ガンダムSEEDエロ総合スレ Part10

このエントリーをはてなブックマークに追加

「間違いないんだな」
イザークの瞳が、ジェレミーに向けられた。
「ああ。48時間以内にプラントから宣戦布告の声明文が発表される」
「各国の予想される反応は?」
「プラント・ザフトの“内戦”に干渉せず。っといったところかと」
普段穏和なジェレミーすら引き締まった表情で、イザークの問いに答えた。
「オーブもですか……」
ダコスタは悲痛そうに呟く。
「オーブは動く可能性もある。君に説いて貰いたい。」
イザークは言いつつ、オーブは動かないだろうと思った。
元々、貸して貰った駒だ。出来るなら、返したい。
ダコスタに関してはそういう感情を持っている。
(そうだ。これは内乱だ。俺についていきたいと思っている奴だけを俺が率いて戦いたい)
「ジェセック殿、いつものように留守は任せます」
「はっ!」
「ジェレミー!貴様の事だ、すでにおよその軍略、配置構成は出来ているんだろうな!!」
「それがジェレミー=マクスウェルという男だからねぇ」
不敵に笑うジェレミーの顔は、兵士達に安心感を与えるものだった。
「………」
そんな軍人達の動きを、クロトは黙ってみていた。
彼女はいつの間にか傍らにいなかった。
ああ見えて聡い子だ。
次会うときは地球だろう。
思いつつも、この場に呼ばれたことの意味を考えていた。
否、既に結論は出てる。反芻しているだけだ。何度も……
(ボクは戦う決意をした。イザークは認めてくれた。……そして、今からボクはもう、震えている。……怖い……)
それでも、クロトはこの場を離れようとはしなかった。


「カナード……そう…あっ……いっ……そう、綺麗にね……舐めなさい……」
ちゅぱちゅぱと部屋中に水音が響く。
「そう……あなたは丁寧でいいわ……いやらしく……あぁっ…私の足を舐める貴方は……
んっ……指を一つ一つ……んぁ…貴方の汚らしい唾液で……ふぅ……上手よ……カナード」
メリオルは知らず知らずの内に、その美しい曲線を描いた乳房をさらけ出し、揉み砕いていた。
「んふぁ……いい子ね、カナード……貴方のねっとりとした唾液で……ほら」
「……くっ」
自らの唾液で頬を濡らした青年が、ドンっと尻餅を着いた。
「あら……ここはどうしたの?こんなにして……」
「………」
「腰をムズムズさせてるだけじゃ、分からないわよ。……カナード……私はいつもの素直なカナードが好きよ」
「…………」
沈黙の中に、追いつめられたような呼吸が聞こえる。
「踏んで欲しいんでしょう?あなたの唾液にまみれたこの足で……その浅ましいモノを…踏んであげましょうか…っ!?」
「うぁうっ……ぁ……」
「ほら……こんなに醜く脈打って……あぁ……私の足で……」
女の歓喜の声と、快楽の生け贄に嬌声をあげる男のデュエットが、この空間を支配する。
「うぐ……ぁ……うあっ……あぁっ……」
「はぁ…カナード……はぁぁぁ……さぁ、出しなさい。お前の唾で…私のこの足で……んぁ……欲望を吐き出しなさい!私に欲情した汚らわしい塊を!!」
「う……あ……あっ…ああああああああああっっ!!!」
動物そのものの咆吼をあげ、その獅子のように長い髪を振り乱し、白歪の塊は狂い散った。
「はぁぁぁ……カナード…いっぱい…出したわね……」
かけてある眼鏡に飛び散った白濁が流れ落ちるのを裏側から眺めながら、恍惚とした表情を隠そうともせずにメリオルは投げかける。
「貴方の汚いので足が汚れたわ……ほら」
メリオルが、白色に埋まったそのしなやかな足を突き出すと、カナードは静かにだが、抵抗もせずにソレを銜え、舐めあげた。
「んあ……そうよ……貴方は好きなの……はぁん……私に虐められて……はぁく……私の足を、舐めるのが……」
カナードは無言だ。
只、食い入るように、足を舐められ、ねぶられて、痴態をさらけ出すメリオルを食い入るように見ている。

