【グラフティ】センチシリーズ総合【ジャーニー】

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1名無しさん@ピンキー
「開けてください、せつなさの扉を……」

12都市の12少女でエロパロを書くスレです。
21:04/07/27 20:55 ID:UhEleFZh
あ、新作のプレリュードも対象です。
3名無しさん@ピンキー:04/07/27 21:19 ID:38YxdDDT
俺たちゃ極悪ageageブラザース
センチスレ成立祝いにageてやるぜ!!
∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
4名無しさん@ピンキー:04/07/27 21:19 ID:38YxdDDT
ずれたorz
5名無しさん@ピンキー:04/07/27 21:24 ID:i5AvmpqM
とりあえずageとく。
七瀬優が好きでつ。
ちょっとこの機会にSSを考えてみるかな?
6名無しさん@ピンキー:04/07/27 22:07 ID:aVWqnxFs
松岡千恵は見た目はエロいのに、あの声で喘がれる所とか想像すると萎える……
7名無しさん@ピンキー:04/07/27 23:53 ID:5YZ1S9Ks
保守
8名無しさん@ピンキー:04/07/28 00:05 ID:ismaXgCO
伊代はまだ16だから〜(古w
9名無しさん@ピンキー:04/07/28 00:59 ID:Euhjjiog
保守かつ即死防止
10名無しさん@ピンキー:04/07/28 03:28 ID:tTayIL14
とりあえず即死回避
11名無しさん@ピンキー:04/07/28 10:13 ID:WJg5y/WE
りゅんりゅん
12こぴぺ:04/07/29 00:17 ID:d1nrXg9C

それが二人にとって不可避の行為であると、若菜は知っていた。

それがよりお互いを理解し、確かな絆を作るために必要とされる
行為であると、若菜は過剰ともとれる思いこみで、胸の奥の泥の
ような不安と、荒波のような動悸を押さえ込もうとした。
けれど、彼の両腕に囲繞され、唇と唇とを重ね合いながら、舌先
で互いの零す雫を溶かし合わせている今なお、薄白い肌には寄り
添えば寄り添うほど、重ね合えば重ね合うほど震えの細波がゆらめくのだ。
13こぴぺ:04/07/29 00:17 ID:d1nrXg9C

祖父や使用人は滅多に訪れることの無い綾崎家の離れの一室は、様々な
世間の喧騒を忘れ、心の平静を保つべく若菜がひとり、他愛のない空想や
読書をして過ごす、お気に入りの寝室である。
(この部屋で……こんなこと……こんな気持ちに……)
東京から若菜を訪ねて来る彼は、若菜の初恋の相手であり、現在では
お互いの相手に対する恋情を確かめ合った相手でもある。その彼を寝室へと
招いたのは、それこそ他愛のない、軽い気持ちだった。厳格な祖父が長い
時間をかけて、やっと認めてくれた相手とはいえ、二人きりでなければ
出来ない話、他の誰にも聞かせたくない話もあることを、彼と度々の逢瀬を
重ねる中で、若菜は実体験として知った。
初めは、別々に過ごしている日常の話。
次に、若菜が東京へ来ることで始まる、希望に満ちたほんの少し先の未来の話。
そして話題が、軒先に咲く紫陽花を濡らし始めたにわか雨に移り始めたとき、
縁側に障子を閉じに立った若菜の右手に、不意に彼はその若菜より一回りほど
大きな手を伸ばした。
14こぴぺ:04/07/29 00:18 ID:d1nrXg9C

両肩を包み込むその腕を拒むことはせずに、その中へと溶けるように重なり合う。
互いに言葉を発することも出来ないまま、初めは軽く先端だけの口づけ。
生暖かく柔らかな感触が、二人の折り重なる心を高ぶらせてゆく。何かを言いか
けた彼に応えるように、舌先で彼と触れ合う。絡み合う唾液が唇の脇を伝って頬や顎を濡らしてゆく。
ぴちっ……くちゅ……くちゅっ……くちゅっ……。
(……神様……お願いっ……わたくしの……この胸の高鳴りを……どうか、どうか
止めて……このまま、このまま彼とひとつにっ……)
「んむっ……んっ……っはあぁ……んくっ……」
頬を紅潮させながら荒く呼吸を繰り返す。額がうっすらと汗ばみ始める。
潤んだ瞳の向こうで揺れる彼の顔はいつもの優しいそれでありながら、そこに
獣性、ともいうべき激しい意思を感じる。

その高ぶりを、受け入れよう。いや、受け入れたいと思う。
今そこにあるのは彼のすべてであり、これからを共に歩むものだから。
15こぴぺ:04/07/29 00:18 ID:d1nrXg9C

彼の両手がブラウスの上から程よい膨らみの乳房へ不慣れ故の強引かつ乱雑な
愛撫を始める。若菜は唐突なその行為に戸惑いの表情を一瞬浮かべたが、すぐに
その手に自らの手を重ね、微笑みかける。精一杯、優しく微笑みかける。
「構いません……直接、触っていただいても」彼はその言葉に思わず視線を
外す。「……若菜、本当にいいの?」「……ええ、貴方のしたいように……。
わたくし、貴方になら……」耳のあたりまでを紅潮させながらも、若菜は決して
視線を彼のほうから外そうとはしない。その言葉を裏付けるように、若菜はブラ
ウスのボタンを上から順に、ゆっくりと外してゆく。彼の視線が、さらけ出され
た胸元へと向かうのを感じながら、誘うように。必要以上にブラウスを横に
広げることで、震える指先をごまかしながら。
16こぴぺ:04/07/29 00:19 ID:d1nrXg9C

(白く、飾り気のないブラジャーは、若菜の胸によく似合っている。
僕は目の前にさらけ出されたそれから視線を外せずに、この手を伸ばす
ことさえ出来ない。ふくよかな胸がブラジャーからはみ出している。
手を伸ばせばそこに、柔らかな弾力を以って僕を包み込んでくれる若菜の
体。彼女と再会して、心のどこかでいつも求め続けていた若菜の……)
「こ……これを、外してくださいませんか?」「うん……」
(呆けた表情で、若菜に言われなければ動くことさえできない
自分が恨めしい。若菜の背中へ両手を回し、繋ぎ止めるためのホックを外し、
肩を撫でるようにブラジャーを外すと、若菜の長く美しい黒髪が僕の顔から
肩へと絡みつき、さらけ出された胸の先端……誰にも触れられたことのない
薄いピンク色の乳首が、僕の胸と重なる)
「もう一度……」「もう一度、よく見せて……」
(若菜の肩を抱きながらその体を少しだけ引き離し、釣鐘のように丸く形の
よい乳房を眺める……その瞬間、僕は)
17こぴぺ:04/07/29 00:20 ID:d1nrXg9C

混沌のように渦巻いた欲望が、彼の指を導く。
指全体が乳房の外周へと覆い被さるように動き、人差し指だけが小さく突起
した乳首を軽く撫でる。
(私はその瞬間、背を仰け反らせ両肩を引き締め唇を噛んだ。全身を稲妻のよ
うな何かが迸(ほとばし)る。再び彼の指がそこを刺激したとき、舌先から
唇の隙間を縫って、息が突風のように漏れる。いや、息ではない……声だ。
押さえ込んでいた恐れ、羞恥、快感。それらが具象化するような声が)
「……あんっ……あっ……ああんっ! あんっ! ああっっ!!」
彼の指が徐々にその動きを活発化させるたびに、若菜の声がよりトーンを
高く、より大きな声になってゆく。口からはだらしないほどに唾を、涎を
垂らしながら、不器用な愛撫に心を溶かしながら。
18名無しさん@ピンキー:04/07/29 07:04 ID:iINHiRQH
保守
このスレどれくらい人いるんかなあ。
19名無しさん@ピンキー:04/07/29 21:02 ID:BX8NMtsA
ノシ
20名無しさん@ピンキー:04/07/29 22:44 ID:Mu9qr8YJ
ノシ ノシ
21名無しさん@ピンキー:04/07/30 03:15 ID:rPqaFQLL
とりあえず 晶が羞恥プレイされてるの だれか書いて下さい。
てか 過去作とかでも お願い!
22思いつきでガンガッテみた:04/07/30 18:13 ID:v1kmE8Us
「次、九州代表!!遠藤晶さんです!!」
大勢の観衆が見つめる中、晶と呼ばれた少女が舞台に立った。
彼女はその卓越したヴァイオリンの音により観衆の心を引き付けることを
もっとも得意とした。
またその容姿は同年代のほかの少女に比べ少々大人びており、
匂い立つような色香が彼女を包んでいた。

いつものようにヴァイオリンを弾き始める晶。
しかし今日の彼女はいつもと異なっていた。
そう、彼女は生まれたままのままの姿でヴァイオリンを演奏していたのだ。
彼女の白く細い首にはごつい皮の首輪が光っていた。


続きは夜にでも。
こんなんで続きが思い浮かんだ人は続きを書いてくださって結構ですよ。
つーかこれ羞恥プレイ?
23名無しさん@ピンキー:04/07/30 20:43 ID:ZH5AVr/h
職人さんキタ―!
続き楽しみにしてます。
24マミヤフジン:04/07/30 22:26 ID:c8HPmXWL
>>22
それじゃ、続きみたいなもの投下して構いませんか?
25名無しさん@ピンキー:04/07/30 22:26 ID:ocHtLjT8
>>24
いいとも!
26マミヤフジン:04/07/30 22:55 ID:c8HPmXWL
どうもです。じゃあとりあえず少しだけ。

誰かの視線を感じる、覗かれている、と気づいた頃には既に手遅れだった。

 近所のファミレスの、入口から一番奥の暗い席。
椎名耕平と名乗った一見人の良さそうな見知らぬ若い男に呼び出された私は、
眼前に数枚の写真を突きつけられた。表情の窺い知れない長い前髪に時折浮かぶ
悪意に満ちた視線と、下劣な笑いに醜く歪む唇が、その写真に映るものと、
私を呼び出した目的とをほぼ同時に語っていた。

部屋のベッドに腰掛けて、ヴァイオリンの手入れをする私。
出かける前だろうか、箪笥の前で服を物色する下着のままの私。
お風呂上がりにパジャマのまま、乾ききらない髪をかきあげる私。
……無防備な裸身を晒しながら、呑気に鼻歌交じりにシャワーを浴びる私。

「どうやって撮影したのかしら……なんて、聞いたら答えてくれるかしら?」
「企業秘密。まあ、今の君には過程よりも今ここにある現実のほうが大事じゃ
ないかな?」企業秘密? 強請を臆面もなくビジネスと言いきる彼は、そこで
初めて注文していたコーヒーに口をつけた。
27マミヤフジン:04/07/30 22:57 ID:c8HPmXWL
「海外からも注目を浴びる天才ヴァイオリニスト、しかも見た目もそのへんの
ジャリタレが裸足で逃げ出す美少女……遠藤晶」私を苛立たせたいのか怯えさせた
いのか、仰々しい口調が続く。「ネットに流せば、さぞかし注目の的になるだろう
ね……週刊誌なんかにもいつのまにか載ってたりして」
「随分と誉めてくれてるところ悪いけど、そんなに有名人なのかしら? 私」
バカバカしい、と付け加えながら笑ってみせた。この手の輩には余裕を見せる
くらいが丁度いい。「参考までに聞いてあげるけど、望みは何?」男は少しだけ
腕組みをしながら考え込む様子を見せて、「300万くらいで、とりあえずは手打って
あげるけど」
「私のハダカに300万? 随分安く見られたものね、私も」
そう言うと私の顎に、男の指先が伸びる。
「飽くまで頭金、さ。むろん本来なら……君の美しさに値段なんかつけられない
けどね」
私は反射的に、男の左頬に平手打ちを見舞う。
乾いた音が店内に鳴り響いたが、平日の午後で閑散としたなか、他の客の視線が
飛んでくるようなことはなかった。男は紅く腫れた頬を震えた手で抑えている。
「ふん……!」呑み込まれそうなほど深い黒の上着から、古ぼけたテープレコーダーが
取り出された。
28マミヤフジン:04/07/30 22:59 ID:c8HPmXWL
今度は明確に、店内のまばらな客の好奇に満ちた視線が私たちに飛ぶのが分かる。
「どうして……そんなものまで」盗撮のつぎは盗聴。テーブルの上で握りしめた
掌が次第に汗ばむ。彼の指が再び、テープレコーダーのプレイボタンを押す。
旧式の無慈悲なスピーカーから、私の耳を塞がせる忌々しく下品で、淫らな声が
流れる。
『……ほらぁ……もっと、よく見て……みなさいよっ……ここが……あなたがずっと
見たがってた……ところじゃない……あはぁっ……あなたのチ○ポ……ここのことばっかり
かんがえて……すぐかたく……いっつも……私のこと……犯してたんでしょ?
ああぁっ……早く来て……舐めなさいよっ……こんなに……あつくなった……
わたしの、……ああん!……あっ!』
「週に何回くらいしてるのかな? オナニー」
バカじゃないの――言いかけると、男はテープレコーダーの音量を上げる。
「止めてよっ!」私は慌てて男の手を抑える。
「……言ってみなよ、週に何回こんな風に彼氏のこと考えて一人でヨガってるのかを
さ!」男の語気が強くなる。私は生まれて初めて受ける屈辱に唇を噛み締め、視線を落として答える。
「週……1回です」
29マミヤフジン:04/07/30 23:01 ID:c8HPmXWL
続きというか、>>22さんのお話の前の部分、みたいな感じなんですけど。
よければ続きはまた後ほど投下させて頂きます。
ところで、SSを投下するときって、ageたほうがいいの?
30名無しさん@ピンキー:04/07/30 23:18 ID:rPqaFQLL
>>22さん、>>24さん書いてくださってありがとうございます。
続きメッチャ楽しみにしてますー!!
3122:04/07/30 23:24 ID:v1kmE8Us
ネ申・・・・よくぞいらっしゃいました。
あんなクズみたいな文章からよくぞここまで書いてくださいました。
どうぞお好きなだけ続きを書いてくださいませ。
後、今は夏真っ盛り。
夏厨対策にsageる事をお勧めいたします。

自分は自分でまたネ申の光臨を期待して(・・・。)冒頭文でも考えます。
なんか浮かんだ人はぜひまたSSをお願いします。
自分でも頑張ってみるんで。
32マミヤフジン:04/07/31 00:33 ID:FKW+uVSW
>>22さん
いえいえ、良い感じのシチュだと思いましたよ。
では、sage進行で行きますね。

「週に1度のお楽しみ、ねえ……寂しい夜は女王様気取りで彼氏を弄ぶところを
想像して、一人で気持ち良くなってる訳だ……君、もしかして変態?」
嘲笑う男の姿に、私は隙を作った自分を呪った。東京と長崎で遠距離恋愛の関
係にある私と幼馴染のアイツとは、向こうのバイトだか学校だかの都合で2ヶ月
に1度逢うことができれば良い状態だった。逢ったその日はお互いを激しく求め
合うことは出来るけど、そうでなければ押し寄せる切なさ、或いは男の言うよ
うな単純な寂しさが、いつしか覚えた自慰に及ばせることはあった。そこで得
られる快感は、彼との逢えない時間の長さゆえの、汗や唾液、愛液といった様
々な迸りを交換しあい、密着させた火照る肌がお互いを燃え焦がすような日頃
のヴァイオリンの練習でさえ及ばない情熱に突き動かされるセックスとは比較
にならないものの、作り上げたシチュエーションのなかで彼を思うままに支配
し、屈服させ、恥辱に震える彼を犯すような感覚はただ肌を重ねるだけでは得
られない特殊なもので、それは私の自慰へのネガティブなイメージを払拭させ
る結果にもなった。
「こーんな声も、mp3にしてバラ撒くことも出来るんだよね。ネットやPCは無駄
に便利になったもんだ」しかし今は、他人事のような余裕の笑みと勝ち誇った
口調が私の屈辱感を増幅させる。
33マミヤフジン:04/07/31 00:36 ID:FKW+uVSW
「こんなことして……タダで済むと思ってるの?」
余裕のない強がりは、相手を増長させ、自分の立場を更に貶める最悪の選択肢
だと知ってはいても、それを選んでしまうのは心の何処かが敗北を認めている
からに他ならない。
「それは今君が気にすることじゃない……例えば」
男はそう言うと、テーブルの写真の1枚を手にとると、それを中央から真っ二つに
破ってみせた。
「!?」ネタになるはずの写真を自ら放棄した男に戸惑うと同時に、どんなもの
であれ自分の写った写真を破られるのは気分の良いものではないと漠然と考えて
いた。
「デジカメで撮った写真は当然、ほぼ無限にコピーが出来るし、一度ネットに
流れれば求められる限りいくらでも情報は広がってく……僕がどんな目に遭お
うが、ね」……だから自分の心配だけをしろ、と言う事なのだろうか?
「どんな目にも遭わない、算段があるとでも言いたいの?」
「あるかも知れないし、無いかも知れないね」
男の声は余裕そのもの、苛立ちや怒りを少しでも示してくれれば、まだ付け入る
隙もあるだろうけど……。
ネゴシエイトは、相手を選ばなければ成立し得るものではない。
しかし私に、その選択権は無い。
「あなた、イッちゃってるわよ」
それは、私の苛立ちや怒りを通り越した諦観が言わせた言葉だった。
34マミヤフジン:04/07/31 00:46 ID:FKW+uVSW
コンクール当日――
楽屋に据え付けられたスピーカーからは、他県の代表の参加者の演奏が聞こえる。
正直、私より上手いとは思えない。いや、このところ準優勝続きとはいえ私が普通
に演奏して審査員が普通の評価を下せば、技巧、情感表現、何れの面においても
私に並ぶ、或いは私以上の者などは無い筈だ。ただし……普通に演奏できれば、と
いう面からして今日ばかりは勝手が違っていた。
今、私の身体を包んでいるものは身体が冷えぬよう本番までは着用することにした
新緑の木漏れ日をイメージしたらしい新しいドレス。ただし下着を着用することは
許されない。いつに無い緊張に硬直する乳首に直に触れるシルクの感覚が、私を疼
かせた。
あの日、男がその場で金や身体を要求して来なかった代わりに提示してきた『条件』
の一つだ。
「ねえ……助けてよ……」無駄と思いつつ、鞄にしまっておいたアイツと二人で映
ってるただ一枚の写真を握り閉め呟く。
不意にドアが重い音を立てて開いた。私は写真を握った右手を後ろに回して、左手で
うっすらと透ける胸を覆う。
「あの、ちょっと! ここは女子用の楽屋――」
言い終わらぬうちに顔を出したのは、椎名耕平だった。
35優でガンガッテみた:04/07/31 01:39 ID:xsfZZ5VG
最近この近所で変質者がよく出るらしい。
遅くまで学校に残ったときは友人と帰ったり・・・」
久々の学校だが相変わらず教師は自分の興味のある事など一言も喋らない。
口をパクパクさせて、あぁそうだ。まるで金魚のようだ。
七瀬優は教師から窓へと視線を移動させる。
夏空が美しく校庭の上に広がっている。

今晩も星を見に行こう。
こんな狭い教室は自分が本当にいる場所ではない。
あの何処までも広がる輝く星空の下でなら、本当の自分になれる・・・・。
瞳を閉じて今夜のことを思い浮かべる優。
今日一日の終わりを告げる学級委員の号令など
優が聞いているはずもなかった。



マミヤフジンさんの投稿が終わったようですので
書かせてもらいました。
36優でガンガッテみた2:04/07/31 01:42 ID:xsfZZ5VG
優の指定席には今晩も誰も訪れていなかった。
自分の腕を枕に優は星を見ながら今日の出来事を思い出す。
最近悪い男性が・・・と帰り際に家政婦も言っていた。
彼女は優をたしなめてこう言った。
あまり遅くに外に出ない方が宜しいかと思われます。
時間と同じで刻一刻と星空は変化して行く。
優はこの一瞬を遭遇するかどうかも分からない男のために逃したくはない。
もしかするとこの美しい空の下では彼らも自分の行為の愚かしさに気付くかもしれない。

その時だった。優の背後で男の声がした。
・・・噂の男?優は声の方向に注意する。
「七瀬さん?七瀬さんだよね?」
そこにはクラスメイトの男子が2人と女子が一人いた。
彼女は男子たちより一歩後ろに立っており優を冷たく見据えていた。
「七瀬さん、今日の先生のお話はちゃんと来ていた?
最近危〜ない男の人がここいら辺によく出るそうよ。」
嫌味たらしく彼女は優に声をかけた。
「・・・男の人じゃなくて男の子かもよ?」
一人の男子が優に手をかけた。
37マミヤフジン:04/07/31 11:06 ID:jMz6x9P4
眠くなったので途中で寝てしまいました。
続きは書いてよければまた夜か後日にでも。

>>35->>36さん
おおお、来ましたねえ〜。
続き超キボンです。
38優でガンガッテみた3:04/07/31 18:23 ID:xsfZZ5VG
優に手をかけたのは学年でも選り抜きの優等生だった。
彼は今度、推薦で有名な私立大学に入るという。
にやにやと笑っているもう一人の少年は、今日号令をかけた学級委員だ。
まじめな生徒としてクラスでは通っている。
唯一の少女は県会議員の娘である。
成績も運動も優秀で、教師やクラスメイトにも受けが良い。
彼らは常に周りの目を気にして生きている。
優のように自分の感性に従い自由に生きることなどしたくてもできるはずもない。
彼らは優が羨ましくて仕方がない。
その気持ちが優に向かって暴力という形で現れた。
自分たちが正しい、間違っている優を矯正しようという名目で。

「何をするんだ!!」
急に腕を掴まれるという行為に、優は怒りを含んだ声を上げる。
うるさいなぁ、と言いながらもう一人の男子が優の腹に拳を叩き込んだ。
優は声も立てられずにしゃがみ込む。
「なんか七瀬さんの声なんて始めて聞いたなぁ。
いっつも家に引きこもって何してんの?」
「彼氏といつもいちゃいちゃしてんのさ。」
「馬鹿ね。引きこもりに彼氏なんているわけないじゃない。」
勝手な憶測を述べながら3人はうずくまる優を取り囲んだ。
39優でガンガッテみた4:04/07/31 18:26 ID:xsfZZ5VG
「さっ、早くやることやってしまいしょう。」
一人の少年が優の腕を固定し、少女が優のポロシャツに手をかけ、
優の白い腹とレースに囲まれた淡い色の下着を丸見えにした。
「・・・何を・・・」
事態が把握できずに混乱する優に追い討ちをかけるようにもう一人の少年も、
優のホットパンツを脱がせた。
「意外と女の子らしいパンツはいてるんじゃん。」
下着の上から優の小さな割れ目を強く擦る。
もともと汗のせいで優の下着は少し湿っていたが、ますます湿り気を帯びてくる。
「んん〜?急にここだけ汗をかいてきたみたいだよ。」
「嫌だ。止めて・・・。誰か!!」
もともと誰も来ないからと優はここをお気に入りの場所にしていたのだ。
優が叫んだからといって誰も助けに来てくれるはずもない。

下着を優の口に詰め込んだ後、彼らの行為はますますエスカレートした。
優の脚を無理やりに押し開き外灯の下で”処女検査”というものを始めたのだ。
「ちょっと、ちゃんと足を抑えておいてよ。良く見えないわ。」
少女は優のぴたりと閉じた性器を押し開きながら男子たちに文句を垂れる。
「こんな所をべちゃべちゃにしてしてだらしないわねぇ。
やっぱり学校にも来ずに誰かと遊んでいるのかしら?」
優の陰核を引っ張りながら楽しそうに少女は呟いた。
「で、処女膜とやらはあるのぉ?」
「よく分からない。でもどうせこいつ援交とかしまくっているわよ?」
自分で見たことすらない場所を勝手に押し広げられて明かりの下で視姦され弄られる、
しかも同い年の同性にまで。優は気が狂い叫びだしそうだった。
けれども優はくぐもった声でうめくことしか許されなかった。
40名無しさん@ピンキー:04/07/31 23:07 ID:904xNdYp
>34
晶がすごく良い!いずれ最後までエッチしてイって欲しいです。続きが
楽しみ。優小説も良い出来栄え。
41マミヤフジン(>>34の続き):04/08/01 22:58 ID:dBlC/ZLr
「どうしてこんな所まで――人を呼ぶわよ!」
「そう邪険にすることも無いでしょ、手ぶらで来た訳でもないんだから」
そう言うと男は、ご丁寧にピンクと白のリボンで飾り付けられた箱を私の目の前に
取り出した。「ほら、開けてみてよ」
「それも『条件』の一つなのね」面白くも無いのに男は笑みを浮かべて頷く。
……一体この先、どれだけの『条件』が課されるのだろう? 不安を覚えながら
箱の中から取り出した物体を目の前に掲げる。一見黒いベルトのようにも見えるそれは、
やけに太く、短い。鍵十字の装飾を施されたバックルのすぐ脇には銀色のチェーンが
垂れ下がっている。手にしているだけで圧迫感を覚えそうな首輪だ。
「なかなか洒落た首輪でしょ? 君の白い肌にはきっと良く似合う」
「こんなもので、私を飼い犬にでもしたつもり?」
「……ははは、男が力や金を欲しがるのは、女を思うように従わせるためさ。
それも迂闊に手を出せば噛み付かれるような、ね。……まったく君のような女は
服従させ甲斐がある」
反抗すればこの男を楽しませるだけと知った私はステージでは着けるわよ、と吐き
捨てた。
「ああそうそう、もう一つ差し入れがあったんだっけ」目の前に音を立てて、会場
出口の自動販売機で買ったと思われるお茶の缶が置かれた。
「大丈夫、毒や睡眠薬なんか入ってないし。美味しいよ? これ」
この男の出す飲み物など、本来なら水一滴口にできるものでは無いが僅かな一口だけ
を口に含み、味わうことも無く飲み干した。
『只今の演奏は、東京代表の西島あやこさんでした――』
「さて、そろそろ出番でしょう? 行った行った」
42マミヤフジン:04/08/01 23:19 ID:dBlC/ZLr
男に促されて私は、舞台袖へと駆け込んだ。事前にチューニングを済ませて
おいたヴァイオリンを床に置き、誰にも見られないように緞帳で身体を隠し
ながらドレスを脱ぎ捨てると、かつてどんなステージでも感じたことのない
緊張を感じる。
――逃げ出したい逃げ出したい逃げ出したい――
しかし喉を締め付ける首輪と、震える肌に蛇のように絡み付く銀色の鎖が、
それを許しはしない。屈服の証として与えられた縛めは、身体をよじる度に
魔物のように軋み私を締め付け、冷たく鞭打つ。
『次、九州代表!!遠藤晶さんです!!』
隠れていた緞帳を解き、素肌でスポットライトの熱を感じる。眩しい光に
照らされた舞台へと薄く積もった埃を素足で踏みつけ歩みを進める。舞台中
央に近づくにつれて、暗く静まりかえった観客席から起こり始めたざわめきが、
次第に大きくなる。ここがコンクール会場であることを忘れたかのような下品な
奇声さえも聞こえる。露にした胸に、臍に、脚に、何より乱れたアンダーヘアの
奥に聴衆の驚きと戸惑い、或いは好奇心、あからさまに卑猥な視線を感じる。
それにしても、事態を収拾しようという動きが何処からも何も無いということは、
この場に居合わせた人間たちには、唐突な非日常を楽しみたい欲求があるということ
だろうか。蔑まざるを得ない観客達に向かっていつものように一礼をし、何度繰り
返したかも分からない動作でヴァイオリンを構えた。
43マミヤフジン:04/08/01 23:23 ID:dBlC/ZLr
あー、ここまででどうにか>>22さんの書き出しに繋がったわけですね。
宜しければもうちょっとだけ続きます。 ごきげんよう。

>>40さん
どうもありがとうございます。えっちシーンまでは実は最初想定してなかったのですが、
もう「せっかくだから」最後まで書かせて頂きます(w
44名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:45 ID:Q8PMfcLr
あげてみる
45名無しさん@ピンキー:04/08/02 23:05 ID:LEImHgLd
>>43
もの凄く楽しみです。
46ガンガリー:04/08/03 08:05 ID:ve3ethO1
優を書いている者です。
夏休みなので旅に出てきます。
9月には帰ってきます。
ちゃんと続きを考えてくるんで安心してください。
47名無しさん@ピンキー:04/08/07 10:14 ID:dDecYmGs
>43
晶のエッチシーンか猛烈に楽しみ!
48名無しさん@ピンキー:04/08/09 22:31 ID:BgnClYyD
晶のエッチもあるのか。待ち遠しいな。
49名無しさん@ピンキー:04/08/10 09:26 ID:o9r9K6MR
職人様、頑張れ
応援してますよ
若菜、晶、優……あと9人!
50名無しさん@ピンキー:04/08/13 14:23 ID:1uEDSTbz
hoshu
51名無しさん@ピンキー:04/08/17 22:26 ID:UrpVGsIW
続きはまだかな〜
52名無しさん@ピンキー:04/08/19 21:15 ID:q0D/t6U2
毎日楽しみに来ています。 続きまだかな〜
応援してます ガンバだーv
53マミヤフジン(>>42のつづき):04/08/19 22:54 ID:WlfBGppo
胸のあたりは弓を手にした右手の動きでどうにか隠し、いつもより太股を閉じ
た姿勢で課題曲のメンデルスゾーンを奏で始めた。譜面の染みの位置さえも明
確に思い浮かべることが出来るほどに練習を重ねたこの曲も、今は最後まで弾き
終えることができるかどうかさえ疑わしい。砂漠に照りつける太陽のような
スポットライトに炙られる黒い首輪が、私の頚動脈をを咬むように締め付ける。
「うくっ……」思わず喉から、かすれたうめき声が漏れる。……そういえば昔は、
こうやって罪人を処刑したりしたんだっけ。私は観客席から向けられる、無数の
刺すような血走った視線をかわすように曲に合わせて身体を軽く捩りながら弓を
滑らせていた。
ふと、その弓の動きに違和感を感じる。奏でられる音が緩やかに、けれど確実に
調子の外れた、意思に反した不調和なメロディを生み出している。何かを間違え
たわけでもなく、ただ指先の、腕の力が急速に抜けてがくがくと震える。素肌を
晒していても寒いなどと感じられないほど照りつける砂漠の灼熱のようなスポット
ライトの下で、私の身体は私の精神を放逐するかのように揺れ始める。不安定な
動きを始める両脚の内側に、急速な疼きを感じる。その疼きは太股の奥の湿り気を
帯び始めた叢を貫いて心臓に達するほどに、鼓動に合わせて徐々に勢いを増してゆ
く。喉を焼くような首輪に締めつけられて渇いた口からは、濡れた吐息がこぼれ始
める。
『や……やだぁ……こんなところで、たくさん人に見られて……なんで私、何に感じ
てるのよぉ……』
54マミヤフジン:04/08/19 22:56 ID:WlfBGppo
観客席から見ても私に起こった異変は明らからしく、辛うじて演奏を続けているにもかかわ
らず再びどよめきや奇声が耳に響く。『五月蝿いわね、静かに聴いてなさいよ……もう少しで
こんなバカげた演奏、終わるんだから……』思ってはみても、高揚に火照り、紅く染まる
身体は既に理性の支配下を離れ始めている。脚を捩るたびにこすれ合う濡れた性器と肌の感触は、
まるでアイツの「男のモノ」を受け容れる前のように敏感で、口から滴り落ちる雫に紛れて、アイツを
誘う時のような甘い吐息を漏らしていた。
「あ……ああんっ……あっ……!」
しまった、と思ったのが遅れたのは頭の中を真っ白に溶かす快感の所為だ。
ステージに据え付けられたマイクを伝って、会場全体に漏らした喘ぎが響き渡る。
嫌よ……嫌っ……どうして……
いかなる『条件』を突き付けられようとも、涙を流しては負けになってしまう。
そう頑なに信じ込んでいた私の意思は、身体の反応に切り離されてしまってはなん
ら意味を成すものではなかった。そして、涙を流してしまえば理性は決して本能を
遮ることは出来ない。

……私は、負けた……

力なくヴァイオリンと弓を、ステージの床へと落とす。
両膝でステージに立ち、私は観客席の正面へ晒すように開いた股間へと手を伸ばした。
55マミヤフジン:04/08/19 22:58 ID:WlfBGppo
……アイツとオナニーの見せ合いっこをしたのは確か、夏休みの終わる頃だったっけ。
ホテルに入った時に冗談半分で始めてみたんだけど、私の名前を呼びながら先にイッた
アイツの顔が何だかすごく可愛く感じられて。その放心したような顔を見ながら、私も
イッたんだったなあ……。

ツンと張った胸を見せ付けるように上半身を反らして、既に光の失われた目で薄暗い闇に
沈んだ観客席を見据える。わずかに奇妙な声(罵声?)やざわつきが聞こえる他は時が
止まったように何事も起こらない。いつもそうするように最初はクリトリスを軽く摘み、弄ぶ。
「……あんっ……あんっ……あああっ……っはあっ……」
この動作だけでも果ててしまうことはあるけど、今はそれで全てを終わらせてしまうのが惜し
く感じられる。あれほど理性が与えていた苦痛はどこかへ遠のき、ただ快感を得るだけの為に、
激しく指を動かしたい、刺激がほしい、熱い愛液を滴らせながら絶頂を迎えたいと思う。
そのまま指を滑らせて、薄いピンクに染まった恥丘の中心を中指で始めの数回はゆっくり、
徐々にスピードを上げながら愛撫する。
「あんっ……ああっ……きもち……いいのぉ……もっと、良く見てごらんなさい……こん
なに……いやらしく濡れて……ぴくぴくしてる、晶の……」
目の前で、アイツが興奮に血走った目で息を荒げながら見つめているような錯覚を
覚えた。
56マミヤフジン:04/08/19 23:01 ID:WlfBGppo
もともと、性欲はそれほど強いほうではなかったと思う。
初めてオナニーを覚えたのは高校にあがってからのことだし、それも頻繁に
繰り返したり、より強い快感を得るためにあれこれと違った方法を試したり
することは無かった。眠れぬ夜は、アイツと過ごした日々のことを思って性器を
まさぐっているうちに、心地よい疲れと共に夢の中へ落ちることができた。
その程度のことだった。

波のように高鳴る快感に身体を震わせながら、息遣いだけを荒くする。
口からは不思議に透明な涎を子供のように垂らしながら、いつしか身体にまとわ
りつく様に吹き出る不快な汗に喘ぐ。首輪に染みこんだ匂いが鼻につく。
喉にこみ上げる何かを忘れるように、更に指の動きを早める。
「い……いくっ……いくぅ……いっちゃうのぉ……見られながら、私……オ○ンコ
から汚いの……一杯出して……」
イク、という語感が好きだ。必要もなく繰り返してしまうほどに。
私の叫びに、無数の視線が一箇所に集中することが可笑しい。
「あついっ……! イク……! いくっ! イクぅ! あつくて、いっちゃうっ!
ああんっ!」蕾を溶かすほど愛液を溢れさせながら、私は絶頂を迎え、力なく天井を
仰ぐように倒れた。ステージの床を伝って、誰かがゆっくりと向かってくる足音が聞こえる。
「やあ大したもんだ、さっきの媚薬は……ちょっと飲んだだけなのに、コレほどの
効果があるなんて」
聞き慣れた、聞きたくもない男の声がする。
57マミヤフジン:04/08/19 23:04 ID:WlfBGppo
まずは間が開いてしまってゴメンナサイ。
このところは公私ともにゴタゴタしててとてもSSどころではありませんですた。

当初の構想段階では今回あたりまでで終わる予定だったんですけど、一応最後まで
書くことにしちゃったんで、また後日。皆様のご期待に添うものが書けますやら。
58名無しさん@ピンキー:04/08/20 05:07 ID:d56Q9KE+
キタキタキタキターーーー!!
すっごくイイですよ
がんがれ>マミヤフジン
59名無しさん@ピンキー:04/08/20 21:16 ID:60NLvPpW
マミヤフジン様期待通りでした。晶の痴態に燃えました!
新作がまた読めたら嬉しいです。
60名無しさん@ピンキー:04/09/01 12:25 ID:K6EDgZsL
全国行脚も昨日まで。
今日からは二学期だ。
え〜っと、今週末は誰とデートだったっけな………
61優でガンガッテいた者です。:04/09/06 00:46 ID:+UElXslW
コソーリと帰ってきました。
地震怖い・・・・・・。

マミヤフジンさんずっとずっと待っているので
お暇があればぜひ続きをお願いしますね。
62名無しさん@ピンキー:04/09/07 12:33 ID:1CDlxv5y
>61
引き続きガンガッテください
63優でガンガッテいた者です。:04/09/07 20:41 ID:1cHM5Gsy
ところでここまで書いておいてなんですが
激しいレイープはありなんですか?
ソフトなレイープの方がこのスレ向け?
64名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:41 ID:tvYwCdcq
女の子が感じてくれれば激しくてもソフトでも好きです。
痛がるだけなのは嫌。
65名無しさん@ピンキー:04/09/09 07:24 ID:F0IGEcyd
漏れ的にはハード可
66名無しさん@ピンキー:04/09/21 22:17:06 ID:uUaCSYYP
保守age
67名無しさん@ピンキー:04/09/28 21:36:59 ID:Hea8UAJj
プレリュード発売でこのスレも盛り上がらないかなあ……
無理か
68名無しさん@ピンキー:04/10/11 02:52:20 ID:okXWt2BT
えっとー とりあえず保守かな。。
職人さん 帰ってきてー・・・><
69名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:31:45 ID:gkLJTeTZ
 札幌からの帰り、青森で列車が止まってしまった。
 日本列島を縦断した台風の影響で架線が切れ、列車が動けなくなってしまったのだ。
 復旧は明日になるという。台風は去りつつあるというのに、僕は東京に帰れなくなった。
(仕方がない、妙子に頼んで泊めてもらうか……)
 公衆電話は長蛇の列だったが、ようやく空いた一台でなじみの番号を押す。
『はい、安達酒店です』
「妙子? 僕だよ、わかる?」
『あ、わかるよ。どうしたのいきなり?』
「うん、いま青森なんだ」
『えぇ! ホントに?』
 電話の向こうで明らかに弾んだ声に変わる。
 僕は事情を話して妙子の家に一泊させてもらうことにした。

 電話では何度も話していたが、妙子の家を訪ねるのは久し振りだった。
 いつ来ても懐かしい。心が落ち着くのを僕は感じていた。

 妙子の家はおじさんもおばさんも町内会の旅行で留守だった。
 弟も修学旅行で留守だという。
「台風の晩にあたし一人でしょ? 心細かったんだぁ」
 ほっとした様子で妙子が言う。
「でもいいの? 今晩は僕と二人っきりになるんだよ?」
「なんで? 何か困ることでもあるの?」
 天真爛漫といった感じで妙子が聞く。
 妙子が気にしないなら僕は構わない。変に気を回すのはよそう。

「ね、ご飯食べた?」
「駅弁だけどね」
「今あったかいお味噌汁作るからちょっと待ってて」
 そう言うと妙子は台所に立った。
 程なくしていい匂いが漂ってくる。
 ……僕は妙子の心づくしのもてなしを受けた。
70名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:32:17 ID:gkLJTeTZ
 風呂をもらってくつろいでいると、妙子が
「あたしも入ってくるね」
 そう言ってウインクした。
 今の、どういう意味だ……?

「ふぅー、気持ちよかったぁ」
 パジャマをまとった風呂上りの妙子からは石鹸の匂いがした。艶やかな洗い髪が妙に色っぽい。
(妙子のやつ、いつの間にこんなに女っぽくなってたんだ?)
 旅先だったためここ何日もオナニーしていない。僕は溜まっていた。
 それだからというわけではないが、今日の妙子はとってもきれいだと思った。
 鼓動が早くなった。
 そんな僕の動揺をよそに、
「ね、一緒に寝ようか……」
 そう言って顔を近づけてくる。
 ……僕の中で何かが弾けた。
「妙子……」
 僕は妙子を抱きしめた。

 日本各地の女の子と時間をやりくりして会っている僕はそのうちの何人かと経験していた。
 札幌でほのかを落とすつもりだったが、彼女の男性恐怖はまだ拭えていなかった。
 そのためほのかと結ばれることはできなかった。だから何日も女性を抱いていなかった。
 性の欲求が大きくなる。妙子に射精したい! 妙子の膣中に精液をぶちまけたい!
71名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:32:44 ID:gkLJTeTZ
 妙子のあごに手をかけ、顔を少し上向けると唇を合わせた。
 最初は軽く、少しずつ強く唇を押し当てる。
 あごに当てていた手を耳たぶに移動させる。そして軽くくすぐるように刺激する。
 同時に口を少しだけ開き、固く閉ざされている妙子の唇を舌先で舐めてみた。
 僕のやろうとしていることが伝わったのか、妙子の唇から力が抜けた。
 それでもなお閉ざされた妙子の唇を解きほぐそうと静かに唇の周りを攻める。
 ゆっくりと円を描くように、そして時折ついばむように吸う。
 たっぷりと時間をかけた愛撫に妙子の唇が開く。それを確認した僕はゆっくりと舌を送り込んだ。

 警戒するように奥で縮こまっていた妙子の舌に優しく舌先を触れさせる。
びくっ
 妙子の体が痙攣するように震えた。
 僕は安心させるように抱きしめると、もう一度舌を触れさせ、そっと絡めた。
「くふぅ……」
 のどの奥で甘い吐息を洩らして妙子がうめく。
(嫌がってはいない)
 舌を離すと、続けて上あごを舐める。数を数えるように歯列をくすぐる。
 僕の舌は妙子の中で縦横に動いた。

 最初はおっかなびっくりといった感じだった妙子の舌が、僕を求めて伸ばされてくる。
 じっくりと舌を絡ませる。
 舌の裏を僕の舌が這いまわったとき、妙子は体を硬直させた。
「……ん…あく…ん、んん……ん……」
 頬に当たる妙子の鼻息がくすぐったい。呼吸が激しくなったようだ。
 心地よい妙子の吐息を感じながら僕はさらに攻め立てた。
 舌を攻める。唇を甘噛みする。唾液を吸う。
 立っていられなくなったのか、妙子は僕に身を預けてぐったりしている。
 それでも僕は妙子を攻めることをやめなかった。
 キスだけでイカせる! そのつもりで舌を使った。
72名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:33:16 ID:gkLJTeTZ
「んんっっっ!」
 突然妙子の体に力が入った。そしてしばらく硬直が続き、静かに力が抜けた。
(イッたのか?)
 ある種の満足感と征服感とで僕は唇を離した。
 妙子は焦点の合わない瞳で僕を見つめている。
 気が付くと二人とも息が荒い。僕たちは何も言えず、ただ見つめあっていた。

「あたし……初めてなんだ」
 しばらく経って落ち着いた妙子が、耳まで赤く染めて言った。
「そうなんだ。わかった、優しくするからね」
 安心させるようにささやく。
「経験……あるの?」
 沈んだ調子の声。
「まぁね」
「やっぱり…東京の……かわいい女の子?」
「………」
 僕はそれには答えなかった。
「……そっか」
 妙子は悲しそうな顔をしたが、すぐに目を閉じた。

 後ろから抱きかかえ首筋にキスをする。
 そのままパジャマの胸の上から両手で愛撫した。
 布地から乳首の突起が浮き出ている。静かに撫で、時々生地の上から軽くつまむ。
 指の腹で転がしたり、乳房を揉んだりするうちに乳首が固く尖ってくる。
 突起を指先で軽く弾いた。
「んんっ!」
 妙子が艶を帯びた声を上げる。
(感じているのか?)
 人差し指と中指にはさみ、こするような刺激を加える。
 そうしながらうなじに息を吹きかけ、耳たぶを唇で噛む。
 興奮したのか、妙子の首筋から立ちのぼる甘い香りが強くなった。
73名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:33:47 ID:gkLJTeTZ
 パジャマのボタンを外すと両手を中に忍ばせた。
 妙子はブラを付けていなかった。
「あ……もう寝るだけだから」
 僕が何も聞いていないのに妙子が答える。
「よかった。手間が省けた」
 笑いながら言う僕のセリフに妙子がまた赤くなった。

 僕は直接ふたつのふくらみを撫でまわした。
(あれ? 左の方が少し大きい?)
 微妙な違いだが、布地の上からではわからなかったそれを直接触ることによって指先が感知した。
「妙子、自分で触ってるの?」
 そう耳元でささやいた瞬間、妙子が首筋まで真っ赤に染まった。
「妙子?」
 重ねて聞く。
こっくり
 妙子が小さくうなずいた。

(やっぱり恥ずかしいのかな?)
「僕もオナニーしてるよ。それも妙子のことを思って」
 妙子の羞恥心を和らげようと思って言った僕の言葉。
「!」
 それに反応して僕の顔を見ようと首をねじる。
 僕はすかさず唇を合わせると、もう一度静かに胸をまさぐった。
「んんっ……」
 のどを鳴らして妙子があえぐ。
 僕が唇を離すと、二人の間に銀の糸がかかった。
74名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:34:17 ID:gkLJTeTZ
 妙子の肩を抱きこちらを向かせる。
 今度は正面から胸を攻めた。
「妙子の胸、とってもきれいだ……」
「やだぁ……」
 頬を染め、だが満更でもなさそうな妙子。

 左手で腰を抱き、右手の指で桜色の突起を挟むようにつまむ。
「はぁ! …うぅ、そこはぁ……」
 乳房を付け根から優しく揉むように盛り上げると舌先で突起を転がすようにする。
 そうして周りを舐めるように口に含んだ。
 妙子はピクピクと反応し、声を殺すように左手の指を唇で挟んだ。

 乳首を指で軽く押し込む。軽く弾く。つまんだまま指先でこすり合わせる……。
 それらの合い間に乳輪を指先でなぞってみる。
「あぁ、くぅん……んんッ! はぁ…ぅぅ……」
 妙子の口からは絶え間なく快楽のうめきが漏れる。
 その声を聞きながら僕は布団にひざをついた。
 そうして倒れこむように横たえると体勢を変えてキスをした。

 片手を胸から股間へと移し、パジャマのズボンに手を入れる。
 ……湿り気を帯びた熱気が手のひらに伝わった。
 手のひらで太ももをさするように撫でまわすと、そのたびに妙子の両足が悶え動く。
「あぁっ……んんっ……」
 しばらくすべすべしたその感触を楽しむと、僕は手を妙子の恥ずかしい部分に移動させた。
 クロッチに手を伸ばすとそこはすでに湿っていた。
 布の上から小陰唇をなぶる。
 しとどに濡れたそこは布の感触ではなく、その部分の形がわかるほどだった。
 僕の指に合わせて形を変える柔らかな肉襞や割れ目に沿うように優しく指を動かす。
「あっ、そこはっ! うぅ……・ダメ…ダメよ!」
 妙子の声を無視して僕は愛撫を続けた。
75名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:34:44 ID:gkLJTeTZ
 恥丘に手のひらをかぶせ、全体に圧を加えながら振動させる。
「ぃゃ……ぁっ…んっ! あんっ…くぅん」
 妙子の吐息が激しくなり、小さな声であえぐ。
 オナニーしているだけあって妙子は感度がいい。
(性の絶頂を知っているなら処女でもそんなに苦労しないな……)
 前に抱いた処女のことを思い出す。あの時は苦労したっけ……。

 僕はクロッチをずらしてその部分を直接触った。
 温かく湿った柔らかい肉のひだを指先でこねるようにかき回す。
 あとからあとから粘液が湧き出し指にからみつく。
 あたりにくちゅくちゅと濡れたいやらしい音が響いていた。

 僕は薄い茂みを分けると割れ目に中指を添え、静かに沈みこませた。
 奥までは入れずに柔らかな感触を指先で楽しむ。
 指先に感じる妙子の女の部分からは、僕を中に中にと引き込むような蠕動が伝わった。
 少しずつ指を前後させる。
 妙子の膣は僕の指を締め付け、快感を欲するかのようにうごめいた。

 誰にも見せたことのない恥ずかしい部分をなぶられ、妙子は声を押し殺して
「んっ…んっ……やんっ…ふ…ぅん……いやぁ……」
 と鳴く。
「イヤなの? やめる?」
「ん……やだぁ…もっとぉ……」
 涙目で妙子が懇願する。
 それを見た途端、勃起がまた一段と硬度を増した。
76名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:35:15 ID:gkLJTeTZ
 僕はショーツを脱がそうといったん手を離した。
「え……」
 なぜやめるの? とでも言いたげな妙子の声。
「もっと気持ちよくしてあげるからね」
 僕はそう答えるとショーツに指をかけた。
 妙子が腰を浮かせて協力してくれる。
 ショーツを剥ぎ取ると僕は妙子の股間に手を置いた。
 サラサラとした陰毛が指先に気持ちいい。
 そっと溝を割って指を入れると、さっきよりもグッショリと濡れていた。
 愛液をまぶしてクリトリスを愛撫する。

 妙子の股間に移動すると両膝を持って股間を広げ、中心に口づけた。
 石鹸の匂いとともにかすかな塩気を感じる。
 小陰唇をつまんで開くとクリトリスを尖らせた舌先でいじくる。
 さらに唇で小陰唇を咥えながら穴に沿って一周する。
「あッ、うんッ……だめっ……んんっ」
 快楽の声を上げる妙子を見ているうち、僕の心にさらに強い欲望の火が灯った。

 妙子の痴態を目の当たりにし、僕の股間はすでに猛り立っていた。
 ズボンの中で窮屈そうにしている怒張を解き放そうと、僕はベルトに手をかけた。
 それを妙子がぼんやりと見ている。
(妙子は処女だって言ったな。見るのも初めてなのか?)
 聞こうかと思ったがやめにした。代わりにトランクスごと引き下ろす。
「!」
 妙子が息を飲むのが聞こえた。
「見るの……初めて?」
「弟のは見たことあるけど、こんなになってなかった……」
 少し青ざめた面持ちで、だけど食い入るように勃起を見つめる妙子。
「触ってごらん」
 僕は妙子の手を取ると勃起に導いた。
77名無しさん@ピンキー:04/10/12 09:37:16 ID:gkLJTeTZ
ごめんなさい、最初の書き込みageてしまいました。

SSはこのあと、少し愛撫して挿入です。
妙子とは別に明日香も書いてます。

……需要あるんだろうか?
78名無しさん@ピンキー:04/10/12 18:12:04 ID:JfDXi3ED
おおう!
感激〜!!
需要はあるある!
供給少ないけど……
やっぱり妙子は左利きというオフィシャル(?)設定の所為?>左のオッパイが大きい
続きも明日香も期待してますよ
79fushianasan:04/10/12 22:17:05 ID:CRDmA1/V
節穴さんてすと
80名無しさん@ピンキー:04/10/13 00:18:46 ID:qZenqKpl
>77
展開も自然でエッチも濃くてとても良かった!
明日香も楽しみです。晶でもぜひ書いて欲しいと思いました。
8169:04/10/13 02:19:15 ID:nje0gjQr
 ひざ立ちした僕の勃起におずおずと触れる。
 でもただ『触った』というだけ。
「握って……」
 こくんとうなずくと、妙子の指が恐る恐るといった感じで巻きついてきた。
 熱を持った剛直にひんやりとした妙子の指が気持ちいい。
「どんな感じ?」
 妙子の顔を覗き込むように聞く。
「……熱い。それにとっても固い……。こんなに腫れて痛くないの?」
「痛くないよ。それにもっと強く握っても大丈夫だよ」
「う、うん」
 肉茎を握る妙子の手のひらに力が加わった。
「あぁ…気持ちいいよ妙子……」
 思わず歓喜のうめきが漏れる。
「う、うん」
 勃起を握る力がさらに強くなった。

「これが妙子の中に入るんだよ」
 妙子の手に僕の手を重ね、しごくようにゆっくりと上下させる。
「……うん」
 戸惑いながらそう答えると、固さを確かめるように妙子が僕のペニスをゆっくりしごく。
「怖い?」
「……ちょっと。だってこんなに大きいなんて思ってなかった」
「妙子のことが好きだから…こんなになるんだ……」
「……うん」

 さっきまでの妙子との恥戯で、僕は限界が近くなっていた。
 根元まで精液がこみ上げてきている感じがする。
 一度出さないとおかしくなってしまいそうだった。
「妙子…イカせてくれる?」
「え? ……どうすればいいの?」
 僕は妙子に自分の性感帯を伝える。
 どうすれば男が歓ぶのか、どうすれば絶頂を迎えさせられるのかを教えた。
8269:04/10/13 02:19:41 ID:nje0gjQr
 妙子は僕に言われたとおりに勃起を愛撫した。
 先端の割れ目を指の腹で撫でる。カリのふくらみを指先で弾くようにこする。
 裏スジを爪で軽く引っかくように刺激する。そして時には袋を優しく揉んだ。
 破裂しそうなほど大きく張った亀頭を押しつぶすように指で愛撫する。
 茎全体をやわやわと揉みほぐしたかと思うと、一転して強く握って上下する。
 ぎこちない仕草ながら、僕のために額に汗を浮かべて奉仕する妙子に愛しさが増した。

 妙子の気持ちのこもった行為に腰の奥が少しずつ熱を持っていく。
 もういつ欲望を吐き出してもおかしくない。
「妙子……イキそう」
「どうすればいいの?」
「そのまま続けて……」
 僕の言葉に妙子の手ずりが勢いを増した。
 それが僕を一気に高みへと押し上げた。
 ダメだ…イク……。
「っっっ!!」
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ!!
 濃化した粘液がほとばしる。
「きゃっ!」
 突然の出来事に驚いて手を離した妙子の体を目がけ、何発もの白濁が発射された。
 身をすくませた妙子の白い裸身に精液が容赦なく降りかかる。
 下腹部から胸、そして首筋からあごにかけても飛び散り、まき散らされたオスのエキス。
 ……たっぷりと欲望を吐き出し、僕は射精を終えた。
8369:04/10/13 02:20:05 ID:nje0gjQr
「はぁはぁはぁ……」
 気だるい感覚の中、僕は大きく息をついて射精の余韻に浸っていた。
(そうだ、妙子は?)
 あわてて意識を戻し、妙子を見る。
 妙子は今しがたの出来事に放心したように横座りしていた。
「妙子」
 声をかける。
「あんなになるんだもん、びっくりしちゃった……」
 呆然とした口調で妙子が言葉を継いだ。

「射精って知らなかった?」
「あんなふうに出るのは知らなかった……」
「ごめんね、驚かせちゃったね」
「ううん……平気」
 そう言うと、妙子は自分の体を汚した粘液を指ですくった。
「こんなにドロッとしてるんだ」
 指先にまとわりつく精液を眺めて妙子が言った。
 そうしてその指を鼻先を持っていく。
「変な匂い……」
「くさいだろ?」
「でも嫌な匂いじゃないよ……好きな人のだから…かな?」
 そう言って笑顔になった。
「よせよ……ティッシュどこ?」
 恥ずかしくなった僕は話題を変えた。
「あ…うん、あそこ」
 妙子が指差した箱を取りにいき、精液を拭き取る。

「これがあたしの中に入ると……赤ちゃんができるんだね……」
 欲望の残滓を処理しながら、妙子がぽつりと言った。
 僕はそれに何も答えなかった……。
8469:04/10/13 02:20:34 ID:nje0gjQr
 欲望を昇華し、僕は落ち着いていた。
(よし。これであせらずに妙子を攻められるぞ)
 僕はもう一度妙子の股間に移動すると腹ばいになった。

 目の前に広がった妙子の女の部分。そこからはかぐわしい香りが漂っている。
 僕は吸い寄せられるように顔を近づけた。僕の呼吸に合わせ妙子の陰毛が揺れる。
 恥丘に鼻先を押し付け胸いっぱいに吸い込むと、男を狂わせるようなメスの匂いがした。
 淫猥なよだれを垂らす膣口とはまた違った妙子の香り。かいでいるだけで心がはやる。
 たった今精液を吐き出したばかりなのに、射精が促されるような奇妙な感覚に僕は支配された。
「そ、そんなところの匂いかがないで……」
 小さな声で妙子が哀願する。

 僕は妙子の腿をかつぐように抱えた。
 淫靡な液体をたたえた妙子の恥ずかしい溝はすでにヒクヒクとうごめいていた。
 舌で溝をこじ開けるようにしてそこに溜まった露を舐める。
 そのまま口を付ける。分泌液を舐めまわし、いやらしい音を立ててそれを吸う。
 指で裂け目を広げると舌を伸ばして妙子の愛液をすくい何度も飲みこむ。
 唇と舌を使い妙子の左右のひだ、そしてその中央付近に開いた奥へと続く穴を玩弄する。
「んふぁ!」
 妙子の嬌音がした。
 舐めながらひざの裏に手を当て片足を持ち上げる。妙子の肉の合わせ目が上下に伸びた。
 さらに奥へ舌先を入れる。
(熱い!)
 妙子の体温を強く感じた。

 舌を限界まで伸ばしている。これ以上は奥に進めない。
 僕は妙子のもう片方の足も高く持ち上げた。自然と陰裂が上向きになる。
 妙子の秘部を覆っていた唇と舌でその全体を舐めまわす。
「あ……んっ…あふっ……あっんっ」
 情欲をそそる声を上げ、ひだの奥から淫汁をしたたらせて乱れる妙子。
 それは僕しか知らない妙子のもう一つの顔だ。
8569:04/10/13 02:26:19 ID:nje0gjQr
 舌で肉突起をこねまわす。
「あっあっあっあっ」
 短い間隔の切迫した感じの声に変わる。
(妙子はイキそうなんだ!)
 僕はクリを舌先ではじき、押し込み、軽く歯を立てて性感をあおった。
「あ……イッちゃう、イッちゃう……あっ!」
 妙子の体が痙攣し、そして力が抜けた。

 妙子を口でイカせることに興奮したのか、僕の股間は臨戦体制が整っていた。
(よし、妙子と一つになろう)
 僕はカバンからコンドームを取り出すと安心させるように妙子に見せた。
「着けるからね」
 くるくると手慣れた感じで根元まで巻きつける。

 妙子の股間に身を移す。
 勃起で淫裂の間を上下にこすり愛液をまぶす。
 そうしながら、亀頭でひだを弾いて妙子の性感をあおる
「……あ」
 僕の行為の意味がわかったのか、妙子が目を開けて僕を見た。
「妙子、いくよ」
 そう声をかけ、少しずつこわばりを挿入していく。

(くっ! きつい……)
 処女の柔肉が怒張を締めつける。
 少しでも気を抜くとあっという間に果ててしまいそうだ。
「んんっ! くっ……」
 妙子がうめく。
「痛い?」
「我慢…できないほどじゃ…ないよ……」
 苦悶の表情こそ浮かべるものの、妙子にそれほど苦しがっている様子はない。
 やはり充分に感じさせていた妙子は破瓜の痛みをそれほど感じなかったようだ。
8669:04/10/13 02:26:44 ID:nje0gjQr
「妙子、動くよ」
 声をかけ、ゆっくりと前後させる。
 妙子の手が僕を求めるように差し出される。
 僕はしっかりと手をつなぐと妙子と胸を合わせ、耳元で
「大好きだよ、妙子……」
 そっとささやいた。
「……うん、私も」
 妙子が嬉しそうに微笑む。
 ……熱いものが心に広がっていく。

 何度か抽迭を続けるうちにじわじわと射精感が高まっていく。
 処女の狭い肉穴で男性器が摩擦される肉体的快感と、妙子の処女を奪った精神的快感。
 それらがあいまって、僕は少しずつ性の絶頂へ登っていった。
「あぁ…妙子……気持ちいいよ」
 思わず快楽のうめきがこぼれる。
「うん……」
 僕の顔を見て妙子が幸せそうにうなずいた。

 その顔を見た瞬間、僕の中で何かが弾けた。
「妙子……イクっ!」
どぴゅっどぴゅっどぴゅっ………
 僕は妙子を抱きしめると、膣の一番奥で何度も爆ぜた。
8769:04/10/13 02:27:09 ID:nje0gjQr
 コンドームを抜く。
 ……破れていた。
 先端に穴があき、白濁がしたたっていた。
(着けるとき、爪立てちゃったのか?)
 あわてて妙子の股間に目をやる。
 ヒクヒクといやらしくうごめく肉のひだの間から、発射したばかりの僕の精液があふれ出ていた。

「赤ちゃんできちゃったらどうしよう……」
 自分の股間から流れる処女の血が混じった精液を見て妙子が不安そうに言った。
「構わない。そうなったら僕のお嫁さんになってもらうだけだから」
 心を決めた。もし子供ができたら妙子と結婚しよう。
「いいの?」
「妙子は僕じゃイヤ?」
「ううん、大好き!」
 妙子は涙をいっぱいにためた目で僕にしがみついてきた。
 僕も妙子を強く抱きしめた。

      おわり
88名無しさん@ピンキー:04/10/13 06:17:32 ID:cbOhZYO0
>シックスナイン様
ご馳走様ですた
いいねーラブラブで
この調子で明日香もお願い
89名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:14:00 ID:YfH75fyq
>87
ほのぼのストーリにエッチも良かった。お疲れ様です。
明日香も楽しみ。
9069:04/10/15 06:29:10 ID:5rijrw0J
 規模は大きくないとはいえ、全国でも名の知られた会社を経営する私には一つの楽しみがあった。
 アイドルの卵と呼ばれる若い女性を抱くことだ。

 もちろん対価として当社のコマーシャルに出演していただく。
 全国ネットで放送されるCMや大手新聞や雑誌への広告など、露出の機会は飛躍的に増えるだろう。
 当社の商品の性格上、タレントとしての知名度や好感度も上昇する例は過去にいくらでもあった。
 実際に何人もがスターへの階段を上がっていっている。
 その結果、芸能界で確固たる地位を築くのは約束されているともいえた。
 当社で起用されることはアイドルとして成功することと同義だった。

 今日のお相手は星野明日香ちゃん。まだ19歳の美少女だ。
 何度かテレビで見かけたことはある。
 軽そうな外見や話し方をするものの、芯の強そうな眼差しが印象的な子だった。
 どうせ一晩だけの遊びだ。あの子もそれを割り切っているはずだ。
 私を少しの間楽しませてくれればそれでいい。そのあとは2クールの契約でCMに出てもらう。
 それで彼女はアイドルとして大きくはばたいてゆく。ただそれだけだ……。
 代理店が用意したホテルで私はそんなことを考えていた。

 約束の時間ぴったりにドアがノックされた。
ガチャッ
 ドアを開ける。
「はじめまして。星野明日香です」
 そこに、緊張からか少しこわばった表情の明日香ちゃんが立っていた。

「やぁ、待ってたよ。さ、入って」
 招じ入れる。
 明日香ちゃんは軽く会釈すると私に続いて部屋に入ってきた。
「そんなに緊張しなくていいからね」
 長い夜への期待と、明日香ちゃんの若い肉体への欲求で私の心は急にざわめきたった。
9169:04/10/15 06:30:43 ID:5rijrw0J
妙子の感想のレスありがとうございました。

明日香の冒頭を投下します。
続きはまた後日。

ストーリーはできてるんですが、筆が進まない……。
92名無しさん@ピンキー:04/10/15 06:34:04 ID:zyb1sgpT
うお、そういう方向なのか……
でも続き期待してます
93名無しさん@ピンキー:04/10/15 20:36:31 ID:YfH75fyq
>>90
これは凄くそそられる設定ですね。アイドル明日香が強姦でなく、
嫌とはいえ自分の意思で抱かれるというのがイイ!続きが待ち遠しいです。
94名無しさん@ピンキー:04/10/15 21:32:17 ID:j9fnCS1S
「センチ2」準拠?
9569:04/10/16 08:25:45 ID:mks9Hrb4
「お一人なんですね」
 部屋の中を見渡し、幾分和らいだ表情になった明日香ちゃんが言った。
「ほかに誰かいると思ってた?」
「いえ、そういうわけじゃ……」
 言葉を濁す。
 おそらく『スポンサーの相手をしてもらう』ぐらいしか聞かされていないのだろう。
 時としてこういう場合、数人の男を相手することもあるらしい。他社はそうだと聞いたこともある。
 私一人しかいないことに安心したのか、明日香ちゃんは少しくつろいだ様子に見えた。

「社長さんっていうから、もっとお年なのかと思ってました」
 私だって決して若くはないが、そう言われれば嬉しい。
「ははは、君のお父さんと同じぐらいだろ?」
「そう…ですね」
 私の顔をじっと見たあと明日香ちゃんはそう言った。
「社長さんっていつもこんなことしてるんですか?」
 続けて物怖じしない態度で聞いてくる。
「う〜ん……いつもって言えばそうだけど、そうたびたびじゃあないよ」
「そうですか……」

「明日香ちゃんは処女なの?」
「……処女じゃないとダメですか?」
 少し不安をにじませた声音で、上目づかいに私を見る。
(そうか、この子はもう……)
「いや、全然構わない。というより、処女は扱いが難しくて、ちょっとね」
 明日香ちゃんの悩みを払拭させようと、わざと陽気に答える。
「……はい」
「変なこと聞いちゃうけど、明日香ちゃんのはじめてはいつだったの?」
「高校のときです。中学のときに転校してきて、すぐにまた転校していった男の子と再会して……」
9669:04/10/16 08:26:11 ID:mks9Hrb4
 明日香ちゃんの初めての相手は交通事故で亡くなったという。
その彼が唯一の相手で、生前に何度も体を重ねたそうだ。
 彼の思い出を語るとき、明日香ちゃんは涙を見せた。
(本当に好きだったんだな……)
 今は彼が遺してくれた思い出を胸に、強く生きていくことを誓ったという明日香ちゃん。
 彼女が垣間見せる強さの秘密はそれだったのだ。
「過去を美しいと思える人は、それだけ立派な生き方をしてきた人なんだよ」
「えへへ……社長さん、いい人ですね」
 涙を拭いながら明日香ちゃんが言った。

 ほかにもいくつか質問をしてみたが、明日香ちゃんの答えは適確だった。
 こちらが聞いた以上のことを、それも要点を外さずに答えるところは頭の回転の速さをうかがわせた。
 意外と言っては失礼だろうが、それが私の素直な感想だった。

「ねぇ、その敬語、やめない?」
「そうですね。…あ違った、そうね。うふふ。……でも遣わせてください、そっちの方が落ち着くし」
 明日香ちゃんは屈託のない笑顔になった。とても魅力的な笑顔だった。
(これがこの子の素なんだな)
 これまで抱いたどの子にも感じたことのない親しみの感情を、そのときの私は覚えた。
「じゃあ明日香ちゃんの好きな言い方でいいよ。私も特に気にしないから」
「はい」
 そう言ってにっこりとうなずいた。
9769:04/10/16 08:26:36 ID:mks9Hrb4
「明日香ちゃん、食事は済ませた? まだだったら何か取ろうか?」
「あ、はい、済ませました。……あの…いいんですか?」
「何が?」
「そのぉ……しなくても……」
 もじもじしながら答える。
「あははは、夜は長いよ。それにもう若くないしね、そんなにがっついてるわけじゃない」
 苦笑交じりの私の声に、明日香ちゃんは
「でも私、そのために来たんですよぉ」
 頬をふくらませてちょっとにらむような顔をする。
 いくら怒った顔をして見せても、愛らしい目元が笑っているのは隠し切れない。
「明日香ちゃんはそんなにしたいの?」
 わざと意地悪く聞くと、
「知らない!」
 そう言ってジャケットを脱ぐとクローゼットに歩いていった。
「優しそうな人で……よかった」
 独り言なのだろう、つぶやくように言った明日香ちゃんの声が聞こえた。

 ソファに座り、しばらく他愛もない話をして時間を過ごす。
 明日香ちゃんはこれまで芸能界で誰に会ったとか、どういう仕事がつらかった、楽しかった等を話した。
 中学や高校の時のことも話してくれた。友人との楽しい思い出、先生の癖や授業の話。
 それからデビュー前にファミレスでバイトをした話、実家の話、両親の話……。
 私は時間の経つのも忘れてそれらを聞き入った。
9869:04/10/16 08:27:02 ID:mks9Hrb4
「もう、私のことばかり! 社長さんのことも聞きたいなぁ」
 話が一段落したとき、明日香ちゃんが言った。
「聞いておもしろいような話はないなぁ……。それより明日香ちゃんのことがもっと聞きたいな」
「ねぇねぇ、私のほかに誰とえっちしたの?」
 突然そんなことを言い出す。
「おいおい」
 さすがにそれを語るのは気が引けた。
 それでも明日香ちゃんは執拗にそれを尋ねてくる。
「教えて!」
 根負けした私は気がつけば明日香ちゃんに問われるままに過去の経験を語りだしていた。

 具体的な名前は伏せたが、当社のイメージガールといえば特定はできるだろう。
 それらの話をするうち、淫靡な記憶が甦り、私は少しずつ欲望が高まるのを感じていた。
 ふと見ると明日香ちゃんの瞳も潤んだようになり、頬が上気している。
 足をもじもじと何度か組み替え、なまめかしい吐息を洩らす。
(感じている?)
 胸が苦しくなるような性の欲求に、私は
「明日香ちゃん、いいかな」
 手を取って立ち上がった。
こくん
 明日香ちゃんがうなずいた。

 お互いの姿を見ながら服を脱いでいく。
 私は相手を脱がすのも好きだったが、それと同じぐらい脱ぐのを見ているのも好きだった。
 恥じらいの表情を見せ、明日香ちゃんは一枚ずつ脱いでいく。
 見事なプロポーションに見とれた私は、思わず自分の手を止めて魅入ってしまった。
9969:04/10/16 08:27:23 ID:mks9Hrb4
「あぁ! 社長さんずるぅい! 私だけ脱ぐなんて不公平ぇ!」
 明日香ちゃんの声に我に返る。
 ショーツとブラだけをまとい、腰に手を当てて下唇を軽く噛んだ健康的な笑顔が私を見ていた。
「あ…ごめん。あんまり綺麗なんで見とれてた……」
 素直な思いを口にする。
「……え」
 思いもかけない言葉だったのだろう、明日香ちゃんは頬を染めると下を向いた。
「冗談ばっかり……」
 はにかんだ表情で困ったように身じろぎする。
「冗談なんかじゃないよ。ほんとに綺麗だ。まるで女神か天使みたいだよ」

 今度は明日香ちゃんが動きを止めてしまった。
 恥ずかしそうに、しかし満更でもなさそうな表情で下を向いている。
 私は先に全裸になると、
「ほら、早く脱がないと明日香ちゃんを脱がしちゃうぞ」
 そう言って笑った。
 明日香ちゃんは小さくうなずくと深呼吸をした。そしてブラを外し、ショーツを下ろす。
 淡いかげりをたたえた恥丘は手入れされているのか、美しい形に整えられている。
 ショーツを足から抜く際、クロッチの部分の色が変わっているのもわかった。
(やはり感じていたんだ……)
 私の鼓動が早くなった。
10069:04/10/16 08:27:46 ID:mks9Hrb4
 手を取り合ってバスルームへ移動する。
 シャワーでお互いの体を軽く流し、そのまま抱き合う。
 水を弾く若い素肌がまぶしい。少しずつ股間に力がみなぎっていくのを私は感じていた。

 お腹を撫でるようにして手を下に進め、明日香ちゃんの股間に手を差し入れる。
 するとそこは石鹸を付けてもいないのにヌルヌルがすでに出ていた。
 熱くほとびった肉のひだを指先でつまむ。軽く引っ張るように動かしてみる。
 左右のひだをはさみながら指を移動させる。
 くちゅくちゅと小さな音を立て、粘り気のある液体をあふれさせる溝を私はなでさすった。
「ぁ…んっ! ……もぅ…立ったままなんて初めて……」
「今日は明日香ちゃんと初めてのこといっぱいするんだよ。だから……」
「うん……」
「立ってるのがつらかったら私にしがみつけばいいからね」
 私はそう言うと再び明日香ちゃんの股間に小さく突き出た芽の近くへと指を持っていく。

 その周辺を丹念に愛撫する。だが肝心な部分はわざとさわらない。
 恥丘を指先で軽く叩いたり、恥骨のあたりを押したりする。
 太ももの内側を触れるか触れないかの強さで撫でる。
 左右のひだを指ではじき、つまみ、指先でこすってみる。
 それらの動きを組み合わせて明日香ちゃんに刺激を与えた。
「んっ…ぁ……ッ、う…ぁぁん、ア!」
 明日香ちゃんの腰が細かくうごめき、息が上がっていくのが分かる。
 と、立っていられないのか、私の首にすがりつくと腰を押し付けてきた。
「あんまりいじめないで……」
 明日香ちゃんの甘い声。
「じゃあやめる?」
 意地悪く聞く。
「ばかぁ」
 目元を染め、甘えきった声で私に身を預ける明日香ちゃん。愛おしさが増した。
10169:04/10/16 08:28:07 ID:mks9Hrb4
「かわいいよ明日香ちゃん。ちゃんとさわってあげるね」
「……うん」
 ひだが合わさったところの小さな突起。そこに指が触れたとき
「ひぁ!」
 明日香ちゃんがひときわ大きな声を上げた。

 初めてクリに指を当てる。指先にコリコリした感触が伝わってきた。
 そのまま陰核をくじるように揉む。
「んんっ!」
「興奮しちゃったの? もう大きくなってるよ?」
「いやぁ……」
「明日香ちゃんはマンコさわられてクリ大きくするようなエッチな子なんだね」
 言葉責め。
 明日香ちゃんの性癖はまだわからない。そのため私はあらゆる手段を使うことにした。
「違うよぉ……」
 震える声で力なく返事が返ってくる。
「うそ。じゃあどうしてこんなになってるの?」
「えっちじゃないぃ……」
 注意していないと聞こえないぐらいの小さな声。
「一人でするんでしょ? そのときもこんなになっちゃうの?」
「だめ…だめ……」
 クリを強めに揉み、押す。さらに指の腹を押し当て細かく振動させる。
 軽く指先でつまんだり、指を曲げて爪の硬い部分で叩いたりする。
 時には爪を立てて引っかいてみる。
 同時に明日香ちゃんの耳元でみだらな言葉をささやく。
「テレビで何度か明日香ちゃんのこと見たけど、こんなにえっちだなんて驚いちゃったよ」
「あっあっ……あっ!」
 感じてる!イクのも近そうだ。
「清楚な感じがする子だなぁって思ってたけど、明日香ちゃん、ひとりエッチしてたんだね」
「そんなことないよぉ……」
 涙声が私の情欲をあおった。
10269:04/10/16 08:28:30 ID:mks9Hrb4
「どこが感じるの? 言ってごらん?」
 耳元に息を吹きかけながらかなりの力でクリを攻める。
 明日香ちゃんは目を閉じて快感に耐えているようだ。あと少しでイク!
「気持ちいいの? イキたい?」
 私の問いかけに明日香ちゃんはがくがくと首を振り
「イッてもいい? イッてもいいの?」
 切迫した声を上げる。
「ダメだよ。まだダメ。……がまんして、ね?」
「くぅぅん……んッ! はっ、んんっ!」
 絶頂の一歩手前まで押し上げられ、なおもイクことを許されない明日香ちゃんがうめく。
「そんなに大きな声出して、明日香ちゃんってホントにエッチなんだね」
「っっっ!」
 私のその言葉に身を引きつらせ、明日香ちゃんは唇を噛んで声を押し殺す。
「明日香ちゃんのえっちな声、すごくいやらしいね」
 クリを攻めていた指を静かに肉穴にもぐりこませ、コリコリするひだをなでながらささやいた。

「あっ、んっ…んふぅ!」
 こらえきれなくなったのか、明日香ちゃんの嬌声がバスルームに響く。
「気持ちいいの? イッちゃってもいいよ」
 あまりいじめてもかわいそうだと思い、私は明日香ちゃんをイカせることにした。
「あっあっあっ……」
「ここには誰もいないから、大きな声出しても大丈夫だよ」
「いや……あんっ…ぅふっ……あっ」
「明日香ちゃんがイクときのエッチな顔が見たいな」
 私の肩に顔を押し付け、ふるふると首を振る。
「明日香ちゃん。明日香ちゃんがイクときのエッチな顔が見たい」
 もう一度言った。
10369:04/10/16 08:29:06 ID:mks9Hrb4
 私の肩に顔を押し付け、声にならない声を上げた明日香ちゃんの体に力が入った。
 腰に力が入り、前に突き出されるようになる。
 それを手のひらで押し返すようにすると、力をこめた親指でクリを揉みこむ。
 膣に入れた中指で体の内と外から明日香ちゃんの恥ずかしい部分を強く圧迫した。
「んっ…んっ……んんー……あっんんーーー!」
 もうすぐだ!
「かわいいよ……えっちな明日香ちゃん、とってもかわいいよ」
 そうささやきながら、最後に指の腹でもむようにクリを強く押し込んだ。
「んーーーー……」
 悲鳴に近い明日香ちゃんの声。同時に体中がこわばる。
 イッた!

