萌える話をお待ちしております。
がんがん書いていきましょう。
注意
人によっては、気にいらないカップリングやシチュエーションが描かれることもあるでしょう。
その場合はまったりとスルーしてください。
優しい言葉遣いを心がけましょう。
作者さんは、「肌に合わない人がいるかもしれない」と感じる作品のときは、書き込むときに前注をつけましょう。
原作の雰囲気を大事にしたマターリした優しいスレにしましょう。
関連スレは2をどうぞ
スレ立て乙〜
4 :
トラパス作者:04/03/03 12:41 ID:lZQGSk4x
お疲れ様です〜<新スレ
ええっと。じゃあ……保守かわりに何か落としていきますね。
今まで散々暗い話ばっか落としてきたので。久々に書いた明るい話でも。
またトラパスで恐縮ですが。結構需要がありそうだったパステル攻め展開を考えてみました。
「おめえさ、もしかしてちっと太った?」
女の子が言われてショックな言葉って色々あると思うけど。
これ以上ショックな言葉っていうのはなかなか無いんじゃないだろうか……
「な、な……そ、そんなこと無いもんっ!」
ましてや、それを言ってきた相手が、仮にも恋人、と呼べる相手で。
あまつさえ、一糸まとわぬ姿をその前にさらしているとなれば……
真っ赤になって身を引くわたしを、面白そうに眺めているのはトラップ。
うつぶせになって上半身だけを起こした状態。腰から下は布団の中で、裸の上半身が何だか妙に色っぽい。
ついでに、余分な贅肉、というものが一切見当たらないその身体が、妙に……妙に、腹が立つ。
急に気恥ずかしくなって、わたしは布団を胸元までひっぱりあげた。散々見せた後で今更……っていう気もするけれど。
そんなこと言われて「どこに目をつけてるのよ! そんなわけないでしょ!」とばーん! と自信を持ってさらけ出す……なんて真似は、多分わたしには一生できない。
「いや……まあ。何つーか……こう腰のあたりとかな、妙にボリュームを感じたなあ、っつーか」
そんなわたしの様子を見るトラップの目はどこまでも意地悪で。その顔つきを見れば、彼が決して本気で言ってるわけではなく、ただわたしを困らせて楽しんでいるだけだ……っていうのはわかるんだけど。
わかっていても気になるのが女の子なのよ! 全く。
「そんなこと……ないもんっ。もお、デリカシーが無いんだから!」
頭に来て、わたしがベッドから下りようとすると。布団の下から伸びてきた腕が、ぐいっ、と腰に絡められた。
「きゃあ!?」
「ん〜〜。やっぱこー、前と違うような気がすんだよなあ……」
ぴちゃり
腰……というよりむしろお尻に近い位置に、暖かい感触。
そのまま、それはするすると上へと上っていって……
「やっ……ちょっ……さ、さっきやったばっかり……」
「ヤッた? 随分いやらしい言い方するようになりましたねえパステルちゃーん?」
「なななっ……」
「だあら、おめえが俺の目を疑うから、こうして手で触って確かめようとしてやってんじゃん?」
ぐっ、と力をこめられた。
お腹に軽い圧迫感。逆らおうとしても、力が入らない位置を巧みに押されて、そのままベッドに倒れこむ。
必死につかんでいた布団は、あっさりとはぎとられた。ぎゅっ、と肩をつかまれる。きしむスプリングと、明かりを遮る位置にあるトラップの顔。
逆光のせいか顔はよく見えなかったけど。どんな表情を浮かべているかは……大体想像がつく。
「……太ってなんか、無いもん」
「まあ確かに。痩せてるよなあ、おめえは」
くっくっ、と笑いながら彼が手を這わせてきたのは、胸。
……その部分を「痩せてる」って言われても、嬉しくないんですけど、わたしとしては。
「まあいいんじゃね? もーちょっと太った……っつーかふっくらした方が、女らしくてよ」
「……そっちの方が、トラップの好み?」
「さあ〜〜どうでしょうねえ?」
本音の読めない口調で言いながら、徐々に、徐々に手を下へと滑らせていく。
それだけでもう、わたしの身体が熱を持ち始めるのが、わかった。
「っ……あ……んっ……」
「まー確かに、出るとこ出て引っ込むとこが引っ込んだナイスバディの姉ちゃんと、どこが胸だか背中だかわかんねえような幼児体型なら、そりゃあ男ならナイスバディの方が嬉しいけどよ?」
首より下の部分、鎖骨のあたりや胸のあたりに、いくつもいくつも赤い花びらのような痕を残しながらも。トラップの口はとどまるところを知らない。
わたしはもう、まともに答えることもできないくらいに、息が荒くなってるのにっ……
「けどまあ、それだけじゃねえだろ。幼児体型には幼児体型なりにいいとこだってあるしなあ」
「っ……いっ……やあっ……!」
ぬるり、とした感触が太ももをつたった。
だけど、トラップは決して「ソノ」部分には触れていない。むしろ、そこからわざと遠ざかるように、わざとらしく、胸や肩、あるいはつま先やふくらはぎをいじっていて……
い、意地悪っ……
「いっ……と、トラップ……」
「あんだよ?」
「っ……はっ……」
早く、来て欲しいと。
心の中ではそう頼みたかったけれど。それを口に出すのはひどく恥ずかしい。
言えない。だけど、我慢できない。
とても辛い葛藤の中。火照りだけが大きくなっていく。段々と目に涙がにじんでくるのがわかった。
そんなわたしの様子に、トラップが気づいていないはずはないのに。彼は言わない。そしてやらない。
わたしが「お願い」というまで、決して自分からソコへは近づこうとしない。それはわたしを焦らして悶える様子を見て楽しむっていう、彼の困った趣味の一つ。
「もうっ……い、意地悪っ……」
「そんな意地悪な男に抱かれて、悦んでんのはどこの誰だよ? あーあー。シーツぐっしょぐしょじゃん。後で洗濯大変なんじゃねえ? ま、やるのは俺じゃねえけどさ」
そんなことを言いながら、トラップはひょい、と上半身を起こして、ひどく無造作な手つきでわたしの髪を梳き始めた。
「んで? 一体俺にどうして欲しいのかなあ? なあ、パステルちゃーん?」
っ……
こ、この男……絶対、ぜーったいに……わたしをいじめて、楽しんでる――!!
そもそもわたしとトラップがこんな関係になるなんて、誰も想像してなかったんじゃないだろうか。実を言えばわたしが一番信じられないんだけど。
でもまあ、好きになってしまったものは仕方がない。そして……そのう。まあ、そんな関係になったからには、一歩二歩進んだ関係になってしまうのも……そういうことに一番興味があるお年頃なわたし達としては、それはごくごく当然の経緯、というもので。
それはとても嬉しいことだったんだけど。そうなったせいで……それまで大して気にもしてなかったようなことが、急に気になるようにもなった。そんなわたしを見て、「パステルも女らしくなったわね」なーんてリタは言ってたけど。
例えば、肌が荒れてないかな? とか……髪が痛んでないかな? とか。後……まあ、そのちょっと恥ずかしいけど……わ、わたしの胸とか、ソノ部分とかって……綺麗、なのかな? とか。
もちろんそんなこと、聞きたくっても聞けやしないけど。
で、今……もっかわたしが一番気になってるのが……
はあああ……
ため息をついて、チラリと視線をあげる。
今は食事の最中。以前燃えてしまった後、新しく建て直した家の台所にて、パーティー全員で勢ぞろいしての楽しい夕食。
のはずなのだけど……わたしは、あまり食べられなかった。
その……さっき、最中にトラップに言われた言葉が、気になって。
今日のメニューは、クレイが作ってくれたカレーライス。それも、ミケドリアの肉とかキノコとか、すっごく具沢山でそれはそれは美味しそうなカレー。
いつもなら、あっという間に食べた挙句にお代わりまでするところなんだけど……今、わたしのお皿には、半分くらい食べたところでスプーンが止まってしまったカレーが残っている。
美味しい。見た目を裏切らない、すっごく美味しいカレー。
だけど……うう。ご飯って案外カロリー高いんだよね? お肉だって入ってるし……
太った……そ、そういえば最近クエストにあんまり出てないし。運動の量は以前より絶対減ってるよね?
ま、まさか……いや、いやあれはトラップの意地悪で、口から出任せ、で……
「パステル、どうしたんだ?」
「……え?」
不意に声をかけられて顔をあげると、左隣に座っていたクレイが、心配そうにわたしの顔を覗きこんでいた。
「大丈夫か? あまり食べてないみたいだけど……もしかして、口に合わなかった?」
「え!? い、いや、そんなこと無いよ。全然無いっ……けど……」
段々声が小さくなっていくのがわかる。そりゃあ、作った人としては気になるよね。お皿前にしてはーはーため息つかれたら。
うう。だけど……
チラッ、と視線をあげる。
わたしの正面で、トラップがすんごい勢いでスプーンを動かしていた。確か、わたしの記憶が確かなら、あれって三杯目のカレーだったはずなんだけど……
と、見ている間に空になったお皿を抱えて、ガタンと立ち上がる。ご飯をよそう手つきには全然迷いみたいなものがなく。一杯目だとしても多すぎるんじゃない? って量をてんこもりにしていた。
……よく食べるよねえ、あの人……
わたしの視線に気づいていないのか、トラップはこっちを全然見ない。カレーをかけて席につくと、さっきと全く変わらないスピードでスプーンを動かし始める。
……あの細い身体の、一体どこに、あれだけの量が入ってるのかなあ……
わたしは決して太ってる方じゃない……と思う。ううん、むしろ痩せてる方なんじゃないかな?
そりゃあ……ねえ。今はレベルも上がってきてちょっと裕福だけど、昔は食事代にも困るような生活してたし。バイトバイトで毎日のように走り回ってたし……太る余分なエネルギーなんか全然無かったというか、溜め込む余裕も無かったというか。
だから、今まであんまりダイエット、とか意識したことはなかったんだけど……
もう一度視線をあげる。トラップが気づいていないのをいいことに、その全身をなめまわすように見てしまう。
だけど、女の子としては。恋人に「太った?」なんて言われたら。ましてや、その恋人が下手したら自分より痩せてるんじゃなかろうか、という細身の体型だったら。これはもう、意識せざるをえないよね。
うう。だけど、だけどさー……
「パステル……?」
一人でお皿を前に悶えているわたしを見て、クレイがすんごく不思議そうな顔をしていたけれど。わたしはそれに答える余裕も無かった。
だけどさ! 長年の貧乏が染み付いちゃってるせいかな? ご飯が食べれるっていうのがすんごく幸せっていうか……美味しいものを前にして我慢なんかできないっていうか……
ああ! こういう葛藤って辛いよね! もうっ……
スプーンをぎゅっ、と握り締めたまま。
わたしは、残りのカレーを食べるべきか、食べざるべきか。それこそ、「明日世界が破滅するとしたら最後に何をやりたい?」って聞かれたかのごとく、悩み苦しんでいたのだった。
……というか。本当に太ったんだろうか、わたし。
冷静に考える余裕が出てきたのは、夕食の後、お風呂に入っている最中。
お腹が一杯になったせいかルーミィがさっさと寝てしまって、珍しくわたし一人だけでのんびり湯船につかることができた。
お湯の中に沈めた身体をそっと見下ろす。
うーん……
毎日見ているせいか、あんまり変化……っていうのを感じられないんだけど。
別にお腹がぽっこり出てきたようにも見えないし……胸だって変わらず……い、いやいや。そこは悲しむ部分かもしれないけど。
「ううーん……」
うなって、自分の太ももやお腹を撫でてみる。つまめるほどの余裕は無い……よね?
「ううーん……って、あ、そうか」
一人うんうんと唸った後、実に簡単な解決方法があることを思い出して、わたしはポン、と手を打った。
そうかそうか。何も一人で悩まなくても。体重を量って見れば一発じゃない!
わたし達冒険者は、体調管理も重要だ……ってことを言い出したクレイの案によって、我が家のお風呂場には体重計が置いてあるんだよね。もっとも、使う人はあんまりいないんだけどさ。
わたし、以前何キロだったったけ? 確か……48キロくらい、だったと思うんだけど。
身長は163.5だから。そう言ったら、リタが「パステルって細いわよねえ」って、羨ましそうに言ってくれたんだよねえ……あまり人に誇れるものが無いだけに、ちょっと嬉しかったんだけど。
ようし!
そう思いついて、ザバッ、と湯船から身体を引き上げた。
タオル一枚巻きつけて、思いついたら即実行! とばかりにお風呂場の戸をガラリ、と開けた瞬間。
わたしは、その場でひっくり返りそうになってしまった。
なっ、なっ、なっ……
「ん〜〜……」
「と、トラップ! 何してるのよそんなところで!?」
何と。しっかり「お風呂に入ってます!」って札をかけて鍵までかけていたはずの脱衣所に、トラップがいた。
彼は難しい顔で床を見つめていたけれど。わたしの姿を見て、ニヤリ、と笑ってみせた。
「よおパステル。涼しそうな格好してんなあ」
「すっ……ばっ……!」
ああ、もう! い、一体何を言えばいいのやらっ!
気配すらしていなかったら、驚きのあまり声も出ない。わたしが自分の格好も忘れてただぱくぱくと口を開いていると。トラップは、ひょい、と肩をすくめて……何かの台から、降りた。
……はい?
そこで初めて、わたしは、彼の足の下にあったもの……さっきわたしが使おう! と決めたばかりの体重計……に気づいた。
「何……してるの?」
「何って。おめえ俺がこれ使って身長測ってるように見えるか? 体重量ってたんだよ」
「な、何で……」
「何でって。気まぐれだよ、気まぐれ。ああーそれにしても。量るんじゃなかったなあ」
わたしの疑問に答えになってない答えを返して。トラップは、わざとらしい口調でそう言うと、それはそれは意地悪な表情でわたしの方に視線を向けた。
「んで? パステルちゃん? いつまでもそんなとこでそんな格好でいると、風邪ひくぜ? 着替えねえの?」
「っ……き、着替えるわよっ。着替えるからっ……いいから出てってよ!」
「出てけ? おめえ、仮にも彼氏に向かって冷てえこと言うなあ」
「かっ……」
ず、ずるい! 普段は絶対そんなこと言わないくせに……こういうときだけ、そんな言い方するなんて……!
わたしがかああ、と全身を染めていると、トラップは大爆笑をしながらお腹を押さえてしゃがみこんだ。
ううーっ。か、からかわれてるっ……絶対、絶対! からかわれてるっ……
「もおっ……それよりトラップ。量るんじゃなかった、って……何かあったの?」
すごく悔しかったけれど。こういう口喧嘩でわたしがトラップに勝てるはずもない。
早々に諦めて話をそらすと、トラップは涙の溜まった目で「ああ」と頷いた。
「参ったよなあ。俺さあ、体重が」
「うん」
「また減った」
…………
神様。わたし、仮にも恋人に対して殺意っていうものを抱いてしまいました。ごめんなさい。
あっ……あれだけ食べておいてっ……
「や、痩せた?」
「さあなー。それはわかんねえけど、1キロ落ちた」
1キロ……
そう聞くと微々たる量に思えるけれど。1キロのお肉っていうのがどれだけの量かを考えたら……
「そ、そおなんだ……良かったじゃない……」
「良かった? 馬鹿言え。ただでさえ貧弱な身体だなあって結構気にしてんだぜ? 身長は伸びてんのになあ。一体どこが落ちたんだろうなあ」
口で言うほどには、その顔は落ち込んでいない。というかむしろ楽しそうだった。
彼がこんな顔をしているときは、絶対に何かたくらんでるに決まってて……
「……で?」
「……で、って……?」
「いや。おめえは量らないの?」
ずばり、と言われて。わたしはしばらく返す言葉を失った。
「な、何で……わたしが……」
「いやあ? いつまでもタオル一枚で立ってる、ってことはさ? おめえも体重量ろうとしてたんじゃねえかなあ、と。この間俺に言われたことを気にしてんじゃねえかなーと、そう思ったんだけど……外れたか? だったら悪いな」
見事な推理を披露して、トラップは立ち上がった。
ひょい、と体重計を持ち上げて。
「まあなあ。よく考えたら、女ってえらい体重気にするもんなあ。男の前でこんなもんに乗れねえよなあ? 悪い悪い。気遣ってやれなくて」
「っ……! そ、そんなことないわよっ!!」
ああ、乗せられた……
自分でわかっていても、止められなかった。
だってだって、悔しいじゃない!? わ、わたしはそんなに太ってないもん。そんな、ただの意地悪を気にしなきゃならないほど……人に言うのをためらうほどに重たくなんか無いもんっ!
いいわよ、見せてあげるわよ。トラップは恋人なんだから。何も隠すことなんか無いわよね!
「わかったわよ。乗ればいいんでしょ、乗れば! 貸して!」
ばっ、と体重計を取り戻して床に置くと。わたしは、深呼吸をして、一気にその上に乗った。
針が動く。くるくると数字が回転して……
凝視している間に、ぴたり、と、動きを止めた。
――びしっ!!
差された数値を見た瞬間。わたしは、確かに「時が止まる」というのを実感していた。
「どれどれ? 何キロなんだ?」
そんなわたしを見て、トラップがひょいっ、と数値を覗き込んでくる。
っ……ぎゃあああああああああああああ!!?
慌てて降りようとしたけれど、もう遅い。
「あんだあ? 52キロ? へー。おめえって……俺と6キロしか違わねえのか」
心底楽しそうな目で見上げられて。わたしは、湯上りの冷めかけた肌温度が一気に上昇するのがわかった。
ふ、太った……わたしっ……本当に太った……ってことおおお!!?
いやさ、178センチも身長があるのに58キロしかないっていうトラップの方が痩せすぎなんだ……っていうのはわかるよ?
163.5センチで52キロが、太ってるどころか十分に痩せてる範疇に入る……っていうのも、理屈としてはわかるよ?
だけど、それにしたって……
「納得行かないっ!!」
お風呂から上がった後。わたしは、トラップの部屋で、一人わめいていた。
あ、ちなみに、新しい家って部屋数が多いから、クレイ、トラップ、ノルにキットン男性メンバーは、全員個室をもらってるんだよね。いや、まあそれはいいんだけどさ。
「あんだよ。俺に言われても知らねえっつーの」
「だってだって! どうしてトラップ、そんなに痩せてるの!? あれだけたくさん食べてるのにっ」
ベッドにごろごろ横になったままわたしを見上げるトラップの目は、明らかに面白がっていて。だけど、それがわかっていても、わたしは引き下がることができなかった。
だって由々しき事態じゃない!? 身長は15センチ近く違うのに、体重は6キロしか変わらないなんてっ……! そ、それはいくら何でも! 女の子としてはっ……何ていうかっ……
「ねえ! 本当は何かしてるんじゃないの? 隠れてこっそり運動してるとかっ」
「してねえよ」
「嘘っ。じゃあどうして、あれだけ食べてごろごろ昼寝ばっかりして、それで痩せたりするのっ」
「ああ? 随分な言い草だな、おめえ」
わたしがゆさゆさ身体を揺さぶってまくしたてると、彼は、ちろり、と視線をあげて……
ぐいっ、と、わたしの両手首をまとめてつかんだ。
「そんなに知りてえのかよ? 俺が痩せた理由」
「知りたいっ!」
手首を拘束されたままぶんぶんと頷くと。
トラップの顔が、それはそれは嬉しそうに輝いた。
「本当の本当に知りてえんだな?」
「……知りたい、けど……?」
不吉な予感が走った。
何度も言うようだけど。トラップがこんな顔をしているときって、大抵ろくでもないこと考えて……
「おめえのせいだよ」
「……へ?」
だけど。続けられたのは、わけのわからない言葉。
「アレって、結構疲れるからなあ。いい運動になるんだぜ?」
「あれ? ……アレって、何?」
わたしが目をハテナマークにしていると。
トラップは、低い笑い声をあげて、顔を寄せてきた。
「アレっつったら、アレだよ」
「?」
「エッチ」
ぼんっ! と、一気に頭に血が上った。
なっ……な、なーっ……
「何言い出すのよっ! や、やらしいっ……」
「ああ? 信じねえの? まあなあ。そりゃあおめえはいつもいっつも俺にばっか動かせて自分は横になってるだけだもんなあ。
けどなあ、本当にあれって相当運動になるぜえ? 腰動かすからウェスト運動になるしな……だあらそのせいで痩せたんじゃねえかなあ、と思うんだけどな」
答えるトラップの顔は笑っていたけれど。口調は案外真剣だった。
え? もしかして本当に? と、信じてしまうくらいには。
「……そう、なの?」
「俺が終わった後、疲れきってんのがわかんねえかなあ? だあら、な……おめえもたまには自分から動いてみ? 腰振ってな」
そう言って、トラップは「にんまり」と形容するしかない笑みを浮かべた。
「そうしたら痩せるんじゃねえ? そんなことでよかったらいつでも協力してやるぜ? 俺は」
…………
何だか、うまく乗せられたような気がしてならない。
だけど。
そんな風に言われたら……その、ちょっと試してみたいなあ……なーんて思ってしまったのは。
だ、ダイエットに悩む女の子としては当然の反応だよね? ねっ!!?
「……ええっと……」
言われるがままに部屋に固く鍵をかけて。
ベッドの前で、わたしは困り果てていた。
よく考えたら。その……エッチは何回もしてきたけれど。確かに言われた通り、わたしはトラップに言われるがままされるがまま、ただ寝てるだけだった……と思う。
だから、困った。
じ、自分から動く……って、一体どうすればいいのお!?
「んだよ。ヤるならヤるで早くしろよなあ」
そんなわたしを意地悪な顔で眺めているのはトラップ。
両手を頭の下で組んで、仰向けになった状態で。あくまでも自分からは動かない、って姿勢をとったまま。
「俺さ、そろそろ寝たいんだけど? ん〜〜それともやっぱ、おめえには無理か?」
「っ……む、無理……じゃないもん」
え、ええい! 為せば成るっ……べ、別に初めて、ってわけじゃないし。いつもトラップがわたしにしてくれることをすればいいんだよね? そうだよね?
「じゃ……じゃあ。いきます」
「おう」
どう言えばいいのかわからなかったから、とりあえずぺこりと頭を下げて。
まずは……ふ、服を脱がなきゃね。
ぶちぶちっ、とパジャマのボタンを外す。部屋が明るくて、見られているのがすっごく恥ずかしかったけど……だ、だけど、暗い中手探り、なんて、自信無かったし……
「えっと……ええっと。トラップは……服、は……」
「ん〜〜? 自分で脱いでもいいけどよ」
パジャマを床に落として、下着姿になって振り向くと。
穴が開くんじゃないか、というほど、わたしの姿を凝視しながら。トラップはさらりと言った。
「けど。動かない相手の服を脱がせる……っつーのも、案外運動になるんだぜ?」
「…………」
本当でしょうね。
一瞬そう言いたくなったけれど。増えた体重の数値が目の前をちらついている今のわたしには、それを冷静に考える余裕も無い。
まあ確かに。言われてみれば、そうかも……
「じゃ、じゃあ……脱がす、よ?」
「おう」
ぐいっ、とシャツに手をかける。
細身ではあるけれど、硬い身体が手に触れた。
シャツの下から覗くのは、浅黒い素肌。何だかんだでわたしが脱がしやすいように身体を浮かせてくれているのか、意外なほどスムーズにするするとまくりあがる。
「…………」
「どーした? おめえまさか見惚れてんじゃねえだろうな?」
「…………」
そんな軽口に答える余裕も無い。
見惚れて……いた。何ていうか。トラップの腰のあたりにまたがって、彼の服を自分で脱がせている……そんな日が来るなんて信じられなかったのもあるし。
そういう風にして見るトラップの身体は、今まで散々見てきたはずなのに、何だかいつもと違うように見えた……っていうか……
って、はっ! ボーッとしてる場合じゃないでしょ、わたしったらっ!!
ぶんぶんと首を振って、動きを再開させる。
ええと、変なこと考えちゃ駄目、わたし。
今のこれは……その、そう! あくまでもダイエットのための運動! なんだからっ……
「ええと。ええっと……」
とりあえず、まずは……
とん、と腕をトラップの顔の両脇に置いて、そのままゆっくりと顔を近づける。
重なる唇。最初は一瞬、何度か繰り返すうちに、その時間は少しずつ長くなって……やがて、自然に舌が絡み始める。
何度も何度も……それこそ、身体の繋がりなんかよりずっと多く経験してきたはずの行為。
だけど、それすらも、わたしは自分からすることは滅多に無かったんだと。
舌を差し入れた瞬間、一体どうやればいいのか戸惑ってしまって、初めて気づいた。
……わ、わたしって、本当に何もかもトラップに任せっきりだったんだよなあ……
トラップの方がずっと巧くて、わたしが自分から動いても彼みたいにできる自信は無かった……っていうのはあるんだけど。
それでも、もしかして、それってちょっとずるかった? わたしばっかり、いつもいつもトラップにすっごく気持ちよくさせてもらって……
「あの……いい、かな?」
つい、と唇を離すと、透明な糸が、わたしとトラップの間を繋いでいる。
それがおかしくてもう一度キスをした後つぶやくと、彼は、黙ってぐっ、と親指を立ててきた。
OK……ってこと、だよね? わたしだってできてる、よね?
よ、ようしっ!
それで勇気が出た。
いつもトラップがやるように、唇のキスの後、頬に、耳に、おでこに……と、少しずつ軽いキスを落としながら、その間に、手で、ゆっくりと彼の首や胸を撫でる。
手の下で感じる筋肉の躍動。その手触りは、自分の身体とは全然違っていて……やっぱり男の子なんだなあ、ってことを伝えてきて。何だかいつも以上にドキドキした。
「ええと、えっと……」
トラップのように滑らかには動けない。だけど、それでも少しずつ彼の息は荒くなって言って……
それは、彼が、いつものわたしと同じように、「感じて」いてくれるんだと伝えてくれた。
……わ、悪くは、ないかも。
じいっ、と顔を見つめれば。少し赤らんだ頬のトラップが同じように見つめてくれる。
そんな顔を見てしまったら。ドキドキは余計に大きくなって……わたし自身がどこを触られている、ってわけでもないのに、いつもと同じように、身体が火照ってくるのがわかった。
わたし……いつの間に、こんな……その、敏感になったんだろ?
下着に少しずつ染みてくる湿った感触。時折走る、うずきにも似た感覚。
気が逸るのがわかった。早くトラップが欲しいって……わたし、そう……思ってる……?
