あずまんが大王のエロいのないんかねぇ -7-

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1名無しさん@ピンキー
2夜の追憶(9):04/05/02 21:27 ID:l6lKKjLR
 少し開けた場所にある、一本の大木の前に二人は来ていた。榊は手を離すと、張り出し
た低い枝に歩み寄り、懐中電灯の紐を引っ掛けてぶら下げる。冷たい光が、幹の前の空間
だけを切り取った。それはかりそめの、愛欲の舞台。
「服も……ここにかけるといい」いつもの低く凛々しい声で告げると、榊は背を向けてバ
ッグの中を探り始めた。
 まだ愛撫の感触をとどめる掌を、神楽はやり場なく胸に当てて耐えていた。その胸の中
で、体験したことのない高揚が湧き立ってくる。
 息をひとつ飲み込むと、とりあえず靴とソックスを脱いで、ひんやりとした地面を踏む。
その冷たさが、何か落ち着きを感じさせてくれた。ゆっくりと枝の所へ向かい、僅かに残
る戸惑いを振り切って上着を脱いだ。大きな乳房を外気に晒しながらそれを枝に掛けると、
ついに最後に残ったスカートを開き、引き下ろす。
 一糸まとわぬ姿になって、スカートを枝に並べたのとほぼ同時に、いきなり背中から抱
き締められた。榊の方はまだ服を脱いでもいない。そんなに待ちきれないでいるのか。
 早いよ、と抗議する間もなく、榊の手が胸を掴む。その掌には、バッグに入れていたロ
ーションが塗られている。ぬるぬると塗りつけられながら、乳房をこねるように揉み上げ
られる。「あっ……」息をついてうつむいた視界の下端で、ぬめった乳頭が綺麗な指にされ
るがまま、いやらしく盛り上がり、跳ね回っていた。
 そして榊のもう片手は、下腹部へと這わされていった。ぬめりを伴う手が、早くも内股
へ差し込まれていく。肝心な所はまだ攻めず、縁をねっとりと撫ぜてくる。
 精一杯の抵抗心で、神楽は喘ぐ。「こ、こんなにつけやがってさ…ぁ、後で……ちゃんと
拭いて、よ……」
「ふふ、君の方が自分でいっぱい……濡らしちゃうんじゃない?」
 囁かれながら中へ差し込まれた瞬間、「っ!」カッと耳まで熱くなった。
 ああ、もう駄目だ。とことん欲情すると、榊はすごく嗜虐的になってしまう。もう、い
つもの優しく気品ある恋人ではない。
3夜の追憶(10):04/05/02 21:28 ID:l6lKKjLR
 突っ込まれたままよたよたと歩かされて、木の幹に両手をつく。下を攻める手を素早く
組み替えられて、バックからされてしまう。容赦なく、何度も何度も。「おしり、もっと出
して」榊が言う。「脚、いっぱい開いて」榊が言う。おまけに、首筋を舐め上げてくる。神
楽はもう、言われるがまま。夢中でとるのは、きわめて恥辱的なポーズ。あそこも、いっ
ぱい広げられて。自分の内側、肉壁が休みなく擦り上げられている。大好きな人の、その
指に。
 周りの空間が、とてもとても広い。どこまでもつながっている。空の遠い彼方までも、
あらゆる世界の果てまでも。ああ、こんな世界の真ん中で、私は何て格好で。何てはした
なく歓んでしまって。何て――。
 初めて味わう果てしない羞恥に、神楽の背筋からぶるぶる震えが這い登った。いけない。
喉から飛び出しそう。下を向いて、懸命にこらえても。
「あ、ぁっ! こぇ……出ちゃぅ…よっ!!」
「だめだ…」嘲笑うような声。「もし、どこかに聞こえたら!?」
「いや、いわせて! いいたいの、いぃ……ひゃっ!?」
 顎を掴まれて、指を口に突っ込まれた。ぐっ、と乱暴に顔を持ち上げられる。舌を封じ
られたまま、唇と口蓋を執拗に愛撫される。ああ、もう私、上も下も挿れられて。いっぱ
いに満たされて、犯されて――。
 声の出せないもどかしさに首をよじり、上を向いた。薄く涙の浮かぶ目を開いたとき、
広大な星空が落ちかかってきて。
 ――ああ、本当にこんな広いところで。
 そう感じた瞬間、神楽はあっけなく頂点に達した。
4夜の追憶(11):04/05/02 21:29 ID:l6lKKjLR
 身体中を走る波にひとしきり耐えた後、神楽はがくがくと膝を屈してへたり込んだ。乱
れ果てた息づかいが自分自身を酔いしれさせる。加熱した身体を、自分でも支えきれない。
その持っていき所が欲しくて、とうとう地面の上にごろりと仰向けになった。背を覆う冷
たさが心地いい。柔らかく当たる下生えの感触も。
 見下ろす榊の目は、平常心を取り戻してきたようだ。「よ……汚れるよ」
「地面は乾いてるから……私も、背中は濡れてないしさ」感触を楽しみながら、うっとり
した声で神楽は言う。「……ねえ。このまま、しよう」
 確かに、榊の長髪を土で汚さずに身体を合わせられる体位としては、騎乗位をおいてな
いだろう。立ってするには身長が違い過ぎることは、十分わかっているのだし。
 ごくりと、榊の喉が鳴ったように思えた。しばしの沈黙があってから、「……うん」と頷
き、榊は上着のボタンに指をかける。
「早くしないと……」と、神楽は自らのそこに手をやって、見せつけるように自慰の素振
りをする。「一人で、また……ちゃうよ」
 榊が上着を脱いだ。しなやかで均整のとれた半身があらわになる。と、榊は神楽のすぐ
そばへ歩み寄ってきた。あらためて見つめられる羞恥の中で、神楽は何とか意地を張って
みせる。「んっ、な、何だよぉ……」
「ちょっと、上げて」
「え……?」声をかけられて、神楽は腰を低く浮かせる。それこそ、よく見せるようで恥
ずかしい。その下に、榊は上着を滑り込ませて広げた。「土とか、入ったらいけないから」
「えっ……でも」
「帰って洗うだけだし。君の方が大事だからね」
 どきりと胸が高鳴った。さっきあんなにしておいて、何てずるいんだろう。湧き上がっ
てくるのは淫欲とはまた違う、純粋な喜び。だけどそれも結局は、欲望にますます火をつ
けてしまう。満ち溢れる愛液が尻を伝わり、つっと垂れていくのが判る。ああ、何て自分
はいやらしいんだ。この服も、きっとますます汚してしまう。でも、でも――。
「ほしい……」神楽は切なく、懇願の声をふりしぼった。「欲しいよっ…!」
「すぐに行くよ」
5夜の追憶(12):04/05/02 21:29 ID:l6lKKjLR
 そして間もなく、全てを脱ぎ捨てた榊が、いつもの装具を手にやって来た。それを神楽
に着けさせる。
「ぁ…ん」咥え込んだものをぐっと握り締め、支える。上にしゃがみ込んだ榊が大きく股
を開き、毛の下にぱっくり開いた亀裂をかぶせていく。光の中でぬめぬめと粘膜が輝いて
いる。すごく下品な光景だ。なのに、じっと見つめ下ろす榊の眼はいつものように綺麗で、
そのギャップに神楽は少し眩暈を覚える。
 どうやら、榊の方でもとっくにでき上がっているようだった。攻めるばかりだったこと
の反動なのか、榊の求め方は最初から激しく、大きく腰を振っては喘ぐ。
「は…んっ! ああっ……」何度も何度も、神楽の名前を呼んで。
「おまえ、ずるいよ…」ぞくぞくと高まってくる快感に耐えながら、神楽は甘い声でたし
なめる。「自分も、声、がまんしろよぉ……」
 聞き入れて、榊は自ら口に手を当てる。こみ上げるものを懸命にこらえながら、いっそ
う身体を揺すり続ける。豊かな乳房の揺れは、ゆさゆさと激しすぎるほど。
 そのいじらしい表情に嗜虐心を掻き立てられて、神楽は密かに企んだ。
「ねえ……もっと来て。顔、よく見たいよ」
 声をかけると、榊はゆっくりと身体を倒してきた。頭が、神楽の手の届く位置まで来る。
そこで素早く、口を押さえる榊の腕をつかんで取り払った。榊のもう片方の手は、身体を
支えるために地面から離せない。
「あっ…だめ」抗議されても、離してやらない。このぐらいの仕返しをする権利はある。
榊は今や泣きそうな顔で、赤い唇の中から切なげにつぶやく。「…いじ、わる……」
 追い討ちに、神楽は力を込めて突き上げた。「あぁ!!」悲鳴をあげる榊を、さらにいた
ぶる。「声、出すなってば……」
「だって……だって」
 神楽は榊の瞳を見つめて、にやりと笑いかけてやる。「ずっと、見とくぞ」
 じわり、と榊の瞳が潤んだ。恥辱に肩が震え始めている。けれども、眼はそらさない。
神楽の側も同様で、二人はお互い吸い込まれ合うように見つめ合った。
 さあ、もうこのまま――。
 そして神楽は、力いっぱいに攻め立てた。榊は懸命にむさぼった。ずっと、見つめ合っ
たままで。奪った榊の手には地面をつかせていたけれど、いつしかそれも神楽の手と握り
合わされていた。
6夜の追憶(13):04/05/02 21:31 ID:l6lKKjLR
「んっ、んんッ!!」頑張って耐え忍ぶ榊の顔が、本当にいとおしくて。神楽の脳裏に、
一つの言葉が浮かび上がる。
「なあ」
「な、に……」
「かわいい」
「ッ!!」
 手が、ぎゅっと握り締められた。榊が限界に達する合図。神楽もまた、遠からず――。
「あっ、もぅ、がまん、できな……! ねぇ、いっしょに、いっしょに!」
「だめぇ、だめッ……うっ、ぁ、わぁ! あああッ……!」
 神楽は最後の気力を振り絞って半身起こすと、榊の頭を抱いて力強く口づけをした。
「う、くっ……!!」
 差し込んだ舌を強く絡めて、お互いの声を封じ込める。間も置かず、榊の舌が、ひくり
と果てた。榊の身体が、押し殺された叫びが逆流したかのように大きく打ち震える。その
一体感の中で、神楽もまた絶頂にのぼりつめた。頭の奥が真っ白になり、涙がぽろぽろと
零れ落ちる。自分が自分なのか、榊なのか、それすらわからなくなるような融合の境地の
中で、神楽はひたすらに震え続けた。
 どれくらいそうしていたのか。頂点からやっと降り始めた頃に口づけを解き、二人は余
韻の中で、激しく甘い息に浸り合った。
 そうしてしばらくの時が過ぎた頃、榊が静かにつぶやいた。「……泣いてるの?」そして、
くすりと微笑みを浮かべ。「昔から、君は泣きやすいね」
「……うるせえ」ちょっとは突っ張ってみる。
 榊が顔を寄せ、涙の跡を自分の頬で拭ってくれる。その心地よいくすぐったさに耐えな
がら、子犬みたいだな、と神楽は思った。
7夜の追憶(14):04/05/02 21:32 ID:l6lKKjLR
 ――おまえさ。

 なに?
 やっぱり、可愛いよ。少なくとも私には、すごく可愛い。昔から言ってるだろ?

 …………。

 そりゃ、おまえの問題は自分で解決するしかないんだと思う。でも――自分に対する評
価って、けっこう偏ってたりするもんだぜ。私が自分なんかダメだと腐ってたときにも、
おまえは好きでいてくれたみたいにさ。私が見てるおまえも、たぶんおまえが思ってるの
とは違うんだろう。たとえ変わるのが怖くても、それに変わっちまったと思っても、実は
そんなでもないかもしれないし。だから――もうちょっと考えに余裕持っていいと思うよ。
いつも、そばで見てるから。私が言えることは、そのぐらいだけどさ……。

 ……ねえ、さっき言えなかったけど。

 ん?

 愛してる。

 ……遅せぇよ、ばか。



 深い深い夜の底は、また静かになった。
8夜の追憶(15):04/05/02 21:34 ID:l6lKKjLR
 底から上昇するように、ぼんやり意識が浮かび上がってくる。カーテン越しにも、朝の
日差しが眩しく視界を照らし出した。
 あれ。見慣れない部屋だ。寝ているのはベッドの上で、自分以外には誰も見当たらない。
 ああ、そうか。ここは合宿所の寝室。そして今までのは夢だ。何年も前の出来事を、眠
りの中で再体験していた。
 あれは……良かったなあ、と、ちょっとにやけながら神楽は起き出す。あの夜の言葉は、
実際に榊を力づけられたともいう。二人で悩みながら歩んでいた時代も、今となってはい
い思い出だ。
 しかしそれにしても、何でこんな所であの夢なんだろう。寝る前に、何か思い出すよう
なきっかけでもあったっけ。そう考えてみると、昨夜の記憶は不明瞭だ。それに、何だか
頭がずきずきするが――。
 寝室を出て少し歩いたところで、部員の少女にばたりと出会う。神楽の学生時代のタイ
ムを目標に頑張っている子。既にジャージ姿で、顔色からすると運動してきた後の気配だ。
「……あっ? まさかもう朝練終わったのか!?」
「は、はい。先生起こすの悪いなって、みんなで……」
「うわ、すまない」いつもなら絶対あり得ない失態だ。「……なあ、ゆうべ何があったっ
け?」
「それは……」少女は、何だかちょっと辛そうに口ごもり、「あの、ちょっと片付けがある
ので」と走り去っていった。神楽にはどうにも訳がわからない。
9夜の追憶(16):04/05/02 21:35 ID:l6lKKjLR
 ミーティングルームに入ると、テーブルの上に並べられた空の缶やペットボトルが目に
入る。昨夜、部員たちとここで飲んでいた覚えがある。そういえばあのジュースのラベル、
集めると復刻版ジャンボねここねこが当たるとかで、メモに貼り付けておいたっけ。
 ふと、その中に酒が数缶あるのを発見する。たしか不真面目な部員が持ってきたのを取
り上げて、強くもないのに場のノリで飲んでしまったような――。
 嫌なデジャブ。
 やがて入ってきた部員たちが、奇妙な尊敬の眼差しで口々に神楽を賞賛し始めた。先生、
大変勉強になりました。尊敬します。
 ――帰ったら、榊への土産話にするべきだろうか? やっぱり怒られるかなあ。ネタと
してはおいしすぎるのだけど。まだ痛みの残る頭で、神楽はぼんやりとそんなことを考え
ていた。
 窓の外には清々しい青空。あのときも今も、空はただ広大に見下ろしているだけである。

(了)
10名無しさん@ピンキー:04/05/02 21:58 ID:f3YWVT3I
>2-9 前スレからの引き続きでグッジョブ。
いやー、>1 の惹句が伏線だったとはね。
ぼくたちの合言葉はいつでもいつまでも「エロエロよー」っすねw
11名無しさん@ピンキー:04/05/03 00:28 ID:vq/UtOMj
 エ ロ エ ロ よ ー ー ー ! !


 錐揉みで激しくグッジョブ。
12名無しさん@ピンキー:04/05/03 00:58 ID:4Vk7AGuV
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
13名無しさん@ピンキー:04/05/03 01:46 ID:Em8GTTME
amnsさん復活オメ&乙!!
密かに期待して待ってたよ
あぁ、満たされた…今夜はよく眠れるな
14名無しさん@ピンキー:04/05/03 07:12 ID:5bB5h9xx
さかぐらマンセー
15名無しさん@ピンキー:04/05/03 22:16 ID:jhHEU8rt
アダルトなさかぐらもイイ!!
16名無しさん@ピンキー:04/05/03 22:41 ID:Ah8j0uqE
よつばとの、みうらと恵那のエロ希望。激しく希望。
17名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:21 ID:u/qOfYzg
>>16
危なかった……
まさにそんなネタを大阪板で書こうとしてた。
18名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:17 ID:1kO45K9Y
>>16
先日1、2巻と読んで思った感想が
「この2人はさんざん同人誌書きのお兄さんやお姉さんにめちゃくちゃにされるであろう」

1巻あたりではよつばは純粋すぎてエロで萌えれないOR使い辛いと思ったが
2巻の冒頭でみうらが出てきた時点で「ハアハア要員キター!」
恵那と並べてみると非常にヤらしい。

とりあえずお医者さんごっこでもさせてみる?
19名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:31 ID:ERmCobu5
>>18
ばんざーい!!
20T&T:04/05/04 01:46 ID:ChByMM6G
前スレ897の続き。
ちゃんと酔っ払ってますよ?


**********************


「……しかし、女とご飯食べるのに吉野家チョイスするかねフツー」
ともは席に座った後になって不平を言い出した。
東儀はムッとして、
「文句あるなら食わせてやらん」

「あ、嘘!ごめん。 いただきますっ!」
注文とほぼ同時に出てきた牛丼を、慌てて受け取るとも。
東儀は半熟卵をのせ、少しかき混ぜてからパラパラと唐辛子を振る。
サッと醤油をひとかけしたあと、どんぶりの中身を一気にかっこんだ。

「……」
「……ん?」
ともが自分の方を観ているのに気づき、東儀は箸を止めて「どしたの?」と言った。
「いや、見るからに食べ慣れてるなぁって感じ」

「そうか?」
「美味そうだよ」
ともも東儀の真似をして、半熟卵をのせる。
「私らだけで吉野家とか来ることないからね」
21T&T:04/05/04 01:59 ID:ChByMM6G
「半熟卵がどうとか言ってたじゃんか」
「ん。 半熟のがあるって聞いてから、本当は一度来てみたかったんだ」
そう言って、イタズラっぽく笑った。


***


腹ごしらえを済ませたあと、ともに連れられてやってきたカラオケ屋は、
コンビニの2階にある薄汚い店だった。

「……ココにするのか?」
「嫌?」
「おれの方は、べつに嫌じゃないけど。 割り勘なら、もう少し綺麗なところに行けるだろ」
何というか、吉野家以上に女と連れ立って来るような場所ではないように思われる。

「いいじゃん。 安いし」
「……だがなぁ」
それに、東儀は知っていた。
22T&T:04/05/04 02:19 ID:ChByMM6G
店内はなぜか薄暗く、見るからにいかがわしい雰囲気をかもしだしている。
そして各部屋にはガラス窓というものがなく、戸を閉めて音楽の音量を上げてしまえば完全に中の様子が分からなくなってしまうのだ。
そのため、一部良識に欠けたカップルからそういう目的で使われる事がしばしばあるような店だった。
通称「ヤリオケ」。

「……」
「じゃ、東儀の奢りでどっか別の所にしよう」
「いや、いいよ。ココにしよう」
「決まりっ」
まるで彼の答えを見透かしていたかのように決めてしまうと、
ともは強引に東儀を店の中にひっぱって行く。

その店は、空いた部屋から自由に選べるシステムだった。
「一番奥の部屋でいい?」
ともが尋ねると、東儀はギョッとして「あ、あぁ……」と頷く。

(まさか、な……)
一抹の不安を覚えながら、しかし少年はこの時なにか嫌な予感がした。
「リモコンもらったよ。 さ、行こうぜっ」
「うん……」

ともが妙にハシャぐのは、今に始まったことではない。
ないのだが、しかしこれは偶然の一致だろうか?
ともの選んだ奥の部屋は、東儀と暦がよく知っている場所だった。


                        続く(小出しでスマン)
23名無しさん@ピンキー:04/05/04 02:32 ID:FwKkcYEE
くっ
最後の一文が心憎いわ
24名無しさん@ピンキー:04/05/04 15:33 ID:DcM5Ozt9
>>16
書いてみて思った……やっぱり難しい。
25名無しさん@ピンキー:04/05/05 01:44 ID:MLb6IVBg
>>16別のスレでやってもらえ

純粋にあずまんが大王だけがすきでたまりません
26名無しさん@ピンキー:04/05/05 01:59 ID:IalJqwwY
前スレ終ったもよう
27名無しさん@ピンキー:04/05/05 02:55 ID:7Gl9Za+g
前スレでも言ったけど
俺はよつばともここで受け入れていいと思う
もし増えるようならあずま作品スレってことにしても、と
28名無しさん@ピンキー:04/05/05 19:43 ID:UtZUP6q3
だったら最初から「あずまきよひこ総合」として立てれば良かったのに。
29名無しさん@ピンキー:04/05/05 21:19 ID:hpn+Xce3
なにげにちよちゃんのエロパロ書いてるんだけど
時を見て投下してもいいのだろうか
30名無しさん@ピンキー:04/05/05 21:32 ID:3BZPyHqZ
よし許してつかわす
31名無しさん@ピンキー:04/05/06 18:59 ID:tLozLe/A
>>29
実は私も書いてます。もっとも、もう他のスレに投下してるんですけどねw
それにしても、意外とちよちゃんのエロSSって多いんですね
32名無しさん@ピンキー:04/05/06 19:00 ID:PA7odQ5Z
新作〜でろ〜
新作〜でろ〜
3329:04/05/06 22:38 ID:aHuE+Mc5
それでは投下してみたいとおもいます。
文書くのはじめてで、読みにくいところなど
沢山あるとおもいますが、
一生懸命書きますのでどうか見守ってやってください

ただ、エロまで結構グダグダ長くなるとおもうので
そういうのが嫌いな人はスルーしてください
34雨が降ったから:04/05/06 22:40 ID:aHuE+Mc5
今は5月。だんだん雨も多くなってきた季節。

ナオキはスーパーでバイトしていた。
レジで働き初めて3週間。慣れてきたころだろう。
−まぁどうでもいいことだが。
今の時間は8時40分、もうそろそろでバイトは終わりである。
スーパー自体の終わりも近いので当然客も少ない
ナオキは必然と時計を確認する回数が多くなっていた。

(早くおわらねぇかなぁー。それに早くしないと雨が降りはじめちまう)
ふと空を見上げる
確かに空は暗くいつ振り出してもおかしくない雰囲気である。
(傘ももってないからなぁ)
35雨が降ったから:04/05/06 22:46 ID:aHuE+Mc5
−と思ったとたん願いも空しく
 ポツ、ポツ ポツポツ …ザーーー
「げ。振り出しやがった」
このままじゃずぶ濡れになりながら帰るしかないだろう

(あーあ、止むわけもねぇしな)−「あ、あの。」
(どこかで雨宿りも面倒だ−)「あの!おねがいできますか?」(ん?)
客が来ていたのか 気づかなかった。
「すみません、いらっしゃいませー…ってちよちゃん!?」
「あーナオキさんじゃないですか!バイトしてたんですか?」

(ちよちゃんだ。オレのクラスに飛び級で入ってきた
それからずっとクラスが一緒だ
子供なのにオレよりも頭がいい。オレも十分子供だが。
精神的にもオレのが子供だろうな・・・
にしてもオレのことを知ってるとは。
あんまりちよちゃんとは話したことがないし
いや、こうやって面と向かって話したのは初めてかもしれない。
話す話題がなかったし、いつもちよちゃんはともとか大阪とかと
ツルんでたからである。
しかし、オレがちよちゃんのこと知ってるのはいいとして
ちよちゃんがオレのことを、しかも名前までしってるなんてな。
さすが優等生は違うぜ)
36雨が降ったから:04/05/06 22:47 ID:aHuE+Mc5
とそこでふと気づいた。ナオキさんと下の名前で呼んでいる。
−なんでこんなことにいちいち気にしているのか。
それはナオキはワルというワルではないがどちらかといえばワルという
微妙な分類だった
顔が悪いというわけではないが 特に女の子との付き合いもなかったので
せっかくしゃべり掛けられてもすぐにドモってしまい話が
弾まないことが多かったのである。
だから下の名前で女の子に呼ばれるというのは稀で。
とても恥ずかしい気がしたのだ
37雨が降ったから:04/05/06 22:49 ID:aHuE+Mc5
(けど、相手はちよちゃんだぜ、何恥ずかしがってんだ。)
自分より大人と思っていたがやはり外見は子供
そんな子供に対して赤くなっている自分が恥ずかしかった
「あ、ああ。やってるんだよ」
なんとか真っ白になりかけた頭を働かせ変哲もない返事をする。
「そうなんですかぁ。ガンバってくださいね」
ニッコリとカワイイ笑顔で微笑むちよちゃん。カワイイ・・・
ピ、ピ ちよちゃんを横目にみながら商品をレジに通していると
商品がお菓子を作るような雰囲気なのがわかった。
「ちよちゃん、お菓子でも作るのか?」
やっとまともなことを言えた。
「ええ、そうなんですよー。」
「へぇ、すごいね。お母さんとかと作るの?」
「いえ、一人で作るんですよ〜」
「一人!?すごいなぁ」 …やっぱ大人っぽい
38雨が降ったから:04/05/06 22:50 ID:aHuE+Mc5
(よし、通し終わった。終わりまであと5分か)
ナオキが時計を見るそぶりをみて
「あ、バイトもうすぐ終わるんですか?」
「あ、うん。あと5分くらいなんだ。だけど傘なくてヤバイんだよな〜」
「あぁ、それなら私の傘入ります?」
(どうしようか道徳的には断りたいけど)。
いや、本心では借りたい。家も結構な遠さだ
少年は甘えようと思った。
「じゃあ、いいかな?」
「いいですよー。では自動ドアの前でまってますね」
「あぁ。すぐいくから、ゴメンね」
こうしてちよちゃんの通し終ったあとの誰もこない数分がやけにながく感じた。
39雨が降ったから:04/05/06 22:51 ID:aHuE+Mc5
−「ごめん、待たせちゃったかな?」
「いいえ、大丈夫ですよー」
外でまっていたちよちゃんに声をかける。
「それじゃあいこうか?」
「はい」
そういってちよちゃんは傘を開きはじめる
「あ、オレが持つよ。」
「いいんですか?遠慮しなくてもいいんですよ」
「いや、オレもたないとオレはいれないし(笑)
それに傘貸してもらうんだから
それぐらいはさせてよ。荷物もさ」
「はい、わかりました。おねがいしますー。」
そしオレがもつとどちらともなく歩き出した
「あ、そういえばちよちゃんちってどこ?」
「わたしの家は△□○町ですよ。ナオキさんはどこなんですか?」
「あぁ、そこか丁度よかった。オレんちは○○付近だから
オレと同じ方角だね。まぁオレの方がだいぶ遠いけど」
ここで、ちよちゃんと自分ちが同じ方角だというのを知る。
違う方向だったらどうするつもりだったのか
40雨が降ったから:04/05/06 22:52 ID:aHuE+Mc5
と、そんなことも思いつきもせず歩いていると
ナオキはちよちゃんの肩がちょっと濡れているのに気づいた
「あ、ちよちゃんもうちょっとこっちおいで」
これは本当に何気なく、当たり前のようにいったのだが
少し誤解されてしまたようだ。
驚いて肩がビクッとなったのがはっきりわかった
さすがにこちらもそれに誤解されたと理解したようで
「あぁ、肩が濡れてるからさ。もうちょっとくっ付かないと」
そう付け足す。
「あ、はい。」
ちよちゃんは あぁなんだ。 という感じで近づいてくるがほんの
半歩程度だ。全然意味がない きっとさっきの言葉もあって
意識してしまっているのだろう
41雨が降ったから:04/05/06 22:53 ID:aHuE+Mc5
「もうちょっとこないと濡れるよ」
そういって肩に手をまわしてこちらに引こうとする。
が、
ぷに。
(ん?もしかして今・・・感覚)
とてもやわらかい感触 これは、その、おっぱいというものだろうか
ちよちゃんから
「きゃぅっ」
という声が聞こえた。間違いないな・・・
とりあえず、ちよちゃんの胸から手をどけ
肩に持ち直し引き寄せる
と、当然密着した状態になったのだが二人とも
緊張してるしまっている。
42雨が降ったから:04/05/06 22:55 ID:aHuE+Mc5
すみません↑してしまっているの勘違いです・・・
誤字確認してなくてすみません
43雨が降ったから:04/05/06 22:56 ID:aHuE+Mc5
ナオキは、
(やべ、オレなんかセクハラしてるみてぇじゃんかよ。いや、してるな)
とそれだけを繰り返し考えている。肩のほうにある手にも神経を集中させている。
第一どけようとおもってもどけられない雰囲気だ。
(って、まてよ。オレ勃起してるよ・・・)
コレが、ちよちゃんにばれたら絶対引かれるだろう
ナオキはそう思いつつ顔をしたのテントに向ける。
ちよちゃんと数cmしか離れていない。
ナオキはそれを確認すると異常に興奮していることに気づいた。
 ちよちゃんにコレを擦り付けたらどういう反応するだろうか。
 ちよちゃんがものすごく、女の子として可愛く見える。
 性的にちよちゃんを見て興奮している それに対してさらに興奮する。
 ちよちゃんで興奮していることの罪悪感に興奮している。
そして、不思議とナニカをしてしまっても。許してくれそうな気がする。
ちよちゃんは優しいからだろうか。それもあるが、何かわからない自信がある。
(ちよちゃんの胸をもう一度さわりたい)
そういう欲望がどんどん強くなっていく。
44雨が降ったから:04/05/06 22:58 ID:aHuE+Mc5
そしてそれを実行する決意も固まりだしたころ
ピチャピチャピチャ
前から足跡がしてその妄想(?)はかき消された
どうやらサラリーマンのようだ。
サラリーマンはこっちの方をじっとみながらすれ違った。
(今のサラリーマンがオレたちのことどうおもったのだろうか。)
(兄妹、かな?やっぱそうだよな)
そう思うと急にさっきまであった欲望も消えうせていった。
(はぁ、バカなこと考えてたなオレ)
そう考えながらため息をつく
45雨が降ったから:04/05/06 22:59 ID:aHuE+Mc5
「あ、あの もう着きましたよ」
「え?ちよちゃんち?て、え、え、え!?ちよちゃんちってこのでっかい門!?」
「違いますよ(笑)この中にあるんですよ〜。」
「そ、そういいたかったんだがつい興奮しちゃって」
「ちょっと開けますからまっててください。」
「開けるって、このでかい扉が開くの?見てみたいな〜」
「いえ、違いますよー。この横の小さな扉です」
「あぁ、そっちか。で、傘借りて今度学校の時もっていくことでいいかな?」
「あ、あの開けるのを待っててもらったのは家に入りませんか?ってとですけど
忙しいんですか?」
「いやいや、予定は全然なし。けど悪いしさ」
「お菓子作るっていいましたよね?それを食べてもらいたいんです。
それに雨がやむかもしれませんし。ね、いきましょうよ?」
雨はやまなそうなのだが・・・
確かにお菓子は食べたいけど。両親がいたら余りいいようには
見受けてくれないだろう。
いくら同級生とはいえ年は離れてるんだから。
それに少しと言えども不良っぽいんじゃあなぁ
46雨が降ったから:04/05/06 22:59 ID:aHuE+Mc5
「それに、一人で作るっていいましたよね。あれはお父さんとお母さんが
出張でいないからなんです。だから正直怖くて
ただきちさんが居るから安心なんですけどね。
やっぱりたまに心細くなるんですよー。」
両親がいない。これは大きかった。それにここまで言われると断る
わけにはいかないだろう。

「あぁ。わかった。お邪魔するよ」
そうしてナオキはちよちゃんの家に入ることになった
4726:04/05/06 23:01 ID:aHuE+Mc5
ふー、とりあえずここまで
もう妄想とか頭に思い浮かんだことをガーッと書いてるので
文章の構成とかめちゃめちゃになってるかもしれません

読みにくかったらごめんなさい
4829:04/05/06 23:02 ID:aHuE+Mc5
↑ごめん・・・29の間違いです。うぅ
49名無しさん@ピンキー:04/05/07 13:08 ID:mfWkYNRL
新作もつ!イイヨイイヨ!
ちよたんもえ(´Д`;)ハァハァ
50名無しさん@ピンキー:04/05/07 21:10 ID:sNE1Sa3/
>>49
このロリコン!このロリコン!このロ…

あれ?俺もか
51名無しさん@ピンキー:04/05/07 23:52 ID:eNumBUn3
気づくのおそっ!!
52名無しさん@ピンキー:04/05/08 20:34 ID:SzdJbwOz
GWから職人が続々帰還
ビシバシ発表
そんな展開を希望
53名無しさん@ピンキー:04/05/08 23:11 ID:uU11Eyvq
昨日原作を読み直したんだが…
今更終わってしまったのがすごく寂しい
54名無しさん@ピンキー:04/05/09 18:23 ID:vZ3KZttl
「分かっているよ!
 だから、スレにあずオタの妄想の光を見せなきゃならないんだろ!」
55名無しさん@ピンキー:04/05/09 20:17 ID:Iw5z9sbC
今さらだが、消化不良を残して終了させることが名作たる要件の一つなんだろうな。
そうすれば読者ひとりひとりの中で独自に完結させることができるのだから。
56名無しさん@ピンキー:04/05/10 19:04 ID:+CPBkTuS
消化不良というのが適切かどうかはわからないが
いい話はその後への想像をかき立てられるというのはあるな
57名無しさん@ピンキー:04/05/10 22:11 ID:ujLrm0L8
前スレ812の続き

“キ〜〜ンコ〜〜ンカ〜〜ンコ〜〜ン”
 授業終了のチャイムが、夢の世界から少年を無理矢理引き戻す。
「起立〜〜 礼〜〜 ありがとうございました!」
 ほけ〜〜とした顔のまま、こども高校生の舌足らずな声に促されて立ち上がった少年の意識が、だんだんはっきりしてくる。
 ……なにか、なかったけか?……
 薄いもやのかかる頭が、にゃもちゃんとの約束を思い出そうとしたとき、
“ガタッ”
 少年のななめ前の席、短い髪の女の子がこちらを振り向いた。
ネコを連想させる瞳が少年をチラッと一瞥すると、ダッシュで教室の外へと駆け出す。
それを見て、少年も反射的にスタートを切る。
「まてぃ〜〜」
 おそらく、そのまま走っても追いつく事はなかったろうが、神楽はそれすらさせてくれなかった。
「榊〜〜!!」
“ガシッ”
 走り出して三歩目、横を通り抜けようとした女子生徒に羽交い絞めにされる。
「ソイツを離すなよ〜〜!」
 声はすれども姿は見えず、神楽はあっという間に教室を離脱、少年には補足不可能の距離まで逃げてしまった。
 ……チッ、逃げられたか…でもまあ、無理に捕まえようとすると引っ掻かれるか……
 どこに行くかはわかってる。べつに慌てる事はないかと息を吐こうとして、その前に、首を後ろに回す。
「えっと……もう、いいかな?…」
「あ!? ご、ごめん」
 パッと慌てて離れるのは、背が高かくて髪の長い、このクラス随一のクールビューティな女の子“榊”さん。
もっとも、一年以上同じクラスだと、クールなのは見た目だけなのが大分わかる。ビューティなのは間違いないんだけど。
58名無しさん@ピンキー:04/05/10 22:13 ID:ujLrm0L8
「いや、べつに謝んなくてもいい」
 本当に榊は謝らなくてもよかった。ここが教室じゃなければ、人目がなければ、朝までだってかまわない。
背中に感じたグニャグニャした柔らかさ、例えば、夏の海に彷徨うクラゲを触ったらこんな、
「て、ダメだ 的確に表す言葉が浮かんでこない!」
 自分の妄想に、吐き捨てるようにダメ出しした少年に、榊の身体がビクッと震えた。そりゃあ、怖いよなぁ……
「榊〜〜、アホの相手はしなくていいぞ」
「誰がアホ!?……なんですか…」
 失礼な事を言いながら眼鏡をハンカチで拭く暦さんの目が、光って見えたのは少年の気のせい? ……なんで怒ってるんですか?
「誰だと思う?」
「えっと……」
「オマエだ〜〜!」
「うおぅ!?」
 声と共に、また後ろから組み付かれる。柔らかいものが当たるが、さっきの榊よりも、かな〜〜り小っちゃい。
なんだかグミみたいにプニプニしてる。当たってる位置もずいぶん低い。まあ、見なくても誰だかわかるけど。
「滝野さん、ちょち重いんですけど……」
「黙れアホ」
 言われてほっぺたに手を伸ばす。
“ぐにゅ”
「オマエに言われるとなぁ……」
 ほっぺたを掴んでブルドッグ。ムニムニ。
「おもっきし腹が立つんだよ!」
「ハ〜〜フォ〜〜」
 懲りずに智が口を動かす。実のところ、少年は智とのこういったカラミは嫌いじゃない。
59名無しさん@ピンキー:04/05/10 22:14 ID:ujLrm0L8
「二人とも仲ええなぁ」
 ニコニコ顔で、いつからいたのかは謎だが、榊さんの隣りで大阪はのほほんと縁側の婆さんみたいな事を言う。
智のほっぺたが、湯あたりしたみたいにいっぺんに真っ赤になるのが面白い。
「はにいふへんは、いいかげん手をはなせ!」
 後半は手を払い除けて、少年に言った。
「なんやけ、こういうのほら、あれや、………え〜〜〜っと」
 大したことを言わないのは、皆わかっているのだが、なんとなく“シ〜〜〜ンとなって大阪のセリフを待つ。
「えっと、ほら、え〜〜〜〜あ〜〜〜〜ここまででとるんやけど…………………ごめん、明日まで待ってぇ」
 このグループは本当に役割分担がしっかりしてるなぁ、妙なところで少年は感心する。
「仲良きことは美しき哉、じゃないですか?」
 こういうのはちよちゃんのポジションだ。よく出来たお子さんです。
60名無しさん@ピンキー:04/05/10 22:16 ID:ujLrm0L8
ちよちゃん、お願いがあるんやけど」
「なんですか?」
「いまのな、明日わたしがみんなに言うから、ちよちゃんは知らないふりしてほしいねん」
「……いい…ですよ……」
「「「………………」」」
 多分、この事を明日になっても知らないのは、というより覚えてないのは大阪本人だけだと思う。
「……帰るか」
「そうだな」
 なにか、訳のわからん時間を取られたが、少年も神楽を追って水泳部の部室に向かった。………なんか、もう疲れた。


     しばらく書いてなかったので、また始めましたの報告と感じを掴む為のリハビリです。エロは次になんとか。
     読んで下さってる人、前の予告でエロ入れると言ってたんですけど、すいません。
鍵括弧の使い方は一般的なものにしました。
61名無しさん@ピンキー:04/05/10 23:10 ID:Hf4YuMR2
乙っ!
前スレの簡単なあらすじみたいなモンを入れてから再開してほしかった。
どんな話だか忘れちゃったし(w
62名無しさん@ピンキー:04/05/10 23:42 ID:ujLrm0L8
ああ、そうですね。それじゃあ簡単に
前回までのあらすじ
放課後の教室、イロイロとイケナイ事を少年はしていたが、どうやらそれを
神楽に見られていたようだ。
いったいどこまで神楽に見られてたんだ?なんとしても事情徴収をしなければ。
でもあきらかに神楽は少年を避けている。頼むから話しだけでもを聞いてくれ。
63名無しさん@ピンキー:04/05/10 23:57 ID:9DNrjnqx
一週間で50レス以上か…
良いペースだな
64名無しさん@ピンキー:04/05/11 20:11 ID:vDym//L3
>>60
待ってました!GJ!

この作品の雰囲気が大好きです。
65名無しさん@ピンキー:04/05/11 22:39 ID:PsAbhiqt
なぜ原作が終わってから存在を知って
しまったんだ、オレは…
66名無しさん@ピンキー:04/05/11 23:47 ID:NnaSIrKt
>>65
それは俺もだ…
67名無しさん@ピンキー:04/05/11 23:48 ID:2ilgZbcc
あずまんが系スレは未だ多数生き残っているのに……なぜ、よりによってこのスレで嘆くのか?
68名無しさん@ピンキー:04/05/12 01:08 ID:yrUq74MV
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり


ってこと
69名無しさん@ピンキー:04/05/12 02:45 ID:62/PJGai
確かに連載時はレスがすごかったらしい品
70名無しさん@ピンキー:04/05/13 00:18 ID:E7U/wNYF
このスレの場合は連載末期に立ったけど最初は超放置状態で
アニメ開始ぐらいから盛り上がったようだな
71名無しさん@ピンキー:04/05/13 03:10 ID:lT/KdpwC
お尋ねします。エロパロでキムリンの毒牙に一番かかっているのは誰でしょうか?やっぱり神楽でしょうか?教えてエロい人!
72名無しさん@ピンキー:04/05/13 03:18 ID:OpZ/uH2i
やっぱかおりんじゃないの?
ていうか木村の出る話ってそんな無かったような…
73名無しさん@ピンキー:04/05/13 03:38 ID:E7U/wNYF
ざっと保管庫を見直してみる

「木村×大阪」……大阪
「カンニング」……神楽、智
「悪木村」……神楽、榊
くろまんが大王の榊が神楽の敵討ちするやつ……榊
あと「おまけ1」にあるのでかおりん(らしい)

てとこか?確かに意外と少ない
74名無しさん@ピンキー:04/05/13 23:53 ID:85mjWSQI
つーかキムリンは唯一、女性キャラを犯しても許せる気持ちになる男性キャラだからなー。
個人的には。
75名無しさん@ピンキー:04/05/14 00:14 ID:DBBV1EHq
そ・・・そうか?
76名無しさん@ピンキー:04/05/14 01:28 ID:bcZdSKKE
俺はこの漫画に関してはどの男性キャラも
ちょっと抵抗あるなぁ。個人的にな。
メインキャラ同士のカプが一番萌える。
77名無しさん@ピンキー:04/05/14 01:53 ID:VMc/qLsb
リアルでもフィクションでも同性愛者は大っ嫌い。
存在そのものは許せるが生理的に受け付けない。
78名無しさん@ピンキー:04/05/14 01:58 ID:tLVpUNNc
ここの住人の好みも結構いろいろだよな・・・
ほどよいバランスでうまく共存できているのか
79名無しさん@ピンキー:04/05/14 18:05 ID:kRkF7JKY
ワシはモテる男の存在が許せんのじゃよ、MOは氏ね
80名無しさん@ピンキー:04/05/14 19:07 ID:jsE7Vv9v
ファーザーの作戦でも
大阪相手ならあるいは……
81名無しさん@ピンキー:04/05/15 01:30 ID:OU2/1B+O
オンナスキー×ちよちゃん、きぼんぬ
82名無しさん@ピンキー:04/05/15 16:00 ID:cY0mIoQ6
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
83名無しさん@ピンキー:04/05/16 11:32 ID:g5Z1IkJO
榊×神楽もきぼん
84名無しさん@ピンキー:04/05/16 17:59 ID:n+k2TXGu
>>60 の続き

 水泳部の部室に先行者から遅れること約8分。少年が部室のドアを開けると、神楽はもう掃除を始めていた。
ダンボールを持ち上げようと、踏ん張って気合を入れている。
しかし、悲しいかな、いくら神楽がスポーツ万能でも女の細腕、ダンボールはピクリとも動かない。
「手伝ってやろうか?」
 少年が声を掛けると、
「いい」
 短く拒絶する。その間も顔が真っ赤になるほど力を籠めているのだが、全然まったく動く気配がない。
「神楽さん、ちょっと手伝わせていただけますか」
 そう言って、神楽とダンボールの間に身体を割り込ませると、強引にポジションを奪う。
ここは見せ場だと思ったのもあるが、単純に女の子が困ってるのをいつまでも眺めているような素敵な趣味はない。
「いいよ、自分でやるから」
「フンヌァ〜〜〜〜〜〜!!」
 制止する神楽を振り切るように一気に持ち上げた。さすが男の力、と自分を褒めてやりたいが、手が震えているのはご愛嬌。
「どこに持ってきゃいいんだ!」
 ……手が千切れそうだ……
 だがここで、一度降ろして仕切り直しというのは格好つけた手前、それこそ男のプライドが許さない。
いまにして思えば持ち上げる前に聞いときゃよかった。
「はやくしろ! どこだ!!」
「あ、ああ えっと、アソコに置いてくれ」
 神楽が指差すのは部室の端っこ。ちなみに少年が立ってるのは真逆の端っこである。
85名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:00 ID:n+k2TXGu
「ヌグッ!」
 大体10歩といったところか。歯を食いしばって1歩、2歩、3歩とゆっくり牛のように距離を詰めていく。
5歩目…きついぜ。6歩目…もうダメかも。7歩目…本当に無理。8歩目…俺、頑張ったよな。残り2歩で自分に負けそうになったとき…
“グッ”
「なんつ〜〜顔してんだよ」
 少しダンボールが軽くなる。神楽が反対側から持ってくれていた。
「は、働く男は、ハァハァ か、格好いい、フゥフゥ だろう……」
「まだまだ余裕みたいだな このぐらいのやつ、あと三つはあるけど、もちろん働いてくれるよな?」
 神楽の顔が赤いのは、力を入れてるからばかりじゃないだろう。気のせいかチカラが漲ってくる。女の前では男の力は三割り増しだ。
「も、ハァハァ もちろんじゃ フゥフゥ ないかね」
 まあ、それは精神的にって話しで、息が絶え絶えなのは仕方がない。
「サンキュ!」
 それでも神楽は、久しぶりに少年の前でニッコリ笑ってくれた。
86名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:01 ID:n+k2TXGu
「高いとこだったら俺がやろうか?」
 脚立をロッカーの前に置く神楽に、少年が上を見ながら話しかける。結構高い。
「オマエが見てもなにが必要で、なにがそうじゃないのかわからないだろう」
 神楽は軽やかに三、四段ある脚立を登ると、爪先立ちになってガサゴソとなにやら探しはじめた。神楽がひっくり返らないよう、
少年はすぐ後ろにポジションを取る。
そうすると、すぐ目の前にお尻がくるわけで、神楽が右に左によちよちするたびに、短いスカートがひらひらして、どこかの教授が
エスカレーターで携帯電話を忍ばせたのもわからなくはない。わからなくはないから……
神楽を見る。探し物はまだ見つからないのか、目線は上を向いたままだ。確認すると前屈みになり、そ〜〜っとスカートの中を覗き込む。
 ……ぜ、絶景かな……
 神楽のショーツの色は白、デザインもシンプル極まりないものだ。肉付きのいいお尻が、わずかな身体の動きに合わせてもぞもぞ動く。
この数日、もっとエロいものを見てるはずなのに、パンチラでこんなにも胸がドキドキするのは、自分がガキの証拠なんだろうか?
 ……オトナになれ!……
 心で叫ぶが、目のピントは微動だにしない。さらに、ズーム。
いまや少年の顔は、神楽のすべらかな太股に息がかかりそうなほど近くに接近していた。ちなみに、すでにチンコもドクドクしてる。
「おい」
「!?」
 声を掛けられた少年の反応は素早かった。人間、やましい事を考えているときや、悪い事をしてるときは、とにかく反応が早い。
上体をなにも考えずに反射的に起こす。でも、息がかかるほど近くに接近してるわけで……
“ぶわッ”
 スカートがキレイにまくり上がる。これほど見事なのは見た事がないというくらい、会心のスカートめくりだ。
87名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:03 ID:n+k2TXGu
「わぁ!?」
 慌てて神楽はスカートの裾を押さえるが、いま彼女は、たいへん足場の悪いところにいる。
足をもつれさせてバランスを崩した神楽が、少年の胸へと落ちてきた。こういう事態を想定してここにいたんだけど……
“ドシンッ”
 崩れ落ちる神楽を抱き止めるが、そのまま後ろに倒れこんでしまった。後頭部が痛い。不幸中の幸い、ダンボールは降ってこなかった。
「おい、へいきか?」
神楽のほうは少年がクッションになっているので怪我はないはずだが、声を掛けても一向に動く気配がない。
「神楽?」
 いまの体勢は、ちょうど神楽にマウントポジションを取られた形だ。
心配になって揺すると、人並みよりもかなり大きな胸がムニュムニュして、こんな場合に不謹慎だがすげ――っ気持ちいいです。
「どっか痛いのか?」
「智と……交際してるのか?」
 耳元で、突然神楽がなんの予告もなしにしゃべり出す。少年の聞きたかった事を……
「へ!?」
「この間の放課後、見てたろ」
 ……やっぱ見てたのね……
「ジャージ取りに教室に行ったら、その、智が……してて……」
 神楽がいくら初心でも、智がなにをしていたかは同じ年頃の女の子だから当然わかったろう。
「驚いちゃってさ、気づかれないように走って逃げて、でもやっぱり気になっちゃって、戻ってきたら……オマエが……」
 覗いてる人間は、自分が見られている事には以外に気づかないものだ。
まあ、それはそれとして、耳に吹きかけられる息、伝わってくる鼓動とその胸のムニュっとした柔らかさに、チンコはかな〜〜り
困った事になっている。
88名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:04 ID:n+k2TXGu
「教室の中入るから、智の事心配で覗いたら、オマエがティッシュで手拭いてやってて」
 改めて他人の口から聞くと、なんかよくわからない展開である。
「帰りは二人で並んで歩ってるし……」
 いきなり話しがそこに飛んだという事は、どうやら一番やばい部分が見られずにすんだようだ。とりあえず、
「いや、付き合ってねぇよ」
 やんわりと否定しておこう。まあ、それもいいかなとチラッとは思うけど。
「本当か?」
「本当です」
 少年が即答すると、短い沈黙の後、
「なんだよ♪ 勘違いしちゃったぜ」
 得意満面の笑顔。パッと上体を起こす。
見上げてるせいもあるのか、制服を内側から持ち上げる神楽の胸はとにかく大きく見え、ちょっとしたメロンが胸についているように
見えた。神楽の体重がズッシリと股間に掛かり、心地よい圧迫感をチンコに伝えてくる。
散々焦らされた(神楽にそんなつもりはないだろうが)牡本能にそれはヤバい……………スイッチ・オン。
「てっきり智がすげ――っススんでのかと思ったぜ」
「……いや、どっちかって言うと……オマエのほうがススんでるぞ」
89名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:05 ID:n+k2TXGu
“ぐにゅッ”
「え!?」
 両脇にだらりとしていた手が、ショーツごしにボリューム感のあるお尻を掴む。
間にショーツを挟んでいても、お尻のふくらみに食い込む指に感触がダイレクトに伝わってくる。上がメロンならここは桃だ。
丸く円を描くようにして掌を広げ、尻肉をぐにぐにと揉みはじめた。
「なにしてんだよ!」
 少年もなにしてんだよ、とは思うがもう止まれない。
神楽が首を回して少年の手を掴むと、同時に腹筋だけで身体を持ち上げダッコのような体勢になる。
驚いて顔を戻す神楽の唇を、少年は迷わず奪った。
「ンッ!」
 突然のキスに、神楽の目が大きく見開かれる。少年は立ち直るスキを与えず、すかさず舌を挿し込んだ。
「んンッ!?…………………!!」
 次から次へ訪れるショックに、すべからく初めての神楽は対処しきれず頭の中は真っ白、電源を落としたように身体から呆気なく
チカラが抜ける。
抵抗がないのをいい事に、少年の舌は思うがまま口中を蹂躙した。
固まりを舐めてとかすように舌に唾液をのせて、神楽の舌を包むように味わう。
息が続かなくなるまで、たっぷりと唾液のやり取りを愉しんでから、少年はようやく舌を離した。銀色にきらめく唾液の糸が
ツゥーッとのびて、二人の唇をつなぐ。
「神楽………」
 少年はショックでポ―――ッとしている神楽に覆いかぶさると、息を吹きかけながら耳たぶに軽く歯を立てた。
ゾクリッと神楽の背中を快楽パルスがかけ上がる。
「やっぱり神楽もこういうの興味あるんだ」
「なッ」
みごと図星を指されて、神楽には返す言葉もない。恥ずかしさで、顔に一気に血がのぼり、頬はもちろん、耳たぶまで赤くなった。
90名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:07 ID:n+k2TXGu
「この胸だもんな」
 いつも智にそうやって、からかわれてるのは知っている。人にとっては羨望の対象の胸も、神楽にとってはコンプレックスでしかない。
でも、それは誤解している。いかにすばらしいチャームポイントを持ってるか気づかせてやらねば。
「神楽の、む……オッパイ、いいよ柔らかくて、なんかエロくて」
「あ!?」
 もうノリはAV男優。セリフを言いながら“にゅむ”と乳房をわしづかみ。
きれいな半球を形作っていた乳房が、少年の手のひらの下でつぶされた。その柔らかさと、手のひらに収まりきらない大きさは、
やりたい盛りの少年をいやがうえでも興奮させる。
“にゅむッ・にゅぐッ・むにぃッ……”
「いいかげんに……あんッ……やめッ…んッ……やめッ……ろ………」
 言葉ほど、身体の抵抗は強くない。少年は言おうかどうか、いま、迷っているセリフがある。
『身体は正直だぜ』……まだ、使うのは早いか?
「ん? 直接触ったほうがいい?」
 制服の裾から手を潜り込ませる。オナカ・脇腹・腋の下と指先を滑らせながら、背中に手をまわす。
“グッ、グッ、グッ”
 ……あれ?………んん?………これ、どうやって外すんだ?……
 ビデオの見様見まねで、ブラジャーのホックを外そうとトライしているのだが、やはりそうウマくはいかない。
あきらめて手を一度出すと、制服の裾ごとブラジャーをずり上げた。
締め付けから解放されて、育ち盛りのバストがふるんと揺れる。カップの支えを失っても、若い乳房は垂れる気配は微塵もない。
若さが、地球の重力に勝っているのだ。
白くて大きなふくらみには、唇の色と同じピンクの乳首がチョコンとのってる。それを頂くふくらみが大きいため、いやに小さく見えた。
91名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:08 ID:n+k2TXGu
 ……な、生オッパイ……いいなぁ……これ……
「見るなよ……」
 神楽は両腕を組んで、まろびでた乳房を、少年の目から隠してしまう。しかし、両側から寄せられた乳房はひときわ谷間を深くして、
見られたくないという本人の意図に反して、かえってオトコの視線を誘った。
「だめだよ、神楽のエロいオッパイ隠しちゃ」
 少年は完全に自分の男優ぶりに酔ってる。神楽の耳朶をくわえながら、手をそっと外していく。
「ン……くぅ……」
その間、神楽は襲ってくる快感に堪えるのに背一杯で、少年を阻止するどころじゃない。結局この過程は、脱がす愉しみを今一感じられ
なかった少年を満足させただけだった。再び、白いふくらみが同級生の目にさらされる。
「…………………………………………」
「…………………………………………」
 神楽も見られている事は痛いくらい感じているはずだが、下唇を噛むだけで今度は隠そうとはしない。
少年は魅入られたかのように“ほけ〜〜”と魅惑のふくらみを眺めていると、ぷっくりと乳首が勃起していく。
「か、神楽……」
女の子の欲情のバロメーターをつぶさに見せられて、少年は感激したような声をあげた。
「見る……なよ……」
 神楽は恥ずかしい自分の身体の変化をつぶさに見られて、目が潤んでいる。少年もこれ以上見るのは………だけは可愛そうだと思った。
その期待に応えるべく、少年はゆっくりと顔を近づける。上目づかいで見ると、不安そうな神楽と目が合った。
“ちゅむ…”
「あンッ!」
 淡い桜色の突起を口に含むと、神楽の唇から艶かしい声が漏れ、頭を掻き抱き、ふくらみに強く押し付ける。
悪くない反応だ。舌先でくすぐると、神楽の乳首はますます硬度を増してきて、それに軽く歯を立てる。
92名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:09 ID:n+k2TXGu
「んぅッ!」
 神楽がわずかに背を反らせ、たっぷりとしたふくらみが乳首を含んだ口元に押し付けられた。
少年はいったん“ちゅぽん”と音を立てて乳首から口を離すと、今度は反対の乳首に吸い付く。そちらも同じように舐めしゃぶり、
歯を立て、さらには乳輪全体を頬ばるほど強く吸ってやる。
何度も襲ってくる快感の波に抗う事ができず、神楽はその度に白い喉を無防備に晒した。
「神楽、気持ちい?」
「……そんなわけ……ないだろう……」
「そうか〜〜」
 ……それじゃ、もっと先にススもう……
 スカートをパッと捲り上げる。これには神楽もハッとしたが、反撃のスキは与えない。すぐさま唇を奪う。
「んぅッ!」
 とりあえず、主導権を握るにはキスに限ると、少年は少ない経験でなんとなく学習していた。
神楽の身体から匂い立つ、仄かな芳香を胸一杯に吸い込みながら、温かな口内に舌を這わせていく。
「んン〜…」
 口の中奥深くまで舌を侵入させ神楽の舌をからめとる。なすがままになった少女の小さな舌を吸い上げると、ときおり肩を震わせた。
 ……カワええなぁ〜〜……
 そんな感想を抱きつつ、手はショーツの中へ。秘裂に触れると、そこはもう、ちゃんと湿っていた。
「なん〜〜だ、気持ちいいんじゃん」
 男優さんはノリノリです。
神楽は敏感すぎる自分の身体を呪いたくなった。少年の制服の袖をギュッと握る。
そんな神楽を焦らすように、ふっくりとした恥丘をさするだけだった手のひらが、いきなり指先を秘裂にめり込ませた。
93名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:10 ID:n+k2TXGu
「んふぁッ……」
 最初は、異物の侵入を拒んでいるのでは?、と思わせるほどのきつさだったが、いったん指が入ってしまうと、今度はそれを逃すまいと
締めつけてくる。少年が指を動かし続けると、神楽はなにかを堪えるように身体をくねらせた。
「んッ……ふぁ……あ……んむッ!」
 あえぎ声が熱い吐息になって、少年の首筋に吹きかけられる。神楽の声が、心なし切羽詰ったものになってきた。
 ……ヤバい!!……
 少年は素早く神楽から指を引き抜く。いままでのパターンからいえば、このまま少年はオアズケなのは目に見えてる。
「あ……」
 未知の感覚に翻弄されていた神楽からすれば、なにかが来そうだったのに中断されて、思わず切ない声が漏れてしまう。
見つめる神楽に、少年は無言でチャックを下ろすと、いまや遅しと出番を待っていたチンコを取り出す。
「ひッ」
 べつに、迫力満点のブツというわけではないが、神楽は喉から引きつった声を上げた。この反応、二度目の少年はひどくご満悦である。
「だいじょぶ、だいじょうぶ  噛まないから」
 場を和ますために言ったのだが、ちょっとさむい。神楽は後ずさったが、わずかでロッカーに追い詰められた。
それを見て、少年の加虐心が刺激されたりして……神楽の腰を強引に引き寄せると、秘裂にピトッとチンコをつける。
「神楽……ごめん、いいか?」
「……オマエなら……あやまんなくても……いい……」
 神楽はそう言って、目をそらした。身体は、まだ震えている。いじましい発言に、少年の残酷な心がアッサリと溶けていった。
94名無しさん@ピンキー:04/05/16 18:11 ID:n+k2TXGu
「優しくするからな」
「……うん」
 愛しさ爆発で、体積が二割り増しになったチンコが、いざ!、と気合を入れなおし腰を進める。
“にゅるり”
「あれ?」
 チンコが愛液でにゅるりと滑った。もう一度、
“にゅるり”
「おや?」
 ここで初めて同士だと、ありがちなハプニングが起った。手を添えて、角度を調節しなければ、そうそう入るわけがない。
少年の知識の、九割九分九厘は怪しげなビデオだ。神楽には、求めるだけ無駄だろう。
二人は秘裂をチンコで擦りあげる、微笑ましくも、空しい工程を繰り返した。どんどん、気ばかりアセってくる。
……そして、何度目かのトライのとき、
“くりゅん”
「ひゃうッ!!」
 神楽の秘裂の上に、可憐に鎮座している蕾を擦り上げた。高みに突き落とされる。そんな理不尽な感覚に、いきなり神楽は襲われた。
身体がビクビクと震えて、それからゆっくりと、まるでチカラが吸い取られるように弛緩していく。けだるさに目を閉じようとすると、
“ペチャッ・ペチャッ”
 顔に、なにか熱いものが降りかかる。
“なんだろう?”ぼんやりとした目で見ると、チンコはだら〜〜んと垂れ下がり、少年は…………泣いていた。
「またかよ〜〜〜〜〜!!」
 神楽の舌は無意識に、唇に垂れてきた少年の精液を舐め取った。


