ガールズサイドでエロ萌え 7

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1名無しさん@ピンキー
素敵なエロ話でスカーッとしましょう♪
エロエロハッピーエロハッピー!!
○SSの神のご光臨お待ちしております。
○sage進行でおねがいします
○雑談OK!
SS貼り付け前や感想を言う前の“気配り”を忘れずに。
過去ログ及びローカルルールや
ローカルルールにするまでもない注意書きは>>2-10辺り
2名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:47 ID:x/uYbuqC
●気配り例(ローカルルール)●
1.鏝半は連作以外は避ける
2.エロナシはスレ違いなので避難所なり各サイトへ投稿
直接行為がなくてもエロい雰囲気のものは投稿可
3.特殊な設定が出てくる場合は最初に宣言をして嫌な人がスルー出来るようにする
※特殊設定の例:鬼畜・3P・百合・当て馬・ライバル
その他主人公×男キャラ以外で波紋を呼びそうな場合や
設定上名前だけの登場の場合も各々考えて随時宣言して下さい
4.「こんなの@@(キャラ名)じゃない」等の意見は避ける
5.400〜450KBになったら速やかに新スレを立てる事
インデックスを貼るので容量ギリギリまで使ったり埋め立てたりしない
3名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:48 ID:x/uYbuqC
●ローカルルールにするまでもない注意書き●
1.名前欄は 「タイトル」 にしていただくと、倉庫管理の人が助かるかもしれません。
2.1話完結の場合は 何分の何 と名前欄に書いていただくと、割り込みが防げます。
3.続きものの場合は、「今日はここまでです」と言っていただけたら、
続きがあるのかどうか分からなくて書き込みタイミングを迷っている
私達が書きこみしやすいです。
4名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:50 ID:x/uYbuqC
前スレ
ガールズサイドでエロ萌え 6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059833496/
ガールズサイドでエロ萌え 5.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045920058
ガールズサイドでエロ萌え 5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10456/1045617301.html
ガールズサイドでエロ萌え 4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035647717
ガールズサイドでエロ萌え 3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10269/1026922511.html
ガールズサイドでエロ萌え 2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10261/1026148760.html
ガールズサイドでエロ萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10254/1025465341.html
【有志ページ】
●SS保管庫●
http://red.ribbon.to/~gssshokan/
●みんなで一緒にTALK● *ノーマルSSはコチラへ*
http://210.189.104.26/tokigs/
5名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:55 ID:x/uYbuqC
誰も来ない・・・(´・ω・`)
6名無しさん@ピンキー:04/04/17 02:57 ID:QTyuQ+PI
>>1
乙カレー
ここ来るの遅くて、落ちて見られなかったんだよね。
アリガd
7名無しさん@ピンキー:04/04/17 08:42 ID:3sgZnany
>>1
乙カレー!立ててくれてアリガトン。
タイピングも出る事だし、人が増えると良いね。
8名無しさん@ピンキー:04/04/17 13:42 ID:AsrtpAGd
>>1
乙です
9名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:24 ID:nowCUcZ9
1タン乙です
本スレで投稿しようと言ってた神、降臨待ってます
10名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:24 ID:nowCUcZ9
連投スマソ 即死判定ってあるんだっけ?
11名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:48 ID:ssdNV0FS
>>1さん乙!
即死回避に協力させていただき松。
12名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:51 ID:nowCUcZ9
即死回避に張り付いてみる。つーか24時間以内にある程度の容量までいかないと駄目なんだっけか。
13名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:16 ID:kKQe6LoH
>1
乙です。
即死回避。
14名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:25 ID:ye81ukjq
>1
乙華麗!

神々の降臨をお待ちしております。
また私たちを萌え死なせて下さい。
15名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:29 ID:nowCUcZ9
まだ足らないよね?
新作タイピング楽しみですな。エロ妄想の余地はどの程度あるのか。
16名無しさん@ピンキー:04/04/18 02:28 ID:7j/rswG5
乙カレー!スレ立て感謝!
ヲチスレは残るのにエロスレは落ちるこの不思議…
17名無しさん@ピンキー:04/04/18 02:40 ID:ye81ukjq
>15
いくつレスがあればいいか、だっけ?>即死回避

タイピング、グリンリバーが「上手く出来るとラブラブなシチュエーション」と
言っているから期待してしまうよ。
18名無しさん@ピンキー:04/04/18 05:13 ID:9evjE9ws
やっとちータソとデート出来る……(*´д`)ハアハア

そういえば攻略と同人も落ちてる?
19てんてーのタイピング講座 1/7:04/04/18 05:29 ID:kKQe6LoH
初書きです。
マジでめちゃヘタレなので生ぬるい目でお願いします。
てんてーx主人公です。

PCのタイピングの成績があまりにも悪かった私は放課後、氷室先生から
補習を受けることになった。
ちょっと心配だったけど、二人が付き合っていることは秘密だし、先生は構内では
教師と生徒の立場を崩すことはなかったから、私は二人きりでも大丈夫と安心していた。

最初は普通に指導していた先生だけど、あまりにも間違ってばかりいる私に、
ため息まじりな声で「私がやって見せるから良くみていなさい」
と私をイスから退かし、自分が座った。
落ち込ち気味にその場につっ立っていると先生は「何をしている。君も座りなさい」
といつもの冷たい調子で私に声をかける。
「あっ、はいっ、スミマセン!」
あわてて、横の机のイスをひっぱって座ろうとする私に
「そこじゃない。ここに座るんだ」と自分が座っている足の間を示した。

20てんてーのタイピング講座 2/7 :04/04/18 05:31 ID:kKQe6LoH
突然の先生の行動に驚いて固まっていると「早くしないさい。このままでは帰れないぞ」と
冷たく言われ、「・・・失礼します」と先生の大きく開いた足の間に座った。
後ろから抱きかかえられる形になって、心臓がバクバクしてくる。
構内でこんなトコ人に見られたら大変なことになっちゃうのに、と
違うことばかり考えてちっともタイピングに集中できない。

「ここからだと指の動きがよくわかるはずだ。画面の文字と指の動きをちゃんと見ていなさい。
 間違った指で入力しても決して速くタイピング出来るようにならないからな」
例題にそって先生の指がキーボードの上の滑っていく。
ピアノを弾いているときも思ったけど、先生の指は白くて長い。
細くはないけれど、しっかりしてる。それでいてとても綺麗な指。
そしていつも私の体を甘く蕩けさせる指・・・。
21てんてーのタイピング講座 3/7 :04/04/18 05:33 ID:kKQe6LoH
「それではやってみなさい」と言われハッとして画面を見る。
画面にはさっき先生がやっていたのと同じ例題が表示されてる。
でも先生の指ばかり見ていた私は当然だけど、出来るわけがない。
「まったく君は・・・。いいか、Gを打つときは左手の人差し指を
Fから滑らせて打つんだ」と私の手の上から先生は自分の手を重ねて
私の指を動かす。
先生の手で包み込まれる形になって、指を撫でる様に何度も触られると
なんだか段々ヘンな気分になってくる。

最初からずっと私の背中は先生の胸にぴったり重なってて、耳元から聞こえてくる
先生の説明も段々と言葉の意味が理解できない状態になってしまい、もう練習どころではない。
「あ、あの先生・・・?・・・もうちょっと離れてください・・・。誰かに見られたら・・・」と
恥ずかしさでかすれ気味な声で先生に問い掛ける。
すると先生は「問題ない。この部屋は幸いにも外から中を見ることは出来ないし、
音もほとんど漏れない。君が大きな声を出さなければ大丈夫だ」

22 てんてーのタイピング講座 4/7:04/04/18 05:36 ID:kKQe6LoH
「大きな声って・・・・」先生が考えてる事と私が想像したことが同じなら・・・。
そう思うと私の体の奥はじわりと熱くなる。
先生は私の熱を感じ取って、急にからかい気味に「どうしたんだ?首や耳が赤くなっているぞ。
どこか具合でも悪いのか?」とワザと吐息交じりの声を耳元で囁く。
「・・・いえっ。大・・・丈・・夫・・で・・す」と熱くなる体をダマして全神経を総動員して声を搾り出す。
「そうか。ではもう一度、やってみなさい」
うずく体から震えてる手をなんとかごまかして例題をタイプする。
でも、当然の如くうまくタイプすることなんて出来ない。
先生は「君は何度教えたら理解できるんだ?これではお仕置きが必要だな」
とまたもや耳元で囁く。
”お仕置き”という言葉に驚きつつも思考は低下したままだ。
かろうじて「そ・・・ん・な・・・。もう、一・・度、やらせて、ください・・」と返事をし、
もう一度例題をタイプする。しかし、やはりミスタイプばかり。
23てんてーのタイピング講座 5/7 :04/04/18 05:39 ID:kKQe6LoH
「集中力に欠けている。これではお仕置きしなければならないな」と
なぜか嬉しそうな声の先生は腕を私の体に回して抱きしめる。
先生の手の部分はもう胸に移動していて、制服の上からもやわやわと揉む。
胸の先端の部分も制服の上から転がすように触る。
首筋に先生の唇が降りてきて、何度も吸われる。
「あっ、センセイ・・・。首は・・・ダ・・メ・・・です・・・。 跡・・・が、残っちゃう・・・」
背中と顎をを反らせて、抵抗する。ただでさえ首筋がすごく感じる私は
跡がつかないまでも唇で愛撫されるとそれだけ、イってしまいそうになる。
「・・・ならばこっちは良いのか?」と先生が私の耳たぶを軽く噛む。
「あっ・・は・・・はぁ・・。い・・・やぁ・・・。そ・れも、ダ・・メェ・・・。」
もう感じすぎておかしくなりそう。
いくら二人きりだって学校の中だし、二人の関係がバレちゃまずいのに
と急に冷静になって頭の一部が思考する。
でもその思考もこのときでストップされる。
24 てんてーのタイピング講座 6/7:04/04/18 05:40 ID:kKQe6LoH
胸を揉んでいた先生の手は、いつのまに上着の裾から手を入れて、
ブラのホックを外しにかかっている。
「あっ、そんな・・・」と抗議の声をあげるまえに先生はすばやくホックを外した。
緩んだブラの隙間から手がじかに胸に触れる。
「ああっ・・・!」
両方の手が同時に先端を転がしたり摘んだり、潰したりして同時に動く。
時折乳房全体を優しく揉まれる。
「あっ・・・うっ、んん・・・・。あぁ・・はぁぁんん・・・」
密着した状態での愛撫に私はもうなにも考えられなくなっていた。
「あまり大きな声を出すと外に聞こえてしまうぞ?」
嬉しそうな声の先生に”声を出させてるのは先生なのに・・・”と思っても、もう抵抗も出来ない。
先生は私を左手で抱きしめたまま、右手でスカートのすそを
捲ってショーツの脇から指を秘部に潜り込ませる。
25てんてーのタイピング講座 7/7 :04/04/18 05:45 ID:kKQe6LoH
もう、そこは蜜で溢れかえっている。先生が指を動かずたびにクチュ、クチュと
恥ずかしい音がする。
「・・・・・・・!」先生が指に蜜を絡めて下の突起を擦る。腰の奥がむずむずして
自分では膝を開いていられない。
なんとか閉じようとするけれど、先生の腕がそれを許してくれない。
「もうこんなに膨らんでる。エッチな体だな」先生の苛めるような言葉さえ
今は快感でしかない。
下の愛撫と胸への愛撫、首筋へのキスでもう私はおかしくなりそうだ。
「セ・ン・・セイ・・・。も・・、う・・・、イ・・かせ・・・て・・・?」
「・・・もうガマンできないのか?」先生の言葉に、なんとか頷く。
「わかった。イきなさい」先生は今までとは比べ物ににならない早さで
指を動かす。まるでブラインドタッチだ。
「ああ・・・!ああっ・・!んんっ・・・!んんーーーー!!!」
頭が真っ白になって、ガックリと先生の胸に寄りかかる。
粗い息遣いがなかなか収まらない。
なくなりそうな意識の中で私は「私が・・、ブラインドタッチが出来るようになったら。
・・・先生にお返ししてあげますね・・・」と言って、意識を沈ませる。
「ああ、楽しみしている・・・。」と先生の嬉しそうな声が聞こえたような気がした・・・。

終り

26名無しさん@ピンキー:04/04/18 05:47 ID:kKQe6LoH
19でつ。
即死防止に初めて書いてみましたが、最後まで行けなかったです。
お目汚しスマソです。


今後は神の降臨をお待ちしています。
27名無しさん@ピンキー:04/04/19 02:52 ID:+fc7uonK
GJ!時事ネタだー。
タイピングへの期待(含妄想)が膨らみましたw

鯖移転したのに人大杉だしプロバ規制だしコンチクショー!
28名無しさん@ピンキー:04/04/19 16:31 ID:lM3RbH0N
1乙!

とりあえず数時間おきに書き込みをしておきましょう。
これから読んで、その後



書ければいいなあ…
29名無しさん@ピンキー:04/04/19 22:23 ID:RzUU+fY0
板違いなのは承知ですが、あえて質問させてください。801板にはガールズサイドないのでしょうか?
興味心から、801versionのSSも読みたくなって…
もし知ってる方がいらっしゃったら教えてください。一応検索機にはかけたんですが、hitしなかったんで…。
お詫びの即死防止さげ(^^;)
30名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:20 ID:X8JRZ3QE
801は昔あったけど落ちたんだっけか?見れる環境なら過去ログ倉庫なんかも探してみては。
自分は見た事ないんでどんな会話が交わされていたのか知らないけど。
SSが投稿されてたりしてたのかなぁ。個人的には未知の世界801板。
31名無しさん@ピンキー:04/04/20 01:25 ID:y0qGc3g1
王子初心者トレーニングの「おしゃれタイピング」ってどんななんだ?
バイトの「たこ焼きタイピング」とともに非常にキニナルヨ・・・。
32名無しさん@ピンキー:04/04/20 03:26 ID:Z1dVqtj+
おしゃれ〜は開発画面から推測するに、
各ショップで売ってるルル服の名前をタイプするっぽい
ショッピングデートっつー設定なのかな
たこやきは想像つかん…
3329:04/04/20 03:54 ID:oOAE2b0+
>>30
ありがとうございました。
34名無しさん@ピンキー:04/04/20 23:59 ID:ceBSifet
>32
そうか、服の名前か。単語としては短いから確かに初心者向きかも。
たこやきはたこ焼き焼くのか?うまく打てるとたこ焼きが焼けるとか。
全部焼けたらバイトと一緒に食べるとか?


王子のだとミスすると、1枚ずつ脱がされたりなんかしたらハァハァしそうだ。
「・・・ミスしたら、着てるもの1枚ずつ脱ぐんだぞ・・・」
「全部脱がされたら・・・・。どうなるかわかってるな?」

35名無しさん@ピンキー:04/04/21 00:59 ID:9zJR/dCf
>34
そんなルールだったら、ミスしまくりですよ
36名無しさん@ピンキー:04/04/21 01:20 ID:/iR+s4l3
どちらかっつーと王子にハァハァしてほすぃ

「主人公(;´Д`)ハァハァ・・・」
とか
たまには鼻息荒い王子見てみたいですよ
37名無しさん@ピンキー:04/04/21 01:22 ID:7zEJOgr/
じゃあ成功したら王子が一枚ずつ脱ぐのはどうですか。
もはやタイピングではなく脱衣麻雀ですが。
38名無しさん@ピンキー:04/04/21 01:41 ID:/iR+s4l3
>>37
(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ/|ァ/|ァノ \ ア ノ \ ア
恥らって脱ぐのか意外に潔く脱ぎ捨てるのかそれとも…

でもきっと顔にそんな表れないだけで>34さんので
王子ハァハァしてんだろうなー
39名無しさん@ピンキー:04/04/21 03:29 ID:cdpI8+GE
じゃあバイトだったら、
「よっしゃ、ミスったら脱がしっこしよな」とか?
40名無しさん@ピンキー:04/04/21 22:38 ID:pj8VqSg8
>37
ワロタ!!
41名無しさん@ピンキー:04/04/22 00:08 ID:C3WeEPm7
>37
「やった、成功!さぁ珪くん約束だよ、脱いでもらおうか(;´Д`)ハァハァ!」
「……仕方ない、約束は……守る……」(SE:衣擦れの音)
「(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ」
「おい、一問につき一枚だって……」
「(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ/|ァ/|ァ」
「どこ触って……」
「(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ/|ァ/|ァノ \ ア ノ \ ア 」
「……これ以上……脱ぐものない……」
42名無しさん@ピンキー:04/04/22 00:29 ID:2qI3X+Ag
>41
その後上に乗っかってギシギシアンアンですか?
43名無しさん@ピンキー:04/04/22 01:11 ID:C3WeEPm7
>42
続きはあなたの心の中で
44名無しさん@ピンキー:04/04/23 14:27 ID:6sdEcDpP
そろそろ即死は免れたのでしょうか?

ああ、早くタイピングでハアハアしたいでつなあ。
45名無しさん@ピンキー:04/04/24 04:26 ID:j6m7hoHs
たぶん平気なのでは。
タイピング楽しみですなー。
ハァハァできる内容かどうかはともかくとしてもw
46名無しさん@ピンキー:04/04/24 18:17 ID:j4iv8Ocw
新スレ立ってたのか。1乙。
>37の脱衣マージャンにワロタ。
タイピングの次は、懐かしの脱衣麻雀でよろ、573様。w
47名無しさん@ピンキー:04/04/26 23:46 ID:Bg2o/xJ7
保守。

職人さんこないなぁ。
48名無しさん@ピンキー:04/04/30 00:02 ID:45otFcks
捕手

職人さん待つついでに何か語ろうにも人居ないからなー
49名無しさん@ピンキー:04/04/30 02:02 ID:g6oshcOF
ノシ
とりあえず言いたい。
チータソは強引だと思うw
まさにどうでもいいことだがなー(´∀`)
50名無しさん@ピンキー:04/05/01 00:00 ID:T5Ju3DRv
ノシ
ちータンは何を言われようと爽やかな笑顔で押し通してしまいそうな強引さがあるとオモ。
バイトとかだとそれが確信犯(誤用法ですが)だろうけれどもちータンは天然であろう所がタチ悪そうです。
51名無しさん@ピンキー:04/05/01 01:50 ID:Z02YNz13
イイヨイイヨー!
爽やかな笑顔ワロタw
バイトだと笑顔もいやらしいが(その状況だと)主人公がのって来たら
「ほ、ほんまにええんか?」
と動揺するんだろうな……
王子だったら目で犯しw口封じで。
ちータソには爽やかな笑顔と難しい囁き英語で対処して欲しいものだw
「今の、なんて意味?」
「……こういう事、です」
みたいな。

そして妄想だけならいくらでも進むのにエロが書けない自分をどうにかしたいものだ('A`)
52名無しさん@ピンキー:04/05/01 02:39 ID:y0QqXnSG
初心者のバカ発言で申し訳ない。即死回避できたの? まだ油断ならない状況?
53名無しさん@ピンキー:04/05/01 03:19 ID:Z02YNz13
大丈夫じゃないかな?
即死判定が容量だったらわからんけど。詳しい人ヨロ

まあ雑談だと本スレと変わらないからエロ話でもしてれば回避されるさ(*´Д`)
話が膨らんで書き手が来てくれたら( ゚д゚)ウマー
54名無しさん@ピンキー:04/05/02 02:29 ID:NAhfTQtu
えっとそれじゃ彼らは卒業式に正式に恋人同士になるわけですが・・・
一番手の早そうなのは誰でしょう
すっかり語り尽くされた感があるけど

私は王子にイピョーウ
55名無しさん@ピンキー:04/05/02 03:25 ID:fyX6Er61
私は鈴鹿にイピョーウ
56名無しさん@ピンキー:04/05/02 17:01 ID:YPTN1G6c
ではちーたんで。
57名無しさん@ピンキー:04/05/02 21:26 ID:lTLJrWtB
王子にイピョ−ウ。

子供の頃から思い続けた相手なだけに
もう、我慢も限界暴走爆走制御不可って感じで。
58名無しさん@ピンキー:04/05/02 23:41 ID:jsLO4Vo0
おいらも王子に一票ー。

つーか教会での告白後チュウ→その場でエチーはもうデフォルトかと勝手に思う。
59名無しさん@ピンキー:04/05/03 01:25 ID:iiRB6BlN
てんてーに1票。

「本当の卒業式はこれからだ」とか言って、
あのドライブのあと、自宅かホテルか二人きりになれるところへ直行。
枷が取れたので、待ってました状態で。
60名無しさん@ピンキー:04/05/03 01:57 ID:f5G1tXNo
>>58
その場で?!

やはり告白の後はチューぐらいしてるのかね、みんな
61名無しさん@ピンキー:04/05/03 02:49 ID:osP3Tn+V
てんてーは主人公が成人するまで手が出せなそうな気がする…
もしくは教会直後にいきなり婚姻届で、初夜だ。
62名無しさん@ピンキー:04/05/03 06:10 ID:1D/LUBdE
てんてーに一票。 卒業だし、やっぱり「待ってました」なのではないかと。 ああでも、成人まで待つ人なのかなあ…
63名無しさん@ピンキー:04/05/03 13:10 ID:xoTPe28Z
てんてーは成人もしくはケコーンまで待ちそう。
待つだけ待った後はもう(ry
64名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:00 ID:6U6CxXUA
バイトが一番手が早そう
3年のクリスマスの日にもう既に……
65名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:41 ID:dNqkaCpN
>64
やってそうだねw

ここ見てると、なんだかGSやりたくなるな…
66名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:12 ID:kjWO2KM0
でもいざとなったらバイトはなかなか踏み切れなさそう。
本気になると口が重くなるなら手も遅くなるのではないだろうか。
いまんとこ王子が一番で対抗がてんてー、バイトって感じですか。

少し脱線するけど理事長なんかはすげー準備万端で初エチーに踏み切りそうじゃないですか。
海の見える白いコテージとか夜景が綺麗なホテルをリザーブして
薔薇を敷き詰めたベッドor花びら浮かべた風呂とか用意して
ちょっと間違った『乙女の理想の初体験』を具現化してくれそうです。
67名無しさん@ピンキー:04/05/04 01:32 ID:88k/gJ0f
>ちょっと間違った
ワロタ

ちょっとドレスなんてプレゼントしてもらっちゃって、
つたないダンスなんて踊らされちゃったりなんかして。
いっかくってば、す、て、き
68名無しさん@ピンキー:04/05/04 02:02 ID:08c6WPXb
>>66
そんな頑張り過ぎたら若い子退くよダンディったらw
69名無しさん@ピンキー:04/05/04 23:25 ID:VEs2Kekl
>66の理事長に萌えてきた(;´Д`)ハァハァ
70名無しさん@ピンキー:04/05/04 23:53 ID:0HOWyl3o
理事長はバブル時代に青春を過ごした世代か?価値観がその時代で止まってるならあり得るかも。
いまどき赤プリスイートなぞ予約して、こじゃれたバーでカクテルを傾けつつ
「今夜は帰さないよ…」と決め台詞をかましてくれそうだ。懐かしいトレンディドラマの中の石田純一のように。
71葉月×主人公・初体験 1/9:04/05/06 10:56 ID:eVP9Okw4
はばたき学園を卒業してから3ヶ月。
卒業式の日に、片想いの相手だった珪くんから告白されて以来、
珪くんとの付き合いは何のトラブルもなく順調に続いていた。
毎日のちょっとしたことですら、幸せに感じる毎日。
珪くんと気持ちが繋がってるんだと考えただけで、頬が緩む。

今日は、珪くんと水族館に行く約束の日だ。
わたしは一秒でも早く会いたい気持ちをなんとか押さえて、
待ち合わせ場所の新はばたき駅に向かった。
あと少しで待ち合わせ場所に着くという時、携帯電話の着信音が鳴った。
わたしは携帯電話をカバンから出し、着信ボタンを押した。
「もしもし、珪くん?」
『……悪い。俺、遅れる。』
「どうしたの?寝過ごした?」
『違う。早朝からの撮影が少し長引いてる。30分ぐらいすれば、そっちにいけると思う。』
「仕事なら仕方無いよ。無理しないでね。」
『ああ。悪い。……なるべく早くそっちに行くから。変なヤツに声掛けられても無視しろよ。』
「あはは、大丈夫だよ。じゃあ、あとでね。」
『ああ。あとでな。』

珪くんとそんな会話をしたあと、わたしは携帯電話をカバンの中に戻して、
行き交う人達をぼんやりと見ていた。
すると、数分もしないうちに後ろから名前を呼ばれた。
時々出没するナンパ男とは違う声に反応して振り向くと、そこにはなっちんがいた。
「あ、なっちん。買い物?」
「買い物というか、暇だったからさ、そこらへんブラブラしてたんだよね。
アンタは?……ああ、あいつと待ち合わせか。」
「うん。そんなとこ。来るのはまだもうちょっとあとなんだけどね。」
「待たされてんの?」
「今日はたまたまだよ。撮影が長引いてるから30分後ぐらいになるって。」
72葉月×主人公・初体験 2/9:04/05/06 10:57 ID:eVP9Okw4
「そうなの?じゃあさ、あいつが来るまで付き合ってあげるよ。」
「え?いいの?」
「いいっていいって。どうせ暇だしね。いろいろ訊きたいこともあるしね〜。」
「わぁ〜い、ありがと、なっちん。」
ということで、30分程の待ち時間は、なっちんと一緒に過ごせることになった。
今流行の服の話なんかで盛り上がったあと、なっちんは急に話題を変えた。
「……ところでさ。アンタ、あいつとどこまでいってんの?」
「どこまでって?」
「またまた。しらばっくれちゃって〜。……もうブチュッとかやっちゃってるんでしょ?」
「なっ……!」
なっちんは、ニヤニヤしながらわたしの顔を覗き込んでくる。

わたしは内心、『よくぞ訊いてくれた!』と思っていた。
もちろん、珪くんのことを考えると
一部始終を細かく話すわけにはいかないし、そのつもりはない。
だけど、やっぱり少しはノロケてみたかった。
自分から切り出すのは痛いコかなと思って言わなかったけれど、
それをなっちんから訊いてくれたのだ。
「ねえねえ、どうなのよ。」
「……実はね、こないだ……。」
「ふむふむ。こないだ?」
「はじめてキスなんかされちゃったりして。うわぁ〜っ……。」
口に出しただけで、あの時のドキドキが思い出されて恥ずかしくなる。
熱くなった頬を両手で押さえていると、なっちんから思わぬ反応が返ってきた。
「え?アンタ達まだそれだけ?」
「え?」
「あのさ、もう3ヶ月だよ?なのにアイツ、アンタにそれだけしかしてないの?」
「それだけって……。」
なっちんに指摘されて、わたしは急に不安になった。
73葉月×主人公・初体験 3/9:04/05/06 10:58 ID:eVP9Okw4
「なっちん。……おかしい、かな?」
「おかしい!」
なっちんのストレートな言葉が、わたしの胸をぐさっと突き刺す。
「だって、アンタみたいなカワイイコが目の前にいるのに何もしないって、どういうことよ?
もしアタシが男だったら、とっくに食っちゃってるよ。」
「……そんなこと言わないでよー。不安になっちゃうじゃん。」
「今まではなんとも思わなかったわけ?」
「全然思わなかったって言うと嘘になるけど……。」
「ほらね。」
よくわからないけど、世間一般ではそんなもんなんだろうか。
珪くんは、わたしのこと、女として見てくれてるのかな……。
不安がどんどん膨らんでいく。
「わたし……、魅力無いのかな……。」
「アンタが魅力無いわけないじゃん。アイツが異常なの。」
「珪くんが、異常?」
「そうだよ。もしかしてアイツ性欲無いんじゃ……。」
「おい。」
いきなり割って入ってきた低い声に、わたしとなっちんはびっくりして振り向いた。
振り向いた先には、少し不機嫌な顔をした珪くんが立っていた。
「珪くん……!」
「うおっと!アンタいつからそこにいたのよ。」
「こいつに余計なこと、吹き込むな。」
「はいはい。じゃあ、邪魔者は退散しますかねー。」
そう言って返すなっちんは、珪くんの様子に怯むどころか、楽しんでいるようにも見えた。
「ああ。そうしてくれ。」
「じゃあ、また電話するからさ。」
「うん。なっちん、ありがとね。」
「いいっていいって。じゃあね!」
74葉月×主人公・初体験 4/9:04/05/06 11:00 ID:eVP9Okw4
なっちんの去っていく後姿を見送っていると、珪くんが急にわたしの腕を掴んで歩き出した。
「珪くん……?」
わたしの呼びかけにも反応せず、珪くんはわたしの手を引いてどんどん歩いていく。
わたしと珪くんでは足のコンパスが全然違うから、半分駆け足になる。
「怒ってるの?もしそうなら謝るから。ごめん。」
珪くんは歩くペースを落とさず、わたしを見ないまま言った。
「……謝るな。……おまえのせいじゃない。」

珪くんの足は、水族館までの道とは違う場所に進んでいた。
「珪くん?こっち、水族館じゃないよ?」
「知ってる。」
「だったら……。」
「予定変更。」
「……。」
やっぱり、怒ってるのかな。わたしは恐くて、それ以上何も言えずにいた。

わたしは珪くんに連れられて、人の少ない路地裏まで来た。
そこで急に、わたしは珪くんに抱きしめられた。
「……!」
わたしの体は、すっぽりと珪くんに包まれてしまった。
はじめて抱きしめられたその感触は、
友達の延長のように接してきた珪くんと違う、『男の人』のものだった。
「……なあ。……不安……か?」
「……え?」
「俺は、不安だった、ずっと。」
「……珪くん?」
わたしを抱きしめる珪くんの腕に、力がこもる。
「俺が望むまま、おまえを求めたら……、おまえに嫌われるかもしれないと思ってた。」
わたしが珪くんを嫌う?
そんなこと、絶対ありえない。その逆なら充分にありえると思ってたのに。
75葉月×主人公・初体験 5/9:04/05/06 11:00 ID:eVP9Okw4
「……珪くん。不安に思う必要なんて、無いから。」
珪くんは少し体を離して、わたしの顔を凝視した。
「おまえ……。」
「嫌ったりなんてそんなこと……。わたし、どうしようもないくらい珪くんのこと、好き。」
「……。」
「だから……。」
珪くんは、何かを決意したようにわたしから離れ、再びわたしの腕を引いて歩き出した。

わたしは今、臨海公園から少し離れた場所にあるラブホテルにいる。
「互いがシャワーを浴び終わるまでに恐くなったら、正直に言え。」
そう言われていたけれど、もうわたしの気持ちは決まっていた。
先にシャワーを浴び終わり、バスローブ姿でベッドに腰掛けて缶ジュースで喉を潤しながら、
珪くんが浴室から出てくるのを待っていた。
この先に待っている未知の世界のことを考えると、少し恐くて手が震える。

しばらくすると、バスローブを着た珪くんが浴室から出てきた。
そして、隣りに座ってわたしの手を握った。
その手を握り返すことで、拒否の気持ちが無いことを自分なりにアピールした。
すると珪くんは一度深呼吸したあと、わたしをふんわりと抱きしめた。
バスローブ越しに、石鹸の香りがした。
「本当に……、後悔、しないか?」
「うん。」
「震えてる、おまえ。もし恐いのなら俺……。」
「違うよ。……えっとね、泣きそうなぐらいドキドキして……、どうすればいいかわからないだけ……。」
「……そうか。」
珪くんはそう言って、唇を重ねてきた。
こないだはじめて経験した、唇同士が触れるだけのキス。
何度も触れては見つめあって、微笑みあう。
触れるだけのキスは、回数を重ねるごとについばむようなキスに変わっていった。
唇を触れる時間がだんだん長くなっていき、珪くんの舌が唇に触れた。
76葉月×主人公・初体験 6/9:04/05/06 11:01 ID:eVP9Okw4
唇が痺れるような感覚に、わたしの口は無意識のうちにだらしなく開く。
そこに、珪くんの舌が割って入ってきた。
歯列をなぞられ、舌をまさぐられる。
ざらざらした感触に翻弄されて、眩暈にも似た陶酔感が、わたしの体を支配していった。

息苦しくて、唇の端から吐息が漏れる。
酸素が欲しくて溺れそうになった時、珪くんの顔がわたしから離れた。
「はぁーっ……。」
ありったけの空気を思いっきり吸い込んで肩で息をしていると、
抱きしめられたままベッドの上に寝かされた。
わたしは珪くんに組み敷かれた状態で、珪くんがわたしを見下ろす。
珪くんはそのままわたしの隣りに体を横たえた。そして、わたしは再び唇を塞がれた。

口の中を激しく翻弄される一方で、珪くんの大きくて細い手が、さわさわとわたしの胸を撫でる。
珪くんでも、こんなことをするんだ……。
今まで一緒にいててもそんなことをしそうなそぶりを見せなかった人だったから、
いつもの珪くんとは別の人のように感じた。

珪くんの唇が再びわたしから離れて、今度は首筋に移動してきた。
舌先でなぞるように首筋を舐められ、耳たぶを軽く噛まれる。
耐えられないほどくすぐったい。
「……クッ!キャハハ!や、やめて〜っ!アハハハッ!」
あまりにもくすぐったくて、わたしは耐え切れずに笑ってしまった。
珪くんはわたしから離れて、きょとんとした顔でわたしを見た。
こんな時に笑ってしまって、まずかっただろうか。
「……あ。ごめん、こんな時に……。」
わたしが謝ると、珪くんはクスリと笑った。
「いや、おまえらしいと思う。」
珪くんはそういってわたしをぎゅっと抱きしめた。
そして、少し体を離して、わたしが着ているバスローブの紐をほどき、前をはだけた。
77葉月×主人公・初体験 7/9:04/05/06 11:02 ID:eVP9Okw4
恥ずかしい。
自分のありのままの姿を晒されていて、それを珪くんに見られている。
羞恥心でいっぱいだったけれど、珪くんに拒んでると思われたくなくて、必死で耐えた。

珪くんは、わたしの体の隅々をあますことなく、唇や舌、手を使って弄ぶ。
いつのまにか、珪くんの体を覆っていたバスローブも取り去られていた。
下半身を押し付けられている太ももには、珪くんの昂ぶりを感じる。
それは熱く脈打っていて、それが伝わるたびに体の中心がじわりと熱くなった。

しばらく翻弄されたあと、珪くんはわたしの足の間に割り込んできた。
わたしの中心に、何かがあてがわれる。
それは、ぐいっとめりこむようにわたしの中に押し入ってきた。
中心から串刺しにされるような激痛が走る。
「い……っ!痛い……!」
指を入れられた時の、異物が入る不思議な感触とは比べ物にならない。
わたしが声にならない悲鳴をあげるたびに、
珪くんはわたしの体を気遣って動きを止める。

そんな状態が繰り返されて、どれぐらいの時間が経っただろう。
わたしは一生男の人を受け入れられない体なんじゃないかと不安になった時、
黙っていた珪くんが言葉を発した。
「全部、入った。」
「……え?本当?」
「ああ。」
痛みで麻痺していてわからなかったけれど、わたしはちゃんと珪くんを受け入れていた。
嬉しさがこみあげてくる。
「わたし……、珪くんと繋がってるんだ……。」
「ああ。しっかり繋がってるな。……体、大丈夫か?」
「うん、大丈夫。」
珪くんはそのままわたしに覆い被さって、わたしを抱きしめた。
78葉月×主人公・初体験 8/9:04/05/06 11:04 ID:eVP9Okw4
「……愛してる。」
「うん、わたしも、大好き。」
下半身は鈍痛があるけれど、上半身の、肌の温もりが心地いい。
「なあ……。動いていいか?」
「……え?」
「俺、そろそろ限界。」
「う、うん……。」
わたしが頷くと、珪くんはゆっくりと動き出した。
最初ほどではないけれど、動くたびに痛みが走る。
わたしは珪くんにぎゅっと掴まって、歯を食いしばって耐えた。

だんだん動きが激しくなり、痛みと圧迫感に支配される。
息苦しくて、こらえていた吐息が漏れる。
苦痛で泣きそうになった時、珪くんは今まで以上に深く、わたしの中に入り込んできた。
わたしの中の珪くんは、痛みで感覚が麻痺した体でもわかるぐらいに、
トクン、トクンと大きく脈動していた。
そして、肩で息をしながらわたしに体重を預けた。

しばらくして二人の呼吸が整うと、珪くんは少し体を離して、わたしの唇に軽くキスをした。
「……おまえ、辛そうだったな。ごめんな。」
「謝らないで。わたし、嬉しいよ。」
「……ああ、俺も。」

別々にシャワーを浴びて汗を洗い流した後、わたしと珪くんはバスローブを身に着けて、
ベッドの上で寝転んで寄り添っていた。
珪くんの温もりを感じて幸せに浸っていると、わたしの携帯電話の着信音が鳴った。
わたしはベッドサイドにあるカバンをまさぐって携帯電話を取り出し、着信ボタンを押した。
79葉月×主人公・初体験 9/9:04/05/06 11:05 ID:eVP9Okw4
『あ、もしもし〜。アタシだけど。』
「なっちん。どうしたの?」
『アンタまだあいつと一緒にいる?さっきはごめん。
アタシのせいで気まずくなっちゃったりしてない?』
「ううん、大丈夫だよ。……あっ!」
なっちんと話していると、珪くんが携帯電話を取り上げた。
「藤井か?……異常じゃないから、俺。今、こいつとホテルにいるんだ。邪魔するな。……じゃあ。」
珪くんは、勝手に携帯電話を切ってしまった。
そして、わたしのカバンの中に携帯電話を入れた。
「珪くん!なっちんにあんなこと……。」
「今度藤井に会ったら言っとけ。あの日は凄かったって。」
「……。」
珪くんの台詞に顔が紅潮する。
わたしは急に恥ずかしくなって、何もいえなくなった。
珪くんはそんなわたしを見て、クスッと笑ってわたしを抱き寄せた。
80名無しさん@ピンキー:04/05/06 11:07 ID:eVP9Okw4
長くなってしまいましたが、貼り付けてみました。
いろいろとアラの目立つ文章ですが、
楽しんでもらえると嬉しいです。
81名無しさん@ピンキー:04/05/06 13:27 ID:R5KqJ8px
ムッホ〜!!!グッジョ〜〜〜〜ブvv
最後の王子のセリフに萌えますた!

82名無しさん@ピンキー:04/05/06 18:21 ID:FLf/fdnn
いやいや、萌えますたよ
71サングッジョブъ(゚ー^)
83名無しさん@ピンキー:04/05/06 23:43 ID:niYj3V6j
美味しくいただきますたー(* ゚Д゚*)ウマー
強気な王子(・∀・)イイ!!
84名無しさん@ピンキー:04/05/07 00:05 ID:lj34SAIz
GJ!(;´Д`)ハァハァ
王子が男っぽくて優しくて素敵ー。萌え萌えでした。
8571:04/05/07 09:33 ID:pI8Kf7xM
皆様レスありがとうございます。
所々おかしな文章のままアップしてしまったにもかかわらず、
お褒めの言葉をいただけて嬉しいです。
今まで健全もののSSしか書いたことがなかったのですが、
こういうのを書くのも楽しいですね。
裏サイトを開設したくなってきました。(w
86俺様用index:04/05/07 23:13 ID:d+4HilPD
てんてー
>19 >20 >21 >22 >23 >24 >25 >19-25

王子
>71 >72 >73 >74 >75 >76 >77 >78 >79 >71-79
87名無しさん@ピンキー:04/05/08 23:20 ID:ymM3ywZW
紙稲井のか
88名無しさん@ピンキー:04/05/09 04:08 ID:2PUUJBRW
髪待ちあげ
89名無しさん@ピンキー:04/05/10 05:14 ID:F+WX5t8e
読みたいシチュやキャラなどのリクエストをしてみてください。
見かけた神が書いてくれるかもしれません。
90名無しさん@ピンキー:04/05/10 12:52 ID:Rv+gGAGE
んじゃあ、バイトとのクリスマスイベント甘エロヴァージョンきぼん
91名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:09 ID:x2mnOh3I
筋の通った(あり得そうなシチュの)3p書こうと四苦八苦しましたが
やっぱ、ありえないよね…
書いた事ないので書いてみたかったんだが、
無理ですたw
92名無しさん@ピンキー:04/05/10 15:38 ID:83Mcetgl
王子と喧嘩して仲直りバージョン希望
93名無しさん@ピンキー:04/05/10 21:53 ID:JqCR9NNR
>91
その3Pの組み合わせは何だったの?
興味ある。
3P嫌いじゃないが、そーいえば、GSではもーそーしたことないな。
買い物に行くと、ヘンな組み合わせに出くわすことを考えれば、
ありえないシチュもなきにしもあらずだね。
94名無しさん@ピンキー:04/05/10 23:18 ID:ZDQXHuNe
外出先で出くわす人々と3P…
個人的にどの組み合わせよりも王子とモリリンだとそこまでの過程が
一体どんななのか気になる。というか成立するか?
そんなことしないだろ、というキャラをその気にさせるのにお役立ちとして
良くある設定の媚薬や秘薬に頼るしかなさそうだ。
95名無しさん@ピンキー:04/05/11 00:16 ID:hFUKadvO
補習コンビ×主人公とか、ワカメ×瑞希×主人公とか……やっぱ無理か。
9691:04/05/11 10:59 ID:RYe8Vq1d
>>93
補習×主です。
ちゃんと愛があって絡む理由が(自分的に)納得いくものが書きたかったんで。
男の方はなんとかなりそうでも、主人公がいっぺんにふたり相手で
どういう心理状態なんだと。
自分としてはあり得る理由が見い出せなかったんです。

たぶん住人も、ただ3pやってるだけじゃ気分悪くなる人多いような気もするし。
9793:04/05/11 22:17 ID:uli2xK7i
>96
ご回答どもっす。
補習コンビは、設定的には、一番ありえそうに出来ますものね。
ただ設定はクリアしても、感情の置き所が問題、ということですね。
了解しました。

3Pね・・・・・。うーむ。
皆さん独占欲強そうだしねえ。
98名無しさん@ピンキー:04/05/12 02:28 ID:q/KfTmdZ
>>91
>>2読んだ?
前置きして投下すればいいと思うよ
嫌な人はスルー
99名無しさん@ピンキー:04/05/12 04:05 ID:/l30yapN
91は「3P書いてみたかったけど辻褄の合うシチュが思いつかなくて無理だった」って言ってるだけでしょ?
別に誘い受け目的で書いてるわけじゃないと思うが。
91がそういうつもりで書いてたらごめんよ。
いやそういうつもりのレスは困るよ。
100名無しさん@ピンキー:04/05/12 05:06 ID:q/KfTmdZ
なんか嫌な感じのレスだなーと読み返して思った
ゴメソ
96と97の最後の一行にそんな臭いを感じてしまって・・・
深読みし過ぎですかね
101名無しさん@ピンキー:04/05/12 14:30 ID:MC4L9HNx
文字だけだと、受けとり方が違ってしまう事もあるだろうから仕方ないけど、
すくなくともSSを書く事については思うところがある(書き手だと思う)人というふうには感じました。
102名無しさん@ピンキー:04/05/12 14:35 ID:+0/bOBrr
>100
きっと考えすぎさ。 キニシナイ!!
藻前さんは真面目ないい奴だな。
96も住人の楽しめるSSを書いてくれようとしたいい奴だ。
97も3Pに興味のあるいい奴だ。
皆いい奴なんだからマターリとハァハァしようZEー!

ところで>1にある「エロエロハッピーエロハッピー」というフレーズ、
これの元ネタみたいなのはあるのかね?
何かリズムが良くて耳に残るのだが。
このフレーズがテンプレに入るようになった経緯をご存知の方、
良かったら教えてくりゃれ。
103名無しさん@ピンキー:04/05/12 16:41 ID:G0XFxrc/
王子の入浴シーンを覗き見する夢ミタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!。
だけど、肝心な部分にモヤがかかってて見れなあsdfghjkl
104名無しさん@ピンキー:04/05/13 04:53 ID:89xOOyAV
>>102
フレーズ考えた者です。
友人が同人誌のタイトルを考えてくれというので考えたものなのですが、あっさりスルーされ、
自分としては気に入っていたので胸の中にしまっておいたのですが、
ちょうど2か3スレ目を立てる機会に恵まれ、このスレの趣旨にあっているような気がしたので
勝手に挿入しました。エロは世界をハッピーにすると思います。エロ万歳。
いまだに使っていただけて嬉しいです。
気を使って残してくださっているのであれば、勝手に入れたものなので、いつでも外してくださってかまいません。
105名無しさん@ピンキー:04/05/14 00:21 ID:UFidofQ7
>104
おおー。ご教授ありがd。
私はこのフレーズ好きですよ。同人誌のタイトルには確かに微妙だがw
エロがなければ人間は繁栄しないもんなぁ。\(゚∀゚)/エロバンザーイ!
106名無しさん@ピンキー:04/05/14 17:28 ID:MXhnayMK
バイトに浮気の容疑がかかって、
それをはらすためにエチー
「やってへんの証明したる。
めちゃめちゃ濃いの出したるっ」
「そんなのわからないよぉ」
「たまっとったら濃いねん」
そしてアンアンギシギシ。はたして何回やったのか
「な?最後の方は薄なってるやろ?」

シチュ考えてたんですけれども、
これだけで満足してしまったw
安い漏れw

あー職人さんキボン

107名無しさん@ピンキー:04/05/14 22:35 ID:4HsjkDPR
>91
自分は3pじゃなくて三角関係話ドロドロで、ボツったネタあったの思い出したよ。

王子狙いのプレイ時に、仔猫イベントスチルを初めて観た際、何となく
王子の寝取られ系(←の呼称でいいのか?)シチュエーション話を思い付いた。

学園エチーで定番のお約束…授業をフケて体育館倉庫でこっそり主人公ちゃんと
他の男が(←やっぱバイトくん辺りかな?)アンアンなさってる声を
館裏に猫の餌やりに来てそのまま居眠りこいてた王子が、偶然聞いちゃって凍り付く…
みたいな、2ちゃんの毒男板とか喪男板で聞くような話ね。
その時点での王子は、主人公ちゃん物凄い好きなくせに積極的になれなくて、
もたくさしてる内に他の男に盗られました…みたいな、王子狙い以外のED迎える
設定まんまですな。自分の王子のデフォルトイメージが、正にそうだったので。
すげー王子が情けなくて可哀想で、だからこそ自分はかなり萌えるんだけど
エロとしてありがち状況な割に観掛けないし、こりゃ誰も喜ばんな…とボツった。
王子はやっぱ幸せの王子が一番か。
108名無しさん@ピンキー:04/05/15 01:02 ID:vDQr7d4a
>>107
それ、すごく読みたい。激しく読みたい。
可哀想な王子萌えー!!!
109名無しさん@ピンキー:04/05/15 01:57 ID:+m2ELqVE
うーん、個人的には王子じゃなくても可哀相なキャラが出るのはちょっと苦手だ。
なんかGSキャラには皆幸せになってほしいんだよ……主人公が9人いればいいんだよ、みたいな。

あくまで個人的な嗜好だし108タンのようにOK派も勿論多くいるだろうので、
投稿する前にアナウンスをして投下すれば無問題なんじゃないでしょーか。
いろんな萌え嗜好の人がいて当然だし、だから面白いわけで。
気を使うことはあっても遠慮する必要はないと思うよー。
110名無しさん@ピンキー:04/05/15 11:09 ID:+g8IQn6+
苦手と言えば……
出来ることなら、not童貞(主人公意外とエチー経験有、彼女居た等)の場合も注意書きキボン
111名無しさん@ピンキー:04/05/15 17:58 ID:W/937Fkl
その場合の彼女って言うのは
ゲームのなかで、名前がある人ってことかな?

当て馬というほどの立場でなくても
そういう感じの出演者がいる場合は、ぼかしていただきたい。
書き手のなかでは誰かはっきりしていても
読む方が誰か特定しにくいようにしてもらえると有り難い。
個人的には特定した人の名前を前置きで知ってスルーするよりは
ぼかしてもらって、ぜひ読みたいので。
112名無しさん@ピンキー:04/05/16 04:18 ID:OMoBQmUr
アナウンスと愛があれば
カプにはこだわらないっ
なんでもいいさ。
読ませてくだちぃ
主人公でなくても、ゲームにない組み合わせでも、この際。
113名無しさん@ピンキー:04/05/16 13:14 ID:63ylVhYc
藻前さん、かなり飢えてるな……
何やらGS 2が出るかもしれなかったりはばチャが復活したりと嬉しい話題が多いじゃないか。
そのうち萌えを補給した職人さんから愛のプレゼントがあるさ。
だからマターリ待とうぜ、同志よ。
114名無しさん@ピンキー:04/05/16 13:19 ID:ViRwbE3R
またーり







           バイト待ち。
115名無しさん@ピンキー:04/05/17 22:28 ID:G5Ksthtl
252 名無しって呼んでいいか? sage 04/05/16 22:38 ID:???
エロパロ板のGSスレが復活していたけど当たり前のように主人公受オンパレード。
贅沢は言ってるつもりないけど主人公以外で見たいなぁ。
でもあのスレの雰囲気上そんな希望も書けなくてココでこっそり。
GSのサーチ関係覗いても見つからないし、
何とかヒロイン以外受やってるサイトを探す方法はないですかね。
116名無しさん@ピンキー:04/05/17 22:52 ID:lVqEME4m
どんなSSでも冒頭に注意書きをしてくれればそれでいいと思うよ。

そんな私は初回プレイ時、てんてー×なっちんに萌えてた。
バイトのことが好きだと知った時はちょっと落胆した覚えがw
117名無しさん@ピンキー:04/05/17 23:30 ID:aWtArWVH
GSは女の子も皆可愛くて魅力的だよね。私は瑞希たん萌えだ。
過去スレにはちょこちょこあったよね。バイト×奈津実とかバイト×瑞希とか王子×奈津実とか。
どれも新鮮な感じがして面白かったです。

>116
てんてー×奈津実はゲーム内でもありそうな感じするよね。
なっちんのあの執着が恋に転じてもおかしくない気も巣。

もしてんてーや理事長とかにも固定ライバルが割り振られたらどんな女の子だろう。
てんてータイプだったらやっぱり勉強好きな優等生になるのかな。ありりんみたいだけど。
118名無しさん@ピンキー:04/05/17 23:42 ID:0P3UiS6+
>117

> てんてータイプだったらやっぱり勉強好きな優等生になるのかな。ありりんみたいだけど。

ノベライズみたいにどうしようもない落ちこぼれもいけるかもしれないね。
119名無しさん@ピンキー:04/05/18 00:04 ID:eVLDTJEE
ノベライズの彼女は、落ちこぼれだったのは最初の方だけで
基本的に勉強好きで努力家で素直なところが
てんてーのツボにヒットしたんだろうけどな。

ってそろそろスレ違いだな。
120名無しさん@ピンキー:04/05/19 13:57 ID:H+5aNp2x
もりりんとありりんは個人的にカプとしてはありだと思うけど、
エチ妄想に進んでくれない。
121名無しさん@ピンキー:04/05/19 21:51 ID:YsbEFF+g
私もライバルキャラの公式(?)カプは嫌いじゃないが、エチが想像できない。
少女漫画的には

バイト×ありりん→優等生と軟派野郎
てんてー×なっちん→真面目先生とおちゃらけ女子高生

の方がストーリー的にしっくりきそうと言ってみるテスト。
122名無しさん@ピンキー:04/05/19 22:03 ID:dUKNmG8B
神降臨つつしんでお待ちしております。
本来エロ萌えSSスレだし、ここ。
タイピングが出たら活気が戻るかな?
123名無しさん@ピンキー:04/05/19 22:12 ID:CFd+60Sk
>122
タイピングでたら戻るクチでした。
正直ゲームの設定を元にエロ書くのに限度がきた。
124名無しさん@ピンキー:04/05/20 04:13 ID:4h9uSipF
2年も経つとさすがにあらかたのネタはやり尽くされた感があるね。
タイピングがまた新鮮なエロ萌えを提供してくれることを願う。
妄想を広げる準備はバッチリだ。
125名無しさん@ピンキー:04/05/20 09:29 ID:VcO0Rtc5
>120
出来心の小ネタ投下。

有沢「…たしか藤井さんから聞いた話だと…」
守村「え?ええ?…有沢さんっ、何を…うわっ!!」
かぷっ!!
有沢「(裏の筋を…ここかしらね…結構難しいわ。それから…)」
守村「…い、いけませんっ!そ、そんな…ところっ…ああぁっ!!」
奈津美に余計な知識を吹き込まれて、生真面目に実践してしまうありりん…。
126名無しさん@ピンキー:04/05/20 19:17 ID:+TTS1uEC
>>125
有沢は藤井の事は奈津実と呼び捨てます。
藤井は藤井奈津実が本名です。
127名無しさん@ピンキー:04/05/20 19:34 ID:4h9uSipF
>>125
(*´∀`)σ)Д`*)
128名無しさん@ピンキー:04/05/24 15:06 ID:TeXbTPDx
全キャラ中最も早漏なのは馬鹿タンと思いつつ保守
129名無しさん@ピンキー:04/05/24 17:33 ID:7Q1rLxm8
入れる前に出ちゃいうわなんだ(ry
130名無しさん@ピンキー:04/05/24 18:01 ID:EQWBoR0V
大丈夫。未経験とはいえたまちゃんがきっちり絞…フォローしてくれるだろう。

なにが大丈夫なのかは微妙だが。
131名無しさん@ピンキー:04/05/25 04:51 ID:SXgusPbV
流れ豚切るんだけどさー、バイトと追加デート時の
「中学生でもないんだから寄り道してこう」みたいな台詞を聞いて
「ホテルにでも連れ込むつもりか」と思った人いませんか。
私は思った。

実際は中学生どころか小学生でも行かないような公園だったわけだが。
132名無しさん@ピンキー:04/05/25 08:53 ID:9ZmQOPFv
>131
ノシ
「中学生じゃない」と前置きしておきながら公園…
脳内では「家かホテルに連れて行きたいが、やっぱり出来くて」
邪念を振り払うため、童心に帰れる公園へ連れて行ったと
都合良く変換しました。そしてそんな純情バイト萌え〜

ときめきイベント発動してすぐ、バイトと王子は3回連続で家に
誘ってくれておいおまいら何を焦ってるんだよ!と一人妄想。
考えすぎだっつうのと突っ込んで下さい。
133名無しさん@ピンキー:04/05/25 10:57 ID:UCBZ/18/
>131 ノシ
バイトとの自宅デートは妄想全開・・・っていうかやっちゃってるんでしょと思っt(ry

てんてーがおうちに誘ってくれないのは抑えられる自信がないからだろうか・・・
134名無しさん@ピンキー:04/05/25 13:20 ID:M4J5nlOY
防犯ビデオに映ると言い訳きかないからでは?
135名無しさん@ピンキー:04/05/25 18:30 ID:JrGf14Ap
実際ゲーム上では出ないけど、公園に立ち寄る前後には
食べにいったりとか、別の場所で過ごしてるみたいだね。
ひびやん攻略してて、ああそうなのかって思った。
カットされてるそこらへんの場面を妄想しながら
ゲームするのが楽しい。
136名無しさん@ピンキー:04/05/25 18:41 ID:UVcWmOiP
パターンといえば、ワカメの筆責めとボディペインティングは必須だよな?
137名無しさん@ピンキー:04/05/26 08:54 ID:lhRmzetV
そう云えば、女友達とVSモードから仲直りしてのEDつーのを
目指してのプレイでさ。
爆弾対策の為に、王子と3ヶ月に1度位の割合でデートしとく…
ってな事やってたら、唐突に王子にときめかれてびっくりしたな〜。
そのプレイで、2年の冬休みに電話掛かって来たもんで、
『てんてーの課外授業のお誘いかな?』
って出たら、グリーンリバーライト声で
『俺んち来ないか?』
『あ…アンタ、前回のデートん時は(←10月の初め頃)送っても
 くれなかったのに…のっけから“俺んち”っすかーーー?!』
画面見詰めて、夜中に本気でうろたえた…ってな覚えあり…
ばかだな…自分…。何せ仔猫イベントも冬休み明けだったもんで、
それ抜きでの名前呼びが先だった…ってのも、初めてだったし。
いきなり家に連れ込んで何するつもりだよ?
他の男といちゃついてんのが、相当煮詰まってるのか?
なんて危険な妄想しちまったよ。
こんなミラクルがオフィシャルであるからこのゲームは愉しい。
138名無しさん@ピンキー:04/05/26 10:44 ID:aamcnTEw
>136
ならばもりりんは植物を使った自家製媚薬も必須にしておくれ。

バイトは面白半分で買ったor貰った大人の玩具を主人公たんに
「な〜な〜コレ使ってみようや〜」
「絶対イヤ!」(結局は使う羽目に)
みたいな展開キボンヌ。
139名無しさん@ピンキー:04/05/26 22:37 ID:/vW0ac6g
そういや過去スレにモリリン触手ネタがあったな。
触手=モリリンの肥大した願望と思うとハァハァしてしまう…。
140名無しさん@ピンキー:04/05/27 05:31 ID:KgcykHJG
「TABOO」ですな
アレの続き読みたいーノシ
同設定で誰か書いてくれても素敵
141名無しさん@ピンキー:04/05/30 20:27 ID:4znZiUZp
王子には何が必須でしょうか
142名無しさん@ピンキー:04/05/30 22:08 ID:8lwuHXOo
>141
猫と猫缶
143名無しさん@ピンキー:04/05/30 23:34 ID:Spj94A81
猫缶プレイ?
144名無しさん@ピンキー:04/05/31 01:26 ID:xvDaYe85
猫カンプレイ・・・ってアレですか?
中身のフレークをあ〜んなとこや、いや〜ん所に塗りつけて猫に舐めさすのか?
145名無しさん@ピンキー:04/05/31 01:44 ID:4LXus4gp
>144
それでイチモツを猫に食いちぎられて死んだオッサンいなかったか・・・
146名無しさん@公演中:04/05/31 01:53 ID:78vleSqc
ネコは舌がざらざらだから、へんに敏感なところを舐めさせるとたいへんだよ。
うちの飼い猫にほっぺを舐め続けられたときは、本当に頬肉がこそげ落ちるかと思ったよ。
147名無しさん@ピンキー:04/05/31 02:44 ID:TQIk9wYA
うんうん、ねこの舌ってかなりえぐられるよね。
ちなみに猫缶の味は薄いから人間にはちょっと。
ほんとうに王子が猫耳プレイをご所望なのか小一時(ry
148名無しさん@ピンキー:04/05/31 04:14 ID:t/c43IIi
尻尾もきぼんノシ
オプションでメイド服もつけてあげるべし。

王子に猫耳でもかまわんが。
149名無しさん@ピンキー:04/05/31 07:17 ID:33qJO1OM
王子猫耳写真集w

猫まくらだの出てくるせいか、
ギャグ系サイトのところなんて格好のネタだよねw
150名無しさん@ピンキー:04/05/31 12:20 ID:/E0l9Eeo
>147
え、猫缶旨いと思うが。特にマグロ系、しつこくないシーチキンみたいで。
151名無しさん@ピンキー:04/05/31 13:32 ID:W20NuDP6
猫耳付き枕って一体どんな代物なんだろ?
想像できない・・。
それを喜んで使う王子・・か。

>150
もっと人間らしいもの食べ(ry
152名無しさん@ピンキー:04/05/31 14:34 ID:+QtdSX/K
赤ちゃんのドーナツ枕に猫耳が付いてるのがあったけど
そういう感じかな?全体的に丸っこくてクッションぽいの。

>猫耳プレイ
王子がニャアニャア言いながら迫ってくる…のは猫プレイか。
153名無しさん@ピンキー:04/05/31 15:17 ID:nlSfGThQ
>152
子猫に夢中の主人公ちゃんに業を煮やした王子が
ニャアニャア言いながら主人公ちゃんの指や首筋をぺろぺろとかw
154名無しさん@ピンキー:04/06/01 02:24 ID:ihl0ggJG
普通に主人公のでじコスとかじゃいかんの?
155名無しさん@ピンキー:04/06/01 08:21 ID:ZOZ6o5Zz
でじコスで王子と?てんてーと?
「悪い…その格好じゃ…」
「(あれ?葉月くん、この服は好きじゃないみたい…)」

でも、コスプレしててもデートしてくれる兵揃いだから
でじこぐらいじゃ怯まないかもなw
156名無しさん@ピンキー:04/06/01 10:17 ID:2/flU5Hg
確かによく考えたら、つーか考えなくてもだけど
コスプレ服でもそのまま帰らずに連れて歩くGSキャラの面々は
結構寛大な心の持ち主だよね。
しかも夜までずっと一緒にいるみたいだし。
157名無しさん@ピンキー:04/06/01 17:47 ID:9sXspEU0
コスプレ好きはバイトかてんてーっぽい。
どう妄想してみても王子はノーマルエチーしか想像できないんだよな〜。
妄想力貧困の自分が憎い
158名無しさん@ピンキー:04/06/01 18:20 ID:QxuiMWXc
バイトはどんなプレイでもうはうは試したがりそうだ。
王子は淡々としたイメージ。棒読みでやられそう。
てんてーは真面目に説明してくれて、結果、言葉攻めな感じになりそう。ずっと「すまない」を連発されそうな気も…。主人公相手なら処女の可能性が高いし。
159名無しさん@ピンキー:04/06/01 21:09 ID:ZLidG5Nb
>>158

「・・・すまない」

氷室は今宵何度目かわからないその言葉を口にした。

「れい・・・い、ちさん・・・も、あやまらないでください・・・」
「・・・わたしはもう・・・自分を抑えることができそうもない・・・」

そして再び小さくすまない、と呟いた刹那。

「・・・んっ!は、ぅあっ・・・!」
「・・・っく」

二人の汗が交じり合う。


みたいなーみたいなー(゚∀゚)アヒャ
すんまそん逝って来ます
160名無しさん@ピンキー:04/06/01 21:15 ID:ZLidG5Nb
ごめん自分で書いといてなんだけど一人称「俺」でしたなホンマスマソ
161名無しさん@ピンキー:04/06/01 21:19 ID:7oGxJPN+
てんてー(;゚Д゚)ハァッハァッハァッハァッ
162名無しさん@ピンキー:04/06/02 03:16 ID:48JRxIx0
>>161
( ・∀・)つ● 救心ドゾーw
163名無しさん@ピンキー:04/06/05 02:03 ID:CToYzb8a
保守
164名無しさん@ピンキー:04/06/07 12:30 ID:POTR3Bri
>>158
漏れ的には
案外、王子の方が色々試しそうな気がする。
一度読んだ物は忘れない超能力と何でも上手くこなせる器用さ
冷静そうに見えて血の気の多い性格。
王子はむっつりスケベであると思うんだよね〜。

因にバイトはオープンスケベね。
165名無しさん@ピンキー:04/06/07 13:21 ID:VgG+XlOD
私は>158のイメージに一言一句同意だけど
>164を見て目覚めますた(*´Д`)ハァハァ
166名無しさん@ピンキー:04/06/07 16:07 ID:i6rs4vDB
まとめると、王子は淡々としたチャレンジャーということでよろしいか?
167名無しさん@ピンキー:04/06/07 19:24 ID:6nKKOIrs
淡々としたチャレンジャーにワロタ。
普段は全然性的な連想をさせないのに、いざ事に及ぶと
情熱的な人なんだろうか。
168名無しさん@ピンキー:04/06/07 22:56 ID:GIukkWbu
最近ここを知って過去スレも堪能中。
冷めてたGS熱が復活シタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!
試しに自分でも書いてみたいけど、当たり前だけど女性が多いから
濃厚エロはやっぱりひきますか・・・?(´・ω・‘)
169名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:15 ID:2YTCIpDE
>>168
んなぁ事ぁない
そうであればSS投下の前に濃いのいくよとか注意書きすればいい
自分は濃厚エロもっさり堪能したいですよ
170名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:16 ID:LmAszo+K
むしろ濃厚キボン
171名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:22 ID:AhK3sHgP
>168
過去にここで投稿させてもらったことがある者ですが、
ここの住民のみなさんは誤字だらけの試し書き小説でも
ねぎらいの言葉をかけてくださいますよ。
是非、投稿してみてください。
172名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:27 ID:5UJZZ78V
>>168
濃厚ひきません。
173名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:35 ID:C8cxdZXy
>>168
ぜひぜひ。うきうき。
174168 :04/06/08 00:02 ID:momArBrI
レスありがとうございます。 ヾ(´・ω・‘)ノ゙
神の降臨をまたーりと待ちつつ、とりかかってみます。|≡サッ
175名無しさん@ピンキー:04/06/08 19:54 ID:ARYdlTkl
>168=174
待ってるよー。がんがれ
176名無しさん@ピンキー:04/06/09 22:09 ID:dAzxpSPi
>>168
お待ちしております。
177名無しさん@ピンキー:04/06/11 11:31 ID:xlXS87rY
過去スレ堪能しましたありがとう、の保守
178168 :04/06/12 00:55 ID:k8pJWNO0
お酒を飲んだ勢いで書きました。
誤字脱字、ニセ関西弁等ツッコミどころが多々あります。(´・ω・‘)スマソ
179バイト×主人公 1:04/06/12 00:56 ID:k8pJWNO0
せっかくパーティーで会えると思ってたのに、ドレスを着た彼女を楽しみにしてたのに。
予想外のアクシデントでパーティーに行けなくなったオレは、気づいたら未練がましく
彼女に電話していた。
もしかしたら、こんな遅い時間でも心配して来てくれるかもしれない。
そんな淡い期待を抱いていたが、時計の針は既に11時を指していた。
外は昼間から降り続けていた雪で、暗闇でもその白さが際立っていた。
パーティーはとっくに終わっている。もう家に着いて休んでもいい時間だろう。
「あー、アホみたいやオレ・・・。あんな電話かけて。いらん期待して。
 一人で舞い上がってるだけや・・・。
 こんな雪の中、来てくれる訳ないやん・・・。」
怪我の痛みも伴って、オレは彼女に会えない辛さを酒で紛らわしていた。
パーティーで他の男にでも声をかけられたんやろか。
もしかしたら家まで送ってもろたんやろか。
「あー、おもろない!」
180バイト×主人公 2:04/06/12 00:57 ID:k8pJWNO0
オレは何度もチェックしたが着信のない携帯を乱暴にソファーに投げつける。
そういえば明日のバイトも早い。もうあきらめて寝ようと思ったその時。
ふいに携帯から聞き覚えのある着信音が鳴った。彼女からだ。
慌てて電話に出ると、いつもと何ら変わりのない彼女の声。
「あ、もしもし、まどか?
 夜遅くにごめんね。・・・もしかしたら寝てた?」
「いや、今寝ようとは思うとったけど・・・。どしたん?」
「あのね・・・、今まどかの家の前にいるんだけど・・・」
その言葉を聞くと同時に、彼女がまだ喋っていた携帯を投げ出し
怪我をしている事も忘れて玄関へ走った。
右足に激痛が走る。右足をさすり、引きずりながら玄関へ向かう。
ドアを開けると、携帯を耳にあてたままの彼女が立っていた。
傘をさしているはずなのに、コートも髪も真っ白だった。
外は相変わらず音もなく雪が降り続けている。
181バイト×主人公 3:04/06/12 00:57 ID:k8pJWNO0
「まどかがいないパーティーなんて退屈だったよ。
 せっかく去年と違うドレスを選んだのに。でも、元気そうでよかった。」
そう言って笑顔で彼女は、小さな紙袋をオレの目の前に差し出した。
「えっと、あたしからのクリスマスプレゼント、交換会と別の分・・・。
 あと小さいけど・・・ケーキも一緒に買ってきたの。よかったら食べて。」
走ってきてくれたのか、寒さのせいか。顔を真っ赤にした彼女が言う。
あぁ、ほんまに来てくれるなんて。オレ、酒の飲み過ぎで夢でも見てるんか?
「自分、こんな時間にどうしたん?わざわざそれを渡しに来てくれたん?」
「うん・・・。イヴが終わる前にどうしても渡したくて。
 もしかしてもうケーキ食べちゃった?」
「いや、食べとらんけど・・・。そんな格好しとったら風邪ひくで。とにかく中に入り。」
彼女の肩についた雪を軽く払い、部屋へ招き入れる。
182バイト×主人公 4:04/06/12 00:58 ID:k8pJWNO0
「ごめんね、お店がどこも閉まっていて。
 やっと開いていたお店を見つけたけど、小さいケーキしかなくて・・・。」
「そんなのかまわへん!自分、もしかしてパーティーの後、こんな時間まで探しとったんか?」
ちょこんとソファーに座った彼女が小さく頷く。
かじかんだ手でコーヒーカップを包み、温まっている。
その隣に座ると、彼女がもたれかかってきた。
疲れのせいだろうか、彼女はそれから何も話しかけてこなかった。
ただただ静かにコーヒーを飲み続けている。
彼女がもたれかかる重みに心地よさを感じいたが、次第に胸の奥から何かがこみ上げてくるような
感覚に襲われた。心臓が早く鼓動し、沈黙が重く感じた。
この鼓動の早さは、彼女に伝わってはいないだろうか。
「あ、お酒飲んでたでしょ。
 そういえばちょっとお酒臭いかも・・・」
テーブルの下にあった空き缶を目ざとく見つけた彼女の言葉は、もう耳に届いてはいなかった。
(何でそこまでしてくれるん?期待してもええんか?
 自分もオレのこと、好きなんか?))
そう思った瞬間、彼女を力任せに強く抱きしめていた。
183168:04/06/12 01:01 ID:k8pJWNO0
ごめんなさい。とりあえずここで区切りまつ。
続きはまたお酒飲んで勢いづいた時に・・・。(´・ω・‘)
184名無しさん@ピンキー:04/06/12 01:44 ID:Qr/CKaqJ
>>183
乙です
早く続きが読みたい!!ってことで (´∀`)ノ[酒] ドゾー 
185名無しさん@ピンキー:04/06/12 20:25 ID:ywZwaoZK
(´∀`)ノ[酒]飲め飲め〜
186名無しさん@ピンキー:04/06/13 02:13 ID:LyUiz0AZ
>183
いくらでも好きなだけ飲ませたげる!だから続きよろしく〜
187名無しさん@ピンキー:04/06/13 03:32 ID:LyUiz0AZ
「俺の家に来ないか」なんて。
その声に指先が震えた。ううん、全身がわかるくらい大きく波打った。
まるで身体中が心臓になってしまったみたいに、どくんどくんと脈を打った。
家に行くってことは…ってことだよね?
そんな期待と不安が入り混じった気持ちのまま、考えすぎだよと打ち消したりしながら
眠れない夜を過ごす。
けれど学校で会ったあなたは何でもなかったように平静で、誰にでも同じように目を向けて
いるように見えて、私だけが心を揺らしているようで、どうしようもない感情にいたたまれなくなる。
あなたが何でもないように視線を向ける度、私は恥ずかしくて、消え入りたくなるよ。

一度目の誘いは友達の延長。
二度目の誘いであなたの心に少し触れた気がした。
三度目の誘いで、私は焦れていた。

だって、あなたは優しすぎる。
ひょっとして過剰な期待を持ち続けて誘いに応えているのは私だけなんじゃないかと思うから。
そしてそんな…誰にも言えないような感情を持った私が汚らわしいような、そんな気持ちがあるから。
だから普段と同じように、同じような表情を取り繕った私の笑顔に向けられる微笑に、私は
ただひたすら安心する。私の心に潜む欲望を見つけられなかったことに。
「男の子の部屋に誘われたら、覚悟決めなきゃね」
友達に言われた何気ない言葉がが頭の奥から響く。




188187:04/06/13 03:34 ID:LyUiz0AZ
すんません、保守です。
189名無しさん@ピンキー:04/06/13 21:46 ID:uidKEwVL
>187 gj
190名無しさん@ピンキー:04/06/13 22:00 ID:9hlZVmV5
ミンナ(´∀`)ノ[酒]飲め飲め〜
191名無しさん@ピンキー:04/06/16 00:56 ID:dS/z6src
バイトの誕生日がもうじきです。
192名無しさん@ピンキー:04/06/16 23:17 ID:qseVXzzv
あのさ、ちょっと雑談さして。
ゲームはじめた頃からずっと疑問だったんだけど、
王子は外で昼寝してて、朝だちとかしないんかな。
193名無しさん@ピンキー:04/06/16 23:24 ID:9LPlCF1A
あー。してるかもしれんよね。やだなぁテント張ってたら。
昼寝時でも「朝起ち」って言うんかな。
194名無しさん@ピンキー:04/06/16 23:32 ID:qseVXzzv
>193
公園のベンチでテント張ってる王子…。
イヤーーーーーーーーーーッ!!
195名無しさん@ピンキー:04/06/17 00:15 ID:2L+j/x8b
>>194
まぁホラ何だ、ボクサーショーツ穿いてれば多少盛り上がりは隠せるさ。
きっと王子はボクサーショーツ愛用なのさ。きっとそうさ。
196名無しさん@ピンキー:04/06/17 08:47 ID:OXNfozPv
うちの兄貴に訊いてみたら、朝勃ちしなかったら病気だって言ってた。
健康な男子なら必ずあるらしい。
ってことは王子はいつも・・・。
197名無しさん@ピンキー:04/06/17 12:01 ID:vBNSzUjp
オープニング、微妙だもんね。
股間。
ウヮァァァン
198名無しさん@ピンキー:04/06/17 13:51 ID:2L+j/x8b
王子のナニが超ミニマムサイズだったらわからうわなにをすくぁwせdrftgyふじこlp
199名無しさん@ピンキー:04/06/17 14:35 ID:CGPi6EjQ
粗チン王子なんていやだ
200名無しさん@ピンキー:04/06/17 16:46 ID:pxjzBCnc
巨チンもちょっと…w 普通よりチョトでかいくらいがよろしいかと
201名無しさん@ピンキー:04/06/17 17:42 ID:p1agevI2
自分の中ではもりりんがごんぶとイメージだ。次点バイト。
202名無しさん@ピンキー:04/06/17 18:30 ID:V8vfE8uL
自分も大きさもりりん1位だよ。なんで?
バイトはテクの人な気が
王子は超能力で絶妙に動きそうな
ばかたんはカタそうな

てんてーはホソなが〜〜〜〜〜〜い
203名無しさん@ピンキー:04/06/17 19:00 ID:mDR5D1Ke
どっかの同人誌であったな、男女キャラ全員で温泉逝って
脱衣所で王子・色サマ・もりりんが「すごい人」になってて
女子は女子で男子どもの品定めを…ってネタ
結構的確だと思たよw
204名無しさん@ピンキー:04/06/17 19:17 ID:MWVkCGHn
>>202
>王子は超能力で絶妙に動きそうな

ここにだけ激しく反応してワラッテシマッタ。
確かに王子は絶妙に動きそうだ。あの天然ぽいエロオーラなら。
205名無しさん@ピンキー:04/06/17 23:16 ID:uZlaiUQU
>200
ってことはサガミオリジナルじゃダメってことか。うわなにするや(ry
206名無しさん@ピンキー:04/06/17 23:42 ID:ysjrP7a1
たった今、いねむりでもナニは大きくなるとの証言を得ました!
電車で寝て起きたらそういう状態だったそうです。
困ったとのことでした。
207名無しさん@ピンキー:04/06/17 23:49 ID:pxjzBCnc
>>206
オオオー(;゚∀゚)
ネコタソおなかの上で寝てたら大変なことに!
208名無しさん@ピンキー:04/06/18 01:14 ID:Vx/CzNIT
超能力でおさえられると見た!