「じゃ……その……」
「…………」
足の方に座るのは、何だか安定性が悪そうだから。
腰掛けた位置は変えず、くるりと身体を回転させる。
トラップに背中を向けるような形になって、わたしは、ゆっくりと彼のズボンに手をかけた。
さ、さすがに……ズボンを全部脱がせるのは、大変……かな?
ソノ部分が明らかに不自然な盛り上がりを見せているのがわかって、赤面してしまったけれど。ここまで来て恥ずかしがってる場合じゃない、よね。
ゆっくりとファスナーを下ろす。何枚かの布地をかきわけるようにして、手を差し入れる。
勢い良く飛び出してきたソレをつかむと、「うっ……」といううめき声が、聞こえてきた。
……だ、大丈夫……だよね……?
思った以上に大きいソレを、ゆっくりと両手でこすり始める。
この行為……その、噂程度には知っていたけれど。実はやるのは初めてだったりする。
だ、だって恥ずかしいじゃない! いくら何でもっ……
「つまんねえのー。おめえな、それって男の夢なんだぜ? 口で……なんて贅沢言わねえからよ。せめて手でくらいやってくれてもいいだろうが?」
「やだっ! 絶対、ぜーったい嫌っ!」
なんて会話を交わすのはしょっちゅうだったんだけど。
トラップを気持ちよくさせてあげたい……そう考えたら、自然に、手が動いていた。
「うあっ……」
「え、えと……い、痛くない? 大丈夫?」
「……だい、じょーぶ……」
漏れる声は苦しげ。
ああ、わかる……わたしも、その……トラップにソコとか攻められてるときって、まともに声が出せないもん……気持ちよすぎて。
え、えと……そ、そんなに感じてくれてるのなら。ここはやっぱり、口……でもしてあげるべき、なんだろうか?
い、いやいやっ! で、でも、それはさすがにっ……
手の中で大きさを増していくモノ。
その、決して汚いとか思ってるわけじゃなくて……何と言いますか……ほ、本当に口に入るの? なんて思ってしまったというか……
はっ! そ、そうそう! 何だか忘れかけてたけどっ……わ、わたしって、運動になる、って言われたから、こんなことしてるんだよね? ねっ!?
だ、だったら、ここで……その、トラップにイかれてしまっては、困るわけでっ……
自分にそう言い聞かせて、わたしは「ほう」と息をついた。
それが、既にただの言い訳になっていることに気づいて。
何だか、嬉しかった。
わたしが一生懸命……その、動いてあげて。トラップがそれを喜んでくれる。感じてくれる。
それが何だか、とても……とっても、嬉しかった。
と、トラップにしてもらうのも気持ちいいけどっ……た、たまには、こういうのも……悪くない、かな?
「じゃ、じゃあ……トラップ。その……いく、よ?」
「……おめえは? 準備……してやんなくて、大丈夫?」
「だっ……だいじょうっ……ひゃんっ!?」
不意に、手が伸ばされた。
いつもなら焦らすだけ焦らして、最後の最後まで触れようとしない場所。
そこをダイレクトに攻められて、思わず声が漏れる。
そんなわたしの様子を見て、トラップは嬉しそうに笑った。
「ほおお……もうこんなに濡らして。イケナイ子ですねえ、パステルちゃーん?」
「……そうだよっ」
そう言い返すと、トラップの目がまん丸に見開かれた。
ふ、ふんだ。今日はいつものわたしじゃないんだから。いつもいつも……そうやってからかわれていいようにあしらわれてるわたしじゃないんだからっ。
「そうだよっ。わたしはイケナイ子……そんな子じゃ、トラップは嫌? いいの? そんなこと言っちゃって……わたし、このままやめちゃうから」
「……んだと?」
「トラップだって……こんなになっちゃって。わたしがやめちゃっても、いいの?」
つん、と、わざとらしくソコをつつくと。
トラップは、一瞬物凄い目でにらんできたけれど。やがて、「はああ」とため息をついた。
「わかった。俺が悪かった……んじゃあ、お願いします、女王様?」
「だ、誰が女王様っ……ひゃあんっ!?」
するりっ
太ももを撫でていた手が、またソノ部分を攻め立ててきて。わたしは、ギュッと唇を噛み締めた。
わ、わかったわよ……早くしろ、って……そういうこと?
くるり、と体勢を整えて。
トラップの目を見たまま、ずるずると後ずさる。
とん、とお尻にあたる硬い感触を感じて、ゆっくりと腰を上げた。
う……うまく入れられるかな? 大丈夫……?
こんな体勢で、しかも自分から……なんて初めてだったから。わたしはかなり不安だったんだけど。
熱くうずくその部分にソレを擦り付けていくと、驚くほどすんなりと、身体が沈んで行くのがわかった。
「あっ……んっ……ああっ……」
「っ……あー……い、いいっ……」
深かった。
こんなに奥深くまでトラップを感じたのは、初めてだった。
頭のてっぺんまで貫いてしまいそうな……って言うと大げさだけど。本当にそれくらいに、強い、強い刺激が、びりびりと全身を震わせていて……
「あ……あ、ああっ……!」
自然と腰を揺らしていた。
繋がった、ただそれだけの状態でもこれだけ気持ちよかったんだから。動けば、もっと、もっと気持ちよくなるんじゃないか……
そう思ったら、自然とどう動けばいいのか、わかった。
「はっ……あ、ああっ……んっ……」
ぎゅっ、と目を閉じる。快楽の波が、強く押し寄せてくるのがわかった。
わたしの下で、トラップがどんな表情を見せているのかはわからない。ただ、時折聞こえてくる彼のうめき声は、確かに同じ快感を彼に与えることができたんだ、と確信させてくれて……
「っ……や、ああっ……!」
全身から汗が吹き出すのがわかった。
痛みすら感じるほどに腰を振って、腕と膝で、身体を持ち上げて。
しびれのような感覚はどんどん大きくなって、ものを考えることができなくなった。これが……溺れてる、ってこと……?
どくんっ!!
わたしの中で何かが弾けとんだのは。
それからしばらく後のことだった。
「っ……はあっ……」
「どうだよ? 案外疲れるもんだろ?」
ずるり、と崩れそうになったわたしの身体をがっしりと支えて、トラップは、それはそれは満足げな笑みを浮かべていた。
確かに……疲れた、かも……
はあはあと息をついていると、すっ、と伸びてきた手が、汗ではりついたわたしの前髪を払った。
優しい口付けの後、抱きしめられる。その身体は、さっき触れたときより、確実に暖かい。
「……ど、どう、だった?」
「どうって?」
「運動になったかな……そ、その、これ……」
「……さあなあ」
わたしの言葉に、トラップは実におかしそうに笑いながら言った。
「寝てるだけよりは確実にカロリー消費してる、と思うけどな。おめえさあ、そんなに気になるか? 体型」
「き、気になるわよ、そりゃあ!」
あ、当たり前でしょ!? 大体あんたが言ったんじゃないの! 太った太ったって!
「お、女の子はっ……男の人以上に、スタイルとか気にするんだからっ……ちょっとでも痩せたいって、女の子なら、誰でもそう思ってるんだからっ!」
「ほお。そんなもんかねえ……ぎすぎす痩せてるより、ちっとふっくらしてる方が好みだ、っつー男はいくらでもいると思うけど?」
「それでもなのっ!」
「はいはい」
わたしの言葉に肩をすくめて、トラップはぽんぽんと背中を叩きながら言った。
「んじゃ、またやろうな? いやあ、おめえの方から動いてもらう……ってのも、悪くねえっつーか。かなりいいっつーか……おめえのダイエットが成功するまで、いっそずっとこうすっか? 毎日でも何回でも、協力してやんぜ?」
「〜〜〜〜〜〜っ……!!」
言われた意味を悟って、
わたしは、ばしっ! と、彼の背中を思いっきりひっぱたいていた。
せっかくお風呂に入ったのに。ええ、その……運動、をしたせいで、また汗びっしょりになってしまった。
ので、わたしはもう一度お風呂に入ることにした。トラップは、「腰がだるい」なんてわけのわからないことを言って、まだ寝てる。
わたしも実は、慣れないことをしたせいか、かなり腰が痛かったんだけどね……だけど、こんな汗びっしょりのままじゃ、気持ち悪いし……
替えのタオルを抱えて、ガラリ、と脱衣所のドアを開ける。すると、そこに先客がいた。
「……きゃあああ!!?」
「ぱぱぱパステルッ!!?」
そこに立っていたのは、クレイだった。いや、それはいい。彼だってこの家の住人なんだからして。どこにいてもそれは全く不思議なことじゃない。
問題だったのは、クレイもさっきのわたし同様、腰にタオル一枚巻いただけ、という姿だったことで……
「きゃあきゃあきゃああああっ!!?」
「ご、ごめんっ! ちょ、ちょっと待って!!」
ばたんっ、と部屋から飛び出すわたしにかけられる慌てふためいた声。
よーく考えたら、先に中にいたのは彼なんだからして、謝るとしたらむしろわたしの方なんだけど。
まあその辺、クレイの人の良さが出てるよねえ……っていうか、み、見ちゃった……クレイの裸……い、いや、そりゃあもちろん肝心の部分はタオルで隠れてたけど。トラップと違って、クレイって……
……って何考えてるのよわたしったら――!!?
「ご、ごめん。もういいよ?」
わたしが一人で赤くなって悶えていると。中から遠慮がちな声が響いてきて、ようやく冷静になることができた。
お……落ち着いて。落ち着いてパステル。何だかわたし……トラップと付き合い始めてから、どんどん変なこと考えるようになってない……? ううう……
心で泣きながらそっとドアを開けると、パジャマ姿のクレイが、真っ赤になってうつむいていた。
「ご、ごめんね、クレイ」
「いや……いいけどさ。あ、ところで、パステルは一体何の用だったんだ?」
「あ、うん。お風呂に入ろうと思って」
どうにかこうにか普通に会話を進めることができて、わたしが一人ホッとしていると。
そのとき、クレイの足元に、体重計が引っ張り出されていることに気づいた。
……今までは滅多に使われなかったのに。どうしていきなり大人気になってるんだろう、これ。
「クレイも体重とか気になるの?」
それに視線を落として、わたしが何気なく聞くと。
彼は、「いや。出しっぱなしになってたからさあ」なんて言いながらそれを取り上げて。
そして、事も無げに続けた。
「けどさ。やっぱり、安物は駄目だな。それとも、長いこと使ってなかったせいかな?」
「……え?」
「いや、針がさ、動いてたから」
……????
わたしがわけがわからない、という顔をしていると、クレイは、ほら、とわたしの方に見せてきた。
上に何も乗っていない状態なら、常にゼロを差しているはずの針。
それが今、4と5の間くらいの位置をふらふらしてて……
「だから、今度からこれ使って量るときは、数字マイナス4くらいで考えないと……パステル? パステル?」
不思議そうな顔をするクレイに背を向けて、わたしは走り出していた。
ただ壊れただけ……なんて考えは浮かばなかった。あのときの彼の心底面白そうな顔を見たら! 一体何をしたか……そんなのは考えるまでもない。
「トラップ! あんた……わたしを、騙したでしょおおおおお!!」
大きな家の中に。
わたしの絶叫が、響き渡った。
完結です。
あ……これでは「パステル攻め」ということにはなってない……かな?
とりあえずお粗末様でした。
これで即死回避になればいいのですが……
前スレの「トラップ×マリーナ」の続編は……
あまりにも暗すぎてスレストッパーになりかねないので、そのうちサイトの方にでもアップします。
>>23 お疲れ様でございます、非常に悶えました。
作者さん、乙です〜
萌え〜。パステルに萌え。
鼻血吹きましたよ…
このスレ人がいるんか……? せっかくいい書き手さんがいるのにもったいない……
人大杉早く解除されるよう祈ろう、皆で。
ムーン(-人-) <祈ってます
まさかこれからクレイとの第2戦が始まるのかと
期待してしまいました(バカ
作者様、乙です。
29 :
名無しさん@ピンキー:04/03/08 22:33 ID:PQPHRXMQ
めっちゃいい(≧▽≦)
トラップカワイイ!!!
31 :
名無しさん@ピンキー:04/03/10 13:27 ID:D3THhR6+
>>31 サーバーの設定か何かで、外のサイトにとぼうとするとそうなるらしい
アドレスをコピペして直ジャンプすれ
>>31 現在、エロパロ板はじめBBSPINK全体で、外部サイトへのリンクをクリックしてもPINKTOWER*1から目的のリンク先へ飛べず、
強制的にMEGAPINK.TVに飛ばされるようになっています。
長い間そのままにされていますので、障害というよりは意図的にしているものと考えられます。
2ちゃんねる用ブラウザなら普通に飛べますが、通常のブラウザを使用して閲覧している場合は、URIをドラッグしてコピーし、アドレスバーに貼り付けて飛んでください
(ショートカットのコピーやリンクのコピーなどでは、PINKTOWERへのURIになってしまいますので、かならずドラッグ後にコピーしてください)。
2ちゃんねるやBBSPINKのスレッドURI以外のリンクを張る際は、コピペしやすいように先頭のhを削っておいてもいいかもしれません。
参照:エロパロ板ガイド
http://hhh111.s4.x-beat.com/
34 :
名無しさん@ピンキー:04/03/10 17:18 ID:mGpKUfJd
そうなんですかぁ( ̄. ̄;)
意図的にとか・・・ひどいですね(`ε´)
何とかならないんですかね↓↓
>>34 まあ、現状の人大杉と同じで鯖の処理能力を超えた利用者がいるせいでしょうね。
専用ブラウザを導入すれば問題ないのだから別に気にならないけどなあ。
(このスレだって専用ブラウザじゃないと読めないんだし)
36 :
名無しさん@ピンキー:04/03/14 19:16 ID:silAV2lh
test
37 :
トラパス作者:04/03/14 22:35 ID:OwWam7LC
何気に寂れてますね……久々に短めの投下してみます。
ホワイトデーですし。一ヶ月前に投下した「バレンタインな二人編」の続編でも
――少しでも、俺を男として好きだっつー気持ちがあるんなら。頼むから……ちっとは、真剣に考えてくれよ――
それがバレンタインデーの日にトラップに言われた言葉で。
その切ない表情を見てしまったら、「冗談はやめてよね」なんていつもの軽口は叩けなかった。
だから真剣に考えた。わたしはトラップのことをどう思っているのか。男の人として好きなのか。彼とその……そういう付き合いをしていきたいと考えているのかどうか。
答えは意外と簡単に出た。
「トラップ」
「……ん?」
翌日。
もしかしたらあれは夢だったんじゃないだろうか……ついそんな風に考えてしまって怖くなったりもしたけれど。脚の間に残る鈍い痛みが、現実だったと教えてくれて、勇気が出た。
「好き」
「……は?」
「返事、しに来たの。わたしも好き、って。……迷惑?」
あのときの彼の顔を、わたしは多分一生忘れることはできないと思う。
まあそんなわけで、わたしとトラップは晴れて恋人同士、という関係になった。
バレンタインデーの日にされたこと……それを忘れたわけじゃないけれど。彼は素直に「悪かった」と頭を下げてくれたし。「好きだからだ」と言われてしまったら、許さないわけにはいかなかった。
まあ幸せだった。最初のうちは親衛隊の皆さんに嫌がらせを受けたりもしたけれど。トラップがきっぱり言ってくれたのかどうなのか、ある日を境にそんなこともぱったりなくなって。
文句なんか何一つ無かった。相変わらず人前では軽口を叩いて厳しいことを言ってどうかすると小突かれたり怒鳴られたりもしたけれど。誰もいないところでは、優しい笑顔を見せてくれることもあった。
絵に描いたような幸せな恋人同士、という光景のはずだった。
……けど……
「おめえ、お返し何が欲しい?」
「は?」
3月14日、ホワイトデー。
わたしとトラップが付き合うようになってから、ちょうど一ヶ月が過ぎた頃。宿に他のメンバーがいないのをいいことに、彼はわたしの部屋のベッドを占領してごろごろと昼寝をしていたんだけど。
「何? 何か言った?」
「だあら、お返し。今日ホワイトデーだろ。何か欲しいもんある?」
くるりと振り向くと。寝てるとばかり思っていたトラップはばっちりと目を開けてわたしを見ていた。
お返し、って……
「バレンタインデーの?」
「他に何があるんだよ。ホワイトデーっつーのはバレンタインのお返しをする日なんじゃねえの?」
「……そうだけどさあ」
あっけらかんと言われた言葉に脱力してしまう。
いや……確かにその通りだよ? で、お返しをしてくれるっていうその気持ちは、とってもとっても嬉しいよ?
だけどさあ……
「トラップ……普通さあ、そういうのって、本人に聞く?」
「はあ?」
「だからっ。お返し……っていうかプレゼントってさ。普通本人には内緒で用意して、それでいきなり渡して驚かせる……っていうものなんじゃないの?」
「はああ? あんでだよ、んなまどろっこしい」
わたしの言葉を一刀両断して、トラップは、へらへらと軽薄な笑みを浮かべた。
「もう俺とおめえは恋人同士、って奴なんだからよ。んないちいち秘密にして驚かせる必要なんざねえだろー? 人の好みなんてそれぞれなんだからよ。相手が気に入るかどうかわかんねえって悩むくらいなら、本人に聞いた方が早いだろうが」
「…………」
トラップと恋人同士になれたこと。それは素直に嬉しいと思うし幸せだとも思う。
けどさあ! この人の……何ていうかなあ。この情緒の無いところ! 何とかならない!?
そりゃあ……そりゃあね。現実主義者のトラップらしい意見だとは思うよ。確かにそれは、お互いお金を無駄にせず、欲しいものを確実に手に入れることができるとっても合理的なアイディアだと思うよ?
けどさっ、プレゼントってそういうもんじゃないでしょ!?
言っても無駄だ、とわかってはいても。わたしは嘆かずにはいられなかった。
はああ……まあいいけどね。トラップにそんなことをわかれ、っていう方が無理って気もするし……
「お返し。お返しねえ……何でもいいの?」
「俺の財布で買えるもんならな」
「…………」
諦めて言った台詞は、非常に現実的な台詞で返されてしまった。
トラップの財布って。中身入ってるんでしょうね? まあ確かに、ここのところギャンブルはしてないみたいだけど……
何しろ我々パーティーは万年貧乏ですから。お財布に個人的なお小遣いが入ってることの方が少ないんだよね。言ってて悲しくなるけど。
「うーん。そうだなあ……」
そう考えると。欲しいものはたくさんあるけれど、あんまり高いものは言えないよね。
うーん……難しい……
「うーん、うーん……」
「あんだ? 遠慮する必要ねえぞ。何でも言えって。いざとなったらクレイに借金すっから」
「絶対やめて」
「冗談だっつーの。で? 何が欲しいんだよ」
「うーん……あ、そうだ!」
しばらく悩んで。ようやく一ついいものを思いついて、わたしは指を鳴らした。
そうだそうだ。プレゼントって、何も絶対お金をかけなきゃいけない! ってわけじゃないよね。
「ねえトラップ! じゃあさあ、一つ教えて」
「んあ?」
「あのときの『誘惑』って、どういう意味だったの?」
そう言った瞬間、トラップの顔が、びしりっと強張った。
バレンタインデーの日。わたしは台所でみんなのためにチョコのお菓子を作っていたんだけど。そこで、トラップにいきなり押し倒されて……その、まあ。無理やりされて、しまった。
そのことに関して、彼は「悪かった」とは言ってくれたんだけど。その前に気になること言われたんだよね。
「先に誘惑したのはおめえだ」って。
だけど、あのときわたしは何をしていたかと言えば。ホワイトチョコのガナッシュを作っていて……で、トラップとじゃれあってるうちにそれをひっくり返して? ただそれだけ。
誓ってもいいけど誘惑なんてした覚えないし。第一、どうすれば誘惑になるのかもいまいちわかってない。
あのときも「それどういうこと?」なんて思ったものだけど。結局、その後に続いた台詞があまりにも衝撃的だったもので、そのままうやむやになってたんだよね。
うん、いい機会だからこれをお返しってことにしてもらおう。
「そう。あのときさあ、わたしトラップに何かした? 『誘惑』って、どういうこと?」
「……おめえ、それって……」
「だから、バレンタインデーの日」
そう言うと、トラップはしばらくの間、「うー」とか「あー」とか天井を仰いで何やら考え込んでいたけれど。
ややして、ポン、とわたしの肩を叩いた。
「パステル。おめえ、それどーしても知りたいか?」
「へ?」
「だあら……『誘惑』の意味。どうしても知りたいか?」
「え?? うん、知りたい。知りたいから聞いてるんだけど……?」
え? え? 何? それって……そんなに難しいことなの?
わたしが顔にいっぱい?マークを浮かべていると。トラップは……
何というか。それはそれは嬉しそうな笑みを浮かべた。
そう。例えて言うならば、仕掛けた罠にいましもひっかかろうとしている人を見ているような……そんな、心から楽しそうな……
あ、嫌な予感。
と思ったときには遅かった。
次の瞬間には、わたしは、がっしりと手首をつかまれていて……
「そういう台詞をサラッと言うとこが、また何つーか……いやおめえにそんなつもりがねえことはわかってんだけどな? でもなあ。それも立派な『誘惑』の一つだってこと、ちっとは自覚しろよなあ?」
「……はあ……?」
「あのときの『誘惑』の意味はな……」
そう言って。
彼は、ぐいっ、とわたしの後ろ頭をつかんだ。
「……あの、トラップ……ちょっと……?」
「んだよ。知りたいんだろ? どうして俺が『誘惑された』と思ったのか」
「いや、えと……は、はい?」
手に力がこめられる。
ぐいっ、と前のめりになった。わたしの眼前に迫ってくるのは……トラップの、その……
「まあすぐにわかると思うぜ?」
逆の手をズボンのファスナーに伸ばして、彼は笑った。
「いい機会だしなあ。ついでに覚えてくれよ。恋人同士がやるプレイの中にはな、こーいうのもあるってこと」
そう言って。
ファスナーがひきおろされた瞬間わたしの口の中に、何というか……すんごく大きいモノが、押し込まれた。
「ん……ん――んっ!!」
あまりにも突然のこと、だった。
いや、予告されてたらよかったのか、って言われたら、それはそれでちょっとひいたと思うけど。
でも、覚悟もなしにいきなり押し込まれたソレは……何ていうか、今まで口に含んだどんなものよりも大きくて……な、何ていうか、変な味がしてっ……
「んっ……んんっ……」
「うわっ! い、いてっ……痛いっつーの! 歯を立てるな、歯をっ!!」
息苦しさを感じてじたばたもがいていると、悲鳴がとんできた。
あ、ごめんごめん……ってそうじゃなくてっ!
「とらっ……ぐっ……」
まともに声が出せない。必死になって吐き出そうとしたら、ぐいっ、と頭を押さえ込まれて余計に苦しむ羽目になった。
うぐぐっ……な、何、するのようっ……
「んんっ……」
「だあらさ……誘惑の意味教えてくれっつったのは、おめえだろ?」
もがくわたしを巧みに押さえ込んで、トラップは、それはそれは嬉しそうな声で囁いた。
「そりゃあなあ……普通にヤるのも十分にイイんだけどよ。たまにはなあ、こういうこともしてもらいてえって思うんだよなあ。俺も男だし? なあ。おめえもまさか、知らないわけじゃねえだろ?」
「…………」
知らない……わけじゃない。確かに、噂程度で、そんな行為が存在することは知っていた。
けど! それを知ったとき「まっさかあ。だって、それ……あれ、でしょ? そんなもの口の中に入れるのお?」なんて、きゃあきゃあ友達と笑いあってたくらいで! まさか自分がする羽目になるなんて思ってなくてっ……
「ん――っ!!」
「知りたいっつったのはおめえだかんな。ほれ……いいからやってみてくれよ。しっかり舌使ってな? ……っつーか今更引けねえから、俺」
「…………」
やる……しかないのかな。
文句を受け付けてくれるつもりは無いんだ、ってことがわかって。
諦めて、わたしは、おそるおそる舌を伸ばしてみた。
……ぴちゃりっ
触れた瞬間、びくんっ、とトラップの身体が強張るのがわかった。
ぴちゃり、ぴちゃりっ……
どうやればいいのかなんてわからない。ただ、歯だけは立てないように……それだけは気をつけて。
キャンディをなめる要領で、必死に舌を動かしていた。ソレは、まあ何ていうか……すごく変な味がして、お世辞にも「美味しい」とは言えなかったけれど。
「……はっ……」
頭を支えるトラップの手が、震えている。
行為が進むたびに、彼の顔が段々と紅潮してきて。何というか、すごーく嬉しそうな……幸せそうな笑顔が浮かぶのを見て。
喜んでくれているんだとわかったとき。それまで感じていた……汚い、とか、そういう嫌な感情が、綺麗に消えてなくなるのがわかった。
トラップ……
「っあ……パステル、も、もうっ……」
「んっ……」
根元の部分から先っぽの方まで。
つつつっ、と唇を滑らせていたとき。ひどく苦しそうな声が響き渡った。
次の瞬間。
「あうっ!?」
ぐいっ、と髪をつかまれた。口の中からソレがとびだす。
その瞬間。
目の前で、白い爆発が、起きた。
「…………」
「ええと。まあ、な……」
ぽたぽた、と顎の先から滴り落ちるのは、白いどろっとした液体。
鏡を見なくてもわかる。今のわたしは、多分……顔中に、その液体が飛び散ってるんだろう、って。
「トラップ……?」
「だあら……み、見ればわかるだろ!?」
さすがに気まずくなったんだろう。上目遣いに見上げると、彼は、バッと目をそらして叫んだ。
「言っただろ!? 俺は男だからなっ……その……一番興味がある年頃、って奴なんだよ! ああそうだよ。おめえのあんな姿見てそーいうこと想像しちまったんだよっ! 悪いかっ!?」
「…………」
その口調はもう完全に開き直っていた。
確かにわかった。手で拭いとった液体。白くてどろどろしてて……
それは、あのとき。わたしが頭からかぶってしまったホワイトチョコのガナッシュと、非常に似ていて……
「……これが、誘惑?」
男の人って……そうなの? その、何て言うか……
「こんなことして欲しいって……わたしのこんな顔見たいって……そう思ってたって、こと?」
「うっ……」
そらされた視線の先に回りこんでじいっと顔を見上げると、トラップは言葉に詰まったのか、わたしの顔を見つめたまま何も言わず……
「……好きな女にならな」
しばらく黙り込んだ後。大きく息をついて言った。
「好きな女になら……してもらいてえ。軽蔑されるかもしんねえけど。今日やってもらって……何つーか。すげえよかった。すっげえ気持ちよかった……」
「…………」
「わり。これじゃ逆だよな。俺がおめえに何かやらなきゃなんねえのにな。悪い……」
「ううん」
ごしごしっ、と手で顔をこすって。
わたしは、にこっと笑ってみせた。
そりゃあ、最初は……まあ、驚いたし。ショックを受けたりもしたけれど……
でも。トラップのこんな顔なんて、滅多に見れるものじゃないしね。
「いいよ。あのさ、わたし……恋人同士って、何でも言える関係でいたい、って思ってるから」
「……ああ」
「だから。今度から、して欲しいこととかあったら、言ってね? わたしもなるべく言うようにするから!」
そう言うと。わたしが怒ってたり軽蔑したりはしてない、ってことがわかったのか。トラップは、ぱっと顔を輝かせて、
「本当か?」
「……え?」
がしっ、とわたしの手を握り締めた。
「本当にいいんだな? 言えば何でもしてくれるんだな?」
「うっ。い、いや、ええっと……」
「しかと聞いたからな。まさか、今更嘘でした、なんて言うわねえよな?」
にっこりと笑顔で言われてしまったら……自分の台詞を猛烈に後悔したところでもう遅い。
その後。
わたしがトラップに何を「お願い」されたのか……それはあえて言わないでおく……
完結。
すいません! 何かエロ中途半端になりましたっ!
