ギルティギアのエロ小説 第四ラウンド

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1名無しさん@ピンキー
・ショタロリ百合801純愛鬼畜何でもあり!
・何はともあれマターリいきましょう。
・sage進行推奨。
・ザッパが幽霊と交わり鰤が「俺」とラブラブライフを送り
サキュバスが18禁な任務と下克上を盛大にぶちかまし
ネクロが華麗なるテクニックで柔肌を襲い
テスタが出る度に掘られジョニーが?チキな方向に夜用
ミストファイナーを披露した挙句特攻野郎まで出て来て
ミリアの髪とエディの触手が愛憎渦巻き絡み合う
エロシーンはぐちょぐちょ、ラブラブシーンはマターリ、
ショタロリ百合801純愛鬼畜何でもありバッチコーイな
このスレに邪道も王道もあるかゴルァ!!

を胸に、新スレでも突き進んでみるテスタ。
    過去ログはこちら↓

「ギルティギアのエロ小説 第三ラウンド」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053887845/

「ギルティギアのエロ小説 第二ラウンド」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1030929625/

「ギルティギアのエロ小説 」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1022686463/

2名無しさん@ピンキー:04/04/06 20:44 ID:uGMCzeuM
2ゲト

>>1
3名無しさん@ピンキー:04/04/06 21:02 ID:WNVa/UvN
3ゲット?
>1
乙カレー。
4名無しさん@ピンキー:04/04/06 21:40 ID:0H5kM1kT
4(σ´Д`)σゲッツ!!
>>1 乙カレィ
5名無しさん@ピンキー:04/04/06 21:46 ID:lRCYXiF2
>>1
オツカレードゾー( ゚д゚)ノ●
6名無しさん@ピンキー:04/04/06 22:14 ID:GG7S2WLK
>>1
おおおお大津
7857=1:04/04/06 22:28 ID:F230AkMg
●~*   Σ(゚Д゚;)
即死はもうやだカキコ。

前回が「リロード」だったので、今回は♯? の筈だったのに、
うっかり挿れ忘れで御免なさい。

リンク先に保管庫、画像掲示板のURLはどうするか迷ったのですが…。
何は無くともとにかく場所確保!と焦ってしまったため、いれ忘れ。

…職人様、続きをお願いいたします(*´д`)ハァハァハァハァ
(次回の冒頭のご口上、是非日本人関連も入れてあげて下さい…)

8名無しさん@ピンキー:04/04/06 22:34 ID:lUH6jUro
>1
乙狩れ。
ジョニ梅の続き、ハァハァしながら待っていまつ。
9名無しさん@ピンキー:04/04/06 22:44 ID:lRCYXiF2
即死免れカキコ
とりあえず容量稼ぎに何かネタを振ってみる。

大穴なカプは何ですか?
漏れはイノソル(鬼畜)がなんとも(*´д`*)ハァハァ
10名無しさん@ピンキー:04/04/06 23:31 ID:Hc4jaG1Q
大穴かぁ
イノに乗っかられるソルも(゚∀゚)イイ!!


ありがちかもしれんが医者×ザッパとかかな…
限りなくトリッキーな展開になりそうだ
11名無しさん@ピンキー:04/04/06 23:53 ID:C1TSXcMd
イノに乗っかられるソルたんハァハァ。

大穴カプかぁ。
チップメイ・エディズィー(ザトー付き)・あの男ディズィーかな。
12名無しさん@ピンキー:04/04/07 02:05 ID:eYfMmhOt
大穴・・・大穴ねぇ
テスサキュ(鬼畜・お仕置き)は、なんかありそうだしなあ。

>11
エディズィー(ザトー付) (・∀・)イイ!
13名無しさん@ピンキー:04/04/07 20:17 ID:1emwM5iA
>>1
乙!!
むしろサキュテスできぼん
14名無しさん@ピンキー:04/04/08 00:35 ID:Y3I/+OVX
エディズィー(ザトー付き)は、エディ(触手)とザトーどっちが突っ込むんだろ。
ゼクスだとザトーは生きているから、サンピ……(・∀・)イイ!
ディズィーのスペックだと、ネクロ・ウンディーネもプラスされて5Pか。
ここまでくると、わけわからんな。
15名無しさん@ピンキー:04/04/08 04:14 ID:IYCb8ANs
>>1
乙カレー!!
大穴カプ…サキュチプ・スレ梅・ロボメイとか?
16名無しさん@ピンキー:04/04/08 14:53 ID:DJrXce7c
1タン乙です!

サキュチプ(・∀・)キボン!
鬼畜だとなお良し!
ギャグな肉紙も捨てがたいが…
17名無しさん@ピンキー:04/04/08 20:31 ID:JwXdu2vx
>>16
肉紙?


・・・ポチョ×チップ?
18名無しさん@ピンキー:04/04/08 20:52 ID:eU0JpS/2
>>1
乙かれ〜
19名無しさん@ピンキー:04/04/08 20:58 ID:jql0DCJH
漏れの大穴は医者×チビ医者だと言い張ってみるテスト
そんな漏れは前スレで桜餅を書いた香・・・(ry)
20名無しさん@ピンキー:04/04/08 22:54 ID:OhUneEtX
鰤闇w
21名無しさん@ピンキー:04/04/08 23:01 ID:4s1iidsE
サキュテスもいいがエグゼの角で疼く体を慰めるテスタハァハァ
22玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:03 ID:WV8zX2YW
イベントがあったり修正したりで実はあんまり(っていうかほとんど)進んでないけど、
要領確保を考えるととりあえず投下したほうがいいでしょうか?
(サキュテスだったらチャレンジできそうかなとか言ってみるテスタ)
23名無しさん@ピンキー:04/04/08 23:28 ID:4s1iidsE
>チャレンジャー様
ぜひぜひお願いします〜!
24玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:33 ID:WV8zX2YW
では投下致します

女を捨てるというのは、何を定義に決められる事なのだろう?
 女の服を着ない? 女言葉を使わない。男を好きにならない。誰かを好きにならない。敵を力でねじ伏せる。
 一体何が女を捨てるという事なのか、結局はよく分からないまま梅喧はひたすらに『あの男』を追いかけていた。
 燃え盛る炎も、ただの有機物の塊に成り果てた友人も、目を閉じるたびに鮮明に思い出せる。
 梅喧は女を捨てた。捨てる事に何の意味があるのかもわからない。ただ、捨てた。
 幼い頃に組しかれ、わけも分からぬままに貫かれた時も、激痛に耐えながら『自分は女じゃない』と言い聞かせ、力を手に入れることに躍起になった。
 腕を失った。瞳を失った。美しい顔は自ら捨てた。
 切り捨てた命の数だけ、自分が強くなった気がして…それはひどく虚しくて…

25玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:35 ID:WV8zX2YW


『身代わりをして欲しい』
 日のくれかかった夕方の事だった。
寝床を探してぶらついていた所に突然数人の男に声をかけられて、梅喧はその向こうにたたず
む桜色の髪の少女を見た。
 控えめな表情を浮かべて、人間の盾の向こう側から所在無さげに会釈する。
切羽詰った男たちの表情に興味をそそられ、梅喧は直ぐ近くに見える酒屋に顎をしゃくり、酒
の肴とばかりに話を聞いてから後悔した。
これからとある場所に向わなければならないこのご令嬢は、情報によると命を狙われていてと
ても危険な状況だという話。
このご令嬢の影となって暗殺者への囮になるはずだった人物が、ここに向う途中に暗殺された
という話。今すぐにでもここを発たなければならないのに、ご令嬢と同じ背格好と髪色をした囮が見つからないという話。そこに、梅喧が歩いていたという話。
 話を聞くに連れて表情を険しくしていく梅喧にヒヤヒヤしながら、黒服たちは順を追って状況
を説明して最後に『身代わりになって欲しい』と恐ろしい額の報酬と共に頭を下げた。
26玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:36 ID:WV8zX2YW
 酒がまずくなる話であり、放り出したらあまりにも寝覚めが悪い話でもある。
 梅喧は眉間に深く皺を刻んで、もう一度物珍しげに辺りを見回す少女を見た。
 傷一つ無い綺麗な顔はまだ幼く、命が狙われる理由もわかっていないのではないかと思うほど
無垢に見える。
 梅喧の視線の気付いて慌てて頭を下げた少女に嘆息して、梅喧は首を左右に振った。
「悪いが俺は女を捨てててね。そういう事は他の奴に依頼してくんな。大体、こんなお上品なお
嬢さんの身代わりなんざ、俺にはとても勤まらねぇよ」
「ま、待ってください!」
 立ち上がりかけた梅喧を見て、真っ先に立ち上がったのは少女だった。
「わ、私の身代わりになってくださいなんて…そんな事を言える立場じゃない事は分かっていま
す…でも……どうか、助けてください…!」
「助けてください…?」
 明らかに気分を害した表情で睨まれても、少女は梅喧から眼を逸らさなかった。
27玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:37 ID:WV8zX2YW
「なに甘えた事いってんだい。本来だったら自分の身くらい自分で守るのが筋ってもんだろうが
よ。それを赤の他人捕まえて助けてくださいが通るなんざ…考えが甘いんだよ!」
「待って!」
 唾を吐いて踵を返した梅喧の腕にすがりついた少女の細腕があまりにも力なく、それでいて必
死で力強くて、梅喧は振り払う事が出来ずに立ち止まった。
「力の無い者が…力のある人に頼るのはいけませんか…? 非力な人間が誰かに助力を求める
のは間違っていますか…? 私は既に何人もの人を犠牲にしました! 今更ここで殺されるわ
けには行かないんです!」
 真直ぐに見上げてきた瞳にすがるというよりも掴み取るような強さを感じて、梅喧は真直ぐに
光る緋色の瞳を見下ろした。
28玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:38 ID:WV8zX2YW
 このまま自分が依頼を断わり、この少女が襲われたら一体この女の未来はどうなるのだろう?
 上手く行って命拾いしたとしても、この綺麗な顔と体にどれだけの傷がつくだろう? この純粋に真直ぐな瞳と心に、どれほどの傷がつくのだろう?
 長い事睨みあうように視線を交えて、とうとう梅喧が舌打ちと共に目を逸らした。
「…受けてやるよ。その仕事」
 瞬間、少女の瞳が輝いて、今度は梅喧の首に抱きついた。
「ありがとうございます! ありがとう…!」
(…甘ちゃんが…) 
 心の中で自分に軽く毒づいて、それでも梅喧はそれほど嫌な気にはならなかった。
 それは、少女があまりにも、幼い日の自分が描いた理想に近かったかもしれなかった。
29玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:43 ID:WV8zX2YW
 
 夕日は既に夜に飲み込まれる寸前だった。
 ほんの少しの間、沈み行く太陽を眺めていれば夜はすぐにでも訪れる。
 身代わりとして、囮として行動するのに最適な時間帯だった。
 道すがら詳しく事情を聞いてみると、少女の代わりに暗殺された女は、既に囮として行動して
いた影だったという事が判明した。
少女の屋敷から2人がバラバラに別のルートを通って目的地へと向かい、影にはわざと目立つ
ように行動させた。
護衛もつけたし、影本人も剣士だったという。結果、囮のグループは全滅。
それで暗殺者側が納得してくれれば良かったのだが、別行動をしている本物がいる事を悟られ
てしまったらしい。
 例え影が暗殺者に襲われても、返り討ちにしてこちらが情報を引きずり出す位の勢いだったと
いうのに、囮全滅の情報を受けて、少女の護衛たちは困惑した。
30玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:44 ID:WV8zX2YW
「それで囮を現地調達かい…で? 俺はどうすればいいんだい? まさかひらひらのスカート
でも穿いて歩き回れってんじゃないだろうね?」
 連れて行かれた驚くべき安宿の一室で勧められた酒を煽りながら、梅喧は万に一つもありえな
いとは言い切れない恐るべき可能性を念頭から除外するため、冗談を装って護衛の一人に視線を
投げた。
 驚いたように顔を見合わせた所を見ると、有難い事に女装をする必要は無いらしい。
「既にこの宿の存在を知られていると思ってもいいと思いますから……貴女にはここに居て頂
きたいのです。もちろん護衛はお付けしますが…」
「いらねぇよ」
 酒を煽りながら梅喧は言った。
「俺なんかにつける護衛があるならきっちりお姫さん守ってやんな。殺すわけにいかねぇんだろ
う?」
「貴女に死なれても困ります!」
 慌てたように声を上げて、少女が音を立てて立ち上がった。
 その剣幕に思わず吹き出して、ゲラゲラと豪快に笑い声を上げる。
「死にゃあしないよお姫さん。俺はコレでも死線潜って生きてきてんだ。それに目的があるんで
ね…そう簡単に死んじゃいられねぇよ」
 一頻り笑ってから目じりに浮んだ涙を拭い、梅喧は椅子から立ち上がるとどっかとベッドに腰
を下ろした。
31玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:45 ID:WV8zX2YW
「出発するんだったらそろそろ出た方がいいぜ…そう、まだお天道様が拝めるうちにだ。今なら
晩飯に行く奴らに紛れて宿を出られる。夜になってからだと逆に目立つぜ」
 真夜中にこそこそと、人目をしのぶように動く輩ほど目立つものは無い。
 ほんとうに分からないのは、一般人のふりをして大衆に紛れた標的だ。
「おら、とっとと行きな。この格好じゃ窓から見てもお姫さんだなんて思っちゃもらえねぇから
な。それとも俺の裸が拝みたいってのかい?」
 唇の端を持ち上げる笑顔で深々と頭を下げて、少女は頭からすっぽりとマントを被って宿屋の
ボロ部屋を後にした。
 梅喧はそんな後姿をドアの向こう側に見送ると、着物を脱ぎ捨ててベッドの下に押し込み、な
るべく不自然を悟られれぬように自分もベッドに身を沈めた。
32玉砕チャレンジャー:04/04/08 23:50 ID:WV8zX2YW
本当に全然進んでなくてすみません
次回!ザトーが梅喧の寝室に忍び込んで夜這い!?
ベッドでも男らしい姐さんがザトーを・・・!
はたまたエディというオプションと共に繰り出されるザトーの手腕に姐さんが落ちるか!
床の上でのデスマッチ!

みたいなのを書こうとチャレンジしてみます
33名無しさん@ピンキー:04/04/09 00:39 ID:LDh5TKE8
>>32
(・∀・)イイ!!
がんがれ
34玉砕チャレンジャー:04/04/09 06:55 ID:KQSoa0dS
>>31にて脱字発見。
「唇の端を持ち上げる笑顔で」では少女がそんなニヒルな笑いをする事に・・・
唇の端を持ち上がる梅喧に・・・の間違いです
35名無しさん@ピンキー:04/04/10 01:16 ID:N2LUPym8
>>32
次回予告に何気にワロタw
続き楽しみに待ってます!
36名無しさん@ピンキー:04/04/10 05:26 ID:jB7pT2TH
>32
がんがってください!

ところで最近ザトーのボイスにハァハァしています。
「楽にしてやろう」と「ごちそうさま」のボイスが特にエロくて(ry
37玉砕チャレンジャー:04/04/10 12:40 ID:9qJPKFda
>>32
私はドランカーシェイド時の「いただこうか」が「美肌効果」に聞こえてしかたがありません
ザトーのおかげで子安が少しだけ好きになれたよママン。・゚・(ノ∀`)・゚・。
38名無しさん@ピンキー:04/04/10 17:11 ID:tia773Bt
ノビルゥゥゥ!
ドリル!
ドリル!
ドリルスペシャルゥ!
モットオビエテクレ!
39名無しさん@ピンキー:04/04/12 21:23 ID:p9yRo3h2
保守
40名無しさん@ピンキー:04/04/13 06:12 ID:QGLU4Kbv
移転キター
41名無しさん@ピンキー:04/04/14 19:20 ID:NnJgSHqd
ホシュ
(ノД`)また落ちたかと思った…

玉砕チャレンジャー様のザト梅楽しみです
(;´Д`)ハァハァ
42名無しさん@ピンキー:04/04/15 23:29 ID:ACs5MCDw
保守っとこ
43名無しさん@ピンキー:04/04/17 10:40 ID:u9oOyOv2
保守
44名無しさん@ピンキー:04/04/19 06:50 ID:czTgUHRM
期待ホシュ
45玉砕チャレンジャー:04/04/19 07:23 ID:Z9h0s8C3
恐ろしいほどの遅筆で申し訳ありません・・・書いていてふと思ったのですが、
『丁寧な物言い』であり、『人を上から見た態度』というザトーの言葉遣いは、
慇懃無礼な敬語って感じでよいのでしょうか?
実はイグゼクスと#リロードしかやった事がない・・・

46名無しさん@ピンキー:04/04/19 21:19 ID:/BAvvZhQ
ダービー弟みたいな感じか?
47名無しさん@ピンキー:04/04/19 22:36 ID:xt+jxWas
グッド!
48名無しさん@ピンキー:04/04/20 07:07 ID:N3wOWXVf
初代の勝ち台詞を見ると、敬語ではなさそうな。
X以降はエディのカタカナ台詞に変わってるしな。

適当にぐぐったとこですが、とりあえず参考に。
楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ

ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~kokuyume/IMAGE2/WIN0.htm
49名無しさん@ピンキー:04/04/22 21:40 ID:84ubVm/Q
ホッシュホッシュ
50名無しさん@ピンキー:04/04/24 21:18 ID:bsdkLDkj
(・∀・)ホシュスルイイ!!
51サキュチプ予告:04/04/26 03:06 ID:QbOH7fki
♪聞いてアロエリーナ ちょっと言いにくいんだけど
♪聞いてアロエリーナ

    サキュチプ書いてみたけど
    鬼畜っていうかグロっぽいーのー♪

聞いてくれてあーりがと アロエリーナ♪
\______ __________/
          |/
         ∧_∧
  (○)   (∀・  )
  ヽ|〃    (∩∩  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ちょっとでも痛いのがダメな人、スルーよろ。
52サキュチプ:04/04/26 03:09 ID:QbOH7fki
白い肌がマスターと似ている。
紅い瞳がマスターと似ている。
嬲ってやろうと思った理由は、ただそれだけ。


「畜生っ!」
網の如く広がった血の塊が、チップの四肢を巨大なベッドに固定している。ちょうど『大』という漢字に似ていた。
先ほどからもがいてはいるものの、元々液体であったはずの枷は鋼よりも強靭な物となっていて一向に剥れる
気配がない。
戦いの最中に切り裂かれた服は、さっきから腹の上にまたがっているこの山羊角を生やした女に剥ぎ取られて
しまっていた。女の身体には重さというものがないのか、太腿の熱い感触はあるのに息苦しさはない。
「ふーんだ。走り回ってかすり傷つけて、あんなんでマスターが死ぬと思ってるわけぇ?」
チップの得意とする戦法は人間相手には有用ではあるが、今回の相手はギアであった。
この女の主、テスタメントの再生能力は彼の攻撃の速度を上回っていた。
敗因は明らかであった。
戦い方を間違えた、ただそれだけである。
53サキュチプ:04/04/26 03:10 ID:QbOH7fki
「アンタって馬っ鹿でしょ。そーゆーのをねぇ、アサハカっていうんだわ」
勝ち誇ったように胸を張り言い放った女の乳房がぷるんと揺れる。
その態度が、チップの極端に短い感情の導火線に火をつけた。
「うるせえ! とっとと放しやがれ、この化けモンがぁ!」
「図星指されて怒ってやんの。やっぱ馬鹿だわアンタ」
にやにやと笑いながらサキュバスはチップの左腕に目を落とした。
そこには先程の戦いで出来た傷があった。白い肌から紅がのぞいている。
「あのくらいの攻撃で壊れちゃうなんて・・・・・・貧弱な体。所詮人間ね」
骨が見えるほどではないが、かすり傷とも言えない。そんな傷口を尖った爪の先がなぞる。
「・・・・・・何、しやがんだ・・・・テメェっ!」
「うふん。痛い?」
甘い声と微笑みが、冷たい瞳と共に問い掛ける。奇妙な感覚がじわりと広がる。
不覚にも眉がぴくりと動いてしまったことを恥じて食いしばった歯が、ぎりりと音をたてた。
54サキュチプ:04/04/26 03:11 ID:QbOH7fki
「ねぇ、何とか言いなさいよぅ」
声がわずかに苛立ちを含む。傷口をなぞっていた爪が、根元まで埋まる。
ずぶ、ぐちゅりという音とともに痛みが生まれ、波紋のように広がっていく。
全身がじっとりと油汗に覆われていく。
「・・・く、うっ」
食いしばった歯の隙間から、苦鳴が漏れた。女の笑みが深くなる。
「その声大好き。もっと聴かせてぇ」
指はさらに深く突き刺され、二三度動かされたあとに引き抜かれた。
広げられた傷口が、鼓動と同じリズムで疼く。
ぬるりとした感触が、汗ばんだ肌へと広がっていく。目の前に突きつけられた女の指は朱に染まっていた。
指はチップの唇を撫でたあと、女の唇に含まれた。
ちゅぱちゅぱと音をたてて、見せつけるようにしゃぶりたてる。
「ふふ。おいし。・・・意外とルージュ似合うわねぇ、アンタ」
痛みと怒りと屈辱のせいで涙がこみあげてきた。視界が歪む。
55サキュチプ:04/04/26 03:12 ID:QbOH7fki
「く・・・・・・・・・・・・・クソ、がっ・・・・・・」
「はん? なんか言ったかしら?」
女は上体を倒した。乳房が胸板に押し付けられてむにゅりと変形する。生暖かい吐息が顔にかかり、赤い舌が
頬を舐め上げ、血の筋を付けた。
「これぐらいで泣いちゃうなんて・・・かっわいいわねえ。よくもまあマスターと勝負する気になったもんだわ」
嘲笑いながら両手でチップの頭を固定する。
「ふ、ぐぅ・・・・・・んんっ」
くちづけは鉄の味がした。女の舌が歯列をなぞり、頬の内側で暴れる。
食いしばっていた歯が、責めに耐え切れずにわずかに開いた。滑りこんだ唾液の塊と二人分の舌が絡まり混じ
り淫靡な音をたてる。
口腔を嬲られているうちに頭の中が朧に霞んできた。同時に感覚が変化しはじめたのがわかる。
怒りの熱は情欲の滾りへ、そして痛みは快楽へ。
56サキュチプ:04/04/26 03:12 ID:QbOH7fki
「うう・・・・・・ふう」
脊椎に沿って電流が走る。
己の物であるはずなのに、意思にさからい反応してしまう肉体がある。
この女の体液のせいかと気づいても、もう遅い。
「だんだん気持ちよくなってきたでしょ?」
唇と唇の間を繋ぐ銀の糸には催淫の作用があった。
魔物の細い指が彼の白い胸を這いまわり、そこだけ色づいた乳首を転がす。
「ふぁ」
触られた場所を中心にして走り抜けていく甘い痺れに耐え切れず彼は身をよじり喘いだ。


いつもいつも受け止めるばかりじゃつまらない。
たまには攻めてみたくもなる。
いつもはマスターにされていることを、そのまま返してみたい。
アタシに組み伏せられたマスターの顔が苦痛と嫌悪と快楽に歪んでいくところを見ていたい。
だけど叶ったあとに失う物が大きすぎるから、
悪いけど、アタシの気が済むまでマスターの代わりに虐められて頂戴。
ちょっとしか似てないアンタだから、アタシの心は満たされる。
5751:04/04/26 03:24 ID:QbOH7fki
とりあえずはここまで。
続き書くかは微妙。


そして
エロくねえよ・・・・・・コレ_| ̄|○
58名無しさん@ピンキー:04/04/26 07:03 ID:gfAS88k8
サキュチプキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

サキュバスエロいです(;´Д`)ハァハァ
チプたん可愛いです(*´Д`)ハァハァ

続き激しくキボンです。
がんがって下さい!
59名無しさん@ピンキー:04/04/26 10:56 ID:5/jsT2rI
サキュチプ(・∀・)イイ!
萌えますた。がんがって下さい書き手さん!
予告もカワ(・∀・)イイ!
60名無しさん@ピンキー:04/04/26 20:50 ID:xLnD6TeA
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

サキュタン可愛い!続き待ってます!
6151:04/04/29 03:31 ID:OGi6WrHa
む。
励ましのお言葉が!
エロ書くの初めてなので不安だったのです。
がんがってただいま続きを妄想中。

・・・攻めテスたん参戦の予感。
62名無しさん@ピンキー:04/04/29 16:29 ID:A8sEZG8p
サキュチプ激しく(*´Д`)ハァハァ
続き楽しみにしてます。がんがって下さい!
63名無しさん@ピンキー:04/04/29 20:32 ID:LneeSX0J
攻めテス(*´Д`)ハァハァ
64名無しさん@ピンキー:04/04/30 01:04 ID:scdpSMhM
攻めテス期待
65名無しさん@ピンキー:04/04/30 20:58 ID:dmiwRxAw
テスタん(*´Д`)ハァハァ
66名無しさん@ピンキー:04/05/01 11:20 ID:F01+s6q+
誰か保管庫のアドレスおせーて(´д`;)
67名無しさん@ピンキー:04/05/01 13:39 ID:DKtjuUSZ
68名無しさん@ピンキー:04/05/02 02:33 ID:QkL22f9d
>玉砕チャレンジャー様
亀レスですがザトーに関して

初代プレイ中の感じでは、
対戦中は丁寧語中心(ですます調)で、
勝ち台詞は完全に見下した状態といったところですね。

つーかテスタ戦前後のデモがいかにも小心者でいい感じです。

初代のキャラボイスが載ってる所です。
医者の中味が意外な人・・・ていうか「アイーン」・・・
http://www.kisweb.ne.jp/personal/r-home/voice.htm
69玉砕チャレンジャー:04/05/02 23:07 ID:qzfFY8uc
>68
はがっ!?
お・・・思い込みで話を推し進めるものではないと今更ながら後悔・・・
ま・・・まるっきり敬語使わせてませんでした。
一から十まで完全に見下して・・・
まぁ・・・女嫌いなら見下しててもいいか・・・
やはり資料をそろえてから書き始めるべきだったよママン
>68さん、48さん、資料提供ありがとうございました
70名無しさん@ピンキー:04/05/02 23:30 ID:kpeDNQG1
>67
せんきゅ
71名無しさん@ピンキー:04/05/05 20:50 ID:costo3Jq
職人さんきぼんぬ保守
72玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:00 ID:iO89Mhnw
書き溜まってきたはいいけど長くなりそうなので再び途中投下致します
サキュチプさんのでグロといわれてしまうとコレ投下するのも勇気が・・・
血とか怪我とか全くダメな肩はスルーしてください。
73玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:01 ID:iO89Mhnw
 ベッドに入って十数分。
 梅喧が眼を覚ましていられたのは、酒の力も手伝ってたったそれだけの短時間だった。
 ただじっと、いつ来るかも分からない暗殺者の気配を警戒し続けるなど、気の短い梅喧には到底無理な相談だ。
 温かい布団に包まって瞼と閉じていると段々と眠くなってきて、梅喧は自分でも気付かないうちにすっかりと眠り込んでいた。
 暗殺者が来るとしても真夜中である可能性が高く、殺気に触れれば目を覚ませる自信もある。
 少し寝て体力を温存するのが得策と考えたかどうかは分からないが、日が完全に落ちてから大分時間が経過していることだけは確かだった。
 月はとうに上りきり、人間達は寝息を立て、動物達とアサシンは獲物を探して徘徊する。
 羽根が風を叩く音が響いて、ボロボロのカーテンがはためいた。
 窓を開け放していたためか、鳥でも迷い込んだだろうか?
 夢の中でその事を意識した瞬間ゾクリと背筋が粟立って、梅喧は抜き身の刀を片手に飛び起きた。
74玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:02 ID:iO89Mhnw
「誰だ!?」
 花びらさえも触れただけで切裂ける鋭い刃の切っ先には、しかし何も存在しない。
 しばらくの間刀を構えて視線だけで辺りをうかがい、ふいに、梅喧はため息をついて刀を下げた。
「気のせいか…」
 軽く頭を振ってベッドから抜け出し、梅喧は刀を片手に握ったまま、テーブルに放置してあった酒瓶の口を咥えて傾けた。
 ゴクリと、喉を鳴らして飲み下す。
「…?」
 ずるりと、視界の端で影が動いた気がして、梅喧はビンを片手に振り向いた。しかし、やはりそこには何もいない。
 気のせい? いや、違う。全身がざわざわと総毛立つ。何かがいると、全身に伝わるピリピリとした痺れが言っている。
 もう一度、刀を構えなおそうとしたその時…
「ごきげんよう。お姫様」
75玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:03 ID:iO89Mhnw
「なっ…!?」
 地べたを這いつくばっていたとでも言うのか、正に足下から這い上がるように姿を表した男に刀を持った腕と首を拘束され、梅喧は驚愕に瞠目して背後を見た。
「ほう…隻腕隻眼とは、資料には無かったな。前回の失敗を踏まえてあえて聞こう。お前は私のターゲットか?」
 粘りつくような影を光る金髪に絡ませて、深紅の眼帯を両目に巻いた見知らぬ男が無表情を張り付かせてそこにいた。
 ここは三階。窓から入ってきた可能性も十分に考えられるが、物音といえば鳥の羽ばたくような音しか覚えがなかった梅喧は、完全にカギの閉まっているドアを横目に確認して苦々しげに顔を顰めた。
 完全に、油断した。
「テメェ…どこから沸いて出やがった!」
 純粋な疑問だった。気配で目覚めはしたが、ソレらしい物音を聞いた覚えが全く無い。その上、目を覚ましてから一旦部屋を全て見回したのだ。
 居れば気が付いたはずである。
「心外な物言いをしてくれるな。窓を開けておいてくれたようだからわざわざ窓から入ったと言うのに…」
76玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:05 ID:iO89Mhnw
「空を飛んで来た」
 淡々と、それでもどこか楽しげに答える男の態度にあからさまな侮慢を感じ、梅喧は
激怒して男の腕を振り払うと、振り向きざま、刀の切っ先を男の喉笛に突きつけた。
「なるほど…なかなかだ」
 唇の端を持ち上げ、今にも拍手しそうな男の余裕。まるで自分を脅威と感じていないよ
うな態度。
 梅喧はいらだって、触れるか触れないかの位置で静止させていた刀の切っ先を軽く男に食
い込ませた。
 ぷつりと音を立てて、細く血が溢れ出す。
「ふざけるのも大概にしろってんだこの盲が…余裕かまして相手に喉捕られるなんざ暗殺者
としてゴミ以下の無能だねぇ。粋がってんじゃないよ…三下が!」
 心底からの侮蔑を込めて浴びせ掛けた罵声に、男は面白いほど反応を示した。
 見下されるのが嫌いなのか、それとも何か気に障る語句でも含まれていたか…
 神経を逆撫でするような余裕ぶった表情は消え、装った無表情からはあからさまな
憎悪が滲み出していた。
77玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:08 ID:iO89Mhnw
「図星かい? 余裕が無い男ってのはやだねぇ…この間抜け野郎」
「…吼えるな、女」
 梅喧に言われるままで無言を決め込んでいた――何も言えなかったのかも知れないが――男
が、低く感情を殺した声で口を開いた。同時に、梅喧の足元で影が波打つ。
 しかし梅喧には飛びのく事は出来なかった。大嫌いな、何よりも嫌いな単語を耳にした梅喧は、
湧き上がった激昂で足元の変化に気付かなかった。
「テメェ…!!」
「ドリルッ!」
「――!?」
 叫んで刀を振り上げるなり男も叫び、抉られるような痛みが軸足を突き上げた。実際、足首か
ら腿にかけての肉は、浅くではあるが抉られていた。
 突然の死角からの襲撃に派手に床に弾き飛ばされ、咄嗟に飛び起きたが手にあるはずの刀は壁
際まで飛んでいた。
 不覚を取った? 違う…浅はかだった。
78玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:10 ID:iO89Mhnw
「三下の無能に対してその醜態か…? なるほど大したお姫様だ。眼が見えぬと侮ったか? 喉
を取ったと浮かれたか? コレだから女と言う奴は使い物にならんの…」
 風を切る音が男の頬をかすめて、粘り気を含んだ液体を溢れさせた。
 重い金属が床を這う音。鎖が鳴る。
「口上に気を取られて油断かよ…っは、どんな手品使ったかはしらねぇが…つくづく間抜け野郎
だねぇ…所詮は三下って事かい」
 梅喧の右腕の暗器の存在に、盲の男が気付いていたかは分からない…いや、まず気付いていた
だろう。完全な油断が、奢りが、自らプライドを傷つけた。
「貴様ッ…!」
「っは、そういう顔もできんのかぃ。高慢ちきな無表情よりそういう余裕のねぇ必死な面の方が
断然似合ってるねぇ…」
「ッ…たかが獲物の分際で…随分と吼えるじゃないか…! あぁ、なるほど負け犬の遠吠えとい
うやつか? その右腕の玩具で私に傷をつけた事など、どれほどの意味がある? 分からせてや
ろう女。お前がただのターゲットで、この私に手も足も出ないと言う事をな!!」
 逆上しかけた自分を押さえ込んだつもりが、結局は激情を堪えきれなかった男が言葉を荒げる
とほぼ同時に、梅喧は自分に纏わりつく、瞳を持った影を見た。
79玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:12 ID:iO89Mhnw
 影が質量をもって生物の動きを束縛するなど…これは夢だと現実から逃げるわけには行かな
いようだ。なにせ、影が傷口に触れて擦るたびに思わず悲鳴を上げそうになる程の痛みが走る。
「考えてみれば随分とそそる格好をしてくれているじゃないかお姫様。おっと、何をする気だな
どと、ベタな質問は無しにしようじゃないか…牙の折れた裸体の獲物と血に飢えた肉食獣を同室
にすれば、獲物がどうなるかは流石に察しがつくだろう?」
 長口上の最後の方は、影を振りほどこうと悪戦苦闘していた梅喧のすぐ耳元で囁かれた。
 瞬時に全身を駆け抜ける嫌悪感。壁に貼り付けにされたまま身動きの取れない梅喧の首筋に唾
液を乗せた舌を這わせて、男は勝ち誇ったように喉の奥で笑って見せた。
 触れただけで全身を強張らせるその様は、あまりに男の苛虐心を扇情する。
「や…めろ…この変態…!」
「ほぅ…? 随分と感じやすいようだが、まさか縛られて感じる性質か?」
「うるせぇこのバケモンがッ! 気色悪い技…使いやがって…!」
 精一杯の虚勢を張って声を荒げる梅喧の皮膚に、男の指先が僅かに触れた。
 掠るように指を滑らせて、首筋から鎖骨をなぞる。
「その虚勢…どこまで続くか楽しみだ…」
「ッ…ク…!」
 わざとらしく耳元で囁く声に体が疼くのを感じて、梅喧は自らの唇に歯を立てて上げかけた嬌
声をかみ殺した。
80玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:12 ID:iO89Mhnw
 それを楽しむように笑い声は耳元で響き、指はくすぐるように皮膚を嬲って梅喧のプライドを
煽り立てる。
 くだらない抵抗ではあるが、決して声など上げてやるかという考えに梅喧はしがみ付いた。
 男に蹂躙されて情けなく声を上げてよがるなどと言う事は、他の誰でもない、梅喧自信が許さ
ない。
「なかなか頑張るじゃないか…」
 言うなり、楽しげに歪んだ唇からぬめった舌が這い出して、梅喧の耳裏を舐め上げた。
 ブツリと肉を噛み千切る音が聞こえて、梅喧の唇からくすんだ赤が溢れ出す。
 かみ締めた唇を噛み切って、梅喧は触れるような愛撫に耐えた。
 そうでもしないと耐えられないほど梅喧の体は男に慣れ、蹂躙される事に慣れては居なかった
のだ。
 行きずりの男の前で声を上げるのは恥ではない。だが…
「ッ!」
 わざとらしく指先が硬くしこった乳首をかすり、梅喧は無意識に全身で反応を示した。
 跳ねるように肩をすくめて、明らかに刺激から逃げるようなその態度を面白がって、立て続け
に触れる程度に指がかする。
「や…めろ……」
 切れた唇で必死に言葉を搾り出した梅喧の言葉に、男は驚くほど素直にその行為を中止した。
 あまりに意外な行動に、固く両目を閉じていた梅喧が視界を開放すると、見下すような無表情
にぶち当たる。
81玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:14 ID:iO89Mhnw
「では…どうされたい?」
 叫ぶべきは即刻の解放。
 だがそれを叫ぶ前に、男は梅喧に選択肢を掲示した。
 すなわち、濡れぬまま犯されるか、『続けてくれ』と愛撫を望むか。
 一糸さえ纏っていない梅喧の、湿っているとはいえまだ十分に濡れているとは到底いえない入
り口に、熱くたぎった陰茎が冷酷に押し当てられていた。
 処女を失う時の激痛が、一瞬梅喧の脳裏に浮んですぐさま振り払われた。
 何を迷っているんだ自分は。
 続きをねだる? バカげた事を。
 痛みを避けるために快楽をねだるなど、女を捨てたどうこう以前に自分の誇りが許さない。
「どうした? 答えんつもりならこのまま中に押し込んでくれようか」
 完全な優位にいる者独特の、自らに酩酊した声色で選択を迫った男の頬に生暖かい感触が張り
付いた。
 粘度をもったその感触は、皮膚を使ってゆるゆると顎へとおりて行く。
「とっととその短小なブツ突っ込んで終わらせな…お前みてぇなナルシストってタイプは早漏
って相場が決まってんだ。こんな気味の悪いバケモンつかわねぇと女一人犯せねえような三下に
媚びるほど、俺は落ちちゃいないんだよ」
82玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:15 ID:iO89Mhnw
 噛み切った唇から溢れ出した梅喧の血液だ。
 唾を吐きかけられるより、それはある種の屈辱じみた感情を噴き上がらせる。
 下半身への激痛を予測して奥歯をかみ締めていた梅喧は、唐突に離れた男の体温に顔を上げた。
 見えたのは、激昂した表情でもなく、装った無表情でもなく、ひどく満足げで気分の悪くなる
笑顔。
「私がお前の望みに答えるとでも思ったのか? 読みが浅いな、望んだことの逆をやられる位は
想定してしかるべきだろう?」
 想定できないような事ではなかったはずなのに、想像さえもしなかった。
 切った啖呵が滑稽で、笑う事もできやしない。
「お前が引き裂かれる痛みを望むなら、持てる限りの優しさもって貴様に快楽を与えてやる。泣
いて喜び辛酸に喘げ」
 男が言うなり、梅喧を捕らえていた影は何匹もの蛇に姿を変え、一斉に白い裸体に絡みついた。
83玉砕チャレンジャー:04/05/05 21:34 ID:iO89Mhnw
またもや一旦ここで区切ります。
ここから本番に突入して終わるまで一体どれ位長くなるんだ自分・・・
最近リレー形式で進む事が無いので、ここからリレーして頂いても構いません。
絶対に途中で攻守逆転させてやる・・・!
この状態では無理・・・か?
84名無しさん@ピンキー:04/05/06 01:27 ID:oHSCqQil
頑張って会社いけそうでつ…!!! 
(*´д`)ハァハァ

玉砕様、応援してます(´∀`)ノ

…しかし姐ファンとしては言っちゃぁいかん思ってもいかんのだろうが


陵辱系似合うよな… 姐さん…_| ̄|○
85名無しさん@ピンキー:04/05/06 01:49 ID:+I50m1hL
キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

>>84
漏れもそう思っちまったよ…イッテキマス_| ̄|○
86名無しさん@ピンキー:04/05/06 12:33 ID:gfFHyYHT
GJ
次はミリアやディズも欲しいな
87名無しさん@ピンキー:04/05/06 20:05 ID:FdDT3mEG
玉砕様、グッジョブです。
文章がプロ級で、思わず熟読してしまいました。
姐さんが手ごわそうで萌え(*´Д`)ハァハァ
リレーもいいですが、個人的には玉砕様の文体で読みたいです。

>84・85
気が合うな、漏れもだよ。
_| ̄|○人○| ̄|_
88玉砕チャレンジャー:04/05/06 23:09 ID:+IxDI1oN
それを書いてる自分は一体何も(ry _| ̄|○
なるべく速く続きが投下できるようにがんがります
89名無しさん@ピンキー:04/05/07 05:35 ID:bcFhUUN6
……やべ、御飯3杯はイケそうです。(;´Д`)ハァハァ

漏れ的には、姐さんは強気を蹂躙するネタも好きだが、
優しさに触れてホロリと弱さを見せてしまうという展開も超好きだ
90名無しさん@ピンキー:04/05/09 14:06 ID:DP092Yuh
捕手
91名無しさん@ピンキー:04/05/09 21:24 ID:B+LGkitl
テスタんハピバースディ
92赤医者使い:04/05/11 08:04 ID:ITdw6wdC
皆様、はじめましてこんばんは。

投下しようとカイ×メイを途中まで書いてみたのですが、
ちと皆様に聞いておきたいことがあります。

メイの年齢は14でいいでしょうかね?
公式ではっきりしてないようなんで俺ワールドでは14ということで…。

それから、メイは、カイのことをなんて呼ぶのでしょうか…?
仮にも年上だから、さん付けで呼ぶのが正しい気はしますが、
ミリアを呼び捨てにしたりするのを見ると、年上でも簡単に呼び捨てにしそうな生意気さを持っています…。

ちなみに設定としてはゼクスのストーリーで、
カイに負けたメイがお持ち帰りされるという感じで、
「鬼畜黒カイ=カイのもうひとつの人格×ちょっぴりカイにときめいちゃった乙女メイ」
というカプで、エロいことをしようと思います。
まぁ、鬼畜っつってもそんなエグいことはしないつもりですので…(´・ω・`)ユルシテ(´A`)スンマソン

人格変わると服の色も変わるのは仕様っすw
かなり俺設定が幅をきかせる予感…_| ̄|○スンマソン

つーかカイメイは需要あるのか(´・ω・`)
93名無しさん@ピンキー:04/05/11 09:01 ID:japO5Xaj
メイ×普通のカイだったら最高に萌える。
いやカイメイも新たな境地で良いんじゃないかい?( ゚∀
呼び方は普通に呼び捨てでイイとオモ。
94名無しさん@ピンキー:04/05/11 09:28 ID:P5xS9U3M
「カイさん」も「カイ」も両方それっぽいな。そちらのメイに合わせてお好きにドゾー。
カイメイ、少なくとも自分には需要があります。期待して待ってるよ(*´Д`*)
95名無しさん@ピンキー:04/05/11 09:57 ID:116b5zZj
メイ×普通のカイも良いな 萌える
96名無しさん@ピンキー:04/05/11 10:10 ID:BQd0/iZl
メイが攻めなのか!?
97名無しさん@ピンキー:04/05/11 12:48 ID:IMab9fG3
メイ曰く
「ジョニー以外の年上なんて“オジサン”でいいのよ」
98名無しさん@ピンキー:04/05/11 23:52 ID:78y0xmGR
>>92
「カイ」で良いだろ。それか「あんた」や「君」とか。

>>93
>メイ×普通のカイだったら最高に萌える。
やっぱそう言うのは>>92に失礼じゃない?
99名無しさん@ピンキー:04/05/12 01:35 ID:V+a/2N3e
そもそも 黒 カイにする必要はあるのか?
100名無しさん@ピンキー:04/05/12 15:13 ID:r6xaxU7u
前スレでも公式の設定とあまりにもかけ離れるのは嫌だって意見があったし
そのへん配慮した結果なのでは?>二重人格で黒カイ。

黒カイは個人的にオッケ。むしろ推奨。
普通のカイが鬼畜なのは想像しにくいが、黒カイならなんとなく想像しやすい。
つーか鬼畜黒カイ、いいじゃないか。
しかも相手メイだろ。いいじゃないか。

(;´Д`)ハァハァ俺は待ってまつ
101名無しさん@ピンキー:04/05/14 00:05 ID:tXLt2v0z
ここはイイ(゚∀゚)!!スッドレですね
102赤医者使い:04/05/14 00:48 ID:X2fEQXk5
しぎゃぴーーーーー!!!



小説のデータぶっとんだ……(泣
今週中には投下しようと思ったのに……

もうしばらくお待ちください……ちくしょおぉぉぉ(泣
103名無しさん@ピンキー:04/05/14 01:17 ID:twRmWEJf
>>102
イ`
104名無しさん@ピンキー:04/05/14 21:33 ID:vP/iLr/1
>>102
カンガレ
105名無しさん@ピンキー:04/05/19 22:01 ID:Sh7H64N3
hosyu
106名無しさん@ピンキー:04/05/20 23:43 ID:2rHV5Zdh
ジョニテスってまだ需要ある?
107名無しさん@ピンキー:04/05/20 23:56 ID:1RE2tX6Z
ある
108名無しさん@ピンキー:04/05/21 01:39 ID:W9b1SkjD
>106
むしろ読みたい、いや読ませてください。お願いします。
109名無しさん@ピンキー:04/05/21 02:16 ID:5yLeDOpo
>>106
ぜひともおながいします。
110名無しさん@ピンキー:04/05/21 16:59 ID:gXXFxq+G
>>106
マンセv
111名無しさん@ピンキー:04/05/21 21:13 ID:rmx6RrW2
>>106
よだれが出ます。
112名無しさん@ピンキー:04/05/22 19:38 ID:2NMi3+Df
>>106
飢えてるところでした
113名無しさん@ピンキー:04/05/22 23:07 ID:XDY3NR+z
>106
お願いしますだ。
114いきなり投下:04/05/23 21:09 ID:1pA6f0MW
身の内から湧き上がって来るマグマのような衝動に、理性が根底から揺さぶられる。

今にも霧散してしまいそうになるそれに、死に物狂いで爪を立て、縋り付き、足掻く。
いっそ委ねてしまえば楽になれる。
それが解かっていても、いや、解かっているからこそ、この甘美な誘惑に膝を折る訳には
ゆかないのだ。
自分は贖い続けなくてはならぬ身なのだから。

きつく食い縛った唇がぷつり、と音を立てて裂け、真紅の滴りが顎を伝った。
口内に、鼻先に鉄錆めいた香りが広がる。その、なんと芳しいことよ。

みし、と最後の残された僅かな理性が撓んだ。ああ、もう。もう…

知らず、目蓋から熱いものが零れた。
115いきなり投下:04/05/23 21:26 ID:1pA6f0MW
「どうしたお前さん、具合悪いのか?」

射し込む一条の光を見たような気が、した。

「―――…何の、用…だ」

気力を振り絞り、どうにか言葉を紡ぐことに成功した。
だが、撓んだ理性は、今にも弾け飛んでしまいそうだ。

「去…れ、今すぐに…命が惜しければ…ッ!?」

唐突に、重力から解放されたかのような浮遊感。
そして、次の瞬間には揺ぎ無い温かな質感が身体を支えていた。

「例の発作か?」

耳元に寄せられた唇から発せられた言葉は、包み込むような慈愛に満ちていた。
その低く良く通る甘い声に、先程までとは違う疼きを感じ、知らず身体が震える。
116いきなり投下:04/05/23 21:49 ID:1pA6f0MW
ジョニテス萌えの方がたくさんいるのかーと、自分は106氏ではありませんが投下始めてみますた。
実はジョニテス初体験だったりするので、皆の衆の求めている方向性とは違う可能性が大。

今日はお試しなので、これまで。
と言うか、PC調子悪いんで。メモ帳開くとエラー出るってどういうコトだ。
117名無しさん@ピンキー:04/05/24 00:11 ID:VF1XkYOB
>>116
うおぉそのPCが憎いーっ!
最高ですバッチリです期待してますお願いしまつ!!
118名無しさん@ピンキー:04/05/24 19:50 ID:Wwh4TX/D
ジョニテスキター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
>>116さんなかなかいいっすよ、はぁはぁ
続きが楽しみ
119いきなり投下:04/05/24 23:50 ID:JMyMZRkx
問いに答えず、新たに生じた衝動からも逃れたい思いそのままに、身体を捩り顔を思い
切り背けた。
吐息の触れた耳朶が、燃えるように熱い。

「全く、お前さんときたら相も変わらず、だな」
「…な…ぜ…―――」

そう言いかけた刹那、脳裏に気遣わしげな瞳をした少女の姿が過ぎった。
つい先頃、この閉ざされた森から世界へと旅立っていった、愛しき同胞。

「彼女、か……」

彼女と過ごした日々を思い起こすと、この狂おしいまでの身の内の嵐が、ほんの僅かに
和らいだ。

「ずっと、お前さんの身を案じていてな…色々、話は聞いた」

無骨な長い指が、顎の赤い軌跡を優しく拭う。

「人間如きに、何がわかる……!」

指を荒々しく払いのけ立ち上がろうとするが、背に回された腕は磐石の如く、びく
ともしない。
苛立ちに呼応するかのように、再び灼けるような衝動が意識を赤く濁らせる。
120いきなり投下:04/05/24 23:51 ID:JMyMZRkx
―――ダメ、だ。喰われる。

憎い訳ではない。寧ろ、彼女に世界への道を拓いてくれたことを感謝すらしている。
なのに、そんな自分の感情とは裏腹に、この忌まわしい身体に刻み込まれた本能が、この
男を殺してしまえ、と命じてくる。
眼前から動くものが無くなるまで、破壊し尽くせと叫んでいる。

「あがぁあうあぁあああああああーーーーーーッ!!」

獣の如き絶叫を上げ、己が身を掻き毟る。
精神の変化に伴い鋭く変化しつつあった爪が、易々と生白い肌を裂いた。
たちまち大気中に濃密に混じる、至上の香り。
足元に赤黒い顎が大きな口を開けているのが一瞬、見えたような気がした。

「どうしたどうした、浮かない顔だな。何か心配事かい、レイディ?」
「ジョニーさん……」

はっと我に返った風情で、掛けていたソファから立ち上がったディズィーに、手にした
カップを差し出す。リープが淹れてくれた特製ミルクティだ。

「ありがとうございます」

おずおずと遠慮がちに受け取り、ディズィーは微笑んだ。だが、その笑顔はどこか
ぎこちない。

「ディズィー」

語りかけながら、目線でソファに座るよう促す。そうして、自分も彼女の向かいのソファ


腰を下ろした。
121いきなり投下:04/05/24 23:53 ID:JMyMZRkx

「この飛空艇に乗った者は、俺の家族だ。血の繋がりがなくても、な」
「はい」
「人であろうとなかろうと、それは変わらない」
「…はい。ありがとうございます」

深々と頭を垂れるディズィーに、慌てて手を振る。

「そういう意味じゃあない。俺が言いたいのは」
「?」
「その家族に対して、俺はその長としての義務を持っている。家族が心安らかにいられる
ように、幸せでいられるようにする、ってな」
「……」
「特にお前さんは、あのちと厄介な御仁から託された大事なレイディだしなぁ」

微笑んでいたディズィーの顔が、さっと曇る。

「…奴さん絡みか?」

こくり、とディズィーが頷く。伏せた長い睫毛が、微かに震えていた。
122いきなり投下:04/05/24 23:54 ID:JMyMZRkx
「―――月が」
「月?」

呟き、耐気圧ガラスの嵌め込まれた窓を物憂げに見やる。
つられてそちらを見ると、窓の外には雲海の上に光る星々と―――。

「ああ、こんなにも赫い……」

不気味なまでに赫く輝く、星海に浮かぶ丸く満ちた月。
それを見つめるディズィーの瞳には、少し酔ったような危険な色が滲んでいた。

「ジョニーさんは、私のようなギアにも分け隔てなく接して下さって、本当に感謝して
ます。でも―――」
「でも?」
「ギアと人とは、やはり違うんです。生理的に」

言葉を区切り、ディズィーは何かを断ち切るように窓から目を逸らした。

「ギアは、とてもセンシティヴな生き物なんです、基本的に。そういう風に、造られて
いるんです」
「……」
「だから、組み込まれたプログラムに対して、抗えないんです」

再び、目が伏せられる。その小さな唇から、切なげな溜め息が漏れた。

「こうして、赫く満ちる月を見ると、声が聞こえるんです。―――滅ぼせ、と」
123いきなり投下:04/05/24 23:54 ID:JMyMZRkx

ふ、と微笑んだその顔は、壮絶な色気を孕み、先程までのディズィーとは別人のよう
だった。
しかし、それはほんの一瞬のことで、次の瞬間にはまたいつもの彼女がそこに居た。

「私は、生粋のギアでも被支配階級のタイプでもないせいか、さほどではないんです
けれど……」
「奴さんはヤバい、か?」
「…ええ。私の前では努めて気丈に振舞っていましたけれど、本当に辛そうでした……」
「よし、わかった!」

ぱん、と膝を打ち鳴らす。

「今から、俺が奴さんの様子を見て来ようじゃあないか」
「え、でも……」
「賞金絡みの話は一段落ついたとはいえ、まだお前さんを外に出す訳にはいかん。まし
てや、こんな夜更けには」
「そんな、私……」
「なぁに、美しいレイディの為なら、お安い御用だ」

笑って、頭を優しく撫でてやる。

「ジョニーさん……ありがとうございます」

ディズィーの瞳から、煌めく雫が零れ落ちた。
124いきなり投下:04/05/24 23:55 ID:JMyMZRkx
「―――なんて、格好つけたのは良かったが、とんだ『お安い御用』になっちまったなぁ



こりこりと頬を爪先で掻きながら、思わず独り言ちる。

真っ向から吹き付けてくる、凄まじい殺気。
こちらに向けられた、真紅の瞳は妖しい金の輝きに彩られていた。

「虫ケラめ……滅びるがいい」

125いきなり投下:04/05/25 00:01 ID:G5gKNDQp
レスありがとうございますたー。調子こいて続き書いてみますたよ。

何やら前フリが長くなってしまいましたが、次回からエロースな方向に持ってきまーす。
文章力がどうにも不足してるんで、エロく出来るか不安だなぁ。でも頑張ります。
コピペが微妙に失敗してますが、それは見逃してやってくだちい。

ところで、テスタは女体の方が良いのでしょうか…。うーん。
126名無しさん@ピンキー:04/05/25 00:28 ID:IPME/usj
ジョニテスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
全然オケっす!むしろ萌え!続きがんがってください!!

>テスタ
…個人的には「男だけではない」あたりでイピョーウ
127名無しさん@ピンキー:04/05/25 20:37 ID:JEW7xGWo
ジョニテスイイ!!
続きが気になって仕方ないです

>「男だけではない」
それじゃあ、(個人的には)♂よりの両性できぼん
128名無しさん@ピンキー:04/05/27 22:11 ID:oICPAwVx
ジョニテスはぁはぁ保守
129名無しさん@ピンキー:04/05/29 00:48 ID:oEcjEup4
ホッシュホッシュ

続きが気になって眠れねぇー_| ̄|○
130名無しさん@ピンキー:04/05/29 00:54 ID:kpwEhf/r
同じく(*´Д`)ハァハァ保守
つか、一度ageたほうがいいのか?
131玉砕チャレンジャー:04/05/29 22:06 ID:SEpdG102
ジョニテスムードまんまんな所にザト梅落としていい物か・・・
職人さんが現れたので余裕な気持ちで超ちょっとしか進んでいませんが、繁栄を祈って投下してもよろしいでしょうか?
132名無しさん@ピンキー:04/05/29 22:57 ID:dzcixBk+
>>131
むしろお願いします>投下
133玉砕チャレンジャー:04/05/29 23:04 ID:SEpdG102
 黒い影に蹂躙されるのだと思っていた。
 数え切れない数の蛇に姿を変えたこの影に、発狂するほどの快楽と自害を急きたてる陵辱を受けると思っていた。
 影は動かない。一瞬全身を這いまわった蛇は梅喧を拘束するスタイルを変え、むしろ若干の自由が利くようになっていた。
 “持てる限りの優しさをもって”? それが一体どういう事であるのか、梅喧は理解していて、受け入れてはいなかった。
「不思議そうだな…女」
明らかに怪しみ、狼狽する梅喧を楽しげに見つめながら、男は何を思ったか自らの眼帯を外して床の上へと放り出した。
 それは、空のように青い瞳。想像していたよりもはるかに端正で、美しいといっても構わない男の顔立ちに、梅喧は蹂躙されている事も忘れて一瞬目を奪われた。
 傷一つ無い美しい顔。伸ばそうとした腕が壁に張り付いている事に気が付いて、同時に梅喧は我に返って目を逸らした。
134玉砕チャレンジャー:04/05/29 23:06 ID:SEpdG102
「っは…これでもうネタは打ち止めかい? つぐづく能の無い男だねぇ…これ以上惨めな茶番
になるまえに、とっとと仕事とやらをすませちまったらどうなんだい」
「つれない事を言うな」
 全身が、嫌悪感とは違う感覚に沸き立つのを覚えて、梅喧は逸らした視線を再び男に張り付か
せた。
 微笑っている。恋人に見せるような表情で。どこから出しているのか疑いたくなる甘い声で。
 男が動いた。
 長い指が梅喧の頬に触れて、息が掛かる距離に光の無い瞳が瞬いている。
 盲の瞳はどこまでも虚ろで、そのはずなのに怖気を奮うほど優しく細められていた。
135玉砕チャレンジャー:04/05/29 23:06 ID:SEpdG102
「大した演技力じゃねぇか…だが、安っぽさが見え見えなん…」
 奮い立たせた虚勢は男の唇に吸い込まれ、滑り込んできた舌に梅喧は目の前が真っ白になった。
 噛み千切れと頭の何処かが必死で命令を下しているのに、体の神経がそれに反応しなかった。
 絡みつく舌に答える事もなく、逃げる事もなく、人形のように目を見開いて硬直する。
「っ…ん…ぅ…」
 緩く絡んでいただけの男の舌が、一旦離れて、今度は噛み付くように口腔を犯し始めた。
 舌を吸い上げる。甘噛みする。口の中の敏感な粘膜を刺激していく男の舌に背筋がゾクゾクと
総毛立ち、梅喧は辛うじて動かす事のできる腕で男の背にしがみ付いた。
 現実を見ている意識の一部が絶叫する。落ちる。このままではこの男に…
「……!」
 無理やり意識を現実まで引き上げて、抵抗しようとした瞬間に男の腕が柔らかく胸を揉みしだ
いた。
 焦らすように敏感な所には触れず、撫でるように指を滑らせては持ち上げるように柔らかく。
136玉砕チャレンジャー:04/05/29 23:07 ID:SEpdG102
「ん…ぅ……っ!」
 男の体を引き剥がそうと足掻くと、影がそれを妨害して身動きすらできなくなる。
 逆に何かにすがりたくなると影はあっけなく拘束を緩め、結果男にしがみ付く形になった。
 まだほんの触れる程度の愛撫。今まで必死で気付かなかったが、この男の女の扱い方は恐ろし
く巧みだった。納得できない事ではない。
この男は、アサシンなのだ。
137玉砕チャレンジャー:04/05/29 23:09 ID:SEpdG102
キッスとお触りどまり・・・
とりあえずな形に今回もまた短くて申し訳ないです。
ジョニテス待ち。もっと萌えを!!
138名無しさん@ピンキー:04/05/30 07:02 ID:HsUi6qR8
あぁん、玉砕タン焦らさないで(*´Д`)ハァハァ
ジョニテスもイイ!!
職人さん達ありがとー!


|Д`) 赤医者さんのカイメイも密かに待ってます…
139名無しさん@ピンキー:04/05/30 12:03 ID:XkARsekr
>玉砕さま
乙です! ザト梅禿萌え──!!
姐さんの堕ちまいと抵抗する姿に(*´Д`)ハァハァ
続き待っております!

そしてジョニテスも引き続き(*´Д`)ハァハァ待ち
140名無しさん@ピンキー:04/06/01 19:18 ID:iPUifnii
エロ保守
141名無しさん@ピンキー:04/06/02 21:54 ID:s+jc+ZXt
スレ違い気味だが保守代わりに。

画集がやっと出たぞー。右ーの絵ってなかなかエロくさいよなハァハァ
142名無しさん@ピンキー:04/06/03 19:32 ID:RfmDgPsF
もしかしなくとも右渡ってテスタ事嫌いか?
143名無しさん@ピンキー:04/06/03 20:50 ID:6NqBd1yV
>>142
どうだか知らないが、そう見えることは確かだ
144142:04/06/03 22:35 ID:RfmDgPsF
ゼクスのムックのとき、テスタだ描き下ろしないしな
案の上今回の画集も(ry
145名無しさん@ピンキー:04/06/04 00:23 ID:/oNKQnV2
テスタのコメントで
「人間らしからぬ美貌を、今後は強調して描いていきたいと思います」
とあったのを私は信じますよ……
146名無しさん@ピンキー:04/06/04 18:05 ID:BaScvzD7
大人気だなテスタ
147名無しさん@ピンキー:04/06/04 19:20 ID:lYlkpdcZ
ですよねー
148名無しさん@ピンキー:04/06/04 23:22 ID:xeD+dK5z
ゲーセンで対戦すると腹立つだけなのに、、
ここだとどうしてこんなに萌えるのだろうか…テスタン(;´Д`)ハァハァ
149名無しさん@ピンキー:04/06/05 09:44 ID:mYP6ovRO
普段のテスタはエロウツクシイけど、ここのテスタはエロカワイイから(;´Д`)ハァハァ
150名無しさん@ピンキー:04/06/05 16:41 ID:MtP85khZ
職人さんまだかな〜?
151名無しさん@ピンキー:04/06/07 06:31 ID:kBv4tGSV
ここは女体化はOKですか?
152名無しさん@ピンキー:04/06/07 10:52 ID:ViOKonUh
全く持って大丈夫。
153名無しさん@ピンキー:04/06/07 21:32 ID:cLOdAJjS
>>151
バッチコーイ
154名無しさん@ピンキー:04/06/07 21:53 ID:QwGxQ5aA
男だと思って攻撃したら服が破れてポロリ、みたいなのが好きだな。
いや、独り言ですよ。
155書き逃げ:04/06/07 22:00 ID:7Mcis9LK
日に焼けた肌は傷だらけだった。
晒された胸に触ると、びくりと震えたのが可愛かった。
戦っている時以上に敏感になっているんじゃないか、と思う。
「ねぇ、気持ちいい?」
なんて耳元で言ってみる。動かす指はそのままに。
「…っ」
声を殺しながら俺の金髪を引っ張ってくる「彼女」。
痛かったので仕返しにキスをした、深いヤツを。


めぐみ、ちょっとだけ浮気するけど、許して?

