1 :
名無しさん@ピンキー:
かつてあれほどのムーブメントを巻き起こした
この作品のエロパロがなぜない!?ということで立ててみました。
とりあえずSS、ハァハァ雑談、絵などマターリやっていきましょう
,、‐'''''''''ヽ、
/:::::;;-‐-、:::ヽ _,,,,,,,_
l::::::l _,,、-‐"iiiiiilllllllllllliiiiiiiー-ゞ:::::::::::ヽ,
ヽ::`/: : : : iiiiiilllll||llllliiiiii: : : :ヽイ~`ヽ:::::::i/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. /;,..-‐、: : : : : l|l: : : : : : : : : : : : : \ ノ:::::}| やったね! トラトラトラのしまじろうが
>>2ゲットだよ!
/: /: : : : :`.: : : : : : : : :/´ ̄\ : : : : : ヽ:::ノ | みんな、たまにははやくねてみよう! はやおきはさんもんのとくだよ!
. !: : : :iflllli、: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.! |
|: : : :llllf l: : : : : : : : : : :.iflllli、: : : : :<iii| |>1ちゃんへ いいすれっどをたてたね! これからもがんばろう!
|: : : :|llll |: : : : : : : : : : .llllf l: : : : : : : : :.| |>3ちゃんへ こんどは
>>2をとれるようにがんばろう!
|: : : :.!lllll!' : : : : : : : : : : |llll |: : : : : : : : :i<>4くんへ まじれすしようかどうしようかまよったのかな?
/: : : : : ○ : : .!lllll!' : : : : : : : :.i |>5ちゃんへ おまえみたいなばかはおとなになってもやくにたたないからはやくしのう!
 ̄|: : :" ,,,,,,,,,,,,,|____ : : : : : : : :.<iii/ |>6くんへ がきのうちはなんでもゆるされるとおもったらおおまちがいだよ!
. /!.: |:::::/  ̄''''''''l ヽ: : : : :-─/─ |>7ちゃんへ もういいいからしね!
ヽ ヽ/ ノ : : :ヽ/ |>8いこうのみんなへ いつかはしぬんだからはやめにけいけんするのもじんせいだよ!
\ \,,_ _,,,/ : /\ \____________________________________
`''‐、、__  ̄ ̄ __,,,、-‐"
. //:::::/ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ノ::::/\
. / /:::::/ ` ̄ ̄ ̄/:::::/. \
2ゲト
せっかくなので3ゲット
あ 頭にパルック乗っけた神様をみたのだ〜
即死回避。
お鈴ちゃんとしいねちゃんできぼん。
保守ついでにセラビーと(縦ロールじゃないときの)ドロシーちゃんできぼん。
このペースだと落ちるんじゃないの?
やっこちゃんとか?
マリンは?
セラドロで一つおながいします
マリンなら、リーヤ兄との人違いネタキボン
セラドロ読みたい〜。
でもしいねちゃんとお鈴ちゃんも気になる。
チャチャとリーヤは……想像できない(w
リーヤ襲えワラタ
30まで定期的に保守。
チャチャとリーヤならチャチャがリードしてそう。
チャチャは耳年増か目年増っぽい。
ポピィ君とナミとかも有りだろうか。
片思い萌え…
成獣になった狼のリーヤと、チャチャ。
大きくなってるだけなのに、なんだかエロい!?
でも本命は、セラヴィ&黒髪のドロシーちゃんw
17 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 02:22 ID:UZKwliP1
保守。
たまにはあげ
ラスカル先生とまやちょん(だっけ?)とかもいい感じかと。
まよちょんとラスカルも忘れちゃいかん保守
>>15 禿同。せめて2次創作で幸せな二人が見たいよ
21 :
名無しさん@ピンキー:04/04/19 05:42 ID:ioUwbybo
やっこちゃんLOVE
キチクセラヴィが見たい!
って、ありゃ素でキチクかw
ほっしゅ。
キチクバラバラマン先生…いたそうでとてもこわいのだ。
ほしゅほしゅ。
いつも思うのだが、バラバラマンらバラ人間はどうやって子どもを作るんだろうか。
入れたら裂ける気がするんだが…
そこで剃棘プレイですよ!
チャチャとリーヤの子供はやっぱ半分狼なのかな…
めっさ子沢山そうだが。
はぁうっ!
いつの間にかこんなスレが……!
仕事の都合で毎日チェックできるわけではないのですが
次にここにくるときまでに即死回避できてたら
セラヴィー×黒髪ドロシーで
甘々SS投下してみたいなあ。
とりあえずホッシュ。
即死回避キター!そんなわけで
>29 お待ちしてます。
セラドロお待ちしてます(´д`*)
セラドロ、ラスカルまやちょん、
あとしいねちゃんとクノイチのコのSSキボンヌ。
( ´∀`)σ)∀`)
よくばりだなぁ>33
だって多いんだもん!
(妄想が)
リーヤとチャチャのエチーがどうにも想像できない。
マリンに嫉妬したチャチャを宥める→エチーって流れか?(;´Д`)ハアハア
'`,、('∀`) '`,、
38 :
名無しさん@ピンキー:04/04/28 04:18 ID:W0qbYvMg
人目につくように一回ageとく。
39 :
名無しさん@ピンキー:04/04/28 10:57 ID:WeG85yUE
ラス×まや書いてみたいな…でもプロセスは原作でもかなりやってるから、エチをハードにしないと面白くないかな?
どーでしょ。
>39 プレイはハードでもラブラブなら漏れ的には大歓迎。
セラドロは王道すぎなので、やっぱしいねちゃんxお鈴ちゃんキボン
クノイチの修行で、いよいよ房中術を学ばねばならない事になり、
修行は仕方無いけれど初めてはしいね様にと、告白するお鈴ちゃんが見たい・・・
チャチャ結婚後、城で一人暮らしを始めたしいねちゃんの通い妻になるお鈴ちゃん…
ハァハァ
>>39 原作でも、あの二人はひっついたよー、っていうおちだけだったしなぁ
プロセスもそれなりに補完されたひ
セクースが激しくても全然よし(´д`*)ハァハァ
44 :
名無しさん@ピンキー:04/04/28 19:48 ID:fB08u24c
ポピィ君萌え
ぽぴー×どろしー若しくは反対は?
偶然、謎のセールスマンからどろしーちゃんを元の姿に戻す薬を購入し、
どろしー宅襲撃&陵辱の計画を立てるセラヴィー先生。その計画を扉の向こうで
偶然聞いてしまったチャチャは、しいねちゃんにどろしーちゃんへの伝令を頼むと、
時間稼ぎのため、リーヤと共にセラヴィー先生に立ち向かう!
「なんか思いっきり勝てそうにないけど、弟子としてセラヴィー先生の暴走を許すわけにはいかないわ!」
「おー! なんかカッコイイぞチャチャ!」
「やれやれ、弟子が師匠に逆らうとは。チャチャには少しきついおしおきが必要ですね。」
みたいなのきぼんぬ
セラどろ…(;´Д`)ハアハア
48 :
名無しさん@ピンキー:04/04/29 17:42 ID:xJBPPbbA
期待あげ
もしやセラチャ?
(´-`).。oO(ぽぴー×どろしーが見たいな…)
セラどろ期待
52 :
名無しさん@ピンキー:04/04/30 20:25 ID:fQD7WqdS
黄金週間の割にレス少ないなあ。
ちょっとあげますよ。
ラスカル×まやちょんマダー?
女体化でもいいので市松×ポピィとか平八×ポピィとか希望したら腐女子ですか?
>53
801板行けって言われそう。
俺的には冒頭や名前欄に注意書きしてくれれば別に構わないけど。
チャチャ×リーヤが禿しく見たい!
未だに香○君を見ると「リーヤァ〜」とか思ってしまう自分はダメダメでつか?
56 :
名無しさん@ピンキー:04/05/03 13:35 ID:xoTPe28Z
>55 チャチャ攻め?
漏れの各カプのイメージは
セラヴィー×どろしー 鬼畜。道具や魔法を駆使しそう
ラスカル×まやちょん ラブラブ
リーヤ×チャチャ お互い初めてなので試行錯誤。獣姦も有り・・・か?(漏れ獣姦苦手だけど)
しいね×お鈴ちゃん ラブラブもしくは陵辱(チャチャにふられた腹いせとか)
ポピィ×ナミ ラブラブ
>>56 チャチャは攻めだろ?
リーヤ「はうはうはう〜〜よくわからないのだ〜〜〜」
チャチャ「リーヤ、私にまかせて!!」
ってな感じで。
どうでもいいけど
某サイトで
チャチャ達「どろしーちゃん、おっぱいでないのー?」
どろしー「でないわよ、そんなもん」
セラヴィー「じゃあでるようにしてあげましょうかね」
ってな漫画があってニヤニヤした気がするが、知ってる人います?
>>58 |ノ
時代からかチャチャのセラドロ扱ってるサイトってほとんどないんですよねぇ
そのサイトの2コマ漫画にはわらったけど、少しガカーリ(´д`*)
60 :
名無しさん@ピンキー:04/05/06 10:43 ID:dMu49p2r
セラヴィー×チャチャ母ってのもありだな
62 :
通りすがり:04/05/08 03:02 ID:h7UQuHPh
懐かしくなって小説書いてみました。
セラどろです。初書きなのでキャラずれてるかもしれません。
鬼畜少々入ってます。
いやだなーと思った方はスルーして下さい。
どうしてこういうことになるのよ!
私はいつの間にかセラヴィーに組み伏せられていた。
おまけに体は動かないし…まさか…
「あんた、さっきの紅茶の中になにか入れたでしょ!」
テーブルの上にはまだ片付けられていないティーカップが5つ。
私とセラヴィー、それにしいねちゃん、チャー子、犬の分。
今子供たちは外へ遊びに行ってる。
「まぁ、入れたのは事実ですけど…体が動かないのは薬のせいじゃありませんよ?」
セラヴィーはいつもとは違う笑みを浮かべて続ける。
「それぐらいの魔法も解けないのに僕を狙うなんて止めたほうがいいですよ」
「何よ!これぐらい!!」
と言ったはいいものの、全然解ける気配がない。
おまけに少しずつ力が抜けていくみたい…
「何の薬飲ませたのよ…」
覇気が無くなっていく。これじゃセラヴィーの思うツボだわ。
「直にわかりますよ…」
「ちょっ、待って!」
いきなり首筋を舐められた。
「やっ…!!」
自分でも変だと思うほど感じてしまい、つい声が出てしまった。
うそ、まさか…
「媚薬……?」
「どろしーちゃん大正解♪」
今度はいつもの無邪気な笑顔で笑う。いや、邪気はあるんだけど…。
「世界一の魔法使いは何でも出来るのね」
皮肉めいて言ったが効果はなさそうね。それにしてもよりによってこんな薬飲むなんて…油断してたわ。
「やぁっ!!」
服が少しずつ脱がされる。首筋を吸われてて抵抗できない。
「止めなさいよ!」
「どろしーちゃんが金髪に戻ってくれたら止めてあげますよ」
耳元で囁かないでよ。無駄に感じちゃう…
それに戻れるわけ無いじゃない!魔法が使えないのに!!
「んんっ!」
唇を奪われた。舌が入ってきて私のと絡まる。
室内に水音が響く。顔が熱い。こんな反応したら余計煽っちゃうじゃない!
「どろしーちゃん、顔赤いですよ?」
「普通なるのよ!」
あ〜もう、案の定喜んでるじゃない!
「じゃぁ、もっと赤くしてあげますよ…」
そう言うなりいつの間にかさらけ出されていた私の胸をぐにぐにと揉んでいく。
そんなに強くしないでよ、痛いってば…
「はぁ…はぁっ…はぁ…」
呼吸が激しくなっていく。肝心なところは触られていないのに。
「ここ、固くなってますね」
「あぁっ!」
親指と人差し指で摘まれる。伸ばされたり、捏ねられたりするたびに声が漏れてしまう。
もう、頭の中に抵抗、なんて意識は残っていなかった。
声を上げないようにするという意識は残っているけど、我慢できなかった。
「んふっ…んっ、ん…っ!」
今度は爪で弾かれて…やだ!体が熱い…!
「そんなに気持ちいいんですか…?」
「何言って、ちがっ、あぁっ!」
口の中に含まれて舌先で転がされる。
なんかいいようにされてる感じがして嫌になる。けれどこの快感には抗えなくて。
「んぁっ、やぁっ、あっ、もうやっ…」
「やだったらそんなに喘がないで下さいよ。煽ってるようにしか思えませんよ」
セラヴィーの手がお腹の下、ちょうど足の付け根あたりまでのびてくる。
私は自分の意志とは裏腹に足を広げてそれを受け入れてしまっていた。
下着の上からちょうど割れ目のところをなぞってくる。
「あっ…!」
「下着の上からでもわかりますよ」
くちゅっ、といやらしい音を立てて指が下着の中に入り、直に触れてくる。
もう我慢できない。さっきから限界なんだから…!
「あっ、あっ、あぁっ、んっ」
こんなに声を上げているのにも関わらずセラヴィーは周りをなぞるだけ。
腰を動かそうにも魔法で固定されていて動かない。
やだ、もっと、もっと…!
「すごいですねぇ。どんどん溢れてくる。まだ肝心なところ触ってもいないのに」
「っあぁ、もっと、もっとぉ…」
「もっと、なんですか?」
どうやらつい口走ってしまったらしい。
言えるわけ無いじゃない。言ったらそれこそ人生の汚点よ!
「あっ、あっ、あっ、あぁっ…」
「薬のやっと効いてきたようですね。どろしーちゃん、気持ちいいですか?」
「そんなっ…やっ!!」
ついに下着を脱がされてしまった。こうなることはわかっていたけど恥ずかしい。
「ここは金色のままなんですね」
「うるさいっ…」
いつもはちゃんと髪と同じ色にするけどそんな暇与えてくれなかったじゃない。
一段とくちゃくちゃと音が大きく響く。
「ふぁっ、あっ、あっ、ひぁっ」
なのに肝心なところは触ってくれない。体の内側が熱くて、どうにもできない。
この男だけには言いたくなかったけど……
「…って」
「なにか言いましたか?」
聞こえているくせに。
「もっと、さわって…!」
「素直でよろしい♪」
ずっと周りを嬲っていた指は一番感じるところに触れた。
「あぁっ!あっ、いいっ…!」
今まで与えられなかった快感に素直に体が反応した。
比べものにならないくらい良くって…!
「あっ、あっ、ゆ、ゆびっ、いれ…てぇ」
あまりの良さに呂律が回らない。
「こんなときまでどろしーちゃんはワガママなんですねぇ」
ここまでしたのはどこのどいつよ!心の中で悪態をついた。
「んんっ!あ、あぁっ!」
指が一本難なく入った。でも、まだ足りない…
「もっと、もっとっ…」
「どろしーちゃん、やらしいですよ」
「あぁ…っ!!」
指が二本、合計三本の指が私の中で別々に動き始める。
部屋中に響く私の声とアソコの音。にじんでよく見えないけど笑っているセラヴィーの顔。
いくら薬のせいだとしてもおかしいくらいに私はよがっていた。
「あっ、ふぅぁっ、あぅ、んっ…」
こわれちゃいそう。一番見せたくなかった自分の痴態をこの男に見られている…
「んっ、あっ、はぁっ、いぃっ」
指の動くスピードが上がる。私も昇りつめていく。
「んあっ、あっ、あんっ、ひぃあっ、い、いっちゃっ…」
「どうぞ、イっちゃってください」
親指でそんなとこ捏ねられたら…駄目っ……!
「い、イクっ、あぁーーーっ!!」
頭の中が白くなり一気に、果てた。
「はぁっ…、はぁ…、はぁ…」
まだセラヴィーの拘束は解けることがなかった。
体が熱い…
「そんなに声だしちゃ外に聞こえますよ」
こんなに声出させたのはどこの誰よ!
なんて言える気力なんて全然残ってないんだけど。
「…いい加減これ、解きなさいよ」
「まだ満足してないくせに」
「なっ…!」
セラヴィーの先端が私の濡れたトコロににゅるにゅると擦り付けてきた。
「あっ……あぁ…ん…」
体が素直に反応する。擦り付けてくるだけだから焦れったい。
また遊ばれてる。
「やっ…あぁ…」
「どろしーちゃん、自分から腰動いてますよ…」
「え……?」
いつの間にか拘束は解かれていたらしい。
「そんなに欲しいんですか?」
「んっ…あ、あぁっ…」
本当に意地悪。わかっているくせに。
「っあ…!ほ…し…!」
「何が…?」
目の前の快楽に溺れていく私を見て笑ってる。
こんな屈辱…初めてよ。
「セラ、ヴィ…の…ちょ…だい…!」
更に笑う予感がして、一瞬頭が真っ白になった。
「っ、あぁっ!!」
「すごい熱いですよ、どろしーちゃん…」
私は自分の腕をセラヴィーの背中に回した。
それを合図に強く揺さぶられる。
「あぁぁっ、あんっ!あっ…!」
瞼を閉じると火花が散った。強く突かれるたび、それは激しくなる。
耳元で荒い息遣いが聞こえる。この男でもこんな反応するのね。
「ひぁっ…いっ、いぃっ!」
さっきとは違う質量感。いっぱい入ってる感じ。
そのせいかやらしい音は大きくなっていた。
「っ…、いい加減…どろしーちゃんの正直な気持ち…聞かせてくれませんか…?」
私の喘ぎ声や荒い息遣いで途切れ途切れに聞こえた問い。
いい加減答えてあげようかしら。
私も、好きだということを。
「あんっ、あっ、あぁぁっ…、んっ…」
スピードが速くなる。どんどん昇っていく。
「んっ、あっ…イっちゃ…も、だめっ…!」
「はっ…いい、ですよ…イって…」
呼吸をする暇がないみたい。
背中に爪を食い込ませた。
「っあ…あっ、ああぁっー!!」
「っ……!」
どくどくと熱いものがいっぱい注がれる。
セラヴィーが離れていった。
「あとで答え、聞かせて下さいね…」
そのあと、私たちはいつものように子供たちと夕食を食べた。
まだ体から気怠さが抜けなかった。
セラヴィーは皿を洗っている。そんなの子供たちにさせたらいいのに。
そっと近づいて耳打ちをした。
「今度はちゃんと髪の毛の色戻すから今日みたいな真似はよしなさいよ」
〜完〜
ブッ(鼻血の音)
ギャーいいよ通りすがりタン!朝っぱらから燃えたよ!
おお、これがあの有名なジエンバレの人か。
あははははあんたどこのひとだ?そうだそのひとだよ。
74 :
名無しさん@ピンキー:04/05/08 13:47 ID:MgOdKqpU
チャチャスレできたのかぁ。 しいね×お鈴が読みたいです。 通りすがりさんの良かったです。どろしーもセラビィ好きだったのか(〃ω〃)
おお、せらどろ神がキター! (*´д`)ハァハァ
せらどろキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
切り込み隊長乙です!
鬼畜気味なのにラブラブでハァハァ
待ってますた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!
どろしーちゃんエロカワイイ(*´Д`)ハアハア
せらどろの神に触発されて、古本屋からチャチャ全巻買ってきますた。
小学生の時は全部集めてたんだけどなーアニメも見てたんだけどなー。
懐かしく思いながら再読しました。
読み終わったところで せ ら ど ろ に目覚めますた(*´Д`)
怖いビデオ一緒に見るところとか誕生日プレゼント保存してるところとかイイ!
いつか小説投下しにくるかも…
チャー子と犬もいいなー
どろしーちゃんの「しいねちゃん!チャー子!犬ー!」って呼び方がえらく好きだ…
81 :
名無しさん@ピンキー:04/05/13 01:59 ID:y9Hl2iUG
>79 首を長くして待ってます
自分も神に触発され古本屋で全巻購入。
同じく 目 覚 め ま す た。
ここってアニメ版派と漫画番派、どっちが多いの?
85 :
名無しさん@ピンキー:04/05/13 23:14 ID:y9Hl2iUG
>83 私は原作派。
これだけじゃなんなので、
やっこちゃんの薬で一騒動が起きるSSキボンヌ。
>>83 テレ東映らない田舎育ちなんで、自分は原作派です
保守!!!
88 :
名無しさん@ピンキー:04/05/17 13:54 ID:lVqEME4m
このスレに触発されて自分も押入の奥にあった原作を引っ張り出して再読。
萌えに萌えたけど後日談のしいねちゃんが哀れでならない・・・
>88
そこで補完SSですよ。
ポピどろキボンヌと言ってみる。
純愛ぽく。
92 :
名無しさん@ピンキー:04/05/19 15:23 ID:KTlGZeW8
エロ的にはともかく、平八&父が好きだ!
セラかーちゃんが出なかったのがつくづくオシイ。
平八はどー見てもとーちゃん似だけど、セラは似てない・・・ということは
かーちゃんは大悪魔な性格か?と期待してみる。
火星一の大魔王使いに調教される次期大魔王のSSキボンヌ
94 :
名無しさん@ピンキー:04/05/19 21:57 ID:YsbEFF+g
>93 そういえば大魔王使いになったんだっけw
平八はあの女体化ステッキでポピィ君にいたづらするっていうシチュがありそうだがそれは801か…
平八ってポピィ君以外に絡みがなかったからな〜。
ユーリン、リーラン(←どっちが男でどっちが女か忘れた)とかがいいかな?
いずれにせよセラヴィーは童貞なわけです
96 :
名無しさん@ピンキー:04/05/20 11:41 ID:oBrk7xGC
天才だから童貞でもさぞうまかろう。
AVやその手の本1回見れば完璧だ。
セラヴィーって、金髪のどろしーちゃんそっくりのダッチワイフ持ってそうで嫌なんだよな。
エリザベスのことじゃなく。
98 :
名無しさん@ピンキー:04/05/21 21:56 ID:HTq8qr+Q
>97 パルックさんが言おうとしてた秘密はそれかw
ワロタ
でも納得
>>97 無駄に器用な手先と無駄に強大な魔力と無駄に豊富な知識でもって、
人形というより人造人間(ホムンクルス?)みたいなの作ってそう
やっぱり木の股から産まれた悪魔だったのだ。
102 :
名無しさん@ピンキー:04/05/25 11:52 ID:UCBZ/18/
なるととアメデオの年が大して変わらないのを見ると
ラスカルとまやちょんはすぐケコーンしてすぐ出来ちゃったんだな
ラスカル先生はまやちょんにもムチでビシバーシなの?
>102
むしろ出来ちゃって結婚したのかもしれん
鬼畜なバラバラマンが激しく見てみたい…。
相手の肌、刺しまくりな感じで。
バラバラマン先生の相手はMじゃなきゃ務まらないって事か。
バラバラマン先生はやっぱMがいいな〜。
まりんちゃんあたりに言葉責めされてるのが似合いそう。
108 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 13:06 ID:G3GEvBAv
どろしーちゃんとまやちょんにいじられてそうだな
マリンとリーヤ兄とか。ないかな
110 :
名無しさん@ピンキー:04/06/01 21:27 ID:9sXspEU0
大人になったポピィくんとナミで
hoshuuuuu
112 :
名無しさん@ピンキー:04/06/09 16:00 ID:PbDt9atV
人がいない・・・(つД`)
114 :
名無しさん@ピンキー:04/06/09 19:34 ID:cDjyVPij
しいねちゃんは未だに自分の中でNo.1アイドル。
昔は本も買いあさったもんさ…。
リーヤの中の人は今もアイドル…といっていいものか。
そういや慎吾だったなw
117 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 13:35 ID:+Wy8wvMS
118 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 14:50 ID:m1mYwJzO
リーヤ好きだったなぁ
慎吾結構うまかったよね、声優じゃないのに。
やっぱり慎吾がでてたから、主題歌君色思いだったのかな?
自分はチャチャで香取君を知り、スマップを覚えまつた!
小学生の頃、数週間前まで大地君ファンだったのにチャチャが始まって即しいねちゃんファンになった
気がする。
その昔ショタ男の間でしいねちゃん陵辱が流行ったというのはホントなのか?
さもありなん。
なっんっでっもできるは〜ずだわ
そこ〜にあ〜るものでぇ〜
じゅ〜もんと〜あたま〜は〜つかいよ〜う〜
たららららら たったったたらら〜らら〜らららら
125 :
名無しさん@ピンキー:04/06/21 09:42 ID:rvHVL+GA
保守age
126 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 06:48 ID:5FxSydRY
らーらら、らーらら、ららららーらー、これからはーじめて僕達のぉー、夏がやぁってくるよぉー、ららららーらー、ちゃーん。
127 :
名無しさん@ピンキー:04/06/25 08:53 ID:ZYgex6JC
それを言ったら>124なんてプリ○ィサミーだぞ…
129 :
名無しさん@ピンキー:04/06/26 03:57 ID:HfntF5c3
>>128 そうだったのか…、こんな曲あったっけ?なんて必死に考え込んじゃったよ。
>126の姫ちゃんの曲は何となく覚えてるんだが。
130 :
名無しさん@ピンキー:04/07/01 18:46 ID:1rkdS23O
「あああああ!もうやめて!イっちゃうよぉ!」
悲しげに叫ぶ女性の声が家中に響いた。声の主の名はチャチャ。
「もっと色んな事して俺とのガキをつくってくれよ・・・」
一方、相手は物足りなさげに言った。彼の名はリーヤと言う、れっきとした狼人間だ。
その点、チャチャは頂点に後一歩と言うような感じでいる。
(初SS。すまないが、誰でもいいので続きを。文章力ないから)
「ネット上の駄目なエロSS」まであと一歩だな。
ホッシュ
職人さん降臨までほしゅ
「あああんっ、りーやっ、すごいっ・・気持ちいいよぅ」
「すごいぞ、チャチャのココ、舐めても舐めてもどんどん溢れてくるのだ」
「ああん、リーヤもっとぉ!あぐっ!!・・リーヤ何してるのっ・・痛い〜抜いて〜」
「俺のチンチン入れてみたのだ。すっごく気持ちいいのだ。あ、擦るともっと気持ちいいのだ。」
「いやーー。痛いよーーー。やめてーー」
「やめたくても気持ちよすぎて止まらないのだー。ハァハァ」
本能で生きるリーヤであった。おわし
今香取が頭をチラついて、激しく欝になりますた・・・
136 :
名無しさん@ピンキー:04/07/18 11:50 ID:1GeUryPi
モスキーちゃんととでかいこはどうやってセックルするんでつか
ほしゅなのだ
「いでよ、ss!」
「スーパースターがでてきたのだ!」
「…」
139 :
名無しさん@ピンキー:04/07/30 22:15 ID:fHYYrC99
139ゲット
キューちゃんという単語が出てこないな。
あれほどイイ味だしてる変態なのに・・・
あえて短編集からはどうか、といってみる。
チャチャぢゃないけど…
142 :
名無しさん@ピンキー:04/07/31 12:29 ID:KJmMelyL
やっこちゃんに責められながら最後には入れてって言わせたい
143 :
名無しさん@ピンキー:04/07/31 12:33 ID:fkjkqbU3
144 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 18:29 ID:ciTk3ISj
エイジ
145 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 22:44 ID:Fs88ka7X
146 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 18:55 ID:LOHxEkNA
age
【単行本1巻第3話より】
「師匠がこれ(人形相手に会話する変態)
ですもの。弟子のチャチャって娘が超まぬけなのもうなずけるわ!!」
どろしーはなおも続けざまにいってやった。
「しいねちゃんも、なんだってあんな娘にくっついてんのかしら!?」
「チャチャのことを好きだからでしょう」
すらっと返して、世界一の変態魔術師・・もとい、セラヴィーは始めてそこでハッと何かに気づいた。
「まさか、どろしーちゃんが僕にくっついてくるのも・・・いけません。僕にはすでにエリザベス(人形)という恋人が・・・・」
「誰が、あんたみたい変態に惚れるかい!!」
魔法使い検定は続いていた。
検定は、弟子が師匠を追いかける鬼ごっこである。見事捕まえれば検定合格、一人前の魔法使いになれるのだが・・・
世界一の魔法使いセラヴィー。そして、魔女どろしーにはそれぞれ弟子がいて、まだ・・・おいつかない。
どろしーの悲鳴に、セラヴィーはるふるん♪と鼻歌を歌うと「ちがいますか。それは、ひと安心」愛しのエリザベスを持って高い高いした。
無防備な背中である。
その瞬間、魔女どろしーの目がキランと光った。
(ふっ・・・私があんたと一緒にいるのは・・)
その指がすかさず完璧な印を組む。
現れるは、元素物質組成の魔術。
(あんたを、魔法使い世界一の座から引きずり下ろすためよーーーーーっ!!)
巨大なハンマーが無防備な背中を襲う!
ふと、セラヴィーが呟いた。「や。ハチだ」
べしーーーっ!
どろしーの組成を遙か凌駕するスピードで作成された、『巨大ハエ叩き』。
叩きのめされ潰れたどろしー。
「あ」
やりすぎちゃいましたか・・と、セラヴィーはちょっと思った。「えっと・・ですね。どろしーちゃん・・、ハチがいたんですよ。本当ですよ・・」
「刺されると腫れます・・」
思わず焦って、言い訳めいたことをおずおずと言ってみたりする。謝らないところがこの男の本性である。
どろしーの反応はない。
「・・・。」
屈んで、やわらかそうな頬をつまんでうにょーんと引っ張った。
「起きて下さい、どろしーちゃん・・・」
完全に気絶しているどろしーは、いやがるそぶりすら見せることがない。
「・・・・・・。」
・・・これは・・・
セラヴィーの意図を反映して、腕の中のエリザベス(人形)がかわいらしい声を立てる。
「とーぶん、起きそうにないわよ。セラヴィー先生!!」
腹話術でそう言っておいて、セラヴィーは困った顔を作った。「困りましたね・・・」
しばらく、起きそうにない。
「ただ起きるの待っててもつまらないし・・・」
薄く、笑った。
無防備に気絶するどろしーの腕を掴むと、野っぱらのど真ん中で肩を押し、仰向けに寝かせる。
「いけませんねぇ、どろしーちゃん。こんなところで寝ちゃあ、何されるかわかりませんよ?」
どろしーの組成を遙か凌駕するスピードで作成された、『巨大ハエ叩き』。
叩きのめされ潰れたどろしー。
「あ」
やりすぎちゃいましたか・・と、セラヴィーはちょっと思った。「えっと・・ですね。どろしーちゃん・・、ハチがいたんですよ。本当ですよ・・」
「刺されると腫れます・・」
思わず焦って、言い訳めいたことをおずおずと言ってみたりする。謝らないところがこの男の本性である。
どろしーの反応はない。
「・・・。」
屈んで、やわらかそうな頬をつまんでうにょーんと引っ張った。
「起きて下さい、どろしーちゃん・・・」
完全に気絶しているどろしーは、いやがるそぶりすら見せることがない。
「・・・・・・。」
・・・これは・・・
セラヴィーの意図を反映して、腕の中のエリザベス(人形)がかわいらしい声を立てる。
「とーぶん、起きそうにないわよ。セラヴィー先生!!」
腹話術でそう言っておいて、セラヴィーは困った顔を作った。「困りましたね・・・」
しばらく、起きそうにない。
「ただ起きるの待っててもつまらないし・・・」
薄く、笑った。
無防備に気絶するどろしーの腕を掴むと、野っぱらのど真ん中で肩を押し、仰向けに寝かせる。
「いけませんねぇ、どろしーちゃん。こんなところで寝ちゃあ、何されるかわかりませんよ?」
さらさらしたサテンのドレスごしに、胸元をさぐるとむにっ、豊満な感触。
「駄目ですね。胸ばかり大きくなったじゃないですか」
手のひらで感触を楽しみながらしつこく揉む。布越しでも分かる形の良い乳房にセラヴィーは生唾を飲んだ。今すぐこの邪魔な布地を破って思いっきり揉みしだきたい!
けれど、乱暴に扱って目覚められたら面倒だ。
目を細め、「ほら、どろしーちゃん。貴女のおっぱいが僕の手の中でこんなにいやらしく形を変えていますよ」耳元に囁く。しかし、どろしーの睫毛は閉じたままで、ぐったりして、まだ、反応がない。
けれど、揉みながら指で探るとどろしーの乳頭に小さなしこりが出来ていた。指でつまむとコリッとした感触。
気絶しながら・・感じているのだ。
「あら、寝てるのに感じちゃってるなんて、スケベなどろしーちゃんね」
「かわいいエリザベスとは、こういうところが雲泥の差ですね」
クッと笑って、セラヴィーは会話する。そのまま、親指の腹でどろしーの乳首を押しつぶした。
刺激に押されて、気絶したどろしーの唇から吐息が漏れる。
「・・・ぁ…・」
耳心地良いどろしーちゃんの吐息。モットキカセテクダサイ
セラヴィーの舌が、どろしーの少し開いた唇を舐る。
開いていた左手が、腰を触り、スカート越しの腿を撫で、下へ伸びた。
さわり、と吹いた野の風に、どろしーの耳元の白い花がなびいた。
身を起こし、臙脂のスカートを無遠慮にめくり上げると、セラヴィーは呟いた。
「白・・ですか」
純白のパンティに、ガーター。
「色気ないわね。どろしーちゃんなら、もっとレースびらびらでスケスケパンティ履いてると思ったのに」
エリザベス(人形)にかわいらしく言わせておいて、セラヴィーは覗き込んだ。
どろしーの膝の下に手を差し込み、両足を高々と持ち上げると、スカートがますますめくれ、白い内股と、むっちりとした桃尻が日の光に照らされる。
セラヴィーはおもむろに、どろしーの秘所を覆う薄い布地へ舌を這わせた。湧いて出てくるヨダレを、擦り付けていく。
ぴちゃ ぴちゅ
液体に濡れたそばから、どろしーの秘所を覆っていた布地は透けて、ぴったりとどろしーの肌にくっつき、密やかな割れ目や申し訳程度に生えた陰毛を顕わにした。
ぴちゃ
「・・ん・・・ぁ・・・」
どろしーの唇から、小さな喘ぎが漏れる。
セラヴィーは笑った。
「どろしーちゃんも、たいがいお間抜けですよね。ココにもちゃんと魔法をかければよかったのに」
こうすれば、よくわかる。
ほら。
セラヴィーはクイッとパンティを引っ張った。布地がギュッと食い込む。
「・・・んあっ」
まだ、パンティはどろしーの秘所をぎりぎりで隠してはいた・・・が、痛々しい程に食い込んだソレは、隠すのは秘所のみで・・・
セラヴィーの手によって、無理矢理外気に触れさされてしまった哀れなどろしーの陰毛は、金色。キラキラと日光に艶めいていた。
「僕のどろしーちゃん、こんにちは」
どろしーの魔法は、子どもの頃の美しい金髪を、似ても似つかぬ黒髪に変えてしまうことは出来ても、秘所を守る陰毛まで変えはしなかったのだ。彼女自身、そこまで想像しなかったのだろうし、乙女としての恥じらいが『そんなこと』をさせなかったのだ。
セラヴィーはその柔らかな陰毛を愛おしげに撫でると、クイッと人差し指を透けてしまったパンティの内側に挿入した。
「・・ふ・・あ・・あ・・」
少し、残念そうに呟く。
「あまり、濡れていませんね」
「・・んっ・・ぁあ・・・」
「どろしーちゃんったら、不感症なのかしら」
「・・あ・・っふん・・」
「処女ですからね。しかたありませんよ。エリザベス」
異物に対する抵抗が強い。。
「はぁ・・・はぁん・・・ん・・あ」
「そうね。でも、これだけビショビショになったら、せっかくの地味な白パンティも意味がないわ。セラヴィー先生の指がどろしーちゃんのお○んこに入っちゃってるのがよく見えるもの」
「・・はぁん・・っあ・・はぁはぁ・・・」
「そうですね・・・。じゃあ、こんな意味無いものは脱がしちゃいましょうか」
ガーターの紐を器用に外すと、一旦、指を抜き彼女の腰からパンティをゆっくりとずり下ろしてゆく。
濡れた白い布地は、もうどろしーの爪先に引っかかるだけ。
「いい格好ですね。どろしーちゃん」
股をM字に開かされた姿で、どろしーは気絶している。無防備な花弁を指で開くと、綺麗なサーモンピンクだ。
セラヴィーは、花弁のヒダへ舌を這わせた。
ぴちゃ
「んあっ」
ぴちゃ・・ ぴちゃ・・
「あ・・ああ・ふぁっ・・ふあぁっ」
縦筋に沿ってなぞり、外から内へ、内から外へ、ゆっくりと舌先を出し入れする。
ちゅぱっ ちゅっ
「はぁ はぁ・・・あ・・・・・あっ」
どろしーちゃんの尿道孔をちろり、舐め、舌先が豆粒のクリトリスを探り当てると、彼女の身体がびくん、震えた。
無意識に、内股を閉じようとしたのか、どろしーのすべすべで柔らかい腿がキュッとセラヴィーの頭を挟む。
セラヴィーは、強くク○トリスを吸った。
「ひぁ…ひゃあんっ」
どろしーの身体が強い刺激に反応して、痙攣した。内股がキュウッとセラヴィーの頭を締め付ける!
(やばっ)
どろしーちゃんの声が、夢現の喘ぎじゃなくなっている。目覚める!
やばいと思いながらも、セラヴィーの舌先はどろしーの変化を捉えていた。ひくひくしている膣。
(ん・・? これは・・・)
唾液以外のとろりとした蜜が、どろしーの奥からあふれでてくる・・。
セラヴィーはぴちゅっと卑猥な音を立てて、その蜜を舌先で絡め取った。どろしーの身体がびくん、と反応する。
「ひぁっ」
(これは・・これは・・)
ちゅっ ちゅぱっ じゅるぅ
「い・・・あっ・・・ふぅんっ やあぁっ」
(どろしーちゃんの愛液だあ!)
どろしーの声はもう覚醒していたが、セラヴィーは夢中になってどろしーのお○んこを舐めまわし、じゅるじゅるとどろしーにも聞こえる派手な音を立てて、愛液を啜る。
その度に、どろしーの身体は敏感に反応し、
「ふぅん・・・やあっ やめっ ああんっ あっ あっ いやぁっ」
拒絶のつもりか、細い指がセラヴィーの髪を掴む。
けれど拒絶も、しつこい愛撫にながされて力弱く。かよわいイヤイヤがセラヴィーの行為に拍車をかける。
(どろしーちゃんっ! どろしーちゃんっ! どろしーちゃんっ!!!)
キュッと閉じられた瞼から、ポロポロと零れる涙も、嫌悪か快楽か妖しいものだ。
「やぁッ……だめっ も・・・へんた・・い・・ふぁっ やめてェっ」
「これだけびちょびちょに感じまくってて、やめてはなないでしょう」
親指でおまんこを広げ、恥ずかしげにしまわれていたク○トリスを剥き出しにし、指の腹でクリクリといじる。
膣のより奥へ舌を挿入し、愛液をちゅぱじゅるる・・と音を出して啜りまくった後、今度は人差し指をしっかり濡らしてもっと奥まで・・・
「おねがっ もう・・おねがいっ・・あ・ああっ・」
「イきそうですか?」
低く囁く。
「どうしたんです? 気持ちよすぎて答えられないんですか? ねえ?」
「ち・・・ちがっ・・」
「良く聞こえません。はっきり言って下さい」
涙をこぼして快楽に耐える仕草がとても可愛い人だ。
「気持ちいいですか? ねえ?」
意地っ張りなどろしーちゃん・・・
指で一番感じる場所を探り当てた。
膣がぎゅうぎゅうに指を締め付ける。
「おねがっ・・も・・ゆるしてっ」
「・・何をです?」
「もうだっ・・だめぇえっ!!」
喘ぎの隙間のか細い声に、笑い含みで聞き返す。
・・もう、どろしーは
「イヤァアっ!!」
悲鳴に似た声を上げ、くたっと力を失った。
「ど、どろしーちゃんっ!?」
ハッと正気に返り、
「どろしーちゃん? どろしーちゃんっ!!」
身体を揺さぶり、頬を叩いて、初めてどろしーが小さく「んっ」と声を発したところでやっと・・・セラヴィーはホッと息を吐いた。
「・・・なんだ。気絶しちゃっただけですか」
感じすぎですよ。
・・・今度こそ、しばらく目覚めることはないだろう。
セラヴィーは、魔法でベビーベットを出すと、どろしーを寝かしつけた。野っぱらのど真ん中で非常識な変態である。
「ちょっとチャチャたちの様子を見てきます。エリザベス、どろしーちゃんを頼みましたよ」
連続カキコに滅ってきます。
どろしーは正式に結婚するまで未通だと。
セラヴィーは変態だから、ヴァージン・ロードというやつに妙な野望を抱いていそーだと。
GJ!変態セラヴィー万歳!
ageた甲斐があった〜〜!!
GJ!!
(´д`*)GJ!!
160 :
:名無しさん@ピンキー :04/08/09 12:13 ID:VwPSzYeU
いいねー!すごいいい!
俺も書こうかな。。。。
161 :
名無しさん@ピンキー:04/08/09 15:34 ID:vL1jcJs6
セラドロハァハァ
セラドリハァハァ
>>162 ドロシーをデートに誘ったら振られたので腹いせにドリスを攻撃魔法の実験台にするという事か?
165 :
名無しさん:04/08/10 09:35 ID:Iomw28iV
成長したチャチャたち。にゃんコハウスで「タッチ」みたいな展開希望
166 :
ドラ13:04/08/10 09:55 ID:XanKDhPK
>>126 その曲はスマップの「はじめての夏」ですな。
家にあるCDの中に君色思いと共に入っとったぞ。
168 :
名無しさん@ピンキー:04/08/15 15:36 ID:UvyoQ004
age
169 :
名無しさん:04/08/15 16:44 ID:F6eJJue6
もちリーヤ
しいねちゃん×子どもドロシー希望。
セラヴィーに殺されそうだけど。
獣姦きぼん
しいねちゃん×お鈴ちゃんを読むまでは落とせない…
書きたいなあ・・・・・・
書いて欲しいなあ・・・・・・
書いてください ・・・・・・・・・・・・・
書かぬなら 書くまで待とう 神とやら
掻いて掻いて〜
178 :
名無しさん@ピンキー:04/08/29 22:26 ID:fZAaOWvn
ちゃんとおいらがいるよ!
どろしーちゃん×ポピィくんの純愛ものキボン
180 :
名無しさん@ピンキー:04/08/31 21:02 ID:mBW/XIUl
ポピー君だったらナミちゃんとが(・∀・)イイ!!
期待あげ(´ー`)ノシ
>179
それいいね!どろしーちゃんは子供姿がいい個人的には。
182 :
名無しさん@ピンキー:04/09/12 02:10:56 ID:EkJuBcAM
寝るぽage
マリン×サナエ兄ちゃんきぼん
チャチャとリーヤ、結婚したはいいが子供の作り方とか知らなそうな予感。
バラバラマン×まやちょん
って需要ありますか…?
どエムなまやちょんハアハア
>>185 おぉ!意外な組みあわせ!ぜひたのみます
バラバラマンがどんなエチーするのが気になる...
188 :
185:04/09/17 14:18:28 ID:vgHV/IqN
バラバラマンとの絡みというより、触手プレイになるかもしれないです(´Д`;)
できれば三連休のうちに投下する予定です。
190 :
185 ◆GuTbk9G1MQ :04/09/19 17:59:22 ID:jCIO+hms
「(…動けない?!)」
まやちょんが目を覚ますと、両手両足と胴体が縛られ、身動きが取れなくなっていた。
「痛っ…」
縛られているといっても、縄ではなく、棘が付いた蔓でベッドに縛り付けられているようだ。
「くそっ!何なんだよコレ?!」
なんとか蔓を解こうとするものの、もがけばもがく程、蔓の棘がまやちょんの体にかすり傷を付ける。
「あまり動かない方がいいよ、綺麗な体に傷が付いちゃうからね。」
「バラバラマン?!」
ベッドの横にバラバラマンがいた、いつもとは違う、妖しい笑みを浮かべながら。
「おい!何のマネだ!早く解け!」
「何の真似?"ガキ共"じゃあるまいし、それ位解るでしょ?まやちょん先生。」
「ふざけるな…う…っ…」
まやちょんの口の中に、ヌラヌラとした蔓が滑り込み、じゅるじゅると卑猥な音
を立て、口腔内をかき回す。
「ふ…あっ…」
舌に絡みついたり、口中を這い回る蔓の動きに、まやちょんの"女"の部分が反応しそうになるものの、渾身の力で蔓を噛み切り、キッと睨み付ける。
だが、その行為をあざ笑うかの様にバラバラマンは冷たく言い放った。
「もう遅いよ、そろそろ効き目が現れる頃かな?」
「…?」
まやちょんの瞳に、うっすらと怯えの色が混ざる。
「さっきの蔓の粘液には、催淫作用があるんだ。まやちょんの"本能"が目覚めるように、ね。」
とりあえず、冒頭部分のみうpします。
初ssなので、お目汚しになったらすいません(´Д`;)
(;゚∀゚)=3ハァハァ
期待してまつ!
まやちょん(;´Д`)ハァハァ支援sage
どエムなまやちょん来ますか?
194 :
185 ◆GuTbk9G1MQ :04/09/20 21:14:29 ID:pNiPIWcG
「やめろっ!離せっ!」
まやちょんは恐怖心から、必死になってもがくが、蔓が緩まる気配はない。
それどころか、まやちょんを縛り付けようと動く蔓の棘で、チャイナ服が裂けていく。
「あぁ…っ。」
裂け目から下着が露わになり、羞恥心がまやちょんの頬を紅く染める。
「豹柄の下着なんだ、ラスカルの趣味なの?」
「んな訳…ねえだろ…っ。」
ラスカル以外の男に、一番の勝負下着を見られる屈辱を感じつつも、まやちょんの性感は徐々に高まっていく。
その否定の言葉は、反応してしまった自分に対するものでもあった。
「あぁ〜、だからあの時、まやちょんは豹になったんだね。」
あの時、とは課外活動で『ぶつどう動物園』に行き、アンドロイドのドウ君に豹にされてしまった時だ。
「貴様ぁっ!いい加減に…!」
バラバラマンの冗談めいた口調が気に触ったのか、まやちょんは強い口調になった。
「いい加減に…?」
バラバラマンの顔から笑みが消え、今まで見たことのない冷たい瞳に、まやちょんは凍りつく。
そして…バラ人間の怒りの証、"根っこ"がまやちょんの下着に絡み付いた。
「ひ…やぁ…っ」
必死の抵抗も空しく、根っこは容赦なく下着を引き裂いていく。
ブラの細いストラップは呆気なく切れ、パンツの両サイドの紐が緩む間もなく、Tバック部分が裂けた。
小振りだけど形のいい乳房。
その乳房の上の、桃色の小さな突起。
そして…愛液でグショグショに濡れ、紫の恥毛が張り付いた秘部。
「や…め…見るな…っ」
「やっぱり…感じてたんだ。」
根っこがまやちょんの割れ目を撫で上げた。
「あぁん…っ。」
「こんなにされて感じるなんて、凄く変態だね…。」
まやちょんは涙を浮かべて微かに首を横に振る。
拳法の達人で、いつも強気なのに、あられもない痴態を晒している…その事がバラバラマンのS心を加速させた。
「じゃあ、こんな事されても…変態じゃないって言える?」
根っこが乳房に絡みつき、うにょうにょと揉みしだく。
そして、蔓の先にある、小さな薔薇のつぼみが、すっかり大きくなった乳房の突起を気まぐれに擽った。
「ひあぁ…んっ…」
目をぎゅっと閉じて、なんとか耐えようとするが、体に力を入れる度に、愛液が溢れ、秘部がひくひくと動く。
"催淫作用"は予想以上のようだ…。
* * *
まだこれしか書けてないので、書き次第うpします。
筆が激しく遅くてスマソ
続きキテター! (AAry
> 筆が激しく遅くて
大丈夫でつ。じっくりゆっくりマターリと逝きませう。
たぶんラスカルが知らないまやちょんの…ハァハァ
197 :
185 ◆GuTbk9G1MQ :04/09/29 00:36:06 ID:a7toFtux
「これが…まやちょんの本性なんだね。」
蔓と根に弄ばれ、愛液を流し、淫猥な表情を浮かべている。
そこには、気丈な女拳法家の面影はなく、本能のままに喘ぐ牝の姿があった。
まやちょんの痴態を、バラバラマンは歪んだ笑みを浮かべ、満足そうに眺めていた。
「ひゃあぁんっ…あっ…ん…」
まやちょんは、"もう一人の自分"の目覚めを感じていた。
とても屈辱的なのに、それを性感として恍惚となる自分。
もしかしたら、これが本当の自分なのかもしれない…。
「おねが…い…もう…」まやちょんの快感の波と合わせるように、達しそうになると緩やかになる蔓の動きがもどかしく、涙を浮かべて懇願する。
「どうしたの?」
「いかせ…て…」
「どうやって?それと、人に物を頼むときはどうするんだっけ?この間の道徳でやったよね?」
生徒に接するような、優しい口調が、まやちょんの屈辱感を煽る。
「入れて…中に…お願い…します。」
理性が崩れたのか、涙で頬を濡らしつつも、わずかに自由が効く腰を誘うようにくねらせる。
『よくできました』と言わんばかりに、根っこでまやちょんの頭を撫で回しながら、
「バラ人間じゃないと、僕の入れたら裂けちゃうからね…」
数本の白い根が、まやちょんの太股を擽った。
訳あって携帯からなんで、改行が変だったらスマソ
神キテター!!!!
携帯から乙です!そうかバラ人間どうしは大丈夫なんだな(まあそりゃそうなんだろうけど。)
乙ー
閑話休題に、バラバラマン先生はバラ人間相手じゃないと性欲処理できないのか
オナヌーで済ませろって言われたら終りだけど
あの世界なら薔薇人間化する薬くらいありそうだ(高そうだけど)
安月給で買えないんじゃないの?
セラなら作れそうだが、ぼったくりそうだし
逆に薔薇人間を直そうとして失敗したんだっけか?
薔薇パワーアップさせてたね
204 :
名無しさん@ピンキー:04/10/16 21:59:08 ID:ax8djedE
保守的上計
このスレをageることが神の意思とのことです!!
