1 :
爆天裏計画:
無いみたいなので、立てました。百合路線でジョウ×メグにハァハァするもよし、哀れなコックに降って湧いた幸せを恵んであげるのもよし、お好み次第でどうぞ。
2 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 05:21 ID:zbudLoZj
初弐げっと
3 :
1:04/04/21 06:37 ID:qQE9EJcA
ちなみに漏れの脳内では、普段はボーとしてるジョウの総受け妄想が進行しております。メグやセイばかりか、エイミーにまで責められてハァハァさせられるのです。そしてコックは部屋のすみっこで体育座りというパターンに一票(・∀・)
4 :
1:04/04/21 07:07 ID:qQE9EJcA
ついに立ったか。
即死回避しておこう
6 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 12:37 ID:fLts/OBk
厳しい保守になりそうだ。
7 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 21:00 ID:qQE9EJcA
して、皆の衆は誰に萌えるのか。私は最初男だと思っていたジョウの腰まわりに(*´д`)ハァハァ
8 :
1:04/04/21 21:05 ID:qQE9EJcA
おっと、名前忘れた。あともちろん、15に見えんメグの胸元にも(*´д`)ハァハァしている。
百合以外に望むものは何かないかね?
といってもまだ女4人×コックしかないわけだが…
↑訂正
女四人の誰か×コック
けど乱交5Pでもいい気がしてきた…(*´ω`)
と書きつつ保守
11 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 00:43 ID:3O9J2wN1
セイ×ジョウとかもいいんじゃないかね。組織の非情な命令からメグを守るため、あえてセイに奉仕するジョウとか。
コックはパターンからいけば、女四人によってたかって貞操を奪われる役だろw
12 :
616:04/04/22 01:29 ID:RxBRvG8P
13 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 15:15 ID:sLolv2Ky
保守しないとさ
14 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 16:05 ID:3O9J2wN1
協力感謝。皆さんの妄想も待ってます(・∀・)
とりあえず、ベタにジョウ×メグでハァハァSSキボン
ジョウが攻めか…
今日も今日とて、立場無恭平は掲示板の前にいた。
「やっぱり辞めるぅ? マジかよ」
一文字に適当に返事をしながら何か割りの良いバイトはないかチラシを探す。
「分かった! 今度はあれか、RAPTにケツでも追われたか?」
ぐっと恭平が身を縮こまらせるのを一文字は見逃した。軽薄な彼は気付きもしない。
「頭上で飛び交う銃弾にびびって近くにいた曰くあり気な美少女の一人に縋りついて
『うわぁんぼくちゃんこわいよぉう』とか言って抱きついて胸に顔埋めてああ至福の一時
でも過ごしたか?」
細部は違うが大体はそんなところだったかな、と昨日のことを振り返った。思い出した
だけで胃がきりきり痛み、背筋が薄ら寒くなる。
「アリエネー。絶ッテーアリエネー」
手を振りながら一文字は自身の発言を取り消した。いやその通りなんだけど、と言い
出せるはずもない。
「せっかく見つけたバイトだろ? ちゃんとやり遂げろっつうの」
それができない環境なのだ、仕方ない。と椅子に座っている能天気なやつに言ってやりたい。
「またバイト探し?」
女性の声に二人の顔がそちらを向いた。
「先生からも言ってやってくださいよ。この根性なしのへんちくりんにバイト続けろって」
「そこまで言われるのは……」
「そうねえ……、立場無くんこの前も辞めるって言ってたわよね?」
本郷先生の問いにしどろもどろだが恭平は答えた。もちろん首を縦に振って。ちなみに
この前から数日と経っていない。
「前も言ったけど、君はやればできる子なんだからしっかりやってみなさい」
並の人間ならやれない環境であるが。
「はぁ……ぃや、でもやっぱり」
恭平の言葉を遮って着信音が響いた。つい電話に出てしまうが、出てすぐにこの前のデジャヴ
が頭をよぎった。
「あ、はい。……あ、はぃ……窓の外……ですね」
恭平の声はあからさまに沈んでいた。ラブアンドハッピークッキングスクールロビーの窓から
見える道路には、いつものように下乳をのぞかせるセイがにこやかに手を振っていたのだった。
セイ達の住むトレーラーで夕食を作り終えた恭平は、ついにセイに話を切り出した。
「え? 辞めたいですって?」
心底意外だという声に逆に恭平が驚きたいくらいだった。
「あの、はい……も、申し訳ないとは思うんですけど…………やっぱここにいると危険な
目に逢うっていうか、命がいくつあっても足りないって気がして……」
相変わらず歯切れ悪く、しかし丁重に断る。冷静にしてないと、撃たれそうで怖い。
「そうね……何度もあんな危険な目に逢うと、そう思ってしまうわよね」
「はい……」
「…………いいわ、あなたの意見を一度みんなで話し合ってみます。また明日迎えに行く
から、その時に結論を出させてもらいます」
「分かりました。じゃあまた……」
恭平がすっかり赤くなった外に出て行くのを見届けると、セイはふっと小さな溜め息を
漏らした。
「新しい人は雇い辛いしねえ……ふぅ」
恭平の作った料理がすべて消えた後、家の中ではセイ、エイミー、メグ、ジョウによる
緊急会議が開かれた。
「エーッ! お兄ちゃん、辞めちゃうの!?」
「まだ決まったわけじゃないわ」
「最初っからあいつには無理だったのよ。ちょぉっと危ない目に逢っただけで逃げ出すな
んて根性なしのへんちくりんなんだから!」
「…………」
「でもでもぉ、お菓子とかすっごい美味しいんだよ? 辞めちゃうのもったいないよぉ」
「アー、エイミー、三日前も一人で全部ケーキ食べちゃったでしょ!? まだ許してない
んだからね!」
「…………」
収集がつきそうもないただの雑談をセイが手を叩きながら締める。
「はいはい! 本題に戻すわよ」
ソファから身を乗り出して取っ組もうかというメグとエイミーがすんなりと腰を落ち着けた。
ジョウは壁際でしゃがんだまま寝ているのか起きているのか分からない表情でただそこに
いるだけである。
「新しいコックさんを雇うにしても、彼みたいにすぐ逃げ出してしまう可能性が大きいわ」
「でしょうね」
「ウー……、じゃあどうするの?」
「だったら、すでに何度か死線を目の当たりにしている彼を雇い続けた方が長続きしそうだ
と思うんだけど、みんなは?」
「あたしは全然オッケーだよ! もっと甘いもの食べたいしぃ」
「セイがそう言うんなら別にいいけどさ」
「ジョウは?」
我関せずのジョウに訊くとかなりの沈黙の後、別に、と唇が動いた。声はほとんど出ていない。
「決まりね」
決まったらしい。
「じゃあ早速立場無君を引き止めるための作戦を――」
――二分後。
「ふざけるなぁっっ!」
ジョウは激昂していた。さっきまで寝惚けていたとは思えない豹変振りである。セイに
食いつく勢いのジョウをメグが必死に押し止める。エイミーはただおろおろするだけだ。
「ちょ、落ち着きなさいって! まだその作戦でいくか決まってないんだからぁ!」
「メグは黙ってろ! 大体なんだその作戦は!? やるならセイ一人でやったらどうだ!?」
「でも色仕掛けなら一人より二人の方が効果的でしょ?」
「だったら何でメグなんだ!? エイミーでもいいだろ?」
セイはびしっとジョウを指差した。
「それを見てみなさい」
正確にはジョウの胸を。ジョウが目を落としたところにはなんとまあ平坦な女性の象徴が
ぽつんとついている。
「ね?」
つまりはそういう理由である。色仕掛け担当はセイとメグの二人。妥当な選択だ。
「ちっ、だったら俺があいつを始末してやる。それならこんなことをする必要もないだろ」
「おおお落ち着きなさいってば! やりすぎよ、もっと冷静になって」
怒気いっぱいの瞳で「準備」を始めてしまいそうなジョウをメグがしがみ付いて制する。
「メグ……まさかあいつを庇う気か!?」
「ちーがーうー!」
ジョウは一瞬立ちくらみかけた。目の前が真っ暗になりそうだった。やはり、メグも女だった
ということなのか……?
しばらくしてようやく場が静かになった。エイミーは立場無が辞めてしまうのが――それ
によってお菓子が食えなくなるのが――心配で、メグは明日どうなるのか考えただけで
頭が破裂しそうになり、ジョウはうな垂れていた。
「じゃあ明日の四時、私が立場無君をここに連れて来た時に作戦を開始するわ」
セイの言葉に頷く者はエイミーだけだった。
「私が一人でうまくやればメグに手伝ってもらうこともないし、万が一の保険と思って気楽
にしてていいわ」
優しく語り掛けるがメグの不安は拭えない。明日のことは明日にならないと分からないから。
「ジョウもそれなら納得してくれるわよね?」
訊くが、ジョウはうんともすんとも言わない。それほどショックだったらしい。
「……まあいいわ。それじゃ今日はおやすみなさい」
自室に戻るセイの後姿はどこか嬉しそうであった。エイミーが続いてそこを離れた。メグも
ジョウに何事か呟いて出て行ったが、ジョウにその言葉は届いていなかった。
「…………」
ジョウはただ、明日四時までになんとかしないとメグの貞操が危ないということだけを考えていた。
「………………銃は、使うべきか」
血の雨が降らなければよいのだが。
凄まじいやっつけ具合ですが。
妄想を膨らますにはまだ話数が足りないYOぅ('A`)
イイ!ヽ(゚∀゚)ノ ツヅキッ♪ツヅキッ♪
25 :
名無しさん@ピンキー:04/04/23 01:08 ID:v/jKrpOF
先生!続きが非常に気になるであります(*´Д`)ハァハァハァハァハァ
って、あれ……?もしかして、人大杉解消された?マジで!?(゚Д゚≡゚Д゚)
よしよし。
では人大杉解消祝儀で、なんか書こうじゃないか。
ジョウ×メグ
メグ×ジョウ
エイミー×セイ
セイ×エイミー
どれがいい?
28 :
名無しさん@ピンキー:04/04/23 07:59 ID:v/jKrpOF
ならばメグ×ジョウでひとつよろしくw
女たちの情事をコックが覗いてしまう展開は萌える?
そして即死回避
確か30越えれば安心だったかな?
31 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 02:03 ID:STl9zdY7
容量の問題だった気もするが、とりあえずは安心かな>即死
アニメより全然キャラが立ってて面白いです。
先生!百合もいいけど、フタナリはだめでつか?
ふたなりかあ。私は特に気にしないけど、他の人はどうなんかな?
問題は誰にティンコが生えるかですよ
それとも全員に…
そして掘られるコッk(ry
36 :
神待ち:04/04/25 14:42 ID:VRumziAh
ふたなりでも(・∀・)イイ!!
職人さ〜ん、SS投下お待ちしています〜 (*´Д`)ハゥハゥ
ふたなりかよ・・・
普通にエロ百合読めるかと思ってたのにな・・・
純ナマのSS書いてま〜す
いつのまにたってたんだ
>>1 乙
本スレが・・・
むこうでもハァハァしつつこちらではよりディープに?
ようやくキター(・∀・)
(´-`).。oO(職人さんまだかなー・・)
スクールの昼休み。いつものように掲示板前。恭平はアルバイトを探していた。
「やっぱ辞めるのかよ?」
「うん。あの職場は……何て言うか、俺には合わなかったかな?」
誰にも合わないと思うけどね。と胸中で付け足しておいた。一文字の溜め息がロビーに
大きく響いた。
「お前さぁ、そんなんだとどのバイト就いてもすぐ……」
「立場無君。ちょっといい?」
一文字の言葉を遮って姿を現したのはいつもの如く本郷先生であった。
「はい?」
メモとペンを手にした恭平がそちらを振り向いた時、
「おわあぁぁぁっっっ!!?」
絶叫した。
「? 先生、後ろの人誰っすか?」
「立場無君に用があるって……バイト先の人がわざわざこちらにまで来てくれたの」
本郷先生の後ろにいたのは銀髪色黒赤目の長身の女性――加えれば貧乳――である。
「お前に話がある」
落ち着いたというより冷たい声の主は、紛れもなくジョウだった。
「おお? 結構いけてるんじゃねえの? お前あんな子いるのにバイト辞めるって――」
一文字の暢気な語りかけなど恭平には届いていなかった。
スクールより拉致――少なくとも恭平はそう思っている――されると、新宿シティの人気の
無い路地の裏の裏まで、ジョウに先導されて連れて行かれた。
一体どうする気なの?などと訊ける雰囲気でもなく、ただ黙ってついて行くしかなかった。
ジョウの後姿を見ていて気付いたことがあった。黄色いマフラーに赤いジャケット。普通の
ファッションにまあ見えなくも無いような気がするが、問題はジャケットの下から覗く
太ももに付いている二つのホルダー。もちろん銃が収まっているのは言うまでもない。
ひょっとして俺はこのまま……という考えが浮かんでしまうのだが冗談で笑い飛ばせない
のが現実だった。
「おい」
「…………あ、はい!」
唐突に呼ばれ慌てて返す。辺りを見回してもどこか分からない。建物の裏手に囲まれた
湿気のある溝臭い場所である。
「壁を向け」
刺すような言葉に素直に従う。逆らえるわけがない。
「む、向きましたぁ」
がちょりんと金属音が一回響く。構えたぁ!と口には出さずに絶叫した。
「お前、辞める気なんだろ?」
唐突に訊かれ、返答に困る。
「バイトを辞めるのかと訊いているんだ!」
「あわあぁ! はい、その通りです!」
撃たれかねないので素直に即答した。だが、辞める気だと確信したジョウは銃の引き金に
かけた指をすぐにでも引きたかった。
ここで恭平が消えればメグが卑猥な事をせずに済むのだ。
しかしここで恭平が消えてしまえば、怪訝に思ったセイがエイミーに探りを入れさせ事が
メグにばれるだろう。そうなれば…………少なくともメグは恭平が消えることを望んではい
ない。消してしまえば自分がメグに嫌われるかもしれないという恐れが、ただその思いだけ
がジョウの指を鈍らせていた。
「――ちっ」
ただの舌打ちなのだが恭平は心臓が跳ね上がりそうになる。それだけこの状況が恐ろしい
ということだ。
「いいか。これだけは言っておく」
「は、はい!?」
「メグにだけは手を出すな。いいな?」
「え……?」
「分かったか……!」
「は、はいぃっ!!」
とにかくジョウの意見に賛同しなくては。本能がそう訴えてきた。すでに恭平は泣いてちびり
そうになっていた。背後にいて見えないが、ジョウが頷くのが気配で分かる。
「よし。なら――――脱げ」
「……………………は?」
「メグの代わりに俺がお前の相手をしてやると言っているんだ。分かったらさっさと脱げ」
「で、も。え、あ……?」
事情が飲み込めない恭平の後頭部に、固い物が押し当てられた。
「言うことを聞かないならこのまま頭をミンチにするぞ」
「ひぃぃぃ――――」
恭平は大泣きした。泣きながらズボンを脱ぎ捨てた。あそこは体内に引っ込みそうなほど
小さく萎縮していた。そのサイズはひどく哀愁を漂わせていた。
呼ばれたので参上しますた
いやホント保守がてらの駄文だから突っ込みは無しで…
>>45 キタワァキタワァ.*:.。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*☆
お茶をドゾー(*´Д`)つ旦~~
>>45 混乱しすぎでジョウ思考がおかしくなってるのが可笑しいw
>48
お茶どうも 旦⊂(´∀` )
>49
ジョウはいつでも真剣な良い子でつよ
>>44 ジョウに尻を向けたまま恭平は涙を流した。何で俺だけいつもこんな目に遭う、と。
「こっちを向け」
最早返事さえできない。がたがた震えながら身体を回すと、目の前に現れたのは銃口。
きっちりと鼻先を捉えて微動だにしない。こんなところで身包み剥がされて人生に終止符
を打つのか、と思った。さっきジョウが言ったことなどすっかり頭から抜けていた。
ジョウが視線を落とし眉根を寄せた。
「おい、なんだこのペニスは? どうして勃起してない?」
「ぼ、ぼ?…………って、こんな状況じゃぁぁ」
恭平のそれは至極当然の反応である。命を奪う兵器を向けられた状況で興奮するなどと
いう男の精神は理解しかねる。恭平には一生理解できないことであるのは間違いない。
「しょうがない。なら……」
銃が下ろされる。まず頭をよぎったのはあそこを射抜かれるということであった。少なくと
も今の状況では一番ありえそうなことかもしれない。目を固く閉じ男らしく覚悟を決める。と
いうか諦めた。が、銃はホルスターに収められ、萎縮しきった部位に触れたのは無機質な
金属ではなく熱の通う温かな細いものだった。
「うぁ……ッ」
思わぬ気持ち良さに吐息が漏れる。瞼を開いて下を見て、そこで展開されている光景に
眼を疑った。
あのジョウが、己の小さな茎を指で愛撫していた。
「ジョ、ジョウっ!?」
「黙れ。気が散る」
冷たい声に気が萎える。とともにあそこも萎えて反応しない。ジョウがどれだけ指を絡め
ようが一向に膨れ上がらない。
「お前、不能か?」
ぶんぶん首を振る。そうではない。しっかり毎日自慰をしている。今朝も朝立ちにかまけ
てしっかりとエイミーで抜いていた。
「刺激が足りないのか? 手間をかけさせやがる」
ごめんなさいごめんなさいと胸中で繰り返しているとジョウの口が根元まですっぽり呑み
込んだ。感じたことのない衝撃に腰を引いて逃げようとするが、後ろは壁で逃げられない。
焼けつく刺激は痺れるほど痛いものだった。顔を苦悶に歪めるが、構わずジョウは口内で
舌を使って嬲っていく。日々メグと身体を重ねることを妄想しながら鍛えた技がこんな形で
役に立つとは本人も思っていなかった。
とうとう微動だにしなかったコックが勃起し始めた。亀頭を満遍なく舌で舐め擦り、口いっ
ぱいに勃起したと思った時、
「――ンぐっ、ぷぁっ……!」
喉を小突かれ生理的不快感に襲われ、口から吐き出した。
「な、なんだそれは……?」
ジョウの目の前には、自身のへそさえ遥かに越えた高さにまで雄々しく屹立する怒張が
あった。某国の男性にも引けをとらない立派な一物である。
さすがにこんなサイズはジョウもお目にかかったことはない。今まで使ったことのあるバ
イブでさえこれほど大きくはなかった。
「反則だぞ、これは」
初めて目にするものに恐れさえ感じるが、それよりもわずかながら期待してしまっていた。
俺はメグ一筋じゃなかったのか……?そう言い聞かせようとしても目の前のものに多少な
りとも惹かれてしまうこともまた事実。
「……いや、これでいい。俺がお前の相手をしてやらなければいけないからな」
当初の目的を思い出した。そうだ、ここでやらなくてはならないのだ。他に方法がありそう
なものだが意外と単純なジョウの頭には、今はそれしかなかった。
「おい、今まで何人の女をやった?」
完全に興味本位の質問を恭平に投げかけた。これほどまでのブツ。泣かせた女は数
知れぬはずだ。
「い、いえ、いいえ! ない、ないですっ! したことなんてないです!」
「何? お前童貞か」
恭平はぶんぶん縦に頷く。何とも予想外の答えにジョウは驚いた。そして考える、これ
ほどのものを眠らせておくのは惜しすぎる、と。
「よし、決めたぞ」
「え?」
「お前がバイトを辞めるならば今この場で撃つ」
「辞めません! もうそんなこと言いません! だからっ」
目尻に涙を溜め、いやすでに流しながらほとんど懇願に近い勢いで辞職宣言を取り消した。
「そうか。ならお前がバイトを続ける間、俺専用の棒奴隷として使ってやる。ありがたく思え」
「はい! 何でもします! だから命だけは!! …………え?」
必死だった恭平は何を言われたか瞬時に理解できなかった。ただ、ジョウがパンツを脱
ぎ捨てるのを黙って見ていた。
「横になれ」
言われるまま素直に寝る。命が惜しい一心でジョウの指示に従っていた恭平は、ここに
来てようやく事態が変な方向に捻じ曲がっていることに気付いた。だがもう遅い。ジョウが
上に跨り、ぐっと腰を沈めてきた。
「ぐぁ……っ、くそ、やはりきつい……」
超のつく巨根挿入にジョウが呻く。それ以上に恭平がすでにイきそうである。
「いっ、いいか、これからこれは俺のものだ……っ、勝手に、辞めるな」
「うぁ、あ、ジョウ……出そ……」
「出すなら出せ。俺が何度でも勃たせてやる…………っ!!」
――こうして恭平の初体験は新宿シティの汚れた路地裏で済まされたのであった。
「ふふ、そろそろかしらね」
そろそろ時間ということでセイはいそいそと準備を終えてトレーラーを出ようとした。
「メグは待っててね。大丈夫、私が一人で努力してみるから」
「うん……」
考えすぎて鬱に沈むメグとは対照的にセイが揚々とトレーラーを出ようとすると、それ
より先にドアが開き何者かがどすどすと中に入ってきた。
「っすいません!! もう、もう辞めるなんていいませんから!!」
その場にいたセイとメグ、エイミーの視線が床にへばり付くそれに注がれた。
「どうか俺をここに置いててください! お願いします!!」
恭平が土下座で必死にバイト続行を頼んでいた。
彼が学んだのはここを辞めれば殺されるということであって、決してジョウの身体に惹
かれたからではないとだけ最後に付け加えておこう。
こうしてコックさん辞職騒動は幕を閉じたのであった。
妄想が加速してしまったので最後まで行ってみました。
コックに巨根だけでもいいから誇れるところがなきゃほんとに立場無いよ(つд`)
(*´д`*)ハァハァ
うまくオチがついとる
>>55に乙w
今日の爆天を見て、メグへのハァハァ度と妄想力がパワーアップした職人さんは、大いにSSの参考にして欲しいですな
つーか意外にも今日の放送でジョウの一人称が「あたし」だったことに気付いた。
絶対にオレ娘だと思ってたのに。でもメグ至上主義なのは確定w
>58
漏れも俺っ娘だと思ってたよ…
でもあたしもそれはそれでいい
TVよかイイ!ヽ(゚∀゚)メ
TVものたりんので百合分補給をたのんますぅ
ジョウタン強いオニャノコなのはいいんだけどちょっと性格キツすぎるYO…
↑アニメの話ね
神キテタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
やっつけ爆天さん完結お疲れさまでした!
そうでつか……取り柄のないコックに対するその心意気、
鷲は確かに受け取りましたぞ!
感化うけちゃった職人さんはSSガンガン投下しちゃってくだちぃ!
ユリーでもフタナリーでリンカーンでも!
もうTVで煮えきらぬぁい妄想を爆発させちゃってください〜(*´∀`*)
64 :
爆天学園:04/04/29 02:09 ID:tZlaBk+6
第1夜
「転校生のメグさんです、仲良くねー」
担任に促されて自己紹介をするメグ。
そのとき、全女生徒の憧れの的、ジョウのハートに突然の衝撃が走った。
(か、かわええ…)
これが二人の出逢いである。
65 :
爆天学園:04/04/29 02:11 ID:tZlaBk+6
第2夜
「みて、ジョウ様とイチャついて」
「いやらしい…」
中傷が飛び交うここは爆天女学園、乙女の園。
「あいつら…」
ジョウは地獄耳の性能をいかんなく発揮させ、それらを聴き逃さないのだ。
「しょうがないって、ジョウは人気あるから」
「メグ…」
(メグ、なんて優しいんだ。可愛いし。美乳だし。
あんなことや、そんなことを、お前にしたーい!!)
呼び捨てになったばかりだろ、おちつけ、もうちょっとだ(なにがだ)。と自制するジョウ。
翌日、メグの机のなかには菓子折りが入っていたという。
ダウンタウンの一角に位置する、ちっぽけな廃ビル。
その一室では、一見すれば、どこにでもいる成人男性のように見える、
こざっぱりとした服装の男達が佇んでいた。
糊の利いた皺の少ない高級品のスーツや、ロングコートに身を包んだ、
長身痩躯、あるいは中肉中背の彼らは、それだけならば凡庸な様子だったが、
傍らに置かれたアタッシュケースの中に収められている皺一つない札束や、
何丁かの黒い艶消しを塗られた拳銃と、部屋の中央で、腕を後ろ手に、
手錠によって拘束され、目隠しと口枷を噛まされた二人の少女と、
手足をロープで縛られた少年の姿が、男達が、非合法に関わる連中で
ある事を、滑稽なほど雄弁に語っていた。
「いや、驚きましたよ・・・お嬢さんのような華奢で可愛らしい方が、
こんな物騒な玩具を振り回せるとは・・・」
男達の中でも、特に異彩を放つ青年が、ジョウの二挺の愛銃を弄びながら、
彼女の元々、半裸同然であり、周りの取り巻き立ちによって、さらに
破かれ、すでに服としてすら機能していないぼろ布から露出した裸体を、
無遠慮に眺める。
視線を感じたのか、ジョウの噛まされた球状の口枷が、歯に圧迫され、
軋む音を僅かに立てた。
67 :
名無しさん@ピンキー:04/04/29 23:12 ID:KDCWY0Fa
爆天学園〜 続きマダァ(;´Д`)ハァハァ
エロエロキテタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(` )━(Д` )━(´Д`)━(*´Д)つ旦━レイチャドゾ━ッ!
いいなぁ……学園モノいいなぁ……これぞパロって感じでスキー!続き期待してもいいですか?
そして……
SMっぽいのキタァァ……ぁぁァァアア嗚呼.*:.。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*☆わぁぁああアア……(歓声
(*´Д)つ旦 ナマチャドゾー
マウスボールって事は…やっぱりこれはリンカーンでつか!? それともムチー、いやバイーブ、もしやザン(規制
ナマイキジョウタンが一体どうやってキチクに堕とされていくのか……続きハゲシクキボンであります!
(*´Д`)ジョウタンハゥハゥ…
呼ばれてませんが再び投下。相変わらずえっちぃシーンは後に続く、ですが。
ゴメンナサイorz
「メグ……可愛い、可愛い……メグ」
ジョウはぶかぶかの黒シャツ一枚だけを身に付け、秘密の場所で自慰行為に耽っていた。
おかずはもちろん日々妄想しているメグと自身の絡み合い。いつの日かメグの身体にこの
手で触れてみたい……と思うのだが、なかなか機会が見つからず、こうして募った思いを
発散させているのだった。
「そんな……舐めるな、あぁッ!」
M字に開いた脚の間に伸びた指に翻弄され、少量の潮を噴き飛ばしながらあっけなく達
してしまう。
最近、感度が上がってきたな。濡れた指先を恍惚とした表情で見つめながら実感するの
であった。
トレーラーの中へ戻るとそこにはメグしかいなかった。
「あ、ジョウお帰り」
「…………ああ」
自慰後の倦怠感から気だるそうに答えながら訊ねる。
「セイと、エイミーは?」
「なんかねぇ、用事があるからとか言って出て行っちゃったよ。帰りは遅くなるから料理は
二人
分にしといてもらいなさいって」
時計は三時前を指している。ということは、今から数時間はメグと二人っきりということだ。
これは四人共同生活の中で訪れる数少ないチャンスである。それとなく誘うか、それとも
強引に攻めるか、あれこれ思案するが、今まで一度とて実行したことはなかった。どうして
かメグには手を出しづらいのであった。
「そうか」
結局いつものように手を出せずにメグの傍を通り過ぎようとするが、
「それとね、私も今から買い物に行くんだ。七時くらいに帰って来ると思うんだけど、ジ
ョウも一緒に行く?」
思わぬ誘いにしばらく考え、答えが出た。
「…………いや、いい」
恭平は走った。遅刻はできないと考え普段より三十分以上早くスクールを切り上げ、
トレーラーに向かっていた。日の傾き具合からみてもまだ五時すら回ってないだろう。
それでも恭平は走った。バイトを続けるだけではなく、一点のミスすら許されない気が
していたからだ。
もし何か不備な点がジョウに見つかれば、その時は…………。
冗談の余地の入らない命の危機に顔色が悪くなる。急がねば。
トレーラーに着いた時にはもう汗だくであった。乱れる呼吸を整え中に入る。
「こんにちは……?」
トレーラー内のリビングに相当する場所に人の気配がないことに眉を寄せる。早く来す
ぎたせいかなどと思索していたところに衣擦れの音がし、身体をびくつかせてそちらを振
り仰いだ。
「…………ん?」
死角になっていたソファの影から人影がのっそりと現れた。ぼさぼさの銀髪に寝惚け眼、
シャツ一枚の姿の女性。
「ジョ、ジョウ……」
「ああ…………来たか」
先日の一件以来妙にジョウを――そういった意味でなく――意識してしまう恭平は無意
識に数歩下がった。
「ば、バイトに……来たんだ」
「ああ……」
ソファの背もたれに腕を乗せ、そこに顔を埋めて半開きの赤眼でじぃっと恭平を見つ
めている。
「ほ、他の人たちは? セイとか、エイミーは……?」
メグの名は出さない。何がジョウに触れてしまうか分からず、とにかく触れる単語、行
動はしないようにと心がけているのだった。
「全員出かけた。メグだけ早く帰ってくる」
「そ……う」
「残りの二人の飯はいらない、だと」
なら二人分作ればいいのか!じゃあさっさと作って帰ろう、うん!意気込んで彼は仕
事場に向かった。なるべくジョウの方を見ないように。
「…………」
恭平の背を見送ったジョウは立ち上がり、ドアに近づくと設定をロックにした。これで誰
かが帰ってきても多少の時間は稼げる。念のための処置であった。
キッチンに立ってからはたと気付いた。今トレーラー内には二人。もし銃を突きつけ
られれば止めてくれる人もいない、逃げる場所もない。絶体絶命……?
しかし、そうだしかししっかり仕事をこなせば大丈夫なはずだ。だって俺辞めてない
じゃん!バイトしてるじゃん!
「よ、よしっ。やるか」
再び意気込み少し早めの調理に取り掛かる。帰りが遅いメグのことも考えると、温め
ても美味しく食べられる料理が、
「ああ。やるか」
「ぎゃああぁぁっっっ!!」
キッチンの入り口からかけられた声に冗談抜きで飛び上がった。部屋の隅まで慌てて
逃げた。
「ジョ、ジョジョジョジョウ!? 何? 俺何かした!? 待って何もしてないよ!!」
銃も携えていないシャツ一枚の女性相手に必死になって弁明する恭平の姿は情けない
のだが、それもこれも命が関わっている事項であるから致し方ない。
「お前は何もしなくていい。あたしがするんだ」
不機嫌に吐き捨てる。恭平は震え上がる。ジョウは脱ぎだす。
「ハウっ!?」
突然現れた女性の裸体に狼狽し、錯乱しそうになった。ジョウは本当にシャツ一枚しか
身に付けていなかったのか。その事実に頭が行く余裕もなく、ただただ泡を吹いて騒いだ。
「動くな。騒げば後で」
その先の言葉には耳を閉ざした。聞かなくても分かるからだ。分かってしまう自分が
憎いだろう。
シャツを投げ捨て、すっかり大人しく震える恭平の前に跪きズボンのファスナーを開けた。
ああ、また辱めを受けるのか……。観念した。今までえっちなことに興味がなかったわけ
ではない。童貞なので人一倍強かったはずだ。本郷先生を何度おかずにしたことか、セイ
をエイミーをメグを何度おかずにしたことか。ちなみにジョウがいないのは貧乳のお姉さん
という対象外の属性であったからである。
それがしかし、この前の一件で恭平の性に対する意識は一変してしまった。セックスは
あんなに恐ろしいのだと深層意識に刷り込まれてしまっていた。故に勃起こそすれどもそ
こから先の妄想にまでいかず、とんと自慰もなくなっていたのだった。
「相変わらず小さいな」
ぽろりとこぼれ出たコックは萎えに萎えていた。当たり前である。最近自慰の回数が目覚
しく増えたジョウは、メグをおかずに行為に耽っていても何度これのあのサイズを思い出し
ていたことか。妄想中の自分、もしくはメグの股間にこれが生えていた回数は少なくない。
「まあいい。言ったとおり、あたしが何度でも立たせてやる」
久しく快感という刺激を忘れていたそこに、ジョウの柔らかな唇が近づくのであった。
ここまでです。
学園もSM風味も期待しておりまつ(*´д`)
76 :
純愛モード:04/04/30 14:51 ID:BGK2j4HX
9月、秋雨前線に覆われたトウキョウの空を、強風に煽られて雨粒が飛ぶ。
今朝の予報では一日中晴れる筈であった。しかし、10時を少し切る頃から
雲行きは怪しくなり始め、一時間も経たないうちに、強い雨がコンクリの上を
蹴るように降り始めた。雨足は徐々に弱まっていき、11時現在、
雨は地面に触れる程度に降り注ぐ。
薄暗い部屋。トレイラーの屋根甲板を打つ雨音に少女の溜め息が混じる。
冷たく沈んだ空気を、熱い吐息が暖めていき、少女は身体を熱く火照らせながら、
ダイニング・ソファにうな垂れている。
瞼の裏には宿る愛すべきヒトの淫猥な映像、少女は焚き付けられたように
それを愛でる。母性に満ちた厚い唇に顔を被せ、舌をまさぐる。
脳裏に浮かぶ女の、妖しく揺れる顔を舌で優しく愛撫しながら、
少女は小さな舌先を、張りつめた唇からねじる様にして、ちょこんと出した。
飛び出した舌で、自らの乾いた唇を濡らすと、まるで愛する彼女の、
まだ見ぬ秘部をなめ回している様な気がして、心がきゅっとなった。
少女の履く白いパンティからは切なさが溢れ、レースの端まで
不純な汁で滲んでいる。少女は秘貝から漏れる甘い痺れに誘われて、
その細い指先を下着の脇に這わせた。
背徳感で濡れそぼる股間。
触れていると、自分がどんなに彼女を愛しているかが分かる。
股は、布地に触れているだけでじくじくと液を吐き出している。
全身を這う甘美な感覚に少女は嫌悪しつつも、カラダは切なく火照り続けた。
触りたい。
自らが隠し続けてきた想い。それが彼女の底で泉のように沸き上がる。
競り上がる欲望に囁かれて、彼女はゆっくりと下着の脇を持ち上げた。
そうして、手の平をまるごとパンティにつっこんでしまうと、
僅かに残っていた背徳の念も、あっという間に失せてしまった。少女は脚を開く。
77 :
純愛モード:04/04/30 15:01 ID:BGK2j4HX
少女は脚を開く。
開いてしまえば、後ろめたい気持ちも嘘のように拭き飛んでしまう。
熱くたぎる柔らかな股間が手の平に熱い息を吹きかけているよう。
二指で肉唇をさすると、味わい深い痺れが背筋を覆い、
少女のやるせない気持ちが淫猥な声となって溢れた。
穴を押し広げると、花弁は、その濃厚な蜜液で満たされた膣口をくぱぁ、と開き、
少女の指を招き入れた。
愚かしい行為の虜となる少女。
耽る指は、欲望にずぷずぷと飲まれ、少女の心に甘く突き刺さる。
抜き差しを繰り返すと、肉と肉の間から汁が溢れ、それが潤滑油となって、
彼女の指をより深い所へと吸い込んでいった。押し込むと、指は悦楽に満ちた
肉膣に喰われ、引き抜くと細い指に熱い蜜が絡まり、蜜は膣口に垂れ、
恥丘を覆う密林をしっとりと濡らす。撫でる度、少女は悦び、そして堕ちていく。
陰核から伝わる女の感覚は、痛いくらいに彼女の幼い心を責め立てる。
少女は純真であった。純真であったから、これまで誰よりも彼女を護り、
そして愛してきた。それが今、こうして肉欲に負け、股間を手の平で擦りながら
嬌声を上げているのだ。
少女は、自らに沸いた背徳を埋めるように、虚空に向かって愛する名を呼んだ。
「メグ……」
78 :
純愛モード:04/04/30 15:12 ID:BGK2j4HX
ジョウは、 本能の赴くままに行為に興じていた。
指は、さらなる深い快感を得ようと、赴くままに全身を這う。
小さな胸元を探り、その頂上で桃色に咲く突起を虐めた。こりこりした乳頭を、
指の腹で擦ると、摩擦が性感となってジョウの乳より全身に広がっていく。
乳首をこね回せば身体をねじ切るような、摘まめば首を絞められるような
張り詰めた快楽。股より伝わる快感とは異なる、攻撃的で淫媚な感覚。
変態性を秘めた乳をなぶるという行為に、彼女の、秘めた雌の本能が
あらわになっていく。
イレイザーとして暗躍する彼女の密かな愉しみ。それが自慰であった。
快楽を得るためには、彼女は羞恥心さえ惜しまない。
ジョウはいつしか股を大っぴらに広げて、室内に潜む見えざる者に、
その恥肉を晒した。脳裏に浮かぶ這うような視線と嘲笑。
完全な性の奴隷となって、虜となって、女の本能を刺激する。
右手を股に挟んだまま、うねうねと腰を揺らしていじける彼女の痴れ顔に、
冷徹なヒットマンの表情はない。
理性が痴れる。脳から分泌されるホルモンが美酒となって少女を酔わせ、
顔を溶かしていく。正確に再現された愛のイメージを追いかけながら、
ジョウは、ただひたすらに快感にしがみついた。優しく微笑みかけるメグ。
それは、彼女の凍りついた心を溶かす甘やかな幻想。理想は揺れ、
秘部を熱く潤した。
彼女は知っていた。いずれ降りかかるであろう衝動。
刹那の快楽はどこまでも彼女を広げ、彼女を全てのものから遠ざけて行く。
墜落してしまうような快感にさいなまれるその時まで、彼女は股間をなぶる。
79 :
純愛モード:04/04/30 15:54 ID:BGK2j4HX
「……は…く…ぅ…ッ」
鋭い痴れがジョウの頭をはしり、ジョウは思わず鳴咽を漏らした。
絶頂が、近い。 彼女は尻を持ち上げ、指を縦にして穴をかき混ぜはじめた。
ぐちゃぐちゃとした、粘着でみずみずしい猥音が室内に響く。
彼女は乳をなぶるのを止め、その分を股間のスジに当て、肉穴を上下に引っ張る。
歪んだ割れ目を整えて、陰唇に指を這わせやすくするためだ。
「……んッ!ふぅ!」
いつものように絶望に向かう体制を整えるジョウ。立てた中指がジョウの中で
暴れて荒らして、膣壁を焦がす。擦る度、ヌルヌルとした甘い蜜が溢れ、
それは陰唇を擦るジョウの指を伝って、ソファの上に落ちる。
ジョウはこれでもかという程に背筋を張りつめ、快感に耐えた。
脳髄をえぐるような痺れは、確実に彼女を追いつめ、悦楽の渦へと突き落とそう
とする。ジョウは背骨が折れそうなほどに弓なりになった。
銃口をこめかみに当てられている時のような緊張感と、全身の皮が溶け、体内が
溶け出してしまうような快感。その二つが悶々と渦を巻いてジョウの身体から
蜜を搾る。
80 :
純愛モード:04/04/30 16:06 ID:BGK2j4HX
びくん。
ジョウは顎を振り上げ、背筋を震わせて悶える。ガラスの破片が背筋を裂くよう
に走り、快感が臀部から耳の奥までジョウを貫く。彼女は指を膣内に置き去りに
したまま、ぴくぴくと痙攣して動かない。耐えているのだ。
それでも官能はジョウの身体に容赦無く襲い掛かり、膣は彼女の制止を振り切って、
緊張と弛緩を繰り返す。
「嫌……まだ……」
唇を噛んで耐えるジョウ。しかし快感は彼女の脳内で今、爆発せんとする。
耐えしのぐ彼女の膣を尻目に、指はジョウの意思に反して、無闇に陰核を押し潰す。
「はぁぁッッ……くっふ、あぅ、あぅ……!」
ぐちゃ、くちゃ、くぱぁ。
灰の髪を振り乱して、ソファの上で踊るジョウ。熱く火照りきった身体の奥で、
不純な液を掻き回す音が淫らに反響する。滴る愛液のスコールが、氷の様に
冷たく張り詰めた革ソファを焦がし、沸き立つ蒸気が淫霧となって、
彼女の本能を狂わせる。蜜に濡れた股は、指が溶けてしまいそうな程に熱い。
「んんぅ、おぅっ、は、はぁぁ、き、きちゃう……きちゃうよぉぉ……
メグ、めぐッ、メグぅぅ!」
競り上がる開放感。
悦楽の先に広がる世界を覗こうと、ジョウがその眼を見開いたその時。
その悔しげな姿を見て、青年は笑みを深める。
「ああ、それでは返事が出来ませんね・・・取っ手あげれますか?」
「はい、血刀様」
身かけだけならば、威厳の何もない、長身痩躯の優男の頼みに、傍らに控えた、厳つい黒い肌の禿頭の男が、素直に従っていた。
やはり、血刀という青年が、この場を制しているらしい。
「ぷはっ!・・・はあーはぁ――・・・ぉ、お前ぇぇ!!」
目隠しと口枷を外されるやいなや、息を吸い込んだジョウは、激昂し、眼前の青年を睨み上げた。
「・・・黙れ」
ドスゥッ!
「かはっ・・・・・・!」
先ほどジョウの枷の一部を解いた男が、無表情な顔のまま、革靴を履いた足で、ジョウの無駄な肉の一切ない、引きしまった
腹に、軽く蹴りを入れた。
「ああ、だめですよ、ブラインさん。女性の体は、我々と違って、とても繊細なのですから・・・
丁重に扱って差し上げないと・・・」
「申し訳ありません」
誠意のこもらない、ひどく冷淡な物言いで、ブラインというらしい男をたしなめた血刀は、苦しげに喘ぐジョウ
の傍らに、片膝を着ける。
蹴り飛ばされ、致死量にいたらない程度の筋肉弛緩剤を投与されていたジョウは、
ろくな反抗も出来ず、床に倒れ、苦しげに呻いている。
それでも、血刀の姿を認めるやいなや、今にも噛み殺さんばかりに、睨み上げてきた。
「ふむ・・・やはり、貴女のような方には、拷問は効かなそうですねぇ」
「当、然だ・・・う、ぐぅぅぅ・・・早く始末しねえと、テメエのスカした面が、
クソ不味いミンチになっちまぜ?」
血刀の軟弱気な口調も手伝ってか、少しは余裕を取り戻したのだろう。
ジョウは、口の端を歪め、ホラー映画の合間に見る、マカロニウェスタン風の西部劇からの、脅し文句を言い放った。
しかし、武器もなく、四肢は満足に動かせず、服すらまともにないジョウの姿は、周囲の
男たちには、滑稽に映り、中には、その強情で健気な態度に興奮し、股間を高く膨らませ、
下卑た視線と笑みをジョウに向ける者もいた。
「『黄昏の血まみれガンナー』・・・懐かしい作品の台詞ですね」
「なっ!?」
「いえ、これでも私は、過去の邦画の鑑賞が趣味の一つでしてね・・・はは、貴女とは案外、
気が合いそうですね?」
ハハハッハァッハハハハハハ!!
血刀の、明らかにジョウをおちょくるための言葉と共に、今までただ黙って事の成り行きを
見ていた男達が、一斉に哄笑し出した。
「畜生、畜生、畜生ぉぉ!お前らぁ、いい加減黙りやがれぇ!!」
幾つもの耐え難い屈辱に、顔を歪め、恥辱により頬を紅く染めながらも、ジョウは必死に叫んだ。
だが、地べたでもがき、目じりに僅かな涙を溜めた少女の言葉など、幾つもの修羅場をくぐって来た
男達には通用せず、むしろ、その駄々をこねる幼児のような姿に、さらに快感を覚え、一人で肉棒をしごき出す奴までいる始末だった。
「さて、お遊びはこの辺にしましょう・・・やはり、責めるならば、脆く弱い者を選ぶにが、セオリーというものですよね?」
血刀の視線が、拳銃を突きつけられ、視界と発言の自由を奪われた、もう一人の少女の方へと向いた。
その視線と言葉の意味を悟り、ジョウは、自分の置かれた状況も忘れ、必死に青血刀に縋った。
「やめろ!メグには手を出すな!拷問は全て、オレとそこに寝てる役たたずが受ける!!だから―――」
「え、えぇぇ!!?そんな!オレただのバイトなのにぃ!!勝手にきめな」
「後で、殺すぞ・・・・・・」
「ひ、ひぃ!?うあああ、すいません!ごめんなさいぃぃ!受けますから!ちゃんと受けますからぁぁ!!」
「・・・だったら、いい・・・・・・悪いな、巻き込んで」
「・・・・・・へ?」
敢え無く脅しに屈し、号泣し、己の不運を呪っていた恭平だったが、ジョウのあまりにもらしくない謝罪の言葉に、
思わず間抜けな声を漏らした。
「ふふ、若いというのは、羨ましいことですねぇ」
「・・・っ!だ、黙れ!!こいつはただのガジェット(小道具)、いや、ただの料理しか取り得のない
童貞の下男だ!!勘違いするな!!!解ったか!!?」
薬の効果が僅かに薄れたのか、ジョウは顔を真っ赤にしながら、慌てて抗弁した。
普段の彼女からは想像もできないような姿に、恭平は呆然としていた。
――――なんだ、けっこう可愛いところあるんだ。
危機的状況にも関わらず、恭平はそんな間の抜けた考えを脳裏に浮かべた。
適応か、よほどずれているのか、いづれにしろ、以外と大物であるのかもしれない。
・・・ただの能天気という可能性も、有るといえば有るが。
「おいお前!今変なことを考えただろう!!」
エスパー並みの勘の良さだった。
「ち、違う!考えてない!ちょっと可愛いじゃんなんてこれぽっちも・・・て、あああ!!?」
「きぃさぁまッひあうぅぅ!?」
「ジョ、ジョウ!?」
激昂し、怒鳴ろうとした半ばで、唐突にジョウは嬌声をあげた。
慌てて逸らしていた視線を向ければ、いつの間にか、血刀のグローブをはずした手の指が、
ジョウの曝け出された秘所に、優しく、しかし、本人の意思を無視しして、弄んでいる。
「は、くううっやぁ、やめろおおぉぉ!ぶっ殺すぞ、ひああああああっ!?」
「はは、媚薬も少しだけ、混ぜておいたんですよ・・・気持いいですか?ジョウさん・・・」
僅かに身を捩じらせ、尿以外のもので濡れ始めた秘所や、乳頭、汗ばみ、日に焼けたやわ肌を
手馴れた調子で撫で回す手と指から逃げ出そうとするが、血刀の空いたほうの腕が、しっかりとジョウの細い腰を抑えており、
ただ血刀の、か細い外見からは想像もつかないような、逞しい腕の中で、身悶えるしか出来ず、
その艶かしい姿に、男たちの何人かが絶頂を向かえ、止めどなく迸った白濁液が、メグの体に降りかかった。
「うぐぅうううぅぅ・・・・・・」
入念な手入れをした髪を、剥かれた服から露出した、瑞瑞しい肌を伝うぬらぬらとした、
液体とも個体ともいえない感触に、激しい嫌悪感を覚え、メグは苦しげに呻いた。
「ううぅ、い、いやだぁ、も、もう、こんなのぉぉっ!ふあああぁぁぁぁ・・・」
「・・・ふむ、そろそろですかね、ブラインさん」
「はい」
ジョウを責める手を休めぬまま、血刀はブラインを呼びつける。
「そこの少年の拘束を解いてあげてください」
「・・・開放するのですか?」
いぶかしむように眉を僅かに顰めたブラインに、血刀は微笑みながら、言った。
「いえ、これも何かの縁ですから、彼の筆おろしを手伝ってあげようと思いましてね」
「「っえ!?」」
その冗談としか思えないような言葉に、必死に体の芯から湧き出る劣情に耐えてながら、この状況を打破する
手段をなんとか考えようとしていたジョウと、本能的にあそこを勃起させてしまい、猛烈な自己嫌悪を感じながら、
手首と足首が擦り切れるのも構わず、焦りながらも縄をぶち切ろうとしていた恭平は、
揃って疑問符の付いた声をあげた。
見上げた血刀の表情は、邪心は見てとれても、冗談を言っているようにはとても見えなかった。
「うううぅぅぅ―――――――!!!」
メグの虚しい呻きが、室内に響き渡った。
しまった!?あたしだったというのかあああ!?
ところで、ホラー映画とジャンゴと二挺拳銃に、なにか関連性はあるのでしょうか?
気になって気になって、夜もぐっすりです。
すまん。この後セイ×ジョウのハァハァが展開するんだが、完結させたファイルが
壊れちまった。よってスルーしてください。
おまえら良すぎますですよ
GJ!GJ!
>セイ×ジョウ
>スルーしてください
_, ._
( ゚ Д゚) エ…?
( つ旦O
と_)_)
_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ
( つ O. __
と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
_ _ ξ ソリャナイゼ…セニョール
(´ `ヽ、 __
⊂,_と( )⊃ (__()、;.o:。
゚*・:.。
まあしゃあないじゃん、だれか続きを
90 :
名無しさん@ピンキー:04/05/01 21:59 ID:Sc4366uQ
.┌┐
♪ / /
♪ ./ / i
| ( ゚Д゚) <ツヅキ-♪ツヅキ-♪ マダカイナー♪
| ц |つ
| i i
⊂_ヽ_,ゝ
"∪
職人さん、つづきまーだー
勝手につづきかくひといない?
おれは自信ない
エロイノマダー?
いやちょっと待て待て待て待て待ってくださいいぃぃぃぃ!!!」
「ふ、ふざにゃうあぁ!? うぅ! ややめぇぇっあうううう!!」
ブラインは二人の抗弁などまるで無視しし、恭平の拘束を手早く解いた。
「立て」
もう一人の男に銃口を向けられていた為に、逆らうことも出来ず、恭平はしぶしぶとブラインの命令に従った。
「や、やめろおお! 恭平ぃぃ! 近づくな近づくな近づくなああ!!」
「そういってもねえ・・・いい加減貴女もせつないでしょう? なぁに、犬に噛まれたとでも思って、彼を一人前の男にしてあげて下さいよ」
そう、おもしろがるように言いながら、血刀は周りの男達にさりげなく目配せする。
血刀の意向を察した男たちは、血刀が離れると共にジョウの腰を掴み足首と頭を抑えた。
ジョウが体の痛みに呻きながらも、弱弱しく必死に罵声をあげるが、男達は一向に構わず、腕と足の戒めを解いた。
「うぐ・・・お、お前ら何を・・・!?」
薬と強制的な快楽で、力の抜けた体では、手を床に着けて支えることしかできず、腕と足を掴まれ、メス犬のような姿勢をさせられても、口意外の反抗手段はなかった。
「あはは!まるで発情したメス犬ですね・・・ほぉら、彼も貴女の愛液でぐちゃぐちゃになった肉穴を見て、すっかり興奮してしまったようですよ?」
「・・・・・・っ!」
「なっ!?で、デタラメ言うなあああ!!」
「・・・パーカーの裾をそんなに下げていては、全く説得力がありませんよ?」
「あうううううう・・・」
一通り若者たちで遊んだ血刀は、恥辱で顔を真っ赤にし、両の瞳に涙を溜めたジョウの尻の肉を押し広げた。
「ほおぉら、お嬢さんはすっかり出来上がっていますよ? はは、貴方の肉棒が欲しくて、ヒクヒク震えながらだらしなく涎を垂らしていますよ・・・」
「ふああ、あああああ・・・きょ、きょうへいいい、お、お願いだからあ、い、いれないでえええ、あたし、あたし、まだキスもお・・・」
もはやまともに思考が働いていないのか、口調も一人称もめちゃくちゃになってしまっている。
それでも恭平は耐えた。
普段からは想像もつかないような、弱弱しく、可愛らしいジョウの痴態に股間はパンツを貫かんばかりに隆起し、汗で濡れた艶やかな肌や、艶かしく
濡れそぼる秘所を見ただけで、射精しそうになった。
それでも、恭平は、耐えた。
歯を食いしばり、拳を握り締め、弱ったジョウに襲い掛かろうとする凶暴な本能と戦った。
立派である。
男である。
ああ、今や、男としての恭平の尊厳は、十二分に英雄と等しきものとして―――
「さっさと犯せ」
ジャキンッ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・はいぃぃぃ」
前言撤回。
ああ無情、悲しむべきは、へタレパンピーの宿命か?
