【GTO】藤沢とおる総合【特公】

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1名無しさん@ピンキー
藤沢とおる作品
(純愛組・GTO・RHR・モモイダー・特公など)の総合エロパロスレッドです。
2名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:26 ID:2FOKBRwO
3名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:28 ID:toZiQH1R
関連スレ:
G T O(過去ログ)
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1031/10316/1031661253.html
G T O その2(dat落ち)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1048426708/
GTOでなりきりエッチ 1時限目(dat落ち)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063711659/l50
GTOスレ書庫II
http://gto-arc.e-city.tv
4名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:32 ID:toZiQH1R
前スレより転載:
「初夏のある日」by M1A1氏

「ったく・・・あいつら俺を何だと思ってんだ・・・
俺センコーよ?偉大なる聖職者よ?
まったく目上のもんに対する態度がなってないっつーか・・・」

鬼塚はタバコを一本取り出し、油の切れかけたジッポーで無理矢理火を付けた。
初夏の昼下がり。窓から射し込む光の熱は既に強いが、入ってくる風は心地よい。

ナイキのボロボロになったスニーカーを引きずる足を止めたのは、売店からの声だった。

「鬼塚先生・」
「あ、理事長・・・
今日もやってるんすか。最近毎日っすね」
「雇ってる人がちょっと病気になっちゃってね。
まあこの時期あんまり事務的な事しなくていいから、折角だからやってるの。
今はここが理事長室よ」
それから理事長は思い出したという表情をして、鬼塚の耳に手を当てた。
「ところで、今日アレ、新しく入りましたよ」

5名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:33 ID:toZiQH1R
アレ。吉祥学園売店部での裏アイテムである。
生徒には絶対にお目にかからないそのアイテムたちは、教職員たちの為だけに入荷され、
生徒の帰った放課後遅くに販売される「大人のアイテム」だった。
普通の売店のおばちゃんがいるときはそれらのアイテムは売れ行き好調である。
しかし理事長がやってるとなると、いくら理事長が売る気であっても買う度胸のある教職員はいないのであった。
いてせいぜい森高先生くらいである。

理事長は売店を通り過ぎる教職員全員に「アレ入ってますよ」と楽しそうに言うのだが、
今日も今のところ「予約」をしていく人間はいなかった。

「あ〜、でも俺、使わなねーっすから・・・」
確かに、その手のアイテムは鬼塚は持っていた。
しかも未だもって完全なる未使用。

「ん」
V字カットの髪を掻き上げる手を止め、鬼塚は理事長の顔を見た。
「どうしたの、先生?」
「そうだ・・・理事長」
「何?」
「今日買いに来ますから、店開けててくださいね」
「え?」
さっきまで使わないと言っていたのに。
「かわいいお客さん連れて来ますから」
そう言った後、鬼塚は理事長の耳に手を当てた。
6名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:34 ID:toZiQH1R
ショートホームルームが終わった後の事である。
みんな塾やらデートやらで、いつも一緒に帰る友人は全員別行動、
今日は一人で帰るつもりだった杏子の肩を軽く叩いたのは、鬼塚の厚い手だった。

「おう上原、ちょっとお前残ってろや」
「え?」
そしてまた、肩にカバンををかけ一人で帰ろうとしている吉川の肩も掴んだ。
「お前も、吉川」
杏子がいかにも不快そうに口を開いた。
「何?なんで残んなきゃいけないワケ?」
「お前ら新聞委員だろ。この前の遠足の写真、現像済んだから、今日残って新聞作ってくれや」
「それって急ぎじゃ無いでしょ〜?」
「まぁいろいろ委員会の規定とかあるんだよ。委員がサボらないようによ。
で今日中に担任に提出しなくといけなくてよー・・・」
「そういうのはもうちょっと前から言いなさいよ!今からやったら夜になっちゃうじゃない!」
「む〜・・・ま、そうなんだけどよ・・・今回はうっかりしてて・・・
あ、そうだ!終わったらメシおごってやるよ!」
「メシ?」
「おう!そうだ、うな重とかどうよ!それならOKだろ?な?」
「うな重?あんたそんなお金あるの?」
「まかせとけ!昨日給料入ったばっかりだからよー、そんくれーワビで出すぜ」
気の毒そうに吉川が言った。
「いいよ先生、そこまでごちそうしなくても・・・」
「頼む!おごらせてくれっ!」
7名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:35 ID:toZiQH1R
二時間後の教室。
結局、二人はそこで新聞を作っていた。
「ねぇ吉川、新聞委員ってホントは四人いるはずでしょ?後の二人はどこいったのよ?」
「後の二人は野村さんと和久井君だよ。今日仕事で学校来て無かったから・・・」
「そういえばそうだったっけ〜・・・
もう、最悪じゃない・・・二人じゃ時間も二倍かかるし・・・あのバカ鬼塚ぁ〜・・・」
「まあ先生もそれなりの食べ物で返してくれるって言ってるし・・・」
「う、うな重ぐらい・・・大したことないわよっ」
「でもすごいんだよ。先生のおごりっていったら大抵牛丼かラーメンくらいなんだから・・・」
笑顔で作業をする吉川を見て、杏子は呆れて次の言葉が出なかった。
「ほら、あと一枚だよ。もう三分の一まで来たからさ、頑張って行こうよ」
「あーい・・・」
8名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:35 ID:toZiQH1R
さらに一時間ほど経った後、二人は職員室のドアを叩いた。
「おーう!」
広い教室のど真ん中に一人だけ、鬼塚が机に座っていた。
「おーうじゃないでしょっ!あんた少しは手伝いに来なさいよっ!」
「俺も忙しかったんだよ。今日の小テストの採点とかでよー。
見てみこの菊地と麗美の解答。内容は合ってるのにわざと難しく書きやがってよー・・・
あ、そろそろお前らが終わると思ってよ、ちゃんと出前とっといたから」
そう言うと鬼塚は冬月先生の机に置いてあったうな重を二人に渡した。
全部で四つあったが、どうやら二つは鬼塚が食べる分らしい。
「ちょっとこれ、普通のうな重?」
「蓋を開ける前からそんなこと・・・
そう鬼塚が言いかけたとき、杏子の腹が大きく鳴った。
「ほら上原、腹も気にせず食えって言ってるぞ」
「ち・・・違うわよっ!今のはよ、吉川が・・・」
「え?僕じゃないよ?」
「あーもう、わかったわかった。聞かなかったコトにするから、そこの椅子に座って黙って食えっ」
女の子として少し恥ずかしかったのをかき消すかのように、杏子はまた鬼塚に突っ掛かった。
箸で身をつまみあげ、
「これうなぎ?蛇とかじゃないの?」
鬼塚は口一杯に飯をほおばり、返した。
「とことんかわいくねー奴だなおまえも。間違いねー本物だよ。
ほら見ろ、吉川もバクバクいってんじゃねーか」
9名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:35 ID:toZiQH1R
杏子は吉川を見た。やはりうまそうに食っていた。
骨があったらしく、口の中からそれを取り出しては、箱の蓋にくっつけていた。

