【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ【クレパラ】

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1名無しさん@ピンキー
なかったので立てました。
仲村佳樹作品のエロ小説なんでもありです。
2名無しさん@ピンキー:04/06/18 13:17 ID:dXO4yt6s
少女漫画・少女小説全般スレ 3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086527822/l50
3名無しさん@ピンキー:04/06/18 23:38 ID:R65kYK2/
とりあえずクレパラの
竜二×司希望しているか
4名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:14 ID:BfLh+ulG
226 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:41 ID:SmeVg/GT
「あ、うー・・・ん」
 一冊の台本を手に、キョーコはじっと考え込んでいた。
 待望の、ドラマの仕事。主役でこそないけれど、主役の親友でありながら恋のライバル役として暗躍し、ドラマを支える重要な役だ。
 重要な役、なのだけれど・・・。
(分かんないなぁ・・・)
 キョーコが演じる『親友兼ライバル』は、最初のうちこそ真剣に主役を応援するのだが、たった一度、主役の恋人と一夜を共にすることで立場がガラリと変わってしまう。
 表面上は以前と変わらず親友として振る舞いながら、影では陰険な策謀を張り巡らし、何度となく主役を裏切っていくのだ。主役の恋人を、奪い取るために。
(どーして、たかが男のことでここまで必死に・・・)
 ―――と、そこまで考えて、少し前までの自分を思い出した。
 高級マンションでの尚との生活を維持するために、馬車馬のように働いて。
 尚に裏切られ、復讐を誓い、憎悪のままに芸能界まで追いかけてきて。
(―――まさしく必死、だったわね)
 けど・・・と、キョーコは小さくため息をついた。
(あの頃は親友なんていなかったから、どこまでも必死になっていたけど。もし、モー子さんみたいな親友がいたら・・・)
 それは無意味な仮定だった。そうと知りながら、キョーコはさらに想像する。
 もしあの頃、モー子さんのような親友がいて、それが尚の恋人だったとしたら。
(私・・・身を引いてたんじゃないのかな)
 パラパラと、台本をめくる。
 『親友』が吐き出す、綺麗な言葉が目に止まって、キョーコは無意識にそれを口にしていた。
「・・・『私たち、親友でしょ? いつだって応援してるに決まってるじゃない』」
 それは間違いなく本音だったはずだ。たった一晩の過ちを犯すまでは。
 それが、キョーコには理解できない。
 その一夜は、シーンとして存在し、台本にも書かれている。キョーコにとってはじめてのベッドシーンだ。
 キョーコはさらにペラペラとそのページまで台本を進めて、台詞やト書きに目を通す。

5名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:15 ID:BfLh+ulG
227 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:42 ID:SmeVg/GT
(・・・わっかんないなぁ)
 大切な親友を裏切ってでも男を手に入れようとする、そのきっかけ。
 ここを理解できなければ、キョーコが『親友』役を演じることはまずできないだろう。
 なのに、何度台本を読み込んでも、それがさっぱりわからない。
(大体、なんでこの男は、彼女がいるってのに他の女とそうなっちゃう訳? どう考えても、この男のいい加減さが一番悪いんじゃない!)
 こんな男に惚れこんで親友を裏切るだなんて、今のキョーコには信じられないことだ。
(あー、もうイライラする! 主役もこんな男、さっさと振っちゃえばいいじゃない!)
「―――すごい形相だな」
「!」
 唐突に至近距離に現れた男の顔に驚いて、キョーコは座っていたソファごと一瞬で壁まで後退した。
「・・・・・そこまで露骨に逃げなくたっていいだろう」
「つ、敦賀さん! お、おはようございます! ・・・すいません。私、急なことで驚いちゃって・・・」
「おはよう。・・・いや、珍しいと思ってね。君が事務所でじっとしてるなんて」
 いつも忙しく走り回っている印象があるから、と小さく付け加えて、敦賀蓮は静かに微笑む。
「今日は、ラブミー部で?」
「あ、いえ。その・・・新しいお仕事いただいたんで、今日はその台本をもらいに来たんです」
「へえ、良かったじゃないか。・・・ああ、台本ってこれ?」
 キョーコが手にしている台本をさり気なく奪い取って、蓮は表紙を確かめ・・・軽く目を見張った。
「これ・・・月ドラの?」
「あ、ご存知なんですか?」
「知ってるもなにも・・・君、キャスト欄も確認していないのか?」
「へっ?」
 蓮の言葉の意味がわからず、キョーコはきょとんと目をしばたかせる。
「・・・俺もね、台本をもらいに来たんだよ。このドラマの」
「え・・・じゃあ、まさか!」
 強烈に嫌な予感がして、キョーコは蓮の手から台本を素早く奪い返した。

6名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:16 ID:BfLh+ulG
228 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:43 ID:SmeVg/GT
 そこに・・・確かに、敦賀蓮の名前があった。―――主役の恋人役として。
(う・・・そおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!)
「うちと懇意のスポンサーだから、LMEからの出演が多いとは聞いていたけど・・・驚いたな。まさか君までキャスティングされているとは」
「わ、私も、まさかこんな形で共演することになるとは・・・」
 真っ青になって固まったキョーコを見下ろして、蓮はあきれたようにため息をつく。
「何もそこまで嫌がることはないだろう。同じ業界にいる以上、こういうことはこれからも何度だって・・・」
「あ、いえ、共演させていただけるのは光栄なんですけど!」
「けど?」
「けど・・・その、なんか申し訳なくて」
「申し訳ない?」
 キョーコの言葉に、蓮はますますいぶかしむような目になる。
 この、敦賀蓮という男は、こんな顔ですら妙な迫力を持っていて、ごまかすことを許さない雰囲気だ。
 キョーコは指先を胸の前でつつき合わせながら、ちらちらと気まずそうに蓮を見上げた。
「あ・・・実は、そのぉ・・・」

「ベッドシーン、か」
 斜め読みで台本を読み進めながらキョーコの話を聞き終えた蓮は、真剣な目をキョーコに返した。
「そうだな・・・俺は男だから女性の気持ちは分からないけど」
「あ・・・ですよね。すいません、変な話しちゃって」
「変じゃないだろう。共演者と台本についてディベートするんだ。大切な仕事の一環だよ」
「・・・そっか。そうでした。すみません」
 仕事、という言葉が蓮の口から出たとたん、キョーコはしゃきっと背筋を伸ばす。プロとして仕事をする以上、蓮とキョーコは同格でなければならない。
 今は先輩に甘えて相談する後輩、ではないのだと、キョーコは自分に言い聞かせた。
7名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:17 ID:BfLh+ulG
230 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:45 ID:SmeVg/GT
「だから、一晩一緒にいただけで、それが『親友』にとってかけがえのないことになるとは思えないじゃないですか」
「―――」
 そこで、蓮の時間が凍りついた。
(まさ、か・・・)
 嫌な予感がした。
「まさかその、知らないのか? その、そういうこと・・・」
「やだ! 敦賀さんったら、いくらなんでも私だって知ってますよー!」
「あ、そ、そうか・・・良かった。それを説明するとなったらどうしようかと・・・そうだよな。君だって不破と―――」
 言いかけて、蓮は自分の言葉にどうしようもない不快感を覚えた。口元を手で覆い、そのままゆっくりと息を吐き出し感情を殺す。
「? どうしたんですか、敦賀さん」
「いや、なんでもないよ?」
 次の瞬間、蓮が浮かべたのは爽やかな笑顔だった。
(怖いんですけど。その笑顔・・・)
 何か薄ら寒いものを感じながら、キョーコは改めて台本に目を向けた。
「でも、やっぱりわかんないんですよね。そんなことがきっかけになるなんて、想像つかないっていうか・・・」
「どうして? 慣れているならそうだろうけど、彼女は初めてだったんだよ?」
「・・・・・・そんなに『初めて』って大きいもんですか?」
「俺に聞かれてもな・・・。そこはさすがに、女性と男性じゃ感じ方も違うだろうし、君が自分の時を思い出してみた方が―――」
 ・・・と、また自分の言葉に吐き気がした。再び口元を手で覆って、そのまま言葉を飲み込む。
 一方キョーコは、台本を見下ろしたまま動かない。ちらりと蓮が表情を伺うと、しゅんと落ち込んだ様子で台本を目で追っているようだった。
(・・・?)
 その表情に、違和感を覚えた。
 てっきり不破のことを思い出して怒り狂うか、昔の情事を思い出して頬を染めるかすると思っていたのだが、キョーコは何故かただひたすら落ち込んでいるだけだ。


8名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:17 ID:BfLh+ulG
229 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:44 ID:SmeVg/GT
「話を戻すけど、いいかな?」
「はい。お願いします」
「ああ。男女の感じ方の違いというのは確かにあるし、俺には女性の心理なんて想像するしかないけど
 ・・・そういう性差をちょっと脇においておくなら、俺はこの『親友』の気持ち、分かるような気がするよ」
「・・・分かりますか?」
「ああ。『親友』は、この時がはじめてだったんだろうな。その経験が彼女にとってかけがえのないものになった。
 そのかけがえのないものを守るために、彼女は暴走したんだろう。
 ・・・その『かけがえのないもの』が、例えば『友情』だったら? 『仕事』だったら?
 君も俺も、それを守るためならなんだってできるタイプの人間だと、思わないか・・・?」
「あ・・・」
 そうだ。
 モー子さんとの友情を守るためなら。
 仕事を完遂させるためなら。
 より良い芝居をするためなら。
「確かに私・・・なんだってするわ・・・」
 たとえそれで誰か他人を傷つけることになったとしても。
 自分の大事なもののためなら、どんなに醜いことだって。
「納得した?」
「え・・・あ、多分・・・」
「・・・すっきりしないって顔だね。まだ何か引っかかる?」
「はい。その・・・小さいことなんですけど」
「うん。何でも言っていいよ。この際、ここできちんと役を理解してしまおう」
「あ、ありがとうございます」
 あのですね、と、きゅるんとした無邪気な目でキョーコは蓮を見る。
「あの、今ひとつすっきりしないのは、きっかけのことなんです」
「きっかけ?」
「だってその・・・きっかけって、ここですよね。この・・・ベッドシーン」
「・・・ああ」
「これが分からないんです」
「分からないって、何が?」
9名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:19 ID:BfLh+ulG
「あの・・・敦賀さん」
「・・・何?」
「こんなこと言うと、呆れられるかも知れないんですけど・・・私・・・ないんです」
「なにが?」
「だからその・・・そういう経験、ないんです」
「え―――」
「だから、想像するしかなくて・・・想像しても、分からなくて・・・」
「―――」
 驚いた。
 本当に、心から、驚くことしかできなかった。
「だって、君は・・・その、不破尚と」
「そんな関係じゃなかったんです。言ったじゃないですか。あいつにとって私はただの家政婦。踏み台に過ぎなかったって!」
 きゅ、と膝の上でキョーコは拳を握り締めた。
 彼女の心を蝕む憎悪。
 以前に比べればずっと軽くなっているとは言え、今でもあの男のやってきたことを思い出すと、怒りと憎しみで目の前が見えなくなる。
「・・・なのに、私はあの男しか見てなくて。他の何かなんて知らなくて・・・だから、そんなこと、経験できるはずがないんです・・・」
「・・・・・・」
 二人の間に、複雑な沈黙が落ちる。
 蓮は、しばらくじっとキョーコを見つめていたが、不意にすっと立ち上がってキョーコの目の前まで歩み寄った。
 それに気づいたキョーコは顔を上げ、口元に苦笑いを浮かべる。
「あ、は、はは・・・すいません。こんな事、言われても、どうしようもないですよね・・・」
 無理に笑っている彼女を見て、蓮は苦しげに目を細めた。
 かつて田舎で、手をつないで歩いていた頃の、あの幼くて純粋で、ただひたすら愛らしかった少女の面影が重なって・・・ひどく、胸が苦しい。
「・・・どうしようもないことも、ないよ」
「え・・・」
 座ったままのキョーコの肩を、軽く抑えた。
「あ、あの・・・つ、敦賀さん?」
 驚いて目を丸くする彼女を無視して、片膝をソファに乗せ、顔を彼女の耳元にそっと近づける。
 彼女の体が後退しようとするのが分かった。けれどソファの背もたれと蓮の体がそれを拒む。
「―――経験、してみる?」
「!」
 そっと首筋をなでただけで、キョーコの体が軽くはねた。
10名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:20 ID:BfLh+ulG
232 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:47 ID:SmeVg/GT
「な、なにを・・・」
「君は、経験則に基づいて芝居をするタイプだろう・・・?」
「あ・・・そ、そう、かも知れないです・・・けど」
「君は、まったく未知の領域のことを、想像だけで芝居に取り入れることはできない。そうだね?」
「や、だ・・・耳元で話さないでくだ・・・っ」
 耳元にかかる重低音が、キョーコの体の芯をいやおうなく痺れさせる。
「だったら・・・経験してみるしかないだろう? 撮影の日は、そう遠くないんだから・・・」
「敦賀、さ・・・」
 蓮の指が、そっとキョーコの唇をなぞった。
「どうする? 君の仕事だ。君が、経験がないまま完璧な演技ができるというなら、ここで引くよ」
 我ながらずるい台詞だと思う。
 仕事をちらつかせれば、彼女は頷かざるを得ない。それを分かっていて、あえて是非を問うているのだから・・・。
「・・・敦賀さん」
 赤らんだ頬と力の入らない目で、キョーコは蓮を見上げた。
 ただ首に触れられ、耳元でささやかれ、唇をなぞられた・・・それだけだというのに、もう体に力が入らない。
 ぼやけた頭で、少し考える。
 仕事のこと。  台本のこと。
 それから・・・敦賀蓮という、男のこと。
 ・・・いいかもしれない、と思った。
 少女漫画のように、初めての日は海沿いのロマンティックなスイートルームで尚ちゃんと・・・なんて、甘い夢を見ていたこともあったけど。
 けど、今は・・・
 目を閉じる。軽く息を吸うと、甘くて爽やかな香りを感じた。それが蓮の香りであることに気づいて、それで彼女は覚悟する。
 目を、開く。
 ―――その目に、もう戸惑いはない。
「教えてください。・・・お願いします」
 至近距離で見詰め合う二人の表情は、甘い恋人たちのそれとは程遠い、プロとして芝居をぶつけ合う、まさしく役者の顔だった。
11名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:22 ID:BfLh+ulG
233 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:48 ID:SmeVg/GT


(・・・・・・どこに連れて行かれるのかと思ったら)
 敦賀蓮の車で連れてこられたのは、見慣れた蓮のマンションだった。
「さ。入って」
「あ、はい」
 蓮に導かれるまま、キョーコは蓮の部屋に足を踏み入れる。
 なんとなくキョロキョロと周囲を見渡す。
 風邪をひいた蓮の看病のために泊まったこともあるというのに、どうにも緊張して居心地が悪い。
(ど、どうしよう・・・とりあえずシャワー、とか? え、でもそんなの私から言い出していいものなの?)
 鞄を置くことも、上着を脱ぐことも、どこかに座ることもできず、助けを求めるように蓮を見る。
 ・・・が。
「えっと・・・とりあえずお茶でも入れようか」
「は?」
 あまりにも予想外な台詞に、キョーコは思わず間抜けな声を上げた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
 そのまま三秒。
 先ほど事務所で感じた沈黙とは別種の静けさが、二人の間に横たわった。
「・・・いや、そうじゃない。そうじゃないな。すまない・・・」
「あ、いえ、謝ることじゃないですけど・・・」
「えっと・・・じゃあ、まず」
 コホン、と咳払いをして、蓮はある部屋の扉に手をかけた。
「この部屋で・・・いいかな。客室で、あまり使ってないけど、掃除はしてあるはずだから」
 そういって、手近なスイッチで室内の明かりを灯す。
12名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:24 ID:BfLh+ulG
234 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:49 ID:SmeVg/GT
「わ・・・」
 キョーコの目の前に広がるのは、まるで御伽噺に出てくるお城のような豪華な洋間だった。
 美しいシャンデリア。
 くるぶしまで埋まってしまうような、ふわふわのカーペット。
 大理石のテーブルに、籐の椅子。
 そして何より・・・天蓋つきの、キングサイズのダブルベッド。
「俺としては、あんまり趣味じゃないんだけど・・・君はこういうのが好きだったかと思って・・・」
「す・・・」
 ごにょごにょと口の中で言い訳する蓮の隣で、キョーコの目がキラキラと輝く。
「すっごおぉぉぉい! まるでお城みた〜い!」
 言うが早いか、彼女はパタパタと部屋の中に駆け込んで、少女趣味な家具に次々と触れていった。
「うわ、ベッドふかふか〜! わ、この机すべっすべ! やーん、このお人形かわいいー!」
「・・・・・・」
 状況も忘れて部屋の造詣に夢中になるキョーコに、蓮はしばらくあっけにとられていた。だがすぐに、彼の口元が柔らかく緩む。
(そうだ・・・こういう子だった)
 変わらないな、と、胸のうちでつぶやく。
 それだけでさっきまで心にあった緊張が解けるようだった。
「・・・よかった。気に入ったようだね」
「はい! もう夢みたいです! こんな所に住んでみたいなぁ・・・」
 うっとりと家具に頬擦りしているキョーコを見て微笑みながら、蓮は天蓋付きのベッドに歩み寄り、腰を下ろした。
「さ、て・・・」
 不意に、表情引き締まる。
 それに気づいて、キョーコもぴたりと動きを止めた。
「敦賀さん・・・」
「・・・いつでもいいよ。覚悟が決まったら、おいで」


13名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:25 ID:BfLh+ulG
235 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:50 ID:SmeVg/GT
「・・・・・・」
 ごくり、とキョーコの喉が鳴る。
 蓮の元へいく、ということは。つまり―――
 ゆっくりと、頬擦りしていた家具から体を離した。
「・・・あの、私、シャワーか何か・・・」
「ああ、気になる? だったら俺も入ろうか」
「えっ!」
「君だけ入っても仕方ないだろう? 君が汗を気にするなら」
「あー・・・う、気にするわけじゃ、ないんですけど」
「じゃあ、何?」
 改めて問われると、困る。
 なんとなく、シャワーでも浴びれば、改めて覚悟ができるんじゃないかなとか、そんな曖昧な理由しかないのだから。
「・・・・・・分かりました。じゃあ、このまま・・・お願いします」
「・・・ああ」
 恐る恐る蓮の元に歩み寄る。
 蓮の手が、キョーコへと差し出される。
 それに、ゆっくりと、触れ、て―――
「敦賀、さん」
「・・・目、閉じてくれるかな」
「・・・・・・はい」
 言われるがまま瞼を閉ざした。軽く腕を引かれて、背中に手がまわる。―――そして次の瞬間、唇に暖かく柔らかな感触が触れた。
「ん・・・」
 口付け。
 ただ、触れるだけの、キス。
 ただそれだけのことに、眩暈がした。
14名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:27 ID:BfLh+ulG
236 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:51 ID:SmeVg/GT
「・・・震えてるね。もしかして、緊張してる?」
「あ・・・少しだけ」
「そうか・・・なら」
「え・・・―――んっ!」
 今度は目を閉じる間すら与えられなかった。
 唇を閉じるよりも先に舌がねじ込まれ、口付けはより深いものとなる。
(く、くるし・・・っ!)
 舌のぬめった感触に翻弄され、鼻で息をする余裕もない。
 背中にまわされていた手がするりと下りて、ぐっと腰を持ち上げられた。その瞬間、唇が外れる。
「きゃっ!」
 驚くのと、蓮の膝に乗せられたのはほぼ同時だった。
「うわ・・・っ」
 ぼすっ
 そのまま勢いあまって、蓮ごとベッドの上に倒れてしまう。
「・・・・・・」
「・・・・・・ふっ」
「ふふっ」
 二人して同時に噴出して、くすくすくすと笑いあった。
「なんか、すいません。こんな時まで、私間抜けで」
 軽く体を起こして、キョーコは小さく舌をだした。
「いいよ。それくらいの方が君らしい」
「・・・どーゆー意味ですかそれは」
「さあ、自分の胸に聞いてみれば?」
「ひど・・・っ!」
「それとも」
 するり、と蓮の手のひらが背中から前に回る。
「俺が、聞いた方がいいのかな?」
「・・・・・・」
 にっこりと、それは綺麗に微笑まれて、キョーコはしばらく困ったように唇を尖らせていた。
「・・・敦賀さんって、かなり破廉恥な人だったんですね」
「そういうつもりになった時だけは、ね」
15名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:29 ID:BfLh+ulG
237 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:52 ID:SmeVg/GT
「・・・どう?」
「どうって・・・」
「君に、こういう時の気持ちを教えてるんだ。気持ちよくなかったら意味がないだろう?」
「き・・・い、言えません! そんなこと・・・」
「・・・ふーん、そう」
 顔を真っ赤に染めるキョーコを見つめながら、蓮はそっと胸の頂点を服の上からつまんだ。
「ぁんっ」
「声が出たね」
「い、いちいち確認しないで下さいよ!」
「君がイイかどうか、教えないのが悪いんだろう?」
「そんなこと言われ・・・あ、や、ん・・・っ」
 右手がキョーコの胸をもてあそぶ間に、左手はするすると下へ降りて太ももをなでた。
「っ・・・」
 声が漏れないようにと下唇を噛んで、キョーコはじっと耐える。けれど胸に足に、それぞれ与えられる感覚がじわじわと痺れを増してきて、足をきつく閉じてすり合わせてしまう。
「・・・ほら、力抜いて」
「そ、そんなこと言われても・・・ん」
「少しでいいから、足、開いて」
「・・・はい」
 言われるままに少しだけ足を開くと、そこに蓮の長い指が伸びてきた。
「・・・っ」
 足の内側をするりするりと撫でられて、キョーコの肩が小さく跳ねる。
 どこもかしこも触れられるのが始めての所ばかりで、戸惑いが大きく反応させてしまうのだ。
 左手でキョーコの足の内側を攻めながら、蓮は右手を彼女の服に忍び込ませた。口と右手だけで服をずり上げ、性急な動きでブラも乳房の上へとずらす。
「あ・・・っ」
 直接胸へ与えられる刺激は、これまでのどの愛撫よりも鋭かった。
 右手で左の乳房をやわらかく揉み解され、さらに右の乳房に蓮の舌が這いはじめる。
「だ、だめです! 敦賀さん、そんな・・・っ!」
「だめじゃない」
「ん・・・でも、シャワーも浴びてな・・・や、ぁっ」
「そんなこといいから。もっと集中して」
「は、はい・・・」
16名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:31 ID:BfLh+ulG
238 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:56 ID:SmeVg/GT
 ちらりと舌を見れば、いやらしく舌を伸ばして乳房を何度も何度も上下する蓮の顔が見える。
(こんな・・・顔、するんだ)
 いつも仕事に真剣で、誠実で、意地悪で・・・でもやさしくて。
 綺麗に作られた表情の合間に、子供みたいな顔を見せられたことなら何度となくあったけど、こんな―――こんな顔は、始めて見る・・・。
「―――あぅ、んっ!」
 思考に割り込むように、強烈な感覚がぞくりと背中を滑った。蓮の指が、キョーコの一番敏感な場所を振るわせ始めたのだ。
「は、あ、ん、あ、や・・・あぁっ!」
「ん・・・いいね」
 胸元から顔をあげ、蓮は意味深に笑う。
(何がいいんですかあぁぁぁぁ!)
 そう叫んでやりたかったが、口を開いても出てくるのはあえぎだけで、意思ある言葉が出てこない。
 体中を支配しはじめた快楽に震えるキョーコへとどめをさすように、蓮の指がさらに奥へもぐる。
「んぁっ!」
 キョーコの上半身が蓮の上で弓なりにしなった。
「すまない」
 それを痛みゆえと思ったのだろう。蓮はすぐに指を引いて、また表層を幾度も幾度もなぞる。
 だが、キョーコは何度も首を横に振った。
 確かに、指を差し入れられた瞬間、強い圧迫感と痛みはあった。けれど、指やそれ以上のものを受け入れなければ、あのドラマの『親友』の想いまでたどり着けない。
「大丈夫、です・・・だ、いじょ、ぶ、ですか・・・ぁんっ」
「・・・濡れてるね。分かるかな、ほら・・・」
 キョーコの言葉を無視して、蓮は濡れた指で彼女の内股をなぞる。
「つ、敦賀さん・・・っ」
「・・・ん?」
「わ、たし・・・も、だい、じょうぶ、ですから・・・っ」
「駄目だよ、まだ」
 さらりとキョーコの提案を跳ね除け、そのまま茂みの方へと指を向かわせた。
17名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:33 ID:BfLh+ulG
239 名前:スキップビート 蓮×キョーコ :04/03/22 18:57 ID:SmeVg/GT
「でも・・・ぁっ」
「俺は言ったはずだよ? 気持ちよくなかったら意味がないと」
「だけど、でも―――ぅん・・・っ」
 口付けで、反論はすべて封じられてしまう。
(もう、敦賀さんの意地悪・・・)
 『親友』が『主役の恋人』と一晩過ごした時がはじめてだったとしたら、きっと破瓜の痛みだってあったはずだ。 キョーコは役者として『親友』を演じる者として、その感覚を知っておかねばならないはず。
 なのに、このままじゃ―――
(・・・今だって、十分、気持ちいいのに・・・)
 ―――怖かった。
 時間をかけた愛撫が、指や舌の動きが、耳元に囁かれる重低音が、触れる肌のぬくもりが、どうしようもなく心地よくて。
 仕事のため、芝居のため・・・そうした当初の目的まで、忘れてしまいそうになる。
「・・・お、ねが、い・・・です」
 唇が離れた瞬間に呟き、ねだるように蓮の腕を引いた。
「お願い・・・っ!」
 ・・・瞬間、ぴたりと蓮の動きが止まった。


18名無しさん@ピンキー:04/06/19 23:01 ID:j5PS18jS
スキビスレですね。嬉しい限りですが・・・

何処からのコピペだか判らないけど、お願いだから
最後までコピペしてーーーーーーーーーっ。
生殺しです・・・・
19名無しさん@ピンキー:04/06/19 23:37 ID:zLxITkvs
即死回避。
20名無しさん@ピンキー:04/06/20 01:06 ID:Y9GkeUIS
即死回避パピコ
21名無しさん@ピンキー:04/06/20 01:17 ID:Ra5D1ROr
>>1乙です

>>18
このコピペ元が途中で終わってるはず
22名無しさん@ピンキー:04/06/20 03:59 ID:MxUxUZqI
ぎゃー!!生殺し_/ ̄|○ ノシノシ
誰か続きをー!
23名無しさん@ピンキー:04/06/20 07:46 ID:fd43MsMr
おお!単独スレだぁ〜〜〜〜
わーんまってタよ〜〜
即死回避!
24名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:11 ID:KeX57Nzv
おおう、密やかにたってやがる!
クレパラもスキビも大好きだー!!
即死回避!
25名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:18 ID:9xrxvGlA
保守。保守保守
26名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:35 ID:1k9PLHKY
146 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/02/28 20:27 ID:0RI/E/n5
尚「……こ〜してると、結構みれるんだな。」
(尚、至近距離でキョーコの顔をまじまじとみる)
キョーコ「な……!?い、今更何のつもりよ!(赤面)」
尚「あ〜?……こういうつもりだよ」
(尚、キョーコにキス)
キョーコ「!!?」
尚「……♪」
キョーコ「〜〜っっっ!!」
――バチ〜ンッ!!!
(キョーコ、尚に顔面ビンタ)
尚「――っ!いてえなっ、何すんだよ!」
キョーコ「それはこっちのセリフよ!何してんのよっ!?一体!!」
尚「ああ!?前は平気でやっただろうが!」
キョーコ「なっ……!それはあんたの本性を知る前の話でしょう!?……っ!――きゃあっ!!!」

〜〜〜(以下略)〜〜〜

尚キョーめちゃ好きなんですが、書けない;
ちょと二人の掛け合いだけでも書いて置きたかったので投下します。
こういう使い方はイクナイ!
……でしょうか?
27名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:44 ID:1k9PLHKY
少女漫画・少女小説全般スレ 2の864以降で
連×キョーコがあったのでコピぺします。

864 名前:すきっぷびいと2 投稿日:04/06/03 11:44 ID:SKoPWOVx
連×キョーコ投下します。

また懲りずに書いてンのかと思われる方はスルーでどうぞ。
鬼畜レイプ等はありませんが
前回設定少々引きずってますので
前回ダメだった方は完璧無視して下さいまし。

ちなみに名前が違うぞということでしたので反省して
コミクスで確認したのですが、
松は初期のころ「尚ちゃん」て呼ばれてました。でも一応カタカナでいきます。
この頃はどっちにしろ「ショータロー」と呼んでいますが。

時期的には、コミックス6巻から、まだでてない7巻にかけての連のマネージャー編です。

28名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:45 ID:1k9PLHKY
865 名前:すきっぷびいと2 投稿日:04/06/03 11:46 ID:SKoPWOVx
ふにゃ…となってしまっている彼女を抱え、寝室に運ぶ。
ここ数日、かなり無理をさせたんだろうな。

マネージャー代理も4日目。彼女の役目も今日で終わり。
明日は社さんが復帰してくる。
彼がゆっくり治療に専念できたのも彼女が頑張ってくれたからこそかもしれない。
お礼をかねて食事に誘ったら、
「病み上がりの食事は大切なんですよ!材料買って私が作ります。
大丈夫。中華粥の美味しいのと薬膳料理作りますよ!
今度はあのスタミナジュースみたいにまずくはないですから^^」
といって、家で食事をすることになった。
滋養強壮に満ちた料理は意外なほどうまかった。
そうして食後のお茶くらい、俺がいれよう…と台所にたって戻ってくると、
彼女はテーブルにふして眠っていたのだ。
ふ…と思わず笑ってしまう。
29名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:46 ID:1k9PLHKY
866 名前:すきっぷびいと2/連 投稿日:04/06/03 11:47 ID:SKoPWOVx

正直、風邪なんてひくのは初めてだから彼女がいてくれて助かった。
ひとの暖かさを感じたのはどれだけぶりだろう。

それにしてもなんだろう、この豊かな気持ちは。
彼女の優しさが心から嬉しい。一晩中の看病も、仕事に対するフォローも。
おかげで何一つ回りに迷惑かけることなくスケジュールは終了した。

「敦賀さ…これ飲んで…むにゃ」

ぷっ

彼女はまだ夢の中でまで、マネージャー代理をしているのだろうか。

額にかかった髪を、そ…っと指でかきあげると額に優しくくちづけた。
「ありがとう…」
30名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:47 ID:1k9PLHKY
867 名前:すきっぷびいと2/連 投稿日:04/06/03 11:48 ID:SKoPWOVx
このままここに寝かせておこう。
俺は…そうだな、少し寝酒を飲んで、客間の方で寝るか。

そうして立ち上がろうとした時
「やだ…ん…いやぁ…」とキョーコがあえぐ声がした。

キョーコはまゆを寄せ、苦しそうな顔をしたかと思うと涙を流しながら
「ショー…イヤだ…もう…おねが…」
といやいやをするように顔を振る。

ショー…
聞かなくてもわかる。たぶん不破のことだろう。
胸がざわっと逆立つようになった。

「ショーちゃ…んう…や・やああああっ!」
キョーコはがばっと飛び起きた。

汗びっしょりになって息が荒くなっている。
キョーコは今、自分がどこにいるのかの把握ができなかった。
広い大きなベッドの上、ラブミー部のユニフォーム。
そして目の前には、怖い顔をした、敦賀連…。
31名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:48 ID:1k9PLHKY
867 名前:すきっぷびいと2/連 投稿日:04/06/03 11:48 ID:SKoPWOVx
このままここに寝かせておこう。
俺は…そうだな、少し寝酒を飲んで、客間の方で寝るか。

そうして立ち上がろうとした時
「やだ…ん…いやぁ…」とキョーコがあえぐ声がした。

キョーコはまゆを寄せ、苦しそうな顔をしたかと思うと涙を流しながら
「ショー…イヤだ…もう…おねが…」
といやいやをするように顔を振る。

ショー…
聞かなくてもわかる。たぶん不破のことだろう。
胸がざわっと逆立つようになった。

「ショーちゃ…んう…や・やああああっ!」
キョーコはがばっと飛び起きた。

汗びっしょりになって息が荒くなっている。
キョーコは今、自分がどこにいるのかの把握ができなかった。
広い大きなベッドの上、ラブミー部のユニフォーム。
そして目の前には、怖い顔をした、敦賀連…。
32名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:48 ID:1k9PLHKY
868 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 11:50 ID:SKoPWOVx
「あ…あ。……あの…私…」
なんでここに…?
見覚えがあるベッドルーム。ここは敦賀さんの家だ。看病した時に入ったあの寝室だ。

「さっきまで俺にごちそうしてくれたでしょ?
疲れてたんだろう、テーブルで寝ちゃったからここに連れてきたんだよ。」
光り輝く極上スマイルで敦賀さんが答えた。

………ヤバい!私また何かやったんだ!!
この笑顔の時の敦賀さんは要注意なんだもの!!!

ああ、それにしてもなんでこんな時にあいつの夢なんかみたんだろ。
それも…あんな…
悔しさに、目の前に敦賀さんがいるのも一瞬忘れ、唇を噛み締めると涙がぼろっとでてきた。
一緒に暮らしていた時の夢。
毎日ショータローに抱かれて、気持ちがいいと言うより、
唯一ショータローが近くにいてくれることだけが嬉しかった頃の夢。

「ショーちゃん」だけしか見えなくて、私の世界のすべてがショータローのためにあった。
でもあいつは私を家政婦と、都合いい性欲のはけ口としか思ってなかった。
そんなことに気付かず、ただただ「ショーちゃん」のプリンセスになれるのを夢見ていた私。
愛されてると…思ってた私。
…思い出すだけで反吐がでそうになる、昔の私。

それなのに夢の中で、私はショータローにまた抱かれていたのだ。
悔しい。
ぼろぼろ涙がこぼれた。
33名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:49 ID:1k9PLHKY
868 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 11:50 ID:SKoPWOVx
「あ…あ。……あの…私…」
なんでここに…?
見覚えがあるベッドルーム。ここは敦賀さんの家だ。看病した時に入ったあの寝室だ。

「さっきまで俺にごちそうしてくれたでしょ?
疲れてたんだろう、テーブルで寝ちゃったからここに連れてきたんだよ。」
光り輝く極上スマイルで敦賀さんが答えた。

………ヤバい!私また何かやったんだ!!
この笑顔の時の敦賀さんは要注意なんだもの!!!

ああ、それにしてもなんでこんな時にあいつの夢なんかみたんだろ。
それも…あんな…
悔しさに、目の前に敦賀さんがいるのも一瞬忘れ、唇を噛み締めると涙がぼろっとでてきた。
一緒に暮らしていた時の夢。
毎日ショータローに抱かれて、気持ちがいいと言うより、
唯一ショータローが近くにいてくれることだけが嬉しかった頃の夢。

「ショーちゃん」だけしか見えなくて、私の世界のすべてがショータローのためにあった。
でもあいつは私を家政婦と、都合いい性欲のはけ口としか思ってなかった。
そんなことに気付かず、ただただ「ショーちゃん」のプリンセスになれるのを夢見ていた私。
愛されてると…思ってた私。
…思い出すだけで反吐がでそうになる、昔の私。

それなのに夢の中で、私はショータローにまた抱かれていたのだ。
悔しい。
ぼろぼろ涙がこぼれた。
34名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:50 ID:1k9PLHKY
869 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 11:52 ID:SKoPWOVx
どんな夢を見ていたのか、何となく察しがついた。
不破に家政婦がわりにされていたと言う彼女。およそ他のことも見当がつく。
ざわっと背中にイヤなものが走る。
なぜかな、彼女が不破の夢を見ていたと言うのが、ひどく気に入らない。
そしてそのことで彼女が泣くのがもっと気に入らない。

…彼女は、不破を憎いと言いながら、まだ心のどこかで不破を求めているんじゃないのか。
スゥ…ッと残酷な思いが胸に宿る。

「大丈夫?何か飲み物を持ってこよう。」
「い・いえ!!いいんです。私帰りますから!!」
「いいからそこにいなさい。」

帰すものか。

きつい目で押しとどめると台所にいき、冷蔵庫からチンザノを出す。
オレンジジュースで割ると甘いジュースに微量の炭酸が入ってる、後口の軽い飲み物になる。
それをベッドに持っていくとキョーコにすすめた。

「スッキリするから。飲みなさい。」
「は・い…」
35名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:51 ID:1k9PLHKY
871 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 11:55 ID:SKoPWOVx
有無をいわさぬ敦賀さんの目に、なんでだろう、いつもと違う怖さを感じながらジュースに口をつけた。
ウ。炭酸入りだ。でも飲まない訳には行かなそう…
全部飲み干すと、なんだか本当に少しスッキリした。

「今日はこのまま寝ていくといいよ。」
「あ、いえ、ほんとに私、帰りますか…」
ぐらっと頭がふらついた。


顔が熱い。これって、もしかして…

「敦賀さ…さっきのジュース…もしかしてお酒入って…?」
「そうだよ。未成年でも、たまにはいいでしょう。君、飲んだことないの?」

ショータローに無理矢理ビール飲まされた時と同じだ。動悸が激しくなって、身体が火照る。

「ひどい…ッ!犯罪ですよこれ…。敦賀さんはもっと良識あるひとかと…」
「そうだね。今日の俺はどこかおかしい。」

スウッと敦賀さんの目が座った。
怖い。
なんだろう、この怖さは。
ああ、ドキドキが止まらない。これはお酒のせいなのか、この人に強い目で見据えられてるせいなのか。
36名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:52 ID:1k9PLHKY
872 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 11:56 ID:SKoPWOVx
彼女の身体は大きく息をついていて、だんだん赤みを帯びてきてるのが服からのぞくうなじでわかる。
「さ、横になって。」
そういって押し倒すと、怖がっている目が俺を見た。
赤みを帯びて潤んだ目。お酒はダメなんだな。
別に意外ではなかった。
たぶんそうじゃないかと思ったからこそ、お酒入りのジュースを飲ませたのだから。

俺は卑怯ものだな。

…彼女が不破の夢を…たぶん抱かれてた時の夢を見ていたと言うだけで、胸がざわつく。
そんな夢を引きちぎりたい衝動にかられる。

「敦賀さん…あの…」
そう言った彼女の唇を指で押さえ
「黙って…」
そういってくちづけた。

ゆっくり
長く
静かにくちづける。

彼女は逃げない。はじめこそ目を見開いていたが次第に閉じてジッとしている。
つい…と唇を離すと彼女は大きく息をついた。

「敦賀さ…」
それ以上は言わさずもう一度くちづける。
言葉を発したことによって薄く開いた彼女の口を奥の方まで溶かすように舌を入れ、今度は深く、深く…………
37名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:53 ID:1k9PLHKY
873 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 11:57 ID:SKoPWOVx
何がなんだかわからない。
身体が熱い。
これはさっきの夢の続き?
でもショータローはこんなキスしなかった…
こんな…こんなキスは生まれて初めて…身体がとろけそう…
頭がもう、何も考えられなくなる…自分がドロドロに溶けていくみたい。
敦賀さんの舌が私の中に入ってきて、私の舌をからめとる。
さっきのお酒のなごりのオレンジの香りの中、私の舌はいいように蹂躙され、しだいに自分からも敦賀さんを求めていた。
気がつくと私は自分から腕を敦賀さんの首にまわし、唇を舌を求めていた。
綺麗な黒髪がさら…っと私の方にかかる…
息が甘い…
「…ん…」
敦賀さんのものなのか、私のものなのか…わからないうめきが混じる…



つぷ…と唇が離れ、お互いの舌が糸をひく。
「は…あ…」思わず大きく息がもれる。
黒くて深く…吸い込まれそうな瞳が、私を見てる…
鼻で、すい、と鼻をすりあげ目に熱いキスが落ちた。
敦賀さんの唇がうなじに移る。
ゾクゾクっと背中がざわつく。
敦賀さんの大きな手が私の胸を服の上からなぞった時、私ははっと正気に返った。

「だ・だめです!!!敦賀さん!こんなことしちゃ…だめえええ!!」
大きな胸を押し返し、私は必死に敦賀さんから逃げようとした。
38名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:55 ID:1k9PLHKY
874 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 11:58 ID:SKoPWOVx
彼女が必死に逃げようとする。

そうか、そう言えば彼女は俺を嫌いなんだっけ。
でももう戻る気はなかった。

性欲からと言うよりは…なんだろう。とにかく彼女を今、離す気はなかった。


俺を見ろ。
他のことは考えさせたくない。

逃がさないよ。この腕からは。絶対に。

ふわりと笑ってみせた。

「だめ。」
39名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:55 ID:1k9PLHKY
875 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 11:58 ID:SKoPWOVx
突然すごく優しい顔で笑う敦賀さんに力が抜ける。
ドキドキが止まらない。
もう一度キスされるともう何も考えられなくなった。

気がつくとつなぎの前がはだけられていた。
つなぎの中に入れられた手は、私の背中を撫で回る。
「………んっ…くん…っ…ふ…」
ゾクゾクする。体中がざわついて、私は声を押し殺すのに必死だった。
敦賀さんの唇は私の目や耳や額や顎や、そしてうなじや鎖骨のあたりをヤワヤワと行き来する。
すごく…ああ…すごく気持ちがいいの…
胸やあそこじゃなくても、こんなに気持ちいいの?

「…声だしてもいいよ…誰もいないから…」
耳もとで囁かれ、響く低音で背中がビクっとする。
豪華なマンションは防音設備も万全なのか…
そんなことをおぼろげに思っていると、突然胸に鋭い快感が走った。

「ひっあああっ…」
いつのまにかホックをはずされたブラはずり上がり、
敦賀さんの唇は軽く先端をはんでいた。

胸はもともと感じやすい。
身体をよじって思わず敦賀さんの頭をかき抱く。
片方の胸は大きな手で包まれてヤワヤワともまれている。

「あ…ああ…あぁん……ふっ…わぁん」
あそこがジン…としてくるのがわかった。

40名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:56 ID:1k9PLHKY
876 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 11:59 ID:SKoPWOVx
胸は感じやすいんだな。
小ぶりの胸は張り詰めていて、横になってもカタチが変わらないんじゃないかと思うくらいだった。
白の下着が彼女らしい。
軽くもみさすりしながら、時々指で乳首を擦りあげると、面白いように反り返って啼く。
しかし、彼女にはなんだか余裕がない。
どうしたらいいんだろう?と言う感じの感じ方だ。
もしかして経験が少ないのか?
不破とずっと一緒に暮らしてきたと言うのに。セックスの経験は浅そうに見える。

不破とずっと…

そのことを考えたとたんに、また残酷な思いが胸をよぎる。
思わず強く彼女の胸をもみしだき、乳首を思う様吸い上げた。

「ひああああああああっっっっっ!!!!」
ビクビクっと彼女が反り返る。俺の腕の中で泣きわめく。
「やッ……ダメえ…強くしちゃ…ああああっ…ダメええ……!!」
半泣きになって喘ぐ。

もっと。
もっと啼かしたい。

彼女の着ているものを剥ぎ取った。
いつもの自分じゃないのを感じる。
もっと彼女が快感に狂う姿がみたい。

俺は………今、どこか狂ってきてるのかもしれない。

41名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:57 ID:1k9PLHKY
877 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:00 ID:SKoPWOVx
着ているものが剥がされ、一糸まとわぬ身体になっても、恥ずかしいとか、そんなこと思う余裕はなかった。
私は自分に起こってることが信じられなかった。

ショータローとのセックスはこんなんじゃなかった。
レディコミでインプットした喘ぎ声を必死に出して、痛くてもなんでも「気持ちいいよぉ」と叫んだ。
それがどうだろう。私は今、レディコミ真っ青なくらい狂乱している。

ああ…あああ…ぁん……ああ
すごく気持ちよくて…どこまでも落ちていっちゃいそうで…

怖い。本気で怖い。
身体の芯が熱い。ドロドロに溶けてきてるみたい。

お酒のせい?
ううん。お酒を飲まされて、ショータローとセックスしたことだって何度もある。
確かに多少敏感になっていたけど、こんなんじゃなかった。

敦賀さんは何度も何度もキスをする。そのたびその舌が甘くてとろけそうで
私は自分から求めてしまう。
首筋に、背中に、ウエストに唇が触れるたびに泣きたいくらいにゾクゾクするの。
ああ…気持ちいいの…こんな…こんなのって…
セックスは入れるだけじゃないの?唇が身体をはうだけでこんなに泣きそうになるの…

どうしよう。私、どうなるんだろう。

42名無しさん@ピンキー:04/06/20 09:58 ID:1k9PLHKY
878 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:02 ID:SKoPWOVx
敦賀さんの手が私のあそこに到達する。
ダメ。今触れられたら…

さっきから気付いてるの。私の中からいっぱい溢れた蜜で濡れてるのを。
いや。恥ずかしすぎる。

「だめ…だめぇ…」
これじゃあ、ただの淫乱じゃない。
必死で足を閉じようとする。

でも乳首を舌で転がされ、軽く甘噛されると、足の力なんて簡単に抜けてしまう。
ついにあそこに敦賀さんの手が到達する。
「………ああっ………」
「濡れてるよ。いっぱい…」
「いや…ぁ……敦賀さ…だめ…」

43名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:02 ID:1k9PLHKY
879 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 12:03 ID:SKoPWOVx
くす。

いつまでダメなんだか。
こんなに感じているじゃない。
指はもう、ぬめりの中を自由自在に動き回る。

「あああんんっ…つ…ッ…敦賀さ…あああっ…ダメえええ…」

彼女の中に入れて少し膨らんだ部分を軽く擦った。

「ひ!ああああああっ…!!!!」
びくびくっと彼女の身体が痙攣する。

軽くいったかな。

それにしてもなんて感じやすい身体だろう。
感じやすいというか…初めてなのだろうか、これほど感じるのは。
彼女のとまどったような表情が、快感と怯えの中をいったりきたりするのをさっきから感じていた。
不破とのセックスで、もしかしたら彼女はまだ、オーガズムを知らないのかもしれない。

ふ…
なんだか楽しい気分だな。
それならとことん、彼女を狂わせたい。

少し脱力した彼女の足の間に身体を入れて、彼女の部分にくちづけた。
44名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:03 ID:1k9PLHKY
880 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:04 ID:SKoPWOVx
「ひあああっ!!!ダメえ!敦賀さん!ダメえええ!!!」
いやっ!!うそ!
敦賀さんにあそこをなめられてるッ!

「ダメええええ!!!汚いよぉ!お願いいい!!敦賀さんやめてえ!!」

「だめ。」
敦賀さんは私のあそこに息を吹きかけると、つい、と舌先で私の溢れてるものをなめとった。

「ひああっ……ああんんッ…お願いで…ああッやめて…やめて下さ…」

ぴちゃ、ぴちゃ…と子猫がミルクを飲むような音がするたび、
快感がかけのぼる。
だめ…だめよぉ…こんな……………
ああ、でも…ああ…んッ……気持ちいい…ッ
45名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:03 ID:1k9PLHKY
881 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:06 ID:SKoPWOVx
「だ…………め……あ…あ…あ…んん…んう…っ」
ひっぺがそうと思ってつかんだ敦賀さんの髪だったが、ただつかんでいるだけの状態。
足も閉じられない。
…………恥ずかしい…でも…ああ…なんて…気持ちいいの…

敦賀さんの舌が、私の敏感なところをくるりとなめた。
「あああんんっ!!」
ビリビリするような快感がかけのぼる。丁寧にねぶられる。
「ああっあああんっ…いい…ああああっ…」

腰が、私の腰が動いてしまう。敦賀さんの髪を押さえ、どん欲に快感をおっている。
「いいっあああっ…いいよぅ…気持ちいい…ッ」
もっと…もっと…あああ…ああ…ああ…ああ…

敦賀さんが私の核を軽く吸い上げる。

「ひ、あ、あ、あ、あああああああっ!!!」
ビクビクビクビクッッッ…………
頭が真っ白になって背中が反り返り、頭のてっぺんに快感が突き抜ける!
身体から汗がどっと吹き出した。
46名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:04 ID:1k9PLHKY
882 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 12:07 ID:SKoPWOVx
いっちゃったな。

脱力している彼女の身体にのしかかり、腕の中にくみしいて、ぼうっとしている彼女にくちづける。
口の中の小さく痙攣している舌をからめとる。

ぴちゃぴちゃ…
しだいに意識が戻ってきた彼女は少しずつ答えてくる。

ほおを撫で、額に、目にくちづける。

この気持ちはなんだろう。
たまらなく、愛しい思いが込み上げる。
彼女が欲しい。
全部が欲しい。

汗ばんだ身体を撫で回し、小降りの乳房にくちづけると、夢うつつの彼女は小さく「あ」と声を出した。
彼女の目が見開かれる。

「気持ちよくなってくれた?嬉しいよ。」
真っ赤になった彼女は
「い…いじわるですね、本当に、敦賀さん…」
そういって目をそらした。

愛しい。
彼女をぎゅうっと抱き締めた。

「欲しいんだ。」
47名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:05 ID:1k9PLHKY
883 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:08 ID:SKoPWOVx
敦賀さんにぎゅうっと抱かれると、気を失いそうになる。
私も欲しい。
こんな気持ちになったのは初めて。
だって、いつも痛いだけだったんだもの。
入れてほしいなんて思ったことなかった。

でも、でも、今はなんだか、奥に欲しい。
敦賀さんを身体全部で感じたい。

どこにあったのか敦賀さんはさりげなく避妊具をつけていた。
「用意いいですね。」
「…男の責任でしょ」
「いつもこんなことしてるんじゃ…」

そこまでいったところで抱きすくめられる。
「いい?」

48名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:05 ID:1k9PLHKY
884 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:08 ID:SKoPWOVx
そんなの今さら聞かないで。
返事のかわりにくちづける。

欲しい…の…

あそこに熱いモノがあたったのを感じると、ゾクゾクしたものが背中を駆け上がる。
ゆっくり、でも力強く、敦賀さんが私に入ってくる。

「あ…あ…ああ……んんんっ」

ああ、すごい。
いっぱいになる。
背中が震えて止まらない。

全部私の中に入れて、敦賀さんはまた、長いキスをする。
ふう…っと息をついて敦賀さんがせつない顔で少し笑う。

「…キョーコ…」

……………!
名前を…

そのとたん敦賀さんが動きだし、もう私は訳がわからなくなった。
49名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:06 ID:1k9PLHKY
885 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 12:10 ID:SKoPWOVx
「ああっ…あああっ…いいっ…はっ…あっ」
彼女が狂ったように髪を乱す。

俺の動きに合わせて彼女の腰が動き、より深く俺を受け入れようとする。
彼女の痴態を見下ろしながら愛しさと征服感でいっぱいになる。

男なんて勝手なものだ。
こうして自分の動きに合わせて彼女が感じて、狂乱している姿を見ると、
彼女が自分のものになったという充実感でたまらなくなるのだ。
ぐるりと腰をまわす。

「うあああーーーーーっ…ああっ…敦賀さ…ああああんっ!や…もう…ああああっ」

もっと…もっと啼いてくれ。
俺を欲しがってくれ。
もっと気持ちよくなれ。
50名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:07 ID:1k9PLHKY
886 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 12:11 ID:SKoPWOVx
腰を動かしながら彼女の顔から目が離せない。
胸も愛撫しながら乳首を吸うと「あ−ーーーーッッッ」と高い声で啼く。
彼女の中はぎゅうっと締まり、俺も気が遠くなりそうになる。

ふいに潤んだ目をあけてくちづけを欲しがる。
「つ・敦…賀…さ…………」
「キョーコ…」
深く深くお互いのだ液をやり取りするキス。
彼女の舌はもう、俺のそれと一緒にとろけて、どちらがどちらの舌かわからない。

ああ…

どうしたらいいんだろう。
こんなに…愛しく思うなんて…
51名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:08 ID:1k9PLHKY
887 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:12 ID:SKoPWOVx
ああ…ああ…ああ…ああ…
身体がもうとろけちゃいそう…
泣き出したいくらい気持ちよくて…もう…もう…ああ

何かが背中からせり上がってくる。
ふるえが止まらない…

いいの…いいの…すごく…どうしよう…こんなの初めてなの…どうしたらいいのぉ…???
身体の奥から溢れてくる快感と潤滑油で、もうグチャグチャになってる私。

いいっ…あああああっ…

敦賀さんのモノが私の中で暴れているの。
すごく熱くて…
奥の方が悲鳴をあげてる…もっと、もっと…あああ…もっと欲しいの…

ふいに敦賀さんが私の胸をついばむ。
電流が走ったみたいに頭のてっぺんから閃光が突き抜ける。
「ひあああああああっあああああ!」
52名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:09 ID:1k9PLHKY
888 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 12:12 ID:SKoPWOVx
ガクガクガクッッ!!!
身体が痙攣して、真っ白な光を見る。
もう何度こうなったろう。
これがいくってことなんだろうか…

「キョーコ…」敦賀さんが私の唇にキスして舌をからめる。
せつない顔…私も欲しいの。
もっともっと…

敦賀さんがぎゅうっと抱き締めてくる。
このまんま身体が溶けちゃえばいいのに…
私も離すまじと下から抱きつく。
敦賀さんの顔が苦し気に歪む。まゆを寄せたその顔は、今までのどの顔より綺麗だった…

「……んっ…く…っ…」
敦賀さんの動きが早くなる
激しくなる。
53名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:09 ID:1k9PLHKY
889 名前:すきっぷびいと2/キョーコ 投稿日:04/06/03 13:03 ID:SKoPWOVx
私も中の…奥の方で、何かが大きく膨らんで頂上を目指してるのがわかる…
今まで感じたことのない大きな高まり…敦賀さんが動くたびたまらなくなる…

ああ…もう…ああああああ…もう…ダメぇ…
おかしくなるぅ…い・い…いくぅ………………

「あああああああああーーーーーーーーっ!!!」
今までで一番強い波が押し寄せて、身体ががくがくする。
それとほぼ同時に、敦賀さんが私の身体を激しく揺さぶる。

「…!キョ…コッ!」

敦賀さんが奥の方で弾けた。
びくびく身体の中で敦賀さんのモノが脈打ってる。

「ひううううっ…」
その感触で私はまた身体を震わせ…気が遠くなってしまった。

54名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:10 ID:1k9PLHKY
890 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 13:05 ID:SKoPWOVx




彼女が気を失ってしまって、俺は少々やりすぎたことを後悔した。
はじめはけっこう余裕だったのだが、途中からこっちが無我夢中になってしまった。

ガキのころじゃないんだから…
苦笑してしまう。
55名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:11 ID:1k9PLHKY
891 名前:すきっぷびいと2/蓮 投稿日:04/06/03 13:07 ID:SKoPWOVx
さて………
今後のスタンスはどうしたものかな。
とりあえず、何もなかったことにはしたくはない。

だがたぶん、彼女は…俺を好きで抱かれたんじゃないだろう。
無理矢理にしたつもりはないが、あながち否定もできない。
じゃあ、俺は…?俺は彼女を好きで抱いたんだろうか。

愛しいと思った。
あの男の夢を見る彼女がとてもイヤだった。

………………好きなのかもしれないな。

ふっと自虐的に笑って彼女の髪を撫でる。
好きだから嫉妬して無理矢理抱いたのかも。

まだまだガキだな、俺も。

彼女の横に滑り込んで、髪を撫でながら眠りにつく。
すやすや眠る彼女を見てたら、なんだかとても優しい気持ちになる。
とりあえず、まあ、起きてからだ。
彼女の反応を見てから決めよう。
目を閉じると簡単に眠りがやってきた。