ポピどろ、セラどろの三角関係でエロ無しですがどうでしょう?
純愛SSのほうがいいですかね。
初投下なのでかなり緊張してます。
207 :
名無しさん@ピンキー:04/11/02 19:43:39 ID:jxF3jb6e
age〜第四章
「席についてて。もうすぐできるから」
エプロンをしたどろしーが手招きした。台所には、パンの焼けるようないいにおいがただよっている。
俺はテーブルについた。
チャチャとリーヤとしいねちゃんは遊びに行っている。セラヴィーは買い物に行ったらしい。
つまり、この家には俺とどろしーしかいないのだ。
俺はなんとなく緊張したが、どろしーは上機嫌で台所にむかっていた。オーブンを見たり、棚から
何か取り出したり、忙しく動いている。曰く、ダイエットケーキなるものを作っているらしい。セラヴィー
の作るおやつはカロリーが高すぎると文句を言っている。カロリーひかえめ、その上食べれば食べる
ほど痩せていくケーキ……らしい。
「あ、今回は試作品だから、魔法薬とかは入れてないわ。安心してね」
ちょっとホッとした。ひょっとして実験台かと思っていたのだ。
「ポピィくんがいてくれてよかったわ。お茶の時間は、人数がいる方が楽しいもの」
どろしーが台所からこちらを向いた。優しい笑顔だ。普段チャチャ達を怒鳴っている凄い形相からは
想像もつかない。
チャチャ達に対する態度と違って、僕にはまだ遠慮もあるのだろう。こんなきれいな笑顔を向けて
くれることが多い。
そして僕は、どうやらその笑顔に一目惚れしてしまったらしいのだ。
――あいつなんかにゃもったいない。いつもそう思う。
いつまでたっても素直になれず、相手に優しくすることができない奴。
あいつは――セラヴィーは、泣くほどどろしーが好きなくせに。
どろしーに構ってもらいたくて、いつもいつも意地悪をしている。子供みたいに。
本当は嫌われたくないくせに。
「もっと優しくすればいいのに」
「ん?」
どろしーが返事をした。心の中だけのつもりが、言葉を口に出していたようだ。
「何か言った?」
「い、いや、別に…」
――俺だったら、そんなことはしない。好きな人には、いつでもそばにいて、優しい言葉を言って、
安心させてやる。
ふと、どろしーの後ろ姿を見た。忙しそうに作業をしている。長い黒髪が揺れている。
どろしーは、俺がこんなことを思ってるなんて知らないんだろうな。
俺のことは、チャチャやリーヤと同レベルだと思われているような気がする。不本意だけど。
……どろしーは、どう思ってるんだろう。あいつのこと。
セラヴィーのことは嫌いだと公言している。口を開けばあいつの悪口。普通に考えたら、好きなはず
はないのだが。
でも、それを確かめるのが怖くて、未だにどろしーの心は読めないでいるのだ。
「さー、できたわよ。ポピィくん、悪いけど、ちょっと運ぶの手伝って。紅茶淹れるから」
皿の上には焼きたてのケーキがきれいに等分されて並んでいた。ダイエットケーキというだけあって、
クリームなどは塗られていない。シンプルな作りだが、スポンジはふわふわで、表面はきつね色に焼け
ている。少しはちみつがかかっていて、カットされたフルーツが添えてあった。
「どう? 見た目も結構いいでしょ」
ケーキを並べている間に、どろしーは紅茶を淹れて持ってきた。
「では、いただきます」
俺はケーキを口に入れた。
「…おいしい」
素直な感想だった。お菓子のことはよくわからないけど、甘くなく、あっさりしている。やたら生ク
リームが塗ってあるものより、こっちの方が俺の好みだ。
「ほんと?」
「…嘘じゃない」
途端に。
どろしーの顔にぱあっと笑顔が広がった。
「よかったー。じゃ、わたしも食べよう。いただきます」
その笑顔に見とれていた自分に気づいて、あわてて下を向いた。
「あ、二人だけでケーキ食べてる。ずるい…」
いきなりセラヴィーの声がした。音もなく帰ってきたらしい。片手に買い物袋をさげ、一方にエリザ
ベスを抱いている。
「あんたの分はないわよ」
どろしーがセラヴィーに背を向けたまま冷たく言い放った。
セラヴィーは何か言いたげだったが、買い物袋を置いてどろしーの背後に回ると、隙を見てケーキを
一個まるごと口に入れた。
「あーっ!!」
「んー、ひょっと、粉っぽいですねぇもぐもぐ。甘さはおさえればいいってもんじゃないですよもぐもぐ。
やっぱりどろしーちゃんにはお菓子づくりのセンスがないなぁもぐもぐもぐ」
「うるさいっこの馬鹿! ケーキ返しなさい!」
「返していいんですか?」
「口から出すな馬鹿!」
いつものケンカが始まった。どたばたとうるさい。時々何か飛んでくる。
毎度のことだが、いいかげんやめてもらいたい。俺はまだケーキを食べているのだ。
と、突然、
「ふんだ、ポピィくんはおいしいって食べてくれたからね!」
と言うなり、どろしーは俺をぎゅっと抱きしめた。
俺は椅子に座っていたわけで、いきなり後ろで声がして驚いて振り向いたわけで、
――つまりその、俺はどろしーの胸に顔を埋めることになったのだ。
目の前の全部が、やわらかくて、あったかくて、ふわふわの感触。薄い布の下の感触さえわかる。
息を吸い込むと、いい香りがいっぱいに広がった。顔が熱くなる。もうどうしたらいいんだろう。
俺は自分の手を回すことも思いつかなくて、抱きしめ返すこともできずに、ただ棒みたいに突っ立っ
ていた。
「……どろしーちゃん、ポピィくんが固まってる」
セラヴィーの声がした。冷静な声に聞こえるが、こいつもどこか固まってるみたいだ。
「えっ? あ…。ご、ごめんね?」
あたたかい感触がさあっと離れた。
離れていくどろしーの顔は見られなかったけど、少し赤い顔が視界の端に映った。
そのときはそれだけ、また二人はすぐにケンカに戻ってしまったのだが……
あとで、セラヴィーがジト目でこっちを見ていることに気がついた。
あれだけケンカした後なのに無傷だ。
思考は読まなくてもわかる。…『いいなぁポピィくんいいなあずるいなぁ』
俺は、それに気づかないフリをして部屋を出た。
あいつはエスパーじゃないが、俺の考えを読まれそうなのが嫌だったからだ。
…やっぱり、あの人は、あんたにはもったいないよ。
終
なんかいいかも....大人なポピー君イイ!
GJ!!!
日常の一風景っぽくてイイ!
もっと読みたいよ
すごい!!
GJ!!
てっきりポピィくんとどろしーちゃんが
えっち突入かと思った。
保守
219 :
名無しさん@ピンキー:04/11/20 20:40:34 ID:9UAN356x
ageず
ageよう
ageる
ageる時
ageれば
ageろ!
護
保守
222 :
名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:16:15 ID:tsSmvgNj
ダレカ せら×どろ書いてくれ〜激しいのキボン
223 :
名無しさん@ピンキー:04/12/12 18:28:18 ID:BAuEgVZz
どろし−ちゃんとポピ−くんができちゃってそれに嫉妬して無理やりせまるセラヴィ−がみたい ハアハア
このままリレー小説でもしながら職人さんでも待つか?
小説なんて大仰なのは無理だけど、とりあえずやってみよう。
上の流れぶったぎってスマソ
俺の名前はポピィ。
職業はほほえみ戦士・・・まぁその話は置いておこう。
今俺はある用件を済ませに隣町までやって来ている。
隣町といっても山や谷を越えるわけだから、日帰りでは帰れない。
いつもの邪魔な奴らがいないから、せいせいと一人旅気分で行って来るはず・・・だったんだが。
「ポピィ先輩っ!」
「うるせーな」
自称「ポピィ先輩のマネージャー」と言い張るナミがついて来やがった。
一体いつまでこいつは俺のファンで居続けるつもりなんだろうか。
俺がまだガキの頃からの付き合いになるが、あの頃はまだナミはちっこくて女として見てなかった。
だけど、ここ何年かで急に身体が大人びてきたんだからたまったもんじゃない。
よし来い。
227 :
225:04/12/15 06:37:28 ID:ZImQ6FA/
Σ(´Д`;)エッ
リレーのつもりだったんだがorg
流れってのはポピどろとかセラどろとかの萌え談義のこと。
ナミちゃんが料理作る話って何巻だっけ?
228 :
224:04/12/15 07:29:23 ID:YyV9jSPJ
ごめんね母さんが変なこと言い出したせいでごめんね。
225が頑張ってくれたからリレー続けたいけど、
ごめんね母さんどろしーちゃん萌えでごめんね。
229 :
226:04/12/15 12:01:34 ID:prfYm+ym
スマン勘違いしてた。
これはポピナミなのかな?
230 :
225:04/12/15 18:06:04 ID:BfAr4hKh
>ごめんね母さんどろしーちゃん萌えでごめんね
いやいや、唐突なこちらが悪かったです。。。
>これはポピナミなのかな?
一応そのつもりで状況設定(一泊二日の二人旅)しましたが、あくまでネタ振りなので
新規で初めて構わないですよ。
>>227 ちなみに、卵焼き作る回は
8巻第48話「ナミのラブラブ(はぁと)アタックの巻」ですた。
とりあえず自分で続けてみる。
「先輩、なんかすごいことになってます!」
「だからうるさいって・・・うわっ」
ナミが指さした先には、俺達が今晩泊まる予定だったホテル(別室だが)が火事になっていた。
「と、とりあえず様子を見にいくぞ!」
「はいっ」
結局、予約していたホテルには泊まれなくなってしまった。
「別の宿を探さないとな」
ナミと別行動してしばらく散策すると、ナミが戻ってきた。
「旅館を一軒だけ見つけました」
「そうか、でかした」
誉めてやると、顔を真っ赤にして喜んでいる。
こういうところはやっぱ昔のままだな。
ナミに連れてこられた旅館はなんというか・・・伏魔殿みたいだった。
とりあえず入ってみると、女将が出てきた。
なんでも、あと一部屋しか残ってないそうだ。
「じゃあ、俺は野宿するからナミが泊まれよ」
「そんな!?もう冬なんですよ!?
ポピィ先輩に風邪をひかせるくらいなら死んだほうがましです!!」
「わかったわかった」
眼を潤ませてまで訴えられたら、相部屋にするしかない。
(・∀・)イイヨーイイヨー
そうやって一つのSSが誕生していくんだ。
ガンガレ!
外装と違って、中の部屋は意外とまともだった。
ここの旅館は露天風呂があるらしいので、せっかくだから入ってくることにした。
脱衣所から風呂に入ると、じじいやばばあ達がくつろいでいるのが目に入った。
「げっ、混浴ならちゃんと説明しとけよ」
中居に文句を言いたくなったが、気持ちがいいのでそのまましばらく浸かっていた。
「ポピィせんぱーい」
「ん?なんだお前か」
俺に遅れてナミも入ってきた。
そのまま俺の浸かっている脇に座った。
「・・・おい」
「どうしたんですか?」
「いや、何でもねーよ」
ナミの身体はほとんどタオルに隠れているけど、目のやり場に困った。
人魚で泳ぎまくっているだけあって、余分な肉がついてないし、そのくせ肌は柔らかそうだ。
何より、見えそうで見えない胸の谷間が心なしか強調されているような気がする。
「先輩、顔真っ赤になってますよ?」
「ちげーよ、馬鹿!のぼせただけだ!」
・・・何を考えているんだ俺は?
236 :
名無しさん@ピンキー:04/12/20 20:15:46 ID:SIotSW+U
233さんイイデス!(・∀・)ポピ×ナミ萌え〜ハァハァ
おい、おまいら。
あまりに良い職人が来てるから自分の好きな組み合わせじゃなくても萌えちまって、自分の要望が言えないじゃないか
とか煽り風に言ってみる。何はともあれ職人サソGJ。このままで十分萌えます
落ち着かないので先に出て部屋に戻ると、布団が敷かれていた。
しかも一組で。
「ったく、カップルじゃねーんだから」
ぶつぶつ言いながら布団を一人で離す様は、どこか気味が悪い。
暇なのでテレビを見ていると、ナミも戻ってきた。
「お前も浴衣か」
「はい、結構着付けが大変だったんですよ〜
うまくいかないから近くのおばさんに手伝ってもらいました」
いつもの割と派手な洋装とはまた違って清楚な感じがする。
二人でテレビを見続けていると、晩飯が出てきた。
「わあ、おいしそう!」
ごく普通の和食だったが、ナミは喜んでいるみたいだ。
俺の好きな卵焼きも入っていたので、早速喰ってみた。
「まずくはないな、これは出汁巻き卵だな?」
「ええ、出汁にはこの辺りでしか生産していない野菜を使用しております」
中居が説明した。
「ふーん」
特に気にもせずに俺もナミも全部平らげた。
片づけに来た中居がどういうわけかニヤニヤしてこちらを見ている。
怪しいので心を読んでみると、恐ろしい言葉が聞こえてきた。
『あの野菜に遅効性の媚薬の効果があるのは有名なのに・・・
わざわざ聞くってことは、もしかして本当に知らなかったのかしら?』
知るわけないだろうが。どうしてくれるんだ?
GJだウワァァァンヽ(`Д´)ノ
仲居の説明不足を恨んでも後の祭りだ。
ほどなくして、胸の動悸が激しくなってきた。
身体も火照り始めている。
ナミも同じ症状が出てきたらしく、不安げに俺のほうを何度か見ていた。
「ポピィ先輩、もしかしてさっき食べたごはんに当たったかもしれないです。
なんか身体が熱くなって・・・」
「食あたりで発熱?風邪でもひいたんじゃねーのか?早く寝ろ」
まさか媚薬のことなんか言えるはずがない。
「でも、風邪みたいな感じじゃないんです。
冬なのに、夏みたいに蒸し暑いっていうか・・・」
そう言ってナミが浴衣を少しだけはだけた。
「うっ!?」
はだけた部分に目が釘付けになった。
露天風呂のときは隠れていた胸の谷間が今度ははっきりと見えている。
浴衣では邪魔だったのか、上の下着はつけていないみたいだ。
それを意識した途端、急に下半身がおかしくなったのがわかった。
谷間を見た程度でこうなるなんて、間違いなくさっきの媚薬のせいだ。
「と、とにかく早く寝たほうがいいぞ。明日も早いんだから」
今の状態をナミに気付かれたら、情けなさすぎる。
「そうですね、先輩、おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
幸い俺の変化を悟られずに、ナミは隣の部屋の布団で寝たようだった。
・・・ふすま越しに、ナミが息を荒げるのが聞こえてくた。
「はぁっ・・・んっ・・・いやっ・・・どうしたのかしら・・・」
媚薬の効果が悪化したらしい。
俺もなんとかやり過ごそうとしていたが、ナミの声が更に動揺を大きくさせる。
「ひゃぁ・・・あぁ・・・せんぱいっ・・・」
理性の糸が切れてしまった。
ふすまを荒っぽく開けると、ナミが上半身を起こして苦しそうにしながら俺を見た。
「ポピィ先輩?」
「・・・こうなりゃヤケクソだ」
「え?」
ナミの疑問は無視して、俺は彼女を押し倒した。
中居と仲居統一しておくべきでしたOTL
チャチャだけに中居(スマ?
続きを息子が大興奮で待っているんです…
漏れとカップリングが合わないはずなのに次が待ちきれない。激しくGJ
「きゃあっ!?」
浴衣の前の部分を開くと、白い肌の胸があらわになった。
媚薬のせいか先端はもう立っている。
さっそく胸をつかんでみた。
「せ、先輩・・・どうしてぇ?はぅっ」
これだけでろれつが回らないなんて、もっと刺激を与えたらどうなるんだろうか。
半ば冷静さを欠いた状態でナミの次の反応が楽しみになった。
「やめて下さい、こんなこと・・・嫌です」
「ゴチャゴチャうるせーんだよ」
先端をつまむと、びくん、と肩が震えた。
「ああっ!」
何とか俺から離れようともがくが、男に押さえつけられてはかなうわけがない。
その間も先端への刺激は忘れない。
「やっ・・・だ・・・だめぇ」
触るたびに嬌声をあげ、最後には抵抗を止めた。
「やっと大人しくなったか」
「ポピィ先輩・・・」
怖いのか、快感が強いのかもしくはその両方でナミが半泣きで俺の顔を見上げていた。
「邪魔だな、この浴衣」
ナミを牽制しつつ、自分の浴衣を脱いだ。
「お前のもだ」
「そんな・・・」
帯に手を掛けようとしたが、帯が背中にずれているせいでうまくいきそうになかった。
さすがに引き裂いてはいけないとはわかっている。
「帯が届かないんじゃしょうがねーな」
ナミが少しだけ安堵したときを見計らって、念動力を使った。
スルスルと、面白いようにほどけていく。
「いやーー!!」
安堵した分、余計にショックがでかかったらしい。
「俺がエスパーだってこと忘れてたのか?
それじゃあマネージャーなんて務まらないぞ、ナミ?」
日頃は思いつかない言葉が出てきて、それがまた快感だった。
ハァハァ
浴衣を剥がすと、後は年不相応なパンツが残っているだけだった。
媚薬とさっきの効果で濡れているのは外からでもわかる。
「ガーターくらいはけよ」
「ご、ごめんなさい・・・」
下着越しに秘裂をなぞると、もっと下着が湿ったようだ。
「はぁっ、はぁっ」
緊張してるのか、また息遣いが荒くなった。
秘裂から指を敏感な突起に移すと、今までで一番快楽を覚えたようだった。
「あぁ…あぁん!」
自分の身体を俺の指に押しつけてきやがる。
「気持ちいいのか?」
「ちがっ・・・きもち・・・いいです」
「やっと認めたな」
下着はもう触ったら音をたてるくらいまでビショビショになった。
「もう大丈夫だな」
「だいじょーぶって・・・まさか!?」
一息にナミの下着を外した。
(;゚∀゚)=3イイヨイイヨー
待ちきれなくて逝ってしまいまつた('・ω・`)
案の定、ナミの秘裂は愛液で溢れ、うっすらと陰毛が生えている。
「先輩・・・見ないで・・・」
ナミは懇願しているつもりなんだろうが、今の俺にはそんな余裕はない。
自分のパンツを脱ぎ捨て、秘裂に自分のものをあてがった。
「駄目!!絶対駄目です!!」
無視してそのまま差し入れる。
「いたっ!!痛いです!!」
中はかなりきつかったが、ナミが処女だと考えると合点がいく。
俺は経験がないわけではないが、平八に無理矢理その手の店に何度か連れて行かれただけだ。
そのときのプロの女に比べると、やっぱり締め付けが違う。
しばらく前方を上下していたが、限界が近づいていたので、奥までぐいっと打ち付けた。
「あぁぁ!!」
あまりの痛みにナミの瞳から涙がこぼれている。
腰を振るごとに接合された場所から愛液が音をたてた。
始めは苦痛に顔を歪めていたナミも、徐々に媚薬のせいかそれさえも快感を高める助けになったのかもしれない。
「やんっ、あっ、せんぱいっ・・・」
ナミの言葉がいきなり詰まった。
とうとう登りつめてしまったらしい。
「勝手にイキやがって」
中に出したいとも思ったが、念のためそのまま自分のものを抜いた。
すぐにナミの腹の上に出したが、もうナミは呆然としてお構いなしのようだ。
一段落すると、異常な眠気が襲ってきて、俺はそのまま翌朝まで寝た。
寝てから起きるまで、ナミがどうしていたのかはわからない。
あと4時間待てばクライマックスが来たのにウワァァァンヽ(`Д´)ノ
やっぱ二発目以降はきついものがある
目を覚ますと、ナミは俺が昨夜離して置いたもう片方の布団で寝ていた。
浴衣は上手くいかなったのか、持参の洋服を着直したみたいだ。
俺も服を着てからナミに近づいたが、昨夜のことで後悔と自責の念が強くて話しかけられない。
ナミが目を覚ました。
「ポピィ先輩・・・」
「ナミ。昨夜は」
「いいんです」
「えっ?」
「先輩だって、誰にだって間違いはあります。ナミは先輩のこと、絶対に嫌いにはなりません」
淡々と、でもどこか力強そうに言った。
ガキだと思っていたこいつのほうが、俺よりよっぽど大人かもしれない。
妙な敗北感みたいなものが俺にのしかかった。
「なあ」
「なんですか?」
「・・・付き合ってみるか?」
俺の言葉が終わらないうちに、ナミは生気を取り戻し俺に抱きついた。
「もちろんです、お付き合いします、先輩、大好きですーーー!!」
「耳元ででかい声出すな、うるせーーー!!」
旅館を出ると、旅館の名前が気になったので看板を見た。
「子宝を授かれる宿 精宝館」
なんて名前だ。まあ、確認しなかった俺達も悪いんだが。
・・・あれ、じゃああのジジババどもも・・・!?
終
250サンありがd 萌えますた!(・∀・) 次回作も期待シテマス!
そういえばここって倉庫ないね。
依頼してみる?
リーヤ×チャチャ
サナエ×マリン
ポピィ×ナミ
どうでもいいことだが、結婚したらこいつらみんな親戚になるわけか。
保守
三人称で書く場合、しいねちゃんやお鈴ちゃんは「ちゃん」付け表記した方がいいんだろうか
呼び捨てでいいと思う。
保守じゃなくてボシュりそう…
260 :
名無しさん@ピンキー:05/01/16 01:09:25 ID:C9ihEwqs
かみ は ひかりあれ で
>>1を こうげき!
261 :
名無しさん@ピンキー:05/01/20 20:12:21 ID:15hU2OuB
しいねちゃんのAGE━━━━━!!!
次こそリレーしてみるか?
先にカップリングとか設定とか決めて。
ホスー
保守
保守
266 :
名無しさん@ピンキー:05/02/08 13:38:06 ID:LqjGO0AT
この世には二種類の人間が存在する!
ageるやつ と sageるやつ だ!!!!!
スウィングすっぞー
『きっ?。』
「ぎゃーっ!」
『……。』
「……。」
すこすこすこす…ぴっ。
『きっ?。 きっ?。』
「……。」
完
た、確かにあいつは♀だったが。
>>268 > すこすこすこす…ぴっ。
みこすりはn(ry
さくぞー×リーヤ?
俺はアニメしか知らんが
原作よりおもろいって聞いてるんだけど実際どうなの?
俺は原作しか知らんが、アニメは全く別物としてなら完成度が高いらしい。
原作は最後がひどすぎたからな…
保守
ネ申は降臨しないのかorz
276 :
名無しさん@ピンキー:05/02/27 23:24:33 ID:sDb34QVn
age is beautiful !!!!!
一時間以内に3レスついたら書いてみる
muchaiuna
レス!!
>>277 うおおお。…そんな事言わずに書いてみてくだせえ。
目玉屋敷での御乱交の件について
ほっしゅ。
どうでもいいことだが、リーヤとチャチャって子供の作り方とか知らないんじゃないかという気がしてならない。
だ が 、 そ れ が い い
だ が 、 そ れ で い い
悟空さもチチもやり方知ってたんだから大丈夫だろ
だ が 、 そ れ が い い
IDがドロシーなので記念カキコ
287 :
286:05/03/20 10:52:04 ID:1mTi5lkB
ありゃ?
板によって違うのか
誤爆すまそ
288 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 13:31:50 ID:MRRaOssz
m9(^Д^)プギャー
チャチャをリーヤしいねでサンドイッチはとっくに既出?
しいねは前で、後ろはリーヤ!
チャチャでのオナネタをみんなで持ち寄れば、
何か文章にはなるかもしれない。
とりあえず俺のネタは
初めてボッキしてしまったしいねちゃんに、仕方ないわねと
リードしてセックルしてあげるどろしーちゃん。
うはwwww思った以上に恥ずかしいwww
漏れはいつもセラのそばにいるチャチャにむかついて
チャチャを体育館倉庫に呼び出し、あの手この手でいぢめるやっこちゃん。
……いいのかよこんなこと言ってorz
どろしーを犯った後、記憶を消していつもどおりの日常生活を送っている鬼畜セラ
ロリどろしーを犯りたいが為にどろしーをロリにする呪いをかけるセラ
元の姿に戻るには男と(ry
そのやりとりを見ていたポピィが戻す役を(ry
中古で中期のコミックス立ち読みしたら今更チャチャにはまってしまった。
が、もはや絶版。
13巻とかどうやって入手すればいいんだ…
絶版なんだ。本屋に残ってる確率も高いと思うが…。分かんないけど
それかブックオフしらみつぶし
アドバイスどうもです。
さっき某通販サイトで13巻1冊だけ残ってるのを見つけて急いで購入しました。
残りの困難な巻(10〜12巻)も頑張ってみようと思います。
297 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 04:54:45 ID:hpfHPt8F
うぉ、懐かしい!と思って見て見たらもう手に入り難くなってんのか。
最初の数巻しか持ってないけど、探して見るかな。
ここみてちょっとセラドロはまっちゃった。
298 :
296:2005/04/12(火) 17:32:48 ID:CF9oBzzE
13巻届いた。
正直他の面子よりサナエとマリン、しいねとお鈴の行く末が気になってしまった自分orz
セラドロ同人誌買ったw
302 :
299:2005/04/29(金) 12:57:32 ID:vubqvF0M
どんな風に詳しく?
とりあえず4冊買って2冊はHありだったw
うぷp
304 :
299:2005/04/29(金) 17:15:44 ID:vubqvF0M
うっP良いのかな。。
サークル名を検索したらHPみたいなのあったからぐぐってみ。
サークル名は『うめにゃん亭』だったよ。
(・∀・)ハケーン
まあ当時からそれがメインカップルだからな
セラドロが全体の半数であとはチャチャ基軸で枝分かれしてる感じ
>299
HPみたらアクセス規制中だったOTZ
何かセラどろを扱っているところ増えてきてるような気がする
今セラどろで同人誌出すって人いるのかな
309 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 04:22:45 ID:8txWRxN3
しいねチャチャキボン!
>>292-293で小説書けそうだねw
個人的にセラ×子どろしーよりセラ×大人どろしーの方が好きだけど。
304のサークルさんの本をネット通販で買った。
セラどろ同人してた人の本だ、と何気に買ったら
1/3くらいセラどろ漫画で萌えた。成人向けだけど。
アマゾンでも買える貴重なセラどろ本だよ。
313 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 22:55:15 ID:7tXQ/le7
保守!
保守
315 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 14:49:12 ID:/iu0PRAR
あげ
うw−
子セラ×大人どろしーみたいかも。
なんかの呪いで子供になっちゃって、
魔法使いになる前だったから自分で魔法を解くこともできなくて、
呪いを解く方法は愛している人と愛し合うこと。
当然どろしーは拒絶して、最初はいいザマよ、なんて高笑いするけど、
だんだん気になってきて、最終的にOKする。
処女のどろしーは反射的に抵抗しようとするんだけど、
愛がなくては呪いが解けないし、子セラは力づくで拒絶できるから逆にできなくて、
セラはセラでどろしーが受け入れてくれたことに夢中になって・・・
設定は浮かんだけど、エロシーンがいまいち思いつかない
よかったら誰かこの設定使ってみてください
>>317 (*゚∀゚)=3
せっかくなんだから頑張って書いて!
待ってます。
319 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:50:27 ID:8HMew37c
子セラ×大どろは同人でみたお。
設定はキスしたら大人に戻れるってやつだけど。
キスして大人に戻ったは良いけど、そのまま押し倒されてH突入だったw
朝age
ほす
323 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 12:22:26 ID:Zh6/v5p/
禿
(*´Д`)ハァハァ 最近セラドロブーム
うーりんの魔少女のささやきとかいうのを買ってみたお
おすすめだお
327 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:01:32 ID:WqKukpm+
通販で買ってみれ〜無くしてしまった…
hosyu
330 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 00:40:05 ID:mDvhwxOH
保守アゲ
331 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 15:19:14 ID:e0ug6a9D
保守アゲ
何故か昨日リーチャな夢見た。
リーヤとチャチャがおふとんの中でドキドキしながら手つなぐ夢…。
そのままy(ry
く、詳しく書くのだ(;゚∀゚)=3ハァハァ
SSのヨカーン
335 :
332:2005/08/19(金) 21:57:26 ID:88UsyW9T
文才無いんでSSはむりだけど補完しながら書くと、
うらら学園の合宿かなんかで皆でお泊まり。
真夜中に目が覚めたチャチャはリーヤ(人型)を起こしてトイレに。
トイレを出て廊下にふたりでいると、なんだかいつもと違う雰囲気に。
お互いに無言で、目を合わせられない。
どちらからともなく手をつないで、部屋に。
チャチャが布団にはいろうと手を離そうとすると、
リーヤもチャチャの布団の中に入ってくる。
そのまま二人でひとつの布団に手をつないだままで就寝。
…みたいな感じの。
“チャチャ、ごめんな? あかちゃんできないんだって。”
『ううん…いいの。リーヤといっしょにいられるだけでしあわせなの。』
“…そっか。”
『…うん。』
>>292でこんな妄想してみたw↓
どろしーの朝
一週間に2、3回のペースで、下半身に違和感を感じる。
これは自分が16歳頃から始まった症状であり、少女から女性への成長の印であるのだと、なんら不思議には思わなかった。
しかし、それがある日は必ずおかしな夢をみる。
泣き叫んでも、誰も助けにはこない、寝覚めの悪い夢…。
そんな日に、アイツのヘラヘラ笑う顔をみると、やけに腹が立つ。
いや、それ以上に嫌悪感や憎悪といった、なにか別の感情が沸き上がるような…。
なぜ…?
どろしーは、カーテンの隙間から射し込む、やわらかな陽射しに起こされた。
ゆっくりと微睡む中、瞬時に吐き気のような感覚にとらわれ、口を押さえる。
「また…あの夢…」
食卓への足取りが重い。
でも行かなければ子供たちが心配するし。
あぁ…セラヴィーの顔みたくないわ…。
つ、続きを・・・!
339 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 21:41:18 ID:wR5dXuEt
非道のage
>293さんの設定がツボったのでちょっと書いてみました。
とりあえず投下致します。
前の晩、セラヴィーとカードゲームをして、ないことに私が3連勝してしまった。ここぞとばかりに掛け金を吊り上げ、お財布を空にされて打ち震えるセラヴィーにバイトでもすれば?と捨て台詞を投げ捨て、機嫌よく眠りについた。
それがいけなかったらしい。
朝起きると、寝室の大きな姿見にはしいねちゃんやチャー子と変わらない年齢の金髪の少女が寝ぼけ眼で映っている。
「セラヴィー!あんた、き、汚いわよっ!小遣い巻き上げられた腹いせにこんな呪いかけるなんて」
キッチンで朝食の仕度をしているセラヴィーの元へ乗り込むと、割烹着姿で肩にエリザベスを乗せた彼が、楽しそうにこちらを見た。
「セラヴィー、何だか金髪くるくるのとびきりの美少女がこちらを見て怒ってるわ」
「お上手ね、セラヴィー。でも何だかお顔のわりに、品のない子ねえ」
「中身が鬼ババァですからね」
「な、何ですってー!!いでよ、ドラゴン」
大きく腕を振り上げて召還呪文を唱えたけれど、何事も起こらない。
「ま、まさか」
「最近のどろしーちゃんの劣化は甚だしいものがありますからね。僕が魔法を覚える以前の無垢な少女だった頃の身体に戻しておいてあげました」
「中身は流石のセラヴィーにもどうしようも出来なかったのね」
怒りに震えながら卓上にあったパン切り用ナイフを投げつけたけれど、片手で作ったバリアで易々とかわされてしまう。
「どうやったら解けるのよ?」
「知りたいですか?方法はただ一つ!今日中に男の人と愛の営みをすることです」
「セラヴィーったらお上品。要するにHよ、H。セックスをしろってことでしょう?でも、セラヴィー、どろしーちゃんにそんなお相手いるかしら?」
「いないでしょうねえ、ま、昨夜の掛け金を返してくれるなら、僕がお相手してあげてもいいですよ」
テーブルにあったもの、パンも調味料も箸立ても全て掴んでセラヴィーに向かって投げつける。かわされるとわかっていても、そうせずにはいられなかった。
セラヴィーを睨んでから、踵を返して台所を出ようとする。
「僕の他に誰がいるっていうんですか?」
「どろしーちゃん、もてないものねぇ。可哀想」
「エリザベス、しぃっ」
「あんたって人は…」
もう怒る気力もなくしていた。セラヴィーのことは知り尽くしている。あいつがそういうなら、本当にそういう呪いなのだろう。
タイムリミットは今日まで。
子供たちはまだ眠っている。
「チャー子、借りるわよ」
寝顔にそう告げて、ニャンコハウスのチャー子のクローゼットからワンピースを取り出し身に付けてから外へ出た。
それから街中を一人でうろついた。背が縮んだだけで、見慣れた街並みがどこかよそよそしく、心細いものに思えた。
あれからずっと考えてみたけど、確かに私はこんな事を頼める男の人なんて一人も知らなかった。
夕暮れの公園で一人ベンチに座っていると、
「おい、おまえ」
と聞き覚えのある声がした。振り向くとしいねちゃんの担任、ラスカルが通勤用自転車から降りてこちらを見ていた。
「見慣れないガキだが、うらら学園の子か?そろそろ家に帰る時間だぞ」
「あ、は、はい。帰ります、もう」
「そうか。なら後ろに乗せていってやろう。家はどのあたりだ?」
「え、いえ、自分で帰れますから」
「どうもおかしいぞ。見慣れないガキだけど、何組の生徒だ?」
ラスカルに眼に不信の色が出る。
まずい。
「あれー、ラスカル今帰り?」
「おお、バラバラマン、丁度よかった。おまえ、このガキのクラス…」
これ以上ややこしい事になる前に逃げようと走り出す。私を捕まえようと放たれたラスカルのムチが、ひゅんと傍をかすめる。それを辛うじてかわして走り続ける。
「な、なぜ逃げる?追え〜。最近ここらはロリコン親父が出没して危険なんだぞっ」
家に帰ってもロリコンの変態がいるから変わらないんです〜!心の中でそう叫びながら、全力で逃げる。
「お嬢ちゃん、こっちへおいで。おじさんが匿ってあげよう」
薄暗い路地から声がして、手をぐいっと引っ張られる。一瞬叫び声を上げそうになったけれど、ラスカルたちの声が聞こえて思い止まる。
知らぬ相手に手を引かれて、どこかの家の裏門をくぐる。庭に入り、裏門に鍵をかけると相手は振り向いて、私に微笑みかけた。40代後半程の、スーツを着た好色そうな中年男だった。
「もう安全だよ。お嬢ちゃん。実は今日一日ずっと君を見てたんだ。助けられて良かった。ここはおじさんの家なんだよ。ちょっと寄って行かないかい?」
その言葉に、こっくりと頷く。
さっき、ラスカルが言っていたロリコン親父ってこいつの事なのかも知れない。でももうそれでもいい。私は手をひかれて、そいつの一軒屋へと入って行った。
その男は私にココアを入れてくれ、居間のソファーに座り、満足そうに私を見ている。
「お嬢ちゃん、お名前は?」
「…エリザベス…」
「エリザベスちゃんっていうの?可愛い名前だねぇ。今日一日見ていたけど、学校にも行かないで、どうしたの?何か困ったことでもあるのかな」
何も言わない私の手を自分の手で包む。
「エリザベスちゃん、お小遣い欲しくない?」
男の眼には情欲が浮かんでいる。私が首を振ると、少しがっかりしたようだったが、すぐに気を取り直して、今度は私の横に腰を降ろして来る。金髪の髪をゆっくりの撫でながら、私の肩を抱く。
「エリザベスちゃん、おじさん君みたいな可愛い子をほうっておけないんだ。何か望みがあるなら、何でも聞いてあげるよ」
微かに頷いてみせる。男の顔が喜びに輝いた。
「お風呂に入りたいの」
男が息を呑むのがわかる。
「そんなこと、気にしなくていいのに。で、でもエリザベスちゃんがそう言うなら、ほら、あそこがシャワールームだよ」
熱いシャワーを浴びて、普段と違う子供の身体をまるで攻撃するようにタオルでごしごしと洗う。
ざまあみろだわ。
セラヴィー。あんたが大事にしているお人形の名前で、あの親父と寝てやる。
そして一生、あんたを許さないから。用意されていたバスローブを着ると、ひきずる位に長かった。あの男のものかと思うと、吐き気を催すのでなるべく考えないようにする。
バスルームを出ると、男が待ちきれないように駆け寄って来て、ぎゅっと抱き締められる。
「ああ、エリザベスちゃん…夢みたいだよ。こんなに美しい子を抱けるなんて」
男は私を抱え上げ、居間のソファーに寝かせた。バスローブの紐をとき、襟を寛げ露にする。
「綺麗だよ。まだ乳首が色づいてないね、陰毛も生えてない。全く穢れがない」
「…んっ…」
男の指で乳首を摘まれる。それから男は私に覆い被さり、ねっとりと耳朶を舐め上げた。
「大人の女なんて汚いよ。ああ、綺麗だ。エリザベス」
「お願いがあるの」
「なんだい?」
「ちゃんと最後までしてね?」
その言葉に、男の欲情は最高点に達したようだ。今までと明らかに目の色が変わる。
「…わかってるよ。わかってる。エリザベスちゃん」
その時、玄関のドアが焼け落ちた。
「な、なっ…」
男が恐怖に引きつった声を上げる。
「僕のエリザベスがどうかしましたか?」
そこには、彼自身がまるで青い炎になったかのようなセラヴィーが立っていた。玄関のドアを焼き落とすなんて、いつもと似合わぬ乱暴なやり口だった。セラヴィーならそんな手を使わなくても、簡単に中に入って来られるのに。
「な、なんだね、君はっ、あ、こ、この子の保護者か?!いや、これはお互い同意の上で、むしろこの子の方が進んで…」
愚かにも弁解しようと立ち上がり、セラヴィーの方に近づいた男に、表情を変えないまま片手を振り上げ、炎の塊を投げつける。
「ひ、ひいぃ…」
普段ならありえない事だけれど、それは男を僅かに反れて、絨毯を派手に焦がした。多分、床下まで穴が開いているだろう。
「運良くよけましたね?」
セラヴィーはもう一度片手をあげようとした。私は男の前に立ち塞がり、両手を広げた。
「どきなさい、どろしーちゃん」
「ひ、ひぃ、ひぃっ」
「こ、殺すことないんじゃない?」
セラヴィーの眼に、白いダブダブのガウンを肩にかけて、前をはだけさせながら両手を広げて立っている私が映っている。その眼からは、静かだけれども、全てを燃やしつくそうとするような怒り以外の何の感情も読み取れなかった。
一瞬、本気で殺されるかも知れないと思う。けれど、もう一度片手が振り上げられることはなかった。
その代わり、私に向かって軽く人差し指が振られる。一瞬にして、だぶだぶのバスローブ姿から、可愛らしいピンクのドレス姿になっていた。
「か、勝手なことしないでよ!」
何度かされたことはあったけれど、服を魔法で変えられるのは嫌なものだ。自分を抱きしめるようにして叫ぶ。
「あまりにみっともない格好で見るに耐えなかったんですよ」
そう言ったセラヴィーの声は、氷のように冷たかった。
「帰りますよ、どろしーちゃん。それともまだここに残ってそいつと続きをしたいと言うなら、もう止めませんけどね」
私は男を見つめた。すっかり正気を失っていて、少なくとも今晩は使い物になりそうになかった。
返事の変わりに、私は深いため息をつく。
ホウキに乗せられて家に帰る間、セラヴィーとは一言も口をきかなかった。
その1のL11とL12の間に、
「エリザベスの方がずっとずっと美少女ですよ」
を入れて下さいorz
つか、まだセラドロに行き着いてない
もう少し続きます
>340-345
GJ!(;゚∀゚)=3ハァハァ
炉利どろしーちゃんかわええ…これだけで萌え死にそう。
続き楽しみにしてます。
家に戻り自分の部屋のベッドに座る。小さなクシャミが連続して起こる。濡れ髪のまま夜風にさらされて、身体はすっかり冷えてしまっていた。
バスタブのノズルをひねり、お湯をためていると先ほどのあの男の家での出来事を思い出してしまう。
セラヴィーのあの氷のような眼差しも。
それを振り払おうとするように首を何度か振った時、ドアがノックされる。扉を開けるとセラヴィーが立っていった。
「……」
セラヴィーは何も言わずに部屋に入ってくる。
「ちょっと、セラヴィー?」
咎めるように声をかけると、セラヴィーが私の頬に手をかけて来る。
時計は夜の9時をさしていた。もう少しでタイムリミットだ。今夜のうちに、誰かに抱かれなければ呪いは解けない。わかってはいるけれど。
「触らないでっ!」
彼の手を振り払う。
「あなたって人は…。そんなに僕に抱かれるのが嫌か」
セラヴィーの顔が悔しそうに歪み、ベッドに小瓶が投げ捨てられる。
中には薄い桃色の液体が入っていた。
「これで元に戻りますよ…それと、謝りはしません…」
そう言って出て行こうとするセラヴィーを呼び止める。
「待ちなさいよっ」
彼の足元に、皮の小袋を投げつけてやる。
「…なんです?」
「薬のお代よ。昨夜のお金がそのまま入ってるわ。受け取りなさいよ」
「お代か。それは気づかなかった」
「…んっ!…」
そういうなり、力任せに私の腕をつかみ、ひきよせて唇を重ねる。腕を掴んだ時の乱暴さとは違い、キスは優しいもので、すぐに解放された。
「お代はこれでいいですよ。…意地を張らずに、薬は飲んで下さいね。ちょっと強力な呪いだったから、そうしないと僕の手にも負えなくなりますから」
そう言って、今度こそ部屋を出て行った。
「バカぁっ…!」
悔しくて小袋をドアに投げつける。小瓶も取り上げてそれに続けようとしたけれど、ぎりぎりで思い止まる。
これを飲まないと、あんたは一生この姿のままなのよ?そう自分に言い聞かせて、深呼吸をしてから蓋を開けて、中身を飲み干す。どんな味かと思えば、私の好きな桃の味だった。
一瞬、魔法薬独特の血液が炭酸になったような感覚がしゅわっと広がり、それが消えた時、鏡には長い黒髪の私が映っていた。セラヴィーに着せられたピンクのドレスは、魔法がかかっていたらしく元の姿に戻っても破れたりしなかったけれど、うんざりする位に似合わなかった。
急いで脱ぎ捨てて、使えるようになった魔法で瞬時に焼いてしまってから、バスルームへ向かう。
今日のことはもう全部忘れてしまおう。
湯につかりながら、そう決意する。それと同時に、先ほど感じた風邪の気配が全く消えていることにも気づいた。あの薬の中に、風邪にきく魔法薬も入っていたのかも知れない。
わからない。最初にひどいことをされたのは、私の方なのに。どうして、こんな気持ちにさせられるのか。
確かなことはただ一つ。
今日一日で、私たちはお互いをこれまでにない位にひどく傷つけあったという事だけだった。
続き書いてる間にレスがあって嬉しい。
今日のところはここ迄で…。
次回こそ本当にセラ×ドロになるように頑張ります。
>350
ーーーありがとう。GJ!
幼女ドロシー萌え。ドロタンが素直になるような仕掛け希望です。
セラが報われずかわいそうなので、何とかエロに…おねがいします。
これこれ、そう注文をつけるでないよw
待ちに待ったセラドロだから、自分もエロは見たいけど、
どういう方向性でいくかは職人様のお心のまま。二人の
心情とかよくあらわれてて、続きが楽しみです。GJ!
すごいな、ここまでで一個の小説じゃないか…。
GJであります。
おもしろい。普通に。
ここだけの話内心(´・ω・`)であろうセラに萌えた
356 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 12:13:01 ID:9TxHKCvO
やべー。かなりイイよ。おもしろい!
GJ×100!
続き楽しみにしてます!!!
あげちゃった。スマソorz
>確かなことはただ一つ。
最後の一文に萌えました。トンクス!
続き出来ました〜
基本的に根が少女漫画畑の人間なので(ワラ、あんまりエロくなりませんでした。
思い入れの強いカップルだったのと、こんなの書いたの初めてなので、
勝手がわからずかなり長くなってしまいましたが、それでもOKという方、
どうぞ読んでくださいませ
「まさか、どろしーちゃん、セラヴィー先生を殺っちゃったんじゃ?!」
夕飯のカレーを前にしてもスプーンを握ろうとしないチャー子が、思いつめた顔で私に言う。
「ばっ…ばかなこと言わないでよ!!」
「そうですよ、チャチャさん、いくらお師匠様でも、そこまでは…ねえ?」
しいねちゃんまで心配そうに私の方を見る。
「だって、朝から一度もセラヴィー先生の顔見ないし、私がドアをノックしても返事してくれないのよっ!こんな事一度もなかったんだから!!」
「どろしー、セラヴィーのこと殺しちゃったのか?!」
空になったカレー皿をひっくり返しながら犬も大声を出す。
「そうよ、きっとそうなんだわ!ひどいわ、どろしーちゃん!うわぁぁぁん」
今日の朝、セラヴィーは部屋から出てこなかった。こんなことは初めてで、私は心配して騒ぎ出すチャー子たち宥め、自分の作った
下手な朝食を食べさせ、何とか学園に向かわせた。心配そうな顔で帰って来た子たちに、セラヴィーがまだ部屋から出て来ないことを
伝えると、朝からの不安が爆発したようだった。
ただでさえ思い込みの激しいこの子達がパニックになると、手がつけられない。
「ちょっと落ち着きなさ〜い!!もしそうなったら私が世界一の魔法使いになっているはずでしょ?シンちゃんの姿を見かけた?」
「あ、そっか…」
3人の動きがピタリと止まる。それに力を得て、言い聞かせるように喋る。
「あいつ何かスネてるだけなのよ。あとで私が様子見てくるから、あんたたちはさっさとご飯食べちゃいなさい」
泣きやんでやっともごもごとカレーに手をつける子供達を見て、そっとため息をつく。
確かにあいつとの決闘は日常茶飯事だったし、そう疑われても仕方ないのだけれど。この子たちとは、結構うまくやっていたつもりだったんだけどな。しいねちゃんにまで疑われるなんて。やっぱり、私はいつまでたっても意地悪魔女のままか。
そう思うと、悔しいけれど胸が少し痛んだ。
「セラヴィー?」
あの子たちと約束した手前、一応セラヴィーの部屋をノックしてみる。
返事はない。
ドアの前には、絵本を持たされたエリザベスがちょこんと座っていた。屈んで、縦ロールの髪をそっと撫でる。それは暗い廊下に光のように輝いていた。私の髪は暗闇にとけてしまっている。
エリザベスはつぶらな瞳でじっと私を見つめている。
「あいつは何をすねてるの?仕方ないじゃない。ねえ?私はもうこんななんだもの。あの金髪くりくりの子は私じゃないもの。そんな姿でセラヴィーに抱かれるなんて嫌。ライバルが昔の自分なんて悲しすぎる。そんな失恋したくなかったんだもの」
本当に本当に、自分でも聞こえない位の小声でエリザベスに呟く。
「こんなこと、あんたに言っても仕方ないんだけどね。そうだ。昨晩、名前借りちゃってごめんね」
「いいのよ」
「へ?」
ため息をついて立ち上がり引き上げようとした所に、人形の筈のエリザベスにぐいと腕を掴まれ、同時に開いたドアの中へと引きずりこまれてしまう。
「きゃあっ…」
バランスを失って、仰向けに倒れこんだ所を、男の手に抱きとめられた。
「セ…セラヴィー…っ?」
「こんな夜中に男の部屋を訪れて、そうやすやすと出て行けると思わないで下さい」
自分で引きずり込んでおいて、しゃあしゃあと言う。
大丈夫。今の状況では、セラヴィーは私に手を出さないわ。金髪、金髪にさえされなければいいのよ。
「もう、逃げられませんよ」
「セラヴィー…んっ…」
おかしい!どうして…っ…?
何を言う暇も与えられず、唇をふさがれる。顔を背けようにも、身体ごと彼の胸に抱きすくめられ、一方の手を腰に、もう一方の手は後頭部に回されているので身動きが取れない。
そのままベッドに押し倒されてしまう。
唇を吸われ、歯の隙間から進入して来た舌が口内をかき回す。息が出来なくなり、気が遠くなりそうになった時にやっと唇が離れた。
き、昨夜のキスと随分な違いじゃない。
空気を求めて荒い呼吸を繰り返す間にも、今度は首筋から胸へとゆっくりと舌が降りて行く。その感触に肌がぞくりと粟立った。
「やめて、セラ…」
「どろしーちゃん、もう素直になりましょう」
セラヴィーは私の頬を両手で挟み、上からじっと見下ろした。
「離して…」
「離しません。諦めて下さい」
両手が頬から首筋を撫でるように滑り、ゆっくりと胸元に降りて来る。寄席上げるように布地の上から揉みしだかれる。
「どろしーちゃんの胸、本当に大きいですね」
その言葉に泣きそうになる。仕方ないじゃない。薄かった胸は、ある時期を境目にどんどん形を変えるのだ。いつまでもいつまでも、華奢で薄い胸のままの少女ではいられない。
セラヴィーは胸を揉むのをやめない。私の胸は彼の愛撫の通りに形を変えた。
「うっ…う…もう、やめて…やめてよぉ」
恥ずかしさと悔しさに涙が溢れて止まらない。両手で顔を覆って隠すけれども、そこから幾筋もの涙が毀れてしまう。
「どうしてそんなに泣くんですか?こんなに素敵な胸なのに」
「嘘、嘘ばっかり…あっ…」
「ドレスの上からでも、ここが固くなっているのがわかりますよ」
そう言って、指の腹で二つのしこりを摘まれる。
「はぁっ…いや」
布の上から軽くそこを舐め上げられると、まるで電流が走ったかのように、弓なりに身体を反らせてしまう。
「気持ちいいんですね?どろしーちゃん」
「違…っ…これは」
「違うんですか?なら確認してみましょう」
ドレスの前ボタンに手をかけながら、セラヴィーが残酷な笑みを浮かべる。これよ、この顔。この顔をあの子たちに見せてやりたい!