さすが王子
209名無しさん@ピンキー:04/06/18 01:42 ID:RDtX0+PO
俗に言う朝立ち、NPTはレム睡眠時に起こる現象。
(レム睡眠は入眠後1時間半〜2時間すると起こり、以後90分くらいのサイクルで
ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すのが一般的な睡眠のパターン。)

昼寝の時に王子がしっかり眠りに落ちている(=ノンレム睡眠)なら勃起はなさげ。
うたた寝状態で脳が覚醒している状態なら起ってるやもしれぬ。

公園のベンチでは結構な時間寝てたみたいだから、レム睡眠が巡ってきたときに
起ってる所を誰かに目撃されてるかもしれんよね。
210名無しさん@ピンキー:04/06/18 09:44 ID:nWB/Zv18
王子の朝立ちネタのSSが読みたい。
211名無しさん@ピンキー:04/06/18 10:30 ID:IcnrNTfd
王子1人称なら
「……なんだ?……」
で終わりそうな悪寒。
212名無しさん@ピンキー:04/06/18 10:57 ID:aerF1BvJ
ヲタ系鯖の殆どがトンドルらしいのでこちらで

バイト誕生日おめ!
そして神降臨待ち(-人-)ナムナム
213名無しさん@ピンキー:04/06/18 12:11 ID:kvuWvGij
自分も書き込めなかったのでこちらで。バイトくん 18歳 おめっとさん!
朝からチェリーパイ焼いちゃったよん。上にHAPPY BIRTHDAY MADOKAの焼き文字
入れた…。えー、単にさくらんぼの季節だからで他意はないからね。
214名無しさん@ピンキー:04/06/18 13:44 ID:Z9TOwMaD
>>213
イタタw
にいやん、おめでとー
215名無しさん@ピンキー:04/06/20 13:18 ID:/E0W1Qec
噛み町挙げ
216名無しさん@ピンキー:04/06/20 13:55 ID:rGjmPciw
散々ガイシュツだろうけど、王子が一番謎。格好いいけど受身だし。
王子    ??
モリリン 童貞
ワカメ  ??
バイト  経験済み(中学生時に?)
バカ   童貞
ワタポン 童貞
てんてー 経験済みじゃなかったら困る
ダンディ 経験済みじゃなかったら困る
ちータン ??
つくし   童貞
GORO  想像出来ない 
ギャリソン伊藤 経験済み
マスター  経験済み
217名無しさん@ピンキー:04/06/20 14:08 ID:YoHprQAx
王子、受身でもやはり健全な男子だから後腐れない相手と
一夜限り、ってのはあるかも。
218名無しさん@ピンキー:04/06/20 14:18 ID:D3z+DbuB
経験済みじゃなかったら困るにワロタw
個人的にてんてーは童貞でもいいけどさすがに30代は…
219名無しさん@ピンキー:04/06/20 16:22 ID:dhxVv45x
王子は本当に謎だなあ。
男女関わらず人見知りするあの性格を考えると
やるだけのために簡単に女に近付くとは思えんし、
業界で知り合った年上の女と済んでそうにも思える。
220名無しさん@ピンキー:04/06/20 18:37 ID:iqWKh8XX
ちーたんはアメリカで1回くらいはやってそう。
王子は年上の業界人とやってそうだなー。
誘われたからやりましたみたいな。
221名無しさん@ピンキー:04/06/20 22:33 ID:rGjmPciw
幼なじみの主人公を思ってムラムラして
ちょうどその時近づいてきた年上の業界人とつい、というのならありそう。
それで自己嫌悪してそう。
ワカメはいい意味で人という枠を超えてそうだからしなくても平気とか?
222名無しさん@ピンキー:04/06/21 02:28 ID:2bQS6eix
尽は「童貞でないと困る」だとオモタノシ
223名無しさん@ピンキー:04/06/21 08:21 ID:6LEjtShj
王子は知らない間に上に乗られているかもしれない

昼寝から目が覚めたら女が揺れていたなんて…
224名無しさん@ピンキー:04/06/21 09:01 ID:AqdDaHI7
それ以外思い浮かばないってのもあるけど、王子は
「年上の業界人に誘われて」が濃厚な線かな?

元々愛はない行為、相手も自分の容姿に惹かれて
興味本位で近付いて来ただけ。
取り合えずしてみたけど、こんなもんかと妙に冷めて
しまった。どうせ生理現象でしかない、事後に虚しく
なるくらいなら一人でどうにかする。と思ってたのに
主人公と親しくなるうちにあれあれあれ?と戸惑うほど
歳相応の性欲がムクムクと湧き上がって…って感じ?
225名無しさん@ピンキー:04/06/21 09:39 ID:rvHVL+GA
>224 ソレダ(・∀・)!
226名無しさん@ピンキー:04/06/21 18:28 ID:xKrgd0v1
一人でどうにかする。
・・・一人でどうにかする!?

ま、でも健全な高校生男児なんだからシテルだろうなぁ・・
みんな自分で自分を慰めてそして、その後虚しい気持ちになって、
ため息付いてるのかな・・・




(;´Д`)ハァハァ
227名無しさん@ピンキー:04/06/21 22:00 ID:A527iae9
>226
(*´Д`)ハァハァ
228名無しさん@ピンキー:04/06/22 00:10 ID:CBqJPgnv
王子は童貞な気もするなぁ。
なんか興味ない人には触られるのも嫌がりそうなイメージがある。まさに猫みたいな。

>>226
(*´Д`)ハァハァ
229名無しさん@ピンキー:04/06/22 02:01 ID:FV7sLnVk
主人公に再会して目覚めたとか?
230名無しさん@ピンキー:04/06/22 03:06 ID:wwNRt6Bw
じゃあ王子は主人公のあられもない姿を想像しつつ、シテルんだ
・・・想像したら、ため息付いてる王子が切なすぎる!!・゚・(ノД`)・゚・

バイトなら「虚しい・・何してんねん・・俺・・・はぁ〜」ッテな感じかな・・・
231名無しさん@ピンキー:04/06/22 05:56 ID:Ye49aGJt
むしろ好きな子ではオナれないバイト萌え
232名無しさん@ピンキー:04/06/22 10:35 ID:CBqJPgnv
>>231
2種類いるよね、好きな子でオナる派とオナれない派。誰でもいい派もいますが。
233名無しさん@ピンキー:04/06/23 01:40 ID:rQYGSktq
チャレンジしてみるも最後までいけないとか?んなことないか。
234名無しさん@ピンキー:04/06/23 04:06 ID:qLuQxmL3
想像だけで昇天しそうなのが馬鹿タソ&わたぽん
235名無しさん@ピンキー:04/06/23 15:57 ID:w1NAy5fw
ヤンマガのグラビアに隠し撮りの主人公タンの顔写真を貼ってみるバイト…我に返って「何してんねん、俺」
そんなバイトいやだ_| ̄|○
236名無しさん@ピンキー:04/06/23 18:59 ID:fs7tfKKg
では、王子には一緒にグラビアをとった相手のモデルさんに主人公ちゃんの顔を貼ってもらいましょう。
237名無しさん@ピンキー:04/06/24 02:23 ID:KBg8ZQhp
>232 >233
好きな子をネタにオナニーできないのは、罪悪感とかそういうコトらしいですね

>235
青クサくて萌え!
238名無しさん@ピンキー:04/06/24 14:35 ID:Niu0/M/9
私の中ではバイトは罪悪感を持ってなさげ。
エチーも好きだけどオナーヌも好きですみたいな。
逆にもりりんは罪悪感ありありなんだけど
学校とか自宅外でも主人公をオカズにオナーヌしてそう
239名無しさん@ピンキー:04/06/24 15:13 ID:N9SbsPqf
バイトは好きな子をオカズに出来なさそうとは思う。
女の子大好きだしエチもオナニも大好きだけど、好きな子は神聖視してしますというか。
「あの子だけはそういう目で見たくないんや」とか言って
240名無しさん@ピンキー:04/06/25 01:24 ID:78tPFW+3
でもヤるんだろうね、付き合い出したら
241名無しさん@ピンキー:04/06/25 02:42 ID:u4sJvSP/
無論でございます
242名無しさん@ピンキー:04/06/25 08:47 ID:9dQCt/9j
>>239-241
この流れが最高です
243名無しさん@ピンキー:04/06/25 12:58 ID:M9QwhEyN
てんてーは他の女ではオナらず、
罪悪感をもちつつ主人公タンでオナってるにイピョーウ
244名無しさん@ピンキー:04/06/25 15:09 ID:AH2wMQCi
王子は多分罪悪感なく主人公でオナーヌしてると思う。

王子にとって主人公はある意味、『この世でたった一人の女』だから。
245名無しさん@ピンキー:04/06/25 18:01 ID:kc0p6NH6
タイピングのおまけで付いてた王子のボイスCDで
「じらすなよ」って言葉に萌え萌え!
何か頭の中でエチーな妄想になっちゃってます。

スレの流れ的に行くと
主人公ちゃんに焦らされているのを妄想しながら
オナっている王子って感じですか。
246名無しさん@ピンキー:04/06/26 00:20 ID:kUaf8q+a
>254
何を焦らされてるんだ、王子よ!とオモタ。
したがる王子に主人公が何だかんだ理由を付けてるのか?とか。
例えば「こんな明るいうちからヤダ」とか
    「外だからダメ」とか…。

247名無しさん@ピンキー:04/06/26 00:21 ID:kUaf8q+a
うわ、あげちゃってごめん…
248名無しさん@ピンキー:04/06/26 02:49 ID:+np+fHo2
>243 >246
ハゲモエー

王子やてんてーはシャワー室や風呂などで
オナニーしててくれるとヴィジュアル的にさらに萌え。
バイトやバカはあぐらなどかいていて自慰ってると萌え。
モリリンは勉強中だと萌え。
ワカメは全裸とかかな?(笑)
249名無しさん@ピンキー:04/06/26 04:31 ID:vKRtoyho
254に期待・・・
250名無しさん@ピンキー:04/06/27 20:26 ID:CjKHgDkt
てんてー、もりりん、ちーたんは
オナるつもりはないんだけど主人公タンのこと考えてたらムラムラきて
手が勝手にオナーニ。

バイトは始めからオナるつもり。

ってイメージだす。
251名無しさん@ピンキー:04/06/27 23:46 ID:/WfyJkB3
>>250
「あかんて、自分・・・。そんな事どこで覚えたん?」とかの妄想付き希望。>バイト
252名無しさん@ピンキー:04/06/28 00:17 ID:dMZM/m8U
>>250
ち、ちーたん……(*´д`)ハアハア
初めからする気満々ってしか考えた事ないけど、
手が自然に……っての(・∀・)イイッ!!
ちーたんは普通の男の格好良さがある分、微エロさが滲み出るなあ……。
253名無しさん@ピンキー:04/06/28 02:02 ID:7sTLUU9k
>244
>王子にとって主人公はある意味、『この世でたった一人の女』だから。

王子は主人公にフラれたら
他の女と普通に付き合ったり、エチー出来るのだろうか。
普段の言動を考えると、とてもじゃないが
主人公しか相手に出来無さそうだ。


254名無しさん@ピンキー:04/06/28 11:46 ID:n3KvG8k7
>253
卒業式でフラれた場合だったら、何とかなる気がする。
「変わった」と自分でも言っていたし。
主人公と接する間に、内にこもらないで前向きに進んでいけるようになったり、
他人を最初から拒絶したりしないようになったのではないかと妄想。
主人公以外と付き合うのは過去との決別とも考えられるから、
ある意味いい結果なのかもしれないよな……

>246>249
期待に添えなくてごめn
255名無しさん@ピンキー:04/06/28 12:03 ID:fnzn+O1x
王子と主人公がくっついて、もし主人公に浮気疑惑でも浮上したら
大きな爆弾点滅させてめちゃくちゃ怒り狂いそうだ。
それから、王子は主人公一筋で浮気とかしなさそうな気がする。
256名無しさん@ピンキー:04/06/28 12:54 ID:GzJeOpsC
フラれたあと、好きな女の名前がついてる
ニャンコどもと戯れる王子は悲しすぎるニャン‥‥

タイピング体験版やったけど
ネコキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あれを見る限り、やっぱ王子の相手は主人公しか出来ないわ。

さて、ソフト買ってくるか。
257名無しさん@ピンキー:04/06/28 14:56 ID:bCgAoPB8
今、体験版やってみた…
たしかに、あの会話が成立するのは主人公タンしかいないなw
王子の「にゃん」にヤラレター 
漏れも買ってこよっと テンテーの授業受けたいよ
258名無しさん@ピンキー:04/06/28 21:19 ID:50E7ttWH
>>255
主人公が浮気なんぞしたら王子は
主人公を許せなくてヌッコロス
or
泣いて絶対別れないと駄々をこねる
のイメージがある。
王子一筋なのに思いつくのは変なコトばかり。
259名無しさん@ピンキー:04/06/28 21:22 ID:sTOoXQqH
>258
あと、その男の足の骨折っといて、そいつの前で主人公をムリヤリやっちゃう、とか。

持ち前の記憶力によるテクニックで、主人公が気絶するまでやり続けそうなイメージが。
260名無しさん@ピンキー:04/06/28 21:55 ID:50E7ttWH
>259
なんかそういう病的な執着心ありそうなんだよね
孕ませ目的でヤるとか
261名無しさん@ピンキー:04/06/28 21:59 ID:y2b2GBUI
喪前らの王子像って‥‥|д゚)

嫉妬に狂った王子も見てみたいがナー



262257:04/06/28 22:25 ID:bCgAoPB8
うわぁぁぁん ビッ○カメラ行ったけどなかった…ときめも2タイピングハあったが
アマゾソも品切れ表示が…人気を甘く見てたよorz

>>260
は、孕ませ目的!ありうる…読みてーw
263名無しさん@ピンキー:04/06/28 23:56 ID:4l7epDKk
>262
ヤフオクで廉価出品が山ほどあるよ。
そういうウチにも未開封が一本あるが。

激しく萌えるので、早急な購入をオススメする。
264名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:21 ID:oXggGIzT
君達はブラックな王子が好きなんだな!

漏れも大好きだ!!(;´Д`)ハァハァ

「なぁ・・・あいつ誰だ?」
「へ?あいつって?」
「仲良さそうに話してた・・・」
「???(何時の話しだろう?)」
「・・・・・・」
「・・・・・?」

ガバッ!

「・・・他のヤツにあんな顔見せるな・・・」
「あ、あんな顔って?」
「・・・・・・・」

(あれぇ〜〜)

ブラックちゃうやん、ネタやん自分・・・_| ̄|○

265名無しさん@ピンキー:04/06/29 03:32 ID:cCM11/3g
王子の友達作りに奮闘する主人公を妄想してたら
萌えてシマタ。

男友達を作らせようとする主人公
  ↓
王子がその男にジェラ
  ↓
じゃあ女友達なら…
  ↓
自分でやっておいて主人公が女友達にジェラ
  ↓
「俺には、おまえだけだ…」
「嬉しい…!」
  ↓
ギシギシアンアン

…バカッポーですた。
というか私がバカですた。
266名無しさん@ピンキー:04/06/29 09:03 ID:fNUvMNf3
>265
( ´∀`)σ)∀`)
267名無しさん@ピンキー:04/06/29 10:03 ID:4N7LUgXm
一歩間違うと王子がマシンタンやまゆたんヒーローになっちゃうYO(w

268名無しさん@ピンキー:04/06/29 15:38 ID:jGd9f5jz
ここの保管庫って、更新停止しちゃったのかな?
5スレ以降の作品も保管してほしいなぁ。
管理人さんが忙しいのかしら。
269名無しさん@ピンキー:04/06/30 08:07 ID:O5Th4KxO
某所で見た王子×なっちんはなかなか良かったけどな。
っていうと追い出されますかすみません。
270名無しさん@ピンキー:04/06/30 12:51 ID:sVU3+Q/L
あ〜読みたいな、それ。自分はイヤじゃないけど拒絶反応示す人はいるよね。
271名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:21 ID:wBeOUbgv
今の保管庫の管理人さんが更新できない状況なら、自分新しく保管サイト
作りたいなぁと思ってるんですが、需要ある?
何か勿体ないと思って。
272名無しさん@ピンキー:04/07/01 04:00 ID:1OZ+7No2
需要ありまくり(*´д`)ハアハア
まだ読んでない過去ログのもあるみたいだしキボンヌ
273名無しさん@ピンキー:04/07/01 08:44 ID:hlLO8GdA
是非是非(;゚∀゚)=3
人任せてスマソ(´・ω・`)
274271:04/07/02 00:06 ID:SSjDdzoV
では、とりあえず保管庫の管理人さんにメールしてみます。
275名無しさん@ピンキー:04/07/02 00:19 ID:YBJ4HnAD
>>274
IDがSSだ。いいもん見れたから今日は更新しようw
ガンガレ274!!楽しみに待ってるよノシ

そしてモリム誕生日おめ!
エロ書いてみたいけどモリムもエロも書いたことないや(´・ω・`)
PCから規制されてるし……onz
276名無しさん@ピンキー:04/07/02 00:38 ID:s7gdnx+K
タイピングでてんてーに「全て私に任せないさい」とか、
王子に「じらすなよ」とか言われると、もうタイピングどころじゃ
なくなって(*´д`)ハアハア
そのセリフ聞きたさにまた今夜もタイピングしまつ。
277271:04/07/02 00:44 ID:SSjDdzoV
あ、本当だ>ID
なんか嬉しいw

モリリン誕生日オメ〜
278名無しさん@ピンキー:04/07/05 13:34 ID:UQvq3xfE
保管庫がまた動き出したら嬉しいなぁ。
がんがれ。

タイピング、エロ萌えっぽい台詞がチラホラあってハァハァ
何とかSSにしたいものだ。
279名無しさん@ピンキー:04/07/06 01:34 ID:1TWCDttc
色様が好きで、いつも書きたいんだが、いつも挫折。
6月の雨濡れネタやりたかったのに、もう7月・・・・・。
280名無しさん@ピンキー:04/07/06 11:32 ID:f2bq2cds
>>279
御嬢の誕生日ネタがあるじゃないか>七月
281名無しさん@ピンキー:04/07/07 18:15 ID:iMDD5plW
「今日は七夕だね〜。」
「あぁ、そうだな・・・。」
「ね、何か叶えたいお願いある?」
彼女は大きな瞳を輝かせながら聞いて来た。
俺の叶えたい願い・・・。
彼女の全てが欲しいとずっと思っていた。
叶うものなら今直ぐにでも叶いやがれ!と願わずにはいられない程に・・・。
「・・・・・・・ある。・・・お前は?」
 と聞き返せば、にこやかに微笑みながら
「私もあるよ〜。」 と答えた。
「どんな願いなんだ?」
「秘密。・・・珪くんは?」上目がちに聞き返される。
ちょっと待て!それは反則だ!
そんな目で見られたら理性が飛びそうだ。
俺の中で理性と欲望が戦いのゴングを鳴らす。 (やや欲望が優勢。)
その時、彼女が追い打ちを掛ける一言を放った。
「私が叶えられるお願いだったら良いのにな〜。
 ・・・なんて、・・・な〜んてねぇ!?あはは!」

自分で言っておきながら恥ずかしかったのか照れながら誤魔化そうとしている。
そんな姿も可愛くて、言葉と態度がクリティカルヒット!
俺の理性は瀕死の状態・・・。いや、消滅した。
さらば理性、欲望よこんにちは!

テーブルをおもむろに端へ追いやった俺に驚いている彼女を抱き寄せ
その耳に欲望で掠れた声で囁く様に言う。

「・・・俺の願いは、お前にしか叶えられない・・・。」
282281:04/07/07 18:20 ID:iMDD5plW
七夕ネタを王子と主人公でって考えて書いてたのに
エロになるどころかギャグになっちゃったなり〜。
しかもコレじゃいかんと消そうとして何をトチ狂ったのか
書き込みボタンをポチッと押してしまった!!!
皆様ごめんなされ〜。
283名無しさん@ピンキー:04/07/07 18:25 ID:CiT/SuZt
>281
いや、オッケーですよ!
ふつーの男子高校生らしい王子に(;´Д`)ハァハァ
284名無しさん@ピンキー:04/07/07 20:08 ID:7jX+A0xz
>282
笑いながらも先が気になってしまったよー。
出来たら続きをおながいします。
285281:04/07/08 12:16 ID:3as4HDp3
>283>284
優しいお言葉ありがとう〜。・゚・(ノД`)・゚・

でも、こんな王子で続けちゃって良いんですか?
一応途中まで続きを書いてみたんですが・・・・
エロくないんです。。。_| ̄|○ ナゼダ!?
頑張ってエロに持って行こうとすればするほど
王子が変な人に成り下がる。
286281の続き:04/07/08 19:13 ID:3as4HDp3
七夕は終わっちゃいましたが
昨日の続きを書き終えましたので投下させて頂きます。
壊れた王子が嫌いな方・281を読んで不快になられた方はスルーして下さい。


俺は彼女を強く抱きしめながらじりじりとベッドへにじり寄って行く。
しかし、やはり彼女は犯罪的な鈍さで一言!

「な〜んだ!じゃあ言って!」

などと、非常ににこやか且つ可愛すぎる仕草で聞いて来る。
俺の精神は破壊的ダメージを食らった。
男の部屋で二人っきり・・・、そして抱きしめられている。
しかも!後ろはベッドと言う(男にはお誂え向きな)状況下でありながら
その鈍さは無いだろ!余りの事に泣きそうになったぞ。
いくら何でも気付け!っちゅーか自分鈍ぶ過ぎ!!!と心の中で姫条仕込みのツッコミを入れ
脱力感に襲われつつも自分を叱咤する。

『頑張れ俺!負けるな俺!!挫けるな俺!!!ここ迄来て引く気か!?俺!!!!!!!』
287281の続き 2:04/07/08 19:15 ID:3as4HDp3
頭の後ろに手を添えて貪る様に口付けた。
驚いて身を離そうとする彼女を逃さない様に元からしっかり抱いていた腕に更に力を込める。
良し!いい感じだ俺!そのまま押し倒せ!!!
深く深く口付けながらベッドに彼女を押し倒す事に成功した。
一度唇を解放し、彼女を見る。
真っ赤な顔をして潤んだ瞳で見上げて来る彼女に
俺は伏せ目がちな眼差しで心持ち不安そうな声で囁く。

「・・・・お前が・・・欲しい。ずっと、そう願っていた・・・・・。」

卑怯とは思うが、俺のそんな態度に彼女が弱いのを知っている。
こうなったらどんな手でも使ってやる!!
表面とは裏腹に俺の心はファイティングポーズを取っていた。

「・・・いいよ。そのお願い叶えてあげる。」

顔をさっき以上に真っ赤にした彼女がため息の様なかすかな声でそう言った。
俺は驚きに目を見開いた。
この位の「お前が欲しいんだ・・・駄目か?」光線では彼女は拒むだろうと考えていたので
『俺じゃ嫌なのか?(うん。とか言われたら即死するが)』とか
『俺のこと嫌い?(うん。とか以下略)』とか、さっきよりももっと効果を発揮する
「捨てられた子猫の様な眼差し」攻撃とか色々目論んでたんだけどな・・・。
俺は心の中の目紛しい思考をおくびにも顔に出さず
ちょっと微笑みながら照れた様に囁く。

「・・・ありがとう。」
288281の続き 3:04/07/08 19:15 ID:3as4HDp3
もう一度、今度は優しく唇に口付け
少しずつ彼女の服を脱がして行く。
ブラジャーを外しに掛かると恥ずかしいのか身を捩っていやいやと頭を振る。
胸を隠そうとした彼女の両手を押さえ込み薄紅色の胸の頂きに口付けた。

「・・・ぁ。」

ため息にも似た微かな声に欲望が更に膨れ上がる。
白く形の良い胸をやわやわと揉みしだきながら片手は下腹部へと伸ばす。

「ふ・・ぅ・・ん・・・あ・・・・あ・・・・。」

甘く切ない声が耳に心地いい。
もっとその声を聞きたくて誰も触れた事の無い場所を俺の指がなぞったその時
ビクンッ!と彼女の身体が震えた。

「・・・・・恐いか?」

彼女の頬に片手を添えて優しく訪ねる。

「・・・う・・ん・・・ちょっと・・・。でも、珪くんと・・・だから・・・平気・・・。」

そんな事を言いますか!
最高の殺し文句だ!!
一気に顔が火照って来た。
俺・・・きっと今・・・真っ赤・・・だろうな・・・。
何時もなら見られたく無い赤面だけど、今は構わないと思う。
俺も彼女も真っ赤な顔を見合わせてくすっと笑い合った。
289281の続き 4:04/07/08 19:17 ID:3as4HDp3
首筋から唇を這わせどんどん下へ下へと体をずらせて行く。
手はゆっくりと脇腹から下肢へと愛撫を続け
まだ脱がせてなかったスカートと下着を抜き取るとそのままベットの下へと落とした。
膝に手を掛け割り開こうとすると

「は・・・・恥ずかしい・・・。」

と言って顔を両手で覆ってしまった。
うわっ!その行動ヤバいくらいに俺のツボにジャストミート!
俺のソコは痛いくらいに膨れ上がってしまった。
あ・・・、痛い訳だ。
俺、まだ服脱いでなかったんだっけ。
下着とピッタリしたズボンに押さえつけられてるから余計に痛いんだ。
一度、彼女の身体から離れ素早く服を脱ぎ捨てた。時間は僅か3秒自己最短記録。
今度こそ彼女の膝を割って体を割り込ませ閉じられない様にし
彼女自身に口付けた。

「ひゃ!・・・何!?」
290281の続き 5:04/07/08 19:18 ID:3as4HDp3
驚いた彼女が顔を覆っていた手を外して俺を見た。
構わず指で広げ舌で敏感な芽を舐め上げる。
俺を感じて濡れていたそこは熱くしっとりとしていて唾液と混じり合い
ぴちゃ・・・ちゅく・・・と厭らしい水音をあげる。

「・・やぁ・・・ん・・・・け・・・く・・・そん・・な・・・」

彼女は両手で俺の頭を引き剥がそうとしているが力が全く入らない様で
逆に俺の頭を押し付けてしまう結果になった。
立ち上がった赤い芽を舌で嬲り続けながら指をゆっくりと彼女に差し込む。
胎内はとても熱くキツく俺の指を締め付ける。

「あ・・・あぁ・・・ん・・・・・・やぁ・・・・」

差し込んだ中で指を中で折り曲げたりしながら彼女の感じる部分を探り
指の数を増やして慣す為にも抜き差しを繰り返す。
ぬちゅ・・・くちゅ・・・と指を抜き差しする度濡れた音が部屋に響く。
彼女は細く小刻みに身体を震わせ熱く荒くなった息を小さく吐き出す。
291281の続き 6:04/07/08 19:19 ID:3as4HDp3
「は・・・あ・・あ・・・ひゃう・・ん・・・」

彼女の声が一段と高くなった。
それと同時に俺の指がキツくキツく締め付けられる。

「やぁ・・・!あ・・・あ・・・・ああああぁぁぁぁ!!!!」

彼女は悲鳴の様な声をあげて身体を反らせるとぐったりとベッドに沈み込んだ。

「・・・イッたんだな・・・・?」

左手で口の周りを拭いながら彼女に問うてみた。

「や!・・・そんな事聞かないで!」

俺と目を合わせない様に横に顔を背けて答える。
けれど未だ彼女の胎内に入っている右手の指は彼女がイッた事を知っている。
胎内はビクンビクンと脈打ち指をキツく締め付けたり緩やかに奥に導こうとしたり
とにかく複雑な動きをしていた。
292281の続き 7:04/07/08 19:21 ID:3as4HDp3
彼女から溢れた愛液はシーツをしとどに濡らしていて
俺の指や舌に感じてこんなに濡らし、可愛い声をあげていると思うと
悶絶死しそうな程の喜びが体内を駆け巡る。
もう我慢出来ない!早く彼女の胎内に入りたい!!!
気持ちは性急にコトを進めようと落ち着かないが焦っては駄目だ俺!!
まず、避妊はきちんとしておかないと彼女が傷付く。
俺としては子供が出来ても構わないんだけど
彼女は大学進学を希望してるし、卒業前に妊婦は嫌だろう。多分。
ベッドサイドの引き出しからコンドームを出し開けると素早く自身に装着した。
準備万端!

「もう・・・胎内に入れても・・・・いいか?」
「う・・・・ん・・・優しくしてね・・・・」
「ああ・・・・」

もちろん優しくするさ!するともさ!
初めては痛いらしいから、なるべく痛く無い様にと前から考えてたんだ!
考えてただけで具体的にはどうしたら良いのか判ってないけど。。。

彼女の唇に軽く口付けながら少しずつ胎内に侵入を開始する。

「!!・・うっ・・・ふぅ・・う・・!!」

一度イッた後で濡れてるとは言え指よりも数倍太いモノを押し込まれ
彼女は苦しげに眉を寄せ歯をくいしばる。
力を入れて耐えるから俺自身もぎゅうぎゅう締め付けられてかなり辛い。

「っく!!・・・ち・・から・・抜け・・・!」
「・・・う・・そ・・・んな・・こと・・いわれ・・・ても!!」
293281の続き 8:04/07/08 19:22 ID:3as4HDp3
確かにそうか。
力を抜かせる為に彼女が反応を示した箇所に唇や手を這わす。
それに答えて彼女の体がピクピクと反応し締め付けていた力が緩んで来る。
くいしばっていた口から甘い喘ぎ声が聞こえる。

「はっ!・・・・ぁ・・・んん・・・」

う〜む。
これはゆっくり進むより一気に奥まで貫いた方が俺も彼女も楽なのかも知れない。
優しくするって言ったけど無理にでも奥へ進めるか。
がっちりと肩と腰をホールドすると
胎内が緩んだ隙に腰を打ち込む様にして貫いた。
何かを押し広げて無理矢理通過した様な感触があった。

「ああぁぁ!!・・・・い・・・た・・・ぁ・・・!」

彼女の目尻に涙が溢れる。
痛かったんだな・・・本当にごめん・・・。心の中で謝り
唇でその涙を拭って彼女の身体を抱きしめた。
耳元でそっと囁く様に言う。

「全部・・・・入った・・・。」

涙に濡れた瞳で彼女は俺を見つめ

「け・・・くん・・・と・・・ひとつ・・・に・・・?」
「ああ・・・俺達・・・今・・・一つになってる・・・」
294281の続き 9:04/07/08 19:23 ID:3as4HDp3
一気に貫いた所為で彼女の胎内は再びキツク締め上げて来る。
このままでは俺自身が持たない!入れただけでイクなんてそれはちょっとどうよ!?
内心は焦りで一杯一杯なのに表面上は彼女を優しく抱きしめ口付けをくり返す。
そうこうしている内に彼女の身体から力が抜けたのが判った。
ああ、そっか。
前に読んだ雑誌にそうすれば良いって書いてあったっけ。
何処かで覚えていた俺ってやっぱり超能力的記憶術者?
まあ、そんな事は今はどうでも良い。

「動いてもいいか・・・?」

駄目と言われても動く気満々なんだけど一応聞いてみる。

「ん。・・・・いいよ・・・」

ほんのりと微笑んで彼女が言った。

「・・・・辛かったら・・・・背中に爪・・・立てて良いから・・・・。」

そう言って彼女の細い腕を自分の背に回させる。
しっかりと俺に抱きついて来るのが凄く可愛くて頬が緩む。
好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ!!!!
俺は彼女がどうしようもない程好きだと改めて思い知る。
言葉にするのは苦手だけど少しはこの想いを知ってもらいたい。

「お前が・・・好きだ・・・!」

言葉と同時に腰を緩やかに使いはじめる。

「あぁ・・・!!・・・・け・・くぅん・・・わ・・たし・・も・・す・・・きぃ・・!!」
295281の続き 10:04/07/08 19:25 ID:3as4HDp3
甘く切なげな声で彼女は答える。
その声に俺は増々昂り激しく腰を打ち付けはじめた。
身体と身体がぶつかる音と濡れた水音
そしてお互いの熱い吐息と喘ぎ声だけが部屋を支配する。
彼女の胎内がキツく俺を締め付け身体が小刻みに震え出す。
激しく腰を使いながら彼女の耳に囁きかける。

「・・・愛してる!!」

最後に強く突き上げると彼女も俺も一緒にイッた。

「あ・・・あああああぁぁ!!!!」
「くぅっ・・・・!!」

ぐったりと彼女の上に覆い被さる様に崩れ落ち
お互いの息が整うまで二人で抱きしめ合っていた。
息が整うと身体を離し彼女の胎内から自身を抜いた。
後始末を終えると軽く口付けを交わし、後は疲れ果てて眠りに落ちた。
気が付けば窓の外はとっぷりと暮れていた。
彼女はまだ隣で眠っている。
取り敢えず起きてシャワーでも浴びるか。
彼女も入るだろうから湯船にお湯も張ろう。

この時点で俺はすっかり忘れていたが、現在期末テストの真っ直中だった。
起きて風呂から上がった彼女が「どうしよう!?」と泣きそうな顔で呟くので
明日のテストのヤマを張ってやった。
俺、こう言うのは良く当たるから。
と、言っても彼女は年々上位に上がって来て今では5位以下になった事は無い。
そんなに焦らなくても大丈夫だと思うのにな・・・。変わった奴・・・。
296281の続き 11:04/07/08 19:25 ID:3as4HDp3
彼女を家まで送る道すがら夏休みの計画なんかを話し合ったりした。

「8月に入ったら、泊りがけで何処かに行かないか?」

俺のその言葉に嬉しそうに笑いながら何度も頷く。
その笑顔を見てふと思い出した。

「そう言えば、お前の願いは何だったんだ?」

訪ねる俺に微笑みながら

「ふふ、私のお願いも叶ったから。」 と答えた。

何だろう?
まさか、彼女も俺と同じ願いだったとか?
思考の迷宮に入りかけた俺を見上げて俺の大好きな笑顔で

「8月が楽しみだね!」

成る程。
俺と泊りがけで旅行に行きたいって願いだったのか。
俺も微笑んで答える。

「ああ・・・楽しみだな。」

七夕の星に願いを言うのもたまにはいいかも知れない。
297281:04/07/08 19:31 ID:3as4HDp3
以上で終わりです。
思ったより長くなっちゃって沢山スレを消費してしまいました。
色々とおかしい部分もあると思いますが
漏れのおつむじゃこの程度しか書けませんでした。

では、これにて名無しに戻ります。
298名無しさん@ピンキー:04/07/08 21:09 ID:CxkKaQE/
>286-296
GJ! 笑いと萌えをありがとう(;´Д`)ハァハァ
299名無しさん@ピンキー:04/07/08 23:42 ID:J6JQnR0t
王子の守護霊みたいなのが王子に乗り移って
王子を叱咤激励しながら
コトを行わせている感じで笑えました。

300名無しさん@ピンキー:04/07/09 01:05 ID:tVDOv9Hs
もし王子がこんな風に脳内で自己ツッコミとか入れまくりだったら

今以上に惚れる。
イヤ、マジで。
281タンGJ!
301名無しさん@ピンキー:04/07/09 04:08 ID:6RKGXFjA
281さん、良かった!良かったよ!!
ほのぼのとエロと笑いが調和してて、ニマニマしちゃったよ(笑

>300 私もサ!
302名無しさん@ピンキー:04/07/10 01:04 ID:pQOBAxQ2
281さんGJ!
ところで281の中の人は男性?
内面表現がえがったです
303名無しさん@ピンキー :04/07/10 01:19 ID:2UaAgyZL
王子ってば心はおしゃべりだったんだな!
GJ!!
304名無しさん@ピンキー:04/07/10 10:48 ID:Ph1D8nUp
281ですが
一応、女です。
しかし、よく周りの人に男の様な思考してると言われます。
漏れって一体・・・。
305名無しさん@ピンキー:04/07/10 22:50 ID:fjEgm3wW
>281の王子でジョージ朝倉の漫画を思い出したよ。GJ!
306名無しさん@ピンキー:04/07/10 22:58 ID:gQGixoj1
胎内て。
307名無しさん@ピンキー:04/07/11 01:22 ID:jWSxqZft
>281乙。
なんとなく、この王子はねらーっぽい気がする
308名無しさん@ピンキー:04/07/11 01:39 ID:xWWbrxuq
常駐している板-犬猫大好き、ハンドクラフト…ぐらい?>王子@ねらー
309名無しさん@ピンキー:04/07/11 01:45 ID:WXdfUODS
避難所のネタを思い出した。
王子が「明日思い出の姫に告白しまつ」とかいうスレ立てるヤツ。
あれ面白くて何度も読み返してしまうよ。
310名無しさん@ピンキー:04/07/11 03:10 ID:X8eTr2Tg
他スレでイキナリ次回予告を使ったオモシロネタを読んで、
思わず、GSでやってしまいました…(*´д`)

葉月「もういいか?」

主人公「あっ…ちょっと待って…」

もどかしそうな葉月の声に主人公の胸が高鳴っていく。
どうなる!?携帯使用の過酷な広範囲かくれんぼ!
主人公の居場所の手掛かりは携帯の奥から聞こえる…
姫条による叩き売りのハリセンの音だ!

うまく男女役に名前があてはまると萌えるんだけど、はまらないとBLになるため、
微妙な気分になる。。。
311名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 11:07 ID:383qVKIJ
>309
あーっ、それ探してたんだよね。
過去に読んだことあったんだけど、めちゃくちゃ面白かった。
また読みたい衝動にかられたんだけど、
記憶がおぼろげだからどんな言葉で検索しても出てこないんだよね。

検索のヒントだけでもいいのでお願いします!
312名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 11:17 ID:7eK8LfF7
>>310
姐さんとは同じ穴のむじなですね( ´д`)人(´д` )
313名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 11:27 ID:5DX3WW86
314名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 11:31 ID:383qVKIJ
>313
うをををーっ!ありがとうありがとう!
ほんとうにありがとう!
315名無しさん@ピンキー:04/07/12 13:44 ID:laEJme/c
保管庫を作ろうかと思ってる者です。
仕事の合間にちまちま進めてるんですが、ちょっと皆様にお伺いしたい。
それぞれのキャラのテーマカラーってありますか?
王子は緑、とかワカメは紫、みたいな。
どうも自分ひとりではイマイチ固まらないのです。
配色の参考にさせていただきたいんで、ご意見よろしくお願いします。
316名無しさん@ピンキー:04/07/12 17:32 ID:r26IDT7+
>>315
緑はもりりん。これは譲れない。
317名無しさん@ピンキー:04/07/12 18:13 ID:+Hhiu7Yb
>>315
王子は銀色か、水色あたりかな、もしくは黄緑。
もりりんはやっぱり緑だね。緑。時々ピンクでもいいけど。
バイトは赤か朱、ヤンキー紫。
ちーたんは青か濃紺。
ワカメはゴールドか、虹色(笑)
ダンディは土色しか思い浮かばない(ごめん)クルーザー持ってるのに…。
てんてーはブルーグレー。
ワタポンはなに色だろ…。
バカたんは…

困ったときはキャラの好きな色でいいんでない?
318名無しさん@ピンキー:04/07/13 01:39 ID:dcwOkcEk
好きな色か髪の色にイピョーウ
319名無しさん@ピンキー:04/07/13 02:03 ID:lLi73q6X
公式のイメージカラーなら悩まずに済むのでは?
320315:04/07/13 02:27 ID:B5M0X4fM
皆さんありがとうございます。
キャラの好きな色ベースにやってみようかと思います。
ダンディとバイト、バカに迷ってしまってね……。
317さんの虹色ワカメに心惹かれます。

ピーピングトムシリーズ書いてらした方に質問。
あのシリーズはバイトカテゴリにまとめた方がいいのでしょうか?
それとも各キャラの所?
321名無しさん@ピンキー:04/07/13 07:39 ID:VnMT3wF5
>>320
ピーピングトムかいてたものです。
やっとバイトに彼女が出来たので、それもからめて書いていく予定です。
シリーズまとめてなら、バイトのところにおいてもらえるとありがたいです。
たとえば、他のキャラの話のもので、バイト目当てで読まれてがっくしされそうなら
話ごとにわけても、たぶん読めるとは思うのですが。

特に異論のある人がいなければバイトカテに一括収納をキボンです。

保管庫つくってくれる人がいてうれしいです。
無理せずがんがって下さい。
322名無しさん@ピンキー:04/07/14 00:47 ID:M0W3eqqB
>321
お返事ありがとうございます。ではバイトカテゴリに載せる方向で。
一応シリーズものをまとめて見られるページも用意する予定です。
グラビアシリーズとか、花火シリーズとか結構シリーズものがあるようなんで。

ログ拾ってるとつい神々のSS読みふけっちゃってなかなか進まないよ……楽しいなぁ……
323名無しさん@ピンキー:04/07/14 18:22 ID:6ZA0scVU
2がきますよ皆さん
324名無しさん@ピンキー:04/07/14 21:28 ID:voLM6LOS
本当ですか!?
325名無しさん@ピンキー:04/07/14 22:58 ID:Zj2gMgZP
某所でも見たけど、どこでハピョーウしてるのかわからん〜てんてー教えて!
326名無しさん@ピンキー:04/07/14 23:47 ID:M0W3eqqB
>>325
本スレ行ってみてください。
確か誰かが明日発売のファミ通をフラゲ、それに載ってた情報だったかと思うが。
327名無しさん@ピンキー:04/07/19 19:18 ID:oTxhxkjc
神降臨キボンヌ
328名無しさん@ピンキー:04/07/23 21:45 ID:bMHavQaJ
ほしゅ
329名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:38 ID:pGNSMTV2
ホシュ
330名無しさん@ピンキー:04/08/01 02:54 ID:S4C4NVMF
夏コミ行く余裕もないんだがGSの18禁サークルって結構ある?
331名無しさん@ピンキー:04/08/04 01:48 ID:puO0sU6k
保管庫たんの完成は何時だろう
332保管庫作成中:04/08/04 15:23 ID:PJBtTQ8U
す、すいません作業遅くて…
もうすぐ夏休みだからその間には何とかしたいなと思っております。
333名無しさん@ピンキー:04/08/04 20:42 ID:dE5TmUi0
>332
お忙しい中、乙です。

夏と言えば浴衣ですが、浴衣姿のてんてー見たかったなあ(´・ω・`)
きっと明治の文豪みたいな雰囲気に・・・(;´Д`)ハァハァ
334名無しさん@ピンキー:04/08/05 17:09 ID:H5FJLuGo
保守兼神降臨待ちにバイト×主人公置いていきます。
おやつ代わりにドゾー。主人公視点です。


「課外授業」

1.
「なな、明日オレと遊びに行かへん?」

土曜の休み時間、姫条くんがデートのお誘いをしに
私のクラスへやってきた。
いつもならここで「うん、いいよー」ってOKするんだけど…

「ゴメン!明日は予定が入っちゃって…」

「えー!昨日まで暇だー言うてたやんか!!なんでや?!」
驚きとショックが入り混じった顔をして姫条くんは聞いた。

「実は氷室先生の課外授業に出ることになったの」
「か、課外授業?!」
「だから明日は…ちょ…姫条くん?!」

言い終わる前に姫条くんは私の前から姿を消した。
…どうしたんだろう…トイレかな?
335334:04/08/05 17:11 ID:H5FJLuGo
2.
昨日はあの後、姫条くんに会う事はなかった。
何かマズイ事言った…はずはないんだけど…

集合場所へ余裕を持って到着した私は
氷室先生に出席した事を伝える。
それから数分後

「時間だ。それでは移動を開…」

「スンマセン!!遅くなりましたー!」

参加者が一斉に声の主へと視線を向けた。
え?き、姫条くん?!

「遅いぞ、姫条。早く列の中へ入りなさい」
「はい〜〜…はは、うっかり寝坊してもうたわ」

さり気なく私の隣へ来ると姫条くんは苦笑しながら頭を掻いた。
「いつも参加しないのにどうして…」
「正直、休みの日まで勉強なんてしたないねんけど
ジブンと一緒に居りたかったから…せやから参加したんや」

いつのもおちゃらけた顔じゃなくて
真剣な目で私を見つめる姫条くん。
その大きな手で私の頬をそっと撫でる。
かぁっと顔が熱くなるのを感じた…
336334:04/08/05 17:13 ID:H5FJLuGo
とりあえず今回はこれだけ。
短い上にエロくなくてすみません…_| ̄|○

時間作ってまた来ます。
337名無しさん@ピンキー:04/08/05 18:48 ID:DEI19XUx
>>334
禿しく続きキボンです!
読ましてくださいまし〜

自分もおそらくは出尽くしたであろう、王子×主人公ネタに取り掛かり中なので、出来しだい投下予定でつ
がんがりましょー
338名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:11 ID:VdzuXxW2
話のネタは思いつくんだけど、さてどうやってシメようか、で悩んで止まってしまいまふ・・・
マタキョウモカンケツデキナカッタ ナンテコウカイシナガラツギノアサガ(以下省略)
339名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:51 ID:rbwJz7Wk
神様。
できれば話をメモ帳かなんかで完成させてから
一気にうpしていただけると、とってもありがたいのですが……。
続きが楽しみで気になって(×2)仕方がないっす。
わがまま言ってごめんなさい。
340名無しさん@ピンキー:04/08/06 08:27 ID:CVS8O5j4
>>338
とりあえず、書けてるところまでで良いので投下してみてほしい
スレに潤いを!
カミサマオネガイシマス・・・
341名無しさん@ピンキー:04/08/06 11:06 ID:8g3yoqvT
339と340の主張は真逆ですなぁ。

完結させてから投下でも書けたところまで投下でもどちらでも構わないので、
一度始めたら最後まで書いてくれるとありがたい。
「続きます」って言って完結しなかった作品が結構多い希ガス。
それこそ続きが気になって仕方ないよー。
342名無しさん@ピンキー:04/08/07 11:04 ID:ZPARdLdt
どうしても行き詰まってしまって続きが書けない場合は
作者が責任持って「続き書いてくれ」と宣言するのはどうだい?
343名無しさん@ピンキー:04/08/07 12:26 ID:3p7mXeBe
リレー方式みたいで面白いかも。
344名無しさん@ピンキー:04/08/07 13:08 ID:ZPARdLdt
>343
でしょでしょ?
違う人が引き継いで完成させれば気になって仕方無い
読み手さんのモヤモヤも解消されるかなって思ってね。
345課外授業・バイト主 3:04/08/07 22:29 ID:vanOILcx
334です。
また途中までなんですけど投下します。
続きは来週になりそうなんですが…一気にうp出来なくて
ほんとスンマセン…(ノд`゚)・゚・


335の続き
3.
今回の課外授業の場所は水族館。
中へ入り、まずは氷室先生筆頭に館内を1周した。
再び入口へ戻ると、氷室先生は皆を見渡し
注意事項とこれからの予定を話始めた。

「これから自由行動とする。遊んでいないでしっかり見学するように。
館内であればどこへ行っても良いが、今から1時間後この場所へ
集合する事。以上、解散」

1時間か〜どこへ行こう。
そういえば姫条くんは…誰かと一緒に回るのだろうか。
「あ、姫条く…」

「姫条くーん、私達と一緒に回ろうよ〜」
「私も回りたーい!」

見ると姫条くんの回りを数人の女の子が囲んでいて
姫条くんはいつもの笑顔でその女の子達の相手をしていた。
言いかけた言葉を飲みこみ、私は静かに1人その場を離れた。
346課外授業・バイト主 4:04/08/07 22:35 ID:vanOILcx
4.
館内の奥へ足を踏み入れる。
そこは深海魚のコーナーで、見学している人はあまりいなかった。
近くの水槽を見ながら私ははぁ、と溜息を着いた。

姫条くんと2人で回りたかったな…
「…って何考えてんの?!レポート提出するんだし!ちゃんと見学しなきゃ!」
でもすぐにさっきの女の子達と姫条くんが頭に浮かんでは消えていく。
私、嫉妬してるのかな…好きな人が他の女の子と一緒にいるトコみたら
誰だって…っていうかまだ彼女じゃないけどさ。

何度目かの溜息を着き、いつの間にか下がっていた目線を上げると
水槽へ映った姫条くんの笑顔があった。
「こっちにおったんかーエライ探したで?って何呆けた顔してんねん」
振り向いた私の頭を姫条くんは優しく撫でた。

「へ?あれ?だって…あの、女の子達と一緒に行ったんじゃ…」
「あぁ、あれ見とったんか…彼女達のお誘いは丁重にお断りしました」
「なんで…」
「なんで…って…ジブン、オレが今朝言うたこともう忘れたんか?」
今度は姫条くんが呆けた顔をする。
今朝って…私と一緒にいたい、ってあの事?

「はぁ〜ここまで物忘れの激しい鈍感さんとは思わへんかったわ…」
「ど、鈍感じゃないもん!!」

わざと大きく溜息を着き、姫条くんは辺りを見渡す。
「?」
「…せやったらなんでオレがジブンと一緒におりたいか
分かっとるっちゅーことやんな?」

姫条くんは両手で水槽を背にした私の逃げ場を塞ぎ、上から見下ろした。
347課外授業・バイト主 5:04/08/07 22:37 ID:vanOILcx
5.
ななな何?!この状態は!!
どうしてこんな状況になったの!?

顔が熱くなり、彼の前であたふたして
「ちょ…姫条く…離れて…っ」
「やっぱ鈍感やん。あ、ちゃうな。超鈍感や」
「超なんて付けな…んっ…ぅ」

??姫条くんの顔が至近距離にあるんだけど…
これってもしかして…キス?!!

「…ん…ふぅ…っ…」

無防備だった私の口は簡単に姫条くんの侵入を許してしまい
舌を絡め取られ、口内をねっとり舐められた。
角度を変え、何度もキスをされ、力が徐々に抜けていった私の口から
唾液が一筋零れ落ちた。

「っ…はぁ…な、なんで…」
「…ホンマ鈍感やな…」

姫条くんは首筋に唇を寄せ、啄ばむようにキスを落す。
「…んぁ…や…ぁっ」
「メッチャ感度エエな…ここまでされてまだ分からへんの?」

逃げ場を塞いでいた片方の手で私の胸を制服の上から揉み上げる。
「あんっ…や、やだっ…どいてよ…姫条くん…!」
「イヤや」
押し離そうと彼の肩に両手を乗せ、ありったけの力を込めた。
が、ほとんど力の残っていない私が姫条くんに敵うはずも無く
あっさり腕の中へ収まってしまった。
348334:04/08/07 22:42 ID:vanOILcx
ここまでです。
次回で全部うpしますんでもう少しお待ち下さい。

>337
有難うございますー!(ノ∀`)゚・゚
王子×主人公ガンガって下さい!
349あおむし:04/08/07 23:13 ID:3SMXwEXV
うキャ〜!!
読ませていただきました〜。
姫条君がんばれー!!
350名無しさん@ピンキー:04/08/08 00:32 ID:IeH6H+oU
351名無しさん@ピンキー:04/08/08 02:04 ID:c3jaLdSx
>>334 乙です!
自分の中では、バイトは好きな子には奥手になるイメージなんだけど、
334タソの積極的なバイトもイイ!モエました。
続き楽しみに待ってます!
352保管庫できました:04/08/08 20:11 ID:WfzZBPVF
ニュー保管庫一応完成という事で公開いたします。
ttp://gs-ss.s7.x-beat.com/
です。広告うざいですごめんなさい。
現在このスレの296まで保管完了しております。

現行の保管庫管理人さんと連絡が取れなかった為、こちらのサイトは
あちらの管理人さんがお持ちの情報を引き継いでおりません。
SSの作者様で、あちらに修正や取り下げを依頼した方、
大変お手数ですがこちらにもご連絡くださると助かります。

拙い技術しか持ち合わせておりませんので不具合など多々あると思います。
指摘してくださると嬉しいです。
皆様のPCでもちゃんとCGIが動いてるのか気が気でなりません。

よろしければご利用ください。
では、スレ消費すみませんでした。
353名無しさん@ピンキー:04/08/08 21:16 ID:L9NSbwH6
>>352
乙〜!
緒事情につき今は見に行けないけど
必ずお邪魔しに行くよ。
354名無しさん@ピンキー:04/08/08 21:23 ID:XC6PqLjY
ニュー保管庫管理人さん
お忙しい中保管庫完成に尽力してくださりご苦労様でした!
早速、楽しんで来マツ!
355名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:30 ID:hoCiMPGA
>352
乙です!
あれだけの量のSSを展示してあるとは思わなかったんで
びっくりしました。
一つ一つhtml化するの、大変だったんじゃないですか?
くどいけど、本当に本当に乙です!
356名無しさん@ピンキー:04/08/09 02:59 ID:1iwr0KfO
>352
超絶乙!
神様たちも乙!
357名無しさん@ピンキー:04/08/10 01:11 ID:wCFcIaCk
>352
すげー!乙華麗!GJ!

板変わっていたとは気づかなんだ。
358名無しさん@ピンキー:04/08/10 05:40 ID:eQe0D4u5
>352
本当に乙華麗!
まだhtml化されてない前スレの作品も読めて幸せ…
初代からここまでキャラ別に纏めるのは大変だったと思います。
ありがとう、としか言えません。
359名無しさん@ピンキー:04/08/12 16:33 ID:rVMASdQH
>352
超乙。GJ。
SSの投下も増えるといいねー。神様降りてきてたもれ。
360名無しさん@ピンキー:04/08/17 07:36 ID:RFh6awcZ
保管庫見て思ったんだが、王子やてんてーは日々のオカズ(エロ本やビデオ等)をどうやって調達しているのだろう。
キャラ的にそういうの買ったり借りたりが想像できん。
男子は脳内妄想だけでまかなえたりするんだろうか。
361名無しさん@ピンキー:04/08/17 11:03 ID:WUUjdrtP
王子もてんてーも、一人エチーはしません。
362名無しさん@ピンキー:04/08/17 12:46 ID:YTAJ4RdJ
主人公の写真
363名無しさん@ピンキー:04/08/20 01:38 ID:U0Nzajzc
マスターが「オススメDVD持って来たぞ〜」と、映画などのDVDに紛れ、
何本かエロ作品も持ってくるw
364名無しさん@ピンキー:04/08/20 11:03 ID:vF6wUT81
王子もてんてーもそういうものには興味なさそう。
王子はモデル業だからその関連で見慣れてるかんじが。
てんてーはマスターが持ってきたエロ物を生物学とかの視点から見そう。
365名無しさん@ピンキー:04/08/20 15:49 ID:gy28WwSc
デートの時はなるたけ露出して王子に
ネタを提供するようにがんがってるよ私…
夏はビリヤードやボウリングの時も
キャミ&アイス柄ミニスカ。

…変態でつか?
366課外授業・バイト主 6:04/08/20 16:05 ID:QvWkJvQH
334です。>347の続きを投下します。
書き直していたら遅くなってしまいました…スンマソン…

6.
姫条くんに抱きかかえられた私は部屋の奥へと連れて行かれた。
入り口からは死角になっているみたいでこっちからは
水槽の裏以外何も見えない。

壁を背にして私を立たせ、姫条くんは正面で片膝を付きしゃがむ。
「な、何を…」
「…オレとお前の課外授業や。ジブン、どこを弄ると感じんのか
じっくり教えたるわ」
姫条くんはそう言うと、スカートをめくり、ショーツを踝まで下ろした。
「やっ…やめて!姫条く…ッ」
「あんま声出さん方がエエんちゃう?隣のスペースまで聞こえてまうで?」

露になった秘裂に指を伸ばし、割れ目に沿って指をなぞる。
だ、だめ…声が出ちゃう…!
「…っ!!…あっ…はぁ…あぁ…んっ」
甘い吐息と共にしっとりと恥部が濡れ始めた…
「エエ声や…もっとジブンの声が聞きたい」
367課外授業・バイト主 7:04/08/20 16:06 ID:QvWkJvQH
7.
指を2本に増やして私の中を掻き回す。
「ぁ…ふ…ああっ…ん…っ…ぅうっ」
指が性感帯を突く度に蕾から蜜が零れ落ちた。
膝はガクガクと笑い、スカートを握り締めていたはずの手から力が抜けていく。

「…ああ…あっ…やぁ…もぉ…イっちゃうよぉ…」
あと少しで限界に達しそうになった時
私の中にいる姫条くんの指は動きを止めた。
「そう簡単にはイかさへんで?オレの気持ち、分かってへんやろ?」

快感の波が引いた頃を見計らい、姫条くんは再び指を動かす。
イきそうになると動きを止められ、熱が収まった頃に再び動かす。
その繰り返しで私の太腿は自分の愛液でべっとり汚れ
頭は何も考えられなくなってきた。

「あふ…あっ…ん…あぅ…あぁ…」
「…お前のせいやで」
心なしか薄っすらと頬が赤く染まった姫条くんは
切なげな目で私を見つめ、独り言のように呟いた。

私の…せい?
368課外授業・バイト主 8:04/08/20 16:08 ID:QvWkJvQH
8.
指の動きを止め、私の中から引きぬくと
ゆっくり立ちあがり見下ろした。
「お前のせいで他の女に興味持てんようになった…
美人でスタイルのエエオネーチャンに誘われても全く勃たへん」
それって…
「何やっても何考えてもジブンの事ばっか浮かんでくんねん」

まさか…そんな…私と同じ気持ちだったの?
目を見開き、姫条くんを見つめる私に彼は顔を近づけ耳元で囁く。
「いくら鈍いジブンでももう分かったやろ?」
ぺろりと舌で耳を撫でられ、思わず声を漏らす。
「お前が好きや。どうしようもないくらいな…」

姫条くんは私を壁に押し付けたまま抱き上げ、足を広げさせると
片手でジッパーを下ろした。
飛び出してきた怒張を濡れた私の秘所へ宛がう。
「イれんで?」
溢れ出る蜜で自身の先を濡らし、少しづつ沈ませた。
「…き、きじょ…くっ…あああぁ!!」
秘裂をこじ開け、ずぶずぶと肉襞を押し分けていく。
「あぁん…あんっ…やぁああ…おかしく…なっちゃうぅッ」
「…っ…ま、まだ途中やってんのに…ジブン締め過ぎやでっ」
それでも姫条くんは下から奥へと突き上げて
無意識のうちか、自分の足を徐々に姫条くんへと絡めもっと奥へと咥え込む。
「はっ…んっ…あぁ…っ…き、きもち…イイよぉ…っ」
「…オレもや…っ」
「あっ…ん…きじょ…く…んっ」
「わ…たしも…す、すきっ…あああぁっ!!」

突然頭が真っ白になり、電流が流れたような感覚が体を襲う。
それと同時に姫条くんは私の中へと欲望を吐き出した。
369課外授業・バイト主 9:04/08/20 16:09 ID:QvWkJvQH
9.
「なんや…ジブンもオレと同じ気持ちやったんか」
部屋に設置されていたベンチに姫条くんと寄り添うように座った。
「それ、私の台詞だよ」
「…嬉しいで、ホンマ。漸くジブンと一緒になれたし」
「…姫条くん…」
赤くなった私の髪を優しく梳く。
私だってすごく嬉しいんだからね。

「いやー課外授業ってツマランもんやと思うてたけど
これなら毎回出てもエエかな」
「なっ、何言ってんのよ!姫条くんはっ」
真っ赤になった私はポカポカと力なく姫条くんの胸元を叩く。
「ははは〜そない潤んだ目で怒られても全ー然怖ないもんね」
「もぉ!…あ、そろそろ一時間経つよ。早く集合場所に行かなきゃ」
「また遅れたら氷室先生に何言われるか分からへんしな」

姫条くんは私の手を取り、集合場所へと急いだ。
370課外授業・バイト主 10:04/08/20 16:09 ID:QvWkJvQH
10.
「それでは本日はこれで解散する。諸君、くれぐれもレポート提出忘れないように。
期限は明日の放課後までだ。以上」

…あ!!レポート!すっかり見学するのを忘れてたよ〜っ
「どうしよう…レポート…」
「安心しぃ!我に秘策あり!」
どんと胸を叩き、自信満々な笑みを浮かべる姫条くん。
どんな秘策があるっていうのよ?

