ドラゴンクエスト官能小説Part8

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767ゼシカ×エイト

   ゼシカ・ボンバイエ!


ようやくたどり着いた港町で、僕らは宿を取る事にした。
夕食を摂り終え、ヤンさんが王様と姫の様子を見てくると言って葡萄酒のビン片手に外へ
出て行った後、ゼシカはいつぞやの続きとばかり、僕をベッドに押し倒すのだった。
「や、止めろよゼシカ!……変だよ、こんなのおかしいってば!うわぁああッ!?
僕は上着の襟首を肌蹴させ首すじに噛み付いてくる彼女の体を振り払おうと、必死に身を
よじって抵抗するが、女の子の良い香りがくすぐったくて、思うように力が入らない。
ゼシカは「フフン」と楽しげに鼻を鳴らしつつ僕の体を抱きしめて、熱い吐息を耳元に吹
きかけてくるのだった。
「あまりてこずらせないでね、エイト。でないと私とした事ばらしちゃうわよ」
「あ、あ……」
彼女の非情な宣言に、僕は顔を歪ませる。
「フフフ、いつ見ても可愛い顔してるけど……そんな風に怯えている表情が、一番好き」
胸元に頬を寄せ、人差し指で小さな円をなぞりながら呟くゼシカ。
(う、嬉しくない……)
「けど、そんなに怖がる事もないじゃない。私、エイトにはまだ痛いのとか苦しい事はそ
んなにしてないもの」
「ま、『まだ』って……」
「あら、失礼。でも、この前だってエイトは『気持ちいい、気持ちいい』って、いい声で
鳴いてくれたでしょ?何も心配することなんてないんだから……ね?」
穏やかに教え諭すような声にも関わらず、僕は彼女の言葉に不安感を煽られずにはいられ
ない。ひたすらヤンさんが早く帰ってくるのを祈り続けた。
(でないと、また食べられる……ゼシカに犯されちゃうッ)
その時は刻一刻と近づいている。
(あ、あぁ……でも、もしヤンさんが半端な時間に帰ってきたら)
ゼシカに犯されている真っ最中を目撃されてしまいかねない。
「や……嫌だ」
768ゼシカ×エイト:04/12/25 18:40:16 ID:ck986SN3
「ん?」
僕が突然激しく身悶えるのを見て、彼女は不思議そうに首を傾げた。
「や、ヤンさんが帰ってきたら見られちゃうだろ。だから止めよう?……なッ」
必死に訴える僕に対し、彼女はクスッと笑みを漏らした後、
「帰って来られれば、ね」
と言った。
「えっ!?」
一瞬、彼女が何を言っているのか分からなかった。
が、その意味はすぐに己の身をもって知る事になる。
僕はどうにかして彼女の身体を押しのけようとするのだが、手に力が入らない。指先に始
まったそれは、徐々に全身へと広がっていく……。
「あ……あれ?」
最初は長旅の疲れとゼシカの行為に対する困惑が原因なのかと思っていたが、そうではな
い。小さな舌先にうなじを舐められ、全身を粟立たせながら逃れようとした時になって初
めて、僕は自分の体が上手く動いてくれない事に気付くのだった。
起き上がれないのだ。
「エイトの晩御飯にしびれ薬を混ぜたの。ヤンガスが持っていったワインにも眠り薬を入
れておいたから、明日の朝まで邪魔は入らないわ」
「な、何だって!?」
「し・び・れ・薬よ。動けなくなってきたでしょ?」
「そ、そんな!ゼシ……んむッ」
抗議の声をあげようとして、不意に唇を塞がれる。
口唇が触れ合ったかと思うと、すぐさま彼女の舌が上下の歯を割って侵入してきた。
「ん……んん〜っ!」
「む、ちゅ……んフフ」
歯茎から内頬の粘膜まで念入りに舐られ、逃れようとする僕の舌をいやらしく絡め取り、