……俺も、食い入るように見ていた。
傍らソキウス達はまるで何事もなかったかのようで立っている。ある意味不気味だ。
彼らの主人であるロンド=ミナ=サハクは、固まっている。
さっきまでの気品と余裕は因果地平の彼方まで飛んでいった様だ。
人数を貸してくれるのは有り難いが、俺の…あるいはアイツの下にコイツらがつくとなると、さいさき不安である。
まぁ、性癖など十人十色だし、使える奴ならそれで良いが……
……回線が繋がってることに気づかないのは優秀で無い証拠かもしれん。
まぁ、なんっーか……そんだけだ。
後に…戦後最大の戦いと呼ばれるザフト―プラント戦役……
    その前哨戦であるエリア88宙域の戦い……
 皮肉にも…ジェレミー=マクスウェルの最も優れた采配をされるこの戦いは
   同胞であるコーディネーターとの戦いに置いて発揮されたのであった……

「まずはO-7,Y-19,F-21、以下の三つの宙域を制圧、要塞化する」
モニターテーブルに映し出された地図を指揮棒で刺しながら、闊達に説明するジェレミー。
「正直、この三点を押さえなかった連合、プラントの戦略眼、呆れさせてくれる…」
いつものふざけた調子のジェレミーは霞の様に消え潰え、四宙最高と恐れられた戦略眼の持ち主が高らかに嘲笑する。
「この三点を拠点とすれば、鼎の様に互いを援護しつつ、かつ、最もプラントへの障害の少ないルートを開き、補給路の妨害が可能になる」
当たり前のことのように言う。
しかし、ここにいる皆が、彼の才能に感嘆と畏怖をいだき、声を、息を発することさえ忘れていた。
ジェレミーの指す三点、それが重要地点であることなど、この地球圏に何人気づける人物がいるというのか。
O-7は只の中継エリア、Y-19は、これが最もマシで、ごく小規模な小惑星を改造した小基地、F-21などは全くの宇宙空間である。
「しかし……」
言いかけた所で、口を挟む者があった。
「しかし、遠いですな。この戦い、拠点を得るものであるならば、強襲策は取れないだろう?要塞を完成させるまで宙域は守り切らなくてはならないのだからなぁ」
聞きながら、ジェレミーとあろう者がその点に抜かりないとは思っていた。
しかし、思わず聞かずにはいられなかった。それを代弁してくれたハマダに少し感謝した。
虚栄と威厳……自分は総帥なのだ。
自分に才能が無いとは思わない。しかし、それは純粋な戦闘指令官としての小〜中規模における才能で、万の大軍を動かすのに必要な戦略的視点と手腕については、ジェレミーに嫉妬せざるおえない。
「ハマダってさぁ、ニホン名だろ?知らないかい?一夜城、ヒデヨシ=トヨトミって」
言って、シホに首を向けるジェレミー
「後もう組み立てるだけなんだよねぇ。十三番、十五番、二十一番に三十番格納庫……閉鎖中だったでしょ?それにジップスを利用した大型カタパルト」
「俺は聞いてないぞ?」
「んー、責任者のシホ君にこっそりプライベートで言っておいてって言ってたんでけど?俺の責任じゃないねぇ〜」
確かにな。
イザークとシホがプライベートで会う?ここ最近の二人では有り得ない事だ。
「申し訳ありません、隊長」
言うシホが痛い。
「適材適所だ。土木建築に関して、シホはよい感をもっている。……通常の任務と、大変だったろう」
こんな言い方でしか、誉めることも……いや、会話もできない。
「いえ、ダコスタ殿の協力があったので」
「それも適材適所だな」
頬を赤らめているこの友人によく似た声の青年は、その友人とは正反対で事務処理に長けていた。
「これが編成です」
その青年から渡された髪の中の自分の名前の位置にイザークは困惑した。
「俺は後詰めなのか?」
いや、イザークのみならず、イライジャ、リリアント、マーキス……ザフトの主だったエースパイロットの面々が、そこに名を連ねている。
要塞の組み立ての指揮をしなければならないシホだけが先鋒大隊の一員である。
「不服かい?」
「まぁ……な。第一線が総力戦になるのは明白だが……そこに主力を置かないというのは…な」
「圧倒的大勝利にするためには、追撃で再起不能にしてやるのが一番ってことさ」
容易難いことを平然と言う男だ。
「頼もしいことだ。お手並み、拝見といこうか?」
そうだ。見てみたい。
もはや三人のみとなった、プラント五賢人の一人の実力を。