杏子も観念して、重に箸を入れた。
本当に蛇肉か疑っていたわけじゃない。
ただ今日の怒りを、ちょっと鬼塚にぶつけたかっただけ。

まあいっか、吉川と大分話もできたしね。
一口ほお張って、そんな考えも出てきた。空腹も苛立ちを増大させていたようである。

「よしっ、お前ら食い終わったかっ。
じゃ、ついでにデザート買ってやるよ。俺についてきなっ」

人気の無い暗い廊下に、3人の靴音が静かに響き渡った。
10名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:36 ID:toZiQH1R
薄暗い廊下の向こうに、一部だけ、煌々と明かりをつけた場所が見えてきた。
「あれ?売店、こんな時間まだやってるんだ・・・?」
売店の前までやってくると、カウンターの向こうに座っていた販売員が立ち上がった。
「いらっしゃい」
「あ、理事長先生・・・」
「理事長な、お前らのために開けといてくれたんだよ。こんな時間までよ」
「鬼塚先生、そんなことは言わなくてもいいのよ」
そう言って理事長は、二人にアイスクリームを差し出した。
「これは私からのプレゼントよ。
三時間も良く頑張ったね」
「あ・・・!ありがとうございます」
「いえいえ。いいの。これからまた頑張るんだから、栄養とっとかないと」
「へ?」
理事長はカウンターの下に手を突っ込み、調味料のような銀色の小さな袋を取り出した。
「はい、これも」
「こここ、これ・・・!」
杏子は目を見開いた。銀色の袋には、リングのような形がくっきりとあらわれていた。
「はい、失敗した時用に、彼ももってなさい」
「上原さん、これってなんなの?」
「しし、しらないわよっ!」
鬼塚はにいっと笑って言った。
「あ、中学生の癖に二人とも知らねーの?でもなんか上原は知ってるみたいだったけど・・・?
まあいいや、今からこれもって保健室行くぞ。森高先生が教えてくれるから」
理事長は二人の顔をのぞきこんだ。
「もしかして、二人とも、いままで本当にしたこと無いの?」
「な、何を・・・」
「エッチよ、エッチ」
「えぇ・・・?」
11名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:36 ID:toZiQH1R
二人の顔が真っ赤になるのを見て、理事長はにっこりと笑った。
「早くしておきなさい。今日は森高先生が手取り足取り・・・あ・・・あとアソコもとって、教えてくれるから」
「あ、あの・・・」
「あはは、先生がこんなこと言うのがいかにも不思議って顔ね。
・・・確かに校則には男女は健全な交際をすることって書いてあるわ。
でもね、健全っていったいどこまでだと思う?
私はエッチは全然OKだと思うの。裸で抱き合って愛し合うなんて、最高じゃない?」
「そういうこった。お前ら理事長公認なんだから、楽しんでこいや」
鬼塚は理事長から受け取った黒い袋を吉川に手渡した。
「ほい、それもって保健室行きな。あとでまた見に行ってやるから」
「な、なななっ・・・」
「ねえ、せっかくこんな若い体とパートナーがいるのよ?今しないと、本当にもったいないわ」
理事長はそう言って、杏子の紅く染まった頬に優しく触れた。

二人は、自らの足で、保健室に向かって歩いていた。
杏子のブラウスは緊張から出た汗で肌に張り付き、夜の冷えた空気が体温を一気に奪おうとしていた。

ああ、はやくシャワーを浴びたい。

そんなことを思った直後、
その言葉をすぐに打ち消した。

もう、あたしったら、ほんとにエッチ。
12名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:37 ID:toZiQH1R
杏子の頭に、タイプライターの様にいろんな事が浮かび上がる。

(うなぎって、そういうことね・・・
もう、ホントに鬼塚ってバカじゃないの!?
理事長まで乗り気・・・ていうか、理事長の提案かしら?
何なの、これ・・・)
とはいえ、杏子の体は本当に、自らの意志で保健室へと足を運んでいた。

(ちょ・・・なんで行こうとしてるの、あたし。こんなところで・・・するのは、不本意でしょ?

確かに吉川とはすごく、したいよ。
吉川と、する夢も、よく見るよ。

でもこれって・・・。

だけど、こういうふうにしてもらわないと、あたしと吉川の関係はここで終わりかもしんない・・・)

ベージュの床を眺めていた顔を上げ、横にいる吉川の顔を見つめる。

さすがに吉川も、緊張しているようである。
13名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:38 ID:toZiQH1R
「ねぇ、吉川」
「何?」

「あたしと・・・したい?」

吉川は口を一瞬つぐんだ様に見えた。
しかしすぐに口を開いた。

「したいよ。すごく」

杏子は微笑んだ。
「あたしも・・・したいの。恥ずかしいけど・・・吉川となら、いいよ」

「あたしたち、もう付き合うとか、そういう関係だもんね・・・
逃げたって、いずれこういう時は来るのよね」

忘れもしない、一カ月前の事だった。
吉川は一人で帰る杏子の腕を掴んで、いきなりこう言った。
「好きなんだ」、と。
風に身を任せた桜の花が、一瞬止まったように見えた。
杏子は笑顔で「うん」と言っただけ。それだけでよかった。
その日から二人は『そういう関係』になった。

初めて手をつないだのはそれよりもずっと前、沖縄で。

初めて唇を合わせたのは二週間前、帰り道の公園で。

今日は・・・今日は初めて何する日?
14名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:40 ID:toZiQH1R
「覚悟は?」
今日の吉川は、何か大胆だなと、杏子は感じた。
「できてるよ。告白もらった時から」
「じゃあ、いいんだね」
「うん」

大人へのステップである保健室のドアを、吉川は勢いよく開けた。

「いらっしゃ〜い」
森高先生は台所で手を洗っていた。
「あの・・・」
「ああ、ぜんぶ知ってるわよ。今日は丁寧に教えてあげるからね」
森高先生は杏子の肩をぱんぱんと強く叩いた。
ブラウス越しに杏子がとても汗をかいていることに気づいた。
「上原さん、かなり緊張してるわね?
リラックスリラックス。
向こうのシャワーで汗流してきなさい。
ほら、吉川君も、となりにもう一つあるから」

シャワールームは本当に必要最低限の設備と面積しかなく、脱衣場とシャワー室に区切られているだけのものだったが、とても清潔だった。
普段あまり使われる事が無くても、森高先生は手入れをしているようだった。

杏子は扉を閉めると、ブラウスのボタンを外した。
本当にぐっしょりと濡れてしまったブラウスに手のひらを当てた後、すぐに脱衣カゴにほうり込んだ。
15名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:28 ID:toZiQH1R
こんだけ濡れてりゃ、吉川には透けてブラ丸見えだったかもね・・・
パステル調のピンクのブラを少し見つめて、ホックを外した。

そんなことは、もうどうでもいいか・・・

スカートを床に落とした。

これから、すべてを見せるんだもんね・・・

パンティも脱ぎ捨てて、シャワー室の扉を開いた。

ぱしゃん、ぱしゃんという、水が床に不規則に打ち付けられる音が、壁の向こうから聞こえてきた。

吉川も、向こうでハダカかぁ・・・

杏子は床のタイルにぺたんと座って、シャワーの首を直接持って湯を浴びた。
自分が吉川の動きを知ったように、水の音で吉川が気づくのが、少し恥ずかしい気がしたからだ。

吉川の体かぁ・・・
16名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:29 ID:toZiQH1R
杏子は昔の思い出に、胸を締め付けられた。

吉川の体を蹴った事、殴った事。
それで出来た大小のアザ。
吉川の体に書いた落書き。

あのときのあたし、絶対おかしかった・・・

ねぇ尚子、真由子。
あたし、初めての相手、吉川だよ?
あはは、笑っちゃうよね・・・

自分の割れ目に手を這わせ、思わず大きな息を漏らした。

その華奢な手を引き上げた時ぐらいだろうか。
壁の向こうからの水音が、蛇口をひねる音とともに消え、ドアのスライドする音が聞こえた。

シャワー室から出て、体を拭いた後、無意識にさっきのブラウスを掴んで、気づいた。

着替えが・・・無い。

この汗の染みた服を着てしまっては、シャワーを浴びた意味がない。

まぁ、いいか。

杏子はバスタオルを体に巻き付けると、
更衣室から部屋へのドアを開けた。
17名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:29 ID:toZiQH1R
杏子が出てみると、そこには吉川の姿も、森高先生の姿も無かった。
「あれ・・・?」
杏子は一瞬錯覚に陥った。
この世界は、自分の夢の中ではないだろうか、と。
そしてすぐにこの情景は闇に消え、自分はあの日の差す自分の部屋のベッドの上で目覚めるのだろうと。

ちょっと残念だったな、そう、素直に杏子は感じかけたが、このシャワーを浴びた爽快感、
自らの肌から出て行く蒸気、この遠近感、
そして金魚の水槽から聞こえるブーンというポンプの音を改めて感じたとき、
やはりここが現実である、ということにやっと気づいた。

じゃあなんなの?あたし一人で新聞係やってて、そのまま寝ちゃって、
寝ぼけて保健室まで来てシャワー浴びちゃったとか?

