TS・性転換・女性化小説(非強制) Part3

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533名無しさん@ピンキー
>>524

「お兄ちゃん、いっぱい気持ちよかったよね? 私に触られて、嬉しかったよね? だから、お礼してよ。私に、お兄ちゃんの初めて……頂戴」
水気をたっぷりと含んだショーツを、498は引き摺り下ろしてしまった。
「あぁっ……」
496を守るものは何一つなくなってしまった、
外気に晒された花びらを、揺れ動く大気がくすぐってやまない。498の執拗な愛撫に、496のそこは、前も、後ろも、とろとろになっている。
……ふうううぅっ!
「ひっ!」
生温かくあり、鳥肌が立つほど冷たくもあった。498が、剥き出しのすぼまりから、花びらを通り、小さなさやに至るまで、一気に吐息を吹きかけたのだった。
「これなら簡単に入りそうだね……いくよ……お兄ちゃん」かちゃかちゃと言う、ベルトが外れる硬音。
「あ、ああ……」
『いくよ』? 『来る』? 『来てしまう』? 来てしまう。来てしまう。
あんなに気持ちよくて、触られただけでびしょびしょになっちゃったのに、もっと凄いのが。
「ん、しょ…」
498が、496に、触れる。熱くはない。でもひどく温かい。
「入るよ、お兄ちゃぁん……ほんとに、入っちゃうんだよぉ……」
発情した男の声。
「……嬉しいなぁ……」
すすり泣くような、妹の声。
「……嬉しいよぉ。私、一つになるんだ。お兄ちゃんと、一つになれちゃうんだね……」
痛いほどの力を込めて、、498の腕が、496の腰を縛りつける。
「好きだよ。お兄ちゃん」