新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(メイド以外は名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決める。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
参加時間を前もって伝える、早めに待機する等で、開始・終了時間も早くできます。
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、当人に確認してからで。
・技量は問わない。連携ができるか否か
最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し)
それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。
自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。
・私信はメアド欄で
役を介して私信をすることができない素の内容は、メアド欄で行って下さい。雑談は他でやって下さい。
プレイの可否、制限時間、状況説明他、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に。
自分が参加できるかどうか、一度「名無しの宿泊客」として、屋敷の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
役職ガイドライン
役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」も可能。
・屋敷の住人
血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可)
ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、近い家族(同じ苗字)の場合は苗字は付けられません。
・お客様
関係は何でも。住人やメイドの友人、取引先関係、公的な仕事などなど。
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対しての発言にもある程度強制力が働きます。
お仕置き部屋など特別な設備は、基本的に屋敷の住人の許可が必要です。他人の家だし。
・宿泊客(基本的に一時利用のみ)
屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。
基本的に発言に強制力は働かず、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫などを併用してください。
ただし、メイドによっては無理な要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも……
・メイド
屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。
できる限り名前を設定し、性格・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。
基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、しばらく引っ張ってもかまいません。
採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能。
典型的な「メイド」として以外にも、主人に言い寄る、スレに反して嫌がって強姦役になるなども可能。
最低限の情報さえあれば参加できます。不必要な設定を作ると、逆に泥沼にはまります。深く考えずに気軽にどうぞ。
スレの趣旨は「関係を楽しむ」ことで、設定は余興です。通常は匂わす程度、他人に聞かれたら明かす、といった感じで。
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
現在の主な屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
綾峰 雫@他の屋敷の女主人
自分の気に入らないメイドに対しては冷たく、無理難題を言いつけては悦に浸る。
だが気に入ったメイドに対しては優しいようである。 ふたなり。
使用人(メイド)
里村 志保
幼い頃、孤児だったのを拾われて主人を父親のように慕う。
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。最近、息子を出産。
萩野 瑞葉
伯父である主人を慕い、実家の子爵家を飛び出してメイドとなった娘。
しかし現在は、主人の養子の瀬名と恋仲にある。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
椿 杏樹
掴みどころのないお姉さん系天然メイド。
退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。
赤城 冬果
事故で話せなくなったメイド。リハビリを終えてすぐこの屋敷へ来た。
連れ添っている愛犬は、グレートピレニーズのボーセ。
香山 絵理
何かに追われて、屋敷に逃げ込んできた元女子高生メイド
助けてくれた三条に一方的に思いを寄せているが……
伊月 まりの
童顔で幼い体型の新人メイド。
まだ本格的な奉仕や夜伽は未経験だが、一生懸命に働いている。
古河 涼
最近お屋敷で働き始めた新人メイド。いつも優しげな(余裕ありげな?)笑顔を浮かべている。
普段は真面目で淑やかなお姉さんといった感じだが、実は…?
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。
三条 望
屋敷専属となった医師。 一見温和で誠実そうに見えるが、
某メイド曰く「変態セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブ医者」とのこと。
葦名 由依
主人の傘下の葦名家の娘。主人と父との約束により、屋敷の見習い執事及び秘書となる。
幼少の頃より主人を慕っており、その初めても主人に捧げた。
飯塚 正哉
名無しの執事の下で修行中の執事見習い。
敬語は後付。精神修行も技術も、屋敷の水準と比べるとまだまだ幼い。
山城 雄児
お屋敷専属のコック。
料理の腕は確かなのだが、屋敷に来る前の出来事せいか性格にやや問題あり。
丹波 大
お屋敷の専属植木職人だが、謎が多い
どうやらどこかの御曹司のようだ。
児玉 智子
公認会計士の資格を持つ、年若い弁護士見習い
名無し中央法律事務所から、お屋敷の管財人として派遣されて来ている。
名前の読みはサトシ、紛らわしいが男性である
元使用人・元客人
桜庭 奏
真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けなかったメイド。
大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練があったが、この春、大学に合格した。
桜庭 俊@奏の弟
奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。
家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらく世話になっていた。
神川 悠斗
凛香の事が好きな屋敷のギャルソンだった。裏表が無く楽天家。
最近杏樹にポチと命名され、みんなのペットと化し始めていたが、凛香とできちゃった婚することに。
神川(星野) 凛香
屋敷に、住み込みでバイトをしていた明るさが取柄の女子高生
気になっていた悠斗とできちゃった婚に。
木村 香
家政学園の実地研修生として短期間屋敷で働いていた際、屋敷の主人に一目惚れ。
家事全般はそこそこできるが、自己の恋愛に関しては暴走癖がある。
白河 貴子
大学を卒業後、屋敷で働くことに。 一生懸命だがちょっと抜けている天然系。
長身色白で身は細く、胸も控えめ。視力が悪く、コンタクトレンズを着用。
※以下のキャラの方々は自己紹介文をお願いしたします
粉原 月子
樋瀬 鴻一
槙島 奈緒子
奥津夕呼
小澤 美香
柊 小冬
9 :
萩野 紫:04/08/13 01:12 ID:9pgh55Z6
「そうよ、それはそっちに運ぶの。
ほらそこ! 煙草なんか吸ってないでキリキリ動く!」
何故か実家にやってきて引越し業者の指揮をとっている。
10 :
香山 絵理:04/08/13 01:16 ID:4XtyP83h
「瑞葉さんが言ってた新館ってここかな?」
杏樹の部屋の荷造りをしていたはずがひょっこり顔を出している。
11 :
柏葉 瀬名:04/08/13 01:25 ID:/TX5RWy8
厨房の荷物を手早く片付けている。
「…え、また1人なのかって?なんかもう慣れました」
妙にテキパキしている。
12 :
香山 絵理:04/08/13 01:45 ID:4XtyP83h
「はい、私が1000でした!」
主人に1000GETの報告をしている。
14 :
萩野 瑞葉:04/08/13 01:46 ID:9pgh55Z6
「お母様、あんなにハシャがなくても……」
母がノリノリだったのが恥ずかしいのか、こちらはコソコソと引越しをしている。
「さ、セナちゃん。ここが新しいトイレの場所ですからね〜」
部屋の片隅に猫用のトイレを設置。
「よっこらしょっと。ふぁー…。疲れたようー」
なぜか大量のダンボールを運ばされたらしく、断れば良いのに意地を張って働いたせいか
体がへとへとになっている。
「おじさん、これでいいの?もう荷物無いわよね」
「…う、うそうそ。うそですー、えへ」
素のままで喋っていたが執事に睨まれると、慌ててぶりっ子な様子で訂正する。
17 :
萩野 瑞葉:04/08/13 01:56 ID:9pgh55Z6
「さ、そろそろ他の場所のお手伝いに行きましょうか」
猫のセナに、危ないからしばらく外へ出ないように言い聞かせて、
自分は廊下へと出て行く。
「おやおや、いつの間に紛れ込んでいたのかな。気付かなかった。
屋敷中に響き渡るような声で文句を言いながらも、引越しまで手伝うとは感心な事だ」
梓紗を見つけたので頭を撫でてやる。
19 :
萩野 紫:04/08/13 02:00 ID:9pgh55Z6
>>18の様子を物陰から見ている。
「何よぅ。実の妹の頭なんかロクに撫でたことがないくせに、
他の若い娘となると、途端に甘くなるんだから」
兄に頭を撫でられでもしたら、それはそれで怒るのだろうが、そこら辺は複雑らしい。
20 :
里村 志保:04/08/13 02:03 ID:FrEvJZxJ
>>17 「あっ、瑞葉さん」
誰かいないかと廊下を歩き回っていると瑞葉を発見。
「あの… この忙しい中すみません、今お時間ありますか? ちょっと手伝って欲しくて」
21 :
萩野 瑞葉:04/08/13 02:04 ID:9pgh55Z6
>>20 「はい? ええ大丈夫ですけれど」
志保に声をかけられ、首肯してついていく。
>>19 「聞こえたぞ」
紫の方を向かないままで、ぼそりと呟く。
「別にお前の頭を撫でるのは構わないが、噛み付きはしないだろうか。それだけが心配だ」
紫の方に近づき、軽い冗談を交えて話しかける。
「私はまだ月曜迄は仕事が山ほど残っているのだよ。利き手が使えないのは非常に困る」
23 :
萩野 紫:04/08/13 02:09 ID:9pgh55Z6
>>22 「噛み付きゃしないわよ。それに撫でて欲しいとも思ってないの」
プイっとそっぽを向く姿が子供っぽい。
「だいたい兄さんにダメージ食らわすなら手を噛むより金的蹴りするわよ。
邪心が無くなって仕事がはかどるんじゃない?」
24 :
柏葉 瀬名:04/08/13 02:13 ID:/TX5RWy8
厨房の片付けを終え、自分の荷物(とは言ってもあとは網に入ったサッカーボールだけなのだが)を
旧館から部屋に持って行こうとする。
「何時からだっけな、U-23の試合…。あれ…」
途中、主人と紫を見つける。
>>22 (あの人、確か萩野家の…。人手が少ないから手伝ってくれてるのかな。なんだ、いい人じゃないか)
ぼんやりとそんな事を考えながら、特に話す事も無いので軽く会釈だけして通りすぎようとする。
25 :
里村 志保:04/08/13 02:17 ID:FrEvJZxJ
>>21 瑞葉を自分の部屋まで案内する。
「えっと、手伝いといってもこの子のお守りなんですけどね。悪戯しないかどうか見ていて欲しいんです。
さっきこの子、ローター飲み込んでしまって… また何か変なもの口に入れないか心配で」
そう言って瑞葉に雅志を渡す。
26 :
萩野 紫:04/08/13 02:18 ID:9pgh55Z6
「ああもういいわ。兄さんと喋ってるほど暇じゃないの、私」
シッシッと兄を手で追いやる。
「さっきの可愛い娘とよろしくやってなさいって」
>>24 と、見覚えのある顔が傍を通り過ぎる。
「あらら、ちょっと会釈だけなんてつれないじゃない」
むんずと袖を掴まえる。
「せっかくだから、お話しましょうそうしましょう」
そしてズルズルと手近な部屋へ引きずっていく。
「これでよーし」
27 :
萩野 瑞葉:04/08/13 02:20 ID:9pgh55Z6
>>25 「ろ、ローターを……それは……」
環境がそもそも教育上良くないな、と実感する。
「でも、私で大丈夫ですかしら?
泣き出したりしたら……おむつの替え方とか、よく分かりませんし」
少々不安そうである。
今回は特に引越しも手伝わずでもすんなり移動出来ている様子。ほっと胸を撫で下ろす。
アイスキャンデーを食べながら、ふんわりと浮かんで屋敷を徘徊中。
(♪〜… まあ、かわいい…)
>>25 雅志を見つけ、志保から瑞葉に預けられている最中に、持っている棒アイスをくるくると
目の前で回して見せる。
右に行けば雅志の視線は右、左に行けば左へ。
「…くすくす。瀬名の小さい頃みたい…」
などと面白がっている。
29 :
里村 志保:04/08/13 02:26 ID:FrEvJZxJ
>>27 「大丈夫ですよ、瑞葉さん。このダンボールの中のものを出す間だけですから、すぐに済みます」
瑞葉に雅志を預け、ダンボールの中を覗き込む。
くるくると回っている雅志の瞳には全く気付いていない。
30 :
萩野 瑞葉:04/08/13 02:29 ID:9pgh55Z6
>>28-29 「そうですか。じゃあ注意してますわね」
不安ながらも、志保から頼られたのが嬉しいのか、こくりと頷いて引き受ける。
が、すぐに雅志の瞳の動きが尋常でないのに気づく。
「しっ、志保さん! 大変ですわ! 雅志ちゃんの目がっ!!」
慌てに慌てて志保を呼んでしまう。
>>26 「? なんだお前か…。こっちは気にしなくていいから、早く寝なさい。
明日は晩餐会の支度もあると言うのに、毎日サッカーばかり見て仕事に支障が出たらどうするんだ」
無意識なのだが、微妙に瀬名に説教じみた事を言ってしまう。
>せっかくだから、お話しましょうそうしましょう
「あっ、コラ!何をしとるんだ紫!
こんな時間にお前が振り回しては南に何を言われるか…。いや、いつ出て来るかはわからないのだが」
少々慌てるがあっと言う間に瀬名が連れ去られてしまう。
「…ま…まあ大丈夫だな、何があっても私のせいにはならなさそうだ。
瑞葉も南も、叱るとなれば瀬名のやつを叱るだろうし」
残されたロビーでそんな事を呟く。
32 :
里村 志保:04/08/13 02:32 ID:FrEvJZxJ
>>30 「えっ!?」
瑞葉の慌てふためきぶりにすぐさま振り返る。
そして、彼女に言われるがまま雅志の瞳を確認してみるが――何も変化はない。
「??? ど、どうしたんですか、一体」
33 :
萩野 瑞葉:04/08/13 02:36 ID:9pgh55Z6
>>32 「え? だって今、すごいクルクル瞳を動かして……何か変なことでもあったのかと」
今は落ち着いている雅志の顔を覗き込んで、納得いかなさそうに首を傾げる。
と、なんだか部屋の中に、自分と志保と雅志以外の誰かがいそうな気配を覚える。
「?」
そして今度は自分がキョロキョロ辺りを見回す。
>>32-33 「♪ぷにぷに赤ちゃん」
謎の歌を歌いながら、雅志の手の甲や首元をくすぐったりしている。
当然志保と瑞葉には見えていないのだが、いきなり不自然に
雅志が笑い出してしまいそうになっている。
「こちょこちょこちょー ああ、可愛い…。ふふ、私も昔はこんな時期があったわね…」
「御主人様が『御主人様』でさえなければ、瀬名に小さな頃から『お父さん』を作ってあげられたのかしら。
……ううん、そんな事もないわね。何があっても、私はきっと、一人で生きたわ…」
35 :
柏葉 瀬名:04/08/13 02:43 ID:/TX5RWy8
>>26 「うわ、なんなんですか! あの…、ちょっと俺今から用事が…」
情けなく紫に伝えるが、聞き届けられる雰囲気は微塵もなし。
空き部屋に連れ込まれる。
「お、お話って…? 嫌ですよ、また変な事すんのは」
紫に圧倒されているのか、オドオドしている。
36 :
萩野 紫:04/08/13 02:47 ID:9pgh55Z6
>>35 「用事より私の方が大事でしょ!」
怒ったフリをして無茶を言い、無理やり連れていく。
>お、お話って…? 嫌ですよ、また変な事すんのは
「変なことって何ー? 詳しく言ってみなさい詳しく」
ニヤニヤ笑って瀬名をからかう。この辺りは正しく主人の血統である。
「さて、まずはキリキリ白状してもらいましょうか。最近の瑞葉との関係を」
37 :
神川 凛香:04/08/13 02:47 ID:JUfUIQcc
悠斗に連れられて屋敷へと戻ってくる。
「えへへへ〜♪」
梓紗の言いつけ通りウーロン茶しか飲んでいなかったのだが
悠斗がおいしそうに飲んでいた日本酒を一口飲み、すっかり出来上がってしまう。
「えへへ、えへ、えへへへ♪」
何がおかしいのか終始笑顔である。
38 :
里村 志保:04/08/13 02:49 ID:FrEvJZxJ
>>33-34 「ん… なんだか笑ってる、のかな?」
ニヤニヤしている雅志の顔を見詰め、状況を飲み込もうとする。
部屋に流れる不思議な空気。悪い感じはしなかった。
しかし瑞葉が不安そうに辺りを見回しているので、こちらもなんだか不安になってくる。
「う〜ん、幽霊か何かなのかな… ほら、動物とか子供にはよく見えるって言いますから……」
39 :
神川 悠斗:04/08/13 02:51 ID:JUfUIQcc
>>37 あっちへふらふら、こっちへふらふらする凛香を真っ直ぐ歩かせようと必死。
「あぁー、もう凛ちゃんそっち行ったらドブだから……Σあっ!そっちに行き過ぎると車が!!」
折角の酔いもすっかり覚めてしまったようだ。
40 :
萩野 瑞葉:04/08/13 02:51 ID:9pgh55Z6
>>38 「ゆ、幽霊!?」
ビクッとして、雅志とは対照的に泣きそうな表情になる。
「し、志保さんやめて下さいっ、私、お化けとかダメ……あっ?」
と、ふとあることに気づく。
「……もしかして、伊達さん?」
ポツリと呟く。
>>37 玄関の様子を察知し、客室の前で腕組みをして仁王立ち。
「……」
>えへへ、えへ、えへへへ♪
凛香が明らかに飲酒している様子なので、呆れつつも手を出して体を支えてやる。
「あーあー、やっぱり飲んだのね。まったくしょうがないったら、ほらおいで」
「…そこのバカ、保護者失格よ。
今日はイエローだけど、今度やらかしたら一ヶ月、凛は私が預かるからね」
だが、旦那である悠斗にはやたら厳しく接している。嫉妬もあるらしい。
42 :
神川 凛香:04/08/13 02:59 ID:JUfUIQcc
>>41 「わーい、梓紗だぁー」
思わぬ人影に思わず抱きついて頬擦り、しかし酒の匂いは欠片もしなかったり。
どちらかと言えば、悠斗の方がする(一口しか飲んでいないので当たり前と言えば、当たり前)
>「…そこのバカ、保護者失格よ
「バカとは失礼ね、バカとは、コレでも一応私の旦那なんだからぁー、ねーバカ悠斗♪」
言っている事がめちゃくちゃなのは気にしてはならない。
43 :
柏葉 瀬名:04/08/13 03:01 ID:/TX5RWy8
>>36 >キリキリ白状してもらいましょうか。最近の瑞葉との関係を
「そんなキリキリ白状するほどのネタも無いですよ!せいぜい来客に『お前らイチャつきすぎじゃないか』とか
クレームが来る程度で始末書書いたりとか……」
重大問題である。が、本人はさらっと言っている。
「別に最近は泣かせてもないし、問題ないっすよ、全然。 だから」
「…離してもらえますか?これ。」
袖を引っ張られると同時にジーンズの丁度ジッパー部分に紫の手が置かれており、
赤面したままどうしていいかわからなくなる。
44 :
神川 悠斗:04/08/13 03:06 ID:JUfUIQcc
>>41-42 >「……」
何故か最近になって、やたら感じるこの殺気……そうその正体は!!!
「あ、梓紗…ちゃ………ん…」
恐らく悠斗が今一番会ってはならない人物の一人と言っても大げさではないであろう…
>「…そこのバカ、保護者失格よ 「バカとは失礼ね、バカとは
まず梓紗の一言で傷つき、凛香の次の一言で癒され、そしてその次の言葉で再び傷つく。
こういうキャラは屋敷にいた時から全く変わっていないようだ。
45 :
萩野 紫:04/08/13 03:07 ID:9pgh55Z6
>>43 「最近は泣かせてない、ってのが気になるけど。
ほほー、そんなにイチャついてるのね」
ジロっと睨むが、しかし。
「実によろしい! で、何したの? 客の前で○○とか××とかしたの?」
>離してもらえますか?これ
「うん? ああいいわよ。離したげる」
しかし手を離すと同時にジッパーを引っ張って下げるのは忘れない。
46 :
里村 志保:04/08/13 03:07 ID:FrEvJZxJ
>>40 「…Σ ど、どうなんでしょう。見えないからよくわからないですけど…
もしかしたらお盆が近いので、帰って来てるのかも。よし、そういうことにしておきましょう!」
瑞葉に亡き旦那の名を挙げられ、上機嫌になる。不安も吹っ飛んだようだ。
「でも、雅彦さんが幽霊だったら怖くないですよね、ほんと」
惚気半分の笑みを浮かべて喋る。
ひと休憩して自室に戻る途中、賑やかにしている凛香・梓紗・悠斗の側を通り過ぎようとするが、
その会話の内容を聞き、軽い悪戯心が。
「遅かったのだな2人共。まあ体の状態もあるのだから、気をつけるんだぞ」
凛香の頭を今度は撫でてから
「……さ。では客人夫婦をお部屋にご案内したら、梓紗は早く私の部屋に来なさい。
いつまでもお邪魔虫な事をするのは『優しさ』ではなくただの『野暮』だからな」
梓紗の首根っこを掴み、持ち上げるようにして2人から引き離す。
「失礼した、ゆっくり休むといい」
2人に微笑みかけると、まだ不満そうにプンスカと文句を垂れている梓紗を連れて行ってしまう。
48 :
萩野 瑞葉:04/08/13 03:13 ID:9pgh55Z6
>>46 「きっとそうですわ! きっと伊達さん……」
見えないのをいいことに、そうだと思い込むことにする。
>雅彦さんが幽霊だったら怖くないですよね
「ふふ、そうですわね。伊達さんだったら、お豆とかぶつけてみたり……
あ、それは鬼さんでしたかしら」
いつの間にか落ち着いて、冗談なども出てくる。
志保の幸せそうな顔を見て、自分でも嬉しくなったらしい。
49 :
柏葉 瀬名:04/08/13 03:16 ID:/TX5RWy8
>>45 >手を離すと同時にジッパーを引っ張って下げる
「っ!! 何してるんですかー、だからこういうのがダメなんですよ!!」
慌ててジッパーを元通りにすると、座っていた空き部屋のベッドから立ち上がる。
「あ…あんまりセクハラが過ぎると、し、子爵様に言いつけますよ!
失礼しますおやすみなさい!」
持っていたサッカーボールを捜して小脇に抱えると、酷く焦った様子で部屋を出て行く。
言いつける、というのがなんとも子供っぽい。
50 :
萩野 紫:04/08/13 03:21 ID:9pgh55Z6
>>49 「ちっ、逃したか」
割と本気っぽく舌打をする。
「別にあの人に言いつけられてもいいんだけどねー。
浮気はお互い様ってことで認め合ってるんだし」
娘の恋人に手を出す問題については把握していないらしい。
「ま、いいか。さて、そろそろ兄さんもさっきの娘を部屋に連れ込んだだろうし、
今夜もまた南でも探して……」
立ち上がってグッと背伸びをし、部屋を出る。
「あーあ。たまには私の家にも出てくれないかしら、南」
51 :
神川 凛香:04/08/13 03:24 ID:JUfUIQcc
>>47 上機嫌で梓紗と共に悠斗を虐めていると、主人が横を通る。
「ただいま御主人様ぁ〜、へへへ〜」
と、梓紗の時と同様にいきなり抱きつく、そして頭を撫でられ嬉しそうにニヤニヤ。
「ばいばぁい、御主人様〜、梓紗も頑張ってねぇ〜」
フラフラしながら、遠ざかる主人と梓紗に笑顔で手を振り、見送る。
そして部屋に入り、何かを考え始める。
「ん〜〜……ねぇねぇ、何で梓紗がここにいるのかなぁ〜?」
今更ながらそんな事を真剣に尋ねてみたり、もちろん悠斗も分かるわけも無く。
「ま、そんな事考えても仕方ないかぁ〜」
と、何時もの様に吹っ切ると、笑いながら悠斗をバシバシ叩いてみたり。
「(だ、ダメだ……凛ちゃんにお酒は、ぜ、絶対にダメだッ!!)」
叩かれつつ、そう悟る悠斗であった。
52 :
里村 志保:04/08/13 03:28 ID:FrEvJZxJ
>>48 「いいですね、豆。雅彦さんの嫌いな納豆ぶつけたらどうなるんだろう……
余計に痛いんでしょうか。でも実験したら屋敷が納豆臭くなっちゃいますね」
などと言いながら、引越しの片付けも忘れて瑞葉といつまでも談笑していた。
「まったく今夜は慌しくて騒がしくて……たまらんな」
普段は見ない人間まで押しかけてきたせいか、些か疲れたようにため息をつく。
もっともすぐに精力的に梓紗を求め、また求められていくのだが。
「ああ、新しいお屋敷は無事に建って、お引っ越しも滞りなく進みましたか」
某所から心配になって屋敷にかけた電話の内容に、安堵の息を漏らす。
「は? こちらでございますか? ああ、ええ、あと2〜3日もすれば事態は沈静化すると思われます。
ええ、そうしましたら至急、お屋敷の方に戻りますので今しばらくの間は皆さんにお任せします。
ああ、飯塚には苦労をかけると……ああ、言わなくて結構。苦労もあれの仕事の内ですからな」
何気に飯塚のことを「あれ」扱いだったりする名無しの執事であった(藁)。
55 :
萩野 瑞葉:04/08/15 23:35 ID:sC4U6rCp
お盆ということで、僅かの間帰省していた実家から戻ってくる。
「ただいま帰りました〜」
小声でひっそりと挨拶して、邸内に入る。
57 :
萩野 瑞葉:04/08/15 23:45 ID:sC4U6rCp
私室に戻ってくると、荷物を置いて一息つく。
「はぁ……なんだか、もうこっちの方が自分の家みたいですわよね」
クスリと笑うと、同僚たちに預けていた猫を受け取りに、また出て行く。
58 :
お客様:04/08/15 23:48 ID:cGpwMxjw
>>57 おや、瑞葉さんですか?
(ふと見かけた、見知ったメイドを呼び止める)
59 :
萩野 瑞葉:04/08/15 23:53 ID:sC4U6rCp
猫を抱きかかえて戻ろうとしていると、見覚えのある客人から声がかかる。
「あ……こんばんは。この間はどうも……」
若干赤面してペコリと頭を下げると、今後のこともチラリと考え、猫を床に下ろす。
「一人でお部屋に戻れますわね? イタズラとかしたらダメですわよ」
言い聞かせると、猫を放して客人に向き直る。
「失礼いたしました。それで、何かの御用ですかしら」
60 :
お客様:04/08/15 23:57 ID:cGpwMxjw
(去っていく猫に軽く手を振った後瑞葉と向き合う)
いえ、ここしばらく顔を見かけなかったものでつい声をかけてみたのですよ
・・・何かお仕事がありましたか?
61 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:00 ID:ygiIAfLh
「いえ、ちょっとの間、実家に帰省していたものですから。
そして深く頭を下げる。
「私なんかのことを気にかけていただいて、どうもありがとうございます」
62 :
お客様:04/08/16 00:05 ID:J+0LlCRu
ご実家があるんですか・・・
そうですか、帰る場所があるなら、是非ご自愛なさいな。
・・・だからそんなに自分を卑下することはありませんよ。
例え、使用人といえど一人の人間です。
誰であろうとそれを否定する権利など持ち合わせておりませんよ。
(そう言って困ったような顔をする)
63 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:09 ID:ygiIAfLh
「帰る場所……というのとは、少し違うと思いますわ。
なんというか、時々顔を出して、少し昔のこと懐かしんで……それだけです。
今の私にとって、帰るべき場所はこの御屋敷ですもの。
お仕えする方がいて、面倒を見なくちゃいけない猫ちゃんがいて、大切な方が……」
話すうちに、自分の思索の中へと入っていく。
「……あ、申し訳ありません! つまらないお話を聞かせてしまいました!」
ハッと我に返って、また謝る。
64 :
お客様:04/08/16 00:14 ID:J+0LlCRu
「いえいえ、そんなことはないですよ。」
そう言って軽く顔の前で手を振る。
「それでもその場所は、貴方の過去にとって大切な場所なら大事にすべきですよ。」
大切な方と、聞いて
「そうですか・・・なら、なおの事貴方は自分に自信を持って生きなければいけませんよ。
その、大切な人のためにも・・・ね。」
そう言って、微笑む
65 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:20 ID:ygiIAfLh
「はい……ありがとうございます」
礼を言った後、ふと小首を傾げる。
「あの、一つ伺ってもよろしいですかしら?
お客様はどうして私に御親切にした下さいますの?」
66 :
お客様:04/08/16 00:25 ID:J+0LlCRu
「前にも言いましたが、悩める女性に尽くすのは紳士の義務です。
老若貴賎問わず、女性に敬意と慈愛を抱く。それこそ真なる紳士と、わたくしめは思っております。」
大げさな一礼をした後。
「それがお美しい妙齢の女性であればなおのこと」
67 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:32 ID:ygiIAfLh
少々大仰な客人の言葉に、ついクスクスと笑ってしまう。
「ご、ごめんなさい……でも、そんな風にお世辞を仰られても何も……あっ」
と、この間のことを思い出す。
「……何もってことは、ありませんわね。この間の続きでも……私は構いません」
視線を反らして小声で付け足す。
68 :
お客様:04/08/16 00:35 ID:J+0LlCRu
「いえ、奉仕は私の方から進んでやること。
貴方が望まぬのであれば無理強いすることはいたしませぬ。」
そこで再び礼をする
「女神よ、どうかわたくしめの思いを受け取ってくださいませ。」
69 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:41 ID:ygiIAfLh
「……お客様がそう仰るなら、私は拒みませんわ」
微妙にすれ違い合いながらも、手近な部屋へと入る。
「この間の続きからで、いいですかしら?」
服を静かに脱ぎながら、客人の前に跪く。
70 :
お客様:04/08/16 00:43 ID:J+0LlCRu
「なにをおっしゃる、ここはわたくしめに。」
そう言うとやさしく瑞葉の胸をつかみ、揉み始める
71 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:46 ID:ygiIAfLh
「あんっ……ダメ……私も、お仕事ですから……」
だが、客の手を押しとどめることも出来ないので、ただ為すがままにされてしまう。
「んっ……あぅ、はっ、あ……はぁ、ふぅんっ」
熱い吐息と悩ましい声を漏らしながら、下着にも手をかけ、僅かにずらして
密やかな部分を客人の視線に晒す。
「……どうぞ……お客様」
72 :
お客様:04/08/16 00:49 ID:J+0LlCRu
「では、失礼いたします・・・」
神妙にそう言うとシックスナインの体位を取りながら
「あい、申し訳ございませんが、我が倅(せがれ)めを慰めていただけないでしょうか、
我が女神。」
そう言った後、瑞葉の秘所を丹念に舐めていく
73 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:52 ID:ygiIAfLh
「は、はい、私も失礼……致します、やんっ!」
秘唇を舐められて、快感とくすぐったさに身体を撥ねさせるが、
やがていつものように、口腔での奉仕を始める。
「ん、むぐ……ふぁ、んっ、んっ、ぴちゅ……ちゅ、ぱぁ……んっ」
奥まで飲み込んでは頭を上下させたり、口から引き抜いて先端を舐めたり吸ったりを繰り返す。
74 :
お客様:04/08/16 00:54 ID:J+0LlCRu
75 :
萩野 瑞葉:04/08/16 00:58 ID:ygiIAfLh
「んん……ああっ!」
やがて客人の迸りを口腔と顔とに受け、その感覚に軽い絶頂を覚える。
「……はぁ、お客、様?」
そっと身を起こしてみると、客人は快感の中で眠りについたようであった。
「よかった。ご満足いただけたみたいですわね」
そして静かに逸物の後始末をすると、生真面目に一礼して、部屋を後にする。
「お休みなさいませ……」
76 :
香山 絵理:04/08/16 20:48 ID:zm6YZU4q
盆休みで先輩メイドが帰省していたため、きつかったシフトから開放され
私室でくつろいでいる
「少し涼しくなってきたなぁ〜」
78 :
白河 貴子:04/08/16 23:25 ID:5B86VDbj
ただ漠然と「メイドさんの制服が懐かしい」という理由だけで、なかば強引に屋敷に戻ってきていたりする。
最初は余った仕事を与えられながらも、次第に勘を取り戻していく。
が、新しい仕事のやりかたには慣れていなくて、余計に時間がかかったり。
そうして仕事をしながらも、突然「メイドさんって素敵っ!」「うわぁこの制服のフリルが!フリルがっ!」などと
突然わけの分からぬことを叫んだり、意味もなく鏡の前でくるくる回ってみたりと、
他のメイドたちの奇異の視線を思い切り笑ってごまかしながら、変人振りを余すところなく発揮してしまう。
「さて、あとは夜のお仕事ね……って、それが目的ってわけでもないんだけど、ちょっと期待してる……かも……」
実はMだったらしい。
79 :
萩野 瑞葉:04/08/17 00:09 ID:tWAOxfWc
「?」
時々聴こえてくる奇声に首を傾げながら客室の掃除をしている。
畳みにぺたんと座り、自室でぼーっと、今巷で奥様たちに流行のドラマを見ている。
「…う、いたたたぁ…。いたっ、た」
重心をかけていた方の足が痺れてしまった模様。
苦しそうに足を崩した後、しばし周囲をちらりと見る。
「……えへへ。よかった、誰も見てなくて」
恥ずかしげに苦笑い。
名無し家の近くで密かに車を止めて、じっとそちらの方を見ている。
「かえって一度顔を合わせてしまうと……未練が出るものだな」
苦笑しながらも、車を発進させようとはしない。
82 :
白河 貴子:04/08/17 00:29 ID:/ETMv7ZD
「スタイルいいなぁ、こんな人が本当にいたりしたら…はぁ」
応接間に飾られている女性の裸身をかたどった彫像の埃を払いながら、ぼんやりとしている。
「…よしっ、これで貴女も三国一の…はなくて、ええと、とにかく、綺麗になりました!」
傍からみると危ない人にしか見えない。
「少し出て来ます。藍子さんが寝るまで様子を見てやってください」
そっけなく言い残し、屋敷を出る。
「ずっと屋敷にいるのも飽きてきたのでね。気晴らしですよ。
…車? ああ、もう玄関に用意してあるのか。なら乗せてもらいますよ」
「なに? あの人こっそり行ったの? 未練ねー」
出張先から萩野家に電話したところ、夫の動向をメイドから聞いて苦笑している。
85 :
白河 貴子:04/08/17 00:45 ID:/ETMv7ZD
一通りの仕事を終えて、軽くシャワーを手に自室に戻る。
いつも通り、また制服に腕を通しながら、ふと窓の外の暗い庭を見ながら物思いに耽ってしまう。
「やだ、なに緊張してるんだろ、私ったら…」
(暇つぶしとなれば、やはりここだろうな…。後からうるさく言われそうだが)
車から降り、玄関のベルを鳴らそうとすると子爵に出会う。
「…どうも。珍しいですね。こんな時間にふらついて、奥方には何も言われないんですか」
>>86 「ああ、あなたでしたか。こんばんは。珍しいところで会ったものだ」
慇懃に頭を下げる。
>奥方には何も〜
「言われるも何も、あれは今異国の空の下ですよ」
肩をすくめてみせる。
「あなたこそ可愛らしい許婚がいるのに、義兄上の屋敷で遊興とはね。
……私はそろそろ失礼しますよ」
娘が接客する姿を見たくはない。
そう思ってその場を去ろうとする。
88 :
白河 貴子:04/08/17 01:01 ID:/ETMv7ZD
ふと物音に聞き耳を立てる。
お客さん…?とも思ったが、ベルが一向に鳴らされないところからしてそうでもないような。
「こんな時間に…いったい誰なのかしら、変な人じゃないといいけど」
鏡に向かって軽く髪を整えてから部屋を出て、久々の長いスカートの裾につまづかないよう気をつけながら
急ぎ足で階下へ降り玄関へ向かう。
ドアの向こうの話し声は複数。ベルは鳴らされないが、今帰った客たちという風でもない。
不審に思い、そっとドアを押し開けてみる。
「っ、と…こんばんは、どちらさまでしょう? 御用でしたらどうぞ中へ入られては…」
メガネの奥の少しおどおどした目で、二人の客をかわるがわるに見つめる。
ポケットに片手を入れたまま、あまり表情を変化させずにドアを開けようとする。
「なんだ、開いてるじゃないか。……異国?あの方も相変わらず元気なようで、羨ましい事です」
>あなたこそ可愛らしい許婚がいるのに
「生憎可愛らしすぎて、まだ何も大人の事はわからないようなのですよ。僕の妻は。
とは言え…思い入れが全く無いわけではないので、心配はいりません」
子爵を見て少し微笑む。が、その視線はやはり冷たい感じである。
>……私はそろそろ失礼しますよ
「娘を見るのが怖いですか、子爵殿。現実を敢えてその目に焼き付けるのも悪くはないと思いますが」
子爵の言葉を遮るように、視線を合わさないままで言う。
>どちらさまでしょう? 御用でしたらどうぞ中へ入られては
「ああ、ありがとう。少し暇つぶしに寄らせて貰っただけなのですよ。…今、御主人はいらっしゃいますか。
おられない様なら、貴方が我々のお相手でもして頂きたいのですがね」
>娘を見るのが怖いですか
「あなたにはまだ分からないだろうな。いや、これから分かる日が来るのかどうか」
あえて挑発を返して立ち去ろうとするが、
屋敷の中からはメイドが出てきてしまう。
>御用でしたらどうぞ中へ入られては…
「ああ、私は……いや、そうだな。少しだけ厄介になろうか」
娘も去ることながら、志保とその子の行く末も気になったらしい。
「邪魔をするよ」
さっそく貴子に仕掛け始めた侯爵を尻目に屋敷に入っていく。
91 :
白河 貴子:04/08/17 01:40 ID:/ETMv7ZD
「どうぞお入りくださいませ。そうは申しましても、もう他のメイドたちは下がってしまいまして、
大したおもてなしもできないのですが…申し訳御座いません」
深々と頭を下げて、二人の男を応接間へ通す。
>貴方が我々のお相手でもして頂きたいのですがね
「すみません、主人はすでに休んでおりまして… なにかご用でしたらすぐに呼んで参りますが、
私がお相手とは…」
困ったように視線を泳がせかけるが、すぐに顔を上げる。
「はい、ご期待に沿えるかどうかは分かりませんが… 私でよろしければ、なんなりとお申し付けください」
表向き平静を装ってはいるが、なぜかドキドキして顔を合わせられない。
その理由は…分かっているはずだけれど、考えてはいけないような気がした。
>貴子に仕掛け始めた侯爵を尻目に屋敷に入っていく。
「あ、あのっ…」
さっさと背を向けた彼に不安を抱きつつ、遅れないように足を速めてついていく。
(どうしたんだろう、なんだかとげとげしい雰囲気で… なにか不味いことをしてしまったのかしら)
屋敷の中も勝手知った様子の客人に、安心と不安とが入り混じったような気持ちになる。
「娘もいないし、出来たとしてもメイドになる機会もそうそう有りませんから。非常に興味深く拝見しましたよ。
…貴方の娘を何度か」
自覚なしだが、無意識のうちに軽く皮肉っぽい事を言う。
>私でよろしければ、なんなりとお申し付けください
「すみませんね、では適当に遊ばせて貰おうかな」
さらっと言うと、貴子に軽く微笑む。
「…おや。怖がる事はありません、僕は取って食べたりはしませんよ。
退屈凌ぎに、ここの御主人と似たような事をして楽しむくらいです。…と言えば、わかりますかね」
上から見下ろすように言うと、ポケットから鍵を取り出す。
「これ、見覚えありませんか。我が家のメイドが以前ここで勤めていた時に作った合鍵なんだが」
「何分意識のはっきりしない時に尋ねたものだから、どの部屋かよくは覚えてませんが。
…『地下室』とか言っていたかな」
貴子に鍵を投げて渡す。
「ここに案内して下さい。許可は…御主人には子爵殿と僕が、後で伝えておきます」
>娘もいないし〜
「あなたの可愛い許婚がそうならないという保障はないと思うがな」
一応、例の事件については掴んでいたらしく、皮肉を言い返す。
「どうした? 私を案内してはくれないのか」
一方で貴子を促して、侯爵の悪戯を邪魔しようとするのだが。
>『地下室』とか言っていたかな〜
「どうして私があなたの行動の責任をとらねばならないのだ!」
イライラした様子で、侯爵を案内する貴子についていってしまう。
が、いざ地下室に来てみると、さすがに落ち着かなくなる。
(瑞葉……志保……)
二人のことを考えてしまったのか、苦い表情で立っている。
94 :
白河 貴子:04/08/17 02:14 ID:/ETMv7ZD
(この二人…どんな関係なのか、知りたいけど訊いてはいけないような…)
なんとなく二人に背を向けるのが怖くて、ちらちら後ろを確認しながら薄暗い廊下を歩く。
>許可は…御主人には子爵殿と僕が、後で伝えておきます
「事後の承諾では…」
そう拒みかけたものの、断れない雰囲気を察知して為す術もなく黙って頷くしかなかった。
「合うかどうかは分かりませんが、ひとまず試してみましょう」
心の中では、どうか鍵が合わないでほしいと叫びながら。
以前何度か掃除のために入ったことがあったが、いつも耐え切れずに逃げ出してしまっていた
あの場所へ。足取りは自然に重くなる。
>地下室に来てみると、さすがに落ち着かなくなる。
「あ、あの…大丈夫ですか?」
地下室へと続く重厚な扉を前に、ふと足を止めて振り返ってみる。
しかし、事情を知らない自分にはとても言葉を掛けられるような状況ではなかった。
「それでは、ええと…」
(入らないで…)
侯爵から受け取った質素な合鍵は、なんの抵抗もなく鍵穴に収まった。
そっと力を入れてみる。右には回らない。左には。
(回らないで…)
カチャリと錠の外れる音がした。
それとともに背後の雰囲気が明らかに変わった。しかし振り向けはしない。
(お願い、開かないで…)
軽く、扉の中央のレリーフを押す。くぐもった音が響いて、吸い込まれるような暗闇が広がった。
ひとつため息をついて、明かりをつける。
「…どうぞ。こちらが地下室、です。ここから先のご案内は…いかがいたしましょう?
私には責任が持てません、後で主人に知られたらなにをされるか…」
自分でも声が震えているのが分かり、その場に立ち竦んでしまう。
>どうして私があなたの行動の責任をとらねばならないのだ!
「何を怒ってるんですか。貴方も楽しめば良いだけの事です」
憤る子爵の様子をちらりと一瞥するが、全く怖気づかずに棚や、備え付けの道具たちに触れる。
「貴方だって、まったくメイドを甚振ってないという覚えが無いわけでも無いでしょう。まあそう怒らずに…
……そう言えば彼女は、なんという名前だったのかな」
鞭を手に弄びながら、貴子の方へ柄を向ける。
>ここから先のご案内は…いかがいたしましょう?
「案内はもう結構です。では…そうだな、手始めに子爵殿に奉仕でも。
僕と違って寂しい方だから、丹念にやって差し上げて下さい。よろしく」
かすかに口元で微笑みながら言うと、貴子の腕を後ろ手にして引き出しにあった縄できつめに縛ると
背中を押し、子爵の前に貴子が膝をつくようにする。
「子爵殿、我慢は体に毒ですよ。僕と彼女しか見ていないのだから、遠慮なさる事はありません。…さあ」
物静かな口調で子爵を煽る。
>ここから先のご案内は…
このまま帰りなさい、と言う前に侯爵が命令を下してしまう。
>手始めに子爵殿に奉仕でも。
「やめてくれ! 私はもう……」
ここ最近はメイドたちに心配されるほどに甘くなっていたのだが、
地下室に漂う、独特の空気が、抑圧された心を刺激してくる。
そしてそれを煽り立てるような侯爵の言葉。
>我慢は体に毒ですよ
「……く……」
歯軋りしながらも、貴子の腕をグッと掴んで引き寄せてしまう。
「……寂しくなどない。ただ、私は……」
メイドを弄べば娘の境遇を考えてしまう。
そのことが欲望を抑えていたのだが、今はそれが逆の効果を生みつつある。
「瑞葉……っ」
突然うめくと、貴子の服を強引に毟り取る。
>>95激しいまちがい
日記を読み返して間違いに気付き、訂正。
「うわ、『>メイドを甚振ってる覚えが無いわけでは〜』でした。…ああっ、ごめんなさい〜」
間違いを訂正したはいいが、何やら謎の日記である。
「はい、ばあやさん。改めて今日の日誌です」
提出義務もあるらしい。
98 :
白河 貴子:04/08/17 02:44 ID:/ETMv7ZD
おそらくこの二人のほうが自分よりも地下室には詳しいのだと悟る。
それにしても、と、またため息をつく。
一体どうしたというのだろう、この人たちは…このどんよりと濁った雰囲気は、
地下室のじめじめとした陰湿さともまた違うような気がする。
>「そう言えば彼女は、なんという名前だったのかな」
「しらか… 白河貴子と、申します…」
緊張のあまり、途中で一度噛んでしまう。そうして、ただじっと、侯爵の優しそうな目を見つめる。
ふとその奥に得体の知れないものを見たような気がした。
それでも身じろぎひとつせず、その後の荒々しい行為にも無言で耐える。
「どうぞ、お好きになさいませ…」
>突然うめくと、貴子の服を強引に毟り取る。
「…っ!」
恐ろしいほどの怪力で引き寄せられた衝撃に耐えられず、無残に制服が破れて
下着まで露になってしまう。今日は…何を期待したのか、黒のお洒落な下着で決め込んでいた
自分が恥ずかしく、唇を噛んで俯いてしまう。しかしそれも急に虚しく思えてしまい、
覚悟を決めて、跪いたまま上目遣いに子爵を見上げる。
「…どうぞ、私はなにも…なにも分かりませんから、なにも考えないで、ただの女ですから…」
子爵が貴子に手を伸ばし始めたので、興味深そうな顔をする。
「…なんだ、やれば出来るじゃないですか。さすが子爵殿だ」
やる気のない動作で、軽く手を叩いてみたりもする。
>私はなにも…なにも分かりませんから
「見かけに寄らず、乗り気なようですね彼女。あの主人が飼い慣らしているだけあって素直なものです」
メイド服の乱れた貴子に近寄り、背後から首を前に倒すようにする。
口元が子爵の股間の前になるように四つんばいにさせようと、手にぐっと力を込める。
「好きにしていいのなら僕もよろしいですか、貴子さん。…ただ黙って見ているのも退屈でね」
返答を待たずに貴子のショーツを下ろし、足に引っ掛けたままにすると
彼女の腰に手をやり、自分の方へ近づける。
「ほら、行きますよ」
逸物を出し、そう呟いたかと思うと、指で触ったりなどはせずにいきなり後ろから挿入する。
「……僕が襲っているからって、子爵殿の方をないがしろにしてはいけない。しっかりしゃぶりなさい」
そうは言いつつも、わざと最初から激しく突くようにしたりする。
>どうぞ、お好きになさいませ…
「……う、う……っ」
貴子のしおらしい台詞を聞くたびに、
同じ言葉を娘が口にする様が脳裏に浮かび、
嫌悪感や罪悪感とともに、不思議な高揚感を覚える。
既に侯爵の揶揄も耳に入らず、股間の前に据えられた貴子の口に、
強引に剛直を突きこんでいく。
「う……くっ、瑞葉……瑞葉っ」
陵辱されつつある貴子の姿に、娘の姿がダブり、そして。
「……舌使いが荒いな、君は。その程度では困るのだよ。
君が淫乱に男をどんどん咥え込んでくれないと、
代わりに私の娘が犯されることになるのでね……例えば侯爵殿などに」
突如として冷静な口調になると、貴子の頭を強く掴み、前後に激しく揺すり始める。
>指で触ったりなどはせずにいきなり後ろから挿入する。
「ん…そ、そんなっ…!?」
まだ潤ってもいない秘処に、いきなりに逸物を突き立てられる。
後ろ手に縛られているせいで四つんばいになることもできず、冷たい床に膝を突いたまま
ぎゅっと目を瞑って、まるで処女のような痛みに耐える。
「やっ、やだ、大きっ…そんなにされたら、私っ…!」
次第に息が切れ、否応なしに身体は刺激に反応を始める。
激しい摩擦で熱くなった秘処を潤すようにじわりと奥から蜜が滴り落ち、太股を伝い床を濡らす。
>股間の前に据えられた貴子の口に、強引に剛直を突きこんでいく。
驚く暇もなく口を塞がれ、唯一の抵抗の手段を失ってしまう。
突然のことにとっさに反応できず、うっかり歯を立てないようにするだけで精一杯であったが、
>「代わりに私の娘が犯されることになるのでね……例えば侯爵殿などに」
その子爵の言葉に、ひどく自分が惨めに思えてしまう。
(なんで…私、瑞葉さんはそれは大切な仲間だけど、でも、この人が彼女のお父さんだなんて…)
その親子関係を知った驚きよりも、むしろそれなのになぜこんなことになったのかと、
なぜか急に腹が立つような、そんな憤りすら覚える。
しかし前後から激しく突き立てられ、久しぶりの行為に酔いしれることもなく、
股間と口中の無機質な逸物の感触に耐えかねていた。
「く…んっ…そ、そんなのって…」
とにかく、二人に満足してもらえればいいのだと思った。
なんとか前後から突き入れられるリズムを合わせて腰を振り、また同時に子爵の逸物に舌を絡め
淫らに啜り上げた。そうしているうちに軽く達しそうになり、ぎゅっと股を閉じて秘処に力を入れて
侯爵のものを締め付ける。
「っく…ああんっ…だ、め…!」
無意識に前後運動は続けながら、ふと頬を一筋の涙が伝い落ちるのを感じた。
>代わりに私の娘が犯されることになるのでね……例えば侯爵殿などに
「……。」
一瞬子爵を冷たい視線で見るが、何も言わない。
「お望みならいつでも『遊んでやっても』構いませんが…。今は彼女で遊ぶのが先ですよ、ほら何してるんだ」
子爵に口を犯されているせいか、篭ったような声で喘ぐ貴子の背中を叩く。
「微妙に反応が大人しいな、ぐったりするのはまだ早い――ああ、いい物があった。」
ふと床に転がしてあったローターらしき玩具を手に取り、貴子を犯しながら
尻穴へとそれを埋め込んでいく。
「これでもっと楽しめるでしょう、貴子さん。君なら強い方が好きそうかな…」
電源を入れ、更に縛られて抵抗できない彼女を刺激していく。
「…ん…」
次第に限界が近づいてくると、乱暴に腰を打ちつけ、達する寸前最奥へと突き入れると
「…じゃあ行きますよ、気を使って外に出したりなどしませんから、そのつもりで…。……っ!」
遠慮する事無く、乱れる貴子の内部に白濁を注ぎ込む。
「そうだ。せいぜい励みたまえ。私の娘のためにもな」
冷たく言うと、髪の毛を掴んで揺さぶりを続ける。
>お望みならいつでも『遊んでやっても』構いませんが…。
「そちらがその気なら、私にも考えがありますよ、侯爵殿。
あなたの可愛い許婚と、お気に入りのメイド。
傷つくようなことがあったら、あなたはどのような顔をなさるのか、非常に興味がある」
あくまで冷酷な口調で切り返す。
「……おっと、果てたのですか? ならばそろそろ私も……くっ」
貴子の口から逸物を引き抜くと、その顔から髪の毛にかけて
べったりと白濁を撒き散らす。レンズにも容赦なく。
「……なるほど。最初からこうすればよかったわけか」
足元にぐったりと横たわる貴子の姿に、また娘の面影が重なる。
だが、今は抵抗よりも欲望が勝っている。
「いっそのこと、発散してしまえばよかったのだな」
そして貴子を組み敷くと、また強引な行為を再開していくのだった。
>傷つくようなことがあったら、あなたはどのような顔をなさるのか、非常に興味がある
「…さあね、一体どんな顔になるだろうか。それは僕も興味があります」
なぜか怒るべきところなのに、子爵に向かって苦笑する。
「まあいざそうなってみないと、わからないですよ。なんせ、あまり怒った事がありませんから」
逸物を抜いた後身なりを直しつつ、力の抜けた貴子を突き放して邪魔そうに床に転がす。
「……どうです。女性にも優しいでしょう?」
整った顔で冷たく微笑みかける。
>貴子を組み敷くと、また強引な行為を再開していく
「おやおや、物足りなかったですか。これはすみません。どうぞ、次は貴方が彼女を好きになさるといい」
そう言い捨てると子爵が貴子を犯す間、
退屈なので適当に地下室の物を見物したりして、終わるまで喘ぎ声を聞きながら時間を潰していく。
>「今は彼女で遊ぶのが先ですよ、ほら何してるんだ
間断なく与えられ続ける刺激に何度も上り詰め、小刻みに身体を震わせて
床に倒れ込みそうになる身体をやっとのことで支える。
(『遊ぶ』だなんて…この人は本当に…)
でもその割りきりが優しさでもあるのかも知れない。
いきなり前戯もなく後ろから貫かれようと、手加減なく激しく突き上げられようと、
遠慮もなく背中からお尻から叩かれようと、まだ幻想を捨てきれない。
>「これでもっと楽しめるでしょう、貴子さん。君なら強い方が好きそうかな…」
「なっ、なにを――」
違う穴に押し付けられる異物感。苦しい体勢でもなんとか逃れようとするが、
口中に子爵の逸物を突き立てられては腰を振るだけしかできず、それも逆に
侯爵の逸物をより深く咥え込むだけだった。
「んんうっ、んんんーっ!」
無理に押し広げられた尻穴が、きゅっとそれを飲み込んでしまう。
>「…じゃあ行きますよ、気を使って外に出したりなどしませんから、そのつもりで…。……っ!」
子爵の逸物を咥え込んだまま、いやいやをするように頭を振る。
そうすることで、舌にまとわりつく熱く滾る逸物の感触に舌が痺れ、脳みそが蕩けそうになる。
腸内で蠢く異物感が膣内を擦り上げる逸物の刺激と相まって、ますます淫らな蜜が溢れて
二人の結合部から床に染みを作る。
「んっ、く…わ、私もっ…」
ガクガク膝を震わせて達した瞬間に、ぎりぎり締め付けた膣奥に大量の白濁を注がれる。
意思に反して、ますます奥に誘い込むように膣壁が蠕動して、二人の体液を飲み込んでしまう。
>「……おっと、果てたのですか? ならばそろそろ私も……くっ」
達したために口腔奉仕をなおざりにしかけていた。慌てて奉仕を再開するが、
深く咥え込んだ瞬間に引き抜かれ、逸物が目の前で激しく脈打って大量の白濁を放出した。
髪に、瞼に、ずり落ちかけていたメガネに、容赦なく降り注ぐそれを、せめて口で受け止めようと
白濁に汚れて視界すらままならない中で必死に子爵の逸物を探し咥え込もうとする。
が、その努力も虚しく、だらしなく開いた胸元にまで撒き散らされてしまう。
>逸物を抜いた後身なりを直しつつ、力の抜けた貴子を突き放して邪魔そうに床に転がす。
「…っ!?」
払い除けるようにごろりと床に転がされ、そのままぐったりと仰向けに横たわる。
冷たい地下室の床だけが現実に思える。
(こんなことをなさるなんて、侯爵様…いったい…?)
怒りよりも、ただ驚きのために腰が抜けたように身体が動かなくなってしまう。
「これが貴方の優しさ、なんですか…なんて哀しい優しさなんでしょうね」
目元に涙を溜めたまま、じっと侯爵の顔を睨みつける。
>「いっそのこと、発散してしまえばよかったのだな」
なにか言おうとしたけれど、ひゅうっと喉が鳴っただけだった。
思い出したようにゲホゴホと咳き込んで、不自由な両手で身体を起こしてぎゅっと子爵の腰に縋り付く。
「どうぞ、お望みのままに汚してください…私で、もっと気持ち良くなっていただけるなら、嬉しいです…」
全身の力を抜いて子爵に身体を預けた。不思議と、もう怖いとは思わなかった。
そうして、激しく逸物で突き上げられながら、立ち込める淫らな匂いに包まれて、
このままどこまでも堕ちて行けるような気がしてならなかった。
「えーと、なになに… 立ち退き命令!?」
郵便受けに入っていた一枚の紙を見ながら、どうしたものかと頭を悩ませる。
「うーん、移転先の環境がきちんと整っていない状態で言われても、ねぇ?
しばらくは様子見かしら。それか、次のお引越しのときに移転なのかな……
とりあえずは御主人様に報告しましょう」
裏玄関から屋敷の中へと戻っていく。
「あれからだいぶ経つけど・・・あの子はどうしているだろう・・・?
・・・それに・・・これ、返さないと・・・。」
女の子らしいかわいいハンカチを手に取ると、それをそっと鞄に入れ、夜の街へと飛び出す。
「・・・あれ?明かりが点いてない・・・。とても静かで・・・誰もいないみたいだ。」
以前世話になった屋敷の前へとやって来たが、あの時と違う雰囲気に戸惑う。
呼び鈴を鳴らそうと屋敷のドアの前で、ふと、張られている張り紙を見つける。
「・・・引越し・・・してたんだ・・・。
・・・住所は・・・そんなに遠くないみたいだ・・・。」
数分後、引越し先の屋敷の前へと着く。
「・・・住所からすると・・・ここに間違いないかな・・・。
窓から明かりが見えるから、ちゃんと人もいるみたいだ。」
「ふわぁ……外の空模様、怪しくなってきましたわね」
台風情報を見ながらあくびを一つする。
「・・・あの子は・・・居るかな・・・?とりあえず・・・・呼び鈴を押して・・・・。」
強風に煽られながら、
屋敷のドアの呼び鈴を押し、しばらく待ってみる。
「? こんなお時間に……あ、飛び入りのお客様ですかしら」
それこそ空模様も悪いことだし、と思い、玄関へとんでいく。
「お待たせしました、こんばんは……ご宿泊ですかしら?」
扉を開いて客人を迎え入れる。
>「お待たせしました、こんばんは……ご宿泊ですかしら?」
「あっ、夜分遅くにすみません。あっ、あの・・・・。」
用件を言おうとするが、なぜか口篭ってしまう。
宿泊という言葉に、ふと腕時計を見て時間を確認する。
(もう夜も遅いし、また泊まらせてもらおうかな。)
「・・・はっ、はい。一晩泊まらせて頂きに来ました。」
口篭った男を見て、僅かに首を傾げるが、
>一晩泊まらせて頂きに来ました
「かしこまりました。ではこちらへどうぞ」
品の良い笑みを浮かべると、男を客室へといざなう。
「こちらで宜しいですかしら……クローゼットはそちらですわ。
それと、これが鍵になってますので。
お風呂はまだ残してあります。よろしければどうぞ」
テキパキと説明をしていく。最近はかなり慣れてきたらしい。
「お飲み物ですとか、何か他にも御用事がありましたら、なんなりとお申し付け下さいね」
「・・・どうもすみません・・・」
軽く頭を下げ、案内される後へと着いて行く。
>「〜何か他にも御用事がありましたら、なんなりとお申し付け下さいね」
「あの・・・すみません。
これ・・・以前ここでお世話になったメイドさんにお借りした物なんですけど・・・
お返ししておいてもらえませんか・・・?