旦那、俺はこれからアンタを犯すけど、許して?
156155:04/06/07 22:01 ID:7Mcis9LK
超短文でしかもアクセル×女ソルですいません!
めちゃめちゃ自己満です。

157名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:56 ID:cLOdAJjS
おぉ…アクセルキター!
158名無しさん@ピンキー:04/06/08 10:49 ID:JDhcalsD
たぶん血の匂いなんだけど、貴男からのそれはどうしようもなく切ない。
指先であなたの頬に触れる。このやかましい音は何?
ああ、私の動悸だ。
薄い唇を指でなぞる。軽く、甘く、噛み付かれた。
「や」
ぐいと腕を引かれて、逞しい腕の中に納まる。炎色の男は押し黙ったまま。
私のシャツの襟を掴んで、その手を勢い良く広げる。ボタンが弾けて床に落ちる硬い音。
思わず息を飲む。彼の乱暴さにじゃなくて、それだけで濡れた私に。


アクセル、あなた、どこで何してる?

私、これから、男に抱かれる。

159158:04/06/08 10:51 ID:JDhcalsD
155さんに意味もなく対抗してソル×めぐみいってみました(笑
ありえないんだけど、浮気されるめぐみがちょっと気の毒だったので。
160名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:01 ID:o4cMyh0r
そそそ、ソル×めぐみ!
こういうのこそこのスレの醍醐味だよ(;´Д`)ハァハァ
161名無しさん@ピンキー:04/06/11 17:18 ID:Y8KN+Q1r
あgへ
162名無しさん@ピンキー:04/06/11 17:33 ID:Y8KN+Q1r
紗夢ネタキボンヌ
163名無しさん@ピンキー:04/06/12 12:38 ID:j1wVJn1s
テスタはぁはぁ
164名無しさん@ピンキー:04/06/15 18:02 ID:fbOw3r+z
もうこのスレを排除されたくないの
きゃーーーーーーーーーーーーっ!!
165名無しさん@ピンキー:04/06/15 23:41 ID:GM5WCf3k
(*´Д`)ハァハァ
166名無しさん@ピンキー:04/06/17 21:40 ID:S1V5z6kI
過疎化させてなるものかヽ(`Д´)ノ
167名無しさん@ピンキー:04/06/18 20:26 ID:EFOew2qQ
ギルティならもっと栄えるモノかと思いましたが……意外に廃れてますなぁ。
……投下してみますかね?
168名無しさん@ピンキー:04/06/18 21:40 ID:IxZKWu9f
>>167
投下お願いしまつ!
169投下開始:04/06/19 03:40 ID:2kMYoq1j
この時間だし携帯からダラダラ投下しても平気そうなので。
カプはイノ×ジャム。……需要あるのか。
ともあれ次からイキます。
170イノ×ジャム:04/06/19 03:53 ID:2kMYoq1j
「何しに来たアルか!!」
昼下がりに響く怒声に、通行人がびっくりして立ち止まる。が、そこがあの蔵土縁=紗夢の店とわかると、何事も無かったように歩き出す。
味良し、値段良し、店主は若くて美人。普通ならば大流行してもおかしく無いこの店は、しかし余り繁盛しない。
理由は唯一つ。
乱闘率が高すぎるのだ。それも店主自らが客を蹴り飛ばしていれば客は飛ぶに決まっている。そんな店からいまさら怒鳴り声が聞こえたところで何でもあるまい、と普通は判断する。
「何しに来たとはご挨拶ねぇ。ご飯食べに来ただけじゃない?」
赤い楽士は嗤うとそう言った。
「お前に食べさす物なんて無いアル!!いやむしろ、ボコボコにして警察に突き出すネ!!」
素早くチャイナドレスを翻すと、戦闘用のコスチュームが現れる。常時戦闘体制の中華料理店が繁盛するワケも無いとは露程も思っていないのが見て取れる。
「あら、……残念。捕まるわけにはいかないんだけどなぁ」
対して楽士は相変わらず帽子をいじりながらくすくすと嗤う。
「ナメるのもいい加減にするアルっ!!」
怒鳴ると同時に、紗夢は地を蹴った。
171投下開始しといてアレですが:04/06/19 04:14 ID:2kMYoq1j
すいませんッ、あぼーんして続きが吹っ飛びました。
とりあえず導入部ってカタチにさせて下さい。
続き、需要がありましたら必ず書きますので。申し訳無いッ
172名無しさん@ピンキー:04/06/19 04:31 ID:uZ5/xbid
楽しみに続き待ってますノシ
173名無しさん@ピンキー:04/06/19 23:43 ID:2IjtdGsV
XXのストーリーモードをついにコンプしました。
ディズィーの「イノに勝つ」EDが難しすぎ(←ヘッポコ)

で、ここから妄想。
「あの男」のイノへのおしおきってどんなんだろう。
中途半端だと逆によろこびそうだしな、イノって。

やっぱ電撃とか放置プレイとかかな?
174名無しさん@ピンキー:04/06/20 15:46 ID:Ae/BZ4uz
一週間おやつ抜き>おしおき
175ぼぬ  ◆acp8myVpDQ :04/06/20 21:38 ID:aInIEMjr
「んぁ………はぁんっ!」
イノは裸ではりつけられていた。その前には「あの男」
「感じてもらっては困る。これはおまえへの罰なのだから」
「んくっ! も、もうしわけありません………あぁっ!」
 そうはいっても「あの男」の愛撫は驚くほどに繊細でやさしく、そして的確にイノの
性感帯を刺激していく。これが罰であると端で見ている物がいたら気づくであろうか。
 脇腹の方からゆっくりとその豊かな乳房の形を崩すことなく指先でさする。まるで
産毛をなでさするかのようなソフトタッチに身もだえるイノ。すでに隆起して固くなってる
乳首に指がふれるだけでまるで微弱な電流が流れるかの用に体が震える。
 そう微弱なのだ。先刻からずっと続けられてるこの愛撫にすでに息は荒く、
淫裂はしとどに濡れ始めている。なのにそんな刺激だけを延々と与えられている。
 もっと強く。そう思ってもこれは罰なのだ。自分から懇願するわけにはいかなかった。
「んはっ」
 わざとか知らずにか「あの男」の爪が乳首をくじく。今ままでで一番強い刺激が襲う。
 この方がそんな知らずにするはずがない。もはや朦朧とした脳が快楽を求めることを
あらがうことはできなかった。
「どうしたイノ」
「もっと激しく……して……ください……」
「まったく……罰だというのに」
「すみません。ですが……もぉ……くぅ」
176ぼぬ  ◆acp8myVpDQ :04/06/20 21:39 ID:aInIEMjr
「これが欲しくてたまらんと見える……」
「あ……」
 不意に露出される「あの男」の男性器はすでに隆々と天を向きそそり立っていた。
大きくいきり立った物を目の当たりにしてイノの密壷が別の生き物のように無意識に
どろりと濃い愛液を吐き出し内股を伝う。あの大きなペニスで貫かれたい。
それしか頭になかった。
「あ……あっ」
 言葉にならない欲求。ただ漏れる声とそれに併せてこぼれる唾液。
 その様は言葉を持たぬ雌獣のようである。
「イノこれが欲しいか?」
 その言葉に一も二もなく頷く。それをみて「あの男」が満足そうに笑う。
「そうか欲しいか。だがやらん。これは罰なのだからな」
 そう宣告されることは予測していた。しかし宣言されることで
それは確かな物となるきっとあの屹立は私の前で違う誰かの秘裂に
あてがわれるのだろう。いいようのない、もどかしさが、疼きがイノを責め立てる。
 イノは恍惚とした顔で「あの男」を見上げる。
『それでも……それでもイノはあなたをお慕い申し上げております……』

177ぼぬ  ◆acp8myVpDQ :04/06/20 21:40 ID:aInIEMjr
>173さんの書き込みみて即興でw
178玉砕チャレンジャー:04/06/22 20:37 ID:AlTKPij1
アクセス規制がやっととけたもよう・・・・
完全小出しキャラとして定着しつつあるばか馬鹿野郎でございますが、また今回も小出しでちょこちょこと投下してもよろしいでしょうか?
179名無しさん@ピンキー:04/06/22 21:17 ID:Efgro+jC
むしろお待ちしてました
180玉砕チャレンジャー:04/06/22 22:31 ID:AlTKPij1
「は…ぁ…っは…っ…は…」
 唇が解放されて、唾液が細く糸を引いた。
 浅く短く繰り返す呼吸の合間に啄ばむような口付けが繰り返されて、落ち着いて何かを把握す
る事を許されない。
 腰の辺りを撫でていた男の手がゆるゆると足を伝って下へと下りていった。ある場所で、止ま
る。
「いっ…て…」
「痛むか…?」
 抉れた傷から溢れた血が、気の床に染み込んで赤黒い染みを作って汚していた。
 まるで心底からいたわるように、男の指が触れている。
「てめぇで…やっといて…何…ぃってやがる…!」
「痛むだろうな…やはりこのままの方がいいか」
「てめぇ一体…何の話…ぅわ、なん…!?」
181玉砕チャレンジャー:04/06/22 22:33 ID:AlTKPij1
 再び影が蠢いて、梅喧の両足を抱え上げるようにして左右へ思い切り開かせた。
 ベッドに横たわる事で梅喧の傷を刺激しないようにとの配慮なのだろうが、梅喧にそんな事を
考える余裕など既に無い。
 湧き上がってくる怒りと羞恥心に顔色を真赤に染めて、有らん限りの罵声を男に向って浴びせ
かけ、動きもしない手足を必死にばたつかせた。
 この男には見えていない。分かっていはいても耐えられるものではなかった。
「暴れるのは構わんが、疲れるだけだぞ」
「うるせぇこの変態野郎! てめぇがこの気味の悪いバケモン引っ込めた時どうなるかわかっ
てんだろうな!? なます切にして必ずぶっ殺してやる!!」
182玉砕チャレンジャー:04/06/22 22:34 ID:AlTKPij1
「やれやれ、どこまでもつれないな。その足では床は愚かベッドにも横にはなれんだろう? 上
になってもらうのも一興かもしれんが、片足に力の入らない女にそこまでさせるほど私は悪趣味
ではない…私なりの配慮だ。分かってはくれないか?」
「ッ…!」
 甘い声で教え諭すように、男が耳元で囁いた。声が、息が、甘ったるく意識を奪おうと梅喧を
かき回す。
「てめぇ程悪趣味な男なんざ…お目にかかったこともないが…ね…ぁ…くっ…!」
「初めて声を聞かせてくれたな…なかなかいい声を出す……」
「ッ!!」
 声を…? 声を聞かせただと?
 意識を繋ぎとめるのに必死で、しがみ付いていた意地が思考から消えていた。
間違いない。男の舌がうなじをなぞった行為に対して、梅喧は甘く喘いだ。
183玉砕チャレンジャー:04/06/22 22:35 ID:AlTKPij1
「…クソッタレが…」
かすかだが、確かに自分が上げた嬌声に、梅喧は握り締めていた最後の意地を手離した。
 意地など張って、何になる? 抗った所で逃げ出せる状況ではないではないか。
 優しく抱いてくれるというのなら、むしろこちらも楽しむ方がずっといい。
「…挿れろ…よ…も…十分だろ……?」
「…ほぅ?」
 梅喧が発した予想外の言葉に、男は不思議そうに声を漏らした。
 試すように、梅喧の拘束が僅かに緩む。
「おら、何ちんたらしてんだよ。焦らしてるつもりか?」
「…まさか」
 抵抗する気配を全く見せない梅喧の挑発に軽く肩をすくめて見せて、男は梅喧の腰を引き寄せ
た。

184玉砕チャレンジャー:04/06/22 22:37 ID:AlTKPij1
次回やっと・・・やっとドッキングが適う気がする・・・!
あんまりにも梅喧が可哀想なのでネェさんに妥協していただく事にしました。
和姦最強。それはそうとぼぬさんの作品大変萌えまさせていただきました。
ごちそうさま・・!
185名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:44 ID:nJGj7Le0
個人的には優しくいじめられる姐さんをもうちょっと見ていたかったですがw
続き楽しみにしてます。
186いきなり投下:04/06/23 23:54 ID:QJqIFEu6
テスタメントが優雅に一礼するような動作をすると同時に、己の背後で異形の気配が唐突に
生じた。

「おっと」

軽いステップで横へ飛ぶ。
その足元を掠め、凄まじい勢いで頑健な顎の使い魔が通り過ぎ、虚しく空を食むと霧散した。

「危ない、危ない」

軽口を叩いてみたものの、その口調には隠し切れない疲労が滲み始めている。

「さぁて、どうしたものか……」

向こうはこちらに躊躇無く攻撃をしかけてくるが、こちらとしてはそうはいかないのが辛い。
中途半端に手を出せば、ギアの闘争本能を悪戯に刺激するだけになるのは目に見えているので、
防戦一方に為らざるを得なかった。
如何に自分が体術に長けてはいると言えども、所詮は生身。いずれは体力も尽きよう。
事実、既にその兆候を感じ始めている。
早くケリを着けなければ。
187いきなり投下:04/06/23 23:55 ID:QJqIFEu6
「―――アレしかないか」

コートの胸元に手を差し入れ、隠しポケットに入れてあるものの感触を確かめる。
一枚の何の変哲もないカード。
しかし、それは必殺の威力を秘めた切り札。

「全く、ちょろちょろと小賢しい…これで終わりにしてくれる」

感情の欠片もない声でテスタメントはそう告げ、腕を天へと差し伸べた。
テスタメントが全身に纏っていた「気」が爆発的に膨れ上がる。

「一かバチか……こういうドラマティックな展開を制してこそ、真のヒーローってもんだな」

虚空に出現した巨大な魔法陣から、毒々しい紅の魔物が弾ける様に出現したのとほぼ同時に、
「氣」を込めたカードをテスタメント目掛けて放った。

カードは魔物を切り裂き霧散させながら一直線に飛び、テスタメントに命中した。

「!」
188いきなり投下:04/06/23 23:55 ID:QJqIFEu6
命中した瞬間カードは内包していた「氣」を解放し、その内にテスタメントを捕らえると、
瞬く間にカードの姿へと戻る。
その大きさは身の丈ほどに変化し、何も描かれてはいなかったはずの面に、テスタメントの
姿が封じ込められていた。

「赫い月の魔力から解放されて、澄んだ星を見てきな」

一際強くギアの気配のするテスタメントの心臓部を目掛けて、刀を振るった。

189いきなり投下:04/06/23 23:56 ID:QJqIFEu6
ひどく気分が悪かった。
だが、それとは逆に頭は霧が晴れたかのように、すっきりとしていた。
静かに目蓋を開けると、すぐ近くにジョニーの顔があった。

「どうだい、気分は」

自分が寝台に横たわっているのに、ようやく気付く。
視線を巡らせると、ここが自分の住処であることがわかった。

「ちいっとばかり、手荒な真似をして済まなかったなぁ……痛むか?」
「……何故、殺さなかった。お前にならば、出来たはずだろう」

ジョニーは困ったように、肩を竦めた。

「俺は、お前さんの様子を見に来ただけだからなぁ」

ちりちりと痺れるような感覚の胸元に指を這わせ、そこに刻まれた傷痕を確かめた。
ギアとしての核を正確に捉えていながら、それを破壊せず、一部のみを傷付け、麻痺させる。
正に紙一重の神技。
眼前の男はそれをやってのけたのだ。
190いきなり投下:04/06/23 23:58 ID:QJqIFEu6
「今からでも遅くはない、殺してくれ」
「お断りだ」

気障ったらしく指を振る仕草が、嫌味なくらい様になっている。
思わず口元が綻ぶ。
だが、胸の中はあくまで昏く、重いままだ。

「私は、裁かれたい……もう、疲れた」

溜め息と共に瞳を閉じる。

「お前さんが死んだら、あの子が泣くぞ」
「……お前にも……あの子にすら、わからんさ」

自分の業の深さは。
脳裏を過ぎる、血に塗れた無残な記憶。おぞましい体験の数々は。

「それでも、お前さんは生きるべきだと俺は思う」

静かな、沁みるような声。
仰ぎ見ると、真摯な力強い瞳がサングラス越しにこちらをじっと見つめていた。

191いきなり投下:04/06/23 23:59 ID:QJqIFEu6
「勝手なことを気軽に言ってくれるな…!」

声を荒らげ、掛け布を払い除けて寝台を降りる。
纏っていた衣服を引き千切る勢いで脱ぎ捨てて、ジョニーの眼前で仁王立ちになった。

「―――このおぞましい躯を見るがいい!!」

己が一糸纏わぬ裸身を目にしたジョニーの貌に、驚愕が走るのが見て取れた。

白く、ほっそりとした体躯。
その左胸に紅の華のように描かれた紋様。これこそが、ギアの証。呪われし者の刻印。
そこを薄っすらと横切る一文字の傷は、先程ジョニーによって刻まれたものだ。
だが、ジョニーを驚愕させたものはそれではなかった。

滑らかな腹の、その下。薄い茂みから覗く、それ。
ごく普通の雄のシンボルの付け根に、あるべき睾丸はなかった。
そこはふっくりとした曲線を描く、小さな肉の丘と連動していた。
その肉の丘の頂きには割れ目があり、淡い桃色の襞が顔を覗かせている。

「―――アンビリーバブル……」

呆けた様に、ジョニーが呟く。
192いきなり投下:04/06/24 00:01 ID:c4dPd+os
「……私は、戦場での増援ユニットとして開発された。雌雄を併せ持ち、他の個体と交わり
繁殖する『生ける培養槽』としてな。ギアの中でも特異な再生能力はその賜物だ」

繰り返し行われる『繁殖実験』。異形のものどもに来る日も来る日も、蹂躙され続けた。
そして産み出されていくもの達が、大地を血で染め上げていく。

「お前は、未来永劫この忌まわしい肉体に縛られ続けて生きろと言うのか! それが私の
犯した罪に対する贖いだと!」

激情のあまり、わなわなと全身が震え出す。
目頭が熱くなり、視界が溢れ出る涙で霞んだ。
ふいに力が抜け崩折れる様に、その場に膝を着いた。

「……テスタメント」

初めて名を呼ばれたことに驚き、顔を上げる。
ジョニーはコートを脱ぐと傍らに跪いて、裸の肩にそれをそっとかけてきた。

「俺は、13の時に敬愛していた親父をギアに殺された」
「……!」
「憎かったさ、ギアが」

囁くような小さな声に、いつもの陽気さは欠片もなかった。
193いきなり投下:04/06/24 00:02 ID:c4dPd+os
「でも、今は違う。悪いのはギアではなく、それを生み出した人間の醜いエゴだとわかって
いるからな」

そう言いながら、ジョニーはサングラスを外した。
現れた瞳は、雨上がりの空を思わせる澄んだ青だった。痛みも、憎しみも、哀しみもそこには
なかった。
ただ、優しい瞳だった。

「俺はお前を赦すよ、テスタメント。だから、もうお前も自分を赦してやれ。お前は充分
過ぎる程、苦しんだ。誰もお前を責めはしない」

微笑み、差し伸べられた両の手が涙に濡れた頬を優しく包んだ。
その掌の熱さに、また涙が溢れる。

「……で、出来る訳がなかろう……今更―――っ!?」

続くはずだった言葉は、己の唇に重ねられたジョニーの唇に吸い込まれた。
194いきなり投下:04/06/24 00:09 ID:c4dPd+os
ご無沙汰してましたー。

実はPCがあぼんしてたので、ネット繋げませんでした。
昨日ようやく修理から帰ってきたので、続投開始。
今回からエロに…!と思ってたのに、また無駄に前振りが伸びてしまって申し訳ないです。_| ̄|○ 
あ、でも次回こそエロースです。頑張ります。

>レスを下さった皆さん
ええと、「男だけではないのをキボン」とゆーご意見がありましたので、その路線にします。
何か色々捏造設定だらけですが、笑って赦していただけたらなーと思ってます。

195名無しさん@ピンキー:04/06/24 00:29 ID:AG1l/PRL
ジョニテス続編キタ━━━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(   )━(`   )━(д` )━(*´Д`)=3ハァハァハァハァ
寝がけに来てみたらなんていいもんが!
えろーす楽しみにしてます。
196名無しさん@ピンキー:04/06/24 18:24 ID:vCd5XvQt
ジョニテス続編キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
待ってましたよ(*´Д`)=3ハァハァハァハァ
もうたまんねーです

続き楽しみです(*´Д`)ハァハァ
197名無しさん@ピンキー:04/06/25 00:13 ID:fhbMJ6t5
おしおきイノからザト梅、ジョニテスと
延々(*´Д`)ハァハァしっぱなしっすー!

職人様方、ありがとうございます!
いつも楽しみにしてます!がんがって下さい!
198名無しさん@ピンキー:04/06/25 10:12 ID:IVPjV1QB
誕生日プレゼントと言って自分をプレゼントするメイとか
(もちろん相手はジョニー)
メイに妙な知識を吹き込まれてジョニーを誘惑するディズィーとか
そんなのが見てみたい・・・と言ってみるテスタ。

時間があれば自給自足したいけど、書けるかな・・・(´・ω・`)
199名無しさん@ピンキー:04/06/25 17:45 ID:OhB3jT+i
紗夢×ブリ乳首責めキボンヌ
200名無しさん@ピンキー:04/06/25 17:46 ID:OhB3jT+i
ブリ×紗夢乳首責めキボンヌ
201名無しさん@ピンキー:04/06/26 03:06 ID:X6cCopAX
>>198
見たい!ぜひ時間があったら書いてくれ!!

あと、意味がわからずに誘惑するような仕草したり台詞言ったりして
男キャラを動揺させるディズィーが見てみたいとか言ってみる。

202名無しさん@ピンキー:04/06/26 14:37 ID:MlUlYkVK
紗夢カイで対戦→紗夢WIN→気絶したカイに乗っかりエチーが見たい。
目覚めたら結合しててうろたえながらも、段々その気になっていくカイが見たい。
騎乗位から正常位になり、ガシガシ攻めるカイが見たい。
そろそろイくところでソルに声かけられてタイミングを逃すカイが見たい。
実はイノに同じことされてたソルが見たい。

自分では書けない…(´・ω・`)
203名無しさん@ピンキー:04/06/26 17:38 ID:DG67aSwL
>>202
じゃあそれ書くから
204名無しさん@ピンキー:04/06/26 19:20 ID:1F6qD2S1
>>203
神クル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
神クルワァ.*:.。.:*・゚(n`∀`)η゚・*:.。.:*!!☆
神(;´Д`)ハァハァ



202じゃないですが、首を長くしてお待ちしています。
205名無しさん@ピンキー:04/06/26 21:19 ID:8urMFBQ3
イスカ4コマで
紗夢3人対カイ1人になってしまい目を光らせてカイに迫る紗夢3人
「勝負なんてアトアト〜」と言いブリジット3人に可愛いポーズをさせるイノ
というネタがありましたがゲームのシステム使ったエロはありでしょうか?
206名無しさん@ピンキー:04/06/26 21:41 ID:d7vorzGY
>203
ネ申が! ネ申が来てくださるのですね!!
下克上エチー(?)イイ!!
お待ちしてます〜(*´Д`)ハァハァ
207名無しさん@ピンキー:04/06/26 21:56 ID:ZC7mrXRp
>>205
>>1を見る限りなんでもありバッチコーイなのでいいんじゃないかと。
208名無しさん@ピンキー:04/06/28 01:04 ID:AjoX5Y3m
ガルトリプルで紗夢がブリジットを監禁して売り飛ばそうと目論んでいたって
設定のエロアンソロ在りましたが、そんな感じの出出しもOKなんですかね。
209 ◆EGvqRSQad2 :04/06/28 03:10 ID:15MvdbxY
ぁ・・・ちょっと書いてみたいものハケーン・・・☆
210名無しさん@ピンキー:04/06/28 14:06 ID:TlyCzrcy
メイ×ジョニーキボンヌ
211名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:04 ID:tG9COprD
同じく、メイ×ジョニーキボンヌ
212名無しさん@ピンキー:04/06/29 02:07 ID:YpMDZTG3
さげ
213名無しさん@ピンキー:04/06/29 20:12 ID:KBIhmVOS
>>210

メ「あ、ジョニーどこいくの?」

ジ「べんジョニー」
214155:04/06/29 20:28 ID:Crc/npLb
>>213
あんた神だ(w
215名無しさん@ピンキー:04/06/29 21:37 ID:bplZacX/
>>214
貴様・・・わざわざ数字コテで出てきたって事は
覚悟は出来てんだろうな・・・

書き逃げの続きキボンヌ!(・∀・)
216名無しさん@ピンキー:04/06/30 00:33 ID:qrl/KBYy
>>214
215に便乗
続きキボンヌ!(・∀・)
217155:04/06/30 12:30 ID:NpsxzyU+
>>215-216
ひ、ひょっとしてこれは誘い受しちゃったってことなのか!?((((゚Д゚;)))
まさか続きキボンしてくれる方がいるとは…近いうちに投下します!
218玉砕チャレンジャー:04/06/30 20:09 ID:S7eNblRZ
(自分の事は棚に上げて)
155に続きキボンヌ!(・∀・)
いつまでも待ってます
219名無しさん@ピンキー:04/06/30 20:31 ID:GOaQDxyl
>>217
ヤタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
投下お待ちしてます!
220名無しさん@ピンキー:04/06/30 21:05 ID:ot+gcmKx
>>218
(自分の事は(ryなんて・・・

あなたも 誘 い 受 け で す か ?
よーしパパザト梅の続きキボンヌ!(・∀・) しちゃうぞー

221名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:23 ID:ZlpEjulf
ここは誘い受けの多い以下略。

ここんとこ長い間読みに回ってる俺が
222名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:03 ID:JoQaYttD
>220
パパザト梅の3Pに見えたよ!y=ー( ゚д゚)・∵
223名無しさん@ピンキー:04/07/01 10:33 ID:H8004iq8
ジャスティス×ソルの需要なんかないよな…
224名無しさん@ピンキー:04/07/01 11:19 ID:WlawNPK1
>>222
パパザト梅のパパがスレイヤーだったら(*´Д`)ハァハァ

>>223
ある!ぜひともお願いします。
225名無しさん@ピンキー:04/07/01 19:04 ID:o95FhMAN
何か最近「●●とかってどう?」「書こうかなー」とか言うだけのヤシが多いよな。
思わせぶりな態度ばっかで何か萎える。

え?そう言うお前ははどうなんだって?
自分はちゃんと投下してるよ。何度か。どれかは想像に任せる。
せっかく読んでくれて楽しんでくれる人に感謝の心を忘れちゃいけないよな。
226名無しさん@ピンキー:04/07/01 19:23 ID:wAuADtJX
>自分はちゃんと投下してるよ。何度か。どれかは想像に任せる。

そういう言い方は他の書き手に迷惑掛けてると思える心は忘れてるのだな。
227アクセル×女ソル:04/07/01 22:04 ID:HCSkyt/c
赤い瞳をした女、ソル=バッドガイをベッドに組み敷いた。
両腕を自慢の鎖鎌で拘束して、覆いかぶさり力まかせにキスをする。
「ん…っ」
ソルは目を閉じることなく、気丈にこちらを睨み返して
次の瞬間には口内に滑り込ませた俺の舌を噛んだ。
「ってぇ…!」
血が口の端を伝って顎へと流れた。
なにすんの、と言うとこっちの台詞だと言わんばかりに唾を吐いてくる。
ちょっと、カチンときた。
「ひっどいねぇ。俺様とキスすんのがそんなにヤなんだ?」
「キスするだけじゃねえだろ」
そりゃそうだ、キスだけで相手を鎖で縛ったりはしない。
「第一テメエは女がいるんだろう?」
めぐみのことを言っているんだろう。可愛い俺の恋人、でも。
「心はめぐみのモノ、身体はあんたのモノでどう?」
「ふざけてんじゃねえ!」
瞳は灼熱色をして、怒りがこっちに伝わるには十分だった。
でもそんなことは覚悟の上でもある。
228アクセル×女ソル:04/07/01 22:05 ID:HCSkyt/c
「随分と口が悪いことで、女の子なのにね。ソルちゃん?」
予告もなく胸を服の上からつかんだ。ノーブラだから感触が違う。
「どう?感じる?」
優しく揉みしだいて、時折頂部の突起を人差し指で潰すように刺激する。
ビクリと跳ねた身体と一緒にスプリングが軋む。
「ソルちゃん?気持ちイイ?」
「そうやって、呼ぶな…!」
少しだけ赤くなった顔は「気持ちイイ」ってことを俺に教えてくれる。
でも本人の口から出る言葉は色気の欠片もない。
「離せ…、焼き殺して、やる…」
「あらら、物騒ですこと」
自分の置かれた状況を解らせてあげないといけない。
そう思い、すぐにソルの服に手をかける。
ソルは男だった時の服が、当たり前だけど合わなかったらしい。
さっきまでに赤いジャケットを羽織っていたが組み敷いた後、早々に脱がせた。
今は黒のタンクトップと白のジーンズだけを身に着けている。
そのタンクトップを引き裂き、続いてジーンズと下着も脱がせてしまう。
日に焼けた、でもきめ細かくてキレイな肌があらわになる。
229アクセル×女ソル:04/07/01 22:06 ID:HCSkyt/c

「てめえっ!!」
いきなり全裸にされて、更に怒りが増したらしい。
両手を拘束されてもなお、脚を使って抵抗してくる。
逆効果だとも気づかず。
「隙ありっ」
俺を蹴るために上げられた右足を片手でつかむ。
そのまま膝を肩で抱えあげれば、ソルの秘所が晒された。
ソルは気づいて脚を閉じようとするけれど、左足を押さえつけたのでそれも出来ない。
身長も力もかなり下がってる、今だからこそ出来ることだ。
「やっぱ感じてたんだ…濡れてるじゃん」
花弁はキレイなピンク色をし、露に濡れて光っている。
「見るな!…あっ!」
ためらいなく身を屈めて舌を寄せる。ソルが初めて喘ぎ声をあげた。
ぴちゃ、と濡れた音を立てながら味わうように刺激していく。
「い、やだ……や、めろ…あぁ…っ」
さっきまでの強気が嘘のように震えた声。
その声に色が混じるまで、しばらくの間はそこばかりを攻めた。
「やぁ…あ、ん…」
230アクセル×女ソル:04/07/01 22:07 ID:HCSkyt/c
段々と男から女に変化していくソル。
男の時からは考えられないような艶を帯びた声に、俺自身も追い立てられた。
舌先で核を重点的に攻めると、限界を訴えて短く叫ぶ。
「あ、もぅ、イ…くっ…!」
涙声でそう言ったのを聞いて、俺は抱えたままだった脚を開放し
同時に下への刺激も止めた。
「え…あ、アクセル…?」
当然、イかせてもらえるのだと思っていたのだろう。
いきなり快感から放り出されて、ソルの瞳は困惑していた。
身体に渦巻く熱を開放したくてたまらないのだろう、縋るような顔をして
ソルが俺の顔を見つめる。目には涙。
その表情に俺は確信を持った。…堕ちたと。
「イきたい?」
顔を近づけて囁いてやれば一も二もなく首を縦に振る。
「じゃあ可愛くおねだりしてみてよ…ソルちゃん?」
耳たぶを噛みながら低めの声を出してやる。
俺にもソルにもわからないけど、今の俺はたぶん悪人の顔をしてる。
231名無しさん@ピンキー:04/07/01 22:09 ID:HCSkyt/c
空気読まずに投下してみますた。
途中までですいません!近いうちに続きも投下します。
あんまりエロくならない予感もしますが…
お目汚し失礼!!
232名無しさん@ピンキー:04/07/01 23:10 ID:gn516kV4
アクソルキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

すでにエロいと思いますw
ソルを焦らすアクセルイイ!もっと苛めてちゃってホスィ…。
続き楽しみに待ってます!
233名無しさん@ピンキー:04/07/03 19:59 ID:j9mYqk8w
チプたん可愛いです(*´Д`)ハァハァ
234名無しさん@ピンキー:04/07/03 23:24 ID:vo09xphH
>>233
わかるけどageないでね
テスタはぁはぁ
235名無しさん@ピンキー:04/07/04 04:58 ID:rikXMtGZ
いきなりですが、エディミリを投下します。触手&陵辱ネタです。
ミリたんがひたすら酷い目にあっているだけという、非常にアイタタな内容なので、
危険を感じた方はスルーをお願いします。
らぶらぶなザトミリが好きな方もスルーされた方が無難かと思われますので、ご注意下さい。
236名無しさん@ピンキー:04/07/04 04:59 ID:rikXMtGZ
 許せないと思った。怒りと憎しみで目の前が霞む。殺してやると、そのため
なら何でもすると、今更の誓いが頭を叩き続ける。それ以外何も浮かばなかっ
た。
 とうに力尽きて崩れ落ちているはずの身体は、腕を頭上で縛り上げられて、
膝立ちにさせられている。手足を黒いもので固定され、見えない力で宙吊りに
された挙句、尻を少し持ち上げられた、中途半端かつ屈辱的な姿だ。
 その白い裸体には黒いものが絡みつき、あらゆる手管で彼女を苛んでいる。
あるものは若い肌をまさぐり、またあるものは呼吸に合わせて上下する乳房に
巻きつき、絶妙な力加減で締め上げている。ぴんと勃った乳首を普段より張っ
た乳房へ強引に沈めているものもいれば、彼女の中に侵入し、探索しているも
のもいる。
 無理な姿勢を取らされ続けて、身体のあちこちが悲鳴をあげているが、今の
彼女にそれを自覚する余裕は無い。間断なく全身を苛む刺激が、容赦なくミリ
アの理性や五感を狂わせていく。
「ひ……っ!」
 膣奥を突き上げられて、ミリアは喉の奥から悲鳴を上げた。まさに叫喚とも
いうべき掠れた悲鳴は、だが部屋を侵食する不快な水音にかき消されて、ミリ
アの耳にすら届かない。
 羞恥、快感、怒り……諸々の感情が綯い交ぜになって、ミリアの目の前がぐ
しゃりと歪んだ。それが涙だと理解して、ミリアは必死で堪えようとした。二
度と涙は流すまいと固く誓ったのに、堰を切った涙腺は止まらない。後から後
から溢れては、ミリアの頬を熱く濡らす。
「あ……」
 半開きになった唇は大きく震えている。だらしなく涎を垂らす口から空気を
数度吸い込み、ミリアはその名を絶叫した。
237名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:01 ID:rikXMtGZ
「ザトー!」
 返事は無い。
「いい加減に……ッ!」
 もう一度空気を吸い込もうとして、口内に黒いものが押し込まれる。黒い無
機質なそれに喉奥を突かれて、ミリアは喉を詰まらせた。反射的に吐き出そう
としたものの、強い力で押し戻されて激しく咳き込んだ。
「……っ、あ……!」
 襞を引っかくように擦られ、背中が弓なりになる。彼女の中を探っていたも
のが一旦引き出され、続いて濃密な雌の匂いが鼻を刺激する。だが、彼女に倒
れる事は許されない。力の入らぬ裸体は、ずっと物のように吊り下げられたま
まだ。
 一旦彼女から出たものは、粘液をぬらぬらとまとわりつかせて、闇の中で鈍
い光を放っている。それは、己に塗りつけられた粘液を彼女に塗り返すように、
白い肌に己を擦り付け回っていた。
 もう彼女に、抵抗する力は残されていなかった。なす術もなく、黒い触手達
に陵辱されていた。この責め苦から逃れようとしても、手足を完全に押さえこ
まれて、身体をくねらせるのが精一杯だ。黒い蔦が肌を滑る度に、言い様のな
い嫌悪感で鳥肌が立つ。それなのに、股間は逆に熱い。内から溢れる蜜が恥毛
を濡らし、汗と共に腿を滑り落ちていく。
 苦しい。
 お願い、もうやめて。私が何をしたというの?
 理不尽な暴力と、無力な自分への怒りと悲しみで、気が狂いそうになる。涙
が止まらなかった。泣いてどうなると己を叱咤しても、頬が乾くことは無かっ
た。
 たったひとつだけ幸いなことは、この姿を誰にも見られていないことだ。そ
う、ここにはミリア以外の人間は、誰ひとりいなかった。彼女を犯し、辱めて
いる、当の本人すらここにいなかったのだ。
238名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:03 ID:rikXMtGZ
 いつものようにザトーの私室に呼び出されたミリアは、扉のすぐ横の壁に背
中を押しつけるように立っていた。
 また望まぬ関係を強いられることにミリアは内心怯えていたが、それ以上の
反発で覆い隠して、口元をきつく引き結んでザトーを睨みつけていた。
 そんな彼女を、ザトーは何の感情も交えず呼んだ。
 ところが、ここで彼女が予想もしなかった事態が起きた。
 ザトーは己の分身たる影を呼び出して彼女を与えると、そのままどこかへ行
ってしまったのだ。
 それからのことは、もう思い出したくもない。
 寝台に引きずりこまれ、宙吊りにさせられた格好で、無数の触手と化した影
による地獄の責め苦が始まった。
「ちょ……何する……んっ」
 ミリアの抵抗をまるで相手にせず、服の上から触手が絡みつく。蛇に全身を
巻き取られるような圧迫感に、ミリアは息を呑んだ。別の触手がボリュームを
測るように膨らみへ巻きつき、膨らみ始めた先端をちくちくと刺激する。
 その一方で、スカートの中にも触手が侵入していく。下着の上からつぅと秘
裂をなぞっていくと、薄手の生地は少しずつ湿り気を帯び、その向こうにある
薄い恥毛が透けて見えてくる。
 質量を持つ触手は、下着の上から臀部を撫でつつ、割れ目を辿り落ちていく。
また、指先程度の細い触手が下着の中に侵入し、金色の茂みの奥に隠されてい
る秘部に直接触れる。表面を掠めただけなのに、ミリアの顔が僅かに上向く。
「あうっ……!」
 いきなり秘部を下着越しに強く押されて、ミリアの身体がががくがくと揺れ
る。この戒めを解こうにも、全身を同時に刺激されて精神が集中できない。早
くも服の上から彼女を嬲るのに飽きたらしい触手達は、太さと厚みを変えて服
の隙間から入り込んだ。
239名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:07 ID:rikXMtGZ
 黒くて冷たいものが蔦のように全身に絡みつき、また蛇のように這い回る。
若い肌を楽しむ傍ら、ふくよかな胸の先端を下から横からと角度を変えて転が
すように押しては、より硬く膨らませる。股の付け根から膝近くまでを丁寧に
なぞると、ぴんと伸ばされた足先の指が思い切り広がる。
 素直な反応を返すミリアに気を良くしたのか、触手達の動きはさらに活発さ
を増していく。邪魔な下着を引き摺り下ろし、膝を押さえつけた蔦が股を左右
に広げて、他の触手達を誘導する。触手達は器用に花弁を一枚一枚掴み、限界
まで押し広げて入口を曝け出す。無防備に広がるそこに、別の触手が己を擦り
付けた。
 全く血が通わない、冷たく無機質な感触に、ミリアは総毛だった。これほど
までに不快な感触は初めてだった。今まで何度もザトーに犯されてきたものの、
それでもあの男は人間だった。畜生にも劣る下劣な男でも、人の体温は持って
いた。それは、彼女自身が一番よく知っている。
 しかし、今彼女の秘部に群がっているものには、それがない。命の鼓動がま
るで感じられなかった。改めて異形の影に嬲られている事実が染込んできて、
嫌悪と恐怖でミリアの全身が紙のように蒼白になった。
 それなのに、触手達の動きに合わせてミリアの蜜壷は少しずつ潤っていく。
じわっと滲み出てくるこの感覚は、まさにいつもと同じ。あの男に抱かれてい
るときと、何ら変わらない。
 異形の影に嬲られているのに、感じている? そんなバカなこと……!
「そんなのって……あぁっ!」
 膨らみきった花芯を突き回されて、ミリアの腰が誘うようにくねった。せめ
て声だけは抑えようとしても、両手を拘束されているので口を押さえることも
できない。甘い悲鳴が白い壁を反射し、己の色に気付いた彼女の肌が再び色づ
く。ひくひくと痙攣している蜜壷をこじ開けて、触手が卑猥な音を立てて蜜を
掻き出すと、ミリアの悲鳴が一段とトーンを上げた。
「……! やめ……っ」
 彼女の入口を慣らすようになぞっていたものが、だんだん太くなっているこ
とに気付いて、頭が真っ白になった。ここまでくれば、その意図は手に取るよ
うに解る。恐怖と絶望で手足の感覚が急速に遠くなる。
240名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:10 ID:rikXMtGZ
 ――冗談じゃない。人間だけでなく、化け物に犯されるなんて!
 もう恥も外聞もなかった。ミリアは己を覆い隠す全ての仮面をかなぐり捨て
て、手足を拘束している触手を断ち切ろうと必死で足掻いた。
 しかし、彼女の懸命の努力も空しく、身体の自由を取り戻すことはおろか、
傍目には挑発的に腰を振っているようにしか見えなかった。
 今も服の下では、乳房はいやらしく姿を変え、先端は抉るように愛撫されて
いる。全身に触手が螺旋状に絡みつき、その白い肌には印のような跡がいくつ
もつけられている。シャツの上からでもその痴態は見て取れるが、それでも一
応シャツで隠されているため、尚更卑猥な想像が掻き立てられる。
 再びミリアが小さく身じろぐ。額に汗を浮かべて、この地獄のような責め苦
を耐えていた。すでに腰が砕けて、身体を支えることができない。力を失った
身体に引きずられて、縛り上げられている手首が悲鳴を上げる。
 ところが尻が踵につく寸前、一本の触手が腰を捉えて、そのまま手足同様固
定してしまう。尻を差し出した格好で標本の如く貼り付けられたような錯覚が、
ミリアを襲う。羞恥以上に吐き気がして、端正な顔が歪んだ。
 この触手達は勿論だが、それ以上に自分がおぞましかった。
 しとどに濡れている中心は、早くも何かを咥え込みたい、何かに抉られたい
と、浅ましい主張を繰り返している。金の恥毛は露を帯び、軽く撫でられただ
けでも強い快感が走って、急速に力が抜けていく。こんな状態では、黙らせた
くても、どうやって黙らせたらいいのか、皆目見当がつかない。
 もちろんそれはミリアの意志ではなく、ただの生理現象だ。とはいえ、頭で
は理解していても、許し難いものがあった。たとえ生理現象でも、こんな気持
ち悪い化け物に弄くられて快感を得ていること自体、己が淫乱であることを証
明しているようなものではないか――強く否定しても、幾度となく耳元で囁か
れた忌まわしい言葉が頭から離れなかった。
241名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:12 ID:rikXMtGZ
 そんなミリアの内心の葛藤など知る由もなく、触手達の執拗な愛撫は続く。
 乳房から、乳首から、花芯から、中心から、一斉に流し込まれる刺激を前に、
ミリアは今にも壊れてしまいそうだった。それでも何とか己を繋ぎ止められて
いたのは、肉を持ちながら血を持たない触手達への生理的な嫌悪と恐怖、ただ
それだけだ。もし相手が人間だったら、とうに堕ちていたに違いない。
 もし人間だったら――ようやくミリアは思い出した。彼女をこの状況に追い
やった張本人を。
「ザトー! いい加減にして!」
 返事はない。白い壁に空しく跳ね返されただけだった。もう一度叫んでも、
扉が開くことはなかった。
 人をこんな目にあわせておきながら、一体あの男はどこをほっつき歩いてい
るのか――至極当然の疑問を問う間もなかった。全身が怖気立ち、快感に喘ぐ
彼女の入口を愉しむように、ゆっくりと、ゆっくりと、黒い触手が彼女の中に
侵入していく。
「あ……やっ、やぁああああっ!」
 淫らにひくつくピンク色の媚肉が、黒い触手を迎え入れる。狭い膣が無理な
拡張を強いられているが、呆れるほど潤沢な蜜が潤滑油となって痛みは無い。
ズズ……と奥へ這い進む触手と、それを包むミリアの媚肉が深く擦れ合う。
 ミリアは目を見開いたまま、冷たいものが己の中を一歩ずつ這い登っていく
様を、その全てを知覚していた。あまりの苦痛と恐怖に、唇がわななくだけで
声が出ない。最奥の壁に襲い掛かられて、きつく縛られた手足がひときわ耳障
りな音を立てて軋む。
 一旦触手が出てきたと思うと、今度は入口付近をうろうろし始める。何度も
入口をくぐられて、内襞を引掻かれ、彼女の意志とは無関係に疼きが引きずり
出される。ミリアは唇をきつく噛んだ。
242名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:16 ID:rikXMtGZ
「なん……なのよ……私が……」
 何をしたというの?
 噛み殺しても噛み殺しても、後から後から湧き上がってくるこの感覚。菊座
に感じたことのない痛みが走って、ミリアの身体が跳ね上がった。
 しかし、彼女にはその痛みを味わう時間も許されない。
 頭上で固定されていた手首が下ろされ、苦痛にのた打つ尻が高く持ち上げら
れる。四つん這いに近い状態で、押し広げられたままの内部が見世物のように
広げられる。そこは真っ赤に充血し、どろっとした粘液をはしたなく垂らして、
今もなお燃え上がっている。
 両手首を縛られ、尻を突き出している姿は、鎖に繋がれた獣を彷彿させる。
屈辱で震えが止まらない彼女の内部に、いきなり太いものがねじ込まれた。
「ひ……、い……あぁ!」
 今度は冷たくなかった。けれど、中途半端に生温かかった。それが先程己が
分け与えた熱の残滓だと気がついて、ミリアは半狂乱になった。しかし、手足
はおろか腰までも拘束されたこの状態で暴れると、かえって敏感な内襞と中に
いるものとの摩擦が深くなる。
 全身を大きく痙攣させて達してしまったミリアをよそに、彼女の中でもぞも
ぞと蠢いていた触手は、突然先端をぐにと曲げて、彼女の弱いところを強く突
いた。
「……っ!」
 達してすぐの敏感な状態を責められ、彼女の内部が激しく収縮する。押し返
そうとする内襞の動きに逆らうように、触手が狭い膣内でのたくる。あまりの
衝撃に、寝台がぎしぎしと軋む。それなのに、触手が動けば動くほど、それら
を助けるように透明な粘液がぼとぼとと滴り落ちていく。
「……っ、ふぁっ……あぁ……」
 朦朧とする意識の中、妙にリアルに響く色を帯びた声。必死で首を振って否
定しても決して消えないその声は、間違いなく自分のもの――。
243名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:19 ID:rikXMtGZ
 また先端が奥にぶつかって、ミリアの白い喉がひくつき、背中が反り返る。
心は嫌悪と恐怖で一杯なのに、ミリアはザトーと同じように触手をきつく締め
上げる。じゅぶじゅぶとそれとわかる水音を立てて何度も抜き差しされて、や
がて限界が訪れる。
 今もなお全身を這い回る他の触手達も、ミリアが与える快楽に触発されたよ
うに活発に蠢き、僅かに残った意識の欠片すら容赦なく押し流していく。
「はぁっ……もう、だめ……あぁあ……あ、あんっ!」
 掠れた悲鳴を上げて力を抜いたミリアは、きつく瞼を閉じて身体を震わせて
いた。
 

 あれからどれくらい時間が経っただろう。中天にあった月が傾いても、ミリ
アの悪夢は終わらない。
 何度も絶頂を迎えては、休む間もなく責め立てられる。ミリアが力尽きたと
ころで、触手達は一切手を緩めない。
 もうどうしたらいいのか分からなかった。触手達に犯しぬかれて、理性はお
ろか、思考もまともに働かない。部屋を占めているこの卑猥な水音も、何もか
もがどうでもよくなってしまった。
 今もなお頬を伝う涙が、ひどく滑稽だった。化け物に犯されて、醜態を晒し
ている自分に、何の価値があるのか。
 服はもう身につけていない。触手達に剥かれて、僅かに残骸が残るばかりだ。
白い肢体は汗と己の愛液にまみれ、黒い触手達の玩具になっている。既に手足
の感覚はない。瞳に光もない。再び物のように吊り下げられて、ただされるが
ままだ。
244名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:21 ID:rikXMtGZ
「う……あっ、いやぁ……っ」
 二つの膨らみは遠慮なく捏ね繰り回され、つんと上向く頂点は今も強く扱き
上げられている。それに敏感に反応して、ミリアの内部がきゅうと締まる。淫
らな拘束具と化した彼女の中が余程気に入ったのか、触手は中々そこから出よ
うとはしなかった。ずるずると這い上り、媚肉と擦れ合いながら彼女の弱いと
ころを探し回っている。たまに出てきたかと思うと、再びものすごい勢いで戻
っていく。
「……っん、んん……ううぅっ」
 意味もなく口内に触手が押し込まれては、舐めろと催促される。吐き捨てて
も、吐き捨てても、触手達に諦める様子はない。しつこく纏わりついてくる触
手達のおかげで、呼吸もままならない。新鮮な空気を求めて、唇から涎が零れ
落ちていく。
 口内や秘裂だけでなく、花芯も、あまつさえ菊座まで嬲られている。快感と
痛みに冒され、既に五感は正常に機能していない。力の入らない身体は、ただ
刺激に反応して腰を振る人形そのものだ。

 どうして、私は壊れてしまわないのだろう。
 いっそのこと、壊れてしまいたかった。この苦しみから解放されるのなら、
全てを忘れても構わない。自由になることも、あいつを殺すことも、何もかも
がどうでもいい――。
「ん――……っ!」
 怒張、というのだろうか。
 命を持たぬ化け物でありながら、それは彼女が与える締め付けに対抗するよ
うに太さを増し、今や彼女の手に余るほどになっている。すっかり腫れ上がっ
た彼女の内部をこじ開け、白い粘液を飛び散らしながら、それは何度も往復す
る。人にあらざる化け物に、果てなどなかった。
245名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:22 ID:rikXMtGZ
 この化け物は、生き物ではない。かといって、人工物でもない。
 こいつはザトーが操る影、単なる操り人形のはず。ところが、この化け物は
己の意志でミリアを犯している。彼女が与える快楽を知り、更なる快楽を求め
て蠢いている。
 怖かった。背筋がぞっとする。
 いわゆる淫具に対する嫌悪とは異なる。得体の知れないものに対する原始的
な恐怖。意識を失うと何をされるか判らず、生きた空も無い……辛うじて意識
の糸が途切れずに済んだのは、そのおかげだ。
 こんなものに自分を与えたザトーを、ミリアは激しく恨んだ。人にこんな苦
痛を与えておきながら、どこかでほっつき歩いているあの男を、今すぐ絞め殺
してやりたかった。肉体的な苦痛もさることながら、あの男にとって所詮自分
はその程度でしかない事実が、彼女に地獄の業火のような殺意を注ぎ込む。

 入れかわり立ちかわり触手達に犯されながら、いつしか彼女には何も届かな
くなっていた。身体に纏わりつく黒い物体も、煩い水音も、全身を走る痛みや
快楽も、頬を伝う涙の熱さも、今己に関係している全てが、まるで別の世界の
出来事のように遠い。
 澱んだ青い瞳に映るのは、彼女の傲慢な支配者。頭の中で規則正しく刻み続
けているのは、誓いの言葉。
 解放を請う言葉でも、諦めの言葉でもない。殺意そのものの、誓いの言葉。
 熱に浮かされたように、彼女の唇からもつと零れる。
「……ころ……す……殺して……ゃああぁ……ッ!」
 狂ったように繰り返しながら、女はまた絶頂を迎える。うわ言のような繰言
はいつまでも途切れることなく、彼女を狂気の断崖へと導いていった。
246名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:24 ID:rikXMtGZ
 ふと気がつくと、ミリアは解放されていた。手足の戒めは解け、寝台に埋も
れるようにうつぶせに身体を沈めている。
「あ……」
 ずっと責めたてられていた身体は、さすがに精根尽き果てて、指一本動かせ
ない。かといって、気を失うことも眠りに落ちることもできず、憔悴しきった
身体を休めているだけ。もう涙は流れていない。微かに跡が残るばかりだ。
 前触れもなく扉が開いて、人が入ってきた。見なくても、気配でわかる。今
までどこにいたのかとは思うが、口を動かす気力もなかった。
「まだいたのか」
 何の感情も交えぬその声に、動けぬまま、寝台に身を沈めていたミリアの眉
が神経質に動く。
 ミリアが僅かに顔を動かし、声の主を見上げる。ミリアの澱んだ瞳と、ザト
ーの眼帯の奥にある冷たい瞳が一瞬交差する。
「いつまでそうしているつもりだ。気がついたのなら、さっさと帰れ」
 一片の温情も持たぬ冷酷な言い草が、ミリアをずたずたに引き裂いた。ミリ
アは信じられない思いで、男をまっすぐ見上げた。
 彼女に忘れえぬ悪夢を運んだ男には、いかなる感情もなかった。例えるなら、
路傍の石ころを見るような、一瞥にも値しない取るに足らないものを見ている
ような――いずれにせよ、今夜この男があの化け物に己を与えたのに理由など
なかった。面白半分か単なる気まぐれだったのだと、ミリアは悟らされた。
 次の瞬間、動かないと思っていた身体が、勝手に動いていた。
 力が入らぬはずの身体がばねのように跳ね上がり、右手を閃かせた。しかし、
軽く首を動かしただけでかわされ、ミリアは再び寝台に沈んだ。
247名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:31 ID:rikXMtGZ
「……っ!」
 指一本動かせないと思っていたのに、どこにそんな力があったのか。ミリア
は身体にシーツをかき集めると、後ろも振りかえらず部屋を飛び出した。
 悔しかった。そして情けなかった。内腿に残る乾いた粘液の跡が空気と擦れ
合って、先程の痴態が否応もなく呼び戻される。ますます惨めになって、ミリ
アは手の甲で何度も眦を拭った。
 幸い誰とも顔を合わさなかったものの、今の彼女にそのことを感謝する余裕
はない。ミリアは自室に戻るなり、叩きつけるように寝台に身を投げた。やや
あって、押し殺した嗚咽が途切れ途切れに響く。
 誰のせいで。
 何勝手なことを。人を呼びつけた挙句、こんなことをして……!
 ミリアは枕に顔を埋め、肩を震わせて、静かに泣いていた。理由も理屈もな
く、ただ弄ばれているだけという現実を、ミリアは激しく恨んだ。
「……殺してやる」
 食いしばった歯の隙間から搾り出された呪詛。
「全身を切り刻んで、許しを乞わせてから殺してやる。簡単に死なせてやるも
のか……!」
 今まで私が味わってきた苦しみを。この苦しみを思い知らせてやるまで、絶
対に死なせない……!
 手足の指を一本ずつ削ぎ落とし、あの傲慢な顔を切り刻み、四肢をずたずた
に引き裂く。殺してくれと哀願する男を抱いて、子守唄のように侮蔑の言葉を
かけながらこときれる様を見守る……。
 幾度となく夢に描いた光景が瞼の前に広がる。あの男を殺すことだけを支え
に生きている彼女にとって、それは眩暈がするほど眩しく映る。涙に濡れた面
が、歪んだ喜悦に満たされる。
248名無しさん@ピンキー:04/07/04 05:32 ID:rikXMtGZ
 だがそれは一瞬のこと。ミリアの顔が再び絶望に覆われる。
 人殺しを生業としながら、己の境遇すら覆すこともできない。ミリアはひた
すら己の無力を呪った。今のミリアは人ではない、人形そのものだ。気まぐれ
な人形師から中途半端に心を与えられた、哀れな生き人形。
 力が欲しい。あの顔を醜く歪ませるためなら、たとえ悪魔に魂を売っても構
わない。人を辞めたって構わない。どんな手を使っても、力が欲しい。こんな
無力な自分は嫌だ。もう二度と、こんな惨めな思いはしたくない……!
 色濃くなる闇の中で、白い鳥は翼を願う。闇を殺すための闇の翼を。

(了)
249名無しさん@ピンキー:04/07/04 07:33 ID:Cs+iMk+V
>248
朝っぱらから激しく勃起させてくれますね。
GJでした!
250名無しさん@ピンキー:04/07/04 11:22 ID:DZ6ZQYR8
>>248
GOD JOB。エロっ!!ミリア好きなんでハァハァしっぱなしですたよ。
251名無しさん@ピンキー:04/07/04 20:46 ID:72xewopx
保管庫の絵板、保守したほうが良くないか?
252名無しさん@ピンキー:04/07/05 08:01 ID:pL804Jts
エロいエロいエロいエロいエロすぎるよミリアたん(;´Д`)ハァハァ

マジでグッジョブ&乙&(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
253名無しさん@ピンキー:04/07/06 09:37 ID:nbcFt6vb
ミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたんミリアたん…………

ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ…………ウッ
254名無しさん@ピンキー:04/07/06 17:01 ID:81z8PpG0
闇×梅とかどうかな?
個人的にかなり萌えるんだが。
255名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:07 ID:7YnVd7jS
>>253 >>254
萌えるのはいいが頼むからageないでくれ
>>1がみえないのか?
ここはsage進行推奨だ
256名無しさん@ピンキー:04/07/08 19:08 ID:Eg1AUEVX
なぜ保守することもできない
257名無しさん@ピンキー:04/07/08 20:29 ID:rmA0KCUh
そういえば闇梅ってあんまりないね。
前スレ・前々スレあたりにちょこっと出てたけど。
取り扱ってるサイトがそこそこあるからかな?
258名無しさん@ピンキー:04/07/09 04:00 ID:dZBeFriY
暑いですな!これからもっと暑くなる夏ってのが来るらしい。鬱。
連続技が凄い格闘ゲームのギルティギアイグゼクス #RELOADがついにPCで出るらしい。
まあ俺はド下手ですが。ガトリングコンボしか出来ません。
PS2とかXBOXとか持ってないのでPC版が出るのを心待ちにしてたんでつよ。
GGXもPCで出てましたが、ネットプレイには未対応ですた。
しかし最近では、特にPCのゲームにおいてネット対戦機能があたりまえの時代。
GGXX#RELOADは当然ネット対戦は可能であろう!これは買うしかねえ!などと思っていた。
が!
なんとPCで出すのにもかかわらずネット対戦非搭載。
(゜д゜)ポカーン・・・。
馬鹿ですかね。ですかねつーかまじでアホなんだな。死んだほうがいい。むしろ死んでくれ。
なんて頭が悪いんだ。まさか作れないってことは無いだろうし。
ストーリーモードなんていらねえんだよ。余計な物入れる前にやることがあるだろうが。クソが。
この仕様に決定した奴は痴呆症かよ。病院行って来い。ぼけが。イライラさせやがって。
どうかお願いですから死んでください。
PCで出す意味がまったく感じられない。
まあ意味なんて特になくてただPCで出しただけかもしれんがこんなのコンシューマ版持ってる奴は絶対買わないだろう。ましてやXBOX版はネット対応してるのに。
まったくもって意味わからね。
PC版もネットプレイ対応してたら結構売れたと思うのにもったいねえ。
やっぱ馬鹿じゃん。
日本のゲーム業界の遅れを再認識させられました。
最近は洋ゲーばっかりやっててでネットプレイが当たり前になっていて日本のゲーム業界のしょぼさすっかりを忘れていた。
技術的にも、サービスやコンテンツにしても。
もう駄目だねまじで。もう滅んでいいよ。
ニッポンノゲームイリマセン
ドウカオネガイデスカラキエテナクナッテクダサイ
259名無しさん@ピンキー:04/07/09 07:37 ID:U7ZRYJuO
コピペ?
260名無しさん@ピンキー:04/07/09 20:11 ID:q+kECwHk
>>258
他でやれ
261名無しさん@ピンキー:04/07/10 10:05 ID:E2QIyr3R
>248
グッジョヴ…だが某ザトミリサイトで見たものと演出&表現がクリソツ…
御本人ディスカね
262名無しさん@ピンキー:04/07/10 10:16 ID:Kqq+1aTO
ここはひとつ




アヴァタンキボンヌ
263名無しさん@ピンキー:04/07/10 15:15 ID:4yahvw/Z
>261
どこ?
詳細キボンヌ。
264名無しさん@ピンキー:04/07/10 16:31 ID:M/UzV5Bg
>263
適当にぐぐれば出たハズ。つかたぶん御本人。
265261:04/07/10 16:32 ID:M/UzV5Bg
うあ、ID変わってら
266名無しさん@ピンキー:04/07/10 16:37 ID:t79yD4co
mk2×ABAキボンヌ
267名無しさん@ピンキー:04/07/10 19:07 ID:r62PdOFc
mk2って何?
268名無しさん@ピンキー:04/07/10 19:38 ID:FUFrph4w
ロボ会MK2。
家庭用イスカの新キャラのはずだが、ABAと比べてちっとも画像を見ないw

ところでABAは『妻』だよな〜?
ということで御夫婦ネタきぼんぬ。
269名無しさん@ピンキー:04/07/10 20:21 ID:5GDl9h1k
アクセル×テスタとかちょっと考えてるけど…
270名無しさん@ピンキー:04/07/10 21:43 ID:FUFrph4w
>>269
アクテス!щ(゚Д゚щ)カモォォォン
来い。つーか来てくれ。来て下さい。頼むから。
271名無しさん@ピンキー:04/07/10 22:32 ID:n8edAQ09
>>268
ご夫婦つっても旦那は斧だから実質ABAのひとりHネタに
なってしまうような・・・


(;´Д`)ハァハァ
272267:04/07/10 22:37 ID:r62PdOFc
>268
ありがとさん。
パラケルス?だっけ?
形が鍵だし、入れて「うふふふ・・v私たち夫婦・・v」
とかやってそうな気がする。
273名無しさん@ピンキー:04/07/10 23:20 ID:0ALEj+So
>>261
パクリじゃないのか?
274名無しさん@ピンキー:04/07/11 01:11 ID:LURo97W7
>>271
アバの技に「結合」ってのを確認しました
その名の通り、旦那鍵でブッ挿す技でした

相手をね・・・orz
275名無しさん@ピンキー:04/07/11 01:26 ID:z77oCdSr
旦那鍵で相手にブッ挿す技!!
テスタのマ●コに…はぁはぁ
276名無しさん@ピンキー:04/07/11 02:33 ID:OKZaD3JJ
鍵女&鍵男にどう萌えりゃいいんだと思ってたが
その手があったか!!
277名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 17:32 ID:LNvBc7XS
そう言えば本当にこのスレ的には闇梅が少ないな?
カイジャムやザトミリはそこそこあるのに。
278名無しさん@ピンキー:04/07/12 00:24 ID:08hWY7Re
アクテスに期待、そしてアバネタにも期待。

テスタの背中の『LOW』にはアクセルがらみでなんかあると思ってる奴の数→(1)
279名無しさん@ピンキー:04/07/12 00:47 ID:H5zVpK4g
テスタの背中の『LOW』にはアクセルがらみでなんかあると思ってる奴の数→(1)

ノシ
俺漏れも〜
初代からの疑問未だ解けずだが、想像の余地を残してくれてると思えば喜ばしい限り。
密かにジョニテスとアクソルとアクテスに期待してます。
280名無しさん@ピンキー:04/07/13 23:13 ID:Ulh6lGmM
ロボmk2は他のキャラの技を使えるらしい。
エロでの攻めの幅も広がるんだろうか。
281名無しさん@ピンキー:04/07/15 15:21 ID:DDx7MGaB
mk2はプレイヤーが育てるタイプのキャラのようだ。
技のモーションも本家のキャラとは違ったモーションになるってさ。
282名無しさん@ピンキー:04/07/16 00:30 ID:IdvKuqDd
今回、梅喧、イノ、メイ、紗夢、ディズィー、ミリアに媚薬を
飲ませる事に成功した。目的は女性陣の超人級身体能力を向上させ、そして
媚薬の効能で洗脳し易くさせて専属戦士としての利用を図る為だ。
媚薬は勿論、ファウストの下に有ったものを盗んだ物だ。
女性陣に飲ませる前に実験としてブリジットに一服盛ったが、体質上か効果が薄かったらしい。

現在、女性陣は身体が興奮状態にあり、性的な欲求が爆発寸前にあるとの事。
今後暴走する恐れがあるので監視することにする。
283名無しさん@ピンキー:04/07/16 09:54 ID:qfMUel/6
「イヤぁ・・・ヤメて・・・カイ・・・」

「止めて?貴方から誘ってきたんじゃありませんか、紗夢さん」

そう言いながら、カイは紗夢にしていた愛撫をより焦らす様なモノに変えた。

「ふあぁあぁ・・・」

達しそうで達せない。そんな絶妙なカイの指技に紗夢は間の抜けたあえぎ声しか出せない。

『そろそろ頃合・・・ですね。』

カイはそんな紗夢の様子を見ながら一人ほくそ笑んでいた。
これから彼女が見せる壮絶な痴態を想像しながら。

----------------------------------------------------------------------
何となく投下したくなって投下。
カイって、色々とソッチ方面では悪く言われてるけど、元々フランス人(思いっきりラテン系)だから、ホントはコレ位造作でもないと思うんだが、どうか?
284名無しさん@ピンキー:04/07/16 14:56 ID:StGc8BzF
>>283
フランス人(ラテン系)だからってのはちと大雑把すぎない?w
対紗夢の勝利台詞とか、キリスト教徒っぽいとことか、生真面目な性格とかから
正直あまり経験なくて下手そうに思えてしまう。
でも、そういう設定も嫌いじゃないよ。

初めの頃は紗夢がリードするぐらいの感じだったけど
そのうちコツを覚えて>>283みたいな展開に…だったらかなり(;´Д`)ハァハァ
285名無しさん@ピンキー:04/07/17 17:16 ID:VLJ/T7el
>>282
紗夢が既にブリジットを逆レイプで犯し放題。
梅喧はチップを襲撃、童貞奪う。
286名無しさん@ピンキー:04/07/18 02:09 ID:fqUF8Dop
ば、梅チプ!いいなぁ…
狼な姐さん(;´Д`)ハァハァ
287名無しさん@ピンキー:04/07/18 07:40 ID:cWEmPNzz
>282
何故 A.B.A.がいない!!
288名無しさん@ピンキー:04/07/18 15:23 ID:LjVJm52A
>>283
ウホッ、いつもは童貞呼ばわれなカイが…。たまにはこういうのも良いなぁ(´Д`)ハァハァ
女キャラ媚薬シリーズ化キボンヌ。つか初心者な漏れも書きたいですが…
誰が良いか希望ありますか?
289名無しさん@ピンキー:04/07/18 15:33 ID:kSEFwn3D
>288

  陵辱キボン
290名無しさん@ピンキー:04/07/19 01:11 ID:700F5GB+
>>287
ホムンクルスであり、現在の身体上媚薬が効く体質以前の問題になる。
291名無しさん@ピンキー:04/07/19 09:09 ID:B0MC+GTI
鰤×アバщ(゚Д゚щ)カモォォォォォォォォォン !!!!!!
292名無しさん@ピンキー:04/07/19 14:18 ID:Th/a7bbl
>>288
テスタはアリでつか?…と訊いてみる
293名無しさん@ピンキー:04/07/19 16:57 ID:dU9/pveV
テスタを媚薬漬けにしてリンカーンですか?

















