮かびました。
・・・ダメかなorz
あっちのチラシもうだめぽ
キャストGMもいいがNPCもいいぞ
とジブ好きのドワーフ2が言ってみたり
>>30 執筆激しく乙&GJです
ドウワーフタソはグリムではあまり見かけない
個人的にNPCはダントツでスノウタソがエロイ(;´д`)
マスターT初めて見た。
漏れ的には
悪にやたらなついてるドウワーフと
うざがりながらしまいにキレて逆襲する悪。をキボンヌ
2鯖に降臨したみたいだね
>>30様にはとりあえずTタソ作品ガンガッテもらいたいです。
ビックリした…
今書き込んだら丁度目の前を走って行ったよ
アポロライオンを連れている模様
67 :
30:04/08/22 00:06 ID:gzIVIL6o
みんな応援ありがとう
ありがたすぎて・・・あれ、おかしいな・・・ちんこから涙が止まりません。
話変わるけど、最後までどくっと行っていいのかな?
Tタンの穴はオレのモノ派がたくさんいるようなら考え直すけど。
今日は禁オナでパワーためとく ノシ
最後までイッてOK
イエTが俺だと思っておくから
>>67 GJ。個人的には寸止め希望。
ところで、ソレは我慢汁というものではないか>ちんこから涙
>>30 兄者GJ!
流石にそこまで五月蝿い香具師はいないと思われ
兄者にとって一番楽なタイミングで投下して下さい
ところで、ここはTタン専用ですか?
専用ではないだろうけど、
開拓するには自分で執筆するしかないと思う
漏れも闇魔女タソネタ書きたいけど一回しか会ったことないよ('A`)
73 :
30:04/08/22 17:16 ID:gzIVIL6o
それはとても幻想的な情景だった。
空虚と荒廃が、血と汗で描かれていたはずの月光村。
なのに。
ここは見渡す限り、破壊を臭わす残滓など。
感じ取ることはできそうもない。
月の光を穏やかに吸った岩肌は。
─水晶。紫水晶。緑柱石。
散りばめられた輝鉱石から、分解された多色の煌きを吐き出す。
夜空の星々に勝るとも劣らず。
揺らりと漂う湯気を纏って。
彼女の裸身を彩る。
はあ。
月並みな言葉を添えたところで、返って価値を減じてしまうけれども。
─綺麗だ。
「・・・少し温めなようですが、長く浸かるにはちょうどいいのですよ〜」
湯の淵に軽く膝をつき、前を覆った厚手の綿布を左手で押さえながら。
右手をくるりくるりと湯中へ遊ばせている。
ほっそりとした腕は滑らかな斜面を翔け上がり。
いつもはその薄い肩口に触れるか触れないかのお下げ髪は、高く結い上げられている。
─淡い宝石光をいくつも従える貴婦人のように。
けれども、下品な尊大さとは無縁。
自然界が惜しげも無く祝福する輝きに包まれていて。
素朴で、清らかで──狂おしいほどに、抱きしめたい。
74 :
30:04/08/22 17:18 ID:gzIVIL6o
ちゃぷり
「他に誰がいるでもないのです。イエT・・・アナタもおいで、なのです・・・よっと」
自らの踵で歪んでいた、小ぶりなお尻を。
腰を浮かせることで、ぷるんと解放した彼女は。
耳元に垂らした白金の一房を躍らせて。
十色のフィラメントたゆたう、泉へと裸身を沈ませる。
まったく。
どこまでオレを魅了すればこの人は気が済むのだろう。
ともすれば、手綱を断った暴れヒツジのように。
突進してしまいたくなる衝動をどうにかこらえて。
恋しい人の待つ湯靄をかき分ける。
ざぶり
温泉に限らず湯船はいいものだ。
岩肌にもたれて目を閉じると。
心地よい水圧が体中の筋肉をほぐしていくのがわかる。
押し出された疲労はため息となり、吸い込む湯気は新たなる活力を与えてくれる。
見ると。
彼女も同じようだ。
両目を静かに閉じ気持ちよさそうに、組んだ両掌を前に押し出している。
う。
目が合った。
って、そんなこっち来ちゃダメだって!
今のオレは言わば、自爆寸前な森イノシシ・・・なのに──
75 :
30:04/08/22 17:30 ID:gzIVIL6o
滑るように水面をすすいと移動してきた彼女は。
こっちの気持ちを察する動機も理由もないわけで。
微笑みを浮かべながら向きを変え。
ぎくりと固まったオレの胸板に、自分の背中をあずける。
─っっ!
これはもう拷問だ。
毛布越しとは比較にならない。
直に触れる彼女の肌のなめらかさに。
血流は沸騰したかのようだ。
凶暴さを宿した血液は、あるはずのない出口を捜し求め。
自らの速さを見境無く、ぐいぐいと引き上げる。
76 :
30:04/08/22 17:30 ID:gzIVIL6o
それだけじゃない。
時間の経過とともに、皮膚に張り巡らされた神経の小人たちは。
自らの役割を果たそうと。
扉を叩く異物が何であるかを。
克明に調べ上げ、報告して止まない。
頬をくすぐる白金の絹髪─
かすかに見えた、くにくにと弾むような耳たぶ─
綿布で隠されているにも関わらず、視線を捕らえて離さない胸の隙間─
反射的に支えてしまった腰の豊かな曲線─
太腿に乗っている双のお尻─
すべてがすべてにおいて、オレの頭を、心臓を侵食していく。
両の腕に収まった形の彼女はそして。
ふわりと。
オレの心音を聞き取るかのように。
左の頬をすりすりと押し付けて。
「今日はありがとうなのです・・・」
ささやく声音は、極上の麻薬──オレはもう止まれない。
77 :
30:04/08/22 17:37 ID:gzIVIL6o
昨日の段階では、寸止めまで行くかなと思ってたけどね。
んで、明日に本番予定だったのですよ。
Tタンのエロエロ具合を書いてると止まらない止まらない。
>>30 GJ! そして乙! そして尊敬!
止まらないイイヨー がんがってください!
まとめサイトとか作ってくらはい!
まさかここまでのスレに成長しているとは・・・
おまいらよく頑張った・゚・(ノД`)・゚・
3,4人しかいないっぽいが
81 :
30:04/08/22 20:51 ID:gzIVIL6o
読んでくれる人が一人でもいる限り、オレは書くよ。
初めて筆をとって投下した処女作だしな。
エロパロ板をROMりまくってるエロヲタだけど、エロヲタなりの意地がある。
俺は見てますよ!リロードしまくりですよ!
だから即レスですよ!
がんばってください!
GJ、GJ。
>>30氏GJ!
良い感じです(;´д`)ハァハァ
これはいいものだ。処女作なんて信じられん。
マスターTのネタでオナニーするんじゃないのですよ〜
な、何を想像しているのですよ〜!
(*´Д`)ハァハァ・・・
朝っぱらから半だちになったじゃないか
30さん続きよろしく
89 :
30:04/08/23 10:00 ID:S1A3C84K
彼女の独白は続く。
「絶対、嫌われていると思っていたのですよ〜」
彼女から五感を通して伝わるあからさまな性の感触に。
陶然と酔っていたオレは思わず目を剥く。
どういうことだ。
見破られているとしたら大変なことだ。
それに過去の話なわけで。
今はむしろ─。
「アナタの大好きだった、お爺様が私をかばって命を落として
・・・そしてちっとも笑ってくれなくなって・・・」
─!
意外な展開に驚きつつも。
さらさらと湯中に波を打つ、彼女の左手のせわしなさに。
遠慮がちに手を伸ばして。
きゅっ。
握り返される。
「お爺様のお墓を守らせてあげるのが一番なのは、わかっていたのですよ〜」
同じ姿勢に窮屈になったのか。
握りしめた手を支点に、むずむずと可憐なお尻を動かす。
90 :
30:04/08/23 10:01 ID:S1A3C84K
「・・・でもでも!CGMだったお爺様の仕事を継ぐにはアナタの力が必要で・・・!」
急に強まる語調は。
我が道を行く、な彼女には珍しい感情の発露。
がばっと上を向いた胸の中の彼女は。
自らの温まった体温に色づけられた、匂わしい唇をへの字に曲げて。
ひきっと鼻をすすった泣き顔は切ない。
「だから!我が侭ばかり聞いてもらってありがとうなのです、イエT!
ごめんなさいは言いませんよ〜!これからもがんばってもらうの、ですから〜!」
そう言って泣き顔のまま、えへらっと笑った。
可愛い。いじらしい。恋しい。いとおしい。慕わしい。
語彙の限りを連ねても。
溢れるこの感情をすくい取るには、器の数が足りない。
耐え切れなくて。
こぼれ出た熱くも温くもない、アタタカイ液体は。
高い高い浸透圧を発揮する。
神経の末端のそのまた奥の奥まで、満たされていって─
じわり。
湯気に曇った彼女の顔がさらにさらにぼやけて。
あ。
オレまで泣いてるや。
91 :
30:04/08/23 10:03 ID:S1A3C84K
少し出かけるので、書きあがった分だけ置いておきますね。
独自設定全開で申し訳ないですが orz
お疲れ〜 ありがとうGJ!
いってらっしゃーい ノシ
そしてがんばれー
妄想だし設定はおまかせでいいんじゃない?
完走目指してガンガレ
(・∀・)イイヨイイヨー!!
続きを楽しみにしております
>>95 今時CATVでハァハァする人間など…
ワリィ、ウチの回線マジでケーブルなんだorz
>>96 いいじゃん。俺もCATVにしたかったが大家から許可が下りなかったヽ(´△`)ノ
>>97 ケーブルは料金が結構馬鹿にならないよorz
回線は結構安定してていいけどね
しかしここだけ他スレのような焦りが感じられないな…
まぁ茶でも飲んでくれ( ゚Д゚)ノ旦旦旦旦旦旦旦
∧__∧
(´・ o・)
( つ旦0 イタダキマス、チョットヒトイキ
と_)__)
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( このまま、またーりが続いてくれればいいな・・・
( ´・ω・)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
101 :
名無しさん@ピンキー:04/08/23 22:46 ID:RChiK5Xy
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( またり&はぁはぁ
(*´・ω・)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( ageちゃってごめんよみんな・・・
( ´;ω;)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( 気にするな
( ´・ω・)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( ちょっとこの雰囲気が好き
( ´・ω・)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( 眠たいけど生産しなきゃ・・・
( ´・ω・)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ .
彡、 |∪| / ζ
/ __ ヽノ 'ー⌒ ヨ'[ ̄]
(___) ___/
朝のコーヒーどうぞクマー
最近、あっちのチラシより何か知らんがこっちのチラシのほうが好きだ
ズズ・・・ (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O (
>>106 おいしいコーシーありがとう
( `・ω・)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
108 :
30:04/08/24 10:18 ID:aMu/1iMS
朝っぱらからこんなことを考えてる俺は
もしかしなくてもとんでもないおバカなんじゃないかと思うね。
お待たせしました続きをどうぞ。
109 :
30:04/08/24 10:20 ID:aMu/1iMS
両目からあふれ出た涙に。
彼女が驚いているのがわかる。
まったくもって同感だ。
でも。
そうさせた犯人はキミだと言ったところで。
分かってはくれないだろう。
さて、そんなキミに問題だ。
みっともなくオレを泣かせるほどの感情は一体何だと思う?