「あうあああ・・・おねがい、おねがいだからぁ、それだけはゆるしてぇ・・・」
「ご、ごめん・・・ジョウ」
社会の窓から放り出された恭平の、意外にも皮の剥けた分身が、とうとう
ジョウの第二の口に押し付けられる。
「え、えと、ここかな? あ、あれあれ?」
四つんばいになったジョウの腰を両手で掴み、自己嫌悪を銃への恐怖でごまかし、
意を決してジョウの深き場所へ進みもうとした恭平だったが、悲しきかな、
所詮は童貞。
だらしなく愛液を垂れ流すジョウの肉穴へとなかなか分け入れられない。
「・・・しかないですね、よっと」
呆れながら、血刀が恭平の肉棒を掴み、ジョウの秘所あてがい、一気に腰を
押した。
「うええええええええ!?」
「・・・・・・っ!!?うひゃあうああうあああぅあええああ!!?」
唐突な激しい刺激に、二人は支離滅裂な嬌声をあげた。
「だ、だめだああ! ジョウゥウ! ごめぇぇん!!!」
柔らかで、キツク締め付けてくるぬるぬるとした肉壁の迎えに、恭平は全く耐えられず股間の肉銃に装填された、
白濁した弾丸を、ジョウの腹の中にぶちこんだ。
「ふああああああああ・・・あついぃぃ・・・おなかあついよおおおぉぉ・・・・・・」
だらしなく口を開き、絶え間なく上と下の口から涎を垂れ流すジョウは、悦楽に脳を流し込まれた白濁液に
、脳を溶かされたのかのように、とろんとした虚ろな目で、どこともしれない場所を見つめ、
望まない心地よい刺激に、身を震わせる。
ドプドピュリュドクドクグビュウゥゥゥ・・・・・・
「ハア―――!ハア――――!!ハア――――・・・・・・」
「あ――、ああ―――・・・・・・」
しばらくジョウの子宮にまで溜まりに溜まった精を放ち、ようやく、少年と少女は一息ついた。
「はい、よくできましたね、それでは次は初めての相手の目の前で、汚らしい男に
輪姦されてもらいましょう―――」
「ストォォォォォップ!!!」
『!?』
いまだ放心し、繋がったままのジョウと恭平を除いて、部屋中の男達が場にそぐわない朗々とした声の
方へと慌てて振り向く。
そこには、
「この<フールジョーカー>が、目にはいらんかああああああああ!!!」
精液に濡れたまま、得意げにアンチマテリアルライフルを両手で構えた、メグが仁王立ちしていた。
「なに!? いつのまに・・・!」
「ふふふのふ――んだ! このメグちゃんの七つ道具にかかれば! こんなチャチな拘束なんてちょちょいのちょいよ!」
子供のように喜色満面に答えるメグを無視し、ブラインは冷静に彼女の周囲を観察する。
1 股間を抑えながら失神している男。
2 前のめりにぶっ倒れて痙攣している男。
3 壊れた小机
4 荒らされた横流しの銃器類。
「・・・色仕掛けか・・・」
「ギクギクゥ! あ、あんたまさかテレパス!?」
「いえ、良く見れば解りますよ・・・」
呆れたように呟くブライン、あほっぽく驚嘆するメグ、突っ込む血刀。
「あひあああああ!きょ、きょうへいい!もっとぉ、もっとちょうだいいい! あたしのおなかにぶちまけてえええぇぇ!!
あかちゃん! あかちゃんできてもいいからあぁぁ!!!」
「うああああああ!止まらないよおおお!!ジョウウゥゥ!!!」
「てぇ!そこおぉぉ!!なにさかっちゃってんのよお!!!」
すっかり悦楽に囚われ、周囲のことなどお構いなしにまぐわる二人に、真っ赤になった顔を向け、
メグが怒鳴った。
カチンッ
「え?」
『あっ』
とんでもない爆音が、ビル全体に鳴り響いた。
ルチアナ編きぼんヌ
ルチアナ編きぼんヌ
>>97 GJ!エロ楽しい。でもオチついちゃった?
>97
ジョウ好き&快楽責め好きとしては、もう最高!ですよ。
続きも気になる〜
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) <爆天学園 続きまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
103 :
名無しさん@ピンキー:04/05/10 10:41 ID:syE8nnUD
ジョウ×メグ萌え
職人さーん・・つか
人もいないな・・・
だれか降臨キボン
自分で書くしかないのかな。
つづきかくにしても地方でみれてねーからなー
>>74 ジョウの唇が恭平のコックを捉える。しばし使っていなかったためにひどく蒸し臭い匂い
を有しているが、ジョウは意に介すどころかそれすらも悦んでいるようだった。表情に変化
はないのでなんとも分かり辛い。
「うわぁぁ……っ」
恭平の声は快楽に喘いだものではなく、何で俺はこんな瀬戸際に立たされた状況でこん
な不条理な責めをされなきゃいけないんだという嘆きの声だった。
「――ち、相変わらず反応が悪い」
口に含んだところでまったくもってぴくりとも反応しない。だが恭平が勃たないということは
前回の一件からしっかり学んでいる。予想の範疇である。
恭平も何とか勃起しようと思っている。思ってはいるのだが、やはり勃たない。これはもう
初体験が悲惨だったからとしか言い様がない救い様がない。下手をすれば一生インポテンツ
になる危険さえある。素人にはお勧めできない。
しかしそこはさすがジョウ。亀頭を舌で愛でながら手で茎を捻るように攻め立てる。
「ぅっ……」
ようやく恭平もそれらしい反応を見せる。まだインポではないらしい。
「早く勃たせろ。それとも」
ジョウの親指が血液が集まり始めた鈴割を、尿道をくりくり虐めたおかげで恭平の呻きは
強まった。
「このまま手だけで天国に連れてってやろうか?」
弱者を虐げるのを愉しんでいるのか、ジョウの瞳がわずかに細まった。手の中で萎えて
いたものは見る間に逞しくなっていった。握る手の倍三倍はあろうかというものを目にし、
ジョウはまたわずかだが口の端を吊り上げた。
調理台の上に置いてあった器具や食材を乱雑に退けてそこに尻を乗せ、恭平に自身の
割れ目がよく見えるよう左足を上げて挑発する。
「バイト。ここを見るのは初めてか?」
指で押し広げられたそこは色黒のジョウの肌の上で艶やかな真紅の花を咲かせていた。
恭平は正直に頭を下げる。亀頭は上がる。
「なら近くで見ろ。舐めさせてやる」
完全に上からの物言いだが恭平に不満を漏らすことはできない。というより不満を抱く心
のゆとりさえない。思い足取りで近づいて跪き、ジョウの花弁眼前二十センチというところに
来る。初めて女性の部分を接視し、思わず喉を鳴らしてしまう。
「さっさとしろ。いいと言うまで止めるな」
「は、はいっ!」
見惚れていたいのだが、如何せん余裕を与えてはもらえない情況であった。脅迫されて
いるような思いで多少酸味のある美臭を放つそこにむしゃぶりつく。
「んッ、いいぞ……もっとがっついてみせろ」
「ふぁ、ふぁひぃっ!」
命じられるままに行動する様はまさに奴隷である。下僕がご主人様を満足させるべく一心
に秘所に喰らいついている。いつの間にか口の周りは唾液とそれとは別のものでべっとりと
なっていた。
「ふぅッ……そろそろいいぞ。入れろ」
まだもっともっとむしゃぶりついていたいのだが、そこは絶対の命令の力に素直に従わざ
るをえない。よくできた主従関係である。
ジョウに向けられた恭平の巨木は以前より幾分大きくなっている、気がする。初体験を
済ませて以来永らく使用されていないこと、初めて女性器を口で味わったことが要因か。
改めて見るとその天晴れな姿に鼓動が昂ぶる。あれ以来何を使っても十分な満足を得
られていなかったかもしれないと今になって思い至る。
「今日はお前が動け。いいか、あたしがいいと言うまで絶対に出すなよ」
「はいっ!」
ちょっぴり、本当にちょっぴりの昂奮と多大な恐怖に突き動かされ、恭平は一息にその
天を斬り裂く巨大な剣を柄まで突き立てた。
嬌声とは違う苦痛の呻きを潰した声を上げ、ジョウの身体が大きく波打った。デカチン
を呑み込んだおかげで下半身が攣るのではないかと思えてしまう。
「っか、加減しろバカ!」
「ひぃぃッ! ごごごめんなさい!」
ジョウの叱咤に怯えたために胎内のものが萎縮していく。
「おい、萎えるな」
「う……うん」
これはまずいといつもの調子に戻すと、恭平も落ち着いた。萎縮は途中で止まり、それ
でも常人以上のサイズをジョウの中で保っている。
「……よし。お前の好きに動け。どう突こうが構わない」
ただし絶対に出すなと念を押す。つい先日まで童貞だった恭平には辛い注文だが文句は
言えない。ちょっと涙なんか出ちゃうが、いきますと告げて熱く潤うジョウの中でぬぷぬぷと
己が分身を動かすのであった。
やっつけ終了。
他の方が来られるまでの繋ぎと思ってくださぃ。
寸止め!?
やっべ最高。
ああ〜 ジョウさまに虐められたいよぅ
113 :
爆天学園:04/05/15 15:48 ID:NSXR0cuK
第3夜
セイ先生である。
なんというかまぁ、セイは先生で教師なのです。
ほかにポジションはありません。以上。
「テストをはじめます」
ざわめく教室。
「テストいやにゃお〜」
「最悪…」
メグたちも力なくうなだれるばかりだ。おっと例外がいるな、ジョウは余裕で妄想しているみたいです。
「テスト開始」
彼女たちの戦いは始まったばかりだ。
(続く)
114 :
爆天学園:04/05/15 16:46 ID:NSXR0cuK
第4夜
ジョウ、学年2位。エイミー、学年1位。
メグは過激にスルーだ。
「アンタ頭ちょーいいじゃん!」
同族だとおもっていたのに。
ああメグ、哀れでさえある。
いっぽうジョウサイドは、いつものとおり大混乱。
「さすがジョウ様ですわ…」
「ええ、ほんとうに」
ちなみに、ジョウのファンは盲信的であり、1位の情報は脳内で抹殺されていたりするのだった。駄目だろそれ人として。
それはそれとして、本日のセイ先生は鬱入っていたりする。
長かった交際のピリオドに悲しみ、
焦っていた。
「独身独身…」
なにやらつぶやき、虚ろな目をしている。危ない。
「先生、どうしたの?」
「えはっ、」
あ、反応した。エイミーの呼びかけに。
「先生?」
「あ、な、なにかな」
「(おいおい来ちゃったよ、イジリ時だよコレ)
先生なにかあったの?心配だよぅ」
「ああごめんね、なんでもないの」
「でも先生…」
「なんでも、ないのよ」
「無理しないで先生、大好きな先生がそんな顔していると辛いの、とっても辛いの!」
「エイミー」
「先生、大好きだよ!」
じわぁ、とセイ先生の瞳から雫がこぼれおちた。それは渇いた心を潤し、癒したのだ。
115 :
爆天学園:04/05/15 16:54 ID:NSXR0cuK
セイ先生はエイミーの胸で泣いた。めいっぱいに切なさをぶちまけて。
いいさ泣け、君のその涙は美しいものだ。
「なにかしら」
「先生?」
「エイミーさん、先生はどうなさったの!」
ざわざわざわ…
「え、えぇっと」
その日、歴史が動いた。動いてしまった。
小悪魔がタブーに触れてしまったのであった。
その日の放課後。
「エイミー、先生のお家にこない?」
「え、遠慮するにゃ」
先生の鼻息は荒く、眼は血走っていた。
エイミーはイヤな予感というか、なにかを猛烈に感じ取っちゃうしかない。
「エイミー、じゃあせめて食事だけでも!」
「イヤイヤー!」
逃げ出したエイミー。追い掛けるセイ。
またひとつ、恋が走り出した。
ィヤッハー(゚∀゚)!
爆天学園 のつづきやぁーGJっす!
こんなノリ好きなんで続き楽しみにしてまふ
爆天学園
キターヨオカァサァァァァン!!
GJ!
118 :
名無しさん@ピンキー:04/05/18 00:02 ID:TmRZAXiY
点呼いくよー ノシ
ノシ
ジョ−のエチ絵イヴォンヌ
ノシ
エイミー攻めキボンヌ
ノシ
ジョウの総受けキボンヌ
アンジェリーク様の登場キボンヌ
誰かヌータイプに載ってた設定資料をUPしてくれないか?
ノシ
メグの乳キボンヌ
ノシ
ジョウふたなり化キボンヌ
ノシ
漏れもジョウふたなり化キヴォンヌ
ついでに先々週の競泳水着アクションシーンうpもキヴォンヌ
本スレいらない子だらけワロタ
−−−−−−−−−−−−
このクソッ垂れなTOKYOで、ひどくくそったれな請け負い仕事をやってる。
シブヤの賭場荒らし、薬の売人探し、潜入、ドンパチ、なんでもありだ。
弾代とメシ代は稼がなくちゃならないからな、それに暴れるのは嫌いじゃない。
スポンサーのセイは爆裂天国…とかなんとか言ったか、物凄くバカみたいなチーム名を
つけたくってしょうがないみたいだったが、知ったこっちゃない。
やりたいことしか、やらないさ。
129 :
2/8:04/05/24 21:24 ID:+bMznbbf
「ジョーウ、ジョウったら!」
部屋の中の唯一の光源、大画面の液晶モニタが横長の画面から色とりどりのビームをしきりに噴き出している。
激しく明滅する光に照らされたジョウの短い髪は、まだらに染まっているように見えた。
シャワー室からメグが、足りないタオルをとってと叫んでも、返事がない。
見るとジョウはやっぱり、所定の位置から一センチだって動いていなかった。
「もう、」
メグは濡れた髪のまま、ジョウの居るTVルームに踏み込む。
「なに観てんのよぉ…」
膝の上にあごをのせ床に直に座り込み、一心にモニタに集中しているジョウ。
《アパーム、アパーム! 弾持ってこい!》
答えもしない。メグがその肩ごしに画面をのぞいてみても、
やたらバカでかい銃撃の音や爆発音が鳴り響いてるばっかりで、
出ている役の人の台詞なんか聞こえやしない(字幕じゃなくって吹き替えのみモードだし)。
どうやらGIジョーみたいな兵隊さんが戦争をしているらしいんだけど、
それ以上の内容はまるでわからなかった。
っていうかこの大音響だけで耳と頭がじんじん痛い。
ジョウはあいかわらず、画面に集中しきっていてこっちを見もしなかった。
「ねえー、そのビデオおもしろいの?」
「……」
ジョウは、膝をかかえたままボソリと。
「おまえの顔よりは、面白い」
メグはあっさりとキレた。
「なによー、ジョウのバカッ!」
130 :
3/8:04/05/24 21:25 ID:+bMznbbf
ぷんぷん、ぷんすかと怒りまくりながら、メグがベッドルームへ引っ込んで三時間後。
真っ暗いTVルームの真ん中につっぷして、モニタの砂嵐に照らされているジョウの側に、
パジャマ代わりのロングサイズTシャツを羽織っているメグが、再び近づいた。
指先でつむじのてっぺんをちょん、ちょんとつつくとジョウは首をあげて、「なんだ」と言った。
「眠れないのか」
「うーん、そういうわけじゃないんだけど…なんとなく、ねっ」
あいそ笑いで話すメグに、ジョウはそっけない。
「変な奴だな」
「ジョウだって」
メグは言いつつ、ジョウの隣に座りこむ。
「いま、寝てたじゃん。眠るんならちゃんとベッドに行きなよー」
「むー……」
ジョウは口を閉じたまま、視線を宙にさまよわせる。沈黙。
そのままがっくり首をたれると、また眠りこんだ。
「だから寝ないでよ、もー!」
その肩をメグが思いっきりシェイクする。
「なんだ」
むりに起こされたジョウは、半目を開けて面倒臭そうな声を出した。
「恐い夢でも見たのか?」
「ちがうよ、そんなんじゃないけど……」
メグは剥き出しのジョウの肩に、頬っぺたをつけてよりかかる。
「……ちょっと、さみしいから」
そしてすりよせていた肩に、そっと軽く歯をたてた。
131 :
4/8:04/05/24 21:27 ID:+bMznbbf
「なんだよ……うっ」
ジョウがひとつ、うめいて身をよじる。
メグはジョウに体重をかけるようにして、細身の身体を両手で抱きすくめ、
反った喉にくちびるを当てて囁く。
「あいかわらず首すじが、弱いねぇー。ジョウ?」
「う……」
どっ、と仰向けに、カーペットに押し倒されたジョウは、メグを怒りの目で睨み返す。
「おまえ、……ふざけるなよ」
「はぁーい、ふっざけってまーす!」
メグが右手をあげ、能天気に声を出した。
そして顔をよせるなり唇を奪う。
「ン」
壁のモニターが放つグレイの砂嵐に照らされた、ふたりは長くキスを続けた。
のしかかるメグがジョウのシャツの下に腕をさしいれ、指の腹で胸のとがりを繰り返し撫であげるようにする。
指はさらになめらかな肌をさぐり、引き締まった下腹部に触れた。
ぴくり、熱を帯びはじめたジョウの体が軽く痙攣をする。
そして、変異は。起こりはじめた。
「う」
まずうっすらと、やがて明晰に、青黒い隈取りも鮮やかに。
ジョウの左腕一面と背中にかけて、炎をまとった蛇のような黒いタトゥー、紋様が浮かびあがる。
先史時代の呪いをかたちにしたような、魔物の黒い翼を思わせる、それは怪異の紋章だった。
「う……」
ジョウの体から服を脱がせ、腹筋の発達したお腹にキスをし、伸ばした舌でそこからさらに下へと
柔らかく舐め降ろしていたメグが、腰を包む下着の生地の上からかぶせるように指で触れると、
そこにある固く、熱く脈を打つものがハッキリと確かめられた。
「はいはーい、準備おっけー♪」
ぐったりと床へ横たわるジョウの下半身から、鼻歌まじりにスポーツショーツを引き剥がす。
押さえつけていた布の下から跳ね出すみたいに、たかだかとそそり立つ陰茎が現われる。
132 :
5/8:04/05/24 21:29 ID:+bMznbbf
「この……メグ!」
ジョウは真っ赤な顔をあげて怒鳴った。
「無理しなぁーい。ほらほらぁ、もうこーんなに、おっきくなってるじゃない?」
赤黒く勃ちあがって天井を指す陰茎を、メグは微笑しながら手のひらで包み、その裏筋を撫で上げる。
「くぁっ……つ、つぁっ」
無抵抗のジョウは、ひたすらうめき、筋肉質の身体を弓なりにそらす。
「ほら、もう、濡れてるしぃ……。こうすると、気持ちイイでしょ?」
透明な滴のにじむ亀頭を、指先でつまむようにいじる。根元から握り、ゆっくりとこすりあげる。
ジョウは烈しく反応をした。
「くはっ! あ、ああ、ア……」
充血しきった異形のペニスが、小刻みに震えながらさらに反り返る。
充分なサイズのその陰茎は、もう少しでヘソにつきかけるほどきつく勃起している。
床にひじをついたジョウは、ひたすらに荒い吐息をついていた。
(はあ、はあ、はぁ……)
横たわり、茫然と天井を見上げていた紅い両の眼に、ふいに意志の炎が点る。
いきなり立ち上がり、メグの身体を振り払って、彼女の手首をとると力任せに身体ごと引き上げ、
後ろ手にまとめてひねり、強引に押し倒す。
「きゃあっ、ジョウ!」
黒の紋様の浮き上がっている腕で、カーペットにべったりと押さえつけた。
うつぶせて押さえ込んだ身体から、ゆっくりと、下着を引きずり降ろしていく。引き抜いた。
上を向いた白い尻の谷間に指をさしいれ、中指で濡れた肉を撫で上げる。
「ひゃっ、…いやぁっ」
Tシャツを背中からめくりあげた。腕を引き抜かせ、脱がせ終えると投げ捨てる。
133 :
6/8:04/05/24 21:31 ID:+bMznbbf
「ジョウ…」
組み敷かれたメグは身をねじって後ろを見あげ、うるんだ期待の目をジョウへと向けていた。
ジョウは顔つきを無表情のまま変えず、メグの両手を押さえつけたまま、
目線を合わせてくる相手を見下ろし、吐き捨てるようにつぶやいた。
「お前が……悪いんだからな」
手のひらで押しやるようにして、太腿を大きく開かせる。
後ろから乗りかかり、腿のつけねにある肉色の秘所を、
すでに痛いほど勃起しているペニスの先でつ、つんと突いた。
お互いの位置を決めると、ゆっくりと腰を落としていく。
メグの白い肌が震えた。
「んっ、んん、ああああ……」
荒い息で背中からのしかかるジョウ。
亀頭が肉の襞をぬるぬると押し分けていく音が、ふたりの耳にのみ響いた。
「あ……あ、おっきい……」
メグの背中に、ジョウの汗の滴がしたたり落ちる。
腰を沈めて、めいっぱい突き通した。
亀頭の先が、終着点にコツンと当たり、
「く……」
ジョウも声を洩らす。
両腕で腰をかかえて抱き上げ、犬の交尾のようなポーズにした。
そしてさらに深く、肉棒を突き入れ続ける。
メグは床に手をつき、足を大きく広げた四ツんばい状態。
「やだ……うそ……きもちいっ、んっ……」
揺すぶられるリズムに合わせ、メグの肉感的な乳房がぶるぶると暴れている。
134 :
7/8:04/05/24 21:32 ID:+bMznbbf
腰の動きにつれて歪む、熱い肉壁が肉棒にみっちりと纏わりつく。
ジョウは腕を前に回し結合部、メグのヴァギナの上辺に指で触れ、
びしょ濡れのクリトリスを手荒くまさぐった。
「あ、あ、そこやだっ、」
気付いたメグが悲鳴をあげる。
身をよじり、逃れようとするほど、はじけた肉芽がジョウの指のあいだで更に震える。
「そんなんしたら、も、もう、すぐいっちゃうよぉっ」
熱病か痙攣か何かのように、叫びつつジョウの下で暴れる少女と、
目を閉じ恍惚と腰を突き上げる蛇のタトゥーの主。
「ジョ、ジョオ!」
「はっ…」
一度抜き、仰向かせた正常位に変えた。
曲げた脚を両腕で抱え込み、腰の動きをさらに激しくリズミカルにする。
「あっ……あっ……あっ! あっ! あ! ジョウ! いっちゃうよぉ!」
メグの声もそれに合わせ間隔が短くなる。
ジョウは真っ白い思考の中で、ひたすら激しく腰を振る。
「あっ! あっ! んんッ! んっ! あっ、ああああ……ん、んん……」
思いっきり陰茎を押し込む。メグの声がカン高くかすれて、やがて
二人は同時に絶頂に達した。
135 :
8/8:04/05/24 21:35 ID:+bMznbbf
汗じみた体で抱き締めあい、二人はカーペット上でぐったりと折り重なるように横たわっていたが、
やがて、ジョウがエアコンのスイッチを入れつつ起き上がり、
ベッドルームのクーラーからバドを二缶、抜いて戻った。
無言で相棒に一本を投げる。
「あのさぁー。スルたび、けっこう中に出しちゃってるけど…」
バドワイザーの缶を鎖骨につけて、しばらく冷たさを楽しんでいたメグが、ふと言い出した。
「ニンシンとか子供とか、どうなンのかなぁ?」
「そんなことは、」
夏休みなぜなに相談室みたいなまぬけな質問を受けた、ジョウは冷たく却下。
「知るか。元々、好きでこんな体になったんじゃない」
「そっかー、そうかもね。わかんないよね」
いかにもしょんぼりとうちしおれたメグの表情を横目で見、
「ま、責任ぐらいはとってやるから……」
ジョウは肩を寄せ、その耳にささやいた。
「浮気するなよ」
メグはぱっと明るい、百ワットの笑顔に変わる。
「うんっ! ぜったい、だいじょうぶっ!」
ハイパワースマイルでうなずくメグを前に、
(コイツ、明るすぎ……)
ジョウは肩をちぢめてバドワイザーを飲み干した。
>>135 うわぁ、とてもイイ感じな2人ですな。
ジョーの刺青にはそんな副作用があったのかー。
……メグはジョーの子供が欲しいのね(*´д`*)ハァハァ
キタワァ
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ ウッ! イイ!!
たまらん
<パジャマ代わりのロングサイズTシャツを羽織っているメグが、
Tシャツは羽織れないよ〜 ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!!
<メグが右手をあげ、能天気に声を出した。
脳天気だと思っていたのは私の間違いか…?
<「ジョ、ジョオ!」
JOJOキター!!! …ヤクルトジョワを思い出した。
まぁそんな瑣末なツッコミはどうでもいい!いいね。
キメ台詞も決まってっぜ<やりたいことしか、やらないさ。
ところでジョウ、ソーニュー前にメグたんのナイスなオパーイも是非攻めてあげて欲しかった。
メグたん快感倍増間違いなし…(;´Д`)ハァハァ…(w
流れと勢いのあるシーンだから無理かな。
子供が欲しいというよりは単純な、まさに脳天気な疑問と受け取ったが>メグ
あるいは、「うーんいつも楽しいからいいけど、ちょっとだけ、できたらどーしよう…ねぇジョウどーする?」みたいな。
「ま、責任ぐらいはとってやるから……」 >ジョウ、何気に男気あるな。
冷えたバドを放るとちょっと噴き出しそうだ…。お酒ははたちになってから。
<パジャマ代わりのロングサイズTシャツを羽織っているメグが、
Tシャツは羽織れないよ〜 ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!!
<メグが右手をあげ、能天気に声を出した。
脳天気だと思っていたのは私の間違いか…?
<「ジョ、ジョオ!」
JOJOキター!!! …ヤクルトジョワを思い出した。
まぁそんな瑣末なツッコミはどうでもいい!いいね。
キメ台詞も決まってっぜ<やりたいことしか、やらないさ。
ところでジョウ、ソーニュー前にメグたんのナイスなオパーイも是非攻めてあげて欲しかった。
メグたん快感倍増間違いなし…(;´Д`)ハァハァ…(w
流れと勢いのあるシーンだから無理かな。
子供が欲しいというよりは単純な、まさに脳天気な疑問と受け取ったが>メグ
あるいは、「うーんいつも楽しいからいいけど、ちょっとだけ、できたらどーしよう…ねぇジョウどーする?」みたいな。
「ま、責任ぐらいはとってやるから……」 >ジョウ、何気に男気あるな。
冷えたバドを放るとちょっと噴き出しそうだ…。お酒ははたちになってから。
<パジャマ代わりのロングサイズTシャツを羽織っているメグが、
Tシャツは羽織れないよ〜 ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!!
<メグが右手をあげ、能天気に声を出した。
脳天気だと思っていたのは私の間違いか…?
<「ジョ、ジョオ!」
JOJOキター!!! …ヤクルトジョワを思い出した。
まぁそんな瑣末なツッコミはどうでもいい!いいね。
キメ台詞も決まってっぜ<やりたいことしか、やらないさ。
ところでジョウ、ソーニュー前にメグたんのナイスなオパーイも是非攻めてあげて欲しかった。
メグたん快感倍増間違いなし…(;´Д`)ハァハァ…(w
流れと勢いのあるシーンだから無理かな。
143 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 21:09 ID:+yF9vDCR
どうにかしろ…徹底的に調子の悪いサーバー…
三重カキコになってる(+_+)さっさと反映しろよ。
申し訳ない。
…と、泉ピンコ様ドラマを見ながら言う…。
144 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 21:12 ID:+yF9vDCR
エラー、エラーって出るな!!!この!(怒)…
145 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 21:18 ID:+yF9vDCR
…というわけで、済まんかった…m(_ _)m
次のネタどーぞ…。
メグ「ああっ、そこはやめて、ジョウ!!!ああ、もうだめ…」
ジョウ「ふふ、やっぱりここか…えいっ…」以下略
146 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 00:41 ID:F6s31QqE
>140-146
この場を誤魔化すには君が萌えSSを書きまくるしかないぞっ!
さあガンバレッ!!
…くそ!誤魔化してるのが147にバレてしまった!よし!もっと誤魔化そう!140-146
(Joe=フタナリを受け継いでみた)
「ねえねえ!ジョウ、これどうかなぁ?」
万年幸せそうで脳天気なメグが、トレーラーの隣室から満面の笑みをたたえてひょこっと顔を出す。
「…?」
愛用の銃を念入りに分解掃除していたジョウが、手をとめてふとそちらを振り向く。
にこにことこちらを見る手には、きっかいな恰好のガンらしきものがひらひらしている。
「はぁ?……何だ、それ…?」
「…ふふ…、ジャジャーン!聞いて驚くな…メグ様世紀の大発明、レッド・ホット・チリ・ペッパー銃でーす!!!」
口をぽかんと開けたまま呆れるジョウの前で、得意げにセクシーポーズで銃を構えて見せるメグ。
「ふふ、カッコいいでしょ?」
「…はぁ?」
メグは得意げになおも続ける。
「これはね、タバスコ、七味唐辛子、ラー油にハバネロ、ペッパー、メイス…何でも入れられるの。
…どう?ジョウの援護射撃にすっごく使えると、思わない???ねっねっ」
さも誉めて欲しそうに喜色満面のメグに、
「阿呆か…お前。そんなんで敵がみんな退いてくれると思ってるんだったら、相当おめでたいな」
まんざらでもなく嬉しそうに、だがあくまでクールを装って、ジョウは銃の分解掃除に関心を戻す。
「ええーっ!!!これ、絶対いいと思ったのになぁ…ねえダメぇ、ジョウ?」
口をとがらせて、会心の作の銃を両手でひねくりながら、ジョウの背中にドッともたれるメグ。
「こら、部品が飛ぶってば…やめろ」
集中しようとするジョウの背中に、メグの大きな胸がぎゅっと押し付けられた。
「……。」
黙って銃をいじり続けるジョウの背中で、
「…ねぇ……ジョウ……」
腕をまわし、必要以上に背中に胸を押し付けながら言う。
「……最近、やってないよね…」
ジョウの耳に息を吹きかけながら、平らな胸をちょっとまさぐる。
「…やめろってば」
つとめて平静を装いながら、ジョウが低い声で警告を発する。
「……んん…いいじゃん……だって…ジョウの、唐辛子なんかよりもっと熱いアレが…また欲しいのぉ…」
夢中の様子で、ジョウの背中や首筋にキスしながら、胡坐をかいたスウェットの股間をまさぐる。
「やめろ」
目をつぶって抵抗するジョウ。
メグの手の中でジョウの太いそれが目を覚ますのがわかる。
「あ…ほら、やっぱりジョウも」
メグが言いかけるが早いか、ジョウは分解中の銃をテーブルの上にだんと置き、メグに向き直る。
「…お前も、バラバラの裸にしてやる」
両腕を掴み、どっ、と背後のベッドにメグを押し倒し、倒れ込むジョウ。
ジョウがいつも裸で寝るベッドのシーツには、愛用のさわやかな男物のコロンの香りが漂う。
左腕のタトゥが、今夜はことにくっきりと、夕闇のトレーラーの一室で燃えるように熱く浮かび上がる。
「ぁん…ジョウ痛い…」
メグのうっとりした甘え声を聞いているのかいないのか、ジョウは上にまたがったまま、
ペールオレンジのキャミソールを乱暴に捲り上げ、
――中略――
上半身を支える腕と背中のタトゥが霧を吹いたような細かい汗でしっとり濡れ、ジョウの下半身の動きと息づかいがさらに急くようにテンポを速める。
ジョウの体の下で震えながら達し、まだ夢見ごこちに満足気なメグからコンドームごと自身を抜き取り、身体を離すジョウ。
「ねえジョウ…すごく気持ちよかった……ジョウもでしょ?」
ジョウはメグの顔を見、いとおしげに少しだけにこっとする。
「…ん…またしようね、絶対!!!」
灰色の前髪の下、少し汗ばんだジョウの額にキスしながら、どんな時でも明るいメグが今夜はさらに明るく、笑いながらそう言った。
140-146, 148-151
(中略部分のハードな濡れ場は、各自脳内で補完して下さい)おいおい…
>>113-115の軽い文章にもウケたので、エロなしもいいかななどと
中略部分はギャグ込みで24文ほど書いたが、まだ未完成でどうもどこか恥ずかしく、未掲載。努力。
しかも爆裂天使を観たことがないのに設定だけで書いたという無謀SS。
「アニメと設定も性格も全然ちげーよ!」な所があればご容赦。
(140の時点で一応公式HPは見た。topの絵、すごくカコイイね。ジョウの腹筋も…メグの口元ヘン?…漏れの目が変?)
名前は若草物語?(Beth≠セイ以外は)
今回はこれでカンベン。再見。ε=ε=ε=ε=ε=ヘ(・o・)ノ
土曜、日曜とspiderが出て大騒ぎだったし…もう大消耗。w 家人も大迷惑。ホントゴメソなさい…。
>>132<充血しきった異形のペニスが、
異形…一体どんな形だったのか…タトゥのような荒々しい形?
さ、これでうまく誤魔化せたし!(???)
すばらしいエロ職人さんたち、ささ、どうぞ↓
あー違った。Joeは男性名だった。Jo(Josephine)だった。
…なんでセイだけ?
他の三人の共通点は、無理矢理日本名に見えないこともないってことか。
夜中にから上げが。
いいね。
もっと読みたい。
エロ職人期待age↓
155 :
名無しさん@ピンキー:04/06/05 12:50 ID:jr1V6uh0
age!っと
ガラスが擦れ合う音――要するに不快な音でしかない叫び声を画面の中の人物が張り
上げる。
「……」
「……」
ジョウは頬杖をついて気だるそうな眼でテレビに見入り、恭平は少し離れてソファの手す
りに腰を下ろし、テレビに背を向けつつもちゃっかりと首は後ろを向いていた。
画面には凶悪な鋭器を構える原住民のような裸の男たちが一人の女性を取り囲んでい
るシーンが映し出され、ジョウの空いた右手はテーブル上の皿に伸びる。皿にはたっぷり
とシロップがかけられたイチゴが山盛りになっていた。
「どんな感じのパーティかなぁ」
叫び声と荒い息遣いと上の咀嚼する音しかないことに耐えられなくなったのか、恭平が
ぽつりと口にした。
「出される料理も、きっと特別なやつなんだろうね」
凶器がねじ込まれ、叫び声はさらに増していく。 ジョウの指先がイチゴを捉え、これでも
かと言わんばかりにシロップをイチゴですくい取る。
「参考までに見たかったなぁ」
料理を学ぶ者として、その機会に巡り会えなかったことを心底残念に思っているために
恭平の声には少し元気が欠けていた。彼を見かねたか、それともただの気まぐれか、
「食うか?」
先ほどのイチゴを手にしてジョウが訊ねた。ジョウが声をかけるとは滅多な事だが、口の
端から垂れる一筋のシロップくらいは拭おう。
「うえっ……」
「遠慮するな」
画面では、鋭器を突っ込まれた秘穴から白濁の液が噴き出すところだった。
「いや、今はちょっと性欲が……」
画面では先刻嬲り尽くされた女性が両手を上に縛りつけられているところだった。呻いて
いるところをみると意識はあるようだ。するとそこに、彼女をいたぶったのとは違う人種の男
性が現れた。彼女を助けに来たようだ。だが彼は気づいていない。背後に彼女を辱めた男
たちがいることを。
「あああっっ! ダメだ、後ろにいるぞ!!」
いつの間にのめり込んだのか、恭平がテレビのすぐ正面で大声を出していた。
助けに来た男性が男達に組み伏せられ、ズボンとパンツを脱がされる。
「あぁ……バッカだなあ」
エキサイトする恭平に対し、彼に向けられるジョウの瞳は冷ややかだった。
これは実話に基づいたストーリーを映画にしたものである・・・・
「……え? これで終わり?」
そして唐突なエンディング。週刊少年誌の打ち切り漫画の如く突然な最後に肩透かしを
食らった気分にさせられる。終わると同時にタイミングよく電話が鳴り響いた。ジョウが電話
を取るのだが、その時初めてジョウがまな板娘だと知った。今までナイスバデーエンジェルだと
思い込んでいたので泣きたいくらいショックだった。
「もしもし、ジョウ?」
「ああ、エイミーか」
「大変なの、早く来て!」
「どうした?」
「三こすり半のイケ面がセイを裏切ってメグを拉致ったの! そしたら変なおじいちゃんが
メグを男にして巨チンつけてんの!」
「……エイミー。あたしは頭悪いんだ。分かるように話せ」
「とにかくセイがピンチなの! すぐ来て。港にある亀の頭が着いたお船だよ」
「なに? 短小早漏がどうとか……」
「……表の三角木馬、お前んだろ?」
訊かれた恭平は従順に頷いた。
「鍵、よこせ」
そしてジョウは恭平の三角木馬に跨り、港へ向かうのだった。
「まだローン残ってんだからね!!」
おしまい
最後何書いてんだ、俺・・・orz
159 :
名無しさん@ピンキー:04/06/06 23:09 ID:1EqRedaH
なんかこのスレのアホな空気がたまらなく好きだ
おーレスすすんでていいよーいいよー
乙です。
しかし本スレのリンクきえてるのな、最近
163 :
名無しさん@ピンキー:04/06/07 22:47 ID:BNIX4L2X
文章力のある職人さんのが読みてえ
降臨キボン
>162 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/06/07 21:41 ID:k+T3i/0R
>
>>156-158おもろいっすね
>このチョーシで全話たのんますわ
ぷぷっ…まさかとは思うが、本人じゃないよね…?(w
いや頑張って(w
165 :
やっつけ:04/06/08 23:16 ID:sYGsxbkm
さて、恭平とジョウの逢瀬が度々行われるようになって数日以上の日が過ぎた。今日も
今日とていつものようにセイ達のトレーラーへと向かう。バイトのため、そしてジョウし
かいなければそのまま……。
傍から見ればバイトのついでに女性とそんなことができるなんて羨ましいと思われるだ
ろうが、恭平本人はまったく乗り気ではない。最近ちょっとだけほんの少し微塵程度気持
ちいいと感じることができるようになったが、如何せん脅迫されているという観念が強すぎ
るためにそうそう楽しめるものではなかった。
セイに迎えに来てもらう日もあるが、今日は都合がつかないらしく自身の脚でバイト先に
辿り着いた。
「……入りたくないなあ」
ぼそっと呟き結局入る。
「こんにちは――」
「あ、恭平お兄ちゃん! いらっしゃい」
踏み込んだ車内から返ってきたのはエイミーの元気な声だけだった。コンピューターに
向かっていたのを止めると小動物が主人にすり寄るように恭平の腰に抱きついてきた。
「こんにちは。今一人?」
周りを見回しながら訊ねる。もちろん探すのは彼の主人――飼い主か?――の姿である。
「うん。みんな用があって出かけてるの。それに、恭平お兄ちゃんが来るの早いんだよ」
「え? そうかな」
車内に置いてある時計が示していた時刻は、なるほど夕飯の支度には幾分早すぎる時間
であった。ここ最近の習慣のせいで早く来ることが当たり前になっていたらしい。
「本当だ。どうしよっか……後三十分くらい時間あるよ」
「だったらさ、ちょっとこっちに来て。見て欲しいものがあるの」
なんだい、と訊いてもエイミーは答えず、恭平の腕を引いて先程までいた場所に彼を導い
た。この時、恭平は少し違和感を抱いた。いつもはお菓子か何かをせがむのに、今日はどう
したんだろう。
166 :
やっつけ:04/06/08 23:17 ID:sYGsxbkm
「何? パソコンに何かあるの?」
「いいからいいから」
エイミーの声はいつもより弾んでいる。踊るような指捌きで無数にあるキーを次々叩い
ていく。恭平は目で追うのさえやっとである。
「うん、これこれ」
ディスプレイに現れたのはまだ何も映っていないビデオプレイヤーであった。
「何が映るんだろ。テレビ番組? 映画?」
「ふっふぅん。いいから黙って見てるっ!」
ポチッとな。懐かしい掛け声とともにエイミーが再生ボタンをクリックする。黒かった世界
にたちまち色が注がれた。かなり鮮明な画質で映し出されたのはどこかのキッチンである。
恭平には見慣れた調理器具の数々が置かれていたのですぐに分かった。カメラは固定さ
れているらしく、画面が動く気配はない。
「見せたいものってこれ?」
「そうだよ」
エイミーはそう言うが、恭平は大きく頭を傾けた。一体こんなのを見せて何がしたいん
だろう?
最もな疑問を浮かべながら再び画面に見入った。映されているキッチンは斜め上方より
捉えられている。よく『衝撃映像99連発』で流される監視カメラの撮影位置に近い。という
よりまんま盗撮っぽい雰囲気が醸し出されているじゃないか。
「……ん?」
恭平が気付いたのは、画面に一人の男子が映った時だった。フレームインしてきた彼は
キッチンに向かい、画面に映るのは左上後方から捉えられる後姿。画面の中の彼の服装
に見覚えがあった。
「んんっ?」
続いて画面に入ってきたのは銀髪褐色肌の女子。全裸。
「うわあああぁぁぁぁぁぁッッッッ!!?」
男子は絶叫した。
167 :
やっつけ:04/06/08 23:19 ID:sYGsxbkm
「よく撮れてるでしょ?」
エイミーは冷笑する。恭平は声にならない音を喉から漏らす。
「まさかジョウと恭平お兄ちゃんがこんな関係持ってたなんて知らなかったよ」
今にもぱよぱよ言い出しそうに嬉しげな素振りのエイミーに、恭平は心の底から恐怖の
念を抱いた。
「こ、こんなものっ、ジョウが見たらただじゃすまないよ!?」
「大丈夫、ジョウには見せたりしないもん」
エイミーはすぐ傍で硬直する恭平の耳元に口を寄せ、優しく囁いた。
「そんな……! ダメ、いゃ、そんなのジョウに見られたら、俺きっと殺されちゃうよ!」
「平気だよぉ。今は私しかいないし、それに私から襲っちゃったってことにすればジョウだっ
て許してくれるよ」
そういう問題か、そういう問題なのかと恭平は反芻した。しかし答えは出ることなく、
いや答えを導く前にさっさとエイミーに指示される。
「ほら。立場をわきまえたらさっさと私の言うとおりにする!」
ぐうの音しか出せない恭平はすごすごソファに腰を下ろし、エイミーが好奇の目で見つめ
る前で躊躇いがちな手つきでファスナーを下げた。
「早く出して見せてよぉ」
子供が親にせがむのと同じ言い方で恭平に命じる。ついに恭平の野太い得物がぼろんと
こぼれ出た。エイミーの細まった瞳の奥は爛々として黒く輝いていた。
「お兄ちゃん大きいね。私、こんなの見るの初めてだよ」
とてとて歩み寄ったエイミーの両手が晒し出された肉塊に遠慮なく絡みつく。エイミーの手
のひらからは、ゆうにその三倍はあろうかという長大な業物が収まりきれずに顔を――では
なく全体をのぞかせている。
168 :
やっつけ:04/06/08 23:20 ID:sYGsxbkm
「フーン……男のって本当にこんな形なんだ」
この年でさまざまなものをディスプレイ上で目にしてきたエイミーにとって、男根を生で見
るのは初めてである。しかしネットワークに氾濫している画像動画そのままであることに対し、
さっきまでの興奮は引き、すっかり冷めた口調と視線になっていた。
「ちょっと拍子抜けかな。まあいいか、こうすると大きくなるんだよね?」
両手でないと回らない太さの萎えたものをエイミーはごしごしと上下に擦りあげた。拙いと
いうより乱暴、まだ何も知らない幼子がするような力任せの愛撫に恭平は眉根を寄せた。
痛いからではない。まだ性長していないエイミーの乱暴なくらいの愛撫が、幾度かジョウと
やってきた恭平には丁度良い刺激なのである。
「ぱ、ぱよ?」
たちまち血液が下半身に注がれ、小さな手に挟まれる一物ははちきれんばかりに腫れ上
がる。エイミーの鼻の先には、彼女の顔の長さ以上はある剛直がそそり立った。
エイミーは息を呑んだ。一度はこんなものかと落胆したが、これほどの物へ姿を変え、
直立不動に聳え立つ御姿に目を見開いた。
「すご……」
興味深げに嘆息し、両手を大きく上下させて恭平を根元から雁首まで撫でさする動作を
幾度も繰り返す。初めは抵抗を見せていた恭平はぎんぎんに滾るそこを弄られ、徐々に
エイミーの手にされるがままになっていく。
「あ……ダメだ、出ちゃうから」
「イきそうなの? 私、男が射精するとこ生で見てみたい」
169 :
やっつけ:04/06/08 23:20 ID:sYGsxbkm
まだ見ぬ未知を目にしようと、期待に胸躍らせ手に力を込める。血が滲み出しそうなほ
ど熱く赤く張り詰めた巨砲が、恭平のかすれた呻き声を合図に砲身に溜まった液体を天
に向けて撃ち出した。
吐き出された白色液はエイミーの顔いっぱいに降り注いだ。初めて感じる匂い、味、肌
にまとわりつく粘性。すべてが始めてづくしである。
男性がこれほど女を惹きつけるものなのかと、十一歳にしてそんな考えが生まれた。鼓
動を高鳴らせる衝撃に打ちひしがれる様は、喜びを知った雌の姿。
「あたしの物でなに遊んでんだ?」
恭平の正面、エイミーの頭上から浴びせられた声に、彼女は振り仰ぐ間もなく意識を断
たれた。
「じょ、ジョウ……!」
右の手刀を構えたままジョウの不機嫌な瞳が恭平をねめつけた。
「いやこれはっ、その!」
いないはずのジョウが現れたために慌てて前でくたびれている物を隠しながら応対しよう
とするが、すでにジョウの視線は床に転がるエイミーへ移っていた。
「…………恭平」
「な、なに?」
「今日はお前にもいい思いさせてやる」
170 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:21 ID:scoPGSZw
いや職人さん達頑張れ
カコイイジョウとかメグが見たいよ
ここまで。
とりあえず落とします。
172 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:21 ID:scoPGSZw
うわ偶然邪魔した、ゴメソ
173 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:22 ID:scoPGSZw
…違ったか。まあ職人さんおつ。
>>170 丁度区切ったところです。お気になさらず。
>今にもぱよぱよ言い出しそうに嬉しげな素振りのエイミー
ワラタ
(・∀・)イイ!
…顔射かよ
「bukkake」って日本特有のポルノ用語としてネット上でも世界で有名になってるらしいな
ぱよって何だ
177 :
名無しさん@ピンキー:04/06/09 01:05 ID:b/FWcV4e
>「今日はお前にもいい思いさせてやる」
ジョウとセクースしていつもはいい思いをしていないとでも・・・あるいは反語か怖えぇw
>右の手刀を構えたまま
>すでにジョウの視線は床に転がるエイミーへ移っていた。
何するんだ、コドモ相手に鬼畜だけはやめとけよw
…と、朝からアニヲタが。
…いや職人さんたちバリバリ頑張れ。期待。
手コキエイミー萌え!
本スレでも見かけたんだが、エイミーで「ぱよ」って何が元ネタ?
>179
こんなところで同属嫌悪しなくてもw
漏れはぱよメイドが一番好きだった。ぱよ〜ん。
フタナリ物アップしてもいいですかー?
