新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(メイド以外は名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決める。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
参加時間を前もって伝える、早めに待機する等で、開始・終了時間も早くできます。
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、当人に確認してからで。
・技量は問わない。連携ができるか否か
最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し)
それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。
自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。
・私信はメアド欄で
役を介して私信をすることができない素の内容は、メアド欄で行って下さい。雑談は他でやって下さい。
プレイの可否、制限時間、状況説明他、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に。
自分が参加できるかどうか、一度「名無しの宿泊客」として、屋敷の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
役職ガイドライン
役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」も可能。
・屋敷の住人
血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可)
ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、近い家族(同じ苗字)の場合は苗字は付けられません。
・お客様
関係は何でも。住人やメイドの友人、取引先関係、公的な仕事などなど。
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対しての発言にもある程度強制力が働きます。
お仕置き部屋など特別な設備は、基本的に屋敷の住人の許可が必要です。他人の家だし。
・宿泊客(基本的に一時利用のみ)
屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。
基本的に発言に強制力は働かず、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫などを併用してください。
ただし、メイドによっては無理な要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも……
・メイド
屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。
できる限り名前を設定し、性格・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。
基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、しばらく引っ張ってもかまいません。
採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能。
典型的な「メイド」として以外にも、主人に言い寄る、スレに反して嫌がって強姦役になるなども可能。
最低限の情報さえあれば参加できます。不必要な設定を作ると、逆に泥沼にはまります。深く考えずに気軽にどうぞ。
スレの趣旨は「関係を楽しむ」ことで、設定は余興です。通常は匂わす程度、他人に聞かれたら明かす、といった感じで。
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
現在の主な屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
綾峰 雫@他の屋敷の女主人
自分の気に入らないメイドに対しては冷たく、無理難題を言いつけては悦に浸る。
だが気に入ったメイドに対しては優しいようである。 ふたなり。
桜庭 俊@奏の弟
奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。
家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらく世話になっていた。
廣川 未来@紺野家メイド
紺野家のメイド、名無しの家で修行をしていた。
たまに遊びに来るらしい。
使用人(メイド)
里村 志保
幼い頃、孤児だったのを拾われて主人を父親のように慕う。
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。妊娠中。
萩野 瑞葉
伯父である主人を慕い、実家の子爵家を飛び出してメイドとなった娘。
しかし同年代の瀬名とも半ば恋仲になってしまい、二人の間で揺れ動く。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
椿 杏樹
掴みどころのないお姉さん系天然メイド。
退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。
白河 貴子
大学を卒業後、屋敷で働くことに。 一生懸命だがちょっと抜けている天然系。
長身色白で身は細く、胸も控えめ。視力が悪く、コンタクトレンズを着用。
赤城 冬果
事故で話せなくなったメイド。リハビリを終えてすぐこの屋敷へ来た。
連れ添っている愛犬は、グレートピレニーズのボーセ。
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。
三条 望
屋敷専属となった医師。 一見温和で誠実そうに見えるが、
某メイド曰く「変態セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブ医者」とのこと。
葦名 由依
主人の傘下の葦名家の娘。主人と父との約束により、屋敷の見習い執事及び秘書となる。
幼少の頃より主人を慕っており、その初めても主人に捧げた。
飯塚 正哉
名無しの執事の下で修行中の執事見習い。
敬語は後付。精神修行も技術も、屋敷の水準と比べるとまだまだ幼い。
山城 雄児
お屋敷専属のコック。
料理の腕は確かなのだが、屋敷に来る前の出来事せいか性格にやや問題あり。
丹波 大
お屋敷の専属植木職人だが、謎が多い
どうやらどこかの御曹司のようだ。
児玉 智子
公認会計士の資格を持つ、年若い弁護士見習い
名無し中央法律事務所から、お屋敷の管財人として派遣されて来ている。
名前の読みはサトシ、紛らわしいが男性である
元使用人
桜庭 奏
真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けなかったメイド。
大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練があったが、この春、大学に合格した。
神川 悠斗
凛香の事が好きな屋敷のギャルソンだった。裏表が無く楽天家。
最近杏樹にポチと命名され、みんなのペットと化し始めていたが、凛香とできちゃった婚することに。
星野 凛香
屋敷に、住み込みでバイトをしていた明るさが取柄の女子高生
気になっていた悠斗とできちゃった婚に。
木村 香
家政学園の実地研修生として短期間屋敷で働いていた際、屋敷の主人に一目惚れ。
家事全般はそこそこできるが、自己の恋愛に関しては暴走癖がある。
【お詫び】
慌てて新スレを建てた為、ここに掲載されていない新キャラの皆さんが、テンプレに反映されておりません。
追って、それぞれにフォローしていただけますと幸いです。
以上、大変失礼いたしました。
……すみません、元使用人に抜けがありました。
エディタで編集中に、その部分をすっ飛ばしていたようです……。m(__)m
来宮 このみ
元バレーボール選手で身長185センチのメイド
エッチは楽しむものという主義
高校のバレーのコーチとなる
15 :
里村 志保:04/04/26 19:38 ID:QXMdwf0v
夕食を食べ終え、食器が乗ったお盆を持って自分の病室を出る。
「はぁ… お屋敷の食事が懐かしい」
薄味ばかりの病院の食事。
それに溜息をつきながら廊下を歩いていた。
16 :
葦名 由依:04/04/26 19:46 ID:sAdSOW++
今日一日だけ休みを貰い、街を気ままに歩く。
いつものぴっちりした制服とは違い、少しゆったりした格好で、あちこちを散策したり、本を買ったり。
さらに少し買い物をして、その足で予定通りある病院へ。
「志保さん……元気かな?」
他のメイド達も何人かお見舞いには行ったと聞いているが、自分がお見舞いに行くのはこれが初めてだった。
辺りをきょろきょろ見回しながら、病室を探して廊下を歩く。
と、そこで廊下を歩く志保を見つけた。
「あっ。…志保さーん」
軽く手を振って、少し憂鬱そうな顔をしている志保に駆け寄る。
17 :
里村 志保:04/04/26 19:56 ID:QXMdwf0v
聞き覚えのある声が耳に入り、辺りを見回す。
「由依さん!」
見知った人間の突然の来訪に驚き、銀色の大きなワゴンに急いでお盆を返した。
「久しぶり… こっちなの、私の病室」
退屈そうに淀んでいた表情を一変させ、明るさを戻らせる。
「面会時間があとちょっとしかないけど、ゆっくりしていって下さい」
由依の手を引いて、自分の病室へ。
そこは小さな個室で、いくつかの雑誌や出産や育児のための小冊子以外は、
ほとんど白で構成された部屋だった。
18 :
葦名 由依:04/04/26 20:09 ID:sAdSOW++
>>17 「はい、久しぶりですね。…志保さんも元気そうで何よりです」
少なくても身体の方は健康そうな志保を見て、柔らかく微笑む。
そのまま彼女に連れられて、個室の病室へ。
白で統一された部屋に、穏やかな陽射しが降り注いでいる部屋は、清潔感と温かさに満ちていた。
「あ、これ…お邪魔かな、と思ったんですけど…」
そっと花束を差し出して、ベッドの脇の棚へ。
どうやら「出産」や「安産」に絡んだ花言葉を持つ花をいくつか見繕って買ったらしい。
「…それで、早速ですけど…」
ちらり、と志保の下腹部に視線を走らせつつ、聞いてみる。
「赤ちゃんの方は、元気なんですか?」
気のせいか、その口調はいつもより年齢相応の素に近いものだったり。
19 :
里村 志保:04/04/26 20:20 ID:QXMdwf0v
「いえいえいえいえ… ほんと、すみません。気を使わせちゃったみたいで」
外の景色を見る以外は、目に焼き付けるもののほとんどが白なので、
鮮やかな花束は実に心の清涼剤となった。
「もちろんです。元気じゃなかったら大変ですよ」
由依の言葉に仰天した様子で答え、こう続ける。
「ときどき激しくお腹の中で動いたりして… 唐突でびっくりするけど、
赤ちゃんが元気なのが実感としてわかって、本当に嬉しかったりするんです」
羽織ったカーディガンのボタンを外し、入院服の上から下腹部を優しく撫でてみせる。
>>892(前スレ)
(私の口と手で…私の奉仕でこんなに…なってるの…?)
初めて自らの口に含んだ男性の逸物…
手と舌で刺激する度に、逸物が喜びの声をあげるように跳ね上がる。
その反応を見て、羞恥心と背徳感で揺れ動く心の中に、かすかな満足感が生まれてくる。
最初はおずおずと含んでいた唇も徐々に深く深くと逸物を含んでいく。
>まったく…困った淫乱メイドだな
「そ、そんな事…ありません…」
逸物を頬張った口元からそう反論しようとするが、
そんな煽るような言葉の度に、下半身に未知の刺激が走り、疼きに耐えるように細い腰をもじもじと揺らしてしまう。
(あなた…私、淫乱なんかじゃないわよね…)
そう心の中で呟きながら、夫以外の逸物を口にするという、今まで考えもしなかった今の状況に、
飛んでいってしまいそうな心を必死にとどめ、逸物に奉仕する。
「ん…んんっ…っはぁ…んんっ…」
その動きの度に、淫らな水音を上がり、くるしそうな声を漏れてしまう。
いつしか先端から溢れる逸物の蜜と唾液が混じり、妖しく光る逸物。
御主人様のアドバイスに従い、徐々に手と口を前後に動かす動きを早めていったその瞬間…
>ああ、いいぞ、奈緒子…もう出そうだ! 私のミルクを…一滴もこぼさずに飲み干しなさい
「んんん!?…んっ…んっ…っぷぁ…」
逸物が激しく膨張し、熱いものが口の中に充満足する。
「んんんっ!?」
初めての体験にどうしていいかもわからずに、閉じた瞳から涙を浮かべ、
なおも逸物を頬張りながら、口の中に拡がる御主人様の味を溢すまいと必死に堪えた。
21 :
葦名 由依:04/04/26 20:32 ID:sAdSOW++
>>19 「あ…そ、そうですよね、元気に決まってますよね」
自分が少しピンボケした質問をしていた事に気付いて赤面しつつ、志保の話を聞く。
嬉しそうに話をしながら、膨らんだ下腹部を撫でる志保。
『母親』の雰囲気を感じさせる彼女の仕草に、少しだけ羨望感が沸いた。
「…そうですね。なんだかもう、志保さんも母親と言う感じで…なんだか、羨ましいです。
私ももし赤ちゃん出来たら、志保さんみたいに強く…優しくなれるのかな?」
愛する男性を失っても、こうして強く生きて母親になろうとしている志保。
棚に置かれた写真立てや、他のメイド達が持ってきたであろうお見舞いの品を眺めつつ、そう言った。
>>20 「おぉ…奈緒子の口の中は温かくて柔らかくて、良い気持ちだ…」
このところしばらくご無沙汰だったせいか、我慢に我慢を重ねた濃い精液が奈緒子の細い喉に
容赦なく注ぎ込まれていく。
涙を浮かべながらも懸命に自分の逸物を頬張る奈緒子が、いとしくてたまらない。
そっと彼女の髪を撫でながら、微笑を浮かべて苦しそうな様子を見守る。
心のどこかで、獣にはなりきれない自分をあざ笑う声が聞こえたような気がした。
「良かったぞ、素晴らしい…良いメイドになれる素質があるぞ」
そう言って奈緒子の口中から逸物を引き抜き、唾液を白濁に塗れて黒々と光る怒張を頬に擦り付ける。
一度出したことで萎えるどころか、さらに硬度を増して隆々と熱く脈打っている。
「おかげで私のコレはまた元気になってしまった。さあ、私を満足させておくれ」
顎でベッドの方をしゃくって見せ、意味ありげにニヤリと笑う。
23 :
里村 志保:04/04/26 20:46 ID:QXMdwf0v
>>21 「なれますよ、きっと。 …といっても、私のはハリボテの強さみたいなものですけどね。
本当は強くないけど、この子がいるから、頑張ろう、強くなろうって頑張ることができる……
そういうものだと思います。だから、由依さんもそういう時が来たらきっと…」
言って呼吸をひとつ置く。
「強くなれます! 大丈夫です」
恥ずかしそうに語調を荒げ、拳を握ってみせた。
「あ、そうそう! あの… お屋敷のお食事の残り、こんどタッパーに入れて持ってきてくれませんか?
それとお菓子も! ああ、だめだめ…こんなことしてたら太っちゃうけど、ちょっとだけならいいよね、うん。
というわけで、お願いします! 由依さん。お腹の子が大きくなるとともに、食欲も大きくなってちゃって」
看護婦連中に聞かれてしまわないよう、囁くように小声で喋る。
>>22 >「おぉ…奈緒子の口の中は温かくて柔らかくて、良い気持ちだ…」
「んっ…んっ…うんんん…」
御主人様のその言葉に紅潮した頬をさらに朱に染め、
2度、3度と喉を鳴らし、口のなかにこぼれそうに溢れ返ったその全てを飲み込んでいく…
(あの人にもできなかったのに…私いったい…)
そっと先ほどまで一心不乱に奉仕を続けた逸物から口をはなし、
羞恥心と満足感が入り混じった感情を抱いて、不思議なほど愛おしそうにその逸物を見つめていた。
>おかげで私のコレはまた元気になってしまった。さあ、私を満足させておくれ」
駄目…でも…
心の中で沸き起こる激しい葛藤。
御主人様の不思議な視線に見つめられると、不思議と下半身は熱い熱を帯びてしまう。
「あの人じゃないのに…」
愛する者の姿を思い浮かべながら、心の中にいつの間にか存在するその男の下へと歩み寄る。
いつまでたってもその葛藤に答えは出ない…
「でも…いまは…この人に…してほしい…」
脳裏に浮かぶ愛しい人、薬指に光る物をぎゅっと握りしめながら、御主人様を睦めていた。
「御主人様…私で満足していただけますか…」
そういいながらそっと御主人様の胸に体を預け接吻した。
25 :
葦名 由依:04/04/26 20:56 ID:sAdSOW++
>>23 「志保さん……」
熱く語る志保。その手をそっと包み込むように触れて、こう言う。
「元気な赤ちゃん、産んでくださいね」
>あの… お屋敷のお食事の残り、こんどタッパーに入れて持ってきてくれませんか?
「…ふふ、いいですよ。山城さんの料理や柏葉さんのお菓子、今度のお休みの時にでも持ってきますから。
でもあんまり食べ過ぎるとよくないから、ちょっとだけですよ?」
また微笑んで、志保のお願いを快く承諾する。
そんなこんなで話をするうちに、あっという間に面会時間は過ぎてしまった。
病院を出て、一人喫茶店に入り、熱い紅茶を頼む。
「志保さん…やっぱり強くなってる…」
ふと自分の下腹部を見て何かを思い、ぶんぶんと首を振る。
「……駄目。私はそういうの考えちゃ」
志保の安産を願いながらも、何か葛藤のような想いを抱えてしまうのだった。
>>24 「ほう、本当に全部飲むとは… 感心だ、これほどとは思わなかったぞ」
どこか恍惚として、奈緒子の美しい顔には不似合いな猛り狂う逸物を見つめている彼女。
そんなに気に入ったのだろうか?思わず表情がニヤけてしまって、どうしようもなくなってしまう。
>「御主人様…私で満足していただけますか…」
思った以上に思い通りの展開に、文句などあろうはずもない。
「おっとっと…と」
奈緒子に身体を預けられ唇を重ねたままで、わざとベッドに倒れこんでしまう。
自然に、仰向けになった自分の上に奈緒子がのしかかるような体勢になる。
驚く彼女にも構わず、さらに深く口づけて舌を絡め、歯の裏側まで丁寧になぞるように嘗め回す。
ぎゅっと押し付けられる彼女の胸のふくらみの感触がなんとも言えず心地よい。
本当に良い身体をしていると思ったら、中身までこれほど素晴らしいものだったとは。
「さあ、一人で寂しかっただろう。奈緒子が奉仕しやすいように、しっかり可愛がってやるぞ」
重なり合ったままでおもむろに手を伸ばし、スカートを捲り上げると器用にショーツの中へ手を忍び込ませる。
27 :
里村 志保:04/04/26 21:06 ID:QXMdwf0v
>>25 「由依さん、ありがとう御座います〜」
依頼を快諾してくれたことに顔を綻ばせて喜び、
部屋を出て行く由依を手を振って見送る。
「…あぁ、なんか迷惑掛けっぱなしだなぁ。
みんなに迷惑掛けないよう、一人でちゃんと生まなきゃ」
写真立てを胸に抱き、ベッドに寝転がる。
久しぶりに屋敷の住人に会ったことによる嬉しさの余韻に浸りながら、重力に身を任せていた。
>>26 >「さあ、一人で寂しかっただろう。奈緒子が奉仕しやすいように、しっかり可愛がってやるぞ」
「………」
御主人様のその言葉を聞いて体がかっと熱くなる。
本当は…違うのに…
「ん…本当は駄目なんです…御主人様…ぁ…んん…」
そう心の中で贖罪しながら、先ほどまで逸物を愛した薄桃色の唇を重ね、
今まで味わった頃が無いディープキス…戸惑いながらも、御主人様の舌に導かれるように濡れた舌を絡めていった。
>「さあ、一人で寂しかっただろう。奈緒子が奉仕しやすいように、しっかり可愛がってやるぞ」
「えっ…あっ…んん…あんんっ…」
初めての奉仕で昂ぶっていたのか、御主人様の指が純潔に届いた瞬間くぐもった声とともに、淫らな水音が耳に届く。
巧みに濡れた純潔を愛撫するその動きに身をよじり、
その度に今までの夫との行為ではださなかった声があがる。
いつしかスカートは捲りあがり、上着も胸元が大きく開いてしまっていた。
どれだけ時間がたったのかわからない…
ただただその愛撫に身も心も溶かされ、心の中にはいつの間にか御主人様が溢れていた。
そんなとき…
それまで受け入れていた愛撫を遮るようにスカートの中にはいりこんだ逞しいその腕を握り締め、潤んだ大きな瞳いっぱいに御主人様の表情を映し出す。
「一つだけ…お願いがあるんです…
本当は駄目なんです…駄目なんですよ…
でも御主人様になら…御主人様になら私抱かれてもいいんです。
でもあの人のために…あの人のために
お客様のお相手だけは…手とかその…口までで許していただけませんか…?
お願いです…私のここ…あの人と御主人様のものだけにしてください…んんっ…っん…っあ…」
そういって御主人様の指を純潔の最深部に導いた。
>>28 >お客様のお相手だけは…手とかその…口までで許していただけませんか…?
「そうだな… 中には、メイドに手をつけるのが目的でここに来る客もいるからな。
客人には貞操を守ると簡単に言うが、生易しいものではないぞ。
これからは手や口だけで十分に奉仕できるように、頑張って練習しなくてはな」
指先で奈緒子の最奥部を擦りながら、親指で茂みを掻き分けて秘豆を探り当て、そっと愛撫する。
「ふふふ… 可愛いな、奈緒子は」
そう言って微笑むと、もう一度軽く奈緒子の頬に口づける。その一方では秘処への愛撫をさらに
激しくして、指を増やしながらじゅぷじゅぷといやらしい音を立てる。
「私しか見えないようにしてやろうかとも思ったが、やめることにしよう。
なんというかだな、こう悩みながら精一杯頑張ってるお前の姿を見ると、
汚したくて犯したくて堪らなくなってしまうのだ」
>>29 >「ふふふ… 可愛いな、奈緒子は
「んんっ、そんな事ありません…あっ…んっ…ん、んんっ!
私駄目なんです、愛する人がいるんですっ…でも御主人様にも愛してほしいの…ああっ…
でも御主人様に愛されながら…あの人のこと思い出してるんです…
ごめんなさい…んんっ…ごめんなさい…」
巧みな愛撫に体を震わせ、今まで1人の男性にしか見せたことがない、その肌をおおきく露にしてしまう。
たえきれず漏れてしまう吐息と共に、ひっしで言葉を綴りながら御主人様の首に両手をまわし強く強く抱きしめた。
>私しか見えないようにしてやろうかとも思ったが〜
「いいんです…今日は…今日だけでも…私にもっと御主人様を汚してください…
ああっすごい…すごいです…御主人様ぁ…んんっっ…」
その目に歓喜と懺悔の涙を浮かべ、相反する感情の中その体は高みに達っしていこうとしていた。
>>30 「いずれ…その男に愛されながら私を思い出すようにしたいものだな。
ふっ、私も悲しい男だよ。素晴らしい女は独占したくてならないのだ」
素肌と素肌で抱きしめ合いお互いの興奮の熱を感じ合い、自分の胸に当たる奈緒子の胸の、
頂点の硬い突起の感触に気をよくして、さらに激しく秘処を弄ぶ。
すっかり濡れそぼった秘処からは白く濁る粘液がこぼれ、欲求不満になって先走りの汁を漏らす
逸物に振りかかり、シーツに新たな染みを作った。
>「いいんです…今日は…今日だけでも…私にもっと御主人様を汚してください…」
「今日だけと言わず、明日も明後日もいつでも構わないが」
奈緒子の恍惚の表情と秘処の痙攣から絶頂が近いのを知ると、咄嗟に指を引き抜いていた。
名残惜しそうにきゅっと締め付ける秘処が、じゅぷっと卑猥な水音を立てる。
「忘れるな、お前だけ先にイかせては本末転倒だ」
そう言い放つと、奈緒子の身体を持ち上げて、真っ白な胸の硬く尖る先端を、ちゅっちゅっと、
わざと大きな音を立ててついばんだ。
「さあ、自分でするんだ。私によく見えるように、してみなさい」
「そんな…自分でだなんて…」
敏感な胸の先端を刺激され、体を支える腕に力が入らない。
押し寄せる快感の渦に耐えながら、
それでも眉を寄せ苦悶の表情を浮かべて崩れそうな体を支えるが、
指の動きに合わせて体が上下動し、その度に胸が上下に揺れていた。
(私いあっまでこんなになってことなんて無いのに…どうして…ほんとうにどうして…)
心の中の自問自答にいつまでたっても答えは出ないまま、せつなそうに御主人様を見つめ返す。
「私…そんな事した事ないんです…それに1人でだなんて嫌なんです…
お願いですから…はやく…御主人様に抱かれながら他の人の事も思い出してる私を汚してください…」
いいながら指輪が光る左の手で御主人様の手を握りしめた。
「…ほう、そうか」
驚いたように大きく息を吐き出す。
「そんなに君が淫乱だとは…笑いが止まらないな」
奈緒子の手を乱暴に振り払うと身体を起こす。そうしてバランスを崩した彼女の肩に手を掛けて
一気に押し倒し、上下を入れ替えて奈緒子を組み敷いた。
「他の人のことを思いながら私に犯される悲劇の主人公に酔いしれたいのか?
そんなに可哀想な自分が大好きなら、最愛の夫のことも忘れさせてやろう!
かつて愛した夫のことすら思い出せない、そんな悲しい女に堕ちてしまえ」
大きく開いた足の間に割り込んで、逸物に手を添えると奈緒子の華奢な秘処へ一気に突き入れる。
そのまま最奥までぐいぐい腰を突き上げ、ベッドが軋むほどに激しく大きなストロークで腰を使う。
「主人などではなくただ男として…奈緒子、お前の心まで奪ってやろう」
突き入れるたびに角度を変えながら、時には荒々しく、短く、またゆっくりと焦らすように、そして
空いた手で奈緒子の陰核をも弄びながら、欲望のままに乱暴に攻め立てる。
>かつて愛した夫のことすら思い出せない、そんな悲しい女に堕ちてしまえ
「嫌…嫌!嫌ぁ !」
御主人様の嘲弄するような言葉に顔を振り、抵抗する。
「私は1人でするのが…嫌だっただけなのに…御主人様酷いです…酷いです…」
覆い被さったご主人様の瞳に見つめ、瞳を伏せる。
「私…あの人の事絶対…絶対忘れません…」
普段はのんびりとした彼女が見せた意外なほど気丈な言葉。
そんな言葉が逆に御主人様を煽る事にはまってくきがついていない。
>空いた手で奈緒子の陰核をも弄びながら、欲望のままに乱暴に攻め立てる。
「あっ…嫌っ…駄目ぇえ!!んんんっ!!あっ!嫌…嫌ぁあ!!っあ、んんんっ!!」
あっという間に体の自由を奪われ、そして純潔を逸物が深々と陵辱する。
逸物が純潔を押し広げ沈むそのあまりの感触に視界が白く点滅し、もうなにも考えられない。
荒々しく攻め立てる御主人様の責めに、唇を結び、瞳を伏せ、ただ体を捩じらせ跳ねさせ声を漏らした。
「んんんっ!!もう駄目っ駄目っ御主人様凄いっ…っん、あっ嫌っ駄目ぇええ!!」
ふるえる胸を押しつぶすように御主人様に抱きついて、快感の津波に耐えていた。
「ふっ、ん… 奈緒子、恥ずかしくないのか? そんなに大きな声を出して…っ、皆に聞こえているぞ…!」
嘲るようにそう言いながらも、ベッドが壊れるのではないかというくらいに激しく腰を打ち付ける。
嫌と言われれば言われるほど、余計に彼女を乱れさせてみたくもなる。
「やはりいいぞ、物凄く…締め付けてくる…こんなに激しくしても柔らかく包み込むように…くっ」
奈緒子に自分の隙を見せまいとして懸命にこらえているのだが、あまりの快感に声が漏れてしまう。
おそらく彼女にも私の苦悶の表情が見て取れるだろう。そんな余裕はなさそうだが。
ただ激しいだけでは飽き足らず、ふと奈緒子のじっとりと汗ばんだ左足を抱きかかえ、
彼女の右足に跨るような体位で、さらに深くまで逸物を挿入する。
陰毛と陰毛が絡みつくほどに根元まで深く突っ込んで密着させ、えもいわれぬ快感を貪る。
「くそっ、もう限界だ… 奈緒子、中で、中で思い切りぶちまけてやる… いっそ孕んでしまえ!
…と言いたいところだが、せめてもの情けだ… さあっ、どこに出して欲しい?」
息を荒げ小刻みに腰を震わせながら、そう尋ねる。
>ふっ、ん… 奈緒子、恥ずかしくないのか? そんなに大きな声を出して…っ、皆に聞こえているぞ…!」
「嫌だっ…駄目っ…聞かないでっ聞かないでくださいっ!」
御主人様の腰使いの度に怒涛のように押し寄せるあまりの快感。
性格どおり淡白なあの人とは全然違う…
白く惚けた頭の中でそんな事をふと考え、自己嫌悪に陥ると共に、その背徳感がさらに快感を深めていく。
「いいっ…いいんですっ…御主人様のが…んんっ、すごっく…っいいんですぅ!!」
背中にか細い両腕をまわし、いつの間にか両足を御主人様の腰に巻きつけていた。
込み上げる快感に意識が押し流され、体の全てが収縮する。
白いシーツの上に黒いストレートの髪を振り乱し、汗ばむ肌を朱に染めながら…そのすべてが白く消えていく。
>さあっ、どこに出して欲しい?」
「あっ!あんっ!駄目っあなた…御主人様っ駄目っ!!全部っ全部私のっ…
奈緒子の中に出してくださいっ!!あっんんんんっっっっっっ!! 」
薄れゆく意識の中で聞こえた最後の言葉…もはや自分を抱いているのが誰なのかわからず、
苦悶と恍惚の表情を浮かべて意識を失った。
膣内射精が嫌かと思ってそう訊いたのだが、すんなりと中出しを求められて満足そうに微笑んだ。
「よし、膣内に出してやるぞ、奈緒子は中出し好きな、なんていやらしいメイドだ…」
奈緒子の腰をつつかんで乱暴に揺さぶり、リズミカルに乾いた音を立て性器を打ち付けあう。
そうしてどちらからともなく自然に顔を寄せ、何度も何度も唇を重ねては舌を絡め、お互いを貪った。
度重なる奈緒子の締め付けに耐えかねて、次第に息が上がり、逸物はさらに充血して膨れ上がり、
彼女の膣内から限りなく性感を得ようと絡みつく。
「っく… も、もうイくぞ… お望みどおり、たっぷりと出してやる… しっかり受け止めろっ!」
獣が唸るように低い声で呻き、ぎゅっと密着して奈緒子の白い裸身に全体重を預けた。
そうして、白濁液を膣内へ吐き出す。一度出しているとは思えないほど、逸物が何度も何度も
脈打って精液を噴き上げ、狭い中を蠢く熱い粘液の感触に溺れるとさらに射精感がこみ上げてくる。
「奈緒子…」
うっすらと目を開くと、いまだ目を開かぬ彼女の恍惚とした表情があった。
白いシーツに艶やかな黒髪が乱れて行為の激しさを物語り、奈緒子の上気してほんのり赤らんだ裸身の
ところどころ零れた淫液の染みが情欲をそそる。このまま写真を撮って額に入れて玄関に飾りたいくらいだ。
しかし、さすがに3度目は思い留まった。
「奈緒子…素晴らしかった、ありがとう。もう執事の顔すら思い出せないくらいだ」
ふっ、と小さく笑うと、もう一度彼女の肢体を優しく抱きしめた。
「後でシーツを換えるのを忘れないように」
聞こえているのかいないのかも分からなかったが、そう囁くと静かに目を閉じた。
38 :
粉原 月子:04/04/26 23:21 ID:54Yh9U7y
「ふん、思ったより立派ね」
お屋敷の門前、空色のワンピースを着た中学生くらいの少女が腰に手を当てて仁王立ちしている。
後ろに垂らした長い黒髪は腰にまで及び、風に吹かれるたびにサラサラと羽毛のように踊り流れる。
「ま、暫く住んでみるのも悪くなさそうね…」
誰にともなく呟くと、そのまま呼び鈴も押さずにお屋敷の中へとつかつか入って行った。
薄れゆく意識の中で、感じる胎内に放たれ満ちていく熱い粘液の感触…
私は誰と寝ていたの…だろう?
そんな事を思い出すのにも時間がかかる。
そして一筋の涙が頬を伝う…
あなた…あなた…ごめんなさい…
40 :
椿 杏樹:04/04/26 23:27 ID:Ev3WUNhM
厨房で冷たいデザートを皿に取り、食べようと適当な部屋へ移動する。
「うふふ、残ってた〜。ヨーグルトゲットゲット♪」
週末の事は特に誰にも言わず、自分の中だけに留めている。
「……。はぁ…」
(…他の人に心配かけないようにしなきゃ)
少し元気のない表情になるが、ふるふると頭を振って無理やりいつもの表情に戻す。
「さーて、気を取り直してヨーグルト食べましょっと」
41 :
粉原 月子:04/04/26 23:37 ID:54Yh9U7y
今日、初めて入った屋敷にも関わらず、堂々と我が物顔で廊下を歩いていく。
「久しぶりに遠出したから疲れちゃったわ… あら、丁度良い物があるじゃない」
と、歩き回る内に見つけたソファに深々と腰を下ろして、体を休ませる。
42 :
高坂 真:04/04/26 23:38 ID:o/qkO0Wl
「んー・・・・」
軽く伸びをして、深く息を吐いた。
昨日のコトの影響か、今日は一日中ぼんやりと過ごしていた。
「・・・・・・」
今思い出してもかなり恥ずかしい。顔が熱くなる。
今夜もなんとなく眠れず・・・少し気持ちを切り替えるために、散歩でもしようかと部屋を出たのはいいものの。
そこで、俺はとある問題に直面した。
「どこに行くか・・・だな」
庭・・・は昨日のことを思い出すからなんとなく恥ずかしくて行けない。
ピアノ室・・・は似たような思い出があるのでこれまた然り。
「んー」
立ち止まり、しばし思い悩む。
43 :
粉原 月子:04/04/26 23:50 ID:54Yh9U7y
「……あ…ふぁ…」
寝るつもりは無かったが、思いも掛けず疲れていたようで
体を横たえて3分もしないうちに寝息をすやすやと立てている。
44 :
椿 杏樹:04/04/26 23:55 ID:Ev3WUNhM
ビデオのある部屋で録画していたドラマを見つつ、ヨーグルトを食べている。
45 :
萩野 瑞葉:04/04/26 23:55 ID:pMtqDBpK
風呂上りの濡れた髪を拭いているが、
その表情はどこか寂しげ。
「…………」
そして物憂げなため息が漏れる。
47 :
萩野 瑞葉:04/04/27 00:01 ID:n5kQVq34
耳の中に入ってしまった水をとろうと
頭を振ってみたり、耳を軽く叩いてみたり、麺棒でほじってみたり。
「んぅ……気持ち悪いですわ……」
ただでさえすぐれない表情が、益々暗いものになる。
49 :
萩野 瑞葉:04/04/27 00:06 ID:n5kQVq34
>>43 「はぁ……」
沈んだ表情のまま、生乾きの髪を後頭部に編み上げて席を立つ。
「見回りして、もう寝ましょう」
が、とある部屋をのぞくと早くも見慣れない人物を発見してしまう。
「も、もしもし? どなた……ですの?」
眠っている少女を恐る恐る揺すって問う。
50 :
高坂 真:04/04/27 00:09 ID:oQcJhwwr
しばらく悩んでいると・・・ふと、近くの部屋から声が聞こえてきた。
(?誰かいんのかな・・・?)
引き寄せられるように声の聞こえる部屋へと近づいていく。
少し開けているドアの隙間から、中を覗き見る。
・・・誰かの後姿が見えた。
「あのー・・・」
とりあえず、ドアの隙間から顔を出してそっと声をかけてみる。
51 :
粉原 月子:04/04/27 00:13 ID:mgEtNNk7
>>49 揺すられてうっすらと目を開ける。
「…貴方、誰?…」
不機嫌そうな顔で欠伸をし、そのままさも不満げな表情でゆっくりとソファに身を起こす。
「…誰って聞いてるのよ。早く答えなさい…!」
目の前の瑞葉を睨んで凄む。
自分が質問に答えてないことは全然気にしてない様子である。
52 :
萩野 瑞葉:04/04/27 00:17 ID:n5kQVq34
>>51 「ひうっ?」
凄まれて、つい腰が引けてしまう。
「し、失礼いいたしました。私、萩野瑞葉と申します。
こちらの主人の姪で、メイドをさせていただいて……」
自己紹介を始めて、ハッと気付く。
「って、あの……貴女は?」
53 :
椿 杏樹:04/04/27 00:19 ID:bRDKKPOo
>>50 ソファに座ってぼんやりビデオを観ていたが、どうも気分が乗らない。そんな中
>あのー・・・
「……はい?」
声をかけられ、ドアの方を見る。
「あら、こんばんは。どうかなさいました〜?」
ゆったりした口調で真に話しかける。手に持っていたヨーグルトの皿は
慌ててテーブルの上に置き、スプーンを後ろ手に隠す。
「ご、ごめんなさいね。今日は私、御主人様のお部屋に行く日じゃないから…
ちょっと休憩と思って…その、おやつにしてたんです」
「執事の人達には、な…ないしょにしてて下さいね」
様子を伺うように言ってみる。
なんとなく叱られそうな気がしたので、口止めしておきたいらしい。
54 :
粉原 月子:04/04/27 00:27 ID:mgEtNNk7
>>52 「ハギノミズハ…・? ああ、知ってるわ。萩野家のお嬢様ね」
相手が名乗ったので、漸く満足そうな顔を見せる。
が、直ぐに怪訝な顔をして「なんでメイドなんてやってるのよ貴方?」と質問する。
「まあ、いいわ。丁度いいから名無し兄様に引き継いで下さらない?メイドさん」
そこまで言ってまたソファに座り直し、肘を立てて手を額にそえた。
流石にまた横になったりはしないものの、頼み事をするには随分と人を見下したような態度を取る。
55 :
萩野 瑞葉:04/04/27 00:30 ID:n5kQVq34
>>54 なにやら自分を知っている相手のようなので、
懸命に思い出そうとしている。
>なんでメイドなんてやってるのよ貴方?
「ええと、それは色々……ありまして」
そのため、返事はぞんざいになるのだが。
>名無し兄様に引き継いで下さらない?
「はい? ああ、おじ様に……って、ですから
貴女がどなたなのか分かりませんと、お取次ぎもできませんわよ?」
困惑半分、不満半分の様子で告げる。
56 :
高坂 真:04/04/27 00:39 ID:oQcJhwwr
俺の声に反応して、部屋にいた人物がこちらを振り向く。
・・・杏樹さんだ。
俺に気がつくと、こちらへと近づいてくる。
>「あら、こんばんは。どうかなさいました〜?」
「いや、どうもしてないですけど・・・・」
まるで何かを隠すように後ろで手を組みつづける杏樹さんに疑問符を浮かべつつあたりを見回すと・・・テーブルの上にヨーグルトが置かれていた。
白い・・・昨日の自分の白濁した液を思い出して思わずヨーグルトから目をそらす。。
>「ご、ごめんなさいね。今日は私、御主人様のお部屋に行く日じゃないから…
ちょっと休憩と思って…その、おやつにしてたんです」
俺がヨーグルトに気が付いたのを感じ取ったのか少しバツが悪そうな顔で言ってきた。
・・・御主人様のお部屋に行く日・・・?
言葉の意味がよくわからず少し眉をひそめる。・・・主人の部屋でいったい何をするというのだろう?
「あー・・・そ、そうなんですか・・・」
どう反応したらいいのかわからずとりあえず、その言葉だけを返した。
>「執事の人達には、な…ないしょにしてて下さいね」
「別にいいませんよ、大丈夫です」
苦笑いを浮かべて、そう言った。
執事さんたちと話をするほどの仲でもないし・・・どことなく不安そうにしている杏樹さんをこれ以上不安にさせる理由もない。
57 :
粉原 月子:04/04/27 00:44 ID:mgEtNNk7
>>55 <「ええと、それは色々……ありまして」
自分で質問しておきながら、ふ〜んの一言ですませる。
もっと面白い答えが欲しかったわね、などとも呟いていたりする。
<「はい? ああ、おじ様に……って、ですから
その一言にカチンと来たかのように、身を投げ出していたソファから、ぐい。と体を前に出し
瑞葉の顔を下から覗き込むようにして言う。
「あのねぇ、貴方もメイドなら察しなさいよ。私はここのお客様なの。名乗らない客がいても取り次ぐ位の事は出来るでしょう?」
言い放って、ふん。と鼻を鳴らしてまたソファに身を寄せる。が
相手の言い分もそれなりに正しいと思ったのか
「コハラツキコよ。ツキコが来たと言えば分かるわ」
一応、自分の名を名乗る。かなり大規模な財閥の名だった。
58 :
萩野 瑞葉:04/04/27 00:50 ID:n5kQVq34
>>57 >名乗らない客がいても取り次ぐ位の事は
「そ、そんなことは出来ませんわ。もしも……」
危険なひとだったら、と言おうとしてグッと思いとどまる。
>コハラツキコよ。ツキコが来たと言えば分かるわ
「コハラ様……コハラ、粉原……月子さん?
ああ、粉原様のお嬢様の!
分かりましたわ。では今、呼んで参ります」
そう言って部屋をでていくが、やがて顔を赤くして戻ってくる。
「……あの、月子さん、今夜はおじ様は、ちょっと……その、
お忙しくていらっしゃるみたいですわ」
しどろもどろなところをみると、奈緒子と同衾中のところを
目撃してしまったらしい。
59 :
椿 杏樹:04/04/27 00:54 ID:bRDKKPOo
>>56 「ありがとうございます」
ほっとした表情で顔を上げる。
「これね、厨房の冷蔵庫にまだあったから、良かったら――きゃっ!!」
ヨーグルトの透明な皿を持ち上げていたが、手が滑って胸元に
中身が落ちてメイド服をべとべとにしてしまう。
「う…、やっちゃった…」
(もう踏んだり蹴ったりだわ。週末から全然いいことないなあ〜…)
浮かない顔でメイド服のリボンを外し、ハンカチで胸元のヨーグルトを
ふき取り始める。
「あーあ〜、こんなところまでべたべた……」
目の前に真がいるが、どうやらそこまで気が回っていないらしく
無防備に肌やブラをチラチラ(無意識のうちに)見せつつ、鎖骨あたりを拭ったりする。
60 :
粉原 月子:04/04/27 01:01 ID:mgEtNNk7
>>58 <「コハラ様……コハラ、粉原……月子さん?
「そうよ、名乗らないで会って驚かすつもりだったのに…もう!」
一応怒ってはいるが、自分の名前を出した途端に気づいた瑞葉の態度にそれなりに満足したような口ぶりだった。
だがそれでも部屋から立ち去る瑞葉に後ろから、急いで。とせっついたりしてみせる。
<「……あの、月子さん、今夜はおじ様は、ちょっと……その、
顔を赤くして戻って来た瑞葉を見て、何かがピンと来たのか、意地悪そうに唇の端を歪め。
「あのねぇ、忙しいからってそれでお仕舞い?、そんなの色々理由があるでしょう?ちゃんと言いなさいよ」
そう言ってソファから立ち上がると、つかつかと扉の前まで歩いていき
「貴方がきちんと対応しないなら、それを言いつけに直接行くわ」
と瑞葉を困らせようと意地悪する。
61 :
萩野 瑞葉:04/04/27 01:05 ID:n5kQVq34
>>60 「ち、ちょっと待って下さい!」
慌てて月子の前に立ちふさがる。
「り、理由は……その……」
しばらく、いや、かなりの間沈黙して迷う。
「……い、一緒に、女の人と……ベッドに……」
やがて蚊の鳴くような声で白状する。
(ああ……もうこれで、やらしいメイドになったんだ、なんて思われたら……)
などと落ち込むものの、どこか「事実そうなのだから仕方がない」と
自嘲的な思いもあって、尚更意気消沈する。
「だから、今夜はいけません。粉原の御両親にも申し訳ないですし」
62 :
高坂 真:04/04/27 01:23 ID:oQcJhwwr
ヨーグルトが杏樹さんのメイド服にかかり、彼女という領域を支配していくのを見た瞬間・・・ドクン、と心臓が高鳴った気がした。
甘い痺れが体のそこから湧き上がり、頭がぼーっとしてくる。
・・・コノオンナハ、ドンナ味ガスル?
・・・コノオンナハ、ドンナ顔ヲシテ喘グ?
・・・コノオンナハ、ドノヨウニ乱レル?
「っ」
浮かない顔をしながら自分の胸元を拭く女の手を自らの手で抑え、その動きをやめさせる。
そして、近くのソファに押し倒し・・・今度は両手を抑えて覆い被さった。
そのまま勢いに任せ、その首筋や鎖骨に舌を這わせる。
女は・・・甘い味がした。
63 :
粉原 月子:04/04/27 01:24 ID:mgEtNNk7
>>61 <「……い、一緒に、女の人と……ベッドに……」
消え入りそうな声で事実を述べる瑞葉を、今にもくすくすと笑い出しそうな顔で見ている。
聞き終わってから、さも知らなかったとばかりに
「あらぁ、そうだったんだぁ、へぇ〜貴方が気を利かせてくれたのね、ごめんなさいね」
と、わざとらしく労う。
しかし、そんな気遣いも無駄だと言わんばかりに
「でも、さ。女の人とか言ってるけど、どうせメイドの誰を引っ張り込んでるんでしょ?昔から手近ですまそうって人だったもの」
などと言ってみせたりする。
そしてそのまま恥ずかしさに打ちひしがれてる瑞葉の様子を面白がるように周囲を歩きながら
「貴方もメイドってことは…そうだったりするのかしら、ねえ?」などとからかう。
「ああ、面白かった。今日は貴方に免じて許してあげるわ…瑞葉さん」
やがて、瑞葉をからかうのにも飽きたので、止まる旨を告げて部屋を宛うように促す。
「朝は牛乳を出してね、私、あれを飲まないと一日が始まらないの、ちゃんと絞り立てでね…それと」
そんな調子で、月子の注文は部屋についてもかなりの間続けられた。
64 :
萩野 瑞葉:04/04/27 01:29 ID:n5kQVq34
>>63 >昔から手近ですまそうって人だったもの
>貴方もメイドってことは…
「……っ」
反論しようと思うものの、咄嗟に言葉が出ず
そのまま黙って月子を案内する。
>朝は牛乳を出してね〜
「はい……はい……」
一つ一つ要求を仕方なくメモして、最後に頭を下げる。
「お休みなさいませ、月子、様」
一応は客人なのだから、と「様」をつけることにしたらしい。
「はぁ……」とため息をつきながら月子の部屋を出る。
が、疲れたようではあるが、少しだけ顔に活力は戻っていたようである。
66 :
椿 杏樹:04/04/27 01:39 ID:bRDKKPOo
>>62 「?……あんっ!」
ぼーっとしていたが、勢い良く押し倒されてようやく頭がハッキリしてくる。
「あ、あの〜…どうしたんですか?……んっ…!ぁ……ま、待って…」
興奮した様子で首などを舐められて、少し困惑するが
かかる息などがこそばゆく、力が抜けてしまう。
「…ぅ」
ぴくっと体を震わせ、顔が赤らむ。
舐められる間、時折身をよじるが却って服が肌蹴てしまい
乳房を覆う白いレースの下着が見えたりする。
「やだ恥ずかしい、こんな格好…見ないでください…」
67 :
高坂 真:04/04/27 01:59 ID:oQcJhwwr
>「やだ恥ずかしい、こんな格好…見ないでください…」
女は恥ずかしそうに顔を赤らめて言った。
その姿は、愛らしくも淫猥で・・・俺は思わず口の端を吊り上げた。
「ふ、そうか・・・見られるのはイヤか。それなら」
つぶやいて、女が先ほどはずしたリボンをおもむろに手に取り・・・目にあてがって後ろですこしきつく縛る。
「見られている、とわからなければ問題はないな?」
68 :
椿 杏樹:04/04/27 02:13 ID:bRDKKPOo
>>67 >目にあてがって後ろですこしきつく縛る
「そ、そういう問題じゃないです……、…あっ!?」
リボンで目隠しをされたので、驚いて目元に手をやる。
(何?急に…なんか、感じが違う…)
視界が真っ暗な中、何をされるのかと鼓動が早まってくる。
(うう、どうしよう…。ちょっと怖い…かも…?)
「…はぁ…んっ」
暗いせいか体がより敏感になり、少し肌に触れられるだけで甘い声が出る。
69 :
椿 杏樹:04/04/27 03:06 ID:bRDKKPOo
覆いかぶさられて身動きとれず、少々弱っていたが
「…あ、電話」
部屋の内線電話が突然鳴ったので、手探りで目隠しを取り、真の体を押して立ち上がる。
ふらつきながらも電話に出てしばらくすると
「もしもし?………あっっ、は、はいっ。
うん、あの……。…………うん。大丈夫…です、服脱がされたくらい…」
ちょっと困惑したような、恥ずかしげな顔になる。
「ごめんなさい!急に雑用頼まれたので、私行かなきゃ」
電話を切ると慌てて器とスプーンを手に持ち、リボンと彼を置き去りにして
服が乱れたまま部屋から出て行く。
70 :
香山 絵理:04/04/29 21:13 ID:E3KgUrp7
「なんか、歯がむずむずする…
虫歯かな?」
手鏡で大きく開けた口の中を覗き込んでいる。
71 :
名無しさん@ピンキー:04/04/30 00:25 ID:9xBxldEA
待機です。自己キャラを模索中
72 :
三条 望:04/04/30 23:49 ID:3gm3qt7s
「さすがにあれだけ忙しいと、疲れるな…」
GW前の慌しい仕事をめずらしく真面目に片付け、
充実した疲労感を感じながら、ぼんやりと椅子に腰掛けていた。
73 :
奥津 夕呼:04/05/01 00:04 ID:xVEIGMrs
「へー ミルコ負けたのか、見とけば良かったなぁ…」
お屋敷の誰かが趣味で取り寄せているスポーツ新聞をテーブルに広げてみている。
74 :
三条 望:04/05/01 00:08 ID:rFFrQZ7S
「これを…どう使えと…」
ぼんやりとした視線で、机の上に置かれた新薬を見つめていた。
75 :
奥津 夕呼:04/05/01 00:13 ID:xVEIGMrs
「……………………」
新聞を読み進むうちに風俗系のページに突き当たり、無言で読んでいるうちに顔が赤くなっていく。
76 :
三条 望:04/05/01 00:24 ID:rFFrQZ7S
「一回誰かに…試して見るか…」
新薬を見つめ、小さくそう呟いた。
77 :
香山 絵理:04/05/01 00:27 ID:sXxtvawc
「お腹空いた〜」
思う存分夕食を食べたにもかかわらず、すでにお腹をすかしているようである。
78 :
樋瀬 鴻一:04/05/01 00:27 ID:l48bWXAu
なにをするでもなく屋敷の中をぶらぶらしている。
ラウンジのソファに座り込んで手近な雑誌を拾い上げてみる。
「なっ、なんだいこりゃ!?」
どうやら主人が洋物のポルノ雑誌を置き忘れて行ったらしい。
79 :
香山 絵理:04/05/01 00:33 ID:sXxtvawc
「う〜ん、メイドさんの休憩室に行けば何か食べる物あるかな?」
思い切って、ドアを開け休憩室に向かう。
80 :
奥津 夕呼:04/05/01 00:38 ID:xVEIGMrs
「……や、やめよ」
大分経って、全部読み切ってしまってから顔を上げる。
もう捨ててしまおうとするが、集積場所が分からずにお屋敷をウロウロしてしまう。
「どこだったっけ捨てるトコ、えーっと…」
と、通りがかった廊下に扉の開いている場所をみつけ、人に聞こうと入っていく。
81 :
三条 望:04/05/01 00:42 ID:rFFrQZ7S
「…?」
手に新聞を持ち、いきなり医務室の扉を開けた見慣れぬメイドの姿…
「確か奥津さん…でしたよね?
こんな時間にいったい何の御用ですか?」
既に手渡されていたカルテにあった顔写真を思い出し、不審な訪問者にそうたずねた。
82 :
奥津 夕呼:04/05/01 00:48 ID:xVEIGMrs
>>81 <「確か奥津さん…でしたよね?
「ちょっと聞きたいことがあって…、新聞捨てるトコってどこでしたっけ?」
詰問するような相手の態度に、ノックもしないで入ったのはマズったかなーと思いつつ手にした新聞を示してみせる。
83 :
樋瀬 鴻一:04/05/01 00:54 ID:l48bWXAu
大きく伸びをして立ち上がり、おとなしく自室に戻ることにする。
が、その前にキッチンへ立ち寄ってコーヒーを一杯。
84 :
三条 望:04/05/01 00:55 ID:rFFrQZ7S
>>82 >手にした新聞を示してみせる
「新聞ですか…?」
奥津の口ぶりから見てどうやら、体調を崩しての訪問ではないようだ。
「さぁ…私あまり雑用はしないので、捨てる場所といわれても…」
などと答えながら、初めて目にする新しいメイドの姿を値踏みするように視線を送る。
「それよりも、あなたがこのお屋敷にいらして以来、
健康診断をまだしていませんでしたよね?
いい機会です、まずは上半身の服を脱いでこの椅子に座ってください。」
他のメイドたちとは明らかに違う、露出の多いメイド服…
その姿に込み上げてくる劣情を抑えるように、淡々とした口調で椅子に座るよう促した。
85 :
香山 絵理:04/05/01 00:56 ID:sXxtvawc
廊下をキョロキョロしながら休憩室に向かう。
途中で医務室と思うものの…
お腹が鳴ってきびすを返す。
86 :
香山 絵理:04/05/01 01:07 ID:sXxtvawc
休憩室にたどり着くと、その場にいた瑞葉にケーキを分けてもらうと
ぺろりと平らげて自室に戻っていった。
87 :
奥津 夕呼:04/05/01 01:07 ID:xVEIGMrs
>>84 <「さぁ…私あまり雑用はしないので、捨てる場所といわれても…」
「そう…だよな、お医者っぽいもんな。うん」
そのまま礼を言って、帰ろうとするが
<「それよりも、あなたがこのお屋敷にいらして以来、
と言われて立ち止まる。
「そういえばしてないな、じゃ、よろしく」
そして相手の目の前で上を脱ぎ、さっさとブラを残して肩をはだけさせる。
相手が医者ということもあって余り警戒しない。
88 :
三条 望:04/05/01 01:16 ID:rFFrQZ7S
>>87 まったく疑いもせずに、
堂々と服を脱いだその脱ぎっぷりのよさに心の中で感嘆しながら
ブラに包まれた胸の谷間に視線を送る。
サバサバとした性格とは裏腹にその肢体はとても女性らしい。
意外にも深い胸の谷間に思わずまた感嘆する。
「…それでは診察できませんよ?」
事務的にそう言った言葉とは裏腹に、上等なご馳走を目の前にし、いやがおうにも劣情が徐々に高まっていた。
89 :
奥津 夕呼:04/05/01 01:29 ID:xVEIGMrs
>>88 <「…それでは診察できませんよ?」
「…これじゃダメなのか?」
ブラを付けたまま聞き返すが、三条が不満げに促してくるので仕方なく外そうと手を付ける。
ホックを外し、胸の頭頂から布地が取り払われると流石に恥ずかしさが込み上げてくる。
早く診察を終わらして欲しい、と思うが
三条が何もしないでこちらを眺めているだけなのに気づく。
「何してるんだよ。恥ずかしいんだから早くしてくれ」
90 :
三条 望:04/05/01 01:37 ID:rFFrQZ7S
>>89 >「何してるんだよ。恥ずかしいんだから早くしてくれ」
「男っぽく振舞っていても、案外女性らしいんですね…」
すこし手を伸ばせば、そのやわらかそうにふるえる胸に触れられる短い距離。
そんな近い距離で異性に胸を晒した事が恥ずかしいのか、
彼女の口をついて出たそんな恥じらいの言葉に、思わず頬が緩んでしまう。
「勿体無いですね。
それほどの美貌で、これほどの体をもっておられるのですから…」
そう言いながら聴診器を持った左手を恥かしそうに揺れる胸へと伸ばしていく。
「口調に気をつけられれば…お客様にも素晴らしい満足を与える事ができるでしょうに…」
そういいながら、反応を楽しむように胸の先端に冷たい聴診器を軽く触れさせ刺激した。
91 :
奥津 夕呼:04/05/01 01:48 ID:xVEIGMrs
>>90 <「男っぽく振舞っていても、案外女性らしいんですね…」
「あ、当たり前だろ先生。そ、それより早くしてくれよ」
相手の意図に気づかず、少し照れたようにそっぽを向いて返答する。
<「口調に気をつけられれば…お客様にも素晴らしい満足を与える事ができるでしょうに…」
「……っ」
言い返そうとした時、突起を冷たい聴診器に擦られて危うくへんな声が出そうになる。
ワザとやったように見えるが、これ以上はしてこないだろうと思い、診察を早く終わらす為に我慢する。
92 :
三条 望:04/05/01 01:54 ID:rFFrQZ7S
>診察を早く終わらす為に我慢する
「そうそう奥津さん…そうやって我慢していれば、貴女はとても魅力的ですよ…」
その口ぶりから反抗すると思っていたのだが、意外にも奥津は為すがままにされている。
一瞬甘い声を漏らしそうになった事を必死に耐えるそんな彼女の姿に興奮がさらに高まり、
思わず小さく呟いていた。
「それでは…検診はじめましょうね?」
嬉しそうに頬を緩め、その柔らかな感触と奥津の反応を楽しむように、
つつくように、擦るようにさらに胸の先端の小さな突起を聴診器で弄りだした。
93 :
奥津 夕呼:04/05/01 02:07 ID:xVEIGMrs
<「そうそう奥津さん…そうやって我慢していれば、貴女はとても魅力的ですよ…」
相手が何か言っているが小声で良く聞き取れなかった。
これだから医者はキライなんだよな。と負けじと小声で呟き
注射がキライだった子供の頃を思い出したりする。
<「それでは…検診はじめましょうね?」
「ま、まだ始まってなかったのかよ。はや…ひゃっ?!…」
やっと診察を初めてらしい三条に文句を言おうとするが、その途端またしても聴診器に敏感な所を刺激される。
さっきとは違って今度の刺激は堪えきれず、叫び声を上げてしまう。
その後も執拗に突起を嬲られ、頭に来て三条の手を掴んで止める。
「てめぇ…なにすんだよ?! さっきからワザとやってねぇか、おい!」
94 :
三条 望:04/05/01 02:14 ID:rFFrQZ7S
>>てめぇ…なにすんだよ?! さっきからワザとやってねぇか、おい!」
「ええ…」
聴診器によって快感を得た自分に嫌悪するように、
突然語彙を荒げた置奥津のその言葉にも、まったく動じず、
デスクの上に手を伸ばし、片手をつかんだ彼女の腕に素早く注射器の針の先端を打ち込んだ。
「もちろん…わざとしてますよ。」
そう嘲笑しながら、注射器のなかに詰められた液体を注入する。
「普段は男勝りな貴女が、感じた時にどんな表情をするのか…とても気になったのでね。」
微笑みながら注射の針を白い腕から抜き取った。
95 :
奥津 夕呼:04/05/01 02:29 ID:xVEIGMrs
「え?」
突然のように人が変わった三条の注射に刺され、その痛みに思わず立ち上がるが
中で針が折れるのを恐れ、それ以上なにも出来ない。
<「普段は男勝りな貴女が、感じた時にどんな表情をするのか…とても気になったのでね。」
「な、なに言ってんだよ…何だよこの注射?」
漸く針が抜き取られ、今や得たいのしれない相手となった三条から離れるが
数歩たたらを踏み、後ろの壁に背中がぶつかって止まる。
壁から背を引きはがそうとするが、まるで力が入らず、そのまま寄っ掛かっているだけで足が震え出す。
「えええ?? ちょっと… なんだコレ…力が…はいんねぇ…くそっ…」
96 :
三条 望:04/05/01 02:39 ID:rFFrQZ7S
>>えええ?? ちょっと… なんだコレ…力が…はいんねぇ…くそっ
「思ったよりも、即効性があったようですね…」
一瞬、デスクの上のチザニジンという字が書かれたその薬に視線を送り、
思うようにその肢体に力が入らないようで、まるで生まれたての動物の赤子のように
足をよろめかせる奥津の姿を見つめて、満足そうに微笑んだ。
まるで、恐怖心を与えるようにゆっくりと奥津の側へと歩み寄る。
「いったいどうか…されたのですか?」
薬の効果が体を蝕み、力の入らない肢体を壁に寄せた奥津の顔間近に、自らの顔を近づける。
「どうやら奥津さんは、どこか体の調子がおかしいようですね…
こうみえても私はれっきとしたお医者さんなのですよ。どこか悪い所がないかきちんと調べてあげますね…」
そう言いおえると、左手を彼女の胸にあてがい、やさしくそっと揉みしだきはじめいった。」
97 :
奥津 夕呼:04/05/01 02:54 ID:xVEIGMrs
<「どうやら奥津さんは、どこか体の調子がおかしいようですね…
「ああ……! や、やめろ触んな、バカ!」
全身に倦怠感が走っているくせに、触感は足が痺れた時のように妙にぴりぴりと敏感になっており
三条に触られた胸からは味わったことのない、何とも我慢の出来ない快感と不快を混ぜたような刺激が走る。
三条を払い除けようと手に力を込めて相手の胴を押すが
ちょっと力を込めて動こうとしただけで足に痺れが走り、そのままずるずると地面に倒れ込んでしまう。
「くそっ…なんだこれ…足が…手も…動かない」
下から、自分に何を注射した三条を憎々しげに睨み付ける。
98 :
三条 望:04/05/01 03:03 ID:rFFrQZ7S
>下から、自分に何を注射した三条を憎々しげに睨み付ける。
「いかがです…?気にいらない男に無理矢理されるその気分は?」
睨みつけてくる奥津の表情など意にもかいせず、
うっすら浮かんだ涙のような液体を舌を伸ばして掬い取りながら、
そう言いながらも日に当たらないためか、驚くほど白い胸の形をいやらしく歪めるように執拗に責め続ける。
「普段は見せない、あなたの女性としての顔…だくさんみせてくださいね…」
嬉しそうに微笑を浮かべ、もう片方の手でゆっくりと短いスカートをたくし上げていく。
スカートの布地が捲られる度に、徐々に露になる白いふともも…
その白さにまた笑みがこぼれてしまう。
「奥津さん、貴女の大事なところ…今から見せていただきますね。」
そいいながら完全にスカートの生地をたくし上げると、うっすらと液体が滲んだその下着に目をむけた。
99 :
奥津 夕呼:04/05/01 03:23 ID:xVEIGMrs
<「いかがです…?気にいらない男に無理矢理されるその気分は?」
「ふっざけんな!こんなっ……! 事っ……!!」
瞬間、脳裏に主人に強姦された事が思い出され、全身の力を振り絞って立とうとするが
いくら力を込めても自分の四肢はぴくとも微動しなかった。
「うっ…くそ!何だ…これ!」
<「普段は見せない、あなたの女性としての顔…だくさんみせてくださいね…」
「てめぇ… 後で覚えてろよ。こんなことして只で済むと思ってんのかよ!」
体が動かないために口汚く相手を罵るくらいしか出来ず、臍を噛む。
怒りが衝動的につきあがってきているため、恥辱はあまり感じなかったが
行為に対する恐怖心も同時にわき上がって来ており、顔は血の気が失せたようになっている。
100 :
三条 望:04/05/01 03:30 ID:rFFrQZ7S
薬によって肢体の自由が奪われ、反抗しようにも、ただ言葉だけでしか反抗の意志を表せない奥津の姿。
むしろ、反抗の意志を告げる彼女の言葉に興奮がさらに昂ぶっていく。
そんな衝動をもはや隠そうともせず、指先を下着の脇から差し入れると、その濡れた花弁を一撫でする。
「口ではそんな事いいながら…ここはもうこんなになっていらっしゃるじゃないですか?」
恥ずかしい水音が奥津に聞こえるように、わざと乱暴に花弁にあてがった指をうごかした。
「…っ!…痛っ……」
まだこなれていないアソコを乱暴に擦られ、ビクっと反射的に体が動くが
それだけの反応を見せただけで、また直ぐに体に力が入らなくなる。
「…やめろぉ…うう…やだぁ…!」
抵抗も出来ずにいいようにアソコを撫でられ続け、段々と自分の体が火照り覆われていくのが分かる。
初めは痛いだけにしか思えなかった指の動きも次第に心地よい感覚を運び始め
「…あ…あ……あ!…」
ずる、ずる、と乱暴に擦られるたびに口から声が漏れだしていく
(な、何なんだよコレぇ…! 体が…熱い…よぉ)
102 :
三条 望:04/05/01 03:57 ID:rFFrQZ7S
>「…っ!…痛っ……」
指をその花弁に挿入した瞬間漏れたその声が脳裏に信号を送る。
「そうですか…まだまだ慣れてらっしゃらないのですね…」
指を締め付けるその強烈な締め付け、そして夕呼の反応…
さすがに未通ということはなさそうだが、経験自体がそれほどないのだろう。
あまりに初心なその反応に、
悪戯心と興奮、そして股間の逸物が昂ぶりを増していく。
>ずる、ずる、と乱暴に擦られるたびに口から声が漏れだしていく
「どうやら、貴女の大事なものは御主人様に散らされたようですね。
しかし…と、いっても…まだまだ行為の気持ちよさをしらないようですね…」
陰猥な表情を浮かべると、下着を手早く抜き取り、
夕呼が抵抗する間もなく逸物を濡れた花弁に宛がった。
「どうです?