                                 第四話完
95名無しさん@ピンキー:04/05/16 19:39 ID:EFFlmbNJ
グッジョブ!!
って、また寸止めかよ!!
少年はいつ誰と童貞を捨てるんだ…
96名無しさん@ピンキー:04/05/16 19:45 ID:kj1ik3r0
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
97名無しさん@ピンキー:04/05/16 20:49 ID:uR2SilIh
>>96
毎回なんなんだ…?
おまいは。
98名無しさん@ピンキー:04/05/16 20:53 ID:+9bVGMiu
すまん、折れもageちまった…
99名無しさん@ピンキー:04/05/17 14:05 ID:0CEWmslK
>>94
GJ!
エロもさることながら少年のえがき方がとても好きです。
100名無しさん@ピンキー:04/05/17 17:11 ID:i7tQIf3M
とうとうよつばとのスレが立ってたぞ
負けてられねぇよな!
ていうことで気合い入れて
         100げっとぉ!!
101名無しさん@ピンキー:04/05/17 19:54 ID:Na06vkPM
あうち
102名無しさん@ピンキー:04/05/17 23:00 ID:mtDv6g9h
立っちゃったのか
じゃあそっち行こ
103名無しさん@ピンキー:04/05/17 23:40 ID:qDDaxQez
>>84-94
もはや大型シリーズとなったあずキャラめぐりのエロ旅
今回もグッド!
こうなると本命が誰になるか激しく気になる……
104名無しさん@ピンキー:04/05/18 01:48 ID:a640sSFA
本当に立ってたんだ…
どうなるんだろ
105名無しさん@ピンキー:04/05/18 22:39 ID:7GDkGV4D
>>104
イラネ
106名無しさん@ピンキー:04/05/18 22:54 ID:Jc3OJQqC
まぁ初代あずまんがスレも、最初は余裕で3日間レスがないようなスレだったからな
107名無しさん@ピンキー:04/05/19 01:01 ID:XwvIa+qz
でもこっちでよつばとSSやったって文句言う人いないだろうし、
向こうに分けたら保管人さんも大変じゃないか?
最悪保管してもらえない可能性だってあるし、それなら
ここでうpしたほうがいいのでは?
108名無しさん@ピンキー:04/05/19 01:48 ID:hjcenHq7
そのうち合併するかもな
109名無しさん@ピンキー:04/05/19 02:03 ID:1y1yCSx0
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
110名無しさん@ピンキー:04/05/19 12:40 ID:Us0SGII9
って結局あんまり書き込みなかったから
あっさり即死したな……ナムナム
111名無しさん@ピンキー:04/05/20 11:01 ID:CxKIpfNN
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
112名無しさん@ピンキー:04/05/20 23:47 ID:tnes/1FD
台風で大阪もさぞハジけておられるだろう
113名無しさん@ピンキー:04/05/21 04:00 ID:OvSDV/pn
あははははっ
あはははははははははっ
114名無しさん@ピンキー:04/05/21 13:12 ID:mHKN2qYE
ハジけすぎて通報されてますた
115 ◆AM2/SAKAKI :04/05/22 08:28 ID:OkgAEcsH
流れを読まずにSS投下。
116榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/22 08:29 ID:OkgAEcsH
1/
「……ただいま」
「おかえり!お姉ちゃん」
玄関に響いた声の主を出迎える。
腰まである長い黒髪の女子高生、それがボクのお姉ちゃん。
靴を脱ぎながらボクに話しかけてくる。
「浩美、ちょっとお願いがあるんだけど……」
「どんなこと?」
「あとで私の部屋に来てくれないかな……」
「いいけど……」
そう言うとお姉ちゃんは自分の部屋に入っていった。
手に持った紙袋が気になる。
また、アレなのかな……。

お姉ちゃんは、美人だ。
運動神経もバツグンで、勉強だってバッチリ!
一見怖そうに見えるけど、ボクが困っているといつでも助けてくれる。
とってもやさしいお姉ちゃん。
でも……そんなお姉ちゃんにもちょっと困ったところがあるんだ。
117榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/22 08:30 ID:OkgAEcsH
2/
(コンコン!)
お姉ちゃんの部屋をノックする。
「浩美?入っていいよ」
その声を聞いてゆっくりとドアを開けると……。
「見てよ!このワンピース! カワイイでしょ?」
レースやリボンの飾りが付いた純白のワンピースを抱えて
うれしそうにはしゃいでいる。
お姉ちゃんのそんな姿を見て、ボクはそのまま
まわれ右してそっと部屋を逃げ出そうとした。
「……待って」
お姉ちゃんが捨てられた犬のような目でボクを見ている。
そんな目で見られても。
わかり切っていたけれど、聞いてみる。
「もしかして、またボクにそれを着せるの?」
「……うん、ダメ?」
切れ長の目がじっとボクを見つめている。
118榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/22 08:32 ID:OkgAEcsH
3/
ムダだと思ったけど、反論してみる。
「だってボク、男だし……」
「大丈夫、浩美はカワイイからきっと似合うよ」
「お父さんやお母さんに見つかったら……」
「ふたりとも親戚の結婚式に出かけたよ?」
「サイズとか合わないと思うし……」
「ちゃんと浩美のサイズに合わせて買ってきた」
「髪の毛は……」
「カツラで……」
いつの間にそんな物まで用意したんだろうと思いながらも
結局押し切られてしまった……。
ふだんはあんなに控えめなのに、なんでこういう時だけ強引になるのかなあ。
119榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/22 08:33 ID:OkgAEcsH
4/
「じゃあ……着替えさせてあげる」
お姉ちゃんはボクの前にひざまづいて、シャツのボタンを外そうとする。
「お、お姉ちゃん!自分で脱ぐからっ!」
「お姉ちゃんに任せて……浩美のことは赤ちゃんのころから
 ずうっと面倒みてきたんだもの」
「そ、そうじゃなくって!ちゃんと着られるって!」
「決心がにぶるといけないし……」
反論している間にもつぎつぎと服を脱がされてしまい、
いつの間にかパンツ一丁にされてしまった。
「ダ、ダメだって!パンツだけは許して!」
「ダメ」
必死になって抵抗したけど、弱いところをくすぐられたスキに
あっさりとパンツまで脱がされてしまった。
120榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/22 08:35 ID:OkgAEcsH
5/
「ううっ……ひどいや姉さん」
オチンチンを手で隠しながら、情けない姿でうずくまる。
お姉ちゃんはボクの文句には耳をかさず、
嬉しそうな顔でパンツ選びに夢中だ。
「ねここねこのパンツとレース飾りのパンツ……どっちが似合うかな?」
両手にパンツを持ちながら、首を傾げて尋ねてくる。
「どっちでもいいから早く履かせてよぉ……」
お姉ちゃんの前で裸になるのは初めてのことじゃないけど、
こんな情けない格好は早く終わらせたかった。
「白いワンピースと合いそうなのはレースの飾りが付いたほうだけど
 ねここねこも捨てがたいし」
「じゃあ、ねここねこでいいからっ!」
「……迷うなあ」
「どうして自分で履けないようなパンツを買うの?」
「カワイイから、つい……」
121 ◆AM2/SAKAKI :04/05/22 08:37 ID:OkgAEcsH
続きはたぶん一週間後に。
122名無しさん@ピンキー:04/05/22 11:20 ID:31Nwf9Gq
GJ!
>>112
台風が台湾に見えた
123名無しさん@ピンキー:04/05/23 01:12 ID:zHzdfQRQ
マニアックシスターを思い出した
124名無しさん@ピンキー:04/05/23 02:15 ID:IrUxjqGY
ここ以外であずまんが大王のエロSSってどこで読めますか?
125DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:42 ID:mcqfjs8Q
「さあ、今日も頑張ろう、えっと、今日の仕事は、」榊は早速依頼者から
仕事の内容を請けた、その内容は、建設地図を盗まれたので取り返して欲しいというのだ
さっそく、奪還屋に行くが、何とあの二人、夏休みを取って、遊びに行ってるそうなのだ
「困ったわね、建設地図は、黒龍会の事務所だし、仕方ないわ、私一人で行って来る」
「おい、榊ちゃん、一人で大丈夫なの」「任しといてよ、こう見えても
体には地震があるんだから」そう言うと、早速黒龍会へ乗り込む「うん、外は
見張りが二人で、中が五人か、相手は、合計七人、うん、どうやら、親分はいないみたいね
良し、」そう言うと、榊は、石を放り投げて、見張り一人を引き離す
その内に、走ってもう一人の見張りに抱きつくと、「ブチュ」とキスをする
「ううん」苦しくなり、見張りは窒息してしまう、そして、中に入る
「何だお前は、」おっぱいがぶるぶるん揺れ、男達の、チャックをはずし
ペニスを口に入れ飲み尽くしたのである「ううう、うぶぶ」「ドピャー」
男達は、その精を吸い尽くされ、絶頂してしまう。四人のペニスを一気に飲んで
果てさせた後、もう一人に「さあ、後はあなただけよ」と言う
だが、その時、親分が帰って来てしまったのだ


126DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:43 ID:mcqfjs8Q
「おい、これは、どうしたんだ」「あなたが、親分ね」「ほう、胸がでかい
お嬢さんだな、ひょっとして君かね、こいつらを倒したのは」「ええ、そうよ」
「助けてくださいよ、親分」「バカ野郎、女一人に何てこずってるんだ」
「そんな事言われても」「お嬢さん、用件は何かな」「その建設地図
渡して欲しいの」「ほう、誰からか頼まれたのかな」「それは、いえないわ」
「そうかい、渡してあげてもいいけど」「いいけど、何、」「俺の言う事聞いて欲しいんだよね」
「何をする気」「なーに、君の体で遊びたいんだ、そんだけ魅力ならたっぷりと」
「いいわよ、してあげるわ、その代わり覚悟しなさい」「あ、ああ」
男は、榊をベッドで押し倒すと、胸元を開いた、何とでかい乳だろう
男は、舐めてしゃぶった「あはん、あん、いいわ、き、気持ちいい」「そうか
もっとしてやろう」「だめ、今度は私がしてあげる」榊は、男のペニスを
乳で挟み、口に入れ「チュプ、チュプ」した「うおお、き、気持ちいい」
「でね、次はこうするの」逆向きになり、ペニスに腰を入れ窒内で締め上げた
「うおお」「いい、イってー」「イクー」「ドピュー」男は果てた
「うふふ、腰を抜かして如何したの」「い、いや」「あら、銃を出すの」
「く、」「いいわよ、私の動きとあなたの銃どっちが早いかしら」
「ドンドン」銃を鳴らす男、「うふふ、何処を狙ってるのかな」
「え」榊は目の前に現れた、そして「ブチュ」と濃厚なキスで
男は、気持ちよくなる、さらに、ペニスをさわられ勃起してしまい
口に含まれ昇天した。「やっと終わったわ」「さあ、持って行きましょ」

127DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:45 ID:mcqfjs8Q
「はい、持って来たわよ」「これは、これは、ご苦労さん」
「で、報酬は」「これだ」依頼者は銃を榊に向けた
「やはり、そうなのね、初めから」「その通りだよ」「く」
「おい、お前ら好きにしてやれ、最後は殺すんだからな」
「うふふ」「何がおかしい、」「いえ、でも、この人たち好きに出来るかしら」
「何だと」榊は、相手のペニスを見た、そして「ねえ、うふふ気持ちよくならない」
と誘惑したのだ、そこにいた五人の男は、榊の虜になり
五人すべてのペニスを榊の口に入れる、いちいちパイズリをするのが
面倒な榊は、一気に精液を飲み干した、榊の顔が精液でまみれるが
男達は果てたのだ「うおお、イクー」「ドピュー」となりながら
「き、貴様」「うふふ、」なんと、さかきは、オマンコを濡らして来た
さすがに滴るにおいに、依頼者は、榊のオマンコを舌から舐め始めた
「ああん、もっと舐めて」男は、舐め捲くっていたが、さすがに疲れて来た
それを見て、榊は依頼者の顔を股間に挟んだ「うぶぶ、く、苦しい」
男は、悶絶死した、こうして、榊は、帰って来たのだった

幕末の江戸にタイムスリップした、女教師ゆかりは、そのおかしな格好をしている為
新撰組に捕まってしまう「きゃあ、何処に連れて行くのよ」初めは、腕を持たれると
体を揺らしながら暴れるが、とうてい女の力じゃ男達には及ばなかった
ゆかりは、屋敷に連れて行かれ、そこで待っていたのは、大黒屋とアメリカ人の
ペルー船長だった。ペルー船長とゆかりは二人きりになって「待っとけ」と言われる
だが、ゆかりは、そこから逃げ出そうとした。しかし、浪人たちの追っ手が行方を阻む
ゆかりは、最大のピンチに

128DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:46 ID:mcqfjs8Q
そこで、ゆかりは、逃げる方向の浪人たちと、後ろから来る追っ手に対して
安全策を考え、逃げる方向の浪人たちに、いきなり飛び掛り「ブチュ」と
キスをしたのだ。能に刺激を与える濃厚なキス「うおお」男はそれで果てた
「次はあなたたちよ」と言い、刀を抜く前に、ペニスをしゃぶる「うおお」
「チュプチュプ、ゴクゴク」そして飲み干す「うぎゃああ」相手10人のペニスを
一気に飲み干し、昇天させた。逃げる方向の浪人たちは全滅し
ゆかりは、屋敷から逃げ出せたのだ。商人たちは「追いなさい」と言っていた

精液がかかったままのゆかりは、川で顔を洗い、ハンカチで拭く
「はああ、気持ちいい」ゆかりは、追っ手が来ているのを知らなかったのだ
川で顔を洗い水を飲んでいると、「きゃああ」と声が聞こえる
言ってみると、チンピラの男が町娘を犯そうとしている。ゆかりは助けようと
「待ちなさい」と声を掛ける「何だてめえは」「この女の子は嫌がっているじゃないの
やめなさい」「ふざけるな、こいつは、俺が女郎屋から買ったんだ
文句はいわせねえぜ」「だからって、嫌がる女の子を襲うなんてダメでしょ」
「じゃあ、何だ、あんたがしてくれるのかい」「いいわ、この子が助かるなら
何でもしてあげるわ」「ようし、じゃあ、やらしてもらうぞ」「さあ、逃げなさい」
「はい」ゆかりは、男に飛びつくと押し倒し、自分の胸を男に見せる
「うおお、でかい乳だな」男は揉む「ああん、いいん」胸を男の顔にあて
「ねえ、舐めてしゃぶって」と言う「そうか、じゃ、ぺロ、チュパ、チュパ」
「ああん、もっと」ゆかりの願いどおり、男は、胸を吸う「ああん、もう
いい」しかし、この胸吸えば吸うほどでかくなり、男の顔を押しつぶしたのだ
「うう、く、苦しい、た、助けて」だが、ゆかりは、そんな事を聞くはずもなく
男をとうとう窒息死させたのだ。ちなみに男のペニスは勃起していたので
「可愛そうに、じゃあ、パク、チュプチュプ」と精液を飲み干したのだった
男を倒してゆかりは、どこか泊まる所を探そうとしたが、お金がなく
女郎屋で身を売ることになった。

129DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:48 ID:mcqfjs8Q
女郎屋では、花魁となり、客の相手をする事に、初めは若い侍だった
「ああん、これで、いいの、チュプ、チュプ」とパイズリしながら
ペニスを飲む「うう、き、気持ちいい」「ドピュー」精液を飲み干されただけで
男は果てた。しかし、彼女の居場所がわかってしまい、新撰組が現れる
「来たわね、いくわよ、ガプ」いきなり男のペニスに齧り付く。そして
「うおお、で、出ちまう」と精を絞りつくす、とにかく逃げなくちゃと
想い、ゆかりは、裸になる。そして「ねえ、来て」と男達を誘惑
女郎屋に現れた浪人たち全員が、ゆかりにペニスをぶち込んだ「ああん、
もう、いい、もっと、してえ、いいわ、気、気持ちいい」ペニスをぶち込んだ
場所は、窒内と、口、それにあの大きい胸、そして、ゆかりは、ぶち込まれた数だけの
男達に「行くわよああん、あん」「うおお」と一気に精液を発射させた
男達は自分が精を搾り取られている事に気付かず全滅した。
大黒屋が来て「これは」「私がしたの、こんなことまでして私を欲しがるなんてね」
ゆかりは、大黒屋を押し倒した。裸のままであり、大黒屋の服を脱がせ
裸にさせると、「いくわよ、ぺロ」と体を舐める「うう」冷たい感じがした
ゆかりは、それから、69の形になり、男のペニスを胸で挟み「チュパ、チュパ」と
精液を飲む「うう、で、出ちまう」精液を飲み干すと、今度は
逆の体制で乳ビンタを行う「うぶ、うう」乳ビンタを喰らい男はへなへなに
なる。「それからね、次は」とデカパイを口に入れミルクを出す「うう、美味い」
「ああん、あん」とで、最後にペニスを上げて膣内で締めた「うおお」
「いい、イクー」男は限界に来たが、イカセてはくれない「頼む
イカせてくれ」「判ったわ、じゃあ、さようなら、ああん、いいイクー」
「うおお、出ちまう」「ドピュー」大黒屋は果てた

大黒屋を果てさせ、現代へ帰ってくるのだった。終わり

130DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:51 ID:mcqfjs8Q
終わりと書きましたけど、やっぱり続けます
大黒屋を昇天させ、神楽は、女郎屋から出て行った。一方大黒屋が現れないので
ペルーは、あせった。女郎屋から出た神楽は、金がないので困っていると
家を見つける、そこは誰も住んでいない空き家だった「しばらくはここで暮らそう」
現代の家とは違いさすがに暮らすのには辛すぎた。夕方になり女郎屋で働いた
僅かな金で御飯を買いに行く。すると、新撰組にあってしまったのだ「大変だわ」
「ほう、さすがに、こんな所で暮らしているのか、俺達のところへくれば、いい暮らしが
出来るぞ」「冗談じゃないわ、私が欲しいんでしょ」「ああ、お前が俺達の言う事を聞けばいい」
「ふざけないで、」「くそう、やっちまえ」「いくわよ、あん」再びペニスに齧り付き精を飲み干す
神楽「うおおお、で、出ちまう」「ドピュー」「次はあなたよ」そう言うと走って男に
抱きつき乳を顔に当てるのだ、そして乳を振り回す「う、うぶぶ」「苦しんじゃえ」脳に衝撃を
与え、骨抜きになってしまう。しかし、その時だった。子供が来てしまい人質に取られてしまった
「おい、そこまでだ」「く、その子を離して、私はどうなってもいいから」
と「よし、判った」と言う事で子供は離され、神楽は捕まってしまう
そして、何と磔になってしまったのだ。神楽先生最大のピンチである

131名無しさん@ピンキー:04/05/23 17:52 ID:Mq+cPnYC
ここに限らず最近どっかの粘着が特定のコテを騙って
評判下げようとしてると思う
スレの迷惑だからやめてほしいんだがな
132DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:52 ID:mcqfjs8Q
磔になった神楽先生、目の前には乳房に交差した二つの槍が、神楽先生それ見て
「やめてえ、助けてえ」と絶叫する。だが、今まで犯され殺された仲間達の恨みもこめて
槍をついた「痛い、痛いわ」「ほら、ほら」槍をついてチクチクさせる
何とかこの状況を越える為、神楽先生は、槍をつていた敵に「ねえ、胸が熱いの
ちょっと開けてくださる」と誘惑した。男は、胸元をはだけたすると「今だわ
エイ」おっぱいビームが出て、敵を襲撃した。「エイエイ」と縄も切り
そのまま、もう一人の敵に「ブチュ」とキスをした「うう、」男は唇を奪われたまま
窒息した。そして、逃げ出し、また、追いかけて来た敵に「もう、しつこいわね
行くわよ、あん」とペニスをしゃぶり「うおお」「ドピュー」と出す
急いでいる為、来る敵をフェラだけではなく、乳を振り回して「ああん」
「おお」乳ビンタ、「エイ」おっぱいビームを出して襲撃し
何とか敵は数人残っているものも、何とか逃げ延びた。
そして、逃げていると、佐久間象山と、坂本竜馬に会う
彼女は、彼らに協力を求める、そして作ったのが変身手鏡
これで、神楽先生は、花魁仮面となる。花魁仮面の性力は
悪党を一瞬にして昇天させるほど協力である。
「やったわ、これで、新撰組と真っ向からセックスできるわ」
「よし、行こう、最終決戦だ」


133DEATH ジャッカル ◆F/byCzbQ92 :04/05/23 17:54 ID:mcqfjs8Q
新撰組の屋敷に乗り込んだ、神楽先生は、花魁仮面に早速変身する
坂本竜馬と一緒に来たのだ。まずは見張りを「竜馬さん、私は
あの右をやっつけるから、竜馬さんは左の奴を」「うん」見張りが来ると
いきなり花魁仮面は、「ブチュ」とキスをする「ううう、」男は窒息死し
右の敵は坂本竜馬の不意打ちを暗い気絶する、「さあ、行くわよ」
「うん、貴様達は、やれ、やっちまえ」「じゃあ、やるわよ、竜馬さんは
向こうの方を」「OK」「行くわよ、うふふ」花魁仮面は服を脱ぎ裸になる
で、何をするかと言うといきなり誘惑してきた、そして「ねえ、あなた達の熱いのを
ぶち込んで」男達は、問答無用で、犯し捲くる「ああん、あん、いいわ」
でも、さすがに多くて「ちょ、ちょっと待って」しかし聞き入れられるはずもなく
「ああん、もう許してえ」けど、ペニスは、尻にぶち込まれるわ、胸に、ペニスは置かれるわ
口には何本もペニスが入り、花魁仮面がピンチになった

「よし、イカせろ」「今だわ」「ドピュー」男達全員の精液が
花魁仮面にかかり、昇天した。坂本竜馬も来た
最後は近藤勇と沖田創士である、「行くわよ、あん」早速沖田のペニスを
しゃぶる「うおお」その後押し倒し、服を脱ぎ全裸を見せ付ける「おお凄い乳だ」
沖田はその乳を舐める「ああん、いい」後は近藤がバックから乳を揉み
ペニスを入れた「ああん、いいわ、き、気持ちいいの」後ろから入れられ悶える花魁仮面
そして、沖田のペニスを立たせ腰を入れた「行くわよ、ああん」「うおお」
「うおお」花魁仮面は腰を動かし、「いい、イッチャう」「もだめだイクー」
「イッチマう」「ドピュー」男二人は果てた。「やったわ」「これで終わりだね」
こうして二人は、帰った。その後神楽先生も現代に帰ったのだ
ジャッカル「久しぶりにSSを書いてみたぜ。感想よろしく頼む」

よみ「お前、またそういうこと言うとスレ住人がきれるぞ。既に>131が注意してるし」

ジャッカル「大丈夫。また例の死ね死ねの野郎が出てきたところで、相手にしなければいいだけだ。
私は悪魔でSSを書きたいだけなんでね。読みたくなければ読まなければいい」

よみ「確かにあずまんが板はお前に優しい人が多いが、もっと慎重になれよ」

ジャッカル「細かい子といってるとまた太るぞ」

よみ「ダブルチョーーーップ!!」
135名無しさん@ピンキー:04/05/23 18:56 ID:IrUxjqGY
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
136名無しさん@ピンキー:04/05/23 19:20 ID:G31MvjvW
137名無しさん@ピンキー:04/05/23 20:56 ID:AMuLNSKu
コテを騙って個人を貶めても意味ないぞ。
迷惑だからやめてくれ。
138名無しさん@ピンキー:04/05/24 03:36 ID:MI5VZ6+n
随分とまた念を入れた騙りだな。

ここだけならまだしも、方々で投下してる・・・。
策士にでもなったつもりだろうが、あまりにミエミエ。
139名無しさん@ピンキー:04/05/24 21:26 ID:c75RObop
>>136
このレスも自作自演かも(w

あえて、そこに上げられてたイタい手法を織り込んでるだろー、藻前は!
140136:04/05/24 22:18 ID:bkpepRNT
             , ' ´  ̄ ` `  、             _
              /.:...:.. .:.. .:. .:.. ..:.. . \       /
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            |::::::|l/l/,ニヽ !ヽ! イニリ、 i:::::::::l      |  や
         l::;イ::|! {. {ト;;;}   {ト;;;} } }::::l}:|.      |  い
  ,.n      !::{ !::| ,.ィ ー   !  ー   !:::リ:::|     |  や
  { } !      |i::::/イ/          i:::::::::i}!    ∠
  | nハ. {ヽ   llイ/ }' }   ,.---、  ,.イ::i::::リリ     \_
.  |! ト ヽ} !___.//__イ /\  ー一' ,イヽ!ノ!/
  l! ヽ く´ ヽ ! / ``,' !  ` ー-‐ '´  } }`ヽ`ヽ 、
  ヽ  ヽ、. |i   } イ {        / /  〃7ヽ \
   \  }+─ / ヽヽ、    / /   / /    ,ハ
     〉  /   /   ヽ、` ー ' _,. '    /    / |
.    /  /   /        ̄ ̄       /    /   !

騙りと知ってたらこんなレスしなかったし
141名無しさん@ピンキー:04/05/24 23:47 ID:4H10c8bR
ふーか!!、ふーかちゃん!!。
142名無しさん@ピンキー:04/05/24 23:55 ID:K2IpWVFS
よつばとスレがあっさり落ちた以上
ふーかちゃんのエロマニアックな肉体もやはりこっちのものか
143名無しさん@ピンキー:04/05/25 20:40 ID:9cSjpswa
>>142
いやふーかちゃんのエロマニアックな肉体は俺のものだ!
144名無しさん@ピンキー:04/05/26 01:51 ID:FEw6PdI+
マニアックなのか!?
145ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:05 ID:Z5Bo8MVF
智 「いいわけは地獄で聞く! ばーん!」
彼 「殴るんじゃねー! お前見た映画とかにすぐ影響されるのやめろよ」
智 「いーじゃん。楽しかったんだしー。立ち見じゃなかったらもっと
   楽しかったけどさ」
彼 「お前がいきなり言い出すからだろ。もっと早く言ってれば……」
智 「まーまー。過ぎたことをいつまでも気にしない!」
彼 「お前が言い出したんだろ! まったく……。ああ、時間が中途半端だな。
   もう今日は帰るか?」
智 「ん? 帰るぐらいだったらさ……うち来ない?」
彼 「え? で、でもなぁ」
智 「あのね、今日は……カゾク ダレモイナイヨ?」
彼 「……え、い、いいのか?」
智 「……ウン」
彼 「そ、それじゃー行こうかな……
   (ああ、こいつのわがままにさんざんつきあってきて良かった……)」
146ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:06 ID:Z5Bo8MVF
がちゃ
智 「ただいまー」
彼 「ははは、誰もいないんだろ……」
智 「ジュースでも飲むー?」
彼 「お、俺はそれより智が」
智 「うわー! さわんなー!」
彼 「え? あ、ああ、そうだな。先に風呂入ってからだな……」
智 「はぁ? なにいってんの? ひっつくなー!」
彼 「なにじゃなくてなナニを……」
147ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:08 ID:Z5Bo8MVF
がらがら
暦 「ん? どうした騒がしい……あれ、お前」
智 「あー、よみー。今帰ったよー」
彼 「へ?」
暦 「な、なんだ? こいつと一緒だったのか?」
智 「よみー。こいつがー」
彼 「な、ちょ、ちょっとまて! なんで水原いるの? え?
   家に誰もいないって……」
智 「家族誰もいないよ」
彼 「う、ええ!? 水原……」
智 「よみ家族じゃないもん」
彼 「そ、そうかもしれねえが、ふつーはああいう言い方したらな……!」
暦 「……誰もいない、ね」
彼 「あ……」
暦 「ふーん。まさかあんたらがね」
彼 「あ、いいや、ここれは」
148ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:10 ID:Z5Bo8MVF
智 「うわーん。よみー。こいつがね、わけわかんないこと叫びながら
   抱きついてきてー!」
彼 「な? お、おい!」
暦 「!?」
智 「ひどいよー。うわーん。こわかったよー!」
彼 「と、ともっ! 違うだろ、こ、これは……水原、ちが……」
暦 「……ふん。」
智 「うわーん! うわーん!」
彼 「あ、あああ……。終わりだ……。俺は退学で少年院にぶち込まれ
   出てきてからもレイプ魔呼ばわりで……終わった……なにもかも……」
暦 「……おい」
彼 「あああ……こんな娘にひっかっかったせいで一生……」
暦 「おいって言ってるんだよ」
彼 「あ! は、はい! ど、どうか寛大に……」
暦 「……本気だったのか?」
彼 「えっ……い、いや、その場のノリとか雰囲気とかムードってやつで。
   そ、そんな無理矢理やっちまおうだなんてめっそうもない」
智 「うわーん! うわーん!」
暦 「んなこと聞いてねえよ! 本気でつきあってたかどうか聞いてんの」
彼 「ちゃんとゴムも……え、ああ、違う。そ、そりゃー、少なくとも俺は
   本気だったし、マジでつきあってたつもりで……」
149ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:20 ID:Z5Bo8MVF
暦 「…………」
智 「うわーん。今日たまたまそこで会っただけだよー」
彼 「今日だってほんと、こ、こんなことになるなんて……。智も本気だと
   思ってて、でもそれはなんか俺の勘違いだったみたいで、ほんと……。
   一人で突っ走ってて俺……け、けどその」
暦 「……もういい」
彼 「それで……」
暦 「もういい!」
彼 「は、はい!」
暦 「うそ、言ってるんじゃないだろうな」
彼 「嘘なんか言わねえ……けど、間違ってたんだ俺」
暦 「いつからつきあってたの?」
彼 「え? ろ、六か月かそのぐらい……」
智 「うそだー! こんな男知らねー!」
暦 「半年……よく持ってるな。これなら」
彼 「は?」
150ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:21 ID:Z5Bo8MVF
がしっ
彼 「え? え? 水原さん? 握手なんかしてどうして」
暦 「おめでとう。君なら大丈夫だ」
彼 「へ? ええ?」
暦 「半年もまともにこいつにつきあった君には十分資格と可能性がある。
   こいつを幸せにしろ」
彼 「あ、あの、それはどういう」
暦 「ごちゃごちゃ言うな。とにかくもう半年……いや! 
   最低もう一年間は別れるな。むしろこのまま結婚しろ!」
彼 「えーと、あのー」
智 「よみー! そんな悪魔の言うこと信じちゃダメー」
暦 「黙ってろ! とにかく別れるな。これはつきあう許可でもお願いでもない。
   強制だ。最低一年持たさなかったらお前をレイプ魔ということにしてやる」
彼 「ええー! そ、そんな!」
暦 「別れなければすむ話だ。……半年も持ったんだ。もう一年も一生も
   変わんないだろ?」
智 「よみー。おーい」
暦 「ああ、これで私もやっとこいつに煩わされることなく普通の女の子の
   暮らしができるんだ……。普通に学校行って普通の友達作って
   普通に恋して……。夢にまで見た平穏な日々……あああああ」
彼 「あ、あの……」
暦 「かまわんからとっとと既成事実を作れ! 二、三発も殴れば大人しくなる!
   ロープとか貸してやろうか? 大丈夫! こいつの親御さんも寛大というか
   なんというか、とにかく嫁のもらい手ができたと喜ばれるぞ。
   きっとそうだ! 妊娠にだけ気をつければ何とかなるだろ。
   よし。後は若い二人に任せて私は帰るから! うまくやれ! じゃあな!」
151ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:22 ID:Z5Bo8MVF
がちゃ バタン 
彼 「…………」
智 「よみったらひどいなー」
彼 「ひどいのはお前だよ!! 俺危うく……! くそ、なんでこんな」
智 「軽いジョークじゃん♪」
彼 「重ぇよ!! バカ!! もう、なんだよ……」
智 「え……いやー、そんなマジになられても」
彼 「とも……お前はほんと……」
智 「あ、は、はははー。嫌われちゃったー……。…………。
   う、で、でも、本気なのはいい! すごくいいぞー!」
彼 「とも……お前……」
智 「本気、本気は、いー……。あ、ち、違うよ? これは……花粉症で……
   め、目からセクシービーム? なんて、あれ? 止まんないよ? あれ?
   う、うそ泣きビーム……」
彼 「ハンカチ、ほら。困ったやつだなもう」
智 「……う、うぇっ、ふっ、ふえっ、ご、ごめん、ね」
彼 「とも……」
152ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:23 ID:Z5Bo8MVF
翌朝。学校にて
彼 「(ああ、きのうはさんざんな……)」
神楽「よ。元気そうだな……」
彼 「あ、ああ、おはよう(な、何この顔……)」
神楽「なんでわざわざ話しかけたか、分かるな?」
彼 「……あ、ああ(うわー。どこまで噂回ってるんだ?)」
神楽「来い」

体育館裏
大阪「あー、色男が来たでー」
ちよ「……そうですね」
榊 「…………」
彼 「(この雰囲気、非常にまずくないか?)」
神楽「さて。ともを泣かしたってな」
彼 「え、と。それは」
神楽「お? くだらん言い訳か? ならこっちにも考えがな……」
彼 「(まだ何も言ってねえー!)」
暦 「おーい。なにやってるんだよ。ものものしいな」
神楽「あ、よみ。こいつがともをひどい目にあわせたんだろ? だからな」
153ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:24 ID:Z5Bo8MVF
暦 「ん? ああ、こいつか。心配ないって。……まあ、おおざっぱに言えば
   けっこういい感じでつきあってるらしいよ」
彼 「(! 水原……)」
神楽「え、そうなの?」
暦 「だから心配するようなことじゃないって」
神楽「あ、そうなの」

彼 「(み、みずは)」
暦 「(お前、ちゃんとともを口止めしたのか!?)」
彼 「(あ……)」
暦 「(バカがっ!)
154ともちゃんのはじめてのひEX:04/05/27 00:25 ID:Z5Bo8MVF
神楽「いやー。そうだったのかー。悪ぃ。でも、変なことして泣かせたら
   マジで承知しねーぞ!」
大阪「せやで。あんまり過激なんはやっぱり……」
ちよ「え? なんですか?」
大阪「大人になったらわかる!」
榊 「その……。まずは、心のふれあいを……大切に」
かお「さ、榊さん。私たちも心のふれ、ふれ、ふれあいをっっ!」
彼 「あ、ああ、わかってるよ。ははは……。
   (うわー! めちゃくちゃやりづれーよー!!)」


暦 「しかし、まさかあいつに先をこされるとはな……」

おしまい
155名無しさん@ピンキー:04/05/27 00:37 ID:bGlbkTxA
愛した者を常に傷つけずにはいられない
真性のサディストなのかもしれんな
ともという女は……
156名無しさん@ピンキー:04/05/27 01:19 ID:INkp5zJA
GJ!!
ほほえましくって良いなー(w
よみ達の友情にも萌えたでつよハァハァ
157名無しさん@ピンキー:04/05/27 08:50 ID:wI0iGi0+
なかなか良かったぞ。
これからも精進するように。←えらそう
158名無しさん@ピンキー:04/05/27 09:29 ID:buawFDOg
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
159名無しさん@ピンキー:04/05/27 11:20 ID:fP2HuI6j
なんか天地無用の清音を思い出した
160名無しさん@ピンキー:04/05/27 20:52 ID:HNblTj8Q
よかですたい
161名無しさん@ピンキー:04/05/27 20:53 ID:HNblTj8Q
あげます
162名無しさん@ピンキー:04/05/28 11:18 ID:fIwg1y/G
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
163榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/28 14:19 ID:ncQ3hGfJ
>>120の続き

6/
「これに決めた」
お姉ちゃんが差し出したパンツをあわてて履く。
履いてしまってからあらためて自分の姿を見直すと……。
(は、はずかし――――!)
小さなリボンの飾りがついたパンツは、前のほうだけもっこりと盛り上がって
いかにも”オトコノコ”な感じだった。
(これはちょっと……マズイよ)と思ったら
お姉ちゃんは真剣な表情でパンツの位置を直してくれている。
リボンが左右に偏らないように……。
パンツの”もっこり”が少なくなるように……。
164榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/28 14:20 ID:ncQ3hGfJ
7/
そうやってお姉ちゃんがパンツを整えてくれているうちに
なんだかオチンチンの先が突っ張るような感覚が……。
「あっ、ダメっ!」
前を抑えるヒマもなく、ムクムクと起き上がったオチンチンがパンツの上から
顔を出してしまう。
お姉ちゃんの目の前でオチンチンを大きくしてしまった恥ずかしさで
ボクはもう死んでしまいそうだった。
お姉ちゃんと目が合う。
「気にしない……まかせて」
何を言うでもなくいつもの優しい目で返されて、ボクは少し落ち着いた。
165榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/05/28 14:22 ID:ncQ3hGfJ
8/
お姉ちゃんは少し考え込むと、ボクの履いていたパンツを膝まで下ろしてしまう。
それでもオチンチンは起き上がったままだ。
「驚かないでね……」
お姉ちゃんはそういうと、いきなり左手を先っちょにそえてさすりだした。
右手は袋を支えてくれている。
ボクは不意打ちにあったけど、なんとなく声を出しちゃいけない気がして
そのまま黙っていた。
お姉ちゃんが手をさするたびにビクビクと動いてしまう。
なんだか落ち着かない感じ……。
ふっ……と力が抜けた瞬間、先っちょのほうから粘っこい液がじゅるじゅると出てきた。
鼻水みたいなそれをウエットティッシュで拭き取られると、
オチンチンは朝顔のようにしぼんでいた。
166 ◆AM2/SAKAKI :04/05/28 14:24 ID:ncQ3hGfJ
続きはまた一週間後に。
167名無しさん@ピンキー:04/05/29 13:59 ID:thGJNzA7
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
168名無しさん@ピンキー:04/05/29 15:09 ID:k6Bpquwn
>>166
(・∀・)イイ!
169名無しさん@ピンキー:04/05/31 00:26 ID:ETU7zB6W
人少ないな。帰ってこいよ。
170名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:01 ID:doxSlU9q
いるぞ〜
171名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:09 ID:vnyUxyqO
オレもいるぞ(・∀・)ノシ
172名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:12 ID:NteFrkxP
オレも。といっておこうか
173名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:30 ID:RRwpCf0Z
|´ω`)ノシ
174名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:33 ID:qi9/+GpC
オレはいないぞ
175名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:37 ID:uTU/RfhO
みんな何やってるんだ!
正解は「はいっ、私いませーん」だろ?
176名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:54 ID:doxSlU9q
>>175
いるじゃーん!!

はい、これから沖なw



177名無しさん@ピンキー:04/06/01 01:02 ID:dJJz/3lB
何だおまいら
実はいっぱいいるのか
178名無しさん@ピンキー:04/06/01 06:55 ID:kNzZKAJ1
私で最低8人
179名無しさん@ピンキー:04/06/01 07:42 ID:kB17Duwd
ただいま〜
180名無しさん@ピンキー:04/06/01 10:33 ID:V9x+Fhct
おかえり
181名無しさん@ピンキー:04/06/02 01:43 ID:YiEqQEDD
何かたくさん帰って来多〜っ!!
182名無しさん@ピンキー:04/06/02 02:19 ID:WMd8tDJk
よし
みんなのエロさをオラにちょっとずつ分けてくれ
183名無しさん@ピンキー:04/06/02 02:33 ID:+M7kl4LL
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
184名無しさん@ピンキー:04/06/02 23:08 ID:OPGatBQ1
しかしcomic鯖のダウンが慢性化してる昨今
ここが一番安定したあずスレかもな……
185名無しさん@ピンキー:04/06/03 13:53 ID:I3grZd99
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
186名無しさん@ピンキー:04/06/04 01:10 ID:ni6VS7ZH
マターリしてるな
187榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/06/05 08:48 ID:6a+y3raj
>>165からの続き。

それからのボクはなんだかポーッとしてしまって、
なんだかどうでもよくなってしまった。
お姉ちゃんはボクに着せる服をああでもない、こうでもないと
取っ替え引っ替えしながら悩んでいる。
楽しそうだなあ……。
女の子ってリボンひとつ選ぶのにもこんなに工夫してるんだ。

いつもお姉ちゃんに女装させられるときは恥ずかしさが先に立って
こんなことを考える余裕なんてないんだけど
今日はは不思議と落ち着いている。
188榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/06/05 08:49 ID:6a+y3raj
我に返ったときには、既に着せ替えは終わっていて
立ち鏡の中に映し出されているのはひとりのオンナノコだった。

短めに切り揃えられた髪を飾る赤いリボン。
涼しげに膝小僧までを包むふわふわの白いワンピース。
棒のように細い足には黄色いソックス。
バランスとかじゃなくてカワイイの一言でまとめられたセンス。
これが今のボクだった。
お姉ちゃんが後ろから肩を抱くように耳元へささやく。
「カワイイよ……浩美」
あらためて言われると、また恥ずかしさが込み上げてきた。
189榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/06/05 08:52 ID:6a+y3raj
我に返ったときには、既に着せ替えは終わっていて
立ち鏡の中に映し出されているのはひとりのオンナノコだった。

短めに切り揃えられた髪を飾る赤いリボン。
涼しげに膝小僧までを包むふわふわの白いワンピース。
棒のように細い足には黄色いソックス。
バランスとかじゃなくてカワイイの一言でまとめられたセンス。
これが今のボクだった。
お姉ちゃんが後ろから肩を抱くように耳元へささやく。
「カワイイよ……浩美」
あらためて言われると、また恥ずかしさが込み上げてきた。
190榊さんの着せ替え人形 ◆AM2/SAKAKI :04/06/05 08:54 ID:6a+y3raj
ふと思いついて、スカートを横からつまみ上げてみる。
鏡に映すと、お尻のほうにねここねこのプリントが見えた。
「やっぱり、ねここねこにしたんだ」
手持ち無沙汰にそう言うと、お姉ちゃんは恥ずかしげに
「うん、お姉ちゃんにはそのサイズ……履けないから」
昔からそうだ。
カワイイものが大好きなのに、カワイイものとは縁遠いお姉ちゃん。
ボクが転んで膝を擦りむいたときも、優しくなぐさめてくれた。
そんな優しいお姉ちゃん。
ボクを見つめる視線は、どことなく羨ましげにみえた。
191 ◆AM2/SAKAKI :04/06/05 08:56 ID:6a+y3raj
途中二重書き込みになってしまいました。
続きはまた一週間後に。
192名無しさん@ピンキー:04/06/05 21:15 ID:f68/6Q+S
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
193名無しさん@ピンキー:04/06/06 13:58 ID:z+Ub9DnO
                   ,. -───-: 、
                   /::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   / '':::::::::::::::::::::::::::::::''''' ヽ
                  !::::::::::ィ::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::!
                i::|:::i::/l/  i;::ト、:、:::i:::::::::::::::i
                |::i/レ'-i''  'ヽi-ヾ,ヽ!:::::::::::::l
                |::ハ -‐-   -─- i::::::::::::::l  なにもしないって ゆーたやん・・・・。
                |::::::l|  |     |  | |::::::::::::::!
                iy' ゙ `ヽ | r---、! l,.!::::::::::::::l
               ソ  _,rシ:`;'-'=,‐,='r''i~!:::::::::::::|
               l   !rヘ,f f::=.-.=-`:l '!ヽ;i'> 、
               l   lヽ,_ミ},       .  ヽ
                l.   ト,.iハ l         、!  i
              ,!   l、'f i。     。 !: {
             <ノ、:  ,.}'/;i!,..ノ   、.__..イ  i;=-、
             /'{'ヽ._,r',. /,i!、     :::!   i ,!./
              `T-二!/ス,!tイ      ,::l:.,r '´.イー、
              `-/-'-'、'゙ _,i._  ,.r┴!  ,.ィ.l ,i,
               ,/´   i r'r_ュ'‐iヽi  ヽr,-' ノ/ ヽ
            ,/   .....:::::li'゙ ̄ ̄  `ヽ、ヾ、'´,_i.  l
            , '      :::/:::!ヽ::...     ヾ>- ,`ヽ.ト,
          ,:'      ::/:::::.i:: ヽ,       ヽ, -イ-、ヽ、
          ,/      .:/::::::::::i. i'ヾ;、       ヾ~l] ,ノ
        ,ノ      /::::::::::::::i, i i::ヽ、      ヽ-ー--、{ー-.、_
    ,rf''Y^)‐,._  ..::/´!`ゝ:-:、:::;:`:;!;';、:;;::::ヽ、      ヽ 'ーュ.'‐tぅiヘ,リ

194名無しさん@ピンキー:04/06/06 18:43 ID:xXdbTT5m
ttp://mistyisle.net/image/azu.jpg
既出くさいけどAAの元ネタ。
195名無しさん@ピンキー:04/06/07 00:54 ID:p+WVIpLt
俺一人だけのヨカン!!
196名無しさん@ピンキー:04/06/07 00:56 ID:Cku3v03r
は〜い! 俺 いませ〜ん!
197名無しさん@ピンキー:04/06/07 00:59 ID:Z6rlFLwD
いるじゃ〜ん!
198名無しさん@ピンキー:04/06/07 12:01 ID:KKeDt04Y
外では梅雨特有のじめじめとした雨が降っている

内では絡み合う男女が発するフェロモンで満ちていた
男は女の後ろで激しく腰を振り、女は目一杯に尻を高く上げる
男が一瞬動きを止めた刹那、女は顎を上げ絶叫し果てた。
男と女は行為の余韻に浸りながらベッドに横たわる
既にシーツは男と女の汗でぐしょぐしょになっている

ベッドの横に置いてある携帯が鳴った。

「もしもし…智か…」女が力なく声を出す。
「あ、もしもしよみ?今日も風邪なの?調子わるそだね。」
「うん、まだちょっとね…」
よみが電話している間、男が近づきよみの体の所々にキスをする。
「…ああそうだ。授業のノート、しっかりとっておいてくれよ」
表情だけは崩れても、声はしっかりしている。
「了解。お大事に、おやすみ」
「わざわざ電話ありがとう、じゃあね、(ピッ)」

「ちょっとお、私が電話しているときくらいは休ませてよ」
男はにやけながらよみの乳首を嬲り
「嫌だよ、休ませてやんない」
「…もうっ、何時間も濡れっ放し」
「ははは、あと夕方まで3回は出来るな」
「バッバカ!……まったく…」
そういいながらよみは屈んで回復した男のペニスを握り、口を近づけた
199名無しさん@ピンキー:04/06/07 20:52 ID:fY2LzhbN
よみ

             .  + .  *     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                 ■ ■
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200名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:26 ID:FE7MDBP5
200!!
201名無しさん@ピンキー:04/06/08 20:23 ID:kyHf68jF
よみってあずまんが中一番エロいとおもう。
202名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:49 ID:Ux/WPfeP
そろそろ百合の方も…
203名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:50 ID:GexNZrhx
いや、しばらくはよみオンリーでお願いします。


204名無しさん@ピンキー:04/06/09 01:05 ID:RM0nUTzS
オンリーって、自慰?
205名無しさん@ピンキー:04/06/09 05:40 ID:boZDWuO7
野郎を絡ませるとどうしてもオリキャラ乱発で魅力が半減する罠
やっぱり百合か木村があずまんの本領だと思うのですが
206名無しさん@ピンキー:04/06/09 08:22 ID:ELRc87k/
今205が良いこと言った!!
207名無しさん@ピンキー:04/06/09 17:33 ID:oPIt1UO7
まだ2002年あずまんがカレンダーをめくらずに飾ってある俺に免じて、>>198 の続きをお願い。
208名無しさん@ピンキー:04/06/09 23:16 ID:HhmpTVim
メインキャラ同士のカプの方が萌える…!
209名無しさん@ピンキー:04/06/11 00:21 ID:s9Musyd3
たまにはいいじゃん。百合以外もさ。
てなわけで>>198の続きキボン。
210名無しさん@ピンキー:04/06/11 00:50 ID:nxS8PuE8
最近ずっと百合SSは無かった希ガス
211名無しさん@ピンキー:04/06/11 00:57 ID:fC5QBEnV
>>198の男が自分だと思えば、腹も立たないだろ。
212名無しさん@ピンキー:04/06/11 03:45 ID:A+BBmnGk
じゃキムリンに頑張ってもらおうか
213名無しさん@ピンキー:04/06/11 10:25 ID:8hjXi41H
>>94の続きを待ちつづけてるのは漏れだけじゃないはずだ
214名無しさん@ピンキー:04/06/11 10:54 ID:oTmLxMga
>>211
思えないんだよ!!
215名無しさん@ピンキー:04/06/11 19:05 ID:Bzeuihiu
>>213
俺も気になってしょうがない。




ちよちゃんに手を出すかどうかが。
216名無しさん@ピンキー:04/06/11 21:51 ID:mgDX4Dhi
>>214
そうそう、感情移入できねータイプのキャラだしなー。
217名無しさん@ピンキー:04/06/11 23:58 ID:VcayOobE
ていうか自分と重ねることとかしないよなぁ
218名無しさん@ピンキー:04/06/12 00:01 ID:OtenzX22
>>194
誰かこれみたいに絵を書いてくれる人、
もっと名乗り出てください。
219名無しさん@ピンキー:04/06/12 00:23 ID:r/t46wfN
単に、ひさびさのよみSSだったからマンセー
したいんです。

よみ×とも とか、百合物は某大阪板にいく
と腐るほどあるしね(名作揃いですけどね)。

単純にエロSSとして、客観的にハァハァするの
も良いのでは?

と、いうわけで、>>198の続き、キボンヌ。
220名無しさん@ピンキー:04/06/12 01:24 ID:dlTKCIjH
>>218
お前何様だ
221名無しさん@ピンキー:04/06/12 01:36 ID:nt1gP2xs
そういや前に挿絵、イラストを描いてくれると言った人いたけど、どうなったんだろう?
222名無しさん@ピンキー:04/06/12 16:20 ID:DkW2NaUG
ここにあるSSって漫画化してもいいんですか?
例えば同人誌にするとか。
223名無しさん@ピンキー:04/06/12 17:01 ID:1mSGzPgN
>>222
書いた本人、書いた人の許可が有ればできる
けど無許可にやれば著作権法違反になるんじゃないの
224名無しさん@ピンキー:04/06/12 17:23 ID:3hltnfNI
掲示板の書き込みに著作権はないよ。
だから法的な制約はないと思うけど、元SS等を知ってる人のことを考慮して、
きちんと作者に了承を得た上で原案:名無しとクレジットするのが理想かな。
225名無しさん@ピンキー:04/06/12 19:54 ID:e10LrGF0
釣りだろ
226名無しさん@ピンキー:04/06/12 20:15 ID:QsFfHGjY
俺もよみとやりたよ、10万円くらいまでなら出せます。
227名無しさん@ピンキー:04/06/12 23:48 ID:6zRU8t6d
ちよちゃんの中の人とだったら・・・略)
228名無しさん@ピンキー:04/06/13 14:32 ID:jKxclDr2
漫画化して読みたいSSって何だろな
ものによっては買いたいぞ。同人誌
229222:04/06/15 01:39 ID:uZS/JCmF
釣りじゃないです。今年中にサークル組むことになり、
長くいるこのスレのSSを記念に漫画化してみたくなったもので。
個人的には榊×神楽を描いてみたいんですが、作者から
どうやって許可をもらったらいいのか…。
(「想い」やamnsさんらのSS等が希望)
230名無しさん@ピンキー:04/06/15 18:53 ID:tzqyW1ya
>>224
著作権は無いか………大阪板の某板の方では違法になると誰かが言ったが…
三次創作と漫画化は違うと言う事ですかな?
>>229
がんばってください
もしそれが同人誌化して見かけたら買いますね。
テディベアとかちよぼくとか……長すぎますかな…?
231名無しさん@ピンキー:04/06/15 20:17 ID:Grux/d31
本当に実現したら面白いけど、
過去の職人の方が今もいるかなぁ
232amns ◆FqzSak5tNk :04/06/15 20:32 ID:6TZXJwPq
採用されるかどうかはわかりませんが
私の作品に関してはどうぞご自由に (・∀・)ノ
ここのSSを原作にした旨さえ明記していただければ。
エピソードの選定なりアレンジなりは
いかようにしていただいても結構ですよ。
233名無しさん@ピンキー:04/06/15 21:43 ID:ZywNT18g

匿名掲示板への書き込みにも著作権は有る・・・らしい。
そんな判例があったような覚えがある。

>>232の amns さんのように了解を得られれば問題無し
なんじゃないかな?詳しくは知らないが・・・

もし、実現するなら・・・

「二人で宿題を」 とか 「手を つなごう」

なんかがいいなぁ。、どうでしょう>>229さん?
234名無しさん@ピンキー:04/06/15 21:58 ID:vXMa2bG3
聞かれれば大体はOKすると思う。
私もそうです
235名無しさん@ピンキー:04/06/16 08:12 ID:vy3b+bnm
age
236名無しさん@ピンキー:04/06/16 23:03 ID:ugzkFpFX
書いた本人も、漫画になったらどうなるのか?って気になったりするかもね。
此処を見てない人も居るだろうけど、ちゃんと許可申請してるし問題無いんじゃないかな。
俺も見てみたいしね。
237229:04/06/17 02:02 ID:2NP8wI1U
レスで著作権について教えてくれた方、応援して下さった方、
許可して下さった職人の方大変有難うございました。
今の所明確に了承してくれたamnsさんの作品から描き始めよう
かと考えています。(恐らく「Continuity」かと…)
また榊神楽SSの「耳掃除」・「二人で宿題を」、もしくは「想い」を
できれば描いてみたいのですが、作者の方いかがでしょうか?
ここで公言した以上、必ず漫画化は実現させるつもりですし、
原作の雰囲気を再現できるよう最大の努力を心がけるつもりです。
またこれに関して近いうちに報告させて頂きたいと思います。
長文になってしまい大変失礼しました。
238N:04/06/17 02:12 ID:+tnr3Nx6
>>232
じゃあ、俺も書かせてもらうぜ!
239名無しさん@ピンキー:04/06/17 05:29 ID:4iDMMdUS
男うっとーしい。
はっきり言って男相手きもい。
原作が女だけなんだからちゃんと女同士カップがいい。
240名無しさん@ピンキー:04/06/17 06:54 ID:MSgXs7bb
>>238
偽者演じるならまずは一人称から研究しなさいw
241名無しさん@ピンキー:04/06/17 13:11 ID:lRKHY2KR
>>239
こっそりと同意。設定改変はともかく設定捏造まではすることないよな。
存在しない人物が出てくるならあずまんが大王である必要がないもの。
242名無しさん@ピンキー:04/06/17 15:45 ID:1FLYMXnw
大阪の野望が採用されたらいいと思うな 女同士でなおかつあずまんがキャラ総登場ってのが。
243名無しさん@ピンキー:04/06/17 18:58 ID:ttf4wquK
こういうの過疎化が進む一因だと思うけどいいのかな。
いまさらと思わなくもないが
244amns ◆FqzSak5tNk :04/06/17 20:23 ID:pHtFksA0
>>237
予想もしなかったお話に驚きつつ
ご報告を楽しみにお待ちしております

あちらの作者さんはどうなのかな……
245名無しさん@ピンキー:04/06/18 04:11 ID:/Z93s2YL
>>244
大して上手い書き手でもないくせに一人語りが多いんだな。
お前のSSのマンガなんてどうでもいいから、同人の話がしたいなら他所でやれ。
職人のオナニーレスでスレ占有されるのはうざ杉てしょうがない。
246名無しさん@ピンキー:04/06/18 06:56 ID:a9TiPQcN
>>245
はいはい自分で書いてね。
amnsさんをそこまで侮辱するならさぞや旨い人なんだろうね君は。拝見したいね一度。
247名無しさん@ピンキー:04/06/18 09:16 ID:gkNosNPX
>>245
そこまで噛み付いてくるってことは、さぞやお上手なSSを書かれるのでしょうね。
まさかクレクレ厨のくせに、職人様に鼻息も荒く噛み付いたりはしてないよね?
あー、楽しみだなー、245さんが尻尾を巻いて逃げずに、名作を書いてくれるんだろうなー。
248名無しさん@ピンキー:04/06/18 10:26 ID:9bOTb6lQ
245のようなレスが一番うざ杉
レスの空気が悪くなる
249名無しさん@ピンキー:04/06/18 12:21 ID:7/miL+wt
>245-248同意
250名無しさん@ピンキー:04/06/18 13:03 ID:krK2cewS
同意だが、248がレスとスレを間違っててちょっとワロタ

248「ときどきごっちゃになるねん、わかってるねん、わかってるねんで
   バカにしたらあかん!返事がスレで立てるのがスレ、そやけどそれがごっちゃになって
   わかってるねんで!」


ちよ「雰囲気を表現する場合はスレです」
251名無しさん@ピンキー:04/06/18 13:08 ID:krK2cewS
オレも間違えてる(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ

今テレビでサーター・アンダギー食ってる。
うまそうだな。
252名無しさん@ピンキー:04/06/18 16:24 ID:fJ51WBDj
>245-248
漏れも同意だ
>>250
上手い!!(゚∀゚)

253名無しさん@ピンキー:04/06/18 17:33 ID:g6zmkb6D
スレって雰囲気を表現するものだったのか……
254名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:25 ID:eTQniYxR
それ以上に謎なのは>>249>>252>>245-248の全てに
同意しているということなんだが。
255名無しさん@ピンキー:04/06/19 01:35 ID:AdHOXGzm
ただの操作ミス。246以降に同意したんだろ。
ま、あんな書き込みは気にしないのが一番。
マターリやってくべし!!
256名無しさん@ピンキー:04/06/19 01:51 ID:/aoknbCV
そのとおり。自分以外の人間が注目されるのをこころよく思わないひとは
どこのスレにも居るものです。

笑って赦してやりましょう
257名無しさん@ピンキー:04/06/19 12:49 ID:ICItflTj
「これつまんねー」と言われた時に「じゃあお前これより面白いの作れるのかよ」と返すのは
論理的にかなりおかしいと思うのだがなぁ
作れない奴が作品を評価するなという事になると
作家以外は小説を面白いとかつまんないとか言えない事になるし
漫画家以外は漫画を面白いとかつまんないとか言えない事になるぞ
AV監督以外はAVを(r

それはそうと今書いてる奴が一本で100kb〜200kbくらい行きそうなんだがどうしよう
258名無しさん@ピンキー:04/06/19 13:30 ID:/ScN75rA
>257
>一本で100kb〜200kbくらい
zipで固めてどこかのうpろだにうp。
あるいはどこかの無料ホームページサービスで
捨てアカウントを取ってそこでHTMLを公開。
掲示板にうpするのが難しい大容量テキストでも、
ウェブ上で発表する方法はいくらでもあるのでよろしく。
259名無しさん@ピンキー:04/06/19 13:33 ID:8Dk9QrxN
>>257
それは同意

>>258
俺としてはむしろ
久々の大作でこのスレを賑わわせてほしいけど
そこは作者さんの意思にお任せします
260名無しさん@ピンキー:04/06/19 15:05 ID:RGPoV6zf
>>257
ん〜同意だが言い方がな……
意見が正論であったとしても口調しだいで聞く気は無くすし…
あれじゃあどちらかと言うとまともな意見を装った荒らしにも見えるぜ。
コテの人ならまだ嫌われる覚悟や恥かく覚悟を持ってるならOKだと思うがな。

作品は是非投下してほしいな。
神の降臨期待。
261名無しさん@ピンキー:04/06/19 15:07 ID:0Mge4fB/
本人だけでなく、周りの書こうという意思も削ぐようなレスだから叩いてるんだよ
また冬眠期到来の予感・・・

そろそろ終わりかな?このスレも
262名無しさん@ピンキー:04/06/19 17:56 ID:eTQniYxR
amnsさんは実力は最強クラスだしコテがでしゃばるのは
印象がよくないとわかって行動しているから叩かれる理由はないんだがな。

>>257
最近のスレも閑散気味だし、このスレに投下してもいいと思う。
「最後の約束」なんかも明らかに100kb超えてるし、問題ないかと。
263名無しさん@ピンキー:04/06/21 18:30 ID:5ISYSQJG

     ∧∧  ミ _ ドスッ
     (   ,,)┌─┴┴─┐
    /'   つ 保 守  │
  〜′ /´ └─┬┬─┘
   ∪ ∪      ││ _ε3
               ゛゛'゛'゛
264名無しさん@ピンキー:04/06/21 20:34 ID:WUZI5nWZ
plala規制解けた・・書くぞ
265不機嫌な毎日:04/06/21 20:36 ID:WUZI5nWZ
 カリカリカリ・・・カリカリカリカリ

 朝、HRが始まる前。

 カリカリ・・カリカリカリ。

 勉強は、嫌いじゃない。
 むしろ好きな方だ。
 そういう意味では学校も好きだ。
 そういう意味では、結構希有な学生なのかも知れない。
 んなわけで、今日も今日とて朝から勉強中・・だったのだが。

「あ・・うちのあんパン返して〜」
 妙に間延びした声。
 何故朝からあんパンなんだ、昼時ならともかく。

「へへ〜ん、返して欲しかったら取って見ろ〜ほらほら〜」
 やけに耳に障る声。
 お前は小学生か。

「ああ、まって〜」
「ほらほら、こっちだこっちだ〜!」
 ばたばたばたばたと教室中を走り回る。

 ・・うるさい・・
266不機嫌な毎日:04/06/21 20:38 ID:WUZI5nWZ
「うるさいぞ、少しは静かにしろ」
 凛とした声。
 今度はまともそうだ。

「あ!よみが怒った、怒った怒った〜!」
「だからそれがうるさいって言ってるんだよ!」
「あんパン、返してや〜」

 ・・・結局、うるささが増しただけだ・・・

「へへ〜ほれほれ、取れるものならとってみろぉ〜!」
「待って〜」
 毎度の風景だ、この教室では。
 だが、何故か今日はやけに気にかかってしまう。
 我慢にも、限度はある。
 だが、甲も早くにやってくるとは思わなかった。

「ほれほれ〜ほれほれ〜・・あ!」
「うちのあんパン〜!」

「お前ら!少しくらい静かにしうぉ!?」
 俺の言葉は、呆気なく遮られた。
 何ともあほなことに、飛来するあんパンによって。
 もうちょっと詳しく言えば、あんパンが直撃したのだ、俺の顔面に。
 あんパンごときにしてやられたのだ、俺は。
267不機嫌な毎日:04/06/21 20:45 ID:WUZI5nWZ
「今度こそ捕まえるで・・わぁっ!」
そんなところに第二波襲来。
 あんパンの奇襲にバランスを崩し、そこに突然体当たり。
 保つわけねーよ・・・
 当然、スッテーンといったのだった。
そして、背後には机。

 ドンガラガッシャーンと、いった

 滅茶苦茶に、痛い。
腰、肩、腕、脚とにかくどこもかしこも痛い。
 
第三波、いわゆる止めの一撃は唐突に。
机に衝突倒れ伏す。
 そんなところに机自体がフライングボディーアタックをかけてきたのだ。
 流石に、これはまずかった。
 かわす暇もなく、身構えることすらできない。
 そして・・・

 ごぃんっ!

