1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
2:04/08/02 13:09 ID:ovr/vrAD
3 :
ログ:04/08/02 13:11 ID:ovr/vrAD
5 :
1:04/08/02 13:13 ID:ovr/vrAD
>>3 うわー・・・。早速ミスった・・・。
訂正ありがとうございます。
おつ。
>>1 ここにカリモフブレイク用のAA置いておきますね。(もちろんエロンパンVer)
∧_∧
( ´∀`)< 心穏やかに(トランクイロ)カリモフブレイク
( ⊃ (エ)0
し_)___)
>1乙華麗!
本スレのエロさに負けないよう頑張りましょう(オ
>>1 本スレがエロ展開になったらすぐにこっち向けの電車等の出撃出来るよう
AAもテンプレにしてみては?と余計なお節介を考えつつ乙。
.´ ハx'´ハ`ヽ ,.-'''"~..。--'''"",.:´―――ii――――─――ミヽ
.X _Vi'二ニ!-''''"^ |l |7|7|C| || ○○ [□某所] .||
__ =!ニ-''" .:=.iニ! = -=''i l|~」 ||...________||_________||
: _ー....... ..:i:::l:::|| |.|「|| | l||] || .. || .∧_∧ .. ||
iiilll|:||:|ll|:||:|:|::|. |:::|| |.||:|| | l||:|. || ....|| . ( ・∀・) .. || < 探してきたよー
ll!!!!!.||.llll.ll.l.l..l. l...|| |.||.|| | l||:|. ||二二 ━ ━━━ ━二JR二||
- ̄‖‖ ̄ ̄ ̄ ̄.││|....l||:|. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.||
__'''' l.l .......___|. |. |___l_l__|| [本スレ→某所] . ||
「「T"''''''''┬-:ニ....__└--! :-!|||| ◎ ____ ◎ .||
"u.l:_|讐讐|:| l:::|:::::| ~||⊂^ニニji.|ニニニニニニニ=======ニニニニニニ|
 ̄ ̄ ̄ `" ̄ ̄ー__l_=''). l」‖__‖. !二-==-二!.‖__‖_
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iiilll|:||:|ll|:||:|:|::|. |:::|| |.||:|| | l||:|. || ....|| . ( ・∀・) .. || < 忘れてた、帰りの電車とともに>1乙ー
ll!!!!!.||.llll.ll.l.l..l. l...|| |.||.|| | l||:|. ||二二 ━ ━━━ ━二JR二||
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「「T"''''''''┬-:ニ....__└--! :-!|||| ◎ ____ ◎ .||
"u.l:_|讐讐|:| l:::|:::::| ~||⊂^ニニji.|ニニニニニニニ=======ニニニニニニ|
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誘導用にどうぞw
┌┬┬┬┐
―――┴┴┴┴┴―――――、
. . /  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ || __________
./ ∧// ∧ ∧| || ||| || /
[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___||| || < い か な い か ?
. ||_. * _|_| ̄ ̄ ∪|.|. |ヽ.__|| \__________
. lO|o―o|O゜.|二二 |.| 某所行き ||
.| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|___|_l⌒l._||
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
平和な日常。いつものように坂井家の食卓には3人(+1)の姿があります。
そしていつものように・・・あれ?我らがシャナたんの様子がおかしいですよ?
「・・・。」
赤面しちゃってます。もちろん悠二君、そんなシャナたんの異変に気づかない筈もなく、
「どうしたの、シャナ?大丈夫?」
と、やさしく声をかけてあげます・・・が。
「・・・!!」
声を殺してうつむいてしまうシャナたん。
「な、なんでも・・・ないわよ・・・!」
そう言って、席を立ってしまいます。
「どうしたんだろう・・・。シャナ・・・。」
「・・・。」
心配そうに見送る悠二君と何かを察知したような目をする千草ママン。
一体どうしたというのでしょう。
事の始まりは昨日の昼にさかのぼります・・・。
17 :
16:04/08/02 17:39 ID:ovr/vrAD
とりあえずネタ一番乗り。
SSといえるほどのものではないからなぁ・・・。
>16
まず最初につわりってのが浮かんだ俺は……
>1乙ー。
こっちにも即死回避で神が舞い降りないかなあ。
ここらで姐さんと子分という未開拓のジャンルも誰か……
姐さんと子分とオガちゃん・・
25 :
1の537:04/08/03 04:12 ID:959wysYr
即死回避のSS投下いってみよー。
ということで投下します。
-注意-
・長めです。
・ラブラブで甘々です。そのため若干キャラが壊れてます。
・シャナ×悠二です。ヴィル様も出てきますがえっちはしません。ご了承下さい。
26 :
1の537:04/08/03 04:14 ID:959wysYr
「来訪者」
ある日の夕方。
一人の女性が坂井家の前に立っていた。
「ここでありますな」
その女性は呟いた。
「肯定」
どこからか短く答える女性の声。
「では」
女性は坂井家の呼び鈴を鳴らした。
学校から帰ったばかりの悠二が出てみると、見知らぬ女性が立っていた。
「失礼。“炎髪灼眼の討ち手”がここにいるというのは事実でありますか?」
妙な言葉遣いだったが、確かに“炎髪灼眼の討ち手”と言った。
「…え?その呼び名を知ってるってことは、フレイムヘイズか紅世の徒……でも徒がこんな入り方しないと思うから、フレイムヘイズかな?」
そのフレイムヘイズは答えた。
「その通りであります。私は“万条の仕手”ヴィルヘルミナ・カルメル。
これが私の契約者、“夢幻の冠帯”ティアマトーであります」
「初見披露」
例によって短く抑揚のない声で答える彼女(?)。
それに些か驚いた悠二だが、こんなのもいるんだ、と思いあまり気には止めなかった。
「ここで立ち話もなんだし、上がってください。シャナも…あ、“炎髪灼眼の討ち手”も、もうすぐ帰ってくると思うので」
不思議な顔をするヴィルヘルミナ。
27 :
1の537:04/08/03 04:15 ID:959wysYr
彼女が聞いたところによれば、この少年は“ミステス”のはず。
なのに、それを放って何処へ行っているというのか。
しかし、彼女の疑問はすぐに氷解した。
「今、近くのパン屋でメロンパンを買ってるはずだから、もうすぐ帰ってきますよ」
「なるほど。了解であります。では、失礼するであります」
ぺこりとお辞儀して彼女は家の中に入った。
悠二はお茶の準備を始めた。
ヴィルヘルミナはお構いなくと言ったのだが、悠二は遠慮しないでいいからと一杯の紅茶を出した。
ヴィルヘルミナは紅茶を一口飲んで言った。
「ふむ。なかなか美味しいでありますな」
「口にあって良かった。ところで、シャナに何か用事ですか?」
耳慣れない名前を聞いた彼女は答えた。
「約束を果たすためであります。今“炎髪灼眼の討ち手”は、シャナと名乗っているのでありますか?」
「名乗ってるっていうか…僕がつけたんです」
呟く様に言う悠二の言葉に驚くヴィルヘルミナ。
そこで、玄関から呼び鈴の音が聞こえた。
「あ、帰ってきた。ちょっと待っててください」
悠二は玄関に行って家のドアを開けた。
28 :
1の537:04/08/03 04:16 ID:959wysYr
「ただいま。あれ、誰か来てるの?」
玄関に見慣れない靴を見つけたシャナは悠二に訊ねた。
「ああ、さっきね。シャナの知り合いらしいからあがって待ってもらったんだ」
「え?」
不思議そうにするシャナ。
誰が来ているのかと家に入ってみると、彼女にとって非常に意外な人物が待っていた。
「久しぶりであります。“炎髪灼眼の討ち手”、“天壌の劫火”。活躍は聞いているであります」
「…ヴィルヘルミナ!?なんでここに?」
喜んでいるような困惑しているような妙な声でシャナは言った。
「天道宮を出るときに約束したはずであります。また会おうと」
「再会」
いともあっさり言ってのけるヴィルヘルミナに、抑揚のない女性の声が続く。
「久しいな、“万条の仕手”よ。“夢幻の冠帯”共々、変わりはないようだな」
シャナに代わりアラストールが答える。
「そちらは随分と変わったようでありますが。通称を得ているし、ミステスを守っているようであります」
今度はシャナが答えた。
「いろいろと事情があってね。また会えて嬉しいわ。ヴィルヘルミナ」どうやら旧知の知り合いらしい二人を不思議そうに見つめる悠二。
29 :
1の537:04/08/03 04:17 ID:959wysYr
そんな悠二を見てシャナが言った。
「ヴィルヘルミナはね、私が前にいた天道宮ってところで私のお世話をしてくれてたの。
メロンパンを初めて食べたのもそこで、よく買ってきてくれたわ」
懐かしげに語るシャナにヴィルヘルミナがのってきた。
「そうでありますな。私はこの娘の教育係で、一人前のフレイムヘイズにするべく奮闘していたであります」
「へぇ……」
二人が深い知り合いだと知り感心する悠二。
そこで、悠二はその頃のシャナがどんなだったかとかの質問を始めた。
ヴィルヘルミナは饒舌にそれを語り、話さなくてもいいようなことまで話してしまったためシャナを怒らせてしまった。
「ヴィルヘルミナ!悠二にそんなことまで話さなくていいの!」
「しかし事実であります」
「肯定」
「事実でも、ダメなものはダメなのっ!」
むきになって怒るシャナに悠二は苦笑した。
よっぽどさっき聞いたこと気にしてるんだな。
シャナはそんな悠二の様子に気づき、慌てて言った。
「悠二、何にやにやしてるの!さっき聞いたことは忘れて。いいわね!」
顔を真っ赤にして怒っているシャナが可愛くて、ついからかってしまう悠二。
30 :
1の537:04/08/03 04:18 ID:959wysYr
「そんなこと言っても、シャナがあんなことしてたなんて忘れられないよ…くくっ」
「うるさいうるさいうるさい!さっさと忘れて!」
そんなやりとりを見ていたヴィルヘルミナも、くすくすと忍び笑いを漏らしている。
「ふふっ…二人は本当に仲が良いようでありますな」
「もうっ、ヴィルヘルミナまで!茶化さないで!」
手を横に振りながら答えるヴィルヘルミナ。
「いやいや、茶化しなどではなく、事実であります。喧嘩するほど仲が良いと言うでありますからな」
それに二人は少々照れつつお互いを見つめ合い、さらに照れてしまう。
「ふふっ、図星であります」
「肯定」
まだ忍び笑いをしているヴィルヘルミナに、無愛想な声が続く。
ふとそこで、シャナは自分が買ってきた物の存在をすっかり忘れていた。
むくれた顔でガサガサと袋をはぎ取り、メロンパンを頬張る。
そういえばもう夕食の時間のはずだった。
しかし、千草は貫太郎の具合が悪いとの知らせを聞いて単身赴任先まで行っているため、まだ用意されていないのだった。
「うーん、どうしようかな…」
悠二が困っていると、ヴィルヘルミナがザックから何かを取り出した。
31 :
1の537:04/08/03 04:19 ID:959wysYr
「そんなときは、これであります」
ポン、とテーブルの上に置かれた物は、カップラーメンやその他インスタント食品だった。
ヴィルヘルミナが唯一苦手とする料理の代わりに、いつもこれを持ち歩いているのである。
それを見て唖然とする悠二。
「こんなにいっぱい…いつも持ち歩いているんですか?」
「そうであります。私は料理を苦手としている故、このようなものはありがたいのであります」
「なるほど……」(料理もできそうな感じするけど…見かけによらないんだ)
と、悠二は密かに思った。
他に夕食になりそうな物も無さそうなので、ヴィルヘルミナのお相伴に与ることにした。
シャナもメロンパンを食べるのをやめ、カップラーメンの蓋を開けた。
湯を注いで三分後、カップラーメンが出来上がる。
三人でずるずるとラーメンをすすっていると、シャナが言った。
「こうやってヴィルヘルミナと食べてると、天道宮にいたころを思い出すわ」
「そうでありますな。あのころは二人でよくカップラーメンを食べていたであります」
二人の会話に疑問を持った悠二は言った。
「シャナって、そのテンドウキュウってところにいたときずっとカップラーメンだったの?」
32 :
1の537:04/08/03 04:20 ID:959wysYr
「そうね。大体はこんな感じだったわ」
「だから胸が育たなかったんじゃぐほっ!」
悠二が言いかけたところでシャナが悠二の脇腹を小突いたため、食べかけていた麺を噴いてしまった。
「余計なこと言わないで、さっさと食べる!」
「はーい…」
またも忍び笑いを漏らすヴィルヘルミナ。
「ふふ、その仲の良さ、まるで恋人同士であります」
「支持」
それを聞いたシャナは小さく言った。
「…………ホントに、そう見える?」
「?」
「ホントに、そう見える……?」
もじもじしながら言うシャナを見てヴィルヘルミナは言った。
「これも、図星でありましたか」
「………………」
かあっと顔を赤くして俯くシャナ。
その様子にはフレイムヘイズの強さはなく、か弱い少女の様だった。
悠二はそんなシャナの様子を見て、きょとんとしていた。
(そんなに恋人同士って言葉が恥ずかしかったのかな…?)
確かに悠二も照れはしたが、シャナほどではなかったため彼女の様子を不思議に思っていた。
もしこれを口に出していれば、またシャナに殴られるだろう。
さすがにそれは遠慮したいので、悠二は黙々とラーメンをすすっていた。
33 :
1の537:04/08/03 04:21 ID:959wysYr
三人は夕食を終え、シャナは「お風呂に入ってくる」と浴室に向かった。
悠二は自分で淹れた紅茶を飲んでのほほんとしており、ヴィルヘルミナはカップラーメンの後始末を始めた。
ふと、例によって悠二に預けられたコキュートスから声がした。
「“万条の仕手”よ、本当にお前はシャナに会いに来ただけなのか?この付近で異変を感じたのではないのか?」
そんな危惧をするアラストールだが、ヴィルヘルミナは淡々と答えた。
「この辺りに異変は感じられなかったであります。少々トーチが多いくらいかと」
「ふむ……」
そう言ったきりアラストールは黙ってしまう。
しばらくの沈黙の後、ラーメンの容器を片づけ終わったヴィルヘルミナは悠二に訊ねた。
「貴方の中にはあの“零時迷子”が蔵されていると外界宿で聞いたのでありますが、事実でありますか?」「…誰から聞いたの?」
「“弔詞の詠み手”と“儀装の駆り手”から聞いたのであります。“零時迷子”を蔵したミステスを連れている、と」
よく知っている名前を聞いて悠二は納得した。
「なるほど、ね。確かに僕には、“零時迷子”が蔵されています。でもなぜ?」
悠二が聞き返すと彼女はこう答えた。
34 :
1の537:04/08/03 04:22 ID:959wysYr
「確認のためであります。あの二人が嘘を言っているとも思えないのでありますが、念のため」
「はは…」
ヴィルヘルミナの疑い深さに苦笑する悠二。
その時、彼女は何かを思いついたように左手の平にぽん、と右手の握り拳を乗せた。
「“炎髪灼眼”…いや、シャナでありましたな。愛し合っている様を、見せて欲しいであります」
「えぇっ!?」
「言葉だけでなく、行為で示して欲しいのであります」
(…………………………どうしよう)
悠二は困った。
いまだかつてないほどに。
シャナの知り合いとは言っても悠二にとっては他人でしかない。
そんな他人の前で愛し合っているところを見せるなどできるはずがなかった。
返答に窮していると、どこからか声がした。
「分かったわ。見せてあげる」
悠二が振り向くと、バスタオル一枚の姿のシャナが立っていた。
「シャナ!?いつからそこに?」
「ついさっきよ。何をそんなに驚いてるの?」
「い、いや、その…」
「分かった。恥ずかしいんでしょ?悠二はヴィルヘルミナのこと知らないからね。
大丈夫よ。いつものようにすればいいから…」
すっかりシャナのペースになっている。
35 :
1の537:04/08/03 04:23 ID:959wysYr
そこにヴィルヘルミナが口を挟んだ。
「言い忘れたでありますが、後学のため“零時迷子”の力を見せて欲しいのであります。見たことがない故…」
「それくらいお安いご用よ。ね、悠二?」
いまだ固まっている悠二に言うシャナ。
「え?あ、ああ…うん」
悠二の生返事を了承と見たシャナは、早速彼を寝室に連れていった。
ヴィルヘルミナもそれに同行する。
シャナは悠二をベッドに寝かせると、ゆっくりと服を脱がしていった。
「シャ、シャナ…やっぱり、僕は…」
「まだ恥ずかしがってるの?大丈夫。ヴィルヘルミナのことは考えないで。いつもみたいに私を、愛して」
シャナは悠二を下着一枚にすると、自分も巻いていたバスタオルを取り、幼くも艶やかな裸体を晒す。
そしてシャナは自分の腰が悠二の下腹部に当たるように跨り、トランクス越しに悠二のモノを刺激した。
「う、うっ……」
「んっ、どう、悠二?気持ちいいでしょ…」
言いながらもシャナは腰を揺すり続ける。
ようやくその気になった悠二は、お返しとばかりにシャナのなだらかな胸を手で覆い、乳首を中心にしてさすり始めた。
36 :
1の537:04/08/03 04:24 ID:959wysYr
「ん…。ふぅん…はぁ……あぅん…」
シャナはくすぐったそうに身をよじり、熱っぽい声をあげる。
それを見ているヴィルヘルミナは少々驚いていた。
(自分からあのような行為を…。普段からは想像がつかないでありますな…)
そんな彼女をよそに、二人の交歓は続く。
シャナは悠二をもっと感じたくて、トランクスをずりおろし自分の秘部を悠二のモノに押し当て、再び擦り始めた。
にわかに溢れた蜜が淫らな水音をあげる。
クチュ、クチャッ、クチュッ…
「んぁっ!はぁ…はぁ…はぁ…、はぁぁ……!」
「うくっ……う…うぅ…」
呻きながらも悠二はシャナの乳首を摘み、親指と人差し指で擦ったり弱く抓ったりしていた。
「あんっ!ん…ぁ…そ…こぉ…はぁぁ…ん、いいよぉ…ゆうじぃ…」
「ここ…弱いもんね…。シャナは…」
悠二は乳首の愛撫を続けつつ、シャナの尻を撫でた。
そこはすべすべしていてほのかに暖かく、抜群の触り心地だった。
「うんっ…ふぁ…あん……あっ!…」
尻を触られピクリとはねた拍子に、悠二の肉棒の先端が敏感な秘豆に触れ、シャナは腰を浮かせてしまう。
37 :
1の537:04/08/03 04:25 ID:959wysYr
「あっ……ん、んっ…んっ…ん…」
シャナは浮いてしまった腰を再び降ろし、悠二のモノに擦りつける。
悠二はシャナを抱き寄せ、自分も腰を振り始めた。
ヴィルヘルミナは完全に二人の世界に浸ってしまっている二人の様子を見て、思った。
(ふむ…この激しさと熱さ、正に“炎”。真名に恥じない情熱的な性交であります…)
ふと、自分の下腹部も熱くなっていることに気づくヴィルヘルミナ。
二人が放つ情熱の炎は、彼女をも焦がしていた。
自然と下腹部に手が伸び、そこをゆっくりと擦る。
(く…、私は…二人を、見届け、なければ…ならないと…いうのに…!)
しかし手は止まらず、自らの秘部をまさぐる。
二人の嬌声が聞こえる度熱さは増していき、自分でも抑えられないほど燃え上がっていた。
「く……ぅ……」
くぐもった声をあげ、自慰をするメイド服の女性、というというのは実に扇情的で、目の前の二人にも負けず劣らずと言った風情だった。
その二人はといえば───。
「シャナ、僕、そろそろ…」
「まだ…だめよ、悠二…。我慢して…」
悠二は襲い来る快感を必死に堪え、絶頂に至るのを遅らせていた。
38 :
1の537:04/08/03 04:26 ID:959wysYr
シャナも自分の言葉で戒め、快感に必死で堪えていた。
以前シャナは千草に「焦らした方がイッた時の気持ちよさが違うわよ」と教えられていたためである。
シャナは緩急をつけて腰を振っていたが、もう限界だった。
「ゆう…じ……もう…、いいわ…。きて…イッて…いいから…っ」
激しい痙攣と共に、二人は絶頂に至る。
「あぁぁぁ………っ!」
「う…っ!」
痙攣が収まると、シャナは息を荒くしながらも、悠二のモノとその周辺についている白濁液を舐めとった。
悠二はその刺激でますますモノを硬くする。
ヴィルヘルミナはというと、まだまだ絶頂にはほど遠いが秘唇からは愛液が溢れ出ており、相当な快感を得ている。
(くぅ……確か…“零時迷子”の効果発動は、午前零時…それを、見届け…なければ…)
彼女は時計の針と二人を見つつも、くぐもった声を上げ自慰に耽ってしまっていた。
そんなヴィルヘルミナの様子にも気づくことなく、二人の交わりはさらに深まる。
シャナは悠二の肉棒に手を添え真っ直ぐ上に向かせ、自らの秘唇を開き腰を落とした。
「あぁ…あっ…!」
悠二の肉棒の半分ほどを咥えこみ、シャナは腰を揺すり始めた。
39 :
1の537:04/08/03 04:27 ID:959wysYr
「あぁっ…はぁっ、ふぁっ…うぁあ…っ!」
「うぁ……くっ、うぅ…」
悦びの声を上げながら交わる二人。
まだつながって間もないというのに、凄まじい快感が襲ってくる。
(シャナにされてばかりじゃ、だめだ…)
頭でそう思っても身体が言うことを聞かない。
悠二はシャナのなすがまま、快感の波に身を委ねていた。
(悠二…悠二…!)シャナはただ、悠二を求めていた。
自分の気持ちを、好きだという気持ちを、ただぶつけていた。
伝わらなくても構わない、自分は悠二が好きなんだと自分に言い聞かせ、身体を動かしていた。
その気持ちに呼応するかのように、快感はどんどん高まっていく。
(悠二……!)
二度目の絶頂も間もない。
二人の腰の動きが早まり、絶頂への階段を一歩ずつ上がっていく。
「悠二…悠二…ゆうじぃっ!」
「シャナ…シャナ…ッ」
彼がくれた、名前。
大切な、名前。
それを呼ばれる度、自分の中に『どうしようもない気持ち』が溢れ出す。
(大好き……)
その気持ちと共に、シャナは二度目の絶頂へ至った。
ほぼ同時に、悠二もシャナの膣内に多量の精を放っていた。
40 :
1の537:04/08/03 04:28 ID:959wysYr
同じ頃、ヴィルヘルミナも絶頂を迎えようとしていた。
(く…っ、もう、限界であります…!)
「…………っ!!」
ビクビクと大きな痙攣が彼女を襲い、彼女の思考は真っ白になった。
そのとき、悠二の身体に変化が起きた。
零時を回ったため、失われた体力と精力が回復したのである。
「零時か…」
「ここからが本番よ。悠二♪」
喜々としてシャナは悠二に抱きつき、交わりを再開したのである。
▽ ▽ ▽
翌日。
ヴィルヘルミナは自分があのまま眠ってしまったことに気づき、愕然とする。
しかし、二人が愛し合っていることはよく分かったから不幸中の幸い、と自分を励ました。
二人はまだすやすやと眠っている。
ヴィルヘルミナはキッチンに置き去りになっていたペンダントを拾って呼びかけた。
「…“天壌の劫火”?」
『何だ』
「貴方がよく二人の仲を認めたでありますな」
『ふん、シャナが自ら選んだのだ。認めざるを得まい』
「なるほど。保護者公認というわけでありますな」
『しかも、双方のな』
「なんと…」
驚くヴィルヘルミナ。
「寝顔も幸せそうでありましたな。それなら納得であります」
41 :
1の537:04/08/03 04:29 ID:959wysYr
『ほう』
「…“天壌の劫火”、これからもあの二人を見守っていて欲しいであります」
「当然だ。任せておくがよい」
「では。私はこれで失礼するであります」
「もう行くのか?」
ヴィルヘルミナは黙って頷いた。
そして、こう言い残して去っていった。
「愛し合う二人に、無上の幸せを。そして天下無敵の幸運を。因果の交叉路で、また会いましょう」
幸せな日々。
それはどこまでも続いていくものなのだろうか。
それは誰にも分からない。
しかし彼らは続けていくだろう。
世界は、今日も明日へ、続いていく。
〜Fin〜
42 :
1の537:04/08/03 04:30 ID:959wysYr
以上、『来訪者』をお送りしました。
いやー、今まで今作を含めて4作目になりますが、一番難しかったと思いますね。『来訪者』は。
書き初めてから1ヶ月余りかかりました……。
書き初め当初はなかった新刊ネタをちょっといれてみたりとか、いろいろ工夫したつもりです。
キャラが壊れてるかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで(ぁ
次回作は特に決まってませんが、リクエストがあれば出来得る限り尽力する次第でございます。
読んで下さった皆様、ありがとうございました。m(_ _)m
因果の交叉路で、また会いましょう。
|彡サッ
グジョーブ。朝から良い物を見せていただきました。
ヴィルヘルミナたん・・・(*´∀`)
>25-42
ヴラーヴィ。
朝起きるとヴィルヘルミナたんが待っていたという幸せ。
なんか悠二とシャナたんがアツアツ夫婦状態だw
45 :
16:04/08/03 09:50 ID:Cu3QCQYI
最初は1〜2レス消費の小ネタにするつもりだったんだけど、
なんかSSっぽくなってしまった・・・。
神降臨の後の余韻を冷ましてしまうような駄SSだが
投下してもいい?
(ちなみにまだ前半部分しか下書きできてない。)
ゴーです、ゴー!
「ふぅ…。あっちの屋台もチェック済み、か…。
さすがにもう新しいメロンパンはないのかもね…。」
人もまばらな昼下がり、シャナたんは新たな味を求めて
今日もパン屋を探します。
「ま、今のところはこんなもんかしらね。」
何気に取り出したメモ用紙。そこには数十の店名と、
「味・網目・食感」などの項目が、ずらりとならんでおりました。
しかし結局のところ収穫はなく、
街に朱の影が差してきた、そんな時のことです。
「日も暮れてきたしそろそろ家に……ん?」
言葉を切って立ち止まったシャナたんの視線は
何故か路地裏に注がれています。一体何が?
「何か…ある…。」
第六メロンパン感に導かれるがままに、
路地裏へと潜っていくシャナたん。
そこにあったのは一軒の屋台でした。
「ここは…まだ未チェックね。」
見るからに知る人ぞ知るといった感じのその屋台、
よくよく見てみると「不思議な力の宿るメロンパン」
なる、旗がさしてありました。
「アラストール?」
「いや、徒のものではない。恐らく、ただの宣伝文句だろう。」
そんなやり取りをする二人でしたが、
ふと屋台の奥で影が動きました。
「!?」
さっ!と振り返りますが、なんのことはない、
店主のお婆さんの姿がそこにありました。
「おやいらっしゃい。こりゃまたかわいいお客さんで。
で、どうする。買って行くかい?」
まるでシャナたんがここにくるのを知っていたかのような
その口ぶりに違和感を感じましたが、
「…そうね。一応一つ頂くわ。」お金を渡すとお婆さんはにっこり、
シャナたんの手にはメロンパンがふんわり。
最初は品定めをするように食べていたシャナたんでしたが、
次第に顔を綻ばせていきます。
「縁のカリカリは歯ごたえがあり、中のモフモフは口の中でとろけ、
決して甘すぎず、パンの持ち味を香料などで殺さず、
あるがままで勝負に出る…。これよ!!
メロンパンというのはこういうものなのよ!!
こんな屋台を見逃していたなんて…。
お婆さん!!もう5つほど頂くわ!!」
「は、はいよ。」
怒涛のメロンパン評論に唖然としていたお婆さんから
メロンパンを受け取ったシャナたんはホクホク顔で
路地裏から出て行きました。
お婆さんの不敵な笑みに気付くことなく…。
そんなこんなでシャナたんの部屋。
朝食後、部屋にこもってしまったシャナたんに、
アラストールは訊ねます。
「シャナ。一体どうしたというのだ?
目覚めたときから何やら様子がおかしいのではないか?」
「な、なんでも…。」
「ないわけがないだろう。
おまえの体に異変があることぐらい、私にはわかる。」
さすがはシャナたんの保護者といったところでしょうか。
「………。」
数瞬ためらったあと、ようやく口を開きます。
「………ちゃうの…。」
「何だ?落ち着いて言ってみろ。」
「感じ…ちゃうの…。
ちょっとした刺激でびくびくぅっ!!って…。」
もしも、アラストールに顔があったなら、
「私…。出来ちゃった…。」
と、聞かされた高校男子の如き表情をしていたことでしょう。
「どうしよう…。こんな…こんなんじゃ、
悠二とまともに話せない…。」
「待て。"清めの炎"のことを忘れてないか?」
「あ。」
そういえばといった感じで声をあげるシャナたん。
確かに"清めの炎"ならばこの異変も収まるかもしれません。
「じゃあ、お願い…。私もうこんなの…耐えられない………!」
「あ、ああ。」
その瞬間シャナたんの体を紅蓮の炎がなぞるように走ります。
「これでもう「だめみたい…。」「何!?」
「やっぱり…。感じちゃうよう…。」
もしもアラストールに体があったのなら、
「元金は1万ですが、利息がついて1億になるのでねぇ…。」
と宣告された、独身中年サラリーマンの如き姿をしていたことでしょう。
"清めの炎"でも直せない、そんな現状が果たして信じられるでしょうか。
結果、二人に残されたのはどうしようもない落胆と、
約一名に作用するある意味では精神的拷問ともいえる効果。
このまま手詰まりでシャナたんは壊れてしまうのか…。と思われたそのとき
コンコン「シャナちゃん?ちょっとお話いいかしら?」
「ち…千草…?」ガチャ
返事を聞かずに入ってきた千草ママン。
しかしその笑みにはどことなく普段とは違う、
切実なものが含まれているということに、二人は気づいたでしょうか。
「話って…?」
「単刀直入にいうわね。その状態じゃあ、
長い話はつらいでしょうから。」
(「!!」)
「シャナちゃん。あなた昨日、路地裏にあった
屋台のメロンパンを食べたでしょ?」
連続投稿支援。(必要ないかな?)
「何でそれを!?」
(ぞくぞくぅ!!)
「ひんっ!!」
自分の驚きの声にすら感じてしまうシャナたん。
そんな様子を見た千草ママンは、
「やっぱり、食べたのね…。」
と、確信します。どことなくその目に懐かしさが
浮かんでいるのは気のせいでしょうか?
「どうして…はぁ……あ…それを…?」
今度は感じないように静に言います。が、
千草ママン、なにやら赤面してうつむいちゃってますよ?
「私もね。あれ……食べたことが…あるのよ…。」
「千草も!?」(びくん!!)
「きゃうん!!」
また自分の声で悶えるシャナたんを無視して、千草ママンは続けます。
「うん…。私がまだ中学三年生の時にね。
おいしそうなメロンパンだなぁと思って食べたら…その…。
今のシャナちゃんと同じようなコトになっちゃって……。」
「じゃあ、この、異変、って…そのメロン、パン、のせい、なの?」
「そう…。それで、そのままじゃあとても辛いだろうから、
直す方法、教えてあげようと思って……。」
その瞬間、悶え悶えだったシャナたんの表情が喜びに変わります。
「ほんと!?ねぇ、どうやるの!?」
早速食いつくシャナたんでしたが千草ママンの顔は炎にも負けないぐらい真っ赤っ赤。
「……どんなことでもする?」
「する!!」
即答するシャナたん。いいのかな?
先ほどのシャナたんよろしく数瞬迷う千草ママン。そして、
「じゃあ……。」
重い口を開きます。
そしてその内容はシャナたんを再び悶えさせるのに十分なものでした。
「シャナちゃん。自慰って……。知ってる……?」
54 :
16:04/08/03 12:24 ID:Cu3QCQYI
ふいー。前半終了。
後半は現在下書き&推敲中。
木曜日にはできるように頑張ります。
(;゚∀゚)=3 ハ、ハジメテノ・・・ムッハー!
期待しとります。ガンガッテ下されい。
リアルタイムで読めた。
グッジョ!
ERO!GJ!!
GJ!ERO!!