抵抗できないまま無理矢理奪われてしまう…という今のお気持ちは?」
意地悪くそうきくやいなや、宛がった逸物で硬く閉じた花弁を押し開き、ゆっくりと腰を沈めていった。
104 :
三条 望:04/05/01 05:01 ID:rFFrQZ7S
厨房でアイスティーを淹れて飲んでいる。
「ホントはお酒でも飲みたい気分……飲めれば、ですけれど」
ポツリ、と寂しげに呟く。
「ふう…これでいいはず」
屋敷の門の外。
主人から貰った白いバッグを手に持ち、やや小振りのスーツケースを停めてある車のトランクに入れる。
「御主人様、行ってきます」
屋敷に向かって、深く一礼。
ヨーロッパの由緒ある貴族の家で、執事の本格的な研修があると知らされたのはつい3日前だった。
未だ見習いである自分を鍛えるには絶好の機会に違いないが、主人のもとを離れるのも抵抗がある。
それでも自分の将来の為にと、半月ほどの研修に行くと決めたのであった。
「志保さんも入院中だし、留萌さんもGW中は実家に帰るそうだけど…まあ、大丈夫よね」
自分が居ない間の屋敷がふと気になるが、そんな後ろ髪を引かれるような思いを振り切って車に乗り込む。
「私、頑張らないと…」
首筋にかすかに残った痕を指で撫でつつ、運転手に発車の指示を出した。
「ちょっとだけ、入れてみましょうかしら、お酒」
主人が紅茶にブランデーを入れていたのを思い出して、
棚にある酒瓶をじっと見る。
109 :
三条 望:04/05/02 00:27 ID:8AqWLjLg
111 :
三条 望:04/05/02 00:36 ID:8AqWLjLg
〜〜再開〜〜
>>102 <「どうやら、貴女の大事なものは御主人様に散らされたようですね。
「う、うるさいな! そんなことなんで分かるんだよ!」
熱に侵されたようになりながらも、三条の言葉に歯を向くようにして怒鳴り返す。
逆にその態度で経験が浅いことを悟られてしまう、という事に気が付いていない。
だが、直後に下着を剥ぎ取られ、秘裂に三条のものが宛われるとさっと顔色を変える。
<「どうです?
「やめろバカぁ! 放せ!やめろって…っひぃいっ!……ぁぎ」
自分のアソコが無理矢理に押し開かれていく感覚に、言葉を途中から悲鳴に換えて、動かない体を僅かに仰け反らせる。
「…ばかぁ…!抜けぇ!抜けよぉ…!」
微かに動く手を三条の体に打ち付け、必死に抵抗する。
「ここで飲んだりすると、変なことになるかもしれませんし……」
結局棚から取り出したブランデーを、風邪薬のシロップを飲むような
小さな器に入れると、ティーセットと一緒に自室へと運ぶ。
「ここならすぐに眠れるし、ちょっと飲んでみましょう」
そう言ってブランデー入りの紅茶を作る。
結果としては、飲んですぐに潰れてしまうのだが。
114 :
三条 望:04/05/02 00:57 ID:8AqWLjLg
>>112 >微かに動く手を三条の体に打ち付け、必死に抵抗する。
逸物を激しく締め上げるその感触を楽しみながら、悲鳴をあげる奥津の姿を見下ろした。
まだ、快感よりも痛みのほうが勝るのだろうか?
まだまだ開発されて間もないいない花園の締め付けと
ささやかな抵抗を見せる嫌悪するその仕草に被虐心が刺激される。
「抜けといわれても…こんなにきつく締め付けられたら抜けるものも抜けませんからね…」
そんな気持ちは全くないにも関らず微笑んだ。
「あんまり声をあげると、貴女のこの姿誰かに見られてしまうかもしれませんよ?
恥ずかしいこの姿を見られたくなかったら…静かにしておいた方がいいのではありませんか…?」
花園の奥深くの壁を刺激するように、さらに逸物を沈めていく。
<「抜けといわれても…こんなにきつく締め付けられたら抜けるものも抜けませんからね…」
「そ、そんな…! 嘘だろ、そんな事アタシはしてないよ…!」
自分の勝手な体の反応の事を指摘され、狼狽えて返答する。
自らではどうしようもない事だが、体をかき乱された混乱の余り涙を交えて否定する。
<「あんまり声をあげると、貴女のこの姿誰かに見られてしまうかもしれませんよ?
「…………」
助けを呼ぼうかと思っていたが、三条に言われた事と
それにこんなお屋敷では助けはこないかもしれないと思うと、悔しいが口を紡ぐしなかった。
無抵抗のアソコを三条の腰使いに晒されながらも、その苦痛と屈辱に対し、唇を噛んで耐える。
116 :
三条 望:04/05/02 01:17 ID:8AqWLjLg
>無抵抗のアソコを三条の腰使いに晒されながらも、その苦痛と屈辱に対し、唇を噛んで耐える
「普段は男勝りの貴女のこんな姿…皆さん想像もできないでしょうね…」
煽るようにそう言うと、激しく抵抗する花弁の中から逸物の先端部分をゆっくり引き抜いていく。
「抵抗できない者の辛さ…たまには味わって見るのもおもしろいでしょう?」
言いおえると同時に激しく逸物を奥深くに叩きつけた。
<「普段は男勝りの貴女のこんな姿…皆さん想像もできないでしょうね…」
<「抵抗できない者の辛さ…たまには味わって見るのもおもしろいでしょう?」
「アタシが…何したんだよ…ひぅ…何で…こんな…あぁぁっ」
仰向けになった姿勢のままで、何度も何度も逸物を叩き込まれ
その体がバラバラになってしまいそうな衝撃を堪えながら、潤んでしまった瞳を三条に向ける。
「…やぁぁ…もうやめてくれ…!…もうやだぁ…うっう…やめてぇ…う…」
やがて、普段は到底出さないような懇願するような泣き声を上げ始める。
118 :
三条 望:04/05/02 01:41 ID:8AqWLjLg
>やがて、普段は到底出さないような懇願するような泣き声を上げ始める。
「夕呼さん、その表情いいですよ…
いつもは勝気な女性のベッドの上でしかみせないその表情…
このお屋敷を訪ねてくるお客様にもとても満足していただけるでしょうね…」
逸物を抜き差ししながら、夕呼の瞳から流れ落ちた涙を舌ですくい、耳元でかすかに囁いた。
「それでも…私ばかり気持ちよくなっても、痛いばかり貴女に申し訳ありませんね…」
そういうと錠剤を取り出し、自らの口に含み、そのまま組み伏せた夕呼に口移しで飲ませてしまう。
「痛みを取り去るお薬です、これで痛みは消えるでしょう…
ただこの薬には困った事に副作用があるのです。
しばらくの間、貴女の体が快感が敏感になってしまうのですが、それはこの際、仕方がないでしょう…」
夕呼を見下ろし、そういい終えると、両腕を廻しその肢体を抱きしめ
「いつもは見せないあなたの姿…いまからもっとみせてくださいね…」
その花弁に突きたてた逸物の動きをさらに激しく高めてだした。
<「夕呼さん、その表情いいですよ…
「やめろ…うう…見るな…ぁ! アタシは客になんか…くぅっ…ああ……!…」
その一言で、恥じらうように震える両手を顔に当てて隠す。
少しは体に力が戻ってきていたが、流れてくる涙を掬うくらいの動きがやっっとでは抵抗もできなかった。
<「痛みを取り去るお薬です、これで痛みは消えるでしょう…
「へ、変な薬飲ませる…な!……ぅぅ…」
だが、口では罵倒していても、心ではどこかこの苦痛から解放される事にほっと安堵している。
薬の効果はまだなのに、そう言われたせいなのか
両手で抱きすくめられ、密着した胸が挿入の度に相手の体に擦れる事にすら快感を覚え始めてきた。
120 :
三条 望:04/05/02 02:06 ID:8AqWLjLg
>密着した胸が挿入の度に相手の体に擦れる事にすら快感を覚え始めてきた。
即効性の薬の効果が現れてきたのだろう、その表情に先ほどまでの苦悶の色とは異なる表情が見え始めてきた。
しかしそれでも
「おかしいですね、おや?まだあの薬の効果がでるまでにはもう少し時間がかかるはずなのですが…」
などと、夕呼にわざと羞恥心を与えるようにそういいながら、
逸物の動きにあわせてふるえる胸を口に含む。
「まだまだこれからですよ…
貴女に私が快感というものを教えてさしあげましょう…
もっと、もっと…どんどん気持ちよくなってくださいねっ!」
いやらしくそう微笑むと先ほどとはうって変わり、ゆっくりとした動きで夕呼の快感を高めるように、
胸の淡い先端を舌で責め、さらに腰をまわすように動かして花弁の内側を刺激する。
<「おかしいですね、おや?まだあの薬の効果がでるまでにはもう少し時間がかかる…
「うっ……あうん…はぁはぁ…ふうぅ……ん!」
気が緩んでしまったのか、その言葉にも腕をダラリと下げ、喘ぐようなそぶりを見せるだけなっている。
ただ、心の中で自分が半ば諦め、そして快楽に身を委ねたことは分かっているので
その羞恥をつかれて耳元まで赤くなる。
<「まだまだこれからですよ…
「うう…そんなものアタシに教えるなよぅ…ひぃ…はぁぁ!
……やだぁ!頭が……おかしくなるぅ…擦られるたびに…ああ…!」
体の奥底から染み出すように、快楽が自分の体を蝕んでいく。
それは三条の腰が突き込まれるたびにぐちゅぐちゅと音を立て、そして加速している。
そのことを自覚しながら、もうどうすることも出来ず、ただ身を任せ、そして泣いた。
122 :
三条 望:04/05/02 02:36 ID:8AqWLjLg
>そのことを自覚しながら、もうどうすることも出来ず、ただ身を任せ、そして泣いた。
「こんなに濡らしているなんて、つい最近御主人様に奪われたばかりとは思えないほど敏感なんですね…
涙を流すほど感じてくれるとは嬉しい限りですよ…」
流れる涙の意味を知りながら、あえてそう嘲笑する。
逸物にまとわりつく花弁から染み出す甘い蜜…
腰を鎮める度に、その陰猥な水音とくぐもった彼女の声が医務室の中に響いていた。
快感を享受し始めたその肢体、その痴態を眺め
彼女の始めてを奪った御主人様に軽い嫉妬のような感情すら湧いてくる。
「快感を受け入れ感じる貴女のその表情…もっと、もっと見せてくださいねっ」
そんな邪な感情をぶつけるよう、限界を間近に控え激しく昂ぶった逸物をねじ込むように叩きつける。
その肌の感触を味わうように体を密着させて、徐々に、徐々に…欲望を叩きつける速度を増して行く。
「さぁ…貴女のすべて…この眼にみせてくださいましっ…」
そう荒々しくいいながら、深々と逸物を埋め込んだ。
<「こんなに濡らしているなんて、つい最近御主人様に奪われたばかりとは思えないほど敏感なんですね…
「うう…」
言われて主人に初めての華を散らされた日のことを思い出し、呻く。
その忌まわしい思いも、今は甘美な快楽に上書きされるかのように塗りつぶされていってしまう。
(あの時…アタシはお屋敷を出るべきだったんだ…)
後悔するように胸中で呟くが、やがてそれすら膣内をごりごりと擦り上げていく
三条の逸物の産み出す快楽に追い払われ
「…ひぁう…はぁん…んん!…うう…」
只、最早押さえることも出来なくなった嬌声を部屋中に響かせる。
124 :
三条 望:04/05/02 02:56 ID:8AqWLjLg
>只、最早押さえることも出来なくなった嬌声を部屋中に響かせる。
「そうです…その声が聞きたかったんですよっ…」
肢体を責められ声を漏らす夕呼の姿に歪んだ被虐心が刺激され、
そしてその甘美な響が心地よく耳を刺激し、逸物にその限界を告げた。
「さぁいきますよっ…奥津さんっ…」
下半身からせり上がる快感に歯を食いしばり、
膨張する逸物を引き抜くと、夕呼を汚すようにその白濁を顔に向けて解き放った。
「あぁ…!…もう…ダメ…ダメぇ!…はぁぁ……ふぁ…ぁ!」
もう限界だった。
三条の物が動くたびに、まるで快楽そのものが出入りしているかのように感じられる。
薬の効果か、逸物が力強く打ち付けられるせいで
時折、床と背中が擦れる摩擦すらも体全身で快楽を享受してしまう今は気持ちが良かった。
まとわりつくように三条自身のものを締め上げ、うねり付いているものはまた自分自身で
相手にも同等の快楽をその身によってもたらしていた。
<「さぁいきますよっ…奥津さんっ…」
三条が限界に達する寸前の呻きをもらし、それを聞いて、思い起こされたように
心に嫌悪感と恐怖心が芽生える。
(…アタシ…避妊薬飲んでない…渡されたの……飲んでない)
処方されたが、夜の勤めからは逃げ回っていたので、たかを括って飲んでいなかった。
抵抗しようと、あるいはそのことを告げようとするが、快楽に浸かった肢体が行動を許さなかった。
しかしその瞬間、逸物が引き抜かれていった。
「…あっ……?」
ドロリと、むせるような臭いが顔を覆っていた。三条が何をしていたか、良く分からなかった。
ただ、その顔に征服の証として刻まれるように白濁の跡を付けられる事に何の反応もできず
いつも反抗的だった瞳を濁ったような色に変えて、呆然と四肢を床に投げ出している。
126 :
三条 望:04/05/02 03:35 ID:8AqWLjLg
逸物が跳ねるように痙攣し、その度に奥津のその顔が汚されていく…
快楽の余韻に浸るように肩を上下し、汚れた奥津を見下ろしていた。
「どうです…?思っていたよりも、気持ちいいものでしょう…?
貴女に打った弛緩剤、あれは効き目が現れるのもはやいですが、
効果が消えるのも同じ様にはやいのですよ。
確かに薬の効果もあったでしょうが、
私のような見ず知らずの者に抱かれても…
またまだ経験が浅く、快楽を受け入れる受け皿が出来ていなかったとしても…それでも貴女は感じていた。」
息を整えながら言葉を吐く。
投げ出された肢体を抱きかかえ、薬剤の匂いがこびりついたベッドに寝かし、
医療室の備品とは思えない、このお屋敷ならではの上質のシーツをかけると
「もう少し気持ちの整理ができたなら、
奥津さん、貴女はこのお屋敷の立派なメイドになれますよ…」
感情を消した視線で、奥津を見下ろし最後にそう呟いた。
<「どうです…?思っていたよりも、気持ちいいものでしょう…?
全身を奇妙な疲労感と高揚に包まれながら、呆然とその言葉を頭の片隅で聞いている。
(うそだ……うそだ……うそだ……)
声に出して怒鳴り返したかったが、今はその気力がなかった。
相手のするがままに任せて、ベッドへと横たわる。
だが、ぐちゅ。と股間から零れた愛液が鳴り、その不快な感触に顔を顰めた。
その間にも何か三条が言おうとしたが、頭からシーツを被り、声を殺して泣いたのでそれは聞こえなかった。
128 :
三条 望:04/05/02 03:55 ID:8AqWLjLg
サイドテーブルに置いてある旅行誌をちらちら見つつ、仕事を片付けていく。
「まあ、大型連休くらいはな……」
静かに本を読んでいる。かと思うと急に投げ出して、軽いストレッチを始めたりする。
「ここのところ仕事も忙しかったし夜も眠れないし… 疲れてるのかな。
どこかへパーっと遊びに行きたいなぁ」
「だから『ごめんね』って言ってるだろー!それになんでもないんだって!」
瑞葉に情けなく何か弁解をしている。
132 :
三条 望:04/05/02 23:35 ID:8AqWLjLg
「連休といっても…やってる事はいつもと一緒か…」
昼間急遽運び込まれた患者の世話に忙殺され、連休で旅行に…なんて有意義な話はまったくない。
「流石にすこし…疲れましたね…」
深く溜息をつき、椅子の背もたれに体を預けた。
「……まったく、何が11連休なんだか……私の仕事は減る気配を見せないではないか」
さすがに少しうんざりした様子で、書類に判子を押す。
本日の説得終了。全く状況は変わらず。
「…ってわけでさあ。奏さんどう思う?なんか全然許してくれない…いたっ!」
奏に電話していたところ、瑞葉に背後からジュース缶を投げつけられる。
「……」
「まあ… いいかな、私はまだ恋人もいないし、今はほかの人の分も仕事して、でも今度は
夏までに素敵な人を見つけて、それでそれで…」
最近主人とはすっかりご無沙汰なせいか、ほかに男を見つけて焦らせてみようかな、などと考えたりする。
いろいろ楽しい想像に思いを巡らせて、やっぱり寂しいとため息をつく。
136 :
三条 望:04/05/02 23:49 ID:8AqWLjLg
「こういう時1人っていうのも、身軽なようで…退屈ですね。」
椅子に体を預け、ぼんやりと天井を見つめているうちに、
体を心地よく包み込む睡魔に身を委ねて、いつの間にか瞼が閉じていた。
「よしっ!」
ドサッ! っと音を立てて、書類の山を積み上げる。
「あとはコレを御主人様に渡して、印を貰えば終わりだ〜」
主人の仕事の追加分らしい。
138 :
椿 杏樹:04/05/03 00:02 ID:16vLKS4E
「失礼いたしました〜」
一礼して部屋から出ると、カートを押しながら歩き始める。
客室のシーツを取替え中。汚れているものを回収してまわっている。
くしゅん!と大きなくしゃみをひとつして、窓が細く開いていたのに気づいて立ち上がる。
「まだまだ冷えるわね… 寒い」
熱いお茶と、ついでにお菓子でもと思い、部屋を出る。
(夜更かしすると太るわね。気をつけないと)
一転して、少し凹んで主人の部屋から出てくる。
「何を怒ってるんだか……やっとけって言ったのは自分だろ……」
よもや、気合を入れて早めに仕事を終わらせたら、いきなり主人に怒られたらしい。
>>138 そのまま、今杏樹の回っている廊下の突き当たりを横切っていく。
141 :
三条 望:04/05/03 00:09 ID:mCQSsLyB
>>139
「!?」
危うくそのまま深い眠りにつきかけたのだが、突然の寒気にはっと目が覚める。
「なんだ今の夢…」
脳裏にかすかに残った夢…それは昔の自分の姿。
お屋敷に来る前のあの日の自分…
「嫌な事を思い出してしましましたね…」
自重気味に微笑んだ後で、頭を振ると乾いた喉を潤す為に厨房へと足を運んだ。
142 :
椿 杏樹:04/05/03 00:14 ID:16vLKS4E
(つかれた。最近いろいろ忙しかったからかなあ…寝る時間も少ないし)
ふあ、と控えめにあくびをしつつ前を見ずにカートを押していると
>>140 ガツッ!と何か人間のようなものにぶつかる。
「! あっ、ご、ごめんなさいー」
>>141 ぼんやりと紅茶を啜っている。ちょっと薄かったので継ぎ足したら濃すぎた。
「まあ、いいか… おいしそうなケーキ見つけちゃったし」
お客様のお土産のケーキを勝手に開けてしまったらしい。
ふと足音に顔をあげると、三条の姿を認める。
「え…ぁ、あの、ごめんなさ… じゃなくて、あの、えーと… 先生もいかがですか? あははは…」
引きつった笑顔で頭をかきながら、三条にもそう勧めてみる。
>>142 「痛っ!」
よほど注意力が無くなっていたのか、結局ぶつかるまでカートに気付かなかったりする。
「……!」
反射的に『気をつけろ』と言おうとしたが、お互い様なので黙って相手のほうを見る。
「……ん? 杏樹か……丁度良かった」
一時的に沈んでいた気持ちを戻すチャンス、とばかりに、話を切り出す。
「お前、GW中に連休取れるか?」
145 :
三条 望:04/05/03 00:27 ID:mCQSsLyB
>>143 妙に暖かい空気が流れる静まり返った薄暗い廊下を歩き、厨房へ向かう途中…
灯りが漏れる部屋の前で不意に足が止まった。
いつもならまるで気にせずそのまま立ち去るのだろうが、今晩は何故か妙にその部屋が気になって仕方がない。
「白河さん…?」
ほんの数秒考え込んだあとで、おもむろにその扉を開くとそこにはケーキを頬張るメイドの姿。
>「え…ぁ、あの、ごめんなさ… じゃなくて、あの、えーと… 先生もいかがですか? あははは…」
「こんな時間にケーキなんか食べると…太ってしまいますよ?」
などといいながらも、席に座り香気に満ちた湯気がたつ紅茶のカップを手にとった。
しばらくの間会話もなく、ただ無為に時間が流れていく。
「白河さんあれから調子は…いかがです?」
カップの中身がなくなる頃…ようやく白河の顔を見つめ呟いた。
146 :
椿 杏樹:04/05/03 00:30 ID:16vLKS4E
>>144 「うわ、ごめんねぇ〜……全然気付かなかったの」
少々屈んで様子を見る。
>お前、GW中に連休取れるか?
「やだもうGWですよー。うそうそ。えーと、どうだったかしら…。
私お休み貰ってもすぐ他の人にあげちゃうから、もしかしたら無い?かも」
考え込むようにして言う。
「なぁに、どうかしたの?」
>>145 「太るとか言わないでくださいよ、もう!」
もうひとつ気にしていたことを咎められ、赤面して俯いてしまう。
でも、最後の一切れもしっかり口に放り込んだりする。
>「白河さんあれから調子は…いかがです?」
「…は?」
急に三条が口を開いたので顔を上げる。何かと思えば、漠然としたよくわからない問いかけである。
私に何かあったのかな。そう思って、しばしカップの中に映る自分の顔を見つめて沈黙する。
「うーん、おかげさまで特に病気もなく怪我もなく、元気で仕事はできてますけど。
…そういうことではありませんか?」
>>146 「だよな……いや、お前、最近少し頑張りすぎな気がしたからな……
GWくらい、休んだほうがいいんじゃないか? こうなる前に」
と言って、杏樹が押して自分を轢いたカートを指差す。
149 :
三条 望:04/05/03 00:41 ID:mCQSsLyB
>>147 >…そういうことではありませんか?
「そうですね…そう言うことではありませんね。」
既に空になったカップの底を見つめる。
「そういえばここ…貴女に初めてお会いした場所でしたね…」
自分の中でも整理が出来ない不思議な感情。
あの時感じた奇妙な焦りと同じくざわつく胸…
持て余す感情を押し込んだあとでは、そんな他愛もない言葉しかでてこない。
「なんとなく…気になったのでしょうね。」
しばらくの沈黙の後、ようやく口をついてでた言葉はそんな不明瞭なものだった。
150 :
椿 杏樹:04/05/03 00:44 ID:16vLKS4E
>>148 「め、滅多にないですこんなの!
うーん…でも休んでいいんなら、少し休ませてもらおうかなぁ。
じゃあ『お休み』にしといてもらえます?予定の表とか何かあるでしょ、あれに」
微笑みつつ、指で空中に文字を書く真似をする。
「とか言っても何しましょう。暇を持て余しそうな感じもする〜」
その指を口元に当てる。
>>149 ふと三条の表情に翳りを見て、なんとも言いようのない不安にとらわれ、胸が苦しくなる。
「ええと、あの… どうしちゃったんでしょう。私ったら変ですよね、あはっ…」
言葉が続かなくなり、固まった笑顔を沈黙の中に崩した。
>「なんとなく…気になったのでしょうね。」
「ええ、なんだかほんの昨日のことにも思えますよ、先生にお会いしたのは」
静かに微笑を湛え、そっとカップを置いて軽く頬杖をつくと、テーブルの上のティーポットに視線を落とした。
「そうですか… 気にならないわけでもありません、先月も来ませんでしたし」
聞こえるか聞こえないか、ぎりぎりの低い声で呟く。
>>150 「ああ、わかった。じゃあ、予定に入れておくな」
すかさず手帳を取り出し、了承が取れた旨を書き込む。
>暇を持て余しそうな感じもする〜
杏樹と一緒にふと考えてみる。
「……まあ、いきなり休みと言われてもそうかもしれないな。
ずっと屋敷の中で仕事してるんだし、たまにはぶらぶらと旅行にでも行ったらどうだ? 俺みたいに」
153 :
三条 望:04/05/03 01:08 ID:mCQSsLyB
>>151 >「ええと、あの… どうしちゃったんでしょう。私ったら変ですよね、あはっ…」
重苦しく流れる空気…
手を伸ばせばすぐにその肌に手が届く場所に白河はいるにも関らず、
今の白河と自分を隔てる互いの距離が今まで以上に遠く、そして近く感じた。
白衣の内ポケットの中に忍ばせた小さな物体、
このお屋敷に着て以来、今まで触る事すら忌み嫌っていたその物体を握りしめる。
>聞こえるか聞こえないか、ぎりぎりの低い声で呟く。
聞きながらも、答えは何故かわかっていた。
このお屋敷にたどり着いて以来、自分の身を守る為に身に付けたその厳しい視線。
溜息をはくと、それまでの厳しい視線を意志の力で消し去った。
「失礼ですがそのお相手…一体誰かわかっているのですか?」
154 :
椿 杏樹:04/05/03 01:09 ID:16vLKS4E
>>152 >旅行にでも行ったらどうだ? 俺みたいに
「旅行行くの?へー……でも、伊達さんと志保さんみたいにじゃないと〜。
ほら、1人ってどことなく虚しいでしょ」
冗談めかして言っているうちに、去年の夏あたりの事を
(奏から聞いた話ではあるが)思い出してしょぼんとなる。
「……。」
(ちぇ、そういえばあの2人、新婚旅行みたいなのだったんだっけ。
…伊達さんのバカ)
(志保さんが何よ。わ、わたしだって…)
むーっと頬を膨らませていたが、何を思ったか次の瞬間飯塚の手を握り
目をきらきらさせて尋ねてみる。
「…あのねあのね、じゃあ私も連れてってください!邪魔だったらやめますけどっ」
>>153 「あははははははっ、やだ、聞こえちゃいました?」
自分で言っておいて聞こえていたも何もないものだろうが、そう笑わずにはいられない。
乱暴な動作でポットにお湯を継ぎ足して、三条の分も紅茶のお代わりをする。
「来てないって、なんのことだとも言っていないでしょう、そんなに心配ですか?」
無理に笑顔を作って、そう冗談めかしてみせる。
>「失礼ですがそのお相手…一体誰かわかっているのですか?」
三条の本気の言葉に急に真顔に戻り、返す言葉もなくうなだれてしまう。
やがて顔を上げると、しっかりと三条の顔を見据える。
「誰でしょう… 御主人様か、それとも、先生っ…!」
声を震わせて、きゅっと唇を噛む。
>>154 >じゃあ私も連れてってください!
「うっ、そ、それもいきなりだな……」
突然杏樹にそう言われ、一瞬考える。
「……でもまあ、いいぞ、連れていってやっても。もう予約入れてあるから、他行くっていうなら少し面倒になるけど……
いいか? 静岡のスイートで」
どこかとんでもない事を、案外あっさりと了承したり。
157 :
三条 望:04/05/03 01:24 ID:mCQSsLyB
>>155 自分に嘘をついて笑ってみせる白河のその笑顔…
毎朝鏡に映る自分の笑顔…それはよく見た笑顔だった。
>声を震わせて、きゅっと唇を噛む。
前日医務室を訪れた時のように、声を震わせなにかにすがろうとする、その仕草。
目の前で弱い心を剥き出しにして怯えるような表情を浮かべた白河を抱き寄せる。
「いいから…一度落ち着きなさい…」
そう耳元で囁き、そのままぎゅっと抱きしめた。
158 :
椿 杏樹:04/05/03 01:28 ID:16vLKS4E
>>156 (なんで静岡に1人で行こうとか思ったのかしらこの人……)
意外な地名が出てきたので、微妙に冷めた事を一瞬思ってしまうが
とりあえず無理なお願いになぜか了承が出たので嬉しげに笑う。
「なんでもないです、えへへ」
>他行くっていうなら少し面倒になるけど……
「行けるの?ならね、えーと…。沖縄か、木更津か、あ!ヨーロッパがいいです〜」
笑顔で提案するが、若干GWでは無理のある地域も混じっている。
>>157 「ありがとうございます…」
そのまま三条の温もりにすがりつく。かすかに薬くさいその匂いが、妙に安心感を与えてくれた。
ぎゅっと白衣を握り締めて、かすかに肩を震わせる。どうしてだろう、涙が溢れてきてしまう。
「ごめんなさい」
三条を責めるつもりは毛頭ないのだが、ぽつりと呟く。
「いまさら足掻いたって遅いですよね、私が馬鹿なだけなんですから」
>>158 「(まあ、少なくとも女の子を誘う場所じゃないよな……)」
言ってしまってから、ふとそんな事を思う。
>沖縄か、木更津か、あ!ヨーロッパがいいです〜
「……いや、ヨーロッパはさすがに無理だろ、時間的に」
まあ、宿を取る『手』を使えば不可能ではないかもしれないが、行ってすぐ帰ってくることになりかねない。
「……その中じゃ沖縄かな……沖縄なら、今から手を打てば十分行けるし。(ぶっちゃけ裏技だけど)」
161 :
三条 望:04/05/03 01:40 ID:mCQSsLyB
>>159 「誰だって最初から、賢く生まれてくるわけではありません…
過ちから学ぶ事で人は少しずつ成長していく…私はそう思っています。
今ここに私が来なければ、貴女が泣いている事に気がつかず…犯した罪に気がつかず…
今までと同じ…愚かなままで毎日を過ごしてしまっていたでしょう。
貴女は自分の事を馬鹿だと仰いますが、
医者の癖に貴女の心を救ってやれない私の方がもっともっと愚かな人間なのでしょう…。」
珍しく時折感情の波に語彙をふるわせて、白河を抱きしめたまま淡々と言葉を紡ぐ。
「こんな愚かな私に、貴女を救う為…いったい何ができるでしょう…か?」
白河の赤い瞳を見つめ、問いかける。
>>161 静かに目を閉じ、ついと背伸びをして三条に口づけた。
「抱いて、ください。いまは、ただそれだけで」
それだけ言って、再び三条の胸に顔をうずめる。
163 :
三条 望:04/05/03 01:55 ID:mCQSsLyB
>>162 >抱いて、ください。いまは、ただそれだけで」
「それで…貴女の気が鎮まるのなら…」
おとがいに手を差し伸べ、胸元の貴子の顔を上向かせる。
「何度でも、何度での…貴女を抱いてさしさげましょう…」
そのまま乾いた唇を貴子の柔らかい唇にかぶせていく。
あらぶった感情を諌めるように、そのふくよかな感触を確かめながら舌先を這わせていった。
164 :
椿 杏樹:04/05/03 01:56 ID:16vLKS4E
>>160 「わぁい。海綺麗ですよきっと!……とか言って、行った事ないけど」
自信満々に言ったあとで、海開きがいつなのかも知らない事に気付き
少し笑いながらも気まずそうな表情になる。
「水着出さなきゃ、あと夏物のお洋服と〜。衣類倉庫にしまいっぱなしで…」
途中で言葉を止めると、
「飯塚さん、変な事考えたらだめですよ。
水着って言ったって全然普通なんだからね」
若干頬を染めつつ指摘する。
「最近私いいこと無かったから、いっぱい遊んできちゃおう、うん」
拳をつくって独り言を呟く。
「なんだか、私何のためにいるんだろうって…そんな事とか思ってたの。
…男の人の相手をするためだけに、ここのメイドでいるのかなぁって」
龍崎の件を思い出したのか、最後はちょっと元気がない。
>>163 「んっ… 先生、私、先生に惹かれてるのかも」
背中に回した腕にさらに力をこめて、三条を抱きしめる。
「もしその気持ちが私の勘違いであったとしても、いまは後悔したくなくって…」
もう一度三条の唇を求め、激しく舌を絡めて彼を感じようとする。
そうして手を下ろし、下半身をそっとまさぐる。
「ふふふ… 期待してますか? 先生がお望みなら、私はどんなことでもできますよ。
何をしてほしいか、さあ、教えてください…」
>>164 はしゃぎ始める杏樹を見つつ、こちらも釣られて笑みをこぼす。
「まあ、御主人様が面白半分にプレゼントするような物は、観光地じゃ着れないな」
苦笑いしつつ、杏樹の言葉にノる。
>なんだか、私何のためにいるんだろうって…そんな事とか思ってたの。
「……まあ、そういうのも一度全部忘れて、楽しんで来ればいいんじゃないか?
そのくらいのお膳立てならしてやるから」
そう言いながら、杏樹の頭にぽんぽんと手を当てる。
「……里村さんや秋山さんぐらいにもなれば、そういうのもわかってきてるんだろうけどな」
167 :
三条 望:04/05/03 02:15 ID:mCQSsLyB
>>165 >もしその気持ちが私の勘違いであったとしても、いまは後悔したくなくって…」
「勘違い…それもいいでしょう。
白河さんと同様私も勘違いしはjめたようです。」
そういいながら貴子の舌に自らの舌を激しく絡みつかせていく。
>何をしてほしいか、さあ、教えてください
「なら…今は全てを忘れて感じてください…」
そう言うと、片手でその整った柔らかなふくらみをいとおしそうに一撫でし、
その感触を確かめるように二度三度やさしく揉みしだくと、
指の先で敏感な淡い頂点を掻くように攻め立てた。
>>167 「やっ、先生… そんな、私になんて恥ずかしい…」
一応は抗うものの、与えられる快感に早くも頬を高潮させ、感情が昂ぶってしまう。
ただ為す術もなく三条の行為に身体を任せ、ひたすらに彼を感じ取ろうとする。
「ごめんなさい、どうしても… 不安で、怖くて、私… ああんっ」
169 :
椿 杏樹:04/05/03 02:26 ID:16vLKS4E
>>166 「ありがとうー、なんか無理言ったみたいですね」
>……里村さんや秋山さんぐらいにもなれば〜
「私も、うまくやり過ごせればいいけど。
そんなに上手くは行かないみたい。…バカだから、頭が追いつかなくって」
苦笑して、少し首を傾げる。
と、話していたところで突然意味もなく飯塚の眼鏡に手をかける。
「そういえば。ずっと眼鏡なんですね〜」
外して手に持ち眼鏡を弄び、外した彼の顔を物珍しそうにじーっと下から見つめる。
「少し不便じゃないですか?たとえば、キスする時とか」
170 :
三条 望:04/05/03 02:28 ID:mCQSsLyB
>>168 愛撫と共に着衣を巧みに剥ぎ取り、その肌に自らの指先を這わせていく。
「何度見てもとても綺麗で美しいですね…」
いつしか大きくはだけられた胸元に視線を落とし、かすかに呟き、
ふくらみを包み隠すブラの肩紐を下へと落とす。
「もっと…もっと…私を感じてくださいね…」
ブラから解放され、恥かしそうにふるえるその白いふくらみの淡い先端に舌を伸ばし、
先端部分に濡れた舌を絡める。
「後悔、懺悔、恐怖…今だけは私が忘れさえてさしさげます…」
片手を貴子の肩にまわしその肢体を抱き寄せながら、
もう片方の手をふとももにあて、ゆるゆるとスカートの中へと侵入させた。
>>169 >ずっと眼鏡なんですね〜
「ん? ああ、ここに来る少し前からな」
軽度の近視なので、めがねが無くても割と見えるのだが、
さすがに書類整理なりなんなりをやっていると、めがねをつけていたほうがいいらしい。
「さすがに邪魔な時は外すけどな。ただ、これ以上視力を悪化させたくないし、コンタクトは好きじゃないし、な」
などと言いつつ、さり気なく唇を近づけてみたり。
>>170 「ありがとう、ございます。いまはなんだか、貴方の温もりが無性に愛しくて…」
一枚、また一枚と服を脱がされながらも、むしろ身体は熱く燃え上がるように感じられた。
「…んっ! ああっ、だめ、そんな…敏感なところ…」
胸の先端の突起は硬く張り詰め、そこに濡れた熱い舌が触れるたびに悩ましい声を漏らしてしまう。
大きく背中をのけぞらせながら、それでもなんとか三条の腕に支えられて姿勢を保っていた。
>もう片方の手をふとももにあて、ゆるゆるとスカートの中へと侵入させた。
「ごめんなさい。もう、すっかり…私、感じちゃって…」
内股にまでぬるりとした液体がまとわりつくのを感じる。
まだ触れられてもいないのに、こんなに濡らすなんて、はしたない。それが先生にバレるなんて!
それでも、そう思うとまた身体の芯から熱い疼きが湧き上がってくるのを感じて、立っているのが
やっとになり、三条にしなだれかかってしまう。
173 :
椿 杏樹:04/05/03 02:49 ID:16vLKS4E
>>171 「ふぅん。私でもかけられるのかな、…うわ、くらくらする〜…」
試しにかけてみるが、視力が良いせいか視界がぐらつく。
慌てて外すと、唇が近づき(あれ?キスでもしたほうがいいのかな)と思うが
「…なんで近づけるだけなのっ。違うでしょ、その…」
しどろもどろに文句を言ってから俯く。
174 :
三条 望:04/05/03 02:50 ID:mCQSsLyB
>>172 「理由なんていりません…だれだって寂しい時は人が恋しくなるものです。
貴女の場合、それがたまたま私だっただけでしょう…」
その手を這わす度に、その舌を絡ませる度に、
その端正な唇の隙間から漏れる貴子の涙混じりの甘い吐息。
その甘美な音に興奮が高まり、促されるようにさらに責める手が激しくなっていく。
>ごめんなさい。もう、すっかり…私、感じちゃって…」
「嬉しいですね…こんなに感じくれるなんて…
でもだめですよ? ちゃんと立っていてくださいね…」
貴子の上半身を起こすと、そのままその足元に膝まずき、スカートの中に頭をもぐりこませると、
スカートの中の薄暗い闇の中、視界の中に濡れた下着が大きく映し出された。
下着の両端に指をかけ、そのままふともも…ふくらはぎへと下着を降ろす。
露になった貴子の花園…下着から解放されたその花園から甘い芳香が湧き、スカートの中へと充満する。
「白河さん…貴女の全てで私のことを感じてください…」
そういうと指先と舌でなぞるように敏感な赤い芽と濡れた花弁を攻め立てた。
>>173 >…なんで近づけるだけなのっ。違うでしょ、その…
笑みをこぼすと、まるでうつむくのを待っていたかのように、杏樹の顎を手で持ち上げ、
ちゅっ……
少しの間唇をあわせると、杏樹が行動を起こすよりも前に、彼女がかけたメガネを取って、距離を取る。
「それじゃあ、予約しておくから、詳しいことが決まったら連絡するから。じゃあな」
そんな事を言って、手を振って廊下を歩いていく。
>>174 「いやぁ… そんなにじっくり見ないでください…恥ずかしい」
赤面しながらも、露になった自らの秘処に目が釘付けになってしまう。
そこはショーツに糸を引くほどにすっかり濡れそぼって、生温かいどろりとした液体の感触が
まるでお漏らしをしてしまったような不快感と恥辱を感じさせる。
しかし、その屈辱に耐えるまもなく、激しく三条に攻め立てられ、頭が真っ白になってしまう。
ぎゅっと目を瞑り、三条から与えられる快感の波に耐え続ける。
「はあっ、んん… そんな、激しくされたら…ダメですっ、もう…」
秘処へと直に加えられる刺激には抗えず、すぐにも達してしまいそうになる。
思わず両手でぎゅっと三条の頭を押さえつけ、秘処を押し付けるようにして軽く達してしまう。
「せん、先生っ…もうダメっ…!」
くたっと全身から力が抜けて、自らの淫らな液体の染みの中にへなへなと崩れ落ちる。
177 :
椿 杏樹:04/05/03 03:06 ID:16vLKS4E
>>175 「? …ん…っ…」
唇が離れると、真っ赤な顔で再び俯き加減になる。
>それじゃあ、予約しておくから
「え。あ、うん…。わかりました。ありがとう、おやすみなさい〜」
少し落ち着いてきたのか、最後はにっこり笑って手を振るものの
「……なんか、付き合ってるみたい…?どうしよう、変な感じ」
カートを押して眉を寄せて、なんだか色々と考え込んでしまう。
「どうしよう。いいのかなぁ…」
頬に手を当てて、火照りを収めようとぺちぺち叩く。
178 :
三条 望:04/05/03 03:11 ID:mCQSsLyB
>>176 「言う事ちゃんと聞いてくれなきゃ駄目じゃないですか…」
力無く肢体を崩した貴子の姿を見て発せられた非難めいたそんな言葉とは裏腹に、
その表情には満足そうな微笑が浮かんでいる。
「言う事を聞けないわるい娘には、ちゃんと御仕置きしてあげなくてはいけませんね…」
淫猥な水たまりのなかの貴子に膨張した逸物を見せつけるようにスボンから取り出した。
「今の私は、貴女が欲しくて欲しくてたまりません。
貴女の全て…私が頂いてもよろしいですか…?」
瞳と瞳をあわせながら、焦らすように貴子の花園に逸物を擦りつけた。
>>178 「ごめんなさい、あんまり先生が気持ちよくって… もうどうなってもいいって、思って…」
力なく床の上に横たわって、荒い息をつきながら快感の余韻に浸っている。
そうして三条の『お仕置き』という言葉にビクッとなってしまうものの、彼の逸物を目の当たりにして
怖いような、それでも嬉しいような、よく分からない感情に押し流されそうになりながらも、胸の鼓動が
高まってどうしようもなかった。
>「貴女の全て…私が頂いてもよろしいですか…?」
お仕置きといいながら自分の欲望に素直な三条が、なぜかとても可愛らしく思えてしまう。
また新たな蜜の湧き出す秘処に逸物の熱が伝わり、居ても立ってもいられなくなってもじもじして
身体をくねらせてしまう。恥ずかしくてたまらなかったが、そんなことに構っている余裕もなかった。
「お願いです、先生ので、たっぷりお仕置きしてください… お願い、早く入れてください…」
哀願するように、か細い声を上げる。
180 :
三条 望:04/05/03 03:29 ID:mCQSsLyB
>お願いです、先生ので、たっぷりお仕置きしてください… お願い、早く入れてください…」
その言葉が耳に届くと同時に、背筋に激しい興奮の波が押し寄せる。
「そんなに喜んじゃ…お仕置きになりませんよ?」
苦笑しながらそういうものの、昂ぶった逸物は貴子を欲している。
「これは御仕置きというよりも…
今まで1人で辛い思いをしていた貴女への御褒美です…」
貴子の全てを求めるように唇を舌を重ねながら、肌を擦りあわせて、
湧きあがる欲求に逆らうことなく、逸物を貴子の中に鎮めていく。
「貴女の言葉にだけは全て誠実にお答えしましょう…
だからこれからは1人で悩まず、頼ってください。…それとも私では頼りにもなりませんか?
いいながら最深部にまで逸物を突き立てると、全てを包み込むようなその暖かい感触を堪能するように逸物を出し入れしはじめた。
>>180 「ううん、いや… そんなに優しくしないで… これ以上優しくされたら、壊れてしまいそう…っああああ!」
逸物をずぶずぶと奥深く埋め込まれる感触に、辺り構わず大きく喘いでしまう。
どうして先生はこんなにやさしくしてくれるんだろう、そう疑問に思うけれど、いまはただその温もりが
有難かった。
「そんな、私のことなんて…気遣わなくても。んっ、ああ…こんな、こんなことしながら、そんなこと
言うなんて、ずるいです。先生…」
逸物が引き抜かれるたびに身体がすべて裏返しにされてしまうように感じた。また空虚な膣内へ逸物が
ねじ込まれるとき、身体全体が焼けてしまうようにも感じた。ただ性器を通して伝わる三条の優しさが
自分を狂わせ、淫らによがらせているのだと信じた。
「先生、ずっと私を支えてくれますか… 私の大切な人になってくださいますか… 信じていいのかしら、先生…」
胸に熱いものがこみ上げてくる。そのたびに、切ない思いがぎゅっと胸を、そして秘処を締め付けた。
182 :
三条 望:04/05/03 03:54 ID:mCQSsLyB
逸物を深々と鎮める度に、結合した部分からは淫猥な水音と共に、
貴子のその整った口唇から興奮を刺激する声が漏れ出している。
「白河さん…私はただっ貴女に気持ちよくなって頂きたいだけですよっ…」
その肢体にまるで溶け込むような錯覚を覚えながら、全てを込めて逸物をつきたてる。
>先生、ずっと私を支えてくれますか… 私の大切な人になってくださいますか… 信じていいのかしら、先生…」
「白河さんそんな事いいながら…随分他人行儀な呼び方をするんですね?
白河さんにとって…貴子さんにとて所詮私はその程度ってことですか?」
意地悪くそう言う言葉とは正反対に、
その腕で貴子の肢体を強く抱きしめ、その口で激しく貴子の舌を貪っている。
すこしでも長くこのままでいたい…
そんな思いが湧きあがり、全てを求めて絡みつく貴子の花園から生じて高まる快楽に耐え、歯を食いしばる
「泣いている姿、笑っている姿…悲しむ姿、喜ぶ姿…貴女の全てを私はみたいと思うだけですっ…!」
そう言い終えると同時に、深々とつきたてた逸物から熱い欲望が解き放たれた。
「先生っ… ああっ、いまはただ、気持ちよくって…何も考えられ… はぁ、ああんっ!」
両手は三条の背中に回され、強く強く抱き寄せようと必死で力をこめる。
激しいストロークに髪を振り乱して喘ぎながら、ぎゅっと締め付けて三条を感じようとしていた。
>「白河さんにとって…貴子さんにとて所詮私はその程度ってことですか?」
「違います、そんな… 先生は私の、とても大切な人、ですっ…」
激しい行為のせいだろうか、普段の態度からはとても考えられないようなことを口走ってしまう。
それでも、いまはただただ三条を感じたかった。三条がほしかった。
>「泣いている姿、笑っている姿…悲しむ姿、喜ぶ姿…貴女の全てを私はみたいと思うだけですっ…!」
衝撃的な言葉に、全身に電流が走ったように身体を震わせる。
「ゃ…そんな、恥ずかしい… そんなこと言われたら、私は…、ああっ、もうイきそ…
お願いです、あの… くふぅ…あああん、望さんっ、一緒、一緒に…!」
昂ぶりのあまりに薄れそうになる意識の中で、なぜか三条の名前が口を突いて出ていた。
…望さん、だっけ。なぜ思い出すことができたのかはよくわからない。しかし、膣内に三条のものが放出され、
そのショックで頂点に達したその瞬間は、ただ三条の名前を叫んでいたような気がした。
184 :
三条 望:04/05/03 04:14 ID:mCQSsLyB
その余韻に浸るように胎内深くで繋がったまま、その汗ばむ肢体を抱きしめる。
体を起こし貴子の表情を見つめ、今までにないほど柔和な表情で微笑んだ。
「私がここにいる限り貴子、貴女は私が…」
語尾が聞き取れないほどの小さな声…
そしてまたその温もりを求めるように肌を重ね合わせ、その細い肢体をぎゅっと強く抱きしめた。
どこか遠くで三条の声を聞きながら、ふわふわと身体が浮くような感覚を味わっていた。
もしかして、本当にこの人の子供を宿してしまったのかもしれないと思った。
心の片隅では、なにもかも思い過ごしであってほしいと思いながらも、今は三条のこの優しさが
たまらなく嬉しかった。ずっとこのままつながって居たかった。膣内の温もりを逃がしたくなかった。
そして、悲しかった。自分の気持ちが本当のものなのか、信じられなかった。頬を、涙が伝った。
「望さん。ありがとう、ございます…」
涙目で笑って、そっと唇を重ねた。
「このお屋敷の中なら大丈夫かも…
でも、三条先生が言ってたけどメイドさんになるって……」
ベッドに寝転がってぶつぶつ自問自答を繰り返している。
この時間までキッチンに残り、溜まった洗物を片付けている。
「ん〜んん〜♪」
鼻歌が漏れるほど調子よく、リズミカルにしゃかしゃか洗っていく。
191 :
椿 杏樹:04/05/03 23:00 ID:1JOGirTN
カバンに衣類などを詰めて荷造りしている。
水着も倉庫から引っ張り出してはみるものの、何枚かあるので迷っている。
「赤、オレンジ、ピンク……。むぅ。
まあいいかぁ、全部持って行っちゃいましょ」
むぎゅっと適当に詰める。
「……本当にいいのかなあ。どうか御主人様とお屋敷のみんなにはバレませんように。
なんか、たぶん…絶対叱られちゃうもの…」
休憩室の勤務表には、ばれないように『帰省中』とどうやら書いてきたらしい。
「もーなんで飯塚さん正直に『旅行』とか書くのよう〜…。 …バカー…」
上記の理由で、さすがに旅行とは書けなかった模様。
192 :
桜庭 奏:04/05/03 23:03 ID:Syse6iR1
「えー!まだだったの?私プレゼント買っちゃった……。」
ケイタイを片手にメイドの誰かと話しながら屋敷の塀の側を門に向かって歩いている。
「そうなんだ……、じゃあこれはまた後日ね。」
肩にかけたショルダーバッグを見て小さく溜息をつくと、Uターンしようか迷って少し立ち止まる。
「……久し振りに、遊びに行こうかな。いいよね、用事がなくたって。」
ずっとそこに住んでいた事を考えるとあまりにも久し振りなので、少し躊躇してしまう。
が、ひとり頷くと、再び玄関に向かって歩き出した。
「ららら〜 ららら〜♪」
お風呂上がりにバスローブ姿で乳液を肌に擦り込んでいる。
結構、快適なお屋敷の生活が気に入って上機嫌である。
玄関のソファーに座り雑誌を読んでいる。テーブルに足を乗せ、少しお行儀が悪い。
「あーあ、いつになったら許してくれんのかな… はぁ」
がっくり肩を落とし、ビールの缶を開ける。
>>192 缶に口をつけていると、背後に人の気配を感じて玄関のドアの方を見る。
「誰?……迷子? おーい」
シルエットだけで子供と判断したらしい。
洗った皿の数を数えている。
が、なぜかどうしても一枚足りない。
「1枚、2枚、3枚、……、8枚、9枚。一枚足りない…」
どうしよう。このままでは御主人様に。
「まったくみんな、好き勝手に休暇をとりおって……
帰ってきたらまとめてお仕置きだな」
書類に囲まれてブツブツ愚痴をこぼす。
「……というか、もう今日はやめにするか」
仕事を放置したまま、ふらりと廊下へ出る。
「ようし!
御主人様にお願いしよう。
このお屋敷にずっと置いてもらえるように」
ベッドから、跳ね降りると主人の書斎に向かおうとする。
「えっと…服はこのままでいいか…」
三条に助けられた時と同じセーラー服のまま廊下にでる。
198 :
桜庭 奏:04/05/03 23:21 ID:Syse6iR1
(まだみんな起きてる…よね? 厨房にも明かりがついてるみたいだったし……)
思い切って玄関のブザーを鳴らそうとしたりこっそり中に入るか迷うような仕草をしばし
続けているうちに、どうやら中にいる人が自分に気付いたようである。
>>192 声を聞いて瀬名だと分かり、心が浮き立つ。
が、彼がいきなり自分を迷子と間違えたようなので頬を膨らませ、扉を勝手にそっと開け、
隙間から瀬名を覗いて軽く睨む。
「誰が迷子ですか?もう。」
そして、すぐににっこりと微笑む。
「こんばんは、おひさしぶりー。瀬名さん、昨日は電話ありがとう。嬉しかった。」
>>197 「といっても、人員がほとんど半減しているからな。
捕まえるとなると……」
などといってメイドの姿を探していると、
代わりにセーラー服の少女が目に止まる。
「うん? 確か君は……」
(ふむ、これはこれでいいかもしれんな)
絵理の姿を見て、早くも邪な思いがわきあがってくる。
「どうだね、屋敷の暮らしにはなれたかな?」
しかしそんな思いは欠片も見せず、優しそうな顔を作って問う。
>>199 廊下に出たとたんに主人の姿を見かけるとやさしげな笑顔で
>「どうだね、屋敷の暮らしにはなれたかな?」
と声を掛けられる。
「はい、ありがとうございます。
みなさんによくして頂いて…
あ、あの…
お願いがあるんですけど…」
主人の顔を見上げて精一杯のかわいい顔を見せてみる。
>>198 >誰が迷子ですか?もう
「え」
迷い込んできた子供かと思えば聞き覚えのある声なので、
立ち上がってよく見てみると奏である。
久しぶりのせいか、嬉しげに歩み寄る。
「うわ奏さん!久しぶり! なんだよ、来るなら電話入れてくれたら俺何か作っといたのに」
>瀬名さん、昨日は電話ありがとう
「……あ、ごめんね昨日。なんかバタバタしてたし」
苦笑して少し体を屈める。
「ちょっと色々あってさ、誰かに聞いて欲しくて…。
悠斗がもういないだろ?あいつもなかなか忙しいみたいだし。
奏さんくらいしか安心して相談できる人いないから、つい。ごめんな」
そう話しながら、片手を顔の前に持っていく。
「ついでだし、何か食ってく?俺の部屋の冷蔵庫にシュークリームくらいならあるよ」
適当に広げていたものを片付け、奏の手を引いて自室へと向かう。
「こっちこっち」
敷地の外に作った抜け穴から屋敷の庭の一角へと潜り込み、監視カメラや侵入センサーの死角を
縫うように、屋敷へと近づく。
窓から漏れ出る明かり。その先に台所の通用口を確認すると、傍らのゴミ箱に姿を潜め、ジャケットの
ポケットから取りだした手鏡をかざし、窓の中を伺う。
「……皿洗いをしているメイドが1人……か……」
鏡の中に映る、眼鏡をかけたメイドの姿。その通好みな見た目に思わず口元を歪め、今宵の獲物を
定めた悦びに笑いを漏らしそうになる。
「……おっとっと……いけねぇ、いけねぇ……」
手鏡を懐に戻しつつ、石畳で舗装された地面に身体を引きずるように通用口へと近づいていく。
>>200 >お願いがあるんですけど…
「ほう……まあ立ち話もなんだ、そこの部屋で聞こうじゃないか」
絵理を柔らかな所作でエスコートすると、
さり気なくベッドのある部屋へと誘う。
「で、なにかね? お願いとは。
私に可能なことなら、出来る限りのことはしてあげようじゃないか」
それに続く「もちろん見返りはもらうがね……」という
言葉は、もちろん心の中でのみのもの。
>>203 >「ほう……まあ立ち話もなんだ、そこの部屋で聞こうじゃないか」
「ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げると、主人について部屋に入る。
(よかった、やっぱり御主人様やさしい人なんだ…)
>私に可能なことなら、出来る限りのことはしてあげようじゃないか
(ラッキ!これならお屋敷においてもらえるかな?)
「あの、三条先生から聞いてもらってると思うんですけど…
両親も、お兄ちゃんも……
誰も頼れる人がいなくって……
だから、ずっとこのお屋敷にいさせて欲しいんです。
お願いします」
体を90度に折り曲げるまで頭を下げている。
うっかりして、最後の一枚の皿を下げ忘れていただけのようで、ほっと安心する。
「でもこのお皿が一枚で10万円位するってねえ… それでも安い方だって言うんだから」
キュッキュッと磨いて、顔を映してみたりする。
>>204 >ずっとこのお屋敷にいさせて欲しいんです
「ふむ、それは構わないが……ずっととなると
ただの居候でいてもらうわけないはいかないな。
何らかの仕事をしてもらうことになる」
絵理の頬にそっと触れて上を向かせる。
「そうだな、例えばメイドとか」
207 :
桜庭 奏:04/05/03 23:44 ID:Syse6iR1
>>201 「ごめんね、急に来ちゃって。
ホントは、志保さんにお祝いを…って思って来たんだけど、早かったみたい」
出産祝いを持ってきたのか、バッグを少し上に持ち上げて、苦笑しながら舌を出してみせる。
まだ連絡を受けてもいないのに来るあたり抜けている。
>〜悠斗がもういないだろ?あいつもなかなか忙しいみたいだし。〜
「あーそうですよね。凛ちゃんもおかあさんになるって言うことは、悠斗くんもおとうさんに
なるっていうことで……。大変そう。すごいなあ。」
自分より年下なのに親になろうとしている彼らを想像して目を細める。
「ううん、いいの。謝らないでください。
相談してくれて、嬉しかったから。だから瑞葉さんと仲良く、ね?」
そう言って瀬名を見上げ、ふわりと微笑む。
>俺の部屋の冷蔵庫にシュークリームくらいならあるよ」
「わ、ホント?」
ホントは適当なところで帰る予定だったくせに、シュークリームと聞いてすっかりそれを
忘れてしまう。
ジーンズのスカートを翻して引かれるまま瀬名について行く。
(そういえば瀬名さんの部屋ってはじめてだったっけ…?)
久し振りにあったから見えてくる彼の男の子らしい仕草も目に入ったりして
今更ながらどきどきしはじめる。
>>206 主人の話を聞きウンウンと首を縦に振っている。
「もちろんです!」
そう答えると、主人の指が頬を伝い顔を上向かせれれる。
>「そうだな、例えばメイドとか」
「ハイ!
私でもメイドさんになれますか?
なれるのなら、がんばります!」
屋敷に住む事ができる、その思いが満面の笑みになっている。
>>208 「そうか。しかしメイドというものがどういうものだか分かっているのかな?」
ジロリ、と若干厳しさを増した視線を向ける。
「メイドとなったからには、私の命令には絶対服従、
お客様方にも無礼は許されない。
要求にはしっかり答えることが求められるのだが。
それが君にできるかな?」
脚を組みなおして、あくまで淡々と続ける。
「そう、たとえば、ここで裸になれと言ったら、君は……
いや、絵理はどうする?」
>>205 (さて、どうしたもの、かな……?)
いきなりドアを開けて入るには、あまりにも不用心すぎる。かと言って「いつものやり方」をするのは
面倒くさすぎるし、騒ぎが大きくなる。ならば……。と考えを巡らせる。
(……それにしても、雰囲気が似ている……)
ふと、策を練っている脳裏の片隅を過ぎるのは、過去の思い出。
そのどろりとした苦く血生臭い感覚に苦笑いを浮かべつつ、石畳から浮き上がっている手頃な石を
手に取る。
(これが、石じゃなくて……)
などと勝手な想像を繰りつつ、勝手口の脇へと身を潜ませながら回り込み、ドアが開いた時に
影になる位置に立ち位置を定める。
そして、上半身をひねるように翻しながら、手にしていた石を勝手口の横の窓ガラス目掛けて
軽く投げつけた。
――ガシャンッ!
勢いのついた石のエネルギーが、華奢な窓ガラスを砕け散らせた。
>>209 一瞬厳しくなった主人の眼に僅かに後ずさりをしてしまう。
>そう、たとえば、ここで裸になれと言ったら、君は…… いや、絵理はどうする?
「いまですか?」
三条に言われた性的なサービスの事を思い出し唾を飲み込む。
しかし、この屋敷にいることで得られる物の大きさを考え
セーラー服のリボンを外し始める。
「はい、は、裸になります。」
>>211 (なるほど、もう誰かから聞いていたのか?
そんなに驚いた様子はないようだが……)
リボンをほどき、おずおずと脱衣をはじめた絵理を、ふと押し留める。
「いや、待ちたまえ。それよりも、私が脱がせてあげよう。
……それでもイヤだとは言わないだろうね、当然」
そう言うと、有無を言わせずスカートのホックを外し、
下着を露にさせてしまう。
>>207 「もうちょっとかかるのかな。そういやまだだね」
奏と話しつつ、自室のドアを開け彼女を中に促す。
「どうぞ」
冷蔵庫の中から適当にジュースを出して奏に渡し、シュークリームも目の前に
差し出す。
「こっちもどーぞ。いただいてください」
ベッドに持たれながら床に座り、隣に座らせた奏に、にこっと笑う。
自分もジュースを口にしていたが、奏の言葉に手を止める。
>だから瑞葉さんと仲良く、ね?