「み、みないで、やめて、セラ…」
「流石どろしーちゃん。下着にも隙がない」
思春期から急激に大きくなったこの胸に合う、市販の可愛いデザインのブラはなかった。地味な大きなサイズのものをつけるのには抵抗があったから、下着はいつもオーダーメイドのデザインの凝ったものを身に付けていた。
見せる人もいないのにと自嘲的に思い、どこか後ろめたい思いを抱きながら、毎日繊細なレースのあしらわれた下着を身に付けていた。
それを見透かされて、揶揄されたように感じる。全身にカッと血が上り、抑えきれない感情が爆発してしまう。
「もうやめてー!嫌、嫌なの、こんなのは嫌なのっ!離して、離して、離してよーっ!」
からかわないで、秘密を暴かないで、ひどいことしないで。
私はセラヴィーの身体の下で狂ったように暴れ、身を捩って枕に顔をふせて声をあげて泣きじゃくった。
「どろしーちゃん…」
ふいに後ろ頭を撫でられる。
こんな時なのに、その感触は思わずうっとりする位に甘く気持ちがよかった。
「泣かないで、どろしーちゃん、ごめんね…」
セラヴィーは私に跨るのをやめてくれ、ただずっと頭を撫でてくれていた。高ぶっていた気持ちが次第に落ち着いて行くのがわかる。
「セ、セラ…お、お願い…」
「何ですか?」
「テ、ティッシュとって頂戴、あと、こっち見ないで…お化粧剥げて、ひ、ひど…顔し、してるから…」
「はいはい」
くすっと笑ってセラヴィーがポンと魔法でティッシュの箱を取り出して、差し出してくれる。涙でぐちゃぐちゃになった顔を拭いて、鼻もかむ。使ったティッシュを丸めてごみ箱に捨ててから、セラヴィーの方を見ると、彼はすっかり毒気の抜けた表情をしていた。
「鼻の頭真っ赤ですよ、どろしーちゃん。全く、昨晩よりもずっと小さな女の子みたいですね」
「ほ、ほっといてよ…」
恥ずかしくてそっぽを向く。
「もう、落ち着いた?」
そう言ってセラヴィーはまた私の頭を撫で、一筋髪を掬い取り口付けをした。
「…落ち着いたわ。落ち着いたけど…離れてよ?」
それは良かったと言って、セラヴィーは私の背中に手を回し、そのままあっという間もなく、器用な手つきで下着を剥ぎ取った。
「セラヴィー?!…やっ…」
胸が露にされる。あんなに泣いた後だというのに、言い訳のしようもなく、ドレスの上から愛撫された胸の頂きは固くなっていた。
「やっぱり確かめてみて良かった」
両手首を頭の上に押さえつけられた状態で、ポスとベッドに押し倒される。すでに尖っている乳首を優しく摘まれて、また身体が反り返る。
「こんなに固くしているじゃないですか」
「はあ…っ…」
「どろしーちゃん、気持ちいいでしょう?」
固くなったそこを口に含まれ、舌で舐られる。もう一方の頂きは、空いた方の指で執拗につままれている。
やめてくれるかと一瞬でも希望を持った自分がバカだった。私はまた彼の手中に落ちていた。
「も、もう、も、許して…セラ…嫌なの、本当にやめて」
「じゃあまた別の所を確かめてみましょうか?」
「え?」
セラヴィーの指が腹を撫で、そこで止まらずもっと下へと降りて来る。その言葉の意味を悟って、私は殆ど半狂乱の声を上げた。
「いやっ…んむ…っ」
悲鳴を唇でふさがれる。そのうちに、指先はドレスの裾を捲り上げ、目的の場所へと辿り着いていた。一撫でするだけで、もう彼にはわかってしまっただろう。そこがどうなっているのか。
「どろしーちゃん…また僕に嘘をつくんですね。こんなになっているのに」
「ちが…」
「どこが違うんですか?」
「あんっ…」
下着の上から一番敏感な場所をひっかかれ、思わず声が出てしまう。今度は指の平で縦に撫でられる。気が狂いそうな快感が、そこから伝わって来る。抑えようとしても、腰をくねらすことをやめることができない。
このまま嬲られ続けられると、本当にどうにかなってしまいそうだった。
「…お願い…もう、もう許して…あぁっ…」
「気づかなかった、ごめんね、どろしーちゃん、こんな下着いつまでもつけていたら気持ち悪いよね?」
「え?ち、ちが…」
否定するよりも早く、上と同じレースに縁取られた下着はするりと足首まで引き降ろされてしまう。ついでにとばかりに辛うじて纏っていたドレスも器用に剥ぎ取られる。
今私は、一糸纏わぬ姿で、ベッドの上に横たえられていた。
「綺麗ですよ、どろしーちゃん」
「…嘘、嘘よぉ…」
消えてしまいたかった。彼が恋した少女と全く違う姿の私。彼から嬲られて、あられもなく乱れて。セラヴィーはどうしてこんなひどい事をするのだろう。
こうして辱めることが、あてつけの為に髪を黒くして、少女から女の身体になってしまった私への復讐なのだろうか。
「どうして信じてくれないのですか?…喋ると傷つけあうばかりですね、いつも」
そう言って私の両足を抱え上げる。今まで誰にも見られたことのない箇所が、彼の目の前に晒されていた。
「やぁっ…」
「あなたより、ここの方がずっと素直で可愛い」
「よくも…ああっ…」
それまで布地越しだった愛撫から、直接の刺激に変わる。誰にも触られた事がなかった核の部分を指の腹で軽く撫でられる。
「本当に素直ですね…こんなに尖ってしまって」
セラヴィーがくすっと笑う。私にではなく、その部分に話しかけるかのように。
「…ひぁっ…ああ…」
そのまま私の女性の部分に唇をつけ、襞を舐めあげ、核の部分を吸いたてる。死ぬ程恥ずかしい、悔しい、でも同時に眼も眩むような情欲の炎に飲み込まれていく自分がいた。腰全体が熱をもったように熱く、身体中を何度もうねるような快感が通り抜ける。
「…んぅ…」
舌でなめ上げられながら、指が入ったのがわかった。
「これだけ濡れていれば、指一本位簡単に飲み込みますね。でもやっぱり、ちょっときつい」
中指で抽送を繰り返しながら、親指の腹で核への刺激はやまない。上体を起こして汗と涙にまみれた私を覗き込み、濡れた頬を舐め上げる。
「どろしーちゃんの今の顔、いやらしくて最高に可愛いですよ…我慢しないで、逝っていいんですよ…」
「や…嘘…嘘ばか…り…ああっ…あああああ…」
もう恋していないのに、それなのに身体を征服しようとするなんて、ひどい。セラヴィー…大嫌い…
昨夜あんなに傷つけ合い、私を愛してもいない年下の男の手で絶頂を迎え、そのまま意識を手放していた。
朦朧とした意識の中、シュルという布の音が聞こえ、ぼんやりと頭を上げると、セラヴィーがローブを脱ぎ捨ててベッドサイドに立っていた。
瞬間的に起き上がろうとしたけれど、それより素早く裸の男に組み伏せられてしまう。
「言ったでしょう?もう逃げられないって。諦めの悪い人だな」
「だ、だめ」
「何がだめなの?」
必死で閉じ合わせた脚の間に、するりと指が入ってくる。
「ひっ」
先ほどの愛撫でまだ濡れそぼったままのそこは、指で刺激されるとすぐにまた甘い快感を腰全体に伝え始める。
「…あ…」
脚の間を割いてセラヴィーが身体を滑り込ませてきた。彼の怒張したものが、潤んだ私のそこへあてがわれたのがわかる。
嘘、嘘だわ。こんなこと、信じられない…。
「僕を信じて…どろしーちゃん」
呆然と上になったセラヴィーを見上げる私に、今まで見たこともないような、優しい顔と声でセラヴィーが言う。
もう一度、彼自身で入り口を擦られるとぐちゅりといういやらしい音がした。
「…はぁっ…セラヴィー…」
そして、それは入って来た。進行をとめるには、私のそこはあまりにも潤いすぎていのだろう。ぬるりという感覚と共に、最初の腰の動きだけで、彼自身の全てを受け入れてしまう。
瞬間、身体を内部から押し広げるような鈍い痛みに襲われる。その圧迫感で、息が出来ない。世界は音を消して、キーンという耳鳴りだけが響く。
どうしよう?これで動かれたらどうなってしまうの?
恐怖感に息がつまる。でもその想像した痛みはいつまでたっても訪れなかった。
眼は閉じていなかったのだけれど、その一瞬の間、周りの景色を認識することが出来なくなっていたらしい。焦点を合わせると、心配そうな眼でじっと私を覗き込んでいるセラヴィーがいた。
「どろしーちゃん…痛い?」
瞬間、答えていた。
「…い、痛くない!平気よ、こんなの」
「…でも」
「痛くなんてないって言ってるでしょ?!」
私の剣幕に一瞬セラヴィーは気負されたように黙った。そして次の瞬間、いつものあの意地の悪い笑いを見せた。
「本当に素直じゃないですね」
「…ああっ」
その動きは多分、決して乱暴なものではなかったのだろうけれど、肉が引き攣れる様な痛みが脚の付け根全体に走る。セラヴィーはもう容赦しないと決めたようだった。
「…んんっ…ああ…いゃ…」
気づけば自分の手の甲を噛んでいた。その痛みで、下半身の痛みを紛らわそうとするかのように。
「…んっ!…」
それに気づいたセラヴィーに手首を掴まれ引き離される。手の甲にはうっすらと血が滲んでいた。そこにそっと口付けをしてから、セラヴィーは私の腕を自分の背中に回させた。
「どろしーちゃん、自分を噛む位なら、僕の身体に痕を残して下さい」
そう言うと、一端止めていた腰の動きを、また容赦のないものに戻す。もう取り縋るものは、セラヴィーの身体しかなかった。私はセラヴィーの背中に爪を立て、セラヴィーの肩に噛み付く。
「どろしーちゃん、どろしーちゃん、どろしーちゃん」
「ああっ…セラヴィー…」
同じ位にお互いがお互いを強く抱きしめ合った時に、セラヴィーに絶頂が訪れたようだった。そうして私も痛みだけではない、何か別の感覚を、またも薄れ行く意識の中で感じていた。
「どうして私を抱けたの?」
それが覚醒して私が一番に発した言葉だった。
私の額の汗を冷たいタオルで拭いてくれていたセラヴィーが手を止めて答える。
「あれ?言いませんでしたっけ?どろしーちゃんを愛しているからですよ。どんな姿でも」
当たり前じゃないですか、と言わんばかりの表情で、セラヴィーはまた裸の胸に私を閉じ込めようとする。
「…う、嘘っ!」
それを振り払ってベッドから上体を起こす。
「…どろしーちゃんも僕が好きですよね?」
「誰がっ!あんたみたいな嘘つき男なんて…っ」
血液が頬に集中して、顔が真っ赤になってしまっているのがわかる。薄明かりの中で、それがばれていなければいいと思いながら、今度こ
そベッドから逃げ出そうとした。
「信じてくれるまで何度でも愛してあげますよ」
自分では鈍くない方のつもりなのだけれど、いつもいつも一瞬だけセラヴィーの方が素早いのだ。
手首を掴まれ、またもベッドの中へと引き戻される。
「ちょっと、なにす…んんっ…」
「夜はまだ始まったばかりのようね」
ちょこんとベッドサイドに座っていたエリザベスの楽しそうな声が、部屋の中に響いた。
(終)
やたーっ、セラどろキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
お待ちした甲斐があったですよ、素直になれないどろしー
ちゃんエロ可愛い! GJ! GJ!
神キテターーーーー!!
やたー!!首を長くして待ってましたよ。(*゚∀゚)=3ムッハー
私も結構少女漫画畑の人間なものなのでツボが同じなので
大変のめりこみました。お疲れ様でした
そしてありがとうヽ(´ー` )o GJ
神GJ!ありがとう!
>>362 >ライバルが昔の自分なんて悲しすぎる。そんな失恋したくなかったんだもの
ここ、萌えました。ドロタンの素直になれない理由、可哀想だ。
セラ、終始リードしてましたね。優しく意地悪に。
エンディングも良かったです♪
神ーーーーーーーー!!GJ!!!
どろしーちゃん、可愛いよどろしーちゃんハァハァ
>>374タソと同じく、その辺りのドロの心情と2人の切ないすれ違いに凄く萌えました
>>376 同意。ドロのコンプレックスも哀し。
出来れば、この先の少しだけ素直な二人も見たい。我が侭言って済みません。
わ〜。みなさん感想ありがとうございます。
初めて投下してみたけど、嬉しいものですね。
>377さん
>少しだけ素直な二人
じゃあ書いてみようかな…
エロ少なし、少女漫画チックな展開になると思うけどそれでもいい?
実は今日一日、会社で仕事しながらぼけっと展開考えてました
よいならちょっと待ってて下さいね〜
>>378 377タソじゃないけど私もキボン!(*゚∀゚)ノ!!
少女漫画展開全然おkでつ!
>>378タソの負担にならないペースで頑張ってください。
気長にお待ちしております
>>378 ぜひ、気が向いたら、その後の甘めの二人、お願い申し上げます。
まだまだプロローグ、恋の予感って感じかな。
>>378 おぉ、是非とも。お待ちしております。
セラドロその後の二人・少女漫画版
378タソに刺激を受けて書いてみました
最初はセラドロだったんだけど、なんか痛かったし長いしエロくないし、
エロに持っていくのが難しいので断念しました
ふと思いついたチャチャ×リーヤがうまくいきそうなので投下します
まだ途中までけど
セラドロ前提というか、最初はセラドロです
378タソを待つ間、暇つぶしにどうぞ
私はチャチャ、赤ずきんの可愛い魔法使い。
実はさっき、すごいものを見ちゃったの。
あれは、セラヴィー先生に聞きたいことがあって先生の部屋に言った時のこと。
中から声が聞こえてきたからいつもみたいにエリザベスと話してるのかな、って思ったの。
だから何も考えずにドアに近づいたら、なんだか声の感じが違うように思えて、少し開いていたドアから覗いてみたの。
そうしたら、なんと!
セラヴィー先生とどろしーちゃんがベッドの上にいたのよ!
それも、裸で!
なんだか、セラヴィー先生がどろしーちゃんの上に乗っかって動いているみたい。
「あ、あ、ああんっ」
どろしーちゃんが、なんだか苦しそうに呻いているの。
でも、なんだかゾクゾクしてくるのはなぜかしら?
「どろしーちゃん、気持ちいいですか?」
「あんっ、い、いいっ・・・」
え〜、気持ちよくてあんな声が出るの?
苦しいんじゃないの?
そう思っていると、セラヴィー先生がもっと激しく動き始めたの。
「ああんっ! あ、あ、んっ」
どろしーちゃんはさっきより苦しそうに見えるけど、なんだか目は嬉しそう。
「もっと気持ちよくしてあげますよ。さあ!」
ああっ、先生の動きが速くなった。
それに、よく見てみると、二人がなにをしているのかが見えたわ。
先生のお○ん○んが、どろしーちゃんの中に出入りしているの。
でも、なんでどろしーちゃんにあんな穴があるんだろう?
あれ、なんか私、ヘンかも。
なんだか、体が熱くなってきた。
アソコが、むずむずする。
なんでぇ?
「あ、あ――っ! セラ、もう・・・」
ええっ!?
どろしーちゃんが、あのどろしーちゃんが、セラヴィー先生に抱きついたぁ!?
・・・・・・
あまりのショックにちょっと凍ってしまった。
ああっ! 二人がキスしてる!
えっち〜!
抱き合いながら、二人は衝撃の台詞を言った。
「愛しています、どろしーちゃん」
「セラヴィー、私も――っ!!」
ええええ〜〜っ!?
頭が真っ白になった私を他所に、二人は強く抱き合いながら、痙攣し、動かなくなった。
少しすると、セラヴィー先生のお○ん○んで塞がれたままのどろしーちゃんの穴から、なんだか白い液体が溢れてきた。
呆然としたまま、私はその場を離れた。
『愛しています、どろしーちゃん』
『セラヴィー、私も――っ!!』
二人の声が、私の中で響き続けた。
あれって、『愛し合う』ってことなんだわ。
私も、大人になったらああいうことをするのかしら?
そして、『愛してる』なんて言い合うのかしら。
相手はもちろん、・・・・・・リーヤ。
ちょっと、想像してみる。
リーヤと二人、裸で抱き合うの。
リーヤのお○ん○んが私の中に入って、一つになるの。
きっと、とっても気持ちいいんだわ(だって、どろしーちゃんとても気持ちよさそうだったもの)
そして、リーヤは言ってくれるのよ。
『チャチャ、愛しているのだ』
『リーヤ、私も・・・』
きゃ〜っ、私ったら恥ずかしい〜。
そんな時、恥ずかしながらも幸せだった私の心の平穏を踏みにじる声が聞こえたわ。
「リーヤく〜ん」
「きゃ〜、まりんこわいのだ〜!」
泣きながら逃げるリーヤを追いかけるまりん。
ちょっと目を離した隙に、いつの間に!
「ちょっと、まりん!」
まりんからリーヤを守るため、私は立ち塞がった。
「チャチャ!」
嬉しそうなリーヤの声が背中から聞こえる。
大丈夫よ、リーヤ。私が来たからには、あなたは守ってみせるわ!
そういう(いつもの)決意とともに、私はまりんと対峙した。
「どきなさいよ、私はリーヤくんに用があるのよ!」
「リーヤは用なんてないわ!」
「そんなことないわ! あんたが邪魔してるのよ!」
「なに言ってるのよ! リーヤはあんたなんか嫌いよ!」
「なんですって〜!」
「なによ!
いつも通り喧嘩をしながら、でも今日は頭の隅が冷めてて、ぼんやりと考えていた(多分、さっきのアレのせいね)。
今の状態を一触即発、というらしい、と前にポピーくんが言ってたわね。
そんなことを思い出しながら、いつものこの状況をなんとかできないものかと思った。
まりんを黙らすこと、それは、リーヤが私だけのリーヤになることだわ。
でも、今でも私とリーヤは好き合ってるのに、まりんは認めようとしない。
やっぱり、愛し合わないとダメなのかしら?
『愛し合う』・・・・・・ボッ
さっきの先生とどろしーちゃんを思い出しちゃった。
「あんた、なに赤くなってるのよ?」
まりんに不思議がられちゃった。
「あれ、リーヤくんは?」
まりんがきょろきょろした。
あ、リーヤが狼になってる。これでまりんに迫られることはないわね、よかった。
「リーヤならあっちに行きましたよ」
しいねちゃん、ナイス!
「リーヤく〜ん」
騙されたまりんは、しいねちゃんが指した方向へ駆けて行った。
やったわ、これでまりんは撃退した。私とリーヤを邪魔する者はいないわ!
「チャチャ〜!」
「リーヤ!」
リーヤが泣きながら飛びついてくるのを、私はいつも通り受け止めてあげた。
こんなに泣くほど怖かったのね、まりんが。
リーヤを抱き締めて、私は決意したわ!
リーヤ。
私のリーヤ。
愛し合いましょう。そして、もうまりんなんか太刀打ちできないって思い知らせてやるのよ!
って、あれ?
「ポピーくん、どうかしたの? なんだか、ちょっと泣いてるみたいよ?」
それに、顔が真っ青だわ。どうしたの?
「な、なんでもない! ・・・・・・あの人があいつと・・・」
最後の方は聞き取れなかったけど、なんだか落ち込んでるみたい。
そっとしておいた方がいいのかしら?
チャチャ暴走(チャチャ×リーヤ)はとりあえずここまで
続きは出来次第投下します
おー!ナイスチャチャリー!
GJ ! ポピー君哀れで慰めてやりたい(*´Д`)
続き待ってます!
どろしーにみえたのは実はセラのダッチワ(ry
いやエリザベスを魔法でk…正直スマンかった orz
390 :
386:2005/09/01(木) 23:50:19 ID:tQ136wQZ
一応、セラヴィーとどろしーちゃんは恋人同士なんです、この話の中では。
ただ、意地っ張りと恥ずかしさとがあって、恋人同士になりましたと言えないので、秘密の恋人、ってことだけど。
で、子供たちがいない間にいちゃついてるんだけど、今回はたまたまチャチャに見つかったと。
まあ、セラヴィーが気づかないのかとも思うけど、それだけ熱中していたということで。
エリザベスを魔法で・・ってのもおもしろかったんだけど、想像すると恐ろしいし、
恋人同士でああいうことしてた、ってのがチャチャの中では大きいので、やっぱり本物のどろしーじゃないと。
でも、セラヴィーを愛しているというどろしーは書いててもちょっとヘンかも、と思ってしまった
そういえば、マリンをまりんと間違えた。投下後だったから遅かった。
読んでて違和感あったらごめん。
ちなみに、チャチャの暴走はまだまだ続きます。
そんで、ポピー君はちょっとかわいそうかも。ごめん
>>390 SS読んでて状況ちゃんと掴めたので大丈夫ですよ(*´∀`)
個人的にはポピー君は何かいつもかわいそうなキャラなとこが萌えなんで
そこも大丈夫ですよ。
続きお待ちしております。頑張ってください
素直と少女漫画で書くと言った者です。
とりあえず出来た所まで…
ってか、前よりこんがらかってる
全然素直になってない、んですが、最後は素直になる予定です
週末に時間とれたらまたお邪魔しますので、よろしくです
>382さん
おお〜
私はどろしーちゃんがもてるのが嬉しいので、ポピィくん好きです。
続き楽しみにしてますね!
セラヴィーと初めての夜を迎えてから、3ケ月が過ぎた。あの夜から私たちは、毎日のように身体を重ねている。自分でも驚いているけれど、セラヴィーから求められて断ったことはない。それどころか、自ら彼の部屋を訪ねたことも一度ならずともある。
最初の晩、あんなに泣いていたのが嘘のように、今は身体が彼に馴染んでいた。
「どろしーちゃん」
ベッドから降りて身づくろいをしていると、後ろからセラヴィーが声をかけて来る。
「何?」
「どうしていつも自分の部屋に帰っちゃうんですか?」
「だらしない事したくないのよ。ちゃんとケジメをつけたいの。だって私たちって別に結婚しているわけじゃないし、恋人同士でもないんだから」
「…恋人でもないのに」
「ん…っ」
「こういう事をするの?」
ベッドから降りてセラヴィーは、私を後ろから抱き締めて強引に口付けをする。
「やめてよ」
自分でも驚く位に冷たい声が出た。それで力が緩んだらしいセラヴィーの腕からするりと抜け出す。
「こんなの別に特別な事じゃないんだから。適度な運動ってとこね」
「適度な、運動ねぇ。そんな余裕な発言をされると、メチャクチャにして、泣かせてみたくなりますね」
口元を歪ませる様子からセラヴィーが怒ったのがわかる。冷たい響きにぞくりと身が震えた。
「冗談です」
けれど、次の瞬間、セラヴィーは私に微笑みかける。その微笑みにどこか違和感を持つ。こんな風な気持ちの静め方は、らしくない気がした。
「…とりあえず、口には気をつけない?つまらない事言うなら、もう来ないわよ?」
「どろしーちゃん」
セラヴィーの眼に一瞬、怖いものが走る。
「何よ」
努めて冷静に言おうとしたけれど、声が少し震えていたかも知れない。
「そうですね…お互いに。おやすみなさい」
拍子抜けする言葉が吐かれる。
だから尚更セラヴィーが、何らかの感情を押し殺していると確信する。
それが怒りなのか、悲しみなのか、軽蔑なのか、もっと別のものなのかはわからないけれど。
とりあえず、私は自分の部屋に戻るのを許されたようだった。挨拶には答えず、後ろを向いて部屋を出る。
ドアノブに手を触れるまでが、一番怖かった。
悔しいけれど、セラヴィーは私の気持ちなんておかまいなしに、私の身体を自由にする事が出来る力を持っているのだ。充分過ぎる位に。
振り向いちゃダメ。
部屋を出て、本当は走って逃げたいのを懸命に堪えて、静かに規則正しい足音を響かせながら廊下を歩く。
セラヴィーに抱かれた最初の夜。その出来事は今でも私の心に影を落としている。それでも毎晩抱かれているのは、奪われる位ならいっそ投
げ出して、与えてしまった方がいいという破壊的な感情のせいなのか。
それとも。
見慣れた自分の部屋のドアを見ると、心からほっとする。足を早めて、ドアを開き中に滑り込んだ。
月光が部屋を満たしていた。その青白い光が、やけになまめかしく感じる。
気付くと身体が熱かった。
抑えようとしても、手がじりじりと下へ降りて来る。そこに触れれば、すごくいいのだ。今の私は、その味を知ってしまっている。
「はぁ…っ…ん」
ほんの30分前にいいだけ快楽を味わった筈のそこは、貪欲にもまた蜜をしたたらせている。さんざん彼のもので貫かれているというのに、自分で
指を入れる事は、何だか怖くて出来ない。下着の上からそこを擦ると、ぬるりという感触が指の腹に伝わる。立っていられなくなり、ドアにももたれか
かるようにしゃがみ込み、そのまま一人で暗い楽しみにふける。
ある程度年をとってから初体験を済ませると、お猿みたいに発情してしまうと聞いた事がある。
私もそうなのかしら?だとしたら、何て、あさましい…
「…あ…はぁっ…いいっ…」
部屋を出る前に見た冷たいセラヴィーの冷たい眼を思い出しながら、昇りつめる。
頭の中が真っ白になるような感覚を味わいながら、くたりと床に倒れこんでしまう。冷たい床が火照った頬に心地良かった。
流石に体力を消耗したらしく、そのまま眠気が訪れる。いけない。こんな所で眠ってしまったら、風邪をひいちゃう…。
「…セラヴィー…」
小さく呟く。
今、何をしてる?もう眠ってしまった?
そうぼんやりと思いながら、床にうつ伏せたはしたない格好のままで、私は眠りに落ちていた。
>>392さん
GJ!ドロタン、まだまだ意地っぱりだけど、可愛いわ。
基本的に、セラは正直だね。二人がハッピーエンディングになるといいな。
392さん、GJ!!
切ない〜
続き、楽しみにしています
いいスレだな。俺的名作揃いだ
>>392さん
いいなぁ。秀作ありがとう!
セラ可哀想。でも、押しが弱い。
ドロタンの捻くれっぷりが、愛しい。
399 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 01:12:08 ID:IlDMzqvQ
期待age
あーあ、やっちゃったねw
>400
何が?
セラこえぇ
どろしーたん、なんか可哀想や。
403 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:10:55 ID:7k0NjnxP
続き期待age
久しぶりに覗いたら神キテター!
「こんなの別に特別な事じゃないんだから。適度な運動ってとこね」
「適度な、運動ねぇ。そんな余裕な発言をされると、メチャクチャにして、泣かせてみたくなりますね」
のセリフに(*´д`*)ハァハァしました。
続き楽しみにしてます。
>「適度な、運動ねぇ。そんな余裕な発言をされると、メチャクチャにして、泣かせてみたくなりますね」
これ極上の優しい笑顔で言われても恐いな。
続き出来ました。
時間がかなり開いてしまいましたが、何か完結する事ができました。
かなり長いですが、読んで下さればすごく嬉しいです。
一人遊びをしてそのまま床で眠ってしまった日の翌朝。
風邪気味なのは私じゃなくて、何故かセラヴィーの方だった。
子供達にご飯をよそう間に2回もクシャミをするので、見かねて私が交代する。
セラヴィーは鼻の頭を赤くして、エリザベスを抱き締めるようにして大人しく座っている。
食欲がないようで、目の前の食事に全く手をつけなかった。
そういえばセラヴィーは意外と身体が弱い。不本意ながら一緒に生活をするようにな
ってからも、季節の変わり目になるとよく風邪をひいていた。
「どんな格好で寝たんだよ」
ご飯をかきこみながら、普段お腹を出して寝ることをうるさく注意される犬がここぞと
ばかりにセラヴィーに言う。私に向けられたものではない他意のない犬の発言に、不覚
にも赤面してしまう。
「ほうっておいて下さい」
そんな私に気付いているのかいないのか、セラヴィーは機嫌悪く短く答えてから、黙り込
んでしまう。いつもまめにみんなの食事の面倒を見ている彼がそんな調子なので、朝の雰
囲気はひどいものだった。しいねちゃんとチャー子は目配せして何事かを話している。
それにしても。
端正な顔を物憂げに伏せて、大事そうにお人形を抱き締めて座っている姿は、いつも以上に
セラヴィーをアブナイ人に見せていた。
「…少しでも食べられそうなものがあったら、食べた方がいいんじゃない?具合悪いなら、
今日は私が後片付けしといてあげるから。…何とか言いなさいよ、セラヴィー?」
自分でも似合わないと思う発言をしたのに、返事がない事にむっとする。
「セラヴィーは喉が痛いから喋れないのよ。「風邪をひかない」どろしーちゃんが羨ましいわ。
でも、柄にもないお気遣いいたみいります」
子供達が長年培われてきた勘で、自分たちの食事を庇って卓袱台から持ち上げるのが視
界の端にうつる。
だけど私は卓袱台をひっくり返したりしなかった。
変態め。
表情を変えずに、ただもくもくと自分の前に置かれた食事を口に運ぶ。
拍子抜けしたような、白けた雰囲気が部屋に漂う。
どんなに騒々しくても、時には大人二人が大喧嘩して卓袱台がひっくり返される様な事になっても、
こんな種類のぎこちなさを味わうことは今までなかったのに。
二人が関係を持った事によって、かえって距離が広がったと感じているのは、多分私だけではない
だろう。うつろな気持ちで食べる朝食は、味が殆どわからなかった。
夜になって雨が降り出した。それは肌寒い風とあいまって、秋の訪れを感じさせる。雨の中、昼間に調合した風邪薬を入れた小瓶を携えて、今夜もセラヴィーの家を訪ねた。
私が作った薬なんて飲まないかもなと思いつつ、彼の部屋をノックする。
寒気がしているのか、ローブの上に肩掛けをした格好でセラヴィーが戸を開けた。ただそれだけの変化なのに、何だかセラヴィーが知らない人に思えて、上手く言葉を見つけることが出来ない。
「これ…」
いつもよりもっと愛想のない声で、小瓶を差し出す。
「風邪薬よ。飲みなさいね。あんた、夜もロクに食べてなかったでしょ。しいねちゃんにうつされても嫌だから」
セラヴィーは何も言わずに、一歩後ずさり、スペースを空ける。受け取ろうとしないので、私が小瓶を渡すには、自分も部屋に入るしかない。
「ヘンなものは入れてないから、受け取りなさいよ」
怒ったように言うと、セラヴィーはやっと手を伸ばして薬を受け取る。
「ご親切にありがとうございます、どろしーちゃん」
バカ丁寧な口調が気にならないでもなかったけれど、一応渡せた事にほっとする。今日はこれで帰るわ、と言いかけた時、セラヴィーがこちらに片方の手を差し出した。
「セラヴィー…」
招くように差し出された腕に視線が釘付けになってしまう。
セラヴィーはそんな私を見て、嫣然と微笑んだ。私が差し出された腕を拒めないのを見透かしているように。
腕。力強い腕に、長い指。幾度となく私を溺れさせた…
ごくり、と喉が鳴ったかも知れない。
今、私はこの男に欲情していた。
「どろしーちゃん、今晩は欲しくないんですか?」
いつも何だって自分より上手くこなす彼が許せなかった。それなのに、あんなに嫌った器用さで、身体を弄ばれることを欲している自分がいる。
欲しい、と答える変わりに、私はセラヴィーの首に片手を巻き付けて、傷つけようとでもするかのように、乱暴に唇に自分の唇を押し当てていた。
多分私は、元から貞操観念のある方じゃなかったんだろう。この年まで処女だったとい
うのは、単にお誘いがなかったというだけのことで。呪いを解く為なら、あの中年男に身
を任せようとした位なのだから。
ただ、セラヴィーに抱かれるのだけは嫌だと思っていた。でももうそんな矜持も、捨て
てしまった。だとしたら、身体の関係を重ねることで、私はセラヴィーをあの中年男と同
列にしていると言えるのかも知れない。
考え出すと、出口のない迷路に入り込んでしまったような気持ちになる。
夜が来て、セラヴィーに抱かれて頭が真っ白になっている間だけ、その迷路から抜け
出せないでいる自分を忘れることができた。
「もうこんなになっていますよ、どろしーちゃん」
ベッドに座った状態のセラヴィーの膝に跨り、座位の姿勢をとる。首に腕を回し、脚の
付け根を弄られる刺激に身を委ねる。私の弱い部分を知り尽くしている彼の丁寧な愛撫
で、そこはもう充分に潤っていた。指の抽送が繰り返される度に、部屋の中に水音が響く。
快感に耐えるために力を入れすぎた太ももが震えていた。
「ん…ああっ…も、もう」
「もう?どうして欲しいんですか?」
「…もう、入れて…あっ…」
いつもならあまり言わない言葉を口にする。
首筋から耳朶をセラヴィーの舌がねっとりと舐め上げる。溜まらず反り返った私の上半
身を抑えて、耳元にとどめを刺すかのように囁く。
「珍しく素直でいい子ですね、どろしーちゃん…」
人差し指と中指で襞をくつろげられ、片方の手を腰に添えられ、そのまま深く沈んで行く。
「…はっ…あ…」
お腹の中に、セラヴィーの熱いものがしっかりと入っているのを感じる。いつもはこれで夢中になる。何も考えずに声をあげて、快楽に身を任せるのに。
今日は何故か、頭のどこかがしんと冷えていた。
眼を開けるとセラヴィーの肩越しに、エリザベスが映る。
そうだ。今日は妙にあのお人形がちらつくんだ。
それを振り払おうと、眼を瞑って、セラヴィーの肩に顔を押し付けて、行為に没頭しようとしたけれど、無理だった。
どうしよう。
悲しい。
こんなに近づいて、身体を求め合っているのに、どうしようもなく遠く感じる。
矜持を捨てて、ただ快楽に我を忘れることを選んだはずなのに。
「…セラヴィー…」
小さく呟いたけれど、返事はなかった。ただ腰を揺らして、自分の快楽を得る行為に専念しているのか。規則正しい振動に、乗り物酔いにも似た眩暈すら覚える。
心も通じず、身体も熱くならない。最悪だ。
いつもは気にならない全身を伝う汗が、身体中の熱を奪っていくような気がして、私はセラヴィーに揺さぶられながら、ただ無闇に彼にしがみついていた。
抱かれたばかりだというのに、身体中が冷えていた。その寒さのせいで動作が緩慢にな
っている。床に散らばった下着を拾い集めて身につけるのに、いつもよりずっと時間がか
かってしまう。ふと振り返ると、やはり体調が悪いのだろう。珍しく、セラヴィーは眠り込ん
でしまったようだった。身体を窓側に向けているので、こちらからは、裸の背中と緑色の後
頭部しか見えない。ふと机に置かれたままの薬の小瓶に気付く。
風邪、大丈夫かしら?
何だか起こす事も躊躇ってしまう。そのままぼうっと無防備な寝姿を眺めた。
背中を向けられているせいなのか。たまらなく寂しかった。
いくら身体を重ねても、心が交わらなければその行為には何の意味もないのだ。
それを今晩、思い知らされた。
「泊まっていきなさいよ、どろしーちゃん」
「な…」
場違いな女の子の声が部屋に響く。それは勿論、テーブルの上に座っているエリザベスの声だった。
「そうしたらあの時の晩みたいに、朝まで楽しめるじゃない?」
いや、実際に喋っているのはセラヴィーなのだが。腹話術によって発せられる少女じみた声に、何かがふつりと切れた。
さっきみたいのでいいの?あんな風な繋がりを、あんたは楽しいと感じたの?
私の身体は冷えきって、心も空っぽだったのに。それにも気付かないで。
八つ当たりだとはわかってる。適度な運動と言い切ったのは、私のほうなのだから。
それでも、抑えきれない感情が膨れ上がる。セラヴィーの部屋にいながら、私はまた一人迷路へと迷い込んで行った。
「いいわよ?…ただし」
言うなり、エリザベスの腕を掴んで、窓から投げ捨てる。無意識に魔法を使っていたのだろう。雨の中、お人形は随分遠くまで放たれ、闇に吸い込まれて行った。
お人形に罪がないのはわかる。罪があるのは。
「何するんですかっ?!」
セラヴィーはベッドから起き上がり、私を押しのけて窓から身を乗り出す。
「エリザベス!待っていて下さい、今僕が助けに」
見苦しいくらいに取り乱して、セラヴィーは今にも外に飛び出す体勢になる。
「セラヴィー」
ただならぬ私の声の響きに、錯乱状態だったセラヴィーがこちらを振り向く。その眼には、涙が滲んでいた。私はそんなセラヴィーから視線を外さずに微笑む。
「…どろしーちゃん…」
「どうしたの?朝まで楽しむんじゃないの?」
形勢が逆転していた。
セラヴィーの眼に、微笑んでいる私が映っていた。それは、いつも私がここで見るセラヴィーの表情にそっくりだった。そして、今の私の眼に映る彼の顔は多分…。
窓際に立ち尽くす裸の男の頬を撫でて、自分から口付ける。抵抗はされない。唇を割って、舌先を絡め、セラヴィーの口腔を犯す。
相手の気持ちにおかまいなしに身体だけを昂ぶらせること。最初にセラヴィーがやったことじゃない?私だって、出来ないわけじゃない。
「ん…ふぅ…」
長い口付けを終えると、二人の唇の間に糸が垂れた。
そこで眼と眼が合う。
セラヴィーは、途方にくれた男の子のような顔をしていた。そんな顔をよく知っているような気がして、ふいに私までとても悲しくなる。両手から力が抜け、だらりと降ろしてしまう。
何をやってるんだろう。最低だ。私。
後ろを向いて唇を拭いながら言う。
「…拾いに行きなさいよ」
「どろしーちゃん…」
「…行ってよ…大事なお人形がめちゃくちゃになる前に…」
雨の音はますます激しくなっていた。
私自身、エリザベスがどこまで飛んでいってしまったのか見当もつかない。でも、セラヴィーのことだから、すぐに見つけるだろう。暗闇にも光るあのキラキラした金髪を頼りに。
「…エリザベスは、特別なんです…だって」
「聞きたくない、やめて!…早く探しに行きなさいよ!」
「どろしーちゃん…ごめんなさい」
そう言ってセラヴィーは一瞬でローブ姿となり、窓から雨の降る外に出て行った。
謝らないでよ。馬鹿セラヴィー…変態の、どうしようもないやつ…。
白けた悲しい空気の残る部屋に私は一人残される。まだ下着姿のままの自分に気付いて、ドレスを着てからベッドに座る。
瞳を閉じて、頭の中にエリザベスを思い浮かべた。暗闇の中横たわっているお人形に傘を差しかけてあげる。想像力が必要なこの手の魔法は、あんまり得意じゃない。うまく行けばいいのだけれど。
どしゃぶりの雨の中一人ぼっちで。イメージの中のお人形は、それでも微笑んでいた。
それから長い時間が過ぎたように思ったけれど、時計を見ると半時もたっていなかった。セラヴィーがびしょぬれになって部屋に戻る。腕にはエリザベスを抱いていた。
私の下手な魔法はやっぱり失敗したらしい。彼女もセラヴィーと同じ位濡れてしまっていた。もしかしたら、この子自身が傘を拒んだのかも知れない。そんな事をふと思う。
「どろしーちゃん…」
「ひどい格好ね…雨をよけることも考えられない位、必死だったの?」
大事そうに抱えられたエリザベスを見て、忘れていた痛みが胸をキリキリと刺す。
でも、もうこれでいい。これで決定的に失恋できる。その為に部屋に残っていたのだ。セラヴィーは今の私を愛さない。裸同然の私を一人部屋に残して、昔の私を模ったお人形をおいかけていく…。
「私も」
泣かないように、泣きたいと思っていることを気取られないように、強い口調で言う。
「私も謝らないから……さよなら、セラヴィー」
これ以上ここにいたら、間違いなく泣いてしまう。全身を緊張させたまま、私は扉に向かおうとした。
「どろしーちゃん」
何かが私の足を止めさせ、警告を無視して、彼の方へと振り返らせる。
セラヴィーは雨に濡れ、お人形を抱えて立ち尽くしていた。
「どろしーちゃん……行かないで。一人にしないで」
セラヴィーの瞳から、さらに大粒の涙が毀れて、彼はその場に立ち尽くしたまま泣き出した。
一人にしないで?
もしかしてそれが、この前から言いたかった言葉なの?
唇を歪めて、怒っているように見えたのは、その言葉を押し殺していたから?
泣くのを堪えていたから?
私が一目後ろを振り返ってさえいれば、こんな顔をしたあんたがいたの?
あまりに驚いて、息をするのも忘れていた。その瞬間、本当に時が止まっているように思えたのだ。
「どろしーちゃん。結婚の約束をしたの覚えています?お花畑で、きらきらした笑顔で、
僕のプロポーズを受けてくれた。エリザベスを見ると、その場面が鮮やかに蘇るんです。
嫌われていなかったこともあったんだって思える。だから、エリザベスは特別なお人形な
んです。この子を失くしたら、その思い出までなかった事になりそうで」
今のセラヴィーを見て、どうして自分がこんなに動揺しているのかわかった。あのお花
畑で、結婚の約束に指切りをした男の子を思い出すからだ。もっとも、記憶の中のあの子
は、上気した顔に満面の笑みを浮かべていて、今の彼は泣き顔なのだけど。
私は、それを忘れていた。
いや、結婚の約束をしたのは覚えている。ただ、自分がその時どう思ったか。どんな気持
ちだったか、忘れかけていた。
確かにあの時、私は何の屈託もなく、あんたの事を好きだった。
けれどいつしか、その男の子が私よりも何でも上手くこなして、私に手に入る筈だったものを
不当に横取りしていると思うようになって行った。
そして、あの日を迎えた。
あんたが私を、初めてブスと言った日。
ある意味羨ましかった。髪の色を変えただけで心変わりできるなんて。嫌いになれるなんて。
だって、私はずっとずっと…。
「…三ヶ月前、強引なやり方でどろしーちゃんを手に入れてから、心が休まる暇がなかったんです。
手に入れる前より、手に入れた後のほうがずっと怖かった。今度は失うことを怖れるようになるから。
どろしーちゃんに嫌われて当然ですね。いつか捨てられるのが怖くて、昔の思い出に縋って。いつだ
って、今のどろしーちゃんが一番好きなのに。どろしーちゃんに相応しい男になりたかったのに…」
整った顔を涙でぐちゃぐちゃにして、お人形を抱いて。
あんたいくつになったの?もうそんな年でもないでしょうに。
セラヴィーの腕からいきなりエリザベスを取り上げる。
それを何と思ったのか、セラヴィーの諦めきったような表情に苦笑いする。
「安心してよ、もうこの子に危害を加えたりしないから」
いつもの彼の真似をして人差し指を軽くふると、エリザベスの髪とドレスは乾き、もう防御もなにもないセラヴィーはパジャマ姿になっていた。
私の真意を測りかねているような顔をしている彼をベッドに座らせて、濡れている緑色の髪をタオルで乾かす。何となく、これは魔法じゃなく、手でやってあげたかったのだ。
セラヴィーは本格的に風邪をひきつつあった。髪を乾かしてあげながら額に触れると、驚く位に熱い。それでも彼は熱にうかされた眼をしながら、じっと私の言葉を待っているようだった。
でも、私は、こういう時、喋るのが苦手なのだ。
言葉を発する代わりに、机に置いてあった小瓶から薬を口に含んで、そのままセラヴィーに唇を重ねる。
信じられないというような顔で私を見つめ、それでもこくりと薬を飲み下す。
「…しない…」
「え?」
「一人になんてしないから、今は寝なさい」
「どろしーちゃん…ほんとに…」
そう言った途端、セラヴィーはくたりと仰向けになって枕に上体を倒す。
「どろしーちゃん…この風邪薬、睡眠成分入れす…ぎ…」
「え?こんなもんでしょ?」
と言いつつ、確かにちょっと効き過ぎな気もしないでもなかった。
「…僕はまだ、眠りたくな…」
「眠りなさい。起きてもまだ、傍にいるから」
安心させようと、セラヴィーの頬に触れた手の平が熱い。
そこから確かに官能を感じている自分に驚く。こんなときなのに。
したい、なんて思うなんて。
けれど今はそれを汚い気持ちとは思わない。触れていたい、触れて欲しいと思う事は、そんなに悪いものじゃないと思えた。
勘のいい彼の事だ。私が、何か言おうとしている事に気付いているのだろう。意識を保とうと瞼が抵抗を見せている。でもそれもすぐに終わり、熱に潤んだ瞳が閉じられ、規則正しい寝息が繰り返される。
私はそれを見届けてから、深呼吸して自分の気持ちを整理した。
彼に対して、好きだけしか言葉がみつからないような時代が確かにあった。無邪気にプロポーズを受けて、小さな手で指きりをした。
そんな花畑での気持ちを忘れていたことを、責めないで欲しい。
確かにあれから私はあんたに対して、嫉妬や、疑惑や、色々な気持ちを抱くようになった。
でも、それでも。
ずっと、あなたのことが。
「…想い出に縋る暇もない位に、好きなのよ」
耳元に小さく囁く。
でもその言葉は、眠るセラヴィーには届いていない。今は、まだ。
(終)
ただでさえ長いのに、貼り付けるのヘタでガタガタだ…
ほんと、ごめんなさい。
GJです、どろしーちゃんの心理って本当にこんな
感じだったんだろうなあってしみじみした。
いいもん読ませていただきました。
乙です!いいもの読ませてもらいました
どろしーちゃんもセラビーも一言が言えないが為に・・・
なんかどろしーちゃんが誕生日プレゼントを奥底に隠してる
シーンを思い出した
もつかれ!
いいねいいね〜、精神的に弱ってるセラ好きだ。
にしても秀作ですな。
419 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 12:52:26 ID:0RZDXg4h
>>406 素晴らしき世界哉。ありがとう。 今回は、サラが可哀想でした。
ドロシーちゃんのいつにない、大人っぽい優しさが良かった。
この後、二人が少しずつラブラブになることを願ってます〜。
(続編ねだるかわりに脳内妄想に留めます)
空飛ぶホウキに乗って愛する彼を狙うの〜♪
>>406 大作だねぇ〜
感動した
いいもん読ましてもらいました
>>406 凄く良かったです・・・!
お互いが本当のことを伝えられずにいる
様子や切なさが伝わってきました。
長い年月で離れてしまった距離が少しずつ少しずつ
縮まっていく感じが良いです!
(続編ねだりたいところですが、このような作品を
読ませて頂き更に欲張ればバチが当たるので脳内妄想
に留めるよう努めます・・!)
>>406 凄く良かったです。このような作品が書けるとは凄いです。
あ、それで誰かラスカルXまやちょんのラブラブ物を書いてくださいませんか?
ポピー×どろしーってのは
やっぱりあんまエロくならないのかな。
ハードなのあったら読んでみたいが。
>>406 良かったです。ありがとう。弱気なセラと憎らしいエリザベスに萌え。
おねだりじゃないけど、「素直になったよ編」あったら、いいな。
三部作だと区切りも、いいですよぉ(←キャッチセール悪徳商人)
>>420 空飛ぶホウキに乗って→×
危険なモンスター達が→○
リア小の時にりぼんで読んでたんだけど
これから先、どんな作品を見ても
自分の中でセラどろを超えるカプには出会えないと思う。
ラスまやも萌え。彩花先生って天才。
406タン 自分もちょっぴり甘くて幸せなセラドロ見たいな。
超短編でいいですから(ぺこり)
セラビー子供時代エロ編、誰か書いて下さい。よかったら。
しばらく見ないうちに神が降臨なさっていたな・ん・て……!
セラどろ好きなんで、もうGJ!GJ!連発ですよ。
どろしー関係が好きなので(何せ大人と子ども、黒髪と金髪で二度美味しい)
ポーどろも読みたい。
自分では書けないけど、シチュだけは思いつくのでこういうのどうですか?
大人どろだと近くにセラもいてエロに持ち込めない。
けど、魔法の鏡で過去のどろしー少女時代にタイムスリップして
ちゃっかり処女をいただいてしまうとか。
……すいません。夢見すぎましたorz
ドロシーちゃんを懐柔するセラみたいな。
432 :
:2005/10/07(金) 21:36:47 ID:ngkmcDZI
いいよ セラどろ いいよ〜(*´Д`)=з
乗り遅れ気味だがセラ×どろ406タン 疲れさまー& 激 し く 神 の 仕 事 !!!
壺のオンパレードで何度も読み返しちゃったよ!
しっかり盗み聞いて 「いいのよ」 プッツンセラタン
あんまり先走って 「愛してる(どんな姿でも)」 言い忘れるセラタン
エチー中も壺がてんこ盛りどろしーちゃんもなんて罪作りなw スレチガイサイコー!
「…僕はまだ、眠りたくな…」 気になる科白だチキショーwww
どろしーちゃんの一人エチーまであってエロあり切なさありハッピーエンドの予感ありw
気持ちが通じ合った幸せなエロエロも読んでみたいもんですごちそうさまでしたー。
職人様マダかなー
435 :
406:2005/10/11(火) 00:59:35 ID:JuqkajnD
お久し振りです。
406です。
また一つネタが浮かんでしまったので、明日以降投下したいと思ってます。
感想くれた方々、本当にありがとうございます。
嬉しすぎる…。
でもごめんなさい。
次のネタはセラ×どろの鬼畜です。
みなさんからのリクエストを裏切るようで心苦しいのですが、スラスラ
出来そうなんですorz
そのうち、幸せモードも考えていますので。
それでは。なるべく早く書き上げてしまいますね
>>435 鬼畜も大好きです。楽しみです(*´∀`)
それから幸せリクも聞いてくださるとのことで
ありがたいです。どちらも気長にお待ちしておりますので
435さんのペースで投稿してください(ぺこ
投稿してよろしいでしょうか。
よろしいですよ。
それなりに覚悟してお待ち致して居りまするw
ワキワキ
職人様キターーー(゜∀゜)ーーーー!?!
>>435様(=
>>438様?) 鬼畜楽しみでつ! お願い致します。ワクテカ
>435です。
私は>438さんじゃないですよ〜
もう少し出来上がりに時間かかりそうです
私も438さん楽しみです
ドゾ〜!