「オレとお前の交尾レポをやな…ゲフッ!!」
思わず持っていたバックで姫条くんの頭を叩いてしまった。
「こ、交尾って…ばかーーーっ!」
悶える姫条くんを残し、私はその場を後にした。

次の日、なんとかレポートを仕上げ、提出出来た。
姫条くんは思った通り、レポートが間に合わず氷室先生のお説教を
延々と聞かされる羽目となった。同情はしないからね…
371334:04/08/20 16:15 ID:QvWkJvQH
以上です。エチーシーン難しかった…(´д`;)
保管庫の作品を読んだらチータンものが書きたくなりました。
出来あがったらまた投下したいと思います。

>352
遅れ馳せながら、乙です!
見に行ってきましたが、とても読み易いレイアウトで
良いと思います。管理頑張って下さい!
372名無しさん@ピンキー:04/08/21 01:01 ID:7RNuPDmU
ありがとうございました。
主人公以外にたたなくなったバイト(;´Д`)ハァハァ


保管庫もありがとうございました。
出来上がるの早かったし大変だったんではないでしょうか。
373名無しさん@ピンキー:04/08/21 01:23 ID:TVZqguW5
積極的なバイトがイイ!
ちーたんもの是非書いてくれー。
タイピングで失望させられたマイナー好きに愛の手を。
374名無しさん@ピンキー:04/08/26 17:09 ID:A1IBgBnR
ホシュー
最近バカのエロがあんまないね。
375名無しさん@ピンキー:04/08/26 22:30 ID:H9rmozPW
さあ、みなさん
ワタポンの誕生日が近付いてきましたよ!
376名無しさん@ピンキー:04/08/29 04:30 ID:CsM0NL2M
モリリンはヤキモチ焼き
377名無しさん@ピンキー:04/08/29 12:32 ID:wyXWDiS/
PC壊れて携帯からなので倉庫見れんorz
早くモエモエしたいよ〜
378名無しさん@ピンキー:04/08/31 04:01 ID:FXqbOckx
モリリンはチェリー
379名無しさん@ピンキー:04/09/01 22:57 ID:KJxyXXVO
保守代わりに拙作ですが…初投下です。
あまりえっちくなくてスイマセンです。モリリン×主人公ちゃんで。


『どうか、僕を信じて』


「どうぞ、なんのおかまいもできませんけど」
「とっても素敵なお部屋ね」
「そうですか、よかった…ちょっと不安だったんです。気に入ってもらえるかどうか」

桜弥くんと付き合うようになってから3ヶ月くらい。
地味な園芸部と図書室での勉強会、楽しい下校…
テストで順位が上がったら2人で喜び合い…
コツコツと、時間をかけて花を育てていくように…
内気だった桜弥くんが私をデートや部屋に誘うようになってくれた。
鈴鹿くんや姫条くんみたいな『男臭さ』が殆んど感じらろない桜弥くん。
地味で温厚で、本気で草花に話しかけちゃう桜弥くん。
スリルは味わえないけれど、ほんわかした雰囲気に私は惹かれた。
380『どうか、僕を信じて』379:04/09/01 22:58 ID:KJxyXXVO
ちなみに、ファーストキスは1ヶ月前の森林公園で。
今時中学生でもしないような、ウブすぎるキスだった。
唇を軽く、合わせるだけ……
純粋な桜弥くんにしては、とても大きな進歩だったに違いなかった。


+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +


「……ですから、異常気象、水質汚染など一見関係なさそうな事柄も、廻り廻って絡み合っているわけです」
「うーん、そうだね…自然は何事もサイクルなんだね」
地球環境という尊大なテーマについての話が一段落ついたところで、私は桜弥くんが淹れてくれた紅茶に手を伸ばした。

ふと、桜弥くんが座る座布団の脇に置いてあるノートに目をやった。
紅茶をすすりながら、淡いピンクのそのノートを指差して、
「…ところで桜弥くん、そのノート…」
「ぇえッ!あっああえっとこれは…」
私が言い終わらない内に、桜弥くんは声を裏返して1人で大騒ぎ。
「…あ、嫌なら無理に見せなくても…」
「えぇと…僕…貴女のために…というか…」
遠慮した私の発言も聞こえなくなる程の狼狽ぶりに、ノートへの興味はさらに高まる。
381『どうか、僕を信じて』379:04/09/01 22:59 ID:KJxyXXVO
茹で蛸…私は桜弥くんの紅潮しきった顔を見てそう思った。
「…僕と…ふ、2人で…」
桜弥くんはうつむいて、そろそろとノートをテーブルの上に置いた。
私は一瞬躊躇って、そして静かにノートを手に取った。
パラパラと捲りながら、その内容に私も頬を赤く染める。
「………さく…や…くん…」
「ごめんなさい!女性にいきなりそんなものを見せてしまって…ましてや僕の大切な人なのに」
「…桜弥くん」
隅から隅までびっちりと書き込まれたノートを閉じた。
「………修学旅行の時みたいに、私のためにわざわざ調べてくれたんだ」
桜弥くんは小さく、まるで虫の息のように、
「…ハイ…」
382『どうか、僕を信じて』379:04/09/01 22:59 ID:KJxyXXVO
ノートには、いわゆる『前戯』とか『体位』とかについて事細かに書いてあった。
桜弥くんも男の子だな、と思いつつ、
「私を満足させようと…?」
「…ハイ…僕…そういうのに疎くて…やっぱり、僕の部屋に誘っちゃったわけだし…姫条くんが…」
「………姫条くん…?」
何となく、話が見えてきた。
「『男の部屋に彼女と2人っきりやで、何もしない方がむしろ嫌われてまうで。もしかしたら彼女の方から迫ってくるかもしれん』って…」
―――アチャー…やっぱりね。
「もぅ、姫条くんってば、素直な桜弥くんに…」
「あの…あの僕…恥ずかしながら経験とかないし…少しでも貴女のために、と思って…ホントにごめんなさい…忘れて下さい!」
383『どうか、僕を信じて』379:04/09/01 23:00 ID:KJxyXXVO
茹で蛸+上目使いの桜弥くんに、私は微笑みかけた。
「……ううん、忘れないよ」
「ぅ…へっ?」
「忘れたくないよ…だって、私を想ってのコトでしょ?そんな嬉しいコトを忘れられるワケがないよ」
みるみる、桜弥くんの顔が和らいでいく。
赤い色は抜けないままだけれど。


+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +


私は悪い女だ…つくづく思う。
純粋で素直な桜弥くんに、『おねだり』をしてしまった。
384『どうか、僕を信じて』379:04/09/01 23:00 ID:KJxyXXVO
「やっぱりさァ、こういうコトって、付き合ってたら普通にするものだと思うのね」
「は、ハイ…」
「……私ね、もっと桜弥くんのコトが知りたいの」


「…やっぱり僕、何だか緊張して……ご、ごめんなさい…」
「う…ん……」
軽く遠慮がちなキスをした後、腫れ物に触れるような、且つ、ぎこちない手つきで私の服を脱がしていく。

「……やっぱり恥ずかしいな…桜弥くんもだよ?」
「えっ…あ、ハイ…」
―――脱がす時は私の身体から目を逸らしていたくせに…
華奢な身体の線はまるで少女のようだった。
しかし、私は次の瞬間、息を呑むことになる。
385『どうか、僕を信じて』379:04/09/01 23:01 ID:KJxyXXVO
「………う…わぁ…!?」
「…あっあの…何か気に入らないところでもありましたか!?」
「えっ…あっ…イヤイヤイヤ、そういうワケじゃなくって…」
インターネット等で見た男の人のソレより、明らかに立派なモノに私の心臓は今まで以上に騒ぎ出す。
―――以外…あ、でも細身の人は大きいって聞くし……う〜…
「気に入らないところがあったら僕直しますから!貴女のために!」
眉毛を可愛く吊り上げる桜弥くんに、私は抱きついた。
「…自分で誘っておきながら……やっぱり…何となく…怖くなってきちゃって…」
あんなに大きいモノが果たして自分に入るのか、急に不安になった。

暫くしがみ付いていると、桜弥くんの手に力が入った。
ぎゅっと、力強く、桜弥くんに引き寄せられる。
「……あの…こんな僕ですけど……どうか、僕を信じて…どうか…」
「桜弥くん…」
はにかんだ笑顔が近い。
「こんな僕が自分で言うのもアレですが……きっと、僕が1番…貴女のコトを想っているハズですから…」
386379:04/09/01 23:02 ID:KJxyXXVO
以上です。長々と失礼しました。
神の降臨を待ってます。
387名無しさん@ピンキー:04/09/02 00:27 ID:Ndx1/tNc
>379

GJ!!
もりりんらしくて良かったよ〜
もりりん最愛の身としては、フゥフゥ=3 したいほど身悶えた!!
388名無しさん@ピンキー:04/09/02 00:29 ID:Ndx1/tNc
興奮でsage忘れ……
すまん orz
389名無しさん@ピンキー:04/09/02 00:48 ID:Ov3RbLTA
そうそう、なんかモリリンっておっきいイメージがあるんだよね。
390名無しさん@ピンキー:04/09/02 01:02 ID:/R5PgCWZ
>>379
乙!もりりん可愛い!
つーかここで終わりはちょっと酷だー。

確かにモリリンはなんかごんぶとそうなイメージがあるなぁ。ギャップ萌え?
391名無しさん@ピンキー:04/09/02 01:08 ID:0cK6ghkD
>379
GJ!もりりんかわいかっこいいよ〜(うるうる

もりりんのアレが大きいにわたしも一票。
男の人のアレは、鼻の形と首から連想すると実物に近いって聞いたことある。
多分、もりりんの鼻と首のイメージからそんなふうに連想してしまうのかも。

理事長はモノスゴイのを持ってそうだ。
392名無しさん@ピンキー:04/09/02 06:01 ID:Td50jmFs
グッジョブです
個人的に文体が
気に入りました
393名無しさん@ピンキー:04/09/03 00:27 ID:+vUM9GDr
萌え
394名無しさん@ピンキー:04/09/03 12:15 ID:M0mZt4hB
さげないか
395名無しさん@ピンキー:04/09/06 01:25 ID:sPKv0Y6c
勝手な思い込みだけど、モリリンは
巨根で遅漏で絶倫なきがする。
396名無しさん@ピンキー:04/09/06 06:09 ID:j/OQvInB
修学旅行の後にモリリンは男子達から神として崇められる…
397名無しさん@ピンキー:04/09/07 13:39 ID:ly5PMzyv
>>395
巨根は同意だが漏れは早漏派だ。
遅漏はバイトっぽ
398名無しさん@ピンキー:04/09/07 13:58 ID:HAdTNMnD
てんてー×主を途中までかいたので、うpします。
特記することはないと思うんで、いきます。



「どこまで知っている」
氷室は部屋へあがると、袖が裏返しになる勢いでジャケットを脱ぎ、
傍にあった椅子の背もたれに乱暴に引っ掛けた。
いつも使っているハンガーは、今日は用をなさずに終わるのだろう。
「え、えっと…。愛し合ってる男の人と女の人が裸で抱き合って、
子孫を残すために…」
彼女は両の人さし指をお互いではじきながらゆっくりと言葉を探した。
いらだっている氷室には言うのがためらわれた。
彼女がゆっくりと時間を費やしている間に氷室はキッチンからブランデーを持ち出し、
たいして薄めもせずに飲みほした。
自分の大切な生徒とシラフで話せる内容ではないのだ。罪の意識を薄めたい。
「先生、お酒…?」
「香り付けに紅茶にたらす程度だ。問題ない」
たらしたのはブランデーではなく紅茶の方だったのは言うまでもない。
「簡潔に言いなさい。な、にが、知りたいのだ?」
言葉がスムーズに出てこないのもブランデーのせいではない。
「ええと…見た事がないので、見せて下さい! 先生の───」
最後の単語は氷室の本能が脳に伝えるのをやめた。
お気に入りの生徒、純真無垢だと信じて疑う余地のない彼女から発せられた言葉。
純真無垢だからこそ口に出来たのかもしれないが、
それはシモネタではなく、真面目な、真剣な悩みであり、
担任教師である氷室は相談を持ちかけられた信頼に答えたいと言う誠実さと、
ことのリアルさのギャップに戸惑い、いらだった。そして気を失しないかけた。
399名無しさん@ピンキー:04/09/07 13:59 ID:HAdTNMnD
好きな人に出会うまで待つようにとか、医学書を用意するとか、
いろいろ方法は合ったのだろうが、
許容範囲を超えた彼女の言動に氷室は腹をくくるしか方法を思い付かなかった。
彼女に対して逃げる道は最初から考えてもいなかった。
「寝室で、いいか?」
氷室はネクタイを片手で緩め、もう反対の手でネクタイを引き抜いた。
彼女は氷室の後を静かに追い、寝室のドアを締め、その場に立ち尽くした。
氷室はベッドの傍のライトをつけ、ネクタイを無造作においた。
その薄暗い明かりは氷室の輪郭を浮かび上がらせ、彼女は見えない氷室の表情を伺った。
「せん、せ、い?」
「さすがにわたしも、は、恥ずかしいのだ。これ以上は明るく出来ない」
氷室は彼女に背を向けたままベルトを引き抜いた。ワイシャツ以外をベッドに投げ、
彼女の方に向きベッドに腰を下ろした。
「いいですか?」
氷室の耳にだけ届くように呟いて彼女はベッドに近付いた。
氷室の顔色もわからない。戸惑っていると氷室に急かされた。
「は、はやくしなさいっ」
彼女の指がワイシャツのすそを持ち上げるとき氷室の肌にあたり、
氷室の身体がほんの少し引きつった。
「あ、すみませ、ん…。ぁ…」
彼女の目に晒されたものは心臓のように脈を打っていた。そして、上を向いていた。
彼女は薄暗い中でじっと目を凝らし、そして…
好奇心から指をのばした。
400名無しさん@ピンキー:04/09/07 14:00 ID:HAdTNMnD
「や、やめなさ、い…」
指先でかたさを確かめ、手全体で優しく撫でた。
氷室は予想以上の彼女の行動に驚愕するばかりで身動きが取れなかった。
「せ、せんせ、い、男の人はどうすれば気持ちがよくなるんですか?」
上目遣いで氷室を見た彼女の顔は、ライトに照らされていても赤いのがわかった。
「そん、そんなことは、知らなくても、よろしいっ」
彼女はその言葉に下を向くと舌をだした。
「教えてくれないなら自分で研究します」
「っ、や、やめなさいっ、だめだっ」
彼女はぎゅっと目を閉じ、舌先で氷室の先端を舐めた。
かたくなっている所を舌全体で、ときには唇で触れ、唾液がライトの光を小さく受け止めていた。
氷室は身体を震わせた。アルコールのせいで困惑も快感もまわりが速い。
身体の力が抜けていくのもそうなのだろうか。
彼女を止めようとした手は彼女の後頭部に添えるように置かれ、
事実上彼女の行為を容認している形になっていた。
彼女のゆっくりと動く舌に時折太股が引きつってしまう。
氷室の思考はアルコールがまわるにつれてまとまらなくなり、
それに反して感覚は敏感になっていった。
彼女のそっと添えるように置かれた指にも反応してしまう。
「…ぅ……」
「せんせ?」
彼女は顔をあげて氷室の様子をうかがった。
「やっぱり…教えて下さい。でないと…わかりません」
彼女はまた目を閉じて舌を出した。
ここですか?と何度も聞きながら舌を移動させていく。
「……っ…」
氷室の小さなうめきのような呼吸が部屋に小さく響く。
彼女は唇を離すと、空気を吸って喉を鳴らした。
唇を濡らして唇全てで氷室を包んでいった。
401名無しさん@ピンキー:04/09/07 14:00 ID:HAdTNMnD
「んぐっ」
飲み込み過ぎて嘔吐いた彼女の手を氷室は取り、自身を握らせた。
「無理はしなくていい…」
女の子らしい手でその形を確かめ、彼女は小さく微笑むと頷いた。
「…はい…」
そっと口に含んだまま手と頭を同じように動かして、氷室を追い詰めようと努力した。
氷室は手のひらで彼女の髪を撫でていた。
「せんせ…い。気持ち、いいですか?」
「ああ…」
彼女にとってその言葉は少しだけ嘘に聞こえた。
なんとなく、反応が鈍いように感じて。
もっと気持ちよくなって欲しい。彼女は動きを早めた。
とたんに氷室は彼女の手を押さえてその動きを封じた。
「もういいだろう?」
彼女の懸命な慣れぬ行為は氷室にとっては少しばかり痛みをともない、
直接の射精感へは繋がらなかった。
「やですっ先生を気持ちよくしてあげたいんですっ」
「君は『見たい』だけではなかったのか?」
口をつぐんだ彼女をたたせ、氷室は顔を覗き込んだ。
「こほん、私も見た事がないのだ。見せてはもらえないだろうか」
彼女は一瞬のあと、理解したように驚き、固まった。
自分の教え子のものなど見た事があるはずもない。
そう頭のなかで詭弁をふるい、氷室はスカートを落とした。
目の前の下着に手を触れかけて、やめた。
「自分で脱いでほしいのだが」
「は、恥ずかし…い…です」
402名無しさん@ピンキー:04/09/07 14:01 ID:HAdTNMnD
「君は、自分が恥ずかしくて出来ない事をわたしにさせたのか?」
彼女はほんの少し眉間にしわを寄せ、目の下を赤く染め、
「先生の、いじわる」
そう言って氷室を睨み、両手でゆっくりと下着をおろした。
「ベッドに横になりなさい」
彼女は言われるままにベッドに上がり、氷室の方に足を向けて膝をたてた。
氷室の前に晒されたものは、それまでの大胆な行動からは比例の出来ない幼さのものだった。
しかし自分が女だということを懸命に主張していた。
「知らなくても濡れるのだな」
ブランデーで唇を濡らしながら、ただ、眺めた。
彼女はその視線に反応するように秘処をひくつかせ、さらに濡らした。
「せんせ…、まだ…?」
「なにがだ? 私は見るだけだ」
「やっぱりいじわるっ」
唇の端で含むように笑う氷室に、彼女は目で訴えかけた。
『触って欲しいのに』
氷室は酔っていた。それでも教師としての理性が、直接の行為への働きかけを止めている。
久しくなかった自分の性行為への揶揄のような気が氷室にはしていた。
生真面目な自分を酔った自分がからかっている。
『どうせ出来ないだろう』と。
相手を彼女にすり替えて氷室はからかい、からかわれている。
「君は正直だな。先ほどよりも濡れている」
氷室自身も先ほどより体温が上がってきている。それをまた酒で冷やす。
「見せてくれるのだろう、自分でしてみせなさい」
両膝の向こうから彼女の抗議の目が光っていた。泣いていたのかもしれない。
403名無しさん@ピンキー:04/09/07 14:06 ID:HAdTNMnD
とりあえずここまでです。
てんてーにどこまでさせるか悩み中です。

台風でバス停がふっ飛んでいました(w
びしょぬれでやってくる主人公、萌え。
台風のなかでインスピレーションがわくワカメ萌え。
404名無しさん@ピンキー:04/09/07 18:27 ID:A0oVWvYb
てんてーキター!
いける所までいっちゃってください。
台風大丈夫?関東は全然平気なんだよなー。気をつけてー!
405名無しさん@ピンキー:04/09/07 18:28 ID:VvO+g12J
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(   )━(゚   )━(Д゚ )━(;゚Д゚)ハァッハァッハァッハァッ
406名無しさん@ピンキー:04/09/07 22:24 ID:puqCuDXe
続き激しく待ってまつ。超期待。
407名無しさん@ピンキー:04/09/10 19:42:17 ID:v45ZXeJR
私も楽しみにしてまつ。
がんがれ−。
408名無しさん@ピンキー:04/09/12 20:07:10 ID:/RdIvIHd
(^○^)
409名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:30:29 ID:1skeAFS2
>>360
>保管庫見て思ったんだが、王子やてんてーは日々のオカズ(エロ本やビデオ等)をどうやって調達しているのだろう。
>キャラ的にそういうの買ったり借りたりが想像できん。

これ見て、ちょっと妄想してみました。
エロはないんで、すいません。

葉月×主です。
410名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:32:31 ID:1skeAFS2
「ちょっと、そこの旦那?」
 突然、葉月は声をかけられた。
 ちょうど、校門へ向かっていた時のことだ。
「……なんだ?」
 言葉遣いとは裏腹に、その男が着ているのは「はばたき学
園」の制服だ。もじゃもじゃの頭と分厚い眼鏡をかけている。
「いや、ハハ。写真を販売しているもの、です。ハイ」
「……?」
 葉月は首をかしげた。写真部か何かだろうか。
「いえ、ね。ホラ、あなたとよく一緒にいる、女の子がいる
じゃないですか」
「…………」
「あの子、可愛いですよね。男子生徒からも人気があるようです
よ。……ハハ、あなたほどじゃありませんが」
「なんの用だ?」
「あの子、旦那の彼女ですか?」
「……いや」
 そう答えたものの、彼女に惹かれているのは間違いなかった。
 彼女と一緒にいるだけで、胸が熱くなる。彼女の言葉を聞くだけで、
その仕草を見るだけで……葉月はギュッと彼女を抱きしめたくなる。
 事実、ここ最近はその男性的な衝動を抑えるだけで精一杯だった。
411名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:33:08 ID:1skeAFS2
「あれ、違うんですか。まあ、それはいいですわ」
「用件を言え」
「まあまあ、そんなに怒らないでくださいよ旦那。あの子に惹かれている
のは間違いないんでしょ? そう見えますよ」
「…………」
 葉月は肯定も否定もしなかった。
 こんな得体の知れない男に言う必要はないだろうから。
「あはは、まあ、いいですワ。……で、単刀直入に訊きますわ。これ
買いませんか? いやね、ミスしてネガを捨てちゃったもんですから、
この写真は一枚しかないんですよ。いつもなら、大量に刷って、売り
まくるんですがね」
「……なんだ、その写真は?」
 葉月からだと裏の白い面しか見えない。
「買いますか?」
「その写真がなんなのか聞いている」
 男は肩をすくめた。
「あの子の、パンチラ写真ですよ」
「……何?」
「あはは。いやね、実際、これ撮るの苦労したんですわ。あの子、ドジ
な割には、そういうとこガードが固くて……。ホラ、先週、台風が着た
でしょ。あの時にね――風が強かったから、スカートがめくれて――通
学路でパシャリと――」
 葉月は無言のまま、男の胸倉を掴んだ。表情は変えてなかったが、その
目は確かに怒りの色に染められていた。
412名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:33:39 ID:1skeAFS2
「ふざけるな」
「ちょ、ちょっと待ってください。ネガはもうないですから写真はこの
一枚だけです。こっちだって悪用はしたくないですワ……それに生身の
女には微塵も興味はありませんしね。ただ、お金に困っていましてね。
ですから、旦那が買ってくれればそれで……」
「……黙ってろ」
「だ、旦那だって見たいでしょ。この写真。素直になりなさいって。へへ。
いつまでも頭の中だけじゃ、疲れちゃいますよ。……純白のパンティが
チラリ。なんちゃって」
 いきなり、葉月は男の胸倉から手を離した。その弾みで男が地面に
尻餅をつく。
「いくらだ?」
 葉月は言った。
「へ?」
「……いくらだ?」
「買っていただけるんですか?」
「……買う」
 男はニヤリと笑って、片手を開き、葉月に示した。
「5千円か」
「いえ、5万ですよ」
「…………」
「モデルの仕事もしているんでしょう? それくらいなんとかなりますねー?」
 葉月はチッと心の中で舌打ちをしたが、
「わかった。払う」
「毎度」
413名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:34:12 ID:1skeAFS2
 ――取引きを終え、男がさったすぐ後に彼女が駆け足でやってきた。
「珪くん、ごめん、遅くなって」
「いや、大丈夫」
 一緒にかえる約束をしていたのだ。
「よかったら、ちょっとお茶していこうよ」
 彼女は満面の笑みを浮べて言った。
「ああ」
 葉月はそう答え、自分の中の男の部分を極力抑えるよう努めた。
 とはいっても、葉月の視線は思わず彼女の白い太腿へ行ってしまったが――。


 翌週の日曜日。
 彼女とデートの日である。今日は水族館に行く予定だ。
 俺は……いつまで、自分を偽れるのだろうか……。
 高校生の男子といえば、毎夜毎夜、女子やセックスのことを考えているのが
普通だ。人間なのだから理性はあるが、葉月は自分をどこまでコントロール
できるのか不安になっていた。
 ……彼女が愛しい。彼女を抱きたい。彼女を――。
414名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:34:57 ID:1skeAFS2
あの写真はしっかり撮れていた。毎日とはいかないが、葉月は汚い欲望を、
その写真に助けてもらいながら吐き出していた。そして、そのあとに必ずといって
いいほど、深い罪悪感と自分に対する叱咤の念に包まれるのだ。
 俺は……。
「あ、ごめん。珪くん。待った?」
「いや。俺も今きたことろ」
 彼女は淡い色のワンピースを着ていた……ミニの。
「じゃあ、早速、水族館行こうか」
「予定変更しよう」
 葉月はきっぱりと言った。
「え? ――どこに?」
 ここで、ラブホテルに連れ込んで彼女を押し倒せたらどんなにいいだろうか。
 でも……。
「ボウリング」
「え、でもちょっと……」
 彼女は服装を気にしているようだった。もちろん、着替えさせるわけにはいかない。
「行くぞ」
 葉月は彼女の腕をつかんだ。
415名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:36:38 ID:1skeAFS2
終わりです。
直接エロはないですけど、エロ雰囲気ということで、ご勘弁ください。
衝動買いなるぬ衝動書き、なので変な部分とかあるかもしれませんが・・
416名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:57:04 ID:JjVO/uZ6
王子ネタキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
417名無しさん@ピンキー:04/09/14 02:21:52 ID:2fuJVqf0
買ってしまう王子にワラタ
418名無しさん@ピンキー:04/09/14 22:05:50 ID:2fuJVqf0
419名無しさん@ピンキー:04/09/14 23:26:07 ID:yYAp49ci
379の拙作にレスを下さった方々、どうもありがとうございました。
誤字脱字だらけで申し訳ない…。
またもやモリリンで申し訳ないのですが、保守代わりに、拙作ですが。
有沢さんスキーの方はまるっとスルーして下さい…主人公ちゃんが微妙にダークです。


『SA・KU・YA』


夕陽を浴びて、全てのものが橙色の光を反射する。
その逆光のせいで、彼の表情を窺い知るコトは出来なかった。
「………桜弥くん」
呟いて近付き、線の細い肩に腕を回すと、桜弥くんはビクリと反応した。
数秒の後、まるでギシリと音を立てるように、ぎこちない腕が私の背中に回る。
「…好き。桜弥くん」
「ぼ、僕も…で…す……」
いつも氷室先生が立つ教壇が…視界の端にあるこの場所。
「い、いい…いけませ……」
静かにキスをすると、静寂に混じって運動部の掛け声が妙に大きく聞こえてきた。
最近狂ってきた教室の時計の音も…遠い音楽室からの吹奏楽部の演奏も……。
どちらからともなく舌を絡めると、周りの音は静寂に浸透し、やがてリップノイズしか聞こえなくなった。
その後、躊躇しながらも桜弥くんは私の肌に、紅い小さな花を咲かせてくれた。
420『SA・KU・YA』419:04/09/14 23:27:06 ID:yYAp49ci
肩で息をする桜弥くんに、私はある提案を持ちかける。
「…ねぇ、教室でどこまで出来るか試してみようよ」
「えぇえっ!?いや、それはちょっと…」
乗り気でない桜弥くんのブレザーを引っ張って、私は微笑む。
「大丈夫だって」
「………」
私は、最悪の女になろうとしていた。
…いや、寧ろすでに私は最悪の女だったのかも知れない。
「……ここ…ですか?」
落書きのない1つのきれいな机の前で、私は立ち止まった。
桜弥くんはこのクラスではないため、この机が誰のものかは分からない様子だった。
困惑した表情の桜弥くんの前で、私はおもむろにその机に座り、
「…私、桜弥くんが好き。どうしようもないくらい、恥ずかしいくらい好きなの」
上目遣いに桜弥くんを見つめる。
瞬間、ボッと桜弥くんの顔に火が付く。
「………それは…僕も同じ、です」
「…本当?」
「もちろん本当です!僕、あなたに嘘なんてつけません」
スカーフを外して、桜弥くんの目を見つめる。
胸がはだけたままの格好で私は椅子を出し、桜弥くんを座らせた。
机から軽く飛び降り、椅子に座った桜弥くんに跪く。
ジッパーを下げて、張り詰めたそれを解放して…
キョトキョトと黒目を激しく左右に動かしながら真っ赤に染まる桜弥くんを見上げる。
サイズオーバーのそれに唇を落とすと、
「…あぁッ」
桜弥くんの可愛い呻き声が漏れる。
私よりも可愛い喘ぎ声だなぁと、いつも思う。
421『SA・KU・YA』419:04/09/14 23:27:54 ID:yYAp49ci
「…ぁ…ん」
「ここ…ですか?」
「ん……ふぁッ…そう…そこ…」
再び私は机に座り、桜弥くんを『感じて』いた。
いつも土いじりかペンを走らせているかのほっそりとした指が、ぎこちなく私のそこで動く。
「さく…や…くん……好き………ここで、お願い…?」
「……ハ、ハイ………あれ、でもこの机…」
「…お願い…」
私が自分の下着をずらすと、愛しい桜弥くんがゆっくりと入ってくるのを感じた。
「あ…は…ぁあ…桜…弥…く……桜弥くん…」
まるで狂ったように、彼の名前を何度も呼ぶ。
その呼びかけに答えるように、桜弥くんは切ない吐息を漏らしながら、ゴトゴトと激しく机を揺らす。
ブレザーの背中に爪を立てて、喘ぎ声を彼の肩に埋める。
「……ん……ああぁッ!」
「…っ…!」
絶頂への最後の突きが、机の中のノートを床へ叩き付けた。
落ちたそれには、『S.A.』とイニシャルが書かれてあった。
422『SA・KU・YA』419:04/09/14 23:28:38 ID:yYAp49ci
『…SA・KU・YA……』
いつか見てしまった、誰かさんの痛々しいポエムが頭を過ぎった。
どこかの夢見る乙女が恋している相手と、今私は繋がっている。
それも、彼女の机の上で。
嫉妬に狂う自分が情けなかった。
そして、こんなにも彼を好きになってしまった自分もまた、情けなかった。
………有沢さん、この机で授業受けるんだよね…
情けない私は、桜弥くんをいつまでも離さなかった。

激しい嫌悪感が、ずっしりと私に纏わり付く。
ずれた眼鏡を直す桜弥くんに、私は前触れなく飛びついた。
「…ぅわっ……ど、どうか…しましたか?」
桜弥くんは優しい。
華奢な肩は、相変わらず頼りない。
だけれど、人1倍優しい手が、私の髪を滑って行った。
好きで好きでたまらない彼のブレザーの校章辺りに、言葉を吐き出す。

「……私をこんなにした桜弥くんが、悪いんだからね…」
423419:04/09/14 23:31:49 ID:yYAp49ci
以上です。長々と失礼しました。
>398神、超期待してます。
たくさんの神々の降臨を待ってます。
424名無しさん@ピンキー:04/09/15 13:03:27 ID:S76wNac3
萌えー
神さま、GJ
425名無しさん@ピンキー :04/09/16 20:19:23 ID:db/6tvDe
最後の一行みたいなの、好きだよ!GJ!!
426名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:20:54 ID:tUVvHln0
>>409-415
パンチラにハァハァする王子ハァハァ
強引なのがイイですな。萌えをありがとうございます。
427名無しさん@ピンキー:04/09/18 03:11:43 ID:X9S/eZjV
なるほど。。。
王子はそうやっておかずをゲトしてるわけか(笑)
428名無しさん@ピンキー:04/09/19 17:45:53 ID:6kv2p1hX
萌へた
429409:04/09/20 00:32:01 ID:0IwGtFPf
GSの主題歌聞いてたら、なんとなく書きたくなったので、
のせます(エロなし、スマソ)
430409:04/09/20 00:32:44 ID:0IwGtFPf
『SIGNAL』

 信号が黄色に変わった。
 俺は今、撮影のため事務所の人が運転する車の助手席に座って
いる。本当なら今日は、彼女と映画を観に行くはずだった。
 ブレーキが踏まれ、車が止まる。
 それはとても彼女が楽しみしていたデートだった。俺の仕事の
都合で2回もキャンセルしてしまったから、3度目の正直、のつも
りだった。……けど、また急遽仕事が入ってしまった。断りきれな
かった。映画の公開は今日が最終日。彼女が楽しみにしていた映画。
 頭の中で、ついさっきの出来事がリアルに蘇る。
『え……? また行けなくなった?』
「ああ、悪い」
 ケータイの向こうで彼女は絶句していた。落胆のする様子がありあ
りと伝わる。
『な、なんで珪くんは、そうなの!? 2回とも行けなくて、今日は
絶対行くって行ってたのに! もう私、待ち合わせ場所にいるのよ!』
「だから、悪い」
『私、凄い楽しみにしてたんだよ。昨日、美容院にも行ってきて、服
も大好きなの着て……』
「ごめん、埋め合わせは必ずする」
431409:04/09/20 00:33:21 ID:0IwGtFPf
『埋め合わせって……だって、あの映画、今日で終わりだよ!?』
「近い内にレンタルになるだろうから、その時に」
 なんで、俺はこんなふうにしか言えないのだろう。
 わかってる。俺も。
 映画館で観るのとレンタルとでは全然違う。それに――。
 そう、彼女が求めているのは気持ちなんだ。
『……もう、いいよ』
「悪い」
『いいって。……じゃあ』
 プツ、とケータイが切れる。
 恐らくこれで、別れるとかそういうことにはならないだろう。けど、
俺たちの間で何かがズレているんだ。高校を卒業してから約半年。
大学は違うが、俺たちは時間を作り極力顔を合わすようにしている。
 初めて身体を合わせた時の恥じらいと相手への想い。珪くん。事を
終えたあと彼女は言った。大好き、と。俺も思った。愛してる、と。
 だけど、口に出しては言うことはできなかった。
432409:04/09/20 00:33:54 ID:0IwGtFPf
 
 車がまた走り出す。
 気が付くと雨が降り始めていた。激しいものではないが、かといって、
弱くももない。バンパーが左右に動き出す。
 俺は……。
 渋滞に巻き込まれ、車がまた動きを止める。
 俺は……おまえと一緒にいられれば、それだけでいいんだ。彼女の気持ち
を失いたくない。
「傘ありますか?」
 運転手に俺は尋ねた。
「ああ、後部座席のとこにあるけど」
「ちょっと借ります」
 後ろに手を伸ばし、男ものの黒い傘を取る。
「え? ちょ、ちょっと葉月くん!?」
「すみません、急用ができたんで」
 俺はドアを車を降りる。後ろから「葉月くん!」という声が聞こえる。雨粒が
髪を濡らす。
 彼女との待ち合わせ場所は駅前だ。そう遠くはない。
 ――俺の心はおまえのものだ。俺はおまえを愛している。

  ◆

「最悪……」
 私は思わず呟いていた。それは突如降ってきた雨に対しての愚痴なのか、それ
ともドタキャンされた自分への言葉なのか、どっちかはわからない。
 自分でもわかる。
433409:04/09/20 00:34:23 ID:0IwGtFPf
私の今の心は相当、やられている。
 全てがどうでもよくなって、私は濡れるのも構わず、駅前の時計台に寄り掛かって
いた。私は、この世界に取り残されたなんのとりえも無い少女だ……落ち込んでいる
からかそんなことを思った。私はひとりきり。
 口に出してみた。
「……ひとりきり」
 馬鹿らしくて悲しくなった。1人きりで珪くんと観るはずだった映画でも観ようか。
そんなことを考えた。その時。
「ひとりきりじゃない」
「えっ?」
「おまえは、ひとりきりじゃない」
 私は思わず振り向いた。よく聞きなれた声。
「珪くんっ! ……なんで、いるの?」
「なんでも」
 珪くんも雨に濡れていた。髪はびっしょりと濡れ、滴がぽたぽたと零れている。
「ほら、濡れるぞ」
 そう言って、珪くんはささずに持っていた傘で私を覆った。
「さっきは、ごめん。俺……」
「……珪くん、いいよ。私、大丈夫だから」
 私は涙を零していた。嬉しかった、とても。
「愛してる」
 私は珪くんの顔を見上げていた。珪くんは繰り返した。
「……愛してる」
434409:04/09/20 00:34:51 ID:0IwGtFPf
あのさ、俺。そう言って、珪くんは珍しく饒舌に言った。
「いつまでも、おまえの笑顔を見ていたい。ずっとずっと、おまえの声が聞きたい。
10年後も、20年後も、おまえを抱きたい。――昔読んだある小説に、こんな話
がある。いい話だから今でも覚えているんだけど。貧しくて若い夫婦がクリスマス
にプレゼントを贈ろうとするんだけど、貧乏だからお金がない。だから、旦那さんは
爺さんの頃から受け継がれた立派な時計を売って、奥さんのための髪飾りを買う。
逆に奥さんの方は、綺麗な金髪が自慢で、それを切って売り、旦那さんの時計の鎖
を買う。結局は、髪飾りをする金髪も、鎖をつける時計も無くなってしまったという
話。この話を聞いて、馬鹿だと思う人もいるかもしれない。でも――」
 私は黙って珪くんの話に耳を傾けていた。
「これって、凄い愛のある夫婦なんだと俺は思う。自分の大切なものを犠牲に
して、愛する人のために贈り物をする。簡単にできることじゃない。……二人は、
本当の意味で、支えあってる、愛し合ってる夫婦だな、って気がする」
「うん」
「そのためには、二人の気持が通じ合っていなきゃ駄目なんだと思う。だから――」
「だから?」
 私は小首を傾げて聞いた。
「だから……えっと、これからもよろしく」
 珪くんは、少し赤くなって困ったように言った。
「うん! こっちこそよろしく」
435409:04/09/20 00:35:41 ID:0IwGtFPf


 ◆

 駅前の交差点の信号が、赤に変わった。
 忙しく移動していた人たちが、脚を止める。
 俺は、それを見上げた。雨はもう止んで、青い空からは太陽の光が指そうとし
ていた。信号が青に変わる。人々が一斉に動き出す。
 その信号も、すぐまた赤に変わるだろう。
 でも――。
「珪くん、ほら、青になったよ」
「ああ」
 でも――そう。
 俺たち信号はずっと青のまんまだ。
 なあ、そうだろう?

(終)
436409:04/09/20 00:42:24 ID:0IwGtFPf
訂正します。

>激しいものではないが、かといって、弱くももない。バンパーが左右に動き出す。

「弱くもない」です。

>俺は、それを見上げた。雨はもう止んで、青い空からは太陽の光が指そうと
>していた。

「俺は、空を見上げた。」です。


437名無しさん@ピンキー:04/09/20 13:31:30 ID:vvy8qK/z
ごくごく個人的な好みなんですが、雨の描写がある小説って好きです。
そして濡れ王子萌え!
438名無しさん@ピンキー:04/09/20 18:10:12 ID:UOSo60gh
409さんグッジョブ!!
萌えをありがとうvv


そして、突っ込んですまないが
バンパーではなくワイパーなのでは?
439409:04/09/21 09:03:50 ID:Zn7G9J38
あちゃ、恥ずかしぃ。
突っ込みありがとうございます。

バンパーが左右に動くって・・(笑
440名無しさん@ピンキー:04/09/21 16:27:57 ID:fM72Zvbg
すごい改造車だね(w
441名無しさん@ピンキー:04/09/21 23:07:12 ID:TNHiuqj7
シグナルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

409さんは、王子萌え?
442409:04/09/21 23:44:25 ID:Zn7G9J38
王子萌えといえば、確にそうですが、
むしろ主人公萌えですw
443名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:57:45 ID:/dT8bF9s
てんてーの自宅でホラービデオを見ながらエチーというシチュに萌えながら保守
444なな:04/09/27 05:55:56 ID:3BYoghZp
なんだこのコーナーわぁ〜!サイコー王子大好きだぁよぉーーーー。タイピングって何ですか!?知りたい!やりたい!…同人…どこ行けばありますかぁぁぁぁぁぁあ!
445名無しさん@ピンキー:04/09/27 11:31:31 ID:SL7sJ5Hj
覗いているのかわからないが、とりあえずお約束で、
>>444ハ(・∀・)カエレ!!
ここは21歳未満のお子様が来ていいところではありませんよ。
446名無しさん@ピンキー:04/09/28 01:05:29 ID:+UyyIKs0
華麗にスルーでいこうぜ、兄者。
447名無しさん@ピンキー:04/09/28 20:18:59 ID:M+eCfSFL
GSのノベライズを読んでみたんだけど、主人公ちゃん
違和感ありすぎ。なんかしゃべり方も好きじゃない
448名無しさん@ピンキー:04/09/28 20:47:20 ID:+UyyIKs0
本スレ向きの話題だな。ノベライズは2冊あるけど、王子編?てんてー編?
あと次からsageてくれな。
449名無しさん@ピンキー:04/09/30 01:56:10 ID:HKl+NyI4
もうすぐ王子の誕生日ですなぁ
450名無しさん@ピンキー:04/09/30 09:13:57 ID:qOzeF5mr
王子の誕生日にあわせてSSを書いてくれる神きぼん
451名無しさん@ピンキー:04/09/30 14:25:54 ID:2Go0ztmL
おととしも去年も王子の誕生日ネタが時期に合わせて投下されてるんだよね。
王子スキーがちょっとウラヤマ
452名無しさん@ピンキー:04/10/04 06:22:41 ID:hOnkrQP6
王子も18歳か…
453てんてー×主:04/10/05 18:47:24 ID:XtHCdANW
>398-402のつづきです。
まだ終わりませんでした。すみません。



彼女はおずおずと指を一本秘処にあてがった。まわりの水分を擦り付けていく。
指の腹で上部をそっと叩くように刺激を与えている。
氷室の目の前で少しずつ彼女の女の色が濃くなっていく。
時々引きつる柔らかそうな腹、太股がほんの少しベッドから浮く。
その様子を酒を舐めながら氷室はただながめていた。
最初に彼女はなにを頼んできただろうか、

「先生、教えて欲しいんです。
………セックスのこと。
この目で確かめたいんです」

彼女の足がシーツを掻いている。
指は2本になり、強く押し付けられている。
「やぁぁ…ん、せんせっ、せんせ」
恥ずかしそうだが、自慰をしたことがないようには感じられない。
もしかして普段自分を思って行為に及んでいるのではなかろうかと氷室は思った。
彼女は苦しそうな顔をして必死に指を動かす。
「先生、…イケない…なんだか緊張して」
今まで見たこともないようないじらしい顔をして、彼女は氷室と目を合わせた。
「まだ、いじわるしますか?」
それほどに氷室は酔っていたのだろうか、グラスに指をひたし、
その指で彼女の秘処を撫でた。
454てんてー×主:04/10/05 18:48:13 ID:XtHCdANW
「ひゃ…っ」
ブランデーは気化熱で彼女を冷やした。
氷室は何度も同じ事を繰り返し、彼女はその度に小さく声をあげた。
「せんせ…なんだか、熱い…で、す…ふぅ……んんっ」
粘膜からアルコールが摂取されたのかもしれない。
彼女はそれを快楽の熱と感じたのだろう、
戸惑うように腰を数センチ浮かせ、太股を震わせた。
単調な氷室の動きに我慢できずに彼女は口を開いた。
「そんなの嫌です」
「何のことだ」
なにを今さらとは氷室自身でも感じている。
「先生、知らないんですか。”据え膳くわぬは─”恥、かきたくないですよね?」
ひとまわりも年の違う少女に背中を押されねば動けない。
「それとも生徒の私に恥をかかせるんですか? 先生なのに」
教師という足枷の言葉を彼女は吐く。

氷室は純真無垢な少女の手に落ちた。
「他の人に教えてもらった方がいいですか?」
455名無しさん@ピンキー:04/10/05 18:53:50 ID:EAS+ZTy8
うpしてみると短かったです。
全部出来てからうpればよかったんですが、
あんまりにも途中放置していた文章だったので、
うpしてしまえば責任もって最後までかかなければいけないという
使命感にせき立てられてちゃんと書けるとおもったんですよ。
申し訳ありません。

ふたりには最後までやってもらいますから。
責任もって最後まで書きます。
もうちょっと時間下さい。

応援して下さった方々ありがとうございました。
456名無しさん@ピンキー:04/10/05 21:24:17 ID:efCcAPEg
キター!主人公のキャラがいいです。
続き楽しみにしてます。
457名無しさん@ピンキー:04/10/06 01:44:21 ID:WkSm/YQb
キター!
458名無しさん@ピンキー:04/10/06 09:09:06 ID:faNXBRYu
続きキタ━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━!!
459名無しさん@ピンキー:04/10/07 14:59:06 ID:77MuR1/2

>398-402
>453-454
の続きです。やっと終われました。




「んっ…あ、せんせっ、いたっ」
「す、まない」
彼女は自分の顔の傍にあるひざ小僧を見ながら言った。
「初めてはやっぱり痛いんですね」
「…そのまま我慢出来れば、痛くなくなる」
氷室は、なるべく痛くないように気を使いながら彼女の中を出入りしていた。
「気持ち…よく、なりますか?…んっ」
「個人差はあるが、いずれはそうなるだろう」
彼女は顔を横に向けたまま、必至に氷室に話かけている。
その方が痛みを逃せるのかもしれないと、氷室も懸命に答えた。
氷室自身も彼女と繋がった部分が締め付けられて苦しい。
油断をすると精を放ってしまいそうな感覚を鈍らせようとしていた。
「せんせい…」
彼女は顔を氷室に向けた。
「どうした、痛いならここで…」
「ぎゅって、してほしいんです。ちょっとだけでいいから」
手をのばして氷室の首に巻き付け、折り畳まれていた足を身体の幅よりも少し広めに開いた。
彼女のわきから腕をまわしたために、彼女にぶら下がられた形になってしまった氷室は、
それでも優しく彼女をくるみ、胸を合わせた。
「せんせい、あったかいです」
氷室は肌の温かさよりも、発する言葉の方が熱いと感じていた。
彼女の声とともにかかる息が。
460名無しさん@ピンキー:04/10/07 15:01:48 ID:77MuR1/2
「せんせいと、繋がっているのがよく分かります。なんだか熱い」
彼女の熱っぽい瞳は、その熱を冷まそうとするかのように、涙をながした。
「私、氷室先生に抱かれてる。うれし………あっ─」
彼女の言葉に、勢いよく血液が集まるのを氷室には止められなかった。
動かずして彼女を刺激するほどに、氷室は自身の容積と硬度をあげた。
氷室は柔らかく自分の腕をほどき、彼女の涙を唇で拭った。
つかず離れずの唇はやがて彼女のそれと合わさり、角度を変え、音をたてた。
「んはっ…んっ…」
唇の隙間から呼吸しようとしているのか、胸への愛撫への反応か、
どちらかわからない声が、彼女の口から何度も漏れた。
氷室の動きにただひたすらついて行こうとする彼女の舌は、その熱で氷室を夢中にさせた。
「申し訳ないが、はぁ…我慢してもらえると、うれしいのだ…が…」
氷室は彼女の返事も聞かずに、言い終わるやいなや腰を動かした。
彼女にとって決して優しいとは言えない、自分本意な動きだった。
「や、あぁっ…あっ…ああっ…」
彼女が声をだす度にその口を唇で塞ぎ、氷室はどんどん奥へ、奥へと侵入していった。
「…あ……あっ…あ…いっ…」
彼女は痛いような、熱くてそれが消えてゆくような不思議な感覚におかされ、
唇の熱も、胸の刺激も、下腹部のうねりも、全てが頭の後ろに集まってきているように思えた。
「はあっはあっ、せんせっなんだか、なんだかわからな…く…て…んんっ」
「大丈夫だ、俺に恥をかかせたくはないだろう?」
その後の言葉は「君が先にいくんだ」と聞こえた気がした。
反射的に「どこへ?」と返そうとしたが、瞬間に行き先が見えた。
氷室に秘処を指で擦られ、彼女は、尖った快感が秘処から頭の後ろに抜けていくのをはっきりと感じ、
意識の半分をそれに連れていかれてしまった。
自分ではわからなくなっていたが、氷室はその瞬間の彼女の声を聞き、
「君に恥をかかせるつもりも、ない。少し、待っていなさい」
秘処を擦りながら、激しく動いた。
彼女が2度目にその瞬間を迎えた時、氷室も彼女の元へといった。

461名無しさん@ピンキー:04/10/07 15:05:13 ID:77MuR1/2
行為の後もなかなか熱がひかない彼女の身体を包み、
自らの呼吸の乱れを懸命におさえようと氷室は大きく息を吸った。
「落ち着いたら身体を洗ってきなさい」
「先生も一緒に…」
「だめだ」
しゅんとした彼女はまわりを見渡し、氷室のカッターシャツをはおった。
「なぜ私の服を着る。返しなさい」
「お風呂場まで身体を隠すものがないんです」
わざわざ全ての衣服を着用しなおすのもおかしいだろうと、氷室はそれを承諾した。
立ち上がった彼女は怪訝な顔をして氷室に言った。
「せんせ、なんだか、まだせんせいとしてる時みたいな感じがします」
「なっ──っ」
「まだ…繋がってるみたい、です。それに、ひりひりします」
秘処に違和感があると、彼女は重心のずれた立ち方をした。
「でも、うれし…」
下を向いて彼女は言った。ドアに向かい歩き出した。
「わたし、先生に恥かかせるような身体じゃなかったですよね?
き、気持ちよかったですか?」
彼女が不安がっているのがわかった氷室は、彼女の顔が見えないからか、
照れながらも正直に答えた。
「ああ、こういったことがすばらしいと思ったのは、初めてだ」
462名無しさん@ピンキー:04/10/07 15:08:09 ID:77MuR1/2
言った後で、自分の立場に少し後悔しかけた。
なにか言っておかなければ。
「お互い恥をかくのをいやがるプライドを持っているようだから、
言わなくてもわかっているだろうが、このことは口外しないように」
「じゃあ、キスして下さい」
くるりと振り返り、膝をついて氷室の顔を覗き込む彼女の
あどけなさと色気の混じった顔に、氷室はうろたえた。
「ひ、必要ないだろう。早く風呂場へ行くんだ」
彼女は、バツが悪そうにシャツのあわせを両手で掴んで立ち上がった。
彼女が向こうを向いた瞬間に氷室は彼女の腕をひき、振り向かせ、
唇に噛み付いた。
「ん、むふぅ……」
動き回る舌に彼女の体温が上がり、彼女は力の抜けた身体で、
なんとか氷室の膝の上にまたがった。
向い合せの体勢で身体の中心線がはだけて見えている彼女に氷室は反応した。
「せんせ、大きくなってませんか?」
彼女の赤面に氷室も顔を赤くした。彼女の秘処に、満足したはずのモノが頭をもたげている。
「こ、こほっ。く、口止め料を欲しがったのは君の方だと思ったが?」
言いながら、氷室はシャツをずらし、彼女の胸に口づけた。
「せんせ、口止め、一回じゃダメですよ」
「教師を脅迫するのか、君は」
「はいっ。先生も私を脅迫していいですよ」
「ばらされたくなくば、一人で風呂場へ行きなさい」
彼女はぼんやりとしていた目を開いて言った。
「そんなの脅迫じゃありませんっ。一緒にいくんです」
離れないと言ったふうに氷室の首に腕を巻き付けた。
463名無しさん@ピンキー:04/10/07 15:09:59 ID:77MuR1/2
胸の先が氷室の肌を刺激する。
氷室は目の前の胸をなで、そのまま肌に触れながら手をおろしていった。
「あっ、やぁ……」
氷室の指は達して敏感になっている彼女の秘処を擦った。
痙攣するかのように腰を前後に動かし、彼女は震えた。
「ああぁ───」
力なく氷室にぶら下がり、急ぎぎみの呼吸をする。
彼女をベッドに横に寝かせると氷室は言った。
「君は動けないようだから、私が先にシャワーをすませてくるとしよう」
しかし、彼女の腕は氷室の首から離れようとはしなかった。
彼女の力なく睨む瞳。
軽くしかりながら腕をはずそうとするが、かたくなに譲ろうとしない彼女に根負けして
氷室も横になった。
「君は頑固だな」
そういうところも愛おしいのだが、と彼女の額にキスを落とした。
眠りにつこうとしている彼女の身体を自分の腕でくるみ、氷室も目を閉じた。
目が覚めたら次はどんな脅迫をされるのかと、ため息をつきながら。
「相手が君なら、それも悪くないな」


464てんてー×主:04/10/07 15:11:24 ID:77MuR1/2
ななしでやってました。すみません。
以上でおしまいです。
465名無しさん@ピンキー:04/10/08 02:01:58 ID:EQWp/JAr
萌えた…
466名無しさん@ピンキー:04/10/08 02:02:18 ID:EQWp/JAr
GJ!
萌えた…
467名無しさん@ピンキー:04/10/08 07:39:52 ID:oDI0nrez
ほのかに萌えたのか
萌えつきたのか

どっち?
468バイト×奈津実0/6:04/10/08 16:47:16 ID:WcLmtJWF
設定は 奈津実→バイト×主
話の内容的には バイト×奈津実 です。
奈津実のひとりエチ妄想なので、
設定的には奈津実はちょっと痛い子に見えるかもしれません。
万人向けではないですが、ドゾー
469バイト×奈津実1/6:04/10/08 16:48:03 ID:WcLmtJWF
姫条のことは誰にも渡さない。

特定の子とべったりしない姫条がアノコとよくいるのを見かけるようになって、
マズイって思った。
ちょっと前なら一番傍にいたのはアタシだったのに、
あんたみたいなイイコはヒムロッチに媚でも売って、お気にいりになってりゃいいじゃない。
姫条に合うとは思えない。
そう、アンタには合わないから自分からフェードアウトしてよ。

修学旅行の夜、女の子が集まってするはなしって、恋バナじゃん?
誰が誰を好きだとか、あれとこれが一緒にいるの見たとか。
ヒムロッチにはまだ勝てないけど、アタシ、こういう作戦練るのは得意。

「私に言わせといて奈津実卑怯だよ〜。誰好きなの〜?」
「好きっていうかさ…」
「なになに、片思い? 両思い?」
アタシはそこでちょっと照れたふうな顔をする。
「あ〜、つきあってるんだ、いつの間にぃ?」
話はどんどん膨らんで、あたしのつきあってる男が同級生って所まで話は進んだ。
いろんな名前があがる。その名前が来た時ちょっとわざとらしく否定した。
「やっぱり、姫条くんか。妥当な指定席って所よね」
他の子もアタシと姫条がお似合いだって認めてる。ほらね。
「姫条くんならさ、当然、奈津実、済んでるよね?」
「ななな、なに言ってんのよ、あんた達、そんなこと言えるわけないじゃん」
「やっぱりやってんだー」
後はごまかすって名目で話を違う子に振れば、作戦は終了。
アノコと付き合いのあるちょっと噂話の好きな子と、ワイドショーみたいな子を
メンツに入れてるから話がアタシからでたって事がばれずに噂はあのコの耳に届くはず。

470バイト×奈津実2/6:04/10/08 16:48:44 ID:WcLmtJWF
「アタシのことはいいからさ、あ、あんたどうなのよ」
話を振った相手は、深刻な顔してあたしに言った。
「奈津実と姫条くんはどんなエッチしてるの?」
え?
その子はみんなの知らない間に好きな男のことつきあうことになって、
そろそろエッチするだろうと思うけど、よくわからないから聞きたい、と。
まさかそんなことになると思わなかったから、あたしは急いで追加シナリオをつくらなくちゃいけなくなって。
姫条との、エッチ。
頭のなかでは何度も何度も抱かれてる。やさしくて、ちょっと強引で、絶倫な、あたしを求めてやまない姫条。
アタシはいつも自分で見てる映像を頭のなかで流しながら、かいつまんではなした。


「姫条、帰んない?」
「ああ、ええで。でもその前に…」
ジブンの顔見たら我慢できんくてと、姫条はアタシを特別教室に連れていった。
「帰りに姫条の部屋寄ってあげるのに…」
「ガッコやから燃えるんやろ」
「ん、もうっ」
アタシは姫条のがっついたキスに答える。
姫条の舌がアタシの口内で暴れる。だんだん熱くなって、頭がぼおっとしてくる。
息をしようとしたアタシと姫条の唇が離れて、粘っこい糸を引く。
柄にもなく照れるあたしに姫条はまたキスをしてくる。
同時に手が制服の裾から侵入してきて姫条は簡単に先端を摘む。

471バイト×奈津実3/6:04/10/08 16:49:32 ID:WcLmtJWF
「ふむっ…」
キスで唇を塞がれて声がだせないアタシ。姫条は嬉しそうにブラをずらして胸を揉む。
「柔らこうて、たまらんな…」
姫条はアタシに囁く。甘い声で。背筋がゾクッとする。
服を持ち上げて胸を舐めてくるから、アタシは姫条の髪に手を差し込む。
髪の間から姫条の香りがして、クラクラする。
姫条は唾液の音をたてながらあたしの胸を舐める。
ぴちゃぴちゃといやらしい音。
アタシをたたせたまま姫条は椅子に座り、腰を引っ張る。
「あんっ、もうっ」
スカートのなかに潜り込んだ両手はすぐにあたしの下着をおろし、
「足、ちょい、上げや」
抜きさった。姫条はそれを自分のポケットに入れ、手はスカートのなかへ戻ってくる。
「ああ、あん、姫条、そこ…」
「奈津実の気持ちエエとこやろ?」
姫条は既に濡れてどうしようもなくなっているアタシのあそこで
自分の指を濡らしてから、指を一本差し込んだ。
女の扱いに慣れてる姫条だから感じるポイントも当然知ってて、
アタシのなかのそのポイントも上手に触る。
「はぁぁ…ん、姫条」
「どうや?」
「きもち、い…」
「もっとして欲しいやろ?」
「うん。もっと…」
姫条はアタシの羞恥心を煽ってより感じさせる。
姫条はアタシの心も身体も知り尽くしてる。
だって、何度も何度も繋がってるから。

472バイト×奈津実4/6:04/10/08 16:50:13 ID:WcLmtJWF
スカートで見えないけど、わかるんだ、中指がなかに入ってる。
次は人さし指も入って親指で上のとこ擦って、
ぐちゅぐちゅ音が聞こえる。あたし、すごく濡れてる。
「ああんっ姫条、イっちゃう…っ     」
「イってエエで。何回でも」
アタシは姫条のあの指でイかされた。
ぐったりしてるアタシを姫条は寄り掛からせて、ズボンのファスナーをおろす。
「触って」
アタシの手をそこに導き触らせる。アタシはその熱くて固いものを手でしごく。
当たり前のように口をつけ、姫条に髪を弄ばれながら、
口のなかギリギリいっぱいに姫条のものを頬張る。
ゆっくり頭を動かすと、姫条のものはまた大きくなって、喉にひっかかる
「んぐ…ぅ」
「無理しなや、ジブンがくわえてくれるだけで、うれしいんやし」
姫条が優しいからアタシはまた頑張って、姫条を喜ばせたくなる。
頑張って、頭と舌を動かして、手を動かして、姫条の呼吸に耳を済ます。
それはちょっと荒くて、感じてる証拠で、アタシはうれしくなってしまう。
「奈津実、おいで」
姫条の膝の上にゆっくりと座らされる。
「…はぁぁ…ぁん」
姫条がじわじわとアタシを侵食していく。
「最後はやっぱり、ジブンのなかで、イかせて、な?」
「ふぅぅ──ん」
答えにならないアタシの声。姫条がアタシをとろとろにする。

473バイト×奈津実5/6:04/10/08 16:51:02 ID:WcLmtJWF
腰を掴んで、上下にゆっくりと動かされる。だんだん姫条も腰を動かして、
あたしの腰を落とした時、あたし達は深く深く繋がる。じゅっじゅって、泡が立ってる。
「ああんっ、姫条、奥まであたってる」
「どうや? ゆうてみ?」
「んっ  ん  ん  ん  」
奥にあたるときに声が出るばっかりで、答えられない。気持ちよくて。
頭にもやがかかってきた頃、姫条は動きをゆっくりにする。
「…はぁ  はぁ  …」
「次は、奈津実の番やで、動きぃ」
微妙な感覚でやめられて、アタシは姫条と上り詰めたくてたまらない。
アタシは姫条の肩を掴んで、動いた。大きくストロークを取って、
アタシの奥へ、姫条のを強くあてた。
最後は姫条に腰を押さえ付けられて、勢いよく動かれて、
ぱんぱんぱんって音の途中で一緒にはてた。
身支度を調えて、あたし達は帰ろうとする。
つ─と液体が流れ出る感覚。
「姫条、パンツ返してよ。アンタの、流れでてきちゃうじゃん」
「見してみ、拭いたるから」
姫条はティッシュでアタシのあそこを拭いてくれた。
「これは俺んちで返したるわ」
ポケットのパンツをちらりとこっちに見せて、またしまった。

474バイト×奈津実6/6:04/10/08 16:51:40 ID:WcLmtJWF
「ひ、避妊しないの?」
「ま、安全日だったからだけどさ」
「姫条くんて、あの通り、ホントに好きなんだね、エッチ」
「いつでもどこでもってゆーか、猿なんじゃない?」
アタシは調子にのってけらけらと笑う。
あんた達が吹聴してくれたらホントの話になるから、
そしたらもっとエッチな話してあげるからさ、
早めにアノコの耳に入れて。

姫条のことは誰にも渡さない。


「おまたせ、ま、まどか」
「お、おはよーさん」
ホテルの玄関で待ち合わせしているふたり。
誰か、早く昨日の話を、アノコにして。

475バイト×奈津実:04/10/08 16:53:45 ID:WcLmtJWF
なっちんがどんな吹聴の仕方をしたかは謎ですが

イヤー女って恐いですね(w
476名無しさん@ピンキー:04/10/08 18:43:24 ID:EQWp/JAr
なつみん‥
477名無しさん@ピンキー:04/10/08 23:42:20 ID:3vYvjcHX
こん時主人公って、寝てた?のかなぁ。
行儀が良いというか何と言うか。
478名無しさん@ピンキー:04/10/08 23:51:03 ID:My1yQbq0
眠ってる振りをして、内心嘲笑ってるに1票。
479名無しさん@ピンキー:04/10/09 00:19:11 ID:HHWY4dXJ
そこでその時間主人公は(この場合)バイトとコッソリ抜け出してウフンアハンですよ

……と妄想してみる
480名無しさん@ピンキー:04/10/09 00:42:39 ID:kx4iwHSS
>>478-479

大丈夫あんたらの方が怖い。
481名無しさん@ピンキー:04/10/09 02:34:31 ID:ittoq43h
女慣れしているようで、本気の女には手をだせないのがバイトだよな…
噂の出どころがわかれば嫌われるのはなつみん・・・
482名無しさん@ピンキー:04/10/09 14:57:12 ID:llD2SUWE
>>480
IDがHSS。凄いね。
483名無しさん@ピンキー:04/10/10 02:05:47 ID:xd91rYB3
是非HSSを投下すべきIDだなw
484名無しさん@ピンキー:04/10/12 18:24:32 ID:pv8k/xTt
投下キボンヌ
485名無しさん@ピンキー:04/10/14 16:22:55 ID:0rsqx9G4
初投下宜しいでしょうか?
ちなみに[純粋な主人公タソ]好きーには衝撃かと思われますのでお気をつけください。
バカ×主ですがこんなの主人公タソじゃない(泣)と自分でも思ってしまったよ…orz
486ヒメゴト。1:04/10/14 16:25:46 ID:0rsqx9G4
「…あっ……ぅぅん…」
一体どうしてこんな事になったんだろう。和馬の前には霰もない姿の彼女が悩ましい声をあげている。

前々から小さな噂はあった。
『ある女子生徒が男子生徒や教師と校内で淫らな行為をしている』
人物の特定も目撃情報も無い信憑性の無い噂。
くだらねぇ…そんなの考えてる位なら部活に汗流した方が何百倍も得だぜ。
和馬は履きなれたバッシュを背中で揺らして階段を降り始める。

「…めてよ」
どこからか話し声が聞こえる。
階段の真ん中辺りで足を止め振り返るが誰もいない。
「今日はそんなつもりじゃないの」
487ヒメゴト。2:04/10/14 16:28:49 ID:0rsqx9G4
「何だよその態度…」
どうやら屋上に続く階段の踊り場で男女が言い争いをしてるようだ。
「…ちょっ!痛い!!」
女の方が声を荒げた瞬間、和馬は声のする方に急いだ。
女が暴力を振るわれてる。直感的にそう思うと動かずにはいられなかった。

「!?」
いきなり視界に入った物に驚いたのは和馬だけでは無かったはずだ。
彼女も、驚いた様に目を見開いてこちらを見ていた。
見慣れない男子生徒の、モノを口にくわえたままで。
488ヒメゴト。3:04/10/14 16:31:03 ID:0rsqx9G4
「やべっ!」
男子生徒は和馬に気づくと、乱暴につかんでいた彼女の髪から手を離し、カチャカチャとベルトの音をさせながら階段を掛け降りて行った。

残された彼女は、乱れた髪に着衣、ギリギリまで捲れたスカート、それに…濡れた唇でこっちを眺めていた。
ゴクリと喉が鳴った。
フラフラと頭が朦朧として、階段を一段、また一段と昇る。

何やってんだ、俺?
部活…行かなきゃ。でも…
いつの間にか和馬は彼女の目の前に立ちすくんでいた。
「…見られちゃった…じゃあ…口止めしなきゃね…」
上目遣いで、いたずらが見つかった子供のように彼女は言った。
489名無しさん@ピンキー:04/10/14 16:33:12 ID:0rsqx9G4
…以上です。
続けたかったが今は無理だ…
ごめうね、主人公タソ
・゚・(>_<)・゚・
490名無しさん@ピンキー:04/10/14 18:03:21 ID:JHmH6SBR
和馬、呆然としとけっ
アホんになってる間に「口止め」されるがままになっとけ(w
491名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:49:42 ID:G7UdNpSb
つい先日万人向けでないバイト×奈津実かいたものです。
もう少しアナウンスを強化した方がよかったかなと思っています。
気分が悪くなった方スルーしてくれてありがとう。

>479のウフンアハンが読みたいです。
492保管庫”管理”人:04/10/15 01:05:46 ID:5rSDsq1A
>468さん
なっちんの妄想にハァハァしたりガクブルしたりしながら楽しませていただきました。
ところでこの作品は保管の際、なっちんカテゴリ(その他キャラ)に入れたらよろしいでしょうか?
それともバイトカテゴリのがよいですか?ご指定いただけるとありがたいです。

>485さん
個人的にこういう女の子も好きです。続きお待ちしております。
493名無しさん@ピンキー:04/10/17 07:37:44 ID:2Gtxn9Zl
久しぶりに投下します。
バイト×主です。
本当はてんてー×主で書いてたのですが、重いし前振りの部分が長すぎかな?と思って後回しor没。
軽めのエロコメ……なのかな?エロゲぽいノリになりますた。

女の子のオナヌネタ入ってるので注意よろしくおねがいします。
アナウンスはそれくらいです。

おつまみにドウゾ
4941人エッチと男心と秋の空 1:04/10/17 07:40:04 ID:2Gtxn9Zl
「ひ、ひとりえっち?」
「そ」
「って、私がするの?」
まどかが笑って頷いた。
でも、その顔はやっぱにやけててちょっとえっちな気がする。
「自分したことないって言うてたやん?」
「だって、普通しないでしょ?」
そりゃ、男の子がするのはわかるけど、女の子なんて出すものないんだからする必要ないんじゃないの?
そう言うと、呆れたようにまどかが言った。
「あんな、こないだ一緒に初エッチしたやろ?」
「うん、した」
正確に言うと"しようと"した。
「でも、出来ひんやったやろ?」
「うん」
「原因、言うたやろ?」
「……うん」

そう。
実はこないだまどかと初体験、しようとしてた。
でも、出来なかった。
原因ってのは物凄く簡単なことで……その、私が痛がってどうしようもなく駄目だったから。


だってだって、初めてなんだもん!
誰にだって初めてはあるし痛いものだって知識だけはあったけれど……あんなに痛いって聞いてなかったよ!?
聞いてたら絶対えっちなんてしないよ!
あんなのが気持ち良くなるなんて絶対嘘!
ってどうしようもなく主張したら、まどか呆れてた。
495 1人エッチと男心と秋の空 2:04/10/17 07:41:50 ID:2Gtxn9Zl
そして言われた一言。
「ジブンな、オナニーしたこと、ある?」
「え……あるわけないじゃん!」
「……した方がええで。めっちゃジブン固いもん」
と、いうわけでその場は発展しようもなくそのままお流れ。
そして暫くして、またまどかの家に遊びに来てそれが今日ってわけ。

「とりあえずな、俺としても早く1つになりたいねんけどジブンその全然手前でめっちゃ痛がるやろ?
 せめて最初は少しでも気持ちよくなってもらわんとな」
二人きりになるといっつもそういうことばっかり言ってる割になんだかんだで進展しないからイライラしてんのかなあ?
「でも、そういうのは自然の流れで……」
「……卒業して付き合い始めてから俺らどれくらい立つ?」
「えっと、3月からだから……あ、もう半年過ぎてるんだ。凄いねえ」
「なのに、付き合ったら3日でお持ち帰りのこの姫条様がここまで進展してないんやで?」
「……そんなの私のせいじゃないもん。……って今の言葉、目茶目茶聞き捨てならないんだけど!?」
「いや、その……もう過去の話はええやん!今はとにかくジブン一筋って誓ってるわけやし。
 ……けどな、俺もそろそろ我慢の限界も近いんや。せやから今日は初エッチ成功とまでは
 いわんでもせめて準備だけはできる様になってもらうで」

っていわれても正直どうすればいいかやったことないし、わからないよ。
そう主張すると、ちょっとだけまどかも困った表情になった。

「俺も女の子のやり方そんなに知らへんしな」
「……詳しく知ってたらケーベツするよ?」
「そもそもそーいうの、女の子の雑誌に載ってへん?」
「あるにはあるけど読んでないよ」

とりあえず腕組みをしてうーん、と唸った後、ソファにすわりちょいちょい、と手招きをした。
肘掛の部分を背もたれにして、横に座る。
そして、足を軽くまげてひろげて間に座るように促してくる。
私も促されるままちょん、とその間に座った。
496名無しさん@ピンキー:04/10/17 07:50:15 ID:2Gtxn9Zl
「で、足は体育座りで体はこっちにもたれかかる」
「はい……」
まどかを背に、ソファの上に体育座りになる。
「で、足先は俺の膝の上におく」
「はい……」
ちょん、と膝の上に足をおくとちょっとだけ開いたままになった。
「よし!これで準備完了や。俺も手伝うさかいに、……言う通りにするんやで」
ちょっとだけ熱を帯びたその言葉にただ私は黙って頷くしかできなかった。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とりあえず一旦ここまで。
続きは後で投下します。

って、ここまで書いて気付いたけれど、バイトの相手への呼びかけって「自分」だった……。
ジブンはワタポンだ。
すみませんがここまでの話、脳内変換をお願いします。
497名無しさん@ピンキー:04/10/17 17:00:50 ID:PNEKEJYi
乙! &GJ!