 小気味いい音と共に、意識が遠のいた・・
268名無しさん@ピンキー:04/06/21 21:44 ID:LUK+KPUV
それからそれから。
269        ○:04/06/21 23:09 ID:5zFf3jk5
         o
           。
             。 ヽ从/
        ガバッ   ∧ ∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             (゚Д゚;):. _ < はっ、夢か!!
            r'⌒と、j ミ ヽ \________
           ノ ,.ィ'  `ヽ. /
          /       i!./
           (_,.         //
          く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
270名無しさん@ピンキー:04/06/21 23:32 ID:5nXu9C12
大阪の一人称は「私」
おみおつけで顔洗ってこい
271名無しさん@ピンキー:04/06/21 23:43 ID:WUZI5nWZ
>>270
いきなりやっちまったぁ・・
流石におみおつけで顔洗えんけど、水でも被って頭切り替えて書き直しますんでどうか・・
272N:04/06/22 19:34 ID:3zN33/8g
気にしない気にしない
過ちは誰にでもあるよ
次は間違えないように
273名無しさん@ピンキー:04/06/22 21:12 ID:C1D9S+eL
>>271

 気にするな(AA略
274不機嫌な毎日:04/06/22 21:15 ID:XQbWJhTx
「・・・ここ、何処よ?」
 真っ白、とにかく真っ白。

「まさか、あの世って笑えねぇ話はないよな・・?」
当然、そんなわけはない。
数秒で目も慣れ、そこが保健室だと分かる。

ベッドから降り、カーテンを開ける。
まずは時計、今何時?

・・・四時三十八分

「んな馬鹿なっ!」
思わず絶叫してしまった。
慌てて周りを見る。
理由は一つ、こんなところを見られたら恥ずかしいからだ。
結構人目を気にする人間でもあるのだ、俺は。
結局、その場には他の患者も養護の先生もいないとわかり、ほっと一息。
275不機嫌な毎日:04/06/22 21:15 ID:XQbWJhTx
次に外を見る
大雨。

「嘘だろ・・天気予報のバッキャロー!」
また、絶叫。
もう一度さっきまでの手順を繰り返した。

今日はついてない。
いきなりあんパンごときに気絶させられて、気付いてみれば放課後で、おまけにこの大雨だ。
嘆いていても仕方がないし、小言を言いそうな先生もいない、帰ろう。


それにしても酷い雨だ。
家まで走って優に十五分はかかる。
となれば間違いなく、濡れる。
この雲の様子じゃあ、止むのを待つというのも不可能そうだ。
選択肢は一つ、走るしかない。
276不機嫌な毎日:04/06/22 21:17 ID:XQbWJhTx
「・・・」
走り初めてもう5分。
大粒の雨。
冷たいというより、痛い。
そして当然身体はずぶ濡れ。
早く帰らなきゃ風邪を引く。

不意に、足を止める。
それは何故か、理由は一つ。
聞こえたからだ。
雨音に混ざって、小さな鳴き声が。

多分、猫だ。
だから何だ、と言い聞かせて再び走り出そうとする。
そこにまた小さな鳴き声が。
・・・気になる。

仕方なく、身体を雨に晒して周囲を見る。
原因は、すぐに見つかる。
軒先に、小さな箱。
詰まるところは捨て猫、という奴だろう。
近くに寄ってみる。
中には、真白な子猫が一匹。
雨に打たれて震えていた。
277不機嫌な毎日:04/06/22 21:28 ID:XQbWJhTx
だから何だって言うんだ、俺には関係ない。
そう思って立ち去ろうとした。
そんな俺を追いかけるような小さな鳴き声。
なぜか、放っておけなかった。
内心いくつもいくつも悪態をつく。
俺は別に猫が好きって訳じゃない、こいつを助けてやる理由も、義理も何処にもない、と

それでも、何故か歩みは止めれなかった。
ただ、こんなところを見られたら格好が悪いという思いだけで、二、三度周囲を見渡し、その子猫を制服の中に入れてしまったのだ。

「あ・・・」
小さな声。

見られてた!
いろいろ考えて本雑していた頭の中も一発で真白になり。
俺は、ギギギと、音が立つんじゃないかと思うほどぎこちなく、声のする方へ顔を向けた。

そこには・・・
278不機嫌な毎日:04/06/22 22:11 ID:XQbWJhTx
「榊・・さん?」
そこには、榊さんが居た。
同じように、ずぶ濡れになって。

「見てた・・のか?今の?」
小さく頷かれる。

「な・・あ・・・」
言葉も出てこない。

「どうするの?」
「え・・?どうするって・・」
唐突に聞かれる。
その問いの意図が、今尚制服の中にいる子猫の事だ、と気付くのに数秒を要した。

「連れて帰るよ、拾っちまったんだ、しょうがないだろ」
半分自棄だ。
「そう、よかった」
帰ってきたのは優しい声と、優しい笑顔。
「なんだよ・・その反応は・・」
意外だった。
笑われるか、驚かれるかでもされるかと思っていたのに、こいつは・・
「だって、猫、好きだから」
「・・・はぁ?」
思わず気のない返事を返す。
あまりにも、意外すぎたからだ。
279不機嫌な毎日:04/06/22 22:22 ID:XQbWJhTx
「じゃ、じゃぁ・・何で自分で連れて帰ろうと思わなかったんだ?」
思わず一瞬口ごもる。
「家、猫は駄目だし、それに・・私、猫に嫌われてるから・・・」
悲しそうに言う様子が、やけに痛々しかった。
言ってしまえば単なる猫の好みの問題のはずなのに。
何で、そんなに辛そうなんだよ。

「何でそんな風に思うんだよ、別に全ての猫から拒絶されたわけじゃないんだろ?」
でてきた言葉は、こんな物。
言った自分自身があまりにもらしくないと思う。
でも、言ってしまったことを引っ込めるわけにも行かず。

「いつも、触ろうとすると噛まれるんだ」
悲しげな様子でじっと手を見ている。
何となく、放っておけない。
放っておけば、このまま立ち去ってしまえば、それで終わりになるはずなのに。
子猫の時と言い、今この状況といい、俺はなんか変だ。

「こいつ・・まだ子供だから、噛まれても痛くないだろうし、試してみたらどうだ?」
またしても、らしくないことを言ってしまう。
とはいえ言った手前、今更退くわけにも行かない。
濡れきっている制服からやっぱり濡れている子猫をそっと取りだし、雨に当たらぬよう手で包む。
榊さんは、手を伸ばしたり、すぐに引っ込めたりしていたがやがて、子猫の頭を軽く撫でた。
子猫は、ただ小さな声で一鳴きするだけで。

「あ・・・」
そんな様子に安心したのか、何度も、何度も子猫を撫でる。
終いには、俺の手から子猫を受け取り、そのまま抱きかかえてしまった。

こんな雨だというのに、こんなにずぶ濡れになっているというのに、満面の笑みを、そこに浮かべたまま。
280名無しさん@ピンキー:04/06/22 22:29 ID:XQbWJhTx
今日は・・この辺くらいで
正直・・単なる保守くらいにしかなってないんじゃなかろかとおもふ今日この頃
それでも・・・一度ここに載せた以上、書き上げましょう最後まで
でわ、また明日
281名無しさん@ピンキー:04/06/22 22:42 ID:D0mVMb+e
>>274-280

キタ-(AA略)-!!
282 ◆AM2/SAKAKI :04/06/22 22:42 ID:ueeOp/Xd
>>274-279
保守どころか、続きが読みたくなる作品だと思います。
283名無しさん@ピンキー:04/06/22 22:52 ID:yIUsG5+5
保守
284青い人たち:04/06/22 23:16 ID:0pDOPF4D
>>274-279 エロパロで泣きそうです。乙

>>94の続き 長さだけはそこそこあるのでタイトルつけました。

 ネオンきらめく大通りに、
「「ジャ〜〜ンケン、ポン!!」」
 いい大人の声が鳴り響く。周囲の人は“なんだ?”といった顔で一瞥するが、見てからすぐ目を逸らす。
 ……そりゃそうだよな……
「「あいこで、しょっ!!」」
 普通、グーとチョキをあいことは言わない。二人とも相当酔っていた。誰でも、酔っ払いには関わりたくないだろう。
「「あいこで、しょっ!!」」
 こんどは、パーとチョキ。二人には、それも学校の先生に向かって悪いが、
 ……二人とも、いまはパーだな……
 教え子の少年はそんな失礼な事を考えた。しかし、今回は頭の中で思うぐらいは許されていいはずだ。
 なにしろ、このジャンケンの賞品は少年なんだから……
285青い人たち:04/06/22 23:17 ID:0pDOPF4D
 ノートの上を、カリカリスラスラと軽快にペンが走る。その動きが止まる事はない。
 ……当たり前だけどね……
 少年の目は自分のノートと、裏表紙に“榊”と名前の書かれたノートを行ったり来たりする。要するに丸写しだ。
 朝、ゆかり先生が今日から出てくるのを喜びつつ、ハタッと気づいた。出された宿題に、指一本すらふれてない事に。
 教室に入ると榊に深々と頭を下げてノートをゲット。(幸い優先順位一番の神楽は真面目に宿題をやってきていた)
「よし、これでオッケー!」
 ノートをパタンッと閉じると、
「オシマイ、っと!」
 タイミングを計ったように、三つほど前の席の智もノートを閉じた。その横には、頬杖突いた暦が面白くなさそうな顔で座ってる。
「たぁくっ 宿題くらいやってこいよな……」
 その目線は智に向いてない。どこを見ているかは、少年はあえて考えない事にした。怖いからです、……はい。
「私は忙しいんだよ」
「なにが忙しいんだよ?」
「いろいろ」
「だからなんだよ」
「だからぁ いろいろ!」
「どうせテレビ見てたか、ゲームしてたかだろ? 大体オマエは……」
 暦のお説教が始まろうとしたとき、
“ガラッ〜〜”
「みんな元気か〜〜 私は元気〜〜 つぅわけで席つけ〜〜!!」
 なにか、必要以上のハイテンションでゆかり先生が教室に入ってきた。まあ、いつもの事なので、みんなあまり深く考えずに
自分の席に戻る。少年には思い当たる事はあるが、それは心の中でわかっていればいい事だ。
286青い人たち:04/06/22 23:18 ID:0pDOPF4D
「ん、ありがとね、榊 こんどなんか奢るよ」
「いや……べつにいい 昨日の……お礼だから……」
 すまなそうに榊は言うが、
「お礼?」
 なにか、榊にされたか? 思い当たる節は………………………あった。
「ああ、あれか! あれは榊じゃなくて神楽が悪りぃんだよ、うん」
“ズビンッ”
「たっ!?」
 後頭部に、少年になんの断りもなくチョップをかましたのは、
「不意打ちだと結構痛いんですけど、神楽さん」
 正体は振り向く前からわかっていた。見ると顔が…………なんか怒ってる?
「誰が悪いって?」
「あの、その、」
 いまさら言うまでもないが、少年はヘタレです。そして神楽に喧嘩を売られる心覚えが、少年には思っきしあった。
 とっと頭を下げるか、それともスッ呆けるか、密かにセコい算段をしていると、
287青い人たち:04/06/22 23:19 ID:0pDOPF4D
「昨日のは、オマエが悪い! でも……謝んなくていい……」
 それだけ言うと、神楽はスタスタと自分の席に戻る。勝手に自己完結されて、少年と榊は“んん?”といった顔で見詰め合ってしまう。
 ……昨日のは……OKって事かな?……
「まあ、こんど奢るよ」
「うん……」
 榊もあまり固辞するのは逆に悪いと思ったのか、一応は頷いてくれる。
「サーター・アンダギー!!」
「そういや榊は嫌いなものとかあんの?」
「いや、べつにない……」
「サーター・アンダギー!!」
 耳元で大合唱。
「ふぅ〜〜ん じゃ……」
「サーター・アンダギー!!」
「わかったよ…… 俺の負けだ、席に着いてくれ」
 関西人はしつこい。それとも大阪だけかな?そんな和やかなムードの朝でした。
288青い人たち:04/06/22 23:20 ID:0pDOPF4D
「ちょっと、ちょっと」
 昼飯を食い、さあ夢の世界へレッツゴーッと屋上に向かおうとすると、ゆかり先生に呼び止められる。
「あ、先生 もういいの?」
「べつに怪我とかしたわけじゃないからね」
 少年はホッと一息だ。しかし、こうして顔を会わせるのはあれ以来なのでこれは照れる。それはゆかり先生も同じらしく顔が赤い。
「明日休みだけど、今日の夜はヒマ?」
「夜?」
 人と話すときは目を見ろと言うが、少年はゆかり先生の唇を見てしゃべっていた。
「ど、どこを見てんのよ」
「どこって」
「なにやってんだか」
 “やれやれ”といった感じで話しに割り込んできたのは、さわやか体育教師にゃもちゃんだ。
「お礼するんでしょ?」
「わかってるわよ……」
「お礼?」
 思春期の男子としては、しょうがないと思うんです。にゃもちゃんの唇を見てしまうのは。
「ほら、ゆかりも助けてもらったし、私も昨日のがあるでしょ まあ、お礼っていってもカラオケなんだけど、どうかな?」
「え、カラオケ……なの?」
「やっぱり、先生達とじゃあ行きづらいかな?」
「喜んで行かせていただきます!!」
 勢い込んで答えた少年の目線が、二人の唇の間を右に左にいそがしく行き来した。
289青い人たち:04/06/22 23:22 ID:0pDOPF4D
 と、まあ、こんな経緯で大人な教師二人とカラオケに来たわけだが…… まず、ゆかりちゃんが、
「酒も飲まずに歌が歌えるか!」
 ボックスに入って、まず言ったのがこれだ。
「アンタなら歌えるよ、それに未成年だっているんだから」
 常識的な意見でにゃもちゃんが嗜める。ただ、これは入ってすぐの会話だ。それが二時間も経った頃……

「ゆかり!! 私、アンタにあやまんなきゃいけない事があるの!!」
 ジョッキで日本酒を飲みながら、大声でにゃもちゃんは叫ぶ。マイク片手に……ハウリングが耳に痛い。
「んん? あ〜〜に〜〜」
 こっちも、日本酒をラッパで煽りながらマイクで受け答え。二人はすぐ隣同士で座ってる。
「アンタがエラい事になってた夜に〜〜!!」
「あ〜〜に〜〜」
 ……なんかこういう番組見た事あるなあ……
 ちなみに、少年のコップの中も、いつの間にか麦汁だ。
「オトコと別れたの〜〜 うぅん、もっと言えばフラレたの〜〜!!」
「んぅだと〜〜〜!!」
 本当にゆかりちゃんの脳には意味が伝わってるんだろうか? なにか、適当にリアクションを取ってるだけの気がしてきた。
「でもそのオトコが先生辞めろとか言いやがってさぁ」
「イェ〜〜!!」
 ……絶対聞いてねぇよ、この人……
「いまから考えたらチンケなオトコよ、チンコも小さいし!!」
「アッハハハハハ……」
 後ろにひっくり返りそうになるくらい仰け反ってゆかりちゃんは大笑い。まだオンナに対して夢多き年頃の少年は、ちょっと引き気味。
290青い人たち:04/06/22 23:23 ID:0pDOPF4D
「んん? 少年、空じゃないか もっと飲みたまえ」
 にゃもちゃんはジョッキを傾けると、少年のグラスにドボドボ注ぐ。酔っていても気配りは忘れない。まあ、立派なのかどうなのか……
「あ、ども て、先生あふれてるあふれてる」
“ダンッ”
「んぅもう〜〜 あんなヤツよりもキミのほうが一万倍カワイイわぁ〜〜♪」
 前後のやり取りがまったく繋がってないが、ジョッキをテーブルに置くと、にゃもちゃんは猛然と少年にタックルをかました。
 さすが体育教師、そのままソファーに押し倒すと、頬をガッシと引っつかみ、唇を押しつけてくる。
 ここまでは、ぶっちゃけ少年の期待通り。しかし、“にゅるり”と舌が自然な流れで少年の口内に侵入してきた。
「んむぅ!?」
「んふふっ……」
 にゃもちゃんのくぐもった笑い声。体育教師の舌は軟体動物のようにくねり、教え子を絡め取る。
 少年はキスの巧みさと、唾液に溶かされて流れ込んでくるアルコールの味に瞬く間に翻弄されてしまう。
 ……酒ってこんなにウマかったけ?……
 酒を飲んだのは別に初めてじゃないが、所詮はガキんちょ、酔って騒ぐのが面白いだけでウマいと思った事はなかったが、
 これが大人の味というやつかもしれない。
 ポッ――ッとなってきた少年の顔を確認してにゃもちゃんは目を細めると、ゆっくりと唇を離す。
「美味しかった?」
「は、……」
“グイッ”
 少年が決まりきった返事をする前に、にゃもちゃんは強引に押しのけられた。
291青い人たち:04/06/22 23:24 ID:0pDOPF4D
「それはアタシの〜〜!!」
 にゃもちゃんを睨みつけるゆかりちゃん。一升瓶は握ったままだ。
 ……嬉しいんだけど、酔っ払いにしか見えない……
「なによ、ゆかり、唾でもつけてんの?」
「ふっ 唾どころかもっとスゴいものを……」
「わぁ〜〜 わかりましたから言わなくていいです」
 ……なに言おうとしてんだこの人は!……
 大声を出して問題発言をブロックすると、ゆかりちゃんはこめかみを押さえて少年を睨む。
「本当にわかってる?」
「わかってます、バッチリです!」
「んん〜〜〜〜〜」
 ゆかりちゃんは、腕を組んで考え込むようなポーズを取る。そして、結論は……
「わかってない……ね……オェ……」
「え!?」
「アタシが吐きそうな事に……」
「わぁ〜〜 にゃもちゃ、黒沢先生おトイレにお連れしてください」
「は〜〜い 一名様ご案内〜〜」
 にゃもちゃんに手を引かれ、しずしずとボックスを出ていくゆかりちゃん。
「俺が一番年下で、しかも生徒だってこと、あの二人覚えてんのかなぁ」
 誰にともなく、少年は一人呟いた。
292青い人たち:04/06/22 23:26 ID:0pDOPF4D
 こうして、店で吐かれちゃまずいということで、二次会はにゃもちゃんの家でということになった。
 店を出てすぐ、どういう話しの流れか少年がオンブすることに、酔っ払いの言ってる事は支離滅裂だが、不思議と酔っ払い同士は
通じちゃったりする。しらふは損だ。
「だぁ〜〜!!」
 どうやら、勝負がついたようだ。天に高々と拳を突き上げるにゃもちゃん、ガックリと膝を突くゆかりちゃん。
 お互い出した手はグー。勝敗がどこでついたのかは、当人達しか、いや、当人達もわかってないだろう。
「お願いね♪」
「はぁ〜〜」
 一応、ため息などをついておく。いやじゃないのは、即座に片膝突いた事でモロバレである。
 にゃもちゃんは少年の背中にもたれかかると、耳元で囁いた。
「私も、唾よりスゴいもの……つけちゃおうかな♪」
“チュッ”
 頬に、ゆかりちゃんが気づかないくらい早業でキスされる。なにかが期待に、にゃもちゃんに負けない早業でムックリと起き上がった。
 あえてなにかが“ナニ”とは言いたくない。
 ……オトコて……悲しい生き物だな……

                         続く
293名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:14 ID:46WA4Ehf
回転防御でキタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!
294不機嫌な毎日:04/06/23 00:26 ID:ZxJOTwjh
「こりゃあ・・止まないな」
隣に呟く。
「・・・うん」
心此処に在らずといった感じで、ひたすら子猫を愛でている榊さん。

雨足は、益々強くなり。
このままこうしていては、風邪を引く。
それは、なんとしても避けたかった。
なぜなら、今まで小中と続けてきた皆勤を守りたかったからだ。
・・・そう思うたび、自分でつくづく下らないと思いつつも、結局は一度も休むことはなかったのだ。

「榊さんの家って・・ここから近いのか?」
ふと思いついたこと。
近ければ、このまま解散でいい、子猫のことは・・一日くらいどうにでもなる。
もし、遠いとなると・・・

「ここからだと、走っても三十分くらいはかかる・・と思う」
相変わらず、虚ろに答える榊さん。
ここから走って三十分、十分に遠い。
俺の家なら・・走って十分もかからないだろう。
・・・って、何でそんなことを考えてるんだ俺はっ!

「だったら遅くならないうちに早く帰った方がいいんじゃないのか?ひょっとしたら、漏った雨強くなるかもしれないしさ」
今度は思ったことがそのまま口からでた。
「うん・・でも、もう少しこうしていたい」
そう言って、また子猫を愛でる。
正直、何故そこまで猫にこだわるのか俺には分からなかった。
ここで一人で帰ってしまえば今度こそ、厄介事から逃れられる、帰ってすぐに風呂に入れば風邪も引かないだろう、皆勤も守られる。
いいことばかりじゃないか。
でも・・何かが、引っかかる。
どうしても振り切れない、何かが。
295不機嫌な毎日:04/06/23 00:28 ID:ZxJOTwjh
「だったら・・一旦俺の家で雨宿りしてかないか?ここからならそう遠くないし、このままだったら風邪引くだろ?」
まただ、何故、俺はこんな事を口走ってしまうのだろう。
何故、こんなにも他人のことに気を遣ってしまうのだ。
本当に、らしくない。

「え・・いいの?」
至福の笑顔が一点、驚きの表情になって返ってくる。
言ってしまったものはしょうがない、さっきからこれでずるずる流されている気もするが仕方ない。
「いいよ、俺ん家父さんも母さんも居ないし・・・って、別に変な意味で言ったんじゃないからなっ!」
自分で言って、自分で慌てて、なにやってるんだろう。
本当に、自分が分からない。

「じゃあ・・行く」
そんな俺の動揺さえも全く介さぬ様子で言う榊さん。

「ん・・じゃあ、走るけど・・大丈夫?」
小さく頷かれ、俺は覚悟を決めて雨の中へと身を躍らせた。
296名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:30 ID:ZxJOTwjh
日付変わったし、ちょっとだけ・・

っていうか・・誤字
『ひょっとしたら、漏った』→『ひょっとしたら、もっと』
またやったよ・・むぅ
297名無しさん@ピンキー :04/06/23 00:38 ID:G1NiRWa9
北ー!!!
298名無しさん@ピンキー:04/06/23 01:14 ID:46WA4Ehf
キタミナミヒガシニシ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!

299名無しさん@ピンキー:04/06/23 02:53 ID:aKj3V3mW
二人の作家の競演…キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!

素晴らしい夜でした…
300不機嫌な毎日:04/06/24 00:16 ID:syt4QlF4
「・・はぁ、はぁ・・榊さん・・やっぱ、速過ぎ」
そこは俺ん家の玄関。
びしょ濡れになって、息も切れ切れに壁にもたれているのは俺。
同じようにびしょ濡れにはなっているものの、ほとんど息を切らしていないのは榊さん。

「まぁ、とりあえず適当に座ってて」
と、言い残し風呂場へ。
早速湯を出し、タオルを持って茶の間に戻る。
そこには、やはり子猫を抱いたままの榊さんが居る。
「・・と、とりあえず、これ、使ってて、俺着替えてくるから」
タオルを放って言う。
それにしても・・・俺、何でこんなに慌ててるんだ?
内心ぼやきつつ寝室の戸を閉める。
・・・ああ、そういえば、家に同年代の異性を招くってのは、これが初めてだったんだ。
びしょ濡れの制服を脱ぎ捨て、半袖半ズボンのいつもの服装に着替える。
301不機嫌な毎日:04/06/24 00:16 ID:syt4QlF4

「・・・・・」
「・・・・・」
話が、続かない。
いや、この表現はおかしい、どちらかといえば、話題がないのだ。
それも当然だ、こうして二人ここにいるのは単に成り行き上、共通している何かがあるとすれば、それは子猫一匹なのだ。
そしてその肝心の子猫も、時々小さく鳴くだけで、話題の提供にはほど遠い。
そして榊さんはただその子猫を時々撫でては満足そうな顔をするだけ。
正直・・・何でこんな事になってるんだろう?
自問自答しても、答えはでるはずもなく。

「・・・俺、風呂見てくるから」
「・・うん」
何となくいたたまれなくなり、その場を離れる。

湯はいい具合、すぐにでも入れるだろう。
とはいえ、何故か戻る気にはなれない。
またあの息苦しい状況になるのは、正直嫌だったのもある。
状況云々と言うよりは、二人きりで同じ部屋にいるという、ただそれだけのことに耐えられなかったのかも知れない。
302不機嫌な毎日:04/06/24 00:17 ID:syt4QlF4
そして再び茶の間の中。
どうにもならない沈黙。
どうにかしたい、とは思っても、それでまたらしくないことを口走るのは嫌だったから、必死で自制した。
はずだった。

「風呂・・・沸いてたから、入ってきたらどうだ?服だって濡れたままだし、風邪引くぞ」・・・何故、俺はこんな事を言う。
誤解されたって文句は言えまい、これじゃあ。
というか、いきなりこんな事言われて素直に頷くはずがない。
後悔先に立たず。

「・・・この子も、一緒に入れてあげたい」
「別にかまわんよ、そいつだって濡れてることには変わりないだろ」
「ありがとう、じゃあ、入ってくる」
榊さんの姿が風呂場へ消える。
子猫を抱えたまま。
303不機嫌な毎日:04/06/24 01:57 ID:syt4QlF4
・・・予想外だった。
あまりにも、予想外だった。
そんなわけで、立ちつくしていた、何一つ考えられずに。
だって、あの場面で人の家の風呂に入る(しかも男の家の)ことよりも、子猫を連れていっていいかを問うなんて、誰が予想できるものか。
そんなわけで、ひたすら悶々と考えていた。
この期に及んでも勢いを増し続ける雨音を聞きながら。


・・・コンコン、コンコン
何かを叩く音がする。
音は風呂場から。

「どうしたんだ?」
扉一枚挟んで言う。
「着替えが・・なかった」
「あ・・」
そこまで考えが回らなかった。
少しでもまじめに考えていればでてくることだろうに。
さっきまでの悶々としたときは、何の意味もない時間だったと痛感できる。
・・・こんな事考えてる場合じゃない、なんとかしないと・・
304名無しさん@ピンキー:04/06/24 20:46 ID:5P6YNGjH
ドキドキ
305不機嫌な毎日:04/06/24 22:23 ID:6kJnBJRb
「えと・・と、とりあえず俺の服着るか?男物だし、榊さん俺より背高いから・・きついとは思うけど・・」
なんだか言っていて情けなくもなる。
「うん、それでいい」
「わかった、すぐ取ってくる!」
自分でも不思議なほど大慌てで寝室へ、箪笥の中身を引っかき回す。
あれでもないこれでもない、何でまだこんな物がとってあるんだ!なんて寸劇を加えつつも、適当に見繕ってまた風呂場へ駆ける。
こんなに急ぐ必要もない・・はずなのに。

「これ、着ててっ!」
恥ずかしさ、多分そう形容できる感情を押さえつけるようにして叫び、衣類を風呂場に投げ込む。
そのまま半ば転がるようにして茶の間に戻り、腰を下ろす。
心臓がバクバクと鳴っている、こんな自分が信じられない。
306不機嫌な毎日:04/06/24 22:24 ID:6kJnBJRb
ガチャリ、と小さく音。
ほぼ反射的に視線を移す。

「・・・なに、やってんだ?」
問うのも当然、榊さんは開いたドアから顔だけ出して、様子を伺っているようにも見える。
その顔は、風呂上がりということで、ほのかに上気している。
そんな顔をされると、こっちまで何故かドキドキしてしまう。

そんな榊さんの後ろから、とことこと件の子猫がやってきて。
雨に濡れ、汚れていた身体もすっかり綺麗になっているようには見える。
風呂掃除は念入りにしなければならないことも、予期できる。

「あ・・・」
そんな子猫を追って、ようやく榊さんも茶の間へ飛び出した。

「んなっ・・・」
絶句することしか、できなかった。
原因は一つ、榊さんのその姿。

スタイル抜群、背も俺より頭一つ分、ひょっとしたらそれ以上高い。
そんな榊さんが俺の服を着るのだ、当然かなりきつい。
それはつまり・・・
そう、ただでさえ大きな胸が殊更に強調されるということだったんだ・・
そのことだけでも俺は沈没間近だというのに、それはやはり背の差からか。
渡した服では身体の全てを覆うには足りず、その・・腹部が、ヘソまで露出してしまっているのだ。
こんな光景を見せられては、もう何も言えなくなってしまう。
頭の中は真っ白、いや、真っ赤。
多分、顔も。
307不機嫌な毎日:04/06/24 22:25 ID:6kJnBJRb
「・・・恥ずかしかった」
きっと湯上がりのせいじゃなく、本気で赤くなって言っているのだろう
俺だって恥ずかしい、理由は、自分でも分からない。

結局その後は、何も言えずに二人真っ赤に押し黙っていたのだ。
降りしきる雨と、子猫の鳴き声、そして・・微かな息遣いだけが、唯一の音だった。
308不機嫌な毎日:04/06/24 23:06 ID:6kJnBJRb
「今日は・・色々ありがとう」
そこは家のすぐ外。
雨は僅かに弱くなり、帰るなら今だ。
そんなわけで、多少乾いた制服に、傘を一本手渡して、本日はこれにて解散と言うことになる。
統計してみれば、やっぱり妙な日だった。
あんパンの襲来から始まる日なんて、二度と御免だ。
明日は、いつものような日になることを祈るとしよう。

「・・・また、来てもいい?」
「え・・?」
思考中断。
強制終了のほうがしっくりくる。
そんなことを考えている場合じゃ、ない。
それも一瞬のこと、すぐにあの子猫に会いたいがためだと、わかる。
どうせ明日になったら何処へなり放してしまうのに。
でも・・その時榊さんはどんな顔をするだろうか、きっと、悲しげな顔をするんだと思う・・って、そんなことは俺には関係ないはずだ。
今日こうしているのだって、仕方なくそうしただけだ、これ以上厄介事に巻き込まれる必要はないはずなんだ。
・・・なのに、何でこうも釈然としないのだろう。
このままじゃ、また何か妙なことを口走ってしまうかも知れない。
「別にいいぞ、俺は大抵暇だし、いつでもこいよ」
そう、こんな風に。

・・・やっちまった
309名無しさん@ピンキー:04/06/26 00:52 ID:nWpWYkfu
質問があるけれど・・・

語り手は誰?
310 ◆AM2/SAKAKI :04/06/26 15:05 ID:MOp6lQol
読んでる人が主人公ってことじゃないんですか?
311名無しさん@ピンキー:04/06/26 20:25 ID:cIpJeOD3
>>310
作品中に出てこないキャラを出すなんて不自然すぎ。
ちゃんと作品キャラの、女の子同士カプにならないのかな。
312名無しさん@ピンキー:04/06/26 20:54 ID:M+fCF3Xi
作中の人物でない事を活かせれば無問題
313名無しさん@ピンキー:04/06/26 21:23 ID:C59SIkD5
オリジナルの男が主役なんて今まで幾つもあったやん
大人なんだから自分の好みだけで文句言うなよ
314名無しさん@ピンキー:04/06/27 00:29 ID:uWFJOyoq
そいつが持ってる銃がでかくてぴかぴかしてればみんな言う事を聞くよ
不満がある人には鉛玉をプレゼント!これでばっちり!
315名無しさん@ピンキー:04/06/27 00:34 ID:nvM4T/KQ
でもやっぱ原作に出てるキャラ同士の掛け合いだからこそ
馴染み深いし、特別なおもしろみがあるんだよな〜。
この原作のキャラは女性がメインなわけだし、百合カプきぼん!!
316不機嫌な毎日の人:04/06/27 00:45 ID:UxTE5S1x
どうも、様々な物議を醸し出している人です
まさかここまでいろんな意味での反響が帰ってくるとは思わなかったので驚いてます
まぁ、そんなことはともかく

>>309 >>310
語り手は主人公、つまり未だ名前すら公開されていない彼です。
自分の心に素直じゃない人っぽいので、素直に感情移入しにくかったりするでしょうがその辺も含めてよろしくです

>>311
作中のキャラ同士ってのは・・・どう書いたらいいものか想像もつかなかったんです
317名無しさん@ピンキー:04/06/27 01:21 ID:lEfq2Odl
女同士でくっつく事こそ原作に反してると思うけどな
彼女らはレズじゃないでしょ、断じて
318名無しさん@ピンキー:04/06/27 07:59 ID:LZYTY6yR
>>310-313
>>315
>>317

 まあ、どの立場で考えてみても、それぞれに一理あると思います。
だいたい、「オリキャラ出すな、原作に無い組み合わせの百合もダメ」じゃ
かなり話が作りにくいだろーし。私がそんな制約で書くとしたら、

「キムりんと奥さんの愛の営み」
「かおりんの妄想」
「原作2巻「大人の世界」でにゃも先生が語った事の詳細」
(↑あ、これは「オリキャラ出すな」の制約に引っかかりかねん)

ぐらいの選択肢しか選べん。
(しかも選択肢があるというのとそれに対する創作意欲というのは別問題)

 あ、鬼畜系はどうしても書けない。途中で自己嫌悪に陥るから。
それを読むのもあまり好きではない(たいていはスルー)。
 まあ、その作者の心の闇を覗ける、という意味で興味深くはあるが。
319名無しさん@ピンキー:04/06/27 11:36 ID:AfeU/K8M
確かに…分かるんだけどな。
でもあんまオリキャラに出しゃばり続けられても
違和感っていうか、あずまんがって気がしない。
作中のキャラ同士のカプ、まぁほぼ百合になるが
そっちの方がまだ原作のパロとして受け入れやすい。
320通販番組風:04/06/27 11:40 ID:uWFJOyoq
>「オリキャラ出すな、原作に無い組み合わせの百合もダメ」
時々ありますねこういう意見。私としてはその位の縛りは全然問題ないんですが、
これが辛い人や嫌な人もいるようですね。

そこで今回ご紹介するのは原作のモブキャラや名前だけ登場したキャラを使う方法です!

ひょろメガネ大山やヨコシマなにゃも派後藤がいるから男はそいつらの内誰かとかいう事に!
かおりんの友達の三つ編みの子は榊ファン!髪の色が薄い千尋と同じ声の子は神楽ファン!
後藤先生や石川先生も!長谷川や相田や井上や松田や和田もいますね!

ほら!なんとかなりそうな気がしてきませんか!?使うなら今すぐ!
321名無しさん@ピンキー:04/06/27 11:45 ID:uWFJOyoq
「抜けないエロはただのエロだ」と豚も申しております。
要するにエロSSは抜けるなら何だっていいんです。
逆に抜けないエロSSはどんなに体裁が整ってたってゴミです。

>>319
それを言ったらエロって時点ですでに壊しすぎだから。
322名無しさん@ピンキー:04/06/27 16:07 ID:6bG28O4z
今更こんなことで議論があるとは……。
323名無しさん@ピンキー:04/06/27 17:41 ID:Ybucx3aK
>>317
えっ!?
彼女達ビアンじゃないのですか?
324名無しさん@ピンキー:04/06/27 18:24 ID:/6CwxANz
ああ、そうですね。
女の子の方が好きと思わせるほど
女同士で付き合ってますよね。

言えるのは

男 の 身 体 な ん て 気 持 ち 悪 い

ということ。
女と女のセクシーな関係だから抜けるんだと
325名無しさん@ピンキー:04/06/27 18:25 ID:1Iorx7gm
ビアンカじゃなくフローネを選びますた。
326名無しさん@ピンキー:04/06/27 18:42 ID:+Z575xpj
PS版の新キャラか?
327名無しさん@ピンキー:04/06/27 18:47 ID:/FKG3Xg7
PS2版にある「不思議の島」にいますよ
328名無しさん@ピンキー:04/06/27 19:37 ID:Sf+fn9mc
百合であろうとなかろうと、とにかくSS書いてくれる人が居なかったら始まらないわけで
329名無しさん@ピンキー:04/06/27 19:41 ID:RHOavTbu
男相手はキモくて抜けないけど
330名無しさん@ピンキー:04/06/27 22:04 ID:XyTVwVAE
まあまあ、確かに男相手はキモいけど
そこは涙をのんで。
331名無しさん@ピンキー:04/06/27 23:20 ID:6RT0UlFk
求めるのは主キャラのカプ
ということでやはり甘々の百合SSを
332名無しさん@ピンキー:04/06/27 23:38 ID:/pIg2Xgi


おいおい。

自分の好みじゃないから書くなって主張するのと同じだよ、それじゃ。

架空の男性キャラがからむのに抵抗を感じるってのもわかるけどさ、
キャラとして成り立ってる男ってば、キムリンとちよ父しかいないし・・・

百合オンリーを求めるなら大阪板に専用スレがあるんだから、どうし
てもってならそっちに行ってくれ。神認定職人も多いぞ。

イヤなモノはスルー。基本だよ。



333名無しさん@ピンキー:04/06/28 01:29 ID:0EVlStEy
俺は逆に女同士なんざキモくてみちゃいられねぇ訳だが
334229:04/06/28 02:12 ID:X+DRvMWZ
少し遅くなりましたが、報告させてもらいたいと思います。
漫画化させて頂くのはamnsさんの榊神楽SS、「Continuity」です。
八月からウチで本格的に作業に取り掛かることに決まりました。
内容はほぼ原作通りですが、少しだけ手を付け加えようかと…。
突然妙な事を言って驚かせたことを大変申し訳無く思いつつ、
実現させてもらえる事に感謝して、気合いれて描きます。
また何か分かった時は一応報告させて頂こうと思います。
では失礼しました。
335名無しさん@ピンキー:04/06/28 06:15 ID:jHg+QJC9
ずっとROMっていたが危うい流れだからいわせてもらうと、
俺はレズは全然燃えないのでスルーしてる。
男と絡まないと興奮できん。
336名無しさん@ピンキー:04/06/28 11:32 ID:Swxny1oe
>>334
いい加減、そのネタよそでやってくれない? たいがいウザいんですが。
そんなつまんないSS興味ないし。
337名無しさん@ピンキー:04/06/28 16:22 ID:EZol8Qiv
そろそろ良心的にいかね?

気を取り直してマタ-リいこうぜ、頼んだ(・∀・)
          ↓
338名無しさん@ピンキー:04/06/28 18:45 ID:kiF+NUmE
童の時は 語ることも童のごとく
 思うことも童のごとく 論ずることも童のごとくなりしが
 人となりては 童のことを捨てたり
339名無しさん@ピンキー:04/06/28 19:20 ID:zMJHwjpX
>>332
そもそもあずまんが大王に男を求めるのが無茶苦茶だろ。
あれは女の子同士の関係を楽しむもんだから。

大阪板に専用スレがあると言っても
逆に言うならそれしか百合話が存在しないってことだろ。
男女モノのは世の中に読みきれない程あるのに
なぜ女の子同士の話のあずまんがに求めるのかな。
340名無しさん@ピンキー:04/06/28 19:43 ID:H8tdN+7I
>あれは女の子同士の関係を楽しむもんだから。

おいおい誰が決めたんだよ、そんな事w
341名無しさん@ピンキー:04/06/28 19:57 ID:zMJHwjpX
もう一度聞きたいが
男が絡まないとイヤなら
なせあずまんがを読むのか?
342名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:02 ID:H8tdN+7I
面白いから読んでんだよ、お前自分に理解できない意見は
その存在すら許さねーのか。恐ろしい奴だな。

だいたい理解できないなら、無理に理解しようとしなくていいよ。時間の無駄だし。
343名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:03 ID:TEvlW/JE
やれやれ、荒しの思う壺だな。それとも、そいつの自作自演にとどまっているのだろうか。
いずれにせよ、ただ自分の好みを話すだけでも、卑劣漢のつけいる隙を作ることが明らかになったわけで、スレの未来を思う諸氏は一考の必要ありということか。
344名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:07 ID:1iro++Vx
別に、気に入らない組み合わせやシチュなら
スルーすればいいだけの話でしょ?
なんで話をややこしくするかな…
345名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:19 ID:6itYK9m6
>>341
あずまんがってレズマンガだったの?
ていうか極端な質問だな、あくまであずまんが大王って言うマンガに
エロ要素を突っ込むのにチンチンがいるかいらないかが焦点じゃないのか?
346名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:45 ID:TEvlW/JE
頼むから、男ありとか百合とか、そーゆー話題はここで打ち切ってくれ。
職人が投下しにくい状況を作り出しているのに気づいてほしい。
それともそれを狙ってるのか?
まあ、いい。
故意にせよ、無自覚にせよ、以降一切無視する。
347名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:47 ID:1iro++Vx
>>346
禿同
348名無しさん@ピンキー:04/06/28 22:09 ID:lotNIILY
レスが付いてると思ったら(ry
349名無しさん@ピンキー:04/06/28 23:22 ID:MOAjYxkA
陵辱物なら男キャラも問題無いですね!!!!!!!!!!!
350名無しさん@ピンキー:04/06/28 23:33 ID:dxGpGa8p
おまいら、自分の好みのシチュがあるならば作品を書いて
その作品の中で主張しろ。
主張を繰り返して、それがこのスレの風潮になるまでガンガレ!!

それもしないで、それっぽい理屈をこねて、ただ希望を言ってるだけなんて、ただのワガママだぞ
351名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:29 ID:OzBobnrI
そうだね。そうするよ俺。
352名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:44 ID:PeUoZ5do
最近つまんない話が続いたんだから、文句が出ても無理ないだろうに・・・。
353名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:18 ID:cbs66H4S
そもそもSSなんて簡単に書けないっての
354名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:38 ID:4W/bc00k
自分がつまらないものは他の皆にもつまらない筈だって思うなよぅ
イヤならスルーすればいいじゃん
355名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:48 ID:lP+qlLr/
いや本当
大人専用のスレで2年以上もやってたら
住人もみんな成熟してるもんだろうと思ってたから
最近驚いてる……。
356名無しさん@ピンキー:04/06/29 02:08 ID:DXToG6Em
大人だからこそ議論できるのさ。
たまにこういったことがあれば皆の意思が確認できるんだから。
(別名ガス抜き)
疎外感抱えたまま離れていくよりよっぽどいいよ。
357名無しさん@ピンキー:04/06/29 02:16 ID:AW9FwItG
もともとキモヲタの集まりなんだから、気取ったところで意味ないだろ。アホか
358名無しさん@ピンキー:04/06/29 03:49 ID:x8oer4QU
>357

 そういうレスを返す時点で、あなたもここの住人の仲間入り。
(本当に関心が無ければ、このスレそのものを脳内あぼーんすれば
 良いだけの話で)
 まあ、まんざら悪い所じゃありませんよ……。
 ここまで堕ちて来なさいな、クックックッ……。
359名無しさん@ピンキー:04/06/29 12:43 ID:fJC81E3p
>>355
最近になって見た初心者も多いみたいだから
どっちかというと世代交代の時期だ

他人の褌でよければネタ出せるんだけどなー
ヤバイよなやっぱり
360名無しさん@ピンキー:04/06/29 21:36 ID:X8dmzq0T
んー、あずまんが自体がエロにしにくい素材だということなのか…。
361名無しさん@ピンキー:04/06/29 22:36 ID:kMXnWnrk
もういいよ。
静かに話を見させてくれ
人の好みはどうでもいいから
職人さんが一生懸命つくったパロが見れるだけいいよ
362他人の設定を使うN:04/06/29 22:50 ID:EXjo39qg
仕方ねぇな〜。なら書いてやるからありがたく読めよ
363名無しさん@ピンキー:04/06/29 22:59 ID:sdbJS0l2
>>362

お、久しぶり。元気してたか?
364ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 01:58 ID:vX2IkI2V
智 「卒業しちゃったねー」
彼 「ああ、そうだな……」
智 「大学行っても仲良くしようね、ダーリン☆」
彼 「仲良くはいいけどさぁ……その……おれたち結局」
智 「なーにー」
彼 「その……しなかったじゃん」
智 「うわー! このエロおやじ!」
彼 「いや、そのさ、チャンスはあったんだぞ。ラブホ行ってるしお前の前で
   こいたことまであんのに、なんでかなーって思って」
智 「私も不思議だよー」
彼 「いや、お前のせいだろ! だいたい、お前が途中からつきあってること
   みんなにばらしたせいで、厳しく監視されて大変だったんだからな!」
智 「ええっ? そうだったの?」
365ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 01:59 ID:vX2IkI2V
彼 「あのなあ……。お前と一緒にいると榊さんは睨みつけてくるし、大阪は
   ちよちゃんといっしょに『お楽しみ中悪いなぁ』とか言いながら
   付きまとってくるし、神楽は顔赤くしながらなにもなかったかって
   真面目に聞いてくるし……あれはかわいかったな」
智 「バカー! そんなに胸のデカイのがいいのかー!」
彼 「叩くなよ……悪かった、悪かったって」
智 「バカー! バカー!」
彼 「だから悪かったって……。お前らほんと仲いいのな」
智 「うん。一緒に卒業旅行もしたし!」
彼 「ああ、そりゃあいいことだな、うん……」
智 「どーしたのあんた。最近老け込んじゃってさー」
彼 「いや、お前のせいなんだけどな」
智 「ふふん。男を惑わす私って悪女……」
彼 「はあ……」
智 「何だそのため息はー!」
彼 「そのまんまだよ」
智 「くけー! むかつくー! だいたいなー、神楽なんか持ち出さなくたってなー!
   私だって成長しとるのだぞー! ほれほれー!! ぎゅーっだ!」
366ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:00 ID:vX2IkI2V
ぎゅっ
彼 「…………」
智 「ほらー! 背中に成長した私の大人の女の魅力を感じるかねー? うん?」
彼 「……確かにそうだな」
智 「ふっふーん♪ 背中に抱きつき攻撃でもうメロメロだね!」
彼 「なあとも……お前ってさ、結婚までしない主義? そう言う教育されてるとか……」
智 「んー? べっつにー」
彼 「じゃあ、宗教上とか……」
智 「大学受かったから今年の初もうでの神様は信じてるよー」
彼 「じゃあ、なんで……俺嫌いなの?」
智 「うーん、説明するのがむずかしーなー。あれだ。好きな子には
   いじわるしたくなるってやつ!」
彼 「小学生かよ……。なあ、とも」
智 「んー?」
彼 「ここ、俺の家だってこと忘れてるだろ」
智 「さあねー」
彼 「ちゃんと、お前に今日は俺の家族が今日はいないって言ったよな?」
智 「それは聞いたー」
彼 「それで……そんなにぎゅうぎゅうない胸押し付けやがって」
智 「ないは余計だぞ♪」
彼 「もう日も暮れてるのに……お前さ分かってんのか……お前……」
智 「…………」
367ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:01 ID:vX2IkI2V
彼 「とも」
がばっ
智 「な、何マジになってるんだよー! あははー」
彼 「今嫌だって言えば、帰してやる」
智 「だから何マジに」
彼 「はっきり言えよ! なあ、とも……」
智 「…………」
彼 「とも……」
智 「そんなの……わかんないよ。あっ……ちょ待っ……んっ」
彼 「……ごめん」
智 「…………」
彼 「…………」
智 「……え、えへへー。キスしちゃったねー。……で、でも初めてじゃないよ」
彼 「え?」
智 「前、あんたが寝てる時にこっそり……うわっ……あっ……ん……はぁ……」
彼 「バカ! びっくりしただろうが! ったく……とも」
智 「……よ、よーし! ここまで来たらともちゃんも一肌脱ぎましょう!
   ってうわあっ」
彼 「言われなくても脱がすよ」
368ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:02 ID:vX2IkI2V
どたばた
智 「ちょ、ひっぱるな! わーっ! そんなにしたらブラの金具壊れる!」
彼 「あ、悪い……」
智 「それとさー、電気ぐらい消すとかさー」
彼 「あ、そ、そうだな……」
智 「いやーっ! 暗いよ恐いよダーリンたすけてー!」
彼 「…………」
智 「こらーっ! 電気つけてるんじゃねーっ!」
彼 「恥ずかしいならボケるなよ……」
智 「だってさー。あ、だから待ってって……い、いたいいたい! 
   お前は乳搾りでもしてるつもりかー!」
彼 「あ、だ、だいじょうぶか」
智 「ったくー。愛というか、優しさが足りないよねー。そうそうそんな感じ……。
   ってくすぐったいよー……くすぐ……っ。……っ? あ……? んっ……」
彼 「とも?」
智 「え? ち、違う。感じてなんかないぞー! あ……ちょ、ちょっとタンマ!」
彼 「うわっ、逃げんなよ。いいとこだったのに……。とも、やっぱり嫌なのか?」
智 「…………」
彼 「そ、それとも……気持ち良かったとか」
智 「うーん。ぶっちゃけそんなに」
彼 「なっ……。そ、そうなのかよ?」
智 「いやー、そうなんだけどね。なんかさ、ダーリンに触られてるとそうゆーの
   関係なくてなんか胸がキューっとしてさ……って、ちょっとタンマだって!」
彼 「なんだよ」
智 「わ、私はいいから! あんたの……その、あんたも脱げー!! ずるいぞー!!」
彼 「あ、そうだな」
369ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:03 ID:vX2IkI2V
がさごそ
智 「パンツ一丁……」
彼 「え、えっと、触るのか?」
智 「か、勘違いするんじゃねー! あんたがどうしてもって言うからだぞ」
彼 「うわっ、こ、こら、強くつかみ過ぎだ!」
智 「あれ? なんかぐにっとして気持ち悪いよー!」
彼 「そりゃ肉だし。ってあれ、なんかあんまり勃ってない……」
智 「えー! なにー! 私にセクシーっぽさがないと言うのかー!」
彼 「ちょ、ちょっとまて! 緊張してるだけだってば! もっと触ってくれ、頼む!」
智 「なんだよー! 注文が多いなー! ……うわっ、いきなり膨らますなー!!」
彼 「だ、だってともが触ったからだろ!」
智 「……そ、そう? じゃ、じゃあ、パンツ脱いでよ」
彼 「とも!?」
智 「直接触ったらもっとすごくなるかもしれねーだろー!! 嫌ならいいもん!」
彼 「い、いや、頼む!! とも、とも……」
智 「こ、これって気持ちいいの……?」
彼 「あ、なんかもうすっげーうれしい……。とも、手、手、動かして」
智 「なんだよー、死にそうな声出して……。やだ、なんかもう、やだ、
   なんだよー! すげー! けどなんか恥ずかしいし……」
彼 「ご、ごめんとも……あ、な、なにを、ともっ!!」
370ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:04 ID:vX2IkI2V
ぱくっ
智 「……んー」
彼 「と……も。くわえてくれて……」
智 「おえーっ!」
彼 「わあっ!」
智 「やだー!! ぐにぐにして気持ち悪いよー!! なんだよこれー!!」
彼 「とも!! 無理しなくていいから!!」
智 「だってー!! みんな楽しそうにくわえてるもん!!」
彼 「ああいうのにはフィクションも混じってるから! な! いきなりそんな
   無理しなくていいよ! 口ゆすいでこい」
智 「うん……」
彼 「うん。だからもう無理して触らなくていいから。だからそんなに……。
   そんな……。と、とも、もうそろそろ離していいから」
ごしごし
智 「んー。あれ、もう射精してるの?」
彼 「いや、それカウパーって言ってな、まあ女の子の濡れるみたいなもんで、
   悪いけど今度は興奮し過ぎて……とももういい。とも! いいって!」
智 「お返しだー!」
彼 「離せ! まじでヤバいって! ヤバいって! 俺、もう! ヤバいって!
   あっ……!!」
371ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:05 ID:vX2IkI2V
智 「あれ? あ……」
彼 「ああ……」
智 「あー、これは」
彼 「あ……。だからヤバいって言ったのに。ああでもすっげー良かった……」
智 「……はやいねー」
彼 「ぐっ、ごめんな……。でもできればそういうことは言わないでくれよぉ……」
智 「や、やだなあ。冗談だよー。別にそんな」
彼 「…………」
智 「…………」
彼 「とも、手、洗って来な」
ぺろっ
彼 「わあっ! お前、なにやってる!」
智 「…………」
彼 「とも? おい大丈夫か?」
智 「おえっ、おえーっ!!」
彼 「わっ! ほら言わんこっちゃない!」
智 「うわーん! 苦いよまずいよー!」
彼 「お前、無理しなくていいって言ったろ!」
智 「だってー! この前読んだ漫画でおいしいってこれ飲んでたもん!」
彼 「何の漫画読んでるんだよ! ほら、大丈夫か? 手洗って、口ゆすぐぞ、な」
智 「うん……」
372ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:06 ID:vX2IkI2V
彼 「ああ、もう、えらいことになったな」
智 「うえーん。まだ変な味がするー」
彼 「はぁ……。ま、俺もお返ししてやるから機嫌直せ」
智 「お返しって……ちょっ、やっ、さわんなー!」
彼 「ここまで来てなー……ってこ、これ、湿ってない?」
智 「そんなの知るかー!」
彼 「興奮してたわけ?」
智 「うわーん! バカバカバカバカバカバカー!!」
彼 「いてて! わ、わかった! 言わないから! でも触らせてくれ、なっ!」
智 「やだー! 離してよー!」
彼 「じっとしててくれよ。胸も触ってやるから」
智 「うわっ、やだぁっ! くすぐったい!」
彼 「とも、俺に触られるの嫌なのか?」
智 「そんないじわる言うなー! 恥ずかしいよー」
彼 「俺だってともの前でイッてちょっと恥ずかしかったよ」
智 「んんんー! いやー! あっ……んぁぁ」
彼 「とも……かわいー」
智 「ともちゃんがかわいいのは当たり前だろー!! ふええっ! んっ」
373ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:07 ID:vX2IkI2V
彼 「痛くないか?」
智 「ちょっと痛い……って触り方変えんなー! 優しいのやだー! 痛くしてー!!」
彼 「変なやつだな。ほんとはゆるめて優しくしたほうがいいんだろ?」
智 「やだー! 痛いのがまんする方がいいー! あぅぅ……こ、こんなのちがうー!
   違うもん!」
彼 「こっちのほうがいいだろ。意地張らないでくれよ。とも……お、俺も、
   興奮してきて、復活してきて……」
智 「うぅ……なに? んんっ……はぁ……あぁ」
彼 「その……入れたい。ゴムはちゃんとつけるから! な! ……とも」
智 「……う、うん」
彼 「とも……ほんと、かわいい。好きだからな」
智 「いまごろ言うなー……ダーリン……」
374ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:08 ID:vX2IkI2V
彼 「……入らない」
智 「んっ……何してるの?」
彼 「いや、その」
智 「もっと……こっちかも」
ごそごそ
彼 「入った?」
智 「……なんか違うよ」
彼 「電気つけていい?」
智 「だめー」 
彼 「しょうがねえな。あれー?」
ごそごそ
智 「まだー? あぅ、さわんなって……」
彼 「待ってくれよ。ええと」
智 「しかもなんかしぼんできてるし! 早いくせにインポ!」
彼 「お前……頼むからものの言い方考えてくれよ!」
智 「なごませようとしたの! って今度でかくなったし!
   私が悪口とか言うと興奮するの?」
彼 「俺はそういう趣味ないつもりなんだけどな……。
   くそっ、なんではいんねーんだ」
375ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:12 ID:vX2IkI2V
ごそごそ
智 「ふあっ、ああ……ぐ、ぐいぐい押すなー!」
彼 「ごめん。おっ?」
智 「あ……」
彼 「とも?」
智 「…………」
彼 「どうした? なんかちょっと入ってる気が……入ってる?」
智 「……たい……ぅぅ……痛い! 痛いー!」
彼 「いや、まだちょっとだけだし。せいぜい半分ぐらいだろ」
智 「やだー! あぁっ、いたいっ! 助けてー!!」
彼 「あ、と、途中でとめてるから悪いんだきっと! 押し込むからじっとしてくれ」
智 「助けて……っ!! ううっ、いたい、はぁっ、いたいよぉー!!」
彼 「わ、分かった抜くから……って、しがみつくな!!」
智 「ごめんなさい……。謝るから、助けてぇー!! いたいよぉ!!」
彼 「とも! だから抜くから離せって! 離せ! とも!!」
智 「つっ……。ダーリン、助けて……!!」
彼 「とも、落ち着け、力抜いて、手を離せ!! ほら、よっ……ぬ、抜けた」
智 「っあ! はぁ、はぁ……。あーん!! 痛かったよー!!」
彼 「……ごめん、とも」
376ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/06/30 02:13 ID:vX2IkI2V
彼 「あ、朝……。そういやともは……泣き疲れて寝ちゃったんだっけ。
   怒って帰っちゃってるよな……」
智 「おはよー」
彼 「あれ、いたんだ」
智 「いちゃ悪いかー!」
彼 「いや、あんなことあったから帰っちゃったかと思った……」
智 「帰るもんかー!」
彼 「そ、そっか。あの……あそこ、大丈夫か?」
智 「いちいち聞くなー!」
彼 「ご、ごめんな」
智 「ちなみにまだ痛いぞー! もう、ダーリン一人がいい思いして!
   責任取れー!」
彼 「責任? ど、どうすりゃいいんだよ」
智 「そりゃー、さあ、ほら、なんというか、ちゃんと、ねー」
彼 「…………」
智 「くけー!! 自分で考えやがれこのバカー!!」
彼 「わ、わかった! 分かったから落ち着け!」
智 「…………」
彼 「…………」
智 「…………」
彼 「……とも」
智 「ん?」
彼 「俺たちも二人で、卒業旅行行こっか」
智 「わーい!!」


おしまい
377名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:18 ID:b7oImTDb
保守。
378名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:27 ID:WJXo+alm
ラストはホノボーノでうまく締められてしまったなぁ
こちらのシリーズもぶじ完結というわけで
本当に乙でした
379名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:33 ID:+5VOxgzr
台本形式のSSは正直読む気がしない。
380名無しさん@ピンキー:04/06/30 03:45 ID:vJNtt/sv
>>376

d(^∀^)グッ ジョブ!
381名無しさん@ピンキー:04/06/30 15:50 ID:Z4u2zyzL
だから彼って誰よ・・・
382名無しさん@ピンキー:04/06/30 16:48 ID:RHstL0pD
>>376
最後まで続けてくれてご苦労様、
と言いたいけど、あれだけやりあった後で
あずまんがじゃないキャラ使うのはなんだかなぁ。
383名無しさん@ピンキー:04/06/30 17:17 ID:WJXo+alm
最近の文句たれ蔵たちは何だ? 荒らしか?
>>356に「大人だからこそ議論できるのさ」とあるが
ただ全く大人げないワガママ並べてるだろ。
俺はこれ嫌いあれ嫌い、俺の好きなもんだけ読ませろときた。
こんなんなら黙って離れてくれた方がマシだと思うね。
384名無しさん@ピンキー:04/06/30 17:57 ID:TQ1OaSVm
落ち着けよ。
385不機嫌な日常の人:04/06/30 18:08 ID:GQDKU/Is
え〜・・ここ数日押し黙ってスレの流れを傍観してきました。
正直言うと今書いてる作品はこのスレにとって必要とされてるのかどうかよく分からなくなってます。
元々最近の物議もなんだかこれが火種になってる気がするし・・・
実際、どうなってるんでしょう?
もし本当に必要ないんだったら、単なる要領の無駄なんで遺憾ながらもうち切ろうとも考えてます。
386:04/06/30 18:22 ID:zILp9RCY
>>385
下手糞は要らないからお前は消えていいと思うぜ。
387名無しさん@ピンキー:04/06/30 18:26 ID:TOLVtgxo
>386
(ノ∀`)アチャー
388名無しさん@ピンキー:04/06/30 18:32 ID:q2MZJrgf
>385
おいおい!必要ないとか言うなよ。
「楽しい」「読みたい」っつってるヤシもいるだろ。
少なくとも漏れはあんたの作品が好きだし読みたいと思ってる。
389名無しさん@ピンキー:04/06/30 18:53 ID:WQcI/rCH
>385
書きたきゃ書けばいいのに、それくらいで一々お伺いたてるなよ。
火種云々いうなら、その手の誘い受けの方が揉める元だといい加減気づけ。
つーか、君はウザいからもう消えていいよ。
390名無しさん@ピンキー:04/06/30 19:06 ID:7WJrdXbA
無礼な>>389はスルーしましょう。
ただ個人的な考えでは存在しない人物が出てくるのは
あずまんが大王ではないと考えてます。
391名無しさん@ピンキー:04/06/30 19:21 ID:TOLVtgxo
自分も某スレでSS書いてますが、
そういう罵倒って作者にとってかなり傷になるんですよねえ…
まあ、自分は乗り越えましたけど。
つーか、罵倒するのが自由なら、SS書くのも自由でしょう?
やりたいようにやってはどうでしょう?