「ずっとそれでいければいいんだけど。これがなかなか強情で…。
……なーんかもうダメかも。とか思ってたりする、実は」
苦く笑って奏のほうを見る。
「?あれ、口元クリームつけてるよ。ほら」
奏の口元にクリームがついてるのを見つけ、指で拭って取ると
特に深い意味もなく自分でそれをぺろ、と舐める。
「…あ、ご、ごめん」
舐めてからやっと『ちょっと恥ずかしい』事に気付き、慌てた様子で謝る。
>>210 お皿を仕舞い終えてキッチンを片付けると、椅子に座ってハンドクリームを塗り始める。
少しささくれが目立ってきた手が、最近仕事に打ち込んでいることの証明でもあるかのようだった。
「疲れてるわ… 早く寝よう」
そう思って席を立ったその瞬間、背後で派手な音がして凍りついた。
恐る恐る振り返ってみると、勝手口の窓ガラスがなくなり、真っ黒く外の闇に染まっている。
「ちょっ、これ… だ、誰よっ! 誰か来てください!」
恐怖でその場に立ち竦んだまま、あらん限りの声で叫んでみる。
静寂。
「…違う、誰か、人を呼ばないと」
そう呟いて、近くの内線電話に駆け寄った。
>>212 必死になってリボンをほどいた所で、主人にストップを掛けられたかと思うと
あっという間にスカートを剥ぎ取られてしまう。
(だ、ダメ…ここで叫んだりしたら……)
奥歯を噛み締めて、主人のなすがままを受け入れようとしている。
「ハイ、ご・ご主人様のお・お好きに……」
何とか、そこまで言うと目をギュッと閉じてしまう。
>>215 >ご・ご主人様のお・お好きに……
「ああ、好きにさせてもらおう」
突如として冷たい声になると、絵理をベッドへと連れて行き、押し倒す。
「……絵理は、初めて……かな?」
さらに一転して、今度は優しげに問う。
「正直に言えば、優しくしてあげてもいい……」
ブラジャーの上から胸に手を這わせ、その感触を楽しむ。
>>214 勝手口や窓から外の様子を確かめるでなく、内線電話に駆け寄ろうとする貴子の姿を目で
追いながら、短く舌打ちする。
(……ド素人なら外に出て確かめようとするが、ちょっと頭が回る奴はああ来る。まったく見た目
通りで痛み入る、ってとこだな)
そんなことを思いつつ、躊躇することなく勝手口のドアを引き開け、姿勢を低くして貴子へと
駆け寄る。
そして、腰に飛びつくように抱きつくと、台所の湿気た床へと貴子を押し倒す。
そのまま貴子の身体を這い登るようにのし掛かり、体重をかけながら右手で素早く貴子の口を
塞いでしまう。
「……今晩は、メイドさん。下手に騒がない方がいい。下手に騒いだら……あんただけじゃなく、
他のメイドさん達や執事、それに主人まで危なくなっちまうぜ? 言っている意味は、わかるな?」
低く唸るような声で貴子の耳にそう囁きかけると、自分の身体と貴子の身体の間に左手を
潜り込ませ、貴子のなだらかな胸の膨らみを服地越しに力任せに握りつぶすように揉み絞った。
218 :
桜庭 奏:04/05/04 00:09 ID:DicqnLJ4
>>213 瀬名と並んでベッドを背もたれにして座り込む。
「ありがとー、いただきます。」
ジュースを渡され、それを受け取ると、丁度のどが渇いていたのかごくごくと飲んでいく。
>……なーんかもうダメかも。とか思ってたりする、実は」
「…!!」
彼の口から出た弱気な言葉に目を丸くし、少し切ない気持ちになる。
「そんな……瀬名さんと瑞葉さんって、憧れのカップルだった。
私の目の前でつきあいがスタートして……。ほんの少し妬けちゃったこともあったけど。」
そう言って、彼を見上げ苦笑する。
すると、口元のクリームを拭い取られ、ぼーっとしてるうちに彼が指についたそれを舐めとる。
急に我に返り、顔が真っ赤になる。
「う…ううん、いいけど……。」
なんだか恥ずかしくなって、三角座りに座りなおしながら視線を下げる。
「私、…そういえばこうやって男の子と並んで座ったり話したりするの久し振りかも。
大学では、なんかダメで、必要最低限だけしか話せなくって。」
話題が見つからず、早口で適当に思いついた事を話し出す。
三角座りの上に組んだ両手の指を一人で絡めたりしてあまり落ち着きがない。
219 :
三条 望:04/05/04 00:10 ID:kOh7WOkT
「………」
医務室のソファーにもたれかかりウトウトとしていたが、
背中に寒気が走り目を覚ました。
>>216 押し倒される時に急に主人の口調が変わり、背筋が延びきる。
ベッドの上で唇を噛み全身を震えさせている。
>「……絵理は、初めて……かな?」
そこへ、やさしい主人の声…
「ハイ……
初めてです」
消え入りそうな声で何とか答える。
飲み込むつばもないほどに口の中は乾ききり、主人が胸をまさぐって
いる事にも反応できないでいる。
>>220 「そうか……では、普通にする代わりに痛いのと、
薬を使って痛みを和らげて、その代わりに夢現になるのと、どちらがいい?」
ブラジャーをずらして膨らみを露にすると、
指先だけで先端を押しつぶす。
「それだけは、絵理に選ばせてあげよう」
一方でショーツを徐々に引き下げながら絵理を促す。
>>217 受話器を取り上げて番号を… というところで、背後に気配を感じて振り向いた。
咄嗟に逃れようとしたものの、相手の素早い動きに為す術もなく押し倒されてしまう。
硬い床にしたたかに肘を打ち付けてしまい、そのまま身体を起こすことすらできない。
「んっ、んんんー!んっ、んんぅっ!」
>「言っている意味は、わかるな?」
あまりのことに、どうしていいかも分からなくなりそうだった。
しかし力では敵わないと悟って、大人しく力を抜いて身体を任せる。
荒々しく胸を揉まれる激痛に涙を浮かべながら、コクコクと頷いてみせる。
>>221 >普通にする代わりに痛いのと、薬を使って痛みを和らげて……
(え、痛いの?痛いのは……)
ブラジャーをずらされている事に気付きはするものの、痛い事は
嫌らしく……
>「それだけは、絵理に選ばせてあげよう」
「はい、痛くしないでください…」
必死に返答し終わると薄い恥毛が露にされていることに
顔を赤らめる。
>>223 「痛いのはイヤ、か」
絵理の身体を覆っていたものをすっかり剥ぐと、
ベッドの脇の引き出しから錠剤とローションを取り出す。
「ならばまず、これを飲みなさい」
カプセルを咥えると、そのまま絵理の唇を奪い、
舌を絡ませる深いキスとともに嚥下させる。
「そして次は、これだ」
さらにローションを手にまぶすと、
粘液質の音を立てながら絵理の乳房を揉みしだき、花弁を掻き乱す。
「……これで、どんどん欲しくなってくるはずだ。痛みも軽くて済む。
自分で覚悟が出来たら、おねだりしてみなさい」
自分もズボンから剛直を取り出して幾度か扱きながら命じる。
>>218 「最低限でいいよ、そのほうが奏さんらしいし。
あまり色んな男にいい顔するのも、それはそれでさ、後々揉めそうだよ」
奏が緊張しているのをあまり感じとれていないのか、リラックスした様子で
膝を立てていた足を崩す。
その合間に、前訪問してきた幼馴染の姿がふっと脳裏に過ぎるが
うんざりした表情で、考えないように打ち消す。
「瑞葉さんのことはもう何がいけないんだか…、あんまりわかってないんだろうなあ。自分が」
ぼそりと呟くと、ジュースの缶を手に取ろうとするが
「――わ!」
手が滑って奏の着ている服やスカートに中身が全部零れてしまう。
急いでふき取るも、ベタベタの状態である。
「…うっわぁ…。
ほんとすいません、これ着て、ええと…男物でデカいのしかないけど」
手近なシャツを引き寄せ、奏に着せようとボタンに手をかける。
「一体今日何回俺は謝ってるんだろ、やばすぎる」
奏の感情はともかく、本人は幼い妹のように思っているので
特に服を着替えさせる事に躊躇いは無いらしい。
ボタンを外し、座ったままで奏の服を上半身脱がせる。
「あーあー、べちゃべちゃだ」
「ん……っと、喉乾いちゃった。メイドさん寝ちゃったかしら」
何か飲もうとして、厨房にまで足を伸ばす。
飲み物を探すなら休憩室のほうがお手軽なのだが、来たばかりなのでそこまで知らない。
「仰々しいものばっかね… こんなにいらないわよ。もう」
綺麗に並んだシャンパンやワインを見て悪態をつく。
>>222 貴子の頷きを確認すると、警戒しつつも口を塞いでいた右手をゆっくりと離す。
「……よし、いい子だ」
貴子の顔を舐めるように見つつ、獲物を捕らえた快感に眼を細める。
そのまま、貴子の頬を赤く長い舌で一舐めする。
「何、怯えなくてもいい。済ますことさえ済ましちまえば、とっとと退散しちまうからよ」
貴子の胸を乱暴に揉みしだいていた左手の指先で、幾重もの布地の向こうに位置する胸の
突起を乱暴に摘み上げる。
「……ただし、無駄に抵抗したりすると……お前さんはおろか、この屋敷の他の連中の安全も
保証できなくなる。それは、例え、ここで俺がくたばったとしても、だ……」
そう言いながら懐に右手を運び、幾葉かの写真を取り出して、それを手の中で扇のように広げて
貴子に見せつけた。
その写真は、これまで龍崎に慰み物にされてきた杏樹や奏の無惨な姿を収めたものだった。
「……なんと、今ならこの写真だけじゃなくて、お得なDVDも付いてくる、って寸法さ。どうだ
とってもお得だろう? まだまだ、他にも色々あるんだけど、まぁ、今のところはこんなところで
一旦、切り上げ、だ」
手にしていた写真を懐へと戻し、その右手を貴子の足へと伸ばし、スカートを握り込むようにしながら
貴子の足を徐々に付け根の方へと撫で上げ始めた。
228 :
三条 望:04/05/04 00:35 ID:kOh7WOkT
>>226 喉の渇きをを癒そうと、医務室の中をあさるがめぼしい物がない。
「しかたない…」
そう呟いて厨房へと足を向けた。
ガウン代わりに白衣を纏い、薄暗い廊下を歩き厨房へと辿り付く。
「なにか飲むものはっと…」
そう呟きながら厨房のドアを開いた時、見慣れぬ女性の姿が視線に入る。
「こんばんは…貴女はいったい…?」
高給そうな服装に身を包んだその女性に対して、怪訝な表情で不審そうにそう尋ねた。
>>227 「…あなた、龍崎でしょう?」
わずかに震えの残る声で、そう問いかける。主人から聞いた話で大体は理解していたが、
まさかこんな形で自分が被害に遭おうとは思ってもみなかった。
それが油断であり、そこから隙が生まれたのかもしれない。
しかしどんなに悔やんでみても、もはやどうしようもなかった。
そうして同僚であり先輩として慕っている杏樹や奏の写真を見せ付けられ、とうとう
涙が頬を伝い落ちてしまう。
「そんな… 写真ばかりかDVDだなんて… そんなこと、主人が許すはずがないわ!」
>>224 カプセルを咥えた主人の唇が絵理に近づいてくる。
(あ、もしかしてこれがファーストキス?)
そう思うまもなく、舌が絵理の口腔を犯して行く。
(え、べろ?何…いや…でも…え?何が?)
カプセルが喉を通過すると、体の中心からほんのりと暖かくなってくる。
そして、ローションまみれの主人の手が絵理の幼い躯を蹂躙する。
体の中心の暖かさは主人の手でほぐされ全身に広がりをみせ、
特に、乳房や股間はまるで燃えているがごとくなってしまっている。
「はぁ…あ、熱い…
ど、どうして…
御主人様…えりはど、どうしたらいいんですか?」
性的な快感を味わった事がないため、今の状態を理解できずに
胸と股間に手をやり、かきむしってしまう。
「ああ、ご主人様…
助けてください…
絵理をたすけてください」
231 :
三条 望:04/05/04 00:39 ID:kOh7WOkT
○高給→高級
232 :
桜庭 奏:04/05/04 00:40 ID:DicqnLJ4
>>226 「…!あー…」
幸い白い色ものでなかったからよかったものの、ジュースがかかったせいですっかり
ベタベタになってしまった赤い長袖Tシャツとジーンズのスカートをぼんやりと眺める。
「気にしないでください、ほら、シャワー浴びれば済む……」
そこまで言いかけて、今自分はここに住んでいなかったことを思い出す。
「じゃあごめんなさい、瀬名さんの借りていいですか?
ちゃんと洗濯して返しますね。」
すまなそうに頭を下げ、シャツを受け取ろうとするが、瀬名が自分の服を脱がせようと
しているのに気付き、一気に顔に熱が集まる。
「…瀬名さん?」
ここにこういう風に座って、瀬名と向かい合っていると、まだ自分がメイドをしているような
錯覚を覚える。
しかし、今自分が着ているのは普段着で、それを脱がされようとしていて。
今と昔がごちゃ混ぜになったような感覚に、ふいに羞恥心が湧き上がる。
(どうしよう、服が濡れちゃっただけなのに……どきどきしてきちゃった。)
>>230 「安心しなさい、今、助けてあげよう……絵理は、何もしなくて、いい」
ゆっくりと暗示にかけるように耳元で囁くと、
そのまま耳の中に舌を這わせ、やんわりと耳たぶを噛む。
「私が、今から絵理の中に入る。それだけだ」
絵理の手をどけて、淫露を分泌する秘所に勃起を宛がう。
「最初、少しだけ痛いかもしれない……我慢してくれ」
そう言うと、一気に腰を突き出し、絵理に破瓜を施す。
>>228 <「こんばんは…貴女はいったい…?」
「あら、こんばんは、おじさま。月子です。今、こちらにご厄介になっている者ですわ」
厨房の真ん中に立ち、入ってきた三条に挨拶する。
身なりからしてそれなりに整っており、しかも年上なので一応気を使う。
「喉が渇いたので何か頂こうかとしてましたの、でも勝手が分からなくて困っていた所ですわ。良かったら飲み物を出して頂けないかしら?」
>>229 「……おや、俺のその名前を知っているのか……おやおや……」
貴子の発した自分が名乗っている名前に、思わず眉を顰める。
「まぁまぁ、泣きなさんな。あんたさえおとなしくしていれば、今のところは問題なし、だ」
先ほど、貴子の頬を舐めあげた舌で、貴子の流す涙をすくい取る。
「んー……。で、ここの主人が許さない、って?」
そう言いつつ、スカートの裾ごと足の付け根へと撫で上げていた左手で、貴子の流麗な太股を
パン生地でもこねるかのように撫で回す。
「そりゃ、そうだろうな。……だが、許す許さない、と言うのと、止められる止められない、と言うのは
全くの別問題だとは思わないかい? あんたみたいに賢そうなら、それ位は簡単に理解できると
思うんだけどなぁ?」
そして、太股を撫で回していていた左手を、貴子の足の付け根へと滑り込ませ、ショーツ越しに
貴子の秘所に指をそっと這わせ、その指先にゆっくりと力を込めてまさぐりはじめた。
「……安心しろよ。じきにあんたもラインナップに乗せてやるよ」
そう言って、貴子目掛けて凄惨で邪な笑みを放ってみせる。
「もっとも、それ以前にゆっくりたっぷりと、楽しませてもらうんだけど、な」
貴子の秘所をまさぐっていた指が、ショーツ越しに感じ取れる秘裂の頂点、そこに位置する
肉の芽を力任せに摘み上げた。
>>233 「はふぅ…ああん……」
体中が自分のものではなくなったように熱を持ち、すぐそばにいる主人が
動く時の僅かな風が肌をかき乱す。
>安心しなさい、今、助けてあげよう……絵理は、何もしなくて、いい
「ハイ、助けてくだ…あぁ」
秘所を覆う掌が主人によって退けられると自然と主人の背中をしっかりとつかむ。
>「最初、少しだけ痛いかもしれない……我慢してくれ」
「イヤ、痛いのは…」
答える暇もなく、主人の逸物が絵理の初々しい花芯を切り裂く。
「イヤぁぁ…痛ーーーーい」
ずり上がって逃げようとするが、しっかりと主人に抱きしめられ
逃げる事が出来ず、また、自らの腕が主人をしっかりと抱きしめ
てしまう。
237 :
三条 望:04/05/04 00:52 ID:kOh7WOkT
>>234 (おじさま…?私はまだ20代ですよ…)
おじさまと呼ばれた事に心の中でそう不平を漏らしながらも、
表面上平静を保ったまま、
>喉が渇いたので何か頂こうかとしてましたの、でも勝手が分からなくて困っていた所ですわ。良かったら飲み物を出して頂けないかしら?」
「そうですか?飲み物といってもこのお屋敷の品揃えは専門店よりも豊富です、いったい何が飲みたいのです?」
そう答えた。
>>235 感じてなど、いない。
ただ、激痛と屈辱とに耐えているだけだった。それを顔に出しては相手の思う壺に違いない、
そう思って必死に耐え続けた。しかし、濡れてもいない秘処を乱暴にまさぐられ、
陰核を積み上げられ、喉の奥から声にならない悲鳴が漏れてしまう。
「っく… あなた… こんなことしてただで済むと思ってるの?」
歯を食いしばって龍崎の破廉恥な行為に耐えながら、キッと睨み付ける。
「馬鹿じゃないの? こんなことして何が楽しいんだか… 弱い女を虐めて楽しむなんて最低ね。
あなたみたいな汚い男なんて、女として絶対にお断りなんだから!」
そう吐き捨てて、両足を硬く閉じてしまう。
>>236 「大丈夫、大丈夫だ……ほら、だんだん気持ちよくなってきただろう?」
またも、そう思い込ませるように囁くと、
少しずつ腰の動きを大きく早くしていく。
「絵理のあそこからも、いやらしい音がしているぞ……
気持ちよくなっている証拠だ」
わざと音が立つように鋭い動きに切り替えつつ、そんなことを言い、
さらに絵理の意識を痛みから反らそうと
まだ青い果実のような乳房を優しく愛撫し、尖りきった先端を口に含んで転がす。
>>232 「スカートはどうしよう、まあ夜のうちに両方洗えばどうにかなるか」
奏の服を脱がせて、下着の上にシャツだけを羽織らせボタンを留めていく。
>…瀬名さん?
「ん?」
顔の近づいた状態で見上げられ、急に部屋内がしんとなると
やっと自分のしている事がかなり大胆であったことに気付く。
「…何。なんか顔が赤…」
「……。」
少し気まずかったのか黙っていたが、ふと奏の頬に触れてみる。
「今更こういう事言うのは迷惑かもしれないけど…一段落したら戻ってくればいいのに。
他の人だって寂しがってたし、またメイドやっても悪くはないと思うんだけど……」
すうっと手を輪郭に合わせて滑らせ、そのまましばし黙ると
無意識のうちになのか、ゆっくり奏へと唇を重ねる。
何も言わないままに奏を床に押し倒し、ボタンの留められたシャツの布を手で
上に捲り上げる。
「ん…」
唇を重ねつつ、手でブラを上げ、小さな膨らみを緩やかに撫で回す。
>>239 逸物がグッと奥まで到達すると不思議と痛みが引いていき、
それと同時に秘蜜が逸物を覆い隠していく。
そして、ピストン運動がはじまると再び痛みに襲われるのだが
1往復2往復と回数を重ねるごとに、痛みは消え去っていく。
「ごしゅじんさま…
ごしゅじんさまぁ……
絵理は、絵理は……」
うわごとのように、主人の名と自分の名を繰り返し叫ぶ。
>>237 <「そうですか?飲み物といってもこのお屋敷の品揃えは専門店よりも豊富です
「寝る前ですから、そんな大した物は望みませんわ。ミネラルウォーターでも…あら?…」
そう言って、三条の顔を確認するように近づいて下から覗き込む。
「…失礼しましたわ。おじさまだなんて言ってしまって」
ちょっとの間三条の顔をくりくりと眺めた後
「随分とお若い方ですのね、ええと…よろしければお名前を教えて頂けないかしら?」
年の割にはしっかりとした態度と口調で、三条に寄り添うように、すう、と目を細めて笑いかける。
>>241 絵理が忘我の高みへと昇りはじめたのを察して
自分は身体を倒し、騎乗位の体勢をとらせる。
「もう痛くないだろう?」
そう言うと自分では腰の動きを僅かな振動のみに換え、
下からただ胸の膨らみをまさぐるのみにする。
「あとは絵理の好きに動いてみなさい。欲望の赴くままに、な」
>>238 貴子が龍崎に浴びせかける非難と拒絶の言葉。ある種の闘争心をかき立てられるその言葉の
響きと羅列に、思わず悦びにも似た歪んだ笑みを浮かべる。
「タダで済まないって言うなら、お代でも置いて行ってやろうか? それで満足か? あああ?」
貴子が強く閉じた両足の間に挟み込まれた左手を、その圧力に抵抗するようにもぞつかせる。
「まー、色々言っているようだけどな……」
もぞつかせていた左手の人差し指と中指を、どうにか貴子のショーツの縁へと辿り着かせ、
そのまま、薄い布地を横にまくるようにどかせる。
「お前さんが断るのは自由だが、断ったら断ったで、どうなるか、説明しなかったかねぇ?」
そう言いながら左手の人差し指と中指を束ね、その指先を貴子の秘裂の狭間へと潜り込ませる。
「……それでも、抵抗するって言うなら、それはそれで構わないんだがね。俺も、なんの遠慮も
せずに済むから、な」
そして、秘裂の間に沈めた2本の指を、そこの潤みに滑らせるように貴子の秘孔へとねじ込み、
乱暴に指先を動かしはじめる。
「……とか言っていて、なにげに俺の指先がぬめってるんだけど、これはどう言うことなのかな?
馬鹿な俺にもわかるように説明してくれるかい、先生」
指先を小刻みながらも乱暴に動かしつつ、そこの感触を貴子に告げ、それも含めた出方を伺い
はじめる。
……自分がその言葉の最後に、無意識に「先生」とつけてしまったことに気付かず。
245 :
桜庭 奏:04/05/04 01:09 ID:DicqnLJ4
>>240 >一段落したら戻ってくればいいのに〜
「…私……」
瀬名のその言葉が、嬉しいような、それでも複雑なような。
その気持ちを思い切り表情に出してしまう。
唇を合わせられ、身体が覚えてしまった感覚で、反射的に、つい目を閉じてしまう。
が、途中で慌てて目を開ける。
(私、今はメイドさんじゃないのに……!)
そう思いつつも、彼の手が自分の身体を這う感覚に、頭がぼーっとしてくる。
ひさしぶりのこういう状況に、あっという間に流され始める。
「瀬名さん…私、あぶないかもしれない。
こういうことした相手の人、みんなのこと気になってるのかもしれないって思ったら、
メイドさんのお仕事だってできないって思っちゃって。」
「瀬名さんの事だって……」
そこまで言いかけ、自分は雄児のことも気になってたくせに今更何を言うつもりなのかと
慌てて言い止める。
「たまには、こういうのもいいですね。私、…ひさしぶりにこういうことしたくなっちゃった。」
場の雰囲気を変えるため、そう言ってにっこりと微笑むと、瀬名の手の上に自分の手を重ねて
自分の胸に押し付ける。
246 :
三条 望:04/05/04 01:16 ID:kOh7WOkT
>>242 >随分とお若い方ですのね、ええと…よろしければお名前を教えて頂けないかしら?」
洗髪された長い髪から芳香が立ち上がっている。
しなだれる様に体を近づけてきたその女性は、
落ち着いた言葉とは裏腹に間近で見ると意外にあどけない表情をしていた。
「私は三条、三条望…こちらのお屋敷付きの医師として雇われているものです…」
ネコのように目を細め、妖しい雰囲気を漂わせる月子…依然警戒をとかずそう答えると、
とある棚を開きミネラルウォーターを取り出すと、そのまま月子に向かって差し出した。
>>243 痛みは既になく、主人の律動に絵理の性感は目覚めようとしていた。
「ごしゅじんさま、絵理なんだか変なんです」
いつの間にか、主人の上になると何かを求めるように
腰をくねらし、上下させてもいる。
「こうですか?
こうですか?」
だんだんと激しく絵理の腰が激しく動き、腰を深くおろした瞬間に
絵理の精神は解放され、全身に電撃が走り動きが完全に止まってしまった。
「あーーーーーーーーー!」
ドサッと言う音とともに絵理の体が主人の上に折り重なる。
>>247 「く……締りがいいな、さすがは処女、か」
激しく蠢き、咥えた肉棒を離さない肉襞に、少しずつ限界の高みへと連れて行かれる。
と、絵理が一際高い声をあげ、ついで倒れこんでくる。
「絵理、イったのか? 初めてだったのに……いやらしい悪い娘だ。
それに、主人の私の許可なく先になどと、今夜しか許さんぞ」
言いながらも、中途半端で終えられた逸物は快感に疼き、主人を誘惑する。
「……くぅっ、絵理、許せよ?」
未だ自分の上で荒い息を整えている絵理を抱きかかえて座位をとると、
悲鳴をあげる少女の身体を激しく下から突き上げ、
そしてそのまま欲望の迸りを中へと放つ。
>>244 「…どうせあなたの条件を受け入れたって、どんどんエスカレートするだけなんでしょ?
いい歳して自分に都合のいいことばっかり考えてんじゃないわよ!」
結果がどうなるかなんて、ほとんど考えられなくなっていた。
それでも、無意識のうちに先輩のメイドへの気遣いが、暴走を食い止めていたのかもしれない。
しばらく無言で龍崎の為すに任せる。
身体を這い回る不気味な手の感触に鳥肌が立った。
「こうして襲われたときでも… できるだけ私が傷つかないようにって、身体を守るために濡れてるだけ…
別に… あんたなんか何よ… あんたに先生呼ばわりされる筋合いなんてないわ!」
先生、と呼ばれて、学生のころ家庭教師をしていた教え子のことを思い出してしまう。
無邪気に自分を慕ってくれていた彼らのことを思い出すのが、今は身を切り裂くようにつらかった。
>>245 「気になるのはしょうがないよ。本当に嫌いな人とは、こんな事なんか出来ない
……と、思うし」
>私、…ひさしぶりにこういうことしたくなっちゃった
「なんか俺も色々あったりするのとか、もう忘れたい。変な風にこじれてる事とか…。
奏さんとは何もないからこそ、こうしてると安心するのかな」
彼女の手を乗せたままで、続けて乳房を愛撫する。
もう片方の手で奏の両足を開かせ、自分の体で間に割り入る。
「ちゅ…」
今度は唇で奏の胸の突起を攻めつつ、ショーツをするっと脱がせる。
露になった秘裂を、指で焦らすように突付いたり
時折内部に沈めたりしてこっちも攻めていく。
「………良かったら、言って。久しぶりだからタイミングとか…その、わからないんだ」
上から奏を見下ろして、囁くように言う。
「いつ挿れたらいいかとか…。いきなりだとちっちゃいから、壊れそう」
>>248 初めての体験でイッてしまい、ボーっとした意識の中
主人に抱きかかえられ、思わず悲鳴をあげてしまう。
そして、下から激しく突き上げられると主人の白濁を
体内に受け入れ、再び快感の頂点を極めてしまう。
何度か主人の欲望を受け入れ、自分も何度もイかされ
てしまう。
そして、すべてが終わると
「ご主人さま…絵理は、お屋敷にいていいのですか?
絵理をメイドさんにしていただけますか?」
主人の胸に顔をうずめて問い掛ける。
絵理は、お屋敷に
>>246 <「私は三条、三条望…こちらのお屋敷付きの医師として雇われているものです…」
その言葉を聞いて更に嬉しそうに微笑む。
「お医者様でしたの? それは失礼しました。三条先生」
三条が取り出してくれたミネラルウォーターにチラっと目を走らせる。が、まだ受け取らない。
「お会いできて良かったですわ。色々ご相談出来る人が欲しかったのです、先生みたいな人が」
差し出されたままのミネラルウォーターを受け取らずにゆっくりと手を組み、自分の体を示すように肩をすぼめる。
「私、色々自分の体の事で悩んでいるのですけど…
今度、お時間のある時に、お伺いして宜しいですか? 三条先生」
そして、先程とは違った目の細め方で、じっと三条を見つめる。
口元には怪しい微笑が浮かんでいる。
>>251 「ああ、好きなだけいるといい。
いや、ひょっとしたら絵理が出ていきたいと言っても
私が放さないかもな……」
冗談交じりに囁くと、絵理の体内からモノを引き抜き、
白濁と鮮血の交じり合ったそこを、優しくハンカチでぬぐってやる。
「明日から……いや、たった今から絵理は、私のメイドだ」
そして力強く抱きしめると、そのまま再びベッドに倒れこんでいく。
255 :
桜庭 奏:04/05/04 01:35 ID:DicqnLJ4
>>251 「ん…っ ありがとう。」
瀬名の優しい言葉に、嬉しそうに微笑む。
「……でも、久し振りだとなんか余計に恥ずかしいかも。」
足を開かされ、普段は触られないような場所を見られたり触れられたりするのがあまりにも
結構久し振りなので、恥ずかしさのせいで瀬名のしていることを直視できない。
羞恥心も手伝って、久々の愛撫を受けてどんどん愛液が溢れてくる。
「ん……いいの、気持ちいい。
私も…久し振りだから、今までどうだったかとか忘れてるかも。でも……」
そう言って、すっと視線をずらし、瀬名の逸物を人差し指で撫でてみる。
「来てくれていいよ。私、もう大丈夫だから。」
目をそっと閉じると、小さく深呼吸して瀬名が来るのを待つ。
>>254 >「明日から……いや、たった今から絵理は、私のメイドだ」
「ハイ、絵理はご主人様のメイドです」
そう答えると、朝まで主人の腕の中ですごすのだった。
翌日、少しガニ股気味に歩く絵理は、いつものセーラー服ではなく
メイド服を着て先輩メイドたちに仕事を習い始めた。
257 :
三条 望:04/05/04 01:42 ID:kOh7WOkT
>>252 >>今度、お時間のある時に、お伺いして宜しいですか? 三条先生
言葉自体はしごくまっとうな物だったが、
彼女のその仕草、そしてその口調にはまるで誘惑するような色が浮かんでいた。
「そうですか…
あなたが一体どのようなお悩みを抱えてらっしゃるかは存じませんが…
私にできることであれば、是非お役に立ちたいものですね。」
片方の口元をあげそう解答すると、
胸、腰、脚…堂々と月子のほっそりとした肢体を観察するようにまじまじと視線を這わせた後で、
「見たところ、普通の女性…といった雰囲気ではないようですが、あなたは一体?」
相手の事を探るような目つきでそう口を開いた。
>>249 「……言ってくれるねぇ。都合のいいこと、結構じゃないか。それを積み重ねて、俺は勝ち抜く。
負けた奴から奪い尽くす。気にくわねえ奴はぶっ殺す。俺にとって都合がいい。それが全てだ」
それまで先ほどに比べて優しく胸をまさぐっていた右手に力が籠もり、貴子の胸が絞り上げられる。
「……先生……。そう……呼んだか……?」
貴子の発した非難の言葉。その中に自分が貴子のことを「先生」と呼んだと言うことを見いだし、
一瞬、苦悶にも似た表情を浮かべる。……が、すぐにその表情はそれまでと変わらない凄惨な笑みへと
変貌する。その変貌と共に、貴子の秘孔の中に差し込まれていた指先を力任せに曲げ、貴子の狭い
秘孔の壁に、その指先をめり込ませる。
「……そうか。そうだな……。先生……先生、か。傑作だ。傑作だよ」
指を曲げたまま、乱暴に手首をくねらせ、貴子の秘孔の中を蹂躙しはじめる。
「……昔、俺が11の頃。そんな年頃の話さ。俺の住んでいた場所に、人道支援だかボランティアだかって
言う連中がやってきて、学校とやらを開いてくれた。まぁ、色々なことを教えてくれたさ。それがその頃の
俺に取っちゃ、結構面白かった」
そう言って貴子の顔をまじまじと見つめる。
「……その学校に、ある日、新しい教師がやってきた。清潔な格好をして、眼鏡をかけた。そう、あんた
みたいな感じの女だった。……まぁ、途中、色々あったんだが、それは省いて結果から言っちまうと……
俺はその先生を犯っちまったのさ。いわゆる発展途上国で性感染症予防や人口計画の観点から
性教育なんかも担当していた、その先生をよ。面白いだろ?」
右手で絞り上げられている貴子の胸の先端を、野太い親指が押しつぶすようにこね回す。
「……もっと面白い話があってな。その先生、未通女だったんだよ。俺のをぶち込まれて、股座を血塗れに
しながら悲鳴を上げていたよ。まぁ、最後まで先生っぽかったけどな。で、俺はたまらずぶちまけた。
先生は絶叫しながら気を失っちまいやがった。いや、実に快感だったね。……ただ、俺はそのせいで、
そこにいられなくなって……まぁ、気がつきゃ、こんな感じ、って次第、さ」
そして、貴子の秘孔をえぐっていた2本の指を再び束ね、滑りの中を奥底へと突き立てた。
>>255 「大丈夫?じゃあ……、っ」
逸物を取り出した途端に奏に触れられ、ぴくっと反応する。
腰を抱え、自分の体を前へ押し進めてゆっくりと埋めていく。
「……はぁ…」
ひとつ息を吐いて、奏の手を上から握り締めると彼女の上で動き始める。
「ん、っ…」
切なげな表情で快楽を堪えるようにしつつ、奏に気持ちよくなって貰えるようにと
腰を動かす。
腿の裏に手をやり、足をより開かせると徐々に動くペースを速めていく。
「…奏…、痛くない…?」
息を荒くしつつ奏に尋ねてみたりもする。
260 :
桜庭 奏:04/05/04 01:52 ID:DicqnLJ4
>>260 メイドの仕事をやめて、こういうことともお別れしたはずなのに、その場の流れで
また同じように彼とこうしている自分を少し反省する。
しかし、その一方でこの快楽を手放したくないと思ってしまう。
「あ…んっ、あっ、あっ」
久し振りの膣内への刺激は、あっという間に自分の身体を高みへと押し上げていく。
「ん、痛くないです…っ いい……っ……瀬名さんは?」
劣情と不安といろんな感情がごちゃ混ぜになった表情で眉間に少し皺を寄せ、
瀬名を見上げる。
>>257 <「そうですか…
<「見たところ、普通の女性…といった雰囲気ではないようですが、あなたは一体?」
相手の視線が自分に注がれているのを感じながら、敢えて何もせずにいる。
そのまま答えずに、暫く微笑を貼り付けたままでいるが
「…普通の女性じゃないなんて、そんな…傷ついちゃいますよ?」
ふっと三条の脇から一歩進むように前に出て、くるっと振り向いて微笑むと
もうその表情は、年齢相応の子供らしい表情でしかなくなっている。
「そうそう…ミネラルウォーター下さい」
まるで忘れていたように言い。すぅ、と片手を、はにかむように差し出す。
>>258 「生きるのが下手な人はたくさん見てきたけど… 人生投げてる馬鹿を見たのは初めっ…っくっ!」
龍崎の荒々しい愛撫とも呼べないような行為に、失神しそうなほどに痛みとも快感とも区別のできない
ただただ頭の中が真っ白になってしまう、そんな波が押し寄せてくる。
ようやく龍崎の行為が止まり、ほっと安堵のため息を漏らす。
そうして投げやりな態度で、顔を背けたまま身の毛もよだつような恐ろしい話を聞き流す。
こんな男が現実に存在することに、言いようもない恐怖を感じてしまう。
「…くどいわ。男のおしゃべりは嫌われるのよ。そんなことも知らないの? …だからあんたは」
そこまで言いかけて、残りの言葉は秘処に無理やりに指をつきたてられたショックで
掻き消えてしまう。
「っ… この、あんたに… あんたなんか、誰がっ!」
気力を振り絞って上体を起こすと、思い切り龍崎の頬を引っぱたいた。
>>259-269 「ちょっと、無視したりして、よくなかったかも……ですわね」
少しだけ勇気を出して、瀬名の部屋へ向かうのだが。
「? 女の人の声……まさか……!」
今度こそ瀬名のところにやってきたのかと思い、扉の隙間から覗くと、
(……奏、さん!?)
悲鳴に近い声を、なんとか手で口を塞ぐことで堪える。
「……ぅ、っく、ふ、ぇ……ひっく」
そのままその場に崩れ落ちて、声を殺して泣き始める。
「私が、意地をはって意地悪したり……ジュース投げつけたり、
ご飯いただかなかったり、メモを勝手に捨てたり、
いっぱい勝手で酷いこと、したから……」
そしてポケットから、密かに回収していた
クシャクシャになったいつぞやのメモを取り出し、ドアの隙間へそっと挟む。
「ごめんなさい、もう……私、じゃ……」
ふらふらとその場を離れると、いつの間にか厨房へたどり着き、
またブランデーを数滴紅茶にそそぐと、一気に飲干して泣き寝入りしてしまう。
次の日は、体調が悪いと言って、結局夜まで部屋にこもっているのだった。
>>260 「うん…いい、やばい早いのかな、もう……っ」
久々に聞く奏の嬌声に、かなり興奮してしまい歯止めが利かなくなる。
彼女に無理をさせない程度だった動きが、段々乱暴になり
自分の快感だけを追い求めるように奏を犯す。
「……!」
しばらく突いていたが限界が来たらしく、声が漏れないように必死で堪えつつ
達して、奏の中に白濁を注ぎ込む。
「ごめん…中、…はぁ…。止められなかった…」
引き抜きながら、息を整え奏にまた謝る。
身なりを治して彼女から少しだけ離れると、
「ただ遊びに来ただけなのに、また結局こんな事させちゃったよ…。
もうどうしようもない俺」
少し自己嫌悪に陥ったのか、頭に手をやり溜息をつく。
「最低だ」
265 :
三条 望:04/05/04 02:06 ID:kOh7WOkT
>>261 「…普通の女性じゃないなんて、そんな…傷ついちゃいますよ?」
「ああ、それはそうですね…」
苦笑しながら微笑んだ。
>「そうそう…ミネラルウォーター下さい」
「私はいつでも医務室にいますから…
何か合ったらいつでも訪ねてきてくださいね。」
先ほどまでの年齢不相応な妖しい雰囲気とは一転し、
どこにでもいるような少女のように微笑む彼女の姿を微笑ましく見つめながら、
一瞬意味ありげに頬笑んだ後でミネラルウォーターを差し出した。
266 :
桜庭 奏:04/05/04 02:18 ID:DicqnLJ4
>>264 瀬名の激しい抽送に快感を引き出されるように、彼と同時に達して身体を硬直させる。
ここにいるとまだ屋敷にいたころの感覚が戻ってきてしまっていたからだろうか。
中で出されても大したことない気持ちでいたが、彼が謝るのを聞いて、ふいに
今自分が薬を飲んだりなど全くしていないことに気付く。
が、一回くらい大丈夫、などと高をくくってしまう。
「もう、溜息なんてつかないでください!
…私は、少なくとも今は後悔してないですよー。ね?」
落ち込む瀬名に元気よく声を掛ける。
「じゃあ私、Tシャツ借りてシャワー浴びてきますね。
今日はありがとうございました。
お話できて、元気になりました。」
そう言って小さく頭を下げると、軽く衣類を整えて瀬名の部屋を出、浴場へ向かう。
>>265 <「私はいつでも医務室にいますから…
「医務室…ですのね。
そのうちに、きっと伺わせて頂きますわ」
差し出されたミネラルウォーターのボトルをそっと受け取り、さも大事そうに胸に抱え
「それでは、今日はこれで失礼しますわ。三条先生。
おやすみなさい。良い夢を…」
そう言って三条の目の前から部屋を出て去って行く。
部屋に帰る途中、廊下を歩きながらくすくす笑っている。
「面白そうな人でしたわ、そう…何と言うのかしら…」
廊下の天井に目線を上げ、考えるようなそぶりで歩き続ける。
「同じ…臭いがしますわ。ふふふ」
これなら退屈もしなさそうね、と呟きながら廊下の闇に消えていく。
>>262 突然、自らの頬を襲った衝撃。その衝撃が、貴子の振るった平手によるものだと気付くまでに、一瞬の
空白を要した。
「……ふはははは……」
力なく漏れ出る笑い声。
「……ふはははははははっ! 面白え、面白えよ、あんた! その気の強さ、気に入ったぜぇ?」
その笑い声に続くように、押さえ込んでいた激情が吹き出るかのように哄笑と賞賛の言葉が零れ出た。
「いや、気に入ったよ。……徹底的に征服してやる。そうさ、あの先生のようにな」
それまで貴子の胸を弄んでいた右手を離し、その指先を懐に沈める。そして、その指先に小さな銀色の
注射器が構えられ、その針先が容赦なく貴子の首筋に差し入れられた。指先に込められる力。そして、
貴子の肌や皮下脂肪、筋肉を突き通し、血管を越えて血中へと染み込んでいく薬液が、貴子の神経を
危機感に疼かせる。
「そうそう。先生がどうなったか、教えてなかったな。まぁ、男のしゃべりは嫌いだそうだが、そう嫌がらずに
しっかり聞いてくれよぉ」
そんなことを言いながら、貴子の秘孔を乱暴にまさぐっていた指を引き抜き、自分の右膝で貴子の左足を
制しつつ、貴子の右膝に左手をかけ、強引に足を割り開かせる。
そのまま、右手でスラックスの奥から張り詰めきった肉槍を取り出すと、貴子のショーツの縁をその先端で
押しのけ、布地の端から露わになった秘裂の縁にそこを宛がう。
「……先生、俺のガキを孕んじまったんだとよ。あまつさえ、そのことがショックでちょっとばかり気が
触れちまったそうでね、最期にゃキャンプの外れで首をくくっちまったそうだ」
そして、そこまで言って言葉をとどめると、宛がったままになっていた肉槍の穂先を押し込んでいく。
「……さぁて、いい声で啼いてくれよ? そうすれば、よりタップリぶちまけて……あんたをしっかりと
孕ませてやることができるからなぁっ!」
その言葉と共に、禍々しい熱を帯びた肉槍が、貴子の秘裂の奥底目掛けて突き入れられた。
269 :
三条 望:04/05/04 02:27 ID:kOh7WOkT
>>267 ミネラルウォーターを大事に抱え、厨房の扉を開け姿を消す彼女の姿。
「結局名前教えてくれないのですね…
しかし…さすがに、あれだけ幼い子に手を出したら…問題ですね。」
そう1人で苦笑しながら、同じミネラルウォーターで喉を潤すと医務室へと戻っていく。
「あの人はいまなにをしているんでしょうね…」
足音が不気味に響く薄暗い廊下の中で不意に脚を止め、不意にそんな事を考えた。
暗い廊下を歩きながら、ふと
>>266 「服乾かないから、明日の朝まではいるといいよ。
どうせこの屋敷部屋数だけは多いんだろうし、杏樹さんの部屋にでも…
あ、もしもし?なんか奏さんが来てて……はい、すみません」
内線で杏樹の部屋に架け、奏が泊まれるように交渉する。
「いいって。明日の朝出かける用事があるから、一緒に駅まで行きましょう、だって。
よかったね」
>お話できて、元気になりました
なんだか複雑な気持ちになり、苦笑する。
「なし崩しに変な事になったのに、ありがとうとか言うなよ。おやすみ」
奏が出て行った後、少し開いたドアの近くに何かメモが落ちていたので
拾い上げ中身を見る。そして一言。
「………見られてたんだ。…はぁ…。なんか、めんどくせーな…」
頭をぐしゃぐしゃに掻き、イラついた様子で扉を閉める。
271 :
桜庭 奏:04/05/04 02:31 ID:DicqnLJ4
>>268 「…ごめん、どこが面白い話なのか、ちっとも分からないわ」
龍崎の高笑いをよそに、うんざりした表情で顔を背ける。
>「いや、気に入ったよ。……徹底的に征服してやる。そうさ、あの先生のようにな」
笑いながらの言葉ではあるが、冗談とも思えない。さすがに青ざめてしまう。
「誰が… 誰があんたなんかに負けるものですか…」
それからは、不思議と龍崎が取り出した注射器を見ても取り乱しはしなかった。
心のどこかで、龍崎ならこれくらいやるだろうと予想していたのかもしれない。
冷たい針先と薬液の感覚が、妙な非現実感を持って体内へ侵入してくる。
「…何のクスリ? インフォームドコンセントくらい徹底したらどうなのよ?」
冷たく言い放って、龍崎の醜くゆがんだ顔を見つめた。
>「あんたをしっかりと孕ませてやることができるからなぁっ!」
少しは濡れていたとはいえ、まだまだ龍崎のものを受け入れるには十分ではない。
めりめりと音を立てるように身体を割って侵入してくるその熱に耐えかねて、くたっと
全身の力が抜けてしまう。
しかし、はらはらと涙を零して激痛と恥辱に耐えながらも、龍崎へのせめてもの抵抗に
そっとエプロンの上からお腹をさすってみせる。
「先月から生理の来ない女を孕ませるなんて、物好きもいたものね…」
>>272 「……そうか、そいつは悪いことをしたなぁ……。いや、こんな屋敷に勤めているんだから、面倒が
減った、と感謝されるかな?」
等と言いつつ、ケダモノの衝動で腰を前後させはじめる。
「……さっきの薬、多分、御賢そうなあんたなら察しが付くと思うけどな、いわゆる所の媚薬なんだが
楽しい副作用があってな。ホルモンバランスを狂わしちまって、排卵を誘発しちまったりするんだが……」
うわついた感じで言葉を発しながら、さらに腰の動きを早めていく。
「まぁ、そんなものを妊娠中に使ったりしたら、どう言うことになるかは御賢いあんたになら、簡単に
予想できると思うんだがな……。……まぁ、それ以前に……」
腰の動きが、まるで貴子の命を育む場所を憎しみから打ち壊そうとでもしているがばかりに、荒々しく
打ち付けられるようなものになっていく。
「……先月、だっけ? 安定期になる前にザーメンなんかぶちまけられたら、その段階でかなりマズい
ことになっちまうだろうな。いやいや、こう言うのは初めてだ。……初めてなんでな、優しくしてくれよ?」
つまらない冗談を織り交ぜつつ、明らかな害意と悪意で自らの快感を加速させていく。
「……たまらんね、こりゃ、実にたまらんね。最高だよ、あーっはっはっはっはっはっ!」
禍々しい笑い声と共に、肉槍が貴子の秘孔の中を蹂躙し、その熱と圧力で爛れさせていく。
「排卵… 誘発… そう、そうなのね…」
まるで現実とも思えず、まるで他人事のような口ぶりで呟く。
「分からないわ、思い込みかもしれない、夢かもしれない…っ、くぅ…」
私、どうかしちゃったのかな。不思議なほど冷静になっている自分。
そして、冷静な自分に気づけるほどに冷静になっているんだなぁと思う。
「ううん、違う…そんなこと! 孕まないわ。あなたの子供なんて、孕まない!」
なぜか自信があった。
そこまで自分が堕ちてしまいはしないという、確信めいたものがあったのかもしれない。
それでも、龍崎の動きに身体は素直に反応し、ますます秘処は潤い、快感を求めて
疼いていた。そんな自分は情けなかったけれど、どうしようもなく感じ始めていた。
「やだ…っああん、こんなのって、嘘… 私もう…」
>>274 貴子が押し殺している中から漏らしはじめた嬌声が、とても心地良く感じる。
「……そうか、降りるか、降りないか、孕むか、孕まないか、じっくりと確かめてくれよ……」
貴子の反応が薬によってもたらされたものとわかりつつも、その反応に下卑た笑みを浮かべつつ、
それまでのがむしゃらな腰の動きを止め、貴子の秘孔の一ヶ所を支点にして、そこを軸に弧を書くように
腰を捌きはじめる。
「……やっぱりあれだ、悲鳴もわるくないが、その後に屈服して漏らす声ってのは最高だな……」
さらに貴子の反応を楽しもうと、それまで覆い被さるようにしていた身体を起こし、眼下に貴子の姿を収める。
ショーツの脇から垣間見える貴子の濡れそぼる秘裂に、自らの肉槍が出入りしている様がよく見える。
「……もうちょっと、彩りが欲しい所だな……」
そんなことを言い、腰を捌きつつ、貴子の襟元に手を伸ばすと、そのまま、服の布地を引き裂く。
引き裂かれた布地の向こうに、胸への攻めでずれてしまったブラが覗く。
そして、そのブラに指をかけると、そのまま、乱暴に上へとずらし、貴子の胸を露わにした。
なだらかな双丘が腰の捌きに吊られて震え、その頂に色付く突起が薬の力に後押しされるようにピンッ
とその存在を誇示していた。
その様をしばし眺めて一笑いすると、再び身体を貴子の上に覆い被せ、その口に貴子の左の頂を含み、
歯先で甘がみし、舌先で突き転がし、そして、力一杯吸い上げた。
その吸い上げと共に、まるで何かを吸い出そうとでも言わんがばかりに、胸の麓に添えられた右手が
柔らかい膨らみを絞り上げるように揉み上げていく。
布が擦れ、はためく音。泡立つ粘液が波立つ音。吸い上げる口の狭間から漏れる濁った音。
そんな生々しい音が深夜の台所の床に響いた。
「……こいつは……おまけだ……」
その言葉と共に左手が貴子の秘裂へと差し伸ばされ、その指先がすっかり屹立していた肉芽をとらえ、
まるで捻り潰すように抓りあげた。
「なんて言われようとも… あんたなんて大勢の中の一人に過ぎないのよ。
ああん… どんなに、頑張って、もっ! …そ、それ以上は私の心には入り込めない、のよ」
苦しい息の下で、精一杯の抵抗をしてみせる。胸を攻められ、秘豆まで攻められ、
薬の影響もあってかもう快感を抑えることができなくなっていた。
「明日には…くっ、あ、あんたのことなんて、忘れてるかもね…っ!」
とてもそうは思えなかった。目の前にいるのはあの龍崎なのだから。
「感じない… 感じないでっ、私、もう… いや、こんなことでイったりなんかっ!」
いやらしい水音が劣情を誘い、頭の中が真っ白になりそうになる。
唇に血が滲むほどにきつく噛み締め、龍崎から逃れるように身体を動かすが、
圧倒的な力の差で完全に屈服されていては、感じないでいることすら許されなかった。
「あああ、ああっ、ダメッ!…っとに、もうっ…イっちゃ…」
ガクガクと肩を震わせてひときわ甲高い声を漏らし、がっくりと崩れ落ちてしまう。
>>276 貴子が果て、崩れ落ちる衝撃が肉槍の穂先を直撃する。
「……くぉぉぉぅっ!」
獣が吠え声を堪えるような、そんな呻き声が漏れる。そして、その呻き声と共に腰から下が痙攣したように
震えはじめた。
――ブビュル、ブピュゥ、ブクン……
貴子の一番奥深い所に穿たれた小さな穴。そのパスタが1本通るか通らないかと言った位に小さな穴
目掛けて、肉槍の穂先で形作られている裂け目から迸る白い獣液が殺到する。
その小さな穴から押し入り、その奥に守られていた場所を熱と圧力を帯びた欲望に満ちた粘液が
情け容赦なく浸食していく。
貴子の隅々を満たした獣液が、肉槍と貴子の秘裂が密着する狭間からもブクブクと泡立ちながら
溢れ出してくる。
まるで貼り付くような粘りと質量。そして、それ自体が意志を持って蠢いているかのような錯覚を思わせる
感覚を伴って、貴子の中と外をそれが染め上げていく。
「はぁー……っ、はぁ……っ、はぁ……っ……」
獣の吐息が漏れる中、やや力を失った肉槍が貴子の秘裂から抜き放たれると、まるで栓を抜かれた
瓶の中身が零れ出るように、貴子の中に止まっていた大量の白濁がゆるゆると漏れだしてくる。
その漏れ出てくる流れに吊られるように、貴子の秘裂は貴子自身の意志とは関係なくパクリパクリと
まるで陸に打ち上げられた魚の口のように蠢いていた。
「……たまらないねぇ、こりゃあ……」
そう言いながら激しい動きに皺が寄り、形が崩れてしまったジャケットのポケットをまさぐり、小さなデジカメを
取り出すと、力を失って横たわる貴子の無惨な姿を写真に収めていく。
そんな中、貴子のある一点に目が奪われた。貴子の秘裂の下で、そのわななきに吊られてヒクついている
菫色の肉の窄まり。
その様子を眺めていると、再び肉槍に貫く為の力が満ちてくるのが感じ取られた。
(ああぁ、中で… 出されてる、こんなヤツに… 私…)
薄れた意識の中で、ぼんやりと龍崎が身体を震わせて射精するのを感じ取っている。
膣内が彼の劣情の液体で満たされ、内股を伝って零れ落ちている。
きゅっと締め付けた秘肉から伝わるその感触だけが、自分のすべてであるようにも思えた。
「……あぁっ、あ…あれ?」
真っ白な温かい空気の中から、急に真っ暗な闇の中へと意識が引き戻される。
時折白く瞬いているのは… なんだろう?
そっと、目を開いてみる。
カメラを構え、あられもない私の痴態を記録している龍崎の姿が、そこにあった。
(うう…くっ、そ… いい気になりやがっ…)
薄目を開けてフラッシュを浴びせられながら、呼吸が落ち着くのを待つ。
そうして龍崎が足元に回ったとき、思い切りそのカメラを持つ手を蹴り上げた。
…ごすっ、がしゃーん。ぱらぱら…
明らかにヤバい音がした。身体を起こして龍崎の顔を見つめたまま、心の中で手を合わせる。
「ふふっ… あははははは、調子こいてると痛い目に遭うわよ? ふふふふ…」
彼から逃れられないと分かってはいても、なぜか笑いが止まらなかった。
>>278 「調子こいてると痛い目、か。いやいや、まったくそうだな」
カメラの残骸を一瞥しつつ、貴子の言葉にニヤリと笑って返す。
「……まぁ、これが痛い目かどうかは、相手次第なんだがな……」
そう不明瞭な言葉を発しつつ、やおら貴子の身体に覆い被さると、既に力を取り戻していた肉槍の穂先を
先程から気になっていた菫色の肉の窄まりへと宛がう。
「まぁ、俺はどっちにしろ、気持ちいいだけなんだがな。……行くぞ」
――……ヌルッ、ズルッ、メリメリ……ッ!
そこに滴っていた粘液の滑りを借り、あとは力任せに肉槍の穂先を貴子の窄まりへと埋めていく。
貴子の窄まりを押し広げながら、肉槍が容赦なくめり込んでいく。
やがて、勢いに任せて押し込まれた肉槍が根元まで、貴子の腸内に没した。
「さぁて、こっちの具合はどうかな……?」
ほぼ無理矢理と言っていい状態で肉槍を埋め込まれた貴子の様子などお構いなしに、そう楽しそうに
呟くと、遠慮も情けもなく腰を前後させ、肉の窄まりの圧力の中に肉槍を抽送させはじめた。
「ちょっ、ちょっと何すんの…って… まさか… っああ、ダメ、ダメよ! そこだけは絶対にダメっ!」
再び抱えあげられ、今度は今まで使ったこともない、もうひとつの穴へと逸物を宛がわれ、
恐怖に怯えながら必死で龍崎を押しのけようとする。
しかし敵うはずもなく、硬直して堅く閉ざされたままの尻穴へと強引に逸物を押し込まれてしまう。
話には聞いたことがあったけれど、自分がこういうことに及ぶなどとは想像もしていなかった。
いつもと違う場所に異物が侵入してくる違和感に、背中をのけぞらせて苦しみ悶えた。
「…っくう… む、無理… そんなっ…」
緊張してひたすらに龍崎の逸物を締め付けるが、激しい抽送に耐えかねて気を失ってしまう。
>>280 「……なぁにが無理なもんか。しっかりくわえ込んじまってるじゃねぇか……。ほらっ、ほらっ!」
苦しみ悶える貴子の様子に構うことなく、ただ自らの快感のみを味わおうと腰を乱暴に叩き付けていく。
やがて、その動きに対する抵抗が薄れていくのを感じ取った。
「……なんだ、気を失っちまったのか……。つまんねぇな。まぁ、それならそれで……」
貴子のことを鼻で軽く笑うと、後は単に快楽を得る為の道具として貴子の身体を扱いはじめる。
血がにじむこともお構いなしに腰を振り、それまで男性を受け入れたことなど無かった肉の窄まりに肉槍を
出し入れし、その感触と、眼下で繰り広げられる淫猥な光景を単純に楽しむ。
肉槍をくわえ込み、その形を歪め変える窄まりの姿。その抽送に吊られてパクパクと息をするように
蠢きながら、その形をくねらせる淫裂。下半身を突き上げる動きに押されて慎ましく揺れる双丘。
気を失ってのけぞるように顎をあげ、そこに揺らめく白い首筋。顔の上で所在なさげに揺れる眼鏡。
そして、同じく揺れるカチューシャのフリル。
その意識を持っていないながらも、自分の目と肉槍を楽しませる光景に歓喜し、口元を歪に歪めて笑いを
浮かべる。
やがて、その動きは楽しむと言うことから、貪るような荒々しい動きへと変わっていく。
こみ上げ、背筋を駆け上ってくる、噴出の感覚。
その感覚に肉槍を貴子の肉の窄まりから抜き放ち、邪悪な笑みを浮かべる。
そして、その張り裂けんばかりに怒張した肉槍の穂先を、貴子の鼻先まで持ってくると、それまで堪えていた
感覚を解き放った。
肉槍の穂先から迸った薄黄色の欲望の証が、貴子の清楚で知的な顔をこってりと汚していった。
「……はははぁ、お似合いだぜぇ……」
止まることを知らない迸りが、貴子の顔を薄められた膿の色に染めていく……。
再び、猛烈な痛みに目を覚ました。
なぜかふと、痔になってなければいいななどと考えたりした。
すべてが透明な薄い膜に包まれたようで、この陵辱はその向こうで起こっているようで、
どうしても自分のことのようには考えられなかった。ただ臀部の鈍痛を除いては。
ふと、すっぽりと腸内の異物が抜ける感覚に気づいた。
気づけば目の前に龍崎の逸物があった。思わず顔を背けようとしたけれど、できなかった。
すぐに、頬に、額に、髪に、大量の白く濁った粘液が放出される。
熱く、べっとりと絡みつくような不快感に、身震いをした。
ふと、太腿に固い異物の感触があった。なんだったかなとしばらく考えて、
夕方御主人様に果物を剥いてあげたっけ、と思い出した。
龍崎は逸物を握り締め、目を開くことのない私の顔を見つめている。
そっとスカートのポケットに手を忍ばせた。冷たい金属の感触に、それだけが
自分と他者とを隔てる薄い膜のこちら側にある現実のもののように思われた。
どろりと瞼に伝い落ちた白濁が睫毛に絡みついた。限界だと思った。
片手で音を立てないようにナイフを開く。少し指を傷つけてしまったみたい。温かい液体が手の甲を伝う感触。
目を開ける。まだ眠い。龍崎の背中に近づく。近いのか遠いのかも分からない。
鈍く光る銀色の刃で、龍崎の首筋を軽く叩いてあげるわ。ぺしぺしっ。
「動かないで… ごめんなさい、怪我しちゃうかもね… 危ないの」
>>282 身繕いを終えて一息つき、その場を後にしようとしたその瞬間、首筋を冷たい感触が襲った。
ゆっくりと動かした視界の中には、貴子の白く細い手と、その手に握られた果物ナイフ。
「……んー、たまらないねぇ……。下手をすると、女を犯るよりも官能的かもしれないねぇ、こいつは」
刃先が肌に噛み付く感触すら楽しみつつ、恍惚とも取れる笑みを浮かべる。
「……で、俺のやり方に照らし合わせて考えてみるとだな、こいつは、動かなくても怪我することに
なっちまうんだが……」
その刹那、貴子の右腕と自らの肩の間に右腕を差し入れ、勢いを付けて貴子の右腕を弾く。
刃先が首筋を抉り、肌の下から血が滲む感触が脳天まで駆け上る。
右手の親指にその血をすくい、赤く染まった親指に緩慢な笑みを浮かべる。
そして、身体を翻すと、赤い彩りを帯びた親指と、親指の血の感覚を楽しみ、その血にまみれた人差し指で
貴子の顎を捉える。
「……気に入ったぜ。久しぶりに血の臭いを思い出させてくれて、ありがとうよ……」
そのまま、舌を咬まれることを恐れずに貴子に口付け、その口腔を貪ると、顎を捉えていた手を離し、
右手で貴子のはだけられた胸元を突き押した。
その力に、視界の中の貴子が揺らぐのと見つめながら、飛び退くようにその場から下がる。
「……また、来るからな」
そして、まるで自分が血を流したことこそが嬉しかった、とでも言いたげな満足げな笑みを浮かべ、
踵を返して勝手口から元来た道へと駆け出した。
「汚い、血が…」
裸の胸をはだけたままで、ぺたんと床に尻餅をつく。
首筋が痒くて堪らなくなって、小指の先で掻くと少し血が滲んだ。
虫にでも刺されたかな。痒い。薬。やっぱり面倒くさい。
すとんと床板に突き立ったままのナイフに視線を落とす。
不思議とちっとも汚れていないそれを引き抜いて、銀色の光に顔を映してみる。
白く汚れた顔。なにか…したっけ? 削れば綺麗になるかな。
前と、それから後ろの穴が、じんじんと痺れたように痛む。
精液… 中で… それから、赤ちゃんが… いるん、だっけ?
なんだかもうよく分からない。
堕ちるのかな。ごめんね。私にはママの資格はないの。
生まれたときからずっと一人だったし、パパも意地悪だったし、
ママは海に還っちゃうし。みんな私を置き去りにして、私から逃げていく。
そういうものなのかもしれない、私。御主人様。助けて。
そういえばパパも御主人様って呼ばれていた、気が、する。
左手の傷跡から流れた川が、湖になる。
私は湖の真ん中に浮かんで、このまま増えていく水に飲み込まれてしまう。
それでもいいのかな。やっぱり私には分からない。
なんだか温かくて眠くなりそう。でも起きていなければ。
あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
また口を閉ざしたとき、もう左手の傷口は乾いていた。
汚れた服を着替えようと、私は立ち上がった。
285 :
三条 望:04/05/04 07:00 ID:kOh7WOkT
「………」
朝の光が窓に映り、その窓に雨が叩きつけられていた。
雨がぶつかりはじける音にぼんやりと耳を傾けていた。
何故か眠れない…なぜだろう?寝てはいけない気がしていた。
乾いた唇を潤す為に、また白衣を着込み、厨房へと脚を運ぶ。
たどり着いた場所で感じた奇妙な違和感。
そして…台所へと続く扉に手をかけた。
一瞬吐き気が込み上げる
そして…視界に拡がる赤い池…
そして…池の中心に心無く立つ1人の女性…
女性はこのまま儚く消えていきそうだった。
女性は別れも告げず消えていってしまいそうだった。
肢体にかけた白衣が深紅に染まる。
貴女を必要としている同僚がいます。
貴女を頼りとしている人たちがいます。
貴女を必要としている人間がいます。
何も言わずにこんな形で立ち去る事はさせません。
「こんな形で行かせはしません…」
か細い声でそう告げて、まるで赤子のように怯えてふるえるその肢体を抱きかかえる。
朝の光が優しく光る廊下へ続く扉を開く。
「私は我侭な人間ですから…こんな終わり方はさせません…」
瞳を閉じた女性にそう告げて医務室へと歩き出した。
主人の書斎の重厚なドアを、ゆっくりと後ろ手に閉じた。
定例となっている報告ではあるが、洗いざらい話してしまって楽になった気がする。
あえて多くは語らず、ただ御苦労だったなと言われたその言葉がむしろありがたかった。
「少し血が出るくらいなら慣れてるしね… 大したことでもないし」
三条にも迷惑をかけてしまったことは、とても恥ずかしかった。
無人の医務室に立ち寄ると、焼きたてのアップルパイを机の上に置いて簡単なメモを添える。
昼過ぎまで自分が横たわっていたベッドもいまは綺麗に整えられて、少し寂しい気がした。
「……うん、大丈夫」
なぜか自室に戻る気にはなれず、広間にふらりと入ると珍しく部屋の鍵を掛けた。
グランドピアノの蓋を開け、ぴかぴかに磨かれた象牙の鍵盤に触れる。
しっとりと指に吸い付くような肌触りが気持ちよかった。そのまま指を滑らせる。
「冬果さんになにか習おうかなぁ。強い女ってかっこいい…」
そしてこの期に及んでも、奏や杏樹のことが気掛かりでならなかった。
自分は… これまでにしてきた苦労に比べれば、なんてこともない。
ただみんなが何事もなく幸せでいられれば良いと思った。そこに自分が必要なら、もちろん自分も含めて。
ふと、うっかり弾き間違えた不協和音に、思わず吹き出してしまった。
崩れたコードだって面白いじゃない、ねえ。
病院の廊下にはみのさんの声が響いていた。そういう時間帯。
喧騒を避けるようにドアをちゃんと閉めて、鞄の中から携帯電話を取り出す。
テーブルに乗っている昼食にはまだ手をつけてはいない。
その前に報告をしておこうと思ったのだ。
「…ええ、今朝ですね。7時12分」
ttp://syobon.zive.net/upload/src/syobon0136.txt 別室にいる我が子へと想いを馳せながら、静かに説明する。
興奮して舌が回らないんじゃないかと思ったが、不思議と落ち着いていた。
半日ほどドタバタしてたのが嘘のよう。
昼食が終わったら、授乳の時間だ。
289 :
三条 望:04/05/05 22:00 ID:Ye5DXk//
「僕が僕であるために…か」
珍しく深酒をしてしまい、医務室の中で時折鼻歌を口ずさんでいる。
「私ってほんと滑稽ですよね…私なんかになにができるっていうのでしょう…」
歌のフレーズが途切れると自嘲ぎみにそう微笑み、さらに日本酒が注がれたグラス手をのばす。
291 :
三条 望:04/05/05 22:33 ID:Ye5DXk//
「………」
一件冷静を装っているが、内心嘔吐感を耐えるのに必死だった。
292 :
三条 望:04/05/05 22:40 ID:Ye5DXk//
「………」
一件冷静を装っているが、内心嘔吐感を耐えるのに必死だった。
なれない手つきで客室のベッドメイクをしているが…
「あ〜ん、どうしてシワシワになっちゃうんだろう?」
295 :
三条 望:04/05/05 22:47 ID:Ye5DXk//
「お!上手くいった!」
何とか、皺なくベッドメイク出来たようであるが……
1時間以上掛かっていたようである。
297 :
三条 望:04/05/05 23:17 ID:Ye5DXk//
「わ・・・」
大きなお屋敷を見上げて、思わずつぶやいた。
そのすごさに少しだけ「帰っちゃおうかな・・・」という感情が芽生えてくる。
「だめだめ。働くために来たんだから。がんばらなくちゃ」
つぶやいて怖気づく自分を励ます。
・・・そして再び屋敷を見上げる。
(・・・大丈夫かな・・・・)
一瞬浮かんだ不安を振り切るように大きく首を横に振る。
「がんばれまりの、ファイトだまりのっ」
そして、再度怖気づく自分を励ますようにつぶやいた。
(よぉし・・・)
覚悟を決めて、大きく深呼吸。そして、
「こーーーーーーーんばーーーーーーんわーーーーーーーっっ!!」」
・・・叫んでから気が付いた。
今の時間帯と・・・すぐそばの呼び鈴の存在。
「あ、あう」
ちょっとだけ泣きたくなった。
>>298 >「こーーーーーーーんばーーーーーーんわーーーーーーーっっ!!」
大きな声が聞こえるので、あわてて玄関に向かう。
「あ、お客さまだぁ……
失礼の無いようにしなくっちゃあ」
玄関を開け門を除くと女性の姿……
「いらっしゃいませ、お屋敷にご用ですか?」
「はい…いえ、特に問題ありません。母子共に健康そうでした」
病院から出るなり、止めていた携帯の電源を入れて御主人様に報告を入れる。
御主人様に志保さんの様子をこっそり見てこい、ついでに力になってやれと言われ
実際に盗み見るように保育器の赤ちゃんや志保さんを見てきたのだった。
「はい、明日には奏さん、来週にはこのみさんと凛さんが来訪予定です。
…麗様は不明ですがそのうちに現れるものと思われます。これなら退屈はしないでしょう」
ボーセが病院から追い出されたり、メイド服を着たままコソコソしていたので怪しい目で見られたりしたが
何とか本人達にはバレていない。
「はい、明日から早速ひよこクラブの差し入れを行います。抜かりはありません、はい、引き続き調査を進めます」
もう暫く、病院の周りに怪しい人影が彷徨く日々は続くようである。
>「いらっしゃいませ、お屋敷にご用ですか?」
しばらく待っていると、メイド服を着た女性が扉の向こう側から出てきた。
・・・出てきた原因があの声だと思うと恥ずかしくて仕方がなかった。
(でも、やっちゃったことは仕方がないよね・・・?)