悲しいから?嬉しいから?
そんな単純なことじゃない。
こういう気持ちをキミはなんて表現するのか、と。
オレはそれが聞きたいんだ。
難しかったら、こうでもいい。
オレはこれから、その感情に従った行動を起こす。
だから。
推理してくれるかな。
分からないなんて言わせない。
キミが答えを見つけるまで。
─分かったとしても止まらないけども─キミを離すつもりなんてないんだから。
110 :
30:04/08/24 10:21 ID:aMu/1iMS
流れる涙にかまうことなく。
身をかがめ、彼女の眦に唇付ける。
怖がらせないように。
繊細に。
キミに涙は似合わないから。
そう思って舐めとった。
「あっ、ゃん!イエT、やめるのですよっ、あはっ、くすぐったいのです〜」
そう言って彼女は。
首をすくめて身体をねじる。
一瞬聞こえた嬌声がもっと聞きたくて。
額に、髪に、再び瞼に。
想いの丈を口にのせて、幾度となく触れる。
「イエT、メッ!いたずらはいけません、ですよ〜」
腕の中でざぱざぱと暴れていたのにいつの間にか。
こちら側を向いて、ぐいっとオレの顔を押し退ける。
む。
そう来るのか。
まあ、そんな可愛く怒られても。
止まれないわけで。
「ひゃっ!…ふぁぁあぁぁぁっ!」
お返しとばかりになぞった、背骨のライン。
くんっと釣られたかのように顎が跳ね上がり。
白い喉首を晒してしまっている。
がくがくと脱力した両腕には、さぁっと鳥肌が走る。
形勢逆転というところかな。
111 :
30:04/08/24 10:23 ID:aMu/1iMS
「わっ…とと。ぅあん、だめ、だめですっ!耳食べちゃだめなのぉ…はぅっ、ぅあぅんっ!」
畳み掛けるときは一息に。
左手で両肩を抱き寄せて、目前にぶら下がる白金の一房ごと耳へと舌を這わせる。
骨と呼ぶには柔らかすぎるその骨子は。
なぜこうも敏感にできているのだろう。
ぐにぐにと甘噛みした耳たぶは特に高反応で。
特に意識したわけではないのだけども。
微かな鼻息でさえ、さらに声を翔け昇らせるには十分だったらしい。
「む〜、あぅっ!い、ぃっ!加減にしないっんっ!と、ほんとっぉあぅっ!に、怒りまっぁんぁんっ!」
空いた右手を遊ばせておくにはもったいなくて。
先程とは逆に、えり口からお尻までの背骨をついと一撫で。
爪の腹でたどった軌跡の先に。
到達した慎ましやかなお尻に指を押し込んでみる。
耳たぶほどの弾力はないけれど。
わずかな力で沈み込む、そのぷりぷりとした柔らかさは至福。
とろりとしたお湯はさらにつややかさに磨きをかけて。
ほんの少し指に力を加えただけなのに───
「アナっタ、は!はぁぅ…そ、んなペット、では……はふぅぅぅううううんっ!!!!」
─すべった先で熱く、飲み込まれた。
お腹から腰から、海老のようにびぐんと跳ね。
支えを得ようと、両腕はぎゅうと胴を締める。
自然と押し付けられた形のたわんだ胸に。
こりこりとした二つの芽を感じて嬉しくなる。
112 :
30:04/08/24 10:24 ID:aMu/1iMS
そして。
あまりに強い衝撃は。
身体の平衡をとことん崩したらしい。
軽く開いた唇は、細かく浅く空気を取り込み。
うつろな両眼は、焦点を合わせようとして失敗し。
どちらもそれぞれ唾液と涙で、ぬらりと煌いていた。
驚かせてごめんと。
朱く紅く染まった頬に唇付ける。
けれども。
あと何度謝ることになるのか、自分ですら予想できない。
「はぁっ、はぁっ、ふぅぅん、ぃやぁ…なんかへん…なのですぅ… や…っぁ」
軽く突き行った中指を、一転ゆっくりゆっくり。
湯中にせせらぐ柔毛もくすぐりながら。
秘裂を上下に浅く、弄ぶ。
突如訪れた激震に彼女はびっくりしていたけども。
ゆるゆるとした優しい快感に身を委ねつつある。
証拠に。
今や湯とは明らかに違う、粘り気のある愛液が指にまとわりつく。
嬉しくて。恋しくて。
そのぬかるんだ奥底までどうしても蹂躙したくなる。
「んっっくぅ!ふわぁ…あ〜っ…あ〜っ…は〜っ…気持ちいっ…いいのですよ〜」
愛液でぬかるんだその部分は、ぬろんと中指の付け根まで飲み込む。
転瞬。
きゅいきゅいと締め付け始めた膣内は。
いつかの舌の感触を何倍も増殖させたかのような動きを見せて。
ぬるり、ざらりとひくつきながら。
さらに奥へ奥へと誘うように蠕動する。
113 :
30:04/08/24 10:24 ID:aMu/1iMS
すでに本能に従順な彼女は。
快感を追い求め自らお尻をくゆらせていた。
その様は、たまらなく可愛らしくて、切ないほどにいやらしい─
「ひぅ…ぁあんっ、くふっ…ひぁぁっ!…はぁぁん!…んっふぅ…あ、あ、あっ」
身体全体で快感を貪って。
いやいやするように揺れる彼女に、猛らないわけがあろうか。
一時中断していた他の部分の愛撫を再開する。
寄せた唇は先程と逆の耳を優しく含み
──ちろちろくるくると、舌先を操って耳洞を犯す。
抱き寄せていた左手はもはや、彼女を繋ぎ止める役目を果たし
──背骨、肋骨、わき腹、お臍、触れられる全てを、指で撫でつつ爪でくすぐる。
膣に埋め込まれた指は、今や二本に増して激しく前後に犯し
──快感湧き出る、水源を探して這い回る。
「ぅおおぉぉぉぉんっ!……ら、らめ…ひょこは、らめなの〜っ!…くぅぅぅんっ!」
─ここだ。
吼えるように肺の中身を吐き出して。
ひゅぅひゅぅと上手に吸えないくらい大きな烈震。
再び擦ると、子犬のように息を吐き出す。
ふと。
千鳥のごとく鳴きまわるその入り口は。
すでにぴゅるりと飛沫かせ。
白濁した愛液を肘まで濡らしていた。
─行くといい。高い高いこの夜空へ。
114 :
30:04/08/24 10:33 ID:aMu/1iMS
止めとばかりに。
親指が鋭敏な突起に襲い掛かり─
「はぁぁあぅっ!」
伸びた左手がセピアの窄まりを中に押し込み─
「ぅきゃぁぁぅっ!」
探り当てた快感の源泉を、鉤立てた指先で強く抉る───!
「らめらめっ!ん…やぅっ!…ふっ…で…ょ、ですょぉっぉっ!…イクのっですよぉぉぉぉ〜〜〜っ!」
内部に侵入した異物を握りつぶすかのような強烈な収縮。
背骨はぐんと反り返り、びくびくと震え、引きつける。
己を支える両手も例外ではなく。
鉤立てた爪は、甘く痛い掻き傷を残す。
受け止めた快感を少しでも凌ごうと、いや、享受しようと。
声の限りに、遠吠える。
なりふり構わない、その最後の痴態に。
意識の全てで快感を貪る、その火照った肢体に。
己の股間はずきんずきんと、欲情の痛みを訴える。
115 :
30:04/08/24 10:35 ID:aMu/1iMS
とりあえず、寸止めてみました。
この続きは自己責任で読んでみてください。
ではまた、出かけてくるよ!
(´-`).。oO(ちんこたってきた)
いや失礼。最後まで頑張ってください!続きを楽しみにしてまつ。
これが処女作とかマジでちんこたつし
>>30兄貴、もう少しだがんばれ(*´Д`)
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( この状態から勃起するAAを探したが見つからず…
( ´・ω・)゚ ( とりあえず兄者GJです!
(つ旦と) (
と_)_) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
やばい
本当にやばい
久々だぜこんなやばいエロ小説読んだのは
続き気になってまじちんこたちっぱなし
俺はむしろイエTに萌える…
獣萌えは駄目かな('A`)
121 :
名無しさん@ピンキー:04/08/24 20:20 ID:Nkt3Vgv4
____
/:::::::::::::::::::\
|:::::l~~~~~~~~~)
|:::::| ■■ ■
|:::/ <・) <・)
レ(6:. .:/(´ヽ >
\::::::((━━) <最高しこしこできる小説
\::::::::::::ノ
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
∧_∧ 。O ( 梅昆布茶がよかった…
( ´・ω・)゚ (
(つ旦と) ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
と_)_)
漏れも寸止めされたままだよヽ(`Д´)/
寸止めされたからチャHしちゃった(*´д`*)
うちの犬が(*´д`*)ハァハァしてたので腹を撫でたら顔面シャワーされました。
Tタソもこんな感じなのかと一瞬思ってしまった。
orz
喘ぎ声を文に興してるときってどんな気持ちんだwあほらしいと思わんか?w
駄レス興しは華麗にスルー
きっぽぽ
俺の膨れ上がったちんこをどうしてくれるんだ
>>30GJ そしてがんがれ
131 :
30:04/08/25 14:07 ID:01jCDXmJ
ほんとみんなありがとう。
鋭意執筆中ですのでもう少しお待ちくだされい!