書いた後どうなるかは、やらなきゃ分からないし、
失敗したら失敗したで、また頑張ればいいんですよ。
その方が、今後につながると思います。

あと全てのSS職人、ていうか執筆活動に生きる人間は、
これを認識しなければいけません。

全ての人に受け入れられる作品を書く事は不可能だという事
392名無しさん@ピンキー:04/06/30 19:25 ID:kpu3BmBt
>>390
その定義で行くと、ぼくちよもあずまんがじゃないことになるな。
漏れはあれ嫌いなんだが。変なオリキャラでまくりだし。

それでも最近の低レベルSSよりは大分マシだが。
393名無しさん@ピンキー:04/06/30 19:46 ID:660SHMr2
まだオリキャラがどうとかガタガタ言ってんのか。
394名無しさん@ピンキー:04/06/30 20:03 ID:ErVPtRpn
基本的に、つまんないから叩かれるんだよ
395名無しさん@ピンキー:04/06/30 20:12 ID:6WapN5bM

あずまんがエロスレの派閥

別にエロなくてもマターリ、面白い物が読めればそれでいいよ派。
エロ板なんだからエロ書け、エロを派
エロならチンチンが欲しい派
木村、大山、原作キャラのチンチン派
俺設定オリキャラのチンチン派
チンチンなんていらない派
オリキャラうぜぇ派
N死ね死ね派

現在、こんなもんか
396名無しさん@ピンキー:04/06/30 20:45 ID:Likes22Q
>>385
続きお願いします〜
397名無しさん@ピンキー:04/06/30 21:02 ID:6RbOEPYt
えろけりゃいいので蒼い人たちはとても楽しみにしてたりする。
というかなんでそこまで無理に締め出そうとするのかわからん。
クロスオーバーとかならどうかと思うが。
イメージが崩れるのか?
398名無しさん@ピンキー:04/06/30 21:52 ID:qeFNLkHj
>>397
煽り荒らすネタが欲しいだけで実際は特に思い入れはないと思うよ
399名無しさん@ピンキー:04/06/30 22:53 ID:40uR+1TL
つーか普通は作品キャラだけでパロディ描くだろう。
訳の分からん脳内キャラ出されても困るんだけど。
400名無しさん@ピンキー:04/06/30 23:30 ID:6DZSJNd7
原作にはちよ大阪、智暦、榊神楽という
素晴らしきカプがあるじゃないか!!
もっと活用して欲しいのよ…。
401名無しさん@ピンキー:04/06/30 23:33 ID:40uR+1TL
>>400
かおりん×榊じゃないの?
402ともちゃんのはじめてのひFINAL:04/07/01 00:10 ID:c7AzK+Db
>>379
普通の文だとテンポ悪くなりそうだったので。

>>381
こまごまとオリキャラにプロフ設定するよりマシだと思いましたので。

>>382
広告業者による長期アク禁が解除されるまで書けなかったので。
話自体はもっと前にできてたんですが、このタイミングに他意はないですよ。

403名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:12 ID:01YgQg7a
>>399
それはあくまで藻前の「普通」ですよ〜。違う価値観もあることを認めなさい。
404名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:29 ID:u7ZqS4Jn
書きたいんならば煽りなんて無視して書けばいいじゃん。
批判ばかりってんならともかく、良いって感じてくれる人も多いんだからさ。
405名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:42 ID:sH0rLJN4
ぐだぐだ言い訳したり、許可求めたりするバカが一番ウザい。
406名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:46 ID:/mrmZrDD
>>399
お前は困るのかもしらんが、俺は困らないからw
407名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:55 ID:DnDeoL4e
何でこんな男キャラが全くと言っていい程いない元ネタで、
わざわざオリキャラつくってまで男×もの書こうとするかなァ。
訳ワカラン。

あと、つまらんものをつまらんと言ってどこが悪い?
自治気取りの擁護厨こそスレの低質化を招くバカと思われ。
408名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:56 ID:pU3SUu/g
「異次元世界のキャラ」がでしゃばったら
もう二時創作と感じられないという意見もあることを認めなさい。
409名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:09 ID:Z3VYjzQt
原作が糞みたいなモンだからな
410名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:12 ID:/mrmZrDD
>>407
無理に理解しようとしなくていいと思うよ。
ただお前が『俺に理解できないものは認めない、つまらない』って人だとアレだな。


>>408
それじゃレズ物が嫌だという意見もあることを認めなさい。

まぁ俺はオリキャラが出てこようが、レズしか出てこないような話だろうが
どんなのが来ても全く大丈夫だからどうでもいい。
411名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:13 ID:qKJ7ZP1T
この作品でエロパロ書く事自体腐ってるんだよ。

オリキャラだろうがレズだろうが原作を辱めないで下さい

このスレいらないよ
412名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:14 ID:HwIiy+Yj
この論争やってるやつら、もはや荒らしと変わらんぞ。
明らかに荒らすことが目的でレスしてるやつも何人かいるし。
413名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:15 ID:pU3SUu/g
>>410
女同士の関係ばかり描いたあずまんが大王で
レズ物が嫌いと言われても”なんだりゃあ”てなるよ。
414名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:17 ID:HwIiy+Yj
続けてレスすいません。

>>411
確かに俺もあずまんが大王にエロは似合わないと思っているし
原作を大事にしないエロパロが存在していることも事実だが、
そんなにエロが嫌いなら、なぜあなたはこのスレにいるのでしょうか?
415名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:19 ID:bBXaixJp
女同士の関係=レズですかぁ

貴方の世界は単純で良いですねぇ(^-^)
416名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:19 ID:/mrmZrDD
>>413
だから「なんだりゃあ」とならない奴もいるんだ、って事を理解できなくてもいいから、
そして無理に理解しようともしなくていいから「あぁ、そういうのもいるんだな」と認めなさい。

堂々巡りがアホらしいからもうやめる。
417名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:20 ID:jG1Z5MXE
男とか言ってる香具師は、
榊さんやちよちゃんが木村にレイプされる話でも読みたいのか?
418名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:22 ID:43yPZ7Gi
レイプは別腹でーす
419名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:23 ID:hJvKMX3m
個々の趣向は認めよう
だがね、これまで多種多様な作品が発表され受け入れられてきた
このスレの歴史まで無視するかのような態度がわからんね
大人なら「自制」てものもわきまえてもらおうか

とまあマジレスしたものの
荒らしの公算が強そうなんで俺もこれまでにしとく
書き手さんがんばれ
420名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:24 ID:pU3SUu/g
>>415
言いたいのは
「そんなに男を求めるなら男も女もたくさん出てくる別の作品にしたらどうですか」
この板には400以上もエロパロスレがあるのだから。
421名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:25 ID:xprvtp9B
せっかくマターリしてたのに、変なSSが来たせいですっかり荒れたな
422名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:28 ID:a4YD+p9j
気にすんな

レズ物が先に発表されてたら
女同士なんて気持ち悪いとか書き込む、ふにゃちんなんだから
423名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:31 ID:3GVdcF5z
レズじゃ白濁まみれにならないじゃないか
このうっかりさんめ!!!
424名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:46 ID:T92dOvOT
969 :さかちー :2004/07/01(木) 01:21 ID:???
暴走といえば現在のエロパロスレはひどいのなんの……

971 :ケンドロス ◆KPax0bwpYU :2004/07/01(木) 01:22 ID:???
>>969
騙りでも出た?

977 :さかちー :2004/07/01(木) 01:24 ID:???
>>971
男とのエロは認められんとか
百合はありえないとか
エロ自体がだめだとか
SSの存在意義を否定するような書き込み連発。
明らかに荒らし目的で書き込んでる輩もいる。

http://www.moebbs.com/test/read.cgi/azuentrance/1088521822/l50
425うちゅー ◆UCHU/Xh/xE :04/07/01 01:53 ID:pQAzaSas
あっはっは、みんな必死だなあ。
たかが2次創作ごときで。
426名無しさん@ピンキー:04/07/01 02:02 ID:7h3HZ9oF
>>424
ずっとROMってあら探しですか、陰湿な方ですね(ワラ
427名無しさん@ピンキー:04/07/01 02:24 ID:DACycng9
>>424
わざわざ余所の板からの発言を引っ張りだして貼りつけるなんて、
性格曲がってますねw
428名無しさん@ピンキー:04/07/01 03:29 ID:fvOUBGwB
前は割とバランスよくSSが投下されてたと思う。
百合も男が出てくるヤツも。あの頃は結構マターリしてた。
でも最近百合の方はさかぐらの二種類のシリーズが
どっちも一応完結となってからずっと見なくなったからなぁ。
元ネタが女ばかりなだけに、多少不満に感じる人も多かったろう。
429名無しさん@ピンキー:04/07/01 03:45 ID:Zp2C4tG/
なんか知らんけど、読まれて困ることなら書かなきゃいいのに・・・
430名無しさん@ピンキー:04/07/01 08:38 ID:hJvKMX3m
つーか何も問題発言じゃないだろ
431名無しさん@ピンキー:04/07/01 18:49 ID:27Mgxc4S
そろそろ N=DEATH ジャッカルのクズSS投下キボン
432名無しさん@ピンキー:04/07/01 21:10 ID:Mh8Xxivn
>>431
DEATHジャッカル?
433名無しさん@ピンキー:04/07/01 21:21 ID:YmSJtN6V
>>431
お前がNの事を好きなのはよーく分かった。
434名無しさん@ピンキー:04/07/01 23:33 ID:DgvIOg+a
>>429
そんなヲタ同士のオナニー掲示板になど興味ない。
435名無しさん@ピンキー:04/07/02 01:05 ID:AWA2CdIz
>>364の糞SSのおかげで荒れまくりだな。
台本形式でしか書けない時点で糞SS書き。
436名無しさん@ピンキー:04/07/02 01:22 ID:0ly6XQya
夜釣りがトレンドの模様
437名無しさん@ピンキー:04/07/02 01:25 ID:aLL9kB1+
何にせよ、レズもの以外は必要ないよ
438名無しさん@ピンキー:04/07/02 02:40 ID:3vKZzujg
あきらかな荒らしだなレズ厨は。
スルーしましょう。
439名無しさん@ピンキー:04/07/02 11:05 ID:XZRmX34s
そう言うなよ、百合分が不足してるんだって。
そろそろ補給しないといけないんだ。
440名無しさん@ピンキー:04/07/02 13:43 ID:+I9BiirH
エロパロ自体うぜー
原作汚すなよ
441名無しさん@ピンキー:04/07/02 13:59 ID:Wzn1UVHE
>>440
荒らしが釣れますたw
442名無しさん@ピンキー:04/07/02 14:19 ID:oDCyGWd+
>>432
昔Nと間違えられた人がいてね。その人がDEATH ジャッカルと言うHNなんだ。
しかし大阪板の馬鹿はどこでNと勘違いしたんだか……最初の文体以外に共通点無しで…
ちなみに上の方でも煽りらしき奴がいる。
(保管庫の方ではあんなのも保管するのか……?)

私もレズ希望。
443名無しさん@ピンキー:04/07/02 17:20 ID:tuoxTAau
>>442
Nさんいらっしゃい。
心配しなくてもお前のSSよりクズな文章は存在しないから、見ればすぐ分かるよ。
444名無しさん@ピンキー:04/07/02 17:59 ID:CNJOZyny
>>443、442

oioi……(汗

とにかく今後N系はこれを最後にスルーよろを住民に頼みますわ……
445名無しさん@ピンキー:04/07/02 18:56 ID:mhW4FkAa
よみとやりたい。
そろそろ七夕だから今年も短冊に書いておくか。
446名無しさん@ピンキー:04/07/02 21:56 ID:CNJOZyny
そういやよつばともOKだったっけかこのスレは?
専用スレっぽいのも無いし良ければ今大阪板で
書いてる物が終わって向こうで腕上げたらちょっと書いてみたいんだが。
447名無しさん@ピンキー:04/07/02 22:13 ID:K8KaB/kG
よつばとスレが別にできとるよ
既に幾つか作品投下されて軌道に乗ってる様子
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087621857/
448名無しさん@ピンキー:04/07/02 22:19 ID:CNJOZyny
>>447
あ、どうもです。ではいずれそちらの方に。
449名無しさん@ピンキー:04/07/03 05:07 ID:mvL2GBR6
(゚Д゚≡゚Д゚) 「今、オイラしかいないよーだな」 
450[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:12 ID:mvL2GBR6
(1/11)

 神楽が今の彼氏と知り合ったのは、体育大学に入って間もない頃。
 彼女はその時も、体力トレーニングの一環として、大学まで走って通っていた。
 いつもの通学路。住宅街のとある狭い十字路に差しかかった時。それは起こった。

 キキキ――ッッ!!

「!!!」

 目の前に普通乗用車が迫っていた。とっさに、その優れた反射神経で回避を試みる。
車の運転者も運転者で、必死に回避を試みる。

 ズサッ……

 まともにぶつかるのは避けられたが、神楽は車と接触して転倒した。それから数秒後、
運転手が車から出てきた。
451[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:18 ID:mvL2GBR6
(2/11)

 その時の様子を、神楽は今でもはっきり思い出すことが出来る。

「だ、だだだ大丈夫ですかっ!!?」
 車から出てきた、顔立ちの整った誠実そうな青年は、見てる神楽の方が気の毒になるほど狼狽していた。

「あ、いや、大した事は……」
 そう言って立ち上がろうとした彼女の右足に、痛みが走った。

「あ痛っ!」
 倒れた拍子に右足をくじいたらしい。

「足を……診せてください」
 青年は思いつめたような表情で懇願する。神楽は言われるままに右足を見せた。
 しばらくして、青年はようやく少しだけ安堵の表情を浮かべた。

「良かった……これなら1週間くらいで完治しそうだ……」
「……お医者さんですか?」
「ええ、整形外科医をやっています」
 そういって彼は名刺を見せた。そこに書かれていた勤務先は、この近辺でも評判の良い総合病院だった。

「交通事故の場合、一見軽傷に見えても、後遺症が出ることもありますから、ぜひ、私の勤務先で治療と精密検査をさせてください!」
「え、え〜と……」
「費用は私が全額もちますから! お願いしますっっ!!」
 彼は土下座までしてみせた。……ここまでされては断る理由はない。神楽は当惑しつつも、彼の申し出を受けたのだった。
452名無しさん@ピンキー:04/07/03 05:20 ID:hoGRXmst
フライパンで起こすのやってみたい………そう思い私は台所から
ふらつきながらお玉(?)を持ち出してゆかり先生の部屋のドアを開けた。
それにしても途中でよみちゃんがギョッとした顔で私を見てたけどどうしたんやろ……。

ガチャ

ゆかり「ZZZZZZ………」

ふふふ………よーく寝とるなゆかり先生……
それでは早速…

ス……

大阪「ゆかり先生〜( ̄▽ ̄)。○
あ〜さ〜や〜〜〜〜     でッ!!」

ザクッ!!
453[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:24 ID:mvL2GBR6
(3/11)

 精密検査の結果、右足首の捻挫と手の擦り傷以外に異常は無く、後遺症の心配も無いことが分かった。
 捻挫の方も、青年医師の最初の見立てどおり、1週間で完治した。
 その1週間の間にお互いの身の上話などもしたのだが、神楽が水泳をやってることを知ると、こんな事を言い出した。

「実は私、日本水泳ドクター会議の会員でして。日本水泳連盟の方たちともつながりがあります。
 もし神楽さんの迷惑でなければ、訓練プログラムの編成など、お手伝いさせていただけないでしょうか?
 ええと、そのぉ、私はこういうことでしか償いなど出来ませんし……」

 彼はおずおずと申し出る。
 神楽はしばらく考えた末、結局その申し出も受けた。悪い人じゃないのはここ1週間のやりとりで分かったし、
何より……顔が好みのタイプだった。


 それ以来、神楽の競技成績が上昇し始めた。
 運動生理学と生体力学の博士号を持つ彼の編成した訓練プログラムは彼女に対して劇的な効果を上げた。
 彼は栄養学にも詳しく、その知識を活かして料理を作り、彼女にふるまったりもした(これがまた美味かった)。
 非番の時には御自ら運動生理学や生体力学などについて個人授業もしてくれた(お陰で大学でのこの手の講座では『優』を取る事が出来た)。
 神楽と彼との関係が親密になるほど、神楽の肉体と精神のポテンシャルが解放されていった。
 かくて……彼女がトレーニング後の全身マッサージを彼に委ねるほどの間柄になった頃、彼女はアテネ・オリンピックへの切符を手にしていた。

 そして、アテネに向けた強化合宿が始まる10日ほど前。今度は神楽が、彼氏にある申し出をした。彼はその申し出を快く受けた。
 そんなわけで……二人は今、山奥の温泉宿にいたりする。
454[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:30 ID:mvL2GBR6
(4/11)

 あいにく混浴ではなかったので、二人は別々の浴場に入った。
 泊まっている部屋に先に戻ってきたのは彼氏の方だった。浴衣姿だ。
 彼は、布団を敷いたり、旅行カバンの中から必要になるであろう物を引っ張り出したりして、神楽を迎える準備をした。
 それら準備が丁度終わった頃、神楽が戻って来た。
「よっ」

 彼は振り向く。彼女も浴衣姿だった。こんなに似合うとは……思いもしなかった。彼は思考が停止する。
「あ、もう布団敷いてたんだ。でも……」
 まだ日も落ちてないし、ちょっと気が早すぎねえか?
 神楽がそう言いかけた時、彼氏の思考が再起動した。彼は食い入るような目で彼女を見、無言でゆっくりと歩み寄る。
「え!? え? え?」

 何かに衝き動かれているような様子。いつもの理知的な彼氏ではない。

「神楽っ!」
「!!」
 彼はいきなり、神楽を真正面から抱きすくめた。
「よ、よせってば! まだ心の準備が……っ!」
 神楽は驚きあまって抱擁から逃れようとしたが、逃れられない。さらに抗議の声をあげようとしたが、彼の唇によって沈黙させられた。
「んっ、んっ! んんーっっ!!」
 二十秒あまり経ち、ようやく神楽の唇に自由が取り戻された。しかしまだ、二人の唇はか細い唾液のアーチでつながっている。
455[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:34 ID:mvL2GBR6
(5/11)

「よ、よせって言ったのに……」
 もはや体の方も抵抗する力を失っている。
「本当に、よして欲しかったかい?」

 神楽は切なげに目を伏せる。一呼吸おき、彼を見つめて言った。
「……ばか。ここまでやっといて今さらそれはないだろ。最後まで、責任取れよな」
「もちろん。君さえ望むなら、これからずうっと。一生でも」

 二人はしばし見つめ合う。

「ほんとに……私でいいんだね? こんなガサツな、私で……」
 神楽の言葉はどんどん消え入りそうになっていった。それに対して、彼は確信に満ちて首を縦に振る。
「……ありがとう」

 神楽の眼にじわっ、と涙がにじみ出る。
 そんな彼女を、彼は抱きかかえた。彼女の存在の重さをずっしりと感じ取る。
 布団を敷いている所までは僅かに数歩。彼女をそっと仰向けに寝かせる。

 ゆっくりと帯を外し、浴衣をはだけると、神楽の裸身が現れた。日焼けしている所としてない所のコントラストが目に映える。
 彼は石鹸とシャンプーの微かな香りと彼女の体から立ち上る甘い匂いに包まれた。彼女は香水などつける習慣を持たないから、これは彼女そのものの匂いだ。
 調香師でない彼は、このくらくらする魅惑的な匂いを『甘い』としか形容できない自分をもどかしく思った。
 初めて出会った頃に比べると、背丈は少し伸びている(彼女の魂のライバルにして親友・榊にはさすがに追いつかず、最終的に頭一つ分近い差がついていたが)。
 骨も筋肉も一回り逞しく発達しているが、それらは決して女性としての美を損なってはいない。
 ごく薄い皮下脂肪の膜とその上のつややかですべすべした皮膚でくるまれることにより、優美な曲線を醸し出している。腰部と腹筋は特にその傾向が顕著だ。
 乳房と臀部は、生命の力がぎゅっと凝縮されて漲り、はちきれんばかり。競泳においてはむしろ不利ではあるが、彼はこれらを萎縮させるような訓練プログラムは組まなかった。
彼女の美を損なうのが嫌だったからだ。 そのかわり、彼は訓練以外の方法でこの不利を解決していた。
456[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:38 ID:mvL2GBR6
(6/11)

 彼は横たわって神楽の体の右側に寄り添い、耳と頬を彼女の乳房の間に当てた。
「力強く、鼓動してるね」
 神楽の頬に微かに朱がさす。

 次いで彼は、頭を彼女のお腹の方向にややずらして、右手をすぐそばに当ててさすり、左手で彼女の右乳房を包み込んだ。
「胃や腸のうねりさえ感じ取れる。君の胸やお腹に詰まっている内臓がせっせと働いて、君の命を支えているんだなあ……」
 神楽の頬の赤味が増す。

 彼は右手を彼女の秘められた部分に伸ばした。
(ああっ、そこは……っ!)
 彼女は高まった羞恥心に突き動かされて彼の手を止めようとしたが、彼の手が彼女の陰核に触れる方が速かった。

「はぅあっ!!」

 神楽は稲妻に撃たれたかのごとく体をのけぞらせる。体に力が入らなくなった。
 彼は頭を上げ、左腕で彼女の上体を少し起こした。次いで下から抱えるようにして左腕を彼女の背中に回した。
 その先の左手は彼女の脇の下を潜り抜けて左乳房を揉み始める。人差し指と中指は左乳首を軽く挟み込んでいる。
 さらに彼は、彼女の右乳首を口に含む。
 右手は右手で彼女の秘部をまさぐる。親指と人差し指は陰核をもてあそび、中指と薬指は膣内に押し入り、小指は会陰に添えられる。

「んっ! んふぅっ!……」

 彼の唇が神楽の乳房のあちらこちらを喰んでいく。唇による甘噛みは徐々に下半身へと移る。
 その間に、左腕は再び彼女の上体を下ろし、彼女の腰を抱え込んでいた。
457[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:42 ID:mvL2GBR6
(7/11)

 やがて彼の唇は、彼の右手が先んじて待っていた神楽の秘部にたどり着いた。右手を秘部から離し、陰唇に口づけする。
 鼻腔を彼の知っている匂いがくすぐった。乳酸の匂いだ。
 それは、女性の膣内に常在するデーデルライン稈菌が乳酸を造り出し、有害な細菌の増殖を阻んでいる事を意味していた。
 彼は陰唇に接吻したまま、右手を見た。神楽の愛液がねっとりと絡みついている。
 子宮口付近にまで達していた中指と薬指に絡みついている分は特に粘性が高そうだ。
 試しに中指と薬指を開いてみたが、糸を引き、切れない。あくまでも目安ではあるが、今の彼女の体が妊娠非準備状態にある事を窺わせる。
 まあ、毎日採っている彼女の起床時の基礎体温データから安全日であることは確認済みなのだが、目の前の光景によってさらに裏付けることができた。

 彼は頭を上げ、代わりに彼女の左ふとももを回り込んできた左手を秘部にあてがった。そして、右手に絡みついた愛液をていねいに舐め取る。
 彼の舌は膣壁から滲み出てきたほのかな塩分と稈菌が造り出した乳酸とを感じ取った。

 もう神楽は完全に身をまかせ、小さく喘いでいる。彼は左手を休ませることなく、右手で自分の浴衣の帯をほどき、はだけた。
 手間を省くために下着は予め脱いである。次いで、これまた予め側に置いてあったコンドームを手に取った。片手で装着できるタイプだ。
 それを怒張して硬くなった陰茎に難なく装着すると、コンドームの側に置いてあった錠剤をつまんだ。膣に挿入して使う、殺精子剤だ。
 それを神楽の膣の中にそっと挿入した。

「……っ!!」
 神楽は小さく喘ぎ、体を震わせた。
 彼の一連の動作は背中で隠され、彼女からはよく見えない。彼女は少し不安になった。
「ああ……何……してるんだ……」
「心配しないで。君を、予期しない妊娠の不安から解放するための下準備だよ」
「そうか……」

 三段構えの予防策をとっていれば、避妊失敗の確率は数万分の一、といったところだろう。もっとも、その『万が一』が起こったとしても、彼は彼女に誓ったように責任を取る覚悟を固めている。
 まあ、ママさんメダリストの前例がないわけじゃないし。
458[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:45 ID:mvL2GBR6
(8/11)

 彼は左手を秘部から離し、自分の浴衣を布団のそばに押しやり、神楽の方に向き直って体を重ねた。
 右手で陰茎を握りしめ、彼女の秘部へと導き、亀頭を入口に押し当てる。
 神楽は、いよいよ来るべき時を思い、身を硬くした。
 彼は無言のまま、再び自分の唇と彼女の唇とを重ねた。彼女の目に安堵が浮かび、緊張が解ける。
 その瞬間……彼は陰茎を彼女の膣の奧まで一気に突き立てた!

「あぐうぅっっ!!!」

 神楽は悲鳴をあげ、彼に思い切り抱きついた。
 痛さのあまり力の抑制がきかないのだろう、彼女の腕は彼の胴を締めあげ、彼女の脚は彼の腰を締めあげた。
 ミシミシと軋むような気さえする。
 彼は、彼女の手足が締めつけてくる痛みを彼女が感じているであろう破瓜の痛みに連想させた。
(ごめん、神楽。痛くないように充分解きほぐしたつもりだったけど……)
 二人はたっぷり5分ほども、そのままの姿勢でいた。少しは痛みが退いてきたのか、神楽はようやく手足の力を緩める。

「大丈夫かい?」
「ああ、何とか……」
 彼は少し体勢を変えようとした。
「……くうっ!!」
 再び神楽の手足に力がこもる。
「わりぃ……動かれると痛いから……動かないでくれ……」
「すまない」

 彼は腰を動かさず、両腕で神楽を抱きすくめるようにして自らの体を支え、彼女の体に体重がなるべくかからないようにした。
 二人はそのままの姿勢を続け、部屋の中には二人の息遣いと風鈴の音だけが聞こえる。
459[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:49 ID:mvL2GBR6
(9/11)

 その間ずっと、神楽は自らの体内に受け入れた彼の一部を感じていた。受け入れた瞬間の鋭い痛みに代わって、下腹部全体にじんじんと伝わる鈍い痛みが支配していた。
 時折、彼の一部がびくんと動くたびに、痛みが一瞬だけ鋭くなる。そのたびに彼女は彼をぎゅっと抱きしめた。
 彼は彼で、抱きしめられるたびに、神楽の豊かな胸の柔らかさをを文字通り肌で感じ取った。それがもたらす興奮で、彼の下半身はびくんと動く。この動きは不随意で、止めようがない。

 二人の間で感覚のフィードバックが繰り返されるにつれ、神楽の下腹部に響いていた鈍い痛みは、だんだんと熱さに似た感覚に代わっていった。彼女自身にすら形容しがたい、未知の感覚だ。
 その感覚は、じわじわと全身に広がっていった。体全体が熱気を帯びる。
「……ああ、ああ、……!」

 神楽は熱に浮かされたかのような切ない声を上げる。全身にうっすらと汗をかいていた。
 彼女の性器にも劇的な変化が起こっている。小陰唇が、膣の入口が、充血して膨らみ、受け入れた陰茎の根本を圧迫し始めた。
 膣壁は陰茎をさらに奧へ引き込むかのように蠢き、子宮はそのさらに奧へと蠢いた。
 まるで別の生き物が体内で暴れているかのようだ。内臓が揺さぶられているような感じがした。

 その一連の蠢動を、彼は『精液を搾り取ろうとする動作』として感じた。実際それは太古の昔から、子孫繁栄の為に女性器にプログラムされたリズムだった。

「はっ、はっ、……はああっっ!!!」
「うっ、あっ、あううっ……!!」
 二人は同時に声を上げた。その瞬間、彼氏は頭が痺れるような感覚の中で自らの性器がどくどくと大量の精を吐き出すのを感じ、神楽は……

 気が付くと安楽の闇の中に浮いていた。何も見えず、何も聞こえないが、何だかあったかい。
 生まれる前ってのはこんな感じなんだろうか。そういえば、黒沢先生、絶頂の時を「宇宙空間に浮かんでいるようだった」と語ってくれた事があったっけ……。
 そっか……私も、感じることが出来たんだ……。

 神楽の意識はだんだん薄れていき……
460[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:51 ID:mvL2GBR6
(10/11)

 再び気が付くと、彼の腕の中にいた。心配そうに顔を覗き込んでいる。
「大丈夫か?」
「あ……うん……」
 二人はしばらくそのまま余韻を楽しんでいたが、やがて彼が体を起こした。

「あ痛ぅっ……!」
 彼の一部が体内から出て行った際、一瞬だけ痛みを感じた。
「ほ、ほんとに大丈夫か!?」
「心配しすぎだって……」
 微笑で応えつつ、神楽も体を起こす。自分の体を見下ろすと……出血していた。
 二人とも、神楽の浴衣とシーツに咲いた赤い花をしばらくぼんやりと眺めていた。

 初めて生理を迎えた時。感じたのは不安と当惑、そして苛立ちだった。自らの性に肯定的な気持ちを抱けるようになったのはだいぶ後のことだ。
 そして今……神楽の心に湧き上がってくる気持ちは……。

「なあ」
 神楽は彼に語りかける。
「何だい?」
「セックスって……すごいよな」
 神楽は感慨に満ちた口調でつぶやいた。
「……ああ」
 彼も感慨をもって応えた。
461[翔べっ、神楽!!] ◆uS1Hx4I012 :04/07/03 05:54 ID:mvL2GBR6
(11/11)

 数週間後――

 アテネ・オリンピックの競泳プール。そこでは、女子100mバタフライの決勝が今まさに始まろうとしていた。
 その第7コースに……神楽がいた。
 自信に満ちた表情でスタート台に歩み寄る。
 纏っている水着は……彼氏が設計し、スポーツウェアメーカーに勤める彼氏の親友の協力を得て、作られたもの。
 その水着はさらし布のごとく彼女の乳房を押さえ込んで水の抵抗を減らす一方、彼女の動きを妨げないように作られている。
 彼女のためだけの水着だ。
 ちょっときついが、それがかえって適度な緊張感を与えてくれる。

 やがて、決勝選手全員がスタート台に上がり、構える。

 ピッッッ!!!

 スタートを告げる甲高い電子音と同時に、神楽が台を蹴って跳ぶ。その瞬間、プールサイドで見守っていた彼が叫んだ。

「翔べっ、神楽!!」


[完]
462名無しさん@ピンキー:04/07/03 05:58 ID:gXVt6QNl
すげえ。ストーリーがあって面白い
エロさよりもそっちに惹かれたよ。
463名無しさん@ピンキー:04/07/03 06:02 ID:PXr3lU8/
またか男ものか・・・
464名無しさん@ピンキー:04/07/03 06:57 ID:qve03sl4
ワロタ
465名無しさん@ピンキー:04/07/03 07:12 ID:xc6+5fvl
いくら医者だからって、セックスする時にいちいち解剖学的知識を反芻したりするのか?w
466名無しさん@ピンキー:04/07/03 07:58 ID:YhGkNoyL
GJ!!
467名無しさん@ピンキー:04/07/03 08:35 ID:rWx7GYuP
グッジョブ!
もしや鬼畜な展開になるのではとハラハラしたが、男が誠実なヤシで良かったよ。
セクース場面は、ときおり描写が細かすぎて何をどうしてるのかわからなくなる部分
もあったが、なかなか(*´Д`)ハァハァ できますた。
でもさ、締めの台詞はいいとして、タイトルまで「翔べっ、神楽!!」にする必然性
は感じられないなー。

468名無しさん@ピンキー:04/07/03 09:42 ID:/Q5RXIIx
ほんっっとにいつになったら百合がくるのかと!!
何故だっ!!需要があんなに高いのに…。
469名無しさん@ピンキー:04/07/03 14:15 ID:YhGkNoyL
百合イラネ
470名無しさん@ピンキー:04/07/03 15:38 ID:l4mzZA5P
男イラネ
471名無しさん@ピンキー:04/07/03 16:03 ID:kTuI70e2
エロイラネ
472名無しさん@ピンキー:04/07/03 16:10 ID:PFd98Oyz
グッジョブです
変なやつらが騒いでますが、気にせず男でも百合でもエロでもお好きなのを書いてください
次作品を期待して待ってます
473名無しさん@ピンキー:04/07/03 16:56 ID:d3bVUEuc
そろそろ登場人物同士の絡みが読みてぇ〜
474名無しさん@ピンキー:04/07/03 16:57 ID:F1ckUZoq
>「セックスって……すごいよな」
>神楽は感慨に満ちた口調でつぶやいた。
>「……ああ」

ワロタw
475名無しさん@ピンキー:04/07/03 17:35 ID:tp0pLNqm
>>472
自演乙
476名無しさん@ピンキー:04/07/03 20:06 ID:C4RDbt1m
スレの流れに不満があるなら自分で流れを作るべし
477名無しさん@ピンキー:04/07/04 01:10 ID:fuT1C9vO
確かに、男を無理やりだすのなら
他の作品パロに乗り換えたらどうですかと思っちゃうな。
478名無しさん@ピンキー:04/07/04 01:18 ID:4pk17I6g
厳しいな…
479名無しさん@ピンキー:04/07/04 01:21 ID:l+aLu1FW
JANEの透明あぼーん機能って、ホント便利だなー。
使ってみて、初めてわかるよ。
480名無しさん@ピンキー:04/07/04 02:05 ID:JGiHRplp
何か、男ものがあると来る気が失せる。
481名無しさん@ピンキー:04/07/04 02:15 ID:i/cO1nVu
まああずまんがだからこそ男を出したいってのもあるんじゃない?
私もどちらかとゆうと女同士が好きだが。
482夏の思い出:04/07/04 03:11 ID:iHPlCzjL
「それじゃあ一学期おしまい!明日っから夏休みよ〜!!」
教壇でゆかり先生がそう言うが早いがクラスの皆が弾かれたように
騒ぎ出す。
無理もない。明日から一ヶ月以上の長期休暇が待っている。
健全な学生ならば「夏休み」という言葉を聞いただけで胸が高鳴りを
抑えきれないハズ。私だってそうだ。
…最も手渡された成績にも動悸がしたけど。
と、とにかくそんな訳で私の周りの奴等は完全に夏休みモード。とっとと
クラスから出て行くグループもあれば、輪になって夏休みの計画を練っ
いるグループもある。
智にいたっては机の上で大声で何か言いながら飛び跳ねている。すぐ
隣でそれを冷ややかに見つめているよみの姿が対照的だ。
そんな中、私はアイツの姿を探してみる。

ー…いた。

この異常な程ハイテンションな空間の中で一人黙々と鞄にプリント類を
入れて帰り支度をしている。
相変わらずマイペースというか、冷めてるっていうか…。
そんな彼女の姿に苦笑しながらも、私はそいつのいる窓際の後ろの方に
ある席を目指して一直線に歩き出した。
「よう、榊」
私の声にゆっくりと顔をあげる。
その整った顔立ちにやはり表情の変化はない。
私が榊と呼んだ、この美人で長身で無口で無愛想な女性が、現在スポーツの
分野で私の最大のライバルであり、そしてプライベートでは私の最愛の恋人で
もある人だ。
483夏の思い出:04/07/04 04:05 ID:iHPlCzjL
「今日は部活が休みだから一緒に帰ろうぜ」
ゆっくりと頷く榊。
「んでさ、午後は時間が空いてるんだし、帰りにそのままお前の部屋に
遊びにいきたいんだけど?」
「え…わ、私の?」
今まで変化がみられなかった榊の表情が動く。細長い眉を僅かに眉間
によせて困惑の相を浮かべている。
……またか、いつもこうだ。
私はまだ一度も榊の部屋を見たことがない。というのも、どういう訳か榊は
私を部屋に入れたがらないからだ。いつも何か曖昧な理由を並べて、結局
この話をうやむやにしちまう。
これこそが唯一といえる私の榊に対する不満だ。
私の部屋にはもう何度も遊びに来たくせに…。
「あの神楽…今日はちょっと…」
私から目を逸らしていつものように断ろうとする榊。
だけど、今回は私は簡単には折れるつもりはない。
「何か用事でもあるのか?」
「…いや、あの…」私の強い口調に榊が怯む。いつもと勝手が違う私の
態度に戸惑っているのか視線が定まっていない。
榊が私を部屋に入れたがらないのは当然何か私に知られたくない秘密が
あるのだろう。それくらい私だって分かっている。
だけど、私達はもう単なる友人なんかじゃない、恋人という仲なんだ。
もちろん、私は榊のことを本当に大好きだ。
だから榊が何を隠していようと、例えそれが他人には理解できないほどの
代物であろうと私は受け入れる自信がある。
それにこの夏は二人だけの楽しい思い出を沢山作っていきたい。そのためにも
榊に対するどんな些細なもやもやも消しておきたかった。
だから私は榊の前に一歩踏み込んで真っ直ぐに榊の目を覗き込んで、もう一度
自分の意思を伝える。
「もしどうしても迷惑なら諦めるよ。…でもそうでないなら、私はお前の部屋に行っ
てみたいな。折角部活も休みなんだしさ。」
484名無しさん@ピンキー:04/07/04 04:49 ID:AW1k3AY5
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | パペット・マペットのショートコント。
  \__ _________ __
       ∨             ∨
   (\___/)
 ( ̄l▼      ̄)      / ⌒⌒⌒ ヽ
  /  ●   ● |     ●      ●
  |   l ___\l     /ヽ         ゝ
 l▲  (  。--。 )`\  ヽヽ二二二二二 /
/■___  (( ̄))´>  )  / ─-----─ \
(___)   ̄/ (_/  / _ヘ-    /´> )
 |■    ▼/      (_「____)  ⊂ ` ゝ



   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      パペット・マペット。
  \__ _________ __
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   (\___/)
 ( ̄l▼      ̄)      / ⌒⌒⌒ ヽ
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485夏の思い出:04/07/04 05:07 ID:iHPlCzjL
…少し強引過ぎたかな。
帰り道の榊の様子を見ていると、何だか少し反省してしまった。あの後榊から
(しぶしぶ)了解を得れたまでは良かったのだが、今の榊ときたら…。
妙に不安そうな顔をして落ち着きが無く、普段のクールっぷりは見る影もない。
その上私が何を話しかけてもほとんど頭に入っていないみたいで、いつもにも
増してロクな反応が返ってやきやしない。
そんなに部屋を見られることがマズイのだろうか?
そりゃ確かに誰だって他人には隠しておきたいことの一つや二つはあるだろう。
その事に触れないでそっとしといてやる方が、その人を大事に思う選択ななで
はないか?
でも…だからといって、このまま榊の部屋に入れてもらえないというのも嫌だ。
こんなあからさまな隠し事をされたまま、それを見過ごせる程私は出来た人間
じゃあない。それが彼氏…じゃない、彼女ならなおさらだ。
むしろそんな関係にあるわたしを部屋に入れたがらない榊の方がおかしだろ?
そう自分に言い聞かしてみる。よし、自信が出てきた。

榊の足が止まる。
「…ここだ。」
「お、もう着いたか。」
目の前にあるのはなかなか立派な一軒家が建っている。私の家より一回り大き
いかな。小さいけれどよく手入れされた庭も見える。
榊はドアの前に立つと、右側についている右のスカートから鍵を取り出した。
「あれ、誰も家にいないの?」
「両親は平日はいつも夕方にならないと帰ってこないんだ」
ガチャリ、無機質な音がした。やがてドアノブを握った榊は一呼吸置くと観念した
かのようにドアを大きく開けて、私から先に招き入れた。
486Wrath&Greed ◆uS1Hx4I012 :04/07/04 05:44 ID:X3Bx56Ou
 ……おや、新しい百合ものと思しき作品が始まってますね。
 私としては、男もの(原作限定・オリジナル動員問わず)が好きな人にも、
百合ものが好きな人にも、マターリ楽しんで欲しいので、
私からも一つ作品を披露いたします。

 あ、私の1作目については賛否両論いただき、ありがとうございます。

それでは(神楽さん調に)……

「百 合 分 注 入 !!」
(1/8)

 その日、ちよちゃん達は谷崎先生や黒沢先生と一緒に、ちよちゃんの別荘で夏休みを楽しんでいた。
 今年は神楽さんが初めて加わっている。
 近くで行われていた夏祭りに行った後、みんなでテーブルを囲み、飲み物やお菓子を手に、お喋りを楽しみ始めた。
 未成年が過半数である手前、お酒はご法度だったはずのだが……。

「実は日本酒もってきた」
「ちょっと! ダメじゃないの!」
 谷崎先生がこっそり持ち込んでいた。
(ゆかりに全部のませたらひどい事に――ここは私がのまねば)
 そう思って『責任飲み』した結果……
「なんだよー、男がよぉ!! 一人でもいいだろー!!」

 ……すっかりできあがってしまった。
(2/8)

「はい、先生!! 大人のつきあいってゆーとやっぱしエロエロっすか!?」
「おう、えろえろよー!!」
「おおっ、例えば」
「……たとえばぁ」
 智ちゃんの一言がきっかけとなって、黒沢先生――にゃもの『特別授業』が始まった。
 あまつさえ、にゃもは谷崎先生にどんどん酒を勧めてしまう。

 にゃも先生はまず、自らの初体験について情感たっぷりに話し始めた。
 智ちゃんはもちろん、暦さんも神楽さんも、榊さんも(うつむいていたが)、皆、顔を赤らめながらも静かに聞き入っている。
 途中、ちよちゃんがにゃも先生に問い返そうとしたが、春日歩さん――通称『大阪』にやんわりと止められ、皆、再び静かに聞き入り始めた。

 次いで、あまりにも貪欲に求めたため、最初の彼氏に振られた一件までも語り始めた。

 あんた達も彼氏ができて、するようになったら分かると思うけど、一度味を知ってしまうと、貪るほどに欲しくなるの。
 他の男はどうでもよくて、その人だけが欲しくなるの。

 そういった事を、とうとうと語る。そして――
(3/8)

「ん〜っふっふっふっー、あんた達、今までの話だけで驚いてちゃ駄目よー」
「え?」
「じつはねぇ……せんせい、レズった事もあるのよ〜(ハァト)」
「え〜っっっ!!?」
 別荘の居間に少女達の黄色い声が響く。

「!!!」
 にゃもの爆弾発言に血相を変える女が一人。
「ちょ、ちょ、ちょっと!! それはやめれーっっ!!!」
 ゆかりはにゃものところまでにじり寄り、口をふさごうとする……が、さきほどにゃもにしこたま勧められた酒のせいで力が入らない。
(ゆかりぃ、あんたの酒のキャパシティは大学時代からよ〜く知ってるのよぅ)
 にゃもの目が『キラーン』と光ったような気がした。

 まさか……壊れはじめたあたりからこれを狙って……。
 ゆかりの背筋が冷たくなる。

「神楽ーっ! ともーっ! ゆかりちゃんを拘束するのだーっ!」
 にゃもがゆかりを指差して叫ぶ。
「はっ、上官どのっ!」
 智はすぐさまゆかりに抱きつくが、神楽はおずおずと言葉を返す。
「あ、あのー、いくら黒沢先生の言葉でもそれはちょっと……」
「駄目なの〜!? 仕方ないわねー、んじゃ、大阪ーっ!」
 大阪は普段からは想像できない素早さでゆかりに抱きつき、興味津々な目をして、無言で話の続きを促す。
 他の面々は困惑の表情を浮かべているが、にゃもの暴走を積極的に止める気は無いらしい。
 酒で酔いつぶれた上に二人がかりで押さえ込まれていてはどうしようもない。ゆかりはなげやりな目をし、だーだーと涙を流す。
(あーっ、もーっ、好きにしてちょーだい……)

「んじゃ、いくわよーっ」
 にゃもはふたたび独り語りを始めた。
(4/8)

 あれは、ゆかりが私の家にやって来て、一緒に勉強していた時のこと。高校の時は、ちょくちょくそういうことをやってたんだけどね……。
 その時はたまたま、家にいるのが私とゆかりだけで、夜遅くまで勉強してた。で、気分転換にめいめいシャワーを浴びた後、TVを見始めたの。
 アウトローな女刑事と犯罪組織に追われる女の交流を描いた映画だったんだけど、途中でレズってるシーンになっちゃってねえ……二人とも食い入るような目で見てたわ。
 映画はまだ続いていたけど、そのシーンが終わったら、私はリモコンで電源切っちゃった。で、顔を見合わせて、言ったの。
「なんか……すっごく気持ち良さそーだったね……」
「うん……」

 二人とも顔真っ赤にしてしばらく黙りこくっていたけど、先に口を開いたのはゆかりだった。
「ねえ、にゃも……」
「なあに」
「あんたも、その……ひとりでしたりするの……?」
「え!? ええっ!?」
「どうなの?」

 私はちょっぴりやけっぱちに応えたわ。
「そりゃあ、一度や二度くらい。そーゆーあんたはどうなのよ!?」
「私も……同じくらい」

 ゆかりはいつもと違ってしおらしく見えた。で、こんなこと言ったの。
「二人でやったら……一人でするのより気持ちがいいかな……?」
「わ、分かんないわよ!」
「じゃあ、試してみない……?」
「……」

 私もどうかしてたんだと思うわ。でも、いつもと違うゆかりを見ていると、
さっき見た映画の女刑事が相手の女にしてあげてたみたいに可愛がってあげたくなっちゃって
 ……ついにこう言っちゃった。
(5/8)

「試したげるわよ! 試したげるから、服、脱ぎなさい!」
「ちょ、ちょっと……!!」

 私は強引にゆかりのパジャマを剥ぎ取ろうとした。でも、ゆかりが脅えて潤んだ目をしてるのを見て、慌ててこう言ったの。
「ごめん……強引すぎるのはよくないわね。じゃあ、まず私が上着脱ぐから、ゆかりも上着脱いで。それから、かわりばんこに脱いでこ」
「うん……」

 私達は交代で着ている物を脱いでいった。そして、ゆかりがパンティを脱ぎ終わると、私達は一糸纏わぬ姿になったの。

「綺麗ーな体ぁ……」
 ゆかりはそう言った。それは、映画の中の追われる女が女刑事に言ったセリフそのままだったわ。
「ゆかりぃ、まださっきの映画の影響受けてんじゃない?」
「そうかも。でも、綺麗って思ってるのはほんとよ」
「……ありがとう。ゆかりも……綺麗よ」

 ゆかりは微笑んで、歩み寄ってきた。
「映画の中で、最初、こんな事してたわね」
「……あっ!!」
 ゆかりはいきなり私の乳首を含んだの。
電流が走ったような感覚があって、私は立っていられなくなって、思わずゆかりに抱きついて一緒に側のソファに倒れこんだ。
「びっくりさせないでよ」
「ごめん……でも、なんかこう、力が抜けちゃって……」
 今さっき起こったことを試すかのように、ゆかりはまた私の乳首を含んだ。
「ああっ!!」
「……そんなに、気持ちいい?」
「信じらんないなら、私もやってあげるわよ」
 私もお返しでゆかりの乳首を舐めてあげたわ。そしたら、ゆかりってば、
「ふあっっ!!」
だって。あんまり可愛かったから、もっと責めたくなっちゃった。
(6/8)

「映画の中で、って言えば、こーゆー事もやってたわね……」
 私はゆかりの乳首を含んだまま、左手でゆかりの秘密な部分を触ってやったの。
「んああっっ!!」
「ふふふっ、ゆかりのここって、やっぱりけっこう毛深いんだぁ」
「ああ……やめて……恥ずかしい」
「いーや、やめてあーげないっ」
「意地悪ぅ……」
 私は夢中になって責めたてた。しばらくすると、ゆかりはぐっしょり濡れたわ。

「すごーい。こんなに……」
 ゆかりはもう喋りもせずにぐったりしてた。私も興奮してぐっしょりになってたんだけど。
「あと、充分濡れた後でお互いの秘密の部分を擦り合わせていたわよね」
 私は無抵抗なゆかりの秘密の部分と自分のそれとを擦り合わせた。次第に体全体が熱くなってきて……
ふわぁっと体が軽くなったような感じがして……気が付くとゆかりにもたれかかっていた。
 どうやら短い間気を失ってたみたい。気を失っていたのはゆかりも同じだったけど。
 私がゆかりを抱き起こして、一緒にソファにもたれかかるようにして座ると、ゆかりも目を覚ましたわ。
(7/8)

「どうだった?」
「ひとりでするのより……気持ち良かった」
「私も」
「男とするのは……もっと気持ち良いのかな」
「わからないわ。彼氏いないし」
「私も」
「ただ……」
「何?」
「『ディルドー』とかいう、男の人のアレそっくりの道具があるんだって。
しかも、同じ形のディルドー2本を根本同士でつないで、二人同時に入れる感覚を味わえるタイプのものもあるらしいの。
それを使えば……男の人とするのと同じ感覚を味わえるかも……」
「でも、処女膜破れちゃわない?」
「そう言われると……心配だわ」
「……」
「……」
「服着て、眠ろっか」
「うん」

 それから、たまに二人きりになった時は同じ様にレズったりしたんだけど、大学に入って彼氏が出来てからは、ゆかりとはしなくなった。
 今? 今も、ゆかりとはしないわよ。お互いの立場もあるしね。
 あ、そうそう、最初の彼氏の事でまだ話してなかったことがあったんだけど……。

 にゃも先生の特別授業はその夜かなり遅くまで続いたのだった。
(8/8)

 翌朝。黒沢先生は起床した後もしばらく頭を押さえていた。
「あれ……? なんで……。頭イタイ……?」

 そこへ、ちよちゃんがやって来た。
「おはようございますー。大丈夫ですか?」
「おはよう。……大丈夫って?」
「……。先生ー、『でぃるどー』を使うと、男の人とするのと同じ感覚を味わえるかもしれないってどういう事ですか?」
「は!?」
 黒沢先生はみるみる顔を赤くする。
「ち、ち、ちよちゃん! どこでそんなの覚えたの!?」
「え?」

 そこへ谷崎先生がやって来た。
「あんただ。あんた」
 なんかヤケ気味である。あの後黒沢先生は、谷崎先生にラブレターめいた物まで送ってレズに誘った事があるのをバラしてしまった。
 ……ったく、『らぶれたあ』の呪文で私の高校時代の恥ずかしい逸話をにゃもに黙らせる事ができなくなったじゃないの……
 もうどうとでもなれ、といった顔をしている。

 そこへ、他の面々がやって来る。
「あ、黒沢先生、おはようございます!」
「昨夜はお疲れ様でした!」
「大変勉強になりました!」
 口々に黒沢先生を称える。
「わ、私いったい何しゃべったの!? 教えてよー!! ねえー!!?」
 黒沢先生の半泣きになった叫び声が別荘に響き渡る。
 ……それはある夏の日々。その日も、朝は爽やかだった。

[完]
495Wrath&Greed ◆uS1Hx4I012 :04/07/04 06:13 ID:X3Bx56Ou
 あと2本くらいならネタはあるんですが、今日からまた当分忙しくなりそうで、いつ完成するかは分かりません。
(私はテキストエディタ上で時間をかけて完成させた後、一気に投稿しています。 即興じゃ、まとまった作品は書けないタチなもので)
 まあ、気長にお待ちください。

 それでは、今日が良い一日でありますように。
496名無しさん@ピンキー:04/07/04 06:15 ID:Cs+iMk+V
>495
面白い!GJGJ!
あの秘密の台詞の裏側がそんな事だったなんてw
質も高いと思います。
GJでしたっ!
497名無しさん@ピンキー:04/07/04 06:31 ID:4Ea4MiMF
どうもです。
やっぱあずまんがは女同士ですよねっ!
498名無しさん@ピンキー:04/07/04 09:08 ID:wZmBW6sT
>>497
いちいち個人の見解を述べるな。
499名無しさん@ピンキー:04/07/04 09:52 ID:i/cO1nVu
>>498
まぁまぁいいじゃ無いかw
やっぱ女同志サイコーーーーー(・∀・)EE−−−!!
500名無しさん@ピンキー:04/07/04 10:32 ID:DJhB4TK5
へへ…待たせやがってよ。
ようやく…ようやく…百合きたあああっっ!!!
501名無しさん@ピンキー:04/07/04 10:36 ID:iRucgbaH
漏れは男カラミあり派だけど、純粋に面白いと思った。
本編に旨くスライドしてる点も(・∀・)イイ!
502名無しさん@ピンキー:04/07/04 13:51 ID:C+soq2bp
今更ですが、>>364-376の智彼SSは非常にイイです。キました。
智ってこんな感じ。てゆーか、地の描写が無くても話が成立するのは智くらいだなあと
今更ながら智の偉大さに気づきましたGJ!
503名無しさん@ピンキー:04/07/04 13:52 ID:33W8A5cv
百合だろうと男カラミだろうと、結局は面白ければそれで良しと言うことでつね。
504名無しさん@ピンキー:04/07/04 13:54 ID:kTQvFOAe
>>503
同意しとこ。
505名無しさん@ピンキー:04/07/04 14:18 ID:LSnoHGu3
便乗して同意
506名無しさん@ピンキー:04/07/04 20:13 ID:IFaspdSN
同意
507名無しさん@ピンキー:04/07/04 21:04 ID:BeJKnr8Z
ようやくイイ流れになってきたね。同意。
508名無しさん@ピンキー:04/07/04 21:34 ID:KRBj2P5C
流れに乗り同意。
509名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:03 ID:3aqUlwYr
同意点呼か?便乗しとこ。
510名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:14 ID:FLx6StwC
同意同位胴衣
511名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:24 ID:cJZWHVZQ
お〜、久しぶりに百合SSがいっぱい
しかもスレの雰囲気がめっちゃ良くなっとる
512名無しさん@ピンキー:04/07/04 23:07 ID:UNH/U7xU
・・・この流れの中でまた男物出たら・・荒れるんだろうかな?
513名無しさん@ピンキー:04/07/04 23:08 ID:8bhNJoDb
レズ→マンセー
男vs女→荒らす

そんなバカがいるだけ
514名無しさん@ピンキー:04/07/04 23:10 ID:8bhNJoDb
>>512
マジレスすると
読んで面白ければ人はついてくる
批判的な奴は必ず現れてそれは0にできない
だからやりたいようにやれ
読みたいように読むから
515名無しさん@ピンキー:04/07/04 23:47 ID:iRucgbaH
>>514がイイこと言った。
面白ければ何でも良し(個人的には上手くなくてもうpしてくれればそれで良し)!

新作キボンヌ
516名無しさん@ピンキー:04/07/05 01:13 ID:4LtZUfiO
>512
カモーン。
男物でもおもしろけりゃOKサー。
517名無しさん@ピンキー:04/07/05 02:03 ID:SXUJpH7n
>>485

 続き激しくキボンヌ。
518名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:48 ID:AfTjV7W9
パート5あたりで大阪の恋愛モノを書いたものですが
仕事が忙しくて書けなかったので久々に続きを書きました
百合じゃなくてごめんよぉ

誰も見てなかったと思うんで最初から載せます。
519名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:50 ID:AfTjV7W9
「大阪!」

「・・・・・・」

「大阪!!」

「・・・・・え?どないしたん?」

そろそろ町並みも秋らしくなってきた。十月の帰り道。

「今日の大阪なんかぼ〜っとしすぎじゃない?どうかしたの?」
智がめずらしく心配げに大阪の顔を覗き込む。

「いつものことじゃん」
暦が長い髪の毛をいじりながらつぶやいた。

「今日の大阪さんずっとぼーっとしてましたよ?」
ちよちゃんも心配げに大阪の方を見ていた。

「なんでもあらへんよ?」
そういって大阪はまた秋の澄んだ空を見上げていた。

大阪はその後もずっと皆の会話に入らず、ぼーっと空を眺めて歩いてるのだった。
520名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:51 ID:AfTjV7W9
「じゃあ、私ここまでやから。ほなら〜」
突然、大阪はみんなが帰る道と違う道を指差した。

「あれ?大阪さんってこっちの道じゃないんですか?」

「ん・・・・・・今日はちょっと用事があんねん」

「そーか。じゃーな。バイバイ」
智は 大阪に小さく手を振った。

「・・・・絶対なんかあるよな〜」
「まさか男!?」
「大阪に男?ありえね〜」
「ちよちゃん、どうなの!?」
「なんで私に!?」
521名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:52 ID:AfTjV7W9
大阪はある喫茶店に向かっていた。
秋の少し肌寒い風を全身に受けても足取りは軽かった。

喫茶店に着くと大阪はきょろきょろと周りを見渡した。

「あ、おった〜。マサキ〜」
大阪の視線の先には男が一人。
眠そうにうつむいている。
髪は茶色く、前髪が長いミディアムウルフ。
身長は大きく、180前後といったところだ。

「おせ〜よ」
マサキと呼ばれた男は不満そうに言った。

「マサキが早すぎるんや〜」

「一時間前からいたんだぞ・・・・・」

「・・・・・・・・」

「まあいいや。なんか食うか?」

「サンドイッチ〜」

「はいはい」
522名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:53 ID:AfTjV7W9
「お前食うのおせ〜な〜」
マサキはのろのろとサンドイッチを食べている大阪を眺めている。

「こんなよ〜さん食べれへん〜」
四つあるサンドイッチの内、大阪が食べたのはわずか一個半。
十五分かけてまだ半分も食べていない。

「小食すぎだろ・・・・」
マサキはあきれた顔をして残ったサンドイッチに手を伸ばす。


気が付けば外はもう暗い。七時だ。

「うわ〜もう暗れぇ」

大阪が壁にかけてある時計に目をやった。
「もう七時や〜」

「結局ここに二時間もいたのか・・・・」
マサキはため息をついた。

「そろそろ行くぞ。歩」
立ち上がって大きく背伸びをし
椅子にかけてある灰色のパーカーをはおった。

「まってぇマサキ〜」

「おいてくぞ〜」
523名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:54 ID:AfTjV7W9
「大阪!」

「・・・・・・」

「大阪!!」

「・・・・・え?どないしたん?」

「またそれかよ!」
日付けが変わってもたそがれている大阪に智がどなる。

「・・・・・で昨日はなにしてたんだよ〜」

ニヤニヤとした智を見て大阪は顔を茜色に染めた。

「ほっ・・・ほんまになんでもあらへん〜」

「声のトーンが上がってるぞ」

「えっ・・・いやあの・・・」
524名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:55 ID:AfTjV7W9
智はあわてる大阪を見てとどめを刺すようにつぶやいた。

「どーせ男だろ〜!」

「・・・・・・・・」
大阪は顔を真っ赤にしてうつむいて黙っている。

「・・・・でどんな人なんだ?ん?」

「・・・・おしえへん」

「へ〜じゃあ皆に言っちゃうぞ〜」

「そ・・・・それだけは・・・・」
525名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:56 ID:AfTjV7W9
「じゃあ今日もデートなの?」

「今日は彼が部活やねん」

「え!?何部なの?」

「え・・・・・」


放課後の教室。
他に誰もいなくてよかったと大阪は心から思った。
526名無しさん@ピンキー:04/07/05 18:57 ID:AfTjV7W9
西村マサキ。
彼は大阪たちが通う高校とは電車で三駅離れた私立高校に通っている。
そして休みが月に一日しかないという地獄のサッカー部に入っている。
別にサッカーでなくてもよかったが顧問に強く勧められて入部した。

そんな普通の高校生だ。


二人が出会ったのは六月。
激しい雨が毎日のように降っていた梅雨の日の夕方。
527名無しさん@ピンキー:04/07/05 20:13 ID:vGFSXaYF
うーん、くろまんがさんのようなのもいいがこういうのもええですな〜
続き期待
528名無しさん@ピンキー:04/07/05 23:00 ID:zR+b//fn
なんかみたことありまつね
倉庫で
529名無しさん@ピンキー:04/07/06 00:33 ID:mP/Gnizc
そりゃ本人が最初から載せるって言ってるしな。
その必要はない気がするが。
530名無しさん@ピンキー:04/07/06 00:55 ID:k3MqPFhc
マサキと聞いてホーリーランドを思い浮かべた。
531名無しさん@ピンキー:04/07/06 01:44 ID:OjKI3Bl/
カレーシには名前ない方がいいなあ。なんとなく。特定されないほうがなんかイイ。
532名無しさん@ピンキー:04/07/06 02:13 ID:rtAM9LOO
男は(゚听)イラネ
533名無しさん@ピンキー:04/07/06 03:22 ID:OjKI3Bl/
いや、男はいていいんだ。名前だけイラネ、っつーかない方が。
贅沢言ってスマンネ。ワガママですから書き手さんの好きに書いてくだされ。
534名無しさん@ピンキー:04/07/06 04:54 ID:hBEzuFRl
まさきって名前は、自分が中学時代に『三日限りの掟』があったら
本当に殺してただろうな、というくらい嫌っていた男と同じ名前なので正直ダメだった。
535名無しさん@ピンキー:04/07/06 05:05 ID:CoDfrDv7
そんな個人的な事情を言っても
536名無しさん@ピンキー:04/07/06 05:40 ID:9HF8y8wI
>>534
よう分からんが、帰って良いよキミ
537518:04/07/06 14:21 ID:ozGKl/4W
男の名前を出さなかったり男の視点で書くのはなんかギャルゲっぽくて
嫌だったので・・・・・・
タツヤかマサキで迷った挙句こうなるとは・・・・

とりあえず続きです。
538518:04/07/06 14:32 ID:ozGKl/4W
その日もやはり雨が降っていた。
傘に降ってくる雨が強すぎて傘が重く感じるような中
大阪は友達と買い物に出かけていた。
友達と言ってもいつものメンバーだが。

「あかん〜雨で買った服が濡れてしもた〜」

「あんたのトートバッグ生地が薄すぎじゃん」

「あ!あそこにあるコンビニで少し休みましょうよ!」
ちよちゃんが少し先にあるコンビニを指差す。

後にこのどこにでもあるようなコンビニが二人を結びつける。

「こりゃこれからもっと強くなるだろうな〜」
ガラス越しに灰色の空を眺めながら暦が言う。

「じゃあこれ以上強くなる前に帰りましょうか」

ちよちゃんが買ったタオルで腕や顔を拭いてから皆はコンビニを出た。
539518:04/07/06 14:58 ID:ozGKl/4W
「あれぇ〜?」
大阪が外に置いてある傘入れをあさっている。

「あれ?どうしたんですか大阪さん?」

「ここに掛けといた傘があらへんのや〜」
どうやら盗まれたようだった。

「馬鹿だな〜大阪」
智は無事だった自分の傘を何故か誇らしげに広げた。

「馬鹿って言われても・・・・・」

結局大阪は一番大きい暦の傘に入れてもらった。
540518:04/07/06 15:42 ID:ozGKl/4W
なんとか暦と相合傘で駅まで着いたが
降りる駅が一人だけ皆と違うので
電車を降りたら一人になってしまう事に大阪は気付いた。

「あかん!電車降りたらどないして帰るんや!」

「傘買えばいいじゃん」
一人パニックになってる大阪を見て暦が核心を突く。

「ああ〜暦ちゃん頭ええなあ」

そんなことを言っているうちに駅についた。
541名無しさん@ピンキー:04/07/06 18:45 ID:CwfpAJH9
ん? ここで中断なのか?