えっと、名前は・・・・。・・・・・。」
(そう言えばあの時、名前聞くの忘れてたんだった・・・。)
鞄から先ほどのハンカチを取り出すも、
メイドの名前が分からず困っている。
>以前ここでお世話になったメイドさんに〜
「はい? ええ。それは構いませんけれど、お名前は……」
男が名前が分からず困っているのに気づく。
「……分かりました。では明日の朝礼で皆さんに聞いてみますわね。
それまで、これはお預かりさせていただきます。それで宜しいですか?」
ハンカチを大事そうに胸元に抱きしめると、確認するように軽く首を傾げてみせる。
「すみません。よろしくお願いします・・・。」
再度軽く頭を下げる。
「あの・・・それと、こんな事お聞きするのも失礼だと思うのですけど・・・
メイドさんのお仕事と言うのは、主にどのような事をなさるんですか?
・・・その・・・以前ここでお世話になったメイドさんが、
あまりに悲しそうな顔をしてたものですから、
相当辛いものなのかと思いまして・・・・。・・・・・。」
ふと、あの時のメイドの悲しそうな顔を思い出し、俯いてしまう。
>メイドさんのお仕事と言うのは〜
「そ、それは……普通に、お屋敷の家事をするのが一番大事なお勤めで……」
とりあえずはそう答えるが、それでは納得してもらえないであろうことは分かる。
「……あとは……その、お客様に求められれば、この身体も、差し上げますわ」
そう言ってエプロンに手をかけ、胸元のボタンを緩めてみせる。
「そう、こんな風に……」
>「そ、それは……普通に、お屋敷の家事をするのが〜」
「・・・・・。」
>「……あとは……その、お客様に求められれば、この身体も、差し上げますわ」
「・・・・えっ!?・・・い、今何て・・・・!!?あっ・・・メ、メイドさん!?」
ふと顔を上げるも、胸元から見える乳房に思わず赤面し、
恥ずかしくなり目を逸らしてしまう。
「…………」
胸元を肌蹴たまま、しばらく目を閉じてじっとしていたが、
客人が何もしてこないので、やがてそっと目を開ける。
「もしよろしければ、お客様も私を御自由になさって下さって構いません。
……いかがなさいますか?」
スカートの裾もつまんで、僅かに持ち上げながら、更に問う。
(・・・うぅ・・・どうしよう・・・。興奮して股間が・・・。)
気づかれぬよう、やや前屈みになるが、
どう見ても股間が膨らんでいることが分かる。
>「もしよろしければ、お客様も私を御自由になさって下さって構いません。
……いかがなさいますか?」
>スカートの裾もつまんで、僅かに持ち上げながら、更に問う。
「・・・ご・・・御自由に・・・ですか・・・・!?」
その言葉に思わず息を呑むが、はっと我に返り首を横に振る。
「す、すみません・・・・お気持ちは嬉しいんですが・・・
・・・その・・・心の準備が・・・。」
初体験となるのがこんな形でくるとは思わなかった為、
心の準備をしておらず、
理性を失って何をしでかすか分からない自分に怖くなり、尻込みしてしまう。
>お気持ちは嬉しいんですが・・・その・・・心の準備が・・・
「……そう、ですの?」
客人が、やんわりと断ってきたので、気まずそうに着衣の乱れを直す。
「それは失礼いたしました。では私はこれで失礼させていただきます」
深々と頭を下げると、頬を紅潮させたまま退室していく。
「もし……もしも、また御用がありましたら、ご遠慮なさらずにお申し付けくださいね」
客室を出てしばらく歩くと、ふぅっとため息をついて壁にもたれかかる。
「あんな、誘うような真似をして……きっと呆れられましたわよね」
自嘲の笑みを浮かべると、ずるずるとその場に崩れ落ち、
しばらくそのまま屈みこんでいた。
125 :
椿 杏樹:04/08/20 23:20 ID:rYMY1fDw
「…でね、それでね私」
自室で洗濯物を畳みながら、どこかに電話を架けている。
126 :
桜庭 奏:04/08/20 23:34 ID:uZye3ubL
瑞葉を連れ出して一緒にお墓参りに行ったらしく、鼻の頭が日に焼けてほんのり赤くなっている。
(司様のお墓参りに行ったらもう少し気持ちにけじめがつくと思ったのに、なんだか余計
さみしい気持ちになった気がする……。…私ってよくわかんない。)
ベッドの上で横になりながら日記をつけている。複雑な気持ちがそのまま顔に貼り付いている。
「その店のご飯おいしいんです。良かったら今度志保さんも一緒に……。ひゃっ」
氷入りのグラスを思い切り首筋に当てられて声を上げてしまう。
「なんでもないですごめんなさい、じゃっ、じゃあまたね!」
慌てて電話を切ると、振り返って不服そうな顔をする。
「もー。旦那様、折角お話してたのに何するんですか」
「バーカ。携帯取り上げられないだけ有り難いと思え」
「……(わがままー…)…はぁーい…」
何故か侯爵家の客間の浴室から頭をタオルで拭きつつ出てくる。
藍子に誘われたようだ。
部屋に備え付けられたミニ冷蔵庫を開けミネラルウォーターを取り出す。
「誘ってくれるのはうれしいけど…なんだか窮屈だよな。」
ちらりと部屋の扉に視線を移し、眉根を寄せる。
どうやら見張りがいるらしい。
「いいから、いいから。ちょっと貸して」
侯爵家のメイド見習いの女の子にまたもや服を借りている。
意外にも簡素なネグリジェを脱ぎ捨て、子供用メイド服に着替える。
こちらは見張りをどうにか撒いてきた模様。
「んっしょ…。タダでとは言いませんわ、わたくしの明日のおやつ全部あげる。
だから内緒よ、鍵を閉めて、ここでわたくしがあなたと遊んでいるフリをしてて。バレますから扉は絶対開けちゃダメ」
命令をしてから部屋を出て、廊下を歩く。
「……抗議してこようか、ここの『御主人様』に。」
だんだんイライラしてきたらしく、不機嫌丸出しの表情で扉へ向かおうとする。
第一印象はよかったものの、その後の噂などから侯爵のイメージはすっかりよくない
ものになってしまったようだ。
見張りが休憩を取る瞬間を見計らって、俊の泊まっている部屋へ向かう。
「ふー、遊ぶだけなのに大仕事ですわ」
ドアをノックし、目立たないよう控えめに声をかける。
「…夜分遅く失礼いたします桜庭様、冷たいお飲み物と氷をお持ちしました」
俊にドアを開けて貰うと、若干急いで中に入る。
「ありがとうございます。ご希望のものはこちらだけでよろしかったでしょうか。
眠れないとお伺いしましたけれど、お話相手のご希望は?」
にっこり無邪気に笑って問いかける。
扉を開けようとした途端ノックが聞こえて少々緊張しつつ扉を開ける。
「…藍ちゃん」
そこにいたのが彼女だったのでほっとしたように微笑み、彼女が中に入ったのを見止めると
こちらも急いで扉を閉め、ついでに鍵をしてしまう。
(二人でいるときに誰かが割り込んでくるなんてまっぴらだし。)
「藍ちゃんメイドさんの演技上手になった。よくそういうことしてるんだ?」
少し笑いをこらえきれないような表情を浮かべる。が、すぐに挑戦的な笑みに。
「よかった来てくれて。ヒマだから、ここの『御主人様』に文句をいいに行こうかと
思ってたところなんだ。」
そう言うと、半ば強引に藍子の腕を掴み、ソファに一緒に腰かける。
「久し振りに会えて嬉しいよ。昼間はあまり話せなかったから……」
前会ったときよりもほんの少し大人っぽくなったように見える藍子を見て目を細める。
>よくそういうことしてるんだ?
「ううん、これで2回目。見つかったら大人の人にいっぱい怒られちゃうもの」
言いながら、ソファに行儀良く座る。
既に1回目の事が大人達の間(一部だが)にすっかりバレているとは全くわかっていない。
「それに見張りが多いでしょう?夏休みで遊びに来てくれてるのに、こんなままでいるのも悪いですわ。
俊くんは何も悪い事はしてないのだし」
「それよりそうそう…わたくし、面白い物を見つけたの。うちの召使いのお部屋にあったのですけど」
笑顔でエプロンから一枚のDVDを取り出す。
レーベル面を首を傾げつつ読み上げる。
「えーと。…なんて読むのかしら、難しい漢字で読めない…。あ、ここは読めますわ。み…『乱れる』?『メイドとお嬢様』…。
ドラマかしら」
ようやく読み終え、俊の返答も待たずにディスクを俊が遊んでいたゲーム機に入れる。
>俊くんは何も悪い事はしてないのだし」
そう言われながらも、いつかみかさや麗に言われた事を思い出し苦笑する。
(ここの人には思い切り俺のこと警戒されてるのかも。)
ソファにもたれてついそんなことを考えていると、いきなりな藍子の言葉に驚く。
>み…『乱れる』?『メイドとお嬢様』…。〜
「! ちょっと藍ちゃんそれ見せて……、……」
なんだかあやしげな題名にいやな予感がして止めようとするが、既に遅し。
テレビの画面から流れてきた映像を見てその雰囲気から内容を悟り、眉根を思い切り寄せる。
「使用人こういうの持つならもっと管理ちゃんとしろよ……」
思わず小さいな声で呟く。
が、文句を言いつつも俊もこういう映像を見るのははじめてなので、緊張と期待が入り混じって
鼓動が早くなる。
>使用人こういうの持つならもっと管理ちゃんとしろよ……
「本当、泥棒に盗られたら大変ですわよね。持ち物の管理はきちんとしていただかないと。
ってわたくしが言うのも変だけど」
頭をぽりぽりと掻き、期待して画面を見る。
やがて流れてきた映像をしばらくじー…っと見て
「なんだかお芝居、あまり上手じゃありませんわね」
加えてさらに場面が進み、服を脱がされ始めたりなどされているのを見ると
「……? これ、した覚えがありますわ。ほら、ここ」
ソファからやや立ち上がり、俊に背を向けたまま前屈みになってテレビを指差す。
「あっ、これも」
すっかり怪しいビデオに夢中になっているせいか、ミニ丈のメイド服のスカートから下着が少し見えたりしている。
「……」
ビデオに夢中になる藍子を見て、困惑する。
(どうしよう、いくらなんでも藍ちゃんのお屋敷でこんなの観てるのはマズいんじゃ…)
テレビの画面ではあやしげな展開が繰り広げられ、男性の低い声や、艶かしい女性の
声が劣情を刺激する。
「……藍ちゃん、俺やっぱり寝る。」
無邪気な様子でビデオを見る藍子を見て自分と比べ、溜息をつく。
どこか不機嫌に聞こえる声でそう言うと、ソファから立ち上がりベッドに向かう。
「え」
俊が不機嫌になったので心配になり、ベッドまでついて行く。
「あっ、ごめんなさい。ごめんね、俊くんにはつまらなかっ…」
ちらっと画面を見ると、ビデオの中の恰幅の良い男性が非常に嬉しそうな顔をしているので
「……。」
余計な事が思い浮かんでしまう。
「…そうですわ、あれと同じ事をしましょうか。あのおじさん、すごく喜んでるし…
きっと俊くんも喜んでいただけますわよね?
うん。そうそう。そうしましょう」
いつもながらぶっ飛んだ考え方で1人納得し、俊がベッドに腰掛けると、彼の膝に跨るようにして乗る。
近くでじっと俊の大きめな瞳を見つめ、にこっと笑い唇に自分からキスをする。
「不機嫌…。治りました?」
藍子がとんでもないことを考えているとも知らず、ビデオの雰囲気に流されず我慢できた
自分に満足する。
追ってくる藍子にもわざと振り返らずベッドに座るが、藍子がそのまま膝の上に乗り目を丸くする。
「藍ちゃん、俺不機嫌になったわけじゃないんだけどけどさ……」
俯き、藍子の指を弄びながらため息をつく。
考え込んでいくうちにビデオの音声や藍子の呼吸する音などで次第になにもかもどうでもよくなってくる。
「他の人の前でこういうことしたらダメだから」
そう言って顔を上げると、藍子の頬に手をあて、口付ける。
さらりと部屋の中を見渡してカメラなどのないことを確かめる。
「…藍ちゃん、今日は一緒に寝る?」
少し寝るには窮屈そうなメイド服のあちこちを緩めながら耳元で囁く。
「不機嫌じゃない?良かったですわ」
ほっと安心したような表情になる。
「…っ。他の人の前で…? はい、できるだけしないようにしますわ」
何が悪いのかがわからないので、そんな曖昧な返事を返す。
>…藍ちゃん、今日は一緒に寝る?
「もちろん。そのつもりでこんな格好までして、大人にバレないように来たんですのよ」
>窮屈そうなメイド服のあちこちを緩めながら
「あっ、よろしいのに。わたくし自分で脱げますわよ」
俊の顔を覗き込みつつ、自分からも胸元に手をやり脱ごうとする。
胸を肌蹴ると、最近膨らみが成長しつつあるのかしっかり大人のようなブラなど付けている。
「見て、ほら。…ええと…。可愛いでしょう?」
少し恥ずかしそうに笑う。
「わ…」
大人っぽいブラとまだ無邪気で幼い感じの藍子のアンバランスが何故か俊の鼓動を早める。
「可愛い…。なんか色っぽい。…前より、胸大きくなったよね?」
彼女の裸を、彼女の婚約者よりも先に自分が見てるんだと思うと優越感を覚え、そのまま
藍子をベッドに横たえる。そして今度は自分が上になりどこか妖艶に微笑む。
長い髪が邪魔なので少し耳にかけてから、ベッドに横たわる。
「メイドのお友達と、大人の人に内緒で昨日買いに行きましたの。
…いつもの『〜してはいけません』っていう決まりごとが、近頃は特に多くて。わたくし…
窮屈すぎて時々逃げ出したいって思ってしまうの」
>今度は自分が上になりどこか妖艶に微笑む
同じように微笑み、俊にぎゅうっと強く抱きつく。
「冗談だけどね。もしも逃げ出したら、その時は俊くんのお家で…。…ん…っ。…匿って…いただけます?」
自分の体を愛撫し始める俊に身を任せて、心地良さそうに目を閉じる。
「すごい、すごーい!!」
広間のテレビを見ながら、手を叩いて喜んでいる。
「強いとは思ってたけど、まさか優勝しちゃうなんて……信じられない」
どうやら、応援していたチームがその地方初の日本一になったらしい。
「オリンピックすごいなぁ〜もう金が12個だなんて。」
休憩室のテレビでオリンピックを見ているらしい。
「すごいところに蝶々?どこに蝶々があるんだろう?」
好きなアイドルが司会の番組のゲストがしている蝶々の刺青の位置を悩んでいる。
152 :
会河紳一:04/08/22 22:49 ID:TIr7GNYd
「どうも今晩は、何を見ているんですか?」
テレビを見ているメイドに声をかける
突然後ろから声を掛けられて、椅子から飛び上がる。
「へっ!あ、あのテ、テレビでゴージャス姉妹を……
すいません、何か御用でしょうか?」
何とか取り繕おうとしている。
154 :
会河紳一:04/08/22 22:56 ID:TIr7GNYd
「あ、いえいえ、ずいぶん楽しそうでしたのでどのような番組を見ているか、
気になったもので、つい」
手を軽く振りながら微笑んで応じる。
にこやかな顔にほっとした表情を見せる。
「申し訳ございませんでした。
もう、終わっちゃったようです。
えっと、会河様でいらっしゃいますよね。
お飲み物でもご用意いたしましょうか?」
エプロンで手にかいた汗を拭きながらたずねる。
156 :
会河紳一:04/08/22 23:02 ID:TIr7GNYd
「よろしくお願いします、モカベースのブレンドでブラックで。」
涼しい顔で近くのテーブルのそばのいすに座って、絵理に注文する。
「承知いたしました、少々お待ちください」
丁寧にお辞儀をして、休憩室の隅にあるキッチンに向かう
(えっと、モカモカ……これでよかったんだっけ?)
たくさんの種類がある豆の中からモカブレンドを選んで、ミルで挽きサイフォンで
コーヒーを淹れ、会河に供した。
「お待たせしました、モカのブラックです」
159 :
会河紳一:04/08/22 23:11 ID:TIr7GNYd
「ありがとう」
やわらかく絵理に笑いかける。
少し飲んだ後
「やはり、メイドごとに少し味が違うな・・・」
そうつぶやいて
「何か夜食は無いかね?」
と、聞いてみる
>>159 >「やはり、メイドごとに少し味が違うな・・・」
「あの、おいしくなかったですか?」
不安そうに会河の顔を覗き込むと夜食を要求される。
「ハイ、お夜食ですね
おむすびとかでよろしいでしょうか?
それとも、あ、あの…絵理をお夜食に召し上がられますか?」
主人から積極的にご奉仕するように命ぜられていたため
絞り出すようにか細い声で答える。
161 :
会河紳一:04/08/22 23:21 ID:TIr7GNYd
「いえ、無理にそのようなことを強いては紳士の名折れ、嫌ならいいのですよ。」
優しく諭すように絵理に言う
「・・・おむすびですか・・・悪くはないですね。たまには代わったものをいただきましょう。」
気にした風でもなく、そう頼む。
雑誌の遊園地の記事を真剣に読んでは、時おりため息をついている。
「……もう夏も終わりですのね……」
そう呟いたりしながら。
>>161 「あの、無理でも嫌でもないんです……
お客様へのご奉仕はメイドの務めですから……
でも、あの私からお願いするのが恥ずかしいだけなんです。」
顔を真っ赤にして話すが、会河がおむすびを望んだことでキッチンから
おむすびを持ってきて会河の前に差し出す。
「おむすびです、どうぞ……
あの、会河様……私って、魅力がないでしょうか?」
少しなみだ目になって会河にたずねる。
164 :
会河紳一:04/08/22 23:33 ID:TIr7GNYd
「そんなことはないですよ、唯そんなに顔を赤くしてまで頼む女性に
身勝手な欲望をぶつけるのは紳士として恥ずべき事と思っておりますから。」
そう言って、おむすびに口をつける。
食べ終わった後
「いいえ、若々しい魅力が十二分にあふれておりますよ。
どのような女性にも必ずすばらしいところと魅力があるのですよ。」
そう言って微笑む。
瑞葉の横からそーっと手を伸ばして雑誌を奪う。
「……何だ、ここ行きたいの?黙ってないでこういうのは早く言えよな」
記事に目を通しながら言う。
「近くていいじゃん。行こう、いつか時間の空いた週末にでも」
いつもの爽やか笑顔で微笑みかける。
(とは言ったけど、瑞葉さんは絶叫大丈夫なのかな。もしそうなら乗れる物が少ない予感が…)
アトラクション一覧を眺めて考える。
>>164 やさしく微笑まれる事で、ますます恥ずかしさを感じてしまう。
「顔を真っ赤にしてお願いしているのです。
お願いを聞いていただけないともっと恥ずかしいです。」
魅力があると言われ、少し気が楽にはなるが……
「会河様、私に魅力があるとおっしゃっていただけるのなら
ご奉仕させてください。
お願いします。」
会河の座った椅子のそばに跪き哀願する。
>>165 「あっ!?」
近くに瀬名が来ていたのを知らなかったので、小さく声をあげる。
>行こう、いつか時間の空いた週末にでも
「い、いいんですの……?」
恐る恐る聞いたあと、顔がパッと明るくなる。
「じ、じゃあ私、この観覧車に乗りたいですわ!
一周に三十分かかるっていう、この大観覧車!」
一人で急にはしゃぎはじめる。
168 :
会河紳一:04/08/22 23:43 ID:TIr7GNYd
「解りました、そこまで言われて断ったら紳士の名折れ、
ご令嬢の恥を忍んだ願いを聞き入れるのも紳士の務め、精一杯果たさせてもらいます。」
そう言って立ち上がる
そして絵理の耳元に
「ここではなんですから、私の部屋で・・・」
と、囁く。
>>168 「あ、ありがとうございます」
涙があふれそうな瞳に笑顔が浮かぶ。
「はい、お部屋にご一緒いたします……」
先を行く会河にしたがって、部屋に入ると後ろ手にドアを閉め
すぐに、会河が服を脱ぐのを手伝う。
170 :
会河紳一:04/08/22 23:51 ID:TIr7GNYd
「ああ、ありがとうございます。」
均整が取れた体の下のほうの男性自身が活発に自己主張している
「それでは、こちらも失礼いたします。」
そう言った後、絵理の服を脱がしにかかる
今日も仕事があったので録画で溜めたビデオを観ていたが、ようやく見終わる。
「切腹だなんて…かなしいわ、うう。あの中で一番好きだったのに〜」
残念そうに椅子から立ち上がって廊下に出る。
「そういえば、旦那様が確か本を沢山お持ちだったような…?
前お借りしたのは読んでしまったし、新しいのを借りましょうっと」
とてとて歩いて主人の部屋へ。障子越しに話しかける。
「あの。旦那様、ちょっとよろしいですか〜」
>>170 服を脱がすと同時に逸物が天を指す様を見て、自分にも少しは魅力が
あるかもと自信が少しだけ湧いてくる。
>そう言った後、絵理の服を脱がしにかかる
「ありがとうございます」
メイド服が脱がされると、乳房の頂点にあるつぼみが硬くしこっている。
そして、薄い茂みの奥からは秘蜜が光り始めてきた。
>>171 書斎で本を読んでいると杏樹がやってくる。
「なんだ、こんな夜遅く。俺は呼んでないぞ
……なに、本を借りたい? ああ、前のはちゃんと戻してから、勝手に持ってけ」
なんとなく素っ気無いのは、以前に杏樹と兄の痴態を見せ付けられたのも
あるようだが……。
174 :
会河紳一:04/08/23 00:02 ID:SJC7jmWo
>>172 「此方へ」と、ベットへと絵理を横たえ
「では、失礼します。」
そう言って彼女の秘所を舐めはじめる
>>174 ベッドに横たえられると、すぐに会河が股間に顔をうずめてくる。
「会河様、いやん、ご奉仕させて…あん…
ひゃん・・・ああ、そ、そこ気持ち良いです・・・」
なんとか、自分から会河を気持ちよくさせようとするのだが、
会河のテクニックに何もできなくなってしまう。
「あ、会河様……
ああ、私にもご奉仕させてくださいませ」
176 :
会河紳一:04/08/23 00:10 ID:SJC7jmWo
「では、私めの倅を静めてください、その間こちらはこのまま準備を・・・」
そう言って69の体制をとって秘所を舐めつづける
>>176 会河が体勢を入れ替え、絵理の目の前に逸物がぶら下がる。
「失礼いたします」
透明な液がたたえられた鈴口に舌を這わせゆっくりと逸物全体を
唇が飲み込んでいく。
くちゅくちゅといやらしい音が出るようにつばをまぶし舌を逸物に絡ませ
陰嚢を指先でマッサージをおこなう。
178 :
会河紳一:04/08/23 00:21 ID:SJC7jmWo
>>177 「・・・ふう、いいですよ・・・」
絵理の奉仕に思わず舐めるやめ、そう言う。
その後、さらにクンニを激しくする。
「では、いよいよ、よろしいですかな?」
秘所を舐めるのをやめ、指で陰核を弄りながら、優しい笑顔で尋ねる
>>173 「ありがとうございます。よっこらしょ…。えーと新撰組の本、確かこの辺に……。あ、あったー」
上下巻になっている小説本を手に取る。
ふと見れば随分書斎が散らかっているようなので、主人より遠くに積まれている本を数冊、本棚に戻す。
(ほんと、お片付けが嫌いなんだから…)
様子もいつもより数倍素っ気無いのが気になり、なんとなく話しかけてみる。
「あの。この間の事…、とか。いつもの電話の事とか色々…。ごめんなさい。
私、旦那様を何かと不愉快な気持ちにさせてばかりで」
着物の胸元を軽く掴み、しょんぼりする。
「で、でも。携帯電話でお話してもいいってお許し出たのは、すごく嬉しかったです。
今年はあちらのお屋敷の同僚とも時々お話できたりしますし。 あの…だから」
座っている主人の側に跪くようにすると、にこりと微笑んで主人の手に自分の手を重ねる。
「…何か用事があれば、言いつけてください。私、なんでもしますから」
>>178 良いですよといわれ、満足するが激しいクンニにまともに返事ができない。
「ひゃう…あひかとごわいまふ」
>「では、いよいよ、よろしいですかな?」
「は、はひ…あ、会河様をくださいませ」
181 :
会河紳一:04/08/23 00:27 ID:SJC7jmWo
「わかりました、私めでよろしければ・・・」
そう言いながら、会河の男性自身を絵理の秘所にあて
静かに挿入する。
「・・・くぅ、いいですよ、絵理さん・・・」
腰を気遣うようにグラインドさせる。
>>179 「別に。俺は気にしてない」
チラッと杏樹の方を見ると、すぐに目をそらす。
が、杏樹が近寄ってきたので、やむなくまた顔をあげる。
>何か用事があれば、言いつけてください。私、なんでもしますから
「用事はない。でも」
読んでいた本を部屋の隅の方へ投げ捨てると、
グイッと杏樹を引き寄せる。
「せっかくだからヤるか」
着物の胸元に強引に手を滑り込ませると、布地の下で手を蠢かせて
乳房を揉みしだく。と同時に舌で杏樹の首筋から頬を、ねっとりと舐め上げる。
>>181 会河の逸物が絵理を貫く。
「あぉ、大きいです……はぁ、すごい」
ゆっくりとした腰の動きに秘所が掻き乱され秘蜜がとめどなくあふれ出す。
「あぁ・・・ふぅん…いや、の、のぼっちゃう…
だ、だめ…
あふん…ああ、なんか出ちゃう…あぁぁ…」
逸物での刺激に絵理の股間から透明な液体が吹き出る。
いわゆる潮を吹いたのである。
184 :
会河紳一:04/08/23 00:37 ID:SJC7jmWo
>>183 「ふぅ・・・いいですよ、絵理さん・・・」
だんだん腰の動きが激しくなる
「くうっ!いきます!!」
そういうと同時に深々と刺された男性自身が震えて精液を噴出す
「・・・・・・ふう」
男性自身を引き抜く会河
「申し訳ありません、膣内に出してしまいまして・・・」
そう言って謝る。
>>182 「やる…って、あの」
やや強引な調子で引き寄せられたので、恐々尋ねてみる。が、返答など聞かずとも内容は理解できるので
「…旦那様。お兄様の方にもいつもお願いしてますけれど、あまりにも乱暴なのは、私の体が…」
>布地の下で手を蠢かせて乳房を揉みしだく
「ん…。 …ぁ…ふ」
胸を強く揉まれると体の力が抜けてしまい、主人にもたれかかるような格好になる。
首筋を這う舌の感触でも感じて、驚いたような声を上げる。
「っ、やぁっ……」
>>184 潮を吹いた後にも激しく腰を打ち付けられ、最奥に白濁を撒き散らされる。
「ああ、きます、絵理、いっちゃいます」
会河が果てると同時に絵理も絶頂に達した。
>「申し訳ありません、膣内に出してしまいまして・・・」
「いいんです、お客様が望まれればそれを満たすのがメイドの務めです
会河様失礼いたします」
そういうと、唇で会河の逸物を清める。
その後も夜が明けるまで何度も会河の求めに応じるのだった。
187 :
会河紳一:04/08/23 00:47 ID:SJC7jmWo
「そうですか、では、一夜の逢瀬を頼んでもよろしいですか・・・」
そう言って若い彼女の身体で一夜の無柳を慰めるのだった
>>185 「兄貴のことは言うな」
不機嫌そうに杏樹を睨むと、その場に押し倒す。
「それと、俺は俺のやりたいようにやる。そのくらい分かってるだろ」
胸元から手を引き抜くと、ガバッと胸元を肌蹴させ、白い膨らみを露にする。
白桃のようなそれを二、三度鷲づかみにして引っ張ると、
文机近くに設えてさせてある、古風な木製冷蔵庫から、氷に包まれたアイスを出してくる。
「熱くなってきてるな、杏樹。冷やしてやるよ」
指でアイスクリームをかき回したあと、べチャッと杏樹の胸元に垂らして
膨らみに刷り込むようにして塗りたくり始める。
ヌチョヌチョと淫らな音を立てながら。
「はん……母乳でも出てるみたいにも見えるな」
>>188 「ごめんなさい…」
抑え気味の声で言うと、申し訳なさそうな顔をする。
「…んんっ、あ、あれ、何か…」
一度自分から離れた主人の行動を不思議そうに見つめる。
(アイス?)
>熱くなってきてるな、杏樹。冷やしてやるよ
「ええっ、い、いいです〜。だってそんなの当てたら……あんっ、つめた…っ。旦那様…!」
主人の腕を制止するように掴むが、所詮女の力なのでされるがままになる。
乳房にべっとり塗られたバニラアイスが溶け、腹部などに垂れてきたりする。
「溶けて…気持ち悪いです…。着物汚れちゃう」
指ですくったりしながら、主人を困惑した瞳で見つめる。
>>189 「汚れなんて気にするな。服なんてまた、いくらでも買ってやるよ。
ま、どうしてもって言うなら……」
勢いよく杏樹の身体を回転させて帯をとってしまう。
「ほら、お前の胸で溶けたアイスだ。ちゃんと食えよ」
軽く目が回ったのか、力なく横たわる杏樹の胸からアイスをすくい、口元へ運ぶ。
「それを食い終わったら、今度はこっちだからな」
自分も着流しの前を割ると、逸物を取り出して幾度かしごく。
「そのよく冷えた胸で奉仕しろ」
>>190 「あ、ありゃりゃ。 ! きゃー、な…何するんですかぁぁー」
時代劇とは似ているようで違うが、帯をくるくるとされて目が回る。
「…ああ〜…なんだかわたしの目の前ふらふら…。い、いただきます…。んん…」
ぼんやりした様子で主人の指を丹念に舐める。
「ちゅっ、ちゅぷっ…」
>それを食い終わったら、今度はこっちだからな
「は、はぁい…」
胸を寄せるように手で持つと、アイスがまだわずかに残っている乳房に逸物を挟む。
先端を口に咥え、徐々に深く含んで行く。
「んっ、ん」
根元のほうを胸で刺激しつつ、舌先で含んだ部分をしごくようにしながら、唇でも奉仕していく。
「(甘い…)じゅぷ…くちゅ…っ、ん、んっ…」
アイスの味がほのかにするせいか、無意識のうちに熱心にしゃぶっている。
>>191 「ちょっと締め付けが緩いが、仕方ないか。胸だからな」
自分でも杏樹の胸を揉みながら逸物を擦らせるのだが、今ひとつ不満足そうである。
「……いや、そうだ。一度やめろ、杏樹」
胸と口での奉仕を止めさせると、引き出しから細い縄を取り出す。
「手を後ろに回せ。そうだ……よし。次は胸だな」
まずは杏樹を後ろ手に縛ると、今度は胸にも縄をかけていく。
「これである程度、圧力が調節できるだろ……続けるぞ」
手を後ろにしばられ、さらに胸周り縛られたせいで、さらに突き出された乳房の谷間に
強引に肉筒を挿入していく。
「お前は身体を上下させて、舌を使ってればいい。あとは俺がやる」
そして自分も腰を動かしながら、縄を引っ張ったり緩めたりして、刺激を調整する。
時おり、わざと縄が、アイスで冷えて尖りきった乳首をこするようにしながら。
>>192 「『一度やめる』? う、もしかしてそれで…」
縄を見て嫌な予感がするが、言いなりになって後ろ手に縛られる。
胸をきつめに縛られていくと少し苦しそうな吐息を漏らす。
「は……」
一瞬目を閉じていると改めて逸物を挿入されてしまう。
「あっ」
主人の命令にこくりと頷き、再び口で咥えた後、口腔奉仕に合わせて体を上下させる。
「んふ…、ん…、はむっ」
手が使えないせいで四苦八苦しながらも、一生懸命に奉仕していく。
「旦那様、気持ちいいれすか…?ちゅ…。んくっ、ん……あぁんっ!」
悪戯に主人が縄を乳首に擦るようにするたびに、戸惑いがちに喘ぐ。
「……っん…」
焦らすような攻めに体が興奮し始め、徐々に秘部が濡れてきているのが自分でもわかるのか
思わず腿を摺り寄せたりする。
>>193 >旦那様、気持ちいいれすか…?
「まあまあだな。お前は随分気持ちよさそうだが」
縄をつかって思うがままに杏樹の豊かな乳房を翻弄し、淫らに歪ませる。
「濡れてきたんだろ? 見せてみろ……って言っても無理か、縛られてるしな」
ふと胸と口を犯すのを止めると、珍しく優しそうな笑みを浮かべる。
「無理な命令をするのは、可哀想だからな、杏樹が」
そして愛しげに頬を撫でると、傍らに落ちていた帯を拾い上げる。
「ちゃんと見せられるような格好に、俺がしてやるよ」
そう言うと、鴨居に帯を通し、杏樹が抵抗できないのをいいことに
脚が大きく開いて、秘所が上に向かって晒されるような格好に拘束してしまう。
「やっぱりトロトロだな、杏樹。まだ俺は触れてもいなかったのに。
淫乱な奴だ……淫乱で、とても可愛い」
そして肉襞に唇をつけて、淫汁をすすりあげ、秘豆に軽く歯をあてる。
>>194 >ちゃんと見せられるような格好に、俺がしてやるよ
「…? きゃあ、だ、だめ…ですっ」
次は何をされるのかが全く読めないせいで、不安げに言葉で抵抗する。
多少の思いやりが見えるのはいい傾向なのだが…
足が上になるように縛られ、しかも閉じられないように拘束され恥ずかしさでいっぱいになる。
>まだ俺は触れてもいなかったのに
「旦那様のを舐めているだけで、勝手にこうなっちゃったんです…。…心底いやらしい女だから」
切なげに、自分を責めるような言葉を呟く。
「日頃は子供みたいな事ばかりしているのに。
感じてくると滅茶苦茶にされたくて、こんな時だけ、こうして乱れるんです…。
こんな調子ばかりだから…私、いつも…、あんっ… ん、くぅ……」
何かを喋っていたが、主人の攻めで言葉を途切れさせてしまう。
>>195 「そうか。滅茶苦茶にされたいか……可愛いやつ」
今度は杏樹の身体を前に倒し、うつ伏せ状態にすると、
開いたままの脚をくぐって、背後に回る。
「自分を責めるなよ、杏樹。お前は俺のメイド……俺の女だ。
だから俺を悦ばせられれば、いやらしくても子供みたいでも、それでいいんだ。
勝手に自分を嫌ってんじゃねー……」
ビクビクと脈打つ肉棒を、蕩けそうなほどに潤った秘所にあてがうと、
グゥッと貫き通していく。
「分かるな? お前は俺に奉仕してれば、それで幸せになれる。
俺の女は、お前だけだ。あんな、出て行くようなお高くとまった女はいらない。
お前は俺のものだ。兄貴にもやらない。スケベな名無しの主人にも返さない。
夏が過ぎても……ずっとお前は俺のところにいろ」
杏樹の縛られた手と、長い髪の毛を掴んで激しくその身体を揺さぶりながら
うわ言のように繰り返し、抽挿を激しくしていく。
>>196 「…ごめんなさい…。…って私、さっきから謝ってばかりですね…」
複雑な表情で呟く。
「旦那様――…あぅ、ん…!」
主人を見ようとすると同時に逸物を押し込まれ、体をぴくっと痙攣させる。
既に愛液が零れそうになっているところ挿入してきたので、動く度にぽとぽとと下へ零れ落ちる。
「…は…。ぁん…すごい、です…いっぱい…」
>お前は俺のものだ〜
「でも…あっ、あっ、わたし…」
喘ぎながら主人の要求を耳にし、困ったような顔になる。一瞬何か別の事も過ぎったりするが…。
突き込まれる感覚と主人の独占したいと匂わせる言葉に戸惑うばかりである。
>夏が過ぎても……ずっとお前は俺のところにいろ
「そ、それは…。あぁん! はぁ、はぁ…。だめ、頭が今はまっしろ…で…。
旦那様の大きいのが、んっ、いいっ、気持ちいいから…難しいこと、何も考えられないですぅっ…!」
何か考えるどころではない状態になってしまったらしく、犯されながらうっとりとした笑みを浮かべる。
>>197 「ちっ……まあいい。好きなだけよがれ。やらしい声を俺に聞かせろ」
言いながら、杏樹の脚に結わえた帯を片方だけ解き、自由にすると
その脚を肩の上に担ぎ上げて、横抱きにした状態で、さらに奥まで挿入していく。
「どうだ? 杏樹の奥の奥まで入ってるぞ」
わざとゆっくりで、それでいて大きな動きで杏樹を責める。
「もっと淫らに鳴いてみせろ。その感じてる顔も、いいぜ……よく見せるんだ」
乳房に手を伸ばし、頂点を摘んで引っ張ったり、膨らみ全体を捏ねたりした後で、
音を立ててむしゃぶりつくと、その谷間から命令する。
「……く……そろそろ出すぞ、杏樹」
何処に出して欲しいかは聞かない。ただ、中で出す事を言外に伝えると、
腰の動きを早く激しいものに変え、片手で結合部を弄って淫らな音を立てながら、
杏樹を絶頂に導いていく。
>>198 主人の動きに翻弄されつつ、激しい突き入れに更に悶えてしまう。
横抱きのせいでより深く入れられる。
「…あ……あぁ、ん…っ…!」
ゆっくりとした動きに、吐息を混じらせたような声を漏らす。
視線を繋がっている部分に移し、ぐちゃぐちゃになっているそこや主人の逸物が出し入れされている
ところを見ると、羞恥ですぐに顔を背ける。
>もっと淫らに鳴いてみせろ
「…。…じゃ、じゃあ…もっとぉ…。旦那様、もっと激しく…突いてくださ――ああん、あっ、んぅっ」
甘えるとすぐに動きが早まる。
中に出そうとしている主人に反応する余裕もなくなってしまったのか、ただ喘ぐばかりに。
「んっ……んん…。 あんっ! もう、もう私だめ…です…っ、旦那様ぁっ!」
ぶつけるような乱暴な動きがしばし続き、さすがに耐えられずに達してしまい
膣をきゅうっと締め上げる。
「う……んぅっ」
「…あ……。髪、…ほどけちゃってたんだ……」
達してしばらくしてからやっと、夢中になっていたからか二つに結わえていた髪がすっかりほどけてしまっていた
事に気付く。
足元に落ちている赤いリボンは、自分の秘所から零れ落ちた主人の白濁ですっかり汚されている。
>>199 「だめじゃないだろ、いいって言え。気持ちいいって。
そういう風に教えたはずだぞ……!」
この後に及んで言葉でも弄っていたものの、杏樹の締め付けに、ついに噴出する。
「ぅ……くっ!」
長く続いた射精の後、未だ硬度を保ったままの逸物を、一先ず杏樹の体内から引き抜く。
杏樹がぼんやりと見つめる赤いリボンで、その汚れを拭うと、
拘束していた縄を一つ一つ解いていく。
「このままだと不自由だろうからな」
だが、全て解き終わって、杏樹が畳の上に突っ伏したところで、
再び手元に強引に引き寄せると、今度は後ろの穴を指で弄りだす。
「まだ満足してないだろ……俺はまだだからな。続けるぞ」
そして、激しい交わりの後でも僅かに溶け残っていた
杏樹の胸元のアイスを舌で舐め取りながら、二度目の交合へと挑んでいく。
>>200 「…あっ…」
拘束が緩んで開放された瞬間、少しだけ体がふわっと浮くような感覚を覚える。
全ての縄が体からなくなり、赤い跡が残ってしまったのを心配する。
(きつく縛られてたから…どうしよう、他の人に見られないようにしなきゃ)
無理な話である。
「んっ」
倒れるように畳に横たわった直後、すぐ主人が再び自分の下半身に手を這わす。
「あん、……ええっ。こ、今度…後ろ……?ですか…?でも」
すっかり肌蹴てしまった着物を敷いた状態で、身をよじる間もなくまた挿入され、体を弄ばれていく。
「…きゃあっ…!? っん、んー…!!」
「ここ数日で、急に暑さが収まってきたようだけど……」
自室でお茶を飲みつつ、窓の外を見て呟く。
外回りの細々としたお遣いから帰ってくる。
「ふふふっ」
帰る途中で見た、遊園地帰りらしく両親と手をつないで、
兄弟でアイスやポップコーンを分け合う子供たちを思い出して含み笑いする。
「今度の休日が、楽しみですわ……」
「うーん、やっぱり日本代表ともなると凄いよね。私と同じくらいの階級の人は銀だったけど」
テレビに映る今までの競技総集編を見ながら、ふっと柔道の構えをとってみたり。
「私もそのうち……また始めようかな。何もしないと運動不足になっちゃうし」
昨夜から暇を見つけては何度も読んでいる
遊園地ガイドを、またも熟読中。
「あ、メール」
ベッドの上に置いておいた携帯が鳴ったので、テレビから目を離して取りに行く。
「まだそっちは暑いだろうけど仕事頑張れよ……か。……うん、私頑張るよ」
数日前まで帰省していた故郷からのメールだったのか、うんうんと頷くと格好を正して自室を出る。
「ふん、私の調教の腕が衰えたなどと、おろかなことを……」
富豪たちの怪しげな会合から戻って来たのだが、
なにやら気に触ることを言われたらしく、不機嫌そうである。
「……ん? あれはみかさか。そうか、戻ってきていたのだったな」
ギラリ、と妖しく目を光らせて、そちらの方を見つめる。
「あ、御主人様、お帰りなさいませ」
玄関の近くで主人を見かけ、ぺこりと一礼する。
帰省から帰ってきてからは、主人が屋敷に不在のことが多かった為、あまり顔をあわせる事も無かったのだが。
「……御主人……様?」
主人の目の色がいつもと違った気がして、きょとんとした顔で小首を傾げる。
「みかさ。帰省は楽しかったかな?」
みかさの疑問には答えず、そんなことを訊く。
「今では軽々しく許可を出すのではなかったと思っているよ。
志保は子育て、杏樹は他家に出向、瑞葉に至ってはあの若造と、な……
昼も夜も人手が足りなさ過ぎる!」
みかさに上着を押し付けると、足音をわざと立てながら自室へ向かっていく。
「あう……えっと、その」
さすがに『とっても楽しかったです』とは言えず、言いよどむ。
>志保は子育て、杏樹は他家に出向、瑞葉に至っては〜
(た、確かに……今回はちょっと長く帰りすぎたかも)
「……申し訳ありません。私も、長く休みを取りすぎてました」
今の屋敷の仕事全体に対して、自分がやる事の占める割合は少なくない。
その事を今さらながら自覚しつつ、主人の後に続く。
「知っての通り、夏は客人も増える時期だ。
それなのにメイドが少なくては、手が回らないこともある。
おかげ私は『躾の腕が落ちた』などと言われる始末だ」
ドッカリとソファに腰を下ろして愚痴る。
「実際な、客人方にメイドをあてがえば、私も手持ち無沙汰になる。
毎日忙しい由依に更に負担を増やすのも気の毒だしな」
一通り愚痴ったあと、みかさを視線で近寄るように誘導する。
「分かるな? 今から何をすべきなのか」
「……はい」
主人の言う事はもっともな話で、何も反論が出来ない。
しかし話を聞いているうちに、ふと主人の視線を感じてそっと側に歩み寄った。
>分かるな? 今から何をすべきなのか
「はい、分かってます」
一度だけ目を閉じ、そうしてまた主人を見る。
それから、静かに衣服を脱いで下着姿に。
「……ご奉仕、いたしますね」
そう言って、主人の前で跪く。
みかさが衣服を脱ぐ姿を、頬杖をついてジッと見ている。
>ご奉仕、いたしますね
「ただ奉仕するだけではダメだぞ?
心をこめて……そう、恋人にするようにしなさい。
みかさの故郷にいる、大切な恋人にするように、な」
みかさの手をとって、ファスナーを下ろさせる。
「どうせ帰省中はさんざん愉しんだのだろう?
そのときしたように、私にもしてみせなさい」
「……っ!」
故郷の恋人の事を言われ、ビクッと身体を震わせる。
そのまま主人に導かれながらファスナーを下ろしつつ、さらにかけられる言葉にますます顔を赤らめた。
確かに『さんざん』愉しんだのだが、主人に同じようにしろと言われても難しい。
それでも拒絶することは出来ずに、そのまま主人の股間を下着越しにそっとなぞり始める。
「ん……」
目を閉じてそっと息を吹きかけると、そこに指を絡めて上下させる。
やがて主人の逸物が硬くなり始めたのを感じ取ると、下着も脱がせてねっとりと舌を絡めていく。
「んんっ……ちゅっ、んふ……ぅ」
さわさわと手で愛撫をしながら、根元から先端までを丁寧に舌で転がした。
「そんなものか? みかさ。以前のみかさはもっと、おしゃぶりが上手かったぞ」
確かに逸物は硬く大きくなりつつあるのだが、
表情はあまり乗り気ではないように見える。
「手を抜いているのか? それとも本当に下手になってしまったのか。
残念だな。それでは昇給にも差し支えるというものだ」
みかさの後頭部に手を置いて、さりげなく逃げられないようにしつつ、
もっとも精神的に痛いところを突いていく。
「もしも悪いと思っているのなら、もっと懸命にやりなさい」
「……うぅ」
恋人にするように、というのが枷になっているのか、どうにも奉仕にも上手さが無い。
それを指摘され、さらに厳しい言葉も耳に入った。
>もしも悪いと思っているのなら、もっと懸命にやりなさい
「………はい」
こくんと頷いて。
「ぁん……んむっ……ちゅぅ…んっ、んんっ…」
始めはゆっくりと、そして後は奥まで主人の逸物を咥えて、それに唾液をたっぷりと絡める。
「んんっ……ふぅっ……!」
そうして、懸命に主人のものに快楽を与えようと、奉仕に集中していく。
時折主人の顔を見上げながら、喉まで突かれてもむせ返らないように気をつけつつ、口淫を続けた。
「そうだ、やれば出来るではないか。
……しかし、やはり手を抜いていたのだな、けしからん」
ソファに横になると、みかさとシックスナインの体勢になる。
「仕事を長く休んだばかりか、奉仕の手も抜くようなメイドには、
たっぷりとお仕置きが必要だな」
みかさのショーツをずらして、二、三度なぶると、
ソファの下から取り出した薬が塗りたくられたバイブを、
まだあまり湿ってもいない秘所へとねじこんでいく。
「みかさには今夜、気を失うくらいまで泣いてもらう」
「ぁ……御主人様」
そのまま体勢を変えられて、主人に秘所を弄られる。
「んくぅ……御主人様、私手を抜いていたわけじゃ、あっ」
まだ準備が整っていないのに、秘裂に触れる異物感。
「あっ…いたっ、んんぅ」
主人の逸物に奉仕する事でいきなり突き入れられるのを防ごうとしても、既に時遅し。
ぬるぬるした何かが塗られたバイブが、そのまま挿入されていく。
「んっ……んぁ…やだっ、何か、変です」
ややあって、身体の奥が熱くなるような感覚が身体に広がり始める。
息が荒くなり、肌が紅潮する。
無意識に、腰やお尻もくねるように動いてしまっていた。
「このくらい、みかさはすぐに飲み込めるだろう」
苦痛を訴えられても気にせず、根元まで押し込んで
内部の襞をグリグリと刺激する。
表面に塗られていた媚薬はすぐに溶けて、その襞へとすり込まれていく。
「みかさがすぐに、いやらしい本性をさらけ出さないからだぞ。
ちゃんと言葉でいいなさい。私に何をしていて、そして何をして欲しいのか」
みかさの張りのある太腿を揉みさすりながら命令する。
「はぁ……っ、はぁっ」
段々と意識が白みがかり、主人への奉仕をしていても、何か違った気分になってくる。
そんな中で、はっきりと思考に溶け込んでくる主人の言葉。
「……ふぁ……ほしい、です」
秘所をひくひくさせながらバイブを受け入れ、不意に漏らす。
「御主人様の硬くて熱いのにご奉仕してる私は……これが欲しい……です」
言いながら逸物にキスすると、それとほぼ同時に秘所から蕩けた液体が垂れていく。
「気持ちよく…なりたい、です」
「そうか、欲しいのか」
ひくつく秘裂の襞の様子を、じっくりと観察しながら応える。
「そんな風に淫らにおねだりしてまで欲しいのだな。
帰省中も、本当は私のが欲しくてたまらなかったのではないか?」
シックスナインの体勢から、みかさを上にした、騎乗位のそれに変えながら、
言葉でも弄っていく。
「恋人にその身を委ねていても、私のモノが忘れられなくて、
満足できなかったのだろう? みかさ……」
それは質問というよりは、暗示をかけているようでもある。
「さあ、みかさ。お前のずっと欲しかった、主人のペニスだ。
存分に味わいなさい。自分で、好きなように入れるんだ……」
剛直を、秘唇に触れる寸前で止めると、あとはみかさの動きに任せてしまう。
「はい、ほしいです……御主人様のが……」
もうすっかり思考もとろけてしまったのか、色っぽく潤んだ目で主人を見て、ねだる。
>帰省中も、本当は私のが欲しくてたまらなかったのではないか?
>恋人にその身を委ねていても、私のモノが忘れられなくて
「やぁ……そんなこと、ないです……んんっ」
必死に抗おうとしても、主人の言葉がどんどん頭に入っていってしまう。
「違います……私、そんな……」
ふるふると首を振っても、目の前の快楽を求める身体が、それを曖昧にしていく。
>自分で、好きなように入れるんだ……
「あ……」
少しだけ、迷って。
「ん……あああっ!!」
一気に腰を落としてしまい、逸物から与えられた快楽で軽く達してしまう。
>違います……私、そんな……
「そんなことを言っても、物欲しそうに腰がくねりながら落ちてきているではないか」
あくまで自分は動かず、みかさが自分から受け入れるのを待っている。
>ん……あああっ!!
どうやら軽い絶頂に達したらしいみかさを、またジロリと睨む。
「いかんではないか。主人の許可もなく、先にイくとは。
いやらしいのはいいが、そんなメイドでは、お客様にも失礼にあたる」
みかさの尻をガシッと掴むと、二、三度ゆすりあげた後で
“バチーン!”と音が立つほどの平手打ちを開始する。
「これはお仕置きでもあるからな。このくらいしなくては意味がない
……どうした? 早く動きなさい」
「あっ……ん」
達した後の反動でぼんやりとしていたが、主人の平手打ちで一気に意識が戻る。
「痛っ、あ……くっ」
それでもまだ身体が快楽に支配されているせいか、とろけた思考にそのまま主人の命令が流れ込んでくる。
「も、申し訳ありません。私が……動きますね」
それだけ言うと、少し身体を動かしてから、リズム良く腰を使い始めた。
「やっ……すごい、御主人様の、とってもおっきぃ……あぁん」
羞恥は感じながらも腰は止まらず、強く主人を締め付けながら上下していく。
しっとりと汗ばんできた乳房も、身体の動きにあわせてゆさゆさと震える。
みかさの、よく引き締まった太腿から臀部までを、
時おり優しく撫でては、ひどく強く平手うちするのを続ける。
>御主人様の、とってもおっきぃ……あぁん
「よしよし……大分勘が戻ってきたようだな。
故郷の彼氏にはどういう風にしてやったのだ?
そろそろ私の最初の命令に答えてくれてもいいだろう」
形のいい胸が揺れるのを見て、下着をむしりとると
露になった白い膨らみが、何の拘束もなく淫らに揺れるのを、
手ですくったりしつつ、目でも愉しむ。
「あんっ、あっ……痛っ……ふぁぁ」
愛撫と平手打ちの痛みが、そして秘所をかき回す逸物の快感が混ざり合って、いつしか痛みさえも快楽に思えてくる。
>故郷の彼氏にはどういう風にしてやったのだ?
「そ、それは……」
もう言葉で抗うことが出来ずに、無意識に身体が動く。
体を倒し、主人にキスする。そのまま身体を密着させて、乳房を擦りつけながら、
「……くぅ、ああっ!」
逸物をきつく締め付けながら、腰を振っていく。
背徳感のせいなのか、ぞくぞくとした快感が背筋を駆けていった。
「こうやって、一晩に何回も、何回も……やぁんっ」
また高みに近づいたのか、背筋が一瞬ぴんと張る。
「ふむ……ほう、これはこれは……」
胸板に密着されたみかさの乳房が、思いのほか心地よい。
弾力と張りのある乳房が、自分の上で跳ね回る感触は、
まるでそこから身体が溶け出していくようでもある。
>こうやって、一晩に何回も、何回も……やぁんっ
「何回も、か。では私もみかさと朝までしなくてはいかんな」
結合部から尻穴にかけても指を滑らせながら、徐々に突き上げを激しくしていく。
「なるほど、こうしてやったのだな、恋人君には……確か幸希君だったか?」
奥まで貫くのと、指の後孔への挿入と同時に、もっとも効果があるであろう、
その名前を口にする。
「はぁっ……そこ、いい……あん、ふあぁん!」
次第に激しくなる突き上げと快楽に身を震わせつつ、それでもなんとか体制を保とうとする、が。
>なるほど、こうしてやったのだな、恋人君には……確か幸希君だったか?
「!!」
朦朧としていた意識をわずかに引き戻す、その名前。
だと言うのに、奥を突かれるのと同時に後ろを指で責められて、
「あっ……あ─」
愛液で接合部をぐちょぐちょにしながら、消え入るような声を上げてまた絶頂に達してしまう。
(幸希……)
言い様のない快楽と、後ろめたさを残して。
「……またイったな? みかさ」
ぐったりとなったみかさを、未だに容赦なく突き上げ続けている。
「幸希君にも、こんな風に幾度もイかせてもらっているのか。
だが、私はみかさの主人だ。主人より先に、勝手にイくことを許すわけにはいかんな」
騎乗位から正常位に体位を変え、弛緩したままのみかさの身体を
思うがままに弄る。豊満な乳房を揉みしだき、
淫らな音を立てる結合部から秘豆を掘り出してつまみ上げ、
そして自分も絶頂に向かって激しいピストン運動をする。
「答えなさい、みかさ。お前は何処に出されたい? 何処に出されるのが好きだ?
私が、幸希君だと思って答えるのだ、みかさ」
「ごめんなさい……御主人様……あっ、はぁぁっ」
達した後でもさらに突き上げ続けられて、休むことも出来ずに為すがままにされる。
「んんっ……。やっ、また……ああっ!」
もう自分からは何もする事が出来ないのに、口からは淫らな喘ぎが止め処なく漏れていく。
>答えなさい、みかさ。お前は何処に出されたい?私が、幸希君だと思って答えるのだ、みかさ
「……っ、ぁっ」
つい一週間ほど前の情事が、脳裏に浮かぶ。
「中に……」
小さく、囁くように言って。
「私の中に、全部、いっぱい出してよぉ……」
どこか甘えるように、そして本当の彼にねだるように、主人に答えた。
>私の中に、全部、いっぱい出してよぉ……
「ふふ、よかろう。たっぷり出してやるぞ……!」
ここぞとばかりに、みかさの襞がすりきれるのではないかと思えるほど
激しく抜き差しを繰り返す。
「そうか、みかさは幸希君にもたっぷりと中出ししてもらっていたのだな。
……よかったな、私に仕えて、薬を飲むことを覚えていなかったら、
結婚前からそんな風にはしてもらえなかっただろう」
この期に及んで恋人のことでみかさを弄ると、
乳房をギュウッと荒々しく握り締め、大量の白濁を肉筒から放った。
「く……ぉっ!!」
無限に続くのではないかと思えた射精が収まると、
あさsりモノをみかさから引き抜くと、眼前に据えて、無言で後始末を命じる。
「やっ、あっ、御主人様、激し……っ!」
身体がぶつかり合う音と、水音が響く。
それでも恋人の事を言われると、拒むように目をつぶっていやいやをするのだが、
「あっ……ダメ、またきちゃう、また……あぁぁぁぁぁっ!!」
主人が達した直後に、自身もまた達してしまうのだった。
やがて主人が射精を終えて逸物を引き抜くと、秘所からは白濁と愛液の混ざったものが溢れ出てくる。
「……」
三度に渡る絶頂のせいか、身体は緩慢な動きしか出来ない。それでも、
「御主人様……綺麗にしますね」
自らの愛液も付いているであろう逸物に舌を這わせると、ゆっくりとそれを舐め取っていく。
全裸にカチューシャだけの汗ばんだ身体は、まだ紅潮して快楽に酔っていた。
みかさが逸物を掃除するうちに、硬度を若干弱めていたそれは
またも天を突かんばかりに勃ちあがる。
「……さて、みかさ。一晩中するのが、お前の愛するものとの仕方だったな?」
髪の毛を掴んで、口から逸物を引き抜くと、
今度は背後からみかさを抱きすくめる。
「要望どおり、してやろう。朝まで……な」
そしてまた、みかさの豊満な肢体を貫くのだった。
「んっ……あ、また大きく…」
後始末のはずがまた回復を果たした逸物を見て、少したじろぐような態度を見せる。
>……さて、みかさ。一晩中するのが、お前の愛するものとの仕方だったな?