アエギハエロノイノチダ ∩( ・ω・)∩ バンジャーイ
30タン ∩( ・ω・)∩ バンジャーイ
30タン ∩( ・ω・)∩ バンジャーイ
∩
ω
半角だった撃つ出し脳orz
135 :
30:04/08/25 18:21 ID:01jCDXmJ
やっと完結までこぎつけました。
それでは、どうぞ。
136 :
30:04/08/25 18:21 ID:01jCDXmJ
恍惚の表情は。
収まりつつあるものの、未だ快感の余韻を手放してはいない。
この手で触れるたびに。
濡れた肌はびくびくと湯珠を飛ばし。
新たな汗粒を浮かせる。
意識の大勢を快楽に占められた彼女はとても素直で。
ぐったりとした動作ながらも。
オレの導きに従順だ。
今ならどんな問いにも。
こくこくと可愛くうなずき返すだろう。
そうして再び湯中に座り込むと
─彼女を後ろから抱きしめた。
どうしてこの体勢になったかと聞かれれば。
とても困る、けれども。
短い間とはいえ、ずっと従った後ろ姿。
手を伸ばせばすぐなのに。
決して詰められなかった距離を、今ここで零としている。
そのことを実感したかっただけなのだろう。
137 :
30:04/08/25 18:22 ID:01jCDXmJ
快楽の鐘の音は、すでにその尾を残すのみ。
再度。
厳かに打ち鳴らすとしようか。
愛撫を落とし。
快楽の波紋を広げて。
湯泉に磨かれた、更なるなめらかさを感じながら。
そっと。
うなじに唇付ける。
湯に濡れて、汗に濡れて。
白金の絹糸はかぐわしい。
微かに残る香料の奥にあるのは、女性本来の芳しさ。
ミルクのような、と言ったら。
キミは、もう子供じゃないって怒るだろうか。
けれども。
オレはこの匂いに心安まるよ。
熟しつつある母性の予感に─
「ふぅ………すぅ………ふぅ……ふぁぅ…っく…ひゃぁぁ…」
送れ髪は、さながら鬣の如く。
ぺちゃぺちゃと舐め取られている。
いつの間にやら、吐息は甘い。
快感は退いても、身体は敏感なままだ。
簡単に快感の波は満ちていく。
138 :
30:04/08/25 18:23 ID:01jCDXmJ
「んぁぁ…んんっ!…んぅ…ぅぁ…やぁぁ…」
そういえば、さっきはさわれなかった。
そんな下らないことを考えながら。
くにくにと胸に触れる。
大きくもなく小さくもないけれど、その女性だけの膨らみに。
下から包み込むように─
中央に寄せるように─
柔く押しつぶすように─
手になじむその量と質感は、陶然とさせるに余りある。
ふと。
先程から妙に気持ち良かった股間を辿る。
もじもじと動く可憐なお尻に擦られて。
─膣の潤いとむず痒さにどうにか耐えていたのだろう。
これ以上ないほどに膨れていた。
ころあい、かな。
ざばり。
いささか下品に両足を開かせて。
自分の両足も絡ませる。
強引にくつろがせた秘裂へ。
己の欲望をあてがって。
想いのままに、愛しさのままに──打ち貫く。
139 :
30:04/08/25 18:24 ID:01jCDXmJ
「…ぇ?……ちょっ…熱っ……んふぁぁあああああ!」
一度頂きを超えて。
昇りきってしまったからだろうか。
愛液でぬかるんだ彼女の膣内へと。
燃え盛ったモノは、思っていたよりも楽に挿入を果たす。
けれども。
それはただ単に比較の問題なだけで。
現実に、ぐいぐいと押し退けるような力は強大だ。
気持ち良さよりも痛みの方が勝る。
彼女も似たようなもので。
ぱくぱくと半開きな震える唇は。
理不尽な衝撃の強さを物語る。
─ごめん。今楽にさせてあげるから。
そう、頬に唇付けて。
140 :
30:04/08/25 18:26 ID:01jCDXmJ
「んっく…ふぇぇ…・・くぁん!…ひぅっ!…は、はげっしっ…だめぇぇ」
感度良好な耳を舐めまわして。
色づいた乳首をかりかりと微かにひっかいて。
挿入部で顔を出し始めた、最も敏感で可愛らしい突起を剥き擦って。
痛覚で塗りたくられた画布を。
塗りつぶすことなく、快感という名の筆で演出していく。
「ゃぁぁ…きも、ち…よくなっ、ふぅん!…い…いいのぉ…で、すぅ…ひぅ!」
湯中に潜む膣内は。
すでに白濁した愛液でぬかるんでいることだろう。
それはもう確信で。
だって…っは…こんなに気持ちいい──
「あ〜っ…あ〜っ…あ〜っ…んっふぅぅぅん!…あ〜っ…」
埋め込んだ欲望を導かれるままに送り込む。
ただそれだけで気持ちいいのだけれど。
ほんの少しのいたずら心に。
時折深く杭を打ち込んでみる。
きゅうきゅうと。
限界を縮めるような。
怖いくらいの締め付けが襲う。
これは…っくぅぅ!……もっと、もっと─
141 :
30:04/08/25 18:27 ID:01jCDXmJ
ふと。
押し退けるでも、引き止めるでもなく。
添えられた彼女の両手。
圧倒的な快感に怯え。
すがるもののない切なさに。
愛撫を続けるオレの腕に爪立てていた。
「あっ…はぁぁん!…いいっ…ゃぁっ…ゃっ!な、にっ!すご、いぃっっ!」
思いつくままに。
彼女の両手をそれぞれ導く。
──乳首と、淫核に
上から指を添え、一緒に擦ってあげて。
すぐに快楽の虜。
強く撫でれば、それだけの快感を返す自分の器官に。
夢中になって擦り、貪る。
空いた両手は。
静かに彼女を支え。
あとはもう、終着にむけて…っ!…走りこむのみ。
142 :
30:04/08/25 18:30 ID:01jCDXmJ
「んはぁぁぅ!はっ、はひぃぃんっ!かき、まぜら、っくぅ!…れてる、れすぅっ!」
胸を密着させ、腰に両腕を回して。
どろっどろにぬかるんだ膣内を─こね、えぐり、うがち、引きずりだす。
「ぉ、おっ!奥うぅっ!ぅぁ、ぁ、ぁあ、ぁああっ!んぐっ!」
彼女の膣内も負けてはいない。
受け止め、そらし、いなし、握り、ねじり、吸い込み、のたうつ。
「はぁぁっ!…あぁぁっ!…ふぁぅっ!…あっ、足をっ!と、閉じた、ひっ!辛、くてっあぁっ!」
ぐっ、ぐっ、ぐっっ──モノは煮え滾り、熱く熱く渦巻く。
どしりとした重量感を持ったそれは、せり上がって、せり上がって──
「あぁぁっ!んくっ!ふっ、ふぁ、ふわ、っひ………ぅあああァぁアアぁあっッ!!!!!」
愛する人の。
ぎりぎりと吸い込む強烈な螺旋に。
(っっんぐぁっ…)
意識をざくりと刈り取られ─
熔けて、溶けて、解けあって─
先を争って流れ込む──
143 :
30:04/08/25 18:32 ID:01jCDXmJ
夜空の月は高く昇り。
変わらぬ淡い光を、地上に投げかける。
その光は穏やかすぎて、湯靄の二人を定かにしない。
あのまま意識を失ってしまった彼女は。
くぅくぅと寝息をたてて、いまだ目を覚まさない。
「まあ、今覚められちゃ困るけどね…」
そうオレは独語して。
すでに人間へと戻った懐かしい手で。
彼女の髪を梳いた。
今日は長い長い一日だった。
彼女と知り合い。彼女の本質に触れて。
彼女に惹かれて、好きになって。
そして──彼女を抱いた。
また愛しくなって、髪を梳く。
これから大変だ。
なんと言っても事後処理が…どうやって夢オチにすればいいか頭が痛い。
それに…変身薬を補充してこないとな。
安っぽい剣士が、今ここに誓おう。
一生消えない一度きりの想い出を胸に。
オレは彼女だけのイエティになる。
「我はイエT、『GM』マスターTの従者。鉱石堀担当にして、主人を守護したもう…」
そっと、唇を合わせた。
爆撃の瞬間に遭遇できるとは・゚・(ノД`)・゚・
ありがとう、あんたはすごいよ
執筆お疲れ様でした
145 :
30:04/08/25 18:37 ID:01jCDXmJ
こうやって完結させることができたのも
応援してくださった皆さんのおかげです。
今まで溜め込んできた
書きたいフレーズの引出しは、全部すっからかんな気分です。
でもでも、また溜め込んで行けばいいか、とも思っています。
下手な文章でしたが。
ちんこ勃った?
リアルタイムで見れタ━━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━━!!!
>>30氏超GJ!!!お疲れ様!
今晩のオカズはこれでいきまつ
>>30兄貴!乙でございます!
処女作とは思えない文章力、感服です。
兄貴の実力は読者のちんこを見ればわかりますよ。
次回作、お待ちしております...
>>30氏乙華麗
なかなかの力作っぷり感銘いたしました
いままでコッソーリと拝見しておりましたが無事完結した模様でなによりです
おいらはリアル女なのだけれど、マスターTの立場からみた
もうひとつのストーリーを考えたくなる衝動に駆られておりますです
>>30 お疲れさまですた、GJです!
剣士様カコ(・∀・)イイ!!
差し入れドゾー
つ【イエティー人形】
150 :
名無しさん@ピンキー:04/08/25 23:46 ID:k6qZowmp
テンプレから(・∀・)飛んできますた
誰か30氏の小説のTタソ描いて〜
童話絵板住人に頼んで来い。
というよりむしろお前が描いてくれ。
一気に廃れてしまいました('A`)うおぉ
とりあえず基本を忘れずに
Tタソハァハァ
一日一Tタソ(;´д`)ハァハァ
156 :
30:04/08/26 23:56 ID:bLoTvB++
さびれてても即レス返すおまいらが大好きだ
名無しに戻すの忘れてた orz
(・∀・)ニヤニヤ
GMやCGMでなく、架空のキャラクターを素材にしたSSは需要あるか?
シリアス純愛風になりそうな予感
>>160 別にCGMやNPCに拘る必要は無いと思うよ
他のMMOスレもオリジナルが多いんじゃないか?
まぁ全く童話と関係ないのは考え物かも
上の3行を1行に纏めると(;´д`)ハァハァできれば全て良し
甘甘な雰囲気に期待ハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァだけどエロ絵描けない(´・ω・`)
Tタソハァハァだけどライブチャットに夢中
Tタソハァハァだけどエロ絵描けないし執筆も出来ない(´・ω・`)
何の役にも立てないなorz
TタソハァハァだけどチャHしてる方がハァハァできる
Tタンハァハァできないけどこのスレにいる
ハァハァではないけど、キャストの中では一番RPしてる気がする
キャストの中ではRP下手な方だと思う…
悪様(;´Д`)ハァハァ
TタソハァハァだけどRPってなんだかわかんない
30氏激しくGJ!お疲れ様でした
この萌の衝動を絵にぶつけて描いてみていいか?
絵師様キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
いや、そんな絵師ってほどのものでもn(ry
誰かいいうpろーだ紹介してくれませんか
>>174 ちょっと待っててくれ、兄者
設置してくる
>>176 ありがとう弟者。よくできた弟をもって俺は幸せだよ…
出来上がったらこっそり貼らせてもらうけどあんまり期待しないでな
>>172 がんばってくれ、兄者
>>176 乙であります
俺も何かスレに貢献したいよ(´・ω・`)
>>172 GJです兄者!
向こうでレスつけようとして失敗こいたので、こちらでレス。
(再投稿でもミスったらオレ生きていけない orz)
このままオレのお嫁さんにもらっていきます ノシ
>>176 キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!
兄者GJッス!
>>172 流石だな、兄者。GJ!
兄者を信じて建てた甲斐があったよ
これからも頑張って下さい
描き始めてから気づいたのですよ〜
月光村なんて行ったことないのですよ〜
生産オンリーだった自分を呪う瞬間orz
>>183 強くなるんだ、兄者
鍛え上げた己の肉体は絶対に自分を裏切らない
TタソハァハァだけどTタソハァハァ
なんの脈絡もなくTタソ(;´Д`)ハァハァ・・・
ここもチラシだから雑談も可なのですか?
>>187 余程話がそれない限りは良いんじゃないか?