 糸が切れた人形のように動きを止めた明日香ちゃんは、一瞬ののち私にもたれかかった。
 イッたんだ。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
 体中の力を抜き、荒い息で、ようやく立っているといった感じの明日香ちゃん。
 私の肩から顔を上げると、
「こんなにえっちにしたのは…社長さん……」
 そう言ってまた顔を付けた。
10469:04/10/16 08:29:36 ID:mks9Hrb4
このあとベッドに移って愛撫と挿入です。
なんとか来週頭には完結させたいと思っています。

スレタイと>>1-2を見るかぎり、「センチ2」は対象外でしょうか?

ほかに双六ゲームの「ジャーニー」ネタも考えているんですが、
スレ違いでしたら
スレが無い作品のエロSSを書くスレ 2
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076217352/
にでも投下しますね。
105名無しさん@ピンキー:04/10/16 08:57:00 ID:lZxzarD6
GJっす!

一応「総合」なんだから
2やジャーニーもOkでは?
10669:04/10/16 10:41:42 ID:y2At3txQ
 明日香ちゃんをイカせた私は年甲斐もなく興奮していた。
 これ以上ないほど膨脹した一物を明日香ちゃんの下腹部にこすりつける。
 少し腰を前後させ、そこから立ちのぼる快感を味わう。
 私の行動に気付いたのか、明日香ちゃんが私を見上げた。
「口でしてくれるかな?」
 いきり立つ剛棒に視線を落とすと
こっくり
 首を縦に振って明日香ちゃんがひざまずいた。

 袋を手のひらに受け止めるように持ち上げ、竿に頬ずりする。
 袋を持った手は力を入れずに、静かに睾丸を揉む。
 疼痛にも似た奇妙な感覚が快感へと変わっていく。
 ……肉棒の硬度が増した。

 限界まで張りつめた先端のふくらみに明日香ちゃんはそっと口付けた。
 尿道口に唇を当てるとそのまま口を開ける。それにつれて先端が広がる。
 広がった割れ目に明日香ちゃんは舌先を当てると小刻みに動かした。
「うぅっ!」
 あまりの愉悦に思わず声が出る。
 それを何度かくり返すと、続いて先端をぱっくりと咥えた。
 そのまま唇を左右に動かしてカリ首と裏スジを同時に攻める。
 手は根元から茎の中ほどまでをゆっくりと上下させていた。

 その手を離すと腿を抱えるように腕を回し、口だけで私の剛直を奉仕する。
 首を振って唇でカリをしごく。舌を小刻みに動かして裏スジを攻める。
 強い力で亀頭を吸いながら上あごに押し当ててこすりたてる。
 口の中で舌を回し、尖らせた舌先を鈴口にねじ込む。
 頬の内側の柔らかい部分でこねまわすように刺激する。
 私の肉茎はそのたびにビクビクと反応し、精液を吐き出してしまいそうになった。
10769:04/10/16 10:42:04 ID:y2At3txQ
 射精感がどんどん強まる。このまま快楽に身をゆだねたい自分がそこにいた。
(このまま明日香ちゃんの口を汚したい……)
 何度も射精の誘惑に負けそうになる。
 だがここでイッてしまっては明日香ちゃんの体を楽しむことはできない恐れがあった。
「明日香ちゃん……」
 必死の思いで明日香ちゃんを振り払う。
「ベッド行こう……もう我慢できない」
 明日香ちゃんはあっさりと淫棒から離れると、私の胸に頭を押し当て
「……はい」
 小さく言った。

 ベッドに行く。
 私は枕の下から用意しておいた避妊具を取り出した。
 イメージキャラクターとして半年活躍してもらう子を妊娠させるわけにはいかない。
 そう思ってのことだったが、明日香ちゃんは手の中のコンドームを見ると
「膣中で出しても平気ですよ。ピル飲んでますから」
 と言って私の手からそれを奪い取った。
 そして
「社長さんを……そのまま感じさせてください」
 頬を染めてうつむいた。

 明日香ちゃんを抱きしめる。すると明日香ちゃんから唇を重ねてきた。
 考えたらキスをするのは初めてだ。
 今まで抱いたどの子も口づけは拒んだ。好きでもない相手とキスはできないということだろう。
 だが明日香ちゃんは違った。自分から積極的に舌を絡めてくる。
 私もそれに応え、お互いの口の中を蹂躙し、唾液を交換し、音を立ててすすり飲み干した。

 唇が離れる。
 うっとりした表情で明日香ちゃんが私を見ている。
 私も純粋な気持ちになっていた。欲望や楽しみのためだけではない一途な想いだった。
 『愛』と言い換えてもいいかもしれない。そんな気持ちになったのは初めてだった。
10869:04/10/16 10:42:26 ID:y2At3txQ
 何度も唇を交わす。
 技巧も計算もない稚拙なものだったが私は満足だった。これほど熱い思いのキスはなかった。

「社長さん……抱いてください……」
 何度目かに唇が離れると、明日香ちゃんが私の瞳をまっすぐに見て言った。
 そのとき気付いたが、私の肉棒は力を失っていた。
(どうする?)
 それを見た明日香ちゃんが
「また口で……してあげます」
 そう言って股間に顔を寄せた。

 咥えようとする直前に、明日香ちゃんは小声で
「恥ずかしいから目つむってて、ね?」
 と言った。
 私はうなずくと、言うとおりに目を閉じた。

 まだ柔らかいままの私のモノを両手に持ち、軽く唇を押し当てる。
 明日香ちゃんは何度かくり返したのち、おもむろに口に含んだ。
 そして優しく吸い立て、舌を揺らめかせる。
 その刺激に次第に硬度とふくらみが戻っていく。
 半分ほどに回復した肉棒を口から外すと、右手を添えて舌先を這わせる。
 先端部から根元へ、根元から先端へ、何度も舌が往復する。
 くびれの下の敏感な部分を尖らせた舌先で撫で、唇を当てて吸う。
 太ももをさわさわと指先でくすぐるように攻めたかと思うと、袋に指を移動させる。
 そうして決して痛くない程度の力で睾丸を転がすように揉みたてる。
 おそらく天性のものなのだろう。もしかしたら例の彼に仕込まれたのかもしれない。
 どちらにしても明日香ちゃんの口技は卓越していた。
 ……そうするうちに私は完全に硬直した。
10969:04/10/16 10:42:48 ID:y2At3txQ
 勃起しただけではなく、射精感もどんどん高まっていった。
「明日香ちゃん……抱かせて」
 手を差し伸べる。
 明日香ちゃんは肉棒から口を離すと私ににじり寄り、胸を合わせた。
 見つめあう。……自然に唇が重なった。
 そうしながらも明日香ちゃんは右手で勃起をしごきたてる。
 親指をカリに当て、残りの指は裏スジを刺激する。鈴口を指の腹で揉みこむようにこすりたてる。
 すでに私の先端は先走りでヌルヌルになっていた。

 その粘液を手にまぶし、さらに亀頭全体を強く、時には弱く圧搾する。
「くぅっ!」
 あまりの快楽に、私の口からは知らずに声が漏れる。
 体をずらすと明日香ちゃんは私の乳首を左手の指で転がした。
 男の乳首が感じるなどこれまで考えたこともなかったが、その快感は強烈なものだった。
 明日香ちゃんの左右の指と唇に翻弄され、私は気が遠くなるほどの悦楽の境地を漂っていた。
 頭の中が真っ白になる。後頭部がしびれるような甘美な感覚が走る。背すじがゾクゾクする。
(ダメだ! イク!)
 その瞬間、明日香ちゃんは猫のようにスルリと体位を入れ替えると淫棒を咥えこんだ。
 生あたたかい感触が隆起した欲棒を包み込む。
 ……ひとたまりもなかった。我慢することなど到底できなかった。
「っっっ!」
びしゅっ! ずびゅっ! どぴゅっ!………
 マグマが噴き出すような高まりが下半身を襲い、精液が尿道を通過していく。
「んんっ!」
 口内に飛び散る白濁の勢いに明日香ちゃんはのどの奥でうめき声を上げた。
 だが肉棒から口を離さなかった。それどころか首を動かし、唇でカリ首をこすりあげる。
 舌は裏スジを弾くようにうごめき、その刺激に呼応してさらに射精が起こる。
びゅびゅっ! びゅくぅっ!………
 肉茎にからみつく舌と唇との巧みな動きが快感を何倍にも高めた。
 私は体をぴくぴくと引きつらせると、遠くなりそうな意識の中、何度も何度も精を放った……。
11069:04/10/16 10:43:45 ID:y2At3txQ
このあとちょっと愛撫して挿入です。
111名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:00:03 ID:548hbq3n
これはもの凄く興奮しますね。続きが楽しみで仕方ないです。
112名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:15:11 ID:qm27wSJk
いいぞ頑張れ69さん
11369:04/10/18 17:32:47 ID:Q6giBdJD
 ……射精が終わる。
 腰が抜けるかと思えるほどの愉悦に息が整わない。私はあまりの快感に放心していた。
 明日香ちゃんは私が射精を終えても口を離さなかった。
 そのまま萎えたペニスを口に含んでじっとしている。

 しばらくそうしていた明日香ちゃんがようやく口を離した。
 ハムスターのように頬を膨らませて私を見上げる。
(あの中に私の精液が……そうだ、ティッシュを……)
「明日香ちゃん、ここに」
 そう言いながらティッシュを渡そうとすると、明日香ちゃんは天を仰いだ。
 白いのどを上向けると
こくん
 小さな音とともに細いのどが上下する。
「あ……」
 言葉を失う私。まさかこんな美少女が……。
「けほっけほっ……社長さんのけほっ、量が多くて、濃いぃ。けほっ」
 少し涙目になりながら明日香ちゃんが言った。
「あ、明日香ちゃん!」
 驚いたせいか、語調が鋭くなってしまったのだろう。明日香ちゃんが
「こんなことする女は……イヤですか?」
 そう言って不安そうな目を向ける。
「いや、すごくうれしかった。明日香ちゃんみたいなかわいい子にしてもらえて……幸せだよ」
 それを聞いた明日香ちゃんは私の胸に頭を乗せてきた。

 肉体的にはすでに充分な満足を得ていた。
 明日香ちゃんのような美少女が私の精液を嚥下してくれた。それだけで満ち足りていた。
 それでも、一方では明日香ちゃんを力のかぎり貫きたい欲求もあった。
 しかし40歳を超えた私の年齢では短時間で2回勃起することは無謀に近かった。
 ましてや発射ともなればほとんど絶望的だ。
 普段だったら密度の濃い交わりを一度持ち、そのまま女性を帰して私は眠った。
 だがこの時の私は明日香ちゃんを手放したくなかった。もっと一緒にいたかった。
11469:04/10/18 17:33:08 ID:Q6giBdJD
「明日香ちゃん、今度は私に口でさせてくれる?」
 もう一度射精するのは不可能と判断した私は、せめて明日香ちゃんの乱れる姿が見たかった。
 そう思い、提案した。
「……はい。してください」
 頬を染めてそう言うと、明日香ちゃんはもう一度ベッドに横になった。

 抱きしめる。
 そっと唇を合わせる。触れるか触れないかで唇を離すと、明日香ちゃんの目を見て
「かわいいよ。明日香ちゃんのこと……好きになっちゃいそうだ」
 自分の気持ちを告げた。
「………」
 言葉はなかったが、明日香ちゃんは真っ赤になって小さくうなずいた。

 唇の横。下唇とあごの間。のど。チュッと音を立てるような軽いキスをいろいろな場所に降らせる。
 明日香ちゃんがいとおしくてたまらない。明日香ちゃんに唇を押し当てるのがうれしくてたまらない。
 首筋。耳たぶ。頬。鼻の頭。まぶた。額。そのまま何ヶ所も口づけていく。
「くぅ…んッ……ふん、んん……」
 明日香ちゃんは私に抱きつき、のどを鳴らして小さな声であえぐ。
 さらさらした前髪から、シャンプーなのか甘い匂いがする。
 官能的な気分に満たされた私は明日香ちゃんの唇を再び求めた。

 下唇を唇ではさむようにしごく。少しだけ強く噛んでみる。
 同時に耳のあたりの髪を指先に取り、手触りを味わう。
 ゆっくりゆっくりと舌先を明日香ちゃんの唇でうごめかす。その舌を押し込むように挿入する。
 歯に沿って舌を動かす。唇の裏側を舐め、唾液をすする。
 力が抜け、かすかに開いた歯から舌をもぐりこませると歯の裏に当てる。
 歯の裏や舌の裏を力を入れた舌先でなぶるように蹂躙する。
「んっ…んっん……んんっ……」
 唇をふさがれた明日香ちゃんが声にならない声を出して悶える。
 明日香ちゃんの肩を抱きながら私は何度も明日香ちゃんを攻めた。
11569:04/10/18 17:33:28 ID:Q6giBdJD
 私は体をずらすと胸に口を寄せた。
 片方の乳房は手で、もう片方は口で愛玩する。
 柔らかいのだが張りのある若い乳房。そこでは薄桃色の突起が先端でかわいらしく尖っていた。

 手のひらを下からあてがうようにして全体をソフトに押し上げるような感じでゆっくりと揉む。
 そして付け根から指で円を書くように頂までなでまわす。
 そのまま指先で乳輪をグルグルと軽くなでたり、乳首をはじくような感じで触ってみた。
 乳輪に爪を立てる感じでそっとくすぐり、乳首を軽く転がす。
 続けて乳首を指先でつまんで軽く引っ張る。反対に少し押し込んでみる。
 乳房全体をふもとから頂上にかけ、強弱を変化させながら指先だけでもみ上げてもみた。

 口では舌を使って乳首をなぶる。舌の腹を使って強く圧を加える。唇にはさんでしごく。
 蕾がコリコリと膨らみ、固くなっていくのが分かった。
 固くなった部分を甘噛みする。歯を立て、何度か噛み合わせるように刺激もする。
 先端にむしゃぶりつき、音を立てて吸う。
 私は長い時間をかけて明日香ちゃんの胸を攻め、性感をあおった。

「んん、ァんっ……くぅ、ん……」
 明日香ちゃんが艶を帯びた声を出し、足をこすり合わせるように動かす。
 腰を押し付けるような動作もくり返す。
(下も触って欲しいのか?)
 合わさったひざを手で割り、太ももから上に向かって滑らせる。
 ……そこはすでに熱く濡れていた。ヌルヌルした感触が指に伝わる。
「ひぁっ!」
 私の指が秘裂に到達すると、明日香ちゃんののどから嬌声が上がった。

 本格的に愛撫するため、私は体を移動させて明日香ちゃんの股間に顔を寄せた。
 ……淫靡な匂いが強くなった。
11669:04/10/18 17:33:47 ID:Q6giBdJD
 淫らにヒクヒクとうごめく二つの肉ひだにそっと口づけをする。
 唇が熱い液体を感じた。

「あぁ、くっ……うんっ、あっ……」
 明日香ちゃんが悶える。
 あとからあとから分泌される液体を私は必死に舐め、すすり、飲み込む。
 抵抗感は少しもなかった。愛しい明日香ちゃんの体から出るものならどんなものでも愛せた。
「ふぁっ! ううんっ、あぁア! あンっ……ンっ」
 明日香ちゃんの匂いやひだの微妙な舌ざわりといった初めての感触に興奮が高まる。
 私は膣口をチロチロと舌先で味わい、さらに奥へと浅く潜りこませた。
 なめらかで柔らかい内部で舌をうごめかす。
 すると、ひだの収縮と新たな愛液が感じられた。同時に明日香ちゃんの嬌声が激しさを増す。
「あぁン…き、気持ち…いい……ンっ! ぁ……」
(明日香ちゃんが感じている。)
 陰唇を唇にはさんだまま鼻を恥丘に押し付ける。コリコリとした恥骨を弾力の中に感じる。
 とらえどころがなくトロトロと潤う膣からの分泌液で、私は口の周りはおろかあごまで濡らしていた。
 それがシーツにしたたり、新たなしみを作る。

 そのまま今度はクリトリスを攻める。小粒でありながら自分の存在を主張する肉芽を強く吸う。
「きゃん!」
 と、明日香ちゃんが声を上げ、張りのある太ももがギュッと私の顔をはさみつけてきた。
(気持ちいいんだ!)
 他人に愛撫を与えられることに慣れていないだろう明日香ちゃんが身悶える。
 ビクンビクンと腰を跳ね上げて反り返る明日香ちゃんから離れまいと懸命に押さえつける。
 そうしておいて必死に伸ばした舌でクリを転がすように揉みこんで刺激する。
 さらに肉芽を唇で押しつぶしながら舌でしずくをすくい取る。
 続けて突起を唇にはさみ、筒状にすぼめた舌の先で根元をくすぐるように舐める。
11769:04/10/18 17:34:08 ID:Q6giBdJD
「ぅんっ、ふんっ…あ……ンっ、あ……」
 えっちな声を上げる明日香ちゃんの匂いを感じながら、ふっくらとした恥肉のかたまりに吸い付く。
 私は中心から流れてくる粘り気のある液体を音を立ててすすった。
「くぅ……っん! んッ……」
 明日香ちゃんが身をくねらせて悶える。
「ぃゃ……吸わないで! 恥ずかしいぃ〜……」
 自分の体から出てくる液体を私に吸われるのが恥ずかしいらしく、明日香ちゃんが身悶える。

 明日香ちゃんの言葉に従ったわけではないが行為を中断し、尖らせた舌を膣内に差し込む。
「あぁあ! んっ……はぁ…はっ……っん! んっ……社長…さん……」
 入口の付近しか舐められないが、それでも充分に快感を与えているようだ。
 腰を前後に揺するように動かし明日香ちゃんがよがる。クリが大きくなったのもわかった。
(明日香ちゃんが感じている。イクのが近いのか?)
 私の頭に手を置き、自分の股間に押しつけるようにして明日香ちゃんが体を反らす。

 舌の根が疲れ果てるまで、私はクリをこすり、生あたたかい愛液をすすった。
 そのとき、
「だめっ! だめぇ……イクっ……イッちゃう!」
 もう少しだ!
 クリを舐めながら膣に指を入れるとコリコリするひだを押しつぶすように強く揉んだ。
「ひゃうぅ!」
 明日香ちゃんの体が硬直した。足をピンと伸ばし、腰を跳ね上げるようにして動きが止まる。
「んんっっっ!」
 のどの奥から絞り出すような声を上げ、明日香ちゃんの体が大きくのけぞる。
 その反動で私の顔が明日香ちゃんの股間から外れる。
 私が目にしたのはパクパクと口を開け、ぜいぜいと声を漏らしている恍惚とした表情の明日香ちゃんだった。
「あぁぁ………」
 そして静かな吐息とともに力が抜けた。
11869:04/10/18 17:34:37 ID:Q6giBdJD
このあと挿入です。次回で完結させます。
119名無しさん@ピンキー:04/10/18 20:25:46 ID:GWlXHYbP
いけいけ社長さん
120名無しさん@ピンキー:04/10/18 21:57:11 ID:W8pWkDaa
>117
とても興奮しました。明日香が良いですね〜。
12169:04/10/19 05:41:53 ID:purw22rw
 明日香ちゃんを口で愛しているうち、私の股間には力がみなぎっていた。
 一度射精していることが考えられないほどのこわばりが天を突く。
 まるで若いときに戻ったかのような完全な硬直だった。
(これなら明日香ちゃんとひとつになれる!)
 私の心ははやった。

「明日香ちゃん……」
 隣りに横になると優しく抱きしめ、名前を呼んだ。
「……ん」
 性の絶頂からまだ覚めない明日香ちゃんが薄く目を開けると力なくつぶやく。
 そのまま私の胸に顔をうずめると、静かに目を閉じた。
 私は黙ってその髪をなでていた。

「すごくよかった……こんなになったの…初めて」
 少しずつ意識が戻ってきた明日香ちゃんが私を見上げて言った。
「そうなの?」
「……うん。……ぁ」
 そのまま何か言いかけたが、結局その言葉は聞けなかった。

 抱き合っている間も私の剛直は衰えなかった。痛いほど勃起し、放出を求めていきり立っている。
「明日香ちゃんが欲しい」
 明日香ちゃんの瞳を見つめて言う。
「……はい。抱いてください」
 静かに、だが力強く明日香ちゃんがうなずいた。
12269:04/10/19 05:42:15 ID:purw22rw
 私は身を起こし、明日香ちゃんの足の間に移動した。
 肉茎を握り、明日香ちゃんの充血して肥大した陰唇の間で何度か上下する。
「じゃあ行くね」
「……はい」
 返事を聞いてからゆっくりと膣の中に沈めていった
「んんっ!」
 切なげな息をついて明日香ちゃんの体が震える。
「はぁぁ……」
 奥まで入れ私も息をつく。……私たちは一つになった。

 そのまましばらく動かずに膣の締め付けを堪能する。
 ただ入れただけなのに、根元から先端に向かって肉襞が収縮するのが感じられる。
「はぁ…はぁ……」
 頬を上気させた明日香ちゃんが何か訴えたげな目で私を見た。
「うん」
 返事の代わりにうなずくと、ゆっくりと引き抜く。
 抜ける寸前まで戻すと、また同じぐらいの速度で沈み込ませる。
「ぅんっ!」
 私のこわばりに肉穴が押し広げられ、明日香ちゃんがうめく。
 一番奥まで差し入れ、そこで腰を左右に振って感触を楽しんだ。
 恥毛がこすれ合う。潤んだ目で私を見、明日香ちゃんが
「社長さん……すごいぃ……」
 やるせなさそうな声でつぶやいた。
12369:04/10/19 05:42:36 ID:purw22rw
 またゆっくりと膣道を戻る。
 今度は途中で止め、そこで何度か小刻みに前後させた。
「はぁ、はぁ、んっ、ン!」
 明日香ちゃんの呼吸が気ぜわしくなる。
 もう一度根元までねじ込み、奥のほうをゆっくり「の」の字を書くようにかき回す。
 そうしながら不意に肉棒をクッと抜く。
「あんッ」
 声とともに、「?」という顔で明日香ちゃんが私を見る。
 私は明日香ちゃんの目を見て微笑みかけると、いきなり、今度はグッと一気に奥まで突き刺す。
「あぁーんっ!!」
 膣に深くぶち込まれ明日香ちゃんが声を上げた。
「社長…さん……それ、すごい…です…」
 絶え絶えの息の明日香ちゃんを見下ろし、私は再び奥に固定したまま腰をひねった。

「はぅっ! いやぁ…ンっ……ぁん…社長さんん…」
 微妙な回転運動が快感を与えるのか、目元を染め明日香ちゃんはあえいだ。
「だめっ……あっ、やぁっ…んッ……社っ社長さんっ!」
「いやなの? 抜く?」
 わざと意地悪く聞く。
「いやぁ…抜いちゃいやぁ!」
 そう言って明日香ちゃんがしがみついてきた。

 正常位でゆっくりと、しかし力強く出し入れする。
「あァっ……こ…こんなの…初めて……」
 明日香ちゃんが私にしがみついてくる。
「え?」
「んっ……こんな突かれ方……されたこと…ないっ!」
「明日香ちゃん……」
 私はゆっくり深く、時には早く浅くとリズムを変える。
「あんっ! …気持ちいい……この突き方好きぃ!」
12469:04/10/19 05:42:55 ID:purw22rw
 何度か突いたあと、私は明日香ちゃんの奥深くに入れたまま動きを止めた。
「はぁはぁはぁ……」
 短い間隔で荒く呼吸をする明日香ちゃんの顔を見る。
 瞳を潤ませ、男の情欲をそそる顔だった。

 明日香ちゃんの肩に手を回すとその身を持ち上げた。
 私の腕に導かれて明日香ちゃんが力なく身を起こす。
 私たちはベッドに座ったまま抱き合って行為を続けた。

 切なげな息を漏らし、明日香ちゃんが腰を前後させる。
 明るく健康的なキャラクターから、実際の年齢よりも幼く見えることもある明日香ちゃん。
 その明日香ちゃんがぱっくりと開いた膣口に男の醜怪な性器をくわえ込み快楽に浸る。
 明日香ちゃんは私に貫かれたまま自分から腰を使い、快感を得ようとする。
 貪欲に性の歓びを得ようとする明日香ちゃんはすでに成熟した「女」を感じさせた。

(なんていやらしい光景なんだ)
 それだけで背すじがゾクゾクするような征服感が走る。
 明日香ちゃんを再度イカそうと、私は二人が結合しているすぐ上にある肉芽に指を這わせた。
 もう片方の手は明日香ちゃんの背中からお尻の割れ目を滑り降り、そしてその奥にあるすぼまりに伸ばす。
「いやぁ……」
 自分が何をされるのか感づいたのか、明日香ちゃんは腰をよじって抵抗する。
 だが私の勃起を呑みこんだままでは逃げ場はない。
 私はそれを見ながら、ゆっくりと二ヶ所を指で揉みほぐした。
「あぁん…」
 その刺激に体が反応したのか、明日香ちゃんの膣がきつく絞まった。
 私の根元から先端に向かって精液をしぼり取ろうとするかのような蠕動。
 一度精を放っていなければ即座に白濁を吐き出していたかもしれないほどの締め付けだった。
 だが私に射精感は訪れておらず、その締まりを楽しむゆとりすらあった。
12569:04/10/19 05:43:16 ID:purw22rw
 私はひざの屈伸を利用して下から腰を突き上げた。と同時にクリとアヌスを攻める。
「あ…あっ……も…だめ……っ…」
 明日香ちゃんが感じている。
「……我慢して。まだイッちゃダメだよ」
 耳元でささやく。
「お…ねが……っ…い……んっ…イカせ…て……っ!」
 声に切迫した感じが混じる。

 まだ明日香ちゃんはイカせない!
 私はそのまま体を後ろに倒した。
 明日香ちゃんは私の胸に手をつき、自分の体を支えて動きを止める。
 その体位は自分のペースで動けるせいか、明日香ちゃんは大きく息をついて波の引くのを待っているようだ。
 私にしても明日香ちゃんをイカせるつもりはまだなかった。
 そのまま明日香ちゃんが落ち着くのを私も待った。

 少し休んで落ち着いたのか、明日香ちゃんの表情にゆとりが戻ってきた。
「いじわる……」
 下唇に歯を立て私をにらむように見る。
「イキたかったの?」
「知らない!」
 目元を染めて明日香ちゃんが視線を逸らす。
 それを見た私は、明日香ちゃんの腰に手を添えるといきなり腰を突き上げた。
「んぁあん!」
 不意をつかれた明日香ちゃんが甘い声を上げて身悶える。
 絶頂の一歩手前まで引き上げられていた体は、少しの刺激で登りつめてしまう。
 明日香ちゃんはあっという間に性感が高まったようだった。
12669:04/10/19 05:43:37 ID:purw22rw
 今度は腰を密着させ、回転させながらクリのあたりに刺激を与える。
「あふっ…んッ……あぅ…社長っ…さん……」
 感極まったような明日香ちゃんの顔に、私の中の残虐な心が煽られた。
「明日香ちゃん、イキたい?」
「あんっ…イッても、イッてもいい?」
 私の目を見て、懇願するように明日香ちゃんが聞く。
「だめ、まだイカせてあげないよ」
 そう言って私は腰の動きを止めた。

 私が攻めないため、明日香ちゃんが自ら快楽を得ようと腰を動かす。
 明日香ちゃんの腰を押さえてそれを止めると
「ダメだって言ったろ」
 私は言い放った。
「んふっ…いじわる……しないでぇ……」
 泣きそうな明日香ちゃんはオンナの顔をしていた。

「社長さぁん!」
 明日香ちゃんが唇を合わせてきた。そのままむさぼるように激しくキスを交わす。
 舌が絡み合う。明日香ちゃんの口腔から甘い唾液が流れ込む。
 私はそれを音を立ててすすり、明日香ちゃんの舌を甘噛みする。
「んぅ…む……」
 唇をふさがれ、声にならない呻きを上げる明日香ちゃん。
 明日香ちゃんは顔を上げると私の顔の横に突っ伏した。
「社長さんのオチンチン、気持ちいいよぉぅ……」
 耳元でささやくような明日香ちゃんの声に私の中の欲望がさらに猛った。
12769:04/10/19 05:44:00 ID:purw22rw
「明日香ちゃん!」
 腰を突き上げるように明日香ちゃんの中をかき回す。
「ひゃぁ!」
 のどの奥から絞り出すような声を上げて明日香ちゃんがのけぞった。
 明日香ちゃんは私の胸に両手をついて自分のペースを取り戻そうとするが、すぐに崩れ落ちる。
 私は明日香ちゃんの肩を抱き、起き上がれないようにするとさらに腰を上下させる。
「だめっ! だめぇ……」
 泣き声にも似たよがり声を上げて明日香ちゃんが私にしがみつく。
(すこし激しすぎたか?)
 腰の振幅を落とし明日香ちゃんが落ち着くのを待っていると、やがて明日香ちゃんの息が整いだした。
「はぁはぁ……社長さん…凄すぎぃ……」
 濡れた瞳で私の目を覗きこんで明日香ちゃんがやっとそれだけを口にした。

「そんなにいじわるすると……社長さんイカしちゃうからぁ」
 そう言って明日香ちゃんは身を起こした。
 そして結合部を中心にゆっくりとグラインドを始める。
「あぁっ!」
 私の口から思わず快楽の叫びがあがる。それほど明日香ちゃんの中は気持ちよかった。
(まずい、このままではイカされる!)
 何とか主導権を握ろうと明日香ちゃんの股間に手を伸ばす。
 そして小さな肉芽をつまむと、軽く力を入れてひねった。

「ふわぁ!」
 腰の動きが止まる。明日香ちゃんが反応した。そのまま突起を攻める。
「社、社長…さん……そこ、だめぇ……」
「いやなの? やめる?」
「いやぁっ……んッ…やめちゃ…いやぁ……」
「明日香ちゃんかわいいよ」
「ん…んぅ……んふぅ…ぁアんっ! ……ん…」
 クリをなぶられ、明日香ちゃんは嬌声を上げ続けた。
12869:04/10/19 05:44:21 ID:purw22rw
「あッ…社長さ…ッんっ! ……おかしくな…っ…ちゃうぅ〜」
 涙声の明日香ちゃんが不安そうな目で私を見た。
 自分がこのままではどうなるのかわからない、といった感じの怯えた目。
 明日香ちゃんはここまでの快楽を味わったことはまだないようだった。

 このままクリを攻めたら明日香ちゃんはイッてしまう。
 そう思った私はクリを解放した。
 明日香ちゃんの中で締め付けを味わいながらゆっくりと上下させる。
「うんっ! あんっ、ぁ…ん……ッ!」
 カリの出っ張りが肉壁をこするたび、明日香ちゃんが艶めいた声で鳴く。
 私は下から手を伸ばすと、明日香ちゃんのふくよかな胸を揉んだ。
 乳房全体を手のひらに収め、指で乳首をつまむ。
 コリコリとした乳頭の感触を楽しみながら、私の指に従って自在に形を変える乳房を玩弄する。
「あんっ! ぅうんっ…ふぁ……くぅ」
 明日香ちゃんは私に胸をなぶられながら自分で腰を動かしている。
 テレビでにこやかな笑顔をふりまく、少女そのものといった感じの明日香ちゃんが私にだけ見せる「女」の顔。
 そして、貪欲に性の歓びを享受しようとする姿。
 明日香ちゃんはいま、私のものになっている!

 明日香ちゃんに深く差し入れたまま私は上体を起こして乳首を口に含んだ。
 固くしこった乳首を舌先で転がす。軽く歯を立てて噛む。唇ではさんでしごく。
「あっ、社…長さんっ! ぅんッ!」
 乳首を、さらに胸全体を強く吸いながら腰を前後させる。
「あっ、んんんっ…はぁあっ!」
 胸を攻められるたび明日香ちゃんの膣が締まる。
 そしてそれが快感として伝わり、背すじがゾクゾクする。
「はっあぁっ……ああっはぁっ!」
 結合部が濡れた音を立てる。ぬちゃぬちゃといやらしい音がする。
「ふぁっ…んっ、社長さんっ……ああ!」
12969:04/10/19 05:44:44 ID:purw22rw
 じっくりと攻めている余裕がなくなった私は明日香ちゃんの腕を取ると自分の方に引き寄せた。
 明日香ちゃんと胸を合わせる。背中に手を回し強く抱き合う。
「明日香ちゃん……」
「社長さん……」
 お互いの名前を呼んで見つめあう。
 ……自然に唇が合わさった。
 舌を絡ませる。甘い唾液を吸う。音を立ててすすり、飲み込む。
 唇が離れると、その一瞬が惜しいとでもいうように再び合わさる。

 私も明日香ちゃんも自然に腰を振っていた。快楽が勝手に体を動かしていた。
「社…長……さん」
 息も絶え絶えの明日香ちゃんが私を呼ぶ。
「明日香ちゃん……」
 呼び返す。
「あっ……んっ……」
 本当に幸せそうな笑顔を見せ、明日香ちゃんがあえいだ。

 徐々に射精感が押し寄せる。
「最後はどんな体位がいい?」
 フィニッシュを予感した私は明日香ちゃんに聞いた。
「あっあっ……え? …上に、うっ! はぁ…なって…んっ、あんッ!…いっ……」
 快楽におぼれながら、それでも必死に返事をする。

 私は身を起こし、明日香ちゃんの両腿を抱えると屈曲位で腰を振った。
 二人の結合の度合いが深まる。先端に子宮の入口が当たるのが感じられた。
「ああっ! んっ、あぁッ! ……んんッっ!」
 奥まで突かれ、さらに大きな声で快感を訴える明日香ちゃん。
 そのたびに膣が収縮し、私を根元から先端に向ってしごきあげる。
「くっ! 気持ち…いいよ明日香ちゃん……」
 少しでも気を抜くと精を吐き出してしまいそうな陶酔感の中、私は肛門を締めて射精をこらえた。
13069:04/10/19 05:48:31 ID:purw22rw
 少しでも長持ちさせるため突くペースを落とし、恥骨をこすり合わせるように摩擦運動に変える。
「あっ! うんっだめ…イク……イキそう! あぁっ!」
 瞳を潤ませ、切なげな吐息を洩らして私を見上げる明日香ちゃんの「女」の顔に頭が真っ白になった。
「お願い……イカ…せて……んんっっ! あっ、んんっ」
 直接の膣への刺激より、クリに振動が伝わる方が感じるのか明日香ちゃんは淫らに鳴いた。
 端正な顔立ちをゆがめてメスの悦楽をむさぼる明日香ちゃん。
 上気した肌はうっすらと汗ばみ、少女特有の甘い匂いを漂わせていた。

 激しく腰を振る。二人の結合部から濡れた音が響く。
 恥毛をこすり合わせ、私たちは獣のようにお互いを求めあった。
「んっんっ……ああっ……いっ、イッちゃうよぅ!」
 美少女の痴態と淫らな声。肌から立ち上る少女の甘い香り。そして部屋に漂う愛液の匂い。
 柔らかく、温かく、私の下で快楽に溺れる若い肉体。
 五感の全てを刺激する明日香ちゃんの蠱惑の表情……。
 それらが私の欲望を突き動かす。
 それらが渾然となった数瞬後、……興奮が限界を超えた。

「明日香ちゃんっ! うっっっ!!」
びゅくっ! ずびゅびゅっ! びゅっ! どぴゅぅぅ!………
 射精した。
 たまりに溜まった精液が勢いよく発射される。
 一度出しているとは思えないほどの大量の熱い塊が尿道を通過していく。

 私は膣奥の若い子宮に向かって、思いっきり白濁をしぶかせた。
(この子を妊娠させたい! 私の子供を孕ませたい!)
 そう思いながら濃い精液を何度も吐き出して、私は果てた。
13169:04/10/19 05:49:19 ID:purw22rw
「はぁはぁはぁ………」
 折り重なり、抱き合った私たちは荒く乱れた息をつく。
 ぐったりと身を投げ出す明日香ちゃんに深くつながったまま軽く口づける。
 そのまままた快感の余韻に浸る。
 幸せだった。

 たっぷりと精液を吐き出し、力を失った肉棒が膣の圧力で抜け出る。
 私はティッシュをとろうと身を起こした。
 明日香ちゃんを見る。
 股間から白濁がこぼれ、愛液と精液の大量の混合液はシーツを濡らし、水たまりを作っていた。

 明日香ちゃんは手を伸ばすとその水たまりに指をつけた。
 そうして二人が結ばれた証を指先に絡めると顔の前に持ってくる。
 それを見ながら、明日香ちゃんは
「社長さんに犯されちゃった……。でも…感じちゃった……」
 チロッと舌を出し、小悪魔のような笑顔で言った。

 たしかに体は重ねた。だがお互いが分かり合うにはあまりにも時間が足りなかった。
 それでも私は明日香ちゃんの魅力に打ちのめされていた。
 ほんの短い時間を一緒に過ごしただけなのに私の心は明日香ちゃんに傾いていた。
 この子をどんな手段を使ってでもバックアップしていこう! 力になろう!
 明日香ちゃんとの行為の余韻に浸りながら、私はそう心に決めていた。

      おわり


次回予告
「人の意見を押し付けられたり、強制されたりするのは一番キライなこと。
 でも、キミの言いなりになることは……少しもイヤじゃない」
「いいんだよ……好きにしても」
次回「七瀬優、星降る夜の約束」お楽しみに(嘘です)
132名無しさん@ピンキー:04/10/19 07:23:39 ID:hFsuQX/M
69さんグッド
133名無しさん@ピンキー:04/10/19 19:50:44 ID:k4M+OQWk
そうか、次は優か……
69さん、期待してるよー
134名無しさん@ピンキー:04/10/19 20:49:33 ID:ceXqSyxv
69様明日香SS素晴らしかった!エッチ描写がここまで
バリエーションがあって丁寧な話はめったに読んだことがありません。
とても興奮しました。彼を失った明日香と社長の触れ合いも良いですね。
これは次のSSが楽しみです。優で終わりにせずに晶や若菜やほのかでも
書いて欲しいです。
135名無しさん@ピンキー:04/10/20 17:20:04 ID:63wxVYmP
69さん進路予想

本命は広島
対抗は大阪
穴は仙台・名古屋
13669:04/10/20 18:27:45 ID:Lyr1JPNX
>133-135
いやいや、誤解させてしまって申し訳ない。優で書く予定はまったくないです。
優との和姦だったらあんなセリフ言いそうだなぁ……と思っただけで。


>78 >80 >88-89 >92-93 >105 >111-112 >119-120 >132-134
感想レスをくださった皆さま、本当にありがとうございました。とても励みになりました。
SSを書くのは最初から妙子と明日香の2本だけの予定でしたのでこれで消えます。
今後はROMとして参加します。小ネタ程度でしたらまたお目にかかることもあるかもしれませんが。

もしもSS書きとして戻ってくるとしたら、次作はお好み焼き売りながら若菜と全国を回るつもりです。
目的地までの数日間、処女だった若菜が女の歓びに目覚めるまでを昼はギャグ、夜はエロで書きたいなぁ〜と……。
未定ですけど。


願わくば、妙子と明日香のSS2作が皆さまの夜のお供wとして末永く愛用されますよう。
……というより、本当にこれ実用になるのか?? 抜けた人いるのか??
137名無しさん@ピンキー:04/10/20 20:36:32 ID:o7vABfY1
いえいえ69様乙でした 又充電してからお願い致します
138優でガンガッテいた者です。:04/10/20 20:40:58 ID:C/8tXA9O
69様乙華麗!!
69様の関西娘楽しみにしております。

というわけで・・・・・ず〜っと止まっていた、優の小説の続きを落とさせてもらっても宜しいですか?
139名無しさん@ピンキー:04/10/20 20:49:52 ID:QuJxT1qs
ガーン……69さんの更なるご活躍を楽しみにしていたのに……
とりあえず69さんお疲れ様でした
充電後の復活を楽しみにしております

>次作はお好み焼き売りながら若菜と全国を回る
「ジャーニー」ネタはこれなのですね
てっきり「女の子と旅行中に他のヒロインと出くわして修羅場」とか
「ヒロイン争奪戦でアイツから奪い返した彼女は既に処女ではなかった」
とか予想していたのですが
やっぱり若菜が作るお好み焼きは懐石料理風?
140名無しさん@ピンキー:04/10/20 22:52:02 ID:v93xAkNP
>138
ぜひお願いします!楽しみです。
141優でガンガッテいた者です。:04/10/20 23:07:14 ID:C/8tXA9O
本当にごめんなさい。大分お待たせしました。
かなり酷いレイプ物となっております。
嫌な方はスルーの方向で・・・・・・・。
142名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:07:28 ID:C/8tXA9O
「あぁ、こんなんじゃ埒が明かないわ。誰か直接突っ込んでみなきゃ・・・・・。」
「んんんんんんんんん!!!!!!!」
優が目を見開く。2人の少年がニヤニヤしながらズボンのチャックを開き始めた。
「どっちからにする?」
「じゃんけんでいいわよ。そんなの。」
女生徒は男子二人に見せ付けるように、優の小さな性器を精一杯開いた。白くどろりとした体液が後から後からあふれ出てくる。
彼女の陰核は弾けそうなほど膨らんできていた。
「急いで。七瀬さんは早くぶち込んでもらいたいみたいよ。」
男子生徒たちの無邪気なじゃんけんの決まり文句が出ている。彼らは優の初めてを奪うために必死にあいこを繰り返す。
「あぁ!勝った。」
「遅出しじゃんよ。ずるいしぃ!!」
ついに自分の純潔を奪う人間が決定してしまった。一気に優の顔から血の気が引く。
優は陰核をひくつかせながらも、拒絶の意思を示すために大きくかぶりを振った。
「んんんんんんんんんん、んんんんんんんんんん、んんんんんんん!!!!!!!!!!!!!」

チュプリと小さな水音がして優のそこに、男性器が押し当てられた。優は相変わらず狂ったように首を振るだけだ。
「もし処女だったら学校にはろくに出ていないのに、こんな夜中にふらふら出歩いている罰が当たったと思ってね。」
「まぁ、膜が無かったらヤリマンだったってこった。今更俺らにやられても大騒ぎすんなよ。」
「そいじゃぁ、・・・・いただきま〜す!」
男子生徒はありったけの勢いをつけて、涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔の優に腰を打ちつけた。
「・・・・・うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
偶然優の口の詰め物が取れた。途端、獣のような叫び声を優は発した。
「ぅわ・・・・、心臓止まるかと思った。やべぇ声出すなよ!」
「ま、誰にも聞こえてないでしょ。で、七瀬さんの具合はどう?」
激しく体を痙攣させる優に何度も腰を打ちつけながら、男子生徒はおかしげに言った。
「さっきの叫び声で分かれよ。こいつ処女だぜ。ほら見えないか?血ぃ垂れ流していやがる。」
「良かったわね。やりすぎで性病とか持ってたらシャレにならないわよ。」
優を散々傷つけておきながら、彼らは自分の心配ばかりしていた。
143名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:08:36 ID:C/8tXA9O
狂人のような声で声で優が助けを請う。
「ぃひい!!・・・・・ぉうっ・・・ねがひぃ!!!止めてへぇ!!」
そんな優にはお構い無しに、男子生徒はやれ締りがいいだのきつ過ぎるだの、周りの連中と優の体の批評をしていた。
「おい、早く代われよ!」
「一発出したら代わってやるって。おっ、いいぞ、七瀬その調子だ。もっと締めやがれ!」
「ぅおっ!!うおおああおおおぉ!!」
かなりのヴォリュームがある胸を鷲づかみにすると、白目を剥きながら優が反応した。
「感じてるのかしら?」
「少なくとも俺が今まで抱いた女はこんな反応しなかった。」
「何言ってやがる。こいつ今まで2人しか抱いたことないくせに。とりあえず今日で俺もグバッイ童貞さ!」
「ところで君は処女なん?」
「セクハラよ!」
年頃の子どもたちの会話が、悲惨な目に遭っている優の上で延々と繰り返された。

144名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:08:49 ID:C/8tXA9O
優の中を蹂躙し、腰を振り続けていた少年が体を大きく震わせた。
「うううっ!!出る!!!」
「ちょっと次に俺が挿れるんだぞ!!」
「嫌!!・・・・・嫌アアァァァ!!!!!止めてええええええええェェェェェ!!!!!!!!!」
「ちょっと遅かったみたいだぜ?」
優の腹の中に大量に熱い男の体液が流れ込んでくる。優は改めて自分の純潔が奪われたことを思い知らされた。
「はぁ、はぁっ・・・・・。ひぐぅ。うふぅ・・・・。」
女生徒は放心した優の姿を見て滑稽な姿だと大笑いしている。もう一人の男子は、優の中に射精した男子を責めていた。
「ちきしょう!ドロドロじゃないか。」
「ははは、悪い!まぁお前はこっち使えよ。」
尻の肉を押し分け、優の可憐な蕾を無理やり押し開く。
「尿道炎にならないだろうな・・・。」
「中で小便すれば大丈夫だよ。」
優の必死の抵抗は二人の男の力によって、簡単に封じられてしまった。
「801穴みたいにはいかないのねぇ。クラスのヲタ女がニヤニヤしながらそういう本を読んでたわ。」
「あいつらって簡単に尻でやらせてくれるぜ。」
恐怖に目を見開く優のそこに男子生徒の性器が押し当てられた。
「あぁうぅぅ!」
固く締まったそこに強引に性器をねじ込む。
「痛い痛い痛い痛い痛い!ひぎいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
「貴方みたいな女はそこでセックスするのがお似合いよ!」
学生たちの嘲笑と、優の悲痛な声が満天の夜空に響いた。
145名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:10:08 ID:C/8tXA9O
「ちきしょう!たまんないな。一発抜いたくらいで我慢できるかよ!」
傍観に回っていた少年が、また熱を取り戻した自分の性器を持て余していた。
「二輪挿しいくか?俺やったことないし。」
「おもしろそうねぇ。」
「ほいじゃまぁ・・・・。」
体位を変えて男子生徒二人でまたも優を責め始めた。
「いぐぅ!!あぎぃいいいいいいい!!」
あまりのショックに優は小便を垂れ流し始めた。
「うわっ。汚いなぁ・・・。しっかし、そろそろこいつもイイとか何とか言い始めてもいい頃なんだけどなぁ。」
「ああああぁぁっぁ・・・・はぁああ・・・・、裂けるぅ・・・・。お腹が・・・・裂ける・・・・・・。」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で、優は助けを懇願する。
「別に構わないわよ?私たち何も困らないし。」
「容赦ないねぇ。君は。」
男子生徒たちは苦笑した。優と男子生徒たちの接合部は互いが分泌する体液と、優の血液でどろどろになっていた。
「ふ・・・ふぁぁぁ・・・。あっあ。」
しばらくして、三人は明らかに優の発する声が変わってきたことに気付いた。
「きたきた!」
優は快感を示す声を発し始めたのだ。優の意思ではない。それは彼女の本能が発する声だった。
「気持ちいいか?七瀬。」
「・・・・・。」
「もっとして欲しい?七瀬さん。」
優の瞳に光は無かったが、首は何度も振られた。
「それじゃぁ・・・・。」
「もっと楽しませてあげるわね。」
どこか遠くを見つめる目で優は微笑んだ。
146名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:13:26 ID:C/8tXA9O
その後2時間。優は散々に陵辱された。しかし優の体は喜んでこの陵辱を受け入れた。始終優は涎を垂らしながら悦に入っていた。
さすがに男子生徒たちも体力がなくなってきたのであろう。最後の射精を終えると自然と優から身を引いた。
女性器からも排泄器官からも白濁の液を垂れ流した優が、荒い息をはいている。彼女を見下ろす学生たち。
「こんなもんかな?」
「もう帰るか。明日の予習しなきゃな。」
「七瀬さん?一人で帰れるかしらぁ?」
わざとらしい女生徒の質問に、呆けた表情の優は何の返事も返さない。
「しばらくっつーか、もうガッコじゃ会わないだろうな。っつーか来れないだろ。」
「こんな女、クラスには必要ないわよ。」
「そーいやC組の女子が売りやってるって・・・・」
新たの目標について話しながら帰路に着く学生たちの声など、優の耳には一つも届かなかった。
たとえどんなに凄惨な事態が起ころうとも、優が信じた星空は何も無かったように輝き続けている。
一つの流れ星が、空の隅で小さな光の筋を描いた。

【終】

 
レイプされて最後には気持ちよくなって・・・・という展開にどうしてもなりませんでした!
すいません!長い間待たせていてこんなあんまりなラストで申し訳なかったです。
147名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:03:35 ID:3T6k/34D
こういう展開が優にあっているように思っちゃいました。
可哀想なのに興奮です。また誰かで書いて欲しいです。
148優でガンガッテいた者です。:04/10/21 23:17:00 ID:9vEK0Z78
あんまり普通の純愛系が書けなくてですね・・・・・。
申し訳ない。

>>147
誰が良いですか?長い事止めてしまったお詫びに・・・・。
すぐにとは言えないけどその内に落としたいです。
制服少女を辱めたい・・・・・。(氏んだ方が良いよ!)
次こそはちゃんと気持ちよくなるように努力します。
149名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:34:19 ID:3T6k/34D
>148
晶を希望!
150優でガンガッテいた者です。:04/10/22 08:07:46 ID:dot77Lzx
むぅ、晶はマミヤフジンが書きかけているので微妙なところですね・・・・・。
また別のシチュでよければ落とします。。
151名無しさん@ピンキー:04/10/22 12:28:02 ID:6BNd1o6F
>148
若菜!若菜!若菜!
15269:04/10/22 19:01:20 ID:pFD8KK/h
「もうSSは書かない!」
……と大見得を切ってから数日。舌の根も乾かぬうちに復活です。

ちょっと妄想が膨らんだので、短編を投下します。
80さん、134さんが言われた晶です。あとほのかも書いてますんで、こちらも近いうちに。
傾向はラブラブですので、苦手な方はスルーでお願いします。

今回は晶の冒頭です。次回からエロに突入します。
15369:04/10/22 19:01:40 ID:pFD8KK/h
「晶、おかえり!」
「! ……どうしてここにいるの? 来ないって言ったじゃない! 会社はどうしたのよ!」
 一瞬目を丸くした晶が矢継ぎ早に質問をぶつけてくる。
「僕が迎えに来たの、迷惑だった?」
「そ、そんなことあるわけないでしょ……」
 いきなり弱気になったかのような口調で口ごもる。
「おかえり、晶」
 僕はもう一度そう言うと晶に近付き、ぎゅっと抱きしめた。
 晶も僕の背中に手を回す。
「ただいま……」
 国際空港のロビーで、僕たちは人目も気にせずに抱き合った。

 僕たちは大学時代の同級生。付き合ってそろそろ4年になる。
 もう25歳。結婚してもおかしくない年だが、二人にそんな話はまだなかった。
 しがない会社員の僕には晶を養う自信がなかったし、むしろ僕が養われる可能性の方が高かった。
 それがプロポーズをためらわせている理由の一つでもあった。
 
 大学を卒業後、バイオリンの腕にますます磨きがかかった晶は海外での仕事も多くなっていた。
 在学中から国際的な評価を得ていた晶にとって決して珍しいことではない。
 今回は海外のオーケストラに招かれての4週間のヨーロッパツアーだった。
 4週間など、ウィーンと日本との超長距離恋愛を経ていた僕たちにはあっという間だった。

 それでも晶が日本を発つ前の晩、僕たちは何度も何度も求めあった。
 しばらく会えなくなるという思いがいつも以上に僕たちを興奮させた。
 晶のヨーロッパ滞在中は時差や僕の仕事の関係もあり電話はほとんどできなかった。
 たまに話したとき、思いが募った僕たちはテレホンセックスで慰めあった。

 その晶がいま僕の腕の中にいる。
 幸せそうな笑顔で、僕を頼りきったように見上げる晶。
 そっと口づけた。
15469:04/10/22 19:02:17 ID:pFD8KK/h
 空港からの高速は順調に流れていた。
 僕は運転に集中しながらも隣りの晶の話にうなずき、相槌を打ち、時には質問をしたりした。
 晶は笑い、また演奏に納得のいかなかった部分に不満を表し、聴衆のマナーを褒めたりする。
 僕にはよく分からない世界の事ながら、それを楽しそうに語る晶が好きだった。
 それを話しながら輝いた表情を見せる晶が大好きだった。
 ……こうしたなんでもないことが僕には本当に幸せだと思えた。

 順調だった高速が、東京が近付くにつれて少しずつ流れが滞りだした。
「あれ? 事故かな?」
 僕の言葉に
「この三つ先のインターで事故渋滞って出てるわね」
 晶が電光板の文字を読む。
「まいったなぁ」
「有給取ってるなら会社のことは心配いらないんでしょ?」
「ま、そうだけどね」
「こういうところは『ニッポン』って感じよねぇ〜」
 ノロノロ運転を楽しそうに見やりながら晶が言った。

 車が走らなくなると僕にも晶を見る余裕が出てきた。顔を見ながらいろいろな話をする。
 と、シートベルトに強調されたタートルネックの胸も目に飛び込んでくる。
 あわてて視線を窓の外に向けると、今度は沿線のラブホテルの看板がやたらと目に付く。
 心にどす黒い欲望が湧きあがった。

「晶ぁ、ホテル行こうか」
 前を向いたまま言う。声に固い響きが含まれているのを自覚する。
「ちょっ、ちょっとぉ! いやよこんなところで。……家に着くまで我慢できないの?」
 僕の言葉の意味に気付いたのか、気色ばんで晶が言う。

 僕はハンドルを切った。手近のインターから下道に下りる。
 晶は何も言わずに助手席から外を見ていた。
 黙っているということはOKだ。本当にイヤだったらこんなに素直に従うはずがない。
 僕はそのままホテルに向かって車を走らせた。
15569:04/10/22 19:05:35 ID:pFD8KK/h
「12都市の12少女」ということは春咲花子は対象外なんだろうなぁ……。
いや、書けといわれても無理ですけど。
156名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:41:07 ID:s8PAq4OT
メガネとカチューシャとオデコな保坂美由紀タンでやってみた。
経営難の呉服屋を助けるために美由紀タンが許婚に色々されるって感じです。
157名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:43:52 ID:s8PAq4OT
 な、なんでここにいるのよ……
 クラブ活動も終わって帰ろうとした矢先、一番会いたくない人間に出くわしてしまった。
「美由紀さん、お疲れ様」
 人懐っこい笑顔を見せたこの人は『安田健司』という名前で、最近決まった私の許婚だ。
 有名な会社の社長の息子で、許婚になるまで全く関わり無かった人種なんだけど、できることなら一生関わりたくは無かった。
「こんにちは健司君。なぜここに?」
「美由紀さんが通っている学校が見たくなった―――じゃだめかな」
 笑顔の健司君を私は睨みつけたけど、涼しい顔で交わされた。

「ねえねえ美由紀、もしかしてこの人が許婚の……」
 友だちのミカが嬉しそうに聞いてきた。
 それはそうだろう。あの制服は県内でも文武両道で有名な私立校の物で、知らない人はまずいない。
 健司君はスポーツ万能、成績優秀、お金持ちと、全く非の打ち所のない人間である。
 ……そう、外見だけは。
「美由紀さんのお友達?初めまして安田健司です」
 健司君は笑顔で自己紹介した。
「ちょっと美由紀、可愛い男の子じゃない」
「親が決めた許婚って聞いてたから心配してたけど……どっちかって言うと弟?」
「そ、そんなんじゃないって」
 健司君は童顔で身長も低く、いかにも人畜無害な人間だ。初めて見た人は誰でもそんな印象を持つだろう。
 でも笑顔の下に隠れた本性は全く違う。
 ……最低な人間だ。
 その最低な人間と婚約した理由は経営難に陥った呉服屋を助けるためだ。
 半ば強引に婚約されてしまったけど、お父さんとお母さんを助けたいという気持ちや、家業を潰したくない気持ちも確かにあった。そこに私自身の気持ちが含まれていないのは知っていて、それが間違いだっていうのはわかっていた。
 けど一番の間違いはこの男の本性に気づくのが遅かったことだ。
 この笑顔は本性を隠すための"仮面"で、私は犯されるまで仮面に気づけなかった。
「美由紀さん、折角来たんだから学校を案内してくれないかな?」
 私が断れないのを知っていて健司君は聞いてきた。
158名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:46:27 ID:s8PAq4OT
 ガチャガチャ……
「どうぞ」
 私は自分が所属するクラブ―――美術部に案内した。
 誰もいなくて少し寂しい雰囲気がする美術室。
 そこで私は健司君と二人きりになった。
「へえ……ここが美由紀さんのクラブか」
 物珍しそうに見ているのは多分こういう場所に縁が無いだけだろう。
 部室は美術室の名前に相応しく、絵画や彫刻、陶芸品などが置かれている。
 もちろん全部レプリカで、彼の学校の設備に比べれば数段劣るだろうけど、私には愛着のある物ばかりだ。
 でも健司君は一度だけぐるっと見渡しただけですぐに興味を無くした。
 健司君は窓を背にしていたので夕日が眩しくて顔がよく見えない。
 けど絶対笑っているはず……
「もう見ないんですか?でしたら早くここから出てください」
 バカにされた気がしてイライラした。
 けど出ていくかどうかを決めるのは私ではない。
 それが悔しくて悔しくて下唇を噛んだ。
「そんな怖い顔しないで欲しいな。可愛い顔が台無しだよ」
「ふざけないで!」
 私は怒りに任せて大声で叫んだ。
 なんでこんな男と……
 自分ではどうにもならない現実に目の前がぼやけてきた。
「……やれやれ、君はもう少し物分りの良い娘だと思ってたけど」
 ため息をつくと健司君は仮面を外す。
 人懐っこい笑顔が消え、替わりに私を弄んだ時の嘲笑う顔が表に出た。
「やだ、こないで……」
「どうやら一から躾直さないと駄目みたいだね」
 背中に壁がつき、もう逃げられない。
 でも健司君はさらに私を追い詰める。
「逆らえばどうなるか―――わかっているよね」
「こ、この卑怯者……」
 私には負け惜しみを言うのが精一杯だった。
159名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:48:00 ID:s8PAq4OT
「脱いで」
 逆らってはいけない命令。
 私は震えながら制服のボタンに手をかけた。
「ああ、上着は着ていていいよ。脱ぐのはスカートだけ。そっちの方が厭らしいからね」
「へ、ヘンタイ!」
「うん、僕は君の言う通り変態だよ。でも君は変態の言うことを聞かなければならないよね」
「わかってるわよ!」
 ファスナーを降ろして茜色のスカートを脱ぐ。
 何度も見られたはずなの、恥ずかしくて前を手で隠した。
「……こ、これで満足?」
「駄目駄目。隠してたら見えないでしょ。手は横」
 言われた通り手を横に移した。
 カーテンを閉めてなかったから向う側の校舎が見える。
 誰もいなかったけど怖くて膝がカタカタ鳴った。
「大丈夫。僕が壁になってあげるから向うからは見えないよ」
「あ、ありがと……」
「僕のお嫁さんだからね。僕以外の人に君の裸は見せないよ」
 お嫁さんと言っているけど、どうせ私のことは"所有物"としか思っていない。
 わがままで反論は許さず、飽きるまで私の身体を弄ぶところは小さな子供と同じだ。
 しかも身体は大人だから余計にタチが悪い。
「可愛いね、白のパンティ」
「……これも脱ぐんですか?」
 どうせそうに決まってる。
「何、脱ぎたいの?」
 え……
160名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:51:58 ID:s8PAq4OT
「まさか美由紀さんから言ってくるとは思わなかったな。あ、もしかして僕に見て欲しいの?」
 バ、バカにしないで!
 引っ叩いてやりたかったけどできない。憎しみを込めて睨みつけることしか私にはできない。
 ……でも、そんなささやかな抵抗も健司君を喜ばせる物でしかなかった。
「いいね、その顔。言いなりになるだけの女には飽きていたんだよ」
 悔しい……
 健司君は私の乱れる姿が見たいだけ。
「機械みたいに従順な女の子なんていらない。僕が欲しかったのは生きた玩具なんだ」
 身体だけじゃなくて心まで弄ぶの……
「僕が憎い?」
「当たり前でしょ!」
「でも逆らえないよね」
 泣かないって決めたのに涙が出てきた。
「口を開けてベロを出して」
「ん……」
「もっと出さないとしゃぶれないよ」
「んんッ……」
 言われた通り舌をいっぱいに突き出すと健司君の顔が近づいてきた。
 口が開いて中に真っ赤な舌も見えた。
 パクっと舌を食んで厭らしい音を立てながら私の舌をしゃぶる。
 ちゅっちゅちゅっ、ずずずッ……
 健司君と至近距離で目が合う。
 ……笑ってる。きっといつまで耐えられるか試してるんだ。
 キスをされて口の中に健司君の唾液が流れてきたけど、頭を押さえられているから離れることができない。
 腰をぐっと引き寄せられて密着させられて、股を割って脚が差し込まれて、制服の生地と内股が擦れ合い、あそこがムズムズしてヘンな気分になってきた。
「ん……んグッ! ン……コクん…」
 苦しくて健司君の唾液を飲んでしまった。
 甘い……嫌いな人のなのにどうして……
 舌がナメクジみたいに私の口内を這いずり回って理性を蝕んでいく。
 胸がドキドキして、気がつけば差し込まれた健司君の脚にあそこを擦り合わせていた。
161名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:56:27 ID:s8PAq4OT
「ンああ……」
 たっぷりと私を弄んで健司君は口を離した。
 けどテラテラと光る唾液の糸でまだ私と健司君は繋がっている。
 舌は突き出したままで目も健司君を見つめたままで、名残惜しいと思っている自分がそこにいた。
「気持ち良かった?」
「な……そんなはずありません!」
 でも私の身体は「気持ち良かった」と言っている。
「そうなの?」
 勝ち誇った健司君の笑顔が癪に障った。
 なんで聞いてくるのよ……どうせ知ってるんでしょ!
 だって私の脚は健司君の脚をギュっと挟んで、太ももにあそこをくっ付けてモゾモゾ動いてるんだもん……
「美由紀さん。何してるの?」
「…………」
 恥ずかしくて言えない。
 真っ赤になった顔を健司君から逸らしたけど、あそこはスリスリと健司君の太ももを擦っている。
 全部健司君のせいだ……
 私の身体がおかしくなったのは、健司君が私の身体を弄んで変えたからだ。
「弄ってあげようか?」
「!」
 悪魔のような囁きが胸をドキンと高鳴らせる。
 弄って弄って―――
 私じゃない私がおねだりする。
「机の上に座って脚開いて」
 私は言われた通り長い机に座った。お尻に冷たい感触が広がる。
 こ、これは命令なの……
 健司君に向かって脚を広げると、恥ずかしくて目を開けてられない。でも近づいてくるのがわかった。
 だって…あ、あそこに健司君のい、息が……
162名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:58:04 ID:s8PAq4OT
「何この染み。おしっこ?」
「ち、違います!」
「なら何なの?」
 何も知らない子供みたいに聞いてくる。
 そんなに私の口から言わせたいの……酷すぎるよ。
 机に座った私のあそこに顔を寄せて、好奇心旺盛で無邪気な目がパチパチ瞬く。
 私と同じ歳なのに健司君の仕草は小さな子供みたい。
 だからこんな酷いことを平気でするのかも……
「……です」
「聞こえないよ」
「あ、あ、愛液……です」
「やっぱり気持ち良かったんだ」
 ほくそえんだ健司君とは逆に私は黙って歯を食いしばるだけだった。
 何も言い返せないから肯定したのも同じだ。
「なんで嘘をついたの?」
「なんでって……あ、あはぁっ!」
「動かないでよ美由紀さん」
 返答に困っている私のあそこに指で突く。
 人差し指で突っつかれるたびに私の身体はビクン、ビクンと跳ね上がる。
「や、やめ……健司君、お、お願いっ……」
「でも染みがだんだん広がってきてるよ」
 身体はもう私の言うことを聞いてくれない。
「気持ち良い?」
 私はフルフルと首を振って気持ち良くないと否定した。
 口を『へ』の字にして、出そうになった声を飲み込む。
 でも無駄だった。
163名無しさん@ピンキー:04/10/22 20:02:16 ID:s8PAq4OT
「ああーっ!は、は、ああッ!」
 ツンツンと突っついていた指が下着ごと力任せにぐいぐい中に入ってきた。
 ずるい……こんなの反則よ!
 気持ち良くて声が止まらない。
 健司君の指から逃げたい……けど命令だから逃げたら駄目。
 意地悪されてるのに私は命令を忠実に守る。辛いけど健司君が与えてくれる快感がもっと欲しくて我慢する。
「イキたい?イかせてあげようか、このまま」
「や……いや、イキたくない!」
 でも私は健司君が指を挿れ易いように腰を浮かせて、手とつま先だけで身体を支えていた。
 イキたくないのになんで私はこんな恥ずかしい格好をしているの?言っていることとやっていることがバラバラだよ。
 私の中で天秤がぐらぐら揺れて、快楽の方に傾いていく。
 だって気持ち良いんだもん……いっそこのまま……
「美由紀さん、イキたくないの?」
「…………」
 もう嫌とは言えない。
 でも意地になっている自分もいて素直に頷けない。
 どうすればいいのかわからない私を健司君は愉しそうに見ている。
 “ねえ、イかせてくださいって言わないの?素直に言えたらすぐにイかせてあげるよ”
 健司君の目が私に聞いてくる。
 “言わないんなら絶対にイかせてあげないよ。それでもいいの?”
 目を見ているだけで誘惑される。唇も動いて、“ほら、イ・か・せ・て・く・だ・さ・い”って言って私を誘っている。
 もういや!気が狂いそう……
「…………」
 口がさっきの健司君の真似をしてパクパク動いた。
「美由紀さん、なんて言ったの?」
「……イ、イかせて……イかせてください」
 自分の身体が恨めしくて、しゃくりあげた。
164名無しさん@ピンキー:04/10/22 20:08:09 ID:s8PAq4OT
 駄目だった。健司君には勝てない……
「イキたいの?」
 コクンと頷いてみせる。
 恥ずかしくて目も口もギュっと閉じた私はイキたくてあそこに神経を集中させる。
 でもちゃんと言えたのに、待っていても健司君は何もしてくれなかった。
 我慢できなくなった私は甘えた声でおねだりしてしまう。
「け、健司君……早く……」
「美由紀さん、僕の目を見て」
 薄く目を開けると健司君は横に立っていて私を見下ろしていた。
 いつもの人懐っこい笑顔で、じっと見つめられる。
「お、お願いだから見ないで……」
 浅ましい姿なんて見て欲しくなかった。
 でも健司君は私のわがままを許してくれない。
「ちゃんと見て」
「はい……」
「じゃあもう一度。ちゃんと僕の目を見てお願いしてごらん」
「……け、健司君、お願いします。は、早く…………イ、イ、イかせて…ください」
「はい良くできました」
 健司さんはニッコリ笑ってまま指を動かし始めた。
「ひっ、ひぃぃぃ!あああっ……あ、あああっっっっ!」
 ち、違う……全然違うよ!だって奥までズボズボ入れて掻き回してる!
「どう?気持ち良い美由紀さん」
 返事なんか出来ないからコクコクと頷いた。
 情け容赦無い健司君の攻撃に、私は身体をのけぞらして咽を見せて、開いた上と下の口から涎を垂らして、気持ち良くて声にならない声を上げて、もう身体を支えていられなかった。
 でも脚は開いたままで指をズボズボしやすいように浮かせたまま。
「ねえ美由紀さん、イク?イキそうなの?」
「うんっ、健司君の指でイクぅ!もう我慢しません!もっと気持ち良くさせてください……いっぱいイキたいんです!」
 自分でもどうしてこんなことを言っているのかわからない。
 意地悪ばかりする健司君なんて嫌いだったのに今は好きになっている。気持ち良いことを教えてくれたし、気持ち良くさせてくれる健司君が大好き!
 全身に電流が走って私の身体はビクン、ビクンと痙攣して、真っ白になる頭の中で何を叫びながら達したのか知る術も無い。
 起きた時、健司君は何て言って私をいじめるんだろう……
165名無しさん@ピンキー:04/10/22 20:11:00 ID:s8PAq4OT
とりあえずここまでです。
真面目な美由紀タンが快楽に負けるとこが書きたかったんです。

それからすみません69氏。
まさか書き込んでいたとは思いもよりませんでした。
166名無しさん@ピンキー:04/10/22 21:24:16 ID:1m8rNJ9O
>>148
147です。では私も若菜を希望したいです。晶の次に好きなので。

>>152
69様復活とても嬉しいです。しかも晶!
将来の大人になった晶とか、何度も求め合っているとか、ラブホテルとか、
興奮する要素盛り沢山です。続きもの凄く楽しみにしています。

>>165
恥辱プレイが良い!舌を出させるところとか特に。
167名無しさん@ピンキー:04/10/22 23:50:51 ID:Wiw7teG0
うおおおお!!!晶ラヴホテル変続きキボンヌ!!