もしそうだったら、自分の中では一生の恥になるだろうが。

背後で小さく、ばさ、という音がした。
吉川が入ったはず、のシャワー室だった。
「よ・・・吉川?」
「何?」
壁越しに聞こえる、間違いない吉川の声。
現実だ。現実。
私はついに、吉川と寝るの。
18名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:30 ID:toZiQH1R
「どうしたの?シャワー終わってから大分経ってるみたいだけど・・・何かあったの?」
数秒後にやっと吉川が返した。なにやら慌てているようだった。
「え?いや、ちょっと着替えなくてどうしようかなと・・・」

杏子はくすりと笑った。
「あたしもタオル一枚だけだよ。
吉川もそうしなよ。大丈夫、吉川の体は見慣れてるよ」
ちょっと一言、余計だったかな。
杏子は吉川の返事が少し不安になった。
「そうだね、うん」
明るい声だった。
ドアがゆっくりと開いて、腰にタオルを巻いた吉川が現れた。なんか以前より、すごく頼もしい感じがする。
「体、ちょっと筋肉ついたね」
「うん、少しね。運動もしてなかったのに、なんでだろ?
・・・あれ?森高先生は?」
「わかんない。あたしが出たときにはもういなかったよ。
・・・なんか、もう、来ないんじゃないかな」
二人にとってあまりいてほしくない、そういう気持ちもあったかもしれないが、杏子は先生がこれから来ないことを直感したのだ。

「吉川、あたしちょっとならやり方わかるよ。だから先生いなくても、大丈夫」
吉川はくすりと笑った。
「先生いるとやっぱり、ちょっとね」

杏子はベッドにぽんと座って、吉川を呼んだ。
「ねぇ、まずはゴムつけたげるから、おいでよ」
19名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:32 ID:toZiQH1R
杏子は体に巻いているタオルに手をかけた。
ゆっくりとはだけて、白い乳房の先端にある桃色の蕾が、
吉川の目に入ったか入らないかのところで、杏子は手を放してタオルをすとんと落とした。
首元からおへそにかけてのラインがとても女の子らしくて、美しかった。
肌は雪のように白くて、吉川はなにか美術品でも見ているかのようだった。
それより下は、まだ恥ずかしいのだろう、手を掛けようとしなかった。

次は僕の番だ。

吉川はタオルに手をかけたが、すぐにその手を止めてしまった。

「どうしたの?」
杏子は声をかけた。

自分の性器は何度と無く杏子には見られている。
だけど、それはこんな境遇じゃ無くて、単にいじめられていただけ。
いまこの杏子の姿を見て膨れ上がってしまった自分のモノを、杏子の目の前に出すのは少し気が引けたのだ。

でも仕方ない。向こうだって、こうなってるのはちゃんとわかっているはず。

タオルを壁に投げた。

吉川の体の一部とは思えないような状態になっているそれを見た杏子は、にこりと笑った。

「男の子って、こんなふうになるんだね・・・あのときと、全然違う・・・」
そして肉棒を握って、大胆にも。
「あ、上原さん・・・ちょ・・・」
唇を亀頭につけて、少し口の中に吸い込んだ。杏子の手の中で、肉棒がぴくぴくと震えた。
「男の子の味って、こんな味かぁ」
口を離した。優しく微笑んだ。
20名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:33 ID:toZiQH1R
杏子はベッドの上に置いておいたコンドームの袋を取ると、端を掴んで開けた。

「端をつまんで・・・
えと・・・こうやって降ろして・・・」
「上原さん、よく知ってるね」
「な・・・尚子が教えてくれたのよ」
「詳しいんだ、泉さん」
「まぁ・・・ね。
はいっ、出来たよっ」
杏子は被せたモノをぐっと握って、下にしっかりと降ろした。
「どう?着けた感じは」
「うん・・・さっき上原さんがなめてくれたから、先が濡れて気持ちいい・・・
あ、これ外から触ってもあんまり着けてる感じしないねぇ」
率直な感想を述べる吉川の髪を、杏子は優しく撫でた。
吉川が杏子に視線を合わせると、にこっと微笑んで、言った。
「始めようか」
「うん・・・・」
杏子は撫でていた手を首筋に持って行き、吉川の顔を自分の顔に近づけた。
吉川がそれに合わせて口を開くと、杏子も小さく口を開き、
吉川の口の中に入って行くようなつもりで近づいた。
唇がしっかりと組み合わさった後、杏子の舌が優しく吉川の口内に進入し、
吉川はそれに自分の舌を重ねた。それから長い時間、お互いの味を確かめて、唾液を交換し続けた。
「は・・・ふぅ・・ん・・」
二人が口を離すと、その間に光る糸がひいて、それが切れると、杏子の胸元に玉となって降りていった。
蛍光灯の光を受け、杏子の胸元はまるでアクセサリーを着けているかのように輝いた。
21名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:34 ID:toZiQH1R
吉川は杏子の乳房に優しく触れた。
初めて直に触る杏子の乳房は、とても柔らかかった。
雪に触れるより軽く、雲を掴むより存在感があった。
てらてらと淡く光るその先端の辺りへ、舌を這わせた。
輪の部分を舌先で優しく嘗めた。
ほんの少しだけ、乳首に触れるか触れないかくらいの近さで、輪の上を回り続けた。
「吉川・・・
じらさ・・・ないでよ・・・」
杏子が顔を赤らめて言った。弱い電気が通っているようなちりちりとした快楽から、
早く大きな快楽を与えてほしかった。
吉川は杏子の顔を見て頬を軽く緩めると、
顔をまた胸に沈ませて、乳首に思いっきり吸い付いた。
「あっ・・・あは・・・」
思わず杏子は声を漏らした。初めての感触。
吉川はもう片方への攻撃も忘れなかった。親指の腹で優しく、時に強く、乳首を撫でた。
吉川が嘗めるたびに、とても透き通った水音が保健室に小さく響いた。
杏子はそれを聞いて、小さいころに近所の野良の子猫にミルクをあげた事を思い出した。
22名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:35 ID:toZiQH1R
杏子は吉川に目をやった。まさに猫のような、とても丁寧な嘗め方だった。
攻撃のスキを見て、言った。
「かわいいよ、吉川」
吉川が一瞬拍子抜けしたような顔を見せた。
そうか、このセリフ、男の子が普通は言うんだっけ。
吉川はにこっと笑うと、返した。
「上原さんも、声、すごくかわいいよ」
杏子は吉川の声に手を掛けると、自分に引き寄せて、ベッドに体を埋めた。
体はぴったりとくっついて、お互いの素肌が密着しているこの感触が、たまらなく気持ちよかった。
裸で抱き合う。確かに、最高。
胸の鼓動が伝わってくる。吉川の鼓動は少し早かったが、
1分ほどたったころに、ほとんど同時に鼓動が響くようになっていた。
吉川は背中に手を回し、やや強めに、杏子の体を抱いた。
杏子は目をつむって「うん」と小さく、高く呻くと、ゆっくりと目を開いた。
「好き」
今なら言える。何度でも。
杏子は吉川の首に手を回した。頬を流れる涙が、くっついている吉川の頬も濡らした。
「泣い・・・てる?」
黙って杏子は頷いた。
「どうして?」
「わかんないよ」
「泣くの、初めて見た」
吉川のその言葉に、杏子は強い衝撃を受けた。
そういえば、あたし、前に泣いたの、いつだろう。
23名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:36 ID:toZiQH1R
ずーっと昔、小さい頃は泣き虫だった。
お兄ちゃんはいつも、自分のストレスをあたしを苛めることで解消していた。
泣く理由はほとんどそれだった。

お兄ちゃんがいなくなってしまった頃には・・・
あたしの心は、すでに少し歪んでいたのかも、しれない。
何に対しても、ちょっと自分から離れたところで、自分を見ているような・・・

この感覚、すごく懐かしい。
頬を涙がつたっていって、そこが暖かくて。
胸の芯がきゅっと締め付けられるようで、ちょっと苦しくて。

「わからないんだ」
杏子は首を縦に振った。吉川の顔が、滲んで見えない。
「泣いてて、いいよ」
杏子はまた首を振った。吉川の肩甲骨の辺りに手をしっかりと置いて、静かに泣いた。