決して解放してくれない。ゼシカらしい奔放な、それでいて器用なディープキスに、僕は
先程までの拒絶はどこへやら、目を半開きにして酔いしれる以外になかった。
769ゼシカ×エイト:04/12/25 18:42:46 ID:ck986SN3
僕が完全に抵抗しなくなってからも、彼女はしつこく口腔内の愛撫を繰り返していた。僕
の下唇を優しく食んで遊んでいたかと思うと、舌を強く吸われて引き出される。引き出し
た舌を噛み、噛んだかと思えばさらに深く吸われてしまう。反射的に収縮した舌根が気道
を狭窄して息苦しいが、そんな苦しみにさえ酸欠気味の脳髄はどこか倒錯的な興奮を覚え
ていた。
ああ、胸元に押し付けられているゼシカの乳房がぁ……あったかくて柔らかくて気持ちい
い……。
「……」
「……」
やがて、彼女の唇が「ちゅぽっ」という軽快な音を立てて外れた。
放された瞬間、夢見心地の僕の舌が彼女を後追いするかの如く、外に出た。
それからすぐ我に返り、慌てて口元を拭おうとするのだが、もはやそんな動作も不自由な
ほど麻痺が進行し切っていた。しばし忘れていた恐怖感が、ふたたび胸のうちに蘇った。
「そんなに不安そうな顔しないの」
とろけたような顔で、ゼシカが囁いた。
「大丈夫よ。麻痺と言っても、この薬は動けなくなるだけで感覚はそのままだから」
むしろ動けない分快感は強いはず、と無邪気に笑う彼女に、僕は辛うじて動く首を力一杯
振りながら、
「そ、そんなの心配してないよ。お願い、頼む、止めてくれ!」
と喚き立てた。ゼシカの事はもちろん嫌いではないけれど、それでも女から一方的に犯さ
れてしまうのは男として情けない。それに、ゼシカとベッドに入るという事は……ッ!
「効き目が切れれば動けるようになるから安心なさい。それより……ねぇ」
白い手が、僕の股間へと伸ばされる。
「あぅ……ッ」
ズボンでテントを張っている場所をやんわりと縦方向に撫でながら、彼女はすべすべの肌
で頬擦りしてくる。
「ほら。エイトのここも『したい、したい』って悶えてる」
「く……うぅ」
770ゼシカ×エイト:04/12/25 18:44:17 ID:ck986SN3
こんな綺麗なお姉さんにここまでされて、あそこを勃たせない男が果たしてこの世にいる
のだろうか?
――否、いるわけがない。
誇らしげに胸を張って自己主張する僕の一部分が、その事を何よりも雄弁に物語っていた。
「それっ!」
「ふぁああッ!?」
いきなり手をズボンの下に差し入れてくるゼシカ。
「そ、そん……直接……ひぁッ!!」
女の手の、思いがけないひんやりとした刺激に、しかし身動きのとれない僕は、ただ悲鳴
をあげるしかなかった。そんな僕を上目使いの妖しい表情で眺めながら、ゼシカは僕を握
り締めてくる。
「楽しもうね」 
「あっ!!く……ッ、ま、待っ……も、もっと優しく……せめて優しくぅ!うぅー」
僕の逸物を強く締め上げたかと思うと、急に手の力を抜いて解放する。
そんな握ったり離したりを幾度と無く繰り返しつつ、ゼシカは楽しげに笑っていた。
にぎゅ、ぎゅむ、ぎゅッ……
「あ……く……あぁ」
「可愛い声。もっと聞かせて」
痛いのか心地よいのか分からなくなるギリギリの狭間の中で、しかし僕はどうする事も出
来ずに彼女の望むまま悲鳴を上げさせられている。
「あぐ、あぐぅ……や、止めて……やめ……ぇ」
「さっきより大きくなってる。どうしてかな?教えてエイト」
「な、何でって……」
こんな恥ずかしい事、答えられるわけないじゃないか。僕がそんなふうに躊躇していると、
「教えてくれたら、優しくしてあげる」
と言って、ゼシカは僕のモノをさらに強く握りつけてくる!