そう割り切ると、目の前の女性を向き合う。
「あの、夜分遅くにうるさくしてすみませんっ」
まずは、勢いよくお辞儀をして非礼をわびた。
「えとっ、えっと、あの・・・わたしっ」
そして、頭を上げて目の前の女性にピシッと敬礼。
「メイドさんに、なりにきましたっ」
>>301 >「あの、夜分遅くにうるさくしてすみませんっ」
「大丈夫ですよ、このあたりは大きなお屋敷が多いから
チョットやそっとじゃ……」
微笑みながら答える。
突如、敬礼をしながらメイドになりに来たと告げられ、一歩後ずさり
してしまう。
「メ、メイドに?
…あの、兵隊さんになりに来たんじゃないですよね?」
敬礼を見て思わず問い掛けてしまう。
「とりあえず、中へどうぞ」
と、メイド志望の女性を屋敷の中に迎え入れる。
>「メ、メイドに?
…あの、兵隊さんになりに来たんじゃないですよね?」
「・・・?はい、もちろんですっ。わたし、メイドさんになりにきましたっ」
突然の問いかけの意味がわからず、内心首をかしげながらも答えた。
>「とりあえず、中へどうぞ」
メイド服の女性に勧められるままに、中に入る。
「は、はいっ・・・お邪魔しますです」
・・・気が付けば右手と右足が同時に出ていた。
>>303 門から玄関までの間、ちゃんとついてきているのか後ろを見ると
右手と右足、左手と左足が同時に出てしまっている。
(あ、注意した方が良いのかなぁ?でも…面白い人)
適当な空き部屋に、メイド志望の女性を案内し、ソファーを勧めた。
「申し遅れました、メイドの香山絵理です。
よろしくお願いします。」
自分の名前を名乗ると、ひとまず執事室に内線を入れ、履歴書を
あずかるように言われる。
「すいません、執事様がお忙しいようなので履歴書をお預かりできますか?」
緊張してしまい、どこをどんな風に歩いたのかさえわからなかった。
・・そして、そのまま・気が付けばどこかの部屋に。
ソファーにかけられるよう勧められ、ためらいながらもちょこんと座る。
>「申し遅れました、メイドの香山絵理です。
よろしくお願いします。」
「これはご丁寧にありがとうございますっ。
わたしは・・・えとっ、メイド希望の伊月まりのですっ。よろしくお願いいたしますですっ」
座ったまま深くお辞儀をした。
>「すいません、執事様がお忙しいようなので履歴書をお預かりできますか?」
「はっ、はいっ。どうぞっ!」
履歴書の入った封筒を両手でぎゅっと握り締めたまま、香山さんの前に差し出す。
>>305 「伊月まりのさんですね、よろしくお願いします」
差し出された、封筒を受け取り履歴書の中身を確認する。
「あの、どうしてこのお屋敷のメイドに?
あ、私もメイドになったばっかりなんですけど…」
履歴書に目を通しながら聞く。
香山さんが、履歴書に目を通す。
自分の書いたことが間違っていないかどうか、覗き込むようにしていっしょに確かめる。
年齢は・・・18.うん、あってる。
趣味はなんて書いたんだっけ・・・あ。そうそう、歌うことだ。あとは・・・いろんな言語の辞書を読むこと。
>「あの、どうしてこのお屋敷のメイドに?
あ、私もメイドになったばっかりなんですけど…」
「・・・わたし、人の世話を焼くのが大好きなんですっ。それと、ずっとメイドさんって言うのにあこがれていて・・・・。
とっても大変だけどすごくやりがいのある仕事だと思ういますしっ。だから・・・がんばってみたいってわたし、思ったんです」
少し勢いよく話しすぎたことに気が付き、恥ずかしくなった。
>>307 人の世話をしたいからという理由をうらやましく思っている。
「へぇ〜そうなんですかぁ…
私なんか、行くところが無くって……」
少々さびしげな表情を浮かべるが、すぐに元気な笑顔を取り戻し
「じゃあ、履歴書を執事様にお見せしてきますので、お待ちくださいね」
履歴書を手に執事室に向かい、名無しの執事にまりのの印象などを報告する。
名無しの執事は履歴書に目を通し、モニターで容姿を確認すると絵理に
採用する旨を伝える事と、今日は遅いので今の部屋で休ませるように
指示を与え、再び山のような書類を処理しはじめた。
客間に戻り
「伊月さん、執事様から採用しますと言われました。
よかったですねぇ〜
それで、今日はこのお部屋で休んでください。
え〜っと…あ、お食事はどうしましょう?
何か用意しましょうか?」
採用されたことを伝え、先輩メイドに教わったように食事が必要かを確認する。
>「じゃあ、履歴書を執事様にお見せしてきますので、お待ちくださいね」
そういって、香山さんは扉の向こうへと姿を消した。
ドアを見つめながら・・・ふと、さっきの話をしていたときの香山さんの表情が気になった。
(一瞬だけ見せた、あの寂しそうな表情はなんだったのかな・・・?)
しばらく、ぼんやりとしていると香山さんが戻ってきた。
>伊月さん、執事様から採用しますと言われました。
「・・・・・・ほ、本当ですかっ?ありがとうございますっ、よかったですっ」
その一言を聞いて、ほっと息をついた。
うんっ・・・(明日からは、もっとがんばらなくちゃっ)
そして、改めてそう決意した。
>え〜っと…あ、お食事はどうしましょう?
何か用意しましょうか?」
「ゆ、夕食食べてきましたから・・・大丈夫です」
そういって、やんわりと断った。
夕食を食べてきたのは本当だったし、緊張でおなかが減っているとも感じなかったのでそう答えた・・・が。
ぐ〜〜〜〜〜〜〜〜。
「・・・だ、大丈夫ですっ」
おなかを抑えて照れ笑いを浮かべながらもう一度そういった。
>>309 採用を伝えると表情が緩み、それを見た絵理の表情も緩む。
「よかったですね」
>ぐ〜〜〜〜〜〜〜〜。
>「・・・だ、大丈夫ですっ」
「ふふふ、軽くおにぎりくらいお持ちしますね」
そう言って、厨房でおにぎりを作って持っていったのだが…
ちゃんと三角形になっていないのは、愛嬌である。
目の前のおにぎりを見て、思わず手を合わせる。
申し訳なく思いながらも・・・正直、この心遣いはうれしいものだった。
「すみません、お手を煩わせてしまって・・・いただきますです」
軽く口をあけて一口かじる。ゆっくりと味わって食べた。
「とてもおいしいですっ」
そして、香山さんに満面の笑みを向けてそういった。
お屋敷の庭を箒で掃いている途中で、空を見上げる。
「今日はとってもいい天気。
こんなに天気がいいと、仕事もいつもより楽しいですよ。」
同じ空の下にいる愛する人の姿を想う。
「あなたもお仕事…がんばってくださいね。」
ゆっくりと流れる白い雲をみつめて、にっこりと嬉しそうに微笑んだ。
「うーん、やっぱり元手が少なすぎる…」
新聞の株価欄に印をつけながら、時折手を止めては鉛筆を咥える。
趣味程度に、それでも若干の収益は上げていたのだが、初めて本気で儲けを狙いに出てみようか…
そう思いながらも、なにしろ自分の金じゃないのだからと踏ん切りがつかないでいる。
「爵位なんか捨てちまえば、今頃は時計職人でもやっていたのに。ちぇっ!」
「ええっ!? そうなんですか…そんな事があったんですね…
でも、きっととってもかわいい赤ちゃんなんでしょうね。 はやく見てみたいです。」
お昼休みの昼食中に、他のメイドさんから大先輩にあたるメイドさんが出産した事、
その馴れ初めを聞き、驚いたり、悲しんだり一喜一憂していた。
「すこし羨ましい…」
歓談しながらも、まだ子供のできない自分達の事に思いがよぎり、
ちょっとだけ寂しそうな表情になっていた。
部屋の外へ出た途端、カートを押したメイドとぶつかりそうになる。
謝るついでに立て板に水のごとく喋りだした彼女の話では、このお屋敷にいたメイドが
出産したのだという。
「へぇー… まさか主人の、いや、なんでもない」
妙に目をキラキラさせた彼女を無碍に扱うわけにもいかず、大人しく他愛もない世間話を
右耳から左耳へ聞き流す。ようやく開放されて時計を見ると30分も経っていた。
「人間は泣きながら産まれてくるけれど、これから幸せになってくれればいいな。
俺みたいなしょうもない――いやいや、まだ大丈夫だ。たぶん…」
「くよくよしてたって仕方がないよね…さぁ!お仕事お仕事。」
頭の中に愛する人と御主人様の姿が過ぎり、胸が苦しくなってしまう。
どんどん陰にこもってしまいそうな自分を励ますように、肩で大きく溜息をついて立ち上がった。
「次のお仕事は…廊下の清掃ね、頑張らなくっちゃ。」
お仕事の最中は嫌な事を忘れられる…
仕事に没頭しようと箒を手に取り、廊下に向けてドアを開いた…その瞬間、みた事がない男性と鉢合わせする。
「あっ…こ、こんにちは…」
不意の出来事に戸惑いながらも、すこし恥かしそうに挨拶をした。
散歩でもしてこようと廊下を歩いていたのであったが、傍のドアが急に開いたので振り返ると
落ち着いた雰囲気のメイドが立っていた。
「あ、ああ… こんにちは、どうもはじめまして」
少し年下のメイドさんかな?と思ったけれど、つい敬語が出てしまう。
なんだか家庭的な、大人の女性といった印象。
誰だろう、えーと、と、こっそり覗き見た主人のファイルの顔写真と照合する。
「僕は樋瀬と言います、先月からこちらにお世話になってるんですけど、ええっと、あなたは、確か…
槙島さん、でしたっけ? 違ってたらすみません、なにしろ名前を覚えるのは苦手で…」
>僕は樋瀬と言います〜
「樋瀬さまですか、ごめんなさい…
私まだこちらで働くようになってから日が浅くって…
樋瀬さまの事存じ上げていませんでした、本当にごめんなさい。」
相手の名前、素性を知らない事がちょっと情けなくなり、少し伏せ目がちに視線を外したのだが、
>槙島さん、でしたっけ?
「ええ、槙島、槙島奈緒子と申します。
先日からこのお屋敷でお世話になっているんです。
まだまだわからない事ばかりで、いつも戸惑ってばかりなんです。」
相手が自分の事を知っていた事がちょっと嬉しく、嬉しそうに微笑み、
「私、まだまだ一人前ではありませんけど、これからもよろしくお願いします。」
すこしサイズの合っていないメイド服の胸元から、
胸元付近の肌が見えてしまう事にまったくきがつかず深々とお辞儀した。
「一人前、ですか… 大丈夫でしょう、その落ち着き方は只者ではないと思いましたから。
入ってから日が浅いにしてはすっかり馴染んでいますよ、これからも頑張ってください」
社交辞令的なことを言ってしまうが、もちろん本心からの言葉である。
(相変わらず敬語が抜けない… 困ったな、なんだかお堅い感じだ)
>すこしサイズの合っていないメイド服の胸元から、胸元付近の肌が見えてしまう
ちらっと谷間が見えてしまうが、慌てて目を逸らしてしまう。
「あ、あの、槙島さん…」
ドギマギして、動揺が表に出ないように必死に隠しながら間を持たせようとする。
「意外と着痩せす――じ、じゃなくて、えっと、あの、ほら… もうこんな時間ですし、
お茶でも淹れてもらえませんか?」
>お茶でも淹れてもらえませんか
「あっ…そうですね、気がつかなくてごめんなさい。直ぐにご用意いたしますね。」
相手の視が自分の胸元に向けられたことになどまったく気がつかず、厨房に向かおうとするのだが…
時間は丁度お昼時…うっかりしていた事に気がついて振り返る。
「お昼ご飯…もう食べられました?
丁度コックさんが買い出しに出かけられてご不在なんです。私でよかったらご用意しますけど、ご迷惑ですか?」
仕事ができる充実感に嬉しさがこみあげ、にっこり微笑んだ。
「お昼ですか? ああ、そういえばまだ頂いてませんけど…」
その途端、お腹がぐーっと鳴ってしまう。
「お恥ずかしい… それじゃ、お言葉に甘えて。
奈緒子さん、料理も上手そうですよね。楽しみ楽しみですよ」
調子のいいことを言いながら、奈緒子の後をひょこひょこついていく。
この時点で奈緒子を名前で呼んでいるのだが、無意識に親近感を抱いてしまったらしい。
>奈緒子さん、料理も上手そうですよね。楽しみ楽しみですよ
「そんな、私コックさんみたいに美味しい料理なんてつくれませんよ?」
名前で呼ばれてることになんの違和感も持たずに、はにかみながら厨房に向かう。
「ちょっと、待っててくださいね。」
そういうと冷蔵庫の中から適当な食材をみつくろった後で、
樋瀬さんに背を向け、料理をはじめる。
(誰かの為に料理するって…久しぶり。)
夫はいつも出張でほとんど家にはいない…
久しぶりに手をふるう料理に嬉しさが込み上げ、調理に没頭する。
はなうた交じりに、体を動かし、テキパキと料理を仕上げる。
「すみませんお待たせしちゃって…」
そういって、おみやげ物の刺身湯葉と湯葉のお吸い物を樋瀬に向かって差し出した。
(料理してる姿も素敵だなぁ…)
手伝っても帰って邪魔になるかと思い、手馴れた様子で調理する奈緒子の様子を
テーブルに頬杖を突いてうっとりと見つめる。
(後ろを向いたときにちらりと覗くうなじが、なんかこう、やらしいというか…)
思わずニヤニヤ笑ってしまい、怪しまれないかと慌てて平静を装う。
「あれ?」
そうして、意外なほど早く出された料理を見て首をかしげる。
「湯葉が大好物だなんて、言いましたっけ?」
どうも偶然のようだったが、空腹に大好物とあっては矢も盾もたまらなくなってしまう。
「これは凄い… ありがとう、いただきます」
>これは凄い… ありがとう、いただきます」
「よかった…」
樋瀬さんの向かいがわに座り、料理を美味しそうに片付ける姿を見ながら、
体の割にはすこし大き目の胸を撫で下ろす。
「ちゃんとしたお料理作るの久しぶりだったから、とっても緊張しちゃったんですよ?」
先ほど同様、胸元の肌を露出しているとは気がつかずに、
両肘をを机にのせ、両手のひらを頬にあてながら食事をとる姿をみつめ嬉しそうに微笑んでいたのだが…
(あの人とも最初の頃はこんな感じだったな…)
ふとそんな事を思い、表情が暗くした。
空腹のあまり夢中で食べていたが、すっかり綺麗に平らげて皿を置いたところで顔を上げる。
「あ…」
そう口を開きかけて、彼女の暗い表情に気づく。
なにか悪いことでもしてしまったかと気がかりになる。
「奈緒子さん、もう昼食は済ませたんですか? 僕一人で食べちゃって、なんだか悪いですけど」
そうしてやや顔を伏せ、妙にもじもじしながら上目遣いに言いにくそうに告げる。
「ごめんなさい、あの… 胸が、見えてるんですけど… すみません」
真っ赤になって目を逸らしてしまう。
「簡単な料理なのに、そんなに喜んで下さるなんて、とても嬉しくなっちゃいますね。」
嬉しそうにそう言い、綺麗に片付けようとしたお皿を片付けようとしたその矢先、
>ごめんなさい、あの… 胸が、見えてるんですけど… すみません
「…っ!?」
思いがけないその言葉を聞いて、胸元に瞳を落とす。
サイズが合わないとはいえ、だらしなく開いた胸元にようやく気がつき、
両手を抱えるようにして胸元をようやく隠した。
(ど、どうしよう…ブラとか見えちゃっていたかな?)
耳まで赤くして、恥かしそうに樋瀬さんから目を合わせないように顔を伏せる。
「あの…樋瀬さん。ご、ごめんなさい…へんなものみせちゃって…」
恥かしさがこみあげる中で、なんとかそう言うのが精一杯だった。
「いえ、変なものだなんて、そんなこと!」
思いっきり、全力で手を振って否定する。
「魅力的ですよ、奈緒子さんは。美人だし落ち着いた雰囲気で優しいし料理も上手いし、すらりとしてるのに
グラマーで… きっとモテるんでしょうね」
なんでメイドなんか。もったいない。
そう心の中で呟いた。
>魅力的ですよ、奈緒子さんは〜
「樋瀬さん、やだ…恥ずかしいです…」
樋瀬さんは優しく慰めの言葉を掛けてくれるのだが、
夫と結婚するまではその肌を他の男性に晒した事もない。
そんな肌を、いくら感じがいいとはいえ初対面の男性に見せてしまった事が本当に恥ずかしい。
「私もててなんかなかったです。
付き合った男性の方だって…夫だけですし…」
動転した頭で、自らの男性経験を告白している事にも気がつかない。
「あっもうこんな時間…洗濯物とりこまなくっちゃ…」
恥かしさから逃れたい一心で、そんな事を言い、
綺麗に片付けられたお皿を流しに持っていこうと、樋瀬さんの横に移動し、
お皿を重ね持ち上げようとした、その瞬間…
「…っ!?」
バランスを崩して醤油皿を落としてしまい、
落ちた醤油皿からこぼれた醤油が樋瀬さんの着衣に染み込んだ。
「夫だけ… それはそれは、旦那さんが羨ましいなぁ。こんな素敵な奥さんを
独り占めできるなんて、うーん、どんなイイ男なんだろう…」
なぜかまた妙な方向へと思考がズレていってしまう。
またその一方で、貞操観念のしっかりした奈緒子がまた一段と魅力的に思えた。
>落ちた醤油皿からこぼれた醤油が着衣に染み込んだ。
「あっ、ちょっとバランスが悪いので気を付け… って」
慌ててハンカチを取り出して押さえたがすでに遅い。
とりあえず上着を脱いだものの、シャツまでしっかりと染みになってしまっている。
そこでまた脱ごうとして… 奈緒子が傍に立ち尽くしているのに気づいた。
「…ごめんなさい、いきなりストリップショーみたいなことを始めてしまって…。
これ、軽く洗ってきたほうがいいですね」
気まずい空気を振り払うようにそう言って席を立つ。
>あっ、ちょっとバランスが悪いので気を付け… って
「あっ…ご、ごめんなさいっ!?」
着衣にあっというまに染み込んだ醤油を拭こうと、樋瀬さんと共に持っていたハンカチを取り出す。
樋瀬さんの足元に屈み込んでその着衣に押し当てるのだが、ハンカチではまるで汚れは落ちない。
「ごめんなさい、どうしよう…」
先ほどまでの羞恥も忘れ、必死に汚れを落とそうとしている為、
かすかに涙を至近距離で頭上の樋瀬さんに胸元を晒している事にも気がつかなかった。
「ごめんなさい…私ったら…本当に駄目ですね…」
いっこうに汚れは落ちず、目にかすかに涙を浮かべ、樋瀬さんの側に立ち尽くす。
>「…ごめんなさい、いきなりストリップショーみたいなことを始めてしまって
「きゃっ…」
突然立ち上がった樋瀬の体が、側にいた自分の体にぶつかり、バランスを崩してしまう。
そのまま醤油がこぼれた床におしりから落ちてしまった。
「…っ…い、痛い…」
涙を浮かべて、そう言うのだが、倒れた事によってスカートが捲れあがっている事には気がついていなかった。
「あ、いえ、大丈夫ですから、大丈夫ですっ!」
叫ぶように言って立ち上がった拍子に、奈緒子にぶつかって、自分もすっ転んでしまう。
(いっててて… 漫才やってるんじゃないんだからな、もう…)
床に手を突いて立ち上がろうとして、ふと奈緒子のほうを見ると、
スカートがすっかり捲くれ上がって真っ白な太腿が露になっている。
(見ちゃいけない、だめだ見るな見るな見るなっ! で、でも今なら見ても気づかれな…)
そう思って混乱するが、すぐに立ち直ると奈緒子に向かって手を差し伸べ、助け起こそうとする。
「ごめんなさい、大丈夫ですか?」
>「ごめんなさい、大丈夫ですか?」
「あっ…だ、大丈夫ですっ!樋瀬さんの方こそ大丈夫ですか?
本当に私駄目ですね…ごめんなさい。」
(樋瀬さんってほんといい方…あの人にちょっと似てるみたい…)
事態をよくしようと思ってした事が、どんどん裏目にでてしまう自分の手際の悪さが恥かしくなる。
そんな自分を咎めずに、優しく手を差し伸べた樋瀬にそんな事を思いながら、
その手をとり体を起こそうとしたのだが…
もつれたスカートに脚をとられ、その体の自由を失う。
「あっ…」
そんなかすかな言葉と共に体が流れ、樋瀬の胸に体を預けてしまっていた。
「いえ、駄目だなんてそんなことありません! けど、けど…」
抑え切れなくなりそうな自分が恨めしくて堪らない。
(しっかりしろ、誘われてるなんて、そんな… こんな魅力的な女性が俺を誘うなんてありえない!?)
なんとか思いとどまろうと必死で理性が否定するものの、もしかしたらという期待がどんどん
高まってしまい、もうその激情に身を任せてもいいかななどと思いそうになる。
>そんなかすかな言葉と共に体が流れ、樋瀬の胸に体を預けてしまっていた。
「…奈緒子、さん?」
かすれた声でそう言うのが精一杯だった。もう抑えきれないかもしれない。
立ち上がろうとして転びそうになった奈緒子を反射的に抱きかかえてしまっていては、
彼女の温もりが、豊かな胸のふくらみが、ただただ本能を刺激するばかりだった。
「ごめんなさい…」
ワイシャツの胸を肌蹴たままなのにもかかわらず、膝をついて奈緒子にしっかりと抱きついてしまう。
>「…奈緒子、さん?」
「あっ…樋瀬さんご、ごめんなさい…」
いくらバランスを崩したとはいえ、夫以外の男性に身を預けてしまった事に戸惑いが生じる。
両手に力を込め、体を離そうとしようとしたのだが…
>「ごめんなさい…」
切羽詰った言葉が耳に届くと同時に、突如力強く抱きしめられてしまっていた。
「あの、あの…樋瀬さんっ…」
必死に抗おうと口を開くが、男性の力の前には無力だった。
(普通の男性なら…あたりまえよね…)
自らの迂闊な鼓動を思い出し、こうまでさせる程樋瀬を追い込んでしまった自分に悔いるのだが、
愛する人を裏切るわけには勿論いかない。
「ごめんなさい…私、そんなつもりじゃ…」
樋瀬を上目遣いに見上げ、過ちを犯さぬようそう懇願し、
うっすらと涙を浮かべ、無力とわかっていても両手ではだけられた樋瀬の胸を押していた。
>「ごめんなさい…私、そんなつもりじゃ…」
涙を浮かべた奈緒子の顔を見つめて、激しい自責の念に駆られてしまう。
「そう… そうですよね、最低だ、僕は…」
吐き捨てるようにそう言って立ち上がり、改めて奈緒子を助けて立ち上がらせる。
「ごめんなさい、なんだか奈緒子さんは懐かしい感じがしてしまって…
僕が初めて恋をした人、昔僕の家で働いていたメイドさんに似ているような気がして、つい…」
ぼうっとした表情で視線を宙に泳がせたまま、誰にともなく呟くようにそう言う。
かすかに口元を緩めて首を振ると、上着を拾い上げる。
「後は僕が片付けておきますから… ほら、早く洗わないと、痒くなっちゃいますよ?」
奈緒子のお尻の醤油の染みを指差して、そう促した。
>そう… そうですよね、最低だ、僕は…」
「あっ…」
(もう駄目…流されてしまう。)
そう思った瞬間…フッっと離れた樋瀬の体…
その温もりが消え自由が与えられた瞬間、安堵と共に一瞬寂しさが体を走る。
>ごめんなさい、なんだか奈緒子さんは懐かしい感じがしてしまって 〜
(この人も私と同じ…愛されたがっているのですね…)
心ここにあらずといった雰囲気で、独白する樋瀬さんの言葉を聞き、胸が締め付けられた。
>後は僕が片付けておきますから… ほら、早く洗わないと、痒くなっちゃいますよ?
あくまでも優しい男性である樋瀬に、いつの間にか優しい夫の姿を重ね合わせていた。
「ごめんなさい…少しだけ、少しだけ…こうしていて…」
背を向けた樋瀬にそっと歩みより、温もりをもとめるように背後から細い両手をまわす。
「はしたない…女ですね…ごめんなさい…」
愛する者を求め、愛する者以外の男性に身を寄せる。嗚咽交じりの声を漏らし、
ただただ…そう泣いていた。
>嗚咽交じりの声を漏らし、ただただ…そう泣いていた。
泣き止むどころか、ますます激しく泣き出した彼女に、つい溜息をついてしまう。
「不思議な人だ… 何を泣くことがあるというんです?」
奈緒子の為すがままに抱きつかせて、彼女の温もりを背中に感じ取る。
薄いシャツを隔ててふくよかな肉体が感じられ、鼓動が早くなってしまう。
昼下がりの食堂は、しんと静まり返って物音ひとつない。
そっと奈緒子の手に自分の手を重ねて引き剥がし、くるりと回って彼女と向き合った。
「じゃあ、仕方ないですね… ともかく、その汚れたスカートは脱いでしまいましょう」
そう言うが早いか、返事も待たずに奈緒子のスカートをすとんと床に落としてしまう。
「僕も… もっと奈緒子さんを感じていたい…」
>薄いシャツを隔ててふくよかな肉体が感じられ、鼓動が早くなってしまう。
背中に顔を埋め、涙をシャツに滲ませていく。
ぼんやりとした現実感のない体と心理…彼の温もりと共に、高鳴るその鼓動だけが響いていた。
>僕も… もっと奈緒子さんを感じていたい…
「…んっ!?」
突然向き直り、スカートを脱がされる。
明るい部屋の光の下に、ふともも…そして白いレースの下着が露になる。
羞恥で白い肌に朱がさし、恥かしそうに顔を伏せた。
「樋瀬さんをここまで追い込んだのは私の過ちです…
そんな悪いメイドでいいのなら、こんな私でいいのなら…どうかお仕置きをしてください…」
望んだことなのか…それとも望まぬ事なのか…
(あなた私寂しいです…)
愛する人の姿を想い、涙する。
指輪が光る細い指を樋瀬の指に絡ませ、
全てを彼にゆだねるよう、ふるえる体を樋瀬の胸へと預けていた。
>「こんな私でいいのなら…どうかお仕置きをしてください…」
ちょっと驚いたように奈緒子の顔を見つめ、それから首を横に振る。
「いえ… 追い込まれただなんて、そんな! これでも一応男なんですから、
それくらいは責任を取らせてください。それに… 貴女が悲しむのは見たくありませんから」
じっと奈緒子の眼を見つめたまま。こんなに女性と接近したのは随分久しぶりなように思う。
「綺麗な眼をしているんですね…」
やさしく奈緒子の頬に触れ、もう片手を背中に回して軽く上を向かせて唇を奪う。
ほんのりと甘い香りがして、このまま溶けてしまいそうで、心が熱いもので一杯になった。
ぎこちなく舌を伸ばし、奈緒子の唇を、閉じられた歯を割って侵入する。
知らず知らず、奈緒子を抱く腕に力が入ってしまう。
>貴女が悲しむのは見たくありませんから
「樋瀬さんは…おやさしいのですね…」
目の前で真摯な瞳でこちらを見つめる樋瀬の瞳。
彼を悲しませまいと、これから行うその行為…その行為でまた悲しむ事はわかっていた…
(でも…もう…あなた…ごめんなさい…)
涙で滲んだ視界の中で、樋瀬の瞳が徐々に大きくなっていく。
>やさしく奈緒子の頬に触れ、もう片手を背中に回して軽く上を向かせて唇を奪う。
「…っん…んんっ…」
御主人様の荒々しいソレとは違う、樋瀬の口ずけ…
(あの人に…似ている…)
霧がかかった頭の中で、そんな事を想いつつ、樋瀬を受け入れるようにその唇を開いていく。
静かな厨房の中で、抱きかかえられながら口ずけを受けるうちに、
いつしか自らの両腕が樋瀬の首筋にかかっていた。
息が続かなくなるまで、濃厚なキスを交わした。
舌を差し入れるたびに、甘い奈緒子の味が口の中に広がった。それを嚥下してしまうのが
もったいなく思えてならず、ひたすらに奈緒子の口中を犯した。
ちゅっ、と音を立てて顔を離すと、光る唾液が糸を引いた。
そのまま、じっとお互いを見詰め合ってしまう。奈緒子はとても優しい顔をしていると思った。
そっと彼女の頬、涙の跡に唇を押し当ててしまう。
「もっと… 奈緒子さんを感じたい…」
顔から火の出るほどに恥ずかしいセリフを真顔で言いながら、器用に奈緒子の服を脱がせにかかった。
ゆっくりと、ただひたすらにゆっくりと、そしてやさしく。
>息が続かなくなるまで、濃厚なキスを交わした
情熱的な樋瀬のその口ずけに導かれ、
男性経験が少ないにも関らず、舌を絡ませていた。
御主人様とは違う…あの人ににている、でも、でもあの人よりも…気持ちがいい…
霧の中に浮かんだそんな考えに抗うように首を振る。
「私、私…いつもはこんな事…しないんです…」
かすかに呟いたその言葉は樋瀬さんにではなく、はしたない自分に向けての弁解の言葉だった。
>もっと… 奈緒子さんを感じたい…
そんな言葉に、胸がかぁっと熱くなる。
熱い抱擁と共に、器用に着衣が剥ぎ取られ、そのつど白い肌が外気に触れる。
「あなたも寂しいのですね…こんな私でいいのなら…」
両腕を組むように露になった胸を隠しながら、白い肌を赤く染める。
涙で滲んだ瞳を伏せ、はずかしそうに顔を俯かせる。
「こんな…私でいいのなら…」
遠く離れた愛する人を想いながら、遠く離れた愛する人を想うが故に…
今だけで言い…あの人に似たこの人に満たされぬ思いを埋めて欲しい。
「樋瀬さまのお好きなように…なさってください…」
一瞬の躊躇の後で、心の中で涙をこぼし、愛する者を裏切る言葉を口にした。
「ありがとう、こんな僕なんかに… いや、やめておきます。
今はただ、あなたのための僕でいたいですから」
精一杯の知識を動員して、奈緒子の肌を露にしていきながらも首筋や耳たぶにキスの雨を降らせ、
そうっと甘噛みしてみたりする。それにしても、吸い付くようなしっとりした肌の感触が堪らない。
そうして、とうとうブラジャーとショーツだけの姿にしてしまう。
「もう、濡れてません? 感じていてくれたなら、嬉しい…」
くすっと笑い、ブラのホックを外してしまう。弾けるように零れ落ちた柔らかな果実を、壊れ物を扱うように
やわやわと揉みしだき、すくい上げるようにして頂点を唇で啄ばんだ。
派手に盛り上がった乳房に、桃色の慎ましやかな突起がとても愛らしくて、それだけで股間の逸物は
もうはちきれそうになっていた。
赤ん坊のように求めながら、手を下半身に下ろし、お尻から内腿までくすぐるように指先で愛撫する。
焦らすようにわざとゆっくりと奈緒子の感触を楽しんでから、おもむろに秘処に指を這わせる。
「ほら、もうここも。やっぱり感じやすいんですね、奈緒子さんは…」
>ありがとう、こんな僕なんかに〜
「っんん、んっ…っん…ぅんんん…」
(どうして…こんなに気持ちがいいの…)
性行為に淡白な夫とは違い、情熱的で優しい愛撫を肌に受け、
戸惑う心とは裏腹に、微かに開いた口元から、声が漏れてしまう。
>そうして、とうとうブラジャーとショーツだけの姿にしてしまう。
(こんな明るい中でするなんて…)
夫とするときはいつも決まって暗闇の中…
明るい光の下で、肌を露にした事で羞恥の炎が燃え上がり、身を焦がす。
優しい瞳で体を見つめる樋瀬さんの視線をさけようと、もじもじと体をうごかすが、いっこうに羞恥の炎は消えようとはしない。
>「ほら、もうここも。やっぱり感じやすいんですね、奈緒子さんは…」
「いやっ…そ、そんな…私感じやすくなんて…ありませんっ…っんん!あっ、んっ…んんっ…」
意地悪そうに告げられたその言葉だけで、体が震え、さらに純潔から恥ずかしい液体が染み出すのがわかる。
「私…どうして…」
力の入らないうその指先を純潔にのびた樋瀬さん手に絡め、
首を振るようにして抗うが、樋瀬さんの愛撫に体は敏感に反応してしまう。
「樋瀬さま…駄目…駄目です…」
涙を湛えた瞳で、樋瀬の姿を見上げる。
「もう駄目…お願い…」
一旦瞳が交錯した後で、そう呟くと恥かしそうに顔を伏せ、樋瀬の体に密着するよう抱きついた。
自分自身がいまにも暴発しそうなのを必死で抑えながら愛撫を続けていたが、
奈緒子がこんなにも感じてくれていることを知って、どんどん気持ちが抑えきれなくなってしまう。
切なげな奈緒子の表情から何かを感じ取り、そっと耳元に顔を寄せて囁く。
「奈緒子さん、旦那さんと比べないでください。僕も恥ずかしくてたまらないから…。
今はただ、貴女が気持ちよければそれでいいんです、そう思いませんか?」
>「もう駄目…お願い…」
「…はい」
素直に頷くものの、ただ乳首と秘処へのソフトな愛撫を繰り返すばかり。
それでも、躊躇いがちにこう切り出した。
「奈緒子さん… 怒らないでください、もう一つ、恥ずかしいことをお願いしなければいけないんです」
思いつめたような表情でそう告げて、ぱっとズボンとパンツを脱いで放り投げる。
そそり立った逸物が丸見えだが、それに構ってもいられない。
「あの…実は、初めてなんです。教えて、ください…」
蚊の鳴くような声で白状して、奈緒子の肩に顔を埋める。
>奈緒子さん、旦那さんと比べないでください〜
「は、はい…樋瀬様…ごめんなさい…私を気持ちよく…して、んんっくださいっ。んんんっ!」
忘れよう…今だけは…
目を瞑り、靄がかかった脳裏の中のあの人の姿を一瞬強く想い…
そして、それを樋瀬の姿に置き換える。
>あの…実は、初めてなんです。教えて、ください…
「えっ…!?」
樋瀬の独白に思わず、驚嘆の声があがる。
それまでの巧みな愛撫…間違いなく夫のそれよりも心地よく、そして感じてしまっていた。
「あの樋瀬様…初めて…って…その初めてってことなんですよね?」
恥かしさを必死にこらえ、恥ずかしい告白をして自分と同様顔を赤らめた樋瀬の姿を大きな瞳で見つめ返す。
(どうしよう…私だって…人に教えてあげられるほど…
うまくないのに…でも、でもこのままだったら樋瀬様が…かわいそう…)
未体験の状況に戸惑いながらも、高らかに反り返った樋瀬の逸物に視線を落とす。
こんなにまじまじと逸物を見つめたのは初めてだった…
(ごめんなさい私のせいで…こんなに…なってしまったのですね…)
2度3度と恥かしそうに樋瀬の顔と逸物を交互に見渡し…そしてついに決心する。
決心を鈍らせまいと、ごくっと樋瀬の唾液が含まれた口内の唾液を飲み込み、そして優しい瞳で樋瀬を見つめる。
「一度だけ…一度だけと約束してください…」
湧き上がる羞恥心に抗うように、ゆっくりもじもじと体をくねらせながら、樋瀬の頬を手でつつむ。
「私なんかで、いいのなら…あなたの最初の人に…してください…」
消え入りたくなるほどの恥かしさを堪え、ついにそう言葉に出してしまった。
恥かしさを隠すように、そのまま樋瀬の唇に自らの唇を重ねる。
「そのまま…なにも言わず…横になってくださいますか…」
消え入りそうな微かな声…
涙を浮かべた瞳を樋瀬に向け羞恥に身と心を囚われながら、そう告げた…
「ええ、奈緒子さんがあんまり魅力的なので…」
力強く隆起した逸物を見つめられて、つい羞恥を隠すように言い訳してしまう。
同じく恥らう奈緒子の様子に、またビクビクと反応して脈打ってしまい、それが奈緒子に気づかれないかと
ひとり顔を赤らめてしまう。
>「そのまま…なにも言わず…横になってくださいますか…」
「はい… お願いします」
こちらもまたか細い声で承諾して、静かに身体を横たえた。
女性の前に全裸を晒すのは恥ずかしくて恥ずかしくてどうしようもなかったけれど、
奈緒子もまた羞恥に耐えてくれるのだと自分自身に言い聞かせた。
こうして下から見ると、奈緒子の細身の身体にアンバランスな大きな胸がより強調されて、
思わずじっと見とれてしまう。
>ええ、奈緒子さんがあんまり魅力的なので…」
「恥ずかしいです…そんな事いわないで…」
樋瀬の言葉にまた頬を赤く染める俯くが、
どうしても逸物が気になりそっとその様子を伺ってしまう。
(すごい…もうこんなになっている…)
普段の自分なら、逸物を見つめる事なんてできないだろう…
でも、自分という存在を求め、これほどまでに昂ぶってくれているという事が嬉しかった。
いつの間にか母が子供を見つめるような眼差しで逸物をみつめていた。
>思わずじっと見とれてしまう。
「もう…樋瀬様…恥ずかしいからそんなに見ないで下さい…」
覚悟は決めたものの、やはりまじまじと見つめられると、どうしても恥かしさがこみあげてくる。
「上手くできるかわかりませんけど…」
不慣れな様子でなんとか樋瀬の上に跨ると、そのまま樋瀬を見下ろした。
先ほどまでの優しい愛撫と、恥かしさによっていつの間にかふとももを濡らす純潔を樋瀬の逸物の先端にそっと宛がう。
(あなた…ごめんなさい…)
一瞬瞳を閉じ、愛する者へ懺悔する。
無理矢理奪われるのではない…自分からすすんで行為を行う…
そう考えると脳髄から背中へと激しい背徳感が走り抜ける。
「樋瀬様…本当に…わたしなんかで…いいのですか…?」
潤んだ瞳を樋瀬に向け、まるで揺らぐ自分の気持ちを確かめるように…
樋瀬に向かってもう一度そう聞いた。
「いいんです… 本当に、奈緒子さんとできるなんて、僕には勿体無いくらい」
きっと旦那のことや、こしかすると主人のことも考えているのかもしれない、と思う。
そんな奈緒子の躊躇いが悲しかった。
仕方ない。今の自分にはどうやっても越えようのない壁もある。
「ごめんなさい、無理を言ってしまって。僕のわがままなんですから、貴女が気にすることなんて
ありませんよ。それとも… 僕が嫌いなら今ここでやめてもらっても構いませんけど。
貴女を悲しませるようなことはしたくない…」
なぜか、かつてないほどに胸を締め付けられるような切なさに襲われる。
(何を考えているんだろう、相手は既婚だっていうのに勘違いも甚だしい…)
そう自分を諌めてみても、自分を見下ろしている奈緒子の神々しいまでの美しさはどうしようもなかった。
「奈緒子さん、あなたが…欲しい」
>奈緒子さん、あなたが…欲しい
「はい、上手くできるかどうか…わかりませんけど…
私を感じて…私で感じてくださいね…っんんんっぁあ!」
欲望、願望、期待、不安…
様々な感情が混じった目で見上げられ、胸が昂ぶり、瞳が潤む。
いい終えると同時に、腰をゆっくり、ゆっくりと沈めだす…
純潔にその先端があたっている…
純潔にその先端が押し付けられる…
純潔にその先端が飲み込まれる…
純潔がその全てを飲み込んでいく…
「んんんんっ!…あっ…んんっ駄目…樋瀬さん私っ…駄目かもしれないっ…」
男性に跨り、みずから男性を包み込む。
今までの自分には考えられないこの行為だが樋瀬の真摯な眼差しに心が溶かされてゆく。
腰を落とし、そのすべてを包んだ瞬間、目が眩むようなその快感に言葉をあげ、
力無く体を崩し、樋瀬の体に重なった。
「いいですかっ…私っ…私の中っ…奈緒子はき持ちがいいですか…?
潤んだ瞳で力無く、樋瀬に向かって問いかける。
「ごめんなさい…私もう駄目…後はあなたが…」
樋瀬の首に両腕をようやくまわし、その胸に頭を埋めた。
「凄い… こんなのって…」
奈緒子の秘処に、グロテスクな自分の逸物がゆっくり、それでも確実に飲み込まれていく。
その卑猥な光景がから、なぜだか眼を逸らすことが出来なかった
熱く脈打つ自分自身を、さらに熱く包み込んでゆくような奈緒子が堪らなく愛しい。
>「いいですかっ…私っ…私の中っ…奈緒子は気持ちがいいですか…?」
「はい… 比べようもないですけれど、今は奈緒子さんがとても…」
そう言って、なんて恥ずかしいことを言っているのだろうと照れてしまう。
>「ごめんなさい…私もう駄目…後はあなたが…」
そうしてぎゅっと抱き付かれてしまい、内心ではええっ!?とも思ったが、奈緒子にばかり
無理はいえないと覚悟を決め、少ない知識でなんとか奈緒子を気持ちよくしてあげたいと思う。
「それじゃ、あんまり良くないかもしれませんけど…」
そっと腕を伸ばし、奈緒子の引き締まったお尻を掴む。
そうして、自らの快感のままに、奈緒子に腰を打ちつけ、激しく突き上げていく。
あまりの気持ちのよさに、さらに熱く逸物に血液が流れ込むのが分かった。
>そうして、自らの快感のままに、奈緒子に腰を打ちつけ、激しく突き上げていく。
「んっ!っあ、駄目っ…んっんんんっ…んっぁっ…んんんっ!!」
(どうして…あなた…?
あなたじゃないのに…私どうして…こんなに気持ちがいいの?)
御主人様のような技巧に満ちた巧妙な動きとは違う…
むしろ愛する人に近いその動き。
それなのに、あの人よりも感じてしまう…
脚寄せる快感に唇を噛み締める。
胸を押しつぶすように体を樋瀬に預けた体、首に回した腕に力が入る。
愛する人への背徳…素直に喜びの声を漏らす樋瀬との行為の不思議な充実感…
そんな行為に感じてしまう自分への戸惑い、羞恥心、不安…そして湧き上がる快感。
押しつぶされた胸に込み上げる様々な感情…
その感情が体を走り抜け、その度に体が震え跳ね…そして純潔にさらに涙が溢れ出し、樋瀬の逸物に絡みつく。
あのひとじゃ…ないのに…
樋瀬の動きの一つ一つに敏感に反応してしまう自分の体が恨めしかった。
あの人以上に気持ちいいこの行為が恨めしかった。
そして一心不乱に自分を求める樋瀬が…いとおしい。
「駄目っ!樋瀬さん…駄目です奈緒子…駄目です…お願い、お願いですっ!!んっあっ…んんんっ!!」
樋瀬の腰の動きにあわせ黒いい髪がはねるようにたなびく。
初めてとは思えないその動きに頭を振って必死に耐える。
樋瀬のはじめてを素晴らしいものにしてあげなくては…そう思うのだが、
逸物が純潔を襲うたびに、視界が徐々に白くなり、夫の行為では味わった事がない絶頂がどんどん近づいてくる。
「樋瀬さんっ…駄目よ…もう駄目っんっんっ…ぅんんんっぁ!」
ただただ嵐が過ぎるのをまつように…体に力を込め、樋瀬をぎゅうっと力強く抱きしめていた。
「んっ… ごめんな、さい… 奈緒子さん、凄く温かくて、絡み付いてきて…っ…
これが、女の人の… いえ、奈緒子さんの温もり、なんですね…」
呻くように苦しい声を上げながら、それでも奈緒子の表情を伺いながら腰を使う。
ぴったりと身体を合わせていると、二人の呼吸も、鼓動さえも一つになってしまうような気がした。
(初めてなのに… 奈緒子さん、こんなに清楚な美人なのに…)
それでもじゅぽじゅぽと卑猥な音を立てて局部が擦れ合い、白い肌に玉のような汗が光り、
奈緒子が喘ぎ乱れる姿はそれだけで思わず達してしまいそうになるほど、衝撃的だった。
五感のすべてを通じて、確かに奈緒子を感じていた。
それでも確実に限界は近づいていた。
慣れていないせいもあるのか、気を抜くたびに奈緒子の膣内の強烈な蠕動に搾り取られそうになる。
このまま彼女の中へ溶け込んでいってしまうような、そんな感覚もあった。
「ああっ、奈緒子さ…ん、ダメ… これ以上は耐えられない… もう出ます、お願い、抜いてくださいっ!」
無意識に彼女の中に出してはならないと思い、自分をこの快感の渦の中から解き放ってくるように
懇願していた。このままではもう戻ってこられなくなる。こんな気すらしていた。
>「ああっ、奈緒子さ…ん、ダメ… これ以上は耐えられない〜
「いいですよ…樋瀬さんいっても…んんっ…いいですよっ…」
樋瀬だけでなく、自らも押し寄せる快感の波に押し流されないようにと必死に耐えながら、
限界が近づく樋瀬の耳元で、必死に言葉をだしてそう告げる。
「お願い外にっ…外に出してください…出して…ください…んっ!っん、あっああああぁぁっっっ!」
自分を慕うこの男性がとてもいとおしい。
全てを忘れ、ずっとこのままつながっていたい……そんな意識が靄の中に木霊する。
でも…やはり私には…
愛する人の姿を思い、自らに言い聞かせるように途絶え途絶えに言葉を紡ぐ。
「あっ嫌っ駄目駄目駄目っ奈緒子駄目ですっ!!…っっんんんっ!!」
そして…限界を迎えた樋瀬が最後に逸物を打ち付けたその時、逸物が脈動するのを感じ瞬間激しい昂ぶりが体を犯す。
黒髪が拡がるように宙を舞わせながら背中を逸らし、四肢がふるえた。
光を反射するその指輪の瞬きが視界に入るった瞬間、
目の前が白く瞬き、全てが無になり、声にならない声があがる。
腰を離そうとする意識とは裏腹に、いつの間にかその腕は樋瀬を抱きしめ、逸物を飲み込んだままその意識は飛散した。
奈緒子の可愛らしい喘ぎ声に獣の本能を刺激され、ひたすらに快楽を求めて彼女の身体を貪った。
リズミカルに腰を打ち付けるたびにふるふると揺れる胸がさらに興奮を高める。
もっと乱暴に、奈緒子をめちゃくちゃにしてしまいたい欲望が持ち上がってきて、自分でも驚いてしまった。
さすがにそんなこと… できるわけがない!
「だ…め… 奈緒子さん、気持ちよすぎて…抜けないっ…」
奈緒子には、彼女には、愛する人がいるのだから… その純粋な気持ちを壊したくはなかった。
でも、そんな格好付けた気持ちは、押し寄せる淫靡な興奮の波に押し流されてしまいそうだった。
膣内はまるで別の生き物のように、僕の全てを吸い取ろうとするかのように締め上げてくる…。
「奈緒子さんっ! お願い、抜いて… だめっ、止まらないー!」
これで抜こう。次こそ抜こう。ここまでだ。これで終わり。今度こそ…ええい!
そう思いはするのだが、なかなか奈緒子から離れられない。
(だめだ… もう出るっ…抜かなきゃ)
そう思った瞬間、奈緒子がひときわ甲高い声を上げ、ぎゅっと締め付けてくる。そして、抱き付かれる。
(えっ――ちょっ、ちょっと!!)
荒い息をついていた。
汗が滝のように流れ落ちた。いくらかは冷や汗も混じっていただろう。
ぼんやりしながら、自分の下腹部に飛び散った白濁液の気持ち悪い感触に耐えていた。
「ありがとう、奈緒子さん… こんなに良いものだなんて、きっと一生忘れない」
ぎりぎりで抜けなかったら… 奈緒子に合わせる顔はなかったかもしれない。
安堵の溜息をつきながら、そっと奈緒子の艶やかな髪を撫でていた。
「はぁ…はぁっ…はぁっ…」
うっすらと視界の靄が晴れてくる…
いつのまにか樋瀬に体を重ね、その胸元に顔を預けていた。
「体に力が…入らない…」
樋瀬との衝動にまかせたその行為の余韻が体をまだ縛っている。
激しい上下に肩をを揺らす度に、汗ばんだ胸が上下していた。
「!?」
一瞬のとまどい…そして恐る恐る潤んだ瞳で確認する…
(よかった…中には…出されてない…)
ほっと安堵の息をはき、先ほどまで自分を攻めていた樋瀬を見つめる。
そして体を襲う後悔の念…
あなた…樋瀬さん…ごめんなさい…
流されてしまった自分が本当に情けない。
「最初の人…私みたいな女で…ごめんなさい…」
手早く着衣を着込み、樋瀬の顔をみないまま、厨房を後にする。
お屋敷をでて、自宅にかえる道すがら…
闇夜に浮かんだお月様…瞳に映ったその月はなんだか怖いくらいに大きく見えた。
なんだか複雑な気持ち。結局彼女にとって、僕の存在は何だったのだろう。
でも… 贅沢な話だよな、彼女にはちゃんと旦那さんがいるってのに、僕なんかと…。
なぜだか分からないけれど、彼女には圧倒されっぱなしだった。なんでだろ。
いい加減な気持ちだったとは思えない。好意もない相手とはこんなことはしないだろう、お互いに。
ほとんど余韻に浸る間もなく身づくろいを済ませて出て行く彼女の背中を見ながら、
そんなことを考えていた。
簡単に行為の始末をしてから、厨房をあさってコーヒーを淹れた。そうして、ぼんやりと考え込んでしまう。
私みたいな女。確かに彼女はそう言った。それが哀しくてならなかった。
それでも、変に自信を持たず、謙虚だからこそ彼女は美しくいられるのかもしれない。
何にせよ、不思議な人だと思った。なぜメイドなんかしているのだろう。いや、貶めるつもりではないが。
ありがとう、奈緒子さん。
そう口に出してみて、急に恥ずかしくなって辺りを見回した。もちろん誰もいない。
それでほっとしたような、けれどちょっと寂しい様な気もした。
「ふう」
最後の部屋の掃除が終わり、ため息をつく。
・・・今日は一日、掃除でとても忙しかった。
目を閉じて反芻する。
忙しくて、でも・・・なんだか言いようのない充実感がこみ上げる。
「あとは・・・この荷物を物置に運んで、今日のお仕事はおしまいっ」
目を開く。
そして、目の前の荷物を見て、「よしっ」と気合を入れた。
「よいしょ、っと」
大きな大きな荷物を、たどたどしくも運ぶ。
図書室で本の整理をしていた。
ようやく目処が立ったところでついたところで一休み。
「それにしても、どうしてこう… エッチな本が多いのかしら?」
「んしょ、んしょ」
身長が低いせいか、それともこの大きな荷物のせいか・・・前が少しも見えない。
十分気をつけながら歩いていく。
「処分する本は焼却炉で、それから独断と偏見でどうしようもないエッチ本も焼却で…」
本ばかり運んでいたせいで腰が痛くなってしまう。
意外に重量があるから……こんなの執事にでもやらせればいいのにと思う。
それとも、わざとエッチなものを扱わせるのが主人の趣味なのかな?
(そういえばこの中って何が入ってるんだろ・・・?)
歩くたびにガタン、ガタンと音を立てる荷物。
それまではまったく気にしてなどいなかったのに、不思議と気になるとどこまでも気になってしまう。
(でも、勝手に見たりしちゃだめだろうし・・・う、でも、やっぱり気になるっ)
そんなモヤモヤした気分のまま歩いていると。
「わっ・・・」
ガターーーーーン!!
・・・しまった、と思ったときには遅かった。
目の前の荷物は転がり、自分の体は床に横たわっていた。
ようやく片づけを終え、一休み。
「最近ハードな仕事が多い気がする…」
それでもこうして紅茶を選んでいる間はとても幸せ、なのである。
「こんな感じかな?」
普段、自分で入れたこともなかったが
同僚の見様見真似でいれた紅茶ポットからは、アールグレイの香りが芳醇に振りまかれている。
「…結構、飲めるもんだな、よしよし」
もっとも、美味しいのは腕のせいではなく値段の高い茶葉のおかげなのだが、上機嫌でおかわりを飲む。
「あいたたた・・・」
体を起こし、転がった箱を手繰り寄せる。
相変わらず、動かすたびにガタンガタンと音がした。
ふと、中身がわれものだったら・・・と不安がよぎる。
「だ、大丈夫かな」
中身の無事を確認しようと手を伸ばす。が・・・
(勝手に中見ちゃったら怒られるかも・・・でも、中身が壊れてたりしたらもっと起こられるだろうし・・・)
その手は途中でピタリと止まった。
床に座ったまま、葛藤が始まる。
「…ふう」
紅茶を飲んでくつろいでいると、先日の三条との事が思い出され、柄にもなく疲れた溜息が出る。
ぼんやりと休憩室のソファに腰掛けて、宙に視線をさまよわせる。が
「ヤメヤメ、考えたってしょうがない。そういうの似合わないしなアタシ。うん」
開き直ったように、ぐいっと杯を干して片付けを始める。
「うーん・・・うーん・・・」
悩んだ末、箱をあけてみることにした。
(どっちにしろ怒られる可能性はあるんだし、だったらせめて確認だけはしたほうがいいよね?)
自分に言い聞かせると箱をそっと開けた。
そこには・・・
「・・・おもちゃ?」
たくさんのごちゃごちゃした、おもちゃのようなものが入っていた。
「・・・これなら大丈夫そうっ」
ほっと胸をなでおろす。
371 :
:04/05/07 00:26 ID:hShNjG3g
庭の芝生を芝刈り機で手入れしている。
375 :
三条 望:04/05/07 12:51 ID:dFSzuRla
「………」
連日の快晴。。
こびりついた薬品臭を洗い流すように、風が開いた窓のカーテンを時折揺らす。
窓際に椅子を移動し、青い空をぼんやりと見つめランチを無言で食べていた。
絵理が届けてくれた、おにぎりを庭のベンチで食べている。
377 :
三条 望:04/05/07 13:04 ID:dFSzuRla
「これ、上手い…」
箸でつまんだ白身の魚をまじまじと見つめている。
植木職人へ昼食を届け、休憩室に戻る途中医務室のドアが少し
開いているのをみて覗き込む
「三条先生、居るかな?
何で休憩室にこないんだろう?」
ドアの向こうに魚を箸でつまんでみているのを見て首をかしげるが、
軽くノックをして医務室に入る。
「先生、こんにちは」
379 :
三条 望:04/05/07 13:14 ID:dFSzuRla
「上手いじゃなくて…美味いだったな…」
などと訳のわからない事を呟きながら、食べ終えたランチを片付けおえる。
>「先生、こんにちは」
「はい、こんにちは。…こんな時間になにか御用ですか?」
突然扉を開かれ、そこから顔を出した絵里の姿を見て、挨拶した。
>>379 ドアを開けると三条が挨拶を返してくる。
「先生はなんで休憩室でご飯食べないんですか?
みんなと一緒に食べたほうが楽しいですよ」
無邪気な笑顔で問い掛ける。
「あ、先生に報告するの忘れてました。
私もメイドさんに採用してもらいました。
これも先生に助けてもらったおかげです。
ありがとうございました。」
そう言って深々と頭を下げる。
381 :
三条 望:04/05/07 13:26 ID:dFSzuRla
>「先生はなんで休憩室でご飯食べないんですか? みんなと一緒に食べたほうが楽しいですよ」
「そうですね…これといって理由もありませんが、1人の方がね…気楽でいいのですよ。」
微かに自嘲気味に頬を緩め、そう解答した。
>「あ、先生に報告するの忘れてました〜
「そうですか…それはよかったですね…」
無邪気に笑う絵里の姿を見て、今度は微笑ましそうに微笑んだが、
ふとある事に思い当たり、眉間に微かに皺がよる…
このお屋敷のメイドとなるには当然御主人様の許可が要る。
そして当然…目の前で無邪気に笑うこの少女も御主人様に抱かれたのだろう。
特別な感情を抱いている…という訳ではなかったが、御主人様に対し不思議な嫉妬心が湧き上がる。
「御主人様は優しくしてくださいましたか…?」
そんな衝動に導かれ、無邪気に笑う少女に対し、すこし意地悪そうにそう尋ねた。
>>381 >「そうですね…これといって理由もありませんが、1人の方がね…気楽でいいのですよ。」
「ふ〜んそうなんだぁ、でも、今度絵理と一緒にご飯食べましょ!
ねっ!」
そう言いながら、三条のランチからお新香を一つ摘み上げ、自分の口に放り込む。
「おいしぃ」
>「御主人様は優しくしてくださいましたか…?」
「ありがとうございます。
ええ、やさしかったですよ……」
さすがに、初体験の様子を報告する事は恥ずかしく、それに三条を心配
させたくないため、口を濁す。
383 :
三条 望:04/05/07 13:44 ID:dFSzuRla
ランチの食べ残しをつまみ、嬉しそうに微笑む彼女の姿が微笑ましい。
「物好きですね…こんな薬品臭い部屋でご飯を食べたいだなんて…
私はもう食べ終えましたが、香山さんがそうしたいというなら、ここで食べていきなさい。」
>ええ、やさしかったですよ……
語尾を濁した絵里の姿を見て、やはり既に…とそう思う。
まだ未成熟な肢体をどのように御主人様に捧げたのか…不埒な妄想が脳裏をよぎり、
そんな考えを打ち消すように頭を振った。
「私もまだまだ…子供ですね…」
小さく自嘲気味に呟いた後、絵里の姿をもう一度見つめる。
「桜庭さんや星野さんがこのお屋敷を去り、
里村さんや葦名さんも今お屋敷を空けてらっしゃいます…御屋敷の為にこれからはメイドとして頑張ってくださいね。」
昼食をとる彼女の姿を見つめながら会話に困り、そんなありきたりな事を口にした。
>>383 「私も、今日は食べちゃいましたから、明日一緒に食べましょ!
約束ですよ、指きりげんまん嘘ついたら針千本の〜ます♪」
三条の手をとり無理矢理指きりげんまんで約束してしまう。
頭を振った三条の様子に首をかしげながらも、満足げに三条の顔を
覗き込んでいる。
>御屋敷の為にこれからはメイドとして頑張ってくださいね。」
「はい、がんばります!
助けてくださった、先生のためにもね。
私、小さなころは看護婦さんになりたかったんです。
なんか、白衣の天使って言うのにあこがれて…ふふふ」
子供っぽく笑うと、残っているにんじんをつまみあげ三条の口元に
差し出す。
「先生、にんじん残しちゃダメですよ
ハイ、あ〜んして」
385 :
三条 望:04/05/07 14:02 ID:dFSzuRla
>三条の手をとり無理矢理指きりげんまんで約束してしまう。
「指きりって…」
この年になってまさか指切りをしようとは…
どんどんと物事を進めてしまう彼女に、ペースを掻き乱され調子が狂う。
>先生、にんじん残しちゃダメですよ、ハイ、あ〜んして」
そう言われ、口元に人参を運ばれる。
思わず口をあけそうになるが、いつもとの自分とはまるで違うその行為に恥かしくなってしまう。
「私はもうおなかいっぱいなのでもういいですよ…その人参は絵里さんが食べてください。」
そんな風に逃げながら、ふと先ほどの質問が頭を過ぎる。
『御屋敷の為にこれからはメイドとして頑張ってくださいね…』
「お屋敷の為に…メイドとして…か」
メイドとなった以上、この年端もいかない少女も、当然夜のご奉仕に就かなければいけないのだろう。
が、果たして当人はそのことに気がついているのだろうか…?
「絵里さん…
あなたはこのお屋敷のメイドというお仕事…ちゃんと理解しているのでしょうね…?」
脳裏に過ぎるそんな疑問をそのまま口から声にした。
>>385 >「私はもうおなかいっぱいなのでもういいですよ…その人参は絵里さんが食べてください。」
「絵理は、もうさっき食べましたよ〜
わがまま言っちゃあダメです!」
>あなたはこのお屋敷のメイドというお仕事…ちゃんと理解しているのでしょうね…?