後半も期待してます。
16さん、シャナの最大の弱点を突いた発端に乾杯です。
び、「びんかんサラリーマン」状態っ!? と思ったのは私だけではあるまい。
激しくぐっじょぶ&後半期待しちょります。
1の537さんの甘々シャナ×悠二もごっちゃんです。
二人の行為の横で自慰にふけるヴィルたんがこれまたエロくて良し。
次は夏休み中の教室に田中を呼び出して迫るオガちゃんとか希望。
やはり新スレ直後の瞬発力はあなどれん。
コクコクハムハムカリカリモフモフ
ハァハァハァハァハァハァハァハァ
田中への迫り方を恋愛における先輩であるシャナと吉田さんに相談する展開キボン
互いの対抗心から実演することになって、
タンスの中から二人に責められる悠ニを覗く教官
シャナには勝ってるが吉田さんには負けてる自分の胸に手を当てて思い悩む教官
いつしか手が下に (*´Д`)ハァハァ
62 :
1の573:04/08/03 21:53 ID:959wysYr
ぐは、今見直したら537になってる_| ̄|〇<テツヤアケデボケテターヨ
573です。スミマセン。
それはそれとして。
レスして下さった方dクス。
やはり田中とオガちゃんですか・・・。
考えてみます。
それではまた。(*'-')ノシ
>>62 田中×緒方女史なら、やはりいざ事に及んだら弱気になってしまう緒方女史を
優しくなだめながら徐々にその気にさせようと思いながらも経験がさほど多くない
ため上手くいかない田中、と言う初心者同士のうぶで初期のふたりエッチ的と
言うかある意味でバカ一的なえちーを期待したいかな(緒方女史が未経験なら
なおいいなぁ)、とややプレッシャーを。
後、遅ればせながら
>>26-42の力作乙でした。
>>63 オガちゃんは初めてに決まってますよ!
グイグイ押しまくって押し倒したはいいがその先がわからなくて戸惑うオガちゃんですよ!
でもって田中はけっこうワルしてたみたいだから経験済みということで。
>>64 やはり緒方女史=未経験で、普段は押しまくりだけどいざというとき一瞬に
して逆転印章(アンチシール)発動→思い切りおどおどというのは鉄板中の
鉄板ですなぁ。
でも、田中も経験済みとは言え今までは勢いに任せてばかりで、技術的には
全く駄目駄目で、緒方女史と一緒に「体験に基づく」知識を身に付けていって
欲しいなぁ、と純愛ラブラブ甘々派として願ったり。
>>65 「なんか、手慣れてるよね?」
「ソ、ソンナコトハナイゾ…」
場所はどこがいいだろうか
順当に田中家?
冷や冷やモノの緒方家?
どういうわけか佐藤家?
空き家状態の平井家?
若いんだから教室?
勢いに任せて部室?
青空の下で屋上?
やっぱ定番の保健室?
IDがSFになってしまいますた
うあ、鯖違うとID変わるんか・・・・・・
本スレに帰ります
OTpvはノイズだから削除するとして…
Np=のーぱn(ry
md=メイド
ということで、>70=71のIDはヴィル様がノーパンだと言うことを示しているんだよ!!(AA略
74 :
SS保管人:04/08/04 02:10 ID:ltOBtnQ/
75 :
908:04/08/04 02:45 ID:/hY6u45p
さて、と、また流れだけの、
さらに、かなり読みにくくなっちまったものを書いたのですが
また評価して頂いてもよろしいでしょうか?
って別に、ワナビとかでもないですけど、ちょっと調子乗ってるだけですが
よろしければ、また投下させて頂きたく思います
( ´∀`)ドゾー
常時歓迎しております(・ω・)ノシ
78 :
1の537:04/08/04 05:26 ID:apbTpBhd
>>62 のカキコ訂正・・・。
537で合っていたモヨリ。
何度も申し訳ない。。m(_ _)m
(´ー`).。o○(いいかげんコテハン名乗るかな・・・)
神様がたくさん来てくれてありがたいことです(´人`)ナムナム
>>67 筆頭候補は覗きなんて気にしないで夜の公園、次点候補は高校生という
特権を生かして教室かな。
でも、最初から野外だと緒方女史に変な性癖付きそうだからさじ加減難し
そうだけど。
>>75 名前欄消し忘れた・・えぇ、まぁともかく
段々流れとも言えなくなって来たようなブツを投下します。
あと、あんまりここ向けじゃないかもしれません。
どちらかと言うと、健全なほう向けかも。
まぁ、なにはともあれ、投下開始します。
吉田一美、風邪をひき早退、池の計略で、坂井悠二同行
(計略例:具合の悪そうな吉田一美の前(シャナの居ない所)で
「送ってあげたら」とか言っとけば
吉田一美を目の前に、悠二自身が断るのは激しくバツが悪い上
優男の悠二ならそう渋ることもないであろう、し
告白後の吉田一美ならば、以前ほど強くは断らないであろうこともありえる
ただし、早退することをシャナに伝える機会がなく
悠二は多少の後ろめたさ有。
早退のタイミングを昼休みにすれば、シャナに気づかれず早退も可能。
次の授業から悠二がいなくても池がフォロー。
昼休み早退も得に不自然ではないため、ご都合主義的な印象も薄)
吉田邸到着、早退のため家族不在、悠二坂井邸へ連絡、事情説明
(吉田(一美)の名が出た付近で、千草よりの問答有り)
下記接近遭遇に繋がる
(問答例:「シャナはそこに居るのか?」)
「シャナにはそのことを伝えたのか?」等)
最初は悠二の看病に遠慮を見せる吉田だが、徐々に逆に甘えるように
これ以降は、他のどなたかか、皆さんの脳内で
個人的には、ラブラブって「お大事に」で終わりかな。
して、シャナ、そんな異変にいつまでも気づかないSFではない。
しかし時遅し、すでに下校時刻
(悠二はこの頃吉田邸、詳細を知った理由は終了時のHRで教員よりの報告
報告例:「吉田一美が風邪により早退、貴君等も風邪にチューセヨ」)
事態は理解した(池の計略以外は)、吉田邸への突貫を試みるため吉田邸へ
吉田邸到着、しかし吉田一美は実際風邪をひいているようだし
悠二も優しさからでた配慮であろうと逡巡、外より中を盗み見る
吉田一美が坂井悠二にかいがいしく看病を受けている姿を目撃
シャナ衝撃、とぼとぼと家路(平井邸)へ、しかし途中千草と遭遇
シャナ泣き、千草慰めながら、自宅へ誘導
坂井邸到着直前、シャナ坂井邸へ向かっていることに気づく
シャナイヤイヤ、千草ウィ〜カラウィ〜カラ〜信じて発言
悠二にちょっとしたしかえしをしてやろうと提案、半ば強引に連れ込む
千草、シャナに「風邪をひこう」と提案、シャナ困惑
風邪をひいたふりをして、悠二に看病させる計略発令
シャナ承諾、準備開始、悠二帰宅、千草顕現、計略発動
悠二困惑、が、シャナを思いやる気持ちが先行、シャナの居所を質問
(困惑例:「シャナが風邪!?」「何故家に?」
「そもそもフレイムヘイズが風邪をひくのか??」
もちろん声には出していないが)
自室ベット上にて横たわるシャナ発見、悠二狼狽
とりあえず具合は悪そうだ、シャナに駆け寄り、顔を覗き込む
ゆっくりと目を開けていく、目がとろんとしている、悠二狼狽
(目がとろんとしている理由は、泣きはらしたため)
悠二後ろめたさも手伝い、不自然さを忘れて看病
最初は、『しかえし』に重点を置き、看病されるも
徐々に、悠二のかいがいしい看病に自然と甘えるように
で、これ以降はやはりご想像に、と言うことで
して、シャナ、そんな異変にいつまでも気づかないSFではない。
しかし時遅し、すでに下校時刻
(悠二はこの頃吉田邸、詳細を知った理由は終了時のHRで教員よりの報告
報告例:「吉田一美が風邪により早退、貴君等も風邪にチューセヨ」)
事態は理解した(池の計略以外は)、吉田邸への突貫を試みるため吉田邸へ
吉田邸到着、しかし吉田一美は実際風邪をひいているようだし
悠二も優しさからでた配慮であろうと逡巡、外より中を盗み見る
吉田一美が坂井悠二にかいがいしく看病を受けている姿を目撃
シャナ衝撃、とぼとぼと家路(平井邸)へ、しかし途中千草と遭遇
シャナ泣き、千草慰めながら、自宅へ誘導
坂井邸到着直前、シャナ坂井邸へ向かっていることに気づく
シャナイヤイヤ、千草ウィ〜カラウィ〜カラ〜信じて発言
悠二にちょっとしたしかえしをしてやろうと提案、半ば強引に連れ込む
千草、シャナに「風邪をひこう」と提案、シャナ困惑
風邪をひいたふりをして、悠二に看病させる計略発令
シャナ承諾、準備開始、悠二帰宅、千草顕現、計略発動
悠二困惑、が、シャナを思いやる気持ちが先行、シャナの居所を質問
(困惑例:「シャナが風邪!?」「何故家に?」
「そもそもフレイムヘイズが風邪をひくのか??」
もちろん声には出していないが)
自室ベット上にて横たわるシャナ発見、悠二狼狽
とりあえず具合は悪そうだ、シャナに駆け寄り、顔を覗き込む
ゆっくりと目を開けていく、目がとろんとしている、悠二狼狽
(目がとろんとしている理由は、泣きはらしたため)
悠二後ろめたさも手伝い、不自然さを忘れて看病
最初は、『しかえし』に重点を置き、看病されるも
徐々に、悠二のかいがいしい看病に自然と甘えるように
で、これ以降はやはりご想像に、と言うことで
それと、補足を少し
まず、話の流れですが
学校→吉田一美早退(計略、昼休み明けの授業始め)→吉田邸への道のり
→吉田邸到着→看病→シャナ下校(HR)→シャナ吉田邸タシーロショック
→吉田邸にて悠二、電話を借りる、火サス→とぼとぼ→接近遭遇
→吉田邸→看病→吉田邸を出る→帰宅途中にカリモフ購入
→計略の流れへ〜
して、上記詳細流れに書かれていないカリモフゲットですが
悠二はシャナを残して無断で帰ったことに後ろめたさを感じ、購入、です。
吉田一美の両親不在の理由ですが、父親は仕事
母親は〜仕事とか、実家に顔見せに行ったとか、夏ですしなにかと理由はつくかと
さらに、時間的な流れを(18禁な人たちには必須補足です)
まず、早退時がまぁ、昼時13時ごろですかね、下校がだいたい16時頃だとして
シャナ帰宅が17時にしても・・・悠二帰宅は遅くても19時か・・・足りないか。
まぁ、家族の帰宅まで待ったとしても、20〜21時が限界ですね。
と、なると、シャナ(通常)看病に少なくとも
三時間はかけて行ったことになります(21時帰宅想定)
して、零時迷子悠二のダブルライフ成立、となります。
>>82-83 グバァ・・面目ありません。
二重カキコとは、数々の失態、失礼しました
今からうなだれておこう
のいぢたんの同人買えそうにないな・・・
_| ̄|○
書店の委託を待つんだ
>87
の い ぢ た ん は 委 託 無 い ん だ よ 。・゚・(ノд`)・゚・。
去年の夏はコミケ後に試し刷りが印刷所から届いたから書店に出したけど
イレギュラーな事態が無い限り委託はしませんって告知されてるし
だからと言って90分以上は確実にかかるからコミケで並ぶのも無理
俺の代わりに頑張ってきてくれ>並ばれる住民の皆様
ガーン!?
91 :
1:04/08/04 21:30 ID:6VKjVmwH
人々が目を細めるような夏の日差しが照りつける中、
ここ御崎高校ではちょっとした騒ぎが起こっていた。
クラスでさえないプレイボーイとして有名な坂井悠二に
新たな恋人の出現のニュースが無責任にも飛び交ったからだ。
その渦中のお相手はつい先ごろこの学校にきた転校生の女の子。
ヘカテーという名で、まだ顔にあどけなさの残る空色の髪をした少女だ。
また副担任の須藤 快という保健体育を専攻する男性教諭も赴任してきたのだが
そのニュースに隠れてまったく話題にはのぼらなかった。
しかしそのほうがその副担任にとっては都合が良かった。
その男は須藤 快という名の人物ではなどではない。正確にいうのであれば人ですらない。
紅世の王と呼ばれる異界の人、千変のシュドナイであった。
さらにいうのなら転校生の少女も同様に、人とは明らかに異なる紅世の王、
頂の座・ヘカテーであった。
この者たちは人間になりすまし、零時迷子と呼ばれる宝具を宿したミステス・坂井悠二に近づき、
隙あらばその宝具をその入れ物ごと持ち去ろうと計画を立てた。
クラスの者たちは多少風変わりであるものの、二人を快く受け入れ
このささやかな事件を楽しんでいた。
しかし真に事態の重さを理解しているものは誰一人としていなかった。
二人のこの世に在らざるものが御崎中学に来訪した。
92 :
2:04/08/04 21:31 ID:6VKjVmwH
朝のHRも終わると同時に、即1時限目が始まり、結局、クラスメートたちはヘカテーに自己紹介を求めることができなかった。
しかし、それでも謎の転校生という魅力にクラスメートが勝てるはずも無く、
授業中だというのに、チラチラとヘカテーのほうを盗み見る生徒が後を絶たなかった。
ヘカテーはその視線の集中砲火を、多少不快に思いながらも全く顔には出さず
さらさらと黒板に書かれる文字をノートに書き写していた。
その前の席でそわそわしながら授業を受けていたのは、クラスの話題の当事者である坂井悠二、その人だ。
悠二は心ここにあらずといった感じで、ただペンを走らせている。
それもそのはず。大半の、特に男子からの視線が突き刺さり、授業どころではないのだ。
それだけではない。
ひときわ炎ようにアツく、氷のように冷たい視線がふたつ、悠二に向けられていた。
そのひとつは吉田一美と呼ばれる少女から発せられていた。
悠二を見つめる吉田に不安はどんどん広がっていく。
(・・・どうしよう、またあんなかわいい子が・・・坂井くんあの子のこと
どう思ってるんだろう?もう好きになっちゃったとか?うぅ、そんなのやだよぅ。)
不安で押しつぶされそうになるのを、無理やり不安を頭の隅に追いやり
(違う、あの子がどうとかじゃない。これは私の問題。私は坂井君が好き。
どんなことがあっても私、負けない。そう決めたんだから。)
と思い、吉田は心の中でグッと握りこぶしを握った。
そしてもう片方の視線の発生源、シャナはいまにも爆発寸前だった。
(悠二、絶対に許さない!)
その怒りは全て(特に何もしていない)悠二に向けられていた。
かくして不必要なまでの緊張感をはらんだ1時限目は終了した。
93 :
3:04/08/04 21:31 ID:6VKjVmwH
休み時間、チャイムがなると教室中の生徒は、それぞれの行動を思うがままに取った。
といっても朝のHRとほぼ同じことを繰り返しただけなのだが。
ただ違う点はあった。悠二がシャナに言い訳めいたことを言うため、シャナのもとに行き
必死にしゃべりかける。それに対しシャナは黙殺。いや刀を悠二の脳天に振り下ろしたのみ、
ムスッとした顔で黙りこくった。そこに吉田がやってきて先の一撃でうずくまる悠二を介抱するも火に油。
ますます、シャナの怒りは燃え上がり、結果、悠二の身体に割りと深刻な傷が増えてしまった。
ヘカテーはというと、クラスの女子にすっかり取り囲まれてしまい、質問責めに合っていた。
ヘカテーはシュドナイから言われたとうりのウソを、その質問に合わせて懇切丁寧に答えていった。
「なんだ。案外いい子じゃないか。」
その光景を見た池は近くにいる田中に話しかけた。
「ん、なんだ?お前、転校生に惚れちまったのか?」
「はいはい、僕はそこまで器用じゃないよ。」
池は田中の質問を軽く受け流した。
「はぁ?どういう意味だ。それよかそろそろあの騒動を止めたほうがよくないか?
悠二はいい感じに白目をむいていて別にいいけど、吉田さんは目が潤んでるし
ゆかりちゃんがとうとうモノに八つ当たりし始めたぞ。」
結構な地獄絵図となっている目の当たりにした池はこの騒ぎが限界に達していることを悟った。
このままでは騒動をききつけた教師や生徒が怪我をする恐れがある。
頼れるメガネマンはこの騒動を静めるために、大きく深呼吸をし、
騒動の元となっている悠二たちのもとへと歩き出した。
94 :
4:04/08/04 21:32 ID:6VKjVmwH
休み時間も終わり、2時限、3時限、4時限と普段より騒がしくはあるものの、
授業は滞りなく進んでいった。ただ休み時間のたびに悠二の傷は増えていったが。
転校生はクラスメートの「どこから転校してきたの?」といった簡単な質問に応じる等して
若干ではあるがクラスに少しづつ馴染んでいった。
朝のHRでみんなの前で自己紹介をせず、悠二だけにのみしたという事実は
実は性格が悪いのでは?と疑われもした。
しかし、元々の整った顔と学生としては丁寧すぎる話し方で男子女子ともに
好印象を得たので、緊張で自己紹介できなかった、という解釈で落ち着いた.
95 :
5:04/08/04 21:32 ID:6VKjVmwH
そして昼休み、心地よい適度に湿った風が吹く校舎裏。
そこにふたりの男女が向かい合っている。シュドナイとヘカテーだ。
ニヤニヤ笑いながらシュドナイはヘカテーに話しかけた。
「どうだった、学校の授業は?」
「問題はありません。この極端に短いスカート以外は、ですけどね。」
ヘカテーはスカートを恨めしそうに見つめ、ため息を吐くように言った。
「フフ、なかなかに似合ってるぞ。」
セーラー服姿のヘカテーをシュドナイは、じろりと舐めるように見た。
「あまり見つめないでください。恥ずかしい・・・です。」
蚊の鳴くような声を出しながら、ヘカテーはほんのり頬を赤くし、下を向いてしまった。
シュドナイはさらに笑みを深くしたが、このままでは話が進まないので話題をこっちから振ってみた。
「そうだ。こっちでも色々人間界のことを調べておいた。より人間らしく振舞うために、な」。
恐るべき自制心を発揮してヘカテーは顔を上げ、シュドナイと向き合った。
「こんな勤勉なあなたは初めて見ました。らしくありませんね。」
声を正し、凛々しい口調で皮肉を言うヘカテーに、シュドナイは肩をすかせてみせた。
「ああ、俺も驚いているよ。んで、特に俺が注目し調査したのは、人間界での『おともだち』のなり方だ。
ミステスと『おともだち』になれば連れ去るのも容易になる。」
「それで具体的に私はどのようなことをすればいいのですか?
あの方に習ったのは礼儀作法だけでしたので、『おともだち』のなり方は私なりに考えてみたのですけど・・・・さっぱり。」
96 :
6:04/08/04 21:32 ID:6VKjVmwH
実際、授業中もヘカテーは幾度も考えてみたが、とんと思いつかなかった。
なぜなら紅世には友達という概念などなく、たまに紅世の王や徒で集まったりもするが
そこに存在するのはほとんどが純粋な利害関係のみ。
ヘカテー自身、友達という言葉を知ったのはこの作戦を聞かされたあとだったほど。
「あの御方も間が抜けているな。」
やれやれ、といった感じでシュドナイは首を横に振った。
「あの方を侮辱することは許しません。」
ヘカテーは断固とした口調で言った。ここで『力』を発動し、作戦が中止になろうとも
このへらず口を黙らせる、そういった意思を感じさせた。
「そうムキになるな。ちょいとした軽口さ。ところで『おともだち』のなり方だが」
その意思を感じ取ったシュドナイは無理やり話を戻した。
「人間は食事を共にすることで己の友愛を示し、親密な関係になるらしい。
つまりここでいうところの昼休みに、ミステスと一緒に食事をすることが
『おともだち』になることにつながる。」
シュドナイはそう言うとどこからか3段重ねになっている重箱を取り出した。
「その箱は一体、なんですか?まさか、また・・・」
前回、シュドナイから手渡されたものはセーラー服という、ヘカテーにとって最悪ともいえるプレゼントだった。
またその類ではないか、ヘカテーは露骨に顔をしかめた。
97 :
7:04/08/04 21:33 ID:6VKjVmwH
シュドナイは苦笑いしながら
「そう身構えるな。これはお前さんの食事だよ。教授の燐子、ドミノがこしらえたものだ。味は保障する。」
と重箱をポンポンと叩き
「教授が自慢してたぞ。『炊事洗濯から兵器運用までなんでもこなすスゴイやつ
一家に一台、メイドロボ・ドミノ』とな。」
と付け加えた。
ヘカテーはシュドナイから重箱を受け取った。その際、ズシッとした感触を両手に感じた。
「こんなに私は食べられません。」
「それは周りの人間と分け合うためだ。人間は群れをなして食べるらしい。
ついでだから不自然が無いよう、ミステスの周りの人間とも仲良くしておけ。」
ヘカテーはコクリと頷き、シュドナイに背を向けた。
「では、また放課後に会いましょう。」
「ああ、その間より詳しく人間界のことを調べておいてやるぜ。」
ヘカテーの小柄な体には少々重い重箱を持ち、身体を斜めに傾けさせながら、校舎の中に入っていった。
その後ろ姿を見送りつつ、シュドナイは疲れた調子でつぶやいた。
「さてと、俺はこれで人間についておべんきょうでもするかな。」
ちらりと自分の手を一瞥する。シュドナイが手にしていたのは、
彼の着ているダークスーツとは全く不釣合いな『少女マンガ』だった。
98 :
8:04/08/04 21:33 ID:6VKjVmwH
昼休みの時間になり、クラスメートたちは悠二たちをからかうことを止め、それぞれ食事を取りに行った。
あそこまで険悪な雰囲気(特に悠二とシャナ、吉田)であの五人はいつものように一緒にいられるのか、と危惧する人もいたが
池の我が身を省みぬ仲裁とすでにボロ雑巾と化して、悠二の体に殴る場所が無くなったという理由で
シャナ、悠二、吉田、佐藤、田中、池らはいつものとうり、屋上で一緒に昼ごはんをとれるようになった。
「ひてぇ、ふちのなははひれてなにもたへられないよ(いてぇ、口の中が切れてなにもたべられないよ)」
悠二は腫れ上がった頬をさすりながら、恐る恐るシャナを横目で見た。
「なにかいった?悠二」
機嫌悪そうにメロンパンの袋を開けながら、シャナは悠二を睨み返した。
「いえ、なんでもありません。」
口の痛みに耐えながら悠二はちゃんとした言葉で話した。
「ひひ、転校生にでれでれするからだよ。」
心底愉快そうに佐藤が言った。
それに対し、佐藤をたしなめたのは意外にも池だった。
「おい、やめろよ。もうこれ以上の被害をこうむるのはゴメンだ。」
そう言うと池は仲裁のときに巻き添えをくったらしい、おでこの傷を指で示した。
悠二は最大功労者にして被害者であるメガネマンに、心の中で感謝をした。
「坂井くん、お弁当食べられる?」
吉田は心配そうに悠二の顔を覗き込み、持っていた悠二用のお弁当をおずおずと差し出した。
「うん、大丈夫だよ・・・たぶん。」
悠二は吉田を気遣うように笑顔で弁当を受け取った。
99 :
9:04/08/04 21:34 ID:6VKjVmwH
ちょうど弁当の包みを開けようとしたとき、屋上のドアがキィと開いた。
ドアの向こうに立っていたのは、重箱で少し傾いてるヘカテーであった。
重箱の重みに耐えて屋上まで上ってきたのであろう、ヘカテーの額には汗の玉が浮かんでいた。
「あのーこちらに悠二さんがいらっしゃると聞いてやってきたんですが・・・」
五人の瞳が一斉にヘカテーに向けられた。
そして各々、違う感情をヘカテーに抱いた。
悠二は「なんで僕のことを探してたんだろう?」と鈍感なことを思い、
佐藤、田中は「なんだかおもしろそうなことになってきた」と無責任にもこの状況を楽しみ
池は「あの重箱はなんだ?」と冷静に分析し
吉田は「あう、『悠二さん』って下の名前で呼んでいる・・・あたしは『坂井くん』なのに」小さな嫉妬に胸を焦がした。
そしてシャナは・・・・
そんなことは露知らず、ヘカテーは悠二を見つけ、話しかけてきた。
「あ、悠二さん。一緒にお食事などいかがですか?」
「う・・・うん。」
あんぐり開けた口をパクパクしながら、悠二はなんとか返事をした。
途端、メロンパンを握りつぶす音が全員の耳に入った。
音のしたほうからシャナとわかってはいるものの、誰一人振り向こうとしない。
100 :
10:04/08/04 21:34 ID:6VKjVmwH
池はなんとかその場の雰囲気を和ませるために話題をヘカテーに振った。
「ずいぶんとおおげさな弁当だけど、まさか一人で食べるの?」
ヘカテーはよたよたと五人近づき、
「いいえ。私は食が細いのでこんなに食べられません。みなさんに食べていただこうと思って。んしょ」
そういうとヘカテーはドカッと重箱を五人の中央に下ろした。
いそいそとヘカテーが重箱を開けるたびに、佐藤、田中の目が輝いていった。
重箱の中には和洋中、様々な料理が取り揃えており、そのどれもがとても良い香りを放っていた。
「すっげ!なんだこの豪華さは?!めちゃくちゃうまそう!!本当に食べちゃっていいの?」
田中はいまにもかぶりつきそうな勢いでヘカテーに尋ねた。
「はい、どうぞ遠慮なさらずに。お口に合えばよろしいのですが。」
「マジで?!いただきまーーす。フムフム、ふまいよ、ほれ」
田中はおおきなエビフライをつまみ、口に運んだ。
「汚ねーな。口にモノを入れてしゃべるなよ、田中。では俺も
・・・・フンフン。いけるよ、これ。」
普段からいいものを食べている佐藤さえもその味にうなった。
「喜んで頂いて私もうれしいです。」
ヘカテーは田中、佐藤のその食いっぷりの良さに感心した。
101 :
11:04/08/04 21:35 ID:6VKjVmwH
「わ、わたしも!」
どんな味がするのか、新たなライバルの料理の腕を確かめようと吉田は料理に箸をつけた。
(!? 本当に美味しい・・・私なんかのお弁当と比べると恥ずかしいくらい。)
吉田は勘違いをしていた。実際に作ったのはドミノであってヘカテーではない。
しかし、ちょっとした自信となっている料理の腕で、圧倒的に負けたという思い込みは
吉田を落ち込ませるのには十分すぎるほどであった。吉田はがっくりとうなだれてしまった。
「ほら悠二、お前も食べてみろよ。おいしいぞ。せっかく作ってもらったんだから。」
池も料理にぱくつきながら悠二に料理を勧めた。
続いて田中が
「そーだぞ。こんなうまい料理を残したら罰が当たるぞ。」
と後押しした。
「じゃあ僕も。」
悠二が箸を料理に伸ばそうとした瞬間、シャナが潰れたメロンパンをモフモフ食べながら
キッと悠二を睨みつけた。「食べたら承知しないわよ。」と暗に語っているのが悠二にはありありとわかった。
「あ、いや・・・えーと僕は今、口を怪我しているから料理は食べられないんだ。」
悠二はヘカテーだけにしか通じない下手なウソをついた。
「そう・・・ですか。とても残念ですけど、しかたありませんね。」
あまり表情から感情が表れないヘカテーがひどく残念そうな顔をしたように
悠二には見えた。
悠二が罪悪感でいっぱいになり、どうしようかとうろたえていたときに、シャナが止めを刺した。
「一美の料理は食べるっていったくせに。」
シャナがボソッとそういった。
(僕はどうすればいいんだろう?)
悠二は結局なにも食べられずに、非常に気まずい昼休みをすごした。
では1時間後に。
=≡= ∧_∧
/ (・∀・ ) ウズウズ
〆 ┌ | | .∈≡∋
|| γ ⌒ヽヽコノ ||
|| .| |:::|∪〓 ||
./|\人 _.ノノ _||_. /|\
教授!
ドミノ一体つくってください!
