1 :
名無し:
なにはともあれジサクジエンで即死回避。
相変わらず皆様楽しいですね(・∀・)
乙です。
即死回避カキコ
>1さんお突ー( ・∀・)
テスタ(;´Д`)ハァハァホッシュ。
>>1 乙華麗です
ジャムタン(;´Д`)ハァハァ
御津鰈!
即死回避カキコ
支援
メイたん(*´д`)ハァハァ
>1
乙。
カイたん(;´Д`)ハァハァ
山田さん(;´Д`)ハァハァ
>1シンスレ乙
さぁ今度こそ医者×チビを書くぞ…(*´д`)
Σ(゚Д゚;)マジデ?
>1
乙。
アルカの設定画の姐御(;´Д`) ハァハァ
15 :
おお:04/03/31 02:30 ID:f4plG+KA
乙
16 :
1:04/03/31 17:55 ID:w0sDZeHy
>>1 乙。
ファントムタソ・・・(;´Д‘)ハァハァ
前振りだけだけどザトー×梅喧を書いてみるチャレンジ。
まだザトーは文字通り影も形も出てきていませんが・・・・
女を捨てるというのは、何を定義に決められる事なのだろう?
女の服を着ない? 女言葉を使わない。男を好きにならない。誰かを好きにならない。敵を力でねじ伏せる。
一体何が女を捨てるという事なのか、結局はよく分からないまま梅喧はひたすらに『あの男』を追いかけていた。
燃え盛る炎も、ただの有機物の塊に成り果てた友人も、目を閉じるたびに鮮明に思い出せる。
梅喧は女を捨てた。捨てる事に何の意味があるのかもわからない。ただ、捨てた。
幼い頃に組しかれ、わけも分からぬままに貫かれた時も激痛に耐えながら『自分は女じゃない』と言い聞かせ、力を手に入れることに躍起になった。
身代わりをして欲しい…寝床を探してぶらついていた所に突然数人の黒服に声をかけられて、梅喧はその向こうにたたずむ桜色の髪の少女を見た。
控えめな表情を浮かべて、人間の盾の向こう側から所在無さげに会釈する。
切羽詰った男たちの表情に興味をそそられ、話を聞いてから梅喧は後悔した。
これからとある場所に向わなければならないこのご令嬢は、情報によると命を狙われていてとても危険な状況だという話。
このご令嬢の影となって暗殺者への囮になるはずだった人物が、ここに向う途中に暗殺されたという話。今すぐにでもここを発たなければならないのに、ご令嬢と同じ髪色をした囮が見つからないという話。そこに、梅喧が歩いていたという話。
話を聞くに連れて表情を険しくしていく梅喧にヒヤヒヤしながら、黒服たちは順を追って状況を説明して最後に『身代わりになって欲しい』と恐ろしい額の報酬と共に頭を下げた。
酒がまずくなる話であり、放り出したらあまりにも寝覚めが悪い話でもある。
梅喧は眉間に深く皺を刻んで、もう一度少女を見た。
傷一つ無い綺麗な顔はまだ幼く、命が狙われる理由もわかっていないのではないかと思うほど無垢に見える。
梅喧の視線の気付いて慌てて頭を下げた少女に嘆息して、梅喧は首を左右に振った。
「悪いが俺は女を捨てててね。そういう事は他の奴に依頼してくんな。大体、こんなお上品なお嬢さんの身代わりなんざ、俺にはとても勤まらねぇよ」
「ま、待ってください!」
踵を返した梅喧の腕にすがりついたのは、先ほどまで御しとやかに突っ立っていたご令嬢の細腕だった。
あまりにも力なく、それでいて必死なその腕に、梅喧は振り払う事が出来ずに立ち止まった。
「わ、私の身代わりになってくださいなんて…そんな事を言える立場じゃない事は分かっています…でも……どうか、助けてください…!」
真直ぐに見上げてきた瞳にすがるというよりも掴み取るような強さを感じて、梅喧は真直ぐに光る緋色の瞳を見下ろした。
このまま自分が依頼を断わり、この少女が襲われたら一体この女の未来はどうなるのだろう?
上手く行って命拾いしたとしても、この綺麗な顔と体にどれだけの傷がつくだろう? この純粋に真直ぐな瞳と心に、どれほどの傷がつくのだろう?
長い事睨みあうように視線を交えて、とうとう梅喧が舌打ちと共に目を逸らした。
「…受けてやるよ。その仕事」
瞬間、少女の瞳が輝いて、今度は梅喧の首に抱きついた。
「ありがとうございます! ありがとう…!」
(…甘ちゃんが…)
心の中で自分に軽く毒づいて、それでも梅喧はそれほど嫌な気にはならなかった。
それは、少女があまりにも、幼い日の自分が描いた理想に近かったかもしれなかった。
とりあえずココまでで・・・・
男らしい梅喧姐さんを書けたらいいなとか思ってみるテスタ。
梅喧てこんな性格だったかすぃら・・・
バイケンかっこいい!
なんかオリキャラ出てるのもこのスレでは珍しくていい!
続き期待