(;´Д`)ハァハァ
294名無しさん@ピンキー:04/07/19 21:19 ID:rycyof3G
そういやテスタで媚薬ネタって見たことないな

激しくキボン!ヽ(`Д´)ノ
295名無しさん@ピンキー:04/07/19 21:31 ID:Ot7YoRZh
テスタをふたなりor女体化させてダンディーに襲わせてみたいと思った漏れは変態でつか
296名無しさん@ピンキー:04/07/19 22:27 ID:6sIxLq4I
>>295
変態かだと?!

んなワケあるか!
つまり俺も見たいワケで書いてくれゼヒ
297こちら ◆ALs99z.UNI :04/07/20 00:38 ID:BPqMs7XQ
>アバ
性格やらはちょっと出てきたようだけど、口調やらがわからないので話にしづらいのではと言ってみる。

以下私信ぎみに。
過去に書いていたもののデータが、盛大にすっ飛んでしまったためほぼ続きが書くことが出来ない状態に。
少しずつイメージまとめてますが文紳が降りない状態ですのでいつになることやら。
他に別のことに傾倒してるの書けないというのもありますが…。
もし続きを期待していらした方がいたのでしたら非常に心苦しいのですがご了承を。

明言はしませんが、そのうちに復帰する予定。
298名無しさん@ピンキー:04/07/20 00:54 ID:dDaGwshZ
カイ女体化に萌える
299288:04/07/20 02:38 ID:OXHsn/AM
>>289
ドモです。ということでミリアたん屈辱(?)で書いてみています。初心者なんで期待は無しで;

>>292
それも激しくハァハァ(;´Д`)でつが、またの貴会にテスタン書きます…OTL

というわけで珍しい(?)カイ×_でガンガリマス。お目汚ししますが多めに見てやってください;
300名無しさん@ピンキー:04/07/20 23:08 ID:9KZPKMe3

唐突だが。女体化ってのはよく見かけるので
ここら辺で、さらに男体化とかどうよ?と、言ってみるテスト

男性陣は女になって、逆に女性陣は男に

紗夢に今以上に好き放題されるカイとか
梅喧がチップと闇慈相手に四十八手制覇とか
クルー全員に陵辱されるジョニーとか
ミリアがザトーとヴェノムを調教とか
目指せ千人斬りなイノとか
人間を挟んで潰せそうなサイズのポチョの乳とか

・・・どうだろう?
301名無しさん@ピンキー:04/07/20 23:20 ID:CfmwEWPr
いいかも
302名無しさん@ピンキー:04/07/20 23:35 ID:3OTPC8JF
ポチョ(;´Д`)
303名無しさん@ピンキー:04/07/21 03:53 ID:AHktTG91
>>300
良すぎ!(;´Д`)ハァハァ
304名無しさん@ピンキー:04/07/21 16:15 ID:ETLfO9d/
カイ×鰤が有るのになぜ_×鰤が無いとはどういう事だね。
305名無しさん@ピンキー:04/07/21 18:36 ID:nwLJeyYf
>>300
シャロンに腰抜けにされるスレイヤー
306名無しさん@ピンキー:04/07/21 19:26 ID:xHx7/QA5
>>300
イイ!!
S子改めS男に好き放題されるザッパ(;´Д`)ハアハア
307名無しさん@ピンキー:04/07/22 15:17 ID:tX8rjuL/
本当に、何でも有りなスレだな。




でもそれが良い(*´д`*)ハァハァ
308鯖ジット:04/07/22 20:43 ID:Cp2yYqv2
帝王であるこの俺も居るぞ。
309300:04/07/22 23:02 ID:IeQsXdsc

以外と賛同の声が多くてビックリしますた
男体化、需要があったみたいで良かったです

>>305 >>306
(*・∀・)ノシ イイ!

と、あと。お試しで梅(男)×チップ(女)を
書こうかと思っています・・・期待はナシで(´Д`;)
310300:04/07/22 23:27 ID:IeQsXdsc

1)

ちりーん。りーん・・りーん
縁側に座り、のんびりと外の景色を眺めていた梅喧だが
ふと目線を上げると、白い陶器の風鈴が左右にふわふわと揺れ
涼しげな音色をたて、その身を躍らせていた
さらにその向こうでは春の淡やかな若草色から
衣替えをした深緑の森が夏の到来を知らせるかのように
風にその葉を揺らして、胸が空くような良い音を立てている
もうじき、蝉も鳴き出すだろう。と
風鈴と木々の葉が擦れる音を聞きながら眼を閉じ
その音に聞き入りながら
梅喧は煙管を咥えたその口元を綻ばせていた
たまには、こんな昼下がりも悪く無いと思いつつ、煙管を灰皿に置き
尻に敷いていた座布団を二つに折って
それを枕代わりにすると寝っ転がり、夏を知らせるその音を
子守唄代わりにしての昼寝を決め込んだ梅喧は全身から力を抜いた
そんな、ごく普通の平和な昼下がりだった・・・が
「なぁ、梅喧。ヨンジュウハッテって何だ?」
「・・・」
まるで見計らったかのように
梅喧の平和な昼下がりに自称忍者の声が
涼やかな夏の音色に割って入ってきた
梅喧は、眼は開けずにまたコイツか、と。うんざりしつつ
如何しようかと少し思案し
このまま、狸寝入りを決め込めば諦めて帰るだろうと結論を出した
「・・・」
「・・・」
・・・沈黙が痛い。まったく、コイツもコイツでしつこいなと
チップに分からない程度に軽く眉を顰め、梅喧は心の中で舌打ちをした
「なー、梅喧ってば」
311300:04/07/22 23:34 ID:IeQsXdsc

ゆさゆさゆさゆさ、着物を掴み。なぁなぁ、と揺さぶってくるチップに
最初の頃はそのうち諦めると思っていた梅喧だったが
一向に止める気配の無いチップに、適当にあしらった方が早いかと思い直し目を開ける
「なんなんだ。さっきから・・・」
「お、なぁなぁ。梅喧」
何度もゆすぶられて、ぐしゃぐしゃになった髪を
手櫛で整えながら、目の前の似非忍者に付き合うことにした
四十八手がなんだって?・・・クソ、そんな事で人を起こしやがって
口に出すと、この女は五月蝿いので心の中で毒づくと
煙管に火を入れなおし、また口に咥えると目の前のチップを見据えた
「梅喧、ヨンジュウハッテってヤツ教えてくれよ」
「・・お前、意味が分かって言ってんのか?」
何か、鼻息荒く眼を輝かせながら顔を近づけてくるチップに
梅喧はうんざりしたように、溜息を付いた。そんな梅喧の態度にチップがむっとしたのか
「知ってるっつーの!」
売り言葉に買い言葉とでも言うのだろう
子供扱いをするなといいたげにそう叫ぶチップ
そんなチップの様子に梅喧は言うじゃねぇかと
そう思って、今度は、ちゃんと真面目にチップを見た
「へぇ・・・」
真っ直ぐに見つめてくる赤い瞳
泣かせたらもっと赤くなるのだろうか?
日の下で毎日修行している癖に真っ白い肌は簡単に跡がつきそうだ
サラシを巻いているのか、見た事がない胸。興味がないわけではない
なかなかの素早さを誇るくせに以外とくびれている腰・・細身なのか、それとも
・・・まあ、悪くは、無い
恐らくは、また何かと、意味を履き違えているのだろうと梅喧は分かっていたが
あえて梅喧はその答えを正そうとは思わなかった
人の昼寝を邪魔しやがって。と、まだ根に持っていたらしいその理由と
寸前で留めれば良いかというちょっとした遊び心だった
312名無しさん@ピンキー:04/07/23 07:02 ID:v+4yiH1t
300さん乙でつ!(*´Д`)ハァハァ
娘チプたん(*´Д`)ハァハァ
兄さん梅たん(*´Д`)ハァハァ
続き楽しみにしてます!
313名無しさん@ピンキー:04/07/23 12:12 ID:zk/DWX+s
了!続ききぼんぬ
314名無しさん@ピンキー:04/07/23 21:36 ID:QUBHp0uW

カコイイ姐さんと娘化しても紙っぽいチプー(*´д`*)ハァハァ
315名無しさん@ピンキー:04/07/24 02:41 ID:q6Rl2w2u
娘チプ(・∀・)イイ!
マターリ期待してます。
316名無しさん@ピンキー:04/07/24 08:43 ID:ZobEl1w8
梅チプ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
兄姐さんイイ!!会話が可愛い!!
正直性転換物は守備範囲外だったのに恐ろしく萌えましたorz
続きもがんがってください!
317名無しさん@ピンキー:04/07/25 12:11 ID:CzaszTID
俺の言葉にソルは羞恥に顔を赤く染め、でも寄せる快感に耐えきれず呟いた。
「アクセル…欲しい」
「なにが?」
「…っ、アクセルに、いやらしいコトされたい…」
どくりと血液が下半身に流れる。
その瞬間、俺はとても満足した。
あのソルが俺におねだりなんて、男の支配欲を満たすには充分すぎるエッセンス。
俺はご褒美にソルの中に浅く、その後深く中指を入れた。
「や…だっ、アクセ…っ!!あぁっ!!」
与えられた快感に震える肉体。ビクリと乳房が揺れ、そのまま絶頂を迎える。
その姿は人間の女とは違う、獣のような色気を振りまいて俺を酔わせる。
ひくひくと痙攣する部分がとてもいやらしい。
荒い息を整えながら疲労に身を浸してもまだ行為が終わらないことを察しているのだろう。
「やだ、ぁ…アクセル…」
『イヤだ』という単語が反射で出てしまうソル。しかし、使い古された言葉だけど、身体
は嫌がってないってやつだ。
達したばかりの身体を更に深く指で穿つ。
「ふぁっ…あっ」
ソルの内部から蜜が溢れ俺の指を動かしやすくしてくれる。
身体が悦びを伝えるように。
くちゅ、とわざと指で音をたてながら俺は囁いた。
「やだやだ言っといて随分と気持ちよさそうじゃん?ひょっとして慣れてるの?」
「そんなこと…ない…っ」
息も絶え絶えで否定の言葉。
どうだかね、と意地悪く言ってから赤く熟れた胸の頂部に吸いついた。
「あ…っ!」
318アクセル×女ソル:04/07/25 12:13 ID:CzaszTID
軽く歯を立ててやれば、ソルの口からは意味をなさない喘ぎが漏れる。
「ソル、気持ちいいんでしょ?」
「ぁ…きもち、いぃ…」
もっと気持ちよくさせてやりたくて胸から鎖骨、首筋、唇と犯していく。
「んっ、ふ…ぁ」
唇の端から唾液が顎を伝い、さらにいやらしい表情になるソル。
もうそろそろだと、ソルの太股を抱えあげてソルの紅い瞳を見た。
それで次に与えられる行為を悟り、瞬時に身を竦ませる。
ベルトを外して前をくつろげ、軽く予告をする。これからアンタの中に入るモノだよ、
と。
外気に晒された俺の欲を見て、理由は違えどソルの瞳と陰部が潤んだ。
今のソルは何度も言うけど、男の時とはまるで違う。
快感に身を委ねてプライドもねじ曲げて、痛いことを避けている姿は変な意味で女らし
い。
「アクセル、早く…っ」
そんな言葉を俺に促されずに口にするなんて。
「ねぇ、思ったんだけど…っ」
「ひゃ、あぁぁんっ!!」
話かけると同時に勢いよく貫く。
ソルの中は灼熱のように熱く潤み、俺のを存分に締め付ける。
「あぅっ、あ、はぁっ!」
口を大きく開けて、Aの音しか発することができなくなっているソル。
もう耳に入っていないことには構わずに話を続ける。
「俺様にヤられて感じまくっててさ…」
結合部から音と液体が同時に流れ出す。
ソルの爪は腰を支える俺の腕に赤い線を残す
319アクセル×女ソル:04/07/25 12:14 ID:CzaszTID
イイところを探すなんてことはしない。
ただ自身の快感を追うだけの身勝手な律動にも、ソルの身体は悦んだ。
俺は顔を近づけてキスを施しながら言った。
「ひょっとしてカイ相手でもこんなんになっちゃうんじゃない?」
「やぁっ!!ふ…ぁっ、あっ!!」
カイの名前に反応したのか、締め付けが強くなる。
その正直とも言える反応に俺も追い立てられた。
限界が近づいているのを察し、一層ソルの肉を深く抉った。
「あ、あぁぁーーーっ!!」
ソルが2度目の絶頂を迎え、俺の腕に爪を立てる。
痛みと快楽と熱に俺もソルの胎内に灼熱を叩きつけた。
「…ぁっ!」
短く喘ぎながら全てを出し終えた後で、軽く揺する。
びくりと身体をはねさせたた相手を見ると不安の色が顕れていた。
訝しげに顔を覗き込むと、弱弱しく口を開く。
「あ、せる…なかに、出したら…」
『出したら、子供が出来る』
ああそうか、と納得してソルに俺は優しく言葉をかける。
「ねえ、お願いあるんだけど」
身体を繋げたまま前屈みになって、頬に優しくキスを落とす。
にっこりとできるだけの笑顔で「いい?」と聞いた。
ソルはその表情に少し安堵し、頷いて次の言葉を待った。
「あのね…」
320アクセル×女ソル:04/07/25 12:14 ID:CzaszTID

「女の子だったら、めぐみって名前にしてね」
そして俺はまた一気に動き出した。
その瞬間のソルの表情なんて、覚えていない。
ただ俺は子供ができるように願いながら、ソルの中に何度も種を植え付けた。




夕方、カイの元に一本で電話が入った。
「はい、もしもし?」
「あ、カイ?俺アクセルだけど」
「アクセルさん、どうしたんですか?」
「ちょっと話があるんだ、ソルの旦那のことで」
「…!わかりました、そちらに行きます」
「ありがと。場所はね…」
ソルのことなら何でも食いついてしまう自身を情けなく思いながら
カイは優雅に裾を翻して執務室のドアを開けた。



電話が切れるのを確認してから、ちらりと横を見た。
快楽という名の責め苦に耐え切れず、気絶したソルが横たわっている。
「もうすぐだよ、ソル」
髪を梳きながら目を閉じたままの相手に囁く。
「もうすぐ、大好きなカイがくるからね…」
気絶したソルにも、電話越しのカイにわからなかっただろうが、自覚はあった。
「今の俺って極悪人の顔してるよね、きっと」

《了》
321書き逃げ!:04/07/25 12:17 ID:CzaszTID
素晴らしい兄姐さんの直後のお目汚しすいません!
完全な自己満です…(でも楽しかった)
拙い文ですが、失礼します。
322321:04/07/25 12:19 ID:CzaszTID
そしてageてしまってすいません…!!
ソルに焼かれて逝ってきます。
323名無しさん@ピンキー:04/07/25 16:48 ID:7i3Vqcbf
324名無しさん@ピンキー:04/07/25 21:25 ID:f49U+Ixo
女ソル(;´Д`)ハァハァ
この後にはカイを交えて3Pなのだろうか…
とりあえず乙!
325名無しさん@ピンキー:04/07/28 17:08 ID:SrQvWRqx
カイがとある山の草原で寝そべっていると・・・・・

ガバッ・・・!!!
カイの目の前が真っ暗になり、生温かい感じの物体が・・・・・

カイ「フガフムガモガゴ・・・・・(窒息寸前)」
?「ウフフフフフ・・・ダァ〜レェ〜だぁ♪?」

実は紗夢がこっそりと自分の腰(秘密の部位含む)をカイの顔にのっしり
乗っかかるように押し付けていたのだった。
しかし、ここ一週間働き三昧でロクに体を洗う暇が無かった所為か
アソコが臭くなっていて、カイは3分後に失神。
326名無しさん@ピンキー:04/07/28 18:58 ID:7luiIrbC
 アクセルxソルの続きを書きたいのですが、いいでしょうか?
あと、ソルが女になった理由って特にないですよね?
理由がなければこっちで適当に書いてもオケでつか?
327名無しさん@ピンキー:04/07/28 21:52 ID:nCzfZD5Q
>>325
禿笑。なんて色気のない・・・
でもこんなバカなやりとりがありえそうなのもこの二人。
328名無しさん@ピンキー:04/07/29 14:58 ID:xxGLz6+N
ディズィーのスカートが木の枝に引っ掛かり、モロ捲れ状態。
そしてプリプリのヒップが穴まで丸見えで本人かなり困惑・・・

これを偶然見たザッパが・・・・・「オオッオオゥオオ・・・・・ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ」
興奮し過ぎて、お約束ジェラシーモードのS子に憑依されバトルスタート♪
329名無しさん@ピンキー:04/07/29 20:33 ID:B9zPAxtv
>>326
321です。
続き、是非お願いします!
女ソルの設定などはお好きになさって下さい。

投下楽しみにしてます〜ノシ
330名無しさん@ピンキー:04/07/29 21:02 ID:vA3OZLDG
ジョニテスまだかな〜と待っている奴←1
331名無しさん@ピンキー:04/07/29 23:38 ID:Xr/BsaBE
ジョニテス待ち→(2)
332名無しさん@ピンキー:04/07/29 23:39 ID:72MTJihm
ジョニテス待ち→(3)
333名無しさん@ピンキー:04/07/30 00:37 ID:Vs+WpdYl
ジョニテス待ち→(4)
334玉砕チャレンジャー:04/07/30 01:22 ID:bcqj7FOc
|ω・)彡サッ
ジョニテス待ちな所に過去の遺物登場
覚えてらっしゃる方も少ないと思いますが、長いこととまっていたザト梅の続き投下してもよろしいでしょうか?
・・・とか言ってみちゃったりなんかして
|彡サッ
335名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:42 ID:DbSejZbb
>>334
お待ちしておりましたよ(*´Д`)ハァハァ
336名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:46 ID:jXyXCMkC
>334
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
梅タン(*´д`)ハァハァ
337名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:46 ID:jXyXCMkC
すいません。上げてしまった・・・
338名無しさん@ピンキー:04/07/30 02:04 ID:WDPoFxnx
>>334
お願いします(;´Д`)ハアハア
339玉砕チャレンジャー:04/07/30 02:15 ID:ikL1Nf3W
|ω・)
待っててくださった人がいて感激です・・・(TдT) アリガトウ
というわけで投下!

「なるほど…確かに十分だ」
 内腿からなぞるように指を滑らせて、ぬるりとした感覚に指を止める。
 溢れ出した愛液が梅喧の腿を伝い、ねっとりとした糸を引いてボロボロの床へと垂れていた。
「触るぞ?」
「っ!?」
 甘く囁いて、ほんの少しだけ指先を挿し入れる。
 屈すれば、すぐに嘲笑と共に犯されのだと予想していたのに、男が優しい恋人を続ける気配を
察して梅喧は驚愕した。
「意地を張っているのも面白かったが、そう従順に感じてくれると張り合いがあるな」
 ゆっくりと、二本の指を抵抗無く飲み込んだ梅喧の柔らかい肉壁の感触を楽しむように、男は
わざと音を立てて梅喧の中をかき回した。
「てっ…め…! どーいう…!」
「見えないのでな。触って確かめるしかない」
「ぅぁ…っ……ぁ…!」
「慣れた体だな……妬かせてくれる。私以外にお前を抱いた男が数多くいると思うと……」
「焦らすつもりはねぇって……!」
「だからこうして触れている」
 詐偽を働かれた物の心境かどうかは分からないが、梅喧は反論のための言葉を見つけられずに
愕然と男を見た。
「それとも……」
「っあ……く…ふ……!」
「他に何かして欲しい事があるのか?」
 囁き、甘噛む。
 顔をそむけて逃げる耳元に唇を寄せて、舌先で耳裏を舐め上げると、梅喧は喉の奥から這い上
がる嬌声を必死になって飲み込んだ。
340玉砕チャレンジャー:04/07/30 02:16 ID:ikL1Nf3W
 震える肩に歯を立てて、舌で鎖骨をなぞり首筋へ。
「てめッ……! いい加減に……!」
「言ってみろ。言わなければわからない」
 睨みつける桜色の瞳などには気が付いていないように、男は何処までも甘く囁いた。
 快楽は性別を越えた拷問で、流された時から苦痛に変わる。喉まで出かけた言葉を唾に変えて
吐き出して、梅喧は男の唇に噛み付いた。
「ッ……」
 舌を突き入れ、乱暴にかき回す。絡めた舌を強く吸い、男の唾液を飲み込むと、梅喧は妖艶に
笑って見せた。
 見えてはいない事はわかっている。必要なのは雰囲気だ。流されてるなどと、思い上がられて
はプライドが許さない。
 意外と言うか、あっけに取られた男の表情がこっけいな程にリアルで間が抜けている。
「随分と積極的だな……どういう心境の変化だ?」
「っは……生娘じゃねぇんだぞ。俺がもうお人形さんになったとでも思ったかい? ここまでき
たらやる事キッチリやってもらうぜ? こっちだって場数踏んでんだ。舐めてんじゃないよ……
若造が」
 精神的に勝利。
 考えてみればこの盲は男で、少しばかり変わった趣味に興じていると思えば嫌悪感など覚えな
い。
 時間稼ぎは十分だった。梅喧は立派に囮を果たし、男はこの場にクギ付けだ。
「寝物語に教えてやろうか。お前の愛しのお嬢さんならとっくに町をでて今ごろは目的地に到着
だ。残念だったな…間抜け野郎が」
341玉砕チャレンジャー:04/07/30 02:16 ID:ikL1Nf3W
 暫くの沈黙の後、鼻で笑う音がした。
 想像はついていた。この男は既に知っている。
「それで? 続けるのかい? それとも泣いて帰るかよ」
 無言のまま、動く事を忘れていた指が梅喧の中から引き抜かれた。
 代わりに、比べ物にならないほど太く、熱いものがあてがわれる。
「どう贔屓目に見ても、お嬢様と言う感じではなかったからな。装うつもりの無かったのが逆に
私を迷わせた。狙ったかどうかはともかく、敬意を表しておこうか」
「っ……は……デケェもんおっ勃てて言う台詞かよ。追わなくて……ぃ…ぁ…!」
「それほど重大な問題でもない上に、特に興味があるわけでもない……私の仕事を気にしてくれ
るのか?」
「っ……ふ…ぁ…あぁ…!」
 ゆっくりと、ゆっくりと押し入ってくるもどかしさに首を振り、梅喧はもはや自由に動かせる
片腕で男の肩を殴りつけた。
 直後に、奥まで一気に貫かれる。
「ひぁああ…! ぁ…は……んく…ッ!」
 宙に浮いた体は快楽から逃げる事ができなかった。
 誰かの上に乗れば、自分の好きなように感じて好きな時に意識を飛ばせる。だがこの状況は完
全に男に主導権を握られていて、おもうまま突き上げられて、弱い所を攻められて…
「っ……ぁべ……も……ぅ…ッ」
「は…なかなか……可愛い声を聞かせてくれる…」
 しがみ付いて、自らも腰を振る。
 逃げようとしても終わらない快楽ならば逃げずに求め、梅喧は男の長い金髪に指を絡めて喉の
奥から上がる嬌声を上げつづけた。
「く……あぁああぁッ――!」
 一瞬白く視界が爆ぜて、糸が切れたような力が抜ける。
 直後に子宮の奥に爛れるような熱が吐き出されて、少ししてから肉の楔から解放された。
 ぱたぱたと、白い体液が床に落ちる音がする。
342玉砕チャレンジャー:04/07/30 02:19 ID:ikL1Nf3W
「……余韻に浸るって事をしらねぇのかよ…」
「この状態でか…? そういうことはベッドでする事に決まっている」
 男の腕ではなく、影によってベッドに上に下ろされて、梅喧は毛布を引っ張ると自分の体に捲
きつけた。
「…いつまでいる気だ…? まさか泊まる気じゃねぇだろうな」
 鳥が羽ばたく音がした。
 それはあの男が現れたのと同じ音で、目を開ければ案の定誰もいない。
「言うまでもなかった……か」
 自分でも理由の分からないため息を一つついて、梅喧は目が冷めてから足を治療しようと決め
てから再び静かに目を閉じた。

間を空けたくせに短くてすいませんすいません
でも一応終わりです。心残りなく終わりです。
難しいカップリにチャレンジするのはそろそろ無謀だと思いました・・・
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
343名無しさん@ピンキー:04/07/30 03:03 ID:DbSejZbb
完走乙です!
強かに艶やかな姐さんにハァハァしますた(*´Д`)ハァハァ
344名無しさん@ピンキー:04/07/31 10:25 ID:gqxpJXhC
座頭一め・・・・・!


GJでした
345名無しさん@ピンキー:04/07/31 10:26 ID:gqxpJXhC
スンマセン
346名無しさん@ピンキー:04/08/01 00:45 ID:/77vAJQw
>>344
すごく惜しいIDだ
347ひぃす:04/08/02 08:28 ID:9r85V0lu
メイ×ジョニーって需要ありますか?

ちょっとお試し版書き逃げっ!

348ひぃす:04/08/02 08:29 ID:9r85V0lu
夏は、人の心に少しだけ悪い作用をするという。
大胆にしたり、それは、まぁ人によって様々というわけだが・・・
そんな訳で、夏というのは、色々なものが少しづつ進展したりする。
そして、物憂げな瞳で写真を見下ろす少女もそれを密かに願っていたりする。

「はぁ・・・ジョニー・・・」
理由もなく呟いた名前が愛おしい。この名前は、彼女のなににも代え難い人の名前であり、
それだけで力を与えてくれる魔法の言葉だ。
メイは、迷っていた。
自分はこうもかの人を慕い、愛してやまないのに、かの人 ――――快賊団の団長、ジョニーは
一向にメイをそのような対象として見てくれない。
もちろん、嫌われているのではない。ジョニーはメイの親代わりのような立場にあるのだ。
憧れのような感情は持たれたとしても、恋路や愛の感情はとうてい持たれないだろうと彼は
思っているのだろうか?
こんなにも、この幼いレディはジョニーの事を想っているのに。


「ボク、ジョニーのお嫁さんになるのっ!!」子供にありがちな幼い感情。
これは思慕と呼ばれるもののうちだった。最初の頃は。
彼女が、幼女から少女に、殻を脱ぎ捨てるように生まれ変わって、普通はそこで切り離され、無くなっていく
幼いその感情が、薄れる事など無くより強くなっていった。



――――――毎夜、メイはジョニーを想い、自分を慰めるようになった。
彼の声を想い、身振りや、目や・・・体や・・・どんどん過激になっていく想像に、戸惑った時ももちろんあった。
でも、それは自然な事なのだとメイは考えた。そうして、一人自慰に耽っていく・・・。
349ひぃす:04/08/02 08:54 ID:9r85V0lu
「ぁっ・・ふくぅ・・・・・・・ぅっ、あぁっ・・ジョニーぃっぃぃぁあっ・・・」
小さなベットをきっきっと軋ませて、幼い肢体が震える。はっはっと荒い息遣いが、蒸し暑い夜気に
吸われていった。一人部屋だし、暑いから裸だ。電気も消えているから、少女は知らずに
大胆になる。指の先で弾く様に秘所を刺激する。もう止まらない、止まりたくない。
「ジョニィ・・・ぃぁ、ああっ、くぅ・・・っ・・・!」
指は速くなる。ぴちゃぴちゃと粘膜が音を立て、喉の置くから昼間想像出来ない様な
甘い、縋る様な声が漏れる。相乗するように、感情も体もどんどん高まっていった。
・・・もう、限界が近い。一層指の動きが早まり、メイは閉じていた足を左右に開き、喘いだ。
「んっ、んっ、あぅ、ぁっあっ、あくぅっ・・・ぃ、イッちゃ・・・うっ、ィクよぉっ!ぁあん、あっ、あんっ!」
涙が零れた。唇の端からつうっと唾液が伝う。足の指先まで痺れるような快感に、腰がガクガクとなる。
「ぅっあぁっっ、あっあんっ、ジョニぃっ・・・ジョニーぃっ!ああっ、駄目ぇ、イクッ・・・いっ・・・・っっ!」
絶頂が訪れ、足の間から生暖かいものがぴゅぴゅっと噴き出す。びくんびくんと身を震わせて、
メイは半ば失神するようにそのまま眠りに落ちてしまった。


まだジョニー本人は出てきませんでした。メイのオナニーってありでしょうか?^^;
350ひぃす:04/08/02 18:59 ID:+GtoNkqs
ちなみに、「悪い虫」はエイプリルですw
351名無しさん@ピンキー:04/08/04 09:12 ID:AqGuZOAj
ありじゃない?
352名無しさん@ピンキー:04/08/04 10:23 ID:DqQK7pQa
グーよ、グー。
続き期待です!!
「ねぇ。エイプリル・・・どうすればいいんだろう・・・?」
「どうすればって・・・何が?」

昼下がり、2人は浜辺をぶらぶらしていた。さっきまで楽しそうに明日のビーチバレーの
事を話していたメイが、ふっと顔を曇らせて零した言葉をエイプリルはすぐには理解出来ない。
「あ、その・・・さ、ジョニーの事・・・。」
「ふふっ、どうしたのよ?メイらしくないじゃない〜!もっと元気にジョニーを追っかけなきゃ!
メイらしくないよ?」
明るく笑って返すも、メイはでも、と言葉を濁す。
「だって・・・いつも、毎日、ずうっとジョニーのことを想ってるし、好きだっていっぱい言って
るけど、・・・・・・・全然そうは見てくれないから・・・恋人みたいにしてくれないんだもん。」
エイプリルは、ふぅんと当たり障りの無い相打ちを打つ。

「ねぇエイプリル、やっぱり今のままじゃ・・・ジョニーをその気になんて出来ないよぉ・・・。」
いつになく自信を無くした自分自身に、深い、苛立ちを超えた寂しさを覚え、
メイはもう半泣き状態だった。
「それじゃあさ、もっと自分を魅力的にすればいいんだよ!」
「・・・今まで、レディになるための努力をしてきて、もちろんそれを全部しっかり身に付けられ
た訳じゃないけど、・・・なんか自信なくなっちゃった。」
「ううんっ、まだメイがしてない、大事な大事なものがあるよ。・・・メイ、ジョニーをその
気にさせたいって言ってるけど、“その気”って具体的にどういうことか解ってる?」
いつもいつも日常的に言っていた言葉の意味を聞かれるなんて、とメイは少しうろたえる。
そして、すぐに答えようと思ったが・・・
「それは・・・あの・・・    ・・・・・     」
「わからないんでしょ?」
「・・・・・・・・・うん。」
まだまだメイは幼い。それは外見もだが、心だって当たり前だが幼い。この一言で、今まで自分が
してきたことが全部子供の我儘だったような気がして、・・・これはけっこうな衝撃だった。
354ひぃす:04/08/04 14:38 ID:AqGuZOAj
「・・・・・・・・・・・・・・・・エイプリルは・・・知ってるの?」
「もちろん。その気って言うのは、“エッチな気持ち”だよ。」
「エッチな気持ち・・・エッチ!?」
「そんなに驚くことでもないじゃない〜。で、さっき言ってた、メイがまだしてないことっていうのは
エッチな経験だよ。恋をすれば綺麗になるっていうでしょ?愛を知るともっともっと綺麗になれるんだよ!」
「そっか・・・そうなんだ・・・。で、結局ボクはどうしたら・・・いいの?」
頬を紅く染めながら、メイは続きを促す。
「メイはね、・・・オナニーってわかる?」
「お・・オナ・・・・??し、知らない・・・。それって・・・え、エッチな経験に関係あるの?」
まだ口に出すことも恥ずかしい言葉を小さな声でどもりながら話す。
「関係あるっていうか、そのものだね。まず、メイはそれをすればいいんじゃないかな?」
エッチなもの、そのもの・・・。思わず、ごくり、と覚悟の生唾を飲み込む。正直、怖い。
「説明、するのも難しいなぁ。そうだ、一回教えてあげるから、後は自分で覚えればいいよ・・・。」
「えっ、やってって・・・わぁっ!」
人の少ないとはいえ、ここは夏の砂浜。エイプリルはメイの手を引き、岩場の影に連れて行った。
「それじゃあね、メイ、まずタイツ脱いで。」
「えっ・・・ぬ、脱ぐの?」
「そうそう、脱がなきゃオナニー出来なくも無いけどやりずらいんだって。
いいの?ジョニーのためでしょ?」
「う、うん・・・わかった・・・」
靴を脱ぎ、タイツを脱ぐ。汗をかいていたから、太ももにぴったりと貼り付いてなかなか
思うように脱げない。指でつまみ、そおっと伝線しないように下げて、まず左足を抜く。
それからゆっくりと右足を抜いた。
「これで、いいの?次は、どうすればいいの?」
「うん、なんか積極的になったね。吹っ切れた?」
「そんな・・・ところかな。」
「それじゃあ、そこに寝そべって。」
言われるがままに、岩場に寝そべるメイ。気をつけないと、柔らかい肌を岩に斬りつけられそうだ。
「・・・こう?」
「うん、次に、自分の手で、・・・あそこ触るの。」
「あそこって・・・あそこ!?」
驚愕の声をあげるメイ。どうして自分と同じ環境、同じ年齢でこうも進んでいるのか。
355ひぃす:04/08/04 14:39 ID:AqGuZOAj
「そうそう、で、指さきでつんつんってしてごらん。自分のそこを。」
「・・・・・っこう?」
変化の無い様子を見て、エイプリルは思った。
「ぁ、そっか。メイ全然経験ないんだもんね、経験無い人は膣派じゃなくって
クリ派って書いてあったなぁ。」
「・・・・??」
「ごめん、作戦変更ね。メイ、そこ触ってて、なんかぽこっとしたの無いかな?」
「ぽこっと?・・・え〜と・・・あ、ある、みたい。」
「それをね、摘んでみて。」
「こうかなぁ?」
何も知らない少女は躊躇無く肉の芽を摘んだ。と・・・
「っあぅっ!!」
いきなり襲ってきた衝撃に、メイの体はびくんっと跳ねる。初めての感覚は、メイに
とってまだ強い衝撃でしかない。
「あ、そこそこ。オナニーってね、そこをいじることなんだよ。」
「はっ・・・・ぁぅ・・・び、びっくりした・・・。一瞬お腹引きつっちゃったみたい・・・。
これがエッチな経験なの?」
「そう、・・・なんだって。本に書いてた。それを繰り返すと綺麗になれるよ♪」
一体そんな本どこで見たんだろうか、少々戸惑いながらも、頭の中で納得させていった。
エイプリルは船一番の情報通。ゴシップから世論から、雑学、学問まで、広く深めに、ジャンルによっては
かなり深く理解している。たとえその経験を自分が経験してなくとも。・・・つまり耳年寄りなのだ。
「・・・メイ、それじゃあもうもどろっか。夕焼けになってきちゃったね。」
「・・・そうだね、お腹も空いたしね。」

また2人で歩く夏の砂浜。影は、少し成長した証のように2人の足元から長く引いていた。
歩いているうちに陽も落ちて、代わりに上がって来た月は、今日に限って大きく、丸く、
艶めかしい程の紅をしていた。
356ひぃす:04/08/04 14:40 ID:AqGuZOAj
さっそくその晩、試してみることにする。
寝室にはメイ一人。個室の中は夏特有の淀んだ夜気が満ちている。
「・・・暑いし、服脱いじゃおうかな。」
全裸。昼間したように、ベッドに寝そべる。そして、あそこに触れる。
「っ・・・ふぅぅっ!」
まただ・・・そこに触れるたび。全身がびくんとなる。息も乱れる。不思議な感覚に、
メイはもっともっとその行為を知りたくなっていた。
「っ・・・・・・・ぅっ・・・ぅぅん・・・・・・」
いつの間にか、横を向いて、就寝するときのような格好だったのが、仰向けになって
足を大きく広げていた。なんかヘンだ。なんだかヘンだ。でも、やめられない。
そのうち、両手で触り始めた。体勢のせいか、苦しくて息が乱れる。
「はっはぁっ・・・はぁ・・・・あっ・・・はっ・・・・・・」
初めて、自分のそこを見た。足は広げたまま、座るように半身を起こすと、
自分の指と・・・それが触れている場所が、残念ながらまだ毛は生えていないからよく見える。
触れていた場所には、沢山のピンク色のヒダがある。触るとびくんとなる箇所には
そのヒダがかぶさっていた。
見てみたくて、メイは左手の人差し指と中指でヒダを開いてみた。
「・・・・きれいな色・・・。なんだろう、お豆みたい・・・」
小指の先ほどのちいさな肉色の豆が、外気に触れて微かに震えているようだった。
触れてみたい衝動を、抑えられなくなった。
「っ・・・ああぅっ!!」
昼間よりも、ついさっきまでよりも強い衝撃が全身に駆け巡り、メイは思わず声を出してしまった。
今の声でもしかしたら誰か来るかもしれない・・・でも、メイは気付いた。

今の衝撃の中に、なにか違う感覚が強く混ざっていたことを。
357ひぃす:04/08/04 14:41 ID:AqGuZOAj
ヒダがかぶさらないよう、押さえながらもう一方の手でまたそこを弄る。
「んっ・・・・んはぁっ・・・・・あぅ・・・んっ!」
触れるたび体が引きつり息が乱れ、そして、・・・気持ちいい。
まだ残る恥ずかしいという感情と、快感を求める本能がせめぎ合い、つうっと涙が零れた。
「んっ、あっ・・・きもち・・・イイっ、よぉぉ・・・ぅんっ・・・んっ」
甘い嬌声が自分の喉の奥から出てくるなんて信じられなかった。
豆は触れるたび大きくなるようで、二度目に見ると、ぷっくりと紅く光っていた。
豆よりも下のほうから、ぬるりとしたものが流れてくる。メイの指の動きに合わせて溢れてくるそれは
くちゅくちゅといやらしい音を立てる。
断続的だった快楽の波が、どんどん高まって境目がわからなくなってきた。
「あっ、あんっ、どうっ、しよう、なんかっ・・・あっ、ボク・・・んっ、ヘンになっちゃいそうっ・・・はぁっ・・・」
自然と、指が早まる。粘質的な音はより大きくなってメイの感情をより高まらせた。
腰が浮き、がくがくと震える。メイはM字に開いた足の爪先を突っ張らせ、喘いだ。
絶頂が、近づいていた。
「あっ、あんっあんっ、やだっ・・ボク・・っんっ!ああっ!やっ・・・はぁんっ!んっ・・・ああああんっ!」
びくびくびくんっと、痙攣のように体を震わせ、秘所から液がぼたぼたとシーツに溢れる。
ぷちんと糸が切れたように、メイは崩れ落ちた。息が荒い。涙で顔はぐしょぐしょだった。
「あ・・・んっ・・・・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・ぁぅ・・・・・・・・・・・・・・」
気持ちよかった、と思う。でも、行為が済んでみれば、それほど大きな声じゃなかったが
あんな声を出した自分がちょっと恥ずかしい。
・・・外に漏れていなかっただろうか・・・。
疲労感と、知らないものを知った満足感は、まどろむ様な眠気になってメイの意識を奪っていった。


はい、まだメイはジョニーをおかず(死)になんて考える余裕ありませんでした。まずは初体験編でした♪
358いきなり投下:04/08/05 01:07 ID:G+EgqEfO
あまりに唐突な口づけ。

「……っふ……」

少し厚めの唇が、薄く血の気のない自分の唇を優しく包む。
その熱さを通して、ジョニーの心をひしと感じ取った。

この男は、何一つ偽ってはいない。
自分を、この忌まわしい自分を、赦そうとしている……。

驚きで見開いていた瞳をゆっくりと閉じてその熱に身を委ねると、胸の奥に凝っていた何かが
ゆるゆると解けていくのを感じた。

―――私は、赦されてもいいのか……。裁かれるのではなく……。

頬を伝う涙が、痛い程熱かった。
自分の中に、こんな温かいものがあったことを不思議に思う。
とうの昔に、人であることをやめてしまったあの時に、血も涙も熱を失い凍てついてしまった
とばかり思っていたのに。
それともこれは、ジョニーの熱が温めてくれたのだろうか。
359いきなり投下:04/08/05 01:08 ID:G+EgqEfO
「テスタメント」

唇が離れ、頬を包んでいた手が解かれて、また名を呼ばれた。
閉じていた瞳を開くと、真正面にジョニーの顔が見えた。やはり、優しい瞳だった。

「お前を、愛したい」

静かに立ち上がり、両手を胸の前でこちらに向かって大きく広げる。

「おいで」

誘われるままにふらふらと立ち上がり、その胸に飛び込んだ。
肩にかけられていたコートが、はらりと足元に落ちた。
360いきなり投下:04/08/05 01:09 ID:G+EgqEfO
つ、と首筋をなぞる指先が肩を滑り落ちると、ぞわりと肌が粟立つような感覚が走り、思わず身動ぐ。

「敏感だな」

少しからかうような口調に、頬が朱に染まる。

「仕方なかろう。そういう風に作られたのだから」
「またそんな言い方をする……」
「煩い……っあ……」

胸の突起を軽く揉まれて、微弱な電気が背筋を這った。
やんわりと、しかし確実にジョニーの指が、唇が、己の中の快楽のスイッチを探り当て、オンにしていく。
こんな経験は初めてだった。
性交の経験が全く無かった訳ではない。そうと呼ぶにはあまりにもおぞましいものを抜きにしても、だ。
触れられた所全てが、疼くような痺れたような、形容しがたい感覚に包まれてゆく。

「んぅ……」
「声を殺すんじゃない……俺に聞かせてくれ、お前の好い声を」

耳元で甘く囁かれたジョニーの声に、身の内に宿った熱が煽られる。
脳髄はその熱に蕩けつつあった。
361いきなり投下:04/08/05 01:09 ID:G+EgqEfO
「……随分と手馴れているんだな」
「ジェラシーか?」
「馬鹿を言え」
「残念だな」

軽口を叩く間にも、ジョニーの手は休みなく愛撫を続けていく。

「……!」

その手がついに一番敏感な場所に差しかかる。
男の部分は先端をぬめらせて腹に向かって反り返り、女の部分は微かに震えながら透明な蜜を溢れさせていた。
露骨な己の肉体の反応に、嫌悪で眉が寄った。
それを気にする風もなく、ジョニーは指を滑らせた。
小さな割れ目をゆっくりと確かめるように何度もなぞり、指に蜜を絡めてから慎重に徐々に奥へと進んでくる。

「生娘ではないのだから、そんな扱いをする必要はないぞ」

もたもたとした動きに焦れ、荒い息でようよう抗議を唱えた。

「じゃあ、お言葉に甘えるとするか」
「……ひゃ…ッ!」

熱を帯びた肉襞を掻き分けるようにして、長い指が差し込まれる。内側の感触を確かめるように蠢くそれが
いやらしい水音を立てた。
362いきなり投下:04/08/05 01:10 ID:G+EgqEfO
「普通のアレと全く変わらないんだな……熱く、潤って、締め付けてくる……」
「あっ…あっ……」

抜き差しされ、こねられる度にビリビリと全身に痺れが走る。トロトロと蜜は溢れつづけ、腿をぐっしょりと
濡らした。

「いやらしいな、こんなに濡らして……」
「……っや……言う、な……!」
「気持ち良いんだな?」
「……」
「俺の手で、感じてるんだな?」
「……そう…だ、満足か……!」

自棄になってそう言うと、子供のような邪気の無い顔でジョニーは笑った。

「なら、もっと好くしてやらなきゃあなぁ」
363いきなり投下:04/08/05 01:19 ID:G+EgqEfO
またしてもご無沙汰してましたー。夏コミのハラシマにかかりきりで気がついたら日数が…。
こんな拙いものでも待っていてくれている方が少しでもいてくださったようなので、続きを投下開始です。
ようやくエチーに突入ですが、本番まで辿り着けませんでしたorz
エチー難しいYO!ヽ(`Д´)ノ 

でも、どうにかラストまでがんがりたいと思いますー。
あともう2回分くらいの投稿で収めたいところ。絵の方が正直楽だ……ガクリ。
364名無しさん@ピンキー:04/08/05 13:48 ID:TUHrYsY/
ジョニテスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
ドンだけ待った事か(*´∀`*)ハァハァ
このまま最後までがんばってください(*´∀`*)ハァハァ
365名無しさん@ピンキー:04/08/05 22:03 ID:AEZxfU5z
ジョニテスキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

(*´Д`)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ
366名無しさん@ピンキー:04/08/06 03:55 ID:FohcqR0c
アバたんまだ〜
367名無しさん@ピンキー:04/08/07 02:57 ID:W2ZWMgpc
アバたんマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
368名無しさん@ピンキー:04/08/07 13:19 ID:oC/3+D40
メイたんはぁはぁ(;´Д`)
テスたんはぁはぁ(;´Д`)
つ、続きを……(*´Д`)
369ひぃす:04/08/07 21:44 ID:jwnG0MO/
メイもう少々お待ちください〜(^^;)
いま書いてます〜。
370名無しさん@ピンキー:04/08/08 04:12 ID:JVBbBOek
アバマダー??
って言ってる人〜ネタじゃないなら誰と絡ませたらイイと思う??
流石に鍵旦那は難しいだろうなぁ…
371名無しさん@ピンキー:04/08/08 11:01 ID:pHE29Xzm
テスタとか…鍵同士
372名無しさん@ピンキー:04/08/08 14:41 ID:Ur7tqCsk
個人的にはイノがいいな
373名無しさん@ピンキー:04/08/08 23:03 ID:BXgFJw7W
純粋な子に、イノ姐さんなんかと一緒にさせたら血液パックが何個あってもたりません
374名無しさん@ピンキー:04/08/08 23:29 ID:ibpnfrOr
外(快楽)の世界を教えるイノさんとか
向かい合って二人で鍵旦那に股間しつけたりとか
血液パックの中身口移しで飲ませたりとか

…断片だけイメージできても繋ぎと描写具合がっ
375名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:22 ID:PSN7yZPP
テスタってどっちから小便が出るんだろう
376名無しさん@ピンキー:04/08/09 01:04 ID:SP6fepbi
>375
考え出したらきりがないぞ
377名無しさん@ピンキー:04/08/09 12:28 ID:XE8Sl6mB
>375
クリと竿は同じ器官だぞ。
378名無しさん@ピンキー:04/08/11 00:03 ID:GTKUcgdz
マンコから出ると見た
379名無しさん@ピンキー:04/08/11 04:55 ID:kjEVjMXx
なぁ、スレ違いで申し訳ないんだが、
何故GGの同人誌ではいつもディズィは誰かのセックスを覗く役なんだ?
380名無しさん@ピンキー:04/08/11 09:19 ID:BFeLdIc/
それは、ディズィーが学ばなければならないお年頃だからだ。
381名無しさん@ピンキー:04/08/12 03:07 ID:DNXRWAKx
メイ「うあっ!」
攻撃に耐え切れずその場に倒れてしまうメイ
イノ「あらあら、もう御終い?」
イノは見下した様な冷たい視線で倒れたメイをじっと見つめる
メイ「ジョニー!ジョニー!!こんなオバサンやつけちゃってよ!」
イノ「無駄よ、今あの男はここには居ない・・」
そう言いながら倒れたメイに近づき服を剥がし始めた
メイ「な、なにするの!やだよこんなの!」
イノ「怖がらなくていいのよ・・すぐ楽にしてあげる」
メイ「いやだ!いやだよぉ!!」
必死に振り払おうとするも先程の戦闘で受けたダメージは大きく、立つのもまま成らない状態である
イノ「無駄な足掻きよ、ここから逃げ出すことも出来ないし人も居ない。・・・さあ、ゆっくり楽しみましょう」

つづく
382名無しさん@ピンキー:04/08/13 20:41 ID:qjJw9ATb
コミヶ行ってきたぞ
383名無しさん@ピンキー:04/08/14 03:21 ID:2HeyZ8Y7
女体化スレ×ふたなりディズなどという奇怪なものを書き始めてしまったのですが……。
需要あるんでしょうかこんなもん。
384名無しさん@ピンキー:04/08/14 03:36 ID:41oWCG+g
>383
ある!と言っている変な奴がここに一人。
385名無しさん@ピンキー:04/08/14 04:21 ID:2HeyZ8Y7
需要があるといっていただいたからには、
書き上げてしまいたいものなのですが……。

眠気が限界に……。
386名無しさん@ピンキー:04/08/14 13:08 ID:PNfI+hWg
スレ女体化(*´Д`*)ハァハァハア/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ

>>383
あると思う奴

ノシ
387名無しさん@ピンキー:04/08/14 20:55 ID:i3T4KOKV
>>383
あると思う奴3人目
388名無しさん@ピンキー:04/08/14 22:07 ID:XDNL4m1B
>>381
続きキボン
389名無しさん@ピンキー:04/08/14 23:08 ID:XvFkzl7f
ひょっとして移転してたのか、ここ…?
390名無しさん@ピンキー:04/08/15 23:34 ID:DV0LAlVw
>>383
あると思う奴四人目
391名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:40 ID:dEKRz8ZX
保守
392名無しさん@ピンキー:04/08/16 17:51 ID:rtHStVGN
猫耳=メイ
犬耳=姐さん
兎耳=鰤
狐耳=テスタ