168名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:24:59 ID:JD2WqD6Q
お二方とも頑張ってください
凄えコーフンしてます
169名無しさん@ピンキー:04/10/24 15:15:15 ID:jaD0LfdU
保守
17069:04/10/24 15:33:16 ID:j+bRUWuA
>>165
はて?なにかお謝りになるようなことなさいましたか?
よく分かりませんが、まったく気にしておりませんので、どうぞお忘れになってください。


少し間が空いてしまいましたが晶の続きを投下します。>>153-154の続きです。
最初から短編の予定でしたからエロは短め、かつ薄目です。あらかじめご了承ください。
17169:04/10/24 15:33:39 ID:j+bRUWuA
 部屋に入る。
 入るなり唇が重なった。
 晶を壁に押し付け、立ったまま胸をまさぐる。
 僕も晶も興奮しきっていた。こんなに気持ちが昂ぶるのは初めてかもしれなかった。

「晶と電話でしたろ? あれ以外オナニーもしないで我慢してたんだぞ……」
 唇が離れると僕は晶の耳元で言った。
「私だって……ずっと我慢してたのよ」
 晶もそうささやき返す。
 ……また唇が重なった。

 キスをしたまま、晶がもどかしそうに僕のベルトを外す。
 その間もスラックスのふくらみを手のひらで何度もなでまわす。
「くっ……」
 立ちのぼる快感に思わず声が出る。

 スラックスを下ろすと晶がひざをついた。
 モノの形をくっきりと浮かび上がらせ、カウパーのシミが浮き出たブリーフに頬ずりする。
 そして布地の上から剛直を口に含んだ。

 何度も体を重ねている。お互いの感じるポイントも好きな攻め方も熟知している。
 その弱い部分を晶がブリーフ越しに攻めてきた。
 途端に射精感が押し寄せる。
(このままではイク……)
 僕は深呼吸してなんとか快楽の波を引かせると
「晶、キスしよ! キスしたい!」
 僕は晶の腕を取り、腋を抱えると引っ張り上げるように立たせた。そのまま口づける。

 晶はキスをしながらも僕のブリーフを下ろそうとする。
 僕はそれに手を貸し、下半身を丸出しにした。
17269:04/10/24 15:34:00 ID:j+bRUWuA
 今度は僕の番だ。
 晶のミニのスカートに手を入れると、荒々しくパンストを引き下ろす。
 布の裂ける音がしたが、僕は気にせず行為を続けた。
 そのままショーツに手を入れる。そして恥丘から淫溝に指を伸ばす。

 すでにたっぷりと潤っていた淫裂をこすり上げるようにまさぐる。
「んっ…ぁ……くぅ…」
 指先の動きに合わせ甘い吐息を吐き、それに答えるかのように更に指が濡れていく。
 ふと指先が晶の1番感じる部分の柔らかな突起を軽く押すように撫でた。
「ひゃうっ! そ、そこはぁ……」
 今まで以上の感覚を味わったのか、晶の腰が浮く。
「あ、あ、あ……んんっ…あん! あぁん……」
 その部分を何度も触れるたびに愛液が湧き出し、下着と秘所と指先とを濡らしていく。

 途中でもどかしくなった僕は晶のショーツを下ろすと恥ずかしい部分を直接なぶった。
 指先での感覚を十分に楽しんだあとで股間から離す。
 そしてしたたり落ちるほどに濡れた指を晶の顔の前で見せた。
「ほらっ、晶が気持ちよくなった証拠だよ」
 そう言い、とろんとした表情をする晶の口元に持っていく。
 無言で答えるかのように自分の愛液に濡れた指先に舌を這わせ、口に含み愛しそうにしゃぶる晶。
 その行為と今まで見たこともなかった晶の淫靡な姿に僕は更に興奮を覚え、晶の口から指を抜くと
「晶……もう我慢できない」
 そう言って晶の片足を持ち上げた。
 顔を真っ赤にさせ恥ずかしそうに口元に手を添えていた晶は、視線を会わせず
こくん
 と小さくうなずいた。
17369:04/10/24 15:34:22 ID:j+bRUWuA
 淫唇をかき分け、膣口に先端をあてがうと、
ぐっ!
 僕はそのまま腰を突き上げた。
「くぅぅ……」
 晶の唇から快感のうめきが漏れる。
 挿入されただけで軽く達したのか、ビクビクとした蠕動が茎全体に伝わる。

 晶の片方のひざの裏を抱えて持ち上げたまま、ひざのバネを使い荒々しく抽迭する。
 片足でつま先立ちし、壁に背中をつけた晶は両腕を僕の首に回してすがりつく。
「はぁ…はぁ……くっ…んんッ!」
 僕は晶の腰を抱いて何度も何度も奥まで肉茎を突き立てた。

「んんっ! ……気持ち…いいっ! それに……んっ! …もぅ、イ…っくぅ…」
 晶が鳴く。僕ももう限界だった。
 僕は全身で受け止めてくれるようにと晶の体を抱きしめ、大きく奥まで突き上げた。
「晶……くっっっ!!」
びしゅっ! ずびゅっ! どぴゅぴゅぅっっ!………

 晶の髪に顔をうずめ、甘い香りを胸いっぱいに吸い込みながら僕は全てを解き放った。
 膣奥を打ち付けて、大きく、勢いよく、何度も己の想いのこもった白濁を吐き出す。
 これまで交わった中でも一番と思える量の精液が晶に注ぎ込まれていった……。

 しばらく抱きあった後、僕は晶の額に軽くキスすると中から小さくなっていくモノを抜き出した。
 幸せそうな絶頂の余韻が続く晶は、荒い息遣いを胸の上下で表している。
 それに合わせるかのように開いたままの膣口から中に吐き出された精液が垂れてきた。
17469:04/10/24 15:34:43 ID:j+bRUWuA
 淫裂からあふれた精液が晶の太ももを伝う。
「赤ちゃんできちゃうわ……」
 その感触に今の行為の意味を悟ったのか晶が言った。
「結婚しよう。だから僕のためにスケジュール空けてくれ。調整は難しいと思うけど、子供も産んでほしい」
 何度も逡巡し、それでも言えなかった気持ち。……ついに言った。
「それって……プロポーズよね?」
 僕の目をまっすぐに見据えながら晶が聞く。
「……うん。僕でよかったら…その……」
 雰囲気に気圧される。つい語尾が震える。鼓動が激しくなる。
「僕『で』じゃないわ。あなた『が』いいの。あなたでなくちゃダメなの!」
「晶……」
「私が…この私がこんなことさせる男……世界中であなただけなのよ……感謝しなさいよね」
 涙声の晶が言った。
 そしてそのまま僕の唇にむしゃぶりついてきた。晶を強く抱きしめ、僕もそれに応えた。


       おわり



アナザーエンドとして、
「空港で抱き合ったとき、別の用事でそこにいた芸能記者に目撃される」
または
「彼らにあとをつけられ、ホテルに入る際に写真を撮られる」
という展開も構想の段階ではありました。
それがマスコミに報じられ、腹を決めてプロポーズ……という流れにしようとも考えました。
ただ、それだと主人公が他人から後押しされた形になってしまうのでご覧の形となりました。

センチ1の数年後だと、世間に顔が知られてるのって晶と明日香、あとは千恵でしょうかね?
175名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:56:16 ID:iI0dObjf
69様晶がすんごく良かったです!晶好きとして感謝です。
あとほのかも書かれているようで、楽しみにしています。
176名無しさん@ピンキー:04/10/25 12:47:25 ID:tNdywyXC
ここの住人の方々は2はどのようにとらえてるんですか?
個人的には黒歴史・・・
177名無しさん@ピンキー:04/10/25 17:52:51 ID:EQMK0in6
>174
晶が乱れる様子に最高に興奮しました。大学時代の同級生という設定も
何気に気分が高まります。明日香といいほんと文章上手いと思います。
次回作楽しみです。

>176
複数股を強いられるイメージがある1はあまり好きでないです。
2の方が憂いのあるヒロインやシナリオ、主人公に好感が持てますね。
発表直後は憤慨しましたし、ゲーム性、システムは最低最悪ですけど。
178名無しさん@ピンキー:04/10/25 18:31:25 ID:2NwdN/bO
>69様
お疲れ様でした。美味しくいただきますた。ゴチです。
179若菜でガンガリます:04/10/25 19:41:12 ID:MI2Ywq//
>>149
>>151
毎度毎度遅レスもうしわけないです・・・・。
承知しました。若菜でやってみようと思います。
純和風縛りにでもしてみようかな。
しばしお待ちください。

>>69
ラヴラヴ展開の懐が広くて凄いです!!
晶編乙です。

>>165
え・・・エロ過ぎですね。
グレィトです。
18069:04/10/25 20:18:26 ID:oalvwtCo
>>175 >177-179
喜んでいただけたようで大変うれしいです。
これを励みに、もっと精進したいと思います。


男性不信のほのかに考慮して(?)エロはぬるめです。というより本番がありません。
物足りないと自分でも思います。ごめんなさい。次はもっとエロエロなの書きます……。
18169:04/10/25 20:18:46 ID:oalvwtCo
 僕が目を覚ましたのは白い天井と白い壁に囲まれた殺風景な部屋のベッドの上だった。
 起き上がろうとする。……と左足に激痛が走る。
「ぐぁっ!」
 痛みに耐え、自分の足元を見る。
 ……包帯を巻かれ、天井から吊り下げられた器具に固定された足。
 そうだ思い出した。僕は落馬したんだっけ。

「大丈夫? ごめんね、ごめんね……」
 ほのかの声。
 僕の上げた叫びに、部屋の片隅で花瓶に花を活けていたほのかが気付いて近付いてきた。
「ほのか……僕……」
 言いかけるより先にほのかが僕の胸に飛び込み、泣き声を上げた。

 高校3年の夏休み、僕はほのかに会うために北海道を訪れていた。
 その前の日に終業式を終えたばかりの僕はすぐに北海道入りし、朝からほのかと会っていた。
 そして動物、とくに馬が好きなほのかに誘われ、僕たちは郊外の牧場に遊びに行っていた。
 そこで乗馬を体験しようとした僕は馬に振り落とされてしまったというわけだ。
18269:04/10/25 20:19:07 ID:oalvwtCo
ヒヒヒヒヒーーン!
 馬のいななきが聞こえた瞬間、体が浮き上がった。
 何に怯えたのか、いきなり後ろ足で立ち上がった馬からバランスを崩した僕は落馬した。
ぐきっ!
 背中から落ちたり、頭を打つことだけは避けられたが、変な形に足をつく。
 そのまま倒れこんだ僕はとっさに手をついて体を支えようとする。
ずんっ!
 鈍い痛みが手首からひじにかけて襲う。……ヤバイ、折った?

ヒヒヒヒーン!
 馬が興奮してさらに暴れる。逃げないと危ない!
 だけど片足の鈍痛に僕は動くことができなかった。その僕の上に馬がのしかかる。
 思わず無事だった左手でかばう。直後に気が遠くなるような左ひざの激痛!
ぐしゃ!
 ほのかの悲鳴が聞こえた。……僕はそのまま意識を失った。

 ほのかが泣きながら教えてくれたことによると、僕のケガは退院まで約5週間。
 幸い命に別状はないものの、両手両足は軽くて亀裂骨折。重いものだと粉砕骨折だという。
 馬が暴れた際にお腹を踏まれていたら、内臓損壊で命はなかったという。
 とにかく5週間は病院のベッドの上だ。夏休みがふいになってしまった。
 ……でも…死ななくてよかった。

 5年生のときは僕がほのかを助けようとして骨折した。また骨折か……。
 でもあれが縁で交換日記を始めたんだよなぁ。僕の転校で自然消滅してしまったけど。
 その後、いろいろあって再会し、今はほのかと付き合っている。
 高校に通っている間は東京と札幌の長距離恋愛だけど、卒業したら僕も北海道に住むつもりだった。
 ちょっと早くなったけど、その時期の予行演習と思えばいい。僕はそう考えることにした。

 僕の胸でずっと泣き続けているほのかの頭を包帯に覆われた手でなでる。
「もう泣かないで。こうして助かったんだから、ね?」
「でも…でも……」
 ほのかが落ち着き、泣きやむまで僕はほのかの髪をなでていた。
18369:04/10/25 20:19:27 ID:oalvwtCo
 歩けないし手が使えない。
 右手の親指を除く4本の指先数センチは包帯に包まれていなかった。
 それでもかろうじて本はめくれるし、テレビのリモコンを触ることもできた。
 食事は看護婦さんが摂らせてくれるし、ときにはほのかが食べさせてくれる。
 長期の入院になるが、牧場の対人保険で治療費も入院費も賄われるのも救いだった。
 それどころか、ほのかのお父さんが責任を感じて個室の差額を出してくれた。
 おかげでケガの痛みこそあるものの、入院生活自体は快適だった。

 困ったのは排泄だ。
 紫がかった髪の、「綾崎」という名札を付けた若いきれいな看護婦さんが僕の担当だ。
 綾崎さんが処置してくれるが、恥ずかしくてたまらない。
 18歳で性欲をもてあまし気味の僕は何度も綾崎さんに勃起を見られてしまった。
「ごめんなさい……」
 気恥ずかしくなり、いつも謝る僕に綾崎さんも
「いいえ……」
 頬を染め、それでも事務的に事を済ませてくれた。

 自分で欲望を処理できないのがこんなにつらいとは思ってもみなかった。
 ほのかは毎日見舞いに来てくれる。
 夏のために薄着のほのかもそうだし、排尿や清拭で綾崎さんに肌を触れられるのもそうだった。
 そういった、普段だったらなんでもないようなことが今の僕には拷問だった。
 僕は性の欲求がどんどん高まっていくのを感じていた。

 入院してそろそろ一週間。傷の痛みは引いたがそれ以上の苦痛が僕を待っていた。
 オナニーしていない。したくてもできない。こんな苦しみは生まれて初めてだった。
 ほのかと話していても、つい胸元やスカートから伸びた足に目が行ってしまう。
 股間の隆起は夏用の薄い掛け布団ではどうしたって隠せるものではない。
 不自然に股間を盛り上がらせ、放出の欲求に耐えながら交わすほのかとの会話。
 ほのかに会えることはうれしかったが、二人だけでいることは地獄の苦しみだった。
18469:04/10/25 20:19:48 ID:oalvwtCo
「あなたがケガしたのは私の責任なんだから……なんでも言って!」
 思いつめた感じのほのかの声。
「ほのかの責任じゃないよ。僕の不注意だし、あれは単なる事故」
「でも私が誘わなかったら……」
 ちょっとしたきっかけで涙をこぼしそうなほど、ほのかの瞳が潤んでいる。
「僕は自分の意思で牧場に行ったんだし、自分の判断で馬に乗ったんだよ」
「………」
 何も言わず、唇を噛んでうつむくほのか。
「ほのかが責任を感じるようなことは何にもないから。ね?」
 ほのかを慰めるように言う。
 それでもほのかはまだ何かを言いたそうにしていた。

「ずっと…私のこと……その…ヘンな目で見てるの知ってるよ」
 意を決したように、それでもうつむき加減でほのかが言った。
「……え」
 気付かれていた。
 もっとも気付かない方がおかしいほどそのときの僕は普通の状態じゃなかった。
「手がそんなだし、自分ではできないんでしょ?」
 ? ……ほのかは何を言ってるんだ?
「おと、男の子って……た、溜まったせ、精液……出さないと、は、破裂して死んじゃうんでしょ!」
 恥ずかしいのか、耳まで真っ赤に染め、声を裏返して言うほのか。
 出さないからといって死ぬことはない。そう言おうとしたが、気圧された僕は訂正できなかった。
「あなたに謝りたいの! 何かしてあげたいの!」
「ほのか……」
 胸がいっぱいになった。そうまで僕のことを思ってくれているのか……。

「わ、私…は、初めてだからよくわかんないの!」
 僕の股間に手を置いてほのかが言う。
 ほのかは真剣なんだ。ならばそれに応えるのが僕の務めだ。
 そう思い、僕はほのかに
「わかったよ。じゃあ……僕をイカせてくれる?」
 そう告げた。
18569:04/10/25 20:20:08 ID:oalvwtCo
 今日の午前中に綾崎さんが清拭してくれた。体は汚れていないはずだ。
 僕はほのかに言ってパジャマのズボンを脱がせてもらった。
 大きく張りつめたトランクスをなるべく見ないようにほのかがズボンを下ろす。
 そのまま、何をしていいのかわからずに動けないほのか。
「ほのか……パンツも下ろしてくれる?」
 僕が言うと、ぎこちなくうなずき手を伸ばしてきた。

 ついに下着も下ろされ、僕の下半身はほのかの前にあらわになった。
ごくっ
 ほのかが息を飲んだ。
 子供のころにお父さんのを見た以外、一度として見る機会はなかったはずだ。
 処女のほのかには少し刺激が強すぎたか?
 そんなことを考えていると
「こんなに…大きいなんて……」
 ほのかが震える声で言った。
 僕としてはあくまでも一般的なサイズだと思っているが、やはりほのかにはそう思えないんだろう。
「ほのか……怖いなら……しなくてもいいよ」
 そう言ったがほのかはかぶりを振った。そして大きく深呼吸すると、そっと指を近づけてきた。

 ほっそりとしたほのかの指がグロテスクな肉棒に巻きつく。
 ひんやりとした感触が熱を持った剛直に心地よく伝わる。
 だが握っただけで何もしない。どうすればいいのか、それがわからないようだった。
「ほのか……そのまま上下にこするように動かして……」
「………」
 返事の代わりにほのかの手が動き出した。
 ゴツゴツと節くれだち、血管を浮かせた茎の部分をゆっくりと、弱い力で前後させる。
「もっと…強く握ってほしい」
 一瞬手が止まる。そのあと
ぎゅっ
 少しだけ強く握られた。
18669:04/10/25 20:20:28 ID:oalvwtCo
 握られただけでイッてしまうのでは?  はじめはそう考えていたが、実際はそうではなかった。
 あまりにも非日常の行為に感覚が麻痺したのか、最初あった射精感は遠のいていた。
 おかげでほのかの手コキを楽しむ余裕を僕は持てていた。

「亀頭……あ、先の方のふくらみもさわってくれる?」
 ほのかに指示し、自分の性感帯をさわらせる。
 それに応え、ほのかのしなやかな指が尿道口のあたりを探るように前後する。
「うぅっ!」
 甘美な刺激が背すじを駆けぬけ、僕はうめき声を上げて身を反らせた
「ご、ごめん! ……痛かった?」。
 ほのかが心配そうな顔で指を止める。
「違う、気持ちいいんだ……。もっと続けてくれる?」
「……うん」
 自分の行為で僕が快感を得ていることが理解できたようで、ほのかの指に熱がこもった。

 熱心に、そして真剣に手指を動かして僕を刺激する。
 男のモノを初めて触るほのかの動きは、自分でするのに比べればたしかに稚拙でぎこちない。
 だけどそれをほのかがしてくれていることに心が震えるほど感動する。
「くっ! ……っっっ!」
 歯を食いしばって耐えるが、僕の口からは自然に苦悶に似た快楽のうめきが洩れる。
 今はそれが苦痛によるものではないことを知ったほのかは、ますます手の動きを強める。

「ほのかっ! あぁっっ!」
 性の愉悦に随喜の声があがる。
 僕の狂乱ぶりに意を強くしたのか、ほのかが
「もっと感じて……」
 そう言って股間に顔を寄せ、そのまま勃起を口に含んだ。
18769:04/10/25 20:20:50 ID:oalvwtCo
 ほのかがフェラチオしてくれている!
 一気に興奮が高まる。
 しかしほのかは口に咥えただけで動かない。
 処女のほのかには全部を口に含んでストロークするのは苦しいのだろう。
 やがてほのかは亀頭を口に含んだまま舌を絡ませた。それが信じられないほど気持ちいい。

 さらなる快感を求めた僕はほのかに指示を出した。
「あぁっ、すごくいい。……裏側の段になってるところがとくに感じるんだ」
 ほのかが僕の言うとおりに舌をうごめかす。舌だけではなく、茎にも手が添えられる。

 柔らかな手に握られ性感が増す。ほのかはソフトクリームを舐めるようにモノに舌を這わせる。
「そのまま口を上下に動かしてくれる?」
 柔らかくて温かい唇が勃起にまとわりつく。
「これでいいの?」
 淫らな顔のほのかが僕を見上げた。
「うん、そのまま袋も揉んで」
 ほのかの柔らかい指が僕の袋を揉む。精液をしぼり出すような揉み方だ。
 すでに限界近くまで高まっていた僕がそれら一連の口撃に耐えられるわけもなかった。
「あぁっ! イクっっっ!!」

どくっ!
 溜まっていた欲望が吐き出された。
「むぐっ!」
 最初のほとばしりをのどの奥に受け、ほのかが思わず口を離す。
「けほっけほっ……」
 咳込むほのかに容赦なく精液が発射される。
びゅびゅっ! どぴゅっ!……
 続く二撃、三撃はそのまま顔に。
「んっ!」
 いきなり起こった出来事に驚いたほのかは、すくんでしまったのかとっさには動けない。
ずびゅっ! びゅっ!……
 そこに何発もの白濁が降りかかる。……ほのかの顔を汚して僕は最後の一滴まで出し尽くした。
18869:04/10/25 20:21:09 ID:oalvwtCo
 僕はすべてを解き放った満足感と快感に力尽き、ベッドに力なく身を横たえた。
「はぁはぁはぁ……」
 荒い息をつく。
 一方のほのかは何が起きたのか理解できないようで、呆然とした顔で固まっている。
 顔を伝い、あごからしたたり、胸のあたりやスカートにしみを作る粘液にまみれるほのか。

 と、我に返り
「ひっ!」
 息を飲む。
「ご、ごめんっ!」
 急いでサイドテーブルからティッシュを取り出しほのかの顔を拭う。
「けほっけほっ……ごめんなさい。突然だから…けほっ……びっくりしちゃった」
 ほのかはそう言うと、僕からティッシュを受け取って口元や顔を拭く。
 そして
「けほっ……ちょっと…飲んじゃった……。けほん」
 口元を押さえて言った。

「ご、ごめん……出す前にちゃんと言わないといけなかったよね」
 狼狽して答える。
「平気…心配しないで。こほっ……でもヘンな味……。男の子がイクって……こういうことなのね」
 実感した様子でほのかが言った。
18969:04/10/25 20:26:17 ID:oalvwtCo
「ほんとにごめんね。あんまり気持ちよくて…我慢できなかった……」
 もう一度謝る。
「ぴゅっ、ぴゅっ、って出るのね……けほっ……私、おしっこみたいに出るんだと思ってた……」
 咳込みはするものの、怒っていないのかほのかは別の話題で答えた。
「う、うん。何度かに分けて出るんだ」
「知らなかったわ……けほん」
「ごめん、顔、洗わなくて平気? うがいは?」
 気持ち悪くないかな? そう思って聞く。
「うん。拭いたから大丈夫よ」
「ほのか……」
「あ…射精すると小さくなるの?」
 ほのかが萎えた一物を見ながら言う。
「う、うん」
「そうなんだ……」
 これも知らなかった。そう言いたげにほのかが言った。
 そして萎えた肉棒にそっと手を添えた。

 若い性欲は終わりを知らない。
 一度出したぐらいでは僕の欲望は昇華しきれていなかった。
「ほのか……もっとしてほしい……」
 性の衝動が僕にそれを言わせた。
「……うん」
 ほのかはかすかにうなずくと、萎えた肉棒をなでまわした。
 先ほどまで粘り気のある白濁をからみつかせていた指が僕のペニスをしごく。
 亀頭に軟体動物が這いまわるような甘美な余韻を味わいながら、僕は再び勃起させていった。


       おわり
190名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:10:55 ID:/SRb9BdJ
チョイ役かー!>綾崎
ひょっとして例のサンシマイの長女なのですか?
今度は頼むぞ69様
191名無しさん@ピンキー:04/10/26 07:23:56 ID:DSKuMgV0
Up
192名無しさん@ピンキー:04/10/26 18:11:27 ID:l8jdNOLt
初めてこのスレ見ました。職人さん方非常にGJ!!素晴らしい!
暇があったら、思いついたら、名古屋を禿しく希望。
自分で書ければなあ・・・
193偽69:04/10/26 19:57:30 ID:A4ajqHby
「……立ち入ったことをお伺いしますが……」
「何でしょうか?」
いつもの様に僕の体を拭きながら綾崎さんが云い難そうに切り出した。
「……昨日の女の子は……○○さんの、その……恋人、なのでしょうか?」
「……は?」
そんな事を尋ねられるとは思ってもいなかった僕は間の抜けた返事をしてしまった。
「……だから……昨日のあの方と○○さんはお付き合いされているのですか、と聞いているのです」
「……い、いや……あの……」
ほのか……の事だよな?
何と答えて良いものやら、言葉を選んでいるうちに綾崎さんの方は勝手にそうだと決め付けて話を続けた。
「あなたのプライベートな事に口を差し挟むつもりはありませんが、その……あのような行為は病院内
では慎んで頂かなくては……その……困ります」
綾崎さんは視線をそらしたまま、俯きながら頬を真っ赤に染めてその言葉を口にした。
……昨日、ほのかに手コキしてもらった事に違いない。綾崎さんに何処かから見られていたようだ。
僕も恥ずかしさのあまり、頭に血が上ってしまった。
「……ほ、他の患者さんにも示しがつきませんし……そ、それに……」
「ご、ごめんなさい……すみません……」
僕は消え入るような声で誤るしかなかった。
「……私も看護婦ですから……その、男の人が……た、溜まると辛い、というのは理解しているつもりです……」
綾崎さんは下に向けていた顔を上げて、僕の顔をまじまじと見つめた。
(……やっぱり綺麗だなあ……綾崎さん……)
194偽69:04/10/26 19:57:48 ID:A4ajqHby
「……で、ですから……もしもお辛いようでしたら……私に言ってくだされば……そ、その、お手伝い、させて
頂きますっ」
綾崎さんに見とれていた僕は、一瞬彼女が何を言っているのか理解出来なかった。
「……え?……ええ〜っ??」
綾崎さんは自分の口から出た言葉にいたたまれくなってしまったのか、また顔を背けてしまった。
「……こ、今晩は私が宿直です……ですから……ナースコールを鳴らしていただければ……」
「……あ、あの……それはどういう……」
「しっ、失礼しますっ!!」
呆気に取られた僕は、ただ後ろも見ずに慌てて個室を後にする綾崎さんの背中を見送る事しか出来なかった……

(中略)

「うっ……あ、綾崎さん……もう、もう駄目だっ……」
綾崎さんは咥えていた僕のペニスから口を離して、こちらに恥じらいの眼差しを向けながらこう言った。
「綾崎さんだなんて他人行儀な呼び方は嫌です……静音って呼んでください……」

みたいなのキボン
195名無しさん@ピンキー:04/10/26 21:36:05 ID:yE8zvaId
>>偽69氏
いや・・・自分で充分書けるでしょう。
書きましょうよ・・・・。

それでは若菜編緒とさせて頂きます。
ちょっと羞恥プレイかも。
196若菜でガンガリます:04/10/26 21:36:35 ID:yE8zvaId
・・・・今日は東京からあの人がやってくる。待ち焦がれていた約束の日・・・・。

綾崎若菜はその日、学校の都合で制服であの人を待った。せっかくの約束の日に制服姿は残念だ。
一度家に戻って着替えてもいいのだが、一刻も早く彼に会いたくて若菜はそのままの格好で彼に会うことにした。
いくら大和撫子の若菜だって年頃の女の子だ。精一杯のお洒落をして彼に会いたい。
こんな格好の自分で彼に呆れられないかしら・・・・、制服の襟を整えて若菜はあの人との待ち合わせ場所に向かった。
そんな若菜の気持ちとは裏腹に、待ち合わせに現れた彼は、若菜の白い制服姿を素敵だといってくれた。
「申し訳ありません。午前中に弓道部の集いがありまして・・・・。こんな格好で・・・・。」
「いいよ。そこから急いで来てくれたんだね。嬉しいよ。
 制服姿の若菜も素敵だね。さぁ、今日は午後しか一緒に過ごせないんだ。いい一日にしようね。」
優しい言葉をかけてくれたあの人に、嬉しそうに若菜はうなずいた。
学校には彼氏に制服姿を見せたくて、平気で制服姿でデートをする生徒など何人もいる。
しかし本来は制服姿で異性と歩く事は、校則で固く禁じられている。けれども今日の若菜には誰にも見つからない自信があった。
「はい。あの、今日は紅葉が素敵な神社を案内しようと思っているんですが・・・・。」
若菜はあえて誰もいない若菜だけが知っている、紅葉の名所に案内するつもりだった。彼だからこそ案内をしてやりたかったのだ。
後々自分がそこでどのような目に遭うかも知らず・・・・・。
197若菜でガンガリます:04/10/26 21:37:09 ID:yE8zvaId
行きの電車の中で最初は何て事のない日常の会話をしていた二人だが、急に彼はその話を持ち出した。
「若菜、君は僕の事を本当に好きかい?・・・いや、愛している?」
あの人の急な質問に若菜は面食らう。一体急にどうしたのだろう。でも若菜は確信を持って答えることができた。
黒目勝ちの瞳をあの人に向ける。
「ええ。私は貴方のことが好きです。・・・・・・・・愛しています。」
何年も想い続けた後、やっと再開することのできたあの人。
今は互いを思い合う仲になるだなんて、小学生だった自分が果たして想像できただろうか。
「なら若菜、僕の全てを君は受け入れてくれるかい」
「はい。」
凛とした態度で若菜は答えた。
「じゃぁ若菜、今から下着を脱いで。そしてその格好で僕と歩いてくれるかい?」
あの人の突然の要求に驚きを隠せない若菜。しかしこくりと若菜はうなずいた。
「貴方が・・・・・そう望むのなら構いません。」
若菜の答えを待っていたかのように、急に電車の中の人影が減っていった。皆有名な寺がある駅で降りてしまったのだった。
「良かったよ。とんだ変態だと君に呆れられると思っていたからね。
 でもコレが僕なんだ。恥ずかしがる若菜を見て愛おしいと思う・・・。」
「私は貴方を愛しています。だから貴方の希望に答えるんです。・・・他の男性なら・・・・・・・。」
なら早くそうしてくれといわんばかりの彼の視線から逃げるように、若菜は自分の制服のスカートに目を落とした。
198若菜でガンガリます:04/10/26 21:37:43 ID:yE8zvaId
「あ・・・あの、でも、こんな場所では無理です・・・。せめて駅のお手洗いで・・・・・。」
頬を赤くして懇願する若菜に彼は冷たく言い放った。
「駄目だ。そんなんじゃ僕は満足できないよ。
 ・・・・そうだよね。こんな要求をするする僕は若菜に嫌われてしまっても仕様がないよね・・・・。
 このまま東京に帰ってしまおうか。」
彼のわざとらしい言葉に若菜は必死に反応する。
一ヶ月ぶりの逢瀬、またねの約束を交わしてから若菜は今日までこの日を待っていたのだ。
この一瞬を逃したくなくて若菜は彼の要求を飲むことにした。
「わ・・・・・分かりました!脱ぎます。下だけで宜しいのですね?」
「上はまた・・・・ね。」
目を閉じて若菜は自分のスカートに手をかけた。紺色のスカートのしたから繊細なレースに包まれた上品な下着が見える。
若菜は下着の端に手をかけて、ゆっくりと下げ始めた・・・。
若菜の頬は真っ赤に上気し、瞳は潤んできていた。下着に手をかけている指は小さく震えている。
「若菜、とっても素敵な表情だ。今どんな気分なんだい?」
「とても恥ずかしくて・・・あぁ、死んでしまいたいです。」
ぴたりとスレンダーな脚を閉じて脱いでいるせいで、なかなか若菜の脚から下着は抜けない。
「次の駅で人が来るかもしれないね・・・。早くしなきゃ。
 若菜、もっと大きく脚を広げないと脱げないよ。」
「ぅ・・・ああぁぁぁ・・・・。」
小さく呻きながら若菜は大きく脚を開いた。
199若菜でガンガリます:04/10/26 21:38:38 ID:yE8zvaId
スカートの奥に黒い陰毛に守られながらも、真っ赤に開いた若菜の性器が見えた。どろどろの女の蜜が今にも滴ってきそうだ。
「僕も十分変態だけど、若菜もこんなことで興奮するなんて十分変態なんだね。」
「ああ、違います。違うんです。」
辱めの言葉を受けた若菜のそこからは、シートに滴るほど卑猥な香りのする体液を流しだした。
「若菜、自分で分かるかい?若菜の女の子の部分はすごくぴくぴく動いているよ。」
「ぁぁぁ・・・嫌ぁ・・・・・・・。」
『次はぁ〜OOO駅ぃ〜』
電車の中かに車内アナウンスが流れる。はっとした若菜は恥も何もかも捨てて、下着を脚から抜いた。
「ふふ。いい子だね、若菜。帰りには返してあげるから僕に渡すんだ。」
若菜は震えながら、まだ自分のぬくもりが残る下着を渡した。
「つ・・・・次の駅で降りるんです。」
さっきまでの事を無かったことにしたい様に、若菜が呟く。目は伏せられたままであった。
もう若菜は脚を閉じていた。しかし足の震えはまだ止まってはいなかった。
「こんなことで悦んでいても仕方がないよ。さぁ、もっと楽しいことをしようね・・・・・・。」
目標の駅が近づいたことを知らせるアナウンスが流れた。若菜の被虐の旅は始まったばかりだった。

200名無しさん@ピンキー:04/10/27 13:13:37 ID:2D4J1yTa
神後輪!
201名無しさん@ピンキー:04/10/27 19:15:24 ID:y5NqSSTn
いけいけ>ガンガリ若菜様
若菜をねちねちとイジメてやって下さいませ

紅葉ってことはアレだな
スパンキングは確定だな
202若菜でガンガリます:04/10/27 21:24:13 ID:4QTDbykh
>>201
そうなんすか。もみじにはスパンキングなんですか。
勉強になりました!!

でも肉体的に痛ぶるのって、このスレってまずい気がしないでもない・・・・。
(この前二輪挿しはしたんだけれど。)
一応縛りは入れる予定ですが、このスレ的にはどうなんですか?
ハードsmはおkですか?

なんか前もこんな事書いたな・・・。
203名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:57:42 ID:y5NqSSTn
おk>ガンガリ若菜様
痛い「だけ」なのが駄目なのではないかと
エロければおkでは
204名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:08:51 ID:tcHt5MFD
>189
69様設定や文章がうまい!ほのからしい愛撫に興奮しました。
ほのかの夏服って大胆だし主人公の気持ちわかる。
次回作もぜひとも読みたいです。

>196
若菜の白い肌と黒い恥毛が浮かんできそう。恥ずかしがっている
若菜が良かったです。続きが楽しみ!SMは人それぞれでしょうが、
私は快楽を与える程度のソフトなのを希望します。
205若菜でガンガリます:04/10/28 00:16:57 ID:YJR9eQTS
>>201
承知しました。ではそういう方向で・・・・・。
したくなってきた・・・・・。大長編にしたいけど今回のじゃちょと無理だな。

苦手な人はスルーして下さいね。一応メル欄にプレイ内容書くようにします。
206名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:20:40 ID:YJR9eQTS
うわっ。すいません。>>204氏。
同じタイミングでカキコしてしまった。
ちゃんとした約束なんで、快楽に喘ぐ若菜も書くつもりです。
痛いのばかりじゃないです。

痛い→気持ちいいが、自然な流れになればいいなぁ。
207名無しさん@ピンキー:04/10/28 12:02:15 ID:nRLXKwE5
スレが立って3ヶ月。レスも200を超えたのでここまでのSSをまとめてみました。
タイトルは適当に付けました。作者さんの方で修正してくれて構いませんから。


遠藤晶「恥辱の演奏会。私がイクところをみんな見て!」
>22
>26-28 >32-34 >41-42 >53-56(未完)

七瀬優「残虐レイプ二輪挿し」
>35-36 >38-39 >142-146

安達妙子「幼なじみが恋人に変わる瞬間」
>69-76 >81-87

星野明日香「アイドルの代償。私はスポンサーに抱かれる・・・・」
>90 >95-103 >106-109 >113-117 >121-131

遠藤晶「私だって……ずっと我慢してたのよ」
>153-154 >171-174

保坂美由紀「屈辱の美術室。私は許婚に逆らえない」
>157-164

沢渡ほのか「私を許して・・・・。お詫びにあなたをイカせます!」
>181-189
>193-194

綾崎若菜「あなたのためなら・・・・。若菜、被虐の旅」
>196-199(連載中)

69氏が起爆剤になったのか、ここ2週間は連日SSが投下される盛況振りです。
かつての寂れ方が嘘みたいです。職人さん方、大感謝です!
208偽69:04/10/28 12:29:56 ID:DDhKpa/9
……カウントされていないorz

209名無しさん@ピンキー:04/10/28 16:35:32 ID:pnQnIaPJ
そろそろまとめサイトとか欲しくなってきたなw
21069:04/10/28 18:27:41 ID:jVTRKnvH
>>207
まとめていただいてありがとうございます。

さて、SSのタイトルですが私は付けない方針です。理由は二つ。
1.ネタバレ防止の意味で、物語の展開が予想されるようなものは付けたくありません。
2.本文のどこが印象に残るかは人それぞれで、こちらが意図しなかった受け取り方をしていただくこともあります。
  ですから特定のイメージを想起させる可能性のあるものは避けたいとも思っています。

以上の点で、投下時も投下後もタイトルは付けていません。ご理解ください。
もし仮に付けるとしたら、全体の傾向を表す「ラブラブ」とか「和姦」とかでしょうか?
でも「妙子ラブラブSS」ってタイトルはなんか変……。


しかし、こうして見てみるとラブラブ和姦系は私だけですね。このスレには不向きなのかな……?
いや、それでも住人の皆さんに拒まれないかぎりは妄想がふくらめば勝手に投下するわけですが。
211名無しさん@ピンキー:04/10/28 19:13:43 ID:tcHt5MFD
>210
不向きなことないですよ。和姦、強姦両方あった方が良いし、69様の
SSはいつももの凄く楽しみにしています。
212名無しさん@ピンキー:04/10/28 19:25:18 ID:ZdbB9cI5
当方、ラブラブ和姦派です。
しかも妙子萌えなので、69氏には非常に感謝してます。
213名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:48:08 ID:js1yuZ2h
いいねいいね賑わってきたねー
214名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:49:09 ID:js1yuZ2h
アレか?
プレリュード効果?(w
215165:04/10/29 19:47:38 ID:hL5j4iMf
>>164の続きで、美由紀タンが許婚の変態行為によって堕ちていくお話です。
216名無しさん@ピンキー:04/10/29 19:49:00 ID:hL5j4iMf
 私は机から降ろされて、直に床に座った。
 正座を崩した姿勢だったからお尻が冷たい床に着き、濡れてしまった下着がベッタリと貼り付いて気持ち悪い。
 そんな私を健司君は叱る。
「あ〜あ、美由紀さんのせいで手がびしょびしょだよ」
 健司君の指は私が出した蜜で濡れている。
「……ごめんなさい」
「本当に悪いと思ってるの?」
 顔を見せないようにして頷く。
 イった直後だから声を出すのも辛かったけど、それ以上に恥ずかしかった。
 また勝てなかった……
「だったら綺麗にしてよ」
「……綺麗に?」
「そっ。美由紀さんが舐めてね」
 健司君は指をチラつかせ、私はポーっと熱を帯びた目で見つめる。
 私が濡らしたんだから……ね。
 頭の中で誰かが囁いた。
「ほら、早く口を開けて」
 命令通り口を開けて待つ。
 近づいてくる指を見つめているだけで動悸が早くなる。
 私はもう健司君の言いなり。
 熱い吐息と濡れた舌を出しながら健司君の指を待つ。
「あむ……んちゅっ、ちゅっちゅっ」
 やっと私の口の中に指が入ってきた。
 唇で人差し指と中指を食んで、赤ちゃんみたいに吸う。
「おいしい?」
「んっ……おいひぃです」
 私が汚したのに健司君の指は美味しかった。
 人差し指と中指が終わったら親指、薬指、小指も丁寧に舐める。指と指の間も綺麗にして、手の平にも唇を付けて啜る。
 最後にチュパっと音を立てて唇を離したのは終わりましたの合図。
217名無しさん@ピンキー:04/10/29 19:49:58 ID:hL5j4iMf
「ご苦労様」
「ぁ……」
 健司君の手が離れた途端に心細くなる。
 呼び止めようとしたけど上手く言えなくて言葉に詰まった。
 早く命令……次は何をすればいいの?
 上目遣いで健司君を見つめる。
「どうしたの美由紀さん?」
「…………」
 健司君はやっぱり意地悪だ。私が何を望んでいるのか知っているくせに焦らす。
 腰に手を当てて立ったままだから、どうしても大きく膨らんだ部分に目が行ってしまう。
 わざと見せているとしか思えない……もう駄目、恥ずかしくて見ていられない。
 けど健司君は逃がしてくれなかった。
「駄目だよ美由紀さん。ちゃんと見て」
「だ、だって……」
「欲しくないの?」
「!」
 私の心に突き刺さる魔法の言葉。
 魔法にかけられた私は大きく膨れた部分を下から見上げる。
 隠れているけど健司君のオチ○チンがそこに……
「……ふふ。そうそう、ちゃんと見てよね。これも美由紀さんのせいなんだから」
「私の……せい……」
「うん。美由紀さんがすごくエッチだったから」
 さっきの痴態を思い出すだけで顔から火が出そうなのに、身体は快感を思い出して目の前にぶら下がった極上の餌を欲しがる。
 でも健司君はまだ何も言わない。
 今の私って"お預け"を命令された犬みたい……
「欲しい?」
「はい」
 健司君の声に迷わず頷く。
 もし私が犬だったら尻尾を振ってワンって言ってたかも……
218名無しさん@ピンキー:04/10/29 19:51:37 ID:hL5j4iMf
「じゃあ手を出して」
 差し出された健司君の手に私の手を乗せると軽く握られた。
 手がオチ○チンに導かれ、ズボンの上からでも大きさがわかる。
「ねえ、僕のがどうなっているか……わかるよね?」
「……硬い……硬くなってる」
「美由紀さんがいけないんだよ。あんなにスケベな格好で僕を誘惑するから……」
「ごめんなさい……」
 オチ○チンを大きくしたのは私で、それに健司君の手をビショビショにしたのも私……
 健司君はもう手を離したけど、私はまだ手の平でオチ○チンの硬さを確かめている。
「そう。だから責任取ってよね」
 健司君の命令……気持ち良くさせてって言っている……
 ズボンの上から手の平で包んで少し摩る。
「んっっっ……美由紀さん…いい…」
 切ない声にトクンと胸が鳴った。
 健司君の声がもっと聞きたくなって、オチ○チンを握ってコスコスしごく。
 でも見ているのはオチ○チンじゃなくて健司君。
 私の手でどう反応してくれるか見たい。
「気持ち良い?」
「うん……美由紀さんの手、いい……優しくて良い気持ち」
「良かった……じゃあもっと気持ち良くしてあげる」
 ベルトに手をかけて許可を待つ。
 健司君が頷いたのを見てベルトを外し、ズボンと一緒にブリーフも脱がすと、窮屈な場所から大きくなったオチ○チンがやっと顔を出した。
 すごい……
「どう、美由紀さん?」
「……その…す、素敵です」
 オチ○チンは上を向いたままヒクヒク動いている。
 それに透明な液を先端に溜めていて、男の子の臭いがする。
 このオチ○チンで何度も私は泣かされた。
 初めての時は痛かったけど、今では私を言いなりにさせるための道具。
 私は期待に胸を膨らませて触った。
219名無しさん@ピンキー:04/10/29 19:53:57 ID:hL5j4iMf
「くっ……」
 健司君は可愛い声を出すと、カチカチのオチ○チンが違う生き物みたいにヒクンって動いた。
 指で輪っかを作って手を動かすと、頭が皮で隠れたり出たりと、まるで亀みたい。
 可愛い仕草に私は頬を緩ませ、シコシコしごいていると先端から透明な液がどんどん滲み出てくる。
 最後にはトロリと糸を引いて垂れてきたから人差し指の先で受け止めた。
 健司君の出した男の子の液は指のお腹で水あめみたいに小さな球になった。
「楽しいの?」
「うん。今まで良く見てなくてわからなかったけど……意外と面白いのね」
 指と指の腹で擦り合わせて離すと粘々する。
「じゃあもっと面白いことをしようよ」
 健司君は目を輝かせて言った。
 ……またヘンな悪戯を思いついたのかな?
 でも怖さよりも期待が大きい。
「ねえ美由紀さん、パンティ脱いでよ」
「脱ぐ……の?」
「うん。脱いだら僕に渡して」
「いいけど……」
 手を借りて立った私は下着を脱ぐ。
 濡れた下着を穿いたままなので気持ち悪かったからちょうどいいかも……
 でも下半身だけ裸だから恥ずかしい。
 片手で隠して、もう片方の手で下着を渡す。
「はい。でもどうするのこれ?」
「こうするの」
「ちょ、ちょっと健司君!」
 健司君は下着をオチ○チンに被せて自分でしごき始めた。
220名無しさん@ピンキー:04/10/29 19:55:56 ID:hL5j4iMf
「ああ……気持ち良いよ美由紀さんのパンティ。ほら、凄い音がするでしょ」
 手が前後に動くとグチュグチュと厭らしい音が出る。
 初めて見た男の子のオ○ニー……しかも女の子の下着を使うなんて異常な行為に声も出ない。
 私は呆然としたまま尻もちをついた。
「黙ってないで何か言ってよ。美由紀さんのお陰なんだよこの音。パンティを濡らしたのは誰だっけ?」
「……わ、私です」
「そう。美由紀さんが厭らしいからこんなこともできるんだ」
 クチュクチュクチュクチュ音がして、健司君のオ○ニーから目が離せない。
 そ……そんなにいいの?
 健司君を見ていたら私も気持ち良くなりたいと思って、クチュリとあそこが音を立てた。
「ねえ健司君……気持ち良いの?」
「すごく良いよ!……でも、もっと気持ち良くなりたいんだ。だから美由紀さんも協力してよ」
「……協力?」
「そっ、協力。美由紀さんのオ○ニー見せて」
「私の!?」
「うん。僕のオ○ニーのオカズになってよ」
 協力と言っても私には拒むことはできない。
 それに健司君はまだ一度もイってないんだから不公平だよね……
 私は良く見えるように脚をM字にして指であそこを触る。
「駄目駄目。そんなんじゃコーフンしないよ」
「じゃ、じゃあどうすれば……」
「そのくらい美由紀さんが考えてよ。頭良いんでしょ?」
「う、うん……やってみる」
 少し考えて、私は膝で立ってから後ろを向いた。
 でもそこで躊躇う。
 思いついたけど、やっぱり恥ずかしい……でも健司君のためなんだから。
 覚悟を決めて床に顔と手をつく。
「うわぁ……」
 健司君の声が聞こえて顔が真っ赤になった。
 私は今、お尻を向けたまま丸見えになったあそこを健司君に見せていた。
221名無しさん@ピンキー:04/10/29 19:58:26 ID:hL5j4iMf
「さすが美由紀さんだね。真面目な顔してるのに本当はこんなに厭らしいんだ」
「ち、違うの!そんなこと言わないで……」
「誰も知らないよね。美由紀さんが部室でスカートもパンティも脱いで、床に這いつくばってオ○ニーまで見せてくれる痴女だなんて」
「だって健司君がしろって……」
「でも考えたのは美由紀さんでしょ?僕は何も言ってないよ」
 恥ずかしくて目も開けていられないのに健司君は私を責め立てる。
 でも健司君にお尻を突き出して、グチュグチュに濡れたあそこに指を突っ込んで、お尻の穴まで見せてるからしょうがないかも……
「ほら、早くオ○ニー始めてよ。美由紀さんは僕のオカズなんだから」
「はい……」
 今の私は健司君のオ○ニーのオカズで、エッチな本やアダルトビデオの代わりになった。
 見られてる―――
 私からは見えないけど健司君が私のオ○ニーを見てオチ○チンをしごいているのがわかる。
 だってグチュグチュ音が聞こえているんだもん……
「け、健司くぅん……オ○ニー、気持ち良い?」
「うん、美由紀さんのお陰で最高だよ。でも美由紀さんも気持ち良くなってるでしょ?」
「ご、ごめんなさい。だって、健司君が見てるって考えただけで……私……」
 あそこを弄る指のスピードが上がって、また健司君の手を汚した蜜が溢れてきた。
 やだ、手が止まらない……
 でも私はスケベな音を聞いてもらいたくて、あそこに挿れる指を増やしてわざと音を立てる。
 もう健司君のことバカにできない……だって……私だって人の視線で感じる変態だもの!
「いいっ!健司君の目が、気になって……は、は、恥ずかしいのに……すごく感じるぅぅぅ!」
「しょうがないなぁ。でも僕がイクまでイっちゃ駄目だからね」
「そんなの無理!わ、私……もうっ!……イ、イキそう!」
 今の私は健司君のオ○ニーの為の道具なのに勝手に一人でイこうとしている。
 ごめんなさい健司君……私、命令守れない……
 ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ―――――――――
222名無しさん@ピンキー:04/10/29 20:01:53 ID:hL5j4iMf
「……もう、駄目だって言ったのに」
「ごめ…ごめんなさい……」
 イっちゃった……健司君に見られて……でも健司君はイってない……
「これはもうお仕置きだね」
 何か言っている……
 聞かなければいけないのに身体が休息を欲しがっているから聞こえない。
 頭がボーっとして何も考えられない私にオチ○チンが突きつけられた。
 健司君は相変わらずオチ○チンに私の下着を被せてコスコスしごいている。
 ……何を…するの?
「僕が射精する瞬間、見てて」
「はい」
 下着が引っ張られて、濡れたところにオチ○チンが透けて見えた。
 ンクっと無意識に生唾を飲み込む。
 惚けた目で健司君のオ○ニーを見ていると、ふわりと床にスカートが敷かれた。
 ……これ、私のだ。
「んっっ……イク……見てて、美由紀さん!」
 健司君は切羽詰った声で言いながら下着を外した。
 びゅるびゅるっ……どぐんっ!!
 ヨーグルトみたいな白い液体がドクン、ドクンって何回かに分けて出た。
 ……私のスカートに。
 赤いスカートをキャンパスにして絵の具は精子、筆はオチ○チンで代用して無造作に描く。
 最後に私の下着で"筆"を拭き取って息をついた。
「ふぅ……できた」
 健司君が描いた一枚の画は斬新で、絵の具の香りとの相乗効果で私の身体に直接訴えかける。
 すごくエッチ……見ているだけでまたあそこが……
 あそこの奥がズクンと疼いて身体をモゾモゾ動かす。
「さてと……ねえ美由紀さん、美術室はもういいから今度は美由紀さんの教室に案内してよ」
「私のクラス……?」
「うん。もちろんこれを穿いてね」
 健司君は精液が付いたスカートを私に手渡した。
223165:04/10/29 20:03:11 ID:hL5j4iMf
とりあえずここまでです。
本番始まらない……_ト ̄|○
224名無しさん@ピンキー:04/10/29 20:52:04 ID:O9ypYop7
165さん

                ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
225名無しさん@ピンキー:04/10/29 21:58:26 ID:1dK4lObo
最近すごい書き手さんだらけで嬉しいです。165さんのSSエロエロで興奮。
226名無しさん@ピンキー:04/10/29 22:10:48 ID:HPMmyM1Z
「処女の家」って覚えている人います?
227偽69:04/10/29 23:22:42 ID:31l0UkN4
あ、憶えてる>「処女の家」
もう二年以上もほったらかしで悲しいです
未だに一縷の望みを託してタマに行くけどやっぱり……
あの書き手さんも好きだったのになあ
22869:04/10/29 23:48:36 ID:r16VMBAE
優のSSです。
今回は趣向を変えて非純愛、非和姦にしてみました(処女を散らすシーンは切りました)。
内容を書いておくとオナニーと強制フェラ(イラマチオとはちょっと違います)です。
好き嫌いが分かれるシチュだと思いますので、苦手な方はスルーでお願いします。

ちゃんと別の機会に優の甘々ラブラブは書くつもりです。でも時期は未定。
22969:04/10/29 23:48:58 ID:r16VMBAE
 今日も両親は留守だった。そんなのは今に始まったことじゃない。
 私は一人で夕食を済ませ、入浴し、ベッドに横になって目を閉じた。

 目が冴えて眠れない。疲れているはずなのに、気が張っているのかちっとも眠くならない。
 私は引出しの奥から何度となく手に取った物を取り出した。
 ピンクローター。私のことを誰も知らない遠くの町で買い求めた。

 子供のころから一人でいることの多かった私はさまざまな時間の潰し方を覚えた。
 読書もそうだし、星を見ること、地図で架空の旅をすること……オナニーもその一つだった。
(キミに会いたいよ)
 心にもやもやしたものが広がる。

 私は振り払うようにため息をついた。そしてキュロットを脱ぐ。
 淡いグリーンのショーツの上からそっとローターを当てる。
ヴ、ヴヴヴ……
 かすかな振動がクリトリスに伝わる。
 私は押し当てる力を調節し、衝撃が急には伝わらないようにしてクリの周りを丹念になぞった。
「あっ…ああ……あぁ!」

 声を出すほうが感じやすいと知ったのはいつだったろう?
 空いている手の指を軽く噛む。そうして声の出るのを防ぐ。
「んんっ! んっ、んっ!」
 声を出さないように注意しながら、私はその行為に没頭していった。

 陰核のあたりから響いてくる鈍い振動が正確に私の性感帯を刺激していた。
ビィィィィィィン
 ローターを押し付けるたびにその振動は強くなる。
 外側からの刺激に反応し、膣中からはこんこんとえっちな液体が湧いてきていた。
 男性器を受け入れやすくするための粘液。愛する男性と結ばれるための潤滑油。
 下着を汚し、シーツをも濡らす愛液。……私はイヤラシイ。
23069:04/10/29 23:49:24 ID:r16VMBAE
 これだけ濡れていれば、指はおろか男が女と交わるときの状態のものでも収められるだろう。
 しかし私はクリに押し当てるだけで、膣には指もローターも挿入したことがなかった。
(私の中に初めて入るのは……キミだからね)
 中1の夏に会っただけなのに、私に鮮烈な印象を残していった彼。
 高校生になって再会した。でも東京と広島は遠すぎた。
 だけどあと2ヶ月ちょっとで卒業だ。卒業したら私は東京に行く。そして彼と……。
 その日まで、たとえ自分の指といえども中には入れたくなかった。
 それはオナニーを覚えた今でも守ってきた自分との約束だった。

ヴィゥ…ヴィゥ……
 凶悪な振動が私を現実に引き戻した。
「うっ…かはっ……ああぅっ!」
 息が詰まるほどの快感に思わず大きな声が出る。
 誰かに聞かれたら……そんな恐怖すら心地いい。
「あっ…あぐ……」
 声にならない声を上げて私は悶えた。
 左手でブラウスの上から胸を揉む。
「んっ! んふっ……」
 唇を噛んで声を押さえる。
 それでもローターの振動に快感が引き出されるのをごまかすことはできなかった。
「うっ…はぁっ、はぁっ……くぅぅぅっ!」
 達するのは近い。私はそう確信した。

「あっ、あっ、あああーっ! あっ、イクっ! イッちゃう! あああーッ……あっ!」
 体をしならせ、のどを反らせ、きつく目をつぶって腰の奥のほうが爆発するような衝撃を受け止める。
ビクゥ! ビクッ! ビクンビクンビクンッ…ビクンッ!
 それは突然起こった。
 体が痙攣する。息ができない。酸素が足りない。頭の中に閃光がきらめく………。
 目の前が真っ白になるような時間のあと、私はゆっくりとベッドに崩れ落ちた。
23169:04/10/29 23:49:46 ID:r16VMBAE
「はぁはぁはぁ……」
 息が整わない。
(あ…下着、替えなくちゃ……)
 一瞬そんなことを考え身を起こしかけたが、私はまた体を横たえた。

 後始末を終えて私はベッドに横になった。
 行為後の気だるい感覚と同時にちょっとした自己嫌悪。またオナニーしてしまった……。
 いつまでもこんなことをしていてはダメになる。……そうだ、旅に出よう。
 旅をすれば気分転換になるし、新しい自分を見つけることもできる。
 私は旅支度を整えると夜の街に出た。

 こんな時間に移動するとなるとヒッチハイクしかない。私は乗せてくれる車を探そうと国道に出た。
 高校生はもう子供じゃない。体つきだって女らしくなっている。危険がないわけじゃあない。
 だけど最低限の心がけとして髪は短くしているし、服装も中性的なものを選んでいる。
 どちらかといえばキーの低い声は男の子として通用する。
 そうして私は身を守ってきた。これまではそれで大丈夫だった。
 ……でもそれは甘かった。

 国道沿いの大きなドライブインには長距離のトラックが何台も停まっていた。
 ナンバープレートを見て目的地に向かいそうな車を探す。
 目星をつけた一台の前でしばらく待っていると運転手が戻ってきた。
「よかったら大阪まで乗せてもらえませんか?」
 20代後半か30代前半、線の細そうな感じの男の人だったが、
「いいよ」
 私に一瞥をくれただけで、細かい詮索はなしで助手席の荷物をどけてくれた。

 トラックは高速に乗らず、国道をひたすら東進した。
 その間、チラチラと視線を送ってくるもののむこうから話し掛けてくるようなことはなかった。
 こちらもとくに話題があるわけではないので黙っていた。それはいつものことだった。
23269:04/10/29 23:50:08 ID:r16VMBAE
 岡山に入ってから車は山道に入っていった。そのままどんどん山奥に向かっていく。
 ……変だ、こっちに行くってことは日本海側まで行くつもりか?
 時計を見る。午前1時。
 緊張が走った。
「心配かい? 配送センターに寄るだけだから安心しなよ」
 私の心を見透かしたかのように運転手が言った。
「そうですか」
 出発してから初めて運転手の声を聞いた。それでも幾分心が和らぐのを感じていた。

キキーッ
 峠で車が停まった。
 その一帯は少しだけ開けた感じで、昼間だったら見晴らしが良さそうなところだ。
 だけどこんな時間、誰もいないしトラックのライト以外の明かりはない。……そのライトも消された。
「どうかしたんですか?」
 運転手に顔を向けた瞬間、
どすんっ!
 お腹に衝撃を受けた。
「がはっ!」
 前のめりになる。続けて胸倉をつかまれ引き寄せられると、二度三度と頬を張られた。

 男の乱暴がやむ。そして私の顔を射すくめるように見て
「お前、女だろ」
 冷たい口調で言った。
 私はそれに答えなかった。
「ここで降りるか?」
 男が再び口を開いた。
 岡山と鳥取の県境に近いと思うけど確信は持てない。ここがどこだかわからない。
 それにこの季節、こんなところに一人で放り出されたら朝までに凍死するかもしれない。
 黙ってしまった私に男が言った。
「口でしてもらおうかな」
23369:04/10/29 23:50:27 ID:r16VMBAE
 噛み付いてでも一矢報いてやる!
 そう思った。
 従順な素振りを見せようと何度も私はうなずく。そしてその機会をうかがった。

カチャカチャ……
 ベルトの外れる金属質の音がする。
 運転席のあたりをグリーンに照らすパネルライト以外の明かりがないのが救いだった。
(この男の醜いものを見なくてすむ)
 それでも私は窓の外に目を向け、男のほうを見ないようにしていた。

「おい」
 声がしたと同時に男が私のあごに手をかけ、強い力で口をこじ開けるようにする。そして
「歯なんか立てやがったら……殺すからな」
 低いトーンで言う声に不気味さが増す。……この男、本気だ……。
(ダメだ……逆らったらホントに殺されるかもしれない……)
 私は力なくうなずくのが精一杯だった。

ぐぐっ!
 頭を押し下げられると同時に、口の中に突然、生温かく、異臭を放つものが押し込まれた。
「ぐへっ」
 のどの奥に突っ込まれ、反射的にえずく。口の中が熱い肉の塊に満たされ、呼吸ができない。
 なんとか空間を確保しようと舌を使う。必然的に男のモノを舐めまわすことになる。
「あぁぁ! お前うまいなぁ……」
 男の声がする。
 そして腰を前後したのか、モノは私の口の中を縦横に動き回る。
 上あごや頬の内側を突かれ、舌に押し当てられる。
「あっ! がはっ……」
 私は涙を流しながらそれに耐えていた。
23469:04/10/29 23:50:48 ID:r16VMBAE
 こんなことは早く終わりにしたかった。私は知識を総動員して男を射精させようと努力した。
 舌を絡ませ、割れ目に舌先をねじ込み、先端のふくらみを強く吸う。
「おおぅっ! うっ! んむっ…くぁっ!」
 男は動物的なうなり声をあげて私の口を犯しつづけた。
(キミも男だよね? アノ時はこんな声を出すのかい?)
 頭の片隅でそんなことを思った。

「あぁっ! イクぞっ! イクぞぉっ!」
 男が叫んだ。
 その次の瞬間、
どくっ! どくんっ! どぷっ!………
 口の中に熱いものがまき散らされた。

 のどの奥に叩きつけられた灼熱の液体に思わず息を詰まらせる。
「ぐほっ!」
 とっさに顔を反らし、ソレから離れようとした。
 だけど頭を押さえつけられ、身動きが取れない私の口にさらに生臭い液体が射ち出される。
びゅびゅっ! ずぴゅっ!……
「吐き出すんじゃねぇぞ」
 男の声が頭上で響く。
 嫌悪、屈辱、反感、恥辱、劣等感、後悔、不快、惨めさ………いろんな言葉が頭の中で渦巻く。
 口の中は男が放出したドロッとした粘液で満たされている。
 だけど吐き出そうにも頭を押さえられ、それはできない。
 そんな私に男がさらに追い討ちをかけた。
「飲めよ」
「!」
 これ以上のことをさせようというのか……。目の前が真っ暗になった。
23569:04/10/29 23:52:08 ID:r16VMBAE
パシンッ!
 頭を打たれる。
「早くしろっつってんだよ!」
 いらだった感じの男の声。
 私はできるだけ何も考えないようにし、唾液で薄めた粘液を少しずつのどの奥に送り込んだ。
こくん
 のどをドロリとした液体が通過していく。最低最悪の感触。
こく、こく……
 嘔吐しそうな感覚を必死に抑え、口の中に溜まった液体をなんとか飲み下す。

 私が全部を胃に収めたのを確認して、男が力をゆるめた。
ぷはぁ! ぜぃぜぃ……
 深呼吸する。呼吸のたびにむせ返るような精液の匂いが鼻についた。
 それでも呼吸しないわけにはいかない。
 私は悔しさに涙を流しながら大きく息をついていた。
(でもこれで終わりだ。男は一度出したらそれで満足だって聞いたことがある)
 ぼんやりとした思考でそんなことを思いながら男を敵意を込めた目で見る。
「! ……そ、そんな」

 私の唾液で光りながら、今また硬度を取り戻しつつあるペニスが目の前にあった。
 威圧するように、ビクビクと脈打ちながら少しずつ大きくなっていくペニス。
「横になって足を開け!」
 私の望みを打ち砕く言葉が男から発せられた。そして座席の後ろのベッドをあごでしゃくる。
 抵抗しても無意味なのはさっきのことで明らかだった……。

 私は横たわると言われるままに足を開いた。
(ごめんね……初めてはキミにあげたかったけど……もう無理だ)
 そんな私の思いをかき消すように、男がのしかかってきた……。


おわり
236名無しさん@ピンキー:04/10/30 06:28:58 ID:MIenRBiF
>69様
背徳のかほりに抜いてしまいますた
237名無しさん@ピンキー:04/10/30 07:24:35 ID:W1TLaw4P
偽69さん
>193-194の続きをお願いします。
238偽69:04/10/30 17:49:05 ID:Qu/dfwG7
>237さん
うう、勿体無いお言葉ありがとうございます
で、ネタは静音ちゃんでいいの?