 遅くなったけど王子誕生日おめー
 SSできたら投下しますー(あともーちょい)
498名無しさん@ピンキー:04/10/18 12:38:24 ID:HeF3rdvB
唐揚げ
499わたぽん×主1/6:04/10/19 16:27:21 ID:i33r0LOQ
ベタな電車プレイです(w




「ど、どうですか、先輩」
「どうって言われても…」
彼と私の小さな声での会話。ここは電車のなか。
「気持ちいいとか…」
「渉だから気持ち悪くないって程度だよ」
「そうっすか…」
知らないおじさんだったら、気持ち悪くて恐くて泣いてたかも。
身動きは取れるけど、自分の前ぐらいしか下は見えない感じの満員電車。
そんなところで向い合せで何をやっているかと言うと、『痴漢ごっこ』
どうも渉が満員電車の痴漢もののビデオか何かを見たらしくて、
実践したがったのだ。なんて向上心豊かな子ども…。
こんなところで、いやらしいことして、恥ずかしくて困ってしまう。
…まだ、お尻をなでられてるだけなんだけども。
「先輩、前も触りたいっす」
前って、胸?
「ばれたら恥ずかしいから、やだ」
「大丈夫っすよ」
ビデオでばれなくてもそれはきっとやらせでしょ。

500わたぽん×主2/6:04/10/19 16:28:30 ID:i33r0LOQ
渉はシャツの裾からこそこそと手をもぐりこませてきた。
「ひゃっ」
指先が冷たい。
ゆっくりとおなかをなぞって、ブラにたどり着いた。
渉はまん中から指をブラに添わせて胸の上をなでてきた。
気をつけているのか、シャツの上からではそんなコトされてるなんてわからない。
ゆっくりゆっくり指を動かして、ブラのなかに指をすべらせ、
突起を指でこねられてる。ん、声がでそう。
頑張って我慢できても、渉は右と左を交互にこねる。
「固くなりました、先輩」
「い、言わないでよっ」
なるべく不振に思われないようにあたりを見渡した。ば、ばれてないよね。
せいぜいバカップルのいちゃいちゃぐらいに思って下さい皆様っ。
でも、こんな非常識なことしてても、感じるんだなって、驚いた。
渉の少し赤みかかった顔や必死そうな息づかいを聞いてたら、
ベッドのなかのことが思い浮かんで、実は濡れてる。
時々おなかのあたりにあたる渉のアレが大きくなってるのもわかるし、興奮する。
渉の手は私の腰を支えるようにおかれてるけど、逃げられない感じがして、またドキドキする。
すごくキスしたい。この生意気で、エッチな小僧に。
こんな密室でそんなことしちゃいけないのわかってるから、こっそり、
渉にしなだれかかって首に軽く吸い付いた。
「先輩っ?」
「痛かった?」
首を振る渉にもう一度吸い付いた。
あーごめんなさい、乗客の皆様、私達はべたべたバカップルです。
出来れば、見ないで…。

501わたぽん×主3/6:04/10/19 16:30:58 ID:i33r0LOQ
胸を触っていた手も腰に回って、私は渉にくるまれて胸のドキドキをおさまらせようとしていた。でも、無理。
今日のために履いてきた短いスカートの裾にぴったりと添う手。太股をなでる湿った手のひら。
ゆっくり進むその手のいく先は…。
「渉?」
「先輩、ジブンは痴漢っす」
いきなり下着をずらして指を差し込まれた。
嬉しそうなかおに、濡れてるのがわかったんだと思い恥ずかしくてたまらない。
いつもベッドでするように指が動く。
「渉…だ、めぇ…」
私も渉も好きな場所に指が届く、思わず腰をひくと後ろからささえてる手が元の場所に私を戻す。
ここも固くなってますよ、って強く擦る。
「ぅ…く……ぅ…」
声が、声がでちゃうよ、だめだよ、渉。
我慢しようとして唇を噛もうとしても震えて噛めない。
ふくらはぎに力が入って、電車の揺れにながされそうになっちゃう。
それでも渉は滑らかに指を動かして、私を気持ちよくしようとする。
こんなの誰かに見られてたらって思うと喉が乾いて、唇を何度も舐めてしまう。
電車のゆれで、時々強い振動があそこに加わる。
「んんっ」
「濡れてます、すごくいやらしいです」
耳もとで囁く恋人。だから感じてるんだよね。
こんなところで恥ずかしいことしてるのが気持ちいいわけじゃないの。
渉の指があんまりにスムーズに行ったり来たりして、でも時々ひっかかって、
どんどん濡れてくるのがわかるの、恥ずかしいよ。
誰も、気がつかないで、お願い。

502わたぽん×主4/6:04/10/19 16:31:49 ID:i33r0LOQ
息が荒くなってくる。足ががくがくしてきた…渉、寄り掛からせて。
恥ずかしいけど、最後までいきたい自分がいて、
わたしは足を焦らすように動かしては気持ちいいのが集まるようにしてる。
「指、入れちゃいますよ」
渉はなにか呟きながらゆっくりと指を2本も入れてきた。
かき回すおとが聞こえる。車両中に響き渡ってる気さえしてくる。恥ずかしい。
でも、きもち、いい…。
「渉ぅ、もっと…」
「はいっ」
元気よく返事して我に返った彼はだまって、私の気持ちよくなるところをどんどん擦った。
呼吸が苦しいよ、目で訴える、もっと、って。本当はあなたがほしいって。
「先輩、色っぽいっす」
君がそんなことするからだよ…。
私は手を彼の股間においた。大きさを確かめるように指を動かす。
硬さを確認するために手のひらを押し付ける。まだ、我慢できるの? すごくなってるよ。
私達、こんな所で、こんなこと、しちゃダメなのに気が付くと本気になってて
だんだんわからなくなってきそうだよ、ここが、どこなのか。
「してもいいっすか…」
苦しそうな顔の彼に首を縦に振りそうになって、今度は私が我に返った。
ここで?
「だ、だめだよ、だめだめっ」
「でも、ビデオでは」
だからあれはやらせだっていってるでしょーっ
「先輩ばっかり気持ちよくなってずるいっす」
ずるいって、誰がやりたがったのよ。
「あとで、しよ。ね、電車おりてから」
わたしだってしたいし。手のひらを押し付けた。わかってよね。

503わたぽん×主5/6:04/10/19 16:32:45 ID:i33r0LOQ
渉は少し怒った顔をして指を3本に増やした。
やだ、ほんとにしてるみたいで、あそこが反応してる。
「だめ、渉っ立ってられなくなるから、もうやめ…」
「ジブンは痴漢っすから、やめません」
片足をあげて、彼に絡ませたいぐらい腰を動かしたくなってくる。
「渉、ダメ、だめだよ…ぁは…あん…」
なんとか声をだすことで、喘がないようにしてる。でも、でちゃうよ。
「も、許して…」
渉は私の懇願も無視して指を動かす。
このままだと達しちゃうよ。声、でちゃう、ばれちゃうよ。
なんだか涙がでてきたよ。
「せんぱ…」
「ここじゃ嫌。ベッドで、渉のでいかせて…」


泣いた私に驚いて渉は行為をやめて、ずっと私の背中をさすっていた。
渉の部屋についたとたんに優しい彼はただの狼になったんだけど…。

504わたぽん×主6/6:04/10/19 16:33:25 ID:i33r0LOQ
「先輩っ我慢できないっす」
私達は服を着たまま、まるでさっきの続きみたいに立ったまま抱き合った。
「ベッドが…」
「後にして下さい」
濡れたままの私のなかに、渉は躊躇せずに入ってきた。
立ったままは初めてで、あたりどころが悪くて痛かった。でも、感じた。
抱え上げられた足をなでられても感じる。
わたしは彼の頬を包んでキスした。ずっとキスしたかったんだもん。
上と下と両方から濡れた音が聞こえる。恥ずかしいけど、さっきのとは違う。身体が昂ってくるよ。
ビデオの真似したがったり、雑誌に振り回されたり、子どもだけど、お馬鹿だけど、
「好きよ、渉」
「せんぱい〜」

結局立ったままは出来なくて普通にベッドでいつも通りのエッチをした。
505名無しさん@ピンキー:04/10/19 18:39:45 ID:voSkFAYm
>>492
倉庫管理人さんへ
カテゴリーはなっちんでお願いします。
レスが遅くてすみません。
506名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:48:25 ID:27mizweW
ワタポンの痴漢AV見て実践ワラタ
まだ落としてないからナントモ言えませんが、面白かったです
5071人エッチと男心と秋の空 4:04/10/20 03:02:20 ID:JLhRgOnW
乙!ワタポン禿萌えたー!
いいね!無邪気?なワタポン。
AVプレイ信じてそうだよね。勉強熱心で(w
エロ書き餅が上がったよ。
そして自分もバイト主の続き投下します。
しかし結構エロ目に書いたのにこの主、色気なくて艶のある雰囲気がでない・・・。



「まずは、胸を触る」
触ってみる。
ふにふに。ぺたぺた。
……つまんない。気持ちいいとか悪いとかじゃなくて、つまんない。
「そりゃあ、そないな子供の砂遊びの砂固めのような触り方で気持ちええわけないやん!」
怒られた。
「だって、触れっていったのそっちじゃん!」
「色気があまりにもなさすぎるんや!」
わ、悪かったわね!色気なくて!ほっといてよ!
上目で見ると、呆れた顔をしてたけどとりあえず続きを促す。
「……まず、服を脱いでな」
「え、脱ぐの?」
「当たり前やろ?」
「……じ、自分で?」
だって、いつも脱がせてくれてたじゃない。
自分でだと、もの凄いエッチしたがってるぽくて恥ずかしい……よ。
「そない言うたら、俺が手伝ってない時に誰に手伝ってもらうねん?パパか?ママか?尽か?」
「……そんなこと出来るわけないじゃない」
「じゃあ、自分で脱ぐ!」
「……はーい」
渋々、ブラウスのボタンを外す。いっこ、にこ、さんこ……。このくらいで大丈夫かな?
508 1人エッチと男心と秋の空 5:04/10/20 03:03:59 ID:JLhRgOnW
「で、ブラも外す」
「……やっぱり?」
「当たり前やろ?」
当たり前だってわかってるけど、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいんだってば。
「風呂入る時も外すやろ?同じ要領でええやん」
「そ、そういうものなのかな?」
「それ以上の色気は期待できひんから、まず出来るとこからはじめる!これが勉強の基礎や」
……まさか補習コンビの片割れに言われるなんて思ってもみなかったセリフだわ。
ちょっとだけ体を浮かす。
後ろのホックをぴん、と外すとブラは支えを失ったように外れた。
「ん……」
ぱさっと布が床に落ちる音がした。
やっぱ恥ずかしい……。
あんまり胸ないから……あまり見ないで欲しいな。
「俺は自分やったら胸あってもなくても気にせぇへんで」
……男の人ってそういうものなのかなあ?
節操ないなあ。
……ってつい本音を漏らすと、ぽかり、と後ろから頭をはたかれた。
「……あたた……もうっ!いったぁー!」
「なんでここで『体型に拘らずに私のこと好きなんやねー!』とか思わへんのや?!」
「相手によりけりだからに決まってるでしょ、そんなの!
 まどかだったら節操ないって思う方が当然じゃんか」
そう言ったらまどかはいきなり黙った。
寄りかかった先の上を見上げるとまどかは宙を見ていた。
はぁ、って溜息をつく。
「……そないに思ってたんやな〜」
「だってまどかだもん!」
今は一筋とかいってくれてるけれど、元々遊び人で通ってた人だしね。
「ま、落ちこまない落ちこまない!」
ぽんぽん、と後ろに手を伸ばして頭を柔らかく撫でる。
さらさらとした髪の感触がとてもくすぐったかった。
5091人エッチと男心と秋の空 6:04/10/20 03:05:59 ID:JLhRgOnW
「……ひゃっ!」
「隙あり〜」
その瞬間、いきなりまどかの手が胸に回されてきた。
柔らかく柔らかくまどかのおおきな手が私の胸を自分の思いのままに形を変えていく。
「……やっぱごっつ柔らかいな〜」
「んっ……」
……どきどきする。
このどきどき、まどかの手の平にきっと伝わってるはず。
「もう1回、胸を触って。俺の真似して柔らかく揉むように……」
彼の熱を持った甘い声が、私だけに聞こえるように囁いている。
その言葉と共に今まで揉みしだいていた手が、ぎゅっと頂点を軸にしてなぞられた。
胸のふくらみを救うようにして。
彼の言葉のままに自分で触ってみる。
自分の手の上にはまどかの手が重ねられている。
その手は、私の手を包み込んで私の胸をなぞらせる。
……さっき自分で触った時と全然違う。
まどかの動きに合わせて、手のひらを使って弧を描くようになぞっっていく。
……ん、くすぐったいよ。
「先を自分で摘んで。……こう。やさしくやで?」
「ひゃんっ……」
まどかの手が私を頂点に誘導する。
こう、と言った時にまどかの指が軽く摘んできてその瞬間、ぴりっとした刺激を私が襲った。
「自分でやるんや……」
「はい……」
両手で摘んでみる。
……気持ちがよくなるとかじゃなくて、どうしようもなく恥ずかしいよぉ。
自分でしたことないのは当然として、自分ですることがある、なんてことも想像してなかったんだもん。
でも、その恥ずかしさが熱を呼んで体が熱くなってくる。
「あ……ぁんっ」
今まで彼がやってくれてたことを思い出しながら、摘んだその先を軽く自分でひっぱったり捻ったりしてみる。
やだ、どうしよう。ちょっと気持ちいいかも。
510 1人エッチと男心と秋の空 7:04/10/20 03:10:48 ID:JLhRgOnW
「ん……」
「ほら、気持ちええやろ?……下、濡れてきてんで」
「……え?……っ!はぅん……や、やぁ、擦らないで!」
まどかの手が下着に伸びてきた。
そのまま中心部分を擦る。
その刺激で、胸を弄ぶ手は止まらない。
「なあ、片手はこっちや……」
摘んでたうちの右手を下に誘導される。
まどかの手と一緒に下着に触れた。
ジュン……って濡れた感触。
「な、めっちゃ濡れてんで。お漏らしみたいやなあ」
「……い、言わないでよぉ……はぅっ」
まどかの手は私を掴んだまま下着を擦り始めた。
「なあ、自分でやってみぃ?」
「……やだ、恥ずかしい……ひぁっ!!」
む、胸……やだ、舐めないで!
ぴちゃぴちゃ……。
「……はぅ……音、わざと立ててるでしょ」
返事はない。
ただ、しゃぶる様にわざと音を大きくたてて私の胸を口に含んでる。
「っ!!」
空いてる右手を使う様に、まどかの手が私の指を抑えつける。
やだやだ、すっごい濡れてるよぉ……。
これも、さっきまでまどかがやってたのを真似して、指を下着の上から縦何度もなぞる。
そして、まどかの手が下着の中に伸びてきて……。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ続きそうなので一旦切ります。
ただ1回いちゃついてるだけのエロで10キロバイトをこすとは思わなかったよ…。
511名無しさん@ピンキー:04/10/20 09:06:35 ID:rq8o6aq2
神様がイパーイ!
わたぽんの神、エロにハァハァだけでなく主人公のわたぽんへの
愛情も伝わって来ました。素敵でした。

バイトの神、バカの神の続きと王子投下もお待ちしています!
512名無しさん@ピンキー:04/10/20 20:19:01 ID:SSz13Sll
お手伝いオナニー萌え
5131人エッチと男心と秋の空 8:04/10/21 01:00:39 ID:EqIMKVX4
「ひぅっ……ああ、……あぁんっ!!」
耐えきれなくて大きな声、出した。
だってだって!
「ここがな。触ると一番敏感になれる場所、や」
今まで胸を含んでた口を離してそれだけ言葉を放つ。
けど、本当は全然耳に入ってなかった。
「ひぁっ……あぁあああぅ……ふぁぁんっ!」
蕾の部分をぐりぐりと舐るように摘まれていく瞬間毎に、溢れだしてくるものがある。
「……流石。やっぱ敏感やなあ?処女とは思えへん」
いいながらきゅっと指で締めつけてくる。
「はぅ……言わないで……」
まどかの指は止む事なく、あまりにも直接的な刺激で抑えつけてくる。
「あ……あっ……んっ……やぁっ!!はぅん……はぁっ……そこぉ、ぐりぐりしないでぇっ」
はぅ……あそこがひくひくする。
「……刺激、強すぎたか?……はじめてやもんな」
「はぁっ……あ、ふぁぁ……んっ!刺激……つ、つよすぎるよぉ……」
もう、何も……何も考えられないくらい。
「はぅ、いじめないで……でも、でも気持ちいいよぉっ!ひぁっ……」
あそこをすっごく指で直接擦られて、下着が恥ずかしいくらいに濡れてて……。
もう、なんか変になりそう。
……欲しい。なんか身体がむずむずする。
ううん。身体っていったけど、はっきりあそこがむずむずするの。
何か入れたら治まるのかな。欲しい……入れて欲しい……。
何でもいいから入れたいの……。はぅ。
……もうやだやだ!欲しい、欲しいよぉ!
5141人エッチと男心と秋の空 9:04/10/21 01:01:57 ID:EqIMKVX4
「何か入れたい……入れたいよぉ……あぁんっ!」
さっきからひたすらいじっているまどかの息遣いが後ろから聞こえる。
餌を前にした獣のような荒い息。
……あ、お尻にまどかのがあたってる。……固い。
今なら……入るのかな?
そう思ったけれど、彼の言葉は私が期待したものとはちょっと違った。
「指、入れてみぃ?」
「まどかの……入れてくれないの?……あっ、んっ……」
「……1人エッチが今日のテーマやからな。おあずけや」
ズボン越しからでもはっきりわかる程、こんなに固いのに?
でも、とにかく何でもいいから入れてみたかった。
溢れでてくる場所に蓋をするように。
だから、その言葉がきっかけの呪文のようになって、頷き腰を浮かして、指を一本、入れてみる。
くちゅ、と音がした。
「ひぅ……い、た……!すご……い、く、苦しい……い………圧迫感が……」
中指一本いれただけなのに……なにこれ?凄い辛いよぉ。
これじゃ、第一関節までしか入らないよ。
「これでどうや?」
「ふぁっ……まどかぁ……そこ指で、掻き回さないで!摘まないでよぉ……!」
くちゅ……ぬちゅ……。
「はぁんっ」
まどかにいじられて指がするって入った。指一本入って苦しいし、……全然足りない。
515 1人エッチと男心と秋の空 10:04/10/21 01:06:11 ID:EqIMKVX4
「ぁう……ぬるぬるしてる……熱いよぉ」
「……一本入ったな。足りへんやろ?もう一本入る?」
その指でずっと蕾を掻き回しながら囁いてくる。
もう今はまどかの言葉だけが絶対、そんな気がしてきた。
でも、もう一本って……恐る恐るいれてはみたけど……。
「はぅ……入らない……苦しい!苦しいよぉ……」
でも何で?もう止められないの……止められないのぉっ!
「まどかぁ……もう指だけじゃ嫌……」
見上げる。
私の言葉で、まどかは一瞬だけ動きを止めた。
まじまじと凝視する。
「そんなに見ないで……それに、やめないで……」

やめないでって……。な、何いってるの私?
でも……今この刺激がなくなったらもっとおかしくなりそう。
「あ、ああ……すまん」
「はぁ……あっ、ああんっ!……欲しいのぉっ!もう、入れて、入れてよぉ!」
限界が近いの……。だからお願いよまどかぁっ。
「……めっちゃ痛いで、多分。それでもええんか?」
うん、って頷いた。
……痛いのなんて身をもって知ってる。
だから卒業してつきあいはじめて半年以上一線は越えられなかったんだ。
でも、今はいいとか悪いとかそんなんじゃないの。
もう、限界なの。
「わっかんないよぉ!でも入れて欲しいの……入れてよ。凄く濡れててもうイく……イっちゃうっ!」
まどかの指と私の指だけしか今は感じられないけれど、耳の遠くでかちゃかちゃとベルトを外す音が聞こえた。
ジ……とチャックの音が聞こえる。

/////////////////////////////////////////////////////////////
すみません。今日は眠いので、続きはまたにします。
もう少しで完結予定です。
516名無しさん@ピンキー:04/10/21 01:18:08 ID:i+63oNSE
いいところで…
期待してマツ
517名無しさん@ピンキー:04/10/21 15:35:17 ID:5+6bLzYt
>496
漏れもドジン作成中の時に、同じ事でどうしようか悩んだけど
「自分」だと、相手の事なのか、本当に自分の事なのかわからない、と
つっこまれて、以後「ジブン」にしちゃった。
518 1人エッチと男心と秋の空 11:04/10/22 02:20:12 ID:xCMwQsci

「自分な、ちょっと腰を浮かしてなー」
そして、背中から感じるぬくもりが一瞬だけ背から離れる。
まどかの手が後ろから腰に回された。
そのぬくもりだけでまたおかしくなりそう。
もうわけわかんないよ、どうしちゃったの?私の身体って。
「そのまま、腰を下に降ろして……」
後ろから抱っこされるような体勢で、言われるがままでまどかの手に促されて腰掛けるように、下に降ろす。
「っ……」
下着をずらされて、ぬちっとした乾いた感触があそこに当たった。
……まどかだ。乾いた感触……ゴムだ。
いつの間につけたんだろう?
でも、それを考える以上に、まどか自身のそれは大きく上に反りあがってた。
あ、あれ……入るの?指一本だけであんなに苦しいのに?
でも、今はそんな贅沢なんて言ってられない。
だからそれが、あそこにはまるように腰を沈めていこうとした……けれど。

っ……いたぁっ!……痛い!やっぱ痛い痛い……痛いいたいいたいよぉっ!!

唇噛み締めたりしただけじゃ全然足りないくらいに痛いのっ!
圧迫感もさっきの指とは比べられないくらいに物凄い。
「……っ、ぅ……!はぁん!まど……か」
あまりの痛さで降ろしかけた腰を止め、涙声で痛みを訴えた。
「っ、締めつけ……きつすぎやで自分。……これならどうや?」
まどかの指が腰に手を回す瞬間までずっと嬲ってた一番敏感な部分を刺激する。
「ええか。痛みやなくて、こっちに集中するんや……」
言葉通りにまどかにいじられた場所に意識を集中する。
んっ……ずくずくしてる。ふぁ、ぁ、ん……あ……すっごい弄られてるよぉ。
疼いちゃう……。
519 1人エッチと男心と秋の空 12:04/10/22 02:21:50 ID:xCMwQsci
……!
「ん!……はぅ。痛……はぁん!」
く、苦しい……って……。
「まどかのが奥まで全部……入ってる?」
「……ああ。おかげさまで、な。でも痛みがひくまでしばらくこのままにしといた方がええかな。
自分の締めつけが凄すぎて刺激すると今はちょっと危険やねん」
「う、うん……なんか物凄い圧迫感がする」
でもやっぱり……ふぁ。
気持ちいいのが止まらない……。
なんで?
まどかのでもういっぱいなのに何でまだ足りないの?
刺激が足りないの。もっと欲しいの。
だから、だから……。
「ぁ……ん、だいじょ、ぶ。動いてもいいよ」
苦しいけど、それ以上に疼きが物足りなさを私に告げてる。
もっともっと気持ち良くなりたい。
それに、こーいう時に男の人が動くっていう知識くらいは流石にもってる。
「ええんか?ならもう、…・・遠慮せーへんで」
耳元で囁かれるその言葉は最後まで私まで届かなかった。
後ろから両方の手首を抑えけられる。
「!?」
ずるり、とまどかのモノがぬけた。
それを考える暇なく、一瞬だけ抜けたモノがまた私に打ちつける。
「はぁ……あ、あ……はぁはぁ……あ……はぅ……」
ジュク……チュク……。
まどかに打ちつけられた部分から粘着の水音が響く。
「すごい……や、い、いきそう……」
「まだやで!もう少しもたせるんや……!」
「え……?いやぁっ……はぁぁんっ!」
5201人エッチと男心と秋の空 12 :04/10/22 02:23:14 ID:xCMwQsci

打ちつける音のリズムがいきなり早くなる。身体と身体もぶつかり合いの音が響いた。
「や…・・す、すご……い、イク……イっちゃう!はぁんっ、あ……やぁ……」
なんか……凄い……まどか、激しい……。
動くって……ここまで凄い動くものだってわからなかった。
でも、ここまで我慢してくれてたってこと?
その表情は、後ろにいるから見えない。
でもなんとなく分かった。
ずっと、まどかは私とこうしたかったんだってことが。
「……はぁっ……まどかの……奥に……当たってるよぉ!凄い!奥まで奥まで来てるぅっ!もう駄目……。イっちゃうよぉ!」
「……すまん、……俺もそろそろ限界や!」
まどかの荒い息遣いの中、イクって思って頭の中が真っ白になった瞬間、浮遊する感じがして、まどかのものが私から引き出された。
「はぁっ……はぁっ……」
私は息継ぎをしながら、とすんとソファに落ちると、まどかに寄りかかった。
さっきまでと同じだっこされてるような体勢になる。

そのまま一刻が過ぎた。

「……出来た、な」
「……うん。出来たね。でも……腹筋痛い……」
「……こういうピロートークの色気のなさは……簡単に変わらへんか……」
また、はぁ、って溜息つかれた。
色気はまだ足りないけれど、それでもちょっとだけは大人になったって思ってるんだけどね。
「でも、出来ただけ凄い進歩だと思うの私」
上を見上げて自己主張すると、やっとまどかが笑ってくれた。
「せやな。でも、ぶっちゃけもう1人エッチ必要あらへんから」
「え?そうなの?なんで……?」
521 1人エッチと男心と秋の空 14:04/10/22 02:26:57 ID:xCMwQsci
必要ないって……今までのは一体なんだったのよ?
聞くと呆れた顔された。
「俺がおるやろ〜!体が欲しい時は自分でするんやなくて、
俺に頼ればええねんってそれだけのことや」
あ、そっか。そういう意味か。
1人エッチはあくまで目的のための過程であって、目的が達成されたならもう必要のないものだもんね。

ぎゅーって後ろから抱きしめられた。

「せやからな、さっきのエッチしてる間の喧嘩売ってるみたいな表情は絶対!俺以外の前でせんどいてな」
「……どゆこと?」
「1人エッチで誰にも見せへんやったとしても、自分が傍にいないってことにヤキモチやいたりせーへんでええしな」
「……」
「後は、どこでも俺以外の人間だったしてもさっきのあの顔を他人に見せたらごっつ、ヤキモチやくからな」
……えっと。やっぱそれって。
なんとなく、薄々そうじゃないかって思ったこともないわけじゃないけど。
これって、やっぱり。
「まどかって、やきもちやき屋さん?」
「……ほっとき!」
慌てたようなその声。……こりゃ図星かな。
「でも、大丈夫!恥ずかしいからまどか以外には絶対言わないよ」
そう言うとまた、ぎゅーって強く抱きしめられた。
「自分のな、恥ずかしいっていうその顔は俺だけが知ってる特典や。
……誰にもこの立場は渡さへんしな」
「……ヤキモチやきっ!」
だっこされたまま、まどかに自分の身体を委ねたまま、私は呆れて呟いた。
エッチなのに、やきもちやさんのまどか。
……うふふ。やっぱりとっても、……大好きだよ!

522名無しさん@ピンキー:04/10/22 02:30:58 ID:xCMwQsci
以上です。
もう眠いよママン。最後駆け足になったのは反省点。
はじめは1人エチで終わらせるつもりだったのに、どんどん話がそれていって結局イタしました。

後、やっぱりバイトの喋りが、えちの時セクハラのおやじぽくなってしまいました。

それでは名無しに戻ります。
523名無しさん@ピンキー:04/10/22 03:41:08 ID:CRq6S8Qs
>>522
最 高 で す!
ゆっくり休んでくだちい。
524名無しさん@ピンキー:04/10/22 11:15:50 ID:ynbfrGzT
GJ!ゆっくり寝てください。

主人公の喘ぎ声でのだめを思い出してしまった…はうん。
525名無しさん@ピンキー:04/10/22 15:24:06 ID:h5LjNYOe
>>522
GJ!
ゴチになりました〜

>>524
その一言で、台詞が全てのだめ口調変換されるじゃないデスか!
526名無しさん@ピンキー:04/10/28 05:43:25 ID:MIqDZPNx
てんてー誕生日が近いね
527名無しさん@ピンキー:04/11/03 07:22:04 ID:wXixWqe+
ほしゅん。農閑期?
528名無しさん@ピンキー:04/11/06 05:52:43 ID:YMbowFbE
王子×主人公だす。主人公受難。誤字あったらごめんなさい。
10月16日に間に合いたかった・・・・・・。
529手錠 1:04/11/06 05:55:59 ID:YMbowFbE
「・・・珪、帰ったんじゃなかったの・・・?」
 大喧嘩の末、部屋を飛び出して行った彼がすぐ隣で眠っていた。
 全然気づかなかった。一体いつ戻ってきたんだろう。
 着ていたはずのパジャマは行方不明。私をぬいぐるみか何かみたいに抱きしめてる彼も同様、白磁の肌を晒している。
 大音量の目覚まし時計もものともせず、規則正しい寝息を立てている。・・・あぁこれは「眠り姫モード」だ。簡単に起きそうに無い。
 もう、この駄々っ子は。今日は用事があるって言ったのに。
「・・・起きなくちゃ」
 約束の時間は何時だったっけ、キスマークが上手く隠れる服は・・・、と考えながら目覚ましに手を、・・・のばそうとすると。

 ジャラッ 

 聞きなれない金属音がした。
「?」
 右手に手錠がはめられていた。
 ドラマでしか見たことの無いそれは、珪の左手と繋がっていた。
「な、な・・・、何これー!?」 
530手錠 2:04/11/06 06:00:37 ID:YMbowFbE
「ちょっと! 珪! 起きて! 起きてよ!!」 
 今迄やったことない、ってくらいの勢いで眠り姫を叩き起こした。
「・・・・・・・ん・・・、・・・・・・・・・・・・何だ?」
「なんだじゃないわよ! 起きてよ! 何なのよ、これは!!」
 無理矢理起こされて不機嫌気味だったけど、私と手錠を交互に見るとさらり、と言った。
「手錠」
 ・・・・・・それは分かってるわよ! それは!!
「な、なんでっ、・・・っこんな・・・」
 激昂して言葉が詰まる私。
「俺、右使うから。お前、平気だろ? 左手でも」
 対照的に彼は冷静。それはそうよね、張本人なんだから。
「平気じゃないわよ!」
 何て事だろう。突拍子もないっていうか・・・、
 あまりの事にパニックになってしまって2の句が出てこない。
「よく似合ってる。手錠」
「・・・そ、そうかな・・・、・・・・・・なんて思うわけ無いでしょ!!」

 まずい、早速彼のペースにはまってる。・・・最近いつもこんな感じだ。この人の我侭に振り回されてる。
 もしかしたら昨日の「大喧嘩」だって、珪には喧嘩の内に入ってないのかもしれない。
 怒って出て行って、少しでも反省したかと思ったら、こんなもの持って戻ってくるなんてこの人は!
 まだ眠たそうに・・・いや、気だるげに枕に凭れてる姿はまるでどこかの映画の1シーンの様。・・・・・・手錠さえなければ。
 私がこんなに怒っているのに、どうしてこんなに涼しげなんだろこの人はこの人はこの人は!!!!
531手錠 3:04/11/06 06:04:42 ID:YMbowFbE
「じゃ、俺、・・・・・・まだ寝るから」
「ね、寝るからじゃないわよ! 外してよ! 今すぐ!」
「・・・無理」
「どうして無理なの?」
「鍵がないと、無理」
「・・・・・・」
 ・・・ここで怒っても仕方が無い。だけど今回は、この手錠については本当に何とかしなくちゃならない。 
「かっ、鍵はどこよ!?」
「・・・ここ」
 今、無理って言ったのにあっさりと! ・・・・・・いや、意外な程素直に、枕の下から小さな鍵を取り出し、ひら、と目の前に見せてきた。
 取ろうとすると、見透かされたようにかわされる。
「ちょっと、鍵を」
「・・・欲しい?」
 妙に意味深な言い方をし、からかう様に口に咥えてみせた。
「ふざけてないで、鍵を・・・!」
 必死で鍵を取り上げようとする私を軽くあしらったその手で・・・・・・口の中へ押し込んでしまった! 
「珪!?」
 まさかそのまま飲み込んでしまうんじゃ・・・・・・。や、この人だったらやりかねない。
 慌てて口に手を伸ばすと、これまた鮮やかに遮られる。
 左手は彼の右手に、右手は左手に拘束された。その上引っ張られてベッドに折り重なる格好になった。
 真正面で向き合う。・・・見慣れた筈の美貌に今更赤面してしまう自分が情けない。
 ああ、駄目駄目! 見蕩れてる場合じゃないのよ私!! 
532手錠 4:04/11/06 06:11:09 ID:YMbowFbE
「・・・珪、鍵を出して。こんな馬鹿な事、止めて。・・・・・・お願いよ・・・・・・」
 怒りを思い出し、更にそれを抑えて懇願する。
 反して、涼しげで楽しそーな態度のままの珪。
「・・・欲しかったら力ずくで来いよ」
 何を言い出すかと思ったら・・・、一体何を企んでいるんだろう。
「ち、力ずくって、手、押さえられてたら」
「まだ手はあるだろ? ・・・よく考えろよ」
 手、って、どんな手があるっていうのよ? 
 戸惑っていると、いたずらっ子がするみたいにペロッと舌を見せた。
 ・・・・・・まさか、・・・舌で・・・? ・・・・・・舌を使って鍵を取り出せって!? 
「・・・何、考えてるのよ・・・?」 
「お前が今、考えたこと」
 意図が通じて楽しそうに目を細める。・・・でも、そ、・・・そんな事・・・
「・・・出来るわけ無いじゃない・・・」 
 とんでもない要求にためらっていると、
「やれよ。・・・時間、ないんだろ?」
 男の人とは思えない妖艶さで挑発してくる。
 ・・・多分、どんなに懇願しても、他の方法は望めないだろう。・・・・・・本当にこの人は。
 分かった。分かったわよ、やればいいんでしょ、やれば!
 意を決して、鍵奪還に取り掛かる。
「・・・・・・目、閉じててよ」
「・・・ああ」
 ・・・・・・このリクエストだけは普通に応じたわね。珪。
 恥ずかしさを堪えながら口元に顔を寄せて、唇を、・・・重ねた。
 でもこれって、・・・・・・何だか私が珪を襲ってるみたい。
533手錠 の人:04/11/06 06:14:50 ID:YMbowFbE
題名、思いつかなくてダイレクトでごめんなさい。続きもうちょっと待っててください。
神様方もご遠慮なくご降臨くださいますよう。
534名無しさん@ピンキー:04/11/06 09:23:48 ID:gaN/Zq+4
>533
乙です!
手錠プレイキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!
変わったシチュですがうろたえる主人公ちゃん面白い&かわいいので(・∀・)イイ!
続き楽しみにしております。
535名無しさん@ピンキー:04/11/06 13:25:32 ID:CYx0qaN2
キター!
536手錠 5:04/11/07 02:28:40 ID:5686yvC1
「あ、あの、・・・・・・口開けてくれないと、・・・取れないんだけど」
 舌を入れようにも歯が閉じられたままで奥に入れられない。
「歯、食いしばってないで、口、開けてよ」
「まじめにやれよ」
「まじめにって、・・・私、言われたとおりにしてるじゃない」
「本気になってないだろ、お前」
「ほ、本気って、こ、これ以上どうやって」
「じゃ、諦めるのか?」
「・・・・・・」
 世の女性達を魅惑する翡翠の瞳が、私を射抜く。
「諦めたらずっと、鍵は手に入らないままだ」
「・・・・・・」
「本気で来いよ。・・・・・・欲しいんだろ?」
「!!」
 その一言で、なけなしの闘争心に火がついた。
 ・・・人に手錠かけといて、やれ本気になれなんて、欲しいんだろなんて・・・・・・、勝手なこと言ってないでよ!
 少しでも圧倒されてしまった自分がバカみたい。
 きっ、と睨み返してそのまま噛み付く様に唇を押し付けた。お望みどおり舌に力を込めて、歯列をこじ開けた。
 あのね、欲しいのは鍵なの! 鍵なんだからね!! お間違えの無いように!!!
537手錠 6:04/11/07 02:33:31 ID:5686yvC1
 すぐに見つかると思った。でも甘かった。どこを探ってもそれらしき反応が無い。
 あ、これ! ・・・は、・・・・・・歯だ。じゃ、反対側のこれも歯、なんだろうなあ、動かないし。
 駄目だあ、こっちにもないよ。・・・もっと奥なのかなあ?
 一旦体勢を整えようと口を離すと、早速茶々が入った。
「もう諦めるのか?」
「い、息が苦しくなっただけよ。諦めてなんか!」
 絶っっ対鍵は渡してもらいますからね! 負けるもんですか!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・駄目だ、見つからない。何処にも無い。
 舌でディフェンスしてるんじゃないかとも思ったんだけど、何度も確かめた。無い。さっぱり無い。
「・・・・・・っは、あぁ・・・」
 息も苦しくなってまた唇を離した。
 ・・・何で無いんだろう。どこにあるんだろう・・・。
 気分もへこんじゃって、目頭も熱くなってる。だんだん半泣きになってきた。
 と、いきなりぐっと抱きしめられた。強烈な抱擁に息も出来ない。く、苦しい。
 背中が震えている。もしかして、珪・・・・・・・・・笑ってる!?
「お前、本当騙されやすいな」
 おかしくて たまらない、といった感じだ。身体が離れてもくすくす笑いが収まらない。
 顔が少し紅潮している。思いっきりご満悦。といったところだろうか。
「鍵は・・・ここ」

 口の中にあるはすの鍵が、枕の下から出てきた。
538手錠 の人:04/11/07 02:58:57 ID:5686yvC1
>>534様、 >>535様、有難うございます。嬉しいです。 。・゚・(ノ∀`)・゚・。 
 +
最後の行のところ、   あるはすの鍵 → あるはずの鍵 の、間違いです。すいません。
続きもう少し待ってください。

 
539名無しさん@ピンキー:04/11/07 06:22:47 ID:xC6Ut3b7
イイヨーイイヨー(*´Д`)ハァハァ
540名無しさん@ピンキー:04/11/07 09:01:45 ID:kYUNVBMS
意地悪王子モエー 続き待ってます
ご自分のペースで楽しんで書いとくれ
541名無しさん@ピンキー:04/11/07 10:15:58 ID:/vKOWlcB
(*´Д`)ネ申GJ!!
頑張ってくだちい。
542手錠 7:04/11/10 01:09:06 ID:goIga5CX
 最初から口の中になんか無かったんだ。入れたと見せかけて、すぐに枕の中に隠してたんだ。
 そうよね。よく考えてみれば、口の中に物を入れたまま普通に喋れるわけ、ないもんね。
 してやられた。はめられた。まんまと騙された。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くやしい。
 なるべく珪と顔を合わせない様にする。怒っているんだからね私。本当に悪戯が過ぎるわよ。
「・・・怒ってるのか?」
 問いかけにも背中を向けて、返事もしない。
 ・・・・・・でも、だからといってずっと黙ってる訳にも、いかないんだよね・・・。
「何でこんなことしたのよ。手錠なんて」
「・・・・・・キス・・・・・・」
 は? きす!? 
 思わず振り返ると「心から反省してます」という雰囲気いっぱいの彼。
「キス、したことはいっぱいあるのに、お前からキスされたこと、一度も無かったから」
「・・・・・・」
 そ、そういえば、そうだったっけ? 
「それに気づいたら、不安でたまらなくなって」
 で、不安のあまり我侭が多くなったって事? 
「普通にキスして、って言ってもお前、絶対恥ずかしがって嫌がるし」
「・・・・・・」
 それでもっと嫌がることをしてくるんじゃ、こっちはたまんないわよ!
 
543手錠 8:04/11/10 01:18:13 ID:goIga5CX
「お前、本気で怒ってたな」
「当たり前でしょ! 本当に!」
「まだ、怒ってるか?」
 黙っているとぽつりと言ってきた。
「すまない」
「・・・・・・」
 以外に素直に謝ってきた。でもそこから続く言葉に、かなり引いた。
「お前のキス、・・・・・・凄く良かった」
「!?」
 な、な、何を・・・何を言い出すのー!?
「激しくて、情熱的で」
「・・・・・・・・・やめてよ・・・・・・・・・」
「何度も、俺を」
「やめてってば! 珪!!」
 騙されてした事とはいえ、ものすごい過激大胆な事をしてしまったんだ。うう、ディープキスなんて。・・・顔から火が出そう。
 怒鳴ってしまって、肩で息していると、また謝ってきた。
「謝るから、・・・もう、怒らないでくれ・・・」
「・・・・・・」
 今にも泣き出しそうな顔。そんな顔をされてしまうと・・・もう、これ以上何も言えなくなってしまう。
 どんなに怒っていても、結局、折れちゃうのは私。
「・・・・・・もう、こんな非常識なことしないでよ・・・・・・」
 警告を込めて言ったのに、どう解釈したやら満面の笑みを返してくる。まるで花が咲いた様。
「ああ」
「・・・・・・」
544手錠 9:04/11/10 01:20:14 ID:goIga5CX
 あー! もう、惚れた弱みっていうか何ていうか、・・・・・・オンナって哀しいっ!
 今の「ああ」だって、全っ然悪びれてないよこの人!
 恋人っていうよりペットにされてるんじゃないの私!?
 四苦八苦してる私を見ては楽しんでるんだよこの人は。絶対!
 イキナリ変な要求を突きつけられたりするのも遊ばれてるとしか思えないよ。ああ! なのに!
 翻弄されておもちゃにされて、それでもまだ離れられない私って・・・!
 ジレンマとストレスでどうにかなっちゃいそう。
 頭抱えて悩む私に追い撃ちをかけるように、後ろから微かな呟き声が聞こえてきた。
「次、・・・・・・どんな手使おうかな・・・・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・も、勘弁して。
545手錠 の人:04/11/10 01:24:38 ID:goIga5CX
 以上です。お目汚しですいませんでした。
>>539>>540>>541様 有難うございます。
励みになりました・゚・。。。・゚・(ノ∀`)・゚・。 
実は落ちをどっちにしようか悩みに悩んでおりました。こっちにすれば良かったかなー。

「・・・珪、この鍵、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・開かないよ?」
「・・・・・・違う鍵みたいだな」
「うそーーーーっ!?」
546もひとつ手錠 の人:04/11/10 01:25:57 ID:goIga5CX
キス止まりじゃヤダー!! という方は、・・・・・・・・・・・・・・・どなたか書いてください。
547名無しさん@ピンキー:04/11/10 20:18:05 ID:e291yfyw
GJ!!(*´д`)d
キス止まりでも十分モエますた。
また是非降臨してください。
548名無しさん@ピンキー:04/11/11 12:22:30 ID:1L0po+31
同じゲームでも呼び方がいろいろなんだと読んでるとわかるよね
人によってやはりプレイスタイル(というほどでもないけど)
が違うんだね
549名無しさん@ピンキー:04/11/11 12:49:50 ID:ujbiPycv
わかるわかる。
名前呼びでも、くん付けと呼び捨てじゃかなり印象が違うよね。
SSだと、呼び方で主人公の性格や二人の関係の雰囲気が変わってくるからまた面白い。

王子を「珪ぽん」呼びでエロSS書く人がいたら超ネ申。
バイトの「兄やん」ならギリギリいけるか?
550名無しさん@ピンキー:04/11/13 20:20:38 ID:G6Gt78eu
保全ageしておきます

どうでもいいことだけど
兄やんと打とうとしたら二イヤンと変換しますたorz
551名無しさん@ピンキー:04/11/13 22:48:37 ID:OdKVUNap
>>550
さり気なくワロタw
552てんてー×主:04/11/15 16:18:08 ID:blSIUiE9
てんてーのお誕生日に主人公を差し上げようと思っていたのに
こんなに時間がかかってしまいました。

先生に片思いの主人公のひとりエッチです。
553もっとみつめて:04/11/15 16:19:26 ID:blSIUiE9
先生が私を見てる。
少し離れたところからだけど、見つめられてる。
じわじわ身体が熱くなってくる。
先生…。

数学の授業、あてられた問題が出来なかった人にかわって私が黒板に向かう。
その間先生の視線を感じてドキドキする。
模範解答だなという先生の言葉を受けとってうれしくなる。
私が席へつくのを待って、別の解答方法の数式が私の文字に寄り添う。
こんな幸せな日は先生にもっと会いたくなる。

ちゃんと宿題をすませて、予習もして、ベッドにあがると先生の声が聞こえてくる。
音楽準備室にかわる部屋。
「今日の数学の授業中、君はなにかおかしかったな」
だって…。
「だってではない」
先生がみつめるから…。
「君の解答が間違っていれば訂正を入れるのは私だからな」
先生はデスクとセットになっている自分の椅子をひいて、入り口付近で腰をかけた。
後ろ手で鍵を閉める音が聞こえた。
「デスクに座りなさい」
机になんてお行儀が悪くないですか?
「数学の授業の時は品行方正だったのか?」
お行儀の悪い子でした。
554もっとみつめて:04/11/15 16:20:07 ID:blSIUiE9
私は離れた先生に向かって机にお尻をのせて足をぶらぶらと落とした。
「下着を取りなさい」
恥ずかしいです。
「授業中に感じていたのだろう? 我慢できなくてここに来たのではないのか」
先生は何でもお見通しなんですね。
お尻を浮かせて下着をずらし、片方づつ足を抜いて布を握り締めた。
「足をデスクにのせなさい」
私は机の上で膝を抱え、足先だけを身体の幅よりも開いた。
先生に見えるように。
「どのような状態になっているのか自分でわかるか?」
いっぱい濡れています。
「自分で触ってみなさい」
自分で、ですか…。
先生は顎で私をうながした。
右手の中指で縦にゆっくりとなぞる。指が濡れて水分がまんべんなく広がっていく。
ひっかかりがなくなって指はつるつるとすべる。
先生に見られていると思うとどんどん濡れてくる。
「君の気持ちいいところを擦りなさい」
上の方。指示されたからちょっと戸惑っていると先生の口はまた動いた。
「陰核が感じるのではないのか?いつも声を出しているだろう」
言われた部分がなんだか熱くなって指が吸い寄せられた。
急いで高まるように指を動かす。
んっ…んっ…
お尻とか、太股とかも緊張して、もうちょっとなんだってわかる。
もうちょっとでいきそうです、先生。
「指を入れてみなさい」
はい?
「膣に指を入れてみなさい。ゆっくりでいい」
ちょっと恐いです。
「私が見ているから大丈夫だ」
入り口を確認してゆっくりと指を押し込む。先生が見てくれているのを確かめて指を進める。
なかはぬるぬるしててあったかい。
555もっとみつめて:04/11/15 16:20:50 ID:blSIUiE9
「入ったのか。上側でまわりと感触が違うところを見つけるんだ」
上って、おなか側ですか?
「膣口と子宮口、そして今探しているところが女性の膣で快感をえられるところだ」
これかな?なんだか固い。
触ると、どこってわからないけどおなか全体がもや〜んてします。
「慣れれば感じるようになる」
気持ちいいような、悪いような不思議な感覚です。
「指は2本入るだろうか」
入らないことは無さそうですけど、恐くて無理です。でもここって、男の人の…が、
ってことですよね…。
先生の、がいいです。
指をゆっくり動かすと、たくさん出てきた水分が指と一緒にでたり入ったりして音がします。こういうのいやらしい音って言うんですよね。
はぁ…ん
「数学だけでなく、君はこういう勉強も熱心だな」
先生だから、です。先生が見てくれるから。
先生、後はどうすればいいですか?
「同時に陰核も触りなさい」
片手では難しかったので、反対側の手でします。
ああっなんだかすごいですっ先生っ。
「気持ちがいいのだな」
はい、先生見てくれてますか? わたし、ちゃんとできてますよね。
「君が満足するように好きにしなさい、最後まで見ているから」
なら、安心ですね。
私は我慢出来ずに指を必死に動かした。

はぁ、はぁ、はぁ、
いった後は現実に戻る。私のベッドの上だ。
手とあそこをきれいにしてふとんにもぐった。
先生の夢を見れますように、明日も先生に見てもらえますように。
556名無しさん@ピンキー:04/11/15 16:23:05 ID:blSIUiE9
うpしてみれば短かったです(w

最近完結していないのが多いので、
職人様方お暇が出来たらお願いします。
気になるんだよ〜〜
557名無しさん@ピンキー:04/11/17 14:49:46 ID:PYCjFOWr
GJ!
558名無しさん@ピンキー:04/11/23 00:29:36 ID:v18iIgUT
ほしゅ
559名無しさん@ピンキー:04/11/24 14:32:01 ID:HP/v6z7X
ほしゅう
560名無しさん@ピンキー:04/11/24 20:03:00 ID:zTBadquo
コンビ
561名無しさん@ピンキー:04/12/01 05:33:53 ID:lH5gPsOr
みんなハラシマ中?書き込みなくてサミスィ
クリスマスのエチネタってあまりないね。バイトのスチルからハァハァくらいか。
562名無しさん@ピンキー:04/12/02 08:20:17 ID:VUjIfAVN
クリスマスネタキボンヌ
563名無しさん@ピンキー:04/12/02 11:04:48 ID:KVBeNcF/
おまいら全員、クリスマスネタの前の一大イベントは忘却の彼方ですか?
564名無しさん@ピンキー:04/12/02 12:39:22 ID:sOfiCypG
えと、バカタンかな?
565名無しさん@ピンキー:04/12/02 17:23:21 ID:7UtVTovu
期末テストか。大変だよな。今年は3年だから受験との兼ね合いもあるしな。

……ゴメンバカタン ホンキデワスレテタヨorz
566社会見学と(先生×主):04/12/03 10:32:45 ID:U0JNCS63
「先生、今日もとても勉強になりました。ありがとうございました」
「君は向上心があるので、私にとっても、有意義な社会見学となった。
また興味があるものに出会ったら私に言いなさい」
「はい」
氷室は大事な生徒にシートベルトの着用を促し、そつなく車を発進させる。
このまま彼女を自宅へ送り届ければ、今日の社会見学は終了である。
運転中、全方向に意識を向けている氷室は、
当然助手席の彼女の様子にも気を配っていた。
その彼女が、先ほどからしきりに何かをいいだそうとしてためらっている。
いったい何事なのか。
「どうした。質問でもあるのか?」
氷室は前を向いたまま声をかけた。
言いかけた言葉を飲み込んでいる彼女。
視点が定まらず、氷室の様子をうかがうというよりは、
自分の決心する時を探しているかのようである。
「わからない事は、思ったときに解決しておかないと、
結局わからないまま終わってしまうぞ」
「…はい」
彼女は大きく息をすって、吐く息とともに言葉も吐き出した。
「ラブホテルに行ってみたいんです」

567社会見学と(先生×主):04/12/03 10:33:43 ID:U0JNCS63
「それはいいな、では来週にでも行…!!!」
シートベルトがなければ、頭をフロントガラスに打ち付けていたかもしれないくらいの
急ブレーキを、氷室は踏んだ。
「きゃあっ」
「きき君は何をっ」
「だってみんな行った事あるっていうんですっ教えてっていうの恥ずかしいし先生ならなんでも知ってるしちゃんと教えてくれると思ったしみんなが知ってる事もしらないなんて氷室学級のエース失格だし」
緊張のあまりか、思っていた事をまくしたてる彼女と、
先ほどの言葉にあっけにとられて、身動きのとれない氷室。
ほんのわずかに取り戻した意識で車を路肩に寄せて止めた。
「と、とりあえず、落ち着きなさい」
それは彼女に言ったのか、それとも自分に言い聞かせたのか。
「だいたい『みんな』というのは統計的に調べた全てのものでなければ…」
「なっちんのくれた本じゃあよくわからないんです…」
「そんなことは期末試験にはでない」
「…先生が駄目なら、他の人に連れていってくれる人を探します」
全く会話は成り立っていなかったが、話が大きくなっていっている事は氷室にも感じられた。
氷室の脳裏には、ベッドの上でからみ合っている男女を観察しながら、
メモをとっている彼女の姿が浮かんだ。
氷室にも覚えがある男の手が彼女を引き寄せ、何か囁きながら彼女の制服を脱がせていく。
「駄目だ!」
予想の立たない出来事に、氷室の思考回路はショートしかけていた。
いや、既に壊れていたのかもしれない。
「わ、わかった、では来週の予定に入れておこう」
氷室は無駄にからブカシをしながら、非常に燃費の悪い運転で彼女の自宅へ向かった。

568社会見学と(先生×主):04/12/03 10:37:03 ID:U0JNCS63
氷室にとってそれは長い長い一週間となった。
彼女のために調べたホテルの数は数えきれないほどで、
行った事もないのにこんなに予備知識を持っているのは自分だけだと自負できるほどだった。
「ふむ。ラブホテル紹介業でも副業で立ち上げられそうだな」

回線の切れた頭でも、生徒とラブホテルに行く事が言い訳のきかない社会見学である事はわかっていたらしく、
氷室は場所をはばたき市から少し離れた所に選んだ。
しかし、それで安心したのか、元々そんなことは頭になかったのか、
いつも通り、頭の先から足の先まで氷室らしい、いつものスーツ姿だった。
見る人が見れば遠くからでも人物の認識が出来るほど氷室らしい姿だったのだ。
「休憩をとる」
彼女は、車を走らせてから1時間も経たないうちにそんな事を言う氷室の顔を覗き込んだ。
「まだ、どこにもよっていませんが、今日は遠くへ行くんですか?」
「ここで、社会見学を行う」
氷室はエルビスプレスリーのフリンジのような布をかいくぐって車をその中に進め、
いつものように安全に停止させた。
車のナンバーを隠すための看板を立て掛け、建物の中に入った。
入り口には部屋の内装の写真があり、氷室は冷静に見回して彼女に向いた。
「希望の部屋はあるのか?」
「い、いえ…」
初めての彼女は戸惑った。値段が書いてあるがゆえによけいに選べない。
「では私が決めよう」
氷室は平均的な値段の部屋を取り、授業のときと同じように顔色を変えずに、
受付で料金を払い、彼女の前を歩いた。
569社会見学と(先生×主):04/12/03 10:38:30 ID:U0JNCS63
「あ、あの…」
「どうした」
氷室は彼女に向き直らずに前を向いたまま答えた。
「せ、んせいは…こういうところ慣れてらっしゃるんですね」
「なぜそう思う」
「私、初めてで、どうしていいのかわからないのに、
先生はすべきことがわかっているようなので…」
彼女の声が小さくなっていき、氷室はやっと彼女へ顔を向けた。
ほんの1メートル、氷室の歩幅で3歩、彼女なら5、6歩というほどの距離がふたりの間にはあった。
「当然だ。社会見学をするのに教師が導くことが出来ない場所にいくはずがなかろう」
彼女の顔が一瞬こわばった。
「予習はし過ぎて損するものではない。ましてや誰にでも最初があるものだ」
キーを差し込んで、彼女をドアの中へ促した。
氷室は先に進む彼女の背中しか見えずに、
彼女の顔にわずかに落胆の色が浮かんだことには気がつくことはできなかった。


「お風呂、ですね」
「そのようだな」
扉を開け、バスルームを覗き込んでいる彼女の後ろから、氷室も覗き込む。
「ジャグジーです、先生」
「好きなのか?」
「はいっ。女の子はみんな泡のお風呂に憧れますよ」
氷室は”みんな”という言葉にひっかかったが、彼女が学校とは違う、
うきうきしたような顔を見せたので、水をさすまいと、黙っておく事にした。
ふたりで、ひととおり部屋の中を見学し、次の行動にどう移るべきか立ち尽くした。
「先生…次はどうすべきか、教えて下さい…」
「もう少し、休憩するか、君が満足したなら部屋をでてもかまわない」
ただ、ラブホテルを見学に来たつもりの氷室は次の行き先の予定も考えていた。
「……休憩、します…」
570社会見学と(先生×主):04/12/03 10:39:08 ID:U0JNCS63
床を見ながら小さく言葉を吐き、ベッドに腰掛けた彼女の隣に、氷室も腰をおろした。
「今日の社会見学、いつもと違うような気がします」
彼女の声が普段よりも堅く響いた。
「いつもはコンサートを聴いたり、ビリヤードを教えてくれたり…」
氷室の方には顔を向けずに彼女は下を向いたままだった。
「ここは、どのような事をするところなのか…先生は教えてくれないんですか?」
「…知っていて、ここに来たのではないのか?」
氷室はいつも以上に冷静であろうと今日を心掛けてきた。
慣れない場所で、あってはならない事が起こってしまわぬように。
「具体的には、知りません。たぶん知っているけど、理解できていません」
彼女の顔が氷室の方を向いた。
「だから、教えて下さい」
彼女が泣いてしまう。そう氷室は感じた。初めて見た表情だった。
「ここは…主に性行為を行うために立ち寄るところだ」
一瞬唇をかたくして、彼女は小さくうなづいた。
「最初は何をしますか?」
「入浴するものが多いのではないのか?」
彼女は意を決したように立ち上がると、氷室を見ずに呟いた。
「先生も後で来て下さいね」

571社会見学と(先生×主):04/12/03 10:40:04 ID:U0JNCS63
そう言われても氷室はその場を動くわけにはいかず、ただジャグジーの重い音を聞いていた。
「あまりにも、遅くはないか?」
はかっていたわけではないので、彼女が姿を消してからの時間はわからない。
実際よりも長い時間が経っていると思い込んでいたのかもしれない。
彼女が向かった先は、風呂だ。慣れない風呂で、溺れていたり、
のぼせていたりはしていないだろうか。
氷室は考えだすと、どんどん不安要素ばかりが頭に浮かんだ。
血の気の引いた彼女の顔が、泡の間から見えかくれする。
氷室は気が焦って風呂のドアを開けた。

「先生、遅いです」
赤い顔をして少しすねたふうにしてみせた彼女の前に氷室は膝をついた。
「君が倒れているのではないかと…」
彼女は目を細めて微笑んだ。
「もう少しでのぼせるところでした」
彼女がふいに付き出した腕を、氷室は反射的に掴んで引き上げようとした。
力を入れなおそうとした隙に彼女は氷室の腕を引き、風呂に引きずり込んだ。
彼女に抱きつくような格好で泡にうたれ、呆然とする氷室を見て、彼女は嬉しそうに笑った。
「先生、お風呂に入るときはちゃんとスーツ脱いで下さいね。心配してくれてうれしいです」
彼女はそっと氷室の首に腕をまわし、耳に息を吹き掛けた。
「社会見学の実技、出来ないなんて先生言いませんよね。
名実ともに『氷室学級のエース』にして下さい」
少し顔を離し、目を閉じた彼女に氷室は吸い寄せられた。

572名無しさん@ピンキー:04/12/03 10:42:21 ID:U0JNCS63
続きます。
少々お時間下さいませ。
573名無しさん@ピンキー:04/12/03 20:55:33 ID:xeVnoqKn
ラブホで社会見学(・∀・)イイ!!
続き待ってます
574名無しさん@ピンキー:04/12/04 00:29:23 ID:gRIdxCof
いけない社会科見学ハァハァ
待ちます待ちます
575社会見学と(先生×主):04/12/04 20:48:27 ID:rZOKQefj
バスローブを羽織り、ベッドに腰掛けている氷室の前に彼女はバスタオルを一枚まいただけで、たった。
「先生、困ってますね」
そのことばの通り氷室の顔には困惑の色が濃く浮かんでいた。
先ほどキスしてしまったこともその要因のひとつだった。濡れたスーツが縮まずに乾くかどうかよりは重要な要因だった。
「先生、教えて下さい。私が知っていること、本当かどうか確かめさせて下さい」
「なにを確かめたいんだ」
「好きな人に抱かれたら気持ちよくて幸せな気分になるって。先生は、知っているんでしょう?」
そういう気持ちを経験したことがないと言えば嘘のような、本当のような難しい質問だった。
「私は君とのキスだけでも幸せな気分になった、しかし同時に恐怖も感じた」
「恐い…? 先生が?」
「物事には原因があって、結果がある。その結果に対する恐れだ。今の君にはまだわからないことだ」
「経験がないから、わからないってことですか? …妊娠とか、ですか?」
「そういうことも含まれうるが、もっと違うことだ。君の予想のなかにはあり得ない解答だろうと思う」
彼女はバスタオルの合わせ目を掴んだ。
「私には想像も付かないこと…」
「私が私ではなくなるかもしれないということだ」
「…先生が、先生じゃなくなる。先生やめさせられるかも、ってことですか?」
氷室の目が少し見開かれた。
「そうか、それは考えていなかったな。当然あり得るな」
思考能力が空回りしはじめたな、と眉間にしわを寄せて微かに笑った。
「それは、私が黙っていれば誰にもばれませんっ。秘密です、秘密。私だけの秘密…」
「当事者の私をほっておく気なのか、君は」
ベッドに腰掛けている氷室と直立の彼女の目線の高さはあまりかわらず、
氷室の伸ばした手のひらに彼女の頬は簡単に包まれた。
「君と、私の、秘密だろう」
大概の生徒のイメージとは違う、氷室の大きくて優しい手のひら。
その甲の部分に彼女は自分の小さな手のひらを押しあてる。
「先生と、私の、ふたりの秘密」

576社会見学と(先生×主):04/12/04 20:49:21 ID:rZOKQefj
彼女は心臓の音が大きくなるのを感じた。熱く、大きく。強くなった気がしたのは自分の想いか、
それとも絆か。教師の氷室に寄り添う生徒としての自分とそして女の…。
「先生が先生じゃなくなるって、男の人になるって、こ、と?」
「氷室学級のエースとしてはなかなかいい答えかもしれないな、90点」
彼女は頭の中で自問する。私も生徒じゃなくなるの?
「満点の解答を教えて下さい」
氷室の瞳に問いかける。私は何になるんですか?
彼女は、頬に触れていた氷室の手をはずして自分の胸に抱き締めた。
「や、やめなさいっ」
「わからないけど、きっとこの手のひらに答えが書いてあるような気がするんです。
先生が先生じゃなくなったら、なにになるのか見当もつかない、でも嫌いになんて絶対になりません…
先生は先生じゃなくなったことがあるんですね」
彼女は、男女のこういった行為が初めてではなく、時折慣れているかのようにさえ見えた氷室にショックを受けていたことに気が付いた。
使い方を知っているホテル、あえて避けていた行為の流れ、経験がないはずはないのだが、
目の当たりにすると美しくあった偶像が傷付いていった。
なのに自分には行為に及んで欲しいというのは矛盾している、自己中心的でわがままな自分を恥ずかしく思った。
「教師になる前だがな」
彼女の手に自然と力がこもった。
「今、君を抱けば以前よりも我を失う自信すらある。
私の箍を君はいったいいつはずしてしまったんだ…」
彼女の腰を引き寄せ、唇を近付けた。
「俺に理性を失わせたのは君だ」
彼女の唇の上でそっと囁くと、氷室は自分のそれを合わせた。
577社会見学と(先生×主):04/12/04 20:51:37 ID:rZOKQefj
押し付ける唇は何度も角度を変え、固くなっている彼女をこじ開けようとした。
彼女からすれば慣れないことに、呼吸の仕方を忘れ息苦しくなって口を開いたところに
氷室の生暖かい舌が入り込んで、彼女は鳥肌をたてた。
バスタオル一枚の姿で身体が冷えただけが理由ではなかった。
自分のものでない舌の感覚は想像できない未知の生物のようで一瞬それが氷室のものということを忘れた。
震えた身体を氷室は抱き寄せ、ベッドに横たえた。
氷室はなにも言葉を発しないまま唇の動きだけは止めようとしなかった。
彼女に馬乗りにまたがり、瞼のふち、耳の形をなぞり、すっきりとした彼女の顔の輪郭を舐めていった。
未だバスタオルを胸のあたりで握り締めている彼女の拳にも唇を這わせ、
拳と共にゆるんで滑り落ちたバスタオルに隠されていた胸にも濡れた痕をつけた。
彼女は身体を固くしてただ氷室の愛撫を受けていた。白く見えそうなほどの熱い呼吸をし、
時折我慢しきれずに小さく声を漏らす他はなにも出来ずにいた。
「あっ先生、そこはやっ」
氷室の頭部が彼女の腰よりも下がり、ながい指が内腿をなぞった時、彼女は初めて拒否の声を出した。
次の行為が予想通りなら恥ずかしすぎると。
「俺の好きにする」
氷室は予想に違わぬ場所に予想以上の刺激を与えた。
唾液が必要ないほど濡れた彼女の秘部を固く叩き、柔らかく舐め、噛んだ。
「やああっ───っ」
脊髄反射のように身体を仰け反らせ、彼女は酸素を求め口を大きく開けた。
彼女は氷室の口元で、ぴくぴくと秘部を反応させ、無意識に女を主張していた。
男は女とひとつになるために距離を近付けた。
「もう止められない、覚悟するんだ」
秘密を共有し守り抜く覚悟、彼女の身体が受けとる痛みへの覚悟、
尊敬する氷室への偶像が壊れるかもしれない覚悟。彼女の頭に浮かんだ覚悟の数々。
「氷室学級のエースを侮らないで下さい」
後悔しない、そう口のなかで声なく呟き、奥歯に力を入れた。
「んんっ」
どちらのものかわからないくぐもった声がその瞬間に部屋にこぼれた。

578名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:57:57 ID:rZOKQefj
改行が多すぎると怒られながらも続きます。
またお時間下さい。
579名無しさん@ピンキー:04/12/04 22:35:11 ID:k9YJXvOY
「俺」キター 続き期待
580名無しさん@ピンキー:04/12/05 04:44:13 ID:06qTkHFY
エクセレントォォォ!
581名無しさん@ピンキー:04/12/05 12:07:17 ID:LX2VfXgv
続き待ってます
582名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:03:02 ID:ryPgdW/c
グッジョブ
583名無しさん@ピンキー:04/12/11 13:53:22 ID:qoJuagO4
クリスマスもの書きたいのぅ。王子かわたぽんで。
584名無しさん@ピンキー:04/12/12 21:24:12 ID:fu6jnj8o
あつかましいかもですが出来れば王子でお願いします
585名無しさん@ピンキー:04/12/15 00:49:00 ID:47i09N7n
hosyu
586名無しさん@ピンキー:04/12/20 05:32:42 ID:2eQZrl/u
587名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:15:16 ID:A3wGPAJD
クリスマスもの、エロ妄想には持って行きにくいな……
588名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:18:38 ID:QkKQ1STt
バイト×奈津実です。
ふたりはセフレで、なっちんの悲しい片思いという設定です。
肉体的にバイト×奈、精神的には奈→バイト、という感じです。
短いので一気にいきます。
589名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:20:08 ID:QkKQ1STt
これ以上距離が開かないようにアタシは姫条を誘う。
断られないように、その気のある時を狙って。

アタシがシャワーを終えてベッドへいくと、姫条はベッドの上にあぐらをかいてテレビを見ていた。
ラブホにお決まりのやらしいやつ。
「姫条、シャワーは?」
「後でええ」
テレビ見るのやめてくれない?
バスタオル一枚のアタシは、姫条とテレビの間に場所を確保して勝手にコトに及ぶ。
ズボンのファスナーをおろして姫条のモノをとりだす。性欲を満たすために仕方なくってふりで。
「アンタさあ、やる気あんの?」
姫条にとってアタシはこんな程度のものかと傷付いた。
中途半端なそれを軽く叩く。ホントは触れるのにもドキドキするのに。
「不満ならジブン、しゃぶってぇな」
不満でもそうでなくても言われなくても、そうするつもりだった。
アタシは姫条のまだ軟らかなところに舌を伸ばした。あぐらをかいた姫条の前に四つん這いのアタシ。
いろいろ優しくされたいけど顔を見られたくないからこの体勢でいい。
アンタに抱かれる喜びが顔にでてるかもしれない。まだ、見ないで。
「お、お、そこそこ、もちょっと強めに。おお、ええで」
髪を撫でながらほめる。気持ちいい? うれしい。でもあからさまな顔は出来ない。
姫条のものは立派になり、アタシの喉にあたった。
時々気持ち悪くなるけど、気持ちはよかった、アタシが感じさせてるんだ。
テレビの音はまだ聞こえるけど、姫条の口からそれについての感想みたいなのはでてこなくなった。
テレビはただのBGM。女優の喘ぎ声だけど。
590名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:21:01 ID:QkKQ1STt
「ジブンホンマ好きなんやな。俺のしゃぶっただけでこんなに濡れとる」
姫条の指がアタシのお尻を撫でてその先に触れた。
アンタに抱かれるのに濡れないわけがないじゃん。誘うって決めた瞬間から濡れてるなんて知らないでしょ。
アタシはアンタに抱かれたいの。アンタだけに。アンタには何人いるかしらないけど。
ゆっくりと確かめるように指が埋められていく。1本、2本。
そして円をかく。そのちょっとくせのある動き方はアタシの感覚を刺激する。
あたし専用の動きなのか、誰にでもそうなのか考えると目尻まで濡れてしまいそうだから、
あたしのツボを知ってるって思うことにした。
唾液を擦りつけてる場所から上に向かって姫条を剥がしていく。
前を全部開いて喉仏に歯をあてると姫条は微かに引きつる。
その頃にはアタシのバスタオルはどこかにいってしまってて、肌の温度差も気にならなくなってくる。
姫条にまたがってキスをする。唇の端に。セックスのテクニックのひとつみたいに軽く舐める。
抜き差しされる指ごと濡れたところを擦り付けて姫条を煽る。
焦れているのはアタシじゃなくてアンタだって思わせるように。
いつだって触れたい長めの髪に手を入れる。躊躇しないように勢いをつけたら髪を引っ張っちゃって、
ごまかそうと押し倒すようにキスした。
激しく舌を絡ませて姫条を翻弄してやりたいのに、あそこをかき回す指がびりびりとした快感を呼んで、
息があがって、アタシはがっついたセックスをしている気になる。姫条が欲しくてたまらない。
姫条がアタシにするようにクールに、一歩ひいてセックスを楽しむような女になりたいのに。
だって姫条は別にアタシじゃなくてもいいんだから。心も身体も。
せめて身体だけでも他の女よりアタシを選んで欲しくて、あたしは割り切ったふりでセックスを楽しむ女の顔をする。
気持ちよければ別にアンタじゃなくてもいいんだからね、そんな顔。
本当にそう思われたら嫌だけどさ…。
591名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:22:55 ID:QkKQ1STt
「なぁ、ジブンめっちゃ感じやすいんか? それともオレがうまいんかなー」
抜いた指をアタシに見せて、含みをもって笑う。唇に塗られたからその指を舐めた。アタシの味。
そのまま姫条の指がアタシの身体を降りていく。チア部で鍛えたアタシの身体。姫条の好みだったらいいな。
姫条にたくさん濡らされたアタシは、早く姫条が欲しくて姫条のモノに手を添えた。
上になってるアタシから挿れなきゃって思って。
男にされるがままじゃなくって、自分が気持ちいいように攻める。きっとそれが正しい関係だから。
アタシはゆっくりと、わざとらしいくらいゆっくりと腰をおろした。
自分から挿れるのは慣れてなくて難しいから、それをごまかすために。
痛いような、痛くないような、ちゃんと入っていないような、大丈夫なような。
姫条の立派なモノはアタシのおなかを苦しくさせる。大きくて。うれしい。
『ジブンとやりたい』って言われているようで。
ぎこちない上下運動をごまかすように腰をひねりながらアタシは姫条と繋がる。
姫条の大きくて少しだけ無骨な手がアタシの胸を包むように触る。
気持ちよくてだんだん頭が回らなくなってくる。アタシは今、この男を抱いている。
目の前にいるきれいな顔には汗が滲んできた。
「ジブン、今日なんか感じ違わへん?」
「ふふん、気持ちいいんでしょ」
大人なアタシ。女優になれそう?
「ああ、うまなったな、ジブン誰に仕込まれたん?」
「そんな野暮なコト聞くー?」
ちょっとやきもち入ってる? 泣きそうだよ。うれしいのと誤解されてる悲しさで。
592名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:24:44 ID:QkKQ1STt
アンタが気持ちいいようにアタシは夢中で腰を振った。いつもそう、
最初は『ちょっとセックスしてすっきりしたい』ぐらいの顔をしながら、すぐに姫条の身体に夢中になってしまう。
身体だけだって言うのを忘れてしまいたいように。姫条の身体だけでも離れていかないように。
簡単に気持ちいいことが出来る女、それでもいいじゃん、姫条はアタシを抱くんだから。
他の女よりも1回でも多く選ばれれば、それでいいじゃん、ね、奈津実。
もっと頑張るから、もっと気持ちよくしてあげるから、アタシを選んで。アタシを抱いて。
一度くらい許して『まどか』って。
姫条がセックスをうまいのか、それとも相性がいいのか、アタシが姫条を好きだからか、わからないけど、
アタシは結構早く頂点を見る。しかも何度も。
姫条をイカせたいのに、繋がったままでアタシは輪ゴムをはじくように何度も身体を仰け反らせて、
イッたことを姫条に伝える。
「姫条、アンタさいこ、ぅ」
そんな時もアタシとアンタの関係らしく言葉を吐き出す。
「あたりまえやん」
姫条は掴んだ腰を自分勝手に動かして最後には、アタシの身体でイッた。
気持ちよかった?