(;´Д`)
3932HeySlash:04/08/17 18:48 ID:1xHrkl3o
女体スレ×ふたなりディズ、大筋書き終わりました。ただいま推敲中。
エチシーンでの自分のボキャブラリーの無さにがっくり。
そして気が付くとオチがコメディ風味に。
394名無しさん@ピンキー:04/08/17 21:54 ID:lu7yr21u
>>392
はぁはぁ
395- 1 -:04/08/18 06:41 ID:u+M6DM26
とある町の市場。午後の日差しがあたりを優しく照らし出す中で。
「……えっと、頼まれたものは、これで全部……かな」
両手に紙袋を抱えた体勢で、ディズィーは手元のメモを見ながら歩いている。
紙袋の中には、快賊団のほかのクルーからの頼まれものが、これでもかというほどに入っている。
初めは、メイに付き添われて、市場を見て回るはずだったのだが、
話を聞いた他のクルーに買い物を頼まれ、結局、メイとは手分けして買い物をすることになったのである。
ジョニーがクルーに「ほどほどにしてやれよ」と言っていたのが、今は納得がいく。
これだけの量を以ってしても、半分でしかないのである。
メイが付き添ってくれて、本当によかったと、そう思う。
「いま、何時かな」
そういって、時計を探そうとする。
しかし、抱えている紙袋のせいでうまく視界が取れず、首を巡らせることも適わない。
仕方なく、小刻みに足を動かして、身体ごと回転させて時計を捜す。
「……あった」
市場の中心の噴水の近くに、時計を見つける。
「まだ、少し時間があるけど……」
小型艇でのメイとの待ち合わせの時間までには、一時間程度の余裕がある。
まだ市場を歩き回っていたい気もしたが、両手の荷物をどうにかしたいという気持ちが勝った。
少し時間が余ってしまうことも気にはなったが、
「天気もいいし、ちょっとお昼寝でもしてればいいかな」
メイも早く戻ってくるかもしれないし。
そう結論付けて、また小刻みに身体を回転させる。
身体の向きを整え、さあ歩こうと思った瞬間、
「なかなか楽しそうなことをしているね」
後ろから声がかけられた。
396- 1 -:04/08/18 06:42 ID:u+M6DM26
口調は男性のものだが、女性の声。
「え?」
はっとして振り返ろうとすると、紙袋から、小瓶がひとつ落ちた。
「――おっと」
女性は、身体を沈めて、手で小瓶を受け止めた。
立ち上がると、目を細め、口元をしならせる。
「ディズィー君と言ったか? 急に声をかけて、すまなかったね」
そういって、手の中の小瓶を紙袋の中に戻す。
「あ、有難うございます。……スレイヤーさん、でよろしかったでしょうか?」
スレイヤーはうむ、と頷き、
「名前を覚えていてもらえたとは光栄だ。……それにしても、凄い荷物だな。一つ持とうか?」
「い、いえ、大丈夫です。他の方の手を煩わせるのは……」
そういって首を横に振ろうとすると、再び小瓶が紙袋から落下する。
スレイヤーは先ほどと同じ動作をして、今度は苦笑をもらしつつ、
「一つ持とうか?」
「……はい、お願いします」
ディズィーはため息混じりにそう答えた。
397- 2 -:04/08/18 06:43 ID:u+M6DM26
「スレイヤーさんはどうして市場に?」
市場から離れ、人通りもまばらな路地で。
ディズィーは隣を歩くスレイヤーに問いかけた。
「何故、そんなことを?」
スレイヤーは目を細めて、こちらに尋ね返してくる。
「スレイヤーさん、市場にいたのに、荷物を持ってませんから」
スレイヤーはくすりと笑って、成る程、と呟く。
「なに、ちょっとした物見遊山と、野暮用で来ただけだからね」
「物見遊山?」
ディズィーは首をかしげる。
「有り体に言ってしまえば観光だな。私の場合は、ちと趣きが違うが」
「お買い物に来ているわけではないんですか?」
「そういうことだ。私の場合は、人を見て楽しむ。何処へ行ってもね」
「人を……見て楽しむ?」
ディズィーがますますわからないといった顔をする。
その顔を見て、スレイヤーは苦笑をもらす。
「君には少しわかりづらいかもしれないな」
「……私のこと、馬鹿にしてませんか」
ディズィーが頬を膨れさせる。
「さて、どうだろうかね?」
スレイヤーはそれを軽く笑っていなした。
ディズィーはため息をひとつ。
「それじゃあ、野暮用っていうのは、なんだったんですか?」
「いや、まだ用を済ませたわけではないんだがね」
え、とディズィーが声を上げる。
398- 2 -:04/08/18 06:44 ID:u+M6DM26
「それなのに、こんなことに付き合ってもらって……いいんですか?」
ふ、とスレイヤーは笑みを浮かべて。
「それでは、荷物持ちをやる代わりに少し協力してもらっても構わんかな?」
「私が、協力……ですか?」
ディズィーが怪訝とした表情を浮かべる。
「喧嘩とかはいけませんよ?」
スレイヤーは苦笑を返す。
「今日は手合わせを願うというわけではない。
 それに、君が理由もなく暴力を振るうことと是としないことはわかっているつもりだ」
大きく息を吐くディズィー。
「それなら安心です」
そう言った瞬間、ふと気付いた。
路地に人がいない。
先程までは、まばらではあったが人通りはあった。
それが一人もいなくなっているというのは、異常である。
「あの、スレイヤーさ……っ!」
身構える。
隣にいる吸血種は、明らかに先程までとは放つ雰囲気を違えていた。
淡く光る瞳、口元から覗く濡れ輝いた犬歯。
そんなものが目について仕方が無い。
「どうかしたかね?」
スレイヤーが近づいてくる。
「来ない、で……っ!」
一歩、また一歩と、足を後ろに下げる。
「少し、食事に付き合ってもらうよ」
そう言うや否や、右肩のスレイヤーのマント止めが、音を立てて弾ける。
そのマントは、まるで生を受けたかのようにうねり、翻る。
視界が紅に覆われる。
「怯えることはない。私に身体を委ねて――」
意識が、遠のく。
399- 3 -:04/08/18 06:45 ID:u+M6DM26
「……ぅ、あ……っ?」
下腹部から全身へと広がる、痺れるような感覚で目が覚めた。
薄暗い。目が慣れていないせいか、辺りのものが良く見えない。
自分が立っているのか寝ているのかも、判別が付かない。
耳は、部屋の中に響く水音を微かに捉えて。
断続的に送られる痺れが、頭を覚醒へと追いやっていく。
自分が寝かされているということがわかる。
加えて、何も着ていないということも。
「っは……あ、はぁ……っ」
吐息が漏れる。自分のものだ、と気付くまでに数秒。
どことなく、埃っぽさを感じる空気である。
徐々にではあるが、暗がりに目が慣れてくる。
どこか、空き家だろうか。
カーテンは締め切られ、その間から漏れるわずかな光が部屋に流れ込む。
湿った音を響かせる自分の下腹部へと、視線をやる。
人影が自分に覆い被さっている。
その口元から、くぐもった水音が聞こえる。
「……んぅ、っふ……だ……れぇ……?」
未だ呆けている頭で尋ねる。自分の声に、力が無い。
人影が、こちらを向く。
一糸として纏わぬその姿。
薄闇の中、爛々として輝く瞳が見える。
瞳孔が縦に割れているのさえ、見てとれる。
意識が急速に覚醒していく。
「……すれいやー、さ、ぁ、っは、あっ……」
400- 3 -:04/08/18 06:46 ID:u+M6DM26
名を呼ぶ声が聞こえたのだろうか。
スレイヤーがディズィーと視線を合わせ、弓なりに目を細める。
その笑みに、ディズィーの心臓が一度、大きく高鳴る。
スレイヤーが顔を上げる。
「ふふ、なにやら雄の様な香りをさせていると思ったら、こんな立派なものを持っているとはな」
言いつつ、自ら絡めた唾液を潤滑液にして、手の中のものをしごきあげる。
ディズィーの下腹部には、女性には本来付いているべくも無いものが、屹立していた。
「や……っあ、なに、して……ぇっ」
「君を気持ち良くさせてあげようとしているのだが?」
そう言うと、手を動かすペースを上げる。
ディズィーの腰がはねる。
「だめぇっ……っだ、めぇ……っ!」
「何が駄目なのかね。ここは、こんなにも涎を垂らして……」
スレイヤーが、脈打つごとに先端部から溢れ出す先走りを、舌の先ですくい上げる。
「だめっ……そんなとこ、きたな……」
スレイヤーは手を止め、顔を上げる。
「っはぁっ! ……はっ……は、あ……」
ディズィーが詰まっていた息を吐き出し、荒く、深く呼吸をする。
「汚い?」
スレイヤーが尋ねる。
ディズィーは荒い息をつきつつ、頬を赤らめる。
「……だって、そこ……おしっこ、するとこ……です、よ?」
401- 3 -:04/08/18 06:48 ID:u+M6DM26
スレイヤーは、きょとんとした顔をしたかと思うと、喉の奥で笑い声を発し始める。
「そうか、君はまだ、幼子のようなものだったな」
ディズィーが頬を膨らませる。
「……何が可笑しいんですか」
スレイヤーが身体をずらして、顔を寄せてくる。
「君は可愛いな、と思ってね」
「えっ……んぅっ!?」
急に左腕に抱きかかえられ、唇をふさがれた。
そのままの状態で、下腹部に右手が這う。
「ん……んーっ」
優しく、ゆっくりと、愛でるような動き。
じわじわと、背中を上ってくるこそばゆさに、脳髄がとろけていくような感覚。
「ぷはっ」
唇が離れる。手の動きは、ゆっくりとしたままで。
「どのような心地がする?」
次第に靄がかかっていくような頭で、スレイヤーの唇の動きだけが妙に意識される。
「くすぐったく、て、あったかく……って、なんだか……なんだ、かぁ……」
突然、スレイヤーの手が離れる。
「あっ、ん……」
無意識ににいぶかしむ様な声を出してしまう。
402- 3 -:04/08/18 06:49 ID:u+M6DM26
「気持ち良い、かね?」
さらには、言いあぐねた言葉を先んじて言われて。
顔が真っ赤になっていくのがわかる。
目を伏せて、小さく頷く。
スレイヤーは満足したように薄く笑うと、ゆっくりとディズィーの身体を横たえた。
「世の中には君の知らないことが色々とあるということだ。
 少し嫌悪感もあるかもしれんが、私に身を委ねてはくれないか?」
この快楽の中に、身を投じろとスレイヤーは言う。
いまや嫌悪感などというものは薄れつつあり、快感を渇望する身体の疼きが、確実に存在している。
一度掴みかけたものを手放す気は無く。
「……はい。お願い、します……」
いまの自分は耳まで赤くなっているのではないかと思うほど、顔が熱を帯びる。
軽く息を吐いて、上半身から順に、力を抜いていく。
「いい子だ」
そういって、身体を沈めていくスレイヤーの姿が見える。
自分自身に吐きかけられる、温かく湿った吐息。
それを感じ取った次の刹那、先端が粘膜に包み込まれる。
「ふぁ……はっ」
思わず声が出る。
自分の喘ぎ声を聞かせるのがとても恥ずかしく思えて。
下唇を軽く噛んだ。
403- 3 -:04/08/18 06:50 ID:u+M6DM26
「ん……ふ、ちゅっ……んむ、んっ……」
先端部のみがスレイヤーに咥え込まれ、舌で転がされている。
口内からは、次から次へと熱くどろりとした唾液が流れ出し、両手の指がそれを丁寧に全体にまぶしてゆく。
「……くっ、ふ……うぅっ……」
先端部をかたどるかのように這い回る舌の感触に、吐息が溢れる。
口づけのような音を立て、スレイヤーが口を離す。
上下に扱く手の動きは次第に激しくなっていき、舌が側面を這う。
「なん……っあ……へ、んで……っ」
ディズィーが、切羽詰ったような声を上げる。
スレイヤーが、根元から先端までを裏筋に沿って撫で上げていた舌を離す。
「どうしたのかね?」
「ん……ぅっ、あ、は……なんか、で、そぉ……」
口の端を後ろに引き、満足げな表情を作るスレイヤー。
「そろそろ頃合、か……少し、失礼するよ」
そういうと、スレイヤーは口を大きく開け、ディズィーの肉棒を根元まで咥え込んだ。
頭全体を上下に振り、淫らな水音をたてる。
「ふぁ、は、っあぁ……はぁ……っ」
垂れ下がって内腿をくすぐるスレイヤーの髪、鼻から吹きかけられる熱い吐息。
そんなものでさえ、ディズィーに快感を運んでくる。
さらには、熱く湿った口蓋の奥を自分のもので突き上げているような感覚が、ディズィーを絶頂へと追い立てていく。
「や、あぁ……だ、めぇっ……も、ぉ、でちゃ……ぁっ!」
視界が奥から白く灼けついていくような、強烈な快楽の中。
404- 3 -:04/08/18 06:50 ID:u+M6DM26
「ぁく、っぅんっ!?」
ディズィーが跳ねるように身体を反らし、目を見開く。
突如として走った、鋭い痛み。
だがそれも束の間、口の動きは、激しく吸い上げるものに変わる。
「……ん、はぁ……あぁ、あああぁ……っ!」
身体の奥から、何かが吸い出されているような感覚がして。
あるひとつの考えに至った。
(血を、吸ってる……?)
そんなことを考えているうちにも、身体は再び快楽の中へと叩き込まれる。
背中を間断なく痺れのようなものが駆け上がる。
全身が、その機能を失ってしまったかのようにがくがくと震える。
熱く滾ったものが外に出ようとして、身体の中で暴れ狂う。
「あ、ぅあっ……っだめ、えぇっ……で、るぅ……っ!!」
意識が跳びそうになる。
腰が引けて、肉棒が口内から飛び出る。
一度大きく脈打ち、吐き出された白い迸りが、スレイヤーの頬にかかる。
スレイヤーは、捕らえた獲物を逃がさぬかのように、脈打ちながら白濁を吐き出すそれを咥えこむ。
「あ……っは、はぁ、あ……」
身体を小刻みに震わせ、荒く息をつきながら射精を続けるディズィー。
スレイヤーがそれを一滴もこぼさず、喉を蠢かせて嚥下する。
やがて、ディズィーの痙攣が治まるとともに射精も収まり、スレイヤーが口を離した。
「……すまない、痛かったかね?」
ふと見てみれば、薄くではあるが、半ばあたりに噛み痕が残っていた。
「あ……はい、ちょっと、びっくりしました」
それを聞くと、スレイヤーは嘆息する。
「私としたことが、がっつきすぎた、か」
「でっ、でも、あのっ、だ、大丈夫です! すっごく気持ち良かったです!」
慌てて身体を起こしつつ、付け加える。
405- 3 -:04/08/18 06:51 ID:u+M6DM26
スレイヤーはそれを見て、手を口に当てて笑う。
「ふふ、嬉しいことを言ってくれるね」
ディズィーはしばし、頬を赤らめた惚けた顔で、スレイヤーの顔を見つめた。
スレイヤーは頬に付いた精液を指ですくい取ると、音を立てて啜った。
そして、こちらを向いてにこりと笑う。
「御馳走様。時間をとらせて、すまなかったな」
その顔が、あまりに綺麗で。
衝動的に身体が動いた。
「きゃ……っ!?」
今までの凛々しいものとは違った、鈴の音のような声。
自分の指が柔らかな肉に沈み込む感覚。
「……っ!」
スレイヤーの搾り出すような吐息で、我に返る。
肩を鷲掴みにして、覆い被さるように押し倒していた。
互いの息遣いが感じられるほど、顔が近づいていた。
スレイヤーが、呆けたような表情をしている。
自分も似たような表情をしているかもしれないと、ディズィーは思う。
やがて、スレイヤーがその頬を緩ませた。
「……君は、顔に似合わず荒々しいのだね」
そう言われて、一気に顔が赤くなっていく。
慌てて、スレイヤーから身体を離す。
「ごっ、ごめんなさい! 私、何して……っ!」
スレイヤーが身体を起こした。
「君は少し、自分を抑え過ぎるきらいがあるね」
そう言って、両の指でディズィーの頬を包む。
「んっ」
再び唇を重ねる。
406- 3 -:04/08/18 06:52 ID:u+M6DM26
スレイヤーの舌が口腔に割り入ってくる。
絡め取り、引き寄せるような舌の動き。
しばし、舌と唾液を絡めあって。
一筋の糸を引きながら、唇を離す。
スレイヤーは優しくディズィーを抱きしめ、そのまま後ろに倒れこむ。
先程と同様、ディズィーがスレイヤーの上に重なった状態になった。
スレイヤーが視線を下にやる。
「身体は正直だとはよく言ったものだ。あれだけたくさん出しておきながら、まだこんなに硬いとはね」
ディズィーが頬を赤らめる。
「……そんなこと、言わないでくださ……ぁっ?」
スレイヤーが、ディズィーの肉棒を下腹部へと導く。
湿った音が響き、ディズィーは先端に熱を感じていた。
「何を、して……?」
スレイヤーは苦笑。
「皆まで私に言わせる気か。世話がかかる子だな。……私だって恥ずかしいんだぞ?」
「……ごめんなさい」
笑いながら、スレイヤーがディズィーの頭を抱えるようにして撫でる。
「そのまま、ゆっくり中に入れて」
「……んっ……」
ディズィーが恐る恐る、腰を突き入れていく。
「ふぁ……はっ、そう、ゆっくり……ん……っ」
二人の身体が、薄闇の中、ゆっくりと重なっていく。
407- 4 -:04/08/18 06:54 ID:u+M6DM26
人々を朱く照らす黄昏時。
二つの並んだ影が、長く伸びる。
川べりを歩く二人のうち、長身の影――スレイヤーが、口を開く。
「君は、自分を抑え過ぎるぐらいでいいのかもしれないな」
空き家を出てから一言も交わしていなかったせいか、ディズィーが驚いたように身を震わせる。
「……ごめんなさい」
頬を赤らめて、ディズィーが言う。
「私だったから良かったようなものだが、あれでは普通の女性なら失神しかねないぞ」
ディズィーが伏し目がちになりながら答える。
「あれは、スレイヤーさんが可愛らしい声を出すから、それで、もっと聴きたいなって、思って、その……」
これを聞いて、スレイヤーも頬を赤らめる。
恐ろしい娘を目覚めさせてしまったのではないかと、そう思う。
会話が途切れる。
何処となく、重たい沈黙。
「……どうしてあんなことを?」
ディズィーが口を開く。咎めるような口調ではなく、純粋な疑問としての言葉。
「ここ二ヶ月ほど、全く血液を口にしていなかったのだ。それで、どうにも我慢が利かなくなってしまってね。市場で適当に見繕うかという時に、君がいたものでな」
「あの、シャロンさんはどうしたんですか?」
スレイヤーは嘆息して、
「出て行ってしまってね」
408- 4 -:04/08/18 06:55 ID:u+M6DM26
少し間をおいて、話し始めた。
「たまには洗い物ぐらいやってやろうと思ったんだが、
 誤ってあいつのお気に入りのティーカップを落としてしまってな……」
「割っちゃったんですか」
首を横に振って続ける。
「いや、途中で掴んだんだが、そのときにうっかり持ち手をへし折ってしまったんだ。
 誠心誠意謝りはしたが、許してもらえなくてな……
 しばらくすれば帰ってくるかと思ったが、結局二ヶ月間音沙汰が無くてな」
言って、スレイヤーは気まずそうに頭を掻く。
「君が小瓶を落としたときには驚いた。割らずに済んで良かったと思うよ」
ディズィーが少し声を立てて笑う。
「……何も笑うことは無いだろう」
スレイヤーが不満げに声を漏らす。
「ごめんなさい……でも、可笑しくって」
ひとしきり、笑った後、ディズィーが視線を遠くへやった。
「あ、見えてきましたよ」
「……まさかとは思うが、上に錨をぶん回してる奴がいたりする艇かね」
ディズィーは無言で苦笑を返した。
409- 5 -:04/08/18 06:57 ID:u+M6DM26
「おーそーいーっ! 一時間も遅れてまったく何処で何やってたのさ、心配したんだからねっ!」
ディズィーの顔を見るなり、一気にまくし立てるメイ。
「ごめんね、思ったより遅くなっちゃって……」
「うん、まぁ、きちんと帰ってきてくれたから、いいんだけどね」
そう言って、ディズィーの後ろにいるスレイヤーに視線を向ける。
「で、何でアンタまでいるのよ」
「見ての通りの荷物持ちだ。そう邪険にする事もあるまいよ」
にこりと笑うスレイヤー。メイはそれを見て、さらに眉根を寄せる。
「アンタ、まさかとは思うけど、ディズィーに変なことしてないでしょうね?」
ディズィーが微かに肩を震わせるが、スレイヤーに視線を向けているメイは気付かない。
スレイヤーは笑みを崩さず、
「なぁに、変なことをするどころか、かえって私が抜かずによんは、っがぁっ!?」
ネクロの斧の柄頭で脛を強打された。
「……いくら年食ってるからって、女らしさのかけらも無いその悲鳴はどーかと思うよ、ボクは」
呆れ顔でそういうメイ。
ディズィーは、うずくまるスレイヤーから紙袋を取り上げると、
「さっ、荷物を積んで帰りましょう、メイ」
満面の笑みでそう言った。
笑顔の割には眉尻がひくついており、少し怖いものがあったが。
「え? あ、あぁ、うん。帰ろっか」
気圧されたように、一歩足を引くメイ。
だが、気を取り直して、コックピットへと乗り込む。
後ろで紙袋が積まれる音。間もなく、ディズィーが後部座席へと乗り込んだ。
410- 5 -:04/08/18 06:59 ID:u+M6DM26
「それじゃ、スレイヤーさん、さようなら」
台詞の内容に危険なものを感じ取らないでもなかったが、
それについてはあまり気にせずにスレイヤーのほうを見やる。
まだうずくまってはいたが、ひらひらと手を振っている。
メイは、少し可哀想だなと思いつつ、キャノピーを閉める。
「エンジン始動。推力、どう?」
すぐに後部座席から返答。
「1番、2番、3番ともに正常値です。いつでもいけます」
「よし……じゃ、発進っ!」
ゆっくりと動き出す小型艇。90度回頭し、川の流れに沿って加速していく。
船体が水面から離れ、飛沫を撒きながら上昇。
「ジェリーフィッシュはどの辺を飛んでる?」
「10時の方向、1500キロぐらいです」
うー、とメイがうめき声を上げる。
「夕飯に間に合うかどうかってところだねぇ……」
「ごめんね、遅れちゃって」
「まあ、過ぎちゃったことは仕方ないよ。でも、なるべく急いで帰ろう」
そういって、機首をジェリーフィッシュの方向へと向ける。
「ねぇ、ディズィー」
「ん、なに?」
「ほんとに、あいつに変なことされてたりしない?」
背後で硬い物音がした。
「ディズィー?」
「は、はいっ! 大丈夫です! なにもされてないですから心配は要りませんっ!」
メイがくすりと笑う。
微笑の意図を悟ったのか、後部座席からはため息が漏れた。
小型艇が雲の上へ抜ける。
地平には沈みかけの太陽。
それを追いかけるかのように。
小型艇は甲高い咆哮をあげて地平の彼方へと飛び去った。

〜End〜
4112HeySlash:04/08/18 07:03 ID:u+M6DM26
朝っぱらから何を、という気も致しますが、
女体スレ×ふたなりディズを投下させていただきました。
あんまりエロくなくて申し訳ない。
4122HeySlash:04/08/18 07:05 ID:u+M6DM26
うげ。
>>407
スレの台詞、改行しそこねてますね。
読みづらくてすみません。
413名無しさん@ピンキー:04/08/18 08:56 ID:MWJagzGQ
ぬはー
414名無しさん@ピンキー:04/08/18 22:09 ID:4VyxpVlk
ハァハァ
415名無しさん@ピンキー:04/08/20 12:21 ID:46zZR4tx
保守
416名無しさん@ピンキー:04/08/21 11:14 ID:mqqK308z
ィィョィィョ
417名無しさん@ピンキー:04/08/22 14:56 ID:AKPY/pkf
保守
418名無しさん@ピンキー:04/08/23 18:37 ID:LC4mzhPi
とりあえず鰤×ミリア希望

髪を使って無理矢理出しちゃうとかそういうの
419名無しさん@ピンキー:04/08/23 20:58 ID:nAZMahz4
それは某同人誌だろ
420名無しさん@ピンキー:04/08/23 23:05 ID:/L4TQ4xz
>>418
ギルティの過去ログ倉庫にあった気が・・・
421名無しさん@ピンキー:04/08/25 02:50 ID:Nk5M98eX
嗚呼・・・・・A.B.Aタソキボn(ry
422名無しさん@ピンキー:04/08/25 13:38 ID:3TTESiQp
http://www.wilsonanime.com/sexknight/gallery.htm
18禁注意

↑にジャムとミリアハッケソ
423名無しさん@ピンキー:04/08/25 21:15 ID:PVzD/lL+
>>421
同士だ・・・
424名無しさん@ピンキー:04/08/26 00:29 ID:rLDrEWmS
>421
残念だけどA.B.Aたんは恐らく一人エチーネタしかない罠・・・OTL

・・・あ! 夫の前でオナーニするA.B.Aたんキボs(ry
425名無しさん@ピンキー:04/08/26 01:18 ID:z9lYKrhT
諸刃モードでパラケルス喋ってるし意志はあるのでは?鍵の部分に股間押し付けて
「気持ち良い…?パラケルス…」とか恍惚として言ってみたり
見兼ねたお医者様が「魂引っ張り出して憑依させる薬」とかご都合アイテムを使って
パラケルスの魂を自分に憑依→アバ×医者(中身はパラケルス)とか……

他にアバとエロ絡ませるなら
鰤→賞金首と思い込んで襲う
医者→生物学?的に興味があります
これくらいしか思い付かない……_| ̄|○
426名無しさん@ピンキー:04/08/26 11:28 ID:/AeAWjy0
>425
>鍵の部分に股間押し付けて
>「気持ち良い…?パラケルス…」とか恍惚として言ってみたり

それだッ!・・・でもあの部分は刃となっているから
鬼畜プレイになってしま(ry
427名無しさん@ピンキー:04/08/26 22:11 ID:Hc96XzlF
何のための輸血パックかと(ry
428名無しさん@ピンキー:04/08/28 16:51 ID:gmRS1WYf
・・・行き倒れヴェノ×介抱テスとか・・・駄目?
429名無しさん@ピンキー:04/08/28 17:52 ID:UFS7xDG9
>428
ageんなと何度言わせたら分かるんだ
ここはsage進行なんだよ
リアルならアンタを張り倒してるぞ
・・・・・・でもアンタの案(行き倒れヴェノ×介抱テス)はカナーリ良いと思うハァハァ
430名無しさん@ピンキー:04/08/29 12:36 ID:PUS9ONfD
>>428-429
俺もなかなか行き倒れヴェノ×介抱テスはいいと思うよ
むしろきぼんぬ…はぁはぁ

>>429や張り倒すって…v

はぁはぁ
431名無しさん@ピンキー:04/08/29 16:13 ID:lBRibCgI
>429
ごごごゴメンナサイ〜(´□`;by428

>429-430
同意感謝v
432429:04/08/29 18:47 ID:tkVVPcqY
>>431
アンタ・・・い、言っているそばから・・・・・・OTL
もういい・・・・・こうなったらアンタを張り倒してハァハ(ry
433名無しさん@ピンキー:04/08/29 21:10 ID:mBz+XTHn
>>431
E-mail欄に半角英数でsageといれてみ
434名無しさん@ピンキー:04/08/29 21:10 ID:Sxlx9Cwh
>>431
メール欄にsageって入れるんだよ阿呆。
知らないのか?わざとか?
435名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:16 ID:C6QvgUuQ
テスタの輪姦ネタきぼんぬ
436名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:39 ID:fCBp75yj
ミリアかメイかザッパの輪姦ネタキボンヌ
437名無しさん@ピンキー:04/08/30 12:28 ID:y+uAxvA+
チプタソの輪(ry

…と言いたいけどちょっと可哀相かな
438名無しさん@ピンキー:04/08/30 12:41 ID:bhG5erbE
医者のw(ry

書ける勇者がいたら崇める。
439名無しさん@ピンキー:04/08/30 13:23 ID:FIJu64TZ
>>438
それを言うならポチョも・・・・・いや、なんでもない・・・
吐き気がしてきた罠・・・・・
440名無しさん@ピンキー:04/08/30 16:11 ID:5+JjA7vn
このスレみて思ったんだけどさー
テスタってふたなりだったのか?
それとも妄想?
441名無しさん@ピンキー:04/08/30 16:53 ID:FIJu64TZ
>>440
妄想ちゃうよ。公式かと。
裏設定として右渡がテスは両性だと言っている。
てか、お前少しは調べようとしろよな
442名無しさん@ピンキー:04/08/30 17:01 ID:5+JjA7vn
>>441
>裏設定として右渡がテスは両性だと言っている。
マジかよ…うわキモイ
どうせそういう設定つけるならデズたんや鰤たんにしてほしーな
443名無しさん@ピンキー:04/08/30 17:06 ID:n6PlCZvb
 
444441:04/08/30 21:04 ID:QVqCjXzp
>>442
皆、こいつをグレイブディガーで首刎ねて良いか?
質問しておいてこういう失礼な事言う香具師は生かしておく訳にはいかん
445名無しさん@ピンキー:04/08/30 21:59 ID:ygcnvYEl
>>444
流せ

>>チプタンのリンカーン
姐さんと_に代わる代わるいじられてる図が浮かんだ orz
446名無しさん@ピンキー:04/08/30 22:59 ID:zVqfKInz
>>442
夏厭逝ってよし
ここはキャラ中毒スレじゃない
するなら他でやれ

>>444
俺が許す、態度悪い上にテスたんをバカにするヤツは俺が許さん

>>445
>>>チプタンのリンカーン
>姐さんと_に代わる代わるいじられてる図が浮かんだ orz
それいい!!いじられチプたそーはぁはぁ…


そういえばグレイブディガーってXXだと確かグレイ”ヴ”ディガーなんだよね
どうでもいいけど
447444:04/08/31 00:35 ID:CwnRYZ8k
>>445
ゴメン(´・ω・`)・・・大人気なかった・・・
>チプタンのリンカーン
_ア『貴方・・・ハヤいのね・・・・』
チプタンは早漏!・・・・間違いな(ry

>>446
445氏が注意している側からこれかよ・・・orz
448梅&ミリ×チプ:04/08/31 02:36 ID:nExRRkpJ
「往生際が悪いわね……」
「男なら覚悟くらい決めるんだねぇ」
東西共の美女に挟まれ、普通の男なら喜ぶであろうこの状況に、
その銀髪の男はうろたえるばかりだった。
「……クソっ、聞いてねぇぞ!?」
稽古をつけてもらえるとの話に特に疑問も抱かず、ここまで来たのが間違いだった。
そう思っても今は遅い。

頭がふらふらする。目の前がふっと暗くなった。息苦しい。
「……ッ!?」
違う、これはドラッグの禁断症状じゃ無ぇ。
塞がれた唇を割って、熱い舌が滑り込んでくる。
首筋に走る痺れが、一瞬全身を強張らせた。
独特の甘い匂いが鼻を突く。

「お前」
唇を放し、息を付くと同時に、梅喧が顔をしかめた。
「また薬に手ぇだしたな」
伏せ目がちの長い睫毛の下の、冷ややかな瞳に射すくめられる。
畜生、匂いで気付かれたらしい。
「テメェは堪え性が無ぇんだよ。闘う時でも」
的確に言い当てられ、反論ができなくなる。
449梅&ミリ×チプ :04/08/31 02:38 ID:nExRRkpJ
「まぁ何とかしねぇとな……って訳でだ、専門家を呼んだ」
「コイツに何が出来るってんだ!?」
「お前忍者がどうのこうのいつも言ってたじゃねぇか」
梅喧は視線を、隣の女に向けた。
「コイツがやってた事はコロニーで言う”くのいち”ってのと同じだ」
「組織で一通りの事は、ね」
ミリアがつぶやく。
アサシン組織で叩き込まれた隠密行動の中には、
武器を持たずして寝首をかく方法ももちろん有ったのだと言う。
「良い暇潰しにはなるか……」

2人の冷ややかな目の下に、獲物を追う獣の目が見える。
「さて……レッスン開始かしら」
「どこまで耐えられるか、ってところだねぇ?」
チップはヘビに睨まれたカエルのように、言葉を失い、息を飲むしか無かった。
450名無しさん@ピンキー:04/08/31 02:42 ID:nExRRkpJ
即興でちょっとだけ……こんな感じでしょうか>いじられチプ
451名無しさん@ピンキー:04/08/31 11:44 ID:5efn6UAe
弄られチプたんキターーーーーー(*´д`)ハァハァ
レッスン(*´д`)ハァハァ
452名無しさん@ピンキー:04/08/31 12:12 ID:JeKEk3mC
カイ×ブリジットはこっちで良いのかな?
453名無しさん@ピンキー:04/08/31 12:53 ID:DI6ptP7O
いいとも
454名無しさん@ピンキー:04/08/31 18:58 ID:ZtqiK06R
>・ショタロリ百合801純愛鬼畜何でもあり!
>・何はともあれマターリいきましょう。
>・sage進行推奨。
>・ザッパが幽霊と交わり鰤が「俺」とラブラブライフを送り
>サキュバスが18禁な任務と下克上を盛大にぶちかまし
>ネクロが華麗なるテクニックで柔肌を襲い
>テスタが出る度に掘られジョニーが?チキな方向に夜用
>ミストファイナーを披露した挙句特攻野郎まで出て来て
>ミリアの髪とエディの触手が愛憎渦巻き絡み合う
>エロシーンはぐちょぐちょ、ラブラブシーンはマターリ、
>ショタロリ百合801純愛鬼畜何でもありバッチコーイな
>このスレに邪道も王道もあるかゴルァ!!



という訳で>>452、一刻も早い投下キヴォンヌ。
455駄文すまそ:04/08/31 20:26 ID:25cwehYg
カイ「お前、こんなところで何をしている!?
鰤「えっ!?
ブリジットは地面に座り込んだまま彼を見上げる。そこには先ほどまで沐浴をしていた彼が全裸で見下ろしている。
自分の上着であらわになった下半身を隠すブリジット。上着にじわりと先走り液がにじむ。
鰤「あのっ、ど、どうかしたんです・・か?ウチはちょっとお散歩してただけですよ?
座り込んだまま平静を装ってブリジットは答える。だが、スパッツは膝下までおろされ
先ほどまで自慰にいそしんでいたペニスはシスター服によってくっきりと浮かび上がっている。
鰤「ち、ちょっと腰が抜けちゃってるだけですよ?別に何もしてませんよ?
なにやら震えているようだ。ブリジットは少しでも平静を保とうとしているようだがカイの逸物から目を離せないでいる。
カイの心の中からふつふつといじめてやりたい衝動が沸き起こってくる。
カイ「お前、俺を闇討ちするつもりだったのか?全く、闇討ちを狙うなんて男らしくないやつだな。
鰤「ウチは男です!!
起き上がって反論するブリジット。腕を振り上げるが右手で軽くいなす。
カイ「違うのか?(想像通りの反応に内心ほくそえみながら)
鰤「あたりま・・・むぐっ・・・・あむ・・・・ッ!!!
反論しようと口を開いたその瞬間を狙い彼は唇を強引に奪う
456名無しさん@ピンキー:04/08/31 20:44 ID:4x/sMQ5A
>>455
黒カイ…ってことだよね?
457名無しさん@ピンキー:04/09/01 00:12 ID:hc00JAWc
普通のカイのほのぼのとした話キボン
458名無しさん@ピンキー:04/09/01 00:38 ID:8pCoHdaj
ごめん、つまんなかったか。ってかカイのキャラ大きく無視してるから当たり前か。精進しよう・・・
459名無しさん@ピンキー:04/09/01 02:10 ID:FrpHnFs8
>>458
別に鬼畜ものでもいいんだけどカイの一人称が「俺」はちょっとなー。
保管庫にカイ×鰤(女体化だけど)SSがあったからそっちも参考にしてみては?
460名無しさん@ピンキー:04/09/01 02:27 ID:niqE9lGM
遅レスながら弄られチプたんに激萌え。
前の娘チプといい、チプたんは萌えるなぁ。
461名無しさん@ピンキー:04/09/01 08:14 ID:x4IlU6Rc
>>458
最低限一人称くらいは原作と一緒のほうが…
がんばれ!!
462名無しさん@ピンキー:04/09/05 15:58 ID:HwuYQCr/
ほしゅ
463名無しさん@ピンキー:04/09/06 21:01 ID:FjsTV6zn
カイの人格を掴むためにギルティギアプレイ中。
へたすぎて話がさっぱり進まない_| ̄|○
464名無しさん@ピンキー:04/09/06 22:53 ID:7csPKuUI
真面目な463タンに(*´д`)ハァハァ
楽しみにしてまつ。
がんばって!
465名無しさん@ピンキー:04/09/06 23:10 ID:jpqxQG0r
メイ×ミリアのレズレイプものキボン。
466名無しさん@ピンキー:04/09/07 02:06 ID:lXB/cPwD
ミリア×女体カイの百合キボン
467名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:37 ID:z4bQx8jB
小説ではないがワラタ+エロかったので貼っとく

元聖騎士団長日記
【7:12】ベルナルドの笑い声で起床。まだ眠い。顔を洗う。トイレには逝かない。私は美形なのでうんこしない。
【7:22】朝食のかわりに剣術の訓練をする。封雷剣が重い。イヤになる。
「ウホッ!いい男アル」ジャムの言葉だ。うるさいんだよ。私はボーイじゃないただの警察なんだよ。
「気を付けて!」うるせぇんだよこの執事が。
【7:35】ダルい対戦出発。庭ではうるせぇロボカイがわめいている壊すぞ。
【7:43】「ジョニー、頑張るからね」何処かのガキが何かぼやいてやがる。さあ私の股間の封雷剣をしゃぶれ、
何?年期が足りない?好き嫌い言うな、無理やり口に押し込むぞ
【7:50】ガキ大変な事に、雷恐怖症だったらしい
【8:03】さっさとパリへ逃げ帰る。
【8:45】執事がニヤニヤしている
【9:30】早朝対戦終了。
【9:40】帰宅。
【9:45】お腹がすいた。ジャムの料理を食う。またアソコが大きくなる。お前の料理にはいつも変な薬が入ってる。
【10:11】皆で談笑、表でイノが何処かのギアと交尾してる。
【11:20】悪男 登場。
【11:22】「ォゥァー」 相変わらずワンパターンな奴だ。
「私では…不服なのか!」本当はどうでもいい。ディズィーと早くやりたい。
【11:40】ポチョムキンに襲われる。汗臭い。相性が悪くて力が出ない。
【11:42】「YOU LOSE〜!」システムボイスだ。
【11:43】「コンティニューよ〜!」さようなら、カイ=キスク129号、こんにちはカイ=キスク130号。ポチョがニヤニヤしている。
【11:45】「ここだ〜!スタンエッジ!!」ただの飛び道具だ。
「ライド・ザ・ライトニング!」この技には飽き飽きしている。
【11:49】戦闘終了。「いい勝負でした」格好だけ言ってみる。
【11:53】ディズィーが来た。「今日は食事当番なので」既に私の股間の封雷剣はフルパワーだ。
……締まりが悪すぎる。帰れ。所詮ジョニーの中古だったのか。
【12:30】帰宅。工場前で誰かが129号を分析していた。ロボカイがニヤニヤしてこっちを見ている。
いやがらせか?殺すか?
468名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:38 ID:z4bQx8jB
【12:42】昼食の後にやっぱりジャムのアソコに挿れる。
【13:12】「あ、あ、イっちゃうアル…」ジャムの言葉だ。もうかよ。早えよ。この早漏女が。
【13:35】またもやダルい対戦出発。
129号のデータを平らげたロボカイが、庭ですやすや充電してやがる。斬ったろか。
【13:50】ザトーが叫んでる。ミリアに殺されかけた
アサシンの事と言い、ミリアとザトーの間に何があったんだ??
【14:01】気分が盛り上がらないので対戦終了。たまにはサボってもいいだろう
【14:43】帰宅
【14:48】ジョニーとメイとテスタメントとディズィーが4Pの真っ最中
やっぱりそういう関係だったのかお前ら、そもそもここはラブホテルじゃない私の住居なんだよ。
【15:05】「対戦はどうしたアル?」ジャム、妙にあせってる
【15:30】追い出される様に午後の対戦に出発
【15:50】ソル=バッドガイが再再々再登場。暇な奴だな
【16:10】一撃必殺技をモロに食らう。熱い。体が燃えて力が出ない。
【16:32】「・・・・・・」また負けた。何も言う気がしない
【16:33】何も言わず新しい体を放置して立ち去る誰か
自分で取り付けたカイ=キスク131号、さようならカイ=キスク130号。
【16:35】「ライジング・フォース!!」やっぱただの一撃必殺技。
「ヘヴィだぜ〜…!」封炎剣ごと飛んでってやんの。お前のギア細胞、何かに活かせよ。
【16:39】戦闘終了。たまには本気で戦ってみたい。
【17:53】ボスイノが来た。「『ピー』なんだよテメェは!」エロい。エロすぎる。私の股間の封雷剣が(略
【18:30】晩飯。なんかみんな他人行儀
【19:45】風呂に入る。オナニーしてるのがバレないように気を遣う。
【20:31】皆が私のことを避けている
【21:03】就寝。明日もまた同じ一日だ。
469名無しさん@ピンキー:04/09/09 16:28 ID:DFMrD7zA
キスクタフだなぁ
470名無しさん@ピンキー:04/09/09 20:04 ID:Q5fAcYhC
>【14:43】帰宅
>【14:48】ジョニーとメイとテスタメントとディズィーが4Pの真っ最中
やっぱりそういう関係だったのかお前ら、そもそもここはラブホテルじゃない私の住居なんだよ。

4P禿藁w
てかカイん家でエロってるなよ〜w
471名無しさん@ピンキー:04/09/09 21:45 ID:upTA9rVs
ディズィーがいると、4Pが6Pになってそうな気がしないか?
472名無しさん@ピンキー:04/09/09 22:48 ID:Q5fAcYhC
さらにサキュバスも加えれば7P!!
473名無しさん@ピンキー:04/09/09 22:53 ID:yQUHUk/a
メイまだ〜?
474名無しさん@ピンキー:04/09/09 23:04 ID:Q5fAcYhC
>>473
気持ちはわかるけど、ageちゃ駄目だよ〜
475名無しさん@ピンキー:04/09/09 23:09 ID:wmdnbNn0
ご無沙汰していて申し訳ありません、保管庫管理人です。

現在保管庫の更新等管理作業が困難な状況にあります。
もし代わりに管理しても良いという方いらっしゃいましたら、
保管庫の管理人メアドまでご一報いただけないでしょうか。

誠に勝手なお願いですが、どうぞよろしくお願い致します。
476名無しさん@ピンキー:04/09/11 00:35:31 ID:LsQx/Pm+
ネタ振りとして、GG女(約一名半分両)性キャラのバージン考査
俺的には

処女
メイ…まだ子供だし…でもオナってそう…
ジャム…まだやってはいなさそう

非処女
姐…幼い頃色々と…
猪…むしろ襲いまくり、いつもターゲットを探しているとみた
テスタ…昔、研究員に色々と…それか、繁殖実験とかいってギアに色々…


_ア…ザト―に…といいたいところだけど、貞操が大切か…
あば…旦那(?)がいるにはいるけど…
ディズィー…非処女って感じはしないけど…ネクロにということがあるかも…
477名無しさん@ピンキー:04/09/11 09:08:45 ID:IL6YJpBS
>>476
男性キャラの童貞考案もきぼんぬ
478名無しさん@ピンキー:04/09/11 10:37:13 ID:PCHakWwM
>>476でないけど、男性キャラの童貞考案。



童貞
ポチョ:というかサイズが(ry
鰤:悪戯されてるとも考えられるけど、とりあえず。

非童貞
ソル:妻(ジャスティス?)も子(ディズィー?)もいたらしい。ソースはどこだったかな…。
ザトー:アサシン組織のリーダーだし、言寄る女や_アみたいのは結構いたんじゃ。
紙:マフィアだったしそういうのも色々あったのでは。
ジョニー:なんかもう童貞だとおかしい。
アクセル:ギャングだし、そもそも彼女持ち。
闇の字:ジャパニーズって重宝されてそう。
ホモ:アサシンって一通り何でも出来てそう。ホモだけど。
テスタ:サキュバスいるし。
髭:シャロンとは肉体関係はあるのかな?でも童貞ではなさそう。

???
カイ:女性に免疫無さそうだが、イコール童貞かと言われると?。
医者:非童貞っぽいけど、サイズは(ry
ザパ:彼女居ない歴=年齢のような、S子になんかされてるような…。
479476:04/09/11 11:56:01 ID:5LFbA83X
>>477のリクエストにお答えして…

童貞
カイ…仕事一筋、ていうか免疫なさそう、ジャムのパンチラで参ってるくらいだし
鰤漢…まだ子供だしな
ザパ…彼女いない歴=年齢って感じ、いつもエロ本見てオナってそう
ちぷたん…なんかねやってなさそう、てか絶対早漏れだな、シショー
ヴェノ…ザトー様、私の(アナル)バージンをささげますVv

非童貞
悪漢…そりゃ〜150年以上生きてるんだから、やってるだろ?それかテスt(ryをりょうじょk(ry
アクセル…彼女持ちだし、好色だし
ジョニー…シケコンダ、なかなかのテクの持ち主、でもクルーにはやらない


髭…シャロンがいるけど、正直性欲というものがあるのかな〜この人
砂糖1…_アとやってそう…とりあえず少なくとも他の女には手を出してはないなかと、女嫌いだし
闇痔…う〜んなんともいえない、どっちにも見える
Dr…この人も性欲なさそう、でも昔のことを考えると案外…
テスたん…サキュバスいるけど、やってないかも、てか性欲あるのか?
爺…奥さんとかっていたのかどうか…う〜んこの人もそういうこと余り考えてなさそう

考え方人それぞれだね
ぶっちゃけテスたんは童貞で非処女きぼん
480476:04/09/11 12:03:04 ID:5LFbA83X
いけねポチョわすれてた

童貞
ポチョたん…女に対してそういうことはやらない、やる相手もいない

ごめにょポチョたん
481コミナ:04/09/11 14:42:05 ID:VR+ziofQ
どうも。放浪のSS書きのコミナです。
近日メイ×ジョニをうpする予定なんですが、
需要ありますかね?
482名無しさん@ピンキー:04/09/11 20:01:44 ID:62pIgiHN
需要がないカプなど存在シナィィィ!!

つーわけでよろしくお願いします。
483名無しさん@ピンキー:04/09/12 03:30:55 ID:rAi2qz2q
>481
メイたん激萌えです。
お待ちしております。
484名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:36:53 ID:XxPkRHZq
カイたんがリンカーンされてるのとか見た…うわきさまらなにをs★〒*fsんjd米
485テスタメント:04/09/13 12:20:22 ID:ahHVuG8a
その調子だ
もっと攻めてみろ
それが限界か?
486名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:42:47 ID:H9Nl/3W5
いきなり投下さん光臨きぼんぬ
>>485
はぁはぁ…テスたん…
487投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/15 14:00:59 ID:XDd2V2xZ
トリップキーがこれでいいのかちょっとあやふやなのですが、
呼ばれて来ました。
今ネタしか書けない状態なのですが、もしよろしければ……
488名無しさん@ピンキー:04/09/15 14:52:55 ID:XH0p0cTA
うほっ!!投下人さん久しぶりですw
ネタOKです
489名無しさん@ピンキー:04/09/15 20:17:03 ID:Th2JbOoL
ウホッ!いい投下人氏…

ずっと待ってましたよ(;´Д`)ハァハァ
またなんでもいいから書いてやって下さい。
490投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/16 02:19:26 ID:yH71jaA6
それではこれよりテスディズ落とします。
完全にネタなので、実用度は期待しないでください(汗)
491投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/16 02:24:15 ID:yH71jaA6
 その日の彼女は、珍しく肌のほとんどを覆うような服を着ていた。
 普段は二つに結った長い髪を下ろし、白いヘッドドレスで飾っている。
紺色の、肩の辺りが膨らんだ長袖の上着はやはり白いレースで縁取られ、
スカートは踝が隠れる長さ。彼女の話によれば、通常の三倍の布地を使用
した豪華仕様のものらしい。
 森にいた頃の格好に近いが、あの時着ていた黒い服と違って肩を完全に
隠している。前より力を使いこなせるようになったからか、ネクロや
ウンディーネが急に出てくる事が少なくなったので、服が破れる心配が
なくなったのだそうだ。
「だから、貯めてたお小遣い思い切って使っちゃいました」
 ディズィーがはにかんで説明するのを聞きながら、テスタメントは
年甲斐もなく甘酸っぱい想いに包まれていた。
 普段はジェリーフィッシュ快賊団の一員として空にいるディズィーと、
悪魔の森を離れて旅を続けるテスタメントが会う機会は少ない。
その数少ない機会に、こうして彼女なりに自分を喜ばせようとしてくる
姿が可愛らしい。
 一言期待して見上げてくるのが、余計に可愛いと思った。
「そうか、よく似合っている」
 勢いよく抱きついてくるのを受け止め、いつものように頭を撫でようと
すると逃げられる。
「頭のがずれちゃうからダメです!」
「…………」
 気を取り直し、手をつないで歩き出す。
 二人が会ってする事は大抵決まっている。街を回って買い物をしたり、
食事しながら近況報告をしたり――
「あのね、テスタメント」
 くいくい腕を引っ張って、頬を染めたディズィーが囁いた。
「今回のお休みは二日なんです……だからちょっと遅くなっても……
じゃなくて帰らなくても大丈夫なので、それで、その」
 テスタメントは困ったような笑みを浮かべて、彼女の肩に手を回した。
492投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/16 02:29:19 ID:yH71jaA6
 見た目に反して実年齢は幼い彼女を、会う度に抱くのは正直気が引けるのだが、
求められれば嬉しいし応えたくもなる。
 そうして割り切れないまま、今の関係を続けている。
 いつも通りに二人で街を回った後、テスタメントが泊まっている宿へと戻る。
無愛想な主人は客が男なり女なりを連れ込んだ所でとやかく言う性格でも
なかったらしく、ディズィーを一瞥した後黙って読んでいた新聞に目を戻した。
「泊まる場所をもう少し選ぶべきだったな」
 殺風景な部屋の中で、ディズィーの姿は浮いて見えた。人間としては数十年前に
死んでいるテスタメントの身では、真っ当に営業している宿に泊まる事は不可能
である。だからここのように訳ありの人間ばかり泊める安宿を渡り歩いている
のだが、せっかく着飾ってきた彼女には申し訳ないと思った。
「???」
 怪訝そうに見つめるディズィーを抱き寄せ、唇を重ねる。舌が差し込まれる
のを待って自然に口を開けてしまう様子に内心苦笑し、ベッドに横たえた。
 あまり服飾についての知識はないが、こうした衣装の下着はやはり少女
趣味の可愛らしい類のものなのだろうか。
 ――腿までの靴下なのかストッキングなのか分からないものを上からベルト
で吊るような感じの、名前が出てこないが、とにかくそういう種類の。
 期待に胸を躍らせながら、服の上から全身を撫で回す。スカートの中に手を
入れると、さらさらした感触。
493投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/16 02:30:21 ID:yH71jaA6
「あ……」
 もう何度も体を重ねてきているのに、未だに恥ずかしいらしい。もっと
恥ずかしい事なら沢山したような気もするのだが、脚を閉じて横を向いてしまう。
 無防備になった耳に舌を這わせる。慎重にボタンを外していくと、真っ白な
布地が視界に飛び込んだ。
 豪奢な服の割には質素な下着。袖を抜かせると腕の先まで覆われている。
「――――――」
 何だか妙な予感がして、テスタメントは手早く上着とスカートを脱がせた。
 服のそれよりはやや短いそれ、彼女のボディラインにフィットし強調する
さらさらした白い布地。
 つまり。



 ――全身タイツ。



 ――父さん。
 あなたなら、こんな時どうしますか?
494投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/16 02:35:27 ID:yH71jaA6
ええと、勝負下着で検索すると上位に引っかかるサイトの
セクシー下着コーナーに何故か全身タイツがありまして……しかも
品薄の模様。
実際勝負下着にしようとしたらどうなるのかというお話です(爆)

訂正:>493の9行目「服の袖よりは短いそれ」でした(汗)
495名無しさん@ピンキー:04/09/16 02:38:56 ID:nbRc61Yz
投下人氏GJ!!
オチにワロタ
496名無しさん@ピンキー:04/09/16 21:33:07 ID:X0a4Vb2d
>>481
激しくキボン
497投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/17 01:29:03 ID:Du6/fnNE
「あの……そんなに見ないでください」
 赤くなったディズィーが消えそうな声で呟いて、硬直していたテスタメント
の意識が現実へ引き戻された。
「この、下着……? は、一体」
「全身タイツですけど……」
 いや、そういう話ではなくて。
「着てると体がすっきりして見えるって、今ジェリーフィッシュで流行って
るんです。メイが普段着てるような感じの……これは袖がついてるし白い
んですけど、テスタメント白い下着好きだから」
 テスタメントはディズィーの体を抱いたまま枕に顔を埋めた。
 ――どうしよう。
 腹の底から、笑いたい。
 確かにどこかの暗殺組織の首領はぴちぴちの黒い全身タイツで戦いに臨んで
いたが、誰が文字通り『勝負下着』にされるなど想像できるだろうか。
 しかし笑って傷つけてしまうのは可哀想だし、かと言ってこのまま平常心で
彼女を抱くのは不可能だ。
「テスタメント?」
 がばと身を起こし、脱がせたばかりの服をハンガーにかけディズィーに背を
向ける。
「ちゃんとしておかないと、せっかく新しい服なのに皺がついてしまうだろう」
498投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/17 01:34:59 ID:Du6/fnNE
 ――落ち着け。
 何度か深呼吸した後、ベッドに戻ったテスタメントはディズィーのヘッド
ドレスを外して目を覆ってしまう。
「あっ?」
 彼女は少し驚いたようだが、特に嫌がりもせずそのままにしている。
「………………」
 テスタメントは両手で顔を覆う。
 今にも吹き出してしまいそうなのを悟られないようにしたつもりだった
のだが、余計に珍妙になってしまった。こうなったらさっさと全身タイツも
剥いだ方がよいのだが、それではあまりにも風情がない。
 いや、全身タイツ相手に風情も何もない。
 テスタメントの懊悩をよそに、ディズィーは何をされるのか不安と期待に
胸を高鳴らせていた。テスタメントのスカートの裾を引っ張り、続きを促す。
 意を決したテスタメントの手が、呼吸に合わせて上下する豊かな胸を包み
込むようにして触れる。優しく揉みしだき、腰を抱きながらのしかかると
ディズィーが甘えるように鼻を鳴らした。
 硬くなり始めた乳首を布越しに唇で挟み、舌で転がす。もどかしげに身を
捩じらせるのを無視して、太腿を撫でてから体を反転させる。首の後ろに
ホックがついていたが、普通に外したのでは面白くない。
499投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/17 01:36:48 ID:Du6/fnNE
「……っ! そこは……っ」
 ディズィーはとっさに逃れようとするが、狭いベッドの中ではそれもできない。
「ダメです、ネクロ達が出てきちゃいます……っ」
 普段は翼――ディズィーの分身であるネクロとウンディーネ――の生えて
いる箇所に、何度も口づけを繰り返す。いつも黒い尾の生えているお尻の上を、
長い指が丁寧になぞった。
「や……ん、ダメですってば、ぁ……」
 布越しに焦らされて、ネクロ達を抑えるだけの余裕がなくなってくる。体の
奥から溢れ始めた熱がタイツに滲み出す。
「ああ…っ!」
 色違いの翼が大きく広がって、上半身を覆っているタイツをびりびりに裂いた。
同時に黒い尾が生えてお尻の周辺の布地を破き、早く触って欲しくてひくひく
しているディズィーの恥ずかしい部分をさらけ出してしまう。
 恥ずかしがって枕に突っ伏したディズィーの姿を見ながら、テスタメントは
一人納得したように頷いた。
 やはりこのくらいしなくては風情というものがないだろう。
500投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/17 01:40:16 ID:Du6/fnNE
一応エロパロ板なので……することはさせてください……(汗)
と言いつつ自分で耐えられないのでタイツ破きましたが_| ̄|○lll
501名無しさん@ピンキー:04/09/17 09:43:50 ID:oe8qyF3R
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 全身タイツ!!全身タイツ!!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
502名無しさん@ピンキー:04/09/17 14:16:31 ID:jnvdrcl+
駄目。無理。凄いリアルに想像しちゃって笑いが止まらない
503名無しさん@ピンキー:04/09/17 19:29:18 ID:y9+piZT8
テスタの全身タイツきぼんぬ
504名無しさん@ピンキー:04/09/17 22:01:06 ID:zbqQ/UKB
投下人様、GJ!
笑いをこらえつつも何とかデズを傷付けまいとするテスタに萌え。

……相手全身タイツですがw
505名無しさん@ピンキー:04/09/17 23:24:03 ID:kLo3S1bs
投下人さま、あんたサイコーだ。
しっかりたっぷり笑わせてくれたのに
キチンとエロまで準備してる。
オチまで書き上げてくれ!!
506投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/19 17:48:11 ID:WpFwtPFj
「せっかく新しいの着てきたのにテスタメントのばかぁ……っ」
 ――本当に勝負下着だったのか。
 思わずぽかんと口を開けたテスタメントの前で、涙声のディズィーが体を
縮こませている。視線に気づいたのか黒い尾を脚の間に挟み、濡れる場所を
隠す。
「悪かった……、明日二人で新しいのを捜しに行こう」
 一人で行かせるのは悪いし、また全身タイツを買われるのも嫌だし。
 だがディズィーの体は動かない。
「ディズィー」
 膝の上に抱き上げてふっくらした耳朶を軽く噛む。うなじを舌でなぞり、
わずかに残った布の上から張り詰めた乳房を両の手でこねるようにして揉み
しだく。
「私が悪かったから……どうか機嫌を直してくれ」
 つまらない事ばかり考えて結局泣かせてしまったのを、彼は心の底から
恥じた。
 せめてもの詫びとばかりに執拗なほどの愛撫を繰り返す。
「ぜ……ったい、ですよ……っ! …………っ!!」
 膝の上で体を強張らせていたディズィーも、絶え間なく与えられ続ける
快感に緊張を解されていく。
「は…あ……っ」
 視覚を遮断されている為か、いつも以上に体が火照ってきている気がした。
 不可抗力とはいえ自分で下着を破らされて、その瞬間いやらしく濡れたのを
見せつけて。恥ずかしくて頭がどうにかなってしまいそうだ。
507投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/19 17:56:56 ID:WpFwtPFj
「あぁ…っ、は、あ……」
 半ば無意識に脚を開いてしまう。だが、テスタメントの指はまだそこに伸び
ない。代わりに内腿を触れるか触れないかくらいの距離で辿られ、翼の付け根
を何度も優しく噛まれる。
「い、あ……、ダメ……っ!」
「どうした? ネクロとウンディーネはいいのか?」
 ディズィーは慌てて首を振った。
 抱かれている時、ふとしたはずみでネクロとウンディーネが出てきてしまう
事がある。律義にもテスタメントは、これもお前の一部だからと二人の相手も
してくれるのだが、その分ディズィー本人への相手がおろそかになってしまう。
 何より、たとえ自分の分身だろうと、目の前で彼が他の相手と絡み合って
いる姿に耐えられないのだ。
 翼と尾を隠す。背中とお尻にあった障害物が消えた分、テスタメントとの
距離が近づく。
「んん……」
 振り向きざまに唇を貪られ、喉からお臍の下にかけてを長い指が辿り、
もどかしい愛撫に耐えられずに腰が揺れ始める。
「ディズィー?」
 胸と腕を覆っている残骸を思い切り引っ張って千切り、テスタメントの手を
じかに触れさせて上下に動かすと、苦笑する声が聞こえて彼女の体はまた
仰向けに横たえられた。
「ひゃ、ぁ……んっ! あ、ああっ!」
 衣擦れの音が少ししたかと思うと、ディズィーと同じくらいに熱くなった
体が覆い被さってきて、痛々しいほど硬くなった胸の飾りが唇に含まれ、
舐められる。でももう止まらない。本当に欲しいのはこれじゃない。
「テスタメント……おねが、もぉ……っ!」
 耐えられない。早くあの熱い楔を打ち込んで欲しい。
 ついには自分で両脚を抱えて開き、どうにもならないほどに飢えて濡れたソコを
見せつけた。
「早く……」
508投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/19 17:57:43 ID:WpFwtPFj
 テスタメントは思わず生唾を飲んだ。目隠しされた少女が快楽に身悶え、
全身で誘っている。その少女を淫らに花開かせたのは、間違いなく自分だと
いう事実に身が震えた。
「ん……っ!」
 両足を肩口にかけ、一気に貫く。密着する部分に溢れた蜜が塗れ、柔肉を
伝う。
「ひあ、あ…ああぁ……っ!」
 少し動くだけで、達してしまいそうな嬌声を上げるディズィーの白い腹を、
指が辿る。
「ひゃぅ…っ」
「分かるのか?」
 切なげに息を吐きながら、ディズィーはこくこく頷いた。
「分かり、ます……テスタメントが、私の、私の中に……っ」
 そうだな、と答えて内壁を先端でぐいと擦ると一際高い声で彼女が鳴いた。
「どんな気分なんだ? ……その、私がお前の中にいる時は」
 口ごもりながら囁くと、行き場を失ってさまよっていた華奢な指がシーツを
握り締める。
「そんなの、言えませ……ん……っ」
「聞かせてくれ……いい子だから」
 ゆっくり腰を動かし、腹の上をまた指で弄る。内と外から同時に責められ、
なす術もなくただ悲鳴を上げ続けるディズィーの羞恥心はもはや限界だった。
509投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/19 17:58:44 ID:WpFwtPFj
「嬉しいです……っ、テスタメントが私の中に入ってると、嬉しくてどうにか
なっちゃいそうです……っ!」
 ご褒美と言わんばかりにディズィーの一番弱い所を突き入れると、隠しようも
ない歓喜の悲鳴。
「はぁっ……ん、ぁ……あ、あ……っ! ……こんな、格好……っあああんっ!」
 肩に乗せられていた足が、自然に開いていって落ちてしまいそうになるのを
支え、膝立ちの姿勢で突く。目隠しが外れたディズィーの目の前に、二人が
つながっている部分をまざまざと見せつけ、ぐちゅぐちゅと粘着質の音を
聞こえよがしに立てると、応えるように苦しい姿勢から腰を押しつけてきた。
「もっと……もっと強く……っ、お願いだから……っ!」
 今にも泣き出してしまいそうな声でせがむ彼女の脚を自分の腰に巻きつかせ、
抱き寄せる。打ちつけるような抽送を繰り返し、貪欲に中を抉り、つながる
場所から融けて消えてしまいそうな錯覚に酔いしれる。
「……っ、あ、ぁ、……ああぁっ!」
 昇りつめた後もまだ足りないとばかりに締めつけてくるディズィーの中に、
テスタメントはようやく精を放った。しがみついてくる彼女を抱き返しながら、
一つの決意に身を固めて。
510投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/19 17:59:14 ID:WpFwtPFj





 月明かりに照らされた部屋の中で、まだあどけなさを残した顔立ちの少女が
青年の腕を枕に眠っている。彼は眠る彼女の髪を優しく梳きながら、時折思い
返したように溜息をついていた。
 目を閉じる度に浮かんでくる今夜の彼女の痴態と――
 全身タイツ。
 ディズィーの体を覆っていたのを彼女に破らせ、それでも腕や腿に淫らに
纏わりついていた――
 全身タイツ。
 今夜の睡眠は諦めた。朝になったら、店が開くのと同時に駆け込もう。
 もう二度と、全身タイツなど彼女に着せはしない。
511投下人 ◆yDvtXStOJ2 :04/09/19 18:01:28 ID:WpFwtPFj
分割が何かおかしいことになってる(汗)
一応これで終わりです。
テスタにまで全身タイツ着せたら立ち直れないかもしれないので
どうかご容赦ください……
512名無しさん@ピンキー:04/09/19 19:15:20 ID:0o4R2b4E
教訓
全身タイツは や め て お け 

byテスタ
513名無しさん@ピンキー:04/09/19 22:47:43 ID:nInmZo8z
投下人さんGJ!
あんた、本当にえらいわ、
きちんとキャットスーツでまとめとる……

よくまとまってるのに、何だろう、どうしてこんなに切ないんんだろう……
……_| ̄|○キャットスーツノノロイカ……
514名無しさん@ピンキー:04/09/20 22:49:53 ID:u811zRaG
そろそろいきなり投下さん来るかな〜?
ジョニテスの続きみたいよ
515名無しさん@ピンキー:04/09/21 00:51:11 ID:b3iQR15J
投下人様、激しくGJです!
まさか全身タイツネタでしっかりエロまでかまして下さるとは…w
516名無しさん@ピンキー:04/09/24 21:34:21 ID:lekhVMXj
保守、テスたん
517コミナ:04/09/25 03:31:57 ID:xdmbXh1+
予告していましたメイ×ジョニ投下いたします。

   -注意-   

・設定を忘れているため、若干設定が違う場合があります。
・キャラが崩れている可能性があります。
・ベタベタの純愛です。苦手な方はスルーよろ。

では、どうぞ。
518コミナ:04/09/25 03:33:44 ID:xdmbXh1+
自分の寝室で少女は思う。
(準備はオッケー。あとは渡すだけね。ふふっ、きっとびっくりするだろうな…)
この日は、少女にとって特別な日。
それは────。

〜メイのお誕生日大作戦〜

ジェリーフィッシュ快賊団の面々は、船上でパーティを開いていた。
今日は船長であるジョニーの誕生日なのである。
わいわいと賑やかな中、快賊の少女メイは決心していた。
(絶対、成功させるんだから…)
彼女は、この誕生日においてある計画を持っていた。
それは、プレゼントにある。
他の団員達はアクセサリーや小物などをプレゼントしていたが、メイはもっとすごい物を用意している。
そして、それは一番最後に渡す予定だった。
誰に負けない自信と、渡せるのが夜になるという事情があったためだ。
ふと、ジョニーに声をかけられた。
「おいメイ、そんなところで何やってる?」
「はわっ!?」
突然声をかけられてビックリするメイ。
「何をそんなに驚いてる。せっかくのパーティだ、楽しまなきゃ損だぜ?」
「う、うん!そうだよね。よーし、今日は騒ぐぞー!」
メイは裏返った声で言うと、慌てて走り去っていった。
519コミナ:04/09/25 03:34:37 ID:xdmbXh1+
「何だありゃ…」
ジョニーは不思議そうにしながらもパーティ会場に向かった。


パーティ会場では既に準備が整っており、ケーキや豪華なごちそうが並んでいた。
「あっ、ジョニーさん。丁度良かった。もうすぐ始まりますから、席について下さい」
ジョニーを出迎えたのはエプロン姿のディズィーだった。
ジョニーは所定の席に着き、パーティの開始を待った。
数分後、パーティが開始する。
ずらりと並んだ団員達にジョニーは大声で挨拶した。
「皆、今日は俺のバースデイパーティだ。派手に騒いでくれ!」
わぁっと団員達の声があがると、一斉に船内は賑やかになる。
そんな中、ジョニーの隣に座る予定だったメイの姿は無かった。