「えっ……? きゃあっ!?」
そのまま主人に抱きすくめられ、
「御主人様、私もう……あんっ」
またも快楽の渦に飲まれていくのであった。
そうして、翌日は罪悪感と疲労感に苛まれるのであるが。
「なんかちょっとだけ疲れちゃった……。でもこんな顔、お屋敷では絶対見せられないし」
疲労が溜まっているのか屋敷を少し抜け出し、近くの公園のブランコで缶ジュースを飲んでいる。
「……はあ…」
時計を見上げると、ブランコの鎖に頭をもたれかからせる。
(…無理してでも元気にしてなきゃ。)
「よおーし、帰りましょう。まだまだへこたれるもんですか、御仕置きでもなんでもどんとこーい」
「もうすぐ……もうすぐですわ♪」
刻一刻と近づく遊園地行きの日を楽しみに、
チケットを握り締めてベッドに横たわっている。
とはいえ、興奮のあまり、全く眠れずにいるのだが。
「……」
日中からけたたましく鳴っている携帯電話を見ては、着信の名前を見て複雑な顔をしている。
「誰から聞いたんだろう…絶対邪魔しに来るな、こいつ」
「もう一回、日程の確認をしておきましょう」
もう何度となく確認したはずの予定を話し合いに、
瀬名の部屋へ行こうと自室を出る。
ドアをノックする音が聞こえ、だるそうに返事をして開けようとする。
「はーい… あれ? 何か俺言い忘れた事あったんだっけ」
自分が何か伝え忘れたのかと思い聞いてみる。
「そうだ。ホント何度も言うようだけど旅行じゃないから、大荷物、いらないから。
あの部屋に置いてあったボストンバッグじゃなくて軽い手荷物でいいからね」
苦笑しつつ瑞葉に説明する。
「どうぞ、入って」
「え、ええ。でも何があるか分かりませんし。
やっぱりお着替えとか……現金も多めにあった方がいいでしょうし」
生真面目に返答をしつつ部屋に入る。
「でも瀬名様、今更ですけれど本当にいいんですの?」
一緒に休みをとって遊園地にいくなど、許されることなのか
未だに心配らしい。
(確かに敷地内に宿泊施設もあるとか書いてあったけど…。本当に日帰りできるんだろうか)
微妙に当日帰れなさそうな予感がしてきて軽く心配してしまう。
>今更ですけれど本当にいいんですの?
「何泊もするわけじゃないし、屋敷の金で行くわけでもないからいいんじゃないかなー。
その分最近仕事かなり頑張ったから、たぶん何も言われないよ」
遊園地のパンフレットを眺め始める。
「…でもやっぱ、本当は心配だけど。御主人様の目を盗んで好き勝手な事してるってのを十分自覚してるから、尚更」
何気に庭に散り始めた落ち葉を箒で掃いている。
「まだ枯れ葉、と言うよりは、暑さに負けた葉、と言う感じですな……」
箒の穂先に浚われていくまだらになった落ち葉を眺めながら、何かを思い浮かべて溜め息を漏らす。
ふと、屋敷を見上げてみると、夜更けに廊下を進む瑞葉の姿が見えた。
その先は……男性使用人達の私室の並ぶ辺り。やがて、その姿は予想通り、瀬名の部屋へと消え、
先程とは別な溜め息が漏れる。
「いやはや……。差し出がましいことは申し上げたくない……とは言え、余り度が過ぎますと他の者に
示しが付きませんな……」
片や、主人の妹が嫁ぎ、名無し家とも縁の深い荻野家の令嬢。
片や、主人がメイドとの間にもうけてしまった息子。
執事であるその身から何かを言うには躊躇してしまう2人であるが、その半面、両名ともその立場は
屋敷の使用人。その使用人を律さなければならない自分の立場。
そんな微妙な立ち位置の葛藤に呵まれつつ、手早く掃き集めていた落ち葉を手にしていたちりとりの
中へ掃き入れてしまうと、足早にその場から立ち去る。
「……まったく、どうすればよろしいんでございましょうか……?」
そして、その場に残ったのは、落ち葉が取り去られた小綺麗な芝生と、幾つもの溜め息だった。
>>241 >御主人様の目を盗んで好き勝手な事してる
「……そうですわよね」
ウキウキとしていた表情が、途端に沈鬱なものに変わる。
「私、特別扱いされるのは良くないと思うんです。
だから今回のことも……凄く行きたいと思う気持ちと、
本当は行っちゃいけないって思う気持ちがゴッチャになって……」
瀬名にぽてっともたれかかる。
「私たち、これでいいんですかしら……」
ついにはそんなことまで言ってしまう。
>>243 >私たち、これでいいんですかしら……
「…。」
瑞葉につられて考え込んでしまう。自分もそれなりに楽しみにはしていたのだが、現実を考えると
そうも浮かれていられなくなる様子。
しばらく黙って何かを考えた後
「もう…」
「……黙って逃げようか、ここから」
今まで口にもしなかったような事を言ったりする。
半ば意を決したように、瀬名の部屋の前まで歩みを進める。
瀬名の部屋のドアをノックしようと、腕を上げ……躊躇してしまう。
その静寂の中、微かに聞こえてくるのは瀬名と瑞葉が囁くように語らう声。
しばし、その姿勢のまま、2人が語る言葉に耳を傾ける。
>「……黙って逃げようか、ここから」
そして、唐突に聞こえたその声。
その言葉の重みに思わず目を閉じ、沈痛な面持ちになる。
瀬名がその言葉を発してしまった気持ちと、名無し家、そして縁深い荻野子爵家の面目を保つことへの
責任感が、自らの内側でぶつかり合う。
……そして、意を決したように瀬名の部屋のドアをゆっくりとノックした。
「柏葉さん、よろしいですか?」
そう静かに言葉を発した顔付きは、いつもの仕事に厳しい執事、そして名無し家の番犬たる自分を
再確認するものとなっていた。
>>244 >黙って逃げようか、ここから
「!」
その言葉にハッとして瀬名の顔を見上げる。
「瀬名……様……私……っ」
瞳から涙がこぼれそうになったとき、ノックの音がする。
>>245 「!!」
またも驚愕に目が見開かれる。
「し、執事様っ!? いつからそこに……」
今の言葉は間違いなく聞かれてしまった。
そのことと、何よりも執事の冷厳な口調に強い不安を覚え、瀬名にひしっと抱きつく。
「下手に動くのは余計皆に心配かけるってわかってるけど…。
何も計画とか無いし、今こう言ってるのも思いつきだし。でも時々思うんだよ。
周りの人の都合とか全部捨てて、瑞葉さんを連れてここを出たらどれだけ楽なのかなって」
つい本音を零す。
「でもそれを実行するのは、バカで考え無しのガキのする事だ、とか思ってるけど」
>柏葉さん、よろしいですか?
「執事様…」
瑞葉は驚いているが、日頃からここ一番は落ち着いているからかあまり動揺はしていない。
「今の事、御主人様に言い付けるんですか。別にそれでも構わないか…。
実行するかどうかはまだ決め兼ねてるよ」
「…それを聞いて、あの人ももっと傷つけばいいんだ」
日頃から比べてかなり冷静な口調で言う。
後ろ手に静かにドアを閉めながら、目の前の瀬名に抱きつく瑞葉の姿に、やれやれ、とでも言いたげな
溜め息が漏れそうになるが、それをグッと堪えて2人の姿を見据える。
「お二人のプライベートな時間については余り口を挟むまい、と思っておりましたが、それも度が過ぎると
よろしくないようでございますね……」
プライベート、何もそれは個人的な時間について差し控えていただけでなく、2人それぞれの立場もあって
口を挟み難い、と言うのをオブラートにかぶせた物言いだった。
「先ず……。瑞葉様は荻野子爵閣下の御令嬢。その御令嬢がお家を飛び出して当家のメイドとなった、
と言うだけでも社交界では物議を醸していると言うのに、よりにもよって当家の使用人と恋仲になって……
となれば、それこそ社交界の大スキャンダルでございます。そうなった時、ご両親にどのようなご迷惑が
かかるか。それ位のことはおわかりになるでしょう?」
瑞葉に向けられた言葉は、明らかにメイドとしての瑞葉ではなく、荻野子爵家令嬢の瑞葉へと向けられた
ものだった。
そして、続いてこれまでに増して厳しい視線が瀬名へと向けられる。
「柏葉。お互いに若い者がしていることですから多少は大目に見よう、とも思っておりましたが、余りにも
度が過ぎますとお屋敷の中の風紀に関わります。それに、これは瑞葉様がメイドとしてこのお屋敷の門を
くぐられた時から、口にするまい、と思っていたのですが……荻野子爵家からお預かりしている瑞葉様に
一使用人が余りにも近寄りすぎです。それに……瑞葉様は、御主人様のメイドなのですよ?」
自らの発している言葉の中に、幾つもの矛盾や綻びがあることは承知の上で、瀬名に厳しくあたる。
実際には、決して一使用人ではない瀬名。メイドとしても荻野子爵家から預かっている令嬢としても、
どちらとしても割り切って瑞葉に接しきれない自分。
それらを高圧的な口調と勢いで押し流しながら、厳しい視線と共に2人へと向けた。
「……もし、当家の御主人様を傷つけるようなことがあれば……例え、瀬名様であろうとも、私は決して
容赦いたしませんよ……」
……「瀬名様」、そう自分が口にしたことにも気付かない。
>>247-248 >あの人ももっと傷つけばいいんだ
ビクッとして瀬名を見上げると、いつもよりも冷たい目をしており、
思わず身を引いてしまう。
「瀬名様、それはいくらなんでも……」
>ご両親にどのようなご迷惑が
「……お父様は」
しばし考えたのち、ゆっくりと話しはじめる。
「お父様は、『もういい』って仰いました。社交界のことも、全部いいんだって。
私が傷つけたせいですけれど……それに、瀬名様のことだって
いつかはお父様に正式にお話しするつもりです」
母のことは、言わずもがなである、と目で告げる。
「ただ……お屋敷の風紀を乱したと仰るなら、それについてはどんな罰でもお受けしますわ。
……ですから瀬名様を責めないで下さい!」
今度は執事から瀬名を守るように抱きしめる。
>例え、瀬名様であろうとも〜
「……え? 執事様、今……」
執事が「瀬名様」という呼び方をしたことに、違和感を覚え、首を傾げる。
「…あ、すみません。少し何も考えずに喋りすぎたみたいです」
執事から厳しい言葉を受けて、本音を零すのをやめて謝る。
「どうしたのかな、ベラベラと」
瑞葉に守るように抱きつかれ「ありがとう」とお礼を言ったりするが
子爵に会う云々のくだりは、自分の生まれも含めての負い目があるのかあまり乗り気では無かったりする。
>例え、瀬名様であろうとも、私は決して容赦いたしませんよ
この一言を聞き、思わず反応して尋ねてみる。
「……『容赦しない』って、どんな風にですか?」
「そうですな。例えば……」
瀬名の挑発的な言葉に反応し、足早に瀬名へと歩み寄ると、腰の後ろから取り出した合成樹脂製の
バンドで瀬名の片腕をベッドのパイプに繋いでしまう。
「……このように、御主人様に害を及ぼせないように何処かに繋いでしまう、と言うのは如何でしょうか?
無論……」
そう言って、瀬名に抱きついていた瑞葉を抱き上げるように引き離す。
「……こうやって、瑞葉様からも引き離されることとなってしまいますな」
瑞葉の腰をきつく抱き寄せたまま、その場から動くことができない瀬名から少し離れる。
「さて、瑞葉様……。どのような罰でもと申されましたが、それ以前の問題として、当家のメイドとしての
自覚の問題、と言うのも大いにあるようで御座います。これもまた、使用人を律する私の落ち度で
御座いますな……」
そう言いながら、瑞葉にいつもとは違った冷ややかな視線を向ける。
「あえて問います。瑞葉様、貴方は何で御座いますか?」
何……この短い言葉は、瑞葉に改めて執事を前にして、一メイドとして取り扱われるか、それとも荻野
子爵家令嬢として取り扱われるか、それを選ばせるための質問だった。
「さて……?」
冥く沈みがちになった執事の瞳が、腕の中に絡め取られた瑞葉の瞳の真ん中へと向けられた。
>>250-251 >『容赦しない』って、どんな風にですか?
「瀬名様……っ!」
顔を青くして、挑発的な言動をとる瀬名を諌めようとするが
>そうですな。例えば……
「え、執事様……あっ!?」
瀬名が縛られ、自分も引き離されてしまう。
瀬名の拘束を解いてもらおうと暴れるが、そこに冷たい質問が降ってくる。
>瑞葉様、貴方は何で御座いますか?
「わ、わたしは……」
痛いところをつかれ、真っ青になってしばし震えながら沈黙する。
「……わたし、は……名無し家の……メイド、ですわ」
ようやく、悲壮な表情で答える。
「! 痛っ…」
強い力で手をベッドに拘束されて、動揺する間もないうちだったので何もできないままに
動けなくなってしまう。
目の前で瑞葉の体に手を伸ばしたりし始める様子を見て、驚きが段々苛立ちに変わってくるが
何度か動かしてみてもバンドは緩まらない。
(くっそー、片腕だけだからまだなんとかなりそうだけど…)
空いた手でジーンズのポケットを探り、ライターが入っているので執事がこちらを見ていないうちに
焼いてしまおうとする。が、なかなかうまくいかない。
なんとなく執事のしようとしている事が読めてきたのか、さすがに若干焦ってくる。
何やら藻掻いている瀬名を尻目に見ながら、瑞葉の答えに薄く目を閉じる。
そう、言わせてしまった自分への後悔。そして、足掻く瀬名の姿を見る辛さ。
そんな感情の上に、名無し家の執事としての責務と……やや片寄ったどす黒い感情がのしかかる。
「名無し家の、メイド。よろしいでしょう。では、そのことをしっかりと学んで頂くとしましょう」
そう言うが早いか、抱き寄せていた瑞葉のメイド服の襟元に手を掛け、そのまま、勢いよく下へと引き裂き、
肌も露わな姿にしてしまう。
破られたメイド服の合間から、瑞葉のおとなしめで上品さの感じられる下着が垣間見える。
「……それでは、軽く実習、と参りましょうか……?」
ブラの上から瑞葉の柔らかい旨を、あからさまに瀬名に見せつけるように揉みしだく。
時折、その指先をブラ越しに先端の突起に這わせ、転がしながらこね潰すような動作を加えていく。
「荻野さん、時にはこのように乱暴に求めてこられるお客様とておられます。あなたは、そんなお客様を
喜ばせてさし上げることができますかな……?」
そう言って、やや強めに瑞葉の胸を揉み上げる。
「……おお、これは……実にいい感触だ。やはり、育ちがよろしいと、手触りも代わってくるものなんで
御座いましょうかね……?」
……などと言いながら、瀬名に挑発的な視線を向けたりする。
>よろしいでしょう。では、そのことをしっかりと学んで頂くとしましょう
「し、執事様……きゃあぁぁぁぁぁっっっ!!?」
まさか執事は自分に乱暴なことはすまいと
心のどこかで思っていた。それが裏切られたことで、引き裂くような悲鳴が上がる。
「執事様、じ、冗談、ですわよね? 瀬名様も見てらっしゃいますし……」
ガチガチと歯を鳴らしながら、瀬名の方をチラチラと見て慈悲を請う。
>時にはこのように乱暴に求めてこられるお客様とて〜
「お、お相手、させていただいてます……逃げたり、してませんわ……ぁんっ」
しゃくりあげ、涙を流しながら執事の愛撫に答える。
>やはり、育ちがよろしいと、手触りも〜
「いやっ!! 私は……私は、ただのメイドですわっ!
私の過去は、関係ありません……だから、そういうことは仰らないで……」
自分がどんなに「令嬢」という言葉のイメージから
遠く隔たった存在か思い知らされ、絶望的な気分に陥る。
>やや強めに瑞葉の胸を揉み上げる
目の前の瑞葉がいいようにされているのを見て、眉を顰めて顔も背けてしまう。
(どうせメイドなんだからいつもやってる事だろうけど、何も目の前で…)
イライラしつつ、バンドがどうにか千切れそうになるのを待つ。
「……く」
手首に火傷が数箇所できてしまうが気にも留めない。
時折聞こえる瑞葉の喘ぎ声が余計に心を乱れさせ、(早く止めないと)と拘束から逃れようと急ぐ。
「そうですな、ただのメイド。そうでした、いやいや、大変失礼いたしました、瑞葉様」
わざと最後に「荻野さん」ではなく「瑞葉様」と呼びながら、ブラ越しに蠢かせていた手をブラの下から
布地と肌の狭間に滑り込ませる。
「……ん……スベスベとしていて掌に吸い付くような、それでいてとても柔らかく、指先に触れる肌の
きめ細かさも心地良いですな……」
そんなことを言いながら足掻き続けている瀬名の姿をちらりと見る。
「ああ、余り無駄なことはしない方がよろしいかと。……もし、そこからあなたが立ちあがるようなことが
あれば、荻野さんが今よりも更に酷い目にあう……かも、しれませんよ?」
……などと言いながら、瑞葉の腰を抱き寄せていた腕を動かし、その指先を下着越しに瑞葉の秘裂に
這わせ、そこをゆっくりと弧を描きながら擦るように動かしはじめる。
「……はて、下着の布地が湿り気を帯びているような気がいたしますが、これはなんなので御座い
ましょうかね……?」
快感の現れ、と言うよりも身体を守るための反応が出始めたと言うことをわかっていながらも、敢えて
瑞葉を、そしてそれを眼前で見ている瀬名を辱めるように問いかける。
>余り無駄なことは〜
「……瀬名様、御無理はなさらないで下さい……私、これくらいなら耐えられます」
悲しそうな目で瀬名を見ると、視線でのみ(だから後で……)と訴える。
が。
>そこからあなたが立ちあがるようなことが 〜
「っ!?」
自分への仕置きが増えるということは予想しておらず、思わず絶句してしまう。
>下着の布地が湿り気を帯びているような気がいたしますが
「んっ!? う、うそ……そんな……ウソですわっ!!
ウソです! デタラメに決まってますっ!」
僅かながら快感を与えられていたこともあって、執拗に抵抗する。
「瀬名様っ! ウソですからっ! 執事様が、デタラメを仰ってるんです……
ですから、信じてください! 私、感じてなんかいませんわっ!」」
必死に訴えかけ、執事の腕の中で暴れる。
瑞葉の訴えかける視線の意味を少し理解し、一応頷いて見せると
今まで大きくもがいていたのが大人しくなる。
(こっそりわからないように動作を大人しくさせただけなのだが)
「(慌てたら余計に思う壷なのかも…よし、少しだけ我慢して)」
>信じてください! 私、感じてなんかいませんわっ!
「わかってる」
動揺を隠すように普通の口調で答えると、気を取り直して執事にも話しかける。
「勘違いしたらダメですよ執事様。瑞葉は、俺が見てるからそうなってるだけです」
瀬名の挑発的な……それでいて、瑞葉への想いが詰め込まれた言葉に眉をぴくり、と動かす。
「……ほぉ……」
短く低い声を漏らすと、そのまま、下着越しに瑞葉の秘唇をさすっていた指をショーツの縁から、
その奥へと忍ばせ、そこを撫で回して引き抜く。
「……こう、なっているのは『お客様に喜んでもらおうとしているメイド』の反応ではなくて、そんなことは
脇に置いて、自分の恋しい者に見られて勝手にできあがっている、だけと……?」
そんなことを言いながら、瑞葉の秘裂から抜き出した指を、瑞葉の目の前で……そして、瀬名から
よく見えるようにゆっくりと開いてみせる。
開かれた指の間に伸びる、透明に煌めく粘液の架け橋。それは思いの外長らくその形をとどめ、
ゆるゆるとした動きで細り、やがて途絶えてしまう。
そして、その2本の指にまとわりついた粘液を、瑞葉に見せつけるように自らの口に運び、ゆっくりと
舐めとってしまう。
「……非常に美味で御座いますな。さて、これは柏葉に見られていて滴ったものなのですか? それとも
お客様に喜んでもらおうと、そしてお客様にご奉仕することに悦びを感じて滴らせたものなのですか?
どちらですか、荻野さん?」
そう問いかけながら、再び胸を揉みしだき、今度はショーツの中に指先を潜り込ませて瑞葉の秘裂を
やや乱暴に撫で回しはじめた。
>瑞葉は、俺が見てるからそうなってるだけです
(瀬名様……)
その言葉だけで、引き裂かれそうだった心が静まり、安心できるようになる。
「はい……ごめんなさい、瀬名様。お仕置きが終わるまで、待っていて下さいませ」
静かに答えると、暴れるのをやめて執事に身を委ねる。
「あ……んっ、はぁ……ぅ、んんっ!!」
心なしか、素直に声が出るようにもなっている。
>こう、なっているのは〜どちらですか、荻野さん?」
「!!」
しかし途端に執事の口から心得違いを説かれ、再び心は乱れはじめる。
「そ、それは……」
「それは……ご、ご奉仕、させていただく悦びを……感じている、からですわ」
瀬名の心遣いを裏切るような言葉を、引き裂かれるような思いで口にする。
「……あぅんっ! きゃあ……ああぁっ!! ダメっ、激し……んくぅぅっっ!!」
痛みさえ感じる愛撫に、たまらず声が高まっていく。
>ご奉仕、させていただく悦びを……感じている、からですわ
なんとなく無理に言わされているような感じもするが、少しだけ内心落ち込んでしまう。
だが段々エスカレートしてくるのを見てばかりもいられないので
「……っ、ん…!」
ほとんど焼けかけていた、手首を縛っていたバンドを千切り自分で拘束を解く。
はぁ…とひとつ溜息をつき、立ち上がるとバンドを床に投げ捨てる。
「……。」
次の瞬間、表情が微妙に変わっている。
「結構な大人なのに、えげつない事する人なんだなあ…困ったもんだ、ったく。
楽しんでるのはわかるけど、加減というものもありますよ」
手首を擦り、悶えている瑞葉に近づくと片腕を掴んで声をかける。
「かしこい子なんだよな。そうだろ?『瀬名様に見られて感じ』ながら『御客様に御奉仕』する悦びも感じられる。
瑞葉はそういう子なんですよ、だから」
不意に瑞葉の唇を、ねっとりと舌を差し入れるようにして奪う。
「ほら、こんな事をしたらもっと…。 ここも御奉仕の為に、感じてくるようになるんです」
背後から手を回し、胸元にあった執事の手を邪魔そうにどけると
自分の両手で乳房に触れて、揉む。
自分の警告を無視して立ちあがってきた瀬名に、薄く怒りの表情を浮かべる。
「柏葉。私は言ったはずです。立ちあがるようなことがあれば、荻野さんが酷い目に遭うかもしれない、と。
つまり、それでも構わない、と言う訳ですか……? なんとも冷たいお話ですな……」
そう言うと瑞葉の背後にまとわりついた瀬名の鳩尾に、瑞葉を抱き寄せていた腕の肘を喰らわせ、
2人を引き離してしまう。
「荻野さん、柏葉はあなたが酷い目にあっても構わないそうですよ。私は、確かにそのように告げたのにも
関わらず、柏葉は立ちあがってしまった。これはまた、非道いお話でございますなぁ……」
尻餅をついた瀬名を尻目に、今度は瑞葉を背中から抱きとめるように姿勢を変える。
そして、抱き寄せたままブラをまくし上げて露わになった胸を握りつぶすかのように強く揉み、ショーツの縁
から差し入れた指先を秘裂の奥にまで挿し入れ、その熱く潤った場所を粘つくような音が立つようにしながら
こね回しはじめる。
「さて、荻野さん。この柏葉は自分に見られながら感じ、そして、奉仕の悦びも感じていた、などと言って
いましたが、だとすると、それは荻野さんが奉仕に集中していなかった、と言うことになります。……これは
その通りなのでしょうか……?」
そう言いながら胸を揉んでいた手を離し、その手でスラックスの中から力漲り火箸のように熱を持った剛直を
取り出し、下着越しに瑞葉の尻に押し付けた。
「……もし、そうならば『きついお仕置き』をしなければなりませんなぁ……」
下着越しに押し付けている剛直を擦り付けるように上下させ、その動きに何かを思い起こさせようとする。
「あっ?」
執事の背後で瀬名が立ち上がったのを見て、目に光が戻る。
>かしこい子なんだよな。そうだろ?
「はい……ありがとうございます、瀬名様……ん、んんーーー……っ!!」
唇を奪われ、的確に弱い攻め方をされて、明らかに先ほどとは違う声が漏れる。
>柏葉はあなたが酷い目にあっても構わないそうですよ。
「ち、違……っ、瀬名様は、私のために……ひっ!?」
より激しくなった執事の責めに悲鳴が上がる。
「い、痛ぁっ! いやっ、痛い……痛いですっ!」
ギリギリと握られた胸の膨らみの頂点が、痛々しく尖っていく。
>もし、そうならば『きついお仕置き』をしなければなりませんなぁ
「ひ……あ……あ……だ、ダメッ、お尻は……お尻はダメですっ!」
熱いモノが尻の辺りに押し付けられたことで、そこを犯されるのかと恥辱と恐怖に震えだす。
「お尻は絶対にダメぇっ、そこは、汚いところで……そんなところには
大切なものはいただけませんっ! そこで気持ちよくなるのも、いけないことですわ……っ!」
執事を押しのけ、瀬名に手を伸ばそうと身をよじる。
「……助けて、瀬名様ぁっ!!」
ハラハラしながら事の成り行きを見つめていたが
なんだか訳のわからないうちに鳩尾を殴られ、ふらつき床に尻餅をつくように倒れる瀬名を見て
ふうっと溜息をつく。
(元々この子たちもおおっぴら過ぎるし、以前からこういうのは無かったわけじゃないけど…
自分の息子となれば話は別です。)
御仕置きは御仕置きなので、刺激的なところは目にする事がないように、そのまま瀬名を眠らせるようにする。
続いて執事の近くまで寄り、耳を力いっぱい引っ張って
「…お仕事とはいえ、途中のおいたが過ぎますわ。
終わったら、明日は一日お嬢様を自由に開放してあげてくださいませね…でないと」
「私、ほんとに怒ってしまいそう……」
自分の声だとわからせるために、微笑しながらわざと近くで囁く。
耳元に響いた聞き覚えのある声に思いっきり眉を顰め……
(……まったく、でしたらご自分の息子さんにもうちょっと、立ち位置をはっきりとするようにも言ってやって
くださいませ。一応、御主人様と会食に臨席なさったりもするようになっていて、ただの使用人、で済ますの
が難しくなってきているのですからな……)
……などと思い浮かべてみたりする。
(とりあえず、お休みはお休みでちゃんとさし上げますとも。それは、私の職務の範疇で御座いますからして。
ですから、今は邪魔をなさらないでくださいませ……)
そして、口からこそ漏らさないが、心の中で盛大な溜め息をついてみせる。
「……さて、お尻は絶対にダメ、と申されましたかな……?」
そう言いつつ剛直の穂先で瑞葉のショーツを押しずらし、なだらかな2つの丘の間に潜り込ませ、その奥の
肉の窄まりにその先端を宛がって力を込める。
「……まぁ、私も鬼ではありませんから、こちらはやめてさし上げるといたしましょう」
肉の窄まりに宛がっていた剛直の穂先から力を抜く。
「……ただし……」
そのまま、穂先を前の方に滑らせ、瑞葉の蜜が滴る秘裂へと宛がう。
「メイドとしてのお立場を、しっかりと心に刻んで頂くためにも……こう、させて、頂きます……!」
そして、自らの心の戒めを解き、灼熱する剛直を瑞葉の秘裂の奥底へとねじ込んだ。
「……よろしいですか、メイドとして雇われ……いや、主に飼われている以上、このようなこともあるのですよ。
それを重々ご理解くださいませ……」
そう瑞葉の耳元に囁きながら、己の剛直を瑞葉の狭く熱い秘裂の奥底まで押し込んだかと思うと、まるで
幼子に小用をさせるように瑞葉の膝の裏を抱え上げ、瑞葉の秘裂が自らの剛直をくわえ込んでいる様を
さらけ出すような姿勢にしてしまう。
……そのさらけ出された結合部が、床に倒れ込んだ瀬名の方へと向くように身体を向ける。
「……では、参ります」
そして、情け容赦ない灼熱の抽送が、瑞葉の奥底を突き上げはじめた。
執事の肉幹が尻から離れるのを感じて、一瞬ホッとして身体の力を抜いてしまう。
>こう、させて、頂きます……!
「あっ……? あ、んはぁぁぁぁっっ!!」
瀬名と執事との間で翻弄され、潤みきっていた秘所を、
愛する男の前で他の男に、それも信頼していた男に貫かれ、絶叫する。
「イヤっ、イヤぁぁッ!! やめて……執事様、やめてぇぇぇっ! あっ、あっ」
瀬名に向かって結合部を開かれ、意識があるのか否かもわからない
その顔の前で、肉棒に貫かれ、めくりあがり、愛液を漏らす襞を晒されてしまう。
「あ、くぅんっ、ぁぅ……あ、あ、ん、むぅ……ぐ、ひ、ああっっ!!」
苦痛と恥辱が続く中、それがどういう感覚なのかすら
麻痺して分からなくなり、ただ喘ぎを漏らして上り詰めるだけになっていく。
「あっ……あっ……あ、あ、あっ……あん……っっっ!」
「もしかして、『眠っているから面白くない』なんて思ってるのかと思いましたけど…
思い違いだったようです。いけないわ、ごめんなさいね…」
何か含みのあるような笑みを浮かべると、瑞葉が御仕置きされる直前にふっと姿を消す。
(まあ肝心なところは見てないのだし。叱られても夜が明ければ気を取り直して遊園地、行けるわよね…?)
多少息子や瑞葉を心配しつつ。
上り詰めて行くにつれ、なんとも言えない扇情的な声を漏らし、なんとも言えない感覚を自らの剛直に
与えてくる瑞葉に身体が先走って反応し、腰の動きが加速度的に速くなっていく。
剛直の張り出した部分が瑞葉の襞を押し分け、先端が奥まったところにあるコリコリとした門を突き上げ、
その奥の部分までをも揺さぶり歪ませる。
かと思えば、剛直のエラが瑞葉の襞を掻きむしるように後退し、密着しているところから質量が引き抜かれる
ことによって発生する負圧が瑞葉の奥底の更に奥を吸い出すように蠢かせる。
そんな、肉同士が、そして粘膜同士がない交ぜになるような荒々しく、それでいて脳裏に甘露を滴らせるがの
如き動きが、いつ果てることなく繰り返される。
そして、漏れ出るのは既に理性を感じさせることの難しい、まるで獣のような吐息。
やがて、そんな蠢きの中、ただでさえ熱く張り裂けそうになっていた剛直が、更に熱と圧力を増しはじめる。
まるで痙攣するように小刻みになり始めた剛直の抽送が、ある瞬間を向かえようとしていることを如実に
物語はじめた。
その次の瞬間、まるで瑞葉を貫き通さんとばかりに突き入れられた剛直の先端から、邪竜の吐く炎にも
思えるような白く粘つく濁流が吹き出した。
びくん、びくん、と身体が脈打ち、それと同時に白い濁流が瑞葉の奥底に吹き上がる。
ぶく、ぶくぶくん、ぶくぶくぶく……。瑞葉の秘裂を割り広げるようにねじ込まれていた剛直との合間から白い
泡立ちが漏れはじめ、それに続いて白く濁った滴りが瑞葉の太股を伝いはじめる。
やがて、痙攣も収まり、瑞葉の秘裂から力を失った肉塊を引き抜くと、そこから先程の滴りとは比べものに
ならないほどの白い濁流が漏れだしてきた。
「あぁ……あんっ、は、あ、あっ、く、ん……んああっ、あっ、あっ……?」
少しずつ性急に激しくなっていく執事の攻め。
獣のような吐息を耳や肌で感じるうち、
ふと欲望が生にぶつけられるような予感が脳裏にひらめく。
「し、執事様っ、中は……中では、なさいませんわよね? んやぁっ」
端から唾液の糸をたらしながら、開いた唇から何とか懇願の台詞を発する。
「ダメ……ダメですわっ、お願い……外で、なさって……あ、あ、あああっ!!?」
薬こそ飲んでいるものの、信頼していた執事に膣内射精されることで、
本当に身体の奥底から汚される気がしてくる。
「……あ……あ……い、やぁ……ぅ、ぐすっ」
大量の白濁が、蜜壷に収まりきらずに太腿へと流れ出す感触を最後に、意識を手放す。
やがて、どちらが先に目を覚ましたのか。
瀬名とともにシャワーを浴びた後、皆の視線を避けるようにして
早朝から二人は遊園地へと出かけていく。
「今日一日……全部忘れて、二人だけで……」
そう呟くと、瀬名の腕に自分の腕を絡め、バスの停留所へと向かった。
「はぁ……」
結局遊園地からは朝帰りになってしまったことで、
少なからず良からぬ顔を主人にされてしまい、沈み込んでいる。
「…ええ、いってらっしゃい。上手くやるのよ? それと、毎日報告書を書くこと。あとは…」
綾峰家の屋敷――その執務室。
電話の相手に向って色々と仕事の注文を事細かにつけている。
「……それは私が悪いのですけれど……でも」
猫の背中を撫でながらブツブツと呟く。
「ここが名無し屋敷だな。ったく… 雫様も人遣いが荒いつーか、なんつーか」
右手で無精髭を掻き、左手には大きなスーツケース。
着崩したスーツ姿の袖を捲くり、腕時計を確認する。
「うわ、もう日付が変わってやがる… とっとと部屋に案内してもらって寝ちまおう」
裏玄関のインターフォンを押し、誰かが応対に出るのを待つ。
>>276 「!」
インターフォンが鳴り響くと、ハッと顔を上げる。
約束を微妙に反故にした分、尚更に働かなくてはと思い、急いで玄関へ。
「お待たせしました、こんばんは……」
扉を開けて中へ男を迎え入れる。
「当屋敷へようこそ。主人は既に就寝しておりますが、ご用件をよろしければ……」
実際には奉仕を受ける真っ最中なのだろうが、とりあえずは言い繕っておく。
>>277 「こんな夜分遅くにすみません。綾峰家から来た執事の百舌鳥(もず)って言うんだけど…
御主人様からは何も聞いてない? 名無し屋敷の仕事のノウハウを学んで、うちの仕事に生かすとかなんとか」
玄関に迎え入れられて、ホッと溜息をつく。
「……ということで今日からお世話になります、百舌鳥 洋介です。よろしく」
応対に出てくれたまだ幼さの残るメイドに握手を求めた。
>>279 「雫さ……綾峰の奥様からの? ……あ、ええ。聞いております」
一日中何かに思いを致していたため、記憶はおぼろげだったが
ポケットのメモに目を通すと、確かに書いてある。
「……あっ、わ、私は萩野瑞葉と申します。よろしくお願いします」
おずおずと手を伸ばし、差し出された手を握る。
「あの、百舌鳥様……とお呼びすればよろしいですかしら?」
百舌鳥を用意された部屋に案内しながら問う。
「ああ、なんでもいいよ。百舌鳥様でも百舌鳥ちゃんでも百舌鳥君でも…
…あっ、一応同僚として働くことになるから、百舌鳥様ってのはマズいかな?
スタンダードな呼び名ってことで、百舌鳥さんでいいよ」
自分の呼び名を相手に告げ、次に相手の名をなんて呼ぼうか考える。
「うーんと、萩野さんはなんて呼ぼうか。瑞葉ちゃーんとか。
……えーと、瑞葉ちゃんってあの瑞葉ちゃんだよね? 失礼、失礼。
これはマズいな。メイドとは言え、仮にもここの御主人様の姪なんだから。
……うちの雫様がいろいろとお世話になりました。ほんと、なんか色々迷惑掛けてるみたいで」
部屋に案内される廊下の途中で、深く頭を下げる。
>百舌鳥さんでいいよ
「そうですの? では百舌鳥さん、と呼ばせていただきますわ。
……私のことは……好きに呼んで下さいませ」
“ちゃん”づけで呼ばれるのは何となくくすぐったいが、
何故か悪い気もしないので、恥ずかしげに微笑みつつも否定はしない。
>瑞葉ちゃんってあの瑞葉ちゃんだよね?
「はい? あの……ああ、雫様からお聞きなんですのね?」
若干顔を赤らめて自問自答する。
「いえ、私こそ雫様には怒られてばかり……ご迷惑をかけてばかりで」
慌てて自分も頭を下げる。
「次こそはって思うんですけれど、また失敗をしてしまって、それで……」
さすがにお仕置きされているとは言えずに俯く。
「瑞葉ちゃん改め、瑞葉さん。ホントに気にしないでいいって。
あの人、些細なことですぐ怒るから。 うちの屋敷は毎日悲鳴やら怒号やらで」
苦笑いしつつ、案内された部屋のドアを開ける。
「この屋敷はその点良さそうだね。近隣の住民から苦情が出るくらいに、
響く声がアレらしいし。ハッハッハッ… あー、ごめん。セクハラちっくだったな。
まぁうちの屋敷も色々大変だけど、それなりに楽しいよ。
上が怖いから、下の人間が結束しちゃって」
自分の屋敷であった出来事の映像を脳内に映し、含み笑い。
「……で、瑞葉さんはここの屋敷どう、楽しい?」
>響く声がアレらしいし
咄嗟に冗談で返すこともできず、ますます顔が赤くなる。
>それなりに楽しいよ。
「そうみたいですわね……なんだか羨ましいですわ」
聞きようによっては、屋敷に不満を持っているようにも思えてしまう台詞なのだが、
そこまで慮る余裕はないようである。
>で、瑞葉さんはここの屋敷どう、楽しい?
「……え、ええ。もちろんですわ」
無理に微笑んで頷く。
「ええと、皆さん御親切ですし、面白い方も多いです。それと……」
そうは言ったものの、言葉が続かない。
「……あ、こ、ここですわ、百舌鳥さんのお部屋。どうぞ中へ」
そうこうしているうちに、男性の使用人たちの棟へ来たので、
部屋の扉を開けて、中へ誘導する。
「お、ここか… ありがとう、どれ、ドラ焼きでも食べてくかい?
雫様がお土産にってくれたんだ。他にミルフィーユもたくさんあったんだけど、
それはダメだって言われてしまったよ。雫様だけじゃなくて、同僚の女性陣からも大批判。
ちょっとぐらいお土産に持たせてくれたっていいのにねぇ。
いくらヨーロッパの老舗の直輸入品だからつってもさぁ… このドラ焼きもそれなりの銘菓なのに。
欧米のものはありがたく見えて、自国のものはありがたく見えないのか… 困ったもんだ」
悲しそうにスーツケースから取り出したドラ焼きを一口、二口と頬張る。
そうして餡子の甘い味に舌鼓を打ちながら、今の食べかけのドラ焼きを瑞葉に差し出す。
「ほら、食ってみな。中心に入っている餅がこれまたうめーんだ」
「え? え? ど、ドラ焼き……ですの?」
食べかけのものを受け取るのには少し抵抗があったが、
断るのも気まずいので、おずおずと受け取る。
「……い、いただきます」
恐る恐るかぶりついたあと、もぐもぐと咀嚼する。
「……美味しい……」
主人や両親が買うような老舗のものほどではないものの、
なかなかの味だったようで、もう一口。
「あ、ご、ごめんなさい! つい……お返ししますわね」
慌ててドラ焼きを返すと、パタパタと部屋に備え付けのポットのところへ。
「お礼とお詫びに、お茶かコーヒーでも……何かご希望はありますかしら?
食べ物でも、軽食くらいだったらご用意できますけれど」
「んじゃ、お茶を戴こうかな。ドラ焼き+コーヒーなんて和洋折衷なメニューもいいけど、
やっぱドラ焼き+お茶だよ。ん、待てよ? ドラ焼きの生地ってカステラに似てるな……
ってことは、ドラ焼き自体が和洋折衷なのか??? ……まぁ、どうでもいいか。ぱくり」
瑞葉から返してもらったドラ焼きはかなり小さくなっていたので、丸ごと口の中に放り込むことができた。
それを咀嚼しながら、新しいドラ焼きを箱ごとスーツケースから取り出す。
「2、4、6、10、12…… 20、残り全部で19個か。腹も減ったし、もっと食っちまうか。
おーい、瑞葉さんは何個食う? たくさんあるぜ。食いたかったら遠慮せずにどんどん食ったらいい。
食欲と睡眠欲と性欲は人間の中で一番重要だ。これを十分に満たすってのが幸せなんだ。
俺たちの仕事もそうだ。お客様に美味しい料理を振る舞い、寝心地のいい環境とベッド。そして夜伽」
お嬢様メイドである瑞葉に対して先輩風を吹かせて語りはじめる。
「ありのままに食って、食いまくる――ってのが雫様の信条だったなぁ、確か」
自問自答している百舌鳥を横目で伺いながら、とりあえずは緑茶を淹れることにする。
>瑞葉さんは何個食う?
「えっ? い、いえ私はもう結構ですわ。
夜中に甘いもの食べると、太りそうですし、虫歯になりますし……
あ、いえ! 百舌鳥さんはどうぞ、お好きに……!」
完全に否定してしまうのも失礼かと思って、慌てて付け足す。
>ありのままに食って、食いまくる
「ありのままに……」
自分の今の欲求を考えると、しかし必ずしもそうはいかない。
「……百舌鳥さん、どうぞ。急須の中にもまだ入っています。
お茶っ葉は抜いて置きましたから、濃くなりすぎることはないと思いますわ」
湯呑みを百舌鳥の前に置くと、深く頭を下げる。
「それでは失礼させていただきます。ご馳走様でした。
それと……これからよろしくお願いいたします。お休みなさい」
まだドラ焼きをパクついている百舌鳥に丁寧に挨拶すると、部屋を後にする。
「……新しい、見習いの執事ですか」
思うところあってか、わざわざ瑞葉を茶室に招いてその新入りの話を聞いている。
(女じゃないならあっちの心配は要らないけど……その分、執事としての仕事の能力が問われて……)
と、そこまで考えた所で自分がやたら真剣な顔をしているのに気付く。
そして瑞葉の困ったような視線も感じて、
「あ、ごめんなさい萩野さん。さ、お茶菓子もありますから、どうぞ」
慌ててその場を繕ったり。
バスタオルを体に巻いてデッキブラシで浴室のタイルをごしごしと擦っている。
「らんらら〜ん♪〜〜綺麗にしましょうね〜」
295 :
会河紳一:04/09/04 23:50 ID:/IqPm/yC
浴室の側を通りかかった会河は絵理の声に気がついた
「・・・おや、この声は、絵理さんですか・・・」
ドアの向こうに人の気配を感じ振り向くと、男性らしいシルエットがガラスに映る。
シルエットは自分の名前を呼んでいる。
「はい、絵理ですけど……
あ、会河様……お風呂、まだ入られてませんでしたか?」
自分の姿も忘れて、ドアを開けタオル姿を会河にさらしてしまう。
297 :
会河紳一:04/09/04 23:59 ID:/IqPm/yC
絵理のタオル姿にドキッとするが紳士の矜持によって
あっさりと自制する
「あ、やはりそうでしたか。歌声が外にまで聞こえていましたよ。」
そう言うと絵理から軽く視線を外し
「・・・その格好ははしたないですよ、外に出ますので、早くお着替えなさい。」
>>297 >「あ、やはりそうでしたか。歌声が外にまで聞こえていましたよ。」
適当な鼻歌が聴かれてたことを知って恥ずかしく思うが、タオル姿を指摘され
ドアの向こうに引っ込んでしまう。
「きゃあ、申し訳ございませんお見苦しい姿を……」
廊下に出て行った会河を確認すると、脱衣場でメイド服をすばやく身に付け
脱衣場を出る。
「会河様、申し訳ございませんでした。
何か、御用がございましたらお伺いいたしますが?」
299 :
会河紳一:04/09/05 00:09 ID:/noNgSkk
「いえ、たまたま、通りかかったら、貴方が楽しそうにお仕事をしているのが聞こえましたのでつい・・・」
「御用ですか・・・そうですねえ」
そこで暫し思案する会河
「せっかくですから、貴方が綺麗にしたお風呂に入りましょうかね、貴方とご一緒に」
そう言って絵理に微笑みかける
>>299 楽しそうに仕事をしていたと言われ、誇らしげな顔になる。
「はい、お仕事させていただけるだけで楽しいですから」
>「せっかくですから、貴方が綺麗にしたお風呂に入りましょうかね、貴方とご一緒に」
「では、お背中を流させていただきますね」
そう言って、脱衣場に会河と入ると会河の脱衣を手伝い、メイド服を再び脱ぎ去る。
301 :
会河紳一:04/09/05 00:18 ID:/noNgSkk
「申し訳ないですねえ。」
脱衣を手伝う絵理をねぎらう、もちろん紳士として股間はタオルで隠す
「何から何まで本当に助かります。」
自分のところの使用人達と比べたらいれたりつくせりの度合いがまったく違う、
そう感じていたがそこであることを思い出し顔を曇らせる。
>>301 「いえ、メイドの務めですから」
浴室に入ると、蛇口をひねり湯を手桶に溜める。
「お湯加減はこのくらいでよろしいですか?」
そう言って会河の顔を覗くと、なにか表情に曇りを感じてしまう。
「会河様?
いかがされました?お気分でも?
それとも……ご奉仕をお望みですか?」
303 :
会河紳一:04/09/05 00:29 ID:/noNgSkk
「いえ、そうではないんです・・・」
しばらく迷っていたようだが決心したように言う
「絵理さん・・・貴方いえ、この屋敷のメイド達は皆、主人の命とはいえ
何故そう、すぐ身体を開こうとするのですか?
もっとご自分を大事になさい・・・
貞操と言うのは・・・」
そこで、言おうとした言葉を切り、顔を落し
「・・・何度も貴方方の『奉仕』を受けた私が言えた義理はありませんね・・・」
深く自分を苛むような表情で言う
「・・・私は紳士失格だ・・・」
>>303 会河の言葉に一瞬眼を閉じて考えてしまう。
「先輩方のことは判りませんけど、私はこのお屋敷に置いていただけるなら
お掃除でも、お洗濯でも、ご奉仕でも何でもするつもりです。
ここを出てはいけないから……」
屋敷の外に出ると家族を殺したあいつにまた狙われるかもしれない……
そう考えると、屋敷の中での出来事など何でもないことだった。
>「・・・私は紳士失格だ・・・」
「いいえ、会河様は紳士ですよ。
でも、このお屋敷に来られた方としては失格かもしれません」
そう言って、悪戯っぽく笑うと
「メイドのご奉仕をいやだなんて、悪いお客様です」
会河の足元に跪き「失礼します」と言うとまだ下を向いていた逸物を
口に含み、巧みに舌や顎を使って逸物をそそり立たせた。
305 :
会河紳一:04/09/05 00:49 ID:/noNgSkk
>>ここを出てはいけないから……」
そういう寂しげな彼女の顔を見て何か深い事情があると察する会河。
(だが、聞いてどうする・・・?たかだか一介の客人である私が・・)
そう考えて頭を振る
>>「メイドのご奉仕をいやだなんて、悪いお客様です」
「なるほど・・・では、仕方ありません、紳士の道に逸れるとも、所詮、客分の身。
接待を受けねばなりませんね・・・」
そう言って苦笑しながら絵理の頭を撫でる
>>305 頭をなでられながら、会河の逸物に舌を這わせる。
殷嚢から竿そして鈴口まで丁寧に丁寧に口全体を使って刺激ししばらくすると、
「お風邪を召します、どうぞ湯船へ」
と湯船の中へ誘導し、一緒に湯船に入ると潜望鏡で会河の白濁を飲み干した。
「会河様、ご満足いただけましたでしょうか?」
307 :
会河紳一:04/09/05 01:00 ID:/noNgSkk
「ええ、ありがとうございました。」
一緒に風呂に入りながら
(私の思っていることは、彼女達にとって差し出がましいのかもしれないな・・・
・・・だが、紳士として、このままでいいはずがない)
出口の見えない問題に悩んでいた・・・
厨房で黙々と皿洗いをしている。
「御主人様のお庭……大丈夫かな」
台風の影響を受けて雨風に晒されている屋敷の庭を、廊下の窓越しに見つめている。
「こう台風じゃ、来る客も来ねーなぁ」
休憩室のソファに寝転がり、スポーツ新聞を読んでいる。
「明日はまず、庭師を呼んで整備とゴミ拾いからかなぁ…」
口元に手をやりつつ、廊下を歩き始める。
「……ん、あれ?」
新聞を読んでいると、あるひとつの間違いに気付く。
そしてちょうど女性の足音が聞こえるので、廊下に向って大きな声で呼びかけてみる。
「おーい、ちょっといいかい?」
>おーい、ちょっといいかい?
「……?」
聞き覚えのない声がしたので、とりあえず早足で現場に向かう。
と、そこには先日やってきた新入りの執事が。
「あなたは……百舌鳥さんでしたね。何か用事でもありましたか?」
彼に少なからず対抗心はあるのだが、ここは先輩らしく……と、努めて平静を保ちながら話しかける。
「…あれ、葦名さんか」
てっきり廊下を歩いているのがメイドだと思っていたので、つい拍子抜けてしまう。
「まぁいいや、この新聞昨日のやつなんだけど…… 今日のやつどこにあるかわかります?」
上体を起こし、ソファに座りなおす。
「新聞……」
色々と言いたい事が浮かんでくるものの、まずは質問に答える。
「休憩室にあるのは一日か半日古い新聞です。新しいものは広間か玄関側のスペースに数紙置いてありますよ」
そこまで言って、こほんと咳払い。
「百舌鳥さんもこの家の執事として見られているのですから、早くそういった事は覚えてくださいね」
心なしか胸を張って、先輩口調で彼に言う。
「ったく、ひと言多くねぇか? こう… 愛嬌が足りないんだよ、先輩は」
返ってきた返事に、もうお手上げといった表情で舌打ちする。
「もっと優し〜く教えてくれりゃ俺もすぐ覚えられるのに。
最初にこの屋敷の中を案内してくれたメイドさんは優しかったなぁ。萩野子爵のお嬢さん」
煙草に火を点け、フィルター越しに深く煙を吸い込んでゆく。
一応は先輩らしく、と発言したところ、百舌鳥から返ってきたのはこの態度。
「……執事にとっては愛嬌は二の次ですから。実務が出来る事が何より優先ですよ」
>最初にこの屋敷の中を案内してくれたメイドさんは優しかったなぁ。萩野子爵のお嬢さん
(う……)
瑞葉に対して、格上のお嬢様という認識を抱いているせいか、形は違えど元お嬢様として「女らしさ」では引け目を感じるらしい。
「萩野さんは子爵家出身ですから。メイドにはそういった愛嬌が必要でしょうし」
煙草の煙に眉をひそめながら、続けてこう言う。
「それに、実務能力が問われる以上……執事には性別は関係ないでしょう?」
「…まぁ、確かに執事に性別は関係ないわな。仕事さえできりゃ」
灰皿に煙草の灰を落として喋る。
そうして再び煙草を吸い、肺に煙を含ませる。
「だがな、その石頭でもう少し考えてみろって。んん?
長所はないより、あったほうがいい。ましてや、その長所をわざわざ潰すこともない。
せっかくの持ち味活かさないでどうするよ?
『顔だけ』は可愛いんだからさ、こう… もっと…… わかるだろ?」
「石頭……っ?」
冒頭のその言葉がよほど気に障ったのか、一気に顔が強ばる。
途中の話は確かに最もなのだが、一気に機嫌を悪くしたのでそれも耳に入らない……が。
>『顔だけ』は可愛いんだからさ、こう… もっと…… わかるだろ?
と、相変わらず食えない調子で話す百舌鳥に、ちょっとだけ冷静さが戻ったような気がした。
「可愛い、ですか。……その言葉はありがたく受け取っておきますけど。
……私が女らしくなるのは、御主人様のお側に行った時だけでいいんです」
しかし、深く考えれば失言とも取れる発言をさらりと言ってしまうのだった。
「ほう… メイドならいざ知らず、執事でいらっしゃる葦名さんがそんなことを。
ならいっそのこと、メイドにでもなったらどうだい?」
由依の主人に対する感情を窺い知ることができて、苦笑いを浮かべる。
「それとも、執事一本で仕事をしてきた自分にはメイドの仕事はできない。
いや、というより… 他のメイドには決して敵わないから、勝負するのを避けて執事の仕事をしている
――ように見える。どうだい、図星? いや、どっちでもいいんだけどね。
俺はここの屋敷の仕事のノウハウさえ学べば、後はどうでもいいんだし」
もう用済みとなった新聞を丸めて、ポンッと由依の肩を叩く。
「ま、頑張りな」
そうして休憩室を出て行こうとする。
「んーと、新しい新聞は広間だったっけ。……ん、どこの広間だ? まーいっか。全部回ろう」
言った瞬間はわからなかったものの、次第に自分がなにを言ったか理解していく。
「あ……っ……」
みるみるうちに怒りとは違う原因によって顔が赤く染まり、小さく俯いてしまった。
「……私は、執事ですから。御主人様のお側に仕えて、お仕事の補佐をするのが仕事ですから」
辛うじてそう言うが、少なからず百舌鳥の言葉が心に響いているせいか、その声にも先程の強気な態度は見られなかった。
出て行った百舌鳥の背中を見送りつつ、ごく小さく……ぽつりと呟く。
「由依は……逃げてなんかないもん」
自分の衣擦れの音、自分の足音が邪魔だったが、なんとか由依のか細い呟きは聞き取ることができた。
網膜に焼きついた、先ほどの由依の弱気な表情。
その彼女の顔を思い浮かべながら廊下を歩いていると、何かが自分の腰の辺りに激突する。
いや、正確にはこちらが激突した模様。
刹那、台から壷が転げ落ち――大きな音を立てて割れ、破片が四散する。
「やっべ…」
背後を振り返ってみるものの、由依は依然として考え込んだ表情のままだった。
頭を抱え込み、これからどうしようか思案する。
窓外が光ったかと思うと、鳴り響いた雷鳴に思わず悲鳴を上げる。
「きゃっ!?」
が、すぐに恥ずかしくなったのか、慌てて口を塞いで辺りを見回す。
328 :
古河 涼:04/09/10 00:18 ID:hXsOnJhv
「あら、雷・・・」
部屋でぼんやりと音楽を聞きながら、少しうとうとしているところに鳴り響いた雷鳴。
「何も、起こらないといいのだけれど…まあ、ここでは無理でしょうね」
微笑と苦笑の混じった笑みを浮かべながら、聞いていた音楽を消した。
「いっそのこと…私が何かしてしまおうかしら?…なんてね」
「ふむ、雷か……」
ふと思い立って部屋を出る。
「誰か不安がっているメイドでもいれば……ふふ」
怪しげな笑みを浮かべ、夜伽相手を探す目になる。
330 :
古河 涼:04/09/10 00:30 ID:hXsOnJhv
「雨、降るかしら・・・」
廊下をぼんやりとしながら歩く。
この雷によって何か変わったことでもあれば、と思い部屋を出たのだが特に変わりも無くもはやただの就寝前の散歩と化している。
―――停電とか起こったりしないかしら。
ふと湧き上がる期待感のようなものと高揚感にふっとため息を浮かべて苦笑する。
「物騒なことを考えるわね、私も」
一際大きく轟いた雷鳴のあと、ふっと屋敷の照明が落ちる。
「ふむ、停電か。しかし……」
すぐに屋敷にある予備電源で薄暗い電灯がともるものの、
かえって廊下には怪しげな暗がりがそこら中に出来ている。
その中にメイドの影を発見すると、そっと近づいて後ろから抱きすくめる。
「震えてはいないか? よければ私が傍にやてやるのだが……」
332 :
古河 涼:04/09/10 00:46 ID:hXsOnJhv
突然、電気がぱっと消える。
「あ・・・」
―――本当に停電が起こるなんて。
なんとなく不思議に思いつつも、高揚感はさらに上がっていく。
どうしようかと思案していると、唐突に後ろから抱きすくめられる。
>「震えてはいないか? よければ私が傍にやてやるのだが……」
「あら…御主人様?」
少し驚きながらも抵抗はしない。抱きしめる主人の腕にそっと手を添える。
「残念ながら震えてはいませんね…むしろこういうのは好きなほうなので」
女の子らしく少しは怖がったほうがよかったかな、と思いつつも…くすくすと笑いながら言った。
「でも、そうですね…こういう夜は話し相手か、人肌が欲しくなるかもしれませんね?」
主人の腕をやんわりと解いて、悪戯っぽい笑みを浮かべながら主人に向き合った。
「涼……か」
珍しい相手を見つけたものだ、と心の中で呟く。
>話し相手か、人肌が欲しくなるかも
「いいとも。しかし暗いな。もっと近寄らないと、顔もよく見えない」
そう言うと、涼の肩を掴んでこちらに引き寄せ、その唇を奪う。
舌を絡めて口腔内の感触をむさぼりつつ、手を下へと向かわせ、
まろやかな身体のラインの撫で回す。
334 :
古河 涼:04/09/10 01:03 ID:hXsOnJhv
>「いいとも。しかし暗いな。もっと近寄らないと、顔もよく見えない」
「んっ・・・・」
言葉とともに激しい口付けがやってきた。
口付けが、しなやかで男らしい手が、ほんのりととけそうな香りが。
…主人のすべてが涼の感覚を満たしていく。
「ふふ…優しくしてくれないといやですよ?」
主人に身を任せつつも、余裕のあるような微笑みを浮かべて主人の鼻先をつつく。
「夜はまだ始まったばかりなんですから…」
「優しくするとも。私は乱暴なことは嫌いでね……お仕置きでもなければ」
どこまで信用できるのか怪しいことを言う。
「さて、始めようか」
涼のエプロンを脱がせ、服のボタンを外して床にストンとワンピースの部分を落としてしまう。
「下着は自分で外して見せてくれ。出来るな?」
自分をつついた涼に仕返しをするように、頬を撫でた後で軽くつねって命令する。
336 :
古河 涼:04/09/10 01:23 ID:hXsOnJhv
>「優しくするとも。私は乱暴なことは嫌いでね……お仕置きでもなければ」
「ふふ・・・一応は信用しておくことにします」
そういいつつも、主人の行動の早さにどうも信用ができそうもない。
確かに「乱暴なこと」はしなさそうだが「優しく」してくれそうも無かった。
>「下着は自分で外して見せてくれ。出来るな?」
「あら、ストリップショーをご所望ですか?」
いやん♪と体をくねくねとさせ恥じらうふりをする。
しかし…やがて、静かにその表情は悪戯っぽい物から艶やかなそれに変わり始めていた。
焦らすように、あるいは見せつけるようにゆっくりと下着をはずしていく。
「いかがでしょう・・・お気に召しました?」
その言葉とともに再び雷光が輝いた。
―――雷光を背に涼の全てがくっきりと映し出される。
>あら、ストリップショーをご所望ですか?