「後で」の言葉通り姫条はセックスの後でシャワーを浴びている。
アタシはまだだるくて、姫条に抱かれたこの身体を両手で抱き締めてる。
飽きられないように、ウザがられないように、頭が回る間はいつも意識して。
ただの友達よりただのセフレを選んだのはアタシ。アタシが決めたこと。
姫条、いつかアタシに決めて。
一緒にシャワーを浴びて、優しくキスして。
593名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:26:38 ID:QkKQ1STt
おしまいです。

594名無しさん@ピンキー:04/12/23 09:48:30 ID:Wpq1gQgB
クリスマス前に神様降臨!ヒィヤッハー

切なくてエロくてイイヨイイヨー
ぶっちゃけちょっと泣けたよ
おいしゅうございました。ゴチでした!
595名無しさん@ピンキー:04/12/24 21:39:43 ID:rMYh14Y2
イヴに徘徊してたら、昨夜神が現れていたのですね!GJ!
個人的には、なっちんとバイトがラブラブなのは想像出来ないので
よい感じでしたよ。(好きな人スマソ)
ついでにどなたか、モリリンで完結しているお話を投下オネガイ・・・
596名無しさん@ピンキー:04/12/30 00:21:22 ID:FDHev8/a
奈津実→バイトを書きましたものです。
かなり読む人を限定してしまうものをかいてしまったんですが、
感想をくれた人は私の込めた思いをわかってもらえたようで
うれしいです。

つぎはきっとなるべく多くの人に読んでもらえるネタを考えてきます。
597名無しさん@ピンキー:05/01/02 23:48:19 ID:/Gpty0Vw
あけおめ!ヒメハジメ!
598名無しさん@ピンキー:05/01/07 01:38:27 ID:IbyaKahJ
遅れたけどあけおめ〜。王子達は今年で卒業か……
599バイト×主:05/01/08 02:59:27 ID:rSSRNSct
468-474の修学旅行の夜の話(バイト×奈津実)の
主人公側を書きました。

バイト×主です。



大部屋か、数人の洋室、旅行中に不公平がないように日で変えられてわけられてる。
今夜の部屋割り、私は数人のベッドの部屋。
修学旅行の部屋割りって、同じクラスでも仲のいい友達と一緒になれるとは限らないよね。
今夜、私の部屋の子達はみんなバラバラに誰かの部屋に散らばっていった。
私はこの部屋で仲良しの友達と集まる予定だったんだけど、メールの返事がこなくて、電話も繋がらなかった。
どうしようか考えてる時に電話をくれたのは姫条くんだった。
「いまどこ? エッチな話で盛り上がってたら呼んでぇな」
「やぁだぁ。盛り上がるどころか誰もいないの」
「ひとりなん? ちょうどええやん、出て来れるやろ。お月見うさぎさんしよや」
「鍵もってるの私なんだけど、出かけてまずくない?」
そう言って、同室の子にはメールしておけばいいかと気が付いた。
そんなに遠くには行かないだろうし。だけど姫条くんにオッケーという前に向こうに提案された。
「ならそっち行くわ。別に部屋でもええしな」
私は姫条くんに部屋番号を教えて電話を切り、ちょっと身だしなみを整えた。
姫条くんは、今一番仲のいい男の子。一緒に出かけるのはデートだと思ってるんだけど、姫条くんは女の子に人気あるみたいだし、どう思っているんだろ。
でも、修学旅行の自由行動一緒に回る約束したんだ。誘ったのが私が最初だったのか、選んでもらえたのかはわからないけど。

600バイト×主:05/01/08 03:02:11 ID:rSSRNSct
「ほんとにお月見だったんだ〜」
姫条くんはどこで買ってきたんだか、みたらしだんごをもってきた。
窓際のベッドに腰をおろしてふたりで月を見た。
「ぼやっとした月だけどそれもきれいだね」
「うさぎは見えへんけどな」
「姫条くんは月のうさぎより、バニーガールがいいんじゃないの?」
「うわっひど、ジブンなんか色気より食い気やろ」
確かに手には既にだんごを握っている私。反論できません。
「いーだ。全部食べてやる」
だんごの入れ物ごと姫条くんから奪い取った。ニコニコ笑ってる姫条くんに最後はちゃんと半分渡しましたけどね。全部食べたら太っちゃう。
お茶まで買ってきてくれた姫条くんに感謝しつつ、ごちそうさま。
「たれ、ついてんで」
姫条くんは、私の唇をはみだした所についていただんごのタレを指で擦りとってくれた。
「ごめ、あ、ありがと」
なんだか恥ずかしいよね。
「な、鍵のかかった部屋にふたりっきりなんやで」
姫条くんの顔はさっきまでとは違って、へらへらしてなくて。
「食い気がみたされたら、次は色気って期待したらあかんか?」
声はびっくりするほど近くで発されていて、姫条くんの方を向いたのに目しか視界に入らなかった。それも姫条くんの手のひらで覆われて私の視界は手のひらだけに、そして暗くなった。
601バイト×主:05/01/08 03:04:28 ID:rSSRNSct
優しく触れるだけのキスが離れても、余韻を探すように目を閉じたままの私の唇に、彼はもう一度キスをくれた。
ゆっくり目を開けた私の様子を、姫条くんはうかがっているみたいだった。
その不安そうな顔を見て、いたずらや遊びじゃないって思いたかった、だけど、
「ファーストキスもセカンドキスも姫条くんに奪われちゃった」
冗談で流せるように頑張って笑った。
たまたま今日、私なだけで、明日は違うかもしれない。デートだって他の子ともしてるかもしれない。
姫条くん、どっちなの?
笑ったつもりだったのに姫条くんの目を見たら涙が出た。
「嫌やったんならすまんっ、せやけどっ」
好きって強く思った。だから冗談でもいい。それでも、
「次も姫条くんが、いい…」
3回目のキスは自分からした。押し付けるだけのへたくそなキス。
「100回目も1000回目も俺にさせてくれへん?」
「101回目も1001回目も…」
「ずっとずっと俺だけとキスして」
4回目以降は唇を離れて違う場所にキスをされた。
どうなってもいいって、頭がさっきのお月様みたいにぼんやりしたけど、姫条くんの手が体操着をずらしたから我に返った。
602バイト×主:05/01/08 03:07:09 ID:rSSRNSct
体操着の裾を掴んで身体をひいた私に姫条くんは、らしくなくどもった。
「す、すまん、いそぎ、すぎたよな…。我慢できひんで…、せやけど、ジブンが受け入れてくれる思うたら今すぐ手に入れたくなったん、や…」
私が拒まなかったら、このベッドで私達はそういう関係になってたってことだよね。
さっきはただびっくりしただけなんだけど、私は遊びの関係でもいいの?今、エッチしたいの?
もしかしてセフレになるのかな…。
やっぱり、他の人とエッチするんだって思いながらなんて耐えられないよ。
「姫条くんが私だけじゃないなら、嫌…」
「…?」
「他にもキスしたり、エッチしたりする子がいるなら、私は嫌。初めても2回目も姫条くんがいいけど、その間に姫条くんが他の子とエッチするんだったら、嫌なの。ごめんなさい」
沈黙は長かったのか短かったのかわからない。
「俺な、ジブンに誤解されるような、他のやつに誤解されるような態度とってきたかもしれん。せやけどな、…俺にはジブンだけやねん。今ここでふられてもそんなすぐに他の女ってわけにはいかんし、だいたいジブンの事諦められるとは思えへん。信じて欲しい。お前だけや」
真摯な目だった。
「ずうっとジブンと一緒にいてるのにいつ他の女にちょっかいだす暇があるんや?」
ちょっと調子のいい言葉使い。いつもの姫条くんに戻ってきた。
「これからもずうっと一緒にいよ、な? 俺のこと見張れるように、べったり傍にくっついとけばええやん」
うん。
私達はこの夜を一緒に過ごすための始まりのキスをした。
603バイト×主:05/01/08 03:08:53 ID:rSSRNSct
「嫌やったらゆうてな」
「痛くしないでね」
「…それは確約できひん」
「あ、でも」
「まだなんかあるんかいな」
「みんなが帰ってくると思う…」
「大丈夫や。どうせ他のやつもおんなじようなことやっとるって。それに、鍵かかっとるやろ」
もうええやろ?と姫条くんは私の唇を塞いだ。
私よりも体温の高い指が私の身体をなぞっていく。恥ずかしくて、でも気持ちよくて、私の身体の上をふわふわな月のうさぎが歩いたり、走ったりしてる、そんな感じだった。
100回目よりは少ないと思うけど、もう何回目だかわからなくなったキスの時に私は私の好きな人と結ばれた。
変な格好だし、痛いし、うれしかった。しがみついた彼の背中は暖かくて、ずっとこのままならあまり痛くないし、幸せって思った。
「そろそろ動いてエエ?」
まさかあんなに痛いとは思わなかったから頷いて後悔した。
頑張って我慢して我慢して、涙がでた。
「い、痛いんやろ。噛んでもエエし、ひっかいてもエエで」
「んんっ姫条くんっっ」

604バイト×主:05/01/08 03:12:22 ID:rSSRNSct
「痛すぎたんか?」
「ん」
あまりの痛さに彼に爪を立てた記憶がうっすらとあるだけで、彼がどうこうしたって言う記憶は私のなかにはなかった。初めてのエッチ。
ぼやけた月になった気分で姫条くんを見てたら、コンドームをはずしてなんかして、ゴミ箱に投げた。
私は彼と離れたはずなのにまだ繋がってる感覚でむずむずしてた。
「ジブン、痛かったのに、俺だけ気持ちエエなんて卑怯モンやな」
「卑怯モン、卑怯モン」
本当にそう思ってたわけじゃなかったけど、姫条くんの言葉に便乗した。この人はこんな時でも笑わせてくれる。
「なら、痛くなくて気持ちようしたるな」
さっきまで痛かったのが嘘みたいに、姫条くんの指は私をじわじわと気持ちよくしてくれた。
「あ、あ、姫条くん、姫条くんっ」
「ちゃんと気持ちようしたるから、ちゃんと名前呼んでな、『まどか』て」
「まどか? やぁーーっ、まどかっまどか… …」
何度か彼の名前を呼びながら私は彼の指で…。
恥ずかしすぎてもう彼の顔は見られなかった。

605バイト×主:05/01/08 03:13:22 ID:rSSRNSct
私、寝てたのかな? 気が付いたら姫条くんが横にいて、私の髪を触ってた。
「朝まで一緒にいたいとこやけど、俺、部屋戻るわ。なんか外音がするし、また明日も会えるしな」
お互いに身支度をして、扉へ向かう姫条くんを送ろうとベッドから足をおろした。
い、た、い。
「ええよ。ベッドで寝とき」
「ん、ありがと、姫条くん」
ドアの前で振り返って姫条くんはちょっと睨んだ。
「まどかやろ、まーどーか」
頭が沸騰しそうになった。

姫条くん、いや、まどかと入れ違いに何人かが入ってきた。この部屋の子とそうでない子と。
ひそひそ声のなかに姫条くんの名前が聞こえたような気もしたけど、ま、いいや。朝まで、しっかり寝て、クマつくらないようにしなきゃ。明日も、もう今日かな、まどかと一緒なんだもん。
まどか、呼ぶと思い出しそうで恥ずかしいなー。

606名無しさん@ピンキー:05/01/08 03:17:24 ID:rSSRNSct
おしまいです。
なっちんの話をかいている時は
バイトと主人公は名前を呼ぶ仲になったか
せいぜいちゅーをしたくらいで考えていたんですが、
どなたかのレスでウフンアハンというのがあったので、
それで書いてみました。
肝心の本番の部分はないですが スマソ
607名無しさん@ピンキー:05/01/13 18:44:42 ID:lZbAR9V1
おっ楽しみにしてます!GJ!
職人様か絵師様に絵をもらったらどうだろうか。
608名無しさん@ピンキー:05/01/13 18:46:15 ID:lZbAR9V1
あ、誤爆った。スミマセン。
ちょっと初めての誤爆でビビった(笑)
609名無しさん@ピンキー:05/01/13 23:59:51 ID:V0JS2Bsd
当時ウフンアハンとレスつけた者です。
まさかあんな戯言がこんな萌えSSになろうとは!神GJです。
この甘アマな時間になっちんがあんな話をしてると思うと非常に怖い。
その話を聞いた子が主人公にそれを喋ったりしたときを想像するとその後の修羅場がもっと怖い。
610名無しさん@ピンキー:05/01/19 02:12:42 ID:X2IEn/Ng
ほしゅっとく。もうすぐ卒業式がやってくる…
611名無しさん@ピンキー:05/01/19 10:23:43 ID:c8RYSWzu
卒業式の前にバレンタインだろう!
612名無しさん@ピンキー:05/01/19 11:30:30 ID:34jP/whU
明日はありりんの誕生日ではなかろうか
613名無しさん@ピンキー:05/01/20 03:12:17 ID:wJWZOh75
ありりん誕生日おめ
女の子の中では最萌なので、部屋選択いつもありりんを選んでしまうよ。
614名無しさん@ピンキー:05/01/20 08:58:26 ID:UGULsdcy
ありりんおめでとー。
彼女ほどエロに縁遠いキャラもいないような。
過去ログでもありりん話ってなかったよね?
615名無しさん@ピンキー:05/01/20 09:44:33 ID:wrtLTPYR
あったよ。ありりん話。
ありりんが激しいエチー求めるんだけど、もりりんが淡白で…みたいな。
616名無しさん@ピンキー:05/01/20 13:18:17 ID:UGULsdcy
あったっけかそんな話。保管庫潜ってくる。
617名無しさん@ピンキー:05/01/22 14:35:35 ID:uqJCh0z1
それは某哀弗のSSではないだろうか
618名無しさん@ピンキー:05/01/24 01:10:28 ID:yWEnK+N8
バイト×主萌え〜!
長くなっちまったけど、姐さんたち
漏れのも読んで頂ければ
泣いて喜びます。
619618よりバイト×主1:05/01/24 01:12:49 ID:yWEnK+N8
おいおい、ちょっと露出しすぎとちゃうんか?
今日は俺のうちで知的にお勉強会。ウキウキの夏休みも
近いってゆーのにもうすぐ地獄の期末試験。
補習の常連でもある俺のためにせっかくアイツが勉強を教えに
来てくれてるっちゅーのにこの天然お姫サンは〜!
・肩ヒモの所がフリルになっている、白のキャミソール
・肩が冷えないようにか、少しラメの入った銀色のストール
・真ん中が割れているジーンズのスカート
・高いところでオダンゴにしてウナジセクシーな髪型
・ツヤツヤジューシーグロス
以上、今日のアイツの服装。
俺のツボには入りまくりや!エロカワイイんやもん!
数学の教科書を開いてからもう1時間。
さっぱり数式なんて頭に入ってこうへん。
アイツとは違うクラスにもかかわらず、1年の頃、
かわいーなってナンパしてから今日で二人で会うのは13回目。
13回て!!タラしで名をはせたこの姫条様が未だお友達関係!!
普段の俺やったらソッコーヤッチャッテマスガ…なにか?
ってな感じなのにな。
なぜか手ェ出すタイミングがつかめへん。
そんな俺のことを知って知らずかアイツは無邪気に接してくる。
あぁ〜そんな屈んだら胸の谷間が見えてまうで?
クソッ!俺の位置からは頭が邪魔して微妙に見えへん!
あ、そうそうもうちょっと頭上げて…
おぉ〜結構見かけによらず胸あるんやな…
620618よりバイト×主2:05/01/24 01:15:23 ID:yWEnK+N8
____________________________________________________________

「姫条くん…なんか暑いね…」
そういうとアイツはストールをそっと肩からすべり落とす。
想像以上の白い肌が目に入る。
「そうか?窓あけるか?」
俺は席を立ち窓際に行く。
窓を少し開け、窓のところに置いてあるソファーに座った。
「わぁ涼しいね」
そう言いながら葵が俺の隣に座ってきた。
アイツの甘いにおいが風にのって俺の鼻をくすぐる。
エエにおいや。何のコロンやろ。とその時アイツが
俺のひざに向かい合わせの状態で乗ってきた。
「どうしたんや?」
621618よりバイト×主3:05/01/24 01:16:32 ID:yWEnK+N8
アイツは何も応えず俺の肩に両腕を回す。
ちらりと下をみるとスカートの真ん中の割れ目から
セクシーな黒のレースのパンティーがのぞいている。
「姫条くん、好き…」
桜色に頬を染めて俺を見つめるアイツ。
「しょうがない子やな」
俺はそっとアイツの顔を手で包みキスをする。
俺は唇を存分に動かしてアイツの唇を開かせて
舌を挿入させくちゅくちゅと音を立てる。
だんだんとアイツの息が上がってきて、
一生懸命俺に合わせて舌を動かしてくる。
「んっ…あ」
思わず漏れたあえぎ声に俺は更に欲情する。
そして手でアイツの胸を揉みなえがらだんだんと
硬い突起物が俺の手のひらに当たるのを…
って、も、もしかしてノーブラですか!自分!!
親指の腹でキャミソールの上から、その突起物を転がすと
ビクリと身体を震わせる。
「はぁ…ん…姫じょ…く…ん」
「なにも着けてないなんてヤラシイ子やなぁ」
「んんっ!姫じょ…く…」
「なんや?気持ちエエんか?」
「姫条…くん」
あぁ、もう俺止められへ〜ん!!
________________________________________________________
622618よりバイト×主4:05/01/24 01:17:30 ID:yWEnK+N8
「姫条くん!!」
「…ん?」
「なにボーっとしてるの?ココ解けたの?」
ハッ!俺今何考えて!!あかんあかん!!
とたんに現実に引き戻される俺。
俺お手製のアイスコーヒーでのぼせた頭をクールダウン。
…それにしてもプクっとした唇を突き出して怒る顔もかわいいな〜。
「ゴメンゴメン!あまりのも自分かわいいから見とれてしまってたわ」
「もう〜何言ってるの!」
あぁ自己嫌悪…童貞クンじゃあるまいし、
なんて想像をしてるんや!だめやだめや!
中止ちゅうし〜!!
623618よりバイト×主5:05/01/24 01:18:41 ID:yWEnK+N8
?マークのアイツをよそに一人もだえていると、
どこからか携帯電話が鳴る。一瞬他の遊び友だち(女)からかと
思ってドキッとしたが、この着メロは俺のやない。
アイツは自分のかばんから携帯を取り出すと、
小さくごめんねって言いながら着信ボタンを押した。
んも〜そういう自分もめっちゃかわいい!
そんな気ぃ遣わんでもいいのに!!
どうやら電話の相手は弟の尽んぼらしい。
あのガキ…いやいやお子さんはいっつも俺たちのことを
邪魔してくる。何度デートの邪魔をされたことか!!
シスコンにも程があるっちゅーねん!!
「うん…分かった…気をつけてね…うん、
うん大丈夫だよ、もう!心配性なんだからぁじゃあね」
携帯を切るとアイツはふーっとため息をついた。
「なんかあった?」
「んー尽からだったんだけど、今日急に親戚のおじさんが
ぎっくり腰になっちゃって、これから行くんだって」
「えー!それ大変やんか!!自分はいかなくてええんか?」
「うん…とりあえず今お父さん出張でいないし、お母さんと車で
すぐ出るからって…」
624618よりバイト×主6:05/01/24 01:19:41 ID:yWEnK+N8
なんやって!そんなありえへん事あってええんか!!
よくやった(?)尽んぼ!!
いつもは門限あって8時まで家に帰らんとアカンとか
いつも言ってるけど、今日はあれこれ言う家族も
いないっちゅー事やな…。
「ごめんね、帰らなきゃ…」
って、マジすか!はやっ!こんなチャンスに逃がさへんで!!
「だ、誰も家にいないんやろ?うちでご飯食べていけぇや」
「でも…」
「そんな自分一人家にいさせられへん」
必死で理由を作る。アイツも少し考えてる風…あともう一押しや!!
「自分、手作りタコ焼き食べたいって言ってたやろ?今日作ってやるわ」
くー!こんな色気ないことしか言えへんのか俺は!!
「ホントに?じゃあご馳走になっちゃう!」
っていいんかいそれで!
と心の中で突っ込みをいれつつ、そんなアイツも
かわええな〜と思ってしまう。ダメやな俺。
でもラッキーラッキー!
それからそこそこに勉強を片付けると、
俺たちは材料の買い出しに行った。二人並んで
お財布だけ持って、二人で夕飯の買い物なんて、
これってなんか新婚さんみたいやん。
新婚さんいらっしゃ〜い!なんてな。ゲヘヘヘ。
625618よりバイト×主7:05/01/24 01:20:27 ID:yWEnK+N8
あぁ〜今日はこの寂れた商店街が夢の世界のようにキラキラしてる。
八百屋のオバちゃん、いっつも寂しい男やなんてからかうけど、
俺かてHだけやなく一緒に家でご飯食べる女の子もおるんや!
ニヤニヤしながらこっち見るなや!照れるやないか〜。
やべっ!花屋の美和子さん。怖い顔してこっち見とるがな!!
お客さんの相手してる途中で助かったわ。
魚屋のおっちゃん、おったまげた顔してんな、オイオイなんやその指は!
ホンマ下品やな!こりゃ今度来たときからかわれるな〜。
「姫条くんて色んな人と仲良しなんだね」
なんて周りの下卑た目なんか一切気づかず、
ホント鈍感ちゅうか無邪気というか。
626618:05/01/24 01:26:09 ID:yWEnK+N8
お目通し失礼いたしました〜
長くなってスマソ
とりあえず途中で終わります。
続き希望というネ申なお人がいらっしゃったら
うpさせて頂きます。本番がまだなので(;´Д`)
感想を頂けたら頬染めて囁かせて頂きます。
627名無しさん@ピンキー:05/01/24 02:18:22 ID:kZPCpuOp
GJ!!
姫条の妄想&空回りっぷりかもういっそ可愛い。
続き楽しみにしとります。
628名無しさん@ピンキー:05/01/25 23:55:56 ID:kb8OvH+S
卒業間近 主人公×先生モノ書いてみました〜〜。

主人公ももうすぐ卒業ってコトで、卒業間近の話です。
主人公攻め+お口でのご奉仕ありです。
苦手な方はスルーしてやってください。
629卒業間近 主人公×先生:05/01/25 23:57:11 ID:kb8OvH+S
「卒業後のことについて、せんせぇにご相談があるんです。」

この3年間、我が氷室学級のエースとして実に優秀な成績を修めてきた彼女が酷く思いつめた様子で話しかけてきたのは
卒業式をほんの数週間後に控えた小春日和の午後のことだった。
彼女はすでに推薦で一流大学に入学することが決まっていたが、4月からはまるで新しい生活が始まるのは他の生徒と同じであり、
担任教師に相談したい悩み事があってもそれほど不自然なこととは思えなかった。
「よろしい。数学研究室で聞こう。」
「あの……できれば、他の誰にも聞かれたくないお話なんですけど。」
悩み事の相談を他人に聞かれたくないという彼女の主張は至極まっとうなものだったので、
私は普段は私以外のほとんど人が立ち入ることの無い音楽準備室に彼女を導いた。
我が校には常勤の音楽教師が居らず、吹奏楽部顧問の私が自由に使っていたのだ。
「それで、相談とは何だ?」
彼女をソファーに座らせて、向かいの席に座り、そう水を向けてみたが、彼女はきつく口を結んで俯いたままだ。
このような時、話を急かせるのは返って逆効果だ。私は席を立って部屋の隅に置いてあるコーヒーセットに向かった。
喫茶店でアルバイトをする彼女の口に合うかどうかは不明だが潤滑剤の代わりぐらいにはなるかも知れないと思いながら。
「……せんせぇ。」
コーヒーを淹れる私の背中に彼女が意を決したという風情で声を掛けてきた。
「何だ?」
「もうすぐ、春ですね。」
唐突に発せられた彼女の言葉に何故か胸がズキンと痛んだが、敢えて無視した。
それはきっと考えていはいけないことのように思えたから。
630卒業間近 主人公×先生:05/01/25 23:58:44 ID:kb8OvH+S
「ああ……。」
「日差しなんかもう春そのもので、なんだか暑いくらいです。」
まるで予め用意してきたセリフを棒読みするような不自然な口調に振り返ると、彼女は制服のスカーフをスルリと引き抜いてジッと私を見つめた。
「君は一体……何を。」
「暑いから、制服……脱いじゃおうと思って。」
彼女は何のためらいも感じさせないしぐさでスカーフを捨てると、今度は制服の前ボタンをはずし始めた。
顕になったパウダーピンクのレースに少しばかり窮屈そうに包まれた膨らみに一瞬目を奪われかけて、慌てて視線をそらした。
「君は私に相談があるのではなかったのか?」
「はい。私はせんせぇに相談したいことがあります。」
「それで……その相談したいこととは、何だ?」
他に言うべき言葉があるのではないかと思わないでもなかったが、このような状況下で私は酷く混乱していた。
彼女はそんな私の内にまるで頓着する様子も無く、制服の上着を脱ぎ捨て、ブラジャーの金具に手を掛けた。
たわわな果実が弾けるように飛び出す。その頂のバラ色蕾はすでに固く立ち上がっていた。
「春になって、卒業して……せんせぇとこうして会えなくなるって考えると、私……。」
彼女はそこで言葉を切ると、私の右手をとって自分の胸に押し当てた。
「ほら、胸がこんなにズキズキして、とっても冷静じゃいられないんです。」
私は彼女をどちらかというと華奢な類だと思っていたが、
押し当てられた胸の感触はむっちりとした弾力があり、その肌はまるで手に吸い付くようだった。
私は千切れ跳びそうになる理性の綱を必死で繋ぎ止めた。
「こんなことはやめなさい。」
私が手を跳ね除けると、彼女はいやいやをするように頭を振った。
「嫌です。このまま卒業するなんて……!」
「止めるんだ!」
「止めません! 私、せんせぇのことが好きなんです。」
「そんな感情は脳内物質のいたずらに過ぎない!」
「ホントにせんせぇが好きなんです。せんせぇのためになら、こんなコトだって出来るくらい。」
631卒業間近 主人公×先生:05/01/25 23:59:40 ID:kb8OvH+S
そう言うと、彼女は膝まづいて私のズボンのベルトに手を掛けた。
「やっ……止めなさい!もっと、自分を大切にするんだ。」
彼女は私の制止に聞く耳持たずとばかりにファスナーを下ろし、私の下着に手を掛けて、歓喜の声を上げた。
「せんせぇ……私の裸に反応してくださったんですね……。」
私の男性自身は既に下着越しでもそうと明らかなくらい勃起していたのだ。
「これは……違う!」
彼女は嬉しそうに微笑むと、一気に私の下着を下ろし、飛び出してきた物体にゴクリと息を呑んだ。
「私、スッゴク嬉しいです。」
そのまま珊瑚色の唇を寄せて、一番敏感な先端部分をチュッと吸い上げた。
「……うっ。」
「せんせぇ、私初めてで上手くは出来ないと思いますけど、せんせぇのためにがんばりますから。」
真珠色の歯の奥から桃色の舌を伸ばし、くびれや裏筋まで丁寧に舐めて唾液をなじませると、根元までゆっくりと飲み込んでいった。
彼女は口いっぱいに頬張った私自身に一生懸命に舌を絡めてくる。
その舌使いは酷く稚拙なものだったが、あるいはそれ故に私の劣情を煽り立てた。
私は男性として平均以上の体格を有しているし、華奢な彼女を押しのけることは物理的に不可能ではなかった。
不可能ではない筈なのに、意識の一部に靄がかかったかのようになってしまっていて、身体の自由がきかなかった。
それどころか……。
気が付けば私は両手を伸ばして彼女の顎を掴み、前後に揺り動かしていたのだ。
「んんん……うっ……。」
苦しげなうめきがこぼれ、きつく閉じられた目じりにはうっすらと涙が滲むのを恐ろしく遠くに感じながら、私は頂点を迎えた。
恐ろしいほどの快感と、開放感。
そして……猛烈な自己嫌悪。
632卒業間近 主人公×先生:05/01/26 00:01:02 ID:kb8OvH+S
「……早く、吐き出しなさい。」
私は彼女の顎からそっと手をはずして、その口元に手のひらを並べてあてがった。
けれども彼女は口の中に私の精液を含んだまま、不思議そうに私を見上げるだけだ。
「……その、済まなかった。」
とても彼女の顔を直視できずに俯くと、差し出すように並べていた私の掌にかのじょのそれがそっと重ねられた。
恐る恐る顔を上げると、彼女は目元だけで微かに微笑んで、そして……。
そして、喉をコクリと鳴らして私の欲望の残滓を嚥下した。
「……君はっ!」
「せんせぇ、ありがとうございます。」
「何故……礼を言う。私は君に……。」
「三年間、ずっとずっとせんせぇの事が好きでした。最後に私を"女"として扱ってくださって……本当に嬉しかった。」
泣き笑いの表情で言うだけいうと、彼女は辺りに散乱した衣服を掻き集めると胸にしっかりと抱きこんだ。
そして、そのままくるりと背中を向けて駆け去ろうとする。
いままで感じたことが無いほどの激しい感情が、俺の身体の中で巻き起こった。
「待ちなさい!」
運動能力に恵まれていない私だが、このときばかりは身体も迅速な反応をみせて。
私は音楽室につながるドアのところで彼女に追いつき、肩を掴んでこちらを向かせると、そのままドアに押し付けた。
「君は一体、どういうつもりだッ!」
「イヤです、離してください。」
「私だって、ずっと君の事を……君の事だけを見つめてきたのだ。入学式の日、スカーフが曲がっているのにも気が付かないで
じっと私を見つめていた君を一目見たときから。」
「……え?」
「それなのに、君は私の意志を無視して勝手に"最後"などと……。それに、先程のあれは……一種の排泄行為であって
真に愛し合う男女の営みではない。」
「……排泄行為。」
「そうだ。君には愛し合う男女の営みの何たるかを知る必要があるようだな……。」
「せんせぇ……。」
私は彼女の身体を思い切り抱きしめた。
633名無しさん@ピンキー:05/01/26 00:03:28 ID:kb8OvH+S
終わりです。
書いているうちに何だか訳のわからない話になってしまいました。
こんなモノでも最後まで読んでくださった姐さんがいらっしゃったら感激です。
634名無しさん@ピンキー:05/01/30 02:03:38 ID:PCnXnwiA
GJです!

私も投下しようかな・・・ちょうどこの時期のなので
635名無しさん@ピンキー:05/01/30 15:53:57 ID:j11ct5+G
お待ちしてますよ〜
636634:05/01/31 00:15:49 ID:zXosyyMc
618様が気になります・・・是非是非続きを・・・

私は火曜日辺りに。
637618:05/01/31 04:24:24 ID:mitFZJE5
自分から、こんな上等なレスもらえるとは思って
なかったわ。……うれしいで、ホンマに。

どへ〜!続きキボン涙が出るほど嬉しいっす!
今週早いうちに続きうpしますので、
楽しんでもらえればこの世の幸い。

皆さんの投下も是非是非キボン。



638名無しさん@ピンキー:05/02/01 17:15:26 ID:qSw6ddRd
実は前にも出そうと思ったSSです。設定パクリって事で辞めていたんですが。せっかく作ったんだしなー、と思いまして。
そんなSSは許せない! という方はスルーお願いします。
しばしスレ汚させていただきます。

バイト×主 長編の上無理矢理系。
王子とありりんの会話有。
バイト、鬼畜通り越して肉食獣になってます。ムリヤリが苦手+お嫌な方もスルーを。

Just one more kiss
639Just one more kiss 1:05/02/01 17:17:14 ID:qSw6ddRd
(主Side)
「はい、花屋アンネリーです」
『あ、すみません、先ほどそちらにお邪魔していた・・・・・・』
 それは顔見知りのお客様からの電話だった。
 イベントを企画する機会が多い方で、その度この花屋を利用してくれる、いわゆる「おとくいさん」だ。
 今日も数時間前、ここで店長と何か打ち合わせをしていたけど、その店長は、これから用事があるから、と私たちに任せて出てしまっている。
「すいません、店長は用事で・・・え? ・・・・・・茶封筒の書類ですか?」
『ええ。そちらに忘れたのではないかと・・・・・・今夜の会議に必要なんです』
「はい、・・・少々お待ちください」
 店の中を見回していると、
「これのことかしら? 応接用のテーブルにあったわ」
 有沢さんが見つけてきてくれた。電話の話を察してくれたみたい。
『ああ! 良かった! そう、その書類で間違いないです。・・・それで、申し訳ないのですが、その書類・・・』
「え?」
「どうしたの? トラブル?」
 受話器を押さえて状況を説明する。 
「時間が無くて、ここまで取りに戻れないから、会場まで届けに来てほしんだって」
 会場の場所はここから少し遠い。知らないところじゃないけど、店長もいないし、他のバイトの子は休みとってるし、・・・どうしよう。
「届けてあげなさいよ。知らない場所じゃないし」
 あっさりと有沢さんが言った。まあ、他に方法も無い訳なんだけど。
『ああ、ありがとうございます! ・・・では、会場入り口で待っておりますので』
「はい、今から出ますので、掛かる時間は大体・・・・・・」
 待ち合わせ場所、時間を打ち合わせて電話を切った。
640Just one more kiss 2:05/02/01 17:18:35 ID:qSw6ddRd
「今日はそのまま帰っていいわよ。後は私がやっておくわ」
「でも、有沢さん一人になっちゃうよ?」
「ここは中学のときでも時々手伝ってたから。手馴れたものよ。今日は御客も少ないみたいだし」
 ああ、店長さんとは昔からの知り合いだったんだっけ。
 店長さんも発注や何かで出掛ける事が多くて、有沢さんに頼り切ってるところがある。
「ほら、急ぎなさい」 
「うん、後よろしくね」
「誰に言ってるのよ」
 憤慨したような、笑ったような顔をして、私を促す。

 エプロンを脱ぎ、帰り支度を整えて出掛けようとしたところへ、また声をかけて来た。
「あ、あのね?」
「え?」
 さっきは急げって言ってたのに。
「私、・・・結構口下手な方で、相談相手には、その、・・・・・・・・・・・・かも、知れないけれど・・・・・・」
「・・・有沢さん・・・?」
「あの・・・・・・」
 しばらく言い淀んで
「・・・な、何でもないわ。ほら、時間に遅れないように。メールちょうだいね」
 またいつもの口調の有沢さんに戻った。
「うん。・・・それじゃ」
 暖房の効いた楽園だった店内から、極寒の外の世界に出る。マフラーをしっかり巻きつけて、歩き出した。

 ・・・・・・相談相手には心もとないかも知れないけれど・・・・・・

 何故あんなことを言い出したのか、良く解かる。
 有沢さん、私のこと気遣ってくれてるんだ。
 凄く嬉しい。だけど・・・
「・・・・・・ごめんね。心配かけて・・・・・・」
 聞こえる筈の無い謝罪は、白い息になって消えた。
641Just one more kiss 3:05/02/01 17:22:47 ID:qSw6ddRd
(M Side)
「いよっし! 点検終わりぃ! 異常ナッシング!」
 元々何色だったか判らん作業軍手を外し、丸めっぱなしの背筋を伸ばした。
 深呼吸して空を仰ぐ。・・・なんや、えらい曇っとるなぁ。どーりで寒いわけや。
「ありがとーございましたー!」
「お気をつけてどうぞー!」
 ガソリン腹いっぱい抱えた高級車が道路に出て行く。お、外人さんやん。先輩、日本語で応対しとったけどええんかいな?
 天候に関係なくガソリンスタンドは活気に溢れとる。ここ、スタリオン石油はソレが「売り」や。
「おいおい、サボってんなよまったく!」
「わ、またバイクいじってんの?」
 一息ついたチーフらが声を掛けてきた。目立たんとこでやってるのん、目敏いわ、オニイサマガタ。
「今日は愛車整備デーですねん」
「また職権乱用か?」
「人聞き悪いですやん。それ。有効利用っていうんですわ」
「・・・バイク燃料かっぱらってくのは職権乱用と言わんのかね?」
 げ、店長。ばれてました?
「ま、その分働いてもらっているわけだが。・・・今からでも着替えるか?」
「い、いや店長、今日は、ちょいとコイツを走り込みさせなならんもんで」
 そのまま場は「バイク談義」になる。ここは「機械好き」が多いねん。
「高校生のモチモンじゃねえよなあ。これ。でっけえー」
「へぇ!? イタリア製!? マジで???」
「盗んだんじゃあねえだろーな!?」
「そないなこと何度も言わんといてください。もろたんですよう」
「ロートルか?」
「・・・宝物ですわ」
「この時期は何枚着ててもキツイよなー」
「年式はいつだい? えー、古いなー。マジで大事に・・・・・・」
「・・・・・・とこがさー・・・・・・・・・さーびす悪ぃよな、あそこ」
「・・・やってる・・・の・・・・・・が、部品丸ごと・・・・・・」
「・・・・・・でさ、・・・・・・」
642Just one more kiss 4:05/02/01 17:26:43 ID:qSw6ddRd
 中学時代、めちゃ気が合った先輩。ボケてた俺の目ぇ覚まして、いろんなこと教えてくれた。恩人や。
 先輩が高校に入ってからも、付き合いは続いた。せやけど、・・・何時までも一緒にはおれんかった。
 卒業と同時に大阪から離れたんや。誰の手も借りんで、1人で生きる為に。
 その別れのとき・・・・・・
(いつか一緒に走ろうな。壊したらシバクで!)
(先輩、学中の俺に何てモン・・・・・・)
 昔のやり取り、ついこの間のことみたいに思いだす。
 ついこの間の・・・・・・

(凄いね姫条君、こんなに大きいのに乗れるの?)

「・・・・・・」 
 さらさらした髪の、女の子が、俺に笑いかける。
 出会って間もない、「ちょっと気になる」くらいやった女の子。
 今・・・・・・何してんねやろ・・・・・・

「なーにカッコ良く思い出に浸ってんだよ! この!」
「お、休憩終わり! 持場につけ!」 
 雑談もここまで。客が入ってきた。チーフたちが仕事場へ駆け戻り機敏に動き回る。
「いらっしゃいませー!!」
「ハイオク満タンで宜しいですか?」
 1台目が呼び水になんのか、また1台、1台と入ってくる。
 表舞台が賑やかな一方、舞台裏の方は俺と店長の2人きり。淋しいなあ。女の子もいとらんし。
 店長も結構バイク好きで、愛車の整備さしてくれんの、黙認してもろてる。金欠学生の頼もしい味方や。
「原因は、これじゃねえな・・・」
「店長?」
「愛車整備、何回目だ?」
「・・・ありゃ、そこまでかぞ」
「そこじゃねえよ。聞け! ・・・お前、何抱えてんだ?」
643Just one more kiss 5:05/02/01 17:29:20 ID:qSw6ddRd
「・・・・・・」
「・・・答える必要はねえ。だがよ、悩みが晴れねえからって」
「店長」
「聞け!! お前の悩みに付き合わされるコイツが気の毒だってんだよ!!」
「・・・・・・な、悩みて・・・・・・」 
「整備整備てぇこないだからずっとじゃねえか。そんな回数いらんだろう?」
「・・・・・・」
「・・・お前は仕事じゃ絶対ぇミスはしねえ。そこらの大人にも引けはとらねぇ。そこは俺も買ってる。だがな」
「・・・・・・」
「どこまでも大人ぶって何でも抱え込んで、ミスもしないで社会生きるにゃまだ早ぇ。まだ18だろ?」
「・・・もう18ですよ、店長。」
「お前、誰にも頼らず生きてえっつっとたが、そんなにつっぱってっと・・・」
 終いにゃ壊れちまうぞ。
「・・・・・・」
「とにかく、・・・・・・よ」
 今日は珍しく饒舌やと思うていたら、流石に素に戻ったんのかだんだんと言いよどみ始めた。もともと口下手なん。
「・・・たまにはよ、・・・相談とまでぁ言わんが、まぁ、グチや我侭言ったりして、その、・・・ちったあ大人も頼ってみろよ」
 帽子を取って、頭をかいて、こっちに視線を向けてもこん。
「信頼しろとは言わねえが、ちったあ、・・・・・・あー、・・・・・・だからたまにゃあ18らしくしろ!! ・・・・・・あぁちきしょ。何を偉そうに俺ぁ・・・・・・」
 そう言うて、事務所の中に戻っていった。
 はは、俺としたことが、いい年こいて説教されてもたわ。
 また一段落付いた先輩たちが戻って来た。・・・いや、結構前から話聞いてたらしい。
「おれもお前、ちょっと元気ないなと思ってたんだわ。店長、鋭いなあ」
「いつも のほほん としてんのにな。店長、見るとこみてんだよ」

(・・・今はまだ乗られへんけど、そのうち免許とって、必ず・・・)
 あれは高校1年目。あん時は横倒ししたのんを起こす事も難儀しとったけど、今はもう手足みたいに使うてる。先輩んとこまで遠出もした。
 あのとき、目ぇ、見開かして俺とバイクを見てたアイツは・・・
 アイツを、俺は・・・・・・。
644Just one more kiss 6:05/02/01 17:32:03 ID:qSw6ddRd
「オンナか? そうだろー?」
「んな、からかわんといてください。悩み多き多感な年頃ですねん」
「他に何があるってんだよ。ほら、言え!」
「店長だって心配してんだよ? 一人暮らししてるお前んトコ、息子みたいに思ってんだよ」
「はははははは・・・そら、ありがたいですわ」
 ホントに、ここの人たちは、優しくて、気安くて、クセある割には人が出来とる。
 どっかの「ダレカ」とは大違いや。
 つい、白状してしまいたくなる。暖かさに懺悔をしてみたくなる。

 “とりかえしのつかんことしてもうたんです”

「・・・じゃ、俺、走り込み行ってきます」
「おお、そうか。気ぃつけろよ」
「寒いのに良くやるよなあ」
「若さですわー。わ・か・さ!」
「言ってろ! じゃーな! 明日の時間にゃ遅れんなよ!」
「いっそ北海道で走れ! ホッカイドー!」
「気ぃつけろよー!」

 防寒対策もようきかん時期に、あえて切り裂くよな風ん中に身を投じる。
 ・・・・・・俺は確かに、解決できん悩みを、バイクで紛らわしとる。
「いえるわけない。こないな、・・・・・・俺の罪」
645Just one more kiss 7:05/02/01 17:38:25 ID:qSw6ddRd
(主 Side)
 待ち合わせた会場の入り口で、時間通りに落ち合う事が出来た。
「ああ! よかった。間に合いまいましたね!」
「お待たせしました。はい、書類です」
「本当に、ありがとうございました。すいませんご迷惑を掛けてしまって」
 何度もお礼を言われると、届けてよかったなって思う。おまけに今日はこのまま帰れるもんね。
「それじゃ、失礼します」
「ありがとうございました。店長さんによろしく」
 会場に入っていったのを見届け、有沢さんにメールを送った。
『書類、渡せたよ』
 暫くして、返事が返ってきた。
『ご苦労様。また木曜日ね』
 携帯をバッグにしまう。全ての用事を終え、帰路についた。

 夏だったら、まだ日は高いんだろうけど、今はもう夕暮れ時。街灯も明かりを灯し始めた。
 空もぐずついてる。何だか雪でも降りそうだ。
「・・・・・・建物ばっかりなんだな、ここ」
(人工物ばかりで嫌になる)
 ・・・以前、葉月君がそんな事言ってた。
 同感。これだけビルに建たれると、街路樹まで人工物に見えてくる。
 住宅地とも離れていて、閑散としてる。
 前方から男の人達が歩いてきた。すれ違い様にちらちらと私に視線を向けて、何か話している。
 ・・・何だろう? いい感じしないなぁ・・・。
 嫌な感覚に寒さまで増した気がして、足早にその場を離れようとした。
646Just one more kiss 8:05/02/01 17:40:19 ID:qSw6ddRd
「あ・・・」
 コンビニがあった。会場に向かうときはそんなに気にしなかったけど、暗く冷たい建物ばかりの中で唯一暖かな光を放っている。
 ちょっと暖かいコーヒーでも買っていこうかな・・・
「コーヒー・・・か・・・」
 暫く飲んでなかった。・・・・・・別にコーヒーのせいじゃないのに。
 店内に入ろうとして、ふ、と足を止めた。
 駐車場に、大きなバイクが停まっている。
「・・・・・・え? これ、って・・・・・・」
 見覚えがある。色も、形も、何もかも・・・・・・。

 同じだ。彼のバイクと。

 彼の住んでいるところはここじゃない。近いコンビニだっていくらでもある。
 わざわざこんな処に来るはずがない・・・・・・。
 店内には何人かいる。全部は見えないけど・・・、雑誌棚の人は違う。他の棚に向かって歩いている人も違う。あの人も別人だ。
 ・・・・・・同じ型のバイクなんてきっと、他にもいっぱいあるんだ。他にも・・・・・・。
 そう思いながらも、視線はレジ前に立っている男の人に釘付けになった。
 重厚な革ジャン、手元にライダーグローブ。長めの髪の、長身の人。
 会計を済ませ、グローブをはめながら出口に視線を向けて・・・・・・、目を見開いて、私を・・・見た・・・・・・。
 ・・・・・・姫条君だ・・・・・・。 ・・・・・・どうして、こんな処に・・・・・・ 

 姫条君の口が開いた。何か言いかけた。でも彼はまだ店の中だ。
 は、離れなきゃ。ここから、・・・・・・だけど、体が動かない。どうしても・・・・・・。
 どうしようと、迷っていると・・・・・・

 いきなり後ろから誰かに羽交い絞めにされた!!
「!?」
647Just one more kiss 9:05/02/01 17:41:53 ID:qSw6ddRd
 驚く間もなく、上から何か被せられ、目の前が鈍い色で覆われた! 何これ? ヘルメット?
「・・・ーーっ!! 今日のエサげっとーっ!」
 そんな声が聞こえたかと思うと、物凄い力で引っ張られて、何かに跨がされて、
 けたたましいエンジン音と振動に、一瞬頭が真っ白になった。
 
 気が付くと、バイクに乗せられていた。・・・どのくらい気を失ってたんだろう。
 前後に男の人がいて、前の人が運転、後ろの人が私を抱えて前の人につかまってる。バイクに3人乗り状態だ。
 この2人、・・・さっきすれ違った人達の誰かだ。きっと。
「・・・ねえ、何でこんなことするの?」
 思い切って話しかけてみる。
「お? ・・・んだ意識あ・・・・・・・・・? ・・・・・・・・・・・・ジャン」
「これ犯罪だよ? 分かってるの? ・・・ねえ、降ろしてよ!!」
「もーじき・・・・・・・・・・・・・・・。したらた・・・ぷ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ってやるよ! ハハハ・・」
 風の音とバイクの振動が酷くて、何言ってるのか分からない。痛いくらいに、風が冷たい。
 凄いスピードで景色が流れていく。
 一体何処へ連れて行かれるの? 私、・・・・・・何されるの・・・・・・? 
 いい予感なんてしない。する訳ない。このまま連れて行かれたら・・・!?
 何とかして逃げなきゃ、でも、どうやって? 
 あのコンビニからどのくらい離れたのか全然分からない。今何処を走っているんだろう?
 方向が変わるたびに街灯が少なくなってく。どんどん人気が無くなっていく。
 バッグの携帯を取ろうと思っても、身体が動かない。助けを求めて叫んでも、あっけなく風に掻き消されてしまう。
 ・・・・・・こんな状況で、誰に助けを求めればいいの・・・・・・?
 誰か、助けて・・・・・・ 
 ・・・・・・姫条君・・・・・・ 

 コンビニにいた姫条君の姿が浮かんだ。だけど、彼は・・・・・・
648Just one more kiss 10:05/02/01 17:44:32 ID:qSw6ddRd
 居合わせたのはほんの一瞬。しかも店の中と外だ。明るい店内から暗い外が、・・・・・・私が見えただろうか。
 彼と目が合ったと思ったのは、私の勘違いだったかもしれない。
 そう、都合良くなんていかない。それに・・・・・・それに・・・・・・、
 ・・・・・・でも・・・・・・!!

「何・・・・・・の音・・・・・・・・らか?」
「こっち来・・・・・・・・・! 何・・・・・・・・・・・・・どうす・・・・・・?」
 風を切り裂いて、明らかに別のバイクのエンジン音が響いてきた。重厚感のある、・・・・・・聞いたことのある「音」。
 近くまで来ている。すぐ近くに・・・・・・。
 この人達もそれに気づいて、スピードを上げた、次の瞬間!

 真っ赤な“ドゥカティ”が体当たりしそうな勢いで迫ってきた!!

「うわぁっっ!?」
 ぶつかる寸前で追い抜かれ、風圧にバランスを崩して減速した。少しフラフラした後、停車した。
 ドゥカティも少し離れたところでターンして、進路を遮る様に停まった。ライトをこちらに向け、男の人達を凄い形相で睨みつけたのは・・・・・・
「人ん連ぇ、ドコ攫ってく気や!!?? コラぁ!!!」
 ・・・・・・姫条君だ・・・・・・。来て、くれたんだ・・・・・・。
649Just one more kiss 11:05/02/01 17:46:13 ID:qSw6ddRd
(M Side)
 久し振りにノーヘルや。置いてく訳にいかんから腕に引っ掛けて。おかげで内耳がイカレたわ。寒。
 ちょいと小休止のつもりでコンビニに入っとったらこの事態や。
 ・・・よくもまぁ、人ん目の前でフザケタ事してくれよったな。
 
 この辺りは海岸ぞいで港も近い。物資を保管する倉庫が並んどる。そん中には空のまま使われてへんのもある。
 そゆとこチンピラが根城に使うてる噂は聞いとった。
 最近は巡回警備もきつくなったいうけど、まだおるんやな。こーゆーヤカラが! 
 情報とカンを頼りに3人乗り捜し回ったんやけど、この方向でビンゴやったな。
 根城に連れ込まれてたらアウトや。片っ端から殴り込みしとる間にヤられてたかもしれん。コイツらと、餌を待っとった連中にな。
 良かったわ。間に合うて。

「あぁ? ナニい・・・・・・・・・・・・よ!!」 
「カッ・・・・・・・・・・・・んじゃねえ・・・! おら!!」
 内耳が回復せんもんやから、何言うとるのか分からん。歓迎されとらんのは確かやけどな。
 ボロいバイクから野郎が降りてくる。何や、まだガキやん。
 アイツは・・・無事のようや。
「・・・・・・」
 よりにもよって一番手ぇ出したらアカン奴を拉致りよったなァ!!!
 俺も問答無用で近づいてく。
 振り被ってきた拳を避け、勢いをカウンターで返す。どけ! お前らは後や。
 身動きとれんアイツの元に行き、汚いバイクから降ろした。身体中が冷たく強張っとる。・・・怖かったやろうな。
 メットを脱がしてやると、信じられん、ちう顔で俺を見る。
 さっき、コンビニで逢うたときと、・・・・・・同じカオやな。
650Just one more kiss 12:05/02/01 17:47:59 ID:qSw6ddRd
「大丈夫か?」
「・・・・・・き、じょ・・・」
 途切れ途切れ。せやけど、久し振りの、・・・コイツの声。
「隅におれや。ちぃ、と危ないからな」
「ど、どうし、・・・て・・・」
「コレ、持ってて」
 自分のメットを渡した。そのとき、
「!?」 
 頭ん奥でアラームが鳴った! 勘の命じるままコイツを庇い、振り向き様に片腕で構えた!

 すっと、グローブが緩くなった感覚が来た。続けて肘に掛けて何か「冷たくなぞるような」感触。
 下衆が刃渡り何ぼあるか分からんナイフ持ち出して、下品なカオして笑っとる。
「ち、・・・用意のよろしいこっちゃで」
 おかげさんでカンが戻ってきたわ。内耳も復活してきた。
 チンピラが一打入ったことに気ぃ良くして、また振り被ってきた。何の1つおぼえや。それ。
「いーこと教えたるわ。・・・凶器なん、やたら信用しない方が良えで」
 避け様にナイフ持った方の手首を掴んで脚を払う。冷たいアスファルトに何度も投げ出されんのはツライやろなあ。
「・・・裏切られるからな。こんなふに!」
 言い終えたときにはナイフは俺ん手ん中。世間じゃ自分の“エモノ”奪われて逆にヤられる事件なん「ざら」やで?
「う!? チクショ!」
 トロいわ、あんたら。もう1人なんいつまでブザマに転がっとるつもりや。ただのカウンターがそんな効いたんか?
 さぁて、どないしてオトシマエつけてもらおうかい?
 一時、睨み合うた。・・・・・・1対2でも20でも、俺はかまへんで?
651Just one more kiss 13:05/02/01 17:50:04 ID:qSw6ddRd
「お、おい、あれ!!」
「やべぇ!!」
 ふわ、とチンピラのカオが照らされた。・・・何の光や?
「そこの君たち! 何してるんだ!」
 パトカーや。
 まぶしい光に気をとられてる隙に、ヤツラとっとと退散しおった。
 けっ フレームでも折っとくんやったわ。んでもあの音はどっか狂ったな。コケたれ、ボケが。
「ちょっと、君」
 こわそーなおマワリさんがこっちに詰め寄ってきた。
 ええ? 俺はちゃうで!? 犯罪人とちゃうで!!
「今、女の子がバイクで攫われたらしい、と通報があってね、調べてるんだけど」
 らしい? そらちゃうで。目いっぱい攫われたんやて。
「コンビニから男性が大騒ぎして出て行ったんだとか。・・・君かね?」
「はい・・・・・俺です」
 はー、誰か気ぃきかして警察にタレコんだわけや。ったく余計なこっちゃで。
「君が彼女を誘拐したのかね?」
 コイツはまだ放心状態や。事情を話すのはまだ出来んやろ。かわいそにな。・・・・・・て?

 俺が誘拐? ちょっと待て、何の話や?!

「ちょっと話を聞かせてもらおうか」
「待てや! 話どこ向いとんねん!? 今逃げてったほうや!!」 
「そのナイフは何なのかね?」
 おマワリさんの視線は俺ん手の・・・。 あ、あかん。握りっぱなしやった。そら間違われるわ。
「いや、これには事情が・・・・・・、とにかく俺やのうて!!」
「違うんです! 姫条君は私を助けてくれたんです!」
 険悪になりそな事態に、コイツが助け舟を出してくれよった。まだ喋れんかと思とったのん、回復早いやん。
「さっきの2人組のバイクに攫われかけたんです! 早く捕まえて下さい!」
652Just one more kiss 14:05/02/01 17:51:14 ID:qSw6ddRd
 コイツが事情を説明して、よーやく誤解が晴れた。何やら無線を使って手配しとる。ちゃんと捕まえてみせいよ! コラ!!
 事情聴取やら何やらも済んで開放されると、何も無いトコに2人きり・・・・・・一気に気まずい雰囲気になってもた。
 この事態をダハすべく、明るく話しかけてみる。
「はー、助かったー・・・。・・・ったく、なして俺が間違えられなあかんねん。なぁ?」
 コイツは俯きっぱなしや。
「・・・・・・」
 長いのか短いのか分からんだんまりのあと、漸く声を聞かせてくれた。 
「・・・・・・どうして・・・・・・、分かったの?」
「分からん訳、ないやろ」
 ・・・ずうっと、話したかった。でもできんかったから、コンビニで逢うたときはその奇跡が信じられんかった。
 目が合うて、そのまま時間が止まったような気さえした。・・・そこをあのアホンダラ共が!! あー、ハラ立つ!!
 コンビニでの感覚が蘇ってきて、自然にコイツを引き寄せた。
 また、逃げられてまうかな・・・?
「・・・・・・うっ、く・・・・・・ああ!! ・・・」
 どころか、俺ん腕ん中で泣きじゃくり始めた。
 無理も無いわ。あない、怖い目に遭うたんやから。・・・・・・安心し。も、大丈夫やで。んーよしよし。
 落ち着くまで、ずっと抱いた。ずっと。・・・・・・ジャケットごと、華奢な躰を。
 いつまでも抱き合うていたかったけど、・・・・・・落ち着いて、正気に戻ってくると、弾かれるよに俺から離れた。
 ・・・つれないわ。・・・・・・まあ、しかたないけど、な。
「あ・・・・・・その、・・・」
 まだ言葉少なや。・・・2人きりんなって気まずいんかもしれん。派手に泣いっとたし。目の前におるんは、・・・・・・俺やし・・・・・・
 意を決したよに、俺に向かって話した。俺の目を、見てくれた。
「・・・ありがとう。助けて、くれて・・・」
 礼儀正しさは変わらん。コイツはこういう奴や。
「間に合うて、良かったわ。ほんま。・・・・・・ほんまびっくりしたわー。なしてあのコンビニに来たん?」
「・・・・・・姫条君も、どうして・・・・・・?」 
 今日の経緯を話した。気まずさを解きほぐすよに。
653Just one more kiss 15:05/02/01 17:53:23 ID:qSw6ddRd
 話聞くと、タイミングのスバラシサに背筋が寒くなった。や、もともと冬やから余計寒い。
 コイツがもう少し遅く歩いてたら・・・・・・、俺があのコンビニによらんかったら・・・・・・。
「ジブン、助からんかったかも知らんで」
「・・・・・・そんなぁ・・・・・・」
 青いカオんなって俺を見た。泣き止んだばかりの目がまた潤み始める。なんや、俺が苛めたみたいやないか。
 ・・・そーゆーカオ、可愛いんやけどな。・・・不謹慎やから口には出さんけど。
 けど・・・・・・。
「なんなら、もちょっと泣いてく? いくらでも胸、貸すで」
「・・・・・・もう、大丈夫、だから。・・・・・・」
「さよか・・・・・・」
 あかん。また気まずくなる。な、なんか話題話題・・・・・・
「ここって、どこなんだろう?」
 今度はコイツが話をふってきた。
「あぁ〜、知らんか。ここらはな・・・こんなでも結構海岸ぞいで、・・・・・・」
 無理矢理連れてこられたんやから、分からんのももっともな話や。俺には庭みたいなモンやけどな。
「・・・じゃあ、駅も・・・」
「かなり遠いな。・・・チンピラもはびこるワケや」
「でも、・・・バスくらいなら、あるよね?」
「ああ、バス停ならあっちに・・・て、お、送るで? 乗ってき! まだ物騒かもしれんて!」
「・・・大丈夫、だから。・・・・・・助けてくれて、本当、ありがとう。・・・・・・それじゃ・・・・・・」
 そう言って、歩き出した。あっという間に俺から離れてく。おいおい何がダイジョウブやねん???
 もう、離れてまうんか? ・・・・・・終わりなんか?

 ・・・・・・行カントイテヤ、ナア?
654Just one more kiss 16:05/02/01 17:55:46 ID:qSw6ddRd
「い、痛っ!?」
 小さい悲鳴をあげたかと思うと、足首を抑えてしゃがみこんだ。
「どしたん? 見してみ?」
 足首が酷く腫れて血が滲んどる。いつ怪我したんかコイツにも全く分からんそうや。
 気の毒に、と思った。・・・今日のコイツは災難や。
 その反面で、・・・・・・別のナニカが噴き出してきた。
 ・・・・・・心のどっかで、ナニカが引火した。いや、これはもう・・・・・・。
「・・・・・・なぁ?」
 潜み始めた感情にまかせて、1つの提案をする。
「・・・?」
「姫条ハウスで休んでかへん? こっからならスグや」
「!?」
 あ、予想通りの反応。躰がすっと強張った。瞳の「怯え」が露わになる。

 ずっと感じてた、・・・・・・俺への「怯え」。

「救急箱もあるさかい。ホータイ巻いたるわ。な?」
「・・・で、でも・・・」
「そないな足じゃ、歩けんやろ。・・・それとも、バイクは、もう乗りたない?」
「・・・・・・」
「俺の1枚、貸したる。したらあったかいで」 
「・・・・・・そんなことしたら、姫条君が・・・」
「こんくらい、俺は慣れとる」
 そう言って、半ば無理矢理に革ジャンを被せる。
「・・・姫条君、これ、袖が・・・・・・、腕・・・・・・どうしたの・・・・・・?」
 そういえばさっき切られたんやった。結構高かったのん、・・・覚えとれよワレ!!
「え? あぁ、・・・ホンマや。切れとるな。」
「怪我、したの?」
655Just one more kiss 17:05/02/01 20:03:55 ID:qSw6ddRd
「あー、大したことあらへん。けど、・・・・・・俺も救急箱の世話にならなあかんわ」
 ジャケットの裂け具合は酷いもんやけどな。まあ避けたタイミングが良かったらしいわ。流石やなー、俺。
 深くはないけど、小さくも無い。ふつふつと血と痛みが込み上げてくる。・・・熱を伴って。
 セリフも少し打算的になっとるかもしらんな。
 刀傷を見せ、少しおどけた調子で誘った。
「・・・ホータイ、巻いてくれへん?」 
 黙って考え込む。悩んどるようやけど、・・・・・・俺はジブンの性格、知っとるで。
「・・・・・・ん、包帯、・・・・・・巻く、くらいなら・・・・・・」
「決まりや」
 後部座席に乗せて、バイクを走らせる。思いがけないタンデムや。できればこん寒い時期にしたなかったけど。
「しっかり掴まっとれよ!」 
 細い腕で俺に掴まり、カーブの度に必死にしがみ付いてくる感触に、・・・つい運転が荒くなる。・・・・・・感情が決意に変わる。

 せや。「奇跡」を奇跡だけで終わりにはさせん!!
 

(主Side)
「姫条君の家って、こっちからも入れるんだ・・・・・・」
「せや。こっちはバイク置き場になっとってな。・・・よっ、と。・・・・・・さ、入り」
 倉庫を改造した「姫条ハウス」。堅固なシャッターを開けて、バイクを引き入れた。
 私も促されるままに後に続く。
 シャッターの閉まる音が怖い。・・・・・・まるで閉じ込められたみたい・・・・・・
 外界の明かりが遮断されて、真っ暗になった。姫条君が灯りのスイッチを入れ、人工的な光が満ちたけれど、印象は変わらない。
 バイク置き場からコンパネで仕切られた向こう側に、普段の玄関口と居住スペースがある。
 部屋の方のスイッチも入ると、見覚えのある空間が目の前に広がった。

 よく覚えてる。この部屋で起きたこと。
「・・・・・・どうやって、帰ったんだっけ・・・・・・」
656Just one more kiss 18:05/02/01 20:07:11 ID:qSw6ddRd
 あれから姫条君と全く話さなくなった。姿を見かけると直ぐに隠れた。出来るだけ、不自然でないように。
 でももう何をしたって以前の私には戻れない。この「汚れ」は、決して落ちない。
 誰にも相談できず、躰と精神の異物感に苛まれ続けてる。こうしてる今も。
 ・・・・・・嫌っていた訳じゃない。彼は凄く格好良くて、話も上手で、何でも出来て・・・・・・。女の子なら誰だって、彼に惹かれてしまうだろう。
 私だって、友達になれてとても嬉しかった。けれど・・・・・・、
 けれど、そういう対象として、見てなかった。
 そして、姫条君は私を友達として見てなかった。・・・・・・それに気づかなかった。
 彼の家に誘われたときも、自分に都合のいい解釈だけして、のこのこと上がりこんでしまった。
 これは私の失敗。・・・自分に油断があったといえば、・・・・・・その通りなんだ・・・・・・。
 そういう考えもあるから、彼を責めるつもりは、そこまでの気持ちは、持てないけど、もう2度と・・・・・・
「何しとん? 手当てせなあかんやろ? ・・・入り」
 もう2度とって、思ってたのに・・・・・・。

「今ヒーター入れたわ。暖かくなんのにちいと時間掛かっけど。テキトーに座り。救急箱持って来るさかい」
 借りていた革ジャンを脱いだ。マフラーもほどく。
 久しぶりの、姫条ハウス。
 いろいろお喋りした記憶が蘇ってくる。ライブハウスや、カラオケ、バイクの話・・・・・・。
 テーブルやオーディオが何も変わらぬまま置いてある。・・・・・・あのソファーも。
 蛍光灯の明かりを受けてクリーム色の光沢を浮かべている。
「・・・・・・処刑台、みたい・・・・・・」
「よ、お待たせ。消毒しよ!」
 同じタイミングで、この言葉は、姫条君には聞こえなかった。
657Just one more kiss 19:05/02/01 20:08:50 ID:qSw6ddRd
 治療してもらう間、じっと彼を見た。
 ・・・・・・本当に、カッコイイ人だ。綺麗な睫。綺麗な顔立。包帯を巻くのも凄く手際が良い。
 だけど、この人は・・・・・・、この人に・・・・・・
 彼に触れられている間、ずっと緊張していた。
「どや? 足、キツクない?」
 不意に顔を向けてこられて、咄嗟に視線を逸らした。
「あ、ありがと。ちょ、ちょうど良いよ」
 自分でも顔が紅くなってるのが分かる。反面、全身の血が凍りつきそうなのも・・・・・・。
「・・・・・・」
 彼はまた視線を足首に戻して、そして包帯を巻き終えた。
「はいな。こんなもんやろ」
「・・・・・・あ、ありがとう。・・・・・・姫条君も、包帯、巻かないと・・・」 
 彼の腕も袖からじんわりと血がにじんでいるように見えた。
「ん? ああ・・・。こない、大したことあらへんけどな。じゃ」
 そう言って、袖をめくり、腕を差し出してきた。
「・・・頼むわ」
「・・・・・・うん・・・・・・」 
 覚悟を決めて、姫条君に触れた。

 今度は私が見つめられる番になった。
 今まで見つめていた分、見ないで、とは言えない。傷口を消毒するのも手が震えてしまう。・・・・・・せめて何か話をして、注目を逸らそうと思った。
「・・・・・・お医者さんにも診てもらった方がいいんじゃない?」
「こんくらい、皮一枚や。大したことあらへん」
「・・・・・・その服は、どうするの?」
「ん? コレか? ・・・コレはもう使いモンにならへんな。ココまでぱっくり開いとると」
 そこら辺のお店じゃ見かけない、重厚な革ジャン。凄く高そうなのに。・・・他の服もたぶん駄目だろう。
658Just one more kiss 20:05/02/01 20:12:08 ID:qSw6ddRd
「・・・・・・ごめんなさい。私のせいで・・・・・・」
「ジブンのせいやない。悪いんはあんチンピラ共や。・・・つつっ!」
 言いながら、顔を少ししかめた。あ、傷口に触っちゃったかな?
「ご、ごめんなさいっ! ・・・大丈夫? 痛い?」
「平気や。謝らんでええ。・・・・・・んー、・・・痛い、ちゅうより、・・・・・・熱いな」
「熱い?」
「ああ、誰かはんが巻いてくれとるから、カラダ中熱いねん」
「・・・・・・」
 また視線を戻された。・・・何もかも見透かされそうで、身が竦む。
 他に術も無くなり、後は黙って包帯を巻き続けた。

「・・・どう? ちゃんと巻けてる?」
「ばっちりや。キツクもないしユルくもない。ジブン上手いわ」
「良かった」
 ほっとして、少し笑顔になってしまった。
「・・・ほんま、おーきに」
 姫条君も笑い返した。
 ほんのりとした時間の、すぐ後、・・・・・・見つめられていることに、これ以上耐えられなくなってきた。
 空気が、気まずい。・・・もう、離れないと、ここから。この人から。・・・・・・でないと・・・・・・
「・・・じゃあ、私、帰るね。今日はほんとに、あ」
「まだ早いやん。コーヒーでも淹れたるわ。晩メシもまだやろ?」
 言葉を遮られた。構わずバックとジャケットを掴んで立ち上がり・・・
「! あぅ・・・」
 足首の痛みに呻いてしまった。
「ほら、座り・・・」
 いたわる様に手を伸ばしてくる。でも、すがる訳にはいかない。ここには居られない。
「・・・さよなら」
 挫いた足を庇いながら玄関へ歩いた。・・・走った。
 ・・・来ないで。このまま帰らせて!
「待てや」

 願いは叶わず、私は姫条君に捕らえられた。
659Just one more kiss 21:05/02/01 20:15:56 ID:qSw6ddRd
(M Side)
「なぁ、待てや」
 ドアに手を伸ばすのを遮って、壁際に追い詰める。
「いま、帰ったらジブン、もう話できんやん。な、もちょっといてや」
「そ、そんなこと」
「あるやん。ガッコで」
「・・・・・・」
「ジブンいつもどこにおるねん。昼にも姿見えんし。下校デートに誘おとしても誰かと帰ってまうし」
 コイツと話せること俺自身でも諦めかけてた分、ためてた不満が込み上げてくる。
「・・・・・・」
「そうこうしとるうちにもう冬や。高校最後のな」
「・・・・・・」
「・・・だんまりかいな。ジブンも言われっぱなしやのうて、何か言うて。なあ」
 しばらく黙った後、ポツリと、言った。
「・・・・・・あ、当たり前じゃない・・・」
「何?」
 意を決した顔して、俺に言った。
「あなた、・・・・・・私に・・・、私に何したって思ってるの?」 
 気丈に言うてるつもりか? 震えてんで。・・・て、茶化すところやないな。
「・・・謝ろ思ても話もでけん」
「・・・・・・あ、謝まったって」
「いきなりで、ザツにやってもて、ジブン泣かせたことをな。・・・せやけどジブン抱いたことは、謝らん」
「・・・・・・ど、どう、して」
「どしても何もない。抱きたかったからや!」
 傷つける物言いになっとるかも知らんが、下手な言い回しは好かん。
 黙りがちだったコイツも眉にシワ寄せて聞き返してきた。せや。もっと俺、見て?
「“抱きたかったから”って・・・?」
「そうや」
「そんな、それだけの、・・・・・・軽い、理由で? ・・・・・・」
「軽くなん、ないわ」
660Just one more kiss 22:05/02/01 20:18:38 ID:qSw6ddRd
「そんなんじゃさっきの人達と」 
「あないチンピラと一緒にせんといてや! 俺はマジでジブンを」
「・・・・・・もう、行くわ」
 どこにも行かんように止めとんのに。そない帰りたいんか? ・・・そない俺から逃げたいんか?
 不満と一緒にボルテージも上がってくる。一連の騒ぎでカナリ血がのぼっとる。おまけに手負いや。

 ・・・手負いの獣は気が荒いんや。

「なら誰んとこ行くねん。・・・誰や、・・・・・・葉月んトコか?」
「誰って、そんな、・・・どうして、葉月く」
「そないな傷モンのカラダで」
「!?」
 愕然として俺を見た。張本人に言われたんや。こら怒りも沸くってモンやろ? 
「なぁ? ・・・・・・?」
 何言い返すか、やり返すかと思とったらまた俯いた。・・・・・・傷ついたろうに、必死で冷静を保とうとしとる。泣くまいとしてる。
「・・・・・・どこだって・・・いいで、しょ。・・・き、姫条くんに、は、・・・・・・関係ないわよ」
 ・・・どんな責めも侮辱も聞いたるし、平手かてさしたる。拳でだってええ。なしてそないに堪えるんや。調子狂うわ。
 壁際に身体も心も追い詰める。
「ある。ジブン犯したん、俺や」
「・・・・・・もう、構わないでよ! ・・・お願い・・・・・・だから・・・・・・」
 どんなに煽っても挑発に乗らん。・・・・・・ホンマ、コイツらしいわ。
 こんままじゃ埒が明かん。時間の無駄や。・・・本題いくで!
「なぁ、やり直そ。・・・優しくしたるさかい」
「な、何言ってるの? やり直すことなん、か・・・」
「ここでもええし、何なら今からどっか行ってもええ。・・・しよ」
 今逃したらもう次は無い。マジで今しかない。1回ミスした俺の、唯一の挽回のチャンスや。
「・・・・・・出来るわけ無いじゃない、そんなこと」
 冷静を保とうとしてたのん、すっかり怯えた目ん戻った。・・・・・・その目でもかまへん。俺見てくれんなら。
661Just one more kiss 23:05/02/01 20:21:24 ID:qSw6ddRd
「出来んわけ無い。なあ、しよ!」
「変な理屈押し付けないでよ。嫌だよ!」
「他に方法がないねん! 俺らがっ!」
 駄弁りはもう止めや。これ以上は待てん。
 ジツリョクコウシ! 
「や、止めて!! ・・・!! ・・・・・・あ・・・・・」
 絡めた腕を振りほどこうともがいて、巻いたばかりの包帯に気づく。一瞬躊躇って俺を見る。
 ごめん、痛かった? とでも言いたげな顔。
 たく、こんな状況でそないな気遣いするか? そんなとこが付け込まれるんや。こんなふにな!
 下から持ち上げるよに抱き竦める。ん? 何かした? 全然、それ、抵抗になってないちゅうねん。
「姫条・・・く・・・ん」
「逃がさへん」
 どんな拒否も、拒絶も、何の意味も為さん。ほら、もう ゆーこと聞き。
 唇を重ね合わせ、舌を絡ませる。押し返そうとする舌を強く吸い立てる。
 あんまばたばた暴れっと、足首んトコ悪化するで?
 駄々を捏ねるお姫さんを抱えたまま、部屋の灯りを消した。
 ブラインドをすり抜けて、堕ちかけとる夕日と街灯の明かりが部屋ん中に入ってくる。
 外界に近い玄関から、宵闇満ちる部屋の奥へ。
 邪魔の入らん暗がりへ。

 倉庫を改造した部屋はあんま暖房がきかん。ファンの音がするばっかりや。
 ベッドに横たわらせて、やっと躰を離す。ん? まだ抵抗するんか? 
 しゃ−ない、ベルトを外して両手首を縛る。ベッドに括り付ければ、ほら、大人しゅうなった。
「お、お願い、止めてよ・・・・・・痛い、よ」
「あっためて。俺んこと」
 そのままハダカになって、ベッドにすべり込む。冷気が肌を刺す。
「こない寒い日は人肌が一番や。なあ?」
 せやからどうもがいたかて、無駄やて。
662Just one more kiss 24:05/02/01 20:23:03 ID:qSw6ddRd
 服を首までめくりあげて、ブラをずらす。・・・久しぶりやな、おっぱいちゃん。寂しかったで。
「あぁ・・・」
 ブラごと柔らかな膨らみを撫でる。僅かに覗く蕾を口に含んで、優しく、優しく愛撫する。
 あん時はほんま、乱暴やったからな。気いつけてるんやで。  
 服を手首ぎりぎりまで脱がして、露になった腕、首筋、と舌を這わせる。焦らんでいくから、な?
「ん・・・、き、じょ う・・・く、ん」
「ジブンおっぱいおいしーな」 
 スカートはもう履かんのん? 似合うとるのに。
「や、そ、そっちは、駄目・・・!」
 こっちもええけどな。ジブンにはもっと「せくしぃ」なやつ着て欲しいねん。
 ん、難しいの履いとるな。・・・って、手間取ると思うた? 残念。おみあしちゃん、こんにちはや。
「・・・・・・お願い・・・・・・」
 いよいよ身を硬くしてきた。これだけは取られまいと、きゅ、と脚を閉じる。
 その姿が、まるで誘ってるように見えるんは、俺のせいやないで?
 躰を横向きにして、背中から抱きしめる。肩と背を愛撫しながら、おっぱいを捏ねる。
「ああ・・・」
 手首を縛っとるベルトが、ベッドの柵に絡んだまま軋んだ音を出す。
「気持ちええ? ・・・じゃ、こっちは?」
 手を下腹部の方へ這わせる。
 脚を閉じてても指は易々と奥へ滑りこめる。なあ、ここが一番感じるトコやねんで。
 それとな、そんなふにカラダ曲げるとな、後ろなん“ガラ空き”になるんやで。知らんかった?
「ああ!! やあぁ・・・・・・、んん!」
「良え声や。もっと鳴いてな」
「! ・・・・・・だめ・・・・・・」
 敏感なトコを布の上から刺激する。前と後ろから。こらえ切れないカラダから濡れた感覚が伝わってくる。じんわりと染みてくる。
 せや。どんどん濡らして。俺んこと、感じて。
「そうそう。ええ子や」
 指先で布を除け掻き回すと、蜜が堰を切ったよに溢れ出した。中に指を沈め、何度もヒダや奥を探る。
「・・・ふぁ、ああっ! うぅ・・・・・・や、め・・・・・・」
 俺の動きにあわせて肩が上下する。逃げようと躰をどないに曲げても伸ばしても、蜜は俺に懐いて来てるで?
663Just one more kiss 25:05/02/01 20:25:27 ID:qSw6ddRd
 指を根元まで沈めると、水音も大きくなってきた。手ぇ全部に蜜が絡み付いてくる。
「・・・どしたん? こないグショグショんなって。お漏らちしたん?」
「!?」
「冗談や。・・・・・・なあ、そろそろ脚、開いて?」
「・・・・・・」
 あ、今ので気ぃ、悪くした?
 カラダを密着させる。腰に硬くなったモンをあてる。
「開いて。せやないと俺んの入れられんやん」
「・・・・・・できるわけ、無いじゃない・・・・・・」
「できるように、さしたるわ」
 コイツの足首を痛めんようにして起き上がった。 
 腰を抱え込むようにして持ち上げ、あお向けにさせる。ベッドが軋んだ音を立てた。
 頑張って閉じ続けた脚も、男の力で大きく開かれた。
 ココ掴まれたら、もう動けんで。観念しい。
「・・・・・・」
 一段と顔が紅くなっとる。恥ずかしいんやろな。
 可愛い下着に蜜が滲み出て、全ブ見えそうや。いや、もう履いてないのと同じや。
「や、止めて、・・・姫条君!」
 言葉も聞かんでしゃぶりついた。布越しで舌が届かん。・・・届けとばかりに舌を蠢かす。吸い立てる。
「ひ!! あ、はぁ・・・!!・・・」
 びくん! と躰が跳ねる。正しい反応や。
「気持ちええ?」
「あぁぅ・・・・・・ん」
 熱に浮かされた顔して、息も荒い。快楽に半分飲み込まれとるな。・・・まだ前戯の途中やで? 
「正直に言いや。なあ、気持ちええ?」
 舌と指、両方で刺激を与える。太腿の緊張もこの快楽にはかなわんやろ。 
「・・・・・・んんっ・・・・・・」
「まだ足りんの? しゃあないなぁ。ちゃーんと気持ちよくしたるさかい・・・コレ取るで?」
「あ・・・・・・ん・・・だめ・・・・・・だめ、ぇ・・・」
 最後まで躰を覆っていた下着を剥いた。留まる処を失った蜜がその跡を追って、脚に線を描いた。
664Just one more kiss 26:05/02/01 20:27:11 ID:qSw6ddRd
「勿体無いなあ、こんなに漏らして」
 フトモモから蜜を舐めとっていき、だんだんと奥深くに顔を埋めていく。
 茂みの中に舌をあてがう。・・・・・・ああ、逢いたかったで・・・・・・。
「ああっ! くっ・・・ふ、あああ・・・」 
 舌の動きにあわせて躰が反応してる。吐息に艶が入ってきてるで? やっぱり気持ちええんやん。なぁ。
 口に含んで吸いたてる。溢れる先に舌をねじ入れる。
「ジブンのココ、めちゃ旨いわ。最高や」
「・・・! ・・・っあ、あ、・・・あああぅっ!!」
 波が来たらしい。仰け反って、脚をぴんとつっぱって、可愛い悲鳴を上げた。
 目ぇ潤ませながら呆然としとる。自分に何が起きたか分からんようやった。
 そんなカオ見とったらこっちもガマンできんようになってきた。
「・・・そろそろ、入れるで」
 順調やと思とった。後は、カラダ1つに重ねれば・・・一緒に快感を味わえば・・・。
 いきり立った部分をあてがう。
「あっ!」
「ほら、イクで」
 痛みの無いように、ゆっくりと。熱く蕩けた蜜壁を押し広げて、奥へ。十分に濡れてるけど、キツイわ。押し返そうとする圧力にくらくらする。
 後少し、あと少しで、ていうときに・・・、・・・・・・信じられん声を聞いた。
「や、ぃ、嫌あぁ・・・・・・」

 ・・・嫌・・・?
 ・・・・・・言葉が、心臓に突き刺さった。冷水を浴びたよな気がした。
 嫌? 嫌って何や? 
 こないカラダ合わせてるのに、まだ俺を拒絶するん? 
 そりゃ コイツの処女奪うたんは俺やし、嫌がってんのにかなり無理矢理に、乱暴にやった。反省してる。
 でも今は優しくしてんねやで? ジブン、感じて、こんな濡れてんやで?