我ら妄想住人の希望の星、
浪漫と創造の権化、
偉大なる教授の実力ならば
外見を萌えおにゃのこにすることも
恥じらい機能を付けることも
繁殖機の…きさまなにをする(ry
要らん機能も山ほど付けられそうだがw
ウズウズ
ではそろそろ2回目をば。
107 :
12:04/08/04 22:35 ID:tH99MeJK
後の授業が始まり、午前とは明らかに雰囲気が変わっていることに教室中の誰しもが
肌で感じていた。異様に空気がぴりぴりし、教師でさえそれを感じていた。
その原因はシャナにあった。昼休みが終わってからどうも様子がおかしい。
目がすわっており、どんなことをシャナに話しかけても、生返事しかしない。
シャナ以外のクラス全員がいらぬ緊張を強いられていた。
ただ一人、その空気に気づきもしなかったヘカテーを除いては。
最後の授業のチャイムが鳴り、それと同時に幾人からため息が漏れた。
そして家に帰る支度をする者、部活動に励む者などにそれぞれ分かれたが、気持ちは共通して、早くこの空気から逃れたいと思っていた。
悠二にとっても拷問のような学校の時間が終わり、家に帰るための準備をしているところだった。
彼はシャナをメロンパン屋に連れて行き、ご機嫌をうかがおうと決めていた。
なんとしても誤解を解かなければならないという変な気負いまで持っていた。
悠二は気合を周りからわからないように入れ、帰り支度をしているシャナのもとへ
歩みよった。
「シャナ」
「・・・・・・」
悠二はシャナに向かって呼びかけたが返事をしない。
「シャナってば・・・・今日、この後は暇なんだ。だから一緒にメロンパン屋に行こうよ。」
ピクッとシャナが身じろぎしたのを悠二は見逃さなかった。
108 :
13:04/08/04 22:36 ID:tH99MeJK
実は悠二は池と遊ぶ約束をしており、暇などありはしない。
池に侘びを入れ、シャナと放課後にメロンパン屋めぐりをすることが今、自分がなすべきことだ。そう悠二は思った。
「3時に御崎大橋で待ってて。必ずいくから。」
悠二はまず池に事情を説明し、約束を破らなければならないことを謝らなければならない。
ただその場にシャナが居ては、火に油を注ぐ結果となってしまう。
だから待ち合わせなどという面倒くさいことをわざわざしたのだ。
シャナは悠二の言葉に対し、嬉しさを表に出さないようにわざと怒ったような口調で
「わかったわ。遅れたらただじゃおかないわよ。」
と言った。
それを聞いた悠二は嬉しそうに
「良かった。必ず間に合わせるよ。じゃあ」
と、先に行った池を探しに教室から飛び出て行ってしまった。
「あ、悠二・・・さっきは・・・ゴメン。」
シャナは悠二の背中に小さい声をかけたが、その声は悠二に届くことは無かった。
109 :
14:04/08/04 22:36 ID:tH99MeJK
紅く染まった校舎裏、妙に不気味で切ない雰囲気を醸し出している。
そこに小さな影と大きな影が二つ、シュドナイとヘカテーだ。
「どうだ?昼休みはうまくいったか?」
「失敗しました。悠二さんは食事を食べてくれませんでした。」
シュドナイはヘカテーが落ち込んでいるのを新鮮な気持ちで見つめた。
「気にするな。食事をとることが重要じゃない。一緒の時間を共有することが重要なんだ。」
「ええ、でも・・・・」
シュドナイからの初めての励ましもむなしく、ヘカテーは下を向いた。
そこでシュドナイは妙なことに気が付いた。
「お前、ミステスを『悠二さん』って呼んでいるのか?」
「え?」
言われてはじめて気が付いた。ヘカテーは悠二のことを『ミステス』ではなく
『悠二さん』と呼ぶようになっていたのだ。
シュドナイはそこで変な思いつきをした。
「まさか惚れたのか?『悠二さん』に。」
「違います!そんなことはありえません!」
「ハハハ、照れるな、照れるな。あの御方には言いやしないさ。」
「あの方にはなんら関係ありません。」
ヘカテーは多少ムキになって言い返した。
110 :
15:04/08/04 22:36 ID:tH99MeJK
「そんなことより、人間界についてなにかわかったんですか?」
ヘカテーは不快な会話を打ち切るために話題を無理やり捻じ曲げた。
「クク、まあいい。ああ、色々調べたよ。なんでも転校生は異性と曲がり角で
ぶつかると親密になれるらしい。この本に書いてあった。」
そういうとシュドナイはポケットからある1冊の本を取り出した。
「なんでしょうか?この本は。」
その本は妙に古ぼけていて、ピンクを基調とした色で彩られていた。
「少女マンガというものだ。人と親密になるためのマニュアルだ。」
シュドナイは生真面目に説明した。
「ところでなぜ曲がり角でぶつかると親密になるのですか?」
ヘカテーは純粋にそう思った。
「俺が知るか。人間とはそういう生き物だと納得するしかない。」
シュドナイはヘカテーの質問を突き放した。
まだ納得できないがとりあえずはそれで納得するしかなかった。
「仕方ありませんね。それで『ミステス』の現在地は?」
ヘカテーは悠二を名前で呼ばぬよう気をつけてしゃべった。
「ミステスは御崎大橋に向かっている。その200m手前の曲がり角がベストポジションだ。景気よくぶつかれ。」
「わかりました。ではさっそく・・・」
111 :
16:04/08/04 22:37 ID:tH99MeJK
「おっと待った。」
進行方向を変えようとしたヘカテーをシュドナイは制止させた。
「ぶつかるだけでは不十分だ。他にやることがある。」
「それはどんなことをやればいいのでしょう。」
シュドナイのほうにヘカテーは向きを変えなおした。
「ぶつかるまでは問題ない。ぶつかった後が問題なんだ。」
「ぶつかった・・後?」
「そう、ぶつかった後だ。ぶつかったあと、すっころんだ拍子にパンツを相手にみせる。
そして『見たわね!この変態!!』と叫ぶ。これで完了だ。実際は登校途中にやるもんだが、
下校でも問題はないだろう。」
「あ、あります!問題が大有りです!!」
ヘカテーは珍しく声を張り上げた。
「ん、そうかぁ?下校、登校はどっちもいき」
「そこではなくてですね、ぱ、パン・・・下着をみせるという行為が問題です・・・」
シュドナイの意見をヘカテーはより大きい声で遮るも、最後のところはよく聞き取れない小さな声になってしまった。
普段から人には首より上と手しかみせず、肌の大半を覆っているヘカテーにとって
スカートの短いセーラー服を着ていること自体、顔から火の出るような出来事なのである。
実際、それを着て鏡の前に立ったときも恥ずかしさのあまり、体育座りをして当分動けなくなってしまったのだ。
ましてや人に下着をみせるなど言語道断なのである。ヘカテー自身にもどうなってしまうか想像がつかない。
112 :
17:04/08/04 22:37 ID:tH99MeJK
「この作戦は中止させてください。」
ヘカテーはきっぱりと断言した。
シュドナイはそうくるだろうと半ば予想はしていた。そしてそれに対する対処法も。
「ふふ、そうか。このことがあの御方に知れたらなんというかな?『恥ずかしいからやりたくありません。』ってな。」
シュドナイは余裕を見せながら最後のカードをきった。
しかし、この一言が功を奏した。
「!」
痛いところを突かれたとヘカテーは胸のうちでたじろいだ。
シュドナイはその微妙な挙動をみのがさなかった。
「では作戦は中止だ。今からでも遅くない、あの御方の元へいって」
シュドナイは今が勝機とばかりにヘカテーの隙につけいった。
「ま、待ってください。」
シュドナイは笑いを噛み殺しながら、ヘカテーの言葉に耳を傾けた。
「あの、どうしてもやらなければならないのですか?」
しばらくして、ヘカテーはすがる思いでシュドナイに尋ねた。
「いや、どうしてもってわけじゃない。ただ親密になれる確率はぐんと落ちるだろう。それでもいいか?」
113 :
18:04/08/04 22:38 ID:tH99MeJK
冷静に考えれば、今からでも正体を明かし、フレイムヘイズを打ち滅ぼし、悠二を奪取すればいいのだが
普段と違う環境にいたせいもあり、ヘカテーは冷静さを欠いていた。
シュドナイの完全勝利だった。
しばらくの葛藤のあと、ヘカテーは歯を喰いしばり、
「わかり・・ました。あの方のためです。」
「それは良かった。あの御方もさぞ喜ぶだろうよ。」
シュドナイはニヤニヤ笑いながら、このあと起こる出来事を妄想した。
それを目ざとく見つけたヘカテーは
「喜んでいるのはあなたのほうだと思いますが、私の勘違いでしょうか?」
と皮肉を言った
「ああ、そのとおり。俺は消えかけのトーチほども喜んじゃいないよ。」
シュドナイは笑みを消し、その皮肉を軽く受け流した。
「相変わらず、真実の欠片さえない言葉ですね。」
「信じてくれないとは心が痛むぜ。ほら早くいかないと間に合わなくなるぞ。」
せいぜいの反抗をするヘカテーにシュドナイは現地に向かうよう急かさせた。
シュドナイに背を向け、走り出したヘカテーにシュドナイは最後の言葉を送った。
「せいぜい仲良くな、『悠二さん』と」
「しつこいですよ。」
114 :
19:04/08/04 22:38 ID:tH99MeJK
悠二は晴れやかな気分で御崎大橋を目指していた。学校での暗くどんよりとした気分が嘘のように晴れた。
池に事情を話すと、快く約束の反古を受け入れてくれたからだ。
「また傷が増えたらたまんないからな。」
との一言にはさすがに悠二も苦笑いするしか出来なかったが。
そしてなにより、シャナとふたりっきりで過ごせることを思うと、どうしても胸がはずんでしまう。
シャナはメロンパンという餌に釣られたものの、本当に怒っていたら僕と約束なんかしない。そのことが嬉しかった。
悠二は走った。
悠二は腕時計を見る。時計の針は1時58分を示している。待ち合わせ時間は3時。
十分すぎるほどの時間があり、走る必要はまったくない。
しかし目的地へ走っていた。遠足前日の子供のように浮き足立ち、走らなければいけないような気がした。
ただただ早くシャナに会いたかった。
しかし、それが前方不注意を招き、御崎大橋への最後の曲がり角にさしかかったところで、
ドンッという衝撃に襲われた。
それはシャナくらいの背丈の人がぶつかってきたことによる衝撃だった。
その体は悠二に対してあまりに小柄であったため、悠二はよろめくだけに留まったが
ぶつかってきたその小さな身体は見事にはじき返された。
悠二は一瞬、なにが起こったかわからず、パニックになったがすぐに正気を取り戻し、
状況の把握にかかった。
115 :
20:04/08/04 22:38 ID:tH99MeJK
ぶつかってきたのは女の子で、よく見るとウチのクラスの転校生だった。
転校生は結構な衝撃をくらったらしく、地面にぺたりと座り込んでほうけている。
悠二は心配そうに顔を覗き込んだ。
「あの・・・大丈夫?」
転校生はハッと我に返って悠二を見つめ返した。
「あ、ご、ゴメンね。急いでいたもんでつい・・・」
悠二はすまなそうに手を差し出した。
そうすると転校生は下を向き、なにかを耐えるようにブルブルと震えだした。
両手でスカートの裾を固く握り締めてる。
「ねぇ君!本当に大丈夫?!どこか痛いところない?!」
悠二は大変な怪我をさせてしまったと思い、困惑した。もしかすると病院につれていかなければならないような怪我かもしれない。
ところが転校生のとった行動は悠二の予想をはるかに超越したものだった。
転校生は何かを決意するかのように一回、ウンと頷いて、震える腕でスカートをめくり上げた。
その後、刹那の速さでスカートを抑えた。
一瞬、悠二には白いモノが見えたものの、転校生はすぐスカートをおさえため、
ほとんど何も見えなかったに等しかった。
ヘカテーはストーブのように顔を真っ赤にして、シュドナイから教わったことばをなんとか思い出し、口に出した。
「『み、見たわ・・・ね・・・・こ、このヘン・・・・・』」
転校生は今にも泣きそうな声でボソボソといったが、最後のほうはなにを言ってるのか聞こえなかった。
そして転校生はそのまま体育座りをし、顔を膝にうずめて小刻みに震えていた。
悠二はこの転校生の突然の行動にただただ立ち尽くし、せっかく持ち直した正気がまた頭から抜け落ちてしまった。
その後の聞き取り辛かったもののたぶん『見たわね、この変態』という言葉。
確かに一瞬ではあるものパンツを見てしまったのだが、転校生がスカートをめくりあげたのだ。
悠二は何が起こっているのかさっぱりわからなかった。
116 :
21:04/08/04 22:39 ID:tH99MeJK
しかし状況は悠二に呆ける暇さえ与えなかった。
短いスカートで体育座りをしているため、パンツが丸見えなのだ。
ここはそこまで広くない道路ながら、結構人の行き来が激しい。
幸い、周りに人は一人もいなかったが、それも時間の問題。
そのときこの転校生はどうなるかは考えただけで恐ろしい。
悠二はなるべく転校生のパンツを見ないようにしながら
「えーと、なんだかわからないけど、とりあえず移動しない?」
それに対し転校生は膝に顔をうずめたまま、首を横に振る。
「いや、そのね、状況が非常にまずいんだ。色々とね。」
悠二は粘り強く話しけたが、同様の反応。
仕方なく悠二はこのまま転校生を引きずる形で移動させることにした。
「あのさ、ここにいるのはとても危険なんだ。だから君を引きずってでも移動させなきゃいけないんだけど、それでもいい?」
よくわからない理由で悠二はひきずる説明した。それに対し、転校生はこくりと頷いた。
もちろん顔を膝にうずめたままで。
悠二はその反応を見て、「じゃあ、行くよ。」と転校生に声をかけ、
後ろから転校生の両脇を持ち、本当にズルズルと近くの人気のない公園までひきずっていった。
奇跡的にも人とはすれ違わなかった。
117 :
22:04/08/04 22:39 ID:tH99MeJK
悠二は公園のベンチの近くまで転校生を引きずり、自分はそのベンチに腰を下ろした。
「ゴメンね。大丈夫?お尻、痛くなかった?」
悠二はかなり女性に対し失礼な質問をしたが、今のヘカテーにそのことを感じる余裕も無く、ただ頷くのみ。
(どうしよう・・・このままほっとくわけにもいかないしなぁ)
悠二は腕時計を見た。時刻は2時9分。まだ時間はある。
しばらく、転校生が立ち直るまでそばにいてやることにした。
118 :
23:04/08/04 22:39 ID:tH99MeJK
時刻は2時49分、そろそろ限界だった。最悪、間に合わないかもしれない。
悠二は時計を見る回数の多くなる自分に気づいた。焦っている証拠だった。
シャナへの遅刻の言い訳を考えているとふいに
「ありがとうございます、だいぶ落ち着いてきました。」
転校生はそう言うとようやく顔を上げた。
「よかった。」
それを言ったきり、二人の間にことばなくなり、沈黙が流れた。
悠二は沈黙に耐えられず、恐る恐る転校生に尋ねた。
「なんかあったの?多少、いやかなりおかしなこと君はしていたんだけど・・・」
また顔をうずめてしまうかと悠二は危惧したが、その心配はなかった。
「悠二さんとお友達になりたくて。それで須藤先生が少女マンガに書いてあるとおりの行為を実行したのですけど、なにかおかしかったですか?」
(須藤先生、今日づけで赴任してきた副担任だ。あいつからはやな感じの雰囲気が出ていたけど、本当に嫌なやつだったとは・・・
こんな純真な女の子にウソをついて何を考えてるんだ。)
悠二はこの哀れな転校生に同情し、なおかつ副担任を心底、軽蔑した。
119 :
24:04/08/04 22:40 ID:tH99MeJK
「あ、少女マンガというのは人と親密になるためのマニュアルである、
と須藤先生から聞きおよんでおりますけど、ご存知ありませんか?」
とりあえず、悠二はこの少女に吹き込まれたウソを訂正することにした。
「少女マンガはお話であって、マニュアルではないよ。」
「そう・・・だったんですか。」
そういうと転校生は首をもたげ、がっくりと落ち込んでしまった。目にはうっすら涙を浮かべている。
そこで悠二の心は動いた。
「僕で良ければ友達になろうよ。」
本心だった。
ガバッと首をあげ、転校生は少し、ほんの少しだけ笑顔になった。
「本当ですか?こんな私でもお友達になってもらえるのですか?」
その少女の笑顔は粉雪のように柔らかく、白く輝いていた。
「うん。これからよろしく。」
悠二はそういうと軽く会釈をした。
「こちらこそふつつかものですがよろしくお願いいたします。」
ヘカテーは最初に悠二にした風変わりな挨拶を改めてやった。
そして二人は笑顔で見つめあった。
120 :
最後っす:04/08/04 22:40 ID:tH99MeJK
その光景を遠くから見つめる小さな人影があった。
「悠二の、バカ・・・」
人影はそう言うと力なく二人に背を向けトボトボと歩き出した。目から一筋の涙が出ているのにも気づかずに。
(悠二なんて大嫌い。悠二なんて・・・・
悠二なんて、消えちゃえばいいんだ!!)
誰に聞かれることも無く、シャナは心の中でそう叫んだ。
>>103-105 待っていただいて、ありがとうございます。
2回にわけるという自分勝手をいってすいませんでした。
今日はたまの休みだったので、早めに続編を投稿できました。
これからはそうはいかないと思います。
あと、この後の展開をまったく考えてません!どうしよう。
最後に気になる点、アドバイスをよろしくお願いします。
=≡= ∧_∧
/ (・∀・ ) G・・・J・・・ウズウズ ・・・アレ?
〆 ┌ | | .∈≡∋
|| γ ⌒ヽヽコノ ||
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./|\人 _.ノノ _||_. /|\
グッジョブ。かなりいいと思いますぞ。
ヘカテーたんのキャラの解釈が漏れと違うくらいで(漏れはもっとぶっきら棒かと)
特に気になる所はなかったです。これからも期待してます ノシ
惜しいな、
シュドナイの手料理だったらもっと、こうw
このあとは当然、あの方への忠誠心と悠二への恋心で揺れる乙女心という奴を
読んでくれてありがとうございます。
>>122 すいません。中途半端に終わらせて。
>>123 ヘカテータンのキャラの解釈は初めは俺もぶっきら棒にするつもりでしたが
いつの間にやら。
ちゃんと普通のSSとして読めて面白かったです。
シャナたんがすっかり焼きもち担当w
それはさておきシュドナイよ。
おまえさんの選んだ少女漫画とやらは何年前の代物だね。
もし選んだテキストが昨今の物であるならば、ぶつかった上ですることは下着を見せるどころでは済まないのだがハァハァ
>>128 シュ「ちょぃとババアの本棚から失敬してきたからな。
古いのは仕方ないだろうさ」
実は少女漫画集めが趣味のベルペオル様
豪華7大付録を大切に保管するベルペオル様。
全プレに応募するも宛て先不明で届かずへこむベルペオル様。
注目していた新人を下っ端が食ってしまい烈火の如く怒り狂うベルペオル様。
シュドナイ先生!
是非とも次は「着替え途中でバッタリ、責任とってくださいね」大作戦をお願いします。
もちろん本人には秘密でw
熱射病でばったり・お姫様だっこ作戦の発動はまだでありますか先生!
……羞恥心でバッタリいきそうだけどw
134 :
16:04/08/05 16:36 ID:AjAqf7JF
えー、いきなりですが後半を投下します。
千草ママンの弱い一面を挟んでおりますので、
そちらのママンが苦手な方はスルー願います。
135 :
16:04/08/05 16:37 ID:AjAqf7JF
(お、奥方あああぁぁぁぁーーーーーっ!!?」
「じい…?」
一瞬でその言葉の危険性に気付いてしまったアラストール。
しかし肝心のシャナたんの頭の上には未だに
爺やら示威といった文字が浮かんでは消えています。
それを感じ取ったのか千草ママンは続けます。
「だから…自分を慰める…って書いて…。」
「ジブンヲナグサメ…?」
漢字でどう書くかというヒントを与えられたシャナたんの明晰な頭脳は
瞬時に言葉を思い出し…。
(がくがくぅ!!)
「んあああっ!!く…はぁっ!!」
今までとは比べ物にならない電流を流します。
そんなシャナたんに千草ママンは、まるでいたずらを
白状する子供のように一気に説明を始めます。
136 :
16:04/08/05 16:42 ID:AjAqf7JF
「最初はそんなつもりじゃなかったの!
それなのに…それなのにじっとしてるとだんだん体が熱くなってきて…。
もう、何も考えられなくて…。頭が真っ白になって…。
そうしたら…元に戻ってて…。」
それは見ているほうが目を背けたくなるような、
人前では決して見せることのないママンの姿。
身を焦がすような感覚のまどろみの中にあったシャナたんも、
それがどれだけ恥ずかしいことだったのかはわかります。
「だから…せめてシャナちゃんには…。
それは仕方のないことなんだよって…教えてあげたくて…。」
顔を上げることなく言い終えたママンの目からは、ポロリと雫が。
そんな様子を見たシャナたん、不思議に心が安らいでいきます。
そして、ママンの肩に手を置きあやすように言います。
「ありがとう…千草…。」
確かに体は疼くままです。しかし、ママンの涙の告白でそれは、
心地良いものになっていました。
「私……頑張ってみる。そうすれば…。」
その小さな体のどこに隠れていたのでしょう、
あふれんばかりの母性で、ママンの涙も止まっていました。
137 :
16:04/08/05 16:44 ID:AjAqf7JF
「千草の苦しみも……なくなると思うから…。」
「シャナちゃん…。」
いつもとまったく逆の空気。響き渡る静寂。
それを打ち破るママンの明るい声。
「ふふ…。なんだか私らしくなかったわね。」
「千草…。」
「下に降りてるわね。いろいろとすることがあるし。」
立ち上がったママンの顔はなにか吹っ切れたようなものがありました。
そのまま部屋を出て行き…いや、いったん振り返り、
「ああ、悠ちゃんにはちゃんとお買い物を
頼んでおくから。やっぱり色々とあるからね……。」
「な…、べ、べ、別に悠二は関係ない!!」
声を荒げるシャナたん。(ぞくんっ!!)
今度こそ本当に出て行くママン。こうして、
シャナたんの心の準備は整ってしまうのでした。
138 :
16:04/08/05 16:44 ID:AjAqf7JF
さて、忘れられていたシャナパパ。やっぱり口を挟みます。
「ちょっと待て、シャナ!!まさか本当にソレをするつもりなのか!?」
「うん…。千草が…あそこまで話してくれたんだもん…。」
そこまで言って忘れていた"アレ"がよみがえってきちゃいます。
「それに…んっ…!私も…そろそろ…限界…。」
震える手で外側のドアノブにかけられたアラストール。
そのまま閉められたドアに向かって叫び声。
「確かに奥方のあれには気の毒なものがあったがそれとこれとは話が別だ!!
おい、聞いているのかシャナ!?シャナーーーーーっ!!」
しかし当たり前のようにその声はシャナたんの耳に入るわけはなく、
学校放送のようになってしまうのでした。
合掌。
139 :
16:04/08/05 16:45 ID:AjAqf7JF
さて、ここに来てシャナたんはあることに気付きます。
「どうすれば…いいんだろう…。」
確かに"あの言葉"の意味は知っていたシャナたんでしたが、
どうすれば"そういった行為"にあてはまるのかは、残念ながらまったく知りませんでした。
しかし…?
「あっ…はあっ!!…ん…くぅっ…!!」
シャナたん、ふくの上から腕やおなかをさわるだけで、感じちゃってます。
「やぁ…。なんでぇ…これだけで…いいよぉ…。」
そうなのです。例のメロンパンによって感じやすくなる、
それはなにも言葉による刺激だけではないのです。
ただなんでもない肌への刺激にも肉体的な気持ち良さを感じるようになっちゃたのです。
そんなことも知らず、ただ体を撫で回していたシャナたんでしたが、
やはりそれでも違うところは違うもので、胸の突起にもしなやかな指が触れた瞬間、
小さな体がビクッ、と跳ね上がります。
「ああっ””ちょ、ちょっと待ってよ!!こんなの…。こんなのってないよぉ…!!」
とうとう服を無意識のうちに脱いじゃうシャナたん。
息も絶え絶えに今まで体験したことのない、未知の快楽に打ちひしがれます。
それでも手は止まることはなく、胸のボタンを押したり引っ張ったりと、
自由気ままに動き回ります。
「くはぁっ!!んっ…あああぁぁぁぁっ!!」
とれたてのお魚さんのように震え、狂うシャナたん。
まさか…。胸だけでイっちゃったのでしょうか?
「はぁっ……はぁっ……。」
うつろな目は焦点があっておりません。
「頭…真っ白になったよ…?なのに…。」
140 :
16:04/08/05 16:48 ID:AjAqf7JF
(びくびくびくぅ!!)
「なんでぇ…まだ、かんじちゃうのぉ……!?」
千草ママンの言う通りにしたのにまだ治らない身体の疼き。
それに困惑するシャナたん。それもそうです。
まだ、シャナたんは一番の快楽を味わっていないのですから…。
「なに…?ここ…熱い……。」
しかしそれでも、シャナたんの"女"としての本能は次にどこをいじればいいのか、
ということを教えてくれます。さすがにソコをさわるのは抵抗があったシャナたんでしたが、
「治すため…治すため、なんだから……。仕様が…ない…のよ…。」
と自分に言い聞かせます。それに勇気づけられるかのようにその見事な双丘へと、
指が伸びていきます。やがて、ソレに触れ……。
「ひ…やああああぁぁぁぁぁっっ!!」
たった一秒にも満たない接触でしたが、
シャナたんの精神を壊れさせるには十分なものでした。
「あぁぁ…!!いい…のぉ!!ここが気持ち…いいのぉっ!!」
誰もいないのに駄々をこねるように言うシャナたん。
でもそこは箱入りフレイムヘイズ(?)
なかなか指がうまく秘所を弄んでくれません。
「よく…みえない…んっ…。」
そういって立ち鏡の前に移動します。
人生において初めての蹂躙を受けたソコは、
恥ずかしいおつゆでびっしょんこ。おまけに、
ひくひくと更なる刺激を求めておりました。
141 :
16:04/08/05 16:49 ID:AjAqf7JF
(これが私…。悠二が見たらどう思──────!?」
その光景を見てシャナたんの心に浮かんだのは、
今はママンの気配りによってお使いに出かけている、
あの男の子の顔。(ぞくぞくぞくぅ!!)
「やぁっ…!悠二ぃっ…!みないでよぉっ……!!」
その一瞬の揺らぎのために、もはや決壊寸前のシャナたん脳は
その鏡に悠二君の姿を写すように、と命令を出しておりました。
その暴走は止まることなく、身体年齢12歳の少女には到底
耐えられるものではない波がシャナたんに襲い掛かります。が、
幸か不幸かフレイムヘイズであるシャナたんは、
無意識のうちに意識が飛んでしまうのを防いでしまっていたのです。
「ゆうじ!!ゆうじっ!!ゆうじぃっ!!」
その波はシャナたんの指がもたらす、
双丘の中からの感覚情報のためより強まっていきます。
もうシャナたんの頭の中からは悠二君のことしかありません。
「ゆうじぃ!!もっと、もっと…わたしをこわしてよぉっ!!」
目の前の悠二に"犯されている"シャナたんはもう限界。
最後に小さなお豆をつまみ、
「ゆうじいいいいいぃぃぃぃぃぃっっっ…………!!!」
"自分と繋がっている男の子"の名前を叫び、
ドサッ、とベッドに倒れこむのでした。
142 :
16:04/08/05 16:50 ID:AjAqf7JF
時刻はすでに十時過ぎ。
とても人前に出せないほどになっちゃったシャナたんは、
ドアノブのアラストールを首にかけ、"清めの炎"で元に戻してもらいます。
叫びつかれたのか、嬌声に耐えきれなかったのか、
アラストールの声はどこかぐったりした声でした。
服を着て、階段を降りたシャナたんは信じられないものを目にします。
「あ、シャナ。」
……………………既に帰ってきているではありませんか!!
ただでさえ声を押さえることを忘れていたのに、あれだけ悠二君の名前を
絶叫していたということはつまり……。
悠二君にとっては理不尽であろう怒りの声が静かに響きます。
「悠二。」「な、なに…?」「聞いた?」「な、なにを?」
さっぱり意味のわからない質問に半分恐れ、半分疑問を感じながら悠二君は続けます。
「ぼ、僕はさっき帰ってきたばかりだから…。もしかして……"徒"?」
急に引き締まる悠二君の表情。
それを見たシャナたんは取り越し苦労だったことを認識します。
そして同時に先ほどのあられもない自分の姿を思い出し、顔を真っ赤にしちゃいます。
悠二君の姿が一瞬細い影に遮られ……。
どばきっ!!
「ぐはっ!?」
「うるさいうるさいうるさい!!お前の事なんか知らない!!」
そのまま出ていってしまいました。後に残されたのは、
「な、何故…。」
腹を押さえてうめく悠二君と、
(やっぱり、悠ちゃんのことが浮かんだのかしら)
その様子を穏やかな目で見ているママンの二人でした。
これは、ちょっと不思議で平和な物語。
それは今、ここに幕を閉じ─────
143 :
16:04/08/05 16:52 ID:AjAqf7JF
なかったりするんだな。
その時から二日前のお話
「ドーミーノォー!!どこです、ドォーミーノォー!!」
怪しげな研究室のような場所。そこにいたのは一人の白衣の男。
「教授、私はここにいるじゃないれいはいいはい」
「いけませんねぇ、ドミノォー?せっかく私のすぅんばらしいぃ発明、
"我学の結晶エクセレント5487───『娼婦の晩餐』"がより、
高尚な存在として生まれ変わったというのに、なぁんですか〜?
そのノリの悪さは〜?」
どこからか取り出したマジックハンドでつねられているのは、
どことなく見る者をうならせる独特のセンスの機械人形。
「ほめんなひゃいほめんなひゃい!!……一度完成した発明に
満足することなく『仮装舞踏会』の任をほっぽってまで改良する余裕は
さすがきょうひゅいはいいはい」
「な〜にをいっているので〜すか〜?ドォーミノォー?
もともとこの改良は将軍である"千変"殿直属の命、なん、です、よ!!
前は人間及びフレイムヘイズにしか効果のなかったアレを"徒"にも利くように、
というグレェェイトォォな提案でしとぅぁー!!」
「なるほどー。しかし気配を読まれたらアウトれいはいいはい!!」
「そのために"我学の結晶エクセレント4187───『不現の老婆』"を
以前と同じように配布に向かわせたことを忘れましたかぁ〜?
前回は小娘さんに当たってしまいましたが、
力を抑えるかわりに"存在の力"による気配を完全に消すことができるという
イィンブィィジィブゥゥルなアレには二度の失敗という概念はあぁりませぇん!!」
「ほのほうりほのほうりれふはら、いはいいはい!!」
(その通りその通りですから、痛い痛い!!)
144 :
16:04/08/05 16:53 ID:AjAqf7JF
この実験により、一人のいたいけな少女が犠牲になったことは
言うまでもありません。
まら、後にこの改造メロンパンはシュドナイの隠された野望の
礎になってしまいますが、それはまた、別のお話。
───────「びんかんフレイムヘイズ」完───────
145 :
16:04/08/05 16:58 ID:AjAqf7JF
以上。
っていうか「ですます調」で三人称視点ってかなり難しいんだなぁ…。
これが自分の処女作だってのに…。おかげですっかり稚拙な文になってしまいました。
正直、教授の口調も心配だ……。
お目汚し、誠に申し訳ありませんでした。
オチにワラタ。
便利なキャラだな、教授。
あ、もちろん本編も蝶ブラボーでした。
147 :
16:04/08/05 17:34 ID:AjAqf7JF
>>144の三行目「まら」になってるよ…。_| ̄|○
もちろん「また」の間違いです。
ヴィルヘルミナたんも制服へカテーたんも>16たんも(*´д`)ハァハァでつよもう
ヴィルヘルミナたんも制服へカテーたんも>16たんも(*´д`)ハァハァでつよもう
ヴィルヘルミナたんも制服へカテーたんも>16たんも(*´д`)ハァハァでつよもう
ごめん、書き込みミスった_| ̄|○
と、トリプルカキコ!?
>>134-145 ブラーヴォー!エチーなのと笑いが同時に来ましたがw
教授と言い、ドクロちゃんを彷彿とさせるですます口調と言い、びんかん(ry
と言いエチーと同時に笑いのツボに来たというのもなかなか…。
(*´Д`)フオオ、グッジョブ!
エチーなシーンもですが最後のモジモジ感がたまらんですな(*´∀`)
GJ!
激しくリアルタイムで見たかった…
ヘカテータンバージョンも激しく見てみたい!
さぁ、四撃目を決める武士(もののふ)はいないのか!?
シャナタンor吉田ちゃんのフェラきぼん
このスレには珍しいストレートな希望だ。
えっちなことばっかり考えてると
あたまの中身がメロンパンになっちゃうんですのよ!
>162
そしてシャナタンに食べられるのならそれは本望だ
ガリガリモフモフ
アベック ルー スリー鍬 汁増えん
キリン・ショー ぞぬボンクラくしぇん
酢らしい 何で具捨てん
お弁当で ぷらん
ラ・マンと生 無残ソロバン
ぞぬと毛 言え苦悩 not FUN
あと少し登山だ 尿へ明美っす
べラ卒倒 泥、寒ぃ
ラとミ ザキるっす治安
背アッコ、トス 干支救わん
男で セロで勉
搾れば もっと練ってアベック ルー スリー鍬 汁増えん
キリン・ショー ぞぬボンクラくしぇん
酢らしい 何で具捨てん
尾は五だって お世話、源アベック ルー スリー鍬 汁増えん
キリン・ショー ぞぬボンクラくしぇん
酢らしい 何で具捨てん
お弁当で ぷらん
以上です。
あ、ヤベ。誤爆った。
旧支配者の召還呪文ですか?
本スレ205の
>ゆうじは じゅわきをとった。
を「ゆうじは わきをとった」と読み違えて、
脇を攻める悠二キュンとむずかるシャナたんを想像して
ハァハァした漏れはダメ人間まっしぐら...orz
>168
だめじゃないよ!おまいこそ某所の原住民だよ!
腕ひしぎ逆十字固めをくらう悠二を想像
・・・モレモクライタイ(*´Д`)
シャナたんのSFが手の甲に、シャナたんの大事なとこが二の腕にぃぃ(*´Д`)アアッ
シャナにかけてもらうなら縦四方固め。
シャナにかけるなら横四方固め
「これが腕ひしぎ逆十字固めよ!」と技をかけたはいいが
なんだか気持ちよくなってきて悠二の腕にこすりつけ始めるシャナタンハァハァ
>>172 シャナたんにかけてもらうのは上四方固めの方が良いと思うんだが、どうよ?
>>174 SFが硬いのか柔らかいのかによる
そもそも柔道着来ている時点でSFの柔軟性は無効化され
あまり嬉しくないかも試練。
>175
シャナたんの柔道着はブカブカではだけているから問題なし!
あとSFは柔らか(・∀・)イイ!!
>>175 がSFの根幹に関わる問題提起を行なった!
柔らかいSFと堅いSF
さあ、答えはどっち?
いやいや、フニャフニャと柔らかい感触をゴワゴワな布地越しに感じることが良いのです!
>>177 柔らかい中に小さな堅いしこりがあるSFに決まってんだろが (#゚Д゚)ゴルァ
>>179 ああ、乳ガンか。男も気をつけるべきだよな。
シャナにかけるのは白濁液に決まってんだろヽ(`д´)ノ
>180
シャナたんは健康な性感体ダーエロンパンチッ!(( ´∀`)⊃(エ))´∀)
相変わらず本スレと見紛うばかりの状況ですねw
>>183 ここが本スレと間違えられるのではない、
あっちがここに近いのだ。
ストレートに言うと柔らかい方が好きです。
漏れは表面がカリカリしているのが好きです。
コリコリしたものなら
シャナたんの柔道着姿を妄想してみよう。
ぶかぶかで丈が腰まで届いてる大きい柔道着。しかも袴穿いてない。
ブラもTシャツも無く、組み合いでちらちらとSFが。
横四方固めなんてやったら、手が直にパンティーの上から……!
(*´Д`)ハァハァ
先人に習って下はブルマで
いや、柔道着の中はスクール水着だろう
>190
ぱんつはいてない
悠二なんか楽勝、と適当な身支度で柔道の稽古をつけるシャナたん。
ところがシュドナイ腕を取り込んだ悠二は意外に手ごわくて・・・
(*´Д`)ハァハァ
マジレスすると、柔道は練習中は下着を付けない。
試合のときはもしものことがあるとまずいから、つけるけど。
女子はどうしているか知らんけど。
柔道部でしたが、普通につけてましたけど。
むしろ下はジャージでしたよ。冬とか。
場所によって違うということですか。
シャナたんはぜひぶかぶか上着と帯だけで。
下は無しが基本ですよね。
勿論ブラも無しというか、そもそもつけられなあぁ――うわなにをするやめ(ry
>>193 横四方は禁じ手にしないと駄目だな。
な?
柔道よりもレスリングの方が……
シャナと悠二の温泉旅情を待つ
「シャナ・吉田タン・マー様、ぶらり温泉浴衣旅」
商店街の福引でメガネマンこと池速人が当てた温泉旅行券(5名様)をシャナが強奪。
シャナ、吉田、マー様、千草ママン、+α(悠二)で温泉に行くことに。
着いた温泉街ではしゃぐ6人。そこは悠二にとってまさに酒池肉林。
しかしその温泉街で起きた殺人事件。
素っ裸で血まみれの坂井悠二、犯人はだれだ?
複雑に絡まる人間関係、残された「峰だぞ。」という謎のメッセージ、
血まみれの大刀が事件の鍵を握る。
グラサンをかけた謎の男ははたして何者なのか?!
自分以外みな巨乳という状況にシャナは耐えられるのか?!
どっきりハプニング(ポロリ)もあるぞ!!
乞うご期待!!(ウソ)
シャナと悠二の温泉旅情、俺も楽しみにしてます。
>201
そこまで哀れか池速人w
で、犯人はもちろんシャナタン、
動機は、体に凹凸が無いため巻き付けたバスタオルがストンと落ちたところを悠二に凝視されたから
ってことですか?