>>182 自分がアニヲタだからってこんなところで他人を全部同属にしなくてもw
188 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 23:43 ID:rPt2vSm3
>>186 …ダメだ。いや嘘、ジョウとメグ物?語調が何か腐男子っぽいな(w
カッコイイ話を披露してくれ。age。
カコイイかはわかりませんが、日付変更されると連投規制解除されるかどうかのテストしませう。
その日は、セイの実家の系列会社が経営するホテルの開業祝いがあるとかで、
ジョウ、メグ、エイミーの一行は、それなりの一張羅を身に纏いTOKYOベイ・リゾートエリアへとくりだした。
プレ・オープンにあわせた、関係者のみの宴会らしい。
完成直後のホテルの中は、けっして不快ではないもののどこか人工的な、真新しい設備独特の匂いをさせていた。
一階のロビーはすでに招待客の人波でごった返していたほどだが、立食パーティは専用の宴会場ではなく、
なんと、客室フロア最上階のスウィート・ルームにて開催された。
このホテルの一等客室はすべて、バカみたいにダダっ広いことがよほどの自慢であるらしく、
なんでも四十階より上の高層階客室はすべて、広大なビルディングのワンフロアを、まるまる一室のスウィートにしているとのこと。
どんな金持ち、いや、気違いが泊まるってゆーんだ、そんな処にと思わずメグたちは内心でツッコミながらも、
それなりに老若男女中華系の賓客たちにまぎれ、やかましい銅鑼と音楽、獅子舞、軽業、美味いタダ飯と酒、
極彩色の珍妙な装飾に埋めつくされた、非日常のパーティ空間を楽しんだ。
なにせ酔っ払いと宴会での無礼講は万国共通だ。
191 :
2/10:04/06/11 23:51 ID:/Bg6GswV
やがて、一ダース以上並んだ大甕になみなみとあった老酒も尽きはてた頃。
長の宴もお開きとなり、セイとエイミー、ジョウとメグは今夜の宿としてそれぞれホテルの一室をあてがわれた。
最上等ではないにしろ、ジョウらの通された部屋もスペシャルスウィートで、備えつけの浴室さえ目をみはるほどの広さがある。
五本爪の黄龍の彫像が空中にそびえ、鱗だらけの胴体でとぐろを巻きつつ、泳げそうなほど巨大な浴槽へと大量のお湯を吐いている。
「すっごいなー」 大理石製のその偉容を湯船の中から見あげつつ、メグが感心しきりのコメントを述べた。
「なんかここ、二十四時間営業の銭湯みたいだねー!」
「……広すぎ。落ち着かん」
酔ってる時はやたら懐いてくるクセのあるジョウは、湯の中にふかぶかと身を沈めると、
のんびりと眼を閉じ、隣にいるメグの肩に首をもたせかけてくる。
すると、(あれ?) メグは、ふと。湯船の底のほうからひたひたと寄せてくる不穏な波に気がついた。
なにげなく、目線をジョウのほうに投げると……
薄褐色の肌、筋肉の盛り上がった左肩にフライング・ドラゴンの紋様、青黒いタトゥーが現われている。
この模様は、ジョウの体質変化のシンボルだ。
(と、いうことはあ……)
ゆっくりと下へ目線を移し、湯の中の状況を覗きこむと。
膝もとに例の見慣れた、赤黒いものが確認できた。
それ自体が意志を持つ生き物のように、しきりにぴくぴくと鎌首をもたげては、透明な湯を小刻みに揺らしている。
(あーっ、やっぱり生えてるーっ(泣))
メグは内心、汗をかきながら湯気ごしに。
「じょ、ジョウ、あの…立ってるよ」
そう言いかけると、
「ん……酒のせいかな」
いつも通りのゆったりとした、低く落ち着いた声がかえる。
「別に、なにもしない。ここだと動きづらいし。ただ…」
ジョウは眠そうな顔つきのまま、さらにこちらへと身体を密着させてきた。
「ちょっと、触るぞ…」
すりよるように顔を寄せて呟くと、メグのたっぷりとしたふたつの膨らみを両手でつかみ、ふにふにとたわむれのように握っては離す。
192 :
3/10:04/06/11 23:52 ID:/Bg6GswV
握る指のあいだよりはみだして、つんと上向いた胸先のとがりを、ジョウは伸ばした舌先に絡めるようにした。
アゴから下がなかば湯の中に沈むのもかまわず、大きく口を開けて乳房に吸いつく。
そんなジョウの横顔を見おろしているメグの、胸の奥がきゅんと、音を立てて鳴る。
(ジョウって、落ち着いて、マジメに始めると、実はそーとー上手いんだよね…)
目の前にあるのは、丸い歯でゴムマリと遊ぶ小犬みたいに、無心なジョウの表情。
だけど、甘噛みしているのはオモチャじゃなくて、……あたしの、オッパイだ。
肌にかるく当たる歯先と、ぴりぴりと張りつめた乳首を転がしてくる、ぬるりとした舌の感触。
ジョウが与えてくる巧妙な刺戟が、ぞくり、とメグの肌を震わせた。
「ぅん、あっ…」
メグはつい声を洩らしてしまい、たぷん、と波を立てつつ浴槽の隅によりかかって身をそらす。
腿のあたりに、すべすべとした尖ったものが当たっている。
咥えていた乳首が凝って固くもりあがり、コリコリと先端までも尖りきったのを舌の感触で確かめ終えると、
ジョウはごく満足げな顔で唇を離し、もう一方の乳房の愛撫にとりかかる。
メグの肩をつかんで壁に押さえつけている、細い指。贅肉のない腕。
一切の余剰をノミで削りとった芸術彫刻のような、ジョウのその身体にメグは見とれる。
「ジョウ…」
つかまれている手の上に指を置き、こちらからもぎゅうと抱き返してあげた。
濡れた短い髪を撫で、頭の天辺にキスを落とす。
初めて会った時から思っていた。
この子には、捨てられた子犬みたいな可愛さがある。牙を持ってはいるが、孤独な獣のような。
誰かがかまってあげないと、ご飯を食べずにたった独りで、死んでしまいそうに見えるのだ。
193 :
4/10:04/06/11 23:54 ID:/Bg6GswV
メグを先にあがらせたジョウが、湯気の立つ細身にタオル地のバスローブをひっかけ、
意気揚々とベッドルームへ続く扉を開けると……
「好来(ハオライ)」
寝台の上で待っていたのは黒髪の長身、アーモンド型の瞳をもつオリエンタル・ビューティ。
セイだった。
「……」
ナイスバディの華僑ご令嬢は、お茶目な笑顔を浮かべつつ自分を指さす。
「メグは寝ちゃった。今日は、わたし♪」
「きょうは、じゃないだろぉが! アホかっ」
痩せぎすの銀毛の孤狼は、めいっぱいの出力で吼えたが、セイは動じずただ、肩をすくめてみせる。
メグはどうした、と聞くと、別の部屋のソファで眠っているという。
「一服盛ったな、」
ぎっと見返した、ジョウの赤い目が敵を睨んで光る。「ひきょう者」
「あらあら」
ダブルベッドより脚を伸ばし、寝室の床に降り立ったレディは。そんなジョウを見下ろすようにして、
「ひとに美味しいものを食べさせること自体は、べつに罪じゃないでしょう?」
切れ長の目を細めつつ、邪気もなくころころと笑う。
「私はなんにも強制してないもの。エイミーとメグが特製点心を十皿以上もたいらげたのも、
貴方がフカヒレの姿煮を独り占めにしたのも、ぜんぶみんなの自由意志じゃないの。
その結果として、エイミーとメグは沈没」
紅いマニキュアで飾った指先で、秘薬の効果が美事なまでに現われている股の間の一件を指した。
「貴方は独り、『これ』の使い道に戸惑っているというわけ。いわゆる自己責任論ね」
論理にて気圧されたジョウは、ただ苛立って舌打ちをする。
「アクマめ」
東洋美女の大きな瞳が、星のごとく強い光を宿してきらめいた。
伸ばした白い手がジョウの肩の上に優しく置かれる。
「中国に悪魔はいないわ。でも悪女なら古来より山ほど……」
194 :
5/10:04/06/11 23:56 ID:/Bg6GswV
黒い瞳とシャープなあごのラインがみるみるうちに阻止臨界点まで近づいてくる。
セイは両の目を優雅に閉じ、そのままジョウの唇に口づけた。
「う」キスは長く続く。
真珠のような歯の間よりちろりと紅い舌先をのぞかせつつ。ゆっくりとセイの唇が離れると、
「む、」すっかりとおとなしい顔つきにおさまったジョウが、目線をうつむかせつつ呟いた。
「お前のことは、キライじゃないが、だけどこれは、まずいだろ」しぶしぶとした口調になり続ける。
「だいたいが、お前には入れられないし……」
「そおねえ」セイも、あごに指をやりつつ同意の言。
「もしも、誰かさんが正式な婚姻の手続きもなしに、私の処女を奪ったりしようものなら。
バレた途端に、お爺様は犯人の首根っこを掴んで三〇kmは野外を引きずり回すでしょうし、
五時間以内にそいつの身体を一〇cm刻みのサイの目にして、カラスの餌に投げちゃうでしょうね」
「萎えるな」
「まったくだわ」
言いつつも、セイはジョウの胸元へと手のひらを寄せた。
腰帯で留めてあるローブの合わせの隙間より、細く長い指先を差しいれて下へ下へと延ばし、
やがてたどりついた、口で吐く言葉とはうらはらに、腰の真ん中にていまだ充血し猛っているものを…
握った。
「う、うあっ」ジョウがたまらずうめく。 セイの長く赤い爪が、敏感な皮膚に軽く食い込んでいる。
身を引こうとしたためにかえってローブの前がはだけ、何も着けない下腹部があらわになった。
そこへすぐさまセイはつけこみ、邪魔な衣服を肩から払いのける。
「凄い……」
バスローブが落とされ、現われた一糸纏わぬジョウの裸身の中では、やはりあるべきでない屹立した器官が異彩を放つ。
セイは、いきり立つジョウのそのものを見下ろし、頬を染めほう、と息を吐いた。
「ぜんぜん皮が余ってないのね、キツそう。張り詰めてる。それに……熱い」
爪先でそうっと根元からなぞり上げる。
「くはッ」 弄ばれているジョウの逸物は、セイの手の中で。
活火山のように重く熱をおびた赤黒い力を溜めこみ、その身をぶるぶると震わせていた。
「考えなければ、いいじゃない……もう全然、ゆとりなんてないでしょう?」
195 :
6/10:04/06/12 00:03 ID:kkukAhS6
「ここは私の領地内、プライバシーは確保してあるわ。
護ってあげる。だってあなたは私の衛士で、私はあなたの主人だもの」
最高級の床上手であると同時に鋼鉄の処女でもあるという、大華僑のご令嬢という境遇が産み出した、
非常に困った存在であるところの彼女は。
指先でジョウのあごをとるなり再び唇を奪い、芸術的なまでに複雑かつ、とろけるキスをしてきた。
繊細な動きを秘めたセイの舌先がジョウの口腔をそっと撫でるたび、背中じゅうを引き裂くような電流が
全身を貫き、膝の力が抜け、腰がくだけかける。
「ほら、」
ひどく広いダブルベッドにて、長い腕で裸のジョウを甘く組み伏せ、その痩せた背中にのりかかった体勢にて。
セイはさりげなく擦り寄せた乳房の先端で背中の感覚を刺激しながら、愛撫の手数と秘術を尽くした。
そろえた二本の指で背骨の左右をたどられる。それだけで腰の怒張は張り詰める。
セイの技術により全身の気の流れを支配され、テもなく操られているのが骨身に染みたが、これがなかなかに逆らえない。
薬の効果でがちがちに固くなっているジョウの肉茎を一方の手にて握り、ふわり、ゆったりと揉みほぐしつつ。
セイの指は濡れた冷たい会陰をへて菊門へと滑っていく。
なめらかに動く細い爪先を、後ろの秘所へじわりとこじ入れ、揺らめく炎のごとく、内部でゆるゆると動かした。
「ああ、あああ、そこ、だ、めだってつ、くぁあっ! う、うぁ……」
何一つそれらしい抵抗のできないまま、究極快楽のツボを徹底的に攻められているジョウは、令嬢にまたがられつつうめく。
「く……くぅっ。うン、ふわぁ、あっ……」
意味のとおった言葉には変換できないレベルの、強烈、かつ莫大な快感が襲いくる。
ジョウは懸命に口を閉じ、洩れ出る悲鳴を噛み殺すため、ぎり、と奥の歯をくいしばる。
「どう……いいでしょう?」
そう、耳元でセイが囁く。その通りだった。死ぬほど気持ちいい。気持ちは良いが、それでも人として最低の尊厳は守りたい。
自分の膝に爪を突き立て、あやうく発射しかけるほどの性感の波を必死にやりすごそうとした。
――冗談じゃない、こんな勝手な女にここまで好き放題に玩弄されたうえ、しかもケツの穴でイってたまるか!
衝動的に沸きあがらせた怒りの力にまかせ、彼女のしなやかな身体を背中からはねのける。両手でもって押し倒し、
チャイナ風のナイトウェアに手をかけるやライチの皮を剥くようにすばやく、セイの身から剥ぎ取った。
衣裳の下から現われる、餅のようにすべらかな白い肌が鮮烈な視覚衝撃となって両の目に飛び込む。
ジョウはふつふつと煮えたぎる油のように低い声をしぼり出した。
「セイ…もう、怒ったからな…」
「んっ…」
手入れの行きとどいたなめらかな皮膚、適度な弾力とヴォリュームのある乳房にむしゃぶりつき、
ジョウは固く尖らせた舌で乳首からヘソまでをなぞり、舐め下げ、全身を味わいつくすようにキスをし続けた。
セイの肌からは甘いフェロモンの馨りと、化粧品由来のかすかな苦味、そして潮っぽい汗の匂いがした。
197 :
7/10:04/06/12 00:05 ID:kkukAhS6
そうやって、優雅なカーブを秘めた肢体を抱きかかえつつ、口と指、掌にて撫で回していると。
やがて、
「あ、ああ…」 セイが高まるような声を出し、
皮膚から伝わる彼女の体温がすっと二、三度、上がっていくのが感じられた。
その身にはさすがに相当の金がかかっているとみえ、体熱に反応した肌の表面から、高級なオイルの匂いが立ちのぼる。
ムスク系のオード・トワレらしい。麝香のスモーキィな薫りが、セイの甘い体臭によく馴染む。
なめらかな首筋に鼻を擦り寄せた。
「うぅん…」 深いアルトの溜め息が心地よい振動となって、こちらの肌に響く。
「んっ」 耳を舐めるとさらにいい声で鳴いた。
両の腕で抱きすくめている、豊かに張った肌のどこを見渡してもシミ一つ無く、どこをとってもラインは流麗。
セイの身体はさすが、と賛辞を洩らしたくなるような、ひどく豪奢なしろものだった。
なんだかひどく嬉しくなり、ジョウは頬笑みつつ彼女の白いのどに音を立てて口づけた。
やがてつと、身を離したジョウはシーツ上にぺたりと腰を降ろす。
「セイ、頼む…」
同じくシーツに膝をついている素裸のセイの全身を見やって、ジョウは。
痩せた腹の下、股間にある反り返った屹立を見せつけるように体の位置を変え、少々の沈黙のあと、消え入るような声を出した。
「…………なめて」
そう、口走った瞬間。さっきから爆ぜていた心臓が、ひときわ強烈な鼓動を打つ。
(セイはさっき、大丈夫だと言ったが)…もし、この寝室の様子が華僑組織の上層部、セイの親族側にモニタされていたら。
自分は間違いなく、十秒以内に踏み込んでくる三下どもに完璧ハチの巣にされるだろう、今のはそれほど危険な発言だった。
まさに命懸けの要望。身のほど知らずも大概にしろといったところ。
「……」
ベッドルームの空間を沈黙のとばりがおし包み、ジョウは冷たい予感にくるまれて黙りこんだ。
198 :
8/10:04/06/12 00:06 ID:kkukAhS6
烈しい緊張でノドはからからに渇いている。
至高の快感という目標めがけて暴走している自意識の中心からはるかに引き離され、心の片隅に
押し込められているわずかな理性が、さっきからしきりにこんなことに命をかけている自分を非難し続けている。
わかっているが、戻れない。すでに劣情に流されきっているのだ。
現世の見納め、とばかり。ジョウは彼女の目をまっすぐに見つめる。
「……」
と、
シーツに手のひらをついていたセイが、無言のままにこくりとうなずく。
彼女は膝をつき上体を低くかがめて、ジョウの陽根への奉仕にかかった。
薄く赤いくちびるが優雅にひらき、ジョウのそのものをするりと根元までくわえ込む。
「あ、ああ……ひゃああっ、」
予想以上の感覚に、つい、よがり声が出た。
ペニスの先端を迎え入れた喉の奥がきゅっと締まり、カリ首の全体を包み込んでいる。
無作法な行為とは承知しつつも、圧倒的な快感にたまらずジョウの腰は浮きあがり、
さらに狭い、濡れた穴の奥へと突き入れようとしきりにうごめいた。
ジョウのペニスで喉を手荒く突かれつつも、それでもセイは諾々と、フェラチオ行為を続けている。
温かくぬめる舌が、ペニスの側面に絡みつこうとしきりにねちねちと動き回っている。
「う、うう、あ、あ、あ、」
小刻みに、リズミカルに腰を振りながら。ジョウは、食いしばる歯の間より悲鳴を洩らす。
「ん、んんっ、マズい……も、出そうっ!」
するとセイはふいに唇を離し、一瞬、こちらを見あげ婉然と微笑んだ。
「いいわよ……」
それだけを呟くと、ふたたび肉棒を咥え込みその行為に没頭しはじめる。
それから、十秒とも保たずに、口中でたっぷりともてなされたペニスは急激にぐいと太さと硬度とを増し、
そして無秩序にはじける白濁の液体を、セイの美しい顔いっぱいに噴出させた。
199 :
9/10:04/06/12 00:07 ID:kkukAhS6
令嬢の紅顔を汚した犯人、ジョウは。
「ごめん」 謝りの言葉を述べながらも、股間の陽根をふたたびむくむくと勃ちあがらせる。
絹の手布で顔と首すじをぬぐい終えたセイの肩に細い指をかけ、ジョウは償おうとする意識を声に乗せつつささやいた。
「…脚、広げて」
セイが黒い目を見ひらく。
「本気なの?」
「大丈夫、入れない……入れないから、」
口の中が乾ききっていて舌が上手く動かない。言葉では足りない説得のため、必死の思考を眼の力にして見返した。
「信じろ。こっちももちろん、命は惜しい」
そこまでを言い、彼女の顔へ鼻先を近づけキスをした。
口づけながら抱きしめあうと、すでに高々と天をにらみすえている陰茎は、押されて二人のお腹のあいだに
ぺったりと挟まれる。
セイは黙ったままこちらの背中まで腕を回してくる。
膝を曲げあぐらをかいた上にセイの尻を乗せさせ、向きあう形で重心ごと受け止めた。
はさまっている肉塊へ滑らせた手をやりレバーか何かのように下へ押し込んで、離す。
ぷるり、と立ちあがるペニスの先端に、
「きゃあっ」
濡れた秘所を撫で上げられたセイが、はじかれたように身を震わせる。Dカップの乳房もぶる、と揺すれ、視覚的効果は抜群。
見事に引き締まった、その白い腰を抱きしめ引きよせた。
「このまま……いくぞ」
組んだ膝の上に乗せている長身を、腰と全身の筋力を使って突き上げる。
「ンあっ! きゃあっ! んんッ! はっ、ンああっ!」
ベッドマットの反動を利用し、大きく身を揺するたび、ペニスの表面がセイの股ぐらでぬらぬらと光る秘肉を撫でるように擦り上げ、
ジョウの耳の中では彼女のノドから発せられる、意味を為さない嬌声がわんわん響く。
正面から抱きしめているので、ジョウの鎖骨あたりのうすい皮膚に、圧しつけられてつぶれた乳頭が当たる。
水蜜桃のように丸い、白くて柔らかい尻に、ぜんぶの指を食い込ませていた。
「はっ、はっ、はっ、はッ……」
せわしなく腰を動かしながら、衝動に負けて突き立ててしまわないように、わずかな理性を駆動させておくのが一苦労だった。
出来心を起こして(つい、うっかり)と、ほんのわずかでも腰の角度を変えようものなら、
腿の付け根に陣取ったこの暴れ蛇は、開いたうす桃色の柔肉のあいだにある、魅力的に濡れそぼった洞穴へと、
すっぽりと入りこんでしまうに違いなかった。
意志の力を総動員し、触れるだけのセックスを維持し続ける。
「……ジョウ、私もう……」
セイの甘い息が耳朶にからむ。
余力のないジョウは、答えずさらに動きを速める。
こんなに辛い性行為ははじめてだった。
そしてこんなにもうしろめたく、強烈な快感に裏打ちされた体験も初めてだった。
首すじの肌を真っ赤に染めたセイが、ある地点でぐったりと動かなくなったことに気がついた、
ジョウは寄り掛かる身体を抱きとめて、そおっと下へ横たえた。
身を離し起き上がる。
「ジョウ…?」
目覚め問いかける声に。
「出してくる」 肩を落としつつ言い捨て、バスルームへと向かおうとした。
「ジョウ」
横たわったままのセイから、いまだ陶然とした色の残る声にて問いが投げかけられる。
「怒ってる?」
「……」
ジョウは踏み出す足を止めた。
考えるための数秒のあと、
「…いいや」
振り返らずに小さく答えた。
「お前だけのせいってわけじゃない。と、思う」
それはほんとうだった。
だってしょうがないじゃないか、結局は住む世界の違う人間同士なんだ。
セイって名字かな。清?
(…だったら、香港系の金満華僑かマフィアの娘、Bethにしろよ! ヽ(`Д´)ノ
相手が男女問わず、いつも愛用の潤滑剤はタイガーバームで。
ムスクとタイガーバームの混ざった香り…どんな匂いだ)
…処女監視の怖いおじいさまがついているのなら、セイのふたなりか百合もいいかも。
セイってまだ19なんだよね…。
龍と虎の家系を受け継ぐべく護られたアイアンメイデン萌え。
見られていたなら、セイの体じゅうを舐め舐めしていた時点でもう充分ヤバいような気もするが。
メグのオパーイ責め、キター!!!イイ!!!
<「あ、ああ……ひゃああっ、」 ( ゚∀゚)アヒャ…釣られた
<そこまでを言い、彼女の顔へ鼻先を近づけキスをした。
おれのせーえきのにがい味がした…いいんだ…だって、セイが舐めてくれたんだから…。
うしろめたさでさらに燃え上がる…不倫の恋愛みたいな味だな。GJ!
おまけに149でワンピースをキャミソールと間違えていた…
あくまでもパラレルで。
大都会トーキョーの空が、茜から深い藍色へと変わってゆく。
こんな街じゃ、せめて自分のねぐらに早く帰り、つかの間の安らぎを得ようと足早に急ぐ人の波。
その波を天から見下ろすように、都心一等地のオフィス街の中央にひときわ高くそびえるインテリジェントビル。
一点の曇りもない鏡のような側面に、沈みゆく夕陽のなごりがその色を映す。
白蘭グループ東京支社、最上階の豪奢なオフィス。
人、機械、何重ものセキュリティガードをやっとくぐりぬけた先に、全ての指揮を執るセイの牙城がある。
目の玉の飛び出るような値段のあらゆるハイテク機器で武装したその執務室の脇、セイが社内で指揮を取る際に、プライベートな友人などと会うために用意した優雅な応接室がある。
絹張りのソファの上座には女王然とした東洋の美女。
その向かいには、名窯のすかし茶碗に注いで出された最上等のジャスミンティーに口もつけずに、ミニスカートの膝を揃え、ぎゅっと握ったこぶしを膝頭に置く少女。
「…で?この忙しい私にわざわざアポを取ってまで会いに来た用って、一体何?」
このオフィスの雰囲気には全く似つかわしくない、ローライズのパンツをセクシーにはきこなしたまだ10代の女王が、生まれながらの気品と風格を漂わせながら問う。
「……」
上目遣いから、視線を膝に落とす少女。
イライラした様子をわざと見せつけるようにソファの肘掛けを指で叩きながら、壁の時計を見やるセイ。
「…メグ、私は忙しいの。本当ならこのアポだって取るのは全く無理だったのだけど、今日はこの後、私だけで済ませる書類仕事だけだから受けてあげたまでのこと。…用がないのなら帰ってもらうわよ」
つい、と椅子から立ち上がろうとするセイに、メグが言葉を放った。
「…ジョウのことなんだけど」
目を伏せたままつぶやく。
メグの用件に急激に興味を惹かれたらしいセイが、口の端に少し笑みを浮かべ、ソファに座り直す。
「…パーティーの翌朝、…あたし、なんか一人でソファで寝ちゃったらしくて、ジョウの部屋に戻ったの」
メグが訥々と話し始める。
「……ジョウがひとりで可哀想だったなって…その、お風呂で、体があんなになってたし……」
それにあたしも欲しかったし、という本音は勿論セイには言わない。
セイは膝の上についた腕で片頬を支え、にこにこと笑い黙って聞いている。
「一人で終らせて寝ちゃったんじゃないかって」
(お、いいカンしてるじゃん…まあ、そんなようなもんだったけどね、最初は私の口で果てたけど…)
セイが心の中でつぶやく。
メグが続ける。
「……だからあたし、ジョウを慰めてあげようって、ジョウに抱きついたら…そしたら」
セイの顔を見上げてメグが言った。
「…あの晩、あなたがパーティー会場でつけていたあの強い香水がジョウの身体から」
膝に置いた手がぶるぶると小刻みに震えている。
「胸からも、肩からも、顔からも、…灰色の髪からも…全部」
セイはあごに手をやり、冷静な表情で黙って聞いている。
「…ジョウに問いただしたら……問いただしたら、…」
メグの大きな目から早くも涙がこぼれ落ちそうになる。
突然立ち上がり、きっとした眼差しでセイをまっすぐ見下ろしながら言う。
「セイは、卑劣にも…ボスである自分の立場を、ジョウを利用することに使ったのよ!」
ふるふると震えながらセイを見つめ続けるメグを余裕の表情で見上げ、
「用件はわかったわ…でも座りなさい」
静かな声で命令する。
「…別にジョウは、あなただけのものじゃないでしょ。それともそうだって言うのかしら?」
うつむいて自分の膝頭を見つめていたメグの表情がぎくりとする。
「それにね…ジョウは、自分の意志で私と寝たのよ」
薬の作用以外はね、という真実はもちろんメグには言わない。
うつむいて大きく見開いた目からついに大粒の涙をこぼしそうになるメグの肩に、いつの間にか頭上高く立ち上がっていたセイが手をかける。
「わかるわ…悔しかったのね」
ついにメグの頬に涙がひとすじ、二すじ流れ落ちる。
メグの脇に座り、いたわるように両肩を優しく抱く。
「ジョウが自分以外の他人と秘密を持ったのが」
膝に置いていた両手を顔に当てて泣き始めるメグの肩を優しくさすりながら、
「…でもね、もう子供じゃないんだから…恋愛だって、誰としようと自由よ」
メグは答えない。
「…だから今度はあなたと私で、ジョウに秘密を持てばいいのよ!」
いきなりメグの腕を掴み、ソファに押し倒す。
のしかかりながら、片手で自分の下半身から巨大な何かを取り出す。
「……!な、な、な、何それ……?」
泣くのも忘れて大きな目をいっぱいに見開いたメグが問いただす。
「…ふふ、これ?…ジョウのものとは少し違うけど、中国五千年の歴史が誇る東洋医学の粋を集めた」
メグのミニスカートの裾に手を差し込みながら、
「『大魔羅男根丸』によって一時的に作られたぶっといシロモノよ」
下着まで手を入れられそうになって、メグが悲鳴をあげる。
「…ギャーッ!ジョウ、た、助けて〜っ!」
小柄で非力なメグが運良く、中国武術にも長けた長身のセイのわずかな隙をついて、応接室のドアまでたどりつく。
はぁはぁと肩で荒い息をつきながら、
「……あの、…ジョウのことはもういいから……それじゃあ、ごめんなさぁいっ……お、おじゃましましたぁぁーっ!!!」
咄嗟にそれだけ言い終えると、廊下のエレベーターに向かって一目散に駆け出していった。
あとは、応接室に残された長身の美女一人。
「…ちぇっ…メグも結構いけそうだと、思ったのになぁ…」
少し笑いながらソファに戻ると、クリームと苺たっぷりの高価なショートケーキを食べ損ねた気分で、少し冷めたジャスミンティーをすすった。
…そして、セイにぞっこんの多数の部下たちのうち、今日はどの子を誘おうかなぁ、などと考える。
あ、
>>201訂正
セイのふたなりか百合もいいかも。
↓
セイのふたなりか百合(攻)もいいかも。
ごめんもう1個だけ、もう1個だけ直させて…(;´Д`)
>>204 …あの晩、あなたがパーティー会場で
↓
…あの晩、セイがパーティー会場で
209 :
名無しさん@ピンキー:04/06/15 20:31 ID:k4MQ0ES1
放映日あげ おまいらがんばれ
大阪の街で無理矢理ストリップ劇場で働かされるジョウきぼん
メグがジョウにガンガンヤラレルのがヨミタイデツ
でも女体のまま物が生えるのは美しくない
物が生えたら体も男性的に変化させるべきだ!
>212
ジョウの体型を知っての暴言かそれは!!
tp://moe2.homelinux.net/src/200406/20040616843622.jpg
このこはほんとーにひんぬーでつね…(;´Д`) ハァハァ
みんなうめーよ!エロい。つづきガンガッテくれ!
メグ×ジョウの百合キボン
217 :
腐男子:04/06/27 03:50 ID:RLuDf0U9
もう、生やしたら後には戻れないぜの勢いで。
俺的に純百合が書けるかどうかは14話の出来次第で。
「い、いやああああああァ!」
トレーラーハウスを震わせて、ものすごい悲鳴が響きわたる。
ゴキブリでも出たかと、ジョウが声のした、リビングまでおっとり刀で駆けつけると。
そこではメグが愛用のケイタイを握りしめ、ソファの上にて真っ白に凍りついていた。
「なんだ?」
「あのね、データと、オープンパスワードが送信者不明で送られてきて……それで中身、落ちものゲームだったの……
ヒマだったんでつい、全面クリアしたら……出てきた」
途切れ途切れにそう話すと白い手をひねり、携帯の、液晶画面をこちらに向けてきた。そこに表示されてある画像は。
(あちゃー)
粒子は荒めながら、顔見知りならばハッキリと個人を判別できるレベルの写真だった……ジョウと、セイの。
二者の上半身のみが写った、互いに裸で抱き合っている、映像だ。
――ちょっ。
(セイにしかできない悪魔の所業だな、こいつは)
なんてこった。いまさら掛けられた。最悪の罠に。
あの日の行為は死んでも口外するつもりはなかったし、あれからはさりげない誘いにもいっさい乗らずに、
二人きりになることさえ避けていたが…
――そのせいでかえってセイの奴、退屈したか!
ここで動揺なんぞを見せずに、知らぬ存ぜぬどうせコラだろうと押し通してしまえばよかったのだが、
あからさまに青ざめたジョウの表情を前にしたメグの疑惑は、すでに確信への状態変化を終わらせていた。
「浮気した…」
メグはぽそり、地獄から響いているような言葉を吐くや手の中のケイタイを音もなくとり落とし、
居間じゅうの空気を恐ろしいほどの沈黙の中に沈めた。
やがて、突然。
隠されていたテンションに火がともり、足をばたばたと踏み鳴らしてわめく。
「ジョウが、うわきしたー! もー信じられない! ほんとにほんとに、もういやぁっ!
ずるいー! 不潔ー! イヤイヤイヤ、ジョウのくじら馬鹿ぁー!」
「うるさい…」
ジョウは低く呟くなりソファへのしかかり、斜め下から顔を近づけてメグの唇を奪った。
219 :
2/5:04/06/27 03:53 ID:RLuDf0U9
体重を乗せ、暴れまわっていた腕の力を封じ込める。
閉じていた歯の間へと無理矢理に舌を割り入れ、掬い上げるようにして口中を撫で回した。
背中へと腕を廻し、二人の身体の間で、メグの豊かな胸が潰れるほど抱き寄せてキスを続けた。
濃密な時間のあと。かすかな糸を引いて唇がゆっくりと離れていく。
テクで黙らせた彼女を見下ろし、
「だいたいな、そんなことでいちいちキレるなよ」
開き直った仏頂面のジョウは、人さし指で額の上を掻きながら言う。
「人が誰と寝ようが、勝手だろ。別に、死ぬわけじゃなし」
「だって…!」
メグがせっぱ詰まった声を出した。
「ジョウはあたしには、『浮気するな』っていつもうるさいのに」
腕組みしているジョウは即答。
「あたりまえだろ」
あごをツイと振り、言い切った。
「お前は浮気すんな。他の奴に目もくれるな」
「そんなの、ふこうへい……よのなか、民主主義なのに……」
「そんなもんは幻想だ」
「ジョウの、浮気もの…」
しょんぼりとそれだけを言うとうつむき、べそべそと目尻をぬぐう仕草をするメグ。
かもしだされるあまりにも湿っぽい雰囲気に、業を煮やしたジョウがバン!
とソファテーブルに拳を打ちつけるやドスを利かせる。
「いったい、どうしろっていうんだ」
肩をいからせ問い詰めた。
「セイとはもう、絶対にしない。それじゃ駄目か。何が不満だ、さっさと言え」
220 :
3/5:04/06/27 03:55 ID:RLuDf0U9
「だって、だって、ジョウはニブちんだからわかんないかもしれないけど、
あたし、すっごく、すっごくくやしいんだからね!」
明るい色の赤毛を振り乱し、ヒステリー直前状態でわめきちらしたあと、
メグはふと、力の抜けたかすれた声を出す。
「だって、判るもの……あたしだって、セイがライバルじゃ勝ち目ないもん」
両手をグーにしてジョウに向き直り、涙目とともに訴えた。
「セイが本気で手、出してきたりしたら、ジョウはメロメロになっちゃうだろうって、想像つくもん!」
ぎくっ。
心臓に見えない矢を突き通されたジョウは、机によりかかり鎖骨の上に手を当てて、
「あんまそのあたりをツッコむな。…リアルに思い出したくない」
重ったるい呼気を肺の底から、しみじみと吐きだした。
メグが目をあげ、その横顔へと声をかける。
「ジョウ。ほっぺた、赤くなってるよ」
「……」 的確な指摘にぐうの音もかえせず、ジョウはしばらく、黙りこむ。
「……ったく、もぉ、」
メグの両の眼がすうっと細く変わり、やがて。
戦端は再び開かれた。
「ジョウのバカー! 下半身チェンジャー! 根性なし! うらぎりもの!」
叫びながら腕をめちゃめちゃに振り回してぶつけてくる、いわゆる《ぽかぽかパンチ》を片手であしらいつつ、
ジョウが紅い目をすがめて怒鳴り返す。
「じゃあ、カタキをとってやればいいのか!?」
両の腕を大きく広げ吼えた。
「この部屋に鍵をかけて、猫の子いっぴき入れないようにして、二人っきりで三日三晩、水とクラッカーだけで暮らして。
十回も、三十回もぶっつづけでお前を犯してやれば気が済むか!」
「……」
メグの動きが、しゃっくりをしたみたいに急に停まる。
「どうした」
「…濡れちゃった」
「アホか」
221 :
4/5:04/06/27 03:56 ID:RLuDf0U9
二人で入った狭いシャワー室で、熱い湯の雨に打たれながら抱きあった。
濡れた唇をむさぼりあい、サービス過剰に首筋と乳房を集中的にせめる。
一時間近く壁に圧しつけて抱きすくめ、舌と指とで弄りつづけていた身体を、
かかえこむようにしてベッドルームに運んだ。
組み敷いて足を開かせ、正常位でゆっくりと入れていく。
じらした果ての挿入のせいか、メグの中はひどく熱く、入れている途中でもう、びくびくっ、と締めつけてきた。
慎重に、上壁をこするようにして揺すりあげはじめる。
「早さ…、このくらいでいいか」
動かしながら、そう訊くと、
ぎゅっと目を閉じながら、メグは甘い声をたててうなずく。
「うん……すっごい、気持ちいい……んっ……」
かすれる言葉。
ジョウも汗の滴を垂らしつつうめいた。
「く…キツ……」
膣内の感度が凄く、少し動くだけですぐに反応がかえる。締まりすぎて痛いぐらいだった。
「……あ。ん、んんっ! あ、あぁ! あっ!」
叫んで、メグの身体が跳ねるたび、自分自身の怒張から今にもほとばしろうとする欲望をじりじりしながらこらえ、
ジョウがゆっくりと腰を使っていると、
「ジョウ、ジョウ…」
顔のすぐそばで、彼女がぱくぱくと口をあけたてしているのに気付いて、
(ん?)
耳をすます。と。
「ジョウ、すき……好きだから、ねえ…」
甘い睦言が耳を打った。
「ちゃんと、中に出してね、ジョウ…」
答えるかわりに、唇へキスをした。
222 :
5/5:04/06/27 03:58 ID:RLuDf0U9
湿って冷たいシーツの上で。
肩を抱きながら聞いてみる。
「キゲン、直ったか」
「ん。ちょっとはね」
メグはにこにこと微笑むと、ジョウの肩に額をすりつける。
「夜になったら、ゴハン食べに行こうね。着替えて」
「んあ?」
「うーんと、ゴージャスなレストランにしよ。セイにないしょで」
いまの発言、“ないしょ”って処に、ちょっと力入ってたな、と思いながら、
「ん」ジョウは頷く。
額の汗を手の甲でぬぐい、言を継いだ。
「しっかし、暑いなあ。メシに行くんならベイエリアだな。ここよりちょっとは涼しいだろ」
メグが笑顔でトリビアを言い出す。
「あれでしょ? ほら、『フェーン現象』!」
しかし間違っている。
「ヒートアイランド現象だ」ジョウが訂正。「NYで習ったろ」
「そうだっけ?」
「ま、なんでもいいけどな。涼しくって、景色が良くって、メシが旨けりゃ」
「そうそうそうそう! そーだよねー」
「チョーシ良すぎるぞ、お前」
(*´Д`) グッジョブ!!
Σ⊂彡_,,..i'"':
シュッ|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
台詞回し上手いなあ。
何気ない会話から二人の間に漂うイイ雰囲気が伺える。
本編にも見習ってもらいたいくらいだw
>>218 GJ!!(・∀・)イイ!! モットカイテーー
ふたなりじゃダメじゃん。。。
これ読んじゃうとふたなりじゃないと、ものたりないかも・・>ジョウ
>>217の腐男子氏のレスからして純百合は読めそうにないな。
今週全然百合じゃなかったし。
いや腐男子は14話って言ってるから来週の過去話のことだろう
来週のアニメがゆりであることを祈れ! 多分ムリ
小野坂キャラ攻めオンリーきぼんぬ
>「ジョウが、うわきしたー! もー信じられない! ほんとにほんとに、もういやぁっ!
> ずるいー! 不潔ー! イヤイヤイヤ、ジョウのくじら馬鹿ぁー!」
>「ジョウのバカー! 下半身チェンジャー! 根性なし! うらぎりもの!」
> 叫びながら腕をめちゃめちゃに振り回してぶつけてくる、いわゆる《ぽかぽかパンチ》
激しく萌えました
>232
言われてるジョウもあのツラの下でひそかに萌えてるな。
間 違 い な い…!
今日漫画版初めて読んだんだがアニメ版より百合っぽくて(・∀・)イイ!!
ジョウも漫画版のほうが女らしいし、百合分を求めてる人にはオススメ。
コック分を求めてる人はどうすればいいでつか?
世を儚んで切腹
∧_∧
(´Д` ) 儚いのゥ・・・・
/ y/ ヽ
Σ(m)二フ ⊂[_ノ
(ノノノ | | | l )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
漫画版はメディアワークス系の萌え文化の影響をモロに受けていて
アニメ版のようなサイバーパンクの雰囲気が皆無だからなあ
脚本やネームはそれなりだとは思うが
個人的には、漫画でやるなら原哲夫レベルの作画描き込みが無いと納得いかない
神様!どうか惨めな漏れ達にコック分を!
(これまでのあらすじ)
謎の組織に拉致されて超人的な能力と凶暴性を付加されたコックは……
「ここも気持ちいい場所になった。おもちゃでいっぱいの隠れ家みたいだ」
縛って吊るした4人の女を前に目をぎらつかせながら恭平はつぶやいた。
トレーラーの一室だが、その荒れ具合が、少し前の闘いの激しさを物語っていた。
4人の中でジョウが一番酷いダメージを負っていた。腹部をはじめとする打撲痕が痛々しい。
顔だけはダメージを免れていたのだが、この傷の与え方はまったく今の恭平の趣味でしかなかった。
内臓や引き締まったボディへの嗜虐心と顔はそのままで美しさと表情を愉しもうという淫虐さ、
それらを実現できる圧倒的なパワー、恭平はそのすべてを持っているのだった。
超展開になってきた。
「ジョウ、なんでオマエはそんなにかわいいんだ!やめろ、そんな目で見るな!
俺を犯罪者にさせたいのか?!あ、バカ、そんな目をするな・・・よし分かった
もうどうなってもしらないからな、オマエがいけないんだぞ!!」
ヽ(`Д´)ノジョウをいじめるな!
こんな展開嫌だ!
でもジョウが受けなのもチョット見たい
ジョウ受けが基本、ジョウ攻めが応用。
えっと、はじめまして。
あたしの名前はセイ。胸がとっても大きな女の子なの。
あたしの胸が大きいのは、ここ(胸をゆすりながら)に吸った精力をためて卵を産むためなのよ。
キミもあたしに余った精力を吸われてみない? うふん。ゆっさゆっさ。
恭平「今日は新鮮な卵があったので、スクランブルエッグにしてみました」
249 :
名無しさん@ピンキー:04/07/14 01:48 ID:SJ4Nupuh
もうすぐ放送時間age
なんつー水着!!
まーた期待を裏切らないなゴンゾーは。
まあ視聴者の期待に応えると言う意味では正解だな。
マンガ版て単行本出てる?
俺の周りじゃガオすら見ないわけだが・・・
十四〜十五話、童貞と処女っぽくてたいへんステキでした。
255 :
1:04/07/15 03:30 ID:bnakxCeV
弾の尽きたガンを両腕にぶら下げ、返り血まみれの頬をした実験体No.2は、
ぼうぜんとした顔つきで。
「ワタシごときを倒すのに、十五分、二〇秒もかけるとハ…」
燃えつきる前のロウソクと同じく、消えゆく生命の最後の輝きにすがって
喋る半死体を見下ろしつつ、ただ、ぼんやりとたたずんでいた。
「ヤハリ、お前は弱くなッタナ!」
怪物じみた生首は胴からもがれてもまだ、しぶとく生きている。
またの名を実験体No.13という化け物は、カン高い声で誇らかに話した。
「ノホホンと、弱い人間とつるんでいるおまえなど、しょせんわれらの真の敵ではナイノダ」
実験体No.2……いや、《ジョウ》の、紅い瞳が。
一瞬の癇癪を映しこんでわずかに輝く。
「オマエのデータは取り終えた、次がオマエの最期ダ。
最高傑作、最強のNo.7がお前を殺す、かならズ…」
「……」
ゆっくりと上げられた右脚が、
――グシャム!
地に転がる怪物の頭蓋骨を踏み割った。
256 :
2:04/07/15 03:31 ID:bnakxCeV
苛立ちと怒り、昂奮と反抗と勝利、秘密と自信と反感と挑発と戸惑いと疎外感、
動揺と予感と懸念、自由と煩悶と悪寒と恐怖と刺戟と執着と……
……それらすべてを表現する言葉を持たぬまま、
岩と金属とで造られた都市を独り、歩き続ける。
その日の午後。
帰り着いたアパートのドアを押したジョウは、口もきかず、
いきなりベッドに倒れ込んだかと思うと、
夕方になっても、そのままつっぷして動かなかった。
「ジョウ、ごはん、食べなよ」
同居人のメグがそう声をかけるが、
「ごちそうだよ、キャンベルスープ…」
答えずにただ、低く唸り続ける。
――ぐぅぅぅぅ
「いったいどうしたの……きゃっ」
なんの気なしに近づいて、その顔に手のひらを置いたメグが驚きの声をあげた。
熱が高い。
触れた額と頬は、火にかけたヤカンみたいに沸いている。
「どうしよ、薬、病院…」
メグは困り眉にて独りごちながら、熱発した重病人の首を両の腕にてかかえこみ、
ぐったりと垂れた頭に柔らかい頬をすりよせる。
「しっかりしてよぉ、ジョウ…」
腕の中の銀の髪、ひたい、こめかみに唇をよせて必死にささやいた。
うつぶせているジョウがかすかにうめいた。
「う…」
肩には、黒いタトゥーが出現している。
ジョウは苦しげに唸りつつ、ごろりと寝がえりを打ち、仰向けになる。
257 :
3:04/07/15 03:33 ID:bnakxCeV
市販の解熱剤をのませたが、効いている気配はまるで見えなかった。
枕元に座り込んだメグはひどく心配の表情で、濡らしたタオルを握りしめ、
病人の額から滝のように流れる汗をぬぐい取る。
ジョウはよっぽど暑いのか、身をよじりうめきつつ、自分の皮膚からひき剥がすようなしぐさで、
身につけた衣服を脱ぎ捨てていく。
最後の一枚、下着の中から、固く盛り上がった肉塊が現われた。
くろぐろと屹立している陽根を前につきだされ、メグはちょっと、びびった。
(ジョウって、ここだけ、男の子なんだ……)
裏物のポルノビデオなんかで、一応形とかを知ってはいたが、
リアルで勃起したそれを目の前にするのはまた、違った迫力がある。
横たわるジョウはぐったりと、痩せた体を安物のマットレスに沈めていたが、
――ぐぅ
熱に浮かされている頬をあげ、同居人に対してすがる目をあげる。
せわしく、目で懇願するようすに気圧されて、
「これ……触っていいの」
メグが遠慮がちに伸ばした指先で軽く触れたとたん、
ひときわ熱いその部所が、独立した生き物みたいにびくっ、と動く。
「きゃあっ」
驚いて身を引くメグ。
「びっくりした、びっくりした…」 胸に手をあててちょっと、動悸をおさえたあと、
不思議物体に見入りながら、先っぽから根元へと、そおっと指を滑らせた。
メグは呟く。
「なんか、内臓みたいで、痛そうだ……」
258 :
4:04/07/15 03:35 ID:bnakxCeV
日が暮れきったため、灯りをつけそびれた部屋の内部はうす暗い。
「く、う、ふわあぁ…」
犬歯を食いしばりながらうめき、ジョウはがくがくと腰を震わせ、
反り返った肉、自分の分身を、メグの白い手の中に擦り付ける。
そんな激烈な反応ぶりを、かたずを呑んで見下ろしながら。
「先っぽ、濡れてるよ……」
つるんとした、生肉っぽい物体へ顔を近づけ、
そっと、舐めとるように先だけを口に含んだ。
瞬間、ジョウが吼える。
「ああっ、ああああああっ!」
沸き上がる大音声が、ボロアパートの壁をうつようだった。
メグがまた、両の目を丸くした。
いったい、なにが決定的なきっかけだったのか、
どうしてこうなったかわからないのだが、
まだ、ひどく荒い息をついているジョウは、半身を起こしてメグをベッド上に引き寄せると、
ふにふにと柔らかい身体に指をかけ、すがるみたいに抱きついた。
「んっ」
メグがぎゅっと目を閉じる。
湿った舌先にてのどを舐め上げられた。
(はぁ……)
抱かれていると、唇に熱い息がかかる。なんだかいまから食べられてしまいそうだった。
原始的な熱情と欲求だけで、切れ長の眼を光らせる、銀色の毛の猛獣は、
彼女の体をそおっと転がしあおむけにして、自分の下に組み伏せる。
「なんか、恐いよ、ジョウ……」
ジョウの紅い目を見上げて。
メグはかばうように身を縮め、自分を抱きしめた。
「やめようよ…」
259 :
5:04/07/15 03:37 ID:bnakxCeV
かすかな声でのその哀願を、聞いているのかいないのか。
ジョウはなんと言われようとも答えずに、
黙ってメグのそばへと暗く紅い眼を寄せ、頬と唇と首筋にキスをする。
すでに双方の肌は熱くなり、体温の差はほとんど感じられなくなっていた。
「んん……」
小刻みに震えるメグの身体へのしかかり、ジョウは黙々と。
キスと、キスと、キスをした。
天井を向いた胸の突起へ、真上からかぶせるみたいに手をかける。
「……あっ!」
ぴくん、メグの身体が跳ね、頬がさっと赤く染まる。
さぐりあいの状態は長かった。
服を脱ぎ、抱きあい、相手の身体のあらゆるところにキスを繰り返している二人にも、
お互い、この行為の先に何があるのかわからず、
このまま夜が明けてしまうのではないかと思われた。
のばした指先を左右からさしいれて、太腿から下着を引き抜く。
そのままジョウは、メグの足元で四つんばいになり、メグの腿のあいだにある柔らかく複雑な構造を、
舐める。舐める。舌と唇でまさぐるように。
「――っ、あっ、ああっ……」
白い太ももの肉がぶるりと、揺すれた。
秘所からにじみだす液体は、さらさらとした水から、粘性をもった泡立つ白濁になり、
やがて、紅色になってひらく肉襞、泉のごとくこぽこぽと湧き出させているそれから鼻づらを離すと、
ジョウは彼女の足首をかかえ、
濡れたくぼみに張り詰めたペニスの先をあてがい、
シーツの上で、じわりと膝を進めた。
GJ!
続きはまた夜?
昨夜は投稿エラーが出たのでそのまま寝ちまいました。
スイマセン。
つづき
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
262 :
6:04/07/15 20:04 ID:bnakxCeV
「………!」
それは快感とかではなく、達成感に近く、
一方のそれが一方の身体の中へ、無事に、入ったという感動だけで、
お互いに丸くした目を見合わせていた。
263 :
7:04/07/15 20:07 ID:bnakxCeV
「お、思ったより、あんま、痛くない……」
呟きながら、メグはそぉっと息を吐く。
それから腕を振りあげんばかりの勢いで、ジョウに向かってクギをさす。
「だけど、動かないで、絶対にうごかないでよ! 動いたらぶつからね!」
「う」
ぶたれたくないジョウは。
「ん」
こくこくこくと頷く。
結局、さして動くこともなく。
繋がりあったふたりは、互いの背に手を廻し、すがるようにして抱き合っていた。
状況の進まないまま数十分間。
横たわっている背中に大きな汗の滴が流れ、ジョウが反射的に少し、身をよじった。そのとたん。
「う」
堰が切れた。
――どくっ、ど、どくどくっ…
熱い脈動が秘肉を叩く。
「ん、ううんっ…や、やぁっ……」
体の中心に熱を浴びかけられた、生まれて初めての感覚にメグが眉をしかめる。
「や、おちんちんが、中で、うごいてるよぉ……気色悪い」
ほおっ、とジョウが溜めていた息をつき、
気を張っていた全身がふいに脱力される。
シーツの上へ、額からべったりと倒れ込んだ。
「ジョウ?」
かぶさってきた銀の髪がメグの頬にふれる。
「今の、気持ち……よかったの?」
ごろごろ。
ジョウは満腹した猫みたいな表情で、さし出されてきたメグの手のひらに頬っぺたを擦りつけた。
たった今、精を放ったばかりの陰茎は、膣内でまだ固さを保ち、脈打っているが。
朝。
白い陽射しがダウンタウンを照らす。
ふいに。
身を起こしたジョウが、ベッドサイドへと腕を延ばした。
シーツ上に片膝をつき、窓に向けてデザートイーグルを構える。
そのまま、たっぷりと数分間。
獲物を狙う豹のごとく、しなやかにかがめた全身に強烈な緊張を孕み、
引き金に指を掛けつつ静止していた。
沈黙。
沈黙。
やがて、ちらりと窓にうつる鳥のような影、そして
――――DANG!
ただの一発の銃声と、落下する実験体No.7。
突如出現した怪生物の死骸に、騒然とするNYアベニュー。
「ん〜?」
頭の上に二人分の枕をかぶせられていたメグが、
まぶたをこすりつつ起き出してきた。
「何?」
「なんでもない」
起きようとしたメグの身体に、両手をかけて押し倒す。
抱きしめた胸のあたりに頬を擦りつけ、全身より幸福のオーラをまき散らしながら、
ジョウは相棒へ、《二回目》のおねだりにかかった。
_, ,_ シュッ
(;´д`)
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
_, ,_ シュッ
(;´д`)
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
_, ,_ シュッ
(;´д`)
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
レヴェルたけ〜
このスレ、レヴェルたけ〜よ
過去編もすばらしひです。
>「びっくりした、びっくりした…」
(*´д`*)萌へ〜
>ごろごろ。
(*´Д`)ハァハァ
いつか、セイに筆おろしされるコックの物語を書いてみたい
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
コックのハーレム・・・いや、全員での逆レイp
ジョウのアナルに少し大きめで玉の数が多いアナルビーズを入れて
ヴァギナを大きめの電動コケシで攻めながら、ゆっくりと引き抜いてあげたい
>>274 あまり妄想が過ぎると喰われるぞ
自分の中の魔物にな!
「お・・・お願いです。私はどうなっても構いません・・・は、だからメグだけは・・・ふあはぁっ」
「そ・・・そんなに突き上げられると奥にあたっ・・・て。あっ」
「やだっ!おにいちゃんなにやってんのっ!!」
277 :
セイ:04/07/20 20:24 ID:AkpvmogR
男はみな同じ。
下半身に支配されてんのよ。
いくら綺麗事言ったって結局エッチしたいのよ。
モテたいなら身体のラインを強調するような服を着る事ね。
相手の気持ちを自分に向けさせるのホント苦労するよね。
自分からは好きって言わない。
けど相手には言って欲しい。
男なんて単純だからちょっとチチ揺らせば顔に出るのよねー。
いかにも歳食ったオタが書きそうな文章だな。
Ah! 学費ガカエッテクルノ?!!
Oh!イエーーー!!!!!