その頃メイは、会場から離れた一室にいた。
「はぁ…もうパーティ始まっちゃってるな…。行かなくちゃ…」
メイはジョニーに声をかけられた途端、自分の計画を知られてしまった気がして無我夢中で駆けだし、全く別の方向へ来てしまった。
メイはプレゼントが崩れていないか確認した後、パーティ会場へ急いだ。
団員達の談笑の中、ジョニーとディズィーは心配していた。
520コミナ:04/09/25 03:35:39 ID:xdmbXh1+
「あいつ、何やってんだ?」
「メイさん、どうしたんでしょうか…」
そのうち来るだろうとジョニーは楽観的に考え、ごちそうを食べ始めた。
ディズィーは心配そうにしていたが、ジョニーに勧められて食事を始めた。
それから十分程経過したところで、メイは来た。
「何処行ってたんだ?お前がパーティに遅刻するとは思わなかったぜ」
「ごめん。急にお腹が痛くなって、トイレ行ってたの」
ジョニーもディズィーもメイの嘘に気づく様子はなく、ほっとした面持ちで食事を続けていた。
ジョニーが一通り食事を終えた頃、突如部屋の照明が暗くなり、数人の団員の声がした。
「船長、お誕生日おめでとうございまーす!」
声の後ジョニーにスポットライトが当たり、巨大なケーキが運び込まれてきた。
「皆で作った特製バースデイケーキです。さぁみんな、お祝いの歌を歌いましょう!」
そして、団員達は一斉に歌いだした。
「ハッピバースデイトゥーユー♪
ハッピバースデイトゥーユー♪
ハッピバースデイディア船長ー♪
ハッピバースデイトゥーユー…♪」
歌の間にケーキに刺さっていた蝋燭に火が点され、歌が終わった後ジョニーは火を吹き消した。
521コミナ:04/09/25 03:36:42 ID:xdmbXh1+
「マーベラス…こんなプレゼントがあるとはな…」
思わぬ祝福に感激するジョニー。
そのケーキは切り分けて全員で食べた。
ジョニーはほんの少しだけ、涙の味がした気がした。
こうして、パーティは大盛況の内に幕を閉じた。


ジョニー達は自室に戻る途中、こんな会話をしていた。
「あー、楽しかった。ケーキも美味しかったし、最高だったね、ジョニー」
「ああ…。最高のパーティだったぜ…」
「………ところで、ジョニー。ボクからもプレゼントがあるんだけど…受け取ってくれる?」
何やら顔を赤くして恥ずかしそうなメイ。
どんなプレゼントが待っているのかジョニーには分からなかったので、受け取ることにした。
「じゃあ、ジョニーの部屋まで行くね…」
メイとジョニーは船長室、つまりジョニーの部屋に向かった。
部屋に着いた二人だが、メイはそれらしいものを持っていない。
「メイ、お前のプレゼントってのは何なんだ?」
「知りたければ、少し後ろ向いてて…」
言われるまま後ろを向くジョニーだが、メイのいる方向からふぁさっ、と衣擦れのような音がして気づく。
(ま、まさか…!)
思わずジョニーが振り向くと、そこには───。
522コミナ:04/09/25 03:37:43 ID:xdmbXh1+
「これが…ボクからのプレゼントだよ」
メイは、自分の胸部と下腹部の辺りに真っ赤なリボンを巻き付けて立っていた。
それ以外何も着けていないため、ひどく扇情的だった。
「メイ…お前本気か?自分の言ってることがどういうことか、分かってるのか?」
ジョニーが聞くと、メイは首を縦に振った。
「分かってるからやってるんだよ。ジョニーになら、あげてもいいって思ってるから…」
ジョニーが何か言おうとするのをメイは遮り、続けて言った。
「ジョニーはいつもボクを子供扱いして、相手にしてくれない…。
こんなに、こんなにジョニーのこと好きなのに…」
やがてメイの瞳が潤み始め、今にも泣き出しそうだった。
ジョニーはメイを優しく抱いて言った。
「お前の気持ちはよーく分かった。だから、泣くな。な?」
「うん…」
ジョニーはメイを宥めると、身体を離してそっとキスをした。
「あっ………」
一瞬の出来事だったが、確かに自分がキスをしたというのは分かった。
「あそこまで言われて黙ってるとあっては、男の恥だからな…。お前のプレゼント、喜んで受け取ろう」
その言葉を受けて、今度はメイがジョニーに抱きついた。
523コミナ:04/09/25 03:38:50 ID:xdmbXh1+
「ありがとう、ジョニー…!」
「俺は基本的にレディからの頼みは断らない質でな。礼を言われる程じゃない」
ジョニーは当然のように言い放ち、メイを抱きしめる。
「………………っ」
しばらく抱き合っていた二人は、引き寄せられたかのように深いキスをする。
「んっ、んん……ふ…」
唇を何度も吸いあい、どちらからともなく舌を入れ、絡めあう。
「んむ…んっ…ちゅ…んん…」
長いキスの後、メイはトロンとした表情で恍惚としているようだった。
「嬉しい…夢だったんだ…。ジョニーとキスするの…」
ぽつりと言うメイにジョニーは微笑で返した。
「これからもっといいことするんだぜ?キスぐらいで満足してもらっちゃ、困るな」
「そ、そうだよね…。でも、ほんとに夢だったの…」
顔を赤くしてメイは小さく言った。
ジョニーが胸のリボンを解こうとすると、メイはやはり小さく言う。
「やさしくしてね…」
「ああ…分かってる」
改めてジョニーは胸のリボンを解く。
すると、小振りな乳房と小さな桜色の乳首が現れる。
ますますメイは顔を赤くする。しかし抵抗する素振りは見せず、じっとしていた。
524コミナ:04/09/25 03:40:01 ID:xdmbXh1+
そっとジョニーはメイをベッドに倒し、乳房に触れた。
「あっ…」
(ジョニーに触られちゃってる…嘘みたい…)
未だ夢見心地なメイ。
そんなメイの心中など知る由もなく、ジョニーはやわやわと乳房を揉みしだいていた。
「あん…っ」
両の乳房を揉み、人差し指で乳首をいじる。
「きゃうっ…」
メイは敏感に反応して身体をくねらせる。
続けてジョニーは、乳首を口に含んで舐め始めた。
「ひゃんっ!あぁ…んぅ…んぁっ…」
メイの息が荒くなり、ジョニーの興奮も高まる。
「敏感なんだな、お前…随分反応するじゃないか」
「んっ…ジョニーが、触ってくれるから、じゃないかな…。あぁ…すごく、気持ちいいよ…」
喘ぎながら答えるメイ。
ジョニーはそんな彼女が愛しくてたまらなくなっていた。
ジョニーは素早く下腹部のリボンを解き、身体の隅々にキスの雨を降らせ、メイの全身をくまなく愛撫した。
「あっ…あぁ…や、くすぐったいよぉ…んぁっ、そんなとこまで…?やっ…やだぁ…」
イヤイヤをしながらも、メイはどんどん快感の虜になっていく。
ジョニーは露わになった秘裂に触れ、ゆっくりと割れ目をなぞる。
「ひゃっ!あぅ…うん…ぁ…ジョニー…」
525コミナ:04/09/25 03:40:55 ID:xdmbXh1+
ひとしきり秘裂を撫でると、ねっとりした液体が溢れ出てきた。
さらに、ジョニーは今し方触れていたところに口づけた。
「やっ、そんな、とこ…汚いよぉ…あぁっ…」
「汚くなんかないぜ?お前のここ…ビューティフルだ」
溢れ出る蜜を舐めとるようにジョニーはそこを舐めた。
十分に舌を這わせた後、小さな秘豆を舌でつつく。
「きゃっ!?そこ…だめぇ…あ、あぁっ…ジョニー…何だか、ボク、変だよぉ…身体が、すごく熱くて…溶けちゃうみたい…」
途切れ途切れにメイは言う。
熱に浮かされたような言葉にジョニーはこう返した。
「それは感じてる証拠だ。そろそろエクスタシーも近いだろう」
「エク…?」
「性的快感の絶頂…それがエクスタシーさ」
説明してジョニーはその絶頂に誘うべく、愛撫を続ける。
今度は指でクリトリスを刺激し、メイに更なる快感を与える。
「あくっ!…はぁ…はぁ…はぁ…ジョニー…ひぁっ!…何か、来る…何、これ…?怖い…怖いよぉ…」
未知の感覚に戸惑うメイ。
それが先ほどジョニーが言ったエクスタシーであるとは知らないため、メイは若干混乱していた。
526コミナ:04/09/25 03:42:00 ID:xdmbXh1+
ジョニーはまた説明する。
「それがエクスタシーだ…大丈夫、その感覚に集中すればすぐよくなる…」
言って、ジョニーは割れ目につぷっ、と音をたてて指を浸入させる。
そして、中をかき回すように指を動かした。
「ひゃんっ!あぁっ…ジョニー…ダメっ…ボク、おかしくなっちゃう…んぁっ!ダメ…ダメ…ダメだよぉ…っ!」
譫言のように繰り返すメイの言葉にも構わず、ジョニーは指を休めない。
そして、ついにメイは限界を迎える。
「んあぁっ!ジョニー…ジョニー…っ…うぁっ…あぁぁぁぁぁっ…!」
メイの身体は大きな痙攣の後、ピクピクと小さく震え、荒かった呼吸も次第に落ち着いていった。
ジョニーはメイが落ち着くのを待ってから話しかけた。
「どうだ?今の気分は」
「うん…なんか…頭がふわふわして…すごく気持ちよくて…最高の気分だよ…」
あやふやなメイの言葉だが、最高だというのは聞き取れたためジョニーは安心した。
「そうか。そりゃよかった…だが、まだおしまいじゃないぜ?」
「うん…分かってる…」
ジョニーは穿いているズボンを下着ごと降ろした。
そこから大きく勃起した肉棒が現れる。
527コミナ:04/09/25 03:42:54 ID:xdmbXh1+
ジョニーが挿入しようとしたその時、メイは意外な行動をとる。
「わ…ジョニーの…こんなになっちゃうんだ…」
そう言って肉棒に触れてきたのだ。
これにはジョニーも驚かされた。
「お、おいメイ、何を…」
「決まってるじゃない。今度はボクがジョニーを気持ちよくする番だよ」
弾んだ声で言うメイにますます動揺するジョニー。
「メイ…お前…」
「大丈夫。やり方は知ってるから。ボク、頑張るね…」
メイはジョニーのの肉棒をしっかりと握り、さすり始めた。
柔らかな手に刺激され、肉棒がピクン、と脈打った。
(くっ…メイの奴、どこからこんな知識を…)
そんなことを思うジョニーだが、繰り返し刺激を受けるうちに忘れられていった。
しばらくさすった後、メイはおずおずと顔を寄せて先端にキスした。
「………っ」
すっかり興奮して勃起しきっているため、それだけでも快感を覚えてしまうジョニー。
微かに罪悪感のようなものを感じつつも、ジョニーはメイの行為を受け入れた。
メイは続けて先端をくまなく舐め、大きく口を開けてしゃぶり始めた。
「ん…ん…んん…あむ…ん…」
「っ………!」
たまらずジョニーは小さく呻いてしまう。
528コミナ:04/09/25 03:43:55 ID:xdmbXh1+
メイの奉仕はまだまだ拙い。
にもかかわらず、ジョニーはかなり気持ちよくなっていた。
(くっ…しばらくの間してなかったからな…こいつはやばいぜ…)
襲ってくる快感を必死に堪えながらジョニーは思っていた。
メイは先端からゆっくりと棹の方へ唇を進めるが、途中でむせてしまう。
けほっ、けほっと咳をしつつも、メイは再び肉棒を咥え、先端からくびれの辺りにかけて唇を這わせた。
「あむ…んっ…んっ…んぅ…んん…」
「う………っ」
ぬるりとした唇と舌に迎えられ、思わずジョニーは呻いてしまう。
ふと、メイは思った。
(ジョニー、気持ちいいのかな…きっと、大丈夫だよね…)
自分を励ましながらメイは奉仕を続ける。
そんな中、ジョニーはメイに言った。
「あんまり、無理はするなよ…またむせられて噛まれでもしたら大変だからな…」
「うぁいおうう(大丈夫)」
何を言っているか分からなかったが、多分大丈夫、と言ったのだとジョニーは思った。
自分のモノを懸命にしゃぶるメイを労るように、ジョニーは彼女の頭を撫でた。
メイは嬉しかったのか、さらに奉仕を激しくする。
529コミナ:04/09/25 03:44:53 ID:xdmbXh1+
「うぉっ………!」
先ほどまでの奉仕に加え、このところ性欲処理を行っていなかったため、ジョニーは限界寸前だった。
しかし、このまま果てるわけにはいかない。
その一念でなんとか堪え、メイに言った。
「メ、メイ…離れろ…離れるんだ…っ」
メイは素直に従って離れるが、なぜかを問いただした。
「ジョニー、気持ちよさそうだったのに…なんで?」
「これ以上は、俺の我慢が効かないからな…」
ジョニーは再びメイを押し倒し、軽いキスをする。
そして、メイの足を開かせた。
「あっ………」
「痛いかもしれんが、我慢してくれよ」
「うん。覚悟は、できてるから…。きて…」
メイは目を閉じてジョニーを待った。
ジョニーはメイの中心に照準を合わせ、ゆっくりと挿入する。
先端が入ったところで、メイが声をあげる。
「あくっ………」
「無理はするなよ。どうしても痛いならやめるから」
メイはそれにかぶりを振る。
亀頭が入りきると、その後は割と楽に入ったがやはりメイの膣内はきつい。
ジョニーの分身を食いちぎらんばかりばかりに締めつけてきて、今にも果ててしまいそうだった。
530コミナ:04/09/25 03:45:44 ID:xdmbXh1+
ジョニーは気を紛らわそうとメイに話しかけた。
「メイ、大丈夫か?痛みはどうだ?」
「大丈夫…。大丈夫だから、続けて…」
メイを気遣いつつ、ジョニーは少しずつ動き始めた。
動き始めたはいいが、メイの膣中はとても狭く、それでいてひどく締め付けてくるためどこまで保つか分からなかった。
「あっ、んっ、んっ、んっ…んぁっ!…あんっ…んぅっ…」
(すごいよ…ジョニーが、ボクの中で動いて…)
メイは若干の痛みを感じつつも、愛する人と一体になっているという充足感を味わっていた。
もっとそれを感じたくて、メイは知らず知らずのうちに自ら腰を動かしていた。
「っ!?メ、メイ、お前っ…」
「ジョニ……を、はぁ…もっと、感じたいの…私は、もう、大丈夫だから…」
その言葉を受けてジョニーは先ほどより激しく動き、自らの終わりを求めた。
メイはジョニーの肩を抱き、彼の名を呼び続けた。
「んくっ…あぁ…ジョニー…ジョニー…!」
「くぅ…メイ…悪い…もう限界だ…!」
ジョニーは小刻みに激しく腰を振り、メイの奥を抉った。
そして、ジョニーは終わりを迎える。
531コミナ:04/09/25 03:46:35 ID:xdmbXh1+
「くぅぅ……っ!!」
「あっ!?」
多量の精が流れ込んでくるのを感じて驚くメイだが、すぐに恍惚とした表情になっていった。
「ジョニー…大好きだよ…」
そう言ってメイは眠ってしまった。
ジョニーは後始末を済ませると、ぽつりと呟いた。
「最高のプレゼントだったぜ。メイ」
そして、彼も眠りについた。



かくして、メイの“作戦”は成功した。
今日という日は二人にとって、忘れられない日になるだろう。
〜Fin〜
532コミナ:04/09/25 03:47:30 ID:xdmbXh1+
以上、『メイのお誕生日大作戦』をお送りしました。
近日中と書きましたが随分時間がかかってしまって申し訳ない。
GGXしかやってなくて、久しくGGやってないもんで記憶が曖昧で。。
とにかく、読んで下さった方、ありがとうございました。
またいつかお会いしましょう。
|彡サッ
533名無しさん@ピンキー:04/09/25 22:22:11 ID:EQlTx96v
神ィィィィィィィ!!乙!乙!!グッジョブ!!うおおおお
534名無しさん@ピンキー:04/09/26 19:46:32 ID:NG8Zp+Kr
盗作かよ
535名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:18:42 ID:dDwka94j
ん?そうなの?
536名無しさん@ピンキー:04/09/27 04:27:15 ID:HBLiN65s
>>534
ソースキボンヌ
537534:04/09/27 06:26:42 ID:/Fr5LMaZ
どっかの同人誌で同じ内容の漫画があった
買ってないからどれかわからん、スマソ
538名無しさん@ピンキー:04/09/27 10:54:45 ID:6SSi9w6A
>534
その同人誌ってもしやバナナサル軍団のかな?

あれだったら手元にあるけどこれは単なるネタかぶりなだけの気がする。
カプとシチュが同じだけど細部が違うから。
539名無しさん@ピンキー:04/09/27 19:35:46 ID:sqBITWVk
まぁ、ジョニメイは定番だしな
540名無しさん@ピンキー:04/09/27 23:28:22 ID:ZWDxFDMz
ミリ×チプ
出すのが早いチプで遊ぶミリ、だがミリも入ってからは弱かった。
入れると2人ともイキっぱなs(ry
541名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:38:07 ID:WmS5vv6c
保守
542名無しさん@ピンキー:04/10/01 16:03:17 ID:fYAUyqFF
ジョニテスマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
543名無しさん@ピンキー:04/10/05 20:25:00 ID:hvZLv/Pv
ココの住人の性別と好きなキャラがしりたい
544名無しさん@ピンキー:04/10/05 21:22:33 ID:YjtqFhpq
>>543
性別はまぁ元のゲームから察してくだされ。
好きなキャラ…たくさん。最近はチップ(真っ直ぐなバカ)、鰤たん、イノ姐、諸々。
545名無しさん@ピンキー:04/10/05 21:50:21 ID:nHMKOWlK
>>543
ファウスト、アンジ、チップなんかが好き。
546名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:05:42 ID:OF1aHilG
>>543
♀、_姐紗五月好き。
このスレで開眼して好きになったキャラも他にたくさん。
547名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:43:22 ID:uX8OSmbJ
>>543
テスタ、ジョ兄、スレ嫌ーが好きだ。
うーん、渋いようなそうでもないような。
548名無しさん@ピンキー:04/10/06 07:35:51 ID:D57lgR8P
>>543
野郎で、カイと鰤とデズ子が好き
549名無しさん@ピンキー:04/10/06 17:31:32 ID:N7obCzjM
>543
女で、テス・デズ・メイ好き。
550名無しさん@ピンキー:04/10/06 17:37:09 ID:A04jcuya
>543
female。好きなのは以下の通り(順不同)
テスタ、スレイヤ、ザト、鰤、デズ、ジョニ、_、メイなど。
551543 :04/10/06 20:39:58 ID:0SvH/wOX
♀。好きなキャラはテスタ。
あとのキャラは純粋に好きで…
鰤、メイ、イノ、ジョニー、爺、カイ等…

みんな、答えてくれて有難う、漏れうれしい…
そして、テスタ好きが多くてさらにうれしい…
552名無しさん@ピンキー :04/10/06 22:08:04 ID:6M0fmjao
遅いけど>>543
♀でテスタ好きです。テスタがダントツで好き。
他に♂キャラだったらぞにとかべのとかが好き。♀だったらメイとアバが好き。
見た目だったら_とかイノも好き。

というか、はじめまして(覗き専門です)
553名無しさん@ピンキー:04/10/07 00:22:24 ID:3iSokvWR
>543
カイ、_、フェービー、デズが好き
554名無しさん@ピンキー:04/10/07 01:47:10 ID:wWbkCMXJ
♀。
梅、テス、ジョ兄、_、医者
555名無しさん@ピンキー:04/10/07 02:07:32 ID:hL1Ju0d+
♀。梅、梅、梅。
556名無しさん@ピンキー:04/10/07 17:04:27 ID:/bUMhkBN
女多いな!( ゚д゚)
557名無しさん@ピンキー:04/10/07 18:36:21 ID:A4ciQnD0
801板以外のエロ系の板はほとんど野郎しか居ないと思ってたけど
そうでもないのかな?
558名無しさん@ピンキー:04/10/07 19:28:15 ID:pbAaPnSM
少なくともここは結構女性向けだからね
他のエロパロは王道(?)に男性向けになってるから男が多いと思うよ
559名無しさん@ピンキー:04/10/07 19:57:43 ID:NzFseb7z
まぁあらかたの属性をカバーしているからな
560名無しさん@ピンキー:04/10/08 00:03:39 ID:+AgOXjOp
女。梅姐エロ神様の光臨きぼん…

……誘い受けウゼェですが、ハラシマ終わったらちょっと書いていた短編うぷらせて頂体です…。
561名無しさん@ピンキー:04/10/09 00:26:11 ID:K0g8K9xf
♂。カプはソルミリ、カイジャム、テスディズ萌。ピンだとポチョとギルテ医とスレイヤー燃え。
え?変?
562名無しさん@ピンキー:04/10/09 07:46:11 ID:5If2DHQr
やっぱ女性多かったのねここ………

俺は男。好きなキャラは医者、ザパ、ロボ、アバ。イロモノが好き。
女性キャラで好きなのはデジとミリかな…
つーわけで医者デジかザパミリきぼんぬw
563名無しさん@ピンキー:04/10/10 00:12:25 ID:bAM8pDBS
・゚・(つД`)・゚・  関係ないけどやっとロボ好きがいた
564名無しさん@ピンキー:04/10/10 02:03:11 ID:ObVye4zF
>>562
・゚・(つД`)・゚・やっと同じような好みの人がイタヨォ・・・
565名無しさん@ピンキー:04/10/10 20:08:07 ID:Xdce7Bku
ディズ子とブリの天然コンビでいろいろしたい。
ラブラブでも鬼畜でもネタでもいいからいろいろしたい。
566562:04/10/10 21:46:07 ID:1+yzDATJ
>>563
ロボ好きってもしかして珍しいのか?
偉そうだけど凄く愛嬌があって、いいキャラしてると思うんだけどな…
前スレ後半のロボ梅とか素で感動しちゃったしw

>>564
イロモノ好きでつか?

イロモノ大好きよ俺。
でも嗜好は割とノーマルなんだよなw
だからたまにこのスレの流れについていけなくなるときがあるよ…。
まあそんなときは普通にスルーしてるけどね。

医者デジとかザパミリとか需要無いんかなぁ…書いてみようかなあ、初めてだけど。
567( ̄∀ ̄)汗:04/10/10 21:56:45 ID:It6JER6K
>>563
激しく同意!!
568( ̄∀ ̄)汗:04/10/10 21:58:19 ID:It6JER6K
まちがえた
>>565だった・・・・orz
569564:04/10/10 23:10:11 ID:3J+yHipu
>>566
イロモノは大好きだよ。
そのせいで同じようについていけなることもあるが・・・。

投下も可能ならおねがいしまつ。

570名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:46:08 ID:IpMhrPaP
メイン使用キャラがロボなんですが…
少数派なのかロボ好き…
571名無しさん@ピンキー:04/10/12 21:26:20 ID:7glgvGh+
まぁいいじゃん。ロボ。目からビームでるし
572名無しさん@ピンキー:04/10/12 22:58:53 ID:uHJvY8V3
カイ幕ホームランの時の「イーッ」て声が好きなんですが変態ですか?
573てすと:04/10/13 03:58:03 ID:b1dwzLm9
 薄暗い地下の一室でブリジットは手錠をされていた。額には西遊記のような鉄の輪がはめられて、リモコンひとつで電流が流れる仕組みだった。ミリア自身それを嫌っていたが、ブリジットがどうしても命令に従わないときは容赦なくスイッチをいれた。
 階段の上のドアが開いて明かりが差し込む。
 ミリアは黒い下着とブラジャーのみであらわれた。白い裸身がオレンジ色に輝いていて、噛み付いたら柑橘系の香りが口の中いっぱいに広がりそうだった。

「おはよう」

 ミリアはベッドの上で寝転んでいるブリジットに顔を近づけてそっとキスをした。
 ブリジットは少しだけそれを避けるようにして顔をそむけた。

「嫌なの? しょうがない子ね。慣れないとあなたがつらいだけよ」

 ミリアは優しくまるで蜘蛛が歩き回る様にブリジットの胸をなでまわした。乳首の上で指をとめて何度も往復させる。固くなってきたふくらみを指ではじくと口を近づけて吸いたてた。
 ブリジットは感じないようになるべく蜘蛛のことを考えた。長くて節くれだった足を何本も持つ毛むくじゃらの大きな蜘蛛が体の上を這っている。指で潰すと白と黄色の汁がでる。それは腐ったような臭いがしてねばねばとした糸をひく。
574てすと:04/10/13 03:59:53 ID:b1dwzLm9
「舐めなさい」

 ミリアは静かな声で命じるとブリジットの顔の上に跨って腰をおろした。セミの抜け殻の割れ目をなめる。舌先を伸ばして亀裂の下から上までゆっくりとなめあげる。セミの眼球を唇でつまんで潰れないように噛む。吐き出される液体は残さずになめとる。

「いいわよ。上手になった。わたしのおまんこおいしいでしょ?」
「とてもおいしいです」
「そうでしょう。もっともっとなめたくてしょうがないでしょう」
「もっともっとなめたいです」
「いい子ね。そうやって素直にしてればわたしも電気ショックなんかしないんだからね。いいわ。本当に上手よ。でも、もういいわ」

 ミリアは顔から降りると、ブリジットの股の間に座ってペニスをつかんだ。

「ブリジットのことも気持ちよくしてあげる」

 ミリアはにっこりと笑って上下に動かしはじめた。あいてる手で容器を握ってローションを加えながらどんどん滑りをよくした。
 ブリジットは毛むくじゃらの蜘蛛を想像した。
575てすと:04/10/13 04:04:48 ID:b1dwzLm9
「どうしたの? 気持ちよくない?」
「気持ちいいです」
「でもたってないじゃない」 

 ミリアはじっとブリジットの目を見つめた。目を逸らすと、パンと音がして太ももに痛みが走った。

「別にいいのよ」

 冷たい声でミリアは笑った。ねっとりとしたローションをさらに垂らしながら、ペニスを握っていた手がどんどん下がった。
 陰のうをもみほぐしてから、中指を滑らせ肛門の上をいったりきたりと刺激した。ミリアは燃えるような目でブリジットを見つめながら笑っている。
 不意に指が突きたてられた。まるでうなぎのようにくねくねとうねりながら奥まで入ってくると、指先がなにかを探すようにコリコリと腸壁を触り始めた。
 ブリジットは必死で声を押し殺して、気持ちの悪いぶよぶよと太ったミミズのことを考えた。

「あっ」
「フフ、ここなの?」

 指先が前立腺を探り当ててびっくりするような刺激があった。
576てすと:04/10/13 04:09:33 ID:b1dwzLm9
「ほらほら、見つけちゃったわよ。ブリジットの弱点。やあね、もう勃起してるじゃない」

 ミリアは嬉しそうに激しく指を出し入れした。指先が容赦なくポイントを突いてきて何度もうめいてしまった。ペニスはぎんぎんに固くなり、ミリアはペニスを左手に握って前立腺と同時に責め始めた。

「ああっ、駄目っ、やめて」
「いやよ。やめない。ブリジットもういきそうなの? フフフ、ほらいってもいいのよ。お尻に指突っ込まれながらいっちゃいなさい」 
「ああ、駄目っ」
「お尻の穴こんなに締めつけちゃって。ブリジットの変態! いやらしい変態は自分の顔にいっちゃいなさい」
「やだっ。やめて」

 腰を持ち上げられて窮屈な姿勢になる。両膝が胸についてつま先が頭の上を越えてぷらぷらしている。
 ミリアは握ったペニスの照準をブリジットの顔に合わせて、回転を加えながら一層激しくしごきたてた。肛門に入っている指は競走馬にムチをいれるような勢いで前立腺を突きあげた。

「やだっ、ああっ、いくぅっ」
「いいわよ。ほら、いきなさい」
「あはあっ、ああっ、はあっ、ああっ、ああっ」

 ブリジットのペニスが収縮して膨張した。体中が痙攣して、たくわえたエネルギーを一気に放出していた。
 すさまじい快感の中、熱湯のような精液を目尻に浴びて目をつぶった。なにも見えないまま、顔中に自分の精液を受けつづけた。
 慌てて唇をきつく結んだがしょっぱいような青臭さが口の中に広がった。
577てすと:04/10/13 04:11:08 ID:b1dwzLm9
「やだ、やらしいわね。いっぱい顔に出しちゃって。そんなに気持ち良かった?」
「ああぁ、はぁはぁ……」
「最後の一滴までしぼりとってあげる。先っちょちゅぱちゅぱしてあげる」
「やんっ、んん……」

 ミリアは唇をすぼめて尿道に吸いついた。精液を押し出そうとするかのように肛門に入れた指で中から圧迫する。
 ブリジットはまた痙攣を起こして一度だけ大きく腰をふるわせた。

「んぅ、ちゅっ、ちゅっ」
「ああっ、んっ」
「う〜ん、ごちそうさま」

 満足したのか、いきなりにゅるりと肛門から指を抜かれて鳥肌がたった。

「あら、だんだんお尻も敏感になってきたじゃない。どんどんエッチな体になってくわね」

 ミリアは素早くはいあがってきて馬乗りになると、手錠されたブリジットの両手を頭の上に抑えて、顔にかかった精液をぬぐわせなかった。
578てすと:04/10/13 04:14:03 ID:b1dwzLm9
「もう私なしじゃいられないんじゃない?」

 ミリアは顔を近づけると耳元で息を吹きかけて舌先で耳朶をそっとなぞった。そのまま舌を這わせて目尻についた精液をなめとる。
 息が漏れそうな繊細な刺激に耐えていると、今度は犬のように舌をだして頬や鼻の下についた精液までなめとる。時にすすりながら、一滴も無駄にしまいとしているかのように、ブリジットの顔中をなめつくした。
 最後に唇の端をなめあげて、ミリアは優しく微笑んだ。気が緩んだ瞬間、ミリアはブリジットの頭をしっかりと抱きしめると口付けをした。舌とともに唾液が流し込まれる。その青臭さに愕然とする。
 慌てて身をよじろうにもしっかりとロックされていて逃げられない。
 ミリアは一滴も無駄にせず精液をブリジットの口の中に注ぎこんだ。そうやって口をふさいだまま鼻をつまんだ。もがいたがどうにもならなかった。
 ブリジットは自分の精液を飲み込んだ。生温かくて粘々した感触が喉にからまる。悪寒がして少しだけ体が震えた。

「自分の精子はどんな味? はい、あーんして。やだ、全部飲んじゃったの? フフフ、ほんとにブリジットは変態ねぇ」

 ミリアは満足そうに笑って爪の先でカリカリと乳首をひっかいた。
579てすと:04/10/13 04:16:33 ID:b1dwzLm9
「ここも敏感。感じるんでしょ? 苦しい? 最初は責めても全然平気だったのにね」

 爪の先でつままれて微妙に刺激される。ブリジットはなにか鋭い爪をもった猛禽類を想像しようとした。
 ミリアは爪をたてた。

「んっ……」

 軽い痛みが走り、体中の神経がそこに集中した。思いきり力をいれたらちぎれてしまう、そんな恐怖が感覚を鋭敏にしてミリアの爪の先の1000分の1ミリ単位のぎざぎざまでわかるような気がした。
 ミリアは敏感になったブリジットの状態を把握しているかのように、ソフトにソフトに針に糸を通すような繊細さで優しく刺激を加えた。
 ミリアは乳首だけを責めた。他の性感帯にはかすりもせず、笑みを浮かべたままじっとブリジットを観察していた。
 ミリアの目にうつるブリジットは長い時間無表情な石像のはずだった。けれども、やがてつま先が丸まり足が蛇のようにくねりだすと、眉根を寄せて苦しそうに呼吸をはじめる。打ち上げられた魚のように体を振って逃れようとする。

「ほらほら、暴れても駄目よ。気持ちいいんでしょ。おちんちん触ってほしい?」
「ああっ」

 ミリアの手が太ももをなであげ電気ショックのような快感が走った。
580てすと:04/10/13 04:21:28 ID:fBsk2OwF
「ちゃんと言わなきゃ触ってあげないわよ。おちんちん触ってくださいって。ほら、もうたまらないんでしょう? 言ってごらんなさい。楽になるわよ」
「やだっ……」
「ほんと素直じゃないんだから。私はいいのよぉ? 楽しくてたまらないんだから。ブリジットがきちんと言えるまでずっとこうしていじめてたっていいのよ。フフ、気持ちいいんでしょ? ほら、早く言わないと狂っちゃうわよ」
「ああ、駄目ぇっ」
「言いなさい。大きい声で。すぐ触ってあげるから」
「やだっ。やめって……。んあっ!」

 突然、乳首をつままれて激痛が走った。容赦なくぐりぐりと揉みほぐしながら、ミリアは生温かい息をブリジットの耳に吹きかける。

「早く言いなさいよ。フフ、私を焦らして楽しんでるの? 気持ちいいわよ。ブリジットのビンビンのおちんちんいじくりまわして、思いっきりいかせちゃうんだから。
ローションたっぷりつけたぬるぬるの手でシコシコして欲しい? それとも、お口がいいかしら。ぐちょぐちょのおまんこでブリジットのおちんちん搾り取ってあげようか?」 
「んぁっ、触って……」
「どこを触って欲しいの?」
「おちんちん触ってくださいっ……」
「聞こえないわ」
「お願いっ。おちんちん触ってっ!」
「あーら、それが人にものを頼むいい方?」
「ああ、早くぅっ。おちんちん触ってください! ミリアお姉様ぁお願いしますっ!」
「いいわよっ。触ってあげる」
「ああんっ」

 ミリアの指先がペニスの裏側をさっと撫で上げた。鳥肌がたち、勝手に体がビクンと動いた。逆手に握りしめると、ミリアは馬乗りの態勢で自分のヴァギナにあてがった。
581てすと:04/10/13 04:22:38 ID:fBsk2OwF
「おまんこにいれてあげる。気持ちいいわよ。ぬるぬるしてぎゅうぅっとしめつけて。おまんこにいれたいでしょ?」
「おまんこにいれたいですぅっ」
「いいわよ。ほら、ずぶずぶはいってく。ああ、入ってくる。ブリジットのおちんちんが入ってるぅ」

 ペニスはミリアの中にゆっくりと飲みこまれていった。そこは熱湯のように熱かった。ぎゅうっとしめつけられて、奥へ奥へと飲みこまれていった。

「気持ちいいでしょう。苦しかった?」

 ミリアはブリジットの頭を撫でてから、両手で乳首をつまんで腰を使った。

「でも、もう我慢しなくていいのよ。ほらぁ、ほらぁ、私のおまんこでいっちゃいなさい」
「ああ、いっちゃうっ。いっちゃうっ!」

 ミリアはロデオみたいに動きながら激しく乳首をこねくりまわした。軽い痛みがあり、とてつもない快感があった。
 夢中で腰を動かしながらブリジットは叫んだ。
 ミリアはそれに応えるように根元まで飲みこんでペニスをしめつけた。
 頭が弾けとぶような快感があって、ブリジットは痙攣しながらミリアの中に精液を放った。

「ああ、すごいわ。いっぱい出てる」
「はあはぁっ……」
「フフ、そろそろ赤ちゃんできちゃうかもね」

 ミリアは満足そうに笑ってブリジットの頬に顔を近づけてキスをした。

「絶対に逃がさないわよ」 

<終>
582名無しさん@ピンキー:04/10/13 21:53:40 ID:lrSp27tg
見た。
ミリアタソ萌え
583名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:07:07 ID:WZ6S6VTg
おぉ、ミリ攻め萌え(´д`*)ハァハァ
584( ̄∀ ̄)汗:04/10/14 21:31:29 ID:sE2BA2YU
鰤攻めも見てみたい[物蔭]∀ ̄)チラッ
585名無しさん@ピンキー:04/10/14 22:39:34 ID:AJj8Uxql
(-_|壁。○(テスタまだかな〜…)
586名無しさん@ピンキー:04/10/20 03:57:32 ID:/MfdRFZW
「なによー、あんたそんなに腰ふっちゃって。やらしいねぇー。アッハッハ」
 
 イノは椅子に座って、指に挟んだ煙草を揺らしながら足を組み替えた。
 艶光る黒髪をかきあげて煙を吐く。
 真っ赤な唇の端に笑みを浮かべて、全裸で腰を振って悶えているブリジットの尻をぺしぺしと叩いた。

「気持ちいいの? んん? おまえは淫乱な子だねぇー。ケツにバイブ突っ込まれて喜ぶなんて変態だよ? わかってるわけ? そんなアンアン喘いじゃって、もっとかき回してやろっか? ほら、どぉ?」
「ああっ、イノ様ぁ、そんなにしたらきついですっ」
「んふふ、きついんだぁ。じゃあもっと鳴きなさいよ」
「ああっ、ううあっ、ああんっ、わんっわんっ」

 イノは楽しげにバイブを動かす。
 四つんばいで腰を高くあげて、直腸をかき回されてブリジットは反応してしまう。
 容赦なく無造作にバイブを動かして、時折平手でぺしぺし叩く。
 その衝撃がアナルに響いて、痛みと快感がしびれるくらいに体を焼き尽くす。

「イノ様ぁ、前も触ってください。お願いしますぅ」
「えー、前も?うわー、すごいだらだら垂れてんじゃん。きったねー。変態変態。ほら、ピシ! おしおきだよ! ピシ! パシ!」

 イノは平手で叩きまくる。 
 何度も何度も張りついたような音をたてる。
 口角に泡を散らして、嬉しそうにピシパシといいながら笑う。
 後ろ手に拘束されているブリジットは懇願するしかなかった。
587名無しさん@ピンキー:04/10/20 03:59:16 ID:/MfdRFZW
「イノ様。お願いします。どうか」
「ダーメ。犬は犬らしく、嬉しそうに尻尾振りながらいっちゃいなさい!」
「そんな、無理です。少しでいいですから」
「あんたわかってないね。そんな臭い汁だらだら垂らしたチンポなんか触らないつってんだろ。せっかくあたしがバイブをケツの穴に突っ込んでやってんのに、これだけじゃご不満?」
「い、いえ。う・・・嬉しいです」
「でしょ。だったら、ほら、もっと腰振って。犬みたいに尻尾振るんだよ! ほらケツだけでいくとこあたしに見せてみな!」

 イノがバイブを直腸の奥まで突っ込んだ。
 子供が砂場でトンネルを掘っているように容赦がない。
 ブリジットはわんわんとわめきながら、腰を動かしてバイブにこすりつける。
 イノはスイッチを弱めたり強めたりして遊んでいる。

 バイブが震動しながらグイングイン首を回す。
 最強になると、ブリジットはシーツに顔をうずめて喘ぐことしかできなかった。
 口の中がいがいがして、のどはからからだった。
 
「ほら、どうなの? いけそう? いけなきゃあんたなんか捨てちゃうわよ」
「ああ、いけますっ。もう少しっ、でっ、あんっ」
「ほんと? じゃあ、いきなさい。ほらほら。グリグリしてあげるわよ。あんたももっと腰ふりなさい、もっと、ほらもっとっ」

 ズボズボと音をたてて激しく抜き差しされる。
 イノの言葉に促されるように、ブリジットも腰を動かすと、奥の奥までバイブが貫いて痛いほど快感が走る。
588名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:01:16 ID:/MfdRFZW
「ああんっ、イノ様いっちゃうっ」
「いいわよ、いきなさいっ。ほら、いけっ! 恥ずかしい変態!」
「ああっ、いくぅっ、いっくぅっ」 
 
 かけ声とともに根元まで差し込まれてブリジットの体は痙攣した。
 頭が真っ白になって、バイブの刺激を受け続けながら絶頂する。
 絶頂で反射的にアナルがしまり、そこにあるバイブを感じてまた絶頂し、永遠に続くかと思われるほど快感が連鎖する。
 ようやく長い絶頂が終わった時、ブリジットはぐったりと倒れこんだ。

「ああっ。いやぁ。あぁ。イノ様ぁ」
「アッハッハ。やーらしい子ねぇ。おケツでいっちゃうなんてホントはしたないこと」

 お尻にはまだバイブがささっていて、グイングインと首を振りながら刺激し続けている。
 絶頂の余韻で敏感になっている体にはあまりに強すぎる刺激だが、もはや自分で抜く力もなく、うつぶせのまま喘ぎ続けるしかない。

「あっ、イノ様ぁ抜いてぇくださいぃ。お願いぃしますぅ、つらいですぅ」 
「抜けたらおしおきだかんね」
「ああ、そんなぁ」
「ほーら、今度はイノ様がおチンポ様で犯してあげるから、よーく涎つけてしゃぶりなさい」

 髪をつかまれて、黒光りするペニスバンドを口元にあてがわれる。
 ブリジットがなんとかくわえようとするとおもいきり髪をひっぱられた。
589名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:05:01 ID:Ovp1BUJE
「いあいっ」
「なってないわね。あんたあたしのおチンポ様に奉仕したいんでしょ?」
「はいぃ、あぅ、ご奉仕したいですぅ」
「ならまずお願いでしょ。そんなこともわからないの。このまま縛って外に放り出されたいわけ?」 
「あぁ、申し訳ありません。お、お許しくださいぃ」
「いいわ。ちゃんとお願いできたら許してあげる」

「イノ様のおチンポ様にご奉仕させてください」
「誰が?」
「変態の奴隷に・・・」
「変態で淫乱のアナル奴隷でしょ」
「ああっ、へぇ、変態で、淫乱のアナル奴隷に、イノ様のおチンポ様にご奉仕させてくださいぃ」
「アッハッハ。ほんとに恥ずかしい変態ね。いいわよぉ。心をこめてしゃぶりなさいよ」

 バイブの刺激になんとかこらえながらそこまでいうと、イノは頭を撫でながらペニスバンドをくわえさせた。
 ブリジットはしゃぶりながらたんねんに舌をつかって涎をまぶす。

「アッハッハ。いい眺めよぉ。ほら、ちゃんとお口いっぱいに頬ばりなさい。もっと奥まで飲み込むの」
「うぐぅんぐぅ」
「ほらぁ、あたしのおチンポ様はおいしい?」
「んぅっ、おいひぃれすぅ」
「ほんとぉ? フフ、じゃあもっと味あわせてあげる」

 イノはブリジットの頭をつかむと腰を使い始める。
 ブリジットはのど奥まで突かれて何度も吐きそうになるのを懸命にこらえる。
590名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:07:31 ID:Ovp1BUJE
「どぉ? おいしい?」
「んぐぅっ、あぐぅ、おいひぃんぐぅ、おいひぃれすぅむぐぅ」 
「いい子ね。上手よ。ほらっ、ほらっ、ほらっ。たっぷり味わいなさい」

 イノはめちゃくちゃに腰を使い始めた。
 反射的に涙が流れたが、それでもブリジットは懸命に奉仕を続ける。
  
「あふっ。がふっ。んぐぅっげふっげふっんむぅ」
「よーし、もういいわよ。どうだったの? イノ様のおチンポ様の味は」

 イノはペニスバンドを抜くと、ブリジットの髪をつかんでひっぱる。

「あぁ、はいぃ、とってもおいしかったですぅ」
「おまえはおチンポ大好きな変態だもんねぇ」
「はいぃ、おチンポ大好きですぅ」
「あおむけになりなさい」

 ブリジットはお尻のバイブがぬけないように気をつけながらあおむけになった。
 イノはバイブに手をかけると一気にひっこぬいた。

「あああっ!」
「アッハッハ。感じちゃったのぉ? やあね。うわぁ、なにこれくっさいわよぉ」

 イノはバイブに顔を近づけて匂いを嗅いでいる。
 イノはにやりと笑った。
591名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:09:41 ID:Ovp1BUJE
「おチンポ様がいなくなってお口が寂しいんじゃない?」
「え・・・・・・」
「なによ? 寂しいよねえ?」
「さ、寂しいです」 
「でしょう。そーだと思ったわよぉ。よし、ここはひとつ優しいイノ様があんたにプレゼントをあげるわよ」 

 イノはバイブをブリジットの顔のほうに差し出す。

「どうこれ? 偽おチンポ様よ。おチンポ様大好きなあんたなら、早くしゃぶりたくてしゃぶりたくてたまらないんじゃないの?」
「イノ様ぁ」
「なによ。あたしのプレゼントが嬉しくないの? せっかくかわいいあんたのためを思ってのプレゼントだよ? どうなのよ? 嬉しくないわけ?」
「う、嬉しいです」
「あんまり嬉しそうじゃないわね。別にいいわよ。あんたがいらないなら、あたしもあんたなんかいらないし」

 イノが立ち上がる。

「待ってください。イノ様、嬉しいです。変態で淫乱のアナル奴隷のためにありがとうございます」
「わかればいいのよ」
 
 イノは座りなおすと、バイブを差しだす。
 ブリジットはおそるおそる口を近づける。
 バイブが無理矢理口の中にねじこまれた。
592名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:12:31 ID:/MfdRFZW
「アッハッハ。そんなに焦らなくてもいいのにぃ。誰もとりゃしないわよ。ほら、もっと奥までくわえてごらん。うわぁ、キャハハハ、汚なーいっ」
「あぐむぅぅ」

 苦さがあって、匂いが口の中に広がった。

「アッハッハ。おいしいの。そう。良かったわねぇ」
「んむぅ」
「ほんっとに変態よねぇ。ほら、足開きなさい。下のお口にもプレゼントがあるわよ」

 イノはブリジットの足を持って体重をかける。
 アナルが開く。
 ペニスバンドをあてがいゆっくりと侵入する。
 ブリジットは宙ぶらりんになったバイブを口で支えながら、アナルの力を抜く。

「ほーら、ぶっといおチンポ様が入っていくわよ」
「んんんぅ」
「アッハッハ。もうちょいで頭が入るわ。あ、ほらどう? 入ったわよお。フフ、あーらあら後は楽ちんね。ズボズボはいるじゃない。恥ずかしいわねぇ」
「んあむぅっ」

 イノは根元まで差し込むとグリグリと動かす。
 抜ける寸前まで引き抜いてから一気に奥まで突く。
 ブリジットの体はびくんと動く。
 イノは喘ぎ声で落ちそうになったバイブを握ると、口の中にも抜き差しを始める。
593名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:15:31 ID:/MfdRFZW
「アッハッハ。どう? 二本もおチンポ様くわえちゃって。気持ちいいんでしょ」
「んぁい。いいれすぅ」
「やらしい子ねぇ。あたしも興奮しちゃうじゃない。ほらほら、どんどん速くなるわよ」
 
 パンパンと音をたてながら抜き差しのスピードがあがる。
 体がしびれるような快感があってブリジットは無我夢中で舌を使う。

「あんたの腸液なんだから全部なめとりなさいよ」
「ぬむぅっんぐぅっ」 
「ほらほら、変態! 自分でも腰振りなさい」

 イノにいわれるまま、ブリジットは舌を使って腰を振る。
 イノは笑いながら平然と腰を使う。
 
「ほらほら、もっとアナルの力抜きなさい。イノ様がガバガバにしてあげるわよ」
「んぅごい、んぁぅっ、んぅごいっ」
「んん? 気持ちいいのぉ? 変態で淫乱のアナル奴隷ちゃん。アナルでいかせまくってあげるわよぉ。すんごいわよぉ。嫌になってもやめてあげないんだから」
「んんっ、んんっ、んむぅっ」
「あんたのチンポになんか絶対触ってやんないよ。全部アナルだけ。まともな人間になんか戻らせないよ。ほらっ! ほらっ!」

 イノは激しいピストンをとめると一発一発激しく突き上げる。 
 体がじーんとしびれてブリジットは絶叫する。
594名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:20:19 ID:/MfdRFZW
「んむぅーっ! んぐぅーっ!」
「なぁに? もういきそうなの? アナルだけでいっちゃうのね?」
「んあぐぅっ」 
「アッハッハ。もうあんたのチンポなんていらないわねぇ。いいわよ。ほらほら、いきなさい。あたしに見られながらいっちゃいなさい」
「んあぁんあぁ、んっぐぅーっ」

「ほら! いけっ! いけっ!」
「んぐぅーっ!」
「アッハッハ。いっぱいお汁出しちゃって。すごい締めつけ。でも、やめてあげない。ほらほら、無理矢理突き破ってガバガバにしちゃうよっ!」
「んあーっ」
「ほら、こっちのチンポもちゃんとしゃぶりなさいよっ」

 イノはバイブでブリジットの口の中も激しく突く。
 のどの奥までいれて引き抜く。
 射精で締めつけるアナルも無理矢理かきまわす。

 激しくピストンする。
 痛みと快感があり、錯綜して、痛みが快感のように感じる。
 ブリジットはバイブをくわえたまま悲鳴をあげながら腰をふる。  
     
「ほらほら気持ちいいの? どうしようもないメス犬だねぇ。あんたはもう人間なんかじゃないんだよ。さかりのついたただのメス犬。あたしのおチンポ様をくわえているこの穴もアナルじゃなくておまんこだよ。恥ずかしいメス犬っ。ほら、なんかいってごらんっ」
「うぅぁすごいぃ。すごいですぅ、いやぁぁぁ」

 イノはブリジットの口からバイブを抜いた。
595名無しさん@ピンキー:04/10/20 04:22:31 ID:/MfdRFZW
「おまえはメス犬よ! いいなさい!」
「ウチはイノ様に犯されて喜ぶ変態のメス犬ですぅっ!」
「そうだよ! ほら、メス犬はどこでいくの? ほらほらほらっ」
「ああぁっ、おまんこっ! おまんこでいっちゃうぅーっ!」
「いけっ! ほらほら、発情変態メス犬! メス犬としていきなさいっ!」
「うあぁーっ! イノ様、おまんこでいくぅーっ」
「ほらほら、わんわん鳴けっ!」
「あぁ、わんっ、わんっ、わぁんっ!」 
 
 ブリジットはわんわん叫びながら射精する。
 イノは激しいピストンをやめない。
 頭が真っ白になる。

「アッハッハ。まだまだこれからだよっ!」
「いやぁっ、死ぬぅっ死んじゃうぅっ!」
「ほら、死ねっ! 死ねっ!」
「いやいやいやぁ、またいっちゃうっ、イノ様ぁ、またぁいっちゃうぅっ」

 イノは笑いながら動き続ける。
 ブリジットは泡を吹いて白目を剥く。
 痙攣して止まらない絶頂を味わいながら悲鳴をあげる。

「ほらほらほらほら、おチンポ様だよ。このメス犬っ! 淫乱っ! ほらほら、おまんこで死んじゃいなっ!」
「あうわぁぁーっ」

 ブリジットの意識が薄れる。
 遠くで声が聞こえる。
 イノは動き続ける。
596名無しさん@ピンキー:04/10/24 13:09:37 ID:ZloM5uvP
保守
597名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:44:05 ID:IFPPeqb5
このスレで萌えに萌えて、よーしパパ投下しちゃうぞーな勢いでSS書き始めてみた。

…自分ってエロ読めても書けない人間だったんだな…orz
598名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:17:51 ID:bMqo00DJ
自分も投下しようかと思って書いたんだが
3回ほど読み直したら急に恥ずかしくなって衝動的にデータ消した。
599名無しさん@ピンキー:04/10/27 00:09:48 ID:0pwjOwgh
>>597
あんたは俺か?って感じだな、まさに。
俺も途中まで書いたんだが、エロで詰まってる。
エロがなきゃ投下できんしなぁ…orz

…ちなみにスレ×女体化テスタだったり。
誰かエロ部分続きを書いてくれる奴いねぇ?(笑)
600名無しさん@ピンキー:04/10/29 01:31:55 ID:9cJhL4Ct
刺激的絶命拳を改良しドリルカンチョーに。

そして早速被害者は紗夢だった

「ハッズレぇー」
ガガガガガガガガガガッ
「ふぅ・・・ひぃっ、んあっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!????!?」
紗夢のアナルに喰い込むパンツとメスの一部。飲み込まれて行く状態である。
601名無しさん@ピンキー:04/11/02 20:18:18 ID:GKs+ei73
ホシュ
602コミナ:04/11/06 02:30:16 ID:hMoExp5i
いまさらながらばななサル軍団読みますた。
確かにシチュ被りで題名までかぶってた・・・orz
盗作と思われても仕方ない罠。
え、ネタ?なにもn(ry
603名無しさん@ピンキー:04/11/06 21:39:30 ID:QwB83eL2
つーかパクりじゃねーの?w
604名無しさん@ピンキー:04/11/07 00:31:10 ID:BUIXgz4X
>602
わざわざ釈明に出てきてウザ
斜め読みしたけど、取り立てて目新しいネタでもないし、
そこまで身の潔白主張したいもんかねー
605名無しさん@ピンキー:04/11/07 22:27:24 ID:cL1tttRe
>603-604
放っておいてやれよ。
一ヶ月以上も前のこと蒸し返す香具師が悪いんだし。
606名無しさん@ピンキー:04/11/11 22:56:37 ID:xRY7uVoC
☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)< テスタまだー?
             \_/⊂ ⊂_)_  \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/
607名無しさん@ピンキー:04/11/13 21:52:54 ID:Ii+N9DiR
いまさらだけどテスタ両性具有って公式?
608名無しさん@ピンキー:04/11/14 03:49:34 ID:d9NJ+y8x
>607
微妙ライン。
ふざけて答えたとしか思えないインタビューが根拠だからなあ。
あれ全部鵜呑みにゃできんと思う。

以下一応その抜粋。
「両性具有なんです。まぁもう人間を超越した存在になっちゃってますしね。俺もだけど。」
609名無しさん@ピンキー:04/11/18 06:16:14 ID:d+Vg1bJu
ホッシュ
610名無しさん@ピンキー:04/11/23 11:05:35 ID:7fTgaEhq
保守
611名無しさん@ピンキー:04/11/24 02:33:19 ID:ZtkT4Rsy
hosyu
612名無しさん@ピンキー:04/11/24 19:54:04 ID:6jrSAqJ2
皆さんは本当にテスたんをヤリまくれる萌えサイトに出会った事はありますか。
日常、会社で上司に振り回されるのはもうたくさんですよね。
そんな現実逃避したい貴方!!
テスたん萌えサイトも1つのサイトに男女が集中しつつあります。
ココはその代表格なんですが、無料でテスたんをヤれてしかも参加者の4割がギアです。
フリーメールで登録できる = 匿名での参加ができるので周囲の人間に
ばれる心配は全く無いです。完全な無料なので試しに遊んでみて下さい。

テスたん萌えサイトに対する価値観は間違いなく変わります。

http://www.GGXXX.com/tastan/uso
613名無しさん@ピンキー:04/11/28 03:59:10 ID:TiFq1FgI
   ミソハツ
  ヽ(`Д´)ノ ホッシュ!
614名無しさん@ピンキー:04/11/28 23:17:25 ID:Q54CVI1a
>>612
「参加者の4人がギア」と勘違いして
ソル、ディズィー、ジャスティスとあとは誰だ?と思ってしまった…
615名無しさん@ピンキー:04/11/29 00:04:49 ID:hJ1Q/s4x
>>612に参加したいと思った奴、手を上げろw





ノシ
616名無しさん@ピンキー:04/11/29 00:26:35 ID:2yr86g6x
ノシ
テスたんだけでなく、ミリアたんもね……。
617名無しさん@ピンキー:04/11/29 02:28:19 ID:BOFYPV/p
ノシ

ところでさー。
テスたんを縛りあげて、「前だけガード出来ればいいんだろ」と言いつつ極太バイブで二穴責め。
無論黒ブルマは 穿 か せ た ま ま で。

というシチュの攻め手に一番ふさわしいのはギアの中で誰だと思う?
618名無しさん@ピンキー:04/11/29 18:01:13 ID:59FYz5cm
ノシ


>>617
王道にソルでお願いします
619名無しさん@ピンキー:04/11/29 21:44:51 ID:vY9BNGyT
>>617
ソルにイピョーウ。俺の中での鬼畜担当なんだ…
620名無しさん@ピンキー:04/11/29 22:33:58 ID:ooLN+Mvr
悪男「痛いのがすきなんだろ?オラオラ」
悪男はテスたんのマンコとアナルにズボズボとバイブを挿れたり出したりする
テスたん「ふぁっ…ん…やっ…めろ…」
悪男「ククク…こんなデケー物が入るなんてよほど慣れているんだな…」
621名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:55:09 ID:OKmEafxo
>>保管庫48

おおおおお乙!正直 萌 え た …!
622名無しさん@ピンキー:04/11/30 23:39:12 ID:e98AGjNx
世間(?)のソルテスの半分くらいが何故か甘々物だったりするから
あれはおk!!
やっぱソルテスは鬼畜一択だろ
623名無しさん@ピンキー:04/12/02 01:00:16 ID:ii06MxuY
>>622
私は世間(?)のソルテスの6割くらいが鬼畜だと思っていますた。


つまりこの世にはまだ私の預かり知らぬソルテスがあるのだな!そういうことだな!!
624名無しさん@ピンキー:04/12/02 15:04:51 ID:lKJKs/Mk
腐女子の世界だから踏み込まない方が良いよ
625名無しさん@ピンキー:04/12/02 18:00:55 ID:+gBzIFvg
ここは腐女子とはまた違うのかよw
テスタ受けが普通にあるのにw
626名無しさん@ピンキー:04/12/03 12:19:06 ID:mkei3rs9
>>625
('A`)
627名無しさん@ピンキー:04/12/03 14:31:44 ID:S3JUXHmX
テスタは特殊だからな
腐女子だけじゃなく、腐男子もいるんじゃないか?
628名無しさん@ピンキー:04/12/05 12:29:19 ID:KNIBkj3X
テスたん(;´Д`)ハァハァな男っているの?
いたら書きコきぼん
629名無しさん@ピンキー:04/12/05 14:47:02 ID:VUgGRueS
ギルティギアの世界と他社の格ゲーの世界を混同させたのを
誰か書いてくれませんかね?出来れば近い内にカキコキボンヌ
630名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:28:20 ID:p4cy3xyG
格ゲ総合に行ったほうがいんじゃね?
631名無しさん@ピンキー:04/12/05 23:00:15 ID:il/6M7v9
ここはギルティのスレだしな
632名無しさん@ピンキー:04/12/06 04:51:43 ID:qLsg63GL
私は男ですけどテスタがダントツで好きです。相手にもよるけど。
カイやジョニーなら違和感なく読めるかな……基本的にラヴラヴ甘甘なのが大好きなもので。

一番好きなのは両性具有サキュ×テスですが。男女入れ替わりカップル。
633名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:50:34 ID:zcr4KlWd
主従のテス×サキュ
下克上のサキュ×テス

どっちも (・∀・)イイ!!
634名無しさん@ピンキー:04/12/07 00:20:23 ID:YcgKo5O0
テスたんってフェラ上手そうだな
あとマンコの締め具合もいいかも
635名無しさん@ピンキー:04/12/08 16:02:01 ID:cRX2rWG7
ソルカイは王道すぎるからブリカイが読みたいです。
636名無しさん@ピンキー:04/12/08 22:18:39 ID:+ZexkqQO
それより、テスタの輪姦ものきぼんぬ
637名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:58:25 ID:2MeHWeok
このスレの王道はテスタ受けなのかと思う今日このごろ。




(*´Д`)ハァハァ
638名無しさん@ピンキー:04/12/09 14:28:33 ID:jxAU+AZi
巷では見られないものを見られてこその、このスレの意義。
テスタ攻も呼んでみたい、今日この頃。
639名無しさん@ピンキー:04/12/09 14:37:33 ID:zyhnNYv/
いいね〜、テスタ攻めきぼんぬ!
640名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:45:22 ID:lJceXRTc
テスタ攻めって一体どんなのだ?
641名無しさん@ピンキー:04/12/09 21:22:53 ID:n6rqXD7H
持ち運び可能なでかすぎる悪趣味なベッドに横たわってご奉仕させるテスタとか……?
テスタ攻めは正常位よりも騎乗やSM的なアブノーマルがいい気がする。
可愛がって欲しいサキュをいい子いい子するがごとくらぶらぶエッチもまた良し。
642名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:30:43 ID:dNAWGjBO
そこで初代テスタ×ザトーですよ
643名無しさん@ピンキー:04/12/10 03:59:45 ID:20QJvaO5
初代テスタ……
初代テスタ!?
初代テスタ!それだ!今なぜか私のドドメ色の脳細胞が有り得ない回転をした!

なんで初代テスタって聞いただけでこんなネタが思い浮かぶんだろう……
644名無しさん@ピンキー:04/12/10 05:28:30 ID:rcRqynAj
>>635同意
645名無しさん@ピンキー:04/12/10 13:40:26 ID:g4YuJZzF
男×男 激萎え やおいはダメ。
男(女)×女型ふたなり 激萎え(竿が生えた女は萎える)
女(男)×男型ふたなり 外見が男なのに女が混じっているとなぜか萌える。本当に何故。

あと、>>543-562を見て思ったんだが、男性向けがほとんどのこの板で何故女性が多いのだろう。
646名無しさん@ピンキー:04/12/10 16:10:46 ID:kT+JxRs8
投下人さんのおかげ
647名無しさん@ピンキー:04/12/10 21:22:59 ID:QU8/27gN
>>645
じゃあ、ソルとかがふたn(ryでも萌えるの?
648名無しさん@ピンキー:04/12/11 10:35:11 ID:Jus9TjoR
いや、たぶんテスタメントが綺麗なキャラだからだろう。

ソルは・・・、やめてくれ。
女性化にしても知る人ぞ知るバッドガイ子がトラウマになって拒絶反応を示しまくっている。
649名無しさん@ピンキー:04/12/11 11:42:28 ID:NlBZuClm
>>648
ミカベル?
あのバッドガイ子はヤバかった…
650名無しさん@ピンキー:04/12/11 12:33:46 ID:ovQE11V5
ソルみたいなムキムキがふたなーりしたって萎えるだけ
テスたんみたいにオナゴ容姿&体型+さら公式ふたなーりだからOKなんだよね

ミカベルって何?
651650:04/12/11 12:36:45 ID:ovQE11V5
ミカベルって美川べるの氏のことか
あれは女体化でなくギャグ要素のみの女装では?