しばらくは職人様待ちになりそうだし
まぁチラシ裏で出来ないような会話の方が場を生かせるかもな
とりあえず
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ しながらほしゅ
絵板に絵師さん降臨キテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
(*´Д`)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ
新作キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!
幻想的でいい感じです、GJ!
Tタソハァハァしながら、新作SSの流れが定まってきてます。
完成してから投下と、小出しに投下はどちらがいいかね?
漏れは小出しが好みだが、溜めに溜めたいヤシもいそうだなぁ
作者さんの楽な方で良いんじゃ?
兄者にとって楽な方がいいかな
俺はどっちでも構わないので頑張って下さい
まとめて読めるのもオイシイが小出しで次を楽しみに待つのもイイ!
執筆ごくろうさまです!がんがってください!
・数回に分けてちょくちょく投下
→投下の度に祭りに。保守には最適。
・完成させてから投下
→スレが爆発的な祭りに。GJ&感想の嵐。
兄者の好きな方を選んで下さい
チラシ裏の書き込み見てて思ったんだが…
839 名前:ネトゲ廃人@名無し 本日の投稿:04/08/31 15:04 ID:???
ねぇポリポリ愛好者いない?
最近激萌えなんだが、旗振ってる姿かわいくねぇ(*´д`*)ハァハァ
これを旗振り→セーラーに脳内変換して擬人化できる猛者はいないか?
美形なのに何故か奇抜なポリポリの帽子をかぶっているオニャゴに(*´д`)ハァハァ
>>172様、
>>183様
SSを書くのも初めてながら、絵を描いてもらうのも初めてなわけで。
ひどく感動いたしました。
お二人のおかげで新作への活力をもらった気分です。
本当に、ありがとうございました。
というわけで、新作なのですが。
前振りなので、エロエロではないです。
201 :
30:04/08/31 17:18 ID:dCZFotWx
「ま、また減給なのですか〜!」
鈴のように軽やかなはずの声が、今はきんきんと騒いでいる。
ハトさんマークがプリントされた便箋はくしゃくしゃによれていて。
ぶるぶると震えた手と相まって、彼女の怒りはレベル7といったところだろうか。
彼女の名前はマスターT、金神殿に所属しているのに、信仰心0という困った魔術師。
まぁ、世の魔術師でも金を信仰している者がいるかというと。
聖者を始めとした彼ら全員の悩みの種なので、良い子はそっとしておいてあげましょう。
「うぅ…このままでは、ぴかぴか宝石どころか明日のおやつさえ買えないですよ〜…」
そうつぶやいてふらふら歩き始めた彼女からは、生気が抜けている。
加えて、白金のお下げ髪は心なしか垂れて、悲しげな雰囲気抜群である。
余りの覚束なさに、お供のイエTが駆け寄っ──あ、こけた。
「ふぇぇ、鼻擦りむいたのです〜!……もぉ〜!私怒りましたよ!
イエTが助けてくれないから!おしおきなのですよ!」
202 :
30:04/08/31 17:19 ID:dCZFotWx
くるんと振り返って、杖をずびっと突きつけられて。
八つ当たり真っ正面なイエTはおろおろおろ。
「むにゃむにゃ〜…万物の根源たる魔力さんたち──」
どこか気の抜けたような詠唱はさておき。
集中する魔力は空間を歪ませ、人界に在らざるモノを物質化させる──!
ってアンタ自分のペットにナニするつもりなの!
「ざくっと行っちゃうのです、飛行剣!……やぁ!」
ぴゅーん。
度を越えた怒りのためか、それとも只の下手っぴなのか。
リリースポイントを早まった魔法力は目標を大きく逸れまくって、
近くにあった幸福の王子像の首をちょん切った。
「おっと!やぁやぁ、幸福の王子、ギロチンの刑とは風流なものだね」
こぼれた首は放物線を描いて。
白馬の王子─CGMの一人にして、ルカス王国王位継承者─の両手にすぽりと収まったのだった。
203 :
30:04/08/31 17:20 ID:dCZFotWx
〜幕間〜
ああ。
この高鳴る胸は何時収まるのだろう。
動悸が激しくて。
乗馬のあとでさえ、ここまでどくりどくりと鳴りはしない。
さっきはいつも通りに振舞えただろうか。
CGM白馬の王子を、きちんと演じられた自信はない。
彼女が僕を見ていた。
たったそれだけで、落ち着かなくなって。
国民に見せる「王子の仮面」は、彼女にも同じく映っただろうか。
動揺を見抜かれていないだろうか。
なんたること、僕としたことが
──恋してしまったら、こんなにも脆い。
204 :
30:04/08/31 17:21 ID:dCZFotWx
「こちらでお待ちになっておられます」
案内役の近衛兵に連れられて来たのは、白馬の王子の私室。
CGMという役職上、王宮へは何度か出入りしていたマスターTだったが、
ここまで奥まったところは知らなかった。
(む〜?違いますね〜…通路を何度も曲がっただけで、実際はそれほど進んでないのです)
宝石ハンターとして数多の洞窟を旅した彼女はそう訂正し、
卓越した方向感覚は人間離れしていると言っても良いだろう。
「マスターT様をお連れいたしました」
「ああ、ご苦労様だね。そのまま下がって構わないよ」
じわぁ。
王子の声を聞いた瞬間、身体のあちこちから冷たい汗がぷつぷつと沁み出す。
先日の出来事を思い出し。
これからの展開に未知なる恐怖を覚えて。
(ふぇぇ、やっぱり、やっぱり怖いのですよ〜!)
205 :
30:04/08/31 17:21 ID:dCZFotWx
先日。
ルカス王国の誇る、幸福の王子像の首を見事に切り落とした彼女は。
これまた見事に犯行現場を目撃されてしまったのである。
よりによって、色々と逆らえない白馬の王子に。
仮に、目撃したのがCGM放蕩キリギリスだったのなら、どうにか丸め込めただろうが。
公明正大で誰にでも優しくて、しかも剣術で彼の右に出るものはいない。
しかも王位継承者という権力まで持っていらっしゃる。
誤魔化しも力押しも結果が見え見えなわけで。
(明日の13時に王宮に来るといい。近衛兵に案内するように言っておくから。 白馬の王子)
とりあえず、家で休めと早々に帰されたのだけれど。
後日舞い込んだ王子からのハトメールに、断ることなどできはしない。
「し、失礼するのですよ〜」
重厚な檜の扉を、軽く軋ませながら押し開く。
怯える小動物といった風に、そろそろと顔を覗かせた彼女の目に入ったのは、
ベッドとテーブルとイスとクローゼットとラックと…割と質素な家具たちだった。
(なんか意外なのですね〜。あ、でもでも絨毯はふかふかの高いの使ってますね〜)
「あはは、入った途端に品定めかい?貴女には適わないよ。あっはっは」
206 :
30:04/08/31 17:22 ID:dCZFotWx
びくぅ。
染み付いた鑑定眼の閃きは、浅ましさを晒しているような感じがして。
見抜いた王子もすごいけれども。
余りの恥ずかしさに顔がかっかと熱くなる。
「(あわわ、これ以上弱みを握られてはたまったものではないですよ〜)
ほ、本日はお招き預かり、光栄でございます…です」
「いらっしゃい、マスターT。立ち話もなんだから、こちらに来て座るといい。
いい胡桃が手に入ったのでね、胡桃クッキーを焼いてみたんだ。つまんでくれると嬉しいよ」
そう言って王子はにっこりと微笑みながら、椅子をすいと引く。
さすが王子、隙がない。
女性の扱いは王族の嗜みと言わんばかりに完璧なエスコート。
けれども。
彼女に通用しないのは悲しいところではなかろうか。
─頬をほんのりと紅く染めつつ王子へ熱い視線を注ぐ、わけなどなく。
ふらふらと椅子に腰を下ろした彼女は、目前のクッキーたちの虜なのだから。
輝かんばかりに焼きたて香しい、山盛りの誘惑に。
「(おいしそうなのです。クッキーなんていつ食べたか…相当昔のような気がします。)
ぁ、ぁぅ……いただきますよ〜」
207 :
30:04/08/31 17:28 ID:dCZFotWx
マスターTを席につけ、王子自身も向かいの椅子に腰を下ろす。
両手を使ってクッキーをもきもき頬張る彼女が、どこか可笑しくて。
笑みをこらえながら、傍らの薔薇水をコップへと注ぐ。
「あはは、たくさんあるからどんどん食べてよ。…っと、大丈夫かい?」
「んがんぐ、ん〜っ………んく、んく……ふ〜ぅ、助かったのです〜」
王子でなくとも、いつか喉に詰まらせると思っただろう。
差し出した薔薇水を一気に流し込んで、やっと一息といった感じのマスターT。
口の周りにはクッキーの粉が浮いていて。
色気より食気はまさに彼女らしい。
「気に入ってくれたようで、嬉しいよ。…これはお土産にでもするといい」
そう言って、すっと差し出したのは。
可愛らしい巾着に入ったクッキーと───一枚の紙切れ。
「ありがとうなのです〜!ぅん?この紙は何なのです〜?………!!!」
【請求書 マスターT様 10,000,000メム を 修理代 として請求いたします。 白馬の王子】
208 :
30:04/08/31 17:29 ID:dCZFotWx
何気なく紙切れの文字を追った彼女の目は。
見たこともない金額に、こぼれ出るかのように大きく見開かれた。
「……こんなの絶対無理、です〜」
「これでも安い方なんだよ?足が出た分は僕のポケットマネーで補うつもりだし。
しかし、払えないとなると困るね。今いくら持っているのかな?」
今や王子の言うなりの、蒼白な人形のようになって。
パチンと開いたガマ口の奥には硬貨が少しあるだけ。
マスターTが100人に増殖したところで、到底足りるものではない。
「…数回に分けて払うとしても、これでは頭金にもならない。さて、どうしよう」
「た、助けてくださいです〜!白馬の王子様!」
かわいそうに、彼女の唇は蒼ざめ。
頼りなくテーブルに乗せられた左手は、カリカリと掻いて忙しい。
「ん〜、それじゃぁ一つ提案をしよう。
──僕の夜伽の練習代になってもらえたら、この話はなかったことにしようじゃないか」
顔色一つ変えることなく、微笑んだ口からとんでもない台詞が流れ出した。
209 :
30:04/08/31 17:30 ID:dCZFotWx
〜幕間〜
いよいよ、明日だ。
明日の午後、彼女が僕の部屋に来る。
こんな機会はめったにあるものじゃない。
どうしよう。どうしよう。
いっそ、想いのままに打ち明けようか。
ありえない。
彼女をそんな生ぬるい感情で縛れるものか。
僕を。
僕だけを。
見て欲しい。
白馬の王子、考えろ。
お前の頭は王冠を載せるためのものでしかないのか。
彼女を絡め捕る、それだけを思い描け。
さぁ。さぁ。答えを手繰りよせるんだ、どんな卑怯な答えだとしても。
210 :
30:04/08/31 17:33 ID:dCZFotWx
今朝起きたら首のリンパがこりこりと腫れてて。
医者行ったら、おたふくかもしれんと言われますた。
しかも、
「もし、睾丸が腫れるようなことがあったらすぐに来てね」
…おたふくって、睾丸もおっきくなっちゃう病気なのでしょうか orz
お疲れ様兄者! そしてまたしてもGJ!