おぉっ 職人様がお二人も!?
>>438様 投稿是非ともお願いしまつ!
>>435様 ガンガッテ下さい。楽しみにお待ちしてます。
445 :
438:2005/10/12(水) 04:12:49 ID:td0cwE9B
結婚初夜。チャチャとリーヤは、途方に暮れていた。
「リーヤぁ。大丈夫?。」
チャチャが心配そうにリーヤの顔を覗き込む。目は潤んでいる。
「酔ったのだ。気持ち悪いのだ。」
「ごめんねえ、いつまでたってもあたし、2人乗り上手くならなくて・・・。」
「気にするななのだ。俺は強い子よい子リーヤなのだ。」
真っ青な顔で、リーヤが立ち上がった。
「それよりここは、どこなのだ?」
「ホテルだよ。」
よく見ると、素敵なベッドの上にいる。
「はあ!こっ、こっ、こっ、ここは!。」
「前から入りたかったんだよねー。お城みたいなホテル♪。」
「そうなのだ!行きたいって言ったら、セラヴィーに、大人になってからって言われたのだ!もう俺 達は結婚して、大人だから、いいのだ!。」
「やっぱり中もかわいいね!お人形がいっぱいだよ〜。」
二人は手を取り合って喜ぶ。
「部屋にね、お風呂があってね、かわいいの〜。」
「ほんとなのだ!さっそく入るのだ!。」
チャチャが顔を赤くする。リーヤはにこっと笑って
「レディーファーストなのだ。チャチャ先にどうぞなのだ。」
チャチャは顔を赤くして困ったような顔になる
「あ、あのね、リーヤ。」
「どうしたのだ?チャチャ?。」
「あ、あの・・その・・・。」
うつむきながらチャチャが言う
「い、一緒に入らない?わたしたち、結婚したんだから・・・その・・・。」
チャー子×犬 キテタ!イイヨ〜
続きカマーン Щ(゜Д゜)Щ
つか お願いします。
獣姦も決して否定はしないけど、やっぱ初めては普通にシテほしいなあと思ったり
兎も角も期待してます!
職人様に路線変更を強いる虞れも御座居ますので正座しt^H^H^H^Hワクテカして待ちませう。
449 :
438:2005/10/13(木) 06:17:30 ID:g4Kg8Zy3
「・・・チャチャ。」
顔を赤くしながら照れるチャチャが、凄くかわいい。リーヤまで顔が赤くなってしまう。
「なんだかチャチャ、ものすごくかわいいのだ。チャチャがしたいようにしたいのだ。俺はチャチャが大好きなのだ。」
「リーヤ・・・。」
脱衣所で、リーヤは、後ろを向きながら服を脱ぎ始める。
「あっ。」
「どうしたの?リーヤ。」
「い、いや、なんでもないのだ。気にするななのだ。」
リーヤは、もう大きくなっている自分のモノに驚いてしまったのである。
(一緒にお風呂なんて、どうしたらいいのだ・・・我慢できないのだ。早くこすって気持ちよくなりたいのだ。チャチャの前ではそんなことできないのだ)
きゃあう〜///
もどかしさが よいですなぁ。続きキボーン
今日は投下あるとイイナ(´∀`)
マタリとお待ちしてます。438タソ ガンガッテ下さい。
初めてのSSをこっそり投下してみる。
まだエロ入ってません。申し訳ない。
あとどろしーちゃんキャラが違う気もする。
453 :
セラどろ 1:2005/10/15(土) 17:02:56 ID:s9kswBgM
自分の寝返りとは関係なくベッドが軋んで、目が覚めた。
誰かが私の上に覆い被さってくる気配。
咄嗟に攻撃魔法を使おうと手が動いたけれど、
その手はあっさり掴まれてしまった。
ついでに手で口も思いっきりふさがれてしまう。
…これでは魔法は使えない。
暗闇で姿ははっきりとはみえないが、
ここまで私に気づかれずに侵入する手口、魔法を塞ぐ手早い動きには
心当たりがある。
すさまじく嫌な予感がした。
とりあえずくぐもった声で誰何する。
「誰!?」
「ぼくですよ、どろしーちゃん」
…予感的中。
2軒隣に住む変態悪魔だ。
454 :
セラどろ 2:2005/10/15(土) 17:03:31 ID:s9kswBgM
「まったく、いきなり魔法を使おうとするなんてご挨拶だなぁ」
「ちょっと、何のつもりよこの変態!」
一生懸命手の隙間から叫んでみるものの、どうにも迫力が足りない。
「はんのふもりよこのえんあい?何言ってるんですどろしーちゃん」
しれっとふざけたことをぬかしているが、
変態といったのが気に食わないらしく、
私の手をつかんでいる右手に若干力が入った。
「何なのよ!こんな夜中に!何の用?!」
「どろしーちゃんこそ何寝ぼけてるんですか」
ようやく暗闇に慣れて来た私の頭上で、
悪魔は、気持ちが悪いくらいさわやかに微笑んだ。
「この状況で、夜這い以外の何があるっていうんです?」
455 :
セラどろ 3:2005/10/15(土) 17:05:19 ID:s9kswBgM
余りといえば余りの言葉に返す言葉も無く、ただ体をよじる。
しかし全身の抵抗にも関わらず、
さほど重くも無いはずのこの男の体はびくともしなかった。
「こうみえてもぼく、どろしーちゃんと違って若いですし」
歌うように言いながら、どこから出したかわからないロープで
手際よく私の手を拘束していく。
「たとえこーんなに変わり果てた姿でも、愛を誓った人に違いはありませんし」
手を結び終えると、魔法をかけるしぐさをする。
一瞬あたりがかがやいたのち、ベッドサイドのランプに火が灯った。ほのかに甘い香りも漂いだす。
ムード満点ですね、と満足げに悪魔がひとりごちた。
勘弁してくれ、と私は思った。
456 :
セラどろ 4:2005/10/15(土) 17:08:05 ID:s9kswBgM
本来なら最も憎むべき黒髪をやけに優しく撫でながら、顔が近づいてきた。
男のクセにきれいな肌だというのがむやみにむかつく。
キスしてきたら噛み付いてやる、と思っていると、セラヴィーの顔は予想外にも私の肩に降りてきた。
そっと頬に手が添えられる。熱い。
「毎日好きな人が側にいて手も出せないなんて拷問じゃないですか?」
だからこれは全部どろしーちゃんのせいなんです、と囁いて、軽く耳朶を噛まれる。
噛まれた部分から体温がじわじわ伝わり、そこから全身の力が抜けていった。
魔法を使われたようだった。
不満を表そうとかろうじて出した声はかすれて、酷く甘ったるく聞こえた。
「…犯罪者…こんなことしてどうなるかわかってるの…?」
「大丈夫、これ以上嫌われたくないですから、記憶は消します」
側に男の体温があるにもかかわらず寒気が襲った。
今日2度目の嫌な予感。
記憶を消すって、何を言い出す気だこの男。
>>457 GJ!続き是非見たい。
記憶、全くリセットされちゃうのは、セラドロファンとしては残念かも。
少しは萌える思い残して欲しいな。
459 :
:2005/10/16(日) 14:53:19 ID:jkirP185
>>456 キター! 押せ押せなセラが危険な香りでイイよー(*´Д`)=з
是非とも続きよろ。
続き投下します。多分あと1回で終わると思います。
昨日投下した分を読み返したらわかりにくい個所がいっぱいある…。
初SSということでどうぞ温かく見守ってやってください。
ついでに、申し訳ないのですが実力不足で甘い話にも鬼畜な話にもなりそうにないです。
461 :
セラどろ5:2005/10/16(日) 17:04:39 ID:eVJo5AcM
私の強張った顔を見てか、安心させるような声音で悪魔は付け足した。
「そんなに心配しなくてもちゃんと処女膜も回復させますよ」
もうこれ以上驚くことはないだろうと思っていたのに、一瞬耳を疑った。
掠れる声で恐る恐る聞く。
「ちょ、何それ…」
「やだなー。新婚の楽しみがなくなるじゃないですか!」
セラヴィーはといえばなにいわせるんですか、と言わんばかりに本気で照れている。
正真正銘の変態だ。
おそらく新婚初夜に初めて処女を奪うという演出をしたいのだろう。
下手をするとその後どのような調教をするかまでプランが決まっているのかもしれない。
妙なところに拘りがあるのが彼の変態たる所以だ。
「誰があんたなんかと…」
「本当はちゃんと結婚するまで待つつもりだったんですけどね、
待ってたらいつになるかわからないし…。
どろしーちゃんったらいつまでたっても素直になってくれないから…」
人の話を聞けー!と叫びたいが喉に力が入らない。
ぶちぶちとぼやくセラヴィーは、情けなくも恨みがましい表情から全くいつも通りで、それが尚気持ちが悪い。
「つまりこれは応急処置なんです」
なれた手つきでネグリジェのリボンを解きながら、
だからちょっとだけ我慢してくださいね、と満面の笑みで付け足した。
狂ってる…。
462 :
セラどろ6:2005/10/16(日) 17:05:16 ID:eVJo5AcM
半裸のまま片足を持ち上げられた。
足の指先から体の芯へと途中でキスを何度も落としながらゆっくり温かい舌が這っていく。
「どろしーちゃんはこうされるのが好きなんですよねー」
上機嫌でつぶやいている。
悔しいけれど、湿った愛撫は的確に弱いところを刺激してきていた。
慣れ切ったその台詞と行為に、イヤな想像が頭を過ぎる。
これは常習性の行為なのではないか?もう何度もこのような事が行われているのではないか?
単に自分が毎回記憶を消されているだけで。
「…もう、何度も…、こんな…こと…」
絶望的な質問に返って来たのは、絶望的な答えだった。
「…ほら、ちゃんと忘れてるでしょ?」
普段ロングスカートで隠されている白い足が、ランプの色に染まって朱色に輝いていた。
舌が内腿に達すると愛撫はさらに重点的になり、薄い肌に、いくつも赤い斑点ができてゆく。
足を支えていないほうの手は、下着の上から執拗に入り口を撫でさすっている。
相手は服を着たままで、無理やりで、この行為を無かったことにするつもりであるという屈辱的な状況にも関わらず、
自分でも認めざるを得ないほどに、体は愛撫に応えているようだった。
とうとう体の芯に達した舌は、ゆっくりと円を描いて全体を愛撫しはじめた。
ちゃんとお風呂に入ってから寝たけど…においとかないよね、と一瞬心配になったあと、
こんな状況で心配することではないと思っておかしくなった。
…たとえ少しでも弱みを握られたくない。
それでも、核が舌で執拗に刺激されると、自然に声が出てしまい、赤面する。
「あっ…や…」
「こんなにしておいて嫌はないでしょう」
下着の横からセラヴィーの指が侵入し、軽く入り口を撫でた。
初めて直接的な刺激をそこにうけて、体がびくっと震える。
セラヴィーはその指を私の鼻先にもってきた。淡い光に照らされた指先は確かに弱い粘度のある液体で濡れていた。
指の液体をいとおしそうに舐めて、悪魔は小憎らしく微笑んだ。
「これで処女なんですからね。どろしーちゃんのエッチ」
動揺しているうちに、するすると器用に下着を脱がされてしまう。
外気が体に直に感じるようで心もとない、と思う隙もなく、また温かい舌と指がダイレクトに
弱い場所をゆっくり刺激する。
一回目の絶頂は、すぐだった。
体が大きく震えるのを押さえるように、のぼりつめる瞬間に抱きすくめられて、深くキスをされた。
エロ分控えめで申し訳ないです。SSって難しいなぁ。職人さんはすごいと改めて確認。
夜にまた投下するかもしれません。
>>456、463
お疲れ様。よかったです。
見事なセラ変態っぷりだw
続き大人しく待ってます。
>>463タソ 乙です。ってかGJ!!
正真正銘の変態だ。に ワロタ。
セラの変態ながらも(異常な)愛を感じて萌えますた>抱きすくめて深いキス
続きマタリと待ちますのでがんばって下さい。
セラドロやっぱいいねw
続きまた〜り待ちます
ワッキーワッキー
セラドロもチャチャ犬もGJ!
ワクテカしながら待ってます
神続き待ってます
まだかな・・・
神を待つ間におひとつ
429タンのセラビー子供時代でアイデアいただきです
本番はないですが、苦手な方はスルーをどうぞ
「どうして、どろしーちゃんはこの頃遊んでくれないんでしょうか。」
夕焼け空の下、小さな体をもっと小さく縮め、長く伸びる影を見るともなくセラヴィーは呟いた。
辺りは黄昏時の光に満ち、物陰には暗闇が忍び寄っていた。
今まで公園で遊んでいた子らは家族が迎えに来て、ぽつぽつと皆帰っていった。
一人残されたセラヴィーは、大人のように大きく溜め息を吐いた。
近頃セラヴィーは、大好きなどろしーちゃんが自分の顔を見ると眉をひそめ、
足早に去っていくのが目下の悩みだった。
「どろしーちゃんがいじっていた毛糸の固まりを、きれいに解いてあげて
どろしーちゃんの欲しがっていたマフラーを、作ってあげたのに…。」
きれいに出来たマフラーを「喜んでもらえる」と、差し出した時のどろしーの顔は真っ赤になっていた。
差し出したマフラーはセラヴィーに叩きつけられ、どろしーは振り返ることなく去っていった。
それから2時間ほど経つが、セラヴィーはマフラーを投げつけられた場所から動く気になれなかった。
「ん…んん……」
公園の薄暗くなった植込みの影から、苦しそうな女の人の声が聞こえた。
「誰でしょう?」
セラヴィーは知った人ではないかと、息をつめて聞き耳を立てた。
澄ました耳にハァハァと荒い息が聞こえてくる。
「体の具合の悪い人でしょうか…。」
セラヴィーは心配げに植込みの奥を覗き込んだ。
そこには薄暗い中に浮かぶ白い肌と乱れながら鈍く輝く金髪があった。
1人ではなく、闇に解けたような他の体がその肌を覆っている。
「イヤ…アァッ…ダメェ……ンン…」
女の人がいじめられている!と驚いたセラヴィーが体を硬直させた。
その直後に女は鼻にかかった甘い声で、自分を苛む男に抱きついた。
「アァ、好きよ…愛しているわ……」
誰か大人を呼びに行こうと半分身をひるがえしていたセラヴィーは振り返り、
一段と激しくなる愛撫に身を震わせている女の姿を凝視した。
あの女の人は初めはとても嫌がっていたのに、男の人がああいう事やこういう事をしたら
『好き、愛している』って言っていました。」
身を隠して最期まで見届けたセラヴィーは、頭の中でその様子を鮮明に思い出していた。
「女の人はああいう事が好きなんでしょうか。」
セラヴィーは小さな自分の手の平を眺めながら、愛しい人の姿を思い描いた。
「だったらどろしーちゃんも、僕がああしてあげればきっと僕を好きになってくれるはずです。」
暗闇の中で不吉に目を輝かしながら立ち上がり
「あの人たちが隠れてしていたのですから、これは秘密でする事なのでしょう。
そうです。僕とどろしーちゃんとの秘密にするんです。」
クスクスと幸せそうに笑うとゆっくりとその小さな体を闇に溶かしていった。
「早くどろしーちゃんと仲直りするために、今夜出かけましょう。」
ベッドに入って夕方に見たものを思い出しているうちに、浮かれたような気分になり
眠りにつけないセラヴィーはこっそりと服を着替えると外に出た。
養父は夜が早く、眠ってしまえば朝が来て温かくなるまでは目を覚まさない。
瞬く星の下、息を切らせて通いなれたどろしーの家を目指して走った。
どろしーのお屋敷はすでに門が硬く閉じられていたが軽々と塀を越え、
知り尽くした家に首尾よく潜り込んだ。
まだまだ大人は起きている時間なので『秘密』を守るため、見つからないようにして
広いお屋敷の中のどろしーの部屋まで忍び込んだ。
扉を閉めると女の子の甘い香りが部屋の中を満たしていた。
ベッドの薄いレースのカーテン越しの月の光がどろしーの金髪をきらめかせていた。
「どろしーちゃん、窓のカーテンを閉め忘れたんですか?
眠っている姿を他の誰かに見られたらどうするんですか?」
セラヴィーはささやくとベッドの周りを遮るレースをそうっと持ち上げた。
「それに…月の光を浴びすぎると…おかしくなってしまうって聞いた事があるんですよ。」
月の光を背中に浴びながら、セラヴィーは目だけを無表情にして…笑った。
「どろしーちゃんのこの髪の毛、すごくきれいです。」
セラヴィーはすやすやと眠っているどろしーの金髪を一房手に取ると口づける。
近頃はなかなか触らせてもらえない、セラヴィーが愛し固執する髪の毛を
指に巻きつけ、解いてはと弄び堪能する。
その流れのままどろしーの頬や首筋を撫でるように愛撫する。
どろしーは眠っていてもくすぐったいのか、かすかに眉間にしわを寄せて吐息を吐く。
「かわいいですよ、どろしーちゃん…」
レースやリボンのついた、かわいいピンクのネグリジェの胸元のボタンをはずしていく。
あらわになった胸はまだふくらみを持たず、ほんの小さなピンク色の飾りがあるだけだ。
「これがどろしーちゃんの胸…」
セラヴィーは呟くとそうっと、指の腹で撫でるように触る。
小さいながらもゆっくりと立ち上がり固くなる。
その感触をうっとりと味わう。
「そういえば、あの人は口でもさわっていました。」
セラヴィーは口を開けると舌を突き出し、まるで甘い物のようにザラリと舐めあげる。
「ん…」
湿った舌の感触にどろしーは体をビクリと震わせたが、まだ目を覚まさない。
「お寝坊さんですね、どろしーちゃんは。」
少し早くなった息でそう言い体を起こすと、とろんとした目でどろしーの体を眺め回し、再度近づく。
左胸は右手の指先で、右胸は舌先でねっとりと感触を楽しむうちに
どろしーの体はほんのりと赤みを差してくる。
「あ……んふ……ん…」
あえぎ声も頻繁になってきている。
セラヴィーは薄いネグリジェの長い裾をたくし上げると、どろしーの足の位置を確かめ
自分の足をどろしーの両足の間に差し込み、軽く足を開かせる。
すべすべとした、闇でも白い太ももの感触を手の平で楽しむ。
だんだんと上に内に手を進め、指先をそうっと滑らすように下着の上から割れ目をなでる。
どろしーは普段ない刺激に体をビクッと震わせ、足を無意識に閉じようとするが
セラヴィーが足を差し込んでいるので閉じられない。
かまわずに今度はどろしーの秘所を指でゆるりと、やや力を入れつつ
離れるのが惜しいように行き来させる。
「あぁん…。」
セラヴィーは大きな溜め息をつくどろしーの顔を覗き込む。
「そろそろ目が覚めそうですね…。」
どろしーは水中から顔を出したように、暗闇の中で大きく息をつき
長いまつげを震わせて、ゆっくりと目を開く。
「セラヴィー?」
夢にまだ心を置いたような舌足らずな声で、目の前で微笑む姿を認めて
無意識に名を確かめるように呼ぶ。
その甘い声とトロリとした瞳ににたまらなくなったセラヴィーは、
うっとりとしながら愛撫する手を早める。
セラヴィーの早急な刺激にどろしーは まどろみから急速に覚醒する。
「いやっ!!ちょっ、ちょっと!何するのよ!!セラヴィー!」
どろしーは両手を突っ張らせて、セラヴィーを自分の体の上からどけようと
力を込める。
先ほどまでの甘い声とは違う、はっきりとした拒絶の声にセラヴィーは動揺する。
「ど、どろしーちゃん。」
セラヴィーがおろおろとした声を出した途端に夕方の光景が頭に浮ぶ。
『そうだ…イヤって言っても、本当じゃないんです。
こうしていれば、どろしーちゃんは好きって言ってくれるはずです。』
にやりと微笑を浮かべると、より一層に体を密着させて指先に力を込める。
『僕は器用だから、あの人の真似がきっとできるはずです。
そしてどろしーちゃんを泣くぐらい喜ばせて、好きって言ってもらうんです。』
指を下着の下へとすべり込ませながら、どろしーの耳元にささやく。
「どろしーちゃん、気持ちいい事をしてあげますね。」
眠っている間に受けた愛撫がどろしーの体を潤わせていた。
セラヴィーはどろしーの温かな泉をみつけると、指先をひたし奥へと探る。
「い、痛いっ!」
子供の指とはいえ、相手も子供…初めて受ける感触に体を強張らせたために
痛みは、どろしーの体をより一層の強さで襲う。
しかしセラヴィーも初めての感触に我を忘れ、息を荒げて奥へ潜ろうとする。
「どろしーちゃんの中、ぬめぬめして温かくって気持ちいいです。
どうなっているのか見てみたいですけど、灯りをつけたら家の人にみつかってしまいますよね。
そうだ、窓の明るい方に足を向けましょう。」
セラヴィーは体を起こし腰に片手を回すと、痛みに固まっている
どろしーの体を移動させ、秘部に息がかかるほどの距離で覗きこむ。
「こうなっているんですね…。」
どろしーの秘部を月明かりの下で、指を入れたり抜いたりして観察する。
次第にぬぷぬぷと音が立ち、泉から温かなものがあふれ出す。
セラヴィーはそれに、そっと何気なく舌を這わせて味を見る。
「美味しい…どろしーちゃんの味ですね…。」
セラヴィーはうっとりと顔を紅潮させながら、どろしーの泉や小石を指と舌で
同時にかき回し吸い味わう。
どろしーは痛みに耐えるのに必死で抵抗ができずにいたが、痛みの他に
体の芯が震えるような刺激を与えられ、ますます体を硬くする。
「や、やだっ!セラヴィーのバカ、バカ!やめて〜!」
どろしーは突然、得体の知れない恐怖感に襲われ、我に返ったように激しく抵抗する。
「ど、どろしーちゃん…。」
セラヴィーがどろしーからの激しい抵抗を受け、動揺して顔を上げた瞬間
「ドカッ!」
セラヴィーの顔にどろしーの足がクリティカルヒット。
『どろしーちゃん…まだ続きが…あるのに…。』
脳震盪を起こしたセラヴィーがベッドの下に落ちる瞬間に、真っ赤に顔を染め目に涙をためた
どろしーの怒った顔が見えた。
『まだ好きって言ってもらっていないのに…。
でもあんなに怒っていたら、どろしーちゃんの上に乗って体を揺するだけでは
好きって言ってもらえなかったかも…。』
精通はまだ先のセラヴィーには肝心の所は分からないままでした。
「セラヴィーのばか…。」
翌日セラヴィーは、どろしーのベッドの脇の床で召使いにみつかりましたが
セラヴィーはどろし−の家によく出入りしている上に、子供同士の事なので
「仲がいいこと」で話にもなりませんでした。
しかし、どろしーはより一層セラヴィーを避けるようになったそうです。
end
478 :
471 :2005/10/24(月) 00:25:17 ID:JqnRUXiE
お邪魔しました〜
神の到来をハァハァして待ってます
471タン乙ですた。
(・∀・)イイ!!
まだ無邪気なセラかわいいのに、やることは・・・
>>471 GJ!セラ、幼いのにヤバーイ展開w
ドロシーちゃんも可愛いです。
ちなみにセラ何歳ですか?
GJ!
カワイイじゃない!
>>471タン おつです!GJです! エロ可愛くて良かったですーヽ(゜▽、゜)ノ
また お待ちしてます!
>>471 GJですwやっぱ子供いえどせらび〜はこうでなくては!
セラどろ サイコー!
古同人誌 買い漁ろうかな。
マダカナー(´・ω・`)
486 :
名無しさん@ピンキー :2005/11/06(日) 11:02:19 ID:rEMfjuS9
職人さん 来ないかなー?
鳴かぬなら 自分で鳴こうか ホトトギス
ところでまやちょん先生の髪色おしえてたも
手持ちのコミックスにカラーがないんだよ
>>487 紫色。
ここは質問するには人いな杉じゃね?
487タン 不如帰お待ちしてます
待つわー♪
491 :
487:2005/11/11(金) 12:41:51 ID:irDtKopC
三日待っても答えがないくらい過疎ってるなら
需要がないとみなして投下やめるつもりでしたよ
ちょっと本腰いれて書こう
これいっちゃだめなんだろうけど・・・
途中でやめるぐらいなら最初から投下するなといいたい。中途半端に止まってる奴。
やるなら最初に全部書き上げてから投下汁。
このスレ見てない間に伸びるな。
>>492 まぁ気持ちは解るが それ言い出すと益々 過疎る罠。
と、完結しない為 投下できない作品を隠し持ってる私が言ってみる。
>494
頑張って完結させてくれ!(`・ω・´)
と何書いても箇条書きになる自分が言ってみる
496 :
:2005/11/12(土) 23:39:27 ID:OG+vadfp
セラどろ大好きなんだけど、難しい。
なんか難しい二人のジレンマに飲み込まれて なかなかエチにたどり着けないよママン orz
497 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 00:03:33 ID:hmSrfmPI
セラどろ書いてみたんですが、あまりにもへたくそなんで投下してもいいものか
迷ってます。
sage忘れましたすみません。
投下おねがいしまつ!!
500 :
497:2005/11/13(日) 00:20:16 ID:hmSrfmPI
今回の話は昔の世界一の魔法使い(殿)がセラヴィーに復讐しに来て、
セラヴィーとどろしーちゃん共々魔法を使えなくされてしまった上での
設定です。しかも、どろしーちゃんは黒髪のまま・・・ということ前提
で・・・。
501 :
497:2005/11/13(日) 00:25:05 ID:hmSrfmPI
魔法の使えなくなった私達は走って逃げる他なかった。
自分の屋敷の中だというのに、長い廊下を走り続けていると息が切れて足がもつれて
転びそうになる。
「セ、セラ・・・も、もう走れな・・・。はあはぁっ・・。」
「どろしーちゃんこっちです!!」
前方を走っていたセラヴィーに腕を力強くつかまれて廊下を曲がり、敵の視界から
一瞬外れた隙に、すぐ側の部屋に入り込んだ。薄暗い部屋はカーテンが閉められた
ままの、寝室だった。部屋に入ったものの身を隠せそうな場所がない。セラヴィー
は勢い良くカーテンと窓を開け放った。
「待って、いくら2階とはいえど窓から飛び降りたら下手すると骨折するわよ。」
「解っています。どろしーちゃんこの中へ!」
セラヴィーは小声でそう叫ぶと私をクローゼットの中に押し込んだ。
502 :
497:2005/11/13(日) 00:27:41 ID:hmSrfmPI
クローゼットはドレスが沢山かけられていて大人2人が横たわる格好で
いっぱいだった。
(せ、狭い。)
気がつくと私はクローゼットの中でセラヴィーに後ろから抱きしめられ
るような格好になっていた。普段は緩いローブに身を包み、華奢に見え
ていたセラヴィーの体は思ったよりも逞しくてそのギャップに戸惑って
しまう。
「どろしーちゃん、ちょっと太りました?」
耳元で囁く声に我に返りハッとする。
「ちょっ!変態!そんなにくっつかないでよ!」
セラヴィーの腕から逃れようと体をひねり、闇雲に手足をジタバタさせる。
「わ!どろしーちゃん、や・やめ・・!!」
慌てたセラヴィーが私の腕をつかみ、空いた片方の手で口を塞いだ。
503 :
497:2005/11/13(日) 00:32:25 ID:hmSrfmPI
「今は非常事態ですからっ!!」
小声で諭し、私の動きを制止した。私が動きを止めた、と同時に「がちゃっ」
とドアを開ける音がする。
コツコツコツ・・
靴音が部屋の中に入ってくる・・・。もうクローゼットの前まで来ただろう
か。私は思わず息を止めた。
しかし、足音はクローゼットを通り越し、窓際で止まった。
「ちっ、ここから逃げたか。」
そう殿は呟くと「PON!」と魔法音が聞こえ、静寂が訪れた。
1,2分息を殺して様子を伺う。殿の気配は消えたようだ。ほうきを出して
外に探しに行ったのだろう。私はようやく体を弛緩させ、大きくため息を吐
いた。すると、今まで気にならなかったバニラの香りがほのかに匂った。男
の癖にお菓子作りが大好きなセラヴィーの手のひらに染み付いている香り・
・・だ。自分の息で湿った空気はよりバニラの香りを濃厚にして、なんだか
くらっとする。
「ねぇ、もう大丈夫なんじゃない?手、離しなさいよ。」
私はセラヴィーの手で口を抑えられたまま、くぐもった声でそういった。
「しっ!まだ殿が居るかもしれません。もう少し動かないで。」
小声だが真剣な声でセラヴィーは言う。
「・・・。」
セラヴィーの真剣さに気おされて私は黙った。いつも意地悪ばかりいうけど、
なにか危険なことが起きたとき、私を守ろうとするセラヴィーはいつも真剣
だ。私が金髪であっても、そうじゃなくても・・・・。
再び静寂が訪れて1、2分・・・。規則正しい自分の呼吸音と、耳元ではセ
ラヴィーの呼吸音だけが聞こえる。心なしか、セラヴィーの息遣いが大きく
なり、私の手をつかんでいる手が熱い様な感じがする。そういえば今朝、少
し風邪っぽい様なこと言ってたっけ。心配になって、『具合悪いの?』と声
をかけようと少し体を動かすと、お尻の当たりにセラヴィーの手が当たった。
(も、もう!狭いったらありゃしない!)セラヴィーがわざと触っている訳
ではないので私は心の中でそう思っただけだった。
しかし、ちょっと待って、セラヴィーの左手は私の口を塞いで、右手は私の
腕を持っていて・・・。じゃあ、お尻に当たっているこの感触は?
「どろしーちゃん、僕はどんな姿になってもどろしーちゃんが好きなんです。好きな人に触れれば、こういう風になってしまうのはしょうがないんですよ。だから怒らないで・・・。」
私言葉を発する前に、セラヴィーは早口にそう言って、私を強く抱きしめた。
『どんな姿になってもどろしーちゃんが好き。』その言葉を反芻し、私は一
瞬怒るのを忘れていた。
セラヴィーは暗闇の中で私の顔をそっと探り、頬に手を沿え自分の体に近づ
ける。暗闇の中で温かく柔らかな物が唇に押し当てられる・・・。
セラヴィーの唇・・・だ。
「どろしーちゃんも、僕のこと、好きでいてくれますよね。」
唇が離れ、一呼吸置いた後、セラヴィーは確認するように私に質問する。
いつもだったら答えは決まっている。
だけど、『どんな姿になってもどろしーちゃんが好き。』その言葉が頭を
よぎり、今日は答えにつまる。
504 :
497:2005/11/13(日) 00:34:48 ID:hmSrfmPI
「き・・・嫌い・・・じゃないわよ。」
その返答を聞き、セラヴィーはクスッと小さく笑い、
「素直じゃないですね。」
ともう一度キスをした。暗闇で、顔なんか見えないけど、目を閉じて唇を
あわせていると、セラヴィーの舌が割って入ってきた。
「ん・・・」
セラヴィーの舌は口腔内で私の舌を捕らえ、唇でその舌を吸い上げ、まる
で生き物のように甘く蠢いていた。酸素が不足したのか意識が遠くなり、
頭がぼうっとする。唇が離れたと同時に大きく深呼吸するが、再び唇をふ
さがれてしまった。キスってこんなに気持ちいいものだったのかしら。頭
の隅でそんなことを思っていた時に、セラヴィーの手が胸をゆっくりとも
みしだく感触を覚える・・・。
(ちょ・・・ちょっと待って・・・)
声を出そうにも唇で塞がれている為、声は出せない。そうこうしているうち
にセラヴィーは器用にスカートをまくり上げ、下着の中に手を滑り込ませた。
(こんな時に、こんな所で?)
セラヴィーの細くて長い指がそっと太ももの付け根に触れた。人差し指で触
れるか触れないかの感触で何度か谷間を擦っていると、じれったいような、
内部が疼く様な感覚が溢れて来る。
505 :
497:2005/11/13(日) 00:37:04 ID:hmSrfmPI
セラヴィーはやっと唇を離した。
「っセ・・・セラヴィー、あいつに見つかるかも。」
「大丈夫ですよ。きっと外を探し回っている筈ですから・・・。」
こんな時に、こんな場所で、こんなことをしている場合ではないと・・・
頭では解っているはずなのに、セラヴィーの指の動きに、抵抗する力が奪
われていく。
次にセラヴィーは人差し指と薬指で尖った蕾の両側を押し、隠されていた
敏感な部分をあらわにした。
「っああっ!!」
電流が走ったかのような強烈な快感を覚え、思わずうわずった声が出てし
まう。人差し指と薬指で挟まれているだけでじんじんとした痺れが体の力
を奪っていき、鼓動が早くなってきたというのに、セラヴィーはあらわに
なった敏感な部分を中指でそっと引掻いた。
「いっ!」
普段外気に触れることがないそこは弱く触れられただけでも痛みを感じて
しまうくらい敏感だった。セラヴィーはもう一度そこに触れることなく、
次はその下の谷間に中指を這わした。
ぬるっという感触・・・内部から溢れ出した疼きという感覚は透明な粘液も
一緒に溢れ出させていた。セラヴィーは何度もその粘液に指を擦りつけ、中
指を十分に湿らせた。そうしている間にも私の内部からは次々に疼きが湧き
出していた。セラヴィーの中指は徐々に上へと移動し、私はまた痛みを覚悟
し体を強張らせた。と、次の瞬間、今度は痛みではなく強烈な快感が体を突
き抜けた。核を捉えたセラヴィーの指は粘液がたっぷりと尽いていて、それ
が程良い潤滑油となり、何度も何度も優しくそこを撫で付ける。
506 :
497:2005/11/13(日) 00:39:32 ID:hmSrfmPI
「あんっ!あんっ!あんっっ!」
指の動きにあわせ体が小さく跳ね上がり、自分の意思とは関係なく腰が
くねってしまう。
「ああ、どろしーちゃん、素直でかわいいですよ。」
生まれて初めての快感に、涙を滲ませよがってしまう私をにかけるセラ
ヴィーの声には興奮と愛しさが入り混じった響きを含んでいた。
指の動きは円を画いたりなぞったり、そのスピードも何度となく変化を
遂げたが力加減だけはその優しさを保ち、セラヴィーは執拗にそこを攻
め続けた。
「あん!ああ!あ、ダメダメ・・・。」
いつしか体の小さな跳ねは痙攣のように体をガクガクと震わせ、もう気
が変になりそうだった。体の内部の疼きはどんどん大きくなり痒いとこ
ろに手が届かないようなもどかしさと共に強烈な快感で体が高まり、自
分の顔が紅潮していくのが解った。
「どろしーちゃん、もっと力を抜いてイってもいいんですよ。」
耳元で囁かれたその声が、とてつもなくいやらしく聞こえて、ぞくっと
鳥肌が立った。
「あ、あ、あ、っ〜!」
次の瞬間、高まりは頂点を向かえ、頭の中が真っ白になり、心臓の鼓動
とはまた違ったペースで体の内部が脈動した。
「どろしーちゃん!!」
そんな私をセラヴィーはさも愛しそうに強く抱きしめ、私はその腕の中
でただただ初めての快感の波に溺れていた。
507 :
497:2005/11/13(日) 00:41:50 ID:hmSrfmPI
・・と、ここまででエンドです。お目汚しすみませんでした。
>507
おおおお、セラすごい積極的。GJ!
『どんな姿になってもどろしーちゃんが好き。』
これ好きだ。ちゃんと一番ドロがいってほしいポイントをついてますね。
この先もちょっと知りたい気もしますが、贅沢は言わないようにします。
ありがとう!
良かったですー
他の神々も投下お待ちしています。
セラドロはとにかくツボだー
すばらしい……エロいのに何だか美しいよ。
GJ!
たしかチャチャの世界は水晶で誰がどこにいるかわかったよね?
ということは、殿がセラヴィーを探すために水晶を使うと・・・
殿ハァハァハァハァハァハァ
になってたりして・・?
513 :
497:2005/11/14(月) 22:56:09 ID:vT2LWraW
皆さん、感想ありがとうございます。
>>512さん、細かい所は見逃してください。
水晶には暗闇なので姿は映りませんが、きっと声だけが・・・。
ただ今、やっこちゃん、セラヴィー、ポピー君、どろしーちゃん絡めてなんか書こ
うかなー。と妄想中です。
セラヴィーとどろしーちゃんが結婚したのにショックを受けたやっこちゃんが、な
んとかしてセラヴィーを奪い取ろうと・・・てな始まりで・・・。
515 :
:2005/11/15(火) 18:20:37 ID:a6pKkjhL
>>513ネ申サマ…有り難う…。゜(⊃Д`*)゜。.゜
萌え死にそうです。幸せです。
新作も楽しみに待ってます。
516 :
513:2005/11/16(水) 19:13:45 ID:FEdHV/my
長くなりそうなので、切りの良いところまで、投下してもよろしいでしょうか。
「ポピィくん」な
518 :
513:2005/11/16(水) 19:31:23 ID:FEdHV/my
セラ×やっこちゃんの場面でポピー君とどろしーちゃんまだなんですが、
最後まで書き上げてからの方がいいかな・・・。
読み手としては書き上げてくれたほうが読みやすいけど、
かならず最後まで書いてくれるのなら、連載でも無問題。
520 :
513:2005/11/16(水) 21:55:52 ID:FEdHV/my
では、お言葉に甘えて、今回と、次回で完結させますので投下させていただきます。
「やっこ・・・やっこちゃん。」
遠くから、私を呼ぶ声がする。・・・あの素敵で優しい声には聞き覚えがある。
そう、私の愛してやまないあの方の声だ・・・。
私はゆっくりと閉じていた瞼を開く。
「やっこちゃん。待ちくたびれて寝てしまってましたか?」
目の前に濡れた緑の髪をかき上げながら優しく微笑むセラヴィー様のお顔があった。
「セラヴィー様?」
「嫌だな、様付けだなんて・・・。もう結婚したんだからセラヴィーって呼んで下
さいよ。」
セラヴィー様はそう言って私の頬を愛しそうに撫でる。
(ああ、そうだ。今夜は初夜。私、先にシャワーを浴びて、セラヴィー様がシャワ
ーを浴びてくるの、待っていたんだっけ。)
私の隣にするりと入って来てにっこりと笑うセラヴィー様に、私の顔は真っ赤になっ
た。
(その笑顔、やっこ、とろけてしまいそうです。)
「顔真っ赤ですよ。」
セラヴィー様はクスっと笑って、うつむく私の唇に人差し指を這わせる。下唇をなぞ
っていた人差し指は私の唇の形を確かめるようにゆっくりと動き、唇を一周すると、
その動きにうっとりとして半開きになった私の口の中に侵入してきた。
セラヴィー様の細くて長い指がゆっくりと出入りし、私の舌に触れる。唾液のついた
指は唇を濡らし指はゆっくりと口腔全体を侵していった。
(キスじゃないのに、なんだか気持ちいいかも。)
そんなことを考えていると、セラヴィー様は私の顎をクイっと持ち上げ顔を近づける
。
セラヴィー様はとっても器用な方だ。私にとって人生初めての大人のキスだったけど
、きっと、これが生涯一番気持ち良いキスなんだろう。
キスをしながらセラヴィー様の左手がローブの隙間から入ってきて、私の胸に優しく
触れた。多分私の胸は発達途中で、中にはまだシコリが残っている。それに、そんな
に大きくない。大人なセラヴィー様には物足りないのではないかとふと不安がよぎる。
セラヴィー様は手のひら全体を使い、繊細なタッチで胸を撫で回しながら、右手で私
のバスローブの紐を解き、月明かりに胸を晒した。
「思った通り、良い形です。それにとても綺麗だ。」
満足げな言葉が不安をかき消してくれる。
左手の手のひらで胸を撫でながらセラヴィー様の唇が右胸の乳首を捉える。温かくぬ
るっという感触が乳首に纏わりつく。何度も何度も同じペースでそこを舐め上げられ
ると、じんわりとした疼きが湧き上がって来た。
「はぁっ。」
思わず溜息がこぼれる。
「あっ!!」
軽く歯を立てられ、甘い痺れに体がビクッとする。そんな私の様子を優しい顔で眺
めながら、セラヴィー様は左手を私の下腹部へと滑らせていく。
「あ!!!はあん!!」
急激な刺激を受け私の体は仰け反った。
セラヴィー様の指は迷いなく、私の核を捉えていた。核を微妙な力加減で押しつぶ
し、指先の位置を変えずに捏ね繰りまわしている。
指先の圧力が変わるたびに私の体の内部がキュンキュンと収縮しているような気が
した。
「あん、あ、あ、あ、あ・・。」
その収縮にあわせ、今まで人前で出したことのないようないやらしい声が出てしま
う。
「・・・まだ、みたいですね。」
そっと、核の下の谷間に触れたセラヴィー様は独り言を呟き、突然、私の下腹部に
顔を・・・埋めた。
「!!!?」
「セ、セラヴィー様!そ、そんなこと、ダ、ダメです!!」
慌てて足を閉じようとしたが、両足を捕まえられ逆に大きく広げられてしまった。
(は、恥ずかしい!!)
私は両手で顔を覆った。
「ここも、とっても綺麗ですよ。」
セラヴィー様はうっとりとそう言うと核と谷間を舌でなぞった。熱い、ぬるりとし
た舌。様々な動きをして私の核を擦り上げる。
「あ!や、やん!」
部屋にぴちゃぴちゃと水音が響く。私の内部から、熱いものが込み上げてきている。水音は、セラヴィー様の唾液のせいだけではなったようだ。
手の届かない憧れの存在であった方が、私の恥ずかしい部分を舐めている。
恥ずかしさと興奮が入り混じり感情が昂ぶって行った。
「や、やぁ!!!!!!!!!」
突然今までにない強い快感が私を襲った。
核に口付けしながら内部を重点的に舌で愛撫されて、私は身をよじった。
「っあ!!きゃっあ!!!!!」
物凄い快感!
気が狂いそうになり、思わずセラヴィー様の頭を押さえ、快感から逃れようとする。しかし、体はセラヴィー様の腕でしっかり固定され、逃れようがない!
私が快感から逃れようといくら身悶えしようとも、セラヴィー様は執拗にそこを刺
激する!
「っん!っあ!!!セラ、ヴィーっさ、ま!!や、やっこ、もうダメですー!!!!。」
快感が限界に達した時、急に力が抜けていく。強く眼を瞑っていたせいで、頭に血が
上っていたのだが、脱力すると、キーンという耳鳴りと共に波のような快感が押し寄
せてきた。
谷間の奥が規則的なペースで痙攣しているのが分かった。
「・・・・・。」
セラヴィー様はそんな私の波がひくまで手を握って見守ってくれていた。
私の呼吸が安定したのを見届けると、セラヴィー様は次の動作に移ろうとした。
「待って・・・。」
その動きを制止し、私は起き上がって自分からキスをした。
「・・・セラヴィー様、私にも・・・ご奉仕、させて下さい・・・。」
「やっこちゃん?」
セラヴィー様は私の次の動向を見守った。
私は、セラヴィー様に気持ち良くなってもらいたい、その一心で、書物で勉強した
ことを実践してみた。
初めて見るセラヴィー様のソレはすでに大きくそそり立っていた。血管が浮き出てい
る様は、端正で優しそうな顔立ちのセラヴィー様には似つかわしくないと思われたけ
れども、私の体に反応してそうなっていると思うと、それさえも愛しく思えた。
大きくなったソレを両手でそっと包んで覗き込むと、頂点に滴が溜まっていた。その
雫を、人差し指一本でじんわり膨らみに塗り広げ、粘度のある雫で滑りやすくなった
人差し指で何度も優しく円を描いた。
「あ、ああ。」
セラヴィー様は目を瞑り低い吐息を吐く。
普段、冷静沈着で穏やかなセラヴィー様が、快楽を表現する姿に感動し、私は幹のと
ころに口付けをした。雫を膨らみのくびれにも塗りつけ、幹の裏側に舌を這わせる。
付け根まで舌を這わせた後、今度は上の方に舌を這わせて行く。
くびれへと到達するとその周辺をねっとりと舐め上げて上部の膨らみを口に含んだ。
頂点からあふれ出てくる雫を強めに吸いとると頭の上でセラヴィー様の声なき吐息が
聞こえる。
セラヴィー様の顔を上目遣いで見つめ、唇を執念深く持続的に、かつ、強力に上部の
膨らみに絡ませ、幹を撫でながらゆっくりと頭を沈めて行く。根元近くまで到達する
と、口の中がセラヴィー様でいっぱいだった。
一呼吸おいて、徐々に唇の往復による強引なこすりを加えていく。私の頭を上下させ
る度にセラヴィー様のソレは最初に口に含んだときよりも硬く、大きくなっていた。
私の髪が踊ってセラヴィー様の腿に触れる。
私の荒くなった息がセラヴィー様の陰部近くに吹きつけられている。
セラヴィー様は感じているだろうか。
私は左手でセラヴィー様の下腹部をさまよい、陰嚢に触れて、壊れ物を扱うように
優しく、軽く揉んだ。そして休むことなく唇で幹をしごき、合間に右手でもしごき
を加えた。何度も、何度も、何度も・・・・・。
激しい動きから、私の息もあがり、体が汗ばんでいた。
苦しい息を整えるために私は、激しく幹をしごく動作から、ふくらみを舌でチロチロ
する動きに変える。
膨らみを手でしごきながら、舌で幹をくすぐり徐々に下に移動させた。陰嚢に到達す
るとそこにもチロチロと舌を這わせたり、片方の陰嚢を口に含んで転がしたりする。
そうこうしている内に息が整った私は、再度、幹を口に含み、唇と舌を使い直進的に、
回転的に、こする、圧迫する、吸うを繰り返した。
・・・私は夢中でありとあらゆる知識を試していた。
セラヴィー様の息が荒くなっているような気がする。
射精してしまいそうで射精に至らない、というのが男性にとって最高の快楽と書物に
は書いてあった。
セラヴィー様はそんな風に感じて下さっているのかしら・・・。
私は、愛する人にこのような淫らな行為をしてあげられることに悦びを感じていた。
「っ、や、やっこ・・・。」
セラヴィー様の切羽詰った声が聞こえた。と、同時に肩を掴まれ押し倒される。
「ッハァ、ハァ・・・・・。」
なんだか余裕のないセラヴィー様の顔。
「・・・そろそろ、入れますよ。」
(・・・ちょっと・・・怖い、でも、ついに・・・ついに、セラヴィー様とひとつに
なれるのね。やっこ、やっこ幸せ〜!!)
私は幸福感に満たされながら、次にくるはずの破瓜の痛みに覚悟をし、眼を閉じて体
を硬直させた。
(・・・って、アレ?)
待てども痛みは、むしろ挿入感すら、やって来ない。
(セラヴィー様は私の体を案じてくださって躊躇されているんだわ。)
「セラヴィー様、やっこ、怖くないですから・・・。」
私はうっすら眼を開け、セラヴィー様に話かけた。
「・・・・。」
そこには冷たい顔で私を見下ろすセラヴィー様。
「・・・何言ってるんですか、もう入っていますよ。・・・でも全然気持ち良くない
。やはり君じゃダメなんですね。」
(え・・・?)
突然のセラヴィー様の変貌振りに、私は呆然となった。
セラヴィー様はさっさと立ち上がり、ローブに身を包んだ。
そして、ベッドの周囲が暗闇に包まれる。
「さようなら。」
セラヴィー様は一言冷たく言い放つと、私に背を向けてその暗闇へと向かっていてし
まった。
(な、なんで?)
「ま、待って行かないで!!セラヴィー!!セラヴィー様ぁ!」
裸のままベッドに取り残された私は訳が分からず夢中でその背中に向って叫んだ。
「セラヴィー様ぁ!!」
自分の思いもよらない大きな声でハッとする。
「やっこ、やっこや大丈夫か?」
部屋の外ではドンドンというノックの音とおじいちゃんの心配そうな声が響く。
「だ、大丈夫だから・・・!おじいちゃん心配しないで!」
月明かりに照らされた、見慣れた自分の部屋のドアに向って叫ぶと、夢うつつだった
頭の中がはっきりし、急激に現実に引き戻される。
(・・・そうだ、今日はセラヴィー様とあの女の結婚式があったんだった。)
絶望的な現実を思い出してしまった・・・。
私は両手で顔を覆い、溜息を吐く・・・。
セラヴィー様は、私が幼い時に足を挫いて泣いていたのを助けてくれた、私の王子様
だった。
その時から、セラヴィー様との結婚は私の夢だった。セラヴィー様と結婚するために
、私はずっと、お料理だってなんだって、がんばって花嫁修業を積んできたというの
に・・・。
(愛しのセラヴィー様は、なんで、なんであんな女と結婚してしまったの?)
さっきの夢の中での幸せと現実とのギャップに、急激な虚無感と悲しみに襲われ、涙
が頬を伝った。
ひとしきり泣いた後、私の胸の中には別の感情が産まれていた。長年の夢を奪われた
という怒りと復讐の感情。
(どろしー、許せない。こうなったらあの女から、セラヴィー様を奪ってやるんだか
ら、どんな手を使ってでも・・・。)
続く
ワクテカ
明日(いや今日か?)も楽しみ
おぉ!!ワクテカでお待ちしております。
529 :
:2005/11/18(金) 02:43:41 ID:qpiZKhWM
斬新でえろくていいですね。続きお待ちしてます!
まだかな〜〜♪ルンルン
今日あたり期待
わわ、期待して待ってていただいているのですね。
途中で止まってしまいすみません。
明日の夜投下します。のでお許しください。
533 :
:2005/11/20(日) 22:42:07 ID:0RdUL/Ld
明日の夜 クル━━(゚∀゚)━━?!!