しばらく経って、ようやく涙もおさまって来たころ、吉川が杏子の目の下を、指で優しく拭った。
「・・・おさまった?」
それは風邪の子供の熱でも見るかのように。
「・・・うん。
なんか・・・わかったよ」
「?」
「吉川って・・・お兄ちゃんに似てるの」
「お兄さん?上原さんの?」
「うん・・・自分につらいことがあると、よくあたしに酷いことしてて、それでよく昔は泣いてたんだけど・・・普段はすごく優しくて、近づくとよく抱き上げて、お姫様だっこみたいにしてくれたり・・・」
「そういえば、あの時も・・・沖縄の時も、おにいちゃん、って・・・」
「うん・・・たまに夢で見るの。
・・・死んだの、お兄ちゃん」
「・・・」
吉川に言える言葉は無かった。自らそんなことを杏子が言ってきたことに、ただ、驚くばかりだった。
24名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:37 ID:toZiQH1R
「小三の時にね。あたしが幼稚園のころ。
塾のテストが悪いとかで、お父さんとお母さんにすっごく怒られて。
そのストレスをいつも通りあたしをいじめる事で晴らしたんだけど、
その時、あたしが一番大事にしていた人形をズタズタにされたの。
あたしそのこと、すっごいはっきりと覚えてるの。
で・・・その日の夜遅く、お兄ちゃん、こっそりと家出して・・・
それで、トラックにはねられたんだって。
朝起きたら、お母さんが、お兄ちゃん死んじゃった、って、泣きながら」
「・・・」
「よく見たら、吉川っておにいちゃんに似てるの。
だからお兄ちゃんのダメだった部分を被せて、吉川にいままで、酷いことしてたのかも。
つまり、お兄ちゃんんへの仕返しみたいな事を無意識に考えていたのかも。
でも、それってお兄ちゃんがしてたことと、あまり変わらないんだよね・・・
今ね、明らかに変わったの。吉川の存在。優しかったお兄ちゃんに似てるよ」

吉川は複雑な表情をしていたが、最後の一言を聞いて、頬を緩ませた。

「似てるから、好きなの?」
「違うよ。吉川自体が好きなの。
でも、今こうやってお兄ちゃんの事思い出すと、
吉川にお兄ちゃんみたいなところが、見え隠れするの」
吉川はそれ以上何も聞かなかった。
そんな存在でもいいかな、と思ったからだった。
「こんなときに・・・変なこと言って、ごめんね。でも・・・
吉川になら、言えるんじゃないかって、前から思ってたの。
あたし、これ、一生涯背負って生きてくのかなぁ、とか思って、
だれかに話して・・・ただ、話を聞いてもらいたいだけだったの。
でも尚子や真由子は、そういうこと言える関係じゃ無いと思ったの。
やっぱりあたし、二人に対して、強いふり、してたし」
25名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:38 ID:toZiQH1R
こんな状態になって、自分の身の上を話される。
熱くなった体も、吉川のモノも、実際はだんだんと萎えて来ていた。
普通のカップルなら、ご破算でしょう?
でも吉川は聞いた。杏子が今日自分に話すことで、明日から気持ちのよい生活ができるならば、
それはいまこの時、本能に任せてするべき事より、ずっと大切だと思ったからだ。

「ねえ―――最後に、一つお願い」
「何?」
「今夜、思いきり、甘えて、いい?」
「いいよ・・・今日だって、いつだって」
「うん・・・」

杏子は嬉しそうに目を細めて・・・また、舌を絡め合った。
密着して感じられる吉川の体は、思っていたよりしっかりしていた。やっぱり、男の子だ。

「しようか」
「うん・・・」

吉川の指は杏子の白い肌の上をゆっくりと滑って、柔らかな茂みに入り、そのままさらに下って行った。
26名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:38 ID:toZiQH1R
ぬちゃ・・・

そんな音が、吉川の頭の中に響いた。
これまで感じた事の無い触感。
吉川はその感覚に驚いてすぐに手を離し、自分の目の前に掲げた。
滴が、指に、まとわりついていた。
「わ・・・」
杏子はその指と、好奇心にあふれた吉川の目を見て、頬を赤らめた。
「み・・・見せないでよぉ・・・恥ずかしい・・・」
「あ、いや・・・あの、ちょっと見たかったから・・・ごめん。
でも・・・す・・・すごく濡れてるね、上原さん」
「い・・・言わないでよぉ・・・」
「・・・ごめん」
もう一度、指を下にもっていく。
また暖かく、濡れそぼったそこに手が触れた。吉川が指を少し動かすと、突起に当たった。
「あ・・・」
杏子が声を漏らした。
「ココ?ココが・・・いいの?」
吉川はそう言いながら、人差し指と親指でその突起を軽くつまんだ。
「あぁっ!・・・んっ・・・」
杏子は唇を固く結んで、吉川からの攻撃に耐えている。
「なんか・・・いいけど・・・つらそうだね・・・」
「・・・う・・うん、やめて、吉川
ま・・・また今度、ゆっくり」
ああ、また今度なんて、もう次を求めてるじゃない。
あたしって・・・エッチ?
杏子の心に、すこしの空しさが生まれた。
27名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:39 ID:toZiQH1R
「うん・・・そうしようか」
吉川は微笑むと、杏子の足の向こう、杏子から一番遠いところに座った。
「脚、開いて、くれる?」
太ももに手を添えてはいるが、ここからは、杏子が自ら脚を開けてくれなければならない。
ゆっくりと、脚が開いていった。
その付け根―――さっき吉川が触れた、濡れそぼった部分―――
が、しっかりと見えるようになった。
さらに吉川がそこを指で広げると、透明な、粘り気のある滴が、
杏子の体を伝って、とろりとシーツに吸い込まれていった。
「ここ・・・きれ・・」
「言わないで・・・」

杏子は目だけ吉川に向けて、本当に恥ずかしそうに、小さな声で、言った。
その時、吉川の頭の中に、今までの杏子にの映像が一気にフラッシュバックした。

自分を苛めていた時の杏子といったら、今目の前にいる杏子とは大違いなのだ。そのギャップを考えると、吉川は少し、笑いそうになった。
しかし同時に、別のことも考えた。
今までクラスの奴、誰にも見せなかった、杏子の素顔っていうものを、自分に徐々に見せてくれているということが、とても嬉しかった。

かわいいコだ。

最後に思ったのは、それだけ。
28名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:40 ID:toZiQH1R
「いい?」
「うん・・・」
蛍光灯の光を受け、きれいなピンク色に輝くそこにモノをあてがった。
亀頭の形にそこがぴったりと合わさったのを確認すると、
吉川は体を前にスライドさせ、徐々に杏子の中に進入する。
ゴム越しなんてことを、忘れてしまうくらいのリアルな感覚。
モノを全方向から、ぎゅうっと押さえ付けられる。
「ん・・・あっ・・・ふぅん!よ、吉川、なんか当たって・・・あっ!」
杏子は喘ぎながらも自らの処女の証に、吉川のモノが当たっているのを伝えようとした。
しかし、吉川はそれを全て聞く前に貫いてしまった。
ぶちっ、という、何とも痛そうな感触。
「あ・・・上原さん・・・ごめん・・・」
「うぅ・・・い・・・いいの・・・ちょっと、怖かった、だけ・・・」
「今・・・痛い?」
吉川は杏子の顔を心配そうにじっと見た。杏子の目には、涙が滲んでいた。
「ちょっと・・・痛いよ・・・でも・・大丈夫・・・
ほんとにいいの、あたし・・・最初痛いの、ちゃんと知ってたから」
「ぬ・・・抜こうか?」
「弱気になんなくていいからっ・・・動かして・・・ねぇ・・・」
吉川は唾を飲み込んで、杏子の腰をしっかりと持ち直した。
ゆっくりと、体を動かし始める。
「ふぁ・・・んんっ・・・いいよ・・・き・・・気持ち・・・いい・・・」
杏子は唇を震わせて、初めて体験するこの感覚に、ただ身を任せた。
29名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:40 ID:toZiQH1R
杏子が少し、体をのけぞらせるたびに、杏子の奥から、とろとろとしたものがあふれ出てくる。
「く・・・上原さんの中・・・すごい・・・!」
いかにも、といった水音が、保健室に響き渡る。
杏子の中は不規則に、吉川を締め付ける。その度に、吉川は爆発しそうになる。

吉川は歯をぐっと噛んで、その感覚にひたすら耐える。
そして、できるだけ素早く、杏子に多くの快楽が与えられるよう、腰を動かし続ける。
「はっ・・・あっ・・・あっ・・・んっ」
吉川は杏子の乳房を優しく握って、その先端を指の腹で刺激した。杏子の声のトーンは、さらに高くなった。

そろそろ、だろうか?