「・・・・・・そない、嫌なんか?」
 自分でも驚くほど冷たい声が出た。
665Just one more kiss 27:05/02/01 20:28:24 ID:qSw6ddRd
「・・・やめて欲しいんか?」
「・・・え?」
 途中まで入れてたものを一息に、抜いた。
「あ、っあああっ!」
 蜜をいっぱい滴らせたモノが、俺に“まだ入ってたい”ゆうのを抑えた。
 満たされる感覚が一気に喪失感に変わる。コイツもつらーいやろうな。
 せやけどなあ・・・、何ちゅうか、怒りが込み上げるねん。今の!
 コイツを上から見下す。さっきまでくっついてた胸が露になる。
 脚を捕らえて開かせたまま、触れるぎりぎりまで離して、残酷に問う。
「言い。・・・・・・どっちや」
「・・・・・・」
 冷たい言い放ちと裏腹、体ン中は灼熱してる。
 早よ、早よ言って。そやないと、俺・・・・・・。
「・・・・・・ない、で・・・」
 小さく、か細い声がした。
 狂いそうになるのを堪えて、顎を掴んで俺に向けさせた。キスできそなくらい、顔を近づけて、
「何て言うたん? はっきり言い」
 可哀想に半泣きやん。心の葛藤ってやっちゃな。
 ・・・スマン。俺のせいやな。せやけどこれはジブンの口から聞くまで俺は鬼で通すで。
「・・・・・・やめな、い・・・で・・・」
 涙流した顔で、やっとの声で言うた。・・・まだ許せん!
「聞こえんわ!」
「・・・・・・やめないで・・・・・・」
 他の言葉聞こうモンなら、まじで狂ってたかも知れん。
「・・・ええんやな。ほんまに」
「・・・あっ!」
 今度は返事を待たず、抱きついた。尻を掴んで、狭い肉壁を裂くよに俺を突き入れた!
「ああああ!!! ・・・・・・」
 弓形にそった躰。喘ぎとも、悲鳴ともつかん声が部屋に響く。
 ジブンで決めたんやろ。もう文句は言わせへん!!
666Just one more kiss 28:05/02/01 20:29:41 ID:qSw6ddRd
(A Side)
「え? あの子? ・・・彼女なら届け物があって、そのまま帰ったわ」
「・・・そうか・・・」
 夕方になって雪が舞い始めた。それと一緒に訪問者。学園のちょっとした有名人。
「携帯の方が早いんじゃない?」
「いや、・・・ちょっと近いとこで仕事があったから。ついでに」 
 寄ってみただけだと言って、くるりと踵を返す。
 そのまま歩き出すかと思ったら、・・・また振り返り、口を開いた。
「・・・・・・あいつ・・・・・・、最近、元気ないよな」
 驚いた。この人も他人の心配するんだ。私以上に無関心の鉄面皮だと思ってたのに。
 あ、それともあの子と付き合っているのかしら? なら話は分かるわ。
 彼の心情に同情して、疑問に同意した。これは解決すべき共通の問題だ。
「私も、気になっているのよ。でも、うまく聞けなくて」
「・・・・・・」
「こういうとき、藤井さんが頼りになるんだけど・・・、彼女ともあまり話さなくなったみたいだし」 
「ケンカした、って、聞いた」
「・・・詳しいのね」
「同じクラスだから」
 原因は、“喧嘩”で良いのだろうか。発端は何であれ両者とも感情を長く引きずる性格ではないはずだけれど。
「早く仲直りすればいいのに」 
「・・・・・・」
「・・・・・・」
 お互いに話が上手じゃないから、会話が続かない。
「じゃあ・・・」
 収穫もなく、店を後にする来訪者。いつの間にか降り頻る雪の中に、姿はぼんやりと消えていく。
「ええ・・・」
 他にかける言葉もなく、他に訪れる客も無く、暇つぶしの参考書を片手にレジに戻った。
「あ」

 花1本でもサービスすれば良かったかしら。
667Just one more kiss 29:05/02/01 20:31:21 ID:qSw6ddRd
(M Side)
 道をかっとぶ車の音が聞こえてくる。そん中に紛れて、チェーンを巻いたトラックの音も。
 あー、雪降ってるんやなぁ。なんて考えがふ、と浮かんですぐ消えた。
 今、部屋ん中でしとる音は、ヒーターと・・・、ベッドの軋みと、愛しいオンナの嬌声、イヤラシイ水音。
 俺らの愛し合う“音”。

「・・・ひ、ひど、い、・・・よ・・・・・・きじょ、う君・・・んんっ!」
 泣顔のまま“愛しいオンナ”が抗議してきた。もう喋れるなん、余裕出てきたやん。
「何が酷いねん」
「あ、あんな・・・、・・・! ・・・いっ 言わせて!・・・・・・っ!!」
「“いやぁぁー”、なんて嘘、つくからや」
「・・・・・・っ! ああっ! ・・・・・・ひど、・・・ぃ・・・んん、!・・・・・・」
「・・・・・・」
 少し動きを変えるとまた喋れんようになった。嗚咽と喘ぎが混ざり合って気の毒なくらいや。・・・・・・せやけどなぁ?
 ホンマに酷いんはジブンなんやで? 分かっとるんか? 俺をこないに惚れさしといてドコ逃げる気やったんや。
 縛ってたベルトを解く。逃げることなんできんやろ、もう。
 手首に引っかかってた服も全ブ脱がして、背中にしがみつかせる。手が他所に逃げんように肩を掴む。
 キスして口ん中撫で回して、零れる涙を舐めとる。何度も何度も。
 肩に、首筋にいくつも烙印をつける・・・。
「あっ、あっ! ・・・ふぅっ、・・・あん、・・・う、くぁああ! ・・・・・・ああっ!!」
 俺にしがみつく力が増し、中をキツクしたかと思うと弛緩した。
 トロリ、と中から蜜の波が寄せ、俺を一層包み込んだ。
 息も荒く、紅潮した頬をさらに紅くして、俺を見る。
「・・・・・・わ、・・・私・・・?」
「絶頂やん。イクってやつや。知らんの?」
「・・・・・・」
「・・・知らんで当然やったな。あん時は痛いばっかりやったもんなあ」
「・・・・・・」
 横を向かれた。ジブン耳まで真っ赤やで?
668Just one more kiss 30:05/02/01 20:33:00 ID:qSw6ddRd
「今ので俺も来たわ。・・・このまま出すで」
「え」
「孕んだら責任取るさかい。な?」
「そ、そんな」
「このまましがみついとったらええ!」
「あっ」
 今度は俺もしがみついた。小さい柔らかい肩に、背中に少し爪を立てて・・・・・・
「んぐ! ・・・くゥ、・・・は、ぁ」
 初めての感覚にまた呆然としてる。お人形さんみたいや。ほんま可愛ぇなあ。
 出せる限りのモノを残さず注ぎ込むと、俺もやっと脱力した。重力の命ずるままにベッドに沈み込む。
 2人重なり合ったまま・・・・・・。気持ち良え。ずっとこうしてたい・・・・・・。
「・・・・・・重いよ、姫条君・・・・・・」 
 まだ、繋がっとんのに、つれないこと言うなあ・・・・・・。
「せやな・・・・・・よっと」
 蜜をぎょうさん浴びたモンが満足そうに出てきた。

 薄闇ん中、ベッドに腰掛けて深く息をする。軽い余波でカラダが少し痺れてる。甘く・・・。
「・・・大丈夫か? ジブン。起きれる?・・・」
「・・・ん・・・・・・」
 ベッドの中で横たわったまま、中々身動きが取れんようやった。コイツも全身痺れてんやろな。

 気分もようやっと落ち着いて来ると・・・・・・、同時に大きな不安が襲ってきた!
669Just one more kiss 31:05/02/01 20:34:19 ID:qSw6ddRd
 俺、1度もコイツの気持ち、確認してへん。確認しようともしてへん!!
 そらコイツは逃げの一手ばっかりで、そん機会は皆無やった。せやけど・・・俺んことばっかり押し付けてた。
 チャンスや思たら、もうまっしぐらで・・・・・・。いや、チャンスなんてもんも、俺の一方的な思い込みや。
 しかも、・・・ベルトなん使うてあない状況に追い込んで、なんちゅうことを俺は・・・
「手ぇ、見して」
 手首には黒い痕がついとる。
 頬には涙。・・・後から後から零れ続ける。
「き、じょう・・・くん・・・」
 上体起こして、泣き続けるんを抱き締めた。華奢で小さい躰が余計に小さく感じる。
 俺は、コイツをさらにズタズタにしてしもたんか? 俺の、一方的な恋慕のために。
「イタかったなぁ。スマン」
「・・・手より、姫条君の方が、痛いよ・・・。きつい、よ。」
 言われて力を緩めた。
「・・・スマン。ほんとに・・・俺は・・・」
「・・・・・・離して・・・・・・」
 コイツの懇願を、振りほどこうとするんを、腕を掴んで止めた。正面から向き合う。
 あ、あかん。離れることだけは、それだけはせんといて!!!

 
(主Side)
 体中痺れて、動けない。指先まで言うことを聞かない。・・・・・・考えがまとまらない。
 目の前にいるのは、姫条君。彼と2人向き合ってる。・・・・・・ベッドの中、裸のままで。
 感覚全部痺れて、感情が出てこない。・・・どの感情を出せば良いのか、分からない。・・・・・・唯1つを除いて。

 唯1つの、“疑問”。
670Just one more kiss 32:05/02/01 20:35:42 ID:qSw6ddRd
「・・・・・・どうして、こんなことするの? こんな、・・・・・・こと、したって、もう・・・・・・」
 こんなことしても、以前みたいな・・・・・・
「・・・・・・」
「・・・・・・友達には・・・・・・」
「・・・友達には・・・・・・、そら戻らへんわな」
 少し黙った後、つぶやく様な返事が来た。俯いていて表情が分からないけど、熱が引いて、冷静な声になってる。
「元には、・・・・・・戻れないのに・・・?」
 ・・・戻れないと分かっていて、こんなことしたの? 
「・・・・・・そもそもそんなモン・・・・・・いらんのや」
「・・・・・・姫条、君?」
「“友達”なんぞに、戻りたないねん」
「・・・・・・」
 不意に視線が合い、無意識に身を捩じらせた。・・・ベッドのシミに触れた。・・・・・・冷たい・・・
「俺が欲しいんはジブンの愛情や。友情やないんや。・・・・・・せやから・・・・・・あんなこと・・・・・・」
 再び俯くその頬を何かがつたう。頬から零れたそれが、私の躰に落ちる。落ちてくる。
「今日、逢えて、奇跡や、チャンスや思たら、も、止まらなくなってもて・・・・・・、どーしよもない自己中のあほや。卑怯者や」
 さっきまで檻みたいに大きかった腕が、肩が、・・・・・・薄闇の中でとても小さく見えた。
「・・・・・・」 
「ジブンの気持ちなん、全く考えられんで、思いやれんで・・・・・・、誰にも取られたなくて・・・・・・、こないに泣かせてしもて・・・・・・」
 肩を落として泣いて、それでも私を離そうとしない。
 まるで・・・・・・。
「・・・・・・姫条君・・・・・・」
 そう言いかけたとき、携帯が鳴った。
「・・・・・・」
「・・・私の・・・メールだ・・・」
 携帯を取ろうとベッドから降りる。姫条君もやっと離してくれた。そのかわり、・・・ベッド脇のルームライトを灯けて、裸の私をじっと見つめている。
「・・・有沢さんだ」
「さよか・・・」
 メールを開くと、ついさっき起こったことが書いてあった。
「・・・・・・葉月君が・・・・・・アンネリーに来たって・・・」
671Just one more kiss 33:05/02/01 20:36:51 ID:qSw6ddRd
「葉月が? 何しに!!?」 
 途端に声が荒々しくなった。不安が昂った声だ。
「・・・・・・」
 答えず、黙ってメールを読む。
 元気が無いことを心配して、様子を見に来てくれたんだそうだ。
『・・・・・・恋人を心配させてどうするの 早く仲直りして いつもの元気出して!』
 有沢さんらしい。言い方がストレートだ。・・・葉月君のこと、恋人だなんて・・・
 何か言いたげな姫条君。だけど何も言わず私を見てる。仄かなライトに照らされた姿はまるで・・・・・・
 彼の隣に座り、返信メールを作った。
『メール ありがとう なっちんのけんかのことだけど・・・・・・』 
 私の指先を姫条君が目で追う。・・・葉月君のことは触れず、喧嘩の経緯だけを書いて、・・・・・・最後に、こう入れた。

『・・・私も 姫条君が 好きだから』 

 明らかに隣で反応があった。息を飲む気配がする。・・・・・・こんな文章だもんね。
「・・・見てて」
 送信ボタンを、・・・・・・押した。
 有沢さんはきっとすぐにメールを見るだろう。・・・・・・見た後、どんな反応をするだろう・・・・・・
 ・・・・・・もう、取り返しは、・・・後戻りは・・・・・・できない。
「・・・・・・ええの?」
 すぐ耳元で声がする。
「・・・・・・」
「・・・俺、今ジブンに・・・・・・酷いことしたんやで?」 
 携帯に目をやったまま動かない私に、尚も問いかけてくる。
「ベルトで手ぇ、縛り付けて・・・・・・嫌、ちうのを、無理矢理・・・。せやのに・・・・・・」
「・・・・・・」
「そないなメール、出してもて、・・・・・・ええの? ・・・・・・俺」
 彼の手が背にかかって来る。 
「・・・・・・調子乗ってまうで? なあ・・・」
「・・・・・・他に、・・・・・・どうしろって、いうのよ・・・・・・」
 痺れた心の中に色んな感情が渦巻いて、溢れようとしてきていて、こう答えるのが精一杯だった。
672Just one more kiss 34:05/02/01 20:39:53 ID:qSw6ddRd
 躰が震える。耳たぶを舐められても、背筋を舐められても、胸を弄ばれていることにも抵抗せず、ただ、震える。
「こんなことされて、私、どこにも・・・・・・もう、何も・・・・・・」
 この腕の中で激しく犯されながら、苦痛を感じながら、・・・快楽まで感じてしまった。
 強姦相手を、拒絶するどころか求めて受け入れてしまった。
 痛い。苦しい。心が引き裂かれそう。・・・・・・自分がこんなに浅ましく淫らだったなんて・・・・・・!
 ここに来た事だって、傷の治療だけじゃ終わらないってことくらい!!

 そんな私に、どの選択肢があるっていうの・・・・・・。 

 きつく抱き締められ、ベッドの中に引きずり込まれた。携帯が手元から、ベットから落ちた。
 何の抵抗もしなかった。手の這う、舌の這うに任せた。
「何もどうもせんでええ」
「・・・・・・」
「マジに惚れさしたるさかい安心し。したらジブン、何も悩むことあらへん」
 まるであやす様な言い方をしてきた。さっきは自分が子供みたいだったの・・・に。
 求めてくる手に力が入る。それに応えて、私の躰も疼いてる。・・・・・・私は何て・・・・・・
 頬から目元を舐め上げられて、また泣いていることに気がついた。
「・・・下の蜜も旨いけど、ジブン、涙も美味いんやなあ」
 何か言い返そうとしても言葉が見つからない。考えあぐねているうちに唇を塞がれた。奥深くまで彼の舌が絡みつき、終に言葉は奪われてしまった。
 全身を巡る甘い感覚。それを堪えることも、もうどうにもならない。
 不意に愛撫が途切れたと思うと、うつ伏せにされた。
 温もりと潤いを湛えた躰は、微かな抵抗を見せただけで容易く彼の物を受け入れた。ただそのあまりにも圧倒的な力に・・・。
「ああん!! あ・・・は! はっ!!」
 はしたない格好のまま、シーツを掴みながら喘いでしまった。留まることなく涙が零れてくる。
 掻き混ぜられ、突き上げられ、翻弄される。水音が耳に届く。・・・・・・どうして、・・・・・・こんなに気持ち良いんだろう・・・・・・。
「カラダはもう俺に惚れとるなぁ。ん?」
 姫条君はどんどん意地悪くなっていく。私が乱れてるのを見て悦んでる。今も、さっきも、・・・・・・あのときも、そうだった。
 あんなメール出さなければ良かったか、・・・・・・も。
673Just one more kiss 35:05/02/01 20:42:12 ID:qSw6ddRd
「・・・ああ、・・・ん、く・・・」
「何や、イキそう? まだ早いで」
 片脚を掴まれた。あお向けにさせられ、上体を起こされた。
 正面から向き合う。灯したままのルームランプが彼の端正な顔を照らした。子供のように感じた表情は、もうどこにも無い。
「なぁ、これも気持ちええやろ?」
 全身が姫条君に乗った状態。自分の体重で彼をより深く導く形になってる。頼る物が何も無く、姫条君に抱きつく他にない。
 ・・・・・・だっこなんて・・・・・・。この格好だって恥ずかしいよ・・・・・・
「ん・・・うん・・・・・・」
「マジで惚れそう? 俺んコト?」
「・・・そん、な・・・あぁっ、・・・・・・!!」
 余裕無いの分かってるくせに、そんなこと聞かないでよ。
「ゆうてや。まどか、だいすきー、て」
 ・・・・・・どこまで苛める気だろう。今にもどうにかなってしまいそうなのに。この人は・・・・・・
 酔うようなくらくらした感覚の中、言われたとおりにした。顔を上げて姫条君を見詰めて・・・、・・・・・・2人見詰め合って。
「・・・・・・まどか・・・大好き・・・・・・」
「!! ・・・・・・」

 彼の動きが止まった。それまで笑ってたのに、少し驚いた顔をした後、睨みつけてくるような、・・・怒ったような表情になった。
「・・・・・・? き、じょう・・・くん? ・・・」 
 どうして怒るのか分からなかった。“嫌”なんて言ってないのに・・・。あまりにあっけなく言ったせい? それとも・・・?
「・・・・・・」
「姫条君? ・・・・・・私、・・・・・・何か、変な」
「ちゃうわ」
 硬い声・・・。どうしてなのか全く分からない。・・・ただ少し、受け入れている物が・・・
「・・・・・・何・・・が・・・? き」 
「まどか、や」
 怒鳴りつけてはこないものの、射るような視線にうろたえてしまう。
674Just one more kiss 36:05/02/01 20:43:56 ID:qSw6ddRd
「・・・ま、・・・まどか・・・」
「まどか、・・・・・・何やて?」
「え?」
「・・・・・・」
「・・・・・・だ、大す、き・・・・・・?」
 瞬間、凄い力で締め付けてきた。腕が、躰が折れそう・・・
「もっと、・・・ゆうてやぁ・・・」
 怖くて優しい声が耳元で聞こえる。腰がまた、動き始めた。
「ああ、ん・・・、・・・大好き。まどか、・・・大、好き・・・」 
 望むままに繰り返した。・・・怒ったんじゃ、ないんだ・・・。・・・・・・良かった・・・・・・。
 不意に躰が浮いたかと思うと、絡み合った体勢のまま、ベッドに押しつぶされた! 衝撃で息が出来なくなる。
「・・・・・・!!」
 急な行動に抗議する間もなく、一段と激しく突き上げてきた!
「・・・スマン、もぅ、・・・止まらんわ」 
 そう言って、後は荒い息遣いだけになった。私も、何も喋れなくなってしまう。
 水音が、肌と肌があたる音が、自分の喘ぎ声が聞こえるだけになった・・・。

「・・・! ああ、・・・は、あ・・・ああひっ! ・・・んん!」
 全部の神経が高みに引っ張られて、続けて下につき落とされるような感覚が来た。不思議な脱力感。・・・少し置いて、全身が痺れてくる。
 ああ、イっちゃったんだ・・・・・・。心臓が凄い音を立ててる。汗も掻いた。
 姫条君の背中も汗が滲んでる。でも・・・、
 私を伺うように、少し動きを止めたかと思うと、また激しく突き入れてきた!!
 しがみつかれていて、表情は分からない。ただずっと、うわごとの様に私の名前を繰り返している。
 奥へ、更に奥へと打ち付ける行為は止まらず、痛みさえ感じるようになってきた。涙が溢れてくる。
 たまらず、逃げようと身を捩らそうとすると、押さえつける力が増し、尚も激しく突き上げてくる。
「ああっ・・・!! くる、しっ・・・、まど・・・か・・・ぁ・・・あう!! ふ! ・・・!!」
 声が声にならない。ただ喘ぐしかない。
 ・・・このままじゃ壊れちゃう・・・・・・死んじゃうよ・・・・・・私・・・・・・
 “ひび”の入った私が壊されていく。激しく突かれるたび“ひび”は大きく広がり、・・・やがて壊れる。砕けてしまう。
 
 ・・・・・・今までの私が 粉々に なっていく・・・・・・。
675Just one more kiss 37:05/02/01 20:45:14 ID:qSw6ddRd
(M Side)
「・・・ん・・・・・・」
「ああ、よかった、気ぃついた?」
 あない、潤んだ目で「大好き」なん言われたもんやから、ついカッとなってしもた。
 コイツ悦ばせるためやったのん、カッコ悪いにも程があるわ。
 こないなことは初めてや。ありえへん。俺としたことが、・・・・・・なんちうこっちゃ!!
「・・・・・・私、・・・どのくらい・・・・・・?」
「そない、長くないで。・・・・・・何か飲む?」
「・・・・・・お水・・・・・・」
 ルームライトの灯りで全身が照らされて、曲線のメリハリがくっきりと浮かび上がっとる。
 ・・・・・・寝とる姿、もちょっと眺めてたかったわ。
「・・・・・・ね、え。・・・・・・」
 グラスを受け取りながら、気絶しとる間のことを聞いてきた。アレや。俺の・・・
「・・・ああ。いーっぱい射れたで。ジブン中に。」
 入りきらんかったモンが トロっと流れ出た跡がえらい艶かしかった。も、両脚揃えられて隠れてもたけど。
 コイツの顔が蒼ざめた。・・・しょーがないやん。夢中になってもて、止まらんかったんや。
「ど、どうして? ・・・・・・で、出来ちゃったらどうするのよ!?」
「そんときは・・・・・・そんときや」 
「・・・・・・えろうすんません、じゃすまないよ? まだ私、学生なのに、育てられない中途半端な人間なのに、・・・なのに人の命ができちゃうかもしれないんだよ? どう」
「責任はとるし、償いかて、するで」
「まさか、堕ろせばいいとか、そんな単純な」
「そないなこと言いう訳ない。見くびらんといて」 
「・・・・・・どう、・・・償う気なの?」
「一生かけて」
「・・・一生、かけて? ・・・・・・それじゃ、まるで」
「せやから、傍におって。俺から離れんといて」
 グラスをもったままのお姫さんに抱きつく。愛しく、狂おしく・・・。
676Just one more kiss 38:05/02/01 20:47:32 ID:qSw6ddRd
 こないなやり方は、やっぱり卑怯や。とても褒められたもんやない。・・・・・・せやけど、そんな手使うてでも、どんな手でも、俺は、コイツを離したない。誰にも取られたないねん。
 不満を漏らし続けそうな唇に俺のを重ねる。深く、舌を絡めて。
 したら初めて応じて、ジブン舌を絡み返してきた。・・・・・・なんて甘いキスなんやろ。こんなん初めてや・・・・・・。
「ホンマ俺調子乗るで。絶対離れんし。覚悟しい」
「・・・・・・ご自由に」
 なんや、半分諦めたよな物言いやな。
 せやけど、やっとその気んなってくれたっちゅうなら・・・、俺はいくらでも・・・・・・。
 カラダ中にキスしようとするんを止められた。
「今日はもう・・・もう帰らないと。・・・・・・これ以上したら、・・・壊れちゃうよ」
「・・・おかしいな。ちゃんと手加減したんやけどな」
「・・・・・・姫条君・・・・・・」
 んー、まどか、て呼んで欲しいんねやけど・・・・・・なんやソレ、みょーにイタい目やん。なんでやねん。
「じゃ、・・・・・・シャワー浴びよか」
 立ち上がるのを手伝った。
「・・・凄いよね、ここって。倉庫だったのに、シャワーにトイレ、キッチンもあるんだもん」
「この元・倉庫、現・姫条ハウスは水道完備やねん。シャワーもばっちりや」
 どーんと俺にまかしとき!

「・・・どうして姫条君まで入ってくるの?」
「脚、まだツライやろ? 支えになったる。カラダも洗ったるわ」
「・・・貴方だって腕、怪我してるのに」
「こんなん、怪我のうちに入らんわ。気にせんでええ」
「・・・・・・いや」
「嫌やのうて!」
 あ、ちょっと凄みでてもうたかな・・・? スマン。でも言うたやろ、離れないて。俺は調子乗るて。
 湯気ん中、コイツのカラダ中を洗った。触ってないことが何処にも無いように。大事に。
 初め抵抗してたけど、そのうち諦めて身を任せるようになった。ん。ええ子や。
「ココは特に丹念に洗わんとな。これから長い付き合いになるんやし」 
「こ、ここは! 自分で」
「・・・・・・」
「・・・はい、お願いします・・・」
677Just one more kiss 39:05/02/01 20:48:56 ID:qSw6ddRd
 シャワーで泡を落としてやっとると、コイツが話し出した。
「・・・ね、ベルトで締められたとき」
「ん?」
「実は少しして、緩くなったんだよ。・・・・・・手を引き抜いて、抵抗して嫌がること、出来たんだ」
「・・・・・・」
 そないなことされたら、俺もっと「ヒドイコト」してたで?
「痕もそんなに酷くないでしょ? そんなに・・・痛く無かったし。・・・・・・でも、できなかった」
 手首のベルト痕は、ほとんど消えかけとった。
「舌、噛んでも、大声出しても、良かったんだ」
 舌噛んだだけじゃ(噛み切らんと)駄目やし、大声出したってそれで止める気なん・・・、て、突っ込むトコや無いな。
「嫌って言ったけど、このまま、・・・・・・抱かれたいって、気持ち、・・・・・・あった。・・・・・・私、優柔不断で・・・・・・淫乱で・・・・・・」
「・・・・・・」
 そこまで言うて、黙り込んだ。また泣いとるんか? 泣き虫やな、ほんまに・・・。

 ・・・・・・コイツは、こういう奴や。
 アホなくらい人を責めん。何が何でも先ず自分の落ち度探して、無駄に反省するんや。
 ガッコ3年の片惚れは伊達やないで。この俺がずーっと見てたんや。・・・・・・一生変わらんわ。コレは。
 こんままじゃ悪い虫にぎょうさんたかられて、ストーカーの10人20人あっというまにこさえてしまうで。
 ・・・お、俺は悪い虫とちゃうで!?  
 やっぱり、コイツには俺がついとらんとな! しっかりと!!

「姫条君を・・・・・・拒絶できなかった。・・・最後まで、受け入れちゃった・・・・・・。私も、ひきょ」
「おーきにな」 
「え?」
「俺、受け入れてくれて。・・・・・・おおきにな」
「・・・・・・うん・・・・・・」
 躰を、涙の後をタオルで拭いた。
678Just one more kiss 40:05/02/01 20:51:03 ID:qSw6ddRd
 服を着ようとして、下着の問題に気が付いた。
 あー、感極まって、俺、喰らい付いてしもたんやった。蜜と唾液まみれで、使いモンにならんな。
「やだ、これじゃ履けない」
「心配すな。替え、ちょーどイイやつがあるねん」
 ホレ、と、棚からちょーどイイやつを渡した。
「・・・何でこんなの持ってるの?」
「もらいもんや。遠慮すな」
 不意に下着を手に、深ーいため息を付いた。・・・どしたん?
「・・・・・・これだから、姫条君は・・・・・・」
「何や、これだから言うんは」 
「・・・・・・すごく、もてるんだよね。・・・姫条君て」
 ちょーどイイ下着を着けたおみあしはめちゃセクシーやったけど、カオがぐっと暗くなった。
 服着ながら話し続ける。
「学校で見かけるたび、女の子といたじゃない。屋上でも、中庭でも」
「あ、あれは連れてたんやのうて、たまたまその場で」
「どの女の子とも、仲良く話してたでしょ。肩まで組んでたりして。・・・恋人みたいに、見えたよ?」
「・・・嫉妬してくれとんの?」
「そうじゃないよ。そうじゃないけど・・・、・・・・・・だから・・・・・・」
「だから?」
「姫条君と、友達になれて嬉しかった。これは本当だよ? けど・・・・・・恋人になったら大変そうだなぁって・・・。だから、深く好きになったりするのは・・・・・・よそう、って・・・そう思ってた・・・」
「・・・・・・」
「レベル高すぎっていうか・・・・・・」
 俺、そないな風に思われとったんかいな。
「姫条君は単にお話してるだけって感覚でも、あんな親しい話し方されたら、誰だってのぼせちゃうよ」
「俺に誰とも喋るな言いたいんか? あないな程度、“シャコウジレイ”やで?」
「・・・この下着くれた人、どんな気持ちでプレゼントしたんだと思う? ・・・・・・そういうこと、考えたこと、ある?」
 ・・・・・・ソレ、前やった宴会の景品の余りモンなんやけどな・・・・・・
 瞳が俺に向けられる。真っ直ぐに俺を見とる。そこにはもう、「怯え」は・・・・・・無い。
679Just one more kiss 41:05/02/01 20:52:50 ID:qSw6ddRd
「・・・・・・俺が軽薄で付き合いづらいぶん、葉月の方が気安い、ちゅうわけか?」
「そ、それは・・・・・・葉月君だって、友達で、気安いとか、そんな・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・や、違うよ、話すり替えないで! もう、ちゃんと聞いてよ!」
 毅然とした言い方で返してきた。その裏でうろたえているとこも丸分かりやけど。
「ああ、・・・スマン」
「それに・・・・・・」
「それに?」
「・・・・・・なっちんとの喧嘩の原因だって、姫条君なんだよ? ・・・なっちんのほうが、姫条君のこと、すっごく」
 それ以上何も言えんよう、口を封じた。舌を絡み合わせる。深く。もっと深く。
 離れるときも糸が出来るくらい、ゆっくりと離した。
「俺が好きなんはジブンや。他んヤツには答えられん」
「・・・・・・」
「これはどうにもならん。・・・分かるやろ?」
「・・・・・・」 
 これ以上の言い合いを諦めて、ソファーに座りこんだ。俺も隣に座る。
 ため息をつきながら、・・・お腹に手を当ててる。
「・・・赤ちゃん、・・・できちゃったかな・・・」
「1ヶ月くらいで判るわ。したら生理も来えへんし」
「・・・そんな軽々しく言わないでよ」
「卒業は3月やし。腹もまだ目立たんやろ」
「ちょっと、き」
「ジブンと俺の子ならべっぴんさん確実や」
「本気で言ってるの?」
「ジンセイプランはたっとるで。安心しい」
「・・・・・・」
「何や、そのウタガワシイ視線」
「・・・・・・ジンセイって、そんな簡単なことじゃ」
 話しながら俺は、とうとう顔が緩んできた。あかん、ずっと我慢してたのん。慌てて手で隠しても、も、バレバレや。
680Just one more kiss 42:05/02/01 20:54:34 ID:qSw6ddRd
「・・・私何か、おかしい事言った? 真面目なこと聞いてるのよ?」
 眉を寄せる顔も可愛ぇなあ。っとと・・・。
「せやなくて、な。・・・・・・ずっとジブンと話、してなかったさかい、したらごっつ嬉しなって」
「・・・姫条、君・・・」
 もっといろいろ聞いて。もっと話して。俺んこと知って。
 俺に触って。俺を抱き締めて。俺だけ、愛して。
 
 何言われてもにたにたと笑う俺見て、溜息をつきながら呟いた。
「・・・変な人・・・」
 その仕草が可愛くて、
 その言い草が憎たらしなって・・・・・・
 えい!!
「羽交い絞めにしたるわ! 変なて何や!?」
「え? き、じょ」
 着直した服をまた脱がして、ベッドに連行した。キョウセイシッコウ!!
「ジブンのせいやで」
「なっ! きゃああ! バカ!」 
「バカやない。アホ言うんや」
「き、姫条君、いい加減に、もう帰らないと」
「まどかて呼んでや」
「・・・呼んだら止めてくれる?」
「あかん」
「・・・・・・」 
 洗い立てのおっぱいに吸い付く。暫くはプール行けんな。カラダ中アザだらけやん。一体誰がコンナコトを? て、俺やん。
 履いたばかりの下着。これまで濡らしたらアカンから、早々に取ったるな。
 お? 何抵抗しとるねん。・・・って、ドコも抵抗になってないわそんなん。見ぃ、余計に火ぃついてもたやんか。
 指で舌で愛撫すると、すぐに男を受け入れる体勢になった。またこんなん溢れさして、感度良好やな。
 コイツの手が、俺の髪に触れる。ん? もっと舐めて欲しいて? まかせ。
「ち、違・・・あ・・・ん。も、もぉ・・・・・・」
 せや。大人しく弄られとったらええ。
681Just one more kiss 43:05/02/01 20:55:50 ID:qSw6ddRd
 治まってた熱がガンガン蘇ってくる。俺も服を脱いだ。感覚の導くまま絡み合って、躰を繋げる。コイツと1つになる。
「あ、ああん!!」
 大きく撓った。・・・何や、また泣いとるんか?
 泣きながら、俺を受け入れる。背中をかき抱かれて、暖かい蜜で包み込まれて、甘い感覚に満たされる。
「・・・も、痛くないやろ? 苦しぃなぃやろ?」
「・・・ふ、・・・うぁ・・・、・・・・・・うん・・・・・・」
「いま繋がってンねんで? なあ」
「・・・・・・あのときも、同じこと、・・・言った・・・」
 少し、笑うように答えた。あのときて・・・・・・あん時か。
「・・・ほんま余裕出て来たやないか。も、手加減いらんちゅうことやな」
「え? や、やだぁ・・・」
「嫌やないやろ!」
「私、本当に壊れちゃ、あっ!! ・・・あん・・・ああっ! ・・・」
 安心し。ちゃーんと優しくしたるから。優しくな。 
 喘ぎ声の艶に、上ずった声に更にそそられる。
 蠢動を強める。結合をより深くする。水音が大きくなる・・・
 離れてた分。・・・口きかんかった分。・・・寂しかった分。・・・辛かった分。それらゼンブすっ飛ばすみたいに。
 2度と離れんように。もう、離れようが無いように。

「あっ・・・っ、うぅ・・・」
「いっちゃう? ほれ」
 動きを変えたとたん食いつき具合がキツクなった。
「あっ、い、イっちゃ、イっちゃうよ、あ、あああ!! ・・・は・・・・・・」
「あう。いいわー今の。・・・俺も・・・限界や。・・・今度は・・・」
 外に出したるからというと、コイツが止めた。
「い、・・・いいよ、・・・このまま・・・・・・」
「え? 何いうてん」
「責任、とって・・・くれるんでしょ?」
「・・・言ってくれるやないか」
「ふふ・・・あ、あん!」
「覚悟・・・しい、・・・・・・う、・・・ぐ、くぅっ!!」
 あ、これ「初めてのおねだり」とちゃう?
682Just one more kiss 44:05/02/01 20:57:12 ID:qSw6ddRd
 外は冬やのに、こん中は熱い。俺のと、コイツの混ざりあったヤツでいっぱいや。
 収まりきらんモンが腿をつたってシーツにまで零れる。
 ベッドに押しつぶすみたいに、コイツのなかに倒れこむ。カラダ全体で抱きつく。
「愛してる。・・・・・・めっちゃ大好きやで」
「・・・・・・しょうがないなあ。ホントに」 
「ジブンも愛してるて、ゆうてや。ヒドイわ」
 おかげさんでベッドはグシャグシャ。ま、コイツを繋ぎ止められんなら、安いモンや。
 今日はこれで最後にしたるけど、またぎょうさんえっちしような。
 見せたいモンがいっぱいあんねん。連れてきたいトコや、会わせたい人も。そらぎょうさん。

 ・・・・・・あれは・・・当分先や。下手したら「後家に」とか言い出して、奪られかねんわ絶対。
 なぁ? ずっと2人でいような。

 コイツの2度目の「おねだり」で、1人ずつシャワーを浴び、服を着た。脚の痛みも治まっとるそうや。・・・・・・ちぃっ。
 ・・・せやな、いい加減、帰らなあかんか。時間経つの、早いな。誰か早回ししとんのとちゃう?
 ・・・・・・めんどいな。いっそ今日からここで暮らさん? 
「駄目だよそんなの。まだ高校生なんだから」
 あっさりと断られてもた。濡れた頭で打開策を練ってみる。
「したら、・・・卒業したら」
「・・・考えとく。・・・・・・それよりも、腕、見せて」
「腕がどないしたん?」
「包帯、巻き直さないと」
「え? ・・・ああ、ほんまやな・・・・・・つ、痛!?」
「だ、大丈夫!!?」
 張り詰めてたモンが全部消え、落ち着いたせいか、正常な感覚(痛覚?)が戻ってきた。
 うわ、包帯血塗れ。腕の傷ばっくりやん。よく生きてたな俺。

 いや死んでたまるかちゅうねん。
683Just one more kiss 45:05/02/01 20:58:28 ID:qSw6ddRd
(主Side) Ending
「え? 送ったるで?」
「も、ちゃんと歩けるし、雪じゃバイクは危険だよ。ここ、駅近いから」
「じゃ、駅まで送ったる」
「・・・・・・」
「送らしてえな」
「・・・うん、じゃ、お願い」
 雪がどうのという前に、バイクだと、・・・・・・しがみ付き続ける体力がもう無いの。本当に。
 2人で外へ出た。雪は本降りになっていて、うっすらとだけど、しっかり道路に積もっている。普通の靴じゃ歩くのも大変。
「俺にくっついとれば大丈夫や」
 姫条君は・・・まどかのブーツは、雪でも平気。
「いいね、滑んなくて」
 さっそく心もとなくなった足をふらつかせて、姫条く・・・まどかのコートにしがみついた(・・・よ、呼びなれない・・・)。
「頼って、頼って」
 片手に傘を差して、もう片手で嬉しそうに私を支える。
 雪は止むことなく、2人の上に舞い降りてくる。後から後から。
「大雪だね。・・・こんなに降るなんてビックリ」 
「ほんまビックリやわ。・・・今日ジブンとこんなんなれるなんて・・・」
「・・・・・・そ、だね」
 顔が紅くなる。・・・そんなつもりで話したんじゃないのに。
「・・・・・・なんだかずっと・・・泣いてたのがバカみたい」
「ベッドん中で?」
「違うよ。・・・ねえ、そういうこと、こういうところで言わないでよ」
「照れとるんか? んー?」
 絶縁状態から回復できたことが凄く嬉しいらしくて、まじめに話を聞いてくれない。浮かれないでよ、恥ずかしい。
 だって、あんな風に攻められて迫られたんじゃ、他にどうしようもないじゃない。ひどいよ、姫条君は・・・、や、まどか、は。
「凄く辛かったんだよ? キズ物になっちゃったって感覚。酷く惨めで、・・・誰にも、言えなくて・・・、・・・・・・言う訳にいかなくて!」
 少しなじりたくなってきた。何だか私ばっかり苦しんでる。
684Just one more kiss 46:05/02/01 20:59:35 ID:qSw6ddRd
「・・・・・・」
「一人でいるとき、涙、・・・止まらなかったんだから」
「・・・・・・ずっと一人で、泣いとった?・・・・・・」
「・・・そうだよ。ずっと・・・」
「何でそれ言わんねん、俺に。ガッコで会えたやないか。俺かて、・・・ずっとつらかったんやで?・・・」
 すっと、静かな声になった。・・・何でって、・・・・・・どうしたらそんなことが出来るっていうのよ。張本人に。
「・・・・・・そんな、無茶言わないでよ・・・・・・」
「・・・無茶な訳、・・・ないわ・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
 それ以上は何も言わず、何も言えず、駅を目指して歩いた。

 駅の入り口でやっと身体を離した。
 お別れのキスでもせがまれそうな雰囲気を無理矢理押しのけて。・・・こんな人目につくとこじゃ嫌だってば。
「・・・送ってくれて、ありがとう。も、此処でいいから・・・。・・・それじゃ・・・」
 奥へ向かおうとすると、なあ、と呼び止められる。
「なあ、その・・・、・・・また泣きたくなったら、1分後でもいいから、来いや」
「え」
「1秒後でも、なぁ。抱きとめたるさかい」
「まどか・・・くん。」
「え? 何? ・・・あー、駄目やほら、クンは要らんわ」
「・・・・・・また、ね」
「・・・せやな、・・・・・・またな」
 背中に彼の視線を感じながら、今度こそ1人で歩き出した。
 やっと仲直り(なのかな? むしろ・・・篭絡っていうか、・・・強姦の上乗せ? うーん・・・)したのに、離れて、また離れたきりになるのが怖いんだ。きっと。
 
 ・・・・・・違う。怖いのは、・・・・・・私の方。
685Just one more kiss 47:05/02/01 21:00:39 ID:qSw6ddRd
 やっぱり遊びで、快楽の手段で抱かれただけだったりしたら、どうしよう。
 私を好きだと言ったこと、私の愛情が欲しいと言ったこと、本当に信じていいんだろうか。
 これから、まどか、が女の人と話したりしてるの、嫉妬せずにいられるだろうか? ・・・嫉妬に狂わずに、いられるだろうか?
 そして何より・・・

 なっちんにどうやって謝れば、・・・・・・ううん、・・・話せばいいんだろう。
 
 抱えきれない不安と疲労感をどうすることもできずにただ、通路を歩いた。
 改札口を通ろうとして・・・・・・いきなり後ろから誰かに羽交い絞めにされた!!
「!?」
 姫条君だ。
 息が上がってる。走ってきたの? ・・・・・・驚いている私に滑稽な位の迫力で聞いてきた。
「ホンマに絶対、“また”やな!?」
「・・・・・・」
 ・・・この人の一面が見えた気がした。いや、間違いなく、「知られざる一面」だよこれ。
 さっきさんざん泣かせたくせに、そんな泣きそうな顔して迫ってこないでよ。まるで私が悪いみたいじゃない。
 周りの人、皆見てるよ? クールさが台無しだよ? これじゃすごいバカップルだよ?
 必死の形相で、息も出来ないくらい強烈に抱き締めてきた。爪先が浮きかける。
「ち、ちょっ・・・と?」
「な、・・・信じて、ええんやろ? ・・・ジブンのこと」
「え?」
「・・・・・・さっき離れたら、・・・途端にごっつ不安になってな。したら、居ても立ってもいられんようになって・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・もし、これで離れたっきりになってもたらどないしよ、って」
 さっき、私が思ったことと、一緒だ・・・・・・。
「・・・・・・姫条君・・・・・・」
「明日、俺ら・・・・・・絶対逢えるやろ? 話、出来るやろ?」
「・・・・・・」
686Just one more kiss 48:05/02/01 21:04:30 ID:qSw6ddRd
 肩が震えている。こんなに大きい人なのに、怯えている。・・・子供みたいに・・・。
 この人も、同じ不安を、同じ苦しみを、同じくらい抱えていたのかな。今の私みたいに、・・・押しつぶされそうなくらいに。
 あの日からずっと。・・・・・・そして、今も尚。
 明るくて、人当たりが良くて、困ったときは何時だって助けてくれた。
 あんな事されたときは怖くて、悲しかったけれど・・・・・・憎むことなんか、出来なかった。
 有沢さんに出したメールは、決して嘘じゃない。嘘なんかじゃない。
「・・・・・・当たり前じゃない」
 少し強めの声で答えた。・・・・・・下手に逃げようとすると癇癪起こすから、この人。
「・・・・・・」
「あなた、私に何したって思ってるの?」
 背中に手を回して抱き締め返すと、彼の腕の力が緩くなった。
 まどかを見つめると、戸惑うように見つめ返してくる。
 私の考えが分からずに居る駄々っ子に、触れるくらいのキスをした。決死の思いで。
「ちゃんと、責任、とってもらわないと、ね?」
 痛い周囲の視線に耐えながら姫条君の返事を待った。
「・・・何言うとんねん。それっこそ当たり前や」
 そう言ったと思ったら、またきつく抱きしめてきた。やっと不安が消えたように。
 暖かい腕の中で、私の不安も軽くなったような、そんな気がした。
687名無しさん@ピンキー:05/02/01 21:08:14 ID:qSw6ddRd
 たがが外れて暴走バイト。おまけに設定パクリ。不快に思われた方方々、本当に申し訳ございません+大変失礼致しました。

 赤バイク・・・バイクが2台出てくる都合上勝手に名前付けました。
 まどか→どか→ドゥカティって変な構図でゴメンナサイ。
 正式名称ご存知でしたら、脳内変換で修正を宜しくお願いします。「赤バイク」のままでも良かったんですが。
 実在のドゥカティは、とても18歳高校生のモチモノでは・・・・・・・。

「2人組がバイクで拉致」ネタは以前テレビで紹介されてた犯罪。
 バイクの真ん中に女性を、前後に男が乗って、仲間が待ってるトコまで攫っていって集団暴行。
 拉致する女性には基準があって、女子高生(援助交際してるかも → 893に繋がってるかも) おミズな人(893に以下省略)は狙わず、
「大人しそうで、何をされても誰にも何も言えず、1人で泣き寝入りしそうな」OLがターゲット。だそうで。
 バイトクン、懲らしめてやりなさい。


更に落ち。
駅員:『えー大雪によりー、配電線が破損しー、運転不能になっておりますー。復旧作業はー、みょーにちまでー掛かるもよーです。皆様にはまことにご迷惑をー・・・』
「ええーっ!?」(愕然)
「そら大変やな。こりゃー家には戻れへんなぁ」(ニヤリ)
「た、タクシーは?・・・」 → タクシー&バス待ち大行列。(愕然)
「な。夢とロマン改・愛の巣姫条ハウスに戻ろ。な?」(ニヤニヤリ)
「・・・あーん」(号泣) 
 
 泣きじゃくる主人公を肩に抱えて帰っていくニィやん。なんて。
688名無しさん@ピンキー:05/02/01 22:55:37 ID:W2nJjxir
>687
乙! GJ!
エロシーンは半端じゃないほど萌えたし、
バイトと主人公の心情が痛いぐらい切なく伝わってきて、
読んでいてジーンとなった。
うpしてくれてありがとう。
689名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:00:57 ID:k8tEVYlG
読むたびに胸キュンしたよ
バカ惚れのバイト可愛いな
GJ!
690名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:31:31 ID:12Z9Qfnw
GJ!
お話も良かったけどタイトルにドキリとしました。
某バンドのファンの方かな?って。
691名無しさん@ピンキー:05/02/02 13:03:10 ID:a+i+b0hd
ごめんまだ斜め読みしかしてないんだけど、王子当て馬と取れる描写はある?
それらしきものがチラリと見えた気がして読めない…失礼な事を言って申し訳ないんだが誰か教えてくだされ
692名無しさん@ピンキー:05/02/02 14:44:22 ID:KnsoAXUg
>691
当て馬っていうよりは、「ゲスト出演・友達」って感じ。
王子が辛い目に遭ってる描写はないよ。
王子スキーな自分でも楽しくいただけました。
693名無しさん@ピンキー:05/02/02 16:40:08 ID:pw9CpKhj
GJ!!
すごい良かったよ〜。
是非また書いてください!
694691:05/02/02 17:48:35 ID:a+i+b0hd
>692
レスありがとう。
王子に限らず、当て馬っぽい描写がかなり苦手でして。
安心して読めるよ。どうもありがd
695687:05/02/03 01:20:09 ID:bw7lto0N
罵倒覚悟だったのですが、こんなに暖かい言葉をいただけるとは。うれしいです。
皆様ありがとうございます。
696名無しさん@ピンキー:05/02/04 01:03:16 ID:VQKMyWXf
>>690 
名曲ですよね
697618:05/02/05 01:06:28 ID:HfKdyLAD
誰か待っているのであろうか
妄想バイトの続きッス!
前とテイストが違うのは勘弁頂きたい。
上の687様のかなり私のドツボにハマッタ話の後で
こっぱづかしいが、読んでハァハァしてもらえたら嬉しい限り。
698618よりバイト×主8:05/02/05 01:11:44 ID:HfKdyLAD
<前回のあらすじ&解説>
今日は俺の住処、姫条ハウスでお勉強会、なハズだったんだが、
ありえないハプニングもあって、俺の手作りの夕食で
アイツと二人っきりで甘〜いひと時を過ごしてるんや。
もうセクシーなアイツのせいで俺の脳みそ沸騰寸前。どうなる俺!!

「あ〜、おいしかった!」
楽しい夕食の時間もあっという間。さーてここからが、
大人の時間っちゅうもんや。
食事の後のエスプレッソ。苦くて、甘くてまるで俺の気持ちみたいや。
「知ってるか?自分。エスプレッソはな砂糖いれたらかき回さないで、
飲むんや、飲み終わったら、下に溜まった砂糖をスプーンで舐める、
これが通や」
つい饒舌になる。
アイツが時計を気にし始める。それが終わりの合図やなんて
俺は気がつかないフリをする。
お願い、もう少し俺のソバにおって。
699618よりバイト×主9:05/02/05 01:16:34 ID:HfKdyLAD
「じゃあ、そろそろ…」
それは甘い時間が消える言葉。いやや、そんな言葉聞きたくない。
「帰るんか?」
「…うん」
ええのか?また今日も独りになって、アイツのにおいを思い出しながら
他のオンナ呼び出して、アイツの顔を浮かべながら抱くんか?
アイツの蔑んだ様な顔が俺の頭に浮かぶ。
『汚いよ、姫条くん』
『違う…』 
なにが違う?俺の今までしてきたこと、正当化できるか?
気に入らないヤツがおったら、力でものいわせて、ヤリたくなったら
近づいてくる適当なオンナ抱いて…
『姫条くん、好き…』
昼間の妄想。俺はなにを期待してるんや。最低や俺。何度俺の頭の中で
アイツを犯したかわからん。
賭けや、これから賭けをしよう。
「ちょっと、待ちぃ」
「え?」
いとも簡単に、アイツは俺の胸に引き込まれた。
後ろからアイツを抱きしめる。甘いにおいが俺の鼻をくすぐる。
「なにっ?」
アイツの表情は今の位置からは見えない。
「お願い、行かへんで…」
「……」
700618よりバイト×主10:05/02/05 01:18:15 ID:HfKdyLAD
あーかっこ悪ぃ、もちっといい口説き方あるやろ。
腕を緩めるとアイツが俺のほうを向きこう呟く。
「キスしてくれたらいいよ」
え?何て言った?まだ俺の妄想の続き?
その瞬間俺の唇に柔らかいものが触れた。
「好き、好きだよ姫条くん…」

俺はアイツを壁に押し付けると、無我夢中で唇をふさいだ。
口内に侵入し歯列をなぞり舌に絡みつく。それに答えて
アイツも舌を動かしてくる。
崩れ落ちそうになるアイツの身体を止めるように、足を開かせ、
俺の太ももをその間に押し込め固定させる。
そして唾液でべとべとになりながらもアイツの顔中にキスをする。
アイツの身体の力がゆるくなると同時に、ブラごと一気に
キャミソールを引き上げる。形のいい胸が露になる。
フルフルと震えてまるで俺を誘っているようや。
ぐにゃりとつかむと、指と指の間にこぼれてくる。
あぁ、まるで洋菓子のようや。俺の手の動きにあわせて、
形が様々に変わる。大きく円を描くように揉みしだくと
アイツの閉ざされた口から、熱い吐息が漏れ出してくる。
701618よりバイト×主11:05/02/05 01:21:25 ID:HfKdyLAD
親指をペロリと舐め、先端のピンクの乳首をこねると、
どんどんと硬くなり、その形をあらわにしてきた。
あぁ、俺の指で感じてるんやなと思うと、もう止まらない。
そして俺はもう片方の乳首に、まるで乳飲み子のように吸い付いた。
ねっとりと味わうように、そして軽く噛み付く。わざと音を立てながら、
俺の唾液でぬらしていく。舌の先端でついばみ、そしてふるわせる。
「あぁっ」
たまらずアイツが声をあげた。そうや俺はこの声が聞きたかった。
「気持ちええやろ?」
「やっ…ぁ」
そして俺はあることに気付く。アイツが乗っている方の
ジーパンが色が変わってることを。
「なんや、もうこんなに漏らしてしまって、いけないお姫さんや」
足を小刻みに動かすと、ますますその色は広がっていく。
「あぁんっっ!…汚れちゃう…よ…」
そんな声を押しのけ、じっくりと動かした後、スカートを脱がし、
足を開かせる。アイツの愛液でグチョグチョに濡れた
白色のパンティーは、隠すという機能は失われ
色どころか、その形まではっきりと浮かび上がらせていた。
俺はわざとそれを時間をかけ、鑑賞する。そして上部に浮き上がっている
突起を指で丁寧になぞるとますます蜜が噴出し床を濡らしていく。
702618よりバイト×主12:05/02/05 01:22:44 ID:HfKdyLAD
「はぁぁぁっ」
感動もんや、これだけでこんなに濡らすアイツがますます愛しく思う。
もうたまらん、そう思うと、アイツの足を肩で固定し顔をうずめる。
布の上から、そして隙間から直接へ、と丁寧に舌で犯していく。
一滴の液も残さんように舐め尽していく。甘く温かい味覚が俺を襲う。
布を剥ぎ取ると、そこには今まで見たこともない、蜜をたたえた
ピンク色の花弁が広がっていた。
キレイや、いままでこんなキレイなオンナは見たことがない。
突起を吸いながら、たまらず中指をその間に差し込むと、そこはキツく、
グチャグチャで俺の指を締め付けてくる。第一関節のところを
曲げながら小さく激しく動かすと、アイツの声がますます高らかになっていく。
「自分、なんてヤラシイ子なんや、そんなに俺の指が気持ちええんか?」
「いじわるぅ、わかってて、やってるくせにぃ…はぁん!!」
もう一本増やしてやるとアイツの身体が反り上がった。
「いやぁ、イッっちゃうぅ」
「指だけでイクんか?」
俺はのそっと身体をおこすとアイツの耳たぶを甘噛みした。
そして更に二本の指を動かしながら、親指で突起を震わせる。
「はぁぁぁっ、イクゥゥゥ!!」
プッシュっとアイツの股から雫が弾け飛び、あいつは痙攣を何度も繰り返すと、
ぐったりと崩れ落ちた。
703618よりバイト×主13:05/02/05 01:24:08 ID:HfKdyLAD
ハァハァと肩で息をするアイツ。これは絶品な代物や。
「まだや、まだ終わってへんで」
おれはわざとゆっくりとベルトをはずすとゆっくりとそそりだった
ジブンのモノを引き出した。
「今度は俺にお礼してや」
そういうとアイツの小さな口にあてる。
「…うん」
そういうとアイツは少し戸惑いながらも不器用に俺のを口に含む。
チロチロと赤い舌が俺のとアイツの口の間から見え隠れする。
「ええで、上手や」
口の中に入りきらないのか何度もむせ返りながらも必死に俺のを
出し入れする。俺の口からも吐息が漏れる。
恥ずかしそうにキュッと目を瞑るアイツを見て更に俺は欲情する。
「あかん、もう出そうや」
そう言って引き抜こうとしたが、アイツはそれを許さなかった。
「…うっ」
俺はアイツの口に欲望を吐き出した。アイツの唇からは俺の白濁した
液が零れ落ちる。
「姫条くんのもっともっと欲しい」
頬を赤く染めながら、普段の生活のアイツからは考えられんような言葉が出る。
「嫌いになった?」
「逆や、もう俺は自分に溺れてしもうたわ」
「本当?」
704618よりバイト×主14:05/02/05 01:26:25 ID:HfKdyLAD
「…見てみ、もう復活してきてるで」
今出したばかりだというのに、俺のモノはみるみると起ちあがり強度を
さらにましていく。
「嬉しい…」
そういうとアイツは俺を招き入れるように足を開いた。
「お願い、姫条くん…」
「まだや」
俺はアイツの入り口をグチグチとモノでこすりつけた。数センチ入れたかと
思うとすぐに出し、またこすり付ける。
「もうだめ、イジワルしないでぇ」
「だめや、もっと俺を欲するまで」
「あぁぁぁ」
涙を流しながら、そのくせ腰は俺のを欲しそうに動かすやらしいアイツ。
「ほら、手がお留守やで?自分のオッパイでも揉みや」
そういうとアイツはオズオズと自分の胸を自分で揉み遊ぶ。
そんな姿がかわいくてしばらくその行為を繰り返した後、ようやく
俺はアイツを深々と貫いた。
「…いっ!」
メッチャキツイ。すぐにでも押し返されそうや。
「あん、あん、あん」
俺の動きにあわせて、アイツがあえぐ。
淫らな水の音と、肌と肌がぶつかる音と、二人の声が部屋中に響き渡る。
そして俺はアイツの高らかに上がった声と共に意識が空高く飛んでいくのを
感じながらアイツの中で果てた。
705618よりバイト×主15:05/02/05 01:27:59 ID:HfKdyLAD
「自分初めてやったんか?」
アイツからこぼれ出ている液には、俺の液と混ざって鮮やかな鮮血も
零れ落ちていた。
「あんなにいやらしかったのに、自分すごいな」
驚きを隠せない俺に向かってアイツはさらに驚くことを言ってのけた。
「実は、いつも姫条くんのことを考えながら、一人で……」
あかん、コイツは俺の考えてる以上のオンナや。
俺が悶々と想像してる間と同じ、コイツも俺のこと考えながら欲情して
くれてたんや。そう考えるとさらに嬉しさがこみ上げる。
「不安だったの、私」
「なんで?不安になることなんかなかったのに」
「こんなやらしいこと考えて自分で…なんて、嫌われちゃったら
どうしようかって」
一緒や、俺と。
「姫条くんの気持ちわからなかったの、だって他にもいろんな女の子と
仲良かったでしょ?」
ぐ、否定できへん。
「でもこれからは俺には自分だけや」
「本当?」
あぁ、これからはもう何も怖いことなんてあらへん。これからは二人一緒や。
二人だけで歩いていこう。
これからはずっと。
706618:05/02/05 01:31:49 ID:HfKdyLAD
終わりです。
無理やりハッピーエンド。
最初のノリは一体って感じと
自分の中の主人公タソはこんなんじゃねぇ!
って姐さんスマソ!
それではただの名無しに戻りまっす!!
707名無しさん@ピンキー:05/02/05 03:27:10 ID:HxuBCR4e
GJ!禿萌!
708名無しさん@ピンキー:05/02/05 03:29:50 ID:HxuBCR4e
GJ!禿萌
709名無しさん@ピンキー:05/02/05 12:37:03 ID:kmEt4sGf
GJです! バイト祭ウレシイナー
710名無しさん@ピンキー:05/02/06 09:39:48 ID:m0Z7v/ma
もうすぐバレンタインですねー
書こうかな(´・ω・`)バイトで
711名無しさん@ピンキー:05/02/06 18:21:33 ID:rIOlmkUC
王子ものが読みたい…
712関西弁スキ-:05/02/07 02:26:57 ID:2tv1FegA
今書いてんねんけど、バイトと王子どっちがエエやろ?
713関西弁スキー ◆Ghc4DhRbfU :05/02/07 09:00:01 ID:2tv1FegA
アカン、王子はネタが浮かばん…スマソ…orz

しかもバイトの内容コテコテでエロまで長いし…吊るか(´・ω・`)
714名無しさん@ピンキー:05/02/07 16:33:03 ID:kzqRqrgE
>>713様ふぁいと! 待ってます!
715名無しさん@ピンキー:05/02/08 17:06:42 ID:VdEC4qq7
age
716姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 04:47:54 ID:8Nw67xtF
姫×主です、葉月と鈴鹿もちょびっとだけ…嫌な思いをさせてはいないので読めるかと…
ついでにエロまで遠いうえに少ないかもなうえに、初めてなんで文章拙いかと思います。関西弁はバッチリなんですけど;

それで良ければ途中までを投下しますんで、「続き、はよぉ投下せんかい!」と言ってください(汗
717姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 04:49:58 ID:8Nw67xtF
――おかしい。

今日はバレンタインデー。毎年この日、姫条まどかは女の子達から大量にチョコを受け取っている。

―――なんでや?

そしてこの学園に来てからは毎年この場所…屋上で戦利品をチェックして…

――――なんでアイツが来んのや?

昨年・一昨年はこうしていると手作りのチョコを持って来た女の子がいる。
姫条は今年も、一番好きなその女の子がここへ手作りのチョコを持ってきてくれると信じていた。

「俺は夢見る乙女かっちゅーに…」

誰に言うでもなく自身の考えにツッコミを入れ、頭をポリポリと掻き、戦利品を纏めて紙袋に入れる。時計を見ると休み時間も終わりに近い。

――まぁ、帰る迄には貰えるやろ♪

紙袋を持ち、立ち上がると冷たい風から逃げるように校舎内へと続く扉を開けた。
718姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 04:52:42 ID:8Nw67xtF
ちらりと時計を見る。まだ彼女からのチョコは無いままに、今日最後の休み時間になろうとしていた。
授業も無視して時計だけをひたすら見つめ続ける…時間の経過が早くなる訳では無いのは分かっているが、目が秒針を延々と追っている。何週目か、秒針が12の数字を指すとチャイムが鳴った。

――うっしゃ、自分から行くんはダサいけどしゃあない!

教師が出て行くのを見送ると勢い良く立ち上がり、廊下に出る。
彼女とはクラスは別だ。その彼女のクラスに向うが…
719姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 04:54:11 ID:8Nw67xtF
「珪クンっ」

目的のクラスの窓は開いていて、彼女の元気な声が聞こえる。が、姫条は表情を歪めると、気付かれないように扉の横の壁に背を預け、聞き耳を立てた。

「…どうした?」

――うんわー、他のヤツと喋る時とは違って…なんやむず痒い声やな…

「ほら、今日バレンタインでしょ?高校最後のチョコレートだよ〜♪」

――いや、最後やねんから早く俺んトコ来てぇや…

「これ…また、お前が作ったのか?」

――っ!?またぁっ!?またってなんやねん!!

「うん、今年は少し失敗しちゃったんだけど…あっ、味見したから食べれないものじゃないからね♪」

――まさか、皆に手作りチョコ配っとったんか?まさか、俺のは義理で…今年は本命の葉月にだけ…?

目の前が真っ暗になるのを感じ、その場に座り込む。ずっと自分を本命として、恋愛対象として見てくれていると信じていたのに……
720姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 04:55:59 ID:8Nw67xtF
立ち上がり、大きな身体が小さく見えるほどにうなだれ、教室に向う。

「うわっ…なんだよ、姫条…暗いぞ?」

不意に横から声がかかる。補習コンビの相方、鈴鹿である。

「うっさいわ、マネージャーとあつあつらぶらぶ〜なお前には関係ないわい」

からかい半分に言ってやると顔を真っ赤にして吠えてくる。

――ん…?チョコ二つ?

鈴鹿の手に収まっている二つの包みを見る。一つは可愛いマネージャーの珠美ちゃんやろ…もう一つは?

「なんや、浮気か〜?二つもチョコ持ってからに♪」

またからかってやろうとにやにやと笑い、言ってやる。

「あん?ちげーよ、紺野がアイツから預かってくれたもんだよ」

――なんやて?今アイツ言うたやんな…?

「紺野から廻ってきたんだ、義理だから安心し…おい、スゲェ顔してるぞ?」

鈴鹿の言うことも聞かずふらふらと歩きだす。

――義理も配っとるんやったら…なんでや?義理も貰えんくなるコト、俺してもうたんやろか…?アカンアカン!考えとっても分からんねやから…帰り誘ってみよか、うん。

チャイムの音にふと我に返る。次は数学、氷室の授業だ。思い出すと慌てて自分のクラス・自分の席に走りだした。
721姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 04:59:18 ID:8Nw67xtF
今日はここまでで…あぁ、恥ずかしい…やっちまったよ俺、ネットに流れr(ry

続きが無かったら逃げたと思ってください…orz
722名無しさん@ピンキー:05/02/09 16:04:34 ID:sN3E5vkC
(・∀・)イイヨイイヨー
723名無しさん@ピンキー:05/02/09 17:44:15 ID:T5x27I7O
>>716
続き楽しみにしとるでぇ。
724姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 18:04:21 ID:8Nw67xtF
うわ〜、嬉しいっす先輩!…ちゅー事で続きを…



「お、来た来た♪自分の事待っとってん」

校門前、彼女を見つけるといつもの明るい調子で話し掛ける。こちらに振り替えると彼女は一瞬微笑むが、すぐに気まずそうな笑みに変わる。

「ど、どうしたの、姫条クン?」

あからさまに挙動不振な彼女は姫条から目を逸らす。
少し不機嫌に自分を見る目にも気付かずに。

「いやぁ、姫のお供をさせて頂こうかと…アカンか?」

ふざけながらも下手にでる。彼女は下手にでる人間に弱いのだ。だが今日はいつもと違う反応が返ってきた。

「姫条クンごめん、今日はちょっと…」

少し笑顔が引きつるが、ここで諦める気もない。

「あ、俺臨時でバイト入っとるから途中までやねんけど…それでもアカン?」

実際に風邪で寝込んでいるヤツの代理を頼まれている。嘘ではない。

「…その、寄りたい所があって…だからごめん、また今度、ね?」

そう言うと彼女は手を振り立ち去ろうとする。その態度に姫条は笑顔を消し、彼女の腕を掴み歩きだす。

「痛っ…!ちょっ、姫条クン?」

驚く彼女を気にもせず、校舎裏まで足早に歩く。腕を握る力の強さとこちらを見ようとせず歩く姫条に少し怯え、無言で彼女も引っ張られていた。
725姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 18:06:26 ID:8Nw67xtF
「なぁ、俺ジブンになんかしたんか?」

立ち止まり手を離すと、すぐに本題に入った。自分にも自分の声が暗く重く、冷たいのが分かる。

「な、なんにも…なんでそんな事…?」

様子を伺うように上目遣いにこっちを見る。

「じゃあなんでそんな俺のコト避けるんや?…俺にだけチョコ無いし」

見返し、言い返す。さすがにチョコを貰えなかっただけでこの行動は…と、冷静な自分がツッコミを入れてきたが、もうどうしようもない。

「それは、ちょっと失敗したか…」

「それでも葉月にはやったんやろ?」

喋るのを遮り言うと、彼女は口籠もった。なんで答えないのか、本当に自分に好意が無いからなのかと考えると、どんどん冷静な自分が居なくなる。
726姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 18:09:29 ID:8Nw67xtF
「葉月の事好きなんか?」

肩を掴み、校舎の壁に彼女の背を押し付けるとストレートに聞いた。驚いた顔で見上げてくる。

「違っ…珪クンは友達だよ?チョコだって義理チョコだし…」

言いにくそうに、それでもはっきりと答えた。少しほっとするが、次にまた疑問が湧いてくる。

「じゃあ…誰が好きやねん?誰に…」

「姫条クンには関係ないじゃない!」

さっきとは逆に遮られ、怒鳴られてしまう。見ると目に涙を浮かべている。

――やってもうた…。

後悔先に立たず。ふとそんな言葉が過る。

「離して…帰る、から…」

胸に手を当て、姫条の身体を離そうと体重を掛けて押してきた。

――今日貰えたら、卒業式に言おう思っとったのにな……エエわ、これで終わるんやったら…
727姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 18:10:33 ID:8Nw67xtF
「アカン、まだ帰さん…」

言うと肩から手を離し、そのまま抱き締める。腕の中で小さな身体がビクッと震えた。

「やだ…離して…」

「聞いてや、関係あんねん…。俺、ジブンの事好きやから。」

顔を真っ赤にして見上げてくる。姫条はその顎を掴むと、無理矢理口付けた。

「んっ……んぅっ…!」

ドンドンと胸を叩かれるが気にしない。大して痛くもないし、キスの邪魔にもならないからだ。
顎に当てた手で両顎を押さえ、無理矢理口を開かせると舌を口内に侵入させた。歯列をなぞり、舌を絡めとって、吸い上げて。ぴちゃぴちゃと唾液の交ざりあう音が響く。
長い時間キスをした。手を離し、口を離すと光る糸が二人の唇を繋いでいる。

――もう、終わりやろな…

抱いていた手も離す。完全に解放された彼女は、涙を零しながら走っていった。

――怒りも貶しもせえへんのか…逆に辛いな…

苦笑しながら携帯を取り出し、時間を確認する。
溜息を一つ吐くと彼女の走り去った後を歩きだした。
728姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/09 18:14:43 ID:8Nw67xtF
長いような…まだ続くし。orz
あー、ホンマにヘタレでありきたりなストーリーでスマソ(´・ω・`)ぬるぽぃ
729名無しさん@ピンキー:05/02/09 20:43:12 ID:sN3E5vkC
(・∀・)イイヨイイヨイイヨー
730名無しさん@ピンキー:05/02/09 21:31:57 ID:Rea9aPN6
こうして続き待つのも楽しいもんだね。
焦らずガンガレ!
731姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:06:20 ID:m2LOD3h5
あ、ありがとうございます…。頑張りますから、良ければ読んでくださいね。



「お疲れさんっしたー!」

バイトを終え挨拶すると、のそのそとバイクにまたがる。
今日は遅刻はするし、失敗するしで、手伝いじゃなく邪魔しに来てるんじゃないかと自分で考えてしまう。理由は自分で作ったわけだが。

――なんであんなアホしたんやろ…

また頭を過る後悔。いくら考えても、考え付くのは「もう終わり」だ――。

――自業自得やっちゅうに…

頭を振り、考えを追い払うとキーを回した。
732姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:10:19 ID:m2LOD3h5
――あれ?こんな時間に誰や?