534 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 23:33:06 ID:R0lCVHy3
age
許すもなにもハイエナのように待っててゴメソ
その日から私はチャンスを伺っていた。
まずはセラヴィー様の弟子であったチャチャとの接点を多くし、それとなく探りを
入れた。それによって解ったことは、セラヴィー様は現在魔界に住んでいて、平日、
セラヴィー様は魔王としての仕事をしていて自宅にいないこと。土日は休日で自宅
にいること。でもあの女と二人でいる時間が長いとケンカをしてしまうから、(そ
れでも夫婦なの!?)土曜には定期的にあの女がチャチャの母親の家に出かけてい
ること・・・だった。
そしてある土曜日の朝、私はいくつもの魔法薬の瓶が並ぶ薬品棚の奥から、星マー
クのラベルの付いた瓶を取り出した。
(ついに、これを使う時が来たのね。)
今までは魔法薬が得意の私も、さすがに自分の好きな人に惚れ薬を使うのは邪道と
いう気がして躊躇していた。
けれど、今となっては私にもう迷いは無い。
10時、チャチャの家にどろしーが来ている事を確認し、箒で魔界まで飛ぶ。
11時半、庭で洗濯物を干しているセラヴィー様を確認し、家の中に忍び込む。
そして、昼食で食べるはずのスープに薬を溶かし込み・・・
「あれー?何やってるんですか?」
(ドキン!!)
半分まで空になった惚れ薬のビンを後ろ手に隠し振り向く私・・・。
セラヴィー様がにこやかに微笑んでいた。
「今日はランチしてこないんですか、どろしーちゃん。」
「え??ええ、今日は早く帰ってきたの。」
「そうですか、じゃあ一緒にお昼食べましょうか。ちょっと、手洗ってきますね。」
(はぁぁぁ。あせったわー。万が一を考えてあの女に変身してて良かった。)
そそくさと手を洗いに行くセラヴィー様の後姿を見送り、私はほっと胸を撫で下ろし、
早速スープを盛りつけ始める。
(これでセラヴィー様は私のもの・・・。)
思わず顔がにやけてしまう。
「・・・ど・ろ・しー・ちゃん♪。」
スープを盛っている後ろから急に抱きつかれて動きが止まる。
「セ、セラ・・・。」
目の前のセラヴィー様の手には惚れ薬・・・。
「これ、なんの薬ですかー?・・・この色、この香り、惚れ薬じゃあないですか?」
(し、しまった!計画が、ばれた?)
恐る恐る横目でセラヴィー様の顔色を窺うとなんだかにやにや嬉しそう。
「もうどろしーちゃんたら、こんなもの使わなくても僕は君にめろめろですから。
あは、言っちゃった。」
完璧に誤解しているセラヴィー様。
(ち、ちがいます・・・っていうかセラヴィー様、キャラ違う!!)
「あ、あの、・・・あぁ!?」
頭の中で言い訳を整理していると、耳に熱い吐息をかけられビクッとする。
何か言おうと開いた口もセラヴィー様の唇に塞がれてしまい、あの夢と同じ大人の
キス・・・
柔らかく蠢く舌。私の舌に吸い付く唇。思わずうっとりと力が抜け、思考回路も麻
痺してしまう。
「さあ、ベッドに行きましょう。」
力が抜けた私を抱き上げるセラヴィー様。
(ああ、憧れのお姫様抱っこ。)
ベッドルームに着くと私をゆっくりとベッドに横たわらせるセラヴィー様。私の頬に
かかった髪を丁寧にかきあげて大事そうにキスをする。
額にキス、右瞼にキス、左瞼にキス。ゆっくりとキスを落とされる度、セラヴィー様
の温もりがそこからじんわりと広がっていく。
頬にキス、首筋にキス、鎖骨にキス。温もりを徐々に下に落としながら、セラヴィー
様は私を少し浮かし、背中のファスナーを器用に下ろす。
肩にキス、胸にキス、お腹にキス、太腿にキス。
ドレスを完全に取り去ってしまったセラヴィー様はもう一度キスをしながら私の胸を
揉みしだく。セラヴィー様の手の動きに合わせて形を変える乳房の先端が次第に硬く
なり、感度が上がっているのが自分で分かる。セラヴィー様が手を動かす度にブラジ
ャーに先端が擦れてジンとする。
「ぁぅん。」
私の小さなうめきに反応してか、覆い被さっていたセラヴィー様の太腿のあたりが硬
くなっていた。
私はわざと膝を立て、セラヴィー様の硬くなったソレに自分の太腿を擦り付けた。
セラヴィー様はそれに応えて自分の硬くなったモノを私の太腿の付け根に押し付けて
くる。
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
「はあん。」
ジャスト、敏感な部分にセラヴィー様の膨らみが当たり甘い声が出てしまう。
いつの間にかブラジャーはホックを外されていた。セラヴィー様は片方の胸をわし
づかみにし、もう片方の胸の中央にそそり立つ小さな頂に頬擦りをした。
こそばゆい様な微妙な快感。何より、大好きなセラヴィー様に大事に大事に扱われ
ているのがとっても嬉しかった。
(ああ、長年の夢がとうとう現実に・・・。)
感動で胸がいっぱいになり目が潤んでしまう。私は涙を拭おうと顔を逸らした。
・・・と次にその眼に入ってきた物はセラヴィー様とあの女が純白の衣装に身を包
み、幸せそうに微笑んでいる写真。
(そうよ、今はあの女の姿・・・愛しいのセラヴィー様に、あの女の姿のまま抱か
れるのは嫌―!!)
BOM!!
思わず元の姿に戻った私の胸を掴んだまま固まるセラヴィー様。
そして間が悪いことにベッドルームの入り口には・・・
「どろしーちゃん・・・?!」
・・あの女が・・・居た。
突然のことが理解できずに目をぱちくりさせるセラヴィー様。
「・・・な、な。」
半裸の私を組み敷き、胸を掴んだセラヴィー様を指差し、あの女は言葉も出ずにわ
なわなと震えている。
「ご、誤解です!どろしーちゃん、こ、これは・・・これは・・・。」
「ひ、人の留守中に女引っ張り込んどいて・・・この状況で何が誤解よ〜!!」
あの女は有無を言わさずに攻撃魔法を爆発させた。
「は、話を聞いて・・・
「あんたと結婚なんて、私もどうかしてたわ。今すぐ離婚、離婚よ!」
ドカン!!バリン!!!
「ちょっと待ってくださ・・
嵐のような魔法の攻防が繰り広げられ、それが止んだかと思うと、
「セラヴィーのバカー!!ロリコン!!変態!!あんたなんか大嫌い!!」
捨て台詞を残し、あの女は家を飛び出していった。
果たして作戦は成功した・・・(んだろうか。)
>536-539
GJ!続きますよね?セラが可愛そうだな。激しく怒ってるドロシーを諌められるのだろうか。
ありがとうございました。良かったデス!
うぉおおおお!!!キタキターー!
激しく続き待ってます。
542 :
ポピ×どろ:2005/11/22(火) 01:18:12 ID:kt+91go8
俺の名はポピィ。うまれ持ったエスパーの能力を活かし、現在の職業は、魔法の国
の大統領のSP。(兼正義の味方。)だ。
その日はSPの仕事が終わり、アパートへの帰宅途中だった。
(まったく、平八も人使い荒いよな・・・。)
時計を見るともう11時をまわっていた。ふと通りの居酒屋に眼を向けると、路地で
座り込んでいる女がいた。
(おいおい酔っ払いかよ。大丈夫か?)
離れた所で立ち止まって様子を見ていると、案の定、変な男達に絡まれている。
「あれー、お姉さんどうしたのー?大丈夫?」
「気分悪いならどっか休める所、行こうか?」
女はかなり飲んでいるのか、手をひかれても立ち上がれないようだ。
(ちっ、しょうがねえな。)
俺は男達に近寄り声をかけた。
「わりーな。その子俺の連れでさ、飲みすぎちまったみたいで。後は俺が面倒見る
から。」
二人連れの男は邪魔をした俺を忌々しそうに睨みつける。
「ん、だとー?邪魔すんなよ。」
いきがる一人を俺はサイコキネスで宙に浮かせて見せる。
「ひっ!!なんなんだ??」
大概のやつは力を見せればビビって逃げ出す。今回も例外ではなかった。
(あーぁ、こけてやがる。)
一目散に逃げていく二人を見送って、俺は溜息をついてその場を立ち去ろうとした
が、相変わらずうつむいたまま顔を上げない女が心配になって声をかける。
「・・・ちょっとあんた、大丈夫か?」
「んも〜っ、さっきっからうるさいわねぇ〜!私に構わないで頂戴!!」
毒づき、俺の手を振り払い、顔を上げたその女は・・・。
「どろしー?・・・」
「ポピィ君?」
俺の密かな想い人。
そして一年前まで一緒に住んでいた人だった・・・。
(って言ってもただの同居人だったが)
俺はどろしーをおぶって歩いていた。
「悪いわねーぇ、ポピィ君。重いでしょう?」
「いや、そんなことも・・・ないけど・・・。」
正直軽くはなかったけれど、どろしーは昔から体重の事は気にしていたからそう答
えた。
(というか、なんていうかその・・・背中に当たる柔らかいモノが気持ちいいから
重さなんて気にならなかった・・・って何考えてるんだ俺!!)
「それにしても急に大人びちゃってぇ、見違えたわ。」
「そ、そうかな。」
成長期だった俺はここ一年で急に背が伸びて、とっくにどろしーの背丈を追い越し
ていた。
「今日はどこに送っていけば良い?魔界には戻らないのか?」
「・・・・。」
心を読まなくとも、その無言で大体察しがつく。
(あいつとケンカしたな。)
一緒に住んでいた頃も、どろしーがあいつとよくケンカしていたのを思い出す。
どろしーのことが好きなくせに、愛情表現が捻くれてて、怒らせることばかり言っ
てた、あんな奴と結婚しちまったんだもんな。苦労してるんだろうな。
「俺のアパート狭いけど、今晩泊めてやろうか?」
どろしーが不憫に思えてついそんな言葉がついて出た。
「・・・うん。お願い。」
俺の背中で小さく呟くどろしー。
変な下心はなかったはずだが、いざ、どろしーの返事を聞く動揺で顔が熱くなって
しまう俺がいた。
ポピィ×どろしーだぁ…!!キタワァ(n‘∀‘)η゚・*゚・*
この二人大好きです。こっそりですが挿入に期待…
いえ、どんな展開でもワクテカして待ってます(*´Д`)ハァハァ
大漁じゃねーかー!!
545 :
ポピ×どろ:2005/11/22(火) 03:05:50 ID:kt+91go8
アパートについて水を一杯飲むと、どろしーはそのままソファーにもたれてぐった
りしていた。相当飲んだんだろう。
俺はどろしーに布団を用意してやった。
(よし、俺はソファーで寝るってことにするか。)
「どろしー、そんな所で寝ると風邪ひくから、布団で寝ろよ。」
「・・・・。」
声をかけるが返事がない。
仕方がないので、俺は正体不明のどろしーを抱えて布団に寝かせようと試みた。
しかし、意識の全くない人間は重く、俺は布団につまずき、どろしーを抱えたまま
後ろにすっ転んだ。
(あぶねー。)
丁度、布団の上に転んだ為、どこかぶつけることもなかったが・・・。
気がつくと、俺はどろしーを抱きしめる格好になっていた。
胸の中で寝息を立てるどろしーが愛しくなって、ふと、どろしーの髪を撫でてみる。
元々金髪だった髪を黒に変えた為、細くてさらさらと手触りの気持ち良い髪だ。
あいつはどろしーの黒髪を嫌がっていたが、俺は黒髪の方がどろしーに似合っている
し、どろしーらしいと思っている。
「ん・・・・。」
どろしーの睫が震えゆっくりと瞼が開かれる。
起き上がったどろしーからは酒の匂いと、ほんのりどろしーの香水の匂いがした。
「ねえー、ポピー君、私って魅力ないかなあ。」
どろしーが顔を上げて唐突にそう尋ねた。
俺を見上げるどろしーの頬は酒のせいでバラ色に染まり、眼は潤んでとろんとして
いる。濡れた唇は半開きだ。転んだ時に胸元のボタンが外れたのか、大きく開いた
胸元は胸の谷間がのぞいていた。
「そ、そんなこと・・・ないと思う・・・。」
なんだかどろしーが妙に色っぽく見えて目を逸らしながら俺は答える。
俺がニャンコハウスでチャチャ達と住んでいた頃、たまにどろしー目当ての男がや
って来ていたのを覚えている。ただ、どろしーが知る前にセラヴィーにことごとく
抹殺されていたが・・・。
「ねえ、ぽ・ぴ・い・く・ん・・・」
気がつくと目の前にどろしーが迫っていた。
どろしーは俺の股に顔を寄せ・・・
「え?ど、どろ・・・わ!ま、待て!!!!」
嘔吐・・・していた・・・。
着替えと汚物の片付けを済ませた俺は、濡れたおしぼりでどろしーの顔とドレスを拭
いてやったが、濡れたドレスは洗濯が必要だった。
「どろしー、起きられるか?」
声をかけるが返答がない。また眠ってしまったようだ。体をゆすってみても起きる様
子もない。
さすがにこのままではつらい為、俺はとりあえずどろしーの汚れたドレスを・・・脱
がせることにした。
まずどろしーの長い髪をチャックで噛まない様、注意深く背中のファスナーを下ろし
ていった。ぱっくりと口を開けたファスナーからはどろしーの白い肌と黒の下着がの
ぞいている。両腕を抜くと隠されていた胸元が露になる。かなり大きく、柔らかそう
な乳房が黒のレースをあしらった下着から零れ落ちんばかりに張り出している。
「ゴクッ。」
喉がなった。
546 :
ポピ×どろ:2005/11/22(火) 03:06:33 ID:kt+91go8
その大きな音に恥ずかしくなり、赤面しながらも、俺は着替えを続行した。
心臓の音もやけにうるさい。そしてその拍動は別の場所にも感じられていた。
腰の部分を少しずつ下げていく。こ、これは・・・たぶん、ストッキングを留める
ために使う、ガーターベルトってやつだ。白い太腿にガーターベルトがつけられて
いるだけで、セクシーに見える。俺には刺激が強すぎて、直視出来ずに眼を逸らし
ながら一気にドレスを引き下げた。
やっと、汚れたドレスを取り払うと、俺はどろしーの体全体の曲線美に眼を奪われ
た。
俺とは10歳以上年が離れているけれど、普段から鍛えているだけあってウエストは
引き締まり、縦に一本筋肉の筋が浮いていて・・・でも全然筋肉質、とかじゃなく
て、女性独特のなめらかな脂肪のつき方をしている。
ヒップに関しては程良い大きさで、新鮮な桃のように引き締まり、丸く形が整って
いた。
そして、バストは・・・線の細い肩からは想像できないくらい豊満で・・・下着上
部からはみ出す部分がとても肉感的で・・・見ているものを吸い寄せるような魅力
があり・・・
俺は、思わず手を・・・伸ばしていた・・・。
そして震える手がその膨らみに届きそうになった瞬間・・・
「セラヴィー。」
あいつの名前を呼ぶどろしーに急激に正気に戻る俺・・・
でも、頭は正気に戻っても、なかなか体は正気に戻らない。
とにかくドレスを風呂場に持ち込み闇雲に洗濯を開始してみたりする。
(しゃがむと余計つらいぜ。)
「・・・っくしょー。」
若さゆえに抑えが効かないその疼きを、惚れた女の為に最後の理性で食い止めて、
洗濯という行為に没頭する。
そしてその晩、俺はあいつに小さな復讐を・・・した。
547 :
532:2005/11/22(火) 03:32:39 ID:kt+91go8
約束破ってしまいました。今回で終わるはずが、あともう一回続きます。
ちなみにセラ×やっこ、ポピ×どろは続き物。ややこしくてすみません。
あと、生殺しな展開ですみません。今度は24日の夜頃になると思います。
ワクテカしながら待ってますー!
>>532タン
乙です。 最後はセラドロで落ち着くのでしょうか。なるといいな。
ボビ君、復讐、そしてやっこちゃんの作戦も、いい感じ。
ありがとう。
24日まで全裸で待機!!
セラやっこ・ポピどろ乙ですw
攻めのちびっこがいいですな
>>551 風邪ひくなよ
553 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:36:44 ID:3ZX13pxo
>>547様ぁ〜! うわーんサイコー!
ドキドキしながら待ってます。
理性と戦うポピィくん モェー(*´Д`)=з
554 :
セラ×どろ:2005/11/24(木) 23:51:02 ID:FH5TDGLU
胃がもたれて体調が優れない・・・二日酔いだわ。
ポピィ君の話によると飲みすぎて変な男に絡まれている私を偶然発見し、泊めてくれ
たとのことだったけど・・・。
(全く、記憶なくす程飲んだなんて・・・ポピィ君に拾ってもらって運が良かったわ
・・・。)
私は早朝の澄んだ空気の中、箒を飛ばしながら自己嫌悪に陥っていた。
(でも・・それもこれもセラヴィーのせいよ!!)
昨日の記憶が蘇る。
驚いたセラヴィーの顔。半裸の酔狂娘。
そして・・・セラヴィーの手に包まれたうら若い膨らみ・・・
頭の中にフラッシュバックする思い出したくもない映像を、振り払うように、私は
ブンブンと頭を振った。
(う・・・気持ちわる・・・)
私はふらつく箒を立てなおす。
セラヴィーの長年の(異常な)執着に根負けして結婚したというのに・・・。
(フツー新婚早々他の女に手出す?!・・・しかも相手はチャー子の同級生?!
・・・人の運命狂わしておいて信じらんない!!もう絶対、荷物まとめて出てって
やる!!)
昨日の出来事を思い出した私は、また怒りが込み上げてきて、思わず箒のスピード
を上げていた。
魔界の我が家に戻った私を迎えたのは、一晩中、寝ずに私の帰りを待っていたのか、
目の下にクマを作ったセラヴィーだった。
「どろしーちゃん!!!」
椅子から立ち上がるセラヴィーを無視して、私は自分の荷物をまとめにかかる。
そんな私の後をおろおろ追いかけながら、セラヴィーは言い訳を始める。
「昨日のあれはですね・・・。」
(上等じゃないの、一晩考えた言い訳聞いてやろうじゃないの。)
「あの子が僕に惚れ薬を使おうとどろしーちゃんに変身して来て、僕がどろしーちゃ
んと間違えて・・・。」
荷物を片付ける手を止めないまま、私は耳を傾ける。
ことあるごとにセラヴィーにアタックしていたあの酔狂娘のことだ。セラヴィーの言
っていることはありえないこともないような・・・。
「こう、キスをして、で、お姫様抱っこでベッドルームに行ってですね・・・。」
555 :
セラ×どろ:2005/11/24(木) 23:53:14 ID:FH5TDGLU
(でも・・・そんなに詳細に説明せんでもいい!!)
「そんな話聞きたくない!!」
パシッ!!
話をさえぎり振り上げた右手がセラヴィーの頬に当たる。
反射神経の良いセラヴィーはいつもなら平手打ちくらい避けるのに、わざと避けなか
ったようだ。
セラヴィーは私の肩を掴み、真剣な顔で語りかける。
「神の名のもとに、お互いを愛することを誓ったじゃありませんか・・・」
「・・・・。」
結婚式のシーン、走馬灯のように蘇るセラヴィーとの思い出(金髪のときは纏わりつ
かれ、黒髪の時はケンカばかりだったけど。)
確かに昔からセラヴィーはあの娘を苦手としていた。だから、セラヴィーからあの娘
を連れ込むなんてことはないはずだ。
そしてセラヴィーの言葉を信じれば、あの娘を私と思ってキスをして、私と思って服
を脱がせたんだろう・・・だけど・・・セラヴィーが、私でない他の女とキスをして
、他の女の服を脱がせたという事実に渦巻く感情・・・
・・・私は嫉妬をしていた。
「僕を信じてどろしーちゃん。」
いつまでもそっぽを向いて無言の私にセラヴィーはそう呟くと、私の顎を引き寄せそ
っと、キスをした。
そして私の顔色を窺うセラヴィー。
じっと見つめるセラヴィーに、私の嫉妬を見透かされてしまうような気がして・・・
「・・・消毒よ!!」
私はセラヴィーに深い口づけをした・・・。
セラヴィーは最初、私からのキスに驚いていた様子だったけれど、すぐに私の舌を自
分の舌で絡めとり、優しく吸い上げ、応戦した。
私の唇の内側を舐め回し、舌の裏側を擦り上げるセラヴィーの舌。微妙な舌使いに軽
い眩暈を覚える。でも、あの娘にもこんなキスをしたのかと思うと、悔しくて、眩暈
に襲われながらもセラヴィーの口腔内に執拗に舌を出入りさせ、私は唇を離さなかっ
た。
556 :
セラ×どろ:2005/11/24(木) 23:55:37 ID:FH5TDGLU
「・・・っはぁー。」
最初に唇を離したのはセラヴィー。
二人の舌からは唾液の糸が垂れる。
「・・・情熱的なキスですね。どろしーちゃん・・・。」
心なしかセラヴィーの顔が上気している。
求め合うキスがとても気持ち良くて・・・私は再度セラヴィーに口づけようと背伸び
をした。
・・・と、ほんのり上気してうっとりとしていたセラヴィーの顔色が青ざめる。
「?」
「・・・これは・・・何ですか?」
「え・・・・?」
指差された胸元を見ると、肌に赤い点がひとつ。
「む、虫刺され・・・?」
(にしては大きいか・・・。・・・痣?)
覚えのない赤い点に頭をひねる私。
「・・・秋に蚊なんていないでしょう!それはどう見たって・・・キスマーク。」
『キスマーク』という単語を聞いた私の脳裏に昨晩の記憶の断片が蘇る。
(・・・ポピィ君?!・・・いや、まさかありえないわ。)
私の顔色が変わったのをセラヴィーは見逃さなかった。
「・・・どろしーちゃん、あなた、昨日どこに泊まったんですか?」
セラヴィーの顔がひきつっている。
「な、何誤解してんのよ、酔っ払ってた所、偶然ポピィー君に拾ってもらっただけ
だもの。あんたが心配するようなことないわよ。」
(・・・まあ、はっきりした記憶はないんだけど。)
「一年前まで一緒に暮らしていたチャー子や犬、しいねちゃんのお友達よ。子ども
じゃない。何もあるわけがないじゃない。」
(まあ、急に身長は伸びて大きくはなってたけど・・・。)
「・・・許しません・・・・。」
私の正直な答えを聞いたセラヴィーだったが、何をどう勘違いしているのか考えを
改めようとせず・・・・。
「僕という夫がいるのにも関わらず、無断外泊して、はたまたキスマークなんてつ
けてご帰宅とは・・・どろしーちゃんはいけない子ですねー!悪い子ですよ!!・
・・そうです、二度と同じ事がないように、お仕置きしてあげましょう!!!
ははははは・・・!!!」
(や、やば・・・)
狂ったセラヴィーに恐怖を覚え背中に鳥肌が立つ。
過去に何度か見たことのある、「悪魔」のセラヴィー。
こういう時、セラヴィーに何を言っても通用しない。このままだと何をされるか分か
らない。
私は身の危険を感じ、急いで退散しようと箒を出す。
「そんなことで僕から逃れられると思っているんですか?」
BOM!!
「きゃ!?」
一瞬浮いた箒が急に重くなり、地面に落ちる。
「な、なにすんの!!~」
落ちた場所にはすでにベッド・・・
そして・・・
(か、体が動かない・・・。)
こういう時、セラヴィーは本当容赦がない。
セラヴィーは仰向けに横たわった私の、ドレスを脱がせにかかる。
「さあ、どろしーちゃん。お洋服脱ぎましょうねー。」
セラヴィーは楽しそうな口調で動けない私の体を起こし、洋服から腕を抜く。
私の胸があらわになる。
557 :
セラ×どろ:2005/11/25(金) 00:26:58 ID:WN6rGIjY
「やあ、どろしーちゃん。今日は黒のレースですか。セクシーですね。だけど僕は
清楚な白の下着の方が好きかなー。」
BOM!!
セラヴィーが魔法をかけると、私の下着は白のフリルにピンクのリボンのついたかわ
いらしい下着に変わった。どうもセラヴィーは私を着せ替え人形として扱っているら
しい。セラヴィーの行為に悪寒が走る。これじゃあ、私はエリザベスと一緒だ。
「どろしーちゃん・・・。綺麗だ・・・。完璧ですよ。」
セラヴィーは私の全身をじっくりと眺め、恍惚とした表情で呟く。
「僕の料理と適度な運動で作り上げられたボディーはまさに、僕の理想です。」
確かに、セラヴィーの料理を食べ、セラヴィーとのケンカで適度な運動しているけれ
ど・・・
まさか、自分の理想の体を作らせるための計画的なものだったら恐ろしい。
「じゃあ、これも脱いじゃいましょうね。」
セラヴィーはそう言うとブラジャーを外す。セラヴィーは両手で乳房を鷲づかみする
と、円を描くようにもみしだく。円を描く度にセラヴィーの人差し指と中指に乳首が
挟まれ刺激される。
「どろしーちゃん、ここ、硬くなってますよ♪」
刺激された頂きがツンと立ち上がるとセラヴィーは人差し指でクニクニと集中して刺
激する。
(ヤダ、そんなの解説しないでよ。)
「おや、なんだか恥ずかしそうな顔してますね。いいんですよ、もっと気持ち良さそ
うにしても。」
セラヴィーのかけた魔法で、声も出せなかったが、私は表情に思ったことが出てしま
っているようだ。
「もっと、気持ち良くさせてあげますね。どろしーちゃん。」
セラヴィーはそう言うと、私の胸に顔を埋め、尖った先を舌で舐めた。セラヴィーの
舌はキスの時と同様、様々な動きで私を攻め立てる。
(セラヴィー、昔から何やっても器用だったけど、こんなことまで器用なのね。)
快感に頭の芯が痺れてぼんやりしながらもそんなことを考える。
「どろしーちゃん、気持ち良いですか?じゃあここはどうですか?」
そう言って今度は下腹部に手を滑り込ませるセラヴィー。
しかし、セラヴィーは直接谷間を触らず、太腿をさわさわと触っている。その手は背
後に回り、お尻の当たりにも微妙なタッチで触る。
(はん!?)
その微妙なタッチはくすぐったいような、でもゾクゾクとした気持ち良さがあった。
その手は内腿に、そして谷間に近づき、ちょっと触れたかと思うとまた背中の方に
と、じらすように彷徨っている。セラヴィーはそうやって手を動かしながら、また、
乳首を舌で転がし始める
558 :
セラ×どろ:2005/11/25(金) 01:11:53 ID:WN6rGIjY
蠢く舌と、吸い付く唇、たまに甘噛みする歯にだんだんと息が上がってくる。そして
じらすような動きの手にジンジンとした疼きが込み上げる。
そんな私の顔をセラヴィーはそっと覗き込む。
「くすっ。」
(!!)
きっと今の私は上気した顔で目はうつろ、口も開いてひどくいやらしい顔をしていた
。セラヴィーは、私の欲望を見透かしている。直接的な刺激がもっと欲しいと望んで
いる私に・・・。体が動かせず、声も出せずにそんな淫らな様子を呈している私をセ
ラヴィーは楽しんでいるようだった。
「あーあ、どろし−ちゃんここ、もう蕩けていますよ。」
片足を持ち上げ、ソコを覗き込むセラヴィー。
(やだ!!見ないで!!)
ぴちゃっ。
待ちわびた快感に眼を瞑る私。
セラヴィーの舌が溢れ出す私の蜜をすくい上げる。谷間をなぞる舌はその周辺を満遍
なく揉み解す。ぬるりとした熱い舌の感触が谷間の中に出入りする。
(あ、あん。)
そして核に舌が到達すると、体の内部でなにかがピクンと反応した。核の脇を舌が行
き来する度に強烈な快感。そして、セラヴィーは核の薄皮をそっと指で丁寧に剥き、
優しく舌を這わせた。
(!!!!!ダメ、そこは)
核を優しく愛撫される度に谷間の中から次々と蜜が溢れ出すのが自分でも分かった。
セラヴィーは丁寧に舌で核を愛撫しながら指で谷間をなぞり、優しくほぐしながら
内部への進入を試みる。
セラヴィーは私の準備が整うまでゆっくり、ゆっくりと壁をほぐしていき、いつの間
にか指一本の進入に成功していた。舌での核の愛撫は快感と共にむずがゆさがあった
が、共にゆっくりと指を出し入れされると、痒いところに手が届いたように今までに
なく気持ち良かった。
(ああ、すごい、!!)
あまりの気持ち良さに涙が浮かんできていた。
「気持ち良いですか?」
指の出し入れを続けながら、興奮した面持ちでセラヴィーが耳元で熱く囁く。
(そのまま続けられたら・・・・)
だんだんと私の中で高まって行くものがあった。
そして快感が頂点に達しそうになった時、セラヴィーは急に愛撫を止めた。
ズキズキと疼きだけを残して波がひく。
体は物足りなさを訴え、私はまた、表情に出てしまっていたようだ。
「まだ、ダメですよ。クスッ。」
+ ∧_∧ + +
(0゚・∀・) ドキドキ 。
oノ∧つ⊂) +
( (0゚・∀・) ワクワク 。
oノ∧つ⊂) + + 。
( (0゚・∀・) テカテカ 。
oノ∧つ⊂) 。
( (0゚・∀・) ワクワク +
oノ∧つ⊂) 。
( (0゚・∀・) テカテカ +
oノ∧つ⊂)
( (0゚-∀-) ワクワク +
∪( ∪ ∪ 。
と__)__)
チェックボックス入れ忘れ OTL
561 :
セラ×どろ:2005/11/25(金) 01:44:45 ID:WN6rGIjY
BOM!!
また、何か魔法がかけられた。
「どろしーちゃん、まだ痛いかもしれませんが我慢してくださいね。」
そう囁くとセラヴィーは熱く大きな塊を私の濡れそぼった谷間にあてがった。
「あ!!」
ぬっっと先が谷間の壁を押しのけるが私の壁はその大きな塊を飲み込むにはまだ硬く
、跳ね返してしまう。
セラヴィーは2度3度、と徐々に力をかけて進入しようとする。
「あ!!ああ!!」
その度に快感と押し広げられる鈍い痛みに声が出てしまう。
さっきの魔法は呪縛を解くものだったらしい。
人形のように扱われ、辱められた後、体の自由が戻ったのだからセラヴィーを拒否す
ることもできたのに、体は物足りなさを埋める為、セラヴィーの行為を拒否すること
を認めない。
「っはあう!!!!!」
何度目かにセラヴィーが力をかけると私の中がセラヴィーでいっぱいになった。
初夜は済ませてあったが、セラヴィーのモノを受け入れ動かれるとまだ少し痛みがあ
った。
だけど、セラヴィーが腰を少しずつ動かすと、痛みと共に快感が伴うようにもなって
いた。
「あ、ああん!!あん!!」
セラヴィーの腰の動きに合わせ、体がビクンと自然に跳ね上がる。その度セラヴィー
も声は出さないがさっきの私のように表情には快感が見て取れた。
そしてそんなセラヴィーにいつもまにか私も興奮を覚えていて・・・
私はもう気づいてた。
セラヴィーの狂気を嫌がっていた私が、本当は取り返しがつかないほどセラヴィーの
それに依存していること。
セラヴィーの顔が切なそうにゆがむ。
「っく。」
絶頂を表わす溜息・・・。
体の中のモノが脈動し熱い何かが注ぎ込まれる。
「やっと、僕のすべてを受け入れてくれましたね、どろしーちゃん。」
汗ばむ体で私を抱き寄せ、キスをするセラヴィー。
ただ繋がっているだけで気持ち良かった。
そのままの状態で抱き合っていたら、セラヴィーのモノが、また大きくなってくる。
そしてまた、セラヴィーはゆっくり、ゆっっくり、優しく動く・・・。
痛みはまだあったけど、セラヴィーの作る揺れが気持ち良くて・・・。
何度か小さな波が来て私はもう力が入らない。
そして初めての大きな波・・・。そしてセラヴィーの小さなうめき声・・・・。
絶頂感、一体感、幸福感・・・。
セラヴィーもきっと同じ気持ちを共感している。
ぐったりと私に体を預けるセラヴィーの重さを感じながら、私は耳元で囁いた。
「大好きよ。セラヴィー。」
セラヴィーは無言で私の髪を撫でて返答する
『愛していますよ、どろしーちゃん。』と・・・
END
まぁなんだ、一番大人だったのはポピィ君だな。
ともかく作者さん乙です!
GJ乙です!
もうこうなったらポピィ君とやっこちゃん(ry
564 :
:2005/11/25(金) 07:26:23 ID:N/bSxbGq
ぐっじょぶ!!乙華麗でした。
まさに私の理想そのもののセラどろだったYO!
幸せ気分に浸ってます。ありがとう神様!
ハァー( ゚∀゚)=3
最後はラブラブでえがったです。
ドロタソのキスマークも徹底的に消毒されたんだろな。
乙ですた。
566 :
:2005/11/26(土) 10:34:10 ID:5NpFjSMp
ポピィくんは結局 胸元鱚だけだったのかな。
意識不明のどろしーちゃんにいろいろサワサワしてそうで想像が止まりません(*´∀`)
ポピィくんキスマークだけってのがいいw
568 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 00:56:22 ID:NcPE6tdq
後生だからお鈴ちゃんもの書いて!!(できたらしいねちゃん相手で)
お鈴ちゃんには幸せになってほしいのです・・・
>>568 ネタはあるけど、お鈴ちゃんかわいさで文にするのに躊躇いが・・・
みん先生もなあ、なるとの後日談やるくらいならしいね×お鈴を補完してほしかったよ
やっこちゃんでさえ最後は4コマ1ネタもらえたのにお鈴ちゃんは1コマモブでいるだけ…orz
待ちに待った耳そうじ→土壇場で拒否→揉み合い
→なぜか非処女と判明→お相手は?(ニヤニヤ)
→ひたすらごめんなさい→一人暮らし(留守番)を決心
相手が弟ってこと?
久々にきたら神(・∀・)キテター!
さいっこう!セラどろ萌えた!!!!!!!!!
ポピー君不憫すwwww
573 :
568:2005/11/29(火) 00:05:18 ID:Vnu7H4KX
>>569
お鈴ちゃんネタあるなら、何でもいいのでお願いします!!
574 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 19:02:18 ID:bDbK/DY2
ラス×まやを書いてくださる神はいませんか…(´・ω・`)
575 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:54:04 ID:/+YfIJww
age
576 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:10:16 ID:l9eETolq
*長いんで、すいません。
*こんなんセラどろじゃない!と思われる方がいらしたらごめんなさい。
でも投下。
577 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:11:49 ID:l9eETolq
もういい加減慣れたつもりでいた。
ちょっとしたことで繰り返す諍いも不機嫌も、「痴話喧嘩」の括りで済むものだと安心しきっていた。
いつも通りの喧嘩がいつも通りで終わらなかったのは、昨晩から引かない微熱の所為だったかも知れない。
くらくら揺れる脳内は僕から冷静さを奪い、巧く立ち回らせてくれなかった。
いや、そもそもこの微熱がなければあんな喧嘩はしなくて済んだ筈だった。
箸をおいて彼女が言う。
「何でそんなに大人しいのよ。具合でも悪いんじゃないの?」
何度も聞いた台詞だ。ただ、いつもとは違い、今回は本当に心配そうな響きが含まれた台詞。
いつもなら率先して騒ぎ立ててくれる子供たちがいないから、本気で気にかけてくれていたのかも知れない。
問答無用で賑やかな三人は昨日から学校の夏休みキャンプに出掛けている。
その準備で慌しかったのも多分、この中途半端な風邪に影響しているのだろう。
「顔赤いし、ちょっと熱いわよ? そんなんで水仕事なんて止しなさいよ。私がやってあげるから」
熱を測ろうと額に手を当てる仕草があんまり自然だったから、油断して余計なことを言った。
「……いいですよ。僕がやった方が早いし、綺麗だし」
しなやかな眉がむっとしたように歪んだので、ますます調子に乗った。
「どろしーちゃんみたいに不器用な人に、大事な台所は任せられません。
小さい頃からずっと僕の方が上手にお片付けしてたでしょう」
この程度の軽口なら、おかずの二、三品を投げ付けられる程度で済む筈。
それくらいなら別に大した被害でもないし、とぼんやり思っていた。
……どうしてそうならなかったんだろう。
きゅっと歪められていた眉から力を抜いて、彼女は意外なほど静かな声で言った。
「分かったわ。好きにしたら」
冷えた声が思った以上に堪えて、僕はただ「そうですね」と呟くしか出来なかった。
578 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:12:37 ID:l9eETolq
……それでどうして、こうなってしまったんだろう。
頭がぐらぐらして、出来事の時系列が分からない。
洗い物を済ませた後、何故かどうしても彼女に謝らなければいけない気がして、でも糸口が見付からなくて、暫く付き纏っていた気がする。
怒鳴られることも物が飛んで来ることも振り払われることもなかったのに、どうしてあんなに切羽詰った気持ちになってしまったんだろう。
「風邪引きでしょ、大人しく自分の部屋で寝てなさい」
彼女の部屋の入り口で、部屋に入るのを拒まれた、その時の台詞は覚えている。
目の奥で何かが弾けてしまったのは、彼女の手が自分の体を庇う様に不安げに組まれていたからだったか。
それともその真っ直ぐな視線に、疑いや非難が籠もっているように感じたからだったか。
もう、上手く思い出せない。
確かなのはただ一つ、今僕は彼女のベッドの上で、嫌がる彼女を組み敷いているという事実だけだ。
――本当に、どうしてこんなことになってしまったんだろう。
繰り返しても答えは浮かんで来ない。
「…………」
分からないなら、もういい。
頭を振って、僕は目の前の現実に没頭することに決めた。
「やめてよ……放して!」
もう長いことこうしていたのだろうか。彼女の声は少し掠れて、苦しそうだ。
何度も何度も、止めて、どいて、放してと叫んでいたのだろう。それが僕の耳に届いていないのは何とも皮肉。
肩の横で押さえ付けた両手にも、時々暴れる両足にも、充分な力は籠もっていない。
抵抗するのにも疲れてしまっているのだ。
可哀想に。
他人事のようにそう思いながら、僕は彼女の腰に圧し掛かりながら跨った。
熱の上がった体に、纏わり付く寝間着が鬱陶しい。
どう脱いでいるのか自分でも分からないまま強引に、半ば裸に近い状態になるまで脱ぎ捨てる。
勢いで倒れ込むと、ちょうど目の前に柔らかそうな丸い胸があった。
チャイナ服を模した可愛らしい寝間着は、袷のボタンがいくつか千切れてなくなってしまっている。
だらしなく開いてしまった隙間に右手を差し込み、下着を着けていない胸の、豊かな膨らみを探る。
「ああ……」
思わず声を溢してしまったのは僕の方だった。
経験したこともない柔らかさと、心地好い重み。
肌は温かく滑らかで、触れた端から破れてしまうのではと思うほど薄い感触だ。
接しているのは手のひらだけなのに、体中をこの柔らかさで包まれているような気分になる。
「どろしーちゃん、すごい……」
「やめてよ……!」
また、掠れた拒絶の声。
叫んでも叫んでも、僕が止まる訳がないのは、もうきっと解っている筈なのに。
「何がイヤなんです……? ろくな抵抗も、出来ていないくせに」
「……っ!」
声を殺して、何かに耐えている気配がする。
泣いてる。
また頭がぐらついて、曖昧な思考で「ああ、可哀想に」と思う。
こんなに苦しそうに、涙を溜めて。嗚咽を堪えて。
どうして、その様子がこんなにも僕をそそるのだろう。
「……気持ちよくして、あげますから、ね」
答えたのは押し殺した泣き声だけ。拒絶の言葉はもう、聞こえなかった。
579 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:13:28 ID:l9eETolq
胸を弄る手はそのままに、もう片方の左手で寝間着を脱がせに掛かる。
ほとんどボタンも残っていない前開きのワンピースなど、こうなれば単なる布きれに過ぎない。
熟れた果物の皮を剥くように、するりと両側に引き下ろして取り去ってしまう。
「……綺麗なんですね、どろしーちゃんは」
嬲るように言ったつもりの台詞は、感嘆の溜息混じりになった。
もう眠るだけだったからだろう、彼女は上半身には下着を着けていなかった。
僕の手で弄ばれている乳房は重たげで、如何にも女性らしい柔らかさに満ちている。
括れから太腿へと繋がる腰の線はしなやかに、豊かに丸みを帯びて流れ落ちていく。
「こんなに、綺麗……だなんて……」
……想像したこともない、と言ったら嘘になる。
いつも近くにいて、ずっと一緒にいて。それなのに触れることが許されなかった、この体。
後ろめたさに苛まれながら、ドレスの下の素肌を夢想した日々は確かにある。
けれど実際に目の当たりにする彼女は、想像を遥かに超えて扇情的だった。
「ああ……どろしーちゃん……」
込み上げて来る何かで、声も出せなくなる。
抱き締めて、そのまま首筋に口付けた。何度も何度も、啄むように短く、強く。
その度に体が跳ねて、小さく声が上がる。
肌の感触を楽しむように舌を這わせ、耳朶を口に含んで軽く噛む。
当然、両手は乳房を包んで放さない。時折指先で確認すると、膨らみの先端は確かに興奮を映して尖っていた。
「ねえ……自分で、分かるでしょう? ここ……」
僅かに力を込めた指先で突起を転がす。
嗚咽混じりの喘ぎ声が毀れ、抵抗するのとはまた違う風に彼女の体が蠢く。
「気持ちいいでしょう、ねえ……?」
蕩けて来ている。体も、多分、心の方も。
もうそろそろ、体重をかけなくても暴れられはしないだろうと思えた。
ならば、もっと。
「もっと、気持ちよくなりましょう、ね……?」
580 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:14:08 ID:l9eETolq
手のひらを滑らせて胸から脇へ、更に背中へ。何処まで行っても肌は温かく滑らかだ。
背骨に沿って指を走らせると、びくりと震えて背を反らした。
そのままもっと、下へ。下着を引き下ろしながら、尻の丸みの間へ。
「あ……」
熱い水気を感じて、思わず目を閉じる。
ゆっくりと指で探ると、一際熱を帯びた小さな尖りと、緩く蕩けた入り口。
「どろしーちゃん……ここ……分かります……?」
「や……」
「イヤじゃないでしょう、こんなに濡れて……」
言いながら、指先を少し潜り込ませてみる。
――きつい。
ショックだった。
明らかに濡れているのに、こんなにもはっきりと拒絶されている。
「すごい、狭いんですね……初めてなんでしょう?」
自分に言い聞かせるように訊ねる。
「……っ、ダメ……!」
肯定も否定もなく、ただ苦しげに首を振る仕草だけが答え。
自分で訊いておきながら、僕は確信を持っていた。過去に経験など、あるはずがない。
だってずっと、小さな頃からずっと、僕はあなたを見ていたのだから。
「ごめんね、どろしーちゃん……」
聞こえないように呟く。
女の人にとって、「初めて」はとても大事なのだと聞いた。
それがこんな形で。この僕に、無理矢理に。
ああ、可哀想に……。
「……すぐ、済ませますから」
「…………!」
目を逸らしたまま、下着を足首から抜き取ってやる。
もう、何も言わない。多分彼女も覚悟している。
重なった呼吸が張り詰めて、窓ガラスのかたかた鳴る音が不意に大きく聞こえ出した。
開いた脚の間に腰を割り込ませ、苦しげに震えているそこに、同じように苦しげな僕を押し付ける。
「うあ……」
触れ合った粘膜が、融ける感覚。
まるで引きずり込まれるように、僕は夢中で体重をかけた。
「――――――――!」
全力で抵抗する彼女の内側を、一気に貫く。
声にならない悲鳴を挙げて、内側ごと彼女が震えた。
動きを止め、息を抑え、動悸が落ち着くのを待ちながら、彼女の顔を盗み見る。
――真っ直ぐに僕を見ていた。
「う……!」
気づいた途端に、堪えきれなくなった。
581 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:14:37 ID:l9eETolq
勝手に暴れ出す腰を衝動のままに任せて、今にも溢れてしまいそうな叫び声を彼女の唇の中へ逃がす。
微かに開いたまま繋がった唇の間から、声が毀れ、唾液が流れる。
その所為で、頬がどろりと濡れていく。
――いや、嘘だ。
僕の頬を濡らすのは、彼女の頬に滴るのは、他でもない僕の涙だった。
鼻の奥にも、口の奥にも回ってくるほど、制御の利かない量の涙。
唇を塞いだまま、僕は何度も何度も頭の中で叫んだ。
ごめん。
こんな風にしか出来なくて、ごめん。
風邪で集中力を失っているとは言え、僕は世界一の魔法使いだ。
痛みを失くすことも、意識を飛ばすことも出来たのに、しなかった。
見たかったから。
見たことのないあなたの顔を、
傷付いてぼろぼろになったあなたの顔を見たかったから。
自分がどんなに酷いことをしているか思い知りたかったから。
こんなに酷いことをしてもあなたは此処にいてくれると思いたかったから。
僕が可笑しくなったのは、多分熱の所為だけじゃない。
子供たちもいないこの家で、本当に二人っきりでいることが怖かった。
向き合って、思い知ってしまうことが怖かった。
何処まで求めても満足出来ない自分を知ってしまうことが怖かった。
あなたが、僕を受け入れてくれても
あなたが、愛していると微笑んでくれても、
きっと僕はもっと求めてしまって
何処まで行ってもきりがなくて、
いつかあなたを
壊してしまうんじゃないかって
怖くて
恐くて
こわくて――――
「…………!」
細い腕が僕の頭を強く包み込んで、
その後、僕の意識はまた何処かへ拡散していった。
582 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:15:07 ID:l9eETolq
頭の芯がくらくらする。
ゆっくりと浮かび上がって来た自意識が認識したのは、逃げ出したくなるような現実だった。
子供のようにぐしゃぐしゃの泣き顔の自分。
乱れた黒髪を広げて、僕の下に力なく横たわっている彼女。
涙やら汗やらで、あの滑らかな肌はどろどろだった。
――汚してしまった。
どこかネジの吹っ飛んでしまっている頭でも、取り返しの付かないことをしたのだけはよく分かる。
「……ん、なさ……」
また、涙が出て来た。みっともないと思っても、止められない。
彼女を抱き締めて肩口に顔を埋めると、弱々しい手が僕の髪を撫でた。
「……なんで、泣いてんのよ」
耳元で囁く、掠れ声。
顔を上げる勇気はなかった。
「ど、ろしーちゃ……ごめ……」
「……いい年して、泣かないでよ」
そう言う彼女の声だって、涙交じりだ。
けれど彼女は、逃げなかった。僕の顔を上げさせて、真っ直ぐに見上げてくる。
「あんたは」
僕は?
「……何を、怖がってんの?」
暫く、何も答えられなかった。目の奥がじんじんと痛い。
「……僕は」
漸く開いた唇はすっかり渇いて、僕の声まで掠れていた。
「好きなんです」
確かめるように、ゆっくりと。
真っ直ぐに彼女を見返しながら
そうだ、僕はずっと。
「どうしようもなく好きなんです、あなたが」
583 :
セラどろ。:2005/12/05(月) 04:15:42 ID:l9eETolq
いつも近くにいて。ずっと一緒にいて。
ある日突然、自分の心音に気付いて眠れなくなるみたいに、何の理由もなく思い知った。
――あなたでなくちゃ、駄目なんだ。
「好き過ぎて、……怖くて」
怖くて、目を閉じる。
「……だから、喧嘩してばかりだったの?」
苦しい息のまま頷く。
いつも意図的に突っ掛かっていた。
手に入らなければ、失わなくて済むから。
距離があれば、離れなくて済むから――。
「もし、僕のことを、好きだと言ってくれても」
耐え切れなくなって、また肩に顔を埋めた。声がくぐもる。
「僕はきっと、きっと満足出来ない。何処まで行っても、苦しいままで」
終わりが見えなくて。
「傷付けてしまうことばかりで」
あなたをぼろぼろにして。
「どうしようも、なくて――」
――不意に、顔を捻じ向けられた。驚いて目を開けるより先に、唇に温かい感触。
「あんたって、ほんっと馬鹿ね」
まだ涙目の彼女が、人差し指を押し当てていた。
「何を気にしてんのよ。傷が付こうが怪我しようが、どんなに苦しかろうが、構いやしないでしょ」
「……どろしーちゃん」
傷付いているというより腹を立てているような口調に、呆気に取られてしまう。
あれだけ酷いことをされたのに、どうしていつものように――
「こんなのはね、」
声にしなくても、彼女は答えてくれた。
「あんたと私なんだから、しょうがないわよ」
――ああ。
「……どろしーちゃん……」
「だから、泣くんじゃないって言ってんでしょ」
「大好き、です……」
「……聞いたわよ、もう」
もう一度、さっきより力を込めて抱き締める。
「ずっと、ずっと、大好きです……」
小さな頃から、ずっと。
世話焼きで意地っ張りで、負けず嫌いな年上の幼馴染み。
世界一の魔法使いだなんて言いながら、自分自身の欲望ひとつ受け入れられない僕を、当たり前のように受け流してくれる。
魔法で勝っても、力尽くで勝っても。
あなたが一方的に怒ってばかりの痴話喧嘩で勝っても。
「……敵いませんね、あなたに……」
半分寝言のように呟いて、僕はまた意識を手放した。
彼女の手が毛布を引っ張り上げるのを、どこか懐かしく感じながら。
どろしーちゃんに惚れた
まんま情景が目に浮かんできた。
こういうの書けるの羨ましい。
GJ!!
萌えました。セラどろはやっぱ良いなぁ。
セラヴィーの一人称いい!!
もしかしてささったまんまですか?
590 :
:2005/12/05(月) 22:59:53 ID:olXBEmAH
ウワァァァン!GJ!!
セラの切なさが痛い程伝わってきて良かったです。
どろしータソ かっけー!
……まさに神!
途中感情移入しすぎて泣きそうになった
セラヴィー同様ラストのどろしーちゃんに救われた
いいSSをありがとう
GJ!
GJGJ!!!
感動でした。本当に良かったです!
ありがとう
>>576 素晴らしい!弱気なセラがいい。
そしてドロの漢っぷりも好きです。
この後の二人の関係は、ドロが主導権握りそうですか?
どろしーた――――――(*´Д`)――――――ん!!!
セラどろってツンデレですか?
596 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 23:42:47 ID:MdFTkL7g
とりあえずセラドロ乙。
萌えましたよ!!