本当にひさしぶりに安らいだ眠りに落ちていった。

すっかり脱力して眠るキョーコ。
だが前のようにショータローの夢でうなされることはこの先なかった。

おわり。
56名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:13 ID:1k9PLHKY
2重コピペ、すみませぬ〜
萌え死んでください(w
57名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:36 ID:fd43MsMr
ところで、ここは鬼畜とか、陵辱とか、あり得ないカップリングとか、
アナルセックスとか、不可なのかな?
乙女チックHに限りSS投下可?
58名無しさん@ピンキー:04/06/20 10:41 ID:0A4RnzIe
ラブラブなのしか許すつもりはないんじゃない?
すきっぷびいとの1をコピペ投下しないあたりに陰険な意図を感じる。
59名無しさん@ピンキー:04/06/20 11:49 ID:1k9PLHKY
1が投下された時の批判?があったため今回は
コピペしなかったんだけど…
した方がいいでつか??
60名無しさん@ピンキー:04/06/20 12:12 ID:79OXJnDD
ご報告するかどうか迷ったのですが……
こちらにはネット上の二次創作を読んでいらっしゃる方もいると思うので。
スキップ・ビート関係で悪質なパクリサイトが発見されています。

パクリサイト●そこまでしちゃっていいの?●36
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1086755625/77-

発覚は別作品の二次創作ですが、スキップ・ビートでも
続々発見されています。お気をつけ下さい。
61名無しさん@ピンキー:04/06/20 13:49 ID:MxUxUZqI
>59
コピペきぼん
62名無しさん@ピンキー:04/06/20 14:05 ID:WGlIZzsw
>>59
もう即死も回避された、保管庫に行けばいつでも読める。

必要なし。
63名無しさん@ピンキー:04/06/20 14:13 ID:MxUxUZqI
>62
保管庫てこれ?http://adult.csx.jp/~database/index.html
すきび見当たらないけど
64名無しさん@ピンキー:04/06/20 14:24 ID:LP71JjvP
>>63
「少女漫画の部屋その2」の”少女漫画・少女小説全般スレ 3”に3編置いてある。
そのうち2編がコピペ済み
65名無しさん@ピンキー:04/06/20 19:04 ID:viezpNYl
>>63の保管庫、すきびどころかサイトそのものが見れないんだけど・・・。
うちだけ?
66名無しさん@ピンキー:04/06/20 19:47 ID:hEx2Flsc
>60
うわ、ブクマサイトだよ_| ̄|○チクショーダマサレタ
教えてくれてありがd……
67名無しさん@ピンキー:04/06/20 22:14 ID:aDvoHPDV
>>65
サーバーが重くて繋がりにくい
何度もリロードすべし
68名無しさん@ピンキー:04/06/20 22:53 ID:mVQI4UQ+
だれかクレパラのSS投下してくれ・・・
自分は文章能力がない
69名無しさん@ピンキー:04/06/20 23:54 ID:viezpNYl
>>67
dクス!頑張ってみるよ
70名無しさん@ピンキー:04/06/21 00:29 ID:HCOtc3uJ
漏れもクレパラ読みたいな。
竜二×司も勿論大好きだが、敢えてオフイではない権左右衛門×司キボンヌ・・・
めっちゃ萌ツボだったんだよ、権左右衛門・・・w
そして宗像×朝来も禿萌。さらに司にムラムラして戸惑う浅羽君も(・∀・)イイ!
つーか、クレパラなら何でも萌えるw
71名無しさん@ピンキー:04/06/21 00:52 ID:nkH8e2vb
>>70
仲間ハケーン

最初は無理やりに犯られるけど、だんだん気持ちよくなって戸惑うって展開が(・∀・)イイ!!
72名無しさん@ピンキー:04/06/21 00:53 ID:nkH8e2vb
ageてしまった スマソ
73名無しさん@ピンキー:04/06/21 01:29 ID:69J8c6UO
こんなスレがあったとは…
面白かったですw
>>26
こういう掛け合いだけでも好きだな。
どなたかお願い
74名無しさん@ピンキー:04/06/21 18:00 ID:su/ZpgHl
「相変わらず色気ねぇな…」
キョーコを見下ろしながら尚はあからさまな溜息を付いた。
「な、な、な」
あまりの怒りにキョーコは顔を真っ赤にして怒鳴る。
「そんなことアンタに関係ないでしょうっ!!!」
「いーや?あるね」
「何がよーっ!!!」
「俺が楽しいから」
そう言って尚は一緒に住んでいた時と変わらない悪戯っぽい笑みを浮かべた。
一瞬面食らったキョーコの隙を突き、湧き上がってくる怨霊キョーコを器用に叩き落としながら、
尚はさらに体重を掛けくる。
柔らかい楽屋のソファーの中に身体を沈められている所為でもがく事すら満足に出来ない。
キョーコは唇を噛み締めて尚を睨んだ。
75名無しさん@ピンキー:04/06/21 18:00 ID:su/ZpgHl
「ん…っ」
噛み締めた唇を甘く舐められ、顔を背けた拍子に頬を滑った唇がキョーコの耳朶を食む。
「…キョーコ、その顔…スゲーくる」
「なっ!!」
聞いたことも無いような低音と舌を耳の中に送られてキョーコの身体がひく、と小さく震えた。
ああお前耳弱かったよな、と確信犯的な笑いを含みながら言われてキョーコの体温が上がる。
その台詞にあのマンションで尚に抱かれていたときの自分の痴態を否が応でも思い出してしまう。
尚の愛撫にとろとろに溶かされ、泣きながら尚の猛りを強請り、喘ぎながら夢中で腰を振った。
最中に囁かれる愛しているという言葉が、今となっては唯のリップサーヴィスでしかなかった尚の言葉に、
どうしようもなく歓喜し、登り詰めてしまっていたあの頃の愚かな自分を。
76名無しさん@ピンキー:04/06/21 18:01 ID:su/ZpgHl
あの頃自分を狂わせた指が服の合わせ目からするりと入り込んでくる。
逃れようとしてもがいても圧倒的な力の差に加え、この不利な体勢だ。
「やめ…っ、しょ、いい加減にしなさいよっ……」
必死の抵抗も今の尚をただ煽るだけのようだった。
間を置いたとはいえ慣らされた身体はキョーコの気持ちを裏切って尚に反応していく。
尚はするすると手際よく服を剥ぎ、あらわになった白い肌を吸ってやる。
「あ、んっ」
思わず声を漏らしたキョーコの身体の熱が上がってくるのが伝わってくる。
触れた肌がしっとりと汗ばみ、頬は薄桃色に染まっていた。
どうしようもない衝動を感じて尚は慌しくキョーコのブラジャーを押し上げ、形のいい小さな丘の頂に唇をよせた。
「だめぇっ、そこ、やだぁぁ…ひぁっ」
片方の頂を熱い口内で転がされ、おざなりにされていたもう片方の乳房を荒々しく揉みしだかれ、
キョーコの抵抗に甘い媚が混じりはじめる。
尚を押しのけようとした手がそのまま尚の髪をまさぐり、もっとと強請るように彼を抱き寄せた。

77名無しさん@ピンキー:04/06/21 18:04 ID:su/ZpgHl
ごめんやってみたけど>26みたいな楽しげな感じにならなかった…。
公共の場に文才無いのを晒すだけだよこれ。
誰か…。
7873:04/06/21 18:35 ID:69J8c6UO
>>77
うわー早速ありがd(*゚∀゚)=3ムッハー

良かったよ〜松可愛い〜
しかし生殺しw
ど、どなたか…お願い楽にして下さいww
79名無しさん@ピンキー:04/06/22 02:34 ID:zIKOe57d
>57
自分的にはアナルセックス以外だったらOKだな・・・
80名無しさん@ピンキー:04/06/22 02:43 ID:DX6hnkNr
がんばってクレパラの竜二×司書いてみてるが、漏れには楽しいものが書けない上に、前振り長いのしか書けない…………orz
81名無しさん@ピンキー:04/06/22 13:34 ID:bp/AGziD
>>80
いや、前振りが長いのは好きだから書いてくれ。 頼む。
82名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:04 ID:CJLTtzWz
>80
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
まじ書いてください。
83名無しさん@ピンキー:04/06/23 10:25 ID:thEv1G2N
>>80
ガンバレ  超ガンバレ
84名無しさん@ピンキー:04/06/23 10:49 ID:Nj+EWIv2
>>80
超期待。気持ちだけage
8526:04/06/23 21:06 ID:CUmTeVK/
>>77さん!!
ウワーウワーありがとうございます。
全般スレに掛け合いだけ落としたものです。


尚キョーの鬼畜を書きたいなぁ、と思ってたんですが結局かけないままでした…
こうして続けていただけたのは感謝感動です。

本当にありがとうございました!!
86名無しさん@ピンキー:04/06/23 22:05 ID:g4MyvL8L
陵辱モン マダー?? (AA略
8777:04/06/24 00:12 ID:OQkWnYvt
私信で申し訳ないんだけど>>85さん
いやごめん凄い中途半端な上に掛け合いの続きみたいにして書いてしまったYO。
あの掛け合いは大変萌えたのでこっちこそありがとうw
しかも鬼畜じゃねぇ!!!!

ところでここは松×キョーコでラブラブしてるのはあまり歓迎されない?
74−76の続きがあまりにでろでろのあまあまになってしまったので自主規制したんだけど…。
唯でさえ駄だったし。
むしろ>>80さんの竜二×司を物凄く楽しみにしてますw
88名無しさん@ピンキー:04/06/24 00:18 ID:y6PoZeQb
>>77
松×キョーコ大歓迎です!!!
89名無しさん@ピンキー:04/06/24 01:11 ID:GPksOjuZ
>>87
松×キョーコ同じく大好き!キボン!
ファンサイトの二次では少ないから飢えています。
でろでろのあまあま?むしろその方が嬉しいです。

保管庫にある1を読んできたけど…_| ̄|○
キョーコかわいそ過ぎる〜・゚・(ノД`)・゚・
掲載されたのが青年誌だったらありそうな展開。
この話の松に比べれば本家の松はすごく良い奴だw

というかもし現実にあの二人がいたとしたら「保管庫の1」まで
ひどくなくとも身体の関係がある方が自然なんだろうな…
90名無しさん@ピンキー:04/06/25 00:27 ID:QQq2e67L
キョーコに手を出そうとしても
泣き顔がちらついて出来ないんじゃないかな〜
と、ちと思た。
91名無しさん@ピンキー:04/06/25 01:13 ID:6k2OWILG
ひどいのは最初に断ってくれればスルーするけどなあ。
自分は女の子が楽しくないと萌えないんだけど、そうじゃない人もいるだろうし。
平和に共存したいもんです。
92名無しさん@ピンキー:04/06/25 03:09 ID:mevR3gN5
陵辱モン マダー?? (AA略
93名無しさん@ピンキー:04/06/25 04:34 ID:V1FtUqTN
>89
悪気はなかったんだよね…
本編の設定を、現実にいそうな、
女を利用するだけしたら捨てるよ−な男だったらどうなるかなあって
松をちとひど目な男にしてしまい…
いっぱい怒られマスタ。

いや、まあ、あっちで叩かれまくってきましたんで
こっちでは大人しくしていようかと…(その1書いた本人)

陵辱もんてさ、ここじゃどういうカップリングあり得る訳?
94名無しさん@ピンキー:04/06/25 13:26 ID:dLCwYZT0
クレパラだったらいっぱいある
シバ×司とか雑魚×朝来とか
スキビだったらショウ×キョーコしか思いつかん
95名無しさん@ピンキー:04/06/25 17:07 ID:mevR3gN5
>>94
なんだか陵辱もんを書いてくれそうな予感

よし、フライア姉さん×司を頼む
96名無しさん@ピンキー:04/06/25 17:08 ID:d2UX50Xd
エロプロデューサーor監督×キョウコ(モー子さんも可)
なんてのもありがちっぽい気がするが・・・。
97名無しさん@ピンキー:04/06/25 20:50 ID:Hbxp7SfK
>>95
そ…それ私も見たいな(*´∀`)テヘッ
98名無しさん@ピンキー:04/06/26 00:32 ID:y95XKFgM
宗像×朝来が見たい…
99名無しさん@ピンキー:04/06/26 01:29 ID:5svswQ0f
>>93
また書いてくれますか(;゚∀゚)=3ムッハー
陵辱モンはスキビなら>>96とか。
クレパラなら世界観がヤクザの世界だからなんでもいけそうな気がする
アナル以外なら全然スキです
100名無しさん@ピンキー:04/06/26 05:27 ID:0WRGNLaL
>>93
あれは断り書きが無かったからでしょ。<怒られた
読む人を選ぶ話の場合、最初に注意書きを書いといた方が
共存しやすい。
101名無しさん@ピンキー:04/06/26 10:27 ID:kKl4o+FU
>100
そう。反省してマスだ。
初めて投下したもんで、焦っちゃって。
これからはちゃんと断り入れて書きますよう気をつけます。
102名無しさん@ピンキー:04/06/26 14:27 ID:xqHDJk2G
私も松×キョーコ、書いてみたい(*´∀`*)

でも思い浮かばない…。・゚・(ノД`)・゚・。・
103名無しさん@ピンキー:04/06/26 23:39 ID:t0/g9YQ6
死ぬほど長くなった上にエロは短いんだけど投下しても大丈夫?>尚キョ
104名無しさん@ピンキー:04/06/26 23:45 ID:4zI0yol9
103さん
ぎゃああ、尚キョ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
待ってました〜・゚・(ノД`)・゚・ 頼みます
105名無しさん@ピンキー:04/06/27 00:17 ID:3gyJ2CFn
お願いします!!
106名無しさん@ピンキー:04/06/27 00:45 ID:KufuQX4d
や…やっちゃっていいんですか!?
ですがあまりにもアレなんでできるだけ改訂してみます…。
もうちょっとお待ち下さい…。
107名無しさん@ピンキー:04/06/27 11:22 ID:xmLm0ZUk
ワクワクワクワクワク・・・・
108名無しさん@ピンキー:04/06/28 00:25 ID:fPlV0YNt
まだかな〜ワクワク
109名無しさん@ピンキー:04/06/28 00:57 ID:lf0gzZHz
待つ(松)のも良いよね〜

なんて言ってみる……スマソ _| ̄|○
110名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:20 ID:nblTpy/F
竜二×司マダー?
111名無しさん@ピンキー:04/06/29 13:33 ID:I0jv8+l5
103さん待ってます。楽しみです。
112名無しさん@ピンキー:04/06/29 14:58 ID:GSS0C99R
最終巻のあとのパーティーとやらに、司は結局女装して出たのであろうか
113名無しさん@ピンキー:04/06/30 01:05 ID:c3cHn1Nv
女装したまま竜二に犯られる展開キボン
114名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:04 ID:tv3mLdTl
たまにはクレパラも投下してくれ
115名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:07 ID:JXcEd8+8
>>103タソまだ〜?
116名無しさん@ピンキー :04/07/01 00:24 ID:fXan9Ssx
パーティー会場がどこぞのホテルだったら、まず間違いなく部屋は取ってあるだろうな。
すけべえ竜二のくせに。ええいモドカシイ!とっとと4代目作ってしまえ
俺のココロはそんな気分さ、ふふん。

もしかして、パーティー自体が、正妻披露パーティーってことは・・ないか。
117名無しさん@ピンキー:04/07/02 01:09 ID:qKIApKUZ
無理やり犯られて子供を孕ませられる展開きぼん

>>116
いや、正妻披露パーティで、女避けのために女装しろなんていわないぞ
118名無しさん@ピンキー:04/07/02 01:57 ID:yDCtqVbO
>117 正妻披露パーティーだって正直に言ったらまだ断られるかもしれないから、そういう理由付けてみただけかもよ。
で、衣装がいつもよりえらく豪華だし髪もヅラじゃないし(妄想だけどw)おかしいな、と思ってたら、
竜二がこいつが正妻云々って発表して司真っ赤になって大暴れ、って感じで…。




竜二×司もいいけど、全×司もいいな、なんて言ってみる。
119名無しさん@ピンキー:04/07/02 08:43 ID:is4juGY1
亀だが陵辱なら氷崎親子と司も…
120名無しさん@ピンキー:04/07/02 11:47 ID:xIL69Odk
鬼畜権左衛門×司も(・∀・)イイ!!
121名無しさん@ピンキー:04/07/02 15:37 ID:Kl/WnHeV
>>120
(*´д`*)ハァハァハァアハァ
竜二×司も萌えるんだが、それ以上に権左衛門×司がツボな漏れ・・・・
122名無しさん@ピンキー:04/07/03 18:43 ID:3XExjyij
age
123名無しさん@ピンキー:04/07/03 22:03 ID:kY6ElXAQ
あげ
124名無しさん@ピンキー:04/07/05 02:29 ID:qpVN3Wwb
文章力のない私の代わりに
だれかクレパラのSSを投下してください
125クレパラ(司×竜二):04/07/06 02:18 ID:u0zJXe9Y
原作19巻終了後勝手に妄想書いてみました。投下してみます。どうかなー?

「くそ〜。だから嫌だったんだよな〜〜。胸は邪魔臭いしよ、足はスースーするし・・・。」
「さっきからブツブツと煩い奴だな。犯っちまうぞ。」
「りゅ、りゅうぢくん・・目がマジなんですけど・・・(焦)」
「俺は別に冗談なんて言ってないぞ」
「ひぃぃぃ〜〜〜。あっ!着いたぞ!ここだろ?!パーティー会場!」
狂犬竜二が、俺に圧し掛かろうとしたその時、車は停まった。
「ちっ」
竜二が小さく舌打ちして、体勢を正す。
結局俺は、昨日急に竜二のアホから言われた(俺は激プリヤンヤンは見てたが、絶対聞いてねぇ)
同業者の集まるパーティーとやらに同伴していた。
くそ〜〜アキラさんのことさえ無かったら・・・。
今日は、ヅラは着けていない。命子先生は、
「司君、最近髪伸ばすようにしてから、そのままでも、このドレス似合うと思うわ」
って言ってたけど。
命子先生お見立てのタイトなワンピースに、メイクも命子先生にしてもらった。
ドレスは、ちょっとスリット入りすぎじゃないかと思ったけど、まあ、イザという時、蹴りとか入れやすくていいか。
「うん♪バッチリ」
って言って送り出されたけど・・・。変じゃないかなぁ?やっぱヅラ着けてくれば良かったかなぁ?
ここに来るまでだって、組員達の俺を見る目もなんかいつもと違うしよ・・。あれはきっと珍獣を見る心境なんだっ!
竜二だって、俺のカッコ見た時、一旦フリーズしたあげく、笑いを押し隠すように、手を口にやってたし。
やっぱり女装して来ようと身を翻そうとしたが、無言の竜二に引きずられ、現在に至る。だ。

126クレパラ(司×竜二):04/07/06 02:19 ID:u0zJXe9Y
くそ〜〜〜。こうなったら、パーティーとやらには付き物の、ごちそうというやつらを、食いまくってやる!
あ!託兄達にも、お土産詰めて帰ってやろう!喜ぶぞ〜きっと。くぅぅ〜なんて俺って兄弟思いなんだ。
「おい、行くぞ」
せっかく家族愛に浸っていた俺を、竜二の愛想の無い言葉が現実へと引き戻す。
まあ、こいつに愛想を求めても気持ち悪いだけだが。
「へいへい」
「わかってるんだろうな?」
会場へと歩きながら、竜二が言う。
「なんのことだよ?」
「今日お前は俺の『女除け』の為に連れて来たんだからな。勝手に一人でうろちょろすんじゃねーぞ」
「はいはい。まあ、所詮今日のボクじゃ、竜二君のハエ取り紙に成れるかどうかもわからないケドネ〜♪」
フフフ〜ンとガイジン風のジェスチャーも交えて返す俺。

「うををををーーー!こ、これ全部好きに食していいのか?いいんだよね、竜二クン。す、すごいぜ。あ!あれ美味しそ!」
パーティー会場に待ち構えていた御馳走の数々は、俺の想像をはるかに超えていた。
「うろちょろするなと言ったろうが。こっちだ。」
「キャイン、キャイン。あ〜〜〜〜俺の御馳走達が遠ざかって行く〜〜〜(涙)」
くそ〜〜、なんだよ〜〜、俺のせっかくのゴージャスタイムを。結局俺は、竜二に捕まり、客賑わう中へと連れられていく。
会場内の多くは、今となっては見知った顔がほとんどだ。流石九竜組組長、白神竜二、会場に入った途端に、皆の空気を変える。
しかし・・・。やっぱり俺のカッコ、変なのかな?おっちゃん達の俺を見る表情が、九竜組を出てくる前の組員達のそれに似ている気がする。
「りゅ、竜二、俺やっぱりさあ・・」
「こっちだ」
竜二が、俺の腰を抱くような形で、会場の奥へと進んで行く。なんか今日の竜二もいつもと違うっていうか・・。
127クレパラ(司×竜二):04/07/06 02:20 ID:u0zJXe9Y
そして、流石に主賓扱いなのか、目立つ位置に落ち着いたところで始まったパーティーは、俺と竜二の婚約を祝う乾杯で始まった・・。
「なんだよそれ!聞いてねーーーーーっ!」
ひとしきり呆けた後、思わず竜二の胸倉を掴んで俺は叫んだ。なんだよ、婚約って。聞いてねーぞ。
「大体いつ俺達婚約したんだよ、順番が逆だろーが?」
「何を今更。お前の兄弟達や、組員達も納得させただろうが。」
「そ、それはっ」
「それに、『生涯俺の傍にいる』ってのは、そういう意味だろ?それとも、お前は俺に他の女と婚約した方がいいのか?」
「えっ?」
俺の胸の奥でチクッと何かが刺した。あの朝来との一件で感じたのと同じ痛みだ。そんなの・・嫌かもしれない。
「もう俺はお前以外の奴を聖妻に迎える気はないからな」
竜二の言葉に俺は何も言えなくて、今度は胸の奥がドキンと跳ねたが、それは全然嫌ではなかった。
ふと、気のせいか、鴨さんの笑顔が見えたような気がした。俺が竜二を幸せにする。これも、そのひとつなのかな?鴨さん・・。
128クレパラ(司×竜二):04/07/06 02:20 ID:u0zJXe9Y
俺にとっては唐突な始まり方なパーティーだったが、出席している面々には似つかわしくないくらい和やかな内に宴も終わりを迎え、
気が付くと周りはやけに静かだった。
「あれ〜〜〜?りゅうじくん、皆はぁ〜〜?」
「とっくに帰ったぞ。たく、お前は弱いくせに。たった一口だぞ」
そういえば、な〜んかすごくキレーな色の飲み物を一口飲んだら、カクテルだったってのは覚えてるけど。それからは、あんまし記憶が・・。
ここは・・?さっきの会場の別の部屋だろうか?さっきの会場よりはもちろん狭いが、かなり豪華な造りで広い部屋だ。
窓の外には、きれいな夜景が見える。俺は、その部屋の中央にある、どでかいベッドに寝かされていたらしい。
「そっか、お前が介抱してくれたんだ。サンキューな」
「・・・ああ」
なんだよ、せっかく素直にお礼言ってるのに急にそっぽ向きやがって。・・あれ?気のせいか竜二の顔も赤いような?
「なんだよ、人のこと弱い弱いとか、からかう癖に、お前だって飲みすぎたんじゃねーか?」
「お前と一緒にするな。大体お前は無防備すぎるんだよ」
「な、なにおうっ?この運動神経バツグンの司様を捕まえて無防備すぎるとは聞き捨てならないな。
どこをどう見てそういうことを言うんだい?君は。・・って、へっ?・・んんっ・・」
ふいに竜二によって座っていたベッドに押し倒されて、唇を塞がれる。あの時の衝撃が蘇る。
「こういうとこがだよ」
一度唇を離して言うと、また唇が重なる。今度は深く、何度も。
心臓が壊れそうで、上手く息が継げないまま、何度も貪るように求められる。
竜二の入ってきた舌が、追いかけてきて捕まる。あの時みたいにぶちのめすことも出来ずに、身体の力か抜けていくのだけがわかった。
やっと唇を解放された時には、俺の身体はすっかりシーツの海に沈んでしまっていて、竜二が、首筋に唇を移しながら、
ドレスを剥ぎにかかっているのにも抵抗するのを忘れていた。
129クレパラ(司×竜二):04/07/06 02:21 ID:u0zJXe9Y
「ん・・ふぅ・・はぁ・・」
首筋が、鎖骨が、竜二の唇が触れていく場所が熱を帯びる。服を脱がされて胸の先を吸われる。
「ひゃんっ!あっ・・・」
気持ち良くて身体が勝手に跳ねる。俺、なんかヘンかも・・。
竜二の手が、指が、舌が、胸の膨らみを、その先を弄ぶように動き回る。その度に、不思議な気持ち良さが体中を流れていく。
「んっ・・んっ・・はぁ・・りゅう・・じ・・」
やっぱり、なんかヘンかも・・。特にお腹のあたりが、さっきから妙に落ち着かないカンジだ。
いつしか、竜二の片方の手が降りて行き、わき腹を擽ってお腹へと動いていく。あ、、さっきからなんかヘンなところだ。
なんで俺、されるがままになってるんだろう?あんまり竜二の指や唇が気持ちいいから・・?
元々、竜二のぬくもりや香りを肌で直に感じるのは、好きだけど、今のはもっと濃密な感覚でくらくらするほどだ。
「ああっ!ぅんっ・・」
そんなことを考えていたら、竜二の手が、最後に残っていた下着の中に入ってきた。思わず阻止しようと手を伸ばすけれど、
薄い布の内で動き出した指のせいで、手に力が入らない。背筋がぞくぞくして、お腹の奥の切ないような感じが増していく。
「はぁ、はぁ、はぁ、ん・・はぁん・・はぁ・・ん・・」
なんだか自分の声じゃないみたいだ。でも、抑え切れない。そして、触られている脚の間が、自分の中から溢れてくるもので
竜二の指を濡らしていくのも感じる。指の動きに合わせてどんどん溢れてくるみたいだ。
「はぁ、すごく・・竜二・・なんか俺・・ヘンに・・なっちゃ・・う・・はぁ・・」
「いいぞ、なっちまっても」
「はうっ!・・ん・・」
外を蠢いていた指を急に内部へと突き入れられて、身体が跳ねた。俺のアソコが竜二の指を勝手に締付ける。
更に、竜二は中で指を動かしながら、外側も弄っていき、前の方にある突起を探り当てると、そこもいじくりだす。
「あっ・・ああんっ・・ダメ・・そこ・・なんかっ・・はぁ・・」
「ここ、キモチいいだろ?」
「あぅんっ!!」
突起を強く刺激されて、電気が疾ったような痺れが身体を突き抜ける。
130クレパラ(司×竜二):04/07/06 02:25 ID:u0zJXe9Y
竜二の指はそのまま動き続け、左手は、変わらず胸を弄び、舌が首筋を這うと、俺はただ、溢れ出る声を絞り出すしかなかった。
「ああっ・・ん・・はぁ・・んっ・・りゅう・・じ・・っ・・はあ・なんか・・きちゃう・・よぉ・・」
そして、そのまま、何かがはじけたような感覚に包まれた。
まどろみの淵から浮かび上がった時感じたのは、圧迫感だった。
さっきまで指で掻き回されていた所に、覆い被さった竜二のモノがすでに侵入を始めている。
一気に意識が覚醒し、怖さに身体が強張る。
「力抜かないと、余計痛いぞ」
「う・・だって・・」
そんなこと言われても自由が利かない。
「しょうがないな・・」
竜二は動きを止めると、唇を重ねてくる。やさしく、でも深いキスだ。
なんだかほっとして力が抜けたところに、再び身体を沈められる。圧迫感は変わらないけど、思ったより痛くない。
「はくうっ!!ぅ・・く・・ん・・」
と思っていたら、いきなり激痛が来た。シーツを握り締めて堪える。
「痛かったか?もう少し我慢しろ」
一度奥まで沈めて、竜二が言うと、静かに腰を動かしだす。それと一緒に引きつれたような痛みが襲ってくる。
「はぁっ・・ん・・くぅ・・ん・・く・・はっ・・はぁ・・ん」
どれくらい経った頃だろうか?その痛みの中に、異質の感覚が混じるのを感じる。さっき指でされていた時と同質の。
「ん・・っく・ん・・はぁ・・ん・・ぁ・・ん・・はぁ・・んん」
気持ち良さが、痛みよりも勝ってきた頃、竜二の腰の動きも、速さを増していき、さっき押し上げられた感覚がまたやってくる。
「んっんっんっ、あんっ、はぁ、はぁ、ああ、また、きちゃうっ・・竜二ぃ・・」
何度も押し上げられ、突き放される。いつの間にか竜二の首に腕を回し、声をあげていた。
そして、何度目かに訪れた真っ白な感覚と同時に、引き寄せられた腰の奥で、熱い迸りを感じて、更に自分の身体がうち震えるのを感じていた。

=おわり=

挑戦してみますた。こんなかんじで如何でしょう?マンガの文章化って難しいもんですね。
イメージ壊してたら、スマソ。先に謝っておく。
131名無しさん@ピンキー:04/07/06 02:42 ID:MT3gQYL8
クレパラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
132名無しさん@ピンキー:04/07/06 03:25 ID:YoG4WfFW
>125-130
グッジョブ!!
竜二と司のやりとりがすごく「らしく」て(・∀・)イイ!!
133名無しさん@ピンキー:04/07/06 09:36 ID:TytljiPp
>>125-130
最高
134名無しさん@ピンキー:04/07/06 12:18 ID:xSetGFy+
超絶GJ!!!!
いかにも彼ららしくて非常に萌えさせていただきました。
135名無しさん@ピンキー:04/07/06 19:05 ID:lW9jD/Ez
ありがとうありがとう
今まで見たかったものがやっと叶った…

また頼みます
136130:04/07/06 19:08 ID:SJG45tJA
思い切って書いてみてよかった。
読んでくれた人々サンクス。思いがけないお褒めの言葉まで(感涙)
自分の周りを天使キョーコがぶんぶん回ってるのが見えるようだ。

80の人とか、103の人の投下も待ち遠しい。
137名無しさん@ピンキー:04/07/07 00:16 ID:Z2PpaF4o
ほんとGJ!
またよろしく。

80と103の人気長に待ち
138名無しさん@ピンキー:04/07/07 11:56 ID:NQLRrRN4
>>130
かなり萌えさせていただきましたありがとうございます(・∀・)
後日談とかそのあとの続きみたいなんはないですか?
脳内補完ですかね?

>>130の続き妄想弾その2書いてみました。では投下します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「・・うん・・・」
窓から差し込む陽の光が眩しい。
何故か身体中が、だるく、重たい。なんでだ・・?なんかあったっけ?
ぼんやりした頭で考えながら、傍らにある、さっきから抱きついていたものに頬を摺り寄せる。
なんか気持ちいーー・・・。ずっとこうしてたいな。伝え聞こえてくる鼓動がとっても落ち着く。
・・・鼓動・・?
瞬時に覚醒した俺の視界に映ったのは、竜二の顔。
「どわわわわわっ?!」
「ずいぶん積極的だな。誘ってるのか?」
からかうように放つ竜二の第一声を耳にしながら、俺の脳裏を、昨夜の出来事がマシンガンの弾のように打ち抜いていく。。
・・そうだった。俺、昨日パーティーの後、こいつと・・。(赤面)
結局あの後も求められるまま、何度も身体を重ねて。思い出してめちゃくちゃ恥ずかしくなる。
そ、そりゃあ、竜二とそうなることは恥ずかしくはあったけど、嫌じゃなかったし、めちゃめちゃ気持ちよくもあったんだけど・・。
そう、こんな風に・・。
「ってこらっ!竜二。どこ触ってんだよ!もう朝だってのに。やめ・・んあっ・・」
人がタイムトリップの渦に翻弄されてる隙に、竜二の手や唇が、俺の体のあちこちを滑っていた。
「朝だろうが関係あるか。それに、もうこんなになってんじゃねーか」
脚の間にも手は侵入していて、早くも中から溢れてきているものを掻き回している。
「う・・それは、お前がそんないやらしい動きで弄るからじゃないかっ・・うぁ・はぁん・・やめっ・・」
もう、なんだってこいつの指はっ・・反則だぞこれは・・。
昨夜のうちに嫌という程知らされた手管に、身体も、そしていつか心も囚われていく。
結局その後も押し切られてしまい、やっと解放された頃には、昼近くになっていた。
くそ〜竜二のスケベ野郎め・・。なんだかいいいように翻弄されるままだった自分が悔しいような気分を抱えて、俺はバスルームへ向かった。
紫煙をくゆらせながら、
「一緒に入って欲しいか?」
とからかうように言った竜二だったが、俺の恥じらいチョップに脳天をぷっくりさせながら、本当に付いてくる事は無かった。
一応、気遣ってくれたんだろうか・・?そんな思いが浮かんだら、なんだか自然と顔が綻んでしまった。
お湯の温かさと静寂に、やっと心和んできた俺だったが、ふと湯船の中を見やってぎょっとする。
「げげ・・」
身体中、付いていない所は無いのではないかというくらい、そこかしこに散らばる紅い花びら達。
「ぐおおおおっ!!なんだこの有様はっ、まるでこれじゃあ俺は全身遠山の金さんじゃねえかっ!!」(大昔のドラマ放送chで観た)
羞恥と驚愕に苛まれる俺に追い討ちをかけるように、鍵を掛けていたはずのバスルームの扉が開き、竜二が姿を見せる。
「こらっ!まだ入浴中だぞ、何鍵まで開けて入ってきてんだよ!」
「お前が長風呂な上に、ぎゃーぎゃー煩いから来てやったんじゃねぇか」
「来てやったってなんだよ、別に俺は呼んでねーぞ!おいコラッ!何湯船に入ろうとしてんだ!お前まだ洗ってないだろっ」
「洗ったら一緒に入っていいのか?」
「いいわけ無いだろーーっ!」
そんな怒号も虚しく、結局その後もいいだけ戯れられた俺だった・・(涙)
やっと九竜組へ帰ることになり、身支度を整える。いつの間にか竜二が手配してくれたらしい服を身に着ける。
昨日の服に若干デザインは近いだろうか。女物の服だ。露出は抑え目の為、キスマークはほとんど目立たないようでほっとする。
軽くメイクをして、鏡の中の自分と対峙する。昨日の組員達や、おっちゃん達、そして竜二の反応を思い出す。
そんなに変じゃないとは思うんだけどな・・・。まあ、いいか。後は帰るだけみたいだし。
そう割り切って、続きの隣の部屋で待っているだろう竜二の元へ向かう。どんな顔するかなぁ?やっぱり俺気になってるみたいだ。
俺を見た竜二の表情は、昨日と似たり寄ったりで、ちょっとがっかりする。う・・やっぱり変だったかなあ。
「や、やっぱ変だったかな?昨日とかもさ、ヅラ付けた方が良かったかなーとか思ったんだけどさ」
笑ってごまかそうとする俺にスッと近づいてきて竜二が言う。
「似合ってる」
上から下まで舐めるように見られてなんだか照れくさい。
「だ、だって昨日もお前、そんな素振りしてっ。組員達や幹部のおっちゃん達だって、なんか珍獣を見るみたいだったしよ」
「皆驚いたんだろ。ほとんどいつものお前のままで、そういうのが似合ってたからな」
・・そ、そうだったのか。あれは珍獣に対する興味と侮蔑の視線では無かったのかーー!!
「・・お陰でこっちが虫除けの心境だった」
「へ?なんだって?」
齎された新事実を噛み締めてる間に、ぼそっと漏らした竜二の言葉を聞き逃す。
「なんでもねえ、帰るぞ」
「あ、ああ」
昨日と同じく腰に回された腕に従って、俺は竜二の隣を、九竜組へと向かった。
九竜組へ戻ると、俺の部屋が無かった・・。俺の少ない荷物は、竜二の部屋に運び込まれてしまっていて。
この日から、俺は竜二の部屋で寝起きするようになった。そういや、俺達「婚約」したんだっけ(照)
なんて悠長にそこいらへんのバカップルのように陶酔するような状況でなかったことを、
俺はその後の毎日で嫌というほど思い知らされることになるのだった。
「婚約」「聖妻候補」という大義名分をいいことに、今まで以上に時と所を選ばぬエロ非道の限り。
違う意味でやっぱりコイツは極道だ〜〜(涙)
しかも、今まで以上に一緒にいる時間が増えた為、その危険な確率も比例して増えているわけで・・。
ブンさんや、組員達も、そんな俺の苦労も知らないかのように。
「四代目誕生も遠く無いのでは」
なんて笑顔で囁きあう始末。
ああ、ほんとにそんな日が近いのではないかと、俺は今日もまた竜二の腕の中でため息をつきつつ思うのだった。
今日も重く気だるい身体の傍ら、俺にだけしか見せない竜二の寝顔がそこにある。
いつもの組長の顔とは違う、幸せそうな顔で眠るその顔を見ていると、こんな毎日も悪くないかもなと
そんな風に思えて、俺も胸の内に沸き起こるあったかいものを抱えて瞼を閉じるのだった。

=おわり=
143名無しさん@ピンキー:04/07/07 19:08 ID:Ii4wYRtP
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
続編もグッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッジョブ!!!!!!!!!!!
禿萌え〜(*´Д`)ハァハァ
144名無しさん@ピンキー:04/07/07 20:02 ID:457uvxfo
ぬぉぉ〜〜〜!GJ!GJ!GJ!!!ネ申!!!
萌え氏ぬ・・・・・(*´д`*)ハァハァハァアハァ
145名無しさん@ピンキー:04/07/07 23:03 ID:AeQGChCh
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ほんと有難う!!!続編リクエストにまで答えてくれるなんて、神!!
146142:04/07/08 00:15 ID:pok7H8Qf
くぅぅ嬉しい。レスサンクスです。
>>130まで投下した後、司坊が、自分の容姿について誤解したまんまなのが
自分の中で不憫というか、気持ち悪くてざっと書きをしてみたんだけど
レスの嬉しさに書き加えて投下してみた次第です。
前回以上に心配だったけど、妄想拙作におつきあい感謝です。
少しでもツボ突けてたら何よりっす。

しかし、もしも朝来があのまま聖妻に納まったとしたら、竜二は「俺の女」
として司をずっと傍に置いておいたのかなぁ。なんかそれってムゴイけど、
有りそう。10巻くらいまでは、ほんと読んでて切なくなるとこ多し。
147名無しさん@ピンキー:04/07/08 00:39 ID:vVylvDGj
>>146
ほんとツボでしたわヽ(´ー`)ノ また書く気があったらよろしく御願します。

>しかし、もしも朝来があのまま聖妻に納まったとしたら、竜二は「俺の女」
として司をずっと傍に置いておいたのかなぁ。

たぶん竜二は司を突き放すんじゃないかなと自分は思う
朝来も許さないだろうしなぁ、司も不幸にしたくないだろうし

しかし竜二って司の意思関係なくおもしろいくらい独占欲の強い奴だったなw
148名無しさん@ピンキー:04/07/08 02:44 ID:sAUnP49q
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(`  )━(Д` )━(;´Д`)ハァハァ !!
もう最高ですよ!!
司ってば15で女になっちゃったのね〜
149名無しさん@ピンキー:04/07/08 08:20 ID:8O5pmxnH
竜二と同じ部屋じゃ、毎日ヤられるなw
ゴムとかつけてなさそうだし、
15歳で妊娠・・・(´д`)
150名無しさん@ピンキー:04/07/08 18:27 ID:0sbPYfrv
あさがおみたいに予定日観察日誌つけてるみたいだし(5巻参照)
計画的犯行は容易そうw
カーリーよ適当に司を守ってやってくれw
151名無しさん@ピンキー:04/07/08 19:59 ID:UVvH1hOa
>>147
やっぱり突き放すかなぁ。最終的には。
一回くらい手をつけるか、きわどいまま突き放すか。
後者かなとも思うけど、ほんとあの独占欲ぶりからすると、どっちもありえそうな気もして。

スキビだと、周りの環境とか、相手の気持ちとかがもちろん違うけど、PV撮影のあたりから、
尚が発揮してるのが、竜二のと似たような匂いを感じて面白い。
152名無しさん@ピンキー:04/07/09 00:05 ID:oBKDCuSH
手をつけてから突き放すってかなり最低だよ竜二w
153名無しさん@ピンキー:04/07/09 01:14 ID:u+Ojz8LY
婚約者がいながら、「俺の女」呼ばわりしてるからなあw
突き放した後も、影から監視させて密かに面倒とかみたりしてね。

権佐衛門のキスマーク事件のシカトや怒りの様子からすると、
別の男が絡んで来た時は、竜二のベタベタは少なくなるかな?
司が逆に機嫌を取ろうとして、相手の男は・・早めに誤解を解かないと抹殺だろうね。
154名無しさん@ピンキー:04/07/09 01:54 ID:HVn8iCaF
仲村作品の男キャラって独占欲強いね…
竜二といい蓮といい(松もはいるか?)つきあってもいないうちから…。
現実だったら引くけど漫画じゃあ萌え燃えだ
155松×キョーコ:04/07/09 05:06 ID:grZi90VY
ええと大変萌える話題の渦中に萎えなSSを投下することをお許し下さい…。
しかも推敲してないです。


ご注意
↓から始まる中途半端なエロ作文のカプは尚×キョーコであり,
原作の設定を丸無視している痛い内容となっています。
原作に添った設定を望む方や、暗い話が嫌いな方、
 キョーコの相手は蓮でなくては嫌だと思う方、
 日本語が不自由な人間の作文を読むことに苦痛を覚える方、
 かなり○姦色が強い…と思うのでそれらが駄目な方はスルーして下さい。
 あと作者は77なんで、前に投下した小ネタ使いまわしてます(最悪)
 



目の前には今、一番会いたくない奴。


「この前の威勢はどうしたんだよ?」
含みのある笑みを浮かべながら距離を詰めて来る。

「う、うるさいわねっ!!いちいちアンタの相手をするのが馬鹿馬鹿しいだけよ!!」
「ふぅん?」
じりじりと距離を詰めてくる宿敵・不破尚に対処しようにも背後の壁まであと数歩といったところか。
(どうすればいいのよーーー!!!)
我ながら情けないと思いつつキョーコは壁までの距離を更に詰めた。
「…今日はあの変なの出さねーの?」

キョーコの肌に尚の吐息が触れた。
156松×キョーコ:04/07/09 05:06 ID:grZi90VY
事の始まりは数日前。
「え、私が、ですか…?」
新しい仕事が来たと呼び出しを受けて事務所に勇んで行くと、
にこにこと笑みを浮かべた鰆が待っていた。
「そう。不破尚からの直々の指名みたいだよ?前回のプロモの評判がかなり良かったからね」
尚からの指名。
尚が何の打算も無しに自分を指名することなどありえない。
嫌な予感がしてキョーコは恐る恐る告げた。
「お断りすることは…」
「なに言ってるんだ?不破側からの直々の指名だぞ?それに
 クィーンレコードはウチの大事な取引先でもあるわけだから…」
そう言われてはキョーコに返す言葉は無い。
そもそも自分はまだ駆け出しの新人なのだ。仕事をいちいち選べる立場でも無い。

「………分かりました」

この前だってトラブルはあったけどなんとか上手く出来た。
今回だって、きっと何事もなく出来るわ。
そう言い聞かせてキョーコは拳を強く握りしめた。
瞼の裏に焼きつく憎い男の顔を思い浮かべながら。


「どうして…また『私』を呼んだのよ?」
「さぁ?面白かったからじゃねぇ?」
プロモーションビデオの撮影自体は何事も無く終わった、筈だ。
問題なのはプロデューサーの麻生に覇気がない、と幾度も注意されながらもなんとか撮り終え、
帰途に就こうとしたキョーコを尚が自分の楽屋に無理矢理引っ張り込んだことだ。
157松×キョーコ:04/07/09 05:07 ID:grZi90VY
そうして冒頭の状況に陥る。
「ちょ、ちょっと?冗談止めてよっ」
「お前この状況でよく冗談とか言えるな」
「…っやめ…っ」
楽屋の床に縫いとめられてもがくキョーコの身体を満足気に見下ろして尚が嗤う。
「んうっ」
剥き出しになった首筋を吸われキョーコの身体が仰け反る。
「いつもやってた事だろ?どうして今更嫌がるんだ?」
「…っ!!!!そんなの……っ」
アンタが家政婦呼ばわりして私を捨てたからでしょ!?分かってる癖にっ!!
精一杯の抵抗とともに尚を睨み付ける。
「いいぜキョーコ…その顔すげぇクる」
「…ん…っ」
噛み締めた唇を甘く舐められ、顔を背けた拍子に頬を滑った唇がキョーコの耳朶を食む。
「やめ…っ!!!」
蹴り上げた脚を難なく避けて尚は更に体重を掛けてくる。身動きが出来ない。
「…もっと抵抗してもいいんだぜ?出来るなら、だけど」
聞いたことも無いような低音と舌を耳の中に送られてキョーコの身体がひく、と小さく震えた。
ああお前耳弱かったよな、と確信犯的な笑いを含みながら言われてキョーコの体温が上がる。
その台詞にあのマンションで尚に抱かれていたときの自分の痴態を否が応でも思い出してしまう。
尚の愛撫にとろとろに溶かされ、泣きながら尚の猛りを強請り、喘ぎながら夢中で腰を振った。
最中に囁かれる愛しているという言葉が、今となっては唯のリップサーヴィスでしかなかった尚の言葉に、
どうしようもなく歓喜し、登り詰めてしまっていたあの頃の愚かな自分を。
158松×キョーコ:04/07/09 05:08 ID:grZi90VY
あの頃自分を狂わせた指が服の合わせ目からするりと入り込んでくる。
ひやりと感じる指に自分と尚の体温差を知る。
憎んでる筈の男にこんな仕打ちを受けているのに、熱を上げる自分の身体が厭わしい。
悔しさに涙が滲んでくる。
力の抜けかけた身体に鞭を打ち、逃れようとしてもがいても圧倒的な力の差に加え、この不利な体勢だ。
「やめ…っ、しょ、いい加減にしなさいよっ……」
必死の抵抗も今の尚をただ煽るだけのようだった。
間を置いたとはいえ慣らされた身体はキョーコの気持ちを裏切って尚に反応していく。
尚はするすると手際よくキョーコの服を剥ぎ、あらわになった白い肌を吸ってやる。
「あ、んっ」
思わず声を漏らしたキョーコの身体はしっとりと汗ばみ、彼女の興奮を伝えてくる。
背けた頬は薄桃色に染まっていた。
どうしようもない衝動を感じて尚は慌しくキョーコのブラジャーを押し上げ、形のいい小さな丘の頂に唇をよせた。
「だめぇっ、そこ、やだぁぁ…ひぁっ」
片方の頂を熱い口内で転がされ、おざなりにされていたもう片方の乳房を荒々しく揉みしだかれ、
キョーコの抵抗に甘い媚が混じりはじめる。
「ああんっ!!」
軽く歯を立てられ、キョーコは悲鳴を上げた。
どろり、と身体の中心から熱いものが漏れ出る感覚に身体を打ち震わせ、必死で尚の身体を押しのけようとする。
「もう、や…っ、やめて…っ」
尚は肩を押す震える指に自分の指を絡ませて再びキョーコを冷えた床に押し付けた。
「…やめない」
159松×キョーコ:04/07/09 05:09 ID:grZi90VY
「ん、ひ、やだ…っ、ああっ」
キョーコのすすり泣くような声と粘着質な水音が防音設備の整った楽屋に響く。
「キョーコ。すげぇ濡れてるぜ?ほら、ゆるぬるしちまってちゃんとここ弄ってやれねぇよ?」
「ふあっ、もぉ、やぁぁっ」
ひくひくと身体を痙攣させながらキョーコは幾度も首を振る。
尚の指がこりこりと自分の肉芽を弄るたびに身体の芯を悦楽が走り抜ける。
「や、じゃねーだろ?ココ、俺が開発してやったんだから」
「あんんうっ」
頂の口に爪を立てられ、キョーコの腰が過剰とも言える動きで跳ねる。
尚の言葉通り、大分昔にキョーコの肉芽の包皮は尚の指と舌によって剥かれてしまっている。
故にキョーコのそれは敏感で何よりも尚の慰撫に反応する。
そこを三本の指で嬲られ、爪を立てられれば正気を保つことは難しい。
体中の神経をじかに触られているような、それとも体中を小さな蟲に侵食されていくような感覚をキョーコは必死で耐えようとするが、
膨らんだそれを押し上げられる度に尚の指を熱い滴りが濡らしてしまうのを止められない。
身体の中で眠っていた淫欲が呼び覚まされ、ろくな抵抗も出来ないまま追い立てられてゆく。
160松×キョーコ:04/07/09 05:10 ID:grZi90VY
愛液を滴らせる肉壁がひくひくと戦慄いて尚の指を呼ぶ。
「ひぅ…っ」
入り込んできた長い指を熱く溶けた肉が絡め取る。
「とろとろだな…?でも俺の指が欲しいって締め付けてくるぜ?」
「ちが…ちがうのぉ…」
「どこが違うんだよ?ほら音聞いてみろよ?」
「はぁ…ん…もう…っ…ひんっ」
くちくちと音を立てて尚はキョーコの体内をかき混ぜ、翻弄する。
わざと浅いところばかりを掻き回すとキョーコの腰が強請るようにうねり、
尚の指の間接が敏感な入り口に引っ掛かる度にキョーコの身体はびくびくと痙攣し、堪えるように立てた爪先が空しく床を掻く。
快楽に濁り始めたキョーコの瞳を覗き込み尚は満足気に微笑み、指を引き抜く。
引き止めるように収斂した肉に褒美を与えるように、
キョーコの膝裏を抱え上げ、蕩けた孔に怒張した陰茎を突き立てる。
「あ、あああんっ!!!」
狭い肉を押し上げられ、果汁が飛び散る。
キョーコの瞳が見開かれ、跳ね上がった脚が空しく宙に踊った。
「いや…っ…やぁぁぁっ、ぬいて、ぬいてよぉ…」
あれだけ蕩けさせてやったのに、この期に及んで堕ちないキョーコに苛立ちを感じて、尚は更に深く楔を打ち込む。
「ひぅ…っ」
キョーコは震えながら身体を強張らせ、頑なに尚を拒もうとする。
それなのに尚を含んだ媚肉は歓喜に震え、もっとと言う様に締め付けてくる。
尚は小さく舌打ちをするとキョーコの中を探るように腰を回す。
「あーっ!!」
見開かれたキョーコの瞳を淫楽に反応した涙が伝ってゆく。
硬いリノリウムの床が繋がった部分から零れた体液で滑る。
―――こんなに欲しがってるんじゃねぇか。
尚を押しのける事に失敗し、諦めたように投げ出されたままの両の腕が忌々しい。
前のように自分を求めて縋らせてやりたい。
むくむくと暗い独占欲が膨れ上がる。
ふと安い駆け引きを思いついて尚はキョーコを満たしていた灼熱を奪った。
161松×キョーコ:04/07/09 05:10 ID:grZi90VY
「ふ、あああああんっ」
空隙を埋めていたものを一気に引き抜かれキョーコはあまりにも簡単に墜ちた。
与えられていたものを奪われてキョーコの内壁が悲鳴を上げる。
「や…ぁ、あああっ…やだぁ…抜かないでよぉっ」
泣き喘ぎながらキョーコは自分の腰を突き上げる。
それを避けて尚はもう一度指でキョーコを翻弄する。
満たされないままに肉棒を奪われたキョーコの肉襞が貪欲に尚の指を喰む。
「や、ど…してぇ、ふぁっ…」
ぎりぎりのところで保っていたプライドが霧散し、キョーコは啼きながら尚の指を貪る。

「強請れよ?」
勝利の喜悦を滲ませた声で尚がキョーコの耳朶を舐め上げ、指を引き抜く。
蛍光灯の光に反射してぬらぬらと卑猥に煌くそれでキョーコの剥き出しの胸を再度慰撫する。

「ンン…」
ひく、と浅ましくねだる身体を戦慄かせ、
虚ろな瞳をしたキョーコが赤い舌で唇を何度も濡らす。
「どーして欲しいんだよキョーコ?言ってみ?」
―――教えてやっただろ?
前みたいに、俺の言うままに浅ましく強請れよ。
尚に促され、僅かに躊躇った後、
キョーコは熟した秘孔に自らの指を差し入れて左右に広げた。中の肉襞がひくひくと収斂する
たびにとろりと愛液が指を伝う。
乱れた息の下、囁くような声で尚に対する服従の言葉を吐く。

「…ここ、に…っ」
きつく閉じたキョーコの瞳から涙が零れた。
「しょ…の…ふぁ…おっき…の、いれてぇ…っ」
キョーコの痴態に尚は今までに無く欲情した。
162松×キョーコ:04/07/09 05:12 ID:grZi90VY
「あ!ああんっ、ひぅぅっ!!」
腰だけを高く掲げ、キョーコは尚の猛りを受け入れ続けていた。
「ふぁああっ、また…またくるよぉっ…」
繋がった部分から飲み込みきれない体液が溢れ出し、白い気泡をつくる。
桜色に染まった腿はまるで粗相をしてしまったかのように濡れそぼり、妖しく光を反射している。
もう何度か内部に出されて、その度にキョーコは極めてしまっている。
「ここだろっ?ここがいいんだよなぁ?キョーコっ」
激しい律動を続けながら尚はキョーコを攻める。
「ほら前はここ俺のちんぽで突かれるたびにヒィヒィよがってたよなぁ?」
「ひあああんっ!!んんっ、そこ…っ、そこだめなのぉ…っ」
熟れた粘膜を擦り合わせる度に、知り尽くした身体は面白いほどに目論んだ反応を返してくる。
「何がだめなんだよ?こんなにぐちゃぐちゃなのにまだ俺のこと引き込んでるじゃねーか?」
「だってぇ…ああん、あついの、きもちいいのぉ…」
もっとと言う様にキョーコは両の足で尚の腰を挟む。ぴんと張り詰めた爪先が尚の背中を引っ掻いて滑った。
「んーーっ、へん…なっちゃ…よぉ」
呂律の巧く回らなくなった舌で紡ぐ嬌声が尚の嗜虐心を煽り立てる。
163松×キョーコ:04/07/09 05:14 ID:grZi90VY
「やー…もっとぉ」
一旦引き抜かれ恨みがましく尚を見上げたキョーコを横抱きにし、
開かさせた足の間に入り込む。きつい態勢に耐えるように
キョーコは指を噛み、くぐもった喘ぎを漏らす。
「ふうぅっ、ん」
「キョーコ」
噛み跡が赤い跡を残した指を引き抜き、尚が荒々しく口付ける。
「ん、んぅ…」
荒い呼吸の下でお互いの唾液を混ぜあい、 激しく陰茎を抜き差しされる。
卑猥な水音と肉の激しくぶつかる音が生々しい性の臭いの充満する部屋を更に卑猥なものに彩っていく。
「ん…ひ…っ、ああああっ」
敏感な肉を張り出した亀頭でぐりぐりと擦られ、快楽に沈んだキョーコは髪を振り乱しながら尚を引き寄せる。
「ああんっ、しょ…ちゃ…いっちゃう…っ、また…いっちゃうぅ…っ」
「っ!!いいぜキョーコ…っいっちまえよ!!」
「ふあ…っ」
叩きつける様に突かれて、
何回目か分からない絶頂がキョーコを蹂躙する。
「キョーコ…っ、俺も…っ」
きつい締め付けに反応して、尚の欲望が膨れ上がり、キョーコの内部に飛沫を開放する。
「ん…しょー…ちゃん…っあつ…くて、きもち、いいよぉ…っ」
かっての呼び名で読んでしまっているのに気付かない程にキョーコは悦楽の底に居た。
164松×キョーコ:04/07/09 05:18 ID:grZi90VY
ぷしゅ、っと缶ビールのプルリングを引き抜く音で意識を取り戻した。