むしろ、
「見た目は子ども、頭脳は大人、名探偵シャナタン!」
っていうキャッチコピーもありか?
その設定は周囲の被害が甚大になるぞw
定期試験を終え、夏休みの予定を立てる悠二達一行
山に海にバイトに祭り、宿題を完全放置し遊び倒す計画
しかしその夜アラストールから不吉な情報が?
一方秋の空より変わりやすいマージョリーの興味は今回温泉に向けられる
次回「旅立」和美、恋敵を追え
徒を追って山奥まで出向いたシャナと悠二、そこで取った宿はなんと吉田の実家だった
秘めたる想いを胸に自ら仲居を務める和美、露天風呂でばったり遭遇マージョリー
誓いと欲望の挾間に揺れる悠二?
そして激昂するシャナに襲いかかる茶色い炎弾!!!
次回「油断」悠二、狙い球を絞れ
必死で煩悩を振り払い、我に返った悠二が見たものは
1000年の時を経て更に邪悪さを増した徒に、為す術もなく倒された二人のフレイムヘイズの姿だった
悔悟を胸に悠二の立てた乾坤一擲の策とは?
嗚呼、愛の力の前に立ちはだかる敵は居ないのか
次回「決着」シャナ、渾身の力を絞れ
夏休み突発子供劇場 「灼眼のシャナー湯煙旅情対決編ー」
さ〜て、来週も、SFしちゃうわよ〜〜
煽ってみました。期待!!!
書く人はすごいプレッシャーだなw
ここまで盛り上がったら全てのSS職人さんに旅情編を書いてもらいたいなぁ
同感だが強要はいかんよ
209 :
名無しさん@ピンキー:04/08/09 17:59 ID:9jAzTkDp
そうだ強姦はいかんよ
( ´∀`)σ)∀`)
>>205 ワラタけど吉田タソの名前は和美じゃなくて一美ですよ。
とつっこんでみる。
話は変わって。
旅行先で「真竹の子釜飯」というのを食べてきた。
緒方タソ(*´∀`)
真竹って名前カコイイ
>>211 最近、ホモ牛乳を飲んだ。
シュドナイカ・・・_| ̄|○
ところで、向こうで言ってたルーとニコルの作者さん、こっちに投下してくれないかなぁ。
アフター&アウトサイド読んでから、誰か書いてくれないかと密かに待っているのですが。
あれは熱々だったからねえ・・・
すまん、本スレで
「そのネタ(温泉のアレ)某所にて活用〜」と書いた者だが
起承転結などを流しで書いてみたらなんか萌えより燃えが重点的になってしまい、
全然ここ向けじゃなくなってしまった・・・。
おまけに設定とか到底俺には書ききれない。
頼む!!誰かヘボな俺の代わりに温泉旅情SS書き上げてくれえぇ!!
>>216 燃えのほうが実は読みたい。
無理強いはしないけどさ。
燃エロ投下のヨカーン( ゚∀゜)
神よ頼む。俺にはムリポだった夢を叶えてくれ。
>>219 スマン。俺の言い方が悪かったみたいだ。
非エロなんだよ・・・。俺の・・・。
そういうわけだからまじでごめん。
昨日の宣告どおり投下。元ネタ見聞きしてないとわけ分からんなあ。反省。
ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CF%A1%BC%A5%C8%A5%DE%A5%F3%B7%B3%C1%E2 シャナたんと吉田たんベッドでゴロゴロ
ママンも転がり こう言った
「お願い 欲しいの」 「しごかせて」
前がよし 胸もよし 後ろもよし
朝と夜に起き出して 繰れと言われて力繰る
坂井悠二はろくでなし 優柔不断なフラフラ浮気
世界の秩序が大好きな 私が誰だか教えてよ
紅世の王の契約者! 徒を狩るフレイムヘイズ!
私の討ち手! おまえの討ち手! 我らの討ち手!
フレイムヘイズ!
外界宿で聞いた話では
ヘカテーたんのプッ○ーは冷凍○ン庫
うん よし 感じよし 具合よし すべてよし
味よし すげえよし おまえによし 俺によし
人間の美少女 もういらない 俺の彼女は紅世の王
もし戦場で倒れたら 炎となって散華する
中の宝具は転移して ママンに告げてよ 見事な散り様!
224 :
219:04/08/12 19:22 ID:65dYCsWg
>>220 いやそんな、気にしないでくれ。
こっちこそ悪かった。_ト ̄|〇
>>223で待ってるぜ。
保守?
うーん、このスレで保守が必要になるとは思いもしなかったなぁ。
一時は本スレを喰わんばかりの勢いがあったのに...
>>226 ここに勢いなんかなくていいのさ。
あるのは↓
や ら な い か ?
だけさ
ここですかさず、
吉田タンは俺のもの
と言ってみる
>>229 _, ,_ パーン
( 'д')
⊂彡☆==二≡三 )) Д゚) ・,°'.
「そ、そんな恥ずかしい事言わないでください!」
_. -‐ ' " ̄`ヽ、
/"/ ⌒ヽ.
/ // ,. ト. i ,i ,、\ ∠_)
/ / / / | .| \ |,ク! //,、 ヽ <_)
.' / // / ! | \ i,ク| ヲ/= ゙、
{ | |、-|-┘ヽ|└---`l- | | i | }
゙| |ヽ.| =ミ` ´r==| r=;! ,! , / }'
.・゚ | | |、"" _ "" u.l トイ,イ /|/
# # # # # #∴#. ヽヾ、| `iァ┴'-ァ⌒レ!,イル' '
#######ll++-ゞニ二 ̄ ̄|].ト _ノ |
# # # #∧# # #  ̄く/。 ̄。{ `7⌒'
(゚∀。;;)∵:。 <7・ ̄・| ̄,ゝ
⊂
>>229 l ̄ト-┼-イ
(_(_つ |`ニ| |ー;'l
`-┘ └"
流れぶった切ってスマソ
シャナたんのシャワーシーン書いてる途中なんだが、
彼女が湯浴みとかで体を洗うシーンって、本編であったっけ?
描写はないけど、お風呂に入る気持ちよさを感じる一環として
洗っている可能性は十分にある。
あるといったらある。
そうしている内にいろんな所を触りすぎて・・・(*´Д`)ハァハァ
三巻は?
あれは裸のお付き合いですよ
ああ、三巻のアレか・・・盲点だった。dクス
いやいや、いっそのことですな、ひょんな事から湯船に浸かるだけのシャナの入浴法を知ってしまったママンが
女の子がそんなではいけない、と正しい洗い方を教えてしまうのですが炎による浄化しか体験したことの無かった肌は
敏感に初めての他人の手の感触に反応してしまい、可愛らしい喘ぎを耳にしてしまったママンもついむらむらと悪戯っ気が出てきて
気付けばSFに始まりはえてないだとか一本線までくにくにくちくちと洗ってしまったりしてしまうというのはどうかと思う次第ですが如何?
如何もなにもない!
素晴らしいじゃないか(*´∀`)
は、裸の付き、付き合い!
むしろ裸で突き合いたい。
のいぢたんのCG集ゲット出来た人いる?
ははあ、今日だったのか。
会社で出してるCG集なら、昨日買った。まだ見てないけど。
仕事だよ( ゚д゚)ヽ.ペッ
つ(#)
>>242 そんなのがあったのか!?
カタログチエックしたのに…丹念にチエックしたのに…_| ̄|〇
どうせ俺は田舎もんさ( ゚д゚)ヽ.ペッ
つ(エ)
>238
あまりの快感に悲鳴を上げてしまい、それを聞いた悠二があわてて浴室に飛び込んできて
はり倒されるというイベントはあるんですか?
吉田たんを絡めてのやつなら保管庫にありますぞ(*´∀`)
富士壺だめぽ
列長すぎ
漏れはシャナたん読んでればいいのさ。
のいぢたんの活動はまた別だ。
と強がってみる。
まあ、嫌がる人もいるので報告は程ほどに( ・ω・)ナー
のいぢたんと言えば9日に誕生日を迎えられたらしく、ユニゾンのスタッフ
コーナーにバースデーケーキ写真が。まあ、ろうそくの本数を数えるという
失礼な事はしないように、と一応釘を刺しつつ。
世界の片隅で「おめでとう」と叫ぶケダモノ
知らなかった。
おめでたい。
ナイスw
保守?
>>257 本当にシャナたんの筆跡なら(見た目の)年相応と言う感じで、萌えと言うよりは
かわいいなぁ、と思ったり。
まあ、画像はともかく、その文章にワロタわけで。
>257
その後、平らな胸のすばらしさをシャナタンに吹き込む悠二w
おいお前ら質問です。
紅世の徒になって憎い香具師を食っちまいたいとか妄想したことはないか?
漏れはある。
誰をかは言えないが。
誰ですか京都旭屋の876周辺をごっそりと持っていったのは。
ニコラウス、アプラクサス、シャナ1、2しか残ってなかったじゃないか。
ニコラウスは俺が買ったが。
>>263 A/B打ち切りが確定したら某所団で編集部食いに行きたいねえ。
>>263 偽装経験領域で一生暮したいとは今でも思っています
その内、怪しげな爺さんにサルベージされる可能性があるのでとても危険
>>263 悠二になってシャナたんを食っちまいたいと妄想したことなら何度でもあります
奇遇だな。漏れもだ。
漏れは、徒を食っちまいたいと思ったことがある。徒っつーか王っつーかヘカテータンだが。
>>263 日常生活でそれなりに役立つ特殊技能者だったらなぁ、とか思ったりすることは
あるけどそこまでは。
封絶は普通にやってみたい。
存在の力を削られたら困るが。
ところで、そろそろ神が降臨しないかなー。
シャナの同人誌ハケーン
って・・・・・・・・・・
高いよシャナ
シャナ高いよ
>>272 マヂデスカ。とりあえず詳細キボン。
あとその口調はやめるように。としあきに間違われるぞ。
普通にのいぢタンの本じゃないかと予想。
元から結構名のある人だからプレミアついて結構高そうだし。
買おうと思ってたけど他のとこ行ってて、
人に任せてたら買えなかったとorz
275 :
272:04/08/18 20:41 ID:rGy6hlBR
え〜、自分の調べによると作者名は
「なさけむよう」
となっておりました
異様に薄く、異様に高い
よって買わずに帰ってきました
素肌にリボンを巻いてプレゼントフォーユー状態で悠二に迫る吉田ちゃんキボン
対抗して包帯巻いた状態で悠二に迫るシャナたんキボン
なぜか勢いで何も巻かずに悠二に迫るヘカテーたんキボン
関係ない処でクダを巻くマージョリー姐さんもついでにキボン。
>279
ワラタ。さすが876スレw
オチをつけずにいられない
もちろん、陰で糸を引いてるのはママン
糸って何の糸だー!!
って、思いっきりティリエルたんを思い浮かべてしまった漏れって...
糸こんにゃく
触手
シャナたんと吉田ちゃん、二人の唇の間に掛かる銀の糸
銀という単語に反応して暴れるマー姐さん
銀の糸といえば願いが叶う…………
ねーちん化するオガちゃん希望
シャナはまだとして、吉田さんはもう無駄毛処理とかしてるのかな?
もっとドリームを見ようぜ、皆。
吉田たんにはそんなもの生えないのさ!
>>291 夢を見てるからこそ生えてると思うのはイケナイことですか?
夢も人それぞれということか・・・
みんなもっと悪夢を見ようぜ!
すね毛処理してヘカテーたんと制服(
>>91以降参照)交換してる悠二きゅんハァハァ。
大胆な水着で勝負を掛ける為に無駄下処理をする吉田ちゃんキボン
大事なとこを処理しながら悠二を想い、つい指が動いちゃうのキボン
ある日の夜。吉田一美は、明日の授業の準備をしていた。
準備、といっても予習などではない。明日行われる水泳の授業、それに向けての無駄毛の処理である。
普段からまめに手入れはしているが、そこは恋する女の子、そういった部分には特に敏感になっている。
衣服を脱ぎ、体のあちこちをくまなくチェック。淡々と作業を進める。
ふと、好きな人──坂井悠二──のことを思う。
自分の体が──特に胸──魅力的だ、ということは、友人達に理解させられていた。
(坂井君も、見とれてくれるかな……?)
作業を進めながらも、考えるのは悠二のことばかり。自らが裸であるためか、思い浮かぶ悠二の姿もまた、裸であった。
(坂井、君……)
作業は、彼女の大事な部分へと及んでいた。ふとした拍子に、彼女の指が直接大事な部分へと触れる。
「あっ……」
そこはもうすでに、湿り気を帯びていた。
いつしか吉田は、右手の指で大事なところをなぞり始めていた。ゆっくりと、ゆっくりと、割れ目をなぞる。
「坂井君……坂井君……」
うわごとのように、思い人の名を口にする。そして、それが、彼女をさらに高ぶらせる。
高ぶりとともに、彼女の指の動きも激しさを増していく。そして左手は、胸へと。
「坂井君! 坂井君! ああっ!」
声も、押し殺したものから少しずつ大きくなっていく。
ついに吉田は、押し寄せる感情にあらがえず、中指を割れ目の中に沈ませる。
「ふああああっ!」
今までにない快感が、吉田の中を駆けめぐる。
コンコンッ
唐突に、部屋の扉がノックされた。
──っ!
「姉ちゃん、英和辞書貸してくんない?」
弟の健であった。声の様子からして、中の様子に気付いたわけではなさそうだ。
はっと我に返り、ちょっと待ってと返事をし、あわててパジャマを身につけ、廊下で待つ弟に辞書を渡す。
扉を閉めたとき、吉田の顔は真っ赤になっていた。
(私ってば……でも、坂井君になら……)
そして再び、彼女の指は大事な部分へと伸びる。
──Fin──
おなにゅーはええなぁ(しみじみ
激しくグジョーブ!!
おお、即座にリクへ応えられるとは何てエロ、あいや、良い人だ!
それでは私も負けずに
>>295の文章化を……ゴメンやっぱ無理。
>301
思いつくままにだらだらと書いたSSでスマソ。
ここで健×一美という姉弟ネタに持ち込めるだけ文才があればいいんだがw
……ってか名前しか出てないキャラだけどな。
グッジョブ!
そうか、吉田たんは「お姉ちゃんが教えてあげる」ができるキャラだったのか・・・(*´∀`)
グッジョブ!です。 悠二の事を想ってオナニーする吉田たんは萌えるなぁ。
しかし、吉田たんの弟って何歳なんだろう。
中学生なのか、小学生なのか、どっちなんだろうか?
実は暴れん坊将軍
夜の暴れん坊か。
ナイスバディなお姉ちゃんにムラムラ来て、夜コッソリ布団の中に・・・
弟という要素があるだけでさらに妄想が膨らむよ(*´Д`)ハァハァ
>306
今度はキミがその妄想をここで弾けさせるんだ!w
実は甘えん坊将軍。シャナが
>>304 そこで唐突に『どっちのキャラでSHOW』! 本日のテーマは「吉田さんの弟」。
カリカリ厨房・今夜のメニューは、「無邪気な小学校低学年」。
〜妄想してみてください〜
年の離れたお姉ちゃんに懐いている、吉田さん似の可愛い男の子。
吉田さんが学校から帰って来ると、喜び勇んで抱きついていきます。
お母さんの手が離せない時は、当然一緒にお風呂も入る甘えぶり。
おっきなおっぱいに直に頬擦りしても、吉田さんは本気で怒る訳にもいかずに「めっ!」とか言ってくれます。
弟は「無邪気な小学校低学年」で決まりでしょう!
ちょおっと待ったぁ! モフモフ厨房・今夜のメニューは、「思春期さなかの中学生」。
〜妄想してみてください〜
お姉さんとは対照的に、ちょっとつっぱった感じの男の子。
最近とみに綺麗になってきた吉田さんに、嬉し恥ずかし複雑な心境です。
パジャマの襟から覗く胸元や、お風呂上りのうなじの白さに、思わず目を奪われてしまう事もしばしば。
強がって見せても、子供扱いして「はいはい」と頭を撫でてくるお姉さんに、どうしても抵抗できません。
やっぱり弟は「思春期さなかの中学生」にするっきゃない!
さあ、「無邪気な小学校低学年」か、それとも「思春期さなかの中学生」か、今のお気持ちはDOCCHI?
まず試食タイムを。
話はそれからだ。
>>310の切り返しに、876スレの恐ろしさを痛感するなあw
>>310 両方の弟を食うのか?!
さてはお前はシュドナイカ!
漏れは「小学校低学年」で。
ぢゅんすいな内からいろいろ仕込むのぢゃよー。女装っ子ハァハァぢゃよー。(結局それか
>>313 女装弟「悠二さん……ううん、お兄様」
吉田たん「(もう少しの我慢よ弟……ってもしかして盗る気?!)」
では俺は中学生応援団に回ろう。
サッカー部に所属する健君は目覚ましい活躍はしないけど、
元気がなによりの取り柄で、先輩から可愛がられるタイプ。
そんな健君は女子にも密かな人気があり、実は今日、
他のクラスの女子から呼び出しを受けたのです。
「わりィ、俺、好きなやついるから。」
ぶっきらぼうに断る健君ですが、女の子も食い下がります。
「好きな人って、誰?私の知ってる人?」
「え、あ、いや、その…」
「吉田君を好きになっても、お姉さんと比べられちゃうって聞いたけど、本当?」
「なっ!?そんな事…あるわけ…」
業務連絡
のいぢたん同人がとらのあなに入荷だって(のいぢたん日記より)
今日明日くらいには販売開始だと思うから買えなかった方はどうぞ
>>316 サークル名は?
のいぢたんのままなのかな?
>317
富士壺機械
徳田新之助こと健君はご存知八代将軍。
自ら質素倹約に努め、新田開発の推進など、逼迫した幕府財政の立て直しを図った、しっかりものタイプ。
将軍自ら陰謀を暴いていくので、偽名でだけど世間の人気者。
そんな健君はめ組の頭の妹にも密かな人気があり、実は(略
スマン、これ以上は無理だ orz
>317
のいぢたんのHPをよく見るがいい。
通販は明日か?
何時頃に更新されるものなんだ?
323 :
名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:02 ID:ZSdUFg/k
324 :
名無しさん@ピンキー:04/08/22 01:26 ID:v+tTxthF
もし悠二が女装したらこのスレ的にはどうなるのだろうか?
>324
シュドナイカと池と悠ニの三角関係が成立します
普段どおりの一日を過していた悠二の前に燐子が出現。
そんな時颯爽と現れ燐子を撃退する紅世の王。
「あ、あんたはいったい…」
「俺か?俺のことはどうでもいい。それよりも…」
「?」
「シ ュ ド ナ イ カ?」
何故か記憶があやふや(でも服はボロボロ)のまま家に帰る悠二。
千草はなぜかニコニコしながら悠二の制服を剥ぎ取り一言。
「若いっていいわね。」
翌日、学校へ行ってみると隣の席に座っているはずだった平井ゆかりが、セーラー服を来た大柄な男に!
蘇る昨日の記憶!悠二を見てニヤリと笑うシュド!!池の視線の意味する物は!!??
痛快娯楽ハッテン小説、「千変のシュド」!
こうhyゥハ」アdgbw、@
挿絵はヤマジュン?
9巻あたりで「極光の射手」が、フレイムヘイズ狩りでマジにシュドナイカされるのでは?
>セーラー服を来た大柄な男に!
セーラー服にグラサンオールバックの男…最悪だな
とら更新、今日も無かったよ…
もうだめぽ?
>>331 のいぢタン委託やってたっけ?
昨日は見かけなかったっつーか探すどころじゃなかったけど。
つーか初秋葉の思い出が肉まみれかよ俺…_| ̄|〇
>332
今日本で一番人口密度の高いところ行っても見つからないって・・・
この時期に入荷した本が2〜3日で表に出てくることは少ないと思う。
余りもノを、ではなく完売しての委託なのでそれなりに部数もあると予想。
あきらめない
20日にとらに引き渡した(たった中4日)って事は増刷ではなく
去年の夏のように試し刷りの処分かもしれない
とすると最悪の場合超少数で通販無しかも
とらの中の人は相当大変らしいのでもうちょっと待とう
>>327 各巻帯
1巻 プラチナブロンドにサングラスの男。 彼が護る『モノ』とは・・・・・・!?
2巻 悠二、おまえは俺が護る。
3巻 悠二は、絶対にわたさん。
4巻 悠二、おまえは俺の何だ?
5巻 悠二、これが俺だ。
7巻 悠二、もっと俺をみろ。
∩
| |
∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)// < 先生! この場合『モノ』って言葉がなんか意味深です!
/ / \___________
/ /| /
__| | .| | __
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
>337
一瞬、「千変のシュド」の話かと思ったぞ
>7巻 悠二、もっと俺をみろ。
すごく…大きいです…
>>339 某所に帰れ!!
・・・・・・・・・・・・アレ?
>340
違う違う、ここが某所なんだから、こういうときは
>339 本スレにカエレ!!!
…………アレ?
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
>>337 む、今年の方は在庫有り、って出たぞ。
俺の眼が変なのか頭が変なのか?
教えて、エロくない人!
>344
ほんとだ在庫有りになってる
欲しい人は今すぐ注文だ!!
注文完了しますた。
>>343の時点では、在庫無しになっていました。
諦めずに待っていた甲斐があった。
もまいら、某所よりも数字板池と言っていいですか?
ナイスオチ
というか、数字板で876スレって建てるヤシ出てくるぞw
>>351 トランスフォーマースレだのろくでなしBLUESスレだの、
驚いたことにニトロスレやガンスリンガーガールスレまであるんだから
876スレが立っても俺は驚かない(笑
ライトノベルスレがあるから利用するのが普通だけど(笑
まあ、あんまし他所様に出張ってもいいことはないから、現状でいいと思うけどね。
そもそも、他板に出張るならまずSF板があるんだがなw
ヴィルたんは非処女じゃないよ
>355
ワラタ
元ネタは
「この中で美味しい牛はどれだ」
「これらは全て雄牛だ!仔牛を産んでいない雌牛の肉が一番旨いのだ!」
だな
>357
口でご奉仕してたのか…?
>361
悠二にさせるのか…
秋子さんは処女だっ!!
了承
366 :
烈☆海王:04/08/25 02:22 ID:ZKMR60MD
悠二たんに舐められる千草
そこら辺もっと詳しく
千草になぶられる悠二
それこそもっと詳しく
ヴィル様のティアマトーに拘束されたシャナの目の前でヴィル様と千草に翻弄される悠二
もっと(ry
でも、徒(シュドは特に)は自由に姿を決められる、っていうのがどこかに載ってた気がする
だから、シュドもメタモルフォーゼすれば燃えから萌えキャラに変更可能かも・・・・
つまりスクール水着を着て学校に登場すると言うことだな、ヘカテーの姿で。
そして姿見を身ながらくねくねしていると。
むしろ一人二役
シュドナイカの手からでている細い糸を辿ると今まさに悠二を押し倒そうとしている池に・・・アレ?
エーテライトかい
シュドナイカのブツを見て「あなたはカメですか!」とのたまう悠…アレ?
トリビア〜
>>371 やっぱりヴィルは悠二と同棲するのか。
寝床はおしいれなのか?
ぼくヴィルえもん
というベタは置いといて、もしそうなら
「押入れの中でシャナたんに隠れた悠二との浮気(無理矢理系)」か
「シャナたんと悠二のふすま越しの行為を聞いて密かにいじっちゃう」ができるなあ・・・
>>380 ぴるぴるぴぴるぴぴるぴ〜♪を思い出してしまったOTL
悠二を撲殺するヴィル
撲殺はシャナの峰うちじゃないか?
ぴぴるの代わりに零時迷子
とりあえず24時にならないと治らないのは悲惨だが…
なんか
>>380から某天使な流れになってきてるな。
マンセー(ぉ
正確には『ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜』だぞ。
>>381。
そしたらシュドが園児服持って登場
385 :
381:04/08/27 11:13 ID:4ty7k6wo
>>383 おっとよく見たらタイピングミスってるな。すまん。
これだけレスするのも何なので
シャナと入れ替わって悠二を狙うジュド
ジュゥドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
誰?
ニュータイプだな
>>384 ヴィルとシャナが入れ変わるのか
悠二に峰打ちしてしまうヴィルたんと胸が大きくなって喜ぶシャナたん(*´Д`)アアッ
>>388 シャナたんと入れ替わるのは吉田たんキボン。
ヴィル様はスリムな長身10才妹で。(*´д`)
>>389 そう言やどっちも布使いですな。
するってぇと、悠二が脱衣所のドアを開くと、ヴィルさんが白いズロースを脱いでいる訳ですな?
そして、悠二がリボンによってがんじがらめで逆さ吊りにされた処を、飛び出したシャナが峰打ちすると。
「ねえヴィルヘルミナ! 夢中で打ち払っちゃったけど、あれは何なの!?」
「私も突然の事で良く分からなかったのでありますが、中身は悠二殿であったような気が……」
「そんなハズないわよ、だって悠二はあんな風にヘンな形に曲がったりしないもの」
>>390 えっと、よく覚えていないんだけど、
このシーンの前では、シャナたんが寝ている悠二キュンの全身に
ローションを塗りたくっていると。
で、悠二は目覚めたら全身が生ぬるく濡れていえることに
ショックを覚えるんだっけ?
>>391 そこにシャナたん@吉田たんが乱入して、
二人でぬりゅぬりゅぬとぬとてちてちずちゅずちゅ
>>391 そしてそのあとヴィルたんがおつかいにいって悪ガキどもを
縛り上げるわけですな。
…ちょっと待て。話の腰折って悪いが、
桜=悠二
ドクロちゃん=シャナ
ザクロちゃん=ヴィル様
モヒカン=千変
…有角天使は誰だ?姐さんじゃないことは確かだが…
でもこのノリだと姐さんなんだよな…
>>394 オガちゃんで
ちなみに、今の本スレでのヴィルたんはWAの弥生さん。
悠二に対して、「あなたは彼女のためにならないのであります。
相手ならわたしがするのであります。」
みたいなことを言うと。
この流れに一言。
シャナタンはあんなに巨乳じゃありませんから! 残念!
>>396 いや、まて。
ドクロちゃんは中2なわけだ。
まだ小学生のシャナだから、ドクロちゃんにおいつくまでの
これからの数年で膨らむことは……やはりないのです。
>396 斬りっ!
────────‐───────────−────────────―─‐
─‐────────────‐────────‐∧_∧ ───‐──―──‐
─────‐∧ ∧,〜 ────────────‐(; ´Д`) ────―─‐──‐
──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ / /─―/ヽ────―─‐
──―───‐\ \ `ー'"´, -'⌒ヽ─────-‐ | | >396─/ | |──-───―
―‐――──‐ /∠_,ノ遮那 _/_───‐―──―─‐| | /─―/ | |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´ \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ( く `ヽ、 ―────―‐| /−─/|| | ──−───―
───‐‐/` ―\____>\___ノ ──────‐|/──/ || | ────‐─―‐
───/───―‐/__〉.───`、__>.―‐―───‐─―‐| || | ─────―─
──/──‐──────────────―−───‐(_)_)─────―─
─/────────−────────────‐──────────―‐
─────────────────────────────―─────‐
ヴィル様はアナール好き!
という脳内設定を基に三日目を考えているんだが、
長期出張でネット環境のない所にいるんで、二日目の続きも書けやしねえ_| ̄|〇
しばらく紙が降臨してないので大いに期待してます(・ω・)ノシ
×紙
○神
(*´∀`)
紙がないから手で拭いて〜♪
もったいないから(ry
>>402 吉田さん「んくっ……、飲んじゃいました」
>402-403
悠二のを手で優しくしごく一美タン。
あっという間に果ててしまう悠二。
顔や胸にかかってしまったモノを手ですくい取り、おいしそうに飲んじゃう一美タン。
(*´Д`)ハァハァ
描写の適正化ナイス
>>403-404 某所へかえ・・・
アレ?
↑このツッコミが義務化されてきたなこのスレ'`,、('∀`) '`,、
何か久々にここらしい展開になっていて感嘆してしまった辺り俺も
本スレに毒されているのか…。
>>403,404
たったの4行で想像がドエロい方向に。つーか妄想が止まりませんw
よーし、パパその妄想をSSにして投下しちゃうぞ〜
午前零時。零時迷子の力により、悠二の存在の力がリセットされる。
「っと、零時か」
「そう、じゃあ、今日はここまでね」
いつもの鍛錬が、いつも通りの時間に終了する。
シャナは、悠二と軽く雑談したあと、ただの寝床とかしている平井家へと戻る。
「さて、僕も寝るか……」
シャナを見送り、部屋に戻ろうとした悠二は、シャナが去った方とは逆の路地に人影を見つけた。
(……こんな時間に……?)
悠二は、不審に思い、おそるおそるその人影に近づいていった。
これより数時間前、放課後。
悠二とシャナは、いつものように二人並んで下校していた。
そして吉田一美は、その二人を尾行するような形で下校する。二人の会話に細心の注意を払いながら。
しかし、二人に怪しまれないような距離をとっているためか、聞こえるのは一部の単語のみ。
「……最近、だいぶよくなってきた……」「……毎晩、激しく動いて……」「……ようやく感じられるように……」
吉田は、聞こえた単語から、二人はすでに愛し合う男と女になってしまっている、と想像してしまう。
実際は、夜の鍛錬の動きや存在の力について話していただけなのだが。
午前零時を回り、普段ならばほとんど人気のない住宅街。
悠二は、怪しげな人影におそるおそる近づく。
暗闇の中でも、ようやく相手の顔が判別できるような距離まで近づいたとき、悠二は素っ頓狂な声を上げた。
「よ、吉田さん!?」
「あ、さ、坂井君……」
対する吉田は、悠二に見つかったことで、今にも泣き出しそうになっていた。
(今ここで吉田さんに泣き出されたら明日僕はご近所さんからなんて思われるか……)
本能的にそれを察した悠二は、
「あ、あの、吉田さん、よかったら、ウチにあがっていく?」
そう、吉田に声をかけた。
いつもならば、千草はすでに眠っている時間。案の定、千草が起きてくる気配はない。
「……どうぞ」
うつむき、一言も発しない吉田を、部屋に招き入れた悠二。
吉田が椅子に、悠二がベッドに腰掛けたところで、ようやく吉田が口を開いた。
「……さっき……坂井君はゆかりちゃんと何をしてたんですか……?」
(見られた……?)
焦る悠二。実際に吉田が見たのは、家路につくシャナだけだったのだが、悠二はそれを知る由もない。
「いや……あの……」
"紅世の徒"、"フレイムヘイズ"、"ミステス"……それらを悠二が上手く言葉にできずにいると、
「やっぱり、そうだったんですね……」
(やばい、完璧に泣かせた……)
目に大粒の涙を浮かべ、そういった吉田をみて、あわてる悠二。
「わ、私だって……!」
泣きながらも、強い決意のこもった口調でそういった吉田は、おもむろに衣服を脱ぎ始める。
「え、ちょ、な、よ、吉田さん?」
突然のことにパニックになる悠二。
全裸になった吉田は、さらに悠二を押し倒し、ズボンとパンツを取り去った。
あらわになる悠二の分身。パニックのせいかほとんど反応していないそれを、吉田はゆっくりとゆっくりとしごき始める。
クラスで、いや、校内でもトップレベルと噂されるスタイルと美貌を持つ吉田一美。
そんな女の子が、全裸で自分のモノをしごいている。その事実に、悠二の体は意志とは関係なく反応し始めていた。
ほぼ100%の状態になったところで、吉田は自分の唾液をそこに垂らした。
さらに増す快感。
「あ、だめ、そんな、もう出る……!」
絶頂まではあっという間であった。
吉田の手に、顔に、胸に、悠二の精子が飛び散る。
ひとしきり射精し終えたのを確認した吉田は、顔や胸の精子を集め、飲み干した。
「んくっ……、飲んじゃいました」
そういって悠二にほほえみかけた吉田。
その笑顔を見た悠二は、理性が消し飛んだ。勢いよく吉田をベッドに押し倒す悠二。
悠二と吉田の、長く、そして淫らな夜が始まる──
>409も漏れね。IDで分かると思うけど。
妄想は新鮮なウチに、ということで即興SS二本目。
漏れの場合、時間をかけると逆に書けなくなるからこういうスタイルでやってみたんですが、いかがなものでしょうか?
吉田たんSSキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
グッジョブです!!
エークセレント!!
是非淫らな夜の詳細も!
ンェエークセレェント!さあ、是ぇー非とも健闘していぃーただきたいですねぇー。
んっんっんっ。
やべ、教授化してた。
激しくグッジョブ!
そういや吉田たんと悠二の二人だけで思いきりやりまくるSSは見たことなかったような。
>>408 ブラーヴィー!!是非とも続きを!
