強制女性化小説ない? Part12

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699名無しさん@ピンキー
私が目を覚ましたのは、12月も末のことだった。
GHQに呼び出されたのが9月14日、例の「棺」に入れられたのが9月30日だったので、約3ヶ月弱ほどで私の身体は中年の男から
「女の子」に作り替えられたことになる。つくづくこんな技術を持った化け物を相手に戦争などしたものだ。
女の子になってからというもの、私の一日はすべてが「女性としての訓練」に費やされている。それは当然だろう。男と女では立ち居振る舞いや
言葉遣いはおろか、用便や入浴の仕方も異なる。男のままでいたなら、敗戦処理が例え激務であったとしても心休めるひとときをもたらすそれら
すら、私には訓練の時間になってしまう。いや、むしろ、自分が「女」にされてしまったことを思い知らされる苦痛の時間となってしまった。

女の身体というのはつくづく不便なものだと思う。いや、これは私が元々男だったからそう感じるのだろう。もともと女であった者が男になれば、
私と逆の感想を抱くのだろうか。おそらく、そうだろう。
700名無しさん@ピンキー:04/07/05 14:27 ID:oSho/5fP
ダグラス・マッカーサーの日記

ヒロヒトという素材は結果的に実によい素材だった。
彼を少女にしてからというもの、部下からもたらされる報告が楽しみで仕方がない。
週に一、二度、業務の合間を縫って彼女に会いに行くのだが、会うたびに美しくなる彼女を見るのは実に楽しみなものだ。日本には「男子三日会わざれば刮目して見よ」
ということわざがあるそうだが、むしろこれは成長期の女性に与えられることわざだろう。いや、ヒロヒトは元々は男なのだからこれでよいのかもしれない。
我が軍のスタッフの優秀さは私も認めざるを得まい。つい数ヶ月前までは軍国日本のシンボリックなキャラクターだった男を、教育によって少女としての振る舞いを
身につけさせたのだから。このデータは将来、何らかの精神医療の貴重な資料となるに違いない。
彼女を日本人の前に公開する日取りを決めなくてはならない。
既に本国政府との調整はすませ演出もほぼ決定している。あとはうまくいくことを祈るだけだ。