「あ、あ……!わ、分かった。言う、言うよ。だからそんなに責めたてないで……あうぅ
ッ!!」
771ゼシカ×エイト:04/12/25 18:46:13 ID:ck986SN3
「そう、教えなさい。どうしてエイトのここはこんなに固くなってるの?……正直にね。
嘘だと思ったら爪たてるわよ」
念入りな脅迫に半泣きになりながら、僕は白状した。
「き……気持ちいいから」
「フフフ、やっぱり気持ちいいんだ。どうして気持ちいいの?」
「ゼシカが僕のあそこを触ってるから……」
「あそこって、どこ?」
「……」
さすがに黙ってしまうと、握力が容赦なく高まってくる。僕は慌てて、
「ち……ちんちん、です!」
と答えた。
ゼシカは心底嬉しそうに頷いて、
「そうかあ。エイトは私におちんちん握られてるのが気持ち良くて、こんなカッチカチに
固くしてるのね」
と、わざとらしく言った。
僕は羞恥のあまり真っ赤になった顔を背け、
「ちゃ、ちゃんと言ったよ。離してくれゼシカ」
と訴えるが、彼女は取り合わなかった。
「何で?気持ち良いならもっと続けてあげるわよ」
そしてまた、握る、離す、握る……
「あっ!アッ、アッ!ひぃあぁああああああッッ!!う、嘘つきぃ……」
下半身にそびえ立つ男の象徴部分から、脊髄を伝って次から次へと送り込まれてくる異様
な感覚に、僕は絶叫と怨嗟の声をあげた。彼女は平然と、
「嘘じゃないわ。最初から全部、ちゃんと通して言ってくれたら、今のこれは止めてあげ
る。……さあ、エイト。私が一番喜ぶようにね」
あまりの快楽と苦痛に涙を流しつつ、僕はどう答えるべきか必死に考え、口を開いた。
「ああ……ぼ、僕はゼシカに……アァッ!大好きなゼシカにペニスを掴まれて……うう、
気持ちぃ……ひぃっ!気持ち良くて、勃ってる……ああ、勃起してますぅッ!」
もう、恥も外聞も無かった。
772ゼシカ×エイト:04/12/25 18:48:31 ID:ck986SN3
ただこの苦しみから逃れたくて、僕はゼシカの言いなりだった。
いつの間にかズボンは下着ごとずり落ち、女に握られて真っ青に鬱血した亀頭があらわに
なっている。
「ご褒美よ」
彼女はそう言ったかと思うと、先程とはうって変わった優しい手つきで竿の部分をさすり
始めた!
「はあぁぁーー……」
思わず溜息が漏れてしまうほどの快感。
せっかく大きくなったのに、今までずっと相手に冷遇され続けていた僕のそれは、普段よ
りも敏感に、貪欲にその刺激を拾い上げる。
まさしく、天にも昇る心持ち……
「あ……あぁ〜……」
僕はたちまち弛緩し切った顔になって、その快楽に身を委ねていた。
ゼシカは目の前の男が自分の妙技に溺れる様を満足げに眺めつつ、しごく手のスピードを
上げてくる。
「お……おぉ」
「あはっ。エイトの目が凄いことになってるよ」
ペニスへ添えられたゼシカの右手は、時おりこねくり回すような複雑な動きで翻弄してき
たかと思えば、その後さらにスムーズな上下運動で着実に僕の快楽刺激を蓄積させていく。
左腕で僕の頭を抱き起こすようにして、服の開いた胸元からこぼれ落ちそうなふたつの果
実を、僕の顔に押し当てていた。僕はまるで赤子のように、顔の右半分を彼女の大きな胸
の谷間に埋めながら、間もなく迎えるであろう絶頂の時を予感した。
「ピクピクしてる……。もうすぐね♪ホラ……ほらぁ……」
右手は、さらにスピード・アップ!