一応後始末はしてくれたらしい。
ソファーに横たえられた身体は清められていたし、その上には無造作に見覚えのあるジャンパーが掛けられていた。

まだまともな思考が戻って来ない。いや、考えることを脳が拒否してるのだろう。
尚になぶられた余韻がまだ消えない。
身体の芯がじくじくと疼いて、断続的に細波のような震えが襲ってくる。

………まだほしい。
ぼうっとビールを嚥下する尚の咽喉を見つめる。

この世で一番憎んでる筈の男に犯されて、嫌悪するどころか今までに無く感じて。
注ぎ込まれた迸りが堪らなく気持ちよくて自分から強請ってしまった。

(最、悪…よ……こんなの…)
挙句まだ満たされない疼きに悩まされてるなんて。
自己嫌悪を通り越して死にたくなってくる。

「キョーコ?気付いたか」
尚と目が合い、キョーコは反射的に身を竦ませた。
「怯えんなよ」
ごくごくとビールの残りを飲み干して尚は口元を拭い、問う。
「何故俺がお前を呼んだか分かったか?」
「……」
キョーコは俯いて唇を噛んだ。
沈黙を答えと取ってふん、と尚は小馬鹿にしたように嗤い、キョーコの前髪を掴んだ。
強い光を宿す瞳がキョーコを捉える。
165松×キョーコ:04/07/09 05:18 ID:grZi90VY
ぷしゅ、っと缶ビールのプルリングを引き抜く音で意識を取り戻した。

一応後始末はしてくれたらしい。
ソファーに横たえられた身体は清められていたし、その上には無造作に見覚えのあるジャンパーが掛けられていた。

まだまともな思考が戻って来ない。いや、考えることを脳が拒否してるのだろう。
尚になぶられた余韻がまだ消えない。
身体の芯がじくじくと疼いて、断続的に細波のような震えが襲ってくる。

………まだほしい。
ぼうっとビールを嚥下する尚の咽喉を見つめる。

この世で一番憎んでる筈の男に犯されて、嫌悪するどころか今までに無く感じて。
注ぎ込まれた迸りが堪らなく気持ちよくて自分から強請ってしまった。

(最、悪…よ……こんなの…)
挙句まだ満たされない疼きに悩まされてるなんて。
自己嫌悪を通り越して死にたくなってくる。

「キョーコ?気付いたか」
尚と目が合い、キョーコは反射的に身を竦ませた。
「怯えんなよ」
ごくごくとビールの残りを飲み干して尚は口元を拭い、問う。
「何故俺がお前を呼んだか分かったか?」
「……」
キョーコは俯いて唇を噛んだ。
沈黙を答えと取ってふん、と尚は小馬鹿にしたように嗤い、キョーコの前髪を掴んだ。
強い光を宿す瞳がキョーコを捉える。
166松×キョーコ:04/07/09 05:19 ID:grZi90VY
「なぁキョーコ…あのマンションに戻れ」
耳元に囁かれる声は蜜のように甘い。
長い指が湿った髪を透き、頭皮を愛撫する。
まだ熱の冷めない身体が尚を求めて疼く。
「キョーコ」
促されるように名前を呼ばれる。
有無を言わせまいとするその声音にキョーコが逆らえたことは一度も無い。

もう、にげられない。
或いはそれは絶望か。それとも。

キョーコの頬に一筋の涙が伝った。
「…戻る…あのマンションに、戻るから…」

―――もう一度、して。

167松×キョーコ:04/07/09 05:22 ID:grZi90VY
「…いい子だ」
褒美のように口付けが降りてくる。
「ん…」
まるで愛し合う恋人同士のように唇が甘く重なった。
キョーコの咥内を貪る合間に尚が囁く。
「…今度は金位出してやるよ。
 てめぇはあの部屋に居て時々帰ってくる俺を待っていればいい。
 …そうすればお前の望む通りに可愛がってやるぜ?」
 思考することを放棄したキョーコの耳に尚の誘いはとても甘美なものの様に聞こえた。
キョーコはゆっくりと瞳を閉じ、尚との口付けに没頭する。

「お前は俺のものだ」

恍惚りと両手を背に回してきたキョーコの望みを叶えてやるために、
尚はもう一度その柔らかな身体をソファーに沈めた。

終わり。


ええと…こんな朝っぱらからこんなものを投下してしまってごめんなさい。
不愉快な思いをさせてしまって本当に申し訳ないです。無駄に長くて申し訳ないです。
読んでしまった方は脳内から抹消するのが一番いいと思います。
矛盾点も多々あると思いますがその辺も生暖かく見守って頂けると嬉しいです…。


168名無しさん@ピンキー:04/07/09 09:23 ID:oBKDCuSH
松×キョーコキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ぜんぜん不愉快なものじゃないですよ!
ごちになりました!
169名無しさん@ピンキー:04/07/09 11:10 ID:zitUfVP9
独占欲の強い松(・∀・)イイ!!
自分の中じゃ、強姦に入らないw
ヨリが戻るのは松キョ派の自分としては(・∀・)イイ!!
グッジョブですた
170名無しさん@ピンキー:04/07/09 12:29 ID:qXCJMfXj
松×キョー投下乙です!
GJ!!
171名無しさん@ピンキー:04/07/09 13:52 ID:hV2Oi+4a
松×キョーコ待ってたよー!!
ありがとう!
172名無しさん@ピンキー:04/07/09 15:43 ID:exfIJhLN
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
松×キョーコ(・∀・)イイ!!!
たっぷり萌えさせていただきました(*´Д`*)
ネ申!!作者さんGJ!
173名無しさん@ピンキー:04/07/09 16:43 ID:noskWEpL
キタ━━━( ´∀`)゚∀゚)*゚ー゚)・ω・) ゚Д゚)´ー`)・∀・) ̄ー ̄)・A・)´Д`)丶`∀´>━━!!!
ネ申さま。ありがトン
17477:04/07/09 20:39 ID:grZi90VY
れれれ連続投稿してるーーーーーーヽ(`Д´)ノウワァァン
しかも微妙な所を…申し訳ないです。
遅ればせながら感想下さった方ありがとうございますーーー!!!!
なんか感想とか頂けると思ってなかったんで(怒られると思ってました…内容がアレなんで…)物凄い嬉しいです。
確実に少数派であろう松キョスキーなんでもう受け入れてくれる方がいるだけで感動vvv
思い切って本当に良かった…。
本当に皆さんありがとうございました。苦痛に耐えながら読んでくださった方もお疲れ様でした。

竜二×司書いてくれた神様も乙です!!!萌えパワーをありがとうございました!!!
175名無しさん@ピンキー:04/07/10 00:31 ID:96kHOadq
…萌え。
レイプっぽいの苦手なのに…。
それだけ神が力強かったってことで乙でした!
ごちそうさまでしたー。
176名無しさん@ピンキー:04/07/10 00:38 ID:qTWD/jMC
77さん、ありがとー!!(*゚∀゚)=3ムッハー
自分も松キョ好きなんでずっと待ってました!
どきどきしましたよ〜
ビバ!松キョ!!
177名無しさん@ピンキー:04/07/10 01:02 ID:UBBPvd5g
77氏はまさしくネ申(*´д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
個人的には蓮×キョーコ好きなんだけど、これのおかげで松×キョーコにも萌えましたw
(・∀・)bグッジョブ!
178名無しさん@ピンキー:04/07/10 17:12 ID:Z31lKOQF
新作来ないかなーーーーー。
179名無しさん@ピンキー:04/07/10 21:49 ID:GS2+CynN
竜二×司書いてる最中に蓮×キョーコのネタが思い浮かんだ漏れはどうするべきでつか……
知らないでつかそうでつか……………入
180名無しさん@ピンキー:04/07/10 21:55 ID:GS2+CynN
竜二×司書いてる最中に蓮×キョーコのネタが思い浮かんだ漏れはどうするべきでつか……
知らないでつかそうでつか……………入
181名無しさん@ピンキー:04/07/10 21:55 ID:GS2+CynN
竜二×司書いてる最中に蓮×キョーコのネタが思い浮かんだ漏れはどうするべきでつか……
知らないでつかそうでつか……………入
182名無しさん@ピンキー:04/07/10 21:56 ID:s4883xPP
荒らし?
183名無しさん@ピンキー:04/07/10 22:15 ID:mHIgOXN4
>>181
一人自己完結してるヤシが。
うん知らない。と言いたい気にさせられるのを抑えて言わせてもらうと
思い浮かんだの書き留めとけ。とりあえず。シチュとか、浮かんだセリフとか。
同時進行出来ないなら、共倒れする可能性高いと思われ
184名無しさん@ピンキー:04/07/10 22:26 ID:GS2+CynN
183>ありがとう。そうしときます。

そして二度書きスマソ
185名無しさん@ピンキー:04/07/10 23:07 ID:quLm/rEW
三度書きでっせ。
まあともかく職人さんは多いほど嬉しい。

蓮もしくは松×キョーコ、宗像×朝来キボンぬ
186名無しさん@ピンキー:04/07/11 00:52 ID:KHf7uv85
宗像×朝来はやっぱりパトカーの中でとか
187名無しさん@ピンキー:04/07/11 01:05 ID:issd2bAC
司×フライヤ姐さんで触手陵辱モノを御願します( ´∀`)
188名無しさん@ピンキー:04/07/11 04:05 ID:Rq67otLD
蓮×キョーコ読みたい!
職人さんの愛の手をお待ちしています・・・。
189名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 11:03 ID:ZBuSZJdY
キョーコ×奏江が読みたいといってみるテスト。
190名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 13:02 ID:dI/wcoUK
それならむしろ奏江×キョーコで
191宗像×朝来:04/07/11 13:22 ID:lHVViaXw
クレパラ19巻ネタより・・・

ぱん!
街中に乾いた音が響いた。
「痛ぁ・・・」
「仕事中に女をパトカーの中に連れ込んでイチャイチャしてるんなんて最低!!」
「だから・・・別れ話つけてたんだって」
「どうして仕事中にそんな話するのよ!」
ぷりぷりしながら朝来が大股で歩く。その後をさっき頬を思いっきりたたかれていた宗像が、ついて歩いている。
女子高生の後ろをガタイのいい警察の制服を来た男がついて歩いている。異様な光景だ。
なにやらケンカしているようなのだが、端から見れば恋人同士のじゃれあいにしか見えない。
「何が別れ話よ!!抱き合ってたクセに!!」
朝来がつぶやくように言った。その台詞を宗像は聞き逃さなかった。
192宗像×朝来:04/07/11 13:22 ID:lHVViaXw
「ほほう・・・抱き合う?」
「そうよ!抱き合ってたじゃない!」
朝来は後を振り向きもせずズンズン進んでいく。
「抱き合うって言うのは・・・」
そう言ったと同時に前を向いて歩いている朝来の肩をつかみ、ぺいっと後を振り向かせた。ポリスの宗像にとっては簡単なことだ。
「・・・こういう事を」
あっという間に朝来は宗像に抱き上げられ、ひっしと抱きしめられていた。
「・・・いうんだが?」
宗像の声が耳元で響いて、朝来は何が何だかわからない。顔が赤くなっているのは自覚できる。
「ちょっ!ちょっと!やめてよ!人が見てるじゃない!!」
とにかく恥ずかしくてしかたがない。朝来は耳元の宗像の声にクラクラしながらやっとのことで声を絞り出し、抵抗した。
「なんだよ。じゃあ人が見てなければいいんだな?」
そう言うと宗像は朝来を抱きかかえたまま、パトカーの中へと入っていった。
朝来を運転席から朝来を助手席に乗せる。朝来はやっと宗像の胸から開放されてホッとしたのも束の間、宗像が朝来に覆い被さってきた。
「ちょっ・・・何?・・・んっ!んんっ!・・・こんなっ・・・ふっん・・・ぁ」
「人に見られなきゃいいんだろ?」
耳元で宗像がささやいた。
「だからって・・・ふっぁ・・・ふうんっ・・・」
下で耳をいじられ、朝来は体がゾクゾクして何かが這い上がってくるような感覚を覚えた。
「やぁっ・・・あん・・・」
宗像はニヤリっと微笑むと、素早く自分の腰から何かを取り出した。そして
ガチャ!
という音がしたかと思うと朝来の手には手錠がかけられ、ヘッドレストまで持ち上げられ、動かないように固定されてしまった。
「ばか!何してんのよ!!早く解きなさいよ!んっ!・・・やぁっ」
抗議しようとする朝来の口を塞ぎながら宗像はこう言った。
「こうでもしないと逃げちまうからな」(ニヤリ)
193名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 13:24 ID:lHVViaXw
こんなカンジでしか書けません。お目汚し失礼いたしました。
194名無しさん@ピンキー:04/07/11 14:06 ID:l+w6/AzB
宗像×朝来キターーーーーーーーーー
しかし、うう・・生殺し。続きを〜
とにかく乙です。選挙イッテコーイ!(骨んこ)>>193
195宗像×朝来:04/07/11 14:47 ID:lHVViaXw
抵抗しようとしても手が固定されていて動かせない。そんな朝来を見て宗像は満足そうにキスをしながら、しかも手早く朝来の服を脱がせていく。すべすべとした肌に吸い寄せされるように、手を伸ばし撫でる。唇を寄せ、ピンク色の突起を軽く吸い上げる。
「やっ!あんっ・・・んんっ・・・」
決して大きくはないが、形の良い胸を存分に弄ぶ。乳首の周りを舌でなぞる。
「ふぅん・・・んふっ・・・」
朝来は声をあげてしまうのが恥ずかしく、手の甲を唇に押し当てたいのだが、固定されているのでそれができない。仕方がないので唇を噛んでいるのだが、それももう限界だ。「
「我慢せずに、声を出せよ・・・」宗像はそう言うと朝来のシートを後へ倒した。
ガタンッ
という音と共に朝来はすっかり宗像に組敷かれてしまった。宗像は朝来を少し上の方へ押し上げた。そしてスカートへと手を伸ばした。
「ちょっ!こんなトコで!・・・バカ・・・はんっ」
抵抗した朝来だったが、宗像が下着の上から口づけたので抵抗できなくなってしまった。下着の上から敏感な部分に舌を這わせる。
「あんっ!あっ!はんっ・・・いやっん・・・ぅん・・・っあっあん」
朝来は上に逃げようとするのだが、宗像はそれを許さない。がっちりと腰を押さえ、足を開かせ、朝来の秘所に顔をうずめている。
「ずいぶん濡れたな。」
「・・・・・・!!!」
196宗像×朝来:04/07/11 14:47 ID:lHVViaXw
宗像はそう言うと朝来の下着をはぎとった。朝来の足を自身の肩にかける。
ピチャピチャ・・・と音を立てて濡れそぼった秘所を舐めあげる。花芽をさんざん捏ねまわし、花弁を両側に押し広げ、奥深くまで舌を進入させる。ざらっとした舌の感触に、朝来は声を我慢することができない。
「あ・・・やぁっ!・・・ぅんっあっ・・・はんっ・・・ふぅん・・・ぁはん・・・」
クチュクチュ・・・という音と共に奥からどんどん蜜が溢れてくる。宗像はその蜜を一滴でも漏らすまいと音を立ててすすった。
「ああぁん!!・・・」
執拗に舐められ、朝来はもう何が何だか判らない。
「そろそろいいか?」
その声で朝来は我に返った。
「ばか・・・そんなの事いちいち聞かないでよ・・・」
ダメっていったって聞かないくせに・・・そう心の中でつぶやきながら朝来は目を閉じた。そんな朝来のまぶたにキスを一つ落とすと宗像は朝来を四つんばいにさせた。そして思いっきり朝来を貫いた。
「あんっ!・・・あっあんっ!・・・んっんっんっぁあん!」
切なげに苦しげに声をあげる朝来の胸の突起を弄びながら、宗像は抽送を続ける。背後に感じる宗像の重みを幸せに感じながら、朝来は至上の喜びを噛み締めた。
「あん!っも・・・もう・・・ふぅんっ!」
朝来はもう達しそうになったその時
「まだだ・・・」
耳元で宗像の声がしたかと思うと、ヘッドレストにかけてあった腕をはずされた。
197宗像×朝来:04/07/11 14:51 ID:lHVViaXw
手が開放されてホッとしたのもつかの間、今度は宗像の上に座らされ、手を助手席の天井付近にある手すりを掴ませると、下から突き上げられる。
「やんっ!・・・あっはんっ!・・・ああぁぁんっ・・・ふぅん!あん!」
「かわいい声だすじゃねぇか」
そう言いながら宗像は、朝来の腕が上に上がっているのをいいことに存分に胸を弄ぶ。
「ばっ・・・か・・・あはぁんっ・・・うんっ!・・・・・・もっもう・・・」
下からの突き上げと胸への執拗な愛撫。そして時折、耳へと差し込まれる舌のざらざらとした感触に朝来は頂点に上り詰めた。

「ん・・・」
朝来が意識を取り戻すと、朝来は宗像に運転席で抱きかかえられていた。
「どうだ?満足したか?」
ニヤニヤしながら宗像が言う。
バチーン!
「バカ!もうっ知らない!」
真っ赤になってふくれる朝来を「これこれ、この反応」と心の中でつぶやく宗像なのだった
198名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 14:52 ID:lHVViaXw
初めて書いて完結できた〜。つたない文章ですみませんでした。
選挙いってきます。
199名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 15:55 ID:2Ja0iUHC
>>198
おいしい宗像×朝来をどうもありがとう!
萌えすぎて髪の毛なくなっちまっただよ(*´Д`)ハァハァ
200名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 16:01 ID:ECAh4iVi
ありがd!!知らない間にネ申降臨(*´д`*)ハァハァ
201名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 16:11 ID:2998mdE3
ぐほっ!!!!激萌っ!!!(*´Д`*)ハァハァハァハァ
宗像×朝来乙です!!GJです!!あんたほんまにネ申や!!!
202名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 16:15 ID:+VJTpJfS
ハァハァハァハァハァハァ(*´Д`*)ハァハァハァハァハァハァ !!
萌氏にそう
203名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 16:16 ID:CZ5oJQtU
続きが投下されてるーーーー。乙でした。初仕事GJ!!
選挙まだ行って無かったのかよっ!w
行って来いっ!宗像×朝来とか書くなよ。無効になるから
204名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 16:45 ID:JwIU9qOY
宗像×朝来、グッジョブ!!
選挙いってない香具師は早くいけよー!!
205名無しさん@ピンキー:04/07/12 23:58 ID:kddl33/g
宗像×朝来ごちでした!
クレパラのSSもっと投下きぼーん!!
206名無しさん@ピンキー:04/07/13 00:49 ID:XPaXuED2
宗像は何やっても犯罪臭いなw

あと竜×司と権×司御願します
207名無しさん@ピンキー:04/07/13 02:19 ID:DbRIsdE7
妄想も提供モトム
208名無しさん@ピンキー:04/07/14 00:56 ID:B81Ptv/D
薔薇風呂蓮とか…?>妄想
そしてそこにはキョーコが!!
209名無しさん@ピンキー:04/07/14 02:48 ID:mgkXx7vQ
>>208
それイイ!
210名無しさん@ピンキー:04/07/14 16:34 ID:XcJqOu3q
最初は強姦もどきなことされ、
抵抗するが、だんだn気持ちよくなっていって
和姦という展開が(・∀・)イイ!!
211クレパラ(竜二×司):04/07/14 21:52 ID:W6//WoLt
えーと「If」ってことで。
もし修学旅行で・・。を書いてみました。投下してみます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
修学旅行の夜、一人のんびり露天風呂そ楽しんでいたはずの司は、今危機に瀕していた。
部屋に帰ってみれば、酒に酔い潰れている同室の面々、ただ一人起きていた竜二の言葉で、
最近頭を悩ませられてきた問題にも一件落着の心持ちで、大好きな長風呂を楽しんでいた矢先の事だった。
いつの間にか入ってきていた竜二に胸を掴まれそうになり、ドタバタといつものように窘めるはずだったのだが。
なんだか今日はいつもと雰囲気が違うと、司が感じた時には、もう遅かった。
さっき部屋で話をしていた時に着ていた浴衣の帯だろうか、それで司の両腕は身体の後ろでひと括りにされてしまった。
「なっ、何のつもりだよっ!竜二!」
自分を後ろから抱きしめている相手に向かって言い放つ声は、少し震えていた。
「何のつもりってナニのつもり」
言って首筋に舌を這わせる竜二。司の身体がビクン!と反応するのをみて、ニヤリと笑みを浮かべると、
前に回した手を、胸の豊かな膨らみへと滑らせていった。
「ん・・ふぅ・・や・・めろよ・・冗談はっ・・」
お湯の中、やんわりと味わうように揉まれる刺激に囚われそうになりながらも、なんとか身を振りほどこうとするが、
上手くいかない。そんな司の様子を嘲笑うかのように、竜二の手の動きは徐々に匠さを増していった。
「冗談なんかじゃねえよ。言っただろ?お前がその気なら、俺だって我慢しないって」
「なっ、だからそれはっ・・んっ・・はぁ・・ん・・はぁ、やめっ・・」
リズムを変え、立ち上がってしまった胸の突起を指で捏ね繰られて、甘い吐息が混じりだす。
「はぁ・・りゅう・・じっ、やめろってば、ほんと大声出すぞ・・んっ・・はぁ」
「出してもいいぜ、誰か来て困るのは、お前の方じゃないのか?それに、騒いでも、部屋の奴らは当分起きないぜ」
「ま・・まさか。くっ・・はぁ、お前酒に何か?」
「ああ、入れた」
212クレパラ(竜二×司):04/07/14 21:53 ID:W6//WoLt
「ぐっ・・この悪魔っ・・」
「何とでも言えよ。天使に思えるようにしてやるから」
そう耳の傍で囁くと、片方の手を、下方へと滑らせていく竜二。
「あっ、やめろっ・・やだっ・・」
手の目指す先を察知して、再び暴れだす司だったが、竜二の腕の中からは逃れることは出来なかった。
「あっ・・ん・・やめ・・んんっ・・竜二・・」
竜二の指がそこへ到達して間もなく、前後へと動く指にお湯とは違う感触が伝わってくる。
「これは、なんだろうな?中から溢れて来てるぞ。ほら」
言って更に指の動きを巧みにしていく竜二。司はいつしか竜二に背をもたせかけ、息を荒くしていた。
「はぁ、はぁ、ん・・知らないっ・・ん・・はぁ・・んっ・・」
「キモチいいって言えよ。こっちの口は正直だぞ」
「気持ちよくなんて・・ないっ・・んっ・・はぁ・・ぁんっ・・ん」
意思とは反対に、零れる声は鼻にかかったようになっていき、弄られた脚の奥は絶えず蜜を送り出していた。
竜二の指は、敏感な蕾も探り出し、その身を曝け出していく。
「ん・・はぁ、ん・・あんっ・・はぁ、やめ・ろ・・ソコっ・・あうんっ。ん・・・」
「『ソコ、気持ちイイ』だろ?ほら・・」
「ああっ!!やめっ!あっあっあっ・・」
司の背筋を弱い電流が流れ、竜二の胸へと、背が押し付けられた。軽くイッた様子をみて、更に竜二は指を進めた。
「はうっ!あっ・・やめろぉ・・くうっ」
司の秘芯へと、竜二の指が押し入っていく。まだキツイそこは、司に圧迫感と異物感を与えたが、竜二は手馴れた様子で、
奥へと指を沈めていき、ほぐしにかかっていた。
「ん・・ん・・ん・・はぁん・・ん・・っはぁっん・・あ・・」
徐々に侵入する指は増やされ、内を、外を蠢きまわった。双丘も空いた手で順に愛撫され続け、耳が舌でなぞられている司は
抗う気力を無くした様に見えた。
213名無しさん@ピンキー:04/07/14 22:28 ID:XcJqOu3q
クレパラキタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!
風呂プレイキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
続ききぼんぬぅぅぅぅ!!!!
214クレパラ(竜二×司):04/07/14 22:45 ID:HOX2ta4Z
竜二は、力の抜け切った様子の司を湯船の脇にある、大きな岩に押し上げ、自分の代わりに岩を背に、司を座らせる。
「ん・・」
お湯の熱さと、竜二の愛撫によって火照った体が、外気によって冷やされた司が、ぼんやりとしていた意識を取り戻す。
自分の置かれている状況に気付いて、自由な脚を使って再び暴れようとしたが、これもあっさりと封じられてしまうのだった。
「竜二、やだっ、やめろよっ」
「ここまできて、俺もお前もやめられるわけないだろ」
そして、押し入ってくる、指とは違う圧迫感に、司は声も無く、喘ぐしかなかった。
「はくっ・・・・くふっ・・・・・あぐっ!!!」
奥まで突き進んで、一息置くと、竜二はゆっくりと動き出す。二人の結合部からは、破瓜の証が、湯船へと細い道を作っていた。
「あうっ・・ぐっ・・はぁ・・くっ・・あうっ・・」
竜二の動きによって齎される痛みに、司の表情は苦痛に歪み、食いしばるような声が漏れる。
それに構わず、竜二は動きを加えていくと、やがて苦痛の声は潜まり、代わりに甘い吐息が増していった。それを確認して、更に
動きを速め、激しくしていく竜二。
「ッふう・・ん・・あっ・・ん・・はぁ・・ん・・ん・・はぁ・・」
司は恍惚とした表情の中、いつしか自ら腰を振ってさえいた。竜二はそんな司の様子を見て、満足そうな笑みを浮かべると、
後ろ手に縛っていた司の戒めを解いてやると、自分の背中へ回してやる。熱にうかされたようになっている司もそれに抗うどころか
しがみつくようにして、嬌声をあげるのだった。
「あっ、んっんっんっんっ・・はぁ・・はぁ・・んっ・・ああんっ!」
やがて、司が何かを恐れるかのように、一層しがみつくのを感じて、一気に突き上げを激しくしていく竜二。
「う・・あああああっ!!!」
司の指が竜二の背にくい込み、背を仰け反らせて痙攣する。そんな司の腰を一層強く引き寄せて、竜二は今までの思いと共に自らの猛りを
彼女の中に迸らせたのだった。
215クレパラ(竜二×司):04/07/14 22:50 ID:HOX2ta4Z
司が気付くと、湯船の中、竜二に支えられている自分がいた。
「竜二・・」
「先にあがってるからな。のぼせる前に来いよ」
まだぼうっとしたままの司を残して竜二は部屋へ戻っていった。
『さっきのは・・夢・・?』戻っていく竜二の後姿を見送りながら、思い出される出来事に赤面する。
大分長い間浸かっていたのだろうか?だるい身体を起こそうとして、脚の奥の違和感に気付く。まだ何か押し込まれているようにも感じる。
そして、手首には拘束の後が。夢では無かったという証拠を自らの身体で実感して、司は風呂に入る前よりも大きくなってしまった問題と、
まだ数日続く修学旅行の行く末に頭が痛くなるのだった。

<おわり>

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今回は司の一人称で無くしてみた割には、あんまりエロっちくなかったかな?
216名無しさん@ピンキー:04/07/14 23:05 ID:mgkXx7vQ
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
有難う!!!
217名無しさん@ピンキー:04/07/14 23:34 ID:XcJqOu3q
エロ非道竜二(・∀・)イイ!!
グッジョブでした!!ご馳走様
218名無しさん@ピンキー:04/07/14 23:34 ID:ktGBf8QL
ネ申!!
萌えさせていただきますた(*´Д`*)ハァハァ
219名無しさん@ピンキー:04/07/14 23:56 ID:okzuyh0z
最高!!!!!!まさにネ申降臨!!!!(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
やはり竜二×司は良いですねーーー
220名無しさん@ピンキー:04/07/15 00:17 ID:4PvbANOq
クレパラはやっぱりエロパロ向きですねぇ(*´Д`)'`ァ'`ァ
いくら読んでもバリエーションがある。
自分は贅沢だわ まだ読みたい・・・
221名無しさん@ピンキー:04/07/15 11:49 ID:H4hkfYJN
風呂プレイ、乙でした。
そういや本編で竜二が「ナニ」と言っても
司は「?」と理解してない…というやり取りがあったな〜
222名無しさん@ピンキー:04/07/16 03:50 ID:XUunw5UW
竜二×司ごちですた!かなり萌えさせていただきました
贅沢いうならばあとどなかた権×司を・・・・(´Д`;)
223名無しさん@ピンキー:04/07/16 11:04 ID:aJA3iJMw
権×司だったらどんな展開がかなぁ
やっぱ、メガフロートで捕まったとき、あのまま邪魔入らず、
陵辱もんになるんだろうか

ところでどこのSSも、初めてのHでも最初から感じてる SSが多いから、
最初は何も感じない・嫌悪・恐怖→ヤられてくうちに気持ちよくなっていく
って展開きぼんぬ
224権×司(無理矢理もの):04/07/17 01:50 ID:mkZIEzrZ
書いてみました。特に無理矢理ものが苦手な方はスルーを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「冗談だよ」
奴がそう言って微笑んだのに、気を取られている場合じゃなかった。
姑息で外道な権佐衛門のヤローは、俺の一瞬の隙を突き、上半身の着衣を取り去ってしまったのだ。
「こ、このヒキョーもんっ!」
脱がされついでに、着ていた黒のタンクトップが、頭の上で両手に絡み付いている。いや、絡みつかされているのだ。
「くっ、解けっ!!」
手の戒めから逃れようともがくが、全くびくともしない。無駄に体力だけが失われていくようだ。
「仰せの通りに。解いてあげるよ」
「えっ・・?」
奴の予想外の言葉に拍子抜けした俺だったが、続く奴の行動に蒼白になる。
「や、やめろっ、解くのはそこじゃねえっ!」
にこやかに言って奴が解き始めたのは、プロテクター代わりに胸を覆っていた、サラシだった。
暴れるものの、それもほとんど意味を成さず、サラシの最後の端がハラリと床に落ちた時には、
俺は、権佐衛門の下で再び押さえ込まれ、暴れまくったおかげで荒い息をついていた。
「無駄に暴れても、体力を失うだけだよ。どうせ使うなら、楽しむ為に使った方が有意義だよ」
憎たらしい事に、全く息さえあがっていない様子の権佐衛門が涼しげに言う。
「お、お前なんかと楽しむ事なんか何にもねーよ!」
「そうでもないさ。まあ、俺がゆっくり教えてあげるよ。文字通り、手取り足取りね・・」
「だからそれは余計なお世話だってんだ!この野郎っ、やめろっ!うあっ」
ゆっくりと降りてきた権佐衛門の舌が、ねっとりと胸の先を舐め回す。手でもう片方も揉まれてしまっている。
気持ち悪さにぞっとするが、足も手も動かせず、されるがままの状態が悔しくてならない。
225権×司(無理矢理もの):04/07/17 01:53 ID:mkZIEzrZ
くそっ・・竜二。おやじ、おふくろっ・・
成す術も無いまま、誓いを交わした人達の事を思う。こんな事にならない為にも俺を男として育ててくれたのに・・。
誓いのキスを交わした後の竜二の顔が思い出されて、一瞬涙が溢れそうになったが、無理矢理押し留める。
絶対こんな奴に屈してやるもんか。そんな風に思っている間も、身体の自由はきかず、おぞましい攻めは続いていた。
無駄とはわかっていつつも、なんとか逃れようと抗ってみたが、その度に奴の顔が嬉しそうに歪むだけなのが悔しくて堪らなかった。
ただ、体力だけが奪われていく。くそ・・なんとか抜け出さなきゃ。何か方法は。
「わかるかい?こんなに固くなってるよ」
いつのまにか意思とは関係なく、隆起し、固くなっている胸の先をこりこりと指で弄びながら楽しそうに奴がいる。
「なっ、嘘だっ・・。」
散々いじられたからといって、こんな奴のする事に反応してしまっている自分の身体に、衝撃を受ける。なんでこんな奴にっ・・。
「嘘なんかじゃないさ。ほら、わかるだろう?君の身体は気持ちいいって言ってるのさ」
「気持ちよくなんかないっ!触るなっ」
俺の言うことなどおかまいなしに、奴は、俺の腰に手を伸ばし、カチャリとベルトのバックルを外してしまう。
ヤバイ。本気で。これから奴がやろうとしている事を察知して、背筋が凍る。
冗談じゃない。そんなことになったら、どんな面下げて竜二に会えっていうんだ?
「くそっ、このヒキョー野郎っ、やめろっこのレイプ魔!恥ずかしくないのかっ!こんなことして」
「本当に欲しいものを手に入れる為なら、多少の恥など何ということはないよ」
あくまで涼しげに答える権佐衛門。無常にも戦闘服の下も引き下ろされていく。
「この野郎っ、それ以上やってみろ、本当に舌噛み切って死んでやるからなっ」
半ば本気だった。こいつとそんな事になるくらいなら・・。
奴の動きが止まった。諦めたのか?思わずほっと息が漏れる。
「それは困るな」
226権×司(無理矢理もの):04/07/17 01:55 ID:mkZIEzrZ
「うわっ・・うぐっ・・」
急に身体をうつ伏せにひっくり返されたかと思うと、あっという間に、口に猿轡を噛まされる。どうやら奴のネクタイのようだ。
更に、戦闘服だけでなく、下着さえも、膝までずり下ろされてしまった。こんな奴に見られるなんて。悔しさと恥ずかしさで
気が狂いそうな俺を、奴は更に追い詰める。
「うぐっ!ぐうっ・・ん〜〜〜っ!」
誰にも触られたことのない所へ、奴の指が無遠慮に差し入れられたのだ。嫌悪感と恐怖に寒気が走る。
「おや、まだ濡れてないようだね」
当たり前だっ!そう叫んだつもりの声も、くぐもって意味を成さない。そんな中、奴はもっと奥へと指をめり込ませて来たのを感じて、
痛さとおぞましさで、身体中が強張り、今度は涙を止められなかった。
「ぐっ・・んんっ!」
涙で床間近から見える部屋が歪む。奴は痛みを伴う内側を、執拗に擦り続けていた。また逃げることも叶わず、もう抵抗することも忘れて
いた。
どれくらい経ったのだろうか。長い長い時間が流れたように思えた。考えたくないが、先ほどより痛みは和らいでいた。それを肯定するような
奴の声が耳の傍で囁かれる。
「受け入れる準備が出来たようだね。ほら、こんなに悦んでいるよ」
指の動きを止めぬままに囁かれる。嘘だ・・。そんなはずないっ。頭で否定するものの、静まり返った部屋の中、自分の乱れる吐息に混じって
微かにくちゅくちゅと水音が耳に届いた。
「そろそろ禁断の果実を味あわせてもらおうかな」
指をゆっくりと引き抜くと、楽しそうに奴が言う言葉に戦慄する。ブーツが脱がされ、膝下まで下ろされていた衣服も、押さえ込まれて痺れて
しまっていた脚で暴れて抵抗したが、結局取り払われてしまった。
227権×司(無理矢理もの):04/07/17 01:55 ID:mkZIEzrZ
また無駄に体力を消耗したところに、仰向けにされ、脚を大きく割り開かれてしまう。いやだ・・。こんな奴にっ、竜二ー!
「むぐぐっ!んんんっ!むむむ〜〜!」
叫ぶ声も言葉には成らず、押し当てられた固いものが、さっきまでの指なんかとは比べ物にならない圧迫感と痛みを伴って、押し込まれる。
嫌だ!こんな奴のっ・・竜二っ竜二っ
涙が再びとめどもなく溢れたが、侵攻は止まらず、やがて更に強い痛みが俺の身体を貫いた。とてつもない圧迫感で息が継げない。
「うぐぐっ・・」
「これで君は俺の物だよ」
笑みを含んだ声で囁くと、奴は間を置かずにゆっくりと動き出す。同時に痛みもぶりかえし、苦痛に自由にならない手を握り締める。
また永遠とも思える長い時間が過ぎていった。いつしか気が狂いそうだった痛みは遠くへ去り、奇妙な感覚が取って代わりつつあった。
新たな意思とは関係ない身体の異変に戸惑い、恐怖する。・・なん・・なんだよ、これ・・。
奴が腰を動かす度に、背筋を疾り抜ける感覚。切ないようなじっとしていられないような感覚に、自然と腰が浮き上がっていくのを
止められない自分がいた。
そんな自分に戸惑っているうちに、奴の動きが激しくなり、何かに押し上げられるような感覚が襲ってきて、恐怖に身を竦める間もなく、
瞑った瞼の裏で白が弾けて、俺は意識を手放した。
228権×司(無理矢理もの):04/07/17 01:58 ID:mkZIEzrZ
「ん・・」
気付くと、権佐衛門の野郎がまだ覆い被さっていた。ぼんやりとした意識の中、身体の奥からずるりと何かが抜けていく感触が遠くに感じる。
腕の拘束が解かれ、抱き起こされる。ふと目をやった脚の間から、赤の混じった白濁の液が溢れてくるのが見えて、目を逸らした。
その様子を見て、奴が言う
「君と俺の愛の証だよ」
奴の言葉にカッと血が上り、自由になった手で掴みかかろうとしたが、痺れたようで上手く力が入らなかった。あっさりと腕を掴まれてしまう。
「もうこれで君は白神竜二の元へは戻れないよ。俺は鍵を持っている。一緒に来たほうが利点はあると思うよ」
・・そうかもしれない。今竜二に会う自信は無かった。鍵はこいつの手中にある。今竜二を狙っているのもこいつらだ。
俺がこいつらをなんとかすれば、竜二を守ることにもなるかもしれない。
「どうやら死ぬ気は無さそうだね」
猿轡も外された俺は、奴が用意したという服を身に着けると、奴の後に着いて、地下へと続く秘密の通路を通って、空港を後にした。

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一応これで投下終了です。着いていったらもっと色んなコトされそうなw
失礼しました。
229名無しさん@ピンキー:04/07/17 02:05 ID:oh5ogDot
権×司キタ━━━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━━!!!!!
ネ申乙です!!
230名無しさん@ピンキー:04/07/17 02:29 ID:aLMOxsob
陵辱モノキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
神ありがとうございます!!
待ってたかいがあった!
231名無しさん@ピンキー:04/07/17 05:12 ID:+78ajccl
権×司乙です!!ネ申!!(*´Д`*)ハァハァ
漏れはクレパラでは権の鬼畜っぷりと
たまに見せる優しい表情に抵抗を忘れる司に禿萌してますたw
232名無しさん@ピンキー:04/07/17 08:11 ID:xoQ4VLsT
スキビ、あのローリーなら風呂では女の人(複数)に体洗ってもらうとかしてそう。
風呂場はもちろんそういう時代仕様で。
そう妄想すると、ラブミー部にローリーから直々に仕事依頼→風呂で入り乱れ、というのが可能に…。
バスローブ姿は記憶にあるけど、風呂シーンも作中に出てたらスマソ
233名無しさん@ピンキー:04/07/18 00:06 ID:DbiVYE8T
>>224-228
読んでて切なくなるけど、
それがまた(・∀・)イイ!!と思ってしまう自分はおかしいのだろうか・・
とりあえずグッジョブ!またお願いw
234名無しさん@ピンキー:04/07/18 15:14 ID:V7LvZ2A2
遅くなりましたが、竜×司(修学旅行物)、権×司レスくれた皆さんサンクスです。
読んでレスしてくれるという有り難さこちらも「もえ」ます。

>>221
上の文中では生かせなかったけど、あの場面意識して持ってきました<ナニ
反応してくれてなんか嬉しいです。

>>233
それぞれの細かいイメージがあったりするだろうから。と、投下する時にズレもやむなし。
と思ってはいるので、そんな風に感じてもらえると嬉しいですよ。

>>228の続き投下してみます。
「権×司」です。苦手な方はスルーを。
235権×司(>>228の続き):04/07/18 15:16 ID:V7LvZ2A2
九竜組やポリスの目をかいくぐって辿り着いたここは、いくつかあるかわからない、牙流会の所有物のひとつらしい。大きな屋敷だった。
通されたのは薄暗く、広い部屋。中央に大きなベッドがひとつ。後はほとんど何も無いような簡素な部屋。
「ここが君の部屋だよ。そして俺のね」
「なっ!?うわっ、離せっ」
抱えあがられて、ベッドに降ろされる。
「いきなり何しやがるっ!うっ・・」
またしても、押さえ込まれて動けない。
「知ってるかい?女に服を贈るのは、脱がせる為だって」
「し、知るかっ、そんなのっお前が勝手にっ」
「どうやらまだ調教が必要のようだね」
言って首筋を舐められる。
「くっ・・野生動物と一緒にすんなっつってんだろっ・・」
カチリ、カチリ
無機質な音と共に、腕に何かがはめられる。これは、手錠。竜二のとこにもあったやつだ。磁力によって両の手を自由に拘束出来る。あれだ。
権佐衛門が取り出したリモコンを操作すると、左右に広げた形で固定されてしまって動けない。ベッドに連動してるのか・・?
「くそっ、コラっ、やめろっ」
足首にも、同じ物を付けられてしまう。
「大丈夫。あの薬を使ったりはしないよ。君が俺の元にいる間は、白神竜二に手出しもしない。死ぬなんてことも考えないことだね。
それこそ何をするか自分でもわからないから。」
微笑みながらも、目が笑ってねぇ・・。その目に思わず総毛立つが、なんとか言葉を搾り出す。
「くっ・・この腐れ外道っっ・・」
「お褒めの言葉ありがとう」
今度は嬉しそうににっこり微笑みながらほざく。なんなんだよ・・。
「褒めてなんかねえっ!うっ、やめろっ・・」
権佐衛門は、俺の着ている服に手を掛けると、上から下まで連なるファスナーを、ゆっくりと降ろしていく。晒されていく上半身。そして下半身も。
236権×司:04/07/18 15:19 ID:V7LvZ2A2
「う・・く・・」
何も覆う物の無くなった胸を愛撫されて、目を瞑り、唇を噛み締める。またこんなヤローにこんなことされるなんて・・。
「今度はさっきより早く起ってきたようだね。覚えがいいようだ。君の身体は。」
「くっ・・何ふざけた事ぬかしやがるっ・・あうっ・・」
急に電気が走ったようになって、背中が浮く。・・なんだよ、これ・・。
「感じてるみたいだね。かわいいよ」
「なっ、感じてなんかねぇっ・・うっ・・んっ・・やめ・・ろっ・・んふぅ・・」
甘いような、切ないような疼きが、遠くからだんだん近づいてくるようだった。それも、自分の身体の奥から。
時間が経つにつれ、その距離はどんどん狭められ、吐き出す息に、自分のものとは思えない響きが色濃くなっていく。
こんなの自分じゃない。こんな奴にこんなことされてるのに・・。
「んっ・・ん・・はくっ・・・んく・・ん・・」
なんとか声を出すのは阻止出来るが、吐息に混じる甘さは拭うことが出来なかった。
「我慢しなくていいんだよ。最も、その耐える姿も扇情的だけどね」
その手や舌の動きと同じく、纏わり付くような声色が言う。
「我慢なんてっ・・はぁ・・してねぇっ!!っあはぁんっ!・・」
ハッと気付いた時には、既に遅く隙を突かれたように受けた刺激に、今までにない甘い声を漏らしてしまっている自分がいた。
「いい声だ。もっと聞かせて欲しいな・・」
楽しそうな声で囁かれる。悔しさと恥ずかしさで背けた顔は熱く火照っていた。
そして奴は、最後に残っていた下着へも手を伸ばす。考えるより先に脚が動いて脱がされるのを阻止しようとするが、
奴はそんな行動さえ楽しくて堪らないという余裕の様子で、最後の一枚を奪い取ってしまう。脚も再び押さえ込まれて動けない。
「ここも、今度はもう濡れているね。」
広げられた脚の間で、指を蠢かせながら、耳元で囁かれる。
「んっ・・そんなこと・・ないっ・・っはぁ・・ん・・」
認めたくは無かったが、奴に触られているそこは、既にぬるついていた。
237権×司:04/07/18 15:22 ID:V7LvZ2A2
そして、奴の指が蠢くたびに、さっきから感じている、切ないようなじっとしていられない感覚が、じわじわと強くなり、
触られている場所から新しい潤みを生み出していた。
どうしちゃったんだよ、俺のカラダ。
自分の身体が感じてしまっている気持ち良さに、心まで引き摺られそうな気がして、必死で打ち消そうとする。
しかし、その感覚は弱まってくれるどころか、だんだんと深く濃さを増していくようで。
「あうっっん!!」
自分の声にも驚いて、何が起こったのかみると、脚の間に顔を埋めた奴が、俺のアソコに舌を這わせていた。
「馬鹿っ、そんなトコっ、やめろっ・・んぅ・・」
最後の方は、抗議の音にならずに、頬を枕に擦り付けて与えられる刺激に耐える。瞑った瞼の奥には、
目を瞑る前の情景がこびり付いて離れない。
また永遠とも思える時間が過ぎていったように思えた。いや、時間の感覚がわからなくなってきたという方が正しいかもしれない。
自分の身体と心の鬩ぎあいを続ける中、奴の舌は、外側を内側をと好き勝手に蠢きまわっていた。
静かな部屋に、ピチャピチャ、クチュクチュと卑猥な音がやけに響く。
その舌に導かれるように、とろとろと絶えず溢れ出す蜜と、時折、耐え切れず零れてしまう喘ぎ。悪夢のような非現実感・・。
「ふぁああっ!!!」
散々舐められた突起を、急に強く吸われて、勝手に声がまろび出た。背筋をビリビリと電流が通り抜け、弓なりにしなる。
息が整わないまま、シーツに沈む。記憶に残るのは、怖いくらいの浮遊感と、激しくスパークする光。
前に感じたものよりも強いそれに意識を彷徨わせていたところへ、これもまた覚えのある圧迫感が押し寄せる。
「ん・・あふぅ・・」
また自分の意識とは関係無く喉から声が漏れてから、自分の置かれている状況に気付くが、
覆い被さり、自分のモノを埋め込んでくるのを止められはしなかった。
それどころか、今も奴を呑み込んでいるそこは、まるで迎え入れるようにも感じられた。
奴が腰を進める度に、身体の奥からどうしようもないざわめきが高まっていくのも実感する。
238権×司:04/07/18 15:24 ID:V7LvZ2A2
「ん・・はぁ・・やだ・・あ・・ん」
それは自分への拒否の言葉でもあったのかもしれない。襲い来る快楽に身を委ねようとしている自分への。
ゆっくりと味わうように、最奥まで身を沈める終わると、腰を密着させたまま、耳元でまるで催眠術のように声が囁く。
「身体も心も委ねてごらん・・。怖いことはないよ・・もっともっと気持ちよくしてあげるよ。」
その声は、半ばぼんやりとした意識の中に、何か落ち着かないような、ざわつく様な感覚と共に溶け込んで来る。
「君はもっと気持ちよくなりたいんだよ・・身体の声に素直になれば、足りないものを手に入れる事が出来る」
「はぁ・・たりない・・もの・・?」
「そう・・何かまだ足りないだろう・・?君も感じているはずだよ・・」
足りないもの。先ほどからどんどんと強くなっている感覚。認めようとはしていなかったが、それは確かにあった。
意識の脇へ押しやろうとするものの、もっと高みを欲している自分がいる。
こちらの表情から何か読み取った様子で、奴はにっこりと微笑む。その表情にドキリと鼓動がひとつ激しく響いた。
まるでその音が聞こえたかのように、奴が動き出す。
「っはぁっ・・ん・・ん・・ん・・」
そしてゆっくり内側を動き出す感触に、吐息が鼻を抜けていく。
「いい子だ。それでいいんだよ・・。」
耳元で囁かれながら、次第に動きが速くなり、複雑さを増していく。
「ぅ・・んっ・・はぁ。あ・・ダメっ・・そんなっ・・っはぁ・・」
波に翻弄されて、自分の声が遠く感じられる。悪夢に囚われてしまったようだ。ただ、突かれ、捻じ込まれる度に、
精神を揺さぶる気持ちよさにしがみ付くだけ。
何度も何度もあの感覚がやってくる。その度にまた欲している自分がいた。もうとっくに何も考えられなくなっていて、
奴の腰に脚を絡め、熱情を受け入れた記憶が、何度目の事だったかもわからないまま、意識ごと身体をシーツへと沈めていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
投下終了です。陥落編というところでしょうか。
239名無しさん@ピンキー:04/07/18 15:37 ID:CouAlrzN
続きありがとう!!(*´Д`*)
240名無しさん@ピンキー:04/07/18 17:38 ID:ukEkqlo1
萌えるんだけど、時々変な表現があるので笑ってしまう。
声がまろびでるとか。
無理して難しい表現使わずに、自分にわかっている言葉で
書くといいと思うよ。
241名無しさん@ピンキー:04/07/18 18:48 ID:i5bl/yW4
続きキター!!ありがd!!
権×司萌える(*´Д`*)ハァハァハァハァ
調教されてこのまま権から離れられなくなるがいい!とか思ってしまったw
242238:04/07/18 18:49 ID:Q6n4zBmB
>>240
レスサンクスです。書きながら同じような表現の繰り返しになってしまうのが嫌で
色々使ってみようとして、かえって興ざめになってしまいましたか。(恥)
ありがとう!心がけて精進します。

>>239
レスサンクスです。こちらこそ感謝
243名無しさん@ピンキー:04/07/18 23:05 ID:gg8p/kdQ
初めての感覚にとまどう司(;´Д`)ハァハァ/lア/lア/ヽァ/ヽァl \ァ l \ァノ \ア ノ \ア
このまま毎日のように調教されてくんだろなw
244238:04/07/18 23:21 ID:1ekM+sCe
>>241
>>243
読んでくれてサンクスです。
カーリー馴らしてるし、サソリ馴らしてるし(どっちも微妙に違うが)
これで司(トラ?)も馴らせば・・。
サーカスの団長なシバを想像してしまいましたw


スキビの7巻いまだゲット出来ず・・。PVのあたりなんだよね。
ふと、あのPVの天使と悪魔のシチュエーションも色々妄想膨らみそうだよな。
などとモヤモヤ。
どなたか書いてくださらんかーー。

クレパラ読み返して思ったんだけど、カモさん亡くなった後、ブンさんは二人分の仕事をこなしてるんだろうか。大変そうだ。
しまった。これはあんまりエロと関係ない。
245名無しさん@ピンキー:04/07/19 00:08 ID:wuStIX7Z
権×司、良かったです。
権佐衛門の「爽やかな口調で鬼畜行為」がたまらんw

>>244
カモさんの後釜を誰にするかで、一波乱ありそうな予感。
ブンさんと司だけじゃ流石にきついと思うんで…
246名無しさん@ピンキー:04/07/19 00:10 ID:jzfj5y4E
>244
それ気になる設定だ。
天使ポチリをもてあそぶ悪魔松とそれを殺そうとする天使キョーコ…
やりようによってはエロくなりそうだけど思い浮かばん。

今までのssも好きだけど経験なし設定のキョーコの話が読みたい。
あいては蓮でも松でもリーダーでもいいのでw
247名無しさん@ピンキー:04/07/19 01:58 ID:B+I41La0
権×司の続き乙です。(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

>>246
リーダーワラタ。激しく読みたいw
248名無しさん@ピンキー:04/07/19 13:21 ID:EZdiIT/B
だんだん感じやすくなってくる展開(・∀・)イイ!!
こういうのもっときぼん(;´Д`)ハァハァ

>>246
>経験なしのキョーコ
激しく同意
249名無しさん@ピンキー:04/07/19 21:05 ID:LEx8rhxQ
女って好きなんだなー。こんなので股濡らしているの?
250名無しさん@ピンキー:04/07/20 00:16 ID:zspP3O2d
>>238
乙でしたー。GJ

>>244
>>245
エロは入らなくても、一つ二つ話出来そうだね。
カモさんやブンさん、司の位置って下積みが無いといけないみたいだし
「あいつはまだその器では」なんて幹部連中から言われるんだろう。
カモさんはかなり過去が描かれてるけど、ブンさんってかなり謎。
251名無しさん@ピンキー:04/07/20 00:34 ID:TC28jGlv
リーダーはまだあんまり性格が分からんからなー
これから先でてくるかも分からんし…
いっそ新開監督とか黒潮監督とか使うとか?
社さんは…相手が思い浮かばんし。

ヒオウ×モー子さんじゃあまだ犯罪だしね…
252名無しさん@ピンキー:04/07/20 01:11 ID:MEi3Hi5l
リーダーの本名マダー?
253名無しさん@ピンキー:04/07/20 01:37 ID:zspP3O2d
マダー?の意味がわからんが
石橋光?と答えてみるテスト
254名無しさん@ピンキー:04/07/21 00:21 ID:9vk+IKi8
似合ってるなw 石橋光w

ところでここで投下されてるSSってHするとき
女は全裸にさせて、男は服は脱がず、ズボンのチャックだけ
開けてるのかな?だったら萌えます
255名無しさん@ピンキー:04/07/21 01:29 ID:uYtsDzh1
仲村キャラだから、胸筋、腹筋は出してる気がするw
256名無しさん@ピンキー:04/07/21 09:51 ID:XaU7Vnca
>>254
えらいマニアックだなw
257名無しさん@ピンキー:04/07/23 01:43 ID:7UdFeoZ9
宗像は、女と二人きりになったら、上半身は脱ぐんだっけ
258名無しさん@ピンキー:04/07/23 11:56 ID:CGv3nKh0
それは初耳

>>254
自分は全裸にされてるのに、
竜二はチャックしかあけてなくて
なんだか悔しい気分で切れる司が(・∀・)イイ!!
259名無しさん@ピンキー:04/07/23 12:17 ID:XPfbDpcw
17巻に載ってた<女と二人きりになったら、服を脱ぐのは常識だ!
とえらそうに力説の宗像w
「服」がどこまでかは不明w
260名無しさん@ピンキー:04/07/26 13:00 ID:lkxs6PDM
書きたいが、燃料が足りない。
新作投下こないかなーーーー
261名無しさん@ピンキー:04/07/26 20:45 ID:/dxAL8eF
燃料なんてクレパラならいくらでもあるじゃないか。

フレイヤ×司どうぞ
262名無しさん@ピンキー:04/07/26 22:51 ID:3Q7g575b
>260
書いてくれー。待ってるぞー。
蓮×キョーコキボン。
263名無しさん@ピンキー:04/07/28 21:00 ID:IPxwmfOi
竜二×司もっと読みたいです、はい
264名無しさん@ピンキー:04/07/29 10:28 ID:u701JkfD
MVPも読みたい。
265名無しさん@ピンキー:04/07/30 02:56 ID:463hlS/A
MVPのことすっかり忘れてたね
266名無しさん@ピンキー:04/07/30 16:01 ID:+U1gzjp9
美雪は抵抗しないからなぁ。
267名無しさん@ピンキー:04/07/31 00:35 ID:D/bdPv11
MVPのあの二人のは、ものすっごいラブラブだろうな
一堂はスケベな設定だから、美雪にいろいろ仕込みまくるだろう
268名無しさん@ピンキー:04/08/03 22:56 ID:8Iq+onOd
4巻表紙のキョーコはなにげにエロいとおも。
コーンを手に持ってるけどそばには人物のコーンがいたりするんだろうか。
269名無しさん@ピンキー:04/08/03 23:13 ID:TJvV4C/C
蓮×キョーコお願いします。
270名無しさん@ピンキー:04/08/04 00:52 ID:PC7Yo51G
268さんの言い方に萌え<人物のコーン
そして素直に反応してる269さん、ナカーマ( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )
蓮キョ、どなたかお願いします。
271蓮キョ。微エロ?:04/08/04 01:57 ID:kvJxX7K9
「何を手に持ってるの?」
不意に声をかけられ、ぼんやりと手元を眺めていたキョーコははっと我に返った。
「あ・・・敦賀さん。コーン…ほら、前に私が落としたことのある宝物です。」
体にシーツを纏わせベットに横になったまま、碧い宝石をいとおしげに見やり、枕もとの明かりに照らす。
わずかな明かりの中、コーンは光を吸ってきらきらと輝く。
「ほんとはもっと明るいところで見るのがきれいなんですけどね…」
自分のすぐ後ろに、蓮が座ったのを感じたが、キョーコはそちらを見ようとはしなかった。
いや、見ようとしなかったのではなく、気恥ずかしくて見られなかったのだ。
なにしろ、先ほどまで今彼女が横になっているベットで蓮と激しく抱き合っていたのだから。
「それで…」あわててしゃべりまくるキョーコの前に、ふっと影が落ちる。
蓮が彼女の前に覆いかぶさるようにして、キョーコをじっと見ていた。深い色の瞳に息が詰まり、あわてて目をそらす。
「つ…敦賀、さん…?」
「どうして…こっちを見ないの?」
ただ単に気恥ずかしいからだったが、蓮はそれをどう解釈したのか、「やっぱりつらかった?無茶をさせてごめん」と謝ってきた。
その言葉にはっと蓮を見る。蓮は深い悔恨の表情を浮かべていた。
確かに、先程の行為は慣れていない彼女にはつらいと思うこともあったが、それも自分が望んだ事だ。
何かいおうと口を開くが蓮の顔を見れず下に眼をやると、蓮の手に眼がいってしまい、さらにうろたえてしまった。
蓮の手の付け根には、キョーコが彼を受け入れるときにつけた爪あとがいくつかあった。 俳優の体に傷をつけるなんて…。
272蓮キョ。微エロ?:04/08/04 01:58 ID:kvJxX7K9
「…っいいえっ大丈夫です。それよりごめんなさい。手に傷が…」
その言葉にはじめて気づいたのか、手を見やり、「ああ。気にすることはないよ。これくらいすぐに治る」
「でも…っ」あせるキョーコに蓮は大げさにため息をつく。
「悲しいな…」
「え?」
キョーコは先程から、蓮をまっすぐに見ようとはしなかった。それが恥ずかしがっているのは分かっていたが、こちらを見てくれないのは悲しい。 要するに蓮は少々拗ねていたのだった。
「悲しい?どうして…あ、そうだ敦賀さん、これ…」
キョーコは手に持ったコーンを蓮に差し出し、「この石は悲しみを吸ってくれる石なんです。敦賀さんも手にとってみてください」
蓮は苦笑したようだった。「いや…俺にはそれは必要ないよ」
「そうですか?」
「ああ。俺には君がいるからね」耳元にささやくようにいって蓮は微笑む。
その言葉に、キョーコはやっと心がほぐれたようで、ふわりと笑んで、今日はじめて自分から蓮に抱きついた。

駄目だ。えろにならない…お目汚しを。
273名無しさん@ピンキー:04/08/04 09:37 ID:B/+269Pq
いや、まじ萌えました。ありがとうございます(*´д`*)ハァハァ
274名無しさん@ピンキー:04/08/04 10:08 ID:g0oi4QyR
キターー!
駄目なことないっすよ
ほんのりジワジワと香る萌えイイ!!
275名無しさん@ピンキー:04/08/04 22:16 ID:DNrz1ocw
やっぱり基本は少女漫画読みなんでこういう
微エロのが萌えるなぁ。
良かったです!!
276名無しさん@ピンキー:04/08/05 00:36 ID:Cs8/PcJE
>>271-272
漏れも 萌 え ま す た (*´д`*)ハァハァ
277名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:58 ID:2YKXQoui
お気に召していただけたようで恥を忍んで投下した甲斐がありました。
えっとこういう実際の行為が書かれていない
微エロっぽいのでもいいんですか?
278名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:21 ID:GxJ+RxrX
>277
OK!!
どんどん投下ヨロ!
279名無しさん@ピンキー:04/08/10 03:19 ID:Dcx5VJUN
下がりすぎなのでage
280名無しさん@ピンキー:04/08/10 17:46 ID:5sv6F5f/
だれか神サマ、SS投下きぼんぬー
281名無しさん@ピンキー:04/08/14 20:49 ID:OUmjSWSQ
鴨さん葬式後の、鴨さんとの司が約束を果たし(?)にきて
竜ニとヤルSSきぼん
282名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:16 ID:FrbgXAnh
ネタはないけど保守しとく
283名無しさん@ピンキー:04/08/19 20:00 ID:Ab5PO6AP
>281
「お前休んでないんだから、少し寝ろっ!」
「なんだ。一緒に添い寝でもしてくれるのか?」
とかから発展かな?
284名無しさん@ピンキー:04/08/20 02:03 ID:qiP4+kni
>>283
司をおんぶして階段をのぼって筋肉痛になりながらも
司を半レイプするSSが(・∀・)イイ!!
285名無しさん@ピンキー:04/08/22 03:18 ID:B/dFF2L1
神様降臨期待age
286SS保管人:04/08/24 00:58 ID:EVuHNMR/
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/

職人の皆様、
このスレに投下されたSSを当方の保管庫に収蔵させてもらってよろしいでしょうか?