でも自分はしいね×お鈴派なんで、ひたすら神を待ちます。
しいねちゃん女体化が好きな俺は変わり者ですかそうですか
今日もチャチャタンに
(;´Д`)ハァハァ
599 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 17:47:12 ID:BUdn651O
600 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:07:20 ID:BW5VaBq/
>576
せらどろに萌えました。ありがとう。切ないせらと男前のドロ、GJ!
602 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:48:26 ID:GK7R+0kN
_ ∩
( ゚∀゚)彡 どろしー!どろしー!
⊂彡
( ゚∀゚) ど……
⊂ノ
( ゚д゚ )
⊂ノ
こっち見るなw
606 :
@三善:2005/12/18(日) 21:37:07 ID:JyQxTnR4
あげとかsageやらageとはどういった意味??
608 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 21:04:39 ID:20REmgrr
_ ∩
( ゚∀゚)彡 どろしー!どろしー!
⊂彡
>597、>599
同志よw
嗚呼しいねちゃん…ハァハァハァハァハァ(;´Д`)
ここにはしいねちゃんのパパがいっぱい居るなww
うそだ!!!君は誤解している!!!!
またまたアクセスさんキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!! (=゚ω゚)ノぃょぅ
613 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 10:50:15 ID:oSc8OTt0
ぃょぅハァハァ
ある日、チャチャはセラヴィーに呼ばれた。
一人でセラヴィーの家に入るのは久しぶりのことだ。
いつもはリーヤとしいねちゃんというお供がついているが、今日は一人。
だが、師匠であるセラヴィーを信用し切っているチャチャは、何の不安も抱かずにいる。
「チャチャ、お願いがあるんです。」
「なあに? セラヴィー先生。私にできることなら何でもするわ。」
無邪気に笑うチャチャに、少し罪悪感を覚えるセラヴィー。
だが、目的のためなら可愛い弟子を利用するのも仕方のないことなのだ。
「ある魔法薬を作りたいのですが、それには、チャチャの協力が必要なのです。」
「なになに? 先生、どんな薬を作るの?」
「それはまだ言えません。ですが、その薬を作るに必要なのが……。」
そこでセラヴィーは言葉を切った。この先を告げるのはまだ若干のためらいがある。
役に立てることを心から喜び、目を輝かせて待つチャチャに対して、
セラヴィーは一つ深い呼吸をしてから言い放った。
「魔法少女の純潔なのです。」
「じゅん……?」
怪しげな知識は何一つ教えられず、純粋培養で育ったチャチャはその言葉の意味がわからない。
更に、少し頭も足りていないので、「純潔」という単語自体、聞いたのが初めてだった。
首を傾げるチャチャに、セラヴィーは魔法をかける。
ぼんっ、と爆発音のような音がして、辺りに煙幕が上がる。
煙に思わず目を閉じてしまったチャチャが目を開くと、着ていたワンピースが脱がされている。
チャチャが身にまとっているのは、トレードマークの赤ずきんと、かぼちゃパンツだけ。
「え? え? 何? 何これ、先生?」
「おっと。ここではいけませんね。場所も移しましょう。」
セラヴィーが指を鳴らすと、台所で話し合っていた二人は寝室に移動していた。
「何? 何をするつもりなの? 先生……。」
ベッドに寝かされたチャチャは不安げにセラヴィーを見上げる。
セラヴィーは不敵な笑みを浮かべていて、いつもの優しげな表情はどこにもない。
「相変わらず色気のない……。胸も膨らんできているというのに、ブラジャーもつけていないんですね。」
乳首の周りに円を描くように撫でながら、セラヴィーは溜め息をついた。
チャチャは思わず目を背ける。自分の身に起こっていることが信じられない。
(せ、先生がこんなエッチなことするなんて……夢よ……夢に決まってるわっ……!)
だが、チャチャは胸を隠そうとはせず、セラヴィーの眼前に晒したままだ。
セラヴィーは指先でこねるようにチャチャの乳首を撫でる。
しぼんでいた乳首も段々と盛り上がって、硬くなってくると、
セラヴィーはチャチャの上に覆いかぶさって、立った乳首を口に含んだ。
「あっ……。」
そして、セラヴィーは口の中でもてあそび始める。
もう一方の胸は手のひらで包んで、揉み解していく。
チャチャはどうしたらいいのかわかっていないと言った様子で、セラヴィーのなすがままになっている。
「ああん、と言ってご覧なさい、チャチャ。楽になりますよ。」
セラヴィーが助言すると、チャチャは素直にこくんとうなずいて、
恐る恐る言われた通りに声に出してみる。
「ああん……。」
口にした瞬間、チャチャにはまるで魔法がかかったかのように、体中に快感が走った。
自分の声がとんでもなく卑猥なものに感じる。
「ああん……せ、せんせいっ……! 気持ち良いよぉ……。」
堰を切ったようにチャチャの喘ぎ声が流出し始める。
最初は棒読みだった声が、徐々に色気を帯びてきて、セラヴィーの聴覚を刺激する。
教え子の痴態にセラヴィーも興奮し始めた。
そのときだった。
ガシャーン。ガラスの割れる音がして、窓から何かが飛び込んできた。
真っ黒なそれは、激しい息遣いの中、金切り声をあげた。
「セラヴィー様っ! どうしてチャチャなんか! 魔法少女の純潔なら是非このやっこのものを!」
やっこは水晶球で二人のやり取りを盗み見ていて、急いで駆けつけたのだった。
セラヴィーに片思いをしているやっこは、時々そうやってセラヴィーのことを見張っていたのだ。
だが、セラヴィーは鬱陶しげに彼女の姿を見やると、すっと手を上げ、
大きな球体バリアーの中に彼女を閉じ込めた。
「魔法薬ばかり使っている子を僕は魔法少女なんて認めません。」
セラヴィーがチャチャを選んだのは、やっこが苦手だからというだけで、
口にしたのは苦し紛れの言い訳だったが、やっこは少し傷ついた。
「そ……そんな……。」
透明な球体の中に閉じ込められたやっこは、涙を浮かべている。
そんな彼女を冷たく一瞥すると、セラヴィーは頬を紅潮させて続きを待っている可愛い教え子に向き直った。
「え、え? やっこちゃん、そのままなの? 追い出したりしないの?」
「そうですよ、チャチャ。何か問題ありますか?」
「ええっ!? だって……見られちゃう……。」
「見られながらの方が興奮するでしょう?」
にっと笑うセラヴィー。チャチャは背筋に汗が伝っていくように思えた。
球体の中のやっこは泣き叫びながらバリアーを叩くが、セラヴィーの魔法は強力で、びくともしない。
再び乳首を舐められながら、チャチャは尋ねる。
「じゃ、じゃあ、どうして赤ずきんは取らないの?」
問われたセラヴィーは顔を上げ、唇に口元を寄せた。
「この赤ずきんには衝撃を吸収する魔法がかけてあります。だからですよ。」
そして、その台詞を放った口で、チャチャの唇を塞いだ。
チャチャはセラヴィーの言葉に納得して目を閉じ、与えられる甘いキスを味わった。
(まあ、全部脱がさない方がエッチだからですが。)
セラヴィーは服を着たまま、ほとんど裸のチャチャに愛撫を与えていく。
チャチャも初めての体験であるにもかかわらず、器用なセラヴィーの指技に、
初々しい喘ぎ声を発し続けた。
しばらくそうしてもてあそぶと、おもむろにセラヴィーはチャチャのかぼちゃパンツに手をかけた。
「さて……どんな具合でしょうね……。」
「いやぁん……せんせい……エッチ……。」
チャチャはとろんとした目でセラヴィーを眺めている。
口元はだらしなく開かれ、完全にセラヴィーに陥落したことを示している。
パンツの中に指先を入れられても、何の抵抗もしない。
まだあまり生えそろっていない茂みを掻き分け、セラヴィーはチャチャの割れ目を探す。
ほどなくたどり着いたそこは、サラサラとした液体で濡れていた。
「んっ……はぁっ……だめぇ……。」
「何を言っているんですか? もうすっかり準備はできているみたいじゃないですか。」
「そうなのぉ……? わたし……よくわからないの……。」
はぁはぁと喘ぎ続けるチャチャを前に、セラヴィーはどこからか布の巻かれた棒を取り出した。
そして、かぼちゃパンツを脱がせたチャチャの股を大きく開かせ、その棒で割れ目やその周りを撫で、
巻かれた布に液体を染み込ませる。
「やっ……やぁっ……せんせい……何なの……? それぇ……。」
「これでチャチャの純潔を奪うのですよ。そして破瓜の血を染み込ませるのです。」
「はか……? 血……?」
意味を完全に理解はできなかったが、「血」の一言に、チャチャは顔色を変えた。
「い、いやぁ……! やめて、先生っ……!」
「可愛いチャチャの頼みでもやめられませんよ。これも全てあの薬のためですっ……!」
セラヴィーは容赦なくその棒をチャチャの割れ目に押し込んだ。
愛液で湿っていた棒は、ぬぷぬぷとチャチャの中に入り込んでいったが、
入れられた方のチャチャは無傷というわけにはいかない。
それまで感じたこともないほどの激痛が体を貫き、チャチャは気を失った。
棒の布には、じわじわとチャチャの血が染み込んでいた。
チャチャが目を覚ますと、セラヴィーが何やら様々な材料をガラスの小瓶に入れているところだった。
そして、最後にチャチャの血をたっぷりと染み込ませた布を棒からほどいて、その小瓶に押し込んだ。
「ふふふふふ。これで、どろしーちゃんとの聖夜が楽しめます。」
蓋を閉め、カクテルを作るかのように、激しくその小瓶を振って、中の材料を混ぜる。
セラヴィーが作っていたのは強力な媚薬だった。
勿論、使う相手はどろしーに決まっていた。
「せ、先生……。もしかして、どろしーちゃんのために私を利用したの……?」
「起きてしまったのですか。チャチャ。そうですね。僕はいつだってどろしーちゃんのことを……。」
目覚めたチャチャに少々驚きながらも、ぬけぬけとセラヴィーは言った。
チャチャはベッドから起き上がると、セラヴィーに向かって手をかざした。
「ひどいわ!」
その瞬間、「ひど岩」と書かれた岩がセラヴィーの上に浮かんだ。
落ちてくる前に天性の反射神経でセラヴィーはその岩を避ける。
「ずるいわ!」
避けたセラヴィーの上に「ずる岩」が落ちてきた。
冷や汗を流しながらも、セラヴィーは器用にその岩も避けた。
「先生のこと信じてたのに! そんなのってないわ!」
前の二つよりも更に大きな、「そんなのってな岩」がセラヴィーの上にあった。
セラヴィーは慌てて両手をかざし、その岩に向かって消滅の魔法をかけた。
なんとか当たる前に間に合ったのだが、その弾みで持っていたガラスの小瓶を落としてしまった。
「あ、あああああ……。」
できたばかりの媚薬がこぼれてしまっていた。
「せ、せっかく作ったのに……。どうしてくれるんです? チャ……チャ……。」
こぼれた媚薬の元に屈み込んで嘆くセラヴィーの鼻腔を、甘い香りがくすぐった。
さすがに特製の媚薬なだけあって、その瞬間にセラヴィーはとりことなってしまった。
「せ、先生!?」
思わず駆け寄ったチャチャも、その香りにとらわれ、腰が砕けてしまったかのように、
くたくたとその場に崩れ落ちた。
「続きをしましょうか……チャチャ……。今度は本気ですよ……。」
焦点の定まらない瞳で、セラヴィーが囁く。
そっとあごを掴まれているチャチャも虚ろな目でうなずく。
「だ〜し〜て〜〜〜〜〜……。」
バリアーに守られ、媚薬の効力の届かないやっこは、泣きながら透明な壁を叩き続ける。
未だ球体の中にいるやっこを尻目に、セラヴィーはチャチャを抱き上げ、再びベッドに向かった。
(終わり)
このスレ初投稿です。
セラヴィーが鬼畜過ぎますね……。
まだ子供のチャチャにするのもどうかと思いましたが投下w
イブの日に投下とは、なかなか気が利いてますな。
いや、鬼畜なのか面白いのか・・・
うんGJ楽しかったよ!
岩がwwwwwww素敵すぎるwwwwwwwww
クリスマスプレゼント、楽しませていただきました。乙です。
やってることは鬼畜なはずなんだが、テラワロスww
チャチャっぽい空気を感じたよ。GJGJ!
625 :
ニャーーー:2005/12/28(水) 11:58:26 ID:bmgq1LBd
あちしゎ
たぶんだれも賛成してくれない、
ポピィ×チャチャでございまつ(;´Д`)ダメ?
そんなありえないシリーズなら平八×どろしーがいいお
目玉屋敷の御乱交マダー?
リーヤ×チャチャが見たい…!!
誰かラスカル×まやちょんの夫婦生活を書いてみないかい?
630 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:51:46 ID:ZQmcIzbQ
それいい!!
ポピィ×どろしー推し
正月に神は現れなかったか・・・
文庫で復刊するね。来週発売
後半冊だけ入手できてないから、
文庫で再販はありがたいな。
これを機会にここをのぞく人が増えると嬉しいんだが。
635 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 17:37:22 ID:pcZuE9RV
文庫発売なのでageてみる
636 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 18:56:57 ID:SEabA4wq
こんなスレがあったんだ…
チャチャ好きなんでageときますね
私もラスカル×まやちょん読みたい(´・ω・`)
このスレのセラどろ、最高だぁぁ!!!
遅ればせながら、神の再降臨に期待をしております。
赤チャか、懐かしいな・・・。
当時小学生だった漏れは初めて恋をしたんだよな・・・。
今でも印象に残ってる。
頬が熱くなって 頭を100tハンマーで殴られたような衝撃。
ずっと好きで 大好きで、でももしかしたら・・・
でも手の届かない、非現実的な恋そんな恋をした。
そんな漏れの初恋の人は きゅーちゃん・・・・orz
しいねちゃん×お鈴ちゃんを待ちつつ保守
642 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 08:12:31 ID:lRC4MTO7
神の降臨を(ry
「だから……私は、お前の事が……、好き……なんだよ……」
鈍かった幼馴染み。今日のお見合いにだって、私の気持ちに気付いて来てくれたんだと
思ったのに、決闘と勘違いしてただなんて。
(何でこいつは私と言えば「決闘」しか思い浮かばないんだ?)
「好き……だ。ガキの頃からずっと好きだったんだ。ずっと……ずっと、好きだったのに……」
溢れ出した言葉を止める事が出来なくて、私は囈言のようにそれだけを繰り返す。
ずっと言えなくて、言おうとすると邪魔が入って。でも、今は違う。ラスカルの部屋で二人きり。
ラスカルはじっと、私の話を聞いていてくれる。
「お前、いっつもいっつもガキの事ばっかりで……私の事なんか、全然……気にもかけてくれなくて……」
情けない。思うけど、どう仕様もなかった。涙はどんどん零れて来て、私はとうとうラスカルの顔を
見られなくなってしまう。――こんな間抜けな顔、見せてたまるか。
「ふぅっ……う……うえぇぇ……っ……」
ああ、きっとラスカルの奴、困った顔してるんだ。泣き出した私を前にして、どうしたらいいのかオロオロしてる。
判ってる。困らせるつもりなんかじゃないんだ。でも、これまで抱え込んで来た色々な想いが、体の中で爆発して。
もうどう仕様もないじゃないか。
「――……まやちょん」
静かな声。柔らかくてよく響く、ラスカルの声。
「ッ……!」
広い掌が、私の濡れた頬をゆっくりと撫でた。それから、珍しく下ろした髪の毛も、そっと。
「あー、その……なんだ、……済まなかった」
心底困惑したような表情で、ラスカルが私の顔を覗き込む。大慌てで、私はラスカルから視線を逸らす。
「おい」
ぐいと、ラスカルの手が私の視線を戻させる。耳から首筋……顎の辺りにまで、ラスカルの手の感覚。
「……逃げるな」
拗ねたような、顔。左目だけが見えているラスカルの――その左目の縁が仄かに赤い。
ゾクリと、背筋が震えた。その赤が余りにも官能的だったから。
「私達は教師なんだ。教師がガキの事を一番に考えるのは、当たり前の事だろう?」
「………………」
視線を逸らせる事を許してもらえない。首筋がチリチリ焦げるようだ。
「……それでも……」
「っ……、ラ……、ラスカル……?」
ことん、と。ラスカルの額が私の肩に落ちる。鼻先を、ラスカルの絹糸のような髪が掠めていく。
はぁっと、安堵したような溜め息が、ラスカルの唇を濡らした。
「それでも……、私は、二番目には……」
お前の事を考えていた、つもりなんだが。その言葉は余りにか細く、微かに私の鼓膜を震わせただけで。
「あ…………」
狡い。……狡いじゃ、ないか。私には視線を外す事を許さずに、そのくせ自分は。
「なに……言ったんだか、聞こえねえよ。バーカ……」
「………………」
グスッと鼻をすすって、私は頬を、ラスカルの髪に寄せる。私に見えるのは、ラスカルの広い肩や、
長い髪を縛ったリボンだけ。
止まっていた涙が、また溢れ出して来た。
「……ちゃんと言わなくて、悪かった」
涙のせいで頭の奥がガンガンと鳴っている。その後のラスカルの言葉を、だから私は聞けなかった。
ただ、ラスカルの唇がゆっくり、私の頬の涙をなぞって。そうして――私の唇にそれが重ねられて来る、
その感覚だけが、私にはあった。
「……っふ……」
最初は軽く、次第に……ぬめりとした熱い舌まで、私の口内に潜り込ませて。
耳にピチャリという音を感じ、私は言い知れない羞恥に体を捩る。
ラスカルの腕が私の体を抱いて。フローリングの床の上で私達は何度も角度を変えて、
互いの口の中を味わっていく。
唾液はとろりと溶け合って、私の体の中に飲み込まれた。吐息の絡むのが、何か酷くいけない事を
しているかのような錯覚を覚えさせて、私は引きつったような声を上げる。
「嫌だったか?」
ラスカルの声に、私は必死でかぶりを振った。嫌な訳がない。待ち望み続けていたものが、嫌な、訳が。
私は両腕をラスカルの首に回した。心臓が破裂しそうな程高鳴っている。こんな事を言うと、
それこそ嫌われやしないかと思って、でも、私は涙と同じで、その言葉を止められなかった。
ベッド、連れてって。そう――、さっきのラスカルを責められないくらいに小さな声。
「は……っ、う……ぅ……っ……」
見合いのために着込んでいたゴテゴテとした服も、今は脱がされて。ブラから零れた胸に、
ラスカルの手が触れる。
「ん……」
首筋にチクッとした痛み。ああ、跡がついたなと、私は霞んでいる頭で考える。
「みっ、見るな……っ……よ……」
ラスカルの視線が恥ずかしくて、私は顔に朱を上せて言った。ラスカルは小さく笑うだけだ。
「ひぁっ……、あ……、あっ……ん……」
乳首を摘まれると、爪先から天辺にまでピリッとした快感が走る。それと同時にあそこからも、
トロトロとしたのが溢れ出してきてしまう。
骨張ったラスカルの指は、そろそろと体の上を這った。下着の中、さわとした恥毛の、その奥にまで、
その綺麗な指は下りてくる。
「やっ……、や……ぁ……」
背筋を貫く快感に、私は身を反らせた。指はヒダの間をまさぐり、その上の小さな核に辿り着く。
「あぁぁっ……や……あぁ……っそ……こ、やぁ……っ……!」
執拗なまでにそこを弄られ、私は体中をかき回されているような快感を覚えてしまう。
こんなのは、はしたない。思って、でも、気持ちいいのが止まらなくて。
「んぅ……っん……、んん……」
「ふ……っ……ん……」
快感を受けながら、何度も唇を重ねる。気持ちいい。気持ち良くて……もう、おかしい。
「まやちょん……」
「あ……」
そろ、と、脚から下着が抜き取られる。ラスカルの前に、私のアソコが晒される。
トロトロになった私の、そこ。嫌だと思う間もなく、私は両足をラスカルに抱え上げられて。
「まやちょん、私も……」
耳朶に唇が付けられる。私のあそこに、熱く硬くなったものが押し当てられて。
「私もずっと、お前の事が……好きだった」
言われ、その言葉の意味も理解出来ないままに、中心から激痛が走る。
「ひぃ……ッ……!」
「く……っ……!」
狭いそこに、ラスカルが眉を寄せた。私を気遣うように髪を撫でて、大きく息を吐いて
――それから、ゆっくりと腰を使い始める。
「あぁぁ……っ……ひ、あぁ……っ、あ……っ……!」
「ッ……は……っ……」
グチュリと、体の奥で音がした。ジンジンと染みるような痛さが、私の体内を支配している。
けれどラスカルのものに突き上げられるごとに、最奥から不思議な疼きが生まれ始めて。
私はラスカルの長い髪に手を入れながら、背中に爪を立てながら、夢中になってラスカルのものを感じていた。
「……髪、近い内に切らねばなあ」
ベッドの中で私を抱きしめていたラスカルが、ふと思い出したように言う。
「え、何でだよ。折角そこまで……」
「うん? ああ……」
聞くと、ラスカルは幾分ばつの悪そうな顔をする。
「……願掛けてたからな。可愛い嫁さんが貰えるように」
「――…………え」
「……もう、叶ったろう? それとも……私では、嫌か?」
言われた言葉の意味が、私には判らない。ただ、どうしてだか、涙が溢れて。
言葉の意味は後で聞こう。そう思いながら、私は訳も判らず、ラスカルの体に強く抱きついた。
----------------------------------------
お粗末様です。すんごく長くなってしまって済みませんでした。
原作でもっとこの二人の話を読みたかったなー。
リアルタイムで見るとはw
まやちょん可愛いー。GJです。
652 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 12:17:30 ID:NTzAjSVX
テラGJ!!
乙です。
神キテター!!
ホント原作でもっと触れてくてればなぁ・・・
知らない間に神キテタ!
GJGJ!!
まやちょん可愛いよまやちょん
しいねちゃんがマジカルプリンセスのおしりのふくらみに興奮してちんちんをこすりだすと
それに興奮したお鈴ちゃんが(
656 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:50:21 ID:HXb6cTfs
胸じゃなくて尻かよw
とはいえ、お鈴ちゃんは(・∀・)イイ!!
ラスカル先生、まやちょんに愛と性技の鞭をふるってください
658 :
:2006/02/08(水) 22:55:09 ID:b1mm2zEW
しばらく見ない間に神が…!
GJ!! 今までピンとこなかったけど、ラスまや イイ!
ほしゅ
保守代わりにエロなし、セラどろ。
少女漫画的、自己脳内補完のものです。
夢見がちですので、嫌な方はスルーをお願いします。
今日という日の主人公は、どうやら僕ではないみたいですね・・・
と思いつつ、セラヴィーは長い時間花嫁の支度が終わるのを待っていた。
とは言えこういう事をあえて魔法でやらない彼女がかわいらしくも思える。
時間を持て余し、時計を見るが、式まではまだ時間があった。
招待客の姿もまだないし、静かだ。
・・・どうにも落ち着かない。
そわそわしながら歩き回った後、セラヴィーは今日の舞台である教会の前で足を止めた。
ギィと木の扉を開いて、そっと中に入ってみるが、やはり中には誰もいない。
ただステンドグラスからはきれいな光が差し込んでいた。
彼は何列か並ぶ席の最前列に座り、ふぅと一呼吸をつく。
なんだか嘘みたいですね。
そんな事を思う。
子供の頃からの夢が、今日、叶うなんて。
・・・。
ハッ、ひょっとしたら夢オチなんじゃ・・・
そこまで進んだ彼の想像も、次の瞬間には吹き飛んでしまった。
ガタン、と響いた音に驚いて、セラヴィーは顔を上げる。
そして目に映ったのは、今日の主役の姿だった。
「なにやってんのよ。それよりどう?思ったより早く終わったわ」
そう言いながら純白のドレスを身に纏った彼女は、ゆっくりと彼に歩み寄る。
どろしーちゃん・・。
一瞬息が止まるような思いがした。
天使みたいですね・・。
そして突然気恥ずかしさと、妙な緊張感に襲われる。
「・・・今日くらい金髪にしたらいいのに」
ドカッ
間髪いれず、彼女はセラヴィーの顔面に鉄拳を入れ、怒鳴りつける。
「あんたねえ!!結婚、破棄するわよ!?」
「じょっ、冗談ですってば!」
「・・・どーだか」
殴られた頬をさすりながら、つい憎まれ口を叩いてしまう自分を恨めしく感じた。
しかし・・・これではいつもと同じ。
でも今日は違う。特別な日。
セラヴィーはそれを思い、決心を固めた。
今までずっと言わずにいた・・・正確には言えなかった言葉。
ふてくされたままのどろしーに、セラヴィーは歩み寄る。
そしてそっと、その手を取った。
「どろしーちゃん」
「・・・何よ」
「・・・」
男でしょう、セラヴィー!と、彼は心の中で自分に喝を入れる。
怪訝そうなどろしーを前に、一呼吸おいてから彼は一気に心の内を吐き出した。
「・・・僕はあの日から、どろしーちゃんをお嫁さんにするのが夢でした」
「セ、セラ?」
予想していなかった言葉に不意打ちを食らう。
普段あまり見ないような真剣な面持ちが、どろしーを動揺させた。
「魔法だって勉強だって・・・なんだって。
僕はただ君にふさわしい男になりたいと思ってやってきたんです。
どろしーちゃんは怒ると思うけど、世界一の称号なんていりませんでした。
僕はもうずっと、君だけを見てきたんです」
「セラヴィー」
彼女の瞳が揺らいでも、彼の言葉は揺らぐ事無く続いていった。
「どろしーちゃん。僕の夢を叶えてくれて・・・
僕のお嫁さんになってくれて、ありがとう」
「・・・」
「黒髪だってなんだって、どろしーちゃん・・・
今日の君は、世界で一番きれいな花嫁さんです」
「・・・」
「僕の、花嫁さんです」
どろしーは静かに、涙をこぼした。
しかしそれより先に、セラヴィーの瞳からは大粒の涙が溢れていたのだが。
彼女はそれを見ると、初めて自分から彼の胸に身を預けた。
セラヴィーはせっかくのドレスや髪が崩れないように、ゆっくりと抱きしめる。
「セラヴィーがそんなこと言うなんて思わなかったわ」
「・・・僕も男ですから」
「なにそれ」
涙声でそう言って、どろしーはクスッと笑みをもらした。
セラヴィーは彼女の言葉を聞き、顔をまっかにさせる。
彼女には見えないけれど。
「どろしーちゃんも、あんまり泣かないで下さい。
お化粧がハゲて、化け物になっちゃいますよ」
ボコッ
またしても鉄拳が繰り出され、セラヴィーのみぞおちに入る。
「他に言い方はないのかしら!?
だいたい、あんたにもらい泣きしたのよ!!」
ちょっと茶目っ気をだしただけなのに・・・
「・・・いたい・・・」
セラヴィーの瞳には先ほどと違う涙が浮かんだ。
「・・・」
ツンと横を向くどろしーだったが、少しの間が空いた後、彼女の方から口を開いた。
「・・・セラヴィー」
「な、なんですか?」
うろたえるセラヴィー。
「・・・ありがと」
一瞬耳を疑う。
しかし見れば、そっぽを向いた彼女の耳までが赤くなっている。
胸がギュッと痛く感じた。
セラヴィーは再び彼女の前に立つ。
「どろしーちゃん」
「・・・」
彼女は嫌々という風に、彼と目を合わせた。
それでも彼はキッパリと言う。
「幸せにしますから」
「・・・はい」
そして花嫁は確かに頷き、はにかんだ笑顔を向けたのだ。
終
リアルタイムキター!!
乙です。二人とも初々しくてかわええ
いや初々しいですな。
で、めでたく初夜に突入と。
669 :
:2006/02/18(土) 00:02:48 ID:oLlW0ug6
ムッハーーーーー(*´Д`)=з
気恥ずかしくて、可愛らしい二人にやられてしまいますた。
GJ!!
幸せオーラ全開なエチも見てみたいな、と。
うおう、レスありがとうございます。
原作だったらこんなんじゃないかなと思いまして。
しかし普段は自分も見てる側なんで、書くのは大変難しい!
と、ただただ実感しましたよ。
本物の神に、この後の初夜を書いて欲しいです。
(自分の力量じゃ厳しい!)
原作ぽくてGJ
2人ともカワユー
憎まれ口叩きながらもラヴラヴなエチも見てみたいな、と。
亀でスマン
ラスカル×まやちょん〜〜〜〜〜〜!!!
幸せだー
子供好きそうな二人なのに、実際はアメデオ一人しかいないんだよね、子供…
っていうか、なるとと同い年くらいだとすると
チャチャ達の在学中にしこんでないとなるとと同い年にはならないよなぁ
とか考えると643〜650時間軸設定バッチリだよね。
リーヤ&しいねでチャチャをサンドイッチって意外にない?
王道だとおもうが。。
王道過ぎて却って・・・ってとこかな?
個人的に3Pやら変則はちょっと・・・というのもあるが
だね〜、チャチャでそういうのは見たくない
私はちょっと見てみたい
サンドイッチネタはチャチャの同人がはやった頃でも少ししか見掛けなかったなぁ。リーヤ×チャチャも意外に少なかった。
それよりマイナーと思われたセラヴィー×チャチャ(、女の子たち)、しいねちゃん×お鈴ちゃんの方が多かった。
そういえば強姦ネタが多かったな、あの頃…
>しいねちゃん×お鈴ちゃんの方が多かった。
マジ?大蔵のアンソロジー本に載ってた2,3作くらいしか知らないよ・・・
その本は他のカップリングがセラ×色々だったりチャチャ×しいねとかばかりだったし
当時の同人なかなか見つからないから
てっきりお鈴ちゃんは同人でさえ報われてない子だったのかと・・・・・・
679 :
677:2006/02/27(月) 12:36:25 ID:ABwMp0Zz
結構多かったように思ったんだけどなぁ。
男性向け同人誌で、小話の間におまけのように挟んであったりってパターンが主だったけどさ。
チャチャのアンソロ懐かしい。手放しちゃったよ俺…。
アニメ派だった私はアクセスさんが結構気に入ってて
魔王に洗脳されたアニメアクセスにしいねちゃんの目の前で調教されるチャチャという
鬼畜漫画を書き溜めてたんだけど、結局本にはならなかった。
若かったな。今読み返すとあまりのくだらなさに笑ってしまう。
チャチャアンソロか、何冊か持ってた気がするな
セラヴィーの巨乳魔法に巻き込まれて、
しいねちゃんが女体化するネタにクソワロタ記憶が
682 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 23:44:19 ID:vxPqAIli
お鈴ちゃん大好きで、てかしいね×お鈴がすごく好きで、
この二人のエロとか見たいなーと思って同人探しまくったけど、
男性向けのしいね×お鈴ではお鈴ちゃん報われなさすぎて泣いた。
女性向けではエロまでいくものはなかったし・・・
ここの職人様が最後の望みです・・・
まあそんなに嘆かなくてもいいじゃない。
非エロならそれなりにあったわけだし。
自分の好きキャラなんてエロも非エロもいつも当て馬扱いだぞorz
セラどろは恵まれてたんだなぁ
今でも何冊か大事に持ってるよ
>>682 思うにあの頃はそういうのが好まれる時代だった
(少なくとも作家はそれがウケルと信じていた)んだろなー・・・と思う
萌えが多様化した現在ならばもっと幸せなエロだって作れる筈…!と期待
何しろ最萌トーナメントでは10年近いブランクがあったにも関わらず
チャチャ勢中一番最後まで戦い抜くことができた彼女なんだから…
あれ、最萌そんなにいけたんだ?お鈴ちゃんすげー
>>684 現存してるサイトもほぼセラどろという状況だからなw
687 :
:2006/03/01(水) 19:03:43 ID:I6oMqLer
マジプリサイトも結構生き残ってるんだな。
マジプリがこんなにまで支持されることになるなんて予想だにしなかった。
今でも不思議。
688 :
:2006/03/04(土) 17:09:11 ID:59/aljZN
ここって過去ログとかないんですよねぇ。
セラどろSSを一気にガーーッと読んでみたい。
>689
688ではないがぜひお願いしたい
691 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:04:54 ID:5f7eMsed
自分もお願いできるならぜひ!!
このスレみつけてセラどろに(;´Д`)ハァハァしてしまい、
文庫版の続き出るの待てなくて古本でRMCそろえて全巻読破。
セラどろ的にはちょっと物足りない部分も多かったので、
>>661-666とか萌えまくりですよ。職人さんたちマジGJ!
てなわけで自分からもお願いします>保管庫
なにげにここ良作だらけだし…。
チャチャの玩具を出していたタカラとトミーが一つの会社になってしまうとは予想だにしなかっただろうな。
694 :
:2006/03/07(火) 00:48:10 ID:LYPAs6Gg
大変亀レス申し訳ないです。
>>688ですが
>>689さん 是非ともよろしくお願いしまつ。
過疎気味ながらも ほんと良作多くて、ただ消えてくのは勿体無いと思うので、是非!
695 :
689:2006/03/08(水) 14:44:22 ID:evlkwc+l
>695
おおーっ、乙です!!
まとめ読みするぞ!!
乙です
ん〜やっぱいいね(゚∀゚)=3
698 :
:2006/03/11(土) 22:01:52 ID:ilU960Bh
>>695さん乙です!
何回でも読んできます(w
ほんとありがとう。
乙です!ありがd!
読んできまつ!!
そして新作が読みたくなった
701 :
:2006/03/15(水) 21:24:04 ID:YWBvoI+o
禿どー。
保守しとこかな
703 :
:2006/03/20(月) 19:34:37 ID:gBy3Jv2Q
職人さん来ないなー・・・
(´・ω・`)ショボーン
705 :
:2006/03/25(土) 15:02:16 ID:X0ti/eb7
ホシュッとこ
hosyu
707 :
:2006/03/29(水) 00:40:16 ID:s65VJcXr
神待ち
リーヤ君、お誕生日おめでとう!
3/32ですよ?
チャチャ〜 4/1がないのだ〜
俺の誕生日がないのだ〜(;_;)
ふふふ、知りたいですかリーヤくん・・・
それじゃ、こっちへ来なさい。ふふふ・・・
あうん そんなとこさわっちゃダメなのだ
そこはちょっとヒリヒリするのだ
ちょっとセラヴィー!あんた犬に何してるのよっ!?
犬も犬だわ!
あいつの靴を埋めたりするから、魔法で誕生日消されたんじゃないの!
・・・ほら、助けてあげるからこっちにいらっしゃい。
ど…どろしーの所になんか行ったら何されるのかわか
う
ぎ
ゃ
あ
あ
あ
あ
な…な…なにをするのだ!!!
リーヤ君とはいえ、どろしーちゃんを独占するとは許せません!
お仕置きしないといけませんね・・・ふふふ・・・
はわっ!?
なんだかセラもどろしーも目つきがおかしいのだ。
何かいやな予感がするじょ…。
そんなに“くるまレンジャーのぱんつ”が欲しいのか?
だめーっ!!
リーヤは私のわんわんなんだから!
リーヤのものも全部私のものなのー!!
ああ!チャチャやめて〜!
ぱんつ取らないでほしいのだ〜!
じー…
みんな何やるのか知らないけど
僕は押さえ付ける振りをして…
う ふ ふ ふ
おまえらw
>>720先輩が今はいてるパンツは
犬の時はどこに行ってしまうの?
それはあなたの心の中なのです・・・と言いつつ、僕はこのスキにこっそり
どろしーちゃんに媚薬でも飲ませるとしましょうかね、ふふふ・・・
それ今どろしーに飲ませるとか言ってなかったか?
「びやく」ってなんなのだ?
なんでこっちに持ってくるのだ!?
・・・むぐ・・・とろ〜ん
リーヤはもう全部香取慎吾の声で聞こえる
おっと!どろしーちゃんが避けるから、リーヤ君の口の中に入ってしまいましたよ!
本当にバカですねー!
しいねちゃん・・・・・・リーヤさんばかりでなく私にも・・・。
(ぽっ)
・・・あっ・・・鈴之助にしてもらっても・・・うんっ
・・・ちょこちょこっとされ・・・るだけですし・・・
・・・んっ・・・父上は・・・あんっ・・・奥まで
・・・・・・ゴリゴリするから・・・痛いんですぅ・・・
・・・はあっ・・・それっ・・・ゾクゾク・・・しますぅ・・・えっ?
・・・こんどはこっち・・・ですよね・・・こう・・・ですか?
・・・・・・んあっ・・・・・・そこですぅ・・・くふっ
・・・んっんっ・・・きもちいい・・・・・・・・・
このゾクゾク感・・・たまらないですぅ・・・
スッキリしました。
ごめんなさい。この前は恥ずかしくてお断りしてしまいましたが。
『 お鈴ちゃん@あくまで耳かき ー 完 ー 』
オチの部分…もっと行間を空けておくべきでしょうか?
ちなみに268も私です(苦w)。機種によってハートマークが
出ないようですね。
268 名前:名無しさん@ピンキー Mail:sage 猿×犬 OTL 投稿日:05/02/08 19:53:11 ID:4CBJK03C
『きっ(はぁと)』
「ぎゃーっ!」
『……。』
「……。」
すこすこすこす…ぴっ。
『きっ(はぁと) きっ(はぁと)』
「……。」
完
−−− 以上引用 −−−
>>726 お鈴ちゃんかわいい(・∀・)
耳かきって気付かずハァハァした自分・・・
730 :
:2006/04/10(月) 22:28:49 ID:/h+ByUH9
>>726 うっかりハァハァしちまったじゃねーかw
731 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 22:51:29 ID:5O1uwrPN
>>726 >>41氏が言ってた房中術うんぬんてのは身内からも学んじゃうんだなー
複雑な心境のしいねちゃん(´・ω・)カワイソス
って思ってたら耳かきかッ!www
この板で「(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)」が出るのは
30行を超えてからみたいだね ageで確認していま気付いた
ほしゅなのだ
どろしーたん・・・
媚薬の影響とは言えリーヤ君は言うに事欠いて
どろしーちゃんを「たん」付けで呼びますか…。
やはり お し お き が 必 要 で す ね 。
ひいっ!セラヴィー先生の目が怖い!
リーヤ、逃げてぇーっ!!
逃げてと言いながら通せんぼしてますよチャチャ…。
リーヤ君は悪い子ですからおしおきです。
…えいっ。 (ぽむ)
何この腐すれすれな流れ
…なにか言いましたか?どろしーちゃん。
あとでじっくりと可愛がってあげますからちょっと待って下さいね。
さてリーヤ君…
アッー!
河原で六尺締めたガチムチ兄貴に色々されてる気分になってきたのだ!!
されたことがあるのか…?
チャチャ、こっちへいらっしゃい。
いいですか?よく見ていてください。
リーヤ君のここを…こうすると………。
いや…怖い!セラヴィー先生の目が怖いいぃぃぃ〜!
はぅ〜
リーヤ「はぅ〜チャチャ〜なんだかヘンな気分なのだ〜。なんとかしてほしいのだ〜!」
セラ「チャチャ、リーヤ君もこう言っていることですし、何とかしてあげなさい」
チャチャ「何とかってどうすればいいの?わたしわからないわっ」
セラ「仕方ありませんねー。教えてあげましょう。まずはパンツを脱ぐのです。」
チャチャ「えっ?」
リーヤ「チャチャー苦しいのだーー助けてなのだーーー」
チャチャ「……わかったわ。脱ぎましたセラヴィー先生!次はどうすればいいの?」
セラ「次はこの特製の魔法薬を脚の間に塗るのです。」
チャチャ「はい!セラヴィー先生!ひゃんっ冷たい……」
セラ「我慢するのです。じきによくなりますよ。」
チャチャ「あ……ほんとだわ。だんだん熱くなってきたわ。ああ……」
リーヤ「あうあうーチャチャもなんだか苦しそうなのだー。大丈夫なのかセラヴィー!」
セラ「そうですね、リーヤ君助けてあげてください。」
リーヤ「おうっ!助けるのだ。どうすればいいのだー?」
セラ「リーヤ君のおっきしてる所をチャチャの熱くて苦しい所に入れてあげるのです。」
リーヤ「わかったのだ!チャチャ、どこが苦しいのだ?今助けるのだ!」
チャチャ「リーヤ、ここ……ここが熱くてヘンで苦しいの〜」
リーヤ「ここだな!なんだかひくひくしてるのだ。しかもぬるぬるが出てるじょー。大丈夫なのかチャチャー」
チャチャ「は、はやくーー!」
リーヤ「うわーーん死ぬじゃだめなのだチャチャー!入れるじょっ」
チャチャ「ああっ!!!」
リーヤ「あう……。すごく気持ちいいのだーーーー。」
セラ「ちゃんと奥まで入れてあげるのですよ。そして中を擦ってあげるのです。そうしたらチャチャは喜びますからね。」
リーヤ「わかったのだ!」
チャチャ「ああ……入ってくる、入ってくるのーー。すごくヘンな気持ちなのーー!」
リーヤ「チャチャ、大丈夫かっ?今擦ってやるのだ!うおおおおおお!」
チャチャ「ひうっ!ああっ!リーヤリーヤっ!すごく気持ちいいのーーーーっ!もっともっとなのー!」
リーヤ「オレもすごく気持ちいいのだー。止まらないじょーーー」
神が流れてきたよー(;´Д`)ハァハァ
つ、つづき…
セラ「リーヤ君、ただ腰を動かすだけじゃなくて他の所も可愛がってあげないとダメですよ。」
リーヤ「はあはあ。他の所ってどこなのだー?教えるのだセラヴィー!うおー気持ちいいじょーーチャチャー」
チャチャ「リーヤ私も気持ちいいのーー!ああんああん」
セラ「にぎやかな二人ですねえ。ほら、チャチャの脚の付け根に小さい突起があるでしょう?そこをやさーしくぐりぐりしてあげるんですよ。
リーヤ君の舌でペロペロしてあげても喜ぶかもしれませんよ。」
リーヤ「おおっ、あったぞ。ここをぐりぐり……気持ちいいいか?チャチャー」
チャチャ「あ、はんっ!」
リーヤ「あうっ、きゅんって締まったのだ。気持ちいいのだ。チャチャもとっても気持ち良さそうなのだ。ドキドキするのだー。」
セラ「服をめくって胸をなめてあげるのも忘れちゃだめですよ。」
リーヤ「わかったのだ!胸だなっ。なめるのは得意なのだまかせろー」
チャチャ「はあはあ……リーヤっリーヤあっ!!」
リーヤ「あうっすごく……きゅうきゅうするのだ……何か出ちゃうのだ〜〜〜」
我慢できないのだ出しちゃう……のだ……。」
セラ「二人とも初めてなのに激しいですね。どうやら新薬は大成功だとわかったことですし、
今度はどろしーちゃんでお楽しみといきますか。ふっふっふ。
しかし、リーヤ君もいきなり三点攻めとはあなどれませんね。」
リーヤ「チャチャ、しっかりするのだ。死んじゃだめなのだ〜〜〜〜うわーーんっ」」
チャチャ「あ……リーヤ」
リーヤ「チャチャー!生きてたのだよかったのだ〜〜。もう苦しくないのか?」
チャチャ「わたしは大丈夫。セラヴィー先生の薬を塗ったらここがとってもじんじんしてヘンな感じになったけど
リーヤのおかげですっごく気持ちよかったわ。」
リーヤ「オレもチャチャのそこに入れて擦ったらすごく気持ちよかったのだ!」
チャチャ「でもなんでなの?すごくぬるぬるでドロドロなのー」
リーヤ「あうっ、ほんとなのだ。くんくん。でもいい匂いなのだ〜。
そういえばセラヴィーがここをなめてあげるのもいいって言ってたのだ。
チャチャ待ってろ、今ペロペロしてあげるのだ!」
チャチャ「ああん!」
リーヤ「チャチャ気持ちいいか?……おかしいのだ。どんどんあふれてくるのだ。」
チャチャ「あっ、あっ、りーやぁ。」
リーヤ「どうしたのだチャチャ」
チャチャ「またヘンになってきちゃったのー!またリーヤのおっきしたの入れて欲しいのー」
リーヤ「わかったのだ、今助けるのだチャチャ。いくじょー」
チャチャ「ああん!」
==次の日==
セラ「まさか一晩中やっていたとは……。」
エリザベス「まるで猿ね。しかもこの二人相当ヤミツキになったみたいよ」
セラ「まあ、過ぎたことはしょうがありませんね。二人とも気に入ったみたいですし、
これはこれでいいんじゃないでしょうか」
リーヤ「セラヴィー、いい事教えてくれてサンキューなのだ!」
チャチャ「セラヴィー先生ありがとう!リーヤまたしようね♪」
リーヤ「おうっ!毎日するのだーーーチャチャ!」
750 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 15:58:48 ID:Tk37iRhh
>438
の続きはないものか
751 :
????:2006/05/06(土) 17:12:42 ID:i8QIwZWw
計画の誤算/実験失敗
誤まって媚薬を飲んでしまった
触手Xやっこちゃん、やっこちゃんのオナニー、凌辱のSS
初夜ネタ エロなし
セラヴィー「とうとう、どろしーちゃんとこんなことができるなんてうれしいです。どろ
しーちゃんも初めてでしょうから優しくしますね」
どろしー「私、初めてじゃないわよ?」
セラヴィー「……え?今なんと言いましたか?」
どろしー「だーかーら、初めてじゃないって」
セラヴィー「ほ、ほ、ほ、ほ、ほ、ほ本当ですか?!だ、だ、だ、だ、だ、誰とです?!」
どろしー「誰でもいいじゃない。昔のことよ」
セラヴィー「でも、そんなとき無かったじゃないですか?!」
どろしー「あんたずっと私を見張ってたわけじゃないでしょ?」
セラヴィー「だって、どろしーちゃんに言い寄る男は全員始末しました!!」
どろしー「あんた……そんなことやっていたの?じゃあ、全員始末できなかったって
ことね」
セラヴィー「う、う、う、う嘘です!嘘に決まってます!!」
どろしー「ほーほっほっほっほ!!誰があんたなんかに処女をあげるものですか!!」
セラヴィー「う、嘘ばっか言って!!見栄はってみっともないですよ!」
どろしー「見栄じゃないわよ……」
セラヴィー「うう……じゃあ、魔法で処女膜復活させます」
どろしー「膜が復活しても他の男が挿入ったのは事実よ」
セラヴィー「なら、記憶も操作します!!」
セラヴィーは処女にこだわりそう……
セラにかかれば何でもアリだなw
そんなセラも敵わなかった大魔王をてなづけるセラ母ってどれだけ強いんだろ。
「ふう・・・」
疲れた。
ベッドの上に身を投げ出す。
今日はこの城、平八さんの城での第一日目だった。
この城には魔界とこっちをつなぐ門があるため、ここを管理する人間が必要だということで
僕がその仕事を買って出たのだった。
お師匠様がいない、チャチャさんがいない、生まれて初めての一人暮らしだ。
あの日、リーヤの馬鹿がチャチャさんにプロポーズし、その後間もなくセラヴィーさんとお師匠様が
くっついて・・・それでもしばらくはそれまでどおり、チャチャさんがいて、お師匠様がいて
セラヴィーさん、ぽぴぃくん、…と犬、との奇妙な共同生活は続いていた。
でも、5年後、チャチャさんが本当に結婚してしまい、お師匠様が魔界に行き・・・その日、僕の日常を
作っていたものが音を立てて崩れ去ってしまった。
長すぎたお祭りの終わり・・・そんな感じ。
もちろんチャチャさんにもお師匠様にも2度と会えないワケじゃない。
いつでも遊びに来いと言ってくれてる。
でも、違う。
チャチャさんにはチャチャさんの、お師匠様にはお師匠様の生活がある。
それは一緒に暮らしてたあの頃とは明らかに違うものだ。
だから僕も僕の新しい生活を始めなきゃいけないと思った。
その意味でこの城に引っ越してきたのは気分転換できてよかった。
城での初めての日、誰もいない城の一室、簡素なベッドの上、大騒ぎだったそれまでの暮らしから
一転した静かな夜、そこで僕は横になりながら、色々なことを考える余裕ができた。
チャチャさんが結婚してしまったこと、もうどうあっても諦めなければならないこと、お師匠様のこと、
これからどうしていこうかということ・・・・・・。
僕はお師匠様の城で初めてチャチャさんを見た時のことを思い出していた。
あの日初めて会った瞬間から、僕はチャチャさんに惹き込まれてしまった。
容姿、性格、そのはちゃめちゃな行動、全てひっくるめて惚れてしまった。
理屈じゃ割り切れない、そうなったんだから仕方がない。
とにかくチャチャさんのハートを射止めるために必死だった。
でも・・・僕のアタックは見事に当たって砕けた。
そう、終わったんだ。
静かだ。
夜がこんなにも静かな世界だったのかと思った。
大の字になって天窓の星を見つめた。
失恋、新生活、一人・・・。
「あ・・・・・・」
コメカミが一寸濡れた。
慌てて流れた涙を拭った。
誰もいない部屋のはずだけど、誰かが見てると一瞬思ったのかも知れない。
そして、それは果たして正しかった。
「コンコン」
・・・ノック?