う〜ん お大事に としか言えませんが… 体には気を付けて下さいね〜
兄者キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!
請求書の所で吹いてしまったよ
GJです、これからも頑張って下さい!
>>210 gj!お疲れ様ー。
おたふくは成人男性がかかると下手すると性行為不能症になると聞いたことがある予感がします。
マジ気をつけて。
214 :
213:04/08/31 18:33 ID:O1M7jmio
ゴメン、適当なこと言った気が下から調べてみたらやっぱり間違えたこといってるわ。
睾丸炎がおたふくのウィルスによって発生する可能性があるらしいです。
大抵の場合は片方だけだからタネなしになる心配はないそうな。
適当なこと言ってごめんよー(´・ω・`)
ちゃんと調べた君に幸あれ
兄者も頑張って下さい
兄者GJ
できればトリプお願いします
夜伽(;´д`)ハァハァ
1000万…1000万か…!
218 :
160:04/09/01 20:12 ID:fnZ+lLJd
くしくも同時パピコ
いつも前置きが長いからまだ非エロディス、ダディビャーナザン(;´Д`)
微妙に30氏の世界観とリンクさせて、ハンゲネタとかを織り込んでみた
適当に投下していきます↓
219 :
160:04/09/01 20:14 ID:fnZ+lLJd
曖昧で形が定まらず、いい加減なものが好きだと言ったなら。
自分を知る人間はどう評価するだろうか。
淡い色をした石の首飾りを眺め、魔術師は物想いに耽る。
虚飾を嫌う彼が唯一身につける装身具。
手料理を愛する人にと、知り合いの僧侶が贈ってくれたもの。
(――でも)
魔術師は小さく溜息をつき。
その吐息に歪む水面(みなも)に虚ろな視線を送った。
(これじゃ着けてることなんて、分からないだろうな)
人影はゆらゆらと滲む。
◇ ◇ ◇
人前に素顔を晒すことを恐れ始めたのは。
一体いつからだっただろうか。
最初は、分厚いフードをかぶり。
特徴的な顔立ちを隠していた。
気付けば人型を取ることすらやめて。
常に毛皮や金属……それどころか得体の知れない物質で、身を覆うように
までなっていた。
220 :
160:04/09/01 20:16 ID:fnZ+lLJd
「なんだ、またお前か」
片方の瞼のみ下げて、鼻をふんと鳴らす魔女。
魔術師は赤面した。
周囲にはべる華やかな鎧や衣をまとった女たちが、
「ええぇ、『また』なのぉ」
「常連なんだ」
彼の身をつついては、風に揺れる花々のように身を揺らし、笑いさざめく。
老魔女は忌ま忌ましそうに、彼女らをぎろりと横目で睨むと、
《注! 媚薬効果無し 使用しても精力は元のまま》
警告の書かれた黒い瓶を、つぶらな瞳で見上げる魔術師に手渡してやった。
「さぁさ、できあがりだよ。使い方は……言うまでもないな。
そいつをしまったら、その、こうるさい娘どもを連れて――ああコラその辺の
ものに勝手に触るんじゃない!!
――とっとと出てっとくれ」
わらわらとまとわりつく知力の低そうな娘たちを連れ、出ていく魔術師の丸い
背中に、魔女はペッと唾を吐く真似をして扉を閉めた。
221 :
160:04/09/01 20:17 ID:fnZ+lLJd
あの男は上得意の客だが、近頃見慣れない顔触れとばかり来る。
おまけにそいつらと言ったら揃いも揃って間抜け面ばかりで、ムクドリのように
雁首揃えて(というのも妙な表現だ)騒ぎ立てる。
……どうも、チェリー村で冒険者を募っては、幻獣種の豊富なこの森や、その
先の湖へ観光を兼ねつつ修業に赴いているらしい。
(それにしたって仲間の選び方ってもんがあるだろうに)
魔女は舌打ちをした。
注意書を読まない、人の話をまともにきかない。
あのあの言うばかりで用件をなかなか切り出さない。
そんな餓鬼ばかりで本当に腹が立つ。
他人の不幸は蜜の味、というのが魔女のモットーだがしかし、魔法や呪いを
扱うものにはルールが存在するのと同じで、社会ルールを無視した無礼千万
極まりない輩には我慢がならなかった。
意外と真面目なのである。
たとえ嫌いな相手でも、仕事の対価として支払われる5000メムより多くは
受けとらないし、人形が多ければ返してやる。
……白雪の魔女フェリンは、理不尽な呪いをかけるバラ湖の性悪陰険
ド腐れ下劣根性悪最低外道糞鬼婆アのような真似だけはすまい、と常々
思っていた。
魔術は願いを叶えた代償に何かを奪い取るものであって、私利私欲のみで
行使してはならないのだ。
(この辺、語り出すと止まらないので詳細は控える)
222 :
160:04/09/01 20:19 ID:fnZ+lLJd
そういえば、近頃あの疣豚極悪(以下略)婆アは、何やら必死に触媒か
薬の材料を集めているようだが、要求している素材の名をきくかぎりでは
どうせ若返りの秘薬か精力剤といったあたりでも作ろうとしているのだろう。
淫水焼けの色情魔め、いい年してみっともないと思わないのか。
……精力剤といえば、ここのところ、
「変身薬を使えば意中の女をモノにできるのか」
と尋ねてくる馬鹿者がやたら多い。
特に汗ばんだ手で「てぃーたん、てぃーたん」と荒い息を吐きながら、股間の
一物をおっ立ててメムを支払う男の何と多いことか。
おまけに、何故かイエティ人形を持って来る奴が多い。
その言葉と行動の意味を、彼ら名も無き冒険者たちに問うたことはない。
いずれにせよ崇高なる神秘の奥義を、ポリポリの如く唇に紅を塗った淫乱婆ア
の火遊びと一緒にして欲しいとは思わない。
そこで、薬瓶に注意書きを貼るに至った……、というのが事の次第である。
これで少しは勘違い野郎が減るといいだが。
まさか先ほどのエルフ(今はゼリーの姿だが)も勘違いして娘をはべらせて
いることはなかろうな?
223 :
160:04/09/01 20:21 ID:fnZ+lLJd
小さなノックの音が響いたのは、月夜の晩のことだった。
人目を忍ぶようにして黒装束をまとい、哀しげな瞳で、
「夜分遅くすみませんが、これで私の姿を変えてください、できれば今すぐ」
差し迫った口ぶりで、握りしめ変形した人形を、自分の胸元に押し付けて来た
若者の面影が忘れられない。
真摯な眼差しの印象が強く、後は妙ちきりんな前髪くらいしか覚えていない。
それくらい昔のことなのに、毎月満月が来るたびにあの青い目が、自分を
見据えているような気がして……。
胸が騒ぐことがある。
一体何が彼をそこまで駆り立てたのか。
柄にも無く心の重石を取り除いてやろうと、悩みの種を探るべく、二つの深い
海を覗き込んだところ、水晶山の張り詰めた冷たい空気の気配が感じられる
ばかり。
表情豊かに見えた碧眼は、無言の問いかけに対し何の答えも返そうとせず、
ただ手負いの幻獣がこちらを警戒するかのように、拒絶の強い意思だけが
伝わってくるのみであった。
フェリンは何も言わずにジンジャーティをすすめ、無表情に戻って人形を
差し出し続ける魔術師には頑として首を振り。
変身するために必要な手順を滔々と、始めから説明したのだった。
224 :
160:04/09/01 20:22 ID:fnZ+lLJd
◇ ◇ ◇
やがて黒い瓶を手にした男は、非礼を詫び、茶の礼を言った。
そうして、瓶の蓋を開けると口に持って行き……かけて、許しを求めるように
魔女のほうへ顔を向ける。
フェリンは小さく頷く。
彼は安心したように頷き返し、それからちょっと瓶を傾けると、注ぎ口から
垂れた雫を指にとって味見をする。
それを味わい。
深く呼吸して。
意を決して薬に口を付ける。
フクロウの声のみが聞こえる、夜の闇の中で。
嚥下に動く白い喉仏を、魔女は見つめていた。
長身の男は一滴も残らないように液体を飲み干すと、口の端についたのまで
舌で舐めとった。
どことなく艶めかしくも思える所作に、見とれていたのかもしれない。
その一挙一動が、記憶の中でゆっくりと再生される。
(あんな風に、砂漠で最後の水を口にするように……。
大切に薬を啜る奴なんて、初めてだったからさ)
男は愛(いつく)しむように瓶のラベルを撫で。
それからはっと気付いたように自分の体を――何の変化も無い手で――触り、
また困惑したように魔女の顔を見た。
225 :
160:04/09/01 20:24 ID:fnZ+lLJd
魔女は肩をすくめると、彼の斜め後ろにあった姿見を指差した。
そこにははたして。
きょとんとした表情の幻獣が。
一匹の、青いゼリーがいた。
鏡の中のゼリーは驚き、肩(?)を落とし、その場で何かを探すように回って
また鏡を見て驚きの声をあげて、祈ったり踊ったり、どこからともなく取り出した
サングラスをかけたりした。
そのあたりは他の旅人たちと変わりなかったので老婆は苦笑して、彼の取り
落とした薬瓶を懐にしまい入れた。
エルフ……、いやゼリーの魔術師は深くお辞儀をする仕草をすると、ほんの
刹那ブルーの瞳を曇らせて、伏し目がちな微笑みを見せると暇乞いをし、夜の
中へ溶け消えたのだった……。
◇ ◇ ◇
「ああそうか」
魔女は独白した。
(あの時も今と同じゼリーの姿だったんだ。
それで、今日はこんな風にあの日のことを思い出すのか)
小鳥のようにさえずる娘たちに囲まれて。
ああしておどけた仕草をしながら、愛嬌を振りまいているにも関わらず。
どうして彼は空虚な瞳をしているのだろう。
どうして誰もそれに気付かないのだろう。
226 :
160:04/09/01 20:25 ID:fnZ+lLJd
(それは……。
あの男が《吹雪》で呼び出すよりも冷たい氷の壁で、傷口を覆い隠して
いるからだ)
ざわざわと梢を揺らす秋風が、木の扉の隙間から忍び込む。
彼の持つ秘密が何なのかは、分からない。
そして間違いなく。
それに近づく役目は、この魔女フェリンには与えられていない。
鴉の爪のように節くれ立った指先で、魔女は塵一つ無く磨かれた水晶玉
に、優しく愛撫するように手を差し伸べた。
冷たい鉱石はくすぐったがるかのように数度、明滅すると、水の神殿で
祈りを捧げる一人の僧侶の姿を映しだした。
エルフ男の魔術師の行方を知らないかと。
あの夜、彼の立ち去ったすぐ後に、この女僧侶が魔女の隠れ家に駆け
込んで来たのだが。
フェリンはしらばっくれて、
「エルフの魔術師が何処へ行ったかは、知らないね」
そう返したのだった。
227 :
160:04/09/01 20:27 ID:fnZ+lLJd
言葉に含まれる皮肉なニュアンスにも気付かず、礼もそこそこに。
僧侶は、衣をひるがえして走り去り。
また隠れ家には静寂が戻った。
魔女は無言のまま、水晶玉の中の娘を見つめる。
「これだけでは……、まだ足りないか」
心の奥底に深く刺さった、小さな棘を取り除くには?