ソルのナパームデスをテスたんにぶち(ry
652名無しさん@ピンキー:04/12/11 14:58:47 ID:Jsap2Mvd
age
653名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:45:08 ID:rVpJbx4G
ここでミカベルのバッドガイ子の話が出るとはな。
吹いちまったじゃねーかどうしてくれる (w
654名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:57:45 ID:Fs/2ge4s
バッドガイ子×テスタのエロ小説きぼんぬ
655名無しさん@ピンキー:04/12/11 21:29:46 ID:zCbmEx+k
>>654
バッドガイ子と全裸な獣チック猫テスタを想像してしまった…
656名無しさん@ピンキー:04/12/11 21:44:05 ID:DmEOMh1D
このスレ見てテスタ儲ってイタタが多いなと思った。
まぁいいけどなー
657名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:07:07 ID:Fs/2ge4s
猫耳モードなテスたん(;´Д`)ハァハァ
658名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:30:20 ID:E1h3H5Ly
突然ですが、チプ梅温泉ネタです。
本当は梅チプを目指していましたが、気がついたらチプ梅になっていました。
長いわりにエロが薄く、かつ寸止めらぶらぶバカッポーですが、つまみにどうぞ。
長いので、二回に分けます。
659名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:32:31 ID:E1h3H5Ly
 ギアだけでなく様々な妖獣が徘徊するこのご時世、賞金稼ぎを生業とする者
は大勢いる。大きな街には大抵ギルドが設置され、アウトローな彼らの貴重な
収入源と情報源を兼ねている。
 今日も二人組の男女がギルドの門をくぐり、幾許かの賞金と新たな賞金首の
情報を得て出てきた。
「あー疲れた」
 ギルドに到着した時にはちょうどおやつの時間くらいだったのに、出てきた
時には既に夕陽が地面を染め上げていた。一体何時間待たせたら気が済むのか
と、隻腕の女侍は吠えた。
 賞金を得るための手続きよりも、順番待ちの時間の方が長いというのは、気
の短い梅喧でなくともかなり苦痛だ。それでも賞金を貰うまではと、ギルド内
では大人しくしていたが、貰ってしまえばこっちのものと、こちらも気が短い
連れと一緒に遠慮なく文句を垂れていた。
「で、姐さん。今日はどうする?」
 そう言われた途端、今度は腹の虫が哀切な鳴き声を上げる。つられて相棒の
腹も鳴り出し、その見事な合唱のハーモニーに二人はげんなりする。
 改めてお互いの身なりを見ると、とにかくボロボロの一言に尽きる。今回は
妖獣を仕留めたのだが、用心深い獣で中々見つからず、十日も山の中を探し回
る羽目になった。梅喧もチップも野宿には慣れているが、十日連続でというの
はあまり嬉しくない。
 苦労に見合うだけの賞金を得たのが救いだが、今はただ疲れ果てていた。今
日はゆっくりと風呂に浸かって旅の垢を落としたい。
「うまいメシと風呂だ。今日は金のことなんざ考えなくていい。俺はもう疲れ
た」
「さ〜んせ〜」
 同じくチップも疲れ果てており、諸手を挙げて賛成する。幸いここはコロニー
のひとつで、湯治場としてそこそこ知られており、宿ならいくらでもある。早
速二人は今夜の宿を探すことにした。
660名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:34:11 ID:E1h3H5Ly
 街外れの温泉宿に投宿した二人は、早速宿自慢の料理に舌鼓を打った。先に
風呂に入りたかったが、それ以上に腹が減って、風呂に入る体力すらなかった。
 幸い今日は客が少なく、金を多少多めに支払っただけでかなりサービスが良
かった。普段ならまずこんな高級宿には泊まれないが、今回得た賞金はしばら
く遊んで暮らせるほどに多い。一日や二日の贅沢くらい、何ら問題ない。
「は〜食った食った」
 やっと人心地がついた様子で、チップは食後の茶を啜っている。こんなまと
もな飯を食ったのは一体何日ぶりだろう。行儀悪く胡座を組んで、取れたてら
しい山葡萄をひとつ口に放りこむ。
 本来彼は甘いものを好む性質ではないが、今は身体が甘いものを欲していた。
体力自慢の忍者でも、さすがにここしばらくの追いかけっこはかなり堪えた。
しばらくは修行三昧でのんびり過ごすことに決めて、大きく欠伸をする。
 部屋に梅喧の姿はない。少し前に、厨房へ酒のお代わりを注文しに行った。
チップは二つ折りにした座布団に頭を乗せて、ごろっと横になる。
 そのまま大の字になってぼけっと天井を眺めていると、いきなり襖が開いた。
梅喧はまっすぐチップの前にやってくるなり、軽く蹴飛ばした。
661名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:35:57 ID:E1h3H5Ly
「おい、行くぞ」
「姐さん、どこへ?」
 梅喧の性格にはもう慣れているから、チップは怒りもせず身を起こす。梅喧
はさらっと言った。
「決まってんだろ、風呂だ風呂」
 一瞬チップは何を言われたのかわからなかった。数秒後、その意味が飲み込
めてくると、慌てて首を振った。
「姐さん、いくら何でも女風呂に入るのは勘弁してくれ!」
 梅喧は右腕がないため、時々チップに背中を流させたり髪を洗わせている。
しかしこの宿は天然温泉を売り物にしているが、部屋に風呂はない。さらに、
大浴場も露天風呂も混浴ではない。当然ながら、彼は女風呂に堂々と出入りす
るような非常識かつ恥知らずな面の皮は持ち合わせていない。
 とんでもないとチップは拒絶するが、梅喧の次の言葉を聞いて安堵する。
「誰が女風呂と言った。家族風呂を借りてきたから、そっちへ行くぞ」
「なんだ」
 それならいいぜとチップは腰を上げた。予め用意されていた浴衣を拾い上げ
ると、梅喧の後について行った。
662名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:41:28 ID:E1h3H5Ly
 宿の最も奥まった一角に作られた檜風呂に浸かって、梅喧は夜空を見上げて
いた。
 少し熱めの湯に冷たい夜の空気という組み合わせは、ずっとここにいたいと
思えるほど心地良い。既に周囲は真っ暗で、頼りは月明かりと、湯船を覆うよ
うに設えた瓦の屋根の柱に据えられた提灯の控えめな光だけ。
 とはいえ、この闇と影の世界はこれはこれで風情がある。また、冴え冴えと
輝く月は、夜の闇だからこそこうして映えるのだろう。見事なほど美しく、こ
うして眺めているだけでも楽しい。
 この宿のもうひとつの自慢である露天風呂は、いかにもコロニーらしく、日
本庭園風にアレンジされていた。周囲は竹の囲いで囲まれ、草花や低木が植え
られている。湯船や通路以外はびっしりと白い石が敷き詰められ、ところどこ
ろに配置された大きめの黒い石がアクセントになっている。これで雪が降れば
最高だが、生憎今日は降る気配はなさそうだ。
「ふぅ……」
 湯に浸かっていない肩にお湯をかけて、梅喧は満足そうに息をつく。久方ぶ
りに身体や髪を洗って、心の底からさっぱりする。こうして湯に浸かって手足
を揉み解していると、溜まりに溜まった疲れがあっという間に取れていく気が
する。こっそり持ち込んだ冷酒もまた格別で、今は最高に気分が良かった。
 ところが。
 鼻歌を歌いながらのんびり月見酒と洒落こんでいる梅喧とは対照的に、チッ
プの顔は暗い。
「……」
 少し離れて湯に浸かり、チップも同じく月を見ていた。
 しかし、その顔は心なしか赤く、そして所在無くそわそわしている。時折梅
喧にちらちらと視線を走らせては、気付かれる前に視線を逸らす。
 しかしそれは長くは続かず、チップはあっけなく音を上げた。
663名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:42:51 ID:E1h3H5Ly
(JESUS! 一体俺が何をしたっつーんだ!)
 こうして一緒に風呂に入ること自体はこれが初めてではないが、今夜の梅喧
はやたら婀娜っぽい。洗った髪をアップでまとめて、すっかりくつろいでいる
姿は、とても魅惑的だ。女を捨てながら、誰よりも女らしい曲線を描く肢体を
持っている彼女は、ごく普通の成人男子には目の毒過ぎた。
 普段の厳しい男勝りな顔からは想像もつかない女の顔。こんな彼女を見るの
は初めてかもしれない。彼が知っている彼女の『顔』は、ギアに復讐を誓う女
侍の顔、人知を超えた酒飲みの顔、自分をからかってはげらげら笑っている姐
さんの顔だけだったから。
 無論、目の毒なのはそれだけではない。無防備に曝されている項や首筋、日
に焼けた小さな肩、豊満としか言い様のない膨らみ、軽く膝を曲げたしなやか
な脚――挙げ出したらキリがない。チップは今すぐ押し倒したい衝動を抑えこ
むために、忍として培った精神力を総動員しなくてはならなかった。梅喧の全
身には厳しい世界に身を置く者の証があちこちに刻まれていたが、それは全く
気にならない。むしろ、その傷跡に指や舌を這わせたくなってくる。
 せめて離れてやり過ごそうとするも、所詮小さな家族風呂なので高が知れて
いる。まして普通の人間より目が利くため、多少離れたところであまり意味が
ない。
 修行なんてするじゃなかった――チップは生まれて初めて、己が忍であるこ
とを呪った。
 あまり見ていると本気で歯止めが利かなくなりそうなので、チップは月へ視
線を逃がす。しかし月を見ているはずなのに、目の前に浮かぶのは隣で鼻歌を
歌っている女侍の顔ばかり。チップから大きなため息が洩れた。
「なーに不景気な顔してんだい」
 そんな彼の心中を知ってか知らずか、梅喧は無邪気に笑う。姐さんのせいじゃ
ねーかとよっぽど言ってやりたかったが、後が怖いのでそんなこと言えやしな
い。
664名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:44:11 ID:E1h3H5Ly
「何でもねえよ」
 チップは苛々した様子で、縁に頬杖をついてむっつりと口を閉ざす。何とか
己の気を逸らそうと、目の前の景色に意識を集中する。
 しかし、表面上は何とかやり過ごせたものの、彼の息子はそうもいかなかっ
た。
 いや、むしろ非常に正直と言うべきか。彼の息子は聖人でも修行僧でもない
ので、この状況をやり過ごせるほどできた存在ではなかった。
(……ちっ)
 勝手に右手が梅喧に伸びそうになって、チップは慌てて湯の中に引っ込める。
 言うまでもなく、今すぐ梅喧の中に入れたいが、そんなことをした日には良
くて半殺し、最悪三途の川を渡っている。いかな無鉄砲の塊のチップでも、命
は惜しい。ましてそんな情けない死に方をした日には、あの世で師匠に合わせ
る顔がない。チップは苛々と右の人差し指で己の太腿を叩く。
 今までに何度か抱いたことはあるが、梅喧は気紛れなためあまり抱かせても
らえない。まして今手を出したら、折角いい気分で酒を飲んでいるのに水を差
されたと怒るに決まっている。となると、部屋に戻るまで我慢するか、尻尾を
巻いて逃げるしかない。
 ところが困ったことに、今の彼に選択の余地は無い。こんないい女を目の前
にして、逃げるなんてとんでもない。こんな表情を見せる姐さんを、もっと見
ていたい――有体に言うと見惚れて動けなかったのだ。
 湯船の底で元気溌剌としている息子を嫌が応でも意識しながら、
 ――どーすんだよ、オイ。
 引くことも進むこともできず、チップは内心途方に暮れるしかなかった。
665名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:45:37 ID:E1h3H5Ly
 それからどれくらい時間が経ったのか。
 月はほとんど動いていないから、さほど時間は経過していないのは理解でき
る。しかし、彼には永遠に等しい時間が流れて。
「……おぅわぁ!」
 いきなり目の前にコップが現れて、チップは慌てふためいた。
「さっきから何やってんだ、テメェは?」
 いつのまにか梅喧がすぐ傍に立っている。チップは別の意味で身体を竦ませ
た。
 梅喧は怪訝な顔をして、冷酒の入ったコップを差し出してくる。チップは辛
うじて体勢を立て直してコップを受け取ると、ゴクリと生唾を飲みこんだ。
(うわ……)
 デカイのは知っているが、改めて目の前で見ると『豊満』なんて言葉が遠く
なるほどデカイ。この胸の谷間に己のものを挟みこんで扱かせたくなるほどに。
 とはいえ、万が一やってもらえるとしても、頭を地面に擦りつける勢いでお
願いしなければならないのだろうが。いつ如何なる場面でも、彼は彼女に頭が
上がらない。それはもう情けなくなるほど自覚している。
 それならいっそのこと、事故でも装えばいいのか。古典的だが『酔っちゃっ
た』とでも言って、さりげなく姐さんの胸に倒れこむ。もちろん、顔が胸の谷
間にセットするように位置を調整して。それから――。
(いや、馬鹿過ぎるだろ、それは……)
 あまりに貧困な己の想像力に、そして湯船の底でますます盛っている己の息
子に、情けなさは募る一方だ。
「姐さんよー……」
 頼むから少しは隠してくれとはやはり言えず、チップは口篭もる。
「ん、何だい?」
 前髪をかき上げている梅喧に、チップは一瞬で空にしたコップを差し出す。
666名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:47:07 ID:E1h3H5Ly
「もう一杯くれ」
 こうなったら飲むしかない。手も出せず、ここから逃げることもできなけれ
ば、それしかねえだろコンチクショー。
 また一気に飲み干してコップを差し出すが、今度は注いでもらえなかった。
「そんな無粋な飲み方するんじゃないよ、勿体無い」
「うるせえ。誰のせいだと思ってるんだ」
 珍しく口答えするなり、チップは梅喧の手から酒瓶をひったくって手酌で注
ぐ。縁に腰掛けてヤケ酒を始めた相棒の隣に、梅喧が戸惑い気味に腰を下ろす。
「何怒っているんだい?」
 背がチップよりも低いため、自然と梅喧が見上げる形になる。そうやって上
目遣いに見られると、かえって意識してしまうし、見たくなくてもつい見てし
まう。絶対に後悔すると解っていてもだ。
 後悔するも後の祭り。視界の端に引っかかってきたのは、梅喧の肩から胸に
かけて、豊かなラインを描くように張り付いているひと房の髪。毛先からつと
一筋の湯が滴り、胸を通って冷たい夜風に固くなった突起から音もなく落ちて
いく。
(う……)
 ただの水だと頭では理解していても、やたら卑猥なものにしか見えない。ま
すます下半身に血が集まってきて、チップは唇を噛んだ。
 手を伸ばすまでもなく、すぐ目の前にいるというのに。
『頼む姐さん、やらせてくれ!』
 とは、やはり言えないチップであった。
 そんな彼の頭の中をぐるぐる回っている言葉はただひとつ。

 ――生殺し ああ生殺し 生殺し
667名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:51:09 ID:E1h3H5Ly
 そう、これを生殺しと言わずして何と言うのだろう。ガードが固いのもどう
かと思うが、頓着しなさ過ぎるのも問題だとつくづく思う。さらに気分屋だと、
タチの悪さが倍増する。『蛇の生殺し』とはよく言ったものだ。
 滅茶苦茶ヤバイのは解っていても、目が離せない。さらに視線を落としてい
くと、やや濃い目の茂みに雫が張り付いている。チップの目が物騒な光を帯び
た。
 今すぐ脚を開かせて、その下に隠されているものを暴いて舌で嬲り、こいつ
を押しこみ、思うがままに揺さぶり掻き乱したい――暴力的だが甘美な衝動に
身を任せたくて、だがかろうじて理性の彼岸に踏みとどまる。
 と、その時。
「うわっ! ね、姐さん、何を……!」
 いつのまにか梅喧がチップのものを握りこんでいた。慌てて押しのけようと
するが、梅喧は放さない。
「何か変だと思ったら、そういうことかい。若いっていいねえ」
 にやりと笑ってチップを見上げ、梅喧は握ったものを人差し指でとんとんと
叩く。
「ちょ、ちょっと待て!」
 すっかり膨らんだところへ刺激を与えるのだから、たまらない。既に先走り
の液が滲み、強烈な射精感が襲い掛かってくる。チップは完全に泡を食って、
逃げるように湯船へ身を沈めた。
「ガキじゃねえんだから、そんなに焦るこたぁないだろうに」
「るせえ。誰のせいだと思ってんだ」
「誰のせいって……やりたけりゃ、素直にやらせろって言えばいいだろ」
「んなこと言ったって、姐さんのことだから殴るに決まってんだろーが」
「んー、まぁそうだね」
 あっさり肯定されて、チップはがくっと項垂れる。追い討ちをかけるように、
梅喧がよしよしと頭を撫でてくる。その仕草がまた馬鹿にされているような気
がして、チップはすっかり不貞腐れてしまった。
668名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:53:03 ID:E1h3H5Ly
「しょうがねぇヤツ」
 ヤケ酒をあおるチップに、梅喧は苦笑するしかない。機嫌が直るまで放って
おくのが一番だ。しばし無言で湯船に浸かり、少し冷えてしまった身体を温め
直す。
 頃合を見計らって、梅喧は腰を上げた。
「もう上がるのか?」
「ああ。テメェはまだいるのかい?」
 梅喧は手ぬぐいを解いて髪を下ろし、手串で髪を軽く整えている。チップが
もうちょい身体を温めてからと答えると、梅喧は予想外の行動に出た。
「そっか。じゃ、また後でな」
「!」
 チップの額に軽く口付けを落とすと、梅喧はそのまま湯船から出ようとした――。
669名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:05:08 ID:N41O1K+r
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   
 (0゜∪ ∪ +   ワクワクテカテカ
 と__)__) +
670名無しさん@ピンキー:04/12/12 02:21:34 ID:II9pJ9jp
(;´Д`)そこで寸止めなんてヒドイよ姐さん・・・´`ァ´`ァ
671名無しさん@ピンキー:04/12/12 02:40:03 ID:Vkikssdv
続きが、続きがぁ気になって眠れん!
672名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:53:30 ID:0VKGPJme
「……おい」
 背後から抱きすくめられても、梅喧は慌てず騒がず咎めるように首を廻らせ
ただけだった。
「悪ぃ、俺もう我慢できねえ」
 そう言うなり、チップは梅喧の唇を問答無用で塞ぐ。素早く舌を滑り込ませ
て、歯列をなぞり、舌を捕まえて強引に絡める。
「ふぅ……んっ……」
 梅喧の唇の端からくぐもった息が漏れる。チップの掌が目の毒なほど膨らん
だ乳房を押し上げるように揉み、その柔らかい弾力を堪能する。その一方で、
内腿へ忍ばせた手がやや濃い目の茂みを押しのけて花びらをくつろげる。
「もう少し我慢できねえのかよ、テメェは」
 せっかちなチップらしく乱暴に内部をかき回されて、梅喧は堪らず身を捩る
も、力が入らず振り解けない。代わりに、内襞で指を締め上げながらチップを
睨みつける。しかし、チップの舌が首筋をなぞっていくと、背筋を震わせて身
体が前のめりになった。
「こんな所でしたら……風邪引くだろうが……っ」
 抵抗の言葉とは裏腹に、今しがたまで湯船に浸かっていたためか、すぐに湯
とは異なるぬかるんだものが滲み出てくる。一度溢れ出てしまえば、後はとめ
ども無かった。
 何ら遮るものが無い露天風呂に淫猥な水音が遠慮無く響き、チップの指の動
きがますます速くなる。指の腹で内襞を強く擦ると、桃色の髪が釣り糸のよう
に垂れた。チップは一旦梅喧を抱え直して、湯船の端に腰を下ろした。
「だったら、これなら文句ねーだろ」
 むしろそっけなく言い放ち、チップは膝に梅喧を座らせると行為を再開する。
 背後から項に指を這わせて髪をかき分け、露になった肌に口付ける。そのま
ま左肩まで唇を滑らせ、刀傷らしき古い傷跡にねっとりと舌を這わせる。
673名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:59:06 ID:0VKGPJme
「んなとこ、舐めんじゃねぇよ!」
 その尋常ではない剣幕に驚いて、チップは思わず顔を上げた。
「あ……悪い。傷が痛むのか?」
 梅喧が本気で嫌がっているのを見て、チップはすかさず詫びる。梅喧は首を
振った。
「いや、そういうわけじゃねえんだが……何か嫌なんだ」
「すまねぇ、そんなつもりじゃなかったんだ。姐さんがイヤなら止める」
 むしろ下手に出られて、梅喧は逆に詰まってしまう。何と答えを返したもの
かとしばし迷っていると、湯の中でも固く勃ったままの乳首を弄られて、腰が
浮いてしまう。
 後ろから押さえこむように抱いて、チップは脇から豊か過ぎる膨らみに手を
添える。呼吸に合わせて揉みしだきながら、やっぱ姐さんってすんげー柔らけぇ
とぼんやり思う。
 ――普段はカッコよくて、日本人で、むしろ怖いくらいなのになぁ……。
 背筋を反らして悩ましげな顔をしている梅喧を見ていると、もっとこんな顔
をさせたくなってくる。空いた手が肌を撫でながら滑り落ち、股を割って先程
解きほぐしたスリットに触れる。湯の中にいるのに、厚くなった花びらはまる
で別のぬかるみに浸かっているようだった。
「姐さんって怖いトコもあるけど、やっぱいい女だな」
「はぁ? 寝ぼけてんのも、大概に……」
 チップは最後まで言わさず、梅喧の耳朶を軽く食んで、いつになく真剣な顔
で囁く。
「もちろん、決まってんじゃねーか」
 滲み出てくる蜜を掬い取るように、チップの指が下から上へ筋に沿って押し
進むと、梅喧の足がバタつかせるように湯を掻き、湯船が微かに波打つ。
674名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:00:12 ID:0VKGPJme
「姐さんはヤマトナデシコだからな」
「テメェ……絶対意味解ってねぇだろ……」
 何もこんなところで、そんなこっぱずかしい台詞を言うこともないだろうに。
湯の熱気だけでなく羞恥にも肌を染めて、梅喧は呆れ顔で息をつく。
「……何だよ?」
 ため息だけでなく、ぼそっと呟くような声も捉えて、チップは訊き返した。
梅喧は瞼を閉じて、再度息を吐いた。
「……テメェの馬鹿さ加減には呆れて物も言えねぇ、って言ったんだよ!」
 口調はきついが、そこに苛立ちや嫌悪感はない。素直な好意に対する戸惑い
だけがあった。
 チップの指が筋を上がったところで花芽にぶつかり、膨らんだそれを強く押
し込む。顔を歪ませ背を反らして胸を突き出している梅喧を見ていると、いよ
いよ興奮してくる。狭い膣内に指を沈めて適当に動かすと、面白いほど吐液の
量が増した。
「はぁ、あ……」
 がくがくと身を悶えながら、唇を震わせて甘い声をこぼす梅喧はあまりにも
刺激的で、チップもますます追い詰められていく。チップの胸に背中を預けた
まま、梅喧が口付けをねだってくる。望み通りに口内を蹂躪し、舌を強く吸い
上げると、梅喧が銀色の髪ごと掴んでチップを引き寄せてくる。そのまま二人
は奪い合うように互いを貪っていた。チップの手が無意識に太腿の傷を撫でて
も、気付かなかったほどに。
 それにしても熱い。湯船の中で密着しているから当たり前だが、湯の熱さ以
上に梅喧の中が蕩けるように熱い。普段の性格が性格なので、ここだけが全く
違う生き物のようだ。高飛車なチップ以上に高飛車な彼女のここだけは、素直
に彼を受け入れ、可愛がってくれる。
「……調子に乗ってんじゃねぇよ!」
 思わず顔が緩んでしまった。腹に強烈な肘打ちを食らって、チップは一瞬倒
れそうになった。辛うじて踏み止まり、梅喧の腰を抱えて自分のものを入口に
押し当てると、腰を落とさせた。
675名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:02:49 ID:0VKGPJme
「コラ、誰が入れていいと……!」
 すっかり準備は整っていたものの、後ろから一気に突き入れられて、桃色の
髪が乱れ、弛緩していた全身が再び強張る。
 予想通り梅喧の中は狭かったが、それでも強引に腰を引き寄せると、やがて
先端が最奥へ届いたことを知らせてくる。彼女の内部を味わうように、チップ
は彼女を強く抱いたまま動かなかった。

 少し熱めの湯と共に、チップが分け入って来る。もう少し丁寧に扱えと文句
を言いたくなったが、己を貫いている怒張の脈動が直に伝わってくると、そん
なことはどうでも良くなってしまった。
 チップが髪に顔を埋めて、小さく息を吐く。首筋にかかる吐息に、梅喧の全
身がぞくりと震える。膣内が収縮し、とろりとした粘液がチップ自身を伝い降
りてくる。それはそのまま繋がっている場所から押し出され、湯と混じり合っ
て見分けがつかなくなる。
「あ、く……っ」
 ほんの少しの揺らめきでも、今の彼女は敏感に反応する。まるで剥き出しの
神経になったようだ。ごりごりとしたモノが当たる感覚に全身が突き上げられ
て、頭がおかしくなりそうだった。
 無意識にチップを締め付けるように、梅喧の身体に力が篭る。身体の奥深く
まで貫かれているにもかかわらず、快楽に貪欲な身体の芯は熱く主張する――
このままでは物足りないと。
 ところがチップは、何をするわけでもなく、ただ抱いているだけ。端的に言
うと直情径行、良くも悪くも自分に正直なチップにしては、不気味なほど大人
しかった。とっとと動けと喚いても、チップに動く様子は無かった。
676名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:03:53 ID:0VKGPJme
「……?」
 一向に動き出さないことに業を煮やして腰を擦りつけても、まるで反応が無
い。いい加減焦れてきて自分から腰を使ってみたものの、同じだった。さすが
に訝って、梅喧は首を巡らせた。

「……おい」
 ぺちぺち。
 ――反応なし。

「おい、チップ」
 ぺちぺち、ぺちっ。
 ――反応なし。

「……」
 信じられなかった。開いた口が塞がらないとは、まさにこのことだろう。白
目を剥いて気絶しているチップをまじまじと見ながら、梅喧は呆然と呟いた。
「……そこで寝るか、普通……?」
 酒をかっ食らって風呂に入れば、当然酔いは早く回る。少し考えれば解りそ
うなものだが、うわばみそのものの自分を基準にしている彼女は全く思い至ら
ない。自身の性欲を満たすことしか頭にないチップは、言わずもがなだ。そも
そも酒を飲んで風呂に入ること自体が危険なのだが、彼らにその意識は欠片も
ない。
「チッ、しょうがねえな」
 気絶している相手にこのまま続けても仕方がない。下腹部が熱く疼いて仕方
が無いが、チップをこのままにしておくのもマズイ。この情欲の捌け口をどこ
へ持っていけばいいのかと思うと頭が痛くなるが……。
677名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:06:10 ID:0VKGPJme
「どう責任取ってくれんだよ、えぇ?」
 一発殴りたいが、気を失っている人間を殴っても意味が無い。コイツを部屋
まで引っ張っていくのは、重いし面倒くさいのでやりたくないが、このまま放っ
ておいて死なれたら、こんなマヌケ野郎でも後味が悪い。後で五発ほど殴るこ
とにして、とりあえず湯船から出ることにする。
「……オラ、とっとと起きろ」
 抜けない。渾身の力で退かせようとしても、チップの腕は鉄の鎖のように梅
喧を捕えたままだ。それどころか、もがけばもがくほど中にいるものがビクビ
クと動いて、彼女を追い詰める。
「ば、馬鹿、気を失うなら、せめて抜いてからにしろっつーの!」
 冗談じゃない。このままここにいたら、のぼせてしまうどころか、最悪二人
揃って死んでしまう。今だって、既に不自然なくらい熱い。それこそ、ほんの
少し気を緩めただけで同じく後を追いそうなほどに。そうなったら――こんな
ところで、こんな格好で、湯当たりで死ぬのも溺れて死ぬのも絶対に御免だ。
彼女には、まだやらなければならないことがあるのだ。
 澄み渡った夜空に、梅喧の絶叫が空しく木霊する。
「――とっとと退きやがれ、このクソ馬鹿エセ忍者ーッ!」
678名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:07:47 ID:0VKGPJme
 頭が痛てぇ。何故こんなに頭が痛いんだ、この野郎。
 ……。
 ……。
「……!」
 唐突に瞼が開いた。がばっと身を起こすと、また酷い疼痛に襲われる。チッ
プは堪らず呻き声を上げて、再び枕に倒れこんだ。
「やっと気がついたか」
 視線を上げると、枕元で胡座を組み、酒をかっ食らっている浴衣姿の梅喧が
いた。
「あれ、姐さん?」
 二人は一緒に旅をしているから、彼女がここにいること自体はおかしくない。
しかし、今の梅喧は滅茶苦茶不機嫌だった。俺何かしたか?と思った瞬間、先
程のことが色も鮮やかに思い出される。
 そうだ。確か俺、姐さんと風呂に入ってたんだ。姐さんがすんげえ色っぽく
て、珍しくやらせてくれて、それから――チップは首を傾げた。
「……あれ?」
 入れてからの記憶がさっぱりない。姐さんの中は狭くて、とても気持ちよく
て、風呂でやるのも悪かねぇなと思った記憶はある。ところが、そこからの記
憶がない。ぷっつりと途絶えている。
「あれ……?」
 そもそも俺、何でここにいるんだ? さっきまで外にいたはず、ここで寝て
いるなんて変じゃねえか?
 あれこれと考えこんでいると、いきなり頭を蹴飛ばされた。
「『あれ?』じゃねえよ! テメェのせいで散々な目にあったんだ。少しは反
省しやがれ!」
「す、すまねぇ……」
 チップが平謝りすると、予想に反して梅喧はあっさり許した。背筋を伸ばし
て大欠伸をすると、徳利と銚子を座卓に戻す。
679名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:15:03 ID:0VKGPJme
「まぁいいけどな。続きはまた明日だ。俺は疲れた」
 梅喧は目を擦りながら、チップの隣に敷かれた布団に潜りこむ。チップがほっ
としたのもつかの間、梅喧は忘れるところだったと枕元に置かれた愛刀に手を
伸ばした。
「わかってんだろうが」
 どすっと愛刀を畳に突き刺して、梅喧は怖いくらいの笑顔で言った。
「今手ェ出すんなら、三途の川を渡るくらいの覚悟はしとけよ?」
 迫力に飲まれて何度も首を上下させるチップを見ようともせず、梅喧は布団
を引き上げる。余程疲れていたらしく、すぐに規則正しい寝息が聞こえてくる。
チップも布団を被り直して、瞼を閉じた。

 ところが、日付が変わっても一向に眠れない。妖獣との追いかけっこで身体
は疲れている筈なのに、目は冴えていく一方だ。頭が痛いからなのか、先程気
を失っていたからなのかは解らない。
 隣を見ると、梅喧が幸せそうに眠っている。途切れ途切れに聞こえてくる寝
言から、どうやら酒を飲んでいるらしい。さすが姐さん、筋金入りの酒飲みだ
と、チップはつい感心してしまう。
「んん……」
 暑いらしく、梅喧は布団を跳ね除けて寝返りを打った。相変わらず寝相が悪
く、既に右足が敷布団から飛び出ている。
「あーあ、しょうがねぇな」
 片足しか被っていない状態で放っておいたら、風邪を引いてしまう。チップ
は痛む頭を押さえて、渋々寝床から這い出て布団を掛け直そうとする。
 だがそれが、彼の運のつきだった。
(う……)
 萎えたはずの息子が、再び固くなっていくのが解る。頭の痛みなど完全に吹
き飛んでしまった。行儀悪く投げ出された白い脚に、目が釘付けになってしま
う。チップの喉がゴクリと鳴った。
680名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:19:05 ID:0VKGPJme
 その途端、先程の顛末――焦らされまくった挙句に、肝心なところで気を失っ
てしまったこと――が思い出されて、チップは思いっきり顔を顰めた。
(Shit! 何であの時寝ちまったんだ!)
 滅多に無いチャンスだったのに、自分から潰してしまった。今も梅喧の柔ら
かさを覚えているだけに、口惜しさも倍増だった。あの時の自分を問答無用で
殴って叩き起こしたくなる。
 地団駄を踏んでいるチップをよそに、梅喧はぐっすり眠っている。枕に頬を
寄せて、また寝返りを打つと、今度は浴衣の前合わせが少し肌蹴て、豊かな胸
が零れ落ちそうになった。考える余裕も無く、チップの手が伸びていた。

 ――今手ェ出すんなら、三途の川を渡るくらいの覚悟はしとけよ?

 指先が触れる寸前、枕元に突き刺さっている刀が鋭い光を放った。
 先程の梅喧の言葉を反芻して、チップは慌てて手を引っ込める。彼女は出来
もしないことを言う人間ではない。殺ると言ったら、本気で殺る。チップの背
中を冷たい汗がどっと落ちた。
 幸いにも、この不穏な空気に気付く様子もなく、梅喧は健やかな寝息を立て
ている。触らぬ神にたたり無し、チップは腫れ物を触るように飛び出た足を押
し込み、布団を掛け直すと、逃げるように自分の寝床に戻って、頭から布団を
被った。
(畜生、俺が何をしたっつーんだ!)
 手を出したいのは山々だが、師匠の敵を討つまでは死ねない彼は、諦めて大
人しく寝ているしかない。梅喧は『続きは明日だ』とは言ったが、明日まで待
つなんてそんな非道な話があるか――チップは布団の中で頭を掻き毟った。
681名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:19:42 ID:0VKGPJme
 とはいうものの、
『頼む姐さん、明日とは言わず今すぐやらせてくれ!』
 とはとても言えない彼は、どこぞの棺に納められたミイラのように、指一本
動かさず、苦行僧のような面持ちで布団の中で固まっているしかなかった。

 彼の頭の中を駆け回っているのは、ただひとつ。

 ――生殺し ああ生殺し 生殺し

 チップの長い夜は、まだまだこれからだった。

(おしまい)
682名無しさん@ピンキー:04/12/14 02:21:23 ID:0VKGPJme
本命は梅姐さん×愉快な子分達(闇慈とチップ)でさんぴでしたが、見事に挫折しました。
何卒職人様の光臨をキボンヌします。
683名無しさん@ピンキー:04/12/15 17:30:36 ID:H6Rniu/s
乙でした
このスレは梅姐さん多くていいなあ
684名無しさん@ピンキー:04/12/16 11:46:28 ID:QmIVQa6f

梅兄×娘チプの続きはまだかなと言ってみるテスト


先日某所で見かけたテス鰤、なんで買わなかったんだ俺orz
685名無しさん@ピンキー:04/12/16 15:47:48 ID:JCy2GLQl
ててててテス鰤りりりり
686名無しさん@ピンキー:04/12/19 13:52:12 ID:HmdTQU9v
ホッシュホッシュ
687名無しさん@ピンキー:04/12/22 19:20:09 ID:IYY8ZFJg
生意気なカイをシめてやるッ!

偶然タイムスリップで来てしまったアクセルが見守る中、制裁は行われた。
既にカイの口中ではポチョムキンの赤黒い怒張が暴れている。
「旦那、カイちゃんのお尻がおねだりしているようだね」
アクセルの声に応じて、ソルのGパンから屹立した一物が顔を覗かせた。
ゆうに一尺はあろうかという業物に、恐怖に顔を歪めるカイ。
しかし、その恐怖心とは裏腹に、カイの肉棒は硬度を増していく。
−カイにとっては、その恐怖こそが色欲そのものだったかもしれない…。
天を仰いだカイの頭皮を、アクセルが絶妙な舌技で剥いていく。
サーモンピンクの亀頭が徐々に姿を現すのと平行して、
ソルの淫槍がカイの菊門にねじり込まれていく…。
四人総体重860kgを越えるド迫力の4Pファック!
だが、長い夜は幕を開けたばかりだ…。
688名無しさん@ピンキー:04/12/22 20:50:35 ID:WIQteSHj
何って
>四人総体重860kgを越えるド迫力の4Pファック!

ここがイイw
689名無しさん@ピンキー:04/12/22 21:26:45 ID:jppjOzgn
>四人総体重860kgを越えるド迫力の4Pファック!
カイが押し潰れそうだw
690名無しさん@ピンキー:04/12/25 13:13:07 ID:sDEzqcRm
いきなりだがアバとパラケルス(擬人化)とかお願いしてみる
691名無しさん@ピンキー:04/12/25 19:27:31 ID:+CKLykMF
アバの好みのタイプがわかったらちょっとはやる気が出る。
692名無しさん@ピンキー:04/12/26 03:02:51 ID:wduBiLA7
>>691
友人とかを大切にしない奴が、嫌いらしいからその逆かと
693名無しさん@ピンキー:04/12/27 04:11:22 ID:CLOrPzns
好みのタイプなら勿論パラみたいな奴だろう。
694名無しさん@ピンキー:04/12/27 11:16:06 ID:mBwlVvpu
アバとパラケルス(擬人化)なら…
純情な2人が真っ赤に照れながら、何も解らないなりに少しづつ手探りで
セックスというものを覚えていく感じがいいな

一歩間違えればギャグになりかねんくらいのピュア物キボン
695名無しさん@ピンキー:04/12/28 11:05:27 ID:vQc81BKI

すごく同意
696名無しさん@ピンキー:05/01/01 01:03:51 ID:gqgmo6Vg
あけましておめでとう。
職人様方、今年もこのスレをどうぞよろしく。



こっそり姫初めネタキボンとか言ってみるテスタ……キボンばっかで申し訳ない
697名無しさん@ピンキー:05/01/01 04:08:54 ID:oqJjmi/j
あけましておめでとうございます
漏れからも言わせて頂きます。職人様方どうぞよろしく

アバちゃんを拝むまでは頼み続けてみると言ってみるテスト
698名無しさん@ピンキー:05/01/05 20:55:51 ID:WWW1bzzn
この板腐女子人口多いな…
ホモエロは801板でやってくれ…

>>658
あ ん た は 神 だ …
強がってる割に可愛い梅姐さんにハァハァ
欲情を一生懸命抑えているチップも初々しくてGJ
699名無しさん@ピンキー:05/01/05 23:53:14 ID:YfyYt1v6
>>698
1読め
700名無しさん@ピンキー:05/01/06 00:16:26 ID:4jWUgUlq
698ではないが改めて1を読み返してみた。

>エロシーンはぐちょぐちょ、ラブラブシーンはマターリ、
>ショタロリ百合801純愛鬼畜何でもありバッチコーイな
>このスレに邪道も王道もあるかゴルァ!!

よく考えるとすげえな、このジャンル……
701名無しさん@ピンキー:05/01/06 07:34:23 ID:BtTVBmlD
何を今更w
702名無しさん@ピンキー:05/01/06 11:46:46 ID:NPZjMeut
>>1
そうだったのか…orz
703名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:29:31 ID:VO6C6jp7
>>698
お前は>>1も読めないのか
704名無しさん@ピンキー:05/01/07 13:09:04 ID:H7oYl3la
なんでもありっていっても変なのばっかだと萎える。
たまに王道がくると梅ばっかりだし
705326:05/01/07 22:28:20 ID:AYYL0+ti
 アクセルxソルの続きの需要まだある?
一応考えたんだけどカイxソルになりそうな悪寒(汗)
706名無し:05/01/07 22:30:30 ID:7Wg+9RFR
ロリータ画像、貼ってます。見に来てね。

http://gagagogo.net/users/taka_q/taka_q.php
707名無しさん@ピンキー:05/01/07 23:09:38 ID:T8iYNYyZ
>>705
ノシ
最近、作品投下されていないので、スレ活気付ける為にもよろしくです。
708705@いきなり作品投下:05/01/08 00:44:17 ID:OMUf0h5s
アクセルに呼び出されたカイが指定された安宿の前に着くと2階のあたりを見上げつつ、
「ここにソルが・・・・。」
はやる気持を抑えるようにドアノブに手を掛けると女の悲鳴にも似た音を立てる
ドアをゆっくりと押し開き中に入って行った。
 アクセルがいる部屋の前に着くと深く息を吸ってから意を決したようにノックすると、
「あ、カイちゃんやっと来たんだね待ってたよ〜。」
ドアを開けてやってきたカイの姿を見た途端いつも明るいが今日は特に明るい調子で迎えた。
カイはアクセルの前に立つと女性を思わせる美しい顔立に中世の貴族が賓客を迎える時のような
品の良い微笑を浮かべつつ優美に一礼してから、
「アクセルさんお久し振りですお待たせして誠に申しわけありませんでした。」
カイが挨拶してから中に入るとそこはいかにも泊まるだけといった狭い部屋だった。
そんな中置いてある物といえばベッドと椅子のみ。しかしソルの事で頭が一杯になっているカイには
どうでもいい事ばかりだ。
「いきなり本題に入って申しわけありませんがソルはどこに居るんですか?」
「旦那ならここだよ。」
そんな部屋の中で未だにベッドの上で気絶しているソルをアクセルが指差すと、そこには
ソルより幾分か小柄なだがシーツの上からでもはっきり判る程の豊満な胸形のいい引き締まった尻
くびれた腰レースクイーンのような素晴らしいプロポーションを持った茶髪の女が
疲労を携えて眠っている。
「え?こちらの女性が・・・・ソル?」
「うん」
カイは心底信じられないと言った顔でソルを見つめているが、アクセルはそんなカイをよそに
ソルの髪を優しく撫でつけながら事も無げにそう答えた。しかしカイにはとてもあのソルとは
信じる事ができずにいる。無理も無い唯一ソルと示す物というとソルがいつも見に付けて
いる真っ赤なヘッドギアのみなのだから。
「これが・・・ソル・・・・?」
カイは暫く何かに取り付かれたように繁々と女を見つめていると、アクセルが不意にシーツを捲るなり、
「この通り旦那ってすっごいナイスバディでさ。」
ソルは余程疲れていたらしく足を大きく広げた状態で気を失っていた。気を失っているのも関わらず
広げた秘部からはアクセルが放ったモノとソル自身の蜜とで混ざり合い滴らせている。
709708@いきなり作品投下:05/01/08 00:58:53 ID:OMUf0h5s
 すいませんageてしまいました。(土下座)
 
 ここから先はソル強姦物ですが、3Pにしようかどうしようかさえ決まってないくせに
カイがソルを独占したくておかしくなるのは決定してたり(滝汗)
 
 今2月にあるギルティオンリー合わせの原稿と併せて書いてるので遅くなるかもしれませんが、
必ず書きます。(イベント併せの方が進まなくて気分転換にこっちを書いてるなんていえないよなぁ〜/溜息)

 これの続きを書きたい方がいたら遠慮なくどうぞ(いないとは思いますが)
設定も勝手に変えて桶です。
710名無しさん@ピンキー:05/01/08 22:14:33 ID:2PzcvBU6
うーん、なんていうか………('A`)
もう少し「このスレには男性もいる」ということを理解してほしいというか……
スルー推奨とはいえ、スレと関係のない同人話などされると……なぁ。
いや、偉そうに言える立場じゃないんだが……すんません。
原稿がんがってくださいな。
711名無しさん@ピンキー:05/01/08 22:40:57 ID:Wc4j99pN
まあなんだ、うん、アレだな


空気嫁ねえ腐女子はカエレ
712名無しさん@ピンキー:05/01/09 02:10:35 ID:aQhBJ9Pc
> これの続きを書きたい方がいたら遠慮なくどうぞ(いないとは思いますが)
> 設定も勝手に変えて桶です。

>326見た後だと余計になんだかなぁ、と。
実は成人式もまだなんじゃないかと思えた。
713名無しさん@ピンキー:05/01/09 15:13:15 ID:0+O0y95Y
他人が投下した作品を勝手に弄るのはどうかと思う
714名無しさん@ピンキー:05/01/09 15:30:33 ID:Exn98bOL
ぬるぽ
715705@いきなり作品投下:05/01/09 15:51:10 ID:TUqU6Kor
>710
>712
すいませんエロ初挑戦なので言い訳がましいくてすいません。

>713
一応このスレで>326本人から許可を貰ってから書きましたけど?

 このスレ好きなのでこれ以上皆さんに不愉快な思いを掛けたくないのでROMに徹します。
迷惑かけて本当にすいませんでした。
716711:05/01/09 17:20:36 ID:3RDSqVYd
俺はスルーかよ、腐女子さんw
いや、出てこなくていいからな。
出てくんなよ、他の腐女子にも迷惑だから
いいから黙ってろよ、いいな
717名無しさん@ピンキー:05/01/09 20:18:38 ID:RO/t9D6K
なんでもありって書いてあるだろうけど801は別だろ。腐女子キモイから来んなよ!
718名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:53:30 ID:eYeonVl+
>ショタロリ百合801純愛鬼畜何でもありバッチコーイ

と書いてあるじゃないか。
嫌ならお前がスルーしろ。ここはそういう場所だ。
719名無しさん@ピンキー:05/01/09 22:02:25 ID:3RDSqVYd
何でもありだから801でもいいんだよ。
ただ書き手(705)が空気読めないから
(´д`;) な顔になってるだけで

そういや鰤絡み以外で801ってあったっけ?
720名無しさん@ピンキー:05/01/10 02:43:32 ID:kqZKs4vB
そういえば無かったかな…ギャグなら色々あった気もする。ヴェノ×ザトーとかソルカイ?
女体化ならジョニー×テスタ、あのジョニテスは良かったな〜…

801自体を否定すな。私は男だが良いものなら良いと言う。
721名無しさん@ピンキー:05/01/10 13:37:24 ID:PST6+Blm
ていうか鰤絡みがあれば世界平和
722名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:05:29 ID:GlUMo7Ei
>>721
すごくいい事いった
723名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:31:38 ID:sFZsYSIg
前にあった”鰤の突撃レポート”みたいなやつが好きだった。
また読みたいな。
724名無しさん@ピンキー:05/01/12 06:52:24 ID:PKbwMLzB
鰤がメイを強姦する話が読みたいな。
725名無しさん@ピンキー:05/01/12 19:03:09 ID:C8sZ/9yZ
むしろ逆パターンを
726名無しさん@ピンキー:05/01/12 23:45:48 ID:j9XxMiG8
でもたまには鰤が攻めってのもいいんでない?
727724:05/01/13 00:18:19 ID:23leGWiz
ジョニーの事が好きなメイを、腹黒な鰤が無理矢理…ってシチュに萌えたものでw
728名無しさん@ピンキー:05/01/16 21:35:36 ID:x6tdOo6H
保守
729名無しさん@ピンキー:05/01/17 00:50:40 ID:Q+jA2TKk
エロといえば鰤紗夢・紗夢鰤だろ!

まぁ、俺はメイジョニメイ本命な訳だが。(エロ無し)

ザトミリはエロにしにくい。部下上司なら監禁強姦エロ書きやすいな。
ファウスト総攻とか、髭嫁も好きだ。
730名無しさん@ピンキー:05/01/17 15:54:28 ID:/ElXLFYJ
イノ禿しくキボン
731名無しさん@ピンキー:05/01/20 01:34:13 ID:PbNMIEQ0
テスタ使いの三割くらいはサキュバス萌えではないかと思う今日このごろ。
いや、マーキングパターン生かした攻めやってるとほんと可愛く思えてくるんだよね(*´д`)
というわけでサキュXテスSSorネタキボンス
732名無しさん@ピンキー:05/01/20 02:18:05 ID:rXzk3KKF
蕎麦キボン
733名無しさん@ピンキー:05/01/24 20:07:47 ID:rUusFwHp
>ザッパが幽霊と交わり

って書いてあるけどそんなのあったか?
734名無しさん@ピンキー:05/01/25 02:06:24 ID:CWmsYxeI
>ザッパ×S子
最初のスレの44がそうと言えなくもない気がする
735名無しさん@ピンキー:05/01/25 14:57:06 ID:yuGGFZwP
「ほーら…試合に負けた鰤のチンチンが、マ○コにハマりそうだぞ〜ホラ…あと数センチ…」
「ん……あぁ!」
「ああ〜!ハマっちまった。対戦相手同士で性器がハマっちまった。あ〜あ」
「いや…いやァ!」
「あーたまんね!オレのマ○コに鰤のが…オオ〜…グイグイ突き上げやがって…やっぱり童貞かよ」
「梅喧さん…正気に戻って!…対戦相手なんですよ!しちゃいけない事なんですよ!」
「…とりかえしが付かない事してやるぜ。生セックスだ。負けた相手に中出しさせてやっからよ」
「ば…梅喧さん…駄目ですよ、それ逆レイプになっちゃいますよ!」
「逆レイプだからいいんだろ?『マ○コいい、梅喧さんのマ○コいい!』って言わせてやるよ。オラ」
「うあっあっあっ…駄目…締め付けるのは駄目ですよ!…あっあっ…ホントに逆レイプに…あァ!!」
「へへ…(グチュッグチュッ)…この肌の馴染み具合ときたら…(グッグッ)負かした相手だからか?…くぅ〜!」
「ああーっ!ああーっ!…あは…梅喧さんのに出たり入ったり…いけない事ですよ!凄くいけない事なんですよぉ!」

736名無しさん@ピンキー:05/01/25 14:58:46 ID:yuGGFZwP
「もう手遅れだろうが…(ドスッドスッ)…ああ…(ジュッジュッジュッ)あーヤバ…そろそろ…イクぜ」
「駄目っ駄目っ駄目っ!!逆レイプで…あァは!……精液は絞っちゃ駄目っ…抜いて!抜いてぇ!!」
「あー(ビュビュ)あー(ビュ!)あーもう手遅れ。(ドクドクドクッ)マ○コに出た。今も出てる最中。(ゴプゴプッ!)あ〜あ」
「いやぁ!馬鹿、馬鹿ぁ!!うあ…うあ、何か温かいよ!…ほんとに絞っちゃうなんて…バカァ!」
「ふー。あーまだ出るわ(ドプッ…ドプッ)鰤のチンポってこんなに良いのかよ…こりゃ手放せね〜な」
「グスッグスッ…どうしよう…どうしよう…」
「あーやべ。お前の泣き顔見てまた濡れてきちまったわ。チンポ立てろチンポ!またハメっからよ」
「あ!…や…(ニュルン)うはっ!…また…またハマっちゃったよぉ…グスッ…赤ちゃんできちゃったらどうしよう…」
「心配ねーよ。対戦相手が減る分には誰も何にも言わねえって」
「逆レイプするのは凄くいけないことなんですからね!…それが分かってるなら…その…いいですけど…」
「いいのかよ?…それじゃこれから毎日、繋がりまくりな。色々試してみようぜ!」
「……た、対戦相手なんですから、あんまりHなのは駄目ですよ」
「意味わかんねーよ、それ。…(グチュ!グチュ!)この一発抜いたら、次は風呂でな。ソープごっこしようぜ」
「(ああ…おとうさんおかあさんおにいちゃんごめんなさい…でも…ああん…気持ちよくってたまんないよぉ…)」

737名無しさん@ピンキー:05/01/31 16:29:49 ID:RMh052o+
>734
ありがd
738名無しさん@ピンキー:05/01/31 18:23:28 ID:mBk8hD8G
>732
3スレで蕎麦書いたものでつ。
あのテイストでよければネタはあるんでつが…。
ちょっと捏造入ってるんで、そういうの嫌って感じならスルーして下さい。
739名無しさん@ピンキー:05/02/01 01:05:21 ID:iRe1SRvu
>738
>732じゃないけど、蕎麦はサバサバした大人の関係がイイ!ので大歓迎。
是非投下キボンヌ。
740名無しさん@ピンキー:05/02/01 22:11:42 ID:/STf25DE
>734
あぁあの節の神でしたか!是非是非おながいします!
741732:05/02/03 00:05:57 ID:fAap3yjq
>>738
見ていないうちにこんな素敵レスが…
是非キボン。蕎麦一丁。
742名無しさん@ピンキー:05/02/03 08:16:20 ID:tI/zE9f8
いい感じのとこスマソ、蕎麦って何ですか_| ̄|○
そばと読むことは解るけども
743名無しさん@ピンキー:05/02/03 11:44:16 ID:tKlrN4do
>742
ソル×梅喧で蕎麦。
744名無しさん@ピンキー:05/02/03 11:58:19 ID:tI/zE9f8
なるほど、どもです>743
"ソ"ル"バ"ッドガイの略か思って悩んだよ
745名無しさん@ピンキー:05/02/07 17:45:22 ID:BVsmVLju
保管庫どこだっけ?
746名無しさん@ピンキー:05/02/07 21:07:30 ID:OK/ZOSLB
747738:05/02/07 22:08:51 ID:FWiqAHmu
前回の投下を覚えていてくださった方がいて嬉しいっす。
その節はありがとうございました。

蕎麦一丁お待たせしました。
とりあえず前半部ですがこんな感じで。
748738:05/02/07 22:11:28 ID:FWiqAHmu
「あれ、ソルじゃねえか。」
夜更けの深い森の中、漏れ来る明かりを不審に思い辿って来てみると、
見知った人物、梅喧と出会い、ソルは少したじろいだ。
数日前から賞金首のギアを探してこの森に入ったものの大した収穫もなく、
見切りをつけるべきかと歩いていた最中のことだった。
その声の主は広場とは言えないまでも森の少し開けた場所の中央に石で簡易的な釜戸を組上げ、
鍋らしきものをかけている最中であった。
「チッ。」
鋭く舌打ちをしてソルはそのまま踵を返そうとしたが、
梅喧は警戒したときに構えたらしい刀を下げながら、またも声を掛けてきた。
「つれねえなあ。めったに会う場所じゃねんだからちっとぐらい寄ってけや。
飯ぐらいご馳走してやるぜ。」
そう言いながらニッと笑う。
ソルはしばし考えた後、特に断る理由もないので梅喧に促されるまま隣に胡座をかくと、
彼女は心得たとばかりに鍋の中身を器用に片腕だけで器に注ぎ分けた。
749738:05/02/07 22:12:28 ID:FWiqAHmu
『何故だ?』
内心ソルは不思議に思う。
梅喧とこの前に出会った時は殺し合いだったからだ。
それまでも何度か出会う度に仕掛けられて来られたが、適当に受け流していた。
前回もそうして受け流そうと仕合ったが、その甘さが響いたか、梅喧が確実に強くなってきているのか、
ソルの優勢で勝負が決しようとする最後の一瞬に彼女の刀が彼の首に突きつけられていた。
その刀は確実にソルの急所を捉えており薄皮一枚分の血が首筋を流れた。
梅喧が動けばすべてが終わる、そんな体勢だった。
ソルは一瞬しまったと思ったものの、その後特に何の感慨もなく最後の瞬間を待っていた。
しかし長い間彼女は一向に動かず、流石に不審に思い始めた頃、刀を突きつけたまま口を開いた。
「なんで今まで俺を殺さなかった…?」
俯いていて表情は見えないが梅喧が歯を食いしばっているのが手に取るように分かった。
「……。今俺の敵はお前じゃないからだ。敵になればその時殺す。」
ソルがそう言い放つと、ギリッと歯をかみ締めるような音がした後、
梅喧は刀を引きそのまま姿を消してしまっていた。
750738:05/02/07 22:13:56 ID:FWiqAHmu
「お前こんなとこで何してたんだ?」
その梅喧が、器をソルに差し出しながら質問をぶつける。
今までの確執などまるで気にしていないような素振りに決して表情に出るわけではないが、
ソルはますます困惑する。
「……。」
「ひょっとしてこれか?」
返事をしない相手に何かを推測したのか、梅喧は一枚の手配書を彼の前にひらひらさせた。
その賞金首が自分の狙っていたそれだと気がつきソルが一瞬目を見開くと、
彼女は目ざとくそれを確認して、自分の荷物辺りの包みを指し示した。
「残念だが、そいつならついさっき俺が仕留めたぜ。」
どうやら、証拠のギアの首のようだ。
梅喧は賞金首を仕留め終わり、休息がてら朝になるのを待っていたらしい。
自分のこの数日の労力を思いソルは内心ため息をついた。
751738:05/02/07 22:15:40 ID:FWiqAHmu
梅喧の飯は存外に美味かった。
鍋に適当に材料を放り込んで煮たものには違いなかったが味付けはそこそこで、
自分が空腹であるという事やここが森の中という事実を差し引いても十二分にいける。
普段の彼女の言動や片腕であるというハンディから意外に思えるが、
一人旅での食事に慣れているのだろうということは安易に想像がついた。
とりあえずソルが美味いなと褒めてみると、こんなもんだろとそっけない答えが返ってきた。
 食事も済んでぼんやりと炎を見つめていると、
おもむろに梅喧が荷物を探って酒瓶らしきものを取り出した。
彼女はキュポンっと威勢のいい音と共に噛り付いて栓を外すと、
そのまま瓶の淵に口をつけ一口ごくりと飲んでからソルに差し出した。
受け取ったソルは同じように口をつけてみる。
「なかなかのもんだな。」
「とっときの酒なんだ。美味くないはずがないさ。」
褒め言葉に小憎らしいことを返されたが、確かに美味い酒なので特に反論はない。
交互に瓶を交わしながら、のんびり酒を楽しみ始める。
食事中からも特に会話はないが不自然ではなく時が流れていく。
やがてふとソルが疑問を口にした。
「何故俺に止めを刺さなかった…?」
「……。」
無論前回の仕合のことだ。
752738:05/02/07 22:16:26 ID:FWiqAHmu
どうでも良いことだとは思っていたが、なんとなく気になっていた。
しばらくの間の後、梅喧はまだ燃えている釜戸の炎じっと見つめながら呟いた。
「…お前が俺の敵じゃないってことが判ったからだ。」
「そうか。」
「今のところは、だけどな…。」
あまり間を空けず再び梅喧が口を開く。
「今日仕留めたギアは意思のないただの獣だった。お前やあの羽の生えた小娘達とは違ってた…。」
ソルは手配書を頭に浮かべ、問題のギアが獣型のもので、人間型ではなかったことを思い出した。
「意思のあるやつなら話してみたかったんだがな…。」
梅喧は自分が差し出した酒をソルが受け取るのを確認し、炎を見つめながらまた唐突に話し始める。
ソルが聞いていようがいまいが構わないといった風だ。
「…俺はいつか父上、母上のいる土に還る…。
何があっても、俺の意志を達することが出来ようが出来まいがそれは変わらない。けど…。」
おもむろに顔をソルの方に向け梅喧は続ける。
「お前はそれすら叶わないんだな…。」
何か考えることがあったのか、酒のせいなのか、きっとこいつにしては饒舌なのだろうとソルは思う。
その言葉は彼にとって今更のただの事実だったが、
そう話す彼女の瞳の奥に何かソルには分からない深い悲しみが見えるような気がした。
そんな気がしたせいなのかそれとも酒に酔っているのか、ソルは不意に梅喧の唇に己の唇を重ねていた。
753738:05/02/07 22:19:32 ID:FWiqAHmu
一瞬の口付けだったが、梅喧は酷く驚いて瞳を見開いたまま固まっていた。
あまりの狼狽ぶりが可笑しくてソルが思わずフッと笑ってしまうと、
それで我に返ったのか梅喧は一体何しやがると立ち上がり血相変えて食って掛かってきた。
「特に意味はねえ。挨拶だ。」
そう言ってソルが横を向くと、肩透かしを食らって怒りのもって行き場がなくなったらしく、
梅喧は憮然とした表情のまま納得いかなそうに座り直す。
その表情がますます可笑しいのだが、ここで笑っては火に油を注ぐとソルはいつもの無表情に戻っていた。
確かに意味はなく、ただ『この女に悲しげな表情は似合わない、怒った顔の方がまだいい』そう思っただけだ。
 しばらく会話もなく、ソルがまたぼんやりと炎を見ていると、隣で動く気配がする。
顔をそちらに向けると梅喧が立ち上がりこちらを見ている。
何だ?と声を掛ける前に梅喧が「特に意味はねえからなっ。」と叫ぶように言うと
ソルの胡座の上にまたがり唇を重ねてきた。
754738:05/02/07 22:33:32 ID:FWiqAHmu
前半はこの辺で。
どうも読みにくくてすみません。
後半は数日中にうpします。
755738:05/02/09 22:23:26 ID:Uv2BBtqL
後半です。

書き忘れましたが、時系列的には蕎麦の最初ってことで。
どうでもいいことなんですが、前書いたものを覚えていて下さった方がいたので一応デス。
756738:05/02/09 22:24:21 ID:Uv2BBtqL
 不意を食らったソルは一瞬驚いて眼を大きく見開いたが、今度の口付けは一瞬のものではなかった。
取り落としそうになった酒瓶をなんとか脇に置くと、ソルは飛び込んできた梅喧を何とか受け止め直した。
ゆっくりと唇を開き、梅喧が恐々とソルの口内を探索しようとする。
しかし、お互いが出会った瞬間、唾液を通して先ほどの酒を味わおうかとするように激しく舌が絡み合う。
梅喧の片腕がソルの背中に回され、ソルの両腕が梅喧の腰に回る。
特に意味はない…そう思っていてもそれぞれの腕の力は強くなっていく。
ソルの右腕が徐々に梅喧の腰から胸に移動していき、
着物の上からその見事な膨らみを掴むと彼女が息を呑むのが分かった。
それでも梅喧の腕が放れることはなく、ソルがその手をなだめるように優しく動かし続けると、
やがてその吐息が甘く変わっていった。
それを確認すると更にそっと着物の下に手を潜り込ませ、胸の頂を集中的に刺激する。
梅喧は声を殺してその刺激に耐えようとするが、耐えられていないのは明らかだった。
「…んはっ…。」
互いの唇が離れ、剥き出しになった梅喧の胸に直接ソルの唇が触れると、遂に耐え切れずに声が上がった。
彼女の左手は今ではソルの前に回っておりその服を必死で握り締めている。
時折もらされる吐息に満足しながら、ソルは思うままに二つの丘を弄ぶ。
757738:05/02/09 22:25:09 ID:Uv2BBtqL
それにも飽きるといよいよ腕を下半身へと伸ばしていく。
びくりと梅喧の体が反応する。
そこは既に十分に潤っていて、ソルの指を待ち焦がれているようだ。
ソルはそのまま下着を押しのけ指で直接梅喧の弱いところを攻めていく。
…リン…シャリン…。
梅喧の動きに合わせて右腕から鈴のような金属音が聞こえてくる。
おそらく袖の下の暗器だろう。
あくまで声を立てまいとする本人とは裏腹にソルに快楽を伝えてくる。
『この女らしいな…。』
顔には出さずソルは苦笑する。しかし、ソル自身も限界だった。
今まで座っていたむしろに少し乱暴に梅喧を横たえ、手早く下着を取り去る。
ソルも簡単に前をはだけるだけで己自身を取り出し、梅喧にあてがった。
「…くっ…」
自身に滑りをつけ、梅喧の反応を見ながら腰を進めると、また声が上がった。
初めは少し苦しげな表情だったが、先ほどの愛撫で十分に高まっていたのだろう、
次第に表情から苦しさが消え甘い気遣いさえ聞こえ始めた。
そうして十分に時間をかけて梅喧の一番奥に達したソルはゆっくりしたスピードで動き出した。
758738:05/02/09 22:28:25 ID:Uv2BBtqL
 梅喧の反応は上々だった。
ソルの動きに合わせ、彼女の中は熱くじんわりと彼自身を包み込む。
ソルは湧き上がる想像以上の感覚に思うままに動き続けていたが、
ふとした一瞬あまりに強い快楽に自分自身が飲み込まれそうになり慌てて動きを止めていた。
「…くっ…。」
ソルも思わず声をあげる。
組み敷かれていた梅喧はソルの急な停止を不審に思って閉じていた右目をそっと開いてみると、
自分をまじまじと見下ろす男の視線に出会い慌ててそっぽを向いた。
「な、なんだよ。」
「…何でもねえ。」
そう答えるとソルは梅喧の顎を捉え、顔を強引に前に向けさせると、容赦ない口付けを落とした。
梅喧は逆らうことも出来ず口付けを返す。
そしてソルは今まで以上の速さで律動を開始した。
「……うっ…」
深夜の森の中、時折こらえきれずに漏れる梅喧の呻きと
彼女の右腕から聞こえる金属音以外に音を立てるものは何もない。
しかしそれすらも自身の愉悦に追い出されソルの感覚から薄れていきそうになっていた。
「んあっ…。」
梅喧がひときわ大きな声で喘いで体を震わせ、ソルに今まで以上の快楽を与える。
彼女は酒で酔ったようにうっすら全身が紅く染まっていたが、
左頬に走る大きな傷跡は中でもより一層高揚しており右頬の彫物と同じくらい紅くなっていた。
『まるで血の涙だ。』
そう思った瞬間にソルも自身を放出させていた。
759738:05/02/09 22:29:46 ID:Uv2BBtqL
 朝日の中ソルが目を覚ますと、梅喧は昨日の飯時と同じ体勢で胡座をかいていた。
「何だ、目え覚ましたのか。今から叩き起こそうと思ってたとこだ。」
そう言いながら、水と何か包みをソルに投げてよこす。
『こいつの叩き起こすってのは一体どんななんだ?まあおそらく文字通りなんだろう…。』
自力で起きられて良かったと少しホッとしながらソルは包みを受け取る。
どうやら携帯食のようだ。昨日の鍋ほど美味くはなかったが黙って食べる。
ふと、梅喧の方を見ると既に食事は終わって片腕でしきりに頭をいじっている。
どうやら、昨日寝乱れた髪を直しているようだが当然片腕で簡単にいく筈もなく、
相当苦戦しているのが見て取れた。
「貸せ。」
ソルがその髪を引っ張って、背を向けさせると梅喧は当然のように噛み付いてくる。
「っ何すんだ。」
「どうせ一人じゃ無理だろう。」
そう答えて、髪結い紐を解いてやると、梅喧は渋々といった風におとなしくなった。
760738:05/02/09 22:30:53 ID:Uv2BBtqL
「じゃあな。」
荷物をまとめた梅喧が背を向ける。昨日ソルが来た方向とは逆の方だ。
ちょうど反対の街から出発していたらしい。
「おい。」
「なんだ?」
歩き出した梅喧にソルは声を掛ける。
「次会ったら声を掛けろ。」
「…?」
「今回の礼をしてやる。」
「はっ…?あ、ああっ飯の礼な。」
一体何と勘違いしたのか、一瞬顔を赤くしかけた梅喧が慌てて言い直す。
「…んじゃあ、今度会った時は美味い酒奢ってくれよ。」
「ああ。」
「但し、その時もお前が俺の敵じゃなかったらだけどな。」
梅喧がにやりと笑うとソルはフッと表情を緩める。
そうして二人は互いに背を向けて歩き始めた。
761738:05/02/09 22:37:29 ID:Uv2BBtqL
以上です。
スレ汚し失礼しました。
俺のソル梅はこんな感じなんですが、皆様はどんな感じでしょう。
どなたかまた書いてください。
762名無しさん@ピンキー:05/02/09 23:47:54 ID:JbcFA0es
GJ!あっさりしてるとこが蕎麦らしいよなーと思う次第。アリガトン!
763名無しさん@ピンキー:05/02/10 19:42:15 ID:RSGe6kob
これは良い蕎麦ですね
764名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:04:17 ID:78ZS7LT+
GJ。自分はもっと濃いめの蕎麦(≒ラヴ)が好みではあるがGJ。
好み云々抜かしても堪能しました。
765名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:06:49 ID:CGPNYT4V
イイヨイイヨー
766名無しさん@ピンキー:05/02/11 18:39:38 ID:zxaDhG7w
誰かアバ×パラケルスをお願いします
767名無しさん@ピンキー:05/02/11 22:24:00 ID:kNR3z2gP
出来れば私からもお願いします
768名無しさん@ピンキー:05/02/12 15:25:59 ID:/quJvDTl
メイが泣き叫んでジョニーの名を呼びながら鰤に犯されるやつキヴォンヌ
769名無しさん@ピンキー:05/02/12 18:12:41 ID:hBgokr7e
鰤にそんな勇気があるか疑問だが、俺もキヴォンヌ
770名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:24:30 ID:BrAS3mYz
>766-767
アバ×パラケルスというかアバ誘い受けみたいなネタならあるんだが


エロシーンが12禁程度なんだorz
771名無しさん@ピンキー:05/02/13 02:34:19 ID:vWRaXR5P
>>770
た、頼みます!!
アバは小説自体が少ないのでもう
狂いそうなくらいうれしいです!!