287名無しさん@ピンキー:04/08/24 03:59 ID:+z5qXE/l
SS保管庫管理人様、ご苦労様です。
以前>155からの尚×キョーコのSSを投下した者です。
あのような駄作文でよければ、私は全く構いませんのでどうぞ宜しくお願いいたします。
288名無しさん@ピンキー:04/08/24 18:49 ID:QOcoG+AA
>>286
歓迎する!


単なる名無しの読み手だけどw
289名無しさん@ピンキー:04/08/24 19:28 ID:E5nxXNpH
>286

聞かれてるってことは答えた方がいいのかな?一応答えておきます。
125-130
139-142
211-215
224-228
書いた者っす。私も全く構いません。
煮るなり焼くなり捨てるなり好きにして下さい。宜しくどうぞ。
290名無しさん@ピンキー:04/08/24 21:19 ID:6jJ1O5Ol
>286

27〜
コピペされてる、すきっぴびいとです。
かまいません。どうぞ。


291SS保管人:04/08/25 01:30 ID:FMAAregI
許可ありがとうございます、収蔵させてもらいました

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
292名無しさん@ピンキー:04/08/27 13:21 ID:CxbGTeyn
新作来てー
293名無しさん@ピンキー:04/08/28 17:33 ID:qH3Zi3jq
ほしゅ
294名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:35 ID:oqlHhFtl
この話は趣味に走ったショタもの+オリキャラ登場となっていますのでご注意下さい。

尚×キョーコ過去編

キョーコが泣くのはいやだ。 キョーコが泣くとおれのからだのまんなかはぎゅうといたくなって、
キョーコになんにもしてやれなくなる。
キョーコはおれがいたくなるのをわかってて、おれに見つからないようにこっそり泣く。
おれはそれがとてもいやだ。
おれのそばにいるキョーコは笑ってなきゃだめだ。
おれのそばにいるときはおれと同じようにキョーコもうれしい気持ちにならなくちゃだめだ。
だってあいつはおれの「けらい」なんだから。

「そんな事言ってショーちゃんキョーコの事好きなんだろー?」
一年から同じクラスのタケシがにやにや笑いながら俺の超絶美麗な顔を覗き込む。
「お前がキョーコって言うな」
タケシに釘を刺してから俺は奴の勘違いを訂正する。
「この俺様がキョーコ如きに惚れるかってんだ。あいつはうちの使用人。俺の家来。むしろ下僕」
前髪をかきあげながら優雅に組んだ長い足を組み替えると半径10メートル以内の女子全員の唇からほぅ、と
恍惚の溜息が漏れ出るのが聞こえてきた。
嫌だなぁ俺。もてすぎ。ちょっとした仕草で女引き付けすぎ。
「ショーちゃん、ショーちゃん、ちょっと浸ってないで帰ってきて」
タケシの不粋な声で俺は我に返る。「要はさ」タケシはなぜか声の調子を下げると顔を寄せてきた。
サッカーのやりすぎで真っ黒に焼けたうえに皮の剥けてしまった顔はまあなかなかバランスのとれた作りになっている。
少々頭悪そうに見えるが、温室で手塩に掛けて育てられた白い薔薇の友人兼引き立て役には申し分無い。
が男に顔を近付けられても嬉しくも何とも無いのでさり気なく身を引く。
「ショーちゃん。違うから。俺が話したいのはキョーコの………いてぇっ」
再度キョーコを呼び捨てにした馬鹿の足を思いっきり踏みつけてから俺は話題を戻した。
…畜生。キョーコを呼び捨てにしていいのは俺様だけなんだよ。
295名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:37 ID:oqlHhFtl
「…で?キョーコがどうした?」
「いや、別にキョ…最上がどうってわけじゃないんだけど、要はショーちゃんは最上を慰めてやりたいんだろ?」
「そうじゃねぇ!ただ俺はあいつが泣くとウゼェから…………」
何を勘違いしてるんだこの馬鹿は。俺があいつを慰めたい?キョーコを?ちゃんちゃら可笑しいね!ハッ!
俺はアイツが辛気臭い面してるとムカムカしてなんか苦しくなるだけだ。あいつが笑ってれば気分がいいんだ。
それだけ。
だってキョーコは俺の家来なんだから。この先もずっとずっと俺のものなんだから。
俺の憤りが伝わっているのかいないのかタケシはへらへら緊張感のない笑みを浮かべながら話を続ける。
「まーまーショーちゃん。その辺の微妙な線引きはいいからさ、
今日学校終わったら俺の家来いよ!女喜ばすいい方法があるんだ!
へへへっ昨日アニキに教えてもらったんだ♪」
「なんだよ?勿体ぶってないで教えろよ」
いや別にキョーコを喜ばそうとか慰めようとかは思ってないぜ?でもタケシの妙に嬉しそうな顔が気になる。
「ここじゃ言えないんだよ」
俺の質問にタケシは重大な秘密を告げるように声を潜めた。
「とにかく今日家来い!丁度アニキも部活休みなんだ。あ、あとキョーコには内緒だぜっ」
言うだけ言ってタケシは肌身離さず持っているサッカーボールを小脇に抱えて校庭に飛び出していった。…よくやるよ。
俺はこの透き通るような白い肌をキープするために日差しの強い日は外に極力出ないようにしているんだけどな。
………つーかアイツまたキョーコって呼んでたな。殺す。
296名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:38 ID:oqlHhFtl
俺と一緒に帰りたがるキョーコをだまくらかしてタケシの家に行くとタケシの四つ年上の兄さんのショーゴが俺を迎えた。
ショーゴも中学の部活でサッカーをやっていて真っ黒に日焼けしている。
俺の頭を叩きながら相変わらずなまっちょろいなとか言うからボディブロ-をかましてやった。ザマァ。
脇腹をさすりながらケンジは俺を自分の部屋に入れる。
中には既にポテトチップスで手をべたべたにしたタケシが陣取っていた。
「兄ちゃんー用意しといたよーてか本棚の裏なんていうありきたりな場所に隠したら見つけて下さいと言ってるよーなもんだよ?」
この兄弟は少しだけ弟のほうが頭がいい。
油塗れの指に掲げられた四角い箱を見てケンジは悲鳴を上げた。
「ギャー!先輩から借りた秘蔵の無修正を油塗れの手で!!」
ショーゴが慌ててタケシから奪ったのはなんの変哲もない録画用のビデオテープだった。
「なんだよそのビデオ」
眉を寄せた俺をちょっとした乱闘を終えた二人が振り返り意味深な笑みを浮かべた。
「ショーちゃん喜べ。女を悦ばす究極の方法が今から観れるぜ?」
 二人の声が綺麗にハモった。
297名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:40 ID:oqlHhFtl
…………………ぎゃああああああああああああ!!!!
生々しい夢を見て跳ね起きた。布団に包まりながら覗き込んだデジタル時計は既に午前一時を差している。
夜更かしは美容に悪いから寝直そうと思ってるのに目がぎんぎんに覚めてしまった
みたいだ。こんな変な夢見るのは昼間あの馬鹿兄弟が俺に見せたアレのせいだ。
なんか…その…男と女が裸で絡み合って……ぬるぬるした赤黒い色のちんちんを…変な方向にくっついてて変な形と色だったけど、
男の股間に生えてたしショーゴがこいつのチンポでけぇよとか言ってたのでそうだと思われる…
とにかくその気持ち悪いものを女の股の穴にずぼずぼ出し入れしてたあのムシュウセイノアダルトビデオとかいうやつのせいだ。
(うーっ)
目を閉じると体中を白い液塗れにしながらもっと突いてぇとか気持ち良さそうにあんあん悶えてた女の顔がちらつく。
でかいおっぱいをゆさゆさ揺らしながら男にそれを揉まれたりさきっぽを吸われたりしてイクイクイク〜とか言って(どこに?)
…まあ他にも色々あったんだがとにかく凄かった。なにが凄かったかはわからないが凄かった。
しかし本当にあれで女は喜ぶのか?ビデオの女は涙を流して喜んでいたが。
キョーコも…キョーコも俺にああされたら嬉しいのかな。あの女みたいに嬉し泣きとか…したりして…
冴菜おばさんに冷たくされても、大丈夫になるかな…。
時計とは反対側に寝ているキョーコは熟睡してるのか規則正しい寝息が聞こえる。
目が慣れてきたせいかキョーコの間抜けな寝顔もぼんやりと見える。
俺様が眠れない夜を過ごしてるつーのに呑気に寝てるキョーコにむかついて、体をまるめて寝ているキョーコの脇腹を蹴る。
小さく呻いてキョーコが身じろぎをした。
起こしたかなと思ったがキョーコはまるめていた体をさらにまるめて、小さく嗚咽を洩らし始めた。
「おかあさん…ごめんなさい…ごめんなさい…」
カーテンの隙間から覗く月の光がキョーコの瞳から流れた涙を照らした。
298名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:44 ID:oqlHhFtl
「………っ!!!キョーコ」
まただ。
ずきん、ずきんと胸の奥が痛む。畜生。俺がこーやって隣で寝てやってるのになんで泣くんだよ。


『…な、なあショーゴ?こんなんで本当に女ってやつは喜ぶのかよ??』
『悦ぶに決まってるだろー?見ろよあの女優の顔』
『………そうなのか?』

昼間、「ビデオ」を見ながら交わした会話が脳裏を過ぎった。
「キョーコ」
あのビデオは、最初どーしてたっけ。水着みたいな格好した女がえっちが大好きだからとかインタビューに答えてて…
そこは関係なさそうだ。で差し出された男のちんこもどきを舐めて美味しいとか言って、
ああでもキョーコはうちのオヤジの料理食ってるから舌は肥えてるはずだからあんなものを舐めても美味しいとは思わないだろう。
きっとあの女はびんぼーなんだろうと思う。だからあんなものしゃぶって美味しいとか言えるんだ。
キョーコは俺の親に良く飴とかキャラメルとかも貰ってるしな…だとするとキョーコが「喜ぶ」ってのはその後のやつだよな…。

「キョーコ、起きろよ」
俺はキョーコの布団を捲って馬乗りになるとキョーコの丸いほっぺをべちべち叩いた。
「…ん、しょ…ちゃん?」
何度かぺちぺちするとキョーコがとろんとした目で俺を見上げてきた。
「ど…したの?おもい…よ…あっ」
目を擦ったキョーコが気まずそうに俺から顔を背けた。
どうやら俺に泣いていたのを悟られたく無いらしい。
むかつく。下僕の分際で俺に隠し事なんて十年早ぇえよ。
「ショーちゃん?何するの?」
パジャマのボタンを外し始めた俺の手を嫌がってキョーコが身を捩る。
「うるさい。黙ってろ」
俺の命令をちゃんと聞いてキョーコは黙ったが、
そのうちに俺がパジャマの前を全部開けてキョーコの肌を舐めるとびくっと身体を震わせた。
キョーコのなまっちろくて真っ平らな身体はすべすべで俺より柔らかくて牛乳石鹸の匂いがした。
299名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:49 ID:oqlHhFtl
ちゅ、と肌に吸い付くとキョーコが小さく身を震わせた。
それが面白くて何度もしてるとキョーコのピンク色の乳首がぷつんと尖ってるのに気付く。
この前二人で森に探険しに行った時に食べた茱の実みたいだ。あの時はすっぱかったけどキョーコのはどんななんだろう。
きゅうっと摘んだらそれまで為すがままだったキョーコが声を上げた。
「ショーちゃん…だめ…そこおっぱいだよ…?」
俺から逃げようとするキョーコを押さえて俺はそれの味を確かめた。
少し硬くてこりこりしてるそれを舌で転がす。
なんの味もしなかったが微かに甘いような気がして俺はもう片方も吸ってみた。
キョーコがうわごとのようにだめぇ、と繰り返すのを無視して俺はキョーコのパジャマのズボンをパンツごと脱がせた。

「やだよぅ恥ずかしいよぅ」
蚊の啼くような声でキョーコが身を捩りながら俺のパジャマの袖を掴んだ。
「何がだよ」
三年前位まで俺とキョーコは一緒に風呂に入っていた。だから別に大して恥ずかしがることじゃないのに。
「だって」
顔を真っ赤にして更に力をこめてきたキョーコの手をぎゅっと握って、
「大丈夫だ。気持ちいくしてやる」
ごねるキョーコに俺が自信たっぷりの笑みを浮かべるてやるとキョーコはぽーっとなって俺を見上げてきた。
「俺の言う事聞けるだろ?」
「…うん」
おれの命令に、キョーコは顔を赤くしたまま頷いた。
よしよし。それでこそ俺の家来。名誉あるファン1号。
300名無しさん@ピンキー:04/08/28 20:52 ID:oqlHhFtl
需要があるかどうかも分からないのですが尚キョ小学生編です。
不愉快だと思われた方はスルー。ガンガンスルーでお願いします。
後半は明日か明後日に投下できると思います。
301名無しさん@ピンキー:04/08/28 21:11 ID:zhe7leOY
キターーー!!
GJっ!
チビショーが可愛笑えるというか
それっぽい思考ぶりがイイ!
後編も待ってます。
302名無しさん@ピンキー:04/08/29 02:19 ID:zyB8id8F
尚キョ小学生編、イイ!!(*゚∀゚)=3ムッハー

こういうの待ってました!二人とも可愛い!
続き楽しみにしてます。ありがとう!
303名無しさん@ピンキー:04/08/29 02:28 ID:zyB8id8F
302です。
聞き忘れましたが上の尚キョは
小学何年生の設定ですか?

ふと、原作で「キョーコの逃げた幸せ達」にあった
二人で並んで寝てるカットを思い出しニヤケました(´∀`)
304名無しさん@ピンキー:04/09/01 00:35 ID:4BDZ1ItN
小学生編、めっちゃいいです(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
二人ともかわいくて和むー。
305名無しさん@ピンキー:04/09/10 15:31:15 ID:8CHKZz3k
hosyu
306名無しさん@ピンキー:04/09/10 21:46:54 ID:zSEq8yj/
神降臨待ち
307名無しさん@ピンキー:04/09/10 23:49:18 ID:fgnUwEIY
後半まだー?
308名無しさん@ピンキー:04/09/11 20:49:06 ID:w/i4E0ig
なまころち
309名無しさん@ピンキー:04/09/17 09:16:47 ID:GyGOH71s
後半〜
310名無しさん@ピンキー:04/09/17 14:32:26 ID:husK3QYO
長いハーフタイムでございます
311名無しさん@ピンキー:04/09/21 03:38:31 ID:PpZMjKja
あげ
312名無しさん@ピンキー:04/09/23 04:13:53 ID:GRcLiUCK
誰か神降臨しておくんなまし〜。
最近寂しいよ、このスレ。
313白神 竜二:04/09/24 11:11:13 ID:mDZML+Ud
何だ。寂れてるな。
314名無しさん@ピンキー:04/09/24 20:11:30 ID:SnJk04Wz
白神さん、その後ボディガード兼友人兼恋人の彼女とはどうですか?
二人の仲について赤裸々に語ってください。
315白神 竜二:04/09/24 21:31:34 ID:Mbz8DJAq
>314
なんだ?司のことか?別に話すことなど無いな。
今、あいつは鴨島のアルバムを持ち出して逃亡中なんだ。見つけたら九竜組まで知らせてくれ。

…くそっ、捕まえたら身体で教えてやる。

316名無しさん@ピンキー:04/09/25 19:50:30 ID:/qPC0y46
>…くそっ、捕まえたら身体で教えてやる。
ど、どんなお仕置きをなさるんですか?(*´Д`)ハァハァ
317名無しさん@ピンキー:04/09/25 21:12:03 ID:Z5cFI3DO
司タン、逃げてえええ!



いや、捕まって。
318紅月 司:04/09/26 21:26:41 ID:3WjYoHEX
‥‥‥ッ!
な、なんだ、今の悪寒は!! っかしいなぁ。カーリーの横にいるから熱いぐらいなのに‥‥‥



まさか、アルバム持ち出したのがばれた───‥‥‥

ひぃぃぃぃぃ。また体で払えとかなんとかいって───‥‥‥
319名無しさん@ピンキー:04/09/26 22:01:58 ID:Msjm3BgK
SSバージョンきぼんぬ!(・∀・)イ
320渋谷 良行:04/09/26 23:44:40 ID:URBsx8oa
三代目、司坊の痕跡ですが、発見したとの連絡です。カーリーと一緒だったとか。
捕まるのも時間の問題ですね。
321名無しさん@ピンキー:04/09/27 01:57:30 ID:cusPYbQh
(・∀・)ワクワク
322九竜組組員:04/09/27 11:04:22 ID:ILy8oWIf
さ、三代目…。姐、いや司さん発見しましたが、ゲホッ、捕獲失敗。
引き続き、別働隊がB作戦で追ってます…。きっと、あの作戦なら…(昏倒)
323名無しさん@ピンキー:04/09/28 01:09:59 ID:GifFjWB8
だれかコレらをSSバージョンにして書いてくれないかな
324名無しさん@ピンキー:04/09/28 11:05:30 ID:/AkStGt8
うん、なりきりはちょっとね…
325名無しさん@ピンキー:04/09/28 15:13:16 ID:YQpA19TH
一堂×美雪
キョーコ×ローリィ
キョーコ×モー子
司×カーリィ
司×フレイヤ姐さん
朝来or司×氷竜組

etcetc まだまだいっぱいネタある
326名無しさん@ピンキー:04/09/28 17:21:12 ID:Yx1Fp444
一堂×美雪、書いてくれる方がいてくれたら嬉しい。
先日出た文庫を読んで、久々にこのバスケバカップルのラブラブに
ニヤニヤしてしまってるんで…
327名無しさん@ピンキー:04/09/29 00:59:41 ID:Kcg3Q9oW
フライヤ姐さんの触手系よくないか?よくないか?(*´д`*)ハァハァ
328名無しさん@ピンキー:04/09/29 01:38:15 ID:oWiZwLoA
幻のアキラさん×フレイヤ姐さん(*´д`)ハァハァ
329名無しさん@ピンキー:04/09/29 15:57:33 ID:kdtH6B0p
フライヤ姐さんの調教(;´Д`)ハァハァ/lア/lア/ヽァ/ヽァl \ァ l \ァノ \ア ノ \ア
330名無しさん@ピンキー:04/09/30 00:07:28 ID:70hUau/r
竜二の司お仕置きSSを書いてくれる神はおりませぬか(;´Д`)ハァハァ
331名無しさん@ピンキー:04/10/01 11:43:04 ID:qy6BlXYk
司を女だと知って憤怒し、司を陵辱するフライヤ姐さん(*´Д`)'`ァ'`ァ
332名無しさん@ピンキー:04/10/01 22:23:10 ID:tJXvKEhQ
↑そしてそれを見ている幹部のおやぢたち(*´Д`)'`ァ'`ァ
333名無しさん@ピンキー:04/10/02 01:53:06 ID:5K/8Tdw9
幹部ばかりか、組長も見てるぞ
334名無しさん@ピンキー:04/10/02 02:36:46 ID:FFvjdt1y
竜二の司お仕置きSSまだですかぁぁぁぁ!!?
拘束プレイだなこれは!(*´Д`)'`ァ'`ァ
335名無しさん@ピンキー:04/10/02 17:03:54 ID:oI27OaUv
尚キョ小学生編の続き希望です
336名無しさん@ピンキー:04/10/05 01:45:14 ID:mQhSuJgK
また寂れておるな。ほしゅ
337名無しさん@ピンキー:04/10/06 01:17:34 ID://Nklggs
雑誌最新号の本編読んだら、小学生時代の尚キョのカットが。
思わずこのスレの小学生編を思い出したよ。
神よ、再降臨してくだされ…(´Д`)
338名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:29:21 ID:z520K629
そのうち役のなかでのカップリングとかもありそう。
自分的には天使キョーコと悪魔松の関係に燃え萌えだったり。
339名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:08:28 ID:abdE7MJT
ここって今、本誌派とコミクス派どれくらいなんだろう。

本誌に沿ったネタでもオケ?
ていうか・・・なかなか書けないんだけどね、構想はあるんだけど・・・・・・(ハァ)
340名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:33:10 ID:hGpnKH7e
自分本誌立ち読み派
個人的には、最初にネタバレありの記述があればOKでは?と思うのだが。
単に読みたいだけっていうのもあり。

天使キョーコと悪魔松イイネーーー禿同
341名無しさん@ピンキー:04/10/14 00:58:58 ID:AYaZHrQF
自分は本誌派。
340タンと同じく、一言ネタバレ有と注意書きあれば良いんじゃないかな。
最近とてもこのスレ寂しいのでどなたかお願い・゚・(ノД`)・゚・

339タン、神となって投下お願いします…
342月の光へ:04/10/16 00:52:35 ID:Y6cgNzdV
では、いきます。
本誌17号 月の誘い のあたりから
ネタバレ云々言ってたが、前半だけであんまり関係なかったかも
コミクス派は、気をつけてね
343月の光へ@339:04/10/16 00:56:44 ID:Y6cgNzdV
月籠りの出演も決め、原作を貰って意気揚揚と歩いていたら――…


 敦賀さんに誘(いざな)われてその手をとった私だけど、演技に関してはまだまだ未熟で自信がない。
確かに養成所でお稽古してるけど、小さい頃から"ショーちゃん"ひと筋だったのだ。そこで、
「あのぉ…お願いがあるんですが…」
と、敦賀さん達を見上げてたずねた。(背が高いから仕方ない)
「ん?何だい?俺でできる事なら協力するよ。共演するんだからなんでも言ってごらん」
「勉強の為に前作を見てみたいんです。原作も椹さんにお借りしてきたんですが、映像と
文章とでは受けるイメージも違うと思うんです。」
その時、隣で監督の顔色が変わった事に気がついた。びっくりして慌てて
「あの、あの、私も監督と同じように前作を超える作品にしたいんです。ただ…
未熟なので少しでもどんな事でも吸収したいんです。」
「わかった、だったら俺の家においで。  という事なので、社さん…」
「あぁ、わかったよ。キョーコちゃん、ちょっと待っててね。」
え?え?どういう事?あ…社さん、行っちゃった。
「敦賀さん?」
「そうそう、遅くなるだろうから家の人に連絡しておいで。監督、僕も最上さんも大丈夫ですから。
一緒にいい作品を創りましょう。」
「――…え!? あ、はい!頑張りましょう。キョーコさんも、頑張りましょうね。」
「はい!こちらこそよろしくお願いします!それでは失礼します。」
たくさんのビデオテープを抱えた社さんが戻ってきた。敦賀さんが言ってたのはこれだったのね。
344月の光へ@339:04/10/16 01:04:19 ID:Y6cgNzdV
「じゃ、キョーコちゃん 頑張ってね。蓮、キョーコちゃんの事 頼んだよ。」
嘘…社さん、自宅に帰ってっちゃった。恐る恐る運転中の敦賀さんを見てみた。
「あくまでも前作は前作として、作品を見ようね。君は、君にしか出来ない未緒を創りあげればいい。」
「はい!わからない所があったら教えて頂けますか?」(よかった、いつもの敦賀さんだ。)
「もちろん、喜んで」

・・・――
「さぁ、着いたよ。」
う〜ん、さすが敦賀さんだなぁ。どんな時も紳士だわ。
車を降りるときも部屋に入るときもレディーファーストだ。

TVの前に座り、始まったドラマに入り込んで行った。
ここがどこなのか忘れるくらいに・・・
345月の光へ@339:04/10/16 01:05:35 ID:Y6cgNzdV
 夢中でビデオに見入る彼女を見ているだけでも楽しかった。表情がくるくる変わるのだ。
もはや自分がどこにいるのかも忘れているんだろう。泣きそうになったり幸せそうに微笑んだり、
かと思えば怒り出したり(画面に向かって文句を言っている)切なげな表情をしたり。
 ふと、社さんの言葉を思い出した。そうかもしれない。コーンと呼ばれていた頃の自分と彼女。
復讐する為よ!と叫びそれに突き進んでいく彼女、演技する喜びを知り過去から生まれ変わるように
輝いているすぐ側にいる彼女。
 社さんにはあんな事言ったが、本当は彼女とは年齢の差を感じた事はない。今まで辛い事が多かった
からかもしれない。その時、突然自分の中に黒い気持ちが湧いてきた事に気づいた。
 この気持ちはなんだろう――…
346月の光へ@339:04/10/16 01:06:42 ID:Y6cgNzdV
「はぁぁぁぁん、素敵〜〜!!私がこのドラマに出るんですよね〜 未緒役だけど。」
「どう?なにか役のヒントはつかめそうかい。」
「そうですね。難しそうだけどすっごくやる気が出てきました!」
「それはよかった、君なら出来ると信じているよ。俺に出来る事があれば何でも言ってくれれば
いい。いいものを創る為の協力は惜しまないからね。」
「よろしくお願いします!」
「じゃ、今日はもう遅いからここに泊まっていくといい。ゲストルームもあるから安心してシャワーでも浴びておいで。」
「え!?そんな…いいです。申し訳ないので今日はこれで失礼します。」
「何かな?君は俺が君に何かするとでも思ってるのかい?」
大人ぶった余裕ある素振りでくすくすと笑ってる。前に看病した時の事を思い出して、つい
「わかりました!では本当にお風呂、いただいちゃいますからね!長いからって見に来ないでくださいよ!」
「はいはい。どうぞごゆっくり。だけど風呂の中で寝ないようにね」
「そんな事しません!!!いってきます!」
バタバタバタバタ――…
「やれやれ、本当に面白い子だ」
347月の光へ@339:04/10/16 01:08:10 ID:Y6cgNzdV
彼女の足音が消えた事を確認するとビデオを再生した。社長にも指摘された俺にとっての重要課題。
俺は前作と同じ演技をしない。現代の、俺にしか出来ない役を創るんだ。
しかし、目は画面を追っているが内容が入ってこない。心が先ほどの想いに捕らわれているようだ。
幼い頃の泣いている彼女を思い出したのだろうか。それとも不破との関係…?
「――――さん、つるがさん、敦賀さんてば!」
「え…?あ・あぁ、お風呂 あがったんだね。うん、綺麗だよ。」
「…っ、お風呂有難うございました。それにこんなに素敵なバスローブまで。
敦賀さんも行って下さい。私、もう少し見たいので。」
「あぁ、そうするよ。湯冷めしないように気をつけるんだよ。」
湯上りのせいか真っ赤な顔をしている彼女にそう告げて部屋を出た。
少し頭を冷やした方がいいかもしれない。
348月の光へ@339:04/10/16 01:09:05 ID:Y6cgNzdV
ふふっ、敦賀さんもあんなに真剣な顔して月籠り見てた。やっぱり敦賀さんもプレッシャー感じてるのかな?
それにしても… "綺麗だよ"なんて言葉が普通に出てくるところが敦賀さんなのよねぇ…
綺麗…私が誰かに綺麗なんて事言われる日がくるなんて、嘘みたい〜〜
… … ……
「お嬢さん、そんな所で寝てると風邪ひきますよ。」
髪の毛をいじる感覚に気がついてハッと目が覚めた。
「あ…っ あのっ、えっと、ゴメンなさい。私、眠っちゃったみたいで…」
「いや、構わないよ。俺のほうこそ悪かったね、一人にしてしまって。もう一度見るかい?」
「お願いします。先刻は敦賀さんはどこを見てたんですか?」
「あぁ…ちょっとね――…」
その声を聞くとはなしに夢中になって画面を見ていたけれど、先程のうたた寝が残っていたのかだんだんと
意識が遠くなってきた。寝てはダメ、私には時間がないの。敦賀さんの期待に応えなくちゃ…
349月の光へ@339:04/10/16 01:10:30 ID:Y6cgNzdV
――なんだろう、体がふわふわと浮かんでいるみたい。私ったら空を飛んでるのかしら うふふふふふ〜
ほ〜ら、あんな所にエンジェルがいるわ〜 それにとってもあったかぁい
ここは天国かしら?それとも雲の上?ふかふかな場所に降りたみたい。
あ、待って 行かないでエンジェルさ〜ん

伸ばした指先に何かが触れた。私は慌ててその"何か"を掴んだの。
そしたら、優しく笑っている敦賀さんと目があった。それに私の髪を優しく撫で梳かしている。
「なんだか楽しそうな夢を見ていたようだね。」(くすくす笑ってる…)
今まで目が覚めた時、誰かが傍にいてくれた事なんてなかった…
こうして頭を撫でてもらったこともない。自分でも分からないけど涙が溢れてくる。
「どうしたんだい?気持ちよさそうに寝てたからベッドまでつれてきたけれど、夢見が悪かった?」
「そうじゃないんです。私…いつも一人だった。ショーちゃんと一緒の時もショーちゃんは私を見てはいなかった。
寂しかった、でも、それを口にしてはいけないと思ってた。認めたくなかったの。本当は誰かに傍にいて欲しかった!」
そう叫び敦賀さんの胸にしがみついてしまった。子どものように声をあげて泣いた。
敦賀さんは、私が落ち着くまでそっと抱きしめてくれていた。時折背中をポンポンとたたき、なだめてくれた。
350月の光へ@339:04/10/16 01:11:37 ID:Y6cgNzdV
思い切り泣いて、敦賀さんの温もりに包まれているうちに新しい自分になれたような気がした。
「俺が傍にいるよ。泣きたくなったら、いつでもおいで。そして笑顔の君を見せてくれるかな?」
突然の言葉にそっと顔をあげると天使のような笑顔をした敦賀さんがいた。
さっきの夢はこの事だったのかなぁと思いながら、もう一度胸に顔をうずめた。
今度はぎゅっと抱きしめられた。気遣うような優しいキス。
熱にうかされたように見つめると、激しい口づけ。私の心を溶かしていく…
「あ の… 敦賀さん 私・・」
「俺にすべてをあずけて。大丈夫、怖くない」
少しだけ震えている、怯えている私を安心させるように包み込んでくれた。
涙の残る瞼にキス、涙の跡をたどるようにキスを重ねていく。そして深い深い口づけ。
バスローブ越しの胸に添える手が暖かい。ゆっくりと優しく揉みほぐされる。
「…っ  …っん〜〜 ぁ・・やぁ   恥ず か しい・…です・・」
乱れたバスローブをそっと肩からはずされ、肌が露になる。
恥ずかしさで真っ赤になる私にちょっと笑いかけ、綺麗だよ とつぶやいた。
351月の光へ@339:04/10/16 01:13:02 ID:Y6cgNzdV
すべてを脱ぎ一糸纏わぬ姿になった私をまた抱きしめてくれる。
シーツに横たえ、胸の頂きを口に含む。身をよじる私を追いかけるように反対の膨らみを揉みしだく。
自分の声ではないような悦びの声に驚く。頭の奥のほうで"はしたない"と思うんだけど止められない。
腰から腿へ、そして内側を撫で上げると脚のつけ根まできた所で身体が跳ねた。
「やっ…ぁっ  ぁ  ぁ   あぁ・・っ」
敦賀さんの繊細な指が翳りを探る。
花弁をなぞり、隠れていた芽を見つけ摘む。
痺れるような感覚に身体が逃げていく。怖い、自分が自分でなくなるみたい。
「…っ! やぁっ……はぁ…ン」
細く長い指が花弁を開き、蜜壷を触れるか触れないかの微妙なタッチで動く。
わずかながら潤いはじめた事を確認すると、そっと奥へ進めていく。
自分の中で恐怖が消え、甘い想いに捕らわれる。大丈夫、敦賀さんとなら怖くない。
352月の光へ@339:04/10/16 01:14:18 ID:Y6cgNzdV
私の様子を気遣いながら、ゆっくりとほぐしていく。
十分に充血した芽に違う感触を覚えた。敦賀さんが私のそこに口づけしてるんだ!
「や・・めて・…きたな…い・・です・…っっ…・・ぁああ!」
「そんなことないよ。すごく、おいしい――…」
もう、だめ… 何も考えられない…  身体が溶けそう…・・
あふれ出てくる蜜を舐めあげ、蜜壷の中の壁の蠢きを愉しんでるような指の動き。
身体が火照り、すべてを敦賀さんにあずけた時、入り口に更に違うものを感じた。
「力を抜いて… いくよ――…」
私の中に敦賀さんが… 熱い・・ 男の人ってこんなに熱いのね…
壁を押しひろげて奥へと進んでいく。
「い…た・・ぁ・…っ…んっ  っく・・ン」
無理な動きはしないで、私を気遣い… ついに奥の奥へとたどり着いた。
その頃には痛みはなくなり、敦賀さんに溺れていた。
「少し動くよ・・」
「は…い  っ・・だい…じょ・・ぶ…・・はぁっ…です…」
徐々に早まる動きにあわせ、私の声も高くなっていく。
遠くなる意識を手放すまいと、強く強く背中にしがみついた。
私の身体が跳ね、敦賀さんの身体がはずむ。
私達が一つになり溶け合った時、その一瞬が訪れた。
353月の光へ@339:04/10/16 01:14:39 ID:Y6cgNzdV
…――シーツにくるまって放心したようになっていると、敦賀さんが私の隣に滑り込んできた。
「こっち、向いて」
顔を合わせるのが恥ずかしいのでもぞもぞしていたら、身体をくるんと返され敦賀さんと向き合う状態に。
「君のことが好きだよ。傍にいてくれるかい?」
と、たずねる敦賀さんに答える代わりにそっと胸に額をつけた。
くすくすと笑い、腕枕をしてくれた敦賀さんと一緒に安らかな気持ちで眠りについた――…
354月の光へ@339:04/10/16 01:16:55 ID:Y6cgNzdV
以上です。
シチュ萌え好きなので、Hシーンは少なめなので脳内補完でよろしくお願いします。
355名無しさん@ピンキー:04/10/16 01:38:57 ID:OOEnozpL
おぉ!びっくりした〜 
とりあえず、乙です!

これから読んでみますよ
356341:04/10/16 02:39:22 ID:2G0sipqY
339さん、GJ〜!!ありがd!
久々のss、連載と時間軸が近いので楽しめました〜(*´∀`).。.:*・゚
演技指導の蓮、萌えw
蓮やキョーコはオリジナルのドラマを観たのか、気になってました。
キョーコは多分観てないだろうなあ。
357名無しさん@ピンキー:04/10/16 22:05:21 ID:siydyp/3
久々神光臨シター!!イイ!
358名無しさん@ピンキー:04/10/20 15:20:55 ID:p4nrSpir
ほっしゅ ほっしゅ
359名無しさん@ピンキー:04/10/21 03:58:35 ID:ix4zv9cV
保守あげ

このスレにきて急にエロが書きたくなった。
某ジャンルの合同誌締め切り直前に…onz
360名無しさん@ピンキー:04/10/21 04:48:56 ID:lspWJ+ZG
ウホッ
361名無しさん@ピンキー:04/10/21 17:49:26 ID:O2su9DSz
>>369
超期待♥
362名無しさん@ピンキー:04/10/21 19:01:06 ID:ZIAhcBvT
369はなにか超期待されるようなレスをしねばなりませんな
363名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:02:55 ID:ThW4hQ2A
ですな
364名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:14:45 ID:3+x4ykCk
スキビ新刊の悪魔蓮に萌え…
これで天使二人と悪魔二人でなんか妄想できそうでできなさそう。
だれかネタプリーズ
365すきっぷびいと3:04/10/23 06:43:50 ID:HKMwraD0
漏れも新館に刺激を受けて書いてみました。

尚プロモ編
実は前回前々回からの流れなんですが、
前回までのSSがダメだった方、尚悪者がダメな方、
鬼畜レイ−プダメな方、
は、あくまでスルーお願いします。

流れとしては尚×ポチリ(和姦)
尚×キョーコ(レイープ)

です。
366すきっぷびいと3:04/10/23 06:44:57 ID:HKMwraD0
こんなはずじゃない。

アイツは俺のモノじゃなかったのか。

思いもかけず復讐のために這い上がってきたアイツを見た時は、
はっきり言ってほとんどアイツのことなんか忘れていたから
ホントにアイツかどうかなんてわからなかった。

だってキョーコだぜ???
どうやったってキョ−コはキョ−コ以上になれるはずもなくて
あんな地味で色気のね−女なんざ眼中なし。
たとえこの世界に入って来たって、俺様のもとに来るなんざ100万年早え!
どういう運の良さなのか、俺のPVに出ることになったとはいえ、
どんなにごまかしたってちょっとカマかければボロだす、やっぱり鈍クサのキョ−コじゃネエか。
テメエなんざ、復讐だなんだ言ったって、俺には痛くもかゆくもないんだぜ?

…………そのはずなのに。
367すきっぷびいと3:04/10/23 06:46:47 ID:HKMwraD0
「ああン…尚ちゃん…ダメよぉ…衣装が…んんっ…崩れちゃううぅぅ…」
ポチリが喉を鳴らして俺にすがりついてくる。
イイねえ、この衣装。こいつの胸は好みなんだよな。
ことさら胸を強調する真っ白な衣装をずらし、ノーブラの胸をしゃぶる。
ポチリは胸は色白でほんの少しこすりあげただけでパアッと紅く染まる乳首を
俺は愛おしむように舌でこねる。

「ふぁッ…ふうぅんッああああ…っ!い・いやぁん、尚ちゃぁん…
美森、そこ、弱いのぉぉッ!」

のけぞりながらそれでも俺の頭を抱え込んで胸にすりつけて離さない。
こいつもだいぶ感度が良くなったよな。
祥子さんみたいに余裕のある色気とは違って、こいつはこいつで俺を刻み込んでく良さがあるんだよな。
しかし、長い金髪のカツラにブルーのカラコン。外人とやってるみてえだ。
清純そうな天使の衣装から、こぼれだした胸がスゲエ淫乱だ。
ロングブーツってのもそそるよな…
368すきっぷびいと3:04/10/23 06:47:39 ID:HKMwraD0
ゆっくり足を広げさせブーツの足を抱え上げて俺のひざの上にポチリをのせる。
白いレースの下着はもうすでに濡れちまって服の上からでも熱く湿ってるのが伝わる。

「ひあぁッ…尚ちゃん美森・美森…もう我慢できないよおぉぅぅぅ」

ポチリのやつ、自分から腰をもぞもぞ動かして、俺のひざにあそこをすりつけてくる。
はは。いい子だねえ、ポチリ。覚えが早いぞ。
俺は左手でポチリの腰を支え、右手の手のひらをあそこにあてて軽く揺さぶった。

「あああああんっ!ダメえええっ、それ…あああっ強すぎるうウッッ!!」

しがみつくポチリの胸を、噛み付くように吸い付いてさらに揺さぶる。

「ヒアアアアアアァァァッ!!!!」
ガクガクガクッとポチリは痙攣し、イった。
簡単だ。女の身体なんて。
369すきっぷびいと3:04/10/23 06:48:38 ID:HKMwraD0
「オイ、早いぞお前。自分だけ。俺はまだだ…ほら…」
ゆっくりポチリを抱えておろすとまだうつろなポチリの目の前に俺のモノを取り出してやる。
ポチリは荒い息を吐きながら、もうろうとしながら舌を出してくる。
スゲエ色っぽい。ゾクゾクするぜ。
そうっと柔らかい手で俺を握り、子猫がミルクを飲むようにピチャピチャ音をたてて舐める。
小さな口をあけて喉の奥まで含む。

「お前のその胸でしごいてくれよ…」
「尚ちゃんたらぁ…好きなんだからぁ」
そう言うとポチリは慣れた手付きで白い胸の間に俺を挟み込み、
両手で脇から胸を持ち上げてこねるようにしながら上下しはじめた。

「う…ん…ああ…」
下半身にとろけそうなしびれが寄せてくる。
ポチリの唾液と俺自身の先走りとでぬるぬるになったモノは、ゆっくりしごかれて白い胸の谷間から見えかくれする。
谷間からのぞくたび、ポチリの舌がチロチロと先っぽを舐める。たまらねえ…。

「ああん…ふぁん…んんッ………ああン尚ちゃん、美森、もう…もう…」
パイズリしながらポチリは自分の乳首を虐めていた。尻はもぞもぞ動いている。
370すきっぷびいと3:04/10/23 06:49:46 ID:HKMwraD0
「脱げよポチリ、尻突き出せ」
ポチリは白いレースの下着をもどかしそうに脱ぎさると、長いドレスをまくって尻を突き出した。
膝上までの白いブーツに真っ白いドレス。
長い金の髪を振り乱してブルーの目は潤みきってる。
もちろん白い尻のまん中にも潤み切った紅い花弁。
しっかりとその尻を抱え込み、俺はゆっくりと奥まで貫いた。

「ふぅ〜ああああんぅぅぅ〜〜〜〜〜っ」
俺のモノがポチリの内壁をゆっくりこすりあげる。入っていく様子のままにポチリが声をあげる。

「ふあぁぁんん…ッあああっ尚ちゃぁん…すごいぃィィ〜いっぱいだよぉォ…」
たまらないようにポチリの尻がうごめく。

コンコン!

俺たちの楽しんでる控え室のドアがノックされる。
ビクッとしたポチリは無意識に俺を締め付ける。
ポチリは自分の人さし指を噛んで声を必死で押さえようとしていた。
371すきっぷびいと3:04/10/23 06:50:37 ID:HKMwraD0

「ああ?なんだ」

「あ、尚、キョ−コちゃんの用意ができたって。そろそろ始めるわよ、撮影。」
ドアを開けずに祥子さんがいった。
俺はゆっくり腰をまわし、必死で声を出さないように我慢してるポチリを刺激しながら

「おお、わかったよ、祥子さん。あとちょっとしたらイク。」と答えた。
ドア一枚隔てた向こうに、俺の女である祥子さんがいる。ひどく興奮するぜ。

「………オイタは控えめにしてね。メイク直しも時間の内よ。」

なんだよ、バレバレじゃンか。ちぇ。
思いきり腰をひいて奥に突き刺した。

「ひあああああッ!!!!」我慢仕切れずにポチリが叫んだ。
さっきまでのゆっくりした動きでも相当高まっていたらしいポチリは、
そこからもう声も止まらなくなって喘ぎまくり、ビクビクイキまくり、
俺のフィニッシュのために正上位に転がした時は、もう半分白目を向きながらイキっぱなしになっていた。

「ううあああっ!」
ポチリの中で思いっきり吐き出した瞬間、なぜだか一瞬だけ、キョ−コのイった時の顔を思い出していた。
372すきっぷびいと3:04/10/23 06:51:32 ID:HKMwraD0
祥子さんにポチリの始末を頼んで、先にアイツの姿を拝みに行くことにした。
祥子さんはグチャグチャになってるポチリの姿にかなり呆れていたが、しょうがないわね、と引き受けてくれた。
大人の女はさすが違うぜ。

妙にざわめいてるスタッフの声に?となりながら、
ミルキちゃんの姿を見つけてすり寄る。
がしかし、ミルキちゃんの目は驚きで大きく見開かれていて、俺のことに気付かない。
その視線の先には…………

流れ落ちる金糸の髪
純白のドレス
細く尖った顎のライン
憂いを含んだ瞳
つややかに光る唇には悲しげな微笑
細い首に巻き付いたチョーカーが揺れて
その下に息づく白い胸を感じさせる。
ふわりと立つその姿は

まさに………天使。
373すきっぷびいと3:04/10/23 06:52:28 ID:HKMwraD0

「………………マジか」

これが…こいつが俺の知ってるはずの…

「お前…キョーコか」

最後まで言うか言わないかで思いっきり向こう脛を蹴りあげられた。
あまりの痛さに顔が歪む俺の胸ぐらを掴んで
キョーコはチンピラのようにガンたれながら吐き捨てた。

「…痛い?…でもね私のココが壊れた痛みは、そんなもんじゃないのよ」

しっ…信じらんねー。
キョーコのくせに…!

「あんたの知ってる純粋で無垢な私はもうどこにもいないのよ。」

こいつが…こんな…こんなキョーコを

オレハシラナイ

374すきっぷびいと3:04/10/23 06:53:16 ID:HKMwraD0
「尚、あなたあの子とは元々知り合いだったの?」
かなり呆然としていたんだろうか。
ミルキちゃんが話し掛けてくるまでの記憶がない。

「…………幼馴染み…だったはず…なんだけどね」
祥子さんが黙ってそばにいる。
あの、俺に復讐を誓ったキョーコを彼女も見ていた。

「…あんなアイツ…俺は知らねェよ…」

あんな悪魔みたいにタチの悪い

−−−−そのくせ あんな………

キレイナキョ−コ
375名無しさん@ピンキー:04/10/23 09:44:12 ID:lWPDTSEh
キタキタキタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
萌え展開キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
376名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:55:13 ID:UQ2sl4MT
萌え!!
ネ申来た!!!!
続きに期待っす!
377すきっぷびいと3:04/10/23 23:01:27 ID:HKMwraD0
プロモの撮影はキョ−コの空回りで中断した。
なんだよ、結局相変わらずどうしよもネエやつ。
外見だけでびびった俺がバカ見てぇだ。

…ったく、こっちはすげー身構えたっつうのによ。
とんだ取りこし苦労じゃねーか。

落ち込んでるキョーコを見て虐めたい気持ちが沸き上がる。

「まったくお前の言う通りだぜ。
こんな仕事に支障になるやつを降ろさなかったこと、死ぬほど後悔してるよ。」

ビクッとキョーコの身体が跳ねた。怒りでからだが震えてるみたいだ。
睨み返してくることはない。
そらそーだ、自分のミスで進行止めちゃってるんだぜ?
几帳面なこいつにとってはかなりな責めだ。
378すきっぷびいと3:04/10/23 23:02:35 ID:HKMwraD0
手をのばして髪に指をからめる。
すうっと引き寄せると、唇噛みしめて怒りを堪えるキョーコの顔が見える。
指に絡んだ髪にくちづけしながら肩を抱き寄せ、耳もとで囁いた。

「…頼むから今度はちゃんと綺麗な画になるように………」

ガラスのイヤリングのついた耳たぶを軽く食む。
キョーコの身体がまたビクッと跳ねる。

「…一生懸命」

うなじに息をかけながら唇でなぞる。
こいつはこうされるのが弱かった。
ぶるッと身震いをして息をつめている。

「…演ってくれよな」

いきおいよく胸を包んでいた衣装をずらし、白い胸をむき出しにする。
それまでされるがままになっていたキョーコは「何を…!」と叫んで離れようとする。
379すきっぷびいと3:04/10/23 23:04:10 ID:HKMwraD0
逃がす訳ないじゃん。
お前は俺のもんだし。お前をどう扱ってもいいのは俺だけだ。
腰にまわした手で抱き寄せると小ぶりの乳房の先端に食い付いた。

「ひ」

キョーコは思わず声を出しそうになって唇噛みしめる。
手をあげて俺の顔を叩こうとしたその瞬間こう言い放つ。

「いいのか?俺に傷をつけたら、また進行が遅れるよな。
これ以上おまえのためにスタッフに迷惑かけるんだぜ?
この役を降ろされる以前に芸能界失格だよな。」

間違いなくキョーコの手は止まった。
そして怒りに燃える目で俺を睨むと歯を食いしばるようにしてされるがままになる。

いつまでそんな虚勢を張ってられる?
お前の身体なんて知りつくしてんだよ。
口を大きくあけて、小さく尖った乳首を舌で転がす。
キョーコは堅く目をつむり、声をあげるもんかと唇を噛んでる。
頬が少し上気してんのがわかるぜ。
片方の手でなでさすり、乳首をくりくりと虐め、もう片方は俺の唇の間で蹂躙する。
380すきっぷびいと3:04/10/23 23:06:03 ID:HKMwraD0
こいつの胸をこんなにいじりまわすことってあったかな。
今一つ貧弱なんだよな。でもあらためて味わうとなんとも気持ちのいい肌だぜ。

「…!……んっ…!」
必死で我慢する顔が苦悶に歪むキョーコ。

「我慢しなくていいんだぜえ?スタッフは全員あっちの現場にいるさ。誰も聞いちゃいないぜ。」
堅く閉ざした唇を舐めまわす。
「感じてんだろ?お前、いつもいつも俺にやられてよがってたもんな。
前みたいにい叫べよ、『ショーちゃあん、イイよぉ〜』って。」

かっと目を見開く
怒りで全身がわなないてるのがわかる。
だけどドレスの下にしのばせた俺の指は確実に熱く湿ってきたキョーコの下着を捕らえていた。
381すきっぷびいと3:04/10/23 23:07:13 ID:HKMwraD0
怒りでくらくらする。
こんな男にまたいいように遊ばれてる自分が悔しい。

あまりのこいつへの憎しみのせいで、演じきることができなかった天使。
何度やり直しても私は私の天使がつかめない。
こいつの顔を見るだけで殺意が走る。

そしてまた、こいつに卑怯な手で
…………人に迷惑をかけている自分を引き合いに出されて
抱かれようと言うのか。
悔しい。悔しい。
だがここでもし、私が逆らえば、この仕事は降ろされる。
LMEにも知らせは行くだろう。私がどんな失態をしたのか。
…………そして
もちろん敦賀さんにも知られるんだろう。
私が復讐のためにこのPVの仕事を受けて、なすすべもなく芸能界失格なことをやってのけたことを。

…敦賀さんに…知られる。
イヤだ。そんなのはイヤだ。

また軽蔑されるのが怖い。
嫌われて、もう、私を見てもくれなくなるのが怖い。
382すきっぷびいと3:04/10/23 23:08:54 ID:HKMwraD0
ショータロー
あんたなんかで感じたことなんてない!
いつもレディコミの真似して喘ぎ声を作ってただけよ。
感じてるふりしないと、あんたの機嫌が悪くなるからって…

笑えるほどおばかさんだった私。

でも、どうしたんだろう

敦賀さんに何度か抱かれているうちに
私の身体はとても感じやすくなったんだろうか。
彼に抱かれてあれほどのSEXの快感を教えられた私の身体は
他の男にでも反応するのか。
…憎くてたまらない男にでも。

身体の芯が熱い。
こんなやつに感じさせられたくないのに
身体は確実に身体の上を這う快感を追う。

声をあげないでいるのが精一杯。

だがショータローの指が下着の中心に触れた時、私は思わず声をあげてしまったのだ。
383名無しさん@ピンキー:04/10/23 23:36:04 ID:YffjrAXX
神キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
続き楽しみッス!
384名無しさん@ピンキー:04/10/24 00:31:18 ID:JWeWtJco
萌えー!!!
ネ申ありがとう!続き楽しみにしてます。
385すきっぷびいと3:04/10/24 00:40:17 ID:PcfwLzLH
「ふ・あああっ」
キョーコの口から初めて声があがった。

レースのショーツはもうじっとりと濡れて布地の上からでも熱くて蕩けてるのがわかる。
こいつ、こんなに濡れるやつだったっけ?