バイクを走らせ、自宅に近づくと玄関に人影が見える。よく見ると、今日見た後ろ姿に見えた。

――んな筈無いやん、こんな時間にあんなコトした俺んトコなんて…

自嘲気味に笑う。が、近づくほど彼女に見えてくる。相手もこちらに気付き、手を振ってきた。

「姫条クンっ!」

――!?なんでおんねん!?

ブレーキをかけ、キーを回し、スタンドを立てるとヘルメットを外す。その動作をしている内に彼女が正面に立っていた。笑顔で、何事も無かったように。
733姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:11:30 ID:m2LOD3h5
「姫条クンお疲れさま♪」

にこにこ笑いかけてくる彼女に、何故か怯む姫条。

――夢、か?

グローブを外しそっと手を伸ばすと、頬を掴んで引っ張る。

「いっ、いひゃい!何ひゅるの!?」

抗議の声をあげ、姫条の手を振り払う。夢じゃないらしいが、それならさっき摘んだ彼女の頬の冷たさも現実になる。

「…冷えとるやん、何時から待っとったん?」

確かめるように頬を撫でた。少し温かくなる。照れているのか、紅潮していた。その姿に姫条は笑みを浮かべる。

「えと、ご飯食べて…だから、七時半くらいかな?」

もう九時近い。一時間半も待たせていた。

「寒いやろ?あがっていき。」

言うとシャッターを開け、玄関の鍵を投げて渡した。
734姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:13:00 ID:m2LOD3h5
バイクを押し込み、シャッターを下ろす。それと同時にパチッという音が鳴り、部屋が明るく照らされる。

「ふふっ、お帰りなさい♪」先にあがっている彼女が紙袋を持ち、手招きしていた。久しぶりの感覚に照れ笑いを浮かべながら、自分も部屋にあがる。

「お腹空いてるでしょ?これ、晩ご飯の余りとかだけど…お弁当」

ソファに座り、紙袋から出された包みを開くと可愛いランチボックスが出てきた。蓋を開けると卵焼きに唐揚げ、煮物に鮭にトマトにカイワレが詰め込まれている。

「うわ〜、貧乏な苦学生にこれは嬉し過ぎやでぇ…ありがとうな♪」

手を合わせると、早速食べ始めた。冷えてはいたが十分美味い。

「はい、お茶も………姫条クン、今日はごめんね…?」

隣に座ると水筒を取出し、お茶を差出しながら謝ってくる。食べる手を止めて彼女を見ると、俯き、モジモジしていた。

「なんで謝んねん、俺が悪いねんで?…無理矢理キスしたり、いらん事聞いたり…ホンマにスマン。」

膝に手を置き、頭を下げる。自分のした事を改めて思い出すと、弁当に浮かれている場合ではないことに気付く。
735姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:14:07 ID:m2LOD3h5
――俺、何やってんねやろ。ただのアホやん…。

「ちょっ、顔上げて…?私がチョコ作るの失敗したから悪いんだし…」

「でも他の奴に、その失敗したの渡したんやろ?」

頭をあげ尋ねると、落ち着いた赤のラッピングに金のリボンが掛かった包みを出してきた。

「その、失敗したのじゃなく…ちゃんと出来たの食べてほしかったから、これ。」

にこりと微笑む彼女からそれを受け取る。

「これ…チョコやんな?なんで…」

「好きだから…ちゃんとしたの作りたくて、帰りに材料買って作り直したの。」

また話を遮り、照れ臭そうに言う彼女。その言葉に固まる姫条。確かに「好きだから」と聞こえた。

「失敗したの渡して嫌われたくなかったし…だからあの…」

俯いているが耳まで赤くしているのが分かる。そして自分自身も…

――ヤバい、嘘やろ…?ホンマか?

立てた膝に乗せた腕で、火照る顔を隠し、思わず緩んでしまいそうな口元をもう片方の腕で隠す。
736姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:15:45 ID:m2LOD3h5
―――二人とも何も言えず、妙な静寂が続いていた。たまに車が通る音が響くが、今の二人にはまったく聞こえていない。

「ご、ごめんね?急にこんな事言っちゃって…」

沈黙に堪えかねてか、何故か謝る彼女に慌てて口を開く。

「謝らんでエエねんて…それより、ホンマに俺のコト好き…なんか?」

「冗談なんかで言わないよ?…それなら、わざわざこんな時間にチョコなんか渡しに来ないし…」

確かに、無理矢理唇奪われてまでそんな事をする道理はない。…真実だ。考え終わると同時に、彼女の腕を引き、強く抱き締めていた。

「ホンマに、ホンマか!?」

「き、姫条クンっ?」

「信じるで!?今更嘘言うても聞かんからな!?」

嬉しそうに笑いきつく抱き締められると、彼女は苦笑しながらも子供をあやすように背中を軽く叩く。
737姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:21:05 ID:m2LOD3h5
やっとエチー入りそうな微妙なところで終了。主人公変とか姫条頭悪いとか言わないでください。

俺 の 頭 が 足 り な い ん で す 。

一発屋のつもりなんで叩かんでください(´・ω・`)
738姫×主 ◆Ghc4DhRbfU :05/02/10 06:22:33 ID:m2LOD3h5
sage忘れた…練炭と車用意しまつ…or2
739名無しさん@ピンキー:05/02/14 00:15:50 ID:2oqXn7kM
寸止めかっ!は、早く続きを・・・。
740名無しさん@ピンキー:05/02/16 02:33:05 ID:wPauCv3J
姫×主に見せかけた、先×主投下します。
エロと言うか、本番無しなので、嫌な方はアタリで弾いて下さい。
741アタリ:05/02/16 02:35:00 ID:wPauCv3J
「あの娘、ちょい良いなぁ」

姫城の言葉を聞いた瞬間、背中に冷たい汗が流れた。
奈津美は、姫城の事が好きだ。この気持ちは、誰にも負けない。自信を持って、そう言える。
しかし、最近彼の中に女が一人住み着いたらしい。
最初は、まさかと思った。日にちが経つにすれ、それは確信へと変わった。
彼女の気持ちを確かめたい。もしも、姫城の事が好きだとしても、引くつもりは無かった。

翌日、昇降口で彼女を待った。
なかなか出てこない。少々焦れて、携帯電話を取り出す。頭を軽く振る。校舎へ戻り、彼女を探す事にした。
742アタリ:05/02/16 02:36:48 ID:wPauCv3J
教室、図書室、ことごとく予想が外れ、ふと気が付いて、音楽室へ足を向ける。
思った通り、ピアノの音が聞こえて来た。
奈津美は、軽く溜め息を吐く。確かに、約束をしたわけでは無い。だが、もう日が落ち、空は群青色に染まっている。
1つの事に集中すると、時間を忘れてしまう。それは、彼女の長所であり、短所でもあった。
扉に手を掛ける。だが、中から聞き覚えのある声がした。
普段と違う、どこか優しい、暖かな口調に、奈津美は眉をひそめた。まさか、と思う。
音をたてない様、慎重に扉を薄く開ける。
743名無しさん@ピンキー:05/02/16 02:38:08 ID:wPauCv3J
教室の中には、彼女と氷室がいた。
ある程度、予想はしていた。しかし、あの鉄面皮が、穏やかに微笑んでいる。その事が、奈津美には信じられなかった。

彼女が、氷室を呼んだ。奈津美は目を見開く。
(…零一さん、って…)
それでは、まるで恋人同士ではないか。驚きのあまり口が開く。
氷室が、腕時計に目を落とす。何事かを言うと、彼女が立ち上がる。
氷室の手を取り、指に口付けた。額を、スーツの胸に押し当てる。氷室は彼女を抱き締め、両手で頬を包み込む。二人の顔が近づいて行く。
744アタリ:05/02/16 02:39:49 ID:wPauCv3J
奈津美は、我に返った。
もしかしなくても私、デバガメ!?
慌てて、しかし極力静かに退散する。


翌朝、スキンシップのついでに、襟元を覗き込む。かなり際どい位置に、紅い花が1つ、2つ。
(天然ちゃんでも、女って事か…)
取り敢えず、彼女の本命が姫城では無い。
その事に奈津美は、密かに安堵の溜め息をもらした。
745名無しさん@ピンキー:05/02/16 02:45:52 ID:wPauCv3J
以上です。奈津美ではなく、奈津実でした。
読みにくさは、御容赦下さい。
746名無しさん@ピンキー:05/02/16 07:41:14 ID:THHK7DN9
いきなり名前が違うようなモノは読めません。
747名無しさん@ピンキー:05/02/16 08:09:36 ID:0Zckk7IK
バイトは『姫城』じゃなくて『姫条』だよ
748名無しさん@ピンキー:05/02/16 13:54:12 ID:wPauCv3J
素で間違えていた…。
ご指摘ありがとう。ボ盆タンにまみれてイッテキマス…(′∀`)ボ
749名無しさん@ピンキー:05/02/21 11:00:49 ID:QRIEDCcm
もうすぐ卒業…今度の日曜が最後のデートだと本スレかどこかで見て寂しくなった。
750名無しさん@ピンキー:05/02/23 23:40:47 ID:eskaOKjb
なんか寂しいね〜
出てからもうそんなに経つんだ
751名無しさん@ピンキー:05/02/28 20:53:46 ID:JNNXri7J
卒業式間近age
752名無しさん@ピンキー:05/03/01 11:58:48 ID:UFZO5eDJ
今頃チューぐらいしてるかな? 教会の中で
753名無しさん@ピンキー:05/03/01 19:35:19 ID:yZG3aR5k
もちろんBGMはB'zの美しき世界ですなw
754名無しさん@ピンキー:05/03/01 20:06:50 ID:rnrWu4R3
エッチ大好き主人公なら今頃
迎えにきたキャラと一発ぐらいやってるはず
755名無しさん@ピンキー:05/03/01 21:17:01 ID:D5LcmUpI
今夜は3年間のたがの外れた零一さんとギシアンですよ(;´Д`)ハァハァ
756名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:01:16 ID:yZG3aR5k
せっ、せんせぇ
757名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:27:43 ID:1IZ8Vg1l
このスレ的には今日の夜が初夜だな。王子あたりなら教会で一発済ませてそうだが。
758名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:48:04 ID:oz3YA3Xt
王子は思い詰めてた分、両想いになったら
いろんなもんが一気に吹き出しそうだもんな。
教会で押し倒してても不思議じゃない。
759名無しさん@ピンキー:05/03/02 00:12:02 ID:xAt0o8Mq
まぁ告白しておkしたその日にやるってのは
興醒めするけどなー実際
760名無しさん@ピンキー:05/03/02 10:05:10 ID:AYWK6JGY
三年間デートしまくってて付き合ってない世界なんだから、
その日にやってもいいよ。時間かかりすぎ。
761名無しさん@ピンキー:05/03/02 10:49:44 ID:WtsZxvqP
3年おあずけ喰らってたと考えるとすごいよな。みんなジェントルマンだな。
762名無しさん@ピンキー:05/03/10 04:18:42 ID:NvZeqUNC
ほしゅ
763馬鹿×主 0/11:05/03/11 18:20:43 ID:/QzxZjT8
バカタン×主人公(快活で、はっきりと言うよりはちょっとサバサバとしている)
5レス目か、6レス目から具体的エロにはいっていきますが、
文章的にはさらりとしているかと思います(濃くない)
764馬鹿×主 1/11:05/03/11 18:21:29 ID:/QzxZjT8
姫条の病気がうつったんだと思った。
だいたいなんで学校にそんな雑誌持ってくんだよ。
俺はバスケ命なんだよっ。ふざけんな。
つーか、どうやったらなおるんだよ。

姫条が持ってきたエロ雑誌の中に、はば学の制服に似たブレザー着たやつがあってよ、
それからなんかおかしいんだよな、俺。
女子の制服の下が透けて見えるような気がするっつーか、
スカートの裾がチラチラ気になるっつーか。
それってよ、どう考えても姫条の思考回路だろ?
あ、難しい言葉使ったら頭が痛ぇ。
まじでやべぇよなあ。授業に集中できねえ。
いつもなら集中してフォーメーションのイメージトレーニングが出来るのによ。
姫条、責任とれっ。
「ちきしょーっ、いいかげんにしてくれよっ」
「どうした、鈴鹿。問題の数が多すぎるとでも言いたいのか? 
よかろう、時間を取って、君に解答してもらうことにする。何番が希望か?」
だーーーーっ、数学の時間だった…。
765馬鹿×主 2/11:05/03/11 18:22:15 ID:/QzxZjT8
数日して俺の目の前から妙なもんが消えかけてほっとしてた。
集中してボールも磨けるしよ。時々隣のコートの短パンが気になるけどな。
白いTシャツの裾がひらっとか、肌色がちらっとか。
ま、そのくらいならいずれ気にならなくなんだろよ。
ジャケットの合わせめとか、
スカートの折り目が崩れたときとか、
振り返ったときに髪が揺れるのとか、
───やっぱり気が散る。

「俺に、どうしろっちゅーねん」
「だいたいお前が悪いんだろっ。責任もってなんとかしろよ」
女手玉にとり放題、百戦錬磨の姫条ならこのくらいなんでもねえんだろうけどよぉ。
「せやな…。本人に見せてもらうんが一番やね」
「見せて…って、誰に、何をだよっ」
「決まってるやん、あのコに、和馬が今一番気になっとるもんや」
姫条が親指で背後をさしたその先には、あいつがいた。
「はぁ?なんであいつが出てくるんだ…よ」
俺の視線に気が付いたあいつは「何?」とでも言わんばかりに首を傾げた。
その揺れた髪に、今までの記憶が重なっていった。
あいつのTシャツの裾に、短パンに、スカートに、そして揺れる髪。
最近ずっと気にしていたのはあいつのことだったってことに気が付いた。
「悩み聞いてもろうてすっきりしたらどないや? お膳立てはこの姫条様にまかしてくれてエエよ?」
お礼は昼飯でエエし。
そういって、姫条は脳みそがついていけていない俺を置き去りにした。
そのうきうきした背中を引き止めることも出来ずに、俺は脳みそが整理整頓されるのを待った。
しかし、俺の脳みそはぐっちゃぐちゃのままで、自分のバカさ加減もここまで来るとさすがに情けなかった。
とりあえず、自分がどうすればいいのかわからずに自主練にむかった。
766馬鹿×主 3/11:05/03/11 18:22:50 ID:/QzxZjT8
もうちっと身長か、ジャンプ力があれば、ダンクだって簡単なのに。
シュートばっかにも飽きてタオルをとろうと振り返ったら、
あいつが笑ってた。
「あと1本で100本だよ」
そんなに前からいたのか。
「なんか、用か? …あ、姫条になんか言われたんだろ」
「そ。伸び悩んでるみたいだけど、バスケの事は俺にはわからんから、って。
で、パンツでも見せてやったら元気になるでって言うんだよ〜信じられない、あの色黒関西人!」
俺は笑えなかった。
「鈴鹿? ……まさか、本当に見たいの?」
俺の顔は引きつってきたに違いない。
「欲求不満で、バスケに集中出来ないの?」
口の中が乾いてきた。
「ばっかじゃないの? やらしいっ。帰るっ」
あいつは一人で怒って、叫んで、走って行った。

「100本まであと1本…」
最後の1本が決まるまで、何度もシュートをうった。
767馬鹿×主 4/11:05/03/11 18:23:23 ID:/QzxZjT8
こういうとき姫条ならうまく女をあしらったり出来るんだろうけど、
俺は、できねぇ。やっぱ、頭わりぃんだな。
とっさの事で判断できるのバスケだけだし。
あいつ、もう口きいてくれねぇだろうな。許してくれなくても、土下座かな…。
そんな事を考えながら帰ってると、俺のうちの前に人が立っていた。
ミニスカートをはいた、女。
あいつだった。
さっきからずっと考えていた事。あいつにあやまらないと。あやまらないと。
「すまねぇ」
「あげる」
頭を下げる俺の目の前にあいつの握り拳が突き出された。
押し付けられたそれを何かわからず凝視した。
白い、布。ハンカチなんかよりはやわらかくて、レースと、リボンと…
「な、な、☆¥@!?$!!!!パンツじゃねえかよーーーーーーーーーっ」
「ヤだ、鈴鹿、声大きいよっ」
俺は慌ててそれを突き返した。
「ばばばばか、なんてモン渡すんだよっ」
「だって欲しかったんでしょ…」
「欲しかねぇよ。お前のを見せろって話だろっ」
やっぱりとっさの事には対応できないらしい。
「と、とにかく入れよ」
俺は腕を掴んでうちに引っ張り込んだ。俺の部屋に押し込んだ。

768馬鹿×主 5/11:05/03/11 18:24:02 ID:/QzxZjT8
俺の部屋に俺とこいつのふたりきり。
しかも俺がこいつに放った言葉は「お前のパンツを見せろ」だ。
確かに見るならお前のだけどよ、俺って、馬鹿…。
正座で向かい合っていても仕方ないんだけど、話す言葉も見つからねえし、
とりあえず飲み物でも取って来るか。とオレが腰を浮かした時にあいつは口を開いた。
「どの程度見たいの?」
 な?
「そこまで言っといてパンチラとかじゃないんでしょ?」
 んだ?
「私のが見たいってほんと?」
 と?
この時俺は、たぶん血走った目を見開いていたんじゃねえかと思う。
あいつは立ち上がり、スカートのファスナーを下げて、そのままスカートから手をはなした。
スカートにまとわりつかれながら現れたのはうすいピンクっぽい色のつるっとした三角形だった。
「す、鈴鹿がこんなのに興味あるなんて思わなかった」
「きょ、興味があって悪いかよっ、だいたいお前がちらちらひらひら─」
ちらちらひらひらはこいつのせいじゃねえな、俺か?
「満足した?っていうか、女の子にここまでさせてこの後どうする気なの、鈴鹿」
俺の前に仁王立ちのピンクのパンツの女。
ありがとう、ではさようなら、は間違ってるよな? じゃあどうすればいいんだよっっっ。
「ブ、ブラも、見る?」
固まっている俺の返事はどうでもいいのか正座するように座り、シャツのボタンをはずしはじめた。
想像よりも胸、でかかったんだな、てか、想像してたのか?俺!
たぶんパンツとお揃いのブラは触りたい衝動にかられそうなほどの胸を隠していて、
俺は身体は動かないのに一部分だけが、頭をあげ始めていた。
やべ。
769馬鹿×主 6/11:05/03/11 18:24:37 ID:/QzxZjT8
「鈴鹿の欲求不満は、このくらいで解消される?……まだなの?」
あいつの視線は俺の股間に、だぁぁぁぁ、見るな見るなっ。
「…まだみたいだね。私にこれ以上どう…しろって言うの?」
おおお落ち着け、俺。
こういう場合、女に仕切られるってーのは、男の名が廃る。
こいつに恥をかかさないために、俺は肝を据えなきゃまずい、よな。
俺は深呼吸をしてそのまま口にたまった生つばを飲み込んだ。
と、とにかく裸に。
「ぬ、げよ。シャツ」
俺は中途半端にしかボタンをはずせなかった制服を頭から抜き、
適当に手を動かしてなんとかズボンを投げた。
あいつはその間にゆっくりシャツから腕を抜き、お互いに下着だけになった。
女に恥をかかせてはいけない。
男は責任を取らなければいけない。
こいつは女で、俺は、男だ。
バスケでパスを受けた瞬間にゴールしか見えなくなる、そんなふうに俺は冷静になった。
身体が勝手にこいつをささえて押し倒し、口を押し付けた。
いつか見た映画かビデオか、俺は舌と手を記憶にあるように動かした。
何度か唇に押しあてた後、胸までを舐めた。
ブラを擦ったら下にずれて、想像以上の肌が目の前に現れた。
練習したこともないのに出来るのは本能なのか、ビデオの見過ぎか。
俺を圧倒する胸に触れた瞬間、冷静さは消えた。

770馬鹿×主 7/11:05/03/11 18:25:14 ID:/QzxZjT8
すっげーやわらけーじゃんか。女って、こんなに柔らかいんだ…。
俺は夢中になってそれを撫でて舐めた。
「ん…っ…ふ、んっ…」
あいつの声に気が付けないほど興奮していたらしい。
べ、別に胸フェチとか言うんじゃねえけど、
ひとしきり満足するだけ舐めたり、揉んだりしたこいつの胸は俺の唾液でやらしくなっていた。
雑誌で見てきたものよりも小さなかんじがする、その、なんだ、あれだ、
ち、乳首は、たぶんこれが『立ってる』ってことなんだと思う…。
「鈴鹿…、ん、はぁ、は…」
息苦しそうに俺を呼んだ顔を見ると息が出来なくて顔が真っ赤になったって感じで、俺はビビった。
「だ、大丈夫かよっ」
「大丈夫じゃないよ…、鈴鹿、やり過ぎだよ。そんなに、し、したかった、の?」
「そんなわけ、」
ないか?あったかもしんねーな、もしかしたら。でも、誰でもいいわけじゃねーからな。
「いや、か?」
つまり、そういう意味だ。俺と、す、するのは、どうかって。
ぎゅっと目をつぶって首をふったこいつがすげーかわいくて、俺は自分の股間が強く脈打つのを感じた。
身体だけじゃないからな。

771馬鹿×主 8/11:05/03/11 18:26:03 ID:/QzxZjT8
両手でパンツをおろそうとすると腰を浮かせてくれたけど、
女のなんか脱がせたことがあるはずもなくて、ピンクの三角はぐちゃぐちゃに丸まった。
ええっと、当たり前だけど、毛が生えてて、その下に割れ目が、あった。
あからさまに覗き込むのもなんだか変な気がして、チラチラとそこを見ながら、指でなぞった。
うわっ。ぬるっとなってるってことは濡れてるんだよな。こんなになるんだな…。
そこを見れないまま何度か指を行き来させていると、なんとなくわかってきた。
下に指が行った時最後にあるのが、後ろの、で、もうちょっと前に動かすとあるのが、アソコだろ?
ちょっと触ると音がするんだな、ここに、い、入れるんだろ?入るのか?!
もうちょっと前にあって、出っ張ってるとこが、クリで、
俺の動かし方がいいのか悪いのか、時々そこに触るとこいつは尻を浮かす。
肝心の部分を見れないまま、俺はいったいいつ頃、その、入れていいのか考えていた。
こいつに聞いた方がいいんだろうか…。なんて聞くつもりだよっ。
やっぱ、俺って、だめだ…。
どうすべきか解決案もでないままに俺はずっと指を動かして、時々あそこがヒクッと動くのを見ていた。
「はぁっす、鈴鹿ッ、だ、だめぇ───っ、ん───っ」
大きな声を出して下半身をつっぱらせて、切れ切れの言葉を何か吐いて、ぐったりとした。
驚いて動きを止めた俺の手を払い除けて、小さく丸まり顔を隠した。
「ヤダッ、見ないでよ」
膝が顔の前までまげてあるから、横向きとはいえアソコは丸見えで、
鯉が水からあがったように口をぱくぱくさせていた。その口が動く度に粘液を増やし、
アソコがどんどん濡れていくのを俺は呆然と見ていた。
顔を覆って泣いている感じがするのに、俺はのどが渇いたら水を飲む本能の欲求のように
割れ目に口を付けて濡れたのを舐め取った。
「きゃあ」
甘いような酸っぱいようなよくわからない味がした。男の本能より馬鹿の本能で俺は舐めまくった。
「だ、だめよ、鈴鹿っ、そんなにしたらまた、いっちゃ…うぅ──」
そういって身体を仰け反らせてまたぐったりした。
それで、さっきのはいったんだとやっとわかった。

772馬鹿×主 9/11:05/03/11 18:27:49 ID:/QzxZjT8
泣きそうな顔と疲れたような身体を下半身から仰ぎ見るっていう変な体勢で、また途方にくれた。
バスケでもそうだ、ボールを持ってしまえばゴールしか見えずに突き進んでいける。
だけど、ボールを奪いに行くのは正直得意じゃねえ。
ボールはゴールしてくれと言わんばかりにいつも俺のところにくるんだ。
今回もそうだ。俺のところにこいつは来てくれて、こんなことになれたんだ。それも姫条のおかげで…。
「あのよ、ほんとに俺とでいいのかよ?」
「鈴鹿?」
「なんつーかよ、お前の気持ちっていうか…」
「私? 私より鈴鹿でしょ。まさか女なら誰でもいいっていうんじゃないよね?」
「たりめーだろっ俺はおま、おまっ、おまえがっ、っ、っ」
うらめしそうな目で見るんじゃねえ。
「ちゃんと言ってくれなきゃわかりません」
ちきしょー、絆創膏のところがピクピクするっ。
「パンツ見せろって怒鳴られて、見せたら脱がされて、
挙げ句の果てには2回もいかされて、鈴鹿ってば、ひどーい」
くっそ、偉そうにっ。笑ってるだろっ。
「ちきしょーっやらせろっっっ」
のしかかった俺はあっさりとかわされて、狭い部屋の中をゴロゴロと転げ回った。

773馬鹿×主 10/11:05/03/11 18:28:59 ID:/QzxZjT8


「ね、ふとん敷いてくれる?」
そういえば畳とはいえ裸じゃ痛いよな。
俺は布団を敷いてその上に座った。俺の前に向い合せに座ると言った。
「最初っからやり直して欲しいの」
俺達は今度はゆっくりとキスをした。
心臓はヒップホップの5倍速くらいのビートを打っていたけど、柔らかい唇の感触はよく分かった。
相手の出方をうかがいながら恐る恐る舌を出したり舐めたりした。
胸を触ると呼吸の乱れが唇から伝わってきて俺は興奮した。
キスしながら手をおろしていき、太股の間に差し込んだ。
「ふぅ…んっ、はぁっ」
うまい触り方はわからなくてやっぱり指を上下に動かした。
さっきよりも感じているように見える。股が開いてきて触りやすくなってきた。濡れているのもわかる。
「そろそろ、いい、か?」
ごくっとつばを飲んで頷き、こいつはふとんに横になった。
入れるところはわかる、けど、はいるのか?とりあえずあてがって押してみる、
「ちょっと痛いよ…」
「す、すまねえ」
上に上にと逃げられて、俺達はいつまでたっても最後まで出来なかった。
「鈴鹿、私が上になってみる」
また頭が回らなくてほうけているところにのしかかられて、俺の先にアソコが押し付けられているのがわかった。
「自分でしたら痛くないかも」
そういって自分のを広げてあーでもない、こうでもないと細かく動いて
たぶん自分の痛くないように俺のを突き刺していった。
そう、突き刺さっている感じだった。
結局痛がりながらも深く繋がることが出来た。俺は何にもしていない…。
「はあっ、鈴鹿。はいったよ」
俺達はまたキスをした。

774馬鹿×主 11/11:05/03/11 18:33:00 ID:/QzxZjT8
俺は動いていいものか、というよりも動き方がわからずにそのまますべすべの背中を抱き締めた。
暖かくてぬるぬるした感触が不規則に俺のを締め付ける。動かなくても出してしまいそうだ。
「鈴鹿、いいよ」
俺はこいつに促されるままに押し倒し、邪魔な足を掴んで、動いた。
痛いのを我慢しているようだったので止めると、やめるなとおこられるから
俺は結局最後までこいつにパスをもらってシュートした。
もしかしたらバスケより気持ちいいかもしれねえと、危ない気持ちになった。
あんまりにも気持ちがよすぎてそのまま何回も、した。
女には出したのはわからないらしく、こいつは気がついていないようだった。やっと離れた時に
「鈴鹿、なかなか気持ちよくならなかったの?」
と不安気にきかれてつい、
「きもちよすぎて──」
出した回数まで言っちまった。
「え? 中にそんなに出したの?」
あ! ゴムしてなかった。
俺は一気に青ざめた。そりゃこのままさよならってことはなくても、まだ高校生だし、責任とかなんとか…。
また俺は頭が真っ白になった。こんな時まで馬鹿なんだな…。
俺はいわれるままティッシュであそこを拭いてやって俺のが逆流してくる様に驚いたり青ざめたりした。
この先のことがいろいろと頭に浮かんで、貯金通帳の中身まで思い出そうとした。…通帳持ってたか?
なんとなく気まずいような気がして、あまり口を利かぬまま帰り支度をするのを見ていた。
「つ、つぎは気を付けるか、ら…よ」
「うん」
「なんかあったら、言えよ」
「うん」
家まで送って行く途中もあまり話が出来なかった。だいたい俺は頭がわりぃんだよ。
だけど、考えた。めちゃめちゃ考えた。
「送ってくれてありがと、またね」
玄関のドアを開けた背中に俺は勢いで言えた。
「こ、子どもが出来たら3人でアメリカいこうぜ」
振り返って泣き笑いな顔を見せたこいつに手を伸ばした。
抱き締めたいって思ったんだ。
775名無しさん@ピンキー:05/03/11 18:35:31 ID:/QzxZjT8
連続投稿ですか?
改行が大杉です。
とかでキーッとなりそうですた。

どうしてもタイトルが付けられなかったので、
タイトル付けの勉強でもしに逝ってきます。
776名無しさん@ピンキー:05/03/11 19:11:10 ID:j7KNsswB
馬鹿かわいいよ馬鹿w
GJですた!
777名無しさん@ピンキー:05/03/11 19:26:41 ID:HUCN7OIe
GJ!

このスレって、なかなか消費されないスレだけど
こうしてボーンとネ申が降りてきてくれるんだよね。
投下される小説の殆どがバリ好みだ。
778名無しさん@ピンキー:05/03/11 20:58:58 ID:+nKE5eKt
GJです!
馬鹿の心情にニヤニヤしながら読み終えました。
すごい愛あって好きだ。
779名無しさん@ピンキー:05/03/11 22:54:10 ID:GKk9s8hq
GJ!
これぞ馬鹿!
主人公ちゃんも良かった!
780名無しさん@ピンキー:05/03/12 01:41:01 ID:pBOQKHGi
馬鹿萌えじゃなかったのに
不器用な馬鹿に萌えました・・・
良作ありがd
781名無しさん@ピンキー:05/03/12 20:37:12 ID:YFr9ZU+2
GJ
馬鹿タンらしくて、萌ました。
とっても良かったです。ありがとう。
782名無しさん@ピンキー:05/03/13 09:39:31 ID:VkE6ffMS
ここにこんなに人がいたことに驚きだ。馬鹿タンGJ。
783名無しさん@ピンキー:05/03/13 16:26:29 ID:icXkDfq4
体験版ファクトリーでどこまでエロが作れるかやってみた。

あなた      「きゃっ!だめぇ!!葉月くん!!」
葉月(ときめき) 「それ、付けてくれたんだな。
          合うと思ってたんだ。おまえに。」
あなた      「葉月くんったら趣味おかしいよぉ!こんな下着ぃ、
          恥ずかしいよぉ」
葉月(普通)   「どうしてだ?」
あなた      「だって全部透けてみえちゃうよぉ」
葉月(ときめき) 「あぁ。そうみたいだな。」
あなた      「んもぉ〜そんなに見られたら私…」
葉月(普通)   「ん…?」
あなた      「やぁぁん!足広げないでよぉ、全部見えちゃう!」
葉月(怒り)   「お前、嫌ならそう言えよ…。」
あなた      「嫌とかじゃなくて、こんなところじゃだめぇ!」
葉月(普通)   「どうしてだ?」
あなた      「誰かきちゃうよ…あんっ触っちゃだめ!!」
葉月(普通)   「行(イ)ってみるか。」
あなた      (あぁ!葉月くんの指がぁ!ソコを摘まれると…!!)
葉月(喜び)   「それ、いいな。」
784名無しさん@ピンキー:05/03/13 16:27:39 ID:icXkDfq4
あなた      「うんっ、すっごくイイ…!あっ!!」
葉月(ときめき) 「なあ、おまえ…無理してないか?」
あなた      「うん、イキたい!お願い舐めてぇぇ!」
葉月(喜び)   「そうか…じゃあ。」
あなた      「あぁぁぁ!!…キモチ…イイ!!あはぁ…はぁあん!!」
葉月(ときめき) 「そうみたいだな。」
あなた      「うぅぅぅっ…!!あぁぁぁぁああぁぁっぁ!!」
葉月(ときめき) 「なかなかうまかった。」
あなた      「はぁ…はぁはぁ…ばかぁ」
葉月(怒り)   「ん?なんだ、おまえか。」
あなた      「え?いやぁー!!姫条(代用可)くん、いつから
          そこにいたのぉ!?」
葉月(怒り)   「悪かったな、待たせて。」
あなた      「え?やぁぁこっちこないでぇ!…!?き、姫条くん!
          …っん!ひゃぁぁ!!」
葉月(普通)   「…ん?はりきってるな。」
785名無しさん@ピンキー:05/03/13 16:29:09 ID:icXkDfq4
ってな具合でいかがでしょうか?やっぱりちょっとかみあわないか!?
786名無しさん@ピンキー:05/03/13 16:55:11 ID:KdYaFX2l
>783
ワロス
787名無しさん@ピンキー:05/03/13 22:02:19 ID:jhVLyLoV
おもろい。
かみあわないとこが王子っぽい気もしていい!
788名無しさん@ピンキー:05/03/14 15:42:42 ID:3uLUHB+A
馬鹿タン書きました763です。

自分ではこれが精いっぱいだったんですが、
喜んでもらえるかどうか非常に不安でした。
たくさんレスもらえてうれしかったです。
(ちょっと泣きそうですた)

主人公がバスケ部だったのにその描写がなかったことに関してこっそり謝っておきます。
789名無しさん@ピンキー:05/03/20 21:56:19 ID:OLthxoLp
ほしゅ。はばチャもうすぐだね。2にエロ妄想の余地はどの程度あるかなー。
790名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 23:26:15 ID:45jV9OEn
誰かファクトリーでエロ作ってくれるネ申はいない?
791名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 20:45:29 ID:pvpRZYbU
ここの存在をすっかり忘れてて、
スレタイ検索したものの、「ときめき」だの「ときメモ」だので彷徨ってますた
ファクトリー、地味にほしくなってきた。
792名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 21:26:10 ID:wCNZoWdu
ファクトリーでストーリーつくるのはめんどくさい。
セリフ集を眺めて妄想する方がラクだ。
793名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 01:01:42 ID:Rnh7z7T7
エロ作っても台詞写すのがめんどいyp
拡張子対応してるうpろだとかあるのかね?
794名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 01:24:17 ID:Q+e/eFVy
zipだのlzhだの圧縮してうp出来ないもん?
795名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 13:56:26 ID:fhOjs8ZE
あ、圧縮したらいけるかもね。まぁまだ全然出来てないんだけどね。
796名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 22:36:06 ID:hlkAlyU6
ほす
797名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 02:52:41 ID:0ViMsQHC
NHKで「かんじる算数123」ってやってる。
798名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 01:32:57 ID:tySIc8EO
保守。
・・・神、居ないのか?
799名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 01:08:31 ID:J1ysMYU7
ドジンサイトさんも続々GS撤退してるな〜
サビシイ
800社会見学と(先生×主):2005/04/13(水) 13:22:44 ID:6WL2Rog+
>566-571>575-577の続きです。



氷室を拒むかのように彼女の入り口は狭かったが、
箍のはずれた氷室は躊躇すら出来ずに己を押し込んだ。
痛みのあまりか彼女はシーツを掴もうとしたが、
爪がすべるばかりで痛みをそらせる術にはならなかった。
耐えようとしても自然と身体が逃げようと上にすべっていく。
逃げる彼女の腰を掴んで氷室はいつもよりほんのわずか高い声をだした。
「だめだ」
熱にうかされたようなその声は、彼女が初めて聞く氷室の声だった。
彼女は自分の身体を氷室から逃げないように、氷室の身体に抱きついた。
腋の下から背中に腕をまわし、薄く広い胸に頬を押しあてた。
そこから聞こえる心臓の音は自分を無理矢理開いていく音に思えた。
氷室は腰に煮えたぎっているものを、何かに取り憑かれたように彼女に押し込み続けた。
氷室らしくない快楽に走った行動も、彼女からすれば確信を持って行動する氷室らしさに感じる。
ただ裂けそうな感覚が続いた後に氷室にゆっくりと押し込まれ、
薄らいでいく痛みにほっとした時、氷室の腕に頭を抱え込まれ髪にキスをされていることに気がついた。
801社会見学と(先生×主):2005/04/13(水) 13:24:31 ID:6WL2Rog+
彼女もキスを返したいと、氷室を呼ぼうとした時、不意に動かれた。
「せんせ、あぁっ」
その声と仰け反った表情に、沸騰した氷室は彼女の唇に吸い付き腰を動かした。
「むぅ、ん、ん、ん」
開いてしまった唇からは声を止められず、氷室の口の中に声を漏らした。
彼女は快楽に押し進む氷室の舌に反応を返す余裕もなく、
氷室の動きに自分でも理解不能な声を漏らし続けた。

氷室が冷静さを取り戻しかけた時には、彼女は頭も身体もぼんやりとし、ただ氷室を見ていた。
呼吸だけが彼女の存在をはっきりと示していた。
なくなったものを取りかえそうとするかのように必死に息をする様は、
氷室が氷室でなくなった頭に現実を引き戻した。
「だ、大丈夫か」
宣言通り我を失ってしまった氷室は、彼女に声をかけるもその声は届いていないようだった。
氷室は腕に彼女をくるみ、肩をさすり、髪を頬で撫でたり、耳たぶに唇を触れさせたりして彼女が正常に戻るのをまった。
腕に彼女のかたくなった乳首があたったり、
彼女の大きな呼吸で程よい大きさの胸が激しく動いたりする度に我を失いそうになり、
氷室は必死に精神状態を保とうと努力した。
802社会見学と(先生×主):2005/04/13(水) 13:25:29 ID:6WL2Rog+
ぼんやりとした状態の中で彼女は、氷室の温かさを感じていた。
直接の行為が終わっても離れずに触れられる温かさは彼女にとって思いもかけない喜びだった。
いつもは厳しい氷室が自分だけに与えてくれる暖かい優しさ。痛くも暖かい秘密。


「先生、わかりました。幸せな気持ち。ありがとうございました」
「大丈夫なのか?」
所々が縮んだようなスーツを羽織りながら、氷室は彼女の様子をうかがった。
「なにが、ですか?」
「い、いや、身体の具合はどうかと…」
当然初めてとはわかっていたものの、その証拠を思い出し、氷室は心配になった。
男にはわからぬ痛み。
「大丈夫ですよ」
氷室の質問の意図がわかって彼女の顔に赤みがさした。
本当は今だに痛みを引きずっている。この痛みと違和感は幸せの証だと思うとまた顔が赤くなった。
「やはり痛いのだな」
氷室は彼女を抱き上げた。
「せ、せんせ?!」
「立ち方が不自然だ。今日の社会見学の続きはドライブのみにしよう
座るのもつらいなら横になっていればよろしい」
彼女は氷室の首に両腕をまわし、頬を寄せた。
「お姫さまだっこも秘密ですか?」
「当然だ」
いつもと変わりない言葉は今の氷室にとって精いっぱいの理性。彼女を直視できない氷室を見てうれしくて腕を狭めた。
「や、やめないか。苦しいだろう」
「手をはなしたら落ちてしまいます」
赤い顔をした氷室にくっつき、彼女はレポートのタイトルをどうしようか考えていた。

803社会見学と(先生×主):2005/04/13(水) 13:31:43 ID:6WL2Rog+
終わりました。
次があったら全部書きあがってからうpるようにします。
804名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 13:52:17 ID:QJg3vrUU
>>803
お疲れ様です!
続き、こっそりとすっっっごい待ってたんです!
書いてくださってありがとうです。・゚・(ノД`)・゚・。
とっても面白かったです!雰囲気がとても好きです。
是非また良ければ先生x主人公で…。
ともかくGJでした!アリガ(´・ω・)(´_ _)トウ
805名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 18:43:27 ID:lTxSQ2vl
>>803
乙です!めちゃくちゃ萌えました(*´д`*)
やっぱてんてーたまらんです
806名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:01:44 ID:J1ysMYU7
キキキキキターーーー
萌え死ぬかと思いましたハァハァ。
807名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 21:47:00 ID:YXLEwj3V
803です。
まっててくれた人がいるなんて・゚・(ノД`)・゚・
お待たせして申し訳ありませんでした。
萌えてくれた人もありがとうございました。
きっとまた書かせていただきますっ
808名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 19:45:14 ID:GD9C5Sc1
王子話が読みたい…神様、私に王子エロ分を補給してくれー
809名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 02:52:06 ID:73KdRgeV
hosyu
810AKAME:2005/05/02(月) 16:01:44 ID:mVaafKEz
みなさんにお願いがあります。よろしければ協力してください。
投票選択の
「ジルバ(ポポロクロイス物語Uバージョン)」
「ナルシア(ポポロクロイス物語Uバージョン)」
「ナルシア(ポポロクロイス)」
「ルナ(ポポロクロイス)」
のどれかを下記のページで選択して投票してください。
http://ribbon.sakura.ne.jp/vote700/tvote.cgi?event=index
811名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 02:27:34 ID:/n2nxJYu
保守
812名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 22:11:50 ID:mt3wPLIj
今日「題名のない音楽会」で
本業数学教師のアマチュアピアニストが出てた。




て、てんてー?
813名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 01:43:18 ID:/gJokWFg
(;・`д・´)な、なんだってー!!(`・д´・(`・д´・;)
814名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 17:48:22 ID:g46xiC4e
メ、メガネはかけていたのか!?
815名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 20:49:12 ID:v7jLbn0G
私も見た。メガネかけてたよ。
が、そこまでの想像にとどめておけw
いや、けしてブ(ryではないけどさ。
816名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 08:52:26 ID:xOBRkPw8
公衆の面前でピアノを弾くなんてぇ〜
てんてーに主人公ちゃんからのお仕置きです。

おくちで。
817名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:23:03 ID:g5gmCT4A
(ノд`)・゚・。人いない・・・・
818名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 01:22:49 ID:cOWwupII
書く時間が取れません脳髄グシャー
819名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 18:06:21 ID:h0S3cZZL
保守
820名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 22:32:47 ID:/cw6cFxe
 
821名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:45:49 ID:B1xv0nr6
凄い下がってるね。圧縮されたらどうしよう。
822名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 08:15:31 ID:IZkVU5c+
じゃああげてやれ
823名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 18:45:08 ID:c6/8PPdp
ミカベラーさんをこのスレで見るとは思わなんだ。
824名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:50:03 ID:guChRXX5
ベラーは一人いたら30人いると思え!
825名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:19:55 ID:c6/8PPdp
かくいう自分もべラーなので後二十八人かぁ
826名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:34:27 ID:mt8/jf4a
ベラーって何?
素でわからん。
827名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:23:31 ID:V8N4umYJ
少女漫画板で「美川べるの」のスレを探してみてくれ
828名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 03:47:43 ID:n/grD3p5
該当スレ検索して読んでみたけど、
このスレの何がベラーとかいうものなのかさっぱりわからん_| ̄|○
829名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 11:44:02 ID:D4NG6s8X
830名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 14:58:39 ID:V8N4umYJ
まぁそんな気にする内容でもないさ。スレ違いダシナー
831名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 16:32:45 ID:hrPkDatW
人もいないようなのでチラシの裏でも。

てんてーの事は「零一さん」と呼ぶより「先生」と呼ぶ方が萌える。
てんてーも主人公タンの事を呼ぶときは下の名前でなく、
名字で呼んでくれる方が萌えだったりする。

でもドジンやサイトを見る限り少数派っぽい。
ナカーマほしいよナカーマ
832名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:37:04 ID:WjrCqnne
名前で呼ぶor呼ばれる→「私だけ」という特別感に萌え
名前で呼ばない→「私達の仲は秘密」という特別感・背徳感に萌え

普段は「先生」「名字」で、いざというときだけ名前呼びがぽろっと出ちゃうのが個人的に超萌え。
833名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 23:42:37 ID:Nklmd4yf
「先生」の方が尊敬の念がこもってる気がして好き。
つきあってしまえば名前で呼ぶんだろうけど、
個人的にはそれでも先生呼ばわりして欲しい。

バイトは「処女」と言うか「ヴァージン」もしくは「バージン」の
いずれの言葉を使うか悩んでいます。
雰囲気によっては「生娘」もありか?
834名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:15:30 ID:HTa2Y8RW
気遣いの人だからあんまりズバリと「処女」とは言わなさそう。
茶化して「キムスメ」発言はありそうな気も素
835名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 05:54:06 ID:Cy+TioFD
保管庫のだいたい全部読んだ。
巨根のもりりんを犯しすぎです。
836名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 13:28:47 ID:/ByLl0kc
モリリンに限らず、皆様許婚に書かれてますな。
大ききゃ具合がいいってもんでもないけどわざわざ「小さい」とは書かないしね。
837名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 15:52:34 ID:GK5r41Ri
うはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
キモスwwwwwwwwwwwwwwwww
838名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 16:03:03 ID:FHUDXZOd
839名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:38:50 ID:SfYWCeqH
もりりんはポークビッツor巨根のどっちかでしかないイメージww
840名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 00:53:01 ID:cvn3SagI
間違いなく許婚。
841名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 15:12:29 ID:6+soafqg
バイトやてんてーにはあまり許婚イメージはないなぁ。バイトはテクの人って感じだ。
ギャップ萌えだからもりりんにはビッグマグナムを期待してしまう。
842名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 15:33:52 ID:t7HM3bJc
じゃあ一番お粗末くんは誰?
843名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:24:45 ID:5J/6LNY/
「守村くんの…おっきい」
と言わせたいがために主人公を非処女にしてしまった俺様がきましたよ。

だって比較対象がないと「おっきい」って言えないんだもん。
844名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:48:57 ID:4cdQh0SM
まぁ実際は何本か比べないとデカイかどうかなんてわからないけどな。
ってそこまでリアル追求しちゃいかんよな。あのSS面白かったよ>>843
845名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 22:12:30 ID:gxjowRQL
>842
スズカー、ちータソ
この二人は早漏イメージもあr(ry
846名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 00:32:22 ID:Ebpbqdip
GSキャラも修学旅行の大浴場で息子のサイズを比べたりするんだろうか
終了後モリリンが男子の間で神と崇められたりするんだろうか
847名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 01:33:35 ID:K5Wiuyt9
王子のアンダーヘアは何色だろう?
848名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 02:01:19 ID:OLWs7k1j
淡い栗色だったよ(*´д`*)
849名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 11:17:26 ID:n2OG4oiH
じゃあモリリンは…芝生?
てんてーは…白髪?
ちーたんは…

嫌過ぎる…見てみたい気もするがw
850名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 12:01:33 ID:ENNgZL4w
芝生にハゲワロス
ちーたんはきっとサラサラヘアだと思うわ(*´д`*)
851名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 12:46:07 ID:oa/XhwyG
>848
見て来たかのような物言いをwwwww
>850
アンダーがサラサラ!?
852名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:53:25 ID:bwD6+EXO
>>851
ちーたんのアンダーヘアーがチリチリしてるなんて、想像出来ない。
853名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 16:08:12 ID:Xbs/mIUT
ワタポンが意外と上手だった(漏れの妄想の中で)w
854名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 17:05:43 ID:LW7GcuGn
一生懸命お勉強してそうだからなアイツw
知識だけならNO.1かもね〜
855名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:10:57 ID:AP0ZqUI3
ノーパンで生活してたらアンダーがサラサラストレート!になるらしいな。
856名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:24:13 ID:Yzo8s9Ai
>>855
ホントかいなw
857名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:43:11 ID:MZ3okk47
【ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です

858名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 02:49:24 ID:CvlVEq0A
>856
ホントらしい。
だから腰巻で生活してた昔の日本女性はストレートだったと
聞いたことがある。
859名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 08:29:43 ID:4S32nC32
新参者です。
保管庫に行ってきて、皆様のGJなSSを見てきました。
バガタン、ゲームで攻略しても、そんなに萌えなくて、
妄想も空想も膨らまなかったのに、
ここのSS読んだら、いままで私は何を見ながら攻略してたんだろうと。
萌えどころ満載じゃないデツカ・・・・・皆様の補完力はエクセレント!
攻略やり直して萌え苦しんできます。

860名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 11:11:05 ID:RCtv4XTK
ときふぁくの体験版でやらしい会話ばっかしてるよ。
頭悪すぎな会話だからとても保存出来ないけど。
…お前なにニヤけてんだ?

いよいよもりりんとエロ会話したくなってきちまった。
861名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 12:27:54 ID:YGquAb/8
自分も守村のエロ会話を作ってみた事があるぞ。
862名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 12:50:58 ID:6SPA1lWm
エロ専用うpろだとかあったら面白いかも
863名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 18:04:30 ID:7DZdZJqB
ものすごくデブでブサイクなDVオタク夫と結婚してて
卒業後友好状態のままだった王子と不倫する夢みた。
夫が隣りの部屋にいるのに台所で王子とイチャイチャパラダイス。
シチュ的にはものすごくエロいと思うんだが
はたしてSSとして需要があるのだろうか・・・。つか欲求不満か漏れorz
864名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 18:54:48 ID:xhasua4H
863がリア主婦か否かでその夢の持つ意味は変わってきそうだな
865名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 19:45:52 ID:hdyxk5fR
おまけでの日比谷の「先輩…最高っす」を聞くたびに
童貞を奪った気分になっちまう…
866名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 01:56:23 ID:67wsjPpi
>864
リア主婦ですw
旦那には何の不満もないはずなんだが・・・おかしいな。
つか>863シチュで王子×主人公エロ書いてみました。
投下しようと思ったんですが400KB超えてるので様子見します。
新スレは立てられなかったのでゴメンなさいですよ。
また明日以降投下します。
867名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:52:14 ID:F6cbibkv
>>866
楽しみに待っております!
868名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 03:02:06 ID:r5I3jd+B
400超えたのか。他にSSの投下もなさそうだし、ここでやってもいい気がする。
最近はかなりスレの進行がゆっくりだしね。
869名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 03:25:12 ID:F6cbibkv
それか、新スレ立ててしまって
即死防止も兼ねて新スレに投下してもらうというのは?
そのほうが心置きなくたくさん感想書けてGJできるし、
即死にならないし、いいことばっかりだよ。
870名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 08:53:41 ID:IggfV1x9
ときふぁくて何ぞ?
871名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 09:13:27 ID:r5I3jd+B
>869
あ、そっちの方がいいかもしれないね。
じゃあ今のうちにテンプレの改定でもしておくかねー。

>870
ときめきファクトリーの略
872名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 11:51:00 ID:XXMZZFCs
400超えたばかりだし、まだ新スレは早いんじゃない?
書き込めなくなるのは512KBいくか1000レスつくかまでで、
dat落ちするのが480KB超えるか980レスつくか、だったと思うんだけど。
863さんのSSの長さにもよるけど、今立てるとこっちのスレが余っちゃうんじゃないかな。

現在のテンプレって、スレの勢いが凄いときに出来たから次スレ立てる時期も早めにしてあるんだよね。
今は流れがだいぶゆっくりになってるから、もっと遅いタイミングでも平気だと思う。
このスレだって一年以上持ってるしさ。
873名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 12:36:32 ID:Q53TU56y
そうだな。早すぎる新スレって実質重複スレだよ。
874王子×主人公(人妻略奪物) 注意:2005/06/04(土) 15:10:09 ID:67wsjPpi
863です。了解しました。今から投下いたします。
真昼間からエロ文を落とすのは恥ずかしい限りですが・・・。
以下、注意事項です。

特殊シチュなのでタイトルと下を読んで受け付けない方はスルーして下さい。
高校卒業時、主人公は王子狙いの尽ENDということで。
大学を出てOLして親の持ってきた見合い相手と結婚。
しかしDV夫のため夫婦生活は上手くいっていない。
そこに高校時代の旧友らが訪ねてきて・・・というシチュです。
最初は主人公の友人に対し酷い応対をしていた夫ですが
彼らが有名人揃いだと気づき手のひらを返したように迎えいれ
主人公にお茶を出させるところから始まります。
「・・・手伝う」と王子もなぜか台所へついてきてエロ準備OKです。
875王子×主人公(人妻略奪物) 1:2005/06/04(土) 15:10:56 ID:67wsjPpi
「やめて・・・」
「大丈夫。ここなら見えない」
葉月くんの左手がスカートの中へともぐりこむ。
後ろから抱きしめられていた私は思わずシンクに手を置き
すると自然とお尻を彼の方に突き出す形となってしまった。
その瞬間、腰のあたりに硬く主張する彼のモノを感じ
恐怖からか期待からかわからない震えが全身をかけめぐる。
「やめて、夫に見つかる」
もう何度目かわからない拒絶の言葉を口にするが彼の手は止まらない。
うなじに口付けられ、右手が私の唇を優しく撫でる。
今はジュエリーデザイナーとなった彼の指は細く骨ばっていて
薄く開いた私の唇から容易く侵入し、口内を犯していく。
「おい!まだなのか!?」
「・・・ッ!」
隣りの部屋から夫のイライラした声が飛んできて
反射的にビクッとした私は思わず彼の指を噛んでしまう。
「ご、ごめんなさい。お湯が沸いてなかったの」
「早くしろ!このグズが!」
大声で口汚く罵る夫を「まぁまぁ」と宥めているらしい私の旧友の声が聞こえる。
こんな会話を聞かせたくなかったからこそ今まで誰も呼ばなかったのに。
言葉と力で私をねじふせる夫。それに屈するしかない私。
殺してやりたいと思ったことは一度や二度じゃない。
けれど逃げ出すことすら出来ず、まして歯向かうことも出来ず
ただこの身を差し出して夫の怒りが収まるのを待つしか出来ない弱い自分。
一番知られたくなかった人達に知られてしまった悔しさに涙が滲む。
876王子×主人公(人妻略奪物) 2:2005/06/04(土) 15:11:37 ID:67wsjPpi
「・・・もっと」
「え?」
「もっと早く迎えに来るんだった・・・」
明確な意思を持って私の身体を弄っていた腕が
妖しげな動きを止め、ぎゅっと私を抱きしめる。
「・・・姫。私はこの深い森を抜けてやってまいりました。
再びめぐり合うために。あなたを迎えに来たのです」
「葉月・・・くん?」
「俺に勇気がなかったばかりに・・・お前に辛い思いさせた・・・」
身体の向きを変えられ、彼の淡い緑の瞳に正面から見つめられる。
「高校の卒業式の日・・・本当は渡すつもりだったんだ」
葉月くんは私の左薬指の結婚指輪を抜き取ると床に放り投げ
代わりに彼のポケットから取り出した指輪を通した。
「これ・・・」
「旅から戻った王子は何も持っていなかったけど
クローバーの指輪を姫に差し出して誓うんだ・・・」
深い深い口付け。
こんなに愛しさのこもったキスをされたのは生まれて初めてだった。
「今ここで・・・俺のものになれよ・・・」
「んん・・・や・・はづ・・・」
「・・・珪」
「あぁ・・・珪・・・」
珪の唇が私の全身に所有印をつけていく。
一つ、また一つ彼の印が増えるたびに私の身体はとろけていく。
自分が今どこにいるのか、どんな状況なのか、それすらもぼやけてきて
私の前に跪いて太ももにキスを落とす彼の柔らかい髪の色しか見えない。
877王子×主人公(人妻略奪物) 3:2005/06/04(土) 15:12:19 ID:67wsjPpi
珪の両手がスカートをたくしあげ器用に下着をおろす。
「ここにも」
「あぁ!」
キスというより舐められてピリピリとした快感が足先から頭へと突き抜ける。
「だ、だめ。立ってられなくなっちゃう」
「後ろに寄りかかっていればいい」
シンクに両肘をつき何とか上半身を支えるけれど
下半身に力が入らず崩れ落ちそうになる。
「ここ、弱いんだな」
フッと笑みを浮かべたのだろう。その微かな息にさえ感じてしまう。
「支えてるから」
腰を両手で押さえつけられ再び弱い場所への愛撫が再開された。
尖らせた舌先がその部分をチロチロと舐めるたびピリピリした刺激が身体中を駆け抜け
閉じられた花びらの奥にじんわりと愛液が滲み出してくる。
少しでも声を出してしまえば嬌声を止められなくなりそうで。
吐息のような声にならない甘い息を吐き出すしか出来なくて息苦しい。
もっと触って欲しい。もっと強く抱きしめて欲しい。もっと・・・珪が欲しい。
「け、珪!お願い。もう我慢できない!」
切羽詰った私の声に少し驚いたような表情を浮かべた後
珪は立ち上がり満面の笑みで私を抱きしめる。
「一緒にいこう・・・」
片足を上げられ下方から一気に貫かれる。
「あぁ・・・・あ・・・・んっ!」
私の中いっぱいに彼を感じる。あまりの充足感に声を押し殺しきれない。
878王子×主人公(人妻略奪物) 4:2005/06/04(土) 15:12:54 ID:67wsjPpi
「手、肩に置くといい」
言われた通り上半身を彼に預けると繋がった部分がますます深くなる。
目の前にある顔は相変わらず綺麗だけれど、あの頃よりも男らしさが増していて
私はやっぱりこの人をずっと好きだったのだと、待っていたのだと思う。
見つめ合ったまま舌を貪り合い、下半身からの疼きに身を震わせる。
けれどもうそれだけじゃ満足できない。もっと彼で満たして欲しい。
その証拠に彼を受け入れている場所と、その後ろの場所が
ヒクヒクと物欲しげに収縮を繰り返している。
「珪・・・動いて」
途端に訪れる激しい快感。膣内の良い処を彼が的確に突いてくる。
抜き差しするたびにこすれる場所から快感がせり上がってきて
頭の中が真っ白になっていく。
喘ぎ声すら出ない。耳元に聞こえる彼の荒々しい息遣い。
近いような遠いようなところで聞こえるもう一つのかすれた息遣い。
与えられる快感にだけ神経が集中して呼吸すらままならない。
(息が・・・出来ない・・・)
「・・・・・そろそろっ!」
何かを堪えるような彼の短い言葉に私も彼も限界が近いことを知る。
呼吸の出来ない私には伝える術がなくて、ただ彼にすがって必死に首を縦に振った。
そして彼が一際深く私の中に打ちつけた時、
その場所から胸の奥に電気が走ったような感覚がして
私は薄れていく意識の中で低く優しい彼の声が聞こえてくるのを聞いていた・・・。

あなたは私の心の幸い、ふたりは今、永遠に結ばれたのです・・・。
879王子×主人公(人妻略奪物) 5:2005/06/04(土) 15:13:21 ID:67wsjPpi
後日談
あの後、しばらくして目を覚ました私は珪と一緒に家を出た。
夫は何故か私の旧友らによって酔い潰されていて
彼らは珪と私を見て「良かったね」と口々に言った。
テーブルの上に置かれていた離婚届には私の署名と捺印
証人の欄は珪となっちんが書いてくれていた。
今回の事はなっちんが二人で会った時に私の身体のあちこちに
痣があるのを不審に思い珪や姫条くんに相談したのが発端らしい。
大事な物はこの家には何もない。だから何も持っていく物はない。
夫は直に元夫へと変わるだろう。私たちの永遠はここからはじまる。
880名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 15:15:02 ID:67wsjPpi
以上です。あんまりエロくなくてスミマセン。
この体位じゃ双方達しにくいような気もするんですが
まぁ王子だし、ということで体位変えは無しにしました。
エロ初書きですが難しいですね。フランス書院で勉強してきます。アデュー。
881名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 17:05:40 ID:JBoQmc8P
痛いな。
882名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 19:12:59 ID:f8nCxTAF
なんだかなぁ( ̄_√)
883名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 19:30:04 ID:IggfV1x9
>>871ども

ときめきファックかとぉもた
884名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 19:58:36 ID:T8THjZUN
これがほんとのときめきファックトリーですよ
885名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:17:55 ID:IggfV1x9
なるほどなぁ....