ジョウとふたりで子作りしたい
足首に鎖をはめて野球チーム作れるほどたくさん子供を産ませたい
ふたなり止めてちゃんと女体同士にしてホスイ・・・
でもふたなり設定も個人的には好き。
まぁ、女体が一番だけど。
「なあ。メグは、なんでオレを好きになったんだ?」
「だってジョウは、そこらの男の子よりずっと凛々しくてかっこいいし…ああん濡れちゃう」
「凛々しい…カッコいいか…」
(そう言われるのもいいけど、一度でいいからみんなから「かわいい」と言われてみたい・・・・でも無理だろうな・・・・それに恥ずかしいし・・・・)
恭平「かわいいよ、ジョウ」
メグ「こらあ恭平!、私の大切のジョウを狙うなあ!キモ過ぎ!
さいきん体が栗の花くさいのはお前かッ?
お前の精子かッ?
劣性遺伝子撒き散らせないからって私の大切のジョウの体を妄想して撒き散らすなよw
キモヒキモヒ
童貞は独りさびしくティッシュにドピュリにしとけ?な?
い〜い?? 」
『ズドンッ』 『ビシャァッ』
轟音と閃光、血しぶきと脳漿。
恭平の右手では鈍く光る力の象徴が硝煙を立ち昇らせていた。
恭平「うるさいですよ、メグさぁん。僕は今ジョウと話してるんだから邪魔しないでくださいよぉ」(いつもの口調で)
なんか…キモい
本編と同様に迷走してて面白い
>282
オマエはそんなにチンポが好きか?
ジョウ「何のつもりだ、恭平」
恭平「いえ、ただこうするのが一番安全な方法だと思ったもので。
僕は臆病ですから。こんなヤツと素手で取っ組み合うなんて野蛮ですよ」
ジョウ「……まともに捌けないなら、スッポン料理なんかするな」
メグ「ホントよもぅ。あ〜あ、台所中真っ赤…私達まで汚れちゃったじゃない!
ただでさえ臭かったのに…ちゃんと掃除しときなさいよ、まったく…
さてと。一緒にお風呂に入ろ、ジョウ」
ジョウ「これなら着替えれば充分だ」
メグ「ダメだってそんなの! ちゃんと綺麗にしなきゃ!
それに…ジョウのお肌を汚したスッポンの生き血、私が舐め取ってあげたいし」
リレー小説みたいで微妙におもろしろいwツヅケロ
恭平「メグさん、ついでに僕の体も舐めてくれませんか」
294 :
セイ:04/07/30 06:44 ID:K6xs1MUL
恭平君と初めて付き合ったとき、私が「処女じゃない」と告げるとワッと泣き出して本当にビックリ。
その後30分ぐらいヒックヒック泣いてて落ち着かせるのに時間がかかった。
私が「そんなに嫌なら、今すぐ別れて経験の無い女の子でも探せばいいじゃないの…」と言うと
「いやそういう事じゃない、セイさんが俺以外の男に先に抱かれてるってのが悔しいだけ」
と涙で顔ぐちゃぐちゃにしながら呟いてた。童貞はこれだから困るのよね…。
世の中普通よりちょっとかわいい子ならホトンドと言っていい程非処女なのに何ぬかしてんだよ。
295 :
恭平:04/07/30 13:46 ID:RQqZlAkb
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´) <セイさんが非処女なのヤダヤダ!
`ヽ_つ ⊂ノ
ジタバタ
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´) <爆乳エロポーションだけど処女!じゃないとヤダヤダ!
`ヽ_つ__つ
ジタバタ
_, ,_
(`Д´ ∩ <パイズリする時に「こういうことするの、初めてなんだけど」
⊂ ( て顔を真っ赤にしてくれないとヤダヤダ
ヽ∩ つ ジタバタ
〃〃
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( つД`) <恥ずかしくて死にそうだけど「私の方が年上だから」って頑張るの・・・
`ヽ_ ノ ⊂ノ
グスグス・・
∩
⊂⌒( _, ,_) <セイさん、メグ、ジョウは処女。エイミーはむしろエロエロじゃないとヤダぁ
`ヽ_つ ⊂ノ グスン・・・。
296 :
セイ:04/07/30 15:55 ID:K6xs1MUL
恭平くん。悪いけど女の子向け雑誌の恋愛特集なんかだと
Q「男って処女とか気に気にするの?」
A「気にするような男はそれまでの男。本当に好きなら過去もすべて愛してくれる」
の一言でおわりだよ。
よく会社の上司もしくは同僚とつきあってた女とかと結婚する人とかいるけど
あれってどう?過去に彼女にちんぽ入れた男と全員、顔見知りじゃない。
90%が18歳までに処女を捨ててる世の中で 『人のチンポ入った女はいらない』
とか贅沢言うなよ。
結婚するなら処女がいい? それじゃ、私をお嫁に貰ってくれるのは誰よw
非処女はいらない、なんて言わないで。
ほらほら、この私と結婚すれば童貞のキミも毎日おっぱい吸えるのよ(むにゅう
とってもおおきいでしょ(ぷるん。
あんた…セイに変装したメグだろ?
いくら何でも下世話すぎだ。
ジョウ「恭平…後でお前のケツマンコにぶちこんでヒィヒィ言わせてやる。だから今は黙ってろ」
しだいに4姉妹で恭平を精神虐待するスレに化してるなw
Mの俺にはハァハァものだが
恭平とジョウのラブものも読んでみたいな〜とぼやいてみる。
>300
いいよ、そんなの。
ジョウはメグのもの。
ジョウをめぐるコックとメグの暗闘かよw
は〜、しかしジョウはよくみると本当に可愛い顔立ちしてるね。
鋭いツリ目の美少年みたいな。
アニメの雌キャラには珍しい貴重なタイプだ。
ジョウでオナニーすると美少年を犯してるようで、すげえ気持ちいいよ。
イクときに精子がびゅくびゅく出てとまらねえ。
あの冷たい顔に白濁液ぶっかけてえ。
ジョウ「ぶっかけたい? 俺をなめるな……全部のみ干してやる。
一滴たりともこぼすかよ!」
>303イイかも…
やはりコックはヤヲイ風味な方だったんでつね。
いいかげんジョウとどうにかなれや_| ̄|○
まぁそれは置いといて、存外に漢らしかったコックに萌え。
306 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 21:00 ID:bwzs1W90
ノーマルにジョウ×メグのレズきぼんぬ
ジョウ「メグ、男は女と恋愛したいなんて思っていない。
女とのセックスだけが目当てなんだ。
金を与えてセックスを奪う。それだけが目的なんだ。
本当の恋愛は女同士でないとできない。
わたしは今、本当の恋愛をしていて幸せだメグ。
ただ、この真実がわかっていないやつが世の中に多いのが不幸だ。
男と恋愛してるって思っているやつはばかだ。
だまされているだけなのに」
メグ「ジョウ…嬉しい。
いつか、このトレーラーでて2人きりで暮らそうね」
ジョウ「うん」
メグ「でもあたしは御飯作れないよ?」
ジョウ「問題ない。恭平を連れて来て住ませればいい」
トゥルルルルル・・・
メグ「・・・はい、もしもし」
メグ「ああ・・・はい、済んだことですから」
ジョウ「誰からだ」
メグ「またあの人よ」
ジョウ「警察に相談した方がいいんじゃないのか」
メグ「とにかくあんた代わってよ」
ジョウ「・・・」
ジョウ「もしもし」
セイ「お前か」
ジョウ「今度電話したら警察に通報しますから」
セイ「何だとお前、誰に口利いてるのか分かってんのか。拾ってやった恩を忘れやがって」
ジョウ「もう切りますから」
セイ「おう!!警察にチクってみろよ!!!どうなるか分かってんだろうな!!」
カチャン(電話を切った)
メグ「ちゃんと話付けてよ」
ジョウ「・・・」
ドンドンドン!(玄関のドアを叩く音)
セイ「おら!出て来い!!殺してやる!!」
メグ「来たわよ」
恭平「・・・・・」
メシ時と棒奴隷時以外は部屋の隅で体育すわり。
このアニメマジでレズを書けと言ってるようなもんだな。
と、言う事で保守あげ
メグ「恭平さあ〜、あいつ毎日、暗い目で体育座りしてうざっ
ねえ〜ジョウ、気持ち悪いから追い出そうよ〜。
あの童貞、ぜったい、あたし達2人をオナペットにしてるってえ。
さっきも、じっと、あたしの胸の先っぽ見てるのお・・・もお限界ぃ〜
あいつ絶対に性犯罪にはしるタイプだよぉ。
きっとジョウの居ないあいだに力ずくで襲われて、犯されちゃうっ
はぁ、もう嫌だぁ。
あたし貞操の危険を感じるしぃ。ね、ね、いいでしょ?」
ジョウ「だめだ」
メグ「もうっ、ジョウのケチ!
本当に夜中に襲われても知らないんだから!ふんだ」
エイミー「きししし」
恭平「ジョウさんの無毛でピンク色した、慎ましく開いた処女の濡れマンコを見たいです」
ジョウメグ前提のマリオ×ジョウキボンヌ
期待age
315 :
腐男子:04/08/15 21:31 ID:seL4ZRX2
>314
う、うまいネタ振りだ・・・
>>315 本物?
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!
最後のほうで、ジョウが敵の組織に捕まって弄ばれる話があるんだって!
マニアックだなw
強姦されると妊娠率が高まるそうだ。敵の子を孕まされて…ハァハァ
ジョウみたいな冷たいタイプが敵に乱暴に犯され、嫌々ながらイッちゃう!
と可愛い。
腐男子氏キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
期待せずにはいられない。
ほしゅ
ほしゅ
セイ「お目覚め? ジョウ」
ジョウ「……」
セイ「無理しない方がいいわよ。貴方の体は今、力が入らないんだから」
ジョウ「…………オレに何をした」
セイ「ただの痺れ薬じゃないわ。この薬の凄いところは、筋肉を無力化しても感覚神経には
影響しないことなの。だから反撃されることなく、存分に苦痛を与えることができる。
非力な女性にも凶悪犯を拷問できるように調合された、伝統の秘薬よ」
ジョウ「拷問、だと?」
セイ「フフ……私はとても寛容な女よ。貴方が素直に私に従わない子だと分かっていても、
その腕に免じて許してあげてきた。けれど……貴方はとうとう、この私に楯突いた。
こればかりは、終わりよければ全て良しとは行かない。放っておいては示しがつかないの。
分かるわね、ジョウ……メグを助けるためだとはいえ、貴方はやりすぎた」
ジョウ「ふざけるな。オレに拷問なんて通用しない」
セイ「拷問ではないわ。貴方を痛めつけようだなんて思ってない……もっと気持ちのいいことよ」
ジョウ「なっ、何を……ちょっ、待て、そこは……ンハウッ!」
セイ「思った通り敏感ね。恥ずかしがり屋のお豆を少し揉みほぐしてあげただけで、すぐにこんなに
可愛い声で鳴くんですもの……」
ジョウ「やっ、やめろ、お、あ、ア、ン、ッ、ゥア、ア……ヒアッ!アッ、フアッ!!」
セイ「そう、いい感じ方よ、ジョウ……
誰が貴方のご主人様か、その引き締まったお肉の隅々にまで、じっくり覚え込ませてあげる……」
キタ━━━(;´Д`)━━━!!!!!
322 :
名無しさん@ピンキー:04/08/22 18:28 ID:RE5Cbp4s
ジョウは淫乱だね、この前なんて咥え込んで放さなかったもん
>>322 ジョウ「銃撃戦の最中に無理矢理突っ込んでおいて、何が淫乱だ……
噛みちぎってやれなかったのはお前が初めてだぜ、このド変態野郎!」
324 :
名無しさん@ピンキー:04/08/23 04:46 ID:2GhJv4Jb
ジョウ、もしかして欲求不満なのか?
ほら、ジョウのここは赤くはってビクビク割れ目が口をあけてるぞ。
咥えこむ気まんまんだな
しかも入り口に「これはあなたのせいですッ」と書いてありますぜ
すまん。俺は結構カワイイと思ってしまった・・・
な、中で射精(だ)してもいいんだな?(こくり)
可愛いよジョウ
うっ・・欲求不満の体のなかに濃い白濁液をたっぷり注いでやるからな。
き、気持ちいいっ、昇天しそうだ、ジョウ。そんなに熱い肉で吸い付くと、
お前のなかに精をぜんぶ吸い取られてしまいそ・・。
数日後――――
私がジョウを見つけた時の状況は、それは非道いものだった。
部屋中に飛び散っている生乾きの体液が、最低な臭いを充満させている。
そのほとんどが犯人のものだろうけど、ジョウの体液も混じっているんだと思うと
やりきれない気持ちになる。
そしてジョウは、完全に心を壊していた。
目の焦点が合っていない、思い出したように力なくいやらしい笑い声を出す、
よだれも垂らし放題、下の方に至っては……
イヤ!!
もう直視できないっ!
こんなことなら、素直に私がさらわれてればよかった……!
それでもやっぱりジョウはすごい。
一週間の入院後、医者の制止を振り切って自力で抜け出してきた。そんな無茶なところが好き。
だけど、薬漬けにされた後遺症なのか、まだ何かヘンな気がする。
やたらとスキンシップを求めてくるようになったり。
私やセイのこと、特に胸のあたりをスケベ親父のような目で見ていることがあったり。
いつも見ているホラー映画の怪物の物真似で、ねちっこく絡みついてきたり……。
あの事件以来、ジョウの中に、何か奇妙な魔物が棲み着いているような気がする――――
プシュ
「はい、セイさん。お呼びですか?」
「ありがとう、恭平くん。悪いわね、来ていただいて」
「いえ」
「さっそくだけど、あなた、付きあってる女の子は居るの?」
「えっ」
真剣なまなざし
もしかして、セイさんは、俺のことを
「それは」
ごくり
「いません」
フゥ・・・とセイは安堵の溜め息をついた。
「よかったわ。さっそくだけど、個人的なお願いしていいかしら」
「はい?」
「そう…ジョウと交際してほしいのよ。貴方に」
「えっ」
「ジョウはね、前回の事で傷ついてしまった…優しく抱く男性が必要なの」
ドカッ
メグが転がり込んできた。
「ちょっとお!どおいうつもりよ!セイ!」
「彼は山百合会に必要な人材なのよ…それとも、メグ、あなたがジョウにかわって
彼を迎え入れ、ロザリオを授けてくれるの?」
「そんなの、関係ないわよ!」「ジョウ、それでいいのッ!」
壁際で腕を組んでいたジョウが口を開いた。
「ああ・・・俺はそれでいい」
>326
中の人つながりですかw
>>326 元ネタ知ってるのに山百合会とか出て来るまで気が付かなかったw
色々あって、炎上中のパトカーや、ケロシンの煙を吹いているメガ・ハイウェイを遠目にしつつ。
トレーラーの屋根の上に佇む、メグが取り出したマルボロに火をつける。
「もう陽も暮れたのに、まだまだ、暑いねぇー」
「む」
ライターの火に反応し、目ざとく振り返ったジョウが。
素早くひったくるみたいにしてその唇から紙巻きを取りあげるや、指の腹で火をもみ消した。
「あ……」
(熱くないのかな?)、と思って眺めていたメグに、ぎらりと光る三白眼を向け、
ジョウは言い出す。
「タバコは吸うな」
メグはきょとんとした顔で問い返す。
「どーして? ここ、屋上だし。別にケムくないでしょ?」
ぐっと眉をしかめ相方のすぐそばに顔を寄せ、白いキバのあいだから。
「夜、キスする時」
ジョウは絞り出すような声で言い置いた。
「ニガいから」
「んー、気持ちは分かるけど。我慢してよ、ほんの一本ぐらい」
メグは平然と答えた。
面食らったのはジョウの方だ。精一杯の殺し文句だったのに、あっさりかわされて
しまったのだから。それでも、何とか表情には出さなかった。
「だめだ」
ジョウの返事はつれない。それなのに、メグはまるで堪えていない。
「でもぉ……私だって苦いんだよ」
メグは淫魔のような視線で、ジョウを釘付けにする。
「白くて濃いのがあんなにたっぷりなんだもん。時間かかるんだからね、飲み干すの」
ゲストキャラだけど大阪娘×ジョウが見たい…。
グレイツ
恭平「・・・ジョウさんって、お母さんみたいだね。
あ、でもジョウさんって、案外に主婦とか似合ってたりして。ハハ」
ジョウ「何をいうのよ(顔を赤らめながら」
オリンピック女子選手みて思ったけど、
極限まで体を鍛えてある女ってたまらないね。胸がなくて、ストイックで清楚で。
ジョウも腕に筋が浮いてるのがイイ
肩幅は小さめ、上体がほっそりしてて、腰のあたりが女らしく発達してて…
お尻は大きめで…なんてしなやかでエロい体してるんだ。
ジョウの固く筋張った手にチムポ握りつぶされたら… アアン
ピュッピュッと俺がだらしなく射精するときに、あの冷酷な目で見下してホスィ
あげ
メグのCD大のでっかい乳輪を舐め舐めしたいよ
338 :
名無しさん@ピンキー:04/09/05 06:21 ID:3OahdvLH
セイ様×恭平を神サマに書いて欲しい♪
お姉さんが教えてあげる♪的な雰囲気でオナガイします!!
ageマン○ー!!
セイ「恥ずかしいとか恥ずかしくないとか、そんなことはどうでもいい
の・・さっさとその汚い物を自分でシゴキなさい。
これは私の命令なのよ・・分かってるの?」
恭平「はい」
エイミー「きゃははははは。セイ姉ってば、男の人には優し〜い!」
メグ「うわっ、小さい・・」
ジョウ「さっさとしごきだせ。バイト」
恭平「セイさん、お、俺もう我慢できなっ・・・!?」
ジョウ「それ以上言うな。撃たれたくなけりゃな」
セイ「ごめんなさいね。私はお爺様に期待されている身・・・
軽率な行動は許されないの。
私の肌はみだりに殿方に触れてはいけないし、触れさせてもいけない。
自由にしていいのはこの手の平だけなのよ・・・分かるでしょ?」
メグ「だってさ〜。まぁどっちみち、そんなちっぽけじゃつまむのが精一杯よ。
ネズミの方がまだマシなんじゃないのぉ?」
セイ「ああ、いけない。そろそろ時間だわ・・・それじゃメグ、後のお相手はお願いね」
メグ「?」
メグ「え え ー ー ー っ 何 よ そ れ!?
冗談じゃないわよ! こんなしょぼくれたモンキーバナナの相手なんて!!」
恭平「そっそうですよ! だいたいボクにだって選ぶ権利が・・・」
メグ「なっななっ何言ってんのよ恭平のくせにいっ! この美少女の最強バストが
目に入らないって言うの? 味わいもしないでなめてもらっちゃ困るってのよ・・・
ハッ!?」
セイ「決まりね。それじゃ、私達は退散しましょうか」
メグ「ちょっちょっと待って、こんなのはただの言葉の勢いで」
ジョウ「・・・好きにしろ」
エイミー「がんばってねー」
メグ「・・・・・・orz」
恭平「・・・あの、メグさん?」
メグ「こうなったら自棄よ・・・意地でもあんたを足腰立たなくなるまで逝かせてやるから!
覚悟しなッ!!」
セイ「ただいま。遅くなっちゃったわね、たいした契約でもないのに手間取って……
それで今の状況は? メグはちゃんと、恭平君を男にしてあげてる?」
エイミー「……(陶然)」
ジョウ「……(憮然)」
セイ「どうしたの、モニターを見つめたままで……え?
こ……これって……」
メグ『んーっふあっぁん……まあった、くっ、下手くそ、ぉんっ!、なんだからぁ、あ、あ、ぁ、ぁぁ、ん、んっ……
こうやって、もだえる、演技し、しひぇえ、あげるの、あたしくらい、なの、よおぉおほおぉっ……
感謝、しな、さいひいいぃいぃ!』
恭平『……ええ、そりゃもう』
メグ『あっ、な、なに勝手にクンニやめてんのよ……続けてよ、早く、早くうっ!』
恭平『だって、返事もできないじゃないですか。こんなにやらかいビラビラとドロドロの汁で
ぴっちり塞がれてちゃあ』
メグ『やっ、やだっ! そんなこと言ってるヒマがあるなら、さっさと奉仕しなさいよぉ!』
恭平『了解。調理再開しますね、メグさん……それじゃ、このワガママな乳首にもスパイスを加えましょうか』
メグ『そっ、そうよ、あっ、それ、それが、い、いっぎひぃっっ!
やっ、やればできるじゃ、ぁん、ない……も、もっと、もっと、あたしを沸騰させなさぁいぃっ!!』
セイ「どう見ても、恭平君にイカされてるのはメグの方ね……」
エイミー「ほんと、ビックリだよ……あの恭平お兄ちゃんが……ハァッ」
ジョウ「セイ……確か猛獣用の麻酔弾があったな」
セイ「バカなこと考えないの……あぁ、でもジョウが乗り込んで3P突入も面白そうね」
ジョウ「! ……おっ、お前こそバカ言うな!」
セイ「フフ……一瞬迷ったわね。もっとも、さすがに3人も行動不能になられては私達も困るわ。
ここは好きにさせておきましょう?
あなたには後で、私が埋め合わせしてあげるから……この前みたいにね」
ジョウ「チッ……勝手にしろ」
恭平「メグさん、本当に本当に僕とやるんですか」
メグ「ふん。男って度胸ないのね。ホラだして・・ちょっと、なにこれ。チンコくさっ」
恭平「それは男の匂いです」
メグ「そ、そんなことわかってるっ。アタシ男は経験豊富なんだらねっ」
恭平「あっ、いきなり噛みつかないでっ、いててっ」
セイ「フフフ、あんがい仲良くやってるじゃない」
ジョウ「・・・(ぷるぷる」
エイミー「あー、すごい、今度は恭平お兄ちゃんがメグ姉にまたがってるぅ」
ジョウ「クッ。許せん」
メグ「あっっ(赤面)イヤッ」
恭平「メグさん、さあ、体の力をぬいて」
メグ「ふぁッ、あんっ、あっあっ、ふあああぁぁぁぁンッ」
ぐちゃぐちゃと湿った肉がぶつかり合う音。
エイミー「恭平お兄ちゃんとメグ姉の腰の動きがどんどん激しくなって・・
ケモノみたいな吠え声を上げてる・・あっ、お兄ちゃんが硬直して動かなくなった。
ふたりの繋がった太ももから白い液がドロドロ垂れてるっ。
お兄ちゃんがメグ姉にの体に夢中でキスしてるよー、あれ一体なに?セイ姉?」
セイ「さあ?なにかしら・・困ったわね」
ジョウ「・・ぶっ殺す」
343 :
名無しさん@ピンキー:04/09/06 05:23 ID:k2WYWXbz
中出しage
GJ!!
コック主導権でなおかつゴカーンじゃない。
俺が求めてたのはコレダ!
ジョウ編もキボン_| ̄|○
「るんるん♪」
メグが陽気に歩いていく。
エイミーがつぶやいた。
「はー、メグ姉は最近ご機嫌だねえ」
セイがにっこりする。
「ほら、恭平君が来る日だから」
「あ、そうか。でもなぜメグ姉が機嫌良くなるの?」
「さあ。女になった…、からかしら」
「でも、本当にきょうは恭平君くるかしらね…」
ジョウが唸った。
「ふざけやがって。逃げたら、オレが引きずって連れてくる」
「ま、前回は4人で酷くいじめたから彼が怖がっていても仕方ないわね」
エイミーがけたけた笑った。
「なにいってるのよぅ!セイ姉がいちばん乱暴だった癖に」
「ええ。申し訳ないけど彼のようなタイプを見ると自分を抑えきれなくなるの。
あの怯えた目をみると、とことん言葉で追い込んでしまって。サディストなのかしら、私。
でも、まあメグとああなったのは…わたしは何もしてないんだけどね」
「オレも何もしてないからな…ただ奴がうっとおしいから無性に殴りたくなるだけだ」
「アハ。あたしはお兄ちゃんの恥ずかしいところや、ぼこぼこにされているところを
軽く馬鹿にしちゃっただけだもんね。なにもしてない」
フゥ、とセイは溜め息をついた。こんな調子でまともに使用人が居着くわけがない。
「やっぱり、電話は通じないわ…」
「あのクズ野郎っ」
「ちょっと、ジョウ、乱暴はよして」
ドタドタ
ジョウが血相を変えて、銃を手にドアを蹴破って飛びだしていく。
そのころ、恭平は家でごろころ寝ていた。
「ねえ、お兄ちゃん、本当にバイトにでなくていいの」
「いいんだ。辞めたから」
(あんな危険なところで…しかも女性の前で恥ずかしい真似してまでお金は欲しくないよ)
ドカン
「おら!なに昼間から寝てるんだ腐れチンポやろうっ!」
枕をジョウに蹴飛ばされ、銃を突きつけられて恭平はすくみ上がった。
「は、はひ」
「メグをよくも犯しやがって…ここで殺してやろうか?おい」
ジョウの目がぎらりと光る。
「ゆ、ゆるして下さい。このとおり、なんでもいたします!」
土下座してペコペコ謝りながら恭平は、なぜ自分は被害者なのに、とは思い至らなかった。
「とにかく仕事にでろ!わかったな」
着替えて、玄関に出ると妹がしっかりカバンを渡す。
「お兄ちゃん、気をつけてね」
「ああ」
「バイト先の人、お兄ちゃんが怠けそうになると叱りに来るなんてイイ人だよね」
「ハァ?」
「怖そうだけど美人だし、ああいう人がお兄ちゃんのお嫁に来てくれると安心だよ」
恭平はゲホゲホ咳き込んだ。気管が苦しい。
「おい、いくぞバイト」
「はぁ、ジョウさんってかっこいい…」
ほしゅ
マリオネタはまだかの〜
349 :
名無しさん@ピンキー:04/09/18 19:44:14 ID:poAKtCDs
(●´ー`●)←こんな友達が何かを期待してる
神降臨きぼーん!
てわけで期待age
350 :
1:04/09/19 02:52:52 ID:3iXDc+gW
恭平はリビングに入ると、後ろ手にドアを閉めた。
ジョウはホラービデオに見入っていて、来訪者を気にとめた様子もない。そのまま立ちつくした恭平は、居心地悪そうにジョウを見たり、うつむいて考え込んだりしている。
リビングに流れているのは、B級ホラーのチープな音楽だけ。
この状態のジョウに声をかけるのは、恭平にとっては銃撃戦に飛び込むことの次に勇気がいることだった。まして、これから話そうとしている内容が内容である。
「ジョ……ジョウさん! お、お話がありますっ!」
「後にしろ」
「あ、あははそうですよねぇそれじゃ失礼しま〜す」
あっさり引き下がる軟弱野郎。
「……っ? あ、あれ!?」
後ろ手のまま開けようとしたドアが動かない。何度か押したり引いたりしてみたが、ビクともしない。
明らかに外からロックされたようだ。
(ウソだろぉ〜、くっ、このっ)
悪戦苦闘しているうち、ふと恭平は、背筋に寒気を覚えた。おそるおそる振り返る。
(ヒイッ!!)
ジョウが睨んでいる。
ジョウにとって唯一と言っていい娯楽のホラービデオから目を離してまで、恭平を睨んでいる。
その眼光の鋭さはまさしく、敵との銃撃戦を前にしたそれだった。
「何遊んでやがる」
「ごっごめんなさいもうしません静かにしてますから命だけはっっ!!」
「……チッ」
舌打ちすると、ジョウは続きを見始めた。年季の入った恭平の土下座には、ジョウも毒気を抜かれるらしい。
とりあえず難を逃れてホッとした恭平だが、状況は好転していない。
退路は断たれている。ビデオが終わればジョウと一緒に出られるかも知れないが、それまで待つのはさすがに胃に来そうだ。だが、あのセリフを言ってしまったが最後、どんな目に遭わされるか見当もつかない。
迷ったが、とうとう男・立場無、覚悟を決めた。
「ジョウさん! ぼっ、僕の……!
僕 の 子 供 を 産 ん で く れ っ !!」
351 :
2:04/09/19 03:01:13 ID:3iXDc+gW
反応がない。
言い終わってからすぐさま顔をかばって身構えていた恭平も、意外な間に戸惑った。そして、チラリと様子をうかがうと……。
「うひぇっ!!」
目の前にジョウの顔があった。思わずひるんで下がろうとする恭平。だが、ジョウの手は恭平の頭の後ろに回り込んでいた。
そしてそのまま引き寄せると……有無を言わさずキスをした!
「ンッ!」
ぶつけるような強引な、しかし青臭いキス。ほんの一瞬だったが、恭平はただ呆然としていた。改めて見ると、ジョウの頬もほんのり赤みが差している。
「あたしにそんなことを言った男は、お前が初めてだ……」
そして彼女は、上着を脱いだ。
「ちょっと待ってよ! なんでそんな展開になるのよぉ!?」
モニターの光景に我慢ならないのはメグだ。
元々、ポーカーで負けた人の罰ゲームとして、ジョウにとんでもないセリフを言うように提案したのがメグだった。しかし、こんな状況は予想もしなかった。
「大体エイミー、何よあのセリフは! 一体どこで覚えてきたのよっ!」
「えぇ〜? メグ姉だってノリノリだったじゃん」
「これは全員一致で決まった罰ゲームなのよ。今さら何があっても、中断は認められないわね」
「そんなの横暴よ! 放してよセイ! あのバカコックの毒牙は私が阻止するん……ムグッ!?」
メグの口には一瞬のうちに、猿ぐつわがかまされていた。
「聞き分けのないメグには大人しくしていてもらうわ」
「そ〜ゆ〜こと、ガマンしてね〜メグ姉。でもセイ姉、まさか私たちがメグ姉を拉致することになるなんて、思わなかったよ」
「フフッ……まあ、お約束というヤツね」
「ン〜! ンン〜!」
恭平は、ジョウの美しさに見惚れていた。
セイの肉感あふれる姿態や、エイミーの小悪魔的な可愛さとも違う、無駄を削ぎ落とした精悍な造形美。
「いつまでボーッとしている」
その言葉で、恭平は我に返った。
「産むためには、あれだ……仕込む必要があるんだろ?」
いつもと違い、ぶっきらぼうながらも恥ずかしげなジョウの言葉。
「あっ……あ! いやこれは……!」
罰ゲームで言わされただけです、と口まで出かかって、あわてて飲み込んだ。ここまでさせておいて、そんなこと言えるわけがない。
ここまで来たら、本当にするしかない!
352 :
3:04/09/19 03:52:49 ID:3iXDc+gW
「わ、分かりました、ともかく……脱ぎます」
と言ってはみたものの、手が震えてボタンを外すのも一苦労だ。
「……やってやる」
見るに見かねたのか、それとも女としての思いか、ジョウが恭平のボタンを外し始めた。
(うあ、ジョウさんがこんなことをしてくれるなんて……)
それだけで、恭平はとんでもない興奮を覚えた。
上着が脱がされ、ベルトもスルリと外された。そしてジッパーを下ろす。
「……あ」
ジョウの手が止まった。ズボンの生地越しに、大きく膨らんだモノの感触があったからだ。二人の呼吸が徐々に荒くなってゆく。
そして、ズボンがずり落ちた。
ドクン。二人同時に、心臓が跳ね上がった。
そこには、拘束から解き放たれ、パンツに収まりきらずに先端を覗かせるほどの、巨大なモノがあった。
ジョウはその巨大な肉棒を、恐る恐る指先でなぞる。
「こ……こいつを……ハメるのか……」
ジョウは恥ずかしそうなのだが、どこで知識を付けたのか、ストレートで俗な物言いをしてくる。
「うあっ……ジョ、ジョウさんっ……!」
なめらかな指の刺激に加え、その言葉のギャップがまた、恭平を燃えさせた。
少しその手触りに慣れてきたジョウは、思い切って手の平全体で掴んでみた。
「うはぅっ!」
たまらず恭平も声を上げる。そのままゆっくりと撫で上げる動作が、たまらなく気持ちいい。
ジョウも不思議な興奮を味わっていた。銃身ほど重厚ではないが、銃にはないしなやかさと熱さを感じる。
病みつきになりそうな感触。手で触るだけじゃなく、その赤桃色の先端に、口づけしてやりたくなる。
ジョウは思い切って、それを実行した。
「あひあぁ! 出る、出ちゃうぅっ!」
瞬間、ジョウの口の中に奇妙な液体が、喉の入口まで一気に押し込まれた。
「ゲホッ! エホッ、エホッ」
突然のことに、思わず吐き出した。あの魅惑的な肉棒から出てきたのに、酷く不味い。
自分の唇から垂れ下がる白いしずくを見て、ジョウはそれが何かを理解した。
「……こいつは、ハメた時に出すもんだ」
ジョウ最高。はやく続きキボン
恭平がひたすら怯えるあたり、漫画版のタケルってキャラが重なってしまった…。
354 :
4:04/09/20 03:01:01 ID:TZ5HO+uE
恭平はへなへなと座り込んだ。
「どうした?」
「ダ、ダメです、もう、膝に力が、入らなくって……」
それは女が言うセリフじゃないのか、とジョウは思った。
「続きは出来るんだろうな……と、聞くまでもなさそうだ」
本体とは裏腹に、恭平の巨根はますます脈を速め、ヒートアップしている。心なしか、もう一回り大きくなったような感じさえする。
恭平の男らしい部分は、もしかするとこの化け物が全部、吸い尽くしているんじゃないだろうか。
「とはいえ、こいつだけが相手ってのも味気ないな……少しは元気になれよ、恭平」
恭平の頭を抱え上げ、バストに文字通り押し当てる。意外なほどの弾力。
着痩せするせいであまり意識されないが、ジョウのバストも平均よりは大きいのだ。むしろ普段から鍛錬しているおかげで、その手応えはサイズ以上に豊かだった。
(こっ、これが、ジョウさんのおっぱい……!!)
恭平はたまらず、そのふくらみにむしゃぶりついた。
「いいぞ、その調子だ……んっ」
恭平の舌が乳首をくりくりと転がす。これはこれで気持ちいい。けれど、なんというか、赤ん坊のおしゃぶりだ。
ついつい、セイの指先が織りなす妙技を思い出してしまう。
ここはギブ&テイクだと割り切って、甘えさせてやろう。
最初はそう思っていた。
「ん、あっ……ん、んはっ、ああっ、あうぁっ!?」
いつのまにか吸い付きが強くなってきている。舌の動きも乱暴なくらいに激しい。おまけにもう片方の乳房まで、恭平の手で鷲掴みにされてしまっていた。
今までにない刺激に、ジョウは悶えた。だが同時に、ジョウは別の意味で興奮してきていた。
(恭平も男だったってことか……おもしれぇ! 負けられるかよ!)
「ジョウさん、ジョウさん!」
ひたすら乳房への責めに徹する恭平。
ジョウは身悶えしながらも、反撃のチャンスをうかがっていた。
「ああっ、ジョウさ……うひいっ!?」
「ヘヘッ……お返しだぜ!」
ジョウの手がおもむろに、恭平の玉袋を鷲掴みにする。そして、揉むというよりはシェイクするかのように激しい手つきで、恭平を一気に責め立てた。
355 :
5:04/09/20 03:06:04 ID:TZ5HO+uE
「す、すごいよ、ジョウさん……っはぁっ! んあっ! あっ! あふぅ!」
恭平が悶える。悶えまくる。男の恭平が、ジョウよりも色っぽく鳴いている。
一時は征服欲を満たしたジョウだったが、すぐに恭平の痴態が癪に障った。女なら仕方ないとしても、男に色気で圧倒されるなんて……。
(クソッ、あたしだって、こっちを弄れば……)
そうして自分のパンツに手を伸ばして、ジョウは初めて気づいた。
インナーを通り越して、パンツから滴り落ちるほどグチョグチョに濡れていたことに。
「うわ……ウソだろ、こんなに……」
ともかくベルトを緩め、インナー越しに状態を確かめようとしたその瞬間。
「ヒ! アッ……ハアァァーッ!!」
なんだ、コレは。
ジョウの背筋が、一気に限界まで引きつって――――つまり、エビぞりの状態になっていた。
それを一言でいえば、脊髄に電撃が走ったような感覚という奴だろうか。しかしジョウは、自分の身に何が起こったのか、理解するまでしばらくかかった。
ほんの少し触っただけでこんなにも敏感に反応するなんて、想像もしていなかった。
「うぉぉ……すっごくいやらしい匂いじゃないですか、ジョウさん」
気がつけば、恭平がジョウのパンツを膝まで下ろしていた。そこに鼻をつけて、染みこんだ愛液をしゃぶりながら、匂いを吸い込んでいる。
「なっ、何してるっ!?」
恭平はその言葉に応えない。
「うっわあ、こっちは、も、もっと凄そうじゃないですか」
「え!? まっ待て、まだ準備ヒグウッ!?」
恭平の指が無造作に、インナーを撫でた。ちょうどクリトリスがある位置だ。またしてもエビぞってしまうジョウ。
それにしても、こんなに敏感になるなんてあり得ない。メグのいたずらはもちろん、セイにしてやられた時でさえ、ここまで凄いことにはならなかった。
男のフェロモンって奴は、こんなにも強烈なのか?
「こ、こんなに濡らしといて、準備できてないなんて言わせませんよ」
そう言って、恭平は指についた粘液をジョウに見せつけた。親指と人差し指の間で、恭平の精液に負けないくらい丈夫そうな糸を引いている。鼻息もイノシシのように荒い。
もはや男の本能が、生来の気弱さに勝っているようだった。
356 :
6:04/09/20 03:30:40 ID:TZ5HO+uE
「クッ……分かったよ……そのグロいブツを、さっさと、ブ、ブチ込みやがれ!」
言葉は悪いが不安を隠しきれないジョウ。その声が思いのほか可愛らしい。
恭平の鼻息は、機関車級に高まった。
「そっそっそっ、それじゃ失礼しますっ!」
手早くインナーを取り去ると、恭平はジョウの秘所に肉棒をあてがった。
「アンッ!」
ジョウが声を上げる。それはその瞬間の刺激というより、この先に待ち受けるだろう新しい世界への、期待の声だ。
その余韻に、もう少し浸りたい。そんな気分だった。
だが恭平は、それにも構わずとにかく入れようとする。
「あっ……ま、待った! 少し、待ってくれ……」
「え、あ……うん……」
ジョウらしくない、不安を隠さない姿に、恭平も少しだけ正気に返った。
息を整える。ここから先はノンストップの超特急。始まったら最後、もう後戻りは出来ない。
そして時間が経過する。二人の息遣いだけが、空間を支配する。体は落ち着いてくるが、心は水面下で暴走し続けている。
普段の勇ましさからは想像もつかない、綺麗で可憐なジョウを汚してしまう背徳に。
いつもの頼りなさの奥に秘められた、逞しい恭平に身も心も捧げてしまいたい衝動に。
何十秒経ったのか、それとも数秒も過ぎていなかったのか。
二人の視線が、再び交錯した。
「い……行きます!」
「あぁ……来いっ!」
それを合図に、凶悪な肉の剣が、男を知らない柔らかな襞を切り裂いてゆく。
「ウアッ、アッ、グ、オ……ンンンッ!」
ゆっくりと、しかし容赦なく蹂躙されてゆく。その数ミリの侵攻のたびに、あまりのサイズの違いのために、強烈な痛みと快感が襲ってくる。
唇を噛んで耐えるジョウ。やがてそれも、完全にジョウの中に収まってしまう。
「アッ、アアッ、ハアッ……」
彼の熱がおなかの中に留まっているのを感じる。それがとても幸せに感じてしまう。
ジョウはこの瞬間、たしかに恭平を愛していた。
357 :
350:04/09/20 03:35:38 ID:TZ5HO+uE
すいません。なんだかグダグダ長くなってきてしまってます。
しかもちょっと恭平にムカついてます。自分で書いてるのに(苦笑
続きはまた。
イイね!
是非とも最後はなんといい仲で終わる事を期待したい。
359 :
7:04/09/20 15:55:26 ID:TZ5HO+uE
ゆっくりと動き始める恭平。強烈なフィードバック。
「ア、フアッ、ク、ングッ」
突進していた間も極上の柔らかさに燃えたぎったが、こうして引いている時には、くわえ込んだお宝を放すまいとする攻撃的な締め付けに翻弄される。
密かな自慢だった巨根さえ、そのうねりの中ではひどくちっぽけに感じる。頭とペニスとの距離が、とても遠く思える。いっそ全ての感覚をそこに託して、全身を包まれてしまいたい。
「はっ……初めて、だ、こんな、の……す、すげぇっ、よ、恭、平……」
吐息混じりに言葉を紡ぐ、ジョウの唇の、舌のなまめかしさ。
もっと欲しい、しっかりと味わいたい。
「ンッ」
何の前触れもなく口づけをする恭平。それなのに、ジョウは驚くことなく、すんなりと迎え入れた。説明できないが、何となく、それが予感できていた。
「ン、ンンッ……ンフッ」
濃厚なディープキス。ねっとりと舌が絡む。互いの口は塞がれ、鼻息だけが表現手段。
けれどそれも十秒足らず。もう腰が走り出したくて、うずうずしていた。もっと早めにキスし直すんだったと、ちょっとだけ後悔しながら、名残惜しく互いの唇に別れを告げる。
二人の間に、透き通った濃厚な糸が引かれる。それが一瞬、素敵にきらめいた。
「……フウッ!」
恭平が始動する。一気に半分ほども抜き差しする、大胆な前後運動。
「ハッ、ックウッ、ンッ、オッ、アアァッ!」
「ンクッ、ウォッ、ガアッ、ハ、ンフウゥ!」
その獣じみた叫び声は、ジョウのものであり、恭平のものでもあった。それがどちらの声なのか、もはや複雑に絡み合って判然としない。
しかしまもなく、恭平が吼えた。
「アッ、ウアアァッ! イクッ、イクよッ、ジョウさんッ!!」
「ン、なっ?、ま、待て、まだ、こっちは……!?」
「ア、イ、イッ、イク、イクウウゥゥ!!」
「ッ……」
ジョウのおなかの中に、ひどく熱いものが放たれる。恭平の精だ。間違いない。
けれど、このままじゃ染み渡っていかない。こんな、こんな中途半端に出されても、困る。
「よ、良かったよ、ジョウさん……」
こっちの気も知らず余韻に浸る恭平。
「……バカ」
「えっ?」
「バカ野郎! まだだ! お前一人だけ一仕事終わったような顔してんじゃねぇ!!」
360 :
350:04/09/21 03:54:34 ID:G4e6H/Ka
本日は勝手ながら、ヤボ用とMADLAXのため途中で休筆してました。
明日も約束は出来そうにないです、爆天最終回だし。
期待してた人スマソ。
もしかして1人だけかもって気がしてますがw
ここに期待している人がいます 後味のいい終結を期待してますので
読んでみたが雰囲気がこれまでのと違う。
ジョウの一方的なセックスじゃない・・・萌えるね!
完結を期待
なんだよ、この終わり方_| ̄|○
恥ずかしがってるジョウに惚れたよおっかさん・・・・
この後第二ラウンドっすかー!?(;゜□゜)
366 :
363:04/09/22 21:04:35 ID:nxMilf1Z
すまねぇ、この流れであのカキコは空気読めてなかった。
アニメの事なんでヨロシク_| ̄|○
367 :
8:04/09/23 00:40:51 ID:l5VTuckD
「えっ? ええっ!?」
ジョウは恭平の逸物を入れたまま、器用に態勢を入れ替えた。何をどうやったのか、あっという間に騎乗位になっていた。
「まだいけるな?」
「でっ、でももう2回も出し」
「い け る だ ろ!!?」
「はっはいぃ!」
脅されながら、膣の強力な筋肉にぎゅっと締め上げられる。もう何がなんだか分からない。
たまらず恭平も勃起を再開した。
「よし、それでいい……ンッ」
腰を沈めるジョウ。まだあふれ出る愛液と、既に空間を埋め尽くしている精液が混ざり合い、襞にからみつく。そこを巨大な雁首が通り過ぎて乱暴に攪拌されるたびに、襞の一つ一つが溶け出していくような錯覚に襲われる。
それに加えて、自分自身のペースであることも、感じ方をいやが応にも高めてくれる。
「オアッ、な、なんなんだ、これ……ウオッ、ふ、ふげぇ……ウハッ!」
早くもジョウの呂律が回らなくなり出した。
「うぎっ!! 痛い! 痛いよジョウさんっ!」
「うっ、うるはい、はまんひろ(がまんしろ)……オ、オオォッ!」
行き場のない白濁液を、余さず子宮へ押し込もうとするかのように、ジョウのピストンは激しさを増してゆく。
恭平はといえば、出し尽くした後の勃起による痺れるような痛みと、それでも襲ってくる究極の快感の板挟みで、必死に耐えていた。
が、若さゆえの回復力か、それとも規格外の名器のなせる技なのか、すぐに痛みは治まってゆく。
自分の痛みから解放され、ジョウを観察する余裕が生まれた。
「う、あ……きれい……きれいだよ……ジョウさん……」
肌は上気し、薄桃に染まっている。あの入れ墨までも綺麗な桜色に変化し、彩りを添える。
獣そのものの咆吼を放っているとは思えない、小さく可愛らしい唇も素敵だ。
けれど一番惹かれてしまうのは、その真っ直ぐな瞳。色香に染まり、悦楽に泳ぎながらも、なおも豹の輝きを失わない。
それに魅入られると、後ろめたい思いに囚われがちなセックスが、自然で崇高な営みなのだと思い知らされる。
ジョウの想いに答えるために、恭平は最後の力を振り絞った。
「ジョウさん、ジョウさん!!」
368 :
9:04/09/23 00:41:57 ID:l5VTuckD
「あっ、ああっ……恭平いぃ!」
恭平の手が太腿に触れる。掴むでも撫でるでもなく、激しい動きに振りほどかれない程度の力で、ただ添えられるのみ。
具体的なアクションはそれだけ。けれど、その手の平から伝わってくる熱さが、どんな愛撫にも負けない豊かな愛情を与えてくれた。
「いっ、一緒に……一緒にいこうっ、ジョウさんっ!!」
その言葉で、快楽に押し流されそうだったジョウの魂は、瞬時に燃えたぎった。
「あぁ、そのつもりだ! 連れてってやるぜ、天国にな!!」
ジョウの腰の律動がなおも速まり、ついに最高潮へと達しようとしている。
「ウオォ……オオオオォォォォォッ!!!」
二人が揃って、天を仰ぐ。
そして――――
静止。
その秘部が深く結合したまま、まるで稀代の芸術家による彫像のように。
呼吸さえも、時間さえも止まったような、長い長い一瞬。
まさに、絶頂。
「…………」
声もなく、崩れ落ちるように、身体を投げ出すジョウ。それを黙って受け止める恭平。
弛緩し始めた互いの肉体が、ゆっくりと離れる。その場で二人、横たわる。
「あ……ありがと……な……」
「いえ……僕こそ……」
手が触れた。
何もためらわず、自然と握りあっていた。
369 :
エピローグ:04/09/23 00:48:04 ID:l5VTuckD
「出来ましたよ! 今日のメニューは自信作なんです!」
恭平の料理が、所狭しとテーブルに並ぶ。
「待ってましたぁ!」
エイミーが飛びつく。メグが後に続いて取り合いになり、セイがなだめる。このあたりはいつもと変わらない。
だが、以前はメグの横で知らぬ間に黙々と食べ始めていたジョウが、恭平の手が空くまで待つようになった。
以前よりもワイルドな味付けになったが、その腕には格段に磨きがかかっていた。そこら辺のレストランにも負けていないと、セイは思う。しかし恭平は相変わらず、他の店で働くつもりはないのだという。
「どうです、ジョウさん?」
「ああ……悪くない」
「しっかり食べてしっかり仕事して、無事に帰ってきて下さいね! これからも僕、ジョウさんのために料理を作りますから!」
恭平が帰った後、珍しくジョウからセイに話しかけた。
「困った奴だろ、あいつ。もう主夫気分でいやがる」
「ジョウ……そうね、まだ子供が出来たと決まったわけでもないのに」
「出来ないだろうな。まともな身体じゃないからな」
「!」
確かに、セイはそれを知っていた。最初の契約の時、素性を聞かない代わりに綿密な身体能力テストをやっている。その時のメンタルチェックで判明したことだ。
しかし、本人には伝えなかったはずだ。
「あたしだって、他人とどこか違うってことくらい気づいてた。それで、潜りの医者に診させた。
生殖能力が遺伝的に弱いんだってな……きっと、闘うための力にされちまってるんだろうぜ」
「ジョウ、あなた……」
「けど、あいつは言ったんだ。あたしに産んでくれってな。だから、あたしも賭けてみる気になった。それ以上、何もいらない。違うか?」
ジョウの精悍な、曇りのない笑顔。セイは得心した。
「そうね……それで充分よね」
その自由さが眩しい、羨ましい――
セイは心から、そう思った。
「さて……行くか」
「ええ。気をつけてね、ジョウ。今度の仕事の相手はかなりの」
「後で聞く」
そしてトレーラーを出る間際、ジョウが振り返った。
「帰ってくるぜ……敵が何者だろうとな!」
370 :
350:04/09/23 02:01:23 ID:l5VTuckD
1時間と少し経過して落ち着いたところであとがき書こうかと思いましたが、
なんだかまだ興奮冷めやらぬ(自画自賛)みたいな感じなのです。
なので、これだけお返事。
>>363 まぁ誤爆だろうなーあれじゃ取り乱しても仕方ないよなーと思ってましたw
拙作が少しでもお口直しになればいいのですが。
キターーー(゚∀゚)ーーー!!!
恭平が男になってます。
アニメじゃなかなかいいところがなかったので、ええ話・・・こんなのを待ってました。
この二人は必ず幸せになってほしいものですよ。
本当にありがとうございました!
372 :
363:04/09/23 09:24:04 ID:nRByWGJW
>>350氏
口直しってか、むしろメインディッシュでつ(;´Д`)ハァハァ
アニメ終了直後の脊髄反射だったもんだから前後の文章考慮してなかったのですよ。
ワレながら情けナイ。
っで、御疲れさまでした。 ええモン拝ませていただきました_| ̄|○
次回作を期待しつつ名無しへ・・・
小説だとコックはかなりの漢だしな
これからも続くのか知らんが、続くならあのテンションも継続して欲しい
374 :
350:04/09/25 14:38:12 ID:p9n0zCEo
皆様、ご感想ありがとございました。
恭平が思いのほか好評で何よりです。
ジョウに食われないように、やむなく原作に対する忠実度を下げた
ってのが本音なんですけどね。
「これからも頑張る」といいたいところですが、こんなものでも最高にやりたいと思ったシチュに
精魂込めた代物なので、こういうまとまった形では最初で最後になる可能性もあります。
ともかく、あの最終回の消化不良を何とかしないことには……。
誰か良作つくってくれたりしないかなー。
もっとも、面白そうなリクエストさえあれば小ネタはやってくかもですけどね。
想像力を刺激するやつくださひ。
最後に訂正。
本編にはあまり影響しない部分ですが、エピローグに誤記がありました。
「メンタルチェック」 → 「メディカルチェック」
どーやったら精神鑑定で不妊体質が分かるんだよw
375 :
350:04/09/26 01:40:15 ID:3jfRdbiO
早速ですが小ネタ行きマース。
マリオのリクがあったので。
「な、なんで僕が捕まえられなきゃいけないんですか!」
「かすかだけど、いいニオイがするからだ。どこから発している?」
拘束した恭平の体臭を、鼻をこすりつけるようにして嗅いでいる、正体不明の少女。
「うわっ、や、やめて下さい! 恥ずかしいですよっ!」
「この行為は恥ずかしいことなのか? 理解できない」
感性がずれているこの雰囲気、どこかジョウに似ていた。
「ここか。もっとよく嗅ぎたい」
「えっ、ちょっと、そこは……って待ってよ! 脱がさないで!」
少女は何のためらいもなく、恭平のズボンとパンツをまとめて下ろした。
そして、茂みの中に鼻を突っ込む。
「わわっ!?」
「ああ、やっぱりこのニオイだ!」
目を生き生き輝かせながら、少女は嬉しそうに叫んだ。
そして恭平を見上げる。
「そうか、おまえはジョウのモノなんだな。ならば、私もおまえが好きに……なっ!?」
一瞬にして鋭い目つきになる少女。
「殺気をまったく感じなかった……さすがジョウのモノね、この状態で銃を突きつけるなんて」
銃? そんな物、恭平は持っていない。
だが確かに、その少女の意識は、喉元を警戒している。
「ここは一旦引く。ジョウに伝えなさい。マリオが会いたがっているって」
驚くほどの身のこなしで、少女はその場から消えた。
後に残された恭平は、少女の一連の行動に唖然とし、そして……不覚にもギンギンになった股間の始末に困っていた。
「誰かほどいて欲しい……けど、見られたくないよ、こんな格好」
結局、後でメグに散々からかわれる羽目になったわけだが。
376 :
名無しさん@ピンキー:04/09/26 02:10:48 ID:uIhgpkbb
これは続くのか?