すうっと脇から指をいれて、その蕩けきってる熱い中の小さなクリを探る。
思わず身をよじるキョーコを逃がさぬように押さえ付け
指先は今まで感じたことのないくらいの熱い潤みの中で自由に動き回り、目的のところへ難なく辿り着いた。
そこは俺が知ってるキョーコのクリの大きさをはるかに凌ぐくらい、
熱い大きな真珠となって俺の指の刺激を待っていた。

「ひ・ああああぁぁぁぁっ!!!」
キョーコの背中が反り返り、たまらず声があがる。
腰がうごめく。

…?なんかおかしい。
そりゃ今までだってこいつは「イイよぉ、すごいすごい〜」とよがっていた。
しかしこの余裕の無さは何なんだ???

今にも泣きそうな顔。潤んだ瞳。
ほとんど意志と関係なく、ソコはもっと快感を欲しがっているようだ。
まるで今まで俺がキョーコとやってた時、こいつがよがっていたのがまるっきりウソだったような…
まさかそんな。
じゃあ、でも、このギャップは何なんだ??
こんなキョーコを

オレハシラナイ
386すきっぷびいと3:04/10/24 00:41:43 ID:PcfwLzLH
天使の顔したキョーコは、今や体中を上気させて、俺(悪魔)の蹂躙に快感を止められずにいる。
いけないとわかっていても身体が快感をむさぼっている。
まさに背徳の瞬間のような…

ぶるッ…っと身震いする。なんか、スゲエ興奮するぜ。

同時に疑問が頭をよぎる。こんなのは演技の訳はねえ。
…じゃあ、なんだ???
なんでこいつはこんなに感じるようになったんだ???

モシカシタラ

いや、そんなことがあるはずがない。
キョーコだぜ?
こいつのことは俺が一番良く知ってるじゃ無いか。
そしてこいつを好きに扱えるのは俺の当然の権利だ。

ホカノオトコニダカレタワケハナイ
387すきっぷびいと3:04/10/24 00:42:39 ID:PcfwLzLH
振り払うように俺はまたキョーコの胸に食い付いた。
バカなこと考えないでさっさとやっちまおう。
どうせまたこいつは
「イイよぉ〜ショーちゃああん〜もっとぉ〜」ってよがるに決まってるじゃないか。
今はまだ意地はってるだけなんだ。
だから我慢してそんなふうに見えるだけさ。

指を奥までグウッと押し込む。
そのまま揺さぶると面白いように声があがる。
「うっ…あああんっ…や・あ・んんんっだめっ…!やめて…よっ」

やめる訳ねえじゃんバーカ。

「欲しいくせに…見ろよドロドロだぜ、お前ン中。
欲しいって言えよ。前みたいに…
意地はらなくていいんだぜえ?
お前の大好きな俺のモノを…欲しいって言えよ…」

また唇噛みしめてグウッと声を出さないように我慢しやがる。
目は堅くつむられて、俺を見ようとしねえ。

俺は素早くジッパーを下げ、俺のモノを取り出した。
キョーコの手をとって握らす。
耳もとでまたうなじを愛撫しながらだめ押しした。

「わかってるだろうけど。
その手で傷をつけたら、お前はもうこの世界にはいられないぜ?
さあ、俺を満足させな。」

キョーコの手が震えてる。
爪を立てやしないか、ちょっとヒヤヒヤしたが、俺の言った意味がわかったみたいだな。
そうッとさすり出した。
388すきっぷびいと3:04/10/24 00:53:23 ID:PcfwLzLH
このままこいつのモノを、引きちぎってやれたらどんなにスッキリするんだろう。
そうはできない自分が悔しい。
こいつと私の今の立場の違いが身にしみる。

ゆっくりと擦り出すと、意外にもショータローのモノの形も大きさも
すでに手にしみ込んだような記憶が蘇る。
どこが気持ちいいのかもすべてわかってる。
ここのくびれをこう擦るのがイイのよね。あんたは。
ここのすじをこう…

ああ、もう、こんなこと、忘れたいのに、まだ覚えてる自分が情けないわ!

「う…ん…いいぞ、そう…
おまえ相変わらずうまいじゃんか…」

このままこの手でイかしてしまおうか。
そう思った瞬間、ショータローの指がグウッと私の奥の弱いところに擦れた。
389すきっぷびいと3:04/10/24 00:54:28 ID:PcfwLzLH
「ひ・あ・んんんっ」
思わずしがみついて身体を震わせた。
そこは敦賀さんがいつも私を抱く時に意地悪してゆっくり責めてくるとこ。
腰をグウッと沈めてくねるように動く。

「あああんっだめえっ…そこ・そこはぁっ」

このあといつも私が懇願するのを楽しむように敦賀さんは責めるの。
一瞬、私を責めているのがショータローだと言うことを忘れて首にしがみついてしまった。

「あっ…あっっ…ふ・うんっ…あああんっ…だめぇっ…や・ああっ…」
だめ。キモチイイ…
腰がもう自分の意志とは関係なく、グイグイ動く。
もっと、もっと…ああ…キモチイイ…

「は・あああああッ…い・いい・あ・あ・ああアッ…や・ダメぇ!!!」
大きく身体を震わせて軽く痙攣したあと、いつものように息を吐いて

「も…だめぇ…我慢できないぃ…オネガイ…敦賀さ…」

潤んだ目で懇願しながら顔を見て、
彼と違う顔に、それも憎くてたまらない男を間違えたことにがくぜんとした。
390名無しさん@ピンキー:04/10/24 10:08:09 ID:+fGNaQn2
修羅場展開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!GJGJ!
391名無しさん@ピンキー:04/10/24 10:15:03 ID:xWctSlGA
(*゚∀゚)=3ムヒョー どうなっちゃうの!!
392名無しさん@ピンキー:04/10/24 18:41:05 ID:khPM78vZ
つ、続き…。
393名無しさん@ピンキー:04/10/24 19:15:17 ID:Ym1mzAK/
ナマゴロシ…早く続きをぉ!(´Д`;)´`ァ´`ァ
394すきっぷびいと3:04/10/24 22:22:04 ID:PcfwLzLH

…………今、何つった?

この世で一番いけすかないやつの名前を、こいつは今吐かなかったか?
一瞬、見たこともないような色っぽい顔をして俺を見て
そのあと思いっきり凍り付いたこいつは
今、誰の名を口にしたんだ????

「…お前、今なんつった?」
「…」
「何っつったんだよ!今、誰の名前を呼びやがった!??」

キョーコは固く口を閉ざした。
いや、俺は確かに聞いた。
アイツの名を。

「敦賀って、アイツか?アイツなのか??」
「…」
「何とか言えよ!キョーコ!!」

すべての愛撫の手をやめ、俺はキョーコの肩を掴んで揺さぶった。
ガクガク揺さぶられながらキョーコの顔は氷のように凍り付いたまま、
何の反応も示さない。

そのことが、語るよりももっとはっきりと俺に確信を持たせた。

アイツが…お前を抱いたんだ。
あのヤローが、俺様のモノであるキョーコに手を出しやがった。
395すきっぷびいと3:04/10/24 22:23:45 ID:PcfwLzLH
暗い感情が沸き上がる。

片手であごを掴み、そのまま壁に押し付けた。
ぎりぎりと指先に力が入る…

キョーコの顔が苦悶に歪む。

ほとんどぶつけるようにして口づける。
キョーコは固く口を閉ざし、俺を睨み付けている。
あごの付け根を圧迫して無理矢理口を開けさす。
歯を食いしばろうとしたキョーコもなすすべなく唇が開く。
その中にゆっくりと舌をいれ、キョーコのそれにからめる。
俺の舌から逃げ回ろうとするが、それがかえってキョーコ自身の反応を引き出していた。

「んっ…ぐ…んうっ…」

こんなにこいつの舌を甘く感じたことがあったろうか。
蕩けそうな思いでたっぷり蹂躙していく。

憎悪をぶつけるように睨みつけていたキョーコの目はだんだん潤みを帯びてくる。
さっきの高ぶりがまだ残ってるのかもしれない。
396すきっぷびいと3:04/10/24 22:56:20 ID:PcfwLzLH
「お前は俺のもんだろ」
グググと身体ごと吊り上げるように締め上げる。

「いつからそんな女になった?キョーコ。
家政婦から娼婦にまで落ちたのか?
は。お笑いぐさだぜ。それがお前の成り上がり方かよ!」

他の男にやられた。
それもよりにもよってアイツだ!敦賀 蓮!

こんな侮辱はないぜ、キョーコ。

「どんな顔して抱かれたんだよ。見せてみろや!」

バッとドレスをたくしあげ、ショーツを剥ぎ取る。
薄いレースの生地はあっさりと裂けて足元でゴミになった。
必死で足をばたばたとして抵抗するこいつは、まだ自分の立場がわかっちゃいない。
397すきっぷびいと3:04/10/24 22:57:21 ID:PcfwLzLH
お前は俺のもんなんだよ。
いつでもどこでも俺に抱かれるのを喜んで受け入れなきゃならないんだよ。
それがお前の幸せだろ?

『なんにもいらない
ショーちゃんがいてくれるから
他には
もうなんにもいらないの』

そして前みたいに啼けばいいんだ。
「イイよぉ〜ショーちゃあん、もっとぉ〜」ってな。

あのヤロー、ぜってえ許せねえ。
人のモノに手ぇ出しやがって。
398すきっぷびいと3:04/10/24 22:58:16 ID:PcfwLzLH
荒々しく指を入れて揺さぶる
俺の手のひらにキョーコのクリがあたって、キョーコはたまらず腰をくねらせた。
唇は相変わらず俺が占領してるから、苦しいのか感じてるのかわからない顔をしてる。

片足をガバッと抱え上げ、
しとどに濡れそぼってるそこに俺のモノをぶち込んだ。

「!ぐウっ!!!んむっぐううううっ!!」

壁にぶつけるように腰で突き上げるようにキョーコの中を突き進む。

「…!…!く・かハァッ!」

唇を解放して胸を含む。
小さめの乳首はもう固く尖っていて、カリッと噛むとキョーコがのけぞって叫んだ。

「ヒアアアッ!!い・いやぁああああっ!!やめて!やめてよぉ!…あ・くウぅぅ!!」

突き上げられ、身体ごと揺さぶられ。乳房はもみくちゃにされ、乳首は思うさま嬲ってやるぜ。

「い・やぁぁっ!だめ・だめぇ!!」
399すきっぷびいと3:04/10/24 22:59:23 ID:PcfwLzLH
いや!!!!
こうなるかもしれないとわかっていたけど、
やっぱりイヤだ!

ショータローなんかで感じたくない。
でも、もう、からだが受け入れてしまってる。
懐かしい身体。ショータローの匂い。
今はもう忌わしい記憶のはずなのに、私の身体はあの頃の思いを引きずってるの???

あの頃は苦痛でしかなかった挿入が、今はもう歓喜の思いが駆け上がるくらい快感を伴う。
ああ
敦賀さんに愛されて本当の快感を知ってしまったのが
こんなところで
こんなやつに
感じさせられることになるなんて。
400すきっぷびいと3:04/10/24 23:00:24 ID:PcfwLzLH
「いやぁッ…あ・ああアッ…い・いやょぉ…ああんっ!あっあっあっあああああっ!!」
身体ごと揺さぶられるたび私の中からドロドロに溶けていく気がする。

片足がショータローの腕に抱えられている。その姿勢でたったまま貫かれ、胸を思うさまいじめられてる。
こんなこと思ってる場合じゃないのに
悪魔に天使が陵辱されている様があからさまになって、そのことが私をドキドキさせている。

ああっ…いやっ!!こいつになんか感じたくないッ!!!
でも…でも…ああ…あああ…ん…もう、もう…どうしよう…こんな……!!!

「い…あ…っ!!い…ぃ」

思わず口からもれる喘ぎ。
バカ!私のバカ!

敦賀さん…敦賀さん!!!どうしよう…私、私…感じちゃうよぉっ!!
401すきっぷびいと3:04/10/24 23:01:36 ID:PcfwLzLH
「ひああああっああんっ!!あうんっ!い・いい…あああっ!!」

…こいつ…!!!
何なんだこの感じ方は??
見たことない。こんな喘ぎ。こいつがヤってる最中に、こんなに色っぽく見えたことなんてない。

今までは動けと命令しないと動かなかった腰が、
どんどん溢れてくる愛液をとどめることなく、せつなげに自分から快感を求めてうごめいてる。

コンナキョーコハシラナイ

「ふっ…アッ…ああんッい・いい一!ああうっ…だめえっこんな…こんなぁっ…ひうううっ!」

降ろしてたもう片方の足を自分から俺の腰に巻き付け、腕はもう首に絡み付いて俺の頭を抱え込む。
乳首を両方かわるがわるに嬲ると小さい痙攣をくり返し、
その動きがまた、内部で俺をヤワヤワと締め付けて奥に奥にと誘う。
402名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:25:22 ID:uFGpQW0i
ネ申キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
悶え死ぬかと… ((´∀`*))
続き期待してます?
403名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:29:27 ID:xG/lib4/
キタキタっ!!!!
自分も悶えて臨終するかと思いました。
続き楽しみ
404すきっぷびいと3:04/10/24 23:32:12 ID:PcfwLzLH
「キョ−…コ…お前…こんな」
すごい。
下半身がもう、意志と関係なく、本能だけで突き上げをくり返している。
そしてキョーコも、それをもっと奥に奥に飲み込もうと答えるように動く。

たまらず口付けて思い切り舌を吸うと、今度は俺の舌に答えるように舌が絡み付く。
頭の中がスパークしそうだぜ!
これがキョーコか????

ホントウニオレノシッテル 
キョ−コナノカ????

「ああああんッ!!もう・あああっもう…ダメ・ダメえええ!!」

足を思いきり絡み付けてキョーコがのけぞった。
俺も爆発寸前…!

ビクビクビクッ!!!!
身体をくねらすように痙攣するキョーコ。
こんなイき方をしたこいつもはじめてみた。

「ひ・あああっっ!!!ふああああっ…ん…敦賀さ…」
405すきっぷびいと3:04/10/24 23:33:21 ID:PcfwLzLH
!!!!!!

「うおおおおおおっ!!!」
俺は怒りにまかせてキョーコを突き上げる。

お前も許さねえぜ。キョーコ!
俺の印をたっぷりとその身体に注ぎ込んでやらあ!

「!!!いっ!!ヒあああっ!!ダメえ!また…ああんん!!またイっちゃうぅぅ!!」
キョーコが二度めの大きな波にさらわれた瞬間、俺は一番奥に熱い精をたっぷり放った。
406すきっぷびいと3:04/10/24 23:34:10 ID:PcfwLzLH
息がおさまるまで、壁にキョーコを押し付け
その上にのしかかるようにまだ中に俺のモノを入れたままでいた。

「…………なして」

あ?

「…離してよ。これで満足なんでしょう。」

ついさっきまで蕩けんばかりのせつなげな目をしてたのに、
まるで別人のような冷たい目で俺を見下ろしているのに気付いた。

「ンだよその目は。お前もスゲエ感じてたじゃないか。どのツラ下げてそんな目ができるんだ?」

カアッと頬に赤みが走った。
そうさ、そうやってイイ子にしてれば俺だってまたちょっとは考えてやらア。
407すきっぷびいと3:04/10/24 23:36:03 ID:PcfwLzLH
「お前は俺のもんなんだよ。わかったろーが。
身体は正直ってことだな。
俺の印をたっぷりと注ぎ込んでおいたからな。
まあ、あのヤローにヤられたのは許せねえが、その分はまたじっくり思い知らせてやるさ。
ありがたく思え。」

「く」
ん?
「く・ふ・ふふふ・ふはははは・あはははははははははっ!」
まだ俺を中に入れたまま、キョーコが突然笑い出した。

「何だよ、おい、何だってンだよ。
おい!その薄気味悪い笑いを止めろよ!」

そんなに嬉しいのかよ…そう言いかけた時
氷のように冷たい目で俺を見下ろしてるのに気付いた。
慌ててキョーコの身体から飛び退くと、
俺のモノがズルリと抜けたところから白い精液がドロリと筋を作って足首にまで流れ落ちてきた。

その姿を隠そうともしないで、キョーコは冷たい目をして笑っている。
408すきっぷびいと3:04/10/25 00:15:19 ID:4c2fGHHq
「こんなことで、あんたが私に印をつけたって??
本気でそんなこと思ってるの?チャンチャラおかしいわっ!
バカだバカだと思っていたけど、ここまでおバカさんだったのね。あ−おかしい!」

あははははははははは

カンに触る笑い方をしやがって、キョーコのくせに!!
バシッ
カーッと頭に血が昇って思わず頬をはたくと床に転がるキョーコ。
頬を押さえてきっと睨み付けてくる。

「抱かれたからどうだって言うのよ。感じたからどうだって言うの!
所詮あんたは私の心なんてどうでもいいんじゃない。
どんなに屈辱だったかなんてどうでもいいんじゃないの!
そーゆーあんたに私はとっくに愛想がつきてんのよ!私があんたに感じるのは、今、憎悪だけなの!」

何を言ってンだ?
お前は俺のもんだろ。
お前は俺だけが大事なんだろ?
そんなのはもうずっと昔から…

なのに凄まじい目で睨み付けてくるキョーコに、俺は声が出ない。
409すきっぷびいと3:04/10/25 00:16:08 ID:4c2fGHHq

「…ありがとう」

ふわりと立ち上がり、突然天使のほほえみを浮かべてきたので、たじろぐ俺。

「私、さっきかなり凹んでたけど、これでとてもじゃないけど引き下がる気が無くなったわ。
思い知らせてあげる。
どんな手を使っても、今回の仕事は完璧にやるわ。
あんたに思い知らせるために。」

つい、と俺の髪をからめとって耳に囁きかける。

「私はもう、ここまで来たのだとね」
410すきっぷびいと3:04/10/25 00:17:25 ID:4c2fGHHq
このあとの撮影は散々だった。

携帯で電話をしてたキョーコをちらりと見たが、
どこからどう言うアドバイスをもらったのか、何をどう切り替えたのか、
俺は完璧に食われたのだ。

まさに演技においては俺とは格が違うところをまざまざと見せつけられたのだった。

…キョーコのくせに…っ!

自覚したくはないが、かなりの実力をつけて俺の前にあらわれたのは認めない訳には行かなかった。

『私はもう、ここまで来たのだとね』

キョーコの冷たい笑顔がちらつく。
411すきっぷびいと3:04/10/25 00:18:07 ID:4c2fGHHq
着替えて出てきたキョーコに声をかけようとした俺は、自分自身で戸惑ってしまった。

…オレハ
ナニヲイウキナンダ????

何だろう、喉がやけに乾く。
言いたい言葉があるのになかなか声にならない。

…オレハ
ナニヲイウキナンダ????

「…!キョ−…」
意をけっして声を絞り出した時、キョーコの携帯が鳴った。

慌てて携帯を探す様子は、昔のままのキョーコだ。
なんだ。思い過ごしだなたぶん。
アイツはやっぱりキョーコじゃねえか。
なんだ。はは。

………って、俺は何を安心してるんだ−!!!
これもすべてあの…

「…敦賀さん??」
412すきっぷびいと3:04/10/25 00:18:57 ID:4c2fGHHq



…な…に…?
今…
何つった…?

こいつ…!!

幸せそうに電話で話してるキョーコを冷たい気持ちでみながらゆっくり近付く。

何を話してやがんだ。

「今日…仕事で…すごくいい事があったんです…
あの…実は…」

「また知名度があがる事間違いね−仕事できたのが嬉しいんだよ」

バッと携帯電話を奪い取って言い放った。
キョーコの顔が引きつる。かまわず続けてやる。

「俺のPVに出たからな」

ざまあみやがれ敦賀蓮!
人の女に手ぇ出してのほほんと電話してんじゃねえぞ!

「…以上、今日のいい事報告終わり!」

ブツ!

顔面蒼白になってあうあうあう言ってるキョーコにホレッと電話を投げる。
413すきっぷびいと3:04/10/25 00:19:45 ID:4c2fGHHq
「あんた−!なんてことすんのよちょっと−ー−!!
どう言うつもりよあんた−!」

「なに焦ってンだよ…敦賀って、あの敦賀蓮だろーが」

「そうよ!あの敦賀さんよ!私の事務所の先輩よ!」

そうだよな。そしてお前を抱いた男だ。
恐ろしい殺気をまき散らせてキョーコが怒りに震えている。

「なんだよ!
お前は『敦賀蓮なんて嫌い』なんじゃなかったのかよ!!」

そう言ってたじゃないか!!!
あの頃のお前は。

「どーせあのヤローも遊びだろ。それか単なる珍しもん好きかだ。お前みてえな地味で色気のね−女」

キョーコの後ろから黒いものがゆらゆら揺らめいてちょっとたじろいた。

「あんたなんか絶対許さない!!!」
414すきっぷびいと3:04/10/25 00:20:31 ID:4c2fGHHq


こんなはずじゃない。

こいつは俺のモノじゃなかったのか。

だってキョーコだぜ???
どうやったってキョ−コはキョ−コ以上になれるはずもなくて
あんな地味で色気のね−女なんざ眼中なし。

…………そのはずなのに。
415すきっぷびいと3:04/10/25 00:21:36 ID:4c2fGHHq
突然電話を切られた蓮は
ある確証を持って考えを巡らせていた。


あの電話の声…
それに口調…

どこかで聞いた事があるような気がした…

…あるはずだよな…
あんな事…
後にも先にもあれっきりなんだ…

間違いない

あの声は

不破 尚だ




FINE
416名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:24:37 ID:oZvkz2Aa
おおおおーーーー。
乙でした。GJ!GJ!です。
萌え燃えました。ごっつぁんです。
417すきっぷびいと3:04/10/25 00:24:44 ID:4c2fGHHq
長々お目汚し失礼しました〜。
コミクス7/8あたりを副読本にして読んで下さるとイイかなと。

この後、蓮の嫉妬に狂うやつも書いてみたいなあと思って、
チョビット臭わせて終わりってことで。

と言ってもいつ書けるかわかりませんが。すいません。
失礼しました〜

418名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:33:28 ID:mUp8M31u
すごーい!!
ネ申ありがとう!!!!
419名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:34:31 ID:fCdmAiDP
GJ(*´Д`*)ハァハァでした。
蓮のも頚を長くしておまちしております。
420名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:36:58 ID:RRpQuzyx
>>417
ぜひぜひ買い手くださいな。
面白かった!
421名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:37:35 ID:RV7GabfY
>>417
おおおおおおーーー!!!
萌えたっ(^^)
萌え萌えっす!
GJ!GJ!
お疲れでっす!
連編も楽しみにしてまっす!
422名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:45:57 ID:NoMW8bZM
>417
凄くよかったっす!
プロモ編でかなり尚に傾いたので、すんげえぐっと来ました。
漣ネタも楽しみにしてるであります(゚д゚)ゝ
423名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:54:31 ID:AaWFLLz+
GJ!!!!
萌え死にますた(*´Д`*)
ネ申たま、ありがd
本編とのリンクが実に巧妙で素晴らしかったです〜
感動!!
蓮編も期待してまつ!
424名無しさん@ピンキー:04/10/25 01:30:37 ID:OrECoTxQ
>>417
GJ!!
萌えタ――――――(*゚Д゚)―――――!!
乙ですた。続きも楽しみです。
425名無しさん@ピンキー:04/10/25 04:44:47 ID:dE/SsomJ
禿萌でした。ネ申サマありがとう!

>419
間違えてアゴを長くして・・・って読んじゃったよw
426名無しさん@ピンキー:04/10/25 13:18:27 ID:iv0JUHnB
引きが!まだ続くのですね〜!
今回も禿上がるほど萌えさせていただきました!
ホントGJ!です!
次も楽しみにしてます!
乙でした!!
427名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:14:54 ID:2A+n92FA
萌えまくりでした!蓮派の私でも抵抗なく読めました。
続編期待してますので、ゆっくりいいもの書いてくださいね!!
428名無しさん@ピンキー:04/10/27 05:41:24 ID:7p2a7o5w
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 
神様ありがとーーーーーー!!!
GJ!GJ!!
キョーコを調教(?)しちゃった蓮に
嫉妬する尚萌〜。

次の蓮編もめちゃくちゃ期待してますよ!
429名無しさん@ピンキー:04/10/27 08:05:50 ID:CBxy+96N
GJ!でした〜
続きをさりげなく期待しつつ専ブラ用にまとめはっときますw

すきっぷびいと3氏の "尚プロモ編"
>365
>366-374,377-382,385-389,394-401,404-415
>417
430名無しさん@ピンキー:04/10/29 16:16:24 ID:VPqzuN1J
>>417
キタ━━━━ヽ(゚ー゚ )ノ━━━━!!!!
作者さま乙ですー!
連好きですが、とても楽しませていただきました!GJ!
431すきっぷびいと:04/10/29 16:45:05 ID:YBafs5AK
うわ、すごい。ありがとうございました。
蓮編はもうちょっと時間がかかります。
てーかまだはっきり構想まとまってないんで…
コミクス参考にしながらなるべく雰囲気合わせて書いてるんですが、気に入っていただけて嬉しいです。

ではまた名無しに戻り、ロムにもどります…
432名無しさん@ピンキー:04/10/31 09:49:38 ID:dZQCVv8O
蓮編まってます(;´Д`)ハァハァ
433名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:07:45 ID:9xe95yer
期待してます。頑張ってください!
434名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:58:59 ID:Juj6cPus
保守
435名無しさん@ピンキー:04/11/11 00:43:48 ID:5lw7P/JV
メガフロートいくまえに竜二が司に種付けするSSきぼんぬ
436名無しさん@ピンキー:04/11/11 02:31:05 ID:kbLPrJlO
蓮編マダー?
437名無しさん@ピンキー:04/11/11 03:04:18 ID:CqEukNT+
>>435
いいねそれ!誰かかいてくれんかな・・・
438名無しさん@ピンキー:04/11/16 20:26:27 ID:K2uRMzjF
保守
439名無しさん@ピンキー:04/11/21 10:14:22 ID:e0FFTQjw
保守
440名無しさん@ピンキー:04/11/23 00:14:57 ID:IRCyL0Nl
そろそろ新作こないかな〜。
441名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:37:08 ID:vJ63l/w6
今号のまな板の上の鯛キョーコで誰か・・・
442名無しさん@ピンキー:04/11/23 21:17:08 ID:tvoxLrjm
自分もちょっとそれで妄想したw
443名無しさん@ピンキー:04/11/23 21:23:10 ID:058cNeQz
でも、周りに人いっぱい居るし。
竜二だったら周りに人が居ようがやりそうだがw
444名無しさん@ピンキー:04/11/23 21:27:03 ID:q9B+EiH1
そこで>>415の続きで蓮のお仕置きを・・・(*´д`)ハァハァ
445名無しさん@ピンキー:04/11/25 09:34:02 ID:/7qc91mQ
>>443
家に帰ってから、「煮るなり焼くなりお好きにどうぞ!!って言ったよね?」でイケる!!
446名無しさん@ピンキー:04/11/28 21:08:04 ID:i0/QTgQA
(´・ω・`) いきおいあったのは最初だけか…
まだMVPとかネタありそうだけど・・・
447すきっぴびいと4:04/11/28 23:47:21 ID:xURmMine
蓮編ちょこっとアップしますだ。
私事ですがいっぺん仕上げたのをパソコンのトラブルで全消失しまして、
過去に書いたのもぜ〜んぶ控えもなく吹っ飛びますた。
だもんで思い出し思い出し書いてるのでちょびっとずつアップになりますがご了承ください。

蓮×キョーコ

蓮鬼畜系 です。
今後も続けて書いていきたいので、今回蓮には意地悪くなってもらいます。

苦手な方はスルーお願いします。

448すきっぷびいと4:04/11/28 23:49:10 ID:xURmMine
「良かったじゃないか…楽しかったみたいで………」

凍り付くかと思った。
物凄い目だった。

あのバカの電話のことも、謝罪の留守電を入れたまま、
何日も連絡がとれなくて…

なんだか変だよね。
敦賀さんならきっと

『聞いたよメッセージ…俺は…別に怒ってないから…』

そういってくれるに違いない。

そう思っていたのに。
449すきっぷびいと4:04/11/28 23:49:58 ID:xURmMine
マリアちゃんと一緒に偶然出会えた敦賀さんは
私が予想していた通りのセリフを
嘘んこスマイルをわざとらしいくらいチカラいっぱい光らせながら言い捨てた。

「PVに出演したんだろう…?不破尚の」

なんで???どうして…敦賀さんが…

「電話で言ってただろ…?本人が。」

必死で言い訳した。
やましい最初の動機は私に敦賀さんの顔を正面から見ることはさせなかったけど、
最初は…「演技」を復讐の武器にしようとしていたことだけは知られたくない!

でも違うの。違ってた。

それだけはわかってほしくて。
役者として少し進歩した喜びが伝えられないのがもどかしくて…

「復讐のために受けたわけじゃ…っ…」

タノシソウナシゴトダトオモッテ

そうして敦賀さんの目は氷の冷たさで私をみたのだ。
450すきっぷびいと4:04/11/28 23:51:45 ID:xURmMine
突き放された気持ちで、背中にナイフを突き付けられているような寒さが私から離れない。

気がつくと敦賀さんのマンションにきていた。
どうしても許してもらえないんだろうか。
あの目は……………本気…怒り…………

なんで????どうして?????
敦賀さんの納得してくれる理由だと思ったのに

……………私は…もう…
このマンションに何度来たかわからない。
その度に敦賀さんは、あの優しい笑顔で迎えてくれて
そして優しいキスから始まって………

尊敬する、私が崇拝する先輩の敦賀さんが、最も私に近付いてくる瞬間。
すごく幸せで…照れくさくて、可愛くて…愛しい…

このドアを開ける時はどきどき嬉しい予感で一杯だった。

でもさっき、ロビーからルームナンバーで呼び出したインターホンに出た敦賀さんは……

『悪いね。今日は疲れているんだ。また今度ね。』

と穏やかな拒否を伝えてきた。
451すきっぷびいと4:04/11/28 23:53:50 ID:xURmMine
たまたまマンションに入る人にくっついて、セキュリティをパスしてドアまでこられたけど
開けてくれないかもしれない…。

泣きそうになってくる。

あの胸を…私を抱くあの優しい人を失いたくない。
何に怒っているのか、わからなければ謝罪もできないのだ。
何が何でも許してもらわなきゃ。

ポーーーーーーン

少し低めのインターホンが鳴り、プツッとモニターが反応する。

『…………また今度ねって…言わなかったっけ?』

モニターで私の姿を見ているのだろう。
敦賀さんの声は冷ややかに言い放つ。
452すきっぷびいと4:04/11/28 23:55:09 ID:xURmMine

「…お願いです!話させて下さい…
………お怒りになってるのはわかるんです。許してほしいんです。
でも…何を謝ったらいいのか…わからないんです…!!!…」

泣いちゃダメだ。
涙で許してもらうなんてずるすぎる。

『怒ってないよ?そう言ったはずだけど』

違う。わかるもの。

「…お願いです…教えて下さい…」

………………返事はない。

「お願いです…こんなのは嫌なんです…!
何でも…何でもしますから!!!」





453すきっぷびいと4:04/11/28 23:56:17 ID:xURmMine


『見せて。』

…は…??

『顔、よく見せて。』
「は・はいっ!!」

モニターのカメラは確かこの小さな穴のはず。
キッとまっすぐ見つめる。

『泣きそうになってる。』
「…!泣きません…!ちゃんと謝りたいですから。」

クスッ…ちょっと笑うような声が聞こえた。
ああ、ちゃんと見てくれてる。

『くちびる、見せて。』

え…???

『キスするようにカメラに近付けて見せて。』 
454すきっぷびいと4:04/11/28 23:57:43 ID:xURmMine

………………………!!!!!??????
そ・そんな…っっここで?????
ドアの前だよ??誰が通るかわからないのに…
恥ずかしいよ…ッ

『目を閉じて…近付けて…』

でも…ああ…インターホンから聞こえる敦賀さんの声は…なんだか少し甘くて…
耳もとでささやかれてるような気になってくる…

私はうっすら目を閉じて、少しくちびるを突き出すように近付いていく…

『ストップ』
ビクッととまる。

『指でくちびるなぞって見せて。いつも俺がくちびるで君のくちびるをなぞる時のように…』

言われるがままに指で唇をなぞる。
小さな電気が走るようで動悸が激しくなってくる
息が苦しくなってくる……………
455すきっぷびいと4:04/11/28 23:58:43 ID:xURmMine
はあ…ッと思わず大きく息をついてしまう
薄く開いた唇の間に指を入れ
だ液でくちびるを濡らす……
舌が小刻みに動いてしまう
敦賀さんのキスを思い出し、敦賀さんの舌が私の中でうごめくのを想像して…
つい、追いかけてしまう………

キスしたいよ

敦賀さん…………

『首筋をなぞって…そう…もっとゆっくり…』

のどからうなじ…えりあしまで擦るようにゆっくり動かす
息が荒くなる

『ゆっくり…ほら…胸を触って…ボタン一つ…二つ…はずして』

「…や…そんな…っ…」

『イヤなら帰んなさい。君に無理強いはしてないよ。
言ったろ?また今度ね』
456すきっぷびいと4:04/11/28 23:59:56 ID:xURmMine
ひどい。
ひどいよ敦賀さん…
何をしても許してもらいたいのに…

「いえっ!あの………続けさせて下さい…」


ブラウスのボタンはひねるだけで簡単にはずれた
ブラの上から擦るだけで、声がもれそうになる
カップの中の膨らみの頂上はもうとっくに堅く
存在をアピールして軽く触れてもびりびりする
下半身は熱くなってきて太ももは知らず知らず擦り合わせていた。

「………っ…ふ…っ…」

『どう…?気持ちいい…?』
「…っは……い……っ…」
『いやらしいコだね。そこがどこか分かってるの?
君は誰かがいつくるかもしれない廊下で気持ちよくなってるんだよ?』

羞恥でカーッと顔が熱くなる
ヤだ、こんな…でも…敦賀さんに許してもらいたいもの…
457すきっぷびいと4:04/11/29 00:01:38 ID:GbegH57c
「だって…敦賀さんが…………ッ…ん…ッ」

…………ほんとにそれだけ……???
恥ずかしいと思う気持ちとうらはら
胸がドキドキする
私………興奮してるの…??
敦賀さんの言う通りだ…私…いやらしい…ッ…

気がつけば何も言われないのにブラウスはとっくに前をはだけ
ブラの下から手を入れてじかに自分の胸を愛撫していた

「ん…あ…ぁん……っふ…っぅん…」

とまらない

自然に下に手がのびスカートの下からあそこをきゅうッと押さえた
「…っ!!は…ぁんっ…」

チーーーーン

エレベーターの止まるチャイムがした。
!!!!!人がくる!!
458すきっぷびいと4:04/11/29 00:04:31 ID:GbegH57c
ガチャッ
勢いよくドアが開き手首が掴まれると
そのまま部屋の中に引きずり込まれた。

玄関ホールに転がった私の目に見下ろしてる冷ややかな敦賀さんの姿があった。



スウッと薄い笑いを浮かべる敦賀さんの顔は、とても冷ややかで、
けして心底笑っているようには見えない。
前をはだけ、床に転がる私はとてもみじめなものだった。
はだけた胸を押さえ、慌てて立ち上がると、敦賀さんがかがんで私の顔を覗き込む。

「…………バカだな君は。」

冷たい目に見据えられて動けない。

「ひどいことはしたくないから…今日はダメだって言ったのに…
俺はね、今、ひどく荒んだ気分なんだよ。」

その原因は私なんだろうか…やはり…

「だから君に優しくする余裕がないんだ…
でも君は自分でここに来てしまったね?
まったくしょうがないな…………」

首を掴まれる…ギリギリと壁に押し付けられる。

「…知らないから…」

敦賀さんの目が………暗く光った…
459名無しさん@ピンキー:04/11/29 00:48:57 ID:Vv8u5UEz
すきっぷびいとの神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

すんごい待ってました!鬼畜蓮最高!わくわく。
休載で凹んでたけど嬉しいよ。ありがd。
460名無しさん@ピンキー:04/11/29 01:18:29 ID:iKLUfN4+
鬼畜蓮キタ Y⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y⌒Y !!!
続きが気になるよ(*´д`)ハァハァ
461名無しさん@ピンキー:04/11/29 21:50:29 ID:HtPiBUn1
久しぶりキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
超期待!
462名無しさん@ピンキー:04/11/29 22:37:59 ID:X46B9Jcs
ぐぉ〜。
早く続きが読みたい。
463名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:48:14 ID:Y3B5IKDv
寸止め?
連載モノ?

レス無いとモチベーション上がらない人?



嵐のつもりは無い。
むしろ早く読みたいので期待しつつsage
464すきっぷびいと4:04/11/30 03:18:26 ID:OII91nVa
あ、すいません。
もう少しお待ちを。

先フリしといてなんですが、全部書き上がってから続き投下します。
少しずつでもと思いましたが、ちょっと気を持たせ過ぎですね…

数日中に全投下しますので御容赦を
465名無しさん@ピンキー:04/11/30 03:26:29 ID:S/Q2/WKp
>>464
楽しみに待ってます(*´∀`).。.:*・゚
466名無しさん@ピンキー:04/11/30 11:35:18 ID:Ep8n6uTU
>>464
待ってます
467すきっぷびいと4:04/12/02 02:24:10 ID:wzmRXpSH
胸の奥で膨れ上がっていたどす黒いものが喉元まで溢れ出しそうだ。

不破 尚

たぶん彼女のことがなければ
名前も覚えなかったかもしれない男

彼女が…ずっとその存在で一杯にしていた男。

幼い彼女の口からは
好きで好きでたまらないというふうに出てきた王子様の名前。

その関係が男と女のそれに移行した東京での暮らし。
ただあの男を支えるためだけに生きてきた彼女。

そんなものは全部知っている。
復讐するためにこの世界に入ってきたのも。


…俺は……
それを許せないと思っていたんじゃないか?



「怒ってないよ?そう言ったはずだけど」



それなのにあの男のPVに出たといって、それが復讐のためじゃないと…
彼女が言ったのがなぜこんなに気に入らないんだろう。
468すきっぷびいと4:04/12/02 02:25:21 ID:wzmRXpSH
『何でも…何でもしますから!!!』

モニターに映る彼女はひどく必死に見える。
一生懸命の彼女はとても好感が持てる。いつもそう思ってた。

だけど、ひどく弱々しい懇願の様子は
俺の中の暗い渦巻く闇を増長させるかのようだ。

可愛いくちびる。
それを必死に噛みしめ、うつむいて俺の言葉を待ってる。

その唇を噛み切ってしまいたくなる。
自分の中の残虐性に驚きながら、このままもっと…もっと痛めつけたい欲望が沸き上がる。

ダメだ。ドアを開けたら…俺は今、何をするかわからない。

なのにふっと口から出たのは、ただ欲望のままの言葉だった。

「見せて」
469?・?《?A´?O?N?¢?AE4:04/12/02 02:27:04 ID:wzmRXpSH
だんだん高ぶってくる彼女をぼんやり眺めながら
かき抱いて彼女の体を今すぐ味わいたい気持ちと
彼女を引き裂いてしまいたい気持ちがせめぎあう。

時折せつなげにこちらを見る目にゾクゾクする…

『ん…あ…ぁん……っふ…っぅん…』

モニターからこぼれてくる声はだんだん艶を増してきていた。

彼女は明らかに羞恥に体を熱くして
すがりつくような目で助けを求める。

胸の奥がちりちり音をたてて焦れるようだ。
手がわななく。
ドア一枚隔てたところに彼女はいるのだ。

チーーーーーン

エレベーターの音で我にかえった。
こんな姿の彼女をさらすわけにかない
考える間もなくドアへと走り彼女をひっつかんで中に引きずり入れる。
470すきっぷびいと4:04/12/02 02:28:04 ID:wzmRXpSH
ああ、もうだめだ。
彼女の腕をとった時に確信した。



このまま帰せるはずがない。


おびえた顔で前をあわせる少女。
愛しいのか憎いのか


「…知らないから…」



471すきっぷびいと4:04/12/02 02:29:01 ID:wzmRXpSH
「ん……うぅ…ぐ…ぅん…っ…」

引きずられるようにリビングに連れてこられて
そのままカーペットの上に転がされ敦賀さんに押さえ込まれた。
胸ははだけられたまま顎を押さえられ動けない。

キス…と言うより、むさぼられているような激しさで私の唇を蹂躙する…
頭を抱え込まれ、のどの奥深くまで差し入れられた舌はとどまることを知らず
そのまま啜られて何もかも吸い出されそうだ。

苦しい
気が遠くなりそう…
いつもの優しいくちづけをくれる敦賀さんと同じ人だなんて思えない。

「ぐっ…ぅっ…うぅっ…ぐぅぅ」

わけのわからない恐怖で涙ぐんでしまう。
恐い。

敦賀さんが恐い………ッ!!

「か・はァッ」
やっと唇を解放され私は大きく息を吸った。
力が入らない。
なんで…敦賀さん…どうしてこんな…………
472すきっぷびいと4:04/12/02 02:29:59 ID:wzmRXpSH
「つる…がさ………」

敦賀さんの目は私をじいっと見下ろしている。
怒ってる…と言う顔じゃない…
むしろとてもさみしそうな…それでいてとても冷たくて…恐い

ぶるッ…と体が震える。

どうしてなんだろう。

もしかして………

私が最初ショータローのPV受けたのは、
やはり演技で見返すためだったと言うことを
どこかで悟られるような態度をとったんだろうか。

そんなっ…そんな、そんなことはないよね??

それとも…私の言葉は…それ程信じてもらえないの…

…いいえ!誠意が足らなかったのかも。

「あの…っ…わ・私…本当にショータローの復讐とか…ぁ・の…
そんなつもりじゃなかったんです…」

敦賀さんの表情はかわらない。

わからない。
このことで怒ってるんじゃないんだろうか。
でも他に思い当たる節がない
473すきっぷびいと4:04/12/02 02:31:32 ID:wzmRXpSH
「敦賀さんが…何に怒ってるのか…わからないんです…
お願いです…教えて下さい…」

ゆっくり腕をとられ手首にキスされる…
ふわりと優しく笑ったように見えたのですこしほっとした時
手首に冷たい感触を感じた。
474すきっぷびいと4:04/12/02 02:32:18 ID:wzmRXpSH
え?

いつの間にか両手を頭の上に持ち上げられて
リビングのガラスのテーブルの足にからめられてる

シュル

敦賀さんのベルトがはずされ手首を締め付けられる…!
私はバンザイをした姿勢のまま、テーブルの足に結わえ付けられたのだ。

「………ッ!!!敦賀さ…」

「君がいけないんだ。」

「っやっ!!こんなっ!!!」

おかしい、変だ。こんなの敦賀さんじゃない。

「言ったじゃない。知らないよ?って…
ひどいことしたくなかったのに………
さっさと帰らなかった君がいけないんだよ。



もう、遅い。」
475すきっぷびいと4:04/12/02 02:33:14 ID:wzmRXpSH
「やっ…やああっ!!はっ…ぁ…ああっ…うぅぁっ…や・いやあっ!!」

いつもの彼女なら甘い声を出してるところだろうか。
うなじから耳たぶを愛撫するようにくちづけながら彼女の表情を見ている。
縛りつけられた腕は彼女を追い詰めているようで、喘ぎと恐怖の混ざった声がとめどなく上がってくる。

体の中の獣が目をさますようだ。
白い肌に赤い跡を散らしながら汚していく歪んだ快感でゾクゾクする。

さっきのドアの前の痴態ですでに少しずれてしまってるブラを見てくすりと笑う。

「いやらしいコだ…ドアの前で…どれだけ感じてたの?」

ホックをはずし首元でたるませこぼれ出た乳房をぐいと掴む。

「ひ」


彼女が跳ねる。
羞恥で顔は真っ赤に染まる。

「ここも…自分で虐めてたでしょ…」

乳首を摘む。くちびる噛みしめて真っ赤になりながら彼女は仰け反る。

「んんっ…!!!」
いやいやをするように頭を降りながら俺の手から逃れようと体をくねらせてる。
476すきっぷびいと4:04/12/02 02:34:04 ID:wzmRXpSH
無駄な抵抗だよ。
乳首を唇で含みねっとりと転がし甘噛みする。

「ふっあっ…はっ!あぁんっ…やあん…はぁっ!」

もう、この手に馴染んでいる彼女の乳房。
触れれば愛撫するのが当たり前になっていて
優しく愛おしむように触れるそれを………

今日は無性に傷つけたくてたまらない。

「ひ・ああああっ!!!い・いたあああいいいっ!」

乳首の回りに歯形を残すと、彼女の体は痛々しく跳ねた。

「…っ!つるがさ…も…もうゆるしてくだ…さ…」

許す…???何を…

君の体をいたぶること?
縛りつけて君を犯そうとしてること?

それとも…………あの男のことか…???


「不破との仕事は楽しかったんだろう?」

「…!?」

俺は………何を聞いてるんだ????
477すきっぷびいと4:04/12/02 02:35:06 ID:wzmRXpSH
楽しかった?

…………そう、楽しかった。
ショータローは相変わらずでむかついたけど、演技することは本当に楽しかった。
だからこそ、敦賀さんにしってほしくて電話したんだもん。

でもそう答えたら、また敦賀さんは…
何に怒ってるのかつかめない以上何も答えられない。

それに………あの時無理矢理にでもショータローに犯されたことを万が一にも悟られたら…
いや。絶対いや。

敦賀さんにとっての私は…取り替えのきくただのSEXフレンドかもしれないけど
私にとっての敦賀さんは……

「ひああああっ!!」
もう片方の乳房にも噛みつかれて私は悲鳴をあげた。
痛い!なんでこんなこと…
歯形がついたところがジンジン痛む。

「やめてぇぇ!!お願いですぅぅ!!敦賀さ…お願いぃぃ!!」
涙が出てくる。
こんなのいや!
478すきっぷびいと4:04/12/02 02:36:07 ID:wzmRXpSH
「…答えなよ。
不・破・尚…あいつと話したんだろう…
……それとも………」

耳もとで小さく囁かれた。

「…もう一度…よりを戻せるようになったのかい…?」

ちが…!!!

「違います!!!ひどい!!そんなはずあるわけないじゃないですか!!」
そう叫ぼうとした時キスで唇を塞がれた。
一瞬いつもの優しいくちづけだったので言葉を忘れてしまった。

でも幸せな気持ちで目を開けた私は事態が何も変わってないことを知った。

荒々しくスカートをはがれ、下着は引き裂かれた。
まるで…そう、獣に襲われているようで声が出ない。

「や…や・・や・」
やめて お願い こんなのはいや

足を抱え上げられようとして思わず思いきり暴れたのに、何の苦労もなく押さえ込まれて…

ドアの前の興奮とついさっきまでの行為で私の中は蜜が溢れていたのか
それでも十分ではなかったようで
こじ開けるように貫かれた瞬間異物感で悲鳴をあげた。

「ひぃぃぃぃいいいいやあああああああっっ!!!」
479すきっぷびいと4:04/12/02 02:37:13 ID:wzmRXpSH
「やあああああっあああっあああーーーーっいやあああっ」
彼女の叫ぶ声がする。

がくがく揺さぶる度に悲鳴のような声が上がる。
胸に食らいつくと堅くしこった乳首が舌を刺激するのでこねるようになめまわす。
たまらず体を反り返し、自分の意志に反してうごめく体は
もはや拒絶とは程遠い。
最初はきつかった中はもう溢れ出る蜜でしとどに濡れている

「やッ…あああっ…ひどい…ッひどいよぉ敦賀さ…ひあぁぁんっ」

「何がひどいんだか。君の体はもう悦んでるみたいだよ。
ほら…ほら…俺のに吸い付いてくる…」

腰を押さえ込んでかき回すと面白いように嬌声が上がる。

「ひあああっああんっいやああっいやあああっ…だめぇぇっ!!」

手首のベルトとテーブルの足がぶつかってガチャガチャ言う。
たぶん今この手をほどいても彼女は逃げないだろう。

でもこうして縛めることで俺の中の獣が猛る。
この華奢な体をめちゃめちゃにしたい。
480すきっぷびいと4:04/12/02 02:38:11 ID:wzmRXpSH
「ずいぶん淫乱になったんだね。無理矢理犯されてるのに感じちゃってるんだ…」

「…やっ…はっ…いや・い・いやああ…そんなこと…あああんっあああっ!!」

羞恥と理性と快感で彼女はもうぐちゃぐちゃだ。

何も考えられなくて、思いきり突き上げをくり返し
いっそこのままどろどろに溶けてしまえたら…

「ああんっい・いいっ…いいっあああっ…だめぇ、こんなっ…い・いっちゃ…いっちゃうっ…やっはっ…」

彼女がギリギリまで高まってるのがわかる。俺を締め付けるのがきつくなってきてる…

俺はいじわるな気分でふいに動きをとめた。

「!!????……っ…やっ…なんっで…っ??」

もう少しでオーガズムだった彼女はすがるような目で俺を見た。

……くす

「まだ、だめ」
481すきっぷびいと4:04/12/02 02:39:13 ID:wzmRXpSH
だ…だめって…だめって…?????
もう、もう少しでイケたのに。

無理矢理犯されて、こんなのは本当にイヤだったけど
体はもう敦賀さんを欲しがってるし、どんな抱かれ方をしても敦賀さんだから…
でもこんなのひどいっ!
それにこんなひどいやられ方で感じてる自分が情けなさ過ぎる。
敦賀さんが私を抱いたことに小さな安堵の気持ちもあるけど
だからといってこんなのは許せない!!

でも…でもでもでもっ

こんな…こんなのって
生殺しよぉぉぉッ!!

屈辱の気持ちと、快感を求める体の間で私はバラバラになりそうだ。
まだ体の中にある敦賀さんのモノを感じながら
自分で動こうとしても、腰が押さえつけられて動けない。

「動いて欲しい?」
482すきっぷびいと4:04/12/02 02:40:34 ID:wzmRXpSH
欲しい。欲しいの…ッ!!
もっと。

イきたいの。

いや。言いたくない。
縛られて犯されてるのに…いや。

言えない。
でも…ああ、いや。どうしよう。もっともっと気持ちよくなりたいの。

「言ってごらん…『動いて』って。『我慢できない。もっと突いて』って…」

カアアアアアアアアッ!!!

そ・そんなの、い・い・言えな……

クスクス笑いながら、敦賀さんは私をジッと見下ろしてる。

「そん…なの…言え……は・ああああんっ」

軽くかき回されて訴えは退けられる
でもすぐさまとめられて、私は半泣きになってくる。

「ひっ…そんな…っ」

「言って。『もっとちょうだい』って
言って…『お願い、イかせて』って…」

耳もとで囁かれて脳みそがとろけそう。
こんな屈辱はないのに……
483すきっぷびいと4:04/12/02 02:41:34 ID:wzmRXpSH
「お……っ……おね…いやっ…ああっ……」

ダメ!言っちゃダメよ!!私!!
だめ、だめだめだめだめっ!!!
負けるなキョーコ!!


「…じゃ、ここまでだね」

体を起こして
ず、と敦賀さんが私から出ていこうとする。

や!や・やっぱりだめぇ!!!!

「や・やですっ!敦賀さん!!お願いッ!!」

「お願い…?なに??」

ああもう………
死んじゃいたい。私のバカ。
でも離したくない…

「お願い…もうダメです………もっと…もっといっぱいしてっ」



「いいコだ」

484すきっぷびいと4:04/12/02 02:42:24 ID:wzmRXpSH
「ふあああああんっ!ああっ…ひ・あんんっ…いいっ!!」

再び啼きはじめた彼女を、強く、強く突き上げる。
もう止まらない

ただただ胸の奥に渦巻くものを吐き出したくて
それだけのために

「や・はッ…ダメ、ダメっこんなのっ…ああああっもっとっ…
いいのッ…ダメぇぇぇッ!!いっちゃううう!…い・あああああんんんあああっっっ!!」

すぐに達してしまう。

初めてこんなに荒々しく彼女を抱いた。
その激しさに翻弄され、昇りつめ泣きながら喘ぐ彼女。

「いいッすごいのぉこんな…ッやあっ!…もっと…もっと強くしてぇぇッ!!」

タガがはずれたように俺を求め、腰をくねらす。
足を抱え上げ、奥の方にまで貫くと弓なりに背中をそらして泣き叫ぶ。

「ひあああああんッッダメぇぇ!!!奥まで・奥まで来てるぅ!!死んじゃうううっ」

足が絡み付く
片足を高くあげてふくらはぎを噛んだ。
ひときわ高い声が上がった。
485すきっぷびいと4:04/12/02 02:43:19 ID:wzmRXpSH

彼女が可愛い。
彼女の体を離したくない。
彼女のすべてを自分のものにしたい。

この気持ちはなんだろう

彼女を他の男にとられるなんて絶対にイヤだ。

……あの男も…
過去だったはずだ

だから気にしないはずだったのに…

君はあいつに会いたかったのか
復讐じゃないなら
まだあいつに未練があったのか
まだ好きなのか



またあいつに抱かれるのか。

486すきっぷびいと4:04/12/02 02:45:10 ID:wzmRXpSH
「あ・あ・あ・あ・ひッ…い・いっちゃ…ひああああッ…ア・ああんッふああアアッ!!」

ガクガクガクッ
弾ける体を力一杯抱き締める。

ダメだ。逃がさない。
まだだよ。まだ許さない…!


彼女の内部が収縮して俺を締め上げる

く 吸い込まれる。うっ……

「………このまま…君と………」


どろどろに溶けてしまえたら。
487すきっぷびいと4:04/12/02 02:46:00 ID:wzmRXpSH
「つる…がさ…ああん…や・ああ…いいの…ッすごく・ああっすごくいいっ…」

また寄せてきた波にさらわれながら
上気した顔、潤んだ目…

ああ、もう…



気が狂いそうだ。


「キョーコ……キョーコ!」
「ひぃあああああーーーーっっ!!!!」

一気に昇りつめ、彼女の奥深くで爆発した。
488すきっぷびいと4:04/12/02 02:46:53 ID:wzmRXpSH




「つるが…さ…」

はっ

彼女の声で正気に帰った。
力の抜けた彼女の体を抱いてそのままのしかかった姿勢のまま一瞬気を失ったみたいに。

彼女はまだ少し荒い息で俺を見上げている。
頭の上に組まれた腕はベルトで絞めた部分が赤く色が変わっている。
首筋と言わず胸と言わず、ちりばめられた赤い痕。
乳首を囲むようにしてついた歯形。

今さらながら、自分のやった行為を思い知る。

どうかしてた
俺は…いったい…
どうしたって言うんだ。

慌ててベルトをはずしにかかる。
きつく絞めたのでかたくて手間取る。
はずしながら痛々しく跡のつく手首を見て後悔で一杯になる
489すきっぷびいと4:04/12/02 02:47:53 ID:wzmRXpSH

「…ごめ…ん………こんな…君を傷……」

言葉がでてこない。
なんといって詫びればいいのだ。

獣のように抱いてしまった。
女性にとっては屈辱の時間だろう。

そっと彼女の顔を見ると伏し目がちに目をそむけられる。

無理もない。

ベルトをはずし、手が解放されると、のろのろと俺の下から這い出しにかかる。
ずるりと俺のモノがはずれたところから白く濁った液体が少し流れ出た。


俺は

彼女の中で出したのか…???

無我夢中で覚えていない。なんてことだ…

「大丈夫です。……私今日は安全日なんです。」

彼女は俺のそう言う表情を感じ取ったのか
のろのろと服を身につけながら小さな声で言った。
490すきっぷびいと4:04/12/02 02:49:36 ID:wzmRXpSH
…そう、安全日。
それに敦賀さんにたびたび抱かれるようになってから
一応敦賀さんも避妊はしてくれるけど、そう言うこともあるかと思って、ピルも飲んでる。
ショータローの時と同じ、この世界にいる人と関係をもつのに、
避妊はきちんとしなくちゃいけないことは分かってるもの。

でも、まさか、こういう形で必要になるとは思ってなかった。

いつもの敦賀さんとのSEXはもっと幸せな気持ちになれた。

今日のは…すごくイヤだったのに…でも…物凄くよくって………
でも、こんな仕打ちをされて、いつもみたいに笑って顔は見られない。

この間のショータローの時と同じ。
私の体を使って欲望を吐き出されただけ。

…………私の気持ちなんて…今日の敦賀さんにはどうでもいいことだった。

私に対しての怒りは…感じてたけど。
だからといってコレはその罰?