(*´д`)=з
どなたか
てんてーとヤッチャッテルノかいてくれへんかなぁ....
886先生×主人公・プロローグ1:2005/06/04(土) 22:10:48 ID:ZbJru1g9
卒業してから3ヶ月が過ぎた。
卒業後も私と先生は、卒業前と同じように社会見学という名のドライブデートを重ねている。
あの頃と違うのは、互いの気持ちを理解しあっているということで、
それでもまだ私たちは、あの頃のように、なんだか少しぎこちない。
「大学での生活に、何か問題はないか?」
「はい、大丈夫です」
「そうか。よろしい」
それはきっとこんなふうに、先生が相変わらずの口調なのが原因だと、私は思う。
「明日の日曜日は…君をプラネタリウムに連れて行こうと思う」
「はい」
運転席の先生の横顔を盗み見ながら、少し可笑しくなる。
だって先生、デートの後にそのまま「レポートを提出しなさい」って言いそうなんだもん。
そういえば先生は、卒業してから週末にいつも私と会ってくれてるから
もしかしたら今の氷室学級の子達は、課外授業がないのかしらね?
いつか連れて行ってくれたあの丘には、もう誰も連れてっちゃ嫌ですよ。
そう言おうと私は口を開いた。
887先生×主人公・プロローグ2:2005/06/04(土) 22:11:19 ID:ZbJru1g9
「ねぇ、氷室先生?」
すると先生は、少し不機嫌な顔になった。
「…まったく君は…。私はもう君の教師ではない。何度言えばわかるんだ?」
「だって先生だって、私の事、相変わらず『君』って呼ぶじゃないですか」
「…私が、悪いと言うのか?」
「…そういうわけじゃ、ないですけど…」
俯く私を、先生の苦笑が包む。
「まぁいい。お互い、少しずつ慣れていけばいい」
「はい」
「…それで、君は今、何を言いかけたのだ?」
言った先から『君』だって。
なんだかまた可笑しくなって、そして不慣れなこの人が、愛しくなった。
照れさせたくて、さっき思ってたことと別のことを口にしてみる。
「…私、もう少し先生と一緒にいたいなって言おうとしてました」
すると思ったとおりに赤くなる、先生の頬。
先生の長い指先が、一瞬ハンドルを強く握る。
沈黙の後、先生が言った。
「…コホン。……だったら、今から私の部屋に来るか?」
888先生×主人公・プロローグ3:2005/06/04(土) 22:12:08 ID:ZbJru1g9
「え?いいんですか?」
初めての先生の誘いに、私の胸がとくんと鳴る。
「ああ、構わない。私はだらしないのが嫌いだ。いつ誰が来てもいいように部屋は整頓してある」
「…いつ、誰が来てもいいように、ですか…?」
「あ、いや、生徒にだな。いつ補習を頼まれてもいいように、だな…」
「ふぅん。生徒に、ですか…。はば高、共学ですもんね…」
「いや、違う。君は誤解をしている。生徒は生徒、だ。それ以上でもそれ以下でもない」
「…ふぅん。…そっか…」
「いや、待ちなさい。つまり、その、だな…」
焦ったような先生の声は、私の嫉妬は無用なんだと教えてくれている。
なんだか嬉しくなった。
「私は『女性』を部屋に入れた事はない」
「そうなんですか?」
「あぁ…。つまり、君が初めて私の部屋に入る『女性』ということだ」
もう私は先生にとって、『生徒』ではなく『女性』なんだ。
先生は私を一人の女性として、扱ってくれてるんだ。
そう考えると、『部屋に行く』という意味がわかって急にどきどきしてきた。
889先生×主人公・プロローグ4:2005/06/04(土) 22:12:34 ID:ZbJru1g9
「…まだ、怒ってるのか?」
「え?…いいえ、怒ってません」
「そうか。…だったら私はこのまま君の家の前を通り過ぎてもいいのか?」
「はい。私、先生の部屋、行ってみたいです」
「…そうか」
私の言葉に、先生は頷いた。
「…だったら……」
「?」
「だったら、今夜は…、私の部屋に泊まっていきなさい」
あーあ。先生ってば、声が裏返っちゃってるよ。
その声に、私の緊張はほぐれたけど、笑ったら怒られそうだからやめとく。
代わりに、訊ねてみた。
「先生?それは、社会見学、ですか?」
「違う。…コホン。要するに、…デートの続き、だ」
「だったらレポートの提出は不要、ですね?」
「…まったく、君は…」
先生はなにかを言いかけて、ハンドルを切った。
車が、マンションの地下駐車場に吸い込まれた。
890先生×主人公・プロローグ:2005/06/04(土) 22:16:38 ID:ZbJru1g9

えーと、上記の先生×主人公・プロローグの作者です。
ここから初エッチへとなだれ込むんですが、こんなんでもよろしい?
結構長いねんけど…。ご覧のようにダラダラした文章しか書けないモンで。
お目汚しだったら、やめときます。はい。
891名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 22:39:24 ID:0hzdvd9e
(*´д`)続き激しくきぼんです!!
892先生×主人公・プロローグ5:2005/06/05(日) 02:04:22 ID:shcW4mH4
先生の言葉どおり、先生の部屋はとても整然としていた。
入って右手にダイニング。前にはとても広いリビング。
「うわ…。グランドピアノ、だ…」
「ああ。一番小さい型だがな。フルコンサートピアノが置ければいいんだが…」
「わぁ。本がいっぱい…」
「ああ。その雑誌に応用幾何学の論文が掲載されている。なかなかいい論文だったぞ」
先生はソファに私を座らせると、キッチンへと向かった。
「今、アイスティでも用意しよう。その論文を読みながら待っていなさい」
その言葉に頷き数学誌を捲ると、とたんに眠気が襲ってきそうになった。
「わからない所があったら質問しなさい」
「はーい」
返事だけしておいて、私は先生の部屋の探索を続けることにした。
ステレオの隣のラックには、クラシックとジャズのCD。
あ、あそこに掛かってるのは三原君が書いた絵だな。きっと。
あ、サイドボードの中のあれ。私がクリスマスにプレゼントした花瓶だ。
あっちのドアの向こうは、なんだろう?
カチャ、と扉を開くと、ブルーグレーのシーツに包まれたベッドが見えた。
とくんと私の胸が鳴る。
「…なにをしている?」
振り向くと、先生がグラスを手に、私の背後に立っていた。
「…なにも面白いものはないだろう。こっちに来なさい」
「…はい」
なんだろう。すごく、すごく緊張する。
先生の視線をまともに受け止める自信がなくなってきて、
ソファに隣り合わせて座ってから「正面に向かい合うんじゃなくてよかった」なんて考えた。
893先生×主人公・プロローグ6:2005/06/05(日) 02:05:02 ID:shcW4mH4
コクンとアイスティを一口。
そして、隣の先生の表情を伺う。
先生はいつも通りの顔をして、なにかを考えるように視線を外している。
先生の手には、私のグラスよりも小さなグラス。満たされてるのは、薄い琥珀色。
「…先生?」
「なんだ?」
「先生は、なにを飲んでるんですか?」
「…酒だ」
「先生、私と一緒の時はお酒は飲まないんじゃなかったんですか?」
「違う。生徒と一緒の時は、だ」
「あ、そっか…」
「…君はもう私の生徒ではないし、ここは私の部屋だ。酒くらい飲んでも、構わないだろう?」
「ええ、勿論です。…私も、ちょっと飲んでみたいな」
「駄目だ」
冷たい先生の声。
「でも、私も先生と同じものを、飲んでみたいんです」
「駄目だ。酒は成人してから、だ」
「…わかりました」
俯きながら、悲しくなる。
先生から見たら、私はまだまだ子供なんだって。
894先生×主人公・プロローグ7:2005/06/05(日) 02:06:04 ID:shcW4mH4
「…先生?」
先生がなにを考えてるのか、わからなくて。
それでも、この沈黙が怖くって、無理矢理話の接ぎ穂を探す。
「なんだ?」
「私がプレゼントした花瓶、飾ってくれてるんですね」
「ああ。…当たり前だ。君が誕生日にくれた論文もちゃんと取ってあるぞ」
「本当ですか?」
「ああ。バレンタインにくれたチョコレートも、だ」
「え?!」
「…冗談だ」
そう言って先生は優しく微笑む。
少しだけ緊張がほぐれて、私も笑う。
先生の手の中で、グラスの氷が解けてカランと音を立てた。
895先生×主人公・プロローグ8:2005/06/05(日) 02:06:42 ID:shcW4mH4
先生は、私から視線を外して、言った。
「…コホン。…君に、質問してもいいか?」
「はい。なんですか?」
「君は、その…一人暮らしの男の部屋に来る、という意味を理解しているのか?」
「…え?」
「あ、いや、いい。…質問を変えよう」
直接的過ぎたな、なんて先生は独り言を言って、また視線を泳がせる。
「その、つまり…。コホン。…君は、現状に満足をしているか?」
「…先生。質問の意図がわかりません」
「あ、すまない。…つまり、その…。君は、私といて満足なのか、という事だ」
「?」
「大学ではまた新たな友人もできただろう。そのように環境が変化することによって、
 新たな思いも生まれるのではないか?」
「えっと、それは…?」
「コホン。…つまり、私は君の教師、だった。3年間同じ教室にいたからこそ、だな…」
「えーと。要するに、私が大学で、他に好きな人ができたんじゃないかって言うことですか?」
「…まぁ、そういうことだ」
「そんな事、ある筈ないじゃないですか!私、先生の事が好きです。今も、卒業式の時と同じ気持ちです
896先生×主人公・プロローグ9:2005/06/05(日) 02:07:25 ID:shcW4mH4
一息にそう言うと、先生は私を見つめた。
「そうか…。卒業式の時と、同じ、か…」
「はい」
頷いたら、先生はお酒のグラスをテーブルに置き、私の手からもグラスを取り上げた。
「…コホン。もし、私の今の気持ちがあの時とは違うと言ったら、君は私を嫌うか?」
「え!?」
「…違う。そんな顔をするな。そういう意味じゃない」
先生の心変わりを疑って青ざめた私を、先生は優しく見つめる。
「つまり…。私は、あの頃よりももっと君を愛しく思うようになった」
先生の手が、私の指先に触れた。
握っていたグラスのせいで、少し冷たい。
「…私は。……私は、もっと君との距離を縮めていきたいと考えるようになった」
「…先生……」
「つまり、それは、精神的にも…、コホン。物理的にも、という事だ」
そう言って先生は私の肩を抱き寄せた。
「君が、成人するまで待とうと思った。…だが、君への気持ちの育つ速度の方が
 私の抑制力を上回ってしまったんだ。……意味は、わかるな?」
先生の遠まわしな言葉はすごくわかりにくかったけど、先生の鼓動が早かったから、理解できた。
つまり、ソウイウコト、なんだ。
どきどきして、先生にちゃんと思ってもらえてたことが嬉しいんだけど、なんて伝えたらいいかわかんなくて。
そのまま、先生にしがみついた。
897先生×主人公・プロローグ11:2005/06/05(日) 02:08:12 ID:shcW4mH4
先生の大きな手が、私の髪を撫でる。
そして、先生の唇が、私の頬に降りてきた。
恐る恐る顔をあげると、先生が言う。
「目を、閉じなさい」
「はい、せんせ…」
最後まで言う前に、先生の唇が私の唇に触れる。
離れて、そしてまた重ね合わされる。
そうして何度も触れるだけのキスを重ねる。
正真正銘、私のファーストキス。大好きな、先生とのキス。
どうしたらいいかわからないから、私は固く唇を閉ざしていた。
すると、先生は、私の瞼に口づけて、微笑む。
「私が怖いか?」
「…いいえ、そんな事、ありません」
「…そうか。…もしも怖くなったら、言いなさい」
「はい…」
緊張した面持ちの私に、先生は言った。
「…さっき、酒を飲んでみたいと言っていたな?」
「え?」
「一口、だけだぞ」
「えっと…」
「一口、だけだ…」
腕を伸ばしてグラスを取り、先生はお酒を口に含んだ。
そしてまた私に近づく。私はぎゅっと目を閉じる。
898先生×主人公・プロローグ12:2005/06/05(日) 02:08:53 ID:shcW4mH4
触れた唇は冷たくて、私はびくんと震えた。
そして、自分の唇を開かないとお酒が飲めないことを知り、そっと唇を開く。
とたんに流れ込んでくる、冷たい液体。
「…ん、…」
こくん、と飲み込むと、開いたままの唇に先生の舌が滑り込んできた。
それはすぐに私の舌を探し当て、絡む。
先生風の言い方をすれば、これはただ粘膜同士が触れ合ってるだけなのに、
なんでこんなにどきどきして苦しいんだろう。
先生の長い指が、私の首筋をくすぐる。
それを追いかけるように、先生の唇も私の首筋へと辿り着く。
くすぐったいのに、それだけじゃなくて。
「あ、せんせ、い…」
自分の唇から漏れた声が、すごくすごく恥ずかしい。
「…どうした?…嫌、なのか?」
違う、と首を横に振ってから、もう声を出さなくてもいいようにって、自分からキスを求めた。
必死に先生にしがみついて、舌を絡ませて、苦しくなって、唇を離す。
「まったく、君は…」
「…は、ぁ、…ふっ…」
「私を挑発するつもりか?」
「はぁっ。……え?」
「恐らく、理解してないだけなのだろうな。君のそんな仕草が、私を煽るということを」
899先生×主人公・プロローグ13:2005/06/05(日) 02:09:32 ID:shcW4mH4
「…よろしい。……来なさい」
先生が立ち上がる。私は荒く息をつくだけ。
「…どうした?立てないのか?」
先生は私を抱き上げて、そのまま寝室へと連れて行った。
ひんやりとしたブルーグレーのシーツに横たえられる。
「…先生?」
その問いかけに先生はキスで応えた。
さっきと同じように柔らかく私の唇の中で蠢く舌。
さっきとは違って、積極的に動く先生の指先。
服を脱がされて、先生の唇が私の乳首を含み、舌で転がされる。
「あ、あぁっ!…ん、ま、待って、先生!待ってください…」
「…どうした?」
「先生…、やっぱ駄目です…。恥ずかしくて、私…」
「駄目だ。私はさっき『怖いようならそう言え』と言ったはずだ。恥ずかしい時、とは言っていない」
「でも、先生…。あ、私、そういえばシャワーも浴びてない…」
「…私は一向に構わないが?」
「けど、けど先生!こういう時はやはり、事前に身体を清めるべきではないでしょうか」
「それは、そうかもしれないが…」
と、行為をやめると見せかけて、先生は私の胸にキスをする。
そして、そのまま舌先を這わせながら言った。
「ケース・バイ・ケース、だ」
「あ、やんっ…」
「私はもう待てない…。男にはそういう場合もあるって事を、君は学ぶべきだ」
「あ、あぁっ…」
「そして、君にそれを教えられるのは、私だけだ」
そうして先生は私の目を覗き込み、音を立ててキスをした。
「何故なら私は…君の恋人だからだ」
いつもの先生なら裏返った声になりそうな台詞を、先生は今回、甘く囁いた。
900先生×主人公・プロローグ14:2005/06/05(日) 02:10:06 ID:shcW4mH4
素肌と素肌が触れ合うのがこんなに気持ちいいなんて、知らなかった。
自分がこんなに恥ずかしい声をあげるってことも。
先生の長い指が私の秘所をかき回すたびにくちゅくちゅと音が鳴って、恥ずかしい。
「あ、あ、……あっ、ん…」
私はもう、意味のない言葉しか出せない。
すると、先生は私から指を引き抜き、唇を耳元に当てて囁いた。
「私の背に、手を回しなさい。…そうだ。そのまま、しっかり掴まっていなさい」
「せんせ、い…っ」
「大丈夫だ」
なにが大丈夫なのかわかんないけど、先生の優しい声はいつものように私を落ち着かせた。
うん、大丈夫だよね、なんて。そんな気持ちになる。
すると、先生の熱い欲望が私の秘所に押し当てられた。
びくんと身体を震わせ反射的にずり上がろうとする私を抱きとめて離さずに、先生は
「愛している…」
そう囁いて、キスをしてくれた。
901先生×主人公・プロローグ15:2005/06/05(日) 02:10:41 ID:shcW4mH4
初めての行為を終え、私は先生の腕の中に抱きしめられたままだった。
先生の指は、優しく私の髪を梳く。
恥ずかしいのと照れくさいのと嬉しいのが入り混じった気持ちで「これが幸せかな」なんて思った。
「…大丈夫、か?もう、落ち着いたか?」
「…はい、大丈夫、です」
「そうか。なにか冷たいものでも飲むか?」
起き上がろうとする先生を離したくなくて、私は首を振る。
そういや夕陽の見える丘に連れて行ってもらった時は、先生とこんな風になるなんて思わなかったな。
先生の胸の中で、先生と過ごしてきた日々が思い出された。
「…ねぇ、先生?」
「なんだ?」
「今回は『それでは諸君の感想を聞かせてもらおう』とかは言わないんですね」
「…聞いてもいいのか?」
「…駄目、ですけど」
恥ずかしいもん、と甘えると、先生は微笑んだ。
「聞かなくてもわかっている。何故なら君の身体は充分な反応を見せていた」
「ちょっと、先生!」
「それはつまり…」
「わー!ごめんなさいっ!」
「つまり、君も私を愛している、という事だ。…今、私はそう言おうとしたのだが?」
先生にニヤリと笑われて、ものすごく恥ずかしくなった。
「君が私をからかおうと言うのは、まだ無理のようだな」
「…ううう、そうみたいですね」
902先生×主人公・プロローグ16:2005/06/05(日) 02:11:57 ID:shcW4mH4
先生が笑うと、それが私の頬に伝わってきて、やっぱり幸せな気持ちになった。
「そういえば、明日のプラネタリウムだが…。君は、どうしても行きたいか?」
「え?」
「プラネタリウムは、中止しようと思う」
「そうですか…」
「…明日は、このまま私の部屋で過ごす事とする」
「え?」
「明日も、この部屋で君に愛を学ばせようと思うが…。…嫌か?」
「…そんなこと、ないです…」
一緒に居られるだけで嬉しいから、プラネタリウムはどうでもいいけど、
先生の言ってる意味がわかるから、やっぱりちょっと恥ずかしい。
けど先生は満足そうに微笑む。
「そうか…。だったら…」
「はい?」
「…コホン。だったら、いい加減に私を『先生』と呼ぶのはやめなさい」
「え…」
「私が君に愛を教えるのは、教師としてではない。一人の男としてだ」
「えっと……」
「つまり、その…コホン」
「はい。わかりました。…零一さん」
初めて呼んだその名前は少しぎこちなかったけど、先生は幸せそうに笑った。
そして、私の耳に唇を近づける。
私が先生と結ばれた日は、私が初めて先生の名前を呼んで、そして先生が私を名前で呼んだ。
そんな日になった。
始まりの一日。

903先生×主人公・プロローグ:2005/06/05(日) 02:23:15 ID:shcW4mH4
ども。先生×主人公「プロローグ」作者です。
微エロ・甘エロでのお目汚し、申し訳ないです。
私、先生好きの会話好きなんで、会話主体になっちゃって…。
子安さんの声のイメージで読んで下さると、嬉しいですー。
読んで下さった方、ありがとうございました。
もし気に入ってくださった方がいらっしゃったら嬉しいな。
次回は姫条×主人公にチャレンジしたいでっす☆
904名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 03:22:04 ID:HQug17cI
イイ!(・∀・)イイ!(・∀・)イイ!(・∀・)てんてー(*´д`*)ハァハァハァアハァ
905名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 04:22:57 ID:Tr4r+VNV
GJ!
初体験ものっていいよねー。
初々しくて(・∀・)イイヨー
906名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 05:20:00 ID:88oDC99k
乙。会話主体イイ!!
姫条も期待してます(*´Д`)ハァハァ
907名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:10:25 ID:BonBsPd4
乙!子安声で再生されました。

900超えて新スレの時期も近づいてきたということで、テンプレをちょっと改訂してみた。
何か追加とか修正あったら添削ヨロシク。
908名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:11:12 ID:BonBsPd4
ガールズサイドでエロ萌え 8

素敵なエロ話でスカーッとしましょう♪
エロエロハッピーエロハッピー!!
○SSの神のご光臨お待ちしております。
○sage進行でおねがいします
○雑談OK!
SS貼り付け前や感想を言う前の“気配り”を忘れずに。
過去ログ及びローカルルールや
ローカルルールにするまでもない注意書きは>>2-5辺り
909名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:13:04 ID:BonBsPd4
●気配り例(ローカルルール)●
1.鏝半は連作以外は避ける
2.エロナシはスレ違いなので避難所なり各サイトへ投稿
直接行為がなくてもエロい雰囲気のものは投稿可
3.特殊な設定が出てくる場合は最初に宣言をして嫌な人がスルー出来るようにする
※特殊設定の例:鬼畜・3P・百合・当て馬・ライバル
その他主人公×男キャラ以外で波紋を呼びそうな場合や
設定上名前だけの登場の場合も各々考えて随時宣言して下さい
4.「こんなの@@(キャラ名)じゃない」等の意見は避ける
5.470KB辺りorレス数970で新スレを立てる
※新スレ即死防止に、職人さんがSSを準備してある状態で立てるのが望ましい
910名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:13:34 ID:BonBsPd4
●ローカルルールにするまでもない注意書き●
1.名前欄は 「タイトル」 にしていただくと、倉庫管理の人が助かるかもしれません。
2.1話完結の場合は 何分の何 と名前欄に書いていただくと、割り込みが防げます。
3.続きものの場合は、「今日はここまでです」と言っていただけたら、
続きがあるのかどうか分からなくて書き込みタイミングを迷っている
私達が書きこみしやすいです。
911名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:13:56 ID:BonBsPd4
前スレ
ガールズサイドでエロ萌え 7
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082134029/
ガールズサイドでエロ萌え 6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059833496/
ガールズサイドでエロ萌え 5.5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10459/1045920058.html
ガールズサイドでエロ萌え 5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10456/1045617301.html
ガールズサイドでエロ萌え 4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1035/10356/1035647717.html
ガールズサイドでエロ萌え 3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10269/1026922511.html
ガールズサイドでエロ萌え 2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10261/1026148760.html
ガールズサイドでエロ萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10254/1025465341.html
【有志ページ】
●SS保管庫●
http://gs-ss.s7.x-beat.com/
912名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:15:23 ID:BonBsPd4
とりあえず自分が気づいたところだけ改訂してみた。
6スレ目はまだHTML化されてない様子。避難所は閉鎖したのでテンプレから外しました。
913名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 14:39:22 ID:iyHkyu5/
>>903GJ!!!!!

激萌ぇぇぇ(*´д`)
914名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 17:42:02 ID:bPWLPjPO
>>903さん たまらなくステキ!!萌えデス☆
915名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 18:21:38 ID:f+c0POhV
>913-914
sageて
916名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 21:46:43 ID:rO+IqdCj
ども。上記「プロローグ」作者の903です。
みなさま、好意的な感想、どうもありがとうございますです。
実を言うとGSの初SSだったので、昨夜に文章を投下してから
「みんなに不快な思いをさせちゃってたらどうしよー」と不安だったのです。
お気に召して、ほんとに嬉しいです。頑張って書いてよかったよー。
また頑張りますね。ありがとうございましたっ!
917名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:56:40 ID:RqS08ufm
>>916
亀ですが乙!てんてーのイメージまんまでイイ!
ときメモのエロは会話主体の方がいいなって思いますた。
キジョウイくんも頑張って下さい。
918名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 13:57:03 ID:uuDB0KSw
GJ、ありがd!>>916
せんせぇの会話、めっちゃうまい!ヒムロッチならそういう風に言うよ、絶対。
私めも子安ボイスで変換されましたよ。

ところで・・・・
キスまでならスレ違いでしょうか?
919名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 14:45:01 ID:s9HEDyJ/
>>918
別にいいと思いますよ。たしかキスまでの作品もあったと思うし。
萌え作品お待ち申し上げます。
920名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 20:49:10 ID:VPQsSiHi
奈津実×てんてーでネタ練ってたけど、エロシチュエーションが
どーしてもどーしても思い浮かばない…。
甘々ラブラブSSが書きたかったんだけど、てんてー×なっちんだと
難しいなあ。そんなムードがあんまりない2人だし。

つーかこのカップリングに需要はあるのかと小一時間orz

921名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 20:50:56 ID:VPQsSiHi
あ、何気にIDがSSだw

ダメ元で書いてみるかな…
922はじめての気持ち(バカタン×主)0:2005/06/06(月) 21:16:41 ID:uuDB0KSw
初SSな上にキスしかしてません。
ヘボンな話かと思われますが、あたたかい目で読んでやってください。
923はじめての気持ち(バカタン×主)1:2005/06/06(月) 21:17:22 ID:uuDB0KSw
 わっ、たまんねぇ。
 ほんとにキスしちゃってるよ、俺。

 かわいいな、こいつ。
 目閉じたらこんなにまつげ長かったんだ。
 気が付かなかったな。
 観察力がないぜ、俺。
 結構こっそり見てたつもりだったけど、これだけ近づいて初めて分かるってことなのか?
 っていうか、キスしてるときって、男は目ェ、どうするんだよ?
 なんか、閉じるの勿体ねえ感じするし、このままでいいよな。

 甘い香りがする。
 女の子ってみんなこんなにいい香りがするのかな。こいつだけ?
 鼻の奥をくすぐられるような。

 髪の毛もさらさらで俺とは違う感じ。
 そりゃ男と女じゃ全然違うんだろうけどさ。
 ずっと触っていたいかんじする。
924はじめての気持ち(バカタン×主)2:2005/06/06(月) 21:18:27 ID:uuDB0KSw
 えっと、雰囲気に任せてキスしちゃったけど、これからどうすりゃ・・・
 離すタイミングもわっかんねえし。
 うーん、中に舌、突っ込んじゃっていいのか?
 いやって言われたらショック、だな・・・けど、なんか俺、止まんねぇ。

 うわ!やばいくらい気持ちいいって!
 唇合わせただけでビビっときたのに、舌からませるとゾクゾクするんだ。
 こいつの口の中って、甘い・・・・
 唇の端って舐められると気持ちがいいんだ。
 こいつもそうかな・・・・

 おおお!効果あり、なんかいい顔してんじゃん!
 なんっつーの?・・・エロい・・・
925はじめての気持ち(バカタン×主)3:2005/06/06(月) 21:19:11 ID:uuDB0KSw
なんだか足に力が入ってねえな、こいつ。
腰に回してる俺の手、重くなってきた。
 立ってるの辛いのか?ガクガクしてるしよ。

「こっちこいよ」
「う・・ん」
 
 普通に座らせるつもりで手を引っ張ってやったのに!

「あっ、あぶねっ!」

 かっこわりーーー!
 俺の方が力抜けてたのかよ!
 頭では余裕かましてたつもりでめっちゃ緊張してんじゃんか、俺の体。
 しりもちついちゃったぜ、・・・・って、おい!
 まじ!俺のひざの上に座り込んでるし!
 あっちゃーーー、ちょっとやばくないか?

 こんなとき、ベッドでもソファでもありゃ、寄り添っていろいろできるのにさ。
 って、うわぁ!『ベッド』って俺、何考えてんだぁっ!
 俺ってそんなにやる気だったっけ。ってやり方わかんねえよ。
 今日はぜってー無理!なんも用意してねえし・・・
926はじめての気持ち(バカタン×主)4:2005/06/06(月) 21:19:55 ID:uuDB0KSw
「かずまくん・・・、ごめん・・」
「あ、わり。俺のほうがふらついちまった」
「うん、私も・・・・なんだか力が・・・・」

 俺、動揺してるの、ばれた・・・よな?
 あ〜、とりあえず気の効いた台詞でも言ったほうがいいのか?
 いいんだろうな。でも何って言うよ。
 ここは一発、バシッと決めないと。

「俺、お前とこんなことができてうれしい・・・・と思う」

 っ!!・・・・台詞間違えてるよ、俺。
 なんで「と思う」なんてつけるんだよ!
 ってその前に『好きだ』って言うの忘れてるし・・・・・
 馬鹿だ!俺ってほんとに。
 あ〜突っ込まれるぞ!!

「と思うって・・・どういうこと?」

 来た!やっぱり。
 俺のこと、まっすぐに見てるこいつの目、俺の心の底まで見られているようだ。
927はじめての気持ち(バカタン×主)5:2005/06/06(月) 21:20:33 ID:uuDB0KSw
「他にこういった気持ちになったことがねえもん」
「そうなの?・・・・ってことは、私のことどう思ってキスしたの?」

 あ〜あ、俺が何もかも初めてだってばれたな、こりゃ。
 いいカッコしようと思ったって、ちょっと無理。
 かっこわりーよな。
 もうここは根性だぜ!正直に言うに限るか。
 どうせバレてら! 

「んっ、・・・・・すき・・、好きなんだよ!お前が!だからキスできてうれしかったんだ」

 言った、言っちまったぜ。
 やっと言えた〜・・・・はあぁ。
 先にキスしちまったせいで、段取り悪いってば!
 あ〜情けねえ。
928はじめての気持ち(バカタン×主)6:2005/06/06(月) 21:21:16 ID:uuDB0KSw
「私も、かずまくんが初めてだよ、こんなことしたいって思ったのは・・・・」

 え?まじ?今何って言った?
 じゃ、キスしたのが俺が初めてってことでいいわけ?いいんだよな。
 でもって、俺のことが好きってことでいいわけ?
 いや、ちょっとマジで感動した。涙まで出てきそう・・・
 
 って待てよ!
 キスが初めてって事は、それ以上もまだってことだよな?
 よっし!!とりあえず、下手だろうがなんだろうがばれないということで。
 しかしお互い初めてか〜、なんかスゲェ・・・
929はじめての気持ち(バカタン×主)7:2005/06/06(月) 21:21:50 ID:uuDB0KSw
 ・・・・・
 おいおいおい・・・そんな上目遣いで俺を見るなよ〜〜
 何?どういう意味?
 もしかして、一度キスしてもいいってこと?
 いいんだよな、でもその前に、こいつの気持ち、ちゃんと知りてえしよ。
 
「お前も俺のこと・・・・」
「うん・・・大好き、だよ」

 すいません、もう俺どうなるか自分でわかりません、って誰に謝ってんだよ!
 頭だか体だか、とにかく全身熱いし。クラクラする・・・・
 キスして・・・・いいよな。

 やっぱり柔らけ・・・
 そのうえ、さっき以上に気持ちがいいような気がする。
 お互いの気持ちが分かったせいか?
930はじめての気持ち(バカタン×主)8:2005/06/06(月) 21:22:19 ID:uuDB0KSw
 なんだかこの腕の中のおまえに何か言いたい。
 好きだとか愛してるとか、そんなのじゃない。
 俺のこの胸の中の熱くて、激しくて、それでいて気持ちいい感情。
 どういう台詞になるんだ?
 言葉が見つからない・・・
 国語の勉強、まじめにしてたら、今の気持ちを表す台詞でも言えたんだろうか。
 くそっ!
 
「えっと・・・その・・・」
「ん?何?かずまくん」

 唇を離したおまえが俺の胸にそっと頭を預けてきた。
 頭のてっぺんのつむじが見える。
 なんだかそれさえもかわいい・・・って俺、マジで変だ。
931はじめての気持ち(バカタン×主)9:2005/06/06(月) 21:24:01 ID:uuDB0KSw
「俺、なんて言ったらわかんねえし、この気持ち」
「うん・・・・どんな?」
「熱くて、ドキドキして、」
「うん」
「モヤモヤしてて、たまらなくって・・・・」
「うん・・・・私もだよ・・・・」
「お前のことが、とにかく・・・・・」
「うん」

 あ、そうか、わかった、この気持ち。
 そう・・・・

「いとおしいんだ・・・・」

 俺の体に腕を巻きつけて抱きしめてくれたって事は、俺の気持ち伝わったよな・・・・
 もう、俺のそばから離さねえよ。覚悟しとけよ。
 
                    〜end〜
932名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:04:05 ID:UxaMks8j
ほのぼの出盛り上がってるところ悪いが
女友達の誰かが主人公に男を寝取られて
悔しい思いしていたり
誰か(主人公)の差し金で陵辱されるのって結構いいと思わないか?
特に奈津実!あいつは一度痛い目にあったほうがいい。
さすがに他のはかわいそうだよなー志穂とか。
933名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:23:21 ID:H9eOn/+m
ども。「プロローグ」作者です。
皆様、好意的な感想、本当にありがとうございます。
皆様の心の中で、ちゃんと子安ボイスで再生されたようで、本当に嬉しいです。

「はじめての気持ち」作者さま。
初々しくってすっごく可愛いですー。バカタンっぽくて可愛いー。
きっとこの後「なぁ、どうすればいいんだよ?」なんてバイトに相談しちゃうんでしょうね。

>>932
奈津実は「ちょっと、あの子、ヤっちゃってよ」なんて主人公を陵辱させそうなイメージだから
逆にちょっと泣き顔も見てみたいような気もしますね…。
個人的には珠美のライバル時にムカついたので、痛い目に合わせてみたい気分。
934名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:26:33 ID:Eyi8uz1P
漏れはタマちゃんが陵辱ってのが萌…なんだが。

ごめん、逝ってくる…
935名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 09:32:31 ID:TsFoFRgu
ぁぁぁぁあヾ(´д`)ノシ


初初しい...
最後まで逝かなくてもかなり萌える!!(・∀・)イイ!!!!!
936名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 09:44:34 ID:2ep3vx54
>>922-31
乙!これなら普通にサイトに載せてもいいんじゃ?ってくらいの初々しさ。
バカタンの心の声が聞こえてきますたよ。バカタンってほんとかわいいなー。

自分はもりりん萌えなので、いつも脳内ストーリーの中での
ありりんの置き所に困ってます。
意外とそっちの方に明るい子で年上好きっていう設定にしちゃおうかなーなんて。
ヒムロッチとくっつけちゃおうかなーなんて。エロエロなありりんってなかなかイイ。
937名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 14:48:30 ID:XSTx5ZJJ
上のバカタン×主を書いた者です。
皆様、あたたかい感想ありがdです。
バカタンは彼の主観で書くと楽しいですね。
ほんとはこの視点でエロに行きたかったのですが、
初書きにはちょっと難しかったのでこんな結果に。
次こそはエロエロな内容を書けるようにガンガります。

>>920タソ ヒムロッチ×なっちん 好物です。
938名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:46:59 ID:yftgKnZ1
カップルをちょっと自分なりの解釈でシャッフルしてみました

藤井&三原
なりふりかまわないガイキチ三原の面倒を見る肝っ玉母さんな藤井

有沢&鈴鹿
鈴鹿は有沢の背の高さと頭のよさを羨ましがり
逆に有沢は鈴鹿の単純故のさっぱりとした素朴さと運動神経を羨ましがり
互いの無い物ねだりでいつも喧嘩してしまいなかなか素直になれない
ういういしい馬鹿ップル

須藤&バイト
須藤はバイトのアバウトさにあきれ
バイトは須藤のすました態度や執事のギャリソン便りに呆れる(モニョる?)も
お互いまったく違うからこそ互いに惹かれあっていく。

紺野&守村
守村は花壇のスペースに菜園を作り、
そこでできた野菜や果物を紺野が調理して楽しんだりする
おっとりとしたもの同士気が合いそうだが
腹黒いもの同士、黒い会話で楽しんでいそうだ(勿論本人たちは気づいていない)

主人公は氷室にストーキングされながらも
他の連中にモテまくり、でもちー短がすごい気になる。
939名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 01:03:13 ID:sWHSE63Q
>938
おお、どれも新鮮でオモシロス!
本編でもライバルがシャッフルされたら良かったな。
なっちんとワカメの会話見てみたい。
940名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 03:53:11 ID:3zZVoHdT
もうさすがにヤバイので勝手に次スレ立てました。

ガールズサイドでエロ萌え 8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118170251/

適当な所で移動してちょ
941名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 05:27:04 ID:iJWpVd4A
>>940
疑問なんだけど、避難所って何処?
本スレ関連の避難所なら閉鎖したと記憶してるのですが。
942名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 05:44:35 ID:szyuhLzO
インデックス貼る人もいなくなって久しいしなぁ。
少し前に出てた改訂版のテンプレを使った方が良かった気がする。
今見返したらあっちでも避難所の所は訂正されてなかったが。
最近また少し動いてるけど、ついこの間まで超過疎ってたからいつまでも流れが速い頃のテンプレを使うのには違和感が。
943名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 06:21:04 ID:sWHSE63Q
テンプレはともかく(直した方がいいけど)過去ログは修正してほしかった。
改訂してあるやつも470ではちょっと遅いんじゃないかなーと思うので450がいいなぁ。

まーでももう立っちゃったから仕方ないか。
944名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 06:41:59 ID:meApAcqR
>>938
王子は・・・理事長?
945名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 06:47:44 ID:sWHSE63Q
>>944
わたぽんと師弟関係から…
BLギャグでも苦手な人ゴメソ
946名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 15:50:06 ID:azthA/f+
>>940
全然ヤバイって容量じゃないよ……
今のペースなら、470ぐらいいってからでも
余裕で間に合うのに、スレ立て早すぎ。

前みたいに前々スレがいつまでも残ってるような
状態になったらどうするのさ。
もうちょっと板のこと考えようよ。
947名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 17:34:13 ID:92IU2VjA
450にもなってないyo

・・・とこれだけではなんなので。
過去ssの感想を。

ここに作品を落していってくれた方々ってほんとすごい!
SSまとめサイト見てきたんだけど、私が思っている萌えシチュ、
文章にできない自分にムカついていたのに、
思っていたその通りに書いてくれてるネ申がいた。
鼻血吹きそうでした。
ご馳走様です。
948名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:36:39 ID:cww9QCsp
テンプレどおりにやったんだろうし悪意はなかったんだから
次から念押せばいいんじゃない?
949名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:11:29 ID:fwwQRQ4S
私も過去作品の感想を。
宝物庫のてんてーのSS。「ズキズキ」「羊飼いの懺悔」
が、すごーく切なくて萌えた。しかもドキドキしちゃったよ(*´Д`) イイ!
950名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:45:14 ID:fSqVVAbr
宝物庫・・・たしかにそーだよなあ。財宝のヤマダ
951名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 23:26:32 ID:1bqoOIMN
タマ凌辱に一票。
とか言ってしまったあとに同じ女性として少々罪悪感も残ります。
952名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 00:06:06 ID:+N6aG/H6
>940
とりあえず最近にテンプレの話題とか次スレの話題とか出たんだから
過去レスくらい読んでからにしてくれ 最新50レスに訂正版まで張ってあるジャマイカ
953名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 07:21:44 ID:nRnhoI1I
>>853-854
たったこの2レスの流れだけでワタポン萌えしてしまった(*´д`*) 
んで、ワタポンは勉強熱心だったからエチ上手だという設定でSSをかいてしまいました。
なんだか内容が薄い割りにえらく長いんですが、ワタポン×主の需要ありますか?
もしあったとしても、主人公の名前が空欄なので、何で埋めようか思案中。
デフォ的な名前って何かございませんか?
954名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 08:33:05 ID:uNRl0szm
>>952
多分過去ログ全く読んでなかったんだろうな。('A`)
元々このスレの常連だったけど最近は見てなかったとか。
だから、バイト数だけ確認していつもの調子で立ててしまったと。

まあ、某スレのように荒らしに勝手に変な次スレ立てられるよりはマシじゃないか。
あのスレなら使えないこともない。
955名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 14:56:19 ID:B3YF7NkS
次スレ1はさっさと移動しちゃっただろうから
ここでどれだけ苦情言っても通じてない可能性高し。
956名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 15:09:04 ID:PpO782VP
950超えたし、埋める方向でイク?

ここに来るようになってから、自分でも書いてみたりしてるけど
どうしても実際の自分のエロと重なってしまって(知らないことが書けない)
やっぱり人には見せらんなーと思う。
957名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 15:36:03 ID:+N6aG/H6
まだ無理に埋めなくてもいいんじゃないかね。保管する人がSS拾い終わってるかわからんから、
下手に埋めて落ちたらアレかもしらんよ。
958名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 00:31:42 ID:FnxEBgb8
>>953
需要あるある(゜∀゜)!
自分もわたぽんスキーだから嬉しい限りw
名前は○○(当てはめ)でいいんジャマイカ?SS投下楽しみにしてまつ。
959名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 17:23:07 ID:NDf1n1XY
953です
需要がありましたか!
もうないかなとあきらめてました。
なければ投下はやめようと思っていたので。
推敲がすんだら投下します

新スレに投下でいいのかな。
960名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 18:22:50 ID:E+/b1KO0
>>959
まだ余裕あるし、ここでおkジャマイカ?
ワタポン楽しみだおー(*´д`)ハァハァ
961953:2005/06/10(金) 21:41:33 ID:NDf1n1XY
 ワタポン×主人公です。
 次スレ投下も考えましたが、上にもかいたとおり、萌えどころがこのスレでしたので、
ちょっとこちらに落させてもらいます。
 主の名前は○○にしております。
 アキナでもセイコでもアヤヤでも好きな名前を入れてお楽しみいただければ幸いです。
962春が来た(ワタポン×主)1:2005/06/10(金) 21:42:39 ID:NDf1n1XY
 春が来た。待ちに待っていた春。
 本当の季節はまだ寒くて春らしくないけれど、日比谷の心は春だった。
 寒い風が未だに吹く初春の午後、数字の羅列の書いてある、大きな模造紙の貼られた掲示板の前で、
日比谷はやっと彼女に追いついた、そう確信していた。
 自分の番号があった。
 彼女が通う大学に合格したのだ。

 彼女はひとつ年上、同じ高校の卒業生だ。
彼女が学園高等部を卒業するあの日、教会にいる彼女を引き止めて告白した。
 彼女はそれに応えてくれた。
 日比谷も、彼女が高校にいる間の2年間全くアピールしなかったわけではないし、
むしろアタックしまくっていたわけだけど、男の自分から見ても魅力的な男性陣から人気のあった彼女が、
自分の告白にまさかYESと応えてくれるとは思っていなかった。
 「当たって砕けてみるものだ」と、日比谷は自分の中の根性にガッツポーズをした。
963春が来た(ワタポン×主)2:2005/06/10(金) 21:44:16 ID:NDf1n1XY
 その日から日比谷と彼女は晴れて恋人同士になったものの、日比谷は3年生に。
 つまり受験生になってしまった。
 プロにしても社会人にしても、野球方面に力の強い大学に入学したかった。
 彼女の通う大学は、まさしく第一希望の大学。
 日比谷はどうしてもこの大学に合格しなければならなかった。

 気づかい抜群な彼女は、日比谷の受験勉強を気にして、なかなかデートらしいデートをしてくれなかった。
 会ったとしても、教え上手な彼女によって勉強会になってしまい、甘い雰囲気とは程遠かった。
 血気盛んで多感なこの時期に、日比谷はよく我慢したなと思う。
 ちょくちょく機会を見つけては会っていたはずなのに、甘い会話もうまくはぐらかされ、
とてもじゃないけど彼女に手を出せる雰囲気じゃなかった。

 それでも、たったの一度だけなのだが、唇を合わせたことがある。
 日比谷の自室でローテーブルに向かい合って腰掛け、二人して参考書を覗き込んで、
これはそう、アレはこうと彼女に教えてもらっていたとき、ふと顔を上げるとしっかり目が合った。
 とっさに日比谷は、彼女の唇をすくい取ってしまった、自分の唇で。
 そのときのキスのことは、いまだに忘れられない。
 舌を入れることも、絡めることもない、ただ合わせるだけのキス。
 ただ、時間だけが長く過ぎたように思う。
 そして、そのキスの後の彼女の言葉。

「この続きは、大学合格したらね。私、待っているから・・・・」
964春が来た(ワタポン×主)3:2005/06/10(金) 21:44:50 ID:NDf1n1XY
 あれもしたいこれもしたいと欲望だけはしっかり持っていたし、
すぐにでも押し倒しかねないほどのたぎる気持ちがあったけれど、
彼女の言葉に、
(今のままでは、やっぱり彼女に追いついていない)
と気後れしてしまった。
自分で自分の中の弱いところに釘を刺してしまった。
だからこそ、この大学合格は日比谷にとっての第一歩だった。

大学前に張り出された合格発表の番号の前で、自分の番号を携帯電話のカメラに収め、
彼女に『やりました!先輩。合格です』とメールに載せて送信した。
 すぐ折り返して携帯が鳴り始めた。
『私!渉君?・・・・』
 彼女からだった。

「先輩・・・・俺、合格しました!」
『うんうん、おめでとう!・・・・渉君、すっごくがんばったもん、合格すると思ってた!』
「そうっスか?ほんとに?」
『うん、だから私ね・・・・』
965春が来た(ワタポン×主)4:2005/06/10(金) 21:45:30 ID:NDf1n1XY
 人がたわわに群れている中、誰かが日比谷の肩を小突いた。
「先輩、ちょっと待ってくださいね」
 日比谷は電話の先の彼女にそう伝え、小突いた人の番号確認の邪魔をしてしまったんだろうと、
詫びのつもりで軽く頭を下げ、そのまま携帯を耳にあてて別の所に移動しようとした。
しかし、その人はもう一度日比谷の肩をつついた。
「すいません、今避けま・・・・・っ!!」

足元からその人に目線をあげると、そこには彼女がいた。
 携帯を耳に当てている。
 日比谷は思わず、自分の携帯の画面を見、また耳にあて「もしもし」と言った。

「はい、もしもし、渉君?・・・だからね、来ちゃった・・・」
彼女は携帯を耳からはずすと、日比谷に抱きついた。
腕を日比谷の体に巻きつける。
日比谷は彼女が来てくれていたことにびっくりしたけれど、
すぐ正気に戻って彼女の細い肩ごと抱きしめ返した。

「落ちてたら情けないから来ないでって言ったのに・・・俺」
「うん、でも私、待てなかった」
「・・・ほんとは来てくれてうれしいっス。先輩・・・」
966春が来た(ワタポン×主)5:2005/06/10(金) 21:46:59 ID:NDf1n1XY
 周りで胴上げやら、歓声やら盛りあがっている人の群れもあるけれど、
顔を真っ赤にして泣きじゃくって肩を落す人もいた。
 もしかしたら、ジブンも嬉し涙ではなく、悔しくて泣く側だったかもしれない、日比谷はそう思った。
 不合格なら彼女とこんな風に抱き合っていることなどありえないわけで・・・
 そう思うと、変な後ろめたさから、ここからちょっとでも早く去りたい気持ちでいっぱいだった。

「先輩、行きましょう!」
 日比谷は彼女の手を取り、歩き始めた。
 空気は冷たく、また彼女の手もびっくりするほど冷たかったけれど、つながっている手はそれだけであたたかい、日比谷はそう思っていた。
 日比谷は強く彼女の手を握ると、自分のコートに一緒に突っ込み、
「先輩、手ぇ冷たすぎ!いつから隠れてたんスか?」
「えっ、そんなに待ってないって」
「嘘つきっスね〜。とりあえずどっかでコーヒーでも飲んであったまりません?」
「うん!」

「お祝いしなくっちゃね、でも家族でお祝いするのが先だな〜」
「お祝いしてくれるんですか?なら家族なんて後回しにします」
「そういうわけにはいかないよ〜、家族あっての渉君でしょ?」
「ん〜〜、じゃ、ちょっと待っててください!」

 日比谷は彼女から少し離れ、携帯を取り出してどこかに電話を入れた。
 そしてすぐに彼女の元に戻って、また手をつないだ。
967春が来た(ワタポン×主)6:2005/06/10(金) 21:48:07 ID:NDf1n1XY
「先輩!先輩はジブンのために今日はお祝いしてください!」
「え?」
「今、家に電話してきたっス。ツレ同士で合格祝いするから遅くなるって」
「え?ツレ?」
「ツレには違い・・・ですよね〜。さあ行きましょう!家族は明日祝ってくれるっス!」

 二人は商店街の真ん中にあるファーストフード系のコーヒースタンドに入ると、向かい合わせに座った。
 温かいコーヒーカップに手を当て、彼女はうきうきとしゃべり始めた。
 日比谷の合格が、本当にうれしくてたまらないといった感じだ。

「お祝い、何がいいかな?渉君、希望ある?」
 身を乗り出して彼女は日比谷に聞いた。
「希望・・・、あるっスよ。でも、叶えてくれるんスか?」
「欲しいものがあるのなら言ってみて!一緒に買いに行こ?」

 日比谷は人差し指で頬をかくと、コーヒーカップを持っている彼女の手をそれご両手で包んでこういった。
968春が来た(ワタポン×主)7:2005/06/10(金) 21:49:13 ID:NDf1n1XY
「希望はッスねえ〜〜」
「うん」
「無事合格もしたことですし・・・・」
「うん」
「晴れて大学生になるわけですし。これからは俺のこと、年下扱いしないでくれますか?」
「・・・!えっ?私、渉君のこと、年下扱いなんてしたことないよ!」

 日比谷は意地悪く目を細めて彼女をみつめた。
「ほんとっスかぁ〜?でも、ぜんぜん触らせてくれなかったのは?年下だからって軽くあしらってくれたっスよね〜」
 急に日比谷が意地悪に、それも踏み込んだ話を始めたので、彼女はびっくりした。
「そんなことないよ!」
あまりにも突然で、彼女は思わずうわずった声で答えてしまった。
 しかし、日比谷はまだ続けた。
「受験生だからって、デートもまともにしてくれなかったじゃないっスか。俺、さびしかったッスよ」
「・・・」
「いつも勉強ばかりで。まあ、そのおかげで今こうしてこんなこと言える自分がいるんスけど〜」
「・・・・」
「俺は、・・・・先輩に年下だからって思われたくなくて、必死にがんばりました」
「私・・・・渉君がそんな風に感じてたなんて思ってなかった」
「俺はびしびし感じてました!先輩、余裕ありすぎで、俺、いつもかわされっぱなしっスよ」
「年下なのはどう考えても変えられないじゃない!でも、渉君のこと、年下だからってかわすような扱いしてない!」
「ほんとにぃ?でも、俺、その隙間埋めるために大学合格を目標にしてました。大学受かったら、先輩と肩を並べられるって」
「絶対そんな風に思ってない!私は、二人で楽しい大学生活送りたかったから、
 ただ渉君に同じ大学に来て欲しかったからそれだけでっ!」
「んじゃ、合格祝いに今日、ジブンに先輩くれますか?」
「・・・・・っ!」
「先輩のこと、今日、抱いてもいいですか?」
969春が来た(ワタポン×主)8:2005/06/10(金) 21:50:06 ID:NDf1n1XY
 日比谷はカップを包み続ける彼女の手からカップをはずし、再び両手で彼女の両手を強く包んで自分の口元に寄せた。
 目を見てにこやかに笑って、軽くその指先に口づける。

「先輩が欲しいんス・・・・いいですか?」
 握った日比谷の手が震えていた。

 二人はコーヒースタンドを出た。
途中で日比谷は「ここで待っててください」と、彼女を公園のベンチに座らせ走っていった。
彼女は彼を待つ間、日比谷のことを考えていた。

(私は渉君のこと、年下扱いしてたの?)
(そんなことない、私はいつも、渉君の成長にドキドキしてた)
(背だって急に伸びて、すっかり私より頭ひとつ以上越えちゃったし)
(並んで歩く肩だって、どんどん広くなって、厚くなって・・・)
(自分のこと、『ジブン』って言わずに『俺』って言い出すし・・・)
(それに!あのときのキスだって・・・・私、あまりに良くて、
 あれ以上越えちゃったら歯止め利かなくなりそうだった)
(あっ・・そうだ・・・・・・この続きは合格してからって約束したの・・・・私だ・・・・)
(待っててくれたんだ・・・・いや、待たせちゃったんだ・・・・私が・・・)
970春が来た(ワタポン×主)9:2005/06/10(金) 21:51:04 ID:NDf1n1XY
「せんぱ〜い、お待たせ〜ッス。さあ行きましょう!」
 十数分後、日比谷がニコニコと帰ってきた。
 再び日比谷は彼女の手を取って歩き始め、近くのシティホテルに入った。
 どうも待たせていた間に部屋を取っていたらしい。
 彼女の頭の中はフル回転していて、爆発寸前だったので気が付かなかったけれど、
周りはもうすっかり日が暮れてしまっていた。

(渉君、なんだかすごい行動力ある・・・ほんとに渉君なの?)
 彼の違う一面に、彼女はクラクラした。
(男の子ってすごい・・・)

 部屋に入ると、日比谷は突然彼女を抱きしめた。
「先輩、いいっすよね、ここまで来て待ったは無しっスよ!」
「うん、大丈夫。そんな事言わない。ただ・・・」
「ただ・・・?」
「ちょっとお話したい・・・」

 彼女は日比谷の手を引いて、ベッドまで行き、その端に二人寄り添って腰をかけた。
971春が来た(ワタポン×主)10:2005/06/10(金) 21:51:57 ID:NDf1n1XY
「あのね、渉君がもし、自分のことを年下扱いしてって怒っていたのならあやまる、ごめんね」
「・・・」
「それとね、これからは私のこと、先輩って呼ばないで。そう呼ばれると私、本当に無意識に先輩になっちゃう」
「ハイ、それは申し訳ないっス」
「・・・・でも、そう言わせてたのは、本当は私のせいなんだよね、私がそうさせてた」
「・・・・」
「渉君のこと、無意識に年下扱いして、私の中に入り込まれないように壁作ってた」
「え?」
「私、どんどん渉君が大人になって行くの見て、いつもドキドキしてた。
 渉君の腕の中にすっぽりはまっちゃったら、抜け出せなくなるような気がして」
「・・・・」
「私がすっかり寄りかかっちゃって、私のせいで渉君と離れ離れになっちゃたりしたら、
 大学が違うところになったりなんかしたらどうしようって・・・・思ってたと思う」

 彼女の目にうっすらと涙が溢れ出した。
「ほんとにゴメン・・・・ね」
 日比谷は彼女のほうを向き、頬を伝う涙を親指で拭くと、そのまま手で顔を包んで軽く口付けた。
 そして耳元に唇を寄せる。
「○○・・・・」
「ありがとう・・・初めて下の名前で呼んでくれたね」
「ずっとこうやって呼びたかった。けど、この日がけじめだと俺自身も足枷作ってました」
「わ、たる・・・・くん」
「○○・・・・これからもずっと一緒っスよ・・・」
972春が来た(ワタポン×主)11:2005/06/10(金) 21:52:46 ID:NDf1n1XY
 日比谷は彼女に口づけながら、服を脱がせ始めた。
 脱がせ始めて、やっと自分も彼女もコートさえ脱いでいないことに気が付いた。
 二人分の服をソファの背に引っ掛け、下着姿の彼女を引き寄せると、ベッドの上で抱き合った。
 二人はお互いの存在が暖かい、そう思って強く抱きしめた。

 日比谷は仰向けになった彼女の上にまたがり、腕とひざ立ちで自分を支えながら、
しっかりと彼女を見下ろし、目を強く見つめる。
 右手で彼女のあごをつかみ、少し上に持ち上げると自分の唇を彼女の唇に合わせた。
 最初は軽く合わせ、次第に下唇、右の口角に、左の口角に、上唇と順番に自らの唇で軽くなでていく。
 「あっ・・・・・」
 唇の形を確かめるようなやさしいキスに、彼女は自分の体が安心しだすのを感じた。
 少しずつ体の力が抜けていく。
 日比谷のやさしさが、返って彼女を驚かせる。

「渉君・・・・初めてじゃないの?こんなことするの・・・」
「初めてっスよ?どうして・・・」
「すっごく慣れてる感じする・・・」

 日比谷は彼女の手を取り、自分の左胸に当てて、
「こんなに心臓がバクバクいってるのに、慣れてるハズないっス!いっぱいいっぱいです」
と照れて言った。
(すごい、ほんとにドキドキしてる)
 この人はこんなに緊張しながらも、私を大事にいたわってくれている・・・・
 それが手馴れた風に感じてしまうんだろうか・・・・
973春が来た(ワタポン×主)12:2005/06/10(金) 21:54:16 ID:NDf1n1XY
「せんぱ・・っあ、いえ、○○は、こういうこと、初めて・・・ですか?」
「え?・・・・・・・」
「でも、もしそうでなくても、俺が告白したときから、俺一筋でいてくれたのなら・・・・俺・・・・気にしません・・・」
 日比谷は彼女の額に口づける。

「あ、あの・・・。は、初めて・・・・なの」
「え?」
「初めてなの、ほんとに・・・だから・・・かなり緊張してる」
「・・・・・・マジっすかぁ!?・・・・・・」

 日比谷は彼女を強く抱きしめた。

「俺、嘘つきました。気にしないなんて嘘ッス。ほんとはめちゃくちゃ気にしてました。
だって、俺、比べられたらマジでへこむっス、いや!そうじゃなくて・・・」
「・・・・」
「俺が初めてって・・・すごくうれしい・・・・・感動っすよ・・・・」
974春が来た(ワタポン×主)13:2005/06/10(金) 21:56:38 ID:NDf1n1XY
 日比谷の連続するキスの嵐の合間、呼吸をするために彼女の口が開いたその一瞬の隙を狙って、日比谷は少し強く舌をねじ込んだ。
 尖らせた舌で咥内を確かめるかのようになめ上げ、また、歯列をなぞるように舌を這わせ、彼女の舌を甘噛みする。
「ふうっ・・・はあっっ・・・・・息が、できない・・・・」
「・・・なんで?」
「わ、たるが・・・・止まらないから・・・・」
「すいません・・・でも、しばらくは、俺のしたいようにさせてもらっていいっスか?」
「・・・・」
「俺、すっごく待ち望んでいたっス。勉強の成果を試すときが・・・」
「勉強・・・・って!!いったい、何の勉強してたのよ!」
「○○をジブンのものにする勉強っすよ」
 日比谷はにっこりと微笑んだ。
「受験勉強中になにやって、あっ!!」
 彼女の口を口でふさぎつつ、日比谷は両手で器用にブラジャーをはずした。
 透きとおるような白い肌の胸元や鎖骨を優しく手でなぞり、今度は首筋に唇を這わせた。

「いたっ!」
 彼女の首筋に、紅くうっ血したしるしが残った。
 日比谷が強く吸い上げたしるし。
「ここだけじゃ足りない。俺のものだってしるし・・・・」
「ああっ・・・あ・・・」
 胸元を隠していた彼女の両手を、彼女の頭上で片手で押さえ込み、
残りの手であらわになった乳房を強くつかんで持ち上げた。
 彼女は恥ずかしさのあまり手で胸を隠そうとしたが、片手一本の力の強さに、それも叶わなかった。
 彼は乳房のすぐ下に唇をつけ、また強く吸い上げる。
 何度も強く揉みあげるその手の力の強さや、しるしを残すその行為には痛みを覚えたが、
ただ自分を求める彼の姿にいとおしさを感じていた。
 そのためか自然と両手の力も抜け、それを感じた日比谷は腕の束縛をはずした。
 彼女は空いた手を日比谷の背中に回して絡ませた。
975春が来た(ワタポン×主)14:2005/06/10(金) 21:57:40 ID:NDf1n1XY
 日比谷は片方の乳房を口で愛撫しては片方を手で触り、しばらくそのやわらかさを堪能していたが、
突然荒々しくの右の乳房と左の乳房をつかみあげると、胸の谷間に寄せ上げ、二つの頂を一度に口に含み始めた。
「ああっ!」
 突然の強い快感に、彼女は大きな声を上げた。
 日比谷は左右同時に頂の先を軽くさするように舌でなぞったり、一度に吸い上げる。
片方ずつ愛撫されるよりも強い感覚が襲った。
彼女は急速に自分の体に変化が訪れるのを感じはじめた。
 
「気持ちいい・・・ですか?」
「っん・・・・そんなこと言わないで・・恥ずかしい・・・」
 また強く舌でさすり始める。
「言ってください、俺、嫌なことしてないっすか?・」
「そんな・・・ことない・・・・でも・・・恥ずか・・・しい・・・から・・」
「なんで?気持ちいいのかよくないのか聞いているだけっす。」

 少しの沈黙の後、彼女は答えた。
「すごく・・・・イイ・・・・・の・・・」

 息を荒げながら答える彼女の姿に満足したのか、日比谷は彼女の下着をすべて剥ぎ取り、
今度はうつぶせにして背骨にそって舌を這わせ始めた。
 舌が当たるか当たらないか、唇が触れるか触れないか、そんな微妙な往復に敏感に感じ始めた彼女は、
その動きにあわせて呼吸を荒げていく。

976春が来た(ワタポン×主)15:2005/06/10(金) 21:58:42 ID:NDf1n1XY
 今度は背後から両手を彼女の胸に這わせ、ゆっくりと揉みしだく。
 背中にも無数の紅いしるしが散った。
 時折、彼女の乱れた髪をかきあげてやっては、姿を現す耳のふちに軽く唇を這わせる。
 日比谷の愛撫にそって妖しく体をくねらせる彼女に、日比谷はいつにない低い声で次々に言葉を投げかけた。

−俺のこと、好きですか?−
−俺が○○を好きだって、ちゃんと伝わってますか?−

 日比谷が次々と投げかけるその愛の告白の言葉の羅列にでさえ、彼女はどんどんと体が開きはじめる。
 言葉の発する振動に、心も揺さぶられているようだ。
 初めての行為なのに、その愛撫に従順に、彼を受け入れる準備を始めていると彼女は悟った。
 
彼女は上半身だけの愛撫に満足できなくなってきていた。
 下半身が熱くてたまらない。
 しかし、そのことを伝えるのはどうしても羞恥心が勝ってしまう。
 自然と彼女の両目はうっすらと涙で潤み始める。 

「次。どうしたらいいっスか・・・?」
「ああっ・・・わ、・・・た・・・る・・・」
「どうしてほしいか、言ってくれますか?」
「あ・・・っ・・い・・言えない・・・・よ・・・」
「じゃあ、それなら・・・」
 彼女をうつぶせにさせたまま、太ももに這わせていた手を彼女の股間に割り入れ、軽くなでる。
 それだけで充分に潤っていることが分かった。
977春が来た(ワタポン×主)16:2005/06/10(金) 22:00:06 ID:NDf1n1XY
「ああっ!」
「もう、ここをこうしても、いいっスよね?」
 彼女の中に入り込み、敏感であろう芽を指でなぞった。
 何度か表面を往復し軽い刺激を与えた後、彼女の入り口に指を少し差し込んだ。
「あっ、・・・・っ!ああっ・・・・やだっ・・・」

 彼女は痛みが襲うかと身構えたけれど、充分な潤いのおかげか、圧迫感はあれど、不快な痛さには襲われなかった。
「続けていいっすか?痛かったら言ってください」
「だい、じょう・・・ぶ・・・・」

 指を深く滑り込ませる。彼女の中はどろどろに溶けてるんじゃないかというくらい熱かった。
 指をゆっくり挿入し、ゆっくり抜き、その抽送をいくばくか繰り返す。
 そのたびに、彼女は腰をくねらせて甘くあえいだ。

 日比谷は、彼女の腰だけを少し浮かせ、背後から彼女の足の間に頭を差し入れる。
 唇で太ももの付け根を軽く滑らせた。
 彼女はその日比谷の唇の感覚にそって、声を荒げ始める。
「やだ!やめて!恥ずかしいって・・・やだぁー」
 日比谷はそれを無視した。
 押し寄せる快感の波に力の抜けてしまった彼女は、抵抗してもそれは形にならなかった。

 感覚の一番鋭いところにはなかなか到達せず、周辺からかすかな刺激を与える日比谷の行為はもどかしさでいっぱいであった。
 気が付けば、彼女は日比谷の舌が、思ったところに届くように腰を持ち上げている。
「○○・・・・・誘ってるんスか?」
「ん・・・んっ・・・・ああっっ・・!」
 日比谷は舌を敏感な芽に這わせながら、指で彼女の中をゆっくりもてあそぶ。。
978春が来た(ワタポン×主)17:2005/06/10(金) 22:00:51 ID:NDf1n1XY
「いやっ!・・・・だッ・・・・・め・・・・・」
「何がだめなんスか?ここって、ずいぶん甘いん・・・・っすね?」
「ああっ・・・・そんな・・・・こと・・・・いわな・・・・いで・・・・」
「すごく紅くて、熱い・・・・・・・」
 執拗に舐め続けることをやめない日比谷の舌は、彼女にめくるめく快感を与え続け、彼女はそれに翻弄された。
 しかし、その鋭く与えられる快感の中で、彼女はぼんやりと(違う、私が欲しいものはもっと違う)と感じていた。

 一旦彼女の体から離れると、日比谷は自分の下着も脱いだ。
 全裸になった日比谷の姿を見て、うつぶせにされていたものの彼の姿を横目で垣間見た彼女は、
(渉君、すごく綺麗だな)そう思った。
 野球で鍛えた筋肉はとてもバランスが良くて、男らしさにあふれていた。
(やっぱり男と女は違うんだ・・・)
 日比谷らしい体だと、彼女は思った。

「何をみてるんですか?」
「渉君が綺麗だなって・・・・」
「え?何で?」
「で、でも!ほんとうにそう思ったから・・・・」
 日比谷はその彼女の台詞に何を感じたのか、少しの間を置いてこう言い出した。

「そうっすかぁ?あっ、じゃあ、○○の言うところの、綺麗な俺に抱かれる○○の気持ちを教えてほしいっす」
「え?」
「答えて・・・・」
彼女は困惑してしまっていた。
そんなことを聞かれるとは思っていなかった。
 難しく眉をひそめて考える彼女に、日比谷は困って口を開いた。
979春が来た(ワタポン×主)18:2005/06/10(金) 22:02:11 ID:NDf1n1XY
「俺、○○は綺麗だって思うから、それを抱ける俺はこんなに幸せなんだって思ったんスけど・・・、
○○が俺のこと綺麗だって言ったから・・・・○○もそう思ってくれたのかなって・・・・」
「・・・・・・・」
「違うんスか?」
「そっか、うん!そういう気持ちもある。けど、私、その・・・渉君につりあってるのかな?ってちょっと思った」
 日比谷がそう語りながら見つめるその困惑の混じったまなざしに、彼女は彼の機嫌を損ねたかと一瞬危惧した。
 なのに、日比谷の口から出た言葉は、彼女への非難の言葉ではなった。 

「はあっ。もうだめだ〜。本当にかわいい人ッすね!」
「え?」
「俺は○○に甘えて意地悪を言い過ぎました。好きな女を守ることが男の勤めと思ってたけど、やっぱり俺、このままじゃまだ駄目かも!」
「え?なにが?・・・でもほんと、渉君、素敵になったよ。ここ1年でものすごく。私が知らない間に・・・・そんな渉君に守られていたい。これからも」
 日比谷は、その言葉が自分の心の琴線に触れるのを確実に感じた。

「だめだ〜!限界ッス!」
「え?」
「もっと時間かけて、○○から俺を求めてもらうつもりだったんスけど、・・・あの・・・お互い初めてだし。
 そのほうが痛くないかなって・・・で、でも!もう・・・・・いいっスよね?」
「え?な、なに?」
「ああっ!すいませんっす!説明するのもまどろっこしいんで!ただ今は俺を信じてください。痛くしないよう努力します!」
「・・・?」
 そう言うと、日比谷は脱ぎ捨てた服の中からなにやら箱を取り出し、中からコンドームを取り出すと、己自身につけた。
980春が来た(ワタポン×主)19:2005/06/10(金) 22:03:08 ID:NDf1n1XY
(ああ、さっきはホテルの部屋だけじゃなく、それも買いに行ってたんだ・・・・)
 それを見てやっと、今から彼を受け入れるんだと実感した。
なにより、そういった部分を心配かけまいとしてくれる日比谷の気持ちがあるからこそ、うれしくて、早くひとつになりたいと思った。
 
日比谷は、うつぶせのままの彼女の腰を少し浮かせ、日比谷自身を彼女の入り口にあてがった。
(初めてなのにこんな格好で!?)
と、彼女は思わないでもなかったけれど、苦痛に崩れる顔を見られなくてすむかと思ったら、少し安心した。 

 日比谷は、自分で言ったとおり、やさしく、痛くないようにゆっくり腰を進めていった。
 充分指で潤わされていたためか、思っていたほど激しい痛みは襲ってこなかったが、途中、ズキッと鋭い痛みが走った。
それに異物感が強かった。
 しかし、ひとつになった喜びは、自分が先ほどから待ち望んでいた行為であったのだと知り、
充分な快感として彼女を波立たせた。
 先ほどから感じていた物足りなさが満たされていくことの快感を体の隅々まで感じ始める。

「ああっ!あ・・・っわ、たる・・・つながっちゃったね・・・・ん・・・」
「すごい・・・ほんとに・・・・」
 ゆっくりではあるが、規則的に律動を始める。
 その動きにあわせて、だんだんと彼女も快感を高めていった。

「○○?痛くない・・っスか?」
「わ、た・・・る・・・・んっ・・・」
「中、熱い・・・・」
「ああっ!!」
「本当に、かわいいっすね・・・・」
「ああ・・・・っ!」
「おれ、年下扱いされたとかなんとか言って、それはわがままだと分かってます・・・
 でも、そのわがままも○○だからこそ・・・・」
「分かっ・・・・・る・・・・っ、ああっ」
981春が来た(ワタポン×主)20:2005/06/10(金) 22:04:06 ID:NDf1n1XY
 日比谷は休むことなく腰を押し込む。
「あ。あの・・・良すぎっ・・・このまま・・・イっても、・・いいっすか?・・・って、俺、マジやばい・・・」
 息も絶え絶えに、日比谷は口を開いた。
 彼女は横に首を振った。
「このまま・・・・じゃイヤ・・・・渉の顔・・、見せて?・・・・・私の顔見て、そのまま・・・って・・・ほしい・・・の」
「それって・・・?」
「後ろ・・・からじゃなくて・・・・向かい合って・・・ね?・・・」

 日比谷は彼女とつながったまま、そのまま力強く彼女を抱きしめた。
「わかりました!」
そして、器用に彼女を仰向かせ、またもやぎゅっと抱きしめた。
「もっと俺にして欲しいことを言ってください!俺うれしいっ!」
「私は・・・・・充・・・・分・・・・・・・だよ?」

 日比谷は一呼吸置いて、己を静めると、今度は向かい合ったまま、再び快感を求め始めた。
「○○。いい声、聞かせて?」
「恥ずか・・・・しい・・・よ」
「そんな○○を見ると、俺、たまらない。わがままでもなんでも、俺に言って」
「・・・う・・・ん」

 日比谷は、彼女の両足を広げ、深く深く自身を押し込んだ。
「俺の顔、見えますか?」
「・・・う・・・ん」
「このまま、イって・・・・いい?」
「・・・・うん」
982春が来た(ワタポン×主)21:2005/06/10(金) 22:05:09 ID:NDf1n1XY
 波寄せる快感の渦に二人とも巻き込まれながら、お互いの存在しか意識しておらず、
また、その快感に身をゆだね、お互いの深い愛情をも感じ取っていた。
 時折眉をひそめ、限界を我慢しているのだろう日比谷の表情と彼女の中で暴れている分身の変化で、
彼の最後の瞬間が近いことを彼女は理解した。
 そして、自分も感じたことのない感覚に捕らわれていることにも気づいていた。

「・・・うっ・・・・そろそろ・・・かも・・・」
「ああっ!・・・渉・・・私、だめ・・・溶けそう・・・・」
「俺もう・・限界っス・・・」

 日比谷は彼女の両肩を強く抑え、深く強く挿入を繰り返した。
 彼女は、自分の中で日比谷自身が大きく膨れ上がるのを感じた。
 その急速な変化に、彼女の中で何かが壊れた。
「あ・・・あああっっ・・・!!渉!!イやあっっ!!」
 
突然絶頂を越えたその彼女の中は、大きく痙攣を繰り返し、日比谷自身を律動的に強く締め上げた。
「・・・・・んんっ!!」
 低くうめいて、日比谷が彼女の体をこれでもかと抱きしめた。
 瞬間、彼女の体のなかで日比谷がはじけたのを、充分に感じていた。
 そして、二人で同時に果てる幸せも感じていた。

983春が来た(ワタポン×主)22:2005/06/10(金) 22:05:52 ID:NDf1n1XY
「・・・・これで俺のもんッスよ!」
 彼女の頭を二の腕に乗せた状態で抱き合ったまま、日比谷は言った。
「うん・・・私は渉君のものだよ」
「よしっ!」
「そのかわり、渉君は私のものだよね〜」
「ブー、俺は俺のものッスよ〜」
「え?そんなあ〜、それってひどい!」
「・・・・・といいたいところだけど、不公平はだめっすよね」
「うん、そうだよ」
「俺は○○のものだ・・・・ということにしておいてあげます!」
「ふふっ・・・なんだか意地悪なんだ、今日の渉君・・・」
 さっと、彼女は日比谷の唇に、自分のそれを合わせた。
 自分からではなく、初めて『してもらうキス』にどぎまぎした日比谷は、見る見るうちに顔が赤くなってきた。

「あれ?顔、赤いよ?」
「い、いや・・・・なんでもない・・っス・・」
「ならいいけど・・・渉君ってかわいいね」
「あっ!もしかして、また年下扱いした?」
「してない!・・・はにかんだ顔ってかわいいって思ったから言ったの!」
「ううっ!そんなぁ・・・男にかわいいは禁物ッスよ」
「分かってる。だからここだけでね。その顔、他の人には見せないでね、約束・・・・・・・私の事、愛してる?渉君」

 やはり、年の差なんて関係なく、俺はこの人は捕らえるものではなくて、
俺が捕らえられる存在であったのだと日比谷は感じた。
 ただ、この人を守ることができるのは俺だけだって、自己満足だけどそれでいいやと思った。
 そして観念した。

「・・・・・愛してます」
984春が来た(ワタポン×主)23:2005/06/10(金) 22:06:34 ID:NDf1n1XY
 すっかり夜もふけた頃、日比谷はベッドから携帯電話をかけた。
「もしもし、うん、俺。あの、今日は帰らないから。なんか盛り上がってるし。明日の朝帰る・・・うん、それじゃ」
 日比谷は通話を切った携帯をベッドの横に置く。
「いいの?」
「いいんです!うれしい合格祝いは、まだまだ続くんスよね?全然もらい足りてないし」
「え?何が?」
「夜はまだまだ続くっスよ!」

 再び、彼女の上にのしかかろうとした日比谷を、両手で押しやり彼女は叫んだ。
「ちょっとまった〜!!」
「え〜っ・・・なんすかぁ〜?」
「あのね、聞きたいことが・・・・」
「ハイ、何でも聞いてくださいっス」

 日比谷はベッドの上に胡坐をかいた。
 がんばり過ぎて、いつもの髪型も崩れてしまっている。
 彼女はその姿もかわいいと思ったけど、それは口に出さなかった。
 彼女は上半身を起こして、日比谷に問う。

「あの、渉君?なんでこんなに大人なの?初めてなのにこんなによくできるの?
 私ドキドキしっぱなしで、渉君に任せきりだった」
「っあっは〜〜〜・・・えっとですね」
「うん」
「約束したっスよ、あの日、教会で」
「え?」
「先輩のことメロメロさせる、一人前の男になります!って」
「えっ!ああ・・・うん・・・・そうだったね」
 彼女は1年前の日比谷の告白を思い出した。
 緊張していて、言葉も詰まってしまって、でも一生懸命私のことを好きだといってくれたあの日を。
985春が来た(ワタポン×主)24:2005/06/10(金) 22:08:03 ID:NDf1n1XY
「だから、一人前の男になるために、受験勉強の合間を縫ってあれやこれやと・・・
 でも、もっぱらこっちの勉強ばかりになったというか・・・ってーーもういいっすか!?恥ずかしいッスよ」
「そっか、そうだったんだ」
「でも、ほんとのことを言うと、○○が初めてじゃなかったときに、下手!って言われたくなかったのも・・・あったりして・・・ははっ・・」
「・・・」
「それに!女の子に喜んでもらいたいってのは、男として当たり前っすよ!
 ちょっとはメロメロになってくれましたか?俺のこと」
「うん、なったよ、すごく。・・・ありがと!渉君!」
「んじゃ、もう一回・・・いいっスか?」
 日比谷は彼女と口を合わせ、彼女は日比谷の首に手を回した・・・
 
 春からは彼女は2回生で上級生には違いないけれど、そんな事は関係のない二人の学生生活が始まる。
 けんかも笑いもいっぱいあふれ、夢と期待があふれる生活が・・・・。
 そして、ここから再び、二人並んで物語は動き出す。
986953:2005/06/10(金) 22:11:20 ID:NDf1n1XY
 以上です。
 最初にいったとおり、長いのに内容薄い上に、延々ギシアンしててごめんなさい。
 スレの多量消費もごめんなさい。
 今度は短くても萌えのあふれるエロを目指してきます。

 これで気兼ねなく次スレへどうぞ〜です。
987953:2005/06/10(金) 23:19:10 ID:NDf1n1XY
 ああっ・・・連投ほんとにスマソ。
 アレだけ推敲したのに、どう考えても文章が通じないところを発見してしまいした。

 18
×日比谷がそう語りながら見つめるその困惑の混じったまなざしに、彼女は彼の機嫌を損ねたかと一瞬危惧した。 
○彼女はそう語りながら、自分を見つめる日比谷の困惑の混じったまなざしに、
彼の機嫌を損ねてしまったのかと一瞬危惧した。

 他にも誤字脱字ありますが、脳内補完のほう、ヨロシクです。
988名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:24:22 ID:+gjI8mN/
(*´Д`) '`ァ'`ァ
989名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:49:25 ID:9b7DlPJt
ワタポン少数派かと思って諦めかけてたけど…ネ申、ありがとう(*´Д`)萌え死なせてもろた
990名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 14:54:25 ID:2v2Fm8U9
>>986
ネ申GJ!
萌え死にま…す(*´Д`)ハァハァ
一任称「俺」のわたぽんに禿しく萌えw
スレの最後にいいもの見せてくれてdクス!
991名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 16:08:33 ID:524iKT4b
保管庫管理人です。ログ保管しましたので新スレ移行をドゾー
保管庫収納はしばしお待ちを。

>>986
「俺」わたぽんにハゲあがるほど萌えました!ご馳走様です。

次回スレを建てる際(気が早いですが)、テンプレの改訂を忘れないように
>>907さんが直してくださったテンプレを新スレにも貼っておいたらと思うのですがいかがでしょう。
992名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 18:27:06 ID:ZyNj+mgh
ご無沙汰しております、保管庫管理人です。
ええと、991さんが管理人を名乗ってらっしゃいますが、私は991を書き込んではおりません。
レスの内容もとくにマズいわけでもないのでわざわざ言わなくてもいいかな、と思ったのですが
どうにも真意が見えなくて気持ち悪いので、一応。
993保管庫”管理”人:2005/06/11(土) 18:29:11 ID:ZyNj+mgh
メル欄と名前欄間違えた…申し訳ありませんorz
994名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 21:42:33 ID:920xeDJp
管理人さん乙です。
トリップ付けて倉庫のほうにも貼り付けておいたほうがいいかもしれないですね。
スレ全体を揺るがすようなトラブルは無いとは思いますが、
一応保険代わりにでも……。
995名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 21:48:33 ID:6NKhqq6j
((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
996953=956
 お目汚しだとおもいつつ投下しましたのに、
988-990タソ、萌えていただきましたうえ、感想までいただいて、
こちらこそありがとうございます。
 ワタポンが絶対かっこよく成長しているだろう3年生時代を
全く見ることができなくて非常に残念な思いと、
私個人の萌えシチュをミックスさせてもらったので、
何かと突っ走った内容になってしまいました。
 最初に萌えのきっかけを下さった方に感謝いたします。

 992管理人様、いつも乙彼さまです。
 991の内容の真意のほどは分かりませんが、本物様が早くに登場いただいたおかげで、
混乱せずにすみました。
 これからもよろしくお願いいたします。

 >991タソ 感想ありがとうございました