「うわぁあああッッッッ!!!」
(あ、く、来る)
身体の芯のさらに真ん中でこみ上げてくる「あの」感覚。
期待と、焦燥と、恐怖にも似た不思議な感情がごっちゃになって、僕の脳みそを沸騰させ
ている!
773ドランゴ ◆8O11vvKjdY :04/12/25 18:49:17 ID:uRgEWPPS
リアル支援キター
774ゼシカ×エイト:04/12/25 18:50:59 ID:ck986SN3
ああ……
イく。
あ、イく!イっちゃう!出るぅ!出ちゃううぅぅーーッ!!!
――その刹那。
あと一擦りもすれば達してしまうという、よりにもよってそのタイミングで……ゼシカの
右手はぴたりと止まってしまうのだった。
「…………………………………………………………………………………………えっ?」
最初、「なぜ」とか「どうして」という疑問よりも何よりも、僕は一体何が起きたのかが
まず理解できなかった。
「ごめんね、エイト」
さも申し訳なさそうな表情で、ゼシカが言った。
「えっ?……えっ!?」
「やっぱり、こういうのって良くないよね。私はエイトの事が大好きで、たくさん可愛が
ってあげたいけれど……当の本人が嫌がってるんだものね」
「あっ……」
状況を飲み込むのに精一杯な僕をベッド上に横たわらせ、彼女はさっさと立ち上がった。
「毛布かけておくわ。明日になったら動けるようになるから、今日はゆっくり休んでね」
「ああぁっ!」
最高の瞬間に届く直前で奈落の底に突き落とされ、僕はどうしようもない切なさにわなな
きながら、部屋を出て行こうとする彼女の後姿を必死になって呼び止める。
「ま、待って!待って、ゼシカぁ!!」
「ん?何、どうしたの?」
白々しく尋ねながら振り返った彼女の顔は――案の定、静かに笑いを堪えていた。
なんて女だ!
それでも、僕はゼシカに懇願するしかなかった。
もし彼女が機嫌を損ねて隣の部屋に帰ってしまったら、僕はこのやり切れない気持ちのま
ま、一晩という永い時間をひとりで悶々と過ごさなければならない。
「頼むよ、ゼシカ。最後まで……」
走り出したら止まれない、男の悲しい性だった。
775ゼシカ×エイト:04/12/25 18:52:57 ID:ck986SN3
「最後?分からないな。エイトは一体どうして欲しいのかしら?」
「……」
「そろそろ私も明日の為に眠らないと……」
「あ、あ……ごめんなさいッ!言う!言います!お願い、待って!!」
万が一このまま放り出されたら、気が狂ってしまいかねない!
「お……ださい」
「ん?」
「お、犯して……犯してください」
「なあに?よく聞こえない。きちんと大きな声で、誰が誰に何をして欲しいのか伝えてく
れないと、一晩ずっとこのままよ」
そういうのも面白いけどね、と薄く笑うゼシカに、僕は涙と鼻水で顔中をぐちゃぐちゃに
しながら声をあげた。
「あぁーっ、お願いゼシカ!僕を、ちゃんと最後までイかせてくれ!ください!ぼ、僕は、
ゼシカに……綺麗なゼシカさんに、犯されたい……です!うわぁああぁぁーーっ!!!」
――その瞬間、何かが音を立てて崩れたような気がした。
僕は恐らく……いや、確実に、彼女には一生逆らえない。
「そうね……してあげてもいいけど」
彼女の茶番は続く。
「一度始めちゃったら、この前みたく朝まで放さないわよ?……それと、これからも私の
好きな時に、いつでもどこでもエッチさせてくれるって約束してもらいたいな」
もう我慢の限界だった。
「いいっ!もうそれでいいから早く……早くぅ!!」
「はいはい♪」
彼女は早速ロングスカートを両脇から捲り上げ、中の下着に親指をかけて脱ぎ降ろす。床
へ無造作に投げ出されるまでの間、一瞬だけ目にしたゼシカのパンティは、濡れているの
か丁度その部分だけがぬらりと光って見えた。
それから僕の上にかぶせた毛布を再び剥ぎ取り、
「それじゃ、始めよっか」
と言って、彼女はベッドに上がって僕の身体にしな垂れかかってきた。
776ゼシカ×エイト:04/12/25 18:54:51 ID:ck986SN3
外からみた姿こそ先程と変わりないが、このスカートの下には何も履いていないのだ。
僕は、その中身の味を知っている……。
ゼシカの膣内で感じられるやわらかさを、あたたかさを、強い締め付けを知っている。
それらを想像するだけで、僕は、僕はもう……ッ!