……まず、氷を溶かさないと。
そのために必要なのは?
「…………。
嘘の仮面を剥ぎ取ること、か。
嘘、偽り、真実、建前、本音……」
己の為そうとしていることと、理由をあえて考えようとはせず。
こういったことに強い専門家へと伝書コウモリを飛ばすべく、フェリンは
手紙をしたため始めた。
228 :
160:04/09/01 20:31 ID:fnZ+lLJd
........................
ここまで
シリアス路線な上にフェリンたん×ゼリーあqせdrftgyふじこおっlp;@
童話絵板の職人さんの作品から妄想したけど
作者様本人とは全く関係ありませんゴメンナサイむしろエロ絵キボンとか言ってみる吊ってくる...λ
GJ
老女モエなのかハァハァ
淫水焼けになんとなくワロタ
純愛展開に激しく期待してますガンガーレ!
Tタソとドクターローズが降臨しているな
ネタ調達したいけど相変わらず何処に居るのか分からない…orz
Tタソ、カタカナしかしゃべってくれなかったよ・゚・(ノД`)・゚・
234 :
183:04/09/03 15:21 ID:eZ7aJj3m
コソーリ裏投下
エロムズカシイアルネ
>>30タン
こちらこそ、久々に絵描きなぞ始めてしまう活力いただきました。
これからも楽しみにしとります。
>>233 >>232じゃないが、拾った剣を持ったのが原因らしい
よく漫画とかである魔剣のアレだ
エディにでも乗っ取られたかの様な喋りだったのに
相変わらず口調がに「デスヨ〜」だったのにワロタ
>>183 兄者GJデス!
絵が書けるってのが羨ましい…
絵心の無さが草薙並だと自負する俺には夢のまた夢(´・ω・`)
>>236 ぷっすまの話のつもりだったよ
言葉足らずでスマン
>>237 いや、いいともしか見てない俺も悪かった
こちらこそスマン
どっちも正解だよな
ここはマターリなインターネッツなのですね〜
喪前様方に和む(´д`*)
(*´Д`)240タンハァハァ
急浮上なのですよ〜
保守
裏絵板に新作キテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!
兄者GJです!
こいつはエロいな(*´д`)ハァハァ
キテ━(゚∀゚)━ル!
エロ━(゚∀゚)━イ!
エロの描けない漏れはそろそろ身を引きますかね(´ー`)y-~~
>>245 温泉の絵を描いた兄者か?
そんな事言わないでおくれ…。・゚・(ノД`)・゚・。
オジサンあんまりSSとか得意じゃないけど、
これから挑戦してみるからさ
お互い頑張りましょう(`・ω・´)シャキーン
風がちょっと強すぎるのですよぉ〜…
強風でTタソのスカートが(ry
気長に強風を待たなくても衣を着させて倒れれば幸せになれるかもしれない
はいはいはい Tタソハァハァ Tタソハァハァ
俺しかハァハァしてない悪寒
残念!
漏れもTタソハァハァ
5分以内に俺しかハァハァしてなかったらTタソは俺のもの
オレサマ Tタソ マルカジリ
T(inko)タソのことでしょ?
保守ハアハア
何?
保守しなければDAT落ちするだと…?
____
,: 三ニ三ミミ;、-、 \/  ̄ | --十 i 、.__/__ \ , ____|__l l ー十
xX'' `YY"゙ミ、 ∠=ー  ̄ヽ | __|. | | / ヽ / __| ,二i ̄
彡" ..______. ミ. (___ ノ. | (__i゙'' し ノ /^ヽ_ノ (__ (__
::::: ::;
,=ミ______=三ミ ji,=三ミi
i 、'ーーー|,-・ー |=|,ー・- | ,-v-、
i; ':: ::: ーー" ゙i ,ーー'j / _ノ_ノ:^)
ーi:: ::i: /`^ー゙`、_ ..i / _ノ_ノ_ノ /)
|:::. ゙"i _,,.-==-、;゙゙i / ノ ノノ//
〉::.:.. 丶 " ゙̄ .'.ノ ____ / ______ ノ
/ i, `ー-、.,____,___ノ\____(" `ー" 、 ノ
ー'/ 'i. ヽ、 ,二ニ/ \ ``ー-、 ゙ ノ
/ 'i、 /\ / > ( `ー''"ー'"
\ 'i," (__) / / \ /ノ
30さん降臨マダー?
チラシ裏が本スレを抜かしたね
この場で密かに祝福
そうか、書く人も忙しい時期なんだな・・・
こうなったら漏れが・・・
(執筆中)
無理ぽ(´・ω・`)
何故か最近忙しい上に執筆力すらない漏れは…(´・ω・`)
チラ裏があんな状況だしここでマターリしちゃ駄目?(´・ω・`)
ID可視だからマターリできるかも
ジンジャーティー位なら用意するよ
( ´・ω・`)_且~~
(´・ω・`)つ旦~~
( ´・ω・`)っ且~~
260が用意すると言ったジンジャーティーが
逆に3個も与えられた件について
一人称ボク、戦闘に勝つと手編みのとんがり帽子を譲ってくれるポジティブ少女
例え目立たなくても、俺は一生忘れんよ
( ^,_ゝ^)ニコッ
ゴールデンの鯖負荷イベント以来Tタン見てないけど
元気にしてるんだろうか?
混んでるとこ行かないのと、無視リストで監視してたりしてないせいで
最近はキャストGMまったく見ないわ
誰に会ったとか言ってた頃が懐かしい
ちょくちょくみかんに降臨してるよ。
3日ほど前に降臨した時は5鯖だった希ガス
最近のTタソは結構まめにログインしているよ
問題は闇姐な訳だが
議題【磯にはTタソがこない件について】
>>271 おまいに萌え心があれば、サーバ位超えれるはずだ
>>269の時に磯にも顔を出したんじゃないのか?
そのような書き込みがあったと思う
萌え心より愛だよ、愛
さて 童話プレイヤーたちは課金課金と大騒ぎ
おまいらのTタソへの愛は続くのか!
寧ろTタソのログイン回数が増えるのなら課金開始大歓迎な訳で
やっぱ愛だよ、愛
愛か・・
こんな感じ?
∧_∧
( ´・ω・)
( つTタンO
と_)_) 旦~
俺の愛は・・
こんな感じ?
∧_∧
( ´・ω・)
( つTタンO
と_)_) 1000円/月
流石兄者達だ
当然俺も後に続くことにするよ
仕事という仕事は殆どないけど、
裏絵板の管理はちゃんとするのでその点はご安心下さい
兄者達すまん。実は
∧_∧
( ´・ω・)
OアイラタンO
と_)_)
_| ̄| ....○<イテモイイデスカ?
最近の自分は
∧_∧
( ´・ω・)
OサリィタンO
と_)_) Tタソ
あ、Tたんインしたお!
イベント終了したね。
特別賞の商品が魔法のキッスとは…(;´д`)ハァハァ
∧_∧
( ´・ω・)
Oドル スO
と_)_) Tタソ
イベントの詳細激しくキボン
∧_∧
( *・∀・)
OヒカリチョウO
と_)_) Tタソ
>>284 謎掛けを解くイベントだったよ
みかんSG転送付近でイベント概要の説明があり
その後は私用インターフォンに誘導
Tタソがある場所に隠れて指定されたアイテムを持ってくるという物
隠れている場所、持ってくる物がクイズだった訳だ
[持ってくるアイテム]
「7つの力。全てはここから始まる。しかし我のみ輝きが無い。」
属性ではなくアイテム。誰でも手に入る
童話王国の住人は気前が良いのでタダでくれる人もいる
[隠れた場所]
「虹三兄弟の中で私だけ仲間ハズレ。だって好きな果物が違うのだもの。」
まぁ答えはメル欄だけど分からなかったら後から補足するよ
商品は1位が抹茶ウサギLv1、2位が雨雲Lv1、特別賞である3位が魔法のキッス*20
第1回という辺りを強調していたので今後続く可能性は高い
是非参加してみてくれ
魔法のキッス(;´д`)ハァハァ
隠れて待ってるTタソ(;´Д`)ハァハァ
>>286 さんくすです。グリムに移住しようかな…
>>287 |__
| ``ヽ
|从从)
|゚ ヮ゚ノl <待っているのでうしょ〜
⊂)ノ
| 丿
|'ノ
>286
持ってくるものの理由は分かるがもう1つあるんじゃないか?
場所の理由が全然わからないorz
微妙に切れたorz
>290-291
なるほどサンクス
イベントがあっても全然参加できない
というかGMなんてアップデート以来みてないよorz
Tタソにちんこを研磨してもらいたいな
砂と原石こっち持ちなら磨いてくれるらしいよ
サイズが小さくなる諸刃の剣
なんだ何のイベントがあったんだ?
くそう
要するにTタン主催のイベントって事か
ちくしょう…ちっくしょーう!(AAry
( ´・ω・`)つ且旦旦旦旦旦旦T旦
(`・ω・´)つT Tタンだけget〜
│ _、_
│ ヽ( ,_ノ`)ノ 残念私のおいなりさんだ
│ へノ /
└→ ω ノ
>
うぇー('A`)つω
ここでもう一度冷静に考えてみよう
T=ティー=Tea=お茶…
つまり結局は全てお茶だったんだ!!
Tタソログインしないかな('A`)
Tタソが1鯖に降臨したな
RB転送付近でいきなり横切ってビックリしたよ
今日はわざわざ人気の少ない所に居るよう、だしそっとしておこう(´・ω・`)
×居るよう、だし
○居るようだし、
>>306 マジちんこたつし
ちょっと抜いてくるわノシ
>>308 やっとわかった。
要するに
「このゲームのキャラクターとTタソの口調が同じだよ!ホラ!見て見て!『なのですよ』だよ!」
って事だな。
(・ω・)…
解読おつかれ。普通に解らなかったよ
好きなの飲んでくれ
旦~ 旦~ 旦~ 旦~
旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ ドドドドドド
ヽ )ノ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~
旦~ ⌒(゚д゚)ノ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~
/. ( ヽ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~
旦~ 旦~ 旦~ 旦~ 旦~
旦~ 旦~ 旦~
Tタソにちんこ研磨してもらったよー
サービス開始後の初書き込み記念品ゲトー 【Tタソ】⊂(゚Д゚⊂⌒`つズサー≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
>>312 今更だが上から3段目、右から2つ目を頂くよ。
それらを受け取るいいAAが見つからなかった(´・ω・`)
スケルトンT
シルベスタギムネマ茶
マスター茶
イエ茶
唐突にTタンに対する妄想が溢れてきた!