この部屋は城の門からはかなり離れた場所(しかも6階)にある。
それに窓から扉からさっき全部戸締りしたんだけど・・・
「コンコン」
また、今度はどこから鳴ったか分かる。
上―天窓だ。
「誰ですか?」
ちょっと意地悪だったなと思った。
誰かはすぐ分かった。
こんな夜にこんな高い部屋の外で待ってる人なんてそうそういない。
僕の真っ先に思いつくその人は・・・
「こっ・・・こんばんは、しいねちゃん・・・!あの、ごめんなさいっ・・・こんな時間に・・・」
「構いませんよ。寒いでしょう、今開けます」
やっぱり思ったとおりの彼女だった。
ピンクの忍び装束に亜麻色の髪、その独特の結い方。
顔を赤らめ寝室に下りてきた女の子は、嘗ての同級生だった。
「こんばんは、お鈴ちゃん」
「こんばんは・・・あのっ、ごめんなさい・・・こんなっ・・・」
さっきと同じリアクションを繰り返すお鈴ちゃん。
「いいんですよ。それよりどうしたんですか?」
「あ・・・はい、その・・・お引越し、おめでとうございますっ!!」
そういってお鈴ちゃんの差し出したのは、木でできた食器?の上に少し茶色がかった不思議な麺。
「これは・・・」
「はいっ!おじいちゃんが、お引越しのお祝いにはこれだって言って・・・引越しそばって言うんです!」
お鈴ちゃん達忍者のルーツはどこか遠い島国らしい。
忍術もさることながら、そこでの古い風習を受け継いでいるのでたまに僕たちには珍しい物も
持ってきてくれる。
実は、さっきまで引越しのお祝いということで久しぶりにニャンコハウスの全員が集まっていた。
それはもう大騒ぎだったけど・・・それぞれ明日があるということで帰ってしまった。
みなお祝いついでに泊まるどころか数日は居着くんじゃないか・・・なんて思ってたから割と肩透かしされた気分になって、前とは違うことを改めて知らされることになった。
「へえ・・・ありがとうございます。じゃこっちで・・・一緒に食べませんか?」
「え!?」
「お祝いに来てくれたんでしょう?」
お鈴ちゃんは少し戸惑ったように見えて、でも
「はっはいそうです!いただきますぅ!」
と嬉しそうに言った。
いただきますも何もお鈴ちゃんが持ってきたんだけど。
まあ、あのままだと、とことん沈んでしまいそうだったのでなんだか助かった気になった。
僕達はテーブルについた。
というわけで少なくとも3年以上前から作業の進んでなかったしいね×お鈴モノを持ってきました
構想を入れると最終回以来だから由に7,8年?w
出してしまえば(自分的に)発破にはなると思い勢いプロローグに入りましたが正直プロット全然固まってませんww
完成はさせたいと思ってますので、適当にお待ちください…
良い雰囲気な二人いいですね。楽しみにお待ちしております。
乙
気長に待ってますわ
ちょっぴりオトナなしいねちゃんに期待
原作その後って感じで続きが気になります。
がんばってください〜
ついにしいね×お鈴の神降臨ですね。
しいねの虚無感が痛々しい位に伝わってきます。
しいねがどう変わっていくかが楽しみです。
764 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 17:07:40 ID:ggDKWzo5
保守
オラワクワクシテキタダc⌒っ*゚∀゚)っ
マア、モチツケ・・
サナエ「マリンちゃんのおっぱい、おもちみたいだね。」
だって餅だもの。本物を触っていいのはリーヤ君だけよ!
マリンは魚くさいからいやなのだ。
甘えた事ぬかすなよリーヤ・・
そうですよリーヤ君。それじゃ次はチャチャに内緒で二人きりに
してみる事にしましょうか…。 (ニヤニヤ)
>>758 しいねちゃん×お鈴はずっと楽しみにしてたので是非頑張って
頑張ってほしいのだ。
しいねちゃん×チャチャ(逆?)みたいなのを思いついた。
書けるか解らんが需要あるようなら時間ある時にちょっとずつやってみる。
頑張れ、気長に待ってる!
しいチャチャ待ってた!ぜひがんがってくれ
ファイト(`・ω・´)
星湯
779 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 23:40:02 ID:/L47D/Gl
まだかなー(・ω・`;)
かようなものを書き始めてからでナンですが…
原作、しいねお鈴の馴れ染めは有りましたっけ?突然沸いて出たような記憶がw
781 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 19:45:49 ID:iOGIhMos
原作にはないけど、アニメではあった。
うろ覚えだけど、お鈴ちゃんが授業中居眠り?して、
天井から落ちてきたのをしいねちゃんがお姫様だっこで受け止めて、
その状態で「大丈夫ですか?(爽やかな笑顔)」って言われてから恋に落ちる。
リーヤ×チャチャを誰かー。もっと夜みたい。
しいね×チャチャも読みたい。
みんなにチャチャが愛されてるのがイイ!
保守
784 :
共同の悩み:2006/06/14(水) 22:04:57 ID:6108dG2d
ある朝である。彼は人生で最大の災難に遭っていた。彼のブリーフが濡れていた。
しいね『馬鹿なことが、あってたまるか!二日前に処理を済ませたはずが!!』
彼は悩んだ。この困ったブリーフをどう洗たく、するか幾つか案を見出した。
しいね『洗面所は・・・駄目だ!風呂も自殺行為だ!今の時間帯ではお師匠様達が
起きてしまう!!音で!』
彼は焦った頭の中では知恵を絞るものの一考に打開策を出せなかった。
しいね『ヤバイよヤバイよ!マジヤバイよ!このパンツのまま学校に行くなんて
酷だよ・・・いや!今日は第二土曜で休みだ!良かった本当に良かった』
彼は町の銭湯へ行く事に決めた。師匠達には、
早起きしたので、たまには乙に朝風呂に行ったと帰ってきた時に言い訳
して、おこうと安どし彼は早速普段着に着替えようとパジャマのズボンを下ろすと、
ブリーフには戦隊物のプリントが施されていた・・・・
保守
786 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 22:39:56 ID:r+BVdcbO
(・ω・`;)
オネショかとおもた
788 :
>>784:2006/06/15(木) 18:14:04 ID:8bz3F7m2
夢精物と見ても構わないし寝ションベン物と見てもいいスヨ
でも基本は夢精物です説明不足スンマソ
こないだ古本屋でチャチャのエロアンソロジー見つけた
見ようか見まいか散々迷って結局見ずに帰った
雑技団が2冊と歌劇団(他作品込み)、あと1冊くらいは確認してるな>エロソロ
『ききき!!』
『はーーん!!!』
かぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽ!
かぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽ!
かぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽ!
かぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽ!
かぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽ!
かぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽ!
ピピピッ!!!
('A`)
793 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 14:09:19 ID:ZmOcwLjG
しいチャチャよみたいお
794 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:11:41 ID:xueGX7kJ
初めてだけど、しいチャチャ書いていいですか?
795 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:02:50 ID:ZmOcwLjG
うわあ全然いいですよ^^
前にもあったけど、しいねちゃんの女体化読みたいお
相手は鬼畜セラヴィー先生で
しいねちゃんやリーヤが何かえらい事をしでかしたネタが有れば
お仕置きという形で女体化がつれるかも試練
叱られるしいねちゃんのシチュを考えてみたが
典型的な良い子のしいねちゃんがセラに怒られる状況というのがどうしても想像できなかった
が、怒られて半べそなって袖で顔拭くしいねちゃん想像してうっかり禿萌えた
きっとしいねちゃんが叱られるなら耳かき関係。
耳かきでイケナイことしたに違いない。
禁断症状でやっちまったYOとか
うっかりどろしーちゃん喘がせちゃったYO!とか
802 :
隠密のやらしさ:2006/07/03(月) 21:03:31 ID:Kv/bZ8oD
セラヴィー「ふふ・・誰もいない、ヤルなら今のうちですね・・・くはーオ〇コに直接穿いていたパンツですねー」
彼は主のいない幼馴染の家に忍び込んでいた
セラヴィー「ほわー!く黒のは際どいですねー!これは男が無理矢理押し進めて穿かせる代物ですよ・・
・・戯れで買っちゃった感じですね」
彼は下着が入っているタンスを探し当て、畳まれていた下着を顔に近づけて広げ嗅いだ
下着からはなんとも言えぬ香水の香りを胸いっぱい吸い込んだ
セラヴィー「これは、いけませんね僕に相談も無しに黒を買うなんて・・・オシオキですね!」
不敵な笑みを浮かべ手に握り締めた下着をいきり立った自分の股間に押しつけた
セラヴィー「これはどろしーちゃんです、そう決めました!どろしーちゃん!!僕の愛の仕打ちを
受けなさい!!」
こすこすこす
「何をよがっているんですか??」
こすこすこすこすこすこすこす
「まだこんなものじゃ有りませんよ」
「ああ!すごい君がこんな・・ああ!!」
こすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこすこす
「あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!」
効果音『怒軍!!怒軍!!怒軍!!』
セラヴィー「ふー逆に手懐けられて、しまいました僕もまだまだ甘いですね!さてオイトマしますか」
彼は爽やかな顔付きになった後、自分のいた痕跡をいっさいがっさい消し去り幼馴染の家を後にした
セラヴィーは思った自分の証拠隠滅の技術をフルに導入したのだ誰かが見ていた気配も無いし
気が向いたらまた、来ようと・・だが天は見逃してはいなかった
天使「なんてビッチな男だ自分と同じ顔を持つ男のやる事とは・・・消すか」
ワロタw
セラこの他にも色々とやってそうですよね
しかし文庫版はパルックさんの名前が修正入ってて実に残念(-_-)
え?そうなの?>パルックさん
なんて名前になってたの?
パルックさん→蛍光灯さん
このご時世、製品名だから仕方ないのだろうけど
しかし「リカちゃん」は平気なのね(・・;)
どういう基準で訂正かけてるのかな?
>>805 スポンサー(アニメ版)が同じだったからOKだったのでは?
パルックさんの方が面白いのに…。
せめて“バルックさん”にしときゃいいのに
自分なら気づかなそーだ
バルックと言われても分からない人がいるのでは??
俺は発言を見るまでバルックの存在を知らなかった
810 :
:2006/07/07(金) 23:07:44 ID:WFqCgrVu
「蛍光灯さん」は酷いな。とてもスルーできない。
と、ここまで書いて釣りじゃないよな?と気になってきた
811 :
セシル:2006/07/07(金) 23:30:34 ID:dxld7g3n
懐かし漫画か少女漫画のスレに同様のカキコがあったのを見たから多分正しいかと
蛍光灯って…センスがないね。他になかったのかな。
どうせつけるならもっと面白い名前をつけてほしいよ。
813 :
:2006/07/08(土) 21:55:21 ID:WXGnfKwR
さくらいさんなんてどうだ?
丸型蛍光灯=サークラインだからw
815 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:59:14 ID:VTBmEgCv
しいちゃ期待age
>814
あんた、学があるなぁ
817 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 18:41:21 ID:BMRo57FD
「海だー!!!」
遠くの島まで海水浴に来たチャチャ、リーヤ、しいねちゃん。
早速チャチャは魔法で、リボンとフリルのスカートがついたワンピースの水着になる。
しいねちゃんも同様に水着になり、リーヤは犬の姿になる。
チャチャさん可愛いなぁ・・・
チャチャの普段とは違う姿に思わず見とれてしまうしいねちゃん。
「しーねちゃーん!早くおいでよー!」
チャチャはもう浮き輪で海に浮かんでいる。
「あ、はーい今行きまーす!」
よーし、しいねちゃん、今日こそチャチャさんと・・・
チャチャの刺激的な姿と自分たち以外に人気のない海で、どことなく開放的な気持ちになるしいねちゃん。
しかし・・・
「楽しいねーリーヤー♪」
チャチャは犬になったリーヤを抱いて浮き輪で楽しそうに浮かんでいる。
くそ〜チャチャさんリーヤとばっかり楽しそうに話して・・・
リーヤもリーヤだ、あいつ泳げるくせにチャチャさんの浮き輪の中に入りやがって・・・
818 :
817:2006/07/11(火) 18:47:10 ID:BMRo57FD
突発的に書いてしまった、スマソorz
頭の中ではしいチャエロができあがってるんだけど、
なにぶん初書きなのでつたない部分が多くて自己嫌悪。
こんなんで良ければ続けます。
wktkして待ってる
820 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 12:19:30 ID:zCBLr3xp
しいチャキター!
頑張ってください(`・ω・´)
821 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 14:43:52 ID:34UFjrKX
しいチャチャ待ってた!!(0゚・∀・)ワクワクテカテカ
下げ忘れちゃってごめん(´・д・`)
嬉しくてつい
続きщ(゚Д゚щ)カモォォォン
mada-
825 :
(1):2006/07/19(水) 22:37:14 ID:Ompl2gEg
『ドンドンドンッ』
魔界の僕の居城の門を、誰かが騒々しく叩いた。
あの人と子供達が訪ねてきて以来、久しく誰もノックしてこなかった門。
もっとも僕があの人を怒らせてしまったのがいけないのだけれど。
『ドンドンドンドンドンッッ』
音はさらに荒っぽさを増す。
僕はしびれを切らし、渋々その音の主に顔を見せることにした。
「はいはい、聞こえてますよ!そんなに叩かなくても!」
巨大な木の門を開けると、そこには金髪の小柄な男がいた。
絹のような美しい金髪に切れ長の瞳。
どうみても女顔であるが、品の良い上等のスーツを見事に着こなしている。
不思議なことにこの男の顔、僕はよく知っているような気がするのだ。
すごく懐かしい気がするが、どうしてもこの男の名前が出てこない。
「やぁねぇセラヴィー、私がわからないの?私よ、あなたの幼馴染のドリスよ!」
826 :
(2):2006/07/19(水) 22:38:17 ID:Ompl2gEg
カンカンに沸かしたお湯をポットに注ぎ、丁寧に紅茶を淹れる。
ドリスは昔からストレートティーが好きだった。
「ふふ、さっきのセラヴィーの顔!あんなに真っ青になった顔初めて見たわ」
当たり前だ。ドリスはつい一月前まで女装して僕を追い掛け回していたのだ。
僕はオカマに愛されても嬉しくもなんともないし、
そもそも僕には別に惹かれてやまない人がいるんだ。
突然男の格好で僕の前に現れて、いったい何を企んでいるというのだろうか?
「……ドリス、いったい僕になんの用ですか?」
僕は一刻も早くドリスを追い帰したくて、単刀直入に聞いた。
「そんなにせっつくことないじゃない?様子を見に来ちゃいけないの?」
あっけらかんとした態度が癪に障る。
「以前チャチャ達に怪しいケーキを食べさせたことがありましたね?
僕は本当に不愉快な思いをしたし、ドリスの顔も見たくないと思っているんですよ」
「あら、私の仕業だってバレてたの?」
「当たり前です。冷静になって考えれば、あれが魔法薬の作用だってことぐらい……」
「さすが世界一の大魔法使い様ね」
相変わらずの女言葉で明るく言う。
僕は堪忍袋の緒が切れそうになるが、こいつとは関わり合いたくない。
あの時のことを思い出すだけで、ケンカをするのも億劫になる。
「そんな格好で訪ねてきて…今度はなんのつもりなんです?」
限りなく冷たく言うように努力する。
ドリスは僕を真っ直ぐ見つめて、呆れたようにため息をついた。
その仕草があの人にそっくりで一瞬胸が軋むような痛みを感じた。
「……セラヴィー、あなたこそなんのつもりなの?」
唐突でなんのことだか皆目見当がつかないが、
ドリスが怒っているような様子であるのは見て取れた。
「なんのことですか?」
ドリスはティーカップをソーサーに静かに置いて言い放った。
「お姉さまを泣かせたことよ」
827 :
(3):2006/07/19(水) 22:39:04 ID:Ompl2gEg
城のどこかでまた誰かが馬鹿騒ぎをしているようだ。
その声がいやに遠くに聞こえる。
「あなた、お姉さまを泣かせたわね?」
意識が遠のきそうになる僕を、ドリスの声が引き戻した。
何も言葉が出ない。『お姉さま』を泣かせたって?
「聞いてるのセラヴィー?どろしーお姉さま泣いてたわよ?」
あぁその名前、耳にするのは何時振りだろう?
何も返さない僕にイラついてか、ついにドリスは立ち上がった。
「呆けてるんじゃないわよ!聞いたわよ!あなたお姉さまにひどい仕打ちしたそうね!
わざわざこんな薄気味悪い所まで訪ねに来てくれたお姉さまに
『僕の結婚相手はどろしーちゃんしかいない』だか言っといて、
結局得体の知れない金髪集団に興味を示したり……
もうあなた何がしたいのよ!決めるところは決めなさいよ!」
涙目になって顔を真っ赤にして訴えるドリス。
あの時は……僕もよく覚えていない。
ただあの人と子供達の顔を見て何かが弾け飛んで、
早い話がはしゃぎ過ぎてしまったという記憶しか。
「もう…その話聞いて女装してるのが馬鹿らしくなっちゃったのよ。
一発殴ってやらないと気がすまなくなってね、
ドレスなんか丸めて捨ててきちゃったわ。
っていうかね、セラヴィーちょっと大人しく歯ぁ食いしばってちょうだい」
え?ちょっと待て、何?今殴る気?
正気に戻りかけた瞬間、ドリスの平手が飛んできた。
僕の頬を叩く甲高い音が廊下にまで響いた。
やっぱりドリスは男だった。僕は椅子から転げ落ちてしまった。
828 :
(4):2006/07/19(水) 22:40:06 ID:Ompl2gEg
みっともないぐらいに吹っ飛ばされて、なんとか立ち上がろうとする。
「ねぇセラヴィー、あなた実際どろしーお姉さまのことどう思ってるの?」
床に突っ伏した僕を助け起こしながら、優しい口調でドリスは聞いてきた。
どう思ってるかって……そんなこと……
「ねぇ、ちゃんと言わなきゃ伝わらないこともあるのよ?」
うるさい、こいつに分かってたまるか。諭すように言ってくれるな。
「私が女装やめた以上、しっかりしてもらわなきゃ」
そんなこと知ったことじゃない。
僕の気持ちは僕のものだ。
「……セラヴィー、大丈夫よ」
イライラする。虫唾が走る。
「……何が大丈夫だって言うんですか?無責任なこと言わないで下さい……」
ドリスは、僕を真っ直ぐ見つめる。あの人と同じ強い眼差しで。
この姉弟、本当にそっくりだ。いつも真っ直ぐだった。
射抜かれてしまいそうで直視できないんだ。
「……そうよ、私はあなたの気持ちになんか責任取れないわよ。
でもそれがなんだって言うの?
たった一人のお姉さまと、親愛なる幼馴染の心配をしちゃいけない?」
お節介。そんなところもそっくりだ。
いっそ放っておいてくれて構わないのに。
「……帰って下さい……余計なお世話ですよ…
どろしーちゃんを泣かせてしまったのは、全て僕が悪いんです…それで充分でしょう?」
この名前を口に出したくなかった。
言ってしまえば全てが崩れていってしまいそうな気がして。
「セラヴィー、自分を悪者にして悲劇の主人公ぶって、それで満足?」
キンとした空気が僕とドリスの間を駆け抜けた。
829 :
(5):2006/07/19(水) 22:41:44 ID:Ompl2gEg
ドリスは深く息を吸って、僕を見据えながら続けた。
「ねぇ、『無力で一人ぼっちで可哀想な僕』でいるの、気分いいでしょうね。
全てから自分自身を守ることが出来るでしょうね」
なんで、そんなこと、ドリスに。
「あなたみたいな臆病者にお姉さまは幸せに出来ないわ。
意地っ張りなお姉さまを包み込んであげられる人でないと駄目よ。
いいわ、お父さまたちに頼んでお見合い相手探してもらう」
ドリスは上着を直して出て行こうとする。
が、ドアの一歩手前で振り返った。
「一応聞いておくわ。セラヴィーはお姉さまのこと愛してる?」
……愛してる……そんなこと、考えたことはない。
そう言えば僕は、あの人に対する本当に本当の気持ちからずっと逃げてきた。
「……分からないんです……いや、分からないようにしてる…」
もうあの人に、僕の声は届かないのか。
違う。声も何も、生じないようにしてた。
「…愛してるなんて思っちゃいけないんです。
自覚したら、形にしたら、駄目なんです」
どろしーちゃん。
愛してるなんて思ったら、気付いてしまったら、もっと愛したくなってしまうよ。
自分でもどうなるか分からないんだ。
もしかしたらあなたを殺してしまうかもしれない。
「全てを自分だけのものにしてしまいたくなりそうで…
『誰か一人のもの』でいられる人じゃないのに……」
自分でも信じられないほどに、ドリスにぶちまけてしまおうと思った。
ずっとずっと、自覚すらしないように奥底に隠してきた、
あの人にも決して言うまいと決めていた、僕の気持ちを。
830 :
(6):2006/07/19(水) 22:42:43 ID:Ompl2gEg
太陽みたいなあなた。
そこにいるだけで周りが明るくなる。色を帯びる。
みんなあなたの温かさを慕い、憧れる。
いつの間にかあなたの周りには輪ができている。
その中にいてあなたは一層輝く。
みんなの太陽だから、どんなに欲しても僕だけのものにはならないんだ。
僕だけのものにしたいって思ってしまったら、
それが僕とあなたのサヨナラの時のような気がして、
でも温かさには触れていたいからしょっちゅう小突いたりして、
それが居心地が良いって思うようにしてて。
831 :
(7):2006/07/19(水) 22:43:16 ID:Ompl2gEg
叫び声のように風が窓を鳴らす。今夜は嵐かな。
魔界にも四季や天候の変化があるのには驚いた。
ここにいれば時間が過ぎるのを忘れられると思っていたのに。
当たり前にお腹は空くし、生きているんだって思い知らされる。
僕は名実ともに悪魔なのに。
「……セラヴィー……」
「もうお願いですから、放っておいて下さい……」
ドリスが僕の顔を覗き込もうとするが、背を向けて表情も隠す。
「……もう……来ないで…」
テーブルに腰掛けさせていたエリザベスを手に取り抱きしめた。
背後のドリスが重い足取りで出て行く音を確かめ、再び椅子に腰掛けた。
いつもと変わらないエリザベスの笑顔が腕の中にある。
この子に焦点を合わせないようにして飲みかけの紅茶を喉に流し込んだ。
ぬるい紅茶が真っ直ぐに僕の胃に落ちていくのを、
さも自分の感覚ではないかのように遠くに感じた。
832 :
(8):2006/07/19(水) 22:43:57 ID:Ompl2gEg
雨がパラパラと窓を打ち始めた。
「…いけない、洗濯物入れなきゃ」
魔法薬を作っていた手を止め急いで外に出ると、
しいねちゃん達が全速力でニャンコハウスに帰ってくるところだった。
「お師匠様ーただ今戻りましたー」
「ただ今ーどろしーちゃーん!」
「あのな、どろしー、今日のマジカルレンジャーの特訓な…」
「おいリーヤ、お師匠様洗濯物取り込んでるんだぞ。話は後にしろよな」
「私もお手伝いするのー!」
「はいはい、お願いね。ポピィくんは?」
「市松長官と打ち合わせなのだー」
「ふふ、エガオンも大変ね」
相変わらず、子供達はかわいい。
魔界まであいつに会いに行って一月近くが経っていた。
しいねちゃん達はマジカルレンジャーの仕事があって(仕事とは思えない内容だけど)、
結局魔法の国に帰ってきていたのだ。
私は以前にも増して魔法使いとしての依頼を多く受けるようになった。
以前あいつがマメにしていた家事や子供達の世話もするようになったから、
物思いに耽る時間もないし、夜も床に着いて1分で眠りに落ちる。
どうせ行き遅れていたし、こんな日常がずっと続くのも悪くないかも知れない。
いつも一緒にいたはずのあいつの名前が決して話題に上がらない、
そんな不自然な空気がたまに流れることを含めて、
何も気にしないようにしながら生活に追われることを自分に強いていた。
あいつの家があった土地には今小さな畑がある。
仕事を増やしたから、薬草畑を私が勝手に作ったのだ。
あいつがこの状況を見たらどう思うだろう。
いや、あいつは私の傍になんか帰ってくるはずはない。
…さぁ、しいねちゃん達におやつを出してあげなくちゃ。
喜ぶあの子らの笑顔で気が晴れるのだから。
833 :
(9):2006/07/19(水) 22:44:35 ID:Ompl2gEg
「雲切れないですねー」
しいねちゃんが空を見つめながらつぶやいた。
「全然お月様見えないね、どろしーちゃん」
チャー子が残念そうにこっちを見る。
依頼で作っている魔法薬を完成させる為に月の光が必要なのに、
夕方から崩れた天気が回復してくれない。
「ポピィくんのサイコキネシスで雲追い払えませんか?」
「…無茶言うなよ」
「大丈夫よ、仕方ないわ、これは明日やりましょう」
「明日はできるといいね、キラキラーって作るところ見たいの!」
「月の光を使う魔法薬なんてどろしーに作れるんだなぁ、見直したのだ」
「当たり前だろー、僕のお師匠様だぞ」
あいつがいた時と変わらずにキャーキャー騒ぐしいねちゃん達に本当に救われている。
「さぁ、明日見せてあげるから、もう寝なさい」
「ワクワクしてたから眠れないかもー」
「俺もなのだー」
「お前は3秒で寝るだろー」
「いいからちゃんと寝るのよ?ポピィくんお願いね?」
「…ああ」
しいねちゃん達が布団を敷き始めたのを見届けて、私も自分の家に戻る。
うるさいぐらいのニャンコハウスを後にするこの瞬間は、
自分が自分でなくなるような気がしていつも気分が優れない。
834 :
(10):2006/07/19(水) 22:46:07 ID:Ompl2gEg
今夜はこの魔法薬を作るつもりだったけど仕事がなくなってしまった。
まだ9時。眠りに着くには早すぎる。
最近は夜中まで仕事を詰めてたけど、前はこの時間何をしてたかしら。
…そっか、あいつと軽く一杯やってたり、ホラー映画見てたんだっけ。
あいつのこと『病気だ』なんて言いながら私もダメね。
雨の日も風の日もあいつが鬱陶しいぐらいに隣にいたのに、今は。
こっちがわざわざ会いに行っても距離を作られてしまうんだ。
あぁ、もう自分が嫌になりそうだ。
魔法書でも引っ張り出して勉強でもしていよう。
『コンコン』
誰かがノックする音が聞こえた。急いでドアに駆け寄る。
「誰?しいねちゃん?」
ドアを開けると、私の血を分けた弟が雨に濡れて立っていた。
「……ドリス…?」
「お姉さま…」
私が一月前に魔界から飛び出して実家に駆け込んだ時は、
ドリスは確かに女装していたはずだけど、
どうして普通の男の格好をしているのだろう?
「どうしたのこんな時間に?傘も差さないで風邪引くわよ。
それにあんた…その格好……」
ドリスは私の顔をじっと見つめて、段々涙目になったかと思うと、
声を殺して泣きながら私にしがみついてきた。
「ドリス……?」
「…お姉さま……」
835 :
(11):2006/07/19(水) 22:46:43 ID:Ompl2gEg
ずぶ濡れになったドリスに半ば強引にお風呂を貸し、
部屋を片付けながら出てくるのを待った。
ドリスが私の部屋に来るのは初めてだ。
「ごめんなさい、お姉さま…」
ドリスはお風呂から出てくるなり俯いて言った。まだ涙目だ。
「どうしたのドリス?」
男の格好なんて久しぶりに見るから目のやり場に困るが、
なんとなくこの姿も自然に感じるものだ。
「…男の人の格好、案外似合うわね。女装やめたの?」
ドリスは下を向いたまま答えない。
私は魔法でポンッとタオルを出し、ドリスの頭を拭き始めた。
急にドリスは顔を上げ、私の腕をつかんだ。
「お姉さま、今のこの生活をどう思う?」
唐突過ぎて意味が分からない。
「…え…?どういうこと?」
ドリスは私から目を離さない。
オカマで変態でどうしようもない弟だと思ってたのに、
こんな思いつめた顔も出来るんだ、と不思議な気分になった。
「この間うちに駆け込んできた時のことはもういいの?
『セラヴィーがどうの』って泣いてたじゃない。
あの時のことを思い出さないようにして暮らしてるんでしょ?」
涙目ながら、ドリスは強い目で私を見据えている。
836 :
(12):2006/07/19(水) 22:47:20 ID:Ompl2gEg
そんなことをドリスから問い詰められるとは思ってなかった。
しいねちゃん達も気づいているだろうけど誰も言わなかったこと。
「どうして…あんたがそんなこと……」
ドリスの目から大粒の涙が零れ落ちた。
「なんで……お姉さま達は幸せになれないの……」
「幸…せ…?」
私の肩に額をつけて、ドリスは私共々座り込んだ。
「幸せに…なりたくないの…?二人とも…なんでもっと…」
幸せなんて。
私はしいねちゃん達が傍にいてくれれば自分を保てるわ。
それ以上なんて求めてもしょうがない。
…あいつが求めていないのだから。
「ドリス、なんでそんな…」
「さっきね、私セラヴィーを殴ってきちゃったの」
「え!?」
私の肩から頭をスッと上げたドリスは、
赤い目をしながらいたずらっぽく笑い、舌を出す。
「『このチキン野郎ーー!!』ってね。…お姉さまもよ。
どうして自分の幸せに貪欲にならないの?」
今度は穏やかな笑顔。
まるで私達二人のことを全て知っているかのような。
「…お姉さまが好きすぎるのよね、セラヴィーは。
独り占めしたくてしたくてしかたないのよね」
…いや、案外分かってないわ、私たちのこと。
「許してあげなさいよ、お姉さまの一言をセラヴィー待ってるはずよ」
そんなことないわ。あいつはこんな私を求めてるはずない。
「セラヴィーはね、意地っ張りで不器用なお姉さまだから好きなのよ」
あぁ、こいつは何年私の弟やってるのかしら。
私のことも分かってないのね。…私が家出したのがいけないのかな。
837 :
(13):2006/07/19(水) 22:47:50 ID:Ompl2gEg
「…ドリス、あのね、私達はあんたが思ってるようなカップルじゃないのよ」
ハッキリさせとかないと、ドリスはまた余計なことをしそうだ。
ちゃんと思い知らせておかないと。私達は相思相愛なんかじゃないって。
「…また…意地張って…」
キョトンとして、ドリスは私を見る。
「セラヴィーはちゃんと、そんなお姉さまも好きよ?」
…知ってるわ、そんなこと。あんたに言われなくても。
「意地っ張りで、お母さんみたいで、天邪鬼で…そんな私が好きなんでしょうね」
「ええ、分かってるんじゃない」
「それを痛いほど知ってるから、私はもうあいつには会えないのよ」
ドリスは一層目を丸くする。
「え…なんで…?ありのままのお姉さまを好きでいてくれてるんでしょ?」
ありのまま…ね。
姉御肌な私を好きでいてくれてる…そんなこと分かってる。
でも、私だってね……。
「『意地っ張り』をやめたくなる瞬間って、やっぱりあるのよ」
だから、あいつのことは考えたくなかった。
意地っ張り。そんな私を好きでいてくれたのね。
小さなケンカも楽しんでたね。
『構って構って』なあんたと、『意地っ張り』な私。
着かず離れずをあんたは望んでたよね。
でも私は違った。ぬるい関係は我慢できなかった。
意地張って腐れ縁が続いていくのが耐えられなかった。
そう、いっそ……
「セラヴィーだけのものになってしまいたい時があるのよ……」
838 :
(14):2006/07/19(水) 22:48:25 ID:Ompl2gEg
今度は私の頭が、ドリスの肩にもたれかかってる。
華奢だと思っていたドリスの肩は案外骨ばっていた。
「…お姉さま…本当は…本当は……」
またドリスの声が震えてきた。私は、涙も出ない。
「本当は…あいつの腕の中で泣き叫びたいのよ。
体中骨折しそうなぐらいに抱きしめて欲しいの。
呼吸困難になるまでキスしたいのよ。
あいつに会ったら『意地っ張りなどろしーちゃん』でいられないわ」
でも、あいつが望んでいるのは着かず離れずの腐れ縁。
私にそれが耐えられない以上、会うわけにはいかないわ。
あいつの記憶の中で矍鑠(かくしゃく)としているしかないのよ。
女々しい私はお呼びでない。
魔界で受けたフザケた仕打ちによって、充分に思い知らされている。
「それでまた…意地を張るのね…」
「ふふ、『意地っ張り』を守るために意地を張るってわけね」
「…それじゃあ堂々巡りじゃない…」
ドリスが恐る恐る言葉を選んでいるのが分かる。
堂々巡りとは、私達を最も端的に表した言葉のように感じる。
「仕方ないわ。これがあいつと私なんだもの」
ドリスはゆっくり立ち上がって、悲しげな目を私に向けた。
「…分かったわ、今日のところは帰ることにする」
「ええ、気をつけて。…箒で送りましょうか?」
「いいわ、大丈夫。傘だけ貸して頂戴」
魔法で出した傘を手渡し、ドリスを見送る。
「ごめんなさいね、心配かけて」
「お姉さま…幸せに…なってよ…」
私は答えない。
代わりに、着崩れたドリスのスーツを正し、背中を押した。
ドリスはそぼ降る雨の街に消えていった。
839 :
(15):2006/07/19(水) 22:48:55 ID:Ompl2gEg
誰も、もちろん本人も知らないこと。
あいつを含めて全ての人が思っている以上に、私はセラヴィーが好きだ。
セラヴィーが私を独り占めしたがってるとか聞くけれど、
それは正直に言わせてもらうと私の方。
安心しきった笑顔も、子犬みたいな目も、いつの間にか私より大きくなった手も。
全部全部私だけに向けられるものであって欲しい。
セラヴィーが欲しい。
セラヴィーが欲しいの。
でも、あいつは愛され下手だから、結局着かず離れずを選んでしまう。
再びあいつからそれを叩きつけられるぐらいだったら意地を張るわ。
そう決めたのに、淋しくて淋しくて、狂ってしまいそうで。
自分が自分でいられるように今まで以上に仕事をとって、
しいねちゃん達に必要以上に世話を焼いて。
あいつを思い出す暇もないぐらいに。
「…どうすればいいの……」
私はあの日以来初めて、あいつが、セラヴィーが恋しくなった。
苦しいよ。眠れないよ。
「……セラヴィー………」
私は無意識の内に箒にまたがり、魔界への入り口を目指していた。
840 :
(16):2006/07/19(水) 22:49:35 ID:Ompl2gEg
やはり、今夜は嵐だ。悪魔の叫び声のように隙間風が音をあげる。
魔法の国も天気が崩れているのだろうか。
数時間前にドリスに叩かれた頬がまだ痛い。
真っ赤に腫れているけど、いっそ死ぬまで腫れが引かなければいいと思う。
悲劇の主人公ぶっているなと自分でも嫌になるが、
幸せになることが怖いと思うのだから仕方ない。
今夜は眠れそうにない。睡眠薬でも調合しようか。
乾燥させた薬草を取りに行こうと立ち上がった次の瞬間、
『バァーーンッッ』
突風とともに窓に激しく物がぶつかった音が響いた。
大変だ、窓は割れていないだろうか。いや、大丈夫だ。
いったい何がぶつかったのかと窓を細く開けて外を見た。
そこには、僕の年上の幼馴染が突風に煽られそうになりながら、箒にまたがり浮いていた。
「…セラヴィー……」
「………どろしーちゃん……」
841 :
(17):2006/07/19(水) 22:50:15 ID:Ompl2gEg
彼女はずぶ濡れだった。
最初はバリアを張りながら飛んでいたが、
風が強くなるにつれて飛ぶことに集中しなくてはならなくなり、
バリアにまで気が回らなくなってしまったらしい。
最終的には強風に負け、僕の部屋の窓に激突してしまった。
「危なかったですね、魔法で強化したガラスでなかったら大怪我でしたよ」
彼女のためにアップルティーを淹れ、以前の口調で話す。
「風邪引かないでくださいね」
答えは返ってこない。ずっと俯いたままだ。何か話さなくては。
「チャチャ達お仕事がんばってますか?」
「…ええ」
「…………」
いったい何しにきたんだろうと、決して考えてはいけないことが頭の中をよぎる。
ダメだ。それだけは聞いちゃダメだ。
「あの…」
「セラヴィー」
芯の通った声。何かを決意したときの声だ。
ダメだよ。言わないで。
「頬、真っ赤ね」
ハッとする。これは…このことは聞かないで。
「いや、これは…その…」
「本当に…馬鹿なんだから……」
彼女は泣き出した。真っ直ぐな瞳は変わらないままだった。
842 :
(18):2006/07/19(水) 22:51:55 ID:Ompl2gEg
「馬鹿…どうしろって言うのよ…」
彼女は独り言のように呟きながら、目を隠すこともせずボロボロ涙をこぼす。
どうして、あなたがそんな風に泣くの?
「どろしーちゃん…」
頭を撫でてあげたいが、肩を抱いてあげたいが、
自分の中の何かがブレーキをかける。
彼女に触れてしまっては取り返しのつかないことになる。
「セラヴィー……ふっ…うぅっ……」
お願い、そんなに泣かないで。僕の名前を呼ばないで。
「…ねぇセラヴィー、私は要らない?」
予想もしなかった言葉が彼女の口から飛び出した。
「やっぱり、こんな私じゃ困る?」
843 :
(19):2006/07/19(水) 22:53:53 ID:Ompl2gEg
僕は返答に迷った。彼女が何を言っているのか分からなかった。
「え…『こんな私』って…」
彼女の顔がクシャクシャになった。こんな顔を見るのは初めてだ。
「ごめんなさい…ごめん……」
どうして、あなたが謝る?
「…セラヴィー…セラヴィー…」
「どうして泣くんですか…」
「好きなの…」
「……え?」
「ごめんなさい…セラヴィーが好きなの…」
ますます泣きじゃくる。触れてしまっていいのだろうか。
「セラヴィー…」
いけない。彼女に触れては。自分を抑えていられなくなる。
「…ダメなんです、どろしーちゃん」
「うぅっ…うっ……ひっく…」
「どろしーちゃん、もう泣かないで」
「なんで…ダメなの…好きなのよあんたが…」
「違うんです、僕は…」
彼女が顔を上げる。真っ直ぐな瞳。目が逸らせなくなる。いけない。
でも、もう、彼女しか見えない。
僕は引き寄せられるように彼女の頬に触れ、キスをした。
844 :
(20):2006/07/19(水) 22:54:58 ID:Ompl2gEg
「…んっ…んん…ふっ…」
「…んくっ…はぁっ……ん…ん…」
彼女の唇を貪るように吸い上げて、唾液を混じり合わせる。
折れそうに細い彼女の腰と肩を抱いて、ただただ彼女だけを求める。
「…は…んんっ…ぅんっ…」
彼女の腕も僕の背と首を強く抱きしめている。
「…どろしーちゃん…ダメ…です」
最後の理性を振り絞る。
「許して…どろしーちゃんを愛しちゃダメなんです…」
ずっとずっと、押し殺してきた気持ち。
今さら言葉にしたら、止まらなくなってしまう。
自分だけのものにならない現実を見たくない。
「嫌…どうしてダメなのよ…ねぇ、愛して…」
もう、ブレーキが効かない。ダメだ。ダメだけど。
知らない振りをし続けてたけど、言いたくて言いたくて仕方なかった。
耳元で叫びたかった。
「どろしーちゃん…僕のものだよ…」
845 :
(21):2006/07/19(水) 22:56:18 ID:Ompl2gEg
窓の外ではまだ、悪魔の叫び声のような強風がやまない。
風が窓を打つ音も、木がしなる音も、僕の耳にはただの空気の振動。
僕が感じる音はどろしーちゃんの吐息だけだ。
どろしーちゃんを抱き上げて、キスしながら寝室へ運ぶ。
ベッドの上で、どちらからともなく服を脱ぎ捨てる。
裸になって汗だくで抱き合う。
唾液で、涙で、汗で、僕らはグシャグシャだ。
「はぁっ…あ…あぁ…んん…」
苦しい。呼吸が出来ない。
それはどろしーちゃんも一緒だろうに、執拗に僕にしがみ付いてくる。
「…ん…ふ…ううぅ…」
泣いてるの?
「どろしーちゃん…」
「ごめ…ごめん…ごめん…許して……」
「いいから…どろしーちゃん…」
どろしーちゃんの目尻を舐め上げて涙を拭う。
「何をそんなに謝るんです?」
「馬鹿、馬鹿なの、セラヴィー…ひっく…ううん、私が…どうかしてるわ…」
美しいどろしーちゃんの黒髪を丁寧に撫でる。
「セラヴィー…意地っ張りなあんたのどろしーちゃんでいられないよ…
いられないのに…う…うぅ…ごめんなさい…
あんたが…好きなの…どうすればいいの……」
846 :
(22):2006/07/19(水) 22:57:22 ID:Ompl2gEg
「あんたが…私…を、好きでいてくれるのは…知ってたわ。
世話焼きババァで意地っ張りな私を見てくれてたよね…
でも、そればっかりじゃ…いられな…よ…うぅっ…
あんたの求める私でいられない…のに…私あんたが…
あんた…セラヴィー…セラヴィー…ごめん…好き、好きなの…」
僕は今まで何をしてた?
「あんたが着かず離れずの腐れ縁でいたいのも分かってる…
でも…抱きしめて欲しいの…離さないで欲しい…の…」
僕は馬鹿だ。
自分が居心地いい場所で胡坐かいてることしか考えてなかった。
『可哀想な僕』の殻を被ってどろしーちゃんと向き合おうとしなかった。
どろしーちゃんが何を思っているのか見ないようにしてた。
でもどろしーちゃんは、僕の望みも全部知ってて。
僕を困らせないように自分自身を殺してて。
なのに僕は僕のために悲劇の主人公ぶってて。
「ごめん…もう帰るわ。もう二度と…こんな…色仕掛けみたいな真似しないわ…
次会うときはあんたのどろしーちゃんだから。ごめんなさい…忘れて…」
どろしーちゃんはベッドから降りようと体を捻る。
また何かが警告を鳴らす。今度はさっきと違う。ダメだ。
この人を手放しちゃダメだ…!
847 :
(23):2006/07/19(水) 22:58:31 ID:Ompl2gEg
僕は、力の限りどろしーちゃんを抱きしめた。
細い肩。折れてしまいそうだ。
でもこの胸の、腕の、手の力を緩めてはいけない気がして。
「うぅっ…放し…て…」
苦しそうに途切れ途切れにどろしーちゃんが声を上げる。
「放しません…もう…放さない…」
強く抱きしめたまま首を横にずらし、どろしーちゃんの唇に吸い付く。
止まらない。もっと、もっと。もっとどろしーちゃんが欲しい。
「ん…もっと…あ、あんたが好きになっちゃうよ…そんなの…」
「いいよ…」
意地っ張りで、お節介で。いつも自分のことは後回し。
「いいんですよ…どろしーちゃんの望むままに。
今まで、いっぱいいっぱい、我慢したね」
「う…うぅ…あぁ…あぁぁぁ…っ…」
幼い頃を思い出すぐらいに、赤ん坊みたいに大声上げて、どろしーちゃんは泣き出した。
848 :
(24):2006/07/19(水) 22:59:31 ID:Ompl2gEg
しゃくり上げるどろしーちゃんを抱きしめて、背中や頭をさすってあげる。
どれぐらいそうしていただろう。
このまま世界の終わりが来てもおかしくないぐらい、
長い長い時間抱き合ってたような気がする。
「…落ち着きました?」
「…うん…ごめんなさい…」
「もういいんですよ、大丈夫ですから」
軽く口付けする。壊れないように、そっと。
どうしようもない愛しさが身体中から沸いてくる。
馬鹿な僕。臆病者な僕。甘ったれな僕。
それなのに不思議なほど、どろしーちゃんを全てから守りたいと思った。
もう一度、啄ばむようにキスをする。もう一度、もう一度。
熱っぽい目でどろしーちゃんが僕を見つめた。それが合図だった。
どろしーちゃんを強く抱き返してベッドに身体を横たえた。
849 :
(25):2006/07/19(水) 23:00:13 ID:Ompl2gEg
何度キスしてもまだ足りない。
どんなに強く抱きしめてもまだ足りない。
もっとどろしーちゃんの全てを感じたくて止まらない。
「どろしーちゃん…」
「セラ…んんっ…は…」
甘く鼻にかかるどろしーちゃんの声が胸に切なく響くよ。
僕はどろしーちゃんの大きな乳房を掌で包んだ。
「あぁ…セラヴィー…」
「どろしーちゃん、気持ちいい?」
「はぁっ…気持ち…い…」
両手で揉みしだくと、どろしーちゃんは首を横に振りながら喘ぐ。
「うんっ…あ…あんっ…あぁ…」
「気持ちいいんですね…こんなになってる」
乳房を包みながら、人差し指で硬く尖ったその頂を弾く。
「ぁあぁっ!…やん…うぅっ」
顔を紅潮させてよがるどろしーちゃんが最高に綺麗だと思った。
頬に、首筋に、胸元に何度もキスをして、
ピンと張り詰めたどろしーちゃんの乳首の先を軽く舐めた。
「あんっ!…んっ…ふぅ…」
焦らすようにゆっくりと、舌を尖らせて少しずつ刺激を与える。
時に舐め上げ、吸い上げて、どろしーちゃんを味わう。
馬乗りになる僕の下でどろしーちゃんは何度も身体をくねらせた。
どろしーちゃんの脈が上がっていくのが分かった。
850 :
(26):2006/07/19(水) 23:01:14 ID:Ompl2gEg
「セラヴィー…熱いよ…」
泣きそうな声で訴えてくる。
「…どこが熱いんですか?」
「ぃや…馬鹿…セラヴィー…信じらんない、この変態…」
かわいい。可哀想だけど、もっと意地悪しちゃいたいよ。
もっといろんな顔を見せて。
赤い乳首にキスして、上目遣いでどろしーちゃんを見る。
「どうして欲しい?どろしーちゃん」
「やだ…そんなの…」
恥ずかしがりながらも腰が前後左右に動く。
そんな風にされたら僕も堪えられなくなりそうだ。
僕は乳房を包んでいた右手を下げ、下腹部に伸ばした。
閉ざされていたどろしーちゃんの脚が僕を迎え入れるように自然に開いた。
自身の右脚をどろしーちゃんの脚の間に滑り込ませながら、
そこにそっと指を滑らせた。
851 :
(27):2006/07/19(水) 23:02:43 ID:Ompl2gEg
そこは驚くほど潤っていた。
「…あぁっ…っ…うん…」
指を滑らす度、どろしーちゃんは恍惚の声を上げた。
どろしーちゃんの愛液で濡れそぼった指で一番敏感な核を刺激する。
ゆっくりと、徐々に小刻みに。
「やぁっ…ん…ダメっ…あ…あぁぁ…セラヴィー…」
「どろしーちゃん、かわいいよ…」
「や…セラ…お願…もう……」
今度はどろしーちゃんが上目遣いに僕を見つめる。
どろしーちゃん。僕のどろしーちゃん。
そんな表情を見せてくれる日が来るとは思ってもいなかったよ。
誰にも分け隔てなく接するあなただけどその表情は僕だけのものだよ。
「…ね…っ…セラ…ヴィ…もう…ねぇ…」
涙目でおねだりしてくる。
ごめんね、たくさん我慢させたね。
もう離さないから。
一つになろう、ね。
僕はどろしーちゃんの白い2本の脚を割り、腰を沈める。
どろしーちゃんのそこの潤いは僕を受け入れるのに充分だった。
852 :
(28):2006/07/19(水) 23:04:04 ID:Ompl2gEg
静かだ。
世界中に僕とどろしーちゃんしかいないような錯覚に陥る。
僕らの動きのせわしなさとは裏腹に、流れている時間はひどく緩やかだ。
緩急つけて腰を揺らす僕に、
僕の意図を全て読み取っているかのように
どろしーちゃんがタイミングを合わせてくれる。
キスしながら、掠れそうな声でお互いを呼んだ。
「あ…あぁっ…セラヴィー…」
「…っ…どろしーちゃん…」
「セラ…あぁ…ん…」
「どろしー…ちゃ……うぅ…もっと名前呼ん…で…」
「…セラヴィー…ん…」
「もっと…」
「セラヴィー…っ…セラ…あぁ…セラヴィー…」
もっと、もっと、もっと。
もっと僕をあなたでいっぱいにして。きりがない僕の独占欲を満たして。
「セラ…あぁ…もう私…もう…」
「うっ…どろしーちゃん、どろしーちゃん」
全身の血が僕のそこに集まっていく感覚に襲われた瞬間、
どろしーちゃんの脚が僕の腰を強く引き寄せた。
853 :
(29):2006/07/19(水) 23:04:56 ID:Ompl2gEg
激しく寄せる波に飲まれて、しばらくそのままの体勢で抱き合っていた。
このまま一緒に融けてしまえればいいのに。
どろしーちゃんの髪に鼻を寄せて温もりを確かめた。
「…セラヴィー……」
僕の頭を撫でながら、どろしーちゃんも僕に頬を寄せる。
「…ねぇ、セラヴィー。あんた私にばっかり言わせるつもり?」
「はい?何をですか?」
「馬鹿…あんたの気持ち聞いてないわ」
「…そう…でしたっけ…?」
今まで散々言ってきたような気もしていたが、そうだ、ちゃんと言ってはいない。
「でも…今さらじゃないですか?」
「ずるいの…またドリスに殴られるわよ」
「え…なんで知って…」
「いいじゃないそんなこと。どうなのよ?」
やっぱりどろしーちゃんは真っ直ぐだ。射抜かれてしまいそうだよ。
「そんな、深刻に考える必要ないのに。
あ、ひょっとして実は私のこと『好き』じゃないんだったり?」
いたずらっぽく笑う仕草も僕の胸を切なくさせる。
「『好き』って…言ってしまったらお終いな気がして…」
「ふふ、相変わらず面倒な男。私以外の誰があんたなんかと付き合ってけるって言うのよ」
どろしーちゃんは満足そうに僕の頭を胸に抱きしめた。温かい。
ふと昔チャチャがリーヤ君に言い放った言葉を思い出した。
あぁ、子供はなんの衒い(てらい)もなくその言葉を口に出来るんだと驚いた。
でも特別なことじゃない、この感じがその感覚なんだね。
「…愛してますよ、どろしーちゃん」
愛してる。余計なことはいい。それで全部。
ハッと僕を見るどろしーちゃんに、僕は今までで一番優しいキスをした。
嵐はいつの間にか止み、月明かりが僕らを照らしていた。
(終)
リアルタイム遭遇だヤッホゥ!
セラどろGJGJ!そしてドリスかっけえw
855 :
Ompl2gEg:2006/07/19(水) 23:10:54 ID:Ompl2gEg
長文&駄文でお目汚しになりました…申し訳ないです。
妄想が限りなく広がっていってこんなんなってました……ハイ。
大勢の神の御業(他のSS)も全て読ませて頂いてました。
適切な長さで登場人物の心情を表せるように…
ワタクシも頑張ります。失礼いたしました。
GJです。二人の心情の変化や葛藤がまたとっても良いです。
セラドロ大好き。
GJ!思わず目頭が熱くなりもうした。
セラドロって本当〜にいいモンですね。
GJ!GJ!GJ!