ちなみに
「晶、誕生日おめでとう」
で始まるエロSSを不特定多数の何処かの誰かにキボン
239名無しさん@ピンキー:04/10/30 19:18:37 ID:efo3GmiD
ああ31日は晶の誕生日か。私もSS読みたい。
2の晶はしっとりした美人で好き。ドレス姿も色っぽい。
24069:04/10/30 23:05:45 ID:e0KpoNKh
晶の誕生日記念!ということでちょっと書いてみました。
短時間で仕上げたせいもあってエロはあっさりめです。ご寛容ください。
内容はセンチ2の設定とは無関係です。
24169:04/10/30 23:06:08 ID:e0KpoNKh
「晶、誕生日おめでとう!」

カチン
 ワインのグラスが合わさる澄んだ音が小さく鳴る。
「ありがとう。とってもうれしいわ」
 シックなドレスに身を包み、ほんのりと頬を上気させた晶が僕に微笑む。

 晶の誕生日を一緒に過ごすようになって3年。今日で晶は21歳だ。
 親の仕事の都合で日本各地を転々としていた僕がはじめて晶に会ったのは中1のときだった。
 すぐにまた転校していった僕を、晶はずっと想い続けていてくれた。
 高校3年で再会。運命なんて信じない僕も、さすがに二人の絆は信じた。
 ……だって僕も晶のことをずっと忘れられなかったから……。

 手紙や電話で愛を温めあってきた僕たちは卒業を期に同じ街で暮らすようになった。
 晶の19歳の誕生日から、毎年こうして一緒に過ごしている。

 僕が再会したとき、すでに晶のバイオリンは音楽界でちょっとは知られた存在だった。
 海外への留学や各地でのコンサートなど、晶は芸能人並みのスケジュールで動いていた。
 それでも晶は誕生日を僕と過ごしてくれた。
 ご両親や親しい友達、お世話になった先生や業界関係者の誘いも断り、僕のためだけに時間を作ってくれる晶。
 ……僕が晶にできることって何があるんだろう?
 そんな僕の疑問に晶が言った。
「何も要らないわ。……ただ私と一緒にいてくれるだけでいいの」

 今年の晶の誕生日は日曜日だった。僕はちょっと張り込んでホテルのディナーを予約した。
 食事を終え、夜景の美しいラウンジに移ってお酒を飲みながら晶との会話を楽しむ。
 ……何度も視線が交差しあう。
 晶は甘えたように僕に身を預ける。僕も晶の肩を抱き、ぬくもりを確かめる。
「部屋取ってあるんだ。……いい?」
 目元を染め、晶が小さくうなずいた。
24269:04/10/30 23:06:34 ID:e0KpoNKh
 晶とはじめて結ばれたのは1年ちょっと前。晶があと数ヶ月で20歳になる時だった。
 あれから何度か体を重ねた。
 もっとも、それだけの時間を過ごしながら、僕たちが実際に一つになったのは数えるほどだった。
 忙しいのはわかっている。僕はそれを受け入れていた。

 部屋に入ると、晶は
「シャワー使うわね」
 そう言ってバスルームに向かった。
 これまで晶と一緒にシャワーを浴びたことはなかった。
 晶が恥ずかしがり、頑としてそれを許さなかったからだ。
(ベッドの上ではもっと恥ずかしい姿見てるんだけどなぁ……)
 僕は冷蔵庫からミネラルウォーターを出すと、晶が出てくるのを待った。

 バスタオルを巻いた晶が出てきた。
「じゃあ僕もシャワー浴びてくるね」
 そう告げて浴室に向かう。
 手早く体を洗い、部屋に戻ると晶はすでにベッドにもぐりこんでいた。
「晶」
 声をかけ、隣りにすべりこむ。
 それに合わせて晶が僕のほうを向く。抱き合う。……そっと口づけた。
 照明は消え、ベッドサイドに小さな明かりが灯るだけの部屋。
 暖色系の明かりが安らぎを与える空間で、僕はだんだん淫らな気持ちになっていくのを感じていた。

 静かな口づけだった。
 二人の唇はなめらかに合わさり、そのまま動かない。
 ゆっくりとした時間が流れていく。僕たちはそれに満足していた。
24369:04/10/30 23:06:59 ID:e0KpoNKh
 晶がかすかに唇を開き、ほんの少しだけ舌を差し出した。
ちゅっ
 僕は舌先でそっと触れると、すっと舌を戻した。
 ……唇が離れる。
「どうしたの?」
 晶が目を開けて聞く。
「どうもしないよ」
「……そう?」
 何か言いたげな晶。
「ちゃんとキスしなかったのが不満?」
 瞬間、紅潮した晶が
「……ばか」
 小さく言ってまた目を閉じた。

 僕は指先で晶の唇に触れてみた。
「ん……」
 鼻を鳴らし、晶が僕の手を押さえる。
「やっぱり変よ」
「変じゃないよ。晶のこと、ずっと見てたいんだ」
「……見なくていいわよ」
 少しだけ強い調子で晶が反駁する。
「い・や・だ」
 僕はそう言うと毛布をまくった。
「きゃっ!」
 パステルイエローのショーツ一枚だけを身に着けた晶が縮こまる。
 胸の前で腕を交差し、ひざを曲げて、僕の視線から裸身を隠そうとする晶。
「ば、ばかっ! 何するのよ!」
 抗議する晶に
「僕は晶の裸、何度も見てるよ。……綺麗だよ、晶」
 そう言って激しく口付けた。
「ん……」
 舌を絡ませ強く吸ううち、晶の抵抗は少しずつ弱まっていった。
24469:04/10/30 23:07:20 ID:e0KpoNKh
 晶の柔らかな唇の肌触りと、僕の体に押し付けられるふくよかな胸の感触に興奮が高まる。
 僕は晶を抱きながら、少しずつ股間に血液が集まっていくのを意識していた。
 それを晶の体にこすりつけるように動かす。
「んんっ、むっ……」
 身をよじるようにして声を上げる晶。
 ……どう思っているかはわからないが、拒んでいる感じはない。

 少しずつ唇を離す。
 晶が吐息を洩らす。
 かすかに潤ませた瞳で僕を見ながら
「乱暴なんだから……」
 小さくつぶやいた。

 晶の唇を指先でなぞる。そしてそれと入れ替わるように唇を合わせた。
 舌先で晶の唇を割り、そっと中に忍ばせる。
 すると、それを待っていたかのように晶の舌が伸びてきた。
 ねっとりと絡ませあい、強く吸いあって性感を高める。
 僕は晶の舌の裏を、晶は僕の上あごをそれぞれ刺激した。
 頭の芯がしびれるような強烈な快感に鼓動が激しくなる。
 唾液を交換する。歯列を舐めあう。唇を軽く噛んで肉欲をあおる。
 キスだけで達してしまいそうな陶酔に僕たちは心を奪われていた。

 つんと上を向いた形のいい乳房に手を伸ばす。
 キスだけでだいぶ性感が高まっていたのか、晶の薄紅色の突起はすでに固くしこっていた。
 指先で乳首を転がす。指を立てて先端を揉むように加圧する。手のひらで乳首を押し込む。
 それと同時にもう片方の乳首を口に含み、吸い、唇でしごき、舌先で舐めまわす。
「ふんっ…んんっ!」
 声を立てずに晶が悶える。声を出すのを我慢しているようだ。
 その態度に僕の中の獣性が猛った。
24569:04/10/30 23:07:43 ID:e0KpoNKh
ちゅぱ…んむっ、ちゅっ……むちゅ……
 執拗に乳首を攻める。
 一転して乳房のふもとをじわじわと攻め、触れるか触れないかの強さで頂上までなぞりあげる。
 乳輪に爪を立てるように軽く引っかき、乳首を優しくつまんでねじりあげる。
 触れたり離したりのバランスに気をつけ、乳房全体を何度もなぶった。
「くん…んふぅ……あっ! んんっ……」
 晶の声が少しずつ艶を帯びていった。

 手をすべらせ、引き締まった腹部から腰に移すとショーツの縁をなぞって太ももに移動する。
 太ももに指を這わせ、晶の情欲を誘うように刺激する。
「ね……いじわるしないでよ」
 晶がそう言って腰を押し付けてきた。
「さわってほしいの?」
 耳元でささやく。
こくん
 恥ずかしそうに晶が首を振った。

 ショーツにゆっくりと手を入れる。
 そしてきれいに整った淡い恥毛の中に指を侵入させると秘裂を左右にひろげた。
「あんっ……」
 僕の指が到達した瞬間、晶は小さな声とともにわずかに腰を浮かせた。
 指の腹を使って全体を揉みほぐしてから、肉ひだの合わせ目を指先でいじくる
くちゅ……
 濡れた音が響く。いやいやをするように晶が首を振る。呼吸が気ぜわしくなる。
 続けて僕は淫靡な液体をたたえ始めた膣孔のまわりをグルグルと指先でなでた。
 その粘液を指に絡め、股間の小さな蕾をそっと弾いてみた。
「ひゃんっ!」
 晶の体が跳ね上がった。
24669:04/10/30 23:08:06 ID:e0KpoNKh
「晶……」
 名前を呼んで体を押さえつけるようにのしかかると、そっと肉穴に指を挿し入れた。
「ひぁ!」
 一瞬ビクンと体を痙攣させ、晶が僕にしがみつく。
 僕は静かに指を出し入れし、全体をゆっくりと揉みほぐした。

 内部からヌルヌルとした淫液があふれ、指先を濡らす。
 僕はショーツを脱がせると晶の恥ずかしい部分に目をやった。
 ほの暗い照明の中でも、晶のぷっくりとした陰唇が目に映えた。

 鮮紅色に充血した粘膜が僕の性欲をかき立てる。
「行くよ…晶……」
 晶が僕を見てうなずく。
くちゅ……
 小さな水音を立てて僕の先端と晶の肉ひだが合わさった。
「くすっ」
 僕はかすかに笑いかけると、晶の目を見ながらゆっくりと肉茎を沈めていった。

「あぁぁっ!」
 晶がのけぞる。
 狭い肉穴がこわばりを呑み込む際の摩擦が大きな快楽となって晶に襲いかかる。
「動くよ」
 そう言ってゆっくりと前後させる。

 出し入れするたびに、剛直が半透明の液体に濡れて光る。
 今にも垂れそうなほど豊富に液体をたたえた結合部が僕を興奮させた。
24769:04/10/30 23:08:27 ID:e0KpoNKh
「晶!」
 夢中で腰を振った。
 いたわりとか気遣いの感情は消え失せていた。
 ただただ射精することだけを考えたオスの本能だけが僕の体を動かしていた。
「んんっ!」
 それでも晶はよがり声を上げる。
(感じている!)
 僕はさらに大きく腰を使った。

 晶も腰を前後させる。僕の抽迭と同調した動きで二人で腰をぶつけ合う。
 僕が肉棒を押し込むと晶も腰を突き出し、引き抜くと腰を引く。
 それが目もくらむ快感となって二人を包み込んだ。

「あっ、はっ…んんっ! くぅ…あんっ、んんっっ!」
 次第に晶の上げる声の間隔が短くなり、大きさも強まる。
 腰の動きも積極性を増し、それが僕に大きな快感を与えた。
 中の締め付けも奥まで差し入れたときに最も激しくなり、僕にもだんだん限界が近付いてくる。

「晶……イキそうだよ……」
「私も…私もイッちゃう! うんんんっっっ!」
 苦しげな息で晶が言い、絶叫した。
(ダメだ! 出るっ!)
 直前で引き抜く。
「っっっ!!」
びしゅっ! びゅびゅっ! どぴゅっ! ずぴゅっ!………
 晶の白い裸身めがけて精液がほとばしった。
24869:04/10/30 23:08:47 ID:e0KpoNKh
 たっぷりと精液を射ち出し、僕はようやく落ち着きを取り戻していた。
「いっぱい出たわ」
 大きく息をついて晶が言う。
「……うん」
「ずっと……我慢してたの?」
「いいだろ、そんなこと」
 実際、この日のために禁欲していた。だけどそれを知られるのは照れくさかった。

 晶は自分の裸身を彩った白濁を指にからめると
「膣中には出してくれないのね……」
 不満の色をにじませて言った。
 晶は僕一人のものじゃない。大げさな言い方だけど、日本音楽界の宝だ。
「だって……妊娠したらまずいだろ?」
 そう思って言う。
「あなた一人だけのものになってもいいわよ」
「え? えっえっ?」
 いま晶は何を言った? 今のはどういう意味だ?
「晶……それって……」
 僕の問いかけに、晶は笑って何も答えなかった。


               おわり
24969:04/10/30 23:10:35 ID:e0KpoNKh
まだ31日になっていませんが、このあと用事があって出かけますもんで……。
おまけに帰宅は11月になってから、ということでこの時間に投下させてもらいました。
250偽69:04/10/30 23:34:02 ID:Qu/dfwG7
うわ、ホントに書いてくれた69様に感謝
さっそくこれから熟読して……ムフフフフ
251名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:40:02 ID:h9em5pc4
何時も有難う69神様

                ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
252名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:42:13 ID:owJhBmlk
最近スレの伸び具合が早くて (*゚∀゚)=3 ムハー
残すは仙台、名古屋、大阪、高松、福岡の5人
プレリュードも入れるとまだ沢山いるけど神様たち頑張って!
253名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:16:35 ID:JKDuPBn+
69様には足を向けて寝られませんな。晶好きとして嬉しい限りです。
ほんと感謝です。
254名無しさん@ピンキー:04/10/31 15:41:02 ID:NFzhA3wT
255偽69:04/10/31 22:17:29 ID:TdNSJI2U
>処女の家
あ、あれ……何時の間に
256名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:35:48 ID:lsRGGl98
>処女の家
吐き気がする。死ね!
257名無しさん@ピンキー:04/11/01 15:31:29 ID:YcMgXJMy
処女の家 マンセー
258名無しさん@ピンキー:04/11/01 17:13:04 ID:lEmkX7jk
>>257
胴衣
ラヴラヴはいらんしスレ汚し
259嘘69:04/11/01 18:05:42 ID:W/mUj7Ou
「ちょ、ちょっとこーへいっ、わぁっ!」
 妙子が、洗っていた皿を手から落とす。水が溜まったプラスチック製の白い洗い物入れに、ちゃぷんと音を立てて皿が落ちていく。
「妙子、動かないでくれ…脱がしにくい」
「脱がしちゃだめだよっ!」
 ザー…と、全開の水道の蛇口が洗い物入れの水面を激しく叩き続ける中で大きな声が飛び交う。
「なんでだよ」
 エプロンの後ろの紐を少しゆるめながら、耕平の指がエプロンの生地の下をずりずりと進んでいく。そして、妙子のスカートの前の方に到達させる。
「あ、洗い物まだ残っているんだからっ」
「じゃあ妙子は洗い物していればいいだろ」
 耕平が見えないところのボタンをぷちっ、と器用に外す。そして両手を使って、ずるずるずるっと淡いブラウンをしたチェックのスカートを下ろしていく。
「きゃっ!」
「今更驚くことでもないだろ」
「下着まで一緒に突然脱がされたら驚くよっ…」
「昔取った杵柄だ」
「そんなきねづか、自慢になんないよっ…あっ! だ、だめっ、耕平っ…」
 相変わらず出しっぱなしの水の音の中に、妙子の高い声が交じる。
 耕平はいつの間にかフローリングの上に身を屈めて、そこから頭を妙子の脚の間に突っ込んでいた。そして妙子の太股をぺろぺろと舐める。
「いやぁ…やめて、耕平…」
 耕平のさらさらした茶髪に内股をくすぐられていると、妙子も段々気分が変になってきた。脚を閉じようともせず、口元に手を当てて時折ぴくんと体を跳ねさせる。
 そこを見計らって、耕平は身を反転させた。天井を見上げる姿勢。この状態では、妙子の恥ずかしい部分を直接見上げる姿勢だ。
260嘘69:04/11/01 18:06:53 ID:W/mUj7Ou
「耕平…?」
 妙子には、耕平がどうしているのかは見えない。だが耕平の頭が脚の間をするするすると上がってくると、ビクンと体を震わせて反応した。エプロンに前だけ覆われた妙子の性器に、耕平の顔が一瞬で近づく。
 じゅうっ…
「あっ…ああーっ…」
 そのまま、耕平は妙子の性器にむしゃぶりついた。上半分だけ陰に覆われた耕平の顔が、妙子の複雑な部分に押しつけられる。そして、上下左右にぐりぐりぐりぐりと動く。
「う…んんっ」
 妙子は自分の手の平の中に息を吐き出す。狭いところに入りたがるネコのような耕平の動きは、繊細さはなかったが妙子を興奮させた。
 …じゅるっ。じゅるじゅる…
「や、やだ…そんなに音を立てちゃ、やだよ…」
 妙子のはしたない液は、直接耕平の舌の上にあふれ出して、その都度綺麗に舐め取られていく。
 秘核を舐められている時に比べれば直接の快感は少なかったが、無理な姿勢で蜜壷を直接舐められるというのはまた独特の恥ずかしい感情を誘って、妙子の中からますます愛液をあふれさせる。
「あ…あっ」
 かくんっ…
 ついに妙子は切なくなりすぎて、自分の体重を支えきれなくなってしまった。膝が折れて、ふらっと床の上に崩れ落ちてしまう。
「う…うぷっ」
 その重みを顔に思い切り受けることになった耕平は、苦しげな息を漏らしながら妙子と一緒に床に倒れ込んだ。
261嘘69:04/11/01 18:07:42 ID:W/mUj7Ou
「ご…ごめん、耕平…」
「何するんだ…圧死するかと思ったぞ」
「私、そんなに重くないもんっ」
「それとこれとは別問題だ…何にしても、おわびはしてくれよ」
 耕平はズボンのジッパーを下ろす。
「もうっ…」
 妙子は少し頬を膨らませながら、トランクスまで下ろして剥き出しになった耕平のペニスに顔を近づけていった。四つん這いの姿勢になった妙子のエプロンが床に垂れて、ヒップからのラインはかなりきわどい所まで見えるようになる。
 …ぺろ。
 ぺろっ。じゅる…
 幹の所を試すように舐めて、敏感な雁首に近い辺りを舐めて、それから唾液のたっぷりした音を立てながら亀頭の全体をしゃぶる。
「はぁっ…」
 そして、大きく息を吸い込むとぱくっと全体を口の中にくわえこんだ。
 じゅる…じゅる、じゅる
 頬の内側を使ってころころとこねくり回しながら、やはり唾液の音を立てて舌をぐにゅぐにゅと動かす。
 ちゅーっ…きゅぽん。
 そして、全体を強く吸い上げてからポンッと口を離した。
262嘘69:04/11/01 18:08:16 ID:W/mUj7Ou
「ふぅ…耕平、うっとりした顔してる…このまましてたら出しちゃいそうなの?」
「んなことない」
 耕平はそう言うと妙子の体を横にごろんと転がして、仰向けにさせた。そして、一見すると下にきちんと服を着ているように見せているエプロンの下からペニスをぐいぐいと押し上げていく。腰をがっしりとつかんで、妙子の体を引き寄せている状態だ。
「このままするの?」
「面白くていいだろ」
「このエプロン、気に入ってるのに…」
「洗濯しろ」
「代わりばんこだもん」
 ちょっと口答えした妙子に構わず、耕平はエプロンの下に隠れた妙子の性器にペニスを押しつける。
 ぐちゅ、ぐちゅ
 耕平が入り口を探るためにペニスを動かすと、濡れた音がはっきりとしていた。
「こんなに濡らしてるんだから、エプロンだって濡れちゃってるだろ」
「耕平がしたんだよっ」
「濡れやすいのは妙子の責任だ」
 ぐちゅ…
 耕平が先を妙子の中にうずめる。
「ああーっ…あ…はぁ…」
 ぐちゅる…にゅぷん
「はぁ…耕平のがいっぱい…」
「いつもより濡れてるっぽいな…」
「おんなじだよ…」
 妙子はそう言いながら、自ら腰を軽く前後にゆする。
「いつも濡れてるんだもんな」
 ぐちゅっ、ぐちゅっ。
 耕平も腰を動かし始めた。
263嘘69:04/11/01 18:09:11 ID:W/mUj7Ou
「その言い方、ちょっと意味が違うよっ」
 妙子も負けじと、さらに激しく腰を揺すり始める。
 二人とも、自分と相手の感じるところを知り尽くしていた。
 耕平のペニスは妙子の蜜壷の前の方の部分をごりごりとこすりながら奥を強く突き、妙子は耕平がペニスを引いた所できゅっきゅっと中を収縮させて締め付ける。そして二人の動きを助ける潤滑の愛液をとめどもなくあふれさせていく。
「はぁ…今日からこんな所でしていたら、この家全部ですることになっちゃいそうだよ…」
「いいだろ。俺達の家なんだから」
「そうだけど…」
「それに、俺の妙子なんだから」
「…耕平だって、私のこーへーだもんっ」
 妙子が腰をさらに速く動かし始める。
「お互い様か…」
 耕平もそれに合わせて動き、全身を包み込む恍惚とした感覚を一点に収束させていった。
「あっ…はぁっ…」
 妙子は額に手を当てて、惚けた顔をしながら腰を動かす。その目は、耕平しか見ていない。
264嘘69:04/11/01 18:09:53 ID:W/mUj7Ou
「妙子…もう、出るからな」
「あ、今日はダメっ…あ、じゃないね」
「…何回言えば気が済むんだ、お前は」
「だ、だって、耕平って高校の時からいっつも中で出そうとするんだもんっ…! ずっと心配だったんだから…」
「そのぶん、これからやらしてもらうって」
 耕平がぐいっと腰を突き出す。
「ああ…」
 …びゅくっ! びゅっ、びゅ…
「あっ、あっ…耕平っ…あつい…」
 ビクンッ、ビクンッとエクスタシーの痙攣で耕平のペニスを搾り取るように締め付けながら、妙子は背中を何度も跳ね上げていた。
「ふぅ…」
 エプロンの下での射出を終えた耕平は、気怠そうな声を出しながら妙子の頬を撫でた。
 ザー…
「あっ…あっ、お水出しっぱなしっ!」
「な、なんだ? わざと出していたんじゃないのか?」
「そんなわけないよっ! ああっ、今日からこんなのじゃ家計簿がどうなっちゃうんだろ…」
「ま、意識が飛んじゃうくらいに気持ちよかったってことだな」
「知らないよっ…それより、耕平、抜いてっ! 早くお水止めないと…!」
「もう少し、中にいてもいいだろ」
「だ、だめっ…あっ」
 耕平が後戯にエプロンの上から胸を揉んでみると、妙子はまた喘ぎの声を出し始めた。
265嘘69:04/11/01 18:10:38 ID:W/mUj7Ou
名前変えたコピペなんだけどね
266名無しさん@ピンキー:04/11/01 20:58:17 ID:WulZtOHH
69さんがまた晶を書いてくださるとは嬉しい驚きです。
晶はやっぱりイイ!堪能しました。

>252
>残すは仙台、名古屋、大阪、高松、福岡の5人
名古屋、大阪はちょっと存在感が薄いような。大好きなんだけどな。
267名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:00:23 ID:Tglu25M1
>>265
そう言うのは止めてほしい。
268名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:22:44 ID:L4+TYwaF
>>266
>名古屋、大阪はちょっと存在感が薄いような。大好きなんだけどな。
名古屋大阪激しくキボンヌ!!ヽ(`Д´)ノ
269名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:16:47 ID:O4qPrKTG
名古屋大阪はSS向けのエロシーンが妄想しにくい。
普通に恋愛してj普通にセックスしてそう。でもそれではエロSSにならない。
270名無しさん@ピンキー:04/11/03 03:24:56 ID:aWMgSmrU
高松は何つーか、エロ突入以前に激しい妄想で
頭に血が上って卒倒しそうな悪寒w

もしくは砂を吐くがごとき、甘々らぶらぶエチーであるか。
271名無しさん@ピンキー:04/11/03 10:16:40 ID:O4qPrKTG
「砂を吐く」って、お前はアサリかハマグリか?
272名無しさん@ピンキー:04/11/03 11:14:46 ID:5y6SkWr/
りゅん
273名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:17:47 ID:aJkOwDjn
>>269
> 普通に恋愛して普通にセックスしてそう。でもそれではエロSSにならない。
異議あり!

「普通でない恋愛、普通でないセックス」しかエロSSにならないという考えか?
レイプとかSMとか、首輪付けて裸でヴァイオリン弾いたり電車でパンティ脱が
されたりしないとダメだとでもいうのか?
キャラらしさが出てれば甘々ラブラブカポーの「普通のえっち」でも萌えるし抜ける
が?
名古屋大阪が没個性というなら、それは喪前の愛情が足りんだけだろ?

某処女之何とかのような感性を否定はせんが肯定もせん。むしろ嫌いな部類だ
がな。
でもこのスレで「何々ではエロSSにならない」というのはヤメレ!
274名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:48:37 ID:yOSChxc5
>>268
>激しくキボンヌ!!ヽ(`Д´)ノ
じゃなくて、せめてシチュ込みでリクしてみれば?
ラヴラヴ期待したのに書かれたのが猟奇モノの力作だったらどうよ?
275名無しさん@ピンキー:04/11/03 13:04:31 ID:g5shi1s+
山本昌と今中のレズもので
276名無しさん@ピンキー:04/11/03 15:58:32 ID:jowFhQ01
じゃあるりかの場合、明治村で令嬢ドレスを着た姿にムラムラきてH。
ウィンドサーフィンをした時のビキニが眩しかったのでH。
みたいなのを希望!2のるりかは全く記憶にないなあ。
277名無しさん@ピンキー:04/11/03 16:34:10 ID:L4+TYwaF
特にシチュの希望はないのだが、
名古屋だったらバイト帰りの夜、後ろから男がつけてきて・・・とか?
どっちかというとシチュよりエロシーンの描写の方が気になるかな。
なのでシチュがどうでも文句はいわずにGJというだろう。
278名無しさん@ピンキー:04/11/03 17:17:48 ID:AF0lp1+h
>>276
>2のるりかは全く記憶にないなあ。
2はやったことないな・・・近所のBOOK OFFで\550だったしドリキャス本体も\3150だからやってみようかな

>>277
俺としてはリレーのバトンを使った器具プ(ry
279278:04/11/03 17:28:28 ID:AF0lp1+h
× 俺としてはリレーのバトンを使った器具プ(ry
○ 俺としては大阪の場合、リレーのバトンを使った器具プ(ry
280名無しさん@ピンキー:04/11/03 18:23:14 ID:9AcCeBCv
>>275
なつかしいなぁ〜アニメのジャーニー
281名無しさん@ピンキー:04/11/03 19:25:20 ID:aWMgSmrU
さわんだふるD
282名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:10:13 ID:Iqzr7CA/
アニメのジャーニーで「るりか」の友達の苗字が「今中」って
知って噴出した覚えあり

そういえばるりかが何故山本が苗字なのかという理由も
283名無しさん@ピンキー:04/11/04 05:01:47 ID:T4ImeFJ7
「普通のエッチ」はそれほどラブラブではないよ。
大阪名古屋はラブラブな所も想像しにくい。
284名無しさん@ピンキー:04/11/04 13:09:22 ID:U8ehP06I
>>283
普通のえっちを萌エロラブにできるかどうかは職人の腕次第。
あんたが書けないからってそう決め付けるなよ。
285名無しさん@ピンキー:04/11/04 17:58:42 ID:1Obz7IaT
>>283
>「普通のエッチ」はそれほどラブラブではないよ。
つまり「普通でないエッチ」はとてもラブラブということ?
「普通でない」ってのは縛りとか触手とかふたなりとかレイプのこと?
それを「普通でないからすげぇラブラブ」と言うなら、言う奴が異常。
69氏の晶なんか恋人同士の普通のセックスだよな。
それでもラブラブな雰囲気伝わってくるし、エロSSとしても実用的だぞ。
要するに書き手の技量だろ?

>大阪名古屋はラブラブな所も想像しにくい。
自分の想像力が足りないのをさらけ出さんでもいいよ。
普通の純愛書けないからって普通がエロでないなんて言うのは身勝手そのもの。
あんたに書いてもらわんでも困らんからもう来なくていいよ。
286名無しさん@ピンキー:04/11/04 19:19:25 ID:68yusOTB
夏穂は陸上で鍛えたカモシカのような脚がイイ。
トレーニングウェアのまま立ったままエッチしてほしい。
28769:04/11/04 21:58:15 ID:/gTA15ez
傍観してたんですが、名前が出たので一言。

私がこれまで書いたものは、普通の恋愛もそうでないのも含めて全て「エロSS」のつもりです。
ただ、同じものを読んでもどう受け取るか、どう感じるかは人それぞれですよね。
エロと感じる人もそうでない人もいると思っています。それで一向に構いません。
私が書いたSSで興奮する人は私と感性が近く、そうでないなら離れているというだけです。
どちらが優れているとか劣っているというものではないですよね。
「何がエロSSか?」は住人の数だけ答えがある。それでいいと思いますよ。

せっかくスレがいい雰囲気だったので、この話題この辺で終わりにしませんか?
288名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:09:37 ID:BgVhp0Ya
過去ログ
【せつなさ】センチメンタルグラフティ【復活祭!】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1052/10528/1052814822.html
289名無しさん@ピンキー:04/11/05 13:40:44 ID:EZQGyldd
普通の人間は、普通の恋愛とかセックスは現実に経験しているわけだから、
わざわざエロSSで補完する必要がないわけだ。
なにかプラスアルファがないとね。

大阪名古屋はお嬢様とか巨乳とか清純とか優等生とかロリとかアイドルとかのエロ向け属性が付いてないから、
普通のというか、SSにするまでもない平凡なエロシーンしか考え付かないのよ。
バトンを突っ込んでみるというだけでは、あまりにも弱い。
290『バレンタインキッス』:04/11/05 14:33:40 ID:/j2PAcn0
「…え? …本当に?」
 思わず聞き返してしまった。
「…うん…いいよ…。なんでも言うこときいたげる!」
 そう言うと、るりかは恥ずかしそうにうつむいた。
「さっき、もうひとつプレゼントがあるって言ってたでしょ? それが、これ」
 そういえば、さっき入ったレストランでそんなこと言ってたっけ…。
 僕たちはバレンタインデート中だった。映画、食事、ゲームセンターと僕たちのお約束コースを回り、今ホテルで二人きりだ。
 るりかがそれを言い出したのは、互いにシャワーを浴び、さあこれから、というときのこと。
「ほ、本当に何でも?」
「もう…しつこい…」
 もちろんしてもらいたいことは山ほどある。したいこともある。なにしろHを覚えたてでこれまで無我夢中だった僕たちは、ようやく余裕が出てきたところ。あんなことやこんなこと。本当に気持ちがいいのかな…と、いろいろ試したかった。
「あ、もしかして…るりかも…」
「な、なによう! いーでしょ、なんだって! …プレゼントいらないの?!」
「あぁ! ゴメンゴメン、いります! 欲しいです!」
「ウンウン、正直でよろしい。…で、どうしたらいい?」
「…あ、じゃあ…舐めて欲しいかな…」
「うん……」
 やったぁ! …ようやく夢のひとつが叶った(我ながらちっちゃい夢だ)。
291『バレンタインキッス』:04/11/05 14:34:01 ID:/j2PAcn0
 るりかは、僕をベッドの端に座らせると、僕の両脚の間にひざまずき、僕のモノに手をかける。
「……」
「…どうかした?」
「いつも、これが私の中に入ってるんだよね……なんて…」
「…るりか…」
「じゃ、いくね!」
 意を決したように、小さな口を開け、僕のモノを頬張る。
 るりかの口腔は暖かく柔らかで、得も言われぬ快感が僕の中を走った。彼女は、ぎこちないながらも、舌を絡ませしゃぶりあげる。時々、軽く八重歯が当たるが、この刺激がまたなんとも言えない。
「どう? 気持ち良い?」
 とばかりにるりかが、こちらを見上げて、目で訴えている。僕は軽く微笑み、
「気持ち良いよ…」
 とささやき、彼女の髪を撫でる。
「良かった」
 と、目で返事をする。
 根元から舐めあげる。裏側を刺激する。先端をくすぐる。…き、気持ちいい…。気をつけてないとすぐに果ててしまいそうだ。
「…何か、るりか…やたら巧くない?」
 と、少し気をそらそうと僕はるりかに言った。
「そう? えへへ…うれしい…。自主トレのお陰かな?」
 僕のモノから口を離し、るりかが答える。だが指は離れない。上下にもてあそぶようにゆっくり動かしている。それがまた快感を誘う。
「…じ、自主トレ?」
「うん。兄貴のおかず本見て、イメージトレーニング。たぶん、こういうのして欲しいんじゃないかな〜って思って…」
「お、お兄さんは…それ知ってるの?」
「やだ! 知ってるわけないでしょ、ナイショで見たんだから…」
「あはは…そう…」
 お兄さん…不憫だ…。
292『バレンタインキッス』:04/11/05 14:34:22 ID:/j2PAcn0
「えへへ…もっとしたげるね…」
 再びるりかが僕のモノにしゃぶりつく。今度は先程までより少し激しい。るりかの頭が僕の股間で激しく上下する。
ぢゅぽぢゅぽぢゅぽ…
 るりかの唾液で濡れそぼった僕のモノが音をたてる。
「んふ…んふ…んふぅ…」
 るりかの激しい息づかいが重なる。
「…だ、だめだよ…で…ちゃう…」
 るりかの頭を押さえながら僕はうめいた。…ヤバイ…ほんとにでちゃうって…。
「…あ…うっくっ…」
ドクッ…ビクッ…ビクッ…
 僕はるりかの頭を押さえたまま彼女の口腔に精を放出してしまった。
「んふ…んん!!」
 一瞬驚いたるりかだったが、
コクン…
 …あ、飲んじゃった…。
「けほっ…けほっ…」
 むせてるし…。
「るりか、大丈夫?」
「う…うん…大丈夫…何かノドにひっかかっちゃって、むせちゃった…ごめんね」
「そんな無理しなくても…」
「いいの、私がそうしてあげたかったんだから…それでいいの」
「るりか…」
 そんなるりかがたまらなくいとおしくなった僕は、思わず彼女を抱き寄せ、口づけた。
「あ!」と、るりか。
「どうしたの?」
 すると、るりかは僕の方の口元を指さし、
「…間接ちん○ん…」
 あ。
293『バレンタインキッス』:04/11/05 14:34:42 ID:/j2PAcn0
 るりかを四つん這いにし、後ろから彼女の秘部に唇を這わせる。今度は僕が彼女を気持ち良くさせる番だ。
「…なんかこの格好恥ずかしい…」
 そういえば、後ろからしたことなかったっけ…。
「大丈夫、気持ちよくしてあげるから…」
 我ながら、何が大丈夫なのかよくわからない。
「でも…あっ…あぁん…」
 すでに彼女の愛液で潤っている秘唇を指で押しひろげ、舌を挿し込み舐めあげる。
ぴちゃ…ぴちゃ…
 いやらしい粘着質の音が響く。
「あふっ…あっ…あぁん…」
 唇を押しつけ吸いあげる。
ちゅう…ちゅう…ちゅう…
「んあぅ…あぁ…あぁ…あぅん…あぁん!」
 軽く痙攣すると、快感に上体の力が抜けたのか、るりかはベッドにつっ伏した。
「どうしたの、るりか? ちゃんと四つん這いになってないとダメじゃない…」
 僕って、Sの気があるのかな? これだけ可愛い反応してくれると、少しイジメたくなってくる。
「…も、もう…ダメ…」
「何がダメなの?」
「…お願い…もう…我慢できないの…」
「どうしたの? 聞こえないよ」
「…欲しいの…お願い…」
294『バレンタインキッス』:04/11/05 14:35:01 ID:/j2PAcn0
 消え入りそうな声でつぶやく。もちろん聞こえているのだが、少しイジワルしてみる。
 僕は身体を起こし、彼女の背中からおおいかぶさるようにして、彼女の顔に自分の顔を近づける。
「聞こえないよ、るりか。…どうして欲しいの?」
「……入れて…欲しい…」
「ん? 何が欲しいの? もっと大きな声でないと聞こえないよ」
「…あ、あなたのおちん○んを…私の中に入れて欲しいの!」
 真っ赤になり顔をそむけるるりか。
「うん。よく言えたね、るりか。可愛いよ」
 髪を撫でる。
「じゃ、いくよ」
 僕は上体を起こし、彼女の腰に手をかける。
「…え? このまま? ヤダ…恥ずかし…んあっ」
 僕は彼女の抗議を(わざと)無視し、僕のモノを彼女の中に押し込んだ。
「あっ…あっ…あうっ…あうぅ…」
 彼女の腰を固定し前後に動かす。いつもと少し違う感覚…あ、先がなにかに当たってる。
「あん…あ…お、奥にぃ…あ、あた…ってる…あ…なんか…変…」
「気持ち…いい?」
「…う、うん………いい…」
 すでに彼女はとろんとした悦楽の表情を浮かべている。僕は腰にあてがっていた手を、片方は僕の動きにあわせて揺れる彼女の胸へ、もう片方を結合部分へと這わせる。
ふにふにふにふに…
 胸を揉む。
「んぁ…あん…あ…あ…」
くりくりくりくり…
 結合部近くで充血している突起を刺激する。
「んはぅ!…くふぅ…ぅん…」
295『バレンタインキッス』:04/11/05 14:35:21 ID:/j2PAcn0
 可愛い反応。そしてその度に彼女の膣内は僕のモノを締めつける。
きゅっきゅっ…
「うっ…も、もう…僕もうそろそろ…」
「わ、私も…もう…ダメ…何か…き、来そう…」
「じゃ、いくよ…」
「ヤ、ヤダ…前…から…このままは…嫌…」
 最後は正常位でというるりかに、僕は少し乱暴に彼女の髪をつかみ、こちらを向かせると、意地悪く言った。
「ダメ…このまま…なんでも言うこときくって言ったの誰だっけ?」
「で、でもぉ…あぁ…や…あ…あぁん…」
 いやがるるりかを無視して、僕は腰の動きを速める。
ぢゅぷぢゅぷぢゅぷ
「あん…あ…あっ…あっ…あっ…」
ぢゅぷぢゅぷぢゅぷぢゅぷ
「あ!…あうっ!…あっ!…あっ!…あんんっ!…はぁぁん!!」
 彼女の声がひときわ高くなり、びくんと痙攣する。僕もその声にあわせて彼女の膣内に精を放出した。

「…気持ち良かった?」
 余韻のなか、るりかがきいた。
「うん、とっても…。ありがとう、最高のバレンタインプレゼントだったよ」
「良かった…私も気持ち良かったし…」
 最後のほうはよくきこえなかった。
「ね、ホワイトデーのお返し、期待していい?」
「え? いいよ…あ、もしかして『同じの』が欲しい?」
「やだ! そんなの…」
 恥ずかしがってる恥ずかしがってる…。
「…じゃ、今度はお返しに僕がるりかの言うこときいてあげるね」
「ホント?」
「もちろん」
 一ヶ月後、僕は後悔することになる。
296『バレンタインキッス』:04/11/05 14:35:37 ID:/j2PAcn0
 一ヶ月後、ホワイトデー。
「…あ、あのさ…これ何?」
 お決まりのコースのデートの後のホテル内。僕は両手足を縛られていた。
「何でも言うこときいてくれるって、言ったでしょ?」
「あ、いや…そうだけど…これは…って、その格好は何!?」
「何って、これがOLさんに見える? 女王様よ、じょ・お・う・さ・ま」
 黒いボディスーツ、網タイツ、手には鞭まで…。
「一回でいいから、やってみたかったのよね…」
「一回って…や、やめようよ、るりか…」
「るりかじゃない…女王様とお呼び!」
ビシッイ!
 鞭の音が響く。
「ひぃぃぃ〜〜、た、助けてぇ〜」
「ダ〜メ、何でも言うこときくって言ったの誰だっけ?」


           おわり
297『プレゼント』:04/11/05 17:12:10 ID:4A6LTNuW
 シャワーの音が止んだ。
 僕はベッドの上に裸で座り、彼女を待つ。
 少ししてバスルームから、バスタオル1枚の夏穂が出てきた。
「おまち〜」
「お前はさんまか!」
 とりあえず、つっこんどく。
「うんうん。ええ、つっこみやねぇ〜」
「…あのね…」
 つっこまないと後でうるさいだろ…。
 夏穂がベッドの端に腰かける。
「えへへ……ねぇ…」
 僕は夏穂を抱き寄せ、口づける。
「あ、ちょ…ん…ん……ちょっと待ってって!」
 強引に引き剥がされた。
「どうしたの? …嫌だった?」
「あ、そ、そうじゃなくて…あのね」
「ん?」
「今日は誕生日やったでしょ?」
「うん。…プレゼントありがとう。時計、大切にするね」
 今日は僕の誕生日だった。で、夏穂からのプレゼントは腕時計。素直に嬉しかった。…ただ、100気圧防水とか高機能ストップウォッチとかは、僕には必要ないとは思うけど…。
298『プレゼント』:04/11/05 17:12:29 ID:4A6LTNuW
「うん、ありがと。…でね。もうひとつプレゼントがあるの…」
「え?」
「ワ・タ・シ」
「はぁ?」
「な、なによぉ! その気の抜けた声は!」
「い、いや…だって…ねぇ?」
「なに?」
「そんな…マンガじゃないんだからさ…」
「そーいうマンガ、好きなくせに」
「へ?」
「えっちなやつ! 隠してるやろ?」
「あ、夏穂、お前!」
「誰が掃除したってると思てんねん」
「う…」
「まぁ、それはええやん。でね、プレゼントやねんけど…」
「?」
「今日は誕生日やし…いっぱいサービスしたげよかなぁ…って…」
「サ、サービス?」
「うん…いっぱいしたげるからね…」
 夏穂はそう言いつつ、僕の身体にもたれかかるようにして、ゆっくりと押し倒す。
「じゃ、マグロになってろって?」
「うん…マグロでもブリでもハマチでもなんでもええよ」
「夏穂、それ一緒…」
 【豆知識】ハマチ:ブリの成長過程での呼び名。主に関西でこう呼ばれる。また、養殖のブリをこう呼ぶこともある。
「う…やかましい!」
「顔、赤…ん!」
 夏穂の唇が僕の口をふさぐ。舌が絡み合い、ぴちゃぴちゃといやらしい音をたてる。
299『プレゼント』:04/11/05 17:12:48 ID:4A6LTNuW
「…ん……はぁ……おとなしくしとき」
「はいはい」
「『はい』は一回」
「はい」
「よろしい」
 そう言いつつ、僕の上に馬乗りになる。バスタオルはいつの間にか外れていた。形のいい乳房が僕の目の前で揺れる。
「サ、サービスって、どんなことしてくれるの?」
「…へへ…いろんなこと…」
 身体を密着させてきた。そのまま僕の上で前後に動く。
 …あ…胸が…擦れて…
「く…くすぐったいよ…」
「そう? 気持ちよくない?」
「いや、気持ちいいけど…くすぐったい…」
「そっか…やっぱり石鹸つけんとあかんか…ほんだら、続けるね」
 今度は首筋に舌を這わせてきた。…う…これも…くすぐったい…。
「ん……」
 夏穂の舌が胸へと移動し、舐めまわす。あ、おい! そこは! うひゃ…く…く…くすぐったい……あ、でも、普段こういうのしてくれないし…結構いいかも…。
「…ん…いっつも…こんなこと…してへんけど…結構気持ちいいんと違う?」
 …見透かされてるし…。
 夏穂の舌が腹へと移動した。ヘソの周りを一周する。
「…あ……期待してる?」
 そう言って、既に期待に膨らんだ僕のモノをさする。
「そ、そりゃ…まぁ…ね」
 曖昧に答える。
「…してほしい?」
 僕は肯いた。…何か、単に主導権を握られてるだけのような気がするが…これって、サービスなんだろうか…。
300『プレゼント』:04/11/05 17:13:08 ID:4A6LTNuW
「よしよし。この夏穂サンにまかせなさい」
 いかにも満足げな表情で肯く夏穂。僕の股間に身体を入れると、僕のモノに手を添える。
 先端に唇に近づけ、舌先でちろちろと舐める。
 …じらすなって…。
 上目づかいにこちらを見ている。…わざとやってるな…。
「…ちゃんとしたるから…」
 そう言うと、僕のモノを口に含む。夏穂の口腔の温かい柔らかな感触が伝わってくる。なまめかしく舌を動かしながら、頭をゆっくりと上下させる。彼女の唾液で光る僕のモノが、すぐにじゅるじゅるとイヤラシイ音をたてる。
「…んふ…ん…ん…んは…んん…」
 唇で亀頭の部分をちゅうちゅうと吸い上げ、片方の手で竿の部分をしごき、もう片方の手で袋を弄ぶ。…おいおい…どこでそんなことを…。
「…ひ…ひもひ…ひぃ?」
 僕のモノを口に含んだまま、夏穂が訊いてきた。…気持ちいいって?
「う、うん…とっても…」
 僕の答えに満足したのか、動きを再開する夏穂。さっきよりも激しく首が上下する…。い…いつの間にこんなに巧く…気を抜くとすぐにイッてしまいそうだ…。
「か…夏穂…どこで…こんな…うっ…」
 気をそらすために聞いてみる。夏穂が唇を離す。
「…はぁ……どこって、決まってるやん…」
「あ…もしかして…」
「誰が掃除したってると思てんねん?」
 と、イタズラっぽく微笑む。…そういうことね…。
「へへ…お次はっと…よいしょ…」
 夏穂は身体を起こすと、ちょこんと正座をした。膝をぽんぽんと叩き、
「はい。ここへお尻のっけて」
 と、言った。
「な、何?」
「ええから、はよ!」
「あ、はい…よっと…」
 僕は腰を浮かせると、夏穂の両膝の上にお尻を乗せた。
301『プレゼント』:04/11/05 17:13:27 ID:4A6LTNuW
「えへへ…お次は、これ」
 そう言うと、乳房を両掌でかかえ、僕のモノを挟む。…これは…また…口とは違うなめらかで柔らかい感触に包まれる。夏穂が身体を上下させたり乳房を揺すったりと、僕のモノを擦りあげるたびに快感が湧きあがる。
「パイズリぃ…どう? …気持ち…いい?」
「う…うん…気持ち…いいよ…」
「ん…よかった…」
「もしかして…これも…」
「…んしょ…そうやよ…今度から…隠し場所、変えんとな…」
「あはは……うん…」
 やっぱりね…。
「…さーて…こういうのは…どうかな?」
 そう言うと、首を曲げ僕のモノに唇を近づける。舌を伸ばし、先端を舐める。
「う…」
 思わずうめいてしまった。
 先端を完全に口の中に含むと舌先で舐めまわす。挟みこむ乳房はさっきよりも圧力が増し、上下に強く揺らしながら僕のモノを擦りあげる。
「んぅ…ん…んぷ…くぅ…ん…」
 あ…もぅ…限界かも…。
「か…夏穂…もぅ…」
 僕の声が聞こえているのかいないのか、さらに刺激を強くする夏穂。
「んむ…ん…んぁ…んふ…」
 …もう…ダメ…。
「うっ…」
ドクッ…ビクッ…ビクッ…
 僕は彼女の口へ思いっきり精を吐き出した。
302『プレゼント』:04/11/05 17:13:43 ID:4A6LTNuW
「んふっ! …ん…ん…」
 一瞬、驚いたようだったが、すぐに口腔で受けとめ、嚥下する。そして、さらに残滓を吸い取るように強く吸い、手でしごく。
「ぷぁ……はぁ…はぁ…気持ちよかった?」
「う、うん…とっても…」
「よかった…いっぱい出たもんな…。そしたら、次な」
「え? 次?」
「あったりまえやん。あんたの、まだまだ元気やんか」
 …たしかに…。僕の股間のモノはまだ萎えていなかった。

「んしょ…」
 夏穂が僕の腰をまたぐ。僕のモノに手を添え、もう片方の手で自らの秘唇に指を這わせる。
「挿れるね…」
 指先で秘唇を開く。くちゃ…と水っぽい音がする。先端を秘唇にあてがうとゆっくりと腰を落とす。
「…あ…」
 充分濡れそぼった彼女の膣は僕のモノをすんなりと受け入れる。
「全部…入った…」
「うん…気持ちいい…」
 上体を倒し、口づけてくる。絡み合う舌を互いに吸い合う。
「はぁ…あんたは動かんでいいからね…じっとしてて」
「こういうのもダメ?」
 僕は夏穂の胸へと手を伸ばす。乳房を揉み、すでに固く尖った乳首を転がす。
「あン…あ、あかん…の」
 と、僕の腕を掴み胸から引き剥がす。
303『プレゼント』:04/11/05 17:14:00 ID:4A6LTNuW
「最初は、全部したげるから…ね?」
「さ、最初は?」
「うん……あ、一回で終わらせる気?」
「え? い…いや…その…」
「そんなこと言うヤツは、こうや!」
きゅきゅきゅっ
 う…締めてきた。
「あ、ちょ、か、夏穂?」
「へへ…いっぱいしよな…」
「う…うん…」
 夏穂がゆっくりと腰を動かしだした。結合部から、くちゃくちゃと粘着質の音が漏れる。
「あ…あん…あ…あっ…」
 膣で締めつけながら上下動したり、グラインドさせたりと、僕のモノを巧みに刺激する。
「…ど…どう? 気持ち…いい?」
 夏穂が訊いてきた。
「うん…とっても…」
「よかった…ウチも…気持ちいい…」
 そう言いながらも、ゆっくりと腰を動かすことはやめない。
 上体をこちらに倒してくる。夏穂の上気した顔が近づいてくる。
 口づける。互いの舌を吸いあう濃厚なキス。
「んふぅ…ん…ん…はぁ……なぁ…」
「え?」
「なぁ……もっと、動かしていい? もぅ…我慢できへん…」
「いいよ。夏穂の好きにして」
 僕の答えを聞くまでもなく、彼女の腰の動きが速まる。
304『プレゼント』:04/11/05 17:14:17 ID:4A6LTNuW
「…あ…あん…あっ…あ…あ…」
「もっと感じさせてあげるね…」
 そう言うと、僕は指先を結合部に這わせた。充分に固くなった突起を刺激する。
「え? あ…ひぁ!」
 彼女の身体がビクンっと跳ね、一瞬動きを止める。そこへ腰を強く突き上げた。先端がざらりとしたものに当たる感覚があった。そのまま何度も突き上げる。
「あはぁ!…あっ…あン!…あん!…そ…そこ…いい…も、もっと…」
 彼女も僕の動きに合わせて、動きを再開する。
「こ…ここ?」
「…うん…そこぉ…うぁ…あ…あぁん!」
 さらに強く突き上げる。夏穂の腰の動きもさらに速さを増した。
「あん!…あは…あん!……イ…イク……イキそう…」
 彼女が上体を後ろにそらす。
 僕も限界に近い。さらに速く、強く、彼女を突き上げた。
「あ!…あん!…あン!…あっ!…ふぁぁ…あぁぁぁん!」
 夏穂は甲高い声をあげ、絶頂に達した。彼女の身体が痙攣し膣が収縮する。 
ビクンドクッドクッ…
 僕も彼女の膣内で果てた。
 脱力した夏穂が僕の身体に倒れ込んできた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
 少し息が荒い。僕は彼女を抱きしめ髪をなでた。
「気持ちよかったよ…」
 そうささやくと、彼女は満足げに目を閉じる。
「うん…熱いの…いっぱい…ウチもよかったよ…」
「まだ元気なんだけど…続けていい?」
「え、あ…ちょ、ちょっと、待ちって…続けては…あ、あぁん…」
305『プレゼント』:04/11/05 17:14:48 ID:4A6LTNuW








「…なんてのはどうかな?」
「ぐぅ……」
「夏穂!!」
「…あ? あぁ…あんまりつまらんから5秒ほど寝てもうたわ…」
「かぁ〜ほぉ〜」
「はいはい、また今度な」
「今度って?」
「さぁな〜…今日やないことは確かやな。ウチ明日から合宿やから」
「うそぉ〜」
「ホンマ」
「せっかくの誕生日なのに…」
「せやから、ウチの手料理でお祝いしたったやんか…ご不満?」
「い、いや…そんなことないけど…」
「なら、ええやん…はい、ごちそうさま…」
「あ、じゃあさ…今から…」
「……」
「夏穂?」
「はぁ…あんたっちゅう男は…それしかないんかいな…もぅ…ウチ帰るわ」
「え…そんな!」
「明日、早いしな。そんじゃ、後片付けヨロシクぅ〜」
「あ…」


             おわり
306名無しさん@ピンキー:04/11/05 18:56:47 ID:6EsTdWfD
>普通の人間は、普通の恋愛とかセックスは現実に経験しているわけだから、
わざわざエロSSで補完する必要がないわけだ。
なにかプラスアルファがないとね。

オイオイ、このスレの住人にケンカ売ってんのか?(w
307(゚∀゚ )三 三( ゚∀゚):04/11/05 21:39:30 ID:obNyqb+o
>>290-305様お疲れ


                ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_/ 

308名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:41:53 ID:9MBNW0cq
>普通の人間は、普通の恋愛とかセックスは現実に経験しているわけだから、
わざわざエロSSで補完する必要がないわけだ。

二次元とはセックルできないじゃん。
三次元とは全く別の話だよ。
だから、全然ノーマルエロでもOK。
309名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:00:48 ID:H+ubyVSx
るりかに夏穂が読めて嬉しいです。こういうほのぼぼしたエロは大好き。
310名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:07:04 ID:RgLM9bxi
>>289
要するに自分の腕のなさを棚上げして逃げてるだけか・・・。

平凡なエロシーンを「SSにするまでもない」として書かないで逃げるか、
それでも書いて、なおかつ抜ける読み物にできるかが作家の腕。
あんたと俺の意見の最大の相違はそこなんだな。

現実のセックスとエロSSの違いはキャラとの擬似行為や痴態だろ?
それがプラスアルファなんだから、他に何を付け足そうって言うんだ?
自分でエロSSをどう定義しようと勝手だが、それ以外を否定するなよな。

69さんも言ってるからもう俺からはこの話題には反応しない。
だけどさぁ、作家なら突飛なシチュでなく、描写で抜かせてみれば?



>>290-296
>>297-305
コピペですよね。作者さん光臨?
311名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:15:05 ID:IvKXm2B4
>>309
>ほのぼぼ
……ほのかのボボ(´д`*)
312名無しさん@ピンキー:04/11/06 19:42:51 ID:lSVGKSty
このスレのSSを読んでセンチ熱が再燃。2をやってみた。
ほのかの水着でキスはなかなかエッチな感じ。晶のキスも良かったな。
31369 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:02:53 ID:Fmet8KXP
微妙に投下しづらい雰囲気なんですが、構わず若菜です。

ごくごく普通のカップル話なんで萌えポイントはないかもしれませんがご容赦ください。
あと、傾向はラブラブのためスレ汚しと思われる方はスルーしてください。
NGワードに登録できるよう、今回トリップ付けましたのでよろしくお願いします。

内容は以前それとなく予告した「若菜とお好み焼き行商SS」になります。お好み焼きである必然性はまったくありません。
毎日メダルの増減があればライブツアーでもよかったのですが、なんとなくお好み焼きにしてみました。
今のところ5日目までのプレイ内容とラストの構想は固まっています。あとはキーを打つ気力ですね。
今回は旅の初日、若菜の処女喪失です。以降、処女だった若菜がオンナの歓びに目覚めるまでを書いていくつもりです。
どこで打ち切ってもいいように構成は一話完結形式にしてありますけど。

なお、処女喪失ということでリアルに(?)痛がります。あらかじめご諒承ください。
31469 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:03:38 ID:Fmet8KXP
一日目
 次の目的地に向かおうと駅まで行く途中、街角に見慣れた顔が立っていることに気が付いた。
 ……若菜だ。
(どうしてこんなところに?)
 そんな疑問を抱えながら歩いていると、向こうもこちらに気付いたようで、
「あら、こんにちは。どちらへいらっしゃるんですか?」
 にこやかに話しかけてきた。
「今あっちこっちを旅行してるところなんだ」
 そう言ってカバンを掲げて見せる。
「そうでしたか、素晴らしいですね。……お一人で、ですか?」
「そうだよ。一緒に来る? こんなプランがあるんだけど」
 若菜と旅ができたらどんなに素敵だろう。そう思ってプランカードを見せた。
『お好み焼き行商の旅』
 ……カードを見た若菜の表情が険しくなった。

「……それはご迷惑になりますからやめておきます」
 言葉遣いは丁寧だが、強い拒絶の意思が感じられる。
「そんなことないよ」
「いえ、本当に。それに、おじい様に叱られますから……」
「でもさぁ……」
 僕は食い下がったが、
「それにお好み焼きは大阪の食べ物ではありませんか?」
 困惑の色を浮かべて若菜が答える。
「同じ関西なんだから、京都も大阪も食文化はそんなに変わらないんじゃないの?」
 無責任に言う僕に、
「全然違います! 東京だって下町と山の手では味付けが違うのではありませんか?」
 若菜が柳眉を逆立てて怒る。……美人が怒ると怖い。そう思った。
「ご、ごめん。僕が悪かった。言いすぎたよ……」
「わかってくださればいいんです」
 感情的になったことを恥じ入るように若菜が頬を染めた。
31569 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:04:03 ID:Fmet8KXP
 僕はポケットからもう一枚のカードを取り出した。そしてそれを若菜に見せる。
「若菜、これでどう?」
『せつなさのカード』
「これは……」
 そのカードを見た途端、若菜の態度が軟化した。
「ついていってもよろしいんですか? お邪魔じゃありませんか?」
「邪魔なわけないじゃない。若菜さえよかったら一緒に行こう!」
「……はい。お供します」
 こうして僕は若菜と旅に出ることになった。

 各地を回りながらお好み焼きを売る。こういうことに慣れていない僕も若菜も失敗続きだった。
 ……成績は芳しくない。結局ほとんどのお好み焼きが売れ残ってしまった。
 今日の売上げはメダル7枚のマイナスだ。それでも工面してホテルは別の部屋を取ることにした。
 一緒の部屋ってのは、僕はよくても若菜が嫌がるだろうからな……。

 入ったホテルは予算が足りないせいで部屋面積が狭く、調度は小さなベッドのみ。
 しかもそれ以外のスペースはほとんどないに等しかった。
 部屋にシャワーはなく共同風呂。トイレも各フロアに一つで洗面所すら備えていない部屋。
 若菜に対する申し訳ない気持ちで僕の心はいっぱいになった。
「ごめんね若菜、こんな部屋で」
 綾崎邸に比べ、あまりにもみすぼらしい環境に心から詫びる。
「いいえ、体を休められるだけありがたいです。……お心遣い、感謝します。お風呂もいいお湯加減でしたよ」
 湯上がりで火照った顔の若菜がそう言ってにっこり微笑む。

 心が熱いもので満たされる。若菜の優しさと自分自身の情けなさとでふいに涙ぐみそうになった僕は
「じゃあまた明日。おやすみ、若菜」
 あわててそう告げると自分の部屋にきびすを返した。
「はい。おやすみなさいませ」
 丁寧にお辞儀をしたのか、衣擦れの音を背後に聞きながら僕は自分の部屋に入った。
31669 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:04:24 ID:Fmet8KXP
 ベッドに横になる。
 寝返りを打つのが精一杯で、手足を伸ばすこともままならない狭さ。
(どうせ今夜だけの辛抱だ。明日はもっといい部屋に泊まれるといいな……)
 そんなことを考えていたときだ。……突然部屋の電気が消えた。
『きゃあぁぁ!』
 若菜の声。
 ガタガタと騒がしい音がひとしきりしたあと、
ドンドンドン!
 僕の部屋のドアが叩かれた。

『開けてください! 若菜です。お願いです、開けてください!』
 若菜に何かあったのか? あわててドアにすっ飛んでいく。
ガチャ
 ドアを開けた途端、若菜が僕の胸に飛び込んできた。

「ど、どうしたの若菜?」
「わ、わたくし……暗くて狭いところは苦手なんです……」
 小刻みに体を震わせ、若菜が言った。
(そうか、あのときのことが今でも怖いんだな……)
「停電だと思うよ。ほら、窓の外は電気ついてるし」
 そう言って若菜を安心させようとしたが、僕にしがみついて離れようとしない。

 若菜のぬくもりと女の子らしい甘い匂いに少しずつ淫らでよこしまな気持ちになっていく。
 必死に自分を抑えようとするが、それとは裏腹に股間には力がみなぎっていった。
 体の前面を僕に押し付けている若菜がそれに気付かないはずがない。
 だがうつむき加減の若菜は表情がうかがえず、本心が読み取れない。
(やっぱり迷惑だよなぁ……それどころか軽蔑されるかも)
 そう思っていると
「わたくし、あなたのことを信頼しています……」
 顔を上げ、若菜が言った。
31769 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:04:46 ID:Fmet8KXP
 つややかな髪と、紅を帯びたなめらかな肌……。
 何より瞳が美しかった。いつもは慈愛を感じさせる目が、今日は女性的な魅力にあふれていた。
 そんな若菜を見ているうち、僕の胸はどんどん苦しくなっていった。
「若菜……」
 名前を呼んでそっと抱き寄せる。
「……あ」
 小さく声を出し、しかし逆らわずに僕に抱かれている若菜。
「若菜みたいな素敵な女の子目の前にして……我慢できる男なんていないよ」
 そのまま静かに唇を重ねた。

 ホテル備え付けの浴衣は若菜の体の線をくっきりと浮かび上がらせていた。
 腰ひも一つで体に留められた薄布は、ちょっと力を入れるだけで脱がせられるほどもろいものだった。
 目を閉じてキスをしていても、さっきまで見ていたそれが頭にちらつく。
 童貞の僕に、それはあまりにも強すぎる刺激であり、誘惑だった。

 ……と、消えたときと同じように突然部屋の明かりが灯った。
「あ……」
「……あ」
 唇が離れる。
 明るい電灯の下で改めてお互いの顔を見合う。
 恥ずかしいという感情と若菜に対する愛情、高まりつつある性の欲求とが僕の中で入り混じる。
「若菜……」
 もう一度名前を呼び、今度は明確に性愛の意志をもって若菜を抱きしめた。
「……はい」
 僕の声に含まれた意図を感じ取ったのだろう。若菜がまっすぐに僕を見据え返事をした。
31869 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:05:06 ID:Fmet8KXP
「いいの?」
 それでも僕にはためらいがある。本当にいいのか? 若菜やご家族に責任を取れるのか?
「わたくし、あなたにでしたらどのようなことをされても構いません。どんなことでも我慢できます」
 かすかに微笑を浮かべ、落ち着いた口ぶりで若菜が答える。
「我慢って言うなよ……なんか僕…悪いことするみたいだ……」
「あ、すみません…そういう意味では……。ただ、わたくしにとって勇気のいることですから……」
 沈んだ調子で言葉を継いだ僕を、心配そうにとりなす若菜。
「あははは、わかってるよ。言ってみただけ」
 冗談を真に受け、困惑の色を浮かべた若菜があまりにもおかしく、僕はつい笑ってしまった。
「……知りません!」
 それを見た若菜は怒ったような口調で横を向いてしまった。
 だがその目は怒っていない。いつものように優しい瞳だった。
 そしてそのまま僕の胸に頭をつけると
「わたくしのことは気になさらないでください……。こうなることを……望んでいました」
 小さな声でそう言った。

「わたくしの初めて……もらってくださいますか?」
 若菜が恥じらいの表情を浮かべて言う。
「若菜……僕もはじめてなんだ……。その…だから…上手くできなかったら…ごめんね」
 正直に告げる。そうして若菜の頬に手のひらを当て、慈しむようになでる。
 僕の手に若菜の手が添えられ、そして重なった。
「あなたが……誰よりも好きです。誰よりも愛しています。……若菜は…あなたのものになります」
 僕の目をまっすぐに見、若菜がハッキリと言った。
「僕も若菜が大好きだよ。若菜のこと、ずっと大切にする。ずっと守る!」
 そしてそのまま若菜を抱きしめた。
31969 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:05:24 ID:Fmet8KXP
 浴衣の下の若菜の胸が僕の体に押し付けられる。その感触はあまりにも生々しかった。
(ブラジャー付けてない?)
 そっと手を若菜の胸に置く。
「……あ」
 若菜の口から小さな声が洩れた。
 生地を通し、頂の蕾が手のひらに当たる。
(やっぱり付けてないんだ……)
「若菜」
 名前を呼んでその手を襟の合わせ目から中に忍ばせる。
「恥ずかしいです……」
 僕の手を押さえ、消え入りそうな声で若菜が言う。
「好きだよ」
 安心させるようにそう言うと若菜の手から力が抜ける。僕はそのまま手を胸に這わせた。

 適度に張りを持った柔らかなふくらみに指が触れる。
ビクッ
 若菜は弾かれたように体を震わせたが、そのまま僕に身を任せている。
 下から持ち上げるような感じでふくらみを揉む。
 首筋まで朱に染めた若菜はうつむいて僕と目を合わせてくれない。
「若菜、イヤだったら言ってね」
 そう声をかけると
こっくり
 かすかに首を振るが、言葉は返ってこなかった。
32069 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:05:50 ID:Fmet8KXP
 僕の揉む力に反発するかのように弾力を返してくる若菜の胸。
 女性としての存在を意識させる二つのふくらみは僕を魅了した。
 すべてを包み込むような優しさに満ちた乳房を、テクニックも何もなくただ一心に揉む。
 先端で自己を主張する桜色をした乳首にも指を持っていき、ゆっくりと転がす。
 突起に口をつけると舌で丁寧に舐め、しゃぶった。
 口を付けて吸い、唇でしごく。そのまま舌で押し込むように力を加える。
「あん!」
 若菜が鼻にかかった声を出す。若菜の顔を見上げると目を閉じて眉根を寄せている。
 僕は驚いて口を離すと
「ごめんね、痛い?」
 そう聞いた。
「平気です。……あの……続けてください」
 これ以上ないほど真っ赤になった若菜が答えた。

 よかった。若菜を傷つけるようなこと、痛がるようなことだけはしたくない。
 再開する。
 若菜の乳首を唇でしごくと、最初の頃に比べ、乳首がとがったように感じた。
(乳首が立つってこれのことか?)

 柔らかいのだが、硬さも残した若菜の乳房。
 触っててこんなに気持ちいいものがこの世にあったのか。……僕は感動した。
「若菜……好きだよ若菜……若菜…若菜……」
 愛撫の最中にも何度も名前を呼ぶ。これだけ若菜の名を呼んだのは初めてかもしれなかった。

「あんっ……んっ、んんっ…はぁぁ……あッ」
 艶を帯びた若菜の声。
 深窓で育てられ、女性らしい優しさにあふれた若菜。優雅な物腰に芯の強さを秘めた若菜。
 育ちのよさを思わせる立ち居振舞いや、聡明さを感じさせる言葉遣いの若菜。
 温かく親しみのある眼差しを僕に向けてくれる若菜。その若菜が僕の愛撫に感じている!
 ……そんな若菜の姿に興奮が急に高まる。
 僕は浴衣を脱ぎ捨てるとトランクスを下ろした。
32169 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:06:12 ID:Fmet8KXP
 痛いほど勃起し、お腹につきそうなほど反り返った陰茎が解放される。
「!」
 若菜が息を飲むのが聞こえた。
「そ、そんなに大きいのが……本当に入るのでしょうか……」
 声が震えている。
「怖いならやめるよ」
 無理はしたくない。若菜が望まないことはしたくないしさせたくない。
 そう思って言ったのだが、
「……大丈夫です。わたくしが自分で決めたことですから」
 若菜はそう言った。そして
「わたくしも……脱ぎます」
 そう言って深呼吸すると、若菜は浴衣を脱ぎショーツを下ろした。
 足先から抜くと、僕の目に付かないようにすばやく隠す。
 そうして横になるとそのまま目を閉じた。

 かすかにカチカチと音がする。見ると若菜の唇が震えている。
 歯の根が合わないんだ。……恐いのか?
「若菜、怖いなら無理しないで」
「違います、緊張しているだけです。……心配なさらなくても大丈夫です」
 本心はわからない。だけど若菜はそう言いきった。
「でも……」
「本当に平気ですから」
 気丈に言葉をつむぐ若菜。
「……うん、若菜がそう言うなら」
 若菜を信じるしかない。
「ダメだと思ったらいつでも言ってね」
 そう言うと、僕は若菜を静かに抱きしめた。

 抱かれていることに安心したのか、若菜の震えは止まった。
 処女の若菜の破瓜の痛みを少しでも軽減させるためにはなるべく濡らしておいた方がいい。
 ……僕は愛撫を始めることにした。
32269 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:06:38 ID:Fmet8KXP
 童貞の僕には未知の場所、若菜の「女」の部分が見たい。そう思った僕は体をずらし、若菜の股間に移動した。
 ……なんと言えばいいのだろう。悪友たちとビデオやエロ本で見たものとは色も形も違っていた。
 醜悪。そんなイメージしかなかったそれは、意に反し端正だった。

 中心に二筋あるぼってりした肉のひだが小陰唇だろう。
 その奥でヒクヒクとうごめく亀裂がいやらしい感じで濡れて光っている。
 あとからあとから粘性の高そうな液体が染み出てくる。これが愛液?
(ここに入れるんだ)

 憑かれたように見入る。
「恥ずかしいです……」
 若菜の声に呼び戻された。
 いつまでそうしていたのか、気が付くとこれ以上ないぐらい赤くなった若菜が僕を見ていた。
「ごめん……若菜のここ、とってもきれいなんで……」
「いやです……」
 手で顔を覆い、僕の目から逃げる若菜。

 もう一度若菜の股間に目を向ける。そっと触れてみる。
 恥丘に手を乗せると最初に和毛の感触があった。
 ……少しずつ指を伸ばす。
「あっ!」
 身をよじる若菜。
 まだ早かったか? それとも感じているのか? ……判断できかね、手が止まる。

 若菜の顔を見る。
こっくり
 僕の目を見、若菜はしっかりとうなずいた。
 大丈夫だ。若菜は嫌がっていない。……僕は指を進めた。
32369 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:07:01 ID:Fmet8KXP
 濡れた中を探るうち、小さな突起が見つかった。
「あぁっ!」
 同時に若菜の首がのけぞる。
 ……若菜の様子を見た。若菜も僕を見た。
「そこは……」
 語尾を濁し、小さな声で若菜が言う。
(これがクリトリスか)
 慎重に、だが適確に愛撫を集中させる。場所がわかればあとは指だけでいい。
 僕は若菜を抱き寄せると唇を重ねた。若菜も僕の首に腕を回し、全身ですがりつく。

 若菜と見つめ合う。そうしたまま静かにクリトリスに手を這わせる。
 狭いベッドが幸いし、僕は若菜と体を密着させていた。
「好きだよ、とっても」
「わたくしも……大好きです」
 見つめあう。
「痛かったら言ってね」
 そう告げると静かに、優しく、そしてゆっくりとクリトリスを指の腹でもむ。
「ん!」
 若菜の目がきつくつぶられる。
 だめだ、強すぎた。
「ごめん!」
「違います……」
 目元まで染め、首を振る若菜。
「若菜?」
「痛かったらちゃんと言います。心配しないで続けてください」
 小さな声だがしっかりと若菜は答えた。
「わかったよ……」

 さっきと同じぐらいの力でクリを揉む。僕の指に若菜のヌルヌルした粘液が絡みつく。
 ある程度の力を入れても若菜が痛がらないことが分かる。
 ……少しずつ力を強くした。
32469 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:07:20 ID:Fmet8KXP
 僕の首に回された腕に力がこもる。だが若菜は痛がっていないようだ。
「んんっ、くぅん…あぁ.ん……くん、ふんっ……」
 それどころか鼻を鳴らすようななまめかしい声を出している。
 さらに力を増した。
 静かに撫でるだけだったクリを、転がしたり、皮膚の中に埋め込むように強く押さえつけたりする。
 あるときは羽根のように軽やかに触れる感じの刺激を与える。
「あっあっあっ……」
 若菜の息が荒くなる。体もうっすらと汗ばんでいる。
 感じているんだ!
 こんな若菜の姿は見たことがない。若菜がこんなになるなんて想像したこともなかった。

 今度は恥裂に指を伸ばす。と、ぬるぬるした感触が指にまとわりついた。
 そのまま溝を上下に撫ぜる。すると中ほどに一か所くぼんだ場所があることが分かった。
(ここだ)
 ためしに少しだけ指を入れてみた。
ぬるりっ
 なんの抵抗もなく第一関節の少し下まで指が沈む。
「あぁっ!」
 その途端若菜が嬌声を上げる。
 手の甲を口元に当て、続けて大きな声が出るのを防いでいる。

「ご、ごめん。痛かった?」
「違います……」
 そう言うと若菜が手を広げ、僕に差し伸べた。
(抱いてほしいってことか?)
 膣から指を抜くと、また若菜におおいかぶさった。
 若菜が僕を強く抱きしめる。唇を求めてくる。
 これまで以上に激しいキス。同時に腰が押し付けられる。若菜のあえぐ声が官能を揺さぶる。
32569 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:07:44 ID:Fmet8KXP
 若菜は腰を持ち上げるようにして僕の手にクリを押し付けてくる。
 僕は執拗にクリトリスをなぶった。
 円を描くようにゆっくり動かす。上下に揺する。そして軽く押し込んでみる。
 指の側面ではさんで静かにこする。かすかな力で叩くような刺激を送る……。
「好きだよ若菜……愛してる…ずっと、ずっと好きだった……若菜……」
 その間も若菜の耳元で愛をささやく。息を吹きかけ、耳たぶを甘噛みする。
「ぅんっ、ふんっ…あ……ンっ、あ……」
 初めて聞く若菜の淫らな声!