「く・・・ぅ・・・っ!う・・・上原さん・・・!」
「あっ・・・吉川・・っ・・・うん・・・いいよ・・・!」
どっ。
大砲をぶっ放すような衝撃が、吉川のモノを襲った。
吉川はうっ、と呻いて、杏子の体の上に覆いかぶさった。心臓の鼓動が、お互いにとても早くなっているのが分かった。
「はっ・・・はぁ・・・はぁ・・・んっ・・・」
吉川は自分の息も整わないうちに、杏子に唇を重ねた。
「ん・・・くっ・・・・んん・・・」
杏子は唇を合わせているうちに、だんだんと目を閉じていった。
そしてそのまま眠ってしまう直前に感じた事は、冷蔵庫の鈍く重い音と、なんとも言えない、喪失感に似た感覚だけ。
30名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:41 ID:toZiQH1R
気づくと、杏子は自分の部屋に座っていた。

杏子は、緑のワンピースを着て、ベッドに腰掛けていた。
足元には、おそろいのワンピースが着せてある、あの人形が、元の状態で転がっていた。

杏子がそれを拾い上げようとした、その時だった。

部屋のドアが軽いドアノブを回す音と共に開いて、その向こうから、高校生ほどの少年が顔を覗かせた。

・・・おにいちゃん。

最後に杏子が見たときとは全く違う容姿であったが、その切れ長の目が・・・
他にはあまりない、特徴的な目が、今でもしっかりとあった事で、
杏子は兄以外に考えられる人物がいなかった。

「よう、杏」
「おにいちゃん・・・
かっこ良く、なってんじゃん。男前じゃん」
「お前も、もっと可愛くなってる」
雄一は杏子の頭を撫でると、横に腰掛けた。杏子は雄一の顔をじっと見ていた。
その横顔に、当時の幼さを感じられるところは一つも無かった。
31名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:42 ID:toZiQH1R
雄一は部屋を見渡しながら、言った。
「・・・楽しいか?」
「?」
「今だよ。こうやって―――
生きてるって、事が」
杏子は深く頷いた。
「楽しいよ、すごく」
「そうか」
雄一は嬉しそうに微笑んだ。
「そっちは?」
「そっち?」
「天国」
「はは・・・杏、俺が天国に行けたとでも思ってるのか?」
「え・・・違うの?」
「・・・さぁな」
雄一はベッドからすっと立ち上がって、杏子の机の引き出しを開けた。
「これ、一本、もらうぞ」
そう言ってタバコの箱を取り出し、そこから一本取り出して、そばに置いてあったライターで火をつけた。
「何で、机の中、わかったの?」
「ユーレイには何でも見える」
「お兄ちゃん、タバコ、吸うんだ」
「そっくりそのまま、俺が聞きたいよ。杏、タバコなんか吸うなよ。女の子なのに」
「・・・ごめん」
そう杏子が言った時に、雄一が小さな声で、「俺のせいもあるか?」そう言ったような気がした。
32名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:43 ID:toZiQH1R
「おにいちゃん、よくしゃべるね」
「うん?んー・・・杏と久しぶりに話せて、楽しいし」
「そう・・・あたしも」
「杏」
「?」
「お前中学出て、どうするの?」
「高校行くでしょ」
「その先は」
「わかんない。でも・・・いい、お嫁さんになりたい」
「へぇ・・・もう、相手いんのか?」
「・・・さぁね」
「ま、ガンバレ」
雄一はベッドをまた立った。
「もう、行くの?」
「おう」
「もうちょっといても・・・」
そう杏子が言ったときには、雄一はすでにドアから身を半分、外の世界に出していた。
「また、ずーっとずーっと、何十年も先で、別の世界で会おう。
俺はもう死ねないから、いくらでも待ってる。ダンナを連れてくるといい。
事故で死ぬなよ。自分で死ぬなよ。死ぬなら笑顔でこっちに来いよ。
孫やひ孫に囲まれて、しわくちゃの笑顔で来い。俺もしわくちゃの笑顔で、迎えてやるから。

それと・・・悪かったな、今まで」

「おにい・・・・・・!」

ドアが閉まったところで、映像は途切れてしまった。
33名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:44 ID:toZiQH1R
「ん・・・・」
杏子は朝の風の肌寒さに気づき、目を開けた。
やはり自分の部屋にいた。だけど、今の今まで起こっていた事が、よくわからない。

全ては、夢、だったのだろうか?

いや、全てじゃない。
杏子が身に着けている服は、杏子の持っている服ではなかった。どうやら、先生が用意したものらしい。
・・・吉川との事は、夢じゃない。少なくとも。

枕元に置いてあった携帯にメールが入っていた。
もう見慣れた、差出人「吉川」。
「駅前で、8時に」
―――そっか、今日、土曜日だっけ。

時計を見る。7時30分。
杏子は急いで支度をすると、階段を駆け下りて、一気に玄関まで走った。

「杏ちゃん!ちょっと、帰ってたの!?」
背中に降りかかる母親の甲高い声。
「杏子!お前どこ行ってたんだ!夜遅くまでふらふらするなと言ってるだろう!」
父親がリビングから飛び出してくる。
「お前は教育評論家の娘なんだぞ!その無駄な時間を勉強に使って、いい学校に―――」

うるさい!!

そう言い放って杏子は家を出た。
一瞬兄に取り付かれたような、そんな気が、した。
34名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:46 ID:toZiQH1R
投下終了〜。
35名無しさん@ピンキー:04/08/20 14:22 ID:w5lgnGGD
藤沢スレ持たないなぁ・・・。
36名無しさん@ピンキー:04/08/21 22:39 ID:7UY7ZK0v
>>1
乙。
37名無しさん@ピンキー:04/08/22 00:41 ID:SH/q+QHR
あぁ…神崎麗美…いいなぁ…誰か!同士求むw鬼塚×麗美物ないすかねぇ…
38名無しさん@ピンキー:04/08/22 23:27 ID:S2a4QUX8
麗美×鬼塚は無いねえ…
やっぱ元々小説も少ないし。

ググってたらこんなの出た。
あまり似てないけど。
ttp://www.hari.to/~aroa/cg/ero/img-aroa-hanken/han-h/2-4.html
39名無しさん@ピンキー:04/08/23 19:13 ID:b/iHcnQt
ってか鬼塚ってよっぽどの超人と結婚しないとだめだろ。
冬月ちゃんはダメだと思われ。まあ麗美の頭脳プレーで鬼塚の行動をカバーするか、
もしくは同属のシノミとくっつくかだな。
40名無しさん@ピンキー:04/08/23 19:14 ID:b/iHcnQt
揚げちまった…尾瀬
41名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:45 ID:+aEJDX54
ワイルドベースボーラーズはあり?
42名無しさん@ピンキー:04/08/24 11:32 ID:34mIlUCj
WBBは原作だから別スレの方が良いかも。
43名無しさん@ピンキー:04/08/24 15:00 ID:r+3N2/nf
冬月たのんます
44名無しさん@ピンキー:04/08/27 18:41 ID:B2cTsg0g
>>43
自給自足をおすすめする
45名無しさん@ピンキー:04/09/07 21:56 ID:lwNxTOFQ
特公モノきぼんぬ
どこ行っても無いので
出てる女キャラは四人全部好きです
46名無しさん@ピンキー:04/09/08 06:06 ID:2N/v9sVq
まことちゃんのお姫様カット萌え(*´Д`)
47名無しさん@ピンキー:04/09/26 15:05:43 ID:oFFg7LPi
ほしゅ
48名無しさん@ピンキー:04/09/30 04:19:33 ID:lw7ztbqM
49aa:04/09/30 15:25:16 ID:I4EHNn97
age
50名無しさん@ピンキー:04/10/02 00:30:41 ID:ysj478um
GTOのエロ同人誌ってないの?
51名無しさん@ピンキー:04/10/02 23:23:27 ID:ysj478um
age
52まさゆき:04/10/04 03:49:49 ID:M1lRcavj
冴子「や〜っと吹っ切れた!
…はぁ、今も心のどこかにいるんだけどね。
一緒に撮ったプリクラみると泣けてくるしね。
今じゃほとんどセフレよ。
向こうが…菊池がどう思ってるか知らないけど。
…人のことばっかり言ってないで、どうなのよ?
雅のほうは。
藤吉にとうとう告ったの!?」
雅「昨日電話あったけど。」
冴子「それで?」
雅「そんだけ。」
冴子「…………ぷっ。」
雅「笑った?ねぇ、冴子、あんた今笑った?
冴子「笑ってない、笑ってないって!あーもう、合コンしよ、合コン!」
雅「またぁ?どうしよっかな?
最近ついてないし、空振ってばっかだし…」
冴子「雅、もっとスキ見せなきゃ!」
雅「あんたはがっつきすぎよ。」