もしそうなら、ぜんぶ書き終わってからまとめて投下してくれ。
377 :
350:04/09/26 02:28:50 ID:3jfRdbiO
続きません、ごめん。
発展性なしって奴です。次からは明記しときます。
むしろ誰か続けて。
378 :
名無しさん@ピンキー:04/09/28 02:28:46 ID:Af7Ss5pu
ほし
ま、気にせずにドンドンいこうー!
380 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 17:01:44 ID:XzvAKg8C
エイミーがデュアルショックを股間に当てていました。兄もショックです。
テレビには、終始無抵抗で殴り続けられる平八が映し出されています。
妹と目が合いました。まずパンツを穿いてください。見つかりませんか。
脚に引っ掛けたままなのを忘れるほど動揺しているんですね。
床に投げ出されたコントローラーが、なおも続く振動でヴヴと鳴き蠢いています。
笑ってごまかしたって駄目です。しかし鉄拳3を選んだセンスは評価したい。
いま平八がKOされました。妹の痴態に兄も一発KOです。
直球のメグ×ジョウきぼんぬ
仁野レオ「おっ、おジョウちゃん。じつは恭平とはどこまでススんでるんだ?
ここだけの話。まだコクられてないのか?処女か?
あの世代の男はよ、頭の中はみんな一緒だぜ。
毎晩「ジョウっ」て懸命にしごいてるぞ。
まわりの男、夜な夜なジョウちゃんをオナペットにしてる奴らで一杯じゃねえの?
さいきん、顔が綺麗になってきたからな。
きつい瞳が色っぽくなってたまらん。
うーん。17才の娘にもなると、ジョウもすみに置けないぜ・・・(腕組み」
ジョウ「そ、そんな話に興味ない。あたしは」
レオ「んー?やっぱ意識したか?顔が赤くなってるぞ」
メグ「ちよっとおっ!何を物陰で吹き込んでるのよ、ここセクハラ親父!」
レオ「オー怖い。さて退散するか」
ジョウ「メグ」
メグ「なに?」
ジョウ「オ、オナペットってなんだ?教えてくれ」
メグ「あたしが知るわけないでしょっ」
ジョウ「・・・わかった。こんど恭平本人に聞いてみよう」
383 :
名無しさん@ピンキー:04/10/04 23:27:45 ID:E5UbckS0
保守
ここの恭平×ジョウを読ませてもらいました。
照れていたり初々しいジョウがとても新鮮でしたよ。
この話の続編があるのなら読んでみたいです。
次の投下を楽しみにしてます。
別バージョンの恭平とジョウの小説投下されないかな?
いつもは彼女らに振り回されてばかりの恭平だが、
エッチの時には彼が圧倒的に優位な立場にいる…という話が投稿されんかな?
案外、セイとエイミーは人気ないんだね。
セイの筆おろしキボンヌとか、水着の回では大人気だったけど。
恭平とジョウのラブものをもう一丁キボン!
「ねーぇ、ジョウ」
「・・なんだ」
「ジョウって・・その、ああいうこと、とかしたことあるの?」
「・・・・? ・・もう少し具体的に頼む」
「だ、だからっ、ほら、あれよ、あれ、男の子と女の子の・・・・わかんない?」
「・・・・すまん」
「いや、別に謝んなくてもいーんだけど・・・・ん、その・・・・」
「・・どうした? 今日のお前はおかしいぞ」
「お、おかしいって、失礼ね、て、照れてるのよっ」
「・・・・わからん。用件を言え」
「・・・・その、えっと・・あーっと・・・・・・ちゅう、してみない?」
「・・ちゅう? 何故だ」
「何故って・・・・そんな真顔で聞かれても・・・・」
「・・・・いいぞ」
「ほ、ほんとにっ?」
「・・ああ、構わん」
「・・じ、じゃあ・・・・するよ・・・・?」
「・・ああ、いいぞ」
「・・・・・・ジョウ・・目、つむってよ」
「・・分かった」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・? ・・どうした、しないのか」
「す、するわよ、心の準備してんの!」
「・・・・そうか」
「・・じゃあ、いくよ」
「・・・・ああ」
・・・・・・セリフだけだと駄目だな。
390 :
389:04/10/08 06:46:21 ID:CThdxK3W
>>350の続き
「・・・・・・・・・・・・」
勇気を振り絞った恭平の言葉に、しかしジョウの反応は醒めたものだった。
「・・え、えーっと・・」
むしろ爆弾発言をした恭平の方が、気まずさに負けてその場しのぎの声を出してしまう。
ジョウはそんな恭平を、相変わらずの醒めた、それでいて鋭さの溢れる目で睨んでいる。
「・・・・ご、ごめんなさい!」
沈黙の重みに負けたのは当然だが恭平だった。
垂れ流しになっているホラービデオの音声のおかげで静寂にはなっていないが、おどろおどろしい
BGMや絶叫に近い悲鳴は、部屋の空気を確実に圧迫していた。
「・・・・お前、結局、何しに来たんだ」
「・・・・えっ!? だ、だから、その・・・・」
慌てふためく恭平を、ジョウの白けた視線が襲う。
(な、何って、たった今、言ったじゃないかっ! い、いや待て、ジョウさんのことだ、もしかしたら
子供を産むということが分かってないのかも、いやいや、いくらジョウさんでもそれは・・・・)
「・・・・おい」
「は、はいっ!」
「早く出て行け。邪魔だ」
「・・そ、それが」
一刻も早くこの場を立ち去りたいのは、既に恭平の願いでもあった。
しかし、と恭平は振り返って、立ちはだかる扉を見やる。
391 :
389:04/10/08 06:46:44 ID:CThdxK3W
「・・それが、勝手にロックされちゃったみたいで、開かないんだ・・」
恭平の弱気の発言に、ジョウは舌を鳴らして立ち上がる。
元来の臆病者の習性が働いて恭平は反射的に身を引いたが、ジョウは気にする様子もなく、
恭平を通り越して扉のノブを弄っている。
「・・開かんぞ」
(だから言ったじゃないか!)
ジョウが振り向いた瞬間、恭平は死を覚悟するほどの恐怖を味わったが、当のジョウは
なんでもないことのように部屋の中心まで戻ると、髪を乱暴に掻き毟った。
「・・・・え、えと、僕はどうすれば・・・・」
「あ?」
「いえ! なんでもありません!」
「好きにしろ」
「・・・・・・は?」
「いつか誰かが開けるだろ」
「・・・・・・・・・・・・」
そう言うと、ジョウは思うところもなく服を脱ぎ始めた。恭平は慌てて扉と向き合う。
程なくして、バスルームを使用している音が聞こえて、恭平は部屋の方を向く。
そして唐突に、天啓がひらめくかのように、一つの真実と向き合った。
「・・・・それって」
ごくり、と恭平の喉が鳴る。
(・・・・扉が開くまで、この部屋にいてもいいってこと・・だよね・・?)
恭平は、数多くの不運の連続を思い出し、その想い出の悉くが幸福へと転ずるのを
感じて、目に涙すら浮かべた。
うーわ、なげー。しかもエロねー。すんませんでした。
392 :
389:04/10/08 07:15:42 ID:2v8g5JLL
う〜ん、投下してくれたのはうれしいがこのままじゃ不完全燃焼だ。
だれか完全燃焼に繋いでいってくれる事を強く望むよ。
394 :
389:04/10/08 07:44:39 ID:elk11ItV
任せろ。
「・・・・・・ふ、ぅ」
恭平の口が離れると、ジョウはいつもとは違った甘い吐息を漏らした。
「・・・・・・・・ジョウさん」
ベッドの上で折り重なっている二人は見つめあい、上になっている
恭平がもう一度、ジョウの唇に自分の唇を重ねる。ジョウは初めての経験に
戸惑い、為すがままになっている。それを感じて、恭平は恐る恐る舌を伸ばした。
「・・・・・・・・・・」
恭平の舌がジョウの唇の割れ目に触れ、その感触を味わう余裕もなく、
恭平は舌を押し入れる。恭平の舌はジョウの唇にすんなりと入っていき、恭平が
舌を遊ばせると、ジョウも同じように舌を遊ばせた。
二人の舌が絡み合い、触れ合い、唾液の交換が為されていることにお互い気付いた。
恭平の鼻の横を、ジョウの漏れる鼻息が撫でる。それはくすぐるような快感で、
恭平は自分の鼓動が途方もなく高鳴っていくのを感じていた。
「なーんてなことになってるに違いないわっ」
「? エイミー、まだ起きてるの?」
「あ、セイ、もう寝るから」
「? そう。私はシャワー浴びてから寝るわ」
「うん、分かったぁ」
セイを見送ったエイミーは、ジョウの部屋に仕込んである隠しカメラから
得ている映像をパソコン画面で眺めるための操作をしながら、
にひひひひ、と子供らしからぬ嫌らしい笑い声を出した。
やばい、そろそろ時間だ、
>>350氏、ほんとにすいませんでした。
いいかげんジョウとメグの純粋なるレズをキボンしたいんだが。
このアニメ爆裂天使っつーか爆レズ天使だろ?
ここの最初にお好み次第でどうぞって書いてあんだけどさぁ・・・。
恭平とジョウ、なんかイイ!
いい感じで終わっているものの
>>369の続きというか
後日談みたいなのが見たい。子供できるといいな。
>>396 395の書き方も乱暴で拙いけど、ようは
>>397みたいな「恭平×ジョウ」クレクレ厨
があまりにも多いからウザイってことじゃない?
はたから見てると、クレクレする位なら自分でさっさと書け、と思うし。
>>398 難しいところだけど、書いてる方からすると多少騒がれるくらいが嬉しい。
しばらく静かだったのでなおさら。
そりゃもちろん、書いてくれた方がいいんだけど。
で、
>>398はどれの作者?
401 :
名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:05:25 ID:BUQSaIuk
ほしゅ
402 :
名無しさん@ピンキー:04/10/13 20:41:59 ID:7CvK5+0x
ほしゅ
ほしゅ
403 :
名無しさん@ピンキー:04/10/17 05:57:46 ID:b6MM2tpJ
ほしゅ
ほしゅ
ほしゅ
エイミーもの欲しいな
「・・う・・あ・・」
両手を鎖で繋がれたジョウが小さく呻くと、ジョウの頬に舌を滑らせていたセイは薄い笑みを浮かべた。
「・・・・やめろ、セイ・・」
両足も繋がれているために、ジョウが自由に動かせるのは頭ぐらいしかない。ジョウは頭を引いてセイを睨み、張りのある声を放った。
しかしセイは、自分の唾液で濡れているジョウの頬を撫でて、酷薄さしか感じられない笑みを浮かべる。
「駄目よ、ジョウ。やめるわけにはいかないの」
そう言って、セイの手がジョウの胸に触れる。
ジョウはいつもの服を着ていたが、肌に張り付くようなその服はセイの手の温かみを敏感に伝えるのか、唇を噛み締めて顔を顰めた。
セイの手は、ジョウを弄ぶように僅かな膨らみを撫で、もう片方の手はジョウの頬をさすっている。
「・・・・よせ・・・・・・」
ジョウの口からか細い声が上がるが、それはセイの笑みを増長させるものでしかない。
セイの指が、膨らみの中央に浮いている突起を撫でると、ジョウの瞳が微かに揺らいだ。
「可愛い反応するのね」
ジョウの口が、セイの口によって塞がれる。
必死に抵抗しようとしているジョウを笑うように、鎖は耳障りな音を響かせた。セイは唾液でも送ろうとしているのか、口の中をもごもごと動かしている。
長い口付けが終わって微笑むセイの唇と、怒りを窺わせる表情とは裏腹に目を潤ませているジョウの唇を、唾液の糸が繋いだ。
「・・・・何故、こんなことを・・」
ジョウの問い掛けに、セイが溜息を吐く。
「ジョウ、あなたのせいで、私がどれだけ迷惑を被っているか、知らないでしょうね」
言うことはそれだけとばかりに、セイは再びジョウの唇を塞ぐ。
ジョウの喉が不規則に動いた。微かだが、ジョウの目の下に朱が差している。
口を離したセイは、細長い指をジョウの体に這わせながら下ろしていき、手を股の間に差し込んだ。
それだけで何か感じるものがあったのか、ジョウは息を呑んで、セイを睨みつける。
「駄目よ、そんな顔をしても。それに──」
セイが指を立てて手を細かく動かすと、ジョウは顔を俯けて体を震わせ、食い縛った唇の端から咳のような吐息を漏らす。
それを面白がるように、セイは体を屈めてジョウの顔を覗き込み、そして手を細かく、激しく動かし、ジョウの敏感なところを擦り上げる。
「・・っ! ・・やめ、ろ・・・・!」
ジョウの口から漏れる言葉は、セイを楽しめるためのものでしかない。
セイはジョウの露出している首に舌を這わせ、左手でジョウの脇腹をさすりながら、右手でジョウの股間を擦り続ける。
その行為は時間が経つにつれ、ジョウの肌を赤く染めていき、漏れる吐息を熱っぽいものにしていき、股間から水っぽい音をさせるようにしていく。
「・・・・っ、よ・・! ・・せ・・・・! ・・・・セイ・・!」
ジョウの肩の辺りが大きく震えて、唇から唾液が落ちていく。
「・・イクのね。いいわ、ジョウ。イッても」
セイが囁き、程なくすると──ジョウは全身を大きく震わせて、口の中から吐息の塊を吐き出すように、大きく息をした。
ジョウの股間を隠している布地は、そこだけ色を変えていて、セイの指まで濡らしている。
「ちょっと待ってて」
喘ぐジョウの頬に唇を寄せたセイは、ジョウから離れ、その部屋の端の台に置いてあるバイブを手にして、再びジョウのもとに戻る。
セイの白い手には似合わない、黒くて太い、ごつごつとしたバイブを、セイはこれ見よがしにジョウの顔の前で振る。
「お仕置きだから、気持ちいいだけじゃ駄目なのよ」
そう言って、セイはジョウの頬にバイブの先端を押し付ける。
汗の浮くジョウの頬が、無骨なそれによって窪む。ジョウは悔しそうに歯を食い縛り、セイを睨む。
だけどセイは、全く意に介さず、バイブを下げていく。ジョウの首や胸、お腹を撫でていた先端が、濡れているそこに触れると、ジョウは体を震わせた。
セイはジョウの股間を隠している部分を脇にずらし、露になったそこにゆっくりとバイブを入れる。
先端が入っただけでジョウの体は大きく震えたけど、セイは止めることなく、ゆっくりと入れていき、奥まで差し込んだ。
「・・・・う・・! ・・っ・・・・!」
喘ぐジョウを笑って、セイは脇にずらしていた布地をもとのように直す。そうすると、バイブが抜け落ちないように固定された。
すっかり赤く染まったジョウの頬に唇を走らせながら、セイはあっさりと、バイブのスイッチを入れる。
「・・ぅ・・・・! く、ぁ・・!」
ジョウの口から声が漏れて、バイブの振動音を打ち消す。
セイはそんなジョウの髪を撫でて、溜息を吐くように言った。
「しばらく、そうしてなさい」
体中に汗を浮かせて喘ぐジョウを置いて、セイは部屋を出て行く。
一人になったジョウは、だけどどうすることもできないで、ただ悶えている。
わたしは──わたしは設置している隠しカメラから得ているその映像をモニターに出して、それを見ながら、一人、ベッドの中で熱い息を吐いた。
ほしゅ
ほしゅ
なんか不完全燃焼っぽいからできれば完結を希望。
411 :
名無しさん@ピンキー:04/10/25 20:37:33 ID:1x727ggf
ジョウに「この変態野郎!」とか「こいつキモい!」とか言われながら
ハァハァしたいなエヘヘヘ
コックが絶倫な話ってないかな?
413 :
名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:16:24 ID:oBcXu1kG
エイミーとぷよぷよやってたら
俺が勝ちすぎてエイミーすねちゃったよ
可愛いよエイミー
414 :
夢オチ:04/10/31 03:38:21 ID:iVl9F0FU
セイ「あら、どうしたのエイミー? やけに機嫌が悪いじゃない」
エイミー「悪くなんかないよぅ! ネット対戦で負けてバカにされたからって
怒ってるわけじゃないからね!」
セイ「ふふっ、そんなこと? ネット世界では大人顔負けだけど、やっぱりあなたも
まだまだ子供なのね」
エイミー「こ、子供じゃないもん!! セイ姉までバカにするの!?
いいよ……だったら、エイミーが大人だってところ、見せてあげる」
セイ「ごめんなさい、気を悪くしたなら謝……え? ちょっとエイミー、
いきなり私の胸を掴むなんて、何を……んあっ!?」
エイミー「どう? 気持ちいいでしょ、セイ姉」
セイ「ど、どこで、そんなこと……あっ……憶えてきた、のよ……?」
エイミー「ひひひっ。ネットの海は広大なんだよ。
セイ姉こそ、どうしてこんなにエッチな体なの?」
セイ「え、エッチなんかじゃ、ないわ……んんっ!」
エイミー「えー? おっぱいだけでこんなに感じてるよぉ? それに恭平お兄ちゃんの
夜のバイトも、回数が多くなってきてるし」
セイ「! 何故知ってるの? ジョウ達にも話してないのに……
盗聴してたのね……」
エイミー「残念でしたぁ。みんなの居場所はいつでも追ってるんだよ?
それとお金の使い道が分かれば、答えは簡単だよぅ。
ほんとにヨッキュウフマンなんだね、セイ姉♥」
セイ「そっ、そんなこと……あっ!? あはあっ!?」
エイミー「あれぇ? なんでこんなにパンツが濡れてるの? おもらししちゃった?」
セイ「ち、違っ……いひいっ! そ、そこは……ひああぁぁぁっ!!」
エイミー「すっごい感じてるんだね、セイ姉。エイミーも嬉しいよぉ♥」
◇ ◇ ◇ ◇
エイミー「いひひひ……セイ姉……Zzz……」
セイ「あらあら、またコンソールの前で寝ちゃって。風邪ひくわよ」
エイミー「もっと……おっぱい……おいしい……」
セイ「フフッ、可愛らしいわね。幼い頃の夢でも見てるのかしら?」
415 :
名無しさん@ピンキー:04/10/31 05:16:06 ID:oBcXu1kG
エイミーを襲ったら抵抗されて顔面と腹におもいっきりパンチくらった
けど、無理やり入れたら最後には無抵抗になってくれた
(匿名18歳・職業コック見習い・東京都)
416 :
名無しさん@ピンキー:04/10/31 16:24:19 ID:ULeI5yTn
ジョウを襲ったら……
瞬殺された後、二丁拳銃で肉片に……
(匿名18歳・職業コック見習い・東京都)
417 :
名無しさん@ピンキー:04/10/31 17:36:45 ID:oBcXu1kG
あたしは11歳で処女すてた。勝ち組み。
メグ姉とセイ姉はずーっと年増なのに、まだ未通だって。負け組みだよキャハハ。
はじめての男?
食事係のバイトさえ失敗したロリコン社会落伍者のことなんてどーでもいいです。あはっ。
(匿名11歳・職業プログラマー・東京都)
418 :
名無しさん@ピンキー:04/11/03 15:44:15 ID:KOi7zmCH
恭平はいつもは軟弱な奴だがセックスの時は別人だ。
この時だけはこっちはされるがままだ・・・。
アレもデカイしテクもある、オマケに絶倫だからな。
(匿名17歳・ガンマン・東京都)
419 :
名無しさん@ピンキー:04/11/06 23:21:01 ID:5MHOT869
メグは処女なのかな?
レズだから処女率は高い
レズはいいねぇ
でもやはりメグ×ジョウがほしい
同意
423 :
名無しさん@ピンキー:04/11/13 01:33:49 ID:0KSMOfQ9
ほしゅ
424 :
名無しさん@ピンキー:04/11/14 13:24:59 ID:2PwzvtYC
ほしゅ
改めて見返してみるとやっぱりメグって完全真性レズなんだなぁと実感したよ
誰か純粋なジョウ×メグ書いてくれる神はいないのか?
426 :
名無しさん@ピンキー:04/11/16 18:50:28 ID:GdQOnssS
ほしゅ
・・・・・
428 :
名無しさん@ピンキー:04/11/22 19:19:24 ID:53QEIR0l
寒いな
漫画版はかなり百合だが露骨に表現してないところが逆にエロい
OVAにジョウメグを期待。
メグは攻めだと
メグは迫り受けだ
きっと
ここって保守は何日おきでいいの?
10日ぐらい平気?
話のネタがほしい・・・良いのを教えてくれたらそれで一つ書けそうなのだが。
マリオ絡みで書いてほし
つ[ジョーをふたなりで]
たまには純粋にふたなりなしでレズがいい
しかしジョーが積極的になるのは思いつかん。
どう考えてもジョーが受けだよな。
ふたなりなしでメグ×ジョウがイイ
バイト先のトイ○らスにメグのフィギュア入ってた…
hosyu
\\ ビ \\ \ \\\ \\ \ \
\\ \\ ュ ウ \\ \ \\
\\ \\ \\ \ ウ \\\ \\
\\\ \\ \∧_∧ ウ \\ \
\\ \\ (´∀` ∧∧ ゥ\ \\
\ \ ( (゚Д゚ ) \\ \\ゥ\\
\ \\ \| | | ヽ \\ ゥ
\\ \ \\ (_(_UU( )〜′ \\ \\
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\ \ \ / Y \ ∨ |  ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ
\\ \\ | | | \ ヽ
たとえネタがなくて人が来なくても、今はただ耐えるのだ
保守
耐えるのだ!
三ヶ月経ち復活したスレもあった!
でもその復活したスレって定期的に出る某ゲームのスレで・・・
丁度発売された頃だから・・・
でも爆裂天使は・・・
せめてケーブルで再放送キボン
続編でないものか・・
ほしゅ
ほしゅほっしゅ
h
450 :
名無しさん@ピンキー:05/02/09 12:06:53 ID:6ayL58Mz
ほしゅ
451 :
名無しさん@ピンキー:05/02/18 03:52:44 ID:FfvTyRAr
\\ ビ \\ \ \\\ \\ \ \
\\ \\ ュ ウ \\ \ \\
\\ \\ \\ \ ウ \\\ \\
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\ \ ( (゚Д゚ ) \\ \\ゥ\\
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\ \ \ / Y \ ∨ |  ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ
\\ \\ | | | \ ヽ
たとえネタがなくて人が来なくても、今はただ耐えるのだ
何かきっかけさえあれば・・・。
WFにジョウのコスプレかわいこちゃんがいたよ
454 :
名無しさん@ピンキー:05/02/22 02:31:30 ID:4k/hUl87
鬼ノ仁の同人誌を買ったけど良かったよ。
やはりメグの身体はエロエロだと再確認。百発は抜けそうだ。
爆天は漫画版の方が萌えると思うのだがどうだろうか・・・
456 :
名無しさん@ピンキー:05/03/09 12:17:26 ID:3BBDUT86
\\ ビ \\ \ \\\ \\ \ \
\\ \\ ュ ウ \\ \ \\
\\ \\ \\ \ ウ \\\ \\
\\\ \\ \∧_∧ ウ \\ \
\\ \\ (´∀` ∧∧ ゥ\ \\
\ \ ( (゚Д゚ ) \\ \\ゥ\\
\ \\ \| | | ヽ \\ ゥ
\\ \ \\ (_(_UU( )〜′ \\ \\
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\ \ \ / Y \ ∨ |  ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ
\\ \\ | | | \ ヽ
たとえネタがなくて人が来なくても、今はただ耐えるのだ
457 :
名無しさん@ピンキー:05/03/10 19:11:27 ID:3OYBE5Ri
>>455 禿同。というか、漫画版は萌えを狙ってるな。明らかに。
小説版は何気にコックとメグの絡みが良い。
後コックが相変わらず絶賛燃えキャラ中。
459 :
名無しさん@ピンキー:05/03/14 22:49:55 ID:iJ9fvGve
ほしゅ
漫画版は、メグの胸のボリュームが落ちてるのがやや不満……てか、もうちょっと上手い作家に(ry
ただし、緊縛されたセイには萌えますた。次はもっとエスカレートした縛りを希望します( '-')ノ
ほしゅ
462 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 04:34:24 ID:lLBGnJEr
さて
ほしゅ
,,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
"'''''''"
465 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 22:23:47 ID:hdA35PSz
ほしゅ
「うぁ…涼しい……」
あたしはお風呂から出ると同時にリビングにあるクーラーの前に陣取って、冷機のシャワー
を浴びた。
季節は8月初頭
日中気温38℃。
湿度90%
あたしはそんな猛暑の中、一仕事終えて帰って来た所だった。
いつもならジョウと一緒だけど、ジョウは他の仕事にセイと向かたんで、久し振りの
単独行動になった。
いっつもジョウのサポート役ばかりだったんで腕が鈍ってて、流石に疲れた。
それなのに、そんなあたしの苦労も知らずに先ほどからエイミーが喧しく文句を
垂れ流してる。
「メグ姉ー。そこに居ると冷房効きづらいから、どいてよ」
って、さっきからずっとこの調子だ。
たかだか、数分しかクーラーの前に居ないってーの。
「もう、エイミーうるさい。あたしはね、この炎天下の中外で仕事してたの。これ位の
権利は認められて当然よ」
「えー、あたしだって仕事してたもんー」
「あんたはここで涼しみながら、ゴロゴロしてただけでしょ」
「そんな事ないもん。波動砲使ってたから暑かったんだよー」
波動砲って言うのは、大昔にイトウとか言う人が名付けた大量に電力消費するスパコンの
総称だ。
使う時には兎角注意が必要で、全ての電力はそれだけの為に回す。
一切他に回す供給電力なんて無く、勿論クーラーも使用中止になる。
一応、セイが緊急の為に用意した物だけど、余程の事がない限り使うつもりがないのか
今の所、セイがそれを起動させた事はない。
「あんたね、ウソ言ってんじゃないわよ…」
「う、うそじゃないよー」
「どうせ、ジュースとお菓子食べながらゴロゴロやってたんでしょ」
「そ、そんな事してないしてないー」
エイミーはあくまでも、自分も暑い中頑張ってたと主張するみたいだ。
その割にはテーブルの上に置いてある茶請け用の深底のボールは空っぽだ。
確か朝出かける時には、スイスロールやマドレーヌが山盛りにあった筈…。
この子は本当にもぅ……。
あたしは言い合いするのもバカらしくなったので、クーラーの前からどいてソファーに
腰掛けた。
「はいはい。エイミーちゃんもお仕事頑張ってたんだね」
「そうだよー。メグ姉だけ暑い思いをしてたんじゃないんだよ」
「その割にはあたしが帰って来た時には、キンキンにこの部屋は冷えていたけどね…」
「そ、それは、お仕事が終わった後、直ぐにクーラー入れたからだよ…」
あたしはソファーを立ち上がると、エイミーの言い訳に適当に相槌しながら冷蔵庫を空けて
ミネラルウォーターを取り出した。
「へー…ー、それなら涼しくなってるのも頷けるわね…」
冷蔵庫の中にあったジュースが1/3は無くなっている。
そうですか。左様で御座いますか。
あたしはリビングに戻ると、エイミーの脇に座った。
「へ?な、何、メグ姉…」
「あたしと、同じように頑張ってたエイミーちゃんを労ってあげようかなって」
ニコニコと笑顔を作るとエイミーを膝の上に座らせた。
「い、いいよメグ姉。それに、何か怖いし…」
うーん、エイミーの感は鋭いみたいだけど、膝の上に乗せてしまえばこっちのもんだ。
エイミーの身体は冷房ですっかり冷えていて、あたしからすれば冷たいと感じるほどだ。
「ふーん、よくもこの身体でそう言う事言えるわね」
「な、何の事?」
「身体が冷えきってるって言ってんの!」
あたしはエイミー身体を抱き寄せると、ぎゅっと抱きしめてやった。
「あうっ…。メグ姉ぇ、ちょ、ちょっとやめて…」
エイミーの声に少し何時もと違う声音が混じる。
「どうしたのよ?」
「え、何でもないけど、恥ずかしいから離して」
「いいじゃない、別にこうしてても」
「あ、えっとでも…」
エイミーの言葉は歯切れが悪い。多分お菓子の食べ過ぎとジュースの飲み過ぎで、抱きしめ
られるとお腹が苦しいのかもしれない。
あたしは、エイミーのそんな反応が可愛いのと可笑しいのとで、益々ぎゅっとしてあげた。
「エイミーも外へ出て、汗流したりしないとクーラー病になっちゃうんだから」
「ん、うん…」
「ジュースも控えないと、最近飲みすぎだよ」
「……あぅ…ン……」
「ちょっと、エイミー聞いてるの?」
「だ、だめ。メグ姉。トイレ行きたい…」
どうやらあたしが抱きしめた事でお腹が圧迫されて、おしっこがしたくなってたみたいだ。
あたしは慌ててエイミーを離してあげようとしたけど、でも、これはエイミーにお仕置き
する機会かもしれない。
そう考え直したあたしはエイミーをしっかりと膝の上に座らせ、左手でエイミーの左手を
握り右手でお腹を優しくさすってあげた。
「だっダメだよぅ。メグ姉ぇ…」
「あんたは少し、目上の人間に対しての敬意の払い方を学ぶ必要があるのよ」
「後で、後でちゃんと聞くから離してよぉ。メグ姉ぇ」
エイミーはあたしの膝の上でわたわたと暴れるが、そんな程度で逃げられるほどこのメグ様
も腕が鈍ってる訳じゃない。
「……や、やだぁ…メグ姉ぇ…許して…」
ごくん。
半泣きになったエイミーが、あたしの名前を呼びながら許しを請う。
どうしよう。何かに目覚めちゃいそう…
あたしは自分でもどうかしてると思ったけど、エイミーのお腹をさすっていた手を下へと
ずらして行った。
「…うぅ、メグ姉の変態……」
エイミーの反抗をスルーして、あたしの右手は下着へと到着した。
そしてそのまま中へと侵入する。
エイミーのそこはまだ毛も生えてなく、すべすべとした感触でとても気持ち良かった。
「エイミーはまだ生えてないんだ」
本音がぽろっと漏れるが、エイミーはそれ以上のモノが洩れそうでそれどころでは無い
みたい。
もう、声も出せずにぎゅっと目を瞑って必死に我慢している。
本当はこれが限界なので開放してあげないと大変な事になっちゃうんだけど、あたしは
右手の行動を自分でも抑えられないでいた。
つっー
右手がエイミーのクレバスを捉えた。ぴったりと閉じていて指の感覚でも入り口の狭さが
十二分にわかる。
つんつん
いたづら心は、まだ収まってくれない。
右手の人差し指と薬指で入り口付近を触れるか触れないか位で、そっといじってあげる。
中指は女の子の特に子供の頃なら誰でも一番気持ちいいクリトリスに宛がう。
「……メッ、メグッ…ね…姉…」
そっと触れて離れて触れて。クリトリスはそんな風にチマチマと攻め上げる。
「……ん…っ……ハァ……くぅ………」
エイミーはおしっこどころじゃなくて、他の事も我慢し始めたみたいで、苦しげな息を繰り
返しながら両手で顔を覆って俯いてしまった。
あたしはそんなエイミーを傍目に、まだ彼女自身ですら開ききった事の無いクレバスを
人差し指と薬指で広げ、中指をちょっとだけ忍ばせてみた。
「……はぅっ……メ…グ姉……」
中はちょっとばかり湿り気を帯びている程度で、まだまだ濡れ居ているとは言えない。
やっぱりまだまだエイミーは子供かな。なんてあたしは考えて最後に中指でエイミーの
クレバス内で今一番触れてはいけない所をあたしはピンポイントでノックしてあげた。
――――尿道だ。
「いやぁ……ダメェ………!!!!」
最後のあたしの悪戯がエイミーの最後の砦を崩したようで、エイミーのクレバスから
おしっこ溢れてきた。
「ダメ……ダメ……やだぁ……やだよー。エイミーおしっこ洩らしちゃったよぅー」
しゃー
凄い音と共に、雫が零れ落ちる。
あたしは素早く右手でエイミーの下着を脇にずらすと、左手でテーブルの上にあった茶請け
を使いエイミーのおしっこを受け止めてあげた。
あとで、この茶請けは捨てよう。
ショロロ〜
勢いづいたエイミーのおしっこはまだまだ止まらない。
こりゃ随分とジュースを飲んでいたんだろう。
「……うっうっ……エイミー、お洩らししちゃった……ぐすん……」
エイミーはおしっこを洩らしてしまった事が恥ずかしくて仕方ないらしく、ぐすぐすと
鼻を鳴らして泣いている。
「ジュースばっかり飲んで、外で汗流さないからこんな事になるんだよ」
「……ぐす…メグ姉ごめんなさい…」
全く持ってあたしが悪いだけなんだけど、エイミーは混乱してるらしく素直に謝ってくる。
よしよし。
ちょろろ……
エイミーの尿意も収まったらしく、おしっこも止まりそうだ。
あやうく、茶請けを溢れさせてしまう所だった。お子様の膀胱もバカに出来ない。
あたしはエイミーのおしっこが終わったのを確認すると、茶請けをテーブルに置いて、
変わりにティッシュを数枚取った。
「……え、メグ姉?」
「イイから、イイから」
「え、だって恥ずかしいよぅ」
顔を真っ赤にしてイヤイヤと顔を振るエイミーを無視してクレバスの雫を、ふきふきして
あげる。
「……う、はぁぅっ……ん…」
エイミーが可愛らしい声を立てる。ちょっと色っぽい。
ん……………
その時、あたしの拭いている手の指先に違和感が走った。
おしっことは別の感触……ぬるっとした手触りを感じてあたしはそっとティシュを
覗き込んで確認すると、そこにははっきりと愛液が付着していた。
こっそり確認したつもりだったんだけど、しっかりとエイミーも気付いたみたいだった。
「……あ……っ……」
エイミーの口から恥ずかしそうに、小さな吐息が洩れた。
こんなエイミーをあたしは見た事がない。
いつも生意気な口ばっかりきいて、可愛気がなかったけど今は違う。
素直と言うか、従順と言うか護って上げたくなるような子ネコみたいだ。
そんな事言ってるあたしも、このエイミーを見てると変な気になって来る。
「エイミー、気持ちよかったの?」
あたしは何時もと変わらないように、務めて普通に聞いてみた。
エイミーは俯いたまま小さく「うん」と頷く。
「まずは綺麗にしなくちゃね」
エイミーのおしっこのしぶきを綺麗にふき取ると、あたしはおしっこ満タンの茶請けと
使ったティッシュを持ってソファーを立った。
あたしが立ち上がると、エイミーは所在無さそうに目を泳がせている。
多分まだ、気持ち良さが不安定で満足を感じられず、戸惑ってるんだろう。
あたしは茶請けやティッシュを処分すると、今度は爪楊枝と綿棒を持ってエイミーの脇に
再び腰を下ろした。
「エイミー、さっきの気持ちよかったの?」
「……うん…。メグ姉……何したの?」
「教えて欲しい……?」
「え…」
エイミーは一瞬躊躇するも、直ぐにこくんと頷き返してきた。
あたしは多分不敵に笑ってたと思う。
だって、これからこの子を可愛がってあげられると思うと嫌でも目尻が下がってしまう。
さて、この尿道で感じちゃう変態お子様には、まず何から教えてあげようかな〜♪
本当は、保守だけのつもりだったんですよ。
このスレって結構そう言う人によって長生きしてますしね。
最近このスレ知って、保守してる人いっぱい居て嬉しかったんです。
OVA出るみたいだし、またここが活気を取り戻せますように。
あと、レズとかロリとかおしっことか嫌いな人ゴメンナサイ
GJ!
すっきりとした描写に小気味いいテンポでした。
冷静に考えると、エイミーは耳年増だから何されたかくらい分かるはずだ! とか
メグならもっとあからさまに意地悪なこと考えててもいいはずだ! とか思ってしまいますがw
>>473 ありがとうございます。
エイミーが耳年間、メグはもっとあからさまに意地悪。
なるほど、言われて初めてそう言う事思いました。
全く、考えもしなかったです。
今後の作品作りの糧にさせて頂きたいと思います。
475 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 22:42:52 ID:zwM3CQP5
ジョウ・メグ希望!
天そばさんお願いします!
476 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 22:44:14 ID:zwM3CQP5
ジョウ・メグ希望!
天そばさんお願いします!
超ぉグッジョブ!!
エイミー可愛いな(*´Д`)
478 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 01:30:40 ID:dyoqmQAm
ほしゅ
479 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 16:21:03 ID:0R0X464M
ほしゅー
480 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 05:12:01 ID:7FYEpTpM
ほしゅ
481 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 12:04:19 ID:Say4Wm5X
・・・さて。
ラストのアレって、ジョウはやっぱり死んでしまったん?!
否定の意見ってないの?!
生きてるよねぇ? ねぇ? ねぇ!?
漏れは生きていると思いたい
484 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 21:47:12 ID:VOuehOM6
死んでると困る。
漫画版で背骨と腰骨削られて、髄液を抜き取られても立ってられたので大丈夫と思われ。
486 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 04:23:42 ID:oojzIiZU
3巻いつ発売?
爆レズ天使再開か
果たしてシルエットはメグなのか、髪を伸ばしたジョウなのか…
キャラはめちゃめちゃ立っていたからなー
op/epもよかった
あとはストーリーがそれに比例して良ければ…
続編には期待
3巻は7月27日だとさ。
ジョウが脱いでたぞ。
続編期待だな。
491 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:48:43 ID:jGPITTuT
>490
サンクス!
続編あるん?
最終回はジョウのゴスロリワンピース姿が拝めるぞ!
493 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 07:05:04 ID:nLFanq5O
マジ!?
漫画版の最終回か。
あれはヤバかったな
似合ってないだろ…
マンガ版はバリバリ爆レズ天使だったなぁ
496 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 23:53:39 ID:DsX9Xcot
うーーむ・・・。
爆天で最終回というと、色々とトラウマが(ry
498 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 01:00:03 ID:R4GAOEBW
爆天見直してしまった。
やはり分けわからん・・・
続編あるならコック大活躍を期待。
ところでアキバでやる爆裂天使展ってイベント行く人いる?
漏れは行く予定だが何か?
,,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
"'''''''"
502 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 17:41:44 ID:PSpkymIz
爆裂天使展行ってきた。
関係者の方が多かった・・・
503 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:05:28 ID:KinLC13+
あげ
ほしゅ
,,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
"'''''''"
保守。久々のジョウメグキボンヌ
漫画版3巻27日発売。
>漫画版
レズっぷりはどうなんだろう
健在と思われ
510 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 01:52:10 ID:ibqdSbR2
ほしゅ。
511 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 11:39:35 ID:6DteNa1m
爆裂天使てまたやるんだろ?
いつからか知ってるか?
アニマックスで再放送しないかね
「ぁっ! ぅっ、はぁっはぁっはぁっ……っ」
ベッドの上でジョウが苦しそうに喘いでいる。
筋肉質で女性的な柔らかさに乏しい腰をしっかり押さえられて、股間を男に吸われているからだ。
ジュルッ……じゅる、ぬちゅっぴちゅっ……
ノースリーブのフィットシャツとパンツだけに守られたジョウの肉体を貪るのは立場無恭平だ。
今回の食材は一部アングラ筋からは死の天使と怖れられている銀髪褐色肌の少女である。
「はぁはぁはぁジョウ……どんどん溢れてくるよ……パンツがびしょびしょだ……」
しとどに濡れたパンツをめくって陰部を直接舐めてみる。充血し敏感になって膨らむ襞を男の舌が無遠慮にねぶった。
「ぁぁぁぁぁっ! くぅ……っ!」
膣口に舌をねじ込み、舌で蜜液をかき出そうとする。ジョウの肉襞は恭平の舌よりも熱く、快楽器官が稠密していた。そこを肉質の異物が掻き回す。
「はぁっはぁっはぁっ……ぁっ、ぁぁぁぁ……っ!」
思いきり体をのけぞらせ、ベッドのシーツを握り締めぶるぶる震える。
「くっ! ぁっ、ぁぁぁっ! はぁはぁはぁ……恭平、もっとだ、もっと……っ!」
たまらずジョウはのけぞり、そして今度は体を丸くして恭平の頭をぐっと掴んだ。
ジョウの握力である!
「ぐっ!? い、痛いっジョウっ!」
下手すれば頭を潰されてしまう。すさまじい激痛に見舞われた恭平は慌ててジョウの手を頭から引き剥がした。
「はぁっはぁっはぁっ、恭平、はぁはぁお前、ヤワすぎるぞ……」
自分の凶悪な腕力を棚に上げて恭平の軟弱さをなじる。
褐色の頬を紅潮させ、蕩け眼に眉根は崩れている。半分開きっぱなしの口元から熱い息が洩れ、口の端からはよだれが垂れていた。
女性らしいふくよかさとは無縁のはずのジョウなのに、なぜか下肢をくねらせて恭平を見上げる姿態は艶めかしく、男の下半身を挑発するのだった。
ゴクリ……恭平は唾を飲み込んだ。
「はぁはぁはぁジョウもヤワじゃないか……」
言って恭平はジョウの腰を掴んで引っくり返した。四つん這いにしてパンツをずり下ろす。
「ぁぅっ、きょ、恭平……」
いきなりの体位転換に驚いたジョウは背後の恭平を振り返った。
ジョウの視線を感じながら恭平は両太ももを抱き締め、脂肪分の足りない双臀の谷間に顔を埋めた。
「ぅっ、ぁっ、お、おい、そこは、ぁっ、あはんン……っ!」
尻肉の谷間をペロッペロッと舐め、菊座を舌でほじくるようにねぶってやる。
「ぐっ! ぅっぅぅぅ……っ! はぁっはぁっはぁっぁっ、ぁぁぁっ!」
アナルのすぼまりを舌でめくり上げるとジョウは声を裏返らせて悦んでくれた。
ただでさえ硬い大腿筋がさらに硬く緊張し、両手でベッドのシーツを引きちぎらんばかりに握り締める。
汗がぽたぽたと流れ落ち、口から垂れるよだれは光の糸を引いてシーツに消えた。
「はぁっはぁっはぁっ……ジョウ、ここが感じるんだ……エロいね、ジョウ。すごくエロくて、かわいいよ……」
ケダモノのような息を吐きながらアナルをほじくる。太ももを抱く両腕を伸ばしてジョウの股間も一緒にまさぐった。
右手の中指でクリトリスを包皮の上からこねこねとこねくり、左の中指で小陰唇の膣前庭をしごく。
「ぅぁっ、ぁっ、はぐぅっ、ぅっ、ぁっ、ぁぁぁぁぁぁぁ……っ! か、かわいいはっ、よ、余計だ……っ!」
この上なく全身を力ませ打ち震える。カワイイはジョウの半生に最も無縁な形容詞だろう。ひょっとしたら照れているのかもしれない。
左の中指は大活躍で、膣口に侵入して第二関節まで埋まると肉襞の狭隘をかき回した。
「ひっ!? ぁぁ……っ! ぁぐっ、恭平っ、ぁっ、ぁぁぁぁんっ!」
「うっ、ジョウの中、すごい締め付けだ……!」
鍛え抜かれた括約筋のなせる業か、恭平の指はぎゅうぎゅうに肉の圧力に締め付けられたが、それは気持ちいいだけだ。熱さとぬるぬるの具合もすごく興奮する。
「も、もうダメだ、恭平、はやく、はやく入れてくれ……っ!」
すっかりエロエロなジョウの性急な求めにも即座に応じられる。
「オーケー、ジョウ。僕ももう我慢できない……」
恭平はベルトを外してズボンを脱ぎ捨てた。ギンギンにいきり勃つ肉棒のためトランクスはテントのように突っ張っている。
トランクスを下ろすと、人畜無害な草食動物系の顔からは想像もできないむくつけきペニスがそそり立ち、ジョウを睨みつけた。
「ぅ、ン……」
恭平の肉棒が青筋を浮かべて怒張しているのを見てジョウは舌なめずりをした。例のカラス事件以来、恭平のペニスはジョウの大好物になってしまっていた。
最初恭平の気持ちを昂ぶらせるための食材となっていたのはジョウだったが、今度は恭平がジョウに食べられてしまう立場になっている。
ただしそれは恭平にとっても本望で、その意味で恭平はまさしくコックの鑑といえた。こうでなければ爆裂天使のコックは務まらない。
516 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 20:27:01 ID:WykH8aGD
単行本なかなかいい爆レズ天使っぷりだったな
>>515 久しぶりにいい感じだ!続き激しくキボンヌ。
518 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 09:20:31 ID:tpM5PWJe
ジョウ×メグも!!!!
>>515 久々に投下されてしかも中々上手いので期待してる。
レズ好きばっかで雑音も多いが、続き希望。
「じゃあジョウ、入れて欲しいところを大きく広げて見せてよ」
聳立するモノを右手で握り締めて恭平は言った。
「はぁはぁはぁはぁ……は、早く……」
四つん這いのまま自らの秘唇に指を当てて押し広げる。
汗っぽい褐色のラビアに、ピンクに充血しめくれ上がっている肉襞は絶妙な色合いになって恭平の雄性を刺激する。
「ここかい……?」
右手でしっかり掴んだ肉棒を開かれた肉壷に押し当てる。
ぬちゅぅぅ……っ
粘膜の濡れそぼりが亀頭に圧されて粘着な音を立てる。
「ひぁ……っ! はぁっ、ぁ、ああ、そこだ……早く……!」
「はぁっはぁっはぁっ……!」
銀の髪をかきむしりながらペニスをせがむ肉食の天使、その腰をしっかり押さえて恭平は腰を突き入れた。
「あはぁぁぁぁぁぁ……っ! ぁっ、ぁぅ……っ!」
ぬぢゅっぬぶっぬちゅぬぢゅ……
汁と汁が絡み合い、肉と粘膜の間でこすられ練られる淫靡な音が2人の聴覚を侵す。
恭平のペニスは早速すさまじい膣圧にさらされることになった。
ジョウは本能的に括約筋を動かし、自分の中に入った異質な肉をぎゅうぎゅうに締めつけてくる。
「ぐっ……! ちょ、ちょっとジョウ! きつい……!」
「はぁっはぁっはぁぁぁ……っ! 恭平、動いてくれ、早く……ぅぅぅ……っ!」
そんなこと言うくらいならペニスを引きちぎらんばかりに締め付けるのはやめてほしい恭平であった。
だがこんなところで挫けるわけにはいかない。ジョウの脇腹を肉に食い込むくらい強く掴んで腰を振り始める。
ジョウの脇腹は女性性というものに非寛容なまでに筋肉質で、それでいてセックスの時はネコなのだ。
「はぁ……っ! ぁっ! ぁっぁっぁっぁっ……くぅぅ……っ! 恭平っ、お前のがっ、ぁっ! ふぅんっ! はぁっはぁっはぁっくっ、中で、いっぱいだ……っ!」
「ジョウがっ、ぅっ、はぁっはぁっはぁっ、きついんだよ……っ! すげっ、き、気持ちいい……っ!」
ぬぢゅっぬじゅっぬぢゅっぬちゅっずちゅっ……
弁解の余地がないくらい汁っぽい音を立ててジョウの肉壷は軋む。雄の剛直をくわえ込み、ヌルヌルの粘膜で窒息させようとするのだ。
だが恭平のペニスだって簡単にはへこたれない。
濡れて滑りがよくなった内粘膜をカリでえぐるようにこすり、突く時は肉弾頭で奥深くをガツンガツンと震撼させる。
「はぁっ! ぁっぁンっ! ぁっ、ぁぁっ! んっ、ぅんン……っ!」
やがてジョウ自身が腰を振り始めた。卓越した運動能力を持つジョウにとり、セックスもまたスポーツ感覚でできる行為なのだろう。
肉づきの乏しいジョウだが、それでも恭平が腰を打ちつけるたびにパシィンパシィィン……と肉の弾ける音が聞けた。
「ぁっぁぁっ! ぁぁんっ! はぁっはぁっぁぁぁぁっ! 恭平っ、だ、ダメだっ、もう……っ!」
髪を振り乱すと玉の汗が飛び散りベッドを濡らす。背中を流れる汗の動きも恭平には催淫効果がある。
「ジョウっ、そ、それは早すぎっ! 僕はまだだって……っ!」
イキやすい。これがジョウ意外な弱点だった。
「はぁっぁはぁっはぁぁっはぁぁっぁぁぁぁぁぁ……っ!」
爆裂天使は声を裏返らせながらよがり逝った。全身をビクビクビクッと震わせて雌蜜を撒き散らす。
「はぁっはぁっはぁっはぁっ……! ジョウ、まだ僕……!」
恭平も苦しそうだ。
快楽で顔を歪ませてジョウは背後を振り返った。
「はぁっはぁっはぁっふぅっふぅっふぅっ……恭平、もっと、もっとイカせてくれ……」
「わ、わかったよジョウ……地獄のような天国に連れてってあげるよ……!」
ジョウの決め台詞とは少しちぐはぐな言い回しだ。
「ぁぁんっ!」
恭平が肉棒を引き抜くと、その衝撃でジョウのレアな悲鳴が聞けた。
蜜壷から離れて、恭平は別な要求をした。
「ジョウ、お尻を左右に割ってよ……」
はぁはぁはぁ……と息せき切っての要求に応じないわけにはいかないジョウである。
尻は既に左右に割れているわけだが、恭平はそれをさらに左右に押し広げてくれと言っている。
「はぁはぁはぁ……こうか……」
上体をベッドの上に突っ伏したまま、両手を後ろに回し、言われたとおり双臀を左右に押し分ける。
分けられた谷間の深奥にある菊門の皺皮は物寂しげにヒクついている。
恭平は取るものとりあえず、いきり勃った剛直をアナルに突き立てた。
「かはっ! はぁっ、ぐっ、ぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」
肉棒がめり込んでゆくにつれて皺皮が引き伸ばされ内側に沈み込んでゆく。
尻穴を侵す異物感と被虐的な快感にジョウは未だ慣れることができないでいた。気持ちよすぎて慣れないのだ。
ベッドのシーツを狂おしいまでに強く握り締め、アナル侵犯に悶え苦しむ。
「ジョウっ、こっちも、相変わらず……締まる……!」
恭平も苦しさに喘ぐ。いきなりイってしまいそうだ。
「はぁっぁっ! ぁっぁっぁっくぅっ!」
切迫感に比例して腰を振るスピードも速くなる。突かれると菊座は中に沈み込み、怒張を引くとめくれ上がるのだった。
中をかき回され、焼けるような快感にジョウの理性は壊乱状態になる。はしたないおねだりで一層の快楽を求める。
「ひっ、ひぁっ、はぁっはぁっはぁっ、恭平っ、もっと、もっと尻を焼いてくれ……っ!」
ぬっちゅぬぢゅっぬっちゃぬっちゃ……
「ぐっ! だ、ダメだ、ジョウっ、もう僕……っ、出てしまう……っ!」
菊肉の延展性に締め付けられ、恭平も終わりの時がきた。射精願望を堪えきれない。
「はぁっはぁっはぁっ恭平っ、じ、地獄に落ちろっ、ぁぁぁぁぁぁ……っ!」
物騒な物言いだが、翻訳すると「早く逝け」ということになる。
「ぅぅぅ……っ、出る、出る、ジョウっ、うぐぅぅぅぅ……っ!」
くぐもった断末魔の叫びと共に恭平はペニスをアナルから引き抜いた。最後の最期にカリで尻穴を思いきりめくられてジョウも体を跳ね上がらせた。
「ひぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」
大きくのけぞってビクビクっと震えるジョウの背中にスペルマを撒き散らす。
「ぅぅぅぅぅ……っ!」
激しい射精感に打ち震えていた恭平だったが、ジョウの体が弛緩して前のめりに倒れこむと、ジョウの肩に手をついた。
「はぁっはぁっはぁっはぁっ……」
恭平の手が肩を押さえつけているのがわかる。その感触と重さにジョウは目を細めた。
心地よい重さだったのに恭平の手が離れた。背中を撫でている。
「ジョウ……俺の、舐めてよ……」
恭平は指をジョウの口元に押し付けた。べっとり精液まみれの人差指だ。
差し出された指先をアンニュイな目で見ていたジョウだったが、やがて舌を出してペロッペロッと舐め始めた。
「はぁはぁはぁ……んっ、んんっ、ン……ぁむ……」
最終的に口を開けて指をくわえ込む。ちゅぱっちゅばっちゅぶっ……おいしそうに指をねぶり、ジョウは目を閉じたのだった。
「ジョウ、すごく気持ちよかったよ……」
心地よい眠気にうっとりしながら恭平はジョウの頭を撫でた。
ジョウは恭平の胸の中で寝そべっている。男の上で余韻に浸ることをジョウは良しとしない。離れようかと思った時、恭平が言った。
「ジョウって最初は怖い人だなと思ってたんだ」
ジョウは動きを止めた。恭平の薄い胸に頬を寄せる。
「……怖れられることなんて慣れっこだ……」
自嘲めいたジョウの言葉を聞いたのかどうかわからないが、恭平は続けた。
「でもジョウ達の仕事に巻き込まれていくうちにジョウのこと、仲間思いでいい人だなぁって思うようになった」
「……うるさいぞ、静かにしろ……」
人格や性格を怖れられこそすれ、褒められたことはほとんどない。特に男に好意を示されることなんて絶無だった。
「今はかわいいなって思ってるよ。やらしいジョウって、最高にかわいいよ」
「…………」
ベッドの隅に置いていた拳銃に手を伸ばす。どんな反応をしていいのかわからないので、脅して黙らせようとしているのだろう。
「ジョウ、もっともっとヤラシイことしようよ。ジョウの体をもっと触ったり舐めたりキスしたりしたい」
「……あたしなんかよりセイやメグ相手の方が楽しいんじゃないのか?」
ぶっきらぼうなジョウ。淫乱さを褒められて照れているのかもしれない。
「それはそれ、これはこれだよ」
チャイニーズやアメリカンな美味な食材を自在に調理する名コック(見習い)にふさわしい返答である。
「ジョウとセックスすると、ジョウのやらしい顔とやらしい言葉が聞きたくなって、どんどん深みにはまっていくんだ」
「……もう寝る。恭平、お前も寝ろ」
ジョウは恭平から離れ、プイとあさっての方向を向いてふて寝してしまった。
背を向けるジョウを引っ張ってこっちに向けると恭平はジョウの唇を奪った。
「んっ……ン……」
甘い声を洩らすあたり、やっぱり恭平に怒っていたのではなく、照れ隠しにソッポ向いていただけだったのだと知れるのだった。
終わり
短い話ですが終わりました。
相手が恭平にせよメグにせよ、ジョウって受けの方がイイような気がします。
メグなんか、ジョウのことメチャクチャに弄くり回しそうです。そしてジョウの反撃を食らってしまう。
セイのエロも書いてみたいです。セイのイラストを見て、このアニメを見始めたクチですから。
それはともかくとして、読んでくれた皆さん、お疲れ様でした。
GJ!! 超GJ!!