ザフト出兵の報に、プラントの総司令部は慌ただしく対応をしていた。
その中心のユウキが、怒声をあげている。
「そうだ!予備隊と守備隊もまわせ!!敵の出鼻を挫くんだ!」
確かに、焦り、忙しく動いているが、彼の顔に悲壮感は無かった。
「流石はジェレミー=マクスウェルだ。この三つの宙域……その着眼点、尋常ではない。しかし……軍の移動速度を見落としているとは……長く戦場を離れて耄けたか?」
今、ユウキの頭にあるのは“戦闘は待ち受けた方が有利”“戦は数”という戦いの基本である。
いかにジェレミーが奇策を持っていようと、その二つの事実は覆しようが無く、自分達の圧倒的優位に何の疑問も抱いてなかった。
(それは間違っていないでしょうけど……)
カナーバもそう思う。だが歯痒い。
(ユウキは足りない)
才能が。その地位、役割に見合うだけの。
無いわけではない。司令官としては優良だと言える。……が、せいぜい及第点を与えられる程度の戦略的才能だ。
それでもユウキをこの地位に据えているのは、長らく軍部にいた経験と人脈、そして絶対に裏切らないであろう安心感……そして、他に適任者がいなかったということだ。
「どう思う?」
「どう……って?」
傍らの男に聞く。
人を小馬鹿にしたような仕草を取る彼は、今もユウキ達の奮走を何かの喜劇かの様に見ていた。
この、ユウキが“毒”と評した男。
だが、あえて飼うは、多少なりとも彼が持つ戦略眼……このプラントで見つけれなかった才能を有しているからであった。
(人材に偏りがある…)
統治者となって気づいた。
例えば、戦術級の将官ならば、幾人かの筆するべき人材がいる。
先の戦闘で、唯一イザーク達に反応した“砂漠の虎・アンドリュー=バルトフェルド”。“ドクター”の異名を持つ“ミハイル=コースト”等である。
あるいは、単体戦闘力として“アッシュ=グレイ”は一個大隊に匹敵する男であろう。
謀主としてなら他ならぬ自分自身がそうだ。他にこれといった謀才の持ち主はいないが、自分だけで事足りるだろう。他は自分の動かせる駒であればよい。
事務官僚ならば、目の前のユウキ、裏切りはしたがマーチン=ダコスタらがいた。
対して、足りないのが戦略家を初め、外交官、施政者、人事官といった才能が足りない。
いや、いるかも知れない。捜してもいる。しかし難しい。
(タッドさえ……)
彼を新政権に迎え入れるべきだったのだ。
カナーバのクーデター依然に引退を宣言し、今はプラント郊外の家で、かって戦中派であった責任を感じて自主的に謹慎をしてると本人は言う。心中は判らない。
(あの男の把握能力と人物眼は確かだった…)
その分、危険も感じていた。タッドが出仕を断ったとき無理強いしなかったのは、惜しくはあったが、同時に安心もしていたからであった。
「少し……人を貸して欲しいンだけど」
タッドによく似た言い回しで、傍らの男は言う。
「何に使う?」
カナーバの問いに、やはりタッドによく似た言い回しで
「可愛い部下達のデビュー戦。戦いってのは、二手、三手先を読んでやんなきゃいけないんだぜ?HAHAHA」
男は「俺ってグゥレイト?」などと指を立てながら言った。
つづく

・・・・なんつーか約三ヶ月ぶりで
とってつけたようなエロで
無駄に長くて(ホント構成ミス。思いつきは福田みたいに失敗するから気をつけてんのに)
っていうか、主役はイザークなんですけどね
・・・・反省
まぁ、夏休みなんで、一気に書ききれるといいと思っておりますが(デス種なんてはじまっちゃたよ、オイ)
あ、あと、一回あげて、さげるつもりが上手くいかなくてスマソ
760名無しさん@ピンキー:04/07/23 20:03 ID:auYHZz8b
イザークの覇道帰ってキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(   )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!