乙です!
正直な感想といたしましては、
トラップ( ゚Д゚)ゴラア!いきなりとは何事だァ!
パステル…初めてなのに、相手の顔を見る余裕があるとはホンモノ…!
ですた。(ワケのわからない感想でスミマセン)
こういうのも結構好きです!萌えました。
でも、パステルのホワイトデーのお返しはこれで終わりですか・・・
トラップひでえな(w
>>37 どうして寂れているか、まだ理解できないのか?
ここ去るって言って、サイト立ち上げたのに・・・
確かに、去ってから一時は寂れていたけれど
新しい書き手さんがようやく現れたって頃
再び作品投稿したよな?
その後、続けてトラパス作者さんの作品がウプされるたび
ふたたび、まってましたとばかりの、トラパス作者さんマンセーの声
新しい書き手さんが、そんな中で作品を
まして、トラパス作者さんのように連続して投稿できるわけもなく
寂れているのが、現状が今じゃねーの?
他の書き手にだってマンセーレスはいくらでもついてたと思うんだが
このスレは住人が気に入らない書き手は立入禁止っていうローカルルールでもあるんですか?
以前作品投下した事あるけど、トラパス作者さんがたくさん投稿していたからって
書き辛いって事は全然無いよ。氏は構成が上手だし…むしろ、創作意欲をかきたててくれる。
今は時期的に寂れているだけではないのかな?自分も忙しくて全然作品書けない…
>47
人大杉だから。
人大杉だから書きたい人が書けばいい。トラパス作家さんのは正直あんまりエロくはないけど話は面白いので毎日楽しみにしている。
>>37のトラパス作者さんの「何気に寂れてますね」ってのは失言だと思うが
現状は人大杉なのが問題だろう。
>新しい書き手さんが、そんな中で作品を
まして、トラパス作者さんのように連続して投稿できるわけもなく
勝手に決め付けるな(w
55 :
名無しさん@ピンキー:04/03/18 03:34 ID:exFzz9Zh
投下のたびにいちいち嫌味を言わんと気がすまない粘着がいるからじゃねーの<寂れの原因
ただでさえ人大杉で板全体が寂れてんのに
そもそも根本的に前スレ最後あたりから今ここまで、マンセーレスなんかほとんど見当たらないんだけど
>>47 よーし、パパ
スレが寂れる理由を語っちゃうぞ〜。
それは喪前のような風紀厨がいるからだ。
人多杉で寂れてるってのもあるし、
トラパス作者さんの発言はマズかったと思うけど、
喪前のように難癖つける椰子がいるから
他の職人さんも投下しづらくなるんだ。
ただでさえ投下しても感想が少ないスレと多いスレでは
職人さんの次作へのエネルギーが違うのに
風紀厨がいると職人さんはやる気なくすぞ。
そんなに嫌だとか平気で言える椰子が多いと
トラパス作者さんくらいの腕のいい職人さんなら引く手あまただから
去ってしまうかもしれないことは念頭においとけ。
風紀厨はウザイけど擁護厨もウザイ・・・
トラパス作者さん本人は大好きなんだけども。
>>57 47はトラパス作者さんに去って欲しいんだろうよ。
あの書き方はどう見ても氏に対して良スレにするためにはお前の存在が邪魔だ、と言っているようにしか見えん
まあそれも一つの立派な意見ではあるんだろう
ちなみに俺の意見を言わせてもらえば
発言に少々問題があろうが、スレのために一生懸命作品を書いて投下してくれる書き手さんと、自分は何一つスレのために貢献していないくせして難癖つけるときだけしゃしゃり出てくる風紀厨だったら
圧倒的に後者の方がイラネッ(゚Д゚=)ノ⌒゚
トラパスさんのサイト、移転してるな。
前はちゃんと報告に来てくれたのに、今回は何の連絡もないってことは。
もう完全にスレを見限った、ってことかね。
>>60 見限ったって…
棒で追い返したのはスレ住人の方なんだがな
普通こんな話を続けてるところに、サイトの移転なんか教えてくれないだろ。
追い返したのは、風紀厨とその風紀厨をスルー出来なかった擁護厨だろうな。
擁護厨ウザイって意見あるけどさ
風紀厨の意見をスルーしてたら
それが住人の総意みたいじゃないか
ところで普通の擁護と擁護「厨」の違いって何?
それともこのスレでは擁護意見は全面禁止?
マンセーレスうざいって意見あるけどそれはマンセーすんなってこと?
感想書くときはいちいち「ここがよくてあれは駄目」って凝った感想にしなきゃならないわけ?
「過度の」マンセーがうざいんだろうけど、どれだけつけば「過度」になるわけ?
ぜひ万人とは言わんからスレ住人全員が納得できる意見を出してくれ>47を始めとする風紀に厳しい方々
もちろん、書き手一人を追い出すに足る立派な意見があるんだよな?
>>63 2ch歴浅いだろおまえ・・・。こんなことスルー出来なくてどうする。
意見出し合ったって解決はされないんだよここは。荒れるか寂れるだけ。
スルーが一番いい方法なんだ。
↓では
>>47-64は無かったものとしてドゾー
キッパスキボンヌ
前スレの、トラパス作者さんが書いたトラマリの続きがすごく読みたいんですが、、、
もうスレには来てくれないんですかね?
キッパス・・・不倫ですか。
ギア×パステル×トラップ待ってます。
四月から全然動いてないねー。
それが住人で一丸となって書き手を追い出したスレの末路というものだ
人大杉だからじゃないかね
まだ人大杉なんだ。専ブラだから全然気付かないよ。
一体いつまで続くのか…。
スレ違いを承知で言わせてくれ
絵BBSレベル高すぎだ……下着パステルや濡れ透けセーラー服パステルのイラストに萌え苦しんだ
>>73 ここで言わずに絵掲で直接言った方がお互いによろしいんじゃないかと。
描いた絵にリアクションがあるのはとても嬉しいことですが、
ここで言われては絵描きさんもリアクションに困るでしょうし、
最悪伝わらない可能性もあるわけですから。
クラーケンに犯されるパステルを想像しながら抜いた記憶が。
>75
入らないよう…
かわった?
ほっしゅ
人大杉解除になりました。
80 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 19:23 ID:JYNq57ht
るぅみぃぉ腹ぺっこぺこだぉぅ!
絵板ってどこですか?
すいません自己解決しますた。
自分は何故かホストを弾かれてた。やっと書き込めるようになってウレスィー。
おいたした香具師はどこのどいつだ!
>>83 わかるわけないだろ<おいたした香具師
サイト見る限りトラパスさんはもうスレに来るつもりはないようだし
結局は風紀厨の思い通りになったわけだ。
投下するたびに嫌味と難癖しかつけられないようなスレでは、そりゃ書き手も嫌になるわな
85 :
age:04/04/25 23:04 ID:MRYgrqXI
age
86 :
名無しさん@ピンキー:04/04/26 01:09 ID:4ILE95AE
前に何回か投下してたけど… さびれたね。なんかさみしいな。
そりゃ、トラパスさんがいなくなったからね。
というか、追い出してしまったからね。
88 :
307:04/05/03 23:00 ID:tJf8MUze
「やめて…」
ちがうだろ?
「やだってばぁ…」
そう言いながら潤むパステルの目を見上げる。
不意を突いて太腿を舐めるとそれはぴくぴくと痙攣した。「やあぁっ…」潤んだ目から涙がひとつ、こぼれた。
「…じゃあ、やめるかい?パステル」
中で動かす中指と人差し指はそのままに、おれは顔を上げた。
「…え」
「やめて欲しいんだろ?…抜くよ」
壁を傷つけないようにゆっくりと引き抜く…
「や…やだぁっ…!」
パステルの手がそれを阻止した。
「やだ…」
「やめて、って言ったじゃないか」
そして自分から指を再び自らの中に導く。
「クレイの…意地悪…っ」
彼女の目から、ふたつ、みっつとまた涙がこぼれた。
「素直にしないと、してあげないからね」
そしておれはまた彼女の繁みに顔を埋めた。
89 :
307:04/05/03 23:06 ID:tJf8MUze
お久しぶりです。…覚えてくれてる方が居るかどうか…
引っ越しした関係で長いことネットから離れていて、やっと復帰しました。
間が空きすぎたのでほんとうはこのままフェードアウトしようかと思いましたが、
あまりのさびれっぷりにちょっと投下してみます。
SクレイにMパステルです。ああ楽しかった。
90 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 03:02 ID:ef++luxX
>>サンマルナナさま
SS保管庫で作品を見てファンになりました!!
表現というか書き方がすごく好きです
これからも楽しみにしています
>>89 307さん、おかえり!
貴方のクレパス大好きです。
つ、続きは・・・つづきはっ?(;´Д`)ハァハァ
92 :
r:04/05/04 22:56 ID:Q1Qi/aJ4
すいません、フォーチュンクエストのエロ画像集はないでしょうか?
ここでしか聞けないので。
画像集ではないが
エロ画像投稿OKの絵板ならある
普通のイラストの中にたまにとんでもなくハイレベルなエロ画像が混ざっているので見ていて飽きない
>>94 そんな名前じゃなかったけど、多分そうだと思う。
作品見たら保管庫にあったのと同じのが並んでたから
>>93 URLを教えていたたきたいのですが・・・
>>97 もう移転してアドレス変わってるもよう
しかし勝手にさらしてもいいもんか
まあ旧アドレスからでもジャンプできるようにはなってるみたいだけど
ジャンプ出来る以上は晒さん方がいいだろうね。
もうここに来ないと言ってる以上、まだ繋がりを残してくれてる事に感謝しないと。
うんうんもう放っておいたほうがいいと思われ。
2ちゃんのエロパロスレから派生したとは思えないくらい
毒気のないサイトだし。
ひさびさに80年代的なノリを目にした気がしたw
トラップのお母さんにクレイが童貞喰われちゃう話
誰か書いてくれる人いないかなー。
自分に文才があればぜひ書くんだが。
>101
またどえらいもんを出してきたなw
103 :
101:04/05/10 08:23 ID:Sv7wbbXV
ナンパ上手で手の早いトラップと違ってマジメなクレイは
思春期特有の性の悩みに悶々としているのを
トラップママが「アタシにまかせておきな!」なノリで
身体で面倒見ちゃう…って感じでw。
じゃあリレーで書こうよ
それなら気軽に書けると思う
101さんも書こ書こ!
105 :
サンマルナナ@携帯。:04/05/10 20:20 ID:uXW2nOqs
やっと人大杉解除されて閲覧出来るようになりました…
携帯&IEユーザーですみません。そこまで2ちゃんをたくさん利用していないから専用ブラウザは入れていないけど、こういうときは迷います…
トラ母×クレイカップルめっさ読んでみたいです。濃そう(笑)リレーなら参加もできたらいいな。
>105
専ブラはそれほど容量喰わないし、
いざって時に使えるから普段から入れておいた方がいいと思われ。
専ブラ使う人が増えれば「人大杉」状態になるのを防げるメリットもあるしね。
>>105 いろいろ種類ありますし。
自分はかちゅに落ち着いてますが
全種類試してみるのも良いかと思いますよ。
ただ専ブラいれてると人多杉になってることに気が付かないことも多いですが。
前スレの374です。
忘れ去られているかと思われますが「ギアとの再会」と「トラップの罠」を投下したものです。
今回は読みたい方がいらっしゃったようなのでギア×パステル×トラップの3Pに挑戦してみました。
かなり無理やりなストーリーです。
その辺は突っ込まないで下さい。
1-9まであります。
ギアパストラ3P 1
「きゃあ!ち、ちょっとギア!?やだっ…やめて…っ」
「声を出して君の仲間に聞こえてもいいのか?こんな姿は見られたくないだろう?」
「や……っ…んぅ…」
さらに大きな声を出して助けを呼ぼうと思ったけれど、ギアの口で口を塞がれ、舌を絡め取られて声が出なかった。息が上手く吸えなくて苦しい。
――そもそもこんなことになってしまったのは私が間違えてしまったからなんだよね。
そう、私はトイレに行って帰ってきたときに自分の部屋では無く、寝ぼけて隣の部屋のベッドに潜り込んでしまった。
このパジャマ一枚でブラジャーすらもつけていない格好で。
たまたまギアが私たちと同じ宿をとっていて、さらにたまたま私が間違えて入ってしまったのがギアの部屋だった。
ベッドに入ってうとうとしていたら、お風呂から上がってきたギアが部屋に戻ってきてこの有様。ギアは私が誘ってきたんだと勘違いして――
唇に暖かいものが触れて、私の口の中に何か入ってきて息が苦しくなって、目を開けたらギアにキスされていた。
私はパジャマ一枚羽織っているだけの格好。
必至になって違うって説明してはみたんだけど、こんな格好じゃギアを余計に刺激してしまったみたい。
その気になってしまったギアに私は完全に押し倒されて自由を奪われてしまった。
うう、それでもなんとかギアを払いのけようとさっきから抵抗しているんだけど…びくともしないの!
目を開けたときにはすでにズボンの方はギアによって脱がされてしまっていた。
確かにこんな格好してるのに誰か来たらすごく恥ずかしいけど、こんなの嫌!
なんとかこの状況から抜け出せないものかと、ギアの下でもがいているけれど、がっしりと押さえつけられて身動きも取れない状態の私。
ギアに私なんかの力じゃかなわないってことはわかってるけど…
「パステル、俺だってこんな事されたら自分を抑えきれない」
「はなしてっ…わ、私だって間違えちゃっただけなんだから!――ってさっきから人の話を聞いてよ!あっ…や、やだあっ!!」
首筋にギアの唇が這いまわり吐息がかかる。
両手をギアの片手でベッドに押さえつけられたと思ったら、もう片方の手が胸に伸びてきた。
服の上から滑るように私の胸を撫でまわす。
「あっ、ギアっ…だめだってば!お願い、離して!」
「気持ちよくしてあげるから、大人しく俺に身を任せていたらいい」
ギアが私の耳元でささやいて吐息が耳にかかる。
「ひゃっ…」
耳たぶを軽く噛まれて、そのままギアの唇が首筋に降りてきて愛撫される。
くすぐったいような、気持ちがいいような、変な感じがする。
服の上から私の胸を弄んでいた手がいつの間にか、私のパジャマのボタンを外して直接肌に触れてくる。
私の胸を堪能するかのように撫でまわされ、胸の先端を軽く指の間で挟むようにこすられる。
胸の先端が敏感に反応して硬くとがる。
「ひゃっ…ふ…あ…だから…だめだってばっ!…ん…っ!」
優しかった手の動きがだんだんと激しくなって胸をあらっぽく揉みしだいていく。
ギアの唇が首筋から下に降りてきて、胸の先端を吸われた途端に、ギアから逃れようともがいていたのに体の力がふっと抜けてしまった。
「あっ…やだっ…うう…んっ」
「すごく敏感だな…こんなに硬くして」
ちゅば ちゅば
硬くなってしまった胸の先端を、巧みな舌使いで攻められ、声が出そうになるのを必至になってこらえた。
体に力が入らなくって、ドキドキと胸の鼓動が高鳴って、なんだか体の中が熱くなってきた。
私、なんだかおかしくなっちゃったみたい。
「君もだんだんその気になってきたんじゃないのか?パステル」
ギアの指がすっ、と私の下着の上から割れ目に沿ってなぞってきた。
ぞくっとした快感が私の背中を駆け巡り、じんわりと熱い物が溢れて濡れてきてしまっているのが自分でも分かった。
「やっ!そこは…だめぇ……あっ…う……っ…お願い…やだっ」
「何が駄目なんだ?ほら、こんなに濡らして…硬くなってる」
下着の上から私の一番敏感なところをくっと爪でこすられ、指が擦れて押し付けられるたびに私の意思と反して腰が動いてしまう。
「ひっ…んっ…うう…あんっ……はあっ…あ…あん」
「こうするともっとよくなる」
ぐいっと私の足はさらに広げられて、何度も何度もやさしく指が敏感な溝を往復する。
そして、一番敏感な硬くなってしまっているその部分を、おされたり摘むようにされたりして刺激される。
「んぅ…ふあっ…あ…あ…んあっ!」
くちゅ
何の前触れもなく、ギアの指が下着の横から中に滑りこんで直接触れられた。
すでに十分潤ってしまっている私のそこに触れ、濡れている感触を確かめるかのように、ゆっくりと指を上下に動かし始めた。
くちゅ くちゅ
「…くぅ……はぁ、ん……いやあっ…」
「気持ち良いだろう?ほら、ここはもうこんなになってる。もっと素直になったらどうだ?パステル、君のここは欲しがってるよ」
「は…ぅ…気持ちよくなんか…何もほしくなんか…ない…ん…あっ、あ…っ!」
ぐちゅり
いきなりギアの指が奥まで差し入れられる。入ってきた指が容赦なく私の中をかき回す。
抵抗する事も忘れてだんだんと頭がぼーっとしてきて何も考えられなくなってきてこのまま快楽に溺れてしまいそうだった。
声を出すのも押さえきれなくなってきていた。
「やあああっ…ギア…やだあ…あん…あっ…あん…ん…ふ…ぅ…」
「…声が部屋の外まで聞こえているようだな。」
「んっ…え…?…うう……」
ギアの言っている事が良く理解できないでいるとがちゃっと部屋のドアが開いた。
はっと物音に気づきドアの方を見るとそこには見慣れた顔があった。
鮮やかな赤い髪が印象的な、私の仲間。
「何やってんだよおめえら」
「きゃあっ!と、トラップ!?な、な、なんでっ…!!!」
そう、部屋に入ってきたのはトラップ!!なんでトラップがここにいるのよ!?や、やだ…こんなところ見られるなんて!
「俺はそこらの奴らよりは耳がいいからなあ?おい、ギア。俺の許可無くパステルに手を出すとはどういうこった?」
「別に君はパステルの保護者じゃないだろう?それに…最初に俺のベッドに入ってきたのはパステルの方だ」
「部屋を間違えちゃっただけなのっ!トラップ、助けて!」
「いくらおめえが方向音痴だからって、部屋を間違えただあ?そりゃあ、おめえが悪いな。パステル、諦めろ」
「そ、そんなあっ!?トラップ!」
助かったと思ったのにあっさりとトラップが冷たく言い放つ。
「しばらく会わないうちに随分と物分りがよくなったようだな。それでは俺は続きを楽しみたいんでね。出て行ってくれないか」
「あんたに犯られてるこいつを見捨てて行けるわけねえだろ」
トラップ…やっぱり助けてくれる気だったんだ。こういう時は頼りがいがあるんだよね。
口は悪いけどちゃんと考えてくれてるっていうか。
そんな私の考えとは裏腹に、次にトラップの口から出た言葉は私の期待を裏切るものだった。
「こんな楽しそうな事は俺も混ぜてもらわねえとなあ?俺もあんたも譲れないなら三人でやればいいんじゃねえ?」
「そちらも譲る気はないわけか…仕方ない。まあ、いいだろう」
「なにそれ!?ぜ、全然よくないわよ!!」
な、なんで!?なんでこんな展開になっちゃうの!?
助かったと安心したのも束の間、まさかトラップまで私を裏切るなんて!
気が付いたらトラップがすぐそばまで来ていた。舐めまわすような目つきで私の乱れた服から覗く肢体を眺めてくる。
「ほー。いい格好してんじゃん、パステルちゃん?こんなに濡らして淫乱だな」
「ちょ、ちょっと待って!何考えてんのよっ!?私はよくないってば!!きゃっ」
トラップもギアも私の話なんか聞こうともしないで、トラップまでもが片手で私の手首を無理やり押さえつけると、開いてる方の手で胸を触ってきた。
「や!…んっ……あ…ん…やめてっ、トラップ…」
「色気のねえガキだと思ってたけどおめえって意外と胸あるな。ほら、気持ちよくしてやるから大人しくしてろ」
「やだやだっ…うっ…くぅ…あんっ」
トラップが私の胸を揉みながら、もう片方の胸に音を立てて吸い付く。身をよじるが男2人に押さえつけられていてはどうしようもなかった。
足の付け根の敏感な部分をギアの指でさすられてまたじんわりと私の中から蜜があふれだす。下着に手をかけられて下ろされ、ひんやりとした空気に私の大事なところがさらされてしまった。
「下もあふれてきてるよ、パステル。ほら、聞こえるだろう?こんなに濡らして。もう指だけでは足り無そうだな」
「あ…う……うぅ…やあああっ」
ぐちゅ、ぐちゅ
下着は下までずり下ろされて、ギアの指がわざと大きないやらしい音を響かせるように私の中に入り込み責め立てる。
胸と一番敏感な部分を激しく責められておかしくなりそうだった。
「2人ともやめてっ…てば…やあっ…んっ…んっ」
「おめえ、すげえ濡れてるな」
「…っ…ぅ…あん…んぅ」
ぐちゅ
ギアだけでなくトラップも私の一番敏感なところに触れてきて、硬くとがったそこを押したり摘むように指を動かしてきた。
あそこが熱くて、自分の体がさらに快感を求めて疼いてくるのがわかる。
「さて、パステル、君もそろそろ辛いだろうから楽にしてあげるよ」
「楽…って…?……きゃっ!」
ギアがズボンを脱ぎ、大きくなったギアのものが見えて、恥ずかしくて顔をそらした。
あんな大きいの入るわけないじゃない!我に返った私は恐くなってきて、隙を突いて逃げようと思ったけどトラップにがっちりと、後ろから抱きかかえられるように足を掴まれて足を広げさせられてしまった。
「ほら、この期に及んで逃げんなって。ギアの次は俺が入れてやるからな」
「やだっ…だめ!やだやだ!やめてっ……ひっ…」
「おめえのここは欲しそうだぜ」
ずちゅ
トラップの指が私の中に入れられる。男の人にしては細い指が奥のほうまで入ってきてぐちゅぐちゅと音が鳴るように掻き回される。
「こんな指一本くれえじゃたりねえか?おめえ、こんなにしといてまだ感じてないってうそつく気かよ?感じてるんだろ?もっと欲しいって言ってみろよ」
「ああんっ…あっ…んっ…違っ…感じてなんかないもん…ふああっ…やああああっ」
ぐちゅ ぐちゅ ぐちゅ
「だめっ…だめ…あ、あ、あんっ……あ…ト、トラップ?」
突然ぴたりとトラップの指の動きが止まる。
逝きそうだった快感の波が少しおさまり、さらに刺激を求めようとうずく。
自然と腰が動いてしまう。
トラップの指に、敏感な部分を押し付けるように動いてしまうのがわかった。
わたし。なんか変…
「逝きそうなのか?動かしてほしけりゃ、おねだりしないとなあ?」
「違う…もん…私はやめてほしいのっ…んっ…」
「やめて欲しいのに腰は動くのか?言ってる事とやってることが違うのわかってんのか?」
くっと、トラップがさも面白そうに笑う。
頭ではやめて欲しい、理性ではこんなことだめって思ってるのに体が自分の意思に反して快楽を求めてしまう。
「指よりいいものをあげるよ。トラップ、パステルの手を押さえておいてくれ。引掻かれたくないからな」
「わあったよ」
「やだっ!何するのよ!?離してっ……きゃっ」
ぐっとベッドにトラップが私の手を押さえつけて身動きがとれなくなる。
ギアに足を開かされてギアのそそり立った熱くて硬いものが私のあそこに押し付けられる。
「は、はなしてよ、トラップ!…うう…や、や…やだあっ!そんなに大きいの入らないよぉ…ギア!やめて、やめてってばっ…」
ギアの大きくなったそれを見て私は恐くなって涙が溢れた。
でもそんなものはお構いなしにぐっと私のあそこに押し付けられた。
「…くっ……」
「あぅ…んんっ…ふ…ああっ…あん…ん…いやあっ!抜いてよぅ…ああんっ」
ずっずずっとゆっくりと私の中を押し広げてギアの熱くなったものが奥まで入ってきた。
「うぅ…ふ…ぁ」
「動かすぞ」
「あっ…んぅ…う…あん……あんっ」
ずちゅ ずちゅ
ギアの腰が私に打ち付けられるたびに声が漏れる。
「わかるか?君のここに入ってるのが。触るとわかるだろう?」
「ひっ…あっ…あんっ…うぁ…うごかさないでぇ…」
ギアが無理やり私の手を掴んで繋がっているところを触らせる。
私の中に入ってるんだって考えただけで恥ずかしくって見ないように顔をそむける。
「俺のもやってくれよ、おめえの口で。ほら」
「う…むぐ…う…んんっ…ん…」
トラップは私の頭を掴んで首を横に向けさせると、自分の物を私の口に無理やり押し込んできた。喉の奥のほうまで入れられて苦しい。
容赦なく私の頭を押さえつけて私の頭を動かし、そのたびにトラップのものが喉の奥まできて吐きそうになる。
「…むぅ…んぅ…ぅぅ…」
「舌も使えよ…おっ…上手いじゃねえか」
ギアの動きも激しくなってきて、私は達しそうになっていた。
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ
「むぐっ…んぅ…う…」
「そろそろ逝くぞ、…くっ」
「……んぅっ!…」
暖かいものが私のおなかの上に放たれて、私はやっとギアから解放された。
やっと終わると思ったら、待っていたとばかりに今度はトラップが私の口の中から十分に硬く 熱くなったものを引き抜き、私をトラップの上に馬乗りにさせるようにした。
そしていきなり下から硬くなったものをあてがうと、一気に私を突き上げた。
「な、なに…!?…や、やあっ!!…ん……あっ…あっ…んっ…う…」
「ほら、おめえも腰使えよ。動かし方くれえわかんだろ?」
「いやっ…んんっ…あんっ…知らないもんっ…そんなのっ…やああ…」
私が動かさないようにしているとトラップが動かせとばかりに激しく腰をしたから突き上げてくる。
「手伝ってやろうか?ほら。パステル、こうしてちゃんと腰を使って動かしてやらないといつまでたっても終わらないぞ」
ギアがトラップの上に乗った私の胸のすぐ下あたりを持ち上げると、トラップに打ち付けるように動かし始めた。
「んっ…んあっ…はっ…や、やだ…ギア…はなして……動かさないでっ……あんっ」
「お…これはなかなかいいかもしれねえ」
ずっ ずちゅっ ずちゅ
あそこが擦れるたびにすごく熱くなってどんどんあふれてくる。何も考えられない。もう…だめ…。
「…私…もう……だめ…や…あんっ…はあ…んんっ……んあ…っ…!」
「いっちまったのか?俺もそろそろ…」
ずんっ、ずんっ
突き上げる速度が増したかと思うとトラップも私の中から引き抜いて、私の胸に放った。
頭の中が真っ白になって、ぐったりと私はトラップに倒れかかってしまった。
「はあっ…はぁ…」
どくん どくん
どっと疲れが押し寄せてきた。もう抵抗する事も忘れていた。
けれど、まだ休む事は許されそうも無かった…
「まだ休むのは早い。夜はたっぷりと時間があるからな」
「きゃあっ…あっ…」
そう言ってギアは今度は私を四つん這いにさせて後ろから私を貫いた。
再び快感の波が押し寄せてきてまた達しそうになってしまう。
「ああっ…や…あんっ」
「そうそう、夜はまだ長げえんだからよ。たっぷりと楽しもうぜ?パステルちゃん?」
そして私は結局朝まで一睡もできなかった…
これで終了です。
なんだかところどころずれていて見難いですが…。
文章も稚拙ですが3回目なのでこんなものでしょう…
実はギアとの再会とトラップの罠の間の話も書きかけのがあるのでもしかしたら投下するかもしれません。
神光臨!