GJすぎます!ほんとセラドロいいなあ。あと、
>>854と同じくドリスのかっこよさにびっくり。
ちょっと覗いたらなにやらセラどろ長編があがってる様子
後でゆっくり読ませてもらいまーす
うおーーーセラドロきてたーーーー!!
GJGJ!!
泣けたよ・・・。
素晴らしい!!
862 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 03:15:01 ID:CcplGDj3
はうわっ神がっ
はぁ…セラどろいいなぁ…
こんな時間につい読み耽ってしまった…
863 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 10:06:11 ID:dSyJEUDr
GJ!!!
久しぶりにきたら神キテターーー!!!(・∀・)
心理描写が見事でした。どろしーちゃんが切なかった・・・
どちらの気持ちにも深く入りこめて読めて、大変良かったです。
いやぁ良かった。泣いてしまった。
擦れ違い空回るセラどろ、いいねぇ。
しかしドリスええ奴やなw
先日の超長文(825-853)を投稿させていただいた者です。
仕事でしばらく来られなかったので時間が空いてしまいましたが、
たくさんの方に読んでいただきコメントまでしてくださって、
ありがたいやら恥ずかしいやら……
なんか自分の文章が世間様の目に触れてるのが恐ろしいのですが…
とにかく読んでくださってありがとうございました!!!!!!
>866タン
すごーく良かったです。ありがとう。
お子様で余裕の無い、いっぱいいっぱいのセラを
リードしてあげるドロタン可愛い。
もし気が向いたら、また書いて下さいな。
他の方も続いて投下ドゾー
カモーン
870 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:01:28 ID:IeAVgxaG
wktk
871 :
下劣な自虐:2006/08/06(日) 17:45:59 ID:/bnGNmqO
世界一の魔法使いセラヴィーは、今日も金持ちの足元を見て、お仕事をしてました。
倍矢倉と言う薬を作りながら物思いにふけていました。
セラヴィー「あ゛ーかったるいですねぇ・・・・気分転換にくすねた、どろしーちゃん口紅を・・・・ふふふ」
べろべろべろべろべろえべおべろべろえろ
「きっ気持ちいてでふか?どろしぃちゃん?!」
べろべろべろコスコスべろべろべろコスコスべろべろべろべろ
「いいですか!!僕もいいですよ!!すごく!」
ぷすぷすコスコスコスコスぷすぷすぷすコスコスコスコス
「そっそこはあ゛!!!」
カサカサ・・・
その口紅はどういう風に使われたか謎である
hosyu age
オイラは寝ても醒めてもどろしーちゃん
ポピイ君とナミちゃんが見たいなぁ
875 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 18:37:29 ID:/iq5Fy3s
しいチャチャのつづきよみたいなあ
当時は、ドロシーちゃんとセラウィーがどうなるのかが1番気になってたよ。
ドロシーちゃんとセラウィーいいね。
877 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 21:16:13 ID:5ndK2YYo
WRYYYYYYYYYYYYYY
878 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 17:03:00 ID:D4qHAmRe
ごめん。遅レスにも程があるのは分かってるけど、言わずにいられない。
>>825からのセラどろ神、GJ!!!
こういう切ないの大好物です。しかもレベル高っ!
良いもの見せてもらいました。ありがとう。
うっかりageてしまった(´・ω・`)。スマソ。
880 :
甘えん坊の域:2006/08/13(日) 22:40:13 ID:J1GxMDqd
なるとくんは実兄っ子です。今日も実兄を思っています。
なると「ああ!兄貴の肩幅!肩幅!すごいよ肩幅はぁはぁ!」
ほんほんほん!ほんほんほん!ほんほんほん!
おしまい
三日遅れの文庫本発売最終巻発売ageオメ
第93話(最終話の一つ前)でリーヤが失踪したときのチャチャと
最終話でエリザベスを抱えて死人のような顔してるセラヴィー見て、
この師弟思い込み&独占欲強すぎだと思った。
師匠の背中見てアレな愛し方を覚えちゃったんだね、チャチャ…
平八×ポピィは板違いかな?(BLだし)
好きなんだけどなぁ・・・
884 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 15:07:17 ID:V4g+OVeM
しいね×チャチャお願いします!!
神様ぁ〜!!!!
885 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:41:21 ID:YCqTDC81
しいチャチャ!
(*´д`*)
懐かし漫画板で「ずっと山奥でどろしーちゃんと暮らしてたしいねちゃんにとって
チャチャは初めて出来た異性の友達なのでは」ってレスがあった記憶が。
あったね。同じスレで「平八はいい目ばかりみてきたキャラなので、チュチュとくっついて
かかあ天下になったらいいんじゃないか」とあって面白いなあと思った。
しいねちゃんとお鈴ちゃんが好き
自分もしいね×お鈴派だったんだけど、
>>886見たらチャチャがしいねちゃんにとって特別な存在なのも分かる気がしてきた。
どっちの神も来てほしいなー
チャチャがはじめての異性の友達って大いに納得いくけど、
リーヤもはじめての同姓の友達になるんじゃないかな。
チャチャも特別だけどそれを取り合う友達も特別・・・
その状況事態が一番特別な希ガス(無意識下で)
リーヤとチャチャが正式にくっついたことだし、お鈴ちゃんが告白すれば
あっさりくっつきそうな気がしなくもない。
≫886
>ずっと山奥でどろしーちゃんと暮らしてたしいねちゃん
いやらしい想像してしまいました(*´ェ`*)ポッ
そんなのは基本だぞ
市松×セラヴィーで、ハァハァできたらプロ
市松は女アンドロイドだったんだよ
しかし市松は攻めだった
個人的には市松とマリンは好きなキャラじゃなかったな。
ポピィくんとリーヤをいじめる奴は許せないのだー。
久しぶりに単行本読んでると、なんかポピィくん×ナミ書きたくなった。
↑是非!
ごめん、ナミ×ポピィくんかな。
リーヤの作文並みになってもいいなら、がんばりマッスル(`・ω・)
901 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 20:45:02 ID:iWRDk/lS
>>900 楽しみ!
ところでしいチャチャはどこへいった(;ω;`)
待ッテル(^◇^)
ポピィ君 受けかよ!(*´Д`)ハァハァ 萌え!
何日たっても待ってます!
905 :
897:2006/08/23(水) 08:53:58 ID:6AQ33hp4
すまない、大分作業が遅れている。
あらすじとしては、ナミのスキスキ攻撃の予定w
小説書くの初めてだから難しいのだ〜orz
セラどろを書いた神々にまた近々降臨して欲しいなぁ、…なんて。
次スレどうする?
押し押しナミ楽しみでつ(*´∀`)
次スレどうしようか。ペース遅いし950ぐらいでも
間に合うんじゃないかねぇ
立ったのが二年四ヶ月も前だし970〜980でも構わないと思うよw
容量も持ちそうだしね
立った・・・
長持ち・・・
(*´д`*)ハァハァ
910 :
897:2006/08/28(月) 00:58:33 ID:bMXe6VOM
SSのつもりが長編になってしまいそうでつ。
書いたのを読み返してみると、かなり駄文だったorz
でもせっかく書いたので、エロなしの前半だけでも投下してみるお。
小説って難しいな…。
********
うらら学園に入学する以前に、何回かは恋愛というものを経験したつもりでいたけれど、
本気の、大人の恋愛というものはまだ一度しかしたことがない。しかもその一度きりの本気の恋愛でさえも、
未だに片思いから発展できていない有様だ。
心の底から愛している人が自分に振り向いてくれないことほど切ないことはない、とつくづく思う。
振り向いてくれないポピィ先輩を想い続けて、もう何年経つだろう?
「ナミちゃーん、これコピーとってくんない?」
「…はぁい」
うらら学園を卒業して以来、私は猛勉強した。それはもちろん、ポピィ先輩と同じ職業、魔法の国の国家公務員に合格するため。
毎日毎日、朝から晩までポピィ先輩と一緒に過ごせるようになるんだ!なんて考えると、自然と頬がにやけた(お姉ちゃんに気持ち悪がられたけど)。
一生懸命勉強した努力は、最終的にはあまり報われなかった。
情報部ではなく、水産業部に配属されてしまったのだ。がっかりしたと同時に、やっぱりな、とも思った。
情報部は国の重要な機密を扱っているところだから、自然と試験も難しくなっているのだ。
あと、書類に『人魚』だと書いたのもまずかったのかも知れない。情報部で駄目だったから、水産業部に引っ掛かった可能性もある。
なんだか、いくら頑張ってもポピィ先輩が振り向いてくれないように、いくら近づこうと努力しても、
ポピィ先輩との距離を縮めることができないような気がした。
「部長、できました」
「おお、ありがとう」
お茶汲みとコピーに慣れてきた頃、ようやく職場のつくりや各部署の細かい位置もわかってきた。
いろんな部署があるけど、情報部は王様の部屋と隣接していてわかりやすかったからすぐ見付かった。
「ああ、ポピィさんなら、王様につきっきりですよ」
…王様に…?
「そう、ですか」
――そうだ、ポピィ先輩はエスパーなんだし、特別な任務を任されているんだ。
やっぱりポピィ先輩はすごい。
けれども、なんだか私は置いてけぼりをくらったような感じがした。
追いかけて、追いかけて、追いついたつもりでも、先輩の背中は見えない。
911 :
897:2006/08/28(月) 00:59:54 ID:bMXe6VOM
「は〜あ〜」
夕食を食べた後、お姉ちゃんとお茶を飲んでいたら不意にため息が出た。
「なんなのよ、ナミ。ため息なんかしないでよ、湿っぽいわね。それよりこれ、どうだった?おいしかったでしょ」
タコのマヨネーズ和えがあったお皿を指差しながら、お姉ちゃんは自慢げに言った。
今日の夕食当番はお姉ちゃんの番だったのだ。
「うん…、おいしかった」
「もう!もっと良いリアクションしなさいよ!頑張って作ったのに」
お姉ちゃんはむっとしたように席を立って、食器の片づけを始めた。
流し台に立って皿洗いをするお姉ちゃんの後姿はすらりと背が高くて、体型にメリハリがある。
やっぱり、モデルの仕事をこなしているだけあってスタイルがいい。
何を思ったか私は、しばらく前から気になっていた疑問を口にした。
「……お姉ちゃん」
「何」
「なんでリーヤ先輩のこと、追っかけなくなったの?諦めたの?」
「だって、リーヤ君よりカッコイイ人見つけちゃったんだもの」
うきうきとした口調でお姉ちゃんは答えた。
「リーヤ君よりずーっとカッコよくて、背が高くて、やさしいんだから。
それにお金持ちでー、強くってー…」
なぁんだ、と思った。
お姉ちゃんはリーヤ先輩と同じような要素を持っていれば、誰でもいいんだ、同じ要素を持っている人を無条件に好きなるんだ、と。
けど私も惚れっぽいところがあるので、人のことはとやかく言えない。
ところが一言、そこへお姉ちゃんが言葉を付け足した。
「だってそれにリーヤ君、私には目もくれないんだもの。チャチャばっかり見てた」
さっきとは一転して、いつもより少し物悲しい、さみしげな口調だった。
「…ふぅん」
どう言葉を返せばいいか分からなくて、私は曖昧に会話を終わらせた。
いつのまにかお姉ちゃんは、相手の気持ちを考慮して自分をコントロールできるくらいの大人になったのかも知れない。
912 :
897:2006/08/28(月) 01:01:47 ID:bMXe6VOM
それから数日。
「よぉっ!!みんな仕事頑張ってる?」
突然、満面の笑みで王様が水産業部の部屋に訪ねてきた。
部長を含め、慌てふためいてみんな総立ちになる。
「どっ、どどうされましたか、王様!?」
部長が緊張した様子で王様に尋ねた。
私も驚いていた。王様、というより平八さんとはポピィ先輩と同じくらい久しぶりだ。
……ということは、ポピィ先輩はどこ!?一緒にいるんじゃないの!?
「おっ、お前、ナミじゃねーの?」
ポピィ先輩を探してキョロキョロしていたら、平八さんに名前を呼ばれた。
覚えてもらえていたらしい。
部のみんなの視線が私に集まる。
「は、…はい」
「ひっさしぶりだな〜!!って今はそれどころじゃねーや。ちょっとかくまってくんね?」
「えっ!?何でですか!?」
平八さんは苦笑いをしながら答えた。
「ポーちゃんに追われてんだよ。
ワケはともかく、見つかったらこっぴどく怒鳴られちまうから、とりあえずかくまってくれ。
みんなもポーちゃんが来たら、俺様の事は知らんぷりしてくれよ!
よろしくな、頼んだぞ!!」
そう命令すると、私の方へ駆け寄ってきて、ひょいと机の下へ隠れた。
またとんでもないところに隠れてくれたものだ。
それから数十秒後、呆気に取られていた雰囲気を元に戻すように部屋のドアが、バアン!!とすごい音を立てた。
びっくりして、パッと音のした方を見ると、
怒りの表情を浮かべたポピィ先輩がいた。
「平八ぃ!どこだー!?ここに国王が来ただろ!?どこだ!?」
あまりの剣幕に押されて、数人がチラっと私のほうを見た。
ポピィ先輩も私の方へ目を向けた。目が合った。
――本当に、本当に先輩だ…!
913 :
897:2006/08/28(月) 01:03:23 ID:bMXe6VOM
私は嬉しさを抑えきれずに、ガタン!と机から立ち上がった。
「ポピィ先輩っっ!!!」
平八さんと部長はドキリとした、焦ったような顔をしたけど、そんなことは気にしない。
「…お前ナミか?」
「はいっ!お久しぶりです、先輩!!」
「それより、平八知らね?あいつ、国家予算でゲームソフト保管庫建てようとしてやがったんだよ」
あいかわらずのゲーマーらしい。
その平八さんは机の下で人差し指を口元に当て、必死の形相で『黙ってて』のサインをしている。
「そっ、そうなんですかぁ」
「困ったもんだぜ、『奥さま目安箱』なんて番組始めたりさ。
生の意見を聞くためとかどうとか言ってるけど、あいつがテレビに映りたいだけじゃねーのかって思うけどな。あと……」
ポピィ先輩が愚痴りながら、私の方へ歩いてきた。
――やばい。平八さんがやばい。
どうにか隠してあげないと、平八さんが先輩から超巨大大目玉を食らってしまう。
苦肉の策で、後ろに引いていた椅子を机に少しだけ戻してみた。
平八さんが苦しそうにしているけど、ここは我慢してもらわなくてはならない。
ごめんなさい、平八さん、と心の中で謝った。
机の下の平八さんに気を取られている間に、ポピィ先輩がいつのまにか傍に来ていた。
昔と同じように、私は少し見上げる格好で先輩の顔を見る。ほっぺのなるとは健在だった。
先輩は名刺を取り出すと、私の机にあったペンで裏にさらさらと何かを書いた。
「それと、もし平八を見たら連絡してくれるか?これ、俺の携帯番号な。普段は王室にいるから」
再会直後にいきなり電話番号!?やった〜!!
「はははい!分かりましたッ!!」
「そんじゃな」
部屋のドアが、開いたときよりも小さい音でバタン、と閉まった。
平八さんがぐったりした様子で、机の下から這い出てきてふう、とため息をついた。
「……いやぁ〜、助かったわ〜、マジで。あんがとな!」
この時点で、私はある野望を企んでいた。
「…平八さん」
「ん?」
「ほんっとうにごめんなさいっ!!」
ペコリと頭を下げると、平八さんの首根っこのあたりを掴んで王室にダッシュした。
914 :
897:2006/08/28(月) 01:04:18 ID:bMXe6VOM
批判・批評どんとこい!!
おお!SS来てる〜!!続き楽しみにしてます!
>>914 ぬおおー、マリンがなんか大人になってる!
ナミ目線てのもなんか可愛いわぁ(*´д`*)
続き待ってます!
うひゃっほう!
ナミはポピー君と仲がいい平八にたいして
焼餅やいたりしないんだろーかとか考えてたら3人出たー!
続き楽しみにしてます!
>>914 ポピナミー!!!!
待った甲斐があったよ…(ノД`)
片想いナミちゃんカワエエ〜
振り向いてくれないポピィくんをずっと想ってるだけなんだもんねぇ、
辛かったねぇ…ウンウン
大人の女になってるマリンもツボだ〜
続き楽しみにしてます!!!!
お鈴×しいねちゃんもみたいなぁ〜。
920 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:28:56 ID:hsPoQH2H
¥
ポピナミ続きマダ〜?(´・ω・`)
そろそろかなー
良スレ今更発見
懐かしいなあ赤チャ
まやちょんが海坊子とバトって負けて三つ編みで縛られ
服を裂かれ色々酷い目に遭わされてるのをラスカルが助け
そのあとラスカル宅で初夜
みたいな妄想を消防の時してたのを思い出した
924 :
897:2006/09/03(日) 21:33:05 ID:mAsWMm+t
お久しぶりです(´・ω・`)ノ
こんな駄目文にレスを頂いて、すごく嬉しかったです。みなさん、ありがとうございました。
最近、バイトが週5、6の日が続いてヘタってて、精神的にもおかしくなってました。ごめんなさい。今書いてるところですが、まだ序盤…0TZ
来週には晒せるように頑張ります(`・ω・´)シャキーソ
セラヴィーとどろしー物が読みたいです
自分はどろしーたんへの変態プレイが見たい
相手は誰でもw
>>924 がんばれ!でもあんまり応援するとプレッシャーかかるから
がんばらない程度にがんばってください!
>>924 気長に待ってるんで、無理のないペースでね(^-^)
ふと思った。
セラはなんでも器用にこなしまくるから、きっとビデオでみたり
本でみただけの知識でもかなりのテックニシャーンに違いない。
でも、やつのドロシーへの変質ラブっぷりはただ事じゃないわけで…
なんのひょうしかドロと初夜なんて迎えた暁には興奮しまくって
挿入前に・・・なんてありそうだw
ドロシー、タイマンでの初の完全勝利w
セラは何回でも発射できそうだ。
リーヤのゲロを瓶に戻した要領で
ドロシーがイク前に射精したら精子をチンコに戻しそう
シュルシュルーっと
化け物だな、もう・・・w
>>755タンのしいね×お鈴をwktkしながら待ってる。マダ―?
755タンの文の書き方好きだ
>>931 その話の一番最後、リーヤが真っ青になって横になってるのを
しいねちゃんが泣きながらやばいんじゃないの?って
チャチャに訴えてるコマで爆笑したのを思い出した。
リーヤの蒼白な顔がドツボにはまったんだよなぁw
>>933諸氏
お待たせしててすいません
そしてありがとうございます。文を褒められるのは何より嬉しいっす…(ノД`)
来週のうちには少しでも載せれるよう頑張ります。
否定するじゃないけれど、やっぱしいチャチャには負けたくないんで…w
さぁ、こい!!
空気を読まずに“しいね×やっこ”キボンと言ってみる
むしろ「しいねxリーヤ」と言ってみる
女体化しいねみたい。相手は誰でも。自慰でもオケ。
>>935 きたあぁぁァああん!755タン大好きだ!
自分しいね×お鈴ときたら待てる忍耐値がアップするんで
無理なさらずにご自身のペースで書いて下されませ
wkwktktkしながら待ってます!
>>935 自分もwktkで待ってます!
じっくり待ってるのでじっくり書いてください(^ω^)ノ
ここは801大丈夫なの?
女体化OKなら平八×ポピィ君が見たい。
801板もあるんだからそちらに立てては?
需要は少なくないと思う
すいませんが、801は勘弁してください…
トラウマってくらい苦手なので…
女の子になっちゃう魔法ステッキってなかったっけ。
リーヤの「ぎゃーっ!!ないっ!!」に大爆笑した記憶があるんだが。
ま、女体化は好き好きだから無理強いは良くない。
懐かしいな。
チャチャ18禁本も出したなぁ。
もう何年前のことだろうか……(遠い目
これからもちょくちょく見てみる
アニメOVA見たら、
お鈴ちゃんの底なしの可愛さに気づいた
あとポピィくんに更に惚れた
>>947 自分もこの間ようつべでお鈴ちゃん初登場の回見て萌えたよ
演技が下手くそだけどそれもまた良し!!
OVAのポピィ君の可愛らしさといったら。
個人的には一話のラストのナフキン首にくくりつけてからニッコリ笑うとこと
3話の隠れんぼするとき数かぞえようとする瞬間が好きだ
そんでもってポピィ×チャチャに萌えたー
>948
うん!うん!あのぎこちなさ?が新鮮で良い感じ(*´∀`*)
>949
原作でも微妙にチャチャポヒに萌えてたけど、アニメだとさらにパワーアップしてたw
チャチャって、誰とでもいけそうなくらい素直ないいキャラだとオモ(*´∀`*)
てか、チャチャ絵を書いてたらこんな時間…。
キャラはみんな可愛いから、書いても書いても飽きないから困る。
952 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 17:40:57 ID:Gjoz7k3T
>>949-950 同感(´`*)アニメとかみてポピチャチャってなんか可愛いって気がするーポピチャチャ好きだー
どろしー好きのオイラはやっぱりポピ×どろ
地域の関係でアニメ本編は一度も見れなかった。(いろいろ違うという情報はあったけど)
後年になってOVAのみ見たけれど…
OPのしょっぱなから手を握りあってるお鈴ちゃんしいねちゃんに萌血しますたw
一巻は鬼ごっこにも3人と同等に絡んでて「愛されてるなあ。しいねちゃんと喜べてよかったなあ」とにやけっぱなしですよ
二巻のマジプリカルテッドもベネ!
当時OVA買えなかったのでレンタルで観た。
最近行くと、もう置いてないんだよなぁ、その店。
次スレ名【睡魔のスイマーの】赤ずきんチャチャ【すいまーだ!!】なんてどうかな
いいんでない?<次スレ
すいまーか。
あれつ使えばどろしーちゃんも襲いまくりにできるなww
そのスレタイだと、もしかしたら字数オーバーじゃないだろうか。
ナンバリングもせにゃならんし。
あと、立てられる人がいたら立てちゃってください。
少し早いかもしれないけど、エロパロはいつ落ちるか判らないから。
959 :
897:2006/09/18(月) 15:27:30 ID:NMcfN5vg
できたー。考えてみたら前のやついらなかったねorz
しいね×お鈴の前座としてドゾー。
私が王室を訪ねたとき、ポピィ先輩はなにやら書類を見ていた。
「ん?どうした?」
「先輩っ!平八さんを連れてきました!!」
「は!?」
驚いた顔をしたポピィ先輩の前に、縄でぐるぐる巻きにした平八さんをぺいっ、と差し出した。
「ひでーなぁ、国王の俺様を縄で縛ったうえに、ポーちゃんに売るとは…」
「平八ー!!!てめー、どこ行ってやがった!?」
先輩の怒りがドカンと爆発した。
「うひゃ〜…。ポーちゃん、そんな怒んなくても…」
「怒鳴りたくもなるわ!!お前、国王だって自覚あんのか!?何だ、この仕事の山と『国王専用保管庫の建設についての提案』っつー書類は!!!」
「いや、俺様が頑張っていくらか予算を浮かせたからさ、それで新しいゲーム置き場作ろっかな〜…と思ってさ。自分へのボーナスってやつだよ」
「私的な目的で予算を浮かすんじゃねー!!」
「あ、あ、あのおっっ!!!」
ここで延々とポピィ先輩の説教を聞いていても仕方ないので、私は声を張り上げて話を止めに入った。
二人がはっとして、私に目を向ける。
――今だ!言うんだ、私!!
「こ、こうしてまた先輩に会えたことですし、今夜、一緒にご飯でも行きませんかッ!?」
ここに来るまでに何回も心の中で練習したはずだったけど、緊張で声が震えた。
「ああ…、そうだな。平八も連れて来てくれたことだし」
「!!!」
――いいの!?ホント!?
「あ、俺様も行く!どこにするよ?」
「お前はこの書類の山を片付けてからだ」
「ポーちゃんのいじわるぅん…」
本音としては先輩と2人で行きたかったのだけど、まあ仕方ない。
「そ、そそれじゃ、終わったらまたここに来ますから!!」
「おう、こいつの仕事が無事終わってたらだけどな」
「よぉ〜っし!頑張るぞ〜!!」
急に平八さんがやる気を出したのが、少し可笑しかった。
「それじゃまた!失礼しましたっ!」
960 :
897:2006/09/18(月) 15:28:10 ID:NMcfN5vg
べろんべろんに酔って、平八さんの背中におぶわれたポピィ先輩が「う`ぇ〜…」と気持ち悪そうな声を出した。
「いやぁ〜、ここまでポーちゃんが下戸だったとはなぁ〜」
「そうですね」
私は平八さんとくすくす笑いながら、先輩を家まで送り届けていた。
少し酔いがまわって、体温が高くなった顔にあたる風が気持ちよい。
それにしても、生ジョッキ3本で泥酔してしまうなんて、先輩はつくづくお酒に弱いんだなぁ、と思う。
私と平八さんは、それぞれ生ジョッキ3本と焼酎一升瓶まるごと飲んだだけなんだけど。
帰り際には、理由もなく大笑いしていたり、平八さんと上機嫌で歌を歌っていたりしていた。
あんなにハイになった先輩は初めて見たので、呆然としてしまった。
「私、先輩のおうちに行くの初めてなんです」
「ほー、そうかー。そういえば、なるとはもう寝てる頃だな」
「なるとちゃん元気ですか?」
「おう、元気そうにしてたぜ。まだまだ甘えっこボーイだけどな。
でも、昨日から友だちんちに泊まりに行ってるみたいだけど」
「へぇ〜。なるとちゃんも大きくなりましたね」
今度クッキーでも焼いて、持って行ってあげようかなぁ。
「どっこいせっと」
平八さんは、居間のソファに先輩をゴロンと転がした。
ポピィ先輩も平八さんと同じような体格だから、割と重労働だったのかも知れない。
平八さんはうーんと背伸びをして、冷蔵庫から勝手にジュースを出して飲んでいる。
「お`ぇえぇ〜…」
先輩がまたうめき出した。
大変だ、先輩にも何か飲ませないと。
「平八さん、ミネラルウォーターか何か、あります?」
「えーっと、これか。ほい」
「ありがとうございます。ほら先輩、水飲んでください」
「ん…」
まだ意識がはっきりしないようだ。
ミネラルウォーターのキャップを開けて手渡したけども、先輩の手が滑ってペットボトルがボトンと先輩のお腹の上に落ちた。
「きゃっ!!」
ミネラルウォーターが、着ているスーツやソファをどんどん濡らしていく。
平八さんが呆れた調子で、
「な〜にやってんだよ、ポーちゃんてば。ほれ」
と言って、私にふきんを投げて寄越してくれた。
「あ、ありがとうございます」
このままだとスーツがシワになってしまいそうだったので、上だけ脱がせて、近くにあった椅子にかけておいた。
「ふぅ、じゃあそろそろ俺様帰るな。
サンダルの兄貴たちに、遅く帰ってきたら子どもが起きるだろ!って怒られちまうからさ」
「平八さんも、怒られてばっかりで大変ですね」
「そうなんだよー。まぁ、ポーちゃんよろしく頼むわ。じゃーなー」
「おやすみなさいー」
ドアが閉まると、急にシーンとなった。
961 :
897:2006/09/18(月) 15:29:22 ID:NMcfN5vg
――ポピィ先輩とふたりっきり…!!
そう思うと、途端に胸がドキドキした。
先輩は少し酒臭い息をしながら、仰向けで熟睡している。
さっきこぼしたミネラルウォーターのせいで、シャツから少し素肌が透けて見える。
私はそーっとソファの傍にしゃがみ込んで、赤くなっている先輩の顔を覗き込んだ。
前よりも顔立ちが大人っぽくなってはいるが、トレードマークのほっぺのうずまきなど、ベースは変わっていない。
横のちょんとはねた前髪も、昔と同じだ。
ただ、見る限り変わったところといえば、がっしりした体つきの『男の人』になっているところだろうか。
何年も恋焦がれたポピィ先輩が、私の目の前に、手を伸ばせばすぐに触れられるところにいることを、心の底から嬉しく思った。
「んぁ…」
私の視線が強力だったのか、さっき濡れたワイシャツが冷たかったのか、先輩がゆっくりと目を開けた。
目を覚ましたのはいいが、やっぱりまだ酔いはさめていない様子だ。朦朧としていて、視点が定まっていない。
「ポピィ先輩、大丈夫ですか…?お水、飲みます?」
「んん〜…」
「せんぱーい、ポピィせんぱーい」
「…ろろひー…」
「え?」
先輩は私の後頭部に手をかけて、ぐいっと自分のほうへ引き寄せた。
顔と顔の距離が、一気に縮まる。心拍数がうなぎ上りに上がっていくのがわかった。
「…せん、ぱい…?」
さっき先輩が何と言ったのかは、聞き取れなかった。
何だったんだろう?
そんな思考を遮ろうとするように、先輩が唇を合わせてきた。
「っん!!!」
突然のことに驚いてしまったうえに、手で後頭部を強く抑えつけられているものだから、身動きできない。
この年齢になるまでキスはしたことがなかったから、こんなにも唇が柔らかいことに驚いた。
先輩は私の唇を舌でなぞったり、ついばむようにキスをしたりする。うっとりして、クセになりそうな感触だ。
(ポピィ先輩…)
しばらくそんなことをしていると、先輩の舌が私の口腔内に侵入してきた。
お互いの舌の先端が、一瞬触れ合う。温かかった。
「んん…」
口腔内を動き回っていた先輩の舌が歯茎をつぅ、となぞったので、私は一気に体の力が抜けてしまう。
「んぁっ」
一瞬、唇が離れた隙に、私は息を吸い込んだ。
唇を合わせている最中は、何かと呼吸がしづらくて、息苦しい。
それに、力が入らないから、中腰でしゃがんでいるのがつらくなり、私は床にぺたん、とへたりこんでしまった。
すると、先輩はソファから体を起こすと、私をそこに抱え上げてくれた。
――重くなかったかなぁ…。
ポピィ先輩は私の頭の両側に肘を着くと、またキスを再開し始める。
今度は舌を絡み合わせる、ねっとりとしたキス。
どちらのものともつかない唾液で口の中がいっぱいになり、溢れて口端から伝って落ちていった。
その感触もまた、官能的に感じてしまう。
もっと密着したくなった私は、先輩の首に腕をまわした。先輩の濡れたシャツの冷たさがわずかに感じられる。
――なんだか、恋人同士みたい。恋人でもないのに。
唾液で口の中が溢れそうになったので、私はとりあえずそれを飲み下した。甘い。
舌を絡めてキスを続けること以外、何も考えられない状態になっていた。
と、ポピィ先輩がまた唇を離した。
962 :
897:2006/09/18(月) 15:30:03 ID:NMcfN5vg
今度は物足りないような、淋しいような感覚になる。
閉じていた目を開けると、涙で視界が滲んで、風景が歪んで見えた。
唇の余韻に浸っていると、首筋にぞろっ、としたものを感じた。
「ひゃんっ!!」
変な感触に身を縮こまらせると、左耳にもそれを感じた。湿った音が聞こえる。
「…んッ」
先輩の舌が私の首筋やうなじを這い回るたびに、気持ちいいような、くすぐったいような、感覚になった。
息が段々と荒くなる。
「あっ…」
ワンピースの裾から、何かが侵入してくる。温かい手だった。
撫でられるように優しく太ももが擦られて、ぞくぞくしつつも気持ちよさを感じた。
「服、脱いでくれるか?」
耳元でポピィ先輩が囁いた。温かい吐息がかかって、またぞくぞくする。
「…っ」
私は声が出せなかったので、こくん、とうなずいて見せた。
一旦ソファに座り直すと、羽織っていたカーディガンを脱ぎ、ワンピースも脇にあるファスナーを下ろしてから脱いだ。
薄暗いけれど、やっぱり恥ずかしい。
――こんなことになるんだったら、もっといい下着つけとくんだったな。
先輩は私の腰に手をかけて自分のほうへ引き寄せると、抱きしめてまた唇を合わせた。
その間にも、手が私のわき腹から太ももにかけてゆっくり往復している。
先輩に触れられると、どこでも性感帯になってしまうようだ。
と、下着のフックが外された。
人に下着を脱がされるのは、予想以上に恥ずかしかったけど、ポピィ先輩の前で半分裸を晒していることのほうが、よっぽど恥ずかしい。
――それに、胸にはあまり自信がないし。
「んっ」
先輩の唇が私の口から離れて、胸の先端のほうへシフトした。
背中と腰にしっかりと手を回されて、ぴったりと密着させられている。
私は胸元にある先輩の頭に抱きつき、薄紫のさらさらの髪に顔をうずめた。
舐められているうちに、段々と快感が強くなって思わず声が出そうになったけど、それを懸命に喉の奥で押し殺した。
するとまた、耳元で先輩の声が低く囁いた。
「声、我慢するな」
先輩の両手は背中と腰から移動して、むにむにと私の胸を刺激している。
「は、恥ずかし……」
「いいから」
963 :
897:2006/09/18(月) 15:31:26 ID:NMcfN5vg
胸の先端をぺろっ、と舐められると、私の体はびくっ、と反応してしまった。
それを幾度も繰り返されて、遂に私は声を抑えきれなくなる。
「あぅっ!…ん…ぁ」
なんとなく、もどかしい気分になって体を軽くよじった。
先輩は舌で転がしつつ、むにむにと両手で胸を弄くっている。
「んん…っ、はぁっ」
私が声を出せば出すほど、先輩の手と舌の動きは大胆になってきた。
先輩の頭に回した腕に力が入り、ぎゅっと抱きしめる形になる。
――もっと、触ってほしい…かも。
私は目を閉じて、息を荒くしていることしかできない。時々、変な声が出る。
少し前から熱を帯び始めていた部分をを、ポピィ先輩がスッ、と下着の上から軽く撫でた。
「ひゃん!」
電気が走ったような、強烈な快感が走った。
先輩はぐにっぐにっ、と何度もそこを強くなぞる。そうしながらも、唇は私の胸の尖った部分から離さず、甘噛みしている。
胸よりも更に強い快感に、私は気がおかしくなりそうになった。
気づくと、下着の奥にぬるぬるした感触が生まれていた。
――もしや、これが俗に言う『濡れる』っていうこと!?うわぁ、恥ずかしー…。
背中と腰に回された手で支えられ、ゆっくりソファに倒された。
先輩は、私の右側に添い寝するような形で横になった。ゆったりした幅の広いソファだったから、ふたり寝転んでもまだ少しスペースが空いている。
と、先輩の手がするり、と私のショーツの中に侵入ってきた。
「せ、先輩!?」
右耳の中にぞろっ、と舌を入れられ、私はまた変な声を出してしまった。
もう制止する気力もなく、先輩のシャツを力なく掴むことしかできない。
先輩の指先は、私の恥丘をさわさわと撫でた。
恥ずかしい気持ちともどかしく思う気持ちが沸いてくる。
空いていた先輩のもう片方の手が、私の胸をまさぐり始めた。
ショーツの中で動く手は、上から下まで指でなぞったり、その指先に着いた粘液を上の敏感な突起に塗りつけたり、活発に動いている。
「んぁあ…はぅ…っん!」
先輩は覆いかぶさるような格好で、再びキスをした。
さっきのより、少し激しいキス。
「…んんぅ」
その間にも、ショーツに伸ばした手は休まず、せわしなく動いている。
水気を帯びたくちゅくちゅ、という音が私の耳にも届いた。
そのときはもう、恥ずかしがる気持ちより、先輩から与えられる快感のほうが強くなっていた。
ももにきゅっ、と力が入る。
すると、唇が離れて、隣にいた先輩が移動する気配を感じた。
うっすらと目を開けて姿を探すと、さっきまで指で弄んでいた部分に先輩が顔を近づけている。
964 :
897:2006/09/18(月) 15:32:16 ID:NMcfN5vg
「いやあっ…!だめっ!だめです、先輩!」
頭を押し返して抵抗しようとしたけど、私の力なんかではビクともしなかった。
ショーツ越しに、くにくにと動く先輩の舌を感じた。
反射的に体がまたビクン、と動く。
「…あ、やぁ、はう…!いやぁ…」
きゅっと足に力が入り、先輩の頭を私の太ももで挟んでしまう格好になる。
内腿に先輩の髪の感触を感じることに、私は少し官能を覚えた。
と、するりとショーツが脱がされる感触を感じた。
「やっ、ポピィ先輩!?」
先輩は、またそこに顔を近づけている。熱い息を感じた。
――やっぱり恥ずかしいー!!
かぁーっと私の顔が熱くなった。
今度は直接、舌が触れる。
「いや…ッ!!ふあぁ!」
さっきのショーツ越しにされたのとは、段違いの気持ちよさだった。
あらゆる所を先輩の舌が這い回って、ぴちゃぴちゃと音を立てている。
「はあぁ…!ぁあ…、ひあっ!ん、んぅ…」
気持ちよすぎて変な声はたくさん出てくるわ、恥ずかしいところを音を立てて舐められて恥ずかしいやらで、おかしくなりそうだった。
「あぁっ!!」
ナカに熱い先輩の舌が割って入ってきて、思わず声を上げてしまった。
それはうねうねと動き回り、上のほうにあるざらざらとした部分を集中的に攻める。
「ふっ…!あんっ!」
思わず背中が反り返った。手で頭を押し返す力も、腕に入らなくなってきている。
ぴちゃぴちゃという音が、ますます大きくなってくる。
「せっ、先輩っ!や…っ、恥ずかしい、です…!」
やっぱり、先輩は止めてくれない。
舌がほぐす様にナカで動き、少し上にある突起を指で弄られている。
段々と膨れ上がってくる快感で、私は体が何回もビクン、と動くのを我慢できなくなってきた。
「…はぁ、やぁ…!…ひっ!」
大きな快感が湧き上ってきて、じわじわと波紋が広がるように全身に伝わっていった。
体の筋肉が強張って力が入り、つま先がピン!と尖がった。
「っんあ…!!」
意思とは関係なく、全身ががくがく震える。
先輩は私の足元から離れてまた唇を合わせた。
…少ししょっぱい味でねとねとしていた。あまり口には出したくないけど。
体から快感の余韻が消えたころ、体も震えなくなり、気だるい疲労感が残っていたけど、私は息を整えるのに必死だった。
すると先輩は唇を離し、膝の裏を持って私の両足をぐっと折り曲げた。
965 :
897:2006/09/18(月) 15:34:11 ID:NMcfN5vg
「やっ…!?先輩、だめです!!だめですってばぁ!」
これからどんなことをされるのかは、容易に想定できる。
ちゅく…
入り口の周りをなぞっている感触がする。
さっきイったばっかりなのに、奥のほうがじわっ、と熱くなるのが分かった。
「今更止められるかよ」
入り口に先輩のものがあてがわれる。
「でも…、っああぁ!!」
それがゆっくりと押し拡げて、ナカに入ってきた。
拡がっていくのにつれて、ぎちぎちと痛みが走る。
私は入りきるまで、歯を食いしばって懸命に耐えた。
先輩は小さくため息をつくと、私の頭の両脇に手をついた格好になる。
下から先輩を見上げると、苦しそうで、切なそうな表情をしていた。
「動くぞ」
しばらくその体勢のままで見つめ合っていると、ふいに先輩がそう切り出した。
「はい…」
じっとしていると、痛みも大分和らいできた。ただ、異物感と圧迫感があるだけだ。
先輩が軽く動くと、ぬちゅっ、と恥ずかしい音がした。
痛くはないけど、やっぱり異物感は無くならず、変な感触がある。
「ん…はぁ」
それでも、段々と気持ちよくなってきた。
軽く揺さぶられている感覚も心地よい。
「あぁん…、ふぁ…、やっ!」
「くぁ…」
先輩は私に覆いかぶさる格好になった。
濡れたシャツの冷たさをわずかに感じるが、あまり気にならない。
それほど、先輩の体は温かかった。それに私自身、体が熱くなっていたのかも知れない。
荒い息を耳元で感じた。
私は急に、何かすがりつくものが欲しくなったので、先輩の背中のシャツを掴んだ。
ずんずんと強く突かれるたびに、
「はぁんっ!」
と、また変な声が出る。恥ずかしいのだけれど、気持ちよすぎて止められない。
下のほうからするぬちゅぬちゅ、という音も拍車をかける。
足全体に力が入り、ますますつま先が鋭く尖った。
なぜだか分からないけど、涙が滲んでくる。
「…先輩…、もう無理ですぅ…、ぁんっ!!」
先輩は返事をせず、私の唇をぺろっ、と舐めると舌を入れてきた。
夢中になって、舌を絡め合わせる。
「ぷはぁッ!」
唇が離れると、私は不足していた酸素を一気に吸い込んだ。
966 :
897:2006/09/18(月) 15:34:49 ID:NMcfN5vg
「んぁっ、ふっ」
テンポよく突き上げられている状態がどのくらい続いただろうか。
急にペースがアップした。
「あぅんっ!はぁッ、はぁッ…、んんぁ!」
さっきから滲んでいた視界が、さらに滲む。
さらに快感が大きくなっていき、全身にぐっ、と力が入った。先輩のシャツを掴む力もますます強まる。
――もう、限界かも…。
「んんんッ!!」
気持ちよさが最高に達してくると、私のナカがびくびくっ!と痙攣して、内股から足にかけてすごい力が入った。
力みすぎて、息をするのさえままならない。
握っていた先輩のシャツをぎゅっと握って耐えた。
「くっ…うあ!きっつ…」
ポピィ先輩が微かに喘いだ。
「ごめ…、中に…しそう」
私は何も考えられない状態だったけど、その言葉を聞いた瞬間、パッと頭が働いた。
――『中にする』ってことは…、『出す』ってことだよね。それって…。
「いっ、いやぁ!だめです…っ、だめぇ!」
肩を押して先輩を引き剥がそうとしたけど、今の私の力、普段以下の力ではびくともしない。
先輩は小さく、
「うあ…っ!!」
と呻くと、腰をぐっ!と強く打ち込んだ。
「あぁあ!!」
私の体から力が抜けていき、さっきのように体ががくがくと震えた。
ナカが熱いもので満たされていった。
震えが治まるのを待ちつつ、呼吸を整える。
私は先輩の重みを感じながらしばらくそうやっていると、
「…んっと」
と、先輩は体を離して私の横に寝転がり、ふう、と息を吐いた。
そして、寝息を立てて寝てしまった。
「………」
――先輩、寝ちゃった…。何だかなぁ。
とりあえず私も寝たいと思ったけど、この体では服を着直すことさえ無理だ。
ゆっくりと、先輩を起こさないようにソファを離れ、簡単に体をきれいにした。
ティッシュで内股周辺を拭うと、どろりとした白いものと少量の血が付いている。
「うわぁ…」
私はそれらが何かをはっきり認識すると、ひとりで顔を真っ赤にした。
独特の匂いが鼻をつく。
――とりあえず、シャワー借りよっと。
脱ぎ捨てた衣類をかき集めると、先輩を起こさないように抜き足差し足でそれらを抱え、風呂場を探しにドアを開けた。
「おい」
――んー…。
「ナミ、起きろ」
――目覚ましがポピィ先輩の声でしゃべってる…。こんな素敵な機能、付いてたっけ…。
「起きろってば!」
「うわぁ!!」
がばっ!と首を上げると、目の前に先輩の顔があった。
「ひゃおぅ!!」
思わず体を仰け反らせ、まわりを見渡すといつもの自分の部屋とは全然違う。ここはどこ?
――あー、そっか。私、昨日ポピィ先輩のうちで…。
耳と顔に血が集まって、みるみる熱くなったのを感じた。
967 :
897:2006/09/18(月) 15:35:23 ID:NMcfN5vg
「あー、そのー、えとー、…おはようございます」
先輩は鬼気迫った表情で、私の両肩を掴み、
「俺…、昨日何かしただろ?ハッキリ言え」
今朝起きて、周りの状況から自分が酔った勢いでとんでもないことをしたことに気づいたらしい。
「い、いいえ、特に何もー」
「正直に言え!!」
私はつい気迫に気圧されて、正直に言ってしまった。
「……しちゃいました」
口に出すのも恥ずかしく、つい視線が泳いでしまう。顔もかぁーっ、と赤くなった。
しばらく自分の手元を見ていたけれど、先輩の反応が気になって上目遣いでちらりと見てみた。
――!!!
先輩はありえないほどネガティブなオーラを漂わせていた。
暗い。キノコが生えてきそうなほどだ。
おまけにしゅー…と音を立てて、生気が抜けていっている。手先まで血の気が引いてしまっていて、青い。
――あー、やっぱり言うんじゃなかったかなぁ…。
「…本当…、すまん…」
ポピィ先輩が小さく呟いた。
「じゃあ…、責任とってくれますか?」
「え?」
私はきっと顔を上げて、先輩の目を見た。
こういう時は、目を見て話さなくてはいけないと思ったのだ。
「赤ちゃんできちゃうようなことされたんですから、責任とって私と付き合ってくれますか?」
「…本気か?お前」
お互い、しばらく目をそらさずにじぃっと見合った。そらしたら負け、という雰囲気だ。
「本気の本気です。私は昔っからポピィ先輩ひと筋です。それに、」
一呼吸置く。
「昨日の事だって、そんなに嫌じゃありませんでした」
先輩の青い顔に徐々に赤みが差してきたかと思うと、ふいっと目をそらされた。
「お前が嫌じゃなくても、一般常識からするとだな…」
「先輩が嫌だったら、別にいいです。昨日の事はきれいサッパリ忘れますから。私、立ち直り早いし、忘れるの得意だし」
私は先輩を安心させるために、少し微笑んで見せた。上手くできた自信はないけど。
まだ先輩は顔を赤くして目をそらし続けている。
しばらくして小さくため息をつくと、
「…こうなったら、責任取るしかねーだろーがっ」
と、呟いた。
「!!」
私の心の中で何発もの花火が上がり、『バンザーイ!!』『バンザーイ!!』という声も響いた。
そんなこんなで、何年越しの片思いがようやく実った。
968 :
897:2006/09/18(月) 15:39:03 ID:NMcfN5vg
睡眠不足でふらふら、お風呂にも浸かれてない状態だったので、仕事は休むことにした。
何より、この体調に伴わないハイテンションで仕事は無理だ。
適当なお店で軽く朝ごはんを食べ、家に帰った。
「ただいまぁー」
家に帰ると、お姉ちゃんと誰かの話し声がする。声を聞く限り、男の人みたいだ。
「お姉ちゃーん?」
リビングを覗くと、お姉ちゃんがお客さんと話していた。
――あれってリーヤ先輩…?じゃないよね…。雰囲気似てるけど。
「あー、ナミ!あんた、昨日の夜、どうしたのよ!?」
お姉ちゃんの声に反応して、その人が振り返った。
「あ」
「ん?」
確かこの人は、リーヤ先輩そっくりのお兄さんだ。
うらら学園に通っていた頃にちょこっと見ただけだけど、思い出した。
「お姉ちゃん、どうしたの?お客さん」
「お客さんじゃなくて、リーヤくんよ!昨日街中でバッタリ会ったのよ。ねぇー、リーヤくんっ」
「マリンちゃん、相変わらず可愛かったからすぐわかったよー」
「もうっ!リーヤくんったらぁ!いやんっ」
お姉ちゃんはそれがリーヤ先輩じゃないとは知らずに、幸せそうにいちゃついている。
これは何も言わずに、勘違いさせておいたほうがよさそうだ。
「…じゃあ私、ちょっと寝るね」
「待ちなさい!あんた昨日、どうしたのよ」
「と…、友達のうちでお喋りしてたの」
「…ふぅ〜ん。まぁ、いいけど」
疑い深そうな目だったが、許してくれた。
「失礼します、リーヤ先輩」
「おっ、おう」
部屋のドアを閉め、バッグを下ろすと、一気に体の力が抜けた。
お風呂に入る気力はない。
――まあ、いっか。ちょっと寝よう…。
服を着替えるのも面倒くさくなり、そのままいつものベッドにごろんと横になった。
やっぱりまだ、異物感が拭えない。
そういえば、先輩の携帯番号をまだ自分の携帯に登録していないことに気付いた。
教えてもらった日から登録するのをすっかり忘れていた。
――『ダーリン』なんて名前で登録したら怒られそうだなぁ。
そんな勝手な想像をすると何だか可笑しくなって、ひとりでえへへ、と笑った。
ごめんなさいごめんなさい最後ぐたぐたになってごめんなさい。
あと、アニメ見たらマリンがちょっと好きになったので、また登場させました。
失礼しました。
969 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 16:01:52 ID:yxP+YekR
GJ!!
GJGJGJ!(*´д`*)
GJ!GJ!GJ!GJ!
青くなったり赤くなったりするポピィ君に萌えたよ・・・
*'``・* 。
| `*。
,。∩ * 魔法使いのAA貼っときますね
+ (´・ω・`) *。+゚
`*。 ヽ、 つ *゚*
`・+。*・' ゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
`・+。*・ ゚
ポピナミ書いた人GJ!
ところで、次スレは立てるんだよね? 980踏んだやつが立てるとかか
>「…ろろひー…」
オイラこれだけで幸せ
スレ立てられるかどうかは運だから、
980まで待たなくてもチャレンジしてほしいよ。
980過ぎると気が付いたらオチてるってことよくあるし。
そういや、しいね×お鈴が投下されるかもしれないのか
その日までほす
ポピナミの方、GJ!
そして乙でした。
こんなに萌えたのは久し振り。幸せ〜
979 :
897:2006/09/25(月) 19:33:53 ID:vmtKwg4I
皆様、ありがとうございました!
練習作品みたいなものだったのですが、そのようなお言葉をいただけるととても嬉かです。
実はもうひとつ構想が浮かんでいたりするので、修行を積んで立派になったらまた投下しに来たいと思いまつ。
ではー
ナミをどろしーと勘違いしていたポピィ君。何もしらず幸せにひたるナミ。
あぁすれ違い…切ないねぇ!けどそこがいかにもチャチャの世界という感じ
素晴らしい!!
>>981 スレたて乙でした
このまままったりと続くといいな
ume
古本屋で13巻ゲトー!!
OVA観たいな