リアルタイムでゴチになりますた。
エロもエロでない部分もイイヨーイイヨー続きが楽しみダヨー
761名無しさん@ピンキー:04/07/23 20:21 ID:HSgsFG4o
乙乙乙乙乙乙!!!
早く職人さん戻ってくれと祈っていたが、覇道がくるとは!!
762名無しさん@ピンキー:04/07/24 19:19 ID:xqKn5sxZ
>>759
意外といいんじゃねえの?
なかなか楽しめたぞ。

でも小説の場合、一字下げる事を覚えたら
もっと良くなるぞ。がんばれや。
あと「。」も忘れないように。
見直すことをちゃんとやるように。
うまくなれ。
763名無しさん@ピンキー:04/07/24 19:37 ID:Pk2ZaM0L
>>762
釣り……ですか???

BBSの横書きでは一字下げは却って読みづらくなるし、 」 の前の 。 はくどいから使わないのが多いのですがね。
764名無しさん@ピンキー:04/07/24 19:49 ID:xqKn5sxZ
>>763
いやいや、使わなかったら
文学板や小説板でボロクソに言われるぞ。
あっちはそういうことを気にせずに見てくるからな。
そっちで聞いて見てくれないか?
たぶん言われると思うが。
765名無しさん@ピンキー:04/07/24 19:53 ID:Pk2ZaM0L
>>764
それならただの板違いと思いますが。
766名無しさん@ピンキー:04/07/24 21:25 ID:j1KlOX7X
>>762はこのスレの住人じゃないな。
よりにもよって文学板て、年中文体、感性がどうとか、芥川賞がどうのと、
2chの中でも内容のない部類の板ではないか。

ここではエロくてなにより萌えを提供してくれるSSであることが基本。
767名無しさん@ピンキー:04/07/24 21:52 ID:c7JoRKTG
>>764
ここは文学板でもないし小説板でもありませんよ。
そういう論議はそういう板でやってくれ。
意味が通じてエロくて萌えれば無問題。
BBSの横書きで頭を一字下げないのは自分はどっちでもいいけど、
下げないのは読みやすくと気を使ってのことだろ? わかんねえの?
」の前の。も文学板や小説板で基準となっているはずの商業小説じゃ
ほとんど見かけないが。

あんた作法や形式ばっかりがすきそうな印象だな。
768名無しさん@ピンキー:04/07/24 23:38 ID:xqKn5sxZ
 意外と叩くね。別に文句を言いたいわけではない。
ただこの板はある程度の文章能力を持つ成人が来る板だし
連作を見るなら少しでもうまく出来た方が読みやすくなると思っての事だ。
このままでいるより、本人の為にもなるとも思っている。
これぐらいは許されると思ったのだが…作者さんが気を悪くさせたら申し訳ない。

 ただもう少しだけ指摘させてもらうなら段落を軽視しないでほしい。
 段落と言うのは一つのことの終わりまでを表現したものだ。
それは一文章〜複数文にいたる。だからこそ、最初の一文字を下げて表す事は
理解するのにとても役立つのだ。
 また会話文にもある問題がある。会話はひとつの段落とみなされる為
その次の文章は、一文字下げなければならない。文章を見ていると、空けていない。
自分の近くの出版物を見て確認して見てくれ。必ず下がっているはずだ。
あと会話分に口読点はつけない事。ただし古い書物は使っている例がある。

 作者さん申し訳なかった。それでは失礼する。
769覇道作者ですが:04/07/25 02:46 ID:fUAImchz
一段下げや、「」に。つけると、その分長くなって、容量が大きくなるので、分かっていますが、排除して書いてます
770名無しさん@ピンキー:04/07/25 03:26 ID:LiWC6n+4
>>768
他人に責任押し付けるな。
創作文芸板とか逝ってるような奴なら
エロパロで既に使ってるだろ。
それをしないのは何故か。考えた事も無いだろうな、おまいさん。

文法厨は(・∀・)カエレ
771名無しさん@ピンキー:04/07/25 04:36 ID:MIFTDxHP
で、文法でウダウダ言ってる貴方は神の作品に萌えたんですか?
それともオナーニした後の虚脱感から書いたんですか?
772名無しさん@ピンキー:04/07/25 06:31 ID:DJ6ceXD5
いやいや>>768はきっとすげぇ文章上手いんだよ。
というわけで、投下きぼん。
でもここは萌えで評価される板だからね、そこんとこヨロ。
773名無しさん@ピンキー:04/07/25 07:31 ID:FDZGBPm9
俺も期待してる。>>768よ、文が最高に上手くてなおかつ最高に萌える作品を待ってるぞ。
774あおむし:04/07/25 12:31 ID:HaReQ3DU
SEED好きな人