そんなの………ひどい

ただ、ショータローの時ほどの怒りがわかないのは
どうしてなんだろう……

あんなに荒っぽく抱かれたのに、ほっとしたり、嬉しかったりしたのはどうしてなんだろう


…………敦賀さんだから………??
私にとっての…敦賀さんは……………
491すきっぷびいと4:04/12/02 02:50:27 ID:wzmRXpSH

身支度を整えた彼女が立ち上がり去ろうとする。

「…失礼します…」

一度もこちらを振り向かない。

「…!待って」

手首を掴んで引き止めた瞬間、彼女は痛さで顔をしかめた。
赤くなってる手首。ベルトの跡。

「…いいんです、もう。気にしないで下さい。
今日はもう帰ります。離して下さい。」

俺の手をていねいに振りほどくと、深くおじぎをして言った。

「お邪魔しました…失礼します!」

くるりと背を向け走っていってしまった。



俺は…………
俺はいったいなんてことを………………


492すきっぷびいと4:04/12/02 02:52:28 ID:wzmRXpSH
足下に転がっていた布きれをひらう。
彼女の下着………俺が引き裂いた………。
下着つけずに帰ったのか…
そんなことを思いながら、
狂った自分が信じられなくて呆然としてる。

なんで俺はあんなに彼女に執着するんだ。
あの男の仕事に関わったからといってどうだって言うんだ。

彼女自身のことだ。俺には何の関係もないじゃないか。

彼女を独占したい………
そう言う気持ちが日に日に強くなる気がする。
大事にしたい。とても可愛い。
その反面、めちゃくちゃにしたい気持ちもある。
493すきっぷびいと4:04/12/02 02:54:23 ID:wzmRXpSH
あんなにひどいことをしてまで……
体に俺の印をつけることで満足していた


どうしたって言うんだいったい。なんなんだこの気持ちは…





自分がわからない。

初めての自分自身の中に芽生えた疑問。未知の感情。

それが何を指すのか蓮にはまだ知る由もなかった。




FINE

494すきっぷびいと4:04/12/02 02:57:39 ID:wzmRXpSH
なんか小ネタ的になってしまった。
つくづくパソのクラッシュが恨めしい。
はじめに書いたのはもうちょっと長かった。

ともあれ。恋愛に目覚めてない蓮とゆーことで…失礼しました。
495名無しさん@ピンキー:04/12/02 03:23:09 ID:ZpH7P4By
もう寝ようかと思ってたところに
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
起きてて良かった…

ありがd!萌えますた!鬼畜蓮も怖くてカッコイイ!
続きが気になります。すきっぷびいと5、あると良いな。
496名無しさん@ピンキー:04/12/02 09:39:02 ID:4D4GjmAd
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
朝から(*´д`)ハァハァしてしまいました。
続き楽しみにしてます!
497名無しさん@ピンキー:04/12/02 23:29:44 ID:uVuR3Nov
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ホントに上手くて一気に引き込まれ読了でした。最高!!!!
498名無しさん@ピンキー:04/12/02 23:41:11 ID:lpFF9J15
乙華麗です!!

クラッシュめ〜〜神になんてご迷惑を!
素に戻って混乱してる蓮がイイです。
二人の関係の成長が楽しみっス。
499名無しさん@ピンキー:04/12/03 02:31:34 ID:AwE7B7CI
も…萌え死ぬかと…
今回本誌に載らないので、とても嬉しかったです。
またの投下お待ちしております!
GJ&乙華麗でした!
500名無しさん@ピンキー:04/12/03 02:56:34 ID:xMMoRZsS
キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
501名無しさん@ピンキー:04/12/03 16:02:50 ID:Qqf1Jgmx
キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! GJです!!
ホント、萌……萌死……ぬ…………⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
502名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:10:47 ID:tJ8O5rR4
モエモエ(*´Д`)♥
乙華麗!ですた!
503すきっぷびいと4:04/12/04 10:12:55 ID:BT/4Pk1V
ありがとうございました。
続きはコミクス派の人にはネタバレになるし、なんか他の路線で考えます〜
待たないで忘れとって下さい〜

他も職人さんのSSもみたいし。
漏れはど〜〜も、幸せラブラブはうまく書けないので他の方に期待。

漏れ的にはクレパラ、どなたかお願いしまつ。

名無しに戻ります〜
504名無しさん@ピンキー:04/12/04 13:12:21 ID:w1yUJyKW
自分もクレパラが(・∀・)イイ!!
竜二×司の鬼畜編で
505すきっぷびいと5:04/12/10 11:41:56 ID:yrI3nwdc
あ〜〜〜お待ちの間にこんなのはどうかと…

尚×祥子さん
流れはそのまんまプロモ編のあとですが。

需要なかったらすいません。
まあ、保守もかねて。
興味ない方スルーお願いしまつ。
506すきっぷびいと5:04/12/10 11:43:55 ID:yrI3nwdc
「ああああんっう・あ・ぁ…い・いいっいいわっ…あぁッ!尚!!」

ズッチャズッチャ濡れた音が響く控え室。

いつ、誰が入ってくるかわからないので服を着たまま、尚にまたがるようにして突き上げられてる。
ブラウスの裾から入れられた手が私の乳房を思いきり掴み絞る度に
背中を駆け上がる痛みと快感。
自分でも服の上から乳首をつねりあげる。
がくがく揺さぶられる体に負けないように、奥に、もっと奥にと尚をくわえこむ私のあそこ。

「うぁッ…ひぃぃッ…ダメ!ああっもっと奥に突いて!!きてぇッ!!」

彼は若くてコレも物凄く元気でタフ。
この子に抱かれるようになってから、恋人とのセックスはなんてつまらないものになったろう。
際限ないこの子の性欲は、私を恥も外聞もない雌の獣に変える。

ああ。もう、たまらないわ。
ぶるんっぶるんっっと胸もお尻も揺さぶり体の中の肉棒をこねる。
早くあの白くて美味しいモノを体の奥にぶちまけられたい………ッ!!
507すきっぷびいと5:04/12/10 11:44:52 ID:yrI3nwdc
ふい…ッと動きが止まった。

「…????ッ…しょ…う…?ッ…尚??ダメ、止めないで、止めないでぇ…ッ!!」

「…………のらねえ…」

え??でもそんな、この子のモノはまだこんなにたぎってるのに…

「なん…で…っああ、ダメよ尚…ッこんなトコで止められたら私狂っちゃうわっ」

懇願するように腰を揺すりあげたが無反応。もう、この間からこの子はいったいどうしちゃったの??
私を抱いていても時々なにか別なことを考えてたり、狂ったように責めては私の顔を見てハッとしたり…
そう、あのPVの撮影の日から。

あの、キョーコちゃんを見た日から。

あの時の尚が言った言葉が、やはり二人の関係が特別なモノだと思わせた。

「今でもアイツは俺のモンだと思ってるから」

あの時はそうは思わなかった。ただ漠然とした不安を…
これもある意味独占欲かと…恋愛感情なんて芽生えたら…この子はどうなるんだろうと言う怖さ。

PVの撮影の途中からおかしかった。
彼女も途中までうまくできなかった天使の殺人を、何がキッカケだかとても凄まじく…
上手に演じることができていた…

…そう、あの時しばらく尚ガいなかった時があった。キョーコちゃんも…
あの間2人になにかあったのだろうか??
508すきっぷびいと5:04/12/10 11:45:52 ID:yrI3nwdc
「…どうしちゃったの、尚…まだこんなに…なってるじゃない…」
ずるりと体から引き抜いたモノを両手で包むようにひざまづいた。
びちゃっと濡れた肉棒は私のドロドロの蜜のおかげで湯気をたてている。
自分の匂いが立ち上りひどく欲情した。
当たり前だわ…こんな中途半端で。もう…どうにかなりそう…

「私に…もう、飽きたの?」
「………………何でもねえよ。なんかのらねえんだ。祥子さんのせいじゃない」
509すきっぷびいと5:04/12/10 11:46:33 ID:yrI3nwdc
…こんなこと認めたくはない。
この俺が、セックスの途中で萎えるなんてな。
祥子さんの豊満な体を抱いていても
アイツのことを思い出すなんて…認めたくねえ。

胸をまさぐればたっぷりとした重量感をもつ祥子さんおっぱいの方が断然いいのに、
アイツの小ぶりの胸を思い出す。

乳首をかじれば仰け反るうなじがアイツのように震えるかと期待する。

尻をつかんで中を突き上げればアイツの声を思い出して、
アイツの啼く声が…あのヨガり声が耳について離れない。

チクショー一体なんだってんだ!!!
なんであんな貧弱な体の方が、祥子さんのナイスバディよりいいと思ってしまうんだ!!

あれから…あの見たこともないようによがるアイツを見てからというもの
ポチリとヤっても祥子さんとやっても他の何人もの女優やアイドルとヤってすら、もの足らない。

それもこれもアイツのせいだ!!!

…………俺の知らないキョーコ…
あの時口走ったあのヤローの名前は…やっぱ…そう言うことなんだろうな。
あのヤローがアイツのあの体を味わいやがったんだな。
あの顔を見て
あの声を聞いて
あの胸を触って
あの中に突っ込んで…
あの、アイツの中にぶちまけやがったんだ…!!!!
510すきっぷびいと5:04/12/10 11:47:30 ID:yrI3nwdc
急に堅さが増す尚のモノ。
さっきから話し掛けてても全然反応しないで
いったい何を考えてるのかしら。
やっぱり…彼女となにかあったんだとしか思えない…

「ねえ…?尚…あなた…キョーコちゃんのこと…」

カッと目を見開いてこちらを見た。

「…………………何いってんだ?祥子さん。
アイツのことが…?どうだって????」

なに?この目は????
口元は笑ってるのに目は全然笑ってない…

…………こ・怖いわ………
どこかイっちゃってるような目。
この子薬かなんかやってたっけ???…

い・いやそんなことはない。ならなに?この狂気に満ちた目は???

ぐい、と髪をつかまれる。見下ろす目が残虐になる…

「もっと俺をその気にさせてくれよ……」
511すきっぷびいと5:04/12/10 11:48:18 ID:yrI3nwdc
怯んだ私の口にねじ込まれるモノ。
のどの奥まで突っ込まれて息苦しさで涙ぐむ。

「ぐぅっ…ふ…むぶっあおっ…ご・ばぶっ…」
苦しい!!

「アイツがなんだっていうんだよ…は・あんな地味で色気のねー女、なんだっていうんだ…」
ぶつぶつ独り言のように呟いてる

私はのどの奥にはめられたモノを無我夢中で吸いたて舌を這わせる

「むぐぅっ!むむっ…ぐはぁっあぶぅ…」

ああん…これが欲しい…ッ
突っ込んでかき回してズコズコに動かして欲しいのぉっ…

口の中の抽送が激しくなってくる。このまま口に出されるの?ああんそんな…もったいないぃぃ

「ひ・ひょう…っ…ひょう、らめっ…ほれが…」
尚っ…だめっ…お願い!!!私の中で…私の中にこれを………
必死に訴えるが、尚はどこか他のところを見てる。

「アイツは俺のモンだ。昔も今も……」

薄く笑いを浮かべて狂ったようについてくる。

「うぐっ…ぐぼっ…ぐぅっ」
512すきっぷびいと5:04/12/10 11:49:11 ID:yrI3nwdc
コンコン!

「不破さーん、あと五分で入りですー。」

ビクッとなった尚はやっと私の頭を解放した。

「んぷぁ…っ…は・はい!!わかりましたっ!」
慌てて返事をしてギッと尚を睨む。

「………………………悪かった…よ…祥子さん…」

「尚…あなた…今私のことを考えてなかったでしょう?
ううん、聞かなくてもわかってるわ。
あの子ね?…キョー…」

急に立ち上がり抱き締められた。
噛みつくようにくちづけてくる。
息をするのも苦しいくらい…下半身にはまだ精を放っていないアツイ固まりが主張している。

ジュン…と自分が中からとろけだすのがわかる。

「はぁぁ…ん」

大きく口をあけて舌を求めるように伸ばす。
それにからめるように尚の舌がおりてくる……
だ液をたらされると思わずむさぼりついてそれを啜る…
いやらしい…私はこの子の奴隷になっていくみたい…
513すきっぷびいと5:04/12/10 11:50:14 ID:yrI3nwdc
「なに言ってるの祥子さん…
俺が他の女のことなんて考えるわけねえじゃん…」

嘘つき。
でもこういうところもまた可愛いのよね…

「俺には祥子さんだけだよ…ましてアイツのことなんか…」

抱き締める腕に力がこもる。痛い…!
一瞬目をあけて見たら物凄い怖い目をしていた。

…あの子の話題になると…そう、やはりそうなのね…

机にうつ伏されつめたいテーブルに胸を潰される。
下から乳房をわしづかみにされもみしだかれるのと同時に貫かれる。

「ひ・い・いいァあああっッ!!!!ああああーーッ」

ああッ…いっぱいッ……これよっああんっすごいのぉっ…!!!

狂ったように突き上げてくる尚のモノが私の奥深くを抉る。
「ひぃぃッ…ああんんッ…すごい…うああッすごいッ奥まできちゃううぅッ!!」
たまらず応えて尻を振りまくる。もっと…もっとよお…
ギシッギシッギシッ…安普請のテーブルが軋む。

「くっ…ちくしょ…!!!」
ガバッと身を起こし力一杯奥に突き上げる尚。
514すきっぷびいと5:04/12/10 11:51:21 ID:yrI3nwdc
「ひぃぃぃぃぃッッぎあアアッダメえっ…こんなッすごいぃッ!!ダメえええっ!!」
いやアアッすごいのぉっ
私のお尻は抱え込まれ、もうテーブルから浮き上がっている。尚のもので釣り上げられてるみたいっ!
足はもう地面から離れぶらぶら揺さぶられる。
テーブルにひじで体を支え、たまらず自分で胸をもみしだく。
自分で自分の乳を持ち上げ乳首をなめると体中が痙攣した。

「ぎあああああぁぁぁぁっっっ!!!ひぃぃぃぃぃぃい・いくぅぅぅぅーーーーっ!!!!」

頭の中が弾けて真っ白になる。体はびくびく波打ってどこもかしこもびりびり震えて達した。

脱力する暇もなく、尚は腰のグラインドを止めない。
感じやすく、ますます電気にうたれたようになってる体は、もはや自分のモノではないみたいだ。

「いやァ…ッまた…ダメよぉ尚ぉぉぉぉ!!!イっちゃうぅッイっちゃうのおっ」
ガクガクガクッ…ああもう…何度も何度も体が頂点にまで突き上げられる。
ダメよぉッ!狂っちゃうわァッ!!!これ以上はァ…キイイクはわあああっッ!!

ぐわっと尻の肉をつかまれ、思うさま犯されている私がひどくみだらで
私は自分の乳首を加えて吸いたてる。
思いきり爪をたてて揉みしだき乳首にぎりぎりと爪であとをつける。

どこが気持ちいいとか、もうそんなレベルじゃない。
この子の体はもう、私を虜にして離さない。
こんなにいいのはこの子とのセックスでしか味わえないわ…ああ、でも今日は特にすごいのぉぉ!!!
515すきっぷびいと5:04/12/10 11:52:05 ID:yrI3nwdc
「いいのぉっいいのぉーーー!!ダメぇもう…ああひいイイッうわアア尚おおっ……」

「………許さね…てめえ…俺のモン……」

誰のことを言っているのかわかる。
でもいいの。言わないでおこう…
だって…ほら…アアッ…もう考えられないのだもの…ぉ…

「うおおおおおっ!」
「あひぃあわあああああっっーーーーー!!!」

体の奥に熱いものが溢れた瞬間、私も一番の絶頂を迎えて気を失ってしまった。
516すきっぷびいと5:04/12/10 11:53:37 ID:yrI3nwdc
「………こさ……しょう………祥子さん」

気がつくと尚はもう身なりを整えていて、
私はテーブルの上に突っ伏したまま、尚のコートをかけられていた。

「本番だって、呼びにきてたよ。」
「………!!!うそッ!こんな姿…」
「俺が出たから。大丈夫だって。それよりもういかなきゃ。」

慌てて身なりを整える。
腰に力が入らなくてガクッと崩れ落ちた。

「祥子さん、激しいんだもんな〜」
「なに言ってるの!あれはあなたが…」

誰のことを思って私を抱いていたのか

「………………もう!いくわよ!」
荷物をもって控え室を出た。回りの女の子たちのため息が聞こえる。

517すきっぷびいと5:04/12/10 11:54:25 ID:yrI3nwdc
追求はしないでおこう。たぶん尚自身も気付いてないかもしれない心の中までは。
私もこの子を手放すつもりもないし、
このままこの子が自覚をしなければ…それはそれまでなんだもの。
自覚したら…この子を止めることが、はたして私にできるのかしら…
怖い…そうなった時に…私は…?????

ライトの中、女の子たちの視線を浴びてどんどん素敵になる尚…。

気付かないでいて欲しい。
あの子に対して抱いている感情を

…恋愛感情だと…



FINE
518すきっぷびいと5:04/12/10 11:56:41 ID:yrI3nwdc
巨乳の、大人の女性ってイイですよね…
エロが凄まじくても許される感じがして…

すいません。失礼しました。
かき逃げです。
また名無しに戻りまーす。
519名無しさん@ピンキー:04/12/10 12:43:35 ID:Mi+4pB9H
続編(・∀・)イイ!!乙!
キョーコのことを思い出しながら祥子さんを抱くショウに萌え!
祥子さん感じすぎw
520名無しさん@ピンキー:04/12/10 15:44:30 ID:okMYMfZ7
大人のエロイイ!
GJです!本編でもやはり祥子さんとショウは関係を持ってるのだろうか・・
521名無しさん@ピンキー:04/12/10 18:20:48 ID:9DZTDUUo
すきっぷびいとの神さま 乙です(*´∀`).。.:*・゚
エロも良いけどそれ以外のキャラの心理描写が丁寧でイイ!

確かにこんな祥子さんなら
キョーコが蓮と共演するの、松に知られたくないだろうなあ。
上手い具合に原作の隙を埋める手腕、お見事です!
またよろしく!

>>520
大人の関係に一票。1巻の様子を見てたらそうとしか思えない…
でも最近の祥子さんは好きだな。
ミルキちゃんには手を出してないハズ…監督いるし??
522名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:31:43 ID:LVW/9FJG
続編キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
ナイスバディの祥子さんよりもキョーコの体を思い出すショウ(・∀・)イイ!!
523名無しさん@ピンキー:04/12/12 04:12:34 ID:Y8SSFRsO
すきっぷびぃとさんGJ!(*´∀`*)b
祥子さんとヤりながらキョーコとヤッたときのこと
思い出してる尚萌え〜。
524名無しさん@ピンキー:04/12/18 02:10:45 ID:l5mhZk7i
保守
525名無しさん@ピンキー:04/12/19 01:19:51 ID:N5aX7AfS
どなたか司×竜二書いてくれる神はいらっしゃいませんかのう?
526名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:10:41 ID:TiCAs3OV
例えばどんな展開ですか?(;´Д`)ハァハァ
想像つかん
527名無しさん@ピンキー:04/12/22 10:20:17 ID:fuZ6oQtk
騎乗位?
528名無しさん@ピンキー:04/12/22 22:58:41 ID:grlMEWWn
風呂場で。
529名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:36:40 ID:0gWdtNF4
車の中とか…
530名無しさん@ピンキー:04/12/23 10:09:42 ID:qFz1w9uX
↑いいなそれ
531名無しさん@ピンキー:04/12/23 23:46:11 ID:0ovtkUIq
age
532名無しさん@ピンキー :04/12/24 22:14:34 ID:AwWYQSAP
コッソーリ主張。
8巻の悪魔蓮×天使キョーコの妄想が止まらない。
533名無しさん@ピンキー:04/12/24 23:46:34 ID:EQv80HlX
>>532
自分もそれ萌えだす。
天使設定で誰かキボン。
相手は蓮悪魔でも松悪魔でもイイ・・・
534名無しさん@ピンキー:04/12/30 21:29:03 ID:01xSKo6r
保守
535名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:20:32 ID:k0rj8HSe
こんばんは。
533サンの
【8巻の悪魔蓮×天使キョーコの妄想が止まらない。】
・・・という事で、初めてなのですが、ちょっと書いてみました。
文章を書く事自体が初めてですので、もし良かったら読んでみて下さい。

場所が良く分からないのですが・・・(汗)
そこは気にせずにお願いしますm(_ _)m
536名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:21:42 ID:k0rj8HSe
オレは真っ黒い悪魔の姿。
キミは真っ白い天使の姿・・・。
彼女のこの姿を見た瞬間、オレの心の中の悪魔が動き出す。
このままキミをどうにかしてしまいたい・・・。
そんな気持ちで心がいっぱいになる。
この気持ちを止めることはもう出来ない。
537名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:22:29 ID:k0rj8HSe

彼女を思いっきり抱きしめると、強引にキスをした。
「・・・んっっ・・・!!」

突然の出来事に彼女は驚いてることだろう。
でも、もう止められない。
このままキミを自分のものにしてしまいたい。

そっと唇を離すと彼女が困った顔でオレを見る。
「つ・・・敦賀さん・・・。」
そんな顔をしたってもう無駄だよ。
高まっていくこの気持ちは、もう誰にも止められないんだ・・・。

きつく抱きしめながら、もう一度彼女の唇を奪う。
今度は熱く深いキス。
彼女の唇を開くと自分の舌を入れる。
抵抗する彼女・・・。
それを押し切って、オレは強引に彼女の舌を絡めとる。
「・・いっ・・や・・・んっ・・んんっっ・・・。」
飲み込めない唾液が彼女の首筋をつたっていった。
538名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:23:34 ID:k0rj8HSe

そのまま、そばにあるソファーに倒れこんでいく。
少し腕を緩め、キスをしながら彼女の胸を揉みしだく。
始めは抵抗していた彼女だが、だんだんと抵抗が緩くなってくる。
感じてくれているのだろうか・・・?

さらに唇を下へ下へと進めていく。
彼女の綺麗なこの衣装。
どうやって脱がしていくのだろう・・・。
このまま脱がす事なく、天使姿のキミを見ていたい。
天使のキミが感じている姿を見てみたい・・・。

そっと胸元だけをずらし、先端をついばむ。
「あっ・・・。」
彼女が声を漏らす。
だんだんと硬く尖ってくる先端を、舌でコロコロと転がしながらもてあそぶ。
「っああっ・・ふっっ・・・。」
軽く吸い上げると彼女が反り返って反応する。
この反応が心地よい。
もっといじめたくなってくる。
左胸の先端を指で摘み転がしながら、右胸を思いっきり吸い上げる。
「・・・・・んあっ・・あっ・・・はぁっ・・・・ああぁっっ・・・」
だんだんと大きくなってくる彼女の声。
もっとその声を聞きたい・・・。

539名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:24:31 ID:k0rj8HSe
あまった手でスカートをめくり上げる。
そっとショーツの上から触れると、しっとりと濡れているのが良く分かった。
感じてくれている・・・。

指で軽くさすってみる。
「ああっ・・・あっ・・そこ・・は・・んっ・・・」
閉じようとする彼女の足を押し開き、今度は顔をうずめる。
「・・んんっ・・・!!いっやぁぁ・・きたな・・っ・・。」
さっきよりも強く閉じようとする足を押し切る。
「きたなくなんかないよ・・・。良い子だから足を開いて・・・。」
足の力が弱まる。
今度は、ショーツの上から軽く舐めあげた。
「ぁああっ・・・気持・・ち・・い・ぃ・・・」
感じているキミはなんて綺麗なんだろう。

ショーツを脱がし、直接舌をあてる。
「・・ふっ・・・はぁ・・・・」
強く舐めあげると、彼女の腰が動き出す。
「ああっ・・・い・いっっ・・・・もっ・・と・・ぉ・・・」
大胆な彼女の言葉。
いつもとは違う彼女に、余計興奮する。
540名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:25:20 ID:k0rj8HSe

「っはぁ・・っ・・っ・・・あんっ・・・」
指をあてがい、だんだんと中へと進めていく。
軽く動かすだけで、彼女のそこはヒクヒクし出した。
1本から2本へ指を増やしながら、彼女の様子を確かめる。
「ぁああん・・・おっ・・・お願・・い・・っ・・・」

・・・オレも、もう限界に近づいている。
素早くゴムを付けると、自分のソレで彼女をさする。
「・・・あっ・・・ああんっ・・・」
まだ入れてはあげないよ・・・。
衣装が悪魔のせいだろうか?
身も心も、悪魔に染まっている様だ・・・・。

さすっていると、待ちきれない様に彼女の腰が動き出す。
「もうっ・・・お・・・願いっ・・・ああっ・・・」

541名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:26:04 ID:k0rj8HSe

悪魔の自分の心を、もう完全に抑えられなくなっている。
「蓮って呼んでくれたら、入れてあげるよ・・・。」
今まで言いたくても言えなかった言葉。
この格好でなら、何でも言えるような気になる。

「・・・れっ・れ・・・・蓮・っ・・・お願・・いっ・・・・!!」
彼女は少し戸惑いを感じながらも、我を忘れた様に叫ぶ。

初めて名前を呼ばれたことの嬉しさで胸がいっぱいになる。
そして思いっきり彼女を貫いた。
彼女がオレに、しっかりとしがみつく。

「あああっ・・・あんっっ・・ふぅんっっ・・んっ・」
腰を勢いよく打ち付ける。
「はっ・・あっっ・・・んあっ・・・ああんッ・・」
それに答える様に、彼女がきつく締め付けてくる。
「・・・ひぃぃぃッ・・イッ・・イクゥゥウッ・・・!!」
そろそろ限界かな・・・。
奥までおもいっきり貫き、突き上げるスピードを上げる。
「も・・う・・・ダメッッ・・だめえぇええ・・・」

オレも、もう限界だ・・・。
「くっ・・・・キョーコ・・ッ・・・・!!」
「・・・れっんッッ・・・ぁあああああっ・・・はああああんっっっ・・・・!!」

彼女の中にすべてを出し切る。
そして二人、同時に昇りつめた・・・・。

542名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:28:09 ID:k0rj8HSe

・・・以上です。
微妙な終わり方でゴメンなさい(汗)
この続きは、お好きにご想像下さい。

感想など貰えると嬉しいです。
宜しくお願いします。
543名無しさん@ピンキー:04/12/31 20:22:56 ID:AU/UmN03
悪魔蓮×天使キョウコ (;´Д`)ハァハァ  グッジョブ!

悪魔と天使ってとこがさらに萌えますな
544名無しさん@ピンキー:05/01/06 14:59:33 ID:lcqo8rBZ
悪魔蓮×天使キョーコ(・∀・)イイ!!
次作も楽しみにしてます
545名無しさん@ピンキー:05/01/06 16:45:43 ID:VRhKHmIl
>「・・・れっ・れ・・・・蓮・っ・・・お願・・いっ・・・・!!」
無意識に呼び捨て萌え(*´Д`)'`ァ'`ァ しかもどもってる
546未緒Χ嘉月:05/01/07 02:23:32 ID:9mBVcmQM
本誌のダーク美緒にこの上なく萌えたのでこんなものを書いてみました。
捏造なのでまあ軽く流して頂けると嬉しいです。
その割りに長いですが。
未緒=キョーコ、嘉月=蓮と脳内変換しながら読んでください。
パラレル駄目な人、ヘタレな嘉月は嫌あああああ!!!という人、暗い話が駄目な人等、
やばいなと思った方はスルー推奨です。









妄想DARK MOON

あの眼差しがまるで闇夜を照らす美しい金色の満月の様だと姉は言う。
しかし見上げた男の瞳は切り出した窓から覗く不気味な朱い月にも似た狂気を孕んで私を刺した。


私は美しい物を尊いとは思わない。
例えば虹色の光を反射する真珠の胸飾り。例えばつるりとした手触りの白磁の壺、四季折々の表情を見せる整えられた庭園。そして至高の宝石と例えられる綺麗な綺麗な私の姉。
それから。
『愛とは、とても素敵なものだとは思わない?ねぇ、未緒さん?』
嬉しそうに私に笑顔を向けるあの子の信じる愛と言う感情。

美しいものが醜く歪む瞬間。
私にとっては、それだけが真実なのだ。
547未緒Χ嘉月:05/01/07 02:25:18 ID:9mBVcmQM
「未緒…」
欲に擦れた低い声で私の名を呼ぶ男は、姉の婚約者。そして美月の想い人。
憎むべき対象であるこの男はある日、私の醜い傷に触れながら、愛している、と言った。
そして、私は求められるままに彼に抱かれた。
私にとってそれが初めての経験だということや、本来男女がセックスをする意味付けなど私にはどうでもよかった。
そうすることで姉への密やかな復讐が果たせるなら。美月のあの笑顔を砕けるのなら。
それだけの為に私は嘉月に貫かれて女になった。
ただ、嘉月に教えられる身体の悦びは教えられる度にその濃度を増し、私を懊悩させた。

「は……ぁん……」
 灯りを遮断した昏い部屋は、唾液を絡めた舌を使う淫秘な音と耐え切れず漏らす私の吐息で満たされる。
時折私の名前を譫言のように呟きながら嘉月は醜い傷跡を幾度も幾度も舐める。
そうされると、とうに神経が摩滅し、硬化した筈の古い傷跡が膿むように痛む。
痛むだけではない。舌を使われたところから熱が拡がって私の身体を高ぶらせるのだ。
高ぶっているのは嘉月も同じらしく、薄い夜着越しに嘉月の熱塊を感じて私は舌舐めずりをした。
これを体内に容れ、思う様突かれるのを想像しただけで下着を淫らな体液で濡らし、腰を揺らしてしまう。
「…かつき…」
 甘えた声音で名前を呼び、立てた膝頭でそれを嬲る。
「…ッ」
 露骨な催促に嘉月の身体がびくりと震えた。
548未緒Χ嘉月:05/01/07 02:27:28 ID:9mBVcmQM
 体温を上げたぬめる舌に耳朶を舐られながら、ネグリジェを早急な仕草ではだけられる。彼に初めて抱かれたのは茹だる様な熱帯夜だった。今は剥き出しになった素肌に触れる外気がひんやりと冷たい。
大きな男の手が傷跡ごと私の頭を包んで、焦らす様な軽い口付けをする。
彼の背に両腕を巻きつけながら、早く、と願う。
早く、この肌に触って欲しい。
思う様に触れて、口付けて、舐め回して。
この身体を蹂躙して欲しい。
優しくなんてしなくて良い。
決して美しくなどない、人間の最も原始的な行為に相応しく、欲望のままに獣みたいに私の身体を嬲って欲しい。
早く、早く、早く、いつもみたいに気持ちよくさせて。

 唇が乾いてしょうがない。
濃厚な接吻で腫れた唇を一舐めして、嘉月の肌に爪を立てる。
「ん…、ぁあ…っ」
 汗ばんだ皮膚を擦り合わせ、お互いの性器に指を這わせる。
嘉月の指はまるで私が壊れ物だと云うかのように慎重だ。
体液で滑る陰唇を私の身体がひくひくと快楽に陥落するまで丹念に愛撫し、時には舌を這わせ、唇で挟む。
これ以上無いくらいに蕩けさせてから、やっと私の中に長く、骨ばった指が入ってくる。
そのときには私の肉は教師である彼が中指に作った筆胼胝の形まで判るくらいに敏感になっていて、はやく頂戴と嘉月を責めるのだ。
「未緒…っ」
「んぁっ、あぁぁーっ」
 漸く嘉月の形に拡げられて、私は歓喜の声を上げた。
どくどくと脈打つ熱塊が渇きを癒す。
「あっ、あ、だめ…、あぁ」
 馴染ませるように動いた後、私の中で暴れるそれに翻弄されながらも、もっとと彼に腰を合わせる。
「いや…っ、もっと…ね、ぁあ…っそこ…ぉそこ、いい…っ」
 切れ切れに喘ぎながら絶頂が近いのを感じる。
「ひ、あああっ」
 射精のために嘉月の性器が嵩を増したのを感じて、私も登り詰めていく。
549未緒Χ嘉月:05/01/07 02:28:13 ID:9mBVcmQM
そうして、声を聞く。
押し殺したように、搾り出すように。
懺悔をするような苦渋に満ちた響きで。
「…愛している」
と。

莫迦な男。
「優し」過ぎるがゆえに、向けられた好意を邪険に出来ず、一度誓ったことを覆すことが出来ないのだろう。
約束を破ることが出来なくて、苦悩して。
人の心は移ろいゆくものなのに。お姉様も、美月も、誓いなんて信じるほうが悪いのに。
酷い男。嘘を吐かれるほうが残酷だって気付いていない、愚かな男。
…でも、それ故に私は。
…私は。
嘉月と繋がったまま、私は嘲笑った。
「…その台詞はお姉さまか美月に言って差し上げて?」
耳朶を唇で愛撫しながらそんな台詞を吹き込む。
「…君は、残酷だな…俺の事をこんなに深く受け容れている癖にそんな事を言う」
「ふふふっ…私よりも貴方のほうがずうっとひどい男よ…」
お姉さまと美月は未だ夢を見たまま、嘉月が何時か自分を迎えにくるのを信じて疑わない。二人が切望する男は、私のような醜い女相手に愛しているなどと妄言を吐き、その欲望の丈を注ぎ込んでいるというのに。
可笑しくて溜まらない。
胎の底から嗤いが込上げてきて、私はますます良い気分になった。
呼応するように身体が高ぶり、嘉月の性器を締め付けながらまた腰を振った。
「…ッ」
耐えるように眉を寄せた嘉月の首筋に唇を寄せて、淫らな懇願をする。
「ねぇ、もっと…」
私は。
「もっと、…狂いそうな位悦くして…あぁ…」
私は、疾うに狂っているのだろう。
550未緒Χ嘉月:05/01/07 02:28:38 ID:9mBVcmQM
請うた通りに、深く、怒張したものが更に深いところへとねじ込まれる。
「んぅ…んっ」
身体のなかの最奥を侵略される悦びに、ぐずぐずに溶けた粘膜が嘉月を味わうために浅ましい収斂を繰り返す。
熱は冷めることなく、嘉月が私の内から出てもなお、足りないと強請り、また貫かれる。

ふと目をやると、カーテンを開け放した窓から、美しい月が見えた。
蒼く色を変えた月は私の気に入りになるほど素晴らしかった。
私はとても良い気分のまま、
「ねぇ…そんなもの要らないわ」
嘉月が手にした新たな避妊具を奪い、下肢を更に割った。
嘉月に融かされた肉に自らの指を差し入れ左右に押し開く。愛液が漏れてシーツを濡らす様を見て嘉月の咽喉が鳴った。
「そのまま容れて…?未緒のここに熱いのいっぱい出して、かき混ぜて、ぐちゃぐちゃにして…?」
「…美緒…」
囁くように私の名を呼んで、嘉月が体重を掛けてくる。
「嘉月…、嘉月…っ、もっと、いつもみたいに可愛がって?…ぁ、はぁ…っ」
嘉月の髪に指を絡め、唾液を混ぜあう。
嘉月の指が私の傷を愛おしげに撫でる様は、薄く開けたドアの向こうにきっと見えるだろう。
551未緒Χ嘉月:05/01/07 02:29:27 ID:9mBVcmQM
…ねえ、美月?ちゃんとその瞳に焼き付けている?
貴方の「愛した」男が、貴方を裏切っている様を。


                                   がたん。

耐え切れなかったのだろう、顔面を蒼白にした美月が開け放たれたドアの向こうで崩れるように座り込んでいた。
体中ががたがたと震え、ただ、ただ睦みあう私たちを凝視して。
いや、私たちではない。
動きを止め、ドアを見やった嘉月を、美月は縋るような瞳で見つめていた。

…沈黙の時間はどれ程だったか。
私には心地の良いその時間を破ったのは嘉月の搾り出すような慙愧の声だった。

「すまない…美月…。
すまない…でも、俺は…っ」

嘉月の唇が次の言葉を紡いだ。それが私の待ち焦がれていた瞬間でもあった。
私は美月に、太陽のように美しく笑う少女に向かって微笑んだ。

―――――――――――それは美しいものが醜く歪む瞬間。
私にとっての、真実。

太陽を堕とした男は美月の消えた扉を見据えたまま顔を覆う。
私は笑んだままその身体を抱きしめた。
不様にあがくこの男は醜い。だがそれでこそ、私のこの醜悪な傷のように私はこの男のことが愛しいと思うのだ。

552名無しさん@ピンキー:05/01/07 02:30:33 ID:9mBVcmQM
お目汚し、失礼致しました。
553名無しさん@ピンキー:05/01/07 03:07:23 ID:9UtK+WME
うわあ!すごいドラマチックキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

起きてて良かった〜!ありがd!GJ!
まさしくネ申!
なんか、あり得そうだ…未緒の中身とか、愛憎とか。
窓から見える月、ドアの隙間…美しくてうっとり。
これから本編で出てくるドラマも別の意味で楽しみになってきたよ〜!

また思いついたら投下よろしくです!!
554名無しさん@ピンキー:05/01/07 03:26:00 ID:34wTN/6f
す、すごい!GJ!!
555名無しさん@ピンキー:05/01/07 09:17:13 ID:pcSoh/uQ
パロ(・∀・)イイ!!おもしろかった!
556名無しさん@ピンキー:05/01/07 09:29:19 ID:6oCpj1ma
sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!
話の筋に本気でドキドキしてしまった…。
超GJ!!
557名無しさん@ピンキー:05/01/07 12:44:40 ID:WgHJ8uo4
すごいっ!!
どきどきしますた。GJ!!
うれしー!こんなの読めるなんて幸せだ!!
558名無しさん@ピンキー:05/01/08 01:22:03 ID:00Fo3W4+
すごい〜〜〜!!
どきどきしながら読ませていただきました。
頭の中にその絵が浮かぶような描写ですね。
559名無しさん@ピンキー:05/01/08 02:39:52 ID:SWIkkkmh
何回も読みました。綺麗な文章、プライド高い未緒素敵!
妄想ダークムーン、嘉月視点でも読んでみたいです(´∀`)
560名無しさん@ピンキー:05/01/08 03:01:59 ID:wODZRMpG
素晴らしい!
私も嘉月視点読んでみたいです。
これって、初めての時、嘉月からなんですよね?
別に未緒が誘惑したわけでもないだろうし、やっぱり好きだったからなんだろうな、とか思うと、
どこら辺に魅かれたのか、未緒をどんな女の子として見たのかとか、すっごく気になります!
あと、この後どうなったのかな、とも。美月ちゃんとお姉さんの反応とか。
プライドの高い、愛を信じない未緒が自分の気持ちを認める時って、どんな感じなんでしょうね。
561名無しさん@ピンキー:05/01/09 05:30:23 ID:RPRdtSZD
スゴイスゴイスゴイ!
朝っぱらからいいもの見させてもらいました。乙!
562名無しさん@ピンキー:05/01/09 16:47:09 ID:Jo+lSBzZ
すてき。月明かりの下の映像が浮かんだ
ここに至るまでの物語もぜひ!
563名無しさん@ピンキー:05/01/12 00:20:20 ID:FHhtKBoK
竜二×司 久しぶりにキボン(*´Д`)'`ァ'`ァ
鬼畜モノとか調教モノとか。
564552:05/01/12 01:34:47 ID:w2qi4kP8
>553-562
自分には勿体無い感想をどうも有難うございました!!
コミックス派の人には明るくない内容な上、
捏造しすぎた感が否めなかったんで正直怒られるかなーとびくびくしておりました。
月篭りはなんというか…昼ドラ的なイメージがあるのであんな感じの文体になってしまいましたが、
お気に召して頂いたなら幸いです。
この話の嘉月はかなり人でなしなイメージなので、続きを書くとしたらかなり鬱展開になりそうです。
それでも読んでやるわよーな面白い嗜好の持ち主な方は、
このスレにいるネ申たちの作品に萌えながらまったりとお待ち下さい。
565名無しさん@ピンキー:05/01/12 02:12:16 ID:rjdvFK5h
552さん
いつまでも待っておりますとも〜!!
未緒と嘉月萌え(*´∀`).。.:*・゚

いっそ原作の嘉月もこういう風にならんかしら、とまで
思っちゃったよ…w
566名無しさん@ピンキー:05/01/15 01:02:51 ID:YJGnzavK
天使キョーコと悪魔蓮を書いた者です。
久しぶりに来たら、感想があって嬉しい限りです(^O^)
感想くださった方々ありがとうございます!!
また投稿する機会があったら、宜しくお願いしますね。

新作最高ですね!!
とっても美しい内容で、萌え萌えしながら読みました。
続編ぜひぜひ書いて下さい〜!!
楽しみにしてます(・∀・)
567名無しさん@ピンキー:05/01/20 20:58:56 ID:aFL41nQp
ほしゅ
568名無しさん@ピンキー:05/01/24 10:47:08 ID:SS9Nif4K
dat落ちしたかと思った
保守age
569名無しさん@ピンキー:05/01/27 00:59:21 ID:juWO9dVk
hosyu
570名無しさん@ピンキー:05/01/29 01:24:06 ID:lK3yHYLg
悪魔キョーコ×天使キョーコの夢を見た。
体はキョーコの身一つだから実際は自慰だけど、
天使がスイート、悪魔がビターっぽくてなかなか良かった。
のできぼんぬ。
571名無しさん@ピンキー:05/01/29 01:25:52 ID:lK3yHYLg
あ、これの天使悪魔はキョーコが操ってるあれのことです。
ピュアと怨霊だっけ?
572名無しさん@ピンキー:05/02/03 23:05:38 ID:eV+ituyY
そろそろ保守。
神、降臨されないでしょうか?
573蓮×キョ @:05/02/06 02:06:54 ID:I7NTJ+xS
友人の字書きさんにリクエストで書いてもらいました。蓮キョエロです。
一人で楽しんでいるのはもったいないと思って、頼み込んでなんとか掲載の
許可をもらいました。投下しま〜す。




約束の時間は午後9時だった。


ドラマの収録というものは実に水物で、大抵は予定通りに終了するということはない。相手役のNG、
監督の拘り、セットの組立ての遅れから果ては天気との待ち合わせまで、予定よりも長引くことが多
いのが現実だろう。だが極稀に、それらの全てが巧く噛み合って、予定よりも大幅に早く上がれるこ
ともあったりする。

「じゃあお疲れさん。明日は午前中オフだから、正午ちょうどに迎えに来るよ」

今日は撮影地の都合で移動にはタクシーを使った。よって帰宅もタクシーで、住所を告げたマンション
の前で停止したタクシーから降りようとした時、マネージャーの社にそう声をかけられて、蓮はゆっく
りと社を見返った。
574蓮×キョ A:05/02/06 02:07:46 ID:I7NTJ+xS
「解りました」

「…で、こっちに?それともあっち?」

謎掛けのような言葉は、タクシーの運転手を気遣ってのものだろう。蓮は1、2秒の間を空けて答えた。

「多分こっちのままだと思います」

予想していた通りの返事に社は肩を竦めると、ひら、と手を振って、車を降りるように蓮を促した。

「了解。あんまり無理はするんじゃないぞ」

一見、蓮を思いやってのように聞こえる言葉は実は単なる牽制で、それを充分理解している蓮は口許
に薄く笑みを刷くと、被っていたキャップを更に目深に被り直して、それを返事の代わりにした。
575蓮×キョ B:05/02/06 02:11:30 ID:I7NTJ+xS
何度も打ち込んだことのある暗証番号を押してエントランスを抜けると、ちょうど一階に止っていたエ
レベーターで、まっすぐ目的階に到着する。

下層階とは違って間取りに余裕のあるこの階は、その分戸数も少なくて、人口密度が極端に低い。誰に
見咎められることもなく一番奥のドアの前に到達すると、蓮はドアチャイムに手を伸ばした。

ドアの向こうで軽やかに鳴るチャイムの音は二回。

しばらく待ったが反応はない。もう一度押す。が、やはり無反応だ。
約束していた時間は午後9時。
だが珍しく早く終わった撮影のため、現在の時刻はまだ午後7時を回ったところだ。もしかして、夕方
には終わると言っていた彼女の仕事の方が、まだ終了せずにいるのかもしれない。
蓮はこの部屋の住人から貰っていたスペアキーを取り出すと、躊躇いもなくドアノブへと差し込んだ。
指先に光る銀色は、ちいさな音を立ててロックを解除する。
室内へ入って忘れずに鍵をかけると、靴を脱いで玄関を上がる。勝手知ったる恋人の家、だ。シューズ
ロッカーを開けて靴を所定の位置にしまおうとした時、奥の方で微かに水音が聞こえた。
どうやらこの部屋の住人は帰宅しているらしい。蓮は靴をしまいがてら、玄関のドアにチェーンもかけ
てしまうと、満足そうに微笑んだ。鍵ひとつが増えただけとは言え、これは気分の問題だった。
これでこの部屋は、明日の朝までふたりの世界にできあがり。
576蓮×キョ C:05/02/06 02:14:18 ID:I7NTJ+xS
玄関から真っ直ぐ伸びた廊下の突き当たりはリビングで、その手前にあるドアはランドリールーム
だ。そこの奥には更にもうひとつドアがあって、それはバスルームとなっている。先程の水音は
シャワーの水飛沫の音で、だから彼女はチャイムの音が聞こえなかったのだろう。まあ聞こえて
いても出て来れはしないだろうが。
蓮は迷いのない足取りでバスルームへ向かうと、予告も何もせずに、いきなり磨りガラスのその
ドアを開けた。

「きゃあっ!!」

ただでさえ音響のいいバスルームに、甲高い悲鳴が響き渡る。
勿論それは無理もないだろう。防音設備がしっかりしているから、隣の部屋に聞こえることはないだ
ろうが、蓮の耳を激しく打つには充分すぎる声だ。

「…ただいま」

「な、な、な、なんだ。敦賀さんですかっ。びっくりさせないでくださいよ!」

あたりまえだが相当に驚いたらしい恋人が、真っ赤な湯船につかったまま、バスルームの入り口に
立つ蓮を視線と言葉で非難する。
─────真っ赤?
577蓮×キョ D:05/02/06 02:17:38 ID:I7NTJ+xS
「…どうしたの、これ」

「あ、今日撮影で使った花なんです。スタッフの方にいただいたので持って帰って来たんですけど、一
度こういうお風呂に入ってみたかったから、思い切ってやってみたんです」

そう言ってお湯を掬い上げたキョーコの掌には、真っ赤な薔薇の花弁が数枚浮かんでいた。湯船を覆い
尽くす薔薇の花弁。これは相当の薔薇の数だろう。
今や押しも押されぬ人気女優の位置を確立したキョーコだが、その本来の性格は変わっていない。普段
あまり贅沢をしない彼女だが、貰い物の薔薇という気軽さから、憧れの薔薇風呂を堪能しているという
ことなのだろう。

「でも敦賀さん、早かったんですね。私、敦賀さんが来る前にお風呂に入っちゃおうと思って…」

「ああ、珍しく撮影が早めに終わってね。他の予定もないし、真っ直ぐ来たから」

「…あの、リビングに行っててもらえますか?私、すぐに上がりますから」

キョーコの言葉に蓮はにっこりと笑うと、被っていたキャップを手近な棚に放って、服を着たまま、バ
スルームへ踏み込む。そして何の躊躇いもなく、そのまま浴槽へと足を突っ込んだ。
578蓮×キョ E:05/02/06 02:19:46 ID:I7NTJ+xS
「きゃーっ!な、なにしてるんですか、敦賀さん!」

「なにって?一緒に風呂に入ろうと思って。見て解らない?」

「服着たままでですか!」

「悠長に脱いだりしてたら、逃げられるかもしれないしね?」

「ってゆーか、なんで一緒に入らないといけないんですか!!」

「キョーコも俺もドラマ撮影が続いて、最近ろくに会ってないんだよ?久しぶりに会った恋人と、片時も
離れたくないって言うのはちゃんとした理由じゃないかな」

違う。なんか違ぁう!!
そう叫びたいような顔をして、キョーコは口をパクパクとさせて蓮を見る。
ふたりで入ってもそう狭くは感じない大きめの浴槽に、蓮はキョーコと向かい合うような体勢を取った。
波打つ湯船。揺らぐ赤い花弁。
蓮が無理矢理入ってきたせいでお湯が溢れて、その拍子に零れた幾枚もの花びらが、タイルの上に散って
いた。
蓮が着ている黒のジャケット、インナーに着ている白のカッターシャツ、スリムのブラックジーンズは、
言うまでもなくずぶ濡れだ。

「……呆れちゃう」

「そう?」

心の底から、とキョーコは付け足して、深い溜息をついた。
579蓮×キョ F:05/02/06 02:23:23 ID:I7NTJ+xS
「今日のお夕飯はしゃぶしゃぶなんです」

「ふうん、それは楽しみだね」

「ビールもグラスもキンキンに冷えてます」

「さすがに気が利くね」

「…だからもう、上がりませんか」

10分後。
長い時間を薔薇風呂で楽しむために、低めの湯温にしていたとはいえ、さすがにこのままではのぼ
せてしまう。
湯船に散らせたたっぷりの花弁のおかげで、今は自分の姿が蓮の目から隠されているけれど、蓮に
先にここから上がってもらわなければ、キョーコだって上がれないのだ。いくらとっくの昔に蓮と
そういうおつきあいをしているとは言え、自分だけが素っ裸、という状態でなんの衒いもなく彼の
目の前に立つことができるほど、キョーコは恥知らずではなかった。

「そうだなぁ………どうしようか?」

「どうしようかじゃありません!私はもう上がりたいんです!敦賀さんの言うとおり、い、一緒に
お風呂に入ったんだからもういいでしょう!早く上がってください!!」

「解ってないなぁ、キョーコは。一緒にお風呂に入ったって言うのは」

蓮はにっこりと微笑んだまま、浴槽に軽く頬杖をつくようにしていた右腕を伸ばして、素早く
キョーコの左手首を掴むと。

「…こういうことを言うんだよ」

強引にその身体を抱き寄せて、耳許に甘く囁いた。
580蓮×キョ G:05/02/06 02:26:33 ID:I7NTJ+xS
蓮の左手がキョーコの細い顎を捉える。
僅かに力を込めた指先で唇を開かせると、蓮はそこに尖らせた舌先をするりと忍び込ませた。
粘膜を辿り、そのしっとりとした舌触りを楽しむと、歯列の向こうで怯えたように隠れているキョーコの
舌を、絡めるようにして掬い上げた。

「…ん、ん……っ」

頭を振って蓮の腕から逃げようとするその身体の動きを許さずに、右腕をキョーコの背中に回し、更に
抱き寄せる。くちづけたまま、キョーコの顔を殆ど真上に向くように上向かせると、蓮はもっと深くま
で、キョーコの口中を攻めた。

「ん…っ……ふ…っ」

逃げようともがいていたキョーコの動きがやがて収まり、蓮からのくちづけに酔うまま、鼻から甘い声
が抜ける。その反応にそっと笑うと、蓮はキョーコの顎から指を外して、なめらかな胸のふくらみに触れた。

「いや…っ!」

びく、と震えてキョーコが仰け反るように背を逸らしたため、ふたりの唇が離れる。透明な糸を引いて震える
小さな赤い舌を見送って、蓮はキョーコの左の乳房にくちづけた。その頂点の赤い尖りに舌を這わせて吸い上げる。

「あ、あ……っ」
581蓮×キョ H:05/02/06 02:30:12 ID:I7NTJ+xS
心臓が脈打つ音を、舌先で感じる。蓮の舌を押し返すように、つん、と立ち上がる実を甘く噛んで、舐めて、
しゃぶって。もう片方は指先で摘んで爪で引っ掻くように刺激する。

「あ、あん…っ、や…っ」

感じやすいキョーコの身体はびくびくと断続的に震えて、その動きに比例して湯船が激しく揺らめいた。赤い
花びらが踊る。薔薇の花弁に負けないほど艶やかなキョーコの胸の赤い実はひどく甘くて、蓮はそれを強く吸
い上げた。

「やあ…っ!」

唇を外してみると、更に赤みを増したその場所は堅く尖りきっていて、そこは微かな空気の動きにさえも感じ
て、痛いほどの快感をキョーコに齎すのだろうと蓮は思った。

「…キョーコ……」

湿度の高い、熱い吐息の混ざったような声で恋人を呼ぶ。
その背中を抱き寄せていた右手の指先で、背骨を数えるように下へと辿らせていって。
ひくり、と揺れた身体の奥深く。蓮の欲望を受け止めるその場所へと、一番長い指を沈み込ませた。

「あ、あ……っ」

その場所に指を沈めるのは、無理に花びらを散らせるような独特の触感がする。
しっとりと纏わりつく滑らかな粘膜。
熱くて狭いその内壁が、迎え入れた蓮の指をきゅ、と締め付ける。
指先までゆっくりと退いて、同じ速度で突き入れる。緩慢ともいえるその動きに、キョーコは仰け反る
ように震えた。
582蓮×キョ I:05/02/06 02:33:05 ID:I7NTJ+xS
「や、いや……っ」

退く時は吸い付くように、突き入れる時は巻き込むように蠕動するその場所は、蓮しかその感触を知らない。
キョーコですら知らないその場所に、中指をそれ以上はないほどに一番深くまで沈めると。
途端に蓮の指を離すまいと絡んできた内壁の締め付けを楽しみながら、親指と人差し指で、その前方の
襞の中に隠れている敏感な蕾を探し当てて、そっと摘んだ。

「ひゃう……っ!」

最初は弱く、次第に強く、指先で擦り合わせる。

「や、いや…っ、あぁん…っ」

強烈な刺激に、キョーコは思わず蓮の首にしがみついた。その反動で、蓮の逞しい胸元に、さっき
限界までに高められた胸の先端がぶつかる。

「あ…っ…」

身体のあちこちから溢れる快感に、キョーコはなす術もなくいやいやをするように、頭を振るしかなかった。

「気持ちいい…?」
583蓮×キョ J:05/02/06 02:36:26 ID:I7NTJ+xS
蓮が耳許に囁いた言葉と吐息にすら感じて。キョーコは自分から、蓮の指に擦りつけるように、腰を落とした。
相変わらず一定のリズムで出入りを繰り返す蓮の指が沈んだ場所から、お湯ではない別の滑りが零れ出してきて、
蓮は薬指を添えて指を2本に増やした。

「あん、あ、ぁ、あ…っ」

体積が増えた指にそこは敏感に反応して、甘く蠕動しながら増えた分のスペースを、蓮の指に提供した。

「キョーコの身体は素直だよね…」

俺にだけ、と蓮は甘く囁いて、そのまま揃えた指でキョーコを穿ち始めた。
早く、遅く、強く、弱く。リズムを変え、角度を変えて。

「あ、あん、あ、あ……っ」

蓮の奏でるリズムに言われたとおりに素直に反応して、キョーコの身体は上下に揺れる。お湯の浮力を
借りたその動きは滑らかで、そして淫らで。水面で踊っていた花弁がひとひら、キョーコの白い肌に
偶然貼りついた。なだらかな胸の谷間に。
吐息だけで蓮は笑って、再びキョーコの左胸の先端を、殆ど噛み付くような強さで吸った。

