サブマリンｓｓスレ

私はおばに呼ばれてロナードと一緒におばの元に行った。
おばが言うには
「旧式の潜水艦が手に入ったので学校に寄付したい」ということだった。
私は喜んで賛成した。しかし潜水艦は自分達で取りにいかないといけないという。
私たちは「潜水艦部」をたちあげて有志を募ることにした。

即死回避

新暦2038年2月17日　11時19分
ロナードを伴って潜水艦の使用許可を得るべく国防庁へ向かう。
担当官は人当たりの良い人物で緊急時には国を支援することを条件に所有許可をもらう。

15時20分
岸壁につないである潜水艦を見に行く。
覚悟していたがややがっかりした。
かつての戦争で使われていたＵVII型だった。
飛行機にバタバタ沈められたらしい。
この海域にはたいした相手はいないのだし
自分達が所有できるだけでもいいことだとお互いを慰めあって帰途につく。

新暦2038年2月19日
デジカメで写したUVII型の写真を伸ばし勧誘活動。
船には乗りたいが潜水艦は嫌だという者多数。
それでも艦を動かすのにどうにか間に合う十人が部員になった。
男はロナードと仁の二人だけで他は私を含めて八人が女だ。

早速私たちはUVII型に乗りこんで学校まで持っていくことにした。
艦名はいいのがみつからずU333、333号と呼ぶことにした。
トレードマークはかつての潜水艦乗りの英雄にあやかって
白い小魚3匹のマークを艦橋に白ペンキで塗り描いた。

最初は浮上したままで航行させる。皆はセンスはあるのでどうにか乗りこなせた。
しかし問題は潜行と浮上、潜行時の航行、そして対艦戦だ。
訓練と勉強しまくって世界史に名を残す潜水艦乗りにならなくては。
しかし困ったことがあった。顧問がいないことと宿舎が無いことだった。
幸い顧問には巨乳のサリア女史が名乗りでてくれた。
宿舎は潜水艦の中に住むしかない。一番困ったことはトイレはあるもののお風呂がないことだった。
しかたないので浮上時に甲板に天幕を張ってその中で身体を洗うことにした。

キ・ルーンのシャフト子爵ら数家が同盟から離脱した時
私たちはなにかができるんじゃないかと相談しあった。
戦争は陸上を中心に行われるだろうが私たち海の者達が手をこまねいてる理由にはならない。
たとえ私たちの旧式潜水艦でも子爵たちに物資や兵士や武器を運ぶ船を沈めることは簡単だ。
ルーン地方の港を襲って海側から子爵たちの背後をついて牽制するのはうまみがありそうだ。
私たちは同盟側で戦争に参加することに全員賛成で即決した。
ともかく私たちはぼやぼやしてはいられないのだ。
国内のゴタゴタを収めて大陸の帝に対抗することこそ私たちの国民の悲願であったからだ。

新暦2038年2月22日
歯がしみる。鎮痛剤を飲んで333号の狭い個室のベッドで横になる。

新暦2038年2月23日
船を動かしたいが金が無いのを思い出した。つまらないので寝る。

新暦2038年2月24日
今日もやることがないので自室でエロ本を読むことにした。
女の子のおっぱいはいつ見ても飽きない。

新暦2038年2月25日
シャフト子爵に与する艦船、とくに輸送船を攻撃するために哨戒任務に出撃する。
艦長の市谷静香はクレア･リンクス、京極寺花子とともに艦橋上で監視にあたり
コントロールセンターには操舵手の俺ロナード・サイカ、ソナー担当の
メグ・カーライル、アンジェ・ブロインの二人、通信のアリス・カーディフ、
魚雷発射担当のリン・ツァイがそれぞれの席に張り付いてる。

C７型中型潜水艦（旧式・哨戒偵察型）
艦長　　　市谷静香　　　　　　三年
副艦長　　西野ダイヤ　　　　　二年
操舵手　　ロナード・サイカ　　三年
ソナー手　メグ・カーライル　　一年
　　　　　アンジェ・ブロイン　一年
　　　　　ケイト・ハブラム　　三年
　　　　　鈴木麗　　　　　　　二年
通信手　　アリス・カーディフ　三年
見張り員　京極寺花子　　　　　二年
　　　　　クレア・リンクス　　三年
　　　　　姫山シーラ　　　　　一年

医務員　　　楠木杏奈　　　　　　　　　二年
機関員　　　加藤キャサリン　　　　　　三年
　　　　　　ヘレナ・セント・ジョージ　三年
　　　　　　星野純　　　　　　　　　　三年
機銃担当　　兵頭美紀　　　　　　　　　二年
砲撃手　　　安西理沙　　　　　　　　　三年
魚雷担当　　リン・ツァイ　　　　　　　一年
　　　　　　網田南詩　　　　　　　　　三年　　　

新暦2038年2月25日02時26分
艦を潜行着底させ総員睡眠をとることにした。
他の乗員はどうか知らないが私はなかなか寝付けない。
シャフト子爵は宿敵の私たちが出撃したことを既にキャッチしてなにか対策を立ててるかもしれない。
私たちの本当の戦いはまさに明日の夜明けとともに始まるのだ。