お疲れ様です。
自分ギア×パス派なんで萌えました。
>>105 誰か書き出してくれれば、乗れるかもしれない…
こっちも神キボンヌ。
>119さん
神と呼ばれるほどの代物を書けるようにがんばりたいのですが、あんなのでも萌えて頂ける方がいたとは投下してみてよかったです。
ギアパスてちょっと書いてみたいのあったりするのですが需要はあるようですね。
トラパスとクレパス派の方が多いのかと思ってました。
>サンマルナナさん
続き読みたいですーまた人大杉なのかな。。。
>>9-374さん。
トラパス、クレパス派は当然多いでしょうね。
しかし、個人的にはドジでオッチョコチョイな女の子には
フォローしてくれる許容量の大きい年上が似合いかな〜と。
しかし文才がある方達がうらやましい。
自分は発案だけしといてぜんぜん書けないトラ母×クレイがもどかしい。
やってはみてますが…。
その他にも、トラップ×クレイを見て一人励んじゃうパステル→見つかって3P
なんてシチュエーションだけは出てくる。
あ、でも801混ざっちゃうと
エロパロ板では「801板行け」って言われちゃうかな。
エロパロ板初心者なもので、まだ雰囲気がつかめてません。
121は119です。名前入れ忘れた。
123 :
サンマルナナ:04/05/24 17:37 ID:jPRJ7jo1
家に帰る時間には人大杉になっちゃってますね、最近…
かちゅは入れたいものの私ひとりのpcじゃないため怖くて入れられません。ヘタレですみません。
早めに投下するよう頑張ります。
>>123 あんたも大概鬱陶しいな
別にこのスレはあんただけのものじゃないから
いちいち投下できないことに言い訳なんかしなくてもいいですよ
作品投下でもないのに無駄にageんな。期待しちまったじゃねーか
>>124 そんなものがあったんですね。知らなかった…教えてくださってありがとうございます。
>>125 何人か気にしてくださっていた方がいらしたので、書き込みましたが不快に感じられたのならすみません。
携帯からだったのでsage忘れていたことにも気付きませんでした。申し訳ありません。
無駄な書き込みは控えますね。
>>126 まぁ、そんな卑屈にならず。
携帯からの書き込みの際は注意されたし。
125もそんなカリカリしなさんな。
サンマルナナさん待っているよ〜〜!
あなたの書くクレイが大好きだーとこっそりラブコール。
ふと思ったんだがここは他スレに比べて雑談が少ないんだな。
神の作品を待つ間○○もえ〜とかいう話でつないだりせんのか?
>>129 雑談のネタ振りは過去何度か試みたけど、あんまり発展しなかった。
萌え話、したいので、乗れる話題だったら乗るよー。
職人待ちが続いているのに、なぜか125みたいに職人に噛み付く人もいる。
なんだか投下しづらい雰囲気が続いてしまうね。
せっかくいい話を書いてくれるんだから、いちいち職人に絡む姿勢はやめないか?
どうせそういう人は一人か二人なんだとおもうけど。
よし、私もいっちょ書いてみるか……。
>131
そんな131を影ながら応援しています。
いっちょネタ投下してみます。
リレークレ×トラ母に挑戦!収集がつくか心配ですけど、それはそれで。
パステルって、…無防備だと思う。
鈍い鈍いと言われているおれだって、薄いパジャマの生地に透ける乳房のかたちには気付いてしまう。
まあ、ここはいつものみすず旅館じゃないし、野宿をしているわけでもない…
トラップの実家に泊めてもらっているわけだから、もしかしたら少しくらい気が緩んでしまうのも仕方ないのかもしれないけど。
…ほかの皆に見られたらどうするんだ。
さっきまですぐそばにいた柔らかい髪の香りや、浮き出るからだのラインを思い浮かべると、
おれは自分が膨張していくのがわかった。
触れるまでもない。静かな欲求が滲み出してくる。
「…う」
…部屋に戻ろう。
そのときだった。後ろからおれを呼ぶ声。
「クレイ?」
「お、お、おおっ、おばさん!?」
おれの声は完全に裏返っていた。
パステルのことを言えやしない。
パジャマのズボンの前は欲望を如実に現して盛り上がっている。
上着のすそを引っ張ってその部分を何とか隠しながら振り向くと
そこにはトラップの母さんが白いコットンのパジャマに
薄いストールを羽織って立っていた。
風呂上りなのか、トラップとそっくりなサラサラの赤毛は
濡れたままひとつに束ねられている。
ほつれた髪が上気した頬にへばりついているのが妙に艶めかしく
おれは一瞬息をのんだ。
「ず、ずいぶん遅い時間にお風呂に入るんですね?」
バカなことを口にしてしまい、おれは頭をかきむしりたくなった。
お客のおれたちを優先してくれてるから
こんなに遅い時間になったんじゃないか。
サンマルナナさん、書き出しありがとうございます。
このカップリングが読んでみたいと言った手前
責任持って2番手を努めさせていただきました。
は、はううう、たったこれだけなのにめっさ疲れたよう。
ぜんぜんエロまで持ってけてないし。
つくづく職人さんって偉いなあ。
>>134 からリレーの続き行きます
おばさんはクスリと微笑んだあと、頬に付いた髪を耳へとかきあげた。
その何とも言えない仕草に、おれは知らずにゴクリと唾を飲み込んでいた。
「主婦だからかもね」
その言葉の意味が理解出来ずに「は、はぁ」と何とも情けない受け答えになってしまった。
「最後に入ったら、湯を落として風呂を洗えるでしょ、そうすると明日する仕事が一つ減るのよ」
「ああ、なるほど主婦ならではの知恵なんですね」
「ええ、誰に教えて貰ったわけじゃない、日常を過ごしていくうちに自然と付けていった知恵かもね」
トラップのおばさんはそう言って、おれの横を通り過ぎて行く。
【――ふぅ助かった、何とか切り抜けられたか――】
安堵からあふれた額の汗をふきたかったが、おれはおばさんが完全に消えるのを待つことにした。
「だから、こんなことも知らずに覚えた一つなのよ」
おばさんは、おれの真横でそう言うと、そそり立ったままのおれのモノを握った。
「お、おばさんっ!?」
変な裏声でおれは叫んでいた。
「若いって言うのはいいわね、こんなにかたいなんて」
おばさんは握ったモノをゆっくりと上下にさすった。
「――くっ!!!」
正直、自分でするのと比べられないものにならないほど気持ちよかった。
無知なおれは知らなかった、誰からして貰うのがこんなにもいいものだなんてことを
「クレイ凄いわ、あなたの更に大きくなってる」
おばさんはおれの額の汗を舌で舐め取る。
その感触にも、おれは快感に感じて震えそうになった。
「だ、だめですっ、おばさんっ、やめて下さい」
「そうね、このままじゃクレイ辛いわね、スボンがギチギチだもの」
【違いますっ、そうじゃなくて!!!】
その言葉は声にならなかった、おばさんがスボンを器用に下げて、下着に手を入れ
おれのモノに直接触れてきたからだった。
>>136のつづきです
長くなってしまったので2つに分けました
続けて書いてしまい、すみません。
「あら、もう涎が出てる、本当に若いわね」
おばさんの顔がふっと、おれの横から消えた――と思った瞬間
「うわっ!!!」とおれは叫んでいた
おばさんが床にしゃがんで、おれが出した先走りの液を舌先で舐め取っていたからだ。
「おいしい……、ねぇクレイ、おばさんにもっとおいしいモノちょうだいね」
そう言うと、おばさんはおれのを口にふくんだ。
ジュブと言う唾液の音と一緒におばさんの頭が動く。
熱く絡みつく感覚に、おれは知らずにおばさんの頭を掴んで、その動きを手伝っていた。
以上です。
サンマルナナさん
>>134さん有り難うございました
一気にエロに突入ですね、素晴らしい(*´Д`)ハァハァ
次なる書き手(屮゚Д゚)屮 カモーン
……久々に来てみたけど
ここって、ごくふつーの(3Pとかじゃない)トラパスやクレパスが見たいって奴は少数派なのか?
>>139 つか、今まではそればかりだったから、
たまにはこんな変わり種もあってもいいかな。
主要カプだけでなく様々なカプが出てくると
読み手としても選択肢が増えてウマー
保守もかねて雑談でもふってみるか。
ぶっちゃけパステルの魅力ってどこですか?
あんまりいいとこないように見えるんだが…。
>>143 わりと古い型のヒロインだよね。
ドジでおっちょこちょい、でも一生懸命でけな気。
平凡だけどちょっと可愛い→並の上くらいか?
だけど文才と料理がうまいという取り柄はある。
女性で書き込まれているキャラが他にいないからな。
1人称だし、どうしても思いいれ入っちゃうよな。
80年代の少女漫画に多いような気がする。
>>142 そういえばどこぞでオーシ×リタとかいう激しくマイナーなカプを見かけたがなかなかよかった
誰か書いてくれる人キボン!
>>143 パステルの魅力。それは生足
ごめん真面目に答えてみます。
・・・前向きなところとか?
最近はそうでもないが、旧の時代はどんな逆境にもめげない、というイメージがあった。
割と重たい過去を背負ってんだが、それを感じさせないところとか。
古い型のヒロインという
>>144の意見に全面同意
パステルの魅力、それは毛糸のパンツ…。
じゃなくて日常を楽しく生きようとする性格かな。
冒険の最中でもきちんと美味しいものをつくろうとするあたりが好き。
しかし雑談も続かんのお。
マイナーカプならノルとみすず旅館のおかみさんっての見たことあるが。
1人納屋で寝起きするノルを不憫に思ったおかみさんが
夜中しのんでいくってストーリーだったかな?
それはすごいなw
顔も出てないおかみさんをノルが…
パステルの魅力・・・うーん生足しか出てこないw
前向きで頑張りやなところも最近はちょっと・・・だし。
そういえばパステルの大おばあ様とパステルの仲直りの話って見たことないや。
結婚したときとか報告くらいしてもよさそうだけどなぁ。
ところでトラ母って名前出てたっけ?
>>149 出てない気がする。確認してないけど
パステルの魅力は…普通に良い子なところ?かな?
考えてみると特に無い気もする。
主人公に興味があまりないので、自分ランキング。
1位…ギア。
本編ではあんまり報われないけど、数少ないSっぽさが好き。
パステルはかなりMっぽいからバランス取れると思うんだけどな。
2位…クレイ。
やられキャラだけどそれを全く感じさせない爽やかさが◎。
関係ないけどクレイだけはSだかMだかわからん。
3位…ルーミィ。
見た目がかなりツボ。
彼女がかまずに話せるようになるのはいつか。
そしたらツボから外れちゃうんだろうけどw
珍しく雑談が続いてるな。どこのスレも普通はこういうもんだよね。
ルーミィはちゃんと話せたらもうルーミィじゃないよなw
続かないので続けちゃいます。
目の前がくらくらする。
おれのものを咥えながら、器用に指先に唾液を擦り付けて、
巧みに刺激を与えてくる。
それが…それをしているのが、トラップの…
「――おばさ…」
声が声にならない。
彼女の濡れた髪の毛を貪っているのは誰の手だ?
状況は飲み込めていないのに、体はしっかりと反応してしまう。熱い。
「こんな…とこ、――おじさんに見られたらっ…」
「ん…だいじょおぶ…今日は帰って来ないの」
口は離して、だけど指先の動きはそのままに、おばさんは知らない女性の目でにっこりと笑った。
おれの手から濡れた髪の毛が糸を引くようにしゅるり、とほどける。
「だから……部屋に来てくれる?」
ほどけた髪の毛がまたすぐ睫毛の横で揺れて、絡みついた。
次の人こないなあ…。
書きたいけど風邪で熱高くて頭グルグル。
せっかく雑談が続きそうだったのに……
うーん、このスレの住人は良作SS連続投下に慣れきってるから
なかなか雑談で間を持たせたりすることがないんだろうね。
パステル萌えーとかルーミィたんハァハァとか言い合えないの
正直ちょっと寂しい。
職人さんになんちゅーことを。
サンマルナナさん乙です。
しかしここ、そんなに人数少ないのかな〜?
せめて5〜6人はリレーに欲しい気が。
んじゃ雑談続けますが自分ランキングは
1位…同じくギア。
クレイの兄さんとかもっと書かれればわからんが
やっぱりいちばんの男っぷりではないでしょうかねえ。
素直に結婚しちまえ、パステルって感じですた。
2位…リタ
もっと書いて欲しいキャラ
勝気な可愛い子で働き者。
実はトラップと似合いだと思っている。
しっかり手綱がとれそうです。
3位…クレイ
成長すれば兄を超えると信じたい。
彼こそデュアン並みの試練と成長のストーリーが似合う。
トラップは自分的には×
芯はしっかりしているのかもしれないが、やっぱ迷惑かけすぎだろ。
元々そんなに職人が居着いているわけでもないので、
サンマルナナさんが最後まで・・・っていうのはダメでしょうか?
っていうかあなたのクレイ大好きなので、きぼんぬ。
>>156 じゃあ一緒に叫ぼう。
パステルの生足萌えー!!
走る度にスカートがめくれ上がって周りの男共はウハウハなはず。
>>157 ランキング・・・したいけど、みんな好きなのでランキングにならない。
昔はトラパス萌えーだったけど、新になってからどーでもよくなって
クレパス、トラパス、ギアパスなんでもござれだ。
むしろ希少価値溢れるカプに飢えている。
おまえ過去スレ読み直してこい。
雑談ができない今のスレはおかしい! おまえが悪い!
とその希少な書き手をよってたかっていびりだした醜いログが残ってる。
このスレは一人の書き手だけでスレまわすのはNGってのがローカルルールなんじゃないのか?
盛り上がっていろんな書き手が参加してくれるのならリレーもいいんだろうが
書き込むたびにスレストッパー状態になるリレーと雑談なら、、、なあ
>>159 ごめん、そんなこともあったね。
ただやっぱり職人よりも雑談の方が上って言い方されるのは
職人離れの原因になると思うし、これからもそういうスタンスで
いるのなら書こうという人は確実に減少していくと思う。
それはエロパロスレとしての存在意義はなくなってしまうことだと思う。
雑談から派生する創作、創作から派生する雑談だってあるんだから、
そう真っ二つに分けなくてもいいんじゃないかな、とは思う。
ただ配慮が足りなかったのは悪かった。
161 :
156:04/06/11 22:41 ID:0bkpL68K
すまんかった。ちょっと言い方が悪かった。
ただ職人さんが来るまで何もせずに待つよりは
パステルもえ〜とかそういう雑談しながら待ってるほうが
堅実ではないかと思ったんだ。保守にもなるし。
職人さん、不愉快にさせてしまったならごめんなさい。
アク禁と日常の多忙さでちょっと遠ざかってました。
>>159 ちょっと時間があったので、1〜8まで過去スレ読み返してきました。
(9はまだ読めなかった。SSはさすがに飛ばし飛ばしだったけど)
色々考えたり思い出したり出来ました。きっかけを下さってありがとうございます。
>>158 わたしだけで続けることは、ネタの有無で言えば問題なく出来ますが…脳味噌成分は八割方妄想なので(死)
でも、それじゃリレーの意味がなくなってしまって悲しいやもです。
>>157さんの仰るとおり過疎化は否めませんけどね。。。
>>159-161 大丈夫です。最近全然ちゃんと書いていなくて、「希少な書き手」と呼べるかどうか、自分が甚だ疑問です。
初代のスレからSSを投下したり、ROMっていたりして、ずっとスレを見てきて、ここがどんどん寂れていくのはほんとうに淋しいです。
この雰囲気だと雑談も書き込みづらいですよね。過去ログ読んで思いました。
投下あってこその賑わいだったなぁ、って。
なのでちまちま短いのばっかり書いていましたけど、久々にちゃんとSS投下したくなりました。
時間はもしかしたらかかるかもしれないけど、頑張ってみます。
最低でも放置してあるギアパスは書こうかなと思うんですけど…
もし嫌だと思う方がいらしたら遠慮なく仰ってくださいね。
書き手がスレを離れる原因は
職人をほめるたびにいちいち「マンセーレスうざい」「信者帰れ」という風紀厨が暴れまくった結果、気軽に感想が書けなくなって投下作品をスルーしているような状態が続いたことも原因かと。
反応もらえなきゃそりゃ書き手もやる気がなくなるだろうさ
では、通りすがりのものですが飛び入り参加させていただきやす。
>>153の続きです。
“部屋に来て”
耳に届いた言葉に、おれは息を飲んだ。
それが何を意味するか、いくら鈍いと言われているおれにでもわかる。
つまり、おれとおばさんが、部屋で…
「!」
頭の中がカッと熱くなった。思わず両方の拳をぐっと握り締めてしまう。
「クレイ」
返事をしなかったおれに焦れたように、おれのものに添えられた指がするすると根元に移動し、
ぐぅっ締めつけた。
同時に、赤い舌がぺろりと先端を舐めあげる。
「くはっ!」
思わず声が漏れた。ぞくぞくと背中を快感が走る。
「ね、クレイ」
荒い息をつくおれに、おばさんがにこりと笑いかける。
濡れた赤い髪に縁取られた、そのなまめかしい笑顔に、
おれの股間はますます熱くたぎっていった。
高まった性欲にせきたてられるまま、おれがこくりとうなずくと、
おばさんはおれのものを優しくズボンにしまいこみ、
ゆっくりと立上って、おれの耳元に口を近づけた。
「続きは…部屋で、ね?」
吐息をたっぷり含んだ、熱い囁き。
それにうながされるように、おれは彼女の後に従って、歩き出した。
ヘ( `Д)ノ ジャマシタナ!
≡ ( ┐ノ デモマタクルゼ!
:。; /
ヘ( `Д)ノ ジャマシタナ!
≡ ( ┐ノ デモマタクルゼ!
:。; /
ナレオ×ミモザが好きだ。なんとなく。
あのふたり、あれからちゃんとうまくいってるのかねー。
>>167 おおお懐かしい。そんな二人もいたねぇ。
あのふたりは喧嘩しながらも仲良くしてそう。
きっとナレオのほうが慣れてるから、ミモザ姫は翻弄されっぱなしなんだろうな。
>>168 ナレオって女慣れしていたっけ?
結構飄々とした印象だったんだけど。
そういう男が本当に好きな女の子に振り回されるっていうのは萌え。
なんかナレオ×ミモザ見たくなってきた・・・。
ミモザ姫は果たして攻め方を知っているんだろうか。
「ナレオ、一体どうすればいいんだ?」
とか直球で聞いてそう。
↑爆笑
聞きそう聞きそう!
「…ミモザ、キスの時は目をつぶるものだよ」
「ああ、そうなのか、すまぬ。突然だったものでな…」
しかし、こういうことをする前には、一言断りをいれるべきではないのか!?」
「じゃあ、ミモザ、君にキスしたいから、目をつぶってv」
「ナ、ナレオ、おまえ……… ん……」
↑ちょっとちがったかな?オソマツですた。
>>172 読んでて思いついたんですが、ミモザがパステルに身代わりを頼んで遊びに出かけてしまって、
それに気づかずミモザの部屋にナレオが夜這いをかける…とかいうシチュはどうでしょう。
ナレパスか、斬新だな。
ではオーシ×パステルなどどうでしょう。オシパス。
じゃなくってロレパスか?
あとはヒューパス、Jパス(JB)、ダンパス(ダンシング・シミター)
何でもありだなw
漏れはダンパスに1票。
そうなるとギアとの争奪戦とかになるのか?w
ヤバイ、ナレパスに新境地を見た。
妄想(´Д`;)ハァハァ
待て待て!
パステルの小説を載せているという印刷屋の若旦那なんてのも怪しいぞ!
実はパステル萌えで、
「原稿を載せてほしくば、俺の言うとおりに汁!」みたいな展開も
アリかもしれん。
待った!
アンジェリカ×パステルは無しでつか?
もしくはユキちゃん×アンジェリk(ry
パーティのことをつけまわすうち、はしばみ色の瞳をした明るい笑顔の
女の子に心奪われてしまったアクス、とか・・・
パステルにプロポーズした半漁人のリベンジ!とか・・・
ぶくぶく
あれ?
目が開かない。
良く分からないけど、何かが巻き付けられているみたい。
ぼんやりしながら触ろうとしたら、腕が何かに引っ張られた。
ちがう。手足を縛られてる?
!!
思わず出そうとした声は、声にならなかった。その刹那、口の中に布が押し込まれたからだ。
「目が覚めたかい、ミモザ」
彼はわたしに(たぶん)馬乗りになりながら、首筋をすす…と撫ぜた。
ど…どうなってるの?
パニックになってじたばたもがいても、両手両足が自由になる気配は全然なかった。
「動けないだろ、ミモザ…ふふ。昨日はさんざんいじめてもらっちゃったから、お返しをと思ってね。驚いたかい?」
わたしの寝間着をまさぐりながらささやくその声は…ナレオ?
ああー!!
わたしはやっと状況を理解した。つまり…ナレオは、ミモザの部屋に夜這いをかけにきていて。
で、でもでも。ちょっと待ってー!
わたしはミモザじゃなくて、パステルなんですけど!
わめいても、声が出ない。苦しい…。
その間にも手際よく、わたしの寝間着が彼にはぎ取られていくのがわかった。
途中までですがナレパス書いてみました。
イメージ壊したらごめんなさい!
続きは帰宅後に書きます。
ワクワク
ナレパスキタ゜+.(・∀・)゜+.
ハァハァ
どうしてもこっそり買いに行きたいものがあるからと言うミモザ姫とわたしは、一晩だけ入れ替わる約束をした。
それが今日の夕方のこと。
一日くらいなら体調が優れないってことで公務を休んでも差し支えはないし、
側近の侍女にだけ入れ替わることを知らせておくから不自由はさせないぞ、そう彼女は言ってくれた。
ミモザ姫ー!
一番重要な人に言ってないよ!
おなかの上の重さが消えて、ネグリジェのボタンが一つずつ外されていく。
ど…どうしよう?
わたしのことを完璧にミモザ姫と間違えてるけど…それをどうやって教えたらいいの?
声が出ない。
動けない!
ひやりとした空気が触れた。驚いて動かした膝が、細い指に捕まっちゃう!
「ドキドキするかい、ミモザ」
つつっ。
爪の先でふとももの内側を撫ぜる声は優しい。
く、くすぐったい…
わたしが身をよじると、おへそのあたりに冷たくてトロトロした液体のようなものがたれてきた感触があった。
!?
なに、これ??
同時に甘い香りがむわっ、とたちこめた。
「今日は何の香りだと思う?」
大きなてのひらがぐい、とその液体を塗り広げた。この感触…油?
「当ててごらん。当てられなかったら、罰があるよ」
…!!
こんな状態で、口をふさがれて!
答えられるわけがないじゃないー!!!
わたしの声は、むー、むー、という呻き声にしかならない。
当たり前なんだけど。
そんなのどうでもいいから、触んないでー!
ささやきながら、彼…ナレオは、両手で油をわたしの胸や首筋に塗りこんできたのだ。
ぞ、ぞ、ぞわぞわするぅ…
動ける限りにからだをよじって逃げても限界があって、暗闇の中で、わたしにはナレオの手が何本もあるように思えた。
急に。
耳元に暖かい空気。わたしのものでない髪の毛が落ちる。
おしおきだね。
え?
次の瞬間、
ものすごい痛みがわたしのからだを貫いた。
今まで体験したことのないような…
「ああ、ミモザ…初めてなのに、こんなに大きいのが入っちゃったよ…。
痛いかい?
大丈夫、すぐに気持ちよくなるから」
何かが動かされる感触がする。
そのたびに激痛!
何、これ?!…わたし、もしかして、いま…あの…俗にいうところ…
あれを、あそこに入れられちゃってるの?
それって、こんなに痛かったっけ?
…でも。
だんだんと、その痛みが引いてくるにつれ。
わたしは、自分のからだに何がおこっているかわかってきた。
まさか…
何か差し込まれてるのって…わたしの…
おしり??
ええええ?!
やだ!やだやだやだやだー!!!
やめてっ!
今度は、心の中の大絶叫は呻き声にもならなかった。
痛い。
怖いっ…
「大丈夫、ちからを抜いて…じゃないとずっと痛いよ」
ナレオが油の付いた手で、おしりの…モノのまわりを撫で回した。
いやあああ…
やだ。涙でそうだよぅ。やめてよ。
同時に動かされる「モノ」の感触とナレオの手の感触がいまのわたしのすべて。
…おかしくなりそう。
もうやだ。
無視しよう。おしりのモノも、ナレオの手も。やだ。もう、やだ。
…?