 若菜は処女だって言った。オナニーの経験はあるのか? だからこんなに感じやすいのか?
「若菜? 気持ちいいの? 感じたことあるの?」
 疑問が思わず口をついた。
「っ……いつも…あなたのことを…思って…んっ、一人で……して…います……」
「!」
 若菜はオナニーをしている! それも僕を思って!!
「好きですっ……好きぃ…大好きっ!」
 普段は見せない取り乱した調子で若菜が僕の胸に飛び込んでくる。
「若菜!」
「はい……」
 唇が重なる。舌を吸いあい、唾液をすすりあう。僕たちは獣のように激しく求めあった。

 若菜はすでに性の絶頂を体験していると知った僕は、キスをしながらより強くクリを攻めた。
 少し強めにクリを揉みこむ。爪で引っかくようにこする。指先で弾くように何度か叩く。
 指先でつまむと引っ張るように動かす。ぐっと力を入れて肉の中に押し込む……。
「んんっ! ぐっっ……むっ…んんッ……むんっ!」
 唇をふさがれ、それでものどの奥から快楽の声を響かせて若菜が悶える。
(感じている。若菜が感じている!)
 秘唇は濡れたいやらしい音を立て続ける。その分泌液でさらにクリをくじる。

 呼吸が苦しくなったのか、若菜が僕から唇を離すと大きく息を吸う。そのまま嬌声を上げる。
「あっ! あんっ……いや…だめです! おかしくなってしまいます! あっ、んっ……うぅっ! あぁっ!」
 若菜の絶頂が近いと感じ取った僕はクリを回し揉みながら、えぐるように強く押し込んだ。
32669 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:08:07 ID:Fmet8KXP
「あっ! …だめっ! ……だめっ!」
 イクのか?
 ここぞとばかりに肉芽を強く圧迫する。
「ひゃぅうっ!」
 そう声を上げると、僕の首に抱きついていた若菜の身体が突っ張る。
 ……ぶるぶると身を震わせたあと、静かに力が抜ける。
 イッたのか?
「若菜?」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」
 荒く大きな息をついて目を閉じている若菜。
 さっきまでとは明らかに違う。イッたんだ……。僕が若菜をイカせた。僕が若菜を!
 男としての自信が沸いてきた気がした。

「ん……」
 しばらく息を整えていた若菜が力なく息を洩らす。初めて聞くような大人びた感じだ。
「イッちゃった?」
「知りません……」
 そう言うと僕の胸に顔をうずめた。

「はぁ…はぁ…はぁ……」
 まだ少し息の荒い若菜を抱きながら髪をなでる。
 しばらくそうしていると、呼吸を整えた若菜が僕の胸から顔を上げ、
「えっちな子だと思わないでください」
 赤い顔で言った。
「どうして? そんなこと思うわけないでしょ?」
「………」
 僕を見上げたまま若菜は答えない。
32769 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:08:28 ID:Fmet8KXP
「ひとりエッチ? そんなの誰だってしてることだよ。もちろん僕だって若菜のこと思って毎日してる」
「! ………」
 一瞬びっくりしたような顔をした若菜だが、それでも口を開かなかった。
「それより、若菜が僕のこと思ってくれてるってことのほうが嬉しい。幸せだよ、僕」
「……ほんとですか?」
 ためらいがちに、やっとそれだけを口にした若菜。
「うん!」
 その若菜を勇気付けるように大げさにうなずく。
「えっちな子だってわかって、嫌われたらどうしようかと思ってました……」
 もじもじしながら、小さな声で若菜が続ける。
「若菜の本当の姿を見せてもらって、むしろ感謝してるぐらいだよ。僕しか知らないもう一人の若菜。ね?」
「もう! 恥ずかしいです……」
 そう言うと若菜はこぶしを丸めて僕を叩くまねをした。
 その若菜の腕を取り自分のほうに引き寄せると、そのまま抱きしめる。
「あはははは」
「うふふふふ」
 抱き合いながら僕たちは笑った。僕はまた一つ、若菜の新たな面を知った。それがうれしかった。

 誰も見たことのない若菜の恥ずかしい姿。それを目の当たりにしたことで興奮が限界まで高まっていた。
 入れたい。若菜に射精したい。その気持ちがどうしようもないほど昂ぶる。勃起が最大限に張りつめる。
 お腹に当たる感触でそれを知った若菜が
「あなたのものになるのですね」
 僕の股間を見ながら静かな口調で言った。
「うん。若菜を僕の……僕だけのものにする」
 その言葉に、若菜は僕の目を見て
「はい」
 とうなずいた。
32869 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:08:48 ID:Fmet8KXP
「若菜……」
「はい……来てください」
 僕は体を起こすと、若菜の足の間にひざをついた。
 ……腰の奥のほうに熱いものを感じる。
 出したくてたまらない。精液が出口を求め、すぐそこまで来ているかのようだ。

 若菜の腰を引き寄せ、先端と膣口を合わせる。
「いくよ」
 声をかけ、ゆっくりと怒張を挿入していく。
「ひぎっ!」
 若菜の体が突っ張る。
 だがまだ亀頭がもぐりこんだ程度で、全体は収まっていない。
 僕の体を押しのけようと両の腕に力がこめられる。だが若菜の力では僕を押し戻すことなどできはしない。

「若菜…痛い?」
「くっっ……うぅぅ、んんっ!」
 つややかな長い黒髪を振り乱し、整った顔立ちを苦悶にゆがめ若菜がうめく。
「んんッ! くっ…んっ……あっ……」
 強く目をつぶり、何かに耐えているかのようにうめき声を上げる若菜。
(やっぱり痛いんだ……)
「ごめん、抜くね」
 そう言って若菜から抜きさろうとした僕の背中に腕が回される。そのまま強く抱きとめられた。
「若菜!」
「大丈夫です……続けてください……」
 無理をした笑顔と苦しそうな息でそれだけを告げると、若菜はまた目を閉じた。
「でも若菜が!」
「お願いですっ! もしわたくしのことが少しでも好きなら続けてくださいっ!」
 若菜は本気だ!
「……若菜……わかったよ」
 僕は行為を続けた。
32969 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:09:08 ID:Fmet8KXP
めりめり……
 若菜の狭い肉穴にこわばりが入っていく。
「あぁ!……うっ…」
 痛みに耐えている若菜の顔。これ以上は無理か?
 その一方、貪欲に快感を得ようと性器をねじ込みたい気持ちも湧く。
 少しずつ、少しずつ押し込む。ゆっくりと、ゆっくりと若菜に入っていく。
 突然奥につっかえた感じがした。見ると一番奥まで入っていた。
 ……若菜の処女が散った。

「きついっ……」
 あまりの締め付けに思わず言葉が出る。処女の膣がこんなに締まるなんて思ってもみなかった。
 だけどその分、若菜の体には負担になっているはずだ。
 若菜を見る。
 固く目を閉じて苦痛に耐えている若菜。
 僕の陰茎がギリギリと締め上げられる。痛みすら感じるほどのきつさだった。

 僕はゆっくりと腰を引いた。
「あぁっ!」
 若菜が細いのどをのけぞらせてうめく。咥えこんで離すまいとするかのような抵抗が肉茎に伝わる。
 ある程度まで引くと今度は腰を送り込む。
「うぅっ!」
 若菜が歯を食いしばる。狭い膣道を押し広げて入っていく感触が竿全体を包む。

 僕は若菜の中でゆっくりと前後させながら二人の結合している場所を見た。
 血。
 肉棒は血にまみれていた。若菜の処女の血。僕が貫通した若菜の初めて。

 何度目かの抽迭。
 僕の動きに合わせて若菜の体も前後に揺れる。
 若菜はもう声も出さずに力なく横たわっている。目は閉じられ、眉にときどきしわが寄るだけだ。
33069 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:09:29 ID:Fmet8KXP
 根元が熱くなってきた。射精が近い。
「若菜……イキそう…」
「出して……ください」
 若菜が目を開け、僕を見てうなずいた。
 だめだ……限界だ……。
「若…菜っ! ……っっっ!」
 ひときわ強く若菜の中に肉竿を突きたてると急いで抜き、僕はそこですべてを解き放った。

ずびゅっ! びしゅっ! どびゅっ! びゅるっ!………
 音がするのではないか。そう思えるほど強烈な勢いで精液が発射される。
「あぁぁぁ!」
 眉根を寄せ、悲痛な表情を浮かべて若菜は僕の射精を全身で受け止めていた。
 ……膣中で出していれば間違いなく若菜が身ごもる。そう思えるほどの量だった。

 恥毛のあたりは言うに及ばず、腹部から胸、はては首筋や頬にまで飛び散った僕の精液。
 白い液体にまみれた若菜は、熱に浮かされたように
「あ、熱いです……」
 そう言うと、そのまま目を閉じた。
33169 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:09:47 ID:Fmet8KXP
 長い髪が背中に流れ、幾筋かは布団の上にこぼれている。
 僕はティッシュを取ると静かに若菜の体を拭った。
「わ、わたくしが自分でやります!」
 あわてて僕を制止しようとする若菜に
「痛かったろ? そのまま横になってて」
 そう声をかけ後始末を続ける。
「ですが……」
 まだ何か言いたげな若菜だったが
「僕が好きなら、僕の言うことも聞いて。ね?」
 それを聞くと
「……はい」
 真っ赤な顔で小さくうなずいた。

 若菜の体に飛び散った粘液を処理したあと、自分の体も拭く。
 それが終わると僕たちは下着を着け、並んで横になった。
「足の間に……まだ何かはさまっているようです……」
 浴衣を直した若菜が頬を染めて言った。
 そんな若菜に肉茎がピクンッと反応しかける。
 もっと若菜を抱きたい。もっと若菜を愛したい。もっと若菜と一つになりたい……。
(でも若菜は処女を失ったばかりだ。旅は長い。そんなに無理することないよな)
 そう思い直し、自分の気持ちを押さえ込む。
「ずっと抱いててあげるね」
 そう言って僕は若菜を強く強く抱きしめた。

 幸せそうな笑顔で若菜が微笑む。僕もそれに応え、優しい気持ちで若菜と見つめあう。
 足を絡め、唇を重ね、髪をなでる。
 肌を触れあい、意味もなく笑いあう。
 お互いの体を密着させ睦み言を交わすうち、僕たちはいつしか眠りに落ちていった……。


          一日目おわり
33269 ◆49EtSB976. :04/11/09 19:10:19 ID:Fmet8KXP
次回は二日目です。もう若菜を痛がらせるようなことはしないつもりです。
333名無しさん@ピンキー:04/11/09 20:54:51 ID:3NObxT+5
さすが69氏です。設定もしっかりしていてエッチも丁寧で濃い!
最高の純愛SEXでした。処女喪失のリアルさにも燃えます。
若菜がオンナの歓びに目覚めるまで、ってことなので続きがとても
楽しみです。ぜひ最後までアップしてほしいです。
334名無しさん@ピンキー:04/11/09 21:20:03 ID:kyAiicFI
69 ◆49EtSB976様

  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!!
     /    /

ジャーニーネタを密やかに書いてるので
ワロタ
335名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:33:53 ID:Qy/d9sie
チンポ勃起したよ
ありがとう69様
336名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:59:37 ID:vApnKolI
69様晶も最高でしたが若菜もすごく良い!
エッチで感じてしまう若菜を見るのが今から楽しみです。頑張ってください!
337『Long Distance Call』:04/11/12 18:40:10 ID:IGS78dpY
 ほのかと…喧嘩した。
 彼女に「函館山の夜景を見たい」と誘われたんで、てっきり彼女もその気だと思ってた…目まで閉じてたし…。
 で、キスできると思って迫ってみれば、「あなたを信じてたのに」で平手打ち…。
 ……。
 ここのところ二人で会ってても結構いい感じだったし、あんなカップルだらけのところに誘われて、しかも僕のすぐそばで目を閉じてれば、誰だって勘違い…するよな?
 と、自己弁護したところで始まらない。
 ともかく、僕は彼女を怒らせた。
 何とか挽回のチャンスが欲しい所なんだけど…電話、出ないんだよな。…どうしよう。

 そうこうしているうちに、2週間が過ぎた。
 今だに連絡がとれない。
 で、この2週間でわかったこと。
 僕は、ほのかが……あ、手紙がきてる。
 ほのかからだ。
 僕は急いで封を切った。


『ほのかです。
  函館山でのこと、私、やっぱり、わからなくて…。
  あなたが、どうしてあんなことをしたのか…。
  今、稚内の別荘にいます。
  週末までここにいるつもりです。
  もう一度、会いに来て欲しい…。
                ほのか』


 稚内だな。すぐに行かなくっちゃ。
 って、稚内ぃ!? ……何でまたそんな遠いところに……嫌がらせか? って、そんなことはないか。
 何とかなる…かな?
 えっと…場所は…ここだから…飛行機と電車で…交通費はこんなもんか…で、えっと…貯金は……何とかなるか…。ここのところ、他の女の子のところにも行ってないし、結構溜まってたからな。
 よし! 行こう!
338『Long Distance Call』:04/11/12 18:40:34 ID:IGS78dpY
 僕は真っ直ぐほのかのいるはずの別荘へと向かった。
 ほのかは…いなかった。
 呼びつけといてそれかい!
 というツッコミは後にして、ともかく今はほのかを探そう。

 とはいえ…闇雲に探してもなぁ…何だか、雲行きも怪しくなってきたし…雪でも降りそうだもんな…どうしようか…。
 ……。
 冬。
 北の街。
 雪。
 恋に傷ついた女。
 演歌の世界だな…。
 ……。
 海だ。
 うん。間違いない。
 ありがちすぎだとか、連想に無理があるとか、そんなことは気にしない。
 海、海、海…。
 やっぱり…近くに灯台とかある防波堤とかがいいかな…それとも、古ぼけた漁船のある海岸とか…とにかく、近い海岸から探していこうか。

 えっと……ほのかは…
 いた!
 荒れだした海を見つめている人影が一つ。
 あの後ろ姿は…。
 ほのかだ、間違いない!
「ほのか〜! ほのかぁ〜!」
「あっ…」
 駆け寄る僕の姿を認め、ほのかが顔を上げる。
「ほのか…やっと、やっと会えた…」
「私…」
 と、何か言いかけたほのかを僕は遮った。
339『Long Distance Call』:04/11/12 18:40:52 ID:IGS78dpY
「待って。まず、謝らせて欲しいんだ。
 この間は、本当にごめん。あんなことしちゃって…でも…」
「でも?」
「でも、わかって欲しいんだ。僕は、ほのかだから、その…あんなことをしちゃったんだ…」
「えっ?」
「だから、その…上手く言えないけど、ほのかだから、相手がほのかだったから……キスしたいって思ったんだよ」
 ほとんど一気に捲くし立てた。
「でも、その、やっぱりごめん…」
「……私だから? それ…本当?」
 ほのかは僕を真っ直ぐに見つめる。
「うん」
 少なくとも嘘じゃない。本当でもある。ただ、「ほのかだけ」かと聞かれたら、ちょっと困る。
「ふ〜うっ…」
 ふと、ほのかがため息をついた。
「もういい…」
「えっ?」
「許してあげる…」
「ほのか!」
「不思議だけど、毎日ここで冬の真っ白な海を見ていたら…なんだか素直な気持ちになれたの…」
 毎日…そりゃまた大変だったろうに、というツッコミもしない。
「ほのか、それじゃ、僕たちこれで仲直りできたんだよね?」
「うん…」
 頷くほのか。
「あっ、でも…今度、またああいうことしようとしたら、私、絶対許さないから…」
「うん」
 気をつけなきゃ。
340『Long Distance Call』:04/11/12 18:41:12 ID:IGS78dpY
「はい…。大丈夫…。うん…早ければ、明日の朝一番の札幌行きで帰るから……うん、それじゃあね、パパ」
 受話器を置き、ほのかがこちらに向き直った。
「どうだった?」
「うん… 吹雪じゃしょうがないだろうって…」
 そう。あの後、すぐに天気が崩れた。
 僕たちは何とか別荘に戻ったのだが、吹雪のため交通機関がすべてストップしてしまい、ここから身動きがとれなくなってしまったのだ。
「そう…じゃあ、取りあえず、今夜はここで、二人きりだね…」
「あ〜っ…。もしかしてヘンなこと考えてるんじゃないでしょうね?」
「ま、まさか! せっかく仲直りできたのに、また、ほのかとケンカなんてしたくないよ!」
「そう…。なら良かった…」
 安心してほっと胸を撫で下ろすといった感のほのか。
 ガタガタと震える窓枠に近づくと
「でもよりによって吹雪だなんて…夜が心配だな…」
 何やらつぶやいた。
「えっ?」
「ううん…なんでもない…」
341『Long Distance Call』:04/11/12 18:41:29 ID:IGS78dpY
 その夜。
 食事もそこそこに、僕たちは早々に床に就いた。もちろん、部屋は別々だ。
 吹雪はますます強くなっている気がする。
 ゴウゴウと吹きすさぶ風の音と風圧でガタガタと揺れる窓枠が、その強さを物語る。
 大丈夫なんだろうけど…これだけすごい音じゃ、寝つけない…。
コンコン
 ふと、ドアをノックする音がした。
「…あの…」
 ほのかだ。どうしたんだろう、こんな時間に。
「ん? はい、開いてるよ」
 ドアが開き、すき間から覗き込むように顔を出すほのか。
 ……何か…カワイイ…。
「あっ…ごめんね…。入ってもいい?」
「ほのか…そ、そりゃ、いいけど」
 パジャマ姿のほのかが大きな枕を抱えて入ってきた。
「どうしたの?」
 意外な展開に少し声をうわずらせながら、僕は訊ねた。
「笑わないでね…」
 恥ずかしそうに視線を落とす。
「うん」
「あのね……。外の吹雪の音が恐くて眠れないの…」
「そ、そうなんだ…」
 期待した僕がバカだった。というか、そんなことがある訳がないよな、うん。
 なんだかんだいっても、ほのかも普通の女の子ってことか。
 まぁ、眠くなるまでの話し相手ぐらいなら…
「それで…お願いがあるの…」
「えっ、なに?」
「ここで寝てもいいかな?」
 なんですとぉ!?
342『Long Distance Call』:04/11/12 18:41:50 ID:IGS78dpY
 そ、それって…つ、つまり…その…何だ…えっと…。
「そ、それはいいけど…い、いいの?」
「うん…」
 えぇ!? い…いいのか!?
「だってあなたのこと信用してるから…」
 は?
 ……。
 …えっと…つまり、何だ。『そういうこと』しちゃダメってことだよな、これは。
「ほのか…」
 思わず呟いた。
「ウフフッ…私、ソファーで寝るね」
 ほのかはそうイタズラっぽく微笑むと、ソファーへと近づく。
「いいよ、僕がソファーで寝るから」
 こんな状況で女の子をソファーに寝かせるなんて、男が廃るってもんだ。
「ほのかはベッドで寝てよ」
「いいの?」
「うん」
「ありがとう…」

 それから僕たちは床に就きながら、他愛のないおしゃべりをしながら時を過ごした。
 そして、お互いまどろみだしたころ…
「ねぇ…」
 と、ほのかが訊いてきた。
「ん?」
「私が…部屋に入ってきた時…」
「うん…」
「エッチなこと…考えた…でしょ?」
「……」
「考えたでしょ?」
「…うん…」
343『Long Distance Call』:04/11/12 18:42:07 ID:IGS78dpY
「………」
「でも、それは…」
「私…だから?」
「うん…」
「…何だか…ズルイよ…」
「そ、そうかな…」
「…そう…だよ…」
「そんなつもりはないんだけどな…」
「なくても…ズルイ…」
「……」
「だって…」
「?」
「…私、どうしたらいいの…」
「え? 今、何て…」
「……」
「ほのか?」
 寝息が聞こえる。
 どうやら、眠ってしまったらしい。
 聞こえなかったほのかの最後の言葉が少し気になるけど、今は確かめようもない。僕は毛布を被り直すと、寝る体勢に入った。

「…雪…祭りに…」
 ほのかの声。
「えっ?」
 僕はベッドのほうを見やった。
「う〜ん…」
 唸りながら寝返りを打つほのか。
「なんだ、寝言か…」
 僕は思わず呟いた。
 ベッドに目をやると、薄暗がりの中、寝顔がわずかに見て取れる。
 ほのか…。
344『Long Distance Call』:04/11/12 18:42:26 ID:IGS78dpY
 もったいないから朝まで見てよう。
 う〜ん、寝顔もカワイイなあ〜。
 この寝顔だけで満足しなきゃ。もし、また勘違いして変なことしたりしたら、せっかく仲直りしたのが台なしだ。
 我慢しなきゃ…。
 ……。
 …。
 何だか…妙に緊張するな…。
 ……。
 …。
「……う…ん…」
 ほのかが少し呻いた。
 夢でも見てるんだろうか。
 ……。
 …。
 それにしても、ほのかは僕のことどう思ってるんだろう…。
 いくら怖いからって、同年代の男の部屋に来るか?
 嫌いならまず来ないだろうけど…。
 例え好きだとしても…どうなんだろう…。
 昔なじみの安心感…なのかな…。
 ……。
 誘われてる…なんてことはないよな…。
 ……。
 試されてるのかな?
 ……。
 それは、あるかもな。
 もうあんなことしないって約束したばっかりだし…
 ……。
 どっちにしても、このままほのかの寝顔を見ていたら、また変な気を起こさないとも限らない。
 さっさと寝よ。
 僕は毛布を被り直すと、目を閉じ少し身体を丸めて寝る体勢に入った。
345『Long Distance Call』:04/11/12 18:42:42 ID:IGS78dpY
「寒い?」
 え? ……ほのか?
 目を開けると、ほのかがこちらを見つめていた。
「ほのか…起きてたの?」
「うん…寒くない?」
「え? …あ…ううん。大丈夫」
「…入る?」
「えぇ!?」
 こちらに背を向け、身体を向こう側にずらす。
 一人分のスペースが目の前のベッドに空いた。
 そ…それって……。
「風邪、ひいちゃうよ…」
 背中を向けたまま、ほのかが言った。
「ほ…ほのか?」
 思わず名前を呼んだが返事はない。
 …何を考えてるんだ、ほのかは…。
 ……。
 ……本当にいいのか?
 ……。
 僕はゆっくりと毛布を出た。
 ……。
 …もしかして、試されてたんじゃなくて…誘われてた?
 そうだ。そうに違いない。ほのかも本当は待っていてくれてたんだ。
 この状況でそれ以外考えられるか?
 ……。
 ベッドの上に乗る。
 体重でベッドが軋んだ。
 シーツの中へ入る。
 ほのかは背中を向けたままだ。
「ほのか……」
346『Long Distance Call』:04/11/12 18:42:57 ID:IGS78dpY
 彼女の肩に手をかけると、ビクンと反応した。
 引き寄せ、こちらを向かせる。
 目と目が合った。
「ほのか…」
「……はしたない…よね…」
「そんなことないよ…嬉しいよ…」
「…本当? ありがとう……」
 ほっとしたように微笑む。
「…いいんだね…」
 一応、確認しとく。また、殴られちゃたまらない。
 ほのかは小さく頷くと、
「…うん………」
 そう言って瞳を閉じた。
 よし、大丈夫。
 僕は意を決して、ほのかの唇にキスをした。
 柔らかな唇の感触が伝わってくる。
 拒絶はない。
 少し強く押しつける。
「…ん…」
 彼女が少し呻いたが、やはり拒絶はない。それどころか、彼女の腕が僕の背中に回されてきた。
 柔らかくて…気持ちいい…。
 キスって、こんなに気持ちのいいものなんだ…。頭の中が痺れて、何だか真っ白になる。
 右手をほのかの胸元へ滑らせた。
「……ん…」
 ゆるやかな膨らみを掌で包み込み、パジャマの上から触ってみる。
 柔らかな感触が右掌に広がる。
 少し力を加えて揉んでみる。
 反応し少し身体を反らせるほのか。
 その唇に再びキスをする。
「…あ…ん……ん……」
 もっと触りたい。
 頭の中はそれだけだった。
347『Long Distance Call』:04/11/12 18:43:11 ID:IGS78dpY
 パジャマのボタンを外す。
 目の前には、ブラジャーに包まれたほのかの胸が…。
「あ…」
 両腕で顔を被い、恥ずかしげに顔を背けるほのか。
 ブラジャーの上から今度は両掌で愛撫を加える。
「……ん……あ…」
 もっと…。
 彼女の背中に手をまわし、ホックを探す。
 これ……だよな? …あれれ? どうやって外すんだ?
 僕が悪戦苦闘していると、ほのかが身体を横に向け、ホックを外してくれた。
 再び仰向かせると、ブラジャーをたくし上げる。
 小ぶりだが形のいい乳房が姿をあらわした。
 これが…ほのかの…。
「…恥ずかしい……」
 思わず見入ってしまっていた。
 掌で包み込むようにして、乳房を揉みしだく。
「……ん……あン…」
 少しは気持ちいいのかな?
 これはどうだろう。
 親指と人差し指で摘まむようにして乳首を愛撫してみる。
「あ……ん……あ……」
 今度は唇を付け、舌で乳首をなぞるように舐める。
「ひゃ……ちょ…っと……あん……」
 身体を捩るほのか。
 逃さないように押さえつけ、さらに舌先で転がすようにしてみる。
「あ…や……」
 少し固くなったきた?
 …気持ちいいんだ…。
 僕は意を決して、次へ進む。
 胸の愛撫を続けながら、右掌を下へ移動させた。
348『Long Distance Call』:04/11/12 18:43:32 ID:IGS78dpY
 胸…お腹…そして、パジャマの裾から中へと滑り込ませる。
「あ…ちょっと…そこ…」
 手探りだったせいか、一気にパンティの中まで手を突っ込んでしまった。普通はパンティの上から撫ぜたりするんだよな……ま、いいや。
 柔らかな繁みの感触が指先に伝わってくる。
「ダメ…そこ……あぁン」
 少し湿った温かい場所に辿り着く。
 …ここ…かな?
 よくわからない。
 でも、わからないなりに指を動かす。
「…あっ……ん……あぁう…」
 彼女のズボンに手をかけ、ゆっくりと引き下ろした。
「…あ…」
 ほのかは恥ずかしそうに顔を掌で被い、背けている。
 パンティも下ろすと、ほのかは両脚に力を入れ太股を固く閉じた。
「ほのか…」
 僕の意図を理解したのか、両脚の力が少し緩んだ。
 僕は、彼女の両脚を開くとその間に身体を入れた。
 薄暗がりの中、ほのかの秘所が僕の目に入る。
 先程指で触れた柔らかな繁み…その先のほのかの…
「…そんな…見ないで…」
 ほのかの言葉も僕の興奮を加速させる効果しかなかった。
 彼女の襞に指を這わせる。
「あ……やだ…」
 唇をつける。舌を挿し込み、舐め上げる。
「ひあ……や…あ…あン……」
 指で舌でかきまわすうちに、彼女の秘所はさらに潤いを増す。
「あ……あぅん……あ……ん…」
 もう限界だった。
349『Long Distance Call』:04/11/12 18:43:51 ID:IGS78dpY
 僕は急いでズボンを下ろすと、すでに固くなっているモノをほのかの襞に押し当てた。
 先端が少し彼女の中に入る。
「え? あ…ちょっと…あン! 痛い…」
「だ、大丈夫だから」
 さらに奥へ。
「…怖い…よ…」
「大丈夫だよ、ほのか」
「でも…あン! ね?」
「うん?」
「キス…して…」
 口づける。
 濃厚な恋人同士のキス。
「ねぇ?」
「?」
「私のこと…好き…?」
 もちろん好きだ。
 でも、『こういう時に好きというのは卑怯なんじゃないのか?』という考えが頭を過る。
 言葉を安売りしているようで嫌だった。
 僕は、ほのかの言葉に応える様に再度口づけ、そして腰に力を込めた。
「ん……んあ………ちょっと…ね……あ…あン…」
 僕のモノ全体が彼女の中に収まる。
 彼女の柔らかい襞がぎゅうぎゅうと締めつけてくる。あまりの気持ち良さにすぐにイってしまいそうになる。
「まだ痛い?」
「え? …少し楽になったけど……ねぇ?」
 彼女の太股を抱え込み、さらに突き入れる。
「あ、あぁん……ちょっと……待って…」
 待てない。
 さらに腰を強く動かす。
「あ…ちょ…はげし……あん……あ……あぁン…」
 彼女の膣内の潤いがさらに増してきた。
 感じてくれてるんだ、ほのかも。
350『Long Distance Call』:04/11/12 18:44:11 ID:IGS78dpY
 僕はさらに夢中になって腰を動かし続けた。
「や…あ……あん…あ……ん……あは……」
 限界が近い。
 中は…ダメだ……そ、外へ……。
 射精の寸前、僕はほのかの中から引き抜いた。
ビュッビュクッ
「あ…あ…あぁん……」
 僕はほのかの腹に胸に自らの白濁をぶちまけた。

「…ねぇ…」
 少しして、ほのかが訊いてきた。
「何?」
 彼女の身体をティッシュで拭いてあげながら応える。
「私のこと、好き?」
「…もちろん」
「………」
 黙り込むほのか。
「どうしたの、ほのか?」
「え? ううん…なんでもない…。私、シャワー浴びてくる」
 そう言うとほのかは、ベッドを抜けだし軽く身繕いをすると、部屋を出ていった。
 …ほのか…何か言いたそうだったけど…。
 部屋を出るほのかを見送りながら、考えを巡らせる。
 ほのかが戻ったら聞いてみよう、などと考えているうちに僕はいつしか眠りに落ちていた。

 翌朝。
 稚内空港まで一緒だったほのかの様子は、今までと変わらない気もしたし、少し違うような気もした。
 経験すると女の子は変わるっていうし…。
 はっきり言ってよくわからない。
 それに、昨夜言いたそうにしていたことを聞いても、
「何でもない」
 と、はぐらかされて結局わからずじまい。
 ついに一線を越えたとはいえ、何となく釈然としないものを残して、僕は帰路についた。
351『Long Distance Call』:04/11/12 18:44:33 ID:IGS78dpY
 あれから2週間。
 ほのかとの仲は順調…とは言い難かった。
 またしても、ほのかと連絡が取れないのだ。
 原因は…ひとつだよな。
 「あの夜」のことだろう。
 …何か気に障ることしたのかな…。
 痛いばっかりで気持ち良くなかった?
 …初めてなんだからそれは……あ、もしかしたら「ああなったこと」自体が一時の気の迷いで今ものすごく後悔してるとか…。
 ……。
 ありうる。
 というか、それぐらいしか考えられない。
 う〜ん…どうしよう?
 とりあえずは謝りたいんだけど、連絡が取れないんじゃ、それすらも叶わない。
 どうすれば…。

 あれ? 手紙がきてる。
 え〜と、ほのかからじゃないか!
 僕は急いで封を切った。


  お元気ですか? こっちはもうすっかり雪景色、町中真っ白です。
  もうすぐ雪祭りが始まります。
  私の周りでも、雪像を作るのにみんな忙しいみたいです。
  今年の雪祭り、あなたと一緒に見たいな…。
  来週の土曜日、大通り公園のいつもの場所で待ってます。
                ほのか
352『Long Distance Call』:04/11/12 18:44:52 ID:IGS78dpY
 ほのか…。
 何がどうなってるのか、わからなくなってきた。
 まるで何事もなかったような手紙…怒ってるんじゃないんだろうか?
 会いたくない訳じゃないんだろうか?
 手紙をくれたってことは、違うんだろう。
 でも…。
 あーー!! わからない!
 とにかく、ほのかに会ってからだ。
 直接訊けば何かわかるだろう。

 当日。
 僕は待ちあわせ場所に急いだ。
 予定の時間より早かったハズなのに、ほのかはすでに待っていた。
「ほのか!」
「あ…」
「久しぶり…」
「うん…」
「元気にしてた?」
「うん」
「あの…」
「それより、今日は来てくれてありがとう…」
「う、うん…」
「今日はいっぱい楽しもうね!」
 そうやっていつも通りに笑うほのか。
 でも、どこか違う気が…。
「どうしたの?」
「ううん。何でもない…」
「…変なの」
353『Long Distance Call』:04/11/12 18:45:12 ID:IGS78dpY
 それから僕たちは、会場内の雪像を一緒に見て回った。
 ほのかは…やっぱりいつもと違っていた。
「あ、滑り台!」
「え? うん。そうだね」
「ね、一緒に滑ろ!」
「え!?」
「ウフフ…行こう!」
 妙に浮かれてるというか、何というか…。

「どう? 雪祭りは?」
 少ししてほのかが訊いてきた。
「なんだかすごいね。こんなに大きい雪の像がいっぱいあるなんて…」
「ウフフッ…でもね、本番は夜なんだよ」
「夜?」
「雪像がライトアップされて、神秘的なくらいキレイなんだから」
「そうなんだ」
「ねっ、夜までお茶でも飲んで、おしゃべりしてよ…」
「そうしようか」
354『Long Distance Call』:04/11/12 18:46:47 ID:IGS78dpY
「なんだか不思議だなあ…雪祭りの日にこうしてあなたと…」
「えっ?」
「ううん、なんでもない…」
「そう…」
 僕はカップのコーヒーに口をつけた。
 今しかない。
 そんな気がした。
「あのさ…ほのか」
「何?」
「この間のこと…なんだけど」
「この間? あ…」
 そう言うとほのかは少し顔を赤らめて俯いた。
「うん…」
「その…何ていうか…ゴメン」
 僕は頭を下げた。
「え?」
「あの…あんなことになっちゃって…でも…」
「でも?」
「でも、わかって欲しいんだ。僕は、ほのかだから、その…あんなことをしちゃったんだ…」
「……」
「だから、その…」
「……クスッ」
 いきなり、ほのかが笑みをもらした。
「え?」
「あ…ごめんなさい。つい…」
「ほのか…」
「だって、この前と同じこと言うんだもの…」
「え? 同じこと?」
 同じことって……あ。
 同じだ。
 あの時、ほのかに謝った時と同じこと言ってる。
355『Long Distance Call』:04/11/12 18:55:32 ID:Pi7y6Gma
「あ…」
「でしょ?」
「……」
「それに…」
「それに?」
「沙樹ちゃん…私の友達が言ってたことも思い出しちゃって…」
「何て?」
「『男の子の言うことなんか真に受けちゃダメだよ。アイツら、エッチなことするためだったら、君だけだよ、とか、愛してる、とか誰にでも言うんだから』って」
「そんな、僕は!」
「うん……わかってるよ」
「え?」
「わかってる、つもり」
 そう言うと、彼女はふと視線を窓の外へと向けた。
「ほのか…」
 僕はそれ以上、何も言えなかった。
356『Long Distance Call』:04/11/12 18:55:52 ID:Pi7y6Gma
 しばらくして僕たちは大通り公園に戻った。
「どう?」
 と、ほのか。
「ほんとだ、昼間とはガラリと雰囲気変わるんだ…。確かになんだか幻想的だね」
「うん…」
「ねえ、覚えてるかな?」
「えっ?」
「私たちが再会したの…。ここ大通り公園だったってこと…」
「ああ、確かあの時は、ほのかがナンパされてて、偶然通りかかった僕が助けたんだよね」
「そう…でもどうしてかな? 私、あの時、この人なら私を助けてくれるはず…なぜだかそんな気がしたの…。不思議だよね…」
「ほのか…」
「ウフフッ…私ね、夢だったんだよ…」
「えっ?」
「あなたと二人で、こんな風に雪祭りの夜をすごすのが…。そうだ、これ…覚えてるよね?」
 そう言うとほのかは、鞄の中から一冊のノートを取り出した。
「これは…あの時の日記?」
「うん…」
 僕はふと、あの時の彼女の言葉を思い出した。
「私、これだけは絶対やめたくない! 別に、噂になったって平気だから…」
 クラスの男の子連中に冷やかされても、頑に交換日記を続けると言い張ったほのか。
 その彼女が今、目の前にいる。
「これに、あの時伝えられなかった気持ちが書いてあるの…。小学校5年生の女の子が一生懸命伝えようとした想いがね…。最初は昔の思い出だったけど、あなたと会って過ごすうちに、私ね…」
「うん…」
「今でも自分の気持ちが、少しも色あせてないってことに気がついたの…」
 ノートを手に取る。
 ページを繰っていく。
「やっぱり、ちょっと恥ずかしいから、向こうに行ってるね…」
 そう言うと、走り去るほのか。
「あっ、ほのか…」
357『Long Distance Call』:04/11/12 18:56:11 ID:Pi7y6Gma
 僕は適当に腰を下ろすと、順にページを繰っていった。
 最初のころは本当にほのかしか書いていなかった。
 学校の事、友達の事…色々なことが書いてある。
 程なくして、僕が返事を書きだしていた。
 ほのかに
「なんでもいいから、あなたも何か書いてくれないかな? 一方通行じゃ寂しいから…」
と、言われたからだ。
 ……うわ…。
 酷いなこりゃ…。
 我ながら酷い返事だった。
 「面白かった」とか「どういう意味?」とか…もうちょっと気の利いた返事はできないのかと、書いた本人でも思ってしまう。
 それでも、ほのかは丁寧にそれに応えてくれていた。
 一つ一つ、丁寧に。
 そして、僕が書いた最後のページ。
 来週引っ越す事を告げていた。
 ……。
 この後だ。
 僕はページをめくった。
358『Long Distance Call』:04/11/12 18:56:26 ID:Pi7y6Gma
「ねえ…」
 少ししてから、ほのかが戻ってきた。
「あれ? いつもどってきたの?」
「ウフフッ…読んでくれた?」
 小首を傾げ、座っている僕を覗き込む。
「うん…」
 僕が読んだ日記。
 その日記には、少女時代のほのかが思いつく精一杯の言葉で、僕へのせつない思いがつづられていた。
「あ、あのさ…」
「あっ、お願い、何も言わないで!」
 立ち上がり、言いかけた僕をほのかが遮った。
「今日はこのまま…幸せなままでいさせて。だって、やっとあなたに渡せたんだもん…。やっと伝えられたんだもん。あの時の私の気持ちを…」
「ほのか…」
「お願い…」
 僕は頭を振る。
「僕もほのかのことが好きだよ」
「あ、ありがとう…。優しいね…」
「え?」
 軽く吐息をつく。
「やっぱりあなたは少しも変わってない。小学校の頃、私が大好きだったあなたと…」
「ほのか、僕は…」
 ほのかは僕の言葉を遮るように踵を返すと、2、3歩遠ざかった。
「あのね、私…私…今でもあなたが好きなの…。どんなにページは色あせたって、私の気持ちは少しも色あせたりしてないの…。あの日記を書いた時のまま…。ずっとずっと…あの場所であなたを見送ったあの日から…ずっと…」
 振り向いた。
 ほのかの瞳が僕を見つめる。
359『Long Distance Call』:04/11/12 18:56:44 ID:Pi7y6Gma
「あなたが…あなたが…好き…」
「ほのか…」
「だから…」
「誤解してるよ、ほのか」
「え?」
「同情とか、そんなのじゃないんだ。…すごく嬉しかったんだ。日記に書いてあったほのかの気持ち…」
「ホントに…」
「うん、だって、僕も同じ気持ちだったから…」
「ほんとに…ほんとに信じてもいいの?」
「うん、ほのか…もう一度言うよ」
「は、はい…」
「…好きだよ! 今ならハッキリ言える。僕が好きなのはほのかだって。もう、二度とほのかとのこと思い出だけにしたくないって」
「嬉しい… 私… 私…」
「ほのか…」
 僕は思わずほのかを抱きしめていた。

「でも…あなたは、明日になれば…また東京に帰っちゃうんだよね…」
「えっ…」
「さみしい…。私、もっともっとあなたと一緒にいたい…。できれば…ずっとずっと一緒に…」
「ほのか…」
「……………」
「あの…さ」
「?」
「もし、ほのかさえ良かったらなんだけど…明日の朝まで一緒にいない?」
「え?」
「い、嫌だったら、いいんだけど…」
「うん…一緒に…いよう…」
「ほのか…」
「あっ……大好き…」
 僕たちは人目もはばからず長いキスを続けた。
360『Long Distance Call』:04/11/12 18:57:01 ID:Pi7y6Gma
「私ね…あやまらなきゃいけないの…」
「えっ?」
「覚えてるかな…。去年の3月頃…不思議な手紙が届いてたでしょう?」
「えっ、もしかして差出人が書いてなかった手紙のこと?」
「うん…」
「私、どうしても恐かったの。あの時あなたに会うのが…。それで…名前も書かずに手紙をポストに入れて…そのまま…」
「そうだったんだ」
「ごめんね。あなたに捜させたりしちゃって…」
「いいんだよ、そのおかげで昔の思い出だけじゃなくて、ほのかとの新しい思い出もいっぱい作れたんだから」
「うん…ありがとう…。優しい…」
「そんなことないよ…。ほのかの気持ち考えないで突っ走っちゃったし…」
「ウフフッ…そうだね。じゃあ…」
「?」
「この前の分も優しくしてね…」
「もちろん」
「嬉しい……あ……もう…エッチ…」

 翌朝。
 ほのかは空港まで見送りに来てくれた。
「ウフフッ…」
「ど、どうしたの? なんだか、すごく楽しそうだけど…」
「はい、これ… お守り…」
「これは、ほのかがいつも大事にしてた、馬のブローチじゃない」
「うん…。私のこと忘れないように…」
「ありがとう、でも、ごめん。お返しにあげるモノがないよ」
「ううん…私は大丈夫…。だって…昨日、あなたがくれたから…」
「えっ? な、なにを?」
「これから、ずう〜っと、あなたを信じて待っていられる勇気をね!」
「ほのか…」
361『Long Distance Call』:04/11/12 18:57:16 ID:Pi7y6Gma
エピローグ

トゥルルルルル
カチャ

『はい…』
「あ、もしもし、ほのか?」
『遅い…』
「…ごめん…なかなか抜け出せなくて…」
『ずっと待ってたんだよ?』
「だから、ごめんって」
『サークルの歓迎会?』
「うん…」
『どうせカワイイ女の子に囲まれて鼻の下伸ばしてたんでしょ…』
「あのね」
『東京の女の子はカワイイ子多いし…』
「何スネてるの?」
『スネてなんかないよ』
「じゃあ、何?」
『心配なだけ…』

『ふぅ…こんな心配、これから4年もしなくちゃいけないなんて…』
「仕方ないだろ? お互い地元の大学なんだから…」
『どうして、ことごとくこっちの大学落ちるの?』
「何を今更…仕方ないよ、ろくに勉強してなかったんだから」
『待つのは慣れてるけどね』
「絡むなぁ…どうしたの、今日は?」
『ふ〜う…でも、4年は長いよね…』
「じゃ、どうしろと?」
『長いよね…』
「あのね…」
362『Long Distance Call』:04/11/12 18:57:31 ID:Pi7y6Gma
「あ…」
『どうしたの?』
「桜が…」
『見えるの?』
「うん。満開だよ」
『わぁ…見てみたいな〜。ねぇ、ゴールデンウィークはこっちに来れるんだよね?』
「うん。そのつもりだよ」
『じゃ、一緒に見に行けるね、桜』
「そうだね。そっちだったら円山公園あたりなの?」
『ウフフ…実はとっておきの場所があるの』
「へぇ〜そうなんだ。どこ?」
『ナイショ』
「ケチ…」
『ウフフッ…』
363『Long Distance Call』:04/11/12 18:57:46 ID:Pi7y6Gma
「それじゃ、そろそろ切るよ?」
『え、もう?』
「何だか眠そうだよ」
『そんなこと…』
「何回おやすみ言ったと思ってるの?」
『3回』
「わかってるんなら、もう寝なさい」
『だって…寂しいよ』
「僕だって…」
『……』
「明日も早いんでしょ?」
『うん…』
「夢でまた逢えるよ」
『………プッ』
「笑ったな!」
『似合わない…』
「あ、ひどいなぁ!」
『ウフフッ…ごめんなさい。でも、本当に逢えるといいね』
「逢えるよ」
『うん…』
「おやすみ」
『うん…おやすみ』

           おしまい
364名無しさん@ピンキー:04/11/12 20:23:19 ID:22udlLQg
GJ!
365名無しさん@ピンキー:04/11/12 20:39:41 ID:vZqrJ2j4
久々に来たら相変わらずレベルの高いSSがあって嬉しいです。
るりかも夏穂も若菜もほのかもサイコー!ラブラブでエロエロ最高!
職人様方のますますのご活躍をパンツを脱いで期待しています。


>>269=283=289=ガンガリ氏?
終わっちゃった話だけど一言。
× 名古屋大阪はSS向けのエロシーンが妄想しにくい。
○ 名古屋大阪はSS向けのエロシーンが自分の貧困な想像力では妄想できない。

× 普通に恋愛して普通にセックスしてそう。でもそれではエロSSにならない。
○ 普通に恋愛して普通にセックスしてそう。でもそれでは自分の未熟な力ではエロSSに仕上げられない。

って書けば叩かれずに済んだのにね。それどころかフォローもされたかも。ご愁傷様。
366名無しさん@ピンキー:04/11/12 21:30:48 ID:WrZoJNqn
>>337-363
長編SS

                ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
367名無しさん@ピンキー:04/11/12 22:10:20 ID:wrBs6IXb
ほのかSSとても良かった!また遠距離恋愛かわいそw
また誰かで書いて欲しいです。
368名無しさん@ピンキー:04/11/12 23:41:19 ID:UUCfIuV+
高校三年であっちこっちふらふら旅してれば浪人にもなろう
36969 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:48:35 ID:+NPA2wL+
>>333-336 >>365
感想のレスありがとうございます。続きを書こう!という意欲が湧きます。
なかなか筆が進まないんですが、今後もご期待に沿えるよう頑張りたいと思います。

SSは若菜の二日目です。>>331の続きになります。
傾向はラブラブです。不満な方は今回もトリップつけてますのでスルーでお願いします。
37069 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:49:11 ID:+NPA2wL+
二日目
 障子から差し込む和らいだ朝の光と、小鳥のさえずりで僕は目を覚ました。
 ……隣りを見る。
 若菜は僕の腕の中で軽やかな寝息を立てていた。
 規則正しく上下する胸。ベッドに広がった長い黒髪。それと対照的に、透き通るほどに白い肌。
(僕たちはもう『男と女の関係』になったんだなぁ……)
 僕は昨夜のひと時を思い出し、幸福な気持ちで若菜の寝顔を見ていた。

「ん、んんっ……」
 若菜が身じろぎする。そして静かに目が開いた。
「おはよう、若菜」
「……はい、おはようございます」
 まだ焦点の合わない目で、それでも礼儀正しく挨拶が返ってくる。
 と、若菜はパッチリと目を見開くとあわてて身を起こし、居住まいを正した。
 そして寝乱れてはだけた浴衣に気付き、急いで胸元と裾をかき合わせた。
「お、おはようございます……」
 赤面しながらもう一度言う。
「あははは、ゆうべはもっとすごいもの見ちゃったからね。今さら隠さなくてもいいよ」
 僕の言葉に、これ以上ないというほど赤くなる若菜。
「し、知りません!」
 怒ったようにプイッと横を向く。

 機嫌を損ねてはいけないとあわてて話題を変える。
「ゆうべはよく眠れた? 体は平気? もう痛くない?」
「あ、はい。よく眠れました。……まだ少しヒリヒリしますが、それほど痛むわけではありません」
 そう言いながら若菜は顔を向ける。そして伏せた視線が自然に僕の股間に注がれた。
「! ………」
 あわてたように視線を逸らす若菜。
「?」
 なんだ? そう思い、若菜の見ていたあたりに目を落とす。
「!!!!」
 ……朝勃ちしていた。
37169 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:49:31 ID:+NPA2wL+
 トランクスを突き破らんばかりに硬直している。
 たしかに朝の光を浴びた若菜のしどけない寝姿を見ながら僕はゆうべのことを思い出していた。
 それで股間が反応したのも理由の一つだと思う。
 だけど朝勃ちなんて健康な男なら当然の生理現象だし、いつものことだ。
 ……だから勃っているのに気付かなかったんだ。

「そ、そんな…朝から困ります……」
 目を泳がせ、どうしていいのか分からなそうな口ぶりで若菜が言う。
「ち、違うよ若菜……。これは…そう、自然現象! 自然現象だから!」
 取り乱して弁解する。そうしながらそれを鎮めるため、窓を開けて朝の空気を入れる。
 清冽な、身の引き締まる空気を深呼吸する。
(落ち着け…鎮まれ…えっちなことを考えるな! ……あっ、生理現象って言いたかったんだ)
 まだ頭の中がパニクっているが、なんとか平静を取り戻そうと試みる。
 ……その甲斐あってか、少しずつ股間が力を失っていくのが感じられた。

(よし!)
 完全に萎えさせようと胸いっぱいに新鮮な空気を何度も吸い込む。そうしながらも若菜を盗み見る。
 若菜はばつの悪そうな顔でもじもじしている。身の置き所がなさそうな仕草。……恥ずかしいんだ。
(あれ? ちょっと待てよ?)
 先ほどの若菜のセリフをふと思い出す。
「ねぇ若菜……『朝からは困る』ってことは夜ならいいの?」
「! ……し、知りません!」
 若菜が真っ赤になった。
37269 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:50:04 ID:+NPA2wL+
 僕たちはホテルを出ると次の町に移動し、街角に立った。
 ……今日はお好み焼き売れるといいなぁ。

 道行く人に声をかけたり試食品を配ったりしながら頑張って売る。
 そのかいあってか、昼過ぎまではぼちぼちという感じだったのが夕方近くなるとそこそこはけるようになった。
 忙しいときには休憩も取れないほどの盛況ぶりだった。

 今晩もまた、若菜と愛しあいたいなぁ……。
 トイレ休憩のついでに、僕は街角の自販機でコンドームを買い求めた。
(ゆうべは何とか膣外射精できたけど、ちゃんと避妊しないとマズイからなぁ……)
 若菜のもとに戻ると
「飲み物でもお買いになったのですか?」
 そう聞かれた。
「いや、買ってないけど……どうして?」
「あちらの販売機で何かをお求めになったのが見えたものですから……」
「か、勘違いじゃない? あ、あはははは」
 思いっきりうろたえて答える。……怪しまれたかな?
 若菜は不思議そうに小首を傾げたが、それ以上は追及してこなかった。

 昨日の行商でコツをつかんだのか、今日はメダル5枚のプラスだった。
(昨日よりはいい宿に泊まれるな……)

 ……考えが甘かった。
 二部屋を取ると昨日と同じぐらいの部屋しか選択肢がない。
 一方、一部屋にすれば二部屋分よりも安い料金でいい部屋に泊まれる。
 悩んだ末、僕は一部屋に決めた。
 若菜とは深い関係になった。一緒でも嫌がられないだろう。そう思ったからだ。

 一緒の部屋に泊まることを若菜に告げる。
 若菜は頬を染めてうつむいただけで何も言わなかった。……断られなくてよかった。
37369 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:50:29 ID:+NPA2wL+
 今晩の部屋は小さいながら浴室が備えられていた。
 また、温泉地にある宿だけあって別に天然温泉の大浴場もあり、僕たちはそっちに入ることにした。
 もちろん男女別だけど、壁一枚を隔てたむこうの若菜と会話しながらの入浴はとても楽しかった。

『若菜ぁ、そろそろ出るけど、いい?』
『はい、わたくしも上がります』
 若菜の声が返ってくる。……う、うれしい。
 壁越しに会話をしただけなのに、まわりの入浴客に対してなんとなく誇らしい気持ちになる。
 まるで新婚みたいだ。新婚といえば、夜はもちろん……。

むくっ
 そんなことを考えた途端、股間が元気になりかけた。
(マ、マズイ!)
 あわてて冷水を浴びせて落ち着かせる。
 僕はそそくさと大浴場をあとにした。

 廊下で若菜を待つ。
 程なくして若菜が出てきた。
 ほんのりと上気し、若い女性特有の甘い香りを漂わせた若菜に胸が高鳴る。
「若菜…きれいだ……」
 思わず言葉が出る。
「そんなに…見ないでください……」
 恥ずかしそうにうつむく若菜。
「ご、ごめん。……でもホントに綺麗だよ」
「……ありがとうございます」
 そして僕たちは手をつないで部屋に戻った。
37469 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:50:50 ID:+NPA2wL+
 布団のそばに横座りし、
「今日は髪を洗いました」
 そう言って湯上がりの長い黒髪をくしけずる若菜は神々しいまでの美しさだった。
「若菜……」
 僕は我慢できなくなり、若菜を抱きしめるとそっと唇を合わせた。

 昨日は若菜を指でイカせた。今日は口で……。
 予感と期待とで限界まで固くなった肉棒を若菜に押し付け、腰を前後させて動かす。
 そこから立ちのぼる快感にすべての理性が麻痺していく。
 僕は若菜にキスしながら自分で下着を脱いでいた。

 若菜の手を取り、勃起に導く。
「んむっ!」
 のどの奥で若菜がうめいた。
 僕は唇を離すと、若菜の目を見ながら
「さわって……」
 そう頼んだ。

「……はい」
 若菜はうなずき、長い髪をかき上げると耳にかけた。そして細い指をそっと僕のモノに絡める。
「ドキドキします……」
 そう言うと、そのまま僕の股間に顔を近づけていく。
(ま、まさか……若菜が口で!)
 予想もしていなかった事態に勃起がビクビク脈打つ。
 先端に唇が付くかという間際まで来ると一旦若菜の動きが止まった。
 そうして唇を開くと、ゆっくりと僕のモノをその中に呑みこんでいった。
37569 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:51:16 ID:+NPA2wL+
 若菜の呼吸のたび、鼻息で陰毛がなびく。だけど咥えただけで若菜は動かなかった。
 より一層の快感を求めて腰を前後させたい欲求を必死で押さえ込む。
「若菜……」
 声をかけると、それに呼応したかのように若菜が唇を締め付け、舌をうごめかせた。
「うっっ! 気持ちいいっ!」
 初めての経験、初めての快感に思わず声が出る。
 僕が快感を得ていることが分かったのか、若菜は静かに頭を前後させはじめた。
 それと同時に竿をしごき、空いた手で袋をこねまわす。
 二つの玉が若菜の手で転がされる際の疼痛にも似た感覚が徐々に心地よくなっていく。

くちゅ…あむ、ちゅっ……ぴちゅ…んむ……
 淫らな水音が若菜の口から発せられる。僕の勃起を口に含み、一途にフェラチオを続ける若菜。
(こんなに楚々とした若菜が、こんなにいやらしいことをしてくれている!)
 そう思っただけで射精感がこみ上げる。自分でも信じられないほど早く絶頂が近付く。
(マズイ! ……イク!)
「若菜っ! ……出るっ!」

ずびゅっ! びゅびゅっ! びゅっ! どぴゅっ!………
 若菜の口の中に大量の白濁がまき散らされた。
「むぐっ!」
 のどの奥に僕のほとばしりを受けたのかうめく若菜。それでも口を離さずに若菜はすべてを受け止める。
びゅっ! びゅくっ!………
 さらに精液が奔流となって噴出する。僕は若菜の口内を汚して射精を続けた。
37669 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:51:39 ID:+NPA2wL+
 放出が止む。
 何度目かの脈動が収まると、若菜の口中を占領していた剛直が柔らかくなった。
 ……若菜は僕が完全に射精を終えるまで口を離さなかった。
「はぁはぁはぁ……」
 大きく息をついて射精の快感を味わっていた僕が若菜に目をやる。
 と、ちょうど若菜が口を離したところだった。
 小さな口腔には収まりきらなかったのか、こぼれた精液があごに伝っている。

「若菜」
 声をかける。若菜はそれに返事をしようと口を開けた。
とろり……
 若菜の口から、たったいま僕が射ち出した白濁がこぼれた。
「んっ……」
 あわてて手を添え、白くドロッとした液体を受け止める若菜。

「若菜、これ」
 ティッシュを手に若菜に声をかける。
「ここに出して」
 若菜は胸の前あたりにティッシュを持ってくると、口から垂らすようにして残りの精液を出した。
 銀の糸を引き、若菜の口から出てくる僕の精液。……淫靡な眺めだと思った。
 若菜がこんなことをしてくれるのは世界中で僕だけだ。僕はそれがうれしかった。

「味のいいものではありませんね」
 少し表情をゆがめて若菜が感想を述べた。
「そうなの?」
「少し苦くて……あとちょっと生臭いです」
(そんなものを若菜は口で受け止めてくれた……)
 心に温かいものが広がる。
「ありがとう若菜」
 僕はそう言うと若菜を抱きしめた。
37769 ◆49EtSB976. :04/11/13 05:52:10 ID:+NPA2wL+
「若菜、今度は僕が」
 自分だけ性の満足を得たのが心苦しく、僕は若菜にそう言った。
「わたくしは構いません。あなたが気持ちよくなってくだされば……」
 若菜が固辞する。
「だめ。それじゃ僕が満足できない。若菜もイカせる!」
「で、ですが……。わかりました……」
 断っても僕が納得しないのが分かったらしく、若菜は折れた。

 旅館の浴衣を羽織ったままだった僕はそれを脱ぐ。そして若菜の浴衣に手をかけた。
「だ、だめですっ!」
 若菜が抵抗する。
「若菜?」
「……じ、自分で脱ぎます」
 真っ赤になった若菜はそう言って脱ぎはじめた。

「若菜……」
 全裸になった若菜を静かに横たえ、唇を重ねる。
 軽く唇が触れる。触れただけでまた離れる。
「若菜の唇、やわらかい……」
「そんなこと言わないでください……」
 恥ずかしそうな声。
「あなたの唇もやわらかいです。……それに熱いです」
「若菜がそうさせてるんだよ」

 手を伸ばし若菜の頬を撫でる。
 その手を若菜の耳元から後頭部にあてがう。親指が若菜の耳たぶに触れる。
「若菜も熱くなってるよ」
 その言葉が終わるか終わらないかのうちに、今度は若菜から唇を寄せてきた。
37869 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:08:24 ID:KBZ9ismr
 唇が重なる。
 ただ唇を合わせるだけのキスだが、今度は長く続いた。
 僕は舌で若菜の唇をなぞってみた。若菜は唇に力を入れ体を震わせたが、抵抗はしなかった。

 舌を戻し、また唇だけのキスをする。
 すると今度はためらいがちに若菜の舌が僕の唇に触れてきた。
 唇をわずかに開く。
 ……探るようにゆっくりと若菜の舌が中に入ってきた。

 舌先が触れ合う。一瞬、
ビクンッ
 と身を縮こめた若菜だが、僕の首に両腕を回すと積極的に自分の方に抱き寄せてきた。
 それに応え、僕も若菜の腰を抱く。
 ……二人の舌が絡まった。

 舌を絡めると口の中に今まで味わったことのない不思議な味とぬめりが広がる。
(あっ、そういえばさっき、若菜の口の中に……)
 その味の正体がわかったが、若菜はそれを口で受け止めてくれたことを思い出す。
 僕はそのままキスを続けた。

 舌を強く吸う。
「んっ……っ!…んん……」
 若菜が苦しそうな声になる。
「そんなに強く吸うと……痛いです」
 顔を離すと若菜が言った。
「ごめん、経験少なくて加減がわからなかった」
 僕は昨日の若菜がファーストキスだった。それも告げると
「いいえ。わたくしも同じです……」
 若菜が答えた。
「若菜、またキスしよ」
「……はい」
 恥ずかしそうに若菜がうなずいた。
37969 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:08:59 ID:KBZ9ismr
 軽くキスしたあと、少しずつ体を下に移動させる。
 首筋、わきの下、胸、へそと舐めて来て恥丘に到達した。
 しゃりしゃりした陰毛の感触が唇やあごに当たる。
「そ、そんなところ! いけません、だめです!」
 舌がその部分に触れた途端、若菜がうろたえた声を上げる。

 あまりの拒絶ぶりに僕は顔を離すと若菜の顔を見て問いかけた。
「どうして? 若菜は僕のを口でしてくれたろ?」
「で、ですがそんなところ……汚いです」
「若菜のなら汚くないし、僕は平気だよ。……若菜は自分でさわってるんだよね?」
「……してません。お風呂に入ったとき、軽く洗う程度です。そんな恥ずかしいところ……嫌です!」
「うそ。昨日はオナニーしてるって言ってたよ? ……それより若菜は僕のこと嫌い?」
 切れ長の瞳をじっと覗き込んで聞く。
「そ、そんな! あなたを嫌いだなんて……嫌いになることなんか……できません」
 目を伏せ、唇を噛んで答える若菜。
「こんなことする僕も嫌いじゃあない?」
 ふっくらとした肉のひだを指でもてあそびながら聞く。
「……はい」
「だったら……僕のしたいようにさせて。ね?」
「……はい」
 これ以上ないというほど赤くなった若菜が小さくうなずいた。

 愛撫を再開する。
 僕はさらなる刺激を与えるために若菜の股間に再び顔を近づけた。
 肌に貼りつくように茂る恥毛が目に飛び込む。僕が呼吸するたびにそよぐ姿はなんとも淫猥な感じだ。
 しかも初めて間近に見る成熟した女性の「そこ」。自然と心が躍る。心臓が破裂しそうなほど脈打つ。
38069 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:09:24 ID:KBZ9ismr
 僕はためらいがちにそっと舌を伸ばしてみた。
 ひくひくとうごめき、粘り気のある液体が湧き出る若菜の「女」の部分に舌先が触れる。
「あぁっっ!」
 その途端、若菜の腿に力が入り、僕の頭を締め付ける。
 両手で腿をこじ開けるようにして頭を押し込み、もう一度そこを舐めた。
 ……そこはほのかな石鹸の香りとともにかすかに塩気がした。

 続いて腿を抱えて陰部を上向けると、舌の腹を使ってクリを舐め上げる。
「ひん!」
 若菜の声が聞こえた。
 僕は舌先を尖らせるとクリを転がすように愛撫した。
 唇ではさんだり、軽く歯を立てたりといった刺激に反応し、膣口からは愛液が分泌される。
 舌を尿道口や膣口にも這わせ、こんこんと湧く液体を音を立ててすすった。

 クリに口を当てたまま膣に中指を入れる。
 腹側のコリコリとした感触を楽しみながら親指でクリをつぶすように力を加える。
「ひゃんっ! ……ぁあッ、はん…ひん! くふぅ……」
 若菜は声を上げつづけ、快楽に浸っている。

 興奮で何も分からなくなる。僕はその部分を必死に舐めまわし、膣に入れた指をこねまわした。
「あぁっ!」
 指を前後させるだけ、クリをただ舐めているだけという稚拙なテクニックだが若菜が声を上げる。
(感じている?)
 確信は持てなかったが、少なくとも嫌悪や忌避ではないらしい。僕はそのまま続けた。

「あぁっ! だめです、もう…もうだめですっ!」
 若菜の声に切迫した響きが含まれる。
(若菜をイカせる!)
 僕は若菜の身体の内と外から性感帯を刺激し、最後のとどめとばかりにクリを甘噛みした。
「ひんっ! あぁぁッ、あンっっ! んんっ…イクっ、イキますっっ!」
 ひときわ高い声を上げ、若菜の全身が突っ張る。……そして力が抜けた。
38169 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:09:45 ID:KBZ9ismr
「はぁはぁはぁ………」
 乱れた息で若菜が力なく横たわる。
 僕は若菜の隣りに横になると静かに抱きしめた。
 たったいま見た若菜の痴態に肉茎は硬度を取り戻していた。出したい気持ちが高まる。
 若菜の手を取り、勃起を握らせる。
「若菜」
 名前を呼ぶ。
「……はい」
 まだ放心したままの若菜が答える。答えながらその手はやわやわと剛直をなでさする。
「また、出したくなっちゃった……」
「……今度はわたくしが」
 若菜はそう言うと僕の股間に顔を寄せた。

「おそそ……だっけ?」
「……はい?」
「ほら、京都の言葉で『おまんこ』のこと」
 その瞬間、これ以上ないというほど若菜が赤くなる。
「若菜のオソソも舐めたい」
「だ、だめです……」
「やだ。若菜のオメコもっと見たい」
「その言い方…恥ずかしいです……」
「どうしてもダメなの?」
「……知りません」

 口ではそう言ったが、若菜はゆっくりと僕の顔をまたいできた。
 若菜の割れ目が目の前にある。角度が違うせいか、何度か見た場所なのに新鮮に映る。
 たまらずむしゃぶりついた。
 鼻から口を押し付け、狂ったように匂いをかぐ。分泌液を舐めまわし、いやらしい音を立ててそれを吸う。
 指で裂け目を広げると舌を伸ばして若菜の愛液をすくい何度も飲みこむ。
 顔中がベタベタになったが、それすらも快かった。
38269 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:10:14 ID:KBZ9ismr
 目を開ける。
 お尻のすぼまりが目前にあった。
 汚いところというイメージがあり、今まで愛撫しようと考えたこともなかった場所。
 だがいま目の前にある可憐なつぼみは汚いと思えなかった。

「若菜のお尻の穴も丸見えだよ」
「!」
 僕の言葉に反応したのか、若菜の膣がきゅっと締まるのが見えた。
 お尻の穴にそっと触れてみる。
ビクン!
 若菜の体が跳ね上がった。あわてて若菜の腰に両手を回し、動かないように押さえこむ。
 もう一度そこをねらった。
 手が使えない代わりに今度は舌を近寄せる。中心に向かって収束していくひだを舌の先が捉えた。
「そ、そんなとこいけません!」
 僕がその部分を目指していることがわかったのか、若菜が抵抗を始めた。
 足を閉じようとするが僕の顔をまたいでいるためそれができない若菜は腰をよじって逃れようとする。
 だけど僕の腕で腰を押さえつけられた若菜はどうすることもできない。
「だめです……お願いです、やめてください!」
 若菜の言葉を聞き流し、その周りで舌をうごめかす。
「いや……お願いします!」
 若菜は本心から嫌がっている?
 迷いが生じた僕は肛門を避けて膣口に目標を移した。

「あぁっ! いッ、はぁンっ……ひぁ…ふぁぁ! んん……」
 会陰から膣口にかけてを尖らせた舌で何度か往復していると、若菜の声が艶を帯びだした。
(こっちで正解だ)
 そうこうするうち、太ももに当たってくすぐったい感じを与えていた若菜の髪の感触が軽くなる。
 と思う間もなく水分を含んだ温かいものに肉棒が包まれたのを感じた。
 ……若菜が口でしてくれているんだ。
 僕たちは互いの股間に顔をうずめたまま享楽を味わった。
38369 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:10:36 ID:KBZ9ismr
 女陰への攻めに加え、僕は若菜の背すじからお尻の割れ目までの間を幾度も指でなぞった。
 ときどき、指をさらに滑らせてお尻の穴にも触れてみたが若菜から忌諱の声は出なかった。
 何箇所も同時に快感を与えようと空いていた片方の手をクリに持っていく。
 左右の手と口を使い若菜を攻め立てた。
「んっんっんっーーーー」
 僕のを咥えているためか、はっきりとしない若菜の声が聞こえた。
 もっと若菜を悦ばせたい。そう思いさらに刺激を与える。

 温かい湿り気に固定されていた陰棒が自由になった。若菜が口を離してしまったのか?
「はぁっ……ふぁッ、んんっ! うぅぅ…やっ……」
 若菜の喘ぐ声が聞こえる。
 間違いない。若菜は今フェラをしていない。できないんだ。
 ペニスが握られる感覚がした。……その手が上下する。
 だがスピードも力も弱々しい。ただ手を動かしているというだけだ。
 僕に奉仕できないぐらい感じてるんだ!  よし、このままイカせる!

 ……だけど僕にも絶頂が近付いていた。
 目の前でヒクヒクとうごめく女性器が興奮をあおる。見ているだけで我慢ができなくなりそうな昂ぶり。
 根元まで精液がこみ上げてきているのを感じる。ちょっとの刺激でイッてしまいそうな射精感!
 一生懸命に気を逸らして射精を押さえる。下っ腹に力を入れて射精をこらえる。
(先に若菜をイカせる!)
 指でクリを攻め、舌を膣に押し込み、鼻の頭でアヌスを押さえる。
 かなり無理な体勢なのか首筋が悲鳴をあげる。でもやめるわけにはいかない。
 若菜をイカせること。僕はただそれだけに集中した。
38469 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:11:37 ID:KBZ9ismr
 目の前に迫った恥肉を口の中に収め、強く吸う。敏感な突起を舌先で丁寧に舐め上げる。
 秘裂のまわりの複雑な構造の肉ひだを舌の腹を使って圧を加えて舐めまわす。
 表面に吸い付くように口付ける。腿の肉に軽く歯を立てる。お尻のふくらみをもみしだく。
 やや酸味を帯びた体液を音を立ててすすり、膣穴に舌を差し込んでかき回す。
 それらと同時に指を、手のひらを使って若菜の下半身をなでまわし、刺激を与える。
「んんっ! くぅぅ……あ…あンっ……ひんっ! ひゃぅぅ……」
 若菜が淫らな声で鳴く。

 若菜が悶える姿に興奮が最高潮に達する。
 時間の感覚が失われている。どれだけ攻めた? 長い時間? それとも短い時間?
 精液が根元まで押し寄せているのがわかる。……我慢できない……出る……。
 その時、突然若菜の体が突っ張った。
「あぁっ! だめですっ……いっ、イクぅぅぅっっ!」
 僕の顔をまたぐ腿にも力が入り、モノも強く握られた。……それが引き金になった。

「若菜っっっ!」
どぴゅっ! どくっ! びゅびゅっ! ずぴゅぅっ!………
 快楽の堤防が決壊した。こってりとした熱い塊が尿道を通過していく。
「ぐっ! うぅっ! むっ……」
 僕はのどの奥でうめき声を上げながら射精を続けた。

「はぁ…はぁ…はぁ……」
 大きく息をついて僕は性の愉悦を味わっていた。
(若菜と一緒にイケた!)
 こんなに満足でき、そして気持ちのいい射精は初めてかもしれなかった。
 若菜の体からもこわばりが消え、僕の上で荒い呼吸をついている。僕の上でぐったりしている。
 最前はひじやひざで僕に体重がかからないようにしていたが、いまは僕にすべてを預けている。
 少しも重くない。それどころか、若菜の重さが心地よい。
 先ほどまでヒクヒクと淫液を垂らしていた若菜の股間も動きがおさまっていた。
38569 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:12:01 ID:KBZ9ismr
「若菜、起きたい」
「あ…はい」
 若菜の体が動き出す。始まりと同じように僕の右側に移るとそのまま振り向いた。
「好きですっ!」
 僕に飛びついてきた。
 胸に顔を乗せ、頬ずりするように動かす。
「……大好きです」
「僕も。若菜が大好き」
「うふふふ」
 僕の顔を見上げると、目を閉じて唇を突き出した。

「あ、若菜……。せっかく洗ったのにごめんね……」
 若菜の髪に異物を見つけた僕はそう言って黒髪を指差す。
「え?」
 言われた若菜が自分の髪を見る。

 射精の瞬間、若菜はペニスを口から離していたようだ。長い黒髪に白濁が絡みついていた。
 大きく脈動しながら精を吐き出したペニスは若菜の顔や髪に白濁をまき散らしていた。
「……まぁ」
 言葉を失う若菜。それでも
「あなたの出してくださったものです。わたくしは構いません」
 そう言ってかすかに微笑んだ。
「若菜……」
 若菜はもう一度顔を上向けると、目を閉じた。
 僕も目を閉じると若菜に応えた。

         二日目おわり
38669 ◆49EtSB976. :04/11/13 06:12:29 ID:KBZ9ismr
次回は三日目です。指マン、クンニ+69と来て、次はまた別のプレイです。
せっかく買ったコンドーム使いませんでしたが次も使わない予定です。
387名無しさん@ピンキー:04/11/13 06:24:29 ID:sbDGgbas
GJ!!