しかし、6・7巻で悠二の正体を知ってしまったお陰で今回のお題のような
(勘違い+早とちりで悠二を襲ってしまう)吉田ちゃんというのは想像しに
くくなった気が、と思っていたけど杞憂だったかw
久々にブラボーなSSが。
この後が非常に気になりますぞ。
戦士の勘か女の勘か、異変を感じて戻ってくるシャナ
ものすごい勢いで絡み合う二人を見て
こっそり自分を慰めてしまうわけですね?
のいぢコレクション申し込んだか?
悠二がヴィルにものすごい勢いで布に縛られて緊縛プレイ、布で縛ったまま
ヴィルがついうっかり悠二のことを忘れて死にかけるも零時迷子で一命を取り留める
まさに九死にいっし(ry
>>410 ――ピキーン(NT風)
シャナ「悠二が危ない!」
フレイムヘイズの勘で悠二の(貞操の)危機を察知したシャナ。翼を広げて飛び、
窓から悠二の部屋に飛び込む。そこで見たものは!
はい次の人よろー(丸投げ)。
>420
値段高杉
背景CGで枚数稼いでいるからのいぢたん目当てだと物足りなく感じるよ
>422
「吉田さん!吉田さん!!」
「ああっ、坂井君!坂井君!!」
(・・・な、なに?二人とも裸で・・・抱き合って何してるの・・・?)
おっと、もちろん飛び込んでいるのではなく、コソーリ覗き見ですよ?
>424
「ギブアップ?ギブアップ?」
「ギ、ギブアップです」
「さすがに四文字固めはいたかった?」
「はい・・・でも、卍固めまででしたらなんとか・・・」
「それにしても吉田さん、いいテキサスクローバーホールド持ってるじゃないか結構効いたよ」
「でも、どうしてシャナちゃんにしないんですか?(ちょっとうれしいですけど)」
「もしシャナに技をかけたりしたら、あとがこわいから。かな?」
こっちでオチを綺麗にまとめてどうするw
やはり、ここは21歳未満スレなんだよ!!
>>426 (何よ…何よ!あんなに楽しそうにして!)
間
「悠二…」
「あ、お帰り…って、いたたたたたたた!何すんのさ!」
「うるさいうるさいうるさい!みんな悠二が悪いのよ!」
「だからってチキンウィングアームロックはないだろ!?それに僕が何をしたって…」
「言って欲しかったら、私に技をかけてよ!」
そのままスピンダブルアーム→空中に放り投げる→地獄の断頭台でフィニッシュするシャナたん
なんというか、こう・・・ロマンチックだよな
>>426 「それじゃ今度は柔道だ。それっ、横四方固め!」
「ひゃ!そ、そこ、右手はそこじゃないです!
や、あ、くにくにしないでぇっ!」
「あれ?抜け出せない?」
「だ…だって、体に力が入らない…」
「気持ちいいから?」
「………」
「それじゃ上四方固めにしようか?お互い良くなろうよ。」
「え、あ、えと…はい///」
(柔道をすると気持ち良くなるの?
今度の鍛練の時にでも悠二をブン投げてみようかな…?)
>432
某所に帰れ!
・・・アレ?
>433
コイツー( ´∀`)σ)∀`)プニ
>>430 「地獄の断頭台」がまだ解説無しで通じるあたりが大人のスレッドです。
おわー!
吉田さんにデビルトムボーイされたら死んでも悔いはない。
吉田ちゃんにノーブラボイン打ちをされたいのです
>>426 そっちかい!w
「よ、吉田さん…!!」
「あっ!」
全裸の吉田を押し倒した勢いで、その歳相応とは思えないほどの豊かな胸に顔をうずめる悠二。
そして顔だけでなく両手で胸を揉み、乳首をつまみ、うなじから耳まで舌を這わせ、吉田の感じる場所をくまなく探す。
興奮して我を失ってるように見えても、持ち前の頭の鋭さは発揮されているようだ。
「ハァ…吉田さん、気持ちいい?」
「あ、やぁっ…坂井…く、ん、」
(さ、坂井くんが私の胸を…)
それだけでもイキそうなのに、悠二の手は休むことなく吉田の心と体を溶かしていく。
耳をはみながら胸を重点的にいじりはじめた悠二。
やはり胸が感じるらしい、悠二はいたずら好きな子供のような表情で吉田を責めていく。
「大きいだけじゃなくてとっても感度がいいんだね。もっと刺激したらどうなるのかな?」
いままで舌先だけで愛撫していた悠二が、そのピンと起った形のいい乳首にかぶりつく。
「ふぁ!さ、坂井くん、だめぇぇっ!!」
普段の彼女からは考えられないような声で叫び、やがてグッタリしてしまった。
(これはもしかして…イッチャった…ってやつ、なのか?)
誰か続きヨロシ
胸でイかせるとは……さすがはシュドナイカと一つになった男。
>>440 シュドナイカと一つになったからこそ、胸でイかせることが出来たのですよ。
SSを寸止めしたら続きが四方八方に飛び散ってるw
これでこそ876スレ、といったところかw
パロスペシャルマダー?(AA略)
>443
全裸で深夜のプロレスごっこにいそしむ悠二と一美タンのところに全裸のシャナタンが乱入。
3Pになったりタッグを組んだりバトルロイヤルしたり、一晩中大暴れして精も根も尽き果てたあと、
翌朝、カンカンに怒ったママンが三人を一人ずつ順番にマッスルスパークで仕留める。
ってな感じの回収でいいのか?
概念的には(オ
吉田さんはザンギエフを使わせたら右に出るものがいません
69状態か!
布団の上をもつれ合いながら転がる二人。
天井から眺めるそれは、まるでザンギエフのスキュリューパイル。
「ようこそ、この芳乃さくらの独壇場にー」
「我が名は、朝倉音夢!スタンド名はジュンイチアサクラ!スタンド能力は手から和菓子を出す力!!」
「このチェリーブロッサムの支配する世界の中ではいかなるスタンドも貧弱!貧弱!貧弱!」
「君のスタンド名は魔法使いである私がつけよう・・・君のスタンドはドール・オブ・ピロスだ!」
「シャケおにぎり・・・ブラボーおお、ブラボー」
「この和菓子は・・・嘘をついている味だぜ」
「我がスタンド、コスモピンクベアの力は相手の記憶を操作できるのだよ」
D.C.とJOJOのコラボはすばらしい
451 :
450:04/08/30 23:36 ID:LOEU955L
ぎゃああああぁぁぁぁ誤爆しちまったぁぁぁぁ
シュドナイカに穴という穴掘られてきます・・・
_| ̄|○
>>450 和菓子を出す力って音夢だっけ?主人公のような?
悠二がジュドナイカの腕を利用してメロンパンを出せるようになったら、
シャナたんは悠二を生涯放さないだろう。
>>452 悠二のパワーアップver.
,、‐''''´ ̄ ̄``''''-、,
/ \/ ::\
/ \/\/ ::::::ヽ
/ \/\/\/ :::::::ヽ
|ヽ/\・∀・ /\/ ::::::::|
|./\/\/\/\ :::::::::|
ヽ \/\/\ :::::::::/
ヽ /\/\ ::::::::::/
\ /\ :::::::::::::::/
`''-、、,,:::::::::::,,、、‐''´
「ようこそ、このシュドナイカの独壇場にー」
「我が名は、シャナ!スタンド名はSF(せいちょうしないふくらみ)!スタンド能力は手から大太刀を出す力!!」
「このピニオンの支配する世界の中ではいかなる自在法も貧弱!貧弱!貧弱!」
「君の真名は自在師である私がつけよう…君のスタンドはあきらめない(AA略)だ!」
「メロンパン…ブラボーおお、ブラボー」
「このメロンパンは…嘘をついている味だぜ」
「我が自在法、ヤラナイカの力は相手の記憶を操作できるのだよ」
455 :
名無しさん@ピンキー:04/08/31 00:23 ID:gLek/Squ
>452
スタンド名
一瞬、貧乳!貧乳!貧乳!にみえた
貧乳!貧乳!貧にうわシャナたn何をするやめ(ry
誤爆すらもネタにする876スレは手強すぎです奥さん。
だそうですがどうなのでしょう千草ママン?
>>450 コスモピンクベアを見てキカイダーを思い出した漏れ
ぬいぐるみがチャチそうだ
「このマージョリーの支配する世界の中ではいかなるオパーイも貧乳! 貧乳! 貧乳!」
マー姐さんに比べたら誰だって貧乳ですよ
>463
そこでベルペオル様ですよ
シュドナイカ曰くババァなのでNGです
シュドナイカのストライクはヘカテーたんなので当てになりません
わたしもヘカテーたんが目当てなので、相当信頼してます
残念ながらヘカテーさんの股間には付いてます。
かまいません
豪傑か貴様ぁ――!!
ついてようがついてまいが、愛でるのに不足はないだけです
473 :
名無しさん@ピンキー:04/08/31 17:02 ID:BlLNBoMF
ヘカテーたんには、毛一本たりともついてないんだ、間違いない!
無毛は俺の脳内設定ではデフォですよ、ヘカテーたんについているのもなかなかだが
シャナについているのもまたおつな物が・・・
悠二についてないのもまた一興
ここは変態が多いインターネッツですね。
薄っすら生えているのが良いのですが
やっと某所っぽくなった、ということで勘弁
取り敢えず毛については
シャナたん:生えてない(つーか生える前に契約)
吉田ちゃん:生えてない(体質)
ヘカテーたん:生えてない(そう信じたい)
この3名以外の女性:普通に生えている
と言うのは脳内で確定なわけですが。
>>474 吉田ちゃんについていて、それが弱気の元だったりしたら俺は
一生876氏の信者確定なのですがw
ヘカテーたん:生えてない(876の権限により)
ですよ
吉田ちゃんは生えているよ!!(力説)
吉田たんの無駄毛処理をコソーリ覗いてしまう健きゅん(*´Д`)ハァハァ
「もしヘカテーたんが学校に訪れたら」という設定を書かせている者です。
遅れてごめんんさい。
ようやく完結させることができました。
もし未見でしたら
>>90-121を参考にしてください。
あと懲りずに今回も長くなってしまったので
3回にわけて30分ごとに投下したいと思います。
自分勝手をお許しください。
>>478 つまりこうか。
シャナたん:禿(年齢)
吉田ちゃん:禿(体質)
ヘカテータン:禿(そう信じたい)
485 :
1:04/08/31 21:05 ID:DTAui59i
オレンジに近い夕日と並走しながら、悠二は走っていた。
ムワッとする空気が肌にまとわりつき、生暖かい汗が額を伝う。
「急がなくっちゃ。」
誰に聞かせるでもなく悠二はそうつぶやいた。
少年は一人の少女と約束をしていた。
少女は人とは異なる世界に生きるフレイムヘイズである。
彼女は見た目はともすれば小学生と見違える容姿をしていても
人とは比べ物にならない力を持ち、永遠の若さを持っている。
それでも彼にとってはただの怒りっぽい少女だった。
その少女と3時に御崎大橋で待ち合わせをしてメロンパン屋を巡るという、ささやかながらも大事な約束だった。
悠二は息を切らせながらも胸を弾ませつつ、目的地である御崎大橋に向かっている。
少女が照れながらも約束を了承したときは本当に嬉しかった。
悠二は走る、その約束を守るために。
486 :
2:04/08/31 21:06 ID:DTAui59i
悠二はヘカテーと公園で別れ、シャナが待っているであろう御崎大橋に急いで向かった。
時刻はPM2:57分。
転校生のヘカテーとの珍事で時間はくったものの、シャナとの待ち合わせの時間には間に合う。
次第に御崎大橋が見えてきた。それと同時に動悸も激しくなってくる。
「待ち合わせなんて、なんか恋人どうしみたいだな。シャナはそんなこと、想いもしないけど。」
そう思いつつ悠二は一旦走るのをやめ、歩きながら呼吸を整えた。
多少緊張しつつ、御崎大橋にたどり着く。期待を込めて悠二はシャナの姿を探した。
ところがどこを見渡してもシャナの姿が見当たらない。
腕時計を確認する。時計の針は3時ちょうどを指していた。
「間に合ってる・・・はずだよな。」
一人ポツンと橋の真ん中で立ち尽くす悠二。不審に想いながらも「ただシャナが遅刻しているだけだ。」と自分を納得させた。
しょうがなく橋の手すりのところに座り、シャナを待つことにした。
「まあ、こんなこともあるさ。」
待つこと1時間、イライラしつつも悠二は根気よくシャナを待っていた。
何度も周りを見渡し、シャナの姿を確認する。しかしその姿を見つけることは出来なかった。
もうノドがカラカラだった。
汗が体にまとわりつく。悠二は不快に思い、汗を持っていたハンカチでふき取った。
さらに時が過ぎ、そろそろ太陽が沈む。少し暗い中、悠二は目を凝らして腕時計を見た。
6時10分。悠二が御崎大橋にたどり着いてから約3時間経った。
ここまで来ると怒りより不安が胸のうちに覆いつくす。
「もしかしたらシャナになんかあったんじゃ・・・例えば、徒や紅世の王と出会っていて?」
だんだんとその思いが確信に変わっていった。
「きっとそうだ!またどこかでやつらが現れて、それをシャナが感知してそのまま
やつらと戦っているんだ。くそ、なんで気づかなかったんだ!」
悠二はそう吐き捨て走りだした。
でも行き先がわからない。一瞬、足が止まりそうになる。
萎えそうな気力を無理やり奮い起こし、こう決心した。
それなら思いつく限り行ってみるしかない、と。
「とりあえず・・・学校だ!」
487 :
3:04/08/31 21:07 ID:DTAui59i
夕闇迫る御崎高校。
すっかり日も落ち、普段はにぎやかで明るいイメージのある学校もガラリと姿を変え、
不気味な雰囲気を醸し出していた。
その中でもさらに陰気くさい雰囲気を放っている校舎裏にて、ほとんど闇に溶け込んでいるひとつの影があった。
影はこの闇の中でもサングラスをかけ、鼻歌まじりに校舎の壁に背を預けている。
ふと何者かが近づく気配を感じ取り、気配のあるほうに顔を向ける。
「よう、うまくいったかい?お姫様。」
声を投げかけたほうから小さな少女が出てきた。ヘカテーだ。彼女はその影に冷徹な目を向けながら歩み寄る。
影は微笑を浮かべると手のひらから青紫の炎をポゥと出し、あたりを淡い光で包む。
その光に照らされて影と少女の姿が暗闇の中にぼんやりと浮かび上がった。
影ことシュドナイが光を放ったところでヘカテーは歩みをとめる。二人の距離は5mほど離れていた。
ヘカテーの全身像はやや暗くあるものの、シュドナイからはちゃんと視認できる。
かわってシュドナイのほうはそのダークスーツの黒さのためか、顔だけが闇に浮き上がっているようでかなり不気味だ。
シュドナイはヘカテーににじり寄りつつ、歌うように言葉を投げかける。
「これでお前さんの麗しい姿を見ることが出来た。」
舐めるようにヘカテーの体を一瞥するもヘカテーは微動だにしない。
普段の彼女なら何かしらのリアクションがあるはずだが、なにか様子が違う。
シュドナイはヘカテーに揺さぶりをかけるつもりで言葉をつなぐ。
「この暗闇と校舎裏、そして仮とはいえ生徒と教師。なにか淫らなものを感じないか、ん?」
ヘカテーはこれらの質問をまるで聞いていないかのように、無表情を顔にはりつけたまま沈黙。
488 :
4:04/08/31 21:08 ID:DTAui59i
さらにシュドナイはヘカテーに接近し、ついにはヘカテーの視界がシュドナイの体で覆いつくされてしまった。
シュドナイは内ポケットから一冊のメモ帳を取り出した。
「これが次の行動予定を記したものだ。」
メモ帳をヘカテーに差し出す。
しかしそれでもヘカテーは極寒の吹雪を思わせるような冷たい目をしたまま、沈黙を続ける。
シュドナイは幾分訝しがりつつも、ニタニタといやらしい笑みを絶やさない。
やれやれといった感じで首をふりつつ、メモ帳をしまい、ヘカテーに手を伸ばす。
シュドナイの指がヘカテーの髪に触れる。
「・・・ふふ。綺麗な髪だ。汚れ無き、極上の宝石・・・いつか汚してみたいもんだなぁ」
シュドナイはその淡雪のような髪を指で撫でたあと、しばらくヘカテーの髪をいじり、指にからませる。
ヘカテーはこの許しがたき暴挙にも無表情を崩さない。
シュドナイはヘカテーの髪から手を退け、前かがみになり、自分の顔をヘカテーの顔に近づける。
「どこまでおすましを続けるのかな?」
シュドナイの目がピンク色の小さな唇をとらえる。
シュドナイは舌なめずりをし、ヘカテーの顔へさらに接近した。
いまにも唇と唇が触れ合おうとした瞬間、シュドナイの下半身に青白い炎が走る。
「っ!!!」
青白い炎はじわじわと勢いを増し、いよいよシュドナイの全身を包み込もうとする。
このままではマズイと判断したシュドナイはすぐにヘカテーから飛びのき、
己の焼かれていく下半身を「トカゲの尻尾切り」のように躊躇無く切り捨てる。
上半身だけになったシュドナイは、切り捨てられた下半身が炎に包まれていく様を苦々しげに見つめる。
(油断してたとはいえ、やはりこの王の力は、強い!)
炎は踊るように力強く燃え、シュドナイの下半身を消し去ってしまった。
489 :
5:04/08/31 21:08 ID:DTAui59i
シュドナイはうまく腕の力だけでヘカテーのほうに向き直る。
「ハァッ ハァッ・・・熱いヴェーゼだな。ヤケドしたぜ。」
ここに来てはじめてヘカテーが口を開く。
「下劣なあなたにはその姿がお似合いですね。」
ヘカテーは上半身だけで這いつくばるシュドナイを冷ややかに見下ろす。
「なんという口の汚さだ。そんなおてんばでは憧れの『悠二さん』に嫌われてしまうぞ。
公園で笑いあった仲も破局を迎える。」
冷や汗まじりにも微笑しながらシュドナイは軽口をたたく。
「やはり覗いていましたね。」
顔をしかめつつヘカテーは嫌悪感をあらわにした。
「フフ、かわいかったぜ。あのあられもない姿は。俺の助言も役に立っただろう?」
シュドナイの言う助言とは名ばかりで、いつもすましたヘカテーに対するシュドナイのちょっとしたイタズラである。
それも単なる古い少女マンガから抜粋した出来の悪い嘘なのだが、純粋なヘカテーはまんまと騙されてしまった。
「よくもあのような辱めを。私を侮辱することはあの方を侮辱するも同義。
その泥のような目、その毒のような口、私の炎で浄化してあげましょう。」
その瞳に怒りの感情を宿し、汚物を見るような目でシュドナイを居竦む。
とどめを刺そうとヘカテーに存在の力が注ぎ込まれる。
シュドナイから微笑が消え、焦りがその表情に現れた。
「待て!こんなところで『力』を使ってはフレイムヘイズたちに感づかれるぞ。」
しかしヘカテーは冷徹に言い返す。
「その点は大丈夫です。『力』はよっぽどの自在師でないと感じられないくらいに抑えますし
第一、これから消えるあなたには心配は無用です。」
ヘカテーは本気だ、そう感じ取ったシュドナイに嫌な汗が背中を伝う。
なにか手はないか?なにか?!
シュドナイは必死に生きるための策を考える。しかし考えるための時間がもう残されてはいなかった。
490 :
6:04/08/31 21:10 ID:DTAui59i
「さようなら。千変のシュドナイ。良い夢を。」
ダメか、と観念したとき、ひとつの弱々しい存在の力がこっちに向かっていることをシュドナイは感知した。
(これは・・・以前に感じたことがある。忘れはしない。以前に俺をコケにしてくれたヤツのものだ。)
その存在の力が誰なのか、シュドナイにははっきりと認知し、そしてこの状況を抜け出す『切り札』となることを瞬時に理解した。
思わずシュドナイに笑みがこぼれる。ヘカテーの頭に疑問符が浮かぶも無視することにした。
「ふふ、お前にヤラれるなら本望だ。だがその前に・・・後ろに気をつけろ。」
下手なウソだとヘカテーは思った。しかしシュドナイの言うとおり、後ろから誰かが近づいてくることは感じた。
罠の類かとも考えたが、もしなにかシュドナイが行動を起こそうとしたとしても
彼が指一本動かす前に葬り去れる自信があった。
そして例えこれが罠でも何でも正体を見極める必要がある。
シュドナイに注意を向けたまま、ヘカテーはゆっくり後ろを振り向いた。
遠くのほうで、小さな影が何か叫びながらこちらに近づいてくるのがわかる。
ヘカテーは嫌な予感がした。そしてそれは確信へと変わっていく。
聞いたことある声、姿。それもそのはず、さっきまで一緒にいた人のものだから。
「・・・悠二さん・・・・・・どうして?」
小さな声でヘカテーがつぶやいたのをシュドナイは聞き洩らさなかった。そして同時にこちらへの注意がそれたことも。
491 :
7:04/08/31 21:11 ID:DTAui59i
悠二は学校に到着すると、存在の力をわずかばかりに校舎の裏のほうからから感じ取った。
(学校にシャナは居たんだ。そして奴等と遭遇してしまった。)
悠二は心のうちで感謝した。こんなにも早くシャナらしき存在の力を探知できた己の幸運に。
(こんなに早くシャナと会えるなんとは思っていなかった。)
しかしこのとき悠二が感じた存在の力は、ヘカテーがシュドナイの半身を奪ったときに使用した存在の力であった。
だが悠二はそのことを「シャナが紅世の徒たちと闘っているときに使った力」と勘違いしてしまった。
そんなことは露知らず、悠二は校舎裏へ直行した。
いざ校舎裏に行って見ると二つの人影がそこにあった。そして確信した。シャナはいる、と。
「シャナ!!そこにいるのか?!」
悠二は薄ボンヤリとした明かりの中にふたつの人影に近づきながら、そう叫んだ。
近づくにつれ、だんだんと人影がくっきり見えるようになり、その一つが小さな少女の影であることが判明した。
その少女が振り向いた。どうやらこっちに気付いたらしい。
「シャナ!!」
もう一回、叫んだ。しかし返事はなかった。悠二は訝しがりながらも、さらに近づいてみる。
するとどうも違う。シャナの姿とは微妙に異なる。目をよぉーく凝らすと、
シャナと同じような身長、氷の水晶を思わせる輝いた顔立ち、そしてスカートの短いセーラー服。
近づくにつれ、さっき別れた転校生であることがわかってきた。
「エッ?!シャナじゃ・・・ない?」
いっきに気力が萎え、足も鈍り、ヘカテーの2m手前でついに足を止めてしまった。
492 :
8:04/08/31 21:11 ID:DTAui59i
「あの、君、ヘカテーさん・・・だよね?」
「は、はい。」
ヘカテーは内心では慌てふためきつつも、なんとか悠二の質問に答えた。
「変だなぁ、確かに存在の力を感じたのに。」
悠二は首をかしげ、ボソッとつぶやく。
「存在の・・・力?」
完全にシュドナイへの注意は霧散してしまった。
「え、いやなんでもないよ。はは・・・」
曖昧に笑って悠二はゴマかしたつもりだったが、ヘカテーはその耳ではっきりと聞いた。
(どうして?練達の自在師でも感じ取ることは困難なはずなのに。零時迷子にはなにか特別な能力があるとでもいうの?)
ヘカテーはなんとか平静を保つため、顔を引き締めようと努めた。
そんなヘカテーの気持ちも露知らず
「じゃあ隣にいるのは?」
と言いつつ、悠二はゆっくりもう一つの人影に顔を向けた。
そこにはいつの間にか下半身を再生させ、元どおりの姿でシュドナイが悠然と立っていた。
そのことにヘカテーはようやく気付き、殺意をシュドナイに向けた。
(失念しました。あの無礼者への注意を怠るなんて。すぐに処分を。でも・・・)
悠二をちらと盗み見て存在の力を抑える。ヘカテーは迷っていた。
確かにシュドナイを葬り去ることをヘカテーは容易に実行できる。ここでシュドナイなんかにかまけていると悠二を取り逃がす。シュドナイの力が絶好調時に比べ、
今ははるかに劣るといっても紅世の王の一人には違いない。多少手間取ってしまう。
今はフレイムヘイズもいない。悠二を捕らえる絶好のチャンスなのだ。
しかし最大の屈辱を与えたシュドナイを許す気はない。
ヘカテーが考えあぐねている間にも事態は進行しつつあった。
493 :
9:04/08/31 21:12 ID:DTAui59i
突然、悠二のポケットから携帯電話の着信音が鳴った。
「あ、田中?もう大丈夫。勘違いだった。うん、シャナじゃない。」
悠二はポケットから携帯電話を取り出し、電話の向こうにいる田中に話しかけた。
悠二がなんの準備もなしに、闘いの場にいくほど愚かではなかった。
自分にはまだ闘う力はないと理解しており、事前に携帯電話で佐藤・田中に連絡を取っていた。
この二人を通じてマージョリー・ドーが支援してくれるかもしれない、との考えからだ。
これら悠二の一連の動作をシュドナイは冷静に分析し、この状況を乗り切る算段を考えていた。
(どうやらミステスはあの手に持っている道具で仲間と連絡をとっているらしい。ならば!)
まだ迷っているヘカテーにシュドナイはささやきかける。
「ヤツは『ケータイ』という人間の宝具でフレイムヘイズに連絡を取っているようだな。
もしここでヤツを連れ去ったらフレイムヘイズは異変に気付き、すぐにかけつけてくるぞ。」
ヘカテーは歯噛みした。確かにそのとおりだと納得してしまった自分が情けなくなった。
「今は俺を消すことよりもこの状況をなんとかするほうが先決ではないか?
どうする?オレをここで消すと戦力半減。無難とは言えないぞ。
ここは俺の言うとおりにしろ。」
選択肢は完全に一つに絞られた。よりにもよって憎むべき男の助言によって。
だが今はこの男に任せたほうが無難だ。
ヘカテーは少し肩を落としつつ、了解という合図のためコクリと小さく頷いた。
494 :
10:04/08/31 21:12 ID:DTAui59i
ヘカテーは無礼ながらも今は頼れるシュドナイに任せることにした。
密約が二人の間で交わされた頃、悠二は安全であると田中に伝え、通話をきり
そしてヘカテーに向き直った。
「ところでこんなところでなにしてるの?」
「!! あ、あのそれは・・えーと・・・」
悠二は何気ない疑問を口にしただけなのだが、ヘカテーはあたふたとしどろもどろになりながら黙ってしまった。
どうも妙だった。質問に対して答えることが出来ないのは、なにかがある証拠である。
「言えないことなの?」
この質問に対してもヘカテーはうつむいたまま口を閉ざしてしまった。
黙りこくるヘカテーの様子をみて、悠二は閃いた。夜、校舎裏、そして女生徒と教師。
(まさか・・・)
悠二はなにか倫理とはかけ離れた出来事が、この現場で行われそうだと理解した。
そしてその原因はどうやら横のどうも好きになれない男にあるらしいことも。
「須藤先生、あなたはなにをしてるんですか?」
やや怒りのこもった口調で悠二はシュドナイを睨みつけた。
「しかもこんな暗いところで生徒と二人っきりで。」
ほとんど詰問口調に近い言い方だった。
悠二の精一杯の鋭い視線をシュドナイは軽く受け流し、おもむろに口を開いた。
495 :
11:04/08/31 21:13 ID:DTAui59i
「なぁに。気の弱い彼女を夜の学校に連れ出し、イロイロしようとしていたところに君が邪魔しに現れた。そんなところだ。」
あまりの即直な物言いに悠二はあっけに取られてしまった。
「まったく残念だ。もう少し遅れてくれば良かったのに。あ、そうだ。
君もこの悪戯に参加しないか?とてもステキな体験ができることを俺が保障する。」
まるでランチにでも誘うかのように、明るい口調でシュドナイは悠二を誘った。
悠二は真っ白になった頭を無理やり覚醒させ、言葉の意味することをゆっくり飲み込んでいった。
ふとヘカテーに目を向ける。なにも答えずヘカテーはうつむいたままだった。
頭がどんどん熱くなるのがわかる。心底頭にきた。シュドナイを睨む。そしてこの男と未来永劫わかりあえる日が来ないことを確信した。
「あなたは・・・最低ですね。」
「クク、よくいわれる。前の学校でも女生徒に手を出し、追い出されるときの別れの言葉がそれだ。」
しばしの静寂。
最初に口を開いたのはシュドナイだった。
「ふー、興ざめしてしまったよ。君は男だろ?彼女を送っていけ。夜は危険だからな。」
「あなたが一番危険だと思いますが?」
「フッ、確かに。」
悠二はヘカテーの方を向き、帰り道を共にすることの同意を求めた。
ヘカテーは小さく「ハイ」と返事をし、シュドナイにさりげなく近づき、お辞儀をして
悠二と校門へと向かって行った。
そのとき、シュドナイは先ほど渡しそびれたメモ帳をヘカテーに渡していた。
496 :
非エロ:04/08/31 21:14 ID:DTAui59i
途中でなんか規制がかかってしまいました。なんでだろう。
それはともかく30分後に。
期待して待ってます
>>484 シャナたんたちは禿げてないよ!つーか首から下の毛について
書いたんだよ!ヽ(`Д´)ノ
499 :
非エロ:04/08/31 21:53 ID:f1giOF8u
では続きを。
500 :
11:04/08/31 21:54 ID:f1giOF8u
電灯がチカチカと照らす暗い道で、悠二は憂鬱な気分になっていた。原因は隣で歩いている少女。
はっきり言うとヘカテーとの会話に詰まっていた。
何を尋ねても地雷を踏んでしまいそうで、話がなかなか切り出せない。
あの教師とはどんな関係なのか?あんな時間になにをしていたのか?どうして学校にいたのか?
聞きたいことは全て彼女を傷つけるであろう質問しか浮かばない。
(まいったな・・・シャナを探さないといけないのに。)
妙な事件に巻き込まれて忘れていたが、悠二はシャナを探している途中だった。
しかしこのなんとも危なっかしい少女を彼女の家まで送る任務を放棄するわけにもいかない。
悠二はとりあえず無難な質問をしてみた。
「ヘカテーさんの家ってどのあたりなの?」
「・・・・」
「もしかしてウチの近所?帰り道が同じみたいだけど」
「・・・・」
その後もいくつか「好きな食べ物はなに?」などのどうでもいい質問を繰り返すが、
ヘカテーは少しうつむき加減で口をつむいだままであった。
(僕ってまるっきりマヌケにみえるなぁ。これじゃあただの独り言だよ。)
悠二は盛大に心の中でため息をつく。そして新たな会話の糸口を考えあぐねていると
悠二の携帯電話が鳴った。着信元は悠二の家、坂井千草からだった。
ヘカテーに断りをいれてから(これにもヘカテーは無反応だったが)悠二は電話をとった。
「もしもし?」
『もしもし悠ちゃん?こんな夜遅くに今どこにいるの?』
「ん、えーと・・・」
まさか女の子と一緒に夜道を歩いてます、なんて言えるはずも無く、ただただ返事に詰まってしまった。
千草ママンはそんな悠二の様子を電話ごしで察し、それ以上深くは追求しなかった。
『シャナちゃんはとっくに帰っているのよ。あなたも早く帰ってきなさい。』
「え!シャナが?!」
『そうよ。なにか思いつめていたみたいだけど。もしかして悠ちゃん、またケンカでもしたんでしょう?』
「いや、ケンカというか、なんというか・・・」
「もう、しょうがないわね。夕食用意しているから早く帰ってきなさい。」
「うん、わかった。」
501 :
13:04/08/31 21:54 ID:f1giOF8u
それから2,3言言葉を交わし、千草ママンとの電話を切った。
(シャナが家に帰っている・・・約束をすっぽかして?)
悠二は困惑した。確かにメロンパン屋巡りの約束をしたはずだ。間違いない。
メロンパン屋巡りする約束をしたときのシャナは本当に嬉しいそうだった。
つまり自分から約束を破ることはありえないはずだった。待ち合わせ場所を間違えた可能性もまずない。
(これはシャナ本人に聞いてみるしかないか。)
悠二に怒りの感情が芽生え始める。不安に思いでシャナをずっと待っていた。
それなのに待ち合わせ場所に来ないばかりか、連絡一つもよこさない。
正当な理由がないとこの怒りを抑える自信がなかった。
悠二は憤怒を必死で噴出させないように努力する。
そこに突然、ヘカテーが足を止めた。それに数秒遅れて気づき、慌ててヘカテーのほうに振り返る。
そして多少戸惑っている悠二にヘカテーが意外な一言を発した。
「悠二さん。不躾かと思いますが、今夜、悠二さんのお宅にお邪魔してもよろしいですか?」
「はぁ?」
突然の不意打ちにアゴが落ちる思いをした。
(この子がウチにくる?僕のウチに?)