あずまんがに関係ないキャラ出すのはねぇ・・・
どうしても男が必要なら別の作品パロにしたらいいんじゃないかって。
542名無しさん@ピンキー:04/07/06 18:47 ID:d5WssHwd
永遠の命題だな。
傑作ならば、男が相手でもいいんだけど。
543名無しさん@ピンキー:04/07/06 18:51 ID:CwfpAJH9
あずまんがが傑作なだけに
俺設定キャラがでしゃばるのが変に思うのだよ。
544名無しさん@ピンキー:04/07/06 19:31 ID:mLlj3Vfy
くろまんが氏の作品はエロさ、オリキャラと原作キャラの刷り合わせの巧みさで抜きんでてるな。
新作を期待したいものだ。
545名無しさん@ピンキー:04/07/06 20:44 ID:5y6dj1YZ
>>543
思うのは勝手だが、いちいち書き込まないでくれ。
何だか定期的にお前みたいのが出てくるけど、同じ人?
>>407>>408あたりと。
546名無しさん@ピンキー:04/07/06 20:52 ID:xgZ5YSKK
自分のSSがオリキャラ出てくるSSに中断されて以来ずっと粘着してまつ
547名無しさん@ピンキー:04/07/06 21:01 ID:mLlj3Vfy
いや、最近新作の投下がないんで期待してますよという意思表示。
548名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:06 ID:C6FGFlrQ
>>545
SS書く自由があるなら543みたく感想書く自由だって認めなければなきゃな。
549名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:14 ID:W2h0kCky
よそのスレのテンプレだが、大事な事じゃないか?

○名無しさんへお願い3カ条

一、スレの栄枯衰退の鍵は名無しさんが握るということ
  過度の職人依存をしない。名無しさんが楽しく雑談していればスレが活性化する。
  逆に職人を叩いたり、投下物をスルーしたりすればスレが衰退することを認識すべし。

一、派閥争いせざること
  ネタ論争歓迎。ただし引き際を心得たること。○○派と派閥名乗らざること。
  ○○好きと名乗るべし。

一、荒らしはスルーすべきこと
  職人叩きやコピペ荒らしなど、いずれはこのスレにも荒らしが来る可能性がある。
  荒らしには「かまわず、きれず、レスつけず」を守るべし。
550名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:38 ID:5y6dj1YZ
>>548
SS書く自由と好き勝手に感想書く自由は、こういうスレでは等しくは無いと思うけどね。
まぁ俺は549のテンプレに大賛成だ。
551名無しさん@ピンキー:04/07/07 00:30 ID:tCH8Z/7V
でもあんまりクズネタを受け入れると、Nみたいなのが湧いてくるからな。
スレの質を維持するため、難しいところではある。
552名無しさん@ピンキー:04/07/07 00:39 ID:bLlPCyIa
そういう場合は「かまわず、きれず、レスつけず」でいいんじゃないかな?
553名無しさん@ピンキー:04/07/07 01:04 ID:wOA6mXyM
どんな低レベルにもレス付ける人がいるからな。
マンセー意見だけしか許さないのはどうかな。
失礼にならないように苦言を呈するのはいいと思う。
554名無しさん@ピンキー:04/07/07 01:29 ID:bnB6vsgu
モナー板に置き換えて考えてみなよ
職人のネタに名無しが注文つける事がどんな結果を招くかわかるから
555名無しさん@ピンキー:04/07/07 02:04 ID:si7MefLK
ってか、クズネタとか言ってるヤツは何様なの?
誰か何を持ってクズネタと決める?自分がクズネタではないと判断したやつだけ読みたい?
それは、ちょっと前までいた、自分の好みのシチュ以外は受け付けん、と言ってるやつとたいして変わらないと思う。
それに、クズネタはいらん、みたいなこと言うと作者さん達も投下しづらい雰囲気になるからやめれ。

あと、
>失礼にならないように苦言を呈するのはいいと思う。
自分はコレには賛成です。
失礼にならないように指摘するのは案外難しいし、
指摘するときは皆そうすれば、単なるワガママな意見は黙殺されるようになるし。
556名無しさん@ピンキー:04/07/07 02:44 ID:uMRaJAps
とはいえ、あんまり程度の低いのに来られても困る。
誰とは言わんが。。
557名無しさん@ピンキー:04/07/07 04:01 ID:1fZNDUPK
part1、part2あたりの頃の雰囲気が懐かしい…
もうあの頃の雰囲気には戻れないのか…
558518:04/07/07 16:52 ID:f7tV8K1a
うへぁ。ほどよく不評だ。
期待してる人はいないだろうけど
今日も続き行きます〜
559518:04/07/07 16:53 ID:f7tV8K1a
中立場駅。この駅は小さな駅なので駅のそばに店があまりない。
あるとしたらスーパーが1km位先にある。
そこまではさすがに遠すぎる。
なので大阪は駅の売店で傘を買おうと思った。

しかし売店に傘は一本も見当たらない。

「ええ!売り切れなん!?」

「はい」

「はぁ〜・・・・・」

需要と供給のバランスの悪さを感じながら
とぼとぼと少し離れたスーパーへ向かった。
足元があまり濡れてない道を選びながら。
560518:04/07/07 16:54 ID:f7tV8K1a
同時刻。
「はぁ〜歩くのだりぃ・・・雨の中やるとは思わなかった・・・・」

マサキは部活が終わり中立場駅に向かっていた。
大きな黒い傘を差しながら。

マサキはいつもの階段の前に来た。
上る訳ではない。この階段はかなり急な為に
見上げれば女子高生のスカートの中が見える事がある。
だから「いつもの」なのだ。
だが今日は一人だし疲れてそんな気分でもない。
マサキはその階段の前を通り過ぎようとした。

その時だった。
561518:04/07/07 16:54 ID:f7tV8K1a
ザザザッ・・・・・

「!!!!??」

でーん。

階段から滑った大阪がマサキに激突したのだった。

「いててて・・・・」

「ご・・・ごめんなさい!ごめんなさい!」
何が起こったか分かっていないマサキにひたすら謝る大阪。

「ああ・・・」
マサキはやっと事を理解した。

「ごめんなさい!私足がすべっちゃって・・・」

「分かったから俺の上からどいてくれる?」

「ああっ!・・・すいませんすいません・・・」
顔を真っ赤にしながらも謝る。
と言うより大阪はパニックで謝る事しかできなかった。
562518:04/07/07 17:37 ID:f7tV8K1a
「やべぇ・・・制服がビショビショだ・・・・」
紺色のはずの制服が茶色や緑やらのカモフラ柄のようになっている。
もちろん大阪の服もマサキほどではないが濡れて汚れてしまっている。

「あわわ・・わ・・・私弁償しますから!」

「いや・・・別にいいから・・・・」
悪気がない相手に弁償させられるわけがない。まして相手は女の子だ。
怒る気も失せた。

「全く・・・・これからは気を付けろよ・・・」
マサキは少し曲がってしまった傘を持ってその場を去ろうとした。
早く帰って制服を洗わないと明日学校に行けないのだ。
だからこんなところで油を売ってるわけにはいかなかったのだ。

「いたっ!!」

マサキが振り返ると大阪は足首を抱えてうずくまっていた。
びしょ濡れの地面に座り込んで。
563名無しさん@ピンキー:04/07/07 17:54 ID:vO5ZlhfI
564名無しさん@ピンキー:04/07/07 18:50 ID:wOA6mXyM
>>562
あのー、終了するならここまでとちゃんと言ってください。
いつレス付けていいかわからないです。
565518:04/07/07 18:57 ID:f7tV8K1a
>>564
おわわすいませぬ
とりあえず今日はここまでてす
566名無しさん@ピンキー:04/07/07 19:00 ID:NMlzVLxJ
>>565
消えろ
567名無しさん@ピンキー:04/07/07 19:56 ID:dgybhpj5
>>565
(ノ∀`) アチャー
568名無しさん@ピンキー:04/07/07 20:27 ID:aaivg4Jk
>>566
喪前がな!!
569名無しさん@ピンキー:04/07/08 00:04 ID:PY2gkVOt
とりあえずレズ論争についてはすでにここでがいしゅつだったりする。
ttp://palpop.hp.infoseek.co.jp/ero/omake5.htmlの159辺りから
570名無しさん@ピンキー:04/07/08 00:08 ID:PaITLOj2
流れを無視して書き込む。

前スレはまだHTML化されへんのやろか〜
571名無しさん@ピンキー:04/07/08 01:17 ID:XEI5ullH
マリみてのスレも、百合厨が必死に百合以外の書き手を排除しようとしてるけど
同じ奴なのかな
572名無しさん@ピンキー:04/07/08 01:22 ID:PmQg6Qm8
>570
エロパロ板ガイドのdat落ち倉庫になかったでしたっけ?
ttp://eroparo.e-city.tv/index2.html
573名無しさん@ピンキー:04/07/08 17:17 ID:WYjVwcNZ
「もうこんなことはこれで終わりにしよう」
「え…?」
美浜の唐突な言葉に榊は思わず耳を疑った。
「私には妻も娘もいる。それに君もまだ高校生だろう。
 いつまでもこんなことをしていてはいけない。」
美浜は分厚い財布から札束を無造作につかみ出すと
ベッドの上に置いた。
「これは手切れ金だ。受け取りなさい。」
「あの…私…あの…」
「私はもう帰るよ。娘の留学の手続きをしなければならない。」
美浜はそう言うと部屋の窓を開け放った。
「あ、あの、私はどうすれば。」
榊は慌ててベッドから身を起こし、美浜を見つめた。
しかしあいかわらず美浜はいつもの無表情で榊を見返す。
「君は受験生だろう。受験に専念しなさい。」
それでも榊は諦めない。
「あの、帽子を無断で作ったことは謝ります。だから…」
「その事を怒っているわけではない。こんな関係を続けることが
 私の為にも、君の為にもならないからだ。それじゃあ私はもう行くよ。
 外は暗いから君も気をつけて帰りなさい。」
言い終わると同時に美浜の体が宙に浮いた。
「ああ!待って!」
榊は弾かれるようにベッドから飛び起きた。しかしその時にはもうすでに
美浜は夜空の彼方に飛び去ったあとだった。
榊はただ呆然と美浜の消えた暗闇の彼方を見つめることしか出来なかった。
574青い人たち:04/07/08 23:10 ID:f+AIQiKo
途中だったら割り込んでごめんなさい。
>>292の続き

「あり? ゆかり、ちょっと寝ちゃったの?」
 日付が変わり、針がそろそろ二回転目に入ろうとしたとき、ついにゆかりちゃんがダウンした。
「まあ、あんまりアルコール強いほうじゃないし、もったほうかな」
 つぶれた親友を見ながら、にゃもちゃんは口に咥えた裂きイカをもぐもぐさせる。
 テーブルの上には裂きイカの他に柿ピー、魚肉ソーセージ、焼き鳥、ビーフジャーキーなどが所狭しと並んでいた。
 その対面で、少年も口をムグムグさせながらリタイヤしたゆかりちゃんを何気なく見る。と、口の動きがピタリッと止まった。
 だらしなく半開きになった唇から垂れるよだれが、あのときの光景を思い出させる。スカートもはだけていて、肉づきのいい太股が
なんとも色っぽい。
 ……そりゃあオレだって嬉しいけどさぁ……ときと場所を考えろよな……
 怒っているのがゆかりちゃんに対してなのか、カラオケボックスからこっち、ずっとフル稼働の相棒に対してのものなのかは少年にも
わからなかった。
 とりあえず、それをごまかすようにビールの缶を傾けると、目が合った。ニンマリしているにゃもちゃんと。
「なにを見てたのかなぁ〜〜〜♪」
「べつに……なんも……」
 真っ直ぐ目を見て言えるほど、少年の面の皮は厚くない。ツイッとにゃもちゃんから目を逸らす。
 いまのを見られていたのかと思うと………………“穴があったら入りたい”というやつだ。
「あっはは 照れない、照れない」
 本当に可笑しそうに笑うと、ビールの缶を片手に、にゃもちゃんはふらりっと立ち上がる。
 にゃもちゃんのいまの格好は、タンクトップと短パンといったラフなものだ。肩紐が片一方落ちているのが、ツボを心得てらっしゃる。
575青い人たち:04/07/08 23:12 ID:f+AIQiKo
「ゆかりも寝ちゃったし、そっち、いってもいい?」
「え……あ、ああ、どうぞ」
「ありがと♪」
 さわやかスマイルで少年に近寄ってくるにゃもちゃん。その瞳は、なにかを企んでいるかのように妖しく光っている。
 その光りを見て取った少年の心が“さあ来い!”とばかり、本能的に身構える。
「おっとっと!!」
 力強く、そしてわざとらしくにゃもちゃんはつまずくと、少年の胸へと飛び込んできた。
“ドサッ”
 昨日は一緒に倒れて後頭部を打つという締まらない結末だったが、今回は違う。お互いに暗黙の了解がある必然の事故だ。
 アルコールの為か、それともべつに理由があるのかはわからないが、ほんのりと温かい身体をしっかりと腕の中に受け止める。
 ここまでは一応オトコとしての格好はついた。さて……
 ……ここからどうしたらいいの?……
 首筋に腕を廻すにゃもちゃんに、少年も思わず抱きしめてしまったが、無論なにか考えがあったわけではない。
 舞台の上で、セリフを忘れて固まる役者の気持ちがいまならすごくよくわかる。
「ふっふふふ 可愛い♪」
 固まる少年に含み笑いをしながら、にゃもちゃんは半開きにした唇からちろりっと紅い舌を出すと、少年の首筋へと押し当てた。
 ツ―――ッとまるで味見をするように、舌がゆっくりと首筋から耳へと這い上がり、耳たぶに軽く歯を立てる。
「うッ」
「だいじょぶ…… 私にまかせて……」
 囁かれるかすれた声が堪らなく思春期のガキには……エロい。股間には新たな燃料がチャージされて、さらに相棒の硬度が増していく。
「元気だね……」
 さっきからずっと、にゃもちゃんのオナカの辺りをツンツンしている“元気なヤツ”が優しく撫でられる。
「あ……」
 にゃもちゃんは“元気なヤツ”のサイズを確かめるように、少年の股間に宛がった手に、ゆっくりと力を入れていく。
576青い人たち:04/07/08 23:13 ID:f+AIQiKo
「苦しいでしょ?」
 そう言って、にゃもちゃんは亀頭の辺りを指でつまむと軽くしごいた。
「はぁうッ」
 もの凄く情けない声が少年の口から漏れてしまったが、その初々しい反応に、にゃもちゃんの微笑みはさらに深くなる。
「ヌギヌギしましょうね♪」
 ジ――ッとチャックのジッパーを下ろす音が、やけにはっきりと聞こえた。
 パンツから飛び出さんばかりにこんもりと膨らんだ股間に、にゃもちゃんはなんの躊躇いもなく、ズボンの中へと指先を忍び込ませる。
 もそもそと前開きを掻き分けた指先が、手慣れた仕草でチンコを引っ張り出した。絡みついた指先は、もう柔々と蠢いている。
「くぁッ」
 やはり二枚の衣服に守られた状態と、ダイレクトで触られるのでは刺激の鋭さが違う。危うく射精しそうになってしまった。
 ……いくらなんでも早すぎるだろ、オレ!!……
 少年は慌てて肛門を引き締める。先生と生徒といった関係が、より一層昂ぶらせるのかもしれない。
 ……ん?……先生と……生徒……
「!?」
 視線の先には、気持ちよさそうに寝ているゆかりちゃんがいる。
「せ、先生 ゆかり先生が……はぉッ!!」
 少年の言葉は、温かくねっとりとした感触に遮られた。にゃもちゃんは酔っているとは思えない素早い動作で、口をはしたなく開き、
亀頭をすっぽり丸呑みしている。少年は大きく背を反らせた。
“ぬむむむッ”
 慎重に、まるでチンコの大きさを唇で測るようにゆっくりと滑らせ、にゃもちゃんは喉の奥まで呑み込んでいく。
 少年も口でされるのは初めてではないが、このゾクリッとくる感覚はとても慣れそうにない。
 しかし、こんなところにも、二人の性格の違いはよく出ている。力の一号と技の二号といったところか? 口内の気持ちよさは、
どちらも甲乙つけがたい。……などと、評論めいたことを考えられたのは後日のことだ。
「はぅううッ」
 いまは、ただただ情けなく翻弄されるだけである。
577青い人たち:04/07/08 23:14 ID:f+AIQiKo
 にゃもちゃんは痛いほど勃起しているチンコを舐めしゃぶり、じゅぼじゅぼと卑猥な音をさせて吸い立てた。
 握り締めた拳は、力を入れすぎて白くなっている。だが、そんなことではもう、堪えられそうもない。
「先生、もう、だめかも……」
 タップ宣言を少年がしたのを見て、
“ちゅぽ……”
 にゃもちゃんはチンコから口を離すと、にっこりと、それは妖しく笑った。
「自分だけ楽しむのは……こ・ど・も ♪」
 潤んだ瞳を少年に向けたまま、にゃもちゃんは短パンの腰に手を掛ける。その姿勢のまま、しばらくは少年を焦らすように
動かなかったが、次第に荒くなっていく生徒の青い吐息に煽られて、ゆっくりと、その下のショーツごと下ろしていく。
「……あ」
 少年の目には淡い翳りが映ったが、すぐにそれをにゃもちゃんはタンクトップの裾を伸ばして隠してしまった。
 ペタンッと、床にお尻を下ろして体育座りになると、上目遣いでわかりきったことを聞いてくる。
「見たい……」
 血走った目で、コクッコクッと少年はアホみたいに首を振る。それを見て、にゃもちゃんは艶然と微笑むと、立てた膝を、
上半身を倒しながら大きく、標本になったカエルのように開いた。
「はぁ〜〜〜」
 ……なんか……すげぇな……コレ……
 こうやってじっくり見たことはなかったが、べつに美しいというものでもない……のだが、呼吸がどんどん荒くなっていく。
 この造形美は、理性ではなく牡本能に強烈に刷り込まれているのかもしれない。人間だって所詮はアニマルだ。
 誘うように息づく裂け目から、新鮮な肉色が垣間見える。そこはもう……透明な愛液をにじませていた。
「ねぇ、私のも……舐めて」
「へ!? オレが?」
 そりゃあそうだろう。他に人間は、忘れているかもしれないが、寝ているゆかりちゃんだけだ。
578青い人たち:04/07/08 23:16 ID:f+AIQiKo
「……イヤ……かな?……」
「いえ、喜んで!」
 セリフのチョイスが弱冠可笑しい気がするが、そんなことはどうでもいい。舌を伸ばすと、蜜をたたえた秘裂に口をつけた。
 なんの抵抗もなく、舌はぬちゃりっと音を立てて、柔らかな秘肉の中に沈み込む。
「ふぅ……」
 にゃもちゃんは鼻に掛かったうめきを漏らすと、舌先のより深い挿入を求めて、腰を突き出すように恥丘を少年へと押しつける。
 その期待に応えるべく、少年は拙いながらも懸命に舌を蠢かせた。
 秘裂全体を口唇でなぞり上げると、立て続けに尖らせた舌先をぬかるみの奥に挿し入れて掻き回す。
「そ、そう……ふぁッ……うまい……んぁッ……うぁあッ!!」
 少年がいきなり、ぷっくりと肥大して半分ピンクの身を覗かせている真珠にむしゃぶりついた。
 童貞くんを、余裕を持ってレクチャーしていたはずのにゃもちゃんが、白い喉を晒して仰け反る。
「んン……ひぅッ……そこ………んはぁッ……いいわ………くはぁッ!!」
 吸い立てられ舐めしゃぶられた真珠を舌先で転がされると、大人の女の仮面を着けていることももう出来なくなってきたようだ。
 残されたのは、淫らな白濁液に餓えた一匹の牝だけである。
 にゃもちゃんは少年の頭を、ぬめる秘裂からそっと押しやった。なんかミスッたかな?”と不安そうに顔を上げる少年に、
切なく声を震わせてにゃもちゃんははしたないお願いをする。
「キミの……ここに…欲しいの……」
 潤んだ目で言いながら、にゃもちゃんは指をチョキにして、花びらを思わせる襞を割り開く。
 ヌメヌメッと濡れ光る秘孔から、少年の視線を浴びて、粘度の高い透明な液体をトロリッとよだれのように零れた。
「……お願い」
「よ、喜んで……」
 再度お願いされて、元々断る気がなかった少年は、膝を立てているにゃもちゃんの足の間にポジションを取る。
 さて、問題はここからだ。ここまでは、以前も一応クリアーしている。しかし、この先がどうしたらいいのかが少年にはわからない。
 少なくとも、この間の方法がベターじゃないのだけははっきりしているが、
 ……うぅ〜〜ん……一体どうしたら……
 この様に、本人は真面目に悩んでいるのだが、にゃもちゃんは焦らされてると取ったらしい。
579青い人たち:04/07/08 23:17 ID:f+AIQiKo
「早く……」
“きゅ”
「はぁんッ」
 カチコチッに硬くなっているチンコを掴むと、待ちきれないというように、ぬめる秘裂へと導いていく。
 ……コロンブスの卵ってやつか……
 違うとは思うが、答えがわかってみればなんということもない。この間のあれはなんだったのかと、少年は少しヘコんだ。
“ぬちゅ……”
 にゃもちゃんはそんな感傷にはお構いなしに、指を添えたチンコを秘裂へと宛がう。
「そのまま……思いっきり腰を突き出して……」
 年上の女性のリードに従って、少年は一気に腰を突き入れた。
“ずにゅ――ッ……”
「あふぁッ!!」
 若い、力任せの挿入に、にゃもちゃんは歓喜の声を上げる。少年はというと、
 ……これ……気持ちよすぎるよ!!……
 挿れただけで出そうになってしまう。ぶるぶると身体を震わせ、苦しく感じるくらいの快感を文字通り噛み締めていた。
「ぐぅ……ッ」
 なんとか射精感をやり過ごし目を開けると、にゃもちゃんがジーーッと少年を見ている。
「ねぇ、動いて」
 どうやら少年が落ち着くのを待っていてくれたようだ。気配りは忘れない。促されて、少年もゆるゆると腰を動かし始めた。
 最初は射精感を計るように緩慢な動きだったが、すぐにそれは媚肉に煽られて大胆なものへと切り替わる。
「もっと……ひッ……んンッ…ああッ……思いっき……ひぁッ……つ、突いて!!」
 少年はにゃもちゃんの腰を掴むと、亀頭が抜けるギリギリまで後退させ、勢いをつけて叩きつけた。
580青い人たち:04/07/08 23:19 ID:f+AIQiKo
「うぁッ…は……ああッ……あ……ぅああッ……ふぅ……うぅ…あ、ひッ……うはぁぁッ!!」
 二人の腰がぶつかり離れるたびに、“ジュプ・ニチャ・ネッチャ……”と淫らなリズムを刻む。
「いい……キミのすごく……ひぅッ……もっと突っ込んでぇ」
 速度を上げて打ち込まれる少年のチンコを、淫靡に蠢く媚肉が絡めとろうとする。にゃもちゃんの足は、いつの間にか少年の腰を
ロックしていた。
「うぁッ……ごめん……にゃもちゃん!!」
 どさくさにまぎれて少年は“にゃもちゃん”と呼ぶと、これが最後の一突きとばかり叩き込む。
 子宮口にめり込んだ亀頭が弾けて、にゃもちゃんの身体の深い場所に白濁液をぶちまける。初めてにしては、よく持ったほうだろう。
 そしてにゃもちゃんも、絶頂への階段を一気に駆け登った。
「はひッ……ひッ……あッ……あふぁッ!」
 生徒の熱いほとばしりを感じて、にゃもちゃんの身体をガクガクッと震わせながら快楽パルスが駆け巡る。
 それが二秒、三秒と続いてポトリッとロックされていた足が解けた。
 しばらくは、二人の荒い息と、覚えてますか? ゆかりちゃんの寝息だけが、いま部屋にある音のすべてである。
 静かな、それでいてけだるい空気の中、にゃもちゃんは優しく少年の髪の毛を撫でつけて一言。
「まだまだ……夜は長いよ♪」
 


                                  第五話完
581名無しさん@ピンキー:04/07/09 00:45 ID:arbL7a9/
おおおお
やっぱスゲー
相変わらずのエロさにGJ

手ほどき役がにゃもになるのはやはり定番か
582名無しさん@ピンキー:04/07/09 02:22 ID:0SxELdcA
グッジョブ
とうとう童貞捨てたか
榊さんフラグも立ってるみたいだし
先が楽しみ
583名無しさん@ピンキー:04/07/09 11:34 ID:+z7x9D2n
マリみてスレでもここのスレが話題になってるぞ。
何か、くろまんが氏が変なのに粘着されてるみたいだ。
>>571も自演ということにされてる。

荒らしは同一人物か?


830 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 04/07/05 22:03 ID:orOAUAuA
>225 気になる気になる でもねえこの人あずまんがでも似たようなことやって
叩かれてもけろっとしてたヤツだからいくら言っても意味ないよ っつーかスルーが一番平和

854 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 04/07/06 00:08 ID:RMhsUCJy
あずまんがスレの評価も自演だったりするのさきっと

166 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 04/07/09 10:57 ID:B3CnE6ZV
あずまんがスレでマリみてスレの悪口や愚痴が。

ということで「ぐろまんが必死だな」ということか。
584名無しさん@ピンキー:04/07/09 11:36 ID:+z7x9D2n
あと、マリみてスレの過去ログだが、
荒らしの手口が極めてここと酷似している。

ttp://romsouko.hp.infoseek.co.jp/rom/cgi-bin/source/up0020.zip
585名無しさん@ピンキー:04/07/09 13:12 ID:aJevKeUd
こう言う良作が出た後で、なぜ話題に出てない第三者を話題に出すのか理解に苦しむ

定番とは言え、萌えたよー。青い人たちの作者さん、乙
586名無しさん@ピンキー:04/07/09 13:27 ID:jEd8a0cU
スレ間戦争とかさせたくて必死なんだから放っておけ。
587名無しさん@ピンキー:04/07/09 13:51 ID:AMjllcc6
すれ間戦争? 別に住人の対立するようなカキコには思えないけど

青い人たちの作者さん、ありがとうございます。続きお待ちしてますね
588名無しさん@ピンキー:04/07/09 14:40 ID:dSqclLOl
二十分感覚でID変えて自演するのが小香具師の手口みたいだから。
JevKeUd=B3CnE6ZV=jEd8a0cU というつながりと思われ。
荒らしを暴かれたんで、スレ間戦争と喚いて誤魔化す手なんでしょ。
589名無しさん@ピンキー:04/07/09 15:54 ID:A0o2QG7I
>>588
かもねー
正直、今更どうでもいい人を材料にする辺り
590名無しさん@ピンキー:04/07/09 18:17 ID:uRnUSLB7
マリみてスレ追い出された本人の自演だよw
591名無しさん@ピンキー:04/07/09 18:39 ID:U7h17D1n
>>青い人
グッジョブ
久々ににゃものSS書きたくなりました。
592名無しさん@ピンキー:04/07/09 21:15 ID:/nOUY82U
>>590
なんだか知らんけど、かわいそうな奴なんだな
あんた

それはそうとグッジョブ!>青い人たち
593名無しさん@ピンキー:04/07/10 03:26 ID:p7aLMzT3
430 :黒 ◆jHCuM/6C1s :2004/05/15(土) 23:16 ID:???
>>424
えっ、そういうモンなんですか。
僕いつもネカフェ(か学校)からなんですが、じゃ荒らし放題なのかw

453 :黒 ◆jHCuM/6C1s :2004/05/15(土) 23:23 ID:???
>>431
ネカフェに規制なんかかけたら
関係ないン万人が迷惑しますしね(ワラ

495 :黒 ◆jHCuM/6C1s :2004/05/15(土) 23:34 ID:???
>>472
まあ、根拠もなく荒らしと決め付けるバカは相手にしないことにします。
何言ったって無駄だし、カスみたいなものですから。

そんなモノ増長させて、2chの規制増やしたりしたら大変ですしw
ご存知だろうけど、ネカフェは系列店は同じサーバーだから、
一つアクセス規制されると全国?迷惑しますよね。
そういう頭の悪いまねは止めて欲しい。


まあ今回の真偽は知らんけど
こんなこと吹いてる人にあんまり同情する気はしないね
594名無しさん@ピンキー:04/07/10 03:44 ID:3keqRO4P
とうとう童貞を捨てた……けど、まだ登場してないメインキャラには
さらにすごいことをやるんだろうか?>青い人たち
595名無しさん@ピンキー:04/07/10 04:23 ID:odYw38xc
そういえば前にゆかりネタ書いてた人は、続き書いてくれるんだろうか。
かなり読みたいんだけど。
596名無しさん@ピンキー:04/07/10 09:24 ID:J44B8lYZ
先日、5月に発生した大阪の小学生を殺害すると
いう予告を2ちゃんねる上で書き込んだ神奈川県の
2ちゃんねらーが、大阪府警に逮捕。

近々、2chの取締りがあるらしいぞ。
悪質な固定等も逮捕されるらしい。
597名無しさん@ピンキー:04/07/10 17:21 ID:Ny7imyJr
>>596
へー大変ですなー
でもどっから知ったんだそれ?
598名無しさん@ピンキー:04/07/10 17:25 ID:Ny7imyJr
>>596
反応して悪いんですがよく考えたら微妙にスレ違いっぽいですよそれ
599名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 18:19 ID:rNHI2HyJ
だといいんだけどねえ(にやにや
600名無しさん@ピンキー:04/07/11 21:49 ID:syK8ASuQ
600
601夏の思い出:04/07/12 02:00 ID:Qscz/cc4
玄関からあがると、すぐに目の前にある階段を上り始める榊。私もその後を
ついて行く。階段を上り終えてすぐ左側にある扉の前で榊の足が止まる。そ
こが榊の部屋ってことか。あ…今更何かドキドキしてきた。考えてみれば友達
の部屋には何回も入ったことがあるけど、好きな人の部屋は初めてだ。しかも
今は榊の親はこの家にいない、私達二人きり…ってな、何を期待してんだ、私
は!
いや、そんなことより…
「榊ぃ、いつまでつっ立ってんだ?」
ドアの前で神妙な顔つきで固まっている榊。まさか、この期に及んでまだ迷って
んのか。しょうがねぇ奴だ。
「…また今度にするか?」
「え…い、いいの?」
「ウソに決まってんじゃん!お邪魔しまぁ〜すっ!!」
隙を見せた榊を押しのけて、ドアを開けてずかずかと入り込んだ。
で、私が目にしたもの。
それはネコ……のぬいぐるみ。
とにかく沢山ある。きれいに整理された部屋のあちこちに、ある。
ソファの上とか机の上とかベッドの上とか本棚の上とか窓際とか…。全部では
無いが、ほとんどがデフォルメされたネコのぬいぐるみ。壁にもネコの絵が2、
3飾られている。当然カレンダーも、子猫の絵。あ、よく見ると枕と布団の柄にも
無数のネコのイラストが…。
ここで毎晩榊が寝てんのか。……想像できねぇ。

うん、何ていうか高校生にしては可愛すぎる部屋だ。
特に、あの榊の部屋というには。
602夏の思い出:04/07/12 02:28 ID:Qscz/cc4
振り返ってみる。榊はドアの前で顔を赤らめてうつむいている。
「ネコ、好きなんだな。」
私の声に一瞬だけビクリと肩を震わせる榊。でも、下を向いたまま何も言って
こない。
何となく気まずい雰囲気だ。空気を変えようと、私はできるだけ明るい声で榊
話しかける。
「まぁ、なんつーか、そんな恥ずかしがることでもないじゃん。可愛くていいと
思うぜ」
う…白々しい台詞になってしまった。
「もう…いいよ」
小さくため息をついて榊が呟く。
「自分でも分かっているんだ。私には、似合わない趣味だって…」
そう言って榊はゆっくりとベッドに腰掛けた。
あいかわらず榊の顔は赤いままで、私の方を見ようとしない。
そんな榊の様子をみていて悪いことしたなと思う気持ちも生まれていたが、さ
っきからどこか安心してもいた。
要はこいつは自分のイメージに合わない可愛いもの好きである一面を見られ
るのが恥ずかしいだけ…部屋に入れたがらないのはその程度の理由だった
のだ。むしろそんな榊が今は微笑ましくさえ感じる。いつも何事にも関心なさそ
うにしてるけど、結構繊細な奴なのかもしれない。にしても大げさだな。あんな
必死に部屋を見せたがらないから、私はもっとスゴイ秘密を想像してた。

ふいに今まで視線を逸らしていた榊が顔を上げて私と目を合わせた。
「…がっかりしたろ?」
「は?何で?」
確かに意外だとは思ったけど、それだけだ。何で私が落ち込むんだろ。
603夏の思い出:04/07/12 03:07 ID:Qscz/cc4
「…だって…神楽は、その、格好良い私が好きなんだろ?」
「…」
なるほど。つまり榊は私が外見だけに惚れたと思ってたんだな。
自分の趣味を私に見せるのは単に恥ずかしいだけじゃなくて、私が失望する
のではないかという不安もあったのか…。どうにであそこまで私を部屋に入れ
たがらない訳だ。
ようやく全部理解できた…。
黙り込んだ私を見て、更に不安に駆られた声で榊は続けた。
「あの、神楽…も、もしこれで私が嫌になったんなら……」
「ガブリ」
私はテーブルの上に置いてあったぬいぐるみを手に取って榊の頭に押し付け
た。
キバの生えた大きな口を広げている、どこか凶暴そうなネコのぬいぐるみだ。
突然の私の行動に榊は目を丸くして呆然としている。
なかなか良いリアクションだ。
「お前な…何を勘違いしてんだよ」
「え?」
私は前かがみになって、ベッドに座っている榊に顔を近付けた。
「ったく失礼な奴だな。私がお前の見てくれだけを好きになったと思ってたのか
?私はな、榊っていう人間そのものに惚れてんだ。お前のカッコいいとこだけじゃ
なくて、その無口で無愛想で何考えてっかよく分かんねぇトコ全てひっくるめてな」
そこまで言うとさすがに恥ずかしくなった。
自然声のトーンが小さくなる。
「…だからさ、つまらないこと気にすんなよ。お前がどんな趣味持ってたって…そ
んな事で嫌いになんて絶対ならないからさ」
「神楽…」
榊の目からうっすら涙が滲み出てきた。私はそれをそっと指で拭ってやる。
「大げさだな…」
そのまま榊の頬に手を添えてキスをしようとぐっと顔を近付けた、までは良かった
が、バランスを崩して前のめりに倒れこんでしまった。
かなりカッコ悪い。
榊は私を抱きとめたが、勢いでそのまま二人共ベッドに倒れ込んだ。
604名無しさん@ピンキー:04/07/12 03:09 ID:Qscz/cc4
次回で終わらせます。
605名無しさん@ピンキー:04/07/12 03:16 ID:1JZSWRxG
(・∀・)イイ!!
606名無しさん@ピンキー:04/07/12 03:16 ID:Ag4LDnys
誰?これ?
607名無しさん@ピンキー:04/07/12 06:43 ID:9zjXbBcH
>>604
女同士、あずまんがキャラ同士てのがすごくいいですね。
けど何番からの続きと書いてくれませんか?
608名無しさん@ピンキー:04/07/12 21:05 ID:fN2jqL/Z
あずまんがの話はあずまんがキャラで!
当たり前の事が新鮮に感じます。
609名無しさん@ピンキー:04/07/12 22:36 ID:O7Sr2LCn
>>604
神楽×榊イイ!!
610名無しさん@ピンキー:04/07/12 22:44 ID:q1QgfAEJ
神楽カコイイ!
611名無しさん@ピンキー:04/07/12 23:54 ID:96kNMCrK
やっぱ榊神楽は欠かせないっス
612名無しさん@ピンキー:04/07/13 10:20 ID:NoBrzXXG
OK、自作自演は次からもっと上手くやろうな
613名無しさん@ピンキー:04/07/13 12:55 ID:hpjgmQeG
好き→喜びのレス
どうでもいい→ROMに徹する
嫌い→無視

というように動くと結果肯定意見が並ぶ事になるわけで
自作自演じゃなくてもこういう状況は起こる
614名無しさん@ピンキー:04/07/14 19:23 ID:wLfNxfsL
>>604
女同士の展開を待ち続けたかいがありました。
615青い人たち:04/07/15 23:06 ID:VwBcD16V
>>580の続き

「…………くふっ……くふふふっ…………」
 梅雨明けの暑苦しい日差しをを全身に浴びながら、少年は抑えようとしても抑えきれない含み笑いを漏らす。
 時刻は九時を少し回ったところ、土曜の朝なのでまだ人通りはないが、これが平日だったら道行く人に不審者として
マークされてるだろう。そんな、ちょっとイッちゃってる笑い方だ。
 ……この喜びを表現せずにいられようか!……できるなら全世界に伝えたい!!……
 そのくらい、いま少年はハイである。もっとも、そんなことを発表されても全世界の人々も困るだろうが。それに少年だって困るし、
なによりもにゃもちゃんが困る。
 ……にゃもちゃん……かぁ……
616青い人たち:04/07/15 23:07 ID:VwBcD16V
 少年が童貞を無事卒業した後も、にゃも先生の授業は二時間目、三時間目と延々と続けられた。こんなに授業を熱心に、そして集中して
受けたのは少年は初めてである。しかし、それでもいつしか身体は眠りに落ちていた。
 そして目を覚ますと、一番最初に飛び込んできたのが、顔を伏せてうなだれているにゃもちゃん。
「……どうしたんですか?」
 起きぬけの、少しダルそうな声で少年が話しかけると、にゃもちゃんはパッと顔を上げるが、目が合うとすぐに伏せてしまう。
 ……なんだべ……
 ぽけ〜〜っとしている頭が、段々と覚醒してくる。頭がシャッキリするのに呼応して、顔がニッタリしてきた。
 目の前で正座しているにゃもちゃんは、もうしっかり服を着ているのだが、思春期アイは昨夜見た裸身に高画像で変換している。
 昨日からロングリリーフで獅子奮迅の活躍のチンコも、それでも疲れの色を見せず、中約五時間で再びマウンドに勃った。
 だが、にゃもちゃんの様子は、とてもそんな浮ついた感じではない。さすがに、童貞卒業で舞い上がっている少年もそれには気づいた。
「……どうしたんですか?」
 もう一度、同じ質問をしてみる。でも今度は、さっきとはニュアンスが違う。
 にゃもちゃんはゆっくりと顔を上げる。少年と目が合っても、今度は逸らさなかった。
「ごめんっ!!」
 いきなりガバッと土下座する。
「は!?」
 これには少年は面食らった。
「な、なにがですか?」
 少年には本当に理由がわからない。感謝こそすれ、にゃもちゃんに謝らせる心当たりは、とりあえず寝ぼけた頭で考えてもないはずだ。
 いや、頭がフル稼働してもない。
「いくら酔っていたとはいえ、キミとあんな事に……」
 少年は知らなかったが、珍しく、しっかり記憶があるようだ。にゃもちゃんの頬が、あんな事の記憶にパァッと赤くなる。
 それに少年は目聡く気づく。
617青い人たち:04/07/15 23:09 ID:VwBcD16V
 ……あ!?……カワイ〜〜イ……
 あまり生徒には、教師の苦悩は伝わっていないようだ。
「その、責任取れ!、って言うなら、どんな風にすればいいかわからないけど、ちゃんと取るよ」
「いや、ちょっと責任て……」
「先生辞めろって言うなら……辞める もちろん、そんな事ぐらいで帳消しになるとは思ってないけど……」
「ちょ、待ってください!!」
 少し声を大きくして、強引にイニシャブティブを取る。にゃもちゃんは混乱しているのか、このままだと『死んでお詫びを……』とか
言い出しかねない勢いだ。
「そもそも、なんで先生が謝ってるんですか?」
「え、だってキミ、初めてでしょ…… それがあんなんじゃ……イヤでしょ?」
「とんでもありません! 大歓迎ですよ!!」
 ここは全国の青少年を勝手に代表して、声も高らかに少年は力説する。気持ちの上では『オラに元気を分けてくれ』状態だ。
「にゃ、先生みたいな大人の人なら一生の思い出になりますよ!」
「あ、ありがとう、て言っていいのかな?」
「いいんですよ!」
 どこかの国の政治家も見習え!というくらい少年は言い切る。まあ、口だけで“人生色々”とか言われても困るが。
「でも、最初はやっぱり……好きな子がいいでしょ…………ごめんね」
「いや、その、俺は……にゃもちゃんの事…………嫌いじゃないというか……むしろ好……」
「うるせぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 少年が又してもどさくさに紛れて、煮え切らない告白をしようとしたとき、すっかり忘れられた存在となっていたゆかりちゃんは
ガバッと突然起き上がると、魂の叫びを放った。
「寝られ……あぁ〜〜〜〜」
 しかし、最後までは魂を吐き出せなかった。頭を押さえるとうずくまる。二日酔いの典型だ。
618青い人たち:04/07/15 23:10 ID:VwBcD16V
「ゆ、ゆかり お、起きたの」
「……んぅな大声出されて寝てられるか、あぁ水くれ〜〜〜〜」
 ゆかりちゃんの威勢の良さは二秒と続かない。顔を伏せると“ギブ・ミー 水”だ。
「あ、ああ じゃあ、俺帰りますから」
 いくらなんでも、ゆかりちゃんの前で演説をぶちかますのは……気まずい。にゃもちゃんの脇を通り抜けて玄関に向かうと、
「………ありがとね」
 すれ違った瞬間、かすれた囁き声。
“バタンッ”
 ドアを開けて外に出る。
「はぁ〜〜 ガキんちょのストライクゾーン攻めすぎだよなぁ」
 少年はチンコに血液を滾らせて、真夏の太陽の下に放り出された。



今回は前フリというよりは幕間です。読み返して、このくらいはフォローがないとにゃもちゃんがただのエロ教師になってしまうので。
エロパロなので、なるべくエロはいれたいんですけど、申し訳ない。
619名無しさん@ピンキー:04/07/15 23:47 ID:Qyejj+Fx
このシリーズ好きだな、GJ!
620名無しさん@ピンキー:04/07/15 23:56 ID:dgh4ayui
うむ同意。GJ!
621名無しさん@ピンキー:04/07/16 01:13 ID:6Xis7Ocs
GJ!
622名無しさん@ピンキー:04/07/16 01:49 ID:WHJTLaNB
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/intro/1089895163/
暇だったら保守してやってください。。
623名無しさん@ピンキー:04/07/16 02:23 ID:YtxthP2P
大変です!他人の設定を使うN氏の個人情報がさらされています!
ttp://www.albinoblacksheep.com/flash/you.html
624名無しさん@ピンキー:04/07/16 02:37 ID:5yFw2qx3
albinoblacksheep.com、ってのがむっちゃ怪しいんだけど?

ブラクラじゃない?誰か確認してチョ。
625名無しさん@ピンキー:04/07/16 07:12 ID:9vERKblj
>>624
ちょっと鑑定スレで依頼してきますね。
(9割方ブラクラだと思うけど)
626名無しさん@ピンキー:04/07/16 07:24 ID:9vERKblj
>You are an idiot!”と高らかに歌い上げるブラクラです
だとの事。踏まない方がヨロシ
627名無しさん@ピンキー:04/07/16 09:18 ID:wjG+gkba
>>623
ホントだ、これヤバすぎる。
Nの正体がマル分かりだよ。
628名無しさん@ピンキー:04/07/16 10:48 ID:4GmfEAuV
真性のアホって
バナナとカゴ仕掛けて孔明気取りなんだな・・・
629名無しさん@ピンキー:04/07/16 12:03 ID:wOEkUJZi
鑑定スレで散々ガイシュツのブラクラなんだよな。
ちなみにidiotは「白痴」の意味らしい。
630名無しさん@ピンキー:04/07/16 13:58 ID:1PGbNCew
またNの自作自演か。
631青い人たち:04/07/16 22:39 ID:SsywdOZ8
前フリです。>>618の続き

 こうして、少年はニタニタと不気味にニヤけながら一路お家を目指して歩いていたのだが……聞くところによれば人間の脳は事の他
熱には弱いらしい。
 ここぞとばかり夏をアピールする太陽と、睡眠不足も手伝ってなんだか頭が、さっきまでとは違う理由でクラクラしてきた。
 元々少年は暑さが苦手だ。もう一つ言わせてもらえば、寒いのも苦手である。要は“忍耐”といったものがあまりない。
 ……ガマンは身体に良くないと思うな、オレは……
 ついでに小腹も減ってきたので、少年は“都会のオアシス”コンビニに寄る事にした。
 入るとすぐに、肌寒いくらいの冷気が身を包む。
 店内を見ると、やる気の無さそうなバイト君と、アイスのボックスに上半身を突っ込んでる愉快なヤツだけだ。
 ショートパンツを履いているので、男の子に見えなくもないが、身体の線は微妙〜〜〜に女の子している。
「ガ〜リガ〜リくん、ガ〜リガ〜リくん♪」
「…………………………」
 聞き覚えのある声だが、一人でも非常に楽しそうなので少年はほっとく事にした。ソ〜〜〜〜ッと足音を立てないように後ろを
通ろうとする。
“ガッ”
 しかし、そんな事はお見通しだったらしく、真後ろに立った瞬間、服の袖を掴まれた。
「あいさつナシでいこうなんて、そりゃあないぜ、セニョ〜〜ル♪」
 パッと女の子は身を起こす。いまさら言わなくてもわかると思うが、もちろん 智 だ。
632青い人たち:04/07/16 22:40 ID:SsywdOZ8
「……おはようございます、滝野さん」
「うむ、おはよう!」
 偉そうに無いチチを……
「あれ?」
 いや、少年が思っていた以上にそこは育っていた。夏の薄着なのでいつもより身体のラインがよくわかる。
 とりあえず、無いチチからプチパイくらいにはランクアップしている胸を、智はグッと反らす。
「休みの日なのにこうして智ちゃんに会えるとは、オマエすげ〜〜ラッキーだぞ」
 ブラをうっすらと浮かび上がらせながら、暦あたりならド突かれるような事を智は平然とのたまわった。
 少年も普段ならブルドックだが、いまはそんな余分なパワーはない。
「……光栄です」
「あれ〜〜 なんか言い返さないの〜〜?」
 どうやらツッコミを期待していた智は、肩透かしを食らって不満顔だ。いろいろ面倒なヤツである。
「あんま寝てないからテンション上がんねぇの」
「ふ〜〜ん」
 一応は納得したようだが、それでも少し智は不満顔だ。
 なんとなく少年は悪い事をしたような気がしたが、よく考えれば全然悪くないので立ち読みすべく雑誌コーナーへ。
 しばらくは、ほけ〜〜っとマンガに目を落とす。あまり面白い連載が最近はない。ふっと横を見ると、智はもういなくなっていた。
 ……帰ったのかな?……
 少年になんにも言わず智が帰ってしまったのか、そう考えるとずいぶんと淋しい。ギャグマンガを読んでるのに、こんな事くらいで
目頭が熱くなってしまう。
「ねぇ」
 クイッと袖を引っ張られた。その声に少年はもの凄いスピードで振り向く。
633青い人たち:04/07/16 22:41 ID:SsywdOZ8
「滝野!!」
「わぁ!? び、びっくりしたなぁ」
 数分前とはあまりにも違うリアクションに、さすがに智もビビッてる。いまにも少年は智に抱きついて来そうだ。
「どこいってたんだよ」
 聞かれて智がちょっと口ごもる。女の子だし……
「どこって…………トイレだよ」
「トイレ? あぁ、なんだよもう〜〜」
 少年は深くため息をつく。デパートで迷子になった子供と再会する親の気持ちとはこんなものだろうか? 
 心境的に迷子になっていたのは少年の方だが。
「ついて来て」
 複雑な男心を持て余す少年の袖を、智がクイックイッと引っ張る。
「なんだよ?」
「いいから」
 力で少年が智に負けるわけはないのだが、袖を引っ張られながら大人しくついていく。もう、はぐれたくない。どっちが迷子?
「ここ入って」
「ここ?」
 “W・C”そこはトイレだ。
「え? オレ出ねぇぞ」
「いいから」
 智は少年の後ろに回りこむと、グイッグイッと背中を押してくる。なんだかわからんが、チラッと顔を見ると智は真剣だ。
 本気は無下には断れない。本気ならいいってもんじゃないが。
634青い人たち:04/07/16 22:42 ID:SsywdOZ8
 ……まあ、話しは中で聞こう……
“カチャッ”
 少年をトイレの中に押し込むと、智は後ろ手で鍵を掛ける。その顔はなぜか真っ赤…………いや、白状すれば少年には予感はある。
「続き……」
「え?」
“ドクンッドクンッ”
 智の切なさを帯びた声に、少年の心臓が期待に跳ね回った。
「この間の……続き……」
「つ、続きって……こんなところで!?」
「学校なら……いいの?」
 いいわけないが、いいわけない事を二人はもうしている。
「でも、やっぱ……お!?」
 煮え切らない少年にじれったくなったのか、ギュッと智が抱きついてきた。少年はそのまま、智を抱きかかえるように便座に
腰を下ろす。もう二人の身体は、隙間もないくらい密着している。
「やっぱりそうだ」
「なに?」
 智は少年の胸に埋めていた顔をそっと上げると、悪戯っ子のように笑った。
「また、エッチになってるんだろ」
 どうしてその事に智が気づいたのか、わざわざ言わなくてもわかるとは思う。少年は男だし……
「あれから、ちゃんと勉強したんだ……男の事……」
 刺激的な言葉に、チンコも“ドクンッドクンッ”元気に跳ね回る。
 ……どんな勉強したんだろう……
 少年はいま、智の勉強の成果が知りたくて堪らなかった。



とりあえず、ここまで。
635名無しさん@ピンキー:04/07/17 00:17 ID:7bTRO9rx

ペースが早くて嬉しい
636名無しさん@ピンキー:04/07/17 02:45 ID:t4rk66mr
乙。
こんな素敵なところで止めるなよぅ…

全裸で続きを待つかな。
637名無しさん@ピンキー:04/07/17 05:34 ID:HT8xgH/v
じゃあ俺は636タンの全裸を想像しながらつづきを待つとするか。
638636:04/07/17 08:53 ID:t4rk66mr
>>637
それだけはやめてくれ(w
639名無しさん@ピンキー:04/07/17 09:08 ID:nN7QhwVG
ワロタw
640名無しさん@ピンキー:04/07/17 13:44 ID:32zZuNBz
641名無しさん@ピンキー:04/07/17 14:00 ID:nN7QhwVG
642名無しさん@ピンキー:04/07/17 15:00 ID:22u/Llz1
643名無しさん@ピンキー:04/07/17 22:00 ID:Q/H+imlc
み〜〜〜〜?