ナマでHは良いよ
388名無しさん@ピンキー:04/11/13 08:28:52 ID:5IIZJ5Kr
>69様
楽しませてもらってます
最初のお誘いのシーンで「せつなさのカード」一枚で態度が豹変する若菜が(w

ジャーニーネタだけに他のプレイヤーの妨害カードで離れ離れになった二人が
ようやく再会して激しく求め合ったり、ヒロイン取替えイベントでボロボロに傷ついた
僕を優しく癒してくれたり、或いは他のプレイヤーに奪われて寝取られたり、ようやく
奪い返してはみたもののすっかり開発されてしまっていたり……

妄想が止まりません
ガンガレ69様
38969 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:32:59 ID:CttCsB5w
ふと思い立ってえみるのSSです。そんなに長くはありません。
内容は純愛ラブラブSEX、処女喪失篇といった感じです。えみるは痛がります。
苦手な方はスルーでお願いします。
39069 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:33:24 ID:CttCsB5w
 高校3年もそろそろ終わろうかというある日、僕はえみるに手紙で呼び出された。
『思い出のラムネびんを一緒に探してほしい……』
 僕はえみるの待つ仙台に向かった。

 小学校4年生の僕が短い間だけどえみると過ごした思い出の街、仙台。
 転校でえみると別れたのは今から8年前だった。
 その後再会し、えみるに逢うため僕は何度となくこの街を再訪していた。
 街並みは小学生の頃に比べ所々が変わっていたが、二人が過ごした小学校は昔のままだった。
 えみるの話ではこの旧校舎の取り壊しが決まったという。思い出の旧校舎。そこで僕たちは待ち合わせた。

 夜の旧校舎は不気味な雰囲気の中にたたずんでいた。
 何もこんな時間にしなくても……。
 ムードがあっていい。そう言ったえみるも表情がこわばっていた。
「こ、こんなに怖いなんて思ってなかったりゅん……」
「えみるがこの時間にしようって言ったんだよ。こういうの好きなんでしょ?」
「好きなのはお話で、実際に体験するのはイヤだよぉ〜」
 そう言って涙目で僕にすがりつく。
「ダーリン……絶対にえみりゅんから離れちゃいやだからね……」
「う、うん」
 僕たちは手をつないで夜の旧校舎に足を踏み入れていった。

 記憶を頼りに校舎内を探索する。
「あ〜ん、怖いよぉ〜」
 えみるが泣きそうな声で言う。
ガタンッ
 暗闇の向こうで何かの音がした。
「きゃあぁぁぁ〜、怖いよぉぉぉぉ〜〜〜」
 僕の手を振りほどき、えみるが闇の中に走っていく。
「えみる!」
(マズイ、追いかけないと!)
 僕はえみるの走って行った方向に駆け出していった。
39169 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:33:45 ID:CttCsB5w
 いた!
 えみるは暗がりの中に身を縮こませ、ガタガタと震えていた。
「えみる!」
「あっ! ダーリン……怖かったよぉぉ〜」
 半泣きになりながら僕の胸に飛び込んでくる。
「えみる、もう大丈夫だからね……。ごめん、怖い思いをさせて」
 髪をなでながら優しく言う。
 そうしながら僕は、前にもえみるに怖い思いをさせたことがあるのを思い出していた。
 もう二度とえみるにそんな思いはさせない。……そう誓ったはずなのに、僕は……。
「ダーリン……ありがとう…優しいね」
「えみる……」
 僕は昔を思い出して申し訳ない気持ちになり、思わずえみるを抱きしめていた。
「……あ」
 小さく声を上げたえみるは、そのまま
「ダ、ダーリン……そんなに強く抱きしめたら苦しいよ」
 嬉しさをにじませて続けた。
「ご、ごめん……」
「うふふ。でもぉ、もっと『ぎゅっ!』ってしてほしいなぁ〜」
「えみる?」
「だってダーリンのこと大好きなんだもん!」
 そう言うとえみるは頬を染めて目を閉じた。

 唇を合わせる。
 そっと触れるだけの口づけが終わると、えみるは
「ずっと…ずっと好きだったりゅん!」
 そう言って再び唇を重ねてきた。
「えみる……」
「ダーリン……」
 僕たちはお互いを呼びながら、何度もキスをくり返した。
39269 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:34:05 ID:CttCsB5w
 あたたかく柔らかいえみるの身体。
 抱きしめ、キスを続けるうちに僕の心に性の欲望の火が灯った。
「えみる……」
 下腹部にこわばりを感じたのだろう。えみるが
「ダーリン……いいよ。ダーリンの好きにしていいからね。でも……初めてだから優しくしてね」
 小さな声で恥ずかしそうにそういうと、ゆっくりと服を脱ぎはじめた。

 僕も服を脱ぐ。
 そうして上着を床に敷くとその上にえみるを横たえた。
「えみる」
 名前を呼んで抱きしめ、そのまま横になる。そして唇を重ねると、濃厚に舌を絡ませた。
(えみるの処女をもらうんだ!)
 その感激に呼吸が震えた。
 息が苦しくなった僕は唇を離し、えみるの額に口付ける。
 そしてえみるの瞳を見る。恥ずかしいのか、えみるは
「ぃゃ……」
 小さく言うと目を閉じた。
 期待と興奮で胸が苦しいほどだ。何もしていないのに達してしまいそうになる。
 何度か深呼吸して気持ちを落ち着かせると、僕はえみるの秘裂に手を伸ばした。

 女性らしい丸みを帯びたすべらかな曲線に手を這わす。
 そのまま下に手を進めると、しゃりしゃりした陰毛の手触りがあった。
 その場所を手のひらで撫でる。弾力に富むこんもりと盛りあがった丘をしばらく堪能する。
 再びえみるに口付ける。するとえみるから舌を絡ませてきた。
「んんぅ…んむ……んッ」
 甘い声で鳴くえみる。小さくあえぐえみる。かすかに身を震わせて僕にしがみつくえみる。

 恥丘から下に指先を進める。ねっとりした熱い空間が僕の指をくるみこむ。
「んんっ!」
 えみるの舌の動きが止まった。
 構わず舌を動かし、唾液を送り込む。
 音を立てて唾液を吸い、のどを鳴らしてそれを飲み込むえみるはメスの顔をしていた。
39369 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:34:22 ID:CttCsB5w
 蜜壺に指を少しだけ差し入れる。……熱くトロトロした粘液がさらに強く感じられた。
 そのぬめりを指先にまとうと、肉のひだの中を静かにかき混ぜる。
「あぁっ……んっ…っ…ン……んん! あんっ……あッ…んッ! あぁッ……」
 えみるが首を振った拍子に僕たちの唇が離れた。そのまま声を立てて悶えるえみる。
「はんっ! あン、ダーリン……んッ……ダーリぃン……」
 初めて見るえみるの痴態に射精欲が高まる。放出の欲求に胸が苦しくなる。
(えみるとひとつになるんだ!)
 だけど経験のない僕には膣の位置がよくわからない。
 どこに入れればいいのか。それを確かめるため、僕はえみるの股間に顔を寄せた。

 ひくひくとうごめき、粘り気のある液体にまみれたえみるの女の部分。
 そこからはなんともいえない芳しい香りが漂っていた。
 オスの本能を刺激する香り。淫らな気持ちを高める香り。射精を引き起こしそうな香り……。
 ぼってりとした肉のひだの間に膣口を見つける。
(ここだ。ここに入れるんだ!)
 僕は身を起こすとひざでえみるの股間に進んだ。
 えみると結ばれるため、僕はえみるの股間にひざをつく。屈み込んで片手を突き、もう片方の手で肉茎を支える。

「あっ……」
 怒張の極限にある肉棒を膣口にあてがうと、えみるがあえいでピクンと震えた。
「いい? 力を抜いて。初めては痛いっていうから僕につかまってて」
 えみるにささやく。
 えみるが静かにうなずく。両手で僕の腕をつかむとえみるが力を入れる。
 ついに僕たちは一つになるんだ。

 陰唇の溝に肉棒をなすりつけ、吐液をまぶす。それから熱い肉茎をほんの少し埋め込む。
「いくよ」
 そしてえみるがうなずくのを確認すると僕は腰を押し出した。
39469 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:34:44 ID:CttCsB5w
「ぁあう!」
 えみるはのけ反ると、息を呑んで身をこわばらせた。
 一瞬のためらいがあった。だけど僕はそれに構わず剛棒をねじ込む。
「あぁぁぁっっ!!」
 えみるの悲痛な叫びが響く。
 処女の本能か、腰を必死に引き、僕から逃げようと体をずり上げる。
 その体を僕は押さえた。

 そのまま腰を進める。
 強靭な膣の抵抗に逆らい、カリ首がもぐりこむ。
「うっ! ぐぅっ!」
 えみるが歯を食いしばる。
 汚れを知らない陰唇が押しひろげられ、亀頭の半分がくわえ込まれる。
 たぎる欲望で獣と化した僕はえみるを押さえつけると、そのままえぐるように剛棒を押し入れた。
「痛いっ! 痛いよぉっ! 裂けちゃうっ!」

「えみる!」
 我に返る。
 僕は一旦えみるを休ませようと動きを止めた。
「お、終わった?」
 熱くせわしい息でえみるが尋ねる。
「まだ。……先の方しか入ってない……」
「んっ…」
 苦しそうな息をつくえみる。
「やめる?」
「ううん、いい。……続けて。ダーリンにあげたいの……」
 目の端に涙を浮かべ、それでもえみるは懇願する。
 ……僕は心を決めた。
「わかった。……じゃあ行くよ。もっと痛いと思うけど我慢してね」
「うん」
 えみるが唇を噛んだ。
39569 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:35:04 ID:CttCsB5w
 僕は右手でえみるの左足を持ち上げ、腰をわずかに挿し入れた。
「くぅっ! ぐ……」
 えみるがうめく。
 処女の膣はきつく、なかなか奥に入っていけない。
 僕は一気に貫くのではなく、少しずつ出し入れをくり返してえみるに入っていった。

「ひぐっ! ダー…リン……。ぅあぁ!」
 えみるの表情がゆがみ、閉じたまぶたからは涙がこぼれ落ちる。
 叫びながら、無意識にも僕の体を押しのけようと両腕を突っ張る。
「えみる……えみる……」
 名前を呼びながら、僕はえみるの中に入っていった。

 ようやく根元までえみるに収まる。
 だが、ペニス全体を押しつぶそうとする圧力が感じられ僕は少しも動けなかった。
「えみる、わかる? 全部入ったよ。えみるの処女、僕がもらったんだよ」
「……うん」
 涙をいっぱいにためた瞳でえみるが見上げる。
「えみる、ごめん。痛い?」
「ううん、嬉しいの。……心配しないで」
「……うん」

 えみるの頭の後ろに手を添えて少し持ち上げ、二人がつながっている場所を見せる。
「えみる、見てごらん。僕たち一つになってるよ」
「恥ずかしい……」
 そうは言ったが、えみるは二人がひとつになっている部分から目を離さなかった。
「僕、えみると本当に愛し合えた……うれしい、うれしいよえみる」
「……うん」
 苦悶に似た声でえみるが答える。
「えみる、えみるはもう僕のものだ!」
 えみるを一生大切にする。僕が守る!
39669 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:35:25 ID:CttCsB5w
 僕はえみるに苦痛を与えまいと動かずにいた。それでも膣の蠕動が快感として伝わる。
 このままでも射精してしまうかもしれないほどの甘美な感覚に包まれる。
 すると
「動かないの?」
 えみるが荒い息で聞いた。
「え?」
「動かないと……射精……できないんでしょ?」
「……えみる」
「えみりゅんだってそれぐらい知ってるよ」
 目元を染めたえみるが言った。
「痛いんだろ?」
「平気」
 苦しい息でえみるが言う。
「無理するなよ……えみるの顔見てれば痛いってことはわかる。出来ないよ……」
「ダーリン……えみりゅんはいいからダーリン気持ちよくなって。ね?」
「えみる……」
「お願い……ダーリンが好きなの! だから大丈夫!」
「えみる……」
「ダーリンの赤ちゃん産むときはもっと痛いと思う。だから平気……」
 えみるは僕との将来まで見据えて今日のことを決意したんだ。……胸が熱くなった。
 自然と涙が出てきた。涙でかすむ瞳でえみるを抱きしめ、そっとキスをした。
「ダーリン……泣いてるの?」
「……ありがとう。僕……すごく嬉しいんだ、僕……」
 僕の頭にえみるの手が添えられたのが分かった。そして優しく撫でられる。
 えみるの顔を見る。その笑顔は慈愛に満ちた女神のようだった。
「えみりゅんも……えみりゅんも嬉しいよ。ダーリン、動いて……」
「わかったよ、動くね。でも本当に我慢できなくなったら言うんだぞ」
「うん」
 えみるがうなずいた。
39769 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:35:48 ID:CttCsB5w
 僕はえみるに痛みを与えないよう、ゆっくりとしたペース注意して腰を前後させる。
「くぅっ! んんっ!」
 僕の動きに合わせてえみるがうめく。
「ぐっ……」
 えみるの食いしばった歯から苦痛をこらえる響きが漏れる。
 ……痛いんだ。
 小柄なえみるの、しかも処女の膣は決して大きくない。痛くないわけはないんだ。
 だが僕のために、僕だけのために激痛に耐えてくれているえみる。

「くぅぅぅン……」
 苦悶に満ちた表情から痛みの激しさが感じられる。
 だけど僕にはえみるを気遣う余裕が少しずつなくなっていった。
 じわじわ高まる射精感。それに伴って自然と腰が動いてしまう。
 快感を得ているとは思えないえみるだが、その膣壁は僕の肉棒に絡みつき快感を与える。
「くっ!」
 快楽のあまり、僕の口からは思わず声が漏れる。
「ダーリン……気持ちいい?」
 涙を流しながらえみるが僕に声をかける。
 僕はえみるの顔に口を近づけると、その涙をすすった。
「うん、気持ちいい。ごめんね僕だけ気持ちよくなって……。えみる…好き、大好き!」
「ダーリン…ダーリン!」
 熱に浮かされたように互いの名を呼ぶ。
39869 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:36:03 ID:CttCsB5w
 えみるの処女をもらえた喜び。初めてのセックスの興奮。愛するえみると抱き合う幸せ。
 それらが渾然となり、あまりにも早く僕は高まっていった。
 ……えみるがしがみついたとき、耐えていた僕に限界が来た。
「えみる、出るっ、出るっ!……うっっっ!」

どびゅっ! びゅくっ! どぷっ! ずびゅっ! びゅびゅぅぅ!………
 えみるの中で登りつめる。
 熱い塊が尿道を走り抜ける。そのたびに快感で目の前が真っ白になる。
 射精の瞬間、僕はえみるの首筋に顔を押し付けた。甘い体臭をかぎながら絶頂に達する。
「うっ! えみるっ! うぅっ!」
 うめき声を上げながら僕は何度も精液を射出した。
 ……激しい快感に貫かれ、僕はえみるの中ですべてを放出した。
39969 ◆49EtSB976. :04/11/13 20:36:24 ID:CttCsB5w
 夢にまで見たえみるとのセックスは大きな満足とともに終わった。だけどえみるは……。
 二人の結合部を見る。……血がにじんでいたが、大きな傷はないように見えた。
「えみる、平気? 痛くない?」
「ヒリヒリするけど、平気だよ」
「ほんとに?」
「最初だから痛いのは当たり前だよ。……ダーリンは痛くない?」
「うん。僕は……気持ちよかった……ごめん」
「ダーリンが気持ちいいならえみりゅんは幸せだよ」
 そう言うとえみるは僕にキスをした。そして
「えみりゅん、ダーリンのものになったんだね」
 射精を終え、膣中で硬度を失ったモノを収めたままえみるが言った。
「うん、もう誰にもえみるは渡さない。……絶対に」
 本心から誓った。
「えみりゅんの本当の宝物……ダーリンとの思い出がもうひとつ作れて……うれしかったよ」
 えみるが幸せそうに目を閉じた。

 初めての証をティッシュで拭うと並んで横になる。抱き合い、キスを交わす。
 いとおしいえみるを胸に抱き、ぬくもりを感じているうちに股間が熱を帯びていくのが感じられた。
「えみるごめん……また…勃っちゃった……」
 下腹部に当たる感触に、えみるも赤い顔でうなずく。
「えみる、またしてもいい?」
「そんなこと言っちゃやだりゅん……」
「ごめん、やっぱり痛かったよね? ……僕、我慢するね」
「もう!」
 えみるが僕にしがみついてきた。
「ダーリンの好きにしていいんだよ……」
 真っ赤な顔でそう言うえみる。そしてそのまま唇が合わさった。


           おわり
400名無しさん@ピンキー:04/11/13 22:53:37 ID:jEmvZTIT
えみるのSSは超久々に読みますがカワイイですね。エッチもリアルでイイ!
たくさん書いてくれて嬉しいです。若菜の続きも楽しみにしています。
401名無しさん@ピンキー:04/11/13 23:40:46 ID:yMZCco5l
神光臨!!!!GJ!!!
402名無しさん@ピンキー:04/11/14 07:18:52 ID:PDEQ3xCR
>69 ◆49EtSB976氏
相変わらずGJ。
403名無しさん@ピンキー:04/11/15 21:52:53 ID:qRBKSwpy
ほのか、若菜、えみるといっぱい良いのがアップされてて読み応えが
あるね。若菜の3話に大期待!
404名無しさん@ピンキー:04/11/17 21:11:38 ID:EQiPGF7D
2作とも若菜の続きが楽しみ。大和撫子のエッチ良いですなあ。
405名無しさん@ピンキー:04/11/18 06:34:50 ID:a1Q5oj9M
レスが400を超えたのでまたSSをまとめてみました。320KBまで行ってるので1000前には容量オーバーになりますね。
以前のまとめ
>207

保坂美由紀 許婚編続き
>216-222

七瀬優 オナニーと強制フェラ
>229-235

遠藤晶 誕生日記念SS
>241-248

安達妙子 名前差し替えSS
>259-264

山本るりか 『バレンタインキッス』
>290-296

森井夏穂 『プレゼント』
>297-305

綾崎若菜 お好み焼き行商SS
一日目 >314-331
二日目 >370-385

沢渡ほのか 『Long Distance Call』
>337-363

永倉えみる 純愛ラブラブSEX、処女喪失篇
>390-399
406『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:49:37 ID:8lUoyWph
今日は土曜日。千恵とデート。なんて直接千恵に言うと怒るかな。
千恵はメジャーデビューを果たして、当面はレコード会社のサテライトオフィスがある地元の博多から、西日本を中心に活動している。
先週、サウザンブラックのメジャー初のライブが大成功を収めたので、今日はそのお祝いもかねて、千恵の行きたいところに付き合うことにしている。

CDをチェックして、楽器店でギターについての講釈を聞いて。
天神でラーメンを食べて、今は中洲にあるゲームセンターで遊んでいる。
千恵が僕をつついて聞いてくる。目の前にある機械に目をやって、
「おい、これ、知ってるか?」
「え?ああ。DramManiaね」
バンドのドラム奏者になって遊ぶゲームだ。
「そう。ドラムもどき」
「『もどき』とは厳しいね・・・」
僕が失笑すると、千恵も笑いながら、
「だって、他のパートが失敗することは絶対にないし、叩く強さなんて全然考えてないんだぜ。」
「じゃあ何でやるのさ?」
聞くと、
「うちのバンドのレパートリーじゃない曲があるからさ」
そう言いながらドラムを叩く真似をしてみせた。
早速DramManiaを始めた千恵は、音楽的なセンスをいかんなく発揮する。
すべての曲をパーフェクトに近いスコアでクリアしていく。
「すごいじゃない!」
感心した僕が言うと、千恵は
「まあ、一応本物を知ってるからなぁ・・・」
ちょっと照れたみたいに、人差し指で頬をかいた。
それから千恵の快進撃はとどまることを知らなかった。
BeatMania、DDR、Pop'n'Music・・・。
音ゲーと呼ばれるもののほとんどを、やすやすとクリアしていく。
407『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:50:02 ID:8lUoyWph
週末の夜だけあってギャラリーが集まってきた。
が、当の千恵はそんなことは気にせず、真剣に画面と向き合っている。
ひととおり遊んで戻ってきた千恵に、
「すごいじゃない・・・。さすがだね?」
言うと、千恵はそう快な表情で、
「まあな、仮にもリズム感はいいほうだろうからな!」
ちょっと休むと、
「あれもやってみるかな」
千恵が向かった先にはGuiterFreakがあった。
ほとんどやったことのないドラムであれだけの得点を出せるなら、ギターも楽勝だろうと思っていたら、1曲弾き終わる前にゲームオーバーになってしまった。
戻ってくるなり、あきれたような顔でちらりと機械を見てから、
「だめだ。感覚が全然違う」
そう言ってジュースを飲んだ。
「なんでさ?」
僕が聞くと、千恵は難しそうな顔で、
「知ってる曲だとどうしても6弦で弾こうとしちゃうんだよ」
本物のギターを弾くような指をした。本物のギターを弾くように指が動くのかもしれない。
僕が少しおどけた調子で、
「それに歌おうとしちゃうし?」
と言うと、一瞬、分からない、というような表情になった千恵がまた笑って、
「あっはっは、それはないよ!」
それから二人とも壁にもたれて一息つく。ふと上の方を見た僕の目に、壁掛けの時計が目に入った。
ちらっと千恵を見てみると、他のゲームに適当に目をやっている。
「そろそろ出ようか?」
聞くと、笑いの余韻を残した千恵は僕に軽く笑いかけて、
「ああ、いいよ」
と言った。
408『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:50:23 ID:8lUoyWph
午後10時になった。中洲から博多駅に戻る大通りを歩きながら、千恵が
「あぁ、いい気分だ!」
僕の隣で背伸びをして、笑顔で言う。
食事をして、ゲームして、遊んで。僕もいい気分だ。夜の風がさっと吹き抜けていった。
「僕もだなー。涼しいしさ」
と笑うと、千恵が、
「踊るゲームやって暖まったし?」
と聞いてくる。
「うん」
「あっはっは!そうだよな!」
千恵もそうだったらしく、明るく笑った。
「それに千恵と遊べたし」
僕が笑いながら言うと、千恵が
「だから涼しくなったのか?」
「いや、そうじゃなくて、千恵とデートできたからいい気分なの」
千恵は途端に赤くなって、少しおこったような顔になる。
「な、何言ってんだよ・・・」
僕が笑顔で千恵の方を見ていると、千恵はさらに赤くなって黙ってしまった。
「・・・」
まだ顔の赤い千恵が少しだけ微笑んだような笑顔で、静かに言う。
「なぁ、もう少し、一緒にいられないか?」
(えっ?)
いままで、帰りが近くなって、引き止められたことなんかなかった。
手紙の事を聞かされたあの時でさえ、引き止められなかった。
僕が驚いて千恵の顔を見ると、千恵は僕の目をじっと見ている。
千恵の微笑んでいた顔に、だんだんと赤みが差してくる。
「なあ、いいだろう?」
断る理由なんかない。幸い、博多駅周辺には、駅から歩ける距離にたくさんの宿がある。
「・・・いいよ。ライブも成功したことだし、今日は泊まっていくよ。千恵さえよければ、ずっと一緒にいよう」
409『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:50:43 ID:8lUoyWph
千恵は、嬉しそうな目で言う。
「ごめん・・・、ガキだな、私・・・」
それから、恥ずかしいのか少し目が下を向いてから僕の目を見て、
「でも、私みたいなのにそんなこと言ってくれるなんてさ・・・」
嬉しそうな、少し恥ずかしそうな表情になる。
照れ隠しに頬の一つも叩かれると思っていたのに、ただ喜んでる千恵を見ていると、とてもかわいい女の子なんだと思えて、
"ちゅっ"
僕は予告無しで千恵にキスをした。
「あっ・・・」
驚いた千恵に、静かに言う。
「『私みたいなの』なんかじゃないよ・・・。僕には千恵がthe oneなんだから・・・」
千恵は、嬉しさをにじませたような瞳でまっすぐに僕を見る。そして穏やかな声で
「・・・言ってくれる・・・じゃないか・・・。the oneか・・・」
それから僕を見て、恥ずかしいのか赤い顔で笑顔を向ける。
「でも、本当に嬉しいよ・・・」
と言った。しばらく僕たちはお互いの目を見ていた。
それから、
「じゃあ、行こうか?」
聞くと、千恵は穏やかに微笑んで、
「ああ」
駅の反対側にある大通りに面して、中規模のホテルが並んでいる。
僕はそのうちの一つでチェックインをする。
ロビーで待っている千恵に
「お待たせ。ごめんね」
千恵は軽く笑って、
「たったの何分かじゃないか。気にするなよ」
僕たちはエレベータに乗った。
410『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:51:01 ID:8lUoyWph
「でも、本当にすごかったね」
千恵もライブの盛り上がりを思い出したのか、
「ああ、すごかったな」
笑顔になって答える。何万人が総立ちになり、ビートに合わせて体全体でリズムを刻む風景は、ロックを知らなくても『すごい』と思えるものがある。
「普段はさ、千恵のライブだと、静かな曲はバラードじゃない?今回はどうしてジャズだったの?」
千恵は思い出したのか、少しあきれた顔で言った。
「目立ちたかったからさ。もしそれで大受けだったらもうけものだろ?」
「うん」
エレベータが僕の部屋の階に着いたので、手を出口の方に向ける。
千恵は先に降りながら僕の方を向いて、
「ジャズだと、ドラムが休めないから調整が複雑になるけどな」
「そっか」
演奏する側の事を考えてるのは、さすがという感じ。
部屋に着いたので鍵を開けて、先に入る。
「どうぞ」
僕がボーイみたいに大げさに礼をしてそう言うと、千恵は笑いながら、
「あんたの部屋だろ?私にそんなことしてどうするんだよ・・・」
軽く笑いながら
「それもそうだね」
ちらっと見ると、広めの部屋にテーブルやソファーや調度家具が置かれてリビングのようになっている。宿泊料に対しては破格の待遇と言っていいと思う。
できるだけさりげなくテーブルの椅子を引いて、冷蔵庫から取り出したジュースを千恵に渡す。
「はい」
「・・・おいおい、私はそんな御大層な者じゃないぞ。でも、ありがとう」
くすぐったいような照れた顔でその椅子に座って、飲み物を一口飲んだ。
全然さりげなくなかったらしい。僕が、
「ライブ終わった後結構ジュースを飲んだなぁ・・・。千恵、ジュース何本飲んだ?」
「ん?たしか2本だと思うけど?」
僕は、道すがら飲んだジュースの本数を数えてみて、自分で驚いた。
「僕、5本飲んだ・・・」
411『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:51:21 ID:8lUoyWph
千恵は、通る声で笑って、
「あははは・・・。ステージで動き回ってたあたしが2本で、何で見てるあんたが5本なんだよ・・・」
「いや、エキサイトして、踊ってたようなものだったから、喉乾いちゃってさ・・・」
テーブルの近くのソファーに座って苦笑混じりにそう言った僕に、千恵は朗らかに笑って、
「そっか」
楽しそうな千恵の顔を見ているとまあいいかと思える。僕は話題を切り替えることにした。
「今回、どうだった?やっぱり客層が違う?」
千恵は笑いの余韻を残して、かすかに真剣さを含んだ目になって考える。
「うーん・・・。基本的なところは変わらないさ。ただ、箱が大きいから、音のテクニックを出さなきゃならないのが違うかな」
「例えば?」
「そうだなぁ・・・」
またジュースを一口飲んでテーブルに置きながら、
「リフだと、少し複雑で重くして前に出す感じかな。小さい箱なら引くんだけどね」
「ドラムは?」
「演奏としては変わらないと思うぜ。ただ、大きくなると箱の構造みなきゃいけないから、イコライズが面倒かな」
「ボーカルはソウルフルだったね?」
"ぶぅ"
ジュースを吹き出した千恵が
「あ、あのなぁ・・・」
かろうじてそれだけ言うと、タオルを持ってきてテーブルを拭いた。
まさか吹き出すほど動揺すると思っていなかった。謝りつつ、
「ごめん。でも本当に感動したんだ。やっぱり千恵はすごいなって」
タオルをたたんでテーブルの端に置き、照れて顔が赤くなりながら、
「なんかさ、あんたに言われると、特別誉められてる気がするよ・・・」
そんな話しをしていると、すでに夜半を回っていた。
412『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:51:42 ID:8lUoyWph
「サウザンブラックは曲をメジャー向きにしたりしないの?」
「変えないよ。今までやってきた曲を認めてもらったんだから」
「そうなんだ・・・」
それまでの音楽を語る真剣な目が消え去る。
「ところでさ」
「え、なに?」
聞いた僕を見る千恵は赤い頬をして微笑みながら、
「さっき言ってた、『千恵さえよければ、ずっと一緒にいたいな』って、あれ、どういう意味だ?」
「ど、どういうって・・・」
答えかたが見つからない僕に、千恵は真っ赤な顔のままで、
「『一緒にいる』って、夜通ししゃべることか?」
椅子に座っていた千恵が、僕が座っているソファーの方に歩いてきた。
「・・・いや、別にそういう・・・」
言い方が見つからないで口ごもっているうちに、千恵が僕のすぐ隣に座って、
「・・・じゃあ、もうおしゃべりはいいよな・・・?」
微笑んだ千恵の頬が赤く染まっているのが分かる。
千恵は、わずかに切なさを含んだ、柔らかく輝く目で僕をまっすぐ見ながら体を寄せる。僕が
「・・・そうだね・・・」
そう言いながら千恵の背中に手を回すと、千恵は目を閉じて、ゆっくりと僕にくちづけた。
何回かキスをして、それから完全に唇をふさぐ。
「千恵・・・」
名前を呼ぶと、千恵は素直に目を閉じた。
念のために電気を消して、目が慣れるまでは、千恵の唇から頬、首筋、肩、鎖骨と、だんだん下にくちづけしていく。
「なんだか・・・へんだな・・・」
少し目が慣れるまでかかりそうなので、
「何が?」
聞いてみる。
「なんだか、さわられたところが、しびれた感じがするんだよ・・・」
目が慣れてきた。僕は、
「こういう事じゃないかな」
と言うと、さっきたどった所を今度はキスではなく、舌でなぞる。
413『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:52:04 ID:8lUoyWph
千恵は少し高い声で、
「あっ・・・あっ・・・、なんで・・・」
そう言った。
「さわると分かるじゃない、大体どのへんとかさ」
そう返すと、
「そうじゃなくて・・・しびれるのが・・・」
僕は服の上から千恵の胸をちょっとだけなでてみた。
「あっ・・また・・・」
ぴくっとした千恵がそう言った。僕がなでるとまたぴくっとする。
「これが正体だと思うよ」
僕が胸をなで続けるうちに、だんだん千恵の高い声にため息がまざってくる。
「あっ・・・はぁ・・・ぁん・・・」
なで続けていると、千恵が手をさまよわせた。
僕の肩に触ったかと思うと下に降りてくる。
千恵の手を邪魔しないようにして、シャツを持ち上げる。
僕のに千恵の手が届いて、その辺を手がさまよっているので、僕はちょっと意地悪をして、千恵の胸に小刻みな振動を与える。
途端に千恵が
「あっ・・・、な、なにして・・・ふぁ、あん・・・」
甘い声を上げる。僕は千恵の手が動きださないように、その小刻みな振動をだんだんと大きくして、胸のいただきに近づけていく。
「・・・ん、あっ・・・あぁ・・・は、あ・・・ふぁ・・」
いつのまにか千恵の顔はほんのりと赤くなり、目を閉じていた。
僕は左手をその下になぞらせる。千恵が
「ずるいぞ・・・。あんたばっかり・・・」
そう言いながら手を動かしたけど、とりあえず
「そうかな?」
と答えて、みぞおち、ウェスト、それからその下へと指をなぞる。
僕が千恵のに手を乗せると千恵の手は戻って、わずかに肩が震えた。
414『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:52:23 ID:8lUoyWph
目を閉じている千恵に
「怖い?」
聞いてみると、
「・・・怖いんじゃないよ・・・」
と答えが返ってきた。
でもなんとなく、その答えを頼ろうとは思えなかった。
僕は千恵に深い深いくちづけをする。
「ん・・・んっ・・ん・・・」
千恵が舌を引こうとするときに、僕は千恵のにふれた指を少しつづ動かす。
案の定、千恵は絡めた舌を離そうとはしなくなった。
それでもそうしているうちに、千恵の息遣いが深くなってくるのが分かった。
「あ・・・ふ・・・あっ、はぁ・・・」
深いくちづけを続けながら少しだけ指を動かしてみたけど、千恵は動じなくなった。
大丈夫かな、と思った僕がだんだんと指の動きを大きくしていくと、指先を湿った感触が覆った。唇を解放して指を少し大きく動かすと、
「あ・・・んん・・・っ・・・」
指の動きに追従して千恵のため息がもれるようになった。
適当な間隔で唇をふさぎながら、下着をずらして、指を千恵の中へと滑らせていくと、そのたびに吐息が甘くなっていく。
「はあぁ・・・、ん・・・あぁん・・・」
"くちゅ・・・"
しばらくすると、千恵のから出てくる液体が僕の指を湿らせて、千恵の肌を伝わろうというほどになった。
一応目で十分潤ったことを確認してから、
「いくよ・・・」
千恵の上に体を重ねようとする。すると、
「それじゃ・・・不公平・・・だよ・・・」
そう言って赤く染まった頬のまま上半身を起こす。
そしてちょっと動きを止めてから、ゆっくり僕の方を見て、
「半分くらい、体を倒しなよ・・・」
言われた通りに体を倒すと、千恵は僕の右ひざを少し折り曲げて、その下に千恵の左脚を滑り込ませる。
415『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:52:45 ID:8lUoyWph
今度は千恵は自分の右ひざを少し折り曲げて、僕の左足の上で浮かせると、だんだんと僕の方に近づいてくる。
そのうちに僕のと千恵のが当たって、湿った音がする。
"くちゅ"
「んっ・・・」
また千恵が甘い声を上げる。
「・・・あんたも、こっちに動いて・・・」
お互いが動くたびに、液体の音がする。
"くちゅ・・・くちゅっ・・・"
「あっ・・・ん・・・」
少し肌色に戻っていた千恵の顔が桜色に染まっていく。
上気した表情で僕を見て、
「これなら・・・あっ・・・対等・だろ・・・」
「そうだね・・・」
千恵が望むようになったらしいので、僕は少しずつ動き出す。
僕の動きに応えるように、千恵の声がだんだんと熱を帯びてくる。
「あっ・・は・・・あ・んっ、いっ・・・・・ふぁ・・」
ほんの少し体をひねって右手を自由にして、出しいれは続けながら千恵の胸のいただきを刺激する。
「・・・ん・・ひっ、・あふ・・・んん・・・」
少し空いていた千恵の目が完全に閉じ、顔から首筋にかけて、赤みが増していく。
次第に強く動いて、千恵を高みに導いていく。
「ふぁ・・・あっ・あっ・・・、い、ん・・・くぅ・・・」
千恵の肌に汗が浮かぶ。ウェストからヒップに流れた汗を指でなぞると、
「・・ああ・・」
ウェストがぴくんと動く。違うところからの刺激に僕が声を上げてしまうと、さっきまで動かなかった千恵が動き出した。
二人とも少し腰を浮かして、つながった状態で動くと、柔らかくて強烈な刺激が僕のを、もちろん千恵の中を僕のが倍の幅で動く。
目をきつく閉じた千恵は手を後ろについた状態でえびぞりになり、頭が向こう側に下がる。
416『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:53:07 ID:8lUoyWph
「・・・あっ・・あっ!だっ・・・はぁっ、んっ・・・」
千恵の中からあふれた液体が僕たちの運動で音を立てる。
"ぐちゅ、ぐちゅっ"
その音を恥ずかしいと思ったのか、僕のをきつく締め付けた。
するとまた千恵の中から液体があふれて、音を立てる。
僕も締め付けられては苦しいので速く動く。
ソプラノに変わった千恵の声が部屋に響く。
「あっ!・・・ふぁぅ・・・あっ、・・・ああん・・・」
僕はより強烈なドライブをかけながら、右手をつながりの少し上に置いて、こすってみた。
「・・・ひゃぁん、だ、だめ・・・だ・・あうっ・・・はぁぁ・・んっ!」
千恵のとても敏感なところを直接刺激してしまったようで、千恵は体を小刻みに震わせながら、
「・・・ああ・・あっ、だめ・・・そ・・こは・・だめ・・・あふっ!」
大きくなってしまった声で言った。でも言葉と裏腹に、つながりから出る液体はシーツにまで伝わっているし、千恵の中は僕のをずっと刺激し続けている。
「ふぁ・ん・・・あっ・・い・・・はあっ・んんっ・・・」
千恵のからだ全体がしっとりとして汗が流れている。
僕のリズムに合わせて、
「あっ・・はぁっ・・・んっ・・は・・・あんっ・・」
跳ねるように体を震わせ、僕の理性を麻痺させる甘美な歌を歌い続けている。
僕がもう一段運動の速さを上げると、
「あっ・・あっ・・んんっ・・ふぁぁ・・」
千恵の運動も僕の速さと同期して、僕のを強烈に刺激する。
"ぐちゅぐちゅっぐちゅ・・"
「あっ・・ひゃぁああん、あっ・・・ああっくふぅっ!・・ふぁ・」
部屋中に千恵の声と、液体の音が響く。
もう一度千恵のとても敏感なところを、動きに合わせるように大きく震わせると、千恵の中が細かく震えだした。
「あっ・・・あっ、んっ!・・、あっ・・・あっ、あっ!」
(いいよ。いってね・・・)
僕は心の中でつぶやいて、だんだんと運動を大きく速くしていく。
417『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:53:27 ID:8lUoyWph
「あっ!ああ・・、んっ!ああぁ・・ふぁぁ・・はっ、あん!・・・」
最大限に近くなったとき、千恵が言った。
「あっ・・・もう・・・、も・・わたし・んんっ・だ、だめっ!・・」
その声の色っぽさに焼き切れてしまった僕は、最大の力で千恵に感情を与える。
千恵の声はすぐに僕の動きをフィードする。
「あっ・ひゃ・んっ・・あ、あっ・・ぃ、んん!・あっ・あっ、あっ!」
"ぐちゅぐちゅっぐちゅっ、ぐちゅ・・"
僕の動きに登り始めてくれたのか、だんだんと千恵の中の震えが大きくなってくる。
「あっ、もう、・ひゃ・・ほんとうに、だめ!」
全身をこわばらせるみたいにして僕の動きを懸命に受け止める姿を見ていると、もっと、感情を与えてあげたくなる。僕は持つか持たないか分からないけど、体が壊れてもいいつもりで千恵の中を出し入れする。
「だめ、あっ!だめ・・あっ!あっ!ああっ!ひゃぁあ!ああっ!あっ!あっ!あっ!」
一度千恵のからだがびくんと大きく跳ねたかと思うと、
「あああああーーーーー!!!!」
何度もびくびくと体が震え、千恵の中は僕のを引き込むように何度も小刻みに収縮する。その動きに僕も上りつめそうになって、
「くっ・・・」
僕も達した。
千恵は大きく息をつきながら、ゆっくりベッドに仰向けになった。
「はあぁぁ・・・・はぁぁ・・・んっ・・・はぁ・・・」
長い髪の毛がわずかな光を反射して、千恵の上気した顔を柔らかく飾る。
しばらくして、息が落ち着いてきたらしいので、
「千恵・・・」
僕が小さく呼びかけると、目を開いた千恵は半分くらい開けた目で僕を見て頬に触り、息をつきながら微笑んで、
「やっぱり、あんたには勝てないか・・・」
勝ちの意味する具体的なところは分からなかったけど、僕は語りかけるようにゆっくりと言う。
418『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:53:49 ID:8lUoyWph
「最後、千恵が良くなってくれれば、僕は体がバラバラになってもいいと思ったよ。
それぐらい思わせたら、千恵の勝ちじゃない?」
千恵は僕の頬を軽くなでると、
「・・・ははっ・・・ありがとう・・・。でも、やっぱり、あんたの勝ちだよ・・・。私には、そこまで気を使う余裕なんか、なかったからね・・・」
僕は千恵のとなりに寝転んで、千恵の顔を見ながら
「どっちでもいいじゃない。二人とも、今日は最後まで楽しかったんだからさ」
言うと、千恵は
「そうだね・・・」
微笑んだ。僕が軽くキスをして、千恵のまぶたに目を当てて、
「おやすみ・・・」
静かな声で言うと、目を閉じた千恵は、
「おやすみ・・・」
そう言って眠りに就いた。
千恵の小さな寝息が聞こえた辺りで、僕も寝ることにした。

翌朝。
目が覚めると、もう千恵は着替えてコーヒーなんか沸かしていた。
僕も急いで服を着て、リビングにいく。
「おはよう・・・」
やっぱり恥ずかしい。それは千恵も同じらしくて、
「お、おはよう・・・」
なんだかまた顔を赤くして、一生懸命言葉を紡いでいるのが分かる。
そうすると不思議に僕は落ち着いてしまって、笑顔で、
「ありがとう。うれしかったよ」
なんて言いながら、軽く千恵を抱きしめてしまう。千恵は真っ赤になって、
「ば、ばか・・・」
小さい声で言いながら、形だけは僕を押し戻そうとする振りをした。
419『アグレッシブでフェミニンな24時間』:04/11/19 18:54:06 ID:8lUoyWph
なんだか千恵がいかにも女の子らしいことをしてるような気がして、僕はつい笑顔になってしまう。それでも、僕が手を離すと、千恵は僕の目を見ながら微笑んで、
「またすぐ・・・来てくれるよな・・・」
と言ってくれた。僕も、
「うん。そうだね・・・」
と答えると、千恵は飛びきり嬉しそうに微笑む。僕がその表情に目を奪われた瞬間、その笑いが微笑みから、何かを言いたそうな、いや、何か企んでいそうな笑いになる。
「なに?」
僕が聞くと、
「来週、私の誕生日なんだ・・・覚えてるよな?」
「え、も、もちろん・・・」
一瞬ひるんだ僕の表情を見逃さず、
「もちろん、また"デート"してくれるよな?」
にやりとした笑顔で言う。千恵は、僕にとって1ヶ月で3回の福岡行きがきついものであることを分かっている上でそう言っているに違いない。
昨夜意地悪したことを後悔しつつ、心の中で冷や汗をかきながら、顔は笑って、
「あ、ああ、もちろん。喜んで・・・」
そう言うのが精いっぱいだった。

Fin.
420名無しさん@ピンキー:04/11/20 00:05:39 ID:HLgbZf20
>419
可愛らしくて感じやすい千恵が良い感じです。
421名無しさん@ピンキー:04/11/20 00:12:27 ID:avCdj9lx
>>419
GJ!
422名無しさん@ピンキー:04/11/23 21:54:42 ID:eEUqZQW6
若菜の次話が待ち遠しい。エッチな姿が良すぎです。
423名無しさん@ピンキー:04/11/24 22:24:31 ID:vnp+5H8/
69氏の晶、とてもよかったです。何度も読み返してます。
他のヒロインみたいな晶とのもっと濃厚なエッチが読みたいです。
そのうちでいいんで書いていただけると嬉しいです。
424名無しさん@ピンキー:04/11/24 22:29:43 ID:WUOUzCAr
( ・(ェ)・)


エロクマ様が心待ちにしてます

425名無しさん@ピンキー:04/11/24 22:35:59 ID:j2JQvR32
>>423
とても同感。69さんの書いた晶超良かった。
42669 ◆49EtSB976. :04/11/26 06:30:09 ID:TVfQheHl
>>423 >>425
ありがとうございます。今でも読み返してもらえるとは、作者としてとてもうれしく思います。
もっと濃密なものですか?前の2本はいずれも1回しかエッチしていませんから2回戦を希望ということでしょうか?
個人的に、前のは「経験者同士のえっち」でしたので今度は処女の晶を書いてみたいです。

ただ、「初体験から感じまくり!」のほうがエロSSとしては実用的なのでしょうが、
「痛いけどあなたの歓ぶ顔が見たいから我慢するわ」という展開が好きなので、
かわいそうですけど晶には痛がってもらうつもりです。

それでよければなるべく近いうちに発表したいと思います。遅くとも年内には書きます。
あと、処女なのに強がって主導権を握ろうとする晶、なんて書いてみたいなぁとも思ってます。
427425:04/11/26 20:36:57 ID:TfnOgB1e
おお!また69さんが晶で書いてくれるとは!とても嬉しいです。
初体験楽しみです。2回戦or後日でエッチで感じる晶も短くていいので
見てみたいです。執筆頑張ってください。
428名無しさん@ピンキー:04/11/28 20:26:42 ID:lnMgHMfb
         ヽYvV/
      ,; ⌒ヽ、ノ  `ヽ、,,r'⌒ヽ
     ( (  )  /  \ (  ) )
      ミ / ,ィ・ニゝ、ィ・ニゝ、ミ'    エロクマ様がリアルで待ち焦がれている様子です
    ,;彡   .,,..rー''´(CiC)ヽミ;、
    彡   /        .).    )ミ、   
    彡  人 ヽ、 _,,;;r '^ヽ_ ,ィ/ミミ、   
    彡彡 ヽ      ⌒ ノミミミ゙`   
    /彡ミミ彡``ヽ  ー/シミジ    ノ7_,,, 、
  / (⌒、"⌒ソ⌒ヽ - イノ `、   ( ィ⌒ -'"",う
 /    ~''(_)(_)(_)(_)ソヽ-ィ    ヽ ノ   ,イ^
429名無しさん@ピンキー:04/11/29 13:05:55 ID:FORKJb/1
暗いと不満をこぼすより、進んで明かりをつけましょう>クレクレ厨
430名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:56:15 ID:TsG0YQ14
晶様のH小説期待大ですね。前のは大事に保存してます。69様多謝です。
431『プロミネンス』:04/12/01 00:57:14 ID:7Geb5IBa
少しだけ寒くなってきた11月。降り立った横浜駅は相変わらずにぎやかで、上着を着て楽しそうに話しながら通り過ぎていく人たちや、温かい食べ物を売っているおじさんの声なんかが、早く来てくれないかな、と思っている僕の気持ちを軽くしてくれる。
約束の時間まであと1分のところで、通り過ぎる人たちを少し小走りに追い越しながら、明日香がやってきた。
僕の前で立ち止まると、少し弾む息と明るい笑顔で、
「ごめんごめ〜ん!でも間に合ってよかった!」
(間に合ったことには違いないか・・・)
笑顔につられて僕が苦笑していると、
「あれ?間に合ったよね?」
聞いてくる。僕がうなずくと、また笑顔になった。
「よかったぁ」
「そうそう、間に合ってるよ。時間ぴったりじゃない?」
僕がフォローするつもりでそう言うと、明日香は小さく舌を出して、
「ごめんね、駅には早く着いたんだけど、情報誌見てたらぎりぎりになっちゃって・・・」
そう言って笑う。それから、
「じゃあ、今日も明日香にお任せだね」
「ありがとう!じゃあ、おしゃれしてレストランに行こうよ!」
僕の答えを聞いて間髪入れずにそう言うと、明日香は嬉しそうに僕の目を見た。僕が、
「いいけど、おしゃれして、ってなに?」
聞くと、明日香は少し不機嫌な顔で空を見た。
「そのレストラン、スーツみたいな服装じゃないと、入れてくれないんだもん」
店に入ってから断られたら面白くないだろうな。そう思うと、明日香がそういう表情になるのも分かる気がする。
が、笑顔に戻った明日香は僕の方を向き、
「だから、お店の人が驚くくらいおしゃれな服で行ってみようと思ったんだぁ」
そう言った。まだ僕には話がつかめなかった。
432『プロミネンス』:04/12/01 00:57:41 ID:7Geb5IBa
「そうすると、僕たちは最初にどこに行くことになるの?」
明日香がちょっと冗談っぽく笑って、
「も〜、鈍いなぁ。洋服をレンタルしてるところがあるから、そこに行くの」
僕の目の前に、真新しい情報誌の記事を指さして見せた。
ホテルの写真と、「最新ブランドレンタル開始!」なんてあおりが書いてある。
「な、なるほどね。貸し衣装みたいなものだね」
「そうそう」
笑顔で明日香がうなずく。
「でも、僕って、鈍い?」
その言葉を聞いた明日香が突然、僕の顔を覗き込むみたいにして明日香の顔を近づける。
ちょっと赤い顔で、
「そう。こ〜んなにかわいい子が近くにいるのに、なんとも思ってないんだから」
僕はあわてて顔を離す。面と向かって言われるほど鈍感なのかと、ちょっと情けなかった。
心拍数が上がった僕をよそに明日香は、
「でも、ドレスアップした明日香ちゃんとお食事できるんだから、あなたはしあわせだよ〜」
そう言って笑った。
433『プロミネンス』:04/12/01 00:58:04 ID:7Geb5IBa
それから僕らは駅から少し歩く。明日香がきれいなビルを指して、
「ここだよ!」
と言った。どうやらここが衣装を貸してくれるホテルらしい。
玄関を入ると、明日香はフロントに向かう。僕も後からついていくと、明日香がフロントクラークに、
「先ほど予約した、星野明日香です」
と言った。クラークは、
「星野様ですね。お待ちしておりました。少々お待ち下さい」
そう言うと手元の端末を操作する。
僕はその間に、
「貸し衣装を借りるんじゃなかったの?」
と聞いてみた。すると明日香は、クラークに聞こえないように小さな声で、
「1泊しないと貸してくれないから、しょうがないんだってば・・・」
と言った。つまり宿泊者へのサービスということらしい。
と、僕はある事に気づいた。
「どうして貸し衣装の店を使わないの?」
「他のところじゃ、今シーズンの新作を1000点、なんて絶対無理だもん!」
と、明日香が力説した。理由は納得できたけど、そのために宿泊料を払うというのが、ファッションにこだわる明日香らしい。思わず
「はは・・・」
と笑ってしまったのを聞かれてしまった。明日香は、
「あー、ひどいなぁ〜!大体、誰のためにこんな事してるか、分かってる?」
ちょっと怒ったような顔を僕に向けた。僕は、
「ごめん。・・・でも確か、明日香がレストランに行きたいからだったような・・・」
明日香は赤くなって口ごもった。
「そ、そうだけど・・・。たまにはあなたと、いい雰囲気のお店に・・・」
会話が切れたところでフロントクラークが微笑みながら、
「大変お待たせいたしました。こちらがルームキーでございます。格式のあるレストランにおいても星野様のかわいらしさを引き立てるお召し物が、きっとございますよ。ごゆっくりご覧ください」
と言った。
明日香は会話を聞かれたのが恥ずかしいのか赤くなって、
「あ、ありがとうございます!」
そのキーを受け取ると急いでその場を離れた。
434『プロミネンス』:04/12/01 00:58:29 ID:7Geb5IBa
衣装のあるホールに入ってから数時間。
いろいろと明日香が悩んだ結果、衣装持ちをかってでた僕の手には20着近くの服があった。
受付を済ませて嬉しそうに服を見ている明日香に聞いてみた。
「借りたのは良いけど、こんなに着られないよ?」
「こんなにたくさん着られるなんて、めったにないから!」
明日香の答えはこんな風だった。
エレベータが来たので、それに乗る。40階まで3分弱。
乗ってから明日香の洋服チェックが一段落ついたようなので、聞いてみることにした。
「で、これを・・・」
と言いかけた僕に、明日香が笑顔で、
「これで、ファッションショーやろうよ!ね?」
「じゃあ、レストランは取りやめでいい?」
と聞くと、明日香がちょっと迷う表情になる。
「そうだったよね・・・。う〜ん、レストランにも行きたいしぃ・・・」
真剣に悩み始めた。
『行きたかったレストランVS.ブランド服でファッションショー』
明日香には小さくない問題らしく、持ってきた服をじっと見ている。
かと思うと、どこともつかない方向を見てちょっと考え、また服を見る。
「うーん・・・」
お気に入りの洋服について小首をかしげて考えている
明日香の様子をみると、ミス清華候補というのも納得できる気がした。
エレベータが明日香の部屋の階についてもまだ悩んでいるので、
「明日香、とりあえず、今日はファッションショーにしない?こっちは今日限定だからさ」
そう言うと明日香はまあまあ納得してくれたようで、笑顔に戻る。それから、
「そうだね。こっちは今日だけだもんね!」
と言った。エレベータのドアが開いて、部屋の扉がずらりと並んでいるのが見える。
僕たちは明日香の部屋を探しながら、その廊下を歩いた。
435『プロミネンス』:04/12/01 00:58:54 ID:7Geb5IBa
部屋につくと、早速明日香が目を輝かせて、ベッドに洋服を置いていく。
僕も持っていた分をそこに置いてしまうと、一度リビング風の部屋に戻る。
それから明日香は
「じゃあ、ちょっと待っててね」
そう言いながらベッドの方に歩いていった。僕が
「ごゆっくり」
と言ってから数分後、ベッドルームのドアから顔だけ出した明日香が、嬉しそうな笑顔で言う。
「それでは、これから星野明日香ちゃんのファッションショーを行いまーす!」
そう言って、一度全身をドアに隠す。
次に出てきた明日香は、元気な笑顔で、少し手を振りながら、僕がいる方に歩いてきた。
服装は、カラフルなジャンパーとふくらはぎくらいまでのジーンズ。
全体的には逆Aのラインで下半身のスマートさを出し、ジャンパーの色使いとデニムという生地が若さを強調している。
僕の前までくると、くるりと半回転して何秒か止まり、それからまた半回転する。
「最初はMarkJacobxでぇす!」
明日香に拍手をすると、
「えへへっ」
嬉しそうに笑って、ベッドのある部屋、もとい、バックステージに戻っていく。
わずか2分くらいで、向こうからちょっと抑え目の、明日香の声がした。
「次、いきますっ」
436『プロミネンス』:04/12/01 00:59:29 ID:7Geb5IBa
わずか数秒。明日香は少し真剣な表情で、速めの歩調になって僕の方に向かってきた。
着ているのは、抑え目のブラックのタイトなドレス。
ショルダーストラップはなしで、その代わりに胸からひざまでが少し厚めの生地できっちりと包まれている。
キャリアウーマンのつかの間の休暇ってイメージかな?
また僕のところまで来て、今度はスッと足を引いて、姿勢を崩さずに早めに回る。
低めの静かな声で、
「CalvinKleixよ・・・」
「すごいね。明日香って、こんな強い服も似合うんだね」
そういうと、もとの雰囲気に戻った明日香は、嬉しそうに、
「あ、ありがとう・・・」
それに気をよくしたのか、それからいろんな服が出てきた。
そのたびに明日香の雰囲気も変わる。
派手なシャツを着ているときには明るい感じで笑いながら歩く。
スーツの時はしっかりと前を見て、速く確かな足取りで。
奇抜なジャケットのときはくるくると回りながら。
白いドレスの時はレディみたいに微笑んでおしとやかに。
服も目を引くデザインだったけど、明日香の表情や動きがいつでも魅力的で、最初は意識していた拍手も、自然に出るようになっていた。
そして、全部の出し物が終わり、何分か休憩した明日香が僕のいるところに戻ってきた。
「ねねね、どうだった?」
「これほど明日香がかわいいとは、思ってなかったよ。すごく嬉しかった」
明日香は顔を赤くして、
「そ、そんなこと言っても、なにも出ないんだからね・・・」
「いや、本当にそう思ったんだ。どれもとってもかわいいなって」
僕が言うと、明日香は嬉しそうに僕のところへ歩いてきて、
「ありがとう・・・。大好き!」
僕に抱きついた。
437『プロミネンス』:04/12/01 00:59:56 ID:7Geb5IBa
「あ、明日香・・・」
自分がしたことを気づいたんだと思うけど、顔を赤くした明日香が、それでも明るい笑顔で、
「えへへ・・・。ずっと、私と遊んでくれる?」
「うん」
間髪入れずに返事をすると、今度は頬を染めて微笑みながら、
「大好き・・・」
そう言ったかと思うと、目を閉じて
"ちゅっ!"
一瞬、僕の口と明日香の口が合わさって、すぐに離れた。
少し恥ずかしそうに、
「あなたも、私のこと好き、かなぁ・・・?」
聞いた明日香に僕が微笑んで、明日香のくちびるに人差し指を当て、
「・・・分かってることをわざわざ言わせようとする口は、この口かな?」
と言うと、明日香のショートヘアがさらりと揺れて、僕の胸にほおをつけた明日香が、
「えへへ、ごめんね・・・」
うれしそうにそう答えた。
それから少しして僕の目を見た明日香が、
「じゃあ、次に私が言いたいこと、分かる?」
「何だろう?」
「今日は、ここに泊まっていってくれないかな・・・なぁんて・・・」
次に、"一回言ってみたかったんだぁ〜"なんて言われるかと思ったけど、明日香はずっと、僕の腕の中から恥ずかしそうに僕の目を見つめ続けている。
「ね・・・。いいでしょ?」
僕が明日香の目を見てうなづくと、明日香はまたうれしそうに笑って、
「ありがと・・・」
僕にくちづけた。
そうして、僕の目を見て、
「お風呂に、入ってきて、ね?」
少し赤い顔でそう言った。
「うん」
僕はうなずいてバスルームに向かうことにした。
438名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:00:14 ID:pYBzJbtN
お、降臨中?
頑張れ。
439『プロミネンス』:04/12/01 01:00:16 ID:7Geb5IBa
(清潔な方が、いいよね)
湯船にお湯がたまったところで体を洗っていると、後ろでドアを開ける音がして、わずかにリビングの空気が流れてきた。
僕が顔をドアの方に向けるとそこには明日香が立っていた。
恥ずかしそうに頬を染めて、でも微笑んで、少し斜めに僕の方を見る。
柔らかい曲線を描く肩から身長のわりに強調される胸、タオルの上からでもウェストのくびれたところがよく分かる。
それに健康的な脚。
「あ、明日香・・・」
びっくりしたけど、僕の表情には気がついていないのか、明日香は少し低くて優しい声で、
「ね・・・。背中、流してあげるね・・・」
そう言うと、僕のすぐ近くまで来た。僕の背中のすぐ近くで、明日香が言う。
「座って・・・」
「う、うん・・・」
とりあえず、明日香に背を向けたまま体を下げてひざを折り、ひざをつくようにして、明日香が背中を流しやすいようにする。
「ありがとう・・・」
明日香がそう言い、後ろでボディソープをスポンジにつける音がして、それからすぐに、僕の背中をスポンジの感触が何回か降りていく。
その感覚がなくなったので、
「ありがとう明日香。さっぱりしたよ」
そう言ったけど、僕の耳元で明日香の甘い声がした。
「まだ終ってないよ・・・」
次の瞬間、背中に柔らかい感触があった。
440『プロミネンス』:04/12/01 01:00:43 ID:7Geb5IBa
「明日香!?」
言いかけて振り向いた僕のすぐ近くに明日香の顔があった。
そして明日香がくちづけた。
「ん、ん・・・」
目を閉じた明日香の柔らかい唇が、僕の唇と合わさる。
何秒かそのままだった後、明日香は恥ずかしそうにしながら、
「背中、洗ってあげるね・・・」
たった今洗ってもらったんだけど、と言おうとしたけど、背中の感覚がその言葉を追いやった。
弾むようで温かい感覚が僕の背中をゆっくりと降りていく。
「んっ・・・」
明日香の声がその感触と一緒に上下する。
僕が首だけ明日香の方に向けると、明日香は胸にボディソープをつけて、僕の背中を洗っていた。
「あ・・・ん・・・」
心なしか、明日香の息が深くて甘い感じがした。
どうしようかと思っているうちに、だんだんと明日香の息が吐息にかわり、動きが早くなってくる。時折ぼくの耳に明日香の息がかかった。
「んっ・・・、んっ・・あっ・・」
そのうちに、弾むようだったその感触に、わずかに点で押される感覚が出てきた。
明日香は
「あっ・・・んっ・、ん・・」
体を動かすたびに吐息をついている。
「明日香、もういいよ、ありがとう」
僕がそう言うと、頬をピンクに染めた明日香が、少し潤んだ目で言う。
「・・・まだ、終ってないよ・・・」
僕の目の前に回り込んだかと思うと、そのまま僕にキスをして、わずかに僕の肩を押した。
その力にあらがえずに床に背中をつけると、明日香が僕の体に寄り添うように、ゆっくりと倒れ込んでくる。僕の目を潤んだ目でみつめて、
「・・・背中だけじゃ、だめだよね・・・」
そう言うと明日香は手に取ったボディソープを胸とおなかと脚につけて、僕と全身を合わせた。
そしてゆっくりと、明日香の体が動きだした。
441『プロミネンス』:04/12/01 01:01:04 ID:7Geb5IBa
「あっ・・・、んん・・・、あっ・・・」
明日香のため息がわずかに近くなったり遠くなったりする。
明日香が僕の脚の方に体を動かすと、明日香の胸のいただきが僕からも見える。
柔らかくて弾むような胸の感触、なめらかで時折僕のおなかから離れるほど細くてなめらかなウェスト、だんだんと僕の脚の間に降りてくる弾力のある脚。
何回もそんな風にされて、僕のが明日香のに当たってしまった。
「ご、ごめん!」
謝る僕に、明日香は、
「ううん、嬉しいよ・・・」
そう言うと、僕のに明日香のをぴたりとつけて動き出す。
明日香のが僕のを刺激する。柔らかくて、少し熱くて、なめらかな感じがした。
そのなめらかな感触に、ボディソープはつけていないのにどうして、と思っていると、明日香のから、
"くちゅ"
という音がして、明日香の声が低く甘くなっていた。
「・・・はぁ・・・ん・あふ・・・」
僕が明日香を呼ぶと、動きを止めた明日香が、普段よりずっと大人びた表情を僕の顔のすぐそばまで近づけて言う。
「なに?」
その表情で、僕を見つめる。
「明日香って、天才?」
明日香がくすっと笑った。
「どうして?」
「だって・・・直接、体を・・・」
言いかけた僕の唇を明日香が塞いだ。それから明日香は言った。
「雑誌に載ってたり、友達から聞かされたりするんだ・・・」
「それを僕にしてくれてるんだ・・・」
明日香の顔がまた赤くなる。
「あなた以外にこんなことしたいって思える人なんか、いないんだから」
また明日香が僕の目を見つめる。
442『プロミネンス』:04/12/01 01:01:28 ID:7Geb5IBa
「ありがとう・・・」
僕が口づけると、明日香は嬉しそうに微笑んで、
「じゃあ、もっとしてあげるね・・・」
そう言って、さっきよりも早く体を動かした。
僕の全身に、ボディソープのなめらかさで増幅された明日香の肌のなめらかさが伝わる。
僕のがすこし震えると、途端に
「あんっ・・・」
少し高い声を上げた明日香の体が止まる。
それからまた、明日香が全身で、僕の体を何回も何回も洗う。
そのうちに僕たちのふれているところに小さな泡がたってきた。
でも、僕のと明日香のがふれあっているところは熱くなってきて、明日香の声に大人のため息が混ざるようになってきた。
「んっ・・・あっ・・・んっ・・・」
一生懸命動く明日香に、僕も刺激をあげることにした。
できるだけ明日香と反対方向に動いて、わずかに体を持ち上げる。
明日香はぴくんと動いて、
「ああんっ!・・・ふ・・・あっ・・・」
明日香のから出た液体が音を立てる。
"ぴちゃ"
何回もそうして揺れあうと、明日香の体は熱を持って紅潮し、明日香のからは揺れあうたびに
"ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・"
という音がするようになった。
明日香のまぶたが少し下がったようになって、僕に何かを訴える目をした。
「ねぇ・・・、お願い・・・」
僕が明日香のに指を触れると、
"ちゅ・・・"
「あんっ・・」
それだけで明日香の中から液体が流れ、明日香が小さく体をくねらせた。
「・・・いい?」
僕がキスすると、明日香は動きを止めて僕の目を何秒も頬の赤い顔で見つめて、
「うん・・・」
と答えた。
443『プロミネンス』:04/12/01 01:02:00 ID:7Geb5IBa
この硬い床に明日香を寝かせるわけにはいかない。
明日香のウェストを手で持って明日香のと僕のを合わせようとする。
体を持ち上げたら、明日香が自分から僕のを導いた。
「んっ・・・、んっ、あっああーーー!!」
明日香の中が、僕のを一瞬きつくきつく、それから優しく包み、明日香のからは、さっきまで流れていた液体がもっとあふれて落ちた。
と同時に真っ赤に染まった明日香が、
「あっ!あああ・・・っ!」
大き目の声を上げた。ちょっと驚いて明日香の方を見たけど、明日香は、恥ずかしそうに、
「声が・・・出ちゃうのは、恥ずかしいよね・・・」
言った。
「しばらく止めようか?」
聞いたけど、明日香は、そのままの顔で、
「・・・大丈夫だから・・・続けて・・・」
「うん」
そう言って僕が一度明日香の中を出し入れすると、明日香は
「あっ!ああーっ・・・」
僕の耳の近くで声を出した。僕が何回となく出し入れすると、だんだんと明日香の声が大きくなってくる。
「あっ!・・あふっ!・・・あっ・・・」
上下の動きと同時に体を使って胸にも刺激を与える。
「あん・・・んっ・・・ひゃ・・・ん・・・」
僕が動くたびに、明日香の背中が反ってくる。
さっきまで僕の胸と合わさっていた明日香の胸が、僕の目に入る。
かわいらしくて、でも感じてくれている証拠に、いただきがつんととがっている。
僕がいただきをこするようにさわると、途端に明日香が震えて、
「あんっ・・!」
また背中を反った反動で明日香の腰が前に出て、明日香のが僕のを奥まで引き入れた。
444『プロミネンス』:04/12/01 01:02:21 ID:7Geb5IBa
「ああぁっ!」
明日香の声が大きくなる。刺激を避けようとした明日香が腰を引こうとして、僕の引こうとする動きと重なる。明日香の体がびくんと震えて、
「あ・・・んん!・・・ひゃあん!・・・」
良くなってくれているようなので、僕は動きを早くすることにした。
そうでなくても、最初は明日香から僕をよくしてくれたんだから、その分は返したい。
なるべく早く、明日香の中を出し入れすると、明日香の声が、与えられた感情に震える。
「あ・あ・あんっ・ふあ・・んっ・・あっ!」
「明日香、かわいいよ・・・」
動いたまま僕が言うと、明日香の中がまた僕のを刺激する。
熱に浮かされたような目で僕を見つめて、
「嬉しい・・・」
一瞬置いて、明日香が動いてくれた。僕の動きと正反対に同調すると、いっそう大きな声がバスルームに響く。
「ひゃあああん・・・あっ・・・あぅん!」
"くちゅ・・くちゅ"
明日香の中から出る液体は床に達していた。
目を閉じた明日香が僕の唇をふさぐ。
「ん・・・んっ・・・ふ・・・」
動きながら1分も明日香の舌が僕の口の中をなでる。
僕は明日香の胸のいただきを少しだけ強くこすって、出し入れを速める。
途端に明日香の口が僕から離れ、
「あっ!あんっ!いっ!・・・あっ!」
エコーがかかるほどの大きな声が、明日香が感じてくれていることを僕に教えた。
同時に反った明日香の体が支える場所を失い、つながりが支点になった。
僕のを深く深く、明日香の中が招き入れた。
445『プロミネンス』:04/12/01 01:02:43 ID:7Geb5IBa
"ぐちゅっ!"
「あああん!・・・はあっ・・・は・んっ・・・」
僕も危うく理性を失うほどだった。明日香に、
「明日香・・・。キスして、いい?」
熱い頬と潤んだ瞳で微笑んで、
「いいよ・・・」
少し出し入れをゆっくりにして、お互いに息継ぎをしながら、お互いの唇の暖かさと柔らかさを味わう。
「・・・んっ・・あっ・・・」
明日香の唇は僕の動きにしたがって小さく動くけど、僕がその動きを唇で封じると、
「あ・・・ああぁ・・・ん・・・」
嬉しそうな顔になった明日香が、だんだんと出し入れのペースをあげる。
たまに明日香の胸のいただきが僕に触れると、ピンクのいただきが一段とかわいらしく小さくなる。
僕が上半身を動かして一緒に刺激すると、明日香の胸がしっとりとして、いただきはもっときゅっとなった。
しっとりとして柔らかい明日香の胸を通して、明日香に感情を与える。
「あんっ!・・ああっ・・・はぁっ!」
明日香の声がまた少し高くなる。そして気がついた。
(最初から、明日香が僕をリードしてくれてるじゃないか・・・。なにをしているんだ、僕は)
「明日香、ありがとう。今度は、僕が良くしてあげるね」
「・・うん・・・」
明日香が小さくうなずいたのを確認して、明日香を強く抱きしめる。
その一瞬後、さっきの数倍の速さで明日香の中のいろんな方向に刺激を与える。
"ぐちゅっぐちゅぐちゅ"
「ああああ!んっ!ひゃぁん!・・・あっあっ!」
感情の大きさに大きな声をだし、また胸を反らそうとした明日香に、今度は体全体で、感情を与える。
唇に優しい刺激を、胸は上半身で刺激し、明日香のには強烈な動きで出し入れする。
446『プロミネンス』:04/12/01 01:03:06 ID:7Geb5IBa
「ああんっ!あっ!・・・あふ」
与えられた感情が大きかったのか、明日香が唇を離して高い声を上げた。明日香の耳元に、
「もっとよくしてあげるよ」
そうささやくと、明日香は高い声の下から、
「・・・お願い・・・あっ!んっ!あんっ!」
そう言って、僕のをもっときつくしめつける。
その刺激に負けそうになった僕がまた出し入れのスピードを上げると、明日香の声が大きくなる。
「ああっ!ああーん!あっ!ひ、ひゃぁあん!」
何回も何回も、明日香の中を動き回る。
「あんっ!あっん、・・・ん、あっ!あっ、いっ!」
肩をなでて、胸を少し大きめに刺激し、それから明日香の敏感な部分を指先でこすると、明日香がびくびくと震える。
明日香の瞳が僕をじっとみながら、感情を押さえようとしている明日香が、僕を強く抱きしめて、
「もう・・・もう、いっ・・・ああああんっ・・!」
言いかけて、僕の動きに大きな声を上げた。
「明日香の好きなときで、いいよ・・・」
僕は出し入れの間隔を同じにして、明日香のずっと奥まで出し入れをする。
明日香の奥の方もわずかに震えて、つながりから出る液体の音が明日香の声に同調する。
「あっ!あっ!んっ!ふぁあん!あっ!」
"ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ"
明日香が懇願するような目で僕の目を見て、
「もう、本当に・・・あっ・・・あっ!あああんっ!」
僕の動きに明日香の声がそのまま重なる。
手を下にずらすと腰はいっぱいまで反って、また、はねかえる。
447『プロミネンス』:04/12/01 01:03:26 ID:7Geb5IBa
明日香の胸のいただきをきゅっとつまみ、敏感なところを指ではさむように押し、あらゆる方向に限界まで強く刺激を与える。
明日香がびくびくと震えて、
「あっ、あっ!ああっ!い、あっ!ひゃぁん!ああああーー!」
次の瞬間、
「あっ!ああっ!!ああああああーーーーーー!!!!!」
大きくびくんと震えた明日香の体から力が抜ける。
明日香の中は何回も僕のを引き込むようにしめつける。
その動きに、僕も達した。
「くっ・・・」
ゆっくりと僕の上に体を重ねた明日香は、しばらくは息をついていた。
「あっ・はぁっ・・はあっ・・・んっ・・・はあっ・・・」
しっとりとした明日香の肌が僕に伝わる。
肩をなでたら、ぴくっとして、
「あんっ・・・」
色っぽい声を出した。
息が落ち着いてきた明日香が、体を重ねたまま僕の顔のすぐ側で、微笑みながら聞いてきた。
「かわいい明日香ちゃんと愛しあえて・・・」
僕は唇をふさいで、次に言った。
「・・・分かってることをまた言わせようとする口は、この口かな?」
「えへへ、ごめんね・・・」
僕の胸に嬉しそうにほおずりをした。
「ねぇ、明日香・・・」
僕が呼びかけると、明日香は僕の胸の中から顔を上げた。
「なに?」
「さっき、友達から話しを聞かされたって言ってたよね?」
明日香はうなずいた。
「うん」
「すごく嬉しかったけど、聞いただけであんなに上手にできるの?」
聞いてから、しまった、と思ったけど、明日香は少し恥ずかしそうにゆっくりと微笑んで、
「ありがと・・・。どうしても、私をもっと好きになってほしかったから、その気持ちかなぁ・・・。なんてね・・・」
448『プロミネンス』:04/12/01 01:03:48 ID:7Geb5IBa
僕も微笑んで、
「ありがとう・・・」
言うと、明日香は僕にキスをして、
「私だって、今日、本当に嬉しいんだよ・・・」
と言った。

部屋に戻って、明日香はベッドで、僕はソファーで寝ることにした。
「おやすみ・・・」
確かに明日香の声は、ベッドから聞こえてきた。
ところが、頬がくすぐったい感覚で僕の目が覚めると、小さく寝息を立てる明日香の寝顔が飛び込んできた。
ソファーに寝ていた僕を抱きしめて、明日香は寝ている。
どうやら明日香の寝息が、僕の頬にかかっていたらしい。
「すぅ〜・・・、すぅ〜・・・」
見てると、驚いた表情になったり笑った表情になったり、ほんのたまに、変な物を見る顔になったりする。
それからまた微笑んだ顔に戻る。
かわいらしさに元気さをプラスしたようなその寝顔を、時間が来るまで眺め続けた。
449『プロミネンス』:04/12/01 01:04:07 ID:7Geb5IBa
10時のぎりぎりまで部屋にいて、明日香を家の近くまで送る。
最初はお互い恥ずかしくて顔を見られなかったけど、しばらくして明日香に嬉しそうな笑顔とおしゃべりが戻って、
僕たちは普段どおりに話しをできるようになった。
関内駅を出て伊勢佐木モールの少し外れた所で立ち止まり、僕が
「じゃあ、またね。今度はよかったら、僕のおすすめの店にも行こうね」
そう言うと、少し恥ずかしそうに、でも元気に、
「うんっ。行こうねっ、絶対だからね!」
と返事をして、次の瞬間、明日香の顔が僕の頬に近づき、軽く軽く
"ちゅっ"
僕の頬に明日香の唇が触れた。そして、明日香は恥ずかしそうに笑う。
「ロマンス映画でやるでしょ?親しい人達のあいさつだよ・・・。」
それからちょっと早口に、
「また、遊ぼうね?じゃあね!」
そう言うと、家の方に戻っていった。
(星野の『星』は・・・、星っていうよりは、太陽かな・・・)
頬の温かさと、明日香の笑顔を忘れないようにしながら、ぼくも駅への道を歩き出した。

Fin.
450名無しさん@ピンキー:04/12/02 23:08:59 ID:whi4K38G
>>431氏、GJ!
451名無しさん@ピンキー:04/12/03 21:55:33 ID:+INmYBT0
明日香かわええなぁ
45269 ◆49EtSB976. :04/12/06 12:23:25 ID:od44qlXM
>>427さんご要望の晶2回戦です。
一から書くと大変なので、勝手ながら「誕生日SS」の改訂版でお茶を濁させてもらいました。
前作を流用した部分も「てにをは」や句読点など細部に手を加えてあります。一応別物として扱ってください。
453晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:24:03 ID:od44qlXM
「晶、誕生日おめでとう!」

カチン
 ワインのグラスが合わさる澄んだ音が小さく鳴る。
「ありがとう。とってもうれしいわ」
 シックなドレスに身を包み、ほんのりと頬を上気させた晶が僕に微笑む。

 晶の誕生日を一緒に過ごすようになって3年。今日で晶は21歳だ。
 親の仕事の都合で日本各地を転々としていた僕がはじめて晶に会ったのは中1のときだった。
 すぐにまた転校していった僕を、晶はずっと想い続けていてくれた。
 高校3年で再会。運命なんて信じない僕も、さすがに二人の絆は信じた。
 ……だって僕も晶のことをずっと忘れられなかったから……。

 手紙や電話で愛を温めあってきた僕たちは卒業を期に同じ街で暮らすようになった。
 晶の19歳の誕生日から、毎年こうして一緒に過ごしている。

 僕が再会したとき、すでに晶のバイオリンは音楽界でちょっとは知られた存在になっていた。
 海外への留学や各地でのリサイタルなど、晶は芸能人並みのスケジュールでも動いていた。
 それでも晶は誕生日を僕と過ごしてくれた。
 ご両親や親しい友達、お世話になった先生や業界関係者の誘いも断り、僕のためだけに時間を作ってくれる晶。
 ……僕が晶にできることって何があるんだろう?
 そんな僕の疑問に晶が言った。
「何も要らないわ。……ただ私と一緒にいてくれるだけでいいの」

 今年の晶の誕生日、僕はちょっと張り込んでホテルのディナーを予約した。
 食事を終え、夜景の美しいラウンジに移ってお酒を飲みながら晶との会話を楽しむ。
 ……何度も視線が交じり合う。
 晶は甘えたように僕に身を預ける。僕も晶の肩を抱き、ぬくもりを確かめる。
「部屋取ってあるんだ。……いい?」
 目元を染め、晶が小さくうなずいた。
454晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:24:23 ID:od44qlXM
 晶とはじめて結ばれたのは1年ちょっと前。晶があと数ヶ月で20歳になる時だった。
 あれから何度か体を重ねた。
 もっとも、それだけの時間を過ごしながら僕たちが実際に一つになったのは数えるほどだった。
 忙しいのはわかってる。僕はそれを受け入れていた。

 部屋に入ると、晶は
「シャワー使うわね」
 そう言って服を脱ぎ、バスルームに向かった。

 これまで晶と一緒にシャワーを浴びたことはない。
 晶が恥ずかしがり、頑としてそれを許さなかったからだ。
(ベッドの上ではもっと恥ずかしい姿見てるんだけどなぁ……)
 僕は冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すとベッドに腰を下ろした。

 酔いを覚まそうとミネラルウォーターを飲む。そうしながら手持ち無沙汰にあたりを見回す。
 と、晶が脱ぎ捨てたショーツが落ちているのに気がついた。
 軽く呑んだせいか、回っていた僕はそれを拾いあげた。
(今日の僕、ちょっとおかしいな……いつもはこんなことしないのに)
 そう思ったが体は止まらなかった。
 手にとって広げる。そして裏返す。
 ……クロッチの部分にはべっとりと縦割りのシミがついていた。
 顔を寄せるとツーンとした刺激臭が漂う。
(晶、こんなに興奮していたのか……)
ビクンッ
 期待に股間が大きく脈打った。
455晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:24:45 ID:od44qlXM
(よし!)
 僕は手早く着ているものを脱ぎ捨てると浴室に向かった。
カチャッ
 音のしないように静かにドアを開ける。
 晶は入口に背を向け、シャワーを浴びていた。
 そっと近付く。
 水音のせいか晶は気が付かない。のんきに鼻歌なんか歌っているのが聞こえる。

 背後まで来ると
「晶」
 そう言って抱きしめた。
「きゃっ!」
 小さな悲鳴とともに僕の体にシャワーが浴びせられる。
「わわわっ!」

「バ、バカ! なに考えてるのよ!」
 怒った口調で晶がさらにシャワーを浴びせかける。
 頭からずぶ濡れになりながら、それでも僕は晶に向かって歩を進めた。
「きゃっ!」
 晶を抱きしめる。
「好きだよ晶……晶は僕のこと、キライ?」
 抱きしめたまま聞く。
「こ、こんなことするならキライになるわよっ!」
 そうは言うものの、抵抗は形だけだ。
 僕に抱きしめられて身じろぎはするが、本気で振りほどこうとはしていない。
「僕はどんなことがあっても晶のこと愛しつづけられるよ」
 そのまま唇を重ねた。
456晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:25:05 ID:od44qlXM
 晶の身体から力が抜ける。
 僕は晶を抱きながら胸に手を伸ばした。
 空いた手で晶の腰を抱く。そのまま抱き寄せて勃起を下腹部にこすりつける。
「んむっ……」
 唇をふさがれた晶がのどでうめいた。

 乳房を下から抱え上げるように持ち上げる。
 手のひらに収まりきらない晶のふくらみをゆっくりと揉む。
 同時に頂の突起を指で転がす。親指と人差し指でつまんでこすり合わせるようにする。
 乳首をいじられた晶は
ピクンッ
 と身体をのけぞらせた。
 それに構わず、舌を絡めたまま乳首を攻める。
「ふんっ、ふんっ……」
 声を立てられない晶が鼻を鳴らして僕にすがりついた。

 僕の指先の動きに伴い、指の間で少しずつ固く尖っていく桜色の蕾。
 その反応に意を強くした僕は、唇を離すとそのまま晶のあご、首筋と下って胸に口を寄せた。
 それと同時に、胸を攻めていた右手をお腹、腰とすべらせて太ももの内側に差し込む。
 乳首を唇でしごく。甘噛みする。音を立てて吸う。
「くふっ……ンんっ! あんッ…」
 感じるのか、晶の声が大きくなる。
 ぴったりと閉じられていた晶の太ももを手で割るようにこじ開け、なめらかな太ももを撫でまわす。
 ……何度か手のひらで愛撫するうちに晶の腿の力が弱まった。
 舌で乳首を肌に埋め込むように強く圧迫する。乳房に軽く歯を立てる。唇ではさみこむ。
「ひゃっ! くんっ…あぅうっ! んむ……」
 バスルームに晶の嬌声が反響する。
 僕は右手で太ももの弾力を味わいながら、唇と舌では乳房の感触に酔いしれていた。
 適度に張りを持った若い肌。絹のように上品な手触りの晶の太もも。かすかに芯を残す乳房。
 それらを楽しみながら、僕は右手を少しずつ上に移動させていく。
457晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:25:27 ID:od44qlXM
「んんっ……」
 かすかな喘ぎ声を上げる晶。勝ち気な晶が僕に身をゆだねている。
 僕を信頼し、僕にだけ見せる本当の晶の顔。誰も知らない晶のもうひとつの姿。
 ……優越感。征服感。満足。誇示したい気持ち。男としての自信。
 それらの感覚に、僕は自分が自然と興奮していくのを感じていた。

 右手が足の合わせ目に到達した。そのまま大事な部分に指が触れる。
「あッ!」
 声とともに手がはさみこまれる。
「晶……」
 静かに名前を呼ぶと
「……うん」
 ゆっくりと力が抜けた。