「辛抱できないでしょ?最初は着たままで……ね」
彼女は着衣のままの性交を予告して、跨ってきた。唯一剥き出しだった僕の局所が、ス
カートに隠れて見えなくなる。
「ああ……っ」
見えない事でますます膨れ上がる期待のあまり、僕は思わず歓喜の声をあげた。
彼女は両手を僕の腹の上に置いて、ゆっくり腰を落としてきた。
「……」
「……」
……くにゅっ。
「あっ!」
亀頭が、女の肉に食い込んだ。
……ずぶっ。
「あぁっ」
少しだけ、挿入る。
「いただきます」
彼女は桃色に染まった頬でニッコリ笑って、そのまま、さらに深い場所へと僕を飲み込ん
でいく……
「ああああぁぁぁぁぁーーーーーっ!」
「ああんっ!」
肉の杭が奥へ奥へと先進していく感触に、僕は動けないはずの肉体を仰け反らせた。
何て快感!
苛められ、喜ばされ、さらに放置をかまされた末こうして味わう女性器は、かつてない極
上の甘さで僕を迎え入れてくれるのだった。
ずぶ、ずぶ、ずぶ……
「く……ああ」
777ゼシカ×エイト:04/12/25 18:57:16 ID:ck986SN3
「ゃん……かたぁい……エイト……ぉ」
とうとう根元まで飲み込まれてしまった。
この時点で、僕はもう終わってしまいそうになる。
「我慢することないのよ……」
ゼシカは穏やかに囁いた。
「好きな時にイって、出してもいいの。どうせ朝まで逃がしはしないんだから」
「あ……あぁ……ッ」
その発言は決して生易しい内容ではない。むしろ、男にとっては地獄のような時間の到来
を冷酷に告げているにも関わらず、僕はますます逸る気持ちを抑えられなかった。
彼女の腰が少しずつ持ち上がり、内部の肉襞が僕のペニスを余すところなく愛撫する。
「いぃっ!」
「あはっ……」
そして傘を張った部分まで充分引き出された後、再び「ぐちゅっ」という淫靡な音と共に
一気に腰が落とされた。
悶える暇も与えられない。
ゼシカは、スカートの上からも分かるくらい形の良い大きなヒップを持ち上げては打ち付
けてきた。
ぐじゅ、ぢゅく、ちゅっ……
濡れた粘膜と粘膜の擦れ合う音が、徐々に規則正しくなっていく。
「あ、あ、あぁ……」
「……」
ゼシカが、喋らなくなった。
以前のセックスでもそうだったが、彼女は何かに熱中すると、口数が極端に減るタイプら
しい。かくいう僕の方も、もう口を利くどころの話ではなかった。
僕のペニスは一気に根元まで飲み込まれ、締め付けられたかと思うと、一瞬の内に亀頭の
先端ギリギリまで吐き出される。そしてまたギュッと挿入れ直され……
「あっ、あっ、あっ……で、出る……ッ」
「……」
彼女は上下の騎乗位運動を継続したまま、無言で僕の顎をしゃくりあげた。
778ゼシカ×エイト:04/12/25 18:59:30 ID:ck986SN3
「あっ、出る!イくぅッ!!イっちゃううぅぅーーっ」
「……」
ゼシカは何も言わない。
ただその瞬間の僕を見逃すまいと、食い入るような目で見つめてくるだけだった。
透き通るような瞳に映る、快楽に歪んだ僕の顔……!