ヘカテーの言葉をかみ締める。なんとか頭を整理させようとしているところに、ヘカテーがさらに急襲をかける。
「私、一人暮らしをしているんです。一人の食卓というのもわびしいものでして。
それでよろしければ夕食もお作りします。あと先ほどのお礼もしたいですし。お願いします。」
そういうとヘカテーはぺこりと頭を下げた。
深々と頭を下げ続けているヘカテーに悠二はなにか答えなければならないという衝動に駆られた。
502 :
14:04/08/31 21:55 ID:f1giOF8u
「う、うん。べつにかまわないけど・・・・あっ」
あまりの突然の申し出に悠二は簡単にOKしてしまった。
(しまった!つい・・・どうしよう。母さんの了解もないし、なによりウチにはシャナがいるじゃないか。)
前言を撤回しようと口を開きかけた悠二に
「あ・・・ありがとうございます、悠二さん。」
と、ヘカテーはペコペコとお辞儀を繰り返し、謀らずも悠二の断りの言葉を封じてしまった。
(まいったなぁ)
悠二は自分の気の弱さを呪った。ヘカテーを家に連れて行けば確実にひと悶着起こることは明白だった。
そしてその問題で一番の被害に遭うのは自分であることも確かな予感としてあった。
「あ、あぁ。喜んでもらえて嬉しいよ。でもあまり期待しないでね。家族の許しを得なくちゃ」
「はい!本当にありがとうございますっ」
悠二は笑顔を引きつらせながら、まだお辞儀を止めないヘカテーをみる。
顔にはほとんど表さないものの、その瞳に歓喜の感情がにじみ出ているのがわかった。
(本当に嬉しいんだな。)
その瞳を見ているうちに、自分の選択もそんなに悪くない気がしてきた。
悠二とヘカテーは道中、相変わらず黙ったままであったが、少なくとも悠二の気分は晴れていた。
503 :
15:04/08/31 21:55 ID:f1giOF8u
ヘカテーは自分でも不思議なくらい喜んでいた。
悠二の家にいけることに。それを悠二が許してくれたことに。
実は悠二の家にいくという案はヘカテー発ではない。シュドナイの案である。正確にはシュドナイから渡されたメモ帳に書かれていた。
メモ帳には様々な悠二と仲良くなるための作戦が記されている。その中に最重要項目としてあったのが『ミステス(悠二)の家に訪問』である。
悠二の家に行くための理由として「一人暮らしうんぬんかんぬん」は、もちろんシュドナイが考えた嘘だ。
メモ帳の中身はシュドナイが少女マンガなどから抜粋した、明らかに間違っている内容で埋め尽くされていた。
しかしこの作戦はその中でも割とマシなものであった。
ヘカテーはこれに的を絞り、作戦内容を頭に叩き込んだ。
最初、ヘカテーはこのメモ帳をみることを躊躇っていた。一度、シュドナイの嘘を信じて、恥をかいたからだ。
しかし結果的にヘカテーは悠二に接近できた。シュドナイのことを多少認めなければならない。
それにヘカテーにはこれからどうしていいか、まるで見当がつかない。
しかたなくシュドナイのメモ帳に頼るほかないのだ。ヘカテーは悠二の隙を見てはメモ帳を一読していた。
ヘカテーは意を決してこの作戦を実行した。そして成功した。
(なんでこんなに嬉しいのでしょう?)
暗い夜道でヘカテーは思い悩む。
作戦がうまくいった喜びより、不思議な喜びが胸のうちより湧き上がってくるのがわかる。
しかし不快ではなかった。
(この気持ちはなに?とても温かい。胸がポカポカする。)
ヘカテーは解決できない気持ちを抱いたまま、悠二の家へと歩を進めた。
504 :
16:04/08/31 21:55 ID:f1giOF8u
「お帰りなさい。あらぁかわいいお客様ね。」
玄関で二人を出迎えた千草ママンの第一声がこれだった。
家に到着する前、千草ママンに電話をして「友達が来る」という旨を伝えた。
ただどんな子が来るかは伝えずじまいだった。
「うん。ただいま。この子は今日学校に転校してきたヘカテーさん。」
悠二がヘカテーを紹介すると、ヘカテーは遠慮がちに前に歩み出る。
「お邪魔します。突然の訪問、申し訳ありません。ヘカテーと申します。」
「あらあら、御丁寧にどうも。ウチの悠二がお世話になっております。
さあ狭い我が家ですが、どうぞくつろいでくださいな。」
悠二は妙な気恥ずかしさを感じながら、ヘカテーを中に招き入れる。
ヘカテーは脱いだ靴をきちんと揃え、千草ママンに小さく礼をして悠二の後を追った。
千草ママンはトテトテと悠二についていくヘカテーを眺めて、
(なるほど。それでシャナちゃんはあんなに落ち込んでいたのね。あの子はヤキモチの種ってとこかしら。)
と、ひとり得心していた。
505 :
17:04/08/31 21:56 ID:f1giOF8u
悠二が居間に入ると味噌汁といいにおいがした。テーブルを見ると4人分の食事が用意されている。
どうやら千草ママンが気をきかせてヘカテーの分まで作ってくれたらしい。
悠二が席をすすめると、ヘカテーは言われたとおりに椅子に座った。
悠二も椅子に座ろうとするが、いるはずの人物がいないことが気になった。
(シャナがいないぞ。帰ってきてるなら食卓についていてもいいはずなのに。待ち合わせに来なかったこととなにか関係あるのかな?)
悠二はいつものシャナとは様子が違うことを察知し、一抹の不安を覚えた。
その悠二の様子を不思議に思いつつも、ヘカテーはどうしても確認しておきたかったことを尋ねるため、口を開いた。
「あの悠二さん。」
「ん?なんだい?」
「見てもらいたいものがあるんです。」
ひとまずシャナのことは頭の隅においといて、悠二はヘカテーの言葉に耳を傾けることにした。
「これなんですけど」
おずおずといった様子でヘカテーは一冊のメモ帳をテーブルの上に置いた。
「これは?」
「私、おともだちが今までいなかったから、おともだちになるっていう行為がよくわからないんです。
それでこのメモ帳に『オトモダチの作り方』が記載されているので、参考にしていたんですけど、
どうも中身が変なんです。ここは人間の世界に詳しい悠二さんに間違った箇所を添削してもらおうと思って。」
「別にかまわないけど。(人間の世界ってオーバーだな・・・)」
506 :
18:04/08/31 21:56 ID:f1giOF8u
悠二はゆっくりとページをめくる。
そこには理解不能な世界が広がっていた。
『着替え途中でバッタリ!責任・・・とってくださいね』大作戦や
『熱射病でばったり・お姫様だっこ作戦』など、なんとも筆舌しがたい項目が大量に羅列してあった。
「なんだこれ?!」
悠二は思わず声を出してしまった。
そんな悠二をキョトンとした表情で眺めるヘカテー。
「どうかなさったのですか?」
悠二は質問に答えず、落ち着くために大きく深呼吸をした。
改めてメモ帳を見てみる。
メモ帳は奇妙な作戦の数々で全ページ埋め尽くされている。
コレを作成した人物の異常な情熱が集約されていることが伝わってきた。
ドロドロとした負の怨念がメモ帳から発せられているのをビシバシ感じる。
「コレを君に渡したのは?」
「須藤先生です。」
「やっぱりか。あの男は何考えてるんだ!!」
ヘカテーは悠二にパンツを見せただけでも1時間近くも恥ずかしさのあまり動けなくなってしまった。
その純情な少女にこのような変態行為を強要させようなんて、いたずらの域をとうに越えている。ともすれば軽犯罪法に引っかかるのではないか。
「ヘカテーさん。僕の言うことをよく聞いて。」
「はい?」
「これは須藤先生の真っ赤な嘘だ。完全なフィクション、それもタチの悪い。ここに書かれていることをする『トモダチ』は、この世界にいないよ。たぶん。」
「・・・・うすうす感づいていました。」
悠二はメモ帳の中の項目に『ケンカした彼女の機嫌を直す15の方法』に目を通す。
そのうちのひとつに
C【やさしく彼女を抱きしめ、「僕を信じて」とつぶやきましょう】
と書かれてあった。
(鳥肌が立つほどクサイなぁ。第一、これは男のすることだろう)
悠二はページを閉じ、禍々しいシュドナイのメモ帳を見てつぶやく。
「これは・・・焼き捨てたほうがいいかもね。」
「ええ、それが賢明だと思います。」
シュドナイの野望はここに散った。
507 :
19:04/08/31 21:56 ID:f1giOF8u
ちょうどそこに悠二とヘカテーのために淹れたお茶をお盆にのせて、千草ママンが居間に入ってきた。
悠二は一旦メモ帳をポケットに突っ込み、湯飲みを受け取った。
そして先ほどから気にかけている人物のことを千草ママンに問いかける。
「母さん、シャナは?」
なぜ約束を破ったのか?その理由は?なぜ一言断りを入れてくれなかったのか?シャナには聞きたいことはたくさんある。
ひとつひとつ聞きたいことを頭に思い浮かべているうちに、怒りがぶり返してきた。
「シャナちゃんなら帰ってきてから2階の部屋に閉じこもったままなのよ。
いくら呼びかけても返事してくれないの。」
心配そうな顔をして2階を見つめる千草ママン。悠二はそんな千草ママンの様子を見つめる。
「なんで?なにかあったのかなぁ」
「悠ちゃん、本当にわからないの?」
「うん。わからない。」
やや呆れた様子で千草ママンは悠二に非難の目を向ける。息子が相も変わらず乙女心に関して鈍感なのを再確認したようだ。
「悠ちゃん、シャナちゃんを呼んできなさい。」
「え、でも・・・」
「いいからいってきなさい。」
有無を言わせぬ調子で悠二を一喝する。悠二はコクコクと頷き、2階のシャナのいる部屋へと急いだ。
ヘカテーは切ない気持ちになりながら、悠二を見送るしかなかった。
508 :
非エロ:04/08/31 21:57 ID:f1giOF8u
ここでは
>>132さんと
>>133さんの発言をありがたく活用させてもらいました。
無断で使用してすいません。そしてありがとう。
ではまた30分後に。
509 :
非エロ:04/08/31 22:27 ID:9tbRwQxS
では投下させていただきます。
これがラストです。
510 :
20:04/08/31 22:27 ID:9tbRwQxS
悠二がシャナに閉じこもっている部屋のドアの前に立つ。ドアノブに手をかけるもカギがかかってるらしく、ドアノブが回らない。
仕方なくシャナに呼びかけてみる。
「シャナ、ご飯が出来てるよ。」
トントンとドアをノックするも、返事どころか物音ひとつしない。
もう一度、呼びかけてみる。
「いいかげんでてきなよ。」
またしても返事はなかった。その後、何度も呼びかけるも反応は同じ。
だんだん焦れてきた悠二は少し強めにノックする。
「まったくなんなんだよ。僕を困らせて楽しい?待ち合わせにはこないしさ。」
すると突然、ドアがバタンと開く。
その音にビックリした悠二は身をすくめる。
そしてゆっくりと開いたドアの先を見つめる。シャナが立っていた。
なぜか顔を見せないよう髪で隠して。
「なんだ。居るんなら返事してくれたらよかったのに。ほら、行こう。母さんが待ってるよ」
悠二はホッとしてシャナを夕食に誘う。
しかしシャナは黙ったまま、そこを動こうとしない。
「どうしたの?シャナ。いこうよ。」
悠二はシャナの手をとろうとシャナに手を伸ばす。
「・・・なによ。」
風のささやきよりも小さな声でシャナがポツリとつぶやく。
「えっ」
思わずシャナのほうに伸ばしていた手がぴたりと止まる。
511 :
21:04/08/31 22:27 ID:9tbRwQxS
「悠二はわかってないよ!私の気持ちなんか少しも考えてない!すぐに他の女の子にデレデレしちゃって!」
叫んだ拍子に髪が乱れ、顔があらわになる。
泣いていた。その端麗な顔に涙の筋がくっきりついていた。
悠二の胸が締め付けられる。悠二はなんと声かけていいかわからずに呆然とするしかなかった。
なおもシャナは叫び続けた。
「見てたんだから!悠二が、あの転校生と、仲良くしてるところ!」
ウッと悠二は息が詰まる。シャナは急に声のトーンを下げて、涙声でなんとか言葉を吐き出す。
「悠二が、他の女の子といると、胸が苦しくなって、どっか、私を置いて遠いところに
行っちゃう気がして。悠二が居なくなったら、私・・・そんなのヤダぁ・・・」
はあはあと肩で息をし、両手で顔をおさえすすり泣いた。
肩を震わせて泣くその姿は、戦っているときのシャナからは想像できない弱々しいものだった。
あまりに普段と違うその姿は本当に同一人物か、と疑いたくなるほどだ。
いつもは凛としていて力強いフレイムヘイズはただの女の子に戻っていた。
その姿が悠二の目にはとても愛おしいものに写った。
(シャナは大人びているけど、それは虚勢を張っていただけなんだ。僕はそのことに気付いていたはずなのに、見てみぬふりをしていたんだ。自分の劣等感を誤魔化すために。)
512 :
22:04/08/31 22:28 ID:9tbRwQxS
「僕は・・・バカだ。」
自分に言い聞かせるようにつぶやく。
「僕はここにいる。どこにもいかないよ。」
涙で顔をクシャクシャにしながら、悠二の言葉をかみ締める。
「悠二ぃ・・・」
涙が止め処もなく溢れていく。
そんなシャナを見て、悠二の頭にあのメモ帳のある項目が思い浮かぶ。
(やさしく彼女を抱きしめ・・・)
震える小さな彼女を両腕で包み込み、ゆっくり自分のほうに引き寄せる。
(そしてささやく)
「シャナ、僕を信じてよ。」
「・・・・」
「そりゃまだまだ頼りないけどさ。でもいつかは強くなる。僕を信じて。これからも、いつまでも。」
「・・・・うん」
悠二の胸にうずめていた顔を上げ、シャナは悠二をみつめる。
悠二は笑顔をシャナに向ける。それにつられてシャナも恥ずかしそうにニッコリ微笑んだ。
「さ、ご飯食べに行こう。母さんも待っている。」
「・・・・うん」
「明日はメロンパン屋巡りしようね。」
「・・・・うん」
照れながらもシャナは悠二に手を差し出す。
悠二は少し驚きつつも、すぐに笑顔になり手を握り返す。
(あのメモ帳に感謝しなきゃ)
二人は手をつないで階段を下りていった。
513 :
23:04/08/31 22:28 ID:9tbRwQxS
一方、居間では千草ママンとヘカテーは先に食事を取っていた。
最初は緊張していたヘカテーも千草ママンの優しい語りかけに、緊張もほぐれ心を開きかけていた。
ヘカテーがお茶をフーフー冷ましていたとき、階段から足音が聞こえた。
「あらあら。ようやく下りてきたみたい。」
千草ママンは階段のほうに目をやると、同じようにヘカテーも階段を見る。
二人はお互いに顔をそむけ、照れくさそうに手をつないだまま下りてきた。
その二人の姿を見て、ヘカテーは胸がキュッとなるのを感じた。
見えない絆で二人がしっかりとつながれているのがわかる。
あの鋼鉄よりも硬い絆を断ち切るどころか、あの間に割って入ることも出来ないことを悟った。
(なんだろう?胸がチクチクする。切なくて・・・・さびしい)
「すいません、失礼します。」
ヘカテーはせっかく冷ましたお茶をコトリとおき、急に席を立つ。
「あら、どうしたの?ヘカテーちゃん、まだ半分も食べてないけど」
「ごめんなさい。ご飯、とても美味しかったです。」
そういい残すとヘカテーは急いで玄関のほうに向かっていった。
悠二はヘカテーの姿を確認すると、シャナの手を離し、玄関に急いで走った。
514 :
24:04/08/31 22:28 ID:9tbRwQxS
ヘカテーは玄関で靴を履いている最中であった。何も考えず、悠二は声をかける。
「ヘカテーさん!」
ヘカテーは振り向き一瞬、嬉しそうな顔をするがすぐにいつもの無表情に戻った。
「悠二さん、今日は色々とお世話になりました。私はこの辺で帰らせてもらいます。」
「待って!もう少し・・・ゆっくりしていきなよ。」
ヘカテーに迷いが生まれたがすぐに気力を奮い起こし、
「いいえ。ここで甘えるわけにはまいりません。」
と微笑しながら言った。
「でも、また・・・会いにきます。」
「ああ。また。」
「お邪魔しました。」
ヘカテーは深くお辞儀して、儚い幻のように去っていった。
そこで悠二はヘカテーの顔に悲しい笑顔が浮かんでいたのを見逃さなかった。
ひとり玄関に残された悠二は言い様のない不安を覚えた。
悠二がヘカテーを追いかけようとしたそのとき、背中に巨大なプレッシャーを感じた。
悪寒が全身を走る。
「悠二・・・・なんであの子がここにいるの?」
後ろからシャナの声がした。悠二の鼓動が乱れ、一気に体中から汗が吹き出る。
シャナの口調は穏やかであったが、凍えるような冷たさも伴っていた。
悠二は恐る恐る後ろを振り向く。そこには眉を吊り上げ、静かな怒りに燃えるシャナが仁王立ちしていた。
その静かさが怒りの度合いを物語っていて、逆に怖い。
悠二は投げかけられた灼熱の視線を直視することできなかった。
「いや、だからそれは・・・えーと、あの・・」
「答えなさい!ゆうぅぅじいぃぃぃぃぃ!!」
玄関に嵐が吹き荒れた。
515 :
25:04/08/31 22:29 ID:9tbRwQxS
とぼとぼ夜道をヘカテーは歩く。その顔には生気がまったくなかった。
ひたすら足を動かしているだけ。自分が機械であるような気分になった。
ふいに立ち止まり、厳しい表情をする。
「見ているのでしょう、千変のシュドナイ。出てきなさい。」
ぬっと電柱の影からシュドナイが出てくる。
「見事にフラレたな。」
暗い影がヘカテーの顔によぎる。
「ええ、でも・・・」
しかし、それも一瞬のこと。すぐにまっすぐと前を見据え、力強く言い放つ。
「あきらめないつもりです。」
(長久の時を生きていたけれど、あの方以外にこんな胸が熱くなるような気分、初めて)
ヘカテーは信じてもいない神に感謝した。
この世に生まれてきて、あの方と悠二さんに会えて。
「千変のシュドナイ、私は一度、星黎殿に帰ります。」
「ククッ、逃げ帰るのか?」
「そうとも言えるかもしれません。しかし、必ず帰ってきます。もっと人間界のことを勉強して。」
「なるほど。お前さんがここから離れるなら、俺は用なしだ。俺も引き上げるぜ。学校のこととか細かい事柄はまかせてもらおう。」
「お願いします。」
「ではいくぞ。」
「はい。」
いつか、必ず―――
決意を秘めたヘカテーの瞳には一塵の翳りもなかった。
516 :
26:04/08/31 22:29 ID:9tbRwQxS
翌日の朝、学校では今日も今日とて嫌味なほどに太陽光がギラギラ指し、生徒をうであがらせていた。
ジャガイモのように顔をでこぼこにしながら、悠二はHRの合図を待つ。
「お前!どうしたんだよ?!その顔は!!」
田中が悠二の席に近づき、驚いた表情で悠二をジロジロと観察する。
「へ?これ?これはある凶悪な乱暴者がさぁ・・・」
ため息交じりに悠二がそう言いかけたとき、シャナがこちらを睨んでいることに気付く。
「転んだんだよ!そう、転んだの。階段でさ。」
どんな風に転べばそんな面白フェイスができあがるのか。
明らかに疑っているであろう田中を無視し、悠二は後ろの席に注意を向ける。
教室にある席は悠二の後ろの席、ヘカテーの席を除いて全て埋まっていた。
つまりヘカテーがまだ来ていないのである。
(今日は欠席するのかな?当然か。昨日は色んなことがありすぎたし)
まだズキズキと痛むシャナにやられた傷をさすりつつ、昨日の出来事をあれこれ思い返す。
そこへ、担任の教師がドアを開け、いつものように教壇に立つ。
(やっぱり休むのか、ヘカテーさん。)
心配と残念な気持ちがごちゃ混ぜになった心境で、担任の言葉に耳を傾ける。
「えー、今日はみんなに残念な話がある。」
教室がざわめく。
「実は副担任の須藤先生と転校生のヘカテーさんが―――」
「そんな・・・」
517 :
27:04/08/31 22:29 ID:9tbRwQxS
「まさか一日しか居られなかったなんてなぁ」
「仕方ないよ。ひとにはそれぞれ事情っていうもんがあるんだから。」
「池はいつも冷静だな。」
昼休み、いつもの五人は屋上で昼食をモソモソと食べていた。
その中で池、田中、佐藤の三人の話題の中心は一日限りの転校生のことだった。
「でも少し残念です。」
その輪のなかに吉田が入ってきた。シャナはムスッとした表情でメロンパンに噛り付いているだけで話に加わる様子をみせなかった。
「お前はどう思う?悠二。」
急に佐藤が悠二に話題を振る。
しかし、うつろな目をして空をみつめるばかり。心ここに在らずといった感じだった。
ヘカテーが去り際に見せた悲しそうな笑顔が脳裏に焼きついている。
(なんだったんだろう?あの表情にはどんな意味があったんだろう?
そう言えば須藤先生も同じく一日でやめていったけど、関係ないわけ・・・ないよなぁ)
玄関で別れるとき、追いかけていればなにかわかったかもしれないのに)
518 :
28:04/08/31 22:30 ID:9tbRwQxS
今朝のHRから悠二は自分の行いを後悔し続けていた。
(あのときあの子を引き止めてさえいれば)
考えれば考えるほど自分に全責任があるのではないかとさえ思ってくる。
「悠二、おい悠二!」
佐藤の声が遠くで聞こえた気がした。
「ん、なんか言った?」
数秒遅れて、その声に反応する。
「しっかりしろよ、悠二。」
「うん。ごめん。」
まったく、とつぶやきながら、田中は悠二を見つめた。
しょぼくれた悠二を目にした田中は突然、何かを閃き、意味ありげな視線を悠二にむけた。
「お前、まさか?!ヘカテーちゃんに惚れたとか?」
「はぁ?!」
「あ、それ在りうる。かわいかったもんなぁ、ヘカテーちゃん。」
佐藤が煽るかのようにつけ加える。現実に引き戻された悠二はパニックになっていた。
「お前らぁ!!なに勝手に・・・」
悠二は無意識的にその場にいる二人の少女をみてしまう。急激に佐藤、田中に対する怒りが萎んでいくのが分かった。
(はぁー。またこれか。)
悠二はなかば開き直った心持ちでふたりの少女を見比べる。
(あ、泣かれる。そして殴られる。)
少女の片方は目にいっぱい涙を浮かべ、片方は刀を力の限り振り上げていた。
519 :
29:04/08/31 22:30 ID:9tbRwQxS
それから数日あとのこと。季節は今まさに夏真っ盛りといった感じだった。
悠二たちは夏休みに入っていた。悠二はシャナと一緒にいられる時間が必然的に増え、充実した日々を送っていたが、なにかこうしっくりいかずにいたのも確かだった。
夏休みに入ってからも頭の片隅ではヘカテーのことを気にしている自分がいる。
シャナはどこか気の抜けた様子の悠二に憤慨していたが、千草ママンに「悠ちゃんは夏バテ気味」と誤魔化され、
毎日やきもきとしながら夏の日を過ごしていた。
メガネマンこと池が貴重な夏休みをダラダラと過ごす悠二を見かねて
気晴らしに海にでも行こう、と誘ってくれた。
悠二は曖昧に返事をするだけ。
陰鬱な気持ちを隠しているつもりだけどどうしても、顔に出てしまい周りに気を遣わせている。
520 :
最後:04/08/31 22:30 ID:9tbRwQxS
悠二の気持ちはどんどん暗くなるばかりだった。
ある日、悠二がいつものように昼近くまでテレビをボーッと見ていると、表がどうも騒がしい。
どうやらウチの目の前の家に誰かが引っ越してきて、その荷物下ろしをやっているようだった。
(どんな人が引越してくるんだろう?)
気の抜けた悠二もいくらか好奇心を刺激される。
悠二は気付かれないようにソーッと窓から、目の前の家の様子を伺う。
せわしく働く引越し業者に混じって、真っ白なワンピースを着た女の子がいた。
白くつばが丸い帽子をかぶっているので顔はよく見えないが、紛れもなく女の子だ。
でもその背格好に見覚えがある気がした。
(あの子・・・まさか)
女の子は悠二の家にまっすぐに向かってくる。どうやら引越しの挨拶にくるらしい。
悠二は慌てて服装の乱れを整え、インターホンが鳴るのを胸を躍らせながら待つ。
ついにチャイムがなった。
悠二はインターホンの受話器に飛びつき、ドキドキしながら受話器に話しかける。
「はい、坂井ですが。」
『あの、近所に越してきたものです。ふつつかものですが、どうぞよろしくお願いします。』
インターホンから聞こえてきたのは、聞き覚えのある柔らかな声と少し風変わりな挨拶だった。間違いない。あの子だ。
「うん。よろしく。ヘカテーさん」
『はい。帰ってきました。』
今年の夏は大変だけど、わくわくするようなこともたくさん待っている予感がした。
521 :
おまけ:04/08/31 22:31 ID:9tbRwQxS
暗くじめじめとした部屋の中。そこに一人の男が木箱を大事そうに抱えていた。
シュドナイである。彼はおもむろに口を開く。
「ふふ、海といったら水着。そして水着といったらやはりこれしかない。」
シュドナイは箱から紺色の布のようなものを取り出す。それはスクール水着と呼ばれるものだった。
「白いビキニタイプも捨てがたいが、やはり!やはりスクール水着しかない!」
まるで探検家が財宝を手にしたときのように、スクール水着を天に掲げた。
シュドナイはスクール水着を眩しそうに眺め、ギラつく笑みを浮かべる。
「そして海はハプニングでいっぱい。『男子更衣室を女子更衣室と間違えてドッキリ!』
から始まり『水着の中にヒトデが入っていやーん、そして脱衣!』
『水着が沖に流されてどうしよう?!(オロオロ)』そして『人工呼吸』!!!」
シュドナイは狂喜した。
ひととおり騒いだ後、握りつぶさんばかりにスクール水着をつかんだ。
「まだだ。まだ我が野望は終わらん!!フフ、アーハハハッ!!」
一人の漢(おとこ)がドス黒い欲望の咆哮をあげた。
以上で終わりです。長々とすいませんでした。
今度は違う脇役の話を書いてみたいと思います。
なにか使ってほしいキャラ・発言・シチュエーションがあればなんなりといってください。
最後に気になる点、アドバイスをよろしくお願いします。
お疲れさん。面白かったよ。
ひとつ提案なんだが、非エロを貼るならそのためのスレがあるから
そちらを活用してはどうかな。
グッジョブ。
ストーリーは楽しかったし偉そうにものも言えないので、書き方を。
「」の最後には「。」つけなくていいんでない?わざとだったらスマソ。
525 :
非エロ:04/09/01 01:05 ID:cNdUuh53
>>523 はい、今度からそうします。
>>524 あれは癖なのでわざとではありません。直してみたいと思います。
ブラボー。
シュドナイカが萌えシチュ担当というのは笑えました。
キボンがあるとすれば・・・ヴィルヘルミナたん絡みかなあ。
キボンといえばオガちゃん!
オガちゃんの一直線なラブラブアタックが!
ハラショー!
須藤(・∀・)イイ! へかてーたんにはこれからも騙され続けてもらいたい(*´Д`)ハァハァ
続編はあるのかな?
ヘカテーたんと緒方教官の体型に起因する微妙な友情、というものが見たい
相変わらず妙なところでシュドナイカの影響でズレているヘカテーたんに正しい在り方を教える教官
しかし、田中との件も遅々として進まない教官はやはり奥手
少し進んだ話になるとやはり少女漫画並の内容に…
>530
少女漫画並みってのはそこいらのエロ漫画よりエロくなる展開のことですよね?
>531
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |ミ、、_ ii _彡| 最近の少女漫画はエロすぎるぜ
N|‐-■^{■lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
GJ!面白かった
>>492 シュドナイの力 が シュドナイカに見えちまった……
あと地の文で「ママン」いうなw
http://49uper.com:8080/html/img-s/6387.jpg , '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |ミ、、_ ii _彡| 「 シ ュ ド ナ イ カ 」
N|‐-■^{■lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
>>534 あぁー!言われてみれば確かに!
(出元、おじいちゃんの描いたエロ画像スレ)
こっちに来て見るまで思いつかなかったよ。
勉強会の内容はやはり夜のお勉強なのか?
538 :
名無しさん@ピンキー:04/09/01 23:33 ID:HcyBQczw
ヴィルたん大活躍
>>532 最近どころか
初期小花も相当エロかった。
少コミならともかく、りぼんで「おまえがほしい」だもんな。
「快フレ」置いてる我が市の図書館……ヒンイガウタガワレルゼ……_| ̄|○
(↑あたりまえですが876作品は全巻揃ってます。A/Bは2冊が一旦紛失しましたが再購入されました)
夜 お勉強 二人きり
>540
以上の3つの単語から連想されるSSを書きなさい(字数無制限)。
田中×緒方SS書き始めたので近日うpします。
コテハンは単純にレス番から考えてつけました。
よろしくです〜。m(_ _)m
お、コテハン名乗られましたか。
期待してます(・ω・)ノシ
>>540 「夏休み最後の夜」
を追加すべし。
もちろん
「真っ当に宿題に追われている」なんて考える
よいこのおおきなおともだちはいないと思いますが。
>>544 >よいこのおおきなおともだちはいないと思いますが。
いやだなぁー、ここは紳士が集うスレですよ?
...はて、紳士の前に何か接頭語があったような気が...
礼儀正しい、だろ?
うわっIDがHOM=ホモ?シュドナイカ?いやだぁぁぁっっっ
N|‐-■^{■lリ 「>547やらないか?」
・・・・考えすぎだったってことで、ここは1つお引取り願います
秘蔵のヘカテーたんスナップ集を「1つ」差し上げますので
>549
たのむ ゆずってくれ
そう かんけいないね
>ころしてでもうばいとる
./ ;ヽ
l _,,,,,,,,_,;;;;i <いいぞ ベイべー!
l |ミ、、_ ii _彡|l''| ヘカテーたんにハァハァする奴はシュドナイだ!!
N|‐-■^{■lリ | 男にハァハァするのは奴はよく訓練されたシュドナイだ!!
,r''i ヽ. ,__''_ ! ,
,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ
/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, ホント 876スレは地獄だぜ! フゥハハハーハァー
|;/"⌒ヽ, \ ヽ: _l_ ri ri
l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
| ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
/"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
やはりここの住人は礼儀正しい紳士なだけでなく、
エェェェクセレェェェントでエェェェェェキサァァイティィィィングな紳士でもあるんだな
秘蔵のスナップ集このあともシャナたん、吉田たん、ヴィル様、マー姐さん、千草ママンと続いていきますが何か?