53まさゆき:04/10/04 03:50:05 ID:M1lRcavj
浅野「今めちゃめちゃお金に困っててさぁ…」
泉「あれ、キャバのバイトは?自給高いってはしゃいでたじゃん。」
浅野「ま、確かに4時間で最低1万5千おいしいけどさ、
寝不足で昼間辛い……
それに飲まないわけにもいかないでしょ?
次の日二日酔いマジヤバいってぇ!」
泉「で、辞めちゃったの?」
浅野「ムカつくマネージャーのババァとか、
金出すからやらせろってウザいオヤジとか来るし、
給料日の次の日バックレた。
…杏子もやってみる?普通にしゃべって飲むだけだから」
上原「ううん、別にいい。そんな暇ないし。」
浅野「ふ〜ん、相変わらず、か。
ねぇねぇ、一度聞きたかったんだけどさ、
吉川ケータイ持ってないよね?
どーしてんの?」
上原「この前無理やり買わせたよ。
実家かけずらいしね…さすがに。
あ、吉川、ねぇねぇ、再来週の週末だけどさ……。」
浅野「はぁ……あたしもカレ欲しい……
ねぇ、尚子、合コンしよっ!合 コ ン !」
泉「別にいいけど…それより
高等部のほうにナンパされに行った方が早くない?」
浅野「もうそれやりすぎてあたしら顔覚えられてるんじゃない?」
泉「じゃあさ、じゃあさ、別人に変身しちゃってさ。
コンソにすっぴんでお嬢で〜っすってオーラ出してさ。」
浅野「それいい!ってすっぴんか…却下!」
54まさゆき:04/10/04 03:50:37 ID:M1lRcavj
雅「あ〜、引田。なんか久しぶり?
その後、元カレとはどう?」、
引田「あ〜もう完全無視!
やっぱ伊藤君vヒトスジだよ、
この前なんかあたしが、宿題わからなぃ〜、って言って頭抱えてたら
『俺、英語得意だょ』って教えてもらっちゃたv」

麗美
「一人じゃ結構出不精になるから、今度誘ってよ、先生☆
…っと。
あの男も不精だからねぇ…
返信が来るのはいつのことやら。」
55まさゆき:04/10/04 03:52:46 ID:M1lRcavj
お久です。
前スレ見たいんだけど見れない……
どなたかログいただけませんか??
お礼はします!( ̄ー ̄)
56名無しさん@ピンキー:04/10/04 11:30:03 ID:gqWs5EFt
前スレってのはGTOその2のこと?
57まさゆき:04/10/05 01:46:16 ID:bcg12Of0
>56
そーです。
58名無しさん@ピンキー:04/10/07 22:46:20 ID:WerwK6EG
age
59名無しさん@ピンキー:04/10/13 15:26:48 ID:1kNWVCW/
GTOのエロ同人誌ってないの?
60名無しさん@ピンキー:04/11/03 22:36:55 ID:DBz1+ero
ピンクの象て何さ?
61名無しさん@ピンキー:04/11/10 18:43:44 ID:MYw5yLNU
冬月が萌えた
62名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:01:42 ID:wWFXhfVP
象だゾウ
63名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:52:08 ID:rYg6l1nr
 
64名無しさん@ピンキー:04/12/16 22:52:55 ID:yiv28tNS
age
65名無しさん@ピンキー:04/12/17 21:20:37 ID:WhbfQynq
冬月凌辱見たい
66名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:53:14 ID:zFLDket2
オレも
67名無しさん@ピンキー:04/12/19 01:02:55 ID:zLG9pLe9
よし冬月ちゃん汚しに行きましょー
68楽しみ:04/12/19 02:34:09 ID:ajFsHvnX
冬月凌辱楽しみです
69名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:10:07 ID:PUcIwrTX
冬月妹のほうが萌え
70名無しさん@ピンキー:04/12/20 22:50:44 ID:4InfOGpd
職人さんお願いします
71名無しさん@ピンキー:05/01/11 16:34:43 ID:Xe8yvgTX
ほっしゅ
72名無しさん@ピンキー:05/01/31 01:14:50 ID:y7N+Nfy0
73名無しさん@ピンキー:05/02/09 18:56:02 ID:6v0bG5or
冬月
74まさゆき:05/03/05 00:13:48 ID:yboo4oGD
「よ〜し、か〜わクン…♪」
確かに聞き覚えのあるその声で呼ばれたとき吉川は思わず体を震わせた。
恐る恐る振り返るとそこにはブレザーにミニスカート、ルーズソックスで身を固めた
いつもの3人がいた。
「うっ…!?」
真ん中にいるリーダー格の女・上原杏子はかわいらしい顔立ちに
意地悪そうな笑みを浮かべながら顎をしゃくった。
わずかに茶色がかった艶やかな髪が
さらりと流れるように揺れる。
―いつもの場所へ移動しろよ―
そういう意味だ。
彼女の右に位置するショートの女、浅野麻由子は
原色のオレンジをベースに白い花が彩られたネイルアートが施された指で
吉川を指差してそれから、体育倉庫のあるほうへ指を向けた。
「クスクス……」
心底楽しそうな笑顔を吉川に向けている。
左にいる漆黒の美しい髪を持つ泉尚子は腕を組んで
冷笑を吉川に浴びせながら無言でいる。
「ううっ……」
怯えてうろたえる吉川。
確かに走って逃げればこの場はしのげるだろう。
まさか彼女たちとはいえ、こんな学校の廊下で走って逃げる
吉川に追いついて体育倉庫に拉致するなどできない。
しかし、そんなこと、走って逃げたりしたら
その翌日、さらなる厳しいいじめが待っていることは明らかだ。
それならばここで大人しくして少しでも手心を加えてもらうしかない。
吉川に逃げる選択肢はないのだ。
吉川はとぼとぼと体育倉庫室へと向かう。
彼には後ろを振り返る勇気などないが、確かに聞こえる。
ぺたり、ぺたりとその上履きからの足音、三人分。
そして時折聞こえる声を潜めた笑い声。
吉川は恐怖で足取りも重く恐怖で顔をこわばらせながら歩く。
75まさゆき:05/03/05 00:17:36 ID:yboo4oGD
「遅かったじゃーん?わざと遅く歩いちゃってさ!」
杏子が吉川にそう毒付きながら、体育倉庫室の扉を閉める。
―ガチャーン―
静まり返っていた倉庫室に響くその無機質な音。
「ひぃっ!!」
その音にあわせて吉川は身を震わせた。
「あたしらのオモチャのくせにー!」
「ほんとだよねっ。」
3人に取り囲まれて怯えながらうつむく吉川。
華やかに広がる果実のような甘い香りが鼻腔をくすぐる。
「じゃあ いつもどおり、脱いでみよっかぁ?」
杏子がニヤニヤと意地悪く笑いながら吉川に声をかける。
「え……?」
突然のことでわけもわからず吉川が顔を上げた瞬間、
尚子の平手打ちがしたたかに吉川の頬を打った。
「え、じゃねーだろ、バーカ!」
尚子は頬を押さえる吉川に侮蔑の笑みを浮かべる。
わずかに乱れたストレートロングの
漆黒の髪をかきあげる仕草に合わせて
彼女の髪が放つな甘酸っぱい香りには陶然としながら
めまいすら感じる。
吉川としては脱ぐわけにはいかない。
「何?さからうの?」
杏子が事務的に冷淡に言い放つ。
そう、吉川は脱ぐわけにはいかないのだ。
先ほどから吉川の股間は敏感に反応している。
彼女たちの放つ甘い香り若い女性特有の華やいだ雰囲気に、である。
こんな状況で脱いだらそれこそ、とんでもない目にあうのは目に見えている。
が、かといって脱がないわけにもいかない。
そんな下手な抵抗してはますます彼女たちの逆鱗に触れることになりかねないからだ。
おずおずと白いブリーフをおろしていくしか吉川に選択肢はなかった。
76まさゆき:05/03/05 00:18:54 ID:yboo4oGD
「素直でいいじゃん…かわいがってやるから!」
いたずらっぽいウインクを吉川に送るなり麻由子に淫らで残酷な笑みを浮かべる。
「そうだねー…」
それを受ける杏子。
続けて恥ずかしげにブリーフを下ろす吉川に言う。
「お仕置きリンチで思いっっ切りねー!」
一糸纏わぬ姿になった吉川の瞳には死刑宣告を受けた被告のような絶望的な色が濃くなった。
麻由子「あー!何コイツっ!勃起してんじゃーん!」
杏子「アハハハハハッ!」
尚子「もしかして、あたしたちに見られて勃っちゃった?」
麻由子「コイツ変態!プッ!プッ、ププププ…ちんこ笑われて勃ちゃうなんてさぁ!」
杏子「アハハハ!なんかプルプルしてるー!」
尚子「ねえねえ、先っぽから汁出てないー?」
麻由子「ほんとだー、キャハハハハハ…!」
彼女たちは爆笑しながら嫌がる吉川を無理やりバンザイをする格好で
両手両足を縛りあげる。
圧倒的な絶望、恥ずかしさで顔を真っ赤にする吉川。
恥も外聞もなく涙を流しながら鼻をすすっている。
皮がかぶっておらず毛すら生えてないいじらしい男性自身。
屹立しながらもさほどでもない大きさ。