蒼穹のファフ○ー見るべし。
775名無しさん@ピンキー:04/07/25 12:44 ID:kqE09eJi
種キャラが、エヴァの演劇をしてる作品?
776あおむし:04/07/25 17:21 ID:OlHl830V
絵が同じなだけだけど、おもしろい。
よ。無限のリヴァイアスとかスクライドのファンの人にオススメ
777名無しさん@ピンキー:04/07/25 18:42 ID:kqE09eJi
その両方知らないけど、つまんなかったな>蒼穹
なんつーか……オタ臭い
それに、平井絵にウンザリな感じもあるし。あんま彼の絵に魅力を感じないし
なんか粘っこいし、オッサン書けないし、バリエーションないし

スレ違いですね
778名無しさん@ピンキー:04/07/25 19:23 ID:SQ9q+Lug
ファフナ面白いのか。見てみようかな。

ところで>>768氏は、『……』こと三点リーダーについては触れてないけどいいの?
小説楽しみにしてるので投下してください。クルフレ、キラフレ、クルシホあたりを希望w
779名無しさん@ピンキー:04/07/25 21:07 ID:kqE09eJi
平井って、女性を記号でしか描けない気がする。
780あおむし:04/07/25 21:30 ID:pFJoDzaQ
平井さんにあこがれてるから
そんなこと言わないで
781名無しさん@ピンキー:04/07/26 13:53 ID:OnsJQ4SS
SEED捨てろ!
782名無しさん@ピンキー:04/07/26 17:49 ID:v1QfkMpS
ファ鮒つまんないな今のとこは。
製作側の超大作デスヨーみたいなのが透けてる希ガス
もう4話までいってるのにキャラも立ってない。描き分けもできてない。
なのにいつか面白くなるんじゃないかと観てしまっているわけだが。

でもス レ 違 い だなおおいに。スマンカッタ
783名無しさん@ピンキー:04/07/26 17:55 ID:IBLd+431
まあ  ス  レ  違  い  というか、この板にはファ鮒スレ自体がまだできていないしね。
しかしあのルックスのキャラクターが日本人名だと違和感があって…
784黄昏の…:04/07/27 12:19 ID:vRvfz3T0
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) しばらく来ないうちに、種スレに何が起こったの?
785名無しさん@ピンキー:04/07/27 13:00 ID:8nnyDIrw
皆の衆。
今夜と明日を忘れるな。
786名無しさん@ピンキー:04/07/27 14:04 ID:DGkFl1mw
MBSエリアは木・金の10:30〜だけどな
787名無しさん@ピンキー:04/07/27 16:20 ID:63DyQQkW
>>784
飢えて飢えて共食いを始めたようです
788名無しさん@ピンキー:04/07/27 19:41 ID:9yb0D5hz
たそがれ氏(携帯がバカで変換できねぇ)
デス種始まったら是非是非氏も復活してください。ずっとずっと待っています。

あと217氏とか269氏もぜひ…昔のように賑わえばいいな(*´Д`)
789黄昏の…:04/07/27 23:00 ID:8ofKCJ9G
>>787
と、共食い? おっかないねぇ…。

>>788
とりあえず秋まで様子みまつ。
面白かったらまた書きたくなるかも。
他の書き手さん達もそれは一緒だと思う。
でも俺の場合は南極…ゲフンゲフン。
まだ終わってないSSがたんまりと…。
今日、未投稿のSSを何作か送ってみまつた。

あとファ鮒…自分も見てるけど、キャラの中の人達が
全然知らない新人さん(?)ばかりでチョット困惑気味。
デス種のキャストも新人さんばかりだとツラい…かも。
主人公がどうしてもキラブリッジ大佐に見えてしまうのね。
スレ違いなんでここまで。
790名無しさん@ピンキー:04/07/27 23:38 ID:j8wHQlqr
ファ鮒の茶髪娘がどうしてもミリアリアに見えてしまう自分て…(;´Д`)