無視…
…?!
や…
や、いやっ、なに、何?!だめ、駄目、…あ、あぁっ、あああ!!!
いったい、わたし、何されてるの?!
続きです〜
昨日は帰宅が遅くて寝落ちしました…
亀ペースですがよろしくお付き合いくださいませ。
あと、SM嫌いな方がいらしたらごめんなさいw
続き激しく期待しつつ待ってます ノシ
しかし、ナレオとミモザは普段いったいナニをやっているのかと小1(ry
許してください
先に見ちゃったSMって文字のせいで
何を間違ったのか「亀」を亀甲縛りと読み間違えました。
深沢せんせいがもしも
亀甲にされていないと駄目な人で
そんで亀ペースならしょうがないのかな…
と一瞬アホな妄想が飛び交いました。
ごめんなさい。
アホな妄想が飛び交うスレはここでつか
痛い書き手をマンセーすることでどうにか生きながらえてるスレでつ
>>198 そうやって、思いやりのない話し方しか出来ない人がたくさんいたから
トラパス作者さんをはじめとした作家さんたちがいなくなっちゃったんですよ。
個人的には、痛いって言われるのはいいんですけど。だってわたしの妄想は痛いって自覚してますから。
だけどあなたの発言を周りから見て、いやな気持ちになる人がいることくらい、大人なら考えなくてもわかってください。
んでは以後この話題はスルーでいきましょう〜
まぁまぁ皆さんお茶でもひとつ
ROMさんもどぞー ( ´∀`)つ 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦
人違いナレパス、今新しい伝説が生まれた気がする。
(´∀`)つ 旦
続き期待しつつお茶いただきまーす
>>201 ありがとうございます、いただきまっす
落ち着いたとこで続き参ります。
知ってる。
わかる。覚えてる。この感じ。自分でするときもある。
前に、いきなりトラップに触られたこともあるけどものすごく痛かった…
――ちょっと、どこで寝てるのー?ちゃんと部屋に帰ってから寝てよ。
――…ちょっと、やだ、どこ触って…え…
――…きゃああっ!
――あ…ああ、ちょっとトラップに抱きつかれちゃってびっくりして…ごめんねクレイ、運ぶの手伝ってくれないかな???
知ってる。
けど、こんなの知らない…!!
柔らかくてぬるぬるしたものが、あの場所だけじゃなくて、全身を舐めとっているような錯覚に陥っちゃう。
「…今日は濡れるのが早いね、ミモザ…コレがそんなに気に入った?」
彼がわたしから口を離したとたんに、からだじゅうのちからが抜けた。…だけど。
「じゃあこれも…今日はもっと気に入ってくれるかな?」
せりふの意味を理解するより先に、彼がわたしに入ってきた。
〜…!!!!
ナレオがわたしを突き上げる。
そのたびに、ナレオと、おしりに差し込まれている何かが擦れる。
そしてそのたびに、わたしは動かせない手のひらをぎゅう…っと握りこんで耐えた。
だめ。
…だめ。
だめ!
と。
彼の動きが、緩やかになった。
はああ…よかった。
それはそれで、あの…擦れるのがよくわかってしまうんだけど。でも、激しくされると死んじゃいそうになるよ…。
そして耳元にまた、暖かい空気。
な、何?今度は何するのー?!
…かちん、
左耳の後ろで金具が外される音がした。
目を押さえつけていた何かが外れて、わたしはゆっくりとまぶたを開いた。
薄暗い。
天蓋付きのベッドの脇に、小さなランプが頼りない光を投げている。わたしが寝る前に消したはずなのに。
「…」
細い金髪がそれを受けて、ゆらゆらと揺れた。
「……」
ナレオが、今は完全に動きを止めて、わたしの顔をまじまじと見ている。
「…あんた、もしかしてパステル?ミモザじゃ、ないだろ」
!!
そう、そう!
ナレオの訝しげな問いに、わたしは首をぶんぶんと振った。
さっきまで、もう呻く気力もなくなってたけど。
やっと気づいてくれた!!
「…早すぎると思ったんだ…
ミモザはもっと痛くしないと、全然濡れてくれないのに、すぐ濡れるし。
そんなにこのビンが良かったのかと思ったけど、入れてみたら…」
ナレオは、後ろ手にわたしのおしりから差し込まれていたものを抜いて、(不覚にも抜く瞬間、気持ちよかった…)
鼻先にずい、と近づけてきた。
ややややだっ。そんなの近づけないでー!!!
って、わたしの中にあったものなんだけど…
ナレオはそんなわたしに気を留める様子もなく、もの凄いせりふを続けた。
「入れてみたら、全然あんたの方がいいんだ。おんなじ顔で、こんなに違うもんかな」
は…?
何言ってるの?
「ねぇ、ミモザには、こんなこと内緒にしておいてくれよ?ばれたら一生口きいてもらえないかもしれない」
ちょ…ちょっと、ちょっと待ってー?!
なんでまた動かし始めちゃうの?
「そうやって締め付けるなよ。気持ちいいのバレバレ。実はあんたも結構痛いの好きだった?」
!
かあ、と頬が熱くなる。
そう。
こんなことされてるのに、なんで、なんでこんなに気持ちいいの?!
わたしの表情を見て、ナレオはにやりと笑った。
「秘密にしておいてくれるなら、もっと良くしてあげるよ…」
耳元でそう囁いて、耳を舐め上げる。
やあ…っ。
「だから、そう…締め付けるなってば」
からだの中で、ナレオがいっそう硬くなったのが、わかった…
気づいたら、朝だった。
何回したか、覚えてない…いつ眠ったのかも。
はだけたネグリジェも何もかも元通りにされていて、夕べのことがまるで夢みたい。
手首に残っちゃった赤い痣がなかったら、あんなこと…
――また入れ替わったら…さ。
きゃあああああ。
ナレオの声がよみがえってしまって、わたしは頭を抱えた。
からだが熱く疼いちゃう。
…当面の問題として。
ミモザ姫が帰ってきたら、わたし、どんな顔すればいいんだろう?
終わりです。
なんだか最後がうまくまとまらなかった…。
しばらくちゃんと書いてなかったから、衰えを感じました…
精進します。
ヘタレ文章を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
グジョーブ!!(・∀・)
意外にも体の相性が良かったパステルとナレオ。
面白かったです。レアカップリングいいですね。
今夜のオカズはこれだ
人違いナレパスハァハァ( *´д`)
いっそナレミモ×パスで3Pに傾れ込んでくれとか考えてしまった…
慣れた二人にいぢめられるパステル v
パステルが名器って暗黙のルールになりかかってるなあ。
なんで?
>210
毛糸のパンツの効果を、皆信じているからです。
でも、ま、ガバガバだったらなんか嫌じゃん。
処女だからってのもあるだろうし。
>>210 あとは相性とか濡れやすさの問題だろー。
パステルが不感症だときついし。
>>210 パステルの相手が皆早漏で言い訳をしている
215 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 19:57 ID:TtovLLaF
>214 ワロタw
216 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 20:29 ID:g/1l6A2E
>>210 っていうか、大抵の場合で女性キャラは名器だよね。
パステルよりも男性の方が気にな・・・・・・いやなんでもない
トラップ小さそうじゃない?なんとなく……
そう思いたくないけどそんな気が……
>218
タイツはいてても、わかんない程度と。
そういうことだな。
そうか、だからパステルは初めてでもあんまり痛がらないのか
>219
言われてみればw
そうだよな、あんなのはいてたらモッコリするはずだよな。普通は。
ノルって普通に小さsうわやめろなにをす(ry
キットンのは不潔そうだよな。
トラップは股の間に挟んでるんだよ
普段から
クレイは大きそう…
シナリオ屋のオーシはでかくてテクニシャンっぽい。
>>227 え っ
真性か仮性かによってその意味合いが違うと思うのだが
なんのスレだ・・・ もっと続けてくれ
神聖でも「コレが普通なんじゃないか?」と言い切っちゃうクレイ
を想像してみた。
知り合いの男が
「体にフィットした(というか締め付け系)の
素材のズボンが好きで穿いてる男は俺含めたいていM」とのたまってた。
速攻でトラップとギア想像して萌えた私は変態ですよそうですよ。
トラップがM…。
おお、また新境地の予感!
パステルにいじめられたらトラップは喜びそうだな
では、クレイは当然Sだろうな。
Sクレイ×パステル
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハ(ry
>>231 ということは・・・
M トラップ>ギア>ノル>クレイ=キットン>>>>>>パステル S
ということか?(パステルは女だけど)
こんな創作激しくきぼんぬw
それ(・∀・)イイ! いぢめて喜ぶパステルv
「さ〜て… お次は何しちゃおっかなぁ?」とか言って。
衣装は奇術団のレオタにガーダーベルトだ!
う〜むSクレイ×パスも捨てがたい。
クレイがSか。なんか踏まれて喜んでる姿の方が
よっぽど想像つくなw
>>239 おぼっちゃんだから美人家庭教師に鞭でお仕置きされて…とかありそう。
でもお祖父さんに特訓されてるときに喜びを感じちゃうクレイは嫌かもー。
「っあ・・・ぁ・・・っっ」
「すごいな、パステルのココ、もうこんなになってるよ」
「やぁっ、ク、クレイ……あふっ、んん…っ」
「いやらしいなあ、パステルは。シーツまでぐしょぐしょだよ。
これはもう取り替えなくちゃいけないね」
「やぁ…ふぅ…んああっ、クレイ、ねぇお願い、…わたし、もう…」
「なあに?なにを『お願い』なの?ちゃんと言わなくちゃわからないよ。
さぁ、パステル、言ってごらん。ちゃんと、僕の目を見て言うんだよ」
「そんな…、…やぁ…っ…あぁ…あ…だめ、だめぇ…」
「だめ、じゃないだろう?さあ、パステルのココが、何をほしがっているのか、
ちゃんとおねだりしてごらん」
「んあぁ…クレイ…っ、わたし…… 」
ダメなのは漏れだ_| ̄|○ コンナノクレイジャナイ
↑ いやいや、けっこうクレイの表情浮かんできたよ(・∀・)
サンマルナナさんの海のクレパス、あれはクレイがSで良かったなぁ。
Mギア…
反抗的な目でにらまれながら
軽くいじめて屈辱的な表情にしたい v
ごめん、Sです
>>244 ちょっと違うかもしれませんが書いてみました〜。
「だめ、だめだよギア。あたしのこと触っちゃ…」
指を軽くあてがって、ちいさく擦る。
右手は彼の皮のパンツの中へ。そして左手で、服の下にもぐりこもうとする彼の手を掴む。
骨ばった手は、戸惑ったように(あるいは非難するように?)わたしの左手に従った。…ように見えた。
「…ん、それもだめだよぅ…。いまはあたしがいじめてるんだからね?」
顔を引き寄せて口付けようとする手と瞳。
「良いって言ったんだから、あたしの言うことちゃんと聞いて?」
いじめたい。
いつもいじめられてるから。
夜露に濡れている樹の幹に彼を押し付けて、首筋からキス。うなじ。耳。穴の中まで。
抱きしめようとする腕を両手で掴んで、元の位置に戻した。首を振る。だめ、だめだめ。
ギアはとっても不満げに、でもそれに従った。
声を出しちゃいけない、というのは、最初に決めたルール。
じっと目を見つめると、彼は恨めしそうにわたしを見つめ返した。
…楽しーい。
いつもされっぱなしだったけど、こっちも楽しいな。ギアがなんだか可愛い。
腕を押さえながら、彼の着ているさらさらしたボタンダウンのシャツに鼻先を付けて、滑らせた。
ギアの香りがする…
それをいっぱいに吸い込む。ドキドキする、…どうしよう?
くらくらする。それを必死に堪えながら、シャツに噛み付いてボタンを外していった。
「上手になった?」
これを教えてくれたのは、いまわたしの目の前にいるひと。ギア。
一番最初のとき、彼はわたしのブラウスのボタンを、口で器用に外していったのだ。
唇を右手でなぞって、左手で下着の上から刺激して。
彼の皮のパンツの中で熱くなる「彼」をさすりながら聞くと、ギアは苦笑して、頷いてくれた。
はだけた彼の逞しい胸。どれだけ触っても、きっと飽きないだろうな。
彼の乳首に乳首に唇を近づける。いつもしてくれるように、息を軽く吐きながら触れた。
…こんな感じだったよね?
彼をちらりと見上げると、少し気持ちよさそうな感じで…嬉しくなっちゃう。
だから左手をまた、彼のパンツの中へ滑り込ませた。男の人の下着はちょっと固い。その中も硬い。
舌先で絡め取りながら吸うと、彼の乳首はなんだか立ってきたみたい。
「男のひともここ、気持ちいいの?」
肯定する彼の目。そうなんだぁ。
どうしてだろう。
彼の手は樹の幹を掴んでいるのに。わたしは何もされてないのに。
されているみたいに、体がとっても火照る…
背伸びして深く深く口付けて、しゃがみながら彼のパンツを下ろした。下着も一緒に。
もう立ち上がってる。わたしを誘ってる。
「ねぇギア、舐めてくれって言ってるよ?舐めていい?」
彼の返事を待つ気は…あんまりなかった。
ぺろ、とまず舐めあげた。
そして指で擦りながら吸い込む。奥まで吸い込んで、舐めた。
手にぎゅっと力を込めて、先端から溢れてる液体を舐めとって、また舐めた。
そうしたら、彼はずるずると樹の幹をつたって座り込んでしまった。あれ?
もしかして。
「…気持ちよくて、立ってられなかったの?」
おずおずと聞くと、バツの悪そうな顔で、ギアは目を逸らしてしまう。
うそー。
そんなにいいんだ?
いつもはベッドの上で、仰向けの彼にしてるから…知らなかった。
おなかの下あたりがきゅうう…と熱くなる。
挿れたい…
自然にそう思った。
合わせた視線は二度と外せない。キスするまで。
彼の舌と絡み合いながら、わたしは自分のスカートに手を入れて、パンティを押し下げてしまった。
…こんな。
「自分で脱いだのなんて…初めてだよ」
触ろうとする彼を制止する。大丈夫。
…じゅうぶんに、濡れてるから。
彼にまたがって、そしてわたしはゆっくりと腰を落とした。
「ああ…」
彼も息を吐き出した。
…当たってる。
彼の体を抱きしめて、わたしは腰を上下させた。…彼も突き上げてきた。
「だ、だめだよギア、今日は、わたしが…」
「…もうだめだよ、パステル」
背中に彼の腕が回ってくる。耳元で、唇が囁いた。
「おしまい。俺は、もう我慢できないからな」
「や、だめ、ずるい…ずるいよぉっ…!!」
わたしの非難の声を…彼は、無視した。
以上ですー。
あああ、パステルに攻めさせ切れませんでした。でも頑張ったパステル、ということで…
お目汚し申し訳ございませんです。
細かいこだわりかもしれんが、「あたし」って一人称使わせると途端にパステルに見えなくなるな。
原作では、ギアは「俺」だったがトラップとクレイは「おれ」だし
深沢先生、そのへんこだわって書き分けてるのかな?
>>250 あわわ。気づかなかった…パステルはそうですね、「わたし」だ。
ギアのはいまレス読んで初めて気づきました。確かに漢字。
書き分けてるんでしょうね…orz
吊ってきます。
吊る前に。
皆様誤字脱字は脳内補完でよろしくお願いします…
んでは改めまして吊ってきます。あうう。
SMパスギアいいよ、乙でした。
当たり前ながらこのパステルはSっぽくてギアはMだね。
このまま少しずつ逆転されていく二人を密かにキボンヌ(;´Д`)ハァハァ
254 :
名無しさん@ピンキー:04/06/27 14:37 ID:GsTwJSLE
攻めパスキタ━━━━━!!!
こんな風に可愛くギアいじめてみてぇ…( *´Д`)ハァハァ
ギアパスなんで激しく萌えました。
244です。ありがとうとう
さげミス_| ̄|○
>231 補足ってか理由は皆さんご想像の通り
常時アレが締め付けられているってことで。
ライダーも同様の理由で自然にM調教してるみたくなるんだそうだ。
…エレキテル保険屋?
そういやカバもトラップが運転してたっけな…
ご感想ありがとうございます〜。
>>253 この後の二人ですか?むーん。考えてみます。
普通のプレイになりそうだから省いたんですけど…
もっと萌えな展開を目指して。
>>254 パステルの「いじめる」はこんな感じかなー、と思って書きました。
もっとヘビーなのを素でやるパステル、というのも考えたんですが世界が壊れそうなので(笑)
>>255 イ`…
どんまいです。
>>256 それはトラップやギアは自分で自分をM調教してる?ってことですよね。
ヒュー・オーシはライダーだからM調教してる?ってことでしょうか?つまりライダーはS??
理解力なくてすみませんです。
>M調教してる
日本語まちがった。調教「されてる」ですな。
ヒューもああ見えてM?ホントかよオイみたいなことが言いたかったんですが
反対の意味になってますねorz
懺悔に一つ秘密を暴露します。
ここでちょと前に3Pという文字を見て以来、脳内妄想で
イメクラノゾキ部屋でシチュリクバイトなトラクレパスってのが廻ってます。
>259
イイ!ぜひそれを書いてほすぃ(;´Д`)
おねがいします。
誰か書いてくれないかなー。
誰か書いてくれないかなー。
みんなの妄想も聞きたいな
箇条書きとかシチュ説明だけでもいいから。
そしてそれをネタに職人さんが降臨することを願うと
( *´∀`*)σ)∀`*)またそんなこと言ってv
マターリたわいもない萌え雑談しようや。
自分は最近、真剣にパステルいぢめや攻パスなんかを考えたりしてる。
いかにしたら活きるか、誰相手なら一番萌えるか。。
パスいぢめなら相手がメンバーだといぢめきれなさそうだから
やっぱし単品がいいかなぁ… とか。
いぢめきるというのはいったいどこまでやったら「きる」なのか
禿げしく気になる…
虐め役はアガサでどう?
彼女はなんとなくかトラップに気がありそうなんで、パステルをトラップから遠ざける為に…、とか。
あとは親衛隊かな。
上とは関係なく、リタ×パスで百合話とか読んでみたい。
アガサと来たか!w
一巻限りの登場人物だとばかり思っていたよ。
267読んで、ありえないけど
マックスお嬢とアンジェリカのエス的百合考えてしまった。
「アンジェリカ様…」「マックス…」
270 :
名無しさん@ピンキー:04/07/14 02:30 ID:NyUVU78U
誰もいない?
いないよー
ホントデスカー?
イナイデスヨ
あ
い
う
えぇぇぇぇぇぇ!
おーい・・・
か み は い ず こ ?
きっと来る。
くる神来る神片っ端から因縁つけねば気がすまない風紀厨が消えれば
けんかいくない! マターリしようよ
こうなったら
さあ盛り上がってまいりました!
しかし神はまだこない!
すでに右手とティッシュはスタンバイOK!
なんか未だかつてない、ゆる〜いテンションですねw
('A`)
セックル…('A`)
そうきましたか・・・('A`)
たのしい夏休みを・・・('A`)
たとえどんな邪魔が入ろうと続けてみせる。次ドゾー
ちょいとおまいら、一体何事でつか?!
あれ・・自分のレスがなにかまずかったのかな。
ただ単に感想を書き込んだだけなのだが。
つーかあんまり人がいないもんで遊んでただけ、お気にめさるな
てめえのせいで流れ途切れただろうがごらあ! というレスが来なかっただけマシかと
というか皆様ナイス詩人ですな。素晴らしい。
>287さーん文頭の頭文字よく見てみて
なんか未だかつてない、ゆる〜いテンションですねw
人間マターリが基本ですわ
301 :
名無しさん@ピンキー:04/07/25 02:31 ID:4Th1GayB
ぬるいテンションで神を待つのですな(w
寝て待ちます。
のんびり待ちます
は、はやく萌えを我が手に…!
>298
空気読めない自分に欝・・。
すまんかった。逝ってきます・・。
ふう、395は何かをやらかさないといけないな
しかし395が遠すぎるわけだが…。
平和なレスの中で萌えを叫ぶ
ほう、お前たちはそんなに流れを途切れさせたいのか、>287-289 >295 >305 >308よ。
まあまあ、マターリいこうよ
みんなで萌えを待とうよ
む、漏れ的にはこのスレの流れもそれなりに面白いが。
めんぼ…いや面倒だなぁ。この流れを説明するのは。
もうやだ、やめて、ってどれだけ言っても、やめてはもらえなかった。
そのうち、やめて、って言う気力も無くなった。
「パステル。おめえって、意外とやらしい女だな」
ぴんっ、とわたしの胸を……見たこともないくらい、つん、と固く尖った胸を弾いて。トラップは、笑った。
「こんなびしょびしょに濡らして」
「…………」
「俺が欲しいって言えば、楽にしてやってもいいけど?」
「っ…………」
それは何回も繰り返された台詞で、そのたびに「誰が言うもんですか」って続けて来たけれど。
段々と声が弱々しくなっていっているのが、自分でもわかっていた。
「や……」
「あっそ。ふーん。んじゃあやらねえ。一人で何とかしてみ。できるもんならな」
「っ…………」
熱くうずくソコを押さえて、わたしはぎゅうっ、と身を縮めた。
そのときにはもう、覚悟していた。
しつこいくらいに繰り返される胸への愛撫が途絶えたとき。きっと、わたしは、彼の言う通りにしてしまうに違いないって……
↑
へたれ文失礼。スレの流れ的にこーいうのは有り?
やぁやぁ、いいんじゃないですかぁ
まだリレーの続きはあらわれませんか。
ゆったり茶でも飲みながら神を待とうではないか。
勇者になりたいけど文才が足らん(ノД`)
よよよ、被ったorz
らくにしながら待ちましょう
リラックス。リラックス。
ルーミィ待ちくたびれたおう!
レミー・マルタンでも飲んで待とうか。
ロイヤルミルクティーがいい。
酒が飲めなくてね
日本人なら緑茶だろ!
ワー、どれもいいなぁ。迷いますね
をいをい、神が来ないからって、なんでドリンク談義してるんだよ!
んで、ネ申はまだか?
がんばってこのスレを盛り上げ、神の目に止まってもらうことを期待!
逝くぞー、1!
2、
ギアマンセー
ぐう、こう来たか。どこまで続くか
げ、まだ続いてるんかよ・・・・orz
ギアパスいいよ、ギアパス
ぐぉるぁ!どうつなげればいいんじゃ!
・・・ちょっと無理があったかな
げんなりしたかい?まだまだいくぜ
ご飯のしたくはパステル以外はやらないのかな?
ざんねんながら、他のキャラが料理をしている描写はあまり無かったように思う。
マリーナと猪鹿亭の面々位かな? そう言う描写があったのって。
ジュン・ケイとかって料理できるんかな。
何もかも完璧な女性唯一の弱点とかで描写されんもんか
ず○ネタ(おかず)を探しに来てご飯の話をしているこのスレを見つけましたorz
絶望しなさんな、まぁまぁ。
確かに料理はパステル担当だな… ノルも元は一人旅だし出来そうな気もするが。
存外いけるのでは?
ダンシングシミターとパステルというありえないカプで妄想してしまった。
ちなみにクレイは一度ほうれん草カレー作ってたぞ
347 :
346:04/07/30 19:36 ID:Nb1VFqRS
ぢ……ぢぶんは重大なミスを犯してしまった!吊ってきまつ
レンホーソーなw
3回くらい読み返すまで何がミスなのか気付かなかったよ
でも346の間違いはレンホーソーのことでなくて、
「ち」と「ぢ」のことだと思うのだが。
同感。
場が何を言っているか分からない方は、今までのレスの文頭の文字を拾うこと推奨。
微妙に関係ないけどミケドリアを食ってみたい。ものすごくうまそう。
不気味な影がパステルに忍び寄る!
その正体は!?次回、乞うご期待!
ぼくらのねがいはただひとつ!
神 よ 来 た れ
五十音制覇?
パイナップルが食いたい
↑
苦しいですか。ごめんなさい(w
ピーナッツが食いたいな俺は。
それは置いといて
>>345の妄想を俺もしてしまった…何かいいよなシミターとパステル。
ギアがちょい絡むと倍率ドンで妄想∞
プルプルしたスライムが食べてみたい(クラゲみたいな食感?)
パ行のあとは「きゃ」かな?
ペッ( ゚д゚)、 まずいに決まってんだろあんなモン
とすさんでみる
ポッ(*´д`)
キャンプの時に、レシピ付で描写されてるのは美味そうな物が多いやね。
休息をしっかりとるにはうまいモノでないと( ´∀`)
今日はもう寝るけど神の降臨待ってますyo
洒落にならんほど暑い。どうにかならんもんか
修練が足らん!
しょーもない話になってきましたね
ちゃっちゃと降臨して、神!
ちゅ〜だけの話でも良いから、神降臨きぼんぬ。
丁度夏休みで人増加中みたいだし。下手に荒れるよりは待ち続けたいのココロ
にゃん! などという喘ぎ声は萎える
にゅるっ! という挿入音はキモイ
にょきっ! という屹立音は笑える(w
ひゃあんっ!という喘ぎ声(パステル限定)はむしろ萌えですが何か
ひゅ、と息を呑む音が聞こえた。
なんてのも文脈により萌え。
ひょお! たまんねえ!
という台詞が使われているのは八割方レイプシーンだと思うがどうか
脈が速くなるくらいの激しいエロキボン(*´Д`*)
>373
「たまんねえ」はトラップあたりが素で言いそうだ。
376 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 08:50 ID:uf6ISfwE
50音ぶた切りスマソ。
ギアを愛するあまりにギアパス書いてみましたw
初書きの為、職人様達の様な素晴らしい文章は書けないとは思いますが。
ザザーン…
絶え間無く響く波の音、飛び立つ白い海鳥達。
わたし達は今、次のクエストに挑むべく大きな船に乗り込んでいた。
長い航海時間を各々好きな様に過ごす。
乗船してから30分ほどたち、ルーミィが寝てしまっているので、わたしは一人甲板で心地良い海風に吹かれていた。
「んーっ!気持ちいい風」ポニーテールが風になびく。日差しが波に反射し、眩しくてわたしは目をつむった。
突然、
「パステル…?」
背後からわたしを呼ぶ声がした。
何となく懐かしい声。
「え?」
振り向くとそこには…
「ぎ、ギア!?」
驚きを隠せず叫んでしまった。だって、こんなところでギアに会うなんて!