・・・整理も大変だけど
>>552 「何しろ某所の住人の言葉ですからねぇ、信じません。しぃーかし貴方たちが無意味な釣りをするとは思えませんからねぇドォォーーミノォォーー!!」
「はひー。しかし教授、これはあきらかにネタ…ひはひひはひー」
w (◎Д◎)
\< ト <≡>┤フ--------------∝∞
ヘ X / _(; ´Д`)
554 :
コミナ:04/09/04 04:30 ID:I8ZRHcst
緒方×田中SS完成しましたので投下します。
-警告-
・登場人物は田中と緒方たんだけです。他は一切登場しません。
・短いです。
・例によってラブラブな純愛です。
・田中の家族が出てこないじゃん!とかいうツッコミはしないように。
では投下開始ー。
555 :
コミナ:04/09/04 04:34 ID:I8ZRHcst
それは夏休みのある日の出来事であり
迷いを抜け出した少年と、一途な少女の物語。
『答え』
少年は電話番号をプッシュし、少女へ電話をかけた。
RRRRRR………
「はい、緒方です」
「あ、オガちゃん?田中だけど…」
少年の名は田中栄太。大作りな顔でスポーツが得意であり、電話の相手の少女、緒方真竹とは中学からのつき合いである。
「どうしたの?」
「オガちゃん、暇なら俺ん家来ない?…話があるんだ」
何気ない会話。
しかし、田中にとっては重要な意味を持っている。
なぜなら、『答え』が出来たからだ。
それを伝えるべく、田中は彼女を自宅へ誘った。
「…分かった。今から行くね」
用件を察した緒方は田中の家へ向かった。
緒方は歩きながら考えた。
(話って、あの事よね…きっと、そうよ。
どんな結果でも、私は泣かない。そう、決めたんだから…)
そんな決心を胸に、彼女は田中の元へ急いだ。
緒方は田中の家に着き、呼び鈴を鳴らした。
十秒ほど経って、ガチャッとドアが開いた。
「早かったな。汚いけど、上がって」
「おじゃましまーす」
元気よく言って、緒方は中へ入った。
556 :
コミナ:04/09/04 04:35 ID:I8ZRHcst
田中は汚いと言っていたがそんなことはなく、部屋の中は小ぎれいに整頓されていた。
キッチンから二つのコップを取り出し、田中は訊ねた。
「飲み物は何がいい?お茶とかジュースとかいろいろあるけど」
「んー、コーラってある?」
「ある」
「じゃ、私コーラ」
田中は頷くと、冷蔵からコーラのボトルを取り出した。
二つのコップに注ぎ、二人で飲んだ。
「…ぷはっ、やっぱり夏はこれよねー」
美味しそうにコーラを飲む緒方に田中は言った。
「オガちゃん、コーラとか好きなんだ」
「うん。炭酸飲料大好きなの。夏には欠かせないわ」
そんな何気ない話をする二人だが、緒方は本題に入った。
「…ねえ、話って何なの?」
「…ああ」
田中は少しずつ話し始める。
「俺さ、あの後考えたんだ。オガちゃんのこと、どう思ってるか」
「うん」
「俺はまだ、恋愛感情とかよく分かんないけど…俺は、オガちゃんが好きだ」
「えっ…」
好きだと言われ、びっくりする緒方。
その前の言葉など聞こえていない。
好きだという言葉だけが、緒方の心に重く響いた。
557 :
コミナ:04/09/04 04:36 ID:I8ZRHcst
田中は続けて言う。
「オガちゃんの好きと俺の好きが一緒かどうか分からないけど…とにかく、俺はオガちゃんが好きだ」
「田中………」
二人とも頬を赤く染め、恥ずかしそうにしている。
そんな中、緒方は確認するように言った。
「それって、私とつき合ってもいい、ってことだよね?」
「そう…なるな」
「田中……っ」
感極まって緒方は田中に抱きついた。
そして、彼女は思う。
(泣かないって決めてたのに…涙がでてきちゃう…)
僅かにこぼれてきた涙が田中のシャツを濡らす。
田中の方はといえば、緒方の行動に驚き、しどろもどろになっていた。
「オ、オガちゃん?ちょ、いきなりなんだよ…」
緒方は抱きついたまま言った。
「もう少し、このままでいさせて…」
「あ、ああ…」
言われるまま田中はじっとしていたが、彼女からは香水のような甘い匂いがすることに気づく。
それに加え、胸の膨らみが押し当てられていて、田中の理性はどんどん崩されていく。
(や、やばい…さっき好きだって言ったのに、いきなり襲ったとあっちゃ…)
田中の中で彼女を襲いたいという本能と、彼女を大切にしたいという理性がせめぎあっていた。
558 :
コミナ:04/09/04 04:37 ID:I8ZRHcst
そんな田中の心中など知る由もなく、緒方は言った。
「ねえ、田中………キスしよっか」
「えっ…」
唐突な発言にまたも驚く田中。
「私は、覚悟できてるから。ほら、目つぶって」
「あ、ああ…」
驚きの連続で放心状態の田中は言われるまま目を閉じる。
それを確認した緒方は、ゆっくりと顔を近づけて唇を合わせた。
「ん………」
「………」
(キ、キスしちゃった………)
(オガ、ちゃん………)
心臓の鼓動が外に聞こえそうなくらいドキドキしている緒方と、状況を把握しきれていない田中、という対照的な図になっている。
田中の先ほどまでの気持ちも、パニックに陥っているうちに雲散霧消してしまった。
キスから数秒後、緒方は唇を離した。
「…しちゃったね」
「ああ…」
二人の感想は、こんな簡単なものだった。
二人とも思考がほとんど停止していて、言葉が出ないのだ。
そんな状態を打ち破ったのは、緒方の一言だった。
「…もっと、したくない?」
田中は黙って頷き、二人はもう一度口づけを交わす。
「ん………ん」
「………っ」
先ほどのキスとは違い二、三度田中の唇を吸う緒方。
それがさらに田中の混乱を招くのだった。
559 :
コミナ:04/09/04 04:37 ID:I8ZRHcst
唇を離すと、緒方はくすっと微笑を漏らした。
田中はそれが気になって、緒方に訊ねた。
「…俺、なんかおかしかったか?」
「ううん。田中が今、変な顔してるから…」
変な顔、といわれ自分がどんな表情してるのか再び訊ねた。
「そんなに変か?俺」
「うん。鏡で見せてあげたいくらい。ふふっ…」
自分の表情も気になったが、今はそれどころではなかった。
差し当たっての問題は、この状況をどうするかである。
先ほどお互いの気持ちは確認したが、まさかこのままでいるわけにもいかない。
田中が困っていると、緒方はもう一度抱きついて言い放った。
「ねえ、田中…私、暑くなっちゃった…。脱ぐね…」
「!?」
さらなる動揺を与えられた田中の目の前で、緒方は服を脱いでいく。
上着を丁寧に脱ぎ、スカートもゆっくりと降ろしていって、緒方は下着姿になる。
下着は空のような薄い青色で、至ってシンプルなものだった。
そして、田中の手を自らの乳房に導いていく。
「…下着は田中が脱がして…」
「わ、わかった…」
とは言ったものの、田中は脱がし方が分からず、ただブラの周りに手を這わせるだけだった。
560 :
コミナ:04/09/04 04:38 ID:I8ZRHcst
「んっ……これ、フロントホックだから、前にホックが…ん…」
「…ごめん」
短い嬌声を交えつつ脱がし方を教える緒方。
田中は言われたとおり前を探し、それらしいものを見つけて外した。
ブラを取ると、小振りな乳房と淡い桃色をした乳首が現れる。
「………………」
思わずまじまじと見つめてしまう田中に、緒方は恥ずかしそうに言った。
「…そんな見られたら、恥ずかしいよ…」
「ごめん。可愛いいから…つい」
「えっ…?」
今までは『可愛い』と言われたことなどほとんどなかったため、驚いてしまう緒方。
田中が乳房に触れようとすると、緒方は小さく言った。
「…やさしく、してね…」
「ああ。約束する」
そう言って田中は乳房に触れ、言葉通り優しく揉んだ。
「あ…っ」
その僅かな刺激を受けて小さく声をあげてしまう緒方。
田中はやわやわと乳房を揉みしだきつつ、優しいキスの雨を降らせた。
唇から始まり、首筋、鎖骨、乳房の間や脇腹などにもキスをする。
「あっ…ん…く、くすぐった…あん…っ」
すぐに甘い反応が返ってきて、田中を興奮を煽る。
561 :
コミナ:04/09/04 04:40 ID:I8ZRHcst
乳房を十分に揉むと、田中はピンと自己主張している桃色の乳首に口づけ、空いている片方を指でいじった。
「んんっ…んぅ…あぁ…田中…」
気持ちよさそうに身を捩り、喘ぐ緒方。
その声に浮かされた様に、田中は何度も乳首をしゃぶったり摘んでこねたりした。
「ひゃんっ…あぅ…ん…あぁ…きもち、いいよ…」
緒方も素直な反応を見せ、快感を得ているようである。
それが分かった田中は乳房を揉み、乳首をこねてしゃぶり、もっと気持ちよくなるようにと愛撫を繰り返した。
激しくなった愛撫に、緒方の声も大きくなる。
「あんっ!うん…んっ…んんぅ…」
次第に呼吸が荒くなり、徐々に身体が快感に支配される。
「はぁ…はぁ…はぁ…たな、か…下も…お願い…」
切れ切れの声で言うと、指示通りに田中はショーツを脱がし、緒方の秘裂に触れた。
「きゃんっ!」
触れた途端に緒方が子犬のような声をあげ、田中は慌てて手を引っ込めた。
「ごめん、痛かったか?」
「ううん、そうじゃなくて…何か、びりってして、痺れるみたいに…」
そう言われても分からなかったが、痛みがないことだけは分かった。
562 :
コミナ:04/09/04 04:41 ID:I8ZRHcst
続けて田中は割れ目に沿って指を這わせ、乳房に当てていた手も腰にやり、愛撫を股間に集中させた。
「ひんっ!はぁっ…あぁっ…あぁん…っ」
甘ったるい嬌声の中、田中はしっとりと濡れてきたそこに舌を這わせた。
「ひゃうっ!あ…やぁ…そんな、とこ…舐めないでぇ…」
「ダメだ。もう止まらん…」
溢れてくる蜜をすすりつつ、田中は舌をくねらせる。
ぴちゃっ、ぴちゃっ、と淫らな水音がし、興奮を更に高めてくれる。
「はっ…ぅん…たな…かぁ…ダメ、ダメぇ…っ、私…もう…っ」
高みに至ってしまいそうになり、緒方は田中の愛撫を止めさせようとした。
だが、既に遅かった。
「く…ふぁっ…ひゃあぁぁぁぁんっ!!」
緒方はガクガクと大きく痙攣し、絶頂に達した。
吐息を荒くしながら軽く睨まれ、田中はしまった、と思った。
「ごめん…その…これって…」
「うん…イッちゃったの…」
「やっぱり…」
田中は緒方を労りつつ、自分のズボンを降ろして下着も脱ぎ捨てた。
「オガちゃん…俺も、こんなに…」
緒方は田中のモノを見てギョッとした。
「すごい…こんなに…」
田中の剛直はそれほどまでに硬く勃起し熱を持っていた。
563 :
コミナ:04/09/04 04:42 ID:I8ZRHcst
「私だけじゃダメだから…してあげるね」
「っ!?」
緒方は剛直を軽く握り、さすり始めた。
すべすべとした手にしごかれ、僅かに呻いてしまう。
「…うぅ…っ」
緒方は根本の方を握って大きく口を開け、剛直の先端を口に含んだ。
「っ………」
ぬるりとした口内に迎えられ、田中は声にならない声をあげる。
緒方はゆっくりと先端を唇で擦り、鈴口を舌先でつつく。
ねっとりとした舌先と唇に愛され、田中の快感はどんどん膨れ上がっていく。
「うぁ……くぅっ…っく…」
「ひもひいい?(気持ちいい?)」
咥えたまま喋る緒方だが、田中には通じていないようだ。
緒方は唇を棹の方まで進め、舌は亀頭を舐る。
「くぁ……っ、うぅ…く…」
(こんな、こんなの、ありか…っ)
一人でするより何倍も気持ちよく、田中も快感に溺れていた。
限界が間近だが、緒方の奉仕は続く。
自分のモノをしゃぶられ舐られするうちに、田中の頭の中は真っ白になり、目の前の快感にしか集中できなくなっていた。
そして、田中も限界を迎える。
「うぅ……っ、オガ、ちゃん…でるっ…」
田中の剛直は勢いよく精を発射し、気管に直撃して緒方を噎せさせた。
564 :
コミナ:04/09/04 04:43 ID:I8ZRHcst
「っ、ごめん…はは…今日は謝ってばっかりだ…」
緒方は僅かに首を横に振り、溢れた分も手で受け止めて飲み干してしまった。
「っ、こくっ、こくっ…ふうっ、これでおあいこね」
精を放ってもまだ萎えていない田中の肉棒を見て、緒方は言った。
「次は、一緒に気持ちよくなろうね…」
緒方は田中の下腹部の辺りに跨り、照準をあわせると一気に突き入れた。
「あぁぁぁぁぁ…っ!」
ぶつっ、と何かを破ったような感じがして、田中は訊ねた。
「オガちゃん…初めて…?」
「うん…。田中にしたのは、えっちな本でみたから…」
「俺も、似たようなもんだ…。オガちゃん、痛いだろうから…無理はするなよ」
緒方を気遣う田中だが、緒方の方から動いてきた。
「だい、じょうぶ…。こんなの、へっちゃらよ…」
言いながら緒方は腰を振り、早くこの痛みを快感に変えようとしたが、なかなか変わらない。
「あぅっ…ぁ…はぁぁ…」
苦痛とも快感ともつかない声に田中は心配したが、段々と気持ちよくなっていった。
緒方も痛みが失せてきたようで、声も快感に変わっていった。
565 :
コミナ:04/09/04 04:44 ID:I8ZRHcst
「くぅっ…うぅ…。オガちゃんの中、すげえきつい…!」
「はぁ、はぁ、はぁ、たな…か、のも…おっきくて…」
快感に浮かされるまま言葉を紡ぐ二人。
「あっ、あっ、あっ…はぁっ…んぁっ…あぁぁっ!」
「っく…、むぅっ…うぅ…」
お互いに喘ぎ、唸り、愛する人の性器を感じ、快感を貪っていた。
「んあぁっ!た…な…くぁんっ!ダメッ…もうダメェ…ッ!」
「くぅっ……俺も、ダメだ…ッ!」
高みが近い二人。
だが、このままでは膣内に直撃してしまう。
そんな田中の心配を感じ取ったのか、緒方は言った。
「今日、は…だい、じょうぶ…。だから…きて…っ!」
その数瞬後、二人は高みに至る。
「あぁっ…あっ…くるっ…くる…あぁぁぁぁぁぁっ!!」
「く…っ、でるっ…!」
緒方は自分の膣内に注がれた熱いものを感じてうっとりとしていた。
余韻を楽しんだ二人は、後始末をして身なりを整え、初めての性交の感想などを話していた。
「ごめんね。ちょっと無理矢理で…」
「いいよ。オガちゃんの新しい一面が見れた気がして嬉しいし…気持ちよかったし」
それを聞いてポッと顔を赤らめる緒方。
566 :
コミナ:04/09/04 04:45 ID:I8ZRHcst
「これからもよろしくね。それと…」
「?」
言葉の続きを、緒方は田中の耳元で囁いた。
「──────」
「!!!」
今度は田中が赤面し、緒方はくすくすと笑っていた。
そんなやりとりを交わした後、緒方は家へ戻っていった。
『また、いっぱいしようね』
緒方の囁きを思い出してまた赤面し、田中は彼女を見送った。
少年の『答え』は少女に受け入れられ、
少女の『求め』は少年に受け入れられた。
世界は、今日も全てに、繋がっている。
この物語には続きがあるが、それはまた別の話。
〜Fin〜
567 :
コミナ:04/09/04 04:47 ID:I8ZRHcst
以上、『答え』をお送りしました。
田中と緒方たんのキャラが思いっきり崩れてますが仕様です(死
前置きが非常に短くなってしまい、結果的に随分短くなってしまいました。
何かカップリングによって長さに差が出るのはなんでだろう…(´・ω・`)
毎回似たようなことしかやらせてないしなぁ…orz
さて、次回作ですが。
前人未踏の姐さんネタか、今までのSSの後日談(非エロかも)を書きたいと思います。
それでは、因果の交叉路でまたお会いしましょう。
|彡サッ
グーッジョブッ!!!!
オガちゃんと田中ペアはなんか安心して見れるんだよな
ヴラーヴォ!
たしかにラブラブでも違和感ないねえ、この二人は。
スパシーヴァ!
ぬう、対抗馬が居ないカップルがここまでとは……!
エェークセレント!
なんか幸せになって欲しい二人だね。
称揚!
オガちゃんエロカワイイよオガちゃん。
(こんな、こんなの、ありか…っ)<アリに決まっておるわ果報者めぇ!
ブラーヴィー!
去年末のシャナたん×悠二とか3月の吉田ちゃん×悠二に匹敵する破壊力が。
それと、この二人には本当に幸せになって欲しいなぁ。
まあ、取り敢えず田中には悠二以上に頑張ってもらってもっとえちーな緒方女史
を見せていただきたく、と現実と小説の区別がついていない発言をw
574 :
名無しさん@ピンキー:04/09/04 22:38 ID:6nB626xu
ブラボー
その一言に尽きる。
ageてしまった…orz
576 :
コミナ:04/09/04 23:17 ID:I8ZRHcst
なんかいつもよりマンセーのレスが多いような( ̄▽ ̄;)
いやいや、ありがたいことです。
このスレだけでなく、他のスレでもSS書く予定なので見かけたら読んでやってくださいな。
m(_ _)m
銃を突きつけられてる悠二と果汁を加えられそうになってるメロンパン
どっちを助けに行くのかな、シャナたん・・・
ひでえ(;´Д`)
でも消滅したら回復できないだろ
>銃を突きつけられてる悠二
後ろにシュドナイのを突きつけられてるんだな。
もしヘカテーたんが悠二のを入れようとしている場面なら、メロンパンよりも優先すると思われ。
その場合騎乗位だな
>>583 十字架みたいなのに縛り付けられてる悠二にまたがってる
ヘカテーたんを想像してしまいました。
柔道技でいくって方向もあったな
ちょっとママンを探しにやってきますた
_,. -‐- 、
_/ ~ \
/ / /Yヽ ト、 ))
| { | i | | N レイ どうしたの?
. { ヽ i |'⌒、 lル ,⌒{.|
,ゝ、(| トレ'⌒ ⌒`)| "_ , o- 、
/ (ノイ| ト 、 _ ヮ _..イ | 、 /o _o ヽ
 ̄ / ヽ. | /ヽ ̄/Yゝ.| / | <W⌒ ヽ
{ ト|//  ̄ `Y |レ' ,ゞo ∪ ノ
>>586 WW [|| | | (ヽ, //  ̄ ∪∪
_.. -c[`ー- イ_ゝ'~7 MMMM /i :
< __  ̄ ̄_/ [二二二コ/‐━‐
このAAいつ見ても和むなぁ。
586と一緒にママンを探す予定が・・・
くっ、メロンパン買い占めようとして店側ともめたのがまずかったか!?
本スレにウザイのがいるな。
スレ住人の総意次第だが
年齢制限のないネタスレが必要?
>>589 必要ないでしょ。
そのうち飽きるか、もしくはネタに染まるかもw
>>589 ただの煽りだと思うから気にするな。
本当に思っていたとしても、それはまだ彼らが未熟なだけ。
ママンのように成熟するころには、自分が気に食わない話題の時はスルーするできるようになるさ。
前スレの時に来たネタ嫌いな人とは違う印象だから(あれはマジモンっぽかった)煽りでしょ。
最近、観測所スレでも晒されたから、それを見た人が面白がって煽りに来てるものと思われ。
まぁ、最近本スレに出没する、自分で話題を作らず文句だけを垂れる輩が
鬱陶しいのは確かだけど、煽りすらネタにする筈の住人も逆に煽り返したり
しているのがやや問題かなぁ?非常に残念なことだけど。
逆にこっちが避難所的に活性化されれば、それはそれで良いわけで。
ヴィルたんの次のコスチュームはナース服をキボンヌ
本スレの皆…煽りはスルーしてくれよ…!
ヴィルの次コスチュームは軍服に鞭で。
裸エプロn(ry
御崎高校の制服で…
またはヘッドドレス(ティアマトー)のみ(*´∀`)
>>589 自分に不満がなければ何もするこたぁない。
不愉快なものは無視する。
不満があれば行動に移す。但し、ロカルーの範囲内で。
>594-596
アオザイだ! アオザイに決まってるだろ!
>>598を見習ってアジア系と言うことで敢えてインドのサリーとか言って
みるけど想像してもあまり萌えないっぽいw
ロンジーもありだ
アオザイに一票
あれは萌える
ここであえてあっぱっぱ(下着未着用)と提案してみる。
>>596 ティアマトー包帯展開モードで。(要するに肌のほとんどをティアの白い布で巻いてあるだけ。)
ヘッドドレスではなく仮面で。
ヴィルたんも抜けてそうだけど、大人の女性なんだよねぇ。
どういう服装が良いのかよく分からんな。メイドはデフォとして
良いとして、マー姐みたいなスーツ姿とかは
やられちゃっているしなぁ。
巫女さん姿?
とりあえず、一番萌えそうなカッコが分からん。
あえてポンチョを推進してみる。
ユニフォーム。
ベガルタあたりの。
>607
何故屁が出た変態のユニなのかと小一時間
>>603 ティアマトー包帯展開モードはシャナタンがやってたよ。
ティアマトー……ムックォロス!
長襦袢で戦闘→着崩れる長襦袢
というコンボはどうだろうか
裾から太ももがチラリというわけですか(*´Д`)
(・∀・)イイ!!
>>608 どうせなら揉んでイイよあたりがいいよな。
>>612 オルたんとの戦闘の時に既にふとももは見えてたよー
パンモロなら挿絵にすらなってますぜ。
ズロースだけど。
>>616 しまったぁ!
ブラウスのボタン全外しエプロンドレスでブラ抜き&
ガーターストッキングで ぱ (ry な展開を考えていたのに_| ̄|〇
618 :
611:04/09/07 17:57 ID:CVBe/tBT
>612
違う! 肩の露出がいいんだ!
・・・ちょっとダボっとした感じのサイズのYシャツ
さすがだな、大人だ
モロよりチラ。
それが大人のエロンパン。
…ズロースの中に仕込みローター(圧殺
たまにはシャナタンのことも語ろうぜ、特にSF(惨劇
624 :
611:04/09/07 22:00 ID:FBiQtVzk
>620
鎖骨もイイ。だが、背中側(肩胛骨)も捨てがたい、とは思わないか?
シャナタンのためにあばら骨も語ってやってくれ
は、腹がよじれるぅ〜ッ! グッジョブすぎ!
GJキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
クソワロタ
グジョブ。
こういう手で来るとはw
元ネタが分からんが、目茶ワロタ。
やっぱり、こんなネタを投下できる876スレ(某所)っていうのも
ありがたい存在なんだよな
と思う今日この頃。
>>632 元ネタは週刊少年ジャンプ誌最新号に載っている「デス・ノート」です。
連載ものの途中から読むのもアレでしょうが面白いので気が向いたらどうぞ。
しかし、元ネタの方は「力を持った人」の醜悪な部分が描かれていて結構
重たい感じなのに台詞を変えるだけでここまで笑えるとはなぁ…。
634 :
632:04/09/08 00:58 ID:mar80oLu
>>633 ありがd。
ジャンプか。来週から見てみようかな。
デスノートは、ストーリーが完全に一つの流れなので
立ち読みでもいいからそれまでの話を知っておいた方がいいよ。
スレ違いスマソ。
>>627 を見返して思ったんだが、何気に巫女子ちゃん台詞が入っている。
芸が細かい。
山田君、
>>627氏に座布団5枚!
ヴィルさんにメガネはどうか
638 :
627:04/09/08 12:24 ID:o8mvZfVe
∧_∧
( ´∀`)< 今回の座布団10枚の賞品はエロンパンですかな?
( ⊃ (エ)0
し_)___)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,,,,,,iiiiiiiiilllliiiiiii,,,,,,,,,、
.,,iiill!!!!゙゙゙゙”` `゚゙゙゙゙゙゙!!!llii,,,
.,,l!!!゙゜ ゙゙゙!!li,,
.,,i!゙゜ .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ゙!li,、
..il!゜ .゙゙゙゙゙゙゙゙゙lllll゙゙゙゙゙゙゙゙° ゙!ll
.lll゜ lllll lll:
.lll、 lllll lll:
∧__∧ ゙li, .,,,,,,,,,,,,,,,lllll,,,,,,,,,,,,,,,、 ,il゙
( ´・ω・) ゙!li,,,,, ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙′ .,,iil!′
/ヽ○==○ `'゙!!lliii,,,,,,_ ,,,il!!°
/ ||_ | ゙゙゙゙゙゙゙゙!llllllllllllllliiiiiiiillllll゙゙’
し' ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_))
「誤爆したものでよろしければ・・・」
iiiiiiilllliiiiiii,,,,,,,,,、
!!!!゙゙゙゙”``゚゙゙゙゙゙゙!!!llii,,,
.,,l! ゙゙゙!!li,,
.,,i!゙,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ゙!li,、
..il!゜ .゙゙゙゙゙゙゙゙゙lllll゙゙゙゙゙゙゙゙° ゙!ll
,,,i..ll゜ lllll lll:
.lll、 lllll lll:
∧__∧ ゙li, .,,,,,,,,,,,,,,,lllll,,,,,,,,,,,,,,,、 ,il゙
( ・∀・) ゙!li,,,,, ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙′ .,,iil!′
/ヽ○==○ `'゙!!lliii,,,,,,_ ,,,il!!°
/ ||_ | ゙゙゙゙゙゙゙゙!llllllllllllllliiiiiiiillllll゙゙’
し' ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_))
「ちょっとだけ頂きますた。」
>>626 愚問!前&後ろ両方に決まってるだろうが!
しかも飛びっ子タイプ。
「悠二殿、貴方にこちらを持っていただきたいであります。」
「何これ?スイッチ?」
「気が向いたら押すのであります」
「ふぅ…ん?」(おもむろにカチッ)
(ローター振動)「んっ!…ふ……」
駄妄想スマソ。(ヴィルタンのキャラ掴んでなかったし…)
現在期待値マックスですよ。
>641
ぜひ長文で
iiiiiiilllliiiiiii,,,,,,,,,、
!!!!゙゙゙゙”``゚゙゙゙゙゙゙!!!llii,,,
.,,l! ゙゙゙!!li,,
.,,i!゙ ゙!li,、
..il!゜ ゙!ll
,,,i..ll゜ lll:
.lll、 lll:
∧__∧ ゙li, ,il゙
( ・∀・) ゙!li,,,,, .,,iil!′
/ヽ○==○ `'゙!!lliii,,,,,,_ ,,,il!!°
/ ||_ | ゙゙゙゙゙゙゙゙!llllllllllllllliiiiiiiillllll゙゙’
し' ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_))
「俺も少しだけもらいました」
きさま・・・表面だけを・・・カリカリだけを食いやがったなぁーーーー!!!
エのないエロンパンなんかエロンパンやない。ンパンや!
シャナのために自らシャナお気に入りのメロンパンを売っているパン屋にメロンパンの作り方を修行しにいく悠二
>647
条件としてシャナタンのブラジャーを要求される悠二。
「で、でも、シャナはブラジャーなんて着けてない……」
ここで、だれかのスナップ集を
オガちゃんならシャナたんにどんなブラを付けるべきか正しい
アドバイスができるのではないかと期待しているのだが...
>>650 有と無の間には、決して越えられない壁があるのですよ
そういえばアドバイス役になりそうなママンのバストってどのくらいだっけ?
大〜中と諸説あり
655 :
627:04/09/09 19:33 ID:xwPret2W
>>655 またもや激しくワロタ。
しかし、来週以降デスノート本編にこいつら出てきたら笑ってしまって
まともに読めなさそうだw
グッジョブ。場面選択うますぎw
つか、こっちなら本スレに貼ってもいいんでないの?
658 :
655:04/09/09 20:26 ID:xwPret2W
>657
そうかもしれないんですが、最初のもこっちに貼ったので何となく。
GJ!!
やっぱり本スレとここはあまり変わうわなにをするやめあqwせdrftgyふじこlp;@:「」
ヴラーヴォ。
本スレでパロディ慣れしてるせいか違和感が全然ないね。
私個人としては、
>>627−655の会議に参加してる人達に言葉を送りたいです
あなたたちに天下無敵の幸運を
つか、完全にこのスレの漫画化といっても良いな。
あんなにスタイリッシュではないけれどw
某所見てない(見れない)人も居るし、向こうに張って良いと思うが。
つーか>655だけで通じるのって876スレならでわだなw
664 :
655:04/09/09 23:28 ID:JMyEY9ET
>663
貼ってみました。
>>665 ほほぅ、これはこれで。
って夜笠以外何も着ていない+目の下にくま→やはり時間の経つのも忘れて
悠二と愛し合って寝不足なんだろうなぁ、とか速攻で思ったわけで。
つか荒巣デカッ!?
( ´∀`) < エロい
>>665 ゴメン、「東京赤ずきん」思い出した。
確かにでかいな、それに止め具が違う。<親父
どうして携帯じゃ顔しか表示されないんだ_| ̄|〇
早く大阪帰りたいよぉ。パソコンの電源入れたいよぉ。
電撃が売ってる本屋に行きたいよぉ。
ガンガレ
マージョリーと千草ママンの料理対決はマダですか?
本スレへの誤爆と見た
本スレだと「なにを」料理するか
このスレだと「誰を」料理するかの違い。
マナ板
「マナ板ってなんのこと?」
,、r‐-、
〃、ノ_ハ ∧ ∧ イヤン
/ パД゚ノ|∩ (´| |∀`)<<676
( ((i^卯^ゃ| |三三( |三三フ
`/」::ゝ ∪ | | |
じじ' (_ )_)
>>677 ちょっと自意識過剰だよシャナちゃん。
君の胸はマナ板ほどもないじゃないか〜
>>675 料理ができないお仕置きとして、ヴィルたんを料理します。
しかし悠二はロリコンじゃないと言ってたくせに、手ぇ出しまくってる気がする。
あ、ここだけか。
そんな人聞きの悪い・・・
もっとやってくれ。
682 :
655:04/09/11 08:44:21 ID:iHhAoU4u
>679
俺はヴィルタンに料理されたい
>682
あんた最高や
最後のコマに全てが凝縮
微調整。>682目欄は無かったことに。
グッジョブ!
安西先生とか小ネタも効いてるなあ。
ブラボー。876-SFってw
えるしっているか メロンパンしかたべない 少女は むねがない
最後のコマに爆笑。
ヴラーヴィ。
なんつーか、表も裏も神の多いスレだ。
ワラタw
685及び691さんグッジョブ。
はげしくワラタw
>>691の文章をよく見てみよう。
他愛も無いただの世間話に見える。が…
それぞれの文の一行目を切り離し、法則にしたがって二つの文字を消す。
すると、「知っているか。アラストールのフレイムヘイズは胸が無い」となる。
つまりこれは…炎髪灼眼の討ち手は代々貧乳ということだったんだ!!
Σ( ゚Д゚;) ナンダッテー!
>>694 異議あり!!
先代は虹の翼を撃墜するほどの ナイスなプロポーションだったはず。
>>696 メリヒムがシャナの面倒を見てたのは何故だと思う?
そうだ、先代に同じくメリヒムの好みにジャストな貧乳だからなんだ!
こう考えれば、メリヒムがヴィルヘルミナに冷たかった理由もわかる。
ヴィルヘルミナは巨乳だったから興味が無かったんだよ!
>697
「私はパットなるモノを使っているのであります」
「虚乳」
やけに可愛い略し方だなw
>685氏の漫画、A/Bネタもあるし細かい所まで練ってあると思った
>>697 待った!
もし、
>>698が事実として、メリヒムがそれに気がついていたら?
つまりメリヒムは巨乳好きで、シャナたんが成長するのを待っていたんだよ!
こう考えれば、メリヒムがヴィルたんに冷たかった理由もわかる。
ヴィルたんは虚乳だったから興味が無かったんだよ!
ジタバタ
〃∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´)ミナたんは美乳じゃなきゃヤダヤダー
`ヽ._つ⊂ノ
大きすぎず小さすぎず!
ミナ&ティア
・・・誰のことか分からんw
>>704 ウィネノ錯乱ニモオルたんノ炎ニモマケズ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテフクラミハタレズ
イツモシヅカニ デ、アリマス
まったくもって無粋だがティアって英語だと涙という意味、ますますイメージとのズレが・・・
ミナたんの魅力はたくさんあるけど、漏れは5巻のP.138のところで、
ウィネ襲撃の際にどさくさに紛れてシャナたん力いっぱい抱きしめるミナたんに、
転んだ。
でもあとで、よくよく考えるとフレイムヘイズに力いっぱい抱きしめられる
シャナたんってよく無事だったね。
最後の最後で、本当に力いっぱい抱き締めてるから、それでも手加減はしてたんだろうね。
あそこら辺のぶっきら棒な中の愛情表現とか本当にうまい。5巻は全編愛の話だったしw
シャナ5巻を読み、水月とクロハをプレイすれば君も立派なメイド恐怖症に……なれるわけがない。
>>709 >あそこら辺のぶっきら棒な中の愛情表現
5巻はそうだよね。ヴィルたんのいぢらしい感情表現がたまらなく萌える。
>>710 水月とクロハどちらも知らないが、某Sfたんだけでも何となくメイド恐怖症に…
>711
のいぢらしい感情表現ってなんなんだ!? と目を瞬いてしまいますた。
久遠と雪さんかよ。オレ的にはそこにメルを混ぜると大変なことに。
>710
その恐怖症ってのはアレか、いわゆる「まんじゅう怖い」って奴か。
後ろを責められるミナたん書いてくれる神はいないかなあ
>>715 神じゃないけど、書いてる。
ヴィル様は隠れアナールスキーって事にしてるけど、そんなんでいい?
是非に!!!
待ってます(*´∀`)
>717
全然いいです。つか頑張っておくんなまし。
_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
デケデケ | |
ドコドコ < 電撃h(えっちでドキドキ)マダ〜!? >
☆ ドムドム |_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ |
☆ ダダダダ! ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
ドシャーン! ヽ オラオラッ!! ♪
=≡= ∧_∧ ☆
♪ / 〃(・∀・ #) / シャンシャン
♪ 〆 ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
|| γ ⌒ヽヽコ ノ ||
|| ΣΣ .|:::|∪〓 || ♪
./|\人 _.ノノ _||_. /|\
本スレでやれ!