逃げ回る三条から突如の質問に、背筋がぴくりと伸びて動きが止まってしまう。
「え、えぇ…
お食事の世話だとか、お洗濯だとか、お掃除とか……
それと……
それと……」
そこまで言うと顔を真っ赤にしてうつむいてしまう。
「あの、先生が教えてくれた……のもですよね……」
三条にセクハラついでに教えられた、性的なことを直接口には出せず口篭もる。
387 :
三条 望:04/05/07 14:15 ID:dFSzuRla
>あの、先生が教えてくれた……のもですよね……」
「ええそうです…これからは香山さん、
あなたもメイドとしてそのお勤めを果たさなければいけないのですよ…?」
人参の事から気をそらすよう、話題をそちらのほうに持っていく。
「お客人は、いつ何時いらっしゃるかもしれません。
その時あなたは丁寧にお客人を満足させるご奉仕ができるのです…か?」
顔を赤くし俯いた絵里の姿を見て加虐心が湧きあがる。
すこし意地悪そうに、すこし楽しそうに…その口元を緩めていた。
>>387 >あなたもメイドとしてそのお勤めを果たさなければいけないのですよ…?
「は、はい・・・
わかっていま・す・・・」
にんじんをつまんだ指先を見つめ、口数が減っていく。
>その時あなたは丁寧にお客人を満足させるご奉仕ができるのです…か?
「……
……
……でも……
ご主人様だけしか…… 」
消え入るような小さな声しかでずにいる。
389 :
三条 望:04/05/07 14:33 ID:dFSzuRla
>消え入るような小さな声しかでずにいる
「そう言っても、香山さん…貴女はもう既にこの御屋敷のメイドです。」
淡々といい気聞かせるようにそう言うのだが、
言葉を一つ口にするたびに胸の中で加虐心と興奮が渦巻きだしていた。
「ご奉仕する自信…ないのですね?」」
そう尋ねた口調に、一瞬卑猥な笑みが見える。
「しかし、それは困りましたね…
何も知らないままで奉仕の場に立って一番困るのは香山さん…貴女です。」
一件温和な偽善者ぶったその口調。
絵理の瞳をみつめ、一瞬考え込むように…
本当は内心の興奮を諌めるために…瞳を閉じる。
「仕方がありませんね…貴女次第ですが、
もしよろしければ私が貴女の御奉仕の練習を…手伝って差し上げましょうか?」
一瞬の沈黙の後で、瞳を開き絵理の表情を見つめながら優しげな口調でそう言った。
>>389 >「ご奉仕する自信…ないのですね?」
「……はい」
(自信なんか…自信なんか…
まだ、ご主人さま一人しか知らないし……)
心で叫んでいるのだが、口にすることは憚られている。
>もしよろしければ私が貴女の御奉仕の練習を…手伝って差し上げましょうか?
三条からの提案…
助けてもらった、三条なら……
何十秒かの沈黙の後
「は…い…
お願いします。」
そう、答えると三条にしがみつく。
391 :
三条 望:04/05/07 14:47 ID:dFSzuRla
躊躇する絵理、明るい医務室の中で時間がゆっくりと流れていた。
そして…
>「は…い… お願いします。」
恥かしそうにそう呟き、身を寄せる絵理の姿。
退屈しないでよさそうだ…そう思うと同時に、その姿がいじらしい。
「さぁ、それでは授業をはじめましょう…」
絵理の体を一旦離し、ベルトを緩め、そのままズボンと下着を床に落とす。
「香山さん貴女の手と口を使って、これを満足させてください…」
純情な絵理の反応を楽しむように、
まだ力無く頭を垂れた逸物を見せ付けながら微笑んだ。
>>391 三条から体を離されると、三条はズボンのベルトを緩め下半身を露出させる。
「きゃっ……!」
思わず、両手で顔を覆い見ないようにするのだが、つい指の隙間から覗いてしまう。
>「香山さん貴女の手と口を使って、これを満足させてください…」
(手と口?どうするの?)
主人との初夜では、主人に攻められるばかりで、絵理からの奉仕は無かったため
どうしていいのかさえわからず、顔を覆ったまま凍りついてしまう。
393 :
三条 望:04/05/07 14:56 ID:dFSzuRla
>どうしていいのかさえわからず、顔を覆ったまま凍りついてしまう。
「本当になにも知らないのですね…」
思った以上の純情なその反応に、淫猥な笑みが一瞬顔を覗かせる。
「そうですね…それではまずそのかわいい手を使って貰いましょう…」
いい終えると同時に、絵理のか細い手をとり、自らの逸物に導いた。
「優しくそっと握ってごらんなさい…」
まるで教師が生徒に教えるように、怯えるような絵理に優しくそう言葉をかけた。
>>393 三条の手が手首をつかみゆっくりと、自分の逸物に絵理の手を導く。
>「優しくそっと握ってごらんなさい…」
醜悪な姿にしか思えない逸物に指先が近づくのだが、恐怖のあまり
指を限界までそらせて触らないようにがんばっている。
「嫌…怖い……
先生…助けて…」
三条が導いているのだが、その三条に助けを請うている。
395 :
三条 望:04/05/07 15:07 ID:dFSzuRla
>「嫌…怖い……先生…助けて…」
「ここで、止めにするのは簡単ですが…
もし乱暴なお客人だったら、笑って許してはくれませんよ?
そしてその場で不手際があれば、御主人様にも迷惑がかかります…」
怯える声をあげ、許しを請うように上目遣いで見上げる絵理の姿。
しかし…このままではご奉仕の時にも同じ事を繰り返すだろう。
「さぁ…頑張って、
なにも怖い事はありません…むしろ気持ちいいことなのですよ?」
緊張をほぐすように、絵理の両肩に腕を廻し肢体を覆うように優しく抱きかかえ、耳元でそっとそう…囁いた。
>>395 >御主人様にも迷惑がかかります…
真っ赤だった顔から血の気が引き真っ青になっていく。
(ご主人さまに怒られたら……お屋敷に居られなくなる?)
口をパクパクさせて、小さく振るえている。
>なにも怖い事はありません…むしろ気持ちいいことなのですよ?
「は、はい・・・」
三条の手の支えなく、ゆっくりと逸物にその細い指が触れていく。
「あ、あつい……
それに……動いてる……」
嫌悪感をみなぎらせてはいるものの、三条のクールな態度とは裏腹な
逸物の様子に少しずつ手全体で包み込み始める。
397 :
三条 望:04/05/07 15:22 ID:dFSzuRla
>逸物の様子に少しずつ手全体で包み込み始める。
「そうです、それでいいんですよ…」
おずおずと逸物に指を絡める絵理の姿を見下ろして、満足そうに言葉を漏らす。
「そうですそこを刺激すれば、御客人に喜んでいただけるのですよ…
ただし、それはとても繊細なのです、宝物を扱うように、大事に大事に扱ってくださいね…」
羞恥と嫌悪に身を震わせ、手慣れぬ手つきで逸物に指を絡める姿に興奮がこみあげてくる。
徐々に逸物に力が篭り、いつしか脈々と昂ぶっていたのだが、
絵理の体を抱き寄せたまま、あくまでも教師のような口調は崩さない。
>>397 >そうですそこを刺激すれば、御客人に喜んでいただけるのですよ…
三条の言葉に少しずつ落ち着きを取り戻してくる。
どう刺激したらいいのか、わからずまるで雑巾を絞るように…力は緩くだが…
逸物を右に左に回すようにしている。
「先生、こうですか?」
399 :
三条 望:04/05/07 15:36 ID:dFSzuRla
>先生、こうですか?
「違います…といっても誰でも最初から上手くはできませんからね。」
肩を大きく一つ溜息をはくと、そのまま逸物を乱暴に扱う絵理の手をとり動きを止める。
「そんなご奉仕では、御主人様の名前に傷がついてしまいますよ?
これからされる事を、忘れずに自分でどうしたらいいか考えなさい…」
諌めるような口調でそう言うと、
絵理の胸に下からそっと手を這わせ、やさしくその手のひらを這わせて行く。
「相手がどんな風に触られたら気持ちがいいのか…」
いいながら布地の上から指の先で引っかくように胸の先端を刺激する。
「香山さん、今から貴女の身体で覚えてください。」
いつの間にかスカートの中にも手を伸ばし、胸と同様指の先端で敏感な芽を刺激した。
>>399 >「違います…といっても誰でも最初から上手くはできませんからね。」
「…!ご・ごめんなさい…」
三条によって逸物から手を離されると、メイド服の上から胸を触られる。
「あ…
先生……」
柔らかなタッチが布越しに感じられ、乳首がしこってくる。
>「香山さん、今から貴女の身体で覚えてください。」
「ハイ…」
スカートの中に入る手を押しとどめようかと考えるが、これも自分のために
三条がしてくれていると考え方に力をいれて我慢する。
そして、指先が秘所に到達すると、その刺激に秘蜜があふれ出始める。
401 :
三条 望:04/05/07 15:52 ID:dFSzuRla
素直に身体を預けた絵理の姿を満足そうに見下ろすと、
胸、腰、ふともも…そして濡れる事をようやく覚え始めたその花園…
指を巧みに動かし、胸元に囚われた絵理を責めたてる。
「ここを乱暴にされたら…嫌でしょう?」
そう言いながら下着の隙間に指を侵入させ、絵理の花弁をかるくつねる。
「それと同じで、男性のものも優しく扱わなくては…いけないのです。」
抵抗する間もなく、その指を絵理の花園の奥深くにに送り込む。
その若い花弁の感触を楽しむように二度三度、撫でるように掻き回す。
「要は…自分がどうされれば気持ちいいのか…
そして、相手がどうされれば気持ちいのかを考えることですよ…」
指の数を2本に増やし、強く締め付ける花弁を優しく、そして激しくさらに責めたてた。
>>401 三条の愛撫に絵理は主人との初体験とは違う快感を得始めていた。
>「ここを乱暴にされたら…嫌でしょう?」
「っ痛!あん、ダメ先生」
急に秘豆をつねられ、体をよじって逃げようとするがしっかりと抱きかかえられ
逃げる事が出来ずにいる。
そして、秘所を這い回る三条の指に蜜を浴びせ掛け天に登るような快楽を
体はむさぼり始めてきた。
「先生…はい、すごく・・・
気持ちいいです…
先生も気持ちよくなってください。
初めてはご主人様だったけど…先生にも…
お客様の前に…お願いします」
三条の愛を求めて三条の目を見つめる。
403 :
三条 望:04/05/07 16:09 ID:dFSzuRla
>三条の愛を求めて三条の目を見つめる。
「そうですね…」
いつの間にか両腕を絵理の下半身に移し、
2本の指で花園の奥深くを攻め立てながら、もう片方の手で溢れた蜜を揉み込むように愛撫する。
「お楽しみは後日にとっておきましょう…
まずは快感の素晴らしさ…その身体で覚えてください…ねっ」
責める指に力を込め、絶頂に導くようにその激しく指で絵理の花園を弄りだす。
404 :
三条 望:04/05/07 16:10 ID:dFSzuRla
>>403 絵理の哀願にかかわらず、三条は絵理を愛撫しつづける。
「あ…あぁん…
せ、せん…せ…い…
え、絵理・・・もうだめです…
いいですか?絵理気持ちよくなっていいですかぁ?」
絶頂を前に何とか三条の許しを得ようと声を振り絞るのだが、
言い終わると同時に絶頂を迎えてしまう。
「あ、あ〜だめぇ〜〜〜〜〜〜〜
せんせ〜〜〜い」
三条の腕の中で絶叫すると、がっくりと首をうなだれ軽く気を失ってしまう。
406 :
三条 望:04/05/07 16:23 ID:dFSzuRla
>三条の腕の中で絶叫すると、がっくりと首をうなだれ軽く気を失ってしまう。
耳に心地よく響く、その最後の声を聞きながら、まだ幼い肢体に快楽を植え付けたその行為に頬を緩める。
腕の中で力無く崩れる絵理の肢体を抱き寄せ、そのまま近くのソファーにその肢体を持たれかけさせた。
「まだまだ、勉強不足のようですが、徐々に慣れていけばいいでしょう…」
椅子に腰掛け、苦笑するように呟いた後で、
気を失ったまま肢体をソファーに預ける絵理を見つめるその表情には、いつもと違い、少しだけ優しい笑みが浮かんでいた。
407 :
秋山 麗:04/05/07 22:45 ID:tbUJ2mRk
「……ふふふっ、驚かせてごめんなさいね。
今日を逃したら、またしばらく来れないから……連絡だけは、みかささんからすぐに貰ったんだけどね」
仕事の暇を見て、志保のお見舞い&出産祝いに駆けつけたらしい。
「ちょっと早いけど、はい、これ……」
そう言って手渡したのは、カーネーションの花束。
「『母の日』だから、ね。
もう少ししたら、毎年祝ってもらえるようになるわよ、きっと」
今日も今日とて厨房へこっそりとブランデーを煽りに。
「だいぶ飲めるようになってきましたわよね。
お酒をいただけば、よく眠れますし……」
もっともまだお猪口一杯程度で限度なのだが。
とはいえ、連日なので厨房のブランデーは目に見えて減っていたり。
409 :
秋山 麗:04/05/07 23:42 ID:tbUJ2mRk
「……えっ、あたし?
それはないわよ、しばらくは。その気も無いし」
いきなり話題がこちらに向けられ、苦笑いしながらそう答える。
どうやらまだ志保と話し込んでいるらしい。
棚からこっそりと瓶を取り出すと、お猪口に注ぐ。
「……今日はお紅茶に入れるんじゃなくて、
そのまま飲んでみましょうかしら」
お猪口の中の液体をしばらくジッと見つめた挙句、
クイッとそれをあおり……激しくむせ返る。
「〜〜〜〜〜っ!」
眠いようだが眠れない。
眠れるかなと思って難しい本を読み出すが、ベッドに仰向けになって読んでいると
うとうとした拍子に手を滑らせて、背表紙が額を直撃する。
「――っ…った痛ぁ… メガネ割れてなくて良かったの、かな…」
どうにも眠れそうにもなく、起き出して部屋を出る。
>>410 主人も主人で、寝酒を飲もうと厨房にやってくる。
と――
>「〜〜〜〜〜っ!」
「瑞葉?! お前、お酒弱かったんじゃ……こんなに飲んでしまって……」
瑞葉が飲んでいるのがウイスキーと知り、慌てて駆け寄るも、既に半分近く空っぽ。
……まあ、実際は連日少しずつ減っていったのだが、そんな事など主人は知らない。
>>412 「お、おじ様っ? けほっ、うぇ……ぇ、んんんっ」
身体を折ってまだ苦しそうに呻く。
「ご、ごめんなさい、最近よく眠れなくて……
それに、いつまでも飲めないままでもお客様に失礼がありますし。
それで、毎晩少しずつ……」
ようやく呼吸は整ったものの、明らかに酔いの回り始めた顔になっている。
>>413 >それで、毎晩少しずつ……
「ほほぉぅ……つまり、私に秘密でこっそり盗み飲みしていた、と……」
そう言い、彼女の体を支える……フリしつつ逃がさないように掴んでみたり。
「ならば、お仕置きに何をされても文句は言えないな?」
早くも手元をいやらしく動かしながら、形式的な確認を取る。
>>414 「あぁ……ん、はい、いけないことを、しました……」
主人に支えられたことで、一気に気が抜けて平衡感覚を失い、
完全に持たれかかってしまう。
「や……ぁんっ、んっ、は、あ、あぁ……おじ様……」
酔いによるものか、それとも欲情してしまったのか、
潤んだ瞳で主人を見上げ、胸板に手と頬をすり寄せる。
416 :
三条 望:04/05/08 00:13 ID:BlJkX0Ow
「………」
いったんベッドに入ったものの、ふと先日の陰惨な光景が頭を過ぎり、
目がさえてしまいなかなか寝付けない。
ベッドから起き上がり、ぼんやりとソファーに腰掛けていた。
>>415 「おいおい、いいのか? こんな所でそんな顔をして……誰かに見られるかもしれんぞ?」
厨房の入口……というか、ヘタをしたら廊下から見えるかもしれない場所である。
主人的にはどこでもいいらしく、笑顔を浮かべているのだが。
「まあ、お前がいいと言うのなら、私は止めんがな」
焦らすように控えめに体を弄りつつ、そう聞く。
>>417 >誰かに見られるかもしれんぞ?
厨房、という場所もあって、とある人の顔が思い浮かぶが……
やがて頭を振る。
「……構いませんわ。私は……どこでも、いつでも。
おじ様の手で、お仕置きしてください」
主人の控え目な愛撫に身体をよじらせ、
少しでも快感を得られるよう、淫らに動く。
厨房の脇の廊下の壁にもたれかかり、ぼんやりしている。
コーヒーを淹れるついでに冷蔵庫から何か失敬しようと企んでいたのだが、先客がいたようだ。
すぐに出るかと待ってみるが、むしろ盛り上がっているみたい。
「御主人様と瑞葉さん… これじゃあ入るには入れないじゃない、ねえ」
(それにしても、いつでもどこでもなんて… 淫乱なのね、瑞葉さん…)
>>418 「そうか……よし、わかった」
瑞葉が答えるや否や、瑞葉を背中から抱くようにして……つまり、
誰かが見たら瑞葉の顔が見えるようにして、後ろから服越しに胸を掴み、首筋に舌を這わせて舐め上げる。
「見られてもいいのだろう? なら、もっと悶えて見せてくれないか?」
力強くゆっくりと手に力を込め、瑞葉の胸をもみしだく。
>>419-420 「は、あっ、あぁん……んんっ、あ、き、気持ち、いいですぅ……ぁんっ」
既に貴子に見られているとも気付かず、
久しぶりに与えられる性の悦びに
ただ浸りきって蕩けそうな声を漏らす。
「ん、ああ……おっぱい、溶けちゃいそう……ジンジンして、
熱くて……は、はじけ、そう……んんんーーーっ!」
首筋に当たる舌の感触と乳房への愛撫に、
中途半端でイくにイけないもどかしさの余り、甲高い声をあげて
ぐずるように身を悶えさせる。
422 :
三条 望:04/05/08 00:26 ID:BlJkX0Ow
>>419 どうにも寝付けず、何か飲もうと思い立ち、
すこし鬱陶しそうに髪の毛をかきあげると医務室をでて厨房へと脚を運ぶ…が
厨房の近くで白河の姿を見つける。
(こんな時間にいったい…)
先日の事が頭を過ぎり、一瞬嫌な考えが頭を過ぎる。
めずらしく躊躇った後で、
「こんな時間に…どうかされたのですか?」
ようやくそう言葉をかけた。
>>421 「ふむ、酔っているからか、いつもよりも喘ぎ様が激しいな、瑞葉。
こうなるとさすがに熱いだろう?」
言ってるそばから、瑞葉の服を勝手に肌蹴させていく。
むろん、肌蹴させるだけで、服自体は着せたまま。
「さて、これで少しは涼しくなっただろう?」
先ほどよりも手に力を込め、瑞葉が痛みを感じる程度に、ゆ〜っくりと胸を揉み潰す。
>>422 「どうもされませんよ」
苛立った様子の三条と出くわして、思わず溜息をつく。
主人と瑞葉の痴態を至近距離で見せ付けられて、かなり妬いているようである。
「ああ、厨房は使用中ですよ、想定外の用途でね」
>>423 「んぅ……はい、熱い……とっても熱い、ですわ……はあぁん……っ」
中途半端に服を脱がされ、さらけ出された白い肌を
かきむしるようにして、さらに露出部分を増やしてしまう。
「ダメ……ほんとうに熱くて……喉も、渇いて……あはあああっ!
い、痛いっ! んっ、うぅっ、く……んあぁ……」
主人の手の中で、膨らみの頂点が硬くそそり立ち、自己主張をはじめる。
>>425 >ダメ……ほんとうに熱くて……喉も、渇いて……あはあああっ!
「喉が渇いたか……ならば……」
やおら、瑞葉の顎を掴んで自分のほうを向かせると、強引に口付けをする。
舌を絡ませ、唾液を流し込み……そして、もう片方の手が瑞葉の体を伝って下の方へと動いていく。
「……んん……さて、そろそろ瑞葉のこっちは、大変なことになっていると思うんだが……?」
427 :
三条 望:04/05/08 00:41 ID:BlJkX0Ow
>>424 >「ああ、厨房は使用中ですよ、想定外の用途でね」
厨房は使用中…という事はまたあのコックさんとお嬢様だな…などと不謹慎な光景を思い浮かべる。
「そうですか、ちょっと喉が渇いたのですが…そう言うことなら仕方がありませんね。」
すこしあきれたように大きく息を吐く。
「ちょっと寝付けないのです…よければ少しお話相手になっていただいてよろしいですか?」
このまま部屋に戻ろうかとも思ったが、どうせ寝れないだろう…それに先日の事も気にかかる。
こんな時間に…とは思ったが、そう貴子に向かって口を開いていた。
>>426 「はぁ、んむぅ……ん、んく、こくっ、ふぅ……んん」
目を閉じて主人の唇、そして舌を受け入れると、
流し込まれる唾液を、喉の渇きを癒そうと必死で飲干していく。
(……でも、どうして……どんどん、熱く……っ)
そして何時の間にやら下へと伸びていた主人の手が
肝心の部分に布地越しに触れると、
それに押し付けるようにして腰を振ってしまう。
「そっち……そっちも、欲しいんですぅっ!」
じわり、と押し付けられた部分に染みが広がっていく。
>>428 「ふふっ……ずいぶんと乱れるな。酔いのせいだけではないのかな?
最近、あの若造とご無沙汰だったりもするのか……?」
あくまで推測だがそんな事を言いつつ、片手が瑞葉の大事な部分に到着する。
「……もうこんなに濡れているではないか」
ショーツごしに、生地を割目に押し込むようにして、中を掻き混ぜ始める。
>>427 「見たら余計にのどが渇きますよ? もっとも、あの中に堂々と割り込むのも面白そうですけど、
相手が御主人様ではね… 後が怖いです」
苦笑交じりに肩をすくめる。
>「ちょっと寝付けないのです…よければ少しお話相手になっていただいてよろしいですか?」
こんなところで立ち聞きしているのも趣味が悪いし、ちょうど良かった。
「ええ、構いませんよ。私こそ退屈…ではありませんけど、あまり精神衛生に良くないですから、これ」
渡りに船とばかり、三条の誘いを受ける。
>>429 >最近、あの若造とご無沙汰だったりもするのか
「っ!」
びくん、と身体を反応させ、うっとりと閉じていた瞳が見開かれる。
「……あの方のことは、仰らないで……おじ様」
主人の頬に手を伸ばし、涙をこぼす。
「今は、私を、おじ様だけのものに……ひあああっ!?
あんっ、くぅ……んんっ、んあっ、あ、あ、あああんっ!」
主人の指が布地のザラつきを伴ってグリゴリと秘壷を掻き回すと、
愛蜜がたちまち太腿までを伝って汚す。
432 :
三条 望:04/05/08 00:55 ID:BlJkX0Ow
>>430 「それは、めずらしい…」
相手が御主人様という事を聞き、すこし意外そうにそう漏らす。
>ええ、構いませんよ〜
「そうですか、ちょっと気になる事もありますし…」
視線をあわさないようにそう呟いた言葉だが、
先日の話の事、先日の厨房での事…その語尾が濁っていた。
「と、いっても…こんな時間にどこにいけばいいのでしょうね?」
暗い廊下を見渡して、苦笑まじりに呟いた。
>>431 「そうか……なら、全部忘れさせてやろう!」
言うなりショーツをずらし、秘所に伸ばしていた手を、今度は直接割目に差込み、激しく掻き混ぜる!
おまけに、空いた手で瑞葉の乳首を抓り上げ、捏ねる。
「……こんなものでどうだ、瑞葉?
それともまだ足りないか?」
彼女の顔を覗き込み、凶悪な笑みを浮かべながらそう言う。
>>432 「気になること… なんでしょう、なにかしましたっけ?」
三条が言葉を濁したのは気になってしまうが、あのことはすっかり忘れている、
というよりは、意識的に忘れようとしているのかもしれない。
いちまちピンとこないけれども、ひとまず言葉には従っておくことにする。
>「と、いっても…こんな時間にどこにいけばいいのでしょうね?」
その言葉に、歩きかけた足を止めて振り向く。そういわれればそうだ。
「さぁ、どこでしょう。もしも誰にも聞かれたくない話でしたら、私の私室でも構いませんけど。
インスタントでよろしければ、コーヒーもありますし」
自室に男を入れることにはもっと慎重になったほうが良いのだろうが、
三条ならそんな心配も要るまいと思う。
>>433 「あっ!? は、あ、そ、それ、それダメぇぇっ!
あんっ、くあ、あ……あ……んああああああっっ!!!」
乳首と秘裂に与えられた久方ぶりの激しい攻めに、
たまらずたちまち登りつめてしまう。
白い太腿をわななかせ、喉を反らせたかと思うと、
ふっと見開かれた目から光が失われ、ぐったりとその場に膝をつく。
「……おじ様……私……イってしまいました。
でも、おじ様は、まだ……」
やがて熱に浮かされたように呟くと、
涎の伝う唇を開き、ズボンの上から股間をさすりつつ
ファスナーを下ろして取り出した逸物に、口腔奉仕を始める。
「んふぁっ、むぅ……んっ、んっ、んんっ」
436 :
三条 望:04/05/08 01:05 ID:BlJkX0Ow
>>433 >気になること… なんでしょう、なにかしましたっけ?
別段普段と変わらない貴子の言葉に、杞憂だったかとすこし胸を撫で下ろす。
>私の私室でも構いませんけど〜
「私室…ですか…」
男として見られていないのだろうか、それとも警戒されていないのだろうか…その言葉の真意が汲み取れない。
「できればコーヒーよりも紅茶の方がいいのですけどね…」
などと贅沢なことを言いながら、私室へ案内する貴子の後を就いていく。
>>435 >ファスナーを下ろして取り出した逸物に、口腔奉仕を始める。
「ふむ、さすがは瑞葉だな、やるべき事を理解している……」
達してから、すぐに自分の逸物に奉仕し始めた瑞葉に感心しつつ、彼女から与えられる刺激に酔う。
まだ志保ほどではないだろうが、それでも付き合いが長い彼女のこと。的確に自分の気持ちのいいところを責めて来る。
「……むぅ……そうだ、いいぞ……もう少し深く咥えるんだ」
思いついて、注文を出してみる。
>>436 「紅茶ですか… もう、わざわざ女の子が自分の部屋に来てもいいってのに、そんな贅沢言うと
入れてあげませんよ?」
内心ムカッとして、そんなことを口走ってしまう。
先に部屋へ入り、三条を招き入れる。
「ティーバッグでよろしければ、紅茶もありますけどね。お好きなのをどうぞ」
そういうが早いか、靴を脱いでベッドに身を投げ出してしまう。
見せ付けられたのがかなり頭に来るらしい。
(御主人様を誘うなんて、しかもあんなところで、しかも私がコーヒーを、しかもしかもしかも…)
それからふと身を起こして、きょとんとした顔で三条にたずねる。
「で、何か御用でしたっけ?」
>>437 「ありがとうございます……はい、ふぁむぅ……っ」
主人の命令どおりに、顎が外れそうなくらいに
口を大きく開くと、喉奥まで肉棒を飲み込んでいく。
「んん……んっ、んぐぅーーっ! んんっ、ぅ、けほっ!」
しばらく角度を微妙に変えながら頭を動かしていたものの、
ついにあまりの息苦しさに、それを吐き出してしまう。
「……あ……あ……」
が、そのことで、唾液でテラテラと光る逸物が目の前に晒され、
その異様に欲望と恐怖の入り混じった視線を注ぐ。
>>439 次の段階に進んだ……と思いきや、やはりまだ厳しいのか、逸物が吐き出される。
>その異様に欲望と恐怖の入り混じった視線を注ぐ。
「……どうした、瑞葉? まだ途中だぞ?
それとも、もう下の口が我慢できなくなってしまったのか?」
瑞葉の頭を掴み、唾液で汚れた自分の逸物を瑞葉の頬に擦り付けながらそう聞く。
無論、少し機嫌を損ねたような声色にするのも忘れない。
「これはお前へのお仕置きなのだぞ?」
441 :
三条 望:04/05/08 01:16 ID:BlJkX0Ow
>>436 「で、何か御用でしたっけ?」
「今日の貴女はいつもと違い、冷静ではないのですね?」
心配が杞憂とはわかったものの、ティーバックを取り出し、お湯を注ぎながら、
不機嫌なその口調に内心穏やかではいられない。
「何か嫌なことでもあったのですか…?」
怪訝そうにベッドの上の貴子の姿を見つめ、それでもまだ冷静なな口調でそう尋ねる。
>>440 >これはお前へのお仕置きなのだぞ?
「も、申し訳ありません……んんっ」
自分の頬に押し付けられる肉棒から、最初は目をそらすものの、
すぐに愛おしそうに頬擦りを始める。
「でも……これが、すごく今……欲しいんです。
私、一生懸命御奉仕して、おじ様にご満足いただけるようにしますからぁ……っ!
ですから、これを……早く下さいませぇっ!!」
腰をもどかしげに蠢かせながら叫ぶと
またも肉棒を口に含み舌を絡めながら、激しく頭を上下させる。
その間に細い指先で睾丸を弄ぶのも忘れない。
>>441 「嫌なことも何も…」
むすっととした表情のままそう答えるが、三条の心配そうな様子に、
ちょっと大人気なかったかなと反省する。
「卑猥なお屋敷ですね、まったく。清純派の私には肩身が狭いですよ」
溜息をついてメガネを外して机に置き、カップを取り上げると自分のコーヒーを淹れる。
苦い。
「ええっと、先生こそ、何かご用だったんじゃありません?」
>>442 「……っ! そう、そうだ……それでいいぞ!」
単に口で奉仕するだけでなく、手も使い体もくねらせ、先ほどよりも強くなった刺激に、逸物が時折飛び跳ねる。
「(やはり……スイッチが入ると瑞葉はすごいな)」
平常時の瑞葉からは想像できない乱れ様に、驚きにも似た感心の気持ちを抱く。
「……さて、もういい」
そろそろ限界……と思われたところで、半ば強引に瑞葉から逸物を取り上げる。
「さぁ、入れてやるから、いやらしくおねだりしてみなさい。大きな声でな」
445 :
三条 望:04/05/08 01:25 ID:BlJkX0Ow
>>443 >卑猥なお屋敷ですね、まったく。清純派の私には肩身が狭いですよ」
「ああ…なるほど…」
そんな貴子の言葉に苦笑する。
>ええっと、先生こそ、何かご用だったんじゃありません?
「これといって、用事はなかったのですけどね…」
見慣れないメガネ外した瞳をみつめ、ようやく口を開く。
「貴女の事が気になったから…こういうの理由にはなりませんか?」
>>444 「……っ、……んんっ、ふ……くぅんっ」
もはや無心で主人の逸物を舐めしゃぶり、賞賛の言葉すら耳に入っていない。
ただ口腔内で時おりそれが跳ねるたびに、嬉しそうに目を細めるものの、
「ああ……っ」
いよいよか、と思われた矢先に肉幹を取り上げられ、未練がましい声をあげる。
>いやらしくおねだりしてみなさい。大きな声でな
「は、はい……あ……んっ」
眼前でいきり立って震えているおぞましい器官に
目も心も奪われて、しばらく言葉も出ないでいたが、
「……お、おじ様のこれを……おっきくて、熱くて太くて、ご立派な
おち○ちんをっ、瑞葉に下さいませぇぇぇっ!!」
自ら秘唇を開き、胸を揉みしだきながらねだって見せる。
>>446 >自ら秘唇を開き、胸を揉みしだきながらねだって見せる。
「ふふっ、酔っていなくてもそう言うのかな、お前は?」
ほとんど迷いもなく淫らなセリフを口にした瑞葉を見て、ふとそんな事を思う。
「……まあいい、では、望み通り入れてやろう」
瑞葉の前に屈みこむと、彼女の両足を掴み、狙いを定めて、逸物を瑞葉の秘所の奥底に、まずは勢い良く突き入れる!
>>447 「はぁん……あっ、あはぁぁぁぁぁっっ!!!」
今は淫らな台詞を口にしたことへ羞恥心すらなく、
悦びの表情で主人の逸物を受け入れる。
「あんっ! おっきくて、熱いので、いっぱい……くぅんっ!
あっ、う、動いて……すごいですぅっ!」
すぐに自分からも腰を動かしはじめると、
淫蜜が秘所で卑猥な音を立て、床に溜まっていく。
>>445 三条の苦笑に、自分の言葉を否定されたようでちょっとカチンときてしまう。
(こことはまだまだ処女のままなのよ、もう!)
まあ、こんなお屋敷にいて清純派も何もないものかもしれないとは思うけれど。
>「貴女の事が気になったから…こういうの理由にはなりませんか?」
「はい?」
思わず目をゴシゴシとこすってしまう。視覚の問題ではないはずだが。
「そんな…だって、ついさっきそこで会っただけでしょう? そんな調子のいいことを言われたって…」
衝撃のあまり笑い出しそうになりながら、そう問い詰める。
>>448 逸物が瑞葉の膣に吸い込まれるような錯覚を覚えながら、注送を開始する。
「む、ぅ……いいぞ、やはりお前の中は気持ちがいいな」
瑞葉の腰の動きとは少しタイミングをずらして、自分の腰を叩き付ける。
「瑞葉、もっと締め付けてみろ……そうだ、そう」
などと、時折指示を与え――
やがて、突き入れる速度を落とし、焦らすように瑞葉の中を掻き混ぜる。
>>450 「うぁっ、あんっ、く、ち、違っ! そ、そこは……あんっ!」
微妙にズレたタイミングで突いてくる主人に、
思いもかけぬ快感と、もどかしさとを与えられて、苦しげに喘ぐ。
それでも言われたとおりに秘所を締め付けようといきみ、
脚を主人の腰に絡み付ける。
「は……あ、あっ? お、おじ様……もっと……もっと動いて下さいぃっ」
切なげに訴えつつも、さらに自分の腰の動きを大胆かつ激しいものに変える。
452 :
三条 望:04/05/08 01:47 ID:BlJkX0Ow
>>449 >そんな調子のいいことを言われたって…
「まぁ…信じてもらえなくてもかまいませんけどね…」
笑いを堪えるようにこちらを見つめる貴子の姿が微笑ましい。
がいいように言われつづけるのも癪なため、
「白河さん…貴女だって、
ついさっきそこであった男性をいつもこうやって自室にあげるのですか…?」
猫舌なため、まだ紅茶がなみなみと注がれたカップを持て余し、
手元でくるくると動かしながら、そう問い返した。
>>451 「ふふっ、十分に耐えてからのほうが、達した時の快感は跳ね上がるぞ」
そんな理屈を捏ねながら、しばらく瑞葉が一人で動くのを眺めていたが――
「よし……瑞葉、行くぞ!」
だんだんと自分も我慢できなくなってきたのか、瑞葉の腰を掴み、問答無用で激しい注送を再開する。
「ふふふっ……淫乱な瑞葉は、こんなに激しくされても気持ちよくて仕方が無いだろう!?」
>>453 >十分に耐えてからのほうが
「そ、そんな……おじ様、お願いしますっ、
私……わたし、もう我慢できないんですぅっ!」
ただただ快感を貪るために自分で腰を動かし、胸をまさぐっていたが、
>よし……瑞葉、行くぞ!
「あ、ああああっ!?」
突如として再開された責めに悲鳴に近い嬌声をあげる。
「す、すごいっ! おじ様すごいですぅっ!
ほんとに、すごいのぉっ! き、もちいいぃっ!!」
息も絶え絶えになりながら快感を訴え……やがて
叫びすぎてかすれた声で絶頂の兆候を示す。
「い、イっちゃうっ! イっちゃいますぅぅっ!!
おじ様っ、おじ様ぁぁぁっ!! は、早く、早くぅっ!
早く、出して……中で、いっぱい、おじ様の精液、出してくださいませぇぇっ!!」
>>454 >早く、出して……中で、いっぱい、おじ様の精液、出してくださいませぇぇっ!!
「そうか、さすがにもう耐えられないか……!」
とか言う主人のほうも、フェラチオの時から耐えっぱなしである。
溜め込んだものを一気にぶちまけようと、ラストスパートをかける。
「よし、行くぞ瑞葉! 私のものを全部受け取れ!」
最後に一際奥底へと逸物を突き入れると、その状態で蓄積された白濁をぶちまける。
>「ついさっきそこであった男性をいつもこうやって自室にあげるのですか…?」
そう切り返されて、きょとんとして三条の顔を見つめてしまう。
「えっ? だって、先生はお屋敷のお医者様でしょう、それが信用できないなんてことありませんもの」
三条なら大丈夫だろうと思ったけれど、ふとこういうことを言われると襲われるのではないかと
心配になってしまう。
「それじゃ、お茶だけですよ。特にご用もないのでしたら、それでお引き取りくださいね。
私も眠いですし…」
ちょと冷たい態度をとってしまうのは、三条の下心を疑ったせいだろうか。
>>455 「はいっ、きてっ、下さいぃっ!
あ、んやあぁぁぁっ……! あ……は……あん……、
出て……る……いっぱい……出て……」
内部で脈を打って欲望を吐き出す肉棒を
しっかりと締め付けてくわえ込みながら、
流れ込んでくる熱い奔流を味わう。
やがて、はしたなくも乱れに乱れた格好のまま、
ほとんど放心状態で息を荒げて床に横たわる。
その力無い瞳からは、なぜか涙が一筋こぼれ落ちた。
>>457 しっかりと欲望を全て吐き出して、逸物を瑞葉から引き抜く。
汚れた逸物を見て、普段なら瑞葉が綺麗にしてくれるところなのだが――
>ほとんど放心状態で息を荒げて床に横たわる。
「……むぅ……さすがに、酔った状態でこれは少し手荒くしすぎたか……」
傍若無人に振舞ったことに、珍しく少し後悔したらしい。
瑞葉を抱き上げると、そのまま自室へと連れて行くのだった。
>>458 「ん……」
主人に抱き上げられると、その温かさについ
汚れた身体を摺り寄せてしまう。
「……さ、ま……」
夢現の状態で不明瞭に誰かを呼ぶが……
やがて主人の部屋でベッドに横たわると、
何かを振り払うようにして主人を求め、
最近では夜伽の後もなるべく去るようにしていた主人の部屋で
朝まで過ごしてしまうのだった。
460 :
三条 望:04/05/08 02:17 ID:BlJkX0Ow
>>456 >えっ? だって、先生はお屋敷のお医者様でしょう、それが信用できないなんてことありませんもの
「信用ですか…医者として信用されてる事は嬉しいですが、男としてはあまり信用されすぎるのもね。」
どこまでも人を信用する彼女の素直さが微笑ましく、毒気を抜かれたような微笑を浮かべる。
>それじゃ、お茶だけですよ〜
「そうですね…
私もいちおう下心があるのでね…このままいたら貴女を襲ってしまいそうですよ。」
既に自分を取り戻したのであろう、気丈な姿を見て安心する。
冗談交じりでそういうと、カップの紅茶に口をつけたが、まだ熱い紅茶の液体はなかなか直ぐには減らなかった。
>>460 「男として信用、ですか… まあ、あまり安心はしていませんけれど。
だって薬と称して、あの… 白いのを飲ませる打なんて、そんな人ですから!」
からかうつもりにもかかわらず、自分のほうが赤面してうつむいてしまう。
>「私もいちおう下心があるのでね…このままいたら貴女を襲ってしまいそうですよ。」
マジメくさった三条の口調に、ぶっと噴出してしまう。
「下心がなければ、ほいほいここまで付いてこないでしょうに… でも、駄目ですから。
ちゃんと帰ってくださいね、私も先生を殴りたくありませんし。あ、牛歩戦術も駄目ですってば」
わざと三条がゆっくり紅茶をすすっているような気がして、きつい口調でとがめる。
462 :
三条 望:04/05/08 02:41 ID:BlJkX0Ow
>
>>461 >自分のほうが赤面してうつむいてしまう…
そういって思い出し、恥かしがる姿を見て、以前の医務室でのことを思い出す。
>きつい口調でとがめる。
「ゆっくり飲んでるつもりはないんですけどね…」
ネコ舌だから仕方がない…などと子供のようなことを思いつつ、
咎めるような白河の口調に、すこし苛立つ。
このまま帰ろうとは思っていたのがだが、すこし腹いせがしたかった。
軽く溜息をはいた後で、すっと席を立ち白河の側に歩み寄ると、
そのまま力任せにその両手首を抑えてしまう。
「なんなら…もう一回お薬飲ませてさしまげてもいいんですよ…?」
脅すような低い声で彼女を見下ろし、そうささやいた。
「ちょっ…な、なにするんですか、やめてください!」
押し殺した低い声で、三条を脅すようにする。
もしかしてこうなるかもと予想はしていたが、やはりこうして性欲の対象として
見られてしまうことに強い不快感を覚える。
「やめないと人を呼びますよ? いまは薬なんて必要ないんですから、
もしも私がご機嫌を損ねたのでしたら謝ります、だから…」
そう言いつつも秘処が疼き始めてしまう。悲しい性なのだろうか。
464 :
三条 望:04/05/08 02:54 ID:BlJkX0Ow
>もしも私がご機嫌を損ねたのでしたら謝ります、だから…
「なら謝ってください…こうみえても貴女のことを本気で心配していたのですよ…
ここまできたのはこの前の事が気になっただけです…それなのに、そんな目で見られるのは心外ですね。」
それまで抑えていた両手首を解放すると、いつになく厳しい表情で白河を見下ろした。
>>464 「…えっ?」
そのまま一気にのしかかってくるのかと思いきや、厳しく自分を問い詰める三条に、うろたえてしまう。
(私のことを…? そんなに心配してくれて…)
大騒ぎした自分が少し恥ずかしくなってしまう。
「ごめんなさい、そのことなら… 心配は要りませんから。
私、妊娠はしていません。もしもがっかりされたのなら、申し訳ないです」
素直に詫びて、硬い表情のままの三条に微笑んでみせる。
「ちゃんと避妊もしますから。あ、だからって、やり放題じゃありませんからね!?」
466 :
三条 望:04/05/08 03:08 ID:BlJkX0Ow
>ごめんなさい、そのことなら… 心配は要りませんから。
「そうですか…それならよかった。
本意でない相手との間にできた命なら…
その子にとって不幸せな事になりますからね。」
妊娠していないという彼女の言葉に、
すこしだけ複雑な感情が混じった微笑みを浮かべ、
「ましてや、私みたいな相手ではね…」
小さくそう付け加えた。
「馬鹿ですよ、私… ちょっぴり母親になってみたかっただなんて、それがどういうことかも
分からないまま、こんなことになってしまって」
唇を噛んで必死に涙を堪える。
三条がここにいなければ、今すぐにでも泣き出したかった。
>「ましてや、私みたいな相手ではね…」
三条の弱気な言葉に、ふと顔を上げる。いつもの彼らしくもない言動が気になる。
「そんな… 私だって、好きでもない男性を部屋に上げるなんて、そんなことしませんもの!
もし、本当にあなたが私に相応しくないと思うなら、今すぐ帰ってください。失礼しちゃいますよ」
つい語気を荒げてしまう。
468 :
三条 望:04/05/08 03:26 ID:BlJkX0Ow
先ほどまでの態度とは一変し、不意にいまにも涙が滲みそうな彼女の瞳…
>今すぐ帰ってください。失礼しちゃいますよ
「帰りませんよ…
ちゃんと避妊できてるか…今からためさせてもらいますから…」
片方の手で指を貴子の手を握り締めると、
そう言い終える間もなく、その唇を貴子の唇に重ねていく。
最初は表面をなぞるような優しいその口づけだったが、
柔らかい感触に吸い寄せられるように、舌をのばし、その動きが次第に激しくなり、
その動きに同調して片方の手で貴子のふくらみを撫でるように刺激した。
「ちょっと、そんな何も今しなくたって…… もう眠いんですよ、私……っ」
なんとか身体を引き離そうと試みるが、すでに唇を奪われてしまい、
またさきほどまでの三条の弱弱しい様子から、どうしても強くは抗えない。
しかし胸にまで手を伸ばされて、これではいけないと思い直して、
やんわりと三条の身体を突き放した。
「ごめんなさい。もう…先生のことが好きだからこそ、こんな軽い流れで身を任せたくないんです。
本当に私のことを思うなら… いえ、どうでもいいことですね。とにかく、今日はもう休みます。
どうかお引取りください」
470 :
三条 望:04/05/08 03:44 ID:BlJkX0Ow
>ごめんなさい。もう〜
名残惜しそうに唇を離すと、唇の間に糸がひく。
「貴子さんは、この前とは違って、今日はよそよそしいのですね…」
不意に耳元で名前を呼ぶ。
「本当に貴女の事を思うから…」
小さくそう呟き、もう一度強引に身体を重ねる。
胸元に宛がった手で衣服をはだけさせ白い肌を露にすると、
首筋に舌をあて、首筋から鎖骨、そして胸元へとゆっくりと啄むように舌を這わす。
「ここまできたら…帰れません…」
白河の瞳を一度見つめた後で、顔をその胸元に埋めていく。
やわらかなふくらみに舌を這わせなぞるようにその頭頂部をめざし進ませ、
舌先がその頂点に達すると、まるで取り付かれたかのようにひたすら舌で刺激する。
「貴女に楽にして欲しいのです…」
やがて白河の手をとると、その手を股間に導いた。
「そんな、わたしはただ… っ、ふぅ…」
抵抗しようとする気力もすっかり失せそうになってしまう。
妙に三条が優しいせいか、逆に不安を感じたりもする。
けれど、もちろん悪い気はしない。しだいに身体の緊張を解いて、
三条の舌による愛撫を受け入れる。
>「貴女に楽にして欲しいのです…」
「……っ!」
指が三条の熱い盛り上がりに触れて、身体がビクンと反応してしまう。
熱に浮かされてぼうっとしたような顔で、その股間の膨らみをやんわりと撫でさする。
「私、なんにもしてないのに… もうこんなになってるんですね…いやらしい」
472 :
三条 望:04/05/08 04:00 ID:BlJkX0Ow
「相手が相手ですからね…」
そう言って微笑むと、スボンを落とし、直接貴子の手の動きを堪能する。
スカートの裾を持ち捲り上げ、しろいふとももを露にすると、そのふとももをな撫で擦る。
徐々にその手を下半身へと伸ばし、やがてふとももの付け根へと達すると、
下着に指をかけ、一気に下着をしたへと下ろす。
「ちゃんと避妊ができているかの検診させていただきますね…」
そういうと、海を言わさず身体を反転させ、
逸物を貴子の眼前に突き出すような形で貴子の下半身へと頭頂部を近づける。
「いやがっている割には…どうしてこんなになってるんです…?」
目の前にある貴子の花弁を見つめ、微かに微笑み嘆息した後で、
そのまま花弁に口をつけ、一枚一枚…隅々まで清めるように舌を動かした。
目の前に張り切った三条の逸物を押し付けられ、思わずそれから逃れようとする。
しかしもうベッドの上に押さえ込まれ、せいぜい顔を背けるのが精一杯だった。
「くっ… そんな、感じてなんか…」
なんとか否定しようとする。そんなにいやらしい女ではないはず…なのだが、
瑞葉と主人の絡みを目撃してしまってからずっと濡れっ放しであった。
もう下着に糸を引くほど、濃い淫液が溢れていた。
「んっ… ぁっ、お、お願いです、そんな恥ずかしい…やめてっ…」
恥辱に声を震わせ、三条の足にすがりつく。
474 :
三条 望:04/05/08 04:14 ID:BlJkX0Ow
>「んっ… ぁっ、お、お願いです、そんな恥ずかしい…やめてっ…」
「これは検診なんですから…
風邪の検診にでかけて、お医者さんの前で服を脱いで恥かしがる人…いないでしょう?」
都合のいい事をいいながら、顔を淡い桃色がかった貴子の花園に密着させると、さらに激しく舌を動かす。
「いつもより、凄い事になっていますよ?」
時折などと言葉をかけながら、さらに指を花園ふかくに突き立て、花園の中を掻き乱す。
「お医者さんは…こんないやらしいことっ… しないもん」
口調が少しおかしくなっているのは眠さのせいなのだろうか。
三条の優しさというか優柔不断さに、少し混乱しているようでもある。
「いやっ、やぁ… 恥ずかしいですよ、んんあっ、くっ… はぁ、もう…だめ、おしっこ漏れそうなんっ…」
ぎゅっと目を閉じて必死に快感に耐えるのが精一杯で、三条の背中に回した腕に力を込めて、
思わず爪を立ててしまったりする。
「ううっ…も、もうイきそ…」
476 :
三条 望:04/05/08 04:26 ID:BlJkX0Ow
>お医者さんは…こんないやらしいことっ… しないもん
「お医者さんだって…人の子ですよ?いやらしい事考えるのがあたりまえでしょう?」
そういながら、花園の内部に入れる指を3本に増やし、水音をたてながら激しく掻き回す。
>「ううっ…も、もうイきそ…」
そう言いながら貴子の腰を逃げないよう片腕で抱き寄せると、
敏感な赤い芽を噛みする。
「いいですよ…一度楽になってくださいっ…」
そういいながら、舌先を押し付けるように激しく赤く充血した芽を舐めまわす。
足をじたばたさせて何とか逃れようと悪足掻きするが、しっかりと抱え込まれてしまい
どうにも逃れられなくなってしまう。
「…っ…も、ほんと…いやああぁぁっ!」
より強烈な刺激が与えられたその瞬間、ぎゅっと三条の顔を両足で挟み込んで
秘処に押し付け、しだいに意識が混濁していく。
そしてひときわ甲高い声を上げると、おしっこのような液体を漏らしてしまった。
しばらく荒い息をついたまま、ベッドに横たわっていた。
が、ふと三条の顔を汚してしまったことに気づいた。
「あの… ごめんなさい…」
恥ずかしさで言葉を詰まらせ、赤面してしまう。
478 :
三条 望:04/05/08 04:44 ID:BlJkX0Ow
激しく舌を震わせ、花園の中に隠された敏感な芽を弾くように刺激した瞬間…
貴子の肢体に強い力がこもり、痙攣するように震えた後で、液体がほとばしる…
>「あの… ごめんなさい…」
顔を赤く染め、恥らう姿に逸物がさらに昂ぶった。
「あなたのおしっこで汚れてしまいました…ちゃんと綺麗にしてくださいね。」
少し意地悪そうに、それでもすこし嬉しそうに言葉をはいて口づけする。
「まだ…私は満足させてもらっていません。貴子さん…あなたで満足させていただけませんか…? 」
片手を首にまわしでその華奢な肢体を抱きしめながら、
絶頂の余韻に浸る花園を手を優しくなで、もう一度その手を逸物へと導いた。
「んもう、困ったひと… もう疼いちゃって、眠れなくなってしまいましたよ!」
にっこりと笑って、三条に口づけた。
三条の逸物に軽く触れて恥ずかしそうに躊躇っていたが、意を決したようにきゅっと握り締めた。
「それじゃあ、ご奉仕いたしますね…」
少し勢いを失って萎れたような逸物が可愛らしくも思えた。
三条の足の間に座り込んで両手で剛直をしごき立て、ときに亀頭を自分の胸に擦り付けてみたりもする。
ささやかなふくらみの頂点の突起を弾くように擦り付けるだけで、声が漏れてしまう。
「んっ、先生… 素敵です…」
そう言って逸物に手を添えると、ぱっくりと根元まで咥え込む。
480 :
三条 望:04/05/08 05:00 ID:BlJkX0Ow
>ときに亀頭を自分の胸に擦り付けてみたりもする
「貴子さんの可愛らしい胸…けっこう気持ちいいですよ…」
逸物が貴子の細い指に絡め取られた瞬間から、疼くような快感が下半身を包み込む。
柔らかなふくらみで逸物を刺激され、快感をかみ殺しながらそんな事をさらやきかける。
>んっ、先生… 素敵です…
「くっ…」
逸物が貴子の口にうずまった瞬間…
その暖かく包み込む粘膜の感触に思わず声が漏れそうになる。
「手慣れてるんですね…」
すこし悔しさが湧き上がり、思わずそんな事を呟くと、その快感をさらに深く感じようと
足元に膝まついた貴子の頭に両手を伸ばし、その端正な美貌を逸物に打ち付けるように動かした。
「てなれてりゅなんへほん…っ、んぐっ――」
頭をつかんで強引に逸物を咥え込まされ、吐き戻しそうになるのを辛うじて堪える。
手馴れてるだなんて、そんな…ただ先生に気持ちよくなって欲しかっただけなのに。
息苦しさもあいまって、涙がぽろぽろ零れてくる。
メガネを外した、涙で潤んだ目で、ぼやけた三条の顔を見上げた。
482 :
三条 望:04/05/08 05:07 ID:BlJkX0Ow
>息苦しさもあいまって、涙がぽろぽろ零れてくる。
いつもならそのまま欲望にもを任せてしまうのだろうが、
涙を浮かべ見上げる貴子のその表情をみて、不意に胸が締め付けられる。
「すみません、私の為に我慢してくださっているのですよね…」
逸物を貴子の口から引き抜き、そのまま膝をかがめ、華奢な肢体を抱き寄せ耳元に口を寄せる。
「もう少しなんですよ…最後までお願いしていいですか?」
「ん… ふふふっ、もう、ここまで来て戻れないでしょう?」
自分の唾液と先走りでねとねと濡れて光る逸物に手を這わせたままそう答え、
わざとくちゅくちゅ音を立ててしごき立てる。
そうして三条にかるく口付けて身体を離し、そっと三条の手を取ってそのまま
ベッドに仰向けに押し倒してしまう。
「私がしますから… 見ててくださいね」
ゆっくりと三条に跨ると、照れ笑いながら逸物を掴み、その先端目掛けて腰を沈めていく。
484 :
三条 望:04/05/08 05:19 ID:BlJkX0Ow
微かに妖艶な表情を浮かべた貴子のその花園に、逸物がどんどんと沈んでいく…
瞬間、熱いほど熱を帯びたその締め付けの快感が逸物をおそい、目が眩む。
ようやく目を開くと表情…胸…そして下半身…その痴態を満足そうに視線をおくり、
両手の平でで細くしまった腰を包み込み固定すると、腰を浮かせ、花園の最深部に逸物を押し当てる。
「気持ちよくなってくださいね…」
そういうと、貴子の動きを待たずに、華奢な白い肢体を突き上げるように激しく腰を上下した。
期も日よさそうな三条の顔が、いっそう自分の淫らな心に火をつける。
「くふっ、ああん… いい、先生のが奥まで、突き上げて…」
激しく腰を使いながら、きつく締め付けた膣内で三条を感じ取ろうとする。
片手をベッドについて身体を支え、、もう片手で自らの秘豆をまさぐり、ひたすらに
快感を求めて、恥ずかしさも忘れたように行為に没頭する。
「せんっ、せ… もっと激しく… 今日はほんとに、な、中でも大丈夫っ、ですから…」
(一行訂正)気持ちよさそうな
487 :
三条 望:04/05/08 05:32 ID:BlJkX0Ow
>せんっ、せ… もっと激しく… 今日はほんとに、な、中でも大丈夫っ、ですから…」
「最初はあんなにいやがっていたのに…」
光に映える肢体がとてもまぶしい…
まるで皮膚を溶かすように、汗ばむ肌を重ね合わせ、息をする事さえ忘れ動物のようにひたすら腰をぶつけていく。
貴子の中に逸物が深々と埋まる度に逸物に激しい快感が生まれ、徐々に限界が近いてくる。
その腰を強く抱き高まる射精感が限界に達しようとしたその瞬間…
抑えきれない衝動を必死に堪え、不意にその動きをぴたりと止めた。
「貴子さん? 本当に…中で出して、だいじょうぶなのですか?」
貴子の顔を間近に寄せ、その瞳の奥をまじまじと見つめ、口を開いた。
「やっ、やだ! だって、先生が… もう、そんなことなら後は私独りでしちゃいますよ!?」
ふと動きを止めて詰るようにそういった次の瞬間には、もうまた快楽に溺れている。
三条から目一杯に搾り取ろうとするかのように、内股をすり合わせ強烈に逸物を締め付ける。
「くぅん… 望さんっ、切ないです…もっと、いっぱい私にくださ…ああんっ!」
身体の心から突き上げるような激しい快感に耐えられなくなって、三条の胸に手をつくと
それを支えにしていろいろに角度を変えながら、卑猥な水音すら楽しむかのように三条にあわせて
腰を振り続ける。
>「貴子さん? 本当に…中で出して、だいじょうぶなのですか?」
がっかりしたように、動きを止めた三条を見つめる。
「ええ…大丈夫です、避妊だってちゃんとできてますから。先生の子種たちには悪いですけど、ね」
くすっと笑い、三条の律動を促すように浅く前後に腰を揺する。
489 :
三条 望:04/05/08 05:45 ID:BlJkX0Ow
「そういうことなら…」
小さく呟くと同時に身体を起こし、逆に貴子の肢体を組み伏せる。
「もう限界が近いです…貴子さんが乱れる姿を見ながら中で出させてくださいね…」
貴子の裸体を見つめ、そう言うと同時に、
激しい水音をあげながら、狂おしいほど昂ぶった逸物をその奥深くに叩き込んでいく。
腰を引き、そして奥ふかくに叩き込む…そのピッチが徐々に早くなり、限界が間近に迫る。
「いいですかっ…貴子さんっ…」
か細い身体を壊れそうなほどに強く抱きしめ、最後の一撃を叩き込んだ。
「ああ… いい、です、いっぱい入ってるの…熱い…」
硬く熱い三条を感じて、意識が飛びそうな強い疼きとともに、奥からまたとろとろと粘ついた液体が溢れてくる。
性器と性器がぶつかり合い、淫らな意液体が泡立つほどに絡み合う。
そのいやらしい音が興奮を高め、心臓がどきどきと激しく鼓動しているのが聞こえるほどだった。
>か細い身体を壊れそうなほどに強く抱きしめ、最後の一撃を叩き込んだ。
「来て、望さん…」
うわごとのようにぼうっと呟いて、さらに射精を促すかのように深く腰を沈めたままぎゅうーっと膣内を蠕動させる。
まだ少し余裕があるかと思ったけれど、膣内で逸物が膨張し、灼けた白濁が叩きつけられる衝撃で
激しく身体を痙攣させ、頂点に達してしまう。
「くふっ――せん、せっ…素敵っ……」
491 :
三条 望:04/05/08 06:00 ID:BlJkX0Ow
>「来て、望さん…」
「いきますよっ…貴子さんっ…!!」
全てを求めるように、激しく身体を重ねる中、耳に届いた微かな声。
その声を聞いた瞬間、限界に達した逸物が収縮し蠕動する貴子の中で激しく跳ね…
その白い肢体を抱きしめる腕に力が篭り、しろい白濁が子宮の壁めがけて3度、4度と飛散した。
ビクビクと定期的に逸物が震え白濁を送り込むその間、ただ胸の中の人をただ強く抱きしめていた。
きつく結合部を密着させ、秘処いっぱいで三条の熱を感じ取る。
擦り合わされた陰毛が敏感になった陰核を刺激して、もう何も考えられないほどになってしまう。
きゅっと締まった膣内が三条の精液で満たされる感覚に、身体の奥底の疼きが満たされていく。
「望さん、好き…です」
ぎゅううっと抱きついてきた三条の頭を撫でながら、ちゅっと口づける。
「御主人様よりもいいかも…なんていったら、お仕置きされるのかしら?」
いたずらっぽく笑う。
「あの、今晩はここに泊まっていってください。まだあなたを放したくないんです…。
お願いです…どうか、朝までこのまま、つながったままで……」
真っ赤になってつっかえつっかえそう告げると、三条の胸に顔を埋めた。
493 :
三条 望:04/05/08 06:18 ID:BlJkX0Ow
>御主人様よりもいいかも…なんていったら、お仕置きされるのかしら
「そんな御主人様の行為を見て、嫉妬していたのではないのですか…?」
意地悪そうにそう言って、
嵐のような快感の波の後の余韻が残る身体に力を入れ、
貴子の肢体をもう一度抱き寄せると指を絡ませ、ゆっくりとその髪を梳かしはじめる。
>あの、今晩はここに泊まっていってください…
「つながったままだと…また、したくなるかもしれませんよ? 」
そう言い終える間もなく、またも逸物に力が漲りだしてくる…
「明日は1日寝不足ですね…」
そう言って貴子の額に口をよせると、またその華奢な肢体を抱きしめた。
「なんでちょびっと忍び込んだだけなのに…いきなり『お使いお願いします』なのよー!
…もうっ…信じらんない……はぁ」
上り坂で苦戦中。
何かの紙袋を籠に乗せ、メイド服姿で自転車を走らせている。
お届け者終了。
「きゃー」
下り坂でスピードUPした自転車が新鮮なのか、坂を下りつつはしゃいでいる。
屋敷に戻ろうかとも思うが、ふと気が変わって近くの公園で休憩中。
ペットボトルのグレープフルーツジュースを飲んでいる。
「ふぁー。すぐに戻ったらまた何か押し付けられそうだもんね、休憩休憩っと」
「しまった、葉巻を頼むのを忘れたぞ。
そろそろ無くなりそうだったのに
……まあいいか。たまには運動のために自分で買いに行こう」
そして「散歩してくる」と言い残して屋敷を後にする。
公園までやってくると、見覚えのある少女の姿が。
「うん? そうか、梓紗が来ていたのか」
そろそろとベンチの後ろから近寄ると、
ガバッと口を塞いで茂みの中へ連れ込む。
>>499 「……。家族連れもいるんだ。
ま、別に大きくなれば『家族で公園』なんか、煩わしいだけよね」
ジュースをベンチに置き、立ち上がろうとしたところで
背後から誰かに口を塞がれる。
「…っ!んー、んっ…」
そのまま茂みの中に連れ込まれると、引っ張られたせいで地面に尻餅をつく。
「ったたぁ…、ちょっと!何すんのよこの痴漢――」
「……ごっ… 御主人、様?」
相手が誰なのかわかると表情を変え、公園の木を背に主人を見上げる。
「な、何ですか?
眼鏡のメイドの人に頼まれてたお使いなら、さっきちゃんとお届けしておきましたけど…」
>>500 「メガネの人? ああ貴子か。
しかし梓紗にお遣いを頼むとは、どうりで誰が行ったか知らなかったわけだ。
後で叱っておかないとな」
梓紗の背中を樹木におしつけ、両肩の上に手を置きながら呟く。
「それはそうと、お遣いが終わったらすぐに戻ってこなくてはいかんぞ。
急を要するものだったらどうする。……これは梓紗もお仕置きかな」
ニヤッと笑うと、そのまま梓紗の唇を塞ぐ。
>>501 >お遣いが終わったらすぐに戻ってこなくてはいかんぞ
「ごめんなさい御主人様。私てっきり、また…」
(やば)
『こき使われそうになったので戻りませんでした』とは言えず、慌てて言葉を飲み込む。
「御仕置き……え、えっ?」
戸惑っていると主人にキスをされ、目を開けたままで少し固まる。
「!」
(うそ、御仕置きって、まさかここで…?)