「やっぱりそうか」
フッと目を細めて微笑むギアは何も変わっていなかった。ううん、また少し逞しくなってる?
377 :
376:04/08/06 09:17 ID:uf6ISfwE
「ど、どうしてここに?」海には似合わない黒ずくめの服。
彼の持つ空気はこの場所にあまりに不釣り合いで、もしかしたら夢なんじゃないかと思うほど。
「俺は今回も仕事だよ。パステル達は冒険の途中かい?」
隣に来て、甲板の手すりにもたれる。
「そ、そうなの」筋ばった手がすぐ近くにあって、わたしはなぜかどぎまぎしてしまった。「どこかで見た事ある後ろ姿だなと思って声をかけたんだが…まさか本当に君だったとは」
「こ、こんな偶然もあるんだねー!びっくりしちゃった」
久しぶりだったからか、少し落ち着かない気持ちを覚えながらも、しばらくギアと話し込んだ。
「おい、パステルー」
トラップが呼びに来た事になぜかギクッとする。「あ、な、何?」
「ルーミィが腹減ったってよ…ん?あんた」
「久しぶりだな、トラップ」
「…おう。…おらパステル早くいくぞ!」
?少し不機嫌そうなのは気のせいなのかな?
「もーっ!待ってよ!」
足早に船室に戻って行くトラップに慌てて叫ぶ。「ギア、ごめん。せっかく会えたんだけど…ちょっと行かなくちゃ」
同じ船に乗っていればまた会える。
「船に乗ってればまた話せるし!ごめんね」
幸い目的地まで数日はかかる旅だ。
トラップの後を追おうとしたわたしの手を…ギアが掴んだ。
え?え?
グイッと引き寄せられ「今夜10時…9号室に来て欲しい」
その低い声で耳元にささやかれた。
378 :
376:04/08/06 09:21 ID:uf6ISfwE
…な、何か全然ダメだorz
無駄にだらだら長いし。なかなかエチーまでいけないぽ。・゚・。(ノд;).。・゚。
亀ペースですがもしよろしければこのまま少しずつ投下させて下さい。難しい。
379 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 09:25 ID:QiloidVD
初めてリアルタイムで読ませてもらってます〜。頑張ってください〜
ギアパスいいよ、ギアパス!萌え萌え。
続きお待ちしてます
あ
382 :
376:04/08/06 18:09 ID:uf6ISfwE
そういってギアは去って行った。
そしてわたしは…船室に戻り食事の支度をしながらもギアの言葉が頭から離れずにいた。
(ど、どうしよう…ぎ、ギアの部屋で二人きり…?)
告白された時の事を思い出す。
(で、でもギアだし大丈夫だよね?)
時計の針が進むにつれて緊張が高まる。
うぅー、ど、どうしよう!?
「どうしたデシか?」
へっ?
ふと気づくとシロちゃんが首を傾げて見上げている。
心を見透かされたようで慌てて
「な、何でもないよ!」ぎこちなく笑う。
「そうデシか?」
シロちゃんは不思議そうな表情のままトコトコと歩いていってくれた。
はぁー…。
しかもさっきからトラップの視線がやけに冷たい。まともに話してくれない。
誰にも相談できないし、トラップも変だし、どうしたらいいの?
383 :
376:04/08/06 18:22 ID:uf6ISfwE
そして時は無情にも過ぎ、時計の針は10時。
(む、無視する訳にもいかないよね)
ルーミィとシロちゃんと同じ部屋だったわたしは、寝てしまっている二人を起こさない様ゆっくりと部屋を出た。
はぁー、緊張するよぉぉ。そして、なぜか少しの期待感。
…―ギアとお別れして以来、ずっとどこか胸の奥で彼の事が引っかかっていた気がする。
本当にこの決断で良かったのかって。
優しく強く、頼りがいがあって、こんなわたしを愛してくれていたギア。
その彼と離れてしまって良かったのかって。
考えている間にギアの部屋の前。
うぅ、ドキドキするよぉ。
なかなか開けられずにいると、
ガチャッ
いきなりドアが開いた。
「わわっ」
「来てくれたんだ」
いつもの微笑み。
「ドアの向こうに人がいる気配がしたから…パステルだと思ったよ」
ギアの部屋はわたし達と同じでそんなに広くはない。
ベッドが半分くらいを占めている。
384 :
376:04/08/06 18:37 ID:uf6ISfwE
すすめられるままにベッドに腰かけた。
お、落ち着かないよー。
今になってこの狭い空間やベッドを意識してしまう。
ギアは横の壁にもたれて軽く髪をかき上げた。
やっぱりギアの事を意識しているからか、少し見惚れてしまった。
わたしだけに見せるあの微笑みで少し照れたように笑った後、
「ずっとパステルに会いたかったよ。まさかもう会えるとは思ってなかったから…正直驚いた」
目をまっすぐに見ながら言う。
同年代が多いわたしのまわりにはいないタイプ…こんな大人の男の人がわたしを好きなんて。
「うんうん、わたしもびっくりしたよ」
まだ思ってくれてたなんて。
「君は前より綺麗になった。…でも彼は相変わらずやきもち妬きだな」
へ?
「彼?」
困ったような微笑みでギアは隣に来て…
わわっ、座った。ベッドが軋む。
愛おしそうにわたしの髪を撫でる。
「トラップだよ」
と、トラップがやきもち…?えぇ?
訳がわからないでいると突然ギアに抱きしめられた。
385 :
376:04/08/06 18:38 ID:uf6ISfwE
とりあえずここまでです。
もっとサクサク進めたいのですが…お目汚しすみません。
386 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 19:54 ID:QiloidVD
ギアパスいい!!
続き楽しみにしてまつ。
387 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 19:54 ID:QiloidVD
ギアパスいい!!
続き楽しみにしてまつ。
スレッド一覧で1番上にあったんでビックリした。
大人の男・ギア。いいよ…!
パステルをメロメロにしたってくれー
続きお待ちしてます。
ギアパススキーにはたまらん。
頑張ってくらさい。
391 :
376:04/08/07 04:33 ID:PNtzbDEy
え…ええええぇぇ?
ど、どうしたらいいの?パニック状態のわたしに構わず話を続けるギア。
「気づかないのかい?あんなにパステルの事を気にしているのに」
「そんな…事。…え?」
トラップが…わたしの事を?
ギアに抱きしめられて、そんな事を言われて。
もうなんだか…色んな事を考えすぎて。
頭が真っ白になっている。
「トラップの物になってやしないかと気が気じゃなかった」
「ギア…?」
抱きしめる腕に力がこもる。
「パステル…」
「きゃっ!?」
ドサッ
そのまま…ベッドに押し倒されてしまった。
ゆっくりとギアの顔が近づいてきて。
また…キスをされてしまった。
それも前みたいに触れるか触れないかの軽いキスじゃなくて。
情熱的な、唇を押し付ける様なキス。
392 :
376:04/08/07 05:09 ID:PNtzbDEy
「んっ…」
髪を撫でながら熱っぽく何度も唇を重ねられて。
顔が熱い。
キスが終わり、
「…嫌か?」
ギアの真剣な眼差し。
ふるふると首を横に振った。
そう、嫌なんかじゃなかった。
全然嫌な気持ちになんかならなくて、それどころか…もっとしてほしいって…思った。
「良かった」
ギアの優しい瞳。
「好きだよ」
もう一度キスされた。
少し冷たい唇。されるままに目を閉じていると、唇に舌が触れた。
「んく…」
そのまま何度か上下の唇をなぞる様に舐められる。
頭が痺れてしまっているみたいにジンジンしていて。
「ふっ…」
その間にも舌は歯を割ってわたしの口の中をゆっくりと這っている。
チュク、チュプ、ピチャ…
恥ずかしくなる様な水音がやたら大きく耳に響く。
「はぁ…」
唇を離し、
「可愛いな、パステルは」そう言ってバサリとジャケットを脱ぐギア。
キスって、こんなに気持ちのいいものだったの?ギアに…もっと触れられたい。
393 :
376:04/08/07 05:33 ID:PNtzbDEy
またキスをされる。
その感触とタバコの匂いに浸っていると、ギアの右手がわたしの左胸にあてられた。
!!
「んぅっ…」
そっと撫でる様に胸の膨らみをさすられて。
ポーっとしていた頭が急に現実に引き戻される。
え、えっ、ちょ、ちょっと待って?
ももも、もしかしてギアはこのまま最後まで…?…えぇぇぇ!?
こ、怖い。
覆いかぶさる姿勢のギア。何故か今まで以上に大人の男だという事を意識してしまう。
「ちょっ…ぎ、ギア…」
少し身体をよじっても、この体格差では何の効果もない。
胸をさすっていた手はやわやわと揉む動きに変わっている。
優しいギアなら、わたしが怖いって言えばやめてくれる…よね?
ギアの唇は唇から耳元へ。
首筋を舐めあげ、キスを落とされ、ゾクゾクと身体が反応してしまう。
「や、やだぁ…ちょっとギア、わたしそんなつもりじゃ」
身の危険を感じ、両手でギアを押し戻そうとしたのに、
「きゃっ!」
グイッ!
大きな手で両手首を簡単に掴まれ、頭上に押しつけられてしまった。
う、嘘でしょ〜?
394 :
376:04/08/07 05:47 ID:PNtzbDEy
とりあえず今回は以上です。
感想書いてくれた方々、ありがとうございます。すごく嬉しいですw
なんだかこのままソフト鬼畜に走ってしまいそうなので頭冷やしてきますw
当方、ソフト鬼畜でも全然OKです!
397 :
367:04/08/09 04:55 ID:Xx7ef0BW
「ギアっ…嫌だってば!」もう一度身を捩り訴える。
「パステル…すまない」
耳元に顔を埋めたまま低い声が心をくすぐる。
ど、どうなっちゃうんだろう…。声が優しかったからか不思議と嫌悪感はなくて。
抵抗する力も緩んだ。
その間にもシャツをぐいっと捲り上げられて、ピンク色のブラジャーも慣れた手つきであっという間に外されていた。
やっぱり…慣れてるのかなぁ。
冷静にそんな事を考えてる自分がいる事に気づく。
ホックの外れたブラジャーをシャツ同様上に押し上げ、蛍光灯の下に晒すギア。
恥ずかしさで乳首が起ってしまっているのが自分でも分かり、ぎゅっと目を閉じた。
「パステルの胸はすごくきれいな形をしてるね」そう言って今度は直接…わたしに触れた。
外側から内側…頂点に向かって何度もなで上げられて。
「はぁ…ん」
火照った身体に温度の低い手のひらが心地よい。
人に触られるのって…こんなに気持ちがいいんだ。
「もうこんなに固くなってる」
「やっ…ひゃあんっ!い、言わないで…」
そう言って乳首を優しく摘み、クリクリとこね回す。
「恥ずかしがってる顔も可愛いよ」
そう言って反対側の胸をチロチロ舐めあげる。
「くっ…ふぅん…」
どうしよう、こんなに気持ちいいなんて。
身体の奥で熱い物が弾けて、それがジワジワとわたしのその…パンツに染みを作っているのが分かる。
「あっ…んぅ…」
胸の膨らみの終わり辺りや谷間ばかりピチャピチャと舐め続けるギア。
舐めながら時々こっちをチラリと見上げる。
「やぁっ…」
上目遣いの冷たい視線に羞恥心が煽られていく。
ギアの薄い舌はもう少しで頂点…という所でフイっとそれてしまう。
「あっ…やぁん」
周辺でもこんなに感じちゃってるのに…乳首を舐められたら…どんなに気持ちよくなってしまうんだろう。
もう少し…もう少しで乳首なのに。
そんな期待と不安が混じった顔をまたギアに見られてしまった。
「…どうしてほしい?」
フッと笑う。
…ずるい。悔しいくらいに余裕の笑顔に全部見透かされてしまっている。「…知らないっ」
真っ赤になっているだろう顔をツンと横に向けると骨ばった指でこね回されていた方の乳首をキュッとつねられた。
「やぁぁっ!」
電流が走ったような軽い痛みと快感に身体がビクッとしなる。
「ちゃんと言わなきゃあげられないな」
「そんな…っ」
余韻で涙目になっているわたしにギアは意地悪な視線を投げかける。
つねられた乳首はきゅっと尖って胸全体にじわじわと快感が広がっている。
どう考えてもこんなの恥ずかし過ぎる。
絶対言えないよ〜。
でも…、どうしても…。…我慢、できない、かも。
「…。な…舐め、て」
声が掠れる。
「ん?どこを?」
…ぅぅ〜。意地悪…。
「ぅ…その…ちっ、…乳首…を」
消え入りそうな声で、言った。
ぁぁぁ…恥ずかしいよ〜。
「もぅやだぁ…」
恐る恐る見ると…ギアの笑顔。
瞬間、焦らす様に周辺に舌を這わせていたギアが…乳首に吸い付いた。
「ぁぁぁっ!くぅ…んっ」
周辺とは比べ様のないくらいに直接的な刺激。
「やっ…んっ…あぁっ」
唇で挟み、先端の窪みをチロチロとくすぐられていたかと思うと、今度はちゅぱちゅぱと音をたてて吸い上げる。
「あっ、あっ、はぁっ…!」
400 :
376:04/08/09 06:08 ID:Xx7ef0BW
まるで自分じゃない様ないやらしい声がとまらない。
き、気持ちいいよぉ…。
チュパッ、チャプッ
「ひゃ、やっ、あぁんっ」
乳首だけでは無く胸の三分の一くらいまでを含まれメチャクチャに舐め回される。
壊れ物に触るようにそっと触れたり…貪るように激しくされたり。
ギアの巧みな愛撫にいいように翻弄され、反応してしまう。
「気持ちいいの?」
知らず知らずの内に腰が動いてしまう。
こんなの…恥ずかしいのに。
初めてなのに。
ヌルヌルになったパンツがじわりと張り付く。
むずむずして疼くような感じがたまらない。
手首を掴んでいた手が離れ、腰を伝いミニスカート越しに太股へと触れる。
「!やっ…!」
触られたらこんなに濡れてるのがバレちゃうよ…。
「だ、ダメっ」
思わず自由になった手でギアの手を払いのける。こんな状態、見せたくない。恥ずかしい…。
「パステル?」
どけて、とギアが目で訴えてくるけどここは譲れない。
ふるふると首を振って下腹部をしっかり両手でガードした。
401 :
376:04/08/09 06:21 ID:Xx7ef0BW
「…仕方ないな」
軽くため息をつくギア。
お、怒らせた…?
不安になってしまう。
嫌な訳じゃ、ないんだけど。やっぱり…濡れたパンツがどうしようもなく気になって。
焦って色々心の中で言い訳を考えているうちにまた両手首を掴まれた。
「やだっ!」
本気で抵抗しても、力でかなう訳もない。
「きゃぁっ」
嘘…でしょ!?
なんとたちまちタオルで手首とベッドを縛り上げられてしまい、自由を奪われてしまった。
足の動きもギアが上に乗っているせいで封じられているし、動かせるのは顔くらいになってしまっている。
「ちょっと、ギア!外してよ!」
必死に訴えるが、そんな気はさらさら無い様子でスカートに手が伸びる。
「いやっ!そこだけは…ダメなの!」
「…俺と、だから?」
真剣な表情で聞かれ、答えに詰まる。
「本当に嫌がってるのなら…やめるよ」
嫌じゃ、ない。
ううん、むしろ今のわたしは…してほしい。触ってほしいって思ってる。でも…。
ゆっくり首を横に振り、「だって…恥ずかしいよ…
」正直な気持ちを伝えた。
402 :
376:04/08/09 06:25 ID:Xx7ef0BW
ここまでです。
相変わらず長くてすみません。
395様、正直私もソフト鬼畜は好きですw
Sなギアが好きなのでどうしてもそっち寄りになってしまいます…orz
早く完結させられる様がんばります。
イイヨイイヨー
376さん激しくGJ!
ソフトSなギアに言葉責めされるパステル堪らん…
いいッスよ〜
ここはじっくりと・・ハァハァ
久々の長編
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
376さん、ありがとうございます!!
あああ、もうたまりません!
Sギアよ俺に代わって頑張ってくれーw
ど、どうなるの?
409 :
376:04/08/14 23:34 ID:4yPkFqXr
遅くなってしまってすみません…imonaの調子がおかしいのか接続できませんでした(゚д゚;)
ストーリーの続きは帰宅してから投下したいと思います。
( ゚Д゚)y─┛~~気長にゆっくり待ってます
ヤッター!
職人さん待ってました
期待してます。
412 :
376:04/08/15 08:49 ID:zpA8ne5i
帰宅しました。
投下しまーすノシ
かなりソフトSM方向に走ってます。
苦手な方はスルーお願いします。
413 :
376:04/08/15 08:50 ID:zpA8ne5i
それを聞いたギアは嬉しそうに微笑み、
「恥ずかしい、か。ただ見られるのが恥ずかしいだけならそんなに抵抗しないよね」
そう言って額にキスを落とし足元へと体の位置をずらした。
足首、ふくらはぎ、膝と次々にキスをしながら太ももへと手を伸ばす。
「わ〜、やだやだちょっと待ってってば!」
焦るわたしも
「あんまり声を出すと廊下に聞こえるよ」
その一言で黙らざるをえなかった。
「ぅ…」
ギアの手が膝に置かれ、足を開かれる。
足に力を入れてそれを拒もうとしたけど、力でかなうはずもなく、あっさりと両膝を立てた状態で開かされてしまった。
「いゃぁ…」
小さく呟き、目を固く閉じたわたしを甘やかすようにギアは太腿にも音を立ててキスを続ける。
パンツの中にこもった恥ずかしい湿気が全て知られてしまうような危機感に駆られる。
羞恥と興奮の危うい快感は、足の付け根近くのキスや膝を撫でる骨ばった手にも過度に反応してしまう。
「はぁっ…んん」
むずむずと膝をすり合わせたくなるもどかしい刺激。
ギアはキスを終えると体を起こし、わたしの足を更に広げ、しばらく動かずにいる。
「…?」
恐る恐る目を開ける。
414 :
376:04/08/15 08:53 ID:zpA8ne5i
無言のままのギアの視線は…わたしのスカートの中に向けられていた。
「!!?」
やだ、見られてるよぉ…。舐めまわす様に視姦されて、またジワリと蜜が溢れる。
「あんっ…」
恥ずかしいのに。わたし、どうしちゃったんだろう?
「…見られて興奮してるの?」
「違っ…!」
否定したって何の説得力もないのはわたしが一番わかっている。
「いやらしい子だね…もう下着がぐっしょりだ」
「や…だぁ」
そんな事口に出さないで。
ギアはパンツの両端に指を引っかけると苦労する様子もなくするすると下ろしていく。
外気に晒されたそこがスースーする。
「ほら」
見せつけるようにピンク色のパンツを目の前に晒される。薄いピンクだったはずのパンツは股の部分が濃いピンク色に染まり、表側まで湿っている。
「そんな…見せないで…」
「ほら、また濡れてきてるよ…恥ずかしいのに感じてるの?」
「っ!そんなんじゃ…っ」
「…もしかしてさ」
蔑む様な瞳のまま、唇の端を引き上げて笑う。
「変態なんじゃないの?」
甘く低い声。
「ぅぅっ…」
初めてなのに…ひどい。
恥ずかしい。恥ずかし過ぎて涙が出てくるのに。それなのに、疼きは大きくなっていくばかり。
415 :
376:04/08/15 08:54 ID:zpA8ne5i
ここまでです。
超遅筆で申し訳ないです…おやすみなさいノシ
うわー、知らぬ間にまた進んでるーw
こういう展開は結構好きです
376さんいつも感謝してます、お疲れ様。
(´∀`)つ旦~376さん、いつもお疲れ様
時期的にいろんなイベントあって皆さん忙しいのかも
リアルタイムの感想は少ないみたいですが
凄く良い作品だと思います
どうぞマイペースで楽しませて下さい
Sギア素敵でつ!!
携帯からアクセスできなくて今やっとマンキで読ませてもらいました。
頑張ってくださいね!!
419 :
376:04/08/16 17:42 ID:INJGXplx
今晩は。出来た分だけ投下します。
「可愛いね」
ギアはそんなわたしに何故か上機嫌で。
「気持ち良くしてやるよ」
━!!
「ひゃぁっ!」
いきなり、ぬるっとした感触。
わ、わたしの足の間に…ギアが頭を埋めている。え、ええぇぇ!?
そんな所を舐めるなんて。
「ぎ、ギア…あぁっ!」
敏感すぎる突起を柔らかく舐め回されて快感がどんどん膨らんでいく。
「んぅぅ…ぁぁんっ!」
慌てて閉じようとした両膝は逆に彼の頭を押さえつけて、まるでもっととねだっている様で。
ちゅぅっと強く吸われて「ああぁぁっ!」
ビクビクと痙攣してしまう体を止められない。
「やっ、やっ、」
余計に力の入ってしまう両膝にサラサラの黒髪が心地良くて。
「んぁぁっ!」
突起の下…蜜が溢れだす泉に異物感。
舌が…奥まで入ってる…。
一度も触られずに放っておかれたそこへの強烈すぎる刺激に羞恥心などどこかへ吹き飛んでしまっていた。
「あっ…気持ち…イイ…ふぁっ!」
卑猥な水音さえも快感となって。
420 :
376:04/08/16 18:06 ID:INJGXplx
「んくっ…!」
わたしの下の唇に、突然違う感触。
舌じゃない…?
「くぅぅ…んっ」
指…?そう、舌が離れ、ギアの指が…入って、きた。
「ふ…っ!」
じわじわと侵略される痛み。
こんな所自分でも触った事ないのに。
「キツいな…」
そう言って再度顔をそこに近づけるギア。
「ぁあぁっ!」
指を少しずつ挿入しながら、突起の包皮をずらして舐められてる…。
同時に下半身に入った力も抜けて、彼の中指がさっきよりもスムーズに侵略を続ける。
「はぁっ…はぁっ…」
「指が全部入ったよ」
そう言って、ギアは指をゆっくりと抜き差しし始める。
「あっ…んっ…んっ…」
知らず知らずのうちに足が開いていた。
ギアは舐めるのをやめると顔をあげ、指を入れたままわたしの隣に横たわった。
「パステル」
間近にあるギアの顔を見ながら、わたしは何かがこみ上げてくる様な感覚におそわれていた。
「あっ、あっ、ギアっ…わたし…はぁっ」
「どうしたの?」
わたしの中の指はいつのまにか増えていて。
痛みはなく、腰を押しつける様にさえしてしまう。
421 :
376:04/08/16 18:07 ID:INJGXplx
「今何本入ってるか分かる?」
速度をあげながらギアが囁く。
「さ、三本…ひぁぁっ!」「正解」
もう一方の手で乳首をつねり上げながら更に激しく出し入れされ、愛液が飛び散る。
「なんか…もっ…だめ…ああぁっ」
ごはん食べてくるのでとりあえずここまでです。
422 :
376:04/08/16 19:44 ID:INJGXplx
>>416〜418様
遅いペースにお付き合いいただきありがとうございます。
~旦(`・ω・´)ガンガリマス!
今から仕事なので明日また投下しまーす。
コンバンワー
可愛いパステルに頭の中奪われてしまいましたw
オリンピックも重なって不眠症になりそうです
夏バイトで旅館住み込みに行って家空けてた間に素晴らしい神が…!!
乙! 続き楽しみにしてます。
そして有志による50音連携プレイもラストまで素晴らしい続き方だった。
コピペで保存したいくらいだ。
ベッドの上では饒舌なギア・・
会話のやり取りがHでいいですね
縋りつくような目をしたパステルが思い浮かぶ・・
ルタパスっての今まで一度も見た事ないな。
原作とは違う形の
Hなフォーチュンクエストが見れる・・それがイイ
(;´Д`)ハァハァなんと、一番好い所で・・
ギアパスたんお待ちしてます。遅くともいいからガンガレ
431 :
376:04/08/28 16:22 ID:1JUZ1ll+
「ギア…だめだめぇ…っ…も、もうっ…
「イきなよ」
きっとわたし、今すごく恥ずかしい顔してるんだろうな。
奥の方からどんどん何かがこみ上げてきて、あと少し、少しでもう…。
その瞬間。
「ひぁぁぁぁっ!」
ギアが指を出し入れをさらに激しくしながら、空いてる親指でわたしの突起を擦った。
体中を快感が電流の様に走り抜け、頭の中が余韻に痺れる。ビクビクと痙攣しながらぐったり脱力するわたしを見て、ギアはゆっくりと指を抜いた。
「イっちゃったんだ」イタズラっぽい目でのぞきこまれても、ぼーっとする頭ではまだ何も答えられなくて。
荒い息を整えようとしているわたしにギアが抜いた指を突きつける。
「ほら、ふやけちゃったよ」
わたしので、本当にふやけてしまっている骨ばった指。
「はぁ、はぁ…ごめ…んんっ!」
謝ろうとして開いたあたしの唇に、ギアがその指を擦りつけた。
なぶるように唇を往復し、そのままヌルリと咥内に入れる。
口の中に広がる独特の味と香り。
「口でキレイにして」
言われるがままにしゃぶり、力が入らないまま舌を這わせる。
「んっ…むぅ…」唾液が溢れてて恥ずかしい。
そのまま噛みつく様にキスをされて、指と舌が口の中をめちゃくちゃに暴れ回る。
指だけ残して、顔を上げるギア。
432 :
376:04/08/28 16:28 ID:1JUZ1ll+
端正な顔に見つめられてうっとりとした気分で口を犯されていると、いつの間にかのしかかられて。シーツを濡らす泉に堅いものがあてがわれる。
「んんっ!?」
「…入れるよ」
膝の裏に手をあて、両膝が胸に付くくらいに押し曲げられる。
押しつけられてるギアのものを見て驚いた。
「きゃぁっ!?」
初めて見る男性のそれはすごく太く大きくて…怖い。
「そ、そんなの絶対入らな…くぅっ」
入らないと思ったのに。ヌルヌルになっているわたしのそこはゆっくりと、しかし確実にギアのものを飲み込もうとしていた。
無理矢理押し広げられる鈍い痛み。
「くぅ…いっ…たぁ」
「大丈夫か?…先が入ったよ」
もう全部入ったと思ってたのに。
そのまま少しずつ侵入を続ける。みしみしと裂ける様な痛みに思わず訴える。「ぎ…ギア…ちょっ…と待って」
433 :
376:04/08/28 16:45 ID:1JUZ1ll+
さっきから攻められながらもどこか気遣いの感じられるギアなら少し待ってくれると思ったのに。「…すまない」
そのまま体重をかけて更に挿入を続ける。
「ひぁ…も…っやだぁ…」涙がこぼれる。
ギア…どうしちゃったの?さっきまでとは別人みたいに冷たい瞳。
ようやく侵入が止まり、持ち上げられているわたしのお尻とギアの腰が密着する。
「全部…入ったよ」
耳元で囁かれる。
「ふっ…うぅっ…痛いよ…」
涙が止まらない。
「も…抜いてよぉっ」
そんなわたしに構うことなく動き始めるギア。
ギアが内側を擦る度に鈍い痛みが生まれる。
しばらくゆっくりと出し入れをされている内に、今まで感じた事のない感覚。
痛みだけじゃなくて…じわじわとせり上がってくるようなこれは…快感。
「ひゃっ…あっ…」
声の変化に気づいたギアが少しずつスピードを早めていく。
真上から深く何度も貫かれて、今度は快楽に涙が零れる。
ギリギリまで引き抜かれ、入り口を先端だけで浅く往復する。太くなってる部分で何度も刺激され、もどかしい。
「んぅっ…もっと…」
「どうした?」
「はぁっ…奥まで…」
おねだりをしてしまうわたしの頭を優しく撫でて。
「ああぁっ!」
浅い位置から一気に最奥まで貫かれる。
434 :
376:04/08/28 17:07 ID:1JUZ1ll+
そしてまた激しく揺さぶられて…またあの快感が沸き上がってくる。
「あっ…あっ、はぁっ、わたし…またっ…」
ギアの袋がペチペチと音を立ててお尻にぶつかる、それにすら感じてしまう。
スパートをかける様にめちゃくちゃに征服され、わたしは再び…。
「ひっ…やぁぁぁぁっ!」頭の中が真っ白になる。痙攣したわたしがギアを締め付けているのがわかる。
「…くっ」
続いてギアも引き抜き、わたしの胸からお腹にかけて熱い…精液、をふりまいた。
━そして。
急に恥ずかしくなってシーツにくるまるわたしに、何度も謝るギア。
「本当に…すまない」
「あんなに強引な事されるなんて思わなかった」乱れてしまった恥ずかしさもあってむくれるわたし。
「どうして急に冷たくなったの?」
「…途中で」
「?うん」
「…彼の気配を感じた時から抑制が効かなくなってしまったんだ」
「へっ?彼?」
「…。」
長い長い沈黙のあと、彼は言った。
「…トラップだよ」
「!?」
どうやらギアの話によると。途中で物音に気づいたトラップがドアの外にいたみたい。んで、ギアはその気配に気づいて急に強引になった、と。
435 :
376:04/08/28 17:17 ID:1JUZ1ll+
「ええええぇぇっ?」
どどど、どーしよー。
トラップに気づかれて…っていうか聞かれてたなんて。
どんな顔して会えばいいの?