そういや自分も南極に書き欠けのSSが…ゲフンゲフン

もう自分の脳内はデス種のアスカガとルナアスに染まってまつ。ルナマリアは桑島さんキボン(色々とオイシイし)
あぁ、10月が待ちどおしいな〜。
791名無しさん@ピンキー:04/07/29 23:56 ID:ZiVDmJdY
ス・テ・ラ!
ス・テ・ラ!!
792名無しさん@ピンキー:04/07/30 00:01 ID:327vvG1C
エロが書けない自分に変わってキラカガをお願いします
793名無しさん@ピンキー:04/07/30 00:39 ID:zGdmf28G
キラカガなんぞもう古い!
ていうかー、キラなんて古い!
時代はシン!
シンステ!シンルナ!
794名無しさん@ピンキー:04/07/30 01:00 ID:RQqZlAkb
シンはオールマンセーされないと良いなぁ。
795名無しさん@ピンキー:04/07/30 11:53 ID:8P5ROftD
シンは気の強い系を希望。
796名無しさん@ピンキー:04/07/30 12:43 ID:baKiMafu
野郎キャラの話は正直どうでもいい。
797名無しさん@ピンキー:04/07/30 14:05 ID:hs7coajz
あんたぁ、正直な人だw
>>758続き

プラントとザフトの第一戦は実に鮮やかなものでした。
三点の宙域を押さえたプラントに対し、ザフトは二点にのみ総力を分散させて攻撃を開始しました。
三点の有効性は、それぞれが鼎のようにあるから成立するのであって、その半数――つまりは二点さえ押さえれば必然的にもう一点の攻略は成ったようなものです。
また、プラントは総力を注ぎ込みすぎたせいで補給がままならず、攻撃の受けてない宙域――O-7に駐留したプラントの軍は他の二点に援軍として駆けつけれなかったのです。
しかし、それよりも書き留めておくべきは、ザフトの――ジェレミー=マクスウェルの戦術でした。
あれは来年の士官学校の教科書にも記載されるだろうと、モーガン大尉も言っていました。
三重に追加装甲をし、ブースターで無理矢理機動力を上げたローラシア級の発展型と見られる艦隊を敵中に突撃
艦内より絶大な攻撃力を誇るシグー・タクティカルアームズ(キラ君と、彼の友人の機体、フリーダムとジャスティスの武装の試験用の機体で、バッテリーだと五分しか持たないそうです)を投入、
四分三十秒後、撤退と同時に同数の同機を投入。同じく四分三十秒後、ゲイツ、ジンの部隊と入れ替わり、外部の主力部隊と共に疲弊した敵に攻撃を開始しました。
その後の兵の動きも素晴らしかった。大尉は苦笑いしながら、私に「アレに成らなくてはならない君は大変だな」と言いました。確かに…
しかし、ジェレミー=マクスウェル。なんと奇抜な芸と、理にかなった行動をする男でしょうか。
勝てるときにしか戦わない――これが戦略の基本です。寡兵を持って戦の妙で戦うとは聞こえは良いのですが、
本当の良将・名将とは絶対に勝てる条件をもって濁流のように敵を押し込み、一旦負ける兆しが見えたら流砂の様に引いていくものだと大尉はおっしゃいました。
ジェレミー=マクスウェルは奇策をもって、愚行を正道に変えたと言えるでしょう。そしてその正道も教書に載れる位に見事だったのです。




「ジェレミーの、ハマったようだな…」
戦線は決定した。ザフトの勝利。しかし、今回のイザークの役はこれからが舞台だ。
「よし!第九、十、十一部隊に通告、これより敵の追撃に入る!!」
勝利を大勝利に……その為にイザークを含めたザフトの精鋭が後詰めとして待機していた。
「なるべくコクピットは狙うな。元は同胞、味方になってくれる!」
後詰めの方が練達者が多い理由の一つでもある。
「しかし気負いすぎる必要はない。回収は現在補給中の先鋒部隊に任せる」
追撃は長丁場となる。シグー・タクティカルアームズは使えないだろう。
「進路方向は二時!敵を追掃しつつ、F-21の追掃隊と合流、O-7宙域の敵との合流を防ぎ、かつ退路も絶つ。推っしていけっ!!」
アルビレオを装着したデュエルは、まるで甲冑を着た鎧武者の様である。
「イザーク=ジュール、デュエル・アルビレオ出るっ!!!」
鉄のゆりかごに乗って、虚空を行くイザーク……その一枚の鉄切れを切り裂く光が彼を待っているとは、今の彼に知りようがない。