「ほう、そんな言葉を知っているとは……まさかしたことがあるのではないだろうな?」
涼が身体をくねらせ、男をそそる動きで裸身を露にしていく様を愉しむ。
>いかがでしょう・・・お気に召しました?
雷光の中に浮かび上がった白い裸身をそっと抱きしめ、そのまま床に押し倒す。
「ああ……とても綺麗だ。すぐにでも食べたいくらいに、な」
そう言うと、胸の膨らみを幾度か揉みしだき、頂点の蕾を口で吸いながら
脚の付け根にある裂け目を、指でさすり始める。
「だから準備をすることにしよう……」
338 :
古河 涼:04/09/10 01:42 ID:hXsOnJhv
>胸の膨らみを幾度か揉みしだき、頂点の蕾を口で吸いながら
「はっ・・・んんっ・・・・やぁ」
切ない気持ちがこみ上げて、胸が締め付けられる。
その感覚を貪るように少しでも感覚を集中させようとするが、それは次の快楽の波によって阻まれる。
>脚の付け根にある裂け目を、指でさすり始める
「んあぁ・・・っ!?」
裂け目に突然触れられ、体の置くが少し震える。甘い快楽と、何故だかじれったさを感じる。
―――もっと、深く、激しくして欲しい…。
>「だから準備をすることにしよう……」
「はい・・・っ、たっぷり、準備して・・・ん、ください。そうしないと泣いちゃうかもしれな・・・っです、よ・・・?」
少しでもこの快楽を味わえるように懇願する。
>たっぷり、準備して・・・ん、ください。そうしないと泣いちゃうかも〜
「たっぷり? 嘘つきだな、涼は……こんなにもう濡らして、準備万端のくせに」
指を濡らした涼の愛液を、唇や頬、首筋や乳首といった敏感な部分へ塗りこむ。
「今すぐにでも、中に入れてもらいたいのだろう?
そして激しく突上げられて、私の子種を中で出してもらいたい。そうだな、涼?」
指で秘唇をこじ開け、愛液を汲み出しては涼の身体になすりつけ、
またそれを舌と唇で舐めとっていくのを繰り返しながら、
ついに剛直を取り出して、ほんの先だけを蜜壷の入り口に触れさせる。
「そうだといいなさい。自分の口から、ハッキリとだ」
340 :
古河 涼:04/09/10 02:05 ID:hXsOnJhv
>「たっぷり? 嘘つきだな、涼は……こんなにもう濡らして、準備万端のくせに」
「やぁぁ・・・言わないでぇ、くださぁい…私、本当に、初めてなのぉ…っ」
次から次へと襲い繰る快楽を堪えながらも反論する。
>「今すぐにでも、中に入れてもらいたいのだろう?
そして激しく突上げられて、私の子種を中で出してもらいたい。そうだな、涼?」
「そ、そんなこと…」
―――ありません。と言いたかった。
しかし、快楽の波は否定することを許さなかった。
―――だったら、気持ちよくなりたい?何もかも忘れるくらいに。
だが、ほんの少しだけ残された理性が情欲に素直になることも許さなかった。
「私…私…」
>ほんの先だけを蜜壷の入り口に触れさせる。
>「そうだといいなさい。自分の口から、ハッキリとだ」
焦らされるような、その行動に快楽を求める心が理性を大きく上回る。
「は・・・はいぃ…っ、私、今すぐ御主人様のモノを中に入れて欲しいんですぅ・・・っ。
私は、私は激しく御主人様に突き上げられて、責められたいんですっ・・。・私が私でなくなっちゃう…何も、考えられなくなるっ…くらいに気持ちよく、して欲しいんです…っ!
そして、御主人様の精液を私の中でたっぷり受け止めたいんです…っ」
恥じらいながらも、主人にそう告げて懇願する。
「だから…っお願い、しますっ…」
>私、今すぐ御主人様のモノを中に入れて欲しいんですぅ・・・っ。
「よく言えたな、涼。御褒美だ。たっぷりと味わうといい……っ!!」
蜜壷の入り口で留めていた肉棒を、強引に秘裂へと押し込んでいく。
「く……締まるな、だが、もうすぐ……そら、根元まで入るぞ?」
無理に襞を押し広げるようにして挿入を終えると、
大きく腰を揺すって、涼を責めはじめる。
「おお……っ、これは、なかなかの名器をもっていたんだな、やはり。
私を誘っただけのことはある……すぐにでも出そうだ……っ!」
その動きは徐々に早くなり、快楽を与える事からむさぼる事へと目的を変えていく。
342 :
古河 涼:04/09/10 02:25 ID:hXsOnJhv
「いっ・・・ひあああぁっ」
歯を食いしばって、床にしがみついて衝撃に備えようとしたが―――時すでに遅し。
主人の逸物は涼の中へと強引に押し入っていく。
「は・・・っ、はぁ・・・っ」
浅く呼吸を繰り返し、挿入が終わるのを堪えて待つ。
>大きく腰を揺すって、涼を責めはじめる。
「んっ、んぁっ、ああっ、は、激し…っ!」
挿入が終わりようやく、大きく息をついたところに主人の責めが始まる。
力強い責めが、今までの何倍もの快楽を涼に与えていた。
すべてが白くなって、何も考えられなくなりそうになる。
>その動きは徐々に早くなり、快楽を与える事からむさぼる事へと目的を変えていく。
「そんな、激しくされたら…っやぁ、わたし、もぉ…イっちゃいそおです・・・っ」
「ふむ、本当に経験はなかったのか……」
結合部の様子を見て、僅かにではあるが、激しさを緩める。
「しかし、もう止まらんな。涼もそうだろう?」
涼のあごをつまみ、唇を奪った後で聞く。
>そんな、激しくされたら…っやぁ、わたし、もぉ…イっちゃいそおです・・・っ
「やはりな……経験が無いとはいえ、なかなかにいやらしい身体だ。
これならすぐにでも……立派なメイドになれる」
ラストスパートとばかりに幾度か奥まで深く突上げると、そのまま内部で
欲望のままに精を放つ。
「おお……っ!!」
長く続いた噴出が止まると、一転して優しく涼の髪を撫で、
しっかりと抱きしめてやる。
「悪かったな、こんなところで……もしもよければ、また私の部屋でも相手をするが?」
あくまで温和な笑みを作って、自分のものにしたばかりのメイドの顔を覗き込む。
344 :
古河 涼:04/09/10 02:48 ID:hXsOnJhv
>ラストスパートとばかりに幾度か奥まで深く突上げると、そのまま内部で
>欲望のままに精を放つ。
「あ…あ…ああああああああっっ」
ぎゅっと手が何かを握り締める感覚と中を満たしていくような精液の感覚だけを残して、涼は絶頂へと達した。
「ふぁ・・・っ、ああん…」
まだ勢いが収まらないのを感じながら大きく息をついて、快楽の余韻に浸る。
>「悪かったな、こんなところで……もしもよければ、また私の部屋でも相手をするが?」
優しく抱きしめながら自分の顔を覗き込む主人の腕の中をするりとすり抜けて、悪戯っぽい笑みを向けると主人から距離を取り向き合った。
…今日最初に出会ったときのように。
「優しくしてくれなかったから、今日はこれでおしまいですっ」
ベーっ、と舌を出した後、くすくす笑いながら主人に軽くお辞儀をする。
「失礼いたしました…それでは、お休みなさいませ。よい夜を」
いつのまにか、雷雨は止み―――少しだけ星空が見え始めていた。
>優しくしてくれなかったから、今日はこれでおしまいですっ
「む、そうか。おやすみ、涼」
舌を出したあとで、頭を下げて笑いながら去っていく後姿を見送る。
「……ふられたか。まあいいさ、堪能はした……」
ふう、と一息つくと、自分も服の乱れを直して私室へと帰っていく。
347 :
萩野 瑞葉:04/09/11 23:45:25 ID:lQJ2VZNU
猫のセナにミルクをやりながら、厨房で皿の後片付けをしている。
「セナちゃん、床は汚さないようにしましょうね」
相変わらず言葉で注意しているらしい。
348 :
香山 絵理:04/09/11 23:49:55 ID:h/ZH0VD9
「ふ〜ん、メイドさん好きの人っているんだぁ〜」
メイド喫茶を取り上げたテレビを見てうなずいている。
「あそこで働いたら、絵理も人気者になれるかな?」
349 :
萩野 瑞葉:04/09/11 23:53:50 ID:lQJ2VZNU
夕飯の味噌汁のダシに使った煮干も二、三匹追加してやることにする。
「でもあんまり食べ過ぎて太ったらダメですわよ。
寝てばかりいないで、きちんと運動もしませんと」
背中を撫でながら言い聞かせる。
351 :
香山 絵理:04/09/11 23:58:12 ID:h/ZH0VD9
椅子から立ち上がると、伸びをし、大きな口を開けてあくびをするが、
すぐに口に手をやりまわりをきょろきょろ見回す。
「ふわ・・・・・・誰かに見られなかったかな?」
352 :
萩野 瑞葉:04/09/12 00:02:19 ID:r1UXNjQn
猫のセナが夕食を終えると、その皿も綺麗にあらって、
間違えて誰かが使わないように、所定の場所にしまう。
「これでよし……ですわね」
「うん、いかんな……」
日中より書類整理や決裁に追われており、疲れのためか書類の字が霞んで
見えてしまっている。
「目薬でも誰かに持ってこさせなくてはいかんかな?」
机の上のボタンを押しメイドを呼ぶ。
354 :
萩野 瑞葉:04/09/12 00:10:05 ID:r1UXNjQn
主人からの呼び出しがかかったのを聞いて、
抱き上げようとしていたセナを床に下ろす。
「ひとりでお部屋に帰れますわね?
悪戯したり、寄り道したりせずに真っ直ぐ帰るんですのよ?」
またも言葉で言い聞かせると、急いで主人のもとへ。
「お待たせしました。何か御用ですか……?」
ノックをした後、若干おそるおそるといった感じで扉を開ける。
>>354 ノックに続きドアが開くと、瑞葉の姿が見える。
「瑞葉か、すまぬが目薬を持ってきてくれないか?
どうも眼が霞んでいかん。」
356 :
萩野 瑞葉:04/09/12 00:17:16 ID:r1UXNjQn
「目薬ですわね? はい、かしこまりました」
一礼してひとまず医務室の方へ赴くが、
その途中で案の定、正反対の方向へ散歩(?)に来ている猫のセナを見てしまう。
「ああ、もうっ。あれほど言いましたのに!」
結局セナを抱えて自室の近くまで連れてくると、また急いで医務室へ。
しかし主治医もいないため、目薬を探し当てるまで、大分時間がかかってしまう。
「お、お待たせしました……申し訳ありません。こちらが目薬ですわ……」
息を切らして主人の部屋へ戻ってきたときには、大分時間が経っていた。
>>356 ずいぶんと時間がかかっていたが、帰ってきた瑞葉から目薬を受け取り
目薬を注そうとするが、疲れのためかなかなか上手に注せずイライラしている。
「なんだ、この目薬は・・・・・・
持ってくるのが遅いから、うまく注せんぞ
瑞葉、注してくれ」
そう言って、目薬を瑞葉に手渡す。
359 :
萩野 瑞葉:04/09/12 00:23:58 ID:r1UXNjQn
かなり苛ついているらしい主人の様子に緊張しながら目薬を受け取る。
「ご、ごめんなさい。失礼します……」
しかし、緊張のあまり手が震えて、やはり上手くさせない。
「あ、あら? ええと、あっ、もう……ああ……申し訳ありません……」
そうして何度も失敗してしまう。
>>358 目薬が目の周りのあちらこちらに零れ落ちると同時に猫の抜け毛が顔にふわりと落ちる。
「ん?なんだ、これは…猫の毛か?
遅いと思ったら、瑞葉は何をしていたのだ?」
手近にあったハンカチで顔を拭きながら、
「猫を飼う事も目をつぶってやっていたが、考え直さなくてはならんな」
そういい、瑞葉をにらむ。
362 :
萩野 瑞葉:04/09/12 00:34:32 ID:r1UXNjQn
>>360 「えっ? こ、これは……違います! 遊んでいたわけでは……
セナちゃ……あの子がお部屋にきちんと帰れなくて、
何か起こす前に連れて行こうと思っただけですわ」
言い訳はよくないと知りながらも、言わずにはいられない。
「それに、本当に小さい頃から人に飼われている子です!
今更捨てることなんてしたら、きっと……」
頭に浮かんだ恐ろしい想像を追い払おうと、ブルブルと首を横に振る。
「遅れた事も、うまく目薬をしてさしあげられなかったことも謝ります。
ですから、あの子を飼うことだけは許して下さいませ……っ」
すがりつくようにして、必死に懇願する。
>>362 すがりつく瑞葉を無視するがごとく、立ち上がる。
「言葉だけでならいくらでも誤ることはできる。
瑞葉なりの方法で反省を表してもらおうか」
口元に手をやり何か考えながら瑞葉の周りをゆっくり回る。
364 :
萩野 瑞葉:04/09/12 00:42:46 ID:r1UXNjQn
>>363 「は、はい。許していただけるなら……何でもいたしますわ」
がっくりと項垂れて、主人からの視線におびえながらも佇む。
「それで、何をすれば……?」
すっかり萎縮してしまって、むやみに自分から動くことさえ出来ずにいる。
>>364 萎縮して足元で震える瑞葉を見下ろしている。
何かを思いつき、戸棚からいくつかの道具を取り出し瑞葉の前に立つ。
「そうだな、猫の事でだからこれを身につけなさい」
首と猫耳、猫の尻尾の根元にアナルプラグが付いた者を瑞葉に手渡す。
366 :
萩野 瑞葉:04/09/12 00:53:52 ID:r1UXNjQn
>>365 「っ! こ、これを……ですの?」
以前に同じような扮装で夜伽を行ったことはあるものの、
今回はお仕置きである。それだけで済むわけもない。
(首輪……)
猫耳をつけた後、首輪をしげしげと眺めながら、
いつぞや瀬名に首輪を付けられたことを思い出してしまう。
すぐにそれを打ち消すように激しく首をふって、思い切って身につけるのだが。
「でも、これは……」
最後に残ったのはアナルプラグ。
「……ゆ、許して下さいませ、これは……私、お尻でするのはやっぱり、
いけないことだと思います。ですから……他のことなら、何でもいたしますから……」
すでに涙目と涙声になっている。
>>366 「ほう、それは嫌なのか……
そういえば、瑞葉の尻を味わったことはなかったな……
尻は奴のために取っておくとでもいうのか?」
そういいながら瑞葉が身に着けた首輪に犬用のリードを取り付ける。
「まあ、それが瑞葉の反省であると言うのなら、猫を飼う事を禁止せねばなるまい」
368 :
萩野 瑞葉:04/09/12 01:04:00 ID:r1UXNjQn
>>367 >尻は奴のために取っておくとでもいうのか?
「い、いいえ! いいえ……そんなわけでは……」
だんだんと声が小さくなり、リードを取り付けられるときも大人しく従順にしている。
>猫を飼う事を禁止せねばなるまい
「そ、そんなっ、それだけは許して下さいっ!
もし捨てたりしたら、セナちゃんは……っ!!」
主人にすがりついた後、もう一度アナルプラグを手に取る。
「……これもつけます。ですから、それだけは……」
そしてショーツを膝下まで下げると、スカートの中に手を入れて
プラグで後孔をさぐる。
「んっ、んぅ……ひっ、あぅ……く……」
しかし、今ひとつ決断できずにいるのか、入り口付近で戸惑っているらしい。
>>368 ようやくアナルプラグをつけることに同意するが、もたもたする様をみてアナルプラグを
瑞葉の手から奪い取る。
「そうか、やはり私の言うことは聞けぬというのか?
それとも、これを私に入れて欲しいのかな?
正直に言わねば、強引にもっと太いものをぶち込むぞ」
逸物をズボンから引っ張り出しアナルプラグと見比べる。
370 :
萩野 瑞葉:04/09/12 01:12:42 ID:r1UXNjQn
>>369 「ひっ!?」
主人の一層太い剛直を目にして息を呑む。
(あ、あんなものを、私の中に……)
夜伽の経験自体は幾度もあるのだが、
後孔に入れられることへの抵抗感から、
まるで未経験の少女のようにおびえてしまう。
「い、いいえ! 自分で、入れますわ……くぅぅぅっ!!」
慌ててプラグを中ほどまで押し込むと、脚をわななかせて悲鳴をあげる。
だが、それでも懸命に、今度はゆっくりと根元まで飲み込んでいく。
「あ……うぅっ、く……は、入り、まし……た、わ……」
目をきつく閉じ、がくがくと震えながら報告する。
>>370 アナルプラグを挿入しきり震える瑞葉を見て一瞬は満足するのだが、
何か物足りなく感じてしまう。
「ようやく、猫になったな・・・・・・
しかし、メイド服をまとって人間の言葉をしゃべる猫というのもおかしなものだ」
言葉を発せぬように遠まわしに言うと、瑞葉のメイド服を剥ぎ取り四つんばいにさせる。
「さあ、散歩に行こうか」
ドアノブに手をかける。
372 :
萩野 瑞葉:04/09/12 01:20:08 ID:r1UXNjQn
>>371 「あ、あぁ、いやぁ……っ」
強引に服を剥ぎ取られるが、猫をたてにとられては、
最初から負い目を感じている主人のこと、抵抗など出来はしない。
「う、うぅ……っ」
小さくしゃくりあげながら、裸身を晒すことになる。
>さあ、散歩に行こうか
「えっ!?」
ハッとして顔を上げると、既に扉は開かれている。
「……っ、は……い……」
がっくりと頭を落とすと、涙が零れ落ちる。
>>372 >「……っ、は……い……」
「最近の猫はニャアとは鳴かないのかな?」
リードを曳きながら廊下に出る。
「私に猫を飼う楽しさを判らせれば、今までどおりでかまわん」
そういいながら、廊下を適当に曳き回していく。
そうすると、廊下の向こうから絵理が現れる。
「おお、絵理か私も猫を飼ってみようかと思ってな
この大きな猫はかわいいかな?」
絵理は、お仕置きだと感づき「かわいい猫ちゃんですね」と答え
頭をなでると、自室に戻っていった。
「よかったな、絵理からかわいいと言ってもらえたぞ」
374 :
萩野 瑞葉:04/09/12 01:32:57 ID:r1UXNjQn
>>373 >最近の猫はニャアとは鳴かないのかな?
「……っ……に、ニャア……ぅっ」
一声泣きまねをしてみせると、四つん這いになって廊下を進む。
脚を動かすたびに、アナルプラグが身体の中でよじれて刺激を加えてくる。
「ひっ、くぅ……あっ、あぅ……んっ」
>よかったな、絵理からかわいいと言ってもらえたぞ
絵里に見られたときから絶望的な表情になり、
頭を撫でられる間中、身体を硬くして震えていたのだが、
彼女が去って主人が声をかけてくると、大きな声をあげて泣き崩れてしまう。
「うぅ、ぐすっ、いやあぁぁぁぁっっ!!」
>>374 >「うぅ、ぐすっ、いやあぁぁぁぁっっ!!」
人間の声で泣き叫ぶ瑞葉にこれ以上露出羞恥は無理と考え、手近なドアを開ける。
電気が消えていたので、ドアの横をまさぐり明かりがともると、そこには
綺麗に掃除された製菓室が浮かび上がる。
「ほう、適当に入った部屋がな…・・・」
大理石の麺台に瑞葉を抱き上げ乗せてしまう。
「では、この部屋で仕置きの仕上げをしようとしよう?」
376 :
萩野 瑞葉:04/09/12 01:41:36 ID:r1UXNjQn
>>375 とりあえずは人目に触れかねない廊下から部屋へと連れ込まれて
少しでもホッとしたのか、ぐったりとなってしまい、
いとも簡単に台の上に乗せられてしまう。
「あ……あ……」
主人が何を考えているのか想像も付かず、
ただ口を虚しく開閉させ、怯えた目を向けて震えると、耳や尻尾もそれに合わせて蠢く。
訂正
誤>大理石の麺台
正>大理石ののし台
>>376 「ここがどこだか判っていない様だな・・・…」
うつろな目で怯える瑞葉に、邪悪な笑みをこぼす。
「では仕上げと行こうか」
手近にある料理用の刷毛を手にすると、瑞葉の感じる部分をなで上げる。
379 :
萩野 瑞葉:04/09/12 01:52:27 ID:r1UXNjQn
>>378 「あ、あぅんっ!」
刷毛で性感帯を巧みに刺激されて、悩ましい吐息を漏らす。
「は、あぁ……あっ、あん……くっ」
徐々に肌が桃色に染まって、秘所が湿り始めると、
自然と尻穴も締まって、プラグが膨張したかのように感じられる。
「く、ああっ! あぅ、ぬ、抜いて……もう、ダメです……
お尻、壊れちゃいますぅっ、早く……裂け、ちゃうぅ……っ!!」
言葉とは裏腹に、淫らにも見える仕草で腰を振りながら懇願する。
>>379 「やれやれ、猫がどう鳴こうと人間には理解できないのだがな……」
瑞葉の哀願を無視して逸物を亀裂にあてがうと、じわりじわりと進入していく。
「ぬぬ・・・・・・やはりきついな・・・…しかし、これはよいな……」
苦しげな瑞葉をみて、嗜虐心が増幅し激しく腰を瑞葉に叩きつける。
381 :
萩野 瑞葉:04/09/12 02:04:07 ID:r1UXNjQn
>>380 「あっ!? だ、ダメです、おじ様っ!」
主人がアナルプラグはそのままに、逸物を秘所へと挿入しようとしていることに気づく。
「ダメっ! 同時になんて、そんな……あぅっ、ひ、ぐ、ああああっ!!」
苦しげな悲鳴とともに、ゆっくりと逸物が根元まで挿入される。
「あ……あ……あぐ……っ、ひあああっ!」
二穴を同時に貫かれている衝撃に言葉を失っていると、
主人が激しく動き始める。
「いやっ、いやあぁぁっ! もう、もうおやめ下さいっ、
私は……瑞葉は、もうっ、もうダメですっ、ダメなんです……壊れ、ちゃう、ああ……」
荒々しく揺さぶられる腰の上で、ふさふさとした尻尾が揺れ、
そうした振動で頭の猫耳が徐々にずれていき、ついにカランと音を立てて地に落ちる。
しかし主人が止まる様子は無い。
>>381 「う、くう……」
二穴責めで得られる快楽に、瑞葉の声も聞こえなくなり一心不乱に腰を振る。
「瑞葉、いくぞ……」
限界を感じ、瑞葉の最奥に子種を撒き散らす。
長い射精を終えると、猫耳が瑞葉の頭から失われて居ることに気付く。
「耳は取れたが、よい猫を飼うというのは楽しいものだな
あの猫は、このまま飼ってもいいぞ。
今日はこのままここに居て、明日の朝奴に起こしてもらえ」
猫を飼うことを許可すると、リードを瑞葉が勝手にはずせぬようにしっかりと
縛りつけ、衣類の乱れを直して製菓室を出て行く。
383 :
萩野 瑞葉:04/09/12 02:19:50 ID:r1UXNjQn
>>382 「あ、あ、あっ、あく、ぅんっ、あ……はあぁぁぁぁっ!!」
苦痛の中で、被虐の悦びが芽生え始めた頃に、主人の逸物から奔流が弾ける。
「あっ、あ……出て……中、で……」
呆然として呟き、うつろな視線のまま、子宮が熱い飛沫に汚されていることを思う。
そして淫らな愉悦の中、ぐったりと崩れ落ちる。
>あの猫は、このまま〜明日の朝奴に起こしてもらえ
「は……い……」
ただ、猫を捨てずに済むことに安心して、その後の言葉はよく聴こえていない。
とにかくも、お仕置きが終わったことで気が抜けたのか、
そこに崩れ落ちたまま、アナルプラグ付きの尻尾も抜かず、首輪も取らず、
台に繋がれた状態で、淫らに汚された姿で気を失ってしまう。
朝になって起こされたとき、どのようになるのかなど考える事も出来ずに。
384 :
:04/09/12 02:20:39 ID:PyQmNUA1
「こんばんわー、どなたかいらっしゃいませんか?」
玄関の前に一人の男が立っている。
386 :
萩野 瑞葉:04/09/13 00:21:59 ID:Ga4CBG/9
「……!」
玄関で誰かの声がした気がして、そちらへ向かう。
「はい、どなたかいらっしゃいますか?」
「あのー、一晩とめていただきたいんですけど」
瑞葉の姿を見ると用件を告げる。
388 :
萩野 瑞葉:04/09/13 00:37:02 ID:Ga4CBG/9
「大変お待たせして申し訳ありません……はい、ご宿泊ですね。
それではこちらへどうぞ」
男を迎え入れると、客室へと案内する。
「このお部屋でよろしいですかしら?」
「あ、はい。素敵な部屋ですね。」
案内された客室を見回してそう告げる。
「あのお風呂入りたいんですけど…」
390 :
萩野 瑞葉:04/09/13 00:48:31 ID:Ga4CBG/9
「お風呂でしたら大浴場へ御案内いたしますわ。お荷物はこちらに……」
客人の荷物を受け取ってクローゼットへしまうと、
中からバスローブを取り出し、それを持って浴場へ案内する。
「こちらです。ご宿泊中、いつでも入っていただいて大丈夫ですので」
そう言って一礼すると、少し困ったような顔になる。
「……あの、お背中は……お流し、いたしますか……?」
「はい、お願いします。」
そういうと男は服を脱ぎ始める。
服を脱ぎ終えると浴場の中へ入っていく。
392 :
萩野 瑞葉:04/09/13 00:57:38 ID:Ga4CBG/9
「か、かしこまりました……」
服を脱ぎだした男から目をそらし、
脱衣所の隅の方で自分もメイド服と下着を脱ぐと、
身体のラインが出やすい薄絹のローブに着替えて浴室へ。
「お待たせしました……ではこちらへ」
男を椅子に座らせると、まずはよくあわ立てたスポンジで背中をこすり始める。
「ふう、生き返るなー、瑞葉さん上手ですよ。」
男は完全に脱力しくつろいでいる。
394 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:04:12 ID:Ga4CBG/9
「あ、ありがとうございます。では……」
誉められたからといって、これで済ませては、屋敷のメイドとはいえない。
震える指先でローブの胸元を開くと、
自分の胸にも泡をこすりつけ、それで客人の背中をすり始める。
「そのまま……後ろ、向かないで、身体の力を抜いていてくださいませ……」
尖り始めた乳首が、背骨の辺りを擦っている。
「……恥ずかしい……ですから」
「うぁっ。瑞葉さん…背中に当ってる…から」
瑞葉の胸の感触に次第に昂っていく
股間のものがゆっくりと膨張していく
396 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:11:33 ID:Ga4CBG/9
客人の声が上擦ってきたのを聞いて、ゆっくりと前に手を伸ばす。
「このまま……御奉仕させていただいて、よろしいですかしら……」
そっと逸物に手を添え、指で擦り始める。
「何かご要望がありましたら、なんなりと仰ってくださいませ」
「じゃ、じゃあフェラチオをしてください。」
男は上ずった声でそういう
瑞葉に愛撫された逸物は完全に勃起している。
398 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:17:43 ID:Ga4CBG/9
「フェラ……っ」
あからさまに行為を命じられて、湯気のせいだけでなく顔が真っ赤になる。
「……はい、かしこまりました」
それでも従順に前へと回り込むと、勃起した逸物をもう二三度指でこすり、
その後で舌を這わせはじめる。
「れろ……ん、ちゅっ……ふ、ぅんん……っ!」
指では睾丸をやわやわと揉みながら、やがて逸物をゆっくりと呑み込んでいく。
「ああ、気持ちいいです。ハァハァ」
瑞葉の口の中で逸物がびくびくとふるえる。
「亀頭の辺り攻めてもらえますか?」
400 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:23:47 ID:Ga4CBG/9
「ん、ふぁいっ……こう、ですの?」
客人の指示に従って、一度逸物を口から引き抜くと
鈴口を舌で押したり、指でさすったりと、先端部分を重点的に攻める。
「んっ、んん……あ、また大きく……」
目の前でぐぅっと膨らむ剛直から、恥ずかしげに目をそらす。
「あ、はい、そうです…ハアハァ、気持ちいいです」
瑞葉の口の中で逸物がしゃくりをあげる
「あ、も、もう…いきます…!!」
瑞葉の口の中に大量の白濁液が放出される
402 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:34:51 ID:Ga4CBG/9
「えっ、あ、あ、ひあっ、あむぅ……っっ!!」
噴出した白濁を見て、慌てて逸物を口に含むが、
大量のそれを全て受け止めることは出来ない。
「……んんっ! ん……ふ……」
口腔内に精を溜めたまま、残りの迸りを髪や顔、胸元までを汚されていく。
「んぅ……んっ、こくっ、んん……はぁっ。
……たくさん私のお口に射精してくださってありがとうございます」
ようやく射精が終わるとと、口腔内の液体を飲み干し、
メイドとしての作法どおりに礼を言って頭を下げる。
「ハァハァ…いえこちらこそ。気持ちよかったです。
じゃあ続きはベッドの上で…」
そういって客室へと移動する。
404 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:42:25 ID:Ga4CBG/9
「あっ、お、お待ち下さい、お客様……っ」
続きを客室でするために浴室を出て行く客人を見て、
慌てて顔を洗うと、脱衣所の衣服を抱えて追いかける。
濡れてピッタリと身体に張り付いたローブ一枚の、あられもない格好だが
気にして入られない。裾や胸元も乱れたままで、客人の部屋へ。
「次は、何を……?」
恐る恐るベッドに歩み寄りながら尋ねる。
「セックスしましょう。」
男は臆面も無くそう告げる。股間には先ほど大量の精を吐いたにも関わらず勃起した逸物がある。
「瑞葉さんが好きな体位はなんですか?」
406 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:49:56 ID:Ga4CBG/9
「セ……そ、それは分かりますけれど……え、体……あっ!」
最初“たいい”という言葉がピンと来ずに繰り返しそうになって、ふと気づく。
「す、好きな……だなんて、あ、ありませんわ。
……ただ、お客様のお好きなようになさって下さい。それがメイドの務めですから」
自分で「好きな体位」など考えるのを避け、そう言ってベッドに横たわることで逃げる。
「じゃあバックからいきましょう、そこの壁に手をついてお尻を突き出してください」
男の逸物は激しく勃起し挿入の時を今か今かと待ち望んでいる。
408 :
萩野 瑞葉:04/09/13 01:55:34 ID:Ga4CBG/9
「あ、は、はい……こう、ですか?」
指示通り、壁に手をつくと、そっと後ろを振り返る。
が、天を向いて脈打つ逸物が目に入って、慌てて視線を反らす。
「どうぞ、いつでも大丈夫ですから」
「じゃあ、いきますよ。…んっ」
瑞葉の腰に手を当て、秘所に逸物をあてがえると一気に腰を進める
「フゥ…全部入った」
410 :
萩野 瑞葉:04/09/13 02:02:37 ID:Ga4CBG/9
知らぬ間に潤い始めていた襞が男のモノを受け入れていく。
「あ、うぅ……っっ!! は、入って、来ますぅ……っ、お、客様、の……ぉっ」
最初の突上げに悶えながらも、客人の欲望を煽るような台詞を口にする。
「お、大きい……です、とっても。だから、優しく……なさって……あんっ!」
○
413 :
萩野 瑞葉:04/09/13 02:38:10 ID:Ga4CBG/9
「あっ、あん、んぅ、はっ、お、お客様、ダメ……激し、過ぎ……あああっ!」
背後から幾度も突上げられ、唇の端から伝った唾液と
そして結合部から滴る淫液とがベッドの上に小さな水溜りを作る頃、
体内で男の欲望が弾ける。
「あ……あ……っ……んっ、後始末をさせていただきます……」
しばらく壁にもたれ掛かって息を整えると、
客人の逸物を再度口に含み、汚れを丹念にしゃぶり取る。
「それでは私は失礼します。おやすみなさいませ……」
満足しきった様子でベッドに横たわった客人を確認すると
ローブの乱れを直し、メイド服と下着を持って客室を後にする。
が、さすがに御仕置きに次ぐ夜伽は身体に負担が大きかったのか、
廊下で幾度も壁に倒れこみながら、フラフラと部屋へと帰っていく。
「大丈夫……まだ、お仕事も出来ますわ……一生懸命、しますから……」
うわ言のようにブツブツと呟きながら。
415 :
:04/09/15 21:41:52 ID:w8F4hmep
417 :
香山 絵理:04/09/15 22:21:50 ID:w8F4hmep
「ぶつぶつぶつ……」
先日の夜廊下で見た、瑞葉のことが気になって仕方がないようである。
418 :
古河 涼:04/09/15 22:27:10 ID:pr/PuP8k
「んー、ちょっと違うかしら…」
スケッチブックを凝視しながら、納得のいかない部分を消しゴムで消す。
やがて再び目標物に目を向けると、うーんとうなった。
「なかなかむすかしい…」
「はい、これで終了!」
先日の台風で折れた樹木の手入れをようやく終えたようである。
420 :
古河 涼:04/09/15 22:35:19 ID:pr/PuP8k
「うーん、そろそろ別のものが描きたくなってきちゃった…かな」
描く手を止め、ふう…と一息つく。
「さあ、これで明日は休めるぞ……」
自室に戻るために館に近づいていくと、一人のメイドがスケッチブックを手に
ため息をついているのをみかける。
「よう、どうした?ため息なんかついて。」
422 :
古河 涼:04/09/15 22:48:14 ID:pr/PuP8k
急に声をかけられ、少し驚きながら振り返る。
「…ええと、こんばんは。あなたは…丹波さん、でしたか?」
にっこりと笑みを浮かべて、やんわりとお辞儀をする。
「特になんでもないんです。疲れたから…少しお茶にでもしようかな、なんて考えていたんですよ」
それまで描いていたスケッチブックをたたみ、立ち上がる。
「よろしかったら、ご一緒にいかがですか?…ご迷惑でなければ、ですけれど」
>>422 お茶に誘われたことに、優しく微笑み返す。
「ありがとう、迷惑だなんてそんなことないよ。
もうへとへとに疲れちゃって少し甘いお茶でももらえるかな?」
首から掛けたタオルで汗を拭いながら答えるが、自分のTシャツが少々汗臭いことに気付く。
「あ、悪いけどこのTシャツを洗濯籠に入れといてもらえないかな?」
何げなくその場でTシャツを脱ぎ、涼のポンと手渡すと鍛え上げた上半身が顕わになる。
424 :
古河 涼:04/09/15 23:07:47 ID:pr/PuP8k
丹波のよい返事ににっこりと微笑んで、両手を軽く合わせる。
「はい、わかりました。すぐにご用意いたしますね」
『閲覧禁止!』と大きく書かれたスケッチブックをその場に置くと、お茶の準備に向かおうとする。
>何げなくその場でTシャツを脱ぎ〜
「!も、もぅ・・・少し待っていてくださいね」
苦笑いしながら、シャツを抱えてゆっくりと部屋を出て行く。
「………っ!」
―――がしばらくして突然早足へ、そして早足から駆け足へと変わる。
(お、オトコノヒトって…)
父親や主人とは違った…普通の男のヒト。
汗のにおいや体つきを思い出してどぎまぎしながら、シャツをぎゅっと握り締めて走る。
>>424 苦笑いしてTシャツを手に去っていく涼を見て一瞬頭をひねる。
「あ、しまった…まあ、いいか……」
道具入れの袋に入れておいたシャッツを羽織ると、スケッチブックの
『閲覧禁止!』と言う文字が目に入る。
「こんなこと書くから気になるんだよな。
まあ、ちょっとくらいならいいかな?」
そっとスケッチブックを広げると、屋敷の草花が繊細なタッチで書かれていた。
「…………」
そばにあった椅子に座りスケッチブックの1ページ1ページを丹念に観ている。
426 :
古河 涼:04/09/15 23:23:24 ID:pr/PuP8k
(落ち着いて、落ち着いて…今は仕事中、今は仕事中)
どぎまぎしていた自分を必死で押さえつけるように、笑顔を作りながら部屋に入る。
「お待たせしました、お茶をお持ちしました…よ?」
>そばにあった椅子に座りスケッチブックの1ページ1ページを丹念に観ている。
「ああーーーーっ!!」
その瞬間――仕事中だとか、自分を作るとかそういうことは吹っ飛んでいた。
ただただ恥ずかしくて、慌ててお茶を乗せたトレイを近くに置くと丹波のほうへと突進する。
「み、み、み、み、見ちゃだめーーーー!!」
>>426 スケッチブックに集中していると突然叫び声が聞こえる。
ふと、振り向くと涼が突進してくる。
「え!ど、どうした!」
(あ、スケッチブックか!)
スケッチブックを閉じて目の前に捧げもつと
「ゴメン!」
大声で謝って、頭を下げる。
「ホント、ゴメン。でも俺の育てた花たちがすごく綺麗に描いて貰っていて
うれしくって、それで眼が離せなくなっちゃたんだ。」
428 :
古河 涼:04/09/15 23:44:20 ID:pr/PuP8k
「あ」
無事にスケッチブックを取り戻すことができ、ようやく自分が素を出していたことに気がついた。
「…ご、ごめんなさい。私ったら取り乱してしまって」
苦笑いしながらも、スケッチブックを大事そうに抱える。
>「ホント、ゴメン。でも俺の育てた花たちがすごく綺麗に描いて貰っていて
うれしくって、それで眼が離せなくなっちゃたんだ。」
「!」
その言葉に驚きを隠せなかった。。
普段人に見せないようにしているために、他人からの感想なんて聞いたことが無かったからだ。
でも誉められるのは悪い気分ではなかった。
「…コ、コホン。丹波さんも反省していらっしゃるし、今回は見逃して差し上げます。でも…本来なら『閲覧禁止』なんですからね?」
照れていることを隠すようにひとつ咳払いをすると、お仕事モードに切り替えてお説教をする。
>>428 お説教といえども心地よく耳に響く涼の言葉に笑みを浮かべたまま涼の眼を見つめる。
「ごめんな、それとありがとう。
花たちに代わってお礼を言うよ」
深々と頭を下げると、涼の右手をとってその手の甲にキスをする。
430 :
古河 涼:04/09/15 23:55:57 ID:pr/PuP8k
>涼の右手をとってその手の甲にキスをする。
「…んっ」
思わず声をあげてしまう。
そのことがなぜか恥ずかしくて、無理にうやむやにする。
「お茶。お茶をとってきますね」
踵を返そうとして―――左足のつま先が右足に当たる。
「きゃっ!?」
気が付いたときには体が傾き始めていた。
>>430 お茶を取りに戻ろうとした涼が転びかけるのを見て、すっと手を伸ばし涼の腰を
支えると、自然と抱きしめたようになってしまう。
「大丈夫?
照れなくてもいいよ。
でも、さっきから照れた表情がすごくいい」
涼の後頭部に手を添えて逃げられなくすると、そのまま唇を重ね合わせる。
432 :
古河 涼:04/09/16 00:07:58 ID:CfI7olYo
>「大丈夫?
照れなくてもいいよ。
でも、さっきから照れた表情がすごくいい」
「や、冗談は…んっ」
言いかけた言葉は唇で遮られる。
「ん、ふぅ…」
何も考えられなくなり、必死で丹波にしがみつく。
―――添えられた手。汗のにおい。唇の感触。
丹波から伝わる感覚のすべてに、鼓動の高鳴りが止まらない。
(私、溶けてしまいそう…)
>>432 「ん…ぷはぁ……」
一度唇を離し、少しかがみ涼の脚を持ち上げるとお姫様抱っこになる。
涼の腕が首に巻きつき、頭が胸板にうずめられる。
「今日は俺の姫様になってくれるかな?」
涼の返事を聞くことなく、そばにあったソファーの上にゆっくりと涼を降ろす。
434 :
古河 涼:04/09/16 00:22:23 ID:CfI7olYo
>「今日は俺の姫様になってくれるかな?」
「え…?は、はい。私でよろしいのなら…よろしくお願いいたします」
胸の前で軽く手を組みながら、丹波に戸惑いの表情を向ける。
主人との時は少々ふざけて「優しくして」と言ったりしたが、実際こう優しくされるとどうしたらいいかわからなくなる。
>>434 「では、姫様失礼いたします。」
うやうやしくいうと、メイド服に手をかけ少しずつ涼の柔肌が丹波の目に入ってくる。
メイド服を脱がす間にも、優しく唇を重ね、全身を優しくなでるように愛撫する。
豊かなふくらみを持つ胸の頂点を唇ではさみ、もうひとつのふくらみを手で揉みこむ。
「きれいだよ、涼姫……」
436 :
古河 涼:04/09/16 00:44:24 ID:CfI7olYo
>優しく唇を重ね、全身を優しくなでるように愛撫する。
「はぁ…ん…ひゃぅっ」
主人とは違う優しい愛撫。戸惑いながらも少しだけ心地よく、そのまま身をゆだねる。
>豊かなふくらみを持つ胸の頂点を唇ではさみ、もうひとつのふくらみを手で揉みこむ。
「あ…んっ、ふぅぅっ」
恥ずかしさを感じながら、何かに耐えるように両手を握り締める。
何に耐えなければいけないのか、自分でもよくわからなかったがなんとなくそうしなければいけない気がした。
>「きれいだよ、涼姫……」
「やぁ、そんな風に言わないでくださぃ…は、恥ずかしい…っ」
切ないような、甘ったるいようなよくわからない感覚が胸を占めていく。
浅く呼吸をしながら両手で顔を覆った。
>>436 「恥ずかしい?
もっと恥ずかしくしてあげるよ」
メイド服を全て脱がしてしまうと、ショーツも脚から抜き去る。
両脚を持ち上げ大きく広げ、秘所を顕わにする。
「こんなに濡れて、飲ましてもらうよ。」
舌が秘所に近づき、ぺちゃりぺちゃりと猫が水を飲むような音を立てて
涼の秘所を舐めあげる。
438 :
古河 涼:04/09/16 01:04:05 ID:CfI7olYo
「こ、こんなかっこ…ひあっ!?」
秘所への、しかも舌での愛撫に体が跳ね上がる。
「だめっ、汚…からっ」
止めさせようと丹波の頭に手を添えるが、うまく手に力が入らない。
「あ、やっ、い…っ」
やがて、快楽が涼をじわじわと支配していく。
>>438 乱れ始めた涼の姿に剛直がジーンズを突き破らんかの勢いになっている。
自分も全てを脱ぎ去ると、涼の上に覆いかぶさる。
「いくよ」
ぐっと腰を押し付けると、剛直が涼の秘所を押し広げ沈んでいく。
「おぉう、いいよ。」
ぐいぐいと腰を振り、胸から滴り落ちる汗が涼の胸を濡らしていく。
440 :
古河 涼:04/09/16 01:22:01 ID:CfI7olYo
「ふああぁぁっ」
埋め込まれてゆく丹波の逸物の大きさを感じながら、密かに達する。
しかし、休むまもなく丹波の責めが始まった。
「や、いい…いいですっ…」
次から次へと襲い繰る快楽を抑えることなどもうできなかった。
素直に声をあげて快楽を貪る。
「お願い…もっと、激しく…んんっ!」
だんだん自分が何を言っているのかもわからなくなっていく。
ただ判るのは自分の中を行き来する逸物の感触と、あふれんばかりの快楽だけ。
「やぁぁ…イっちゃうぅ…イっちゃいます…っ」
一突き一突きに頭が白くなりながらも、できるだけの快楽を貪り…やがて限界を訴える。
「いいよっ、丹波さんっ、好きなところに来てぇ…っ!」
快楽に浮いた状態のまま、丹波に向かって両手を伸ばした。
441 :
古河 涼:04/09/16 01:49:57 ID:CfI7olYo
「はぁ…ふ」
達したからどれくらいの時間が経っただろう?
快楽の余韻に浸ったままでいた涼はようやく我に返る。
さっきまで自分を抱いていた相手―――丹波のほうを見ると。
「よく眠ってるみたい…」
かわいい、なんて思いながら眠っている丹波の頬をつつく。
そうしているうちに……ふと、絵が描きたくなった。
「ふふ、スケッチしちゃおーっと」
そっとスケッチブックを取ると、丹波の寝顔を描き始めた。
…せっかくだからこっそり次のページには丹波の裸体も描いちゃおうかな、とか思いながら。
保守ついでに連絡。次スレからは「白河貴子」及び「樋瀬鴻一」をテンプレートから削除してくださいませ。
立てられる方にはお手数をおかけすることになってしまいますが、よろしくお願いしますm(_ _)m
455 :
香山 絵理:04/09/25 14:40:31 ID:l6F9H0xv
休憩室のソファーに座っているが、何をするでもなくじっとしている。
「・・・・・・・・・・・・」
急に首がガクッと前に倒れこむと、周りの様子を伺っている。
「・・・・・・あ、寝ちゃってた?」
456 :
会河紳一:04/09/25 14:44:43 ID:jLpjo5qa
いつの間にか絵理の向かいのソファーに座って
ニコニコしながら絵理を見ている
「おや、お目覚めになられましたかな?」
457 :
香山 絵理:04/09/25 14:48:04 ID:l6F9H0xv
>>456 きょろきょろと見回していたが、真正面に居た会河には気付かずほっと一息つくと
声を掛けられソファーから飛び上がる。
「あぁ、会河様、いつからいらっしゃたんですか?
はずかしいじゃないですか。」
両手で顔を覆いうつむいてしまう。
458 :
会河紳一:04/09/25 14:52:08 ID:jLpjo5qa
照れる絵理を見て思わず胸の鼓動が少し早まる
(…何を…少年の初恋じゃあるまいし…彼女…は、他家の使用人、
私は単なる客に過ぎない…)
「ふふふ…可愛いですよ絵理さん」
内心のわずかな葛藤を隠して微笑む
459 :
香山 絵理:04/09/25 14:56:50 ID:l6F9H0xv
>>457 「いやん、かわいいだなんて……
寝ちゃってたから目とか腫れちゃってるし
会河様、意地悪おっしゃらないでください」
そこまで言うと、休憩室の隅にある洗面台に向かう。
「ちょっと失礼します」
ハンカチを水で濡らしてまぶたにあて腫れをとろうとしている。
460 :
会河紳一:04/09/25 15:03:38 ID:jLpjo5qa
「意地悪のつもりではないのですが…」
そんな言葉が思わず口をつく
(やはり…私は変だ…ついつい、彼女の一挙一動に目がいってしまう
女性をしげしげ見るなど…紳士として、何とはしたない)
絵理が席を外している間、難しい顔で自分の中に湧いた感情について考える会河
461 :
香山 絵理:04/09/25 15:06:23 ID:l6F9H0xv
>>460 しばらくまぶたを押さえていたが、鏡に首を伸ばしてまぶたの腫れが気にならなくと
前髪を直して、会河の前に戻る。
「スイマセンでした、会河様何か御用ですか?
お飲み物か、三時のおやつでもご用意いたしましょうか?」
462 :
会河紳一:04/09/25 15:12:47 ID:jLpjo5qa
「…そうですねえ…では、まず飲み物をお願いします、いつものモカブレンドで」
そういった後、こう付け加えた
「ああ、絵理さん、貴方の分も用意して置いてください、少しお話があります…」
思わず言った言葉に(何を言っているんだ私は!?)と、驚く会河
463 :
香山 絵理:04/09/25 15:18:58 ID:l6F9H0xv
>>461 コーヒーを要求され、キッチンに向かおうとするが自分の分まで用意するように
さらには話があると言われ、振り向く。
「え、私の分もですか?それにお話ってなんですか?」
再びキッチンに向かうと、モカの豆をひきサイフォンの用意を始める。
「会河様はブラックでしたよね?
絵理はミルクを多めにさせていただきますねぇ」
そういいながら、カップにお湯を注ぎ暖めておく。
464 :
会河紳一:04/09/25 15:21:54 ID:jLpjo5qa
「ええ、そうですよ。」
そんな何気ない会話でも会河の心を弾ませる
だが、そんな気持ちを誤魔化すかのように尋ねた
「何か、お菓子はありませんかね?絵理さんの好きなので結構ですよ。」
465 :
香山 絵理:04/09/25 15:28:51 ID:l6F9H0xv
>>464 「お菓子ですか?え〜っと」
冷蔵庫を覗くと、瀬名がメイド用に作ったモンブランを見つける。
「モンブランでよろしいですか?
瀬名さんの作ったのだからおいしいと思いますよ」
会河の返事も待たずに皿にモンブランを載せると、ちょうどサイフォンの
上のボールにお湯が上がりきっており、アルコールランプを下のボール
からはずして、コーヒーが降りてくるのを待っている。
コーヒーをカップに入れると、トレーにモンブランと一緒に載せて会河の
前に持ってくる。
「お待たせしました」
466 :
会河紳一:04/09/25 15:34:09 ID:jLpjo5qa
「ええ、構いませんよ」
そう言って絵理に微笑みかける
「ありがとうございます、ではいただきます」
絵理が入れたコーヒーを飲む
「…とても、美味しいですよ、絵理さん」
…不思議なものだった。あまり、味の差などない筈なのに今、絵理が入れたコーヒーは
確かに今まで飲んだ中で最高といってもいいものだった。
467 :
香山 絵理:04/09/25 15:38:06 ID:l6F9H0xv
>>466 おいしいと言われ自然に笑みがこぼれる。
「ありがとうございます。
私も頂きますね」
くるくるとスプーンでコーヒーをかき混ぜると、両手でカップを抱えるようにして
コーヒーを口にする。
「そういえば、会河様お話ってなんですか?」
468 :
会河紳一:04/09/25 15:42:21 ID:jLpjo5qa
「唐突で、なおかつこんなことを聞くのは失礼かもしれませんが…
絵理さんには心に決めた人とかおりますか?」
顔がかすかに赤くなっている
「紳士としては恥ずべきことであることは承知しております、
しかし…私は…」
戸惑うように視線をテーブルへと落す
469 :
香山 絵理:04/09/25 15:47:54 ID:l6F9H0xv
>>468 「えっ!……」
虚を突かれた質問に声を上げてしまう。
三条先生のことが大好きですと言いたいが、メイドの務めとして飲み込み
「ふふふ、な・い・しょ・です。
でも……会河様も大好きですよ、はいどうぞ」
悪戯っぽく笑うとフォークにとったモンブランを会河の口元に持っていく。
470 :
会河紳一:04/09/25 15:54:44 ID:jLpjo5qa
「はあ、そうですか…」
絵理の態度から自分は客以上だと思われていないことを察し
安堵と失望を織り交ぜた顔になる
(やはり、そうですよね…絵理さんのような若い女性なら思いを寄せる人が一人や二人居るでしょう
私のような客分なぞ端から出る幕がなかったと、言うわけですか)
少し悲しげな顔をしながらモンブランを食べる
「…美味しいですな」
471 :
香山 絵理:04/09/25 16:01:26 ID:l6F9H0xv
>>470 「おいしいですか?
瀬名さんの作るケーキってすっごくおいしいんですよね。
あんな人が彼氏だったら毎日ケーキ食べれていいなぁ〜」
瑞葉のことをうらやましがっているのだが……
どう見ても、瀬名への憧れに見えてしまっている。
「でも、毎日ケーキ食べたら太っちゃいますね」
首をすくめて舌を出す。
「会河様は、好きな方いらっしゃるんですか?
もしかして、この屋敷のだれかだったりして?」
無邪気に質問する。
472 :
会河紳一:04/09/25 16:10:34 ID:jLpjo5qa
絵理の無邪気さゆえの残酷な問いは自分で自分を追い詰めていた
会河に対して決定的な打撃を与えた
「…それは…貴方です!」
そう言うと同時にソファーへと絵理を押し倒す
昏い目で絵理の目を見ながら会河は自分の中にわだかまっていたものを全て吐き出すように叫んでいた
「私だって…紳士である以前に男です!聖人君子でもないですから性欲も人並みにあります!
薄暗い思いや嫉妬だってします!今も貴方の心の中を占めている見知らぬ誰かを嫉妬しています!!
貴方を愛したい、貴方を抱きたい!そう思ってもいます!!ですが、貴方にとってそれは、所詮娼婦の真似事にすぎないのでしょう!!
そんなのは…そんなのは、私にとって我慢できない!!
私は真剣に貴方を愛したいのです!!!」
473 :
香山 絵理:04/09/25 16:18:33 ID:l6F9H0xv
>>472 何げなく聞いたことに返ってきた答は、自分のことを好きだと言う返事。
しかもそのまま会河は自分に覆いかぶさってくる。
「きゃっ、あ、あいかわ様、乱暴にしないで……」
会河の心の叫びに涙がこぼれる。
「確かに絵理は好きな人が居ます。
けど、けど……会河様や絵理を求めてくださるお客様皆さん
絵理の大切な人なんです。
それに、会河様が絵理のことを娼婦って思っていたなんて……」
ぐっと身を丸め、涙をとめどなくあふれさせる。
474 :
会河紳一:04/09/25 16:29:09 ID:jLpjo5qa
「…!!」
絵理の涙に冷静さを取り戻す会河
(……何て、無様っ…!)