うぅぅ…。
悩んでるわたしを見てまた謝るギア。
「ごめん…」
「あっ、違うの!ギアじゃなくてトラップの…」
そう言おうとした瞬間、シーツごと強く抱きしめられて。
「そんなにトラップが気になるのかい?」
抱きしめられてドキドキしながら、確信した自分の気持ちを初めて…口にした。
「そ、そうじゃなくて…。トラップは同じパーティーだから悩んでるだけで。つまりええと…、わたしは…その、ギアが好き、みたい…」
消え入りそうなくらいに赤面しながら告げると、ギアはこれ以上ないってくらいに素敵な笑顔でキスをして、抱きしめて。「愛してる」と、囁いた。
そ、それにしてもトラップ、どうしよう…
436 :
376:04/08/28 17:19 ID:1JUZ1ll+
ありえないくらいに遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
完結はさせる事ができましたが自分の文才のなさが情けないです。
そして最初の一レス、上げてしまってごめんなさい。
初リアルタイムキターーー!
トラップ好きだったのにSギアも
好きになってしまいましたよ・・・乙です!
乙です。
ギアのSっぷり素敵でした。
またギアパス書いて欲しいですー。
独占欲の強いギア素敵でした♥
hosyu
エロAA板眺めてたらFQネタの長編AAが投下されてた
エロというよりは下ネタ系統だがめちゃワロタよ
こちらの板にも神キボン!
>441どこだか探しだせなかった_| ̄|○
>>442 AVで検索
ちなみにカップリングはトラパスね
>>443 442ではないがサンクス。見つかった。
ところで、このAAには原作があるようだが・・・
この原作者って以前ここにいた書き手さん?
AA面白かったから原作読みたくなった。こっちにも落としてくれないかな
445 :
422:04/09/12 23:41:51 ID:ryMyBTnt
dクス!!
いいもの見させてもらったよ
保守
hosyu
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ このスレはほっしゅほっしゅが . ┃
┃ はりきって保守しております。 ┃
┃ ┃
┃ o ,,,,.,.,,, 。 o ┃
┃ 。 ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ.┃
┃ o "''''''" 。 ┃
┃ . ┃
┃ . --NOW HOSSYING-- o ┃
┃ . ┃
┃ 無表情ですが何ら問題はありません。 . ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>>450 そのイラスト、よそのサイトで(パンチラじゃない普通のイラストとして)見たことあるが・・・
描いた人の許可は取ったのか?
452 :
450:04/10/02 19:11:49 ID:vXzJMxgb
Σ(゚Д゚)元の絵があったのか・・迂闊でした
関係の方々並びに不快な思いをさせてしまった方々、申し訳ありませんでした
何卒ご勘弁を。
ほしゅ
このままでは終っちゃうな
ヽ(´ー`)/気長にいきましょ スレがあれば判り易い。
おなかぺっこぺこだおうの人のSSはありますか?
459 :
456:04/10/19 10:39:52 ID:phs8rfCj
わざわざスマン
hosyu
願望・・というか妄想シチュでも良いのかな?
一人、事故で気絶して記憶を失ったパステルが
見知らぬ男の妻として生活していた
男に言い含められてそう思い込んでいたが
ある日記憶が戻る、しかしお腹には男の子供がいて
結局パステルは妻を母を演じる道を選ぶ・・みたいな話どうでしょうか
あとパステルにはトラップもクレイも恋人として
似合わないような気がします
どちらも兄のような存在であり
パステルには彼女がリードしていく、どこかオドオドした
少年の方が似合いそう。
長々と勝手な言い分書いてすみませんでした
では
1.リタの弟
2.ルーミィいきなり成長&少年化
しかし、パステルよりオドオドしたヒーローはさぞかしウザい事だろう
463 :
461:04/11/01 13:42:52 ID:we3hVrwP
あ、やっぱり。そっち系になってしまいますね
どうも姉さん女房というイメージが勝手に膨らんでしまって・・
既存キャラが無難だけど 突然の出会い→恋へ というのも捨てがたいw
461がその年下男に自分を投影していて
そういう妄想エロSSが読みたくて仕方がない
に30000トルコリラ賭ける
465 :
461:04/11/02 13:43:26 ID:c9ZyeJbT
へへ、バレましたか・・ってそうなのかー!!
自覚してませんでした。
466 :
名無しさん@ピンキー:04/11/02 22:48:12 ID:n7rPUtua
保守あげ
フォーチュンスレあったんや!うはぁ!小学校からのときめきがっ!
468 :
名無しさん@ピンキー:04/11/11 05:39:22 ID:5n6Jb02/
萌えだ!シナリオ屋オーシとパステルの絡みを書くのだ!
設定はパーティーの食費がなくなったので、シルバーリーブの旅館の
一室で夜な夜なオーシーの獣欲をわずかばかりの金銭で受け入れる
パステルでいい?
469 :
名無しさん@ピンキー:04/11/11 11:05:46 ID:7cIgZiDS
(・∀・)イイ
(;´Д`)ハァハァ
イイっす!!
問題ないっす!!
保守。
便乗干す
ラノベの深沢スレ落ちた?
落ちたな
476 :
名無しさん@ピンキー:04/11/25 03:48:31 ID:/8FHtHW1
「ねえ、トラップ…」
白いシーツに広がる赤毛の、細い体をゆさゆさとゆさぶる。
が、うーとうなったっきり全く起きる様子がない。
ため息をついて窓の外を見ると、まんまるなお月様が光っている。
んー、困った、眠れない…。
今日はルーミィをお昼寝させようと横になったら、
そのままお夕飯まで寝ちゃったんだよね。
「あっそこにお宝が!!」とか叫べば起きるんだろうけど、
眠れないから相手して、なんていったら
いった瞬間怒られそう…っていうか「責任とれ」とかいわれて襲われちゃいそうだし…。
今も胸のあたりに点々と残っているであろう赤い痕をなでながら苦笑いする。
襟のあいた服が着れなくなるから、首はやめてっていってるのに
「だから、おれのモンだっつー証拠なんだよ!」
とかいって無理やりつけられちゃうんだよね。
でも…トラップが私を好きでいてくれる証拠なんだあ、って思ったら
あんまり、嫌じゃなかったり…むしろ嬉しかったり…するんだよね。うう、恥ずかしい。
証拠かあ……
眠っているトラップの横顔に目をやる。
すっと通った鼻、とがった顎、小さな耳、閉じた瞼から伸びた、細いまつげ。
その顔がよくみたくて、そっと体を起こすと、月の光が半裸のトラップを照らしだした。
かけていた布がおち、真夏ながらも肌に夜風が気持ちいい。
うっ…。トラップの体って、普段、まじまじと見る機会なかったけど、こうやってみると…
綺麗、なんだよね、やっぱり。
余計なお肉はほとんどついてないし、浅黒い肌もすごいなめらかだし。
でもなんか、男の子って、胸が全然ないのが変な感じ……
その時、雲がかかったのか、急に月の光がさえぎられた。
い、今ならトラップも起きないよね…
わたしは、吸い寄せられるように、トラップのたいらな胸に唇をよせていた。
濡れた唇にあたる、ひんやりとした肌の感触。
そのままぎゅーっときつく吸い上げる。
あ、あれ、こんな感じでいいんだよね…?舌が痛くなってやっと口を
離すと、トラップの胸に、真っ赤な楕円の小さな痕が残っている。
わたしのものだっていう、証拠……。
なんだか頬があつくなってきて、わたしは夢中でトラップの体に
「証拠」をつけていった。
何個も、何個も、唇と舌が我慢できなくなるほど痛くなってからは、
その「証拠」をぺろぺろとなめていった。
このひとがいとしくて、この体がいとしくて、この「証拠」がいとしくて…。
その時、舌先が小さな突起に触れて、トラップの体がびくん!と跳ねた。
はっ、な、なにやってんのわたし…!!
真っ赤になって、おそるおそる顔を見上げたけれど、トラップの起きる気配はない。
なにごともなかったようにすやすや寝ている。
ああびっくりした…でもトラップいつも大声だしても、揺さぶっても、
多少けっとばしても(ごめん!)起きないし、このくらい……大丈夫だよね?
えーと…ここ……に触れたからかなあ。
なんだか面白くなってきてしまって、そのトラップの、そこを、ぺろりと舐めてみた。
「…っ」
やっぱり体が震えて、トラップの眉間に皺がよる。
おもしろい…。いつもトラップは、わたしがなにかお返しをしてあげようと
するといやがるんだよね。わたしも脇腹とかは笑っちゃうから、
トラップもくすぐったいから断ってたのかと思ったんだけど…
そのままぺろぺろぺろぺろっと、右の、乳首…を舐めてみると、
「んん…」
とトラップが声を漏らした。
か、可愛い!
こんなトラップみたいことない…わたしは調子にのって、
もっと激しく舐めながら、そしていつもトラップがするみたいに、
左手で左の乳首を軽くこすってみた。
「うう……っ」
トラップは深いため息をついて、身をよじる。
感じて…くれてるのかなあ?その声がもっとききたくて、
左手はそのまま動かしたまま、鎖骨や、首筋や、唇をぺろぺろと舐める。
頭がぼうっと熱くなってきてしまって、さらにトラップの唇のあいだからえいっと
舌を差し込んでみる。
ぬるぬるとした、トラップの口のなか…舌…夢中でわたしの舌を
からめてしまう。トラップが苦しそうな息がびちゃびちゃになった
舌と舌の隙間からもれて、つい左の指でトラップの胸をきつくつまんでしまった。
びくり!とトラップの体が反応して、苦しそうな顔をしたトラップをみて…
ぞくり、と背中を甘くてうずうずしたものが駆け抜けた気がした。
ごごめんね、痛いのかな?と心配にもなったんだけど…
それよりももっと、もっとトラップの、そんな顔がみたくて。
いつの間にかトラップに馬乗りになっていたわたしは、
さっきから腰のあたりにあたっているでっぱりに右手を伸ばした。
ゆらゆらと揺れているそれを手探りでつかまえ、パジャマの布地の
うえからぎゅっ!と握ってみた。
びくびくっとさっきよりも激しくトラップの体が痙攣する。
気が付けば、窓から月の青白い光が差し込んでいた。
唇を離し、膝立ちになってトラップを見下ろすと、
わたしのよだれでてらてらと光るトラップの顎、
濡れた胸に散った、いくつもの赤いしるし……
その赤いしるしは胸だけでなく、おへそのあたり、
そのしたのほう布地ぎりぎりまで続いていて…
トラップ、大すきだよ、トラップ、わたしのトラップ…
証拠、証拠、トラップはわたしのもの…
大すきなの、トラップ…
内腿を熱い、どろりとしたものがつたっていった。
体を下へずらすと、でろでろに濡れた布地が張り付いて気持ちが悪い。
なんだろ…これ…わたし、もしかして…濡れてる…?
ベッドの下のほう、ちょうど、トラップの脚の間に座ると、
すうっと息を吸ってウェストのゴムをつかんで、一気にパジャマを引きずり落とす。
びよん、と姿をあらわしたソレは…
うわあああっ!
友達とかから色んな話はきいてるし、トラップとその…体の関係?になってから
もう半年くらいたつけど未だに…ちゃんとみたことなかったんだよね。
なんだかそれは、別の生き物みたいで、ぴくぴく動いてるし、赤黒くて、血管も浮いてるし、
すごい太いし…
コレが、わたしのなかに、入ってたんだよね…?
そう思うと、ずきん!と痛いような甘い感じが腰のあたりに走った。
頭がぼうっとしてきて、汚いとも思わずに、その先の部分に舌をのばす。
そーっと舌でつついてみると、先っぽのにたまっていた雫?
みたいのがつつーっと糸をひいた。
にが…くはないや、あんまり。これならいけそう!
次は思い切って、トラップのそれ…を一気に口に含んでみる。
「ぅあ…っ!」
とトラップがはっきりと声を出した。
体はびくびくとふるえ、口のなかのものが一瞬にして、熱くふくらむのがわかった。
んむっ……
喉にあたって苦しいけれど、頑張って頬ばって、舌もちょろちょろと動かしてみる。
「ああっ、うっ…!」
トラップが情けない声を上げるのがいとしくて、いつものわたしみたいに
感じてくれているのがわかって嬉しくて、夢中で舌を動かしていた。
トラップの荒い息遣いがどんどんとわたしを煽っていく。
そうだ、証拠もつけないと、ここにも…
ぼんやりとした頭のまま、口のなかのものを強く強く、吸い上げた。
「んああああっ!!」
そのとたん、口に含んでいたものが一瞬ぶわっと熱く、大きくなった気がして、
ぶわっとなにかがはじけた感触があった。
な、なにこれ…!?にっ、にがーーーい!!!
途端に口を離したら、わたしの頬に熱い、どろっとしたものがかかった。
たまらず体をトラップから離し、舌を出す。
どろどろっとした白いものが唇のはしからこぼれていくが、
口の中に広がった激しい苦味はどうなることもなく、わたしは半泣きで
口をぬぐっていた。に、臭いもなんだか変な臭いがするし…!
487 :
476:04/11/25 03:58:08 ID:/8FHtHW1
パニック状態になっていると、骨ばった手がわたしの髪をなでてくれた。
ぎくっ、としておそるおそる顔を見上げる。し、しまった…!
「パステル…ずいぶんとまあ手の込んだサービスしてくれたもんだな」
まだ頬の紅潮したトラップが、わたしを見つめてにやりと笑った。
その笑顔が、なんだか…色っぽすぎてわたしはどぎまぎしてしまう。
「まあなあ、こんな夜中に……欲求不満ってやつ?」
にやにや笑いながらわたしの上着を脱がし、顔をごしごしとぬぐう。
ううー…。
真っ赤になってうつむいたわたしの頬に軽くキスをして、トラップは
「まあこのご恩は体で返させてもらいましょうかね?体で」
といたずらっこのように、嬉しそうに笑って。
わたしは身の危険にもかかわらず、やっぱりその笑顔に見とれてしまった、のだった……
(終)
488 :
476:04/11/25 03:59:59 ID:/8FHtHW1
名乗り忘れてました。
突然大暴れしてすいません。ageたり連投したりな荒らしの快感が
ちょっとわかった気がします。でもマウスは汗でひんやりです。
エロイーエロイーエロイー
いやあグッジョブです
490 :
名無しさん@ピンキー:04/11/25 21:56:51 ID:DfZp5Vb1
キタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!
>>488 GJ!
堪能させて頂きました。
えろいのに、フォーチュンの世界観がしっかりと反映されていて、
凄く自然な感じがしました。
>>488 ぐっじょーぶ!!
トラパス好きなんで…。
萌え〜(´Д`*)
読書の秋に久々の神降臨。
ありがとうございます。わーい調子にのりました。
よく読むとこないだのとは内容がちぐはぐです。
495 :
488 ◆wVJ/dkEpkc :04/11/30 06:18:14 ID:b4YexnSn
「ねえ、トラップ…」
あいつの、やけに心細そうな声。
さてはまた道にでも迷いやがったな!?
きょろきょろと辺りを見回すと、しゃがみこんでるパステルをみつけた。
「んだよ、どした、どっか痛ぇのか?」
呼びかけても返事がない。
「おい、おまえ…泣いてんのか?」
慌てて蜜色の髪に手をのばしたが
顔をあげた少女は、真っ青な瞳に涙をいっぱいに溜めていた。
「とりゃー?」
瞬間、小さな水色の、尖った耳の生えたゴムまりみたいな体がとびついてきた。
「るーみぃ、おなかぺっこぺこだおう!」
あまりにも聞きなれた台詞を叫ぶと同時に
ぐいぐいと俺の上着のなかにもぐりこんでくる。
そして、
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろっ
うああああああーーーっ!
ひきはがそうにも体が全く動かない。
あたたかく濡れた舌がちょこまかと胸を這い、
体のあちこちが強く吸われ、その度肌がかすかに痛む。
く、喰われる……?
呆然としていると、胸に甘い衝撃がはしった。
「ち、ちょっと待て、おいっ、ルーミィ、そこは…!」
少し間をおいてから、そこを中心に舐めまわされる。
快感に背筋が震え、頬と腰に血が集まってくるのを感じた。
乳首にきりっ、と小さな歯が立てられると、びくびくと腰が動いてしまう。
息が乱れ、堪らず情けない声が漏れる。
そ、そっからは、なんも出ねえって…
そんなくだらない冗談が頭をよぎるくらい俺は混乱していた。
パ、パステル・・・っ!
「ぷはぁーあっついー」
心の絶叫が聞こえたのかどうなのか、俺の上着の下から
上気した頬の、髪をくしゃくしゃにしたパステルが顔を出した。
俺の顔を覗き込んで楽しそうににこにこ笑っている。
そのまま俺に覆いかぶさると、首筋に軽いキスを何度も落として
あちこち桃色の舌を這わせてくる。
鎖骨を唇でなぞられるとぞくりとした感覚がはしった。
「おっ、おまっ、どうしっ…!」
抗議の言葉も途中からパステルの唇に呑まれてしまう。
濡れた舌が入り込んできてびちゃびちゃと口のなかで動き回り、
唇に感じる荒れた吐息は、もうどっちのものだかわからない。
ああ…やべえ、これは…、やばい。
俺は、下腹のものがどんどん形を成していくのを感じた。
ふいにパステルが体を起こす。
ぐいと口をぬぐうと、景気よく上着を脱ぎ捨てた。
ぶるるんっ、と効果音がでるような動きでたわわに実った胸がこぼれだし…、
その牛のような乳を目にした途端、ぴんときた。
……夢だ!!
あれだ、こいつの胸は、こんなんじゃねんだ。
おりゃーこんな塊ごとごろりともげそうな乳は嫌いだね!
まあ普段は「よっ冒険者仕様!」なんつって馬鹿にしちゃーいるがな、
こいつん胸は、もっとずっとちっちゃこくて、白くて、あったかくて、もんのすげえ柔らけぇんだよ。
初めて触ったときは、俺としたことがなんだか…涙がでそうになったもんだってーの。
みんなが寝静まった後抜け出して、近くの草原でこっそり会ったあの夜。
散々拝み倒して、触るだけって約束で、木の下に隠れて。
あんまり恥ずかしがるもんだから、俺まで真っ赤な顔してた気がする。
あいつがおずおず上着をたくし上げて、晒された肌を月が青白く照らしていた。
まぶしくて、壊してしまいそうで、こんな無骨な俺の手で触れていいんだろうかって思った。
おそるおそるそのやわらかな曲線をなぞったら、緊張した俺の指が冷たかったのか、
あいつがくすぐったそうに笑って…
…ってまあいい、そんなこんなでさっさと夢ぇさめやがれ!
腹の上の巨乳パステルを睨みつけると、
ゆるやかな金髪の、どちらかというと幼い顔立ちの下でぷりんぷりん揺れる胸。
そのアンバランスさがまた…エロイ。
ま、これはこれで…いいかも?
鼻の下をのばしていると、そいつは予告なく俺様の愛息を握りしめやがった。
強すぎる刺激に思わず腰が浮き上がる。
相変わらず身動きのできないまま必死で足の方向に目をやると、
そいつはが俺の下着を剥きにかかっているところだった。
「やっ、やめろって、な、おいっ、それは!」
慌てる俺と目が合うと巨乳パステルはへらへらっと笑い、
一気に俺の…モノを呑み込んだ。
「ぅあ…っ!」
なんつー情けない、声、俺…
ひどく熱くて、ぬるぬるとしたものに全体が包まれ、
血液がどくんどくんと音をたてて一箇所に流れ込んでいくのがわかる。
先端をにゅるにゅると執拗に舐められてからは、腰が甘く痺れてくる。
これが夢で、俺の妄想だとしたら、アレか…?
期待に満ちて再び足元に目をやると、パステルが、俺のソレを胸の間に挟み込もうと
しているところだった、が、いつのまにか毒々しいまでの巨乳が
慎ましい通常サイズになっている。
しばらく奮闘していたが、無理と気づいたらしいパステルが、
俺の視線に気づいて照れくさそうに笑った。
無茶苦茶に動く舌にどんどんと追い立てられて、
強く、強く吸い上げられた瞬間、俺はあっけなく果てていた。
うあー、いくら思春期真っ盛りとはいえ…今日の洗濯当番誰だっけな…。
うんざりしながら重い体を起こして、人の気配にぎょっとする。
剥き出された俺の下半身の間には夢にまでみたあいつが座っていた。
涙目になりながら、なんとか顔に吐き出された白濁液を拭おうと躍起になっている。
生々しい姿だが、混乱している姿がなんだか面白い。
「パステル…ずいぶんとまあ手の込んだサービスしてくれたもんだな」
ぎくり、としてさっと頬を赤らめて、さらにおどおどするのを見て思わず笑みがこぼれた。
「まあなあ、こんな夜中に……欲求不満ってやつ?」
顔を拭ってやり、頬に軽く唇を触れる。
おまえはさ、このままで十分可愛いよ。
ま、そんなこたぁ口が裂けても言えねぇが。
「まあこのご恩は、体で返させていただきましょうかね?体で。」
まだ夜は始まったばかりだ。
(終)
投下した瞬間後悔しました…トラップ視点て難しいすね。
朽ち木ですが賑わいになれば幸い。
萌えるよー!
gj!トラパス(゚∀゚)イイ!
(*゚∀゚)=3 ムッハー
このスレを見つけて、やっと読み始める→iMONAの機能一部分あぼん→何度やっても、一部分だけ同じ所があぼん。
携帯まとめを見つけ、最新レスなら読めた!ずっとずっと読みたかったから、嬉しい…
巨乳なパステルか・・考えもしなかったよ
ナイスアイディア!
507 :
376:04/12/11 00:49:14 ID:s0ua/93V
神 降 臨 ですね!両視点から楽しませていただきました〜。
駄文ですがまたSギアパス投下させて頂こうと思ってます。
376さん・・おお、ギアパスの方ですか!
あの頃はオリンピックよりこっちにハマってましたw
期待してます!
わーい、待ちに待ったギアパスだーい!
ワクワク
続編ですか!?
すいません、どこで聞いていいものかわからないので
とりあえずここで質問させて下さい。
ここのスレ住人から見て、アニメのフォーチュンの出来ってどうですか?
実はまだ見たこと無いんで今度見てみようかと思ってるんですが
以前ググッたときに見たアニメの絵…なんつーか微妙な気がしたもんでw
でも話は好きなんだよな〜〜ああ気になる…。
ちなみに家の近くのレンタルには置いてないから借りるなら遠くまで出張せねばならなかったり。
>>511 んー見たことないですねえ自分は。
なんか噂ではエロ禁止な本スレ?っぽいのがあるらしいので
そちらで訊いてみたほうがレスつきやすいかもですね。
声とかどんなだろーなー気になる。
カセット文庫版は松井菜桜子なパステルで年増に聞こえた。
OAV版は笠原留美のパステルで可もなく不可もなくで余り評判は出て来なかった。
一番パステルらしい出来だったのはTVの中川亜紀子だったよ。
取り合えず、OAV→TVの順で見た方が良いと思う…画質の出来はやや逆気味だけど。
運が良けりゃカセット文庫版かCD文庫を手に入れるが宜しいのではないかと。
514 :
512:04/12/14 01:01:55 ID:AvnoypOP
おおーお詳しい。
今日秋葉探検に行ったら大分古びたのが
プリ●ィサミー等々と一緒に置いてありました。
がらりと世代交代したライトノベルの棚に、自分が中学生の時読んでた
フォーチュンクエストがずらっと並んでて(しかも増えて)チョト感動。
515 :
511:04/12/15 00:10:36 ID:Z/FJFnEi
回答くださった方どうもありがとうございますた!
声優は詳しくないんでよくわからないんですが、キャラに合ってるんならいいですね
今度さっそく借りてみます。
516 :
名無しさん@ピンキー:04/12/17 04:37:46 ID:0DQXkvd/
こ、この状態は…マズイ、よね…?