本当にどうかよろしくお願いします!
772770:05/02/13 11:26:00 ID:qWjsXx2t
では投下させて頂きます。あんまり期待しないで下さい…
結構長いので何回かに分けます
773770第1弾:05/02/13 11:27:00 ID:qWjsXx2t
「輸血……完了」
「胸部……修復完了」
「腹部……修復完了」
「左右下腿部……修復完了」

四方をガラスの壁に囲まれながら、目の前のモニターをアバはぼうっと眺めていた。
山頂の古い洋館、その中心部にあるガラス張りの装置──巨大なフラスコの様にも見えるそれは、
彼女が産まれた場所であり、また、彼女にとっての生命維持装置でもあった。
神ではなく、人の手によって造られた存在である彼女の、陶器の如く白い柔肌は、
普通の人間のそれよりも傷つきやすく、また傷の治りも遅い。
それ故にアバの身体は、定期的にこの”フラスコ”において、治療を受けることを必要とする。

一通りの修復作業を終え、アバはその細い肢体に、慣れた手つきで包帯を巻き直した。
「右前腕部…要治療」
モニターにはまだメッセージが残っていたが、アバはあえてそれを無視した。
右手首。──この傷は、特別な傷。
それは、彼女の身体に多数存在する傷のうちで唯一、彼女の”夫”によってつけられた傷だった。
774770第1弾:05/02/13 11:30:36 ID:qWjsXx2t
「パラケルス」。それば巨大な闘斧であった。
未来を拓く鍵として、そして、夫として──アバが伴侶と見定めた存在。
普通の斧と違う点は、まず斧自体が意志を持っていること。
そして斧に血を吸わせることによって、より強い力を発揮すること──血液を与えれば与えるほど、
その威力は飛躍的に上昇する。
だが、パラケルスの武器としての”本能”は、血を求めるほどに覚醒し、
さらなる戦闘と血飛沫とを求め続け、時にはその使い手をも傷つける。
本能のままにつけられた、噛み傷。
パラケルスが時にアバのことすら分からなくなってしまうほどの闘争心に駆られるのは、
彼女にとっては辛く、淋しかった。
──しかし一方では逆に、彼の本能を受け止められるのは、自分だけなのだ、ともアバは思う。
だから、この傷は特別な傷。
だから、痛みは消さない。
いつか彼女の「願い」を叶える日まで、淋しさと愛おしさとを忘れないように。
775770第1弾:05/02/13 11:32:15 ID:qWjsXx2t
いつもの様に包帯を巻き終え、夫の待つ寝室へと向かう。
月の明るい晩であった。
──アバはふと、昔読んだ書物を思い出した。
こんな満月の日に、お月様に願い事をすると、月の神様がその一晩の間だけ願いを叶えてくれる
──この辺りに伝わる民話であった。
勿論アバはそんな話など信じていない。実際、今まで彼女がどんな願い事をしても、
月の神様とやらが、彼女の願いを叶えてくれたことはないのだ。

だが、今日の彼女はいつもとは少々違っていた。

ベッドの中で、パラケルスはよく眠っていた。
僅かにカーテンの間から漏れる月の光を受けて、その頭部は、優しく金色に輝いている。
──私の、未来を拓く鍵。
実際パラケルスは、円い頭部といい刃の部分といい、鍵そっくりの形をしていた。
それが、アバがパラケルスを伴侶にするに至った、一つの理由でもあるのだが。
──もし、神様が願いを叶えてくれるのなら。
寝息を立てている彼の頬を優しく撫でながら、アバは思った。
──人間の姿になった貴方が見てみたいわ──

パラケルスの姿を暫く眺めた後、アバはパラケルスと同じ寝床について、眠った。
776770:05/02/13 11:33:33 ID:qWjsXx2t
とりあえずここまで
777名無しさん@ピンキー:05/02/13 19:29:17 ID:U3ZuhCk2
>>770さん
本当にありがとうございます!
778770:05/02/13 21:29:41 ID:qWjsXx2t
>>777さん
いえいえ〜
捏造設定ばかりで申し訳ないです

では続き投下させて頂きます
779770第2弾:05/02/13 21:30:38 ID:qWjsXx2t
「……アバ……」
「……ん……なあに……?」
夜中、誰かに揺り起こされ、アバは目を覚ました。──誰か?
この館にアバとパラケルス以外の人間は居ない。……幽霊やら謎の生命体やらはいるが、
彼らがこうして起こしに来るなどは考えられない。本来ならそこにあるはずのない、「腕」。
「!!」
反射的に、アバはベッドから飛び起きた。
「だ……だ……誰なの!?侵入者!?」
アバはその姿を確かめようとしたが、暗すぎてよく分からない。
「我だ!パラケルスだ!!」
「へ……?」
自らをパラケルスだと名乗ったその男──どこか聞き覚えのある声質から、
辛うじて男であることが分かった──は、勢い良く部屋のカーテンを開けた。
まるで昼間のように明るい月明かりが、辺りに降り注ぐ。
……確かに、本来の斧のパラケルスは、ベッドの中にはおらず、
そして目の前の男は、持ち運ぶのに便利なようにと、アバがパラケルスに取り付けた鎖を首に掛けている。
……紛れもなく本人に違いなかった。
「一体これはどういうことだ!何故、我がいきなりこんな姿に……」
人間の姿のパラケルスは、大きく筋肉質な身体を震わせ、狼狽え切っている。
「……まさか、私が願ったから?願望が現実になるなんて……」アバは驚きながらも呟いた。
「何!?貴様、何か知っておるのか!」
「パラケルス、きちんと説明するけど……その前に、前、隠して……」
恥ずかしさの余り視線を背けながら、アバはやっとそれだけ言った。
780770第2弾:05/02/13 21:33:14 ID:qWjsXx2t
薄手の掛け布団を腰に巻いた、少々不格好な出で立ちでベッドに座り、
パラケルスはアバの話を静かに聞いた。
「なんと、そんなことが現実に……」
この地方に伝わる月の伝説を、彼はどうにか受け入れたようだった。
「……では、ワタクシの身体は一生このままなのですか?」
先程とは全く違う弱気な口調で、パラケルスは訊ねる。
「個人的には、そうだったら嬉しいわ。けれど……」
言いながらアバは、改めてパラケルスの姿をまじまじと見つめた。
斧であった頃の姿を思わせる、金色の髪。逞しい身体。そして、端正な顔立ち。
──今まで見てきたどの人間の男よりも、美しいと思った。
「……けれど、願望の有効期限は今晩限りなのよ。朝になったらまた元のままだわ」
「そ、そうですか……」パラケルスは、少しほっとした様だ。
「嬉しくないの?」
「いえ、なんというかですね、……人間になるにしても、心の準備ってものが」
なんとなく落ち着かないのか、彼はしきりに腕を動かしたり、脚をぶらつかせたりしている。
「折角人間になれたのだから、楽しみましょうよ。時間がもったいないわ」
「楽しむ……といっても、一体何をすれば良いのです?」
「……」改めて問われると、アバは返答に困った。
もしもパラケルスが人間になれたら。もちろん、やってみたいことは山ほどあった。
しかし、このような短い時間で、しかも夜中となると……
例え二人でデートに出かけたとしても、どこの店も開いてはいないだろう。かといって、
ここにいて普通に会話するくらいなら、斧の姿のままでも出来る。
何とかこのチャンスを有効利用する方法はないかしら……暫くの間、二人は沈黙していた。
781770第2弾:05/02/13 21:40:06 ID:qWjsXx2t
「アバ」
静寂を破ったのは、意外にもパラケルスの方だった。
「今思いついた。この状況なら、やることは一つだ」
「え?何……?」
「人間どもの『俗事』に、今宵は勤しもうではないか──」

俗事。
パラケルスの意表をついた言葉に、真っ白なアバの頬がみるみる紅くなった。
それが何を意味するのか、知識としては解っていた。また、密かに憧れてもいた。
パラケルスが鍵なら私は錠になりたい、と──しかし当然の事ながら、経験はない。
「ま、ま、待って。それこそ心の準備が」
「お前の姿を見ていると、先程から、なんというか……その、身体の奥が疼いてたまらんのだ。
お前を抱けば、鎮まる気がする……」
ベッドに入る前に、フラスコでの治療を終えてきたばかりのアバは、素肌に包帯を巻いただけの姿である。
所々、包帯の合間からちらりと覗く柔肌。男心を刺激するには、十分すぎた。
……最も当の本人は、そうとは全く思っていないのだが。
勿論アバとしても、パラケルスに求められることはとても嬉しかった。
けれど、アバは答えた。
「ごめんなさい、暫く考えさせて……私、怖いのよ……」



すみませんが今日はここまで
782名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:09:19 ID:bGbI0CgM
続きがとても楽しみ、鍵と錠という言葉での表現がイイ(´∀`*

ちなみに>>777ではない・・・
783名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:24:44 ID:U3ZuhCk2
わたしも続きが楽しみです
やっとアバの文が見られると思うと・・・

本当に涙が出ます・・・・

感激
784名無しさん@ピンキー:05/02/13 23:54:22 ID:lLPVJd+6
アバキタ━━━━━━(*゚∀゚)━━━━━━!!!!!
イイよイイよー
785名無しさん@ピンキー:05/02/14 17:10:20 ID:ZfNk07F0
可愛いなあアバ。
786770第3弾:05/02/14 18:35:44 ID:HGBtB5N5
皆様有り難うございます
では続きを置かせて頂きます



「この状況で何をおっしゃいます!!」パラケルスが悲鳴をあげた。
「こんな機会はもう無いかもしれんのですよ!もう辛抱たまりません。させて下さい。お願い致します──」
パラケルスが、大きな体を縮こまらせて、自分に向かって懇願している。
斧であった頃のパラケルスは、照れ性なのか、甘い台詞も言わなければ、
恋人同士の多くがそうするように、アバが抱きついたりすればひどく嫌がったものだ。
ましてや男女の愛の営みなど、『俗事』と呼んで見下していたのである。
パラケルスの変わり様が、アバには怖かったのだ。
人間の姿になっただけで、こんなに……情欲というものは、これ程にも人を変えてしまうのかしら?
──パラケルス。変わってしまった貴方に、私は相応しいの?私は、貴方を満足させることが出来るの?
アバは自分の身体に目を遣った。やせっぽちで、あちこち傷跡だらけの身体。右手首の包帯。
今までは、人造の肉体をパラケルスに与えるため、戦って傷つくことさえ厭わなかった。
けれど。もしも……もしも、彼がこの機会に愛欲に目覚めてしまえば。
人間になったとき、いや、ならなくても──より健康的で、魅力的な女性を求めるかも知れない。
そうしたら……今まで私がしてきたことは何になるの? 嫌……そんな事、耐えられない……

恐ろしい考えが次々と頭をよぎり、アバは震えた。
泣きそうになりながら、小さな声で、やっと一言だけ、言った。

「パラケルス……本当に、私で良いの?」
「は?」
「もしも今、目前に何人もの美女が現れたとしても……私を選択してくれる?」
787770第3弾:05/02/14 18:38:20 ID:HGBtB5N5
「ば……馬鹿者!!」パラケルスが一喝した。
「お前を選ぶに決まっているだろう!我をそこらの見境のない俗物どもと一緒にするな!
お前はそんな風に我を見ていたのか?見損なったぞ!」
アバは驚いた。パラケルスがこれ程怒るとは、思ってもみなかった。
「……我がこんな気分になるのも、お前は我が『認めた』者だからだ。それ以外の者とは、
気色の悪い事などする気にもならん」
「え……」パラケルスにこんな事を言われたのも初めてだった。
認めた。……それは、『愛してる』って言葉と、同義語……?
「本当に?」
「ああ。……多分。確証はないが」
「じゃあ……これから先、何があっても、人間になっても、なれなくても……
変わらず一緒に居てくれる?」
パラケルスは黙って頷く。
アバは嬉しさのあまり暫く涙ぐみ、──そして、ついに覚悟を決めた。

「パラケルス……『いく』時は、一緒がいい」
アバはそう言うと、パラケルスと深く接吻を交わした。

その晩、見事な満月の下、山頂の洋館には、二人の声がいつまでも響いていた。
788770第3弾:05/02/14 18:40:01 ID:HGBtB5N5
目が覚めたときには既に朝だった。
カーテンの隙間から僅かに漏れる日光を受けながら、斧のパラケルスがいつものように、寝息を立てている。

……あれは、夢?

まだ、昨夜の余韻が残っている。
アバが初めて経験したそれは、男の”本能”のままに、熱く、激しく、
──それでいて優しかった。

……いいえ。夢じゃない。

包帯を巻き直そうと、彼女はベッドから起きあがる。
下腹部に巻かれたそれには、僅かに血液が滲んでいた。

──彼女の”特別な傷”が、また一つ、増えた。
789770:05/02/14 18:44:29 ID:HGBtB5N5
とりあえず以上です。全くエロくなくてごめんなさい
エロ小説は初めてチャレンジしたのですが、見事にコケますたorz


調子に乗ってアホな後日談を思いついてしまったので
少し後にまたうpしに来ます…
790名無しさん@ピンキー:05/02/14 20:44:24 ID:CAf6+Qe4
>>770
良すぎです!!
ア、アバのをついに読めた・・・感動です!

これを期にアバの小説を書く人が増えるといいな・・・
791770(後日談):05/02/14 22:02:53 ID:HGBtB5N5
いつものように、パラケルスはアバに引っ張られて公園へと向かう。
よく晴れた、初夏の少し暑い盛り。二人は、木陰のベンチに腰掛けて休んだ。
目の前には、涼しげな噴水。二人の他には誰もいない、静かなひととき。

「……アバ、全く、往来でべたべたするなと言っておろうに」
「いいじゃない、二人きりだし、もう名実共に夫婦なんだから」
こんな二人のやりとりも、日常のことである。
いつもなら、無闇やたらに自分とくっつきたがるアバを、パラケルスは厳しく突き放す……のだが。

「……好きにしろ」

パラケルスの言葉を良いことに、
アバは早速彼をしっかりと抱き寄せ、愛おしげに頬擦りを始めた。

──こういうのも悪くない。

あの一件──月夜の一件以来、パラケルスはそんな風に思い始めていた。
ただの武器であった頃には思いも寄らなかった、男女の肌の触れ合い。温もり。そして、快感。
……いや。それ以上に。

あの時、パラケルスが初めて拝んだ、アバの──人造の、肉体。包帯の下の、素肌。
それはあまりにも華奢で、傷だらけで、下手に扱えば壊してしまいそうな、儚げなものだった。
──それでもアバは、あの夜の自分を受け入れてくれた。
あなたが鍵なら私は錠になるのだと、そう言って。

こんな身体で、今まで、お前は我と共に戦ってきたのか。

そう思うと、何かが心の底から込み上げてきた。
しかし今のパラケルスには、それが何なのかは解らなかった。
792770(後日談):05/02/14 22:06:58 ID:HGBtB5N5
──と、噴水の向こう側に、赤い服を着た一人の妖艶な美女が通りかかった。
豊かな胸を大きく露出した、挑発的な服装。
こちらに気づいているのか、いないのか──美女はやおら上着と靴と帽子を脱ぎ、
噴水に入って水浴びを始めた。
からかっているのか、妙な女だ、とパラケルスは感じたが。

──いや。しかし。
アバの様なのも良いが、ああいう女と”やって”みるのも、又違った風情があるかもしれん──

パラケルスがほんの少し、ちらりとそう思った瞬間。
彼の首に巻かれた鎖が物凄い力で引っ張られ──彼は勢い良く、ベンチに頭をぶつけた。

「パラケルス……今、破廉恥な事考えたわね……」
見事に倒れたパラケルスを、アバがとてつもなく恐ろしい形相で睨み付けている。
「……な、何のことでございましょう?」
「とぼけても無駄よ……貴方から、とても不穏な気配がしたわ……」
「ひいいっ!何て勘の良いお方!!」
「やっぱりね……浮気は重罪よ。あの時、すっと一緒にいてくれるって言ったじゃない……」
彼女の怒りは収まらない。その強い嫉妬心は、とどまるところを知らず──

「た、た、助けて下さあああああいっっ!!!」

公園の中心に、パラケルスの叫びが大きく木霊した。

夫婦の真の苦労は、まだこれからだった──



これで本当にお終いです
ちっともスレタイと合ってない話に
長々と付き合って下さった皆様有り難うございます
793名無しさん@ピンキー:05/02/15 07:08:20 ID:i30YGkAL
イイヨイイヨー
794名無しさん@ピンキー:05/02/15 18:57:49 ID:SSk6Mr2e
GJ!そして乙!
795名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:56:51 ID:CHw2QfIG
エロエロなポチョイノキビョンヌ
796名無しさん@ピンキー:05/02/20 18:54:57 ID:mJFpmnOr
いや、それはさすがに無茶と言うかイノ相手にポチョが攻めってのもなかなか無茶・・・
797名無しさん@ピンキー:05/02/20 19:16:35 ID:t1RkCbpm
職人さん方に質問

小説のネタが思い浮かんだら、すぐに小説にして保存しとくんですか?

それともネタの一部だけメモしておいて
誰かからの希望があったら書き始めるんですか?
798名無しさん@ピンキー:05/02/25 00:31:45 ID:RUmeknpU
>797
前者が多い。
ネタメモも作るけど、誰かからリク云々でなく、
萌えとやる気が一致した時に書く。
79951:05/03/02 01:51:40 ID:aOkCUYhY
女と交わるのは初めてではない。
若かった――まあ今でも若いのだが――バイヤー時代には色々と無茶な真似もやった。だからこんな刺激には
もうすっかり慣れてしまっているはずなのに。
この感覚が自分にも備わっている器官から与えられているものだとは信じられなかった。
生暖かく、粘液にまみれた、柔らかく絡みつく、得体の知れない肉塊に包み込まれ、締めつけられ、融かされて
いく錯覚。
生身の女が与えるものとは違う、もっと強烈な快楽に視界が意識が白く塗りつぶされていく。
「う、うあ、あああああああっ」
放出が収まったところで、女は唇を離した。こくりと喉を鳴らして、放たれた精を嚥下する。
「ん・・・ふ」
唇の端からこぼれかかった一筋を指でぬぐい、月光にぬるりと光る舌を出して舐め取る。
「あんな弱っちい割にはまあまあの味じゃない。想像してたよりずっと濃いし・・・マスターには負けるけど、ね」
相変わらずの言葉にチップの怒りが再燃する。
「気が済んだならこいつをはずしやがれこのクソアマ!」
「やあねぇ。今のなんかただの味見じゃないのよぅ。アンタには、あと・・・そうねぇ七回は出してもらわないと」
「す、好き勝手言ってんじゃねえ!」
「でもアタシはこれだけじゃ足りないのよねー。一応アタシこれが食事だからさぁ」
萎えかけた肉茎を舐め上げられ吸い上げられたとき、チップは再び声を上げた。それは叫びよりも泣き声に近
かった。
80051:05/03/02 01:53:12 ID:aOkCUYhY

読みかけの本を閉じ、かわりにグラスを手に取る。
朽ち果てていく遺跡から数十メートル離れた小屋の中で、テスタメントは久々に一人の夜を満喫していた。
「悪いような気もするが・・・たまには餌を替えねばならぬのだ。恨むなよ」
扉の向こうから聞こえてくる男の悲鳴に胸を痛めつつ酒を口に運ぶ。あの様子ではまだ食餌は始まったばかり
だろう。
琥珀色の液体は、グラスの大きさに比して少量しか注がれていない。
口どころか鼻までグラスの開口部に突っ込まなければ飲めないのである。
舌先が触れる前から、ふわりと鼻をくすぐる甘い香りに軽く眩暈をおぼえる。丸い底とすぼまった開口部は香り
を一点に集中させるためのものであるらしい。一瞬の冷感とそれを押しのけて広がる灼熱を十分に楽しんだあ
とに嚥下すると、身体の内に暖かなものが広がっていく。
80151:05/03/02 01:57:09 ID:aOkCUYhY
「・・・・・・体温で暖めて少しずつ味わえ、か」
難しいな、と呟きながらテーブルの上にある黒い壜を手に取る。ラベルの金文字が灯りを反射した。
快賊の頭領が土産にと渡してくれた物だが、なかなかに美味い。
酒にはあまり詳しくないが、おそらく良いものなのだろう。
「・・・・・・暑」
体の芯が熱く疼いている、そんな気がした。
風にあたろうと思い立ちあがったとき、視界がいつもより狭まっているのに気付いた。
それに僅かずつではあるが、回転しているような気もする。
重力から切り離されたような浮遊感に少しだけふらつきつつ椅子から立ち上がる。
「・・・これが限界、か?」


窓の外には月が見える。澄んだ輝きに満ちた月。
80251:05/03/02 02:03:57 ID:aOkCUYhY
なんていい顔をしているんだろう。サキュバスはそう思った。
「あは・・・は・・・っ、ほら、もっと突き上げてぇ!」
体内に収めた器官の動きよりも、眼下にある顔の方が情欲を掻き立てる。こんな歪んだ顔を主はしてくれな
い。
頭の中で主の姿と重ねてみた。
拘束されて組み伏せられて弄ばれて歪んだ顔で喘がされている――いつもの彼女と同じ姿。
とたんに彼女の内部がきゅう、と男の器官を締め上げる。
「く・・・う・・・っ!!」
女体の動きと連動して男の口からかすれた声が漏れる。食いしばった歯も役には立たない。それでも震えるほ
どに力を込めて耐えている口元。
実にいい顔をしている。
「んふ・・・ふふふっ」
背後で扉が開く音にはっとして振り向いた。
長身の人影――テスタメントだ。
「随分と楽しそうだな」
数時間前の戦いの時とは違う、穏やかな声音である。
「マ、マスター・・・」
80351:05/03/02 02:05:55 ID:aOkCUYhY
今回の食事は主人公認ではあるものの、見られるのはやはり気まずい。サキュバスの腰の動きは激しさを失い、
やがて止まってしまった。
「どうした?──気にせず、続けて」
変だ。
絶対に変だ。
微笑んではいるが変だ。
いや微笑んでいるからこそ変だ。
サキュバスの脳内をそんな考えが渦巻く。
普段の彼はこんな言葉を言わないし、食事の様子など見にこない。声の調子も口調も同じだが、何かがおかし
い。
「マスター?」
慌ててチップから身を離して主のもとへ飛んでいく。
いつもするように首筋に手を回して頬にくちづけようとした時、彼女の鼻がひくりと蠢いた。
「やあん、お酒臭いです」
テスタメントの瞳が、いつもよりも潤んで見えた。
「そうか?」
首をかしげるしぐさも、いつもの彼からは想像し難いものだ。
「あん、やっぱり酔ってるぅ」
困ったとも好都合ともとれるこの状況に、サキュバスは思わず笑みをうかぺた。
80451:05/03/02 02:10:21 ID:aOkCUYhY


酔っているという自覚はある。だが、何に酔っているのかは判然としなかった。
アルコール?
たしかにそれもあるだろう。だが他には?
戦いの余韻、未だ漂う血臭、眼前で繰り広げられていた痴態。
重なり合った全てが、理性を揺らがせる。
駄目だ。自制しなくては。
体の芯が熱く疼く。
ベッドに歩みより、縫いとめられた男の傍らに腰を下ろす。ぐったりと目を閉じて喘ぐ彼の姿を眺めつつ酒を舐
めていると、彼の肌に刻まれた傷が未だに乾いていない事に気付いた。
傷の数に変化はないものの、明らかに深みが増している。
「サキュバス・・・傷つけるなといったはずだ」
まとわりつく腕がびくりと震えてこわばる様に、己の口元が歪んでいくのを感じる。
「――お仕置きが、必要だな」
80551:05/03/02 02:19:15 ID:aOkCUYhY
忘れられたころに出現。

とりあえずテスたん参戦させてみました。
両性体の予定です。
806名無しさん@ピンキー:05/03/02 21:06:00 ID:CGBmv3WX
待ってました(´∀`* )
サキュたんイイ
807名無しさん@ピンキー:05/03/02 21:07:02 ID:i1pglcC7
>51
GJ!GJ!
イイヨイイヨー
この後どうテスタんが絡んでくるのか楽しみです。
808名無しさん@ピンキー:05/03/04 00:41:16 ID:o1PsWkqo
あげ
809名無しさん@ピンキー:05/03/08 23:35:26 ID:cp7RsUpG
超期待
810名無しさん@ピンキー:05/03/09 13:00:11 ID:Oo0C9nun
ガンガレ
811投下してみる:05/03/14 04:55:02 ID:FTiqjS0B
「ようやく見つけましたよソル!」
「…ちっ。またテメェか。」
とあるコロニーの店で食事をしていたソルの元に、息を切らせて駆けつけたカイがビシッと指を突きつけた。
「しゃあねぇな。悪いが一発で眠ってもらうぜ。」
イスから立ちつつ封炎剣を握りしめるソルを見て、あわててカイが両の手のひらをソルにむけつつ左右に振る。
「落ち着いてください。今日は渡したい物があるだけです。」
「…ぁあ?」
「一月前のお返しです。どうか受け取ってください。」
そういってカイがソルにラッピングされたものを差し出す。
何故か顔が赤い。
「…いらねぇよ。」
ぶっきらぼうに言い放ちその場を立ち去ろうとするソルにカイが声を荒らげる。
「なっ!それではあのチョコは義理だったというのですかっ!」
(…チョコ?そういや…)
一月前アクセルから「旦那は貰えるアテなんてないんでしょ?これは俺からのプレゼント♪」と言われて押しつけられたものを追いかけてきたカイに投げてよこしたことを思い出す。
「あのチョコに書かれていた『愛してるぜ』は嘘だったのですか!私はてっきり…」
「…アクセル、後で殺す」
涙を浮かべながらホワイトデーのお返しを受け取ってくれと懇願し始めたカイを余所に、ソルはアクセルへの殺意を高ぶらせるのだった。

      - END -

3/14だなぁと思ったら浮かんだネタ。
エロなしの801ですが、寂しい現状を打破できるならと思い投下してみました。
SS系は初なので拙い文章で申し訳ないです。
これから精進していきます。
812名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:36:42 ID:4p6wCkae
>811
ワラタ。
アクセルの方は本気だったのか嫌がらせだったのか。
813名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:10:49 ID:hZ29LR5l
814投下してみる:05/03/18 09:15:14 ID:ulsEEOT6
アクセルは冗談のつもりだったんだけどってことにして、一般四コマにも出せそうな軽いネタで終わらせときます。

新作の執筆を始めてみるものの、えちーの描写があまりにも苦手…困った(´・ω・`)
815名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 21:20:32 ID:FpPyRn5P
保全
816名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 02:03:23 ID:CAuMGca1
誰か書いてくれ
817名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 11:32:49 ID:nLpOuE42
ザッパ全然ない・・・(´・ω・`)


イノに逆レイプされるのキボンヌ
818名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 18:24:55 ID:hXR3hW1H
このスレ見てて思ったんだがテスタ好きなヤシって漏れだけじゃなかったんだな
この様子だと画集買ってテスタの絵が少なくてショボーンしたヤシも結構いるはず
あとはやくサキュ続きキボン
819名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 21:32:04 ID:P1q9VLE5
>>818
俺も画集でテスタが少ないって聞いたときショックで買わなかったなあ
820投下してみる:2005/04/02(土) 23:00:38 ID:06rURahC
(ふんふふんふ〜ん♪)
メイシップの廊下を鼻歌混じりで少女が歩く。
「今日こそジョニーにボクの事を好きって言わせるんだから!エイプリルも今日は運勢最高の日だって言ってたし。」
ぐっと決意の握り拳を固める。
「待っててねジョニー♪」

――…食後の酒を楽しみ、部屋でまどろんでいたジョニーをたずねるノック音。
招き入れた少女はうつむき加減に近寄る。
ソファに座るジョニーの前にひざまづくとおもむろにベルトに手をかけた。
「おいおい、いきなりなんの冗談だ?」
ジョニーの問いかけに微笑みだけを返すと、ベルトを緩めてズボンのファスナーをおろす。
「なんでまた今日に限って…」
「今日じゃなきゃダメだから。」
少女の瞳に決意の色は濃く、ジョニーは抵抗をあきらめた。
取り出された陰茎は少女の手と口の愛撫によっていきりたち、小さくを脈を打つ。
ついっ―と少女の唾液が亀頭と唇との間に橋を作る。

――…カタ。
不意に部屋の入り口からの音。
見やるジョニーの目に入ったのは、驚愕の表情を浮かべたメイだった。
「あーいやーこれはそのだな」
メイの瞳に溢れだした涙に慌てふためき、しどろもどろにいいわけを始めるジョニー。
膝の間にしゃがみ込んでいた少女はメイへと振り返り、ごめんねと小さくつぶやく。
「ぁ………エイプリルのばかぁーっ!」
目を腕で隠しながらその場を走り去るメイ。
その後をおいかけようとしたジョニーをエイプリルが止める。
「大丈夫、私が行くよ。ジョニーは何も悪くないんだから。巻き込んでごめんねー。」
走り去るエイプリルの背を見ながら、ジョニーはため息をついた。
「やれやれ。」
821投下してみる:2005/04/02(土) 23:18:39 ID:06rURahC
――…シップのデッキには誰もいなかった。
メイは泣いている自分を他の誰かに見られなくて済んだことに軽く安堵し、先ほどの光景に再び気を落とす。
(…仲のいい友達だったし、ジョニーへの恋も応援してくれていたのになんで?)
「メイ、ごめんね。」
不意にかけられた声に振り向いたメイの顔に悲しみが浮かんでいるのを見てエイプリルも悲しみの表情を浮かべる。
「さすがにやりすぎちゃったよね。あはは。」
「笑い事じゃない。どうしてあんな事したの。」
乾いた笑いを一蹴してメイが問いかける。
「うん、それはね……ねぇメイ、今日は何日?」
「…ふぇっ?」
少しうつむいた後、いつもの笑顔を浮かべて訪ねるエイプリルに不意を打たれ、疑問符を浮かべるメイ。
「今日は四月一日でしょ。つまり、『エイプリル・フール』
二人の声が重なる。
「だからどうしてもメイに言わせたかったの。私のバカって。」
「エイプリルのばか?」
「そ、エイプリル・フールだからさ。」
意味を理解したメイは涙を拭いながら笑い出す。
「違うよ、エイプリル。今日はひとつだけウソをついてもいい日だよ。」
「あれ?そうだったっけ?」
間違った恥ずかしさにエイプリルも笑い出す。
二人の笑い声は夜の星空に吸い込まれていった。

     ― Fin ―
822名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:53:57 ID:dbeBRfpr
脳みそがいかれてる俺には意味がよくわからなかったかなと、思いつつ乙!!
823投下してみる:2005/04/03(日) 06:17:03 ID:Gx4jUGME
思いついたネタをまったくいかせなかったこちらの不手際かと。
脳味噌がおかしかったのはたぶんこっち。
すまんね、やっぱ俺には無理みたいだ
824名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 21:33:49 ID:vchJutwX
フールって馬鹿者・愚か者の意
だっけ?
825名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 21:55:57 ID:TR8Y1wE3
正解。
826名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 01:53:01 ID:6sLMBdyw
>>820 そういう意味だったのか!!
827投下してみる:2005/04/04(月) 08:33:55 ID:ZhFxAXBj
ふっ…と頭に浮かんで1日のうちに書きたかったんだけど間に合わなかったのと、携帯からの投下でかなりの部分を削ったらこんな駄作に…ソーリー
828名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 13:29:19 ID:vyCnr4BF
それでも時事ネタ乙だよ!!
しかしエイプリルは馬鹿だね…
829名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 00:53:43 ID:t6B1WpDY
ふとネタ帳を見やる。

●イノアク
●ヴェノムミリア
●スレイヤー鰤

ひよっとして、ものすごい茨道爆走してますか自分…
830名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 02:38:19 ID:ewDdLJRB
>829
そのカプって三つともおかしくないと思ってる奴がここに一人いるので安心汁
831名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 03:27:59 ID:mLq8X1dl
ここにもいるぞ
832名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 07:52:10 ID:Eu5FW4NI
こっちにもいるよ
833名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 10:27:30 ID:CUP9jeO1
ここにも1人ノシ
834名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 20:08:58 ID:Lmd0qUnZ
おりも
835名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 20:12:44 ID:gFS4Y8on
ついでに漏れも
836名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 20:14:34 ID:gFS4Y8on
ザトー攻のエディ受よりは普通の道さ。。。
837829:2005/04/08(金) 01:29:13 ID:iT9kACsE
みんなアリガトン。がんばって書きます。
できたら投下しに来ますだノシ
838名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:48:40 ID:qkDgfR/S
忘れた頃に何とやら、人外モノの小ネタ、もといアホネタです。
ズレ過ぎたデジ子や情けないテスタ&医者でスマヌ。


『可憐な淫獣』


「ここが『悪魔の棲む地』かぁ……」
 蒼く深い森の入口で、一人の少女が饅頭が入りそうなほど大きく口をあけて
木々を見上げている。少女の右手には、一枚の手配書が握られている。
「『人を傷つけないギア』……絶対に捕まえて、村に帰らなきゃ」
 賞金稼ぎとして村を出てから、随分時間が経ったように思う。本当に色々な
ことがあった。そう、色々と……。今までに出くわした出来事が走馬灯のよう
によぎって、ブリジットは遠い目になった。
 賞金稼ぎとして初めて当たった世間の風は予想以上に厳しく、色々苦労した
割に、手に入れた賞金は子供のお小遣い程度。また、しばし旅費に困って、ア
ルバイトに励む始末である。
 家族には黙って出てきたので、さぞ心配していることだろう。もちろん書き
置きはしてきたし、マメに手紙を書いて連絡しているが、心配しないでと言っ
ても無理だと思う。今度こそ賞金を手にして家に帰り、家族を安心させないと。
 悲壮なオーラを立ち昇らせているブリジットの足元に、村を出てからずっと
苦楽を共にしてきた相棒が励ますように寄り添った。
「うん、ロジャー、これで最後にしよう。今度こそ、ウチは賞金を手に入れる
んだから!」
839名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:50:33 ID:qkDgfR/S
 今日も森は晴天に恵まれ、のどかな時間が流れている。
「どうしよう……」
 ところが、その穏やかな空気とは対照的に、森の奥にある遺跡では青い髪の
少女が途方に暮れていた。
 少女は、その姿形から明らかに人間ではなかった。
 最近巷を騒がせている『人を傷つけないギア』ことディズィーは、何と全裸
で、同じく全裸で倒れている黒髪の青年の上に跨っていた。まだこれだけなら
ただの男女の営みに映るが、彼女の背中には二人ほど余計な人物がおり――。
 哀れテスタメントは、ディズィーを貫きながら、上はネクロ、下はウン
ディーネに犯され、傍目にはもう何が何だかわからない光景であった。
「どうしよう、テスタが……」
 先程から肩を揺さぶったり、頬を軽く叩いたりしているが、まるで反応がな
い。既にネクロとウンディーネは引っ込めているが、テスタメントの黒髪は力
なく散らばり、紅い唇にはネクロのモノを咥えていた時そのままに涎の跡が
残っている。彼がこんな無残な姿になったのは、もちろん自分のせいだと自覚
しているが、どうしたら彼が目を覚ますのか、皆目見当が付かない。
「どうなさいました、お嬢さん?」
「あ、あなたは……?」
 突然声をかけられて慌てて振り向くと、頭陀袋を被り、白衣を着た長身の人
物が立っていた。とりあえず不審人物にしか見えない彼は、慇懃に頭を下げた。
「驚かせて申し訳ありません。私は通りすがりの医者のファウストと申しま
す。ところで、その方はどうなさったのです?」
「えっ、あの、その……」
 ディズィーは言い難そうに口篭もる。無理もない。初対面の人物に、いや面
識があってもこんなことは説明し難い。
 幸いにも、ファウストは既におおよその状況を察していたらしく、顔色一つ
変えずに次の質問を重ねる。
840名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:54:37 ID:qkDgfR/S
「まぁよろしいでしょう。それで、彼はいつから気を失っていたのです?」
「三十分ほど前だと思います。私、つい調子に乗って……」
 ディズィーは今一度彼の細い肩を揺さぶったものの、残念ながら目を覚ます
様子はない。
 自分を求めてくれることが嬉しくて、つい調子に乗ってしまった。最初は普
通に彼の愛戯を受けていたはずが、いつの間にかネクロは己自身を彼の口に押
し込み、ウンディーネは彼の狭い膣内に己の指を数本進入させていた。そうし
て彼女は、彼を迎え入れながら、己の分身で彼が失神するまでぐちゃぐちゃに
犯すという、かなり際どいセックスに夢中になっていた。
「いつもはすぐに気がついていたのに、今日は全然目を覚まさないんです。
私、どうしたらいいか……」
「そうでしたか。お若いのはいいことです」
 少女の実年齢を知っていればまた違った感想が出てきたかもしれないが、初
対面の彼が詳細な事情を知る筈もない。妙にずれたコメントを返して、早速患
者の診察に取り掛かる。
「ふむ、特に外傷はないようですが……」
 ひとまずディズィーを退かせて服を着るように言うと、ファウストは鞄から
道具を取り出す。半陰陽のギアとは珍しいですねぇなどと呟きながら、手際良
く診察していく。最後にディズィーから渡してもらったマントをかけてやる
と、ファウストは首を振った。
「おかしいですねぇ。もうとっくに目覚めてもいい頃なのですが……」
 ギアの驚異的な再生能力のおかげか、目立った外傷は見られない。そもそも
ギアの生命力は人間とは比べ物にならないほど強く、この程度でどうにかなる
ようなヤワな生き物ではない。
 にもかかわらず、テスタメントの意識は戻らず、さらに体温や代謝も低下し
ている。それは、医者として古今東西あらゆる医学に通じている彼の理解の範
疇を超えていた。
841名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:55:54 ID:qkDgfR/S
「この私が手も足も出ないとは……実に興味深い事例です」
 医者としてのプライドを刺激されて、ファウストは口惜しげに顎へ手を当て
て唸った。何やら怪しい独り言を繰り返しながら、猛スピードで頭を回転させ
ている。
 しばらくして次の方針が固まると、ファウストは改まった口調で切り出した。
「お嬢さん、お願いがあります」
「はい、何でしょう?」
「ざっと診た所、冬眠に近い症状がいくつか見られます。ですが、単なる冬眠
状態とも言い切れないのです。いずれにせよ、このまま放置するのは危険です。
 ですが――私の力不足で誠に申し訳ありませんが、治療方法はおろか、原因
すら判らない状況なのです」
「そんな……」
「とはいえ、彼をこのままにしておくわけにもいきません。なので、原因を探
るために、彼にしたことを順に再現していただけませんか?」
「えっ、でも、それは……」
 倒れたままのテスタメントをチラッと見て、ディズィーは口篭る。ディ
ズィーの心情を察して、ファウストは訂正する。
「いえ、違います。彼ではなく私にお願いします」
「え……っ?」
 初対面の人間に再現しろと言われて、先程とは違う意味でディズィーは目を
見張る。医者の意図が理解できなくて、思わずまじまじと凝視してしまうが、
当の本人は驚かれるのも無理はありませんがと平然としている。
「何とかしたいのは山々ですが、このままでは手遅れになる可能性があります。
かといって、彼にこれ以上の負担をかけるわけにもいきません。無茶なお願い
だとは重々承知していますが、お願いできないでしょうか?」
「でもお医者様が……」
「私のことを気にする必要はありませんよ。これでも医者の端くれですから、
人を助けたいと思う気持ちは人一倍強いのです」
「わかりました。よろしくお願いします、お医者様」
842名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:57:58 ID:qkDgfR/S
「お手数をおかけします」
 あまりに突飛な申し出だが、ディズィーは承諾してファウストに立つように
指示する。医者として原因を知りたい、テスタメントを助けたいという思いだ
けで、この医者には如何わしい目論見は全くないのは、はっきりと理解できる。
テスタメントを助けたいのは自分も同じ、いや誰よりも強いつもりだ。今自分
にできることは、この医者に協力することだ。
 ディズィーは服を脱ぎ、ファウストの前に立つと、ズボンの中からそれを取
り出す。テスタメント以外に初めて見る男性器だが、外見を裏切らぬ大きさに
驚いたものの、彼女に怖れる様子はない。
「最初はこうして……」
 ディズィーは少し身体を浮かせて位置を調節すると、自身の豊かな胸を両手
で持ち上げてそれを挟みこみ、性器を咥えた胸を波打たせ始める。
「ふぅむ」
 ファウストは別段興奮した様子もなく、淡々と扱いてもらっている。思考が
原因の解明に飛んでいるためか、下半身への刺激を意識している余裕がないら
しい。傍から見るとかなり異様な光景だが、本人達は真剣そのものだ。
「確かその後は――」
 ひとしきり胸で扱いた後は、熱を持ったそれを躊躇うことなく頬張る。平均
サイズを遥かに上回るそれを一気に呑み込んだのは無茶だったらしく、ディ
ズィーは一旦唇を離し、やや上向いた竿の先端を手のひらで包んで再度唇を寄
せる。今度は亀頭に息を吹きかけてから先端を含み、今度はゆっくりと時間を
かけて口内へ収めていく。
「ん……む……」
 ディズィーは顔を上下に動かしながら、唇で竿を扱き、舌で丁寧にカリ首や
裏筋を舐めては、唾液を絡めて愛撫する。空いた指は踊るような動きで竿の根
元を刺激する。性器を含み、しゃぶり出す音も、強烈な刺激となって、熱くた
ぎる剛直を更に太く、硬いものへと変えていく。
 少女の可憐で淫らな奉仕――その効果は絶大だった。
843名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:59:20 ID:qkDgfR/S
「こ、これは……!」
「……お医者様?」
 突然医者が素っ頓狂な声を上げて、ディズィーは思わず口を離していた。
「つ、続けてください。もしかすると、糸口が掴めるかもしれませんっ!」
 今までの淡々とした態度から一転して興奮状態に陥ったファウストは、乱暴
にディズィーの頭を掴んで奉仕を再開させる。ディズィーは驚いたものの、医
者の様子からもう少しで原因がわかるかもしれないと、ひときわ熱くなった怒
張をさらに深く喉奥まで呑み込んでいく。
「……そ、そうか、そうだったんですね」
 ファウストは今や背筋をピンと伸ばし、もみ手をしぼって喜びに打ち震えて
いる。目は斜め上の青空の一点に集中し、爛々と輝いている。
 虚空を見つめたまま動かない彼に何が見えているのか、ディズィーには解ら
ない。テスタメントを助けるため、一所懸命に舌を動かしている。
「おお……これが……!」
 恍惚とした表情で虚空を見つめているファウストの様子から、後もう一押し
と判断したディズィーは、息が詰まるほどそれを頬張り、口元から細い糸を引
きながらも、それを強く吸い上げた。
 その瞬間、ファウストのひとつしかない目がひときわ鋭い光を放った。
「…… ……  …………  」
「……?」
 ようやく医者の様子がおかしいことに気がついたディズィーは、剛直をしゃ
ぶるのを一旦止めて、上目遣いに見上げた。
「お、お医者様? ……きゃあああああ――――!」
 すると、突如早口で意味不明な雄叫びと共に、ファウストの股間から勢いよ
く白濁液が吐き出される。大量の精液を真正面から浴びたディズィーに追い討
ちをかけるように、ファウストの身体はそのまま勢い余って後ろへ倒れてし
まった。
「お医者様っ、どうなさったんですかっ! お医者様ーッ!」
 ディズィーが慌てて抱き起こすも時は既に遅く、テスタメントの後を追うよ
うにファウストも未知の世界へと旅立って行った。
844名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 02:00:39 ID:qkDgfR/S
 今日も森は晴天に恵まれ、のどかな時間が流れていた。
「……」
 ところが、その穏やかな空気とは対照的に、木陰から遺跡を覗いているブリ
ジットは、幹にしがみ付いてガクガクと震え上がっていた。
 ブリジットの視線の先には全裸のギアと自称医者が倒れており、その傍らで
賞金首が呆然と座り込んでいる。今度こそはと賞金首を捕まえに来たのに、逆
にギアやら白衣を着た化物やらを鮮やかかつ淫らに倒す賞金首の魔力を、特等
席で堪能する羽目になってしまった。
 もしかすると、今なら捕まえることができるかもしれないが、万一自分も襲
われたらと思うと……。一応男の範疇に入るブリジットは、無意識に自分の股
間を手で隠すような格好で、いつ見つかってしまうかと気が気でなかった。
「えーっと、あの、その……そんな簡単に相手を倒せるなら、いい武器かもし
れませんね。口と手だけなら、無精者にもメンテナンスが簡単そうですし……。
 でも、できればウチ……賞金首さんを捕まえて、村に帰りたいんだけど……」
 賞金と貞操と。どちらを取るべきか延々と悩みながらも、休むことなくペン
を走らせている彼は、特ダネのためなら火の中水の中、立派なライターの鏡で
あった。


 その後大衆向け総合誌『週刊サンデーギア』にて、『【人を傷つけないギ
ア】は可憐な淫獣! お医者さんごっこの果てにあるものは――本誌記者が命
がけの潜入捜査! 化物やギアをも一発で昇天させる淫靡な魔力が、今明かさ
れる!』なる記事が、一大センセーショナルを巻き起こした……。
845名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:47:33 ID:S+SH8MUA
GJ!!!!

できればテスタメントとのシーンも、書いてほしかったな…
846名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:25:00 ID:zUh18V4O
イイヨイイヨー
847名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 21:44:21 ID:zcODW/c3
和んだ
848名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 19:07:37 ID:XhUCfKDf
ファウスト×患者の少女(医療ミスで死なせた子)キボンヌ
849名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 22:36:06 ID:62S4zF9b
エエエェェェェェエエエエエ
850名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 16:54:45 ID:P4PFHQAp
すまん、言ってみたかっただけだ
851名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 00:04:35 ID:98G0oKz1
ザパ攻めとか言ってみる・・・無理だな
852名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 20:45:01 ID:Bb325xg5
攻めでも受けでもなんでもいい…漏れもザッパキボン
853名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:10:48 ID:SpxMWWwK
|Д`) ダレモイナイ・・ホッシュスルナラ イマノウチ




※ドラマCD黒からヒントを得た「パラレル女王様デズテス」です
※と言いつつも本人はドラマCD聞いてないので、たぶん口調とかおかしいです
※できれば寛大なお気持ちで
854名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:11:31 ID:SpxMWWwK
「…テスタメント、お召しにより参上いたしました」
「お入りなさい」
「失礼、いたします」
扉の閉まる重い音を背後に聞き、黒衣の青年は一礼する。
無骨な印象のぬぐえない部屋だった。
旧時代の遺物であるこの本拠は、特徴的な直線と金属によって構成されている。
ここは主の居室として豪奢な体裁が整えてあるものの、それでも、
ブラックテックの気配を覆いつくすまでには至っていない。
(…そもそも、美意識を解するものがいないのだ)
なぜなら、そんなものは不必要だからだ。
戦闘兵器たる、彼らギアにとって。

「…こちらへ」
涼やかな声が降った。導かれるように、テスタメントは歩を進める。
部屋にしつらえられた細工ものの寝台。天蓋から幾重にも下げられた薄布が優美なドレープを描く
そのスペースは主のお気に入りであり、果たして、彼女はそこにいた。
ギアの女王、ディズィー。
彼女は一目で湯上がりと知れるガウン姿で、クッションと敷布にうもれたしどけない寝姿をさらしている。
むせかえるような女の匂いに、テスタメントはぞくぞくと背が震えるのを感じた。
戦闘時にも似た、高揚感。
だがここにあるのは、完膚なきまでに征服されることを望む歪んだ愉悦だ。
寝台のそばに跪く。ぱたり、と敷布の上で差し伸べられた黒い尾に、テスタメントはそっとくちづけた。
「……ご機嫌いかがでしょう、我が主」
「すこぶる悪くてよ、我が僕」
尾が動くその仕草に差し招かれ、彼は寝台の上へと身体を移す。
とたん、華奢な手にぐいと髪を引かれ、さしたる抵抗もしないまま仰向けに引き倒された。
「…だから、ご機嫌取りに来たのでしょう?」
目の前には、ただ無邪気な少女の笑顔。
与えられたくちづけは、血の味がした。


855名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:13:56 ID:SpxMWWwK
***


動かないでね、と言われれば、動くことはできない。
それが指揮型たるディズィーの力であり、テスタメントが従属型たる所以だった。
テスタメントの両腕は頭上に纏め上げられてこそいるが、縛められているわけではない。
なのにどうしても、力が入らない。
そう。この力が王の証。
彼女こそが今唯一の、己が主。
「…お望みとあれば」
そう答えると、ディズィーは満足げに微笑んだ。
寝台に横たわるテスタメントの身体にのしかかり、華奢な手を伸ばす。
「殊勝な僕だこと」
青白い胸板の、みぞおちから鎖骨へ、撫でるように動いた指の軌跡が赤く染まる。
爪先の血を舐めとると、ディズィーはただの布と化した彼の黒衣を払い、傷に唇を這わせた。
舌で執拗になぞり、幾度も肌を吸い上げる。
856名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:15:15 ID:SpxMWWwK
「…逆十字でも、刻みましょうか。我々らしく」
───でも、すぐに消えてしまうわね。
ギアの再生能力は、人間などとは比べ物にならない。
彼女の言葉どおり、花のような唇が通り過ぎればもはや傷など見えず、ただ花びらの跡が残るのみで。
そしてその跡すらも見る間に薄くなり、消えてゆくのだ。
「お前には血が似合うわ、テスタメント」
不健康なまでに白い肌と、すべてを拒む黒衣と。
鮮やかな鮮血の赤の、その対比。
「…傷を、持たせたいの」
爪がひらめき、青白い肌に再び線が刻まれる。
血が溢れたが、テスタメントは瞬きもしなかった。
「……どうぞ、御心のままに」
顔を上げた少女に向かい、言葉を重ねる。
「全て貴方の物です。我が主」
「…そうね」
得心の笑み。
わずかに赤く染まった唇をぺろりと舐めたディズィーは、何かの合図のように片手を振った。
ふ、とテスタメントの両腕に力が戻ってくる。支配が解かれたのだ。
「私の僕なら、己を律してみせなさい。───動いたら、怒るわよ」

857名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:16:05 ID:SpxMWWwK
帳の内にこもる熱と吐息。寝台の軋みにまぎれた喘ぎは、果たしてどちらのものだったのか。
「…ディズィー、様。そのような…」
「お黙りなさい」
弱弱しい抗議をぴしゃりといなし、ディズィーはそそりたつ彼の牡へと唇を寄せた。
口づけた頭をやわらかく食み、包み込む。更に敏感な先端を舌でつつくと、テスタメントの身体がびくりと震えた。
いったん口を離し、それがキャンディかなにかであるかのように、幾度も舐め上げる。
軽く吸い上げ、ことさら音をたてて繰り返し───再び、彼女は牡を含んだ。
「んんっ…」
「…くっ、う……」
テスタメントが漏らした、泣くような、耐えるような声に、ディズィーは己の興奮をも自覚する。
のどの奥まで迎え入れる。含みきれない幹には指を絡ませ、擦り上げる。
そうして頭ごと、振るように上下すると、意外にもあっけなく、テスタメントは音を上げた。
「ディズィー様、……いけま、せん。これ以上は…っ」
「…もう?」
答えるディズィーも、息を弾ませている。
「……もう少し、保ってくれないと、困る、わ」
「ディズィー様っ…?!」
「己を律せよと、言ったはずよ」
858名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:17:05 ID:SpxMWWwK
凄絶に微笑った少女は、再びその頭を青年の脚の間へと沈めた。ただ、それは今までよりもより深く───
「ァアッ、あ……!!」
一際鋭い叫びが上がり、がくん、とテスタメントの腰が跳ね上がる。
それでも「動くな」という主の命を守らんとして、身体を敷布に押さえつけようとするものの、
どうしても小刻みな震えを抑えられないままテスタメントは唇を噛んだ。
「…ふふ」
唇を離されればぴちゃりと小さな水音がして、そこが既に潤んでいたことが知れる。
彼に存在する、まぎれもない牝の部分。
男性の自意識を持つテスタメントにとって、そこは己の身体とはいえ異質なものだった。
体躯に比べ明らかに幼いそこは無論牡など知るはずもない。
だが慣れないがゆえか吐息にすら敏感に反応するそこが、彼の最も感じやすい部分であるというのは、
肌を重ねるディズィーだけが知る事実だった。
しなやかな指が入り口付近を掻き回し、溢れ出た蜜を擦り込むように幾度も押し付けられる。
赤い唇が牡に吸い付き、甘噛みし、這い回る。
弱い部分を一斉に攻められるあまりの刺激に、抗しきれずテスタメントの身体が大きくのたうった。
「ふ、うぁアッ…あ………!!」
瞬間、見計らったかのように奥まで突き込まれた指の衝撃に、悲壮なまでの喘ぎが漏れる。
それでも、主の許しあるまで耐えようと歯をくいしばる彼に向かい、ディズィーは笑顔で言い渡した。
「ホラ、まだ耐えられる、でしょう?」
それは問いかけではなく、また確認ですら、なかった。
形のみやわらかな命令に、テスタメントは息をのむ。
甘い責め苦は、いまだ始まったばかりだった。


859名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:18:00 ID:SpxMWWwK
***


「あぁっ…テス、タっ……!」
彼の牡に手を添え、跨がる格好で膝立ちしたディズィーがゆっくりと腰を落としていく。
熱くぬめる粘膜にずっぽりと包まれる、極上の快楽。それにすら、テスタメントはただただ
身を震わせて耐えていた。
あれからいかほどの時間が過ぎたのか。ディズィー自身は幾度となく昇りつめたにも関わらず、
テスタメントに未だそれは許されていない。
びくびくと、その身体は痙攣にも似たわななきが既に止まず、空気を求めて喘ぐ口からは声も出ない。
すでに意識はもうろうとしたまま、それでも彼は、主の命をかたくなに守り続けていた。
「…テスタ、テスタメント」
ディズィーが顔を寄せ、名を呼ぶと、涙で膜がかった瞳がこちらを見る。
かろうじて繋ぎ止めているであろう意識で何事かを喋ろうとするが、どうやら
荒い息を整えることすらかなわないような状態だった。
「テスタ」
ディズィーは身体を繋げたまま、伸び上がるようにして彼に口づけた。
「…いい、わ」
ほんの短い言葉で彼女が『許可』を与えると、彼はかすかに笑ったようだった。
その次の瞬間、思いがけない力できつく抱きしめられ、ディズィーは面食らう。
「テス、タ?!」
「……るし、を」
…お許しを。
その言葉が、ディズィー本人も忘れていた彼の両腕の呪縛のことだと思い至ったのは、
仰向けに押し倒されたうえのしかかられた後のこと、だった。
普段の取り澄ました冷静さとはまるで別人の、獣の性を剥き出した表情を見たと思ったとたん、
その荒々しい愛撫と性急な律動とにディズィーはたちまちのうちに主導権を奪い去られていた。