500ミリ無反動砲×2、76ミリ突撃機銃×2,重斬刀×1、三連装短距離誘導弾発射筒×2、遊撃用中距離発弾ミサイル×6
今回のイライジャジンの装備だ。
「だからぁ〜絶対重いと思うのよね」
風花はそのジンを見てそう言った。
「機動力、今回の作戦じゃ無いと困るでしょうに」
尤もなことを言う。言うからこそ、イライジャは苦々しい顔をするのだ。
「でも、いい加減ジンじゃ、攻撃力不足なんだよ」
それは間違ってない。
「なら、乗り換えればいいじゃない」
これも間違ってない。
傭兵なら尚更で、自分の相棒となる機体の良し悪しはそのまま自分の生死に繋がるだろう。
「できない」
子供のように言う。頑として聞きそうにない。
「じゃあさ、カスタムしようよ!私、ロウと一緒に沢山いいパーツ見つけたし、主任さんもオレンジのジン見つけてから、色々とジンの工夫したアイディアがあるみたいだし」
“できない”と言った理由は聞かない。自分から言ってくれない限り、詮索しない。
「少なくてもさ、ビームライフル、搭載してみようよ。主任さんの小型ジェネレーター、もうすぐ採用なんでしょ?イライジャになら融通してくれるよ」
「できない」
段々仏頂面になりながら、イライジャはにべもなく言い切った。
「それが…傭兵として失格なのは判ってるけど……。風花、ゴメン」
「う、うん」
「このジンの半分は……大切な友の……形見だから……」
善意で言ってくれた風花に悪いと思ったのか、その訳を話す。
「そっか…………でも、割り込みたいな……」
「え?」
風花の言葉は段々小さくなり、最後の方はイライジャには聞き取れなかった。
「ううん、何でもない。……ほら、イライジャ!もうすぐ出撃だよ?」
「あ、あぁ」
今回の作戦でジップスは要塞パーツのカタパルトとして利用されてるため、風花はイライジャのサポートにいた。
「随分ヨユーだね。流石歴戦の傭兵!」
イライジャは傭兵の割にモチベーションに左右されやすい。適度に煽ててやった方がいい。
「まさか…本音を言えばMSに乗り込む前っていうのは、すごく恐い」
“本音”と聞いて、プラチナの瞳に映る風花は少し嬉しそうだった。
単純にからかわれてるようにイライジャは思えて、それで怒るのも大人げなくて、次の言葉は素っ気ない。
「出来るなら、早くMSに乗ってしまいたいな」
そうすれば恐さは心地よい緊張感になるのが傭兵の性だ。心底戦いが好きな……
普通の人間には理解しづらい。
それが愛しい相手ならば、その身が心配で心配で、狂おしくなってしまうかもしれない。
風花にはそれが理解できる……ような気がする。
「また、“おまじない”してあげよっか?」
本気を冗談で隠しながら、風花は言う。
その小さな唇に、小さな人差し指を可愛く当てて
「なっ!?…い、いい!いらないって、別に」
本気で照れるイライジャ。
その後ろで、赤と青の彼のジンは優しく微笑んでいる。
決して、絶えずに……


「ここまで圧倒的なんてね……まるで夢を見てるみたいだっ!」
リリアント中尉のガンバレルダガーが、不規則な動きを見せ、高機動型ジン・ジンハイマニューバを狙う。
「ちぃぃっ!!」
「良く避けた!それも前に!!」
「ミスを恐れて、オペは出来んっ!!」
GダガーのビームサーベルとジンHMの銃剣が、同時に互いの腕を切り奪う。
――ヒュンッ!
「がっっ?!」
上宙からの一条の光がジンHMの羽を焼く。
「連合のストライクもどきがぁぁぁぁぁっ!!」
「私のダガーは充分速い!!」
リリアントを意識しつつ、ジンHMは距離を取る。が、逃げるためではない。
「マーキス!そうか、もう合流宙域なんだな!?」
『F-21宙域追掃隊に通達!Y-19の部隊との合流宙域だ!六時の方向よりO-7より撤退するプラント軍がある。コレを叩く!追撃はもういい!繰り返す!追撃を止め、O-7からの敵にそなえよ!」
リリアントが叫ぶのと重なり、イライジャの通信が入る。
「了解。しかし、目の前の獲物はきっちりとね!」
“ジンにとどめを”――ガンバレルに意志が伝わる
「この深い宇宙(ウミ)のそこは、穏やかな気分でいられるぜ……墜ちろ!!いけぇぇぇ!ガンバレルッ!!」