TS・性転換・女性化小説(非強制) Part3

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521名無しさん@ピンキー
>>520

「いい、の?」
「いいですよ。じゃなくて…ああ、いいぜ。それに」
498の視線が別の方向に向けられる。
「497さん、君も、一緒にどう?」
びくん! と小動物のように497が肩を震わせる。
「お、俺……」
「ほらこっちに来なよ。…靴まで垂れてるくせに、やせ我慢するなよ、な?」
「……………」
悩んでいる時間はそう長くなかった。おずおずと497は498の方へと歩き出した――ぺちゃっ、ぺちゃっ、と愛液で湿った靴音を響かせながら。
「あ、待って。ロープもちゃんと持って来てよ」
慌てて497は床からロープを回収すると、子犬のように498の元へ行き、ロープを差し出した。
「どうもね。…ほら何してるの? 499。して欲しいんだろ? こっち来なよ」
499は、こくん、と頷いた。まるで、本当に女の子がやるように。