527 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 06:19:48 ID:MgwD8wqE
GJ!
おつです!
528 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 10:07:19 ID:vGlnD6nW
神と呼べよう!!!
ひさしぶりに恭平×ジョウの良さを実感した
メグがジョウを恭平から奪回しようとする話を考えてます。
服装の名称などがわからないので小説版を買おう買おうと思いつつ夏は8月になってしまいましたw
531 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 20:40:53 ID:c9YnI7Dy
>530
待ってました!
メグは一応ワンピース・・・なんじゃないか?
恭平×ジョウとジョウ×メグ・・・
どちらも捨てがたい・・・
ジョウはモテモテだなw
535 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 19:39:17 ID:1mcrp47z
羨ましいぞ!!
やはりメグがジョウを求めるのがイイ
537 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 15:05:16 ID:3QHBNWQ+
ジョウが恭平を襲うのとか見てみたい
為すがままのジョウ・・・女々しいな
メグがジョウを襲うのなら簡単に脳裏に浮かぶのだが
>>539 そしてあっという間に返り討ちに遭うのも簡単に脳裏に浮かぶな
さらに横からやって来たセイに二人とも美味しく頂かれる……と
542 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 15:45:22 ID:Z3mPbwJq
職人さん チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
543 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 15:53:45 ID:zzIBoWcT
544 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 21:30:15 ID:cv9meAS/
まだぁ?
545 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 01:01:51 ID:u5NkQPmE
ほす
今月のガオの付録にOVAのOPが収録されているらしいな
DVD4巻まで見たんだがメグって雑魚なの?
ジョーとガキしか役に立ってないように見えるんだが・・・。
>>547 マスコット
囚われのお姫様
トラブルメーカー
色気担当
さて、色々呼び方はあるがお前はなにがすきだ?
保守
552 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 07:28:39 ID:kTj6lFjQ
保守
保守
ほしゅ 頼む、誰でもいいから降臨してくれ・・・
555 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:02:45 ID:tIKPflk0
保守。
2が出るの、いつ?
557 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 22:41:19 ID:qg9L7QTZ
寂しいな・・
閑古鳥が鳴く季節
ジョウは顔赤らめるだけでも十分エロいと思う
ジョウ「っ・・・・な、何いってやがる、この馬鹿野郎、っ!」
ジョウったら照れちゃって可愛いなwしかしそれもまた愛嬌w ・・・撃つなよ。
喪前様の12インチのピースメーカーを弾切れになるまで撃ちまくればいいんじゃね?
ジョウだってそりゃあ動かなくなりますよ
563 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 16:55:34 ID:4raHeytv
>562
死ぬだろ・・
564 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 18:54:22 ID:MAxnLYvn
どっちが?
565 :
562:2005/09/23(金) 20:44:51 ID:+LcmS98n
>>563 ちょ、おま、まじれs
このスレを含む板の名前を言ってみ?
566 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 00:21:52 ID:RbWauAM5
続編どーなってんだろ?
ガオのDVDを観たが・・・何枚か書き下ろしっぽいのが入ってたぞ。
期待するか否かは自由だ。
568 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 07:53:35 ID:iZh1u2RR
期待大!!
569 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 22:33:53 ID:1Wxrd4gH
....。
570 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 22:48:08 ID:HSArG87X
寂しくなったな・・・
そうだな・・・
572 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 23:22:10 ID:J3BzD6mG
誰か・・!!
誰かシチュを・・・!
いつものように捕まったメグを助けに行ったジョウが、敵の罠にはまってミイラ取りがミイラになる。
なんとか解放させようと交渉して頑張ったセイは、二人がクスリ打たれてまぐわってるのを「まともに戻したかったらお前の身体で払え」と言われて仕方なく身体差し出す。しかし向こうには約束守るつもりは毛頭なく、哀れ3人まとめて肉奴隷……とか?
百合オンリーを求めるなら、また別の話があろうかとも思うが。
575 :
単発:2005/10/02(日) 14:30:17 ID:6vqKOvPk
「ジョウ……」
どうしちゃったんだろう、私。
「ああっ、ジョウ、ジョウ、ジョウっ!」
そりゃあ、ジョウのことは大好きだ。この世でたった二人、命を預けあった仲。
キスしてもいい。
でも、見慣れたはずのジョウのパンツを握りしめて個室にこもって、臭いを嗅いだだけで
乳首をビンビンに立たせて、H汁を垂れ流しちゃってる。
こんなのおかしい。マセガキみたい。拉致されている間に打たれたクスリ、まだ残ってる
のかな……?
我慢できずに、もう一度なめらかな生地に鼻を埋め、思いっきり吸い込む。
「ん、っはぁ……!」
ああっ、たまんない……クスリなんかより何倍も、私の脳天を直撃してくる。
やっぱりジョウって、戦いで発情してるんだ。そうじゃなきゃ、こんな甘美な臭いには
ならないよ……。
その甘美さをもっと味わいたい、そう思ったら、自然と舌を這わせていた。
「ふ、あむ、チュ……」
大事なところがあたっていたほんの小さな部分を、むさぼるように噛んで唾液をなじませ、
少しずつ吸い出す。口の中がジョウの幸せな臭いでいっぱいになる。
水の音がポチャン、ポチャンと聞こえる。いやらしいお汁がよだれみたいにあふれて、
トイレの中に堕ちているんだ。私のアソコがこんなにきかん坊だったなんて、知らなかった。
でも、まだ早い。
だって、体中がこんなにもゾクゾクしてるんだよ……?
「あ、ひっぐぅっ!」
パンツの生地を乳首にあてがっただけで、おっぱい全体に電気が走る。
濡れそぼったパンツをゆっくりこすりつけると、まるでジョウにしゃぶり付かれている
ような気分になる。
思わずジョウの頭を抱え込もうとして、
腕が空を切った。
「あ……そっか」
ひどく切なくなった。
一気に頭が醒めた。サイテーな気分。ジョウがいくら好きだからって、オカズにするなんて……
バカだ、私。
今日はジョウの顔も、まともに見られないと思う。
「だっていうのに、こいつは」
股間を見下ろす。陰毛がざわつく。わずかに覗くビラビラが、未だに妖しげな光沢を
放っている。水音も、間隔は少し開いてきたけど、やっぱり止まらない。
「もう……知るもんか!」
指に絡めたパンツを、だらしなく開いた雌穴に突っ込んだ。
「くあはっ……バカッ、私のバカッ! こんな、あっ……こと、しなくたって、ジョウは、私を……
んんんっ! 受け、止めて、くれる……のにいぃ!」
半べそをかきながら、それでも気持ちよさに逆らえない。
気が付けばクリからおしっこの穴から、私の大事なところはみんな、ジョウのパンツの中に
抱かれていた。
「ごめん、ごめんね……ジョウ……ああはああぁぁっ……!」
ギリギリのところで絶叫を押し殺し、私は達した。
それから少し放心状態だった。が、ノックの音で我に返った。
「まだか、メグ。珍しいな、便秘なんて」
「あ、えっ、うん、も、もうちょっとだけ待って!」
「ああ……?」
さて、どうしよう。
パンツは隠したし、普通の顔して出て行けば大丈夫かな……臭いでばれるかも? でも、
このトイレには消臭機能もついてるんだし……
ええい、ままよっ!
「あははっ、お待たせ、ジョウ!」
覚悟を決めてドアを開けた時、自分でも分かった。思いっきり不自然な笑顔。
ジョウ自身は気づいてないんだか、興味がないんだか、何も聞かれなかったけど……
その日はどのみち、ジョウに合わせる顔がなかったのだった……あ〜あ。
GJ!
577 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 18:17:10 ID:sPt+Lb5H
GJ!!
イイ!
実はジョウもメグをオカズにしていたとかオチがつくとさらにイイ!
実はジョウはメグのパンティをはいて
常時アソコを濡らしております
恭平はジョウとメグの情事をこっそり覗いてそうだな
581 :
まとめ:2005/10/11(火) 03:43:56 ID:tyg9EBLc
582 :
まとめ:2005/10/11(火) 03:44:32 ID:tyg9EBLc
583 :
まとめ:2005/10/11(火) 03:45:31 ID:tyg9EBLc
584 :
まとめ:2005/10/11(火) 03:46:41 ID:tyg9EBLc
585 :
まとめ:2005/10/11(火) 03:47:24 ID:tyg9EBLc
586 :
まとめ:2005/10/11(火) 03:49:02 ID:tyg9EBLc
588 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 22:01:46 ID:SLcupKiB
まとめ乙!(*´д`*)ハァハァハァアハァ
実は新作期待しつつ毎日覗いてる漏れガイル
まとめ乙であります。
>>589 うーん……自分のサイトにうpしちゃったんだよなあ。ここに書くにはちょい長い気がするし
>>590 サ イ ト の ヒ ン ト を _ |  ̄ | ○
>>590 長くても結構!過疎スレに是非潤いを!!
593 :
590:2005/10/15(土) 03:04:25 ID:HWuPwFFt
むむむ……わかりました。近日中になんとかしてみます。というのも、まだ完結させてないので……しばらく待ってもらえますか?
(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)
(゚∀゚)神のヨカーン
596 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 17:21:13 ID:jFcowNZI
舞台裏にて
メグ「ほら、ブリッコしてないで言いなさいよ」
セイ「い、嫌です・・・」
ジョウ「何で?スタッフの前で大声で叫んだのに恥ずかしいってのか?」
エイミー「日本中のヲタクにエロゲー声優って思われてんのにね〜」
セイ「そんな・・・あれは仕事で」
メグ「普通、あんな仕事やったら平然と表に出れないよね〜」
エイミー「ね〜。AV女優と変わんないじゃ〜ん!」
メグ「普通なら自殺するよね〜あはははは!」
ジョウ「いいから早く言えよ」
メグ「便器の水飲みたいわけ?」
セイ「う・・・うぅ、お、おにいちゃんのおちんちん、おいしぃ〜」
メグ「きゃはははははは!!ホントに言った!!」
エイミー「最低〜!!」
メグ「ねぇ今度は交差点のど真ん中で言わせようよ!!」
ジョウ「シッ誰か来た!!帰るぞ。おい、余計な事しゃべるんじゃない」
セイ「う、うぅ、グス・・・・・ひっく」
597 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 22:21:32 ID:allW4aLh
保守
598 :
590:2005/10/29(土) 05:55:18 ID:c3ZA9W3R
埠頭に、連続した銃声が轟く。
「ちいっ、待ち伏せか!」
愛用のマグナム拳銃、デザート・イーグル二丁を交互に発砲しながら、ジョウはコンクリート岸壁の上を疾風の様に駆けていた。周囲の地面が着弾によって火花を散らし、破片が飛び散る。常人ならとっくに蜂の巣になっているところだが、彼女はまだ生きていた。
のみならず、銃弾の飛来する方角を瞬時に計算し、走りながらその方向に射撃すると、短い絶叫とともに少しずつ敵の火線が減ってゆく。ワンショット・ワンキルの記録を更新し続ける彼女に対し、今や敵は明らかに及び腰になっているようだった。
「一体どうなってる!? 敵はたったの一人だぞ!」
「動きが速すぎて捕捉できん! 奴はどこだ!?」
「あそこだ! いま六号倉庫の横を……がっ!」
「おいどうした? 応答しろ!……くそっ!」
最近、都内で出回り始めた新型の合成麻薬『ブラスター』による中毒患者の恋人とやらに、行方をくらましたその患者を探して欲しいという依頼を受けた。情報屋からのタレコミによると、この埠頭倉庫のどこかで売人と顧客が取引をしているらしいという。
そのネタを元に潜入したジョウは、警察の手入れに備えて密かに配置されていた護衛連中に盛大な歓迎を受けたというわけだった。
(メグはどこだ? まだ殺されてはいないはず……)
斜め後方でかすかに金属のボルト音が聞こえた瞬間、ジョウは飛び退きざまに脇の下から発砲した。サブマシンガンを持った敵は、低くうめいてこと切れる。スライドが後退し、弾切れになった銃から素早く弾倉を排出、充填済みの予備弾倉と交換する。
その短い作業中に、左手の倉庫脇から走り出てきた新手の護衛を、まだ残弾が残っていた方の銃で撃ち倒す。敵は、さほどの腕ではない。少なくとも、ジョウにとっては。目下の懸案は、いつものように敵の捕虜となった相棒メグの身の上である。
「待ってろ……必ず助けてやる!」
このままでは埒があかない。護衛が次々と撃ち倒されている現状は、敵の親玉も当然知るところであろうし、調子に乗って戦い続けているうちにそいつがメグを連れて逃亡、あるいは殺してしまったりすれば、元も子もない。ジョウは反撃を一時控えると、敵の動静を探った。
(どこだ……? 敵の親玉のところに、メグは連れ込まれているはずだ……それを見つければ)
殺気だった敵の怒号と足音が交錯する中、ジョウは一つ一つの倉庫の入口とその周囲を観察する。敵にとって不利な状況にある今、何らかの動きが出ると考えていい。思い切って、ある倉庫の屋根に登ると、そこから倉庫群の全景が見渡せた。
幸い、屋根やコンテナの上、クレーンの操作室などには敵は配置されていなかった。なるべく足音を立てないように屋根から屋根に飛び移り、倉庫内から屋根に反響する音を探る。
「ん……?」
五番目の倉庫屋根で、ジョウは足を止めた。中から、かすかではあるが人の声がする。ここかもしれない。問題は、どこから侵入するかである。
(あの重い正面扉は論外……窓は……ないな。とすると)
短い思案の後、ジョウは決断した。
599 :
590:2005/10/29(土) 05:57:30 ID:c3ZA9W3R
「現状を報告しろっ!! おいB班!……くそっ、もうやられやがったのか! 役立たずめ!」
怒り心頭に発した表情で、その男は無線機を机に叩きつけた。それなりに端整な容貌に縁なし眼鏡、茶色の髪をオールバックになでつけ、品の良い白スーツを着こなしたその左手首には、高価そうな腕時計が巻かれている。
いかにも育ちが良さそうな青年であるが、その言葉遣いは外見の印象を裏切るものだった。
「くそったれ……なんでこんなことになるんだ。ポリのアホどもの目は誤魔化したはずだったのに!」
「悪い事は、いつまでも続けられるもんじゃないの!」
「なんだと、この小娘が! そもそも貴様の……いや、貴様の仲間のせいだろうが!」
目を血走らせて詰め寄る男に、縛られたメグは恐れ気もなく言い返した。
「あんたみたいなワルモノはね、ジョウとあたしがコテンパンにやっつけちゃうんだから! 今のうちにさっさと降参したらどう?」
「……お前、今なんと言った?」
後ろに控える護衛が、主人の危険な気配を察して顔を見合わせ、軽挙を止めようと駆け寄った。生かしておけば人質にも使えようが、殺してしまえばそれまでである。
「だ・か・ら! いい加減に諦めなさいって言ってるの! あたし達には勝てっこないのよ」
「あたし達……だと?」
「そうよ。耳が悪いのかしら?」
「いや……外で戦ってる仲間の方はともかく、貴様は一体何の役に立ったんだ? あっさり捕まっただけじゃないか?」
その言葉に、護衛の一人が不覚にも吹き出す。男もその仲間も、釣り込まれるように笑い出した。一人激怒したのは、もちろんメグである。
「なんですってえ!? 失礼ね、これは……そう、計画! 計画の内なのよっ!」
「ほう、それはどんな計画なんだ?」
「え、えっと……それは、そう!……私がわざと捕まって、あんた達を油断させてる間に、ジョウが奇襲をかけて……」
「貴様が捕まったのは、仲間が撃ち合いを始めた後のことだったと思ったが……」
「う……そ、それは……」
男は、微妙に憐れむような視線をメグに流しながら、ため息と共につぶやく。
「ふう……どうやら、外の奴『だけ』を始末すればよさそうだな」
「……うっさいわね!! 誰が無駄飯食いで能無しの役立たずよ! なんならいっぺん勝負してみなさいよ! あたしが本気を出したら、あんたなんて五秒ではがもがっ」
「そこまでは言ってないんだが……もういい。今は忙しいからな、阿呆と話してるヒマはないんだ」
「なひゃらもがはぐもがっ」
有無を言わさず口を塞がれたメグが、部屋のすみっこにずるずると引きずられてゆく。心なしか晴れやかな表情になったボスが、落ち着いた声音で反撃と対策を指示し始めた。その時───
600 :
590:2005/10/29(土) 06:00:48 ID:c3ZA9W3R
「うがっ!!」
ボスの右後方に立っていた護衛が、血を吐いてもんどりうった。反射的に振り向いた彼が見たのは、倉庫の二階部分、壁に沿った渡り廊下のやや上に口を開けた、通風口の根元から逆さにぶら下がる銀髪の頭だった。
間を置かず二弾目が轟音と共に飛来、今度は机の脇に立っていた護衛が銃を持つ手を吹き飛ばされた。苦痛による絶叫と共に、銀色の物体は通風口から落下……いや、飛び降りた。
一回転して着地、それがはっきり人間であると認識できたボスは、恐怖に引きつった顔で手にした小型拳銃を乱射する。残った四人の護衛たちの銃も、一斉に火蓋を切った。
しかし、当たっているのかいないのか、その人間は驚異的な速さで渡り廊下を疾走、三秒ほど走る間に一弾、そこから一回に飛び降りる間に二弾、着地のショックを殺すように前転しながら一弾、それで護衛たち全員が沈黙した。
最初の銃声が響いてから、鳴り止むまでに十秒あったかどうか……が、それだけの神技にも、ひとつの盲点があったようだ。
「ジョ、ジョウ〜〜! あ〜ん、助けてえ〜!」
「メグっ!」
「う、動くな! このバケモノめ!!」
反撃の無意味さを早期に悟ったボスは、メグを人質に取ることで生き延びる手段を選択したようだった。あの修羅場でとっさにそれを行動に移せたことは、ある意味賞賛されてよい判断力である。
短時間ながら人間離れした運動能力を見せつけ、何事もなかったかのような顔で一歩一歩近づいてくるジョウに対し、彼はメグの首を抱いて栗色の髪に銃を突きつけ、荒い息を吐きながらじりじりと後退してゆく。
「いいか! こいつを殺されたくなかったら、銃を捨てろ!」
「い、いや……ジョウ……」
「くっ……」
麻薬密売犯の頭目であるあの男を逃がすわけにはいかない。依頼が果たせなくなる。が、このままでは奴はメグを連れ去り、さらなる要求を持ち出してくることは間違いない。では、どうするか……ジョウは静かに言った。
「メグ……お前はあたしのパートナーだ。だから、覚悟は出来てるな?」
「へっ?」
「お前を、他の誰かに殺させはしない。もし、どうしても死が避けられないとしたら……」
ジョウは、銃を構え直した。
「あたしが、殺す」
「は……はひゃああ〜〜〜!?」
「な……なんだと!? おいっ、てめえふざけんなよ!! 本当に殺すぞ! いいのか!」
「やってみろ……その瞬間が、貴様の最後だ」
二丁拳銃の一方がメグの眉間、もう一方が男の眉間を寸分の狂いもなくポイントしている。男は、ジョウの殺気が本物である事を感じ取った。撃つと言った以上、本当に撃つつもりだろう。土壇場に追い詰められた事を知った彼は、額から脂汗を流して叫ぶ。
「おい、待て……ちょっと待てよ! 俺がどんな商売をしようが、てめえには関係ねえだろ!」
「確かに関係ない。だが、これも仕事でな」
「仕事……わ、分かった。それじゃ、俺がその依頼主の出した金の倍……いや、十倍払う! それでどうだ?」
「金の問題じゃない。ある男の居所を、吐いてもらう」
601 :
590:2005/10/29(土) 06:03:27 ID:c3ZA9W3R
「男? 誰だ?」
ジョウは、手短にその名前と経緯を話した。
「なんだ……そいつを早く言ってくれよ! そこの端末で顧客リストを検索すれば、すぐにでも答えられるぜ」
「いいだろう。ではやってもらう。メグを離して、銃を捨てろ」
「……騙してポリに引き渡すつもりじゃないだろうな?」
「さっきも言ったとおり、あたしの仕事は彼の居所を突き止めることだ。その後、お前がどこへ行こうが知ったことじゃない。その首に賞金がかかる前に、せいぜい遠くへ高飛びでもするんだな」
その言葉に男はややためらったが、今ここでジョウと戦っても勝算がないと踏んだらしい。要求通りにメグを離して銃を放ると、汗を拭いつつ椅子に座り、端末のキーを叩きだした。ジョウは、ナイフでメグを拘束する縄を一息に切りほどいてやった。
「こいつか……わりと古い客だな。今は渋谷の売人の隠れ家に住んでるらしい。一月ほど前、ポリの手入れがあったからな。ほとぼりが冷めるまで潜ってるつもりだろうよ」
「なるほどな。よし、これでいい。邪魔したな」
「ちょっとジョウ! こいつほっとくつもりなの?」
「依頼の内容を忘れたのか、メグ? 仕事は終わりだ」
「だって、この人が麻薬中毒になったのって、こいつが売ったクスリのせいで……」
「おおっと、勘違いすんなよ。俺は嫌がる奴に無理矢理売りつけたりはしない主義でな。そんなケチな真似をしなくても、客はゴマンといる。この客が『ブラスター』に手を出したのは、あくまで自分の意思でやったことさ。おおかた、自分の女に自慢でもしたかったんだろうよ」
「自慢……? なんで麻薬を買えば彼女に自慢ができるのよ?」
きょとんとするメグの目を覗き込んだ男は、意味ありげに笑った。
「そりゃお前、あのクスリは……」
「ん……なんだ? 人の気配がする。護衛は全員黙らせたはず……」
その刹那、スピーカーからの大音響が倉庫を揺るがした。
「こちらは警察だ! お前達は、完全に包囲されている! 武器を捨てて、投降しろ!」
「なんだと! 畜生、やっぱり裏切りやがったのか、でめえは!」
「……そう思うか?」
無表情に見返すジョウの瞳に、男はたじろいだ。
「いや、しかし……じゃあなんでこのタイミングで奴らが来やがるってんだ? お前がポリにタレこむ以外に……」
「あんたのところから、情報が漏れたんじゃないの?」
「そんなはずはねえ! いいか、ウチの情報管理は……」
「伏せろっ!!」
隙間から日光が差し込む倉庫の正面扉が、大音響とともに蜂の巣になった。銃弾の唸りが風を巻き起こし、床に伏せる三人の頬を強く叩く。ほぼ同時に、二階部分から屋根にかけても同じ有様となる。驚異的な火力による面制圧射撃である。
「な……なんなのよ、これっ!?」
「ど、どうなってんだ!? 投降しろって言った後にこれかよ!!」
「納得したか? あたし達が警察に通報したのなら、こんな歓迎を受けるはずもないだろう」
「分かった! 分かったからよ! なんとかしてくれよ!!」
「そうよジョウ! このままじゃみんな殺されちゃう!」
必死に訴える二人のリクエストに応えるべく、ジョウは扉の前まで一気に駆け寄り、外を窺った。彼女の知る限り、あの弾道と火力を兼ね備える兵器は一種類しかない。
対地掃討機とも呼ばれる大型の航空機またはヘリで、低速で目標の周囲を旋回しつつ、地上攻撃用に装備された複数のミニガン、いわゆるガトリング砲で一斉に対地攻撃を行なう機体だ。
その火力は強大極まりなく、装甲によって保護されていない目標に対しては絶大な効果を発揮する。このまま倉庫内に隠れていたら、あの高速連射される無数の火器によってなますにされることは間違いない。ジョウは二人の側に戻った。
「ここを脱出する。お前も死にたくなかったら、一緒に来い」
「わ、わかったよ」
602 :
590:2005/10/29(土) 06:05:51 ID:c3ZA9W3R
腰が抜ける一歩手前といった男と、しがみついてくるメグを連れてジョウは壁際のある地点に向かう。そこには、ごく狭い通用口があった。と言っても昔の話で、今はバーナーで溶接され、ノブも取り払われている。普通なら開かないが、彼女はそこを活路と見た。
「ここから出るぞ。合図したらすぐに出てついてこい」
「あ、ああ……しかし」
「どうやって開けるの? これじゃ出れな……」
メグの言葉が終わらないうちに、ジョウは溶接部分に何発かの銃撃を加えると、渾身の力で蹴りつける。金属の激突音と共に、扉が吹き飛んだ。
「隠れろっ!!」
正面やや右寄りの位置で警戒していた特殊武装警察官が、驚いて振り向く。その手に抱えられていた短機関銃が、マグナム弾を喰らって一瞬に役立たずの鉄塊と化す。仰天した警官が腰の補助武装である拳銃を抜こうとした時、電光のように肉薄したジョウの拳が顎にヒットした。
「げがっ……!」
「今だ、来いっ!」
懸命に走る二人を視界の隅に捉えながら、ジョウの愛銃は唸る。異変に気付いて向かってくる警官に対し、その主武装である突撃銃や短機関銃を次々と破壊する。なにしろデザート・イーグルであるから、急所にヒットさせれば間違いなく死、腕や脚でもショック死しかねない。
たとえ防弾ベストを着用していても、胸に当たれば肋骨が折れるか、あるいは打撃で心臓麻痺を起こす可能性もあるのだ。警官を殺傷することは、極力避けたかった。
「あれだ! 急げ!」
「う、うわわわ!」
コンテナ群の後方に、防弾装備を施されたパトカーが停車しており、車内には誰も乗っていない。皆、それを目指してひた走る。ジョウの適確な応射にもかかわらず、警官はぞくぞくと集まってくる。
射撃の火線が容赦なく三人を捕らえそうになった瞬間、間一髪のところで車内に飛び込むことが出来た。運のいいことに、誰もが銃弾の洗礼を受けずに済んだようだった。
「よし、出すぞ! ベルトを締めろ」
「急いで、ジョウ!」
車内であるから上空は見づらいが、大型ヘリのローター音が近づいていることで状況が解る。モタモタしていれば、この大枚をはたいて改造されたパトカーは、鉄の棺桶と化すだろう。ジョウはキーが差されたままになっているイグニッションを回すと、急発進させた。
603 :
590:2005/10/29(土) 06:09:30 ID:c3ZA9W3R
「えひぇ!」
眼鏡をずり落とした男が、情けない悲鳴を上げる。パトカーはタイヤから白煙を発しながらコンクリート上を踊り回り、コンテナとクレーンの間を縫うように疾走する。開けた場所に出たら、瞬く間にミニガンの餌食になってしまう。そいつはごめんだ。
ジョウは今まで培った戦人としての本能に全身の神経を委ね、ハンドルを切り続ける。その最中、ふと思い出すことがあった。
「おい、ちょっとそこをどけ」
「え? どけって……」
「いいから、なるべく隅に寄れ」
「隅ったって……どこに」
「面倒だ。そのままで動くな」
助手席に座っていた男が要領を得ない顔をしているのに構わず、ジョウはダッシュボードの前に設置されていた小型モニターにマグナム弾を叩き込んだ。
「ひぃえっ!? ……な、なにすんだよいきなり!!」
「分からないか? GPSとDLS(データリンク・システム)を搭載して戦闘用に特化した、小型高性能のナビゲーション・システムだ。この車の現在位置は、連中の指揮車にリアルタイムで報告されている」
「なっ……それじゃ」
「そうだ。こうしないと、どこまでも送り狼がくっついてくる。それに気がつかないとなると……」
言葉を切ったジョウの台詞を、後部座席から身を乗り出したメグが引き継いだ。
「あれえ? ウチの情報管理はどうとか言ってなかった? あんた……ぷぷっ」
「う……く……くそっ!」
埠頭を出て人通りの少ない路地まで車を走らせたジョウは、車外から聞こえてくる銃声とヘリの爆音が、次第に遠のいてゆくのを察知していた。どうやら、虎口は脱したらしい。
今頃、倉庫街の警察指揮車内では現場責任者が非常線の手配と、お偉い連中への言い訳を必死に考えているところだろう。今はとりあえず、狭い車内で笑い転げるメグと、なんとかして先刻の恥を取り繕おうと釈明を続ける男の漫才をどうやって止めさせようかと考えていた。
「……それで、結局逃がしたというわけですか」
「いずれ見つかる。『黒蓮』は今回の一件に関して不干渉を宣言してきた。しかし、問題は奴の身柄などではない。何を言いたいかは、理解してもらえると思うが……」
「私に、それをせよと?」
「気が進まないことは、重々承知している。が、これは君にしか頼めないことだ。いいかね?」
「……是(はい)」
「分かってくれてありがたい。ラオパン(長老)も、いい孫娘を持って幸せだと言えるな。では、よろしく」
通信を切ったセイは、唾でも吐きかけたい思いで黒い静寂に覆われたディスプレイを見つめていた。不本意ながら、自分の置かれた立場がどうにも不安定なものであることを認めるしかない。結局のところ、自分はジョウ達のリーダー格である立場以上に、その監視人である。
ある種の事件───つまり、自分の祖父が指導者を務める華僑結社『白蘭』の利害に関わる事件やトラブルに巻き込まれた場合、独断で事を進める前に、白蘭の幹部連に報告する義務がある。もしそれを怠れば、どうなるか───
「どっちにしても、モルモットか……」
自嘲気味な笑いを浮かべ、セイは席を立った。移動指揮所兼住居の大型トレーラーが、オートドライブで走行している。最高の技術で制作されたカスタムメイドの車輌だが、その高速走行中にもほとんど振動を感じないほどの静粛さが、今の彼女の癇に障った。
足音高くキャビンに向かうと、指令室の椅子に座っていた通信担当の少女・エイミーが振り返る。
「あっ! セイ姉、白蘭の人からメールが来てて、今度の事件の……」
「わかってるわ」
斬りつけるような口調に、エイミーは思わず首をすくめた。白蘭のメンバーと会ったり話したりした後のセイは、時々ああいう態度になる。彼女の祖父がトップを務める組織と接するのに、なぜああも不愉快そうにしているのだろう。何か不和になる理由でもあるのか……
と、勘ぐる間に、彼女は既に立ち去っている。小さく鼻を鳴らしたエイミーは、コックとして雇われた少年・立場無恭平謹製のクッキーをぽりりとかじり、またキーを叩きだした。
604 :
590:2005/10/29(土) 06:12:15 ID:c3ZA9W3R
「いったいどういうつもりなんだ、メグ?」
ジョウがトレーラーの内壁を平手で叩くと、金属的な音が部屋を満たした。。その顔は焦りと怒りで微妙に歪んでおり、女性の片手の力とは思えない大きな反響はメグを怯えさせるのに充分だった。
「な、何?」
わずかに後ずさったメグの逃げ道を塞ぐかのように、ジョウはその首を挟むように壁に両手を突き、怒鳴る。
「何、じゃないだろ。毎回毎回、敵の奴らにさらわれてばかりじゃないか!?」
「そ、それは……」
普段、無口なジョウに比べてよく喋るメグが、目の前で怒りに燃えて光るその瞳を見ると言葉が続かなくなる。そのつもりはないのに、なぜかいつも敵の手に落ちてしまう自分を顧みると、言い訳をしようにも出来ない。
そして、彼女は相棒の次を言葉を恐れた。『お前とは、もうパートナー解消だ』という一言。それは、メグにとって死刑宣告にも等しい。その予感を感じ取ると、腰から下の震えが止まらなくなり、涙が溢れた。
「ごめんなさい、ジョウ……お願いだから、捨てないで……」
「捨てるだって? 何を馬鹿な……よく聞け」
ジョウは銃器の扱いのために女性としては硬くなった手で、メグの項をしっかりと握って目の奥を突き通すような視線を送る。
「いいか。敵に捕まる、いや『捕まえてもらえる』ってのは、まだマシなことなんだ。場合によっちゃ問答無用で殺されるし、むしろそれが普通だ。あたし達の仕事はそういうものなんだからな。それにメグは……女だ」
「女……?」
「そう、女だ。そして、敵は大抵の場合男ばかり。しかもモラルなんて欠片もない連中だ。つまり……もし、捕まってからあたしが助けるのが遅れた時、お前が連中に汚されることもあり得る。違うか……?」
「う……」
体の自由を奪われた自分が、無教養で筋力と暴力だけが取り得の男たちに、次々と陵辱されてゆく。メグは自分の想像した光景で気分が悪くなってきた。そんな真似をされるぐらいなら、舌を噛んで自殺でもした方がまだ楽かもしれない……
目の前のジョウの顔は、先程までの怒りに変わって苦痛に支配されているようだった。
「だから、だ。今後二度と捕まるんじゃない。メグがそんな奴らに捕まって、万一そういう目に遭わされたら、あたしは……」
「ジョウ……」
「……いや、たとえそうされなくても、そういう連中がお前のこの肌に触れるっていうだけで、あたしは気が狂いそうになる……分かるか、この気持ちが?」
「あ……」
ジョウは指先でメグの顎をクイとつまむと、何か言おうとする彼女を黙らせた。唇と唇が重なり合う沈黙のうちに、長い栗色の髪が、肩口からさらりと落ちる。やがてそっと離れたジョウの視線は、慈愛に満ち溢れたものに思えた。少なくとも、その時のメグの眼には。しかし───
「どうやら、まだ解ってないみたいだな」
「えっ?」
「もういい。お前に解らせるには、これしかない」
ジョウが豹変した、という状況を理解する余裕すら与えられぬままに、メグの身体はベッドの上に放り込まれていた。シーツに突っ伏す格好になった彼女が、振り向こうとした刹那、両胸を強く握られる。
「あっ……」
「これはお前の身体だが、所有者はこのあたしだ。それが理解できるようにしてやる。たっぷりとな」
605 :
590:2005/10/29(土) 06:14:23 ID:c3ZA9W3R
「ジョ、ジョウっ……そんなっ!」
メグは快楽中枢を駆け抜ける甘美な戦慄と共に、ジョウの力強い手が自分の乳房を揉み始めたことに気がつく。今さらながら、自分の身につけたキャミソール風の上着が、この種の行為に対して何の防御手段にもならないことを悟った。
歳の割にはかなり豊かな胸を、この服一枚で被って街を闊歩していたわけである。胸元が広く開いたデザインとノーブラの取り合わせは、さぞや道行く男性諸氏によこしまな妄想をかき立てさせたに違いない。それがまた、ジョウの専有欲と嫉妬心を刺激した。
「こんないやらしい格好してた罰だ」
「やんっ」
自分の胸に密着したメグの尻をぐいとさし上げると、すべやかな両脚の付け根、ごく短いスカートの奥に、薄暗く鎮座する紫の色彩が覗けた。脚の突き方からスカートの形状、ヒップラインに至るまでが、後ろから見ると神社の鳥居のようにも思える。
とすると、さしずめあれは御神体ということになろうか。ジョウはその紫色の『御神体』の、やや膨らんだ部分を指先で押してみた。
「あっ、だ、ダメっ!」
「勘違いするな……命令するのはお前じゃない。あたしだ」
少しだけ力を入れて、その膨らみを指先でこね回してやる。自分の手が邪魔で見えないが、その部分が微妙に二つに割れつつあるのが感触で分かった。
「やあ……恥ずかしいよぉ」
「そうなのか? じゃあ、もっとしてやる」
「ん、ああっ……きゃふっ!」
一応メグとは同性なのだが、ジョウはそれまで自身のそこがどうなっているか、はっきりと観察なり確認なりをしたことがないし、興味も持たなかった。年頃を考えればかなり不自然であろうが、彼女にその点の自覚はない。
そのため、たった指一本の悪戯のためにメグがこれほどまでに激しい反応を見せることが不思議で、かつ楽しくて仕方がないのだった。
「こんなことをされるのが、そんなに気持ちいいのか? メグはいやらしいな」
「いやぁ……そんなこと言わないでぇ……あっ、ああっ」
ジョウは子供が捕まえた虫を理由なく苛める時のような、一種無邪気な残虐性を発揮し、メグのその部分をいたぶり続ける。『鳥居』の間から覗く逆さになったメグの顔の、悦楽を無理に我慢しているような有り様が、その行為に拍車をかけた。
ふと、湿っぽい感触を覚えて手を引いてみると、薄っすらと水分が指先に付着しているのに気付く。メグの鼻先にそれをぬっと突き出し、
「なあメグ、これはなんだ?」
「し、知らないっ」
顔を赤くして向こうを向いたメグの態度に、ジョウは人の悪い笑みを浮かべた。
「そうかい。じゃあ、イヤでも言いたくなるようにしてやるよ」
606 :
590:2005/10/29(土) 06:30:51 ID:c3ZA9W3R
メグをベッドに這いつくばらせたまま、ジョウは理性の殻を脱ぎ捨てた。短すぎるスカートはすぐにまくれ、その下には例の紫の下着があった。こうして見ると、なかなかに高価そうなシルク地の逸品である。
自分に隠れてこんな物を着用していたかと思うと、欲情の炎がさらに燃え上がる。無造作に下ろしてやると、先刻の責めで湿った布地が皮膚との間で細い糸を引いた。
自分も女でありながら、女のこの手の生理にはまったく疎いジョウだったが、それでも本能が今の状況を漠然とながら悟らせてくれている。
「なるほど。あたしにこんなにされて、悦んでるんだなメグは」
「ち、違うもん! あ、あたしはこういうことは、もっと、その……」
「優しくして欲しい、か?」
「う、うん……」
「そうだなあ……できればそうしてやりたいけど、ダメだな」
「そんな、どうしてよぉ……」
ジョウは、太腿の中ほどにぶら下がったそれを指先で弾くと、悠然と言う。
「15の歳で、こんな下着をつけてる悪い子にはお仕置きが必要だろう?」
「……だって、それは!」
勝負パンツのつもりで、と続けたかったメグだが、こんな空気では口に出せない。恥ずかしそうに押し黙ってしまった彼女の反応をジョウはどう解釈したのか、今度は口より手が忙しく活動を開始した。
「あっ、ゆ、許してジョウっ……あんっ!」
「ん? あたしに指図するのは、十年早いな。そらっ!」
「んきゃうっ!!」
メグが一際大きな声を上げたのは、膣内に侵入するジョウの指を感じたためである。それは内部で情け容赦なくぬめぬめと躍動し、未知の愉悦をメグの全身にほとばしらせた。
やがて、目には見えないが自分の陰唇がジョウの両手でパックリと押し広げられ、その中心部に熱く湿った舌先が、ざらついた感触を強引に押し付けて来た。メグは、甲高い叫びを上げる。
「んー……ちゅっ、むー……じゅっ」
「あ、あぁうう……ジョ……ウ……っ」
「んちゅっ……むー……ふっ、なんだ、そんなに気持ちいいのか? じゃあ、こんなのはどうだ」
後ろから密着する形で、ジョウはメグを抱きながら胸と秘部を愛撫する。ジョウの柔らかい胸の感触を肌に感じながら、メグは両手をベッドに突っ張ったまま彩りのある嬌声を上げた。
頭が真っ白になり、ジョウが背中からのしかかってくるために腕が激しく痙攣しているのだが、もし耐えられずベッドに崩折れればジョウは怒るのではないか。そんな思い込みが、彼女にその細腕を懸命に曲げさせずにいた。
「もう一度聞くぞ。お前はなんだ? メグ」
「んあっ! う、あ、あたし……は、ジョウ……のモノ……で、す……ひゃうんっ!」
「ようし、よくできた。それじゃ、これはご褒美だ」
すると、ジョウの舌が左耳をねっとりと這い、メグの愛液によって滑りを帯びたジョウの指が深奥にまで侵入してきた。脳内で、何かが弾け飛んだような感覚。
「んんっ! うぁっ! は、あ……ひゃぁ……んぅ……!」
「ふう……ごちそうさま、か? ふふふ……ははは」
メグがベッドに倒れ伏すタイミングを見計らったように、ジョウはフッと身体を離す。同性の体液で濡らされた指を眺め、満足げに笑う。そして、前後不覚となって微妙に肩を震わす彼女の横に座り、その栗色の髪を愛しげに撫でてやった。
もっとも、その横顔を眺めている者が、自分だけではないことにまでは気がつかなかった。超小型の仕掛けカメラが、ファインダーの動作音も無く二人の姿を部屋の天井隅から観察している。
「なるほどね……これは、使えるわ」
押し殺した声は、他の誰にも聞こえる事はない。
607 :
590:2005/10/29(土) 06:33:31 ID:c3ZA9W3R
その日以来、ジョウとメグはオフの日にあまり外出しなくなった。以前はメグが世間知に乏しすぎるジョウの腕を引っ張って、ショッピングモールや公園などによく足を運んでいたものだ。
が、今ではその恒例とも言える外出が減り、彼女達の家を兼ねるトレーラーの中で過ごしている。エイミーはその引きこもり傾向を怪しんだが、セイはその手の水を向けられても涼しい顔をしている。
「まあ、他に面白い事が見つかったんでしょう」
嘘はついていないつもりだった。というより、裏面の事情を知っている彼女としては、この機会を逃すつもりもない。恭平が差し入れてくれたショコラと紅茶を手に、セイはメグの部屋に向かった。
「私だけど、ちょっといい?」
「え? あ、はいはい」
「これ、差し入れよ」
「あ、それじゃいただきま〜す」
やや慌てた様子でドアを開けたメグは、手を振って中に入るよう促した。何食わぬ顔で入室したセイは、その妙にそわそわした態度と、歳からすれば必要のない入念な化粧から、これからお楽しみのつもりだったらしいと推量した。
「この前の事件のことなんだけど……あれから何か分かったことがあるかしら?」
テーブルについたセイは、何気ない調子で言う。目だけはメグの表情の変化を鋭く追っていたが、特に変わった様子は見られない。
「うーん、それなんだけど。依頼人の恋人ってのは、見つけることは見つけたのよ。でも、かなりのジャンキーで、禁断症状がひどかったからそのまま特別の……なんだっけ? そうそう、隔離病棟入り。あんまり後味のいい仕事じゃなかったわね」
「ええ、それは聞いてるわ。それで?」
「それで……エイミーが言うには、あの“ブラスター”をサバいてたのは、あの時湾岸倉庫街から逃げてきたチャイニーズ・マフィアのウッカリボスだけなんだって。
その筋じゃかなりの人気商品だったみたいだから、普通は他の黒社会も便乗して売り出そうとするはずなんだけど、ってね。考えてみればヘンな話よね」
「……そうね」
ことさらに表情を晦ませながら、セイは紅茶を口にした。自分の予感が、どんどん悪い方向へ向かいつつあるのが感じられる。
「で、なんだか釈然としないのは、そのクスリは外国じゃなくて、国内で作られてるらしいとかいう噂があるんだって。でも、そんなことってあるのかしら? 日本に麻薬畑なんて造ったら、あっという間にバレて捕まっちゃうでしょ」
「……そうでしょうね。その噂はどこから?」
「ああ、いつもの情報屋さんよ。まあ、新型の麻薬だから色々とあるんでしょうけど……でも、ちょっと面白い話かもね。警察も一生懸命捜査してる割には、まだあのクスリのルートはつかめてないみたいだし……
もしあたし達がこの事件の真相を暴いたら、かなりの報酬が出そうだし。エイミーに頼んで、もっと情報を集めてもらおうかなっと……あ、これ美味しい。はむはむ……ひょんでね、お金がひゃいったら……」
「やめなさい」
「ひょえ? んっ……く、あ、ゴメンゴメン。もう、セイは厳しいなあ」
608 :
590:2005/10/29(土) 06:35:29 ID:c3ZA9W3R
苦笑いして、ショコラを紅茶で流し込むメグ。セイの言葉を、口にものを入れながら話をするなという意味に取ったらしい。その勘違いに気付いたセイの顔色は、ますます蒼ざめた。いっそ、このまま全てを話してしまえればどんなに楽なことか。
しかし、それは不可能なことだ。組織の秘密、いや暗部に無自覚のまま踏み込んでしまっているメグとジョウは、本来ならばそのまま抹殺の対象ともなりかねない。
「どうかしたの、セイ? なんだか顔色が悪いけど」
「……いえ、なんでもないわ」
事ここに及んで、自分が白蘭のドンの孫娘であるという立場を、セイは今ほど疎ましく思ったことはない。なぜ、あんな仕事を彼女達にまわしてしまったのか。真相を知ったとしても、固く口止めすればそれで済む話ではないか。
そんな恨み言が、胸の奥底からマグマのように湧き上がってくる。だが、今や他の選択肢はありそうにない。以前からセイは組織の命令に異を唱える事が多く、それが祖父の白蘭における立場に微妙な翳りをもたらしていることも知っている。
ここでまた組織の恥を外部に晒しかねない危険を無視するような態度を取れば、面子を重んじる幹部連が今度こそ黙っていまい。セイはマグカップを両手の平で握り締めながら、その小刻みに揺れる紅茶の波を穴が開くほど見つめていた。
「ねえ、どうしたの? 具合でも悪いの?」
心配そうに覗き込むメグの顔を上目に見ながら、セイは決断した。嘲笑したくなるような偽善であるにしても、今はこの二人を守るには他に手段が無い。
「ああ、ごめんなさい。ちょっと考え事をしてたのよ」
それまでとはうって変わった穏やかな表情で、セイは微笑した。この瞬間、自分は卑怯者になったのだと心のどこかが彼女を弾劾した。だが、その内なる叫びを押さえ、セイはゆっくりと切り出した。例の、ジョウとメグの情事の一件である。メグは紅茶を噴き出しそうになった。
「な……ななななんでセイがそれを知ってるのよっ!?」
「あら、もしかして本当だったの? やるわねえ、あなた」
「へ……か、カマをかけたの!? ひどいよ!」
他人様をウッカリ者呼ばわりする資格があるとは到底思えない態度で、メグは頭から湯気を噴き上げる。
「まあ、別に悪いとは言わないわ。あなた達のこれまでの関係を考えれば、愛し合うのは不思議じゃないし」
「ど、どーも……」
「ただね、あまり激しくするのはちょっとどうかと思うのよ。その……声が部屋の外まで聞こえてるんだけど」
「え……えええええええっ!?」
完全に逆上して、下手なパントマイマーのように顔や腕を無軌道に振り回すメグに、セイはすいと寄り添って妖しげにささやく。
「いつもあんな声を聞かされる私の身にもなってもらえないかしら。責任、取ってくれるわよね?」
「はうう……責任ですか」
「そ。取ってくれるわよね?」
「分かりました……もうやめ……るのは無理ですんで、もっと声を低く……するのも難しいかなあ。じゃあせめて週三回、いやいや四回、できれば五回ぐらいの方向で労使交渉を……」
あまり、というかまるで反省の色が見られないメグに対し、セイはくすっと笑った。その手をそっと取ると、
「別に節制しろとは言わないわ。ただ……」
「な、なんれす?」
「責任というのは、貴女達のせいで燃え上がってしまった私の身体に対するものよ」
609 :
590:2005/10/29(土) 06:38:26 ID:c3ZA9W3R
「は、はひゃあっ!?……ん、んっ……」
急激に濃密さを増した部屋の空気に狼狽したメグは、次の瞬間唇を奪われていた。
「ちゅっ……んふっ……あ、ダメ、こんな……」
弱りきった瞳で懇願するようなメグの願いは、セイの妖艶な笑みによってかき消された。再び唇を奪うその動作は、ジョウに比べて明らかに優しく、また相手に対する配慮が行き届いた、手馴れたものに感じられた。
不意を打たれたメグはしばらくセイの腕に身を任せていたが、その唇が離れると同時に戻った理性で、抗弁を試みた。
「セ、セイ……ダメよ、こんなこと! あたしは、ジョウの恋人なんだから……!」
「そうね。でも、自分の責任は自分で取らないと、社会人とは言えないでしょ? 貴女は、もう充分に大人なんだから……ほら」
弱いところを的確に攻めながら、器用に服を脱ぎ、また脱がせてゆくセイ。メグの視界は、天井の壁を映し出していた。
初めての秘め事を例えて「天井の染みを数えている間に終わる」とか昔言われたらしいが、今の彼女には数えるべき染み一つない無機質な天井の壁を見つめながら、ぴったりと押し付けられるセイの豊満な女体がうごめく度に、身体のどこかに峻烈な波が走る。
特に、自分の胸が埋没させられるほどのボリュームがある双乳の圧力に、低いうめきを漏らす。まるで自分の女としてのシンボルが同性のそれに征服され、食い尽くされるような感覚。
メグはそこから生み出されるものが、決して嫌悪感や不快感だけではないことを高揚する性的感覚で悟り、狼狽した。
(あっ、やぅ……んっ、い、けない……)
メグはどれだけ理性で叱咤してみても、快楽の底無し沼に次第に落ちこんでゆく自分の身体感覚を、絶望に近い思いで感じていた。
「メグ……ああ、こんなに固くしちゃって……んっ! ああ、いいわ……」
メグの背をかき抱き、互いの乳首をこすり合わせるようにして、裸同然になった肢体をグラインドさせるセイ。
その腕の下にある年下の少女は、すでに彼女の公然たる肉欲の獲物以外の何物でもなく、顔から胸にかけてを桜色を染め、セイの余裕に満ちた愛撫に対し、打てば響くような可愛らしい反応を返すだけの愛玩物となり果てている。頃は良しと見たセイは大胆に「引き」にかかる。
「もっと激しく楽しみましょ……二人で、ね」
メグの右脚を抱えて高く曲げさせたセイは、傍らに脱ぎ捨てた服のポケットから薬のカプセルのようなものを素早く取り出す。そして、メグの丸見えになった薔薇色の中心部にすっと差し入れた。
花弁中央の通用口に、そのカプセルがスムーズに吸い込まれてゆくのを確認すると、自分の薔薇色をそこに押し当て、上下に動かし始めた。
「ああっ!? せ、セイっ……ゆる、し……ああんぅっっ!!」
「うぅん、はぁっ! まだダメ、まだダメよっ! 私が、一緒にイクまではっ……ああ、いいっ!」
ベッドの上には、もう前後の意識もなければ、浮気の後ろめたさも倫理観も吹き飛び、ただ動物的本能に任せて腰を振り続ける牝二匹がいるだけだった。もっとも、やや年上の牝の方だけはこの期に及んでも脳の片隅に、ある種の計算を残しながらその運動を続けている。
メグの身体が跳ね上がったように背中を反らせるのを見ると、突然身体を離してメグを抱き起こす。その眼は突然の状況変化が理解できないと言うように、鈍い表情を映し出している。
610 :
590:2005/10/29(土) 06:40:26 ID:c3ZA9W3R
「な……何?」
「ふう……どうだった? よかったでしょ?」
「え……えっ?」
「いや、もう充分楽しんだし、責任もそれなりに取ってもらったから、このぐらいで終わりにしようかと思って。あまり火遊びしちゃ、ジョウに悪いわ」
「ちょ、ちょっと」
何事もなかったかのように服を着ようとするセイに、何か言わねばならないという焦燥感に囚われていた。両腕で抱く腹部の辺り、あるいはそのさらに下が、燃えるように熱い。身体全体が、何かを欲して激しく咆哮しているようでもあった。
それがなぜなのか、あるいは科学的医学的にどういう意味を持つのか、などとメグは毛ほどにも考えない。ただ、この内なる高まりを鎮める手段のみを希求し、その解答を口から無造作にほとばしらせた。
「して……よ」
「なあに?」
「ちゃんと最後まで、して」
「へえ……それは変ね。私はそのつもりでしたんだけど」
「嘘! 途中でやめてるじゃない……! ね、お願い! このままじゃ、あたし……」
「ふぅん……」
涼しげな眼をきらりと光らせ、セイは彼女を見下ろした。どうやら、効き目が出てきたらしい。初めの怯えを帯びた気配が失せ、身体全体が上気して、性的衝動をなんとか噛み殺そうとしている様子がありありと窺える。
ただ、その澄んだ瞳からはとめどなく涙が流れ、身体が求める行為を必死に否定しようとしているかのようだ。
(あれも、長くは続かない……)
そう思うと、心臓に焼けただれた鉄棒を押し付けられたような気分になる。それでも、他に選択肢などない以上、彼女の取りうる道は一つだった。セイは羽織った上着を再び脱ぎ捨て、メグを押し倒すと、この哀れな少女の身体が現在望む唯一の事をやや機械的に行なった。
ジョウと初めて肌を合わせた時とはまるで違った、喉の奥から部屋中に響き渡る甲高い最後の艶声を肺活量の限界まで絞り出すと、メグは意識を完全に失った。その打ち捨てられた人形のように無防備な肉体をそっと抱き起こしたセイは、口の中で許しを乞う言葉を呟いた。
これから身体だけでなく心まで人形にならざるを得ないであろう、腕の中の少女に対する鎮魂歌のつもりだった。やがて、うっすらと眼を開けたメグに、セイは棒を吐き出すような語調で語りかける。
「これから、貴女に頼みたい事があるの。いい?」
メグは、幼児のようにこっくりとうなずいた。
611 :
590:2005/10/29(土) 06:47:41 ID:c3ZA9W3R
近日中と言いながら、2週間も経ってしまいました。 ;y=ー( ゚д゚)・∵
あまり一度に大量投稿するのもアレですので、今回はこのぐらいで……残りは仕上げが済み次第、投下します。
>>590氏
超GJ!! 結局HP見つからなかったYO
とりあえず抜いてくる
613 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 11:27:05 ID:gkU9wRKG
GJ!