日中で人も多い場所であるのにこういう事をされ、驚きと同時に興奮もしてくる。
「…ん…。御主人様………。……ちゅっ」
最初はただされるがままだったが、口付けが深くなると徐々にこちらからも
主人の頬に手を添えたり、舌を絡ませていく。
唇を離すと、肩を押さえられていた手をゆっくり外し、跪く。
主人のズボンのジッパーを外して逸物を取り出し
「はぁ……」
恥ずかしそうな顔でひとつ溜息をつくと、それを舐め始める。
「んむ…ん…。くちゅっ…」
>>502 遠くから子供達の楽しそうな声が聞こえてくる中、
柔らかい唇を堪能していると、だんだんと梓紗も積極的になってくる。
やがて自分から跪くと、木漏れ日の中で口腔奉仕を始めた姿に
軽い興奮を覚え、ギュッと頭に置いた手に力をこめてしまう。
「ふふ、こんなところで咥え込むとは、梓紗はやらしい娘だな。
誰かに見られたらどうしよう、とは思わないのか?」
あくまで緩やかに腰を動かし、梓紗の喉奥を突く。
「それとも場所なんて気にしていられないくらいに私が欲しいのかな?」
>>503 しゃぶっている間、時々周囲の様子を気にしてしまうが
興奮のほうが勝っているのか、主人の手に力が入ると自分からもより深く
咥え込もうとする。
「(どうしようって思うけど…でも…)…ぅ…。んっ、んっ」
根元を指で刺激しながら前後に唇を擦らせ、唾液をまぶすように奉仕する。
>それとも場所なんて気にしていられないくらいに〜
「……いじわるです」
一旦逸物を引き抜き、上目遣いに主人を見て言うと
「だって、ほんとは私好きなんだもん。こういうの…。相手が御主人様なら、なおさら…」
再び口に咥え、さっきより激しくしゃぶる。
「ふぁ…。はむっ、んっ、んんっ…」
>>504 「そうかそうか。梓紗は外でするのが好きか」
わざと梓紗の言葉を曲解して受け取ったふりをする。
「しかしここでは教育上よくないことになりそうだな。
……ほら、少年達が興味津々でのぞいているではないか」
当然ウソなのだが、確認させないように梓紗の頭を
手でガッシリと固定すると、ガクガクと揺さぶって肉棒に快感を与えさせる。
「オトナのことをあまり早く教えるのはまずいからな。
立ちションの最中だと思ってもらおうか……」
言外に、このまま排泄する意図を伝え、梓紗の様子を伺う。
>>505 >少年達が興味津々で〜
「あっ…。ぁ、ん…ぅっ」
思わず顔を上げようとするが、手で押さえつけられているので叶わず。
このまま中断する事も気分的に出来ないので、よりのめり込んでいき
激しい口腔奉仕を続ける。
>立ちションの最中だと
普通の状態なら戸惑ったりもするのだが、かなり頭がぼうっとしていて
判断がつかないのか
下を向いて口いっぱいに含んだまま、こくこくと頷く。
「ん…!んん、っ」
膝立ちになって跪いているスカートの下では、既に先ほどからの行為で
愛液が腿まで零れてしまっている。
>>506 「よし、いいのだな。では……出すぞっ!」
勢いよく梓紗の口から肉幹を抜き取ると、
顎をつかんで口を開けさせたまま、
そこにキツい匂いのする黄金色の液体を放出する。
「ほぅ……うむ、子供達も納得して帰っていったようだな」
もともとそんなものはいなかったのだが、一応取り繕っておく。
「さて、梓紗もだいぶ我慢できなくなっているようだが」
スカートを捲り上げて腿を伝う液体を確認する。
「このままここでするかね? それとも屋敷に戻るか?
ここだとまた見られるかもしれないし、ゴムなどの用意もないが」
自由意志に任せる口ぶりながらも、指でショーツの上から秘裂の愛撫を始めていたり。
>>507 「っ、きゃ……あぁんっ!」
主人の肉幹から口に注ぎ込まれ、少し声を上げつつも
「ちゅぅっ…」
どうにか服や周りを汚さないように自分で頑張って処理しようとする。
少し口の端から零れてしまったのが恥ずかしく、ポケットのハンカチで慌てて拭う。
>ここだとまた見られるかもしれないし、ゴムなどの用意もないが
下半身の疼きが今のでかなり増長されてしまったのに、今更屋敷まで我慢できる
わけもなく、主人の首に抱きつくと急かすようにおねだりする。
「いいの…。御主人様、ここで…ここでしてください…!
私、こんなのでお屋敷まで、我慢なんか…無理ですぅ…。ひぁっ」
秘裂に指が這い、最後のほうは言葉を言うのもおぼつかなくなる。
>>508 「いいのだな? 梓紗が外でしたいと言ったのだからな」
手を取って立ち上がらせ、木に抱きつかせるようにして
尻を突き出させると、スカートをまくりあげ、ショーツを膝まで下ろす。
「梓紗の尻は綺麗だな。明るいところで見ると、尚更だ」
しばらく尻肉を撫でたり揉んだりしていたが、
やがて硬い肉幹をそこへ押し付け、ゆっくりと秘裂へと下ろしていく。
「いくぞ、梓紗」
そして背後から一気に梓紗を貫き通す。
>>509 「…はい…。っ、…ふあぁっ…!」
木に抱きつきつつ、後ろの様子をちらりと気にしていると
主人に貫かれたので体を一瞬震わせる。
幹に指の爪を立てるようにしがみつき、揺らされながら
控えめに声を出す。
「あっ、あっ、ん、…ぅ…。ん…」
時折唇を噛み、他の人間に気付かれないようにと声を押し殺そうとする。
体はそれとは反対に、できるだけ深く繋がろうと
腰を主人にぶつけるように徐々に動かし始める。
「いい…気持ちいいです…。御主人様ぁ…、ぁんっ」
>>510 「こらこら、そんなに声を出して。また人が来たらどうするんだ?
それともこのままここで、沢山の人たちに御奉仕してから帰るか?」
実際にはそれほど大きな声は出ていないのだが、
梓紗の羞恥や恐怖心を煽ろうと耳元で囁く。
「梓紗のような可愛い娘なら、学生も浮浪者もサラリーマンも、
みんな大喜びで使ってくれると思うが」
その間にも手を前に回して、服の上から乳房を揉んでいたかと思うと
器用にボタンを外し、下着をずらして膨らみを露にさせてしまう。
>>511 「だ、だめ…。人に見られるのは……でも…。っん…」
(他の人に奉仕するのも悪くないかも)とも一瞬思ってしまうが
さすがにそれは実際怖いだろうとすぐ思い直し、素直に主人に従う。
「ううん、ごめんなさ…いっ…。はぁ…はぁ…」
「我慢するの…がんばります…から、あぁっ」
やはりどうしても激しく突かれているせいで声が出るので
咄嗟にエプロンの裾を口に咥え、猿轡のようにして声が控えめになるようにする。
「ぅ……ぅぅんっ、…ぁ、ふぅっ…!」
胸への愛撫で更に悶える。
必死に我慢するのがきついのか、目に少しだけ涙が滲む。
「ん…んっ…!」
すぐ近くで子供の遊ぶ声などがし、それが余計に自分を興奮させる。
>>512 「別にいいんだぞ? メイドとして沢山の人に御奉仕するのは立派なことだ。
私は叱ったりしないし、むしろ喜ばしいことだ」
乳房に伸ばした手が、頂点の蕾を引っ張ったり押しつぶしたりしている。
「それに、声を殺していると、余計に気持ちよくなって
最後にはたまらず大声でよがってしまうものだしな」
余裕をもった口調でしゃべっているものの、梓紗の体内では
そろそろ肉棒が震えはじめている。
「っと、どうした、キミ?」
意識を反らそうと、またも居もしない子供に話しかける。
「今はこのお姉ちゃんにお仕置きをしているところなんだ。
私が終わったら貸してあげてもいいがね」
>>513 乳房の愛撫が激しくなり、すぐに口の布地が外れる。
「そんなの言ったら…。ぅ、大きな声…私、いっぱい……。
っ……」
まだ我慢していると、
>今はこのお姉ちゃんにお仕置きをしているところなんだ
「やあっ、…御主人様、ずっと見られて…っ。あぁっ、あ、あんっ!
もう声…我慢できないのに…」
主人の芝居を疑う余裕も無く、すっかり騙される。
「…あぁん、あっ、おねがい…。…見ちゃだめ…あっちいって…!」
実際にはその場にいない子供に哀願しつつ、体の動きは止めずに快楽を貪る。
「はぁ、はぁ…、あっ……。御主人様だめ、もう私……あぁぁっ!!」
最後にはもう我慢する気配もなく、感じるままに声を上げ
大きく体を震わせて達する。
「……ん…」
主人の逸物が引き抜かれると、力が抜けたように木にもたれてぺたん、と
座り込んでしまう。
>>514 「どうだ少年、このお姉ちゃんはいやらしい声で啼くだろう?
そこでオナニーだけならしていて構わないぞ」
すっかり信じ込んで喘ぐ梓紗を更に騙そうと言葉を紡ぐ。
>御主人様だめ、もう私……あぁぁっ!!
一足先に達して、その場に崩れ落ちた梓紗から
抜けた肉幹を掴んで擦ると、大量の白濁が飛び散って全身を汚す。
「おやおや、困ったな。こんなに汚れたら何をしていたのか一目両全だ」
>>515 「んっ……!! …あぁ…」
どこか恍惚とした表情で主人の白濁を浴びるが、すぐ我に帰り
(……。…ん?
――うっわぁー!!どうやって帰るのよ私!!どうしよ、どうすればいいのー)
とんでもない姿の自分を見てかなり慌てる。
(寮は絶対だめ、となったら…シャワーの浴びれるお屋敷まではなんとしても
連れてって貰わないと…!)
脳内で一生懸命考え、主人の服の裾を掴む。
「御主人様、抱っこしてお屋敷まで…連れてってください…。
梓紗こんな格好じゃおうち帰れないです、すごく怒られちゃうんです」
「……お屋敷戻ったら、また…。なんでもしますから…」
>>516 「うん? 別に梓紗の家まで抱っこしていってやってもいいぞ?」
この期に及んで意地悪を言うが、
>……お屋敷戻ったら、また…。なんでもしますから…
梓紗のしおらしい様子に興をそそられて、慌てて打ち消す。
「すまんすまん、ウソだ。では屋敷へ戻って、
……まずは一緒にシャワーを浴びようか」
軽く梓紗の顔や髪の毛に付着した白濁を拭うと、
そのまま屋敷へと抱きかかえていくのだった。
んー、と伸びをする。
「本当に広いなぁ・・・このお屋敷」
今日も一日掃除に明け暮れていた。
それでも、まだぜんぜん屋敷全部を掃除するにはいたっていない。
むしろ、今日は庭を掃除しようとしていたのだが・・・その庭もまだ終わってはいなかった。
「もうそろそろ遅いし・・・今日はこれくらいでいいかな?」
そう決めたはいいが・・・疲れたしまったのか、少し動くのが億劫だった。
「んしょっ」
腰をおろし、しばらく足を伸ばして一休みすることにした。
「ふー、いい風っ」
519 :
三条 望:04/05/08 23:06 ID:BlJkX0Ow
「…………」
意外に楽しみにしているテレビ番組が野球で延長になってしまった。
ようやく始まった為、無言でテレビに向かっていた。
「うーんっ」
もう一度伸びをする。
「わ」
・・・とすん。
勢いでそのまま倒れこむ。
「・・・星、きれい・・・」
空にはたくさんの星が輝いていた。
「最近また新しいメイドがきたようだが…」
そう言って執事から渡された書類に目を通す。
「そろそろ一度あっておくか…」
微かに微笑を浮かべ、ニヤリと微笑んだ。
「あ、危ない危ない・・・思わず寝ちゃいそうになったよぉ」
ふと、うとうとしている自分に気がつき慌てて起き上がる。
「寝るなら自分の部屋で寝なくちゃ・・・ふあ・・・ふにゃふにゃ」
どっと押し寄せる疲れと眠気をこらえながら、ほうきを片付けにいくことにした。
手元のベルを鳴らし、執事を呼ぶ。
「最近伊月まりのという新しいメイドがはいったそうだな。
一度目を通しておきたい、今からここへ呼んでくれ。」
恭しく現れた執事にそう告げると、椅子に深々と腰掛け葉巻に火をつけた。
「え?ご主人様が・・・わたしをですかっ?」
その一言で眠気も疲れも吹き飛んだ。
話によるとご主人様がわたしと会いたいらしい。
・・・そういえば、ご主人様には一度もお会いしたことがなかったっけ。
「はい、わかりました。・・・ありがとうございますっ」
伝言を伝えに着てくれた執事さんに御礼を言うと急いでご主人様の部屋に向かう。
(こ、ここがご主人様の部屋かぁ・・・)
ドアを見つめながら考える。
・・・表情も体も、緊張のあまりこわばっていくのがわかる。
(き、緊張するよぉ・・・どうしよう、大丈夫かな)
心臓が高鳴る。不安が押し寄せる。
・・・振り切るように部屋のドアをノックした。
がんっ!がんっ!
(あ・・・・・・)
力が入りすぎていたのか想像よりもかなり激しい音を立てる。
「あの、えっと・・・い、伊月まりのですっ!は、入ってもよろしいでしょうかっ!」
取り繕うように、まくし立てて言った。
けたたましい音を上げ扉が開く。
緊張気味な為かかなりの早口で捲し立てるように挨拶をする伊月を部屋の中へと招く。
「ようこそ我が屋敷に。こんな時間に呼び出してすまんかったな。」
執務室にきた伊月の姿を値踏みするように見つめるが…
18歳と聞いていたが、目の前で眠そうに目を擦るメイドの容姿はどうみても18歳には見えない、
しかしその身体はメイド服の上から見ても中々のようである。
嬉しそうに喉をならし、目を細める。
「そろそろ、お屋敷に仕事に慣れてきたかな?
この屋敷にきたからにはそれ相応の仕事をしてもらわなくてはいけないが、勿論そちらのほうは大丈夫なのだろうね?」
はやる興奮を抑えるように、重々しい口調で夜のご奉仕のことを暗に尋ねる。
室内から返ってきた声に導かれて中に入る。
>「ようこそ我が屋敷に。こんな時間に呼び出してすまんかったな。」
「いえ、大丈夫ですっ。ご主人様にお会いできるなんて光栄ですっ」
そこまで言って、ふと主人が自分を値踏みするように見つめているのに気が付いた。
なぜ見られているのかわからず、心の中で首をかしげていたが・・・やがて、自分の身長についてではないか、という結論にたどり着く。
(やっぱりチビッコだから心配されてるのかなぁ・・・労働基準法に引っかからないか〜とか・・・あそこのご主人は中学生を働かせてるのよ〜って言う奥様たちの井戸端会議とか・・・)
・・・考えてるうちに、ちょっとだけヘコんだ。
>「そろそろ、お屋敷に仕事に慣れてきたかな?
この屋敷にきたからにはそれ相応の仕事をしてもらわなくてはいけないが、勿論そちらのほうは大丈夫なのだろうね?」
いろいろ考えているところに、突然重々しい口調で聞かれ、思わず慌てる。
「んと、多分大丈夫だと思いますっ。・・・今のところはお掃除しかしていないですからなんともいえないですけれど」
何とかそう答えるが、内心・・・
(役立たずかも・・・掃除しかしてないし)
と不安になっていた。
>んと、多分大丈夫だと思いますっ。・・・今のところはお掃除しかしていないですからなんともいえないですけれど
「そうか、この屋敷には様々なお客人が来訪するのだ。
そんなお客人をもてなす為に、時には君自身を使って貰う事もある。」
不安そうな表情を浮かべた伊月にそう告げると、
そのまま背後に歩み寄り、膨らみを揉みしだく。
「案ずる事はない、これだけいい体を持っていれば必ず客人にも喜んで貰えるだろう。」
胸を揉みしだく手の動きを緩めず、肩越しに伊月の表情を覗き込む。
「本来なら今ここで、その資質があるか確かめたい所だが…残念ながら、寝室に先客がいるのでね。」
昼間から何度となくその肢体を重ねた梓紗の裸体を想い陰猥に微笑むと、服の上からまりのの胸の先端を摘み刺激する。
「家宝は寝て待てというからな。
まりのを頂くのはまた後日…としておこう。
今日はご苦労だった。もう遅い部屋に戻って早く寝なさい。」
すこし残念そうに、そして期待を込めた声でそう告げると、まりのの身体を解放した。
>「そうか、この屋敷には様々なお客人が来訪するのだ。
そんなお客人をもてなす為に、時には君自身を使って貰う事もある。」
「・・・ぇ?」
最後の言葉がよくのみこめずに戸惑う。
「あ、あの、えと・・・」
聞き返そうとしたとき、後ろから胸をもみしだかれる。
「あぅっ!?」
>「案ずる事はない、これだけいい体を持っていれば必ず客人にも喜んで貰えるだろう。」
「ふ・・・ぁ、んっ」
今されていることが、聞こえてくる言葉が恥ずかしくて思わず目を閉じてしまう。
鼓動が早く高く刻まれていく。顔が熱くなっていくのを感じた。
「あ・・・やぁ・・・」
主人の愛撫に胸が締め付けられるように切なくなる。
戸惑いと恥ずかしさが入り混じって、頭がぼんやりとしてくる。
>「家宝は寝て待てというからな。
まりのを頂くのはまた後日…としておこう。
今日はご苦労だった。もう遅い部屋に戻って早く寝なさい。」
「あ、は、はははは、はぃっ」
浸ってしまいそうな寸前で、開放されぱっと飛びのく。
(な、何して・・・わたしってば・・・)
そして、ドアへと一目散にかけより・・・
「しっ、ししししし失礼しますっ!」
ばたーん!
それだけ言うと、主人の部屋だということも忘れ勢いよくドアを閉めた。
今日の仕事も一通り終わり、息抜きに中庭に出て空を見る。
昼間、雨が降っていたせいか・・・空は曇に覆われ星はまったく見えなかった。
(それにしても・・・この間はすごくびっくりしたな)
数日前の主の部屋での出来事を思い出す。
(あの時はドキドキして、ふわふわして、どうしたらいいのかわからなくて・・・)
「はぁー・・・・・・・・」
一人で顔を赤くしながら、ため息をついた。
531 :
名無しさん@ピンキー:04/05/10 23:39 ID:ykIUvFRj
ノシ
まだいますか〜?
532 :
名無しさん@ピンキー:04/05/10 23:40 ID:ykIUvFRj
ageてしまった…スマソorz
夜風に当たりながら今日も石坂はうろうろとしていた
大きな屋敷に目が止まる。
「うわぁ〜でかいトコ。こんなんあったっかな?」
ふと中庭にメイドらしき女性を見つける
「ちょっとちょっかいだしてみよか」
屋敷の鉄門を石でコンコンと小さく鳴らす
…
コンコン
「はぅっ!?」
ぼんやりとしていると突然小さな音が聞こえてきた。
びっくりして思わず体が反応してしまう。
「な、なんだろう・・・??」
(まさか、幽霊とかじゃない、よね・・・?)
恐る恐る音のした方向・・・門に向かって歩く。
おっ!!こっち来たぞ!!
コンコン…コンコン
目の前まで来た伊月に笑顔で話し掛ける
「君ここのメイドさん?ここ開けてくんないかなぁ?」
>「君ここのメイドさん?ここ開けてくんないかなぁ?」
「は、はいっ。そうですけれどもっ」
笑顔で話し掛けてくる男は・・・どうやら幽霊の類ではないようだった。
(よ、よかったぁ〜・・・・)
内心でほっと安堵しながら、目の前の男に問い掛ける。
「えとっ、開ける前にですね・・・ご用件は何でしょうかっ?」
これは一応聞いておかなければならない。
目の前の男が何者であろうとそれはかわらない。
・・・主人に害を成す存在ならばこの屋敷に入れるわけにはいかないのだから。
「いゃ…用ってのも別になぁ…」
少し困った顔でゴニョゴニョ言う。
「用っていうか暇だったから誰かいないかなぁ?ってトコ
もしかお姉さん仕事中?邪魔しちゃってるかなぁ…?」
少し遠慮した様子で話し掛ける。どうもただの暇人のようだ
テラスで夜風にあたりながら葉巻を吹かしている。
「明日は晴れるかな……」
少し困った顔でゴニョゴニョと何事かをつぶやく男。
(うーん・・・悪い人ではなさそう、だけど)
>「用っていうか暇だったから誰かいないかなぁ?ってトコ
もしかお姉さん仕事中?邪魔しちゃってるかなぁ…?」
「いいえっ、わたしのお仕事はとっくに終わってますからっ」
慌てて両手を振り、否定する。
(入れても、大丈夫かな・・・?)
・・・この男からは、何か害をなそうという意思は見受けられなかった。
ただ暇だというなら中庭に案内して話をすればいいし、
館の中に入るのなら、常時自分が見張っていればいいだけだし。
「じゃあ、あのですね・・・何もしないって約束してくれるなら、この門を開けますっ」
「本当に!!ありがとう」
何もしないならなどの忠告もあまり聞かずに門を開けてもらう
「いゃ〜本当暇してたんだよ…助かったぁ…
そうだ、このでかい屋敷の案内してくれる?」
遠慮もなくズカズカと門をくぐり辺りを見渡している
聞いていたのかはなはだ疑問だったが、門を開けることにした。
すばやく入り込みあたりを見回してはしゃいでいる男に、一抹の不安を覚える。
(本当にこの人、大丈夫なのかな・・・)
自分で信頼して開けておきながら、ひどく心配になるのだった。
>そうだ、このでかい屋敷の案内してくれる?
「案内・・・ですか」
この言葉は十分に予想できるものであった。
しかし、自分自身が屋敷の構造をよくわかっていないのに・・・他人を案内するなんてことはかなり難しいだろう。
「実は、私・・・お屋敷に来てまだそんなにたってないんです。だからちゃんと案内できるかどうか・・・」
そういって、男の反応をうかがう。
「あ…新人サンなのね…w」
今までのメイドという肩書きに対する羨望の表情から
新人と聞き急に子供を見るような目に変わる
「じゃあ2人でどっかあるきましょっか?屋敷の人に見つからないようにしながら」
伊月さんの手をとりゆっくり屋敷の死角のほうへと歩いていく
新人、と聞いたとたん男の表情が変わった。
なんと言うか・・・子供を見る眼?
(む、子ども扱いされてるような気がする・・・)
童顔で身長が低い自分は、何かと中学生と間違われることが多く・・・そのたびに子ども扱いされていたためにそういったことはとても敏感だ。
>「じゃあ2人でどっかあるきましょっか?屋敷の人に見つからないようにしながら」
「はぁ、別にいいですけどっ」
子ども扱いされていることを引きずっているのか、少しふてくされながらも手を引かれるままに男についていく。
そのままぶらぶらと2人で屋敷の周りを歩いている
辺りをしきりにきょろきょろ見ている。屋敷の作りを覚えているようだ
「メイドさんって住み込みで働くの?ってかこんな遅くに何してたのさ?」
他愛もないことを話ながらとうとう屋敷を一周してしまう
屋敷の周りをぐるぐる回りながら、二人でたわいもない話をする。
その間、男がずっとキョロキョロとしていたのは気になったが・・・。
>「メイドさんって住み込みで働くの?ってかこんな遅くに何してたのさ?」
「ええ・・・そうですけど。それで、今日は掃除して・・・そのあと・・・・」
掃除したあとにふけっていた物思いの内容を思い出し、顔を熱くなっていった。
「そう、掃除してただけですっ。それで一息ついてたらあなたが来たんですっ」
考えていたことを否定するように、まくしたてて言う。
一気に言ったせいか、少し息が苦しかった。
(・・・・・ん?)
そこで、ようやくつながれたままの手に気がつく。
「・・・あのっ、なんで、手をつないでいるんでしょうかっ?」
一人で急にあわてたりしながら喋る姿を見てひどくひかれてしまう
(あぁ〜また来たいなぁ〜屋敷周り覚えといてよかったぁ…)
「ん?手ですか?いや…流れ的にいいのかなぁと思って。なんか2人でいぃ感じだったから」
本人からしてみればいぃ感じだったようだ…
>「ん?手ですか?いや…流れ的にいいのかなぁと思って。なんか2人でいぃ感じだったから」
「わ、わわわ私にはそういうのわかりませんからっ」
突然の言葉に慌ててしまい、どもったり早口になってしまったりした。
「そ、それにっ」
言うべきか言わざるべきか悩んだが、意を決して男のほうを向き、正面からその目を見つめる。
「・・・・・・その、手をつないでいるのなら、お名前くらい教えてくださいっ」
そして、小声でつぶやき・・・直後、恥ずかしさてすぐに下を向いた。
「あ、名前言ってなかったけ?…うっかりしてた石坂です。石坂遥一」
そうゆうと手を両手でギュと握る
「んじゃ時間もあれなんでまた来ますわぁ〜伊月まりのさん」
名札に書かれた名前を見て手を離すとすたすたと屋敷を後にした
中庭にて、大量のシーツを干し終わった後、うーんと背伸びをしている。
「いい天気ー。お洗濯も終わったし……ちょっと休憩し……」
ちょうどその時後ろからメイド長から声を掛けられ、使いを頼まれる。
物凄く嫌だったが、当然拒否することは出来ずに作り笑いで引き受ける。
「この手紙を名無しの御主人様のところへお届けすればいいんですね?」
ショールを羽織い、名無しの御主人様の屋敷へ向かう。
かなり遅い足取りで屋敷へ到着し、手にある手紙をポストに投げ込もうかとするが
直接渡した方がいいことは確かなので、仕方なく呼び鈴を押してみる。
「……? 誰もいないのかな……こんにちは……?」
応対に出るメイドが居らず、ため息をついてそっと扉を開けて中に入って行く。
きょろきょろと見回しつつゆっくりと奥へと進んでいくと、厨房にて椅子に腰掛け
何か読んでいる人を発見!
驚いて隠れるが、どうやら居眠りしているようでこちらには全く気付いていない。
「……あの……ちょっといいですか……」
小さな声で話しかけるが、熟睡しているのか目覚める様子がなく、どうしようかと迷いながら
その人に近付いていく。
「コックさんかな……あ、もしかしてパティナントカさんかも」
しばし途方に暮れるが起こすのも悪いかと思い、「名無しの主人へ」と宛名された
手紙をその人の前に置いて、極力静かにその場を離れる。
「あ、そうだ……」
何かに気付き慌てて戻ると、羽織っていたショールをその人にそっと掛ける。
「お手紙お願いします。風邪ひかないように気を付けてくださいね」
小さな声で言って微笑むと、厨房を出て行き、屋敷を後にする。
「最近はほんっとにロクな客が来ないんだから……」
ぶつぶつ文句を言いながらテーブルを片付ける。
「上流階級を気取るなら、もうちょっときれいに食べてほしいものだわ」
調理の際に思う存分につまみ食いをした自分のことは、まあ、棚に上げておく。
仕事も終わり、近くの窓から空を見る。
日中とてもいい天気だったわりに、月も星もまったく見えなかった。
「明日は星、見えるかな・・・」
ぼんやりと窓の外を見ながらつぶやいた。
朝食の下ごしらえまで済ませて、厨房を出る。
ここに着てから、またずいぶん料理が上手くなった気がする。
「でも、ちょっと食べ過ぎたかも……」
「はぁーっ、はぁーっ」
窓に息をかけて、白く曇った空間を作る。
その空間の中、人差し指を滑らせていく。
何も考えずに。心の思うままに。
そして・・・
「あはは、変なのできたっ」
それが完成したとき、思わず笑ってしまう。
自室へ戻ろうと、すっかり闇に沈んだ庭の景色を横目に廊下を歩く。
と、ふと人影を認め、訝しげに近づいていく。
「あ、あの、こんばんは… 貴女は…伊月さん、でしたっけ?」
主人から写真を見せられたはずなのだが、どうにも人の名前と顔を覚えるのが苦手である。
「わっ」
突然声をかけられ、慌てて窓のいたずら書きを消す。
「こっ、こんばんわっ。えーと、えーと・・・あの」
あせっているせいなのか、目の前の女性の名前が出てこない。
(やー!嘘ぉっ・・・何さんだっけ?早く名前でてきてよぉ!)
「伊月さんでいいんですよね…ごめんなさい、私は白河貴子です、よろしくお願いしますね。
ええっと、敬語じゃなくても…いいかしら、つい癖が抜けなくって」
笑いながら会釈して、窓に手でこすった後があるのに気づく。
「あらら… 懐かしい、昔はよくやったものよ。ちゃんと掃除してるから指は汚れないだろうけど、
でも御主人様に見つかったら大変だから気をつけてね」
そう言いながら、まりのを値踏みするように見つめてしまう。年齢以上に幼く見えるのは…
また主人の妙な趣味のせいだろうかと心配したりもする。
>私は白河貴子です、よろしくお願いしますね。
悩んでいるところに、本人からの自己紹介があった。
(もしかして・・・わからないの、バレバレだったかな)
「は、はい、わたしこそよろしくお願いいたしますっ」
内心ギクリとしつつ、慌てて返事を返した。
(し、白河さん・・・か。ちゃんと覚えておかなくちゃ)
そして、今度こそちゃんと覚えられるように、心に刻んだ。
>ええっと、敬語じゃなくても…いいかしら、つい癖が抜けなくって
「はいっ、大丈夫ですっ」
にこっと笑っていう。
>「あらら… 懐かしい、昔はよくやったものよ。ちゃんと掃除してるから指は汚れないだろうけど、
でも御主人様に見つかったら大変だから気をつけてね」
「は、はいっ」
(御主人様・・・かぁ。)
少し前のことを思い返してみる。
(・・・確かに。絶対にばれないようにしなくちゃ)
・・・ふと、白河さんが自分を見ているのに気が付く。
「・・・・?何か、ありますか?」
ちょこんと首をかしげて白河さんに問い掛ける。
(なんだかここの屋敷に来てから、ずっと人に見られっぱなしのような気が・・・)
「ううん、いえ…ごめんね、大丈夫、だから…」
そうは言っても不安は払拭できない。
新人とはいえこの屋敷に来たのだから、当然のように…
「あの… 伊月さんはこのお屋敷のお仕事について、聞いてるんですよね」
卑猥な夜の仕事もしていると知られているのなら、先輩ぶるのもなんだか恥ずかしい気がする。
そう思ってつい尋ねてしまうが、すぐにやりすぎたと反省する。
「あ、いえ、ごめんね、まだ慣れてないわよね。まさか御主人様に変なことされたりとかは…」
>「あの… 伊月さんはこのお屋敷のお仕事について、聞いてるんですよね」
「あ、はい・・・一応はっ」
大まかな話だけならば主人から聞いている・・・いや、実際に軽く実践された。
でも、幸いというか・・・今のところ客に対しても主人に対してもそういった行為になったことはなかったが。。
>まさか御主人様に変なことされたりとかは…
「え・・・う・・・」
その言葉に、心臓が止まりそうになった。
多分アレも・・・変なこと、というのだろう。
「あの、その・・・えっと」
うまい言葉が見つからず、視線を空中にさまよわせる。
急にしどろもどろになったまりのを、怪訝そうに見つめる。
「はっきり言っちゃうけど、私は御主人様に処女を捧げた女だから…」
そう言って、ひとつため息をつく。
「まあ、もう割り切ってはいるんだけどね。そういう仕事だし。
でもまたライバルが増えちゃうのかな、ちょっと妬いてしまいそう…」
そっと手を伸ばし、まりのの髪を撫でてみる。
>「はっきり言っちゃうけど、私は御主人様に処女を捧げた女だから…」
「!」
突然の告白に目を見開いてしまう。
(わたしも、いつかそういう日が来るのかな)
そして、同時にいつか自分にも・・・その瞬間がくるのかもしれない、と悟る。
(・・・でも・・・)
>でもまたライバルが増えちゃうのかな、ちょっと妬いてしまいそう…
「ら、ライバルなんて・・・そんな、こと」
言いかけたところで、白河さんに髪をなでられる。
「んっ」
その感触がなんとなくくすぐったくて、軽く身をよじる。
「どうなの、貴女もやっぱり… いえ、ごめんね、変なことを訊いて」
慌てて打ち消して、笑ってみせる。
「まだまだ不安なこともあるだろうけど、なにかあったら遠慮なく言ってね、
先輩として教えてあげられることもあるだろうし」
先輩風を吹かせることに少し憧れていたり。
それに、あまり男にいいようにされてしまうのも可哀想だなんて思ったりもする。
>「どうなの、貴女もやっぱり… いえ、ごめんね、変なことを訊いて」
一瞬かげりのある表情を見せたかと思うと、再び笑顔でそういってきた。
(・・・今のはいったい、なんだったのかな?)
聞いてみたい気もしたが・・・なんとなく聞いてはいけない気がする。
彼女のためというのはもちろん・・・なぜか自分自身にも少しだけ危険を感じて。
「いえ、お気になさらずにっ」
わたしは結局、その表情の意味を問うことはできなかった。
>「まだまだ不安なこともあるだろうけど、なにかあったら遠慮なく言ってね、
先輩として教えてあげられることもあるだろうし」
「あ、ありがとうございますっ」
満面の笑みを浮かべていった。・・・その心遣いは本当にうれしかったから。
(なにをこんなにしゃべってしまってるんだろう、私ったら)
新人相手にしゃべりすぎたかなと反省する。
「でも助かったわ、最近は人が少なくて忙しかったし… よろしくね」
今までの不振な態度を打ち消すように、まりのに笑いかけてみせる。
「いいなぁ、初々しくて… 私にもこんな頃があったのかと思って、懐かしくなるわ」
574 :
椿 杏樹:04/05/13 23:28 ID:OhU0YrH9
仕事が終わったので、歩きながら
書庫で物色してきた小説本を読んでいる。
「御主人様のお相手がないと、この時間って暇だなあ〜…」
自室のベッドで静かに寝息を立てている。
屋敷には今日の午後から戻ってきており、まだ体調が万全でないために早めに就寝していた。
もちろん、仕事に関してもまだ休みをもらうつもりでいた。
そんな中、自分のベッドのすぐ横のベビーベッドで、赤ん坊が小さく泣き声を上げ始める。
それに気付き、目を擦りながら上半身を起こす。
576 :
椿 杏樹:04/05/13 23:54 ID:OhU0YrH9
>>575 「あら」
自室に戻る途中で、志保の部屋から子供の泣き声がするので
こっそりドアを開けて中を覗き込む。
「志保さん大丈夫〜?」
「…」
彼女の傍らにいる赤ん坊に目線がいくと、小さめの声で照れくさそうに
志保にお伺いを立てる。
「……あのね、入っても…いい?」
泣いている赤ちゃんを抱き上げて胸に寄せるが、手つきはまだ不器用だ。
(どうしたのかな… おしめ? おっぱい? ??)
子育てに関する書籍等で知識はあるものの、実戦経験はほぼ皆無。
おっかなびっくりな手つきで何かをしようと思索している。
そんな中、ドアが開く音が耳に入ってきた。
「杏樹さん。 ……どうぞ、でも静かにね」
部屋の明かりを最小限にして、唇の前で人差し指を一本立てながら杏樹を迎え入れる。
578 :
椿 杏樹:04/05/14 00:24 ID:wQLF8qS8
>でも静かにね
「うん」
にこっと笑い、すぐ側の棚に本を置いてから、志保の傍らまで寄る。
ぐずっている赤ん坊の様子をしばし見つめると
「ふふ、かわいい」
嬉しそうに言うが、つい無意識に頬を撫でかけていた手を、遠慮したのか
慌てて止める。そしてまた笑顔。
「何か必要な物あったら、言ってくださいね。すぐに持ってきますから」
行き場を失った手を、体の後ろにやる。
「…それにしても、なんだか早いなあ。色々してる間に、もう出産なんだもの」
お茶を注いで志保に渡しつつ呟く。
「すみません」
とお茶を受け取って、ひと啜りした後、湯飲みをどこか安定した場所に置く。
そして赤ちゃんの股間を触ってみたり、匂いを嗅いで見たりする。
どうやら、おむつを代える必要は無い模様。
(じゃあ、お腹が減ったのかな?)
胸元を肌蹴させ、乳房の先端を抱いた赤ちゃんの口へ。
「そうですよね。ほんと、あっと言う間。いろいろありましたけどね」
相槌を打つ。胸元では、赤ん坊が元気良くミルクを吸っていた。
580 :
椿 杏樹:04/05/14 00:46 ID:wQLF8qS8
>あっと言う間。いろいろありましたけどね
「……」
適当な場所にぽすっと座り、志保の胸元を見る。
そのうちに
「志保さんは」
「もう、悲しくないの?」
志保を見上げるように顔を上げると、聞くつもりのない疑問が口をついて出てしまう。
「つらいとか…。思い出したりとか、泣いたりとかね。
そういうのは、ない?」
尋ねる様子は責めるようでもなく、ただ単純に疑問に思った事を聞いているだけのようである。
「それは」
唐突に聞かれて返答に困ってしまい、腕の中の小さな命を見やる。
安らかで温かな寝顔。ミルクを飲み疲れたようだった。
「悲しくないといえば嘘になりますけど… いえ、やっぱり悲しいです。
前はしょっちゅう泣いてましたし、忘れることなんてできないから」
一旦立ち上がって、寝入った子供をベビーベッドに戻す。
「でも今はあの子がいる。だから… あの子の前では泣いちゃいけないと思うの。
私の感情ってあの子にもわかるだろうし、泣いたらあの子まで悲しくなっちゃうと思うから」
湯飲みを手に取り、喋りやすくするよう口の中を湿らせた。
「だから強くならなきゃって、背中を押されてるって言うか。頑張らなきゃいけないって。
雅彦さんが亡くなったのは本当に悲しいけれど、あの子が生まれたのは本当に嬉しかったから」
582 :
椿 杏樹:04/05/14 01:40 ID:wQLF8qS8
志保の話を一通り聞いたところで、彼女と一瞬目が合い
俯き加減に目を伏せる。
「そっか……」
ほっとしたような表情で、やんわりとした笑みを作る。
「でもね、あんまり強くなろうとするのが辛かったら……」
「…ううん。なんでもないです」
おせっかいで余計な事を言おうとしたが、言葉を飲み込み立ち上がる。
(もう私がどうこう言う事じゃないものね。
私にできるのは、志保さんと赤ちゃんが危ない目に遭わないように見守るくらい)
「うん、なんでもなし。ふふ、そろそろお部屋に戻ろっかなぁ」
のんびりした口調で言うと不意に志保の方に足を進め、
突然彼女の唇に自分の唇を重ねる。
「ちゅ」
「おやすみなさい、良い夢を。ではね〜」
どこか満足した顔で、志保を残して手を振りながら部屋を出て行く。
唇に柔らかな感触を受け、驚きのあまり夢見心地で手を振って杏樹を見送る。
「おやすみなさい…」
部屋から出て行った杏樹の表情を思い出してみるに、彼女は安心したような表情だった。
(心配掛けないようにしなきゃ、ね)
湯飲みの中にはまだお茶が残っている。
このまま放置しておくのは勿体無い気がするので、再び啜った。
(杏樹さんはどうなんだろう)
熱い緑茶が口腔内で冷まされ、ぬるま湯となったものを嚥下する。
それでも体温との温度差で、食道を伝って胃に液体が落ちるのを感じた。
お返しに杏樹に対して何かできないかどうか考えたり。
他者から支えられている実感に、胸が熱くなった。
「………」
メイド服の着替え中に,露になった胸元へと目を落とす。
長期出張の合間を縫って、久しぶりに帰宅した愛する者がつけた赤い跡。
白い胸元に刻まれたその証を見て、昨晩の事を思い出す。
心があの人に満たされたとても幸せな時間。
でも…
「いけない私ったら…」
ふと脳裏をよぎった考えを振り払うように首を振り、メイド服に袖を通すと仕事に取り掛かる。
「本当に立派なお屋敷…」
お屋敷の玄関を掃除中。
吹き抜けのシャンデリアを見上げ、その豪奢な造りに改めて溜息をつく。
「こんなに素晴らしい所で働けているなんて、嬉しい事…なんですよね…」
誰もいない玄関ホールで戸惑う自分に言い聞かせるようそんな事を囁いた。
587 :
訪問者:04/05/14 21:16 ID:9E+1aS9F
「名無しのさまのお屋敷はここですね」
黒塗りの車の後席からパリっとした服装の男が降りてくる。
門柱に手を伸ばし呼び鈴を押す。
「こんな時間に…お客様?」
玄関ホールに鳴り響く呼び鈴の音を聞き玄関の方を振り向きくと、
玄関の扉を開き暗闇に浮かび上がるようにそびえる門の前にやってくると、
「このようなお時間に当御屋敷にどのような御用でしょうか?」
門の前に立っている男性に向かい、すこし訝しげにそう尋ねた。
589 :
訪問者:04/05/14 21:29 ID:9E+1aS9F
美しいメイドが出迎えてくれ、用向きを尋ねられる。
「実は、明朝こちらのご主人様とお目にかかる予定でしたが、
運転手が宿泊するホテルの場所を忘れてしまい、
失礼とは存じましたが、お伺いしてしまいました。
急な話で申し訳ないですが、お泊めいただけませんか?」
そう言うと、深々と頭を下げる。
>実は〜
「そうなんですか…それは大変でしたね。」
困惑した様子でそう告げる男性を大きな瞳で見つめながら、その言葉に耳を傾ける。
見ればとても困っているようだ。
暖かい日が続くとはいえ、夜はまだまだ冷え込みが厳しい。そんな中に困惑した男性を放り出すような事はしたくなかった。
「お困りのところ申し訳ありませんが、少々お待ちいただけますか?」
不意のトラブルに巻き込まれた男性を安心させるように微笑むと、
そう言い残し、男性に背をむけ、玄関へと姿を消した。
…数分後、門の前に戻って来ると、
「大変長らくお待たせしました。
客室も空いていますし、執事様の了解も頂きました。
もしご迷惑でなければ今晩はこのお屋敷にご宿泊されてはいかがですか?」
男性を見上げ、嬉しそうに微笑むとか細い腕でなんとか門を開き、男性を玄関へと招きいれた。
591 :
訪問者:04/05/14 21:47 ID:9E+1aS9F
宿泊を許可され、敷地内に招き入れられる。
「助かります。
それではご厄介になります」
案内の為前を歩くメイドのパンと張ったヒップを見てほくそえんでいる。
…すばらしい…
男性の視線にはまったく気が付かず、男性の前を歩いている。
「もう少しでお部屋に着きますから、後少し辛抱してくださいね。」
振り返ってそう言うと階段を上りはじめる。
「大変お待たせしました。
なにも御持てなしの準備ができておらず申し訳ございませんが、
本日の所はこちらのほうでお休み頂けますでしょうか?
もし御必要とあれば、夕食もご用意致しますがどうされます?」
男性を2階にある客室に案内すると、大きな瞳で男性を見上げそう尋ねた。
「むぅー…」
厨房でオーブンを覗いて、口をへの字に結んでいる。
ようやく気温が下がって涼しくなってきたからと、張り切ってお菓子を作ろうと思ったのだが…。
「これ…これってシフォンケーキだっけ、あははは…」
594 :
訪問者:04/05/14 22:01 ID:9E+1aS9F
客室に入ると食事がいるかを尋ねられる。
「ああ、すいません
どこかで食事をしてくればよかったのですが、
何か、簡単な物でもいただけませんか?
重ね重ね申し訳ないですね」
美形のメイドの瞳を見詰ながら、ソファに座り込む。
>ああ、すいません〜
「はい、早速ご用意いたしますね。」
嬉しそうに微笑むと、厨房に向かい手際よく料理とワインの準備を整える。
「こんなお仕事ばかりなら本当に楽しいのに…」
出来上がった料理を目にし、その自分でも上々のできに満足そうに笑みを浮かべた後で、
無意識のうちにそんな言葉を呟いた。
「急いでご用意したの物で申し訳ありませんが、どうぞ召し上がってください。」
客室に料理を運び、テーブルの上に暖かい湯気をあげる料理を並べると、
ソファーに腰掛けた男性に向かい深々とお辞儀をする。
「お口にあえばいいのですが…」
お辞儀をした時に白い胸元を男性の目に晒した事になど全く気がつかず心配そう呟くと、
料理を食べようとする男性の表情へと目を向けた。
596 :
訪問者:04/05/14 22:19 ID:9E+1aS9F
テーブルの上に並べられる美味しそうな食事と襟元から覗くメイドの胸元を見て感心する。
「さすが、このようなときにもこれほどの物を
やはりこのお屋敷のご主人の懐の広さでしょうかね?
メイドさん……すいません、お名前をお聞きしてませんで……
申し訳ない、私から名乗らなくては
清水明久と申します、お見知りおきを」
右手を差し出し、メイドの手を取りその甲に口付ける。
>清水明久と申します、お見知りおきを
「あっ…清水様申し訳ございません…
先日からこちらのお屋敷で働いている、槙島奈緒子と申します。」
男性に名を告げられ、まだ名を名乗っていなかった自分の非礼にようやく気がつき、
料理を口に運ぶ清水と名乗った男性にもう一度深々とお辞儀をする。
>右手を差し出し、メイドの手を取りその甲に口付ける。
「!?」
流れるように自然な男性のその動きに、薬指に指輪が光る左手を預けてしまう。
「あっ…そんな事されると…困ります。」
紳士的な男性の対応に頬を赤らめると、恥かしそうに俯いた。
照れる奈緒子のマリッジリングを見て瞳の奥がキラリと光る。
「奈緒子さん、きれいな女性にはふさわしい態度で臨むのが
礼儀ですから」
奈緒子の左手をすっと引くと、腕の中に抱きかかえてしまう。
>奈緒子の左手をすっと引くと、腕の中に抱きかかえてしまう
「!?」
紳士的ないい人…と思った瞬間、
突然腕をひかれてしまう。
こうなる事をまったく予想していなかった為、その力に抗う事ができず、
胸を押し付けるような格好でその身を男性に預けてしまう。
「し、清水さん!?
そんな…こ、こんな事されたら…困ります…
私には心に決めた人がいるんです。お願いです、お願いですから…離してください。」
このお屋敷でメイドとして働くということ…
それは日々の雑多な仕事以外に夜のご奉仕も含まれる…
もちろん頭の中ではわかっていたのだが、いざとなると恐怖で身体が強張ってしまう。
あなた…愛する人の顔が思い浮かぶ。
清水の身体から自分の身体を離すよう必死に両腕に力を込めながら、
微かに涙を浮かべ彼を見上げるとか細い声でそう懇願した。
腕の中でか細く懇願する奈緒子を見て、やさしげな笑顔を見せる。
「そうですか、心に決めた人が……
なおの事あなたを気に入りました。
見目麗しいだけでなく、美しい心をお持ちのようだ。
そのような女性を汚すことに、私は喜びを感じるのです。」
スカートの裾から手を入れると、捲り上げ尻を撫でまわす。
>そうですか、心に決めた人が〜
「し、清水さんっ!…っん…んんんっ…」
必死に抵抗するものの、彼の両腕の力で自由を奪われ、なすすべなくその肌を蹂躙されてしまう。
「嫌っ…そんなの…駄目です…っあ…ん、んっ…」
スカートをたくし上げられ、白いふとももが外気に触れる。
ひんやりとした空気の冷たさと、彼の熱い視線をふとももに感じた瞬間、
その身体が羞恥心に襲われ、身体を支えることができないほど両足が震えてしまう。
「お願い、お願いです…から…」
赤く頬を染め、必死にそう懇願した。
羞恥に体を震えさせる奈緒子に満足そうにしている。
尻を撫でる手が、パンティの股布に達するとそこは湿り気を帯びている。
「言葉では嫌そうにしていても、ここはそうでもないようですよ。」
中心部に指をはわせ、布越しに奈緒子自身に刺激を与える。
>言葉では嫌そうにしていても、ここはそうでもないようですよ
「嫌っ…そんな事…んんっ…ありません…」
初めて愛する人以外の男性を受け入れたあの日…御主人様も同じ言葉を囁いていた。
心の中では拒んでいるのにも関らず、肌に触れたその指先に敏感に反応してしまう自分の身体が恨めしい。
熱く湿り気を帯び始めた純潔を布地越しに刺激する指先から逃れるように身体を動かすが、
以前彼の腕の中に囚われたままで、自由を取り戻す事はできない。
下半身を襲う快感…そして脳裏に湧き上がる愛する人の姿…
閉じた瞳からうっすらと涙が滲む。
「ん…んぁ…んんっ…嫌、嫌なのに…」
しかし、敏感なその身体は巧みな指先に翻弄されてしまう。
抗うように力を込めていた手からいつしか力が抜け、
快感の波に耐えるように必死のシャツを握りしめてしまっていた。
指先に反応して質量を増してくるパンティーをするりとしりから剥ぎ取る。
白き肌が部屋の中に月が浮かぶように見える。
「涙ですか…
まさに美しい心の表れ」
丁寧な言葉ではあるが、心を引き裂くようにわざとらしく褒め称える。
そうして、奈緒子の発する甘き蜜を指で掬い取ると、普段はすぼまった
花に擦り付けていく。
>指先に反応して質量を増してくるパンティーをするりとしりから剥ぎ取る。
「駄目っ…そ…それ以上は駄目なんですっ…んっんっんんんっ!」
巧みに下着をおろされ外気に触れたその濡れた純潔…
指先が純潔を巧みに這う度にその身をよじり、シャツを掴む手にいっそう力が入る。
耳元で囁く清水の声に抗うように彼の胸元に頭を擦りつけるよう首を振る。
>涙ですか…まさに美しい心の表れ
「酷い…酷いです…あっ!んっ!んん…あなた…あなた助けて…」
一見優しいその言葉が胸を焦がし、愛する人に助けを請う。
結婚しているとはいうものの男性経験はまったくといいほどない為、
そんな嫌がる姿が逆に男性を興奮させるという事に全く気がつかず、
か細い両腕に最後の力を込めて、囚われた胸の中で必死に抗おうとする…
「あっ…嫌ぁ…んんんっ…私…どうしたら…んっんんんっ」
しかし、もっとも敏感な場所を刺激されたその身体に力は入らない。
己の無力感に打ちひしがれながら、
時折指先の動きに敏感に反応し跳ねるようにふるえるその身を彼に預けてしまう。
奈緒子の蜜を何度も指先ですぼまりに塗りこみ、ゆっくりと揉み解していく。
充分に潤い、柔らかくなったすぼまりを指先に感じると、奈緒子をソファーの
上で仰向けにさせる。
両足首を片手で軽々とつかむと、大きく持ち上げてしまう。
「さあ、あなたの大事な人とは違うところを愛してあげましょう。」
いつの間にかズボンをおろし、剛直を奈緒子のすぼまりに先端を押し付ける。
>両足首を片手で軽々とつかむと、大きく持ち上げてしまう。
「嫌っ!…嫌です!!」
見かけからは想像できない力で組み伏せられ、抵抗の声をあげる間もなく足首を持ち上げられてしまう。
両足首を広げられ、恥ずかしい場所を晒した事への羞恥心が下半身をさらに熱くさせ、
その場所からは心とは裏腹に蜜がこぼれてしまう。
>さあ、あなたの大事な人とは違うところを愛してあげましょう。
「え…えっ!?」
下半身に感じた熱い逸物の感触…しかしその場所は…
その瞬間、ただならぬ恐怖に激しい嫌悪感が沸き起こる。
か細い身体に残った最後の力を振り絞り、清水の胸板を蹴り上げ、その反動で床に転がり落ちた。
なんとか体勢をととのえ、清水のほうを振り返る。
「確かに私はメイドとして雇われました。
それは人に尽くす仕事に魅力を…そして幸せを感じたからです!
たとえその為にも辛い事があったとしても、私になにか非があれば、それも納得できます…
でも理不尽にこのような物のような扱いを受ける為にメイドとして奉公している訳ではありません!!」
凛とした瞳で清水を見つめ、そう抗議の言葉を投げかけた。
「一丁前の抗議ですか……
そんなものを許すと思うのですか?
おとなしくしていれば、快楽を与えてあげれたのに
わかりました、こうしてあげましょう。」
どこから出したのかどす黒い縄で奈緒子の手を縛り上げると、片側を
シャンデリアを吊り上げる金具に通し、ぎりぎりと引っ張りおろす。
奈緒子をバンザイをするような格好のまま、ぎりぎり爪先立ちできる
高さまで吊り上げると、片側の足首に巻きつけY字バランスを強要する。
「地獄を見てください」
先ほど脱がしたパンティを奈緒子の口に押し込むと主人宛のメモを書きなぐり
エプロンのポケットに押し込む。
そして、部屋を屋敷を出て行く。
メモにはこの度の商談は無かった事にしたいとだけ書かれていた。
気持ちよく眠っていたところを、朝っぱらからメイドの悲鳴で叩き起こされてしまう。
ひとまず内線で執事を呼び出すと、ガウンを羽織っただけで足早に部屋を出る。
すでに部屋には人だかりができていた。しかし何もできずだた脅えたように見守るメイドもいれば、
平然としてテーブルを片付けているメイドもいる。流石に余裕だなと、心の中で苦笑する。
「あ、御主人様っ」
一人の声に、彼女たちがいっせいに振り返った。
「お前たち……見世物じゃないんだ、後は良いからそれぞれの仕事に戻りなさい!」
きょとんと顔を見合わせて、次の瞬間には全員が雲の子を散らすように居なくなってしまった。
「奈緒子、いつまでそこで踊ってるんだ、早く下りてきなさい……と言っても無理か」
面倒くさそうにポケットからナイフを取り出すと素早く縄を切断し、倒れ掛かってくる奈緒子の身体を
受け止めながらゆっくりと床に座らせる。
メイドたちのあまりの勢いに弾き飛ばされて逃げ遅れていた飯塚がようやく部屋を出てゆくと、
無言のままの執事と床にうずくまって震えているばかりの奈緒子を残し、静寂が訪れた。
執事の手からメモを引ったくり床に落ちたパンツを拾い上げると、自らガウンを脱いで奈緒子に掛けてやる。
目配せして執事をも下がらせると、奈緒子の脇から腕を差し込んで助け起こす。
「詳しいことは後だ、まずはシャワーでも浴びて……それから私の部屋に来なさい」
「――ああ、そうか、それは失礼なことを……ああ、奈緒子か、入りなさい」
執務室で電話をしながら、コンコンと躊躇いがちなノックの音に返事をする。
「申し訳も――ああ、またいずれ――わかった、では失礼」
受話器を置くと机に頬杖を突いて、机の上の小さな紙片と奈緒子の顔とを交互に見つめる。
濡れた髪も十分に乾かさずほんのり頬に上気を残したまま、肩を落としてしょんぼりしている。
「……黙っていては何も分からないぞ?」
辛い気持ちを十分に察しながらもそう詰問して、なぜかふと口元を緩めてしまう。
久しぶりにメイドに大きなミスをやらかされた。奈緒子のミスに腹が立たないわけではないが、
それよりも自分の屋敷内での不始末を許したという自分の責任が大きいと思ってしまう。
「客人の要求には無理があったかも知らんが、お前が満足させられなかったのは事実だ。
それから商談は……それ自体の損害など気にもならんが、私の信用はガタ落ちだろうな。
私や旦那につまらぬ操など立ておって。かえって害になっては無意味だろう」
あくまで淡々とした口調で奈緒子をなじるが、それがむしろ凄みを感じさせる。
きゅっと唇を結んで俯いてしまった彼女の顔を、にやにや笑いながら見つめる。
そうしてつと席を立つとゆっくりと机の反対側に回り、奈緒子のそばに立つ。
「人妻だろうがソフト中心などと書かれていようが、何の関係もない。自分に降りかかる火の粉は自分で払え。
それがメイドの当然の務めなのだが。私に害をなすばかりか面倒の始末まで私にさせるとは……」
奈緒子の背後からぴったりと身体を密着させると、耳元に息を吹きかけるように囁く。
「お仕置きだな。いやらしい奈緒子にはぴったりだろう? しかし、身体に跡が残ったら
旦那には疑われるだろうな……旦那と別れて住み込みで働いてくれるなら、むしろ好都合だが」
わざと意地悪な口調で、にやりと笑う。
まだシャワーを浴びた熱の残る奈緒子の身体からほんのりと甘い香りが立ち上り、劣情を刺激する。
「しかし、奈緒子にそれを許したのは私(
>>28-29)だからな。そういう客人の応対も必要だろうが、
きちんとした教育を施さなかった私にも責任はある。使用者責任、といえば奈緒子には分かるだろう?」
そう言いながら奈緒子の脇から手を差し入れ、背後からたっぷりとした乳房の感触を楽しむ。
「まったく私も甘くなったものだ……馬鹿みたいにお人好しで、メイドにも舐められかねんな」
自嘲気味にそう呟いて、奈緒子の顎を持ち上げてこちらを向かせる。
そうして、何か言いたげな彼女の唇を強引に奪った。
「ふん。苦しいだろう、せいぜい後悔するがいい。優しい奈緒子にはそれがなによりの罰だな。まあ……
少しでも責任を感じているのなら、これからもこの屋敷で私のために働きたいのなら、今まで以上に一生懸命に
働くことだろう。もちろん夜の仕事も含めて、な」
いつになく真剣な眼差しで、奈緒子の瞳に映る自分の顔を見つめる。
「私だってそれなりにはメイドたちを見ているつもりだ。奈緒子に期待しているからこそ
ここで放り出すようなことはしないし、また厳しいことを言うわけだ。それを忘れないように。
逃げ出すなら誰にだってできる。今度こそはと名誉挽回に燃えるなら、それでこそ私の自慢のメイドだ」
奈緒子の艶やかな髪を撫でながら、柄にもなく優しい言葉を吐いてみたりする。それからおもむろに
絡めていた腕を解いて彼女を解放すると、自分も机に戻り……かけて、部屋を出ようとする背中に一言。
「一度奈緒子の旦那にも会いたいものだな。楽しみにしておこう、ふふふっ」
619 :
椿 杏樹:04/05/15 15:17 ID:ZaukTo1P
手を荒い終えて蛇口を止める。
トイレで備え付けの鏡を見ながら、ふうっと溜息をついている。
620 :
椿 杏樹:04/05/15 15:27 ID:ZaukTo1P
「『洗い終えて』だってば。うわーん、もうー」
恥ずかしげにハンカチで手を拭く。
「ちょっと吐き気がしたからって、何間違えてるのかしら。私」
「おや、杏樹も妊娠したのかね?」
杏樹の隣の蛇口で手を洗い、そんなことを言ってみる。
「いかんぞ、風紀が乱れておる」
指の間や手首まで丁寧に擦り、呟く。
自分が何故ここにいることだとか、風紀の乱れの原因が自分にもあるのではないか?
ということはどうでもいいらしかった。
622 :
椿 杏樹:04/05/15 16:02 ID:ZaukTo1P
「!?」
隣で主人が手を洗っているので、思わずびっくりしてしまう。
「御主人様、あの〜…」
(ここ女子トイレだったような…。あれ?わ、私間違えちゃったのかな)
>杏樹も妊娠したのかね?
「え?まさか、気のせいですよ〜。ただ少し気持ち悪かっただけですし」
手を振り否定しようとする。
「そんな、ありえませんもの」
「いや、確認しておいたほうがいい。妊娠初期にも関わらず仕事を頑張られても困るしな」
生真面目な表情になり、杏樹の手を引いてトイレの個室へと向かう。一番奥のところ。
「さあ、座るんだ」
個室の鍵を掛け、杏樹を便座に座らせる。
「紙コップは無いが、大丈夫だろう」
ポケットから妊娠検査薬を取り出して見せた。
624 :
椿 杏樹:04/05/15 16:23 ID:ZaukTo1P
「ええっ」
困惑している間に主人に個室へと連れて行かれ、わけのわからないまま
とりあえずちょこんと座ってみる。
(妊娠疑惑が多いから、敏感になってるのかなぁ御主人様)
>さあ、座るんだ
「?は、はい」
目の前に出てきた、初めて見る妊娠検査薬に少し焦る。
「…御主人様。今から調べるんですか?もしかして」
メイド服のスカートをぎゅっと握って立ち上がり
「ああー、大変!わ、私今から階段の拭き掃除しないと…」
個室から逃げようとする。
「そうだ。こういうことは早ければ早いほどいい。
後になって急に妊娠しました、と言われても周りに迷惑が掛かるからな」
逃げようとする杏樹の手を掴み、その動きを制止した。
「それとも周りの足を引っ張って、私から仕置きされたいのか?」
顔を近付けて半ば無理矢理に唇を奪い、抱き寄せる。
「ん?」
杏樹のスカートの中に手を忍ばせてショーツを引き下げると、
その柔らかな太腿を掴み上げて、
父親に抱えられた小さな子供がおしっこをするようなポーズをさせる。
626 :
椿 杏樹:04/05/15 16:57 ID:ZaukTo1P
「でも、…っ!」
(もし妊娠だったら大変)と思って暴れていたが唇を塞がれて、大人しくなる。
「…ごめんなさい…御主人様。わかりました。
けど、どうなっててもね。杏樹のこと…捨てないでくださいね。ね?」
何か心配しているらしいが結局納得して、言うとおりにする事に。
太股を抱え上げられた体勢で、しかも何も身につけていないので
羞恥で頬を染めつつ
「…。やだ。この格好、ちょっと恥ずかしい…」
主人と目線を合わせないようにしながら小さな声で呟く。
ひとつ溜息をつき、下半身にほんの少しだけ力が篭る。
「んっ…」
下に見えている妊娠検査薬に、ちろちろと自分の液体がかかっていくのを
真っ赤な顔で見る。
「あ……」
「……」
股間から液体をひり出す真っ赤な杏樹の表情を楽しむ。
普段の彼女とのギャップ――その淑やかさが劣情を刺激した。
「もちろん杏樹のことは捨てないさ。というより、捨てる捨てないの対象ではない」
と、咳払いをひとつ。
排泄を終えた杏樹を改めて便座に座らせる。
もちろん股は開かせたままで、汚れたそこを舌で清めてやった。
「…そろそろ一分経ったな」
妊娠検査薬を見やると、その反応にニヤリとする。
「妊娠していないのならば、仕事…… 頑張れるな?」
自分のズボンのチャックに手を掛ける。
628 :
椿 杏樹:04/05/15 17:39 ID:ZaukTo1P
「よかった。ありがとうございます…」
再び座り、まだ汚れたままのそこに舌を這わせられ声が出る。
口を両手で覆うようにするが、主人の攻めに甘い声で喘いでしまう。
「御主人様…。…ん…っ、やぁん…そんなところ、舐め…」
>妊娠していないのならば〜
「『妊娠してない』?」
ほっ…と表情を緩め、穏やかに微笑むと
「はい、頑張ります…。」
主人の首に手を回して、主人の腕についている腕時計をちらりと見て言う。
「まだお食事までは、お時間ありますから。
……いっぱい、可愛がってください…」
甘えるように囁き、主人の腰に片足をゆっくりと絡みつけようとする。
「ああ… 間食が美味しすぎて、夕食を美味しいと感じられなくなってしまうかもしれん」
メレンゲのような声や吐息を耳に受けて勃起した逸物を、杏樹の秘所に擦り付ける。
「でもまぁ、そのときはまた杏樹を可愛がればいいことだな」
メイドのウェーブ掛かった髪を手で撫で、再び唇を重ねてやる。
今度は舌を入れ、唾液を流し込んでやり、濃厚に。
「おや、誰か入ってきたかな?」
個室の外で物音がしたのに気が付き、小声で呟く。
「…声は出すなよ杏樹。ここでしているというのが同僚にバレてもいいのなら別だが」
邪悪な笑みを浮かべ、欧米人顔負けの逸物を杏樹の胎内へ突き立てた。
「なんだか御主人様、今日は妙にやつれていたような」
主人に軽く会釈してすれ違ってから、その後ろ姿を振り返る。
「お疲れなのかしら? 少しでも負担を減らせるように頑張らなきゃ…」
受話器を耳に当てどこかに電話をしている。
……お客様のおかけになった電話番号は現在使われておりません・……
受話器を下ろし、再び自宅の電話番号にかけるのだがやはり同じアナウンスが
聞こえるばかり……
「番号は間違ってないよ……」
がっくりと肩を落とし、休憩室の椅子に座り込む。
「…喉が乾いたわね」
主人に与えられた部屋に私物を持ち込み、転校するなどの手続きも済ませてすっかりお屋敷に馴染んでいる。
メイドにお茶でも頼もうかと思ったが、ふと自分でアレコレするのも面白そうだと部屋を出て給湯室に向かう。
給湯室で主人の部屋や客間に飾る花を花瓶に活けている。
「今晩は女性のお客様が泊まられるから華やかな方が良いか」
必要な花瓶を用意し終わると、余った花をどうしようかと考えている。
給湯室に入ろうとして、先客がいる事に気付く。
「男の方…? どこかで見たような…」
ドアの影から覗き込むようにしていると、給湯室の中の男性は落ち着いた手際で手元にあった花を生けていく。
その見事な様子に見とれ、最後に男性が生け終わった時に思わず感嘆の声を上げる。
>>636 余った花を結局手近にあったいくつかの花瓶に生けおわる。
「これは、メイドのみんなの部屋に配ろう……
ん?誰かいる?」
ドアのあたりから声がしたように感じて、振り向くとドアの隙間から誰か女の子が
覗いているのに気付く。
屋敷のメイドではないようだが、どこかで見たことがあるような気がしている。
「そんなところにいないで、入ってきたらどう?