 もう一度、今度は意識して右手でまさぐる。
 ……シャワーのお湯とは違うヌルヌルが指先に感じられる。
「晶?」
 意地悪く聞く。
「せ、石鹸よ……」
 僕から目を逸らして小さくつぶやく。
「ホントに?」
「………」
 晶は答えない。
「確かめてみようか?」
 そう言うと、晶の股間から抜いた手を僕は舐めるために口元に持っていく。
「バ、バカ!」
 その手を押さえ、シャワーで洗い流そうとする晶。
「かわいいよ、晶」
 そのまま抱きしめるともう一度唇を重ねた。
458晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:25:48 ID:od44qlXM
 淫らな欲望で胸が苦しくなる。放出欲が増す。……晶に射精したい!
「晶……ここでしよう」
「えぇ?」
 さすがに顔が曇る。そして
「こ、こんな明るいところイヤよ……」
 耳まで真っ赤になってうつむく。
「だめ?」
 再び聞く。そうしながらもくちゅくちゃと晶の股間で指をうごめかす。

「ダ、ダメだったら……」
「晶……」
「んふっ、んふぅ……」
 肉芽をこすり上げられ、鼻にかかった声を洩らす晶。

「晶が欲しい……もう我慢できないよ」
くちゅ、くちゃ、くちゅ………
 股間から濡れた音が響く。
「あっ、はぁっ…うっ、うぅっ……」
 僕に敏感な場所をいじられ、感じている声を上げる晶。
「愛してる……晶」
 晶の瞳をまっすぐに見据えてささやく。
「! ………」
 その言葉に目を見開いてびっくりした顔をした晶は、
こくん
 しばらくの沈黙のあと、首を振った。
459晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:26:10 ID:od44qlXM
 晶に後ろを向かせると浴槽に手をつかせた。そしてお尻を突き出させる。
「こ、こんな恰好……」
 非難めいた口調で晶が言ったが、僕はそれを聞き流した。
 後ろから、揉みほぐすように恥裂で指を何度か往復させる。
 そこはこれ以上の愛撫が必要ないほどたっぷりと潤っていた。

 太く固くなったモノを淫裂の溝になすりつけるように動かす。
「あぁぁっ……」
 震える声を晶が上げる。
 先端を少しだけ挿し入れる。
「いくね」
 そして僕は腰を突き出した。

 ずぶずぶと音を立てるような錯覚とともに肉棒が埋まっていく。
「あぁぁぁっっ!」
 僕に貫かれながら、晶はのどの奥から声を出して身を震わせた。
 奥まで入れる。そのまま動かず、晶の感触を味わう。
「あっあああっ、あああっ……」
 入れただけなのに、晶のそこはヒクヒクとうごめき僕をキュッと締めつけた。
 ペニス全体に蠕動が伝わる。根元から先端へ、強く、時に弱く……。

「晶……」
 少しでも長持ちさせようと、晶の膣との角度を調節するため僕は肌を合わせた。
 そして後ろから手を回し、重力の影響で下を向いた乳房に手を伸ばす。
「あぁんっ、はぅっ!」
 艶めいた晶の声が浴室内でこだまする。
460晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:26:29 ID:od44qlXM
 その声に性感があおられる。
 もうしばらく晶の膣中を楽しんでいたかったが、あまりの愉悦に自然と腰が動いてしまった。
「ふわぅっ!」
 僕の抽迭に性感が刺激されたのか、晶の体がわなないた。
 それと同時に晶の膣中がより強く僕を絞る。
「くっ!」
 歯を食いしばって暴発をこらえる。

 なんとか射精はしのいだものの、これまでの恥戯で僕の限界はすぐそこまで来ていた。
「晶ごめん、我慢できそうにない……出すね」
 そう言うと僕は晶の腰をつかんで腰を振った。
 徐々に射精感が高まり、すぐに全体がしびれるような甘美な感覚に包まれる。
「はっ、あんっ! ひッ、ンんっ……くぅ、んッ……」
 晶の声も切羽詰まった感じのものに変わっていった。
 ……もう何も考えられない、イク……。
「晶っ! ……っっっっ!」
 それでも最後に意志の力で晶から引き抜く。

 直後、
ずびゅっ! びゅくっ! びゅびゅっ!………
 性のとろみが尿道を通過していく。
「うっ、むむっ、ぐっ」
 のどの奥でうめき、晶の白い背中を見下ろしながら精液を吐き出す。
ぴしゃっ、ぴちっ
 タイルに音を立てて白濁が降りそそぐ。
「はぁはぁはぁ……」
 絶頂の余韻を楽しみながら、僕はそのまま晶の背中にぐったりと身を預けた……。
461晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:26:52 ID:od44qlXM
 行為が終わる。
 晶はタイルにまき散らされた白濁を見ると
「膣中には出してくれないのね……」
 不満の色をにじませて言った。
「だって……妊娠したらまずいだろ?」
 晶は僕一人のものじゃない。大げさな言い方だけど、日本音楽界の至宝だ。
 そう思って言った僕に晶は思わぬ言葉を返してきた。
「……あなたの赤ちゃん、産んであげてもいいわよ」
「え? えっえっ?」
 いま晶は何を言った? 今の…結婚……って意味だよな?
「晶……それって……」
 僕の問いかけに、晶はいたずらっぽく笑って何も答えなかった。

 欲望の残滓を洗い流し、僕たちはバスルームを出た。
 ベッドに身を横たえて一息つく。抱き合う。口づけを交わし、ささいなことで笑いあう。
 性の歓びを覚えはじめた二人だ。あの程度で満足したわけではなかった。
 もっと晶と愛しあいたい……。僕は回復するまで晶を乱れさせようと思った。

「晶」
 名前を呼んで抱きしめる。
「……今度は暗くするわよ」
 そう言うと晶は僕の腕から抜け出て照明を操作した。
 部屋の明かりは落ち、ベッドサイドに小さな明かりだけが灯った。
 晶が戻ってくる。僕はその手を引いてもつれ合うようにベッドに身を倒した。
 見つめ合う。どちらからともなく静かに口づける。
 二人の唇はなめらかに合わさり、そのまま動かない。
 ゆっくりとした時間が流れていく。僕たちはそれに満足していた。
462晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:27:13 ID:od44qlXM
 晶がかすかに唇を開き、ほんの少しだけ舌を差し出した。
ちゅっ
 僕は舌先でそっと触れると、すっと舌を戻した。
 ……唇が離れる。
「どうしたの?」
 晶が目を開けて聞く。
「どうもしないよ」
「……そう?」
 何か言いたげな晶。
「ちゃんとキスしなかったのが不満?」
 瞬間、紅潮した晶が
「……ばか」
 小さく言ってまた目を閉じた。

 僕は指先で晶の唇に触れてみた。
「ん……」
 鼻を鳴らし、晶が僕の手を押さえる。
「もう……する気がないなら寝ちゃうわよ」
 晶のその言葉をさえぎるように僕は激しく口付けた。
「ん……」
 舌を絡ませ強く吸ううち、晶の抵抗は少しずつ弱まっていく。
 暖色系の明かりが安らぎを与える空間で、僕はだんだん淫らな気持ちになっていくのを感じていた。

 晶の唇の柔らかな肌触りと、僕の体に押し付けられるふくよかな胸の感触に興奮が高まる。
 僕は晶を抱きながら少しずつ股間に血液が集まっていくのを意識していた。
 それを晶の体にこすりつけるように動かす。
「んんっ、むっ……」
 身をよじるようにして声を上げる晶。
 ……どう思っているかはわからないが、拒んでいる感じはない。
463晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:27:34 ID:od44qlXM
 少しずつ唇を離す。
 晶が吐息を洩らす。
 かすかに潤ませた瞳で僕を見ながら
「乱暴なんだから……」
 小さくつぶやいた。

 晶の唇を指先でなぞる。そしてそれと入れ替わるように唇を合わせた。
 舌先で晶の唇を割り、そっと中に忍ばせる。
 すると、それを待っていたかのように晶の舌が伸びてきた。
 ねっとりと絡ませあい、強く吸いあって性感を高める。
 僕は晶の舌の裏を、晶は僕の上あごをそれぞれ刺激した。
 頭の芯がしびれるような強烈な快感に鼓動が激しくなる。
 唾液を交換する。歯列を舐めあう。唇を軽く噛んで肉欲をあおる。
 キスだけで達してしまいそうな陶酔に僕たちは心を奪われていた。

 つんと上を向いた形のいい乳房に手を伸ばす。
 キスだけでだいぶ気持ちが昂ぶっていたのか、晶の薄紅色の突起はすでに固くしこっていた。
 指先で乳首を転がす。指を立てて先端を揉むように加圧する。手のひらで乳首を押し込む。
 それと同時にもう片方の乳首を口に含み、吸い、唇でしごき、舌先で舐めまわす。
「ふんっ…んんっ!」
 声を立てずに晶が悶える。声を出すのを我慢しているようだ。
 その態度に僕の中の獣性が猛った。

ちゅぱ…んむっ、ちゅっ……むちゅ……
 執拗に乳首を攻める。
 一転して乳房のふもとをじわじわと攻め、触れるか触れないかの強さで頂上までなぞりあげる。
 乳輪に爪を立てるように軽く引っかき、乳首を優しくつまんでねじりあげる。
 触れたり離したりのバランスに気をつけ、乳房全体を何度もなぶった。
「くん…んふぅ……あっ! んんっ……」
 晶の声が少しずつ艶を帯びていった。
464晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:27:57 ID:od44qlXM
 手をすべらせ、引き締まった腹部から腰に移すと恥部を避けて太ももに移動する。
 太ももに指を這わせ、晶の情欲を誘うように刺激する。
「ねぇ……いじわるしないでよ」
 晶がそう言って腰を押し付けてきた。
「さわってほしいの?」
 耳元でささやく。
「……知らないわ!」
 僕の視線から逃れるように横を向いた晶が小さな声で言った。

 ゆっくりと股間に手を伸ばす。
 そしてきれいに整った淡い恥毛の中に指を侵入させると秘裂を左右にひろげた。
「あんっ……」
 僕の指が到達した瞬間、晶は小さな声とともにわずかに腰を浮かせた。
 指の腹を使って全体を揉みほぐしてから、肉ひだの合わせ目を指先でいじくる。
くちゅ……
 濡れた音が響く。いやいやをするように晶が首を振る。呼吸が気ぜわしくなる。
 続けて僕は淫靡な液体をたたえ始めた膣孔のまわりをグルグルと指先でなでた。
 その粘液を指に絡め、股間の小さな蕾をそっと弾く。
「ひゃんっ!」
 晶の体が跳ね上がった。

「晶……」
 名前を呼んで体を押さえつけるようにのしかかると、そっと膣穴に指を挿し入れた。
「ひぁ!」
 一瞬ビクンと体を痙攣させ、晶が僕にしがみつく。
 僕は静かに指を出し入れし、全体をゆっくりと揉みほぐした。
465晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:28:21 ID:od44qlXM
 内部からヌルヌルとした淫液があふれ、指先を濡らす。
 晶の恥ずかしい部分に目をやる。ほの暗い照明の中でも晶のぷっくりとした陰唇が目に映えた。
「ねぇ…口で……してあげる」
 自分だけ性器を見られているのが不満なのか、晶が言った。
 これまで何度か口でしてもらったことはあるが、晶が自分から言い出すのは初めてだった。
「……いいの?」
 男に服従させられているようであまり好きではない。
 ……前に晶はそんなことを言っていたような気もする。
 本当はいつもしてもらいたい。でも晶が嫌がることはさせたくない……。
「して欲しくない?」
「ま、まさか! ……お願い」
 今日は違うのかな? 気が変わらないうちに。そう思って頼んだ。
「ふふっ、素直でよろしい」
 そう言うと晶はするりと体勢を入れ替え、僕の股間に身体を移した。
 そうして手のひらで包み込むようにそっと触れる。

「固いわ……」
 勃起を何度かしごいてそう言うと、晶は顔を真っ赤にしながらゆっくりと近づけた。
 一連の緩慢な動作がじらされているようでドキドキする。
ちゅっ
 伸ばした舌が竿の中ほどに当たる。そのまま先端に向かって舐め上げていく。
「うぁっ!」
 ぞくぞくした快感が背すじを走り、思わず声が出る。
 そんな僕の様子を、晶は顔を上げて楽しそうに見る。

 ……つうっとくびれのあたりで舌先が離れた。
「いじわるしないでよ」
 もっと快感を得たい。そう思って晶に言う。
「ふふふっ、さっきのお返しよ……ちゃんとしてあげるから心配しないの」
 淫らな笑みを浮かべた晶はそう言って大きくそそり立った一物を口に含んだ。
466晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:28:43 ID:od44qlXM
「んむっ、ちゅっ……あむっ」
 唇をすぼませ、竿の根元を圧迫する。同時に舌は茎の裏側を左右に転がす。
 それだけじゃなく、のどの部分で亀頭をこすり上げる。
「ちゅっ……ぴちゅっ……じゅぽっ……」
 髪を前後に振り乱し、首を少し左右に振りながら顔をゆっくりと上下させる。
 浅く咥えたときには固くした舌先を先端の割れ目にねじ込むように舐めまわす。
 そして深く咥えこんだときは口の中のあたたかさを堪能させてくれる。
 動きそのものは激しくないけれど、晶の愛情を感じさせるフェラチオだった。

 それから晶は亀頭だけを口に含み、唇でくびれを絞り込むようにこすりたてた。
 ねっとりと唾液をまとった舌で円を描くようにカリを舐めまわす。
「ん…はぁ……ん、ふぅ」
 晶のなまめかしい吐息が吹きかかる。

 上目づかいに僕を見ながら『気持ちいい?』とでも言いたげなとろりとした瞳をする晶。
 僕は返事の代わりに軽くウェーブのかかった晶の髪を手に取る。
 そして指にからませたり、かきあげたりしてもてあそんだ。
 髪をなでながら、もう片方の手で耳をくすぐり、首筋にそっと指先を這わせる。
「やぁ……んんっ」
 その手に晶の手が重なる。そのまま指が絡みあう。
「ふん、ちゅっ……じゅる…ぷはっ……気持ちいいならおとなしくしてなさいよね……」
 ペニスから口を離し、僕を見上げ照れくさそうにはにかむ晶。続けて
「あなたの感じる声……聞きたいな」
 そう言いながら右手を下に移すと、袋を優しくもみしだいた。
 小指から人差し指にかけて波打つように動かし、二つの玉を転がして刺激する。
「うぅっ! あ、晶ぁ……」
 ……軽い痛みが快感へと変わっていく。
467晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:31:05 ID:od44qlXM
 晶はもう片方の手で陰茎を支えると、竿の側面を根元から丁寧に舐め上げた。
つつっ……つっ…つつつっ………
 先端まで行くとまた根元に向かって舌をうごめかす。
 別の生き物のようにうごめく舌が、てらりと光る跡を残して茎を這いまわる。
 そうして舌を上下させた晶は、何度目かに先端にたどり着くと縫い目をチロチロとくすぐった。
「うぁっ!」
 こらえきれずに快楽の叫びが上がる。
 そんな僕をうれしそうに見ながら、晶は亀頭についぱむようなキスを何度か降らせた。
くにっくにっ
 舌先で尿道口をこじ開けるように僕を攻め立てる晶。
 背すじをゾクゾクとした射精感が走り回る。
(ヤバイ……イキそうだ……)
「晶、イクっ! ダメだって……晶っ!」
 晶のあごに手を当てると引き剥がすように股間から離れさせた。

ビクンッ、ビクンッ
 何度も脈打ち、それでも射精だけは踏みとどまる。
「出していいのに……」
 不満そうに晶が答える。
「いやだ。晶の膣中に出したい」
 晶の目を見つめながらいうと、
「……ばか」
 赤い顔でそう答え、晶は目を伏せた。
468晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:31:27 ID:od44qlXM
 僕は身を起こすと、晶を横たえて股間に移動した。
 フェラチオで興奮したのか、晶の粘膜は鮮紅色に充血していた。それが僕の性欲をかき立てる。
(晶を抱きたい! ひとつになりたい!)
 これ以上は待てないというほど屹立した肉棒を、かき分けたひだの間に押し入れた。
「行くよ…晶……」
 晶が僕を見てうなずく。
くちゃ……
 小さな水音を立てて僕の先端と晶の肉ひだが合わさった。
「あっ……」
 無意識に晶が声を上げる。
「ふふっ……」
 僕はかすかに笑いかけると、晶の目を見ながらゆっくりと肉茎を沈めていった。

「あぁぁっ!」
 晶がのけぞる。
 狭い肉穴がこわばりを呑み込む際の摩擦が大きな快楽となって晶に襲いかかったようだ。

 根元まで収まる。
 強く締めつけながら、それでも僕を優しく包み込む晶の膣。晶の優しさとぬくもりを強く感じる。
 少し落ち着いたとはいえ、射精の直前まで感覚は高まっていた。性急な行為はあまりにも早い絶頂を意味する。

「動くね」
 僕は『あわてず、ゆっくり』と自分に言い聞かせながら晶の中で前後させた。
じゅぶっ、じゅぽっ、ずぷっ………
 あふれすぎた蜜がいやらしい音を立てる。
 出し入れするたびに、剛直が半透明の液体に濡れて光る。
 今にも垂れそうなほど豊富に液体をたたえた結合部が僕をさらに興奮させた。
469晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:31:48 ID:od44qlXM
「あっ、あっ……」
 かすかに乱れた息で晶が鳴く。
 あたたかく僕を締めつける晶の膣。
 心地よい抵抗感のある肉穴を勃起が前後するたびに快感が背すじを駆けぬける。
ぐちゅっ、ぬちゃっ、ぬぷっ、ずぷっ………
 僕の往復に伴い、結合部は淫らな音を立てつづけた。
「ほら、晶のここ、とっても恥ずかしい音させてるよ」
 僕の言葉に真っ赤に染まる晶。
「晶……すごくいい……気持ちいいよ……」
 思わず快楽の言葉が口をつく。
「はぁ、はぁ……私も、私も感じる……っっ!」

 僕は晶の腰を両手で引き寄せ、さらに深く、奥へ奥へと貫いた。
「ひゃうっ! きゅふっ……んんっ」
 嬌声と同時に晶の膣中が絶妙な蠕動を肉茎に伝えた。
 まるで精液を搾り取ろうとするかのような締めつけ。

「んっ……んんっ! ア……」
 悦楽の声を出し、晶が悶える。
「晶の中……とっても熱いよ……とっても気持ちいいよ」
「好き……あぁんっ、あぁン!」
 晶の息がどんどん早くなる。
「あ…ふっ! きゅっ……ン…あ、んッ!」
 腰の動きが自然と早まり、最後の瞬間に向けて気持ちがどんどん高まる。
470晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:32:11 ID:od44qlXM
「晶!」
 射精の衝動に支配された僕は夢中で腰を振った。
 いたわりとか気遣いの感情は消え失せていた。
 ただただ射精することだけを考えたオスの本能のみが僕の体を動かしていた。
「んんっ! ひんっ、くぅん……あぁぁっ! うぅっ……」
 それでも晶はよがり声を上げる。
(感じている!)
 僕はさらに大きく腰を使った。

 晶も腰を前後させる。僕の抽迭と同調した動きで二人で腰をぶつけ合う。
 僕が肉棒を押し込むと晶も腰を突き出し、引き抜くと腰を引く。
 それが目もくらむ快感となって二人を包み込んだ。
「あっ、はっ…んんっ! くぅ…あんっ、んんっっ!」
 次第に晶の上げる声の間隔が短くなり、大きさも強まる。
 腰の動きも積極性を増し、それが僕に大きな快感をもたらした。
 中の締め付けも奥まで差し入れたときに最も激しくなり、僕にもだんだん限界が近付いてくる。

「晶……イキそうだよ……」
「私も…私もイッちゃう! うんんんっっ! イクっ! あぁーーーー!!」
 苦しげな息で晶が言い、絶叫した。
 その痴態を見た途端、せつない感覚が僕を襲った。一瞬、目の前が真っ白になる。
(ダメだ! 出るっ!)

「晶っ!」
 最後の瞬間、僕は晶の奥に深く強く突き立てた。
びしゅっ! びゅびゅっ! どぴゅっ! ずぴゅっ!………
 ……晶の一番奥に向かって大量の精液をほとばしらせ、僕は果てた。
471晶 誕生日SS改訂版:04/12/06 12:32:35 ID:od44qlXM
 たっぷりと精液を射ち出し、僕はようやく落ち着きを取り戻していた。
 ティッシュを取ろうと身を離す。
 僕が戻ると、晶は自分の膣口からあふれた白濁を指にからめていた。
「いっぱい出たわ……出しすぎじゃない?」
 大きく息をついて晶が言う。
「……うん」
「さっきも出したのに……ずっと…我慢してたの?」
「いいだろ、そんなこと」
 実際この日のために禁欲していた。だけどそれを知られるのは照れくさかった。

「膣中に出してくれたわね……」
 満足そうにそう言った。
「……うん」
「なぁに、子供ができるの怖いの?」
 浮かない顔の僕を試すように、じっと目を見ながら晶が聞いた。
「まさか! ……でも本当に僕とでいいの?」
「もう! 私が選んだ人なんだからもっと自信持ってよね」
「……うん」
 まだ学生の僕に晶と子供を養う自信はなかった。その思いが言葉を濁させる。
 そんな僕の気持ちを見透かしたように、
「それにね、今日はできない日なの。……安心した?」
 そう言って晶はにっこり笑った。
「……えぇ?」
 気が抜けた僕に構わず
「でもあなたの赤ちゃん産んでもいいっていうのはホントの気持ちよ……大好きよ」
 そう言いながら僕の胸に顔をうずめた。

        おわり
47269 ◆49EtSB976. :04/12/06 12:33:03 ID:od44qlXM
最近なぜだかモチベーション低くてSS書いてませんでしたが、ようやく「その気」になったみたいです。
晶の処女喪失SSや若菜の3日目もいま書いてます。もうしばらくお待ちください。
473名無しさん@ピンキー:04/12/06 15:50:54 ID:4qu7NDWw
69神様、どうもご馳走様です!
474名無しさん@ピンキー:04/12/06 18:01:06 ID:P4r4tKAS
作者の方々、どれもGJ!!アリガタヤ
が、リョジョークモノが欲しいなあ。
475名無しさん@ピンキー:04/12/06 20:55:00 ID:SNP7x2Rr
69様改訂版最高ーーでした!増えた箇所がいきなりお風呂でHにフェラ。
とどめに晶がイクと叫んでくれて感涙ものです。リクエストしてもここまで
希望通りにはなりそうもないってぐらい良かったです。感謝感激です。
晶の処女喪失SSや若菜も楽しみにしています。
476『金沢にて』:04/12/06 21:23:55 ID:IQUTB7Vs
 「う……ん……ここは?」
  美由紀が目覚めたのは、見知らぬ場所だった。
  薄暗く、空気の湿った場所だった。窓はなく、唯一の灯は古臭い笠付きの裸電球ひとつだけ。わだかまる闇を全て追い払うためには、それはあまりにも心もとなかった。
  奇妙な、落ち着かない香りが満ちている。体の芯が妙に熱い。
 「おや、目覚めたようだね、お嬢ちゃん」
  声のかけられた方を振り向こうとして、体をいましめる縄の存在に気づいた。背中に回された両手首が全く動かない。
 「な、なに?」
  あわてて身を揺さぶるが、しっかりとかけまわされた縄がゆるむはずなどない。見れば手描き友禅の繊細な絵柄が彩る胸元に、麻縄が幾重にも巻きついていた。
 「なに? なんなの? 私、どうなってるの?」
  狼狽しきった美由紀は、わけもわからず叫び出す。ふだんは落ち着いたしっかり者と評される美由紀だが、こんな異常事態において我を失わずにいられるはずなどあるわけがない。
 「お嬢ちゃんはね、攫われて閉じ込められたのさ」
  ふたたび男の声がかけられる。
  ハッと視線をそちらに移すと、太い木を組んだ格子の向こうにゴマ塩頭の中年男の姿が目に入る。どこかで見た顔だ。
  眼鏡の奥で、聡明さに輝く眼が細められた。記憶を探っているのだ。細められた眼が開く。
 「あなたは……」
 「ようやく思い出したかい」
  それはたしかに先ほど乗ったタクシーの運転手だった。
 「なぜ、こんなことを」
 「お嬢ちゃんが可愛かったからさ」
 「……お金なら、父がきっと出してくれます」
  美由紀の家は、金沢でも知られた老舗の呉服問屋だ。したがって、それなりの資産もある。
 「悪いが、わしが欲しいのはお嬢ちゃんそのものなんだよ」
  そう言ってにやりと笑う。人の好さそうな相貌が一変して、好色な相が剥きだしになった。
477『金沢にて』:04/12/06 21:24:32 ID:IQUTB7Vs
 「ひいっ」
  男の欲望を、いきなり無垢な処女の身に叩きつけられ、美由紀は言葉を失った。
 「八十平さん、あんまり脅かしちゃあ、可哀相じゃありませんか」
  澄みわたった声が、薄暗い空間に響いた。
 「千鶴様。いや、でもこのお嬢さんがあんまり可愛いもんだから、つい……」
  ぽりぽりと頭を掻くがっちりした男の姿の影から、瀟洒な人影が別れ出た。
  若く、美しい女だった。
  ほっそりとした眉。きれの長い目。筋の通った鼻梁。薄く引き締まった真紅の唇。そして、切り揃えられた長い黒髪。
 「ひっ」
  ふたたび美由紀が息を飲む。
  闇に浮かぶが如き白い面貌は、作り物のように整い、やはり作り物めいた美しい黒髪に縁どられていた。人と言うより闇が産んだ妖かしのように感じられる、そんな美しさだ。
 「まあ、私を見て驚くなんて、失礼ね」
  千鶴と呼ばれた女がすねる。
  ひどく藹たけて見えた表情が、とたんにあどけなさに取って代わられた。
 「ははは。千鶴様が美しすぎるからですよ」
  八十平と呼ばれたゴマ塩頭が苦笑を浮かべる。こちらも、恐ろしげな好色さが霧消して、人の好さ丸出しといった風情になる。
 「それにしても、真面目そうなお嬢さんね、八十平さんの好みにぴったり」
 「へっへっ、千鶴お嬢様にはかないませんな」
 「か、帰してっ!」
 「ごめんなさいね。しばらくは帰してあげられないの」
  本当にすまなそうに言う。
 「そ、そんな……」
  がちゃり、と音がして、ごつい格子の一部が開き、ぬう、と八十平のいかつい体が中に入ってきた。
478『金沢にて』:04/12/06 21:25:02 ID:IQUTB7Vs
 「な、なにを……」
 「お嬢ちゃんみたいな可愛い娘を虜にしたら、男のすることなどひとつしかない」
 「や、やめてください。お、お金だったら……」
 「ふふ、いいかい、お嬢ちゃんにはお金になんか替えられない価値があるんだよ」
 「い、いやあっ。それだけはいやあっ」
  首を振りながら叫びちらし、不自由な身でいざるようにずり下がる美由紀。八十平はあえてゆっくりと近づいてゆく。
 「あ、ああ……寄らないで……来ちゃいやッ」
  だか、すぐに壁に行き当たり、美由紀はまさに進退きわまってしまう。
 「ふふ」
  ほくそえみながら、八十平がたくましい両腕に美由紀の肢体を抱きとる。
 「いやあっ。お願い、かんにんしてッ」
  叫び、身悶える美由紀。だが、かよわい女の、それもいましめられた身での抵抗などなにほどのものでもない。
  それはぴちぴちとした生きのよさを示して、釣り上げた八十平を悦にいらせるだけの物でしかない。すぐに美由紀の体は八十平のあぐらの上に抱きとられてしまう。
 「さて、それじゃあそろそろ本格的にお嬢ちゃんを頂くとするかな」
  怯えさせるようにわざわざ声をかけてから、八十平は膝に乗せあげた美由紀の肢体を、ぐっ、と力をこめて抱きしめる。
 「ひいっ」
  好きでもない中年男の腕の中に抱きすくめられた美由紀は、もう生きた心地もしなかった。腰の下に熱く高まった男を感じさせられるのが、男を知らぬ清らかな身をさらにすくませる。
  八十平がそのまま襟足へと顔を寄せる。
 「いかが? 八十平さん」
  いつのまにか寄ってきた千鶴が声をかける。
 「へへ、生娘の匂いがしますな」
  陰湿な座敷牢に満ちた奇妙な香の香りに混じって、甘酸っぱさをふくんだ健康的な汗の香が立ち昇っていた。
479『金沢にて』:04/12/06 21:25:29 ID:IQUTB7Vs
 「よかったわね、お嬢さん、いい匂いだそうよ」
 「いやあッ」
  体臭を嗅がれ、耳元でそれを評された恥辱に美由紀が呻く。たとえどんなに誉められようと、自分の匂いについてあからさまに語られるなど、恥辱以外のなにものでもない。
  この妖しげな美女は、同じ女としてその恥辱を十分わかっていながら自分の屈辱を煽り立てる言葉を口にしているのだと、美由紀は直感的にさとっていた。
 (いじわるな人……)
  そう思いはするものの、奇妙な無邪気さを漂わせるこの女性は、不思議と憎しみの心を湧かせない。
 「お嬢さん、お名前は?」
  小首をかしげて、黒く耀く瞳で見つめながらたずねてくる。
 「美由紀、保坂美由紀というそうです」
  口をつぐんだままの美由紀に代わって八十平が答えた。
 「そう、美由紀ちゃん。とってもお似合いの名前ね」
  そう言って小さく笑みを浮かべる、その様がひどく艶っぽい。
 「さて、そろそろ隠しているものを見せてもらおうかな」
  八十平の手が縄に締めあげられた友禅の打ち合わせへとかかる。
 「いや、いやッ」
  必死で叫び、身をよじるが、あっというまに両の襟に手がかけられる。
 「ああっ」
  グイ、とばかりにかきひろげられた。
 「まあ」
  千鶴が感嘆の声をあげる。
 「ほう」
  八十平もまた同様だ。
480『金沢にて』:04/12/06 21:25:57 ID:IQUTB7Vs
  職人が丹精こめて描いた友禅地の合間からまろびでた乳ぶさは、予想を超えた量感にみなぎっていた。白いレースのお洒落なブラジャーの中に、若さをたたえた肉がみっしりと詰まっている。
  かけまわされた縄と、絹地の襟足の締めつけとに根を締め上げられて、本来の量感を増してしまっているのだ。
  さらに鎖骨を浮かせた首すじや、くつろげられた襟足が引っかかったままの肩口が、薄く華奢なつくりなだけに、なおさらそれがきわだって見える。
 「これはまたずいぶんと立派なおっぱいだ」
 「やめてえッ。は、恥ずかしい……」
  人によっては誇りになるであろう立派な乳ぶさは、生真面目な美由紀にとっては恥辱の源でしかなかった。
  みっともないとまでは思わなかったが、大きすぎる乳ぶさは自分の肉体の中でも最も恥ずかしい部分として美由紀自身の内で意識されてきたのだ。
 「ふふ、真面目そうに見えるけど、体はとってもいやらしいのね」
 「……」
  ずばりとコンプレックスを指摘され、美由紀は真っ赤になって黙りこむ。
 「あ、ああッ……やめてッ……かんにんしてッ……」
  だが、黙りこんでいる余裕はなかった。すぐさま八十平の手が、ブラジャーの上からその感触を確かめ始めていた。
 「いかが? 八十平さん」
 「いやあ、見事なもんですなあ。ほら、手にあまるとはこのことです」
  言いながら両の乳ぶさをわしづかみにして見せる。なるほど柔らかい肉のかたまりが広げられた指の間からこぼれている。
 「くうッ……」
  美由紀はあまりの屈辱に、唇をかみ締めるばかりだ。
 「これはさっそく直に調べて見ませんと……」
  そう言いつつポケットの中から小さなナイフを取り出す。パチンと刃を立ると、いったん美由紀の目にそれを示す。
481『金沢にて』:04/12/06 21:26:25 ID:IQUTB7Vs
 「動くなよ。肌を傷つけちまうからな」
  そして、おもむろに、くっきりと谷間を描く、胸の谷間に刃をくぐらせる。小さくとも鋭い刃先が、二つのブラカップのつながりを、アッサリと切り離す。とたんに内側の圧力によって、はじけるように左右に分かれる。
 「いやあッ」
  叫ぶ美由紀。だが、恥ずかしがって身をゆするたびに大きな乳ぶさをふるふると揺らしてしまい、好色な男女の目を楽しませてしまう結果を招く。
  それは、二人をともに魅入らせるだけの乳ぶさだった。
  磁器のような肌の白さといい、繻子のような肌目の細やかさといい、そしてポッチリ桜色の乳首といい、まさに処女の初々しさを体現した乳ぶさであった。
  しかも、それが男の手にあまらんばかりに若さをパンパンに詰めたその量感を漲らせいるのだ。さしもの二人ががしばし責めの手を休んで見惚れてしまうのも無理はなかった。
  だが、いつまでもそれだけですむはずなどない。すぐにごつい両手が柔らかい肉をつかみしめ、思う様ねぶり始める。
  それは子供が粘土遊びをするようなものだった。手にあまるほどの柔肉を、気の向くままにひねり、変形させる。それが血の通った人の肉であることなど、全く意に介さないと言うような扱いだった。
  八十平はただ夢中になってその柔らかい肉の感触を楽しんだ。
  見る以上に、触ってこねまわす感触が素晴らしい乳ぶさであった。ただ手の中で弄ぶことそのものがひどく心地よいのだ。
 「ふふ。もう夢中ね、八十平さん」
 「や、これは……お恥ずかしい。つい夢中になりました。心底柔らかいのに、張りがあって手応えもある。こうしているだけでも至福ですな」
  そう言いながらも両手は休むことなく乳ぶさの感触を味わっている。すっかりご満悦の八十平とは対照的に、美由紀は眼鏡のかげの大きな瞳からはらはらと涙をこぼしていた。
 (ごめんなさい……)
  声にも出さず、美由紀は謝っていた。
482『金沢にて』:04/12/06 21:27:01 ID:IQUTB7Vs
  今こそはっきりとわかる。自分はあの東京から来る少年に恋しているのだと。「こんな男に触られるくらいなら」とっさに脳裏に浮かんだ姿は、まさしくあの少年の物に他ならなかった。
  だが、もう遅い。恥ずかしいほどに豊かに実った乳ぶさは、中年男のあらけない手に蹂躙されてしまった。もちろん、それだけで済むはずもない、きっと純潔もこの男に奪われてしまうのだ。
 「あら、どうしたの? 好きな人のことでも思い出したのかしら」
  千鶴の勘は相変わらず鋭い。ずばりと指摘され、一瞬美由紀の面貌に狼狽の色が浮かび、指摘の正しさを伝えてしまう。
 「心配することはないわ。大丈夫、そのうちお家にも帰してあげる。その人にもまた会えるわ」
  にっこりと微笑む。同性である美由紀ですらとろけてしまいそうな、そんな笑みだ。
 「それにね、初めては慣れた人にしてもらうのが一番いいのよ。たっぷりと感じられる体にしてあげますからね」
  だが、その笑みはそのままに、すぐさまそんなことを言って怯えさせる。あきらかに、この美しい女性はなにかがズレていた。どこかが壊れている。
  むしろ、自分を抱きすくめている男の方が、単純な獣欲にもとずいていると思われる分、常識的な気すらした。
 「あのね、こう見えて八十平さんは女の子の扱いはとってもお上手なのよ。きっと美由紀ちゃんもすぐ気持ちよくしてもらえるわよ。ね、八十平さん?」
 「もちろんですよ、お嬢様」
  そう答えるや否や、八十平の手付きが変わる。ただ蹂躙して弄んでいた手が、感覚を呼び覚ます丁寧な愛撫になってゆく。
  感じたくなどなかった。もしこんな男の手に感じてしまったら、きっと自分が許せなくなると美由紀は思った。もう二度とあの少年に顔向けできなくなると思った。
  だが、八十平の手は千鶴が言ったように巧みに動いた。
  さわさわと撫でさすり、ゆるゆると揉みこむ。緩急自在に変化して、敏感な柔肌を微妙に刺激してくる。胸の奥に火が灯り、少しづつ熱がこもりだした気がする。
  狭い部屋に満たされた奇妙な香りが、なおいっそう狂おしい気持ちにさせる。
  美由紀は知らなかったが、この地下牢に焚きこめられている香は、嗅ぐものに性欲の更新と性感の増大をもたらす鬼川家に古くから伝わる淫香なのだ。
483『金沢にて』:04/12/06 21:27:38 ID:IQUTB7Vs
 「はあ、はあ」
  いつしか美由紀の息が荒くなっていた。淫香の効果か、八十平の巧みな愛撫ゆえか、体の底に灯った火が、ますます熱く燃えはじめていた。
 「ねえ、八十平さん、片方私に貸してくれない?」
  見ているだけでは手持ちぶさたなのか、千鶴がねだる。
 「どうぞとうぞ、お嬢様」
  自分の体がまるで物でもあるかのようなそのやりとりが美由紀の心を傷つけるが、頭の芯がボウと霞みはじめていて、なんだかどうでもいいことのようにも思えだす。
 「ああっ」
  甘い声をあげてしまった。
  八十平のゴツゴツとした手とは対照的な、千鶴の繊手の優しい感覚が、本当に気持ちよかったのだ。
  美由紀のからだに取りつく男女が、言葉を出さず、視線のみを見交わしてほくそえんだ。だが、美由紀には、そんな二人を省みるゆとりはもう残されていない。
 「ヒッ」
  息を飲んだ美由紀は、グッと背すじを反り上がらせた。はからずもおもちゃにされている胸を突きだし、八十平に深く体をあずけた格好になる。
 (な、なんなの……?)
  美由紀は自分の身に何が起きたかわからなかった。もてあそばれる乳ぶさにピリッと鋭い電流が走った。それが彼女の知覚の全てだった。
  実は八十平が、柔らかな肉の頂きでいつしかツンとしこり立った乳首をちょっぴりひねってみたのだった。
 「大きいのは鈍いのが多いんだが、お嬢ちゃんのは違うようだな」
  耳元で息を吐きかけるようにして囁かれる。
 「感じやすいのは、女の子にとって幸せなことなのよ」
  千鶴はそう言って、唇を先ほどとは反対側の乳首へと近づける。
 「くッ」
  軽くくちづけられた美由紀の体がふたたび反る。
 「うッ、うッ、くうッ……ヒイーッ」
  かさにかかって敏感な蕾を責めはじめた二人によって、美由紀の体が羞ずかしく躍る。
484『金沢にて』:04/12/06 21:28:10 ID:IQUTB7Vs
 「や、やめて……いや……ああッ」
  秀でた額に汗を浮かべながら、ただ首を振って与えられる刺激に翻弄されるばかりの美由紀。
 「さて、そろそろいちばん肝心な場所を見せてもらおうか」
  そう言いながらあぐらの上から美由紀を抱き下ろし、下半身の方へと移動する。
  美由紀はこれまでの軽い責めだけで、はあはあと息を荒げて先端の桜色を唾に濡れ光らせた乳ぶさをふるふる揺することしか出来なくなっていた。
  そんな風情の美由紀の上半身に、千鶴が添い寝するように覆い被さる。
 「可愛いわ、美由紀ちゃん」
  そして、がっくりと力を失った首に腕を差し入れてかきいだき、あらく息を吐く唇にくちづけする。
 (ああ、そんな……)
  初めてのくちづけだった。こんなことならあの犀川のほとりであの少年にキスをせがめばよかったと思った。雰囲気は盛りあがっていたのに、彼女の潔癖さが土壇場でそれを拒ませたのだ。
  だが、意に染まぬ初めてのくちづけは甘かった。美しい年上の女性の唾液は甘く、舌は柔らかく、ただひたすらに美由紀の内に切ないものを呼び起こす。
  荒い息を吸い取られ、口の中を探られた。甘い唾液をトロリと流しこまれ、縮こまった舌を絡めとられた。
  だが、下半身に起こった違和感が、美しい同性とのくちづけにうっとりとなっていた美由紀を現実に引き戻した。
  腰回りにとりついた八十平が、腰の打ち合わせを大きくくつろげて彼女の下半身を剥き出しにしていたのだ。気づいたときにはもう彼女の下半身は腰回りまですっかりゴマ塩頭の中年男の視線に晒していた。
 「む……ああッ、いやッ、見ないでッ」
  あわてて重なり合っていた唇をふりほどいて叫ぶ。
 「ふふ、いい腰つきだ。おっぱいと一緒で思ってた以上にむっちりしてる」
  あからさまな指摘が美由紀の羞恥を煽る。だが、繊細な筆致で描かれた藤の花びらの合間からからこぼれる絖白い下半身は、たしかに八十平の言葉通りにむちっとした若々しい肉で張りつめていた。
485『金沢にて』:04/12/06 21:28:37 ID:IQUTB7Vs
 「いやッ、いやッ」
 「さあて、お股の具合はどうなってるかな」
 「ひいッ……いやッ、かんにんしてッ」
  股を割られる感覚に必死で抵抗するが、すでに感じ初めて力の抜けている少女の抵抗をガッチリした中年男が意に介すはずもない。あっけなく膝を割られ、股の奥まで外気の侵入を許してしまう。
 「ああッ」
  内腿に風の流れを感じさせられ、その心細さに美由紀が声を搾る。彼女の最も恥ずかしい部分を守る物は、残すところ薄い和装用のパンティの白布一枚のみだ。むきだしにされたその中心部に、縦長のシミが出来ていた。
 「千鶴お嬢様、この娘、濡れてますよ」
 「あら、本当に」
 「いやッ、恥ずかしい」
 「ああ、ほんとに恥ずかしいな。男を知らない生娘のくせに、お乳を揉まれただけでお股を濡らしちゃうんだものなあ」
  美由紀の羞恥を煽ろうと、八十平がなじる。
 「ああッ」
  羞らいに火照った顔を手で隠そうとしても、後ろ手にいましめられた身とあってはそれもかなわず、ただくなくなと首を振ることしかできない。
 「おませさんなのね、美由紀ちゃん」
  さらに耳元で千鶴が囁いて追い打ちをかける。美由紀は力無く首を打ち振り、ただ顔を真っ赤に染めるばかりだ。
 「あッ、そ、そこはッ」
  ついに言葉だけではなく、確かな感触を羞じらいの中心に感じた美由紀が声を上げた。
 「いやッ、触っらないでッ」
  なぞりあげられることで、彼女自身もそこが羞ずかしくも湿っていることをいやもおうもなく知らされる。かすかに響く湿った音が、さらに羞ずかしさを高める。
 (なんでこんなに……)
  自分の体が信じられなかった。見知らぬ男女に乳ぶさをもてあそばれて、股間を湿らせてしまうような、そんな淫らな体だったなどとは思いたくなかった。
486『金沢にて』:04/12/06 21:29:32 ID:IQUTB7Vs
 「ああッ、とらないでッ」
  ついにパンティのゴムに八十平の手がかかる。必死になって身をよじっても、薄っぺらいパンティはあっさりととお尻からめくられ、膝のあたりでちぢこまる。そのまま足袋の足先から抜きとられてしまった。
  手の中でちぢこまるものを鼻先へともっていった八十平は、ひとしきり息を大きく吸ってみる。
  処女の香りがした。甘酸っぱいその香りに思わず目が細まる。これから自分によって処女を失う少女の、これが名残の香りであった。八十平は貴重な記念品をポケットへと潜ませた。
 「さて、それじゃあ可愛い××××がよく見えるようにしようかね」
  美由紀の体を見おろしながら、八十平は新たに手にした縄をしごいた。
  今ですら後ろ手にがんじがらめにくくしあげられているというのに、さらにくくられると知った美由紀は、泣き叫びなが暴れだす。
  だが、そんな生贄の少女の抵抗は、むしろ八十平の嗜虐心をあおるばかりだ。にやにやとした笑みを浮かべながらバタつく脚をとらえると、膝を深く折った形にそれぞれの脚を固定してしまう。
  続いて背後にまわって上体を起こしてやり、太腿とふくらはぎをともに巻き上げた縄尻を手繰る。すると、膝を屈した下肢が背後に向かって引かれ、胸へと押しつけられ、膝を外にして開いてゆく。
  自分のとらされようとしている格好のおぞましさに気づいた美由紀は、声の限りに泣き叫び足袋に包まれた爪先を蹴りたて腰をよじり顔を振りたてた。だが、そんなことで縄を引き絞る男の力に抵抗することはできない。
  遂に縄がけされた太腿を、乳ぶさに触れんばかりに引き絞られ縄留めされて、魂も失せんばかりの呻きを絞り出した。
487『金沢にて』:04/12/06 21:30:20 ID:IQUTB7Vs
  美由紀の股はすっかり開ききってMの字を描き、外気に触れたことのない股のあわいをあからさまに曝していた。
  麻縄によって強制された姿勢に突き出したよう格好になっているそこは、肉付きの良い太腿に押されて恥ずかしい肉の丘の盛りあがりがさらに誇張されたように見える。
  こらえきれぬ羞恥に爪先が曲げられたり伸ばされたりするたびに、固定されて動けない内腿の筋肉にも力がこもって鼠蹊部をひくひくとうごめかせる。
  それとともに淡々と芽生えた柔らかな絹草がふるふるとそよぎ、ひとすじ綺麗にとおった縦割れがうっすら開いて、繊細なたたなわりがおののく様を見せていた。
  美由紀の体は心ならずも薄暗い地下牢で花開かされることとなった。豊かに実った乳ぶさと太腿を曝しあげられ、その中心部では雌蕊が馥郁たる蜜の香りを立ち昇らせていた。
薄暗い中にも真っ白に咲いた肉の花は、それにまとわりつく絹地の藤の花よりもより一層蟲惑的であった。
  それはたしかに美しい一輪の花といえたが、その当人にとっては地獄でしかない。花も羞じらう年頃の少女が、無遠慮な中年男の目に無垢のいのちをさらけ出しているのだ。美由紀が魂を絞るような泣き声を洩らしているのも無理からぬことであった。
  だが、八十平にとっては、無垢な少女が見も世もない屈辱の果てに絞り出す、この涙こそが宝なのだ。いくら見ても見飽きぬ眺めなのだ。たえだえに流れる少女のすすり泣きも、耳に心地よい調べであった。
  八十平は仰向けに広がっている美由紀の股と向きあって腰を据えた。こわれものにでも触れるように、内股を撫でる。
 「ああ……」
  ブルッと美由紀が身ぶるいする。豊かな感性と想像力とが、今は彼女にわざわいした。これから自分の身に加えられる凌辱が脳裏に浮かび、恐怖を高める。その恐ろしさに綺麗に切り揃えられた髪を薄縁によじりつけるように頭を振りたてた。
 「もう、やめて……」
  次第に腿の付け根へと近づいてゆく手の動きに、声が脅えて引き痙った。
 「いやッ……いやですッ……」
  美由紀は切羽詰った泣き声を張り上げた。
488『金沢にて』:04/12/06 21:30:47 ID:IQUTB7Vs
  だが、必死の哀訴が聞き入れられることはなかった。
  八十平は固唾を呑みながら、両手を透きとおるような処女の内腿へと這わせ、その付け根へと下げてゆく。下げるにつれて、鼠蹊部の痙るような悶えが激しくなり、泣き声がうわずった。
  今、八十平の眼下に、おそらく自分の眼で確認されたことすらないであろう処女地が拡がっていた。肉付き豊かな腰つきに反して、そこはまさに処女地と呼ぶにふさわしい光景だった。
  ホッカリと盛りあがった丘は、すんなりと伸びた繊毛にかろうじて覆われている。まばらなそれが左右にわかれたその中を、まっすぐな縦割れがひとすじ通っている。
  かすかに開いた縦割れの中からは、初々しいサーモンピンクの花びらがわずかにはみ出している。
  透明感のある花びらが合わさるその上方では、莢の影からさらに淡い色合いの小さな尖りが覗け、さらに下方へと視線を移せば、縦割れの終わるその奥に、菫色のもうひとつの花すらもうかがえる。すべての羞恥をさらした、残るくまとてない完全な開帳であった。
  百戦錬磨の八十平をして思わずひととき手を止めさせるほどに、美由紀のそこのたたずまいは清らかだった。
  そうしてただ視線によって炙られただけで、消え入りたげな忍び泣きが流れ、かぼそい絹草が揺れ、花びらのたたなわりが震え、蕾が息づく。
  そんな愛らしいおとめのいのちが、踏みにじられる恐れにすくんでかすかに喘ぐその様が、八十平の興奮をいやがうえにもそそり上げる。
 「素直な生え方をしているね。いかにも真面目なお嬢ちゃんらしい」
  ふっくりした丘を手のひらにくるむようにして、絹草のそよぎを確かめる。
 「ひひッ」
  ついにいのちの中心に触れられた美由紀は、おそろしさのあまりに泣き声すらも引き痙らせてしまう。身を固くして反りあがる美由紀の耳元で、やわらかい声が囁いた。
489『金沢にて』:04/12/06 21:31:11 ID:IQUTB7Vs
 「大丈夫。体の力を抜くのよ。すぐにいい気持ちにしてあげるから」
  いつのまにか背後にまわっていた千鶴だった。そっと抱きあげると、ぷつぷつと鳥肌を浮かべた乳ぶさに手を伸ばす。豊かな乳肌をやわやわとなでさすり、耳元や首すじに優しく口づける。
 「ああッ、んッ……」
  淫香に昂ぶらされた体は、美しい同性による優しい愛撫に反応し、甘い快感を得てしまう。唇を漏れる泣き声にも、甘いものが入り混じる。
  同時に八十平も動き始める。そっと縦割れの両側に指を置き、慎重に力を加える。かすかな湿りにまみれた繊細な花びらがゆっくりと開き、おとめの秘密をを男の欲望の視線に饗してしまう。
  ついに体の内側にまで外気を感じた美由紀がああっと声を上げて身をゆすった。眼鏡の奥でぎゅっと閉じられ、目の端からはらりと涙が流れ落ちる。
  透けるようなピンクの花びらがそそり立ち、その奥をかすかに覗かせる。より鮮やかに透けて見える血の色が、八十平の血をもたぎらせる。
  興奮に駆られた指先にさらに力がこもると、かすかに光る糸を引きながらぬめった花びらが大きく割れ、奥のくぼみを灯の元にさらけだす。
  おびえ羞じらって消えも入りたげにおののく小さな肉の口が見えた。もう一段奥には口を開けた淡い色の膜が張られているのも見える。間違いなくそれは処女膜だった。
  八十平はゴクリと喉を鳴らした。何人もの女をこの座敷牢で弄んできたが、処女にありつくのはこれがはじめてなのだ。
  もうこの世に生娘などいないのかと諦めかけていた矢先である。すっかり大人の豊かな体つきながら、美由紀のそこはまさに男が夢見る処女のいのちそのものであった。
  ようやくめぐり逢えたと言う気持ちも含めて、八十平にとっては何にも勝る宝物だと思えた。
 「綺麗な××××しているね。お嬢ちゃんの育ちのよさ、心根のまっすぐさがソックリここに出ているよ」
  自分でも見たことのない場所を誉められても、美由紀にはなんの感慨も抱けない。ただ恐ろしさに腹を波打たせ、羞ずかしさに肌を桜色に染めるばかりだ。だが、そうやって下腹をうごめかせる様こそが八十平にとっての眼福だった。
490『金沢にて』:04/12/06 21:31:38 ID:IQUTB7Vs
 「自分ではしないの?」
  千鶴が訊く。
  美由紀はあわててかぶりを振る。
 「好きな殿方がおられるのでしょう? その方を想ってしたりしないの?」
  さらに問い詰められた美由紀の顔に、さあっと紅色が散る。
  したわけではない。したわけではないが、しようとしたことならばある。そう、あの少年を想って。
  だが、結局実行に移すことはなかった。そうすることで想いが汚されるような気がしたからだ。そう考えてしまっただけでもしばらく自己嫌悪でへこんでしまったくらいだ。だから、一層強くかぶりを振った。
 「あら、じゃあ自分でもそこに触ったことがないのね」
  訊くともなしに洩らした千鶴のそんな言葉に必死でうなづいて見せる。
 「おやおや、今時珍しいお嬢さんだ。ここはひとつ腕によりをかけて女の悦びを教えて上げなくてはいけませんな」
  誰も触れたことのない清らかな処女地をこれから無理やり汚し尽くせる悦びに、八十平の血は今にも湧きかえりそうだ。まるで覚えたての頃のように湧き立つ血に内心苦笑しつつ、両手でくつろげた部分へと面を伏せてゆく。
 「ヒイーッ……い、いやあッ……」
  魂切るような悲鳴が響き、腰が躍り、白い喉が反った。後ろから抱きかかえる千鶴の腕の中で、美由紀は悲鳴をあげのたうちまわる。
  八十平の舌が花びらを這っていた。にじみ始めた蜜をこそぐようにして繊細な部分をなぞってゆく。
 かわりにつばきをタラタラ流して濡らしながら、処女の蜜の味と香りを堪能する。
 (これはたまらん)
  薄く繊細な花びら、たたみこまれたとろけんばかりに柔らかい襞、立ち昇る百合の花にも似た匂い、そして舌先にかすかに感じる甘酸っぱい蜜の味。
 (まだまだ足りんな。もっとだ)
  美味な蜜をさらに絞り取ろうと、舌先をさらに深く抉り込ませ重なり合った襞をかきわけ、奥から頂点へと向かって舌を跳ね上げて、襞の集まる先にある小さなしこりを軽く撫でる。
491『金沢にて』:04/12/06 21:32:08 ID:IQUTB7Vs
 「ヒッ」
  ビクンッと腰が痙り、全身が反る。シャワーのしぶきが直接当たっただけでもビクリとなる所だ。そんなおそろしいまでに感じ易い部分に直接触れられたのである。
 「やめ……」
  その部分の感覚を全く知らない美由紀がおびえるのも無理はない。だが、やめてと告げることすら許されなかった。
 「ひあッ」
  今度は反りあがったことで突き出された乳ぶさの先端を千鶴の細い指がつまんだのだ。そのまま白い指の間でこりこりと弄ばれる。そのたびにぴりぴりとした電気のような感覚が胸の奥へと走ってゆく。
  二人がかりの巧みな愛撫に翻弄され、美由紀はもう言葉を吐くことすらかなわない。かぼそい泣き声をもらしながら脾腹をあえがせ、いましめられた体をくなくなとゆさぶるばかりだ。
 「気持ちいいのね、美由紀ちゃん。とっても可愛いわよ」
  囁きかけながら、そのまま耳たぶを軽く噛む。噛まれた痛みは最早痛みではなく、かすかな快感として感じられる。
 「ここ、気持ちいいんだろう?」
  今度は八十平がチュウと吸い上げる。
 「ヒイーッ……う、うんッ……」
  悲鳴とともに腰をグンと突き上げ、生々しい呻きを噴きこぼす。
 (こいつはすごい)
  過敏なまでの反応に舌を巻きながら、さらに中身を搾り出すようにして固い苞を剥き上げた。
 「あ、なにをしてるの、いや」
  下半身に異様な感覚を覚えた美由紀がおびえた声を出す。莢に隠れていてさえ感じすぎる部分がついに直接外気にさらされたのだ。
  かすかに紅を透かせた小さな肉真珠が姿を現す。うっすらと恥垢にまみれてツンとチーズのような匂いをさせている。だが、それすらも八十平にとっては処女の証しとして興奮を高める材料でしかなかった。
  貴重な珍味を味わうように、そっと唇で押しつつみ、舌で舐めまわした。
492『金沢にて』:04/12/06 21:32:35 ID:IQUTB7Vs
 「あ……いや……ああッ……」
  感覚の中心を産まれてはじめて直に刺激され、美由紀はその異様な感覚にどうしようもなく舌足らずの声を放ち、足袋の爪先をキュウと捩る。
  八十平は跳ね躍る腰を押さえつけながら、ヒクヒクおののくものを心ゆくまでしゃぶり、口いっぱいに拡がったチーズの匂いを呑み込んだ。それはまさに乙女のみが持つ天上の珍味であった。
  酸っぱいような刺激的なその味が、すっかりなくなるまで夢中で舐め取った。顔を離してみると、小さな尖りにまとわりついていた白っぽいものはすっかりなくなっていた。
  その芯には先ほどよりも濃く血の色を透かせて真珠のようにつやつやと耀き、フルフルとおののいている。さきほどよりもひとまわり大きくなって反りかえっていた。
 「まあ、可愛いらしいおさね。それにとっても綺麗」
  肩ごしに覗き込んだ千鶴が感嘆の声をあげる。
 「おまけにひどく敏感でして」
  言って八十平は息をふうっと吹きかける。
 「ひんッ」
  たったそれだけでもビクリと体を震わせてしまう。
  だが、あがる悲鳴は弱々しく、腰の動きもおびえると言うよりは、むしろむずかるような動きを見せていた。
 「いいのよ、感じて。我慢してはだめ。女は可愛がられれば気持ちよくなるものなのよ」
  そういいながらねっとりと乳ぶさを揉みほぐす。やさしくこねまわされる白いふくらみには、もうぷつぷつと粒だった鳥肌はない。ただしっとりと汗に濡れ、千鶴の繊手にまとわりついてゆく。
  それを見て、八十平もふたたび顔を伏せ、今度こそ美由紀を追いつめるべく、とろとろと蜜をあふれさせ始めた部分へと唇を寄せていった。
  美由紀は真っ白な光りにすっぽりくるまれ、目がくらんだようになっている。どこになにをされているかすら判断がつかない。
493『金沢にて』:04/12/06 21:33:26 ID:IQUTB7Vs
  ひっくり返され、かきくつろげられ、羞恥の極みをさらした姿にいましめられ、羞じらいに気死したようになった心に、強烈な未体験の刺激がねじ込まれた。乳ぶさから、股間から、次々と送り込まれるえもいえぬ感覚に翻弄され、我を失った。
  意識がうわずり、思考がとりとめなくなってしまう。体は本人の意志を離れて、体の中心を貫く電気のような刺激に自動的に反応を返してしまう。
 (ど、どうなっちゃうの?)
  自慰すら知らぬ身に、二人がかりの愛撫はあまりに刺激が強すぎた。ボウ、と霞みがかかったようになってゆく意識を、頭をゆさぶり続けてつなぎとめるのが精一杯だ。
 (だめ、だめよ……感じちゃだめ……)
  自らを叱咤するものの、唇を漏れる声も悲鳴ではなく羞ずかしい歔き声になってしまう。鼻にかかるその声が羞ずかしくて、唇をかみ締めてこらえようとするけれど、千鶴の、そして八十平の愛撫のなんと優しいことか。
つい乗せあげられて気持ちが上ずり、歔きたくなってしまう。
 「はあ、はあ……」
  大きく喘ぐそのたびに、胸が波立ち、内側からせくりあがってくる何かによってパンパンに張り詰めてゆく。
  ただでさえ羞ずかしいほどに大きい乳ぶさがさらに膨れあがるような感じがする。そこをやわやわと揉みほぐされると、うっとりとなってしまう。そこでツンととがってしまった頂きをつままれると、全身をビクリと引き痙らせてしまう。
 「どう、美由紀ちゃん、気持ちいいでしょう。乳首もおさねもピンピンになってるわよ」
 (羞ずかしいこと、言わないで……)
  そう思っても、言葉にならない。ついに、うッ、うッ、と声を殺して歔きだした。
 「そうそう、気持ちがいいときは、そうやって可愛く歔いていればいいの。そうすればもっと気持ちよくしてもらえるのよ」
  思いは八十平も同じである。
  羞じらいに体をもじつかせながらも、こらえきれずに洩らされる薄紙を顫わすような歔き声に、さらに血を滾らせた八十平は、肉のとがりを吸い上げ、襞を丹念にまさぐった。
494『金沢にて』:04/12/06 21:33:52 ID:IQUTB7Vs
  舌をうごめかせるたびに、奥からトロトロと熱いものが絞り出されてくる。無垢な体がはじめて洩らす蜜は、サラリとした感じで百合の花のような香りがした。わずかな酸味を覚えるその蜜を八十平はチュウチュウと音を立てながら夢中になって啜った。
  もう両手でくつろげている必要もなくなった。
  つつましく閉じていた縦割れは、充血してポッテリと外側にめくれ、折りたたまれていた襞も拡がって中心部にポッカリと口を開いている。
  そのさらに奥からは透明な蜜がトロトロとあふれだして、そこら一帯はもちろん、小さくすぼまった蕾までをもテラテラと濡れ光らせている。その眺めに年甲斐もなくはやり立ちそうになる八十平だが、そこをグッとこらえる。
 「さて、まずは一度女の悦びってものを教えてやるよ」
  そう言って、乳ぶさをあやす千鶴へと目配せをする。それを受けた千鶴は、白く整った美貌を小さく縦に振り、なんともいえない艶冶な微笑を返してきた。
 「さあ、気持ちよくなりましょうね」
  そう耳元に囁いてから、桜色に染まった耳たぶを軽く噛む。
  ひッ、と息を呑んで身を捩ったところで両の乳首を転がされると、アッ、アッ、と愛らしい悲鳴を小さくあげながら体をくねらせ始める。
  秀でた額に汗を浮かべて桜色に上気させ、眼鏡のレンズの向こうで眼を糸のように細めながら長い睫毛を顫わせ、半開きの唇をわななかせている。そんなどうしようもなく感じてしまっている美由紀の表情が、八十平を有頂天にする。
  千鶴の愛撫に腰が跳ねたところで、ふたたび責めを加えだす。
  たまらず溢れさせている蜜を追うように、蟻の戸渡りへと舌を這わせる。その下でおびえるようにヒクリヒクリとうごめいている可愛らしいアヌスのくぼみにとがらせた舌の先を触れさせた。
 「ヒッ」
  また腰が跳ねた。
 「いやッ……そんな、汚いとこ……」
  悲鳴とともに蕾が小さく縮まり、また爆ぜるようにせり出した。おののきひくつくそこを八十平の舌がくすぐるように円を描いてなぞり、ふたたびせり出したところを見図らって中心をツンツンと小突く。百合の花の匂いがにわかに強まり、歔き声もあからさまになる。
495『金沢にて』:04/12/06 21:34:19 ID:IQUTB7Vs
 「こわがることはないわ、お尻もとっても気持ちいいんだから」
  千鶴の言葉に応えるように、八十平の責めがアヌスへと集中し始める。予想もしていなかった部分への刺激は、確かに快感となって美由紀を翻弄した。
  あらぬ場所に口吻を受けているという汚辱感と共に、腰の底から得体の知れないものが背骨を通って伸び上がってくる。そして、アッ、アッ、といった小さな悲鳴となって口からとびだす。
 (な、なんで気持ちいいの……)
  そんな場所をいじられているのに、その感覚がはっきりと心地よいことがたまらなく羞ずかしい。
  舌先から伝わるうごめきの様子、そして噴きこぼされる悲鳴の調子、そんなものから美由紀の体がすっかり追いつめられていることを八十平は感じた。
  もうあたりは自分が吐きかけたつばきと美由紀が我知らず絞り出した蜜とで汚れ切り、とても処女のものとは思えないありさまを呈している。芽はとがり切り、色濃く染まった花びらは開ききって蜜にまみれ、蕾すらふっくりと盛り上がっている。
 (そろそろ気をやらせてみるか)
  いま一度面を伏せた八十平は、今度こそ美由紀を追いつめるべく舌をさしのべた。ううむ、と生臭い呻きをもらして美由紀の体が反る。唇でくるんだ肉芽を吸い上げ、こぼれ出る蜜をすくった指先で奥の蕾をゆるゆると揉みほぐす。
  八十平の意図を察して千鶴も美由紀を追い立て始める。細い指先を埋めるように乳ぶさへと食い込ませ、突き立った頂点を容赦なく爪先でこそぎたてる。すっかり火のついた体は、そんな荒々しい愛撫ですら快楽として受け入れてしまう。
 「やめて……ゆるして……」
  顫える声で訴えるが、語尾は歔き声となってかすれてしまう。歔きながらたまらず腰をゆする。むずかるようにゆれるその腰に合わせ、八十平がテクニックを凝らした。たちまち腰の動きが淫らなリズムを刻みはじめる。
 「ああッ……ダメッ……だめになっちゃう……」
  なにがだめになるのかはわからない。ただ、今の自分が壊されてゆくことだけは確かだ。それがこわい。だが、心がどれほどおびえても、すっかりはずみのついた体はもう後戻りは効かない。まっしぐらに見知らぬ場所に向かって突き進んでゆく。
 「あ、いや……あ……」
  反り返りながらズリ上がり、千鶴の腕の中深くへと身を預ける。
496『金沢にて』:04/12/06 21:34:45 ID:IQUTB7Vs
  八十平の舌先に激しい慄えが伝わってくる。それにあわせて舌を使うたび、あふれかえった熱湯がピチャピチャ音を立てている。慄えはついに腰全体にまで広がると、ブルッと引き痙るように跳ねて八十平の顔に押しつけられる。
 「う、うんッ……」
  いきむような声がのけ反った喉から絞り出された。引き痙りはついに全身におよんだ。びくびくとなまなましく痙攣を繰り返すその体は、取らされた姿勢もあいまって実験用の蛙を思わせた。そして、こと切れたようにグッタリと弛緩する。
 「いったのね。気持ち、よかったでしょう」
  そう言いながら、千鶴は逆しまに反り返った顔を両手ではさみ、接吻した。力なく唇をあずけながら美由紀はシクシク泣き出した。薄暗い部屋に哀しい泣き声が響く。だが、虜囚の身には感傷に浸る余裕など与えられなかった。
 「さて、それじゃあそろそろ行くかね」
  美由紀がほとしばらせたものでべったりと汚した口元を拭いながら、八十平が立ちあがる。またたくまに着ているものをぬいで素っ裸になってしまう。
 「どうだね、わしのものは?」
  そう言って中年太りで出っ張った腹の下で、ここばかりは若者に負けないほどの勢いでそそり立った物を自慢げにしごいて見せる。
 「あ……あ……」
  恐ろしさに声も出ない美由紀は、力なく首を振るばかりだ。眼鏡の奥の瞳はカッと見開いて、取りつかれたように凶悪な肉の凶器を見つめたままだ。恐ろしすぎて視線をそらすことすらできない。
 「すごいでしょ、八十平さんの」
  耳元で千鶴が囁く。そして白い指先がM字開脚の中心へと下りて、たった今悦びを極めさせられてしまった場所のあたりで遊び出す。
 「あれがこれから美由紀ちゃんのここに入るのよ」
 「だめッ、そんなの、絶対無理です」
 「無理じゃないわ。女の子の体ってそういう風にできているものなの」
497『金沢にて』:04/12/06 21:35:10 ID:IQUTB7Vs
  美由紀も理屈ではそのことを理解してはいたが、目の前に突きつけられた凶器の迫力は、そんな知識など軽く吹き飛ばしてしまうほどの威圧感を持っていた。
  そんなものが自分の中に収まるなど、とうていあり得ることとは思えなかった。汚辱感よりむしろ恐怖がまさっていた。汚されるというより、壊されるという実感があった。
 「いやッ。怖いの……お願いです、許してください」
  だが、そんな処女の脅えこそが八十平のような男の欲望をかきたててしまうことなど、生真面目な美由紀にとってはそれこそ想像の埒外であったろう。
 「あッ、あッ、ああッ」
  もはや言葉にならないひきった悲鳴をあげるしかなくなった美由紀に、反り返った昂ぶりを自らつかんだ八十平が迫り、覆い被さった。必死によじりたてられる腰を上から押さえつけ、湿りを帯びた柔襞に握りしめたものをこすりつける。
 「ひいッ」
  ひきつった悲鳴を上げ、涙を流す美由紀。
 「もっと鳴いてごらん」
  そう言いながら八十平は、秘口の中心に先端をあてがうなり、やみくもに腰を押しつけていった。
 「い、いた……いたいッ」
  処女をむりやり引き裂かれたつらさに、キリキリと唇を噛みしめた美由紀の全身がずり上がろうとする。体内への侵入者から逃れようとする、処女の本能的な動きだった。
  だが、千鶴に両肩を羽交い締めするように抱きとめられていては、おそるべき肉の凶器から、一寸たりとも逃げることはかなわなかった。
 「いたいッ……さ、裂けちゃいます」
 「そうさ、ほら、裂けるぞ」
  宣言するのと同時に、八十平がむんと腰に力を込めた。処女のあかしがあっというまに押し開かれ、はちきれんばかりに男のものをくわえこまされているういういしい秘肉から、サーと鮮血がほとばしり、麻縄に固縛された白い内腿に散り咲いた。
498『金沢にて』:04/12/06 21:35:49 ID:IQUTB7Vs
  美由紀は体を裂かれた痛苦と、純潔を汚された汚辱とに、なかば失神したような状態におちいっていた。
  見開かれた瞳は涙をあふれさせながらも、眼鏡の向こうのどこにも焦点が合っていないようだ。がっくり首は折れ、白い喉が天を仰いでいる。力なく開かれた唇からは重い呻きが絞り出されている。
 「哀しいわね、女の子って。血を流さなくては一人前の女になれないんですもの」
  そんな美由紀の様子を間近に見ながら、千鶴がぽつんとつぶやいた。
  あわあわとした繊毛のあわいから、はじけたように咲いた肉の花の中心部に、八十平の野太いものがキッチリと埋まっているのがハッキリと見てとれた。押しひしがれて血にまみれた花びらが、おののき震えているのが痛ましい。
 「でも、これでもう一人前だよ、お嬢ちゃん。ほら、お嬢ちゃんのものがしっかりワシのものを咥えこんでる」
  そんなことを言われても、美由紀につながらされた部分を正視など出来るはずがない。ただかぼそい首をのけぞらせながら、ひッ、ひッ、としゃくりあげるだけだ。
 「どうだい、初めて男のものをくわえた感想は」
  訊くほうも答えを求めているわけではない。いや、言葉などよりも、ちょっと動くたびに漏れる苦しげな呻きや、理知的な顔貌に浮かぶ苦悶の表情こそがその問いに対する雄弁な答えとなっていた。
 「つらいのね、美由紀ちゃん。せめて千鶴が優しくして上げるわね」
  そっと囁きながら、耳たぶを軽く噛む。そのまま舌先で耳裏をくすぐり、徐々に首筋へと下りてゆく。両手のひらは、ふっくりと張った乳ぶさをたふたふと優しく押し揉み、細い指先はしこり切ったその頂きをくりくりとあやす。
女にしか出来ない優しく甘い刺激が美由紀の上半身を走る。
 「ああッ……」
  つい甘い呻きをもらしてしまう。体の中心部に打ち込まれたものの違和感はそのままなのに、苦痛と共に快感もはっきりと感じとれる。身を裂く痛みと身をとろかす快感と、相反する感覚を同時に与えられて美由紀の感覚はすっかり混乱をきたしてしまった。
499『金沢にて』:04/12/06 21:36:30 ID:IQUTB7Vs
  八十平は挿入を果たしたあと、しばらく動き出さずにいた。むりやり動かして苦悶の表情を眺めようかとも思ったが、千鶴が愛撫を加えはじめたのを見て、この新鮮な獲物をじっくりと味わうことにしたのだ。
  八十平にとっても処女ははじめての経験であるのだから、たしかにここは急くべきではなかった。
 「ああッ、やめて……そんな……あン……」
  千鶴の巧みな愛撫に美由紀の声が少しづつ甘いものになってゆく。それと同時に、乾ききってすくみあがった肉も緊張を解いてゆく。
  つばきを指にとった八十平は、そそけだった肉花の頂点の苞にそっと触れた。最も敏感な場所への刺激に、小さく悲鳴を上げて身をよじった美由紀だが、中心部を貫いた物がその動きを許さなかった。
ただじっと与えられる刺激を甘受しながら、腹をふいごのように喘がせるばかりだ。
  乳ぶさをあやす千鶴に調子を合わせて核を優しくなぶる。たっぷりつばきをまといつかせた指先で、苞を剥いては戻し、ときおり直に肉真珠に触れてやる。そのたびにピクリと秘肉が反応して、おのれの分身をつかみ締めてくるのがたまらない。
 「そこは……だめ……」
 「だめなもんか。お露がだんだんにじんできたし、中もほかほかしてきたよ」
 「いやあッ、言わないで。だめ、だめです」
  いやいやと首を振り必死に否定する美由紀。だが、その頑強な否定こそが八十平の言葉が真実であることを示している。
  がんじがらめに縛り上げられ、むりやり男をねじ込まれたのだ。こんな状況で悦びを感じてしまったら二度と顔向けが出来なくなる。
  誰に? あの東京から来た少年にだ。
  もう二度と会えないかもしれないけれど、それでも自分の心の中に棲む少年に顔向けできなくなると思った。それは絶対にいやだった。
 「そろそろいいかな」
  八十平が言った。
500『金沢にて』:04/12/06 21:36:58 ID:IQUTB7Vs
  二人がかりの愛撫に、固かった処女の肉もすっかりとまではいかないものの、だいぶとろけ出していた。充分スムーズに動ける程度にはなじんできている。
 「いや、動かないで。こわいッ」
 「ほんとに可愛いなあ」
  言うなり、動いた。
 「だ、だめ……ヒイッ」
  いつしかうるみだしたとはいえ、そこには立った今傷つけられた傷口でもあるのだ。そこをこすり上げられるのだからたまらない。ふたたび体の芯から疼痛が全身を満たし始める。
  一方、千鶴もただそれを傍観してなどいなかった。片手で乳首を転がし、もう一方の手を降ろして押しひしがれて苞から飛び出してしまった核をくりくりと弄る。それをみて八十平も、もう一方の乳ぶさに顔を伏せ、尖りきった乳首を唇に加えた。
  再び苦痛と快楽が交錯する。ともに初めて知る強過ぎる感覚が、うねりからんで体を満たす。
 「はッ、はッ、はッ」
  突き上げと共に、短く息をもらす。
  八十平のストロークが大きくなった。ついに彼自身も辛抱がたまらなくなったのだ。
  今や八十平は手練手管をわきまえた中年男ではなく、はやりたつ若者のような気分になっていた。量感と弾力を兼ね備えた若い肉を、ただ欲望のままに蹂躙しようとしていた。
  先端が稚い子宮をおびやかすほど深く突きあげる。ずたずたに引き裂いた処女膜をさらにこすりあげ、すりつぶし、にじみだした蜜をこれでもかと攪拌する。
  豪奢な衣装と共にくくりあげられた肉が躍らされる。痛みと快楽の渦潮に捻り上げられる。
  そしてついに穢れを知らなかった子宮が、男の熱い粘液にまみれる時が来た。
 「うおっ」
  一声吠えた八十平が思いっきり腰を押しつける。そうやって先端で子宮を押し上げるようにしながら一気に放った。
501『金沢にて』:04/12/06 21:37:17 ID:IQUTB7Vs
 「ヒイーッ」
  体内を貫くものがビクビクと跳ねたのを感じた美由紀は、魂切るような悲鳴をあげた。優雅な弧を描く眉はきつく寄せられ、黒々とした瞳は涙に濡れて見開かれ、つつましやかな朱唇は大きく開けられて悲鳴を吐く。
  まじめな優等生であった少女が、文字通り腹の底から汚されたその哀切の表情を見ながら、八十平はなおもしたたかに放った。
 (さようなら……)
  たぶんもうここを出ることはない。自分はこうして死ぬまで汚されつづけるんだと思った。もう彼に逢うこともないだろう。そして、もはや心のうちに彼を思いだす資格すら失ったと思った。
  自らの心のうちに棲む少年に対する訣別の言葉と共に、美由紀の意識は深い深い闇の底へと堕ちていった。
502名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:38:00 ID:IQUTB7Vs
>>474
ほらよ、リョジョークモノ
503名無しさん@ピンキー:04/12/06 22:49:22 ID:HN+OHljp
あそこのコピペやな……
とやかく言うつもりはないけどちょっと残念
504名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:24:05 ID:aoKVy5kF
あの晶が子供を生んでもいいよ。男にしたらこの上ないですな。
Hもさらに濃くなって燃えました。69さん次の作品もがんばってください。
505名無しさん@ピンキー:04/12/07 13:11:15 ID:CAyr0CaI
69様凄すぎ!GJ!!!!!
69様のSSは文章もそうだけど、一行の文字数とか空白行の入れ方や漢字の使い方が読みやすくていいです
それと主人公の昇天シーンがはっきり書いてあるんでタイミングも合わせやすいです(w