「あ、ああ……っ!」

攻めていた指を激しく、これ以上ないほどに深く突き入れると、たっぷりと溢れて蓮の指の動きを
助けていたキョーコは、これ以上ないほどまで奥深くに侵入を許して、強く蓮に絡みついた。

「ひゃぅ…っ!」
584蓮×キョ K:05/02/06 02:38:47 ID:I7NTJ+xS
背が撓み、一瞬の空白を置いてキョーコの身体がゆらりと後ろに倒れ掛かる。
指だけで上りつめたその身体の背中を左腕で支えると、蓮は脱力しきったキョーコを抱えて、浴槽
から立ち上がった。
タイルの上にキョーコを座らせると、揺らぐ上体を支えるように、キョーコは両腕をタイルについて
身体を支えた。繰り返す呼吸が未だ荒く熱を持っていて、瞳もたっぷりと快感に潤んでいる。
蓮は水を含んで重くなったジャケットを脱いで浴室の隅へと放り投げると、水の滴るカッターシャツ
はそのままに、ジーンズのボタンを外して、ファスナーを下ろした。
タイルに座り込んでいるキョーコを真正面にして浴槽の縁に腰掛けると、長い脚をゆったりと開く。

「…キョーコ……」

呼びかけに、キョーコはゆっくりと蓮を仰ぎ見た。
その細い顎を右手で掬うように持ち上げて、蓮は自分の方へと、優しく、けれど強引に引き寄せた。

「つ、…つる、が、さ…」

いやいやをするように、僅かに首を横に振ったキョーコを許さずに、今までさせたことのない行為を
甘くねだる。

「一度だけでいいから…俺のことを愛してくれないか……この唇で」

「だ…だめ……」

否定の言葉のために開いた唇に。
けれど蓮は容赦なく、自分の欲望を迎え入れさせた。
585蓮×キョ L:05/02/06 02:41:28 ID:I7NTJ+xS
熱くて狭い粘膜に、先端からゆっくりと覆われて。蓮は深く息をついた。
自分の脚の間に、白くて細い身体が一糸纏わずにいる。淫らに開いた赤い唇には、半ばまで昂ぶった
自分の欲望。彼女のちいさな口には収めきれずにいる。
今まで経験したことのない行為にキョーコは戸惑いを隠せずにいるが、嫌悪はないようだった。純粋に
どうしていいのか解らずに、蓮を上目遣いに見る。

「…手を」

蓮の言葉に、キョーコはおずおずと右手を差し出してくる。殆ど無理矢理の行為だというのに、自分の
言葉にはどこまでも素直な恋人に、蓮は微笑む。
キョーコの右手に自分の左手を重ねて、キョーコが口に含みきれないでいる蓮の欲望の根元に、指を絡めさせた。
びく、と引こうとするのを許さずに。

「舌…絡めて。括れのところ……」

蓮の言葉に、最初はどうすることもできずにいたキョーコだが、しかし少しの逡巡の後、僅かに舌を
動かした。仔猫がミルクを舐めるように密やかに。けれどそれは、だんだんと時間を追うごとに、
大胆な舌使いになっていく。

「…ん……ん…っ」
586蓮×キョ M:05/02/06 02:47:45 ID:I7NTJ+xS
鼻から甘く抜けるような吐息が零れてきて、蓮は良くできた生徒を褒めるように、キョーコの頭を撫でた。
そのままするりと指を滑らせて、頬へ。やがて『自分』を咥えて奉仕している唇へ。風のように触れて、指先で愛撫する。
口腔の奥、ぎりぎりまで迎えて、次には先端までを引き出して。最初は舌だけを動かしていただけのキョーコが、
次第にその頭までも前後させて蓮を喜ばせることに夢中になっていく。
キョーコが頑張れば頑張るだけ、蓮の欲望は徐々に形を変え、質量を増していくのだ。絡めた右手の指でも
楽器を奏でるかのように優しく愛撫して。
いつもは一歩的に施される愛撫で感じる身体が、自分が奉仕することでも感じることをキョーコは初めて知った。
タイルに横向きに投げ出した脚の間。身体の奥が熱い。覚えのある疼きが身体を支配する。
舌を絡めて。吸って。先端を甘噛みする。
一度口から全部を出すと、その裏筋を根元から先端までゆっくりと、舌先で辿る。

「キョーコ……」

囁かれる声が甘くて、優しくて。キョーコは夢中で蓮を愛し続けた。そしてまた、今度は自分から唇の中へ迎え入れて。
少し苦いような味を舌先に感じてキョーコは、きゅ、と先端を吸った。

「………っ」

頭上から落ちてきた深い吐息に、キョーコは嬉しくて更に奥まで蓮を迎え入れる。
蓮の欲望は既にかなりの質量を蓄えていて、キョーコの唇ではもう先端くらいしか含むことはできなかった。
それでも行為を続けようとするキョーコの顎を、再び蓮の右手が掴んだ。固定して、キョーコの
舌と歯の抵抗を楽しむように腰を前後させる。最初はゆっくりと、しだいに激しくなっていく
その動きに、キョーコは唇を開いたまま、そのすべてを受け入れていた。やがて蓮の動きが止んで、
ずるりと欲望が抜き出される。
どくり、と音が聞こえたような気がした。
白い粘液が溢れて、キョーコの頬を濡らす。
一度の放埓では硬度を失わない蓮の欲望が、次の居場所を求めて熱く張り詰めていた。
587蓮×キョ N:05/02/06 02:51:16 ID:I7NTJ+xS
「キョーコ…」

吐息だけで名前を呼んで、蓮は自分を愛してくれた唇を敬うように深くくちづけた。
いつも自分を受け入れてくれる場所とは違い、だがこの唇も、蓮にとっては天国のような心地好さだった。
熱く絡みつく舌も、いたずらを仕掛けてくる歯も。
力なく投げ出されたキョーコの脚の間に、再び右手の指を潜ませる。そこはもう既に甘く蕩けていて、
いつも以上に熱を帯びていて、その行為が決してキョーコを不快にさせなかったことを知った。いや、むしろ
酷く感じていることを。
何もかもの準備を終えているキョーコの身体をタイルに横たえて、蓮はその上に覆い被さった。蓮だけに許される
その場所に、欲望をぴたりと押し当てて。
キョーコの身体は、歓喜に震えて蓮を迎え入れた。

「あ……あっ……ああっ!」

「…キョーコ…」

身体の奥深くまで侵入して。蓮の全てを受け入れるキョーコの身体は、やっぱり蓮だけに与えられた天国のようだった。
しっとりと絡みつく。
いつもキョーコを抱く度思うけれど、本当に、もう二度と離れたくないと思ってしまう。
ひとつになったまま、このまま永遠に溶け合えたなら。
あまりにも心地好く蓮を酔わせるキョーコにくちづけて、蓮はふと社の言葉を思い出した。

─────あんまり無理はするなよ

あれは本当は、キョーコにあまり無理をさせるなということだ。
お互い多忙を極めていて、こうした時間をあまり持てずにいるから。だから、こうしてキョーコを抱く時には、
蓮はいつもかなりの無茶をしてしまう。
社は、翌日のキョーコの様子からそれを薄々感づいている。
588蓮×キョ O:05/02/06 02:54:12 ID:I7NTJ+xS
口許だけで笑って、蓮はゆったりと注挿を開始した。
キョーコは気づいているだろうか?
ここは寝室じゃない。前置きもなく蓮が始めたこの行為はいきなりだった。だから『なに』もしていない。
キョーコの身体を守る避妊の類を、一切。
だからもしかすると。
もしかすると、蓮の望む結果が得られるかもしれなかった。
まだ早いとキョーコが思っていたとしても、蓮は欲しい。キョーコを完全に手に入れることができる、その最終的なカードが。
迂闊だったと、自分たちの周囲を固める人間たちはそう言うだろうか。
だが、もしもそうなったら。
蓮にとっては願ったりなのだ。この心で、身体で、法律でもキョーコを縛って、決して離さない。
非力だった子供の頃のように、もう二度と傍を離れたりしない。

「あ…っ…あぁ…っつる、がさ……っ!」

キョーコの身体を揺さぶって。感じる場所を舌で指で愛撫して、蓮はその耳許に囁いた。

「キョーコ…」



傲慢だと君は怒るだろうか。
でも、もう手放せない。この果てのない快楽を。
あまりに愛しい、愛しすぎて壊してしまいそうなほどのこの恋を。



589蓮×キョでした。:05/02/06 03:00:23 ID:I7NTJ+xS
終了。

これを書いてくれた友人は実は普段はまったく別ジャンル(しかもやおい系)の創作を
しているのですが、ノーマルも書く人なので無理にお願いして書いてもらったのです。
本当に素敵な小説を書く人なので(これはエロですが)蓮キョも素敵に仕上がると思って…。
彼女はもう二度とエロ蓮は書かないと言っていますが、また地道にお願いして書いてもらおう
とか画策してます〜。
その時はまたこちらに。。。
590名無しさん@ピンキー:05/02/06 03:03:22 ID:9CouzpXT
リアルタイムで薔薇風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
この次も楽しみにしてます(*´д`)ハァハァ
591名無しさん@ピンキー:05/02/06 03:05:26 ID:00/N60pp
>>573
寝る前にとチェックして、リアルタイムで読んでしまいました。
よかったです〜。
是非次回もあるといいんですが。
592名無しさん@ピンキー:05/02/06 03:10:41 ID:IKCYZhLh
リアルタイムで読めたのって初めてだー!!嬉しー!!
次はまだかと焦らし焦らされてもう(*´д`)ハァハァですたw
友人様に感謝!&おねだりGJ!!
593名無しさん@ピンキー:05/02/06 16:58:18 ID:KwScQp5V
なるほど・・w あの巻頭カラーの薔薇風呂には
意味はあったのか・・・w
GJ!
594名無しさん@ピンキー:05/02/07 21:12:38 ID:URdp9lnA
↑の蓮キョを投下したものです〜。
わ〜vv 感想が来てますね〜!
こちらにいただいた感想はすべて作者本人に伝えます〜!てゆうか本人に見に来させます〜!!
彼女も蓮キョスキーの血が騒いでまた書いてくれることでしょう!!

>593さん
そうです!コレはあの薔薇風呂を題材に書いてもらったのでした。
表紙萌えw
595名無しさん@ピンキー:05/02/08 00:55:02 ID:6s1qfmW2
久々の作品投下はとても嬉しいですが、無理に書かせる、というのはどうかと思います。

個人的にはGJ!!なのですが。
596名無しさん@ピンキー:05/02/08 02:46:57 ID:jYI4Aes9
↑は普段創作しているジャンルが違うだけで、
本人も蓮キョ好きそうですからいいのでは?

それにSS自体は面白いんだし。
597名無しさん@ピンキー:05/02/08 16:07:18 ID:0VPmmj92
どっちでもいいじゃない。
とにかくネ申には感謝。よかったよ〜ん。
598名無しさん@ピンキー:05/02/13 21:13:04 ID:LEuuMdz4
保守
599名無しさん@ピンキー:05/02/17 17:31:03 ID:KeLvzOmP
9巻の表紙がバラ風呂と聞き、ココを真っ先に思い浮かべた自分って…
600名無しさん@ピンキー:05/02/17 18:13:28 ID:W0RE9nlK
600(σ´D`)σゲッツ!!
601名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:21:55 ID:zFvaPnF8
>>599
安心汁。漏れもだw
602名無しさん@ピンキー:05/02/18 21:29:44 ID:ZaRb9bIa
わざわざ9巻の表紙見ながら薔薇風呂読み直してしまったのは自分だけか?
一粒で二度美味しい感じに萌えw やはり視覚にくるものは強い。
薔薇風呂GJ!

603あへ:05/02/22 20:29:42 ID:PLf4zE1r
ぷきゅうー ぷきゅ ぷきゅ
聞き覚えのある独特の音が耳に入る。顔をあげると、そこにはニワトリの着ぐるみが立っていた。
ソレは蓮の顔を覗き込むと、何も言わずに彼の隣へ腰掛けた。ぷきゅ
何を言う事もなく、ただ足をぷらぷらさせているニワトリを横目で見る。蓮は、何も語らぬソレに
ポツリポツリと語り始めた。己の中の忌まわしい過去を。
鏡に向かって話しているような話し方は、誰かに聞いてもらう為ではなく自分が過去を振り返る為
だけのようだった。ニワトリは聞いているのか、いないのか時々目の前を通る蝿をじっと見つめているだけだったが、
蓮には無理に話を聞こうとする者よりずっと心地が良かった。
続く かも
604& ◆NXzSS3B7P6 :05/02/22 20:30:26 ID:PLf4zE1r
ぷきゅうー ぷきゅ ぷきゅ
聞き覚えのある独特の音が耳に入る。顔をあげると、そこにはニワトリの着ぐるみが立っていた。
ソレは蓮の顔を覗き込むと、何も言わずに彼の隣へ腰掛けた。ぷきゅ
何を言う事もなく、ただ足をぷらぷらさせているニワトリを横目で見る。蓮は、何も語らぬソレに
ポツリポツリと語り始めた。己の中の忌まわしい過去を。
鏡に向かって話しているような話し方は、誰かに聞いてもらう為ではなく自分が過去を振り返る為
だけのようだった。ニワトリは聞いているのか、いないのか時々目の前を通る蝿をじっと見つめているだけだったが、
蓮には無理に話を聞こうとする者よりずっと心地が良かった。
続く かも
605& ◆NXzSS3B7P6 :05/02/22 20:33:58 ID:PLf4zE1r
ぎゃ!寝ぼけて2回も入れちゃったー。・・・あひー。あへの続きその2

雨の音にかき消されてしまいそうな話し声は、いつの間にか聞えなくなった。

「・・・・・」

突然ぷきゅっと音がしたかと思うと、ソレは蓮の横を三歩進みくるっと回り、特有の音をたててにじり寄って来た。

「・・・・敦賀君。きみ泣くことあるの?」

大きな瞳で覗き込むソレは、いつものオバーリアクションがない為か別の人間が入っているようにさえ思えた。

「・・・いい大人がそう簡単に泣いてもね?」

大きな身体で、今にも崩れそうな男がここにいる。そう感じた瞬間、ニワトは両翼で蓮をポンと挟んだ。

「・・・・何?」
「泣いてもいいと思う、泣いたらすっきりする事もあるんだよ?」

ニワトリはーー最上京子は大きな男を見て素直にそう思ったのだ、自分もかつてそうだったから。
泣いて流してしまった事など幾らでもある。泣いて忘れる事だって出来る。
でも、それでも、ここに泣けない男がいる。
ーーーーーなんて不器用なんだろう
いつもは大きく見える敦賀蓮を今日は小さいと思った。
京子は、たまらなく悲しくなり蓮の小さな頭を包み込みぽんぽんと軽くたたいた。
時間がゆっくりと経過していく。永遠か、それとも刹那か、もう解らなかった。

「・・・・・ありがとう」
606& ◆NXzSS3B7P6 :05/02/22 20:38:14 ID:PLf4zE1r
その3 注意、ニワトリプレーじゃないです(笑)
どれ位経過したのだろうか、蓮はそっと顔をあげた。そこにはーー京子の白い腕の中には、強い光を持った敦賀蓮の姿があった。

「ありがとう」

礼を言って白い身体を離そうと手に力を入れた蓮は、ふと疑問に思った。この左手の柔らかな感触はなんだろうかと。はっきり解るとは言い難いが、かすかにアレ特有の柔らかさがある。
蓮は一瞬左手に目線を移し、もう一度ニワトリの顔を見た。

「・・・・君はもしかして、おんなの」
「ぼーーーーーーーーーー!!!!どこだーー」

大きな声がフロア全体に響き渡る。ニワトリは蓮から離れ、ぷきゅっと歩き出した。
「もが・・・」
「コケーーーーーーーーーーー!!!」

ニワトリは、くるっと振り返り、蓮の心臓部に自分の翼を置いた。

「君はもう、大丈夫だね?」

そう一言残すと、蓮の返事を待たずに、凄まじいスピードでソレは去っていった。

「最上さんどうかした?」

「へ?」

「顔赤いよ」

京子がその胸のうずきの正体を知ったのは、もう少し先のこと。

このまま蓮様一人プレーをみてしまう京子を書こうかな・・・とか。通過程度に見ていただけたら満足ですタイ
607月の光へ@339:05/02/22 22:46:01 ID:nvYc1lCO
すっごい楽しかった!GJ!!
読み終わってから、本誌の 顔赤らめてる蓮が頭に浮かんできた

頬染めて恥らう蓮――・・・
608名無しさん@ピンキー:05/02/22 23:51:49 ID:nvYc1lCO
ぃぃぃぃ嫌ぁぁぁぁぁぁ〜〜
クッキー食べ残してた・・・

名無しに戻りますね
609名無しさん@ピンキー:05/02/22 23:54:58 ID:OMeEfDG7
ニワトリ&蓮、良かった!ありがd!
松も触った例の感触…柔らかそうだ〜(*゚∀゚)=3ムッハー

ばれそうでばれないところに萌え。
ニワトリ=キョーコとばれるのはまだまだ先にしてほしいけど
中身が女の子ということはばれてほしいなあ。
610名無しさん@ピンキー:05/02/27 01:34:03 ID:2kFl11lU
触れてくる彼の唇が、手が。
火傷しそうなほどの熱を帯びていて、私は一瞬、その心地好さに抵抗を忘れてしまった。
抱きすくめてくる強い腕に後ろ髪を引かれて、無理矢理に顔を上向かせられる。
唇が掠めるほどの至近距離には、触れると切れそうなくらいに整った、鋭利な美貌。
暗く光った瞳が、震えるほどに恐ろしくて、私は右手で闇雲にドアを探った。
「───逃げられないよ?」
ドアロックをかけているからね、とどこか笑いを含んだ声で囁かれて、私は打たれたように身体を強張らせた。
「敦賀さん…」
そう彼の名前を呼ぶのがやっとで、やめてください、と続けたはずの言葉は声にならなかった。
彼の背後に見えるフロントガラスは闇に沈んでいて、ここがどこなのか、誰か助けを呼べるような場所なのかさえも分からない。
それでも無抵抗ではいられなくて、小さく暴れる私を楽しそうに見て、敦賀さんはシートの脇へと腕を伸ばした。
途端にシートが乱暴に倒される。
「きゃあっ!」
突然の振動に声を上げた私に覆い被さると、敦賀さんは噛みつくような激しさでくちづけてきた。
強く、きつく吸い上げて、荒々しく舌を差し込んでくる。
「…んっ……うっ…」
容赦のない舌の動きに息を奪われて、喉の奥で声が洩れる。
611名無しさん@ピンキー:05/02/27 01:34:51 ID:2kFl11lU
なんとか押しのけようとして、その両肩に置いていた私の手から徐々に力が抜けていくのを見計らったように、
敦賀さんは服の裾から手を侵入させてきた。
その指先が肌を辿って左胸へと辿り着く。
びくり、と身を竦ませた私を上体で押さえ込んで、敦賀さんは下着の上から、その頂点にゆるゆると円を書いた。
「ん…っ……!」
抵抗らしい抵抗もできない私にくちづけたまま少し笑うと、敦賀さんはその指先を肩紐の部分から忍び込ませて
きて、すでに固く凝り始めていた先端を、優しく摘んだ。
「………っ!」
深く舌を絡め取られたままの私の唇から、叫び声は少しも零れずに、すべてが敦賀さんに奪われていく。
同意の上ではないはずのこの行為に、私はけれど確かに快感を感じ始めていた。
身体の深い部分が濡れていく感じが堪らなくて。両手は意識しない間に敦賀さんの首を引き寄せていた。
絡め合うキスが角度を変えて更に深くなる。シートを倒した方の敦賀さんの手が、ゆっくりと膝から私の脚を撫で上げてきて、
スカートの中に潜り込んで来た。




…神が降臨してくれるまでの、とりあえずの小ネタでした。おそまつ。
612119:05/02/27 01:46:33 ID:keBJ5Jpn
ナーマーゴーローシーーー!!!(´Д⊂グスン
でもシチュエーションに禿萌えw
完全版求む!!
613名無しさん@ピンキー:05/02/27 01:47:23 ID:keBJ5Jpn
クッキー食べ残したorz
614名無しさん@ピンキー:05/02/27 12:37:24 ID:2XFKAhJD
>>610-611
GJ!
是非続きを(*´д`)ハァハァ
615名無しさん@ピンキー:05/03/07 02:16:53 ID:8920Wh0r
保守
616名無しさん@ピンキー:05/03/07 15:26:15 ID:ipLGCP+2
610です。
前回出来心であんなの書き殴っちゃいましたが
続編希望があるとは思ってもみませんでした。
>612さん >614さん
ありがとうございます。

ではちょっくら続きを書いてみようと思います。
しばしお待ちくだされ。
617名無しさん@ピンキー:05/03/07 19:00:19 ID:xcauCIsB
616タン
シエン!!(*´∀`).。.:*・゚ 楽しみ〜
618名無しさん@ピンキー:05/03/09 23:35:19 ID:A75mT4dD
616タンマターリお待ちしております。
619名無しさん@ピンキー:05/03/12 13:15:15 ID:Vmvcu0iz
(*´Д`)ハァハァしながら待ってます
620蓮キョ1:05/03/12 21:48:26 ID:aHkVugEk
神が光臨しないので、ちと書いてみた。
微エロともいえない程の全くエロくないです。
ピロートーク?なネタです。

まぁ保守も兼ねてということで。

蓮キョです。



「「はぁ…はぁ…」」
お互いに見つめ合いながら、荒いがそれでいて甘い息を交わす。
少し息が落ち着いたところで、蓮はキョーコの中から自身を抜き
出した。
そして、少し深めのキスをする。
「………んっ………」
蓮はキョーコの髪を優しく撫でながら、瞼に、頬に、鼻に、唇を
滑らすようなキスを落とす。
そして、「愛してる」と囁きながら強く抱きしめた。

キョーコにとって、この時間が一番幸せを感じる時。
激しく求められて、身体を繋げている時も確かに幸せなのだが、
幸せと思う前に思考はいつも飛んでしまうから、幸せを噛み締め
る余裕なんてない
のだ。
621蓮キョ2:05/03/12 21:49:09 ID:aHkVugEk
蓮とこのような行為をするのはもう何度目か忘れてしまう程なの
に、いつも蓮に翻弄されてしまうキョーコ。
いつかは蓮を翻弄してみたいと思うのだが、それは当分実現する
のは難しそうだ。

「何考えてるの?」
眉根を寄せて少し難しい顔をしているキョーコを訝しく思いなが
ら言う。
「ん〜?別に…ただ幸せだなぁって思ってただけですよ」
「とてもそんな顔に見えなかったけど?」

女心には疎いくせに、こういう僅かな行動は見逃さないのだから…

キョーコは蓮から教わった似非スマイルでニッコリと笑って誤魔化
そうとすると、本家の蓮に通用するわけもなく「どうしたのかな?」
と更に迫ってくる。
622蓮キョ3:05/03/12 21:50:10 ID:aHkVugEk
キョーコは蓮の首に腕を絡ませながらチュッと軽いキスをした。
普段滅多にキョーコからキスをすることなんてないのだが、行為の
後のこの時は、興奮が冷めていないせいなのか、結構キョーコから
キスが貰える。

蓮にとって、この時間が一番幸せを感じる時。
もちろん身体を繋げている時もこの上ない幸せなのだが、いつも自
分が求め過ぎて彼女に無理をさせてしまう、少なからずの罪悪感が
あったりする。
しかし、彼女からキスを貰うと愛されていると実感するのだ。

蓮がこれ以上ないとろけるような甘い笑顔を浮かべると、キョーコ
もつられるように微笑む。
「…ただ、ちょっと…」
「ん?」
「いつも敦賀さんのされるがままになってるのが、ちょっと癪だ
なって思っただけ」
そう言って、キョーコはもう一度蓮に口付ける。先ほどの触れる
ようなキスではなく、恋人同士が交わす熱の籠もったキスを。
蓮もそのキスを受けて、自分の舌に絡みついてるキョーコの舌を
引っ張って吸い上げた。
「………んんっ………はぁ………」
甘い吐息に煽られて、蓮の身体がまた熱くなってくる。
623蓮キョ4:05/03/12 21:51:25 ID:aHkVugEk
「キョーコ」
耳元で、吐息をかけながら甘く熱の籠もった声で呼ばれる。それだ
けでキョーの身体も熱くなる。
「もう1回しよっか」
「…………」
真っ赤になったキョーコは「いい」とも「だめ」とも言えずにいた
が、蓮はキョーコの返事を待たずに身体に手を這わしていく。
蓮の手に煽られながら、熱に浮かされるようにキョーコの口から出
た言葉は

「……好き……」

その言葉を聞いて、蓮の行為は激しくなり、二人は共に更に熱を灯
ていった。
今、この時間が、二人の全て――――――



終わりです。
生々しいのは神に任せます。

では
624名無しさん@ピンキー:05/03/12 22:37:35 ID:eAyOMh3x
あなたも十分神です。えがったよ。
625蓮キョ@車にて 1:05/03/13 01:31:31 ID:zhqJmBSE
616です。

>610-611 続きができました。
出来はイマイチどころかイマサンですがとりあえず。



閉じた脚を割るように、指先が内腿を上がってくる。
その熱に、流されかけていた身体がびくりと竦んだ。押さえ込んでくる敦賀さんの身体の
下から、なんとか逃げようともがく私を嘲笑うように、その手はあっさりと目的地へと辿り
着いた。薄い布を掻き分けて、一本の指がじりじりと私の身体の中に押し入って来る。

「…んぅっ…!」

ゆっくりと、やがて根本まで静められたその指が、私の身体の深みでいやらしく蠢く。
初めは小さかったその動きは徐々に大胆になっていって、濡れた音を立て始めた。
ぴったりと閉じ合わせていたはずの膝はいつのまにか緩み、指が二本に増やされる。
細かく抜き差しを繰り返しながら時折その場所を押し広げるような動きに、私の腰は
勝手に揺らめき始めていた。

───ああ…どうしよう。ひどく気持ちがいい。最初は殆ど無理矢理だったはずなのに、
敦賀さんの指使いはひどく的確で、強引なのにどこか優しくて、甘い快感を引き摺り出していく。
626蓮キョ@車にて 2:05/03/13 01:33:31 ID:zhqJmBSE
私の左胸を狭い隙間から弄り続けていた彼の右手が不意にそこから抜け出すと、いつの
間にかすっかりたくし上げられていた服の裾と一緒に、バストを覆っていた小さな布地を
乱暴に押し上げてきた。そのワイヤーが胸の先端を引っ掻けるように擦れていって、予想も
していなかった刺激に、私は思わず仰け反った。

「ひ…ぁ…ッ!」

そのはずみで長く濃厚だったくちづけが解かれる。長すぎた唇での交わりに私の舌はジンジンと
脈打っていて、それと同じ疼きが、敦賀さんの指が沈められたままの場所でも渦巻いていた。
その指をぐい、と突き上げられて、その強い刺激に私の身体は思わず上に逃げようとした。何か
縋るものを探して振り上げた手の甲がコツンとドアガラスにぶつかって、ここが狭い車の中だった
ことを思い出す。

「あ………」

「───逃げられないと言っただろう」

相変わらず暗く光る瞳に明らかな欲望を浮かび上がらせて、敦賀さんが私を見下ろしている。
擦れた声を紡ぐその唇が、長く交わしたくちづけを象徴するかのように紅く濡れていて、私は
居たたまれないような気分で視線を伏せた。
627蓮キョ@車にて 3:05/03/13 01:35:33 ID:zhqJmBSE
そうして私の眼に映ったのは、中途半端に脱がされた自分の姿だった。首下に蟠ったまま
の服に、顕わにされた胸元。捲れたスカート。慌てて元に戻そうと服に手をかけた時、それを
阻止するように敦賀さんの右手が伸びてきた。

「ぃやぁ…っ」

熱い指先がまた私の左胸を弄び始める。先刻の不自由な愛撫とは違う指先のひらめき。
敏感に尖った先端を強く抓まれて、その刺激に窮屈なインナーから解放された膨らみが
ふるりと揺れた。同時に私の身体を割る指も、再び抜き差しを開始していやらしく濡れた
音を立てる。
ぴちゃぴちゃとした粘度の高いような水音は、鼓膜から私を犯していくようで、その音を振り払う
ために私は狂ったように頭を振った。

「いや…あ…っ!敦賀、さん…やめて…っ…やっぱり……だめ…っ!」

さっきまで丹念な愛撫を受けていた左胸はすぐに敦賀さんの熱に馴染んで、固くその指を押し
返すように尖り切っている。最初は指先で凝りだけを、そして次第に手のひら全体で私の左胸を
揉むように愛撫し始めた敦賀さんは、やがてその顔をゆっくりと私の胸元に埋めると、それまで
なんの愛撫も施されていなかった右の胸の頂点を、唇にそっと含んだ。

「あぁあ…っ!」
628蓮キョ@車にて 4:05/03/13 01:38:35 ID:zhqJmBSE
ざらりとした舌に、舐め上げられる。まるで飴玉のように転がされて、甘噛みされて、そこ
から湧き出る快感に私の口からは濡れた声が高く上がって、狭い車内にその声はひと際
いやらしく響いた。
押さえようと思っても押さえられずに、敦賀さんによって高められる身体の反応に比例する
ように、私の声は高く、長くなっていく。

「あ、ぁあっ…やっ……ダメ、敦賀、さん…っ!だめ…ぇ…っ!」

唇と指で、胸を─── 一番感じる『下』を攻められて、私は淫らに感じ続けた。身体を、五感の
すべてを敦賀さんに支配されながらも、ほんの僅かに残った理性が私の心にブレーキをかけて
いた。私たちは恋人同士でもなんでもない。なのに………。

───こんなのやっぱりダメ。

そう否定しながらも、確かに身体は気持ちが良くて、私をとろとろに蕩けさせていく。頭のどこかで
これはイケナイことだと解っていて、私の口からは素直に感じる声と、敦賀さんを止めようとする
声が入り混じって零れ出していた。

「だめって、なにが?」

不意に顔を引き上げてきた敦賀さんが、私の耳許で低く囁いた。一度身体を離して、いきなり
すべての愛撫から私を解放する。
629蓮キョ@車にて 5:05/03/13 01:40:50 ID:zhqJmBSE
「だめじゃないだろう?…だって濡れてきてるよ……すごく」

「やぁ……っ」

腰を片手で持ち上げられて、もう片方の手が強引にショーツを引き摺り下ろした。繰り返された
指での愛撫に、いつのまにかぐっしょりと濡れた布から簡単に片足が抜かれて、小さく丸まった
それは、右膝に絡んで止まった。

「ほら………」

楽しそうに声に笑いを含ませた彼は、私の両膝に手をかけて、ゆったりとそれを押し開く。

「い…いや……っ」

「嘘ばかりつくね、きみは…」

割られた脚の間に頭を伏せると、敦賀さんは指で充分に開いたその場所に、ゆっくりと舌を忍び
込ませてきた。

「ひゃぁう…っ!」

固く尖った舌が、襞に隠れた突起から中央の窪みまでをねっとりと舐めまわす。
ぴちゃぴちゃと、そこから洩れてくるささやかな水音が、けれど私の耳にはひどく大きく響いた。
630蓮キョ@車にて 6:05/03/13 01:42:35 ID:zhqJmBSE
「あ…あぁ……ん…っ」

羞恥と快感に視界が真っ白に染まって、何も解らなくなる。
ただ気持ちが良くて───こんなに身体の芯から感じるのは初めてで、これが騙し討ち
みたいに始められた行為であることも、私の同意もなく開かされた身体も、もうどうでも
よかった。この快感を極めることだけしか、今は考えられなかった。
ひとしきりそこを舐められて、もともと濡れていた場所をこれ以上ないくらいに潤される。
身体の奥を行き来するざらついた舌に乱されて、私の両手は敦賀さんの髪に縋りついた。
もっと確かな刺激が欲しくて、更に引き寄せる。

「敦賀さん……もっと…あぁ、あ…っ!」

思わずそう叫んだ時、敦賀さんはその髪に絡んだ私の指を振りほどくようにして、上体を起こした。
いきなり中断した愛撫に、身体が冷やりと震える。

「………っ」

こんなのってない。上り詰める途中で放り出されるなんて、拷問と一緒だ。快感を求めて揺らめき
そうになる腰を、淫らに欲しがる言葉を叫び出しそうになる口を、最後の理性で抑えて、私は視線
だけで敦賀さんに甘く縋った。
631蓮キョ@車にて 7:05/03/13 01:44:32 ID:zhqJmBSE
彼はその濡れた口許を手の甲で拭うと、端正な口許で涼しげに笑う。

「もっと?」

その言葉にただ素直に頷くしかなかった私に、敦賀さんは行為を再開してくれるどころか、
私から更に離れて、すっかりその身体を運転席へと戻してしまった。呆然とするだけの私を
余所にその座席下にあるレバーを引くと、座席ごと後ろに下がって運転席の空間を最大限
に広げる。

「残念ながらここじゃ狭すぎて、俺が、っていうのはちょっと無理があるからね…」

言いながらその指が、長い脚を包む革のボトムのファスナーを、ゆっくりと下ろしていく。
微かな金属音を立てて現れた『彼』は、もう充分すぎるほどに力を蓄えていた。敦賀さんは
上着のポケットから銀色の小さな包みを取り出すと、それを口の端で咥えて開封して、その
中身の薄いゴムをするすると馴れた手つきで彼自身に装着した。

「…おいで」

手を取られて、運転席に座る敦賀さんの身体の上に、跨らされる。強く腰を引かれて抵抗する
間もなく、私の身体は敦賀さんの楔の上に引き摺り下ろされた。
632蓮キョ@車にて 8:05/03/13 01:47:27 ID:zhqJmBSE
私の身体を裂いて進んでくる強い熱の塊り。どくどくと脈打つその灼熱に、正常位よりも
ずっと深く、奥の奥までを極められて暴かれる。

「あ……あぁっ…!」

初めて経験するこの強引な体勢は、けれど充分に濡らされていたおかげで、少しの苦痛も
なく私と敦賀さんの身体を繋いだ。
ふわりと落ちたスカートに隠されたその場所は熱く燃えるようで、軽く腰を揺すり上げられた
私は、仰け反るようにして強い快感に悦びの声を上げた。

「あぁ…あ、あ…っ!」

小さくリズミカルに刻まれる振動が、段々と大きなうねりに変わって、下から私を突き上げて
くる。その敦賀さんの動きに従うように、私も知らず知らずのうちに、腰を不器用に蠢かし始め
ていた。
最初、恐る恐るだったそれは徐々に激しくなっていって、沸き起こる快感に我を失うのはすぐだった。

「あ、あぁ、ん、あっ、は、あぁ…っ」

633蓮キョ@車にて 9:05/03/13 01:49:38 ID:zhqJmBSE
いつもは見上げるだけの敦賀さんの顔をこうして見下ろすのが珍しくて、私は自分から彼に
くちづけた。再び絡み合う舌と、繋がる下肢から響く濡れた音に、車内の空気が湿度を増して
行く。私たちの激しい動きにギシギシとシートが軋んで、車体が揺れているのが解った。
微かなタイヤの浮き沈みが微妙な振動となって、今まで感じたこともなかった深みを更に
強く穿ってくる。

「はぁ…んっ…あ、あぁっ…あぁん…っ!」

もう私は深い快感に喘ぐことしかできなくて、この身体のすべては敦賀さんの思いのまま
だった。敦賀さんの上に乗り上がった時、空気を含んで落ちた服の裾を再びインナーごと
引き上げられて、今度は万歳をする要領で腕から抜かれる。そのまま私の両腕を掴んで、
敦賀さんは低く笑うと、下から腰を更に激しく突き上げてきた。

「あああぁ……っ!」

その痛みに似た快感に、私は彼に胸を突き出すようにして仰け反ってしまう。
その格好を逃さずに、敦賀さんは両手で持ち上げるようにして私の胸の膨らみを寄せると、
紅く凝ったその頂点を交互にその舌で舐って、そして軽く噛んだ。

「あぁ…んっ!」

その刺激に応えるように、敦賀さんを包む壁内が、きゅっと強く収縮する。
634蓮キョ@車にて 10:05/03/13 01:51:21 ID:zhqJmBSE
絞り込むその動きに低く呻いた敦賀さんは、ひとつ呼吸を置いて、またゆっくりと下から私を
突き上げてきた。
両手は相変わらず私の胸を揉みしだいて、時折気紛れのように紅い部分を舌で舐る。
敦賀さんとこんなことをするのは勿論初めてなのに、どうしてなのか彼は、私の身体のすべてを
把握しているかのように、私をこの上なく感じさせた。
キスも、指も、彼自身も。その施される愛撫のすべてに、どうしようもなく感じてしまう。
快感に気が狂いそうだった。

「あ、あぁ…っ、あん、あ……っ!」

何度となく突き上げられて、奥の奥まで極められて、敏感な中を擦り上げられる。そうしてこれ以上ない
限界まで彼自身を深く突き立てられた私は、与えられた快感のままにその楔を強く締め付けた。
どくり、と一瞬強く脈打ったその楔は限界まで膨れ上がり、次の瞬間熱く爆ぜて、私の中でその欲望を
濃厚に吐き出した。その頂点の余韻が、私の体内で甘い振動となって長く震え続ける。

「は…ぁ……っ」
635蓮キョ@車にて 11:05/03/13 01:53:30 ID:zhqJmBSE
どちらのものか解らない溜息が車内に響いて、私は敦賀さんの身体にぐったりと凭れ
かかった。そのままお互いに、深く充たされた身体をゆったりと抱きしめ合う。
やがて息が整って、私の中から敦賀さんが出て行く切ない感触に、私は微かに眉を
顰めて声を上げるのを耐えた。

「想像以上だったな…」

そう呟いて、敦賀さんは甘くくちづけてきた。官能を呼び起こすようなキスではなく、
穏やかな、慈しむような触れ方だった。

「…私も……」

目眩がするような快感だった。
いきなりで、最初は無理矢理だったはずだ。それでも、私もこんなに感じてしまった以上は
何も言い訳はできない。
ふと敦賀さんを見ると、彼の服装は殆ど乱れていなかった。身につけているのはスカートだけの
私とは違い、彼はそのファスナーを下ろしただけで私と繋がったのだから当り前だ。
快感の余韻が退いて少し冷静になると、途端に自分の格好が恥ずかしくなる。
636蓮キョ@車にて 12:05/03/13 01:55:40 ID:zhqJmBSE
私は慌てて胸元を隠しながら彼から離れ、強引に脱がされた服を視線で探した。インナーと
一緒に剥がされたそれは助手席へと放られていて、小さく丸まっている。急いで場所を移動
して、服を着るために敦賀さんに背を向けた───その時。
身体の両脇からするりと手が忍び込んできて、私の胸を大きな手のひらがゆったりと覆った。
大したサイズでもない私の胸は、すっぽりとその手に収まって、ゆるやかに揉まれる。終わった
ばかりの行為の名残で、固く尖ったままの先端を指先できゅっと挟まれて、私の身体は甘く震えた。

「つ…敦賀さん!」

「そんなに急いで着ることないのに」

低くそう囁いて、彼は背中から私を抱きしめた。

「………またこうして会ってくれる?キョーコちゃん」

深く蕩けるような声で今夜初めて名前を呼ばれて、私は一瞬息が止まった。
卑怯だと思う。よりにもよって終わった後に、そんな声で、そんな響きで呼ぶなんて。
この人は自分の魅力を熟知している。声さえもとんでもない武器に変えて、こうやって名前ひとつで
簡単に女を騙す。私はちゃんと知っていたのに───最初は抵抗していたはずなのに。

こんな癖になりそうな男、絶対に願い下げだったのに。
637蓮キョ@車にて 13:05/03/13 01:57:15 ID:zhqJmBSE
「キョーコちゃん?」
唆すような響きで名前を呼んでくる確信犯を振り仰いで、私は彼の唇に舌先からそっと
くちづけた。
別にもう、なんでもいい。どうせ癖になるのなら、とことん気持ち良くさせて。うんと良くして。
何もかも、全部がどうでもよくなるくらい。すべて忘れてしまえるくらいに。少しくらい乱暴でもいいから。

───だから最高に気持ち良くして。

敦賀さんの唇を舌で探って甘く噛んで、思うまま存分に味わうと、私は彼を解放した。
至近距離で、熱っぽい吐息と視線が絡む。

「…まいったな。癖になりそうだ」

図らずも彼が囁いた言葉に、私は口許だけで微笑んでみせた。
そう。どうせ嵌まるなら、とことん深みまで。
私ばかり夢中にさせないで。───あなたも癖になるくらい、私で気持ち良くなって。
638蓮キョ@車にて :05/03/13 01:59:52 ID:zhqJmBSE
ちょっと中途半端ですがここで終わりです。力尽きました…

これをきっかけにセ○レっぽくなる蓮キョを目指したはずが
力不足で全然それっぽくならなかった…申し訳ない。
せっかくの車シチュも使いこなせなくてスイマセン。

出直してきます…
639名無しさん@ピンキー:05/03/13 02:02:56 ID:ltDCogc6
>>616
リアルタイムで拝見、最後の蓮台詞に萌えました。後日談激しくきぼん。
640名無しさん@ピンキー:05/03/13 02:45:07 ID:G7kkVd9T
>>638
超GJ!!
わかりやすい文章で、場面が想像しやすかった。
ゴチソウサマです。
641名無しさん@ピンキー:05/03/13 04:40:21 ID:pG/waexs
文章書くの初めてなんでへたくそなんですが、投下してみます。
お目汚しすみません・・・。
642蓮キョプラス尚:05/03/13 04:42:47 ID:pG/waexs
…ふ〜ん。
いるのね、敦賀さん、「気になる人」。

つい先ほど坊の姿で蓮の悩みを聞き、その足でDark Moonの撮影に合流したキョーコだが、ふと気づくとその事ばかり考えている。

別に、いるでしょうよそのくらい。恋人の一人や二人や三人いたってちっとも驚かないわ。
…なのに、どうしてこうも気になるのか…
そうよ、恋をしたことがないなんて、衝撃発言をするから…だから、初めて敦賀さんが恋をするかもしれない女性が、こんなにも気になるのよ。
良かった、今日の撮影は、メインな撮りが全然なくって…。

役に集中しきれない自分を叱咤しながらなんとかその日の撮影を終え、楽屋に戻ってメイクを落としてもらい、メイクさんが部屋から出て行った途端、キョーコはぐったりと椅子にもたれかかった。
今日は最悪だった!未緒になりきれなかった…監督は気づいてなくて、撮影の流れを止めずに済んで助かったけど、本当は私自身が一番許せない!
「んもおおおお〜!!!」
その叫びに重なるように、コンッとドアをノックする音がした。
「は、はいっ!ちょっと待ってください!」
首元に巻いたタオルを取ってから、慌ててドアを開けた。

「……どうしてあんたがここに来るわけ――――!!!!!!」

そこには、キャップを目深にかぶってキョーコを見下ろす尚の姿があった。

「俺が来たかったから来たんだよ。おまえの了承なんか関係あるか」
「あ、あんたねえええ!!!」
叫ぶキョーコの口に手をあてて蓋をし、回りを見回しながら強引に部屋の中に押し入る。
「この俺様がおまえなんぞの楽屋に来た事がバレたら困るだろーが」
「じゃあ来なきゃいいじゃないのよ。ていうかなんで来るのよ!」
「答えを聞きにな」
帽子を脱ぎテーブルの上に放ると、尚はキョーコの目を睨むように見据えた。
次の瞬間、尚の腕がキョーコの片腕をつかみ、ぐいと引っ張られた。
「な!?」
「おまえは、敦賀蓮なんか嫌いなんじゃなかったのかよ」
643蓮キョプラス尚:05/03/13 04:46:12 ID:pG/waexs
尚の顔が至近距離に近づいてうろたえているキョーコをもっと引き寄せ、まっすぐその瞳をのぞきこんで聞く。
「…答えろよ」
キョーコは振り払おうとするが、尚は腕を強くつかんで離さない。
「…髪、また黒くしてんだな…おまえは、その地味な色が、らしーんだよ」
掴まれた腕が、じりじりと痛みを訴える。
「…答えろってんだよ」


「バレて困るなら、ちゃんとドアを閉めて話したらどうかな」


突然冷ややかな声が割って入り、キョーコと尚は同時にドアの方を振り向いた。
「敦賀、蓮――――」
「敦賀さん!?」
口元だけ淡く微笑みながら、しかし全身から冷たい炎がたちのぼっているかのような。
「最上さんに話があって寄ったんだけどね。お取り込み中とは思ったけど、ドアが開いてるんじゃこのままほっといたら不親切だろう」
「あ、あの、敦賀さん、私…」
「向こうで、君のマネージャーとスタッフが君を探し回ってるしね。行ってあげた方がいいんじゃないかな―――というより」
蓮は静かに二人の横まで歩み寄り、キョーコの腕を掴んでいる尚の腕を、すごい力で掴み上げた。
「帰れ」
その迫力に一瞬怯んだ尚だったが、すぐに蓮の手を振り払い、キョーコに目を向けた。
「おまえは、俺のもんだ」
「なにを…!!」
キョーコがかっとしたように怒鳴るが、尚はどこ吹く風でドアをくぐり、一度振り返って付け加えた。
「おまえなんざ相手にしないさ、そこの『抱かれたい男No1』とやらが」
「別に私は!」
その言葉が届いたか届かないかのタイミングでドアがバンと閉められ、蓮とキョーコが楽屋に残された。
き、気まずい沈黙…こ、怖いよ…また、敦賀さんサタンになってるんだものー!!
キョーコが身を縮めていると、蓮の声が頭上から降ってきた。
「お邪魔だったかな」
644蓮キョプラス尚:05/03/13 04:48:10 ID:pG/waexs
聞き捨てならないそのセリフにキョーコは勢いよく顔をあげ、蓮と向かい合う。
「そんなわけないの、わかってるでしょう!?助かりました。ありがとうございます」
ペコリと音がしそうなくらい大きくお辞儀をし、もう一度蓮を見上げる。
…そういえば、敦賀さんもなにか私に話があったのよね。何かしら…
「君は、肝心なところで無防備なんだな…カギは相手を確認してから開けるものだろう」
「自分で思い返して死にたくなるくらいです。あんなやつを中に入れてしまうなんて!」
「俺は、今日君に会って確認したい事があったんだけど…」
憤慨しているキョーコに突然話を変えた蓮が近づいてきて、先ほど尚が掴んでいた腕を掴んだ。
「正直まだよくわからない。でも、頭で考えてもしょうがないのかもしれない―――俺は今すごく不快で―――」
「…?」
キョーコには蓮が何を言いたいのかわからなかった。けれども、蓮が触れている自分の腕が、とても熱く感じる。なんだか、鼓動も早くなってきているように思う。

「君は…俺が嫌いか」
あまりに唐突なその質問に、キョーコは何を言われているのか把握するのにかなりの時間を要した。
「ショータローの言ってたことですか!?ていうかあれはですね…あのう…ええと…」
事実昔はそうだったのだが。
「…そんなことありません。尊敬してます。役者としても…人間としても」
そう言って蓮の目を見上げた瞬間、蓮の唇がキョーコの唇にそっと触れた。
「…!」
「なんだか、止められないんだ…嫌なら、突き飛ばしてかまわない。尊敬していると言ってくれた君に申し訳ないけれど、俺は未熟な男だよ」
「そんな…んっ…!」
深くくちづけられ、キョーコは言葉を止めた。息が乱れる。蓮の唇は冷たくて、でもその息は驚くくらいに熱かった。
長い深いキスに眩暈のような感覚がおこってきて、足の力が抜けていく。よろけるキョーコの腰を抱いて、蓮はそっと唇を離した。
「…逃げたほうがいい。俺は本気だよ」
「―――――」
キョーコの視線は右へ左へとさ迷っていたが、そのうち下を向き、蓮の胸におでこを寄せた。

私は―――――
645蓮キョプラス尚:05/03/13 04:49:42 ID:pG/waexs
どこかの誰か、敦賀さんが初めて愛するかもしれない人…
その人があんなに気になったのは、私もこの人に恋し始めていたから…?

ガチャッ

はっと顔をあげると、蓮がカギをかけていた。
そのままキョーコのもとへ足を運び、キョーコをひょいっと腕の中に抱えあげると、部屋の奥、畳が敷いてあるスペースへキョーコを横たえた。
そして、そのキョーコの首の後に手を差し入れて持ち上げ、また深くくちづける。
瞼に、耳に、首に、優しくキスを繰り返されて、キョーコはたまらなくなって自分からも蓮にくちづけた。
「んっ…」
我を忘れて、ただひたすら舌を絡めあう。唾液が一筋あごを伝い、それをすくった蓮の指が太ももをなでた。
「あ…やっ…」
ビクッと反応するキョーコに「初めて?」と蓮が聞いた。
「…はい。すみません…」
「なぜ謝る?嬉しいよ…」
キョーコの髪の中に手を入れて頬にキスをすると、キョーコをうつ伏せにさせシャツを捲り上げて背中に舌を這わせていく。
「ああんっ…ふっ…ああ…っ」
身をよじってしまう。肌が上気して汗ばんでいくのがわかる。
…ああ、どうしよう、どんどんわけがわかんなくなってきて、快感を追うだけの動物になっていくみたい…
「声、出してもいいんだよ、押さえてあげるから…」
「んんっ…やああ…っ」
背中から腰まで舌を這わせながらブラの間から指を入れ、小ぶりでむっちりと張った乳房をゆっくりと撫で回し、かたくとがった乳首を擦りあげていく。たまらずに声をあげるキョーコの口に、その長い指をあて、声を押さえる。
押さえられることで、快感と、背徳感がないまぜになってキョーコはさらに乱れていった。

646名無しさん@ピンキー:05/03/13 11:45:32 ID:9uZlVyGr
一晩でネ申が沢山キタワァ・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!

>>645
ぜひ続きを(;´Д`)ハァハァ
647名無しさん@ピンキー:05/03/13 13:26:54 ID:wDrl7TWh
神が3人も降臨している!!
648蓮キョプラス尚 続きです:05/03/14 05:30:22 ID:cmOAHk0c
蓮の指は長く細く少しひんやりとしていて、その指がほてりはじめたキョーコの肌の上を優しくなぞるだけで、体の奥から快感が駆け上がってくる。
背中から下がってきたその指が下着の生地ごしに触れ、谷間をそっとなぞりあげる。
「んっ…!」
下着の間から指が侵入して、溢れているそこを確認するかのように何度も何度も行き来する。キョーコは羞恥で体をねじって逃げようとするが、腕を抑えつけられ動けなくなった。
「…ここまで来たら、もう逃がさないよ」
背後から蓮が覆い被さり耳元で囁く。その重低音と熱い息に、まるで愛撫されているかのようにゾクゾクッと感じてしまう。
下着をずり下げられ、自由になった蓮の愛液で濡れた指が、熱をもってふくらんだキョーコの中心を擦り始めた。声をあげて腰を浮かせると、尖りはじめたそこを少しづつ速く、強く刺激する。キョーコは足の指先まで硬直させてただ快感を追いかけた。
「あああ…っ…ど…しよ…きもちいいっ…」
「素直だね」
加速する動きに頭の中が真っ白になっていく。ここがどこだかも忘れそうになる。さっきまでは耳に届いていたドアの外から伝わるざわめきは消え、自分の荒い息だけがキョーコの耳に響いてくる。
「ふっ…ふああっ…んんん…っ!」
「かわいいよ」
その言葉に胸がぎゅうっとしめつけられると同時にキョーコは登りつめ、ビクンビクンと波打つような快感に溶けていった。
その余韻がさめやらないうちに蓮の腕が伸びてキョーコの体を仰向けにする。キョーコが虚ろになった瞳をむけると、そこに蓮の優しい目があった。なんだかその目にひどく愛を感じて、目の奥が熱くなってくる。
「私…」
「…なんで泣くんだ?」
キョーコの両頬を蓮の大きな手が包み、瞳をのぞきこんだ。キョーコはただかぶりを振って、蓮の首に腕をからめ自分からそっと唇をあわせた。

―――私
―――きっと始まってしまった。もう恋なんてまっぴらだったのに
―――この人が好き―――

深く深く何度も口付けを交わし合う。そのたび、心と体がひとつになっているキョーコはそれだけで溢れていく自分が止められずにいた。
濡れそぼったそこに熱く硬いモノがあてがわれ、キョーコは一瞬身を堅くした。
649蓮キョプラス尚:05/03/14 05:35:22 ID:cmOAHk0c
「少し、痛いかもしれないけど…力を抜いて、大丈夫だから」
こくんと頷くキョーコを確認して、蓮がキョーコの中に進入してくる。痛みが少しでも少なくなるように、静かに、少しづつ。
熱い蓮自身を体の全てで感じながらキョーコも必死でソレを受け入れた。
蓮の気遣いのおかげなのか、痛みはほとんど感じる事なく二人は一つになり、蓮はゆっくりと動き出した。
抜き差しを繰り返すその動きにさっきとはまた違う深い快感がキョーコを襲い、自然に腰が浮き上がり蓮をもっと奥まで受け入れようとする。
眉根を寄せた蓮の表情が、キョーコの体をどんどん熱くさせて、何も受け入れた事のないきつい膣内がさらにきゅきゅっと締まって蓮は低くうめきを洩らした。
早まる動きにキョーコの中もうねりを増して細かい収縮を繰り返す。
たまらなくなり、蓮の背に腕をまわしぎゅっとしがみつくと蓮の荒くなった息が敏感になった耳にかかり目がくらみそうになる。
「ああ…っ…もう…っダメ…っ!」
「キョーコちゃん…」
吐息のような囁きで名を呼ぶ。
「好きだ…」
キョーコは泣きたくなるような切なさと、打ちつけられる腰の快楽とに翻弄され支配されながらのぼりつめ、深く深く落ちていった。
650蓮キョプラス尚:05/03/14 05:36:59 ID:cmOAHk0c
「敦賀くん!」
「すみません…ご心配おかけしました」
Dark Moonの撮影所に三日ぶりに姿を現した蓮に、緒方監督が走り寄る。
「それで…どうかな…?」
「俺なりの嘉月を見つけて来たつもりです…今は嘉月を演じたくてしょうがないんです。見ていただけますか」
「もちろん!じゃあすぐにスタンバイして!」
「はい」
その声と同時にばたばたと動き出すスタッフや共演者達の中に、彼女の顔を見つけて蓮は微笑む。
顔を赤らめて背中を向けるキョーコに一人うつむいてくすくす笑い…顔をあげた時には彼はもう嘉月だった。


3,2,1・・・


651蓮キョプラス尚:05/03/14 05:43:15 ID:cmOAHk0c
以上です。駄文失礼しました。
初々しい感じのHが書きたかったので書いてみたのですが…やはりリクエストして誰かに書いてもらえばよかった…。
楽しんでくれる人がいらっしゃるなら幸いです。

急に書き込みが増えたのは、やっぱり休載の間のフラストレーションですかねw
早く19日こないかな。

652名無しさん@ピンキー:05/03/14 11:14:23 ID:bLCaUB0J
乙!自分の恋に気づくキョーコがよかったよ!
gj!!
653名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:06:31 ID:23UfAzfD
久々に賑わってウレシイ
車にてのキョーコは既に経験ありな設定なのかな?
654蓮キョ@車にて :05/03/15 22:07:25 ID:n0Ty4mrU
作者です。

はい。経験ありありです。
やっぱり解りづらかったですか… _| ̄|...○)))

未熟者で申し訳ない。
やっぱり出直してきます。 
655653:05/03/17 00:08:02 ID:KQT2nzgm
>>654
キョーコはお初の設定が多いから珍しいなって思っただけなんで。
萌えさせてもらいましたよ。特に蓮の「おいで」に禿萌え。
出直さずまた書いて下さいまし。
原作でも色ネタで「おいで」と言って欲しい
656名無しさん@ピンキー:05/03/18 03:14:05 ID:iOuMGnpw
新しい本誌見たら蓮の車にキョーコが!!
つい「蓮キョ@車にて」を繋げて妄想して禿萌えしてもーた(*´д`)ハァハァ
657すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:15:27 ID:pwldHQTm
おはよーございます。

微エロ(?かなあ)で、飛鷹×奏江いきます。
他の職人さんのつなぎでどうぞ。

このカップリングダメな方、エロエロじゃないと萌えない方、
気に入らない方、スルーでお願いします。
658すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:17:36 ID:pwldHQTm
「はーい!OK!!」

監督の声が上がり、ほうっと息をついた。

「お疲れさま飛鷹くん、よかったよ。何か最近少し大人っぽくなったんじゃないの?」

おかげで影のあるシーンがめちゃくちゃ決まるよ〜と、監督は御機嫌だ。
そうかな。大人っぽくなったきたのかな。
お世辞だってわかってるけど、何となく気分がいい。
そうとも、オレはもっともっと大人になりたいんだ。

次はシーン204。奏江とオレが心を通わせて一緒にブランコにのるシーン。
奏江。
この間の誤解のあと、オレは奏江から一時も離れたくない…そう思うようになった。
アイツはオレを一人前の演技者と認めてくれている。
けしてガキっぽいこの容姿で判断をせず、
オレを子ども扱いしたのも、オレの演技を認めていたからこその影響だと知った。

こんな女は初めてだ。
今までどんな女優とやった仕事だって、休憩時間にアメ玉あげようかと言われたり、
飛鷹君がかわいそうだから、このシーンは適当でいいわよ、みたいなことをいう女ばかり。

アイツらはオレにもプライドがあると言うことをまったくわからないんだ。

奏江は違う。

演技でここをこうしたいんだと言うオレの意見を聞き、賛成してくれるし、
そうで無い時は怒鳴りあいの議論になったりする。
659すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:18:51 ID:pwldHQTm
オレのじいちゃんやママやパパのことなんか関係ない。
他の大人はじいちゃんたちが怖くてオレの言うことに反対すらしなかったのに、奏江は違うんだ。
1人の俳優と俳優の関係。それ意外なにものでもなく、いい演技を作るために妥協もしない。

コレがどれほど嬉しかったかなんて、きっとわからないだろう。

「飛鷹君そろそろ〜」
「はい!」

公園のセット。空は茜色のライトに染まる、夕暮れの公園。

「よろしくお願いします」
相変わらず礼儀正しく挨拶する奏江。

「よろしくお願いします!」
オレもきちっと挨拶を返す。

ふだんは一緒にいて、ふつうに話していても
仕事で一緒になる時はやはりこういう緊張感をもつ。それが奏江の流儀。

オレもこいつのそう言うトコがすごくいいと思う。
だからオレももちろんそうするんだ。奏江に相応しいように。

「シーン204テイク1、いきます〜……………用意、」
カチン!