お花を持っていきなよ」
>>637 気付かれた相手に促され、部屋の中へと入っていくが
その目は生け終わった見事な花に注がれていて、男性自身には顔を向けていない。
「…素晴らしいですわ。こんな生け方を見たのは初めて… 貴方、名前は何とおっしゃるの?」
花を覗き込んだ姿勢のままで、男性の名を尋ねる。
すん、と息を吸うと、花の香りで胸が一杯になった。
>>638 入ってきた少女にどこか見覚えがあるような気がするのだが思い出せないでいた。
生けた花を誉められ、笑みがこぼれる。
「ありがとう、誉められるとうれしいね。
俺の名前?丹波だけど……君はここのメイドさんじゃないよね?」
花に見とれる少女の横顔をじっと見つめてしまう。
>>639 「たんば…丹波……? 確かその名前を冠する華道の大家が有りましたわね…そこの方かしら?」
相手の名前を反芻するように呟いて、やっと顔を上げて相手を見る。
「幾度か、うちの家でもお招きした事がありますけど… これはもっと見事ですわよ」
「申し送れました。わたくし粉原月子です。暫くこちらでご厄介になってますの」
自己紹介しながら胸に手を当てて微笑んで見せる。
「丹波…なにさんかしら? 是非とも次は貴方をお呼びしたいのでお名前を頂けないかしら?」
>>640 華道の大家といわれて一瞬ひるむ
「……あ、ああ、まあそんな感じかな?
って、誰かうちの者が家に行ったことがあるって?」
そこで、粉原月子と名乗られて思い出す。
「こはらつきこ?って、あの粉原家のいたずら娘……?」
数年前に父親の代理で粉原家で花を生けた時に、花瓶でボーリング
ごっこをしていた小学生を思い出す。
「なまえ?ああ下の名前は大(だい)だよ、丹波 大」
>>641 「い…いたずら娘ですって?」
丹波の一言に珍しく月子が顔を引きつらせる。
「しょ、初対面の人間にそんな事言われる覚えはないわ! 失礼な人ね!」
普段他人に傅かれる事が多いせいか、悪く言われ慣れないために本気で怒っている。
<「なまえ?ああ下の名前は大(だい)だよ、丹波 大」
それを聞いて何かを思い出し、月子の顔がニヤリとしたものに変わる。
「大…? あらあら、貴方があのボンクラと名高い跡取の…へぇ」
「跡取の修行もしないでアチコチふらふらしているとは聞いたけど、まさか『こんな所』でお会いできるとは光栄ですわぁ」
自分の事は棚に上げて、棘のある言葉で言い返す。
「折角才能があっても駄目ね。噂通りのお人でしたもの」
ふんと鼻を鳴らし、腰に手を当てて冷笑するように丹波を見つめる。
>>642 >「しょ、初対面の人間にそんな事言われる覚えはないわ! 失礼な人ね!」
「ははは、初対面じゃないだろ?
ボンクラって……確かにそうだよな」
実際は父親の命もあり、武者修行として華以外の世界も見るために
この屋敷に植木職人として逗留しているのだが……
「ボンクラ野郎と同じ所に居るとは、やっぱりいたずら娘だな。
ところで、許婚のあいつはどうした?」
644 :
椿 杏樹:04/05/16 23:10 ID:y7xZXLOR
カフェオレを飲みながら、休憩室で雑誌をパラ見している。
「わ、このワンピースかわいい」
>>643 <「ボンクラ野郎と同じ所に居るとは、やっぱりいたずら娘だな。
「……………いいなづけ…?」
その一言に本気で悩むような顔つきになる。
きっかり1分ほどたってから、思い出した様にぽんと手を打ち
「ああ、お母様の玩具のことですの? 飽きたからもうイイですわ。あのフニャ…とっと、何でもないですわ」
うっかり口を滑らしそうになりながら、酷い事をさらりと言う。
「はぁ、それにしても世の中狭いですわ。何で貴方がここにいらっしゃるのかしら
前にお見かけした時はもう少し真面目な人だと思ってたのですけど」
腕組みしながらチラリと丹波に避難するような視線を送る。
先ほどの言動と言い、態度と言い、とても中学生とは思えないような雰囲気だった。
自室から期限よさそうに出てくる。
「めぐり合ったすべての〜ものから送られるsign〜♪」
そして、例によって好きな歌手の新曲を口ずさみつつ、廊下をすたすたと歩く。
「うーん、一応食材のチェックでもしておこうかな…? 志保さんもまだ本調子じゃないから私が頑張らないといけないし…」
・・・ポケットに忍ばせておいたキャラメルを取り出して、包みを開き口に放り込む。
口に広がる甘さをかみ締めながら、屋敷内を散歩する。
「んー、あまいっ」
仕事後の開放感も手伝ってか、やたら気分がいい。
「♪〜♪♪〜」
鼻歌まで口ずさむ。
>>645 >「ああ、お母様の玩具のことですの?…
月子がポツリと漏らした一言に苦笑いする。
「おいおい、おこちゃまにはまだ手を出してないだけだろ
それを…可哀想だろ?
おっと、ご両親は元気になさってるの?」
尊大な態度をとる月子を子ども扱いして、頭をぐちゃぐちゃと
触りまわし
「ほんと、ここで逢うとは思わなかったよ。
ここの庭は親父が設計したんでな、メンテナンスも兼ねてお世話に
なってるんだよ。
そういう、お前はどうしてだ?
パパに怒られて、家でかい?」
一日の仕事を終えてお風呂に入り、すっきりさっぱりして脱衣場を出る。
廊下に出たとたん、気温差にびっくりして派手にくしゃみをしてしまう。
「さすがに冷えるわね… 温かくして寝ようっと」
「雨ばっかり…つまんない。
せっかく今日は俊くんとお出かけする予定だったのに…」
窓を開けて外を見ている。
>>648 自分の頭を遠慮無く撫で回す丹波に憮然としながら
「ふうん、ま、そう言う事にしておいてあげますわ。」
鬱陶しそうにその手を脇に払いのける。
「私はお父様の言いつけでこっちに来たのですわ。こちらの主人に色々習う様に、とね。うふふ」
そう言って意味ありげに笑いながら、すっと丹波に耳打ちする。
「こちらのお屋敷のメイドさん、誰も彼も美しくて…見惚れてしないますわ。貴方もそう思いませんこと?」
明日のデザートを作り終え、調理服の襟元を緩めて厨房を出る。
>>651 幼いときの月子を知っているせいか、いつも以上にリラックスした態度に
なって、手を払いのけられてもニコニコと笑っている。
「お父様も厄介払いできて…はは、ごめん怒るなよ
そうだな、みんな美人だったりかわいかったりするよなぁ
でも、月子ちゃんおまえも負けてないぞ。」
そう言うと、顎先に手をやり顔を少し持ち上げ自分の方を向かせる。
弱火にかけたシチューをゆっくりとかき混ぜていると、不意にポケットに入れていた携帯が振動する。
「あー、はいはい。今出るっての…」
携帯を手に取り、ゆっくりと通話ボタンを押した。
自室に戻り、読みかけの本を取り上げてベッドに寝転んで読み始める。
が、2,3ページ読んだところで放り出してしまう。
「なんだかなぁ… いやなことって忘れられないものね…」
溜息をつくと額の汗を拭い、服装を整えて部屋を出る。
「♪〜♪♪〜♪〜♪〜」
少し調子に乗って、ゆっくり回りながら歩いてみる。
>>653 丹波に顎を取られた事にむっとするが、相手の砕けた態度に何も言えなくなってしまう。
「わたくしが綺麗なのは当然ですわ。メイド達よりもね」
それよりも、と言いながら
「子供扱いをやめて頂けませんかしら? 貴方にちゃん付けで呼ばれると… 」
正面から丹波の顔を見ながら次の言葉を捜すが何も浮かばない。
「…なにか胸がムカムカしますわ」
適当に思いついた事を言ってみる。
658 :
椿 杏樹:04/05/16 23:57 ID:y7xZXLOR
「ええっと。今週のいて座の運勢は〜」
雑誌を読みつつ、廊下を歩いている。
>>657 >「子供扱いをやめて頂けませんかしら? 貴方にちゃん付けで呼ばれると… 」
「じゃあ、どう呼ぼうか?
月子って呼び捨てしてもいいはずだよな?」
ニヤリと笑って顎から手を離し、膨らましている頬をつついてみる。
「これも、子ども扱いって言われるかな?
じゃあ…大人ならこれくらいは挨拶代わりだ」
そう言うと、頬にキスをする。
「これで、胸のむかむかも取れるだろ?」
ダイニングの洒落たつくりの椅子に腰掛けて、紅茶を啜っている。
「ふふふっ… 幸せ〜♪」
チーズケーキは… 例によって例のごとく、客の手土産を失敬してきた。
主人にもばれているだろうが、何も言われないのをいいことに気楽なものである。
短期の海外研修を終え、少し疲れた様子で屋敷に帰ってきている。
「ふう…やっぱりここのお屋敷にいると、ほっとする…」
浴室から出てくると、少し髪の毛に湿り気を帯びさせたままで、しばらく気ままに屋敷の中を歩き回る。
「う、うゅ・・・回りすぎた、かも・・・」
回るのが楽しいあまり、少しやりすぎてしまったようだ。
視界がゆれて、微妙に気持ちが悪い。
「はぅ・・・」
ふらふらとしながら階段を下りる。
>>659 <「これで、胸のむかむかも取れるだろ?」
すっと相手の顔が離れていく感触に呆れた顔になる。
そして次に怒ったような顔になり
「貴方…ワザとやってますのね?」
下から丹波の首に手を回し、ぐっと背伸びして唇同士を軽く重ねる。
「頬にするなんて… 以後、わたくしを子供扱いすると酷い目にあわせますわよ?」
重ねた唇を離し、丹波に警告じみた言葉を浴びせるが、その目は笑っている。
664 :
椿 杏樹:04/05/17 00:14 ID:HZ93y2oH
>>661 「あ、そうだ…忘れてたー。御主人様の夏物シャツ、もう少し出しておかないと」
衣類倉庫からダンボールを持って出る。
手が塞がってしまったので上に雑誌はぽん、と乗せておく。
適当な空き部屋に入り箱を下ろすと、少しずつ中のシャツ類を出し
必要な衣類を選り分けていく。
「♪〜」
>>662 わずかに開いたドアの隙間から、奇妙な音が聞こえてきて身体を強張らせる。
足音のような、それでも酔っ払っているような…
「っ… な、なんのかしら、また変な男だったりしたら…」
ぎゅっとこぶしを握り締めてドアをゆっくり開いてみる。
しかしそこにまりのの姿を認めて、拍子抜けしてしまう。
「あらら、まりのさん… 大丈夫ですか?」
ふらふらと今にも倒れそうな彼女に駆け寄って、手を差し伸べる。
>>663 思いもかけず、月子から唇を重ねて来る。
「お、おい!」
月子の警告に再び苦笑いをしながら
「わかったよ、お姫様
でも、もう今日は遅いから部屋に…」
そこまで言うと、ひょいお姫さま抱っこして月子の部屋まで運んでしまう。
「じゃあ、月子お嬢様お休みなさいませ」
言い終わると、今度はちゃんと唇にキスをして部屋を出て行く。
「はあ、いたずら娘にも困ったもんだ……」
廊下でポツリと呟き、給湯室へ戻っていった。
>>664 そのまま歩いていると、空き部屋から何かごそごそと物音が。
「……! また…誰かが何かしてるの…?」
こわごわと部屋の中を覗いてみると、そこには衣類を手にしている杏樹がいた。
「あ……椿さんだったんですか。空き部屋でごそごそやってるからまた誰かが変な事でもしているのかと思いましたよ」
そう言いつつも、その杏樹が『変な事』をしているのではないかと思っていたのだが。
「あにゃにゃ・・・しらかわさん・・・」
差し伸べられた手を取り、ふにゃっと微笑む。
「目が・・・回りすぎました〜・・・」
回りすぎた影響なのか、言葉もあべこべでろれつもちゃんと回っていない。
669 :
椿 杏樹:04/05/17 00:30 ID:HZ93y2oH
>>667 「こんばんは〜。御主人様の夏物、出してたんです。
地味な仕事だけど、こういうの早めにしてあげたら喜んでもらえるかなって」
主人のワイシャツを手に微笑む。
「…御主人様のお洋服に触れるの、好きです。
そこにいなくてもそばにいるような気分になるから。
…なんて言ってもね。
御主人様でなくても、人のお洋服触ってるのは基本的に私好きなんですけどねえ」
>誰かが変な事でもしているのかと
「あら。『変な事』って、どんなこと?」
座ったまま深い意味もなく、由依に質問し返す。
>>666 丹波に部屋まで連れ帰らされてしまった後で、自分が喉が乾いて外に出たことを思い出す。
ふう、とため息をつきながら時計をチラっと見て
「ま、いいですわ。もう寝ますし…それに」
丹波とのやり取りと唇の感触を思い出して、くすっと笑う。
「楽しくなってきましたわ。色々と…」
そしてベッドにもぐり込み、明かりは付けたままで静かに寝息を立て始める。
>>668 「目が回ったって、いったい何を…」
怪訝そうな顔でそう呟いて、まりのが一人でくるくる回っていたんだと気づくまでに数秒を要した。
なんだか可愛らしい。そう思って、くすっと笑ってしまう。
まりのの髪からふわりと漂う甘い柔らかい香りがいとしい。
「危ないわよ、ちゃんと前を見てないと… お客様にぶつかったり、高い置物を壊したら大変よ?」
笑いながら、子供に接するかのように優しく諭す。
>>669 「そうですね、そろそろ気温も上がってきましたし、夏物の準備もしていいと思います」
自分は海外帰りでまだ体調が万全ではないせいか、そういった細かい所までは気が回っていなかったらしい。
>…御主人様のお洋服に触れるの、好きです。 そこにいなくてもそばにいるような気分になるから。
「……」
ほんの微かに、表情が変わる。
どうやら、自分にも思い当たる部分があるらしい。
>あら。『変な事』って、どんなこと?
「え、えっ?」
ふと口から出た言葉を、何気なく聞き返してくる杏樹。
「それは…その、えっと」
仕事柄そういう場面を見ることが多いせいか、思い出して少し頬を赤らめてしまう。
「と、とにかく変な事です! …その、お屋敷の風紀を乱すような事をやっている人が多いじゃないですか、最近」
673 :
椿 杏樹:04/05/17 00:45 ID:HZ93y2oH
>>672 「風紀を乱す?」
きょとんとして一瞬手を止める。
「そうなのかしら。大変。私全然気付かなかった〜。
まあ私は気付かなかったくらいだからたぶん、大丈夫ですよね。うん」
勝手な自己完結をし、シャツを畳み続ける。
「ああ〜。でも意外に、由依さんみたいな真面目そうな子ほど
乱すような事をこっそりしてしまってたりして」
ひとさし指を立て、軽い冗談で由依をからかう。
「……あ、お、怒らないでくださいね?」
が、直後すぐに『しまった』と思いフォローを入れる。
「あい・・・」
まだろれつの回らない状態で返事を返す。
しばらくするとだいぶ気分も落ち着いてくる。
介抱してくれたお礼をしようとポケットを探った。
(えーと・・・これは違う・・・・これも・・・あ)
ようやくポケットからキャラメルを見つけ出し、白河さんに差し出す。
「あのっ、お礼ですっ。お嫌いでなければもらってやってくださいっ」
差し出してから、自分が仕事に必要ないものを大量に隠し持っていた、という事実を自らさらしてしまっていることに気が付いた。
「あ、あの、ご、ご主人様には、内緒ですっ」
そういって、ポケットの中にあったミルクキャンディーもいっしょに差し出す。
>>674 (なんだろう、見た目以上に幼く思えてしまう… 悪いけど、可愛い…)
ぼんやりとそんなことを考えながら、ダイニングのソファに腰掛けてまりのの髪を撫でている。
>「あ、あの、ご、ご主人様には、内緒ですっ」
あまーいお菓子を差し出されて、一瞬ぽかんとしてしまう。
「あ、あら、ありがとう… なんだか甘い匂いがすると思ったら…」
照れ笑いながらエプロンのポケットに仕舞いかけて、キャンディーをひとつ口に放り込んだ。
「うーん、大丈夫よ。私だってポケットにチョコレートとか隠し持ってたりするし、ほら、あのテーブルの上の
チーズケーキ、勝手にお客様のお土産を取ってきたんだったりするしね。
良かったら一切れ持って行きなさいよ、せめてものお返し…と言っても、そもそも私のじゃないんだけどさ」
早くも悪の教師としての一面を見せ始める。
先輩ってこんなのでいいんだろうか、そう思って少し心配になりながら。
>>673 「……つ、椿さん…」
『風紀を乱しているうちの一人はあなたです』という台詞を辛うじて飲み込んで、感情を抑え込む。
(執事の心得、みだりに使用人に対して感情を露わにしない。うん、落ち着いて…)
と、そう考えた矢先に、
>ああ〜。でも意外に、由依さんみたいな真面目そうな子ほど乱すような事をこっそりしてしまってたりして
「!!」
帰ってきてから主人とあまり話さえできていない事を知らない杏樹にそうからかわれ、我慢できなくなってしまう。
「わ、私はそんなふしだらな事はしません! その…こういう空き部屋や廊下でする人がいけないんです!
…だいたい、椿さんだって時々人の目に触れるような所で…御主人様や飯塚さんと、してるじゃないですか!」
御主人様、という部分を無意識に強調しつつ、杏樹に対してむきになって無茶な論理で反論する。
「えへへ・・・」
優しく髪を撫でられて、ふにゃっとなってしまう。
なんというか・・・ほんわかとした、幸せな気分になれる。
>良かったら一切れ持って行きなさいよ
「ほんとですかっ?ありがとうございますっ♪」
すすめられるままに、チーズケーキをもらう。
一口分フォークでとって「いただきます」と軽くいうと、
チーズケーキを口の中へとほおりこむ。
ゆっくり味わうようにして食べること、数秒。
「んー、おいしいですっ」
おいしそうな、幸せそうな笑みを浮かべて白河さんにそういった。
678 :
椿 杏樹:04/05/17 01:10 ID:HZ93y2oH
>>676 「ああん、ごめんなさい。冗談ですから、ね?由依さ……」
苦笑して更にフォローするが
>椿さんだって時々人の目に触れるような所で〜
笑みを作ったままで一瞬止まる。
「…。ふぅーん…」
すぐ後に、手にしていた衣類をぽす、と横に置き立ち上がると
由依の側まで寄り、隙をついて手を引き近くのベッドに彼女を押し倒す。
「今のは、ちょっといけないかなぁ。由依さんは、いつもどこからか私を見てるの…?
どんな風にしてるかとか、誰としてるかとか」
上から被さり、彼女の頬を撫でてゆっくりとした口調で言う。
手を取って軽く唇を這わすと、再び由依を見つめる。
「…じゃあ。あなたにもしてあげる。私が男の人としてること。」
少し先ほどまでと表情が変わったようにも見える。
>>677 「おいしい? かなり高級品らしいんだけど… 役得よね、役得。普段からいいように
こき使われてるんだから、このくらい元を取っておかないと… で、でも御主人様には内緒よ?」
わけの分からない正当化をした後で、まりのにウインクをしてみせる。
幸せそうにケーキをぱくつくまりのを見つめていたが、さすがにそろそろ眠くなってくる。
「ん〜… もう寝ようかな、明日は早番だし」
伸びをして立ち上がったところで、まりのの頬っぺたにケーキのかけらがくっついているのに気づく。
「あらら、だらしないわよ…」
そっとまりのに顔を寄せて、軽くキスをしてそのかけらを食べてしまう。
すぐに身体を離して平然とした風を装うも、思わず大胆な行動に出てしまったことがだんだん恥ずかしくなってくる。
「あ…あの、ごめんね… それじゃ、私はもう休むから、ちゃんと歯を磨いて、ね、それじゃ、おやすみっ!」
しどろもどろにそう言い残して、勢いよくドアを閉めて逃げるように立ち去る。
>>678 「???」
意味ありげな笑みを浮かべた杏樹に僅かな警戒心を覚えるが、その先を予想しなかったのが運の尽き。
「やっ、ちょっと何するんですか椿さん! …っ」
あっさりとベッドに押し倒されてしまうと、悪戯っぽく…しかし妖艶さを秘めた杏樹に体を押さえ込まれた。
>由依さんは、いつもどこからか私を見てるの…?どんな風にしてるかとか、誰としてるかとか
「…だっ、だっていっつも人の目に入る所でしてるじゃないですか!私だっていつも見たくて見てるわけじゃじゃないです…んんっ?!」
身を捩じらせてなんとか脱出しようと試みるが、体勢と体つきの差もあって逃れられない。
そのまま唇を奪われると、いつもと違う雰囲気を纏った杏樹の視線に射竦められてしまう。
「や…やめて…ください」
杏樹の言葉で何をされるか感づいたのか、まるでいやいやをするように首を振る。
>で、でも御主人様には内緒よ?
「はいっ、内緒ですっ」
意気込んで答えながらも、内緒という単語にひそかにワクワクしてしまう。
>軽くキスをしてそのかけらを食べてしまう。
「わ・・・」
その行動に一瞬驚くが、そのままじっとしている。
>「あ…あの、ごめんね… それじゃ、私はもう休むから、ちゃんと歯を磨いて、ね、それじゃ、おやすみっ!」
そういって、慌てて去っていく白河さんの背中を見送る。
(白河さんって・・・・・・・・・・なんでかな、お母さんみたい)
唇で触れられたそこを軽く手で抑えながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。
少し、頬が熱かった。
682 :
椿 杏樹:04/05/17 01:36 ID:HZ93y2oH
>>680 「ちゅ…」
唇を奪い、何も言わずにスカートに手を忍び込ませ、上にたくし上げる。
>だっていっつも人の目に入る所で〜
その言葉で余計何か火がついたのか、体重をかけて由依を逃げられなくする。
「やめて欲しいの?ごめんなさい、でもね。そういうわけにもいかないみたい…」
上半身服を肌蹴させ、首筋あたりからいくつかの箇所を甘く噛む。
「…ん。んん…」
手でショーツをずり下ろし、両足の膝を立てさせると
体にキスをしながら段々と下へ体の位置を下げ、秘所まで辿りつく。
「今みたいにキスしたりね、体を舐めると喜んでくれたりするんです。
…あなたが覗き見してるように『いつも』」
そう言うと、不意に舌を這わせ始める。
「ん、くちゅっ…。ちゅうっ…」
立てた膝を手で押さえつけつつ、時折淫核を舌で刺激したりする。
>>682 「んっ…んぅ」
唇を奪われ、さらにはスカートをたくし上げられる。
抵抗しようにも体勢が悪すぎるのに加えて、ベッドの上ではろくに動くことすらできなかった。
>やめて欲しいの?ごめんなさい、でもね。そういうわけにもいかないみたい…
「つ、椿さん、こんな事したって…私…っん…」
首筋やその周りを甘噛みされると、つい声が漏れた。
そのうちに、ついにはショーツまでもがずり下ろされる。
隠されていた場所が、ひんやりとした感覚に見舞われる。
それを感じて、余計羞恥心に火がついた。
>…あなたが覗き見してるように『いつも』
「違う…私、いつもなんて覗き見してない…んんっ…っ」
我慢しようとしても刺激をしばらく受けていなかった身体は敏感で、杏樹の細かい動きについ反応を示してしまう。
「や…だめ、あんっ…椿さ…ん、そこは…」
淫核を舐められると、上ずった喘ぎ声が止まらなくなっていった。
目を閉じて首を振っても、もう抵抗さえ出来ていない。
684 :
椿 杏樹:04/05/17 02:09 ID:HZ93y2oH
>>683 「うそつき。じゃあどうして知ってるの〜…?
そんな悪い子は、杏が御仕置き。ぺろっ…。ん、ふ…っ…」
容赦なく攻め、舌を内部にまで少しだけ差し入れるようにして刺激する。
目を閉じて水音をわざと立てるようにする。
「あ…。濡れてきた、ほらぁ」
指ですくい、由依の表情を見ながら溢れてきた愛液もぺろんと舐める。
>椿さ…ん、そこは…
「気持ちいい?じゃあ、続きは御主人様にしてもらいましょうかー。
ここならお部屋も近いし、すぐにお呼びする事できますもの。でも」
由依が脱力しきったところでぱったりと攻めを止め、顔を近づけて再び口付ける。
「ん…」
唇を離し、ぼーっとなっているところで耳元に口を近づけ
「(あまり私と飯塚さんとの事を、言うのはだめ。ないしょです)」
「……これだけお約束できたら、御主人様を呼んであげます。ね?」
指を口元に当て、由依になにやら口止めのような事をする。
>>684 「や、だって…だって…椿さん、ぁ、ふぁ…」
煽るような杏樹の口調と責めに、もう言葉でも押されきってしまっている。
>あ…。濡れてきた、ほらぁ
「違……そんなの…私のじゃ……ひぁん!」
反論しようとした所でまたも淫核を責められ、今度こそ脱力してくたりとベッドに横たわってしまった。
>気持ちいい?じゃあ、続きは御主人様にしてもらいましょうかー。〜でも
「ぅん…ごしゅじんさまなら…その…んんっ」
とろんとした目でゆっくりと促されるままに答えていく。御主人様、という単語も効いているらしい。
熱に浮かされたような表情で、そのまま杏樹の囁きを聞いて。
>(あまり私と飯塚さんとの事を、言うのはだめ。ないしょです)
「はい、わかりました…。だから、その…御主人様を…」
ぽーっとした忘我の心地のままで二三度頷き、杏樹の意図通りにそう言った。
そうして、後は杏樹が言った通りに主人が来るのを待つのだった。
686 :
椿 杏樹:04/05/17 02:30 ID:HZ93y2oH
>>685 「…と、いうわけなので。後はよろしくおねがいします、おやすみなさい〜」
呼び寄せた主人に
『由依さんが御主人様の御相手をしたくて、しょうがないみたいなんです』などと説明し、
由依を任せて部屋を出る。
「夏物はお部屋のクローゼットに入れておきますねえ」
去り際、主人に抱かれる由依をちらりと見てにっこり微笑む。
「ふう」
箱を抱え、なぜか軽く溜息をつきながら衣類倉庫へ向かう。
「これで・・・いいかな」
今日最後の部屋の掃除が終わり、ほっと一息つく。
(ちょっと今日は疲れたかも)
近くにあったソファに座って少しぼんやりとする。
「あ、そうだ」
つぶやいて、ポケットの中を探る。
程なくしてそれはポケットの中から見つかった。
「オルゴ〜ル〜」
取り出しながら、某国民的ネコ型ロボットを真似てしゃべる。
誰もいないとはいえ・・・少し恥ずかしかった。
カチカチカチ・・・カチカチカチ・・・
気を取り直してオルゴールのねじを巻く。
・・・やがて、カチリと音を立ててねじが回らなくなった。
手を離すと音楽が流れ始める。
♪〜♪♪〜♪〜♪♪♪〜
「ふー」
大きく息を吐き、目を閉じて流れてゆくオルゴールの音に耳を傾ける。
「フンフフンフフ〜ン♪」
鼻歌を歌いながら洗い物を片付ける。
しっかりブレイクのところではお皿を割ってしまうおまけ付き。
門の前に一人の少年が、屋敷の門の前に立っていた。
「ここが有名な綺麗なメイドさんが住んでいる屋敷か・・・何だか緊張するけど、呼び鈴でも鳴らすか。」
少年は勇気を振り絞って、呼び鈴のボタンを押した。
「ピンポーン!!」
部屋でくつろいでいると、呼び鈴が鳴る。
「あや?誰だろ・・・こんな時間に」
いまだなったままのオルゴールをポケットに入れて、部屋を出た。
(?聞こえてないのかな・・・?)
そう思うほどに、玄関は静まり返っていた。
「はーいっ。どなたですかっ?」
軽くドアを開けて、隙間からひょこっと顔をのぞかせる。
>>696 >「はーいっ。どなたですかっ?」
>軽くドアを開けて、隙間からひょこっと顔をのぞかせる。
「あ、あのう・・・すみません。ちょっとここに宿泊をしてもよろしいですか?」
少年は驚きながら、まりのにこう答えた。
>「あ、あのう・・・すみません。ちょっとここに宿泊をしてもよろしいですか?」
扉の向こうにいた少年はためらいがちにそういってきた。
もうこんな時間だし、外も少し肌寒い。個人的には泊めてあげたいのだが・・・
(でも、私の一存で勝手に決めちゃいけないことだよね・・・多分)
「んと・・・えっと、とりあえず中に入って・・・ちょっと待ってもらえますか?」
悩んだ末、扉を開けて少年を誘導する。
そして、その場に少年を残しまりのは走り出した。
「誰か・・・誰かいないかな・・・」
自室に戻ろうと薄暗い廊下を歩いていると、なにやらあわてた様子で廊下を走ってきたまりのと
ぶつかりそうになって飛び退った。
「あっ、あの… まりのさん、走っちゃ危ないわよ… で、どうかしたのかしら?」
わけもわからず戸惑ったようにまりのの顔を覗き込む。
>>698 もうこんな時間だし、外も少し肌寒い。個人的には泊めてあげたいのだが・・・
(でも、私の一存で勝手に決めちゃいけないことだよね・・・多分)
「んと・・・えっと、とりあえず中に入って・・・ちょっと待ってもらえますか?」
「はい、わかりました。それでは待ちます。(ドキドキ)」
少年はまりのの指示通り、玄関に待機した。
>そして、その場に少年を残しまりのは走り出した。
>「誰か・・・誰かいないかな・・・」
「(誰を呼ぶんだろう?)」
少年は少し気になりながら待ち続けた。
「あっ、白河さんっ。いいところにっ」
ほっとしたような笑顔で、白河さんの手を取る。
「あの、とりあえずいっしょにきてくださいっ」
そのまま、玄関へと向かう。
「はいはいはい… ちょっと落ち着いて、あの、いったいどうしたって…」
わけもわからず、手を引かれるままに玄関へと引きずられるように走っていく。
(まりのさんの手、すべすべでいいなぁ… やっぱり水仕事の後はちゃんとクリームを塗っておかないと)
なぜかそんな見当違いなことを考えたりする。
(…もしかしてもしかすると、もしも龍崎みたいなの――ま、まさか、大丈夫よね)
少年は玄関でウロウロしながら待っていた。
>少年は玄関でウロウロしながら待っていた。
「ごめんなさいっ、お待たせして・・・ちゃんとお話できる方つれてきましたからっ」
少年に両手を合わせて申し訳ない、といった謝罪のジェスチャーをする。
そして白河さんに向き直り、事情を説明した。
「えと、白河さん。こちらの方はお客様でですね・・・宿泊をしたいっていうお話なんですがっ」
玄関に出て、そこにいたのが少年であったことでなぜか安心してしまう。
そうしてようやく納得のいく説明をされて、改めてほっと一息つく。
「そうですか… ようこそいらっしゃいませ、可愛らしいお客様」
丁寧にお辞儀をして出迎えると、客室へ案内する。
「御用は…ご宿泊だけでしょうか? 申し訳ございません、ただいま主人は留守にしておりますけれど、
それくらいならば大丈夫ですよ、どうぞこちらへ」
>>704 >ごめんなさいっ、お待たせして・・・ちゃんとお話できる方つれてきましたからっ」
>少年に両手を合わせて申し訳ない、といった謝罪のジェスチャーをする。
「いえいえ、僕は別に気にしていませんから。」
少年は照れながら答えた。
>「えと、白河さん。こちらの方はお客様でですね・・・宿泊をしたいっていうお話なんですがっ」
「僕はここに宿泊をしたいのですが、よろしいでしょうか?」
少年は貴子に向かって答えた。
>>705 >「そうですか… ようこそいらっしゃいませ、可愛らしいお客様」
「あ、どうも初めまして・・・。」
少年は頬を赤らめながら答えた。
>「御用は…ご宿泊だけでしょうか? 申し訳ございません、ただいま主人は留守にしておりますけれど、
>それくらいならば大丈夫ですよ、どうぞこちらへ」
「それでは失礼します。」
少年は貴子に案内されて、部屋に向かった。
少年を誘導するように、少年の前・・・そして白河さんの横を歩く。
意味もなく先ほどの白河さんの
(でも・・・ご宿泊だけ、ってどういう意味かな・・・?)
しばし考えて。
(あ、ご主人様の仕事のことかな)
>>708 >少年を誘導するように、少年の前・・・そして白河さんの横を歩く。
「(あの二人を見てると、何だかチンチンが大きくなるのは何故かなあ?)」
少年は二人の後姿を見て興奮した。
「(後でオナニーでもしよう。)」
少年は興奮を抑えながら部屋に向かった。
>>707 「ご宿泊ですね…はい。申し遅れました、私は当屋敷のメイドの白河貴子と申します。
ところでお客様、どのようなご用なのでしょう? 差し支えなければお聞かせ願えますか、
必要でしたら主人にも後ほどお取次ぎいたしますので…」
とりあえずはきわめて事務的に、客の少年を案内しながらそう尋ねる。
内心、子供が一人で訪れるような場所ではないのにと訝しく思ったりもする。
>>708 まりのの横顔を見つめて、ふと黙り込んでしまう。
(まりのさんって、もう御主人様と… うーん…どうなんだろう)
どことなく、まだこの屋敷のことを理解していないようにも思える。
その純真さが眩しくて、思わず目を細めてしまいそうになる。
「まりのさん… 綺麗ね」
なぜかそんなことを呟いてみたり。
そうして、客間のドアを開ける。
「あとは部屋を整えて、と…」
>>709 「どうぞ、こちらです」
きちんとベッドから何からメイキングが済んでいるか、まりのと二人で軽く確認をする。
「なにかございましたら、遠慮なくお申し付けくださいね」
>>710 >「ご宿泊ですね…はい。申し遅れました、私は当屋敷のメイドの白河貴子と申します。
>ところでお客様、どのようなご用なのでしょう? 差し支えなければお聞かせ願えますか、
>必要でしたら主人にも後ほどお取次ぎいたしますので…」
「どうも初めまして、貴子さん。どうぞお願い致します。」
少年は礼儀正しく貴子にお辞儀した。
そして、三人は部屋に到着した。
>そうして、客間のドアを開ける。
>「あとは部屋を整えて、と…」
ベッドのシーツを整理している貴子の美しいヒップを見た少年は、淫らな妄想をしていた。
(彼女のスカートの中は一体どうなっているんだろう?)
少年は冷静を保ちながら貴子のスカートの中を想像していた。
(ええと・・・・・・こんな感じでいいのかな?)
白河さんの手伝いをして客室を整える。
>「なにかございましたら、遠慮なくお申し付けくださいね」
白河さんの 隣で少年に向かってニコニコと微笑む。
「あ、申し遅れました。わたし、伊月まりのと申します」
そういって改めてお辞儀をする。
>>711 >「なにかございましたら、遠慮なくお申し付けくださいね」
貴子の申し付けに、少年はこう答えた。
「あ、あのう・・・貴子さんのスカートの中を見せてください・・・。」
少年は恥ずかしそうに、勇気を振り絞って答えた。
それと同時に、彼のズボンの中には幼茎が勃起し、テントが張っていた。
>>713 >「あ、申し遅れました。わたし、伊月まりのと申します」
「どうも初めまして、まりのさん。」
少年は照れながら挨拶をした。
(彼女も美しい人だなあ。)
>>712 部屋はばっちりだと安心して客人のほうを振り返って微笑む。
「どうぞ、おくつろぎくださいね…」
そう言いかけて、ふと股間の膨らみに気づいてしまう。
(な、なんでそんな…って、私、どうしたら…)
>>713 助けを求めるように、まりのに向かってちらちらと視線を投げかけてみたりする。
さすがにまりのの前でそんな痴態を晒したくはない…
そう思って次の行動を躊躇っていた。
「えっ…と、あの、なにかご希望がございましたら、ご遠慮なく。
どうか、なんなりとお申し付けくださいませ。そう、なんなりと…」
最後のほうは呟くように、少年に向かって微笑んでみせる。
>>715 (どうしようどうしよう!?)
まりのに向かって、ちらちらと目配せをする。
>>714 「えっ… はっ、はい、分かりました…」
赤面しながらも頷いてみせる。
「…まりのさん、こういうことなの… お嫌なら、このまま部屋を出てかまわないから…」
絞り出すような声でそういうと、少年のほうを向く。
そしてスカートの裾をそっとつまんで軽く持ち上げてみせる。
「あの… これで、見えますか…」
>>717 >そしてスカートの裾をそっとつまんで軽く持ち上げてみせる。
>「あの… これで、見えますか…」
「もっと上げてください、お願いします。」
少年は興奮しながら貴子に向かって懇願した。
(えぅ、どうしよう・・・っ)
目の前で始まった貴子の痴態に戸惑う。
>「…まりのさん、こういうことなの… お嫌なら、このまま部屋を出てかまわないから…」
しかし、赤面しながら困っているような様子でスカートの裾を持ち上げる貴子を見て。
「わ、わたしも・・・その、あの、よろしかったら・・・どうぞっ」
貴子だけに恥ずかしい思いはさせられない。
その重いがまりのを突き動かしていた。
(これくらいなら・・・これくらいなら・・・っ)
顔を赤くして、うつむきながらもスカートの裾を持ち上げる。
>>719 >顔を赤くして、うつむきながらもスカートの裾を持ち上げる。
まりのは恥ずかしながらスカートの裾を上げた。
彼女のスカートの中は純白のショーツと、スラリとした
ガーターストッキングを履いていた。
「す、凄い、スカートの中はこんな風になっているんですね・・・。」
少年は興味深そうに、彼女の姿を見た。
「僕、もう我慢が出来ない!!」
少年はズボンのチャックを開け、そそり立った逸物を握り
上下に動かした。
>>718 「まだよく見えませんか…?」
(も、もっとだなんて、そんなに上げたら…恥ずかしい染みまで見えちゃうかも)
羞恥心に悶えながらも、客の要望に応えるという名目もえるがそれ以上に、
自分の快楽として手を動かしてしまう。
「はい…もっと、じっくりと、見て…ください」
すっかりスカートが捲り上げられてショーツが露になる。全く触れていないにもかかわらず、
目の前の少年の今にもはちきれそうな股間のふくらみを見つめているだけで、秘処から蜜が
溢れ出してくるのを抑え切れない。
>>719 (えっ、そんな…まりのさんまで、大胆な…)
半ば呆気にとられながら、自ら下着を晒すまりのを横目で眺める。
これは…負けてはいられないんじゃない、かな。
「お客様… ずいぶん苦しそうですが、ご奉仕、いたしましょうか?」
少年の股間に視線を戻し、妖艶に微笑んでみせる。
>>721 「お客様… ずいぶん苦しそうですが、ご奉仕、いたしましょうか?」
貴子の問いに、少年はこう答えた。
「お願いします・・・。」
少年は、逸物を貴子の口に入れ、上下に動かした。
「う、気持ち良い!!」
少年は今まで感じたことが無い快感を訴え、貴子のフェラを受け続けた。
「ああ、出そうだ・・・。」
そして、少年は限界を迎えた事を感じ、貴子にこう答えた。
「貴子さん、あなたのパンティとストッキングに出させてください!!」
>少年はズボンのチャックを開け、そそり立った逸物を握り 上下に動かした。
「きゃ・・・」
突然現れた少年の逸物を、驚きつつもまじまじと見つめてしまう。
(これが、男の人の・・・)
>「お客様… ずいぶん苦しそうですが、ご奉仕、いたしましょうか?」
その貴子の言葉で始まった二人の痴態を立ち尽くしながら見つめる。
(・・・どうしよう、わたしも、手伝ったほうがいいのかな・・・?)
迷いながらも、二人のそばで見つめつづける。
>>724 静かに少年前に跪き、その逸物に手を添える。
「それでは、失礼します…」
ためらいがちに、それでも自分から少年の外見に似合わぬ猛々しい逸物を口に含む。
熱く硬くそそり立つそれを、ゆっくりと、しだいに大きなストロークで口内で刺激を加える。
「んっ、くう… ちゅっ、じゅぷっ、はむぅ… やぁん、こんな、んっ、おっきいの…」
そうかと思うと、ちゅぽんとわざと音を立てて顔を離し、唾液にまみれて赤黒く光る逸物を
舌先でつつっと舐め上げたり、鈴口のあたりを円を描くように舐めまわしたりする。
「はいっ…いっぱい、いっぱい出してくださいね…」
>>725 ふとまりのの視線に気づき、とたんに恥ずかしくなってしまう。
「んっ、まりのさん。恥ずかしい、こんなこと私ばかり…ほら、まりのさんも一緒にっ…」
奉仕を続けながら身体をずらして、まりののために場所を空けて手招きをする。
>>726 >「はいっ…いっぱい、いっぱい出してくださいね…」
貴子は口から逸物を抜いた後、自らのスカートを上げ、少年の白い精を受け止める準備をした。
「う、出るーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
少年の鈴口から、白い精が勢い良く出し、貴子のパンティとストッキングに射精した。
少年が放たれた白い精はベットリとパンティとストッキングに絡みついた。
「はあ、はあ、はあ、これで僕の念願の夢が叶った・・・。」
少年は疲れた表情を浮かべていた。
少年は視線の先を、まりのに向けた。
「まりのさん、僕の童貞を捧げても良いですか?」
少年はまりのに懇願した。
>「まりのさん、僕の童貞を捧げても良いですか?」
(わ、わたし・・・?)
突然の指名に体がこわばり、頭の中が混乱状態に陥る。
大丈夫なんだろうか、という漠然とした不安もある。
こんな年下の子に、というためらいもあった。
まりのは・・・処女だった。
(わたし、どうしたらいいですか・・・?)
返事を返すことができず・・・恥ずかしそうな、困った視線を貴子に向けた。
>>728 >返事を返すことができず・・・恥ずかしそうな、困った視線を貴子に向けた。
「何だか困らせる様な事を言っちゃったかなあ・・・。」
少年は困った表情をしている、まりのを見て少し困惑していた。
>>727 「…っ、くぅ……んふっ、はっ…」
逸物に指を絡めてリズムと作ると、勢い良く射精が始まった。
思わず目を閉じてしまったが、太腿に熱い迸りを感じて目を開くと、白濁が布地に絡み付いて、
なんとも言えず卑猥な光景が目の前にあった。
「いっぱい… 出ちゃいましたね」
思わずため息を漏らしてしまう。
>>728 (どうしよう… やっぱり御主人様ともまだみたいだし、このままだと…)
混乱する。自分ならともかく、まりのや主人のこと、どうしてよいかも分からなかった。
迷いを断ち切るように、少年のほうへ向き直ると、まだ勢いを失わない逸物を両手で包み込んだ。
「すごい… まだこんなに元気なんだ…私にも食べさせて、欲しい…」
逸物に手を添えたまま少年に跨ると、ショーツのクロッ地チの部分をずらし、剥き出しになった秘処に
先端を擦り付けた。にちゃにちゃと蜜が泡だっていやらしい音が広がる。
「ああん…すごく、すごくいいですぅ… これ…まりのさんも欲しい? それともお手伝い、してもらえるかしら?」
くすっと笑って、いまだ恥ずかしそうに躊躇っているまりのを見つめる。
>>730 >逸物に手を添えたまま少年に跨ると、ショーツのクロッ地チの部分をずらし、剥き出しになった秘処に
>先端を擦り付けた。にちゃにちゃと蜜が泡だっていやらしい音が広がる。
「あう!!」
少年は感じてしまい、再び逸物がそそり立った。
少年は涙を浮かべながら、貴子に懇願した。
「僕のチンチンをあなたの中に入れてください!!」
少年は貴子の恥部に逸物を擦りつけた。
>「ああん…すごく、すごくいいですぅ… これ…まりのさんも欲しい? それともお手伝い、してもらえるかしら?」
「わ、わたし・・・」
貴子の乱れた姿を見ながら、熱に浮かされたようにつぶやく。
「わたし、手伝い・・・ます・・・どうしたらいいですか・・・?」
>>732 「ふふふっ… 可愛い…よく言えましたね、ほら、入っていきますよ… ちゃんと見ていてくださいね」
下唇を噛んで、静かに息を吐きながら秘処に逸物を沈めていく。
きゅっと締め付けると、それだけで軽く達してしまいそうになる。
「ごめんなさい、こんないやらしい私に…あなたの童貞を、でも…その分、気持ちよくして差し上げますから…」
>>734 ぼうっとしたような表情のまりのを見て、自然に笑みが漏れてしまう。
「そう、じゃあ…この逞しい逸物の代わりに、お客様のお口で…まりのさんのあそこを慰めてもらったらどうかしら?」
自分が少年の童貞を奪ってしまったということで、少し優越感に浸ってもいるのかもしれない、
そうして少年の乳首に手を伸ばして、きゅっと摘んでみる。軽く、強く、反応を確認するように指先ではじいてみたり。
妖しい笑みを浮かべたまま、少年の上でだんだん激しく腰を使い始める。
「ああんっ、美味しいッ! いい、とっても…いいんです、熱くて…大きくて、んはあっ!」
>>735 >下唇を噛んで、静かに息を吐きながら秘処に逸物を沈めていく。
「うわあああ、あうっ、気持ち良いですっ!!」
少年はストッキングとパンティに射精した快感を上回る快感を味わった。
>「そう、じゃあ…この逞しい逸物の代わりに、お客様のお口で…まりのさんのあそこを慰めてもらったらどうかしら?」
そう言われると、少年はまりのの恥部を舐めまくった。
>妖しい笑みを浮かべたまま、少年の上でだんだん激しく腰を使い始める。
>「ああんっ、美味しいッ! いい、とっても…いいんです、熱くて…大きくて、んはあっ!」
「うぐ、ああ、気持ち良いよ〜、貴子さん!!」
少年は余りにも気持ち良い快感に、貴子の胸に顔を埋めた。
>きゅっと締め付けると、それだけで軽く達してしまいそうになる。
「もうだめ、もう射精(で)ます!!」
少年は貴子の恥部の奥深くに白い精を解き放った。
>そう言われると、少年はまりのの恥部を舐めまくった。
「んんっ・・・あ、は・・・ふっ」
少々荒々しいともいえる愛撫にまりのは翻弄される。
・・・その舌が不意に陰核をつく。
「ひゃんっ」
一段と高い声が出て、甘いうずきが体を駆けた。
「やめ、そこ・・・っ、おかしくなっちゃ、んぅっ!」
いつのまにか少年の舌だけではなく、まりの自身の指も秘所を慰め始める。
>>737 「やめ、そこ・・・っ、おかしくなっちゃ、んぅっ!」
いつのまにか少年の舌だけではなく、まりの自身の指も秘所を慰め始める。
「それじゃあ、思いっきり舐めますよ。」
少年は無心にまりのの恥部を舐め続け、彼女をイかせた。
二人の相手をした少年は二人にこう語った。
「僕のわがままを聞いてくれて有難う御座います。
お礼に、大サービスをします。」
少年は自分の逸物を上下に動かしながら、鈴口を二人に向けた。
>>738 >少年は自分の逸物を上下に動かしながら、鈴口を二人に向けた。
「それでは、射精します!!」
少年は貴子とまりのの顔に白い精を放った。
その後、少年は二人のストッキング、パンティ、胸、顔等に白い精を放ち、夜は更けていった。
朝日が昇るとき、既に少年の姿は無く、二人の衣服は彼の精液がこびり付いていた。
貴子が下を見ると、彼女のガーターストッキングのレース部に書置きが挟まっていた。
「貴子さん、まりのさん、僕のわがままを聞いてくれてありがとうございました。
貴子さん、僕の童貞を奪ってくれて有難う御座いました。」
「まりのさん、せっかくあなたに童貞を捧げようと思いましたが、あなたが困っている表情を見ると
申し訳が無いと思い、止めときました。」
「あなた達のおかげで女性に対しての自信を持つことが出来ました。
本当に有難う御座いました。またお逢いしたいです。」
少年より
外には鳥の囀りが聞こえていた。
「うぅー… まだ頭がぼうっとしてるわ。しっかりしなきゃー…」
あまりに眠かったので昼寝をしたら、ついうっかり寝すぎてしまい、かえって眠くなってしまった。
仕方がないので自室に引きこもり、いつの間にすっかり埃を被ってしまったギターを引っ張り出して
軽く爪弾いてみる。
しばらく指先を動かしていると、感覚が研ぎ澄まされてくるような気がする。
746 :
椿 杏樹:04/05/19 22:50 ID:OlJwu2Yq
「うーん…」
厨房で皿洗い中。
顔の火照りを冷まそうと、時々手の甲を頬に軽くあてている。
「――痛っ!」
うっかり弦を切ってしまい、わずかに血の滲んだ小指を舐める。
仕方なくギターをベッドに放り投げて立ち上がり、部屋を出た。
748 :
椿 杏樹:04/05/19 23:36 ID:OlJwu2Yq
大体洗い終え、食器を拭いているが手が滑って皿を一枚割ってしまう。
「きゃ」
「あーあ〜…。やっちゃった。…こほん、けほっ」
屈んで破片を拾う最中、時折咳をしている。
例によって例のごとくコーヒーでも飲もうと厨房に向かうが、珍しく明かりがついている。
「こんばんは〜… あら、杏樹さん… ちょっと、大丈夫ですか!?」
割れた皿の破片に気づいて駆け寄る。
「風邪ですか? 無理しないでゆっくり治してください、あとは私がやりますよー」
750 :
椿 杏樹:04/05/19 23:51 ID:OlJwu2Yq
>>749 「あ…大丈夫ですー。うるさくしてごめんなさい」
苦笑いをして貴子と一緒に破片をゴミ袋に入れる。
「ここ何日かだるくって…御主人様には『妊娠』とか言われて弱ったんですけれど」
「貴子さんこそお疲れでしょう?コーヒーでも入れますね〜」
そんなに心配するほどではない、というのをアピールするかのように
いつも通りに微笑みかけコーヒー豆とカップを用意する。
「え…ええっ、妊娠だなんて… 冗談ですよね?」
平静を装いつつも内心は穏やかではない。
杏樹さんまでいなくなってしまったらどうしよう、そう思って不安になる。
>「コーヒーでも入れますね〜」
あわてて自分も立ち上がると、用意を手伝う。
「ありがとうございます、でもくれぐれも無理しないでくださいね、こじらせちゃうと
後が余計に大変ですよ…」
普段どおりに振舞われて、余計に心配になってしまう。
「でも、杏樹だんもコーヒーで良いんですか? 眠れなくなっちゃいますよ」
752 :
椿 杏樹:04/05/20 00:07 ID:S2mREVwG
「検査薬でも妊娠はなかったみたいです。
それにね。…もし妊娠してても、すぐどうにかしますから。だから平気よ」
カップに抽出されたコーヒーを2人分注ぎ、椅子に腰掛ける。
さりげに棚にあった胡麻ビスケットを数枚取り出して皿に。
>眠れなくなっちゃいますよ
「いいの、最近早く寝ろ寝ろってうるさく言う人がいたから。
そうは言ったって、たまには夜更かしもしたいじゃない」
やや頬を膨らませつつカップを両手に持つと、コーヒーをブラックのまま口にする。
「どうにかするって… そうですか」
よくわからないまま頷いて、ビスケットに手を伸ばす。
さすが先輩だ…と感心していいのだろうか?
「夜更かしって… でも無理はしないでくださいね。杏樹さんが元気でないと
ほんとに心配になっちゃいますから」
やや上目遣いに杏樹の顔を見上げながら、精一杯の気遣いを口にする。
そうしてぼんやりした様子でカップを取り上げ、一口すすって慌ててカップを置いてしまう。
「…ごっ、ごめんなさい、猫舌なんです…」
754 :
椿 杏樹:04/05/20 00:22 ID:S2mREVwG
「ありがとう〜」
>…ごっ、ごめんなさい、猫舌なんです…
「あら、かわいい」
あまり見た事のない貴子の姿に、くすくすと笑う。
「そうだー。私一度聞いてみたかった事があるんだけど、聞いてもよい?」
テーブルの上で頬杖をつき、少し貴子のほうに身を寄せて尋ねる。
「貴子さんは、好きな人はいないんですか?」
特に意地悪で思いついた質問ではないのだが、無邪気にずばっと聞いてしまう。
>「貴子さんは、好きな人はいないんですか?」
「……ふがっ!」
思わず噴出しそうになるのを懸命に堪える。
ごくっとコーヒーを飲んでしまう。妙に大きく喉が鳴ったような気がした。
「あ、あの、それって… 御主人様とか、そういう意味ではないんですよね…」
カップを抱えたまま、赤面して杏樹から視線をそらす。
「みんな良い人ばかりだし、好きといえば好きなんですけど… 恋人としてのお付き合いなんて、
最近はちっとも考えたことはないですね。素敵な恋ができるといいんですけど、杏樹さんみたいに」
白い歯を見せて寂しげに笑って、またカップを傾ける。
756 :
椿 杏樹:04/05/20 00:40 ID:S2mREVwG
「?そうなの? なんだぁ、私てっきり貴子さんって三条先生が
好きなのかなあって思ってました、けど……考えすぎだったのかしら」
首を少々傾げる。
「でも、これからはまだわからないですよね〜、うふふ」
余裕ぶって笑うが
>素敵な恋ができるといいんですけど、杏樹さんみたいに
なんだか反撃?されているようなのでしれっとかわしてみる。
「私、恋なんかしてないですよ。御主人様と仲良しすぎるからなのか、
よくお客様にもそんな風に見られがちなの」
「でもやっぱり御主人様はみんなのお父様、って感じしません?なんとなく」
「せっ、先生が!? そう…かなぁ、確かに親しく接してはいますけれど、恋かどうかまでは…」
一語一語区切るように、じっくりと言葉を選んで話す。
自分でも自分の気持ちが良く分からず、なんと言っていいか返答に窮してしまう。
「お屋敷は特殊な環境だから、ちょっと感覚が麻痺しちゃってるのかもしれません。
普通の恋愛感情を持てないというか、ほんのちょっとしたことでも身体の関係のせいで勘違いしてしまったり」
そういう経験がないでもない。
恋愛初心者だからこそ、余計に不安でもある。
>「でもやっぱり御主人様はみんなのお父様、って感じしません?なんとなく」
そういう杏樹の目にも、明らかな迷いが見て取れた。
杏樹さんのうそつき…と、心の中でつぶやく。
「お父様にしてはいやらしいですけど。包容力があって、優しくて… もうちょっと若い方だったら悩んだかも」
そういって屈託なく笑う。
758 :
椿 杏樹:04/05/20 01:06 ID:S2mREVwG
>ほんのちょっとしたことでも身体の関係のせいで〜
「それも寂しいような…。貴子さん!別に勘違いでもいいじゃない!だって人間だもの」
どこかで広く知られているようなフレーズを口にすると、
突然妙に熱くなってきた様子で貴子の手を握る。
「普通の恋愛感情が持てないのなら、じゃあ〜。そうだ!練習で、私を好きになって?
…。
……うそうそ、冗談です。女相手なんて気持ち悪いだけですよね」
少しの間があき、『また変な事を言ってしまった』と気付き
慌ててフォローしてコーヒーをぐーっと飲み干す。
>もうちょっと若い方だったら悩んだかも
「ああっ、若かったら奥様の座を狙うつもりだったのね、白河貴子。
あげませんよ〜。御主人様は、メイドみんなのもの!です。 …えへへ」
にっこり微笑み、飲み終わったカップを流しに片付けて厨房を出ようとする。
「貴子さんの分も明日の朝洗いますから、そのまま置いておいてね。
じゃあ私お先に…おやすみなさい〜」
>「そうだ!練習で、私を好きになって?」
「……えっ?」
一瞬本気かと思ってドキッとしてしまうが、冗談だと分かってほっとしたような、
それでいてちょっぴり残念なような気がしてしまう。
「もちろん杏樹さんのこと、好きですよ… あのときも、本気だったんですから」
以前杏樹を激しく攻め立てたときのことを思い出し、そう自分で呟いておいて勝手に赤くなったりする。
「でも、まあ、人を好きになるのにルールなんてありませんし… 自分の気持ちには素直でいたいです」
>「御主人様は、メイドみんなのもの!です。 …えへへ」
「まさかー! 身分違いですし、もしそんなことになったら一生浮気を心配してなきゃいけないでしょう?
確かに御主人様は魅力的だけど、そんなプレッシャーに耐えられるかどうかも…
うーん、でも、もしかしてもしかしたら…」
ついうっかりと真剣に悩みだしてしまう。主人は主人、メイドはメイド。
分かっているつもりなのだが、時々勘違いしそうになる… だって、あの人が優しすぎるから。
「はい、お休みなさい。ゆっくり休んでくださいね!」
にこやかに手を振って杏樹を見送り、静かな厨房に残される。
杏樹さんの言うとおり明日でいいか…とは思ったけれど、杏樹さんに用意してもらったんだし片づけくらいはと
手早く片づけを済ませて、明かりを消す。
760 :
椿 杏樹:04/05/20 01:31 ID:S2mREVwG
「貴子さんって、やっぱりお話してて楽しいわ。つい長話しちゃう……あら?」
自室に戻り着替えている最中、立ちくらみがして少しふらふらっと
ベッドの脇にへたり込んでしまう。
「あ、あれれ」
なんとかパジャマに着替え終わり、まさかと思いつつ体温計で一応計ってみる。
「……『38.7℃』?」
ぱたり。
立ち上がった拍子にベッドに倒れ込み、そのまま横向きに寝転がる。
「ごほん、ごほっ…。ううーん…」
(ちょっとだけがんばりすぎちゃったのかなぁ…。頭、いたい〜…
でもまあすぐ治るわよね。明日も御主人様に褒められるようにがんばろうっと…)
自分の予想と反し、その後何日か風邪で寝込んでしまうのだが、それには気付かず
のんきな事を思いながら眠りにつく。
厨房で夜食用のおにぎりを作っている。
自分の顔より大きいおにぎりを作ってにんまりとしている。
「ふふふ、いっぺんやってみたかったんだ…」
ほの暗い蛍光灯の明かりの中で、食器の片付けをしている。
「フンフフンフ……ぁ! いよっ、とっ…っ……」
うっかり手を滑らせ、なんとか落とすまいと必死で手を伸ばすが……
無情にもつるりと追っ手をかわしたお皿が一枚、粉々に砕け散ってしまう。
「……さすが高級品、やるわね」
負け惜しみを口にして、がっくりと肩を落とす。
なんとなくやる気が起きず、空き部屋で一人ぼんやりとする。
「はぁーーーーーーーーー・・・・・・・・・・」
出るのはため息ばかり。
意味もなく、ポケットからオルゴールを取り出しネジを巻いた。
♪〜♪♪〜♪〜♪♪♪〜
いつもと変わらぬ柔らかなメロディが流れ出す。
「はぁーーーーーーーーー・・・・・・・・・・」
幸せが逃げちゃうなぁ、なんて思いながら再びため息をついた。
「あーーーーーーん」
大きな口を開けておにぎりにかぶりつこうとしている。
ふと、気付くとどこかで食器が割れるような音が…
ビクッとして、あたりを見回している。
私室でベッドに横たわったまま、静かに眠っている猫の背を撫でている。
「あーあ、どうして人って大人になるんだろ・・・」
オルゴールを軽くつつきながら、意味もなくつぶやく。
「何の音?」
キョロキョロと見回すが、何もないのでとりあえず廊下に出てみる。
「どこかなぁ〜?」
ウロウロと歩いているうちに、今日は使う予定のない部屋からオルゴールの
音が聞こえてくるので、そっと覗いてみる。
「あ、まりのさん!こんばんは」
「わっ」
突然かけられた声に驚き、オルゴールを落としそうになってしまう。
「こ、こんばんわっ」
そしてにこにこと笑顔を作りながら言う。
なんだかうまく笑えていない気もした・・・・・・・でも、笑わなくちゃ。
暗い顔なんて、見せちゃいけない。
いつの間にか眠りかけていたが、
逆に起きだしたらしい子猫に鼻の辺りを撫でられて目を醒ます。
>>771
「あ、オルゴールですか?
いいなぁ〜何の曲ですか?」
そう聞きながら、まりのの横にちょこんと座る。
「これですかっ。シューベルトのアヴェ・マリアですよ。
多分聞いたことあると思いますよ?すごくポピュラーだから」
そういいながら、だんだんテンポの遅くなったオルゴールのねじを回す。
暗い廊下に一人佇み、じーっと壁に掛けられた先代の肖像画を見つめている。
そうしてわけもなくため息をついてみたり。
>>774
「安部マリアさん???」
クラッシク音楽に全く興味がないため首をひねっている。
♪〜♪〜
徐々に、テンポの戻ってきたオルゴールの音にポンと手を叩いて
目を輝かしている。
「あ〜この曲聴いたことある!