3人の視線が股間に集中していることに
ますます反応の度合いを強め包茎のそれはビクビクと激しく震える。
吉川は一言もしゃべることすらできず膝が羞恥心で小刻みに震えている。
麻由子が真っ先に指先で先制攻撃をかけた。
「えいっ」
「はぅぅうっ……!!」
指先で棒の横側を思い切りはじく麻由子。
吉川は羞恥心と痛気持ちよさで全身を熱くしながら声にもならない吐息をあげた。
77まさゆき:05/03/05 00:20:14 ID:yboo4oGD
吉川の喉はからからに渇ききっている。
「アハハハ…!」
麻由子が吉川の苦悶の表情を見て嬉しそうに笑う。
「ダメじゃないの、麻由子〜…おちんちんはもっと大事に扱わなきゃ…ね?」
尚子が吉川に体を近づけながら吉川の太ももを撫で擦る。
吉川はその快楽に身をゆだねながらもじもじとしながら真っ赤になった顔をうつむかせている。
尚子の細身の体と上品なフルーティーの香りが吉川を包み込む。
吉川の耳に口を近づける尚子。
尚子は艶のある唇をすぼめて吉川の耳に近づけてやさしく息を吹き込んだ。
そして唇で吉川の耳を軽く噛んでから舌を耳の中へと侵入させる。
脳みそを直接舐めまわされるような途方もない快楽が
一気に吉川を極限状態へと押し上げた。
吉川の太ももあたりからだんだんと手が股間のほうへ移動してくる。
「ここを…どうしてほしいの…?」
はちきれるほどに膨張するそれを尚子の冷たい手が包み込んだ。
「あぅぅうううっ!」
足の先から頭まで稲妻のような衝撃が走る。
それは柔らかい尚子の手の中でひたすらひくひくと痙攣を繰り返す。
「擦ってぇっ…」
吉川は消え入りそうな声で呟く。
手足を固定され身動きの出来ない吉川はめぼしい抵抗手段もなく、
尚子の手の動きのなすがままに刺激を受け入れる。
尚子はゆっくりと焦らすようにしごき始める。
「あっ…あっ…はぁぁ〜…あっぁ…」
手の動きにあわせ本能のままに情けない声をあげる吉川。
快楽の波がやってきたその瞬間尚子は手の動きを止め、
先端の余った皮を親指、人差し指で思い切り上へと引っ張りあげる。
「はぅぅぅぅうううっ!!!」
「アハッハッハ!!、最高、あんた最高〜っ!」
オモチャを弄ぶ子供のように無邪気な笑顔で腹を抱えて笑う尚子。
78まさゆき:05/03/05 00:21:39 ID:yboo4oGD
朦朧とするほどの快楽から急転直下激痛への変化に吉川は思わず失神するところであった。
「カワイそうな吉川ク〜ン…?」
続いて杏子が挑発的に上目遣いをしながら唇を吉川のモノに近づけてきた。
ピンクに彩られたプックリと形のよい唇。
そしてそこから優しく息を吹きかける。
その熱さに痺れるような快感がギンギンに血走ったモノのなかを駆け巡る。
「ふぅぅううっ…ふぅぅううっ!!!」
さらに杏子は舌を伸ばして亀頭の先の継ぎ目の部分を舌の先でつつく。
吉川は息遣いも荒く全身を震わせる。
絶頂は最高点にまで達し
もしこのとき棒を1擦りでもされれば
逆毛立つ快感とともに白濁液を飛び散らせていたろう。
「くぅぅぅぅうううううっ ぁぁぁぁぁぁぁああああっ!!」
「あははははははははははっ!!!」
拘束された手をバタつかせながら
棒をひっきりなしに痙攣させて悶絶する吉川。
その必死の姿を見て思わず杏子は笑いがこらえきれなかった。
いたぶり尽くして3人で笑いあって吉川の体内の波が静まった瞬間を見計らって
再び尚子が近づいてくる。
「じゃあ、こんなのはぁ〜?」
尚子はあそこにミニスカートから伸びるふくよかな肉感のある太腿を押し付けてきた。
その温もりはダイレクトに吉川のモノに伝わりその柔らかさとあいまって
吉川の口からはたまらず嗚咽が漏れる。
「はぁぁぁあああっ……」
美しい尚子の顔に、淫らな微笑みが浮かんでいる。
棒は白い太ももの上で絶え間なく脈を打ち続け、
わずかな動きにも寒気のするほどの快感が背筋を走り抜ける。
「ほらほらぁ…ちょーっと足で押してるだけでひぃひぃ言ちゃってぇ、
情っさけねーっ!」
尚子は柔らかい太ももを離すと太ももで屹立したそれを蹴り上げた。
79まさゆき:05/03/05 00:24:16 ID:yboo4oGD
「うぐぅぅぅぅううううっ……はぁあぁぁぁああっ……」
脂汗をたらしながら悶える吉川。
体中の血液が全て底に流れ込んでいるだけにそこを
痛打されたときの苦しみもひとしおである。
それをみてまた爆笑する3人。
「ちょっとかわいそう、かな?そろそろイカせてあげる?」
ピンクの爪で亀頭の先をゆっくりとなぞりながら
杏子は後ろの二人に問いかける。
今まで反感を買うまいと、言葉を少なくしていた吉川であったが
たまらずその言葉に反応してしまった。
「はぁぁぁぁあぅぅぅううう!イカせてくださぁぁっぁぁいっ!」
その言葉に杏子はキッとなった表情で
吉川を睨みつけた。
(はっ!!!)
吉川の思考には激しい後悔が襲い掛かり
背中からいやな汗が滴り落ちたが
すでに後の祭りだった。
言葉もその手の愛撫もとめどなく表面上は優しい。
杏子は玉袋を引っかくようにして刺激する。
「あたしはねー?吉川くんっ……」
さらに棒に手が伸び、ゆっくりとした速度で擦り始める。
すべすべとした華奢な杏子の手はどこまでも優しく愛撫を続ける。
「麻由子と、尚子に聞いたのよ?」
くちゅ…くちゅっ…ぐちゅっ…くつゅっ……
我慢汁でベトベトになっているそこは
一しごきごとに卑猥な音を立てる。
80まさゆき:05/03/05 00:25:30 ID:yboo4oGD
「あんたには聞いてないの。」
声のトーンを変えて冷たく言い放つとともに
吉川の射精が間近いのを感じ取って手を離す。
「あぅうううううっ…はぅぅうううううううっ!!!」
必死の思いで耐えながらガクガクと痙攣を起こし悶絶する吉川に顔を近づける麻由子。
体温が感じられるほど近くに進み笑いかける。
苦悶の表情を浮かべる吉川に笑いかける。
「ねぇねぇ、イキそう?
ねぇ、イキそう??アハハハハッ!」
81名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 01:52:28 ID:WTLGXb1W
       _ ,,, . .,,, _
    ,.、;',,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,.`丶.
    /,;;;;;;;;;;;;;:、- ‐ ' ''= 、;;,.ヽ
.   ,',;;;;;;;;;;;i'"  ●●命 ヽ;,.'、
  {,;;;;;;;;;;;;{  _,,;;;;,、    ,,;,、;,.',
  _l,;;;;;;;;;厂 〃 .__、` ,r' ゙゙`'};;,.j
. { トヽ;;;;;!   '´ ̄ ` { '=ッ{;<      !   .  , ,      .
. ヽ.ゞさ;;}      ,.r'_ ,..)、  !;,.!  ヽ、_,人_,ノ、_,从,人.ィj、ノv1
  ヽニY    ,.r' _`;^´!  ,';/    )
    ヾ:、    ヾ= 三;〉 /'′ ‐=、´ ぼっしゅ!!13人タダでおまんじゅうしてよぉ、気持ちえがったがな!ぎゃへへ!!
    ノ,;:::\   ` ー" , '      )
 ,.、-',;;;{ ヾ:ヽ、 __ ,∠、      , '⌒r‐v'ヽィ'⌒Yソ、ト、!yヘ!
',,;;;{ {;;;;;;ヽ     }::〈;;;;;;;;l iヽ、      ´ i   '   ´  `
,;;;;;ヽ、ヽ;;;;\  ,r'::::ノ;;;;;;j j;;;;,.`ヽ、
82名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 00:04:03 ID:dn8HKji2
神崎麗美萌え的支援age
83名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 17:04:15 ID:9SJLPAYC
なんか藤沢とおる週間マガジンで連載始めた?
84名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 18:05:06 ID:1PFLSc8S
あー始めた。対テロリストの話だったよ
85名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 19:36:57 ID:9aTJ+qXx
Rose hip roseだっけ?
86名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 22:18:26 ID:zW0n5Ic4
懐かしいところで塚井×伊藤キボン
87名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 22:27:35 ID:69ugtz1h
>>86
懐かしいな〜
あの二人って結婚したんだっけ?
88名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 23:26:42 ID:IXB7tevo
>87 冴島によるとできちゃった結婚で軽井沢で式を挙げたらしい。
89名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 07:16:18 ID:AB7ydnlZ
お〜どうもありがとう
90名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 17:32:01 ID:fqR5bjpW
菊池×常盤キボン
91名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 13:41:06 ID:520d5Lv/
a
92名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:46:48 ID:G3sli2WI
b
93名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:13:03 ID:1leo3PkO
神崎愛してるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
94名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:14:04 ID:1leo3PkO
杏子も好きだぁぁあぁlっぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁっぁっぁぁ!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
95名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 18:08:25 ID:ZyXfTL8F
ドラマの再放送面白いよあげ
96名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 18:34:37 ID:4JG+YKvF
うっは!
97名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:57:04 ID:hEjSDmJz
nannkaage
98名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 22:10:40 ID:Zlb3DAK6
ジャージャラジャーン ジャージャジャラジャーン
ジャージャラジャーン ジャージャジャラジャーン