>>453のイメージイラストも貼っときますね
ttp://49uper.com:8080/html/img-s/27100.jpg
506名無しさん@ピンキー:04/12/07 21:23:00 ID:ysOdCxCR


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507名無しさん@ピンキー:04/12/08 22:59:47 ID:ibWk1kW1
うー晶ええなぁ。風呂プレイ羨ましい。
508名無しさん@ピンキー:04/12/10 14:04:33 ID:v4JBg36Q
本スレからコピペ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gal/1099951660/249
>例のオンリーイベントのサイトでキャラ人気投票やってた。

>01 綾崎 若菜 11 18.03%
>02 七瀬 優 11 18.03%
>03 杉原 真奈美 7 11.48%
>04 遠藤 晶 6 9.84%
>05 安達 妙子 6 9.84%
>06 永倉 えみる 4 6.56%
>07 松岡 千恵 4 6.56%
>08 森井 夏穂 3 4.92%
>09 沢渡 ほのか 3 4.92%
>10 山本 るりか 3 4.92%
>11 保坂 美由紀 2 3.28%
>12 星野 明日香 1 1.64%

>明日香と美由紀は相変わらずだな…。

エロSS職人さんに書かせるだけの魅力、高松はないのかなぁ?
509名無しさん@ピンキー:04/12/10 22:56:26 ID:KOENl4W7
票数が少なすぎだから何とも言えないな。
510名無しさん@ピンキー:04/12/10 22:59:23 ID:jZ6N4kjV
真奈美は当時は人気あったろ?今もそこそこあるんじゃないの?
51169 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:05:51 ID:g08QwJyS
一人でナースステーションに座っている若菜に病院の若先生が話しかけた。
ここは四国のとある病院。看護婦になった綾崎若菜は4月からこの病院に勤めていた。
若菜はさわやかで知的な雰囲気のこの若い医師が嫌いではなかった。
「うふふっ、先生。こんな時間に、何かご用ですか。」
「この間京都で学会があってね。これはお土産。」
若先生が生八ツ橋を若菜に渡した。
「この間、綾崎君がたまには八ツ橋が食べたいといっていたのでね、京都へ行ったついでに買ってきたんだ。」
「あ、ありがとうございます。で、でも・・・」
「いいんだよ。実は、今日は綾崎君が夜勤なのをちゃんと調べてからきたんだ。ね、2人で食べよう」
「そうですか。本当に、ありがとうございます。では、遠慮なく。」

2人で並んで座って八ツ橋を食べ始める。
「わぁ、イチゴ味にメロン味まで。」
「綾崎君の好みが話からなくてね、とりあえず店に出ているものは全部買ってきたんだ。」
「うふっ、イチゴ味やメロン味は邪道ですわよ。やはり八ツ橋はつぶあんに限りますわ。」
「じゃあ、イチゴ味とメロン味はぼくが独り占めに」
「先生、それはだめですわよ。」
2人がたわいのない会話を続けていると、若菜は急にひどい眠気が襲ってきたのを感じた。
「あ、先生、どうしたことでしょう、わたし・・・急に・・・眠く・・・・・・  すぅすぅ、すぅすぅ」
若菜はテーブルに突っ伏すようにして眠り込んでしまった。
その姿を眺める若先生の顔が一変した。口元がだらしなくゆがみ、目にはいやらしい光が宿っていた。
いつもの知的でさわやかな雰囲気とは全くの別人であった。
「さあて、どっこいしょ」
若先生は意識を失った若菜の体を抱き上げると、どこへともなく運んでいった。

その翌日の午前中。
「あの・・・、先生・・・」
病院内で若先生にばったりとであった真奈美が心配そうに先生に尋ねた。
「あの・・・、綾崎さんの姿が見えないんですけど・・・今日はお休みなんでしょうか?」
「うーん、実はね、ぼくも綾崎君の姿がさきほどから見えないので心配していたんだよ。そのことで、ちょっと相談したいことがあるんだ。ぼくの部屋まできてくれるかな?」
「は、はい・・・」
真奈美は若先生に連れられて、先生のプライベートルームへ入っていった。
51269 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:06:25 ID:g08QwJyS
「まず、このビデオを見てくれるかな。」
若先生はビデオのスイッチを入れた。そのとたん、
「ふぅーーー、ふぅーーー、ふぅっ、ふぅーーー」
女の切なげなあえぎ声が部屋中に響き渡った。
画面の中では細身の女が自分の性器をいじっていた。
「きゃあ! 先生、いったい何を、、、」
真奈美が思わず悲鳴を上げて目をそむけた。
「ふっ、よく見るんだ!」
若先生は真奈美の頭を掴むと、むりやり画面に向けさせた。
「きゃああ!」
画面に写っている女が実は自分自身であることに気がつくと、真奈美は今度は前以上に大きな悲鳴を上げた。
画面の中の真奈美はうっとりと目を閉じ、ぼんやりと口をあけ、舌を出していた。鼻の穴が大きく膨らんでいる。
右手で性器を、左手で乳首をいじりつづけている。
「ふぅーーー、ふぅっ、ふぅーーー、はぁっ、はぁっ、ふぅーーー」
絶え間なく切なげな声が漏れていた。
淫乱そのものの姿であった。
「そんな大きな声を出していいのかい? このビデオを他人に見られちゃうよ。
 実は君の部屋にはビデオカメラがしかけてあってね。
 君がmasturbationするところは何回もビデオに撮らせてもらったよ。
  ふ、杉原君。清純そのもののような顔をして、ずいぶんmasturbationがお好きなようだね。」
若先生は机の上のカレンダーを眺めた。そこには何やら記号がびっしりと書きこまれている。
「ふふふ、この記号が、杉原君がmasturbationしていた日を表すんだよ。
 最近だと、月曜日に2回、水曜日、木曜日か。ほとんど毎日じゃあないか。」
「・・・・」
あまりのことに真奈美は口もきけずに呆然とたちつくしていた。
ショックのあまり真奈美の尿道口から小便が漏れはじめ、脚を伝わって流れ床に水溜りを作った。
「おいおい、こんなところで小便漏らしてもらっちゃ困るな。さあ、こっちへ来るんだ。」
若先生は真奈美の手を引っ張ると、奥の部屋へ通じるドアを開けた。
真奈美は意思のない人形のように奥へと引きずりこまれていった。
51369 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:06:51 ID:g08QwJyS
(いったい、わたし・・・ どうしたの・・・)
若菜は真っ暗闇の中で意識を取り戻した。
慌てて起きあがろうとする。その瞬間、自分が服を何も着ていないことに気がついた。
その上両手両足を大きく広げられた格好でベッドに縛りつけられている。
(いやあ! いったい何があったの・・・)
若菜は必死に意識を失うまでのことを思い出そうとしていた。
(たしか、若先生と一緒に八ツ橋を食べて・・・ そうしたら急にとても眠くなって・・・
 まさか、まさか、、、まさか若先生が、こんなことを・・・)
処女の直感で自分の大事なところに神経を集中させる。そこはまだ何もされていないようであった。
若菜は必死にそこから逃げ出そうとした。しかし、固く体をベッドに縛りけてられているので、ほんの少し身動きするのが精一杯だった。
そのとき部屋のドアが開いた。
「やあ、綾崎君。お目覚めのようだね。」
「先生っ! 一体これは何のつもりですかっ!」
「何のつもりもない。見たとおりさ。ぼくは君の体が欲しかった。だから戴くことにしたのさ。
 さ、杉原君も、入りなさい。」
「す、杉原さんっ!」
「綾崎さんっ!」
仲のよい2人の女がお互いの名を呼び合った。
51469 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:07:16 ID:g08QwJyS
(す、杉原さんまで・・・
 く、狂ってるわ。この狂人から、杉原さんだけは・・・ 杉原さんだけは、絶対に守らなければ・・・)
「先生・・・ 私の体が欲しいのなら、なんでもしますから・・・ 杉原さんだけは・・・
 杉原さんには手を出さないでくださいっ!」
「おお、自分の体を犠牲にして患者を守る。綾崎君はまさに看護婦の鑑だねえ。
 ありがたいお申し出、感謝つかまつる。じゃあまずぼくのpenisをしゃぶってもらおうか。」
若先生は服を抜いで下半身を丸出しにすると、大きく固くなった陰茎を若菜につきつけた。
若先生の陰茎はひ弱そうな外見に似合わず巨大だった。長さ20センチ以上、太さ4センチ以上ありそうである。
若菜が思わず躊躇する。
「ホラッ、何でもするんじゃなかったのかい。さっさとくわえなさい。」
若菜は覚悟を決めるとゆっくりと若先生の巨大な陰茎を少しずつ飲み込んでいった。
若菜の口の中一杯に小便の味が広がり、思わず嘔吐しそうになるのを必死にこらえていた。
51569 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:07:42 ID:g08QwJyS
若先生の巨大なモノがようやく若菜の口に収まった。
若菜はそれをどうしたらよいのわからずにじっとしている。
「ふふ、やっぱり綾崎君はferatioのやり方を知らないようだね。
 まず、penis全体を吸い込むようにしなさい。
 それから、歯を立てないように、ていねいになめるんだよ。特に裏の筋のところをね。」
「ふぐ、ふぐ、ふぐ、・・・」
若菜が鼻から言葉にならない声を漏らした。口からよだれが次々にこぼれる。
「下手クソだな・・・ そんなことでは、いつまでたっても終わらないぞ」
若先生は若菜の頭を両手でつかむと激しく前後に動かし始めた。
「ぐっ!」
喉の奥まで男の陰茎を突っ込まれて若菜は思わず嘔吐しそうになった。
「おおっ なんか気持ちよくなってきたぞ! 出るッ」
若先生の全身が震えると一気に若菜の喉の奥深くまで陰茎を挿入した。
「ぐえぇっ」
若菜の口の中が男の熱い体液でいっぱいになる。思わず若菜はそれを吐き出そうとした。
若菜の唇のはじから男の体液が漏れ出してきた。
「おっと、吐いちゃダメだ。全部飲み込みなさい。
 精子を飲み込んでも子供はできないから、安心しなさい。
 もっとも、万一子供ができても、ここは病院だ。すぐに堕してあげるよ。」
柔らかくなった若先生の陰茎が若菜の口からずるりと引き出された。
51669 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:08:04 ID:g08QwJyS
「じゃあ、お次はこれにしようか」
若先生が真奈美に渡したものを見て、ベッドに縛り付けられた若菜は気が遠くなりそうになった。
若先生はイチヂク浣腸を真奈美に渡したのだ。
「ふふ、たまにはいつもと逆の立場になるのも悪くないだろう、杉原君、綾崎君。
 さ、これで思いっきり綾崎君を浣腸してあげるんだ。」
思わず真奈美が躊躇する。
「はやくするんだ! さもないと、君がmasturbationしているビデオが、インターネットを通じて世界中に公開されることになるぞ!」
びくんと真奈美が震える。
「はい・・・」
真奈美が感情のない声で答えると、イチヂク浣腸を持ったまま人形のように若菜に近づいてきた。
(かわいそうに、杉原さん・・・ いけない、こんなことに負けては。)
「いくらこんなことをなさっても無駄です。いくら私の体を汚しても・・・ いくら私の体を汚しても、私の心まで汚すことはできません!」
キッと若先生をにらみつけながら若菜が言った。
「おお、さすが綾崎君。いうことが、気品に満ちているねえ。 ま、それはさておき、今は綾崎君の排便する姿を楽しむことにしようか。
 ところで、綾崎君は便秘に苦しんでるようだね。
 ぼくは女子トイレにもカメラを仕掛けて置いたんだが、ここ一週間ほどトイレに来なかったようじゃないか。
 一週間分もためてあれば、このお上品な綾崎君の体からいったいどんな豪華な大便が出てくるものやら」
ビデオで若菜の肛門を撮影しながら若先生がこたえた。
51769 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:08:29 ID:g08QwJyS
「さっさとするんだ」
「はい・・・」
真奈美は感情の失われた声で返事をし、広げられた若菜の肛門にイチヂク浣腸をズブリと突き刺した。
「うっ」
肛門を無理やり広げられ、体内に浣腸液が流し込まれる異様な感覚に、若菜は思わずうめき声を漏らした。
「フフ、綾崎君は何分間がまんできるかな?」
若先生が時計を取り出した。

若菜の体内では、すみやかに浣腸液が吸収され、効果を発揮していた。
なにしろひどい便秘で1週間も便通がなかったのである。
「うっ・・・ くっ・・・ ふうっ・・・」
若菜の美しい顔が青ざめ、苦しさにゆがんだ。全身に脂汗がじっとりとにじみ出ている。
口からは言葉にならない声が次々に漏れている。
若先生はその姿もしっかりと録画していた。
「なあんだ、1分もがまんできずにこのありさまか。
 まあ1週間も溜めてあったら仕方がないか。
 さて、ベッドの上でクソを噴出されても困るしな、ほどいてやるからこっちへ来るんだ!」
若先生は若菜を縛りつけていた縄をほどくと、若菜を立ちあがらせた。
51869 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:08:54 ID:g08QwJyS
ちょっとでも気が緩むとそのとたんに汚物が噴出しそうになるのを必死にこらえながら、若菜は慎重に一歩ずつバスルームへ向かっていった。
激しい便意が若菜の神経を刺激していた。
今の若菜にとってはバスルームまでがまるで無限の遠方のように感じられる。
ようやくバスルームに到着し、タイル張りの床にしゃがみこむ。
続いて若先生もバスルームへ入ってきた。
「い、いやです。先生、出ていってください!」
必死に若菜が叫んだ。
「・・・・」
若先生は無言で手を伸ばすと、思いっきり若菜の白い下腹部を押し付けた。
「くはっ」
その瞬間、ぴるっと若菜の肛門から黄色い液体が飛び出した。
あわてて肛門をすぼめ、それ以上噴出しないようにする。
しかし、一度始まった噴出をいつまでも我慢できるはずがない。
1秒・・・ 2秒・・・
「はあぁぁ・・・」
深いため息と同時に、若菜の肛門が広がり、大量の液状物と固形物が噴射されてきた。
「ブビッ! ブビィッ! ブビィィィィィィィィィィ!」
下品な音が鳴り響き、若菜の体から噴射された固形物がたちまち山のように積みあがっていく。
「ほおっ、さすがに1週間も溜めてあると豪快だな」
若菜は激しい便意からの開放感と一週間ぶりの便通の快感のあまり半ば気を失って自分の汚物の中へ倒れこんでいった。
51969 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:09:25 ID:g08QwJyS
若先生は、汚物にまみれ、放心状態の若菜の体をきれいに洗うと、軽々と抱き上げてベッドの上に投げ出した。
はっと我に返った若菜が必死に抵抗したが、もはや手遅れであった。
一見ひよわそうに見える若先生であったが、じつはとんでもない怪力の持ち主であったのだ。
若菜は再びベッドの上に両足を大きく開いた形で縛りつけられてしまった。
「フフ、綾崎君の排泄シーン、美しい大和撫子が汚物と屈辱にまみれ失神する姿、実に見事だったよ。
 このビデオはいったいいくらで売れるだろうねえ」
さすがの若菜も自分の排泄する姿を収めたビデオが売られているのを想像すると、一瞬ひるみそうになった。
しかし、その一方でこの卑劣な男に対する無限大の怒りが湧き上がってきた。
「お好きなだけ卑怯なことをなさって結構です。しかし、そんなことで私の心を支配することはできません!」
「フフ、これまで何人も看護婦をレイプしてきたが、綾崎君ほど誇り高い女はいなかったね。
 だいたいちょっとビデオ撮影して脅せば、あとはみんなぼくのいいなりさ。
 綾崎君も、元気がいいのは今のうちだけだ。いずれ自分からぼくのpenisを欲しがるようになる。はっはっは。」
若先生は不敵に笑った。
隣のベッドには真奈美が人形のようにうつろな目をして座り込んでいた。
52069 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:09:57 ID:g08QwJyS
「さて、杉原君。綾崎君を気持ち良くしてあげなさい。」
若先生が命令した。
「なに、いつも一人でやっていることをそのままやってあげればよいのだよ。
 もちろん杉原君の部屋だけでなく綾崎君の部屋にもビデオカメラが仕掛けてある。
 君たち2人がmasturbationしている姿もばっちり録画させてもらったよ。
 綾崎君も清純そのもののような顔をして、ずいぶんmasturbationがお好きなようじゃないか。
 毎日のように楽しんでいるようだねえ。
 杉原君。masturbationはそんなに気持ちいいかい?」
「はい・・・」
真奈美が無感情な声で答える。
「どこがいちばん気持ちいいのかな?」
「そ、そんなこと・・・ 答えられません!」
めずらしく真奈美が感情をみせた。
「ふふ、杉原君のmasturbationは、君が始めて入院してきた中学生のころから今までに何十回も見させてもらったが、いつもpapula、日本語でいえば乳首とclitorisを刺激しているようだね。
 Kinsey reportによればそれが女性の標準的なmasturbation方法だそうだが。
 綾崎君はどうかな?」
「そんなことを聞くなんて・・・ 先生は本当に見下げはてた人ですね。私はあなたを軽蔑します。」
「はは、綾崎君のmasturbationも何回も鑑賞させてもらったし録画もさせてもらったから、わざわざ答えなくても君のやり方はすっかりわかっているよ。
 それにしても、まだ元気だねえ。これでこそ調教しがいがあるってものだ。
 ではさっそく、杉原君、綾崎君を気持ち良くしてあげなさい。」
「はい・・・」
また無表情にもどった真奈美がふらりと立ち上がった。
52169 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:10:19 ID:g08QwJyS
「す、杉原さん、しっかりし・・・む、むむ・・・」
しっかりしてください、といいかけた若菜の唇に真奈美の唇が重なり、言葉が途切れた。
そのまま若菜の唇を強く吸うようにする。
生まれて初めてのキスを同性に奪われて若菜は動揺した。
「む、うむう・・・」
(杉原さん、やめてください!)と言おうとするが言葉にならない。
(綾崎さん、ごめんなさい・・・ でも、前から私はこうなりたかったの・・・)
真奈美が若菜の唇に舌を差し込んできた。思わず若菜もそれに自分の舌を絡ませる。
それと同時に真奈美の右手が若菜の左の乳首を優しく引っ張るように刺激しはじめた。
たちまち若菜の乳首がふくらんできた。
もともと素肌とほとんど同じかすかな肌色だった若菜の乳首が、みるみるうちに鮮やかな赤い色に変わっていく。
乳首だけでなく、若菜の乳房全体がはっきりわかるほど大きくなる。
「ふうー、ふうー、ふうー、ふうー」
若菜の口からせつなげな声、というより吐息が漏れ始めた。
「ふふ、綾崎君はマスターベーションのときでもよく声をだしているからねえ」
もはや真奈美も若菜も若先生の言葉など聞いていなかった。

真奈美は、若菜の唇からそっと自分の唇を離し、若菜の耳元へ近づけていった。
そして小声でささやいた。「綾崎さん、、、好きです。。。」
その言葉を聞くと、若菜の全身が熱くなり、絹のように白かった体が急激に桃色に染まっていった。
真奈美に愛を告白されて、若菜はうれしいような、少し困ったような、割り切れない感情が湧き上がってくるのを止められなかった。
確かに若菜も真奈美のことが気になってはいた。
しかし、その感情は、あくまで看護婦と入院患者の間の感情だと思っていた。
まして女性同士である。恋愛感情が成り立つ余地はないと思っていた。
(でも・・・ わたし、本当は・・・ いえ、わからないわ。)
そのとき真奈美が若菜の耳たぶに息を吹きかける。純粋なくすぐったさのあまり若菜はピクンと体を動かした。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
若菜の呼吸が荒くなる。
52269 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:10:44 ID:g08QwJyS
真奈美は唇を下に移動させ、若菜の右の乳首を口に含んだ。同時に、若菜の体の下を通した左手で若菜の左の乳首を優しく引っ張った。
真奈美の右手がゆっくりと移動し、大きく開かれた若菜の両足の間に到達する。
人差し指が若菜の湿った溝に少しずつもぐりこんでいく。
真奈美の指は、若菜の敏感な部分を見つけると、優しく皮をむいて、小さな肉の芽を剥き出しにした。
続いていったん少し下方へ移動し、若菜の膣孔に浅く指を侵入させる。そのまま処女膜を引っかくように刺激する。
真奈美の指が若菜の体からにじみ出てきた液体で濡れた。
濡れた指先で、米粒のように小さく硬い若菜のクリトリスをゆっくり回すように刺激する。
いつも真奈美がマスターベーションのときやっているとおりの手順であった。
「ふむうー、ふむうー、ふむうー、ふむうー」
あまりの感覚に我慢できずに若菜が奇妙な声をあげはじめた。
若先生は、周囲を忘れて快楽に没頭する2人の女の姿を眺めながら、全裸になって大きく膨らんだ自分の性器をしごき始めた。
52369 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:11:08 ID:g08QwJyS
真奈美は人差し指でクリトリスを優しく刺激しながら、ふたたび小指を若菜の膣孔に浅く挿入した。
そのまま小指をゆっくりと動かす。
若菜の体からにじみ出た液体で小指が充分に濡れると、真奈美は膣から指を抜いて性器の下の小さく締まった穴の入り口に当てた。
「いやっ、杉原さん! そんなところ、汚い・・・」
思わず若菜が叫ぶ。
「綾崎さんのなら、汚くないです・・・」
真奈美は若菜の耳元でささやくと、少しずつ若菜の肛門に小指を押し込んでいった。
「うっ」
最初は5ミリほど入れるといったん抜いた。次に1センチほど入れて抜く。
指が抜かれるたびに、若菜の肛門の周囲の筋肉が刺激され、ビクビクッと全身に震えが走った。
今度は第1関節まで若菜の直腸に挿入し、ゆっくりと指を曲げる。そのまま回転させるようにする。
「う・・・ う・・・ ううっ・・・」
はじめて肛門の裏側を刺激される奇妙な快感のあまり、若菜は思わずうめき声を漏らし、大きく顔をのけぞらした。
若菜の目はかたく閉じられ、眉間には深いしわが寄っている。
白いのどがぴんと伸ばされ、肛門挿入の快感にゆがんだ顔に汗に濡れて輝く黒髪がはらりと乱れかかった。
若菜の膣口から熱い液体が流れ出し、シーツに小さなしみを作っていった。
52469 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:11:33 ID:g08QwJyS
いつのまにか若菜の全身が赤く染まり、じっとりと汗が噴出していた。
「すっかり準備完了だな。杉原君、交代だ。そこをどきなさい。」
「はい・・・」
真奈美が名残惜しそうに若菜の体から離れた。
若先生は若菜の股間を覗きこむ。
「破る前に綾崎君の処女膜をじっくり撮影させてもらうよ。ところで綾崎君は陰毛がないんだね」
若菜の体にはあるべきところに陰毛がなかった。そのためまるで幼女の性器のように、ふっくらと膨らんだ恥丘とそこに刻まれた溝がはっきりと見えた。
小学生のころ、陰毛が生え始めたころから「陰毛は剃るのが女性のたしなみ」と教えられ、若菜は何の疑いもなく今まで陰毛を剃っていたのだった。
「さて、と」
若先生が若菜の陰唇を無造作に左右に大きく広げた。濡れた濃い桃色の内蔵が剥き出しになる。大き目のクリトリスと小さな尿道孔が見えた。
膣口はしっかりと肉の膜でふさがれている。
「綾崎君の性器はいいにおいがするね。普通の人は八ツ橋のにおいなんていうのだろうが、これは肉桂といってね。
 漢方薬にも使われる香木のにおいなんだ。肉の桂か・・・ 綾崎君の性器にふさわしい高貴なにおいだよ。」
若先生はさらに奥を覗きこんだ。「なるほど・・・ 綾崎君はやっぱり処女だったんね。見事なhymenだよ・・・ これを破るのは大変そうだな。
 これまでレイプしてきた看護婦のうち、処女だったのはたった2人しかいなかった。綾崎君で3人目だ。
 綾崎君のような美人が、よく今日まで処女を守っていてくれたね。感謝するよ。
 もう少し広げてみようか。」
若先生は産婦人科で内診のときに使う膣孔拡張器を若菜の膣孔にさしこんだ。
「うん、これで内部もよく見えるようになった。本当に美しいhymenだね。破ってしまうのがもったいないぐらいだ。」
若先生は若菜の処女膜をしっかりと撮影していた。
52569 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:11:54 ID:g08QwJyS
「そろそろ挿入させてもらおうか」
若先生が自分の性器を若菜に見せつけるようにした。
「ひっ」
若先生の陰茎を見た若菜は思わず小さな悲鳴を上げた。
一見ひ弱そうな外見に似合わず、若先生の性器は巨大だった。
太さ4センチ、長さは20センチはありそうである。
全体が透明な液体で濡れて光り、何本もの筋が立ち、ビクビクと動いていた。
看護婦の仕事上、若菜は今まで何人かの男性器を見たことがあった。
しかし、こんな巨大なものは見たことがなかった。
(あんな大きなものを入れるなんて・・・ いやっ、裂けてしまう!)
恐怖のあまり、思わず若菜の顔が青ざめた。
「ふふ、あまりにぼくの性器が巨大なので、青くなったようだね。ぼくのは経験豊富な女でもキツイからねえ。
 綾崎君にとっては少々大きすぎるかもしれないな。
 先に口でやってもらいたいが、いま綾崎君の口に挿入するとかみつかれそうだなあ。
 まずこっちから味わわせてもらうか。」
若菜の小さくすぼまった膣口に若先生の巨大な性器が当てられた。それを押し込むときの快感を想像すると、思わず若先生は漏らしそうになる。
「綾崎君。君を女にしてあげるよ!」
若先生が腰に力をこめた。
52669 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:12:17 ID:g08QwJyS
「うっ」「むむ、これはきつい・・・」
若菜の顔がのけぞり、白いのどがぴんと張り詰める。
2人とも思わずうめき声をあげる。
2度、3度・・・ 若先生が腰に力をこめるが固い処女膜は男の巨大な陰茎を全く受け入れようとしない。
「ふぅ、なかなか入らないな。ひと休みだ」
若先生の体が若菜から離れた。そして若菜の膣口を覗きこむ。
「ふむ、少し穴が大きくなっているようだな。hymenにも小さな裂け目ができている。
 しかし、これを全て破るのは大変そうだな。ちょっともったいない気もするが、通り道をつけておくことにしよう」
若先生は若菜の膣に右手の人差し指を差しこんだ。
「痛い・・・」
思わず若菜が透き通った声で訴える。
若先生は若菜の悲鳴にも構わずぐいっと指を曲げ、若菜の膣内をかき回すようにする。
「うぐっ」
異物感のあまり若菜が奇妙な声を出した。
「おお、これが綾崎君の膣の感触か。そら、次は指2本だ」
若先生はいったん指を引き抜くと、今度は人差し指と中指を差しこんだ。
若菜の膣の奥深いところまで入れてから、V字形に指を広げて回転させる。
「・・・・・」
若菜は歯を食いしばり、必死に痛みと異物感に耐えていた。
若先生が2本の指を引き抜くと、そこははっきりと赤い色に染まっていた。
52769 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:12:39 ID:g08QwJyS
「さあ、再挑戦だ!」
若先生が再び巨大な陰茎を若菜の膣口に押し当てる。若先生の腰に力が入る。
「くっ」
若菜は全身の力を膣に集中して若先生の侵略を防ごうとした。
突然、若先生は若菜の腋の下に生暖かい息を吹きかけた。
「きゃはっ」
くすぐったさのあまり思わず嬌声が漏れる。その瞬間、若菜の膣の筋肉が緩み、若先生の巨大な陰茎の侵入を許してしまった。
「いっ、いたっ」
思わず鋭い声で悲鳴が上がる。まだ一度も異物と接触したことのない若菜の新鮮な粘膜が、じんわりと若先生の陰茎を強力に締め付ける。
「これが綾崎君のvaginaの締め付けか! まるでぼくのpenisがつぶされてしまいそうだよ」
一突き、二突き・・・ 若先生が腰に力を入れるたびに、少しずつ巨大な陰茎が若菜の未開の膣を広げながらもぐりこんでいった。
「う・・・ ううっ・・・ くぅっ・・・」
若菜の口からは切れ切れにうめき声が流れつづけていた。
少しでも若先生の攻撃から逃れようとして、若菜の体がずり上がっていく。
ベッドに縛りつけられた若菜の両足は限界まで引き伸ばされていた。
52869 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:13:02 ID:g08QwJyS
長身に似合わず若菜の膣は短かった。しかも、子宮口の部分がとても柔らかい。
そのため、若先生の陰茎はたちまち若菜の子宮口まで届いてしまった。
さらに押し込もうとすると、亀頭の先端の部分が子宮の中にめり込むような感じがする。
他の女では味わえない、若菜の性器独特の感触であった。
「おお、綾崎君、君の性器は全くすばらしい! こんな名器は生まれて初めてだ!」
たちまち若先生はオルガスムスに到達してしまった。
「そら、出そうになってきたぞ! 綾崎君、良い子を妊娠してくれっ!」
「い、いやですっ、それだけは、ゆるしてぇ・・・」
思わず若菜が哀願する。
「そらっ」
若先生は亀頭を思いっきり若菜の子宮にめり込ませると、一気に大量の精液をぶちまけた。
「ひぃぃぃっ」
胎内に熱い液体を流しこまれる屈辱感のあまり、絶対に流さないと誓っていたはずの涙が若菜の目から溢れ出した。
(もうだめ・・・ 私の全てが汚されてしまった・・・)
白いシーツの上には点々と赤い液体が飛び散っていた。
52969 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:13:23 ID:g08QwJyS
「ほらっ、お口で掃除しなさい」
若先生は、若菜の体から柔らかくなった陰茎を引き抜くと、真奈美の顔につきつけた。
はっと若菜が我に返る。
「先生! 杉原さんには何もしないって・・・」
「ははは、そんなことをいったかな。昔のことは忘れたよ。」
若菜は自分がだまされていたことに対して、限りない怒りと屈辱を感じた。
「ゆ、許さない! 私、絶対に、先生を許しません。」
「はは、大股をおっぴろげてmanko丸出しの格好で何を言っても説得力ないよ。」
若先生の陰茎がたちまち真奈美の口の中で大きく固くなってくる。
準備が整うと、若先生は真奈美の口から陰茎を引き抜き、真奈美をベッドの上に押し倒した。
「きゃああ」
真奈美が大声で悲鳴を上げる。
若先生は真奈美の悲鳴を全く気にせずパンティに両手を突っ込むと、一気に引き下げた。
とてもはたち過ぎの女性とは思えない、幼い陰毛が現われた。
「かわいいgenital organ(性器)じゃないか。やりがいがありそうだな。いくぜっ」
若先生はたちまち真奈美にのしかかると、陰茎を性器に押しあてた。
「ここかな・・・ 違うようだな。こっちかな・・・。 うむっ、ここだなっ」
「い、いったあああああい」
「す、杉原さん!」
真奈美がちぎれそうな声で悲鳴を上げた。
「おおっ、き、きつい・・・ ほれっ」
若先生が腰に力をこめる。
「ああ、あっ、いたあい、、、ああっ、いたいっ、たすけてえ!」
真奈美の口から次々に悲鳴がほとばしった。
53069 ◇49EtSB976.:04/12/12 02:13:46 ID:g08QwJyS
「も、もう、、、もう、ゆるしてえ。あああっ、、、いたい、、、」
真奈美の目から涙が次々にあふれてシーツにしみを作っていった。
「やっと入ったか・・・ うむ・・・ 綾崎君の柔らかいUterus(子宮)もいいが、杉原君のざらざらしたきついVaginaも最高だな。
 君たち2人とも、類まれな名器だよ・・・」
若先生は真奈美のパジャマのボタンをはずすと、現われた小さな乳首にちゅうっと吸い付いた。
「ふふ・・・ 以前、高校2年生のときだったか・・・
 君の胸をはじめて診察したことがあったね・・・
 そのときから、ぼくはこうして君の胸を吸うのが夢だったんだよ・・・ ああ、おいしい・・・」
若先生は、ミルクのような真奈美の体臭を満喫していた。
ようやく、若先生は自分の体を動かし始めた。最初はゆっくりと、そしてだんだん早く・・・
「あ、あんっ、あんっ、あんっ、ああ・・・」
先生が動くたびに、半ば失神した真奈美の口から、かすかな悲鳴が漏れた。
「おおっ、いきそうになってきたぞ。杉原君にも種付けだァ」
若先生の体が大きく震えると、白く濁った熱い体液を真奈美の子宮にたたきつけた。
ぴくっと真奈美の全身が震えた。

「さて、次は何をしようかな・・・」
美女2人を前にして、もはや完全に野獣と化した若先生がつぶやいた。
「そうだ、あれにしよう。」
若先生はうれしそうににっこりとすると、必要な道具を取りに棚のところへ向かっていった・・・

おわり
531名無しさん@ピンキー:04/12/12 02:49:47 ID:PRoQncbq
69様作風変わった?・・・・と思ったら偽者?
途中で読むのやめたよ。酷すぎ。
532名無しさん@ピンキー:04/12/12 09:48:57 ID:eWmG612v
某所よりの転載。
533名無しさん@ピンキー:04/12/12 19:21:57 ID:vrnnCIrJ
「あっ、夏穂っ!」
「あ、あれっ?
 何や、大阪来るんなら、連絡してくれればいいのに。」
「ごめんごめん。でも、こうして会えたんだから、いいじゃないか。」
「それもそうやな。で、今日はどうする?」
「う〜ん」
「そうや! ひさしぶりに、おたふくでお好み焼き食べへん?」
「あ、それいいね。ちょうど夏穂のお好み焼きが食べたいと思っていたところなんだ。」
「ずいぶん調子がええなあ。じゃあ、いこか。」
「うん!」
僕は夏穂に連れられておたふくヘ向かっていった。


「ただいまー」
夏穂が店の奥に呼びかけるが、返事は返ってこなかった。
「あれ、おばさんは?」
「どっか出かけたようやな。」
「店をほっぽり出して? ちょっと無用心なんじゃ・・・」
「ま、その方がわたしらには都合ええやんか。深く考えんとき。」
おたふくには、お客さんはもちろん、夏穂のおばさんもいなかった。
「すぐ作ったるさかい、そこ座って待っとき。」
534名無しさん@ピンキー:04/12/12 19:22:13 ID:vrnnCIrJ
いいにおいとともに、おいしそうなお好み焼きが運ばれてきた。
ジュージューと音がしている。
「まだ熱いから、気いつけて食べや」
「あ、おいしい! 本当に、夏穂の作ってくれるお好み焼きはおいしいなあ」
「そやろ? 誉めてもらえると、わたしも作ったかいがあったってもんや。
 まだまだいっぱいあるから、ぎょうさん食べてや。」
ぼくは夏穂の作ってくれたお好み焼きをパクパクと食べていた。


夏穂の作ってくれたお好み焼きを食べてるうちに、ぼくはちょっと不思議なことに気が付いた。
(この肉・・・ 牛肉でも豚肉でもない・・・ 何の肉だろう?)
「ねえ夏穂、この肉、牛肉でも豚肉でもないみたいだけど、何の肉?」
「知りたい?」
嘉穂の声色が変る。
「え、そ、そりゃあ、知りたいけど・・・」
「ほんま、知りたい?」
「い、いや、知らなくても、いいかも」
535名無しさん@ピンキー:04/12/12 19:22:56 ID:vrnnCIrJ
「今教えたるわ!」
夏穂はさっきまでとは全く違う冷たい声で言い放つと、カウンターの影からサッカーボールのようなものを持ってきて、僕の目の前にドスンと放り出した。
夏穂が持ってきたモノを一目見ると、僕の頭から血液が一気に抜けていくような気がした。
「真、真奈美・・・」
「そうや! ○田さんやないでえ!
 おっと、いくら大阪でもここまで不謹慎なことはめったに言われへんからな、
 人生の終わりに夏穂タンのスペシャルジョークが聞けてよかったのお。」
「な、なぜ・・・」
「最近、あんたが日曜日にふらっと現れるから変だ変だと思ってたんや。
 調べるのは苦労したでえ。土曜日に高松でデートしとったとはな。」
「か、夏穂、それにはっ」
「いまさら言い訳しても遅いわ!
 昨日も、あたしがくっついてるのも気付かんと、二人してベタベタイチャイチャ、よくもたっぷりと見せつけてくれたのお。
 何べん、飛び出してって首絞めたろかと思ったことか。
 あたしと日曜日にデートしてたのは高松の本命のついでやったんやな!」
「夏穂、僕の話も聞いてくれっ!」
「この上何を聞くことがあるんや。あたしの性格は知ってるやろ、惚れた男の浮気を許すかどうか。
 まして、ここまで思いっきりコケにしくさって! 覚悟はできとるんやろな!」
「じゃ、じゃあ、この肉は・・・」
「あんたの想像通りや! ガリガリにやせとったんで、使えるところが少なくて難渋したがな。」
536名無しさん@ピンキー:04/12/12 19:23:08 ID:vrnnCIrJ
「ウ、ウゲーーー」
僕は必死に胃の中のものを吐き出そうとしたが、夏穂は僕の口をふさいで出かかったものを口の中に押し込んできた。
「こらっ、せっかくつくってやったもん、吐いたらあかんやろう。」
「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ」
吐きかけたものを無理やりおし戻され、僕は思わずむせていた。
僕は嘉穂の手を振りほどき、必死に逃げ出そうとしたが、なぜか足が思うように動かず、その場に倒れこんでしまった。
「このお好み焼きにはクスリも入れてあったんや! そろそろ効いて来たようやのお」
助けてくれと叫ぼうとしたが、もう口も思うように動かなかった。
「へへへ、あんたはそう簡単に楽にはさせたらへんでえ。
 あたしをここまでコケにしてくれたんやからのお。
 最初は目を潰すか? それともペンチで歯を抜いたろか? 爪はがしたろか?」
体の自由を失った僕の耳に、憎しみと狂気に満ちた夏穂の声がやけに明晰に聞こえてきた・・・
537名無しさん@ピンキー:04/12/12 21:34:48 ID:bhmr/oJG
>>511-530
コピペ荒らし、乙
>>533-536
はいはい、おじいちゃんつづきはこっちでね…
【レイプ】鬼畜陵辱投下専用スレ【スカトロ】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083240192/
538名無しさん@ピンキー:04/12/12 23:39:56 ID:oijJfWHS
>>537
カリカリすんなや。おまいさんのレスも同類だぞ。
せっかくマターリしていたスレだ。ふんわか行こうぜ。
53969 ◆49EtSB976. :04/12/12 23:52:11 ID:/KHw2c+0
>>531
おっしゃるとおり、>>511-530は私ではありません。
SS投下するときはトリップ付けてますので、それで判別してください。
540名無しさん@ピンキー:04/12/13 05:46:33 ID:9v+HdTUJ
>>533-536
香○さんネタでもいいからエロ入れてくれよ
541名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:29:09 ID:Qu552mCB
まあいいじゃん
続きヨロ
542ネ申候補生:04/12/15 15:35:51 ID:uNg70dbc
>>279
夏穂の陸上の練習に付き合った僕は終わるまで待っていた。
チラチラとこちらを見ている夏穂。僕が気になって練習にまったく身が入っていないようだ。

「お疲れ。今日は調子悪かったみたいだね」
「・・・・・・」
「練習って見ていておもしろいね。これからも練習を見学させてもらおうかな」
「やめてよ」
「今日は夏穂と楽しみたくて待ってたんだ・・・もうみんな帰ったみたいだよ」
「・・・どうするつもり?」
「言っただろ。楽しむんだよ・・・」
夏穂は強気なことばかり言っていたけど、僕に従った。
陸上のユニフォームを脱がして乳房を揉み始めると、切なげな声を洩らし始めた。
「んっ・・・んん・・・」
「柔らかくて・・・気持ちいいよ」
「んっ・・・」
運動の汗も引ききらないしっとりとした乳房の頂点にちょんと乗った乳首を愛撫すると、ゆっくりと硬さを帯びていく。
陸上には不向きな大きな胸の奥で、高鳴る鼓動を感じる。
「ん・・・ん・・・」
「感じてるんだ・・・可愛いね」
「やっ・・・ん・・・」
陸上のユニフォームはゆったりとしたデザインのせいか、普段着や制服よりも容易に脱がせられる。
夏穂の頬が紅潮するのを眺めながら、するするとパンツを下ろしていく。
「だめ・・・」
「大丈夫・・・足を開いて」
「んんっ・・・こう?」
夏穂の足の付け根に指を這わせていく。
前に比べればずっと濡れている。これも僕のことを好きだからなんだろうか・・・。
543ネ申候補生:04/12/15 15:36:17 ID:uNg70dbc
「あっ・・・んん・・・」
「濡れてるよ」
「んっ・・・そんなこと・・・ない・・・」
「だってこんなに」
「あんっ・・・」
濡れているんだから、と言いかけて、これだけ濡れていれば・・・と、はちきれそうな僕自身を押し当てる。
そういえば夏穂と後ろからするの初めてだな、なんてことを考えながら濡れそぼったスリットに押し込んでいった。
「ああっ・・・」
「ん・・・」
「もっと・・・優しく・・・して」
「夏穂の・・・すごく狭くて・・・」
「う・・・んんっ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・」
「あぁ・・・あっ・・・あっ・・・」
「はぁっ・・・うぅ・・・」
「あっ・・・あぁぁ・・・あっ・・・」
「もう・・・我慢できないよ」
「イって・・・あぁ・・・」
「いく・・・いくよっ・・・夏穂っ」
「あぁ・・・ああーっ」
544ネ申候補生:04/12/15 15:36:36 ID:uNg70dbc
「ふぅ」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
夏穂の身体は初めてのときよりもさらにしっとりと絡み付くような気持ちよさだった。
僕は夢中になって夏穂を求めて、夏穂に出すことで、すっかり夏穂を奴隷として目覚めさせることについて忘れていた。
このままじゃ、ダメだ。これから、もっと・・・。
「今日はたっぷりいじめてあげる・・・そうだ、これを使おうか」
「えっ?」
用具室の隅にあるロープに手を伸ばすと、夏穂の顔がさぁっと青ざめる。
「そ、それを・・・どうするの?」
「カウボーイみたく振り回してみる?」
「・・・」
「用途は一つに決まってるだろう?」
「えっ・・・や、やんっ!」
「じっとしないと痣になるよ」
「やっ・・・ちょ、ちょっと・・・やあっ!」
ロープを夏穂の身体に巻いていく。初めてだからか、夏穂が軽い抵抗をするからか。ビデオで見るようにスムーズにはいかないが・・・。
「ん・・・うっ!」
・・・ロープを締めたり緩めたりを繰り返すたび、びくっと反応する夏穂を眺められるのが、これはこれで・・・いい。
「はぁっ・・・はぁ・・・」
「ふう・・・なんとか形になったな」
「は、恥ずかしいよぉ・・・あんまり、見ないで・・・」
「そんなに恥ずかしい?」
「はぁっ・・・あ、当たり前じゃない・・・」
「じゃ、見えないように塞いであげる・・・これで」
「それ・・・それって、リレーの・・・?!」
545ネ申候補生:04/12/15 15:36:57 ID:uNg70dbc
「そ。このバトンを入れちゃえば恥ずかしくないだろ?」
「ば、馬鹿っ!そんなの、余計に恥ずかしいじゃないっ!」
「あ〜、馬鹿なんて言っていいのかなぁ?自分が今、どういう状況かわかってる?」
「あっ・・・」
「それじゃあ手も足も動かせないだろ?このまま放っておいて帰っちゃってもいいんだけど・・・」
「やっ・・・やめて!そんな、誰かに見られたら・・・」
「じゃあ、おねだりしてみなよ」
「えっ」
「『バトンを突っ込んでください』って」
「そ、そんなこと・・・!」
「じゃあ帰っちゃおうかな。お腹空いたし」
「ご、ごめんなさい!言うから!言うから、許して・・・そ、そのバトンを・・・」
「ん?よく聞こえないよ?」
「私に・・・突っ込んでえっ!」
顔を真っ赤にして、吐き捨てるようにして叫ぶ夏穂・・・。
そんな夏穂の表情を楽しみながら、さっきの行為の後で夏穂のと僕のが混じり合って泡だった白濁液をバトンに塗りたくる。
潤滑はこれで大丈夫だろう・・・。
「・・・仕方ないな。じゃあお望み通り・・・」
「んっ・・・ん、んアァアアッ!!」
褐色の菊文様をした襞をぐいっと引き裂くようにバトンを突っ込む。四肢を縛られ、自由が利かない夏穂はただ身をよじるばかりだ。
「ちっ、違うっ・・・そっちじゃ・・・やだっ、抜いて・・・抜いてエッ!」
「たった今、突っ込んでくれって言わなかったっけ?」
「だって・・・だっ・・・アァッ!」
「あれ?バトンから何か流れてきたよ・・・夏穂ははしたないなあ」
「いやあっ!」
「なんだ・・・前の方も感じてるんじゃないか、夏穂」
「うっ・・・」
「じゃあもっと気持ちよくしてあげるよ」
深々と突き立てられた一本のバトン。それを握りしめると、僕は激しく上下させた・・・。
546ネ申候補生:04/12/15 15:37:14 ID:uNg70dbc
「あ・・・う、ああっ・・・」
「ほら、どんどん流れてくる・・・なんだろね、これ?」
「や・・・やあっ、あ・・・アァアッ・・・!!」
「こんなもので終わるなんて、させないよ」
「ひぃっ・・・ひぎっ・・・ふぅぅ・・・」
「前にはバトンなんかじゃなく、僕自身を入れてあげるからね」
「同時には・・・ムリぃ・・・あああっ」
「はぁ・・・さっき出したばかりなのに・・・またこんなに気持ちがいいよ」
「ぎぃ・・・あぁっ・・・あううううんむっ」
「はぁ・・・はぁ・・・」
「ああん・・・あうっ・・・もう・・・許してえっ」
「夏穂・・・最高だよ・・・」
「あふん・・・あはん・・・きゃふぅっ」
「また・・・出るよ・・・また出していいよね・・・」
「ううんん・・・っ」
「出るよ・・・」
「はうぅ・・・っ・・・」
「夏穂っ・・・」
「・・・好き・・・っ」
「夏穂・・・はぁっ・・・」
「好き・・・好きなのっ・・・ああんっ」
「いくっ・・・うぅっ」
「あふ・・・っ・・・はうううっんっ」
「ふぅ・・・ふぅ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・」

おわり
547名無しさん@ピンキー:04/12/15 18:48:05 ID:9oYMd4NQ
>>542-546
ネ申を目指すなら厳しい評もありかな?ということで長文です。

候補生氏のSS、素材はいいのに調理の仕方を間違った、といった感じに見えます。
展開は無理がないし、地の分はよく書けていると思います。
バトンに潤滑剤を塗布するために最初に一回交わるあたりは自然な流れですね。
地の文も少ないながら上手いと思います。ただセリフに頼りすぎかな、と感じました。
もっと動作の描写や感情の変化を説明した方がよく伝わるような気がします。
たとえば主人公の触覚や嗅覚や視覚だったり、夏穂がセリフを言う感情とかです。

SSは自分の頭の中の映像を文字だけで伝える作業になると思います。言葉をいっぱい使ったほうがより伝わりやすいと思いますよ。
548名無しさん@ピンキー:04/12/17 20:39:19 ID:IGToee7H
>546
かなり興奮したです。他のキャラでも書いて。
549『意識の影響』:04/12/18 19:54:45 ID:6ErzqyWH
土曜日の午後8時。
青森にやってきた僕は、おじさん(=妙子のお父さん)がいないということで、妙子の家の仕事を手伝った。そして妙子が作ってくれた夕食をご馳走になって、そろそろ帰る時間になった。
妙子は、
「泊まっていってくれればいいのに・・・」
残念そうな顔をして下を向いている。
僕も残念だが、それ以上に、そこまでお世話になるのは申し訳ない。
ちょっとの間僕たちが何も言わないと、風が木の葉を揺らす音が耳に入る。
「・・・」
「・・・」
突然、道路の方から、やけに陽気な男性の声がした。
「妙子、一緒にいるのは誰だ?」
声の方を見ると、安達のおじさん(=妙子のお父さん)だった。
なんだか赤い顔でにこにこして、僕の顔を見て、
「あっ、ひょっとして・・・」
僕が、
「お久しぶりです・・・」
言い終わる前に、
「堅苦しいあいさつはいいよ。東京の生活はどうだ?」
なんて話し始めた。
「お父さん!電車の時間があるんだから!」
妙子は必死になって僕の事情を説明してくれたのだが、おじさんはお酒を飲んでいるらしく、
「まあいいからいいから・・・」
なんて言いながら僕の話を聞こうとする。
少しくらいならと思っておじさんの話に付き合ったら、いつのまにか9時を回っていた。
(青森駅発が9時5分だから・・・、間に合わないな・・・)
おじさんが席を外した隙に、
「ごめん、妙子。今日泊めてくれる?」
と言ったら、妙子の笑いがぎこちなくなった。
「あはは・・・。ごめんねぇ・・・」
しょんぼりして謝る妙子を見ていると、やっぱり面倒見がいいんだな、と思えてくる。
550『意識の影響』:04/12/18 19:55:12 ID:6ErzqyWH
それから小1時間くらいおじさんの話しに付き合って、昔僕の家族が間借りをしていた部屋の1つに泊まることになった。
部屋に着くと、妙子が珍しくおこったような表情で、
「お父さんったら、お酒を飲むとああなんだから・・・」
そう言ったかと思うと、今度は残念そうな表情になって、
「ごめんね・・・。迷惑かけちゃったね・・・」
「でも、おじさんと話すのは本当に久しぶりだったからね。それに、おじさんの話も結構おもしろかったよ」
僕の答えに安心したのかがっかりしたのか、苦笑いしながら、
「あなたも今からそんなじゃあ、お父さんみたいになっちゃうぞ」
そう言った。そして僕を見て笑う。
本当はおじさんを好きなのがよく分かって、少しうらやましかった。
「おじさんって、お酒の飲むといつもああいう感じなの?」
妙子がちょっと腕を組んだ。
「ほとんどあんな感じ。さすがに法事の席だと違うけど、飲むとやたら明るくなって、小さい頃なんか怖かったんだから」
おじさんも、かわいそうに・・・。
「明るくなるんだからいいじゃない?」
「でもね、さすがに・・・」
そこからおじさんが酔った時の話が始まり、いろんな話題が出てきた。
酒屋のこと、家族のこと、僕が引っ越してから再会するまでのことなど。
僕も近況報告も含めて、僕の周囲の話をする。
家族のこと、学校のこと、友達のことなど。
妙子は、僕の話を興味深そうに聞いてくれている。
「駅前のちょっとしたスペースに座り込んで話ししてる子たちがいてね・・・」
妙子がうなずく。
「うん」
「ズボンだったらいいんだけど、ミニスカートになるまで丈を詰めた制服でアスファルトに座り込んで話をしてるのは、どうかと思うよ。青森にはそんなことする人はいないよね?」
僕の言葉を聞いた妙子の顔から元気がなくなっていった。
そして、少し小さい声で、
「・・・東京の女の子って、やっぱりかわいいんだろうね・・・」
僕はあわてて、
「いや、そういうことを言いたいんじゃなくて・・・」
弁解しようとしたけど、妙子は寂しそうな笑顔になってしまった。
551『意識の影響』:04/12/18 19:55:34 ID:6ErzqyWH
「きっと制服もかわいいんだね。私の高校の制服じゃ、スカートを切ってもバランス悪いだけだし・・・」
「別にそんなこと考えてないよ。こっちにはそういう信じられない人もいるっていう話をしたかっただけだよ」
間髪入れずに否定した。
そのつもりだったけど、わずかに笑った表情から、どこか寂しそうな感じは消えなかった。
「・・・ありがとう、あなたは優しいね・・・」
僕に気を使ってくれて、自分のコンプレックスを隠して笑っている。
そんな感じだった。僕はできるだけのフォローをする。
「妙子だって東京の子に負けてないし、妙子には、妙子のいいところがあるよ。
人の評価は外見だけで決まるわけじゃないし、それ以上に大切なものがあるでしょう?」
妙子の表情から、微笑みが消えた。
「・・・でも、きれいなほうがいいでしょ?」
「それはそうかもしれないけど、それ以外に大切なことがいっぱいあるよ」
そう言ったけど、妙子は寂しそうにうつむいてしまった。
僕のフォローは、妙子の気持ちを軽くすることはできなかったらしい。
僕は少し考える。
コンプレックスは感情だから、言葉、つまり理詰めで何か言ってもだめなときもあるのかもしれない。
それなら非言語的な部分を織り交ぜたらどうだろうか。
僕はそれに賭けてみることにした。
うつむいてる妙子に、
「いやだったらすぐにやめるからね」
とだけ言って、僕は妙子を軽く抱きしめた。
「ど、どうしたの?」
慌てて裏返ったような妙子の声が僕の耳のすぐ横から聞こえる。
「思わず抱きしめちゃうほど、妙子はかわいいよ」
妙子の声が高くなる。
「あっ・・・」
やはり、驚いているようだった。
552『意識の影響』:04/12/18 19:55:56 ID:6ErzqyWH
妙子を抱きしめたまま、できるだけ穏やかな声でゆっくりと話す。
「妙子が自分のことをどう思ってるか分からないけど・・・。
おしゃれするとかに関係なく、僕は妙子をすごくかわいいと思ってる」
「・・・そんなこと・・・」
妙子の声がわずかに震えて、さっきより高くなっている感じがした。
ちょっと横顔を見ると、妙子の顔は耳のすぐ近くまで赤くなっていた。
僕は続ける。
「僕の評価じゃ意味ないだろうけど、そう思ってる。そういう人もいるんだってことだけ、覚えておいて」
妙子が僕の肩に頭を預けた。
しばらくそのままでいると、妙子が小さい声で、
「・・・うん・・・」
という返事をした。なんとか分かってくれたようなので、
「突然こんなことして、ごめんね・・・」
言って離れることにした。
ところが離れようとしたら、妙子の顔が僕の目のすぐ前に現れた。
僕の腕の中から僕を見ている妙子は、まるで、上目遣いで僕を見ているようだった。
頬を染めて、僕のすぐ近くでひたすら僕を見つめる。
その女の子らしい雰囲気に、僕は動けなくなった。
妙子はその表情のまま、
「ありがとう・・・」
言ったかと思うとちょっと背伸びをして、
"ちゅっ"
僕にくちつけた。
軽く触れるような感じだったけど、妙子のくちびるはとても柔らかいと思えた。
「た、妙子?」
僕は驚いたけど、妙子は恥ずかしそうな目で僕を見つめて、
「かわいいと思ってくれてるなら、いいよね・・・」
「そうだね・・・」
僕が答えると、妙子が僕の名前を呼び、また目を閉じた。
553『意識の影響』:04/12/18 19:56:19 ID:6ErzqyWH
ちょっと迷ったけど、僕は妙子の頬に手を当てると、少し長くキスする。
「・・・ん・・・ん・・・」
妙子の唇は甘くて弾むような感じだった。
妙子は、潤んだ瞳で僕を見つめ、それからすっと目を閉じた。
今度は妙子の唇をふさいで、長く長くくちづける。
「・・・んん・・・んっ・・・」
それから何回となくくちづけをしているうちに、
妙子の頬が桜色に染まった。
「・・・ねぇ・・・」
僕の目を期待を込めたような瞳でまっすぐ見つめた。
後で妙子が聞いたら私じゃないと言いそうなほど魅力的な、柔らかく輝く瞳だった。
「戻れないかもしれないよ・・・」
僕はそう言ったけど、妙子は静かな声で、
「戻りたいなんて思わないから・・・」
そう返して目を閉じた。
僕は一度妙子にキスをして、それから頬にキスをする。そしてフェイスラインからくびすじへとキスを続けながら、パジャマのボタンを外す。
「・・・ん・・・あ・・・はぁ・・・」
妙子はため息のような息をつき、僕の頭に手を触れた。
着ているものを取ってしまうと、僕は妙子の胸にわずかに触れる。
柔らかくて温かいと思った。
「あん・・・」
甘いため息をついた妙子の顔がまた赤くなる。
554『意識の影響』:04/12/18 19:56:37 ID:6ErzqyWH
円を描くように妙子の胸を刺激すると、ほとんど力を入れていないのに、僕の手の動きに添って動いた。
「あ・・・はぁ・・・あん・・・」
布団の上にあお向けになってもらい、両方の手で横や斜めに少しずつ動かすと、胸のいただきが鮮やかな桜色になって、少しだけ小さくなる。
「あっ・・・んっ・・・あふ・・・」
妙子の息が少し大きくなってきた。
それに合わせて手を動かし、いただきを指で刺激すると、
「あっ!・・・は、あぁん・・・ふぁ・・・」
今度は妙子の吐息が僕の手の動きに合ってきて、胸が弾むような感じになり、いただきがつんととがってくる。
妙子の背中がわずかにそってきて、肌色が少し鮮やかになる。
胸のいただきを、少し力を入れて何度となくふるわせながら、同時に脚の内側を軽くなでる。
「はぁ・・・あん!・・・ひゃ・・・あっ!・・・」
甘いため息がそのたびに深くなったり戻ったりする。
左手で左の胸を少し大きくなで、右の胸はいただきを口で刺激して、右手で妙子のを一度だけなぞる。
「あっ!・・・あんっ!・・・ふぁ・・・」
指先に湿った感じがして、妙子の背中が布団から浮いた。
妙子の顔は桜色になり、目は完全に閉じていて、息をつくたびに小さく口を開けていた。
最初はさわるか触らないかくらいの強さで妙子のに刺激を与えていくと、
「はぁん・・・あっ・・・いっ・・・」
妙子の声が少し大きくなって、妙子の全身がほんのりとピンクになっていく感じがした。
指が少し入るくらいまで力を入れると、
「んっ!・・・あふ・・・あっ!・・・」
僕の指に妙子の液体がついた。もう一回同じように手を動かすと、
「はぁっ!・・・」
"ちゅ・・・"
妙子のから水音が聞こえた。
555『意識の影響』:04/12/18 19:56:58 ID:6ErzqyWH
今度は少し速く、横にも動かすことにした。
途端に妙子が
「ああんっ!・・・あっ!・・・ふあっ!・・・」
高い声を上げ、背中がそったようになった。
妙子は赤い顔で目を強く閉じ、僕に任せてくれているようだった。
(大丈夫かな・・・)
胸に置いた手にわずかに力を加えてなでながら、妙子の中に指を入れて少し動かしてみる。
妙子は
「あっ、は・・あんんっ!・・・あふ、はぁん!・・・」
ソプラノの声になって、体をぴくんと震わせた。
耳にほんの少し息をかけただけで、
「あんっ・・・はぁ・・・あっ・・・」
妙子の声が深い大人の吐息になった。
もう少し良くしてあげても大丈夫だと思った僕は、深くキスをして、左手の人差し指で左の胸のいただきをこするようにする。
右手はランダムに、時に強めに妙子の中を動かしてみると、
「ひゃぁぁぁん!・・・あんっ!・いっ!・・・あっ、あっ!・・・」
"ちゅ・・・ちゅっ・・・"
口が小さく開いて、頬が濃い桜色に染まる。
胸は淡い桜色に色づき、いただきは鮮やかなピンクになってその存在を主張する。
僕の指には妙子の液体が伝わるようになり、体全体が熱くなっているようだった。
僕が動くと
「あんっ!・・・あっ、あふっ・・・」
"ちゅ・・・・・くちゅ・・・"
妙子の声と水音が重なり、妙子は大きく息をつくようになった。
妙子も妙子のも大丈夫かな、そう思った僕は妙子に聞いてみた。
「妙子・・・、いい?」
目を閉じて息をついていた妙子がゆっくりと目を開け、
「・・・うん・・・」
紅く染まった頬で微笑んだ。
556『意識の影響』:04/12/18 19:57:17 ID:6ErzqyWH
僕はできるだけゆっくり妙子の中を進んでいく。
「あ!ああーーーーっ!!」
"くちゅ・・・"
妙子の頬が真っ赤になる。
妙子の液体があふれて、体がさっきよりも熱を帯びてくるのが分かる。
ほんの少し動かすだけでも
「あんっ・・・、は・・・あ・・・」
妙子は高い声を上げる。ちらっと顔を見ると、目を閉じたそのまぶたも桜色になっていて、ぎゅっと目をつぶっていた。
ゆっくり、かすかに動く程度に動いたけど、
「んっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
妙子は手を握っていた。
僕がその手を包み込むと、妙子の手が、僕の指と妙子の指を絡めるように握った。
妙子の頬が染まり、目が少し開いて、夢を見るような目で僕を見て言う。
「いいよ・・・。あなたのいいように・・・」
そういって握った手にわずかに力を入れた。
「ありがとう・・・」
僕が妙子にくちづけてできるだけ優しく妙子の目を見ると、妙子は静かに目を閉じた。
僕はゆっくりゆっくりと動き出した。
すぐに、
「あっ・・・はあっ・・・んっ・・・」
妙子の声が僕の耳に届く。でもさっきより深くて柔らかい声。
妙子が僕を信頼してくれた証拠、のように思えた。
もう一度ゆっくり動かすと、
「あんっ・・・は・・・あぁ・・・」
僕の耳元に深い吐息が届く。
そして妙子の中が、僕のを締めつけはじめた。
「妙子・・・。ちょっと動くからね・・・」
妙子は握った手に少しの間力を入れ、小さくうなづいた。
557『意識の影響』:04/12/18 19:57:36 ID:6ErzqyWH
僕はゆっくり、妙子によくなってもらえると思える程度の速さで、妙子の中を行き来する。
妙子の甘いため息がだんだん僕の動きと合ってきて、
「・・・あっ・・・あっ・・・あんっ・・・んっ・・・」
"くちゅ・・・ちゅ・・・"
妙子の液体がつながりから流れた。
見ると、頬から首、それに肩のラインがしっとりとしてきた。
さっきよりわずかに速くすると、妙子の胸のいただきが僕の体に当たって、
「あんっ!・・・んっ・・・はぁ・・・」
妙子の肩がぴくんと震えた。見ると、胸も桜色になり、そのいただきはつんととがっていた。
少しずつ早くしていきながら、同時に胸のいただきも体で押すようにすると、
「はぁん!・・・あっ・・・ふぁ・・・」
また妙子の声が高くなった。耳もとでささやかれた甘いため息みたいな声。
「んっ・・・あっ・・・あんっ・・・」
妙子の背中がわずかに浮いて、僕の体に柔らかい胸が当たる。
僕がそれを回避しようとして僕の肩を上げたら、その分妙子の中に深く入ってしまった。
途端に、
「ああんっ!」
"くちゅ"
つながりから液体があふれ、妙子の中が僕のをしめつけた。
そして、妙子の背中が浮いて、耳は赤くなり、手がしっとりとする。
僕が謝ろうと思ったら、妙子は僕の背中に手を回し、僕の口を妙子の口でふさいだ。
「んん・・・、んっ・・・」
同時に妙子のが僕のをしめつけた。
僕はだんだんと早くすることにした。動くたびに
「あんっ・・・あふっ・・・んんっ・・・」
少しだけ広く開いた唇から流れる妙子の声が大きくなってきて、額からまぶた、頬、くびすじまでピンクになり、唇が赤くなった。
また僕が動くと、
「はあっ・・・んっ・・・あんっ!・・・」
"くちゅ・・・くちゅ・・・"
妙子の背中が少しそって、動くたびに液体が流れる。
558『意識の影響』:04/12/18 19:58:56 ID:6ErzqyWH
脚には力が入っていないみたいだったけど、僕が内側をなでただけで、ぴくんとなって、
「・・・はぁ・・・ん・・・、あっ・・・んっ・・・」
深い大人のため息をついた。
(感じてくれてる)
そう思えた僕は、少し速く動くことにした。
「あっ!・・・んっ!・・はぁっ・・・」
すぐに妙子の頬までが真っ赤になり、僕の背中にまわされた手が強く僕を抱きしめる。
額にうっすらと汗が浮かび、肩口までピンクになりながら、僕が与える感情を受け入れる。
妙子の中が僕のをきつくしめつけて、僕の意識が飛びそうになる。
(妙子がよくなってくれきゃ意味がないだろう?)
自分に言い聞かせて、出し入れを大きくしていく。
「あんっ・・・んっ・・・ひぁ・・・」
"くちゅ・・・くちゅ・・・"
僕の動きに合わせてだんだんと妙子の声が響くようになっていき、つながりから出る液体は布団にまで達するようになる。
ぎゅっと抱きしめられて柔らかく押し付けられた胸は温かかくて、妙子の中は熱いくらいになっていた。
残った理性で妙子によくなってもらうようにと考えながら、さらに速く動くと、
「あっ!・・んっ!・・はあぁん!・・」
"ぐちゅ・・ぐちゅ・・"
ぴくん、と妙子の中がふるえた。
僕の顔に息がかかるくらい近くで一度僕を見た妙子が、潤んだ瞳で僕を見つめながら、
「・・・私、もう・・んっ!・・もうだめ・・あぁん・・」
僕は
「いいよ・・・。好きな時に登りきってね・・・」
そう言って、持てる力のすべてを出して妙子の中を行き来する。
559『意識の影響』:04/12/18 19:59:17 ID:6ErzqyWH
液体が布団に池を描いて、妙子の声は部屋に響くほど大きくなり、僕たちのつながりからはとめどなく液体があふれる。
「あっ!・はっ!・ああっんっ!・あっ!」
"ぐちゅっぐちゅっ"
僕に抱きついて必死で感情を抑えている妙子の体が震えだした。
「あっ!・あんっ!・ああ!あっ!!」
僕が懸命に動きながら妙子の一番感じやすいところを細かくふるわせると、妙子の中がぴくんと震えて、
「あっ!ああっ!!あっ!!んっ!!あっ!!いっ!!」
"ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!"
リズムよりも速さを優先して妙子の中のあらゆるところを刺激して感情を与えると、妙子と妙子の中がびくびくと大きく震える。
妙子の体が弓なりになり、妙子の中は僕のを引き込むように何度も動く。
そしてひときわ大きな声で、
「あっ!!ああああああああーーーーーーーーーー!!!!」
妙子が叫んだかと思うと、妙子の中がぎゅっと収縮する。
僕も達した。
「くっ・・・」
妙子は一度びくんと震えると、
「あっ!・・はああぁぁ・・ぁ・」
全身の力が抜けていった。
大きかった妙子の声が小さくなって、妙子が大きく息をつきながら少し、ぴくぴくと震える。
「・・・はぁ・・・ぁ・・・」
そして息が落ち着いたと思ったら、妙子はそのまま静かに目を閉じた。
「妙子?」
「・・・」
呼びかけてみたけど反応がなかった。
見ていたら、しばらくして
「・・・くぅ・・・くぅ・・・」
小さな寝息が聞こえてきた。
(ずっと働きどおしだったんだよね・・・。ゆっくり休んでね・・・)
頬に赤みが残りながら寝ている妙子の頬に軽くくちづけて、妙子に掛布団をかける。
妙子がわずかに笑ったような表情になったのを見て、僕は壁によりかかって寝ることにした。
560『意識の影響』:04/12/18 19:59:35 ID:6ErzqyWH
翌朝。穏やかな声で、
「・・・もう朝だよ、起きて・・・」
起こされた。目を開けると、妙子の顔が僕の目のすぐ前にあった。
僕があいさつをすると、妙子は嬉しそうな、少し恥ずかしそうな声で
「朝ご飯できたから・・・、食べてくれるよね?」
「うん、ありがとう」
僕が姿勢を正して頭をクリアにすると、妙子は少し赤くなりながら、
「・・・あのね・・・」
と言って言葉を切った。
「なに?」
僕が聞くと、妙子は顔が赤いままで、
「私、東京の女の子よりおしゃれじゃなくてもいい?」
と聞いた。
「もちろんだよ」
僕が言うと、妙子は嬉しそうに微笑んで、僕の目を見つめた。
「・・・」
「・・・」
しばらく僕を見つめた後、妙子が
「でも、きれいな方がいいよね?」
「今の妙子がそのままきれいになってくれたら、それは嬉しいよ」
僕の答えを聞いた妙子はほんのりと頬を染めて、澄んだ目で僕をまっすぐ見ながら、明るい声で言う。
「私、自分がおしゃれじゃないことを気に病むのはやめる。
でも、できるだけきれいになるね」
そして妙子と僕の頬が合うほど近くなったと思ったら、僕の耳もとで優しくささやいた。
「みんな、あなたのおかげ・・・。
だから、あなたのために、きれいになるね・・・」
きれいな目で僕を見て微笑む妙子は、お化粧なんか必要ないほど純朴なかわいらしさでいっぱいだった。

Fin.
561名無しさん@ピンキー:04/12/18 22:18:11 ID:upqvNTi2
書き込みは500KBまでで、480KBを越えたら一週間カキコなしでdat落ち。
・・・ということで新スレ立ててみます。
562561:04/12/18 22:21:25 ID:upqvNTi2
立てますた。

【グラフティ】センチシリーズ総合2【ジャーニー】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103375977/
563名無しさん@ピンキー:04/12/18 23:38:14 ID:79sd2drm
GJ
564このスレのまとめ
>207 >405に続いてまとめました。

松岡千恵 『アグレッシブでフェミニンな24時間』
>406-419

星野明日香 『プロミネンス』
>431-437 >439-449

遠藤晶 誕生日SS改訂版
>453-471

保坂美由紀 『金沢にて』
>476-501

綾崎若菜+杉原真奈美
>511-530

森井夏穂 ○田さん
>533-536

森井夏穂 リレーのバトンを使った器具プ(ry
>542-546

安達妙子 『意識の影響』
>549-560