強くかみ締めた唇の血の鉄の味が、会河の中の紳士としての矜持を蘇らせる
組み敷いた両手を外し顔をうなだれて絵理の側に力なく座り込む
「…申し訳ございません…先ほどの言葉は嘘偽りないとはいえ、絵理さんの気持ちを一切考えておりませんでした。
私の中のエゴを私の勝手で貴方にぶつけてしまって本当に申し訳ない…
怒りに任せたとはいえ絵理さんの気持ちをまったく考えずに踏みにじるようなことを
言ってしまうとは…ましては、愛すべき女性を傷つけてしまうとは…
私は…紳士としても…男としても…してはいけないことを…して、しまった…」
ポツ、ポツ、っと、涙がこぼれる
475 :
香山 絵理:04/09/25 16:37:44 ID:l6F9H0xv
>>474 「……グスッ……」
目をつぶり、何をされてもいい覚悟だけはしたのだが、体にかかる重みは消え
傍らから、会河の謝罪の言葉が聞こえる。
「キライ、キライです。
今日の会河様は、ダイッキライです。」
ソファーから身を起こすと会河の横をすり抜け休憩室を飛び出て行ってしまう。
476 :
会河紳一:04/09/25 16:39:44 ID:jLpjo5qa
「……」
呆然と座り込んだまま
誰も近づけないような雰囲気を漂わせている
絵理が飛び出したのにも気がつかない
477 :
香山 絵理:04/09/25 16:45:45 ID:l6F9H0xv
>>476 休憩室を飛び出すと、医務室に駆け込む。
「先生〜せんせ〜い
どうして、居ないのよ……」
ハンガーにつるされた白衣を抱きしめいつも三条が座っている椅子に座り込み
机に突っ伏したまま涙を流し続ける。
478 :
会河紳一:04/09/25 16:58:27 ID:jLpjo5qa
「…」
近くにあったメモ帳に万年筆で何かをしたため
それを折って、休憩室のテーブルの上に置く
『拝啓
香山 絵理様
私は貴方に対し償いきれない過ちを犯してしまいました…
私は貴方を愛しているなどといいながら、結局、あなた自身の気持ちを
踏みにじってしまったのです。
これはどんなに謝罪しても許していただけることとは思っておりません
ここに貴方とは仕事上以外で二人っきりで会わないことと
一切の「奉仕」を受けないことを誓約いたしたします
最後に私は貴方が幸せになれることを影ながら祈っております
どうか、意中の方とお幸せに
敬具
会河 紳一』
482 :
里村 志保:04/09/25 22:44:10 ID:nRvzoXlf
息子を背負いつつ、厨房で皿洗い中。
時折身体を揺らして、退屈そうにしている彼の気を紛わせる。
483 :
会河紳一:04/09/25 22:48:23 ID:jLpjo5qa
生ける屍のようにボロボロになりながら廊下を歩いている
よろめいて厨房のドアにぶつかる
484 :
里村 志保:04/09/25 23:00:52 ID:nRvzoXlf
「?」
突然起こった物音に洗い物の手を止め、怪訝そうな表情をする。
とりあえず水で自分の手についている泡を流し――その音がした場所に向ってみた。
そうしてドアを開けてみると、会河が頭を押さえていた。
「……だっ、大丈夫ですか?」
一瞬笑ってしまいそうになる。しかし、会河の暗い表情を見ると、そういう状況ではなさそうだった。
485 :
会河紳一:04/09/25 23:04:35 ID:jLpjo5qa
「…あ、ああ、里村さん?ですか…だ、大丈夫ですよ」
右手で頭を抑えながら左手を振って
作り笑いを浮かべてそう言うがとても平常とはいえない
486 :
里村 志保:04/09/25 23:12:04 ID:nRvzoXlf
「どうしたんですか? 大丈夫じゃなさそう… というより元気がないみたいですね。
何か悩み事でも? えーと、ちょっと頭見せて下さいね」
そう話しながら会河の頭のあちこちを指で触っていく。
「あ、ここたんこぶできてますね… ほら、ここ」
とかいいつつも、患部を執拗に触ってしまったり、強く押してしまったりしている。
487 :
会河紳一:04/09/25 23:15:43 ID:jLpjo5qa
「あ、いた、痛い、そこ痛いです」
志保が触れたところが痛み思わず悲鳴を上げる
「すいません、里村さん、そこ痛いです。」
何時になく情けないことを言う会河
488 :
里村 志保:04/09/25 23:23:35 ID:nRvzoXlf
「あっ、ごめんなさい… ちょっと待ってて下さいね」
冷蔵庫の壁に掛けてある袋からビニール袋を取り出し、それに手早く氷を詰めていく。
そしてそれを縛って封をし、最後にタオルで包む。氷嚢の出来上がり。
「はい、どうぞ。えーと、どこでしたっけ…」
氷を当てるために再び患部を探すが身体を近づけるあまり、
自分の胸が会河に当たってしまっていることに気付かない。
489 :
萩野 瑞葉:04/09/25 23:24:30 ID:WYZD8M3s
部屋に夕食で出た刺身の盛り合わせを持って戻ってくる。
「セナちゃん……セナちゃん? 御夕飯ですわよ〜」
名前を呼んだのが聞こえたのか、それとも魚の匂いを嗅ぎつけたのか
すぐに走り寄ってきた猫のセナに刺身を惜しげもなく与える。
「残り物ですけれど、捨ててしまうなんて勿体無いですものね」
セナの頭を撫でながら、ぽつりと呟くその顔は、少しやつれたようにも見える。
どうも最近は食欲があまり出ないらしい。
490 :
会河紳一:04/09/25 23:30:59 ID:jLpjo5qa
「あ…」
胸があたっておもわず緊張してしまう会河
「…離れてください、今の私は紳士として、男としてしてはいけないことをしてしまった。
このままだと、貴方にも…」
そう言って苦しそうな顔をして志保から目をそむける会河
491 :
里村 志保:04/09/25 23:53:55 ID:nRvzoXlf
「??? ……す、すみません。私のほうこそ」
最初は何のことだかわからなかったが、胸元の感触ですぐに気付く。
「…でも、今のは会河さんが謝るべきことじゃないですよ? 謝るべきなのは私のほう。
それなのに『男としてしてはいけないことをしてしまった。』、だなんて」
自分の視線から逃げる会河の後を追うようにして、彼の顔の真正面に立とうとする。
「こう… もうちょっと自分に自信を持ちましょうよ? 例えばどこかの誰かさんのように
『…ほっほっほ、それは誘っているのですかな里村さん?』と言えとは言いません。
それに、常に紳士じゃ疲れません? 紳士紳士だけじゃ、紳士だけのつまらない人になっちゃいますよ?」
曇った表情の会河に対して一気に捲くし立て、彼の尻を一発思いっきり引っ叩く。
「ほら、元気出しなさいって! 男でしょ?」
492 :
会河紳一:04/09/25 23:59:21 ID:jLpjo5qa
志保の不器用な慰めに漸く心からの笑みを浮かべる会河
「いえ、私が、傷つけてしまったのは絵理さん、香山さんの事なんですよ。」
志保の慰めに勇気付けられたのか、事のあらましを話し出す会河
「やはり、客とメイドという関係を超えるべきではなかったのですかね…」
493 :
里村 志保:04/09/26 00:33:09 ID:JqOycGL1
>「やはり、客とメイドという関係を超えるべきではなかったのですかね…」
「うーん、それは考え方次第だと思いますけど、ね…」
その客とメイドとの関係で生まれたのが自分の子供だったが、言えずに口ごもってしまう。
「……」
絵里と会河の出来事を知って、どうしたものかと考え込んでいた。
494 :
会河紳一:04/09/26 00:37:18 ID:RT7Ewsoc
「…すいません、私の悩みに付きあわせてしまう様なことを言ってしまって…」
つい『紳士失格だ』と、言いそうになってしまうのを止めて
「結局、紳士だ、何だと、言って彼女の気持ちを考えてあげなかった、
私が悪かったんですよ…」
そう、自嘲的に笑う
495 :
里村 志保:04/09/26 00:50:25 ID:JqOycGL1
会河の言葉が正しいと思うけれども、口には出せず。
「……とりあえず、後悔するより先のことを考えましょう。それと、これ」
薬箱を漁って取り出したのはひとつの錠剤。睡眠薬だ。
「このままじゃ… 多分眠れないでしょう? 先に身体を壊しては悩んで答えを出すものも出せないですから。
今日はとりあえずぐっすり眠って下さい」
そう言って、薬を会河に渡す。
496 :
会河紳一:04/09/26 00:57:08 ID:RT7Ewsoc
「ありがとうございます…」
ふと、涙がにじむ
人の優しさが、ここまで心にしみることを会河は改めて知った
「…それでは、お休みなさい」
そう一礼して去っていった会河の姿はいつもの凛とした紳士然だった
499 :
萩野 瑞葉:04/09/26 22:16:04 ID:0ixU+IDy
今夜も夕飯に出た魚を猫のセナのために持ってきている。
「最近はイタズラもしないでおりこうですものね」
そう言いながら、自分は夕食代わりの紅茶をすすっている。
「もうすぐ9月も終わりかぁ……」
お茶を飲みながら、休憩室のカレンダーを見てつぶやく。
「もう一年の四分の三が終わっちゃうんだ……」
むー、と何か考え事をしつつ、テーブルの上のお茶菓子に手を伸ばす。
501 :
椿 杏樹:04/09/26 22:28:20 ID:Y2M0z9ZS
荷物を引き摺りつつ屋敷の門をくぐる。
「…なんだかしーんとしてる?みたい…。
やだなあ、何も変わった事が無ければいいんだけど…」
かなり心配しながら、玄関先からロビーへ入る。
502 :
萩野 瑞葉:04/09/26 22:39:08 ID:0ixU+IDy
夕飯を食べ終わった後の、セナの口の周りを吹いてやっている。
「ほらほら、こんなに汚して……」
少し過保護気味にも思える。
503 :
葦名 由依:04/09/26 22:48:30 ID:t18actUO
「………」
自室にて、真剣な表情で毛筆を手にしている。
「……うーん。なかなかうまく行かない」
何かの書道展覧会に出すつもりのようなのだが、満足いく作品が出来ていないらしい。
504 :
柏葉 瀬名:04/09/26 23:06:43 ID:WPLgNohb
「お待たせしました。……? はい?」
食後のデザートを出した客人の女性に、何やらメモをエプロンのポケットに突っ込まれる。
開いてみると『後で私の部屋にいらっしゃい』との走り書き。
「……。」
固まったまま激しく対応に困り、とりあえず厨房に置いてあった
名無しの執事の書類ケースにそのメモ紙を忍ばせておく。
「ええ、ええ……ああ、帰ってきたようです。
弟君にもよろしくお伝え下さい。失礼します」
某家との電話を切ると、帰ってきたらしい杏樹の顔を見に廊下へ出る。
506 :
葦名 由依:04/09/26 23:15:49 ID:t18actUO
「……今日はもうやめよう」
結局満足いく出来には至らず、道具をそそくさと片付ける。
「今日は椿さんが戻ってきてるはずだけど……御主人様にはもう挨拶したんでしょうか……?」
少し気になったのか、自室を出て廊下を歩く。
507 :
椿 杏樹:04/09/26 23:22:32 ID:WPLgNohb
(結局黙って出てしまったから、きっと旦那様怒ってるだろうなあ…。)
メイドの部屋を回り、同僚にお土産を配っている。
(なんだかあのまま放ってもおけないし、また暇を見てあちらにもお邪魔してみようかな)
土産物の箱を抱えたまま廊下を曲がろうとすると、
>>505の主人にぶつかる。
「きゃ」
>>507 「うおっ!? なんだ、杏樹じゃないか。まずはお帰り、だな」
ぶつかったことは特にとがめず、優しく頭を撫でる。
「向こうの……特に弟君は随分問題の人物らしいからな。大変だったろう。ご苦労だった」
などと、ねぎらっているうちに、廊下の向こうに由依の姿を捉える。
>>506 「ああ由依、杏樹が帰ってきたぞ。
これで少しは仕事が楽になるか?」
由依を手招きして告げる。
509 :
葦名 由依:04/09/26 23:36:04 ID:t18actUO
>>507>>508 あてもなく廊下を歩いていると、主人と杏樹に出くわす。
「あ……御主人様。それと、杏樹さん……お久しぶりです」
ちらりと杏樹を見つつ、主人の側まで歩み寄る。
「……そうですね、仕事は楽になると思います。志保さんや留萌さんの負担も減りますし。
ただ、私は杏樹さんが向こうのお屋敷でどれだけ仕事をしていたかは知りませんけど」
特に感情は込めず、ちらりと杏樹の方を見る。どうやら主人が杏樹の頭を撫でていたのが引っかかっているらしい。
510 :
椿 杏樹:04/09/26 23:48:02 ID:WPLgNohb
>>508>>509 頭を撫でられて嬉しそうに笑う。
「いいえー、そんな。御主人様のお仕事が上手く行く為のお手伝いなら、何でもがんばります」
向こうの主人の事も、どこか寂しそうなところを持っているせいかそれなりに慕ってはいる模様。
「あっっ。これ、御主人様にお土産です。今度はね、お仕事用の靴で…」
照れながら箱を渡す。
>私は杏樹さんが向こうのお屋敷でどれだけ仕事を〜
「えーと…。な、なんか怒られてばかりだったかもしれないですね。
実はなんだか毎日のように『バカかお前は』って言われてて」
「それはそうと。今日の御主人様の御相手、久々だから…その、私にさせていただけませんか〜。
予定とか全くわからないんですけど、折角ですから」
特に他意はなく由依にそう言いつつ、無邪気な笑顔で主人の手を握って軽く揺すったりする。
「おねがいします、御主人様」
>>509-510 「ああ、ありがとう杏樹。ちょうど靴を新しくしようかと思っていたところでな」
由依がなにやら複雑な心境にあるのを悟りながら、あえて杏樹に優しくする。
>今日の御主人様の御相手
「む? ああ、いいとも。では行こうか」
杏樹の手をとって寝室へ向かおうとする。
「……そうだ、由依。寝室に、読んだ手紙を置いてあるんだ。
ついでに取りに来てくれんかな」
“ついでに”というところを妙に強調して言ってみる。
512 :
葦名 由依:04/09/27 00:00:15 ID:US1bvAez
>>510-511 「………」
自分の存在を無視するかのようにお土産の話をしたかと思えば、堂々と夜伽を申し出る杏樹。
(もう、この人は……私は最近ご無沙汰なのに……)
その態度を羨ましくも妬ましくも思いながら、あっさり許可した主人の方をじーっと見る。
>……そうだ、由依。寝室に、読んだ手紙を置いてあるんだ。ついでに取りに来てくれんかな
「はい、わかりました。"御主人様の"お邪魔をしないように、すぐに済ませますので」
そう言うと、二人の後を無言でついて行く。
513 :
椿 杏樹:04/09/27 00:11:32 ID:NcoIXg+b
>>511>>512 「はぁい」
素直に寝室へと付いて行こうとする。
>ついでに取りに来てくれんかな
「! あ、で、でも御主人様。そうしたら全部由依さんに見られて…」
少々慌てて抵抗するが、『すぐ済ませる』らしいので
(…やだ、慌ててしまって。由依さんには、そんなに大した事では無かったのかも)
火照った顔を手で仰いで冷まし、年上の自分のほうがアタフタしてしまった事を恥じる。
そうこうして部屋に着くと、由依が手紙を探している間に主人の靴を合わせてみようとする。
「これのサイズ、志保さんに聞いたからたぶん間違ってないと思うんですけれど〜。履いてみてくださいな」
靴を主人の足元に揃え、目の前に跪いた状態で上を向きつつ言う。
>>512-513 由依の杏樹の逡巡にはわざと気づかないふりをして二人を部屋に連れ込む。
>履いてみてくださいな
「ああ、ではまず脱がないとな」
そういいながら、何故か靴だけではなく、ズボンまで脱ぎ始める。
「由依、なにをしているんだ。手紙はこっちだ。枕元にある」
由依もベッドサイドに呼ぶと、さらに下着にまで手をかけようとする。
515 :
葦名 由依:04/09/27 00:26:13 ID:US1bvAez
>>513-514 「………」
無言のまま主人の部屋に入ると、少し複雑な表情になる。
>! あ、で、でも御主人様。そうしたら全部由依さんに見られて…
「……私はすぐに出て行きますから。御主人様、それでそのお手紙と言うのは?」
努めて感情を出さないようにして言うが、呼びつけられたその先で主人が服を脱ぎたしたのを見ると途端に赤面する。
「あ、あの……御主人様、その……私は…」
あたふたしながらも、なんとか「仕事」をこなそうとするが、杏樹の方を見てしまったりしてますます困ってしまう。
516 :
椿 杏樹:04/09/27 00:31:50 ID:NcoIXg+b
「脱ぐ? …ええっ、ご、御主人様?」
首を傾げると、服を脱ぎ始めた主人を見てかなり驚く。
しかし驚くのは一瞬、すぐに何をしろと言っているのか理解して
股間あたりに縋るように持たれかかる。
「……。あ、そっか…そうでしたよね、夜伽が先…」
由依の方を少し気にしながらも、取り出した逸物を撫でては、先端をかぷっと咥えたりする。
「ちゅっ。…んっ……」
徐々に深く咥え込み、絨毯に膝立ちで口腔奉仕を始める。
「んん…っ」
上目遣いで主人を見つめては、水音を立ててしゃぶる。
>>515-516 >そうでしたよね、夜伽が先…
「そうだ……うむ、上手いな、あちらでも大分仕込まれたのか……?
だが今日からはまた私のものだ」
頭を両手でつかむと、ゆっくりと前後させていく。
>それでそのお手紙と言うのは?
「うん? 枕元にないか。おかしいな……ん、ああなるほど」
ニヤリと笑って由依を見る。
「道理でないわけだ。今私の尻の下にしかれているよ。
少しそこで待っていなさい。一度イったら退くから。
……もっとも早く下がりたければ、私が早くイけるようにしてみせてくれてもいいが?」
518 :
葦名 由依:04/09/27 00:47:17 ID:US1bvAez
>>516-517 「あ……えっと……」
そのまま奉仕を始めた杏樹を見て、どうしたらいいのかわからずますます混乱モードに。
そして、主人の言葉で大体の事を悟る。
>……もっとも早く下がりたければ、私が早くイけるようにしてみせてくれてもいいが?
「……」
その場で立ったままで、黙考する事数秒。
「……私も、します」
主人の目を見て、しっかりとした口調で言う。
「私の方が、御主人様を気持ちよく出来ます。杏樹さんはどいていてください」
そう言うと、覚悟を決めて衣服を脱いでいく。
519 :
椿 杏樹:04/09/27 01:02:57 ID:NcoIXg+b
>あちらでも大分仕込まれたのか
「んー、ん」
咥えながら否定するように首を軽く横に振る。
こうして頭を掴まれるのが結構嫌いではないのか、とろんとした目つきで行為にのめり込む。
「…っ、ふ…ぁっ。 じゅるっ」
時折髪を耳にかけつつ、口の中でも逸物を舌先で突付くように刺激する。
「んぅ……。ちゅぷっ…んっ、んぅ……?」
>杏樹さんはどいていてください
「きゃあっ。…そ、そんなの…ダメですよ〜。だって私、もう…」
服を肌蹴た由依に押し退けられ、残念そうに由依に言うが
今の今までしゃぶっていたからか、口の端からは唾液がかすかに零れたりしてしまっている。
「…変な気分になっちゃってるんだもの〜…」
伏し目がちになりながら口の端を指で拭うと、主人の膝の上に乗ろうとする。
「御主人様、いくらカワイイからって由依さんだけ可愛がるなんてずるいです」
メイド服のスカートをたくし上げ、裾を持ち上げて誘う。
>>518-519 杏樹が咥え込みながら首をふると、心地よさに肉棒がぐうっと膨らむのを覚える。
>私の方が、御主人様を気持ちよく出来ます。
「ふむ、そうかそうか。由依は私の部屋から早く下がりたいのだな」
意地悪を言うと、その眼前に肉棒を突きつける。
「なら一生懸命にしないとなぁ」
>御主人様、いくらカワイイからって由依さんだけ可愛がるなんてずるいです
「もちろん杏樹も可愛がるさ」
ベッドに上半身を倒すと、手招きする。
「今度は私が気持ちよくしてやろう。上に乗りなさい」
そして指と舌とで杏樹の秘唇を弄り始める。
521 :
葦名 由依:04/09/27 01:18:14 ID:US1bvAez
>>519-520 >なら一生懸命にしないとなあ
「……はい。私に任せてください」
そうして下着姿になると、杏樹の唾液にまみれた逸物に恭しく唇を触れさせる。
「ん……ふぅ」
そのまま逸物を奥まで咥えると、口元をきゅっと締めて前後させ始める。
「んっ、んぅ、ちゅう……んっ、ふっ」
久々に主人に奉仕できる嬉しさも相まってか、杏樹がいる事もおかまいなしで精一杯の奉仕を続けていく。
「んふぁ……御主人様の、すごく大きくなってます。……このまま由依が、最後まで致しますね」
522 :
椿 杏樹:04/09/27 01:34:06 ID:NcoIXg+b
「上?…ですか? ええっと、こ、こう〜……?」
戸惑いつつ、主人の上に乗ってみる。すぐに下着が剥ぎ取られ、下半身の刺激に悶える。
「あ、あっ」
ベッドに手を付き、主人が舌を這わせる度にシーツを掴んでは堪える。
「御主人様ぁ…舌、が…。やっ、中に入って…。 ん…」
主人が苦しくならないように、スカートの裾は持ち上げたまま。
段々潤ってくる秘所の様子に恥ずかしそうな顔をする。
>このまま由依が、最後まで致しますね
「…だ、だめー…。由依さん、そんなに私を虐めないで…」
主人の攻めを受けながら、振り返って由依に懇願する。
「御主人様は、みんなの大事な人なんだから…だから、独り占めは、だめ…」
かすれた声で言う。
「ぁんっ!御主人様っ、すごい…っ。すごくいいですぅ…」
由依に見せ付けるつもりはさらさらないのだが、目を閉じてうっとりし、ベッドでうつ伏せに喘ぐ。
>>521-522 >このまま由依が、最後まで致しますね
「最後まで、か……果たして耐えられるかな、由依に?」
挑発的な言葉を投げかけると、自分の上にいる杏樹も
大分出来上がってきているのを確認する。
>御主人様っ、すごい…っ。すごくいいですぅ…
「私をひとりじめなんてさせんさ。
逆にお前たちは私のものだがな……さて」
杏樹を一度自分の上からどかすと、由依を引き寄せ、
杏樹の上に折り重ならせる。その際、二人のショーツも引き毟ってしまう。
「いい眺めだな。しかし私がほぐしてやった杏樹はともかく、
由依までパックリと口をあけて……悪い娘たちだ。
さあ、どちらからがいいかな?」
自分の剛直をしごきながら、二人を焦らす。
524 :
葦名 由依:04/09/27 01:49:00 ID:US1bvAez
>>523 >最後まで、か……果たして耐えられるかな、由依に?
「……はい。私は、御主人様の為なら何でもしますから……だから……」
と、そこまで言った所で主人に引き寄せられてしまう。
「きゃあっ!? ご、御主人様……」
秘所が丸見えの状態になってしまい、杏樹の顔も間近に見えてしまって戸惑う。
>由依までパックリと口をあけて……悪い娘たちだ。
「だっ、だって御主人様のものにご奉仕していたら、その……欲しくなっちゃいます」
逸物を迎え入れる準備が整っている秘裂を突き出すようにして、珍しく積極的におねだりをする。
「杏樹さんより、私に……御主人様のおっきいのを…。それで由依をぐちゃぐちゃにしてください……」
525 :
椿 杏樹:04/09/27 01:54:04 ID:NcoIXg+b
>さあ、どちらからがいいかな?
少し考えて、由依の方を見る。ああは言ったが、これ以上ライバル視されるのも何なので
譲ってみる事にする。
「……私、待ちますね。だって私の方がお姉さんだもの〜」
そういう問題でもないようだが、とりあえずはそんな感じで避けてみる。
「いい子にしてますから、いつでも来てください…御主人様。…ね?」
やっと胸を肌蹴させ、乳房を見せ付けるようにすると主人に囁く。
ベッドにころんと転がり、由依が攻め立てられるのをぼうっと眺める。
>>524-525 >杏樹さんより、私に……御主人様のおっきいのを…。
>いい子にしてますから、いつでも来てください…御主人様。
「ふむ……由依は欲しくて欲しくてたまらず、おねだり。杏樹は先輩らしく譲るか……」
淫らに腰を振る由依から、乳房を曝け出した杏樹に視線を移動させる。
「偉いな杏樹。よし、遠慮する事は無い。お前からやろう……!」
ベッドに転がった杏樹の上に覆いかぶさり、ぐいっと腰を突き出すと、一気に貫く。
「ああ、由依はそこで一人で慰めて待っていなさい。
杏樹が終わったら、考えてあげよう……執事としての身分を忘れて
おねだりをするような悪い娘には、お仕置きが必要だからな」
杏樹を激しく幾度も突き上げながら、由依にわざと冷たい目を向けて脅かす。
「もっとも、上手くおねだりとオナニーが出来たら、御褒美をやってもいいが」
527 :
葦名 由依:04/09/27 02:10:50 ID:US1bvAez
>>525-526 「あ……」
自分より杏樹を選び、突き始めた主人。
それを残念そうに見つめて、しゅんとなって下を向く。
>ああ、由依はそこで一人で慰めて待っていなさい〜
「はい……御主人様に、ご褒美をいただけるように、こうしながら待っています」
切なげな表情をしつつ体育座りのような体勢になると、もう既にとろけている秘所に手をやる。
(杏樹さん……あんなに激しくされて……気持ち良さそう……羨ましい……私も、欲しい……)
断片的な思考に誘われるように、指がいつもしているように敏感な所を弄り始める。
「……んっ……ふぁん」
秘裂から淫核に、そして空いた手は胸に伸ばして、快感を引き出そうとする。
「御主人様、杏樹さんばかり見ちゃ嫌です。えっちな執事の由依も……もっともっと、見てください……」
主人に見られているという事がかえって興奮を引き立てるのか、荒い呼吸になりながらも必死に主人の注意を引こうとする。
528 :
椿 杏樹:04/09/27 02:22:10 ID:NcoIXg+b
「あら? あ、のっ、御主人様……由依さんにもしてあげて…、あぁぁっ…ん…!」
意外な主人の行動に驚きながらも、体はすんなりと主人の逸物を受け入れる。
「はぁ…はぁ…」
根元まですっかり埋め込まれてしまった主人の逸物に、久々だからか苦しそうな声を漏らす。
>杏樹を激しく幾度も突き上げながら、由依にわざと冷たい目を向けて脅かす
「あっ、あぁ…っ、やだぁ…御主人様っ。…あは、んっ…!」
由依をそっちのけにしてしまってはまた自分が厳しくされると思い、主人を嗜めようとするが
体は正直に反応して、自分の意思とは関係なく誘う言葉を投げかけている。
「こんなにいっぱい、私に…。んっ、嬉しい…」
乳房を押し付けるように主人と体を密着させ、しがみつく。
「あっ、…っ、…大好き…ですっ……」
由依にバッチリ聞こえるように、そんな台詞まで思わず言ってしまう。
>>527-528 「ああ……私も好きだよ、杏樹」
耳元で、しかしはっきりと由依に聞こえるように囁き、にやっと笑う。
「しかし、だ……いやらしい執事の由依も、私は愛している」
ぐいっと由依を引き寄せると、その唇を激しく吸う。
「……随分慣れた様子で慰めていたな。毎日しているのか? 私を想って。ん?」
唇が離れた後も、耳たぶや頬に舌を這わせながら問う。
やがて射精感が高まってくると、あえて我慢はせずに
激しく杏樹を攻め立てたあと、逸物を勢いよく引き抜き、由依の顔に白濁を迸らせる。
「それ……我慢できた御褒美だ……っ」
そして杏樹の上に再び覆いかぶさらせると、未だ硬いままの剛直を二人の間へと進める。
「しかし、杏樹にも由依にも、まだまだ褒美をやらないとな」
そして愛液と精の混ざり合った淫らな音を、またも立て始める。
530 :
葦名 由依:04/09/27 02:42:59 ID:US1bvAez
>>538-529 >あっ、…っ、…大好き…ですっ……
>ああ……私も好きだよ、杏樹
「……!」
主人と杏樹の会話を聞き、落雷でも受けたかのような衝撃を受ける。
「ごしゅじんさま……」
目を潤ませてぽつりと呟くが、その後の主人の言葉にもまた衝撃を受ける。
>しかし、だ……いやらしい執事の由依も、私は愛している
「ご、御主人さ…んんっ……んふぅ」
>……随分慣れた様子で慰めていたな。毎日しているのか? 私を想って。ん?
「は、はい……。その、週に4日くらい……」
主人の舌での愛撫にぞくぞくとした感覚を覚えながらも、続ける。
「御主人様……私、お慕いしているんです……だから、御主人様が望まれるなら由依はもっといやらしい事も……!」
そう言い、そしてそのまま主人の白濁を顔一杯に浴びる。
「あん、御主人様の、いっぱい……」
顔についた白濁を指で掬い取って絡めると、満足そうに口に含む。
そして再び杏樹の上に乗せられると、嬉しそうに声をあげて主人を迎え入れるのだった。
「んはぁっ! いいです、御主人様の、あっ──!」
531 :
椿 杏樹:04/09/27 03:01:00 ID:NcoIXg+b
「すごい、御主人様のが…あっ、当たって…っ。ふあっ、…あぁぁんっ!」
激しく突かれつつも由依が気になるものの、結局は快楽に負けて大きく達する。
「あっ…。…ぁ……」
しばし余韻に悶えて体をびくっとさせてから、脱力して横たわると
再び攻められている由依の姿が見える。
積極的に交わろうとする様子に、後々の心配もあるがやや感心したりもする。
(すごい積極的…かも。また私、これで一段と怒られやすくなってしまうかしら〜…。でも)
(呼び名が『杏樹さん』になってるから、嫌われてはないのかも。だから、いっかー)
「えへ」
そうやってほわっとした笑みを浮かべていると、再び主人に挑まれ休む間もなく求められる。
「……やぁん! ま、まだ私イッたばっかりなのにー…。んん、っ…!!」
532 :
萩野 瑞葉:04/09/27 03:04:59 ID:bJil7sWO
私室で猫のセナを入れたバスケットを軽く抱くようにして、静かに寝息を立てている。
「ん……すぅ……すぅ……」
ここ数日は、ずっと一人寝が続いているらしい。
537 :
香山 絵理:04/10/02 23:44:49 ID:c3KbSmrp
客用のコーヒー豆の瓶を見てため息をついている。
「捨てたら怒られちゃうかな?」
538 :
名無し少年:04/10/02 23:51:37 ID:Qa6P6/1S
>>537 窓から絵里が溜息をついている姿が見えている時
少年は密かに窓から絵里を覗いていた。
「あれ、美しいメイドさんがいるぞ。」
539 :
香山 絵理:04/10/03 00:01:47 ID:E4vCC4uu
>>538 「怒られちゃうよねぇ〜モカだけって言っても……」
仕方ないといった風に瓶を棚に戻すと、一度俯いて首を振り上げる。
そこには、いつもの絵理の笑顔があった。
ふと、窓のほうを見るとなにやら人影のようなものが見える。
「あれ?だれかいるのかな?」
540 :
:04/10/03 00:03:02 ID:vEO1e+aU
542 :
名無し少年:04/10/03 00:09:28 ID:g+Y/W9ed
>>539 >「あれ?だれかいるのかな?」
絵里が少年の人影に気付き、窓を開けた時
「うわっ、びっくりした!」
少年は突然の出来事に驚き、後ろへひっくり返った。
544 :
香山 絵理:04/10/03 00:13:57 ID:E4vCC4uu
>>542 気になって窓を開けた途端大きな声が聞こえ、ドスンと人がこけたような音がする。
ふと見ると、見慣れぬ少年が尻餅をついている。
「あら、僕大丈夫?けがしてない?」
勝手口を通り、庭に出て少年のそばに駆け寄る。
545 :
名無し少年:04/10/03 00:23:21 ID:g+Y/W9ed
>>544 >気になって窓を開けた途端大きな声が聞こえ、ドスンと人がこけたような音がする。
>ふと見ると、見慣れぬ少年が尻餅をついている。
「あいててて、ちょっとお尻を打っちゃったかな。」
少年は自分の尻を抑えながら立ち上がった。
その時、絵里が少年の側に駆けつけた。
「あ、あのう、今さっきまで門の前の呼び鈴がならなかったので
いないかどうかを確認する為に、庭に忍び込んで申し訳御座いません。」
少年は絵里に向かって頭を下げて謝罪した。
546 :
香山 絵理:04/10/03 00:29:52 ID:E4vCC4uu
>>545 呼び鈴が鳴らずに庭に入ったと頭を下げる少年に
「そうなの、呼び鈴が鳴らなかったの?
執事様に報告しとかなくっちゃ……
じゃなくって、ほらお尻のところ土だらけになっちゃって」
少年のズボンの尻に付いた土を払いながら、どこか怪我をしていないかを確認する。
「うん、大丈夫みたいね。
ところで、僕お屋敷に何か御用なのかしら?」
小首をかしげながら、少年に尋ねる。
547 :
名無し少年:04/10/03 00:38:05 ID:g+Y/W9ed
>>546 >「そうなの、呼び鈴が鳴らなかったの?
>執事様に報告しとかなくっちゃ……
>じゃなくって、ほらお尻のところ土だらけになっちゃって」
「本当に世話を焼けてすみません」
少年は照れながら絵理に謝罪した。
>「うん、大丈夫みたいね。
>ところで、僕お屋敷に何か御用なのかしら?」
「父に紹介されて、「モヤモヤしている事があったらこの屋敷に行け。」と言われました。」
少年はこう答えた。
548 :
香山 絵理:04/10/03 00:44:34 ID:E4vCC4uu
>>547 >「父に紹介されて、「モヤモヤしている事があったらこの屋敷に行け。」と言われました。」
(誰か、お客様のお子様かぁ〜、私もモヤモヤしてるし……)
「ふ〜ん、お父様は御主人様のお知り合いなのね。
それで、僕……ゴメンね、名前を聞くのを忘れちゃってた。
私はこの屋敷のメイドでこうやまえりと言います。」
ようやく名前を名乗り、少年の名前を尋ねる。
549 :
白山 聖:04/10/03 00:51:35 ID:g+Y/W9ed
>>548 >ふ〜ん、お父様は御主人様のお知り合いなのね。
>それで、僕……ゴメンね、名前を聞くのを忘れちゃってた。
>私はこの屋敷のメイドでこうやまえりと言います。」
>ようやく名前を名乗り、少年の名前を尋ねる。
「絵理さんですね、可愛い名前ですね。
僕の名前は、白山 聖(しろやま せい)と申します、どうぞよろしく。」
聖は照れながら自己紹介をした。
「それでは、屋敷にお邪魔してもよろしいですね?」
聖は絵理に答えた。
550 :
香山 絵理:04/10/03 00:58:21 ID:E4vCC4uu
>>549 >僕の名前は、白山 聖(しろやま せい)と申します、どうぞよろしく。」
「いや〜、かわいいだなんて、ありがとう。
聖君ね、こちらこそよろしくお願いいたします。」
丁寧にお辞儀をすると、聖に屋敷の中に入っていいかと問われる。
「ごめんなさい、勝手口からですけどどうぞ」
聖をひとまず休憩室に招き入れると、客間の使用状況の書かれたホワイトボードを
確認してある部屋に「白山様」と書き入れると、聖をその部屋に案内する。
「白山様、こちらのお部屋にどうぞ」
絵理がドアを開け、聖を部屋に招きいれる。
551 :
白山 聖:04/10/03 01:07:34 ID:g+Y/W9ed
>>550 >「ごめんなさい、勝手口からですけどどうぞ」
「それでは、お邪魔します」
聖は休憩室に入り、絵理に誘われるがまま、奥に入った。
>「白山様、こちらのお部屋にどうぞ」
>絵理がドアを開け、聖を部屋に招きいれる。
「綺麗なお部屋ですね、ベッドも柔らかそうだ」
聖は案内された部屋を見て、部屋を褒めた。
「それでは絵理さん、父から渡されたメモがありますけど見てみます?」
聖は絵理にメモを見せようとした。
552 :
香山 絵理:04/10/03 01:13:43 ID:E4vCC4uu
>>551 >「それでは絵理さん、父から渡されたメモがありますけど見てみます?」
部屋に案内すると聖からメモを見せられる。
そこには、息子を大人にして欲しいと言うことが書かれていた。
(ふ〜ん、やっぱりね……)
「白山様……じゃあ堅苦しいから聖君でいいかしら?
モヤモヤしてこのお屋敷に来たって言ったわね。
どんな風にモヤモヤしたの?お姉さんに聞かせてくれない?」
聖をソファーに座らせると、何げなく手を握ったりしながらたずねる。
553 :
白山 聖:04/10/03 01:24:15 ID:g+Y/W9ed
>>552 >「白山様……じゃあ堅苦しいから聖君でいいかしら?」
「はい、どうぞ言ってください」
聖は絵理に向かって答えた。
>モヤモヤしてこのお屋敷に来たって言ったわね。
>どんな風にモヤモヤしたの?お姉さんに聞かせてくれない?」
「はい、なんだか女性の脚と胸を見ると、興奮してチンチンが立ってしまい
自慰をしても興奮が収まらないんです。」
聖は恥ずかしながら答えた。
「それでは絵理さん、僕のモヤモヤを収めてもいいですか?」
聖は絵理を抱きしめ、下半身に強張る怒張を絵理のメイド服に擦りつけた。
554 :
香山 絵理:04/10/03 01:31:45 ID:E4vCC4uu
>>553 >「それでは絵理さん、僕のモヤモヤを収めてもいいですか?」
ズボン越しに絵理のメイド服に下半身を擦り付けて来る。
「ふふ、聖君 私の服に擦り付けるだけでいいの?
聖君の見た女の人の胸って服を着た胸でしょ?
絵理のおっぱいを見たくはない?」
聖の耳元にささやくと、聖から身を離しエプロンをはずし、胸元をはだけさせ
ブラジャーに包まれた豊かなふくらみを聖の眼前に自ら晒す。
「どう、もっと見たい?」
555 :
白山 聖:04/10/03 01:38:56 ID:g+Y/W9ed
>>554 >「ふふ、聖君 私の服に擦り付けるだけでいいの?
>聖君の見た女の人の胸って服を着た胸でしょ?
>絵理のおっぱいを見たくはない?」
「見てみたいです」
聖は絵理の胸を凝視しながら言った。
>ブラジャーに包まれた豊かなふくらみを聖の眼前に自ら晒す。
「これが絵理さんの胸か・・・美しい・・・」
聖はブラに包まれた絵理の胸をみて答えた。
>「どう、もっと見たい?」
「もっと見てみたいです!」
聖は興奮しながら答えた。
556 :
香山 絵理:04/10/03 01:43:15 ID:E4vCC4uu
>>555 >「もっと見てみたいです!」
「じゃあ、ブラはずしてくれる?」
くるりと背中を向ける。
不器用にブラを毟り取るような聖の手つきに身をよじる。
「だめ、乱暴にしちゃあ
レースがほどけちゃったら台無しでしょ?
女の子を脱がす時はやさしくていねいにね」
557 :
白山 聖:04/10/03 01:52:59 ID:g+Y/W9ed
>>556 >「じゃあ、ブラはずしてくれる?」
>くるりと背中を向ける。
>不器用にブラを毟り取るような聖の手つきに身をよじる。
「それでは外します。えーと、こうやったら取れるかなあ?」
聖は不慣れな手付きで絵理のブラを外そうとしたが、外れなかった。
>「だめ、乱暴にしちゃあ
>レースがほどけちゃったら台無しでしょ?
>女の子を脱がす時はやさしくていねいにね」
「あ、すみません。こんな風にすればっと・・・あ、外れた」
聖は謝罪しながらも、なんとかブラを外すことが出来た。
ブラを外された絵理の胸は美しい胸を披露した。
「う、美しい・・・それじゃ胸を揉んでもよろしいですか?」
聖は絵理の胸を揉みながら、彼女の唇にキスをしようとした。
558 :
香山 絵理:04/10/03 01:59:43 ID:E4vCC4uu
>>557 ぎこちない聖の手つきであったが、なんとかブラがはずされると
聖の方に向きなおす。
>「う、美しい・・・それじゃ胸を揉んでもよろしいですか?」
「どうぞ、でも女の子の体はデリケートだから……」
そこまで言った所で聖の手が絵理の乳房をつかむ。
「ッ痛……ほら、聖君ダメ、おちんちんをこするみたいにおっぱいを触っちゃあ」
キスしようとする聖の唇に指を当てて押しとどめる。
「ギュってするんじゃなくって、やさしくね……
こういう風に……」
聖の唇から指をはずすと、シャッツ越しに聖の乳首を優しくなでる。
559 :
白山 聖:04/10/03 02:11:51 ID:g+Y/W9ed
>>558 >「ッ痛……ほら、聖君ダメ、おちんちんをこするみたいにおっぱいを触っちゃあ」
>キスしようとする聖の唇に指を当てて押しとどめる。
「あ、ごめんなさい」
聖は絵理に甘えた声で叱られ、動きを止めた。
>ギュってするんじゃなくって、やさしくね……
>こういう風に……」
>聖の唇から指をはずすと、シャッツ越しに聖の乳首を優しくなでる。
「うっ、そんな所を舐めたら・・・、うあっ!」
聖は絵理の悩ましい舌技を堪能すると、下半身の怒張がピクピクする。
「絵理さん、僕もう我慢できない、僕のチンチンを擦って!」
聖はズボンのチャックを開け、大きくそそり立った肉棒を見せた。
560 :
香山 絵理:04/10/03 02:18:38 ID:E4vCC4uu
>>559 ズボンから出された逸物は年齢には似合わぬ大きさでそそり立っている。
「うわ、立派……でも、擦るだけなんてもったいないわね。」
聖の足元に膝まづくと舌先で逸物の先端をつついてみる。
ピクピクと蠢く逸物の鈴口からは透明な先走りがあふれ出している。
「こういうことははじめてかな?」
と言うやすぐに、聖の逸物をするりと飲み込んでしまう。
561 :
白山 聖:04/10/03 02:27:02 ID:g+Y/W9ed
>>560 >「こういうことははじめてかな?」
>と言うやすぐに、聖の逸物をするりと飲み込んでしまう。
「うぐっ、す、すごい・・・、何だか凄く気持ち良いよ」
聖は今まで感じた事が無い快楽を味わった。
「もう出そうです・・・うあっ!」
聖は絵理の絶妙な舌技に耐えられず、彼女の口の中に樹液を放った。
562 :
香山 絵理:04/10/03 02:32:32 ID:E4vCC4uu
>>561 >彼女の口の中に樹液を放った。
「ん、ゴクゴク……」
聖から放たれた白濁をのどを鳴らして飲み干してしまう。
「ご馳走様でした……
ふふ、まだまだ元気ね。
絵理が聖君の始めてになってもいいかな?」
逸物を唇で清めながら、聖に聞く。
563 :
白山 聖:04/10/03 02:38:12 ID:g+Y/W9ed
>>562 >「ご馳走様でした……
>ふふ、まだまだ元気ね。
>絵理が聖君の始めてになってもいいかな?」
>逸物を唇で清めながら、聖に聞く。
「お、お願いします・・・」
聖は照れながら答えた。
「僕は初めてなんで、激しくしても構いません」
聖は絵理に童貞を捧げる覚悟を決めた。
564 :
香山 絵理:04/10/03 02:46:41 ID:E4vCC4uu
>>563 >聖は絵理に童貞を捧げる覚悟を決めた。
「ありがとう、でも、激しくじゃなくって気持ちよくね」
聖のズボンを脱がすとベッドいったんソファーに座らせる。
メイド服を全て脱ぎ去り、ショーツも脱ぐとベッドに腰をかける。
「聖君、まだこっちに来ちゃあダメよ。」
そう言ってゆっくりと脚を広げ秘所を聖に晒す。
「これが、女の子の大事なところ……
ここが、クリトリス。一番敏感なところだからやさしくしてね。
それから、ほらここ濡れてるでしょ?聖君がここに入ってくるの」
顔を真っ赤にしながらも、指で秘所を広げ女性器を説明する。
「聖君わかった?じゃあ、こっちに来てやさしくして」
ベッドに体を横たえ、聖が来るのを待つ。
565 :
白山 聖:04/10/03 02:53:08 ID:g+Y/W9ed
>>564 >「聖君わかった?じゃあ、こっちに来てやさしくして」
「は、はい・・・、それでは入れます」
聖はそそり立った肉棒を絵理の秘穴にゆっくりと挿入した。
「く、とても締まりが良くって気持ち良いです・・・」
聖はゆっくりと腰を動かし、目の前にある絵理の乳首を舐めた。
566 :
香山 絵理:04/10/03 02:59:54 ID:E4vCC4uu
>>565 聖の肉棒にそっと手を沿え、スムーズに絵理の中に導く。
>「く、とても締まりが良くって気持ち良いです・・・」
「あぁん、聖君のおっきい…
あ、はぁ……っあぁ…い、いく……
聖君、い、一緒に…絵理と一緒に…んぁあ……」
聖の逸物に貫かれ、一気に絶頂へと突き進んでいく。
567 :
白山 聖:04/10/03 03:08:49 ID:g+Y/W9ed
>>566 >聖の逸物に貫かれ、一気に絶頂へと突き進んでいく。
「僕、もう我慢が出来ません、で、出ます!」
聖は自分の全てを出し尽くすように、絵理の子宮内に沢山の樹液を放った。
「はあ、はあ・・・絵理さん・・・」
聖は射精による快感に余韻を味わった。
「絵理さん、本当にありがとうございました。
何だかモヤモヤ感が取れました」
聖は絵理にお礼を言った。
568 :
香山 絵理:04/10/03 03:15:17 ID:E4vCC4uu
>>567 >「僕、もう我慢が出来ません、で、出ます!」
「聖君がいっぱい絵理の中にあふれてる。」
射精感を至急で目いっぱい感じると、聖にキスの嵐を降らせる。
「聖君、立派だったわ
このまま一緒にあさまで居ましょ」
聖を母親のように抱きしめたまま二人は瞼を閉じて行った。
569 :
白山 聖:04/10/03 03:29:28 ID:g+Y/W9ed
>射精感を至急で目いっぱい感じると、聖にキスの嵐を降らせる。
「絵理さん・・・」
聖は絵理にキスをされたお返しに、こちらもキスをした。
>「聖君、立派だったわ
>このまま一緒にあさまで居ましょ」
>聖を母親のように抱きしめたまま二人は瞼を閉じて行った。
「はい、でも何だか眠くなってきました・・・ふぁあ・・・」
聖も絵理と一緒に眠りについた。
次の日、絵理に見送られ、門を出た聖はこう呟いた。
(また行きたくなったら、絵理さんの他にも色んなメイドさんを抱きしめよう。
その時は脚や胸に精液をぶっかけようっと!)
聖は胸の中に秘めている野望を抱きながら屋敷を後にした。
「どないすんの、こないどっぷり日ぃ暮れてしもて。
携帯やら取り上げはるからあかんのやぁ、ご主人様のど阿呆〜」
道に迷って迷って、ようやくたどり着いた名無しのお屋敷。
人懐こそうな大きな瞳、目尻に薄く涙を浮かべて。前の主人への恨み言を呟き、門の前で叫んでいる。
このメイド、京都のとあるお屋敷から派遣されてきたらしいのだが。
20歳前後か。背丈は平均より少々高め。スタイルは普通。
鎖骨あたりまでの枯葉色の髪。顎のラインに沿った前下がりの横髪をさらりとかきあげて。
「今さらこちらのご主人様にご挨拶やなんて、非常識すぎますわ。はぁ、もう」
意を決して呼び鈴を鳴らす。
「〜♪」
一仕事を終えて、充実した表情で歩いている。
と、そこで玄関から呼び鈴の音が。
「こんな時間にお客様かな? はーい、鍵は開いていますので、どうぞ」
外の様子を窺いながら、その呼び鈴に応えた。
574 :
成瀬 千晴:04/10/05 00:27:53 ID:G9BDnK70
声がすればほっとして、重い扉のノブをぐっと引いて中へと入る。
「あ、こんばんはぁ。うち、成瀬千晴(なるせ・ちはる)いいます。
今度、こちらで働かせていただくことになりまして、紹介状、持って参りましてん。
お世話になりますよって、よろしゅうお願いいたします」
にこにこ笑いながら、深々と頭を下げる。
生まれも育ちも、という訳ではないのでイントネーションは少々怪しいが、
相手に京都方面出身らしいとは知れるか。
「夜分に大変おそれいりますけれど、こちらのご主人様、いてはりますやろか」
ドアの向こう側にいたのは、予想と違って何やらほんわかした口調の女性だった。
「こんばんは。えっと、新しくここに来られた方ですね?
私、ここのメイドの留萌みかさって言います。よろしくお願いします」
きびきびとした態度で千晴に言い、にっこりと笑う。
「ご主人様でしたら……まだ起きていると思います。先程お仕事を終えられた所ですから、私が案内しますよ」
時間的にはまだ主人が起きていると思い、千晴を案内して主人の部屋へと向かう。
(あの言葉遣い、京都とかあっち方面の人なのかなぁ……?)
そんな事を思いつつ、主人の部屋まで彼女を案内した。
「はい、ここです。後は成瀬さんお一人のほうがいいかな?」
576 :
成瀬 千晴:04/10/05 00:47:10 ID:G9BDnK70
>私、ここのメイドの留萌みかさって言います。よろしくお願いします
心得たというように頷いて、相手と似たようなことを考え。
(るもい、って、えらい変わった名ぁ。北海道とか沖縄とかの出身やろか)
と、つっと寄って顔を覗き込み、撫で回したそうに肌を眺める。
別段ねっとりとはしておらず、どちらかといえば女子高ノリ。
「うっわ、肌キレ。ー……。ええなぁ、うらやまし〜。
うちなんかすっぴんやばいですもん。いわゆる『麿眉』ゆーかな、こっからないのんよ〜」
自分の眉頭を指で示し、ころころと笑ってみせる。
>後は成瀬さんお一人のほうがいいかな?
「ありがとう。これから仲良ぉ、してな〜」
部屋の前まで案内されれば、人なつっこそうな微笑みを浮かべ、胸の前で両手を振り。
おもむろにノックをして、失礼します、と部屋へ入る。
書類の仕事をようやく終えて、休憩していた所で千晴がやってくる。
「ふむ、来たか。……入りなさい」
一城の主たる風格を漂わせようとしたのか、いつもより重い口調になっていたり。
そして、入ってきた千晴を鑑定でもするかのようにじっと見る。
「君が……成瀬、千晴君か。早めに来ると聞いていたが、ずいぶん遅かったじゃないか」
時間の事は別段気にしていないのだが、彼女を試すように言った。
「見ての通り、私がここの主人だ。さ、遠慮しないでもっと近くに来なさい。そして、色々話そうじゃないか」
そう言いながら千晴に手招きをして、机を隔ててすぐの所にある椅子に誘う。
578 :
成瀬 千晴:04/10/05 01:05:14 ID:G9BDnK70
全身を眺められるのは慣れているのか、特に臆する様子はなく。
けれど遅れたことに関してはしゅんとした様子で、深々と頭を下げて詫びを入れる。
「お待たせしてもうて、大変申し訳ございませんでした。
こちらの道、ぐにゃぐにゃ曲がっておりますよって、つい迷ってしまいましてん。
そらもう大冒険で……、と、それはさておき」
荷物を足元へ置くと、ごそごそと書簡を取り出し、両手で主人へ差し出す。
「紹介状、預かって参りましてん。ほんなら確かに、お渡しいたします」
近くにと誘われれば、にっこりと微笑んで頷きを返し。また失礼します、と入って椅子に腰掛ける。
「色々、いいますと、やっぱり。ご検分、ですやろか」
直球ストレートな言葉を悪びれもせず口に出して、真面目な顔で主人を見つめる。
「ふむ……。まあ、この辺りは坂も多いし道もわかりにくいからな。こんな事なら執事に迎えに行かせればよかったか」
千晴の詫びとその態度を見て、今更ながらそんな事を言う。
「まあいいさ。誰に迷惑をかけたわけでもないのだからな、気にする事は無い」
そうして、彼女から紹介状を受け取り、しばしそれを検分する。
そのままいくらか話そうかと考えるが、あっさりと「検分」と口にした千晴を見て目を丸くする。
(ふむ、これは思ったよりも……。人は見かけによらんな、まったく)
そんな事を考えながら、ゆっくりと立ち上がった。
「検分、か。確かにメイドは接客業だ。私に対してもお客に対してもしっかりとした接客を出来るか、検分をする必要はある。
……しかし、君はついさっきここに来たばかりだ。私が今、直々に君を検分するのもいいが……どうするかね?」
暗に「今日でなくてもいい」と言うことを匂わせつつ、確認するように千晴に聞いてみる。
580 :
成瀬 千晴:04/10/05 01:24:01 ID:G9BDnK70
>こんな事なら執事に迎えに行かせればよかったか
「いえいえ、うちごときにそないなことして頂いては申し訳ありまへんよって。
何や寛大なご主人様で、感激ですわ。ありがとうございます。
まぁ道がぐにゃぐにゃなんは、ようありまへん。まっすぐが好きですわ。何事も、何モノも。」
きっぱりと言い放つ、他意があるようなないような言葉。
少々呆れ顔の主人はどう受け取るだろうか。
>私が今、直々に君を検分するのもいいが……どうするかね?
「こないな時間やし、お疲れやろと思いますから。
軽めにお胸でもお口でも構いまへんけど、その。
図々しいの分かってますけれど、その。今後、接吻だけは堪忍して頂くいうんは、まずいですやろか」
優しげな主人の態度に安心したか、口ごもりつつ、駄目元といった風情で尋ねる。
「ふふ、なかなか個性的で面白い女性のようだな、君は。
……どちらにしろ、我が屋敷は君を歓迎しよう」
千晴の言葉の末尾に何かを感じたのか、やや苦笑気味だった顔が少しだけ元に戻ったようだった。
そうして、主人としての質問に答えた彼女。それを聞いて、しばしの間じっと千晴を見る。
「……そうか。何かこだわりがあるようだな」
それだけ言って、ゆっくりと近づく。
「そうだな、人間何かこだわりがあるのはいい事だ。何事に関してもな。
で……君はなかなかに個性があって私好みだ。とりあえずその件については一時保留としよう。
メイドとしてあまりに問題のある時は、その件も含めて何か罰も必要だろうしな。まずは仕事ぶりを見せてもらってからだ」
とりあえずそれについては様子見……という結論を下して、そっと彼女の後ろに回る。
「では折角だ。まずは君の身体を少しばかり検分させてもらうぞ……千晴」
耳元で囁くと、そっと胸元に手を伸ばして、千晴の身体を探るように辺りを撫で回し始めた。
583 :
成瀬 千晴:04/10/05 01:43:52 ID:G9BDnK70
歓迎するという主人の言葉に、嬉しげに顔をほころばせて。
「誉めていただいたて、勘違いしてもええですやろか。
うち別に普通やのに。まぁ……そのうち分かっていただけますやろ、て思います」
くすくすと笑い、こだわり、といわれれば恐縮といった様子で肩をすくめる。
「いえあの、深い意味とかはありまへん。操立てとるとかそういうんでも……、その。
怖い、んですわ」
それだけ言うと、耳元に吹き込まれた低音にぞくり、と体を震わせて。
胸元から悩ましく撫で回される感覚に、体が熱を帯び始める。
「お好みて、嬉しいこと言うてくれはります。ご主人様も……うち好みのまっすぐ、ですやろか。なぁ」
主人の腿へ触れようと、そろりと手を伸ばし。近くの熱を探るように、指をうごめかす。
「ふふ……柔らかくてなかなか触り心地がいいぞ、千晴」
衣服越しに乳房をやんわりと揉みながら、彼女の耳元で囁き続ける。
>お好みて、嬉しいこと言うてくれはります。ご主人様も……うち好みのまっすぐ、ですやろか。なぁ
「どうだろうな。それは千晴がこれから知ればいい。私が君を検分するように、君が私を検分しても構わないのだぞ?」
衣服越しにもどかしく動き回る千晴の指の感覚を楽しみつつ、彼女の上半身の衣服を器用に脱がせていく。
「さて、ここはどうかな。じっくりと検分させてもらうとしよう」
ブラをゆっくりと取り、露わになった乳房をじっくりと眺める。そして指を這わせながら、そっと言った。
「……ここは合格点だな。形もいいし、肌も思った以上に綺麗じゃないか」
不意にその先端を摘んだりしながら、一方でなおもうごめく千晴の指を、そっと自身の熱の中心に導いてやる。
585 :
成瀬 千晴:04/10/05 02:02:56 ID:G9BDnK70
続けられる囁きに、くすぐったげに身をよじり、主人の顔から逃れるように顔を背けて。
「や、ぁ……あんま、喋らんとってください…っ…ええ声、してはりますから……
うち、ぞくぞくしてもうて……ひっ」
早くも呼気を荒げ、愛撫に夢中になりかけたところで胸元を露わにされ。
短く甘い声をあげ、外気に触れた乳房が弾むように揺れる。
摘まれればたちまちに尖って紅を強める胸先、主人の指へ弾力のある感触を返すだろうか。
「合格、者は……ええことありますのん……?それだけでご褒美は、欲張りすぎですやろか……
ふ、ぁ……っあ、ええ……ええですわ、ご主人様のん……」
手のひらに張り詰めた肉の感触を得れば、頬を赤らめて。握った陰茎を上下にさする。
かなりの硬度と大きさを誇るであろうそれをなんとか取り出して直接触れようとする。
貪欲な指の動きで筋をなぞり、先端を掌でこすろうとして。
「うん? ひょっとすると千晴は耳元が弱いのかな?」
彼女の反応に気を良くしたのか、耳元で囁きを続けながら舌で突っついてみる。
弾力のある乳房をゆっくりと愛撫しつつ、突然指を埋めるように乳房を掴んでみたり。
「いい感度だ。……千晴は、案外淫らな子なのかね?
合格者は……そうだな、満足するまでイかせてやってもいいのだが……さて」
次第に熱と硬度を増してきた逸物。千晴の指から与えられる繊細な快感をもっと味わいたいと、彼女を助けるようにそれを取り出した。
「さ、千晴の好きなようにやってみなさい。もし上手だったら……」
そっと彼女の髪に手櫛をかけながら、あくまで調子を崩さずに続ける。
「君の欲しいように、してやろうと思うかも知れん」
その言葉と同時に、一層逸物が硬くなった気がした。
587 :
成瀬 千晴:04/10/05 02:25:38 ID:G9BDnK70
「や、っあ……ぁ、ご主人様……意外と意地ぃ悪い……です…わぁっ……
ふ、堪忍え、堪忍してぇ…な、……ほんま…っ…ぁ、あん…っ…」
耳元が弱いのは事実だったらしく、ぬめる舌の感触にびくんっ、と激しく身悶えする。
同時にいいように乳房を弄くられれば、かくりと力が抜けて膝をついてしまう。
「ほんま、ですか……?けど、満足……はぁ、んっ、ん……
今度……にとっといても……ええですか……?