み〜〜〜〜。
644名無しさん@ピンキー:04/07/19 18:45 ID:f8HSUjMd
>>633タンはまだ全裸のままなのだろうか?
645名無しさん@ピンキー:04/07/19 19:42 ID:iZqQxsBA
必然的にヒキコモリだな
646青い人たち:04/07/19 19:52 ID:l0bBAqHy
>>634の続き

「オトコは…………胸……好きなんだろ?」
 智の吐息が、少年の唇にかかる。どんなトイレの消臭剤でも、この甘い匂いは消せないだろう。
 そして、その質問にノーと答えられる野郎はいない。
 ただ、胸に限らず、オトコは人によって優先順位の違いはあっても、オンナの身体は全面的に好きだ。
 少年の肩に手を置くと、智はすっと身を離して立ち上がる。
「……見せてやるよ」
 頬を染めながら、智は少年の返事も聞かず、じらすようにゆっくりとノースリープのシャツの裾をたくしあげていく。
 もっとも、少年がこんな素敵な提案を断るわけがない。それはグッと身を乗り出してるところから見ても一目瞭然である。
 ……そういやオッサン雑誌に『あなたのオッパイ見せてください』ていうコーナーあったなぁ……
 ずいぶんと息の長いコーナーらしいが、人気があるのも頷けた。
 ものすごく、イケナイことをしてる気がする。そして、そのイケナイことを、少年は同級生の女の子にさせてるのだ。
 オヘソが見えただけで、少年の息遣いはハァハァとお預けをくらったイヌのように荒くなる。
 薄いイエローのブラがチラッと覗くと、もう少年は目の前にいる女の子を押し倒したくなってきった。
 ……しかし……アレは当たってるな……
 下着と水着、見える範囲が同じなのに前者の方が興奮するのは“自分だけ”という独占欲を満たしてくれるかららしい。
 百パー、少年はこの見解を支持することにした。“自分だけが知ってる 智 ”言葉にしてみると、頬の筋肉が緩むのを抑えきれない。
 ブラが完全に丸出しになると、智が少年を見る。なにかを問いかける視線を受けて、少年はコクッと顎を引いた。
「………………………」
 パクッとシャツの裾をくわえると、手を後ろに回して智がブラのホックを外す。
 肩紐の無いブラがハラリッと落ちて、発展途上(なはず)のまだまだ幼さの残る乳房が、生まれて初めて異性の目に晒された。
647青い人たち:04/07/19 19:54 ID:l0bBAqHy
「あ!?」
 そのささやかなふくらみの頂にある薄桃色の可憐な蕾は、もう生意気そうにピンッと起立している。つまり……
 ……興奮してるのは……期待してるのは……オレだけじゃない……
 乳首に勇気づけられて、少年は智の腰に手を廻すと、グイッと少し強引に引き寄せた。
「やッ!?」
 突然のことに、智はくわえていたシャツを離して驚きの声を漏らす。身体の小さな智は、たたらを踏んで少年へと倒れこんだ。
 でも、智が本当に驚きの声を上げるのはこの後である。
“ちゅむ…”
「ひッ!」
 ジャストミートで口元に飛び込んできた乳房を、少年は赤ん坊のとき以来十数年ぶりに含んだ。
「ちょ!? な、…ひぅッ!?……んンッ………か、噛んじゃ……ひゃんッ……な、舐めるな……」
 ただ、赤ん坊は乳首に歯を立てたり、舌で転がしたりはしない。
 生まれたときは皆仏と言うが、どんなに純粋無垢な存在も、俗世の垢に塗れるとこうなってしまうのは非常に悲しいことだ。
 まあ、それはそれとして……
「ぅあッ……は………んぅッ!!」
 舌先でチロチロと乳首をくすぐられると、智はひどく敏感なのか、ガクガクと身体を震わせながら無意識だろう、少年の頭を掻き抱いて
強く乳房を押しつけてくる。
 ちなみに、少年の舌使いは幼少の頃の記憶ではなく大人な二人が参考だ。学校の授業より、社会に出て役に立つのはきっとこういった
ことだろう。
 ……ありがとう、先生たち……
 二人に深く感謝しつつ、少年は小生意気な乳首をねぶっていたが、その唇はいつの間にか、智の乳房のいたるところを這い回り、
キスの雨を降らせていた。
「ん……やんッ………んんッ…くすぐ……ひぅッ!!」
 淡いふくらみのあっちこっちに付けられるキスマーク。これも一つの、この年頃にありがちな子供じみた独占欲の表れかもしれない。
648青い人たち:04/07/19 19:55 ID:l0bBAqHy
「さわって……」
 熱心にマーキングする少年を見ながら、智はポツリッと呟いた。
「ん?」
「アソコ……さわって」
 男・女 に限らず、人間の胸は敏感で快楽中枢が昂ぶるようにはできている。でも、胸への刺激だけでゴールに辿り着くのは難しい。
 敏感すぎる智の身体は、もう胸だけじゃ我慢できなくなってきていた。送られてくる刺激はすごく気持ちいいけど、これだけじゃあ
この間の教室みたいに……イケない。
 父親のビデオを隠れ見たとき、女の人が“イク、イク”言ってるのを、智はどこに行くんだろうと疑問に思っていたが、
夕暮れの教室でその謎は解けた。
 あれから、智は毎日暇さえあれば予習をして“クチュクチュ”の虜になっていたが、どうしても少年の指ほどの快感が得られない。
 この“おねだり”は、いくら智でも恥ずかしかったが、はやく少年の指で“クチュクチュ”してほしかった。
「さわって……」
 少年の手を取り“アソコ”に重ねると、智は切ない声で訴える。
「あの、さ」
「……なんだよ」
 智の声は少しイラだってきた。ここまでセッティングしても、少年はまだ“クチュクチュ”してくれない。
 しかし、べつに少年はじらしてるわけじゃない。
「ちょくで……触りたいんだけど……」
 前はショーツの上からだった。それであんなにイッちゃったのに、直接触られたらどうなるんだろう? 
 智がこの申し出を断るわけがなかった。
「うん……さわって……」
 少年は血走った目で頷くと、中腰になった智のショートパンツを脱がす。ブラとお揃いのイエローのショーツが覗いた。
 股布をさり気なく(その実ジロジロと)チェックすると秘密の部分にシミができてる。
 ……滝野は敏感なんだなぁ……こんなに濡れられると……自分がテクニシャンなのかと勘違いしちゃいそうでコワいぜ……
 調子に乗りやすい未熟な自分を諌めながら唾を呑み込むとショーツに手を掛けた。
 少年の心は躍りまくる。オンナの衣服を、秘密のベールを脱がす作業はとにかく愉しい。
649青い人たち:04/07/19 19:56 ID:l0bBAqHy
膝下までずり下げると、智が恥じ入るように腿をすり合わせた。よく中学生と間違えられるらしいが無理もない。
 白い恥丘は縦線一本。極めてつくりはシンプルだ。
 毛もチョボチョボと、目を凝らせば“これがそうかな?”というくらいしかない。
 そんなロリロリな身体なのに、秘裂だけはちゃんと濡れている。シロップの量だけは一丁前に大人だ。
 ……あ……なんかホットケーキ食いたくなってきた……
 食欲と性欲が直結してるんだと妙なところで教えられつつ、待ちわびてるだろう智の秘裂を割り開く。
「あッ……」
 シンプルな縦線でしかなかったものが、それだけで淫らな匂いを放つ花に化けた。
「お!?」
 トロリッと零れそうになるシロップを、少年はあわてて舌を伸ばしてすくいとる。
「きゃんッ!」
 コンビニのトイレに、智の甲高い声が響く。いまトイレに入ろうとする人がいたら、多分ノックしようとした手を止めただろう。
“ちゅるん・じゅう・ちゅく……”
 少年は下品な音をさせながら淫らな味のシロップを喉に流し込むと、ぷっくりと膨らんでいる突起に吸いついた。
「ひぅッ!」
 膝がカクンッとなった智を少年はお尻を抱えるように支えると、さらに強く吸引しながら被っているフードを剥いたり戻したりを
口内で器用にくり返す。少年の履歴書には書けない隠れた特技は、サクランボのへたを口の中で結べることだ。
「はひッ…ひッ……あッ……あふぁッ!」
 智の身体がビクンッと跳ねる。軽くイッてしまったようだ。ぐったりと身体を少年へと預けてくる。
「ハァハァ……」
 少年の肩口で荒い息を吐く智を横目で見ながら、出番をいまや遅しと待っていたチンコを取り出す。
 形・大きさ・色 硬さ どれもごくごく“普通”というやつだが、回復力だけはけっこう自慢できると思う。
 深夜にあれだけ連チャンでヤッても、チンコはベストコンディションだ。
650青い人たち:04/07/19 19:58 ID:l0bBAqHy
「それ……挿れちゃうの……」
 智も勉強してきただけあって、少年がなにをしようとしているかはちゃんとわかってるらしい。
「イヤ?」
「………………」
 少し間があったが、イヤじゃない意思表示に“ギュッ”と少年の首に抱きついた。
「……イタくすんなよ」
 さすがにその声には、少し怯えが含まれてる。
「努力はしてみる」
 ヴァージンの不安をいたずらに煽っても仕方がないので一応こう答えたが、実際はどう努力したらいいのか少年にもわからない。
 膝の裏を持って智を抱え上げて、少年の上に跨らせた。
 チンコに手を添えて狙いを定める。柔らかな粘膜にチンコの先っちょが触れた。智と目が合う。
“ずずッ……”
 ゆっくりと腰を沈めた。
「イッ!?……ちょ……イタッ……くぅ………ぎ、ギブ………」
 タップされても牡になったオトコは止まれない。
「もうちっと……ガマンして……」
 性本能をまだ残ってる理性がフォローしながら、さらに深く腰をすすめる。智の爪が痛みを堪えるため、少年の肩に食い込んだ。
「よし……これで全部だ」
 少年のチンコが、ビッグなマグナムじゃなかったのが智には幸いする。
 すぐに根元まで智の中に収まった。“痛みを長引かせなくて良かった”と思う反面で、オトコとしてはとても複雑ではあるが……
「お、終わったのか?」
「なんとか……」
 智はおそるおそる視線を股間に落とす。
「……うわぁ〜〜〜」
 智の幼い秘裂が“パクリ”と、血に塗れたチンコを咥え込んでいる。
「えらいことになっちゃてるよ、ワタシの……」
 痛みは、惚けたセリフからして少年が思っていたほど無さそうだ。できれば、少年は次のステップに進みたい。
651青い人たち:04/07/19 19:59 ID:l0bBAqHy
「いいよ、動いても」
「え?」
「このままじゃ……イケないんだろ……二人とも……」
「お、おう」
 まさに注文通りの展開なのだが、智の方から言ってくるとは、マジマジと少年は顔を覗き込む。
「……見んな……バカ……」
 真っ赤になった智に、チンコがキュンキュン反応する。腰は勝手に動いていた。
「うッ…うッ…んあッ…あッ…はぁんッ!!……」 
 最初から、どこかの誰かのマラソンみたいに猛然とラストスパートを掛ける。
 智の敏感優良児の身体は、さっきまで処女だったのに、はやくも快感を少年と並走してみせた。
 キュッと膣全体が収縮し、根元までしっかり咥え込んだ勃起を締めつける。
 ……やべぇ……もうやべぇ……初体験の滝野より先にイッたらどうしよう……
 少年のチンコの付け根辺りがジンジンと痺れてきた。だが、なんとか面目は保てたようだ。
「あ、イク……イッちゃう……ふぁッ……もうイッちゃ……んンッ………イッちゃうよ!………うぁッああ!!」
 あられもない少女の喘ぎ声が、コンビニのトイレに響く。その声を追いかけるように、少年は智の子宮口の奥に白濁液をぶちまけた。
“びゅくん・びくん……”
 小さな膣内に収まりきらない白濁液が逆流して、便器の水溜りにポチョンポチョンと音を立てる。
 ……ああ……よかったぁ……いろんな意味で……
 ぼんやりとしてくる意識の中で、チンコだけはしつこいくらい精液を打ち出し続けていた。



                                     第六話完
652名無しさん@ピンキー:04/07/19 21:24 ID:iZqQxsBA
スーパーGJ!
これで>>636も服を着られますな
653名無しさん@ピンキー:04/07/19 21:31 ID:f8HSUjMd
ミラクル乙!
続きが読めて嬉しいのだけど>>636タンが服をきてしまうのかと思うと少しさみしい。
654名無しさん@ピンキー:04/07/19 22:00 ID:51sfKPGj
ペース早いな乙!
まさかこのまま全員外でやっちまうのか?
655名無しさん@ピンキー:04/07/19 23:41 ID:r2fejtg8
                   ,. -───-: 、
                   /::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   / '':::::::::::::::::::::::::::::::''''' ヽ
                  !::::::::::ィ::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::!
                i::|:::i::/l/  i;::ト、:、:::i:::::::::::::::i
                |::i/レ'-i''  'ヽi-ヾ,ヽ!:::::::::::::l
                |::ハ -‐-   -─- i::::::::::::::l  なにもしないって ゆーたやん・・・・。
                |::::::l|  |     |  | |::::::::::::::!
                iy' ゙ `ヽ | r---、! l,.!::::::::::::::l
               ソ  _,rシ:`;'-'=,‐,='r''i~!:::::::::::::|
               l   !rヘ,f f::=.-.=-`:l '!ヽ;i'> 、
               l   lヽ,_ミ},       .  ヽ
                l.   ト,.iハ l         、!  i
              ,!   l、'f i。     。 !: {
             <ノ、:  ,.}'/;i!,..ノ   、.__..イ  i;=-、
             /'{'ヽ._,r',. /,i!、     :::!   i ,!./
              `T-二!/ス,!tイ      ,::l:.,r '´.イー、
              `-/-'-'、'゙ _,i._  ,.r┴!  ,.ィ.l ,i,
               ,/´   i r'r_ュ'‐iヽi  ヽr,-' ノ/ ヽ
            ,/   .....:::::li'゙ ̄ ̄  `ヽ、ヾ、'´,_i.  l
            , '      :::/:::!ヽ::...     ヾ>- ,`ヽ.ト,
          ,:'      ::/:::::.i:: ヽ,       ヽ, -イ-、ヽ、
          ,/      .:/::::::::::i. i'ヾ;、       ヾ~l] ,ノ
        ,ノ      /::::::::::::::i, i i::ヽ、      ヽ-ー--、{ー-.、_
    ,rf''Y^)‐,._  ..::/´!`ゝ:-:、:::;:`:;!;';、:;;::::ヽ、      ヽ 'ーュ.'‐tぅiヘ,リ
このAAからSSを湧かせてください‥
656名無しさん@ピンキー:04/07/20 19:25 ID:J/Dyuu+l
氏ね655
657名無しさん@ピンキー:04/07/21 00:09 ID:4GlFj3vf
俺も大阪を泣かせる>>655を許さん!
658名無しさん@ピンキー:04/07/21 09:35 ID:9kvBHPAQ
大阪を泣かせるのはこの俺(ドカッ バキッ 
659636:04/07/21 13:01 ID:iF1GUNcP
乙!GJ!!最高!!!

服を着ようとしたが、なんかすごい穴開いてた(マジ)

仕方ないからアロハで次回を待つよ。
660名無しさん@ピンキー:04/07/22 02:41 ID:JmoRxMp4
>>485 >>603
神楽×榊の話の続き
661夏の思い出:04/07/22 02:42 ID:JmoRxMp4
「あ…ご、ごめん!!」
慌ててベッドに両手をついて榊から体を離した。
が、その体勢のまま私は動けなくなってしまった。
なんせ今私のすぐ下にはベッドで仰向けになっている榊がいる。
それに…私を見つめる榊の瞳がどことなく熱っぽい気が…。
この状況って、チャンスなのか?
ゴクリ………思わず唾を飲み込んでしまう。
「神楽」
榊の手が伸びてくる。
私の頬を撫でるようにかすめて、ゆっくりと首に腕を回される。
「…いいよ」
その言葉に私は完全に吹っ切れた。もう一度榊に覆いかぶさり、唇を重ねた。

……甘い。
それが榊とした初めての深い口付けの率直な感想。
甘露って、こういう味なんだろうな…。
榊と舌を絡ませながら、私はぼんやりした頭でそんな事を思った。
「ん…ふぅ、はぁ」
もっと強く、深く榊を味わいたくて顔を少し横に傾けて側面から榊の唇を奪っ
てみる。
「ちゅ……んくっ」
そのまま私は何度も榊の唾液を吸い上げて飲み込んだ。

どれくらい時間が経っただろうか。
私は榊からゆっくりと顔を離した。
「あ……」
名残惜しそうな表情で榊が声をあげる。
「また後でしてやるよ」
そう言って私は榊の制服に手をかけてめくりあげた。


662夏の思い出:04/07/22 02:46 ID:JmoRxMp4
「へぇ、やっぱキレイな形してんだな」
「やっ…」
私の言葉に榊が恥ずかしそうに両手で胸を隠した。
「へへ…隠さなくてもいいだろ?一応女同士なんだしさ。
…触るよ?」
私は榊の手を外すと、ゆっくりと揉み始めた。最初はできるだけ優しく、外側
からじっくりと時間をかけてその感触を楽しむ。
榊はその間目を閉じて声をずっと押し殺している。そんな榊に私は少し意地悪をした
くなってしまった。
いきなり敏感な突起をつまみあげてみる。
「あぁっ!!………っく」
自分の出した声に驚いて榊は慌てて口を両手で塞いだ。
「何だよ。声、聞かせてよ」
榊は口を手で覆ったまま、いやいやするように首を激しく横に振る。
「ふぅん、まぁいいや。それなら…」
私は榊の胸を下から強く掴みあげて先端を咥え込んだ。
もう隆起してしまったそれを舌で舐め上げ、押しつぶし、軽く歯をたててやる。
「ん…あっ!やぁっ………あ、あああ!!」
必死に我慢しようとしていた榊だが、私の執拗な胸への愛撫に耐え切れずに声
が漏れる。
榊が感じてくれている…。
その事が嬉しくて、もっと反応が見たくて私は思いつく限りのことを試してみ
た。
榊ももう声を抑えていない。榊の手は今や私の頭と背中にまわされており、私が
与える刺激を積極的に求めてくれている。

「ね…榊、そろそろこっちもいいかな?」
片手で胸への愛撫を続けながら、もう一方の手をスカートに滑り込ませて下着の
上からそっと触れる。
「ん…、そ、そこは…」
「今更何を…。誘ったのは、お前だろ?」
「でも…やっぱり、まだ恥ずかしい…」
663夏の思い出:04/07/22 02:49 ID:JmoRxMp4
強引に下着を脱がしてもよかったけど、私と榊の初めての経験なんだし、
ここは榊の意見をできるだけ尊重してやるべきかな。…できるだけ。
「分かった。じゃあ、脱がさないままで…させてくれよ。
これなら我慢できるだろ?」
私は下着の中に手を差し込んで、もう十分に濡れそぼった秘所に手をやった。
割れ目に沿って何度も指を往復させる。
「はぁ………」
しばらくその行為を続けていると、強張っていた榊の体から徐々に力が抜けて
いくのが分かった。
もう、大丈夫かな。
「榊、そろそろ…入れるね?」
恐る恐る頷いた榊に軽くキスをして、私は榊の中に中指を差し入れた。
そのまま慎重にゆっくりと指を動かす。
「あ……はあっ…んく……うんんっ」
榊の口から嬌声があがる度にどんどん溢れてくる榊の蜜。
次第に私の指の動きも滑らかになっていく。それに応じて間隔が短くなってい
く榊の呼吸。
私自身何もされていないのに榊の痴態に視覚が、熱い吐息と秘部から聞こえて
くる水音に聴覚が刺激されてしまい、私の体に熱が高まってくる。
その火照りをごまかすように、私は夢中で榊の奥の一点を強く攻め立てた。
「か…かぐ、ら……」
掠れた声で私の名を呼びながら、榊が震える手で私の制服の裾を掴んだ。
「ああ……か、神楽ぁ……!」
「いいよ、榊…イカせてやるよ」
私は中指の動きをいっそう激しくすると同時に、親指で陰核を擦り上げてやった。
その瞬間榊の肉壁が私の指を痛いほど圧迫してきた。
「…っ!?」
「やっ!神楽っ……あぁぁぁっ!!」
榊は私の前で体を震わせて絶頂に達した。

664夏の思い出:04/07/22 02:55 ID:JmoRxMp4
「さ、榊…大丈夫か?」
私は枕元に座ってベッドでぐったりと横になっている榊に話しかけた。
「うん…」
榊は先ほどの余韻がまだ残っているのか、どこか惚けた表情のままだ。
やがてゆっくりと腰を上げて私に尋ねた。
「…神楽は、されなくていいの?」
「え?い、いいよ私は……榊が感じてくれてるとこ、いっぱい見れたから。
十分満足したさ」
「!……ばか」
榊はまた顔を真っ赤にすると近くにあったぬいぐるみをギュッと抱きしめて
私を睨みつけてきた。

か…かわいい。

初めて榊をそんな風に思った。
普段は凛として綺麗なのに、今私の目の前にいる榊は何とも言えず可愛らしかっ
た。
こんな榊も…悪くないな。いや、むしろ……。
「…榊ぃ〜!!」
何だか無性に榊が愛しく感じられて、私は榊の胸に飛び込んで強く抱きすくめた。
榊の肌の感触がとても心地良い。
「あぁ〜、榊!なんか…すっごく好きだ」
「う…うん。……私も神楽の事、好きだよ」
私のいきなりの行動にちょっと戸惑いつつも榊は私を抱き返してくれた。
ああ……幸せだ。

夏休みを明日に控えたその日、榊はようやく心の底から私を受け入れてくれた。
ついでに身体も。…そう、私達は真に結ばれたんだ。
きっとこの夏は素敵な思い出が沢山作れる。今ならそう確信できる。
大好きな榊がいてくれるのだから。

私は榊に髪を撫でられながらゆっくりと目を閉じた。
665夏の思い出:04/07/22 03:01 ID:JmoRxMp4

しばらくそうして抱き合っていると、榊が耳元で囁いてきた。
「ねぇ…、神楽……?」
「…ん?」
「君は…私の……初めての恋人だし、…初めて身体を許した人でもある…」
「うん…。」
「だから…責任、取ってくれよ?」
「へ?…あ、あぁ。」
訳が分からないままつい返事をしてしまった。
責任?取れ?それって、………どういう事だ?
言葉の真意を読み取ろうと、榊の顔を見上げてみる。
だけど榊は私に悪戯っぽい笑みを浮かべるだけで、それ以上何も言っては
くれなかった。

(終)
666名無しさん@ピンキー:04/07/22 05:24 ID:V10EyrYV
えー!これで終わりなの?続きが読みたーい!!とりあえず乙!
667名無しさん@ピンキー:04/07/22 11:42 ID:UNQrw4IP
(・∀・)イイ!!
668名無しさん@ピンキー:04/07/22 20:40 ID:IdQZzAb4
ああ〜百合展開とってもいいです。
669名無しさん@ピンキー:04/07/22 22:33 ID:8toDgOBm
>>665
GJ!
貴重な百合SS支援です。
670名無しさん@ピンキー:04/07/22 23:07 ID:EZTOBi/D
>>665
神楽×榊素敵です。
671青い人たち:04/07/23 18:22 ID:u2YrCYcR
>>651の続き 前フリです。

「ううッ……なんかアソコ、変な感じがする」
 智が顔をしかめながら股間を揉んでいる。
 年頃のオトコの前で乙女がするにははしたない行為だが、いまの智はそんなことにかまってはいられないだろう。
 さっきまで智のアソコは“惨状”という表現がぴったりの状態だったのだ。
 それを見て、吐き出すものを吐き出して冷静になった少年は、勝手なものだがちょっと引いてしまった。
 オトコはこういったときはダラしない。オンナである智の方はというと、定期的にアソコの血を見ているので慣れたものだ。
 固まっている少年を尻目に、チャッチャと後始末を済ませてしまう。
「なあ、いつまでソレ出しっぱなしにしてるんだよ」
 智の目元が弱冠赤い。ポロンッとチンコを出したまま、少年は燃え尽きたボクサーのように座り込んだままだ。
「ん? あ、ああ、そうだな……」
 たしかに、このままではみっともない。“カラカラッ”とチリ紙を巻き取ると、チンコをキレイにしようとして……
「なに……ジッと見てんだよ」
 智がなにか興味津々の目で、チンコに視線を注いでる。
「オトコはどうすんのかな? て、思ってさ」
672青い人たち:04/07/23 18:23 ID:u2YrCYcR
「どうって、オンナと対して変わんないよ」
 こんなことにオトコだからといって、特殊なテクニックのあるヤツはいないだろう。
 それに、性欲がとりあえず去った後だと、こうして事後処理している自分を、オンナに見られるのはひどく情けない。
 普通、チンコをティッシュで拭いてる姿が絵になるというヤツはいないだろう。流行のヨン様でも無理だ。
「ふ〜〜ん、つまんねぇの」
 智がドアノブに手を掛ける。
「おい」
「あ、いいよ ゆっくりで、先に帰るから」
「……なんで?」
「なんでって……一緒にトイレから出てきたら怪しいだろ」
 今更という気がしないでもないが、男女が一緒に出てきたら確かに怪しい。
「それにさぁ……なんか…………恥ずかしいじゃん」
「あ……」
 智は自分の言うことだけ言うと、少年の返事も聞かずにドアを勢いよく開けて走り去る。
 トイレ待ちの人がいたら、少年の衝撃映像が見られていただろう。“ドアはゆっくり開けたほうがいい”智に言おうと少年は決めた。
673青い人たち:04/07/23 18:24 ID:u2YrCYcR
 そこから大体三分後。少年は慣れた手つきでチンコをキレイにすると、ズボンにしまって立ち上がった。
“コンコン”
 グットタイミングでドアがノックされる。
「クンクン……よし」
 とりあえず開ける前に臭いだけはチェックしておく。
 もしも臭いが残っていたら、少年がコンビニのトイレでオナニーするマニアックな人だと思われてしまう。
 臭いは完璧に無くなっていた。さすが技術大国 日本 。消臭剤のレベルも高い。
“カチャッ”
 ドアを開ける。
「「!?」」
“カチャッ”
 そしてすぐ閉める。
 ……いまなにか……見覚えのある……眼鏡を掛けた知り合いがいたような?……
“カチャッ”
 こんどは、外からドアが開けられた。
「……おはよう」
「……おはようございます、水原さん」
 その声は、さわやかな朝の挨拶にしては、やたらドスが利いている。少年の頭に浮かんだのは『修羅場』という言葉だった。
674青い人たち:04/07/23 18:25 ID:u2YrCYcR
 それから数分……少年は無事に健康な身体で立ち読みしていた。隣りには同じく暦が立ち読みしてる。
 少年はあまりのタイミングのよさに、智と暦がニアミスしたのかと思ったが、こうして会ったのは本当に偶然だった。
暦『親に頼まれてコーヒー買いに来ただけ』 だそうである。
 でもまあ、智とトイレから一緒に出てくるのを見られていればともかく、そうでなければ問題はまずない……のだが、後ろ暗い人間は
とにかくマイナスベクトルに突き進んでしまう。もっとも、このくらいは自業自得だろう。
 とりあえず、トイレに入ってる間に帰ってしまおうかとも思ったが、逃げ出すみたい(そのものだが)なので雑誌コーナーで
立ち読みしていると、出てきた暦も隣りに立って無言で立ち読みを始めた。それから二人に会話はない。
 ……やっぱ公園のアレを怒ってんのかなぁ……並んでるだけで、えれぇ〜プレッシャー感じるもんな……
 チラッと暦を見る。ちなみに今日の服装はTシャツに色の落ちたジーパン、美人はなんでも似合っちゃうから得だ。
「なんだよ」
 目が合ってしまった。こうなれば、少年もオトコだ。意を決して切り出してみる。
「その、アレ……やっぱり怒ってます」
 涙を流しそうになるくらいオトコらしい尋ね方だ。
「アレ?」
「ほら、公園で、覚えてない?」
“バンッ!!”
 暦が凄い勢いで雑誌を閉じた。少年を睨みつける。“目は口ほどに……”と言うが、はっきり出ていた。『死んでみるか……』と。
「こんどヤッたら頭カチ割るていうの、忘れてないよな……」
「も、もちろん」
 ついでに、そのとき思った疑問も覚えてる。頭に浮かんだときには、ポロッと口を突いて出ていた。
「公園じゃなきゃいいんだろ?」
「な!?」
 怒りのオーラを纏い、完全に主導権を握っていたはずの暦が、たった一発の少年の言葉で顔を真っ赤にしてよろける。
675青い人たち:04/07/23 18:27 ID:u2YrCYcR
「え!?」
 そして、言った少年本人もよろけそうになってしまった。
 ……なに言っちゃってるのオレは……いまのはどう取っても……あのときの続きしようってことじゃん……
 これは、このまま暦の右ストレートが唸りを上げても文句が言えない。セクハラってやつだ。
 暦のコブシが、しかも両手が握り締められる。
 ……一発じゃあすまさねぇってことですか……
 だが、左右の連打が放たれることはなかった。モジモジと、結んで開いてをくり返す。
「ど、どこで」
「え!?」
「だから、どこでって聞いてんだよ!!」
 声の威勢はいいが、目は少年と一瞬でも合えばすぐに逸らしてしまう。
 自分の言ってることがどういうことかは、よくわかってるんだろう。そして、もちろん少年にもわかってる。
「あぁ〜〜 え〜〜っと……」
 こういうとき、オトコの脳はフル稼働するのだろう。ぐずぐずしていると、オンナの気が変わってしまうかもしれない。
 ……オレの部屋は…ダメだな……水原の家は……親に買い物頼まれてんだよな……そんじゃあ……
 そのとき、少年の視界に一つのドアが飛び込んでくる。
「あ!? お、おい ちょっと!?」
 複雑な女心を持て余す暦の手を取ると、少年はそのドアへと躊躇い無く歩き出した。

                                             続く
676名無しさん@ピンキー:04/07/23 20:34 ID:sWL6n79o
ワクワク、ワクワク。
677名無しさん@ピンキー:04/07/23 20:43 ID:hqWt7W+L
まさかまたトイレか?w
コンビニも大変だな
678名無しさん@ピンキー:04/07/25 05:22 ID:SMiSEtYk
>>665
いいですね。
あずまんがの話はあずまんがキャラでつくるのが当然ですね。
679名無しさん@ピンキー:04/07/25 08:32 ID:gWAFt/2/
>>678
またこの手の荒らしか…
680名無しさん@ピンキー:04/07/25 12:16 ID:BwZAg1Ji
単に無神経なだけで荒らしと決まったもんでもない
681名無しさん@ピンキー:04/07/25 13:54 ID:y9mS8Zq0
スルー推奨
682名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:30 ID:yWUNuqbZ
感想を荒らしと決め付けるのがいるのか?
683名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:38 ID:gwwzrEW4
荒れそうな感想は控えるべきだと思うが
684名無しさん@ピンキー:04/07/26 02:07 ID:slPRLt1i
全然話は違うんだが、榊と神楽がお互いのブラジャーを付け合って「何処其処のは使いやすい」だの、「榊の方が私より
大きいの使ってる」だの、「「あぁ… 神楽の、匂いがする…」だの言ったり思ったりしてる情景がムクムクと思い浮かばれ
る今日この頃。
書中をお見舞いします。
685名無しさん@ピンキー:04/07/26 03:14 ID:xPSV39I1
榊×神楽激萌えぇっ!!
686名無しさん@ピンキー:04/07/26 22:29 ID:8PFTRjaC
>>684
途中まで普通の会話なのに最後だけおかしいw
687名無しさん@ピンキー:04/07/27 22:51 ID:fKPTk0oP
>>686
そこが萌えるのだ。
女が女にハァハァするからな。
688名無しさん@ピンキー:04/07/27 23:21 ID:rk/ZNric
>>687
意味不
689名無しさん@ピンキー:04/07/28 02:31 ID:vDoIVZRX
>>688
男が女に欲情してもつまらないですよ。
女が女体にハァハァするから
女体美の素晴らしさが強調されて興奮できるのですよ。
690名無しさん@ピンキー:04/07/28 02:57 ID:LVBTQRBX
>書中をお見舞いします。

書中? 書中? 書中てなに?

と言ってるのであろ?>>686
691チンカスSSきぼん:04/07/28 04:45 ID:ogusnIrk
そろそろN=DEATH ジャッカルのクズSSきぼん
692Re: 最後 :04/07/28 16:44 ID:fA2qPrtw
>只野名無し

分かったら二度と連絡してくるなよ。
と連絡するつもりだったが消えうせたか?
何か勘違いしてるみたいだが、
はっきり言ってお前みたいなクズ野郎はなどうでもいんだよ
それともこの前の××××というのが図星だったか?
この被害妄想膨らませたゴキブリ野郎

お前のクズSSの糞っぷりといい、白痴以下の頭の馬鹿っぷりといいウンザリなんだよ
お前みたいなチンカス野郎のためにそんな手の込んだ自演なんかするとマジで思ってんのか?
本気で思ってるのなら、お前手の施しようも無い馬鹿だぞ。
ただ馬鹿なだけでなく、おまえ自身というチンカス以下のウジ虫野郎を現実以上に過大評価している。
救いようも無いクズだ

もうお前がどんな名で相も変らぬゴミSSを書こうと構わんから
もう俺には関わるなよ。キモいねん、小汚いお前の存在自体がな。
何も知らんバカの分際で関係ない場にしゃしゃり出て来やがって
お前のウザさは天然ものだな。ここまでキモい奴はネットでもリアルでもみたことがない。
分かったか?お前はゴミなんだよ。SSがクズなだけでなく、人間としても糞カスなんだよ。
分かったらもうゴキブリの脳みそをフル起動の末勘違いでしゃしゃりでくんなよ、氏ねやバーカ
693名無しさん@ピンキー:04/07/28 16:45 ID:fA2qPrtw
すいません、変な誤爆してしまいました。
上のやつはこの板に関係ありませんので・・・
694名無しさん@ピンキー:04/07/28 18:33 ID:05aHhGAN
ならば消せ
695名無しさん@ピンキー:04/07/28 18:39 ID:uOjxlZho
>SSの糞っぷり、白痴以下の頭の馬鹿っぷり
>名前を相も変らぬゴミSS

これにぴったり当てはまるのが一匹ピンと思いつくのだがw
まあ、誰とは言わんがね、誰とは。
696名無しさん@ピンキー:04/07/28 18:48 ID:05aHhGAN
キムリンの奥さんネタが見たい
697名無しさん@ピンキー:04/07/28 19:20 ID:NlaBfKh0
>>695
もうその名は出すなや。見聞きするだけで反吐が出そうになる。
折角ずっと来なくなってるのに、またゴミSSでも書かれたら大変だ。
698名無しさん@ピンキー:04/07/28 20:26 ID:etIdVHx6
>>697
それってNのことですか?
今某スレがあのバカに荒らされていますね

699名無しさん@ピンキー:04/07/28 20:42 ID:gY1Yya6e
>>698
某スレって?
700名無しさん@ピンキー:04/07/28 20:46 ID:xUhk6gky
あそこを荒らしていたのはNの馬鹿だったのか。
ホントどこ行っても他人に迷惑ばっか掛けるガキやな〜
701名無しさん@ピンキー:04/07/28 21:39 ID:xqyNKvJj
自 演 大 炸 裂 だなくろまんが
あんたのわかりやすさに乾杯

まあNに「逆襲」しようが何しようが俺はどうでもいいけど
すごい勘違いっぷりだなw
ほんとダメだわあんた。
今度こそバイバイ
702名無しさん@ピンキー:04/07/28 22:10 ID:gY1Yya6e
なんかアンチNに続いてアンチくろまんが氏まで現れてる……
「どこのスレ」なんて聞いといて悪いけどとりあえずこの話題終了。更に荒れかねないし。

>>696
同意。結構いいキャラだと思うんだけどね。天然ボケは。
703名無しさん@ピンキー:04/07/29 13:17 ID:Qn+eH5BV
まあ、エ○は存在自体が荒らしだからな。
名前が出るだけでスレが荒れてしまう。



師んでくれると有難い。
704名無しさん@ピンキー:04/07/29 14:10 ID:jPOIYFM+
>>675
遅れながらもイイ!(・∀・) ですね。
続き期待です。
705名無しさん@ピンキー:04/07/30 20:16 ID:R/VK7Dhm
期待あげ
706名無しさん@ピンキー:04/08/02 23:38 ID:2Mu+tsFN
おいおい
落ちないだろうなここ……
707名無しさん@ピンキー:04/08/03 00:39 ID:pIGKhRQF
青い人たちマダー?
708名無しさん@ピンキー:04/08/03 02:17 ID:pIGKhRQF
裸で待ってるのに
709名無しさん@ピンキー:04/08/03 03:38 ID:rsJAwu9A
神楽×榊、前半だけです
710名無しさん@ピンキー:04/08/03 03:39 ID:rsJAwu9A
今は夏休み。今日は水泳の部活が午前で終わりだったので、午後から
榊と映画館に出かけた。
 ちょっと前から榊がずっと見たがっていた「捨て猫物語2」っていう、
いかにも榊が好みそうな映画を見ることになっている。
 前作は榊一人で見に行って、随分と感動したらしい。
 私だって注目してたアクション映画があったんだけど今回の榊は今までに無く
強情で、この映画を見ると言って譲らなく、さすがの私もとうとう根負けして
しまった。よほど私に見て貰いたいそうだ。
 
 館内に入ると、二人並んで座って映画が始まるのを待った。
 その間の榊ときたら…
「本当にいい映画なんだ。神楽もきっと感動するよ」
なんて喜々とした表情で話しかけてくるものだから、私も悪い気はしない。
 榊につられたのか、私も今まで大して関心が無かったその映画が少しだけ
楽しみになってきた。
「どんな内容なんだ?」
 …なんて乗ってみたりする。
「前の飼い主に捨てられてしまった猫が、新しい飼い主に出会うまでの苦難の
旅を描いたものだ」
 榊はさっき買ったパンフレットに目を落として答えた。
「ふぅん。…上映時間はどれくらいあるの?」
「2時間50分」
「え゛っ!?」
 それを聞いて、思わず椅子からずり落ちそうになった。
……そんなに長いなんて、ただでさえ水泳の練習で疲れてるというのに。
こりゃ榊には悪いけど、途中で寝ちまいそうだ。
 私が小さなため息を吐いたと同時に、開演のブザーが鳴り響いた。

711名無しさん@ピンキー:04/08/03 03:41 ID:rsJAwu9A

「おい榊、もういい加減に泣き止めって」
「だって…」
 映画が終わってからの榊はずっとこんな調子だ。
 パンフレットを胸に抱きしめたまま涙を流し続けている。
 よほど心を打たれたらしい。
 私の方はというと思ってた通り映画の序盤から眠り込んでしまい、
目を覚ました頃にはすでにエンディングを迎えていて、泣くどころか
話の記憶はほとんど無い。幸いなことに、榊は映画に夢中でその事実に
気付いてないみたいだ。あれほど薦めてた映画を寝過ごしてしまったなんて
知られたら、さすがのコイツも………。
「君は…感動しなかったのか?」
ギクッ!!…何てタイミングで聞いてくるんだ。
「え?あ〜、…いや」
 動揺しまくる私。そんな私の様子を見て榊が低い声で呟く。
「………寝てたな?」
 榊は涙を指で拭うと、私のことを恨めしそうな目でじっと見てきた。
 怒らせると怖いんだ、榊は…。
「ご、ごめん」
 うぅ、榊から静かなプレッシャーが……た、耐えられない。
 何か気を紛らわせるものはないかとさりげなく周囲を探っていると、不意に
私達の目の前に一匹の猫が飛び出してきた。
 その猫は私達の姿を認めると、そのままじっとこっちを見つめたまま動かなく
なった。
 しめた。これで榊の気を逸らせる。
「なぁ、榊。この猫ってさっき見た映画に出てた猫と、ちょっと似てない?
案外こいつもご主人求めて苦労してるかもしれないぜ?」 

712夏の思い出2・恋猫:04/08/03 03:44 ID:rsJAwu9A
するとどうした訳か、突然榊がまた顔を伏せて泣き始めた。
「おい…榊?」
「マルコ……」
「マ、マルコ?」
  …誰?
 戸惑う私を見向きもせずに、そのまま榊はその猫の方へフラフラと
歩き出した。
 そしてゆっくりと猫に手を伸ばしていく。
 どうやら撫でてあげるつもりみたいだ。
 まったく本当に猫が好きなんだからな…おかげで助かったけど、なんて思って
いたら……
「うっ!!」
突然榊のうめき声が聞こえてきた。
 ………噛まれてる。
 榊は手をジタバタさせて必死に振りほどこうとしているが、その猫は榊の手に
しっかりと食いついたままで一向に離れる様子が無い。
 あの猫…私の榊に何てことするんだ!!
 私は急いで榊の元へ駆け寄った。
「榊から離れろ!…この、バカ猫っ!!」
 私は右手を高くあげて猫めがけて振り下ろし、榊から叩き落としてやった。
 地面に落ちた猫はすぐに体勢を整えると、その場から逃げるように去って
いった。
713夏の思い出2・恋猫:04/08/03 03:47 ID:rsJAwu9A
 あの猫、今度見かけたら厳しく仕付けなきゃな。
 …っと、今はそんなことより…。
「榊、手ぇ大丈夫か?」
「…うん」
「本当かよ?ちょっと見せて」
 私は榊から強引に噛まれた方の手を取って傷の具合を確認しようとした。
…が、
「何だこれ!?」
榊の手のひらを見て私は呆気にとられた。榊の手には先程できたばかりの
傷口以外にも、大小多数の噛まれた痕が残っていたのだ。
「お前…これ」
「…いつものことだ。もう慣れた」
「…!」
 あれだけ長い時間榊と過ごしておいて気付かなかったとは…。内心自分の
迂闊さに舌打ちする。それにしてもこれはひどい。
「いいんだ。動物に罪は無い。…いつも無理に触ろうとする私が悪いんだ。」
そう言って榊は寂しそうな顔で笑った。その顔に私は胸が締め付けられる
思いがした。
榊ほどの猫好きな奴なんてそうはいない。そんな榊が猫に触れることも
叶わないなんて…。

714夏の思い出2・恋猫:04/08/03 03:50 ID:rsJAwu9A
 榊の手を掴んだまま、気難しい顔をしている私の考えてることを
察したのだろうか。榊はそっと私から手を引くと穏やかな口調で私に
声をかけてきた。
「本当に今はそんなに気にしてはいないんだ。今の私には、神楽が
いるから。君には…好きな時に触れられる。触れてもらえる」
 そう言って私の頭を軽くポンポンとたたく。
「それで十分だ。さ…もう帰ろうか。傷も大したことはない」
「…あぁ」
 どこか釈然としなかったが、榊の照れくさい言葉にうまく言いくるめ
られてしまった。
それっきり榊は何事も無かったように普段の調子で私と接し、やがて
お互いの帰路に着いた。


 その日の夜、私はベッドで横になって今日の出来事を思い返していた。
 猫が好きな榊…。猫に嫌われる榊…。
 榊は気にしてないと言ってたけど、…それならあんな寂しそうな顔、
するわけないよな。
 …榊のために何か私にできる事はないだろうか?
 でも相手は動物だ。こっちがどう頼もうと言葉が通じないし、思い通りに
動かせるもんじゃない。
 それでも猫に触らせるだけなら方法はあるはずだ。
 例えば、そこらの猫をとっ捕まえて私が抑えてる間に撫でさせる…いや、
そんな強引なやり方でアイツが喜ぶ訳ないよな…。
 やっぱ猫が榊を好いてくれるってのが一番だろうし……となると
私にはどうしようもないか…。
 …はぁ〜、もし私が猫だったら思う存分榊を喜ばせてやるのに……………。
 
 ん?今私、何て思った?私が、何だって?
 ベッドから勢いよく身を起こす。
「そうか…これはイケるんじゃないか」
 やってみる価値はある。…少々気は進まないけど。
715名無しさん@ピンキー:04/08/03 03:53 ID:rsJAwu9A
次で終わりです
716名無しさん@ピンキー:04/08/03 12:28 ID:7FY8zgxC
まってます。
717名無しさん@ピンキー:04/08/04 01:29 ID:Z+FtW3Du
あーあ、Nがでてきたせいですっかり寂れたなァ〜。
本当にあずまんがというジャンルを憎んでるとしか思えんな、あの馬鹿
718名無しさん@ピンキー:04/08/04 09:42 ID:FtxqO1f5
>>717
702だけど………
せっかく良作キタのに現時点でそのネタを出す時点で十分お前も同格だろ…
何度も言ったけどその話題を持ち出すのも荒らしだからもう止めれ。
>>714
GOODです。俺も待ってます。
719名無しさん@ピンキー:04/08/04 13:40 ID:uvBip+5M
>>718
まあな。言われるまでもなくもう止めにするよ。
あれの話題は言わば呪いみたいなものだからな。

だが、ここもめっきり寂れたな。
720名無しさん@ピンキー:04/08/04 14:20 ID:SDZoGmrP
別にいいじゃん、寂れたって。
ペースが遅かろうとなんだろうと
マターリ待つのみ。
721名無しさん@ピンキー:04/08/04 19:21 ID:T2vrII0B
青い人たち がーーっといってガクンッとペース落ちたね。
やっぱりあの生き方はだめだったんだろうかw
ゆっくりでいいですから待ってます。
あと、まだ書いてくださってるかわからないですが銀も待ってます。
722青い人たち:04/08/05 22:33 ID:CT/IRPev
まだ途中ですが……>>675の続き

 女の子を部屋(?)の奥に入れると、後ろ手に、
“カチャリッ……”
 鍵を下ろす。
 これで一応密室の完成、二人きりである。ここがどこか?いまさら言わなくてもわかるとは思うが、
「公園が却下、……それでセカンドチョイスがここか?」
 夏なのに、暦の声は底冷えするくらいに冷たかった。
 もっとも、トイレに連れ込まれてご機嫌というオンナはなかなかいないだろう。
「え〜〜っと、ここ、キレイだし、いいかなぁ〜〜なんてことを……」
 トイレが目に入ったときは『これぞ天啓』と神に感謝したが、やっぱり都合のいい思春期ワールドだったようだ。
 暦さんは大変ご立腹である。
「……帰る」
「え!?」
「……帰る」
 顔を伏せてるので表情はわからないが、暦はここに長居する気はなさそうだ。少年の身体を押し退けようとする。
「ちょ、ちょっと待て ここがイヤなら他の場所を考えるから」
「いい あんなこと口走ったワタシがいま思えばバカだった」
 そんな感想は、それこそ『いま』思われては少年は物凄く困る。もう“彼”は、スタンバッちゃてるんだから。
「どけ……」
 ここで普段の少年なら、ドスの利いた声にパブロフの犬よろしく条件反射で退くだろう。
 だが、今回は反射の仕方が違った。
“ガバッ”
 抱きついた。そりゃあもう、折れるほど強く。(少年はパワフルなマッチョではないので気分的にです)
 まさか少年がこんなワイルドな反応をするとは思わなかった暦の目が丸くなる。
723青い人たち:04/08/05 22:34 ID:CT/IRPev
「え!? ちょと あ!?」
 抱きすくめられて“彼”に下腹部が触れた瞬間、暦が身体を硬くした。ちなみに、“彼”ことチンコはとっくに硬くなってる。
 上目遣いの目が、期待に潤んだ……ような気がして、連鎖反応で少年は柔らかそうな唇を奪った。
「んンッ……」
 言語能力というのは三歳くらいが一番学習効率がいいらしいが、エロ能力に関しては十代だろう。
 少年はすかさず舌を差し入れる。
「ん……ンッ……ふぅ……」
 そして、暦も十代である。
 温かな口中で二枚の舌が絡み合い、互いの唾液が交換された。
 息が続かなくなるまでやり取りを愉しんでから、ようやく少年は唇を離す。
「あ……!?」
 それは暦のキスのときの癖なのか、追うように舌を伸ばしてしまい、真っ赤な顔で慌てて引っ込めた。
 しかし、ファーストキスをこの間したばかりで、妙にエロい癖がついてしまったものである。無論、少年は大歓迎だ。
「……なんだよ」
「なにが?」
 暦の目線は、上・上・下・下・左・右・左・右・B・A ようするにあっちこっちキョトキョトしてる。
「……なんでニヤケてんだよ」
 それでも、少年のアホ面はしっかりと視界に収めていたようで、なんだその、いつもとのギャップが……カワイイ。
 ……たまらんきにッ!!……
 少年のテンションが上がる上がる。
「水原 バンザイしてバンザイ!」
「はぁ?」
 突拍子もなくなに言い出すんだコイツは? 暦はそんな顔だが、この際そんなことはどうでもいい。
724青い人たち:04/08/05 22:36 ID:CT/IRPev
「いいから せ〜〜の バンザ〜〜イ♪ ほら、ご一緒に」
「バ、バンザ〜〜イ」
 とりあえず、暦はアホに付き合ってみる。
「もっと元気良く バンザ〜〜イ」
 トイレの中でなにをやってるんだと思わなくもないが、それは頭の隅に押しやって力一杯バンザイ。
「バンザ〜〜……!?」
“スポッ……”
 尊敬する人は?と聞かれれば『マチャアキ』と答える。そのくらい会心の瞬間芸だ。
 少年の手の中にはTシャツが、目の前にはバンザイポーズをしたまま固まる、眼鏡が片方ずり落ちた暦がいる。
 薄水色のブラが目にも鮮やか。彼女にしては珍しい、非常に間の抜けた恰好だ。
 暦はゆっくりと、顎を引いて目線を下げる。
「きゃぁッ!」
 キャラクターに合わない(暦には悪いが)声を上げると、両手をクロスさせて、その場にしゃがみ込もうとした。
「おっと」
 それを少年はインターセプト、抱きとめて阻止。しゃがみ込まれたら起こすのが大変、ナイスディフェンスだ。
 衣服が一枚ないだけで、暦の身体はさっきよりもずいぶんと温かく、柔らかい。
「絶対にあとで……クッ……頭…んンッ………カチ割る………ふぅ………」
「……あとでね」
 少年の左手が暦の背中を優しく撫でる。性感は男女問わず背中にあると聞いたことがあるが、どんぴしゃだったようだ。
 なおも少年を押し退けてしゃがみ込もうとしていた暦の抵抗を、確実に封じ込めていく。
725青い人たち:04/08/05 22:37 ID:CT/IRPev
「よっ、と、これで……どうだ!」
“カチッ”
 悪戦苦闘しながら、ブラのホックをなんとか外せた。
 前はブラをずり上げるという未熟さを暴露するものだったが、何事も経験がものを言う。
 そういえば今回は、わずかながら心に余裕のようなものがある。
 これが一日の長というものか、少年が肩に手を置くと、暦の身体があからさまに“ビクッ”と震えた。
 少年はすっと身を離す。
 ブラを外す為に少年は暦の肩越しにホックを覗き込んでいたので、いまどんな顔をしているのかとっても見たくなった。
「……くッ」
 羞恥心に強張る暦の顔。しかし、手は胸で、それこそ手が一杯だ。顔を隠す事もできない。
 悔しさと恥ずかしさがごちゃまぜになった表情に、少年はゾクゾクしたりして、将来が不安になる素晴らしい趣味だ。
 ……最近のエロビデオは恥じらいってもんを軽視しすぎなんだよな……
 業界に苦言を呈しつつ、しゃがみ込む。
 登山家の気持ちがよくわかる。『どうして山に登るのか・そこに山があるからだ』名言だ。
 暦の所有している山は、大きさこそ特別ビックマウンテンというわけではない。
 だが、壮麗な美しさがある。言うなればエベレストと富士山を比べるようなものか? ………ごめんなさい、やっぱ意味わかんない。
 とにかく『下乳がエロい』それだけが言いたかっただけです。


ムチャクチャ中途半端ですがここまで。
726名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:05 ID:LRMF4YPc
乙です
727名無しさん@ピンキー:04/08/06 01:09 ID:FgP7+7xP
ナイスインターセプト。
”ディフェンスに定評のある”池上と俺の中で命名。
何かやだ。
728名無しさん@ピンキー:04/08/06 06:50 ID:4l0ik808
>>727
スラムダンクかいなw
ともあれGJ!
729名無しさん@ピンキー:04/08/07 09:24 ID:uvboleYp
 暦が一緒に万歳をしてしまうところ、瞬間的に上着を脱がされて呆然としてしまうところ、
そして直後自分の姿を認識して羞恥するところ……いやぁ、笑える上に興奮しました。
 暦に間抜けなポーズをさせ、かつ恥ずかしがらせるというのは、イケナイイタズラを
嬉々としてやっていた少年時代の興奮を思い起こさせます。まあ、主人公はこれ以上の
ことをするのでしょうし、この場面は触りにすぎないのでしょうが、実のところココが
一番来るものがありました。
730青い人たち:04/08/07 22:05 ID:2NZgrjJt
コメントくださった方、ありがとうございます。
今回は文章表現にお遊びがすぎたかなと心配でしたが安心しました。

“バンザイ”
あれは昔、実際に女の子にやって大泣きされた苦い経験からです。
731名無しさん@ピンキー:04/08/08 02:09 ID:+sW/WqWB
あぁ、俺のよみがいよいよ犯られてしまいそうだ
732名無しさん@ピンキー:04/08/08 11:25 ID:t4GCjsK2
>731
何言ってんだ、主人公はお前だZE☆
733名無しさん@ピンキー:04/08/08 23:40 ID:CE5QbsLC
>>732
いいこと言った
734731:04/08/09 09:18 ID:HgdoBQd9
え、ウソ、本当に!?ひゃっほーい!
735名無しさん@ピンキー:04/08/09 13:00 ID:judt1lYx
残念!よみは今俺のティムポを貪っています
736名無しさん@ピンキー:04/08/11 04:10 ID:eP/LtqNp
いやしかし本当に長く続いているなここって。
737青い人たち:04/08/11 23:37 ID:VhO/xGnF
>>725 の続き

まあ、とりあえず山登りは後回しにするとして、その裾野、ジーパンのベルトに手を掛けた。
 ツンツンッと引っ張ってお伺いを立てる。
「いい?」
 暦は噛み締めた歯と歯のあいだから押し出すように、
「……好きにすりゃいいだろう」
 悔しそうにそう言った。そんな可愛い反応をするものだから、
「好きにしていいの?」
 増々エロガキを調子に乗らせてしまう。
 視線で人が殺せるのなら、三回くらい死なせそうな鋭い目つきで暦は睨むが、少年は悠々とそれを無視。
 だんだん打たれ強くなってきた。
「それじゃ、お言葉に甘えて♪」
 ジーパンのホックを外し、チャックを喜々とした顔で下げていく。
 本人は気づいてはいないが、峰不二子が胸元から股間までチャックを下ろすのが少年の初めて感じたエロの原体験だ。
 ジーパンをゆっくりと膝下まで下ろす。
「…………………………………」
 少年は露わになった水色のショーツに鼻先を近づけた。
“クンクンッ……”
 これにはマネキン人形の如く固まったままだった暦もハッとなる。
 口を開けばこのお調子者を喜ばせるだけだが、年頃の乙女にこんなデリカシーのない行為が堪えられるわけがない。
「!?な、なにしてんだ……」
 それを狙いすましたように少年はショーツの上から、暦の股間にむしゃぶりついた。
738青い人たち:04/08/11 23:38 ID:VhO/xGnF
「あふぁッ」
 不意打ちで送り込まれた快感に、暦は甲高い声を漏らしてしまう。
「ひッ……あ…あ……んあッ………」
 一度堰を切ってしまえば、それを止めるのは難しく、少年が舌先を躍らせるたびにピチピチッと白鮎のように暦の身体が跳ねる。
“ジュッ・ジュク・ジュル・ジュルル……”
 派手な音をさせて唾液を啜る少年の口内には、いくらもたたずに暦の秘唇から溢れ出たエロい味が流れ込んでくる。
“ゴクンッ”
 喉を鳴らして飲んでみるが、べつに美味なものでもない。しかし、クセになりそうな味だ。
 ……なんか……新しい自分を発見しちゃったかなオレ?……
 未知の快感に目覚めつつ、するするっとショーツを引き下ろす。
 たっぷりと舐めしゃぶられた秘唇はぐっしょりと濡れそぼり、その成果か、もう指先一本触れてないのにトロトロと後から後から
エロい粘液を湧き出させていた。
“むちゅッ”
「ふぁッ!」
 今度はフィルターごしではなく直に口をつける。暦のエロい味ががさっきよりもずっと濃厚に感じられた。
「ハッ……あッ……あふぁッ!」
 パサリッと少年の頭になにかが落ちる。
 ブラを押さえていた暦の両手はいつの間にか、切なさに耐えるように少年の髪の毛を掻き毟っていた。
 少年の唇は秘裂全体をなぞり上げ、立て続けに尖らせた舌先をぬかるみの奥に挿し入れる。
「ふぁッ…あッ……やンッ……あふぁ……」
 暦の秘裂からは、不埒な侵入者によって居場所を奪われた透明な甘い蜜が溢れ出す、少年はは粘膜の狭間で舌を蠢かせると、
先程よりも派手な、いや下品な音を立てて蜜を啜り上げる。
739青い人たち:04/08/11 23:39 ID:VhO/xGnF
「うぁッ………そんな…音…んンッ…だめッ……」
 口の周りを蜜で濡らした少年は、今度は真珠色の蕾に狙いを定めた。ちゅうぅ〜〜っと音を立てて吸い付く。
「んはッ!」
 暦は白い喉を無防備に晒して仰け反った。吸い立てられ、舐めしゃぶられた蕾は包皮をめくられ可愛く震えている。
「はひッ…ひッ……あッ……あふぁッ!」
舌先一枚に翻弄される大人びた優等生の姿に、少年は眩暈がするほどの興奮を覚えていた。
「ひぅッ!!」
 だが先に眩暈に襲われたのは暦の方で、カクンッと膝が崩れる。
「うわっと!?」
“ぐにゅん……”
 倒れかかってきた暦を、少年は下から慌てて受け止めた。誓って言うが、少年が胸に触ったのはワザとじゃない。
“くにゅ・むにゅ・むにゅん……”
 ただその後、指をむにゅむにゅ動かしているのはワザとだ。
 少年は指を動かしながら、力の抜けた暦を後ろから抱きかかえるように立ち上がると、便器の蓋を降ろす。
「ここ、手ぇついて……」
 囁かれて暦は身体を一瞬固くしたが、大人しく両手をついた。必然的に、お尻を少年に向けて高くかかげる格好になる。
 視線を感じるのか暦はお尻をプルプルと、捕食される前の小動物の様に震わせた。
 なにをされようとしているかは、無論わかっているだろう。それでも、暦に抗う様子はない。
 青少年に“してみたい体位は?”とアンケートを取れば、間違いなく上位に食い込んでくるのがこの交尾スタイルである。
 鼻息も荒く、肉食獣はジッパーを下ろすと牙を取り出す。
 本音を言えば、このまま我武者羅にチンコを突き立てたい。しかし、初めての暦にそれは酷だろう。
 サディスティックな気持ちを抑えて、少年はお尻を優しく撫でるとヴァージンを気づかった。 
740青い人たち:04/08/11 23:40 ID:VhO/xGnF
「……怖いか?」
「べつに……怖かない」
 そう答える暦の声は小細く、身体はガチガチである。
「だいじょうぶ……オレにまか、まか、まか…………ふぅ」
 こういった経験で少年は暦に対して一日の長と評したが、そう、まだ一日立ってない。
 『任せて』恥ずかし気もなくこの言葉を口走るのは、ハットトリックを達成したとはいえ、小僧には百年早いというやつだ。
「チマチマやってると痛いらしいから、一気にいくぞ」
 とりあえず、経験に基づいた意見だけは、ヴァージンに伝えておく。伏せた顔で暦は素直に頷いた。
 それを見て、二、三度秘裂にチンコを擦りつけると、少年は体重を掛けて腰を沈める。
「かはぁッ!」
 粘液質の音とともに、複雑に入り組んだ柔らかな肉壁が巻き込まれていく。
 暦の中は熱くヌメり、奥へ奥へと誘うように締めつけてくる。
 今回は吐き出したばかりなので持ち堪えられたが、そうじゃなかったら少年のオトコの面子が危なかった。
「……んぐッ……いッ…」
「力を抜け、そうすりゃ楽になる」
 言ってはみたが、本当にそうなのかどうかは、オトコである少年には一生経験する事のないタイプの痛みなので正直わからない。
 しかし、暦の目尻からはうっすらと涙が零れている。
 気丈な暦がヘタレの少年の前で涙を見せるくらいだからよほど痛いのだろう。なにかを言わずにはいれなかった。
 目線を何気なく下に落とすと、ス―――ッと暦の太股を一筋の血が伝っていった。
 暴れ回りたいと訴えてくるチンコの要請を、理性を総動員して無視するとじっと暦が落ち着くのを待つ。…………だけども
741青い人たち:04/08/11 23:42 ID:VhO/xGnF
 ……背中が紅く染まって……なんとも……こう……
 頭が感情を言葉として明確にする前に、少年の身体は十八番の独断専行で動いていた。
“ぺろ〜〜ん”
「ひッ!!」
 自分一人では絶対に見つけられない性感帯、予想もしなかった部位からの快感パルスに暦の身体が大きく反り上がる。
 感覚を引き出した当人である少年もこれにはビビッた。
「え!? い、痛かったか?」
「……はぁ……な、なんか……よくわかんない……けど……」
「けど?」
「ゾクッと……した……かな……」
「……それってさぁ」
“ぺろ〜〜ん”
「うぁッ!」
 ……気持ちいいってことだよなぁ……
 結論が出れば、オトコのヤル事は一つ。イヌになる事だ。
「ンあぁッ……はぅッ……んンッ……ぅああッ!!」
 熱心に、それこそバター犬の如く舐める舐める。ただイヌは、いくら賢くとも手は使えない。
 少年は自分が霊長類ヒト科である事を証明するように、指をいっぱいに広げて暦の乳房を鷲づかみする。
 痛みを消す方法は、新たな快感パルスを送り込む事だと悟った。己の性欲が抑えきれなくなったわけではない。…………決して。
742青い人たち:04/08/11 23:43 ID:VhO/xGnF
 それを弁護(?)してくれるように、
「うッ…うッ…んあッ……あッ…はぁんッ……」 
 暦の口唇からは徐々に艶のある声が漏れ出してくる。調子が天井知らずで上がっていく少年は目を細めると、
“きゅッ”
「はひッ!」
 乳首をひねる。暦の背がさっきよりも、更にグッと反りあがった。
 本当に身体が柔らかい。少年は危うくヘッドバットをもらいそうになって仰け反った。そうすると、自然に腰を突き出すようになり、
「くはぁッ!!」
 深くチンコを沈める形になる。
 『偶然は努力した人に起こる奇跡』最近観た映画でそんな事を言っていたが、そうするとこれは少年が起こした奇跡か?
“ずぅッ・ずちゅッ!……”
 少し腰を引いて、軽くジャブ気味に突いてみた。
「んぁッ!」
 あきらかに、暦が吐露しているのは快感である。
 ……そうとわかりゃ……
 少年も容赦しない。
“じゅむッ……じゅむッ……じゅむッ……”
 この交尾スタイルは慣れてくると腰を自由に動かせるので、非常に突き込みもリズミカルだ。
「はひッ……ひッ……あ、ンぁッ……はぁ……んぁッ……ひぁッ!!」
 暦のはしたない声に煽られて、少年の腰の動きはどんどん速くなる。
「ひッ、あ…あぁんッ……ふぁッ、あッ…んぅッ…」
 暦のお尻はもじもじと蠢くが、それは挿し入れられたチンコから逃れようとするかに見えて、その実、より深くへの侵入を
求めるものだった。
743青い人たち:04/08/11 23:44 ID:VhO/xGnF
 少年は期待に応えるようにチンコを雁首のところまで引きずり出し、一気に子宮の奥にぶち込む。
 甘い痺れが腰の辺りにジ〜〜ンッと込み上げてきた。これが限界を告げる鐘だという事を少年は知っている。
 ガクガクと身体を震わせている暦に、少年はこれがトドメとばかりにチンコを突き上げた。
「はひッ!!」
 亀頭が暦の膣内でブワッと膨らみ爆ぜる。尿道を通り、熱い矢が鈴口から放たれた。
「あッ、あッ、ああッ!!」
 快楽の衝撃に耐え切れづ、暦は上体を支えていた腕が崩れ、頭から突っ込みトイレのコックをひねる。
“ドジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!”
 水洗の音が盛大に轟いた。
 その水圧に負けないほどの大量の白濁液が、暦の身体の深い場所に注ぎ込まれる。
 ぐったりとなった暦の背中に、力を出し切った者だけが出来る微笑を浮かべて(自己満足だが)少年は覆いかぶさる様に倒れ込んだ。


                                     第七話完
744名無しさん@ピンキー:04/08/12 16:57 ID:n9jB+IVc

いつか少年殺されるかもな…
745518:04/08/12 20:01 ID:Rhwdr3mT
お久しぶりです。皆さん。
誰も覚えてないだろうけど大阪恋愛SSの続きを久々に書くことができました。
まだまだ終わりません。っつーか終われません。
では。
746518:04/08/12 20:03 ID:Rhwdr3mT
「・・・・・!?どうした!?」

「足・・・足が痛い・・・」
雨に打ち消されそうな小さな声で言った。

大阪の服はもう元の色がわからない位に汚れてしまっている。

「足か・・・・歩けそうか?」
大阪の腕を引っ張る。

「ありがとう・・・・大丈夫やから・・・」
ぎこちなく立ち上がる大阪。
もう敬語を使っていない。
747518:04/08/12 20:03 ID:Rhwdr3mT
「ホントに大丈夫か?フラフラしてんぞ・・・」

「うん大丈夫・・・・あわわわ!」
大阪はバランスを崩して倒れそうになった。
「おっと!」
マサキが両手を伸ばして受け止める。

「危なっかしいな〜お前」

「へへへ・・・ありがとぉ・・・」
純粋な笑顔を見せる大阪。
マサキはその笑顔に何か不思議な気持ちを覚えた。

優しい気持ちになれるような。

彼はまだその気持ちが何なのかわからなかったが。
748518:04/08/12 20:04 ID:Rhwdr3mT
「ホントに大丈夫か?フラフラしてんぞ・・・」

「うん大丈夫・・・・あわわわ!」
大阪はバランスを崩して倒れそうになった。
「おっと!」
マサキが両手を伸ばして受け止める。

「危なっかしいな〜お前」

「へへへ・・・ありがとぉ・・・」
純粋な笑顔を見せる大阪。
マサキはその笑顔に何か不思議な気持ちを覚えた。

優しい気持ちになれるような。

彼はまだその気持ちが何なのかわからなかったが。
749518:04/08/12 20:04 ID:Rhwdr3mT
「俺らもうびしょ濡れだな」
マサキはそう言ってボロボロのエナメルバッグから真っ白のタオルを取り出した。

「ほれ。ちょっと臭いかもしんねえわ」
苦笑いしながら大阪にタオルを渡す。

「ありがと〜。わっ!くさっ!」

「えぇ!?マジで臭かった!?」

「ウソや〜」

「・・・・・・・」
750518:04/08/12 20:31 ID:Rhwdr3mT
今日はここまでとなります。明日も書くかも。
751名無しさん@ピンキー:04/08/13 10:47 ID:mlOIC1ak
最近閑散としてるがな、頑張ってくれよな。青い人も518も。もちろん神楽×榊も。
今回は不肖オレが一人二役で応援だ!