そして彼女が一際深くペニスをくわえ込んで締め付けた途端、僕は爆ぜた。
「あっ!あっ!あっ!あああああぁぁぁぁぁーーーーーーーッッッッッ!!!!!」
ぐぶぐぶぐぶ……
ドクン!
びゅるるるるううぅぅーーーーーっ!!!!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
どっくん、どっくん、ビュルルッ!ぴゅっ!
「は……ぁ」
僕の膣内射精に応じて、ゼシカは色っぽい声を漏らす。太ももで僕の腰をがっちり捕らえ
たまま、精液を搾り出す。
びゅる、びく、ぴゅっ……
「ふあ……ひ……ははぁ……っ」
「フフ……出てるよ、いっぱい……エイトのが……私の中に……」
結合したまま上から覆いかぶさるように、ゼシカは射精の悦びに打ち震える僕の胸に抱き
ついてきた。額には珠のような汗が浮かんでいる。
「旅が終わって……もしも赤ちゃん出来ちゃったら、ふたりで一緒に育てようね」
「あ……あ……ゃあ……」
「嫌?……でも、エイトはこれから私以外の女と結婚なんか出来ない身体にされちゃうの
よ?」
指先で頬を愛撫し、二度三度軽く唇にキスしながら、彼女はあろうことか再び腰を動かし
始めた。
びくん!びくん!びゅるっ!!!
「たっぷり時間をかけて……ね。うふふ……まだピクピク言ってる」
779ゼシカ×エイト:04/12/25 19:02:03 ID:ck986SN3
「ぐぅううううううううっ!?あ、ま、待って!ちょっと待って!まだ動かないで!イっ
たばかりで、まだつら……ひぃゃあああああああああああああああっっ!!!」
射精直後で過敏になっているペニスへの責め苦は、悪夢のような拷問だった。
ぐじゅ、ぐちゅ、ぢゅぐ……
「ぎゃああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ………」
僕の裏返った悲鳴を恍惚の表情で聞き入りながら、彼女は引き続き第2ラウンドを開始す
るのだった。
「ああっ!お願い!少しでいいから、休ませて!でないと死ぬ!死んでしまう!!」
「大げさね」
今度は中できつく締め上げたまま、強引に身体を揺するゼシカ。派手な抽送とはまた異な
る深い刺激に、しかし僕は苦しみ以外に何も感じられなかった。
……それなのに。
ああ、それなのに、どうして僕のペニスはちっとも小さくなってくれないの!?
「まあ、身体の方は正直ってことかしら」
「くぁ……ッ!ち、違う!!それ絶対、違うぅ……っ!!!うぇああぁ!!」
グジュ、グジュ、グジュ……
――そう。
僕には分かっていた。
ゼシカの夜はこうなる事を、僕は予め知っていたのだ。
「苦しいことはしていない」とゼシカは言うが、それは嘘だ。
初めて彼女に犯されたあの夜だって、幾度となく射精を強要され、干からびるまで絞られ
たじゃないか!