ニコッと奏江が笑う。もう、演技の中のお姉さんの顔になって。

オレは2秒で涙を流す。懇願するような目でお姉さんを見る。
『おねえちゃん………っ』
660すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:20:20 ID:pwldHQTm





テイク5。珍しい。奏江がNGを出している。

『おねえちゃん…っ』



661すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:21:21 ID:pwldHQTm
「…すみません…もう一度お願いします!」
おかしい。なんでこんなにドキドキしてるのよ、私。

テイク6だなんて!今までのワースト記録だわ。
飛鷹君は
「大丈夫だ、奏江、何回でもつきあってやるって」
とにっこり微笑んでる。

ええ…………わかってるの。
私は彼に引きずられているのよ。

どうしたんだろうこの子。
ここのところどんどん大人びてきてる気がする。
すがるように泣く彼を抱き締めるこのシーンで、
今まで強がっていた仮面がはがれて、さみしい彼の心を受け止めて、
聖母マリアのように微笑みながら一緒にブランコを揺らす…

そんな余裕のある様子が必要なこの場面で、

泣いている彼に手を伸ばす…その指先が彼に触れて、ふわりと抱き締めるシーンなのに、
指先が触れ、涙でいっぱいの彼の目を見たとたん、ドキッとしてしまい、
思わず手を引っ込めて、かあっとほおが赤くなるのだ。
662飛鷹×奏江:05/03/18 11:22:25 ID:pwldHQTm
「カット!!琴南さ〜ん、それじゃあ恋する乙女だよ〜やり直し〜!」
監督のNGに全身硬直してしまったわ。

………ダメ、ダメよ奏江。
なにをやってるの。私は女優よ?こんなことで情けないったらないわ。
次で決めるわ。そうじゃないと………相手してくれてる飛鷹君にだって失礼よ。
彼の実力はホントにすごい。ただの子役じゃないわ。これ以上引きずられたら負けるわ。

気合いを入れ直す。
私はこの子と心通わすお姉さん…お姉さん…お姉さん…

「テイク7いきます〜………用意」
カチン!




663すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:23:34 ID:pwldHQTm

『ほら…ね?そばにいるよ?私はここにいるよ?』
『おねえ…ちゃ…うわああああ!!』

奏江のセーラー服の胸に顔を埋めてしがみついて泣く。
揺りかごのように揺れるブランコ。
柔らかい奏江の吐息がほおにかかる………


「はいカット!OKでーす。良かったよ〜飛鷹君、琴南さん。
ちょっとそのまま…後ろからのカットを撮るからね〜少しまってて」」

カメラが後ろに回ってスタッフも後ろでスタンバイしている。

「ふうっ…」

奏江が息をついている。
664すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:24:46 ID:pwldHQTm
「珍しいな、奏江がNGなんて。」

かあっと顔を赤らめる奏江。

「!しゃべっちゃ…」
「大丈夫だよ。向こうから見えないから。」

くすくす。オレが笑うと、くすぐったそうに体をよじって、もう!と睨む。
気の強い奏江。でもなんか今日はかわいい感じだ。

オレのカッコと言えば、奏江にしがみついてひざの上だ。
あんまりかっこいいカッコじゃないが、奏江の柔らかい胸の感触を味わいながら、ちょっと得した気分。

「さすがよね。飛鷹君…なんだか引きずられちゃったのよ、君に…」
「へえ?」
「ああ、私もまだまだね。もっと稽古しないと…」
「奏江…真っ赤だったよなあ」
「………気付いてたのね?」
「まぁね」くすくす

顔を胸に埋めて笑うと、くすぐったいわよ!と奏江が抗議する。
かまわず胸にすりすりしてると、こ・こら!と怒る。
背中に回した手を胸を支えるように移動させると、ビクッとなる奏江。
665すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:26:27 ID:pwldHQTm
「ちょ…ッ…飛鷹君???」
「柔らかい…」
「ひッ…飛鷹君、それってセクハラよ?やめ…」
「動くと監督に気付かれちゃうよ」
「だ…ッだったらやめなさいよ!もう!」

……こういう時、子どもな自分を使わない手はないよな。

「ママの胸みたいだ」
「…!…あ・あのねえ、私はまだ10代なんですけど…母親ってのはあんまりじゃない?」

言葉とは裏腹に警戒をといているのがわかる。
身体から緊張した感じがなくなった。ふふ、ばかだなあ。

ゆっくりセーラー服の上からゆっくりなで擦り、
てっぺんの少しだけぽつんと固くなったところに指が触れた瞬間、ピクン!と奏江の身体が震えた。
やば。
でも、ちょっとママより小さいなと憎まれ口を一つきくと、し・失礼ね!と睨みながら奏江は笑ってみせた。

いけない。ちょっとやりすぎちゃった。

心無しか、奏江の目が少し潤んでる。さっきみたいに少し顔も赤い。
息もちょっとだけ甘くなった気がした。
666すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:27:43 ID:pwldHQTm
「ハイ、じゃあ、後ろのカットいくよ〜飛鷹君ちゃんとしがみついてね〜ハイ、用意」

おっと残念。オレは胸においていた手を、また背中に回してしがみつく。
ふうっと大きな息を一つはいた奏江は顔が赤い。正面からのカットじゃないから誰も気付かないけど。

奏江は深呼吸ひとつして、また聖母のような顔になり、オレはまた泣きじゃくる子どもに戻った。
もう少しこうしていたかったんだけどな。ちぇ。

カチン!





「はいOK!ごくろうさま〜。今日の撮りはここまでです〜」

監督の声がかかった。
「おつかれさまでした」
まだオレを胸に抱いたままの奏江が笑った。
667すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:28:43 ID:pwldHQTm
こいつはオレを俳優として見てるけど、男としては見てない。
当たり前かな?歳の差は6つ。ましてオレはまだ小学生。
だけどな、奏江。
オレはもう決めてるんだ。お前はオレの女だって。

「おつかれさま…」
オレは伸び上がって奏江の首筋に顔を近付け、ぺろんッ!となめた。
ビクン!と身体が跳ねる奏江。

目があう。
オレはじいッと奏江を見据えた。
奏江はまた真っ赤になって、少し潤んだ目でどぎまぎしながらオレを見る。
少し強い目で見つめていると、少し怖いように奏江の目が泳ぐ。





まあ、小学生にはこの辺が限度かな。
下手に警戒されるのもイヤだしな。
668すきっぷびいと飛鷹×奏江:05/03/18 11:31:00 ID:pwldHQTm


「…デシタ」
ペロッと舌をだし、笑ってみせた。
や〜い!と言いながら奏江の腕の中から逃れ逃げまくる。

「…もう!飛鷹君!!セクハラよ!」
奏江は怒った。安心したように怒ってる。
はは、ガキの悪戯じゃんよ、大目に見ろよ。

そう、今はガキの悪戯さ。

もっともっと大人になるんだ。
奏江より大きくなって
奏江より大きな俳優になって

その時こそ、逃がすもんか。

お前はオレの女なんだからな。





end
669すきっぷびいと:05/03/18 11:33:13 ID:pwldHQTm
エロなくてスイマセン。

飛鷹はかなり美味しいネタなんですが、ショタコンもちょっとな…と思って、
大人びた11歳ってところで。

最近美味しい職人さんが多くて嬉しいッス。
670名無しさん@ピンキー:05/03/18 22:25:57 ID:P/ZsT6Dk
>669
よかったですよー。なんだかモー子さんが少しMっぽいのも(・∀・)イイ!!
また書いてくださいな。
671名無しさん@ピンキー:05/03/19 10:28:10 ID:6d2cmMSP
今回の花ゆめ本誌に激萌えたーッ!!
あのまま車に雪崩れ込み…?この車の中で!この蓮の上にキョーコが〜〜!!

なんてこたないだろうけど妄想は膨らむばかり…
672名無しさん@ピンキー:05/03/19 13:10:25 ID:/LzthfZo
おお、また新作が!
最新号読んで私もここの蓮キョ車にてが浮かんだよ。
予告あおりのせいですごく妄想が膨らむ。
あれから蓮のマンションで食事してって流れでもいいな。
誰か書いてくれんかな
673名無しさん@ピンキー:05/03/19 14:43:14 ID:Ki+8eA41
(;゚∀゚)=3ムッハー
6748号妄想:05/03/20 00:32:57 ID:2vl2D+JO
最新号の蓮にあまりにも萌えたので
勢いで書いちゃいました…
全然エロくないけど投下しちゃいます。
エロ推奨の方はスルーで。





コンコンと窓ガラスを叩く音。
振り向いたのはただの条件反射だった。そこに何かを求めたわけではない。
だがそこにいたのは。
今は一番会いたくなかった、誰より俺を揺るがす少女。けれどその姿を見た
途端、俺の心は柔らかに震えた。
こんなどん底の気分の中で、どうしてこんなにも胸が高鳴るのか。
その顔を見ただけで。

「…どうした…?こんなところで……」

その声に名前を呼ばれただけで、どうしてこんなに嬉しいと思わなければならないんだ。
俺は果ての見えない暗いトンネルの中で、ついさっきまでどうしようもなくもがいていた。
自分で出口の見つけられない闇を、持て余して立ち竦むしかなかった。
なのにどうして彼女の笑顔は、まるで暗黒で見つけた灯のように、俺に希望を齎すのだろう。
それはほのかな輝きで、けれど強い太陽のように俺の胸を刺す。
6758号妄想:05/03/20 00:36:22 ID:2vl2D+JO
「敦賀さんのマンションに伺うところだったんです」

彼女は優しげに微笑んで、まるで内緒話を告げるように囁いた。

「俺の…?」

確かに俺のマンションは、この場所から目と鼻の先だ。それならばここに彼女が
いても、別に不思議はない。
だが意外といえば意外な言葉に、俺はその言葉を繰り返す。

「はい。もしお夕飯がまだなら、ご一緒にいかがですか」

そう言われて始めて、自分がここ数日まともに食事を摂っていないことに気がついた。
普段からあまり食事に対しては欲求が湧かないせいか、さほど空腹も感じない。
だが───。
少し不安そうに俺を覗き込んでくる、彼女の必死さが伝わってきて。
俺は知らず知らずのうちに微笑んで、そうだね、と彼女に頷いていた。

「和食でいいかな。この近くに狭いけど落ち着いた、いい店があるんだ」

ドアロックを外して、彼女に助手席を勧めようとした時。

「敦賀さん」

少し言いづらそうに───照れくさそうに、彼女が下げていた右腕をかざした。そこには
何か買物をして来たと思しき、ナイロンの袋がぶらさがっている。

「もし、ご迷惑でなければ」

彼女の囁くような言葉に、胸の奥で何かが「とくん」と小さく鳴った。

「敦賀さんのお部屋で、私が作ってもいいですか?なにかお腹にやさしいものを作ります」
6768号妄想:05/03/20 00:38:24 ID:2vl2D+JO
とくんとくんと胸の響きは徐々に大きく、けれど決して不快でなく俺の内側を
侵食していく。温かで確かな、何かを追い求めるように高鳴っていく鼓動。
そうだ───これは鼓動だ。その優しい響きは、どうしようもなく俺を堰き立てる。

「しばらくまともにお食事なさってないんじゃないですか?………顔色、あんまり
良くないですよ」

気遣わしげなその言葉に、身体の内側から何かが不意に零れ出しそうになって。
俺は思わずシャツの胸元を抑えていた。
それは意味不明な言葉かもしれないし、正体不明の感情なのかもしれない。
自分でも何が何だか解らなくて、こんなことは初めてで、俺は言葉もなくただ彼女を
見つめた。

ただそこにいるだけで、俺を揺るがす一人の少女。

俺は多分彼女の申し出を断れない。いや、断らないだろう。必死に踏み固めた地面が
崩れて行くのはこんな気分なのだろうか。

彼女を連れて部屋に帰って、そこにあるのは。───恐らく致命的なほどの、歓びと苦しみの始まり。
677名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:40:21 ID:2vl2D+JO
ぶった切りでオワリ。

8号妄想楽しかった!!
この妄想で次号までの道のりを越えて行きたいと思います。
678名無しさん@ピンキー:05/03/20 01:21:12 ID:sI8Xufcp
いいですね〜!
ですがエロパロらしく続きをキボンヌしたかった…
679名無しさん@ピンキー:05/03/20 02:01:38 ID:YtxBH+fV
(;゚∀゚)=3ムッハー  イイヨイイヨー
是非「恐らく致命的なほどの、歓びと苦しみの始まり」が読みてー。
680名無しさん@ピンキー:05/03/20 02:28:17 ID:gorGNs05
最近賑やかでいいですねーどの作品にも禿しく萌え萌えです(*´д`)ハァハァ
既に次号が待ち遠しくてたまらんのでここで妄想膨らまさせていただきます。
職人様方、乙&ゴチ&GJです!
681名無しさん@ピンキー:05/03/21 01:04:38 ID:8TJ26fTH
飛鷹×奏江メッサ良かったす!
読みたかった、読みたかったんだー!!
これを機に増えるといいな。職人さんグッジョブですた!
682名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 22:30:34 ID:FbXizRCH
蓮×キョーコ
希望age
683名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 17:33:12 ID:xQjeQfMb
蓮×キョ素敵…ヽ(´∀`)ノ*゜。*
でも久しぶりに竜×司の見たいよぉ…………。
684名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 17:48:56 ID:ysykiFEr
ローリィ×モー子さん
希望age
685名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 19:45:32 ID:XjZyKsuW
職人の方々ってすごい!どの作品もGJ!!
萌え〜がおさまらないわぁ。本当にありがとうございます。

ところで、百合物ってまだ書かれてないですよね。
どなたかが書いてくれるとうれしいです。
ミルキ×キョーコとかフレイア×司とかキボン!
686蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:14:57 ID:USi2vXTR
百合ものでなくてすみませんが、一本投下します。
以下の項目を了承してくださる方だけ読んでくださいませ。

チラシの裏的な妄想を許してくださる心の広い方

ちょっと別人ぽい二人

前振り長すぎ

エロ、文章下手

ではよろしくお願い致します。
687蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:19:02 ID:USi2vXTR
隣、いいかしら」
百瀬さんが横から声をかけてきた。私がどうぞと言うと、百瀬さんは私の横に折りたたみ椅子を開いて座った。
今は敦賀さんと飯塚さんの口論の場面の撮影中。この後は美月と嘉月のラブシーンの撮影が控えているので百瀬さんは待機しているところ。私はといえば、未緒のシーンはもう今日はアップしているので帰っていいはずなのだけれど、
「あなたも女優ならそのうちラブシーンも経験するでしょう。勉強になるから見学していきなさい」
と飯塚さんに言われて見学させてもらっている。なんだか未緒の演技を認めてくれて以降、飯塚さんはいろいろアドバイスをしてくれる。とっても嬉しい。
「・・・あなたは、敦賀さんと親しいみたいね」
敦賀さんの演技に釘付けになっていた私は、突然の百瀬さんの声にびくっと現実にかえった。
「はあ・・・事務所の先輩なので・・・親しいというか、お世話になってます」
「そう・・・」
敦賀さん達の演技をくいいるように見つめながら、百瀬さんは小さく息を吐いた。その横顔があまりに綺麗で色っぽく見えて、私はなんだかドキドキしてしまった。
「敦賀さんはやっぱりすごい俳優ね。この間私が話してた事、聞こえてたでしょ?あなた、なぜか泣いて走り去ってたけど・・・あの時の発言、取り消させて」
やった―――――っ!やっと百瀬さんの目のうろこを落とせたのね――――!
内心小躍りする私に目をくれず、百瀬さんは話しつづける。
「あの人の演技に飲み込まれて、今自分が百瀬逸美なのか美月なのかわからなくなってるくらい・・・おかげでリテイクもなく最高のシーンが撮れてるのは事実だけど・・・」
少し言葉尻を濁らせて私のほうに顔を向けた。
「こんなのは初めて。美月として嘉月を愛しているのか、本当に敦賀蓮という人を愛しているのか、わからない・・・すごい俳優よね。そして、罪な俳優・・・」
カット!声が響いて、現場の空気が緩む。百瀬さんはゆっくりと立ち上がって私に微笑みかけた。
「それじゃ」
「あ・・・が、頑張ってください!」
軽く手をあげてセットの中に入っていく百瀬さんのすらりとした後姿を見つめながら、私は前に新開監督が言っていた言葉を思い出した。
688蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:19:54 ID:USi2vXTR
『あいつは相手が自分に惚れる役なら必ず自分に惚れさせる』
これは、こういうことなんだ――――
あの冷静な百瀬さんがこうも飲み込まれるくらいに、敦賀さんの演技はすごいんだ。


美月と嘉月のラブシーン。
惹かれてはいけないと思いながら想いはつのって、ついにこらえきれなくなるシーン。
物語の最大の見せ場であるだけに現場の緊張感はすごかった。私もなんだか落ち着かない気持ちだったけれど、撮影の邪魔にならないように椅子の上で小さくなっていた。

―――――始めます!5,4,3、・・・・・

「あなたは、優しいのか冷たいのかわからない・・・どうしてそうやっていつも私をかわすの?私はあなたが好き。それがそんなに迷惑なの・・・・」
「――――――・・・」
嘉月は背を向けている。その広い背中に、美月がそっと手を伸ばす。
「・・・ごめんなさい。忘れろって言われても、きっと私は忘れられない・・・でも、あなたが迷惑なら、もう二度と近づかない。だから・・・お願い、最後に、私を見て」
次の瞬間、風のように嘉月が振り向いたかと思うと、美月の細い腕を掴んで自分の胸の中に抱き寄せた。
「美月・・・」
美月を折れそうなほどに強く抱きしめながら、掠れた声で繰り返す。
「美月!」
堪えきれないといったように嘉月は美月の髪に顔を埋め、その顔を上向かせて深く口付けた。激しくて、切なくて、どうしようもないくらい綺麗な―――――

まだカットの声はかかっていなかった。今私が動いたら、この緊迫した現場の空気を乱すかもしれなかった。そんな迷惑をかけるつもりはまったくなかったのに・・・私はなぜか立ち上がって、早足で現場を後にした。
すごくいいシーン、一発OK間違い無しの素晴らしい演技だったし、ものすごく勉強になったはず。敦賀さんも百瀬さんも演技してるなんて全然思えないくらいだった。
――――本当に、愛し合ってるみたいだった。
もっと見たかったはずなのに、なぜか抜け出してきてしまった―――――
どうして?
どうして?
喉がひどく渇いて感じ、自動販売機まで走ってお茶を買い一気飲みしたけれど、その渇きは癒されなかった。
689蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:21:05 ID:USi2vXTR
次の日は未緒の撮りはなく、学校へ行って夜はだるまやで働いて、いつもどおりの毎日。
撮影所で敦賀さんと顔を合わせたのはその翌日だった。

「おはようございます!」
「おはよう」
もう夜なのだけど、業界的な挨拶をかわす。微笑んでくれた敦賀さんの横をすりぬけ、監督の傍に行った。
「おはようございます京子さん・・・あれ?なんか具合悪いですか?」
「なんでですか!絶好調ですよ―!」
「顔色悪いですよ」
「そんな事ないです!昨日もばっちり良く食べて今日も快調です!」
「なら、いいんですけど・・・」
なんだかあやしそうにこっちを見つめる監督。大丈夫ですってば!私は丈夫なんです!
椅子に座り台本を開いて自分のセリフを確認し、すっくと立ち上がったその瞬間――――
世界がまわった。
「京子さん!」
監督の声が耳に響いたけど顔が見えない・・・後ろにひっくりかえりそうになったその時、誰かの腕に支えられた。
「何やってるんだ君は・・・」
低くつややかな声が耳元で響いた。誰・・・?良く知ってる声、わかってるはずの声、でもなぜか今はよくわからない。
「敦賀さん!俺が運びます!」
ADさんがそう言ってるのに、その人は私をそのまま抱えあげて歩き出す。
「いいよ、俺が運ぶ」
「いえでも・・・」
「俺が運ぶから」
にっこりと笑いながら目が笑っていない。凍りついたADさんが、うすらぼんやりと視界に入ったのを最後に私の意識は途切れた。
690蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:22:15 ID:USi2vXTR
「君は全然人の事言えないね」
目を覚ますとそこは私の楽屋だった。いきなり敦賀さんの顔がアップで迫っていて、びっくりして飛びのいたところでこのセリフ。
「え・・・えっと・・・もしかして運んでいただいて・・・」
「そうだよ。感謝してもらいたいな」
「す、すみませ―――――ん!!!!」
土下座して謝ると、敦賀さんはくすくす笑いながらいいよと言ってくれた。
「昨日はよく食べたんだろ?熱もないみたいだし、風邪じゃないと思うんだけど・・・最上さん、どこか具合悪かったの?」
「いえあの・・・・実は、昨日、よく食べれたのは嘘じゃないんですけど・・・」
「けど?」
「・・・ほとんど寝れなくて・・・・」
「はい、プロ失格決定」
言われると思った・・・がっくりと肩を落とす私をのぞきこむようにして敦賀さんはさらに聞いてくる。
「で?何で突然不眠なんかになったのかな」
そう言われると答えようがなかった。ただ胸がもやもやとして、寝ようとしても寝れなかったのだから。それを伝えると、いつからモヤモヤしてるのか尋ねられた。
「・・・おとといの、敦賀さんの撮りから・・・」
敦賀さんが驚いたような顔をし、私はなんだか急に恥ずかしくなってうつむいた。しばらくの沈黙の後、敦賀さんの顔を見れずにうつむいたままの私の髪に、敦賀さんの大きな手が差し込まれた。
びくっとして顔をあげると、敦賀さんの眼差しとぶつかった。
「最上さん、俺も最近知ったことなんだけどね・・・・俺の自惚れじゃなければ、そういうのを嫉妬っていうらしいよ」
「何、言ってるんですか――――!」
「違う?」
「違います」
「・・・そう、まあ、そうだろうね、君は俺のこと嫌いなんだろうから」
ちょっと苦く笑って手を離し、敦賀さんは立ち上がった。嫌い・・・・?私が?
「じゃあ俺は現場に戻るから、少し仮眠をとってくるといい。それでもあんまり具合が悪いようなら無理せず帰ったほうがいい。ちゃんとタクシーを呼ぶんだよ」
言って私に背を向けドアの方へ向かう、その広い背中を見た瞬間、私の中で何かが爆発したような気がした。
「・・・敦賀さん!」
腕を伸ばしてシャツの背を掴む。
691蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:22:59 ID:USi2vXTR
「私、私、敦賀さんの事、嫌いなんかじゃ・・・!」
言い終える前に敦賀さんが振り返り、そのまま私は腕を掴んで引き寄せられ、その広い胸の中に抱きしめられた。
それはまるでおとといのシーンのようで、私は自分がからかわれていると思い敦賀さんの腕の中から逃れようとしたけれど、その腕はびくともしなかった。
「逃がさないよ」
初めて聞くような、甘い声。
「演技と本気の差を、見せてあげるよ・・・」
そう言うと、深く私に口付けた。
私は頭の中が真っ白になって、と同時にそれがずっと自分が望んできた事のように思った。
一度唇を離して私の頬を両手で挟み目を合わせる。胸がきゅっとしなって、目を閉じるともっと深く激しく口付けられた。彼の舌が私の舌をからめとって、溶けていきそうなくらいに甘い・・・・。
体の力が抜けてしまった私を支えるように腰に腕が回され、もう片方の腕は私のシャツをたくしあげて中に侵入し、小ぶりな胸を優しく揉みしだく。首筋に鎖骨に胸に、優しく激しくキスされ舌を這わせられていると、自然に喘ぎがもれてすっかり立っていられなくなった。
敦賀さんは私を横たえると、ぐいっとネクタイをはずしてボタンも2,3個はずす。艶めいた眼差しの下、はだけた胸元がとても色っぽく写って私はどうしていいのかわからなくなった。
つんととがっている胸の突起を口に含まれると、体の奥が熱く潤ってくる。
「あんっ・・・ふうっ・・・」
声を押さえようとしているのに、どうしても甘い声を出さずにいられない。舌で転がされ、軽く歯を立てられて、快感に翻弄されるうち、溢れたそこが下着を濡らして染み出していく。
敦賀さんの長い指が太ももをゆっくりと撫で回し、私のそこはまるで焦らされているかのように火照ってひくひくと震えていた。
この人が欲しいと、体全体が乞うている。眼差しも、唇も、体も心も―――――すべて欲しい。
「敦賀さん・・・・っ・・・だめっ・・・」
「濡れてるよ、すごくね・・・」
耳元で囁かれ、羞恥を感じると同時にぞくぞくと快感がかけのぼる。いやらしい水音をたてながら愛撫を繰り返されていると、私の快感はひとつに集まって充血しふくらんでいく。
その膨らみを濡れた指で擦り上げられる。
「あああああっ!!」
痙攣するような快感が次から次から襲って、私は自然と腰を浮かせて快感を貪った。
692蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:23:45 ID:USi2vXTR
「はあっ・・・んふう・・・」
何度も指が出し入れされかき回されたそこに、覆い被さった敦賀さんが侵入してきて、私は一瞬体をこわばらせて圧迫感に息を呑んだ。少し怯えた私を安心させるように、頬に瞼にキスを降らせながら、少しずつ私の奥に入っていく。
「もう少しだけ、我慢して・・・」
「大丈夫です・・・あ・・・ん―――――っ!」
出し入れされる感覚が痛みから快楽に姿を変える。きもちいい・・・・
私の中が敦賀さんでいっぱいになる。熱も体液も共有して、ひとつになって・・・・
敦賀さんの首に腕をまわして、私から舌を絡める。私の収縮と彼の突き上げがない交ぜになって、もう何が何だかわからなくなって、ただ気持ちよくて、ただ愛しくて・・・
頂点にのぼりつめて波にさらわれるのと同時に敦賀さんが低くうめいて、私の中に熱いものが迸るのが感じられた。
唾液の糸をひきながら舌が離れ、敦賀さんはぎゅっと私を抱きしめた。
「好きだよ」
「・・・本当ですか」
「演技でここまでできるほど、俺は器用じゃないよ・・・」
耳元に唇を寄せ、もう一度囁いてくれる。
「好きだ・・・」


その声を聞いた瞬間、私は今まで自分をがんじがらめにしていた鎖が千切れるのを感じた。
不破尚という名の―――――――

693蓮×キョーコ:2005/03/28(月) 06:26:06 ID:USi2vXTR
以上です。

・・・・下手すぎて泣きそうです・・・・。
でも、妄想が止まらなかったんです。許してください。
では、神の光臨を待ちつつ名無しに戻ります。
694名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 09:31:15 ID:5vHPjZ+C
そんなことないぞ(*´Д`)ハァハァ
また光臨してくださいな
695名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 18:50:54 ID:0tw7FloM
GJ!イイヨイイヨー萌えますた!

>「演技と本気の差を、見せてあげるよ・・・」

うっはー萌え燃えw
蓮にこのくらいの甲斐性が是非あってほしいねぇ。
696名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 03:05:41 ID:h7u/U2NY
いやん最高(*´д`)ハァハァ
私もその台詞ハゲ萌えた。
697名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 12:20:21 ID:syVYzdPR
エイプリルフール保守
2chは「2ch歴06/04/01」になってるんだが
698名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 12:21:34 ID:syVYzdPR
あ、皇紀2665/04/01だ
スレ違いスマソ
699名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 01:24:12 ID:oD+qHqzm
>698
板によって変わってるね
2日目は戻るかと思ったら、また違う名前が出てるとこもあるし
700名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 13:51:41 ID:j3I6iUSG
あげ
701名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 18:18:36 ID:FjppvfYY
本誌発売したことだし、今夜あたり神が降臨しないものか・・・
催促だけでスマソ 
とりあえず前作などを読み返しつつお待ちしております(´・ω・`)
702名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 20:29:31 ID:gTkcYcWt
本誌とこのスレに萌えて、私も書きたくなったが長くなりそうな
うえ駄文だ・・・それでも書きあがったら読んでくれますか?
703名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 21:10:33 ID:T3BIIn6X
長くてもいいんで待っています
704名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 21:50:00 ID:L1rIKj8I
>>702
待ってるよ(*´∀`).。.:*・゚
705名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 23:30:54 ID:4aXgSB8O
>>702
禿しくお待ちしております
706蓮キョ:2005/04/06(水) 00:43:44 ID:1Fgf5P0S
702です。本当に無駄に長くて申し訳ないんですが投下します・・・
ご期待に添えないと思うんで先に謝っておきます・・・・
707蓮キョ:2005/04/06(水) 00:45:48 ID:1Fgf5P0S
「敦賀さ〜ん、このフライパンおかりしますね」
「ああ・・・」
現在、蓮は自宅のキッチンで料理をするキョーコの姿を見ていた。
なぜこのような状況にあるかというと、
事の発端は1週間ほど前からのことであった・・・・・。
蓮は近頃、最上キョーコが自分を避けていることに苛立っていた。
しかも、それらしい理由にも思い当たらない為さらに苛立ちが募る。
自分では、冷静を装っているが、どうやら以前にも似たようなことがあったが、
周りにまで怯えられるほどに、表情にも出ているらしい。

避けられ始めたのが一週間ほど前。だが、その日は和やかに会話をしていた。
その中に、避けられる理由になるような話題はなかったはずだ。
しかし、実際その次の日からキョーコに避けられ始めたのも事実だ。
・・・以前、不破のPV出演後に蓮に怯えて避けていたときとは違い、
顔をあわせると、ぎこちなく挨拶位はしてくれるが。だが何かと理由をつけて
蓮のもとから離れていってしまう。
・・・正直、初めて本気で惚れた女性からそんな態度をうけて、面白いわけがない。
一般的にはそういった場合は凹むのが普通なのかもしれないが、
蓮の場合、・・・いや、もちろん凹んではいるが、それ以上に理不尽なその行動に
怒りが強く出てしまうようである。
そんな状態が続き、苛立ちもピークになっていた今日、たまたま事務所でキョーコに
出逢った。蓮は、今にもまた逃げ出しそうなキョーコに先手を打つべく、
出会い頭にこう言ったのだ。
708蓮キョ:2005/04/06(水) 00:47:31 ID:1Fgf5P0S
『やあ、こんにちは。今、帰り?それならこれから一緒にご飯でもどうかな?』
『えっ!?・・・いえ、あの・・・・』
『都合が悪いの?そうか・・・残念だな・・・・。実はここ何日か映画の撮影も忙しくて、
まともに食事をしていなくてね・・・。
でも一人だとどうしても食事を摂る気にはなれないから・・・・』
蓮がいかにも悲しそうな表情を作ってそう言うと、キョーコは蓮が言い終える前に
そのセリフに反応する。
『な・・・・だ、駄目ですよ!大切な映画の撮影中に食事をしてないなんて・・・・!!
倒れたりしたらどうするんですか!!』
蓮が思っていたとおり。こういえばきっと誘いには乗るだろうと思っていたが、
案の定、キョーコはその面倒見の良い性格から放っては置けないようだった。
そして、外食だと栄養が偏るから、という理由で、自分が食事をつくると言い、
そして現在の状況にいたる。蓮とって、願ったりな状況ではあるが・・・・
(・・・部屋で二人きりっていうのもな・・・・)
蓮に食事を摂ってもらうという使命感に燃え、近頃の行動なんて忘れたかの様な
キョーコの料理をする姿を見ながら蓮は小さくため息をつく。
709蓮キョ:2005/04/06(水) 00:49:04 ID:1Fgf5P0S
以前にも何度もこういう状況はあるとはいえ、キョーコへの想いを自覚してしまい、
しかも久々に手の届く距離に彼女がいるという状況で、蓮は平静を装うのも
精一杯だというのに。・・・だが、それでも、避けられている理由を聞かなくては。
ずっと最近のような状況が続くと、蓮の精神が持たない。
・・・彼女の存在は、蓮自身今まで味わったことのない気持ちを色々と教えてくれる。
幸せな気持ちや、切ない気持ち、嫉妬心・・・・。その度に、彼女が自分にとって、
特別な存在なのだと思い知らされる。
「―――ですか?・・・・敦賀さん?聞いてますか?」
「あっ・・・ごめん。何かな?」
「大丈夫ですか?やっぱり疲れてるんじゃ・・・そんな所に立ってないで座って
待っていてください」
そう告げると、やはり蓮から目をそらしてしまう。・・・やはり、避けられているのは
継続中らしい。
「・・・それより、さっき、何を聞いてたのかな?」
「あっ、ええと、敦賀さんは卵焼きは甘いのとしょっぱいの、どちらがお好きですか?」
「うーん・・・どちらかというと甘くない方がいいかな?」
「そっか・・・・。やっぱり男の人って卵焼きはしょっぱい方が好きなのかな・・・」
小さく、何気なく言った言葉の中に、蓮はとある男の存在を感じる。
・・・キョーコの中に、幼い頃からずっと大きく存在し続ける、あの男。
彼女の中にある彼の存在に、蓮の中で何かがはじけ飛んだ。
「・・・ふーん、不破は、塩味の卵焼きが好きなんだ・・・?」
恐いほどの作り笑いを浮かべると、蓮はコロンの火を止め、キョーコの背後へと近づく。
「な、何の事ですか・・・?私はただ、一般例を言っただけです・・・・」
そう言って蓮と距離をとろうとするが、蓮が逃げられないようにキョーコの腕を
つかむ方が早かった。
「まあ、あいつの事なんてどうでもいいんだ。・・・それより、聞きたいことがあったんだ。最近、俺の事を避けてるね。どうしてなのか教えてくれるかい?
・・・ほら。今だって俺の顔を見ようとしないよね?」
眩しいほどの作り笑いを崩さず、蓮は今までの苛立ちと不破への嫉妬心で
冷静さを失っていた為、思わず手から伝わる彼女の体温をもっと欲し、背後から
キョーコを抱きしめる。
710蓮キョ:2005/04/06(水) 00:49:48 ID:1Fgf5P0S
つ、敦賀さん!?」
「・・・言ってくれるまで、離さないよ・・・?」
「で、でも・・・それは・・・・」
それでもやっぱり言おうとせずにキョーコは口ごもる。
(・・・・困ったな・・・・)
思わず抱きしめてしまったが、その腕の中のぬくもりや、髪からのシャンプーの香りに、
理性がなくなりそうになっていた。しかし、大切な人だからこそ、傷つけたくはない。
そんな時、不意に腕の中の愛しい少女が、聞こえるか聞こえないかという程の声で呟く。
「・・・嫉妬・・・」
蓮は一瞬、自分の事を言われたのかと思い、ドキッとする。だが・・・
「敦賀さん・・・この前、今撮影してる映画で共演してる女優さんと、食事をしたって
言ってたじゃないですか。今まで、そういう事は断ってるって、社さんが前に
言ってたのを思い出して・・・・だから、その人は特別なのかな、と思うと、なんだか
自分でもわからないくらいにイライラしていて・・・・それで、それは何なのかなって
考えてたら・・・その・・・・」
しどろもどろになりながらそう言うキョーコに恋愛には疎い蓮も、さすがに彼女の
言おうとしてくれてる想いに気づく。
蓮は今までの嫉妬や苛立ちが全て溶け、それと同時に今まで感じたことのないくらい、
心の中に温かい気持ちが溢れてくるのがわかった。
(俺も、彼女への気持ちに気づいた時、似たような事をしていたな・・・)
蓮は苦笑いしつつ、大抵の女の子なら蕩けてしまうであろう優しい笑みで
キョーコを見つめる。
711蓮キョ:2005/04/06(水) 00:51:43 ID:1Fgf5P0S
「・・・・・。キョーコちゃん・・・」
「え・・・・?」
キョーコが真っ赤な顔をあげ、恐る恐る蓮の方を見ようとすると、蓮はそっと
唇を重ねる。何が起こったか理解できずにいるキョーコに、蓮は眩しいほどの笑顔で
微笑む。
「・・・敦賀さん、何か・・・・怒ってますか・・・?」
「・・・・。どうしてそうなるのかな」
蓮が苦笑交じりにそう問いかけるとキョーコは依然として混乱しながら返す。
「だ、だって、そんな眩しい笑顔だし、それに・・・」
「―――。そういう、困った事を言うんだったら・・・・・」
今度は先ほどとは違い、深く、貪るように口付け、舌を絡める。
最初は戸惑っていたキョーコも、ぎこちないながらにそれに応え始める。
「好きだよ、キョーコちゃん」
激しいキスの合間に、蓮はキョーコの耳元で、甘い声で囁く。
キョーコは蓮の気持ちなど全く気づいていなかったらし、驚いた顔を見せたが、
すぐに昔から蓮が大好きだった、明るい笑顔を返してくれる。
「・・・・私も、好きです」
そして今度はキョーコから触れるか触れないか程度の口付けを返してくれる。
そんなキョーコに対し、蓮は愛しい気持ちが止まらなくなり、彼女を
俗に言うお姫様だっこで抱き上げる
「ごめん、俺、もう自分を止められないみたいだ・・・・」
「え、敦賀・・・さん・・・?あ、し、食事、作ってる途中だし・・・」
「大丈夫、ちゃんと後で食べるから。でも今はそれよりも、キョーコちゃんを・・・・」
蓮がそう言うとキョーコはさらに真っ赤になってうつむく。
「でも、キョーコちゃんは、そういうのは嫌?キョーコちゃんが嫌がることは
したくないから・・・・」
712蓮キョ:2005/04/06(水) 00:52:56 ID:1Fgf5P0S
蓮が不安そうに尋ねるとキョーコは少しの間を置いて、小さく首を横に振る。
それを見て安心すると、蓮は寝室までキョーコを運ぶと、ベットに、大切な
宝物を扱うかのようにそっとキョーコを下ろし、そんな彼女の上に覆い被さり
また激しく口付けを貪る。時折漏れる彼女の吐息が、蓮にさらに火をつける。
「ん・・・・あっ!敦賀さん・・・待って・・・・」
そっとキョーコの服の上から胸のやわらかいふくらみにそっと触れると
甘い声があがる
「ごめん、そんな声を聞いちゃうと、余計待てないな・・・」
「あっ・・・や・・・。う・・・ん・・・ダメ・・・」
「恐い・・・?」
蓮に応えようとしつつも、固くなっているキョーコに、緊張を溶かすように
額や頬、唇などに小さい口付けを繰り返しつつ、優しく問い掛ける。
「ん・・・ちょっと・・・。あの・・・・私・・・・・。初めて、なので」
「大丈夫だよ、力を抜いて・・・・」
蓮は、おそらく小さい頃からキョーコが色んな初めての事を不破と重ねて来たで
あろうことを思い、自分がそんな中で一番なの序にとって大切な体験をする、
初めての人物になることに、それを許してくれたことに、限りない幸せを感じる。
そっと、彼女の服のボタンを外し服を脱がせると、今度は下着の下に
直に手を入れて、小さいながらに形のいい、やわらかい膨らみを包み込む。
そして、そのふくらみの中心部にある、小さな突起に、軽く刺激を与えると
今までの中で一番大きな、甘い声があがる。
「ああ・・・・っ!」
「もっと・・・・もっと、声を聞かせて・・・・」
そう言うと、もっとキョーコの声が聞きたくて、反対側の胸を、今度は唇で愛撫する。
「あっ!う・・・ん・・・。だ、ダメ・・・敦賀さ・・・ん・・・・」
そんな声に煽られ、蓮はキョーコの敏感な部分に口や指先で刺激を与え続ける。
713蓮キョ:2005/04/06(水) 00:54:02 ID:1Fgf5P0S
それで飽き足らなくなってきた蓮は、その綺麗な指先を脇腹に滑らせ、そのまま
下の方まで撫でると、スカートの中の内股に触れる。
「あっ!」
「キョーコちゃん・・・・」
蓮はキョーコの名を呼ぶと再度激しい口付けを与え、その合間に
スカートと下着を脱がせるとそっとキョーコの足を広げようとする。
「あ、あの、敦賀さん・・・私だけ、脱がされてるのは・・・・その・・・」
恥ずかしそうにキョーコにそう言われ蓮は自分がシャツのボタンは外して
いるものの、衣服を身に着けたままだということに気づく。
自分が全く余裕がなく焦っていたことに思わず苦笑する。
「ねえ、・・・・それは、俺の裸が見たいって事かな?」
からかうようにそう言うと、キョーコは真っ赤になって抗議の声をあげるが
そこで少しだけ、緊張もほどけたようだ。
蓮はそんな様子に少し安心すると、自分も身につけていたものを脱ぎ去り、
強くキョーコを抱きしめて、もう何度目かわからないキスを与える。
触れ合うお互いの素肌から感じる体温に、二人とも昂ぶると同時に
それはとてつもなく安心感を与えた。
「・・・大丈夫だからね、心配しなくていいから・・・・」
「・・・はい・・・・」
蓮はキョーコの笑顔を見ると、再度彼女の足を開かせ、蓮の上体を彼女の
下腹部によせる。彼女の泉からは、水が溢れていて、この快感が
蓮だけのものではない事を教えてくれる。
彼女に出来るだけ苦痛を与えないように、蓮は細く長い指先や、唇を使い、
時間をかけて、丹念にキョーコのまだ誰も触れたことのない蕾をほどいていく。
「ぁ・・・ん・・・っ・・・・は・・・あぁっ・・・・」
彼女の声が媚薬のように、どんどん蓮を昂ぶらせていく。
本当だったら今すぐにでも彼女の中に入っていきたいのを抑えつつ、
キョーコの中がほどけていくまで丹念に愛していく。
「あ・・・・敦賀・・・さん・・・・・」
(もうそろそろ、大丈夫かな・・・・)
714蓮キョ:2005/04/06(水) 00:55:34 ID:1Fgf5P0S
それでも伴うであろう激しい痛みを心配しつつも、セカンドスキンを
もうかなり昂ぶっている自分自身に装着し、キョーコの下の蕾にそっとあてがう。
「ごめん、痛いかもしれないけど・・・・力・・・・抜いて・・・」
「あ・・・あぁ・・・・っ!ん・・・・」
ゆっくりと押し進められていく蓮自身に、十分解いたとはいえ初めて男性を
受け入れるキョーコは苦痛に涙をためながらも、一生懸命に蓮を受け入れようとして
くれる。そんなキョーコがさらに愛しくてたまらなくなる。
キョーコを傷つけないよう、蓮はゆっくりと、自身を挿入していく。
「あ・・・・は・・・・ぁ・・・敦賀・・・さん、の・・・熱い・・・!」
「うん、・・・キョーコちゃんの、中も・・・すごく熱いよ・・・」
そして自身を全て収め終わると、ゆっくりと腰を動かす。
「もっと・・・力、抜いて・・・・」
蓮は先ほどまでの愛撫の中でキョーコが特に敏感に反応をした場所を
思い出しつつ、胸や脇腹などに丹念に愛撫を施しつつ、少しずつ動く
スピードをあげていく。
「ぁ・・・・あ、んっ・・・・!」
715蓮キョ:2005/04/06(水) 00:56:18 ID:1Fgf5P0S
キョーコの声も、だんだんと苦痛だけのそれではなくなっている事に気づき、
蓮も大きく、余裕のない動きにになっていく。
「ぁ、ん・・・敦賀・・・さん・・・・・!」
「・・・・んって・・・・」
「・・・え?」
「蓮って・・・下の名前、で・・・呼んで」
「・・・れ、ん・・・・蓮・・・・!あっ・・・!!」
「ん・・・キョー・・・コ・・・!」
彼女の声に焚きつけられるかのように、蓮はさらに奥へと腰を打ちつけ、
彼女の締め付けと、最奥の熱さに、自分自身を解き放った・・・・


初めての行為の後、キョーコは力尽きて、すぐに眠りに落ちてしまった。
そんなキョーコの華奢な身体を優しく抱きしめて、どんどん大きくなる
愛しさと、そして彼女も自分に対して同じような愛しさを持っている事を
願い、初めての恋愛を教えてくれた少女の耳元に優しく囁いた。
「ずっと、離さないよ・・・愛してる・・・・」
716名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 00:57:33 ID:1Fgf5P0S
以上です。ほんと下手でスイマセン・・・・。
また勉強して出直してきます
717名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 03:24:03 ID:lNci5Y/I
GJ!!!!!!
萌えたよ〜〜ハァハァ
718名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 10:01:10 ID:zocN48gO
GJ!
キョーコの初々しさがよかったです〜
719名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 11:41:50 ID:zM9cAV25
ブハッと来ました!!素敵に萌まくりっす
720名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 20:27:58 ID:hslprvRn
本誌のキョーコもこれ位自覚してくれればなあ・・・
あまりにも欲求不満だから
見開きの照れ顔がエロいとか思っちゃったじゃないかヽ(`Д´)ノウワァァン
721名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 21:38:43 ID:47Y3sfit
>>720
あれはフツーにエロいと思う・・・
722名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 21:50:30 ID:xgxqNDyg
蓮にじーっと見つめられて、顔赤くしてとぎまぎしてんのに
なーんにも気が付かないキョーコ。
・・・そこは押し倒すトコじゃないのかと小一時間(ry
お前ら厨坊か・・・モエモエorz
723名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 22:38:38 ID:DFmld59Q
神降臨キボンヌage
724名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 13:55:42 ID:bhu5QBv3
他のスレでもやってたけど(ごめん・どこだか覚えてない)
保守と点呼を兼ねてアンケでもとってみませんか。
今後の神へのネタ提供にも繋がるかもしれません。

1.好きな仲村キャラ
2.今後読んでみたいカップリング
3.2で夢見るシチュエイション
4.今までのパロへの感想
5.ひとこと

こんなもの?
725名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 18:46:18 ID:++3kRmsk
点呼。
726名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 18:53:47 ID:++3kRmsk
ごめん。いきなり送信になっちゃった。
じゃあとりあえず点呼いちばーんw

1.好きな仲村キャラ  
   今は敦賀蓮にモエモエw 目が離せない。
2.今後読んでみたいカップリング
   やはり王道で 蓮×キョ 
3.2で夢見るシチュエイション
ベッド以外の王道、車・風呂は来てるからな〜。キッチンなんてどうでしょう。
4.今までのパロへの感想
   すっごく楽しんでますv 全部イイ!
   薔薇風呂はコミクス表紙のおかげで絵的にものすごく想像できたな〜
5.ひとこと
   これからも神たちのご活躍を期待しています。
727名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 22:58:25 ID:uLOpxgsH
にばん!
1、好きな仲村キャラ
今は敦賀蓮。ちょっと前まで司。

2、今後読んでみたいカップリング
蓮×キョ

3、2で夢見るシチュエイション
姫ベッド・ドラマの撮影中の控え室

4、今までのパロへの感想
愛してます!
5、ひとこと
これからも神の活躍、期待してます。
萌えさせてください!
728名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 01:32:24 ID:SE9lknja
3ばん!

1.好きな仲村キャラ
スキビでは敦賀蓮。クレパラなら権。わかりやすい?

2.今後読んでみたいカップリング
蓮キョ。松キョでもいいかも。

3.2で夢見るシチュエイション
原作と近い設定が好き!

4.今までのパロへの感想
なので、最近だと百瀬に嫉妬してしまうやつとか、禿げ萌でした。

5.ひとこと
最近の展開のすごさに、発売日までの遠いことったら・・・皆様の活躍で妄想させてください!
729名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 09:22:19 ID:kIE6sidJ
4ばんかな?

1.好きな仲村キャラ
  ローリィ、蓮、鴨さん、ブンさん、2代目

2.今後読んでみたいカップリング
  蓮キョ、ローリィと絡める人が出てきたらその人!

3.2で夢見るシチュエイション
  あまり無理のない展開が好きです。

4.今までのパロへの感想
  果てしなくGJ!

5.ひとこと
  神のご降臨をお待ちしております!
730名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 10:33:29 ID:PNRRQzlj
ROMですけど5ばーん。

1.好きな仲村キャラ
基本は司LOVEだけど蓮キョに浮気中。

2.今後読んでみたいカップリング
蓮キョ、司竜、あと色モノでフレイア司(笑)

3.2で夢見るシチュエイション
司フレで、メガポート対決中にオンナとバレた所から司受けで…
…とゆーのをきぼんしてみたかったりするチラシの裏。
蓮キョはロケ地で…とかどでしょー。

4.今までのパロへの感想
すべて素敵すぎる!! 何度も読み返してます!!

5.ひとこと
神の皆様、住民の皆様、愛してますよー。
普段ROM専なのですが、ひと言お礼申し上げたかったので、この場をお借りして。
731名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 19:15:18 ID:NREkxySH
6ばんかなー?
1.好きな仲村キャラ
はまったのはスキビからなんで……敦賀蓮、ローリィなど

2.今後読んでみたいカップリング
やはり蓮キョですねー

3.2で夢見るシチュエイション
んー割とお初ものが多い気がするので、恋人設定とか。
薔薇風呂は萌えまくった

4.今までのパロへの感想
このスレに降臨される方々は本当に神のなかのネ申揃いです!
いつも楽しませてもらってます

5.ひとこと
何度も読み返しつつ、気長にお待ちしております
732名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 01:43:48 ID:8+dw+Mjp
1.好きな仲村キャラ
作品として好きで読んでて、萌えキャラっていないかも…?今気付いたorz

2.今後読んでみたいカップリング
とは言え、蓮キョが今は一番萌えですね。本誌並行ネタだと更にイイ!
クレパラも好きですよー。竜×司も権×司も♪

3.2で夢見るシチュエイション
蓮キョは最初強引のち合意が好きです。
シチュ萌えは車や屋外、誰かに見られたら…!とか。

4.今までのパロへの感想
どれもこれも力作ぞろいで非常に(*´д`)ハァハァ萌えさせていただいております。
本当、皆さんネ申ですね!

5.ひとこと
今後とも珠玉の名作をお待ちいたしております。
頑張って下さい!!
733732:2005/04/13(水) 01:45:33 ID:8+dw+Mjp
点呼忘れ…orz
7番でーす
734名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 15:15:19 ID:VfFqAvGh
8番
735名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 16:19:42 ID:fz6jDRKb
点呼だけ…
9番!
736名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 16:21:43 ID:79Ctia8Z
ROMですが9番。
1.好きな仲村キャラ
  竜。可愛いよあんた。(*´д`)モエー
2.今後読んでみたいカップリング
  松キョ。キョーコへの恋心に気づいた松が今度はキョーコに振り回されてるとこが見たいよー。
  自家発電は無理ぽでしたorz 
3.2で夢見るシチュエイション
  あ、上で書いちゃった。「あんなやつ」と思ってるくせにキョーコがいないとダメダメな松がいい。
  でもやるとしたらムリヤリ設定しか浮かばない自分。
4.今までのパロへの感想
  (*´д`)ハァハァ(*´д`)ハァハァ(*´д`)ハァハァ こんな感じで。
  みなさんお上手で感激しております。
5.ひとこと
  いつか ネ申 になりたい。
737名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 16:33:04 ID:79Ctia8Z
↑あぁー。736は10番でした。スマソ。
738名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 16:38:55 ID:FLpQ3zXt
点呼のみですが11番〜
739名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 19:06:39 ID:7yH1+n0Q
同じく点呼のみで12番
やっぱりここの住人って少女漫画板の住人だよね?結構人がいそうだ
740名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:33:34 ID:gYHFeVS9
点呼のみ13
>739いんや自分はエロパロ住人…otz
741名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:54:38 ID:SYLe1/y6
ROM14番〜
少女漫画板からこないだ飛んで来てはまったw
今は久しぶりに虹を読み漁ってる・・・

1.好きな仲村キャラ
  鴨さん好きだったなー
2.今後読んでみたいカップリング
  やっぱり蓮キョかな?でもいじめられ司も捨てがたい・・・
3.2で夢見るシチュエイション
  ・・・言葉攻め・・・orzジブンノSMモエニウンザリ
4.今までのパロへの感想
  イイモン読ませて頂いております〜多謝ノシ
5.ひとこと
  読ませてもらってたら久しぶりに虹書きたくなりますた。
  でもただのシチュもムズイのにエロムリポ。
  神を一心に応援しとります〜
742名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 21:37:12 ID:cUp7YYJt
すご〜い。順調に点呼できてるーw
私は某蓮キョの作者なのですが
こうして住人の存在を確認できると
なんだかまた創作意欲が湧いてくる。

住人の皆さんありがd!
続いて点呼してってください〜w 
743名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 23:32:48 ID:UoPsk3QV
点呼のみでROM15番
ネ申の作品にはいつもかなり萌えさせて頂いてます。これからも楽しみにしてます〜
744名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 23:53:50 ID:SoAI1ULF
同じく点呼のみで申し訳ない。
16番です。
皆さんの創作に悶えているROMっ子です。
745名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:02:51 ID:53P/cxED
>>736
>>741
是非書いてくれ!! いや、書いてください。頼む(*´д`)ハァハァ
>>742
神ヨ!! 再光臨お待ちしております
746名無しさん@ピンキー
点呼のみですが、17番です。
いつも楽しみにしています。

文庫化記念にMVPの二人を書いてくれる人いないかな・・・。