       ↓↓↓

  _n                 n_
 ( l    _、_     _、_    l )  good job!!
  \ \ ( <_,` ) ( ,_ノ` )  / /
   ヽ___ ̄ ̄  )  (   ̄ ̄___/
     /   /    \   \

       _n n_
  _、_  .(  ll  )    _、_
( ,_ノ` )  `/ /ヽ  ( <_,` )
(    ̄ ̄___/ ヽ___ ̄ ̄   )
 \   丶     /     /    good job!!

   n                n
 (ヨ )              ( E)
 / |    _、_     _、_    | ヽ
 \ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / good job!!
   \(uu     /     uu)/
    |      ∧     /
752名無しさん@ピンキー:04/08/14 02:10 ID:t1CNPj74
>>751
俺もいる(; ´Д`)ハアハア
753名無しさん@ピンキー:04/08/14 09:39 ID:5PVg0JMs
オレも!!職人さん達グッジョ〜〜〜ブ!!
754名無しさん@ピンキー:04/08/18 17:00 ID:9+92Frw7
盆も明けた。職人さん達よドンとこい!
755夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:19 ID:4rcz9Rgs
 夏休みのある日。暦がラジオを聴きながら機嫌良く勉強していると、
玄関のベルが鳴った。
「はーい」
玄関まで駆けていき、声の主を確かめる。
「どなたですか?」
「よみー、私ー。開けてー」
声の主は智だった。ドアを開けてやると、バッグを背負った
姿があった。
「よみー。今日泊めてー」
「お前なあ……」
 暦は、智に今日自分の両親が旅行に出かけると話してしまったことを
心底後悔していた。
「なんでうちに泊まるんだよ! 自分の家で寝ろ! ご両親家に
いるんだろ?」
「だってさー、家にいると勉強しろってうるさくって。
せっかくの夏休みなのにー」
智は、そう言いながらずかずかと暦の家に上がり込んできた。
リビングに突入し、背負っていたバッグをばさっとソファーの上に
放り出す。暦はため息をついた。居座る気満々だ。止めても
追い払っても無駄だろう。
「自由な空間で羽目を外せるー!!」
いつも羽目を外しまくっているのに何を今さら、と暦は思ったが、
口には出さなかった。
756夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:19 ID:4rcz9Rgs
 風呂から上がり、髪を乾かすと、暦はさっさと寝てしまうことにした。
起きていてもぎゃあぎゃあ騒がれてやかましいだけだ。
智の見ているテレビを消す。
「あれ? なにすんだよー」
「もう寝るぞ」
「えー? まだ夜はこれからじゃーん」
「うるさい。静かにしろ」
 自室に入り、ベッドに潜り込む。智のせいで今日は疲れた。
「あれー、私のベッドは?」
「床に布団しいといたぞ」
「なんだよー。ゲストがベッドでよみが床じゃないのー?」
「誰がゲストだ!!」
暦の疲れがさらに溜まった。
757夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:20 ID:4rcz9Rgs
 暦は、ふと目を覚ました。まだ暗い。そして重い。体の上に、
何か乗っている。よく見ると、暦の上に、スタンドの小さな
明かりに照らされて、
智がうずくまっている。
「ふへぇ〜よみぃ、おきたぁ?」
 暦が目覚めたのに気が付くと、智はずずーっと上体を滑らせ、
だらしなく緩んだ顔を暦の顔に近付けてきた。
「うっ……」
 智から、不快な臭いがただよってくる。顔をしかめた暦が
ベッドの脇、智のためにしいてやった布団に目をやると、
布団の脇に空になった缶と瓶、そしてまだ中身の入った缶と瓶が
ごろごろしている。
(こいつ……思いっきり羽目を外しやがったな)
暦は智を家に入れた自分のうかつさを呪った。何か企んでいるのは
当然予想するべきだった。
「お前……なに人の家で酒飲んでるんだよ!!」
「ううー? よみぃ、これおいしーよぉ?」
「しかもべろんべろんじゃねえか!」
 突っ込みを入れながら、改めて智の様子を見ると、なぜか上半身
裸である。
「なんで脱いでるんだよ」
「あついよぉー」
エアコンの電源は入っているのだが、言ったところで無駄だろう。
758夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:21 ID:4rcz9Rgs
「あのな、智、言いたいことはいーっぱいあるんだが、まずは」
「よみぃー、聞いてよぉー!」
 出し抜けに智が暦の肩をつかんでガクガクとゆさぶった。
「ああーっ! もう、なんだよ!」
眼鏡をかけると、智のだらしない顔がよりはっきりと見えた。
軽くため息をつく。いつもながら、なんで私はこんな目に遭わなくては
いけないのだろうといつものように嘆いた。
「これー」
 智は、暦の上で自分の胸をぎゅっとつかんでみせた。なにがなんだか
わからず、暦はあぜんとして智を見上げる。
「これ、ってなんだよ」
「いや〜、わたひとあんたとでさぁ〜なんでこんなぁにサイズ
違うのかって」
「うん」
「考えたらぁ止まらなくなっちゃってさぁ〜」
「そうか」
なぜこいつが上半身裸なのかは納得できた。
「おやすみー」
「あーっ! ねるなぁー! よみぃ〜」
759夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:22 ID:4rcz9Rgs
 暦はしぶしぶと上体を持ち上げる。
「あのなあ、まずなんで人の家に酒を隠し持ってきてるんだよ」
「羽目外した! イエ〜イ!! いやー、飲んでみるとけっこー
おいしいもんだねぇ〜ひゃひゃひゃひゃ!!」
酒など飲んだこともなかったくせに、いきなり羽目を外してこうなった
ようだ。暦は頭が痛くなってきた。
「おおーっと、そんなことよりもさー、あんたさー、どーやって
そんなに胸大きくしたのさぁ〜」
酒臭い。智がしゃべるたびに酒臭い。
「大きくしたっていうか……」
 実際聞かれても困るのだ。やせる努力、体型を維持する
努力はしているが、胸だけどうこうしようなんてしていないし、
しかただって知らないのだ。おそらく、大多数の胸の「ある」女子は
同じことを思うだろう。そう思いながら、暦が言葉に迷っていると、
智が酔った顔をにへらっ、と嫌らしくゆがめた。
「んんー? あれかねー。揉んでもらうと大きくなると言うやつかねー」
「あのなぁ……」
 酒に酔って、締まりのない顔で、女の子にしなだれかかりながら
そんなことを言っていては、まるでセクハラおやじた。
そして、セクハラおやじのセクハラはまだ続く。
「ほれほれー! おおきくな〜れ〜」
「おいおい……」
智が、暦の胸に手を伸ばした。暦には、気持ち悪いとしか思えなかった。
智のすることそのものも、そしておやじチックな智の発想も。
760夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:22 ID:4rcz9Rgs
しかしまあ、こうしておけば、智もそのうち飽きるかもしれない。
急に眠気のぶり返してきた暦は、そう思い、そのまま寝入って
しまうことにした。ついでに智も寝入ってしまえばもっと
助かる。とにかく、眠くて頭が回らないのだ。
「ほれほれ〜。よみー?」
智の手は、無視してしまおうと思えば無視できる。別にあこがれの
王子様にタッチされているわけではないのだから。そして、暦の意識が
夢と現実の境目に落ち込みはじめたころ、突然彼女の口元に柔らかいものが
押し当たった。
「!」
 慌てた暦の口に、強い臭いの液体が流し込まれる。
(酒……?)
ちょっとのどに入ってしまい、慌ててそれ以上の酒の侵入を食い止めた。
口の中が刺激され、焼けるように熱い。たまらず吐き出そうとした瞬間、
胸の当たりに強い衝撃を感じた。
「あ……」
暦はいきなり乳首をつままれていた。そして、意識をしなかったとはいえ、
刺激を受け続けていた体はやはり反応していたのだった。
びりっと一瞬背筋を走った電気が暦の意識を一瞬溶かしてしまう。
その間隙を縫って、吐き出そうとしていたはずの酒が侵入してしまった。
むせ返ってしまえばまだ良かったのだが、意識がハッキリしているとは
いえなかった彼女は、反射的に飲み込んでしまった。のどが焼ける。
761夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:23 ID:4rcz9Rgs
「かっ、がはっ……けほっ……と、と〜も〜」
 激しく咳き込み、恨みがましい声を上げながら目を開けると、智が
あいかわらず嫌らしく笑いながら暦を眺めていた。
「な、なにすんだよっ!」
「あ〜、ファーストキス奪われて怒ったぁ?」
これまたあいかわらずのにへらっ、という笑いで智が答える。
「っ、べ、別に初めてじゃ、って何を言わす!」
「うおぅ! すげーっ! さすがえろえろだー!」
ついつい余計な告白をしてしまった暦を相手に、智はまるで悪びれる
様子もない。
「えろえろじゃねぇっ! だいたい……」
「だってえろえろだよん。それに揉んだら胸大きくなってるし〜」
「ああ?」
「こ、こ★」
 だしぬけに、智が暦の乳首を、つん、とつつく。さっきつままれた
ときは慌てていて気付かなかったが、そこが固くなってふくらんで
いたことを思い知らされ、急に気恥ずかしくなった。
「こ、これは大きくなったとはいわねーだりょ!」
暦は、自分の顔がかあっと熱を帯びるのを感じた。智が、ずいっと
前に進み出てくる。
「ほほぅ。お〜きくなったんじゃないのなら、きもちよくなっちゃったの
かにゃ〜?」
「な、なわけにぇーだろ! おめーはっ! 触ったりきゅーに
寒いところにいっららだれでも乳首は立つじゃにぇーか!」
 暦は自分の異変に気付きはじめていた。おかしい。うまく
しゃべれない。
762夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:24 ID:4rcz9Rgs
「正直に言ったほうがいいよ〜。我慢は体に良くないし、たのしーことは
やっぱりいいよ。ね、よみちゃん」
「こ、このぉ……」
手を振り上げようとした暦の視界が揺らいでいく。めまいがする。
初めての、酔ったという感覚。ああ、罠にはまった、と思ったが
もう遅かった。
「よみは、おしゃけ飲んでないから楽しくなかったんだよー。だから」
「あ……」
 仰向けになったまま、もはや小さく声をあげることしかできない暦に、
智の顔が近付く。
「これ飲ませてあげたの。でもよみって、以外に弱いんだねー」
英語ではない、読めない外国語のラベルが張ってある、透明な酒の
入った透明な瓶。それを振って、智はますます不敵に笑った。
「んで、口に入れてた私も、ちょーっときちゃってさー」
智が暦の上にばたり、と倒れ混んだ。
「胸の大きくなるほーほー、教えてほしーなぁ、なんて」
手を胸に伸ばされても、暦は今度も抵抗しない。というより、
抵抗できなくなってしまっていた。ごそごそと、まさぐるように
智の手が動く。寒気のような、でも微妙に違う感覚に暦はゆっくりと
侵されていく。
「とも……だめだろ。こんな……やめろよ」
「ふふーん。じゃー口が半開きになってるのはなんでですかー」
 智は相変わらず痛いところをついてくる。
「それに……ここも、また、おっきくて、かたーくなってるもん」
「つっ……」
 結構飲んでるだろうに、智は微妙にろれつの回らないことを除けば
とても元気だった。そして、その愛撫はいやにうまい。
763夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:26 ID:4rcz9Rgs
「だって……わかってんの、女同士で……」
「女同士だから問題ないんじゃん。男に無理矢理酒飲まされて
こうされたら大問題でしょ?」
「そうじゃなくてにゃ……ふっ、ん……」
智のうらやむ大きさのある胸を、ゆっくりとこねまわされる。わき上がる
甘いうずきに、理性が必死に警告を発するが、酒と、智の暖かさと、
快感に飲まれて警告はかき消されていく。
「と、智はいいのかよぉ、私なんかの相手……」
「まあ、ね。男が理想だけどさぁー。一人よりはマシだしー。それに、
私が自分を相手にあみぃ出した秘技をぉ……」
「え……?」
やけにうまいはずだ、と暦が納得して智を見上げると、智も闇の中で
顔を真っ赤に染めていた。
「い、いいだりょー。さみしかったんだもん!」
だからといって自分相手に秘技も何も、と思いかけた瞬間、暦の理性が
また大きく揺さぶられた。
「あっ、ああ……そ、そこさわんな……!」
「ふん、だ。よみだってぇ、気持ちいいくせにー」
 股の間に手を伸ばされ、うろたえたところで、一度火のついた
快感は止まらない。たとえ、相手が智だったとしても。
(いや、智だからか。ち、違う、私はそんな趣味は……)
「むずかし〜こと考えてたでしょ。いいじゃん。楽しいことしようぜ!」
「ひっ! ああっ」
下着の横から、細い指が差し込まれ、暦の大事なところをちょっと
不器用になではじめた。そして、智は暦にも恐ろしく感じられるほど
妖艶に微笑んだ。
(こいつ、こんな顔するんだ……)
驚いた暦を満足げに眺め、智はさらに刺激を続ける。
764夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:26 ID:4rcz9Rgs
「よみ。考え込んでちゃダメだよ……。夏を楽しまないとさぁ」
「そんな、気楽に……んっ、やめて……考えりゃれるお前が、ああ……
うらやまし……ん」
 くちゅり、と音が鳴り、二人の湿った唇が合わされる。
(あ……、あったかい……。酒のせいだ……酒のせいでこんなに
なったから、しょうがないよな……)
逃げる、とか抗う、という意識が、暦の中から抜け落ちていく。
「ねえ、よみ……」
「ん……?」
 うっとりとして閉じていた瞳をそっと開けると、目の前の
幼なじみは切なげな顔をしていた。
「はやく……むね、おおきくしてよぉ……。あああ……はんっ……」
突き出された智の胸に、暦の指がゆっくりとはい出した。
「なんだよぉー、もう十分大きくなってるじゃないかー……」
乳首に触れながら、暦がつぶやいた。
「あっ、そ、そっちのおおきさじゃなぃ〜」
「でも、全体としてBはあんだろ。だったら……ひぁ、こ、こらっ」
 その言葉が、智の逆鱗に触れたのか、智は暦の股間にもっていっていた
手をまたうごめかせはじめた。
「Bじゃたりねーもん! そんなこと言うよみはおしおきだよ」
「ああ……とも、そこ……」
765夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:27 ID:4rcz9Rgs
偶然智の指がクリトリスに当たったのを、もう一度とリクエストしている。
そんな自分に暦は気付いていた。ひどい酔いは無くなってきた。
めまいももう消えている。逃げようと思えばいつでも逃げられる。
けれども、逃げたくはない。離れたくない。
「ねえ、よみぃ。気持ち、いい?」
「あ、ああ……」
暦も服を脱いでいく。もはやつけていても気持ちの悪い下着も、
するりと脱ぎ捨てる。
「やっと素直になったね……」
「ああ、お前も素直になれぇ……」
「え?」
お返しとばかりに、暦も智の下着を下げ、割れ目をゆっくりと
なぞってやる。
「こうして、ほら……」
「あ、よ、よみのゆび……」
「智のは、この辺か?」
暦の指が智のクリトリスを探り当てた。
「ひ、いやぁぁっ! あっ、ああっ!」
(こ、こいつ、意外とかわいい……)
 大げさなくらいに叫ぶ智。その姿に暦はどきりとして、ますます
興奮が高まっていく。
「や、やだっ、やめてぇっ! ああ、だめっ……だめぇ……」
「胸大きくしたいんだろ? んっ……」
766夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:28 ID:4rcz9Rgs
勢いづいた暦は、体勢を逆転させる。智にのしかかり、胸で
ぺろぺろと舌を使いはじめた。乳首を口に含むと、智は
歯を食いしばってふるふると首を振る。
「ふっ、んー! んんー!」
「智……力抜いてみて」
もう一度、液に濡れはじめた智のクリトリスをそっといじりはじめる。
「ああああ……よみ、よみぃ!」
「わ、私のもちゃんと触って! ああ、そう……いいよ……」
 いつしかお互い我を忘れ、ベッドの上で重なったままお互いの
股間をまさぐりあっていた。
「ああ、ともっ、ともっ! そう、優しく……はっ、ふぁっ!」
智の指が正確に暦のクリトリスを探り当て、優しく暦の愛液を
塗り付けると、びくびくっと暦の背筋を快感が駆け上がる。
「ともっ、だめっ、力、はいんぁ……ひゃあっ! あ、ああ……っ」
暦の指も、智のクリトリスをぬるぬるといじめる。
「よみぃっ! ああ! ああぅ……おかし、おかしくなるっ!」
「くっ、とも、ともっ!」
「あ、あああっ!」
 智の指が、一瞬暦に強く押し付けられた。そして、智はぐったりと
力尽きる。
「あ……はぁ、よみぃ……」
「はぁ、はぁ……え、とも? ともぉ……もうっ……」
だらしなく開かれた口からよだれを垂らしながら、達してしまった智。
暦はこれからというところで、完全においてきぼりを食ってしまった。
「なんだよ。お前はいつもそうだよ。そうやって勝手に……ぐすっ……」
 緊張の糸が切れた暦に、これまでの疲れが一気に押し寄せてくる。
切なさに瞳を濡らしながら、暦はまた睡魔に身を任せた。
767夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:28 ID:4rcz9Rgs
「あ……」
 暦は目を覚ました。ふと時計を見ると、さっきから二時間ほど
経っている。まだ部屋は薄暗い。その薄暗い部屋の中で、暦は
「さっきのこと」を思い出してきて顔を赤くする。冷静になって
みればずいぶんまずいことをしたようだ。無理矢理酔わされたとは言え、
女同士で体をまさぐりあい、相手は絶頂へ……。
(う……あ、ああ……)
 そこまで思い出したところで、羞恥と後悔と背徳感が一気にこみ上げ、
暦は一人ベッドでもじもじする。今さらあれはなかったことになんて
できない。そしてさらにまずいことに、中途半端に熱くなっていた体が
今頃になってまたうずきはじめた。しかし智がいる以上、
一人でなんとかするというわけにもいかない。
(うう……。こんな、まずいよな……)
「よみー」
「!!」
 突然智の声がして、はっと声のした方を振り向くと、床の布団の上に
智が座っていた。
「目、覚めちゃったの?」
「あ、ああ……」
 暦には、智はいつもと全然変わらないようにしか思えなかった。
酔っていたせいで今晩の記憶がなくなっているのか、それとも
知らんぷりをしているのか。願わくば、前者であってほしいが。
768夏の夜の羽目の外し方:04/08/19 23:29 ID:4rcz9Rgs
「よみー、なんで服着てないの?」
「え? あ、ああっ! こ、これはっ、そのっ!」
 言われるまで気が付かなかったが、智はちゃんと服を着ているのに
自分は裸だった。うろたえる暦を見て、智が突然話題を変える。
「ねえ、よみ。あんた今もダイエットしてるの?」
「う、うるさいな! どうせ私は太ってるよ!」
「あのさ。テレビでダイエットに効くマッサージを」
「え?」
 智が、ふわりと軽い身のこなしでベッドの上に上がってきた。
「ダイエットに効くマッサージ。私が、してあげようか?」
顔を覗き込まれて、暦の背筋にぞくりと期待が走る。
「まだ酔ってるのか、お前」
「いいじゃん、どっちでも」
智の手が、そっと暦の脇腹をなで上げる。ぴくりと体が震えた。
そして、暦は折れた。
「……そ、そうだな。せっかくの夏休みだからな。いろいろ……」
「楽しんでみないと、ね」


769名無しさん@ピンキー:04/08/19 23:43 ID:fdXHg0Vk
出だしが不自然でしたが、読んでいるうちに状況に流されていく暦のごとくエロに引き込まれていきましたわ。
結構なお手前でしたъ( ゚ー^)グッジョブ!!
770名無しさん@ピンキー:04/08/20 01:28 ID:XU0yyzn1
(・∀・)イイ!!
>>755-769
エロ(・∀・)イイ!!
771他人の設定を使うN:04/08/20 03:08 ID:LyjORoms
>>755-769
ゴミSSだな
772またか:04/08/20 11:33 ID:bxej9mGe
>>771
一見Nが攻撃されているふうを装っているが、
切り口がワンパターンなこと、今更どうでもいい屑の相手をしてることから、
これが自分が攻撃されていることを装った誰かさんの自作自演だと明らかだろう。
773アホか…:04/08/20 19:59 ID:c3ECs0Cw
>>772
スルーしろお前も。だからこういうのが出るんだよ。
私もだけど。
774名無しさん@ピンキー:04/08/20 20:10 ID:c3ECs0Cw
まぁ池沼二名(?)は置いといて、
>>755-769
GJ!
よみ&ともキタ!!
775名無しさん@ピンキー:04/08/20 21:27 ID:Op2wMsoo
前にも誰か言ったけどNの話題出した奴は今後スルーよろ
>>755-769
百合イイ!(・∀・)
776名無しさん@ピンキー:04/08/20 23:29 ID:T6vY7Ssd
>768

いままで智は五月蝿いガキだと思ってたけど、始めて智に萌えた。上手い。GJ!!
777名無しさん@ピンキー:04/08/20 23:54 ID:rHWzaZ3n
智は酔ったふりだったと見た!
778名無しさん@ピンキー:04/08/21 01:17 ID:hA9ouVEi
>>776
なにぃ、貴様は歴代よみともスレは見ていないのかッ!?
それとも見たうえでそれでも智に萌えていなかったというのか!




すいません、久々のよみともSSに興奮してしまいました。
変な言い方だけど、自然で不自然ななりゆきがこの二人に
ぴったりだと思いました。
779名無しさん@ピンキー:04/08/22 01:54 ID:Jn0o3SRr
>>772
どうでもいいが、そんなゴミの名前はもう出すな。
場が荒れるだけだ。
780名無しさん@ピンキー:04/08/22 10:10 ID:jB/XH0Z2
>>779
どうでもいいが消えろ。どうでもいいなら反応するな!
お前のようなアホが荒らしやすい環境を作ってる事実にいい加減気付け。
初心者なのかそれとも確信的に荒らすつもりで反応するのか……。

これ以上この話題を引っ張るようなら荒らし認定でスルー確定。
(これも「で、Nなんだな」と言われるのだろうか?)
781名無しさん@ピンキー:04/08/22 10:24 ID:jB/XH0Z2
一行目が不自然になりましたな。
×どうでもいいが消えろ。どうでもいいなら反応するな!
○いい加減消えうせろ。荒れると分かってるなら反応するな!

アニメサロンみたいに「これ以上話題ひっぱたらスルー」と一応中立の意見を
述べたつもりでも自演と言われたけどまた言われたらたまらないので……

>>779
少しきびしめな言い方をしたが解説すると、
Nをどう思おうとそれについて意見を強制するつもりは無いんですけど、
「場が荒れるだけだ」と真剣に心配して注意をしたならそれは見等違いですよ。事実↑を
見てみたら言うまでもありませんがもう>>772の事は流れている。それを今になってより荒れそう
な形でぶり返すする事が荒らしに繋がると言いたかった訳で。
これも立派な反応だけど無視したら無視したらで場が荒れるのは目に見えるから。
これ以降はN系の話題アニメサロンで言った通りスルーしてください。
782名無しさん@ピンキー:04/08/22 11:27 ID:N7NZDcry
>>779-781
どうでもいい。GJな職人がきてきたってのに「話題を引っ張るな」の
一言ですむ所いらん悪態言ったり長々と論文書いたり……

っていうかしつこく言うがいい加減両方黙れ。以上。
783名無しさん@ピンキー:04/08/22 11:33 ID:N7NZDcry
よみともや、陵辱とかもいいけど木村と誰かの純愛も見てみたいかも……
あと百合の陵辱も。
784名無しさん@ピンキー:04/08/22 15:08 ID:Jn0o3SRr
>>780
どうでもいいならお前が反応するな。バカか?
お前のようなアホが荒らしやすい環境を作ってる事実にいい加減気付け。

>これ以上この話題を引っ張るようなら荒らし認定でスルー確定。

と言いながら、自分で反応してる時点でお前がアホ荒らしなのはミエミエ。
必死になればばるだけ見苦しいぞ、自演荒らしのN
785名無しさん@ピンキー:04/08/22 15:48 ID:FQhIYiER
>>784
もう工作はいいから
あんたはよそで自分専用に立てたスレの新作でも書いてろよ
さっそく荒らされてるじゃねーかw
786784:04/08/22 15:52 ID:N7NZDcry
>>784
別に俺は決め付けるなとかなんとも言わんが、
引っ張るな。本日二度目。分からないならお前も同レベル決定。
787782:04/08/22 15:53 ID:N7NZDcry
おっとレス番間違い。IDで分かると思うけど>>786は782ね。
788名無しさん@ピンキー:04/08/22 16:44 ID:Jn0o3SRr
これでN本人だとほぼ確定したな。
理由は、大多数の住人はNなどどうでもいいというのが本音なのに、
執拗にこれを擁護しようとする点。(引っ張るなといいながら、しっかり反論)

うかつに反応した漏れも不覚だったが、これは明らかに不自然だろう。

また、上の内容から某所を荒らしている人物とNとの関連が浮かんでくる。
とりあえず、このスレッドの荒らしの手口と向こうとを比較して見れば良い。

以上、どうせお得意の自演ラッシュが来るだろうがスルーする。
スレ汚し失礼。
789名無しさん@ピンキー:04/08/22 17:22 ID:emY27bg8
Σ(0w0 )ウェーーーイ!
790名無しさん@ピンキー:04/08/22 17:36 ID:r5D+1Cyx
>>788
またいつもの手か(´Д`)
マリみてスレ追い出されて以来
あちこちでこればっかだねくろまんが
―――――――――
360 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/07/29 17:36 ID:NFKHiXf7
必死になってると墓穴掘るだけだぞくろまんがw

361 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/07/29 17:55 ID:d7m8EcmQ
くろまんがってだれ?

362 名前:>>361 投稿日:04/07/29 18:21 ID:IQ5l5tSf
>>360(=他人の設定を使うN)が才能を嫉妬して嫌がらせしている書き手
糞SSであずまんがスレを荒らした厨房
リアル厨房、在日鮮人、○end説などがあるが、最近では
マリみてスレを荒らしていた真犯人ではないかとも。
―――――――――
「才能を嫉妬」なんて本人以外に誰が書くんだよw

あんたがよそでNと揉めたとき
自作自演で中傷しまくってアク禁くらったのはただの自業自得だろうに…
マリみてスレはあんたが相変わらずグロばっか書いてるから普通に嫌がられただけなのに
Nが報復に粘着してきて自分をスレから追い出したなんて本気で思ってんのかな
どこまで被害妄想が強いんだか

バイバイと言っておいたが目に入るとこにまた来たのでね。失礼
791782:04/08/22 17:52 ID:N7NZDcry
確定ね……どこを見て庇ってると思ったんだろ……
理由も全然理由になるわけが無いのを理由だと断言してるし。
自演のラッシュって言うからにはどうせこれも自演扱いされるだろうが、
とりあえずは形はどうあれこの話題は終わりそうだから手引きますわ。
元々Nが云々で無くてあえてNを出して荒らしてるとも思える行為止めさせたかっただけすし。
釣られたことに関しては申し訳ない。
とりあえずレス無駄に消費する片棒をついだ事は謝罪をしときますわ。
じゃ、この話題は本当に終了で。
792790:04/08/22 21:47 ID:z2rp1RA9
あ、コピペしてくるときにうっかり大事なとこを削ってしまった
362が厨房呼ばわりしてるのはもちろんNのことね

原文はこの板の鬼畜凌辱スレ
7月初め、マリみてスレ追い出されてきたくろまんがのSSに
ちょっと批判的な感想が付いた途端、物凄い勢いで
「おまえはマリみてスレから追いかけてきた粘着だな」と断定して攻撃する「ファン」が現れ、
以後そのパターンで延々荒らされるのが噴飯もの。その断定ぶりは>>788とそっくりだ

自演かどうかは各自の判断にお任せするけど、
俺は、このくろまんがという奴はどんな汚い工作でもやる人間だと見ている
自分の身勝手な「正義」のためなら、スレにどんな迷惑かけようとお構いなしのタイプだ

最後に。>>593も俺だ。あの後、他スレで名指しはせずに
「俺は某スレの593だが自演はやめたらどうだ」と呼びかけをしたところ、直後にメアドを指定してきた。
話の初っ端に送られてきたメールは、「知らない」でも「誤解だ」でもなく、
「お前はプロ固定か?50万円までなら出すぞ」だったよ。どんだけ怯えて生きてるんだろう
俺が断ると、タカをくくったのか一転して脅し口調に。もちろん決裂。
>>692は奴が俺にあてたもの(「只野名無し」は俺がメールで使った名前)だが、
これを見ると、俺をNだと思い込んだのだろうか
だから、こいつの被害妄想を加速させた責任は俺にもあるのだろう
その点は反省している。特にNには申し訳ない

とにかく、そういう輩がいるってこと
793名無しさん@ピンキー:04/08/22 21:51 ID:vIerLvlv
謝罪する気持ちがあるなら双方とも新作つくってうpしる。
そうすれば、おれは新作が読めてハッピー。
くだらない議論も過去に流れて万事OK
794名無しさん@ピンキー:04/08/23 03:47 ID:7xwO/b6y
良スレage
795名無しさん@ピンキー:04/08/23 09:34 ID:gYOn2Ydu
今、
>>793
いいこと言った!
796名無しさん@ピンキー:04/08/23 11:19 ID:zvMhU7op
>>792
何を言ってるのか分からねぇよ。第三者にも分かるように順を追って説明してくれ
事があるたびにNの名がでて雰囲気が悪くなるのってスゲェ、不毛に思うんだよ。
797名無しさん@ピンキー:04/08/23 11:26 ID:JnPylXKe
早く誰かか書いてこの雰囲気とばしてくんねぇかなー
798名無しさん@ピンキー:04/08/23 11:44 ID:EyHfI+4X
N関連レスはどうでもいい。SSを読みたいんだ。
799名無しさん@ピンキー:04/08/23 12:38 ID:sRwbUU2w
>>783
百合の陵辱はそんなに珍しくないので想像しやすいけど
木村の純愛ってのは……そういえば奥さんへのプロポーズを語るスレとかあったっけ
800名無しさん@ピンキー:04/08/23 12:47 ID:6tqovWUV
何となく800
801名無しさん@ピンキー:04/08/23 17:35 ID:HhsG4b1A
sage
802名無しさん@ピンキー:04/08/23 21:30 ID:Y2fvuQGP
>>792
次から次へとよくデタラメを考え付けるものだな。
好き勝手に言ってれば良いが、いつまでも無事でいられると思うな。
803名無しさん@ピンキー:04/08/23 22:18 ID:KrG8/IY8
>>793
スマソ…俺無理… ∧|∧
>>799
俺的に木村って結構いい人だと思うんですよねー。
ちよちゃんが木村に助けられる話があったし。
だから結構奥さん以外に純愛に使えるんじゃないかと思って。
まぁ既婚者と言う最大の欠点をどうのりきるかが問題っすけどw
804名無しさん@ピンキー:04/08/23 23:09 ID:+D8sJNDx
俺の勝手な思い込みだと思うけど、木村は「不触」を信条にしてるんじゃないかと思える。
教員として首がつながっているのも、結局手は出してないからなんじゃないかと。

あるいは、木村ワイフが凄く恐ろしいか……。
805名無しさん@ピンキー:04/08/23 23:43 ID:qERV4WCc
触るばかりがセクハラではない
806名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:00 ID:/e/33fjU
女子高生とか好きだから発言の直前
ともが気軽に話しかけてた事を忘れてないかね
807名無しさん@ピンキー:04/08/24 01:10 ID:amZXf/22
触らないセクハラの例
「にゃもせんせー、いつになったら結婚するの?」
808名無しさん@ピンキー:04/08/24 11:26 ID:5xbBSwxU
くろまんがの性格…コテのときにはそこそこ紳士的だが、>>692の文面を見ればわかるように
本性はきわめてドス黒い。「敵」と見なした者に対しては非常に攻撃的な一方、
猜疑心が異常に強く、他者から自分への批判はすべて「陰謀」だと信じるために、決して反省することはない。
そして、「敵」を潰すためにはどんな汚い手でも厭わない

>>796
3月〜5月に、くろまんがはよその板にてNとの揉め事を起こす。
ここエロパロにて自作SSの設定をNに流用されたことにかねてから恨みを抱いていた彼は、
コテと名無しを使い分けてNを攻撃しまくった。
コテで「おまえの作品を取り下げなければ著作権侵害で訴える」などと恫喝する
(前スレの終盤でNが自分の作品を収録から外すよう管理人に頼んだのはこのため)
一方で、名無しのときには「犯罪者」「テロリスト」「ゴキブリ」とあらん限りの罵倒。
「Nという存在自体を完全に抹消すべきであり、それが共通善につながる行為である」などと、
異常な執着心を見せて攻撃しまくる。
周りの住人から「もうやめたら」とたしなめられると、
「さてはNの正体はここの住人で、みんなでグルになってかばっているのだろう」と言いがかりまでつけ始める。
あまりの悪質さにとうとうアク禁。
だがその後もネカフェから書き込んで管理人を挑発するような言動を見せる。>>593はそのときの台詞の一部。
809名無しさん@ピンキー:04/08/24 11:28 ID:CfRuoTJu
その後、彼はエロパロ板のマリみてスレで数本のSSを書き、例のごとくグロな作風で反発も受けていたが、
それらに対しては名無しによる自演擁護で対抗。「自分を攻撃しているのは特定の粘着荒らしの仕業に過ぎない」
という信念のもと、自分に対して批判的なレスにはことごとく「荒らしブタ」認定して罵ったり、
まとめて削除依頼に持ち込んだりする。
そんなあまりにミエミエな工作もあってスレ中から総スカンを食らい、7月上旬に追放が決定。
その途端このスレに話を持ち込んできた(>>583)のも擁護工作の一環。
一応コテとしては去ったが、未だに「荒らしが職人を追い出した」と訴えるべく名無し工作は続けていて、
人の言葉尻をとらえては「荒らしブタ」呼ばわりしまくっている。
住人も慣れっこで「ああ例の人ね」とニヤニヤしながら見ている現状。

追放後は鬼畜・凌辱スレに作品を投下するが、ちょっと批判的な感想がついた途端に
また名無しで「マリみてスレから追いかけてきた荒らし」呼ばわり。
とにかくやることがミエミエなので「自演だろ」と突っ込まれまくっているが、
その度にひたすら荒らし認定で切り返している。

最近では、「マリみてスレの荒らし=N」だと尾ひれをつけ始め、風評を流そうと懸命になっている。
被害妄想にNへの憎しみが合体しているらしい。
また、「自分はプロ固定に狙われているのか?」と怯えてもおり、牽制のつもりなのか
ネット犯罪の逮捕者の記事をやたらコピペしたりしている。

当人の妄想の中では、「自分を陥れる陰謀」と果敢に戦っているつもりなのかもしれない。
だが、そのために自分がスレをいくら荒らそうが、それは構わないらしい。

ともかく、Nがらみの話題や騙り、「よその荒らし」の話などを持ち出してくる奴が現れたら、
ほぼ間違いなくくろまんがの工作だと思ってスルーをよろしく
810名無しさん@ピンキー:04/08/24 12:32 ID:eVIwV0LN
>>808-809
わかったわかった。
お前の叩いているその二人はロクなもんじゃない。
それで納得してやるから金輪際その話題を出すな。

今後たった一言でもその話題を出したら、そいつは自ら荒らしで
あると宣言してるのと同じだからな。この話はこれにて終了
811名無しさん@ピンキー:04/08/24 12:37 ID:LW5vclGP
妄想膨らませて必死だな、他人の設定を使うN
812名無しさん@ピンキー:04/08/24 13:16 ID:08x+r+NW
>>808-809
もうお前の被害妄想はいいよ。消えろ。
813名無しさん@ピンキー:04/08/24 13:19 ID:eVIwV0LN
だからさ、もう納得してやりましょう。
納得してやれば、わざわざ何度も同じ話題を掘り返したりしないだろうから。

これだけスレの空気を悪くしてまで自分の考えを訴えたのなら、
それを理解してもらえれば即座に身を引いてくれるでしょう。

スレの目的を無視して今後もNの話題を続けるというのなら、
自分の悪評を無視して平然と自己弁護を続けていたNと同じ。
アンチNさんに自尊心があるなら、自分を大嫌いなNと同格に貶めるような真似はしないでしょう。
814名無しさん@ピンキー:04/08/24 13:33 ID:+7z0HBz+
>>808-809
くろまんが氏とは違うと思うんだがね。
>>813
そだな。
じゃあ話題を戻そう↓
815名無しさん@ピンキー:04/08/24 13:35 ID:+7z0HBz+
>>807
智とか確信で、大阪が天然で言いそうだw
816名無しさん@ピンキー:04/08/24 14:06 ID:hmOb7/Wn
>>807
ゆかりちゃんに同じことを言ってもセクハラと思えないのは俺だけだろうか?(w
817名無しさん@ピンキー:04/08/24 15:24 ID:+kHl/7PL
>>813
何にせよ固定HN叩きはスレ違いだとくらいいい加減理解して欲しいもんだ。
どうしてもやりたきゃ最悪板にスレでも立てて勝手にやってろ。

おっと、どっかのバカのセリフじゃあないガネ。
818名無しさん@ピンキー:04/08/24 16:06 ID:+7z0HBz+
>>817
そこら辺は同意だぜ。ここはあくまでSSスレだし。再び話題を戻そう↓
819名無しさん@ピンキー:04/08/24 16:09 ID:+7z0HBz+
>>816
本人が気にしてないんならならないと思うぜ。

肉体的には命をかけるべきだろうがね。w
820812:04/08/24 21:35 ID:08x+r+NW
正直こんなの相手してしまってスマンカッタ。
以降は放置する。
821名無しさん@ピンキー:04/08/25 01:36 ID:CENRM4w2
木村みたく酒飲みに行くのに女性を誘うってのは
果たして普通のことなのだろうか
822名無しさん@ピンキー:04/08/25 02:31 ID:nLe/2k03
まあ何にせよ、誰かさんは存在自体が荒らしだという言葉の真の意味を、再確認させてもらった。
(これで漏れも基地外からくろまんが認定されるのか?w)
823名無しさん@ピンキー:04/08/25 02:51 ID:LLNsMH5B
>>821
普通かどうかはともかく、そこの部分をうまく説明したSSは存在する。
でも普通に考えれば、若い女性を飲みに誘うのは他意があると思うよなぁ。
824名無しさん@ピンキー:04/08/25 08:53 ID:umljwBZa
>>823
木村先生の教員日誌みたいなSSだったっけ?
確か教育論を交換し合うために誘ってみたとか書いてあったな。

専用スレがあったと記憶してるけど、どこいっちゃったかなあれ。
825名無しさん@ピンキー:04/08/25 09:48 ID:QtVtcUgy
木村の話題が多いな。
>>824
無くなったんじゃねぇ?

空気を無視してるかもしれんが、
私の意見ではあるが一回かおりん×木村を見てみたいもんだがね。
陵辱でも純愛でも。
826名無しさん@ピンキー:04/08/25 12:24 ID:GI+3TEbK
>>824
大阪板のこのスレです。
ttp://www.moebbs.com/test/read.cgi/oosaka/037510233/

基本的に大阪板にdat落ちはないのでご安心を。
827名無しさん@ピンキー:04/08/25 12:55 ID:QGaQ5VSy
かおりんの場合、純愛物の方が少ないという状況になっとります。悲しすぎる…
828名無しさん@ピンキー:04/08/26 00:48 ID:ycy/W6ni
雰囲気悪いからここで一発神の降臨を・・・
829名無しさん@ピンキー:04/08/26 14:41 ID:uFgUnCQR
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830名無しさん@ピンキー:04/08/26 20:50 ID:0MoSJfaa
>>829
エロ同人だとわりかし出てるのもあるな

触手役とか
831名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:47 ID:dhJouIyC
>>829
扱いにくいんだろう
832名無しさん@ピンキー:04/08/27 14:34 ID:6oCPaoey
>>829
榊とチョメチョメするために神楽にティムポをつけてあげるという役で、ある同人誌に出てましたな。
833名無しさん@ピンキー:04/08/30 01:58 ID:EokI8D9j
榊 「神楽……。」
神楽「ん?どうしたんだ、榊。」
榊 「………、その、あの…」
神楽「何だよ歯切れ悪いなー。悩み事か?私とお前の仲だろ?言ってみろよ。」
榊 「………判った。…その、これ、なんだけど……。」
神楽「………。」
榊 「………。」
神楽「え… これ、本…物…?」
榊 「…(頷く)。」
神楽「あの…… えっと…… 何?」
榊 「…… 思う存分出せば、無くなるって。」
神楽「出すって、何が?」
榊 「その…… セーエキというか、なんというか…。」
神楽「な!?出るのか!?」
榊 「…神楽の膣なら」
神楽「何ぃ!!?」
834名無しさん@ピンキー:04/08/30 17:26 ID:MRznmgBR
神楽「ま、待てって! こ、こういう時は……そうだ! 手! 自分の手でやれよ!」
榊「そんな……」
835名無しさん@ピンキー:04/08/30 19:33 ID:0sJ9HwEv
榊さんが猫にかまれるのは手がイカ臭いからだという仮説を学会で発表しよう
836名無しさん@ピンキー:04/08/30 22:31 ID:UHXF/Cjw
ノーベル賞もんだな
837名無しさん@ピンキー:04/08/30 23:51 ID:fAlyQrmT
神楽  「そ、そうだ! こんなときはかおりんを呼んでこよう。かおりーん!」
かおりん「はいなんですか……わわっ!」
榊   「……」
神楽  「実はこういうわけでだな……」
かおりん「わ、わかりました! 私、かおり、榊さんのためなら手でも口でも
     ヴァギナでも肛門でも!」
神楽  「でかい声で肛門言うな!!」
榊   「(ヴァギナは大きな声でもいいのか……?)」
838名無しさん@ピンキー:04/08/31 02:04 ID:yUrcXrQn
ところでこの話のタイトルはこれ?
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1080343522/682
839名無しさん@ピンキー:04/08/31 17:23 ID:GcF338UG
榊「わかった…………かおりん、いい?」
かおりん「榊さん……! はい、喜んでッ!」
榊「ちょっと痛いかもしれない……」
かおりん「かまいません! 榊さんのためならこの命!」
榊「いや、死には…」

榊「いくよ……いい?」
かおりん「はい……!」
榊「神楽……」
神楽「な、何だよ」
榊「本当に、いいの?」
神楽「……!」
840名無しさん@ピンキー:04/09/01 18:35 ID:TloCByHX
>>837の下4行に烈しくワロタよw
841名無しさん@ピンキー:04/09/02 17:38 ID:JYBNI0cA
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     (6    つ /   このスレでは何故私の出番は少ないのだろうか・・・
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           /   ヽ      :..
842名無しさん@ピンキー:04/09/02 17:47 ID:w+SBPSM1
×榊で書いてみるか…
843名無しさん@ピンキー:04/09/02 17:57 ID:UuniDdH3
>>841
あってたまるかぁ!!
>>842
すな!!
844名無しさん@ピンキー:04/09/02 18:07 ID:BGAFIejH
やらないかX榊は普通にエロ面白かったよな……やらないか本編を小道具として使っていたのも感心した支那
それを思えばお父さん(アナゴ、セル、メカ沢含む)X榊も期待してよいと思うのさ。
845名無しさん@ピンキー:04/09/02 20:21 ID:UuniDdH3
>>844
そういやそうだな。何かよつばとが始まった事とあらゆる組み合わせがもう
されてしまった事で衰退気味だからな…
>>842
ま、マジならかいてくれ。
846名無しさん@ピンキー:04/09/03 08:26 ID:loN3ICrW
AMNSが謝罪文を掲載する話はどうなった?
847名無しさん@ピンキー:04/09/03 09:09 ID:M/Sfin2D
言わぬが花
848名無しさん@ピンキー:04/09/03 11:51 ID:xzO3n+0D
>>846-847
何のこと?
なんでamnsさんが謝罪文を掲載するの?
849名無しさん@ピンキー:04/09/03 12:30 ID:M/Sfin2D
知らぬが仏
850名無しさん@ピンキー:04/09/03 12:54 ID:uY5VGki+
>>848には別所で色々あったとだけ言っておくぜ。実際知らない方がいい。
851名無しさん@ピンキー:04/09/03 17:32 ID:xzO3n+0D
>>849-850
ふーーん。そうですか。
わかりました。
とりあえず、そんな微妙な話題を出した>>846がD(ry
852名無しさん@ピンキー:04/09/03 23:54 ID:F9tolqgT
既に漏れの脳内では、何事もなかったことになってます。マジで。
きっと、あの日は、たまたま酒が入りすぎちゃったんだよ。一時の過ちさ〜。
てなわけで、
ampm、じゃなくって、amnsさんの次回作、まだですかー?
853名無しさん@ピンキー:04/09/04 00:08 ID:egsz9hEw
>>852
私も期待する。
だが最後の冗談は時期が時期なだけに…
854名無しさん@ピンキー:04/09/04 00:28 ID:hMuF28N1
何があったが知らないけど俺も次回作待ってる
amnsさんの榊神楽がまた読みたい
855名無しさん@ピンキー:04/09/04 00:52 ID:l1vLSDUf
>>853
> だが最後の冗談は時期が時期なだけに…

それってampmの部分?
だとしたら、それはわざとです。漏れ、昔さぁ、amns氏のSSに感動してレスつけた時、
受け狙いにわざと間違えてampmにした事があってさ、なんか懐かしく思い出してまた
同じボケをやってみたのさ。
ずっと昔から応援してるROMもいるって事、伝えたくてさ。
856名無しさん@ピンキー:04/09/04 00:58 ID:egsz9hEw
>>855
あ、なるほど…。正直スマンカッタな。
857名無しさん@ピンキー:04/09/04 04:15 ID:e9siTr4B
>>855
おお、あのときのあの人か。
……って自分はそのころまだ2ちゃんはやってなかったが。

たかが素人の作品と何気ない冗談を懐かしいと思うほど
歴史が続いちゃってるんだなぁ。
858846:04/09/04 13:19 ID:nVe4OHpp
変な話題出してスマンかったな。
特に説く名の2ちゃんじゃ荒れちゃ洒落にならん罠。

この先関連レスが来たら全部放置してくれ。
859名無しさん@ピンキー:04/09/06 01:42 ID:N54tsMSU
「ねー、にゃも」
「なによ」
「喘ぎ声ってあるじゃん」
「いきなりなにを……。そりゃあ、あるわよね」
「んで、私は英語教師じゃん」
「なにが関係あるのよ」
「やっぱり、相手は"Oh! Yes!" とか "I'm coming!!" とか
叫ぶのを期待してるのかねー?」
「さあ……」
「それともやっぱり日本的に、声を殺して『ん……』とか
『あっ……』のほうがくるのかしら」
「それは個人個人で……」
860名無しさん@ピンキー:04/09/06 22:19 ID:pMIbUR+E
>>859
とりあえず乙

喘ぎ声と言えばそれって文章にすると何かワザとくさくなる気がするなー
イク時の声なんか得に。
そこら辺は俺の脳内変換の問題かな…
861名無しさん@ピンキー:04/09/07 01:36 ID:CXGJNHi9
青い人忙しいのかな?
862【どっちの喘ぎショー】:04/09/07 14:02 ID:f94HiOpw
とも:
 「あぁあああっ、いい、いいよぉ、よみぃ、あ、あっ、もっと、もっとして! あはっ、そこ、だよ、んんぅ、ぁぅん、あぁっ、来るっ、来ちゃうっ、はあぁああぁああっっ!」

よみ:
 「あ……とも、そんなに強く……んくっ、ぁ……ふぅうっ…! やぅっ、あぁう、ふ……あ、あぁ……ともっ、も、もう…………〜〜〜っ!!」
863名無しさん@ピンキー:04/09/07 14:08 ID:jq2EzrrK
悩むのう…
864名無しさん@ピンキー:04/09/09 17:12 ID:sF2VkcjC
期待あげ
865名無しさん@ピンキー:04/09/11 00:25:05 ID:t6nsYFgl
>>855
漏れは正直いまさらどうでもいい。その程度の。
866名無しさん@ピンキー:04/09/11 16:09:48 ID:sY33OqT9
ういうい
867名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:37:27 ID:G0Yj1rQ0
おおさか:
 「ん……なんやぁ、体がぁ……飛んどる…ぅっ……くっ…そんなあっ…とこ舐めんといてぇ…ぅあっ…」
868名無しさん@ピンキー:04/09/13 09:45:35 ID:njBQmmvB
しかし、ここもすっかり寂れたな。
(これも空気を悪くする発言だろうか?)
869名無しさん@ピンキー:04/09/13 14:14:50 ID:u0p2PDmo
(これも〜だろうか?)シリーズが流行ってるのか? 萌えBBSの安置Nの「これも削除されるのだろうか」以来。 まぁマターリと神を待とうや
870名無しさん@ピンキー:04/09/13 18:27:04 ID:KNTV0VCZ
>>867
大阪だけ脳内変換が得意な私って一体…
(これも大阪弁フェチの発言にされるのだろうか?)w
871名無しさん@ピンキー:04/09/14 05:09:40 ID:0dNvII/F
dj…ぅっ…   ってとっさに思っちゃってごめんね。
872名無しさん@ピンキー:04/09/14 09:22:27 ID:QZEfFj39
だって少なすぎるもん
>>839
「い、いいに決まってるだろ! さっさとしちまえよ!」
 神楽が榊を怒鳴りつけた。
「榊さん……」
「……」
榊は、それでもまだ何か言いたげな顔をしていたが、かおりんの方に
向き直った。既に、かおりんは股を広げ、榊にすべてを捧げようとしている。
もう一度榊が神楽を見ようとすると、神楽はさっと顔をそむけた。
軽く息をついて、榊も覚悟を決めた。
「いくよ」
「はい……」
 本来ないはずの、しかも凶悪な大きさと形相をそなえた榊の「ナニ」が
かおりんにゆっくりと打ちこまれていく。かおりんは榊にしっかりと秘所を
開いていたし、お互いに知識だけはあったのか、入らないということもなく
まるで吸いこまれるかのように「ナニ」は突き進む。
「?……つっ!」
 はじめは無感覚だったが、入ってくるに従って痛みを感じ出したかおりんが
小さく声を上げる。二人の動きがぴたりと止まった。
「かおりん、大丈夫?」
「榊さん……やめないで。だ、大丈夫、です。続けてください」
「でも……」
「お願い……」
 かおりんは涙ながらに哀願する。ふっ、と榊は息をつき、なかば開き直ったのか、
一気に残りの「ナニ」をかおりんにぐぐっ、と打ちこんだ。ぬるり、と互いの
性器がこすれ、二人の股間から脳天へと感覚が駆け上がる。
「きっ、あっ、ああ……」
「かお……りん」
 ほとんど声にならない声をあげながら、二人は結合の衝撃にうち震えた。
そのまま、ただ震えながらしばしの間抱き合う。その姿を、神楽はとりつかれたように
見つめていた。
「ごめん、かおりん。痛いんだろうけど……。私、もう、その……」
「いいです、榊さんのお好きなように……く、ううっ!」
 ずっと興奮したままだったため、もうたまらなくなっていた榊が、それでも
気を使いながらゆっくりと動く。だが、その大きな体に生えた大きな「ナニ」は、
かおりんの華奢な体を容赦なく揺さぶった。ずしん、ずしん、とかおりんの体の中に
くさびが打ち込まれ、往復の度に、かおりんは背すじを反らせて榊を受け止める。
「あ、ああっ、榊さんが……榊さんがぁ……っ!」
ずりずりっと内壁をこすられ、体がこじ開けられていく感触に、かおりんは歓喜の
涙を流した。だが、十数回動いたところで、榊が止まった。
「……」
「榊さん……?」
 自分に覆いかぶさった想い人の顔を見上げるかおりん。一瞬間を置いて、
そして何かを納得した表情になった。
「……」
「……わかりました」
「ごめん……」
「いいんですよ。榊さんが、そうしたいなら……」
 榊の「ナニ」がかおりんからずるりと引き抜かれる。その凶悪で、扇情的な
「ナニ」はかおりんの想いでぬらぬらと光っていた。その光景に魅入られていた
神楽に、不意に二人の視線が集中した。
「なっ……! ち、違うぞ! 私はそんなの……」
あとずさった神楽に、立ち上がった榊が迫る。
「か、かおりんがしてくれてるんだろうが! ほら、早く終わらせてやらないと、
痛がってるだろ! おい、聞いてんのか……」
「神楽さん」
 不意にかおりんが神楽を呼んだ。神楽は立ち止まり、びっくりしたような目で
かおりんを見る。
「な、なんだよかおりん。ほら、榊にしてやれ……」
「神楽さん。ちゃんと言わないと、後悔しちゃうよ。私みたいに」
どくん、と神楽の心臓が大きく跳ねた。
「なっ? 何を言い出すんだよ!? 全然そんなの関係ねーよ!」
「だめだよ、神楽さん。榊さん、待ってるんだよ」
「違う、違う! 私は……」
 神楽が正面を向くと、すでに榊は神楽の目の前にいた。榊が、そっと神楽の
両肩に手を置いて、目を閉じた。
 しばしのためらいの後、神楽は伸び上がって、軽く目を閉じた。
そして、そっと唇を合わせる。二人は、同時に、心の底から、「暖かい」と思った。
「ん……これで、よかったのかな。ごめん、かおりん」
神楽が詫びると、かおりんはぽろりと一つ涙を落として、笑顔を作った。
「いいんだ。榊さんが、そうしたいなら」
「かおりん……」
かおりんは涙を拭った。ずきん、と心が痛む音が聞こえたような気がした。
「私、行くね。邪魔にならないように」
「待ってくれ!」
 去ろうとするかおりんを、神楽が呼び止めた。
「あ、あのさ……。ここに、いてくれねーかな。いろいろ、不安だし。い、いや、
あてつけとかそーゆーんじゃ……嫌なら、いいから」
我ながら奇妙だと思える提案に、どぎまぎする神楽に、かおりんは優しく微笑んだ。
「それは……榊さんが嫌じゃなければ」
「……榊。いいよな」
「……ああ」
 体を覆う最後の布をぎこちなく取り去ると、神楽は顔を真っ赤に染めながら、
ゆっくりとあおむけになった。
「ほ、ほらっ。早くしろ!」
「うん……」
しかし、力を入れてぴったりと股を閉じていては、どうしようもなかった。
「神楽、もっと力を抜いて……」
「や、やってるよ……か、かおりん!?」
 躊躇しつづける神楽の右ひざに、かおりんが手をかけた。
「お、お、お手伝いしてよろしいですかっ!?」
「う、うん。お願い」
「ちょ、こら待てっ! 榊もかおりんも!!」
かおりんが右ひざを、榊が左ひざをつかんで、神楽の秘所を晒した。ひやりと
涼しい感覚に、神楽の背筋が少しだけ震えた。そして、榊の右手が、
「ナニ」を支えて神楽に押し当てる。
「あ……」
 熱い「ナニ」が触れる感覚に、本能的に神楽も甘い期待を感じ、声を上げる。
数瞬の後、神楽がゆっくりと貫かれていた。
「……痛っ……たぁ。くぁっ……」
甘い感覚を裏切られて、痛みに神楽は顔をしかめた。それを見て、かおりんのときと
同じように、榊はそれ以上の侵入を止めてしまう。
「……このっ……バカっ! 早くしろ!」
「で、でも」
神楽の中で、榊の「ナニ」が中途半端な状態で自己主張している。神楽の
膣が、体が、今までなかった刺激に悲鳴を上げる。なのに、榊はまだうろたえている。
「くっ……。は、やくしろって、言ってるだろうが!」
怒鳴りつけられて、やっとのことで意を決して、榊が残りを押し込んだ。神楽が
ぴくっと大きく震えた。じわり、じわりと入っている、という感覚が神楽の中に
広がっていく。
「はっ、くぅぅっ……ったく、はぁ、もう……」
「ごめん」
「謝んなくていい。動け」
「うん……」
 榊が、かおりんのときよりもちょっとだけ激しく動き始めた。鍛えているとはいえ、
やはり神楽の体も榊と、榊の「ナニ」に大して小さくて、動く度に反動で揺さぶられた。
「神楽さん……ごめんね邪魔して」
かおりんが声をかけると、神楽は組みしかれたままちょっと笑ってみせた。
「私が、んっ、居てほしいって言ったんだぜ。うんっ、けど、ちょっと、ずるいかも、な」
「……」
神楽の感覚が、ゆっくりと、痛みから、腹の底から押し上げられるような、奇妙な感覚に
変わっていく。意識していないのに、のどの奥から声が出てくる。
「やっぱり、ずるい、よな。あふっ。……私、かおりんみたいに、めちゃくちゃ痛く、
ない、みたい、あうぅっ、でさ。変、だよな……」
「神楽……」
 かおりんとの会話の途中に割り込んで、榊が声をかけた。同時に、動きがいっそう
激しくなる。ゆさゆさと揺れが激しくなる神楽の胸に、かおりんも心を
奪われてしまっていた。
「これ、いいなあ。私もこんなだったら」
かおりんが胸に手を触れた。自分で着替えの時に触るのとは違う、電気のような
衝撃が走り、神楽の息が詰まった。その刺激に抗いたいという衝動と、呑まれたいと
いう感覚が同時に起こり、神楽は混乱する。
「こ、こらっ。よせよっ! ああっ、あうっ! さ、榊もかおりんもっ、んんっ!
私を、どうしたいんだよぉっ!」
 胸を揉み、こねられ、そして榊の「モノ」で乱暴に蹂躙されて、気持ちいいとははっきり
認識できないながらも、苦しくて、切なくて、ぞくぞくする気分がこみあげていく。
「あ、あああ……榊、さかきぃ……」
「榊さん、榊さん、気持ちいいんですか?」
「う……。んぁ、あ、ああ……」
緊張の高まりとともに、神楽の膣が締まった。榊の「モノ」に、ぬるぬると
まとわりつく。そして、榊の耳を、うっとりしているかおりんと、組みしかれている
神楽の声がくすぐる。目の前には、涙ぐみ、熱い息を吐いて顔を歪ませる神楽の姿が
ある。我慢を重ねてきた榊に、耐えられる刺激ではなかった。
「!! か、神楽、そんなにしたらっ、ああっ! わ、私、もうっ!」
「さ、さかきっ。ちょっ、うご、動くのはやすぎっ! あうっ、まてよぉ!」
「きれい……。榊さん、神楽さん……」
 その瞬間、榊が弾けた。目を閉じて、大きくのけぞった。腰の奥から何かが駆け上がり、
力強く「ナニ」を内側からなぞりあげながら飛び出していく。
「〜〜〜!!」
無言の悲鳴とともに、暖かい液体が神楽の中へ力強く注がれていく。腰がびくっ、
びくっと震え、次々と途絶えることなく送り込まれていく。ひとしきり注ぎ込むと、
力を失い、ゆっくりと榊が神楽の上に倒れこんだ。