けど、うちも……ちゃんと、きもちよう…ならしてもらいますよって……」
両端からむにゅん、と乳房をつかみあげ、竿の部分を谷間へ挟みこむ。
そのまま回すように乳肉を揺すり上げはじめて。
「ん……、ぁ、ご主人様……すごい……、いただきます、て、しても……怒らへんでくださいね…っ…」
胸乳の狭間で往還する肉茎。顎へぶつかる亀頭、ぬめる先走りの感触に、こく、と喉を鳴らし。
ちろ、と茎先へ舌を伸ばす。つやつやと先端で照りつく腺液を、ぴちゅり、音を立てて舐めとろうとして。
「いいぞ、私はいやらしい子は好きだからな。そんな姿を見るともっといじめたくなってしまうぞ」
笑みを浮かべながら愛撫を続け、それに対する千晴の反応を見て愉しむ。
そうして彼女のされるがままに、逸物を谷間に挟まれる。
「むっ……これはなかなか……いいぞっ」
微かに口調が変わり、表情も変わる。
「上手いじゃないか千晴……そう、もっと擦って……そうだ」
先走りも混じってぬめる乳房。淫靡な光景が視覚にも訴えたのか、次第に快感が高まってくる。
そして先端を舐められると、我慢できなくなってしまった。
「くっ……もう、出すぞっ、千晴!」
逸物がびくりと震え、絶頂へと達する。大量の白濁液が飛び散って千晴の顔を、乳房を、牡の欲望で染め上げていった。
「ふう。……いや、思った以上だったぞ、千晴。……お前の願い通り、満足させるというのは次回にとっておいてやるとしよう」
自らの放ったものに汚された千晴の顔を眺めつつ、その髪を撫でる。
「初日からご苦労だったな。細かい事は明日から教えていくから、今日はもう身体を洗って休みなさい。君の部屋は確保してあるからな」
衣服を正し、そして最後にまた耳元に口を寄せる。
「良かったぞ、千晴」
にやっと笑いながら、自分の下にやってきた新人のメイドにそう告げた。
589 :
成瀬 千晴:04/10/05 02:52:42 ID:G9BDnK70
「ん、んちゅ…っ…は、は……ふぅん……、ん……」
中央へ寄せた乳肉を激しく揺すりあげ、舌先にびくびくとした脈動を感じていれば、
顔や乳房に白濁が吐き出されて。
上気した顔でそれを受け止め、しゃがみこんだままほう、と息をついた。
「お疲れ様……。約束ですよ、きっと……してくださいね?んー……」
おもむろに主人の手をつかみ、自らの胸元へ飛び散った精液を主人の指でぬぐう。
そのままその指をちゅ、と舐め、それだけでは飽き足らず、もどかしげに唇で吸い付く。
満足するまで舐めとり終えれば、耳元に囁かれた言葉に何とも嬉しそうに微笑んで。
「ほんなら、頑張らせていただきます。……失礼します」
ぺこり、お辞儀をして衣服をととのえ、荷物を持ち上げて部屋を後にする。
しばらく進んだところで、風呂と部屋の場所がわからずに廊下をさ迷い歩き。
「あわ。留萌ちゃんに聞こか。って、どこやろ。るもいちゃーん……」
そんな調子で、方向音痴新人メイドの初日は過ぎていった。
592 :
萩野 瑞葉:04/10/07 23:05:20 ID:KIvqeb5o
寒くなってきたので、毛布を出したり冬服と夏服を入れ替えたりしている。
「ちょっと喉の感じも変かも……のど飴なめておきましょうかしら」
広げた新聞紙を顔に乗せながら、休憩室のソファで寝ている。
「ふむ、過ごしやすい季節になったのはいいが、夜は少し肌寒いかな」
そんなことを呟きながら屋敷内を歩いている。もちろん目的は夜伽相手の物色である。
595 :
里村 志保:04/10/07 23:35:35 ID:NFfQ//tj
愚図る息子をあやし終え、ようやくベビーベッドへと寝かしつける。
「ふぅ…」 と一息ついていると、廊下から聞きなれた足音が耳に入ってきた。
おそらく主人だろう。
明かりの薄暗くなっている部屋をのぞくと、やはり志保が息子を寝かしつけている。
雅志を起こさないように、志保を視線で呼びつけると、廊下でささやく。
「雅志くんはもう眠ったようだな……さて、今夜、久しぶりに私の相手をしてくれんか、志保?」
そっと志保の手をとって目をのぞきこむ。
597 :
里村 志保:04/10/07 23:45:18 ID:NFfQ//tj
小声で囁いてくる主人に対して恥ずかしそうに微笑み、頷いて応える。
「……御主人様、ここは雅志がいるのでどこか別の場所でもよろしいですか?」
主人の耳元でヒソヒソと伺い立ててみる。
「今し方、眠ったばかりなんです」
「ああ、いいとも。別の場所、だな?」
志保の手をとって、近くの別の部屋……仏間へと連れて行く。
「ここなら大丈夫だろう?」
そして、やおら志保を抱き寄せる。
「誰も見ていないからな。そう、誰も」
599 :
里村 志保:04/10/07 23:54:59 ID:NFfQ//tj
「誰も……」
静寂に包まれている部屋の中。
ここが仏間だということを線香の匂いで実感する。
(ちょっと罰当たり、かもしれないけど――)
などと理性的なことを思いつつも、素直に主人の大きな腕と手に身を抱かれた。
込みあがってくる感情に胸がゆっくりと高鳴り始め、頬に朱が混じる。
「うん? どうした。随分と大人しいな。少しは抵抗するかと思ったのだが……」
チラリと仏壇の方を見て、少し拍子抜けしたように呟くが、
すぐに気を取り直してゆっくりと志保を畳の上に押し倒す。
「それとも結構期待していたのか?
……まあ、まずは私の息子も静めてもらおうか」
志保の眼前に、逸物を取り出して、幾度かしごく。
601 :
里村 志保:04/10/08 00:14:32 ID:h2AaOny0
「育児などで忙しくて、ここのところ機会がなかなかありませんでしたから」
それだけ言うと、熱い吐息の漏れる唇で主人のものにキスをする。
そして荒々しく隆起したそれを物憂げに頬張り、全体にたっぷりと唾液をまぶしてゆく。
口腔内の容積の大部分をそれで埋め、男性器に奉仕する満足感はより頬を赤くさせた。
主人の逸物に唾液が行き渡ると、窄めた唇をスライドさせる。
何度かそれをいつものように繰り返していると、仏壇にあったある写真が目に入った。
今は亡き主人、伊達雅彦の遺影。
「…!?」 つい、奉仕の手が止まる。
「く……久しぶりとはいえ、やはり志保は上手いな……実に手馴れている。
イチから教え込んだ甲斐があったというものだ」
そう言いながら、少しずつ仏壇の扉を開いていくと、
志保がようやくそれに気づく。
「どうした。まだ止めていいとは言っていないぞ? 続けなさい」
完全に扉を開ききると、志保の頭に手を置いて、頭を前後に軽く揺する。
「誰も見ていないのだから、もっと大胆に出来るだろう?」
603 :
里村 志保:04/10/08 00:30:04 ID:h2AaOny0
「んっ、んんっ……んっ げほっ、けほっ」
動揺していたところに、さらに頭を揺すられて奉仕のリズムが崩れ、咳き込んでしまう。
呼吸を整え終えても動揺と混乱は治まらず、夫の遺影を凝視してしまっていた。
「…っ、申し訳御座いません」
奉仕を中断してしまったことを詫び、再び口淫を再開する。
しかし先ほどまであった奉仕における鋭さや執拗さはどこかへ行ってしまい、
どこか中途半端なものとなってしまっていた。
舌戯も鈍く、到底主人を満足させられるものではなくなっていた。
「どうしたのだ、志保。さっきからちっとも奉仕に身が入っていないではないか。
最初は上手かったというのに……見る影もないな」
志保の頭を押しやって、口から逸物を引き抜く。
「この屋敷で働く以上、私への奉仕が最優先だということは分かっているはずだ。
何があろうと、な……それを忘れる志保でもあるまい?
しかし、もしもそれが出来ないというのなら」
懐を探ると、カプセルに入った薬を取り出し、口にくわえて志保に接吻する。
「……ふぅっ、お仕置き代わりにこうするしかないな」
舌で無理やりに薬を志保の口腔内に押しやり、飲ませてしまう。
605 :
里村 志保:04/10/08 00:53:47 ID:h2AaOny0
「んっ…」
怪しげなカプセルを口移しで飲まされ、これから起こるであろう身体の変化に恐ろしくなる。
だがただでさえ奉仕で失敗している以上、失態の上塗りはできない。この場から逃げ出せない。
震える心を奮起さながら、主人の遺影を視界に入れないようにしながら、媚薬が効き始めるのを待った。
「…ぅっ、ご、御主人様、仏壇の扉、閉めてはいただけないでしょうか?」
理性が残っているうちに一応聞いておく。
間も無く、身体の芯から切なさのようなものが湧き上がり、全身を包み始めた。
「先ほどは失礼しました。今、御奉仕の続きをしますから…」
眼前にそそり立つ逸物を見て、胸のうちの情欲が加速していく。
>仏壇の扉、閉めてはいただけないでしょうか?
「なに? 志保は奉仕も上手くいかないうちから私に要求するつもりかね」
冷たい口調で言いながら、志保の周囲を歩きまわる。
「……まあいい。ただし、自分で閉めなさい」
志保に手を貸して立たせると、仏壇の前へと引き寄せ、扉を両手で持たせる。
と、背後に回りこんで腕を押さえつけ、捲り上げたスカートの中、
既に薬の効き目で潤い始めた部分に、ショーツ越しに剛直を押し付ける。
「どうした? 早く閉めなくていいのか?」
ゆっくりと腰を動かし、布地越しに焦らすような行為を開始する。
607 :
里村 志保:04/10/08 01:12:09 ID:h2AaOny0
「んあっ、そこ押し付けちゃ… あぁっ!」
媚薬によって昂った性感帯を責められ、
比較的刺激の少ない焦らし責めでさえ腰に力が入らなくなる。
「あぁっ、ま、雅彦さんごめんなさい…」
その場にへたり込むようにして扉から手を放してしまい、真正面から夫の遺影を見てしまう。
「うぅ…」
恥ずかしさで瞳を閉じ、夫の前で痴態は見せられないと懸命に性欲に抗う。
だが、それは徒労に終わった。
四つん這いの体勢のまま劣情に惚けた表情で、
快感を貪ろうと主人の脛の辺りに下着越しではあるが自分の秘所を擦りつける。
「どうした。ちゃんと閉めなくてはいかんだろう。雅彦君が見ているぞ?」
志保の手を仏壇に付かせると、突き出させた尻を撫で上げ、
ショーツを引き摺り下ろす。
「それどころか、こんなに淫らに腰を振って……申し訳ないとは思わないのかな?」
幾度か指を秘所へニ、三本突き入れて弄ったあと、
ふたたび肉棒をそこへとすすめていく。
「さあ、どうする。志保が今、どうしたいのかはっきりと言って、そして自分でそうするんだ」
暗示にかけるように、ゆっくりと囁く。
609 :
里村 志保:04/10/08 01:32:33 ID:h2AaOny0
「ひぁ、あ、あぁ… 気持ちいいです御主人様ぁ」
卑猥に媚粘膜をうねらせ、挿入された主人の指を愉しんだ。
「御主人様、私… イきたいの。雅彦さんの前でもいいですから……」
人差し指と中指を使って秘所を割り開き、自分の尻を主人の腰に押し付けて逸物を受け入れる。
「んん… 入ってきます。雅彦さん、私、厭らしいでしょう?
ごめんなさい… でも気持ちいいの。ん、あっ、ん……」
仏壇の夫の遺影を見詰めながら、自ら腰を主人に打ち付けていく。
「そうか。愛する旦那様の前でもいいというのだな……ならば、それっ!」
一息に剛直で志保を貫くと、自らうごめくその肢体を激しく突上げていく。
「久しくこんな姿、雅彦君には見せていなかったのだろう?
よく見てもらうといい。ああ、そうだ。もっとよく見えるようにしようか」
その場に腰を下ろすと、志保を後ろから抱きかかえるようにして、
結合部がよく見える体位で再び貫き、犯していく。
「これなら、志保のいやらしい部分が私のモノをくわえ込んでいるのが、
志保の大切な雅彦君にもよく見えるだろう……?」
611 :
里村 志保:04/10/08 01:49:46 ID:h2AaOny0
「ああん、いっぱい入ってます御主人様ぁ…」
胎内を突き上げられ、蹂躙される悦びに嬌声を上げる。
「うん、これならよく雅彦さんに見えるの。す、すごく気持ちいいです…
こんな淫乱な私の姿を見せ付けられて、雅彦さんどう思うかなぁ」
快感の忘我の中、そんなことを言いながら賢明に腰を振り、
主人の突き上げに呼応して秘肉を収縮させたり弛緩させたりしてやる。
「あぁっ、おかしくなっちゃう……っ、私、こんなダメですよね。
御主人様、私のお尻叩いて下さい。私、ダメな妻ですから、お仕置きして下さい…」
>こんな淫乱な私の姿を見せ付けられて、雅彦さんどう思うかなぁ
「そうだな。彼もお前を犯したいと思うだろうな。
なにしろこんなにいやらしい身体をしているんだから」
エプロンを引きおろし、乳房に手を這わせながら答える。
「今頃、あちら側で一人で慰めているかもしれんぞ?」
>御主人様、私のお尻叩いて下さい。私、ダメな妻ですから、お仕置きして下さい…
「妻としてはともかく、私のメイドとしては合格だが、そう言われては仕方ないな」
志保を貫いたまま、ぐるりと回転させ、尻を仏壇に向ける。
そのまま志保を上にして横たわると、下から突上げながら幾度も平手打ちをする。
「ほう……しかし旦那様以外の男に犯されて喜ぶ淫らな奥さんは、これも好きらしいな?」
平手打ちのあと、尻穴から結合部まで指を這わせると、ねっとりと指が汚れる。
それを志保に見せつけ、口に含ませて弄る。
613 :
里村 志保:04/10/08 02:12:50 ID:h2AaOny0
>「今頃、あちら側で一人で慰めているかもしれんぞ?」
「ふふっ、それなら私、もっと雅彦さんのオカズにならなきゃっ」
妖艶な腰遣いで主人の逸物を締め上げると、行き場を失った愛液が結合部から溢れ出た。
主人に尻肉を叩かれるたびに肢体をビクンと震わせ、甘美な痛みに戦慄く。
「ああっ、あん、んっ、お、お尻が、お尻が焼けて蕩けちゃう…」
度重なる激しい刺激に喘いでいると、口内に主人の指が入り込んでくる。
舌には甘酸っぱいような、なんとも言えない味が広がった。
「んっ、ちゅばっ、ちゅぷっ…… これ、私の味… なんて厭らしい味なのかしら。
とっても淫靡で、すごく卑しい味です。おくちとアソコがくっ付いちゃいそう」
逸物の事後処理をするように主人の指を丁寧に掃除し、自分自身の味を感じてゆく。
>それなら私、もっと雅彦さんのオカズにならなきゃっ
「こら、雅彦君の前に、私に奉仕することを忘れてはいかんぞ?」
強めに乳首をつまんで引っ張ると、注意を促す。
「……よし、では志保、そろそろ中に出すぞっ。
雅彦君にも、私の精液を流し込まれるところを、しっかり見てもらうんだっ!」
再び背面座位の大勢になると、脚を大きく開かせた状態で、幾度も突き上げ、
そして最奥部で欲望を解き放つ。
「く……ぉっ、ふふ、出ているぞ……分かるな? 志保……」
やがて長い射精が終わると、逸物を引き抜いた後から白濁が漏れ出すところまで
はっきりと仏壇に向けて見せた後で、志保に後始末をするように促す。
615 :
里村 志保:04/10/08 02:37:33 ID:h2AaOny0
「……はい。奥で温かいのが、どくどくって言ってます。あぁ…」
子宮口で主人の子種を大量に受け止め、牝器官を白濁色に染められる愉悦に惚ける。
脈動の余韻にしばらく陶酔し、逸物を引き抜いた後に胎内から逆流してくる精液が気持ちよかった。
「いっぱい中で… ほら、見て雅彦さん。こんなにたくさん……」
一連の行為を終えると、白濁と愛液で汚れた主人の逸物を清める。
最初と同じようにしてそれを口腔内に含み、付着した粘液と尿道内の残滓を嚥下していった。
「んっ、ん、ごくっ、ごくっ…」
喉に絡みつく精液に苦労しながら。
主人のものを清掃した後も、畳や仏壇に飛び散った液も丁寧に処理した。
「ふふ……言わずともよく出来たな。
あとは雅志君についていてやるといい。きちんと身体を洗って、な」
満足したせいか、優しげなことを言うと、志保にキスをする。
「おやすみ、志保」
しかし、部屋に戻った後、ほどなくして眠りにつくと、何やら酷くうなされるのだった。
「うぅ〜ゆ、許してくれ、つい……つい出来心で……うぉ〜〜」
617 :
三条 望:04/10/08 22:04:14 ID:Oxas2yCc
出向先で仕事におわれ多忙な中、何とか時間を見つけ屋敷を訪れた。
「どうやら志保さんも復帰されたのですね…」
手入れの行き届いた豪奢な赤絨毯を見つめそんな事を思いながら、
夜間静まり返った邸内の中、足音を消すように医務室へと足を運んだ。
「やはりここで働く方がたは優秀な方ばかりですね…」
随分と長い間空けていたにも関らず、手入れが行き届いた室内を見まわして嘆息すると、
手早く荷物をまとめると汽車の時間に遅れないようにと、足早に御屋敷を後にした。
618 :
椿 杏樹:04/10/08 23:03:12 ID:v6cEcMYv
休憩を兼ねて、雑誌に目を通しつつココアを飲んでいる。
「ぶー」
応接間の掃除中、置いてあったスポーツ新聞を読んで文句を言っている。
「あの監督をもう一年使うくらいなら、あっちを首になった監督を連れてきたほうがマシよ!
もう、去年の今頃はリーグ優勝してお祭り騒ぎだったのに……」
ちなみに今の監督よりマシだと言っているその監督と言うのは(言ってやった、言ってやった)の人らしい。
620 :
椿 杏樹:04/10/09 00:10:24 ID:oLy0uhcC
雑誌を読んでいる途中携帯電話が鳴るが
「? …。」
番号を見ると、一瞬表情が冷たいものになり、電話に出ないまま切ってしまう。
「…さー、お片づけでもしましょうっと♪」
621 :
葦名 由依:04/10/09 00:16:49 ID:QAaMg/P8
自室で本を読んでいる。
「うーん……っと」
読んでいるのは書庫にあった古い小説。
言葉の使い方が古いせいか、時々読みにくそうにしたり、意味を考えたりしながらページをめくっていく。
622 :
椿 杏樹:04/10/09 00:33:20 ID:oLy0uhcC
部屋を出たところで、片隅に置いてあった屋敷の電話が今度は鳴る。
びくっと肩を震わせるが、すぐに電話の音は止まる。
その場を逃げ出してしまった後、絶対に誰にも見られないように
壁にもたれてわずかな腕の震えをおさめようとする。
「………。(お父様、お願いだから、もう私には構わないで…)」
623 :
山城 雄児:04/10/09 00:42:53 ID:QAaMg/P8
簡単に明日の朝食の下ごしらえをして、厨房を出てくる。
「スパイスが切れ気味だからな……。明日は執事さんに追加を頼んでおくか」
足りなくなってきた調味料のリストを考えながら、半ば無意識に屋敷の廊下を歩く。
と、そこで視界の端に杏樹の姿が。
「……あれ、杏樹? こんな所で何やってるんだ?」
自分の状態は棚に上げて、とりあえずいつもと様子が違う彼女を気遣ってみる。
624 :
椿 杏樹:04/10/09 00:53:40 ID:oLy0uhcC
「え?あっ、いいえ。 なんでもないですー。
実は腕が突然つっちゃって。よくあるの私」
苦しい言い訳でごまかす。
「でも、もう治りましたから。今のことは絶対誰にも言わないで下さいね」
笑顔を作って口止めをする。
「まだお仕事してたんですか?
たまには奏ちゃんにも電話とかしてあげないと。寂しがりますよ、きっと」
625 :
山城 雄児:04/10/09 01:03:38 ID:QAaMg/P8
「腕がつった……?」
どんな事をしたら腕がつるんだ、でも言いたげな顔をしつつ、杏樹の話を聞く。
>でも、もう治りましたから。今のことは絶対誰にも言わないで下さいね
「……そうか?」
やはり、さっきの姿を見ている以上、簡単には信じられないらしい……のだが。
>たまには奏ちゃんにも電話とかしてあげないと。寂しがりますよ、きっと
「む、どうして杏樹がそう言うのかは知らないけど、俺はそういうのはちゃんとしてるぞ。問題ない」
この言葉で少なからず動揺したせいか、何やら言葉が変である。
(まずいな……ここ何日連絡していない? 電話は? メールは一昨日したか?)
そして思わず、不機嫌そうに頬を膨らます奏の顔が思い浮かんでくるのだが、それはそれ。
「それよりだ、やっぱりあんな顔してて大丈夫なわけ無いだろ。何か病気でもかかったのか? それとも変な客に脅迫されてるのか?」
こうして、いつものようについ目の前の人間を優先して心配してしまう。
626 :
椿 杏樹:04/10/09 01:23:19 ID:oLy0uhcC
「そう?ふふ、それならよかった。」
口元に手を当てて笑う。それなりに心配していたらしい。
>やっぱりあんな顔してて大丈夫なわけ無いだろ。何か病気でもかかったのか?
「うーん……実は」
あまり人に話せるような内容ではないので、首を傾げてどうしたものかと考えて
「恋の病なんです。」
「というのは嘘ですけど〜」
冗談めかしてやはりごまかす。
不安になったのか更に追求されないように、山城の手を握り微笑みかける。
「ありがとう。でもあまり心配かけたら悪いもの。変なお客様のことくらい、すぐに忘れられます」
そして彼の言った通りに『変な客に脅迫されている』事にしてしまう。
「…だから誰にだって御奉仕できますよ。お望みなら、なんでも」
627 :
山城 雄児:04/10/09 01:32:24 ID:QAaMg/P8
「恋の……病?」
杏樹があまりに自然に言ったせいで、一瞬脱力する。
>というのは嘘ですけど〜
「……おいおい」
杏樹の相変わらずのマイペースっぷりに翻弄されつつ、気づけば手を握られていた。
そして、彼女の話を聞き、顔をしかめた。
「どこの客だよ……。ったく」
ここ数日の客の顔ぶれを思い出す……が、自分には心当たりが無い。
「でも無理するなよ。それと、いくらメイドさんだからって『すぐに忘れてしまう』とか『お望みなら、なんでも』とか言わない。
嫌なら嫌って言っていいだろ。ここのご主人はそこまで融通の利かない人じゃないし」
何か嫌な思い出でもあるのか、じっと杏樹の目を見て言う。そしてさらに。
「……俺に、何か出来る事ってあるか?」
628 :
椿 杏樹:04/10/09 01:58:15 ID:oLy0uhcC
「御主人様に私の悩みを打ち明けるのは、ご迷惑でしかないから。
私はただ御奉仕して、与えるだけの役割でいいんです。
だから内緒にしてね」
>……俺に、何か出来る事ってあるか?
笑顔が消えて少し憂いのある表情になる。
「……。…貴方。あまり、女に優しくしすぎないほうがいいですよ」
「っん…」
そのまま唇を奪い、重ねると同時に山城の唇に、軽く噛み付く。
すぐに唇を離して自分の唇についた血を指で拭いながら、いつも通りのほんわかとした口調で続ける。
「ほら。ね? 私みたいなのが相手だと…油断してるとこうやって、危険な目に遭ってしまうから」
「気をつけましょうね」
629 :
山城 雄児:04/10/09 02:09:49 ID:QAaMg/P8
「……」
杏樹の『メイド論』には少し異論があるものの、ここは黙っておく。
その間に彼女の表情が少し変わったので、何を言うかじっと待った。
>そのまま唇を奪い、重ねると同時に山城の唇に、軽く噛み付く
「っ……くっ」
いきなりキスされたかと思うと、軽く噛まれて唇を切られる。じわりと滲む血。
突飛な行動をした杏樹をそれでもじっと見ると、小さく苦笑しながらこう言った。
「……そうだな、君は思ったより危険な女性らしい。肝に銘じておくよ」
くるりと踵を返すと、立ち去り際に一言。
「でも、あんまり無理だけはしないようにな。今日は俺だったから良かったけど、
もしうっかり人選を間違えたら……そう言うのに敏感な女執事さんが、
俺なんか比べ物にならないような真剣さで色々と問い詰めてくるぞ?」
掴み所の難しい彼女にそれだけ告げ、最後にこう言って立ち去った。
「まあ、メイドは接するお客様と主人あっての仕事だ。しわも増えるから、あまり辛気臭い顔はしないほうがいいぞ。……おやすみ」
630 :
椿 杏樹:04/10/09 02:34:49 ID:oLy0uhcC
「…由依さんが?」
>しわも増えるから、あまり辛気臭い顔はしないほうがいいぞ
「うん。…怪我、ごめんなさいね。なんだか少し感情が抑えきれなかったみたい。
おやすみなさい」
今の行為を反省して謝りつつ、山城に手を振る。
その後自室に戻りながら、唇に触れて先ほどの事を思い出し、苦笑してぼそりと呟く。
「優しくされたの、本当はすごく嬉しかったけど…。
やっぱり奏ちゃんと仲の良い人には、心の事でなんか甘えられないわよね」
631 :
萩野 瑞葉:04/10/09 23:52:27 ID:Y3Jo1Ev0
ようやく台風がおさまってきた中で出た、ちょっとした買い物から戻ってくる。
「結構風も雨も、まだ強めでしたわね……」
玄関の鏡で乱れた髪を治して、水滴を払う。
632 :
海野 寅行:04/10/10 00:33:55 ID:YEFvLCqf
「もう大丈夫だと思って出てきてみたけど、意外と風が強くて傘が・・・。
まだ家まで少し有るし、どこかで雨宿りを・・・。」
傘を持って出かけたが、強風に煽られ、傘が壊れてしまう。
まだ雨風も強い外を濡れないよう大急ぎで走っている最中、
大きな屋敷を発見する。
「あそこで、雨宿りさせてもらおう。」
方向を変え、屋敷に向かって走り出す。
633 :
萩野 瑞葉:04/10/10 00:40:29 ID:fOjhdtyX
「お風呂に入って温まるのがいいですかしら。でも……」
こんな日だけに夜間の来客が無いとは限らない。
少し迷って廊下をうろついている。
634 :
海野 寅行:04/10/10 00:45:18 ID:YEFvLCqf
「はぁ・・・はぁ・・・。あぁ・・・体中がびしょ濡れだ・・・。
・・・このままずっとここで雨宿りして居る訳には・・・って、
ここって・・・。」
ふと屋敷の周りを見ると、以前ここに世話になった事を思い出す。
「なんか悪い気がするけど、また泊めてもらえるかな・・・?」
屋敷のドアの呼び鈴を押し、しばらく待つ。
635 :
萩野 瑞葉:04/10/10 00:49:05 ID:fOjhdtyX
「!!」
予想通りというべきか、呼び鈴がなったので応対に出る。
「はい……、あら? 貴方は確か……」
見覚えのある客の顔に、首を傾げる。
が、すぐにジロジロ見るのは失礼かと思い、中へ招き入れる。
「あ、ご、ごめんなさい。とりあえず中へどうぞ。お寒いでしょう?」
そして空いている客室に案内する。
「濡れた服、よろしければお脱ぎになってください。こちらで洗濯いたしますから」
着替え代わりのガウンを出しながら、特に他意は無しで言う。
636 :
海野 寅行:04/10/10 01:04:27 ID:YEFvLCqf
「あっ・・・。あの時の・・・・。」
出てきたメイドが以前世話になった人だと思い出し、少し顔が赤くなる。
>「あ、ご、ごめんなさい。とりあえず中へどうぞ。お寒いでしょう?」
「す、すみません・・・こんな夜分遅くに・・・・」
自分が泊めてもらおうと切り出す前に誘われた為、
そのまま後に付いて行く。
>「濡れた服、よろしければお脱ぎになってください。こちらで洗濯いたしますから」
「えっ・・・あっ・・・は、はい。」
言われるがまま服を脱ぎ、渡されたガウンを着る。
637 :
萩野 瑞葉:04/10/10 01:06:38 ID:fOjhdtyX
「あ……っ!」
服を脱ぎ始めた客人から、ハッとして目をそらして後ろを向く。
「……もう大丈夫……ですわね」
そっと振り返って濡れた服を受け取る。
「あの、まだ他に何か御用がありましたら、仰ってください
私に出来ることでしたら、させていただきますから」
緩く微笑んでそう言う。
638 :
海野 寅行:04/10/10 01:13:11 ID:YEFvLCqf
>「あの、まだ他に何か御用がありましたら、
以前、自分が断ったあの事を思い出し、思い切って切り出してみる。
「あの・・・い、以前、僕が断ったあの事なんですけど・・・。
そ、その・・・さ、させて頂けないでしょうか・・・。」
顔を真っ赤にし言い切り、思わず俯いてしまう。
明らかにガウン越しに、股間が膨らんでいる事が分かる。
639 :
萩野 瑞葉:04/10/10 01:16:34 ID:fOjhdtyX
「断ったこと……?」
僅かに首を傾げるが、海野の視線を追うと、隆起している股間が目に入り、
以前のことを思い出す。
「あ……」
顔を赤くして俯いたものの、そのままではいられない。
「……はい、分かりました。あの、御奉仕すれば、よろしいですかしら?」
そっと跪くと、隆起したあたりに手を伸ばし、頬を近づける。
「たとえば、その……お口、とかで」
640 :
海野 寅行:04/10/10 01:24:13 ID:YEFvLCqf
>そっと跪くと、隆起したあたりに手を伸ばし、頬を近づける。
逸物を触られ、思わず逸物がビクッとしてしまう。
>「たとえば、その……お口、とかで」
「は、はい。お、お願いします・・・。」
初めての体験に、胸の鼓動が少しずつ高鳴ってくる。
641 :
萩野 瑞葉:04/10/10 01:29:34 ID:dT2p/wTR
「かしこまりました。では……」
ガウンの前を開くと、静かに手を竿に伸ばして幾度かさする。
硬度をもちはじめたそれを、まずは舌で先端を湿らせると
くちづけを繰り返す。そうして完全にそれが勃起したところで、
いよいよゆっくりと喉奥まで呑み込んでいく。
「ふ、ぅむ……ん……はぅ、むっ、んっ、ちゅ……ちゅく……ぅふんっ!」
唾液を絡めた竿を口の粘膜で擦り、空いた手では睾丸を弄ぶ。
「ふぁっ、お客様……気持ちいい、ですかしら? ぁぅ……むうんんっ!!」
642 :
海野 寅行:04/10/10 01:39:52 ID:YEFvLCqf
>「ふ、ぅむ……ん……はぅ、むっ、んっ、ちゅ……ちゅく……ぅふんっ!」
(あ・・・あぁ・・・メイドさんが・・・ぼ、僕の逸物を・・・。)
口淫してる萩野の頭を優しく撫でる。
>「ふぁっ、お客様……気持ちいい、ですかしら? ぁぅ……むうんんっ!!」
「は、はい・・・。うぅ・・・と、とっても・・・とっても気持ちいいです・・・。」
少しでも気を緩めるとイってしまうので、
歯を食いしばって必死に我慢している。
643 :
萩野 瑞葉:04/10/10 01:45:29 ID:dT2p/wTR
「んぁっ、はぁ……よかった……もっと気持ちよくなって下さいませ……」
肉棒を口から抜くと、今度は指で亀頭を弄びつつ
幹の部分にほお擦りをし、横咥えにして根元まで舌を這わせる。
「むふぅ……っ、んっ、ちゅぱ……ぁんっ、は……ぁっ、むん……っ」
そして手扱きを続けながら睾丸を口に含んで転がす。
「ふぁぁ……っ、お客様、いつでも好きなところで……出してくださいね?
瑞葉でよろしければ、どこででも……どんなにいっぱいでも、頂戴いたしますから……」
上目遣いに潤んだ瞳を向け、煽り立てるような態度で誘う。
644 :
海野 寅行:04/10/10 01:58:48 ID:YEFvLCqf
興奮で胸の鼓動が激しくなり、逸物も萩野の口淫によってビクビクと動く。
>上目遣いに潤んだ瞳を向け、煽り立てるような態度で誘う。
潤んだ瞳に目が合い、思わずドキッとする。
>瑞葉でよろしければ、どこででも……どんなにいっぱいでも、頂戴いたしますから……」
「・・・もう出そうです・・・み、瑞葉さん!!」
逸物から白濁とした液を口の中へと解き放つ。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。・・・あっ、だ、大丈夫ですか!?」
少しの間射精の余韻に浸るも、ハッとし、
近くにあったティッシュで解き放った精液を拭こうとする。
645 :
萩野 瑞葉:04/10/10 02:04:55 ID:dT2p/wTR
「っ!! ん、ふぁ、むぅっ……んんんーーーっ!!」
ビクリと脈打ち、白濁を噴出した逸物を慌てて口に含み、奔流を受け止める。
「ん……ん、こくっ、んん……」
呑みきれない分で咽たりしないように、口の中に溜めて少しずつ喉へと送りこむ。
>はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。・・・あっ、だ、大丈夫ですか!?
「んっ」
ティッシュをとろうとした海野を手で押し留めると、口元を押さえ、黙って精飲を続ける。
「……ん、ふぁっ……たくさん、出してくださいましたわね、お客様……ありがとうございます」
丁寧に一礼すると、硬度を失いかけた肉棒に再び手をかける。
「失礼します……後始末をさせていただきますわ」
一言断ると、汚れたそれから白濁を舌で舐めとり、
次に尿道に残った精液を吸い出していく。
「……お客様、あの、私で満足していただけましたでしょうか?」
後始末が終わると、おずおずと問う。
646 :
海野 寅行:04/10/10 02:15:38 ID:YEFvLCqf
>ティッシュをとろうとした海野を手で押し留めると、口元を押さえ、黙って精飲を続ける。
(・・・み、瑞葉さん・・・。)
その光景に顔をまた赤らめる。
>「……ん、ふぁっ……たくさん、出してくださいましたわね、お客様……ありがとうございます」
「・・・い、いえ、こ、こちらこそ・・・。ど、どういたしまして・・・。」
>「……お客様、あの、私で満足していただけましたでしょうか?」
「は、はい!!とても満足しました!!あの・・・あ、ありがとうございました!!」
裸のまま軽く会釈して答える。
647 :
萩野 瑞葉:04/10/10 02:20:26 ID:dT2p/wTR
生真面目に礼を言う客人の姿に微笑ましいものを感じる。
「……お客様、メイドが御奉仕をするのは当然の事ですから、
そんなにお礼を仰らないで下さいませ」
優しくたしなめると、そっと汚れをぬぐった唇で頬にくちづけする。
「では私は失礼します。お洋服は明日にでもお届けしますから、
お風邪など召されませんよう、ゆっくりとお休み下さいませ」
深く優雅に一礼すると、客室を後にする。
こんばんわ。誰かいらっしゃいますか?
(男は屋敷の前に立って玄関のドアをノックしている)
649 :
萩野 瑞葉:04/10/11 00:23:54 ID:21WnYxXE
「?」
ノックの音を聞いて玄関へ行き、扉を開けてみる。
「はい、どなたかいらっしゃいますか?」
「あ、こんばんは。」
(瑞葉の姿を見とめると挨拶をする。)
「あの最近溜まってるのでお相手をしていただきたいんですけど。」
(男は臆面も無く要件を告げた)
651 :
萩野 瑞葉:04/10/11 00:31:54 ID:21WnYxXE
「はい、こんばんは。お待たせして申し訳ありません……」
客人を迎え入れて微笑むが、
>最近溜まってるのでお相手をしていただきたいんですけど。
「相手……溜まっ……っ!?」
一瞬ピンとこずにオウム返しにしようとしたところで、意図に気づく。
「お、お客様……っ……い、いえ……はい、かしこまりました」
頬を赤らめ、目を伏せて頷く。
「それで、どちらで、どのようにいたしましょうか?」
「はい、イメージプレイで嫌がる瑞葉さんを無理矢理犯すというシチュエーションをやりたいんですけど。」
(男は淡々と自分の要求を告げる)
「なにぶんかなりごぶさたなもので」
(男のモノは既に勃起し股間にテントを作っている)
653 :
萩野 瑞葉:04/10/11 00:41:19 ID:21WnYxXE
「む、無理やり……」
思わず自分の胸元を庇うようにして後退ると、背中に壁が当たってしまう。
「あ、あの御奉仕はもちろんいたしますけれど、あまり乱暴にされますと、私……」
淡々とした様子に及び腰になったことで
はからずも、男の要求通りに振舞ってしまっていることには気づかない。
654 :
名無しの客人:04/10/11 00:45:16 ID:QXEEcYfA
「まずは、その服邪魔ですね…自分で脱いでください。」
(口調は穏やかだが目は笑ってない)
「こちらに見えるようにゆっくりとね。」
655 :
萩野 瑞葉:04/10/11 00:49:31 ID:21WnYxXE
>自分で脱いでください
「は、はい……あ、いえ……い、いやっ!」
思わず素直に従ってボタンを外しかけたところで要求を思い出し、
慌てて抵抗の台詞を口にする。
「こ、こんなところで、脱ぐだなんて……お許し下さい!」
しかし本心も混じっているので、どこまで演技なのか本人にもよく分からない。
ただ、乱れた服の隙間からは下着がチラついて、まるで誘っているかのようにも見える。
「駄目です、脱ぎなさい。これは命令です。さもないと…分かっていますね?」
(含みを持たせた言い方で瑞葉を恫喝する。)
「じゃあ先にこちらが脱いであげましょう。」
(男はためらいも無く服を脱ぎ始めついに全裸になる、股間にはモノがそそりたっている)
657 :
萩野 瑞葉:04/10/11 00:56:34 ID:21WnYxXE
「あ……は、はい……っ」
男の恫喝に、自分でも本当に怯えているのか疑問に思いつつも
しずしずと服を脱いでいく。下着姿になった頃には男は既に全裸になっており、
屹立する巨根が目に入る。
「きゃっ!?」
思わず目をそらして顔を手で覆うが、指の隙間から恐る恐るそれを見てしまう。
(す、すごい……あんなに大きくなさって……私、今からアレに……?)
「……ひっ」
恐怖とも期待ともつかぬ感覚に貫かれて、その場にヘナヘナと崩れ落ちてしまう。
「じゃあまずフェラしてください。」
(瑞葉が服を脱ぎ終えると男は要求を伝える)
659 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:04:58 ID:21WnYxXE
「え……っ、は、はい」
指の隙間から見える、巨大なそれに恐る恐る触れると、一際大きく脈打つ。
「ひっ!? あ、あぁ……っ、し、失礼します……んっ」
震えながら唇を肉棒につけたものの、それなりに慣れている行為であるにも関わらず
何故か上手く出来ずに、唇と舌で亀頭を嘗め回すだけになってしまう。
「それじゃ駄目ですもっと深く咥えてください。」
(瑞葉のぎこちない愛撫にしびれをきらし要求を告げる)
661 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:10:07 ID:21WnYxXE
「は、はいっ……んんぅ……ぷはぁっ!
む、無理ですわ、こんなに大きいの……とても、半分くらいまでしか……ふぅ、んっ」
すっかり腰が引けてしまい、口も思うように開かず、
やっとのことで肉棒の半分までを飲み込み、舌を絡めては引き抜くのを繰り返す。
普段ならば奉仕の一環としてやっている、睾丸や後孔への指での愛撫や
頬、髪などを使った刺激の仕方も、すっかり忘れてしまっている。
「これで……んんっ、お許し、下さい……ませぇっ」
「じゃあもういいです、手こきして下さい」
(男はフェラチオを諦めると別の要求を告げる)
「今度はしっかり頼みますよ」
663 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:15:32 ID:21WnYxXE
「も、申し訳ありません……では、手で失礼します……」
両手で男の欲望をそっと掴みなおすと、指をそれぞれ不規則に動かしながら
カリ首から幹までを扱きはじめる。
「これで……これで、よろしいですかしら? 気持ち、いいですか?」
不安げに問う。
「はい、気持ちいです。そうそのまま。」
(男のモノがむくむくと大きくなっていく)
「もっと激しくやってみてください」
665 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:20:29 ID:21WnYxXE
「ひぁっ!?」
(……また、大きくなって……)
さらに太く大きくなるそれを見て、何か本物の恐怖に襲われたような気分になる。
「……い、いやぁっ! もう、お許し下さいっ、私……私、もうこれ以上は、できません……わ……」
(どうして? 私、今……本気で怖がってますの?)
自分でも半信半疑ながら、口や体は勝手に動いて、男から怯えるようにして遠ざかろうとする。
しかしその動きは、かえって男の目に脚の付け根にある部分を晒す行為にもなってしまっている。
「そうですか、じゃあもう入れちゃいましょう。」
(男はそういうと瑞派ににじり寄る。)
667 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:26:58 ID:21WnYxXE
「え……い、入れる……って、い、いやぁぁっ!!」
またも身体を貫いた感覚が、いつの間にか演技としてだけでなく、
本当に恐怖に怯える心を作っていく。
「そんな……そんなに、大きくなさってらっしゃるのに……入れたりしたら、
私の……裂けちゃいますわっ、手で……い、いえ、お口でやり直しますからっ!
ですから、お許しくださいませぇっ!」
両手で顔を覆い、太腿を閉じ合わせて泣きじゃくるその姿は、
少なからぬ男たちに奉仕をしてきた少女のそれとは思えない。
「駄目です、コンドームはつけないで良いですね?」
(さらに瑞葉に迫ると無理矢理足を開かせ秘所に逸物をあてがえる)
「じゃあ…いきますよ…うっ…さすがにきついな…」
(一気に腰を進めると瑞葉の締め付けに酔う)
669 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:33:34 ID:21WnYxXE
>コンドームはつけないで良いですね?
「え……だ、だめぇっ! お願いします! すぐにご用意いたしますから、ですから……あぁっ!?」
無理やりに脚を開かれ、押し付けられた肉棒の硬い感触に身体がすくみ上がる。
「いや……いやぁっ、許して下さいませ……お客さ……ひああああっ!?」
モノが秘唇を割って進入し、奥まで貫き通される感覚に、絶望の悲鳴をあげる。
「あ……あ……お、大き、すぎ……ますわっ、壊れ……ちゃうっ、
抜いて……抜いて下さいっ、あ、だ、だめぇっ、動か……ないでぇ……っ!」
息も絶え絶えに、涙をこぼしながら懇願する。
そのたびに秘所はキュッと締まって、襞が男のモノに絡みつく。
(瑞葉の言葉に耳を貸さず腰を激しくグラインドさせる)
「はぁはぁ…どうですか…気持ち良いですか?」
(そういうと男はますます注挿のスピードを上げる)
671 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:40:29 ID:21WnYxXE
「いや……いや……っ、う、ぐすっ、気持ち、よくなんか、あうっ、ない……ですわっ、
ひどい……痛くて……きつくて……ひっ、あああっ!?」
口が勝手に動いて被虐的な台詞を紡ぐたびに、それを追いかけるように
身体が苦痛を訴えだすが、男の動きが早まり、奥まで激しく突上げるようになると、
今度は突如として快感が全身を貫く。
「あ、あ、あ……っ、やっ、そ、それっ、だめ……だめぇっ!
激し……すぎ、ますぅっ! おかしく、なって……しまい、ますわ、らめぇっ!!」
唇の端から唾液の糸を引きながら声を絞り出す。
「ハァハァ…もうすぐいきそうです」
(男の逸物が瑞葉の中でビクビクと震えている)
「さあ瑞葉さんも一緒に腰を振ってください」
(男は更なる快感を得ようと激しく瑞葉を突き上げる)
673 :
萩野 瑞葉:04/10/11 01:47:46 ID:21WnYxXE
「ああっ、だめ……これ以上は……もうっ!」
男に言われるまでもなく、淫らに腰がうねり始めている。
「あぅっ、中で……震えて……ますっ、お客、さま……の……あっ!?」
そこでハッと何かを思い出したように、惚けかけた表情を引きつらせる。
「お、お客様……な、中には……中には出さないで下さいませっ!
外に……いえ、膣内以外でしたら、どこででも受け止めますから、ですから……っ!!」
薬を服用しており、妊娠の危険はないことを、演技に入りすぎて忘れているのか、
それとも男の精で体内を汚されること自体が嫌なのか。
とにかく男の射精から逃れようと、脚を突っ張らせる。
「だめです中に出します…はぁはぁ…うっ」
(大量の精液が瑞葉に放たれる)
「はぁはぁ…気持ちよかったです、またお相手して下さい。」
(そういうと男は服を着て去っていく)
675 :
萩野 瑞葉:04/10/11 02:01:01 ID:21WnYxXE
「いやっ、いやぁっ! あっ、あああっ……あ……あ……だめって……言いましたのに、
ああ……なか、で……出て、いっぱい……っ、熱いの……いやぁ……っっ!!」
言葉とは裏腹に、男の欲望の迸りが最奥に打ち付けられるたびに、
身体はビクリ、ビクリと小さく震えて、達したのを知らせる。
>気持ちよかったです、またお相手して下さい
「う……ひくっ、ぐす……ひどい……ですわ、お客様……私……っ」
うつろな瞳になって客人が去っていくのを、倒れたままで見送る。
やがて、ハッと我に帰って起き上がると、案外冷静な様子で身体の汚れをふき取り、
傍らに散乱したメイド服をとりあえず身につける。
「怖かった……んですかしら、私? それとも演技でああして……」
どうしても分からず、しばらく首を傾げて考え込んでいる。
676 :
椿 杏樹:04/10/12 00:11:46 ID:+OboKlDS
階段に座って、客人の子供に絵本を読んでいる。
「しろくまちゃんは、できあがったほっとけーきを たくさんたべました」
677 :
萩野 瑞葉:04/10/14 23:43:54 ID:vcLfCp8z
休憩室でお茶をすすりながら雑誌を眺めている。
「金運はよし、恋愛運は……低迷中ですの? はぁ……」
どうやら星占いを見たらしい。
678 :
椿 杏樹:04/10/14 23:52:56 ID:/juy/2wx
同じく休憩室で、お茶をすすりながら戦隊モノのビデオを観ている。
「いいなぁ。私も変身とかできたら、すごくいろいろ便利そうなのに」
そんなことを言いながら、ふーっとお茶に息を吹きかける。
679 :
萩野 瑞葉:04/10/15 00:02:22 ID:X8t1Q3+5
「変身……そうですわよね。変身して、強くなって、『えいっ!』って……」
雑誌から画面に目をうつすと、しばし見入ってしまう。
「……あっ、そろそろセナちゃんを寝かしつけませんと。
杏樹さん、後でお話どうなったか教えて下さいね?」
ビデオなのだから自分で見返せばいいのだが、それはなんだか照れくさいらしく、
頼みごとをして休憩室を出る。
680 :
柏葉 瀬名:04/10/15 00:10:42 ID:dLOSKGmi
「あれ」
猫の雑誌が階段に転がっていたので、拾い上げてパラパラめくってみる。
「あ。そう言えば昔」
小さい頃に母親に『瀬名はね、猫の国の王子様なのよ。』などと言われ
からかわれていた事を、ふと思い出したりする。
「しかもそれ信じてたし。めちゃくちゃ恥ずかしいよな…」
681 :
萩野 瑞葉:04/10/15 00:12:53 ID:X8t1Q3+5
部屋に戻る前に、いちおう厨房によって煮干を探す。
「お腹がすいていたら眠れませんものね……あら? ひょっとして切らしていたり……」
なかなか見つけられないらしい。
682 :
柏葉 瀬名:04/10/15 00:23:12 ID:dLOSKGmi
歩きながら丸めた雑誌を片手に持ち、肩をポンポンと叩いたりする。
と、胸ポケットの携帯電話が鳴る。
「はいはい、はいっと。もしもしー」
「…なんで同じ屋敷にいるのに架けて来るんですか、
何度も言いますけどこれトランシーバーじゃないんですよ」
出るなり不機嫌そうな表情になる。
「で、何ですか用事は。はい……ええ。え?
そういうのは自分でやって下さいよ、得意中の得意じゃないですか。……はあー!?ちょ、ちょっと!」
683 :
萩野 瑞葉:04/10/15 00:27:10 ID:X8t1Q3+5
引き続き煮干を探していると、廊下から瀬名の声が聞こえて、 ハッとして振り返る。
「え、ええと……どうしましょう……?」
以前のお仕置きと遊園地の一件以来、出きるだけ親密な様子を見せないようにしてきたのだが。
684 :
柏葉 瀬名:04/10/15 00:44:37 ID:dLOSKGmi
仕方なく電話を切って、嫌々瑞葉を探す。
「ああー…さすがに給料の事を言われたらどうにも抵抗できないよ…」
情けなく愚痴をこぼす。
そうこうするうちに瑞葉を見つけ、気乗りしない様子で呼び寄せる。
「こんばんは。ちょっといい?少し御主人様からの頼まれ事があるんだけど」
瑞葉に鍵を渡す。どこからか持ってきたらしい、地下室のものである。
「ここでやれって言うから、本当は気が進まないけど一緒に来て」
685 :
萩野 瑞葉:04/10/15 00:48:30 ID:X8t1Q3+5
>ちょっといい?少し御主人様からの頼まれ事があるんだけど
「こんばんは……おじ様から、ですの?」
なるべく仕事モードで対応しようと、よそよそしげに答える。
>ここでやれって言うから〜
「この鍵……これって、瀬名様!?」
見覚えのある鍵の形を見て、思わずハッとなる。
しかし、主人の命令に逆らうわけにもいかない。
「……はい、ご命令ですものね。行きましょう」
少し寂しげに微笑んで、先に立つ。
686 :
柏葉 瀬名:04/10/15 01:06:54 ID:dLOSKGmi
はぁー…、とだるそうに溜息をつきながら瑞葉に付いて行く。
地下室に着くと、シャツの袖をめくってから腕を組んで棚を眺める。
その間時々監視カメラを気にしては、また溜息をつく。
「…あった。 じゃあ、手貸して」
縄で瑞葉の手首を縛る。
「まず今日は優しい事が一切出来なさそうだから、ごめんね。先に謝っておくよ」
少し屈んでから瑞葉を見上げ、申し訳なさそうに謝る。
しかし見張られている事や御仕置きの代行とまでは言ってはいけないのか、
それ以上は何も言わずで、瑞葉の手首から伸びるロープを近くのフックに引っ掛けて固定する。
「まあ…もし辛かったら座っても構わないよ。その長さだと膝立ち迄しか無理だけど」
そう言うと、何か錠剤を自分の口に一旦含み、瑞葉の顎を手で持ち上げて口移しで飲ませる。
687 :
萩野 瑞葉:04/10/15 01:11:01 ID:X8t1Q3+5
>じゃあ、手貸して
「はい……」
なんとなく瀬名が監視カメラなどを気にしている事が分かるので、大人しく従う。
>今日は優しい事が一切出来なさそうだから、ごめんね。
「いいえ……何か私が悪いことをしたんですわよね?
だからお仕置きで……お気になさらないで」
そして、錠剤を咥えた瀬名を見て、それでも接吻だけは自分の意志で受けようと目を閉じる。
「……んっ」
口移しで飲まされた薬が、やがて効き始めると、熱い吐息をついて
くてっと膝立ちの状態になる。
「はぁ……っ」
688 :
柏葉 瀬名:04/10/15 01:33:19 ID:dLOSKGmi
(よく働いてるし、御仕置きどころか褒めてあげたっていいくらいなのに。
何だかあの人の基準は良くわからない)
瑞葉の体の力が抜けると、また別の紐で亀甲縛りになるように縛ってみる。
やった経験などないので置いてあった本をパラ見してからでないと出来ないが。
(というか、難しいよ。これみんなは頭に入ってたりすんのかな…)
縛っているうちにメイド服が縄によって乱される。
「できた」
本当はこんな事はしたくはないが、自分なりに心を鬼にしてわざと冷たい話し方をする。
「それじゃ、納得したところで続けようか。
薬のせいでトイレに行きたくなっても、縄は外せない。そういう時は構わないから、そこでしていいよ」
瑞葉を見ないようにして、棚を漁りながらとんでもない事をさらりと言う。
689 :
萩野 瑞葉:04/10/15 01:38:18 ID:X8t1Q3+5
「あ……痛っ……ん、はぁ……あっ」
苦痛の呻きと心地よさそうな吐息を交互に漏らしながら瀬名の手で縛られていく
>薬のせいでトイレに行きたくなっても、縄は外せない
「……え……おトイレ……って、あっ!?」
普通の媚薬だと思っていたのだが、身体が火照ると同時に尿意ももよおしてくる。
「せ、瀬名様っ、せめて……下着、脱がせてくださいません?
このままですと、汚れてしまいますわ……お願い、脱がせて下さいませ……」
なるべく誘惑に聞こえるような言葉を選んで懇願する。
690 :
柏葉 瀬名:04/10/15 01:59:11 ID:dLOSKGmi
>このままですと、汚れてしまいますわ
「ダメだって、折角苦労して縛ったのに外せないよ」
思わず素に戻るが、それでも瑞葉に優しくしてはいけないという命令だけは頑固に守っている。
「…やっぱり、我慢できない?なら…」
考えあぐねた末に先に出してしまった方が、瑞葉が辛くなくて済むのではと思い
下着に手をかけるふりをして不意に、指で秘所辺りを突付いてみる。
わざと漏らそうとしているのか、
下着越しに淫核を擦ったり、膣内に少し指を埋めるようにして弄る。
どこから出るのかがいまいちわからないので、適当に触って刺激を与えている?らしい。
「どうせ今は俺しか見てないしね」
それが一番問題のようだが、気付いていない。
691 :
萩野 瑞葉:04/10/15 02:04:31 ID:x5SOFopa
「い、いやっ、意地悪なさらないで……あんっ、
だめぇ……そんな、こす、られたらぁっ……」
瀬名の指に敏感に反応して、腰をくねらせる。
>どうせ今は俺しか見てないしね
「そんな……見ないで下さい、瀬名様……」
そう言いつつ、瀬名と目が合うと身体の疼きが大きくなるのを覚える。
「……瀬名様……私が……どんな風になっても、見捨てないで下さいます、か?」
不安げに問うと、ぶるりと震える。
「私……わたしっ、もう……がまん、でき……な、い、です……わっ……あぅんっ」
ほどなく小さな水音を立てて小水が排泄され始める。
「あ……やぁ……っ」
またも華奢な身体を震えさせるが、それは生理現象ゆえのものだけではなく、
どことなく軽い絶頂に達したようにも見える。
692 :
柏葉 瀬名:04/10/15 02:23:17 ID:dLOSKGmi
カメラに撮られているので瑞葉の問いを今は無視して、瑞葉がお漏らしをする姿を見る。
「今は『御主人様の代わり』の御仕置き中。個人的な事は後で」
少し手にかかってしまったので、掌を軽く振ると
膝立ちのままの瑞葉の頭を自分の股間にぐっと手で押し付ける。
フックから縄を外してやり、自分に近づきやすいように手は少しだけ自由にしてやる。
(それでも縛られている事は変わりなしだが)
「ほら続き」
片手で逸物を取り出し、瑞葉の口に咥えさせる。
「…大体、何の失敗したんだよ、ここまでこんな風にさせなきゃいけないなんて…。んっ」
足元が零れた小水まみれになっている彼女を上から見下ろしながら呟く。
「あそこに向かって『ごめんなさい』は……?
ちゃんとやれよ。しゃぶるだけじゃなくて、ちゃんと反省してるところも見せておかないと満足してくれないだろ…」
カメラに一瞬目を向け、快感に溺れてしまいそうになりながらも瑞葉を叱る。
693 :
萩野 瑞葉:04/10/15 02:30:06 ID:x5SOFopa
「瀬名様、ごめんなさい……お手を汚してしまって……あっ!?」
せめて汚れた手を口で綺麗にしようとすると、そのまま股間に顔を押し付けられる。
>あそこに向かって『ごめんなさい』は……?
「ふぁい……うむぅっ、ひょ、ほへん、は、はい……ほう、ひわへ……はいま、へん……んんっ!」
顔を若干カメラの方に向かせ、ごめんなさい、申し訳ありません、と、
瀬名のモノを咥えたままで繰り返しつつ頭を上下させる。
そのうち口腔奉仕に夢中になってきて、拘束された不自由な状態ながら
首を傾げて頬を幹に擦り付けたりと、技巧を尽くし始める。
「はぁ……っ、あむ……んぅっ、ぴちゃ……はんっ、ん……瀬名様……いえ……
御主人様ぁっ、瑞葉はまだ大丈夫ですから……っ」
誰を主人と呼んだのかは分からないが、奉仕の悦びは確実に感じ始めているらしい。
694 :
柏葉 瀬名:04/10/15 02:43:35 ID:dLOSKGmi
「…うぁっ」
瑞葉が積極的にしゃぶり始めたので、思わず小さく声を上げてしまう。
久々なのですぐに達してしまいそうになったが、堪える。
「く…」
部屋に漂う匂いとも相俟って、かなり興奮してきているのが自分でもわかるが
このままでは普段となんら変わりない。
(な…なんか無いのか御仕置きっぽい事…思い出せ、えーと、えーと)
>瑞葉はまだ大丈夫ですから……っ
「よし、それなら…、っ」
主人が普段やっているように、瑞葉の頭を両手で掴んで
深く咥えさせたり、唇で擦らせたりと動かし始める。
695 :
萩野 瑞葉:04/10/15 02:48:28 ID:x5SOFopa
「ふぅ……んっ?」
瀬名がうめき声を挙げたのを見て、どうやら快感をきちんと与えられているらしいことが分かる。
「……ん、ちゅぅ、んんんーーっ!」
ここぞとばかりに舌を絡めて強く吸うようにするが
>よし、それなら…、っ
「んくぅっっ!? んっ、んっ、ひゃぅ、んんっ!」
自分のペースで奉仕を続けられなくなり、苦しげな声を漏らしながらも
一生懸命に肉幹を咥え込む。唾液は吸い取る事もできず、
唇の端や肉棒自体を伝って、ポタポタと床に垂れ落ちていく。
「ひゃ、はふぅ……んんっ?」
それでも瀬名やカメラの様子を伺うように上目遣いで見ては、従順に行為を続ける。
696 :
柏葉 瀬名:04/10/15 03:04:47 ID:dLOSKGmi
これだけやれば盗み見している主人も満足するだろうと一安心し、
動きを早めていく。
必死で気遣う余裕がほとんどなくなっているため、かなり乱暴に瑞葉を扱っている。
「あっ、ぅ…。…ヤバイ、そろそろ出るかも……。 っ…!」
途切れがちにそう言い、瑞葉の口から逸物を慌てて引き抜いた瞬間に達してしまう。
先端を顔に向けていたので白濁がすべて瑞葉の顔に降りかかる。
「…はぁ…、はー…」
達して力が抜けてしまったのか、しばらく俯いて息を整える。
「……御主人様。これで、いいですか…。もうこれ以上は、どうやっても虐められないよ…」
カメラの方に向かって、心底弱ったような声で言う。
697 :
萩野 瑞葉:04/10/15 03:12:24 ID:x5SOFopa
「はんっ、んぐっ、んんむぅっ! ぁん、は、ふぅ……んっ!」
乱暴に頭を揺さぶられ、また呼吸もままならないほどに肉棒を
口の奥深くまで突き立てられて、意識も朦朧としてくるが、奉仕はやめない。
むしろ陶酔しているような表情になってきている。
>…。…ヤバイ、そろそろ出るかも……。 っ…!