(…まったく、見上げた僕だこと…)
思わず口の端に笑みがのぼる。
そんなことを思ったのを最後に、ディズィーは彼の激情へと、その身を委ねた。
860名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:20:24 ID:SpxMWWwK
|Д`) イキギレシチャッタ・・オメヨゴシ スマソ

|彡   ピャッ
861名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 05:10:00 ID:MXlLqOT1
今これで2回抜いた
862名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 08:22:51 ID:VrN8S4H3
あああああ主従テスデズ萌え
863名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 12:32:49 ID:iEkYvs+q
ザッパは需要ないのかようわああぁあん
医者×ザパ投下してみようと思うのですが・・・
864名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 16:02:31 ID:CShry8ZQ
>>863
超キボンヌ
ザッパ大好き…!
865名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 22:33:53 ID:hekYlco0
>>863
医者もザッパも大好きなので是非ぜひぜひ…!
866名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 22:53:46 ID:11n1pc8U
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
867AKAME:2005/05/02(月) 16:02:16 ID:mVaafKEz
みなさんにお願いがあります。よろしければ協力してください。
投票選択の
「ジルバ(ポポロクロイス物語Uバージョン)」
「ナルシア(ポポロクロイス物語Uバージョン)」
「ナルシア(ポポロクロイス)」
「ルナ(ポポロクロイス)」
のどれかを下記のページで選択して投票してください。
http://ribbon.sakura.ne.jp/vote700/tvote.cgi?event=index
868名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 19:22:34 ID:5PhioQNf
知るかボケ
869名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 19:43:34 ID:zGbgPnZi
マオに投票しますた
870名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 19:45:34 ID:zGbgPnZi
誤爆しました。
すいません
871名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:07:12 ID:oL76Qi39
アバに関する物ない?相手誰でもいいから・・・(一人えちーでも
872名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 23:38:19 ID:cZXqNB8W
アバなら一人えちー萌え
873名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 03:41:37 ID:nrLNpDaz
本当に一人えちーでも相手がポチョでもいいからあってほしいな
874名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 20:03:39 ID:HQWZk6rE
ホッシュ
875名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 23:45:50 ID:s7Kt5FSv
>863ちょ、ちょとおちつけよ。な?
ザッパは男だよ!?
ついでにアッゲ
876名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 13:03:10 ID:1wnu0cRE
男でもいいじゃん。なんでもいいから見たい。
877名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 22:42:34 ID:sMQwT7CG
アゲトキマスネ
878名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 02:59:02 ID:WTq6uWwn
ザッパやアバを求める流れの中、流れぶち切って申し訳ないと思いつつ
ジョニテスを書いたんだけれど、投下しても良いですか?
文章力不足&捏造設定満載で何とも拙い出来ですが……。
879名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:13:15 ID:aM9wAVNE
投下しる!!
880878:2005/05/15(日) 03:58:10 ID:WTq6uWwn
878です。
お許しが出たようなので投下致します。
ジョニーがちっとも良い人ではなく、テスタもへたれ、微妙にレイプっぽいですが
その辺はお許し下さい。
881& ◆87bISEKj.k :2005/05/15(日) 03:59:09 ID:WTq6uWwn
「何故鍵を閉める」
後ろ手で部屋のドアの鍵を閉めながら入ってきた男―ジョニー―にテスタメントは訝しげ尋ねる。
「いや、何、こうしておかないと誰が入ってくるか分からないからな」
「は?」
「ああ、何こっちの話だ」
「…まぁ良い。で、ディズィーがどうしたって?」
「ん?ああ、そうだったな」
「おい、何だ、ディズィーに何かあったのか!?」
ジョニーの曖昧な受け答えにテスタメントが声を荒げる。
「まぁまぁ、そう興奮しなさんなって」
「ふざけるな!ディズィーに何があった!」
呑気そうなジョニーの態度を見てテスタメントはますます語気を荒げ、今にも彼に掴みかからんばかりだった。
そんなテスタメントの様子を面白げに眺めながらジョニーは呑気そうな様子を崩さずに言う。
「おお、怖い怖い。安心しな、あの娘は無事だ」
「それは、本当か?では……」
「ああ、何と言うか、今日はお前さんに用があってね」
「私に?」
「そう、まぁこう言う事だな」
と、一瞬の隙を突いてジョニーはテスタメントの身体をベッドに押し倒した。
「貴様っ…!何を…?!」
「何、悪いようにはしないって」
「ふざけるなっ!!……あっ……」
素早くスリットの間に差し込まれたジョニーの手がそこに達するとテスタメントの顔から血の気が引いた。
「止めろっ!頼む、本当に……」
「ま、嫌よ嫌よも何とやらってね……ん?」
ジョニーの掌は本来そこにあって然るべきモノにしっかり到達している。
が、彼の掌はその更に奥にあるもう一つの感触も同時に感じている。
これは、一体?
882& ◆QWv3R1XL8M :2005/05/15(日) 04:00:22 ID:WTq6uWwn
「……ちょっと待った、お前さん、まさか」
つぷ、と試しに指を差し込むとそこはさしたる抵抗も無く進入を許し、と同時にテスタメントの身体が微かに震えた。
「こいつは驚きだ…いや、待て、じゃあこっちにあるのは……?」
「……いい加減にしてもらおうか」
ふと見ると組み敷かれたテスタメントが羞恥と憤怒に顔を真っ赤に染めながらこちらを睨んでいた。
「今すぐに私を解放するならば命だけは助けてやる。さもなければ……」
はっきりとした殺意をその紅の瞳に宿しテスタメントは喉から搾り出すように言う。
「ほう、さもなければ、どうするって?」
そんな事は意に介さず、といった調子でジョニーは答えながら、更に指を深く差し込み、内壁を擦る様に動かす。
「ひっ…、や、やめ……っ」
すると上ずった声が彼の口から漏れると同時に今度ははっきりと分かるように青白い身体が反応を見せた。
「なぁ、どうするんだって?」
そんなテスタメントの様子を楽しみながら、ジョニーは意地悪く彼の耳元で囁く。
「俺を八つ裂きにでもするか?それともこの船を落とすか?おっと、それは出来ないか。大事なお姫様が乗っているんじゃな」
「……っくぁ……」
「それにしても、随分と感度が良いみたいじゃないか。一人でする時はこっちを使っているのか?」
「な、何を…言って…」
「ちょっと弄っただけでこんなに感じるって事は普段自分でしてるか、それとも……」
巧妙な動きでテスタメントの内部を犯す指の数はいつしか増やされていたが、熱い蜜液に濡れ淫猥な水音を立て始めている場所は
何の躊躇も無く侵入者を受け入れてしまう。
そうこうするうちにその血色の悪さから普段は青白く見える肌は与えられる刺激によって色味を増し、うっすらと汗さえ浮かび始める。
既に彼の全身から抵抗する力は消えつつあった。
圧し掛かってくる相手を押し返していた手は、今は寝台のシーツをきつく握り締め、閉じようとしていた膝からは
力が抜け、されるがままに割り裂かれている。
艶やかな黒髪が花のように広がり、その中央に座す美しい顔が快楽に歪む。
「誰かにしてもらっているか……だろう?」
883878です。:2005/05/15(日) 04:04:45 ID:WTq6uWwn
粘液を纏った指を無遠慮に引き抜くと、それを追うかのように華奢な腰が浮いた。
「どうなんだ?今まで何人の男といやらしい事をしたんだ?」
「そんな……事、私が……っ」
「嘘を吐くなよ。でなけりゃこんなに濡れるはずないだろう」
ぬるぬると糸を引く指先をテスタメントの唇に押し付けながらジョニーは言う。
そのまま口中に強引に指を押し込み、舌を弄ぶ。
「自分のだろ?綺麗に舐め取るんだな」
次の瞬間、ジョニーは指に痛みを感じて、指を引き抜いた。
見れば人差し指の第二関節付近の肉が千切れて血が噴出している。
ジョニーが身を引いたのと同時にテスタメントは寝台から跳ね起きて、間合いを取り何処からともなく出現した大鎌を手に取り身構えた。
「おいおい、痛いじゃないか」
「……黙れ。貴様、よくもこの私を侮辱してくれたな」
テスタメントの全身からは憎悪と殺意が立ち上り、血のように赤い眼がジョニーを睨め付ける。
「言ったはずだ。命は助けてやると」
「そうそう、その続きを聞こうと思っていたんだな」
指から血を滴らせながらも、ジョニーは相変わらずの調子で言う。
「で、どうするって?」
「貴様は許さんぞ。髪の毛一筋残さずこの世から消し去ってくれる」
と、言うやいなやテスタメントの構えた大鎌が空を切り、ジョニーの喉元目掛けて迫ってきた。
それを後退して避けたジョニーの足元から異形の怪物が現れ大口を開けて彼を飲み込もうとする。
「危ない危ない」
間一髪で怪物の攻撃を避けたジョニーの頬を鎌の切っ先が掠めた。
刃先はそのまま彼のサングラスを跳ね飛ばし、勢い良く飛んだサングラスは壁に当たって派手に割れた。
「あ〜あ、勘弁してくれ、高価いんだぞ」
そう言うジョニーの頬には目の縁の際まで真っ直ぐ伸びる赤い線が刻まれている。
「安心しろ。今後の貴様には必要のないものだ」
「そう怖い顔をしなさんなって、折角の美人が台無しだ」
首を切り落とそうと迫る大鎌や、縦横無尽に出現する怪物をひらりひらりとかわしながらジョニーはテスタメントに近付く。
そのジョニーの様を見てテスタメントが悔しげに顔をしかめた瞬間ジョニーは一気に間合いを詰めると、彼を壁に追い詰めその白い首に手をかけた。
884878です。:2005/05/15(日) 04:06:35 ID:WTq6uWwn
最初の2スレ名前が妙な事になってしまいました……すみません。以下続き↓

「チェックメイトだ」
「くっ……」
「ギアとは言え、このパーフェクトな俺に勝とうなんてのは無理ってものさ」
首にかけた手に力を籠める。
「そういやお前さん達ギアってのはちょっとした傷ならすぐに治るんだって?例えばこんな傷とか」
ジョニーは先ほど噛まれた指を見せながら言う。
傷からは未だに血が溢れ、彼の手を真っ赤に染め上げている。
「いくら俺がパーフェクトだと言ってもな、流石にこれは痛いんだからな」
「っ……ぐぅ……」
「美しいレディの頼みなら何でも聞いてやりたいところだが、ハードなSMはお断りしているんだがな」
そう言いながら、ジョニーは血まみれの手で隠し持っていたナイフを取り出すと、テスタメントの首を掴んでいた手を離した。
ようやく解放されたテスタメントが息を吐いた時、ジョニーは先ほどまで首を掴んでいた手で今度はテスタメントの手首を捕らえた。
そして、テスタメントが言葉を発する間を与えず床に引き倒すと、今度は彼の両手首を掴み頭上へ上げさせた。
次の瞬間。
「……くっ……あああああっ」
ジョニーが持っていたナイフで重ねられたテスタメントの掌の真ん中を突き刺すと悲痛な叫び声が室内に響き渡った。
885878& ◆5xzsXymOf6 :2005/05/15(日) 04:07:59 ID:WTq6uWwn
失礼2スレではなく2レスでした……何やってんだか

刃は見事に二つの掌を貫通し、床に深々とつき立てられた。
「貴様……こんな、事っ……!!」
「ああ、こうでもしないとお前さん暴れるからな、我慢してくれ。それと」
と、ジョニーは傷ついた手をテスタメントの顔の前にかざして更に言う。
「こっちもそれなりに怪我してるんだから、ま、これであいこって事さ」
「それは、……っ自分の…せいだろう……っ」
「まぁ、それもそうだな」
ジョニーは備え付けの机の引き出しから包帯を取り出すと、片手で器用に傷を覆っていく。
真っ白な包帯に赤い染みが広がる。
「しかし、お前さんも強情だね。大したもんだ。今までこれやられた女は泣くか喚くかだったんだけどな」
「ふ……ざけるな、私は女では……あっ」
「濡らしまくって感じるくせしてそりゃ無いだろう?触られてそんな声出す男はいないぜ」
先ほどの刺激の余韻もあるのか、それとも激痛が新たな刺激になっているのかそこに触れた指はぬるりとした感触と供に容易に飲み込まれた。
ねっとりと肉道を掻き回されると、嫌でも体は反応しその証拠にそこに収めたものをしっかりと締め付ける。
「くっ……やぁっ……」
「素直になりゃこんな無理な姿勢でやる事も無かったんだからな……おっとあんまり暴れるな、手が裂けるぞ。最もそうなりゃお前さんは自由だがな」
事実屈辱と快感にテスタメントが身体を捩る度に根元まで突き刺さった刃の端から鮮血が溢れ、傷口が少しずつ広がっていく。
確かにこのまま両手を引き裂けば拘束から逃れられるだろう。
だが、いくら彼がギアといっても痛覚は常人と変わりないのだし、自己修復機能をもってしてもこれほどの怪我が一瞬で完治するとは思えなかった。
羞恥と怒りと屈辱と痛みとそして、確かに感じる悦楽にテスタメントの真紅の瞳が涙に濡れた。
その時下腹部に何かが宛がわれたと思うとそれが一気に侵入を始めた。
886878です。:2005/05/15(日) 04:11:17 ID:WTq6uWwn
「あ、いああああああああっっ」
抵抗は敵わなかった。乱暴に拘束され、いつのまにか脚は抱えられた状態でその侵入を防ぐ事など出来る筈も無かった。
「いつまでも待たせちゃ可愛そうだからな……ああ、良い塩梅だ……」
無遠慮な行き来を繰り返しながらそう囁く男に、気が狂いそうな程の憎しみが湧く。
だがすぐに抵抗の術が無い自分に、僅かでもこの男に隙を見せた自分に、一時でも快感を感じてしまった自分にたまらない屈辱を感じる。
もう既に舌は噛んだ。何度も何度も何度も。
ギアである自分がそんな事をしても何の矜持が保たれる訳では無いと分かっていても。
口中に錆の味が広がり、口の端から唾液交じりの血液が溢れ、頬を伝い落ちその下に広がる漆黒の髪に吸い込まれた。
下半身が突かれる度に浅ましい快楽が背筋を這い上がる。
掌の傷はその動きに伴い無残にも広げられその度に鋭い痛みが脳を揺さぶった。
屈辱は快楽に打ち消され、快楽は激痛に切り裂かれ、激痛は再び屈辱をその身に齎す。
その繰り返しによるあまりに大きな感情の振幅にテスタメントは千千に乱され、出来る事と言えばただ喘ぐだけだった。
887878です。:2005/05/15(日) 04:12:31 ID:WTq6uWwn
「ほら、どうした。気持ち良いなら良いって言ったらどうだ?感じてるんだろ?」
「いっ……ひああっ、誰がっ……」
「それじゃ、これは何なんだ?」
「やっ、やめっ……そこは……っ」
それまで蔑ろにされていたもう一方の性器を握られ、手淫を施されると思わず身体が跳ね、ナイフの刃が掌の肉に食い込んだ。
「痛っ……ああっ、お願……やめ……」
「こっちでも良いのか。お前さん本当に便利な身体してるんだな。入れられるのも入れるのもOKって訳かい」
「くあああっ、もう……嫌だ……あああっ」
「嫌?こんなにあっちもこっちもびしょ濡れにしてそれはないんじゃないか?」
その言葉通り結合部からは淫水がぽとぽとと滴り落ち、握られた性器からは透明な粘液溢れ出てジョニーの手を汚している。
「そうだよな、ちょっと弄くられただけで濡れまくる位淫乱なんだから堪らないんじゃないか?っおお、何だ淫乱って言葉に反応してんのか?急に凄い締め付けだぞ」
果たしてジョニーの言葉通りなのか、それとも絶妙な二点責めによるものなのかいよいよテスタメントの理性が快楽に膝を屈する時が来たようだ。
それと同時にジョニーの動きも早くなる。
「ああ、良いな……まるっきり女みたいだ……そんな面……見てるとな」
一息に体の奥にまで突き刺され、体内で急速に膨れ上がった性器が勢い良く精を放つ。
「あ……あああっ……嫌ぁ……」
同じように腹筋に届かんばかりに怒張した性器もどくどくと白濁した液体を吐き出した。
テスタメントの思いとは裏腹に性器を捕らえた肉壁は更なる射精を促して収縮を始め、噴出す液体の勢いは収ってはくれなかった。
一方ジョニーも思う存分テスタメントの体内に注ぎ込み、しばらくたってようやく満足したのかずるりと自身を抜き取った。
888878です。:2005/05/15(日) 04:14:54 ID:WTq6uWwn
「ああ……中々良かったぜ、あんた」
手早く身支度を整えたジョニーはそう言いながら柄に手をかけ、躊躇いも無くナイフを抜き去る。
「いあっ……」
絶頂の余韻を感じる間も無く、今度は激痛が全身を駆け巡った。
小刻みに震える両手は見るも無残に穴が開き、散々広げられた傷口からは未だに鮮血が流れ出し、肘まで届く無数の赤い道を描いている。
こんな状態ではどうやっても一日や二日でまともに動かせるようになるはずが無いのは誰の目にも明らかだった。
889878です。:2005/05/15(日) 04:15:43 ID:WTq6uWwn
「ま、完治するには時間がかかるだろうが、お前さんの事だ。動かせなくなるって事は無いだろ」
ナイフに纏わりついた血を拭きながらジョニーは言う。
「……そうだな。貴様はその間に出来るだけ遠くに逃げる事だな」
上体を起こし、血まみれの両手を見詰めながらテスタメントが言う。
「はぁ?何でだ?」
「この両手が元に戻った暁には貴様の首をいただく」
「おいおい、まだそんな事……」
「黙れ。私に、よくも、こんな……」
「そう言うな、お前さんは次に会う時は自分から脚を開くようになるんだからな」
「戯言を吐かすな。頭に虫でも湧いたのか。それとも……」
「お姫様の安全はお前さん次第、と言ったら……どうする?」
「?!」
890878です。:2005/05/15(日) 04:16:34 ID:WTq6uWwn
「……と、まぁそういう事だ」
「貴様……ディズィーを……」
「安心しな、彼女には手は出さないさ。……あんたがおとなしくしていればな」
「……何て事だ……」
「出来るだろ?あんたはあの娘を守るんじゃないのか?」
ジョニーは笑顔を浮かべてこちらに近付いてくる。
その微笑みは丁度悪魔が契約の対価を受け取る時のそれとしか言えない邪悪で妖艶なものだった。
ぐっと頤を掴まれ、瞳を覗き込まれる。
テスタメントは普段はサングラスの奥に隠された青い瞳に傷つき絶望した自分の姿を見た。
ジョニーはその体に流れる血と同じ色をした瞳に残酷な笑みを浮かべる自分の姿を見た。
唇が重ねられても二人の目は閉じられる事が無かった。
「さて」
唇を離し、ジョニーは笑顔のまま言う。
「次は噛み付かないでくれよな」

糸冬
891名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 04:18:46 ID:Sudcit08
ウホッ、イイテスタ

職人さん乙です!
リアルタイム初めてだ・・
892878です。:2005/05/15(日) 04:19:16 ID:WTq6uWwn
と、言う訳でこれにて終了。
SS書くの&投下は初めてなので誤字脱字等お見苦しい点は多々あると思いますが、
大目にみてやって下さい。
それではお目汚し失礼しました。
893名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 09:59:17 ID:pgqKG5f0
キチクジョニバンジャーイ
894名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 01:37:43 ID:EXHMtBp5
鬼畜ワショーイ
895名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 14:50:34 ID:kJFGvbq0
ホシュディスヨ
896名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:01:23 ID:qzuni3rs
ジョニ絡みでジョニ紗夢投下
需要あるようでしたら続きも投下します〜


しっとりとした夜風が少しだけ開け放された窓から店内へと滑り込み、長い髪を軽く撫でて何処かへと去っていく。
夜の旅人の気紛れな愛撫にも似た感覚に、紗夢はさらりと後れ毛をかきあげた。
「お、色っぽいねぇその仕草。」
カウンターに唯一残ってちびりちびりと酒を煽っているその客の戯言に、じろりと視線を向ける。
「ジョニー・・いつまで此処にいるつもりネ。閉店時間、とっくに過ぎてるアルよ。」
「固い事言いなさんな、目の前のキュートなレィディをいつまでも眺めていたいっていう男心を判ってくれよ。」
店内の後片付けもほとんど終え、後は電気を落とすだけ。
それなのにこんな言い訳ばかりを繰り返し、この曲者はいつまで経っても店から出て行こうとしない。
「いい加減帰らないト、アンタとこの馬鹿力娘が煩いでショ?それになによりアタシが迷惑アル。」
「・・・いやぁ・・・それなんだがなぁ・・ちぃっと事情があって・・今晩は船に戻れんのよ。」
「ハ?」
897名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:02:25 ID:qzuni3rs
ジョニーの話しによると、彼の船には色々な記念日が存在するという。
それこそ「そんなものまで?」と疑いたくなるような小さな事まで少女達は記念日と決定付け、何かと祝杯を上げたがる。
そして今日はメイ絡みの記念日だったそうなのだが
彼はそれをすっかり忘れており、逆上したメイに同調してクルー達から船を追い出されてしまったそうだ。
「一日経てば、ほとぼりも覚めると思うんだがなぁ・・そういう訳よ。」
「そなの自業自得でショ。」
ふん、とその一言の内に切り捨て、カウンターに残っているグラスを片付けようと伸ばした手を不意にジョニーに掴まれ、
一瞬ぎょっとしたような顔でジョニーを睨みつける。
だがジョニーはそんな視線を気に留めた風も無く、呑気にその白い腕を眺めている
「御前さん・・細い腕してるねぇ・・これで良くあんなでかい中華鍋を振り回せるもんだ。」
「ほっといテ!早く離すアル!」
だがジョニーはその手を離そうとせず、突然その手の甲に唇を落とした。
予想だにしなかった彼の行動に不覚にも紗夢は顔を赤らめた。
「な、何するアルか変態!!」
反射的に引こうとした身体を掴まれた腕ごと引き寄せられ、そのままカウンター越しに抱き締められる。
酒の所為で上昇気味なジョニーの体温が余りにも生々しく紗夢に伝わり、一瞬反論の言葉を呑み込んでしまった。
自分の腕の中で硬直した紗夢の様子に、ジョニーが苦笑いを零す。
「御前さん・・男にこうして抱き締められた事、無いのかい?」
なんだかお子様だと馬鹿にされたようで、紗夢の頭にかっと血が昇る。
「関係無いでショ!!」
お得意の拳法をお見舞いしてやろうとつかまれた方と逆の拳をその顔面へと繰り出すと
するりと回避した瞬間、そのトレードマークとも言えるサングラスが硬質な音を立て、カウンターへと転げ落ちた。
「おっと・・危ない危ない。」
怒った風も無く、ただ優しくそう呟き紗夢を真っ直ぐ見つめ返す。
898名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:04:03 ID:qzuni3rs
その瞳に、紗夢は思わず見入ってしまった。
そこには今まで黒いレンズの奥に隠れていた、蒼く澄み切った瞳が存在していた。
何処と無く、憧れのあの人の瞳と重なる。
その蒼が自分の瞳一杯に溢れたと思ったら、唇に触れた柔らかな感触。
瞬間何をされたか検討もつかず、きっと自分はとても間の抜けた表情をしたのではないかと思う。
だが次の瞬間、微かにくぐもったような水音で自分の置かれている状況を理解した。
自分は今、ジョニーと口付けを交わしているのだと。
「・・んはっ・・・!」
逃げようと腰を引くのだが、ジョニーの腕が驚く程固い拘束具となって離さない。
いや、それは解こうと思えば簡単にほどけた糸のような拘束だったのかもしれない。
だがその時の自分には、到底解けないであろうと思えたのだ。
899名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:04:50 ID:qzuni3rs
「っむ・・・」
いつしか自分から積極的に舌を絡ませ、ジョニーのそれに応えていた。
彼から唇越しに伝わる強い中国酒の香りに、頭のずっと奥がじんと痺れるようだ。
いつまでそうして二人、熱い口付けを交わしていたのだろうか。
やがてジョニーの方がすっと唇を遠ざけると、離れるのを惜しむかのように細い糸がつぅと紗夢の唇を伝った。
ぼんやりとした瞳に、ジョニーの悪戯っこのような笑顔が次第に現実を帯びて映りこみ
遅れて羞恥心が紗夢の体内にじわじわと湧き上がる。
取り敢えず反射的にジョニーに背を向けるとやんわりと、だが強くその肩を掴まれた。
「なぁ・・紗夢。俺はまだ、最高級のデザートを頂いてないんだが。」
それが自分の事だというのは聞かなくても勿論理解していた。
だがこんな調子のいい男の思い通りにさせるなんて、プライドが許さない。
こいつは只今晩だけ転がり込める、都合の良い寝床を求めているだけなのだ。
身体にくすぶる熱を必死に理性という水で消し去り、拒絶の言葉を浴びせようとした瞬間
首筋にジョニーの唇が当てられ、思わず身体がびくんと跳ね上がった。
「是非、堪能させて欲しいんだがなぁ・・」
切なく、甘い吐息が紗夢の後れ毛を揺らす。まるで先程のとろとろとした夜の風のようだ。
先程のように、腕で拘束されている訳でも無い。両肩に置かれている手は簡単に払いのけられる。
だがその吐息は見えない鎖となって、紗夢をその場に縛り付けた。
逃れられない・・
微かなる絶望と、大いなる甘美な夜への堕落
紗夢の口からは拒絶の言葉では無く、ただ長い溜息だけが零れ落ちた。
900名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 21:19:31 ID:5NlVYdDD
イイヨーイイヨー
続きキボンヌ
901878:2005/05/20(金) 22:50:51 ID:8y4Vf6JS
紳士なジョニさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
やっぱりジョニーは美女を転がしてなんぼですねw
それに比べ……orz
続きお待ちしています。
902Dr.K:2005/05/23(月) 00:01:13 ID:mLtpiP4j
ジョニ紗夢続き投下します。
中々本番に逝きそうになくてすみません・・(´・ω・`)




しゅるり、と髪留め代わりの空き缶が外され、たっぷりとした髪がカウンターに影を落とす。
「ちょ・・こなとこデ、するつもり・・!?」
困惑した表情で、茶色い瞳が軽くジョニーを睨みつける。
カウンターを回り込み、二階の自室へと上がろうとした紗夢をジョニーは素早く抱きすくめていた。
そのまま軽々と抱き上げると、カウンターへその身体をすとんと下ろす。
「ご不満かいお姫様?」
「当たり前でショ!!お風呂にも入ってないのニ・・」
そんなもの、拒絶の言い訳などになりはしないのに。
「そのままで、俺は構わないんだが?」
「アタシが構うノ!!油臭いシ、汗だってたくさんかいてるシ・・」
一日熱のこもった厨房にいるとどうしても臭いが染み付く。
強い香辛料、油、煙、汗、自分でも解る程酷い臭い。
一日が終わり、風呂に沈むとまるで汚れの膜を一枚脱ぐような感覚さえ覚える程だ。
だがジョニーは紗夢の言葉を気に留めた風も無く、首筋に落ちた柔らかな髪に顔を埋めた。
人懐こい犬が鼻を鳴らすような感触に、紗夢は思わず身を捩る。
「ちょ、何してるアルか!?」
するとあっけないまでにジョニーが顔を上げ、ふむと何やらしたり顔をしている。
「大した臭いじゃないぜ?」
「そな訳、無い・・」
静かに、と言いたげに無骨な指が紗夢の唇に軽く押し当てられた。
「いいから・・・今の御前さんを抱きたいんだ。」
903Dr.K:2005/05/23(月) 00:02:26 ID:mLtpiP4j
熱を持った瞳に見つめられ、紗夢はそれ以上反論する術を失った。
この瞳は反則だ、と内心歯噛みする。柔らかな蒼に包み込まれると言葉が霧散していく。
だがサングラスは彼のコートの内側に収められてしまった。
再び唇が重なり、その深さが増してくると抵抗すらもうどうでも良くなってきた。
疲労した身体は流れに逆らうより、さらさらと流される事を無意識に望む。
するりとジョニーの指がスカートの隙間から滑り込み、つぅと下着の上から軽く秘部をなぞる。
「んっ・・・」
反射的に歯を噛み締め、嬌声が漏れ出る事を防ごうとすると
ちゅ、と軽く触れるだけの口付けを落とされた。
「可愛い声、聞かせてくれ・・・OK?」
「そんな勝手ナ・・ぁん!」
軽く触れていただけの指が不意に強く押し当てられ、溜まらず声が溢れ出す。
「その調子だぜ?」
何もかも彼の思い通りにコトが進んでいる事がやはり悔しくて、紗夢は彼の首筋に強く唇を押し当てた。
コートから覗く逞しい首筋にぽつんと残った紅い痕を、紗夢はしたり顔で見つめた。
904Dr.K:2005/05/23(月) 00:03:02 ID:mLtpiP4j
「これで明日は、馬鹿力娘から鉄拳制裁の雨が降るネ。」
「御前さん、随分悪趣味な真似をしてくれるねぇ・・」
「アンタに言われたくないアル。」
苦笑交じりにそう言えば、憮然とした強気な表情をこちらに向けてくる。
この表情を今から恍惚の表情へと崩す快感を考えれば、明日の事など思考は届かない。
チャイナ服のボタンに手を掛け、素早く上半身をはだけさせると、形の良い二つの膨らみがまろびでた。
大き過ぎず、かといって小さ過ぎず。
つんと上を向いた様がまるで彼女の性格そのもので、思わず笑いが零れ落ちる。
「・・・何が可笑しいアル。」
その反応に酷く不満げに、紗夢が憮然と呟く。
「いやなに・・実に御前さんらしい、胸だなと思ってね。」
「・・・どういう意味ネ?」
「Prettyって事さ。」
やんわりと慈しむように、ジョニーの無骨な手がその柔らかな膨らみを捉える。
溜息とも吐息ともつかぬ、淡い呼吸が紗夢の唇から漏れ出す。
先端の紅い突起を舌で包み込むと、華奢な肢体が小さく跳ねた。
もう片方の柔らかな突起は指で転がし、やがてそれはこりこりとした硬い感触に変わっていく。
舌の上に唾液をたっぷりと乗せ、水音を立てて吸い上げると、やがて吐息はあえかな言葉となる。
「・・・はぁ・・ん・・・」
普段の甲高く威勢の良い声とは全く違い、掠れたような甘ったるい声。
先程自分を睨み付けたのと同じとは思えない程、その黒い瞳は柔らかく潤み、快楽に歪み始める。
かりりと軽く歯を立てると、白い背中が美しい湾曲を描いた。
905名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 14:53:58 ID:/iu0PRAR
ジョニ紗夢乙です〜!
続き待ってます!



どなたかソル×イノもしくはアク×イノのエロ書けませんか?
イノ受けが見てみたく…(´д`*)
906名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 01:54:19 ID:B3w4vKK1
ホッシュッシュ

イノ受けはあんまりないからねぇ
907名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 09:53:13 ID:M8xp1RIs
攻めでも良いけど、イノ受けが本気で見たい…
908名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 14:21:54 ID:UerjdRsT
ボスじゃない方のイノなら誘い受けがいけるんじゃないだろうか。
909名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 18:22:54 ID:M8xp1RIs
ボスでも無理矢理なら可能では?
あー…そーすると相手がソルしかなくなるな…
910名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:13:06 ID:QNftvzDz
イノの相手ってとソルとアクセルくらいしか思いつかんな…
あとはあの男の事を想いながら一人エティとか?あの男はイノに手出さなそうだし
911名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:36:36 ID:M8xp1RIs
んじゃ、レイヴン(ぇ/爆)
912名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:08:25 ID:cEY/Qu3f
いいねぇ!レイヴン!
913名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 11:00:18 ID:m1ZphXXV
イノ受けはネタがあれば書けるかも…
ネタプリーズ
914名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 13:46:49 ID:VRmvqVTt
ジョニーとの戦闘中にそれとなく服(?)などを切られるフリをして豊満な肉体をアピール、負けた後にジョニーを誘って犯させるとかは
915名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 18:11:13 ID:aC1fUV8I
満足できる相手がいなくて溜まってたイノがまんざらでもない悪男に乗っかる話とか
916名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 18:58:17 ID:m1ZphXXV
う〜ん。
もう少しイノらしさをアピールしつつ、受けに持っていけるネタが良いです。
僕的にはボスイノが受けでも結構いけると思ってます。
917名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 21:45:13 ID:zwI0tEAH
高飛車なキャラを犯すっていうとボコボコにぶん殴ってからレイプ、
とかしか思いつかないけれど、イノじゃ難しそうだ……
返り討ちにされそうだし。
918名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:15:50 ID:WVyXSNKf
ミリアのSSキボンヌ
919名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:52:22 ID:aC1fUV8I
ボスイノって確かイノの精神的余裕が無くなったときに出てくる別人格なんだっけ?

自分が責めてた相手にいきなり主導権取られる

焦ってボスイノが出てくるんだけどそのまま最後までやられちゃう

とかだったらボスイノ受けでいけるかも
920名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:57:45 ID:Zm44QNkK
>>919
それだ!
攻守逆転、イイ!(・∀・)
921名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:50:07 ID:K880kX/I
>>919
なるほど。
参考にさせていただきます。


相手は誰が良いと思いますか?
やはり一番希望の多いキャラのが良いと思うので
922名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 07:38:42 ID:FR+uFr2N
ソル
923名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 19:42:49 ID:sG93n8r9
あのー、かなり前に発言あった、
クルー全員(男体)×ジョニー&テスタ(共に女体)陵辱モノ
書いたんですが、投下しても良いですかね?
924名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:26:15 ID:nS4UmP7T
イイネイイネ!!
投下キボン!
925名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:29:46 ID:okIwBEOy
むしろお願いします (´Д`;)ハアハア
926名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:50:31 ID:30ue12hs
>>923 是非!


ジョニ紗夢の続きも待ってます
927名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 22:06:27 ID:tg0yR86g
輪姦щ(゚Д゚щ)カモォォォン
ジョニテス女体化なんて嬉しすぎる……
928名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 19:08:50 ID:TtNm7n1q
>>922
やはりイノにはソルが良いですかね?
じゃ、できる限り投下してみます。
929Riot(923):2005/06/01(水) 19:57:58 ID:Lixxl7IZ
923です。
お許しいただけたので、投下させていただきます。
団員の喋り方が、メイ、ディズ、エイプリル以外解らないので、捏造してますがお許し下さい。
今回は前振りのみです。


気付けば、自分を取り巻く影、影、影。
紛れも無くそれは自分が拾い、育て上げた子供達。

堕ちて行く

「ジョニー。」
「んんー?」
声を掛けられ、舵を取っていた細身の女性は後ろを振り返る。
ジョニーと呼ばれた女性は掛けていたサングラスを少しずらし、帽子の下から上目使いに声の主、片目を隠した少年、ジュライを見遣った。
ジュライは何時もは見ない笑顔で、ニコニコと手を後ろに立って。
その細められた目から、身体全体でぴりぴりと殺気のようなモノを一瞬感じたが、ジョニーは敢えてそれを無視し、にこりと微笑み問い掛ける。
「どうした?なんかあったのか?」
「いや。別に何も無いけどよぉ、ただ…」
「ただ?」
「つまんねーから、少し付き合ってもらおうと思ってよ。」
そう言った後に、ジュライは大きく振りかぶりジョニー目の首元目掛けて、手刀を振り落とした。
鈍い音がした後、ゆっくりとジョニーは艦の床へと倒れ込んみ、苦しげに歪んだ顔でジュライを見上げ、何かを言おうと開きかけた口は、言葉を紡ぐ事無く閉じた。
不覚だったと、気付いた時にはもう遅く、ジョニーは意識の底へと沈み込んでいく。
立っていた少年の口元には、狂気と狂喜が入り混じる笑みが浮んでいた。

930名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:48:29 ID:D8MATR9D
不穏な空気で始まり……イイヨイイイヨー
これにどうテスタが絡んでくるのかが楽しみですな
どす黒い展開期待してます
931名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 19:00:36 ID:V4u6Iyah
続きキボンヌ      (;゜∀°)=3
932名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 19:15:38 ID:73agJpuT
イノ受けの小説はRiotさんの小説が終わってから投下しますね。
ひょっとしたら新スレに投下することになるかもですが…
神の後の投下は緊張しますね〜(´ω`*)
Riotさん続き待ってますww
933Riot:2005/06/02(木) 19:33:18 ID:w1VQ2H2q
続きです。
話的に長くなりそうなんで出来てるとこまで流します。
ここまではまだぬるいですが…お許し下さい。


「ん…っ…」
妙な閉息感に目を覚ました。
素肌に伝う冷たさと、首の痛みにぴくりと身体を揺らし、ジョニーはたと気付く。
両手は後ろでしっかり固定され、両足も足首で縛られている。
辛うじてコートだけは羽織っているものの、それ以外身に着けていた物は全て取り去られていた。
「…あっ、起きたんだ。」
「んーっ!!」
猿轡の所為で言葉を発する事が出来ずに居る。
身体の自由が利かず、ジョニーは精一杯の反抗と、怒りを込めて自分を見下しているジュライを睨んだ。
「そんなに睨むなよ。まっでも、その態度も何時まで続くかわかんないけど。」
そう言うとジュライはジョニーに覆い被りゆるりとした仕草で、金糸の髪を纏め上げていたゴムを取り外した。
膝丈まで有るぐらいの髪が、扇状に広がり、艶めく。
一体何が原因でこんな事になっているんだろうか。
突然湧いた疑問にジョニーは、ふと考えに浸るが、全身をざわめかせる感覚に半ば強制的に現実に戻される。
「んっ…!」
「こっち見てよ、ジョニー。…鍛えてるわりには綺麗な身体してるよね。」
コートから除くほんのりと小麦色に焼けた肌、女性とは思えない程の力量を持つのに筋肉が付き過ぎていないバランスの摂れた肢体。
その身体を目の当りにしたジュライの口からは、小さく感嘆の息が漏れた。
「俺も鍛えてるのに、ジョニーには勝てないんだよなぁ。」
身体を舐めるように視線を注ぎ、身体を二つに割るようにして指を這わせる。
ぴくりと、ジョニーの身体が跳ねた。
その様子を見たジュライはイヤラシク笑みを作り、徐に眼下に有る胸へと手を伸ばし、外気に晒されピンっと立った突起を引っ張るようにして摘む。
「んんっ!?」
その行為にジョニーは一瞬身を強張らせ、そして思った。
―流されちゃぁいけない。
本能的にそれ感じ取り、疼くような感覚に戸惑いを覚えつつも、忘れていた抵抗を再び開始する。
934Riot:2005/06/02(木) 19:34:23 ID:w1VQ2H2q
「ちょっ…暴れないでよっ…」
急に抵抗を始めたジョニーを押さえつつ、ジュライは焦り交じりに呟きなんとかジョニーを押さえつける。
いくらジョニーが女とは言え、一戦士としてギアと戦ってきた人だ、容易に従わせる事など無理な話だった。
自由が利かないから押さえつけていられるものの、両手が塞がっていては何も出来ない。
かといって口でやるにしても相当な力で押え付けないと、無理そうだ、とジュライは思考を廻らせる。
考えている刹那、遠くから聞こえてくる音にジュライは気が付き、耳を傾ける。
聞きなれた靴の音、歩調、それだけで、誰が来るのかは、ジュライには解った。
幸い、ジョニーは気付いていないから、上手くいけば…
気付かれないようにジュライは意地悪く笑うと、抵抗するジョニーを無理やり艦の床に押し付け、先程とは打って変わって痺れを切らしたかのように声を荒げた。
「大人しくしろって!!」
「ん!?」
勢い良くジョニーの背を床に叩きつける。
わざと音を立て、演技掛かった素振りでニヤリと笑って見せた。
床に叩き付けられたジョニーは、苦痛に顔を顰め、目尻に涙を溜めている。
そうやって抵抗する相手を力ずくで押さえつけるたび、普段は敵わない相手を屈服させる快感が湧き上がり、ジュライは光悦とした表情で、ジョニーを見下した。
そうしている間にも、遠くから聞こえていた音…いや、足音は、この部屋に向けて近づいて来る。
ジュライは横目でドアの方を見遣り、五感全てを研ぎ澄まし耳を傾け、頃合を見計らう。
…ちょうど足音がドアの前を通りすぎようとした時、ジュライは…行動を起こした。
935Riot:2005/06/02(木) 19:35:14 ID:w1VQ2H2q
「…っどう言うつもりだ!!ジュライ!!」
タイミングを見計らって、ジュライはジョニーに噛ませていた猿轡を取り去った。
案の定、叱咤の声を上げたジョニーを楽しそうに見つめ、ジュライはこれから訪れるであろう好機を待つ。
…全て、計算の内なのだ、とジュライは内心呟いた。
「どうって…言われてもなぁ?」
あからさまに怒気を放つジョニーに臆する事も無く、ジュライは飄々と振舞って見る。
「悪戯にも程が有る…っ!?」
「どうしたんだ、ジョニー?」
叱責の言葉は最後まで続かなかった。
ジョニーは困惑した表情で、一点を見つめ、恥ずかしさに薄っすらと頬を朱に染める。
それも、ジュライの想定の範疇で。
頭で描いたシナリオ通り、ジュライはわざとらしくジョニーが見つめる方向に視線を移した。
「な…にしてる?二人とも。」
「…お前こそ何の用?…用が無いなら、出て行けよ。」
ドアの前で固まってしまった人物に、ジュライは冷たく言葉を放つ。
そこに居た人物の事は、ジュライが誰よりも知っていた。
だからこそ、この機会を待っていたのだ、一人ではどうにもならない状況だから。
「…あぁ、それとも、お前も交ざるか?オーガス。」
936Riot:2005/06/02(木) 19:39:04 ID:w1VQ2H2q
名前を呼ばれて、オーガスは戸惑ったように視線を逸らす。
「…お前も、俺と同じだよなぁ?…それはお前がよーくしってるよな?」
「………あぁ。」
「なら、どうすればいいか、わかってるよなぁ…?」
「………」
「オーガス!!これを解け!!」
ジュライとの会話で黙した空気を打ち破ったのはジョニーだった。
オーガスはジョニーの瞳を真摯深く見つめ、やがて覚悟したようにジョニーに近寄り、答えた。
「ごめん…ジョニー…」
「なっ!!どう言うっ…!!」
「所詮、色欲には勝てないって事…オーガス、押さえてろよ。」
「…解った。」
ゆっくりと腕を伸ばし、ジョニーの身体を抱き起こし、オーガスはするりと後ろに回る。
後ろから抱きしめるように、縛られているジョニーの両脚を膝裏から持ち上げれば、しっとりと露に濡れた秘処が露になった。
「さっきので感じたんだ…、少し濡れてるよ?」
「なっ…いい加減にしないか…っ!!」
「…うるっさいなぁー、オーガス、上弄ってあげれば?喜ぶよきっと。」
ジュライはオーガスに言うと身を屈め秘処へと指をを這わせ、そこを撫で上げる。
オーガスも躊躇いつつゆるゆると手を胸を揉みしだき、更に先端へと伸ばした指でその突起を弄った。
ふるりと微かにジョニーは身体を震わせ、耐えるように唇を噛み締める。
「ここも、立ってきたね…」
嬉々として見る視線の先には、ぷっくりと赤く立ち上がった小さな突起。
「確かここって凄く感じる所なんだよね…?」
「やめっ…んぅっ!!!」
割れ目の先端にあるそれを軽く指で擦り上げる。
ただそれだけの行為なのだが、恐ろしい程の快楽に変換され、ジョニーは思わず小さく喘ぎ声を洩らした。
「…敏感って言ったほうが良いのかな、これって。」
必要にそこだけを責め上げ、ジュライはジョニーに問う。
その度に、秘処からはとろりとした雫を零し、その雫が伝う感覚にジョニーは身体を捩る。
それに気を良くしたのかジュライはつぷりと音を立て、彼女の胎内へと指を差し込んだ。
濡れている所為もあり、抵抗無くジュライの指は呑まれていく。
「んぁっ…!!じゅ…ぃっ…や…めっ…!!」
937名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 19:50:22 ID:b/fRMSl3
幸せならクリックしよう♪
http://pink-heart.biz/images/log/ http://pink-heart.biz/images/log/
幸せならクリックしよう♪
http://pink-heart.biz/images/log/ http://pink-heart.biz/images/log/
幸せなら態度で示そうよ
ほらみんなでクリックしよう♪
http://pink-heart.biz/images/log/ http://pink-heart.biz/images/log/
938Riot:2005/06/02(木) 19:59:38 ID:w1VQ2H2q
一応上に書いたのが前篇になります。
次回は中篇に入り、クルー全員が揃います。
テスタも出てきて、どんどんどす黒く…
なります、いや、します!!

>>932
あと長くなるのでイノ受け小説流しちゃっても良いですからねー。
イノ受け期待してますw

では部屋にこもって続き頑張ってきます…w
939Dr.K:2005/06/02(木) 21:21:46 ID:YmWUqNFe
イノ受けジョニ受けで盛り上がってる所水を差すようですみませんが・・
続きを書いたので再びジョニ紗夢投下します。
そして又寸止め(´・ω・`)



やがてジョニーの手は下半身へと再び伸ばされる。
下着を脱がそうとすると、微かに抵抗を見せたがそれはしごく形式的でお決まりなものだ。
ぱさり、と微かな音を立ててその布切れは床に投げ出された。
それまで緩やかなリズムで紗夢を抱いていたジョニーが、不意に紗夢の両腿を思い切り持ち上げた。
「や!?ちょ・・・!」
突然な彼の行動に、思わず紗夢も驚きと恥じらいの混じった声を上げる。
しっかりと両足を固定され、丁度ジョニーの目の前に紗夢の秘部が露になっている。
赤く熟れ、割れた果実からとろとろと淫猥な果汁が流れ出している。
「やっ・・そなトコ、まじまじと見るナ変態!!」
じっとその光景に魅入ったように動かないジョニーに、紗夢が必死に抗議の声を上げる。
焦る紗夢とは裏腹に、ジョニーはのんびりと顔を上げ微笑んだ。
「ああ、悪い悪い・・見てるだけじゃ焦れったかったな・・」
「な!?そういう意味ジャ・・・ふぁ!!」
思わぬジョニーの言葉に、反論しかけた声が次の瞬間嬌声へと再び転じた。
ぬるりと生暖かく柔らかな感触が、紗夢の胎内へと侵入したのだ。
じゅぷ、くちゅ、とわざと淫猥な音を立て、ジョニーの赤い舌は甘い果汁を舐め上げていく。
まるで意志を持つ蛇の様に、その柔らかな感触は胎内をのた打ち回り、吸い上げる。
「ぁ・・はっ・・・ん、あぁ・・・」
頬を紅潮させ、紗夢はその快楽に徐々に侵食されていく。
それだけでは物足りないと言いたげに首をゆるゆると左右に振り、潤んだ瞳で足下の男を見下ろす。
その視線を感じ取ったのか、微かに彼が笑みを浮かべたように思えた。
940Dr.K:2005/06/02(木) 21:23:03 ID:YmWUqNFe
無言のまま、片方の手を腿から離し、一気に二本指を突き入れる。
「ぁう!!?」
先程までとはまるで違う硬質な刺激に、悲鳴に近い声が紗夢の喉から上がる。
「悪い悪い・・痛かったかい?」
気遣うようにジョニーがこちらを見上げてきたので、反射的に睨み返した。
「怒らないでくれよ、お姫様・・・」
そう言うとジョニーは、紗夢の唇に優しく自分のそれを重ね合わせた。
自然に二人の舌は絡み合い、深く深く求め合う。
下腹部で彼の指を必死に締め付けていた力がふっと緩んだ。
それを見計らったかのように、二本指が紗夢の胎内で蠢き出す。
「んぅ・・ぁ・・・ああ・・・」
いつしか紗夢の両腕はジョニーの首に巻かれ、自らから離すまいとするようだ。
口付けの合間に、切なげな吐息が零れ落ちる。
それは苦痛の訴えでは無く、更なる快楽を求める彼女のメッセージのようだ。
じゅぷ、と酷く淫らな音を立てて、ジョニーの指がずるりと引き抜かれた。
伸縮する胎内が、それを引き止めるかのように軽く締まったのが解った。
睨むでもなく、微笑むでもなく、紗夢は酷く曖昧な表情を浮かべている。
941Dr.K:2005/06/02(木) 21:23:26 ID:YmWUqNFe
「・・・そろそろ心の準備はいいかい?」
こくん、と何処か芝居がかった仕草でジョニーが首を傾げた。
何かを言いかけた紗夢の唇が、半開きのまま困ったように固まっている。
反論の言葉が無いのを了承と取り、ジョニーはベルトへと手を掛けた。
かちゃかちゃという無機質な金属音が、やけに耳に響く。
やがて取り出された肉棒は既にどくどくと脈打ち、その瞬間を待ちわびているようだ。
それを見た紗夢の目が軽く見開かれ、乾いたような声がぽつりと零れた。
「・・・デカい・・・・」
今までの甘い空気とは些かかけ離れたその言葉に、思わずジョニーは苦笑いを浮かべた。
「そうかい?ま、人並み以上だとは思うがね・・
だが、ブツのでかさより愛のでかさの方が、肝心だぜ?」
「・・・どういう口説き文句アルか、ソレ。」
すっかり呆れ返り、いつもの何処か勝気な表情に戻りつつある紗夢を
再び快楽の海へと連れ出すかのように、ジョニーは再度その脚を持ち上げた。
「あっ・・・」
貫かれる予感に、紗夢の表情に期待と迷いが入り混じる。
「お遊びは此処まで・・・じゃあ、いくぜ?」
低く甘く耳元で囁かれ、少し間を置いて紗夢は無言のまま小さく頷いた。

942名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:53:02 ID:73agJpuT
>>938
うわぁ〜神からのお言葉ww
Riotさんありがとうございます。
ではお言葉に甘えて話まとめてから投下します。
>>939
構いませんよ〜♪
ジョニ紗夢の続き、さり気に楽しみにしてました。

イノ受け頑張りますね!
予定はソルイノだと思いますが、イノ受けなら多少入り乱れる可能性あります。
自分、イノ好きなので。(´∀`*)
943名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:56:11 ID:EuY0pYr9
ああ、どれもたまらんわい(*´Д`)
ここのまとめサイトってあるのかな?
944名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:06:06 ID:Ll/VWk8p
あるにはあるが前スレ分あたりから、更新されてないな。

>475 :名無しさん@ピンキー:04/09/09 23:09 ID:wmdnbNn0
>ご無沙汰していて申し訳ありません、保管庫管理人です。
>
>現在保管庫の更新等管理作業が困難な状況にあります。
>もし代わりに管理しても良いという方いらっしゃいましたら、
>保管庫の管理人メアドまでご一報いただけないでしょうか。
>
>誠に勝手なお願いですが、どうぞよろしくお願い致します。
945名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 00:26:18 ID:r7YVne3k
職人サンがたくさん(*´Д`)ハアハア
946名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 00:49:38 ID:oTXNqSPW
ちなみにまとめサイトのアドレスは?
知りたいです!(´∀`)
947名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 00:49:59 ID:oTXNqSPW
>>944
ちなみにまとめサイトのアドレスは?
知りたいです!(´∀`)
948名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 00:50:51 ID:oTXNqSPW
↑2重投稿すみません。
949名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 01:00:05 ID:NqR9QCYl
>946-948

>67に書いてあったよ
950名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 01:16:48 ID:oTXNqSPW
>>949
一回確認したけど開けませんでした…(´д`)
951名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:17:54 ID:B2pIF5M+
952名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:25:50 ID:oTXNqSPW
あ、今度はでました。
初めからコピペにすれば良かった…。
ありがとうございます。(つд`)
953名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 08:36:01 ID:pyRpsI6J
まとめサイトのURLってギルティギアじゃなくグリティギアになってるんだな
954名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 09:17:30 ID:cmVWZqav
メールアドレスはguiltygearss@infoseek.jpなのにな
955名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 14:54:00 ID:F1b+9SKe
保守
956ガンバレ!!:2005/06/06(月) 18:19:07 ID:K9Pch257
ホッシュ!ホッシュ!
957名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:46:29 ID:jF0TKFId
958Dr.K:2005/06/08(水) 19:24:11 ID:605h9F0e
ゆっくりと焦らすように、それでいて気遣うように
ジョニーは緩やかに紗夢の膣内に自身を埋めていく。
彼の唾液と彼女の愛液が混じり合った潤滑油が、硬く巨大な異物を徐々に呑み込んでいく。
だがすんなりと入った入り口付近とはうってかわって、その奥は酷く狭くその侵入を拒むようだった。
まるで食い千切らんばかりに締め付けてくるその感覚に、流石のジョニーも流麗な眉をひそめた。
紗夢はと見れば、必死に歯を食いしばり嵐が去るのを待つかのようにきつく瞳を閉じている。
「紗夢・・力を抜け、でないと・・・御前さんが辛い、だけだぞ・・・」
「そな事・・・言ったっテ・・・」
「・・もしかして、御前さん処女・・」
「違うアル!!」
真っ赤な顔で必死に反論する紗夢の様子が、なんだか可愛らしい。
それは暗に子供扱いするなと言いたげな表情で、
だが別に処女であろうとなかろうと、ジョニーは別に彼女を子供扱いなどしていない。
むしろ夢に向かってひたむきに駆け抜けている、一人の立派な女として見ている。
でなければ、抱こうなどという思考に至る筈が無い。
そういう趣味があるのなら、今頃彼のクルー達は全員彼の手篭めにされている。
959Dr.K:2005/06/08(水) 19:24:58 ID:605h9F0e
「・・・紗夢。」
静かにその名を呼んだ彼に、戸惑いの混じった視線を向けつつ何?と紗夢が問う。
「御前さんは立派なレイディだぜ、この俺が保証する。」
「・・・アンタなんかに言われなくても、十分承知してるアル。」
先程とは打って変わって、挑戦的な視線を向けたかと思うと紗夢自らジョニーの腰を軽く引き寄せた。
ず、と狭い膣内を割くようにジョニーのものが更に奥まで呑み込まれる。
「ん、ぅ・・・」
途端、何処か苦しげに紗夢の眉間に皺が寄った。
「紗夢、無理はするな・・・」
「うるさい、ネ・・・グズは嫌いアル、よ・・・」
その勝気な科白に、その絡みつく視線に、ジョニーの雄としての微かな嗜虐心が擽られた。
「・・・そうかい、ならば・・・遠慮なくいかせてもらうぜ?」
ニヤリ、と不敵な笑みを浮かべたかと思った瞬間、ジョニーは勢い良く最奥まで紗夢を貫いた。
「あ、ぁああああ!!?」
溜まらず紗夢の喉から悲鳴とも言えぬ嬌声が上がる。
ジョニーの背に腕を回し、皮のコートが軋む程強く爪を立てた。
ジョニーも一度呼吸を整えるべく、一つ溜息を付く。
久々の女性の膣内、そして紗夢のそれは最高級の名に相応しい。
自身にねっとりと絡みつく肉壁、それは酷く狭く、ぴったりと隙間無く彼自身を締め上げる。
逃れようとするその塊を、幾つもの細胞が引き留めようとするかのような感覚。
余りの快感に、最近ご無沙汰気味だったジョニーの口元に苦笑いが浮かぶ。
こりゃあ、中々キツイ意地張り合戦になりそうだ・・
気を引き締めると、やがてジョニーは腰を前後へ揺らし始めた。
960Dr.K:2005/06/08(水) 19:25:59 ID:605h9F0e
普段、それは多くの客で賑わう店内が
いまやたった二人の男女が醸し出す淫猥な空気に完全に支配されていた。
荒い呼吸、不規則に途切れる吐息、肉と肉とが擦れあう度零れ落ちる水音
「あっ、ぁん、も、もっと・・ゆ・・・くり・・・ぃ、ひっ!」
「グズは嫌いだと言ったのは、御前さんだろう?」
余りの激しいジョニーの突きに、溜まらず紗夢が弱音を吐くが、今更聞き耳など持つ気は無い。
俺を本気にさせちまったのは、そっちだろう?
ずぐん、と勢い良く自身を打ち付けると、その度にひゅる、と紗夢の白い喉が鳴った。
ぬるぬると絶え間なく溢れ出す愛液が、更に奥へ奥へとジョニーを快楽へと導く。
「あ、や、ぉ、奥まで・・くる・・ぅ・・・ワ、ワタシ・・・もぅ・・・・」
ほとんど泣き出しそうなか弱い声で、絶頂が近い事を紗夢が必死に告げるが
ジョニーはその動きを止めようとせず、更に強く早く、その熱を叩き付けた。
「や、だ、だめぇ、激し・・・ひぃ、ぁ、ああぁあ!!!」
背中を弓なりにしならせ、紗夢の膣内がそれに伴うようにびくびくと大きく伸縮した。
だが、その波が収まらぬ内にジョニーは再びピストン運動を開始する。
「ちょ!?ま・・いやぁ・・あん、うぁあ・・!!」
快楽へと上り詰めたばかりで殊更敏感になっている紗夢の神経全てが、
いまやジョニーの手中に容易く握られていた。
「残念でした・・俺はまだ、イってなくてね・・」
ねっとりと耳朶に舌を這わせ、甘いハスキーボイスを直接彼女の耳へと吹き込んだ。
熱い吐息が脳髄に直接叩き込まれるような甘い快感に紗夢は思わず身をよじる。
「そんな・・ひぁ!だめぇ・・おかし、く・・なっちゃ・・・うぁ、はっ・・!!」
勘弁してくれ、と言いたげな彼女の意思を無視と決め込め、ジョニーは容赦無く腰を打ち付ける。
「っく・・・そろそろ・・・フイニッシュと・・いくか・・・」
ようやっと訪れた絶頂感に大人しく身を委ね、紗夢を強く抱き寄せた。
「ワタシ、も・・又、くる・・・ぁ、ああ、も、だめぇーー!!!」
紗夢の快楽の叫びを合図に再び膣内が大きく伸縮し、
今度ばかりは耐え切れず、ジョニーも欲望のたけを勢い良く襞の波際へと解き放った。
961Dr.K:2005/06/08(水) 19:28:25 ID:605h9F0e
ずるり、と自身を抜くと大量の白濁した液体がぬるりとカウンターを濡らした。
今だ荒い呼吸を続ける紗夢に、軽く触れるだけの口付けを落とす。
そして思い出したように、おどけたようにその言葉を口にした。
「・・ゴチソウ様・・・」
そんなジョニーに紗夢は軽く非難めいた視線を向けるも、軽口を叩き返す気力も無いらしい。
こてんと倒れこむように、ジョニーの胸にゆっくりと寄りかかった。
しばし無言の時が緩やかに店内を流れる。
しばらくしてようやっと呼吸が落ち着いた紗夢の顔を、不意にジョニーが覗きこんだ。
視線で何だ、と問うと悪びれた様子も無くしれっと答えた。
「なぁ、紗夢・・・・追加オーダーは、まだ受け付けてもらえるのかい?」



数日後、快賊団に一通の手紙が届く事となる。
「最高級デザート、追加料金込み」と書かれた多大な0が刻み込まれたその請求書に
ジョニーが思わず眩暈を起こしたのは、又別の話し。


END
962Dr.K:2005/06/08(水) 19:30:41 ID:605h9F0e
ようやっとジョニ紗夢終わりました〜
読んで下さったみなさんdクス(=゚ω゚)ノ
次は・・・イノ受けかな。大穴でファウスト×イノとかw
963名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:42:17 ID:yyl2MsgH
職人さん乙!です(ヂャムタソハァハァ

ファウイノ?!  (; Д) ゚ ゚ポーン
大穴ですねぇ
964名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:42:48 ID:yyl2MsgH
上げてもうた
スマソ
965名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:51:10 ID:P+1+6oc7
ソルイノの構想もう少しかかりそうです!
でも頑張りますんで!
>>962
Dr.K様のイノ受けも見たいです!
楽しみにしてます!
(´∀`*)
966名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 23:19:52 ID:F6Bovn6W
職人さん方乙です!これからも応援します!
967名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:58:13 ID:IqILGXiK
スレも終わり近いのにこの盛り上がりは……
何はともあれ職人さん方に感謝
そして次スレにも期待
968名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:01:59 ID:KPI+WS+p
期待ホシュ
969名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:32:46 ID:ow6m+aT8
970ギルチィ:2005/06/11(土) 02:52:39 ID:Tq4PYUr2
「てめぇ…まだ地べたはいずりまわたてんのかよ…!」
「……野郎を出せ」
空気がはりつめる
「あ?…誰に意見してんだテメェ…」
「ちっ、しゃあねぇな…無理矢理にでも吐いてもらうぜ」
ソルの周りを炎のオーラが包む
971ギルチィ:2005/06/11(土) 03:12:18 ID:Tq4PYUr2
「殺ろうってのか?屑の分際で!」
イノが素早くギターを弾く。その響きは凄まじい衝撃波となりソルを襲う
「ちいっ!ガンフレイム!」
炎の海かイネを襲う
「ぐぁああ!」
イノの洋服は燃え尽き、白い肌が露になる
972名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 20:16:06 ID:toUroiaU
連投防止支援
973名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 18:38:12 ID:nkt/EytQ
支援&ホッシュ

職人さんガンバ!
974名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:43:33 ID:Hwuc/wN6
応援ホシュ
975名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 01:16:17 ID:oOEJHIOB
ちょと職人様方に質問。
このままスレ使い切る形と、誰か新しくスレ立ててから続き書かれるのと
どちらの予定ですか?
976ソルイノ担当予定な奴:2005/06/20(月) 23:28:06 ID:WZdH15rY
自分は新しいスレになった方が良いかと思われ。
と言うか自分が投下する前にスレが変わりそうな予感があったので
977名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 09:41:50 ID:g0PlHRtQ
保管庫がぐぐったら普通に引っかかるよ・・
978名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:23:50 ID:yLb4EOzj
フライング気味かもしれないですが一応新スレ建ててみました。
「ギルティギアのエロ小説 第五ラウンド」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119446475/
979名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:07:45 ID:TuQfp7wV
闇慈「オトコ(ペニス)を見せるぜ!」
カイ「見えてますよ!」
チップ「その程度かよ。」
エディ「いただこうか!」
980名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 20:54:17 ID:0sPYf+zX
ワラタ
981名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 00:36:12 ID:mnCixWJ0
うめ
982名無しさん@ピンキー
掘り