へぇ〜安部さんが作ったんだぁ!」
完全に勘違いしているが、オルゴールの音に吸い寄せられていく。
>>776 >「安部マリアさん???」
「えと、多分人名じゃないと思いますけど・・・」
そうはいったものの自分もかろうじて曲が分かるくらいの知識しかないから、詳しく説明はできそうもなかった。
>安部さんが作ったんだぁ!
「あのですね、えっと・・・作ったのはシューベルトで安部さんじゃないです・・・」
苦笑いをしながらそう訂正した。
>>777 「シューベルト?……シュークリームの仲間ですか?」
本気でわかっていないようである。
「ねえ、まりのさん
さっき部屋に入ってきたとき悲しそうだったけどどうしたの?」
一瞬見た表情が気になり、聞いてみる。
>「ねえ、まりのさん
さっき部屋に入ってきたとき悲しそうだったけどどうしたの?」
「え・・・」
しまった、と思った。
どうやら見られていたらしい。
「あ、あのですね・・・あのですね・・・」
動揺してしまってか、困りながら同じ言葉を繰り返す。
(どうしたらいいのかな・・・)
悩んだ末。
「実は・・・いつもお気に入りにしていた赤いリボンをなくしてしまってですねっ、ぜんぜん見つからないのですよ」
わざわざ自分の深い暗闇を見せる必要もないだろう。
・・・だから、落ち込んだふりをして実に自分らしいうそをついた。
>>779 リボンをなくしたと聞きウンウンとうなずいている。
「えぇ〜リボンなくしちゃったんですか?」
ポケットをごそごそとまさぐると、チェックリボンが出てくる。
「じゃあ、これあげますよ…
チョットうしろ向いて……」
まりのの髪にリボンを巻きつけ、ちょうちょ結びをする。
「わっ、わっ」
驚きながらも、されるがままになっている。
「かわいいですね〜・・・ありがとうございますっ」
えへへ、と笑いながらリボンをチョコチョコといじっている。
「あ、そうだっ」
突然思い立ったように手をぽんとたたいた。
「じゃあお礼に・・・ですね」
いいながらポケットをあさり始める。
「これ、あげますっ」
差し出したのは小さなくまの編みぐるみだった。
>>781 リボンのお礼にといってクマを手渡される。
「うわ、かっわいい〜
ねえ、いいの?本当にもらっちゃっても?
うれしぃ〜」
そう言ってまりのに抱きつき、ほっぺたにチュッとキスをする。
「このお屋敷に逃げ込んできたから、ぬいぐるみとかぜんぜん持ってなくって…」
手の中のクマを上にあげたり、目の前でくるくる回している。
>ほっぺたにチュッとキスをする
「わわっ・・・」
(なんだか最近みんなにほっぺにちゅーされてる気がするよぅ)
唇が触れたその部分を抑えながら、真っ赤になって困惑していた。
>「このお屋敷に逃げ込んできたから、ぬいぐるみとかぜんぜん持ってなくって…」
「そうなんですかっ、わたしたまになら編みぐるみ作ってますから・・・よかったら今度リクエストしてください、ねっ?」
笑顔でそういった。
前半部分にはあえて触れなかった。
わたしが、彼女に今日落ち込んでいた原因をうそで隠したように。
そんなことをしたわたしが・・・勝手に人様の秘密に踏み込んで言いわけがなかったから。
>>783 「本当ですか?約束ですよ」
そう言ってまりのの手を取ると
「指きりげんまん、嘘ついたらハリセンボーンのーます♪」
と指切りをしてしまう。
「じゃあ、渡しお台所片付けて来ますね
まりのさんありがとう!」
大事そうにクマの編みぐるみを抱えて部屋を出て行った。
絵理の去っていったドアを見つめる。
さっきまで振っていた手は空中で意味もなく漂っていた。
「はぁ・・・・・・」
そして、もう一度だけため息をついた。
うつむいた顔を上げて、笑顔を作る。
「わたしは、大丈夫。がんばれるから・・・だから」
そのあとは、小さく口の中でつぶやいた。
おそらく音にすらなっていない誓い。
「んーーーーーーーーー」
やがて、立ち上がりぐっと伸びをした。
廊下の置物を掃除していたところ、偶然陰に隠されていた淫具をみつけてしまう。
誰も見ていないことを確認して、どきどきしながら、そうっと元に戻す。
「まったく、どうなってんだか……」
788 :
三条 望:04/05/22 15:24 ID:A0HRlobE
時間を持て余し、窓辺に歩み寄ると窓越しに空を見上げる。
雲が一面に広がる空を見て、憂鬱な気分が沸き起こるとともに、
不意にこのお屋敷に来る以前、とある病院で診察ミスをして関係者に多大な迷惑を書けたしまった事を思い出す。
「まだまだ…甘い…」
ふうっと溜息を吐き、椅子に腰掛けた。
「へっくしゅん! くしゅっ! へっ…」
ハタキをかけていたら舞い上がる埃のせいでくしゃみが止まらなくなってしまった。
「んもー… 毎日ちゃんと掃除しないとだめよね」
790 :
三条 望:04/05/22 15:32 ID:A0HRlobE
以前の記憶を打ち消すように頭を振る。
「もう間違いは起こさないようにしないとな…」
微かにそう呟いて、「伊月 まりの」とかかれた新しいメイドのカルテに目を通しはじめた。
一通り掃除を終えて自室に戻ろうとして、医務室の前を通りかかる。
ドアが開けっ放しなんて無用心だわ、と思って中を覗き込むとちらりと三条の姿が目に入る。
「あら、先生… こんにちは、お久しぶりです」
軽く会釈をして、にっこりと微笑む。
792 :
三条 望:04/05/22 15:41 ID:A0HRlobE
>「あら、先生… こんにちは、お久しぶりです」
その声に振り返ると、風通しをよくする為に開け放しておいた扉から微笑む白河の姿が目に映る。
「お久しぶりですね…」
いつものように抑揚を抑えた声でそう答えた後で、不意に何かを考え込むように視線を落とす。
「ちょうど喉が渇いていた所です、よければ何か用意していただけませんか?」
ほんの少しだけ黙った後で、白河に向かいそう告げた。
(あらら… どうしたのかしら、なんだか機嫌が悪いような…)
三条の沈んだ様子が気になったが、たぶん自分のせいではないのだと思い直す。
「そうですね… えっと、温かいものと冷たいもの、どちらになさいますか?」
少し無理して笑顔を作って見せる。大丈夫なのかな、先生。
794 :
三条 望:04/05/22 15:49 ID:A0HRlobE
>三条の沈んだ様子が気になったが、たぶん自分のせいではないのだと思い直す。
「私の顔になにかついていますか?」
一瞬怪訝な表情を浮かべた白河を見つめ、無理して笑う。
>「そうですね… えっと、温かいものと冷たいもの、どちらになさいますか?」
「そうですね…湿気が強くて暑苦しいですし…それに時間も持て余しています。
できれば冷たいものを2人分用意してくださいませんか?」
「はーい、それではもうしばらくお待ちくださいね」
そう言うが早いか、厨房に向かって駆け出していく。
数分後、トレイに琥珀色の液体の入ったお揃いのグラスを二つ、サンドイッチを乗せて運んでくる。
「おっとっと… アイスコーヒーでよろしかったかしら? どうぞ、ほんとにいつもご苦労様です」
机の上に広げられた書類にちらりと視線を落として、まりのの名前を見つける。
「そうそう、また新人さんがいらっしゃたんですよね! 賑やかだし仕事も楽になるし、嬉しいですよ。
…でも、あまりむやみに手を出しちゃいけませんよ、御主人様もまだのようですし」
にやにや笑いながら、軽く釘を刺してみる。
796 :
三条 望:04/05/22 16:04 ID:A0HRlobE
>にやにや笑いながら、軽く釘を刺してみる。
「私、手をだしてしまいそうに見えますか?」
白河の言葉どおりいつかは手を出そうと思っていたのだが、先に釘をさされてしまい頬をほころばせて苦笑する。
「新しいメイドさんの身を案じるなんて、先輩のメイドさんらしいですね。
それにしても最近お屋敷のお勤めを頑張っているだけはありますね…」」
内心紅茶の方がよかったのに…などと思いながらも、
手際よく用意されたアイスコーヒーで喉を湿らせ、その出来栄えに感嘆する。
「他のメイドさん方の代わりにと気を張ってらっしゃるようですが…
すこし疲れが少し溜まっているようにもみえますね。
幸い飲み物がもう一人前ありますし、すこし休んでいかれてはいかがですか?」
白河の顔を覗き込み、そう言うと椅子に越しかけるよう促した。
「先輩としてというよりも… うっかり先生が御主人様よりも先に手を出してしまったら
先生はクビにされるかもしれませんし、ね?」
わざとらしく三条に媚びてみる。たまには、まあ、悪くもないんじゃないかなと思ってみたり。
>「すこし休んでいかれてはいかがですか?」
「もう一人前って、私はそのつもりだったんですけどっ!」
唇を尖らせて抗議するものの、すぐにもとの笑顔に戻る。
進められるままに椅子に腰掛けてグラスに口をつける。
「先生こそ、私のことを気遣うほど余裕なんですか? 無理しないでくださいね、
疲れたらちゃんと休んで、ストレスが溜まったらちゃんと発散しないと…」
798 :
三条 望:04/05/22 16:19 ID:A0HRlobE
>「先生はクビにされるかもしれませんし、ね?」
「首ですか…このお屋敷は気にいっているので首は困りますね…
それにこのお屋敷ほど悪戯のしがいがある所もなさそうですしね。」
嬉しそうにそう言うと、あまり好きではないコーヒーにまた口をつける。
>先生こそ、私のことを気遣うほど余裕なんですか〜
「御気づかいありがとうございます。」
自分の事を棚に上げて人を気遣う白河に視線を向ける。
「そういう白河さんもくれぐれも無理はされないでくださいね。
ちゃんと睡眠をとって、溜まったものもきちんと発散しないとね…」
コーヒーのグラスを机に置く。
「休みは十分に取ってはいますが、すこし溜まっているんですよね…
ちょうど、新しい新人メイドさんに手伝ってもらって発散してみようかと思っていたところですよ。」
白河を見つめると、意味ありげに笑いながら、そう囁いた。
>「すこし溜まっているんですよね…
>ちょうど、新しい新人メイドさんに手伝ってもらって発散してみようかと思っていたところですよ。」
予想通りの展開だが、やはりどきどきしてしまう。
「溜まってるって… そんな」
隠し切れない動揺が顔に出てしまい、どぎまぎして三条から顔をそらす。
「そっ、そんなに新人さんがよろしければ勝手になさればいいのに。なにも私に言わなくたって…」
唇を噛んで、うつむいてしまう。
802 :
三条 望:04/05/22 16:34 ID:A0HRlobE
>隠し切れない動揺が顔に出てしまい、どぎまぎして三条から顔をそらす
顔をそらした白河のその仕草に、嗜虐心が目を覚ます。
「誰だって溜まってしまうものなのですから仕方がないでしょう?」
そう嘯きながら、白河に向ける視線には徐々に熱がこもっていた。
>「そっ、そんなに新人さんがよろしければ勝手になさればいいのに。なにも私に言わなくたって…」
「あ、そうですか…白河さんは新人さんにそんな面倒を押し付けるような酷い先輩だったのですか?」
一瞬表情を隠すように顔を伏せる。
「できれば白河さんに手伝って欲しかったのですが、そう言うことでは仕方がありませんね。
では機会があれば新人メイドさんに手伝って貰うことにいたしますが…白河さんは本当にそれでよろしいのですか?」
顔を上げ、白河の姿を見つめると意地悪そうにそう尋ねた。
803 :
三条 望:04/05/22 16:39 ID:A0HRlobE
「…なぜそこで私に確認なさるのですか」
わざと冷たく突き放したように、三条のほうに顔すら向けずに訊ねる。
「どうぞ、先生のご自由に。私は先生を縛るつもりなんてありませんし、浮気… いえ、
新人さんがよろしいのなら、私になど遠慮なさらなくても大丈夫でしょうに」
またグラスを取り上げ、残りを一気に飲み干してしまう。
なにか言いたげに、それでも躊躇いながら三条の顔を見つめる。
「私が… ああ、いえ、なんでもありません。先生の素直な気持ちが知りたいだなんて、言えないわ!」
言ってしまう。
厨房でアイスティーを作って飲んでいる。
「あ、そうだ!先生のところにも持って行ってあげようっと!」
高価そうなグラスに氷の浮かぶ紅茶をいれ、レモンとシロップと共に
トレーに乗せると医務室に向かう。
医務室のドアをノックもせずに開けるとそこには三条と共に貴子の姿が…
>……先生の素直な気持ちが知りたいだなんて、言えないわ!」
「!……
た、貴子さん……」
入り口でトレーをささげ持ったまま固まっている。
806 :
三条 望:04/05/22 16:57 ID:A0HRlobE
>>804 >「…なぜそこで私に確認なさるのですか」
「さぁ…どうしてでしょうね。」
感情を持て余し、グラスの中身を一気に飲み干す貴子の姿を見つめていた。
>私が… ああ、いえ、なんでもありません。先生の素直な気持ちが知りたいだなんて、言えないわ!
この人も同じだな…そんな事を思いながら白河のそんな態度に、苦笑する。
「確かに新人さんにもいつかは手をつけたいと思いますが…」
悪びれずにそんな事を言った後で、不意に言葉が消える。
「今、本当にお相手して頂きたいのは…」
沈黙と共に湧き上がる持て余した感情…思わず不器用な自分に苦笑する。
ようやく再び口を開いたその瞬間…
>>805 >入り口でトレーをささげ持ったまま固まっている
医務室の扉の前にたつ香山の姿が視界に入り、その言葉はまたもかき消された。
>>805 「なっ!?」
物音に振り返ると、入り口でこのみがトレイを手に凍り付いている。
(ちょっと、どうなっちゃうのよこれ… まずい、まずすぎる状況だわ)
こちらも硬直して口をパクパクさせながらも、なんとか口を開く。
「あ、あのっ… 立ち聞きだなんて、趣味が悪い…」
>>806 三条の言葉はよく聞こえなかった。
反省のかけらもない強欲な三条に半ば呆れつつ、なぜか嫉妬を感じていたところ
このみが現れたため、それどころではなくなってしまう。
「……別になにも。変な感情なんてありませんから。誤解しないでください」
そっけなくそう言って、またうつむいてしまう。
>>806 三条の視線に気づくが、いつものように微笑みかけることができないでいる。
「せ、先生も……」
かろうじてトレーを水平に保ったまま、その場に座り込んでしまう。
>>807 >「あ、あのっ… 立ち聞きだなんて、趣味が悪い…」
貴子をキッと敵意ある視線で見上げる。
「医務室で先生を誘惑するよりはましです!
私は、先生のお茶を持ってきただけだもん!」
今までに見せたことがないほどの強い口調が貴子に浴びせかけられる。
809 :
三条 望:04/05/22 17:16 ID:A0HRlobE
>>807 >「……別になにも。変な感情なんてありませんから。誤解しないでください」
白河の返答を聞き、その表情から感情が消えると共に、持て余した感情が歪んだ感情に取って代わる。
「それなら…気兼ねなく、溜まったものを出させていただきますね…」
そのまま絵理のもとへと歩み寄り、座り込んだ体を後ろから抱き寄せた。
>>808 >「せ、先生も……」
絵理を背後から抱き寄せ、顎に手をあてがうと後を振り向かせるように力を込める。
「どうしました…私がお相手では嫌ですか?」
一瞬視線を白河に向けた後で、非難の言葉を封じるように、そして見せつけるように…
絵理の可愛らしい唇にコーヒーの香が残る唇をゆっくりと重ねていく。
「絵理さん、私とするのは嫌ですか?」
口づけたまま、エプロンの中に手を忍ばせ、まだ発育途上にも関らず柔らかく膨らんだ胸をやさしくそっと揉みしだく。
>>808 絵理のいつになく強い口調に、思わずたじたじとなってしまう。
「誘惑だなんてそんな…。私はただ、先生には誰か心に決めた方がいらっしゃるのかと思って…」
ようやっとそれだけ搾り出すように言うと、また口をつぐんでしまう。
(絵理さんだって、何もないのにお茶を持ってくるなんて誘惑してるじゃない!
それなのに、私… やっぱり、絵理さんは先生を譲ったほうがいいのかしら?
もちろん、先生の気持ちが優先だろうけど、それにしても…)
>>809 やっぱり先生と絵理は相思相愛なのだろうか。そう思っうと急に寒気がして、鳥肌立ってしまう。
「先生も、絵理さんも…。そういうことなんですね、私はただ勝手に勘違いして舞い上がっていただけの
お馬鹿なピエロだったんですね。どうせ、どうせ恋愛なんて下手だしっ…」
震える声でそう自嘲する。しかし遠慮もなく絵理に手を出す三条を睨み付けながら、椅子から
立ち上がることができずにただじっと見守っている。
>>809 三条に背後から抱きしめられ、唇を奪われる……
「ん……」
主人に処女をささげてから何度か夜伽はあったもののなぜか唇を
奪われることがなかったため生涯初めてのキスだった。
「先生・・・・・・
うん、先生に……」
頬を赤らめて、小さくうなずく。
>>810 >先生も、絵理さんも…。そういうことなんですね……
「そう、私は先生が好きなの……
でも……先生は私のこと好き?」
(ねえ、好きって言って……おねがい
負けないから、絶対に……貴子さんになんか負けないから……
お父さんも、お母さんも絵理を守って……)
無理やりに勝ち誇ったような顔を作って貴子に向ける。
812 :
三条 望:04/05/22 17:41 ID:A0HRlobE
>>810 >「先生も、絵理さんも…〜
「私になど遠慮なさらなくても大丈夫でしょうに…そうおっしゃったのは白河さんの方ですよ?」
そんな白河の言葉にあえて耳を貸さず、ようやく絵理の可愛らしい口を解放するとそう囁き、
むしろ見せつけるように、さらに激しくやわらかい絵理の膨らみを弄りだす。
>>811 >そう、私は先生が好きなの……でも……先生は私のこと好き?」
「そうですね…絵理さんも好きですし…
里中さんも留萌さんも椿さんも…私はこのお屋敷の方は皆…」
韜晦した表情でそう告げながら、それまで膨らみを弄っていた片方の手をスカートに伸ばし、
スカートの裾を掴むとそのまま白い太ももを曝け出すように露にするようにたくしあげ、
そのまま下着の上から敏感な芽を爪で擦るように刺激する。
「好きですよ…」
光の元に露になった若いふとももを嬉しそうに見つめた後で視線をあげると、椅子に腰掛けた白河を見つめ、絵理の耳元でそう微かに囁いた。
813 :
三条 望:04/05/22 17:44 ID:A0HRlobE
>>811 身を切られるような屈辱に耐え、嫉妬の炎が燃え上がる。
(わざと、わざと私に見せ付けて楽しんでるんだわ…。絶対に許さないんだから…!
でも…やっぱり私、先生に心惹かれているのかしら。それとも、ただ優しくされて勘違いなの!?)
わけも分からず、無意識に大きくかぶりを振ってしまう。
ともかく三条の態度しだいだと思う。三条の気持ちが少しでも私に傾いていてくれたら、
絵理に奪われたとしても、それはそれで私も安心できるのに。
祈るように、縋るように、三条の顔を見上げる。
>>812 「そ、そうですけど、目の前でされるだなんて」
ぐすっと鼻をすすり上げて、声を詰まらせる。恥辱のあまり涙があふれるのを必死で隠す。
「これだから、男なんて…」
暴走気味な感情を抑えきれないが、それでも絵理の美しい肢体に視線が釘付けになってしまう。
(なんなのよ、このわけの分からない感情は…)
「先生は浮気者なんですね。女の子を泣かせるなんて、意地悪っ」
>>812 全身を這い回る三条の手、そして抱きしめられることに体が喜びの反応を
見せている。
「はぁん……」
>「好きですよ…」
「あん、せ・せんせぃ……絵理のこと…絵理のこと…」
好きといわれてとろけるような笑顔になり、その顔を貴子に向ける。
>>814 貴子の目に光る涙もまるで、自分への敗北宣言のように見える。
(でも、なんで涙?貴子さんも本気なの?)
快感の中わずかに残った理性が同じ女性として貴子に同感し始めている。
816 :
三条 望:04/05/22 17:59 ID:A0HRlobE
>>814 >>815 「………」
縋るようにこちらを見つめる白河の姿、その姿、その瞳を見つめたまま…
合せ目からブラの隙間に手を差し入れ、柔らかいその肌の感触を直接味わい、そしてその先端を擦るように指で刺激し、
湿り気を帯びた下着の隙間から指を伸ばし、熱く濡れたその花園を掻き乱すように、
見せつけるようにさらに絵理を甚振る手の動きを苛烈にする。
>>815 「うぅ、調子に乗って…」
絵理の無邪気な笑顔が心にぐさぐさと突き刺さるようで、たまらなく苦しい。
「ふ、ふん! 好きにすればいいんでしょう、愛し合っている二人なんだから。
こうして私が見ている前でもいちゃいちゃできるくらいにね…」
最後のほうは、もうほとんど独り言のようにぼそっと呟く。
「こうなったら…とことん見てあげようじゃない、あなたたちの気持ちがどれほどのものか!」
メーターの針が振り切れてしまったのか、次第に本心とは相反する行動をとり始める。
そのことが自分自身でも理解できず、ただただ流れに任せてしまう。
「そうやすやすと馬鹿にされてたまるものですか。さあ、続けなさいよ!」
(なんで、なんでよ、私…。どうしたら…)
>>816 なにも言わず、かといって行為をやめもしない三条。
その態度に無性に苛立ってしまう。
(みんな、みんな私を…。悔しい、もう壊れてしまいそう…)
そうは思うものの、痴態を見せ付けられて次第に身体が火照り、熱くうずき始める。
(やだっ、わたしったらこんなことで…ああっ、でも、なんだか興奮して…)
>>816 素肌を三条の指が走り、ショーツの隙間からまだ主人しか知らない
秘密を三条が知ると、三条の指に甘露がまとわりつく。
「んふん……あっ、そ、そこ……う……」
>>817 貴子が何か二人に向かってつぶやくが、その言葉は絵理の耳には
届かない。
しかし、貴子の表情は絵理の心の隙間に入り込んでくる。
(あん、貴子さんも・・・先生が?ほんとに?
大人の人の遊びじゃないの?)
そう思いながらも、三条の指技に翻弄されていく。
819 :
三条 望:04/05/22 18:15 ID:A0HRlobE
>>815、816
貴子に熱を帯びたような視線を送りながら、指が絵理の肢体を弄ぶ。
貴子に見られながらの行為に奇妙な興奮を覚え、逸物が激しく昂ぶる。
下半身から湧き上がる衝動を抑えきれずズボンを下ろすと、隆々と昂ぶった逸物を見せつけるように取り出すと…
「溜まりすぎてこんなになってしまいました…ご奉仕してくださいませんか?」
貴子と香山の表情を交互にみつめ、そう不遜に呟いた。
>>818 ぼぅっとした表情で二人の痴態を見つめている。
かつて自分の身体に触れ、この奥深くまで侵入し私を感じさせた三条の指で、
今は絵理が感じている…。それだけで感情が昂ぶり、居ても立ってもいられないほどになる。
「…絵理さん、マグロなの?」
せめてもの反撃に、ぎりぎり聞こえるくらいの声で呟いてみる。
>>819 「なんで…なんで私を見るのよ?」
三条の中途半端な気遣いに苛立ちを覚える。
「絵理さんとしたいんでしょ、しなさいよ! 遠慮はいらないんですから」
なんだかもう、一種の諦めのような感情に支配されつつあった。
それから湧き上がってくる、抑えきれない身体の疼き…。
そっとスカートをまくり上げ、自分のショーツに手を伸ばしてみる。
(やっ…濡れてる、いやだ、私ったら。ああん、でも、もうっ…)
無意識のうちにショーツの上から割れ目に指を当て、そっと擦り始める。
>>820 >「…絵理さん、マグロなの?」
三条の愛撫に思考を失いつつある絵理の耳に、決して大きくない声が
響きわたる。
「ちがうもん……ち、ちがうもん」
>>819 三条が取り出した逸物に、一瞬ひるんでしまうが主人のよりは小ぶりな
物を見て、いとおしさを感じている。
>「溜まりすぎてこんなになってしまいました…ご奉仕してくださいませんか?」
「は、はい…」
三条の腕から離れて足元にひざまずき、ゆっくりと逸物に唇を寄せるが、
後わずかで触れるというところで、後ろにいる貴子に振り向く。
「貴子さん……何もできないんですか?」
言い終わると同時に三条の鈴口へ唇が触れる。
822 :
三条 望:04/05/22 18:36 ID:A0HRlobE
>>820 >「絵理さんとしたいんでしょ、しなさいよ! 遠慮はいらないんですから
何もいわずただ、微かに寂しそうな色を湛えた視線を自らを慰め始めた貴子に送る。
自らの指の動きに合わせ、吐息を吐く貴子の姿にさらに逸物が反り返る。
>>821 >言い終わると同時に三条の鈴口へ唇が触れる。
可愛らしい無垢な唇が逸物に触れたその光景がになんともいえない昂ぶりを覚え、口元が卑しく歪む。
「先輩の貴子さんがお仕事を放棄されていますからね…「その可愛い口でご奉仕してくださいね…」
まるでペットのネコを可愛がるように、香山の髪を撫で擦りながら、挑発的な視線を貴子に向けた。
>>821 >「貴子さん……何もできないんですか?」
「んっ…私はなにもしないわ、する必要がないものっ…」
すでに息を荒げて秘処を弄りながら、絵理の挑発を一蹴してみる。
「マグロじゃない、って言うなら…あふぅ、ん… 絵理さんが、してみなさいよ」
これほど近くで他人の行為を見たこともないし、非日常的な状況に戸惑いながらも
目の前の光景に興奮して、嫉妬よりも次第に自分の快感を求めつつあった。
(ああ、先生のものに…絵理さんっ…そんな大胆な、私が見てるのに)
>>821 「放棄だなんて…だって、先生も絵理さんがお好きなのなら、私なんて…」
この屈辱に、むしろ心地よい被虐を感じてしまう。
かつてないこの状況に酔いしれながら、ショーツをずり下げて直接秘処へと手を忍ばせる。
申し訳程度の陰毛のざりざりとした手触り、熱く潤った秘唇を刺激しつつ、
溢れんばかりの蜜をまぶすように、陰核を刺激する。
「ん…いい、気持ちいい…。もう先生なんて知らないんだから、勝手に、っ…勝手にしなさいよ…」
>>822 >先輩の貴子さんがお仕事を放棄されていますからね…「その可愛い口でご奉仕してくださいね…
「はい、先生いっぱい気持ちよくなってくださいね。
絵理が一番先生を気持ちよくして差し上げますから。」
頭をなでられながら逸物を口いっぱいに頬張り、下や上あごを懸命に
動かしている。
>>823 貴子が強がっていることを感じ、その視線に興奮を隠せなくなる。
しかし、その視線が今までの突き刺さるようなものから淫妖なものに
変わってきた。
ふと視線を移すとスカートの中に貴子の手が入り自分自身を慰めて
いるのが見える。
(素直になれば少しくらいは……なのに……でも)
すっと、逸物から口を離すと
「先生、絵理のここに先生をください」
ゆっくりとショーツを下ろしながら三条に告げる。
825 :
三条 望:04/05/22 18:59 ID:A0HRlobE
>>823 >「ん…いい、気持ちいい…。もう先生なんて知らないんだから、勝手に、っ…勝手にしなさいよ…」
「貴子さんがそう言うのなら、そうさせて貰いますよ…
人が目の前で乱れる姿なんて、そうそう見れるものじゃないでしょうから…この機会によく御覧になってくださいね…」
自らの指で乱れる貴子の痴態に見入りながらそう告げると、足元に跪いた香山の暖かい口内の感触とたどたどしいながらも感情が篭った舌使いを堪能する。
>>824 >ゆっくりとショーツを下ろしながら三条に告げる。
いまだ経験が浅いだろうにも関らず、若い肢体を開いた香山の両足の間に体を割りいれる。
「もう準備はいいようですね…」
逸物を求めるように熱く震える花園の蜜をその指先で掬い取り満足そうに微笑むと、再度貴子に視線を送る。
「先輩はどうやら自分の指だけで満足できるようですが…香山さんはこれがいいのですね?
それでは、強がってばかりで、一人寂しい先輩に見せ付けてあげましょう…」
そう言うと煽るようにそう言いながら、逸物の先端を香山の花園に宛がった。
>>824 (私のほうが、私のほうが気持ちよくしてあげられるのに…。
ふん、いいわよ、これも先生への罰なんだから、きっと。私がしてなんてあげるもんですか!)
訳の分からない理屈で自分を納得させようとしているが、やはり三条のことは気になってしまう。
>「先生、絵理のここに先生をください」
こうなることは予想していた、けれど…やはり胸が締め付けられるように苦しくなってしまう。
自分の目の前で、かつて自分を愛してくれた(?)人の逸物が、別の女に…。
思わずまた涙で視界がぼやけてしまうが、その一方で三条と絵理の痴態に感じつつもある。
せめて、対抗するかのように激しく自分を慰める。
>>825 >「強がってばかりで、一人寂しい先輩に見せ付けてあげましょう…」
「いやっ、そんなこと言わないで!」
三条の声にぎゅうぎゅう胸が締めつけられ、身体が硬直してしまう。
しかし、絵理のなかに三条の逸物が入ってゆくのをみると、また身体が疼いてしまう。
「んっ、ああん…先生のが、私…いいのっ…」
三条に犯される絵理の姿に自分を重ねあわせ、より妄想の深みに引き寄せられていく。
>>825 三条の逸物が絵理の中心を貫いていく。
狭い空間が逸物で満たされていく。
「先生が絵理の中でいっぱいです。
えり、うれしい……あん」
>>826 三条とつながったことで貴子の心が激しく自分の心に近づいて
くるように感じる。
(もしかしたら、絵理も……貴子
さんみたいになっていたの?)
その感情は快感のスパイスとなって全身を震わせる。
「先生、もっと……貴子さんに見せつけてあげるの……
あはぁん……」
828 :
三条 望:04/05/22 19:20 ID:A0HRlobE
>>826 >「いやっ、そんなこと言わないで!」
貴子の声が耳を刺激する中、熱く猛った逸物を香山の中へと突き立てる。
まるで逸物の侵入を咎めるように、きつくしまるその若い花園の最深部まで逸物を埋め込むとまたも視線を貴子に移し、
「貴子さん、香山さんの中…貴女と同じでとってもきつくて熱いですよ…」
貴子の痴態に熱い視線を投げかけながら、そう煽るように実況する。
>>827 >「先生が絵理の中でいっぱいです。 えり、うれしい……あん」
「香山さんの中はとてもいい具合ですよ…」
愛玩動物を愛でるような視線を送り、淫猥な笑みを浮かべると、
深々と突き刺さった逸物をすべて抜き取るかのように腰を離し…その先端部分が花園から抜けようとしたその瞬間、
一気に猛る逸物を再び最深部に打ち付けた。
「さぁ、香山さんのいやらしい声…先輩にいっぱいきかせてあげましょうね?」
自嘲気味な笑みと共にとう呟くと、香山の発達途上の肢体を抱き寄せ、さらに逸物を香山の最深部に叩きつけていく。
>>827 「見たくない、見たくないよ私!」
そう悲鳴を上げつつも、しっかりと視線は二人の結合部へと注がれている。
いつもは自分を感じさせていたはずの、あの卑猥な水音が、たまらなく屈辱的なものになる。
(やめて、もうやめて…許して、私が悪かった…の?)
すっかり椅子を淫液で濡らしながら、秘処を慰めるばかりでなくもう片手で胸の頂点をも弄り始める。
「ああん、いいの…私は見せ付けられて感じてるのっ…」
>>828 もう…限界かもしれない。自分の中で、三条への気持ちが壊れつつあるのを感じていた。
「ひどい、ひどいよ、先生…これまで私が先生にしてきたこと、それは…ああっ、ん…。
意地悪もした、けど…私は、先生が!」
言葉に詰まって、涙をぽろぽろこぼす。とてつもなく大きな絶望と被虐を抱えこんで、
自ら心を深く深く抉りこんで傷ついていく。
「先生、お屋敷の女の人はみんな好きだなんて。私を抱いたのもそんな気持ちだったんですか…。
わたっ、私は、馬鹿だから…信じちゃったじゃない。こんなに優しくされたこともなかったから、
先生のこと、頼りにしてたのに……好きになってたのに」
でも、もういい。
もう今までの甘えた私なんて過去のものなんだから。これも成長、なのかな。
「ふふふっ…やっぱり、ただのメイドなんですよね、私は…御主人様に可愛がってもらえれば、
んぁっ、も、もう…それだけでいいんですから」
落ち着いた口調でそう呟いて、意識が混濁していく。
今はただ自分の快楽に集中したかった。目の前の三条と絵理の痴態も、別世界のことのように思える。
もう椅子からずり落ちそうになりながら、だらしなく制服のスカートを、エプロンを乱し、いやらしい液体に塗れて
卑猥な匂いを漂わせる秘処も、そして刺激を求めて硬く尖ったささやかな胸も、すっかり露になっている。
秘処に深く挿入した指で膣壁を擦りながら、陰核、乳首と同時に攻め立て、ひたすらに快感を貪った。
「くぅ…ん、あああっ、イきそ…いやぁ、ま、まだなの…駄目っ! もっ、もう、わたしイきますっ…!」
手を伸ばせば届くところで貴子が激しく自分を慰めながら、三条になにか
話しかけている。
体を貫き、動き続ける三条の逸物によって現実世界から引き離されていこうとする。
しかし、それを引き留める貴子の心……
「ああ、せんせい……え、えり
も、もぉだめぇ〜いっちゃいますぅ〜」
貴子の絶頂と同時に絵理も快楽の園へと旅立った。
そして白濁が絵理を染めていく。
833 :
三条 望:04/05/22 19:45 ID:A0HRlobE
「さぁ貴子さん…後輩が目の前で犯される様子をよくみていてくださいね…」
腰をぶつけるように逸物を沈める度に、
部屋の中に猥褻な水音が響き渡り、組み伏せられた幼い肢体から嬌声が漏れる。
「先輩のかわりに可愛い後輩が、こうやって私の溜まった者を発散させてくれていますよ?」
貴子の寂しい声と、喜ぶ香山の声…
いつの間にかすっかり夜の帳が下りた医務室の中で、
思いを寄せる者に見せつけるように汗が滲んだ肌を妹のようなメイドに重ねるという滑稽な状況のなかで、
歪んだ感情しか表現できない自分の醜さに自嘲し、そんな感情から逃れるようにただ深く腰を打ちつけ、
その度に下半身を激しく襲う快感に没頭する。
やがて耳にとどいた貴子の最後の声に促され、いきりたった逸物を抽出する速度を速めていく。
深く、早く、その動きを加速し、そして深く香山の花園を貫いた瞬間、
下半身から背中へと走りぬける激しい快感が湧き上がる…、
唇を噛み締め逸物を引き抜いた瞬間、堪えきれずに膨張した逸物が熱い欲望を香山へとぶつけるように解き放った。
>>832 ぼやけた視界の隅で、絵理が身体を硬直させて達するのを捉える。
(あああん、絵理さんなんか、それより、私に…)
混乱した思考を断ち切るように頭を振った。
まだ興奮冷めやらぬまま、三条に汚された絵理の白い裸体を見つめている。
誰のものとも分からないほどに交錯する荒い息遣いが不思議な感覚を呼び起こす。
「絵理さん、に、先生、が」
呆けたようにそう呟いて、自分の膣内からぐしょしょに汚れた指を引き抜いた。
ぬちょっと嫌な音がして、ぽっかり開いた穴が塞がるまでにまた淫液が溢れてきてしまう。
結局、一人でしてしまった。それを実感してまた心が寒くなってしまう。
>>833 「先生っ……そんな、気持ちよさそうに」
『可愛い後輩』の膣内に欲望を解き放った三条。その彼の姿を見つめていても、
不思議の何の感情も湧いては来なかった。
テーブルの上に視線を移すと、三条のために自分が嬉々として運んできたはずの
コーヒーとサンドイッチの残骸がたまらなく冷たく、哀しくて、それ以上見ていられなくなってしまう。
(先生、お疲れさま。そして、さようなら)
「いよっ、と」
手早く身づくろいをして立ち上がる。椅子の上の恥ずかしい水溜りはエプロンで拭った。
(いいの。どうせ全部洗濯しちゃうから。……ついでに心まで洗濯できればいいのに)
「じゃあ、私はこの辺で…。すっかり見せ付けられちゃったわね、泥棒猫さん♪」
くすっと笑って、テーブルのトレイを手に医務室を出る。もう一刻もここには居たくない。
そこから厨房までの廊下を、全力疾走で駆け抜けた。
三条と結ばれいったた事と貴子に勝った(?)事で安心したのか
すーすーと寝息を立てている。
「……う〜ん、先生大好き……うにゅうにゅ……」
838 :
三条 望:04/05/22 20:03 ID:A0HRlobE
「こういう結果が、相応しいのかもしれませんね…」
医務室を飛び出した後ろ姿をぼんやりとした視線で見つめ、
さらに胸元で寝息を立てる香山に視線を移した後で、自嘲気味に笑い出す。
「やっぱり1人の方が…気楽でいい。」
熱に犯されていた自分の姿を振り返り、口元を緩めると白衣を羽織り、
氷が溶けた水っぽいコーヒーを飲み干した。
839 :
三条 望:04/05/22 20:04 ID:A0HRlobE
晩餐の後片付けを終えて、部屋を軽く掃除している。
「フンフフ〜ンフフン♪」
ほかには誰も居ないと思って、ずいぶん気楽なものである。
841 :
椿 杏樹:04/05/22 23:18 ID:7TnWb+Xy
風邪がだいぶ良くなったので、職場復帰。
「やっぱり人間健康が一番よねえ〜。お仕事にも差し支えるし」
今日一日だけ軽い仕事のみこなしている。
842 :
三条 望:04/05/22 23:33 ID:A0HRlobE
眠気を堪えるように目をこすり、ぼんやりとお笑い番組が流れるブラウン管を見つめていた。
仕事が一段落したので、玄関のソファでうたたねしている。
「えっ? もうお引越しなの?」
廊下でほかのメイドとすれ違い、引越しの準備の相談を持ちかけられて驚いた。
「なにかやり残したことはなかったっけ… 急がなきゃ」
うとうとしていたせいで、持っていた雑誌が手から滑り、角が額を直撃。
「いてっ」
846 :
三条 望:04/05/22 23:41 ID:A0HRlobE
「そういえば…もうそろそろ引越か…」
廊下から聞こえてくるメイドたちの足跡を聞き、引越が近づいていることを悟るのだが…
テレビの番組に夢中で中々重い腰が動かない。
「へくしゅんっ! ……誰か、うわさとかしてない?」
たぶん夜になって急に冷え込んできたせいだが、なんとなくそう呟いてみる。
「人が少ないな…。作業に無理があるようならまだ先でも良いだろう。
メイド1人1人の負担が増えるだけなのだし」
書類に目を通しつつ、傍らのメイドにそう言う。
849 :
三条 望:04/05/22 23:56 ID:A0HRlobE
850 :
椿 杏樹:04/05/23 00:11 ID:wb4b3mVR
「やっぱりきっと、これのおかげなのかなぁ。
子供用の風邪シロップ1本飲み干し作戦」
飲み終えた瓶をダストボックスに捨てる。
「…え?やだ。『栄養ドリンクじゃないんだから』って、意外に効くんですよ、これ」
応接室のソファに引っくり返って本を読んでいる。
株で大当たりしたので少々気が大きくなっている…らしい。
「あるところにはいくらでもあるもんだよな、お金なんて。ふふふふ」
852 :
椿 杏樹:04/05/23 00:26 ID:wb4b3mVR
「さ、お菓子でも食べましょう〜。確かショートケーキがまだ残ってたはず…」
厨房で菓子と飲み物を物色している。
「御主人様にも飲み物?
冷たいコーヒー作り置きしてますから、それならすぐ用意できますよー。
ちょっと待っててね」
他のメイドにアイスコーヒーを作って渡してやると、トレイを持ち厨房を出る。
そのうちに眠くなってきて、本を開いたまま顔に乗せて目を閉じる。
ソファに寝転んでもきちんと靴を脱いでいるのは、育ちの良さというべきか。
「私はこの問題について素晴らしい解法を得たが、それを説明するには眠すぎる…」
が、そう呟いたかと思うとまたすぐにがばっと起き上がる。
「だめだ、寝てる場合じゃない。片付けてしまおう」
854 :
椿 杏樹:04/05/23 00:54 ID:wb4b3mVR
伊月 まりの
童顔で幼い体型の新人メイド。
まだ本格的な奉仕や夜伽は未経験だが、一生懸命に働いている。
>>853 「こんなのでいいのかしら…。とりあえず訂正があれば後で言ってもらいましょう」
休憩室の使用人名簿に何かを書き記し、再びどこかくつろげる部屋を求めて
廊下を歩く。
「応接室…とはいえ、今はあまり使ってないお部屋だから大丈夫よね〜。
ソファがフカフカだったし、ここにしましょうっと」
上機嫌にドアを開けると、先客がいたので一瞬動きが止まる。
「あ」
「こんばんはー」
「あ、ああ、こんばんは……」
起き上がったところでメイドと出くわしてぎょっとしてしまう。
一息入れて落ち着いて、咳払いをひとつ。
「ええと、椿さんでしたっけ……寝るのならどうぞ。
ここ、寝心地よいですよね。客に座らせるにはもったいないくらい」
寝るわけではないだろうが、自分が寝ていたのでそう言ってしまう。
856 :
椿 杏樹:04/05/23 01:12 ID:wb4b3mVR
「お邪魔します。ごめんなさいね」
中に入り、ソファに腰を下ろしてトレイをテーブルの上に。
「お休みになってたんですか?
ああー。そうだ。樋瀬さん、折角だからケーキでもご一緒しません?
夜中に1個食べたら太っちゃいますけど、2人で半分ずつなら大丈夫かも」
自分の隣に座るよう手で促し、誘ってみる。
「どうぞ良かったら」
多めに持って来ている冷茶を、ポットからグラスに注ぐ。
「いえいえ、杏樹さんみたいな綺麗な人だと、こちらが申し訳ないくらいですよ」
苦笑交じりに、並んで腰を下ろす。
「じゃあ、遠慮なくいただきます……へぇ、なかなかの味」
もぐもぐやりながら、ふと杏樹の顔を盗み見る。
このお屋敷の夜の姿を知ってからというものの、どうもメイドたちを見る目に色眼鏡が
掛かってしまっている。みんなそんな卑猥なことをしているのだろうか?
少なくとも自分の屋敷ではそんなことはなかったのだけれど、主人の趣味なのだろうか?
うーん、杏樹さんも男好きのしそうな、魅力的なスタイルだし……。
「……あ、失礼」
好色な視線に気づかれたような気がして、慌てて顔をそらした。
858 :
椿 杏樹:04/05/23 01:32 ID:wb4b3mVR
お茶に口をつけていると、視線を感じて樋瀬の方を向く。
>……あ、失礼
「?」
視線を逸らされたので、しばし顔をじーっと眺めて何かを考えると
「あ〜。そっかあ、ごめんなさい今日に限って気がつかなくて……」
手をポンと叩き、彼の手からフォークを奪ってケーキをひとかけら刺す。
そのまま樋瀬の口元まで手を添えて持っていくと
「はい、『あーん』してください」
つい普段からの癖で、食べさせようとしてしまう。
「…えっ? えええぇっ!?」
ひょいとケーキを差し出されて、「あーん」だなんて言われたら。
「あ、あーん……」
赤面しながらも、ありがたく食べさせてもらう。
なんだか思いっきり子ども扱いされてる気がする。とはいえ、それほど悪い気はしないけれど。
「杏樹さん、どうせなら口移しがいいなぁ……なんて、ごめんなさい、冗談です」
真顔でそう言ってお茶をすすって、思いっきりむせてしまう。
女性が苦手というわけではないのだが、どうしても意識しすぎてしまう。
なにをやっているのだ、しっかりしろ、自分。そう言い聞かせる。
860 :
椿 杏樹:04/05/23 01:54 ID:wb4b3mVR
「口移し?え、でも…」
ちらりと天井にある監視カメラを気にするが、かと言って断るのも躊躇われてしまい
「ちょ、ちょっと待ってくださいね」
樋瀬の様子を伺いつつケーキをひとかけ口に含む。
再び彼の方に向き直り、
若干顔を赤らめながら目を閉じて、顔を上に向ける。
「…。んーん(どうぞ)」
唇が合わさると、口移しでケーキを食べさせる。
「ん、ぅ…」
「くっ…んんっ……」
まさか本当にしてもらえるとは思ってもいなかったので、唇を合わせながらも目を白黒させてしまう。
小さな小さなケーキのかけらを咀嚼しながら、なんだか食べてしまうのがもったいなくも思えた。
「杏樹さん、あの……ありがとう」
思わず人差し指の先で自分の唇をなぞってしまう。まだ杏樹の柔らかく温かい唇の感触が
残っているような気がする。
そうして顔を上げて、ふと彼女の頬にクリームがついているのを見つけた。
やめようと思った。でも止められなかった。
「……美味しい」
クリームを指で拭い取ってぺろっと舐めてしまって、照れたようにちょっと舌を出して笑う。
862 :
椿 杏樹:04/05/23 02:16 ID:P5SnjZbp
「……」
頬のクリームを舐められる様子を見ていると、少しだけ体が熱くなってくる。
時折体をもじもじとさせ、メイド服の胸元を握る。
>……美味しい
「あの…」
「他にも御奉仕する事があったら、何か。どうぞ?
ええと。また同じようにケーキを食べてもらうのでも、私を食べてもらうのでも…って」
頬を恥ずかしそうに覆い
「…いやだ何言ってるのかしら。忘れてください、うそです、冗談です…」
段々声を小さめにしつつ途切れ途切れに言う。
>「忘れてください、うそです、冗談です…」
「ごめんなさい、私は耳は良いんです。それなら、食べて……あげませんね」
にやっと意味ありげに笑う。
しかし杏樹の肩に手をかけると、そのままソファにそっと押し倒してしまう。
「う、そ」
顔を寄せ耳元でそう囁いて、耳たぶを甘噛みしてみる。
左手をメイド服の胸元に這わせ、柔らかく、それでいてしっかり押し返してくる胸の感触を楽しむと、
ゆっくりとした動作で杏樹にのしかかって、唇を奪う。
「んっ……杏樹さん、いい匂いで美味しそう。いただきます」
864 :
椿 杏樹:04/05/23 02:43 ID:P5SnjZbp
「ううー、私ってばもう、いつも急に変な事言うんだから……。 ? あ…」
普段通りの雰囲気に戻そうと気持ちを切り替えたところで、ソファに倒されて
小さく声が漏れる。
>耳たぶを甘噛みしてみる
「ぁ…っ。…そんなに、触ったら…」
その上胸を触られて感じてしまい、呼吸が段々荒くなる。
また唇を奪われ、意識がとろんとしてくる。
「…はぁ、はぁ…。んんっ、ちゅ…っ」
されるだけではいけないと思い、少しだけ自分からも深いキスをして
樋瀬の後髪に手を回す。
「杏樹さんっ……」
名残惜しそうに唇を離すと、つつっと透明な唾液が糸を引いた。
ほの暗い明かりが反射して、凄くエロティックなようにも思える。
「杏樹さん、あったかい」
ふくよかな胸の谷間に顔を埋めたまま、そっと上目遣いに彼女の顔を見つめる。
頬に当たるほよほよした不定形の温もりがたまらなくいとおしい。
…これじゃあほんとに子供みたいだ。そう思って苦笑しながら、身体を浮かせて杏樹の服を脱がせにかかる。
「こんなに胸が大きかったら、ボタンが飛んじゃいません?」
割と真面目にそんなことを心配しながら、露になった白い肌に指先でかすかに刺激を与える、
しっとりと吸い付くような感触に我慢できず、勿体無いけれどブラを外してしまう。
「ごめんなさい、綺麗だとしか言えない……」
大胆にこぼれだした雪のように白いふくらみの頂点、慎ましやかな桜色の蕾に、恐る恐る交互に口づける。
866 :
椿 杏樹:04/05/23 03:19 ID:P5SnjZbp
「ぅ…と、飛んだりなんかしません…っ」
服が一枚ずつ脱がされていく度に、力が抜けていき
肩にしがみつく事すら難しくなる。
「そんな、からかわないでください…。
…私、こんなに褒められた事なかったから。余計に恥ずかしくて…」
思わず顔を横に向けていると、胸の頂点に吸い付かれたので反応する。
「っ! …んっ、あ…ぁっ」
かすかに震えたような声を上げる。
「…でもうれしいです。すごく。
そうだ。してもらってばかりじゃ何だし、私も」
一旦愛撫から逃れて起き上がると、服が乱れたままで体勢を変えて自分が上になる。
樋瀬の腰あたりまで位置を下げると
「さわらないで」
「そのまま…」
不意にズボンのジッパーを開け、逸物を取り出すと胸の間に挟もうとする。
「私の胸で、おおきく…しますから。ん、んっ、…んっ」
先端を口に含み、しゃぶりながら両方の乳房で竿部分を擦るように刺激する。
体勢を入れ替えて、杏樹の顔を少し不安げに見上げる。
「嬉しかったって……良かったです。恥ずかしいこと言っちゃいました、
でも本心ですから。なんだかこうして一緒にいるだけで優しい気持ちになるんです」
ほうっとため息をついて、かすかに潤んだような瞳を見つめた。
>「私の胸で、おおきく…しますから。ん、んっ、…んっ」
なにをするのだろうかと、どきどきしながら杏樹の一挙一動を見守っていた。
半ば予想通りだった。けれど、予想もしなかったほどに与えられた快感は大きかった。
「ん、くっ……っ、杏樹、さんっ、そんな大胆な……」
自分の一番恥ずかしいところを見られてしまった。そんなことすらほとんど気にする余裕もなく、
ただただ杏樹の熱を感じ、敏感に反応して全身の血液が下半身に集まり始めていた。
そっと目を開けると、杏樹の胸の谷間から突き出した先端に赤い舌が絡み付いている、
戦慄すら覚えるほどに卑猥な眺めに、目を逸らそうとするものの視線が釘付けになってしまう。
「あっ、杏樹さん……そんなこと! でも、気持ち良いです……ん、ふっ……」
顔を真っ赤にして声が漏れるのを抑えようとするものの、刺激が強くなるたびに喉の奥から
吐息がこぼれてしまう。
「ううっ、そんな、されたら……だめだ、出てしまう! 杏樹さんっ……」
868 :
椿 杏樹:04/05/23 03:47 ID:P5SnjZbp
「え…大胆?かなぁ」
長い事屋敷にいるせいで感覚がずれているのか、思わず聞きなおす。
舌で舐めながら上目遣いで見上げてしまい、更に扇情的な姿を見せてしまう。
「きもちいい…?うん、すごい…。固くなってる…。
んむっ、ん、ちゅぅっ…。それに、こうしたらもっとたぶん…」
>そんな、されたら……だめだ、出てしまう!
「…いいの。出しても。そしたらまた、違う事をして大きくするだけだから…」
少し微笑みながら再び咥えこむと、今度は唇だけではなく歯で軽くしごくような口腔奉仕をする。
「ぅ、ぅんっ、んふ…。んんっ」
胸で逸物を固定して一生懸命に咥える。
その間もちらちらと何度か、樋瀬の表情を見たりする。
「違うことって、そんな……うあっ」
カリに歯が触れるたびに、身体全体に電撃のような衝撃が走る。
なんだかもう逸物に血流が集中して、軽くめまいを覚えて目を閉じた。貧血を起こしそうだ。
それに物凄く敏感になって、舌や唇の柔らかさや、唾液のぬるぬるした感触、口腔で
泡立つ先走りが絡みつく感触。それからこのいやらしい水音と、官能的な視覚。
それに何より、杏樹さんが一生懸命にご奉仕してくれているという事実。
それだけでもう達してしまいそうで、これ以上は我慢ができないぎりぎりの崖っぷちにいた。
「あ、杏樹さん、もう我慢が……ごめん、出るよっ……!」
上目遣いの視線にゾクッとして背筋を震わせた瞬間、おびただしい量の白濁液を噴き上げてしまう。
自分でも恥ずかしくなるほど、逸物はビクビクと脈打って止まらない。
長く大きく息を吐きながら、呆然として股間の杏樹の顔を見つめた。
「は……っ、ああっ、なんだか……夢みたいだ」
870 :
椿 杏樹:04/05/23 04:25 ID:P5SnjZbp
「んっ、ん………! んん…っ!!」
深く咥えたところに白濁を出されて、少し苦しそうに眉を顰めるものの
その全てを喉奥に流し込む。
「ぷあっ…」
白濁が出なくなると逸物を口から抜き、大きくゆっくり息を吸う。
体を起こして今度は下腹部あたりに跨ぐようにして座り、上から樋瀬を見つめる。
「『夢みたい』?…口がうまいなあ。もう、勘違いしてしまったらどうするんですか」
「私……。止まらなくなっちゃうかもしれないのに」
樋瀬の頬を撫でつつ、ショーツ越しに秘裂を、放出し終えたばかりの逸物に押し付ける。
さらけ出された乳房を見せつけながらも、指は樋瀬の上半身、服の中に侵入して
胸元から腹部までを撫でるように愛撫する。
「どうします?まだ、する…?」
「だって、夢みたいなんですから、ほんとに。杏樹さんにこんなことしてもらえるなんて、ね」
口を尖らせて抗議する。勘違いよりも何より、ただ素直に感謝の気持ちを伝えたかった。
なんでだろう、どうしてこんなにいやらしいことをしてるのに、優しい気持ちなんだろう?
よく分からなかった。でも、たぶん、杏樹さんが素敵だから、かな。
>「どうします?まだ、する…?」
杏樹の細い指が這い回る感触に、ピクンと身体が跳ねてしまう。
男なのに……乳首が硬く尖ってきてしまう。それに、下半身もまた充血して。
「そんなことされたら、もう止まらないよ……杏樹さんも、止まらないで」
上体を起こして、杏樹のたわわに揺れる胸の先端に器用にキスをする。
そうしてするりと彼女のショーツを抜き取ってしまう。糸を引いて……慎ましやかな茂みが露になる。
「まだしますよ。よろしく、です」
恥ずかしそうに、それでも杏樹の腰に手を回し、騎乗位での挿入を試みる。
「んっ……凄い、熱くて、溶けてしまいそう……」
872 :
椿 杏樹:04/05/23 05:07 ID:P5SnjZbp
「は、はい…。じゃあ、先も………あっ」
ショーツを剥ぎ取られて自分から腰を下ろそうとしていたが、先に押し込まれたので
驚き気味な声を上げる。
「ん…はぁっ…、あ、入ってくる……?」
ふうっとひとつ息を吐き、両手を腹部の上に乗せると自分も動き始める。
「…ぁっ、あ、すごい…っ。さっき出たばっかりなのに…もうこんなに、なんて…。
あぁんっ、だ、だめっ」
前後に動きながら、潤んだ瞳で切なげに喘ぐ。
「ん…あふ…。やっ…だ…」
体中がより熱く熱を帯びているような感覚に陥り、乳房を揺らして快楽を求める。
「どうしよう、私……変な…あぁ、あんっ…!なんだか変な感じ…っ」
「きついけど、全部入ってしまった……熱くて、締め付けてきて、これが杏樹さんの……」
そこまで言いかけて、恥ずかしさに言葉を詰まらせてしまう。
おずおずと腰を動かそうとするがタイミングが合わず、顔を見合わせて噴き出しそうになる。
杏樹にリードしてもらい、ぎこちなくも動き始める。
この体勢だと彼女のすべてが丸見えで、照れながらもじっと結合部を見つめてしまう。
「擦れてるのが、なんだか、くすぐったいような……んっ、なんだかすぐにも出てしまいそう」
>「どうしよう、私……変な…あぁ、あんっ…!なんだか変な感じ…っ」
杏樹さんも感じてくれているのかな。それに安心して、少し自信が出てくる。
「うん、中が凄く……良くって、ああっ……可愛い、杏樹さんっ!」
少し身体の向きを変えてソファの背もたれにもたれ、別の生き物のように勢い良く跳ねる
彼女の胸を追いかけ捕まえては、揉みしだいたり、先端のつんと尖った蕾を優しく噛んでみたりする。
汗ばんだ肌が、それでもぴったりと吸い付いてくるようで、柔らかな杏樹を全身で感じる。
「杏樹さんも、気持ちよく……なってください、んんっ……」
より強くお互いを求めだしたところで、下から突き上げるような動きを加える。
髪を振り乱して淫らに喘ぐ彼女の姿を見ているだけで今にも射精しそうになるのを、必死で堪えていた。
874 :
椿 杏樹:04/05/23 05:57 ID:P5SnjZbp
「そんなのとっくに…。
だって…あっ、あぁ、いつもされるの、と…少しちがう感じ……ふあぁっ!」
胸を執拗に攻められる事で、より感じてしまう。
肌に汗をかくのもおかまいなしに体を密着させ、樋瀬の耳元近くで喘ぐ。
「はぁ、はぁっ…。だめ…気持ちよくて、ちゃんとしゃべれないの…」
>下から突き上げるような動きを加える
「――あ! やだ、もうそんなにしたらやだぁっ…!あぁんっ、ぁっ、いくぅっ」
目を固く閉じて必死に動き、行為に没頭する。
言葉も同様に必死なものになっていき、限界を訴え始める。
「……っ、んっ、んんっ…!!」
激しい突き上げに先に達すると、彼が限界になるまでぐったりしている体を尚も少しの間突かれる。
「ふふっ、嬉しい。自己流、ですけど……気持ち良いかな?」
杏樹が感じてくれていることで気を良くしたように、さらに快楽を求めて激しく彼女の中をかき回す。
汗と愛液の匂いがもわっと立ち上ってくる中で可愛らしい喘ぎ声を聞いていると、これ以上の
幸せなんて無いようにも思えてくる。
「くふぅ……こんな、こんなに快感だなんて……杏樹さんっ、素敵ですよぅ」
噛み締めた唇の隙間から情けない声を漏らしながら、せめて杏樹を先に達させようと
彼女の背中に手を回してより密着を高め、小刻みに腰を使ってわざと浅く軽く突いてみたり、
円を描くように結合部を擦り合わせたり、お互いが気持ち良くなれるようにあの手この手で攻め立てる。
「杏樹さん……もうっ、イっちゃえ!」
挑発的にそんな言葉を投げかけるものの、もう自分自身も限界に近づいていた。
>「……っ、んっ、んんっ…!!」
きゅっと秘処が締め付けられ、根元まで深く挿入していた逸物に今までにないほどの刺激が与えられ、
その弾みで射精してしまいそうになる。ぎゅっと歯を食いしばって耐えたものの、もうここまでだった。
「や、だっ、締めちゃダメ……っ、くぅ……うあっ、出るっ!」
なんとか、なんとか最後の理性で杏樹の身体を突き放し、逸物を膣外へ引き抜いた。
ぐったりと力が抜けた彼女の身体をを支えてソファに横たえると、覆いかぶさって逸物を下腹部に擦りつける。
どくん、どぴゅっ、びゅくっ…… 2度目だというのに、勢い良く噴き出した白濁液が彼女を汚していく。
大きく息を吐き、動悸が治まるのを待って、ちゅっとわざと音を立てて杏樹に口付けた。
「悔しい、一緒にイけなかった……けど、ほんとに良かったです……ありがとう」
満足そうに杏樹の隣に寝転んで、そっと彼女の髪を撫でていた。
876 :
椿 杏樹:04/05/23 06:44 ID:P5SnjZbp
「え? ……ぁ…………。すごい…」
体に零れ落ちる白濁をぼんやりと見つめ、指で自らの胸などに指で擦り付ける。
>けど、ほんとに良かったです……ありがとう
「ううん、あの、そんなこと…。
ああそうだ!私もうこんな時間だし…お風呂行かなくちゃ」
「失礼します〜…」
トレイを持って部屋を出ると、まだ体が軽く脱力したままおぼつかない足取りで
浴室へと向かう。まずは厨房から戻るべきなのだが。
「うーん…ケーキよりも、私の方が全然しっかり食べられちゃったみたい…」
予想以上に感じてしまった自分に驚き、不思議に思いつつ廊下を歩いてゆく。
「だってあんな風に『綺麗だ』って…。うう、絶対言われたりなんてしないんだもん〜…。
免疫ないから余計なのかもだわー」
881 :
椿 杏樹:04/05/24 00:10 ID:AxYUXAed
今日一日、どことなく上の空な感じで過ごしている。
「……。あっ」
引越しの荷物を片付けようとして、茶碗を割ってしまう。
「ごめんなさい〜…」
引越し荷物をまとめている。
厨房の食器をあらかた片付け終え、私服に着替える。
「なんだ、今回は業者さんはいないんだ」
部屋のドアを開けてきょろきょろ廊下を見回して、安心したような、ちょっと寂しいような気持ちになる。
「さて、運ばなきゃ」
そういって手近な段ボール箱を持ち上げた瞬間、底が抜けてドドドドドドドドッと中身が零れ落ちる。
あまりのことに何が起こったのかも分からず、ぽかんとして空っぽの段ボール箱を持って立ち尽くす。
「あちゃー…………」
「あーあー、すっごい怒ってる怒ってる。テンション高いなあ」
いつも基本的に少しきつい表情であるが今日は笑顔。
ベッドで寝転がって凛香とメールをしている。
「『ほんとよね』っと…。あ。今度いつ遊ぶのかも聞いとかなくちゃね」
自分の荷物をカートに乗せると、
子猫を抱えあげて、ひっそりと新館に向かう。
「今夜は寒いですわね……」
またもや主人からろくでもない荷物を運ばせられた後、古い屋敷で地下室の掃除をしている。
珍しく明かりをつけてみると、改めてその不気味な光景に背筋が寒くなってしまう。
ぶるっと身体を震わせ、自分自身を元気付けるように作業を続ける。
「最近使ってなかったし、やっぱり傷んじゃうのね… 今度私が使ってみようかしら?」
錆付いた手枷をゴミ袋に放り投げて呟くその言葉は、深い深い闇に吸い込まれる。
890 :
椿 杏樹:04/05/24 00:38 ID:AxYUXAed
「みんなでこの後お茶でもしましょう」
紅茶の用意をするために、茶葉入りの缶だけ横に避けておく。
「…とはいえ、どれがみんなのお好みなのかしら。
一応コーヒー豆も出しておいたほうがいいのかなあー」
ダンボール箱に手を突っ込み、をごそごそ探す。
蜘蛛の巣や埃にまみれて、地下室から這う這うの体で抜け出してくる。
「んもー、ネズミだらけ…あんたたちのために税金払ってるんじゃないっての!」
すれ違うメイドたちが自分の姿を見て仰天するのも気にも留めず、シャワー室へ向かう。
「新しいお屋敷…楽しみだわ! 今度こそ!」
夢と妄想に胸がふくらめば…いいのになぁ。