いつまでも信じていたい 最後まで思い続けたい
自分は生きる 意味があるはずと
冷めた目で笑いかけてる 魂を侵された奴
涙を流す痛みは あるのかい?

言いたい事も言えない こんな世の中じゃ POISON
俺は俺をだますことなく 生きて行く oh oh
まっすぐ向き合う現実に 誇りをもつために 戦う事も必要なのさ

ジャージャラジャーン ジャージャジャラジャーン
ジャージャラジャーン ジャージャジャラジャーン
99元トーリス・ガリ:2005/09/15(木) 22:28:42 ID:RqtI9JVO
昔書いていたGTOスレがまた立つなんて……
懐かしい思いで読ませて頂きました
まさゆきたんお久しぶりでつ。杏子達、パワーアップしてまつね
今後にも期待。では
100ma:2005/09/16(金) 06:47:20 ID:CZkU5ARL
それぞれの夏の終わり

「だから、言ったろぉっー!
あの台に座りゃ出るってよー!」
鬼塚の甲高い声に龍二は苦笑してうなづく。
「ったく、昔っから悪運だけは強ぇーヤローだな…。」
「で、やっぱ大勝ちしたらここだべ、な、なぁ?」
ユーロビートが騒がしく響く薄暗い店内。
「ま、…付き合ってやるけどよぉ。」
龍二は渚への罪悪感からか渋い表情を作るが
まんざらでもないようだ。

「失礼しまーす…♪」
黒いキャミソールのワンピースを身につけた女が
やってきて、ソファに座る鬼塚に膝まづく。
照明は暗く女の表情はよく見えない。
いつもなら大はしゃぎでピンサロ嬢を向かいいれる
鬼塚だが、なにか聞き覚えある声に思わず驚いてしまった。
美しい黒髪の女は手馴れた仕草で、期待で膨らんだ鬼塚のモノを
手の内に納める。
先をウェットティッシュで軽く拭き、口を近づけた。
「それじゃ、イキますねぇー…」
そういって女は鬼塚を上目遣いで始めて見上げた。
「やっぱり……泉!?」
女はキョトンとした表情を見せた後、
悲鳴を上げて手の内のものを放り出した。
「うっぎゃぁあああっ!!!」
101ma:2005/09/16(金) 06:56:39 ID:CZkU5ARL
それぞれの夏の終わり2

「昨日吉川とずいぶん仲よさそうだったじゃない」
杏子は険しい顔で麻由子を睨んだ。
見られていた予感が麻由子にはあった。
朝からの杏子のこわばった表情や、
ときどき投げかけられる件の含んだ表情…
麻由子は気まずそうに目をそらした。
「ねぇ、どうして黙ってるわけ、…。」
杏子の表情はますます険しくなり、
唇は震えている。
「なにか言ったらどうなのよっ!」
102ma:2005/09/16(金) 06:59:30 ID:CZkU5ARL
(分岐1)
麻由子は栗色の短髪をなびかせて
薄く笑みを浮かべた。
「寝たけど。
それが、何?」
「っ…!」
言葉に詰まった杏子に追いうちをかける。
「あんたのより数倍よかったってぇー…。
もっと詳しく聞きたい?」
103ma:2005/09/16(金) 07:04:14 ID:CZkU5ARL
(分岐その2)
杏子はその整った顔に酷薄な笑みを浮かべた。
「オシオキしなきゃ、よね、麻由子……」
麻由子の華奢な肩がビクっと震えた。
「クスクス…楽しくなりそうね?
女同士だし、遠慮はいらないわよね…」
恐怖を瞳に宿す麻由子に意地悪く笑いかける。
「あら、どうしたの、オシオキされるのが嫌なの?
なら、逆らってもいいのよ…、
もっともあたしに逆らったのがどうなるか、
一番知ってるのはあんただと思うけどね…」
104トーリス:2005/09/16(金) 21:30:42 ID:R3NiXEhc
「常盤さん、本当に男性恐怖症を治したいのね」
森高はミニスカートの脚を組み替えながら、目の前にいる少女に問い尋ねた。

「はい。もうふっきりたいんです。あの時のこと」
少女-常盤愛は唇を結んで答える。


「わかりました、じゃこちらへいらっしゃい」
愛は森高の後をついていく。森高はベッドのカーテンを開ける。
するとそこにはひとりの少年がいた。

「あなた…うちのクラスの」
「よ、よ、吉川のぼる…です」
そうだ。クラスでもひ弱でおとなしいあの少年だ。
「今日は彼が常盤さんのセラピストになってくれます。さ、吉川君。
準備してちょうだい」
「は、はい」
吉川はいそいそとズボンと下着を脱ぎだした。
貧弱な下半身、そしてまだ幼いままの性器が現れた。

(うっわー…ちいさー)
愛は恐怖よりも、その形に驚いた。今まで見た大人のそれとは明らかに形が違う。
まるで子供のそれである。
(こ、怖くないかも……でも、こいつも…男)

「常盤さん、まず最初はこのくらいからがいいと思うの」
「あ、ハイ。お気遣いありがとうございます」
「さ、じゃ常盤さん。あなたはそのままの服装でいいから、ベッドに寝て」
「え…あ、でもまだ心の準備が」
「大丈夫。先生はすぐそこにいるから。怖くなったら呼んで頂戴。じゃ」

そう言って森高は、カーテンの外へ出る。
締め切られたカーテンの中常盤は、下半身をさらけ出す吉川……男子と
2人きりになってしまった。

「……あ、あの」
「な、何よっ!?」
「…ひっ!」
吉川に声をかけられ、常盤は思わず警戒してテコンドーの構えをする。
吉川はというと常盤の気迫に怯え、下半身をさらけ出したまま、内股で
うずくまった。

(……な、何よ。ふ抜けた男ぉ…)
105名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 11:16:21 ID:x41zqoiU
藤沢関連って持たないよなぁ。何でだろ?
結構カプ匂わしてたりするし・・・
藤沢漫画の読者層は二次創作とか興味ない人が多いのかね?
106名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 14:54:46 ID:KNoaVUuU
続ききぼん
107名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 21:42:21 ID:Bjtofu4p
雅と取り巻きが麗美に売られた話で助けが入らなかった編を誰か書いてよw
108名無しさん@ピンキー
この漫画の女って人格障害くさい奴ばっか
麗美はボーダーっぽいしトロ子はアスペっぽい