これを文章にする事が出来れば…!
最近は妙子タソと呼ばれている事が多いな
妙に生々しいよママン。・゚・(ノД`)・゚・。
だめだ!文章に出来ない!
脳内に情景は浮かぶが画力がない!
_| ̄|○!
Tタソでおなぬーしてる香具師 ノ
>>322 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
萌えるがオナニーはしてない
中の人が可愛そうだからネタにしないよ
>>321 落ち着くんだ( ´・ω・`)つ且~
脳内の情景を詳しく報告すると、職人さんの目にとまるかもしれない。
俺?俺は一緒に悶える事しか出来ん _| ̄|○
Tタソでおなぬーしました。
とりあえず基本に戻ってTタソハァハァ
どんな時でもTタソ(;´д`)ハァハァ
Tタソハァハァ
(*´Д`)ハアハア
332 :
名無しさん@ピンキー:04/10/20 09:22:10 ID:OrQ1NpFe
このスレまだあったのか・・
定期的にこうほざく輩が降臨するよな
こっちは内輪でやってるからいちいち来なくて良いよ
漏れに文章力および画力があればなぁ…
Tタン3回目のイベント終了。
詳細はピンクで無いチラシの裏へ
なんかあれだな、このままひっそりと消えていくのはかなしいな。
Tタン降臨したみたいだし描いてくるノシ
兄者( ゚Д゚)ガンガレ
今回のは1回目や2回目と比べて大分簡単だったね
1回目はこのスレの過去レス参照
2回目は某連盟サイトの日記を参照
3回目はチラ裏87参照
今日もとい昨日の地震が怖かったな…
+Tタン
=地震怖がるTタン
(;´Д`)ハァハァ
…それだけだ。
地震ネタに粘着ポエム書き散らしてる元GMと同レベルだな・・・
>>340 君の実力ではID可視板での自演荒らしはできませんよ?
粘着嵐か煽りだとでも思ってるのか?
他のパロスレでは自粛する向きがあったのに
ここの奴らって過剰反応してT萌えなら何でも許されると思うような馬鹿ばっか?
連盟員から被災の連絡が届いて心配してる人間にとっちゃ洒落ならんぞ・・・
#まーもっとも本人ここが更新されてたらメールで送ってとか言ってたから
#そこまで心配する必要も無いのかもしれんがな・・・強がりで無い限り
せめてID位変えてきましょうね( ´,_ゝ`)プッ
まぁ茶でも飲んで落ち着け(`・ω・´)つ旦旦旦旦旦旦旦旦
投下がなくてカリカリするのは若欄でもないが、
その雰囲気こそが職人さんを逃がしてしまうぞ
今更だが童話王国FANのお絵かき掲示板、
結構良作が多いな
偉そうな事を言っているが、早い話が(*´д`)ハァハァ
童話絵板のほうが個人的には好き(*´Д`)ハァハァ
TタソはRPとして何歳位を想定しているのだろうか
この世界の年齢的な感覚がサパーリ若欄
すごい時間かかってしまって申し訳ない。
投下しました。
>>199 美形ではないけどこんなんはどうでしょう。
>>172の兄者
投下乙です
ボツボツの帽子が何ともエログロい(;´д`)
何より兄者の課金後の生存報告が嬉しかったお
他の兄者達も元気にやっているのだろうか
>>349 他の人はどうされてんだろうねー
これを機にまた描いていただけないもんだろうか、兄者達
ホシュ
ハーバー・保守法
皆でエロ絵描かないか。
脳内ならいくらでも描けるが
具現化する技能はないよ(´・ω・`)
ツマンナーイ(´・ω・`)
>>356 まずは喪前が書いてみろ
話はそれからだ
【突発呪い】
400を取った奴はポリポリの交尾を描く
ホッシュ
神光臨キボヌ
今なら誰でも神になれます。
チェーンソーでばらばらに(ry
チンコではなくペンを握る神はおらんのか(;´д`)
>>361 って事だろ。
漏れは…
エロSSは無理。
通常SSでもキッツイものがある。
絵についてはもう('A`)
妄想が膨らんでいます
妄想が膨らんでいます
ネタが一向に浮かびません
妄想が膨らんでいます
ネタが一向に浮かびません
ネタが一向に浮かびません
妄想が膨らんでいます
妄想が膨らんでいます
妄想だけで形になりませんでした
orz
移転か
お子様方は突然落ちたと騒いでいるんだろうな・・・
ごめんね、今さら出てきてごめんね
続きとか書いちゃダメかな?
!! 兄者が帰ってきた!!
おかえり兄者!
……おたふくはもう大丈夫ですか?
ぜひ続き書いてください。待ってます(わくわく)
兄者キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
是非お願いします(;´Д`)ハァハァ・・・
兄・者!兄・者! ダンダンダン!ダンダンダン!
全然構わないさ(`・ω・´)つ旦
>>368様
自分語りは見苦しいのであまりしたくないのですが、今では大事ないです。ご心配いただき感謝です。
本日投下分は中途半端なところで切れてしまってます。
完結させてから投下も良いのですが、久しぶりすぎて投下したい病にかかっているのでゴメンナサイ。
一気に読みたい方は次回までお待ち下さい。
「僕はいたって本気だよ、マスターT」
あまりにも、ひどい冗談。
笑ってどこかに飛ばしてしまいたくて息を吸い込んだ私を、白馬の王子はさらりと否定する。
ガラス杯を傾けながら、ちらりと視線を送ってくる。
「それじゃ、貴女の溜め込んでいる『魔石』全部と交換、とか」
「な、どうしてそれを知って」
思わず椅子から立ち上がって、即座に後悔する。
(不覚ですよ〜。いつもの私ならこんなことないのに──)
この、王子の視線がいけない。ペースが乱れてしまう。
目だけを、それどころかその奥の頭の中まで見通すような視線。
決して刺すようなというわけではないのだけれども。
ひどく、ざわざわして落ち着かなくなってしまう。
「あはは。嘘でも知らないって言えばいいのにね。まあ、少々こちらで調べてしまったんだ。
一人でご家族の仇討ちとは、健気なものだと思うけれどね。
……また一から『魔石』を集めなおすのは大変、じゃないのかな?」
見透かしている──
この人は私を見透かした上で、バカにして、脅して──
目の前にいるのは、優しい王子様なんかじゃなくて。
下劣な、脅迫者。
こんなにも怒ったのは実に久しぶり。
上辺の王子像だけを見、本性を見抜けなくて、こんなところにのこのこ入り込んで。
お菓子ごときでご機嫌とりをされたことが、また悔しくて。
巾着ごとクッキーを投げつけるのに、何のためらいもない。
「卑怯者!この悪魔!…大っ嫌い!…勝手に、勝手にすればいいのですよ〜っ!!」
けれども。
王子は散らばるクッキーを避けようともせずに見つめたまま。
彼の持つ抜群の反射神経ならそれも可能なはずなのに。
「…貴女には、そうするだけの権利がある。僕を罵るだけの権利がね。
でも、それだけだ。それに、勝手にしろと了承をいただいたわけだし?」
やや癖のある金髪についた菓子くずをふるふると落とすと。
「勝手に抱かせてもらうとしよう、僕の可愛いお姫様」
そう言って、しばき倒したいくらいの笑顔をのほほんとさせながら。
私の手をとったのだった。
「うん…自分で選んでおいてなんだけど、すごく似合ってる。綺麗だよ、マスターT」
椅子に浅く腰掛け、テーブルに頬杖を付いた王子はそう言ってにこりと微笑む。
けれどもその眼差しはハッとするほどに真剣で。
ほんのりとした熱っぽさすら感じるのは錯覚だろうか。
(は、恥ずかしすぎなのですよ〜……最高に居心地悪いですよ〜)
カーテンの隙間から出てきた彼女は装いも新た。
形から入ろうと、白馬の王子が無理やりに着せたものだが。
まず眼を奪うのは、胸の大きく開いた淡い若葉色のショート・ドレス。
胸から裾に沿って色はだんだんとさらに淡くなり、膝頭までの裾ではほぼ白と言ってよい。
肩紐の無い筒型のそれは、胸の下で一度絞り、すとんと下に落とすデザイン。
際立つような曲線を出す派手さは無い。
けれども、女性ならではの起伏を穏やかに醸している。
一方。
特徴的な白金のお下げ髪は、今や解かれて真っ直ぐに流されている。
編みこみの跡をやや残して波打ってはいるものの、さらさらとせせらぐよう。
妖精にさらわれた赤ん坊が育ったなら、こうなるかもと思わせるぐらいに可愛らしい。
そんな白金の清川を彩るのは左右一対のアクセサリー。
それは服と同じく、若葉色のベルベット・リボン。
中心にはそれぞれ小粒の紅玉が3つあしらわれていて、楚々とした木の実を摸している。
普段なら、宝石の一つや二つ懐に忍ばせていそうなものだが。
今やそんな余裕はないらしい。
頬どころか首筋まで真っ赤に染め上げて、こちらの視線に耐えかねたのか顔は俯き加減。
両眼はきょろきょろと落ち着いていないし。
なによりドレスの裾を不安にぎゅっと握りこんでいる彼女に、目眩を覚えずにはいられない。
いたいけな女の子へ、誤魔化しながら悪戯をするような背徳感と言おうか。
いけないことをしているという事実に昂ぶって──王子の口は自然に動き出す。
「じゃあ、軽く手始めに」
びくぅ。
咄嗟に目をつぶって身をすくめてしまう。
言葉に石化魔力でも練っているのかと疑うくらい、それは劇的にマスターTを緊張させる。
じわっと冷や汗が吹き出るのを、止められるはずもない。
「折角着てもらったんだから、すぐ脱いだらもったいないよね。いつもと違うマスターTなわけだし。
………そうだ。今どんな下着つけてるのか見せてくれないかな?」
「……………っはあ?」
あまりに奇妙な展開に気の抜けた声しか出ない。
王子には呆けて不細工な顔が見えていることだろう。
しかし時が経つにつれて言葉の意味を悟り、ふつふつと怒りが湧いてくる。
こうやって辱しめて。きっと面白がって。
やっぱりこの王子様は最低で卑怯者、ううん、悪魔に違いない。
外見は白くても中は真っ黒──そう、白い悪魔。
「したいと言ったのはどこのだれですか〜!自分で脱がせて見ればいいのですよ〜!
私をだ、ダだ、抱くのでしょうから、さっさとす…」
「マスターT」
ぱしゃん、と。
深夜の湖に石を投げ込んだかのように王子の一言は張り詰め、若葉色の彼女を遮る。
「マスターT。確認しておこうか」
穏やかなようでいて、低いその声音。
けれども、ずしんと重く頭の中に残る感じ。
ひたひたと近付いてきたその音源は、いつの間にかすぐ頭一つ分上方にある。
逆光になって表情はよく分からない。
目が、離せない。
「幸福の王子像の、首を、魔法で、切り飛ばして、壊したのは、一体、誰?」
一言ずつ区切って、ゆっくりと詠うように囁く悪魔。
それは、どこまでも、どこまでも耳に響いて。
「……………わ、たし、です…よぉ…」
頭を巡る血の律動に乗ってふわふわと。
この流れに乗ってしまえば。
とても楽なのだと、すごく良く分かる。
「それは、良いこと? 悪いこと?」
「わるい…こと……」
何かされているのかもしれない。
ひどく体が痺れて。
けれども、それは何だかとても些細なこと。
「修理の、お金を、貴女の、代わりに、出したのは、一体、誰?」
「はくば、の、おうじさ、ま……」
近いようで、遠いようで。
左から、前から、下から、どこから?