・・・一度言ってみたかったw
スコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココ
スコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココバシッスコバドト ☆_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
スコココバシッスコバドドト从☆`ヾ/゛/' "\' /". ☆ | |
スコココバシッスコハ≡≪≡ゞシ彡 ∧_∧ 〃ミ≡从≡= < うぉぉー電撃h(えっちでドキドキ) マダ〜!?>
スットコドッコイスコココ'=巛≡从ミ.(・∀・# )彡/ノ≡》〉≡ .|_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ |
ドッコイショドスドスドス=!|l|》リnl⌒!I⌒I⌒I⌒Iツ从=≡|l≫,゙ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
スコココバシッスコバドト《l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"スコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
スコココバシッスコバドドl|l|(( (〇) ))(( (〇) ))|l|》;スコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
スコココバシッスコバドド`へヾ―-― ―-― .へヾスコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
ここはいいブラストビートなインターネットですね。
>>723の中にシェドナイの字がないか探したのは俺だけでいい
ドッコイショが最初そうかと思ったのも漏れだけでいい
むしろ必ずあると思って探し、落胆したのも漏れだけでいい
ここは自己犠牲精神に溢れたインターネッツですね。
さすが紳士淑女のスレ
ブシドーとは萌え死ぬこととみつけたり
スコココヴバシハスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココオルタンタンバシッスコバヘカテータンドドトスコココ
スコココィバシッサスコバドドドンスコバンスコスコココバシッスコバドト ☆_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
スコココルバシックスコバドドト从☆`ヾ/゛/' "\' /". ☆ | |
スココタバシッラスコハ≡≪≡ゞシ彡 ∧_∧ 〃ミ≡从≡= <おあうっ!電撃h(えっちでドキドキ)マダ〜!?>
スットコンドッコイスコココ'=巛≡从ミ.(・∀・# )彡/ノ≡》〉≡ .|_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ |
ドッコイノショドロスドスドス=!|l|》リnl⌒!I⌒I⌒I⌒Iツ从=≡|l≫,゙ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
スコココチバシッスコバドト《l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"スコココバシッシャナタンスコバドドドミノンスコキョウジュバンスコバシッスコ
スコココクバシッスコバドドl|l|(( (〇) ))(( (〇) ))|l|》;スコココバシッスコバカンタロウドドドンママンスコバンアラスバシッコスココ
スコココビバシッスコバドド`へヾ―-― ―-― .へヾスコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココバシッスコシュドナイカ?
戦いはまだまだ続くのだ。
シュドナイカに気付いたのは俺だけで(
(ry
(*´∀`)イヤン
ドミノまでw
>731
オルタン、ヘカテータン、シャナタン、ドミノ、教授、貫太郎、ママン、アラス、シュドナイカ
は見付けた。
他にもいるかな?
ウィルタンノチクビとか縦読みも混じってるなw
匠の技だ
>>737 さらに「は桜色」と続いているようだぞ。
果てしなくグッジョブ
ここはいい文字隠しビートなインターネットですね。
本スレ、チキンレース中にあんな語りたいネタを振るとは!
ではこちらでも振るか。
このスレの住人にとって、ママンとは?
存在にエロの香漂う人
>744
ママンはえっちなことなんてしたことないんだ!
だから香。
あくまで香。
そんな、おまたがにおうなんて…
俺にも嗅がせてください
スココタココバシスコバドドトスコココエスエフバシッスコバドドスマルコバシッスコバドドトスコココバシッスコバサーレドドシイタケスコココドドドン
スココレココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココバシッスコバドト ☆_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_876タンハ
スココナココバシッスコバドドト从☆`ヾ/゛/' "\' /". ☆ | |ノイヂタンノ
スココイコバシッラスコココ≡≪≡ゞシ彡 ∧_∧ 〃ミ≡从≡=< 電撃hはまだですかー?ドォーミノォーー!?>フレイム
スッドフココドッコイスコココ'=巛≡从ミ.(◎Д◎#)彡/ノ≡》〉≡ |_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ |ヘイズダ
ドドックコイショドスドスドス=!|l|》リnl⌒!I⌒I⌒I⌒Iツ从=≡|l≫,゙ユウジ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ジナンセツ
ココドラココバシッスコバドト《l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"スココバシッティア&ミナスコバドドンスコバンスコオガチャンバシッスコバシッ
スイコミコバシッスコバドドl|l|(( (〇) ))(( (〇) ))|l|》;スココバシッスコベルサマバドドドンスアキラメナイバンバシッスコカムシンバシッ
スケココバシッスコバドド`へヾ―-― ―-― .へヾスコココバシッエロンパンスコバドドドンスェエークセレント!ェエーキサイティング!
ついに教授までw
電撃スレによると、今日届いてる所があるようですよ。
地方によって偏りがあるかもしれませんはひはひひはひ
ここはいい教授&隠し文字ビートなインターネットですね。
見つけたのは、エスエフ、マルコ、サーレ、しいたけ、ティア&ミナ、オガちゃん、ベル様、あきらめない、カムシン、エロンパン。
あと縦読み。
>748
マルコ タレナイフクラミ エスエフ 876タン ノイヂタン フレイムヘイズ ジナンセツ
ティア&ミナ オガチャン ベルサマ アキラメナイ カムシン ェエークセレント!ェエーキサイティング!
ユウジ エロンパン
これだけ見つけた。乙。
っと、探している間に先に書き込みあったのね
>>751 876タンハノイヂタンノフレイムヘイズダ…
な、なんだってー(AA略
>>753 どっちかというと逆に876たんと契約してのいぢたんがフレイムヘイズ、
と言う方がしっくり来るんだけどw
たしかに。
魔神と言われてもなんか納得できるw
ここが一体何のスレなのか分からなくなってきた今日この頃。
∧_∧
( ´∀`)< そんなときでも慌てず騒がずカリモフブレイク
( ⊃ (エ)0
し_)___)
今はミナたんのお尻責めをマターリと待つスレですよ。
⌒*__*´†`
|・∀・|ノ スール・・でなくてフレイムヘイズに
ノ|_へ__| な ら な い か
/
ξ(・∀・ )ξ うほっ!いいお姉・・でなくて
ノ__λ 876さま
| |
⌒*| ・∀・|ノ†ヽ(・∀・ )ξ
∧ ∧
(゚∀゚ ) <電撃h(えっちでドキドキ) マダ…
∵:’
=≡= 〜'⌒)ヽ. 「この、大バカ――ッッ!!」
/ 〜'⌒ '、ノ_))∩
〆 ┌ | | .∈≡∋ 〜' ≪゙cイ゚iヲノ__| |三三三三三ヲ
|| γ ⌒ヽヽコノ || '~て》≧卯j ∪
|| .| |:::|∪〓 || ,</_:_:フ
./|\人 _.ノノ _||_. /|\ (ブ (ブ
「どうでもいいけど、池がスルーされてるわね」
「7巻同様トーチとして忘れ去られたのだろう」
アラストールは彼にしては、なげやりな口調で答えた。
すみませんでした_| ̄|○
>>761 頭がずれてるシャナたん見て、
自分でレーザーブレードを頭に突き刺した一生の不覚男とか
手が多すぎて自分の首飛ばした放置無謀シリーズのロボットとか思い出したのは
俺だけで十分だ……。
>763
俺 が 好 き だ か ら だ !
>762
こんなところでダマラムの話をする奴がいるとは思わなかった
>>764 そうか、ならば…敵だな?
だが、ダマラムを思い出せたお舞は敵ながら素敵だ。
あ、あと、IDが 平面なオパーイがSF
ヤバイヤバイ、
ついつい立ったばかりのSF総合スレに書き込みそうになったよ
∧ ∧
(゚∀゚ ) <761
∵:’
=≡= 〜'⌒)ヽ. 「私をもてあそんだ報いよッッ!!」
/ 〜'⌒ '、ノ_))∩
〆 ┌ | | .∈≡∋ 〜' ≪゙cイ゚iヲノ__| |三三三三三ヲ
|| γ ⌒ヽヽコノ || '~て》≧卯j ∪
|| .| |:::|∪〓 || ,</_:_:フ
./|\人 _.ノノ _||_. /|\ (ブ (ブ
おしい!
769 :
764:04/09/16 17:08:04 ID:YoUc8H9Q
>765
安心しろ加奈子も好きだ、むしろ野郎以外なら誰でも好きと言える
・・・それにしても876スレの守備範囲は広いなぁとオモタ
>>761 なにぃ?!
貴様シャナたんを弄んだだと?!
次は俺な。
>>770 おいおい、この俺を忘れてもらっちゃ困るぜ。
ここはジャンケンで順番を決めようじゃねーか。
俺のお古でよかったらいくらでもドウゾ
ママンは貫太郎のお古なんかじゃないやい!
ここは順番争いの激しいインターネッツですね。
悠二はコウノトリが運んできた子なのです
【坂井悠二連れ子説】
(ry
あ き ら め な い ! (AA略
>776
貫太郎の連れ子=悠二xママンキタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
ママンの連れ子=処女説あぼんぬ('A`)
コウノトリが運んできた=貫太郎xママンx悠二3pキタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
どれが幸せだろう
779 :
名無しさん@ピンキー:04/09/17 13:31:46 ID:K4o8XOOs
今夜hが解禁でまた本スレが暴走しそうだから誘導しやすいようにageておきます。
>>778 もちろんコウノトリ。3pキタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
>>778 故・貫太郎氏の連れ子=悠二×ママンキタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
シャナたん同様拾われてきた説を試しに言ってみる
>781
この子、本来の末は・・・売れない芸術家か
失脚する政治家か、 勇を戦場に馳せぬ武人か、
悪業人心に轟かす咎人か・・・ あるいはそれらの父か・・・
ひどいよ貫太郎(つД`)
>>782 もしかしてそれは面白伍長のことですか?
>>782を改変。
この子、本来の末は…全ての知を修める博識家か、
全てを動かす王か、自然すらも自らとする軍師か、
何もかもをすり抜ける大怪盗か…あるいはそれらを越えるものか…
微妙?
<徒編>
この子、本来の末は…無生物の愛をも修める芸術家か、
騎士を動かす王か、自然すらも自らとする軍師か、
何もかもをただ撃ち貫く大変態か…あるいはそれらを越えるものか…
<おっぱい編>
この子、本来の末は…全ての炎を修める無乳か、
全てを愛に捧げる微乳か、星すらも自らとする貧乳か、
想い人を手にする並乳か…あるいはそれらを遙かに越えるが報われにくいものか…
実は悠二は拾った子で、既に千草タンが食っちゃったという説を出してみる。
千草が源氏、悠二が若紫。
自分の好みに育て上げている真っ最中。
シャナと吉田さんは悠二の練習相手としてあてがっているだけ。
いい感じに悠二が男らしくなってきたところで(ry
そこを略すな!
解き放て!
>789
いや待て! これ以上エッチなネタはいけな……アレ?
昔、千草というものありけり
野山にまじりて竹をとりつつ、よろずのことに使いけり
ココハボウショダゾ、ウリャ( ´∀`)σ)∀`)イヤン
エロを前面に押し出して良い場所だと、逆に奥ゆかしくなる
となるような事は、割合よく起こる事なのであります。
>791
竹を一体何に使ったのか、具体的に説明してもらおうじゃないか
>>796 それでは、御崎市に住むという炎髪灼眼の討ち手を連れてきてください
>797
俺の胸はちっとも膨らんでないんで、それでよければ……
俺の姪もまだまだ成長途中だけど、それでよければ……
>801
全くだ。待てば、吉田さんのように立派に成長してしまうぞ。
……
それはそれで。
デカいのとSFどちらもくれ
よし、デカいSF(シモのふくらみ)をくれてやる!
>804
N|‐-■^{■lリ <ニヤリ
>>799 その姪御さんは後世に名を刻む芸術家か、万民を動かす政治家か、
勇を戦場に馳せる武人か、悪業人心に轟かす咎人か・・・
あるいはそれらの母か・・・でつか?
もし、そうならこのスレの住人総出で、愛でますが。
「トリニトロトルエン」「蝕玩のシャナ」なるものを買って来た。
(*´∀`)
き、貴様ー!!
教えてくれてありがd(*´∀`)
>>807 ・・・なんで火薬買ってるんだ?どうしてTNT火薬?
(あえて同人誌ということを考えず)
>>807 センセー。それをキーワードにぐぐったんですが
変な日記サイトしかヒットしなかったのはどうしてですか。。_| ̄|○
読んでみたいよぅ・・・
811 :
807:04/09/21 00:33:15 ID:FQJA/Acy
前者は「当サークルを脱退いたしました。」で。ただしサイト移転中。
後者は俺も探してる。
どなたか「ぷらすちっくぷっちんぷりん」なるサークル
もしくは「あそうなゆた」なる御仁に心当たりはないだろうか。
コミケに出展したのは間違いないみたいだが、サイトが見つからん。
珍しく普通にエロな話題だなw
エロなスレですよ、ここは。
普段は皆さんお忘れかも知れませんが。
エロしか話題がないんだろうな。
エロい話したいなら本スレに行けばいいのに…あれっ?
本スレはエッチ。
某スレはエロ。
時にその境は曖昧になる。
エロパロのスレが本スレのサブシステムとして機能してる所も珍しいよな(;´∀`)
876スレの住人は“エロ”を得るためにこちら側に渡り来ているのだ。
876スレ住人以外にシャナのエロパロ見に来る人間がいるほどメジャーじゃないとマジレス
?
ライトノベル板でスレが立ってる所で、という意味でないのか。
>>819 でもエロパロのラノベ系スレの中では勢いがあるほうだとマジレス返し
FQとマリ見てが突き抜けていて、キノの5代目に次ぐ勢い。
本スレ住人が両方を理解した上で自由に行き来してるのは珍しいってことでしょ。
どっちが本スレか分からなくなる時もあるしナー(;´∀`)
それよりお勉強会におけるシャナたんのいじられっぷりについて話そう。
シャナはパーフェクトでしょう
保体も頭では判るんです
ああ、千草ママンを講師とお迎えしての勉強会だな
きっと勉強の内容は自然と保健体育にも及んで、ア
ラストールは悠二の部屋に隔離、なぐさ
めようとする悠二を無視しつつママンの体験談に思いを馳せるアラス
なんてことを
いってみても千草ママンも実は耳年増なだけなんですけどね
なんという萌える展開だ。
しかし「誰かが持ち出したお酒の勢いで、シャナたんをくまなく指で」というのも。
吉田たんとオガちゃんのみなら、さらによし!
やっぱチョコボンボンだな。
チョコの甘さで隠すんだ
(*´∀`)イイネ
吉田ちゃんが手作りのチョコケーキを差し入れ。
風味付けに入れたラム酒に反応してしまい真っ赤になるシャナ
体が熱いとか言いながら無い胸を悠二の目の前に晒すんだな。
832 :
名無しさん@ピンキー:04/09/23 10:16:40 ID:hGOd3YRn
いやいや、おにゃのこだけの部屋で、そういうことをするシャナたんに
吉田たんやオガちゃんがドキドキして、つい触り始めてしまうのですよ。
あ、ageてしまった。スマソ
酔っ払ってストリップ始める、
千草タン(*´Д`)ハァハァ
>>826 アラスはシャナたんが酒を飲むの止めようとしても
オガちゃんの前じゃ無理だしな。
>>834 ストリップを見て存在の力を取り戻すミケ(本スレ参照)
一部分だけ漲りまくりそう
フリアグネをフグリと(意図的に?)間違えても誰も何も突っ込まない本スレの住人最高w
メガネをかけたトーチのような存在は、ミナたんのブラを外す役割を
与えられることで人間に戻るんだよ!!
と言って見る。
少なくともこのスレでは存在感が増すだろう。
シャナたん、吉田タン、オガちゃんの野球拳対決のSSキボン
吉田たんの家で、出されたボンボンをボリボリ食べて酔っ払ってしまうシャナたんSSも。
流れは妄想
>>839 ミナたんのはじめては、悠二とシャナタンとで3Pだいヽ(`Д´*)ノ
シャナたんに悠二の縛り方を教えるミナたん。
シャナたんに縛られ方も教えるミナたん。
本スレの496を待っています。
∧_∧
( ´∀`)< 久々に心穏やかに(トランクイロ)カリモフブレイク
( ⊃ (#)0
し_)___)
某所ではこっちでしょ
∧_∧
( ´∀`)< 久々に心穏やかに(トランクイロ)カリモフブレイク
( ⊃ (エ)0
し_)___)
というわけで教授ネタがワープアウト。
教授が誰かを、というエロならオーールオッケエエエイ!!
それならやはりドミノにそれ用の機構を付けてと言うシュドナイカ方面な嫌展
だったりしますか?w
って想像して凄く頭痛くなった…。
ドミノが教授に言われたとおり、街中の女子大生を背後から襲って教授に贈与・・・・・
「ほぉー!これは興味深い研究ができそうですねぇー!!!!」
ひ、比良坂先生?
>853
同じこと考えたYO!
どいつもこいつも同じことを考えおって・・・・
_
/,,, ヽ
[ @ ] | 千征令殿もでしょ
(^Y) ヽ^^^ /
V⌒ヽ /  ̄ ⌒i〜†
ポッ ̄〃〃〃 ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/| |
ijjjjjjjjjj つ/ 紅世 //| |__
 ̄ ̄ ̄\/____/ ̄(u ⊃
オルたんまで・・・(*´∀`)
そういえば、SS書きに強制的に任命させられるw>876まであと少しですな。
こうなると、執筆中の神々には新スレに即落ち阻止の降臨を願った方がいいのだろうか?
860 :
3の876:04/09/26 19:44:46 ID:bQKxEp1S
>>858 すまん今それどころじゃない_| ̄|○イマイワレルマデワスレテタヨ
すまん俺も書きかけのSSが停滞してる……orz
ガンガレー
次スレにはまだまだ間があるぞ。
なんか勢揃いしてるんでついでに。
今ちょうど書いてる処なので、次スレまでにはなんとか書き上げようかと。
しんでれらネタではありませんが。
因果の交差路(新スレ)にてお待ちしております。
876前にしばらく止まるだろうし、時間は結構ありそうw
貫太郎氏の部屋には物騒な刀剣類やら重火器やらがごっそりと・・・
悠二の部屋にはローションやらピンクローターやらえっちな道具がごっそりと…
シャナが世界的に認められますように。
いきなりなんだw
わーるどわいどうぇぶと言いたいのじゃろ。
みんなともだち、SFのわ!!
輪形陣でこちらに進んでくるSfの集団を想像してしまった。
あまりに怖いので謝罪と賠償をSS払いで要求するニダ。
>872
じゃあ私は謝罪と賠償をSF払いで要求するニダ
>>872 日本語フォーマットされたSfたんをお一人分けてくれ。
ミナたんって愛称をつけて可愛がってあげるから。
さあ皆さん、チキンゲームの時間です。
876 :
コミナ:04/09/28 02:33:02 ID:n7H0TGyF
みんな踏みたがらないようなので876はいただいていく。
元々SS書きだしね。
おおう、意外に早く志願者が。
よろしくお願いします。
ヤッパジブンデカクノハムズカシイヨ(;´∀`)
878 :
非エロ:04/09/28 09:14:06 ID:8mBQtZqJ
某所向きでないモノで良ければ、現スレ中には投下できる・・・はず
ウーフン ウーフン
期待してます(゚∀゚)ラヴィ!!
>>非エロ
お舞さん、前に投下した時になんて言われたか、もう忘れたのか?
マターリイオウヨ( ´∀`)つ(エ))∀`)イヤン <<880
エロにたどり着く前にtxtファイルで8KB突破してる……
だらだらと何書いてるんだ俺は……orz
エロがあるなら、それはそれで。
>874
くたばれもしくは氏ね。
※ 884は罵りではなく川上作品の台詞です
O O
(´∀`)ネンノタメ、チューイセヨ
どうも876スレでは川上儲が多い気がするんだが、気のせいだろうか。
そういう漏れも川上儲だが、そんな事気にせず
∧_∧
( ´∀`)< 心穏やかに(トランクイロ)カリモフブレイク
( ⊃ (エ)0
し_)___)
SF&Sf繋がりなのかw
まあせめて川上固有のネタには解説をヨロシク。
川上氏の作品は全く知らないんだが、
シャナタンとともにフラット3を形成するような魅力的な女性がいるというのか?
いや、名前がSftoiuメイドロボさんがいる
Sfという、の間違い。
>890
なるほど、サンクス。
つまり、すっきりフラットな成長しないふくらみは誰しもが認めるものだ、ということだな
同じ電撃作家だし、マイナーなわけでもないし。
更にHやEROな読者が集まれば当然層も重なるわな。
とりあえず漏れもメ欄でも何でも良いからちょこっと解説して欲しい。
894 :
874:04/09/29 00:57:18 ID:kg53gK6E
>>884 ああ、その台詞好きなんで、言われたかった(w
それはさておき、川上作品は終クロしか読んでいないから間違いかもしれないけど、
川上作品のエロ度=川上スレのエロ度
876作品のエロ度<<<<<<<876スレのエロ度
って気がする。
876スレでエロ話に参加したくて、シャナを読んでいる気がする今日この頃。
876作品は露骨なエロではなく、あくまで萌えを主体としているからな。
なんというか、こう、もどかしい可愛らしさが読者を妄想の縁に引きずり込むというか。
至極ごもっとも。
どっちが良いというわけではなく、楽しみ方が違うと。
897 :
非エロ:04/09/29 08:47:51 ID:UOCvjkJv
>>880 いや、他のところに投下してからリンク貼る予定です。
言葉が足りなくてスマン
期待してます(・ω・)ノシ
ドンマイ
900!
>895-896
つまり、シャナタンは膨らんでいないからこそ妄想が膨らむというわけですな!
>901
素人童貞が女に対してとてつもない幻想を抱いているようにな!
例えが生々しいなw
>>902 「なあ、知ってるか?月夜に赤い服を着てる女は・・・淫乱らしいぜ」
「マジで!!ちょ、ちょっと今夜、みんなで街にくりだそうぜ!」
こんなよく会話したよorz
いまさら言うが、シャナたんには胸が無いあえてもう一度言うシャナたんには胸が無い!!
これはどういうことかというと、お風呂上りで体にバスタオルを巻きつけつつお風呂上りの牛乳や
お風呂上りのメロンパンを頂いていたら、たまたまいた悠二の目の前で「ストン」と落ちるんですよ!!
え?なにがって?そんなことはここに住んでいる紳士諸君ならわかるはずですよきっと
悠二の首が。
907 :
905:04/09/30 21:47:28 ID:6vSFTp4M
おお、私のIDにSFの文字が・・・ありがたやありがたや
>905-906
計ったようなオチにワラタ
シャナタン、贄殿遮那を振りかざし
♪ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜
恥ずかしさが邪魔をして、呪文をちゃんと言えないシャナたん。
結果、バスタオルと融合する悠二。
そのバスタオルをそのまま自らの肢体に巻きつけるシャナたん、と
燃えるゴミの日が恐ろしいな
悠二「我が生涯に一片の悔いなし!!」
>>912 ホントかよ!
悠二にとって天とは何だ?
SF
対抗して言うと、吉田さんは胸が大きい。重ねて言うが吉田さんは胸が大きい。
これがどういう事かというと、お風呂上りで身体にバスタオルを巻きつけた吉田さんの前に
何故か悠二がばったり鉢合わせして、二人があわあわしている内にやっぱり落ちるんですよ。
悠二の首が。
_ ─´ `\ .ミミミ
/´ `ヽ、 ミミミ オ
/´ ヽ ミミ レ
/´ _、、 `、 ミミ の
|´ ,-  ̄  ̄| | 三 コ
|´ ヽ、 ・ ..ノ .,─ ̄ \ .| 三 ト
.| ──.'´ /. / .__...--ヽ U | 三 で
| -´ ̄` -_ \ / / /ヽ、 | ,-─ヽ, 三 す
| | --_`ヽ、 / / | |/./ヘ | 彡 !!
.| レ´ ,.- `ヽ、ヽ、) (/ /・ .| .| /| | .|
,- ._| .ヽ、 ・ .、.|ヾ `'´ヽ_,.--- ̄___ .| |, 、ヽ | 彡
| .ヽ、 \ ___| ., ヽ_-  ̄ ̄ ̄ ̄ .| 丶 .| | 彡
.| ´`ヽ,.`、  ̄_-- ヽ  ̄ .| ,L__ノ / ノノ
| .´ |.ヽ --─ ̄ / .|_ - 、 .| / |.|||.|lll
| /∧ ヽ , ,.-- ̄ヽ、 し | イ´
.ヽ、 ´ `ヽ.| / ̄´_--─' .| | `'´ |、_,--- 、
`ヽ、 .| | ̄ ̄ .,.- ─| | .|  ̄ ̄─
`ヽ- .| `、 / ̄'´ | / .|
\ ヽ_, --─ ' /ソ| `─---
>>915 >>906 落ちた首をそっと拾い上げて口づける吉田たん萌え。
落ちた首をそっと拾い上げて切断面からしたたる赤い雫を口で受け止めるシャナたん燃え。
廊下に横たわる悠二胴体の上にまたがって、まだ力を失わない股k……
ん? こんな時間に来客か?(席を立ってドアへ)
918 :
名無しさん@ピンキー:04/10/01 04:29:38 ID:vTrRRkrV
そして
>>917を見たのはこれが最後だったという…
>917
ムチャしやがって・・・(AA略
桜君は仕方ないなあまったく。
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
もうこんな事しちゃダメだよ――ってああ! 桜君じゃない!? きゃああああ!(再度撲殺)
>917
> 落ちた首をそっと拾い上げて口づける吉田たん萌え。
サロメ?
>917
クビキリの裏表紙思い出した。
消滅したはずの悠二を復元させて戻ってくる貫太郎閣下
「私は命を二つ持って来た。」
ゾフィー兄さん!
「私はトーチを二つに割って来た。」
駄目じゃん!?
問題は、上下なのか左右なのか前後なのか、そしてどちらがどちらを取るか、だ。
>929
前後に分けて後ろを「カ」に奪われる。
そのプランはいただけねえぜ
/´ ̄ ̄ ̄`丶-‐z__
/ ≦、
,' /ニヽ、ゝ
| ,ィ/レ'\_, >`` ちょっと待て・・・!
| r=| | ̄=。==~「|
| |ニ| | u `二´ U\ ここは萌エロ小説スレのはずでは・・・
| ヾ,U __ノ┌_ \
,.| /ヽ /==-┬` ̄ 気のせいか・・・?
/ \/ ヽ u ⊂ニ.\
'" \ \ `ー┬‐r┘ /
\ \_/l L_ /
\_ \| |/ |ェェェェ| ・・・いや ・・・念のためだ・・・・
>932
(AA略)
くく……萌えだと……? エロだと……?
そんなもの……本スレで事足りる……!
駄目だろw
だ が そ れ が
・・・いいのか?
いいんじゃないか?
いいわけないだろ?
いいような気も?
さあみんな!!
合体だ!
アレ?
結果オーライ的にこのスレらしい単語が!
問題は、誰と誰が合体するか、だが。
あ、マリアンヌは漏れが貰っていきますんで。
シャナタンと先代が合体
作品違う
ヘカテーたんと吉田さんとシャナとママンと悠二が
心を一つにして巨大ロボットに乗り込み、自分が目立たない世界は滅ぼそうとする
メガネ(名前の詳細プリーズ)と死闘を繰り広げる
心温まるハートフルコメディです
>945
最後の一行はなんなんだw
>945
えーと、作品タイトルは
「なまえのないかいぶつ」
ですか?
>948
SFも抜けてるな
ヘカテーたんと吉田さんとシャナとママンと悠二が
心を一つにして巨大ロボットに乗り込み、自分が目立たない世界は滅ぼそうとする
メガネ(名前の詳細プリーズ)と死闘を繰り広げる
心温まるハートフルSFラブコメディです
2006年映画化決定、タイトル募集中(前半はウソ、後半も半分ウソ)
なんやらよーわからんがグッジョブw
ところでこっちも次スレだけど。
『ハァハァ、名無しさん、やはり口淫だけでは駄目ですね。いつもので決着つけますか』
『い、いいですとも、受けて立ちましょう。今夜のおかずは?』
『ここはS・F(せいちょうしないふくらみ)祭り第五弾らしく、シュドナイカでいきましょう。
う……ウホッウホッうほぉおおおおお―――――! 玉取ったるぁ!!』
『ナマで入れてんじゃねぇ!漢の熟れた臭いがワシの○○(自主規制)を火の玉にするぜ!!』
電撃文庫に空前絶後の燃え萌えストリームを巻き起こした神出鬼没のヒットマン、
高橋弥七郎の完全無欠の作品達、
『灼眼のシャナ』&『A/Bエクストリーム』の専用スレ。
SF万歳からシュドナイカ向け作品まで遠慮なく や ら な い か !
注) ネタバレ解禁は本スレ準拠で
本スレ
高橋弥七郎[A/B&シャナ]PART27
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1096724195/
酔っ払ってやった。
シュドナイカであれば何でも良かった。
今は反省している。
955 :
950:04/10/02 23:47:51 ID:bn7Hwv1R
立ててしまっていいんですか?
こっちはもう少し余裕があるんじゃね?
できれば即死回避のネタができてからが望ましいし
>953
うまいw
急ぐことはないけど、よければ職人さんたちも即死回避にご協力ヨロシク(・ω・)ノシ
急にマターリ( ´∀`)
そうでもない
ひねくれ者め、ウリャ( ´∀`)つ(エ))∀`)イヤン <960
962 :
非エロ:04/10/03 20:05:09 ID:igT0NIdQ
ブラボー。
凄い取り合わせだ・・・w
何気に本編とリンクしてる憎い構成。
読んだぜ、ヴラーヴォ!
教授の飛ばしっぷりにワロタ。
しかし、ドミノの一人称は「私」だったような。
ところで、新スレは970辺りですか? 一応、即死回避用のSSは出来ていますが。
ドミノは男の子だったのか・・・・
グッジョブ&力作乙。
オガちゃんがドミノをあっさり受け入れすぎかとも思ったけど
そうじゃないと話が成立しないし、難しいところですな。
教授の登場にはワラタよ。
968 :
非エロ:04/10/03 23:02:00 ID:/Y615NoP
読んでくれて、ありがとう。返事をもらえるときが一番嬉しいです。
>>964 今、本典を読み返したらそのとおりでした○| ̄|_
>>967 修正サンクス。やり方がわからなかったもので
グジョーブ。
なんかドラえもん系なイメージの話だったよ。
にしても教授&ドミノは美味しいキャラだな。
それじゃ、ちょっとスレ立てしてきますね。
ありゃ、立てられませんでした……。
次の人お願いします。
972 :
過去ログ:04/10/04 16:41:42 ID:419+oCLh
>>962 遅ればせながらブラーヴィ!ナイス要約乙でした。
しかし、876たんと担当氏の熱い漢の戦いはいつ見ても笑えるなぁ。
こっちはもう完全放棄?
いるよー
今日始めて、カスタードメロンパン食べたんだが、うまくて感動した
いままで普通のメロンパン以外は邪道なんて言ってごめんよーーー!!!!
漏れもココアメロンパンを美味しいと思ってるのさ。
シャナたんには内緒だ。
今だから話そう……。
私は子供の頃、チョコチップメロンパンのチョコチップだけを取り出して食べていた。
あれ?シャナがどうしてここにくぁwせdrftgyふじこlp;@:
最近、移動メロンパン屋を見なくなったんだけど…
「なんで? 遠慮しなくていいのよ? ほら、中は母さん裸だから、つまり、何も着
てないのよ! 触りたいでしょ! でもダメ! いいけどダメ! 母さんからはOKは
出せないのがルール! ダメって言ってるのに悠ちゃんが無理やり触ったりする
ところにスリルがあると思いませんか! そう思いませんか!」
元ネタは何?
>>982 ノリの良さにワロタけどママンはそんなキャラじゃないやい!ジタバタジタバタ(AA略)
埋めてみる
>985
目立たないメガネの子を埋めるの?
マー姐さんの胸に埋もれてみる
シャナたんの・・・足の間なら、うん。
では、私はシャナたんの胸に埋もれてみる
貴様ぁ!無理だと思って下に行ったのに・・・
・・・まあ、これはこれで。
ママンの膝枕最強説
それなら吉田ちゃん…と行こうと思ったが安直に過ぎるので緒方女史の
胸に埋もれてくる。
では、私はヘカテーたんのほっぺたをプニプニしつつ、膝枕してもらってきますよ
誰か、カの人の胸に埋もれる勇者はいないか?
996 :
994:04/10/05 23:20:19 ID:2oc1oAeP
997 :
994:04/10/05 23:21:57 ID:2oc1oAeP
>997
>986もかなうのかYo!
↓1000おめ
1000なら、悠二によるママンお尻攻めSSが投下される
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。