続きが楽しみです!!
エロだけじゃない、ちょっと黒い感じが(・∀・)イイ!!
台詞回しも( ・∀・)イイ!
メグたん次は誰に犯られるんだろう・・・
(*´д`*)ハァハァハァアハァ
せっかくジョウと結ばれたと思ったらなんかきな臭いですな、乙
616 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 18:44:27 ID:PW9ic4MA
ほしゅ
617 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 22:13:36 ID:L4gJKxWD
保守・・
618 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 22:47:47 ID:DmibOPii
保守。。
619 :
590:2005/11/19(土) 15:33:03 ID:a5JX+abq
それからは、エイミーにとって不可解な日常の連続だった。
ジョウとメグが、仕事に出なくなった。また、たまに二人で外に出て帰ってきたと思うと、何やら妙な雰囲気を漂わせ、意味ありげな視線を交し合う。そんな二人を見ても、セイはなんの文句も言わない。
異常であった。以前はやれ仕事の効率だ、コストパフォーマンスがどうだと口やかましく小言を言うのを日課のようにしていたセイが、勤労を放棄したジョウ&メグに対して、まるで定年退職した老人のように静まり返っている。
「どうなってるのかなあ……」
事情を知らないエイミーが三人の誰かに説明を求めても、まともな返事の代わりに曖昧な笑みが帰ってくるばかり。なにやら自分だけがのけ者にされているような不快感を感じつつも、それ以上どうともできずにふてくされていた彼女が、突然一連の事件の真相の一端に遭遇した。
「……?」
トレーラーのどこからか、声が聞こえた気がした。それは途切れ途切れで、また高くなったり低くなったり、苦悶の叫び声のようでもあり、楽しげに笑っているようでもある。妙な気がしたが、そう、これは空耳ではない。確かにこのトレーラーのどこかから聞こえる……
「なんなのかな」
エイミーはモニタールームの椅子に座り直し、キーを叩く。数日前のことだが、エイミーが管理するホストマシンをごく短時間経由し、トレーラーの制御OSに『ちょっかいを出した』痕跡が認められた。
万一悪意のあるクラッカーの仕業とすれば大ごとであるから、急いで調査してみたところ、当然ながら履歴は巧妙に消されていたが、追跡ツールのロボットが出した解答は、セイの個人端末からのアクセスであるというものであった。
半信半疑ながらも逆探知してみると、端末の中に一つの休眠状態を装ったデバイスが存在し、解凍してみると監視カメラの操作モードに移行した。
「なにこれ?」
どうやら複数の監視カメラがいつの間にか設置されていたらしく、クリックすると場所が切り替わった。ジョウの部屋、メグの部屋、さらに切り替えると、居住区とモニタールームの中間地点を映し出した。
部屋の隙間を利用してテーブルと椅子が置かれており、ちょっとした喫茶スペースのようなもので、ここでお茶やケーキを楽しんだ事が何度かあった。
が───そこでは、お茶会などは開かれていなかった。ケーキの代わりに、メグの上半身がテーブルに突っ伏している。そのシャツは半ばはだけられ、下半身は裸だった。
それだけではなく、その白い肌に挑みかかるように、後ろからジョウが彼女の腰をホールドし、自分の腰を規則的に前後させている。その退いて押す運動の度ごとに、メグの口から言葉とも言えない叫びが発せられている。
「こここ、これって……」
620 :
590:2005/11/19(土) 15:35:38 ID:a5JX+abq
大声を出しそうになった口を慌てて押さえ、エイミーはモニターを食い入るように見つめた。その手の知識は歳相応程度のものしか持ち合わせないが、それでもあれが食事や運動などとは別次元の行為であることぐらいは十二分に理解できる。
問題なのは、そういう行為は、普通男女の間でするんじゃないのかな、という疑問だった。自分の視力が衰えていないことを再確認しようと、恐る恐るカメラの焦点を操作する。
(あ、あれ、何……?)
メグから離れたジョウの股から、半透明の物体が顔を覗かせる。彼女がエイミーから見て真横に向くと、それが長細くつるりとした、プラスチック製かなにかの棒のように見えた。
ジョウの身体から『生えている』ようなそれが、現在の二人の行為の中でいかなる役割を果たしているのか、エイミーには理解できない。
ただ、何かただならぬ事態であるらしいということ以外は。ジョウがテーブル上ののメグと体を入れ替えて仰向けになると、メグはその上に乗る。そして、激しく腰を振り始める。
見れば、恍惚としているメグだけでなく、ジョウもまた苦痛に耐えるような、あるいはそれ以外の何かの感覚を共有するように頭を動かし、髪を前後左右に振り乱していた。
「はあ……う」
エイミーは、自分の呼吸が次第に荒くなってきたことに気付いた。二人がそんな仲だったとはまるで知らなかったし、それに口を出すべき立場でもない。もっとも、このままでは商売上がったりになって、大いに困るわけなのだが───
「ん……んぅ」
ますます激しさを増してゆくモニターの向こうの二人を見ながら、エイミーの手は下へ下へと伸びていった。なぜか、その部分がとてもいたたまれないほどにかゆいような、熱いような異様な感じを訴えていたからである。
初めは下着の上からそっとなでていたが、すぐに手を服のヘソの切れ込みからダイレクトに入れ直した。その部分に触れつつ、指を重ねて上下に動かしてみる。
「はっ、はぁっ……ふぅっ」
本能が命じたその行為に、エイミーは今まで感じた事のない心地良さを覚えた。やや大振りな椅子は、彼女の小さな身体が左右によじれるのを床に転落させないだけの、充分な余裕がある。
その大きさに安心して身をゆだねながら喘ぐ彼女のツーテールの一方が唇の前に振りかかり、その髪の毛を唇で噛みながら、手だけは休まず動かしつづけている。
(あ、これってなんなの……? やっぱりジョウたちも、こんなふうに気持ちいいのかな……)
大写しになる淫行の映像と、自身の快感によって次々に湧き上がってくる衝動に、エイミーは身を任せ続ける。全裸の肉体を快楽のために叩かせ合う二人の痴態が、その初めて覚えた自慰に弾みをつけた。
「ううんっ!……もっと、こうして……あっ、こうすれ……んっ、あっ、ああ、あんうぅっ!!」
それまで極限に高まっていた緊張感と高揚感が、にわかに衰えてスーッと沈んでゆくように感じた。
「はっ、はっ、はぁ……ふぅ……」
快い脱力感が全身に蔓延し、億劫ながらも画面を確認すると、二人はまだその行為の最中だった。すると突然、ものすごい羞恥心がエイミーの大脳を支配し、彼女は惑乱した。
今この場をなんとかしなくては、誰もいない室内を小動物のような臆病さでくるくると見回し、無意味に両手を泳がせてみるが、もちろん何の意味もない。
妙な自己嫌悪に陥ったエイミーが取った結果的に取った選択は、監視カメラのスイッチを切ってデバイスを元の休眠状態に戻し、履歴を完全に消すことだった。そして身体の火照りを消そうとするように頭を振り、おぼつかない足取りで部屋から出て行った。
621 :
590:2005/11/19(土) 15:43:21 ID:a5JX+abq
口ひとつで物事を動かすというのは、セイの主義からすれば好まざるところであった。また同じように、讒言やそそのかしによって人を陥れ、あるいは奈落に落すというのはさらに好まざるところである。
彼女の属する民族の国家は、かつて大帝国を築きながらその種の愚行によって幾度も滅亡の憂き目を見てきた。セイは、愚かな先人たちの真似をしたくはなかった。
今の自分の立場はブレーキの付いていないバスの運転手のようなもので、障害物を避け、交通の流れを読みながら巧みに運転を続ける以外に身の処し方がないことも充分にわきまえている。
でなければ、自分だけでなく乗車している客までも巻き込んで地獄行きが確定するだろう。何度目になったかも忘れた苦虫を噛み潰していると、ドアがやや荒っぽくノックされる。
どうぞ、と言うが早いか、声紋チェック式のドアからジョウが駆け込んできた。一見したところ、機嫌はあまり良さそうでない。
「セイ、聞きたいことがある」
「何かしら?」
怒りに肩を震わせながらも油断のない身ごなしで、ジョウはセイに問いかけた。連日の度の過ぎた淫行によってやや赤く濁ってはいるが、その眼は依然として鋭さを失っていない。ジョウの言うところによると、メグの首筋に覚えのないキスマークが付いていたという。
セイは、すぐに思い当たった。何しろ自分が付けたものだからである。口を開く前に、ちらりとジョウの表情をうかがう。セイがそんな真似をする理由が見出せず信じかねているようでもあり、一呼吸ごとに急速に冷静さを取り戻しつつあるようだった。
しかし、それはセイのさりげない告白によって消し飛んだ。
以前、自分が何度かメグを“借用”したことがあると平然と言い放った彼女の襟首を、風のような素早さでねじり上げる。
「お前、冗談も休み休み言え。あたしの女に手を出したのか?」
「……あら、いけなかったかしら。ちょっとした遊びのつもりだったんだけど」
「遊び……遊びだと? よくも言ったな!」
「そう興奮することでもないでしょ。お互いに楽しんだんだし」
そう言うやいなや、襟首を握られたまま物凄い勢いで押し倒された。その先がベッドであったから良かったものの、床だったら脳震盪を起こすほどの勢いである。わずかに頭を振って正面を見据えると、喉笛を噛みちぎりそうな眼をしたジョウがいた。
荒い息づかいが、セイの涼しすぎる顔に染み透ってくる。いっそ、このまま殺してくれれば楽でいいのに。そんな思いが脳裏をかすめたが、無論ジョウにはセイの抱える事情が分からない。
むしろ彼女の態度を、自分の恋人を寝取る不遜さと取った。脳が凶暴な衝動に支配されるのを感じると同時に、組み敷いたセイの服を肉に群がる飢えた獣のように剥ぎ始める。
「お前を、犯してやる。壊れるまで」
暴風が通りすぎたようにばらばらに脱ぎ散らかされた服と、突然風通しが良くなった自分の肌。そしてジョウのこの上なく残酷な宣告を聞いても、セイの表情にはほとんど変化が見られなかった。
ほんのわずか、唇の端が歪んで微笑ともつかない何かを浮かべただけだった。それがまた、ジョウの癇に障った。
「……このっ!」
彼女自身でも持て余し気味の胸を、銃器の扱いで女性としては硬くなった両手でジョウが荒々しく揉みしだく。快感よりも、痛みがあるだけである。
それがジョウから加えられている肉体的な痛みなのか、自らの行為の後ろめたさから来る精神的な痛みなのか、セイはベッドの上で組み伏せられながらとりとめもなく思索していた。
その木石のような反応の無さに、ジョウはますますいきり立った。じゅばっ、じゅばっと音を立てて乳首を強く吸いながら、左腕でセイの右腿を抱えて高く掲げ、大きく開かれた局所に強引に中指を挿入する。まだ濡れていない襞に痛みが走り、セイは小さくうめいた。
「フン、痛いか? だがな、あたしの痛みはこんなものじゃないんだからな」
痛みか、とセイはあざ笑いたい気分になった。知らぬは自分ばかりなりと言い、恋は盲目と言う。ジョウの記憶が失われた期間、彼女がどんな境遇にいたか、おおよその察しはついている。
人間戦闘機械を養成するとかいう、マッドサイエンティストどもの玩具にされていたらしいが、その記憶はないらしい。記憶がなければそれに伴う痛みもないだろう。その意味で、今のジョウは結局昔と変わっていない。
あの年頃の少女としてはごく真っ当な色恋に身を焦がし、己の立たされている位置がまるで分かっていないのだ。戦いに臨んではあれだけの力を持ちながら、その運命はまるで操り人形そのものではないか。
622 :
590:2005/11/19(土) 15:45:26 ID:a5JX+abq
「うっ……あっ、ああん、だ、だめぇっ、ジョウっ……」
憐憫の情を感じたセイは、半ば無意識にジョウの望む反応を演技している。それが結局は果たすべき義務と方向性が一致していることに内心で安堵している自分を、多分に軽蔑しながら。
「なんだ、澄ました顔してるわりには、ここはずいぶん堪え性がないんだな?」
「いやっ! そんなこと言わないで」
「黙れ。今のお前はあたしの命令に逆らえる立場じゃないんだ。それが分かったら、言うとおりにしてろ。これからもっと恥ずかしい思いをさせてやるからな……!」
その宣告をどう受け取るべきか、セイには確たる判断ができなかった。自然な感情としては嫌がるところであろうが、今自分がしようとしてる行為……陰謀と言い換えてもいい。
その罪を考えれば、特に不平を言い立てる筋合いのものでもない気がする。事が終わった時、自分だけが以前のままでは済まされないだろう。自己の良心と相談した結果、彼女は荒れ狂うジョウの暴風に身を任せることにした。
「そらっ、ケツを上げな! この売女!」
「あうっ!」
うつ伏せに押し倒され、強引に臀部を差し上げられたセイは、秘部に異物感を感じた。うねうねと動く硬いそれは、ジョウの指か。一本ではなく、二本は入っているようだ。
「ううっ……そんなに挿れないでぇ……」
「泣き言を言うな。お前は何だ、どこかの清楚なお嬢様のつもりか? 違うな。ただの淫乱なケダモノさ。だったら、これがお似合いだろう!」
「んふぅっっ!?」
急激な力を加えられた肉襞の内壁が刺激に耐えかね、医学的にバルトリン氏腺液と呼ばれる分泌液が粘膜防衛のために放出された。それがジョウの無慈悲な指使いと連動して、ピチャピチャと音を立てるほどに溢れかえる。
「ううっ…あ、ああっん、あんぅっっ!!」
「フン、なんだこれは? ここはずいぶんご機嫌みたいじゃないか、ええ?」
薄笑いを浮かべながら、ジョウは右手を窓越しの光にかざした。半透明の液体が、にちゃり、と二本の指の間で糸を引く。
「お前はメグよりずっと淫乱な牝豚だ。こりゃ相当ハードな躾が必要だな」
そう言うが早いか、セイの張り出した見事なヒップをピシャッと平手で叩く。
「きゃあっ!」
甲高い悲鳴に満足するジョウ。この女の身体を完全に支配してやる、という黒い欲望が燃え盛った。
感触でおおよそのあたりをつけ、膨らんだ肉豆を指の腹でぐりぐりとこすり、挟んで引っ張ってやると、また普段のクールさからは想像もできない蟲惑的な艶声を次々と発してくれる。
ジョウは、急に納得した。女というのはセイにしろメグにしろ、様々な仮面をかぶってはいるが、結局その本性はひとつしかない。それは相手が男であれ女であれ、強いものに征服されて悦ぶということであった。
623 :
590:2005/11/19(土) 15:52:49 ID:a5JX+abq
「とすれば、お前は征服されるしかない。あたしみたいな強いものにはな」
ジョウは、セイの腰を片腕だけで持ち上げると、部屋の隅に連れて行った。彼女の内股もまた、濡れ盛っている。そろそろ自分にも刺激がほしいところだった。
「戦いでは、相手が自分より強かったら、殺されるしかない。でもあたしはお前を悦ばせてやってる。ありがたく思えよ。そらっ!」
セイの左脚を抱えると、体操選手のように思い切り差し上げる。その大きく開かれた付け根に、自分の同じ器官を押し当て、強く腰を動かす。
「ん……くくっ!」
「うあっ! ああぅっ!」
ヤスリで削られるような痛みと、突き刺すような快感が駆け抜ける。ジョウは息を荒らげ、双眼に嗜虐的な喜びをたたえながら、その動作を繰り返す。気持ちがいいというより、愉しかった。
今、この手の内にある肉体は、100%ジョウの意のままにある。その実感が、充血しきった二人の秘部の交姦を通じてはっきりと伝わってくる。
「はあっ、はあっ……そらいけ! うっ、くぅぅっ!」
「あ、だ、ダメっ!イク、イクぅぅっ! あ、あぅあんん〜〜〜〜っっ!!」
テーブルに置かれた花瓶を揺るがすほどの声が途切れると、ジョウはセイの背中に回していた片手を離した。やがて恍惚として痙攣するセイの花園から、透明の液体が鮮やかにほとばしる。脚を抱えたまま興味深げに観察するジョウ。
やがてそれは床に水溜りを作り、止まった。不思議に思い、セイのそこから残り汁を指ですくい、舐めてみる。いつもメグのそこから出る液と同じ味がした。ジョウは納得したような、しないような不特要領の顔でセイを抱え、ベッドにぽんと投げ出した。
それが“潮吹き”と呼ばれる生理的現象であることを、ジョウはついに知らぬままだった。
「さて、これからどうしてやるかな……」
624 :
590:2005/11/19(土) 15:56:52 ID:a5JX+abq
とりあえずここまで。そろそろ終盤です。最後の残りは、できれば今日明日中には投下したいと思ってます……(;´Д`)
625 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 22:15:48 ID:4z3kLsyy
GJ!!
(*´д`*)ハァハァハァ セイが、メグがあぁ・・・
続き激しくキボンヌ
627 :
長くてスマソ:2005/11/28(月) 23:04:40 ID:30EaZG50
神を待ちながら漫画を三巻までしか読んでない漏れが投下
漫画で新居の幽霊騒ぎが終わった後の話し………
太陽が真上にあがるころ、メグは何やら思案顔でベランダにたっていた。
考えていることは、いかにして今夜、いや毎晩ジョウに可愛がってもらうか。
とりあえずジョウと一緒のベッドで寝ることには成功している。
628 :
長くてスマソ:2005/11/28(月) 23:05:38 ID:30EaZG50
後は誘惑すればいいだけ……。
でもどうやって?
自分の色気でジョウをどうにかできるとは思わないし、食事に媚薬を混ぜてみたところで完全無欠のジョウのはきっと薬に気づいてしまうだろう。
「正直にお願いするしかないのかなぁ…?」
629 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 23:09:18 ID:30EaZG50
その時メグは閃いた!!
「そうだ!!食事に混ぜれないなら!!混ぜずに食べさせたら良いんだ!!」
夕食を終えた後、メグはジョウに例のあの薬、飲めば体が疼き、身の回りの人間を襲いたくなってたまらなくなる薬をジョウに手渡し、こう言った。
「それね、すっごいサプリメントなんだって!疲れはとれるし頭はさえるしで最高なんだってさ!!」
「薬に頼るのは良くない」
630 :
長くてスマソ:2005/11/28(月) 23:10:15 ID:30EaZG50
「へ?」
ボスッ
メグの目の前で薬はゴミ箱に投げ入れられた…。
「メグ、あまり薬に頼るのは良くな……!!」
ジョウは言葉を失った。
メグが泣いていたから…………
「メグ?!そんなにあの薬を飲んで欲しかったのか?!」
「違うの……!!」
631 :
長くてスマソ:2005/11/28(月) 23:11:17 ID:30EaZG50
「違うのか?どこか具合でも……」
「違う!!」
メグがいきなり怒鳴ったことでジョウは硬直した。一体メグはどうしたのだろう?目の前のヒトはただただ泣き続けている…。
「メグ………」
ジョウは泣き続けるメグに優しくついばむようなキスをした。
「ジョウ…?」
メグは今何が起こったのか理解できずに呆然としている
「メグ……泣き止んでくれ…すまん、薬は飲みたくないが、それ以外ならなんでもする……嫌わないでくれ」
「ジョウ…」
「なんだ?」
632 :
長くてスマソ:2005/11/28(月) 23:11:56 ID:30EaZG50
「もっかいして」
「え?」
「キス!もっかい!!」
ちゅ……
ジョウはメグの要求に素直に答えた、今はただ、メグに嫌われたくない…
メグは立っているのが辛かった。膝が震える、あまりにも気持ち良すぎる。毎日もっとみだらなことをイメージしているのに、これは舌も入れてないただの優しいキスなのに……。
633 :
長くてスマソ:2005/11/28(月) 23:13:07 ID:30EaZG50
それがこの上なく気持ちよかった。
ジョウは唇を離した。これ以上続けて自分が冷静でいられる自信がなかったら。そんなジョウに対してメグはねだるような視線を向ける。
「ねぇ、ジョウ?」
「……なんだ?」
「ベッド……いこ?」
続きは書けたらで、長文andお目汚しスマソ
634 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 23:14:20 ID:hYvsuhd7
GJ!
続き希望!!
635 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 23:16:57 ID:30EaZG50
反応早!!ww
はい!!明日にでもがんがります!! ノシ
636 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:09:26 ID:zjFS4jQo
丁度リアルタイムでした!ノシ
637 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:03:21 ID:8ZM8LG9f
ジョウはメグを抱きかかえベッドに向かった。
メグはジョウの腕の中からジョウの顔を幸せそうに見つめていたが、ジョウの顔が険しいことに気づいた。
「ジョウ?どうしたの?」
まさか今更気が変わったなんて言い出すのかとメグは不安にかられる。
「メグ…私たちは、今から…するんだよな?」
メグの胸が嫌な脈を打ち始める。
「…………嫌なの?」
「違う!!………ただ…分からないんだ」
「え?」
「………その、始めてなんだ…だから…」
ああ……そっか。ジョウはキス以上のことはぼんやりとしか知らないんだ…。
「じゃあ、今日は私がジョウを幸せにするね?」
638 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:03:54 ID:8ZM8LG9f
真っ赤になったジョウから降りると、メグはジョウをベッドに押し倒した。
「ジョウ……」
キスをした。こんどはメグから。一旦唇を話す。
「ジョウ…目を閉じて……口を開けて…?」
ジョウは言われた通り口を開けた。かなり思いっきり。
「……ぷっ」
「メグ?なんで笑ったんだ?」
「ん〜ん、ジョウって可愛いなぁって思って…口はちょっと開けるだけでいいんだよ」
「む………」
少しばつが悪そうにしているジョウの口と自分の口を合わせる。今度はただのキスじゃない……甘く、みだらな本能のキス。
639 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:04:59 ID:8ZM8LG9f
「………!!」
ジョウの体がかすかにそり返る…感じているのだろう、耳まで真っ赤になる、呼吸が一気に荒くなる…。
「っあ………」
ジョウの口から漏れた喘ぎ声にメグの気分は高揚していく。
最初は単純に舌を舐めるだけだったのが、次第に絡み合わせ、歯茎を舐め、唾液を流し込み、飲み込ませる。
技が1つ増えるごとにジョウの喘ぎが激しくなり、メグの腰にまわしていた手からは力が抜けていく。
「ふぇ…ぐ……」
自分の名前を呼んだのだろうか?涙目になりながら喘ぐジョウが可愛らしくてたまらなかった。
「んっ……」
640 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:06:48 ID:8ZM8LG9f
舌の動きを激しくする、より多くの唾液を流し込む、そして左手が…
「ふっ……あぅ…んあ!!」
胸を揉みしだく
「あっ……〜〜〜〜!!」
必死に喘ぎ声を我慢するジョウの服を片手で器用に脱がす、そして、一旦胸を揉む手を止め、全ての服を脱がすと
「ジョウ、私の上に来て……」
ジョウはなけなしの力でメグと位置を入れ替わった。
「じゃあ、ジョウ…もう一度、キス、して……?」
ジョウはメグと唇を合わせ、舌を入れる。メグはジョウの舌を吸い込むようにして、唇でジョウの舌を挟むと、その先をたんねんに舐め始めた。
641 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:23:19 ID:8ZM8LG9f
「んっ…ふぁ…あっ……!!」
メグは両手でジョウの胸を押し上げ、揉みしだく。ジョウの息はさらに上がりメグは自分の股間にジョウの蜜が滴っていることに気づく。
(ジョウ…こんなに濡れてるんだ)
メグは右足を折り曲げ膝でジョウの股間を持ち上げた。
そして左の膝をジョウの秘部に押し当てる…。
「あっ……!!ぁあああ!!メグ…メグっ!!」
ジョウの舌を解放し、ジョウを見上げるる。
「見…見るなぁ……」
恥ずかしがるジョウの口からは唾液が滴る。メグはそれを舌で舐めとっていく。
642 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:24:24 ID:8ZM8LG9f
ジョウは羞恥心にかられ、なんとか口を閉じようと頑張るがそのたびにまんこをぐりぐりとやられ喘いでしまう。そして、絶頂を迎えた。
ジョウが潮を吹き終えてしまう前に、メグは再度ジョウと位置を変わり、体を下にずらしジョウのまんこを吸い上げた
「あはぁっ!!」
ジョウはひたすら喘いだ。喘ぐしかなかとた。もう何も考えられなかった。メグも何も考えてはいなかった。ひたすらにジョウのまんこ舐め上げ、舌を入れ、右手で肛門をかき回し、左手の親指は尿道を刺激し続けた。
643 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:25:51 ID:8ZM8LG9f
やがてジョウは2度目の絶頂を迎え、メグのまんこはひくひくとジョウを求めた。メ…グ……」
「ジョ……オォ…」もう2回も果て、体力も限界に近づいているジョウにメグは求めた。
「ジョウ…まんこ…舐めてぇ…」
そういうとメグは69の体勢をとった。
ジョウは、蜜が流れ出しているメグのまんこに舌を這わした。それは稚拙で不慣れな行為だったが、相手がジョウであるというだけでメグはイキそうになる。
644 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:27:08 ID:8ZM8LG9f
それは稚拙で不慣れな行為だったが、相手がジョウであるというだけでメグはイキそうになる。
「ジョウ……」
メグも負けじとジョウのまんこを舐めようとするが、気持ちよすぎて全く力が入らない。しかし、2回も果て敏感になっているジョウのまんこには十分すぎる刺激であった。
「「あっ…あ〜〜〜〜!!」」
2人して果て、メグは最後の力を振り絞り69の体勢から普通の包容に変える。
「ジョウ…」
「メグ…」
2人は可愛いキスをした。
その後には…幸せそうな2人分の寝息が聞こえるばかりだった……
645 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:29:04 ID:8ZM8LG9f
長文&お目汚しスマソ
さて…神待ちに徹しますね。
646 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 19:58:43 ID:IetmyCXE
647 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 01:58:56 ID:+RL4GvnK
漫画は3巻までしか出てないお
648 :
JAバンク ◆BYasmdOvp. :2005/11/30(水) 06:36:53 ID:+RL4GvnK
放映当時に書いてたもので未完成なのならあるが・・・
皆の反応次第で投下するか決めます。なんせ古いもんで。
でもアニメのような中途半端ではなくガチンコレズなのがイイ
650 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 14:24:17 ID:3pJ/PiUC
>649
だな。
651 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 22:52:04 ID:LAg+NdTs
>648
古くてもいいから是非投下!!
初出なら新作だっ!是非投下お願いします!!
653 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:41:51 ID:rpjwOdld
保守
メグ×ジョウGJ!
655 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 00:57:39 ID:KIi11Vp7
保守
聖夜に地獄の天使は舞降りる・・・だったら良かたのに
657 :
590:2005/12/30(金) 05:12:16 ID:yAYP37Vn
セイは完全にダウンしているが、ジョウとしてはまだまだこれからのつもりだった。この泥棒猫が二度と馬鹿な考えを起こさないように、徹底的に仕込んでやらねばならない。
無論、その後でメグにもお仕置きが必要だろう。もっとも、メグは無理矢理セイに抱かれたのだろうから、その点は割り引いて考えるつもりだった。しばらくメグを『アメとムチ』で可愛がってやったら、あとはセイを二人に奉仕させるペットにしてやる───
そんなところか、と大体の思案を決めると、セイの上にゆるりと覆い被さる。そして、自分の五倍はありそうな双乳を揉み始めた。
「まったく、何をどうすりゃこんなにでかくなるんだか?」
ジョウははっきり言って貧乳だが、それは彼女にとっては都合のいいことだった。こんな大きさのものを持っていたら、戦いの祭に邪魔でしょうがないだろう。
となれば、セイやメグの不合理にでかい乳は、ジョウの楽しみのためなのだろう。とにかく、揉みがいのある大きさなのだ。世の中は意外とうまく出来ている、と、彼女は妙に納得した。
「う……あぁ……あふぅ……」
「なんだ、結局また感じてるのか? どうしようもない牝豚だな、お前」
セイはまだ眼を閉じ、意識は明瞭でないようだが、快楽を司る神経だけは24時間営業であるらしい。その商魂のたくましさに応え、ジョウは手に気合をこめた。力をこめるごとに柔肉がうねうねと躍動し、爪先で横から弾いてやると左右にふるふると震える。
まるで別の生き物のようだ。大口を開けてむしゃぶりつき、舌で固くしこった乳首をころころと転がしながら、前歯で乳肉をソーっとこするように刺激してやる。
「んふ……ん、あ、あぅふ……ん」
上体をよじるようにして感じているセイの様子を見て、ジョウは自分の観測が間違いでなかったと感じた。このまま、セイを自分に抱かれる悦楽だけで生きていくような女に仕上げてやる。そう思った時───
「うっ?」
チクリとした痛みの後、奇妙な感覚が襲ってきた。臓腑がカッと熱くなったと思ったら、急に冷え込むような異常な体温の変動。さらに何か膨大な重量の物質が、奔流のように湧き出してくる異物感。
ジョウは反射的に、かすかな痛みを感じた左腿を手で押さえようとした。が、身体の自由が一秒刻みごとに利かなくなってきている。
「オマエ、いま……なに、を、した?」
658 :
590:2005/12/30(金) 05:14:04 ID:yAYP37Vn
舌までが回らなくなったきた。それまで自分の下で甘やかな声を上げていたセイはその質問に答えずさっと立ち上がる。そしてベッド脇に設置されたインターホンを押し、何か二言三言話した。
痙攣する身体を両腕で抱きながらその様子を凝視するジョウの後ろでドアが開く音。必死の努力で首をねじ曲げると、そこに立っていたのはメグだった。この状況で、なぜセイがメグを呼ぶのかとっさに理解できなかったが、その謎が解けるのに時間はかからなかった。
メグは横たわるジョウに覆い被さると、その首筋から乳房を念入りに舌で愛撫し始めたのだ。
「メ、グ……どういう、つもり……」
「ごめんなさいね、ジョウ。でも、こうするのが一番いいの」
「な、ぜ……」
「ジョウはあたしを可愛がってくれるけど、あたしだってジョウを気持ちよくさせてあげたいの。でも、ジョウっていつもあたしをいじめるだけだから……これでジョウも、いつものあたしみたいにエッチな子になってくれるよね?」
欲情に濡れた狂気を宿した瞳。その尋常ならざる輝きは、一つの可能性を示唆していた。
「セイ……まさ、か、きさ……!」
「ジョウ、あなたは自分の力に自信がありすぎるのよ。だから、こういう罠を見抜けないのね」
そういうことか、と感づいた時は遅かった。あの“ブラスター”が、なぜ新興の合成麻薬としては短期間にああも流通したのか。それは、この強力な催淫作用にあったのだ。その効果がかくも劇的であったればこそ、麻薬常用者ではない一般人にまで広く受け入れられたのだろう。
その淫魔の薬が、メグをセイの意のままに動く忠実な下僕に仕立て、今またジョウをその無慈悲な顎で食いちぎろうとしている。
「この薬は中毒者の粘膜から再分泌されるわ。だから中毒者とキスをしたりすると、健常者の相手にも少しづつ浸透してゆくのよ。あなたは何度もメグとセックスしていたから、今では立派な中毒患者。
そして、さっきのがトドメというわけ。念を入れて、常人ならショック死しかねないほどの量を打ったんだけど、あなたにはちょうど適量だったみたいね」
「グ……ク……アゥ」
「大丈夫よ。その症状は一時的なものだから。身体全体が凍りついたみたいな感じになるでしょう?でも、寒さが消えた後は、たまらないエクスタシーが襲ってくるのよ」
「や……め」
秩序だった思考ができなくなったジョウの眼前には、自分を組み敷いたメグの、邪気のない笑顔があった。その時、ジョウは初めてこの頼りないパートナーに恐怖を感じた。
「私を肉体的快楽だけで支配しようだなんて、甘いわよジョウ。でもさっきのプレイ、けっこうよかったわ。ちょっと乱暴だったけど」
「…………」
もはや口も利けないジョウを、メグは嬉しそうに嬲りだした。自分よりよほど小さい乳房を指先で弾き、くりくりとつまみ、甘噛みする。それに飽きると、ジョウの鍛え抜かれた両腿の間にある、唯一鍛えられない部分を弄る。
ジョウの反応あるなしを無視して、無邪気な欲望のままにその身体をいたぶるその有り様は、子供が捕まえた昆虫を意味もなく虐待する姿に似ていた。
「あははは、ジョウのここ、エッチな汁がいっぱい出てるよ〜ねえねえセイ、見てこれ。ジョウったらいやらしいんだぁ」
「ふふっ、そうね。あなたにされて感じてるのよこの娘。もっと気持ちよくさせてあげなさい」
「うん、もちろん。さあてジョウ、覚悟はいいかな〜?」
659 :
590:2005/12/30(金) 05:18:22 ID:yAYP37Vn
ジョウを抱きしめたメグは、飢えに苦しんでいた者が与えられた食事を食器から少しも余さず舐め取るかのように、くどいほどにその口を舌で犯す。
舌と唾液が忙しくししたり合う音が淫靡な響きを帯びてもつれ、とても15,6歳同士のものとは思えない。セイは、その光景に小さく背筋を震わせた。
(この分だと、経験豊富な成人同士なら、セックス以外何も考えられない狂人同然になるでしょうね)
恐るべき薬だ。やはり、こればかりはいかなる手段を用いても撲滅させねばならない。そう、いかなる手段を用いても……
「う、う……く……」
「あれ、そろそろ治ったジョウ?」
ジョウの肌に赤みが差し、凍りついた表情に色彩が戻ってきた。四肢が、ゆっくりと動かせるようになってくる。しかし、頭に霞がかかったように働かない。その奥から次々と湧き出してくるのは、ただ一つの衝動───
「あ、ああ……」
───肉欲。
ただ、それだけだった。二人に蹂躙される恐怖感が、なぜかそれと矛盾する、暗く湿った喜びに圧殺されてゆく。そうだ、もう自分はこの二人の玩具にされつつあるのだ。抗いようのない力に、あえて抗う意味がどこにあるのだろう。
強い者が生き、弱い者は死ぬ。その原則を、自分は十分すぎるほど知っているはずではないか……
「セイ、ちょっと手伝ってね」
「ええ、いいわよ」
メグはジョウを抱き起こすと、その右脚を持ち上げた。一方セイは左脚を抱え、壁際の大型スタンドミラーに向ける。メグがジョウの右乳を、セイが左乳を舌で転がしている間、ジョウだけがその光景を見ていた。
「ひゃあっ、ん、あぅんっ!……」
時折メグとセイが、彼女の股間を指で弄りながら楽しそうに言葉を交わしている。その感覚によって身体をよじらせながら悶える自分の、なんと浅ましい姿か。これが、ついさっきまで二人を自分の慰み物にしようと思案していた者の姿であろうか。
「うふふ、悔しいジョウ? でも、今までジョウがさんざんあたしにしてきたことなんだからね。あきらめてもっとエッチなジョウを見せてね」
「ああんっ!……め、メグ……ああぅ……!」
「あら、もうこの娘は悔しがってなんかいないわよ。それどころか、嬉しくてたまらないみたい」
「ああもう、ジョウったら……ああ、なんだかあたしも変な気分になってきちゃったじゃない」
メグは目線でセイとコンタクトすると、ジョウの脇から離れる。そして鍛えられて皮膚の弾みきったジョウの脛を幾度か舌で舐めるように愛撫し、自分とジョウの割れ目をピタリと接合させ、リズミカルに腰を使い出した。
「いゃァ、ひゃんぅっ!! らめぇっ!!」
「あっ! んあぁっ!! いいっ、ジョウ、そこがいいんんっっ!!」
ベッドのスプリングが耳ざわりな軋みをあげ、ふたつの桃尻がバウンドするほどに腰を揺らす二人の嬌態を、セイはさすがに持て余した。
ジョウを捕まえておくのが精一杯である。必死に腕に力をこめ、ようやくその律動が静まった頃には、ジョウの身体は病人のように火照っている。
「あ、あぅふ……ぅ」
「ジョウ……」
普段のクールな無表情さからは想像もつかないような、嬌態の残り香をその顔に浮かべるジョウ。ふと、自分の選択は正しかったのか不安になる。少なくとも、彼女たちは何とかして助けるべきだったのではないか。
あるいは、肉欲の奴隷と化す前に楽にしてやるべきだったかもしれない……が、セイにそれ以上考える暇は与えられなかった。快感の頂点から帰還してきたメグは、まだ脱力しているジョウを抱き起こすと、容赦なく言った。
「ねえセイ、アレ貸してよ」
「……あれを?」
「うん、やっぱりジョウをもっともっといじめてあげるには、アレがないとね〜」
660 :
590:2005/12/30(金) 05:20:47 ID:yAYP37Vn
愉快でたまらない、といった風に笑うメグを、深い諦めと共に見つめながらセイは『あれ』をキーカード付きの引き出しから取り出した。その間メグは、ベッドに這いつくばったジョウの尻を高く上げさせ、その中心に指を差し挿れている。
「ううっ、あぁ……もうゆるしてぇ、メグ……んぁっ」
「あら、あんなこと言ってるけど、どうする?」
「うーん、そうね。許してあげてもいいかも。でも、その前に、っと」
指の濡れを舌で舐めとったメグは、セイからそれを受け取り、装着した。
「許して欲しかったら、これに聞いてね、ジョウ♪」
「んぐっ、んちゅっ、あぷっ……」
ジョウは目の前に突き出されたそれを、気が狂いそうな快感の中で頬張った。そして、いつもメグに命じていたのと同じ行為を反射的に行なう。
「うっ、んんっ……あっ、す、すごいよジョウっ……! あたしのそこ、か、感じちゃうっ……」
「あなたには、まだちょっと早いと思ったんだけど……」
「あ、ちょ、ちょっと……んんっ!!」
「んぐ、むぐっ……!」
メグは、股間の感覚の急速な高まりと共に意識が飛んだと思った。そしてジョウの口内に自分の愛液が放射され、腰を退いた瞬間に残りが顔に飛び散ったことを理解した。膝をついてぜえぜえと息をつく彼女に、セイは甘い声でささやく。
「どう? 新型の味は」
「はあっ……はあっ……す、すごいよ、これ……攻めてるあたしの方も、ものすごく感じちゃうもの」
それは一見すると普通のバンド固定タイプの双頭式ディルドーだったが、中身が違っていた。
神経医学とバイオ工学が駆使された製品で、分かりやすく言うと双方のディルドーが腰使いや膣内の動きに合わせて最適な変形・変動を行い、受け攻め両方が最大の快楽を楽しめるように設計された、性生活用のハイテクマシンなのである。
「うふふ、まだ試作品ですもの。それでメグ、もうギブアップかしら? なら私が替わってあげるけど」
色めいた声音で、さりげなく挑発する。効果はたちまち現れた。
「いーえっ! ジョウを可愛がるのはあたしの仕事なの!」
自分とメグの体液の海の中で、ぐちょぐちょになって放心しているジョウを起こすメグ。
「さあジョウ、もっとしてあげるから、これであたしのモノになってね……んしょっと」
「ひゃっ……」
さんざん攻めたてたジョウのそこに、容赦なくハイテクマシンを突き立てたメグは、後背位の体勢から一気に押し入れた。
661 :
590:2005/12/30(金) 05:24:39 ID:yAYP37Vn
「ひいぃっ! あぐぅぅっ!! もうあたし、んぐぅぅ!! こわれるうぅぅっっ!」
「ううんっ! あっ、いいわジョウ! こわれても……あうっ! ジョウの、ぜんぶ、あたしにちょうだいっ! あはぅっ!」
後ろに妙な感触を覚えたメグは、セイが自分のアナルに悪戯をしているのを知った。そのしなやかな指が、菊門のヒダをゆるやかにまさぐっている。
しかしそれをやめさせるどころではなく、むしろ増大した悦楽の雪崩に巻き込まれた彼女は、気が違ったように腰を振り続けるしかなかった。
「ああ、あたしのがジョウの中に入ってる……! 今ジョウは、あたしに犯されてるの……っんふっ! わかるジョウっ!? ああんっ!」「あたしもうダメ……イク、イクぅっ!あっあっ、メグあたし、イクぅぅぅぅっっっ!!」
「あふっ、あっダメ! んっんっんっ、あっうぅっ、きゃああああっっっ!!」
限りない肉欲の果てに、繋がったまま昇天してしまった二人。全ては、計画通り。セイの冷厳な眼差しは、もはや揺るぐことはない。
(あとは、最後の仕上げね)
再び自分の体液をジョウの中に注ぎいれた満足感から、失神同然のメグを引き離すと、その腰に装着された器具を剥ぎ取り、己の腰に再装着した。これで、この空間の支配権は彼女が握ったことになる。
そして、一思案の後に、意識を失って重くなった二人を横に並べるように寝かせた。
「さあ、起きなさいあなた達。お楽しみはまだこれからよ」
ぴたぴたと頬を叩いてやる。メグがうーんとうなりながら薄目を開けると、自分の頬を叩いていたものがセイの手ではなく、虹色に光る短いバトンであることに気づいた。
「う……あう。なに、それ……? セイ」
ジョウもまた回復して目を開けたのを見て、セイは言った。
「二人とも、脚を開きなさい。でないと、これが挿れられないじゃないの」
「へ……?」
「メグはもっと気持ちよくなりたくないの? ほら、ジョウはちゃんと分かってるみたいよ。じゃあ、ジョウだけにしてあげるわ」
怪訝な顔をして隣を見たメグは、ジョウが忠犬のような素直さで両脚を大きく開き、その太腿を自ら両手で支えている姿だった。その横顔には、新たなる悦楽への期待に彩られた笑みがはっきりと浮かんでいる。
セイが手にしたその物体が差し入れられると、崩れた表情と相まってに淫靡な嬌声が部屋を満たした。
「ちょっ……セイ! なにしてるのよ!?」
「あっ、うんっ、あふぅっ……」
「わからないの? ジョウはもっともっと気持ちいいことをしたいから、私の言う事を聞いてるのよ。あなたがそれは嫌だって言うんなら、自分で自分を慰めるといいわ。
もっともこのままだと、ジョウはあなたより私に可愛がってもらう方がいいと思うようになるかもしれないけど、ね……?」
「冗談じゃないわよ!」
「もしあなたがエッチなジョウを満足させたいなら、あなた自身がもっとエッチにならないと、無理なんじゃない? 自分の知らないことを、人に教えるなんて無理ですものね」
それだけ言うとメグを無視して、口の端からヨダレを振りまいて悶えるジョウを攻めるセイ。勝負は、その時点で決した。
「……わかった」
「え、なに? いまちょっと取り込み中なんだけど……ほら、ここはどうジョウ?」
「んっ、あんぅっ!そこおっっ!!」
「あ、あたしにも……」
「もう、そんなにイイの? ジョウったら」
「セイってば!」
「なによ、大声出して」
「あ、あたしにも……してよ……」
「何の話かしら?」
「だ、だから……あたしのここにも、それを挿れて……」
「そう。でも、なにか一言足りないんじゃないかしら」
セイの勝ち誇った微笑を受け、唇を噛みしめるメグ。ややあって、うなだれつつ言った。
「おねがい、します……ああ、はやくぅ……」
662 :
590:2005/12/30(金) 05:30:03 ID:yAYP37Vn
大きく開脚し、まだ成長しきっていない花弁を、指で広げてみせるその姿。薬の作用なのか、あるいはまた自らの意志によってか。メグもジョウに続き、この淫獄に囚われたのだ。支配者は、その欲してやまない口に、最初の果実を与えてやった。
ちゅぷっ……じゅぷるる……
「あ……あふぅぅぅんんっ……はぁぁ……」
「どうジョウ? メグがあなたと同じように感じてるわ。これでね……」
「んぁっ……メ、メグぅ……いっしょに……ああっ!」
絶え間なく流れる秘蜜によって、ぬめる股間を大きく露出させ、並んで横たわりつつ喘ぐジョウとメグ。例えようもなく浅ましく、そして淫らな極彩絵図。セイが手にしたバイブの動きを速めてフィニッシュをかけると、二人は相次いで絶頂に達する。
「あああんぅぅっつ!! あっあっあっあっあっんああんぁ───!!」
「きゃはあぁぁっっ……」
あまりのオルガスムに正体もなく倒れ臥す二人。力を失って通常より重くなった身体を、セイは極めて事務的に起こすと、突き出した尻が向かい合った姿勢にさせる。そして今まで使っていた短いバイブを根元で繋ぎ合わせ、メグの秘部に挿入した。
アタッチメント式バイブの一端が、まるで抵抗なく呑み込まれてゆく。さらにその淫具のもう一端を、ジョウの腰を押し付けるようにして彼女の中に挿入する。これで、二人はひとつになれたわけである。
しかし、お互い力が入っていないために、一人の腰が折り崩れそうになると双方とも具合が悪い。
「……やっぱり、安定が悪いわね」
少し考えたセイは、クローゼットの中から黒色の革紐を取り出し、二人の太腿を縛りつけて固定した。これなら二人が腰を動かしてもバイブが外れることがないし、また陰核を責めさいなむ快楽から逃れる事もできない。この場合、理想的であろう。
「さ、起きなさい」
両手で、山脈のように盛り上がった尻肉をピシャッと平手打ちする。メグとジョウは、小さく叫んで目を覚ました。
「う、これは……」
下半身の不自由さに気づいたジョウが、身をよじるが当然動けない。メグとしっかり繋がってしまっている。
「ちょっとセイ、これどういうつもり? ほどいて……んうっ」
同じく動こうとしたメグが、膣に走る細かな快感を感じて状況をほぼ把握したらしい。がっくりとベッドに顔を埋めると長い栗色の髪がその上に降り落ちた。
「分かったみたいね。じゃあ、その顔を上げて脚ももう少し広げなさい。私が入れないじゃないの」
その指示の意味を正確に理解したかどうか、メグは自分の下に脚を入れてくるセイを迎え入れるように、身体の位置を微妙にずらす。ジョウも同様にするところを見ると、すでに命令に逆らう気力も萎え果てたらしい。
その様子に満足したセイは、仰向けのままじりじりと女体で構成された鳥居の下をくぐってゆき、おおよその見当をつけて位置取りを決めた。
「ジョウ、あなたの目の前に何が見える?」
「黒い……長くて……太いものが……」
「そう。なら、あなたがすべきことをしなさい。いいわね?」
「……はい」
ややあって、セイは股間に疼きを感じた。ジョウが、口で彼女の腰に装着された淫具に奉仕を始めたらしい。あえて具体的に命令せず、セイの意を汲んで動かせるという手法が、見事に図に当たったのだ。セイは、ジョウの行為によって体温の高まりを感じ始めた。
男が同じことをさせたら、ほぼ同じように得られるはずの悦楽が、人工の性器を通して痺れるように伝わってくる。
「ううんっ……いいわよジョウ。うまいじゃない……っ」
「ああ、ジョウ……そんな」
メグの哀調を帯びた切なげな声が、頭上から降ってくる。ジョウをセイに取られてしまったように感じているらしい。こっちの手当てもしてやらねば、と思ったセイは、首を反らせて後ろ上方を見る。
メグの大きな双乳が、物欲しげにぶら下がりながらぷるんぷるんと揺れていた。腕を伸ばしてそれを握り、愛撫してやる。
「あっ、あぅんっ……やっ」
下から来た快感に、メグは甘い吐息を漏らしながら腰を揺らした。振動で二人のその部分が連動して刺激され、蜜壷からは蜜がぽたぽたと垂れてきてセイの顔を濡らした。
ふと直上を見上げると、沼地の岸に生える葦のような恥毛が水分を含んで前後に乱れ、バイブの中央連結部分が、生物のようにうごめくふたつの秘肉から出たり入ったりしていた。
女のセイから見ても、呼吸が止まるほどに淫猥な光景である。なかば衝動的に、セイはバイブの根元にある、愛液でべとべとの振動スイッチをひねった。
663 :
590:2005/12/30(金) 05:34:04 ID:yAYP37Vn
「「きゃあっ!?」」
ジョウとメグの叫びが、ほぼシンクロして聞こえた。出力最大であるため、二人の中で突然猛獣が暴れだしたようなものだろう。
押し付けあうふたつの尻がぐねぐねと形を変え、さっきまで水漏れ程度だった淫液が、今はパッキンの締まりが悪いシャワーのように顔面に降り注いでくる。
「んぐっ! んんむっ!! はあっ……んっ!」
「ああ、そうよジョウ! もっと、もっと激しくしゃぶって! ああっ、いいわっ!」
「あっ、うっ、んんっく、ああっ!! そんなに動かしたらだめえジョウ! イっちゃう! イっちゃうよおっっ!!」
ジョウとメグはもとより、セイもまた淫行の渦中にあって理性を喪失し、本能に任せて快楽を求め続けた。上になった二人は、ブラスターの効き目が最高潮に達したのか、解読不可能な言葉の切れ端を紡ぎ出しながら、狂ったように尻を叩かせ合う。
顔から胸までびしょ濡れにされたセイは、唇の周りに垂れる淫液を舐めとりながら腰を突き上げてはジョウの口内を犯し、二人の充血したクリトリスを交互に指で弾いてやる。
すると、二人はまた狂おしいげな叫びを上げ、セイの身体を濡らすのだ。三人の情交には、終わりがなかった。理性より獣性に支配された、三匹の美しきけだものども。地獄というところが本当にあるとすれば、ここはさしずめ色欲地獄なのか。
いや、本当の地獄はこれから始まるのだ。
(これが最後の選択? 我ながら馬鹿げてるわね。でも私は人でなしにはなれても、卑怯者にはなりたくない。さよなら、今までの私……)
際限もなく快楽を貪る二人を眺めるセイの右手には、いつのまにかあのアンプルが握られていた。と、そこで予期せずドアが開く音。振り向くと、あっけにとられたエイミーが戸口に立っていた。
「せ……セイ? それにみんな、いったい、なにして……?」
「エイミー……」
「ねえ、なんだか最近、みんなおかしいよ。こんなの、どうかして……」
また、モニターで見ていたのか。そして、三人のあまりの異常な淫蕩ぶりが、理解の域を脱してしまったのだろう。しかし、その言葉の最後をエイミーは呑み込んだ。二人の下から頭を反らせ、逆さまな顔になって自分を見るセイの眼。その口元に浮かぶ、アルカイックな微笑。
恐い。
あれは、自分が知っているセイではない。
そう、本能が悟った。
そして、ゆっくりとセイが口を開く。
「見てたのね、あなた」
「ひっ……」
恐怖に凍りつき、小刻みに震えるエイミーの顔。セイの、その眼が泣いている。しかし、唇はむごいほどに歪んだ笑いを作っている。
「あなたは、まだ子供よ。このことは、忘れなさい」
「わ、わすれ……って」
「いいのよ」
すっと視線をそらすと、ジョウとメグの嬌声でかき消されんばかりの声でつぶやく。
「堕ちる者は、必要最低限でいいの。あなただけは、無事でいて。その方が、何かと効率的だから……」
その言葉の意味を理解したかしないか、エイミーは脱兎のごとく逃げ出していた。後ろも見ずに、これから始まる、絶望と快楽と破滅がせめぎ合う三人の運命を想像しながら……
そしてセイは、彼女が“外の世界”に脱出してくれることを心から願いつつ、あらゆる体液を放出してよがり狂うジョウとメグの下から、死神のような口調で言った。
「二人とも、知ってる? 科学実験というのは、実験体が多いほど正確なデータが取れるってこと」
セイの言葉など耳に入っている様子もなく交合する二人の下で、彼女は自らの二の腕にアンプルを当てがい、注射ボタンを押した。
664 :
590:2005/12/30(金) 05:39:22 ID:yAYP37Vn
その部屋は、日本から遠く離れた国の超高層ビルにあった。
「で、これが結末というわけかね」
「どうやら、そのようだな」
『んっ、あぁっ……!! そう、そこよセイ! そこがいいの! もっとぉ……』
『はぁ、ふぅ……ああ、最高よ。もう私の中にも入ってるわ……メグったら、まだ満足してないの……?』
『ううっ、メグぅ、もっとあたしをいじめて……あんぅっ!!』
薄暗く、大きな部屋の壁に設置されたモニターには、理性のタガが外れたジョウたち三人が、ベッドの上で悩ましく絡み合う映像が映っている。
「一体、この始末をどう申し開きするつもりだ? 」
「それは……なんとか解毒処置を……」
「あの薬の解毒薬が、一体どこに存在するというのかね? あれは重度の中毒患者だ。短く見積もっても一年はかかるだろう。しかも、元通りに治癒するという保証がどこにある。後遺症でも残ったら、我らはラオパンに八つ裂きにされるぞ」
口髭を蓄えた中年男が、汗ばんだ顔を下に向けて沈黙した。今となっては、あの狂った計画の遺産である銀髪の殺人機械と、その連れの栗毛娘の口を封じるという自分達の選択が誤りであったことを、苦すぎる現実と共に認めざるを得ない。
さらに、その実行役の選定が最大の失敗だった。目に入れても痛くない孫娘が、黒社会のルールをわきまえない馬鹿のばらまいた薬のせいで、商売女も裸足で逃げ出すような淫売になったとラオパンに知れたらどうなるか。
自分を含め、この部屋に参集している連中の首は、知れたその日のシンデレラの魔法が解ける時間までに、みな胴体から離れているに違いない。
「まあ、なってしまったものは仕方がない。策は、考えてある」
「どんな策だ? いかに誤魔化そうとも、いつかはお耳に入ることだぞ」
「これを見たまえ」
画面が切り替わり、参集者たちにとって見覚えのある人物が映し出された。カメラがズームすると、洒落たスーツに縁なし眼鏡の若い人物が、複数の男と話している。相手は、どうも見ても堅気には見えない日本人。恐らく、ヤクザであろう。
アタッシュケースに詰められた多額の現金と、澄んだ液体のケースとを交換し、楽しげに笑いながら握手を交わしている。
「あの愚か者め……まだ懲りていなかったのか」
「しかも、尻尾を出した。奇貨居くべし、だ」
「どういうことだ」
「別段の事もない。かの男は、あの通り過去の失敗を教訓とする習性がない者だ。それが故によ、性懲りもなく再び日本で例の薬を売ろうと謀ったところが彼女らに露見し、取引を持ちかけると見せて口封じのために薬を打ち、売り物にしようと目論んだわけだ。
その結果が、あの悲しむべき有り様というわけよ」
「よくも絵空事を並べたものよな……全てを奴に押しつけるつもりか」
「問題は真実ではない。人に信じられる事実だ。それともなにかな、真実を生のままラオパンに知らせる選択を是とするか?」
しばしの沈黙。
「……どうも、近々棺桶が一つばかり必要になりそうだな」
「左様さな。その棺桶が、ここにいる我々のために使われないという結末をもって、この汚らわしい一件の幕としよう。各々、それで異存はないか」
“ある”という返事は、誰の口からも発せられなかった。彼らは、それぞれの前に置かれた冷め切った高級茶に手を付けぬまま、部屋から出て行った。
665 :
590:2005/12/30(金) 06:17:49 ID:yAYP37Vn
666 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:42:44 ID:WkJswDxc
最高だ!!