分かっていて、逃げられない。
その先に待ち受けるのが地獄と知りつつ、みすみす罠にかかってしまった己の愚かさを、
僕は今こうして噛み締めている。
それにしても……
「つ、つら過ぎる……うぅ……ッ」
これから朝までゼシカのいいように弄ばれる自分の運命に、僕はこの上ない絶望を覚えて
いた。

780ゼシカ×エイト:04/12/25 19:04:08 ID:ck986SN3



――部屋の戸の鍵を開けてヤンさんが顔を覗かせたのは、丁度十回目に突入する頃だった
と思う。

「……」
全裸でつながる僕らの姿を前に、当然と言うべきか、ヤンさんはドアノブに手をかけたま
まの格好で固まっていた。
闇の底でようやく見えた、一すじの希望の光。
僕は必死で彼に助けを求めようとするのだが、肝心の声が枯れて出てこない。パクパクと
金魚のように口を開閉するだけだった。ゼシカが、僕に馬乗りのままヤンさんを睨み付け
る。
「し、失礼したでげす!……アッシは隣の部屋で寝るっすから、こここ今夜はどうぞごゆ
っくり!兄貴っ」
ヤンさんの肩の上から、ネズミのトーポ君がこちらに飛び降りようとする。が、ヤンさん
は気を利かせたつもりなのか、慌てて彼を捕まえてくれやがるのだった。
「ひ、人の恋路は邪魔するもんじゃないでがす!機嫌でも悪いんすか?アンタは。さっき
からワインに火ぃ噴いて台無しにするわ、買い直した酒をおっさんと飲んでりゃ、ずっと
キーキーうるさいわ……」
ヤンさんの大きな両手に掴まれて、トーポ君は鳴き声をあげながらジタバタと懸命に暴れ
ている。
この小さな友達は、僕の危機を救うためにヤンさんを連れてきてくれたのだ。そんな健気
な姿に、僕は涙がこぼれる思いだった。
「それじゃ、アッシらはこれで」
バタン、と扉が閉じられた。
「あっ」
最後の望みは、より大きな絶望に呆気なく打ち砕かれてしまうのだった。
ガチャリという施錠音。
ご丁寧に、鍵までかけて……っ!
781ゼシカ×エイト:04/12/25 19:06:50 ID:ck986SN3
「……」
しばし訪れる沈黙。
(待て……)
僕は心の中で独白した。
(ちょっと待つんだ。落ち着けエイト)
自分自身に、そう呼びかける。
OK、ボーイ。僕は至って冷静だ。
……大丈夫。何のことはない。
(何もなかった)
そう。
今のは何でもなかったんだ。
最初から、朝まで犯されるのは覚悟してたじゃないか。
ヤンさんが来てくれたのがぬか喜びだったからといって、その状況が変わるわけではない
だろう?
むしろ、一、二分だけでも休憩できて良かった。……うん。
良かったんだ。
……。
「残念だったね、エイト。一時はどうなることかと思ったけど、朝まで何の憂いもなくエ
ッチしていられるわ。……というより、これはもう『周りも公認の間柄』ってヤツよね」
ゼシカは弾んだ声で鼻歌まじりにそう言うと、リズムよく腰を振り始める。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ(嫌だぁああああああッ!ヤンさ
ん!トーポ君!助けてぇえええええええええっ)!!!!!!!!!!」
僕は隣の部屋に声を振り絞ろうとする。
なまじ中途半端な希望を与えられたが故に、恐らくもう差し伸べられる事はないであろう
救いの手を、必死に求めてもがき続ける僕。
うう、こんなのって……こんなのって……ッ!
悲嘆に暮れているだけの方が、いくらかマシだったよう……。

……ゼシカの責めが、さらに激しくなった。
782ゼシカ×エイト:04/12/25 19:12:37 ID:ck986SN3
僕の顔面を正面から巨大なおっぱいでぱふぱふして、窒息しそうにさせながら、下半身の
動きはさらに速く、小刻みに!
精液なんてとっくの昔に撃ち尽くして空っぽなのに……その時は、近い。
5回目を超えたあたりから迎えるのが恐怖になった、絶頂の瞬間が。尿道から鈴口にかけ
て、無いモノを無理矢理吐き出そうとわななく、あの強烈な感覚が!
やだ!
嫌だっ!
嫌だイヤだ!
い、イくぅ!
「ΘΛΠΣ△#иΠ■○〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!」
「あ……はは、十回目ぇ……」
ビクビクと内部で空撃ちを繰り返す僕のペニスを、ゼシカは優しく受け止めていた。
「……」
「ん?……なーに?」
僕の呟きに耳を済ませて尋ねてくる。
「ひぃ……い……ぃ(気持ちイイ)」
とうとう全てのメッキが剥がれ落ち、今日初めて、強制されてではなく心から告白する僕
の胸を、彼女は愛しげに吸ってキスマークを付けた。

……ゼシカとの熱い夜は、まだ始まったばかりだ。


                                  了