「ふ、んあああっ、あっ! あ……は……ぁん……いっぱい……いっぱい……」
白濁が噴出す様を恍惚として見つめ、そして目を閉じると奔流を受け止めていく。
「……ふ、ぁっ」
やがて射精が終わると、ゆっくりと目を開き、髪の毛から顔、胸元までべとべとになった姿のまま
瀬名の逸物の後始末を始める。
「ぴちゃ……ちゅ、むぅ……んっ、瀬名様の……こぼれないうちにいただきたいですけれど、
お仕置きですものね……」
どうやら振り掛けられた精液が流れていくのを勿体無いと思ったらしい。
困ったようにカメラの方を向く瀬名にも構わず、未だ奉仕を続けようとしている。
698 :
萩野 瑞葉:04/10/15 03:16:28 ID:x5SOFopa
(だめ……やっぱり私、御奉仕が好きなのかも、しれませんわ……)
後始末をしつつ、自分がこんなにも悦びを感じたことを、そんな風に考える。
699 :
柏葉 瀬名:04/10/15 03:31:05 ID:dLOSKGmi
>未だ奉仕を続けようとしている
ふらふらしながら拘束を解こうと手を伸ばすと、後始末で瑞葉がまた寄って来たので
押されて倒れてしまう。
「うわっ。
いたたた…。えっ? ま、待ってよもういい!もういいって!!
ごめんなさいって謝ったんだから御主人様ももう怒ってないよ、たぶん!」
瑞葉が別の事を思ってこんな事をしているとは全く気付かず、変わらない積極的な奉仕に激しく慌てる。
しばらくして、入る時とは打って変わって半泣きの表情で地下室から上がってくる。
「うう、ごめんなさい……。」
続いた奉仕によって、その後の情けなくかっこ悪いところまで
主人の見ているカメラに(たぶん執事連中にも見られる事は確実)収まってしまったらしい。
(給料と引き換えにあんな事したから、バチが当たったのかもしれない…)
「ふむ。まだだな、瀬名よ……」
寝室のモニターで地下室の様子を見つつワインをくゆらせている。
「せっかくメイドが奉仕の悦びを感じ始めたところでギブアップとは情けない。
……まあその程度では、私がその気になればすぐに取り戻せるというものだ」
ワイングラスを傍らに置くと、しばし考える。
「しかし何をやっているんだ、私は……瀬名を育てているつもりなのかな、南?」
ポツリとつぶやいた後、地下室が無人になったのを確認してモニターを消す。
703 :
萩野 瑞葉:04/10/21 20:16:25 ID:hpU+QaWX
夜の食卓の後片付けをしている。
705 :
萩野 瑞葉:04/10/21 20:26:37 ID:hpU+QaWX
食器を洗い終えると、残り物を猫のセナのところへ持っていく。
「はーい、お夕飯ですわよ〜」
セナが一声鳴いて近寄ると、魚を食べ始めるのを微笑みながら見守る。
「どうしよう…」
暗い夜道をとぼとぼと歩いている。
「お父様、お母様、じいや…さみしいよう…」
心細くなり道を歩いていたが、暖かそうな光が窓を照らす大きな邸宅の前で膝を抱えて座り込んでしまう。
「そうだ!ここの家の人に聞いたらお父様達に連絡をとってくれるかも…」
意を決して頭を上げると、門の側にあったチャイムを鳴らす。
707 :
萩野 瑞葉:04/10/21 20:35:18 ID:hpU+QaWX
「?」
ふと響いたチャイムに首を傾げる。
「ご来客の予定はもうないはずでしたけれど……飛び入りのご宿泊ですかしら」
パタパタと急いで玄関へ行くと、扉を開け、ランプを持って門のところまで行く。
「はい、お待たせいたしました……あら?」
すると意外にも幼い少年がそこに座り込んでいるので驚く。
「あの、どうなさいましたの? もしかして迷子ですかしら?」
優しい声と表情をつくって、丁寧に訊く。
体格のいいボディガードのような男性だろうか?
それとも実家の雇い人のような冷徹な執事だろうか?
邸宅の門から一体どんな人が出てくるか内心ドキドキしていたのだが、
姿を表したのは予想に反して、やわらかい笑顔を浮かべた可愛らしいメイドさんだった。
「こんな遅い時間に突然おしかけてしまい、本当にすみません…」
失礼がないようにとなるべく丁寧にお辞儀をしたつもりだったのだが、
綺麗な彼女の姿にドギマギしてしまい、言葉がだんだん小さくなっていく。
>>707 「ええ、そうなのです…家族の者と梨狩りにきたのですが、その時に道に迷ってしまって…」
彼女にそう言いながら、今の自分の状況を再認識し段々目に涙が浮かんでくる。
「今…ぼくひとりぼっちなんです…」
言い終えて右手で涙を拭いた。
710 :
萩野 瑞葉:04/10/21 20:43:22 ID:hpU+QaWX
「まあ……それは心細い思いをなさいましたわね」
門を開けると少年を迎え入れ、その手を握って邸内まで案内する。
「私、萩野瑞葉と申します。この屋敷のメイドですわ。
あなたのお名前を教えていただけますかしら?
ご家族にもご連絡しませんと、きっと心配なさってるでしょうし」
客室へ通すと、とりあえずは暖かいココアを差し出しながら言う。
711 :
萩野 瑞葉:04/10/21 20:44:19 ID:hpU+QaWX
712 :
新町 修一:04/10/21 20:54:26 ID:+Yb7NvYx
「ありがとうございます…」
服の袖で涙を拭うと、言われるがままに、彼女の後について邸宅の中に入っていく。
>>710 昼食以来何もおなかに入れていなかった為か、
体裁を整える事も忘れ彼女の用意した暖かいココアを一気に飲みほした後ではっとした表情を浮かべ
「僕…新町家の修一っていいます…」
優しい彼女に今まで名前すら名乗らなかった礼儀の無さを恥ながら、そう答えるのだが、
見慣れぬ邸宅の光景に不安な気持ちがこみあげてしまい、眼に涙が浮かんできた。
「お姉ちゃん…お父様やお母様にはやくあいたいよう…」
こみあげる心細さを隠せず優しく微笑む瑞葉にすがりついた。
713 :
萩野 瑞葉:04/10/21 20:59:11 ID:hpU+QaWX
少年がココアを一気に飲み干すのを見て、空腹だったらしいことに気づく。
「おなか、空いてらっしゃいましたのね」
さりげなくココアを注ぎ足すと、クッキーもすすめる。
「新町修一様、ですわね? 分かりました。後で当家から連絡を入れてみますわ。
ところで、お夕飯はもう片付けてしまいましたけれど、何か持ってきましょうか?
おにぎりくらいでしたら……」
そう言って立ち上がりかけると、修一がすがりついてくる。
「あ……」
涙ぐんで頬を摺り寄せてくるいたいけな姿にほだされ、つい胸にギュッと抱きしめてしまう。
「大丈夫……大丈夫ですから」
そしてチュッと額にキスをすると、優しく微笑む。
714 :
新町 修一:04/10/21 21:08:45 ID:+Yb7NvYx
>>713 >さりげなくココアを注ぎ足すと、クッキーもすすめる
「お姉ちゃんありがとう!!」
涙の跡が残ったまま瑞葉を見上げ満面の笑顔を浮かべた。
>後で当家から連絡を入れてみますわ。
そんな瑞葉の言葉に安心したのか、ますます食欲がわいてきた。
「お姉ちゃん…ありがとうございます………って…えっ!?」
そんな自分の子どもっぽさに赤面しながら瑞葉を見上げた瞬間に、ふいに瑞葉の華奢な腕でちっぽけな体が包みこまれた。
額に感じた柔らかくて暖かい感触が幼心にも心地いい。
「お姉ちゃんってまるでお母様みたい…」
かすかな声でそう呟いた後で暖かい温もりに包まれながら、
無意識のうちに瑞葉の腰に腕をまわし、ぎゅうと強く握りしめていた。
715 :
萩野 瑞葉:04/10/21 21:15:32 ID:hpU+QaWX
腰に手を回してくる修一の背中を片手で優しく撫でながら、コードレスフォンをそっと手に取り、
執務室の由依に電話をかける。
「はい、新町様の御子息らしくて……はい、申し訳ないですけれど、ご連絡していただけます?
迎えにいらっしゃるまで、私がお相手は致しますから。よろしくお願いします」
小声で話すと、電話を切り、修一の目を覗き込む。
「これから新町様の御屋敷にお電話するそうですから、すぐに迎えにいらっしゃいますわ。
それまで、何かして遊びましょうか。それともお食事?」
そう言って抱きかかえながら立ち上がろうとするが、意外に重くてバランスを崩し、
その場に背中から倒れてしまう。
「きゃあっ!?」
自分が下になったので、怪我はさせずに済んだものの、スカートの裾がまくれ上がり、
露になった脚の間に修一を挟みこむ形になった上、胸にも彼の手が触れている。
「……あ……」
716 :
新町 修一:04/10/21 21:41:22 ID:+Yb7NvYx
「あいたっ!?」
瑞葉に抱きかかえられて暖かい匂いを胸いっぱいに吸い込もうとした瞬間、不意に視界が反転した。
「あいたたた…っ」
一瞬何が起きたのかわからなかったが、自分の下で倒れこんだ瑞葉の姿を見て我にかえる。
「お姉ちゃん…大丈夫ですか…?」
自分をかばおうと下に倒れこんだ瑞葉の様子を心配そうに覗い身を乗り出した瞬間、手のひらに柔らかいふくらみの感触を感じる。
これっておねえちゃんの…
手のひらに感じる瑞葉のあたたくて柔らかなふくらみの感触を感じた瞬間、
胸と恥ずかしい部分に今まで感じた事が無い熱い感覚がわきあがっていた。
「お姉ちゃん!!」
おそるおそる確かめるように柔らかなふくらみを手のひらで一撫でしたあと、
こみあげる衝動を抑えきれず、ふくらみの形を確かめるようにさらに手のひらを動かしてしまう。
柔らかい胸の感触を手のひらに感じながら、いつの間にかその甘い匂いを吸い込むように頬をもう片方のふくらみに押し付けてしまっていた。
717 :
萩野 瑞葉:04/10/21 21:48:21 ID:hpU+QaWX
「ご、ごめんなさい。大丈夫ですかしら……あっ、それ……んんっ」
胸をやさしく撫でられて、甘い感覚が背筋を這い登ってくる。
相手は迷子の少年なので、拒絶するようなことをいうわけにいかず、ただ身を任せるしかない。
(でも、手のひらもこんなに冷たい……もっと温めてさしあげないと……)
咄嗟に触れた手の冷たさに驚き、少年の上気した顔をみるうちに
愛しさと奉仕への欲求が高まり、胸元のボタンを外すと、そこへと小さな手を誘導して
ブラジャーもずらさせてしまう。
「はい……私の胸で……私の身体で温まって下さいね。
どんな風になさっても、私は大丈夫ですから」
布地の上から手を重ね、また膨らみを揉むように促すと、二度目のキスをする。
「ん……っ」
718 :
新町 修一:04/10/21 22:02:41 ID:+Yb7NvYx
「お姉ちゃんっ!?」
>胸元のボタンを外すと、そこへと小さな手を誘導してブラジャーもずらさせてしまう。
みちゃいけない…そう思うのだが、
白い指を器用に絡ませてボタンを外すたびに、徐々に姿を現す白い谷間からどうしても目が離せない。
>はい……私の胸で……私の身体で温まって下さいね。
あらわになった白い肌美しさにどうしても眼を奪われてしまう。
触りたい…
揺れながらブラから解放されたふくらみの美しさにそんな衝動が抑えきれない。
「お姉ちゃん…とっても綺麗です。」
おそるおそる伸ばした手のひらが触れた瞬間、ふくらみがふるえる。
もっと触りたい…
その柔らかな感触に驚きいったん手を引いたのだが、おずおずともう一度手のひらをふくらみにあてがった。
「お姉ちゃん…やわらかい…」
そんな感想を呟いて、大事な物をあつかうようにやさしくやさしく瑞葉のふくらみを撫で擦る。
最初ふくらみの感触を確かめるように動いていた手のひらの動きに徐々に熱がこもり、
いつのまにかその胸の形が変わるほど激しく手のひらを動かしていた。
719 :
萩野 瑞葉:04/10/21 22:09:21 ID:hpU+QaWX
「ありがとう……ございます。もっと遠慮なさらずに……そう、は、ぁんっ!」
少年の手の中で乳房が形を変えるうち、頂点の蕾が硬く尖っていく。
「んっ、はぁ……あ、いい……気持ちいいですわ。
でも、していただいてばかりでは申し訳ないですから……失礼致します」
修一の手には胸を弄ばせたままで身体を起こすと、
そっとズボンのファスナーを下ろし、下着の脇から未成熟な性器を取り出す。
「もしもイヤだったら仰ってください。私のような女が相手ではイヤだと仰るなら……」
そう断った後、既に硬くなっていた逸物を二、三度しごき、たっぷりと唾液をまぶした後、
二の腕で乳房を寄せ、胸の谷間に少年のそれを挟み込むと、口と乳房で奉仕を始める。
「ぴちゃ……うむっ、ぺろ……ちゅ、はぁっ、胸……あまり大きくないですから、
気持ちよくないかもしれませんけれど……」
720 :
新町 修一:04/10/21 22:19:39 ID:+Yb7NvYx
「えっ!?えっ!?えっ!?」
経験など全くないため、突然の瑞葉の行動に驚きの言葉しか出ない。
「っ…お姉ちゃん!?そんなところ…きたないで…す…」
恥ずかしい部分に感じる瑞葉の暖かなふくらみの感触…
「嫌じゃない…嫌じゃないですけど…」
そう言おうと思うのだが、はずかしい部分に瑞葉の胸のいただきや熱く濡れた舌先が触れ言葉が上手くでてこない。
「なんだ…か…とっても気持ちが…いいで…す… 僕おかしくなっちゃったのかな…」
いう事を聞かない自分の体に戸惑いと恥かしさを覚えながら見つめた瑞葉の姿はさっきまでのやさしい彼女とはすこし違う。
「お姉ちゃん…綺麗です…綺麗です…」
瑞葉の頭を恥ずかしい部分に押し付けるように抱え込むと、
うわごとのように繰り返しながら、初めて感じる快感に身をまかせていた。
721 :
萩野 瑞葉:04/10/21 22:26:57 ID:hpU+QaWX
「やっぱり、初めて……でいらっしゃいますのね、修一様は……」
尖った乳首で亀頭を責めたり、指先で根元からしごいたりしつつ言う。
「でも、気持ちよくなっていただけて、嬉しいですわ……それに……んうっ」
綺麗だ、と言われて嬉しそうに微笑む。
が、修一が頭を押さえ込むようにしたので、口での奉仕に没頭することにする。
「……ふぁ、むっ、ちゅぱ……あっ、修一様……修一様?
もっと、気持ちよくなりたい、ですかしら? もしよろしければ……」
やがてそっと身体を一時離すと、開いた脚からショーツを完全に脱ぎさる。
「ここ……修一様の、今びくびくってなって、熱く大きくなってる……お、おち○ちん、で」
誘うような目つきで卑猥な言葉を口にする。
「貫いて下さいませ。私がもしも……初めてのお相手で、よろしいのなら……」
722 :
新町 修一:04/10/21 22:36:47 ID:+Yb7NvYx
「お姉ちゃんっ!ホントに僕おかしくなってしまいそうですっ!!」
はずかしい部分に感じる瑞葉の胸の感触、熱く濡れた口の感触に追い立てられ、徐々に初めての限界が近づいてくる。
もう駄目…そう思った瞬間、彼女の体が不意に離れていく。
「お姉ちゃん…どうして!?」
ひょっとしたら僕お姉ちゃんに嫌われるような事をしたたのかな?
そんな不安が湧きあがり悲しそうに瑞葉をみつめる。
>もっと、気持ちよくなりたい、ですかしら? もしよろしければ……」
「もっと…って…もっと気持ちよくなれるんですか…?」
どうやら彼女は怒ってないようだ、嬉しい…
でも、先ほどまでのですら、今まで味わった事が無いほど凄い気持ちよさだったのに…あれ以上気持ちがいい事があるなんて信じられない。
半信半疑で見つめた彼女の姿…
すこし瞳が潤んでいる…とっても綺麗でドキドキする。
はだけた胸にうっすらと汗がにじんでいる…なぜだかとってもドキドキして恥ずかしい部分が熱くなる。
貫く…という彼女の言葉の意味もわからぬままに、瑞葉に体を預ける。
「お姉ちゃん…僕…もっと…気持ちよくなりたいです…」
まるで母親に甘えるような口調で瑞葉にそう懇願した。
723 :
萩野 瑞葉:04/10/21 22:43:06 ID:hpU+QaWX
「分かりましたわ。では、そのままじっとなさっていてくださいね」
真摯な様子で迫り、甘えてくる修一をそっとその場に押し倒すと、
いきり立った未熟な器官を手に取り、幾度か指で弄った後、熱く潤った秘裂へと導いていく。
「ん、あ……ああっ! は、入って……きます……修一さ、まのぉっ!」
普段奉仕をする客人たちのそれに比べれば、まだ大きさも硬さも未成熟なモノだが、
愛しさと、奉仕をする悦びのせいで、快感は充分に得られているようである。
腰を揺すり上げながら、少年の小さな手を再び胸へと導き、更なる愛撫をねだる。
「あっ、あんっ、すごい……修一様の、すごいですわ……瑞葉は、すごく気持ちいいですっ、
修一様は……いかかですか? あぅっ、初めてで、痛かったり、変だったり……
それとも、私がいやらしくて呆れて……もういいとか、やぁっ!」
修一に様子を尋ねるうち、自涜の言葉が漏れ出し、それとともに秘所が一際きつく締まる。
‖-`).。oO(瑞葉タンハァハァ…
725 :
新町 修一:04/10/21 22:46:46 ID:+Yb7NvYx
「すごい!すごい!お姉ちゃん暖かい!!暖かいです!!」
恥ずかしい部分が瑞葉の秘所に飲み込まれていく…
まるで僕の意識の全部がはずかしい部分に集まっているみたいだ…
「お姉ちゃん…本当にさっきよりも気持ちがいい…気持ちがよすぎて何が何だかわからないですっ!!」
そう叫びながら、恥ずかしい部分に感じる感触をさらに求めるように強く腰を動かしていた。
726 :
萩野 瑞葉:04/10/21 22:53:50 ID:hpU+QaWX
>>725 「あぁ……よかった、修一様が、気持ちよくなって下さって……
それなら、もっとご奉仕いたしますわね……やんっ!」
修一の手のひらに自分の手を重ね、乳房を揉みしだかせながら、
細い腰に脚を絡めて奥まで貫かせる。
「気持ちよくなったら、そのまま……そのまま、思うようになさって大丈夫ですわ。
多分、おち○ちんが熱くなって……そしたら……んぅっ、中でだして……っ」
耳元で熱い吐息や喘ぎ声とともに、初めての行為を誘導する言葉を口にする。
「あぁんっ、修一様の……震えてます、びくん……びくんって。
もうすぐ、ですわよね? もうすぐ……イって……っ」
終わりが近い事を悟って、より腰の動きを激しくし、秘所を締め付けて
初めての絶頂へと淫襞を蠢かせて誘う。
727 :
新町 修一:04/10/21 23:01:47 ID:+Yb7NvYx
「お姉ちゃん…ほんとに僕おかしくなってしまいますっ!!」
幼い逸物を叩きつける度に、徐々に背中を走るしびれるような感触が強くなっていく。
吸い付くような白い肌…
やわらかくふるえるふたつのふくらみ…
もどかしそうに捩る手と足…
彼女の口から聞こえるかすかな声…
そして恥ずかしい部分を包み込む暖かい彼女の胎内…
目で、肌で、そして下半身で感じる全てのものが心地いい。
「お姉ちゃん!僕っ僕っ…ほんとに…ほんとにおかしくなっちゃうよぉ!!」
涙まじりに叫びながら溢れる快感をぶつけるように、幼い逸物を瑞葉の胎内に深く突き刺したその瞬間…
全ての感覚が下半身に収縮しいままで味わった事が無い感覚が背中を走る、快感に耐えるように唇を噛み締めながらつよく瑞葉の白い体を抱きしめた瞬間、
幼い逸物から初めて白い粘液がほとばしる。
「んっ!んんっ!!」
二度、三度と痙攣するように体が震え、白い粘液が放出された。
728 :
萩野 瑞葉:04/10/21 23:09:56 ID:hpU+QaWX
「大丈夫……おかしくなっても大丈夫ですわ……ひあっ、私が、私が傍に、います……っ」
いつの間にか温まった少年の肌と自分の肌とをぴったりと合わせ、
悲鳴混じりに快感を訴える修一を、胸に抱きしめる。
「だから……だから、いっぱい……ください……あはぁぁぁぁっ!!」
奥まで貫かれると同時にそれがはじけるのを感じ、
膣をしっかりと締め付けて少年の精通を自らの肢体で確かに受け止める。
「……はぁ……っ、大丈夫ですか? 修一様」
ゆっくりと結合を解くと、弛緩した修一の身体を支えながら問う。
「ほら、これ……分かります? 修一様の、精液……赤ちゃんを、作るための大事なものですわ。
……私は……わけがあって、赤ちゃんを授かれないのですけれど。
申し訳ありません、無駄遣いをさせてしまいました……」
そして舌で優しく後始末を始める。
「ん……ちゅっ」
729 :
新町 修一:04/10/21 23:27:10 ID:+Yb7NvYx
「赤…ちゃん…?でき…ない…?」
朦朧とした意識の中で意味もわからず、そんな単語だけが耳に残る。
快感の余韻が残る体をなんとか持ち上げ、瑞葉を見つめる。
「お姉ちゃん…僕ほんとになんだかおかしくなっちゃった…」
瑞葉の優しい表情を見つめて急に恥かしくなり顔をそらしてしまう。
「お姉ちゃん…僕…お姉ちゃんにひどい事しちゃったの…?ってお姉…ちゃん…」
不安げに瑞葉に尋ねようとした言葉は、瑞葉の「後始末」の為に最後のほうは言葉にならなかった…
瑞葉の優しさに包まれながら、突然襲ってきた心地よい睡魔に誘惑されるように瞼が落ちていく。
………
……
…
次の日、目が覚めたとき視界に映った物は優しい瑞葉の笑顔ではなく、見慣れた自室の天井だった。
「おぼっちゃま、眼を覚まされましたか?
私ども本当に心配したのですぞ?
それなのにぼっちゃまときたら昨日お迎えに上がったときには本当に幸せそうにお眠りになって…」
そうか…昨日迷子になって…
執事の小言が左耳から右耳にぬけていく中、ようやく自分の居場所を知る。
昨晩のことがまるで夢のようだ…まさか本当に夢だったのかな…ふとそんな事をかんがえる。
昨日の晩に起きた一連の事がまるで幻のようだ。
「お姉ちゃん…もう一度でいいから…あいたいな…」
そう呟いてベッドからここちよい気だるさに支配された体を起こした。
730 :
萩野 瑞葉:04/10/21 23:33:20 ID:hpU+QaWX
「大丈夫……私も、とても気持ちよかったですから……本当に、大丈夫……」
何度も「大丈夫」と口にしながら優しく微笑んで少年の身体を撫でる。
やがて眠りに落ちたその身体の汚れを拭って、着衣も整える。
「でも、今夜のことは、誰にも秘密にしてくださいね……」
可愛い寝息をたてて眠る修一の唇に、軽く触れるだけのキスを最後にすると、
ちょうど由依からかかってきた、迎えがきたとの連絡を受けて
一人では少し重い修一の身体を抱きかかえ、玄関まで連れて行くのだった。
731 :
:04/10/21 23:37:27 ID:+Yb7NvYx
735 :
椿 杏樹:04/10/22 00:41:58 ID:IoabVMzl
「♪〜」
厨房でコーヒーを入れている。
「セガレに当主の座を譲ってからというもの、久しく女子に
手を出しておらなんだが、今宵は凱旋してみるかのぉ」
館のドアをノックする。
「頼もう!! 誰かおらぬのか!!」
737 :
椿 杏樹:04/10/22 00:55:46 ID:IoabVMzl
誰も人がいないので、廊下を歩きながらコーヒーを飲んだりしている。
(ええっと、もうお仕事の残りはほとんど無いかなあ。お洗濯もしたし、裏口の戸締りもしたし…)
>頼もう!! 誰かおらぬのか!!
突如聞こえた大きな声に、体をビクッと震わせる。
「きゃ、何? ど…道場破り?」
不審に思いつつ、カップをテラスへ置いて玄関へ。
「あの〜…。こんばんは、何か御用でしょうか」
おそるおそる玄関の扉を開ける。
>「あの〜…。こんばんは、何か御用でしょうか」
「先代の主人に向かって御用ですかとは・・・む。
随分と若いメイドのようじゃが年はいくつじゃ?
わしが当主の頃にはおらなんだ顔のようじゃが」
値踏みするように、頭の先からつま先まで杏樹を
ネットリと絡み付くような目で観察する。
「気に入ったぞ。
お前は今宵、わしの閨を共にすることを許す。
さぁ、はやく寝室に案内せい!!」
横暴な態度で、杏樹の体を押しのけて玄関を潜り、
ずんずんと廊下を進んで行く。
739 :
椿 杏樹:04/10/22 01:11:11 ID:IoabVMzl
「『先代の主人』? 御主人様のお父様、ですか?」
(あれ〜。御主人様のお父様って、お亡くなりになったって執事様から聞いたような…)
自分の気のせいだったのだろうかと首を傾げる。
>年はいくつじゃ?
「20です〜。杏樹といいます」
笑顔で答える。が、すぐに客室へ行こうとする客人に少々慌てる。
「あっ、そちらは違いますよ。御客様こっちですー」
別の方向に行こうとしていたので、とりあえず案内をする。
「御客様用の寝室は、こちらになりますので。
何か軽くお食事でもお持ちしたほうが宜しいですか〜」
「そりゃあ先代と言うたら、そうに決まっておろうが」
(もしや一軒隣の館に来てしもうたのか? まあよい!!)
胸を張って自信満々に答えて、廊下を突き進む。
「ほお、杏樹と申すのか。よい名じゃな。
して、3サイズはどうなっておる?」
案内を要求しながら勝手に歩き回るも、やはりここは見知らぬ館のようで。
>「あっ、そちらは違いますよ。御客様こっちですー」
「む、そうか。すまんすまん。もうろくしてしもうたわい。
なに、あっちの方は現役バリバリじゃ。安心せい」
豪快に笑いながら、腰をハッスルハッスルと言わんばかりにクイックイッと前後させる。
「うむ、なかなかよい部屋じゃな。
いいや、いらんいらん。食事は済ませてきたわい。
わしとしては、はやく杏樹を味わいたいものじゃわい。」
ベッドに腰を降ろして、再び杏樹をなめ回すような視線でみる。
741 :
椿 杏樹:04/10/22 01:36:47 ID:IoabVMzl
「3サイズ? え、えーとどうだったかしら…。ごめんなさいね、大分前に計ったので
あまり覚えていなくて」
客人の言動に少し笑いつつ、部屋のベッドを整えたりする。
>はやく杏樹を味わいたいものじゃわい
「あっ。……はい。じゃあ…ちょっとだけお待ちくださいませね」
体で接待する事をほのめかされ、恥ずかしがりながらも客人の前に跪いて
エプロンの肩紐を下ろそうとする。
自分でメイド服の胸元のボタンを外し、胸を肌蹴させ
「御客様、あの…。まずはお口でするほうが、よろしいです…?」
上目遣いで、客人の足にそっと手をやる。
「なかなか面白いメイドじゃな。
まぁよい、抱き心地がよければすべてよしじゃ」
ベッドに腰を降ろして、杏樹が胸を肌けさせるのを見てゴクリとツバを飲み込んで。
「そうじゃな。こういうものもあるが、口で立たせてもらおうかのぉ」
ポケットから一粒の錠剤、勃起しやすくなるための薬を取り出し、水なしで飲み込む。
「杏樹はどうやって、わしの息子を元気にしてくれるのだ?」
座ったまま股を開いて、ズボンのファスナーを開け易いようにしてやる。
743 :
椿 杏樹:04/10/22 01:57:26 ID:IoabVMzl
客人の足の間に入り、ズボンに手をかける。
ファスナーを下ろして逸物を取り出すと、恥ずかしさを堪えながら
舌で先端をぺろっと舐めてみる。
「れろっ…」
続いて何度か竿部分に舌を這わせてから口に含み、しゃぶり始める。
「ん、ん…っ。ふぅ…」
逸物に手を添えて、一旦口から引き抜いてから再び咥え
本格的に水音をさせながら頭を前後させたりする。
「ぷあっ…。んむ…、ちゅぷっ、ん…ん…っ」
「ほお・・・」
手慣れた印象を受ける杏樹の行為に、主人の躾の
行き届いたメイドであることを確認し、関心する。
(それでいて羞恥も忘れないとは、なかなかやるわい・・・)
杏樹に咥えこまれた一物は、杏樹の手柄か、はたまた薬の影響か
硬度を増して、みるみる杏樹の口内で大きくなって行く。
「わしも若い頃を思い出してきたわい。
それ。では一度、杏樹の口内でイッておくとするかの。
どうするかはわかっておろうな?」
そう言うと、不意に杏樹の頭を抱え込んで強引に頭を前後させ、
杏樹の喉に突き刺すように腰を突き出して爆ぜる。
「くうっ・・・!!」
黄色みがかった白濁が、ドクドクと杏樹の喉に吐き出される。
745 :
椿 杏樹:04/10/22 02:23:40 ID:IoabVMzl
「? あっ、…ん…!? ん、んー、んうっ」
強引に頭を抱えられたので、返事も出来ないまま揺さぶられる。
>黄色みがかった白濁が、ドクドクと杏樹の喉に吐き出される
「…っ」
(うう、ちょっときもちわるい、けど…)
口内で発射され、一瞬眉を顰めるがすぐに口の中の精液全てを飲み干そうとする。
「こくん…」
口の端から零れた分も、目を閉じて掌ですくい、舐めるようにする。
「…ん…。……ありがとうございます。お次は…」
自分でベッドに乗って膝立ちになり、客人に背を向けて、スカートを少しずつ下着が見えるまで
持ち上げて見せる。
「私の体で。どうぞ、お好きなように…」
視線をベッドに落としながら、客人を誘う。
「さすがにすべて飲み干しおったか・・・」
杏樹の従順さに感心し、満足そうに頷く。
>「私の体で。どうぞ、お好きなように…」
「では好きにさせてもらうとしようかの・・・」
ベッドの上で背中を向けた杏樹に襲いかかると、杏樹のショーツを引きちぎる。
そのまま杏樹を前に押し倒して、後背位で膣口に一物を押し当て、一気に挿入する。
「濡れ具合といい、締め付け具合といい完璧じゃな。
どれ、少し動いてみるかの・・・ほっ、ほっ!!」
リズミカルに犬の交尾のような形で、杏樹を犯す。
パンパンと肉のぶつかる音が心地よく、男の性欲をさらにそそる。
「いかんいかん、わしばかりが楽しんでは申し訳ない。
今度は杏樹にリードしてもらうとしようかの」
腰を止めて、肌けていた杏樹の胸を後ろから鷲掴みにしながら耳元で囁くと
老体のどこにそんな力があるのか、杏樹の体を持ち上げて、後背騎乗位に移動する。
「ほれ、杏樹よ。お前の好きなように動くがよい」
杏樹の尻をぺちぺちと叩いて腰を振るように要求する。
747 :
椿 杏樹:04/10/22 03:03:00 ID:IoabVMzl
「んぅ…っ」
ベッドにうつ伏せに倒されて挿入され、続いて激しく突き込まれたので
思わず近くのシーツを掴んだりする。
「御客様ぁ、あんっ…、やぁ…。は、恥ずかしいですぅ…」
四つん這いの格好で犯されているので、感じながらも羞恥心は更に高まっている。
>今度は杏樹にリードしてもらうとしようかの
「は、はい……。ふぁっ」
乳房を乱暴に揉まれて思わず声を上げる。そして衣服を乱したまま、言われる通りに動き始める。
「気持ちよくなっていただけるように、わたし、がんばります…。
…っん…あっ…、はぁ…、ん…」
そのうちに段々快楽に溺れてきたのか、客人の手に自分の手を重ねて
「だからもっと…こっちもいっぱい、可愛がってください〜…」
胸を自分で揉むようにして動かす。
「おお、杏樹がわしの一物をズッポリと咥えこんでいるのが丸見えじゃ!!
杏樹が腰を奮うたびに、ニチャニチャと厭らしい糸を引いて・・・」
実に満足そうに後背騎乗位を堪能し、男の上で腰を奮う杏樹の尻を摩ってやる。
「よい締め付けじゃ、これならいつイってもおかしくないわ。はっはっは!!」
下からも杏樹の動きに合わせて腰を突き上げ、杏樹の子宮口を刺激してやると、
杏樹から胸へのおねだりをされたために上体を起こして胸を揉んでやる。
「がっはっは!!いいぞ、杏樹。わしはもうイキそうじゃ。
杏樹よ、どこに出して欲しい? 中か!? お前の子宮に注いで欲しいのか!?
さあ、中に出して下さいとお願いしてみろ。
お前は最高のメイドじゃ、さあ、さあ!!」
背後から杏樹の胸を揉みしだき、腰をズンズンと押し付ける。
怒張した一物は杏樹の膣内で腫れ上がり、マグマのような熱を帯びて杏樹の最奥を刺激する。
749 :
椿 杏樹:04/10/22 03:33:51 ID:IoabVMzl
「…くぅ、ん…。あんっ!やだぁ、すごい…っ」
乳房を揺らして尚も激しく動きながら、客人を気持ちよくさせようとする。
「中…。中に…」
「あぁっ、ん、杏樹の中に、御客様の精液、いっぱいいっぱい出してくださいぃっ…」
半ば泣きそうな声で顔を真っ赤にしてそれだけ言うと、
あとは喘ぐしかできず、客人にされるがままになる。
「だめ、あっ、あぁん もう…わたし…っ!!」
客人より一足先に達して、無意識のうちに膣を締め付ける。
>「中…。中に…」
「ん、中にどうして欲しいのだ? はっきり言わんとわからぬぞ!?」
円を描くように杏樹の胸を揉みながらも、腰は射精してしまわない程度にゆっくりと奮う。
>「あぁっ、ん、杏樹の中に、御客様の精液、いっぱいいっぱい出してくださいぃっ…」
「がっはっはっは!!ついに堕ちたか、杏樹よ!!
よーし。お前の望みどおりに中にたっぷりと出してやるわい!!」
大声を張り上げて、再び杏樹の肢体を抱えて後背位の形をとる。
杏樹の細い腰をしっかりと掴むと、ラストスパートとばかりに激しく腰を突き出す。
>「だめ、あっ、あぁん もう…わたし…っ!!」
「イケ!!イケっ!!イッてしまえっ!!
杏樹よ、わしもすぐに行くぞぉ!!
わしの孫娘と年もそう変わらんお前の中に、たっぷりと出してやるぞ!!」
ツバを飲み込むことすら忘れ、獣のように杏樹の中を凌辱する。
そして杏樹が一足先に達し、膣が強烈に締まるのを確認すると、
一物が杏樹の子宮に飲み込まれるのではないかと、思いそうなくらいの
これまでにない突きを繰り出して、杏樹の中に怒涛の勢いで射精する。
「ぐぉぉぉぉ!!出ておる、出ておるぞぉ!!
杏樹の中に出ておる!!杏樹の子宮に注いでおるぞぉ!!」
先程の射精より力強い射精は、例の薬が効いていたからなのか。
溜まりに溜まっていた精液は杏樹の子宮にも膣にも収まりきらずに結合部からあふれ出す。
「くぅぅぅぅぅ・・・満足じゃー・・・・」
男が仰向けに倒れると、杏樹の中から一物がチュルンと抜け出る。
そして男はそのまま大いびきをかきながら幸せそうに眠りについた。
751 :
椿 杏樹:04/10/22 04:05:17 ID:IoabVMzl
「んぅっ…」
客人が達して逸物が抜けると、ぺたんとベッドに座り込んでしまう。
「?……あ、あら〜…。御客様? おやすみなさいませ…」
とりあえずこのままではと思い、ベッドの脇にあった掛け布団を掛けてやる。
その後客室を出て、身なりを直しつつ部屋に戻ろうとするが
「…。
…くす、くすくす。なんだか今日の方は、面白い御客様だったかも」
笑いを噛み殺すのに少々苦労してしまう。
「これは、み…みんなに明日、休憩の時にでもお話しましょうっと。ふふふっ」
753 :
萩野 瑞葉:04/10/23 00:28:52 ID:6+XlvpGJ
夕方に届いた新町家からの礼状を読んでいる。
自室で何かの書類に目を通しながら、煙草を吸っている。
ふらふらと夜の街を歩き回っている。
「くそ……杏樹が行ってから何もかも面白くない……!」
どこかうっとりとした表情で、主人の部屋から乱れた衣服を整えつつ出てくる。
「…じゃあ御主人様、またお邪魔させていただきますね」
ちらりと見えた胸元には、鞭で叩かれたような軽い傷が数箇所出来ている。
「ふふ、今日も楽しかった」
最早何のために潜入しているのか、目的を忘れてしまっている様子。
車を呼ぶと目立つので、こっそりと出るために塀を乗り越えようとする。
「……取り返しに行くか?」
ふとそう呟くと、名無し家の屋敷のある方へと足を向ける。
「ここか。ふん……」
たどり着いた屋敷の前で、主人の部屋があるであろう方向を睨みつけると
堂々と正門から中へと入る。
と、庭の方で塀を乗り越えようとしている少女の姿が目に入る。
「何をしているんだ、あいつ」
警報でも鳴らされるのはさすがに困るので、そっと近づいて、
後ろから口を押さえて羽交い絞めにする。
「静かにしろ……こっちへ来い」
そして木陰の方へと引っ張っていく。
「よ、っと…ああんもうー、下が全っ然見えないじゃない」
少し苛立ちながら、恐々降りようとしていると
地面に足が付く寸前で誰かに羽交い絞めにされる。
「…んっ…!」
>静かにしろ……こっちへ来い
「……んー、んー。…がぶっ!」
木陰に強引に連れて来られると、口を押さえていた手を
思いっきりガブリと噛んで逃げようとする。
「痛っ、ちっ……」
突然噛みついて逃げようとする少女を、なおも強い力で引き寄せると、
邸内の茂みの中へと連れこむ。
「へえ、まだ高校生くらいか? 泥棒とはやるじゃないか。
……このまま警察に突き出してやったらどうなるか」
普段から冷たい表情と声音を、さらに徹底して脅し始める。
「それが嫌なら。オレに協力しろ。杏樹ってメイドを、ここから連れ出すんだ」
襟首を掴んで、梓紗の首を絞めるようにして命令する。
「警察なんかダメ、私、泥棒なんかじゃ…。く…」
(苦し…、何なのよこいつ、いきなりワケわかんない…)
苦しそうに息をしながら、眉を顰めて相手の顔を見ようとする。
>オレに協力しろ
「…っ、けほ、けほっ。
『杏樹ってメイドを連れ出せ』って…あんた、姉の何なの?」
地面に座り込み首をさすりながら不審がって尋ねる。
「残念だけどあの人には私、一度も会えた事無いわ。いつも逃げられてるみたいだから」
「……ここの男性使用人にでもお願いしてみたら?
あんな性格でしょ。結構御主人様に限らず、色んな人と仲良くしてるみたいだし」
余裕などないくせに、彼への仕返しなのか意地悪そうにニヤリと微笑んだりする。
「姉……? お前、杏樹の妹か」
さすがに驚いた様子で手を離す。
「……あまり似ていない……いや、そんなことはないか。
目元や唇の形はけっこう……」
今度は打って変わって、そっと頬を撫でる。
>結構御主人様に限らず、色んな人と仲良くしてるみたいだし
大人しくなったかと思いきや、その言葉でまた気分を害したようである。
「杏樹の妹というから優しくしてやろうかと思ったが、随分デカい態度だな。
いいだろう。イヤでも言う事を聞くようにしてやるよ……!」
そう言うや否や、梓紗の服を引き裂き、力ずくで押さえ込んで
荒々しい愛撫を始める。
「ふん、杏樹ほど胸は大きくはないんだな。うん? なんだ、鞭の痕?
へえ。お前、マゾの変態女だったのか」
あざけるように言うと、痕になった部分に舌を這わせていく。
「や……やっ、だ、やめ…てっ」
強い力でねじ伏せられてしまったので、必死で抵抗するがどうにもならない。
だが、服を破られた瞬間に少し抵抗が緩まってしまう。
(あ……)
>お前、マゾの変態女だったのか
「ふあっ」
傷跡を舌が這う時に感じる痛みが、すぐに快感へと代わり
抵抗しながらもピクンと体を反応させる。
「あん、そこ舐めちゃやだぁっ」
「やだっていいながら、気持ちよさそうに鳴くんだな、お前」
下着を剥ぎ取りながら、なおも言葉で弄る。
「杏樹もお前みたいな変態に会いたくないから逃げてるのかもな」
酷薄な言葉を投げつけると、尖りきった乳首を摘んで、何度も乳房ごと強く引っ張る。
「ところでさっきまで、誰かにやられてたのか?
正直に言えよ。オレがもっと気持ちよくしてやるから」
ショーツもやぶって、その辺りに放ると、脚を強引に開かせて膝を間に入れてしまう。
「欲しいんだろう? 男がくわえ込みたくてここに来たんだろうからな」
「んぁっ、あぅ… あっ」
言葉とは裏腹に、顔はどんどん火照ってきている。
>ところでさっきまで、誰かにやられてたのか?
「…ここの御主人様よ。まあ若くはないけど素敵で、大好きなの。
貴方よりももっと酷いことを平気でさせるわ」
声をかすれさせながら、また無意識で挑発してしまう。
「さっきもいっぱい叩かれて、叱られたの…。『お前は本当に悪い子だな』って。
物みたいに…扱われて。排泄処理だってしたの…」
段々先ほどの行為を思い出し、陶酔してしまう。
「んふっ、あぁ…。御主人様…まだまだもっと、殴ってくださっても良かったのに…うふふっ」
そう言いながら胸元に指を這わせる。
「…………」
陶酔したように淫らな行為について語る梓紗を冷たい目で見下ろしている。
「……いいぜ。お前がそうして欲しいなら、してやるよ」
ぐいっと顎を掴んで荒々しく唇を奪うと、
気にもたれ掛からせて尻をむき出しにする。
「やっぱりな。こっちも随分と叩かれたみたいだが……」
赤くはれ上がっている臀部を何度か撫でたあと、突然平手打ちを始める。
「こういう風にされて悦んでたってわけだ」
そしてスーツの内ポケットからボールペンを二本取り出すと、
それぞれを前と後ろの孔へと一気に挿入する。
「どうだ? お前、こういうのが好きなんだろ。杏樹の妹なんて名乗る資格の無い変態女が」
冷たく言い放って、ボールペンを掴み、ぐりぐりと内部をかき回す。
「ん…くちゅ…」
深いねっとりとした口付けで少し心臓の鼓動が高まる。期待が膨らんでいるのもあるのだろうか。
>臀部を何度か撫でたあと、突然平手打ちを始める
「え…。…きゃんっ! あ、あぁっ」
容赦ない攻撃に、木にしがみついたまま嬉しそうな溜息を漏らす。
「…はぁ…すごぉい…」
そしてボールペンでの刺激が加わり、とうとう強気な態度が一気に変化してしまった。
「あぁん、痛っ…痛いけど、好き…好きです…」
>杏樹の妹なんて名乗る資格の無い変態女が
「…んん…!!」
度重なる言葉責めのせいもあり、ペンが膣壁を何度か続けて擦った瞬間に、軽く一度達する。
「お前……イったな? 勝手に、オレの許しもなく」
また顎を掴んで自分の方を向かせると、軽く頬を平手打ちする。
さらに勢いよくペンを抜こうとすると、キャップの部分が両方共に体内へ残ってしまう。
「ははっ、いやらしく咥え込んで離さないってわけだ。
なんだったら一生そのままでいたらどうだ? お似合いだぜ?」
梓紗をその場に突き飛ばし、背を向けて去っていこうとする。
「…っ!」
平手打ちで更に気持ちが昂ぶる。既に通常通りの思考ができていない模様。
>梓紗をその場に突き飛ばし、背を向けて去っていこうとする
「ごめんなさい…。待って、このままでなんて…行かないで…!」
座り込んだ格好で彼のズボンを掴んで引き止める。
瞳を潤ませて必死に懇願する。
「まだ足りないんです…」
片手で体内のキャップをどうにかして取り出そうとしながら、はぁはぁと辛そうに荒く息をさせる。
「んっ…貴方の…、貴方の大きいので壊れるまで虐めてください…。でないと私…」
>貴方の…、貴方の大きいので壊れるまで虐めてください…
「……ふん、最初からそうして素直にしていれば、もっと可愛がる気もおきたんだがな。
いや、むしろ苛めて欲しいから生意気な態度をとってたのか?」
梓紗に再びつかつかと歩み寄る。
「今日はヤル気にならないんでな。帰る。お前は次に会うときまでに、
そのキャップをとっておけよ。ちゃんと返してもらうからな。それと……」
手では梓紗の乳房を、痣が出来るくらいに強く鷲掴みながら命令する。
「杏樹をオレの屋敷へつれて来い。これがオレの屋敷の住所だ」
名刺を投げ捨てるようにして渡す。
「いいか? まずはキャップが二つともとれたら報告に来ること。
その時に杏樹を連れて来れたら……お前にも御褒美をやるよ」
そして最後に靴を履いたままの脚で梓紗をその場に突き倒すと、
後は顧みもせずに屋敷を去って行く。
>今日はヤル気にならないんでな。帰る
「そ、そんなぁ…。あぅ…」
体がすっかり男を欲しがっている状態の中でお預けを食らい、瞳を潤ませて反抗する。
>最後に靴を履いたままの脚で梓紗をその場に突き倒す
「…っ!」
何も考えられずにぼうっとしていると男はすぐに去ってしまった。
(…「連れて来い」…?)
木に背をもたれさせ、名刺を眺めながら複雑な思いを抱く。
「確かに御褒美は欲しいけど……。結局一体…何だったっていうの、あの人…」
先ほどから侵入者には気づいており、庭の片隅で繰り広げられた痴態を
双眼鏡で観察していた。
「ふむ……あの若造、杏樹を取り返しに来た、といったところかな。
兄上殿に比べて、少し精神の安定を欠いているようだが」
ニヤニヤと笑いながら、どうしようかしばらく考え込む。
「……まあいいか。梓紗も満更ではなかったようだしな」
冷淡な言葉を口にすると、そのまま休んでしまう。
774 :
新町 修一:04/10/23 12:38:08 ID:KmcrD+Yg
775 :
新町 修一:04/10/23 13:14:09 ID:KmcrD+Yg
776 :
葦名 由依:04/10/25 23:20:14 ID:7P+h6Y3A
「くしゅん」
書類整理をしているが、何やら体調が悪そうである。その上時折咳もしたり。
「こんな時に風邪をひくなんて……私、執事失格かも……」
微熱もあるのか、すこし顔も赤い。
「ふむ……ふむ……」
私室で書類を読んでは決済していく。
「結局優勝かあ……全部最後までもつれたし、見る側は面白かったけど……」
テレビのニュース番組を見ながら、てきぱきと来客後の掃除をしている。
「そういえば今夜の夜伽は誰だったか……もうこんな時間だが」
名簿も手元に無いので、とりあえずはベルを鳴らしてみる。
「まあ呼んでみれば誰か来るだろう」
780 :
葦名 由依:04/10/26 00:45:33 ID:RevJVXhY
「あ、御主人様のお部屋のベル……」
聞きなれたその音を耳にし、少し蛇行しながら主人の部屋へ向かう。
「御主人様、由依です。お呼びでしょうか?」
姿勢を正してそう言うものの、やはりいつもの調子は出ていない。
どうやら微熱も治まっていないようである。
「うん? 由依か。いや今夜の奉仕は誰だったかと……というか
今週の当番表を受け取った覚えもないな、そういえば」
ふと思い出したのか、そんなことを言う。
と、由依の様子が何処となく変な事にも気づく。
「どうした? 体調でも悪いのか」
立ち上がってゆっくりと近づいていく。
782 :
葦名 由依:04/10/26 00:54:21 ID:RevJVXhY
>今週の当番表を受け取った覚えもないな、そういえば
「あっ……」
考えてみれば今日は月曜日。主人の気まぐれで変わる事が多いとはいえ、当番表を渡すのは執事の仕事。
「……申し訳ありません、私がお渡しするはずなのに、すっかり忘れていました……」
深々と頭を下げて、主人に謝る。
>どうした? 体調でも悪いのか
「いえ、その……昨晩外の倉庫や食材の保管庫を見回っていたら、つい風邪をひいてしまったようです。
熱も出してしまって……。執事として情けないですね」
主人に包み隠さず報告するも、ますます落ち込んでしまいそうな感じであった。
「ふむ。やはり風邪か。体調を整えておくのも執事としては大事だぞ?」
由依の顔を覗き込みながら言い聞かせる。
「今回は内輪の書類だったからよかったものの、
これが事業に関わる事だったらどうなったことか……いや、今はいい。
今夜ゆっくり休みなさい。夜伽は……そうだな、杏樹でも呼ぶかな」
そしてそのまま部屋を出て行こうとする。
784 :
葦名 由依:04/10/26 01:06:08 ID:RevJVXhY
「申し訳ありません。明日にはしっかり体調を整えますね、御主人様」
主人が気遣ってくれるのが嬉しいのか、少し表情が緩む。
>今回は内輪の書類だったからよかったものの〜
「はい、もうミスはしません。ですから今日はもうお休みを頂いて……」
と、そこまで言ったところであるキーワードが耳に入る。
「……!」
出て行こうとする主人の前をどけようとしながら、内心ではかなり激しく逡巡する。
(どうしよう……いつもの体調なら私を、って言うのに……でも風邪ひいてるし……でも、由依は杏樹さんに御主人様を取られたくないよ……)
「あの……。ご、御主人様……えっと……」
出て行こうとする主人を引きとめようとするかのように話しかけながら、なかなか言葉を切り出せずにもじもじと身体を動かす。
「なんだ? 由依……言いたい事があるなら早く言いなさい。お前らしくもない」
気づいているのかいないのか、急かすようなことを言う。
「それともまさか、その体調でお仕置きをして欲しいなどと言うのではないだろうな?」
ニヤッと笑って戸口付近で腕を組み、立ち止まる。
786 :
葦名 由依:04/10/26 01:16:08 ID:RevJVXhY
「あの……あの……」
まさか「杏樹さんの所に行っちゃ嫌です。夜伽なら私が……」とも言えず、しどろもどろになりながら主人を見つめる。
>それともまさか、その体調でお仕置きをして欲しいなどと言うのではないだろうな?
「!」
図星、と顔に書いてあるような表情になり、ますます言葉に窮する。そして。
「……」
一度こくん、と小さく頷いてから。
「わ、私は執事だというのにあんなケアレスミスをしてしまいました。その……御主人様がよろしいのなら……」
ミスをした使用人はきつくお仕置きしてください──と言って、その場で俯いてしまう。
「ほう、風邪を引いているというのに感心なことだ……が、私にうつされても困るな」
わざと困ったような顔をして部屋を歩き回る。
「杏樹のところに行けば、私は安全に欲求を満たせるのだが。
しかしそのように請われて断るのも、主人としてまずい。さて……」
そう言いながら引き出しを開けると、そこから太いバイブを取り出す。
「まずはこれを使ってオナニーしてみせなさい。ただし……」
大股でサッと部屋の外へと出ると、手招きしてみせる。
「この廊下で、だ。ああ、服は着たままでいいぞ。それ以上風邪をこじらせるようでは困るからな」
788 :
葦名 由依:04/10/26 01:30:49 ID:RevJVXhY
「……」
ここまで言い切った以上、あとは主人の返答次第。
歩き回る主人の言葉にじっと耳を傾けていたが、どうにか杏樹の部屋に行くのは止められたようでほっとする。が。
「……ろ、廊下で……ですか?」
野外は勿論、どこかの部屋の中以外ではこういった事はした事はない。
しかも自慰をしろ、とまで言われ、首筋まで肌を赤くしてしまう。
バイブを渡されると、廊下の真ん中におずおずと座り込む。
(これは御主人様のお仕置き……私がもうミスしないためのお仕置き……)
恥ずかしがる心にそう言い聞かせ、まずはバイブを口に頬張る。
「んっ……んぐ、んんんっ」
主人の逸物にそうするように、丹念に奉仕する。空いた手はそっと下腹部に伸ばし、少しでも早く受け入れる準備が整うようにする。
珍しく穿いている、派手さもなく少し地味なほどの白いショーツの上にそっと指を走らせつつ、時折ちらりちらりと主人を見上げた。
>ろ、廊下で……ですか?
「そうだ。どうした? いつも部屋でしていることをすればいいだけじゃないか。
どれくらいしているのだったかな……一日に三回だったか?」
わざと多く間違ってみる。
>時折ちらりちらりと主人を見上げた。
「私のモノだと思って大切にするのだぞ。さ、そろそろ入れて見せなさい……
ほう、今日の下着は白か。そう言えばこの前、取引先の重役が、
お前の方をジロジロと見て、なんとか下着が見えないものかと頑張っていたっけな」
本当がどうか怪しいことを言い出す。
790 :
葦名 由依:04/10/26 01:44:44 ID:RevJVXhY
「んんっ……ぷあっ」
たっぷりと奉仕したバイブを口から離すと、上気した顔つきで主人の話を聞く。
「ち、違います! その、週に三回くらいです。最近は、ずっと我慢してたのに……」
あまりにもエッチな女は嫌われる、と思っているので、必死になって否定する。
>私のモノだと思って大切にするのだぞ。さ、そろそろ入れて見せなさい……
「ん……わかりました」
熱のせいかしっとりと汗ばんだ脚を晒しながら、するりとショーツを脱ぎ、足首まで下げる。
「い、いきます」
主人の逸物より大きいであろうバイブを握り締めると、既に潤っている秘裂にそっと宛がい、ゆっくり挿入していく。
「んくぅ……ふぅっ、ああ……はぁ、はぁ」
ようやく挿入しきると、潤んだ目で主人を見ながらバイブを動かし始める。
>お前の方をジロジロと見て、なんとか下着が見えないものかと頑張っていたっけな
「嫌です……。私、御主人様以外には見られたく……ないですよ……っん」
出先で悪戯される事も少なくは無いだけに、どうやら出張先でもそういった下着を着用したりしているらしい。
「そうか週三回だったか。しかしそれでも多いんじゃないのか?
今度他のメイドにも聞いてみようか、一緒に」
由依が自らバイブを挿入していくのを見ながら提案する。
>私、御主人様以外には見られたく……ないですよ……
「私以外には……か。では由依、もしも私が……もしも、の話だが」
一度それを強調してから続ける。
「もしも私が、私のために取引先の男に抱かれてくれ、と頼んだら、どうする?」
真剣な表情を作って、自慰を続ける由依の耳元で問う。
792 :
葦名 由依:04/10/26 02:00:10 ID:RevJVXhY
「んぅ……。そんな、由依は多くなんか無いです……。それに、一緒になんて恥ずかしい、ですよ……」
私が多いのは基本的に夜伽役にならないからなのに……などとぼんやり考えつつ、バイブを出し入れする。
もし主人と一緒にそんな事を聞いて回れば、特にあのメイドにまたまた茶化されそうであるが。
>私以外には……か。では由依、もしも私が……もしも、の話だが
「ふぁ、はい……?」
とろんとした目のままで、主人の話を聞いていたが、最後までそれを聞くと表情が凍りつく。
「わ、私は……」
熱と性感で混濁している思考の中に、以前から漠然と考えていた事を突きつけられる。
「もし、他のメイドではなく私がそうする事で御主人様が助かるのであれば……」
そこから沈黙が続き、ややあってようやく言葉の続きを紡ぎ出す。
「それなら由依は……私は、きっと出来ます」
どこか悲愴感すら感じさせる表情でそう言い切って、その後は表情を崩さないようにしながらそっと主人から目を離す。
>それなら由依は……私は、きっと出来ます
「そうか……」
由依の背後に回り、そっと彼女を四つん這いの格好にさせると、
その手をどけて、自らバイブで秘奥を突き始める。
「こうして、他の男のモノを私の目の前で受け入れるのも平気か?