「白馬の、王子様に、しなければ、いけないのは、一体、何?」
「よ、とぎ………の、あいて」
二つの瞳はきらきら揺れて。
いつまでも、その揺ら揺らを見つめて、いたい。
「………いつもは、オナニー、したりする、のかな?」
「…すこしだけ…」
「ふうん、そうなんだ。ふふ、案外簡単にかかっちゃうんだね」
それまでの口調を元に戻して一気に言い切った王子は、ぱしんと手を打ち鳴らす。
少し驚いたように、両眼を開くマスターT。
引っ張られた意識を戻す瞬間を見計らって。
「マスターTは自分で自分を弄っちゃうような変態さんなんだね。ところで、週に何回ぐらいするの?」
そう言って、くすりと笑ってみせた。
以上です。
GJ! GJ!
Goood jpb! GJ!
GJ! Goooooood job!
((∩ ∩))
GJ! ((∩_, ,_ _, ,_∩))GJ!
((⊂ ((Д´;≡;`Д))ノ∩))
((⊂ l⌒i / ⊃)) Goood job!
((⊂ (_) ) )) ∪))
おっぱい!((_(((_)))_)))
執筆乙です
茶を飲みつつマターリ待ちます
(;´Д`).。oO(マジちんこ痛いし…)
保守ついでに、みんなの妄想をちょっとだけ貸してクダサイ
王子とTタソの瞳の色はどんなんだろう?
(続きの進み具合は80%くらいです)
SSを見る限りではどちらも黒だけど
漏れはTタソは#660000
王子は#3366ff辺りだろうか
カラーレイアウトのセンスが無いから参考になりませんなorz
Tタン→緑
王子→銀
…ゴメンわりとアバウト
386 :
名無しさん@ピンキー:04/11/25 01:38:56 ID:FIeFAQBY
王子は青じゃね?金髪碧眼。王子定番。
妙子は悩むな。なんか宝石の色がいいな。
エメラルド…だと微妙に安いから、クリソプレーズで。緑。
ぐは、あげちまった…すまそorz
書いてから思ったんだが妙子ヘリオドールでもいいな〜
俺しか居ない悪寒
ノ 漏れもいるよ
待ちながら雑談でもする?
Tタンが最近漏れらの相手をしてくれない。・゚・(ノД`)・゚・。
Tタソが1鯖にinしていたそうな
今日はハーメルンも降臨したようだし
ある程度人魚実装のめどが立ったのだろうか
>392
カリカリしててうるさいオッドが出張で不在の間に羽を伸ばしているのでは?
T inkoタソハァハァ
保守
396 :
名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:44:51 ID:HJV4XARZ
寂れまくりだね。
誰かがここで絵でも描いたら復活するのかしら。
あ げ ち ま っ た
ごめんなさいごめんなさい!
|∀・)ニヤニヤ
りこるぬ
>>400 ↓↓↑↑→←R2L2R2L2××○○(あぼーん)
402 :
( ゚Д゚)<ボクメーツ ◇uhiboKUMEQ:04/12/27 18:34:15 ID:fONb1sDl
( ゚Д゚)ノjbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/486/1098630525/
( ゚Д゚)<よろすく
403 :
アーケード板住人@182cm:04/12/30 16:31:18 ID:983EOBaO
お姫さまにうんちを喰わされたい
358 :名無しさん@ピンキー :04/11/08 00:08:30 ID:Or3GSmSZ
【突発呪い】
400を取った奴はポリポリの交尾を描く
>>400 がんがれ
保守
神はみんな引退しちゃったのかな。・゚・(ノД`)・゚・。
描くと絵柄で知り合いに特定されそうだから怖い。
特定された時点でそいつも住n(ry
どんな絵をかいてほしいのか言ってみれ
望みは叶うだろう
>>410 みさくらなんこつみたいな絵をかいてくだしあwwwwwwwwwwww
■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■
>>412
バカ!バカ!まんこ!
ピンクチラシの裏とかっていうと、かまいたちの夜を思い出すな
ピンクのしおりか
よし分かった!
ここは俺が絵を書けばいいんだな!
幼稚園児の描いた絵以下の画力を持つ俺が!
実際問題、書く意欲しかないわけで。
どうしたらいいと思うよ?
>416
描かなきゃうまくなるわけないジャマイカ。
>>416 とりあえず描け〜 いや書いてください
そしてうpキボン
喪前らは何処から湧いて来るんだ
30分間書き込みがなかったらTタソとパンパンする夢を見られる
422 :
名無しさん@ピンキー:05/02/13 03:36:09 ID:ZAV1E4qN
sage忘れスマソ
ID:ZAV1E4qN必死杉( ´,_ゝ`)プッ
|さぁ、要所にチョコを塗った上で自らにリボンを巻き付けた
↓ 妙子のイラストを(ry
当然このスレの住人は
ホワイトデーに妙子型ダッチワイフを作るんだよな?
保守age
保守ヽ(`Д´)ノ
闇の獣王様とやらのスペックきぼんぬ
誤爆おつ
名前:闇の獣王
職業:狂戦士
形状:赤髪のエルフ♀1
特徴:縛りプレイ(木霊)が大好き
&保守age
闇の獣王ってエルフ♀1だったのか。
システムメッセージの
「なんか飽きた…」
というのしか聞いた事がなかったから分からなかった。
ついでに、闇の獣王の口調ももう少し詳しく誰か教えてください。
ちなみに自分の考える性格イメージは、
・飽きっぽい(でも興味持った事はトコトンやりそう)
・「…」がつく
・縛りプレイ大好き
という感じです。
1ってあれか
もこたんか
×もこたん
○もみあげ
>>429肌は真っ白で髪は赤
ペットがシゲリワシとアクアンチュラ
[システム]闇の囁き:なんかよわっちく聞こえるね
[システム]闇の囁き:ちょーやなかんじ
(;´Д`)ハァハァ
4/10 神殿攻防戦の全セリフ。参考までに。
(・・・と…は忠実に再現しました。)
闇の獣王:…………ミステリア大陸のみなさん、こんばんは
闇の獣王:えー…………
闇の咆哮:今日もお前らをギッタギタにしにきたから、覚悟しとけよっ!
闇の囁き:なんかよわっちく聞こえるね
闇の獣王:…………
闇の咆哮:貴様は黙って自分の持ち場に集中しろ!
闇の囁き:ちょーやなかんじー
闇の獣王:…………うるさい
闇の咆哮:…………
闇の囁き:・・・
闇の獣王:…………じゃ、そゆことで
闇の獣王:…………なかなか
闇の囁き:なんかー
闇の囁き:つよいしー
闇の囁き:にげよっかなー
闇の咆哮:貴様、真面目にやらんかっ!
闇の囁き:やっぱー
闇の囁き:つよいしにげるー
闇の咆哮:ちっしょうがないな、合流するんだな
闇の獣王:……・・・…
闇の獣王:…………飽きた
闇の獣王:…………帰る
闇の囁き:なんかつよいしいっぱいいるし
闇の囁き:にげよー
闇の咆哮:覚えてるが良い・・・
>>434 もみあげは2じゃね?
1はもこもこタイプだったと思うが
保守age
昨日Tタンに会った方は情報おねがいします
昨日は魔女さまがRB内を観光案内してくれましたよっと
けどあれでしたね、周りの香具師が魔女さんに被りすぎてまったく見えませんでした。
>>440 新規にペットを増やすから、その名前を決めて欲しいと言うイベント
すでに10匹持っているので、2匹解雇(金神殿の留守番)を集まった人が挙手(ジャンケンのパー)で選び
解雇した後新しく持ってきたサスカッチ(サスガT)とシーフェアリ(覚えてない)の名前決めて帰っていった
公式に鞭を装備した妙子が載ってますお
>>444 なんか色々な意味でリアルなムチだよな…
ハァハァ
447 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 15:38:38 ID:+jHHHQxL
浮上
449 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:51:58 ID:KNQ+Ixua
エロ気盆
>>30さんが引退してるようなら続きを誰かたのむお(´・ω・`)
452 :
450:2005/07/07(木) 17:20:17 ID:OllZE+Yt
30さんがどのようにストーリーを展開していこうとしてたのが
わからないからだめぽ('A`)
30さん以外にネ申はいないのか!?
我こそは、というヒト大募集。
引退したおいらが 某愛神覚羅と相方のエロフ的からみの絵を描いちゃる
456 :
450:2005/07/10(日) 00:50:35 ID:DOL/f5sE
>>453みたいなレスするわけないだろう('A`)
もう少し頭つかえ
453 :名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 17:58:37 ID:fBr9iJ/r
30さん以外にネ申はいないのか!?
我こそは、というヒト大募集。
あっ・・・・
落ちないでくれ……
ほす
('A`)
ホシュ
Tタソハァハァ って言っとけば大丈夫
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
465 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:38:06 ID:1QSuFs8M
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
一日一回Tタソハァハァ
ならば俺も
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
476 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:43:30 ID:ygc7I2A1
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
童話はやめたがTタソハァハァ
_ ∩
( ゚∀゚)彡 Tタソ!Tタソ!
⊂彡
_ ∩
( ゚∀゚)彡 Tタソ!Tタソ!
⊂彡
484 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 23:40:13 ID:YNi7O9Ws
[会話]マスターT:ちょっと
[会話]マスターT:変なところ触らないで欲しいのですよ〜
[会話]マスターT:えっちなことはやめてなのですよ〜
[会話]マスターT:あっ…だめっ…はぁん…なの…ひゃうんっ…ですよ〜
サゲ忘れスマソ
新年一発目の
Tタソハァハァ
>>486 何となくムラムラして書いた
今は妄想している
490 :
チラシ:2006/01/04(水) 18:17:44 ID:g72K91JA
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
保守することでしか生き延びられないスレは死ねばいいと思うよ。
Tタソハァハァ
Tタソハァハァ
ここ、まだあんのか。
昔ちょろっと絵を投下した者です。
童話に舞い戻ってみたらここが残ってて感動した記念パピコ。
502 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 20:48:49 ID:HQdgQzrc
>>502 ヘタレな温泉の人です。
て、分かる人おるんかいな。
>>504 前者の方はお上手ですよね〜
今見ると顔から火が出そうな183でした。
スレ汚し失礼。
Tタソハァハァ
507 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 13:42:59 ID:3EL8KFyb
こないだのバザーイベントでワトソン君の好きな女性タイプ発覚!
においで追跡できる人が好きみたいだ。
ドウワーフか
Tタソハァハァ