667 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 15:29:04 ID:ssHRjJvO
>>590 おつかれさんGJ。
けど、セイの心理描写で、先が読めちゃったんだなぁ。
全体はいいだけに、おしいなぁ……
669 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 08:46:41 ID:QXVqL61e
新作投下期待age
670 :
あ:2006/01/06(金) 22:08:53 ID:1ZWR5Poe
恭平×セイ 切望
671 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 18:52:18 ID:GzAI0KZT
GJ!3Pって(・∀・)イイ!!
672 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 01:02:46 ID:sJqyTbLo
そして保守
673 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 00:15:34 ID:RGgqADpt
保守。
674 :
590:2006/01/21(土) 00:57:59 ID:lh/kR6FS
>>666 >>671 ありがとうございます。励みになります。
>>668 ああ、それはあるかもですね……今後はもっと精進します。なんにせよ、読んでいただいてありがとうございます。
>>670 密かに現在執筆中です。今回は短めにするつもりです。前作はあまりにも長かったので(汗
675 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 21:15:45 ID:+766nofq
(;´Д`)ハァハァ
マターリ期待
676 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 20:30:52 ID:IaFIgEuy
ほすほす
(・∀・)
677 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 20:41:51 ID:eC+ngGdP
ほしゅーぅ
(*´д`*)ハァハァシタイノ?
メグ×セイの巨乳レズは、需要ありませんか?
大ありです
680 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 01:16:49 ID:Z88NH9+I
需要あるある!!
681 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 21:15:19 ID:nBs4h2nS
ほしゅ。
682 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 23:32:46 ID:R9TfnWte
誰か・・・!!
683 :
590:2006/03/03(金) 14:39:51 ID:Xj/oE9Q1
>>670氏のリクエストにお応えしたつもりで、恭平×セイ投下します。
684 :
590:2006/03/03(金) 14:41:43 ID:Xj/oE9Q1
思春期。
人はその時期に、自分の存在意義というものについて、ひとり思い悩んだりすることがある。
その悩みは十数年後に振り返ってみると、とても人様に披露することなどできない、口にするのも恥ずかしい悩みであることが多い。勘違いと早合点に基づいた妄想と言い換えてもいい。今このトレーラーハウスの中で、アップルパイを焼いている少年もその一人であった。
「こらっ、恭平! いつになったらできるのよ! あたしを飢え死にさせるつもりなの!?」
「おなかへった〜」
「茶が冷める。早くしろ」
「今やってます、今……」
「あら、それって日本のラーメン屋の決まり文句じゃなかった?」
立場無恭平、御歳18歳。現在、美女と美少女と美幼女の巣窟で、奴隷的労働に酷使されている人物の、それが名前だった。
スプーンでカップの縁をチンチン叩いて、メグがやかましく催促する。
「ほらほら、アップルパイぐらいさっさと焼きなさいよもう! バイト代減らしちゃうよ!」
(お前にそんな権利があるのかよ! この巨乳!)
と、言えたら天国。そして次の瞬間地獄に違いない。うまい話につられてバイトに来てしまったのが、我が人生最大の過ちであった。あの歳不相応な巨乳娘に、最初は甘酸っぱい夢を抱いたりしたものだ。料理の上手い男はモテるなんて、一体どこの詐欺師が言ったんだろう。
正直もう辞めたい。女の城で尻に敷かれてこき使われるのも、危険な厄介ごとに巻き込まれるのも、もううんざりだ。
『自由への逃走』
なんと響きの良い言葉か───僕はあらゆる束縛から逃れ、エデンの東を求めて旅立つのだ。ようやく焼きあがったパイを切り分けながら、彼は夢想する。
が、彼には自由へと逃走する自由が無かった。
いや、あると言えばあるかもしれないが、もし逃走したらば間違いなく追っ手がかかるに違いない。それも、美味いお菓子の供給源を逃してたまるかという極めて低次元な理由の元、捕縛されて百叩きの刑の後、鎖つきで監視されるのだ。
そうなったら料理学校への通学はどうなるか。下手をすれば連絡不能のまま退学、そして永遠にこのトレーラーの陰惨な三畳一間で飼い殺しの羽目になりかねない。恐怖は、人の妄想力を膨張させるスパイスである。恭平の想像は、果てもなく飛躍していった。
「はいはい、お待たせしました〜」
「やった〜! いただきま〜す」
いかなる恐怖に苛まれていようとも、営業スマイルだけは一人前。それが厳しい大自然で生きるための知恵だと恭平は信じていた。実際、この四人娘はあらゆる意味で彼に遠慮をしない。
バスタオル一丁で通路をうつろく、下着はあちこちに脱ぎ散らかす、いきなり部屋に呼びつけては、ブラのホックを掛けろと命令する。これらの諸現象は、彼女らが恭平を一人の男としてではなく、そこいらの路地をうろつく犬猫同然に見ていることの証明ではないか。
685 :
590:2006/03/03(金) 14:44:11 ID:Xj/oE9Q1
「ふ〜う、ごちそうさまっと」
お茶とアップルパイを堪能した面々は、腰を上げた。食器を片付けるのは、当然恭平の役目である。皿とカップをシンクの上に並べ、蛇口をひねって黙々と洗い物を片付ける肩が、不意に叩かれた。
「恭平君。お菓子、美味しかったわよ」
恭平は、自分の耳を疑った。まともにアップルパイの礼を言ってくれる者がいないことを、今更寂しいとも思っていなかった彼の耳に、天使の歌声がお花畑を紡いだのだった。
「セ、セイさん……」
「いつも頑張ってくれてるわね。ありがとう」
恭平は、胸の高鳴りを覚えた。いつになく、セイの声音に蟲惑的な響きを感ずる。その肉感的なボディの向こう側には、どんな天国が待っているのだろうか。それにしても、下腹部が大きく開いたファッションと、はみ出した下乳はあまりに目の毒だった。
その格好で間近に迫られた上に、こうもしっとりとした空気で話しかけられると、あらぬ妄想が頭をよぎる。もしかしてオトナの階段に誘っているのだろうか? だとしたら……
(いやでももし僕の勘違いで、セイさんが怪しい中国カンフーとかやってたら、それこそ骨の一、二本へし折られるかも……)
発音にうるさいマニアが聞いたら、カンフーではなくクンフーと言わんか貴様、と襟首をねじり上げそうな述懐を漏らす。セイはそんな恭平を、幾分面白そうに見て言った。
「ふふっ、どうしたの? 変な顔して」
なぜか、カッときた。本人は意識してないようだが、その小首をかしげる仕草と、口元の余裕ある微笑が、今の恭平にはひどく侮辱的に映る。“可哀想に、あなたは私たちに逆らえないのね”と言いたげな、その思いあがりくさった態度!
結局このクールな美女も、あの暴走巨乳娘と同類ではないか。
(あるある探検隊ッ……! あるある探検隊ッ……! あるある探検隊ッ……!)
それは、昔の日本で流行ったバラエティ番組の再放送チャンネルを見て、彼がひどく印象付けられた台詞だった。なぜかわからないが、この台詞を心の中で連呼していると、妙に腹に力がこもってくるのだ。
積もり積もった憤懣が、恭平に表向きもっとも親切な態度を取ったセイに対し、一気に破口を開く。
「どっか〜〜ん!!!」
「え!?」
古人曰く、『思春期は爆発だ』。泣き出しそうに歪んだ顔に、狼の本能をスパイスして、恭平はセイに飛びかかった。
「うぉぉ───んっ!!」
「きゃあっ!!」
突然のタックルに、セイはテーブルの上に押し倒された。
「感謝してもらえて嬉しいっス! ついでに、ボーナスください! ええもうお金じゃなくて、セイさんの身体で! 分割払いじゃなくて一括で!」
「ダメ、落ち着いて恭平君!……あうっ!」
腐っても鯛であり、恭平でも男である。とても抵抗できない力で押さえ込まれたセイは、露出した下腹部に恭平の手が当たったのを感じた。それがすぐに下乳に伸び、熱い指先が肉とハーフオープンブラの境目をまさぐり出す。
何を言う間もなく布地がめくり上げられ、次いで激しい愛撫が始まった。
686 :
590:2006/03/03(金) 14:56:16 ID:Xj/oE9Q1
「ああ! いやあっ! 離して、そんな……あ……!」
「ふうっ! はっ……! セセセセイさん、俺うまくイケてますか? イケてますよねっ!?」
「うっ、あ、そんな強く握らないでぇ……んぁっ!」
自他共に認めるボリュームのため、小さい乳房よりはある程度ショックを緩衝できるが、それでも男の握力で力まかせに握られると痛かった。
わずかに残った理性の間隙によって職業意識に目覚めた恭平は、慌てて無駄な力を抜き、ケーキ生地を泡立てるような愛撫に切り替えた。これぞパティシエ見習いの真骨頂である。
「あっ、あ……んんっ……いけない、こんな……はっ……」
しばらく続けるうちに、セイの反応が変化してきた。吐息が熱く、荒くなり、声に棘がなくなってまろやかな味わいを帯びてくる。かき混ぜ方が大事という点において、乳房とパイ生地には、何か相通ずる極意があるらしい。
「そういや、どっちもパイだし……いえ、なんでもないです。すいません……」
「ううん、なに……? ああ、ううっ……」
こんな時でもどこか弱気な恭平は、無駄口をやめて調理に専念することにした。セイの抵抗が、次第に弱まってきたのがわかる。彼の腕を振り払おうとするその力が、少しずつ抜けていく。やや余裕を取り戻した恭平は、ちょっとした悪戯心を起こした。
セイの胸に彼女自身の手を当てさせ、彼の手がその上に乗る。セイの細くしなやかな指がしなり、拒まねばならないはずの快感を、自らの手でその肉体に強制され始めた。
「あぁんっ……こんな、こんなことさせて……許さない、ぜったい……うっ」
「セイさんもやっぱりオナニーとかするんですか? 彼氏とかいないみたいですから、健康な女の人なら当然しますよね?」
「いやぁっ! そんなこと誰が……んんっ」
「ああ、やっぱりこういう質問には答えづらいですか? ですよねえ、女性ですから」
「そうよ……だから、あっ……も、もう、やめなさい……」
「ええ。ですから、言っても恥ずかしくないようにしてあげますね」
そう言うが早いか、恭平はセイのベルトのバックルを外し、中に手を差し入れた。つるりした感触からして、下着はシルクであるらしい。これもまた男心をそそられるアイテムである。
「あっ!? だ、だめ! そこはいけないの!!」
「そうですか? じゃあこっちならいいんですね」
狼狽するセイの言葉尻を捕えて、恭平は再びその豊かすぎる胸を愛撫してやる。
「あっ、もう、もうやめ……」
「いやもうセイさん、いっそ下もしてあげましょうか? かなり欲しそうですよ」
「んふぅ……あ、う、ううんっ……!」
「“うん”ですか? はいはい。それじゃ言われたとおりに」
再び秘密の花園に手を突っ込む恭平。未経験の彼には通常そうなのか、それとも彼の手によってそうなったのか知らないが、彼女のその部分は妙に熱く、そして湿っている。しばらく指先で探ってから手を抜くと、微妙な粘り気を帯びた液体がその手を濡らしている。
687 :
590:2006/03/03(金) 14:58:42 ID:Xj/oE9Q1
「これはもう少し攪拌が必要ですね。期待度は現状で……当社比35%というところでしょうか」
「あ、やめ……も、もう……」
意味不明な独り言を呟きつつ、恭平は三度その部分に手を延ばした。考えてみれば、彼だけでなくセイもそんなに経験豊富とも思えない。主導権を握っている以上、利はこちらにあるはず。
自分の肝の座り具合が、どんどん大胆になってゆくのを恭平は自覚していた。調理を開始する。
「このぐらいで、どうですか?」
「う、ううっ……く」
セイの反応がいまいち弱い。
「う〜ん、じゃあこのぐらいかな」
「いあぁっ!!」
今度は力が強すぎたようだ。幾分弱火にする。
「う、はぁう……ああ、あぅぅぅ……!」
「おっ、ちょうどいいみたいですね」
食材を不必要に痛めず、かといって生煮えにもさせず、バランスよく調理してゆく恭平の手付きは、すでに匠の道に臨んでいた。
「うわ、どんどん濡れてくる……女の人のここの機能って、男とは違うんですね」
「あはぁっ!あっ、いっ、やめ、て……ゆるしてぇ……うふぅ」
「びちょびちょのヌルヌルですよ。しかもすごいあったかい。火に掛けた鍋みたいにグツグツです」
「う、うぅ……」
今指を抜いたら、さぞかし凄いことになっているに違いないと思いつつ、恭平はセイの最も敏感な部分をいじり続けた。が、時と共に何とない物足りなさが広がってくる。
(料理で言えば、これは鍋をお玉でかき混ぜてるだけみたいなものだな。料理人なら、実際に味見をしてみないと)
そう思い当たった彼は、次の調理段階に移行した。もはや抵抗の意思を失いつつあるセイをテーブルに寝かせ、着衣を全て脱がす。さらに厨房のドアをロックすると、彼も思い切りよく全裸となった。
そしてテーブルに脚を伸ばして座ると、彼女を自分の身体の上に上下逆向きに乗せる。ここでセイがうつ伏せになっていればシックスナインの体勢になるが、彼女も恭平と同じく仰向けになっていた。つまりセイの蜜壷が恭平の面前にあり、一方的に責められることになる。
恭平が特に深い考えで取った体位ではなかったが、結果としては正解だった。もし今ここでセイの目の前に恭平の男性の象徴があったら、最後の気力を振り絞ったセイに噛みつかれるか、手でひねられるかして悶絶したかもしれない。
「ああ……こんな、こんなのって……いぁぁ」
688 :
590:2006/03/03(金) 15:00:08 ID:Xj/oE9Q1
ごく偶然の選択が恭平の身体的危機を回避し、セイの精神にさらなる追い討ち───屈辱感と敗北感とを与えることとなった。まな板に乗せられた鯉のように、セイは下腹部から脳天を直撃する衝動に耐えようとした。これは自分が望んで得た感覚ではないと。
が、雪山で遭難した人間が身体機能の低下に伴って、極低温のはずの外気を逆に暖かいと錯覚して永遠の眠りにつくように、彼女のそうした理性の叫びも吹き荒れる嵐によってかき消されてゆく。
己の存在の全てが、この冴えない年下のバイト少年によって喰い散らかされ、呑み込まれてゆくのだ。
「んっ、じゅるっ……む、微妙にしょっぱいような、それでいてまろやかなような……」
「あぁ……あぅぁ……らめぇ……あはっ!」
ざらついた舌と固い指先が、交互にセイの花園を刺激して止むことがない。救われない事に、彼女がその快楽から逃れようと───あるいは反射的に腰をよじっても、男の力でしっかりとその両腿を抱き止められているため、逃れることができない。
むしろ、余計に刺激が増して彼女を苛むだけであった。
「あ、ああっ、だめ、あぁんっ、あっ、あぅぃぃぃぃぃっ!!」
じっとりと汗で濡れた女体が、恭平の上で激しくうごめき、ビクビクと痙攣する。少し驚いたが、どうやら一度絶頂に達してしまったようだ。となると、そろそろメインの料理にかかってもよいのではないか。恭平は、そろそろとセイの身体の下から抜け出した。
「うーん……」
テーブル上に横たわるセイの肢体を、しげしげと観察する。おおよその構想は整った。あとは、どれだけ上手く、いや美味くやれるか……考えがまとまると、ピタピタとセイの頬を叩く。
「ほらセイさん、起きてくださいよー」
「う、うう……」
「大丈夫ですか? まだまだこれからなんですから」
「な、なに……まだ何かする気なの……? もう、十分でしょ……」
「いえ、料理はまだフルコース出来上がってませんよ。次はですね……」
セイの眼前に、それがぬっと突き出された。
「ひっ……」
「いよいよ、これの出番です。オリンピックに望む代表選手の心境です」
無論、男のそれが何のためにあるか、理解できないセイではない。
「や、やめて……それだけは、許して」
「うーん、許してと言われると、許してもいいような気になるから不思議です」
「ほ、本当に……?」
「本当です。ただ……魚心あれば水心とも言います。頭のいいセイさんなら分かってもらえると思いますが……」
「ど……どうすればいいの」
「下の口よりは上の口。大の虫を生かすために小の虫を殺すのもまた、将たる者の心得かと思うのですが、どうでしょう」
自分でも何を言っているか分からない恭平だったが、セイにはなんとか理解できたらしい。暫時のためらいの後、それをしやすいように身体を反転させ、その女に対する凶器を口に含む。
689 :
590:2006/03/03(金) 15:01:26 ID:Xj/oE9Q1
ちゅぱっ……じゅる……ちゅる……
唾液の音が大きくなるにつれ、恭平は呼吸を止め、眉をしかめてゆく。痛みをこらえているような顔だが、実際にはかなり気持ちがいい。セイの舌先が、男の最も敏感な部分を上下左右から愛撫しているのだ。
が、それを声や態度に出したら負けかなと思っているのか、彼なりに必死で表面を取り繕おうとしている。時々セイが上目使いにこちらの様子を伺っているが、仕方なさそうにそのまま舌での奉仕を続ける。
いらぬ真似をして恭平につむじを曲げられるより、このまま黙って事を終わらせるのが得策と判断したようだ。その顔色を見た恭平は、だしぬけに言った。
「はいストップ!」
「ん……え?」
虚を突かれたように、セイは舌の動きを止めた。
「いやどうも、ご苦労様でしたセイさん。お蔭様で夢が叶いました」
「え……あの」
実のところ、もう少しで暴発するところだった。そういう事情を押し隠し、恭平はひょいとテーブルの上に乗り、セイの腰の脇に座って続ける。
「まあ、さっきも言ったとおり、これで僕としてはもう不満はありません。これで恨みっこなしです。今まで色々と行き違いもありましたが、これで水に流しましょう」
「あ……そう、なの? その、私も色々と……」
「いやいや、気にしないで下さい。なにしろ、女の城に男一匹。こき使われるのは当然です。顔で笑って背中で泣く。それが男の美学ですから」
何やらなごやかな空気の変化を感じ取ったセイは、ほっとした表情で身を起こそうとした。が、それを恭平が押しとどめて言う。
「ところがですね。ここでまた新しい問題が生じました。極めて深刻かつ重大な問題です」
「え……?」
渋面を作って腕組みをする恭平に、セイはまた不安げな様子になる。
「ええ、それは僕じゃなくて、セイさんの問題なんですが」
「私の?」
「セイさんは、今すごく困ってるんじゃないですか? 今までのお礼に、僕が強力に協力しますよ」
「……あの、ごめんなさい。何の話か分からないんだけど」
困惑気なセイに、恭平はニヤッと笑って手を伸ばした。
690 :
590:2006/03/03(金) 15:02:17 ID:Xj/oE9Q1
「これですよ」
「え……あうっ!」
その部分は、以前とはまったく様相を異にしていた。腿の付け根までがセイの分泌液で濡れそぼり、テーブルに透明な水溜りを作っている。今の恭平の一撃で、また少し垂れ流されたようだ。
「つまりこれは、セイさんが僕のコレを欲しがってると解釈してよろしゅうございますか?」
「ち、違うわ!」
「いやでも、普通こんなにはならないと思いますけど……」
「だ、だって……これは、あなたが……」
急に先刻までの行為の恥ずかしさが甦ってきたらしい。顔を背けるセイに、恭平はなおも畳みかける。
「ということは、もしかして僕の責任でございますか?」
「そ、そうよ……」
「うーん、そうかあ……だとすると、これは責任を取らないといけませんね」
そう言うが早いか、恭平は素早くセイの腰を取り、テーブルに突っ伏せさせた。これから何が起こるかを悟ったセイが、うわずった声で抗議する。
「そんな、だめっ! 許さないから! うっ!」
また、彼の手がそこに伸びた。引いてみると、べっとりとセイの愛液が付着している。
「どう見ても許可してます。本当にありがとうございました」
「や、やぁ……」
「それじゃいきますよ……むっ」
無防備にさらけ出された、柔肉で彩られた秘部。充血したその中心からは、蜜が誘うようにトロトロと滴っている。聖書で言うところの約束の地とは、つまりここかもしれない。恭平は、敬虔な心境で猛り勃った一物をかの地に沈めた。
「うわっ、これは……おおっ!」
「あ、ああ……あはぁっ」
五体の全神経が下半身に集合したように感じられ、背筋が痙攣した。温かく濡れた淫肉の中で、刺激的な閉塞感のもとに一物が締めつけられる感覚は、彼には当然未経験のものだった。慎重に腰を動かすと、その感覚はまた膨れ上がる。
風呂に入っている時とは違い、その部分だけが圧迫されて熱く、しかもえもいわれぬほどに心地良い。海綿体が愛液とぬめり合う淫靡な響きが外に漏れ、ステンレスが銀色の光を放つ厨房に反射した。
「つぅ……や、やばい……これ、すげぇ、いいっす……!」
「うう……あっ、だめぇぅぅ……!」
691 :
590:2006/03/03(金) 15:04:51 ID:Xj/oE9Q1
夢中だった。この初めての獲物を逃してなるものかという思いを、全身から血が吹き出るような勢いで下半身に込め、肉が弾けるほどに突き入れる。その度にセイが放つ悲鳴にも似た閨声が、恭平の熱情を駆り立てた。
自分は今、支配される側ではない。支配する存在なのだ、と。
「ひゃぁっ……んぅ、う、うふぅ……」
「うっ! まずい! そろそろ……っ!」
「い……ああああああっ!!」
それが、彼の凶器の忍耐力の限度だった。熱いほとばしりの充実感に恍惚とする恭平と対照的に、自身の秘奥を汚されたことを自覚したセイは、虚無とも絶望ともつかぬ様子で、ただその切れ長の眼を見開いていた。征服感に満足した恭平は、
「いやぁ〜〜〜〜気持ちよかったぁ〜〜〜」
満面の笑顔で、セイの滑らかな背に頬ずりする。以前想像していたより、本物の快感はずっと素晴らしいものだった。そうして呼吸を整えていると、海綿体がまた充血してきた。
まだまだ自分の精力に余裕があることを確かめた恭平は、ばね仕掛け人形のように飛び起き、再びセイに挑みかかった。ここまで来たら、この身体を思う存分味わい尽くさねば点睛を欠くだろう。
「さあさあ、まだまだいきますよぉ〜っ」
「そんな……たすけ……あぅぅっ……!」
挿入当初の異物感の入り混じった感触がより洗練され、今では一挿しごとに双方の性器が一体化しつつあるような高揚感が高まってくる。
「あっ、あぅっ、んはぁぁっ……ひっ、あっ、あふぅあっ……!」
「つっ……くっ」
突けば突くほどに、セイの声が淫靡さを増してくることも一つの快感だった。またその一連の行為の中で、恭平はふと推測する。自分が動かなくても、セイの方から悦楽を求めて動くということはないだろうか?
(いや、さすがにそれは……まさかね)
が、一旦気になると、どこまでも試したくなるのが青春白書というもの。がっついてナンボの普通の童貞青少年には到底無理だったろうが、彼は腐っても料理人である。
弱火でトロトロと煮るように、腰の前後運動のペースを落としていき、戸惑った様子で恭平の反応を窺い、もどかしげに腰を微妙に動かす。
(あれ……)
初めは気のせいかと思った。が、今や彼女ははっきりと、そのはちきれんばかりに張った臀部を、グイグイと彼の股間に押しつけてきている。
「おおっ、やっぱり快感フレーズだったんですねセイさん? うれしいですよ、俺」
「ううっ……あなたのせいよ、全部、あなたのせい……」
「はいはい謝罪謝罪賠償賠償。愛国無罪ならぬ性欲無罪なんちゃって。それそれっと」
「あっ、くぅぅん……あはぅんっ……!」
「さあ、そろそろフィニッシュ! それそれそれっ!!」
「あはっ、ううぁっ!! はっ、ああ、んっあっはぅぅんっっ……!!」
692 :
590:2006/03/03(金) 15:06:57 ID:Xj/oE9Q1
力を失ったセイを、ごろりと仰向けに転がしてみると、失神したのかどうか、目を閉じて身動き一つしない。恭平は、この隙にあの巨乳でパイズリをしてみようと思いついてその身体にまたがったのだが、しばし思案してみて、反応がないのではつまらないと感じ、やめた。
相手が動かないのをいいことに、その身体をセルフサービス的に使って楽しむのは、自慰行為と大差ない。彼女に自発的にそれをさせてこそ、男子の本懐ではないか。
(うーん……)
一思案の後、アイディアがひらめいた彼はテーブルを下り、冷蔵庫を探った。すぐに目当てのものが見つかる。コンデンスミルクだった。あの貪欲で無慈悲な牝犬どもに俺様製お菓子を供給するための、必需品のひとつである。
それを鍋に移してコンロに掛けると、弱火で煮た。時々、味見して温かさを確かめる。冷たいとリアリティに欠けるし、熱すぎても困るのだ。
(よし、あとは……)
ボウルにぬるま湯を汲み、男女の体液にまみれた自分の一物を丹念に洗浄した。このあたりの配慮の細かさは、やはり未来のパティシエであろう。そして、煮上がった鍋と刷毛を取り、再びセイの上にまたがる。
意識を取り戻しかけたセイの上で、恭平は己の男性自身に刷毛でコンデンスミルクをまんべんなく塗りたくった。温かさとくすぐったさで、思わず笑い声が漏れる。ややあって、有り様だけは立派に放射直後の状態になった。セイが目覚めると、にやりとして恭平は言う。
「いやあ、セイさんのおかげでこんなになってしまいましたよ。どうしてくれるんです?」
「ひっ……」
セイが怯えるのも無理はない。間近で見ると、かなり異様な物体である。白昼に亡霊でも見たような彼女に、恭平は畳み掛けた。
「さて、この困ってしまった僕の息子を、セイさんの身体で癒してもらっていいですか」
「い、癒すって……」
「こうするんですよ。よっ」
「あんっ!」
恭平は、その圧倒されるボリュームの谷間に、分身を埋めた。両の乳房を掌でしっかりと握り、円状に揉む。彼の専門ではないが、うどんの生地か餅をこねているのに近い感覚があった。
「うぉっと……これもまた……」
「や、やぁん……」
ふわふわで柔らかい脂肪に海綿体が包まれる感覚、それにコンデンスミルクがローションの役割を果たし、膣内とはまた違った快感一本背負いである。また何より、セイの身体を上から下まで征服したという実績が、さらなる満足感120%を提供してくれる。
ただし、これではまだ十分ではない。
「さてセイさん、僕が一人でこんなことしてたら馬鹿みたいです。続きはお願いしますよ」
693 :
590:2006/03/03(金) 15:09:55 ID:Xj/oE9Q1
その言葉の意味がすぐにはつかめず、ただこちらを見ているだけのセイに、恭平は彼女がすべき事を説明してやった。当然ながら最初は拒否したが、先刻の彼女の痴態を持ち出してあれこれと脅しすかされると、結局従うしかなかった。
セイは嫌々ながら乳房を両手で押さえ、自分を陵辱する男の肉欲のために奉仕する事を強いられる、その屈辱に震えた。
「ううっ……ひどい……ケダモノよ、あなたは……」
「ケダモノはモンブランも苺のタルトも作ってくれませんよ。神と恩人には日々感謝の心を忘れずに。オブイェークト」
「なによ……バカぁ……ぐすっ」
「おおっ、やっぱりセイさんのおっぱいは最高だぁ……っ」
ジュルッ、ムニュルッいう音が、恭平の耳にゴスペルのごとく響き渡る。しかし、いつまでもこの甘美な喜びに満足してばかりはいられない。わざわざ手の込んだ仕込みをした成果を見てみたい。恭平は、名残惜しいながらもペニスを双乳の間から抜き、セイの口の前に突き出す。
その所作で、彼女は何を要求されているかが分かる。
「い、いや……そんなもの!」
「ああ、つまりセイさんは上の口より下の口の方がお好きってことですか?」
「そんな、もうやめて……それだけは……!」
「じゃあ、どうするかは決まってますよね」
「う……」
やむなくその白くデコレーションされた肉棒を口に含んだセイは、明らかにその不自然な甘さに驚いたようだった。そう、まるでこの男が作る砂糖菓子のような……
「どうかしました?」
セイはその問いかけに答える代わりに、目の前に突き出された巨根───少なくとも彼女の目にはそう映った───を、余すところなく舐め始めた。
首が痛くなる苦しい姿勢ながら、その白濁液の甘さだけが、淫猥な拷問部屋と化した厨房における、唯一の救いの象徴であるかのように。
「んんっ、はぁっ……ちゅぱっ、んちゅっ……」
「うおっ、セイさんてば……パイズリもいいけど、フェラも上手いじゃないですか。ううっ、たまんね……」
一度放出してやや耐性が出来たと思ったが、また絶頂が近づいてきた。もっと楽しみたいところではあったが、もう我慢が利きそうにない。
「うううっ、や、ヤバいっ! で、出るっ!!」
「ああっ!……あ……」
セイは自身の口蓋から胸の谷間までを派手に汚したその白濁液が、今まで夢中でしゃぶっていたものと違い、生ぐさい臭いと苦みばしった味を持つことに気づいた。
ああ、やはりこれが現実だったのか、と……酩酊に似た意識の混濁の中で、恭平の満足げに去ってゆく足音だけが、セイの耳に冷たく響いていた。
694 :
590:2006/03/03(金) 15:13:19 ID:Xj/oE9Q1
恭平が大いなる冒険を果たした翌朝、文字通り一皮剥けた彼がいつも通りトレーラーに出勤してパイ生地を練っていた。すると、厨房に入って来たセイが熱い息を漏らしながら、耳元でこうささやいた。
「ねえ、もう一度してちょうだい。お願い。あれ以来、身体が疼いてたまらないの……」
露骨に媚びるような流し目と共に、セイは恭平の腕をその豊満な胸に押し付ける。恭平は、努めて平静を装いながら答えた。
「そうですかあ。しょうがないなセイさんは……じゃあ、今夜に」
「うれしい。待ってるわ」
これは思わぬ拾い物をしたと、恭平は内心ほくそえんだ。窮鼠が猫を噛むつもりでセイに襲いかかったら、今度は猫の方から貢物をしに来るという。もしかすると、自分はその気になれば結構なジゴロなのかもしれない。
とりあえず、鬼娘どものリーダーであるセイとねんごろの仲になれば、今後色々と美味しい思いもできるだろう……相も変わらず四人のおやつを作りながら、彼はそんな自信に満ちた胸算用をしていた。
昔のえらい人の言葉に、暗い暗いと不平を言う前に、進んで明かりをつけなさい、という。けだし至言である。鬼娘たちにアゴでこき使われ、罵倒され、四畳一間の長屋暮らしに甘んじてきた彼の人生に、今日初めて明かりが灯ったのだ。
素晴らしき哉、人生! やがて夜がくると、セイは彼に仕事をあがっていいと告げ、去り際にメモを握らせた。
“ 本日19:30 私の部屋で ”
疑いもなく逢引きのお誘いである。しかも、男女の終着駅行きまでが保証された切符。恭平はそのゼロ・アワーまで悶々とした時を過ごした。今度はどうやってセイを悦ばせてやるべきか……、様々な妄想を脳内シミュレートしていた彼が、ハッと気づくともうその時刻である。
逸る心を抑えながら廊下を進み、セイの部屋のインターホンを押した。
「開いてるわ。どうぞ、お入り」
「どうもどうも、失礼しま〜っす!」
ベッドサイドにたたずむセイは彼女の民族衣装、つまりチャイナドレス姿だった。薄桃色に金の鳳凰の刺繍が施され、腰には深いスリットが切れ込んでいる。わざわざセイが彼のためにそんな格好で待っていてくれたことに、恭平は無邪気に感激した。
「どうかしら、これ……?」
「さ……最高ですよ! すごいセクシーで魅力的ですっ!」
「ふふ、ありがとう……」
そう言うが早いか、セイは首に腕を回し、唇を重ねてきた。とっさの事で驚く恭平の硬直が解ける前にその唇を離すと、微笑と共に彼の手を取り、ベッドへと誘った。奇襲の連続に、主導権を完全に奪われた恭平は、夢遊病者のようにそれに従う。
セイは、恭平の首を抱いて倒れつつささやく。
「さあ、私をまた満足させてちょうだい。朝まで……」
それ以上、言葉は無用だった。恭平は年相応の貪欲さで、セイに挑みかかった。
「ううんっ、アアッ!! そこよ……もっと突いて、もっと激しくぅっっ!!!」
「う、ふぉっ! せ、セイさんっ!! スゴいっすっ!!」
695 :
590:2006/03/03(金) 15:17:51 ID:Xj/oE9Q1
野獣のように尻を振るセイの柔肉に、負けじと必死で取りつく恭平。あっという間に二人は全裸となり、恭平がセイの左脚を両腕で抱きながら、ペース配分を考えずにピストン運動を熾烈化させていたその時、後頭部に激烈な痛みを感じ───
最初の射精とともに、意識が消失した。
「ああ、気がついたみたいね。頭、大丈夫?」
「う……あた、た……」
何が起こったのか分からなかった。ただ、後頭部が異様にズキズキする。幾度も頭を振り、状況を把握しようとする。そうか、あの時頭にガンと来て───そこまで思い至った時、恭平は周囲の異常さにようやく気がついた。
「………え?」
部屋の中にいるのは、自分の他にセイだけではなかった。メグ、ジョウ、エイミーたちが、あられもない下着姿でベッドの周りにたむろしている。その中央で、当のセイは艶弥な笑みを浮かべ、こちらを見ている。
説明しがたい危機感に襲われた彼は裸を隠す事も忘れ、当然の質問をした。
「あ、あの、セイさん、これは一体……?」
「これからが本番よ恭平クン。昨日のお礼に、今夜はみんなで歓迎してあげるわ」
「こらっ、恭平!! アンタここから五体満足で帰れると思うんじゃないわよっ!!」
「パンにはパンを、血には血を……恭平、お前はやりすぎた」
「うう、ドキドキしてきちゃった……あたし、はじめてだからやさしくしてあげるね♪」
天国から地獄へ突き落とされた咎人は、回らぬ舌でセイに慈悲を乞うた。しかし、地獄の女大王は実にわざとらしい淫らな声音で、無慈悲に宣告した。
「うふふふ……惜しかったわね、恭平クン。あのまま私を厨房で責め続けていたら、あなた無しじゃ生きていけない牝奴隷に出来たかも知れないのに……詰めが甘かったのね」
「あ、あは……はわわわ……」
まさに彼女の言うとおりであった。元々弱い立場である恭平が、その蛮勇とも言える攻めの手を止め主導権を放棄した時、すでに勝敗は決していたのだ。
「でも安心していいわ。あなたの失敗は、私が教訓として完璧にカバーしてみせるから」
都心郊外の大型駐車場に停められた防音、対爆仕様の大型トレーラーからは、豚を絞め殺したような悲鳴を含め、他人を怪しませるような音は何一つ聞こえなかった。ただ、エンジンが切られているトレーラーの車体が、なぜか長い間小刻みに揺れ続けているだけであった。
−終−
696 :
590:2006/03/03(金) 15:23:40 ID:Xj/oE9Q1
またまた長い期間がかかってしまいましたが、以上で終了です。それではまた〜ノシ
GJ!
最高ですた(*´Д`)ハァハァ
セイエロ可愛いよセイ
698 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 02:15:14 ID:Ntlk2j0f
GJ!!!
699 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:15:04 ID:T81/PakO
グッジョブ!!!!
OVA待ちながら(*´д`*)ハァハァ
700 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 16:30:18 ID:yJyCAns6
590さん乙です!
良かった!!
OVAではこれでもかってぐらい爆レズ天使になって欲しい
702 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 22:28:36 ID:LAlN8wZa
んで、いつ出るの?
結局、恭平は犯されるのかw
704 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 21:27:18 ID:5xgmJOk7
保守
705 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:26:23 ID:XOo4AIJt
OVAの発売はいつなんだろ?
707 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 11:52:56 ID:oTDrhPV1
保守
今更だがメグがリンカーンされたり陵辱物がないことに驚いた。
・・・ってゆーかそういうのどこかにないでしょうか?
709 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:10:54 ID:ESVpTaYP
リンカーンって何?
710 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 04:23:50 ID:rQp4Krck
あ・・・ダウンタウンの・・・・
711 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 05:04:05 ID:dom+2p9E
人民の人民による人民のための輪姦
712 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:35:35 ID:mSukCg+Q
↑ うまい!!
713 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:03:50 ID:F+/YPC2n
メグの水着フィギュアでたな。
714 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 18:22:14 ID:DOS01RHu
↑アルターか?
715 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 23:56:08 ID:7P/ag1qF
>714
ガレキ
716 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 02:12:15 ID:V5gljtp+
`ー-‐/ 、 ヽ_,
. / /_ヽ、 ヽ、ヽ `-ノ
l ! !| l,,=,ヽヽイ`;ゝlーl‐l´
l l lト'ー'丶  ̄ レ/; |
ト`ゝ ー− /‐' l
! ! l丶,、_, イ│ ! l
, ‐‐|/ /-_'ニニヽ | l !
, - ' // `、, ``ー― !、
, - '´ -ゝー-- 、_ ノ 、 \
, - ' ´ _ , // (´`'‐,ー- 、 ヽ \
l ` 、, -‐ ' ´ / !、_____ ヽ- ' `ヽノ \
. | l / ヽ.:.:.:.:.:.: ̄ノ',ヽー 、 ノ` 、 \
', ! / // | ;).:.:.:.:`´.:.:.ヽ.:.:.:.:`,ノ´ l` 、 \
', l / / / !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r;/ ! , i \, - ヽ、
ヽ l ! / l ,'.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:/ ! / l / /
ヽ/,ヽ!/‐ー、/、.:.:.:.:.:./::.:.:.:.:.:.:/ / // / / /
レ'.:/ -`丶ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ヽ,-、' /,/ / /
ヽ、 , 〜ヽ_ヽ` ヽ.:.:.:.:.:.:.:,_‐'´-'‐'、 ´ _ / /
, ' ヽ ' ´ `-´--`ヽ´ヽヽ /
, ' ! `ー 7 l.:.:l.:.:l' ´
/ │ `ーー'- '´
. /,−-==ー-、l_ / ヽ
/′ `、ヽ.:`.:ー―--___ ヽ
. / ヽ:.:.:.:.:.:, '´ ` ー-ヽ
,' !:.:.:.:/ \
! |ヽ;〈 ヽ
! ',人_', ヽ
| l ヽ ヽ
l ! \ ヽ
717 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:37:43 ID:okxoFY/z
寂しいな・・・
718 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 02:31:51 ID:hzD3dopC
OVAマダー?
エイミーのフィギュアも出る。
ところでここのSS保管庫にないみたいだけど、あれって自己申告制?
ここの保管庫にないのか、ここが保管庫にないのか
爆天の保管庫は聞いたことがないから
SS保管庫のことだろ。申告制だったはず。
やってくれ。
セイ、(*´д`*)ハァハァハァハァ
726 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 22:10:56 ID:TT4rWnLl
保守
727 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 01:27:36 ID:LVcvSB58
728 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 00:59:06 ID:tjM/H7vc
保守
729 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 01:03:51 ID:p11LCoTv
保守。。。。
730 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 01:25:18 ID:6KDtZrsM
保守
テッテレレレー♪
ほしゅ
732 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 10:23:36 ID:0puOe8Y+
だーれもいない・・・。
733 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 20:35:11 ID:WHHwBsoC
hosyu
734 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:55:09 ID:3F1tSKZ5
保守…
735 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 02:33:19 ID:m4u4VHhd
ほしゅ。。
736 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 01:37:48 ID:9z+TvO8Q
保守
737 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 01:29:23 ID:Ae90xLN2
保守
738 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 04:56:54 ID:oRYAeD6r
腐男子さんを筆頭に、職人さんたち帰ってこないかなぁ・・・
(´・ω・`)
けっこう好きだったんだけどな。
>>738 そういう書き方をすると腐男子氏以外帰ってこないんじゃね?
もちろん悪気はないんだろうけど、職人に差はつけない方がいい。
740 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 01:07:29 ID:RCeCDvuU
・・・気長に待ちましょ。
741 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 16:57:56 ID:kwBbSWw8
保守
742 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 01:20:51 ID:KYVOXWh4
保守!
ほしゅ……(´・ω・`)
744 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 23:18:45 ID:3sAsuEeb
hosyu
745 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 00:39:47 ID:vJoirL0L
そして保守
746 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:24:06 ID:i4dFonya
らめえええぇぇ
747 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 09:11:43 ID:x1kCWQUi
ほっしゅほっしゅ
748 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 15:52:52 ID:rfYXHxmc
保守
749 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 00:46:04 ID:2SNq3Z1j
1000まで保守する勢いで。
750 :
名無しさん@ピンキー:
ho-syu