私の前で弄られ犯されて、快感の声をあげて、中に射精されても本当に平気でいられるのか?」
徐々にバイブの動きを激しいものへと変えながら、たたみかけるように問う。
「私のためなら、そんなことでも出来るのか? 由依」
794 :
葦名 由依:04/10/26 02:15:23 ID:RevJVXhY
「ん、あっ……」
主人に四つん這いにさせられてバイブで突かれると、身体の奥から滲み出てくるような快感と充足感が身体に満たされていく。
「あっ、御主人様……大きくて、やっ……んん!」
廊下と言うことを意識してか少し我慢するような喘ぎ声。
そして、背後から耳元に、主人の声が届いてくる。
「……あくっ、わ、私は……」
上下左右を激しく突いてくるバイブに悶えさせられながら、考える事をタブーとしていた部分に次々と言葉を叩き込まれていく。
「私は、御主人様の為なら……」
もう一度そう言うと、頬を一本の筋が伝う。
「……やっぱりダメです。由依は、御主人様をお慕いしています。御主人様にならどんな事をされたっていい。
御主人様を救えるのなら私は命だって惜しくは無いんです。でも……でもっ」
喘ぎ声を混じらせながら、続ける。
「私のこの身体は、執事としても、女としても御主人様に捧げました。ですから、御主人様以外の男性に身体を差し出すなんて、出来ません……!」
主人からは見えないものの、床の絨毯にはぽたりぽたりと滲みが増えていった。
「由依……そうか、ならばメイドと同じように扱うのは、やはり無理だな」
あっさりとバイブを引き抜くと、少し冷静な口調に戻る。
「私がメイドに情けをかけるのは、私のためにその身を汚してくれるからだ。
由依は、私だけの女になりたいのだったら、少し我慢が必要になる。分かるな?」
由依の髪の毛を軽く撫でると、その場に腰を下ろして逸物を取り出す。
「さ、由依。最後の仕上げだ。自分から来なさい。
今夜だけは特別サービスで、私の情けをくれてやろう」
796 :
葦名 由依:04/10/26 02:27:43 ID:RevJVXhY
「………はい。それは、わかっています」
元より執事とメイドは別物、と割り切っている以上、主人の言葉に素直に頷く。
そうして、逸物を取り出してその場に腰を下ろした主人の上に、やや危うい足取りで跨る。
「ありがとうございます。御主人様……」
ショーツだけを脱いだ格好で、そのまま主人を迎え入れる。
「御主人様……御主人様……あぁっ!」
待ち焦がれた物を受け入れると、積極的に腰を振って主人に奉仕する。
>はい。それは、わかっています
「そうか。しかし勿体無いな。お前ならもう少し遊ぶ事も出来るだろうに。
迫る男もいるのではないか?」
少々意地悪な質問をしつつ、由依がまたがって来るのを眺める。
「普段は冷静でも、夜にはこんなにいやらしいのだから、男もそそられるというものだ」
「さて由依。私に風邪をうつされては困るから、今日はキスは出来ない。いいな?」
それだけ言うと、ゆっくりと下から突き上げ始める。
「それがお仕置きの代わりだ。あとは好きにしなさい」
あくまで自分のペースでゆっくりと腰を動かし続けると、あとは何も愛撫をせずに続ける。
798 :
葦名 由依:04/10/26 02:42:27 ID:RevJVXhY
「そ、そんな! 私はあの時から御主人様だけに仕える為に生きてきました。
言い寄られる男性なんて……」
過去にいなかったわけでもなく、その上屋敷に来てからも瀬名事故じみた間違いがあった事も事実なのだが。
>普段は冷静でも、夜にはこんなにいやらしいのだから、男もそそられるというものだ
「ふぁん……ぁっ、由依がいやらしくなれるのは……御主人様、だからですよ?」
そう言いながら、キスは出来ないという主人の言葉に黙って頷く。
後はゆっくりと動く主人の腰に合わせて、浅く深く、ペースを変えつつ快楽を味わう。
衣服越しに乳房に触れ、なかなか機会の無い交わりを少しでも長く、少しでも強く感じられるように。
「あぁっ、御主人様……嬉しい、です……んくぅっ!」
弱い所を突かれたのか、少し脱力して前傾姿勢になり、主人と肌が触れる部分が増える。
「由依は、もう……」
「本当か? 本当に私以外の男を知らないのだな?」
知ってか知らずか、念入りにそのことを問う。
>由依は、もう……
「ふむ、熱があるせいか、少し感じやすいようだな……では、何処に欲しい?
自分の口ではっきりと言ってみなさい」
由依の額に手を当てて体温を測ると、結構熱くなっているのが分かる。
そのため、なるべく早く終わらせようと、ピストン運動を早め、快楽を高めていく。
800 :
葦名 由依:04/10/26 02:52:27 ID:RevJVXhY
「はい、知りません。由依は、前も捧げましたし……御主人様が望まれるなら、その、後ろだって大丈夫です」
これに関しては合意の上ではなかったと言う認識を持っているせいもあって、眉一つ動かさずに主人に言う。
>何処に欲しい?自分の口ではっきりと言ってみなさい
「……っ」
腰を動かしながら、視線を少しさまよわせる。
「中に……風邪をひいていても御主人様を欲しがるやらしい由依の中にくださいっ!
そうしたら、きっと元気も分けてもらえますから……」
水音を立てる結合部を見せるように腰を振り、時折可能な限りに締めてみる。
「中にくださいっ! ……もう、あぁぁっ!!」
びくっと身体を震わせ、とろけた表情で主人の射精をねだる。
>御主人様が望まれるなら、その、後ろだって大丈夫です
「後ろ、か……そういえば、まだ味わったことがなかったな。
では風邪が治ったら私の部屋に来なさい。
そして尻穴を自分で開いておねだりするんだ。出来るな? 由依」
言外に、また抱いてやる、という意志を表明する。
>風邪をひいていても御主人様を欲しがるやらしい由依の中にくださいっ!
「よし、では私から由依に薬をたっぷりあげような……それ……っ!」
一際大きくガクガクと由依を揺すると、中で逸物を暴発させる。
「……ふぅ、これで少しは元気がでる……のか?」
802 :
葦名 由依:04/10/26 03:02:12 ID:RevJVXhY
「は、はいっ! 綺麗にして、由依の前も後ろも御主人様に味わって……もらいたいです」
とんでもなく恥ずかしい事をさせられようとしているにも関わらず、冷静さを失った意識が欲求をそのまま言葉に変えてしまう。
>よし、では私から由依に薬をたっぷりあげような……それ……っ!
「御主人様ぁ……。やっ……あぁぁぁぁっ!!」
体内で達した逸物の震えを感じ、共振するかのようにこちらも達する。
「ぁ……御主人様のお薬、いっぱい……」
最後の一滴まで搾り取りように秘所をひくつかせると、ゆっくりと逸物を引き抜き、うつろな意識のままでそれを口に含む。
「んんっ……」
「よしよし……体調を崩していたのに、よく最後まで出来たな」
どこか空ろな表情で、それでも後始末までした由依の頭を撫でると、
その身体を抱き上げ、部屋まで運んでいくのだった。
804 :
葦名 由依:04/10/26 03:19:28 ID:RevJVXhY
自室に運ばれた後で、浴槽にお湯を満たしてそれに浸かる。
まだぼんやりとしながらも、さっきの主人の言葉を胸の奥で反芻していた。
「メイドに情けをかけるのは、その身を汚してくれるから……かぁ」
メイド達に比べれば一段劣るような気がする自分の身体を撫でながら、小さくため息。
「……由依は幸せですけど、やっぱりその分つらい事も多いです」
家族か親戚にでも宛てたような独白を残して、しばらくそのまま温かな湯に身体を預けるのだった。
805 :
新町 修一:04/10/26 23:12:01 ID:qK3VGnXJ
〜日中〜
「旦那様!」
「じいやか…そんなに慌てていったいどうしたのだ?」
普段の落ち着いた物腰とは正反対の形相でて執務室に駆け込んできたじいやの姿をみて、新町家の当主は怪訝な表情を浮かべた。
「おぼっちゃまが…おぼっちゃまがまた姿を消したのでございます!!」
そうじいやが告げた言葉でそれまで平穏だった新町家の邸内の空気が一変した。
806 :
萩野 瑞葉:04/10/26 23:29:51 ID:UDvztYqP
「え? 新町様の御屋敷から?
いえ、今日はいらしてはいませんけれど……」
執事から新町家の跡取り息子が姿を消した事について聞かれ、首を傾げる。
807 :
新町 修一:04/10/26 23:37:52 ID:qK3VGnXJ
「お父様、お母様、じいや…ご迷惑をかけてすみません…」
時折そんな風に呟きながら大きくため息を吐くと肩を落としながらとぼとぼと道を歩いている。
先日迷子になった時に出会った一人の女性…
あの日以来、寝ても覚めても最後寝てしまいお礼をいう間もなく別れたそのひとの事ばかり考えるようになってしまっている。
「もう一度だけ会いたいな…」
そんな気持ちが昂ぶり、気がついたときには初めてお屋敷を抜け出していた。
「あった!ここだ…ここにお姉ちゃんが!!」
おぼろげな記憶を辿り、不慣れな一人歩きでようやく名無し家のお屋敷に着いた頃には、先日同様すっかり日は暮れてしまっている。
「お姉ちゃん今日もいるかな…」
意を決して訪れたものの急に弱気になり、不安そうな表情でこっそり門の外からお屋敷様子を伺った。
808 :
萩野 瑞葉:04/10/26 23:41:46 ID:UDvztYqP
執事が去って行った後、心配そうにため息をつく。
「どうなさったんでしょう……でも、もしかして?」
何かの予感に誘われて、そっと屋敷を抜け出すと、門の辺りまで歩いていく。
すると。
「修一様!? やっぱり……」
ぽつんと佇んでいた少年を発見して、慌てて門を開ける。
「新町様の御屋敷でも心配なさってますわ。さ、すぐにご連絡しましょう?」
手を取って真剣な表情で目を覗きこむ。
809 :
新町 修一:04/10/26 23:53:23 ID:qK3VGnXJ
「あっ!お姉ちゃん!!」
不安そうに門から中の様子を伺ったその目に瑞葉の姿が映った瞬間、
それまでの不安な表情がたちまち嬉しさいっぱいの表情に一変する。
>手を取って真剣な表情で目を覗きこむ。
「やっぱりお父様達僕がいなくなったから心配してるんだね…」
諭すような瑞葉の言葉に旨が締め付けられ、涙が浮かぶが
覗き込む瑞葉の瞳に見つめられると同時に、胸がドキドキと高鳴ってしまう。
「お姉ちゃん…家に連絡するのは待って…ください・・・」
ぎゅっと手を握り締め、瑞葉を見上げると小さな声でなんとかそう呟いた。
810 :
萩野 瑞葉:04/10/26 23:58:07 ID:UDvztYqP
>心配してるんだね…
「ええ、でもどうしてこんな……きちんとご両親にも一言断ってからいらして下されば……」
手を引いて屋敷の方へ誘おうとするが、
>お姉ちゃん…家に連絡するのは待って…ください・・・
「え? ど、どうしてですの? 御屋敷の方たちもご心配なさってますわ。
一刻も早くご連絡さしあげないと……」
しかしどうしても修一が納得がいかないようなので、
とりあえず屋敷の方から見えないように木陰に入って、改めて問う。
「修一様、聞かせていただけますかしら? どうしてこんなことをなさったんですの?」
811 :
新町 修一:04/10/27 00:08:22 ID:Jz3C24Zv
瑞葉が自分のことを覚えてくれていることに少し嬉しさを覚えながら、瑞葉の後について木陰に入る。
>修一様、聞かせていただけますかしら? どうしてこんなことをなさったんですの?」
問い詰めるような瑞葉の口調に気おされながらも、ようやく口を開く。
「お姉ちゃんごめんなさい…でもお父様やお母様に言ったら、お姉ちゃんに会えないと思ったんです…
僕、お姉ちゃんとの約束を守ったらまたお姉ちゃんに会える気がして、ずっと内緒にしとこうと思ったんです…
でも…でもお姉ちゃんの事考えると胸が病気みたいに痛くなっちゃうんです…
誰にも相談できないのが辛くて辛くて、でもお姉ちゃんに嫌われたくないから…そんな事考えてるうちにいつの間にか家を飛び出してたんです・・・」
嗚咽交じりにそういうと涙をこぼしながら俯いてしまう。
812 :
奥津 夕呼:04/10/27 00:11:32 ID:Um1IrtEN
「はあ〜 今日も頑張ったな」
仕事を終え、髪の毛をくしゃくしゃとかき上げながら伸びをして体を解す。
ふと視線を彷徨わせると鏡の中で大あくびをしている自分に目が止まり
そのだらけきった表情に吹き出しそうになる。
「疲れてんのかな、アタシ」
着込んだメイド服を整えながら、ぼそっと呟いた。
813 :
萩野 瑞葉:04/10/27 00:14:11 ID:o8uZhk/F
>お姉ちゃんとの約束を守ったらまたお姉ちゃんに会える気がして
自分との約束を守ったがゆえの行動と聞いて、ハッと顔色を買える。
「修一様……」
>でもお姉ちゃんの事考えると胸が病気みたいに痛くなっちゃうんです…
涙まで流して告白する修一に、手を差し伸べる事も出来ず
震えながら口元を押さえる。
「修一様……ごめんなさい、私……私のせい、で」
そしてその場にがっくりと崩れ落ちる。
「私が、修一様の……初めてをいただくようなことをして、お心を惑わせたから……
私がいやらしいせいで、修一様を悩ませていたんですのね……
いつもそう……ですわ、私……」
何かを思い出してしまったらしく、顔を抑えて肩を震わせ始める。
814 :
新町 修一:04/10/27 00:21:14 ID:Jz3C24Zv
「お…ねえ…ちゃん?」
突然美しい声を震わせた瑞葉の様子に戸惑ってしまう。
「お姉ちゃんどうしたんですか?・・・なにか嫌な事があったんですか?」
おそるおそる崩れ落ちた瑞葉に近づくと、首をかしげて瑞葉の美しい顔を覗き込む。
どうすることもできない自分に焦り始めた頃、不意に嫌な考えが頭をよぎる。
そして、未熟さゆえにそのままその考えを口にした。
「それとも…やっぱり…僕なんかと一緒にいるの嫌ですか?」
815 :
椿 杏樹:04/10/27 00:27:21 ID:o4u+4ioF
一足早く仕事を終え、小さなチョコとコーヒーをお供に
子供向け名作劇場アニメに夢中になっている。
「いいなぁー。なんだかチーズフォンデュ食べたくなっちゃった」
816 :
萩野 瑞葉:04/10/27 00:27:56 ID:o8uZhk/F
>なにか嫌な事があったんですか?
「いいえ……いいえ、なんでもないですわ」
修一を心配させまいと、涙をぬぐってなんとか微笑む。
>僕なんかと一緒にいるの嫌ですか?
「い、いいえ!!」
思わず大きな声が出てしまい、慌てて口を押さえる。
「いいえ……私に会いに来て下さった……それはとても嬉しいですわ。
でも、ご両親を心配させてしまうのは、いけません。
この御屋敷にいらっしゃるのなら、正式にお客様としていらして下さい。
そうしたら……私もメイドとしてご接待させていただきますから」
あえて“接待”という言葉を使い、“奉仕”とは言わない。
「それともう一つ、もし前のようなことがなさりたいと思ったら、
その時も私のところへいらして下さい。決して御屋敷のメイドさんにはなさらないこと。
約束してくださいます?」
そこまで言うと、小指を差し出す。
817 :
奥津 夕呼:04/10/27 00:38:17 ID:Um1IrtEN
「んー……」
十分体を解した後で周りをキョロキョロ見回す。
「…おっし、誰もいないな」
おもむろにメイド服のエプロンポケットから煙草とライターを取り出し、火を付けた。
ふーっと夕呼が息を吐くと、部屋の中に紫煙が拡がっていく。
「見つかると五月蠅いからなぁ…」
ぼやきながらも、煙草を挟んだ指先を見て満足そうに笑う。
818 :
新町 修一:04/10/27 00:42:18 ID:Jz3C24Zv
「お客様…?接待…?」
瑞葉の言葉の意味が実はよくわからなかったのだが、
すくなくとも嫌われてはいないらしいということがわかりほっと胸を撫で下ろした矢先…
>「それともう一つ、もし前のようなことがなさりたいと思ったら、
その時も私のところへいらして下さい。決して御屋敷のメイドさんにはなさらないこと。
約束してくださいます?」
そういわれ、この前の行為を生々しく思い出してしまった。
途端にドキドキと胸が高鳴り、恥ずかしくて瑞葉の顔が見られない。
変化を始めた下半身を意識しまいとするのだが、そう思えば思うほど意識してしまう。
「う、うん…僕ちゃんといい子にしてる…ちゃんと約束は守ります・・・
だから、だからまたお姉ちゃんに会いに来ていい?」
下半身の変化を隠すように切羽詰った口調でそういった後、
目の前の細くのびた瑞葉の白い指先を見つめてごくんとつばを飲み込んだ。
「それに…それにね・・・他の人になんて僕されたくないんです・・・僕おねえちゃんがいいんです・・・」
恥ずかしいことを考えてる自分が情けなくて涙をポロポロこぼしながら嗚咽交じりにそういった。
819 :
萩野 瑞葉:04/10/27 00:47:54 ID:o8uZhk/F
>だからまたお姉ちゃんに会いに来ていい?
「ええ、もちろんですわ。そんな風に言っていただけて嬉しいです」
修一の髪の毛を撫でながら微笑む。
>他の人になんて僕されたくないんです・・・僕おねえちゃんがいいんです・・・
「修一様……」
ちらりとズボンを見ると、前が膨らみかけている。
「……また、なさいますか?」
悪い事なのかもしれない。しかしこの少年に奉仕したい。
そう思ってその部分へとそっと手を伸ばし、さすり始める。
仕事を中断し、コーヒーでも入れなおそうと部屋を出る。
「やれやれ、いくら執事とはいえ
ああもずっと由依に見張られていては弱ってしまうな」
疲れた様子で気分転換を兼ねて廊下を歩く。
>>817 通りがかった部屋の中から、ドアの隙間を通じて白い煙が出ている。
匂いですぐに煙草とわかったので、知人が宿泊でもしているのかと中を見てみる。
「ん」
「…夕呼か。
こら、客人用の部屋で何をしているんだね」
821 :
新町 修一:04/10/27 00:59:14 ID:Jz3C24Zv
瑞葉の手のひらで頭を撫でられた事がとても嬉しく、涙を浮かべながら顔をくしゃくしゃにして笑ってしまう。が・・・
>「……また、なさいますか?」
「あっ!…んんっ…」
そういって下半身に瑞葉の手のぬくもりを感じた瞬間、幼い逸物がたちまちピクンと反応してしまう。
瑞葉の手の感触に翻弄されるように声が漏れ、脱力した体が瑞葉に預けるようにもたれかかった。
「本当に僕おかしくなっちゃったかもしれません…
お姉ちゃんの事を考えるといつもここがこんな風におかしくなってしまうんです…
それだけじゃなくて、この前見たお姉ちゃんの体を思い出して僕、僕いけない事をしてしまったんです・・・」
瑞葉の指先に翻弄されながら、懺悔するようについついそんなことを口走ってしまう。
「僕やっぱり…いけない子なんです・・・ごめんなさい・・・」
そういって涙をこぼし瑞葉の腰に手を回ししがみつく。
「お姉ちゃんごめんなさい…ごめんなさい…」
822 :
奥津 夕呼:04/10/27 01:03:05 ID:Um1IrtEN
<「…夕呼か。
< こら、客人用の部屋で何をしているんだね」
「…っ?! ご、御主じ…やべっ…げほ、ぶほ…っ!」
油断していた所に声をかけられ、思わず煙で咽せてしまう。
慌てて煙草を揉み消し、内心マズったなぁと思いながら何とか笑顔を取り繕う。
「ちょ、ちょっと一服してたんだよ…いや違った、してたんです」
勿論、ここで吸ってはいけないのは知っているが、何せメイドが煙草を吸うのが嫌がる人が多い為
メイドが出入り出来る部屋で灰皿が置いてあるのはココだけだった。
「じゃ、じゃあ、アタシ、仕事の続きがあるからさ…、さいなら」
何とかこの場から逃げようと、そう言って脇をすり抜けようとする。
823 :
萩野 瑞葉:04/10/27 01:05:17 ID:o8uZhk/F
>僕おかしくなっちゃったかもしれません
「大丈夫、ちょっと早いのかもしれませんけれど、もう少し大きい子たちは、
みんなそうなんだそうですわ……
聞きかじっただけの知識ではあるが、安心させるように言い聞かせる。
>この前見たお姉ちゃんの体を思い出して僕、僕いけない事をしてしまったんです・・・
「修一様……嬉しいですわ、私は。そんなに想っていただけて。
ですから謝らないで下さいませ」
そう言うと、ズボンのファスナーを下ろし、そっと脈打つ幼根を取り出す。
「ふふ、まだ触っただけですのに、こんなに大きくなさって。
……でも、まだ大人になりきれてませんのね」
どこか陶酔したような口調で呟くと、包皮が中途半端に覆う逸物を口に含み、
唾液で湿らせ、舌で弄びながら、ゆっくりと皮をカリ首まで剥いていく。
「ふぁ……むぅ、ちゅぷ、んん……」
そして溜まった恥垢を綺麗に舐めとってやる。
824 :
新町 修一:04/10/27 01:17:14 ID:Jz3C24Zv
>>823 「ありがとうお姉ちゃん…」
瑞葉のやさしい言葉とメイド服から漂う心地よい芳香が不思議と心を落ち着かせると同時に、
開いた目の前で揺れる美しい弧を描いたふくらみにいつの間にか目が奪われていた。
>「ふふ、まだ触っただけですのに、こんなに大きくなさって。
……でも、まだ大人になりきれてませんのね」
「大人になるってどういうことなんですか?」
そう言おうとするのだが、瑞葉の温かい舌先が幼い逸物を刺激するため言葉にならない。
やさしくうごめく瑞葉の舌先の動きにあわせて逸物がピクンと反応し、全神経が集中する。
「お姉ちゃんどうしよう…すごく、すごく気持ちがいいです…っ!
だめです!!だめですそれ以上されたらったらっ…んんっ!!」
瑞葉を思い一人でしたときとはまるで別格の刺激を感じながらそういった瞬間、
逸物が振るえ一瞬膨らんだかと思うと、熱くたぎった幼い粘液が瑞葉の顔めがけて放出してしまう。
>>822 >アタシ、仕事の続きがあるからさ…、さいなら
「全く……。待ちなさい」
溜息をつきながら、夕呼のメイド服の首根っこを掴んで引き止める。
「一服したい気持ちはわかるが、もしここに客人が入ってきたらどうするんだ。
たちまち我が家のメイドの資質を問われるぞ」
「これはきちんと反省しなくてはいかんな。ふむ……こっちへ来なさい」
夕呼をそのまま、近くの別の部屋へ連れて行く。
「そう言えば今夜は、取引先の方何人かを晩餐にお招きしていたな。
私も息が詰まっていたし、丁度いい余興だ。
お前の御仕置きはその方々にも見て頂く事にしよう。」
言う事はかなり凄いのだが、表情は打って変わって優しげに微笑んだりする。
よほどさっきまで窮屈な思いをしていたらしい。
「皆さん、くつろいで頂けていますかな。
お疲れのところ申し訳ないが、今から少しお見せしたいものがあるのだが」
中の客人男性達に言う。
826 :
萩野 瑞葉:04/10/27 01:22:52 ID:o8uZhk/F
「んふぅ……ぷぁっ、ほら……こういう風になれば、もうご立派ですわ……っ」
天を突くように勃起し、びくん、びくんと震える逸物をさすり、
外気に晒されたカリ首の部分を重点的に指と舌で刺激していく。と、
>だめですそれ以上されたらったらっ…んんっ!!
「あぁ……っ!? ん……」
予想外に早く爆発がおこったので一瞬驚くが、すぐにうっとりとした表情になって
白濁の奔流を受け止める。それが収まると、ゆっくりと目を開き、
髪の毛から顔、そして胸元までをべったりと汚した精を指で拭っては口へと運ぶ。
「あ……修一様の、また無駄にしてしまいましたわ。ごめんなさい……
せめてお口でいただきますから……んちゅ……ぅっ」
そして修一の逸物に溜まったままの残滓も吸い出していく。
「……でも、まだ大きいままでいらっしゃいますわね。では……」
ショーツも脱ぎ去ると、その場に横たわり、脚をそっと開く。
「いらして下さい。私を好きなように味わって……」
827 :
新町 修一:04/10/27 01:34:40 ID:Jz3C24Zv
「お姉ちゃんそんなの汚いっ!?…っ」
まるで瑞葉をよごしてしまいそうな気がして、
欲望を吐き出した逸物に瑞葉の温かい舌先を添える瑞葉を拒もうとするのだが、
その舌の動きにまたも声を漏らしてしまう。
やがて体をすっと離し目の前でショーツを脱ぎ去る瑞葉の姿から、
射精の余韻覚めやらぬまま大きく肩で息をつきながらも目を離せない。
「お姉ちゃんの足…すべすべしてほんとに綺麗…」
すらりとのびた白いふとももからショーツがすべり落ちると、
ゴクンとつばを飲み、昂ぶる感情を抑えきれず本能の赴くままに瑞葉の両足の間に体を入れていた。
一度放出しているにも関らず先ほどよりもさらに昂ぶった幼い逸物を手に取り、瑞葉の恥ずかしい場所に宛がうのだが、
気持ちばかりが焦ってしまい、一向にうまく挿入することができない。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん…」
涙をうかべ、すがるようにまるで母親のように自愛に満ちた笑顔を見せる瑞葉を見上げてしまう。
828 :
萩野 瑞葉:04/10/27 01:41:22 ID:AsMa2DQq
「私なんかを、こんなに想っていただけて、本当にありがとうございます。修一様」
そして目を閉じて、成すがままに任せようとするが、
>お姉ちゃん、お姉ちゃん…
どうやら挿入が上手くいかないらしいことを悟ると、幼茎を自ら手に取り、秘壷へと導く。
「さ、このままゆっくりと腰を前に出してくださいませ……そう、そうです、わ、あんっ!」
ぐぐっと入ってきた剛直を締め付け、喉の奥から悦びの声を漏らす。
「次は、はぁっ、腰を動かして、気持ちよく……なりましょう? それと……」
修一の頬を優しく撫でながら言う。
「それと、瑞葉って名前、呼んで下さいませ、今だけでも……」
829 :
奥津 夕呼:04/10/27 01:42:21 ID:Um1IrtEN
<お前の御仕置きはその方々にも見て頂く事にしよう。」
「えっ?! ええー?!! ちょっとタンマ! いや、おい!…離せって!」
首根っこを掴まれているので、抵抗しようにも上手くいかず、ズリズリと引きずられていく。
御主人様の顔を見るとにっこりと微笑んでいるが、それが返って不気味であった。
<「皆さん、くつろいで頂けていますかな。
< お疲れのところ申し訳ないが、今から少しお見せしたいものがあるのだが」
連れて行かれた部屋の中に大勢の男性客がいるのを見て
流石にジタバタするのは外聞が悪いと思って神妙にするが
「お、オイ、何するつもりだよ?」
お仕置きと聞いたものの、こんな大勢の前に出されるとは思っていなかった為、青ざめた顔で主人を見上げる。
830 :
新町 修一:04/10/27 01:55:50 ID:Jz3C24Zv
瑞葉の手に導かれ幼い逸物がやわらかくうねる瑞葉の体内に飲み込まれていく。
「っあああ…すごい!お姉ちゃんすごい、すごいです!」
瑞葉のかすれた声が耳を刺激し、逸物に絡まる瑞葉の体内の暖かさと感触を感じた瞬間電流のような刺激が背中を走り歓喜の声が漏れてしまう。
先ほど放出したばかりにも関らず、その体内のうねりがまたも幼い逸物を高みへと押し上げていく。
もっと長い間お姉ちゃんとひとつでいたい…そう思い、唇を必死にかみ締め絶頂に絶えていた。
瑞葉と呼んで…そう言われたのだが、いざ口にしようとすると妙な気恥ずかしさを覚えなかなかうまく言葉にならない。
「み、瑞葉お姉ちゃん…」
朦朧とする意識の中でようやくそう言葉にした瞬間、
「瑞葉お姉ちゃん!瑞葉お姉ちゃん!瑞葉お姉ちゃん!どうしよう僕、僕とっても気持ちがいいんです!瑞葉お姉ちゃんどうしよう!」
堰をきったように憧憬の人の名を叫びながらまだ見ぬ未知の快感を求め、
幼い情熱をぶつけるように腰を動かし激しく逸物を叩きつけていた。
>>829 「何、そんなに怖がる事はない。
大勢の前に出る事に慣れるのも、メイドとして大事なことだ。ああ、すみませんな皆さん」
さらっと夕呼に言うと、彼女を客人たちの前に出す。
「うちのメイドの夕呼と言いまして…これはどうにもじゃじゃ馬な性格でね。
今しがたもこっそり悪さをしていたのを、注意したところです」
客人たちに説明しながら、後ろから夕呼のメイド服のスカートに手を入れる。
中に入った手は、太股あたりをゆっくりと撫で回す。
「本来ならばすぐにでもクビにする方が多いと思うが、何分この器量なので…
…今日はここで仕置きをして、それで許してやろうと思うのですよ」
顔を見合わせて興奮し始める客人をよそに、
夕呼の胸元も荒っぽい手付きで乱し始める。
「さあ、お前も皆さんにご挨拶しなさい。丁寧な言葉を使うんだぞ」
832 :
萩野 瑞葉:04/10/27 02:00:40 ID:AsMa2DQq
「あっ、あっ、修一様、激しい……あんっ、すごい、ですわ……っ」
名前を幾度も呼ばれ、剛直を奥まで突き立てられて悩ましい声をあげる。
「気持ちよくなっていただけて、嬉しいです、あんっ、また出そうになったら、そのまま……んっ」
修一の唇を自分のそれでふさぐと、腰に脚を絡みつけて自分でも動き始める。
「ふぅ、んんっ、んちゅっ、ふぁぁ……っ」
舌を絡めて修一の口腔内を犯し、秘所では幼い剛直を蕩かしそうなほどに
襞を潤わせ、絡みつかせて絶頂へと導いていく。
「きて……修一様、いらしてぇっ!!」
833 :
新町 修一:04/10/27 02:09:10 ID:Jz3C24Zv
「お姉ちゃん!瑞葉…お姉ちゃんっ!おねえちゃんとっても綺麗だよ、お姉ちゃん、お姉ちゃん大好きっ!」
無我夢中で口走りながら屋外ということも忘れ、
瑞葉の見るからにやわらかそうにふんわりと盛り上っているふくらみに顔を埋めながら、
一心不乱に逸物を抜き差しする。
>「きて……修一様、いらしてぇっ!!」
「お姉ちゃんなにかくるよっ!?どうしよう、瑞葉・お姉ちゃん!どうしよう?どうしたらいいのっ?…っ瑞葉お姉ちゃんっ!!」
かすれた瑞葉の声が快感をさらに刺激し、その言葉に促されるままに逸物を激しく瑞葉の体内に埋め込んだその時、
逸物が瑞葉の胎内で大きく跳ね、一度目よりも激しく白い粘液を吐き出した。
834 :
萩野 瑞葉:04/10/27 02:18:03 ID:AsMa2DQq
すべすべとした膨らみに、まだ柔らかい修一の頬が擦り付けられるのが心地よく、
さらにゾクゾクとした快感が背筋を這い登ってくる。
「あ……あぁんっ、気持ち、いい……っ」
>お姉ちゃんなにかくるよっ!?どうしよう、瑞葉・お姉ちゃん!
「そのまま……中に、思うように好きにして下さいませ……あぁぁっ!!」
唇の端から涎を伝わせ、若干呂律も回らなくなった口調で修一を導くと、
爆発した二度目の奔流を受け止め、最後の一滴まで襞をうごめかせて搾り取る。
「修一……様、あついのが出て、ますわ……」
ぎゅっと修一を抱きしめささやく。
「んっ……最後に、もう一度お掃除しますわね」
やがて修一から身体を離すと、手早く逸物の汚れを口で拭う。
膝立ちになったせいで、秘裂から白濁が太腿まで伝うが、それも指ですくって口へ運ぶ。
「またこんなにいただけて、瑞葉は嬉しいですわ……でも、もうそろそろご実家へ連絡をいれませんと。
私からも謝って差し上げますから」
自分も服を身につけ、修一の着衣の乱れも優しく治してると、その手をとって屋敷に誘う。
「これからも、いつでもいらっしゃる事が出来るように……さ、行きましょう?」
835 :
奥津 夕呼:04/10/27 02:21:07 ID:Um1IrtEN
>>829 「わ、悪かったな! どうせアタシはじゃじゃ馬だよ!」
居並んだ客を前に、それでも腹立たしくて主人に言い返してしまう。
男性客からは失笑が漏れるが
この生意気なメイドがどんな目に遭うのか、期待しているようでもあった。
<「本来ならばすぐにでもクビにする方が多いと思うが、何分この器量なので…
「わ、分かった。い、いえ、分かりました…」
流石にクビになるワケにはいかない。そう思って大人しく挨拶を始めるが
「おくつ… ゆうこ、と言います。か、隠れてタバコを吸ってました…ゆ、許して下さい…」
胸やお尻を這い回る主人の手に妨害され、つっかえつっかえになってしまう。
くっそぉ、何でアタシがこんな目にぃ…と胸中でぼやくが、自業自得だというのも分かっている為
悔しい涙が浮かんでくる。
836 :
新町 修一:04/10/27 02:33:48 ID:Jz3C24Zv
「瑞葉お姉ちゃん…そんなの汚いよ…っんん…」
逸物を舌で清める瑞葉の姿にそう言おうとするものの、
反応を確かめるように見上げる瑞葉の大人びた雰囲気に飲み込まれ、
ただただ瑞葉にすべてを任せ時折その動きにかすれた声を漏らしてしまう。
まるで母親のように甲斐甲斐しく服を調えてくれた瑞葉のやさしい手にひかれ、実家に連絡を取るために木陰を離れ邸内へとすすんでいく途中で、
気がつかれないように瑞葉のかぼそい手のひらを握る手にぎゅっと力をこめる。
「瑞葉お姉ちゃん大好きです…」声に出さずそう口を動かした。
>>835 「泣かずとも良いだろう。すぐに気持ち良くなる」
>か、隠れてタバコを吸ってました…
「よしよし…お前にしては上出来だ。
口寂しかったのなら、煙草ではなく別のものを吸いなさい」
客人のほうをちらりと見る。そして自分の方に夕呼を向き直らせ再び微笑む。
どうやら暗に口腔奉仕をほのめかしている様子で、
椅子に腰掛けて夕呼を半ば強引に跪かせる。
そして強制的に自分の逸物をしゃぶらせ始めると、夕呼の体勢を四つんばいにさせて
スカートの裾を捲り上げ、下着もずり下ろしてしまう。
周囲の客人達によく見えるように秘所を指で開き、何本か指を突っ込ませて弄る。
「どうした、反抗的な目だな。…反省の気持ちがまだ足りないのではないかね。
まあここの客人方に一斉に嬲られれば、少しは素直になるか…」
838 :
奥津 夕呼:04/10/27 03:00:41 ID:Um1IrtEN
>>837 <「よしよし…お前にしては上出来だ。
複雑な表情をしながらも何とか主人のを口に咥えて奉仕を始める。
元々慣れないせいもあってか、嫌悪よりも下手に喉の奥まで入れてしまうなどして咽せてしまうが
何とか唾液で湿らせた主人の逸物に丁寧に刺激を与えていく。
だが、あくまでもイヤイヤやっている様な態度は隠さなかった。
<まあここの客人方に一斉に嬲られれば、少しは素直になるか…」
う、うそだろ?! だってアタシ… こんな…
この一言に経験の浅い夕呼は顔色を失ってしまう。
周りを見回しても、冷静さを失った今では数え切れないほどの相手がいるように思える。
反抗的だった目つきには明らかに怯えの色が混ざり、周囲の人間にもわかるくらいに体が震え始める。
「ん……さあ、しゃぶったままであちらの方々にも御奉仕しなさい。
それが終われば今日の粗相は許してあげよう」
夕呼の秘所で蠢く手の動きを若干乱暴にさせ、水音を響かせる。
そんな中、見ていた客人が数人夕呼に手を伸ばし始める。
「どうぞ、ご遠慮なさらずに」
彼らも見ているうちに我慢しきれなくなったのか、いきなり逸物を夕呼の後ろから突き入れたり
自分の逸物を夕呼の頬や背中に擦りつけようとする。
「夕呼、良かったな。どの方もお前がいやらしいから、とても興奮してくれているようだぞ。
いい声で鳴きなさい」
乱暴に突かれる夕呼にそう話しかけ、時折戯れに尻を上から強く叩いたりする。
840 :
奥津 夕呼:04/10/27 03:31:47 ID:Um1IrtEN
>>839 <「ん……さあ、しゃぶったままであちらの方々にも御奉仕しなさい。
「んんー!! んむーーー?!」
口で奉仕をしている為、後ろの様子が確認出来ず、否定の声も主人の逸物に阻まれてしまう。
そうしている間にも、後ろから誰かの手が四つんばいになった自分の体を触りに来ていた。
まったく見えない恐怖のせいか、手が、指が、尻や秘裂に触れる度に過剰に反応してしまう。
「んんんー!! ひっ…むっ… んむ、ぷあ…や、やめほー!」
しかし過剰な反応は客の余興をそそり、更に愛撫の手数が増えるだけであった。
段々とその無数の手に嬲られている内に、止めどもなく秘裂から愛液が溢れ出してきてしまう。
くっそ… もう体がぁ…
最早、反抗的な目つきなど維持する事も出来ず
涙目になって口での奉仕と多数の男達の愛撫という仕打ちに耐える。
そして、まちかねた男性客が腰をぴったりと宛い、そのまま一気に奥まで挿入されて
「ひぐぅぅぅ?! いやぁぁぁ!!」
口に頬張った主人の逸物を吐き出して甲高い悲鳴を上げてしまう。
>>840 >主人の逸物を吐き出して甲高い悲鳴を上げてしまう
逸物を引き抜いてしまった夕呼に対して叱るのかと思えば、
複数の男にいいようにされている姿を見て満足したのか、意外にも優しく頬を撫でてやる。
「いいぞ…、お前は本当に仕置きがいのあるメイドだな。
…んむ…」
顔を上に向かせてキスで舌を絡ませる。
「さ、まだ私も終わっていない。口を開けるんだ」
鼻をつまんで口を開けさせ、逸物を突っ込むと両手で無理やり彼女の頭を前後させる。
「くっ……、一足先に出すぞ夕呼…っ!」
しばらく揺すった後に達し、口内に発射する。
「零さないようにな。まだ、他の方も待ってらっしゃるのだから
なるべく服や絨毯は汚さないほうがいいだろう」
まだ犯され続けている夕呼の頭をひと撫でし、逸物をしまう。
「客人全員に満足していただけたら、今夜の御仕置きは終了にしよう。頑張るんだぞ」
と、微笑んで言い残し自分だけ先に部屋を出る。
843 :
奥津 夕呼:04/10/27 05:45:49 ID:Um1IrtEN
>>841 <「いいぞ…、お前は本当に仕置きがいのあるメイドだな。
奉仕を中断して怒られるかと思ったのに、優しくキスされて戸惑う。
だったら――もう許してくれよ!
胸中で叫ぶが、後ろから剛直に突き立てられていては声にならなかった。
「ふああ…! ひぃっ」
代わりに嬌声が飛び出し、それを聞いた後ろの客が一段と腰を強く振り始める。
更に主人に再度の奉仕を強要され、その口は塞がれていった。
前後から交互に突き立てられるせいで、望みもしないのに体はだんだんと高ぶっていく。
半ば気をやりかけたその瞬間、口内に主人の逸物から白濁が迸る。
その青臭い味を受けて、少々現実に引き戻された所で主人から全員の相手をするように告げられる。
「こ、これで…許して…くれよ。もう十分だろ?」
その言葉に打ちひしがれそうになりながらも、最後の理性を振り絞って懇願する。
が、既に主人の背中は扉の向こうへと消える所だった。
直後、最初の射精が体内に注ぎ込まれ、夕呼は一度目の絶頂に押し上げられた。
「いやぁぁあ!!………」
結局、この不良メイドが解放されたのは
客全員がたっぷりと二回りはして、東の空も明るくなり始める頃だった。
844 :
奥津 夕呼:04/10/29 23:13:53 ID:gA6aye9s
「…また揺れたな」
仕事の手を止めて、まだ揺れているシャンデリアを不安げに見つめる。
最近、地震が多くなったのでお屋敷の中でも家具を固定したり割れ物を片付けたりといった
作業に忙殺されている。
845 :
萩野 瑞葉:04/10/29 23:28:30 ID:gRX+teKX
地震のせいで落ち着きがなくなったのか、チョロチョロと動き回っては
物を倒したりするようになった猫のセナを、さすがに見かねて、お説教している。
「だから、怖いのは分かりますけれど、イタズラみたいなことをしては……」
しかし猫のこと、聞いてなどおらず、ぷいっと横を向いてしまう。
「……もうっ」
847 :
萩野 瑞葉:04/10/29 23:34:46 ID:gRX+teKX
仕方が無いのでフタのしまるバスケットに入れてお仕置きしようかと思うが、
結局可哀想になって出来ずにいる。
「はぁ……われながら甘いですわよね」
848 :
奥津 夕呼:04/10/29 23:41:24 ID:gA6aye9s
非常用持ち出し袋の中身をを確認しながら
ふと御主人様が乾パンを食べている様を想像して一人で笑い出す。
「に、似合わねー。ぷぷぷ」
849 :
萩野 瑞葉:04/10/29 23:48:04 ID:gRX+teKX
とりあえずは部屋に外から鍵をかけて、セナが外に出ないようにすると
何か夜食でも持っていってあげようかと厨房へ行く。
と、夕呼が何やら袋を手にして一人で笑っている。
「夕呼さん? どうなさいましたの?」
850 :
奥津 夕呼:04/10/29 23:58:52 ID:gA6aye9s
一人笑っている所に入ってきた瑞葉に想像していた事を話し「笑えるだろ?」と同意を求める。
それからちょっと真面目な顔つきになって
「でも、被災地の人達は大変そうだもんな。こんなんで笑っちゃ悪いかもな。
うちらもきっちり準備はしとこうぜ」
そう言ってまたごそごそと持ち出し袋の中身の確認をし始めるがふと顔を上げて疑問を口に出す。
「そういえば、瑞葉は何しに来たんだ?」
851 :
萩野 瑞葉:04/10/30 00:02:08 ID:fLXgfirr
夕呼の話を聞いて、ついクスクスと笑ってしまう。
「……でもおじ様、たまにカップラーメンとか召し上がる事もありますわよ」
>そういえば、瑞葉は何しに来たんだ?
「ええ、セナちゃんのお夜食をとりに……確か煮干があったと思うのですけれど」
棚の上段にその袋を発見し、手に取ろうとするが届かず、背伸びをしてみたりする。
「うーん……」
852 :
奥津 夕呼:04/10/30 00:16:04 ID:WeusO7k9
「瀬名ぁ? あいつ煮干しなんか食べるのか? まるでネコだねー」
瑞葉の飼っている猫の名前とは知らず、人間の方を思い浮かべている。
高い所の物を取ろうと苦戦している瑞葉を見て、後ろからひょいと手を伸ばして取ってやる。
「ほら、でも、食べ物ならもう少しマシなものあるんじゃないか?」
勘違いしたまま余計な気を回し、瑞葉に肩をすくめてみせる。
853 :
萩野 瑞葉:04/10/30 00:19:43 ID:fLXgfirr
「え? ええ、猫ですけれど……あっ」
首を傾げた後で、煮干の袋をとってくれた夕呼が勘違いをしていることに気づく。
「あ、あのセナちゃんというのは私が飼っている猫のことで、その……」
確かに恥ずかしすぎるネーミングではあるのでモジモジするばかり。
「こ、これ、ありがとうございましたっ」
顔を真っ赤にして煮干を受け取る。
「あの、それよりもうお仕事も終わりになりますし、お茶でも飲みません?」
そして必死になって話題をそらそうとする。
854 :
奥津 夕呼:04/10/30 00:29:57 ID:WeusO7k9
「何でネコにアイツの名前がついてるんだ……????」
そうツッコミたかったが、瑞葉の様子にピンときて言わないでおく。
それとなく聞こえなかったふりをして最後の作業に取りかかる。
<「あの、それよりもうお仕事も終わりになりますし、お茶でも飲みません?」
持ち出し袋の口をきゅっと縛って棚に押し込み
「ん、ちょうど終わったからそうしよっか?」手の埃を払いながら立ち上がって言う。
「あ、悪いけどさ、お茶、瑞葉が煎れてくない? アタシが煎れると…なんつうか、その
あんまり美味しくならないんだよね。高い紅茶の筈なのにねぇ」
855 :
萩野 瑞葉:04/10/30 00:34:25 ID:fLXgfirr
>お茶、瑞葉が煎れてくない?
「ええ、任せてください」
どうやら何とか話を反らせたようなので、ホッとしてテキパキと用意を始める。
紅茶をポットの中で蒸らす間、冷蔵庫をあけて紅茶用のミルクを探す。
「ええと……どこでしたかしら? あ、これ?」
小さな瓶に入った白い液体を取り出す。
「これですわね、きっと。他に無いですし……」
実は主人がトラップとしてわざわざしかけておいた媚薬とも知らず、一緒に出してしまう。
「さ、そろそろ飲み時だと思いますわ♪」
夕呼と自分のカップにお茶を注ぎ、砂糖壷と白い液体の入った瓶を真ん中に置くと、
自分はそこから両方を多めに入れてしまう。
856 :
奥津 夕呼:04/10/30 00:46:07 ID:WeusO7k9
流れるような動作で紅茶を煎れていく瑞葉を感心したように見つめている。
やっぱ育ちの違いかなぁ〜 と胸中で呟いていたりもする。
出来上がったティーセットが運ばれて来て、嬉しそうにそれを受け取る。
「お疲れ様、あ、アタシもミルク取って」
瑞葉から受け取った白い液体を多めに入れていく。
「アタシ猫舌でさ、こうやってミルク多めに入れて冷ますんだよね」
頃合いを見て、十分に冷めた紅茶をくいっと飲み干した。
857 :
萩野 瑞葉:04/10/30 00:50:08 ID:fLXgfirr
>あ、アタシもミルク取って
「はい、どうぞ……猫舌なんですの?」
熱いブラックのコーヒーでも平気で飲めそうだと勝手に思っていたので、
イメージとのギャップに親近感が湧く。
「いただきます」
きちんと断ってから自分もカップを口に運び、何度かにわけて飲み干す。
「おかわりもまだありますから、いか……が、で……あら?」
立ち上がりかけると大きくめまいがして、テーブルの上に倒れこむ。
「は……あっ?」
倒れた瞬間、身体の奥で大きな疼きと痺れが巻き起こり、ぶるりと震えて夕呼の方を見る。
その瞳は既に焦点がぼやけて潤んでいる。
858 :
奥津 夕呼:04/10/30 01:00:30 ID:WeusO7k9
<「はい、どうぞ……猫舌なんですの?」
「なんだよ? その意外そうな顔は…」
人に言う度に似合わない、とか返されるのでちょっと憮然とした表情になってみせる。
でも、何だか瑞葉が嬉しそうなので相好を崩して笑い返す。
「って、どしたん瑞葉? ………お、おい?」
立ち上がりかけてテーブルの上に倒れ込んだ瑞葉を見て、慌てて声をかける。
様子がおかしいのに気づいて、駆け寄ろうとするが同時に腰が砕けて倒れ込む。
「え…?! 何だ?」
体の奥深い所で何か熱いものがぐるぐると回り出したような、そんな感触に思わず呻く。
「…何…コレ… 体…力っが…はい…」
859 :
萩野 瑞葉:04/10/30 01:10:07 ID:fLXgfirr
「ん……あぁっ」
空ろな瞳のまま手を前へと出して夕呼にすがりつく。
「ど、どうしたんでしょう……から、だ……熱い……っ!」
人肌に触れた瞬間、さらに疼きは大きくなり、何かに導かれるように夕呼にキスをしてしまう。
「ふ……うむ……っ、んっ、んんーーっ!」
それも舌を絡める深く淫らな口付けを。
さらに指も自らのスカートをたくし上げ、湿り始めた部分をまさぐってしまっている。
860 :
奥津 夕呼:04/10/30 01:26:17 ID:WeusO7k9
「…や、ヤバイよ…これぇ…」
瑞葉からキスをされただけで体が火照って、思考がどろどろと解けていくような感じがする。
絡んでくる舌を受け止めるように舌を這わせて同じように瑞葉の粘膜を貪った。
舌から伝わる瑞葉の体温に益々思考が奪われ、体中がむき身のように敏感なっていってしまう。
ふと、直ぐ側で瑞葉が自ら慰め始めているのを見て、堪らなくなって自分もアソコを探ってみると
案の定、水っぽくくちゅくちゅとした感触が返ってくる。
「…なん…で、こんな…気持ち、いい…」
必死になって原因を追及しようと思うが、秘所に伸ばした指が勝手に動き、何も考えられなくなっていく。
「瑞葉…ダメ…止められ…ないよ…助けてくれ…」
がくがくと震えながら助けを求めた。
861 :
萩野 瑞葉:04/10/30 01:29:16 ID:fLXgfirr
「だ、ダメぇ……あっ、ん……ひゃぅっ」
自ら秘所を指でほじっては甲高い悲鳴をあげ、夕呼にしなだれかかると、
夕呼もまた同じように自らを慰めている。
>瑞葉…ダメ…止められ…ないよ…助けてくれ…
「夕呼、さん……じゃあ、一緒に……」
助けて、という言葉の意味を、鈍く重くなった頭でとらえ、
夕呼の手を自らの胸へ導くと、自分の手は彼女の秘所へと伸ばす。
「一緒に、気持ちよくなりましょう? ね?」
そう言うと、耳たぶをペロリと舐める。
862 :
奥津 夕呼:04/10/30 01:39:09 ID:WeusO7k9
「…うっぁ?!」
耳たぶを舐められただけで飛び上がるような反応を返してしまい。
自分でその声に驚いてしまい、慌てて口を自分の手で塞ぐ。
そっと割り込むように入ってきた瑞葉の手に更に快感を引き出されて、体を床の上で仰け反らせる。
「…んふー?! んむむ… っくう…はぁはぁ…!」
飛びそうになる意識を抑えながら、こちらもそっと瑞葉の秘所に手を伸ばし
割れ目にそって指を滑らせていく。
「あっ…凄い…瑞葉…のも、こんなに…」
普段、大人しい彼女の痴態に何故か顔が赤らんでしまう。
「瑞葉…………お返し……」
彼女に遣られたように、うなじをそって舌を這わせて、首筋に軽く歯を立てて吸う。
863 :
萩野 瑞葉:04/10/30 01:43:52 ID:ZLCYaD4O
>あっ…凄い…瑞葉…のも、こんなに…
「やっ、いやぁ……音、させないで下さい……っ」
夕呼の胸元に顔を埋め、はじらうように頬を擦り付ける。
>瑞葉…………お返し……
「ひあっ!? あっ、それ、ダメぇっ、夕呼、さんっ……私、もっと、おかしく……」
口の端から涎を伝わせて喘ぐと、厨房の戸棚の一つに目をとめる。
「……夕呼さん……私を、犯してくださいますか?」
うわごとのように問うと、その棚を開け、中から太い双頭のディルドーを取り出す。
「これ、で……」
そしてダイニングの上にうつ伏せになると、スカートをたくしあげ、
ショーツを膝までずり下げてみせる。
864 :
奥津 夕呼:04/10/30 01:56:37 ID:WeusO7k9
<「……夕呼さん……私を、犯してくださいますか?」
初めて見るそれを前に、しかし黙って頷いてみせる。
瑞葉からディルドーを受け取ると、ショーツをズラして自らの秘所に宛った。
――こんな太いの…
額をつう、と汗が伝うが意を決してそれを押さえる手に力を込めていく。
「…うああ?! あっく… ふ…ぁ…!」
つっかえつっかえながら、差し込んでいく。
体がバラバラになりそうな苦痛と、同時に薬によって引き出された快感に我慢できずに
声を部屋中に響かせながら、ディルドーはずぶずぶと埋まっていく。
もうこれ以上入らない所まで来て、抜け落ちないように手で支え
虚ろな目で自らショーツをまくり上げて待つ瑞葉を捕らえ、ふらつく足で一歩一歩近づいて行く。
「……挿れるよ…瑞葉」
倒れ込むように瑞葉の中に自らの秘所から伸びたディルドーを挿入していく。
865 :
萩野 瑞葉:04/10/30 02:01:08 ID:ZLCYaD4O
「嬉しい……夕呼さん……」
夕呼が頷いてディルドーを手に取ると、淫らな表情のままで微笑む。
そして夕呼が巨大なソレを自分の体内に埋める様を、恍惚として見守る。
「すごい……ですわ、夕呼さん、いっぱい、飲み込んでます……」
そして待ちきれないのか、自分で尻を高々と上げて腰をくねらせる。
「早く……早く、くださいませぇっ」
>……挿れるよ…瑞葉
「はい、ください……夕呼さんと、早く一つに……は、ぁあんっ!!」
くちゅり、と音がしたかと思うと、あとはズブズブと襞をかきわけて
イボイボのついたソレが中へと押し入ってくる。その痛みすらも心地よくて、
大きな嬌声を迸らせ、自分から腰を動かし始める。
「あぁんっ!! き、もち……いいっ!」
866 :
奥津 夕呼:04/10/30 02:10:50 ID:WeusO7k9
目の前で嬌声を上げる瑞葉を見て、男になったみたいだ。と思う。
瑞葉が腰を振る動きに合わせてこちらも動き始めるが
自分が動くとディルドーの微妙な突起が当たるその妙な感触が膣壁から伝わってきて
直ぐに腰の動きを止めてしまう。
「んっ…こうか…な?」
体を安定させる為に、瑞葉の体に覆い被さるようにして密着し、腰を振り始める。
「ふあ…あああ…! 凄い…!く…!」
自分と瑞葉双方の秘裂から、ぐちょぐちょと淫水の掻き回される音が響き。
微妙な加減で作られたディルドーが中で擦れ、床にその跡が垂れていく。
「瑞葉……ぁ…あ、アタシ……もう…っ」
867 :
萩野 瑞葉:04/10/30 02:14:49 ID:ZLCYaD4O
「あっ、あんっ、す、ごいっ、夕呼さん、とっても……とっても気持ちいいですぅっ!」
夕呼に覆いかぶさられ、背後から激しく突上げられて、
太腿まで淫液を垂れ流しながら、よがる。
>瑞葉……ぁ…あ、アタシ……もう…っ
「あ、あ、あはぁんっ、夕呼さんっ、夕呼さんっ、私も……私もっ!
一緒にいらして、くださいぃっ!」
夕呼の動きにあわせて自分も腰を円弧を描くように動かしながら
二人で絶頂へと上り詰めていく。
「あ……あ……い、イッっちゃうっ、瑞葉は……イ、きますぅぅっ!!」
そしてそんな卑猥な言葉遣いまでして、最後まで達する。
868 :
奥津 夕呼:04/10/30 02:32:06 ID:WeusO7k9
「…あっ…もう…ダメ……っ……!!」
最後の力を振り絞って、頽れそうになる足で瑞葉に向かって腰を打ちつける。
「…ぁ……っ!………!!」
<「あ……あ……い、イッっちゃうっ、瑞葉は……イ、きますぅぅっ!!」
急に抵抗が増し、瑞葉側に動かなくなったディルドーが一気に負荷となって膣を擦り上げていく。
「…ふぁ…っ!……んん…っ」
それが最奥まで達した時、自らもきゅっと体の奥底でディルドーを締め上げ達する。
どっと脱力して、瑞葉の体の上に倒れかかるが繋がったディルドーが微妙な角度で膣を擦るので
両手を瑞葉の脇に置いて、何とか堪える。
「…っはぁ… っく…ひぃ…」
まだ絶頂の余韻に浸る秘所に手を宛い、そろそろとディルドーを瑞葉と自分から抜いていく。
「…ひぁっ!…」
ずるり、と卑猥な音と共に二人の愛液まみれになった双頭のディルドーが抜け落ちる。
それを見て漸く全身から力を抜いて瑞葉の横に倒れ込む。
869 :
萩野 瑞葉:
「あ、ぅん……はぁ……ぁっ」
ゆっくりと巨大なディルドーが引き抜かれる感触に、絶頂後のけだるさの中で
心地よさげに目を細め、ため息を漏らすが、
ゴトっと音を立てて、淫液まみれのそれが床に転がったところでハッと我に帰る。
「あ、あっ?」
見ると横合いで夕呼は半ば気を失うようにして倒れている。
「ゆ、夕呼さん? ど、どうしましょう……」
とりあえずは収まった淫らな衝動に安堵しつつも、
自分より身体の大きい夕呼をどうするかもてあまして途方に暮れるのだった。