つづく……かも。勝手にネタ使ってすまぬ。
879名無しさん@ピンキー:04/09/15 01:36:44 ID:2UbCrsqd
(・∀・)
880名無しさん@ピンキー:04/09/15 05:49:29 ID:ht6QObr3
(・∀・)イイヨイイヨー。
881名無しさん@ピンキー:04/09/15 09:27:07 ID:K08s71uw
乙!続けてくれ!!
882名無しさん@ピンキー:04/09/15 19:54:18 ID:4OK0gQHC
リレーSSだからにゃー 自分で続けるって手もあるかもにゃー
 榊が神楽とかおりんとしてしまってから三日後。三人は、放課後の学校のトイレの
一室にこもっていた。三人の視線の先には、未だに衰えない榊の「ナニ」がある。
「思う存分出せば、なくなるんじゃなかったのか?」
「……」
「それって、誰に言われたんですか?」
「……お父さん」
「はぁ!? 榊の!?」
「そ、そうじゃないんだ、ええと……」
 榊の説明は、いまいち要領を得ない。二人は首を傾げるばかりだった。
「で、どうするんだよこれ」
「……あ、あの」
「なんだよ」
「……また、出したくなってきて、そのっ」
榊の顔が、みるみる赤くなっていく。それと連動するように、榊の「ナニ」も
みるみる大きく、堅くなっていく。
「我慢は、してたんだけど……」
「……そーゆーことかよ。なくなるどころの話じゃねーな」
「ごめん……」
 神楽はため息をついた。
「あ、あのなぁ。そりゃ、苦しいんだろうけどさ……。いきなり言われても無理だよ。
今日は、その、血、でてるから」
「あ、神楽さんもそうなんだ。私もまだちょっと痛くて……」
「違うって。月の方」
「あ、そうか」
今日は無理だと聞き、榊が神楽の方に目を向ける。
「なんだよ。そ、そんな恨めしそうに見られても……」
「あ、ごめん……」
「その、あれだ。こんどはかおりんにしてもらえばいいじゃん」
 いきなり話を振られて、かおりんがぱっと顔を上げた。
「え、ええ? いいんですか!?」
困った風を装いながら、誰が見てもすぐに分かるほど喜んでいた。
「神楽……」
 榊が不安げに神楽を見る。神楽は、困った顔をした。
「別に、榊が嫌いだとかそんなんじゃねーし。譲るとかとも違うんだけど。
なんとゆーか、まあ、私はとにかく無理だから! じゃあな!」
榊の聞きたいところをあいまいにしたまま、神楽は走り去ってしまった。
個室には二人が取り残されてしまった。
「榊さん……」
 呆然としている榊の顔を、かおりんは覗き込んだ。
「榊さん、私で良かったら。なんでもしますから!」
榊はまだ呆然としている。
「あ、あの、やっぱり私じゃ、嫌、ですよね。そうだよね。神楽さんには
勝てっこないもん。最初からつり合わなくて……」
 自虐モードに入ってしまったかおりんに気づき、慌てて榊は反応した。
「あ、そ、そういうことじゃないんだ。二人の気持ちもそうだし、それに、
その、お月様で思い出したんだけど、妊娠とか……」
「あ……」
気まずい空気が流れた。
「……そういうこと、考えてなかった。ただ、自分の気持ちだけで……」
「……私なら、なにがあってもかまいません。自分でなんとかします!」
榊はため息をついた。下着をはき直し、見上げてくるかおりんに向き直った。
「そういうわけにもいかないよ。かおりんを傷つけるようなことを
したいわけじゃないんだ……」
「榊さん……」
「そういうの、その、防止するのも持ってない……」
不意に、かおりんが拳と、決意を固めた。
「心配いりません榊さん! 私が、どんな生き恥を晒そうとも
それを買ってきて差し上げます! もちろん、神楽さんに使っても
怒りませんから! 榊さんのためなら私は……」
「お、落ち着いて」
大音響の演説はトイレの壁によく響いた。誰かに聞かれるのはまずすぎる。
「あ、すみません……でも、今とりあえずなんとかしないわけにはいきませんよね」
「いや、今はだいじょう……」
 視線の先には、はき直した下着とスカートを押し上げて存在を主張する
「ナニ」があった。
「……」
榊は顔を伏せるしかなかった。股間だけでなく、首から上にも血がのぼる。
「そのままじゃ、帰るのも大変そうですよ。私で嫌じゃなければ」
「かおりん、気持ちはうれしいけど、やっぱり危ないよ……あっ」
 かおりんが、ゆっくりと、榊のスカートのジッパーとホックを外し、力強い太ももに
手をやった。逃れるには、ここは狭すぎた。
「……何でも、します」
 そっと優しく、かおりんが太ももをなで回すだけで、榊はふらつき、背中を
個室の壁につけた。ため息がトイレの壁に響く。かおりんをにらみ付けるように
見つめるその目には、すでに普段の理知的な光だけではなく、怪しい光が混じっている。
足はもう、緊張のせいか、快楽を期待してしまっているせいか、すくんで動かない。
「榊さんが、危ないから私のあそこではダメだとおっしゃるなら」
 かおりんの手が、茎に触れた。そして次の瞬間、榊は小さく叫んだ。
「ふぁっ……!」
「お口で、してあげますから」
茎をきゅっと手で下着の上から包み込んだ。しゅっとなぞりあげ、
そのままその手で下着を下ろしていく。
「だ、だめだよ、かおりん」
「嫌ですか?」
 まごまごしているうちに、すでに榊の「モノ」は再び外気に晒されていた。
さっき二人に見せたときよりも、さらに大きくなっている。榊は、自身の欲望を
否定したくて、無駄だと分かっていても小さくなれと念じてしまう。
だが、それも空しく、まだまともに触られてもいないのに、先端から透明な液が
つうっと茎を伝って落ちてきた。
「あっ……」
「榊さん……。どうしても神楽さんじゃないと嫌なら、私を突き飛ばしてもかまいません!」
「そんな……。つっ!」
 かおりんは、自分の人さし指と中指をくわえて濡らし、榊の茎に添えてそっと上下に
動かした。唾液と榊の液が混ざった液体が茎に塗りたくられ、茎は薄暗い個室の中で
淫らにてかっていた。茎の裏側をなでられると、その敏感すぎる感覚で理性の壁が
ぼろぼろと崩れていった。
「榊さん、座ってください。このまま……」
「だめっ、あっ、ああ……。私は、気持ち、応えられないのに、ひぃっ……」
 かおりんは、榊の足元にしゃがみ込んだ。目をうるませて、そしてとびっきりの笑顔で
榊を見上げる。
「いいんです。榊さんといっしょにいられれば。さあ、いきますよ」
舌を出し、榊の「モノ」に顔を近付けていく。
「かおりんっ! 口でなんて、かおりんの口を汚して……んっ!」
かおりんが「モノ」を舐め上げた。立ったままいきなり受けた攻撃に、
肉体よりも心の緊張が一気に高まり、ひざががくがく震えた。
「榊さんのなら、汚くなんかないんです。座ってくれないなら、このままいきますよ」
 かおりんの唇が、今度は「モノ」をぱっくりとくわえこんだ。友人の口が性器を
くわえこむと言う背徳的な情景と、ぬるっと湿る局部の感覚に、榊は全身を
小刻みに震わせた。
「どう……ですか。気持ち、いいですか?」
「こんなのって……こんなの……。ああっ! かお……りんっ! ダメ……」
泣き言を言う榊に、かおりんは容赦しなかった。くわえたまま、べろべろと舌を
動かす。
「う、んん……んん……。はぁ、喜んでもらえてるみたいで、うれしいです。
いろいろ使って、シミュレーションしたかいがありました……。はむっ、ん……」
ぺちゃぺちゃと言う音と、榊が快感に耐えきれずに、動いたり、叫んだりする音が
トイレに響く。うごめく舌と、口の暖かさに、榊の気持ちもゆっくりと、ねっとりと
溶かされていく。
「ひっ、やぁぁぁっ! かおりん、んんっ、あ、あうっ」
 力が抜けてずりずりと背中を壁に滑らせながらへたり込む榊を、絶妙に誘導して
かおりんが便器に座らせた。
「ダ……メ。やめて……。もう、出ちゃうよ……。お願い、出ちゃ……」
涙目で、まるで命乞いをするかのように訴える。が、それも無駄だった。
「そうですか……出したいんですね。私がちゃんと出してあげます。榊さん」
「やめ……っ!! あ……ああ……は……っあ……!」
「む……ん、んく……。はぁっ、榊さんにこんなことができて、私、それだけで
本当に幸せです。はぁっ、あむっ……。ん……」
 もう一度深くくわえこまれ、ねとねとと舌を絡ませられ、そして唇で前後に
なぞられてしまい、榊はやめてと叫ぶことすらできなかった。
「……あ。ああ……。っあ、っ! ……!」
目尻から涙をこぼしつつ、無言でいやいやをするように首を振り、榊は快楽に耐える。
それでも手加減はなく、かりくびは舌で丁寧にブラッシングされ、茎はくちびるで
ねっとりとしぼられる。
「っ……!」
 榊は必死に出したい欲望を否定する。しかしその理性も、もう焼き切れているのが
自分で分かる。「モノ」だけでなく、榊の腰全体が悲鳴を上げ、頭が
スパークしかけたところに、上目遣いで切なげに見上げるかおりんの瞳を感じ、
榊の我慢が一気に崩落した。
「〜〜〜ぁっ! ……ぁ、あっ、ああああ……!」
「ふぐぅ! うっ、ううっ、ん……」
 爆発的に飛び出した白い液体は、口におさまりきらず、ぼとぼとと
垂れ、そして散った。それでも、かおりんは口を「モノ」からは放さなかった。
液を出し終わると、榊は虚脱し、がっくりと頭を垂れる。かおりんは、飲めなかった
液体を、顔をしかめながら、そっと自らの手のひらに出して眺めた。
「これが、榊さんの……。すごい、味、だけど……これで、榊さんのお役にたてたのね」
「かおりん……」
 かおりんは、榊に寄り添った。
「大丈夫ですよ。大丈夫……。私、これからもなんでもしますから」
「……」
 気持ちに答えられないと言って、さらに前回は神楽を望んだのに、こうして欲望を
吐き出してしまったた。そのことを申し訳なく思っているのに、呪われた「モノ」は
早くもまた堅くなりつつあった。
慌てて隠そうとする榊の手を、かおりんが制した。
「大丈夫です。……榊さんが、お望みなら」
 さっき強烈な絶頂を味わったばかりの榊に、その申し出を拒む理性はもう残って
いなかった。
 結局、三回目を口に出した後、ようやく二人は帰途についた。グランドに出ると、
ジャージ姿の神楽が走り込んでいるのが見えた。あのくらいで体力づくりまで
休んではいられない、ということだろう。
「私はこれで。ご用があったら、いつでも言ってください。……待ってますから」
「あのっ、かおりん……」
 神楽を見たかおりんは、止める間もなく走り去ってしまった。もちろん追いかければ
追い付くのだが、そうする気にはなれなかった。逆に、榊に気づいた神楽が走ってきた。
「かおりんと、なにかあったの……あ」
「いや、神楽、まだ残ってたんだ?」
 下手な芝居で平静を装った榊だが、神楽はすぐに気がついたようだった。
「におうぞ。すごく」
「えっ……」
 かおりんに「きれいに」してもらったはずなのに、やはり一度体を合わせたことのある
せいか、ごまかしがきかなかったようだ。
「ごめん」
「怒ってるわけじゃねえよ。けど……いや、一緒に帰ろうぜ。その辺で待っててくれ」
神楽の浮かべた複雑な表情の意味が読めず、榊は途方に暮れていた。
結局続けてみたわけですが。
やっぱりかおりんはちょっと損な役回りしか思い付かなかった……。
891名無しさん@ピンキー:04/09/19 17:30:53 ID:7reRUFsO
お疲れ様です。
かおりんが凄くいじらしいですね。
また、榊さんの性格もよく捉えられてるなあ、と思いました。
続きを期待しています。
892名無しさん@ピンキー:04/09/20 00:38:11 ID:uZAPSq2X
≫714
神楽×榊の続き
893夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:41:05 ID:uZAPSq2X
 それから二日後、私は榊を部屋に招き入れた。そう、アレを榊に見せるために…。
 そのために昨日は街のあちこちを探し回ったんだ。
 「ま、そこのベッドにでも座っててよ」
 素直に従う榊。毎度のように、遠慮がちに私のベッドの隅に腰掛ける。
 よし、とっとと実行しようか。
 「あのさ…榊、悪いけどちょっとの間だけ目を瞑っててくれない?」
 「え?」
 私の言葉に榊が顔を赤く染めた。
 「か…神楽」
 「ん?」
 「もう…するのか?もう少し話をしてからでも……」
 「……お前、何勘違いしてるんだよ」
 「…え、違うのか?だ、だって…目を閉じろって…」
 消え入りそうな声で榊が返す。自分の恥ずかしい早とちりで耳まで真っ赤になっている。
いや、榊は私とキスするときはいつも目を瞑ってるから、そんな勘違いも仕方無いのかも……ってそうじゃなくて!!
 私まで真っ赤になって、大声で反論する。
 「な…何言ってんだよ!きょ、今日はお前に見せたいものがあって、驚かそうと思って
だな……。お前ったら………あぁ、もう!!いいから早く目を閉じろよ!」
 榊はまだ何か言いたそうだったが、今度こそ黙って目を閉じた。
 …まったくやりにくくなっちゃたな…。
 私は頭の中でぼやきながらも、静かに机の中に隠しておいたあるものを取り出し始めた。
894夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:42:07 ID:uZAPSq2X

 …数分後。
 「よし……じゃあ、目を開けていいよ」
 準備を終えて榊の前にそっと立つ。
 榊は目を開けて私の姿を見る。
 「あ…」
 その瞬間、榊の目が大きく見開かれた。
 「か、神楽…そ、それって……?」
 榊は震える右手で私に向かって指をさす。
 
 …う〜ん、まぁ、榊が驚くのも無理はない。なんせ今の私の格好ときたら…。

 私の頭には獣耳がくっ付いたヘアバンド、俗に言う猫耳の装着に加えて、手足には同じく猫の手足を型どった手袋、足袋をつけている。要するに猫のコスプレってものをやって
いるのだ。…それ以外はTシャツとジーパンという、何の変哲も無い服装だけどね。
 たったこれだけのオプションによる簡単な"猫化"だったけど、どうやら榊にはかなりの効果があったみたいだ。今の榊の表情は猫やその他の動物に向けられるあの何とも言えない表情になっている。
 私は私の姿を見たまま固まって動かない榊に歩み寄って、ちょこんと膝の上に乗っかってやった。
 「…どうだ、榊。似合ってるかな?」
 すると榊は無言のまま、何度も激しく頷いた。
895夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:45:03 ID:uZAPSq2X
「あの…触っていい?」
 「うん…」
 榊は(何故か)恐る々々私の方へ手を伸ばしてきた。
 そんなに緊張しなくても……。
 私の頭に榊の指先が触れた途端に榊の動きが止まり、私の顔をじっと見つめてきた。
 「……何?」
 「いや…噛まないのかなって…」
 「んな事する訳ねぇだろ」
 私が半ば呆れながら答えると、榊の顔に喜色が浮かんだ。私の頭に触れられていた榊の手が動き出し、私を撫で始めたかと思うとグッと引き寄せられて今度は頬を擦り合わせてきた。
 「あぁ〜…可愛いなぁ……」
 どうやらかなり気に入ってくれたらしい。榊は我を忘れたようにそのままホントに、
ほんと〜に長い時間私に全身で触れ続けた。その間私は黙ってされるがままで、くすぐったさにただ耐えていた。今の私達の光景はさしずめ大きなぬいぐるみとそれを可愛がる
少女って感じだろう。
 「わわっ!!」
 榊の右手が背中にまわっていたかと思うと、いきなり私のお尻をさすってきた。
 「なっ…何を!?」
 「…尻尾はついてないのかなと…」
 「…」
 あぁ、そこまでは気が回らなかった……じゃなくて、そこまでこだわるなよ!!
 …第一どうやって尻尾なんてつけるんだ…。
896夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:48:15 ID:uZAPSq2X
 「それにしても驚いた」
 「何が?」
 「君にこんな趣味があったなんて…」
 榊は私から身体を離すと、榊の膝の上に跨っている今の私の姿をまじまじと
眺め始めた。
 …今更だけど、やっぱり恥ずかしすぎるよ。
 榊の視線に私は顔から火が出そうだった。
 「じ…じろじろ見るな!だいたい、これは私の趣味じゃねぇよ!!」
 キョトンとした顔になる榊。
 「…それなら、何でこんな格好を?」
 「……それは、だって…」
 私は榊に倒れかかり、榊の胸にうずくまった。
 「…だってさ。榊、あんなに猫好きなのに触れなくて…可愛そうだなって、
何とかしてあげたいなって…」
 言いながら照れくさくて、榊の背中を人差し指でつつとなぞる。
 「それじゃあ…私のためだけに?」
 静かな、それでいて優しい声。
 私は榊の顔をゆっくりと見上げた。
 「当たり前だろ。お前のためじゃなけりゃ、誰がこんな恥ずかしい格好すんだよ。
…ばか榊」
 「神楽!!」
 名前を呼ばれたかと思うと、不意に強い力で抱きしめられた。
897夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:50:05 ID:uZAPSq2X
 「ちょっ…さ、榊?」
 「神楽…好き……大好き…」
 榊は私の耳に唇をくっつけるとそう熱っぽく囁いた。
 そんな榊の甘い囁きに頭のてっぺんから足のつま先まで痺れるような快感が駆け巡って、
理性が弾け飛びそうになる。今すぐ榊を押し倒してしまいたい…。
 だけど、まだダメ……。とっておきのものを、渡してから…。
 私は榊の肩に手を乗せて少しだけ距離を空けると、ポケットから取り出したものを榊に手渡した。赤くて、ちょっと短いベルト…。榊は不思議そうにそれを眺めている。
 「…これは?」
 「首輪だよ。……榊が、私につけて」
 無茶苦茶恥ずかしかったけど、榊は私の意図が理解してくれたみたいだ。
 榊は私にそっと首輪を繋いだ。
 「これで…今の神楽は私だけのものだな…」
 「へへ…それでは」
 私はニヤッと笑うと榊をいきなりベッドに押し付けた。
 「たっぷり可愛がってくれたご主人様に、お礼をしなくちゃ…」
 「…したいだけのくせ…んっ」
 まだ榊が全てを言い終わらない内に唇を奪う。
 榊の体が強張ったがそれも一瞬の事。すぐに力が抜けていくのが分かる。
 しばらく唇を合わせたままでいると、たまらずに榊は息を吸おうと僅かに口を開いた。
 「はぁ…っふ、んぅ…」
 それを狙って榊の口内に舌を侵入させる。榊の唇の裏をゆっくりとなぞってやると、
榊も負けじと舌をだして私のそれと絡み合わせてきた。
898名無しさん@ピンキー:04/09/20 00:50:54 ID:uGL1V2/J
http://steppers2ch.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/step/bbs2ch/0menu.html

ここにまとめておきますた。まだ作りかけなんですが。
著作権とかあるんですかね?
899夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:51:14 ID:uZAPSq2X
 「…ん……っは…」
 私達の唾液が榊の口から漏れて首筋を伝う。
 私は榊の口から漏れた唾液を舌で舐め取ると、そのまま榊の顔のあちこちに舌を這わせた。額に、瞼に、鼻に、頬に……。やがて耳にまでその行為が及んだとき、榊が軽く身じろきをする。
 「…くすぐったいよ……舐めてばっかり……」
 「だって…ネコだし」
 耳への愛撫を続けながら私は榊のシャツを捲り上げ、ブラの下に手を滑り込ませて胸を
撫でさすった。
 「…あっ…な、何か毛がチクチクして変な感じだ……」
 「こんなのも、悪くないだろ?」
 榊がほんの僅かだが、首を縦に振るのが分かった。
 今の私の手には猫の手袋がつけられてるので、細かい指の動きができなかった。
 だけどこれはこれで意外な刺激を榊に与えてくれたみたいだ。
 もう一度榊に口付けをすると今度は榊の首筋に舌を這わせ、それからゆっくりと移動して鎖骨を味わう。
 「榊…ちょっと腰浮かせて」
 榊とベッドの隙間に手を差し込んでブラのホックを外してやると、榊の豊かな胸が露になった。胸の先端を口に含み、舌で優しく愛撫していると榊に頭を掴まれる。
 「ん……カワイイ…」
 「何だよ…急に…」
 「ふふ…。だって、猫耳つけて…神楽、本当のネコさんみたいだなって…」
 榊は猫耳に触れながらうっとりとした表情で私を見下ろす。
 「…だけど、可愛いのはお前の方だろ?」
 そう言って榊の胸に軽く歯をたててやった。
 「あん…」
 「ほら…な?」
900夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:54:02 ID:uZAPSq2X
 榊の足からズボンを取り去った時には、予想通りというか、榊のショーツはもう
すっかり濡れきっていた。
 「や……っ…」
 「待ったなしだよ?」
 恥ずかしがる榊から素早くショーツを脱がせる。
 榊は両の手で自分の顔を隠しだす。
 「うぅ…」
 「ホント、慣れないんだな。…まぁ、そういうトコも好きなんだけどね」
 榊に優しく微笑んでやると、榊はぷいと私から目を逸らせた。
 「…やっぱり、お前の方が可愛いじゃん…」
 私は榊の秘部に顔を近つ゛けると、下から上へと舌でゆっくりと割れ目をなぞり
あげた。途端に榊は嬌声をあげる。
 「…ああっ……そ…んなとこ…!」
 「んふふ…。おいしい……」
 私は榊の秘部から滴り落ちる雫をわざと音を立てて舐め取り、榊にも聞こえるように
大きく喉を鳴らして飲み干してやった。
 「…はっ……ああぁっ、……く…ぁっ…」
 ずっと続けてると榊の呼吸の間隔が徐々に短くなってきた。
 もう限界も近いのだろう。
 「か、ぐら……だ…だめ、あ、あぁ…」
 私はそんな榊に止めを刺さんばかりに秘部への舌使いをよりいっそう激しくした。
 「うあっ……ああ、…あ…ふぁ、…あぁっ!!」
 やがて悲鳴にも似た声をあげて榊は果てた。
901夏の思い出2・恋猫:04/09/20 00:58:02 ID:uZAPSq2X
 「どうだった、榊?猫に可愛がられる気分になれた?」
 余韻冷めやらず、胸に手をあてて息を整える榊の隣にそっと寄り添った。
 「…すごくよかった。そして何より…」
 榊は身体を横にして私の方へ向き直り、私の手首を優しく握る。
 「神楽の気持ちが嬉しかった」
 「榊…」
 一点の曇りも無い私への素直な感謝の気持ち。そんな榊の言葉が私の心を満たす。
 ああ…榊。そんな綺麗で優しいお前だから私は何だってしてやれるんだ…。
 見つめあう二人。再び私達を甘い空気が包む。
 ところが榊ときたら……。
 「でもどうせなら尻尾もつけて欲しかったな」
 「ん…そ、そうか」
 こ、こんな良い雰囲気で言うなよ…。…榊のばか。
 「そうだ、今度一緒に買いに行こう。お金は私が出す」
 「あ…あの、榊?」
 「いや…どうせならネコだけじゃなくて、他の動物のカッコもして欲しいな」
 「へ?ちょっ…」
 「イヌさん…ウサギさん?クマさんってのも似合うかも…」
 「待て…おいって!」
 駄目だ…もう自分の世界に入ってる。こうなった榊はもう止められない。
 一体私…どうなっちゃうんだ?
 「…だけどね」
 途方に暮れていると不意に榊が私の猫耳を取り去った。
 「やっぱり私は、そのままの神楽が一番好きだよ?」
 「へあ?」
 突然の榊の告白。顔を真っ赤にして口をパクパクするだけの私。
 そんな私を見てクスリと笑うと、榊は私のおでこに唇を落とした。

 (終)
902名無しさん@ピンキー:04/09/20 20:58:46 ID:krVwPZlX
そうだ!!オレが待っていたのはこういうエロエロで甘々なストーリーだったんだ!!
903名無しさん@ピンキー:04/09/21 07:36:40 ID:dh/mfPTY
神楽×榊イイ (;´Д`)
904名無しさん@ピンキー:04/09/23 20:11:04 ID:W/YCKDQ1
ほす
905名無しさん@ピンキー:04/09/25 19:56:14 ID:CBgjqnMR
ほすす
906名無しさん@ピンキー:04/09/25 23:02:19 ID:bHKyfOAC
「とってもカワイイ子猫の画像です」の言葉に騙され、苺きんたま入りのファイルをDLしてしまった
榊さん。知らぬうちに、猫さんの画像でいっぱいのデスクトップを実名入りで曝されて……てな
SSキボン怒。
907名無しさん@ピンキー:04/09/26 05:52:30 ID:e5uJLvJU
いいな〜女の子同士の絡みって
908名無しさん@ピンキー:04/09/26 18:44:51 ID:HG3NZH15
>>906

問題はどうやってエロに結びつけるか…だな。
 夕闇の迫る学校。水泳部の部室から、練習と片づけを終えた生徒がぱらぱらと
飛び出してきた。その中に、神楽の姿もあった。部室からゆっくりと出てきて、
うん、と大きく伸びをする。声をかけて去っていく後輩に手を振り、家路を
急ごうと校門に向けて歩きだそうとしたとき、プールの外壁にもたれかかっている
女子生徒の姿が目に入った。
「あれ? 榊」
 神楽が小走りで近付くと、榊も気づいて少し表情を緩めた。
「待ってたのか?」
「う、うん」
「じゃ、一緒に帰るか」
それだけ言うと、神楽はつかつかと歩き出してしまった。慌てて榊も後を追いかけた。
後ろから遠慮がちに呼びかける。
「ねえ……」
 神楽が振り返った。 
「分かってるよ。あの話だろ? でも、ここじゃ話できないだろ?」
「あっ、そ、そうだね」
確かに、人通りのあるところでははばかられる話である。
「大丈夫だよ。落ち着けって。そうだな、私のうちにでも行って話しよう。いいだろ?」
「え? あ、ああ……」
 神楽は本当に話だけするつもりで言っていた。しかし、榊の方はさらにその続きを
できるんじゃないかという淡い期待を抱かずにはいられなかった。
 二人が神楽の部屋にたどり着くと、神楽は榊を座らせ、台所から飲み物を取ってきた。
「ほら、これでも飲んで落ち着け」
「ありがとう」
オレンジジュースをのどに流し込む。冷たさは確かに心地いいが、榊の心のざわめきは
おさまらなかった。
「で、さぁ。あれ、なくなりそうなのか?」
 神楽がさっそく話を切り出した。榊は、無言で首を振った。
「出したらなくなるんだろ」
「うん……」
「じゃ、じゃあさ、どれくらい……出したんだよ」
神楽のほほが赤くなり、汗がにじむ。榊の顔も同じようになっていた。一度体の
つながりを持った仲とはいえ、恥ずかしい物は恥ずかしい。やっぱり
ここに連れてきてから話をして正解だった、と神楽は思った。
「え……と、言わなきゃいけないのか……?」
「言わなきゃわかんねーだろ! な、な、なにを今さら言ってるんだ!
別に、誰かに話したりなんかしねーよ」
 榊が目をそらした。からからに乾いたのどから、言葉を紡ぎ出すのは大変だった。
やっとのことで、ぼそっと声を出す。
「……三日前、三回」
「えっと、それって……」
神楽が記憶をたどる。三日前とは、かおりんに学校のトイレでしてもらった日だった。
「三日前って、かおりんとなんかやってたよな? あ、あれが、最後?」
ためらいがちに、こくり、と榊がうなずいた。
「あれから、その、手、手、とかでも、してねーの?」
こくり、とうなずいた。
「かおりんとも?」
ゆっくりと、こくり、とうなずいた。
「……それじゃ、なくなんねーんじゃねーの?」
「わからない。たくさんって、どれくらいかな……」
沈黙が場を制した。神楽が、ため息をついた。
「ま、まあ、三回したらたくさんなのかもしれねーけど……」
「あの……」
 榊が、蚊の鳴くような声で言った。
「……待ってた」
いきなりのことで、訳が分からず、神楽はきょとんとする。首を傾げながら、
榊の次の言葉を待った。
「神楽と、その、また……」
「また?」
神楽が榊の顔を覗き込んだ。まだ、榊の言わんとしていることが飲み込めない。
はっきり言わなくてはならなくなった榊は、胸をはりさけそうなほどどきどきさせて、
ごくりとつばを飲み込んで、やっと言葉を続けた。
「また、神楽と……し……その……したいな、って」
以前の行為を思い出し、今度は神楽の胸がどきどきしてきた。真剣に言っている
榊に何か言葉を返さなくてはと焦っても、言葉がちっともうまく出てこない。
「え、ええ? あの、えーと」
榊は、泣きそうな顔で、もう一度神楽にねだった。
「お願い……神楽……」
 それだけ言うと、榊は固まってしまった。神楽も、固まってしまった。
そのまま、にらみ合うでもなく、それでもお互いを意識しながら、二人は息を
詰まらせる。普段はクールそのものの榊の目が、落ち着かない心を映すように、
きょろきょろと動いていた。
「あ、あのさぁ……」
 ようやく、神楽が口を開いた。
「こ、この前は、雰囲気ってゆーか……」
ちらりと榊に目をやる。目が合って、慌てて視線を引っ込めた。
「えーっと、かおりんにしてもら……」
「私のこと、嫌いになったか?」
「……」
 問いかけに、神楽はまた固まってしまった。つっ、と首筋に嫌な汗が走った。
返事がないのを見て、榊が言葉を継いだ。
「私は……前から、きみに憧れてはいたんだ。……その、変な意味じゃなくて、
明るくて、元気で、ひたむきで、強くて、率直で……私に、優しくて」
「よせよ……べ、別に、がさつなだけだよ」
 照れ隠しなのか、ぶすっとした顔で怒ったような声を上げた神楽に、榊は真剣な
まなざしでふるふると首を振って見せた。
「……とにかく、すてきな人だとは思っていたんだ。けど、その、生えてきてから、
別の気持ちが混ざってきて……。もちろん、そ、その、えっと」
「出したいんだろ。それだけなんだろ……」
「それもそうなんだけど、それだけじゃないんだ。言葉で言いにくいんだけど、
もっと、近くにいたいんだ。この前のとき、それを分かってもらえたと思ってたのに」
 そこまで言うと、ごしごしと瞳を拭った。制服の袖には、涙のしみができていた。
しばらくの沈黙の後、神楽が口を開いた。
「この前は、確かに私もそういう気分になったけど、だけど……かおりんは……」
「今はきみの気持ちが聞きたい」
 凛とした声が神楽の言葉を遮った。どくどくとさっきから心臓がやかましい。神楽は、
眉間にしわを寄せ、首を振り、頭をかいた。それから、数回、ゆっくりと深呼吸をした。
最後に、せき払いを2つ、3つして、
気合いを入れた。
「ええと……わ、私は、少なくとも、嫌いなやつとキ、キ、キスなんかしたりしない!
これでいいか!?」
 すごむような表情だったが、神楽は本当は感情がたかぶり過ぎて今にも泣きそうに
なっていた。言葉の意味を噛み締めるように聞いていた榊は、ややあって、
満足したようにうなずいた。そして、目を閉じて、言った。
「じゃあ、今、私に……」
捧げるように、顔を向け、唇を差し出した。逆に、神楽の覚悟が固まった。
「逃げるなってことか……いきなり大胆になったな」
そう言われ、ますます赤くなった顔に、唇が降ってきた。2回軽く、3回目だけやや長く
唇を合わせた。
「……ふうっ」
 ため息をつくと、どちらからともなく相手に抱きついた。ぎゅっと抱きついた後、
榊は神楽の背中をごそごそとなで回すように手を動かし、神楽は榊のうなじに
手を伸ばして、髪の毛をすくい上げながら優しくさする。
「神楽、あったかい……」
榊が倒れ込むようにして神楽の胸に体をあずけると、神楽は喉のあたりがきゅうっと
締まっていくように感じて、声が出せなくなる。そのまま一緒に後ろに倒れ込みそうに
なったが、やっとのことで、倒れ込んできた榊の頭を抱えてバランスを取る。
「いいにおい……」
「なっ……。や、やめろよ。汗臭いだけだよ……」
「ん……」
 恥ずかしくなって必死に引き離そうとするのに、榊はうっとりして神楽の胸に
顔をうずめ続ける。自分の胸の中でもぞもぞと甘え続ける榊を見ていると、
今まで自分よりもとてつもなく大きくて、大人っぽく見えていた榊が、なんとなく
小さな子どものように見えて、ちょっとおかしくなった。
「ふふっ」
「なに……?」
 榊が身じろぎした瞬間、いきり立った榊の「ナニ」が神楽の太ももに触れた。
これを笑われたのかと思い、羞恥に榊の頭が一気に沸騰する。
「あ、あのっ! こ、これはっ、これはっ……!」
今までに見せたことのないほど激しく動揺する榊を見ていると、ますます
おかしく感じられた。それが、神楽の心に余裕を作った。
「大丈夫だよ。大丈夫。最初からそーゆーつもりもあったんだろ?」
立場をなくしてもじもじするばかりの榊を、笑顔でしっかり抱きしめてやった。
「けど……。言っとくけどな、私、ほんとにちゃんとあんたのこと好きなのか、
自分でもよく分かっちゃいないんだぜ。こんなことしといて変だろうけど。
確かに、あんたは嫌いじゃない、というか、その、かっこいいとは思っているけど……」
「それは、私も……。ひょっとしたら、これが無くなったら、なくなる気持ちなのかも
しれない。友達に……戻るだけなのかもしれない……。そんなことで、神楽を……」
 榊が申し訳なさそうに目を伏せた。そんなな榊を元気づけるかのように、神楽は
ちょっとだけ考えて、そしてもう一度、笑顔を作り直した。
 そう言うと、さっそくするすると制服を脱ぎはじめた。意味を理解し、榊も遅れてのそのそと
脱ぎはじめた。
「ごめん」
「ごめん、はやめろよ。怒ってねーし。なっ。私たちの今の気持ちは、こうなんだから。
大丈夫、大丈夫だよ」
「うん……ありがとう」
「それでいいんだよ。さ、こっち来いよ」
「ん……」
 二人は、下着だけを身に付けて、一つの布団にくるまった。顔を見合わせて、
どちらからともなくぎゅっと抱きしめあった。お互いの皮膚は暖かく、そのまま
溶け合っていけそうな気がした。
「胸が、きゅーっとして苦しいな……」
「私も……どきどきする」
「けど、いい感じだ。なんか、うれしい」
「うん……」
 ずっとこうしていたい気もしたが、とりあえず榊の問題は解決しないといけなかった。
「ナニ」はさっきからずっとその存在を主張している。
「いつでもいいぞ……」
 神楽は、榊から身を離し、するりと下着を脱ぎ捨て、少し股を広げた。
当然、予想していたのは榊の「ナニ」であった。が、榊は、神楽の胸に手を伸ばした。
神楽が止める間もなく、榊の手が神楽の胸を揉みはじめた。
「なっ……なにしてんだよ榊っ!」
「この前、こうしてたら気持ちよさそうにしてたから」
「わ、私のことはどーでもいいだろ! さっさと、い、入れろよっ!」
「いきなりじゃ、また辛いかもしれない……」
 右手で、優しく、なでるように揉みしだく。その指に、少しずつ力を込めながら、
神楽の股間に左手を伸ばす。神楽が手をかわしてうまく触らせてもらえなかったが、
それでも敏感なところの一帯をごそごそとまさぐることができた。
「べ、別に、それはどーだって……やめ……あっ……」
「私だけが、よければいいってわけにはいかない……」
 他人に触られるのは二度目だった。以前よりも、そして自分が想像していたよりも
はるかに素早く反応する体に、神楽は戸惑うしかなかった。さっきまでの余裕が、
どんどん榊に奪われていく。意識がぼうっとして、口元が緩むのが抑えきれない。
そして緩んだ口元からは、榊を求める声がこぼれてしまう。
「はぁ……うああ……榊、さかきぃ……! こ、こんなのやだぁ……」
 無意識に神楽の右手が榊の股間に延びた。神楽に、自分がはしたないことを
しようとしているという認識が産まれるが、すぐにそれもどうでもよくなった。
「う……」
榊がぴくっと身じろぎする。軽く握っただけで、榊の意志はそこに支配されてしまい、
ぞわわっと腰から胸へ、背中へと寒気のような波が走る。
「へへ……。お返しだぞ。我慢とか、大変なんだろ? 私はもういい。
さっさと、しちゃえよ……」
 茎を握られた榊も、握った神楽も、興奮し、お互いにのめり込んでいく。
余裕を取り戻しはじめた神楽は、もう一度榊にプレッシャーをかける。
「私で、出したいんだよな。な、榊」
「う……ん。ちょっと、まって……」
 神楽は急に身を離した榊に肩すかしを食わされた格好になった。何事かと
思って見ていると、榊がなにか平たい銀紙のような物を取り出している。
包装を破り捨て、引っ張り出した物は避妊具だった。神楽が本物を見たのは
これが初めてだった。
「すげ……。それ、あんたが買ってきたの?」
「え……と、その、もしかしたら、その、危ないかもと思って、で……
か、かおりんが買ってくれるって言ったけど、やっぱり、その、じ、自分で
ちゃんと、その……」
「わかった、わかった」
 よっぽど恥ずかしかったのか、脂汗をかきながらうろたえる榊の姿に、
神楽の胸はきゅんと痛んだ。自分のために恥をかいてくれたと思うと、じわりと
涙もにじんだ。
「心配してくれたんだな。ありがとう。手伝ってやる」
「あ、だっ、だめ……。今……触られたら……」
 大慌てで激しく拒絶されたため、神楽は手を引っ込めた。やがて榊が
装着をすませ、神楽に覆いかぶさってきた。空気を通じて、お互いのぬくもりが
伝わってきた。
「……あ、あのっ」
「いいよ、ほら……」
神楽が手を榊の背中に回して、榊を迎え入れた。
「うん……いくよ」
薄いゴム越しに、くちゅっと粘膜が触れあう。
その甘い衝撃は神楽の心をとろけさせたが、同時に榊にもとどめを刺していた。
榊の心が、興奮のあまりコントロールを失う。
「あ……っ」
「あっ……! あ、あああ……」
 神楽が悲鳴を上げた榊を見上げる。喜びと悔しさの入り交じった複雑で、それでいて
かつて見たことない淫らなな表情をしていた。そっと神楽が榊の「ナニ」に触れると、
ゴムの中に液体が溜まっていくのがはっきりと分かった。
「あ、ああ、私、私っ……」
 普段は見られない、もう泣き出しそうで、どうしようもなくうろたえる榊。
その姿が、自分もほとんど初めての神楽に、根拠のない自信を与えた。優しく、
ささやくように榊に語りかける。
「大丈夫。大丈夫だ……。まだ、できるだろ。泣かないでくれ、榊……」
 榊は涙をこらえてこくこくとうなずくと、もどかしげに、かぶさっている避妊具を
外し、ティッシュでさっと拭くと、二つ目をかぶせはじめた。一度出したぐらいでは
どうにもおさまらないのは榊にもよく分かっていた。その間も神楽は泣く子どもを
慰めるように榊の髪を撫で続けた。それが榊には暖かくて、心強かった。
 もう一度、榊が神楽の上に覆いかぶさった。暖かい空気が二人の間に漂う。
詫びのしるしのように神楽のほほに軽くキスをして、再び凶悪さを取り戻した
「ナニ」を一気にねじ込んだ。
「!! ……っ、はぁ」
「あ……ん」
 神楽の方には、この前ほどの痛みはなかった。ただ、突き入れられると、一気に
そのまま脳天まで犯されてしまいそうな感覚が襲った。その感覚が、ぐるぐる
神楽の中で回り続ける。ようやく少し落ち着いた榊が、
ゆっくり、そして一度一度に念を入れるようにして突きはじめた。
その度に、神楽の腰が、辛くて、快い異物感にうち震えた。
「神楽っ……神楽ぁっ」
「うわっ、なんだ、ああっ……んはぁ、う、うえ、こするのやめ……や……」
 榊が微妙に力の入れ具合を変えて、神楽の穴の上の方を「ナニ」でこするように
すると、神楽の一番敏感なところにも刺激が走り、背筋を駆け上がった。
女の子の気持ちよさを知っている榊ならではの摩擦攻撃と、男の「ナニ」で突かれる
衝撃の相乗効果で、神楽の意識は真っ白にされてしまった。
「ああ……。さかき、さかき、あうっ、私、私……。あっ、あっ……ああっ」
ぐりゅ、ぐりゅ、と擦られる感覚。結合部からは神楽の液がしみ出してきている。
淫らな臭いが二人の鼻をくすぐった。
 一度突かれる度に、高まって、戻ってを繰り返してきていた気持ちが、もう
高まるだけで戻らなくなっている。初めて味わう終わりを予感し、榊に抱きつき、
肌の感触を味わった。そのとたんに、神楽は限界を超えた。
「いやっ! だめ……あっ、ああっ、ああああっ!!」
 軽い達し方だったが、それでもまだ神楽にはきつい。それなのに、榊は容赦なく
腰を動かし、神楽は本当に息ができなくなってきた。
「……。ぁ……。もういい、もういいから! あうっ、あんたも……ふうっ、
ほ、ほらっ!」
「っはぁ、神楽っ、神楽っ、もう、いいの? ……ぁっ、い……っ、っ!」
声が出せない榊を、神楽が怒鳴りつけた。
「そのために、んんっ……こうやってるんだろ。出せっ! 私で! 出してっ!」
「かぐら、かぐっ……!! ……っ、かっ……ぁぁ!」
 腰までがくがく震わせて、口をぱくぱくさせて榊は絶頂に達した。
どくり、どくりと「ナニ」の中を精液が走る。精液はせき止められたものの、
神楽は確かに自分の中にあるものを感じ、その喜びに浸った。
「あは……は……。幸せ……」
「私も、私も……」
 性器を差し込んだまま、二人は結ばれた幸せをじっくりと噛み締めた。
互いの肌が、本当に温かかった。
「三回目はいいのか?」
「あの、えっと……」
 服を着直す頃には、神楽には榊をからかうくらいの余裕が戻ってきていた。
「冗談だって。そんなにおろおろしなくたって……」
「ひどい」
神楽には、今の状態のちょっと感情的な榊がかわいく感じられた。
だらしなくほほが緩んでしまう。
「そんなにおかしい……?」
榊がいぶかしげに尋ねた。
「いや、違うって。ま、まあいいとして。今後のことはまた明日にでも。な」
「うん」
神楽が榊の方をぽん、と叩くと、榊の表情も柔らかになった。
「きっとちゃんとなくなるよ。大丈夫」
「大丈夫……」
「そう、大丈夫、大丈夫だ。じゃ、また明日な」
 そう言って榊を送り出し、神楽は一人になってベッドに横になった。
さっきの余韻に浸り、自分の体を抱きしめる。
「榊……」
大切な人の名前をつぶやく声は、とても熱っぽい声だった。


つづくかも
920名無しさん@ピンキー:04/09/27 01:56:09 ID:53vBPiUa
うーむ、この二人は本当にHだなぁ。
GJ!
>>913-914間にこの文が抜けてました……。すまんです。

「いいよ。脱げよ。私も、脱ぐから。しばらく、うちは私たちだけだ。
大丈夫。かおりんのこともそうだけど、まじめなことは後から考えようぜ」
922名無しさん@ピンキー:04/09/27 02:51:42 ID:6faXiXyw
乙です。願わくば榊さんのナニが消えてもこの二人の想いは
消えずに成就して欲しいもんだ。
923名無しさん@ピンキー:04/09/28 03:22:59 ID:0XxKzsaA
ナニがなくても
メロメロでしょ、乙
924名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:04:29 ID:lbH0HYJk
そろそろまとめサイトの更新を(ry
925名無しさん@ピンキー:04/10/01 23:37:15 ID:aT8Wn0nP
保守
926名無しさん@ピンキー:04/10/01 23:48:08 ID:iMsCOWkG
青い人たち期待あげ
927名無しさん@ピンキー:04/10/02 00:10:12 ID:Ijx6SUaT
はいはい
928名無しさん@ピンキー:04/10/02 21:08:41 ID:BOPku5Om
保・守!!

929名無しさん@ピンキー:04/10/04 22:35:07 ID:2U6k8dRq
保守…
930名無しさん@ピンキー:04/10/07 00:30:47 ID:UeVAM1js
何年後かの榊神楽

「遅いな……もう日付けが変わってしまった」
「たらいま〜」
「……またそんなに飲んできたの?」
「あ〜ん? なんだよ? なんか文句あんのかぁ?
こっちはな〜、先輩の付き合いとかなぁ〜いろいろあんだよ」
「でも毎日のようにそんなに飲んでたら」
「るせえんだよ!」
「そんな大声出さないで……」
「へっ! じゃああんたに大声ださせてやるよ。さっさと脱げ」
「今日はもうそんな気分には……」
「ごちゃごちゃうるせえ! 私がしたいといったらするんだよ!」
「あっ! ちょっと、やめて」
「はっ、そんなこと言って、ここはやめろとは言ってねーぜ!」
「うぅ……こ、こんなの嫌……」
「ほら、私のもちゃんとなめろ。……聞こえねーのか! ちゃんとしろ!」
「痛い! 殴らないで……」
「ぐずぐずしてねーで尻をこっちに向けろ! へへっ……かわいがってやるぜ」
「あうっ、や、やだぁ……あっ、ああ……」
「あーすっきりした。寝る。後始末よろしくなー」
「ううっ……お酒さえ飲まなければいい人なのに……」
931名無しさん@ピンキー:04/10/07 00:32:16 ID:UeVAM1js
「ああ、もうこんな時間か。今日も飲んじゃったな。昨日は調子に乗り過ぎた……。
榊怒ってたもんなぁ。まあ今日はちゃんと飲み過ぎないで帰ってきたしな。
ただいま」
「……おかえり。遅かったね」
「……う。ま、まあ昨日よりは早かっただろ。あの、ちょっと
腹減っちゃったんだけど、なんかない?」
「……コロッケ。帰りが遅いから冷めちゃったけど」
「ああ、うん。いいよそれで……。あれ? こ、これ……。たわしじゃねーか!」
(完)
932名無しさん@ピンキー:04/10/07 00:48:54 ID:oYQEFhqx
体育会系の佐賀… 先輩は神様じゃないとしても、ウィグル獄長みたいなモノだと思って瀬戸内海並みの心で生暖かく
赦してあげて榊さん。
って思った。GJ。
933名無しさん@ピンキー:04/10/07 01:12:27 ID:VuHx4JCq
>>930
GJ!!酔った神楽親父くさっ!そして榊さん、何気に怖いなw
日常生活では、神楽は榊さんには頭が上がらないとみた
この小話をきちんとSSにしたのが読んでみたいな〜
934名無しさん@ピンキー:04/10/07 21:46:35 ID:HXtiIPVp
>>930
GJですな、榊さんちょっと怖いw

>ウィグル獄長みたいなモノだと思って瀬戸内海並みの心で生暖かく

それはつまり直訳すると…w しかしウイグルを知っている人は何人いるだろう…
935名無しさん@ピンキー:04/10/08 00:33:38 ID:hXWkM1KI
真珠婦人GJ!
936名無しさん@ピンキー:04/10/08 02:24:08 ID:5D1w4+vX
>ウィグル獄長

 ケンちゃんだろ
 普通に知ってると思うが
937名無しさん@ピンキー:04/10/10 00:56:05 ID:6K5usNJW
必殺技が、有名な格闘ゲームにぱくられたオッサンだよね。
938名無しさん@ピンキー:04/10/10 22:09:32 ID:TTbKHalk
>>937 >>936
知っている人がいたか…!大阪板でもがんばらねば…!
939久しぶりに見て見たが:04/10/12 02:10:34 ID:Q9MhTHSp
>>846-847
謝罪文載せるといいながら結局くdズラか。
ひきこもりのブタ野郎だから仕方ないか。糞みたいなもんだなampmとか何とか。
SSもつまんねえし。ネット弁慶の煽りやw
940名無しさん@ピンキー:04/10/12 03:05:21 ID:voWLwIgd
>>939
おめでとう
あんたの煽りのおかげで、もう彼は戻ってこないでしょうよ
謝罪文を載せるなどといって、本人が顔を出したとたんに、荒らしにかかるんでしょ?
ここでアク禁かかることは無いだろうからね。某所と違って

本当におめでとう
あなたのような明晰な頭脳の持ち主には、ほとほと感心しますよ

まあこの後で、この話題を引きずらないで欲しいものですね
何せこの話題で得する人間は少ないでしょうからね
941名無しさん@ピンキー:04/10/12 15:07:32 ID:hs0RujSw
>>939
いい加減にしろよ。くろまんがさんよ。
942名無しさん@ピンキー:04/10/12 15:43:31 ID:voWLwIgd
>>941
本人かわかんないのに、そのレスはいくない
そもそも自作自演という可能性もあるから、>>941もその線かもしれないと疑ってしまう
勿論、私のレスもだ

ということで、放置おながいします
後生ですから
943名無しさん@ピンキー:04/10/12 18:25:08 ID:hs0RujSw
>>942
一連の話を知っており、それを敢えて今蒸し返して煽る性癖・・・。
その独特な罵りかた。
間違いなく>>939は奴だと思うのですが。

まぁ貴方の言うことも分かるのでこの辺にしときましょうか。
944名無しさん@ピンキー:04/10/12 19:06:36 ID:PaeQ2A/o
邪推も、叩きも、叩きの叩きも、あまり好ましいものではありません。
特に場を移せない単独のスレ内ではなおさらです。
個人的に爆発させたい思いはありますが、そうすべきと考え、私は忍んでいます。
945それでは:04/10/12 20:31:25 ID:CDcXc2of
なにごともなかったかのように




 神楽少女の事件簿 榊ちゃんのナニかけて(仮)




再・開!!
946名無しさん@ピンキー:04/10/12 21:27:06 ID:KQYQVFLI

終焉
947名無しさん@ピンキー:04/10/12 21:36:39 ID:OwlFeHlv
再開〜
948名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:02:18 ID:KQYQVFLI

休載
949名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:16:09 ID:xm55Xxf4
廃刊
950名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:25:10 ID:zx99sfNQ
そのネタ面白くないよ。
ていうか萎える。
951名無しさん@ピンキー:04/10/13 00:13:52 ID:BjAmECmc
>>950

次スレの季節だし、とりあえず立てる準備ヨロ


あずまんが大王のエロいのないんかねぇ −8−

「大人のあずまんがってゆーとやっぱしエロエロっすか!?」
「え ろ え ろ よ ー !!」
そんな感じではや2年以上。

過去スレ一覧
-1-http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1009/10095/1009525662.html
-2-http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10264/1026475005.html
-3-http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10330/1033049097.html
-4-http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10423/1042357783.html
-5-http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1059/10594/1059493130.html
-6-http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1071418362/
-7-
保管庫http://palpop.hp.infoseek.co.jp/ero/index.html


952名無しさん@ピンキー:04/10/13 00:50:08 ID:/qca1Ob2
文章は新しいの考えるべきかと
953名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:43:22 ID:X6r1wf5g
漏れには文才が

あ〜りましぇ〜ん(AA略

誰か、良いフレーズ、思いつきませんか?
954名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:51:36 ID:xasXaXcZ
「あずエロスレももう随分たつんだなぁ」
「私は、男と絡んだり陵辱だったりするけど、色々あったよな」
「そやな
ちよちゃんはずいぶんエロエロ犯った
榊ちゃんも、うほやらないか、と犯った
よみともはずいぶん下火になってきた
あたしは……」
「まて」
「……そいつは聞き捨てならないな……」

ってのはいかがでしょ
955名無しさん@ピンキー:04/10/14 00:28:12 ID:FScmWHRP
「私が一番ともとウホウホ出来るんだ!」
「なにぃ!?だったら私が一番榊と肌を重ねてるんだ!」
「ここでちよちゃんが、『私が一番忠吉さんと犯りまくってるんです!』と言うんや〜」
「やりまくりですか!?」
「やりまくりだな。」
「…もぅ… すごく…」
「だが!一番やってるのは私とよみだろぅ!!だがお前にはやらん!!」
「いりません。」
「なにぃ!?」
956名無しさん@ピンキー:04/10/14 21:05:57 ID:ajyK0+Mf
>>954

なんか、いいなコレ。
957amns ◆FqzSak5tNk :04/10/14 22:58:59 ID:/NKHHGRm
スレ汚しを最小限にとどめたいのでアップローダーにて。
皆様への謝罪です。
ttp://u.skr.jp/1/files/0276.txt
958名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:05:49 ID:anu48SvW
次スレテンプレのフレーズねぇ、


そっか 

陵辱されても

みんな一緒だ


 とか…

だめだこりゃ('A`)

959名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:11:26 ID:MQ2CgsDD
>>958
48がなければステキなIDだったのに。
960名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:13:30 ID:anu48SvW
anuS


アヌス…

 オレンジから紫へ変わりつつある空。点き始めた街灯を目に、家々から響く各々の活動を耳に感じながら、榊は帰路に就いていた。
 そして、思う。
 私は神楽が好きだ。とても好きだ。
 それは確かなことで、決して曇りはない。互いの気持ちと一緒に身体を重ねた実感がそう言わせる。
 神楽と一緒なら、この先何があっても大丈夫だろう。どんなことだって乗り越えてゆける。神楽と共にいることが幸せそのものであるんだから。

 でも……

 本当に?

 本当にそれでいい?

 手を身体の中央に伸ばしかけ、やめる。
 「ナニ」はまだそこにある。まだ消えていない。
 お父さんは言った。満たせば、消える。その言葉が真実だとするなら、足りないんだ。量や回数なんかじゃない、何かが。
 その何かが何か、本当はわかっているのかもしれない。でも心が結論を出すことを避けている。なぜか? その理由もわからない。いや、わかろうとしない。心がそれにすら目を反らすからだ。わかるのが、怖い。
 神楽と一緒なら乗り越えられる、そう考えたばかりなのに。でも、これだけは例外なのだ。だから、怖い。
 榊は目を伏せた。心を伏せた。
 夜の帳が辺りを覆い始めていた。

 カーテンに閉ざされた部屋の中。リングの蛍光灯が照る、いつまでもそのままの天井に何となく目をやりながら、時間の経過も何となく忘れて、神楽は何となくベッドの上にいた。
 そして、思う。
 私は榊が好きだ。本当に好きだ。
 それは気恥ずかしいことだけど、決して曇りはない。互いの気持ちと一緒に身体を重ねた実感がそう言わせる。
 榊と一緒なら、この先何があっても大丈夫だろう。どんなことだって乗り越えていける。「ナニ」の問題だって問題じゃない。何ならずっとそのまんまでもいい。榊が側にいることが幸せそのものであるんだから。

 でも……

 本当に?

 本当にそれでいい?

 何かが欠けていないだろうか。何か……決定的な、何か。
 足りない心のピースを確かめるように、右手が身体の中心、胸に伸びた。
 トクン、トクンと規則正しい鼓動が、服越しに手のひらに伝わってくる。
 ふと回顧する。
 ……胸、揉まれたの二度目だったな。
 さっきは榊に、そしてその前は、
「かおりん……」
 思わず呟いたその名は、止まった空間の中でいつまでも漂っているようだった。


 星が一つ、光っていた。すぐそばにもう一つ。また一つ。
 夕空が夜空に変わっていくのを、かおりんは開けられた窓から眺めていた。
 そして、思う。
964名無しさん@ピンキー:04/10/18 20:33:44 ID:EjonnLur
>>963
いいねぇ〜GJ
私は榊さんが好きだ。大好きだ。
 それは確かなことで、決して曇りはない。たとえ一方的だとはいえ、これまで抱いてきた思いはただひたすら純粋なものだ。
 たとえ神楽と一緒になっても、私は大丈夫だ。悲しさも寂しさも、どんなことだって乗り越えられる。榊さんの幸せが、私の幸せそのものであるんだから。

 でも……

 本当に?

 本当にそれでいいの?

 何か間違っているような気がする。嫉妬なんかじゃない、そんなんじゃない、もっと何か、大切な……。
 あの時。
 神楽はどうして私を呼んだの?
 神楽はどうして私を引き留めたの?
 神楽はどうして私を認めたの?
 そして、
 榊さんも。
 なんで私を受け入れたんだろう。
 わからない、わからない、わからない……
 収束しない思いを巡らし、頭を振る。気づかぬ内に完全に夜になった空には、星々が輝いていたが、今のかおりんには何の解決も与えてはくれなかった。



 同じ夜の下で、
 三人は、思う。 
966名無しさん@ピンキー:04/10/19 23:11:13 ID:aQ5vUlj9
せっかく良作きてんのに時代のせいか廃れてんな。
もっと盛り上がろうぜ〜
967名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:05:55 ID:/xBjmWdJ
青い人いないし
968名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:09:19 ID:i/qkpeaR
三者三様の葛藤、心の動き、儚くも美しい描写に心ときめく俺の姿があった。











                           よみ萌えだけどな。
969名無しさん@ピンキー:04/10/20 09:01:31 ID:FMSQEzCn
いなくていい
970名無しさん@ピンキー:04/10/21 12:34:47 ID:vU/BV0dG
いるってば〜
971名無しさん@ピンキー:04/10/21 14:48:22 ID:zVK9FwGY
むしろ、ともよみ(;´Д`)ハァハァ

それは兎も角、かおりんも素直に性欲に溺れれば幸せになれると思うYO!
972名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:33:35 ID:r44umF+L
何年後かの榊神楽

「うー、今日も飲んじまった。けどな、だいたい試験開けなんか飲まずに
やってられっかってんだ! たらいまー!」
「お帰り……今日も遅いんだね……」
「おう、文句あっか! って……」
「文句はないよ……」
「あの……ものすごく酒臭くない? そ、それとその一升瓶……」
「ごはん食べる……?」
「お、おう……。ま、またたわしじゃねーか」
「たわしじゃないよ、コロッケだよ」
「あ、あの? 榊?」
「食べないの?」
「だってこれ食えねーだろ」
「そう、じゃあ食べさせてあげる……下の口にね」
「なっ! わっ、こらっ! 放せっ……ぎゃあーっ!」
973名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:34:01 ID:r44umF+L
「ふふふ……。おいしかったか?」
「ううう……まさか本当にねじ込まれるなんて……」
「もういらないの?」
「いらねーよ! ちくしょう……」
「そう。じゃあ歯磨きもしないとね……」
「え? おい、ちょっと待って!」
「ふふふ……念入りに磨かないと、虫歯になるよ?」
「で、電動はやめろ! 電動はヤバい……@$?∽☆#?!!!」
974名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:34:34 ID:r44umF+L
「あ、昼……。夢……じゃねーんだよな……。うう……ぐずっ、ううう……」
「ん……神楽?」
「さかきぃ……も、もう許してくれ。頼むよ、ほんとに、反省してますから……」
「どうしたの? なにかあったの?」
「ぐすっ、ぐすっ……」
「泣いてちゃ分からないよ……。ああ、頭が痛い。どうしてこんな……。
あれ、なんでもうお昼なんだろう。寝過ごしたのか……」
975名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:32:53 ID:EIAza8Vr
目には目を、歯には歯を、酒には酒を
恋人を甲斐甲斐しく待つ榊さんも飲みたくなる日はあるさ
まぁ、神楽も懲りたみたいだしよかったね
榊神楽のほのぼの日常コメディにGJ!!
976名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:36:10 ID:IY2ItesR
G・J!!

977名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:41:51 ID:6SllVN0L
GJ!
978名無しさん@ピンキー:04/10/23 13:31:08 ID:TWHs7mXZ
>>974 ワロタ!

……萌えBが見れんようになったので、もうここでしかあずSS分を補給するしかない今日この頃。
979名無しさん@ピンキー:04/10/23 15:00:23 ID:4GuDcyEQ
>978

>萌えBが見れん

 ホントだ……何があったんだろ?
980名無しさん@ピンキー:04/10/23 15:52:29 ID:kAOdg0vN
>>979
ドメインの期限切れという説がある。
いままで運営の問題で何度もけんすうにメールを出したけど
ことごとくスルーされてきたらしいので復旧には時間かかりそう。
981名無しさん@ピンキー:04/10/23 21:17:28 ID:pnlJUMaN
うわ、それはおおごとだ!
復旧までどこに避難すればいいのやら。
982名無しさん@ピンキー:04/10/24 11:50:59 ID:H2nXOlgT
僕のメルマガです。
よろしく〜。
ttp://merumo.ne.jp/00126751.html
983名無しさん@ピンキー:04/10/25 12:28:58 ID:KgkhmeCi
 
984名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:55:33 ID:2Yn7p+sp
なんでだ
985名無しさん@ピンキー:04/10/26 00:34:32 ID:r3KKF1Pj
萌えBは丸ごとラズベリーヘブンに逝きましたとさ。終わり。
986名無しさん@ピンキー:04/10/26 02:27:34 ID:ETDKUKiy
次スレはどないすんねん?
987名無しさん@ピンキー:04/10/26 04:06:15 ID:4nAC514I
988名無しさん@ピンキー:04/10/26 04:19:00 ID:MPO59k/x
しかしとうとう
容量切れにならず1000レス行く時が来てしまったか……
989名無しさん@ピンキー:04/10/26 20:10:27 ID:8d/BTYXY
>>988
たけき者はいずれは滅びる物……このスレもいずれは終わる時は来る…。
悲しいがこれが現実だ……。

そしてあずまんが大王スレが滅びれば次はよつばとスレが全盛期を迎える…
それもまた天命……淋しがる事は無い…。
990名無しさん@ピンキー:04/10/26 20:10:56 ID:JoH2uH9H
途中でdat落ちすると読み込めなかったレスがあるかもと
気になってしまうので1000を目指す。
991名無しさん@ピンキー:04/10/26 20:54:11 ID:dkyOwN/2
ここが滅びても、我が人生に悔い無し!
992名無しさん@ピンキー:04/10/26 22:55:12 ID:8d/BTYXY
>>944
邪推も、叩きも、叩きの叩きも、あまり好ましいものではありません

>これでN本人だとほぼ確定したな。
>今某スレがあの馬鹿に荒らされてますね
>あそこを荒らしていたのはNの馬鹿だったのか〜
>362 名前:>>361 投稿日:04/07/29 18:21 ID:IQ5l5tSf
>>360(=他人の設定を使うN)が才能を嫉妬して嫌がらせしている書き手
>またNの自作自演か…
>妄想膨らませて必死だな、他人の設定を使うN
>お前の被害妄想はいいよ。消えろ。どっちが荒らしなんだか>N
>スレの目的を無視して今後もNの話題を続けるというのなら、
>自分の悪評を無視して平然と自己弁護を続けていたNと同じ。

………………………………
993名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:00:49 ID:MPO59k/x
>>992
その話はこのスレと一緒に終わりにしようぜ
994名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:47:29 ID:vWsCKqJI
だよね。このスレ埋めた後にたてる卒塔婆には、Nの戒名も刻んどきたい。
995名無しさん@ピンキー:04/10/27 00:08:32 ID:69LIu+Gs
プラス2人のコテの分もね
996名無しさん@ピンキー:04/10/27 06:51:09 ID:buYPONGL
うめ
997名無しさん@ピンキー:04/10/27 06:52:43 ID:buYPONGL
うも
998名無しさん@ピンキー:04/10/27 07:00:09 ID:cSUKAomS
うま
999名無しさん@ピンキー:04/10/27 07:00:49 ID:cSUKAomS
1000名無しさん@ピンキー:04/10/27 07:01:51 ID:cSUKAomS
榊さん(;´Д`)ハァハァ
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