今は真夜中、私はベッドに押し付けられていた。
すぐ目の前には寝起きのくせに、強く強く光る赤茶の瞳。
「んで?こんな夜中にどうしたってんだよ?」
私の目をまっすぐに見て、鼻をこすり合わせながら訊いてくる。
う、どうしたっていったって…。
「まあなあ、俺さまってやっぱりこう、男前だし?
寝顔みてるうちについムラムラっときたってのもわからないでもねーけどなあ」
調子のいいことをいいながら、トラップは手際よく私の服を脱がしていく。
う、否定できない……。
「それにまあ、俺さまってば細身なわりにこう、いい体してるし?
裸みてるうちについ欲しくなっちまったってのもわからねーでもないのよ」
ううっ、その通りっていえば実際その通りなんだよね……。
「ち…違うもん」
力なく呟く私をみて心底楽しそうに笑うと、トラップはほとんど裸にされた
私の体をひっくり返し、腰の窪みに舌を這わせてきた。
熱い舌がねっとりと背筋をなぞっていって、背骨のあたりが
じんじん疼いてくる。
思わず声が漏れそうになって、必死で唇を噛んだ。
「んだよ、声だせよ?」
後ろからつまらなそうに文句をつけてくる。
だって!隣にはクレイとキットンが寝てるし!
このあいだ、隣の部屋からキットンの笑い声が聞こえたんだ。
まあ、キットンの声がおっきいってのもあるのかもしれないけど…。
でも自分の…その時の声、なんてどのくらいかわからないし!
後ろからベッドに押し付けられたまま、慌てて首をぶんぶんと振った。
「へえーえ、じゃ、絶対声出すんじゃねえぞ?」
そんなトラップの楽しそうな声がいやに近くに聞こえた、瞬間、
あったかくて、ぬるぬるとしたものが私の耳の中に入り込んできた。
「ひっ…!」
思わず叫ぼうとした唇にも、細い指がねじ込まれた。
耳の穴を舐めまわされて、口のなかを乱暴にかきまわされて、
頭のなかがびちゃびちゃという音でいっぱいになる。
耳たぶに軽く歯が当てられて、背中に電流みたいなのが走った。
逃げようともがいても、トラップの右手がぎっちりと私の体を
抑えていて身動きがとれない。
声をあげようとしても、指のあいだからたらたらと涎が流れるだけで。
涙で視界が歪んで、頭がぼんやりとしてくる。
耳を舌でなぶられて、首筋に噛み付かれて、背中に吸い付かれて
体に力が入らない。
抵抗を諦めると、私の舌を追いかけていた指がふいに引き抜かれ、
かわりに掌で強く口を塞がれる。
そして突然、私の下着のなかに手を差し入れられた。
「んん…っ!」
慌てて逃げようとしたけれど、もう遅い。下着がびしょびしょなのを
知られたと思うと、恥ずかしくて耳が熱くなった。
「おーすっげえ…」
トラップがとろとろになったそこをかき混ぜるたび、
くちゃくちゃと音が漏れる。
華奢な指がいちばん気持ちいところに触れて、びくりと体が震えてしまう。
軽くなぞるようだった指の動きが、そこを中心に押すような動きになった。
腰のあたりからぞくぞくと快感が押し寄せてきた。
「あっ、ああっ、はあっ…!」
やっと唇が開放されたけれど、うまく呼吸ができない。
もっともっと刺激が欲しくて、夢中で腰をこすりつけてしまう。
「ほら、気持ちいいなら声だせよ」
トラップが耳元に囁いて、指先の力を強めた。
「やだ…っ、やだよぅ・・・もう…っ」
体全身から汗がふきだしていて、段々と頭のなかが白くなってくる。
「もうなんなんだよ」
トラップが手を止めて、面白そうに私の目を覗き込んでくる。
「やぁ…お願い…」
「わかんねーよ、言えよ」
私がこんなぐちゃぐちゃになってるのに、トラップは汗ひとつかいていない。
その切れ長の瞳でまっすぐに見つめられるだけで、おなかの奥がきゅんとする。
「もう…いきたいの…お願い…」
ほとんど泣きながらお願いすると、
トラップは嬉しそうに笑って私に軽くキスをして、今度は二本の指で
突起を擦り上げてくる。
「ああっ…もう、だめだよ…、やだ…やだ…いっちゃうよぉ…っ!!」
甘い衝撃が全身を駆け抜け、トラップの腕に爪を立てて、私はびくびくと痙攣していた。
トリップつーけ忘れー
ギアパスさま期待age
クレイまーだー?
519さん、ナイス・トラパスです!
519さん、GJです!!
しかし、本当トラップはこういうのがよく似合うなw
保守です。
でもワンパになってる。
別カップリング読みたいな。
クレイ×パステルとか、ギア×パステルとか。
本誌は割とトラップ×パステル推奨でお腹イパーイな感じだから。
女キャラが一人ってのは広がりがない
527 :
名無しさん@ピンキー:04/12/25 17:10:24 ID:yf5B8ehu
そこでルーミィですよ
キャラは一人でもいいが、シチュエーションが同じなのはちょっと。
だが大抵のシチュはもう過去にいた書き手さんが書き尽くしてしまってる気がする<トラパス
純愛もエロエロもダークも鬼畜もレイプも和姦も逆レイプも
そこでクレイ×マリーナですよ
・・・もしかしてこのスレでは少数派?<このカプ
パステルが髪を切る(or切られる)エピソードとか見たい
おちゃらけな展開、ハードな展開どちらでも
・・などとラピュタの再放送見てて思った
531 :
376:04/12/30 19:42:38 ID:nypeV4xl
遅くなりました。一応続編…という感じです。ギアを同行させたのはやや無理矢理感がありますがw
暇つぶしにして頂ければ幸いです。
薄暗いダンジョンの中。私達は息を潜めて歩いていた。
湿った空気なのに靴音がやけに大きく響く。ルーミィは疲れてクレイの背中で寝息をたてている。
「はぁぁ…疲れたよ〜」
今回のクエストは小さなダンジョンの中に湧く小さな泉の水を汲んでくるっていうお使いみたいなクエスト。
生活費の為に軽い気持ちで出発したのが失敗だった。
外見からは想像もつかないくらいに入りくんだダンジョンを、行けども行けども目的の泉は見つからなくて。
おまけにご丁寧にも魔法がかかっているらしくてポタカンの灯りをともす事ができないんだよね。
とりあえず足元のヒカリゴケが放つ弱い光を頼りに歩くしかないって感じで。
わたしの後ろにはギア。あの日、船を降りてからもしばらく私達のパーティーと一緒に行動してて。
そのまま今回のクエストに同行したんだ。クレイやキットンはこんな何でもないクエストについてくるだなんて驚いていたけど頼りになる仲間が増えるのは嬉しいって事で。
トラップは…うぅ、何も言わず目も合わせてくれなかったけど。
気まずいのは嫌だなぁ…とか何とか考えながら歩いていると、ギアがすっと隣に寄り添ってきた。
532 :
379:04/12/30 19:44:18 ID:nypeV4xl
「疲れてないか?」
「あ、だ、大丈夫!」ありゃりゃ、いつのまにか最後尾になっちゃってた。
わたし、ギアには心配かけてばっかりだなぁ。
「それならいいけど」わわ、そう言いながらギアはわたしの腰に右手をまわす。
「ちょ、ちょっとギア…」
「ん?どうしたんだ?」意地悪く笑いながら聞いてくる。
こんなとこでイチャイチャしてる場合じゃない!と思うんだけど…。絶対!それを分かっててやってる。もう!
「やめ…ひゃぁっ!」小声でやめてよ、って言おうとした声が小さな悲鳴に変わる。
だだだだって!ギアの手がいつの間にかスカートの上から私のお尻を撫で回してるんだもん〜!
慌てて口を押さえる。…良かった、皆には聞こえてなかったみたい。
「声出したらバレちゃうよ?」ギアは口元に人指し指をあててイタズラっぽく笑ってみせた。
そんな事言ったって…わわっ!ギアの手は撫でるだけの動きから全体を揉むようになってきてて。
真っ赤になってるんだろうな、ってくらい熱い顔で声を抑えて睨んでも、そしらぬ振りをされるだけ。
!!!今、スカートを捲られた感触が…
「!く…ふぅっ…!」下着の上からお尻を揉まれて。お尻丸出しで恥ずかしいよぉ…。
わたしは声が出ないようにするのに必死で、ギアが下着の隙間から指を侵入させてきた事に気付かなくって。
「んんっ…!!」ヌルリとした感触。
濡れてる所を何度も何度も指でなぞられて、ビクビクと体が反応する。
「パーティーもいるのにこんな所でお尻丸見えにされて触られて…こんなに濡らしちゃったんだ?」耳元で熱く囁かれて、「!っ…違っ…」
「変態」「んんんぅっ!」頭に血がのぼった所に冷たく囁かれて、一気に奥まで指を入れられる。ど、どうしよう。気持ちイィよぉ…。
そのまま中を激しくかきまわされて、わたしはギアに寄りかかって何とか歩けてる状態で、気を抜いたら崩れ落ちてしまいそうで。
指を増やされて、グチュグチュって音が聞こえてきこえてきそうなくらいになってるのがわかる。
溢れたものが太ももを伝う感触にさえ興奮してしまって。
533 :
376:04/12/30 19:50:32 ID:nypeV4xl
短いですが今日は以上です。次で本番まで…書けるかなw
376さん、ヤター!
年末の忙しい最中有難うございます
ギアパス好きには堪えられないw
ごちそうさまです
ギアはやっぱエロいね!w
パステルとの歳の差はどれくらいあるんだっけ?
保守
537 :
名無しさん@ピンキー:05/01/16 14:19:41 ID:ArkvcMHV
不安あげ
ホントだ急に静かに・・いや、確かに穏やかな流れではあったけどw
3月やっと新刊発売だそうだ。長かった…(ノ∀`)
>>538 IDがFQだ。よかったなw
541 :
538:05/01/20 08:10:27 ID:OZOwLPYn
IDだけで今年の幸運全部使い切っちまったぜ!
>>541 なんとなく落ち込んだ感も出てるね、惜しいけど >OZ OwLPYn
ホシュ
待ちましょう・・パロも新刊も。
546 :
キットン×パス(前編) ◆wVJ/dkEpkc :05/02/07 05:20:25 ID:+IdCb4dM
眼下には、波打つ蜜色の髪。
柔らかな頬にまだあどけなさを残す少女が白い体を晒し、
無心に男の下腹に舌を這わしていた。
薄暗いランプの明かりにぬらぬらと赤黒く光るそれは、
長さこそ普通並ではあったが、赤子の腕ほどの太い幹に大きな傘が張り出していた。まるで血管の浮き出た巨大な毒キノコのようである。
緑髪の男の容貌そのままの異形であったが、少女はさも愛しそうに唇を寄せ、その形をなぞるように桃色の舌で舐め上げた。
「キットン、お願いがあるの…」
パステルがふらりと部屋に現れたのは、風がひどく生暖かい深夜。
「おやおや、来る部屋を間違えてるんじゃないですか?」
二人が恋人同士となってから数ヶ月、ルーミィが寝入ってから
パステルは隣のトラップの部屋へ忍んで来るようになっていた。
しかしぎゃははははっという笑い声にもパステルの表情は変わらない。
真っ青な顔で床の一点を見つめたまま
「お願い…記憶を…記憶を消す薬を、作って欲しいの…」
とだけ呟くと、ぽろぽろ涙を流した。
「どうです?落ち着きましたか?」
むせかえるような甘い香りのお茶をすすると、
パステルは俯いたままぽつり、ぽつりと事の次第を語り始めた。
先日自室に一人でいる時、突然クレイが入ってきたこと。
組み伏せられ、助けを呼ぶ間もなく無理矢理に乱暴されたこと。
「お願い、このままじゃわたし、みんなと一緒にいられない…!」
記憶がよみがえってきたのか、見上げるパステルの顔が再び蒼ざてくる。
キットンはそんなパステルに背を向けると、どこか楽しそうに語りだした。
「記憶をなくす薬はですねぇ、難しいんですよ。
効果の範囲を確実に限定しないと、他の記憶まで消してしまうかもしれませんし。
ま、脳に一種のショックを与える訳ですから、加減を失敗すれば
大人の体に中身は赤ん坊、または新しい記憶が定着できなくなって
心だけは永遠の19歳!ってこともありますしね、ぎゃははははははっ!」
少々、といわずおおいに不謹慎なジョークに一人で大喜びしている小男を
尻目に、パステルの顔色はもう紙のように白い。
「まあまあ、そんな悲壮な顔はしないことです。方法、も…ないわけではありませんし」
「お願い、クレイがあんなことするなんて…わたし…」
「ないわけでもないんですけどねぇ、ちょっと特殊な状況を要とする、というか。
ときにパステル、貴女、本当に記憶を消すだけでいいんですか?」
突然の質問にパステルがうろたえる。
「う、うん…」
「それはよくないですねぇ。性犯罪者というものはとても悪質でして、
何回も何回も同じことを繰り返すんですよ。
隣国では性犯罪者は性器をちょきちょきっと切り取ってしまうそうですよ?ぎゃははっ」
「そんな!クレイは性犯罪者なんかじゃないよ、ただ…っ!」
「ただ?」
振り返ったキットンからパステルは目を逸らす。
先ほどまであんなに蒼白な顔をしていたのが、今は耳まで赤く染めている。
「まあねぇ、大体の予想はついているんですが。
トラップの部屋はクレイと私の部屋の間にありますしね。ここは壁もひどく薄い。
トラップもクレイも健全な若い男ですからねぇ…。
ま、トラップは少々若すぎるきらいもありますが。
平均6秒じゃあどうにもねえ…ぎゃははははっ」
パステルは真っ赤な顔をしてうつむいたまま、身じろぎもしない。
「いやー、私も心配してはいたんですよ。
なにせトラップは持ち物は粗末なくせに、器用さだけは
天下一品ですから。
散々指でいじくられて嬌声あげさせられたのに、6秒じゃぁねぇ…。
夜な夜な壁越しに艶声を聞かされるクレイに、欲求不満の貴女、
いつかこんなことが起こるんじゃないかと、ぎゃははっ」
男は、いつのまにかベッドに腰掛けたパステルの傍まで近づいていた。
「大方性欲をもてあまして、部屋で一人ひぃひぃ喘いでたとこを
見つかって、こちらも我慢できなくなったクレイに
犯されたってとこでしょう?」
お世辞にも美しいとは言えない顔を近づけ、吐く息のかかる距離で
次々と卑猥な言葉を囁く。
「まぁ無理矢理といっても準備万端だったわけですしねぇ、ぎゃははっ。
で、クレイはどうでした?貴女もトラップが初めてだったようですが、
あの薬用人参に較べたら雲泥の差だったでしょう。
どうですか、ちゃんといかしてもらったんでしょうね?」
パステルはようやく男の視線を受け止め、
「どうして…ひどい…」
とだけ弱々しく呟いた。
男はふいに立ち上がると淡い金髪をぐいと掴み、強引に顔を上げさせる。
「それもこれも、貴女があんないい声で鳴くからいけないんですよ」
口元にはいつも通りの笑みが浮かんでいたが、長い前髪のせいで
その表情は見えない。
パステルは驚きのあまり目を見開いたまま、呆然と男を見上げている。
しかし、その大きな瞳の奥に粘った光が宿ったのを男は見逃さなかった。
ぱっ、と手を開き、無骨な指から柔らかな髪を開放すると、
キットンは幾分か声のトーンを和らげ、楽しそうに続けた。
「いえ、責めてるわけじゃないんですよ。
快楽を求めることは、決して悪いことじゃないですし。
それに貴女だって、体の相性はともかくとしてトラップのことは
大切に想ってるんでしょう?
だからこそ、クレイとの事に苦しんで、記憶を消してまで
元の生活に戻ろうとした、いい話じゃないですか」
そう言いながらごそごそと机の中から黒い小瓶を取り出してくる。
「この薬はちょっと状況を選ぶので、最初は迷ったんですが…」
「じょう、きょう…?」
ぼんやりとパステルが繰り返した。
「はい、この薬は絶頂時の衝撃を利用して、
性行為そのものの記憶を消す薬なんです。
ごく最近の記憶にしか適用されませんし、
まあ、そこまでトラップを想う貴女ならきっと大丈夫でしょう。
あ、それにさっき飲んでいたお茶、あれにはちょっとした媚薬を
いれておきましたから、そろそろいい頃合なんじゃないですか?」
ぎゃはははははっと哄笑を続ける小男を尻目に、
パステルは、手渡された液体を一気に飲み干した
何か凄いのキタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
ハァハァ、お待ちしております
(*゚∀゚)=3 ナンカエライコトニナッテルー!!!
記憶消すネタって良いよな。ウン、催眠術並みのエロさが有る
フォーチュンクエスト以外の作品のエロパロはダメ?
デュアンサークものをアップしようと思ったんだけど、よく見てみたらフォーチュンクエスト
ってなってるし。
別スレ?それとも、深澤作品はここでいいのかな。
デュアンサークは読んだことないけどよいと思われますよー
俺も賛成・・てかデュアンサーク知らんけど勉強する!
557 :
名無しさん@ピンキー:05/02/26 22:07:32 ID:/u8fMQbC
保守あげー
オレモオレモ。
ちょっとしか読んだこと無い・・・・・
確かクレイ(元祖)が出てくる時代だっけ?
トラップの方が好きなんでそんな立場のキャラが出てくるのか?
小説買って読もうかちょっと迷う。
>>559 トラップの先祖も一応出てくる。
ただし、一応。
メインはあくまでもデュアンサーク。
そうか。
近くの古本屋で一冊100円で売ってるし、八巻ぐらいまで揃えて来る。
というかなんだ。
中学生の頃図書館で読んだっきりなんだが
新FQでは今どんな話になってるんだ?
HPみたら10巻まででるみたいだし…
トラパスは公認カプなのかね
うーん買ってくるか…
>>562 中々の深沢クオリティ。
・・・ってのは冗談として、今銀ねず城読んでる。
主人公が男だからか知らんが、話が少々硬めの感触がする。
FQの時と書き方変わった(と言ってもFQと同時進行だが)感じはするけど、
しっかりと深沢先生らしい味は出てたと思うぞ。
・・・・・・・なんか感想にもレポにもなってないな。
>>564 レポdクス
あーそっか主人公男だもんな。
深沢先生=パステル口調(地の文が)な印象が強くて。
しかしパステル視点でSS書くと難しい言葉使えないから
難しいね…「秘唇」「肉芽」「淫穴」とか使えないし。
自分>554じゃないけど
レス読んでて懐かしくなったんでちょっと投下してみる。
デュアンサークのランド(トラップの先祖)×ミスティ。
7、8巻(氷雪のオパール)参照で。
眠ろうとした瞬間、恨めしげな表情を浮かべた老人が、前に立った。
目をそらしたくてもそらせない。いっそ気を失ってしまいたいのに、それも構わない。
永遠に続くんじゃないか、と錯覚してしまうような闇の中で。ランドは、その老人とにらみあっていた。
いや、一方的ににらみつけられていた。
老人の口がゆっくりと動く。実際に声が聞こえたわけではないけれど。ランドには、その老人が何を言いたいのか、はっきりとわかった。
――何故、殺した――
(違う。おれは悪くねえ。おれはただ命令されただけで。あんただってそうだろう? あんたが元締めに頼んだんじゃねえか。自分を殺してくれって。それがあんたの望みだったんだろう? おれは悪くねえ。おれは……)
――何故、殺した? 何故、殺した? 何故何故何故何故……――
「うっ……わあああああああああああああああああああっ!?」
悲鳴と共に、ランドはベッドから跳ね起きた。
真っ暗な室内。夜の冷えた空気が立ち込める部屋の中は、お世辞にも「暑い」とは言えない。
けれど、ランドの身体はびっしょりと汗に濡れていた。息も荒く、ぱっと見ただけなら、激しい運動をした直後のようにも見えなくもない。
けれど、彼の顔色は対照的に青ざめていて。細身の身体から、震えが止まることはなかった。
「おれが悪いんじゃない。おれが……」
アサッシンギルドに売り飛ばされ、初めて「仕事」をこなした夜から三日。
ランドは、一度としてまともに眠れたことはなかった。
当たり前である。もともとアサッシンになるつもりなどなかった彼に、自分の手で人を殺す度胸など、できているはずもない。いわばそれが「普通」なのだ。
けれど、アサッシンギルドに身を置いていく以上、「普通」であることは捨てなければならない。
そして、アサッシンギルドから抜けることなど、できるはずもない。
ランドもそれはわかっていた。早く慣れてしまえば……あるいは、忘れてしまえば楽になれる。それくらいはわかっていた。
わかっていても、まだ23歳の彼にとって、人の「死」は、重すぎた。
「うわあっ……ああっ……」
自分の身体を抱きしめて、がたがたと震える身体を少しでもおさえつけようとする。ここのところ毎日それが続くものだから、同室だったアサッシン仲間は、別の部屋へと避難していた。
それは誰もが通る道だ。そして、一人で通り抜けねばならない道なんだ、と。誰もがランドを見捨てた。
下手な慰めを言っても仕方がないことはわかっていた。皆、それを経験して、乗り越えて、一人前のアサッシンになっていった。
そして、ランドもいずれはそうならなければならない――
「あああっ……ああっ……」
目の前の幻影を振り払おうと、必死に頭を振った。
いっそ、酒にでも溺れて、前後不覚にでもなってしまえば……と、枕元に常備してある酒瓶に手を伸ばした。
と。
彼の手の上に、細くて白い、華奢な手が、乗せられた。
「またなの」
「……ミスティ……」
「あんた、いつになったら慣れるの」
ランドが顔を上げると、夜の闇の中に、白い顔が浮かんでいた。
ミスティ。アサッシンギルドの仲間の一人。
男なら誰もが虜にならずにはいられない、魔性の美貌を持った毒使い。アサッシン、ミスティ……
「ミスティ……」
「言ったでしょ? 諦めれば楽になるよ、って」
そう言って、ミスティはランドの隣に腰掛けた。
突き放すような口調ではあるが、その目は優しかった。姉が弟を見るような、あるいは母が息子を見るような。
そんな視線が、今のランドには、痛かった。
「見るなよ……」
「じゃあ、見ないであげる」
「……何で、来るんだ……」
「あんたがうるさくて、眠れやしないからよ」
「……」
「いいかげんに吹っ切ったら? どれだけ泣いて後悔して苦しんだって。あんたの手はもう汚れてる」
「……」
「あたしの手もね」
そう言って、ミスティは小さく息を吐いた。
二人がこんなやり取りを交わすのは何度目になるだろう。
ミスティがアサッシンだと知った日、ランドは彼女を責めた。
アサッシンという仕事がどんなものかは知っていた。ひどく汚い仕事だと思った。だからこそ、責めた。そして、責める彼を、ミスティは小馬鹿にするような目で見つめていた。
そのランドも、今はアサッシンだ。そして、今も。ミスティは彼を小馬鹿にするような目で見つめている。
ひどく同情に満ちた、目で。
「おれは諦めたくねえ……」
「じゃあ、いつまでも苦しんでればいい。どうせ逃げられるわけないんだから。いずれ自分でわかるでしょ?」
「……」
「……何?」
立ち上がろうとしたミスティの手を、ランドは反射的につかんでいた。
そして、ミスティも逆らわなかった。ランドがそうすることはわかっていた……そんな目で、彼を見つめていた。
「何?」
「……」
「あたしに、何をして欲しいの?」
「……」
傷ついたような目で見上げられると、ミスティはそれ以上何も言えなくなった。
黙って細身の身体に腕を回すと、そのまますがりつかれた。
ミスティの柔らかな胸に顔を埋めるようにして、ランドは泣いた。
泣きながら、彼女を抱いた。
身体を重ねることに全く抵抗はなかった。
ミスティはランドのことが好きだった。こんな場所に居ながら、いつまでも希望を捨てようとしない……そんな彼を見ているのが、好きだった。
自分はとうの昔に捨てた夢を、ランドはいつまで経っても捨てようとしない。
子供だと言ってしまえばそれまでだけど。それでも、ミスティは、そんなランドを見ているのが楽しかった。
だから黙って抱かれた。抱かれてやることでランドが落ち着いてくれるのなら、痛みを忘れてくれるのなら、甘んじて彼を受け入れようと……そう思った。
「ミスティ……」
「……」
ミスティは生娘だったわけではないし、ランドも経験は豊富な方だった。
そんな二人の営みは、いつもとてもスムーズだった。
細い指先が裸身を辿る。触れるだけでミスティの花芯は素直に濡れて、痛みも苦痛もなくランドを受け入れた。
快感の声を上げれば、ランドは我を忘れたように彼女の唇を吸った。
彼女の身体に溺れているそのときだけ、ランドは悪夢から逃れることができた。
黒い髪を指で梳きながら、ミスティの細い身体を貪った。
体力の許す限り彼女を抱いて、そして疲れ果てて眠る。
ミスティの隣でだけ、ランドは心穏やかな顔で眠りにつくことができた。
「あんたのことが、好きだ」
何度目かの営みの後、そう言われた。
ミスティは笑ってそれを受け入れた。断るような理由なんかどこにもなかった。
恋人同士になった。アサッシンギルドで、決して幸せを求めることは許されない二人が。
思えば皮肉なものである。アサッシンギルドから逃れたいと願う傍らで、ミスティの傍に居ることを望む……決して相容れることのない望みを、ランドはどうして捨てようとはしないのか。
どうしてあんなにも、希望にすがることができるのか?
「あたしはあんたのことが好きなんでしょう、きっと」
眠るランドの赤毛を梳いて。ミスティは、闇の中で、ぽつりとつぶやいた。
口で伝えたことは無いけれど。それこそが、彼女の本心。
「あんたと一緒になれたらいい。本当にそう思う。でも……」
でも、あたしは、あんたみたいにまっすぐ前を見ることはできない。
「あたしはいつか、あんたを殺すことになるかもしれない」
いつかアサッシンギルドから抜け出してやる……身体を重ねた後、必ずランドが繰り返す台詞。
そして、「また馬鹿なこと言って。そんなの無理に決まってるでしょう」と突き放すのが、彼女の役目。
けれど、ミスティは時々思う。ランドは、いつかきっと、本当にアサッシンギルドを抜け出してしまうかもしれない。
そして、そんな彼を、元締めは決して許しはしないだろう。
そうなったとき……彼を手にかけることになるのは、もしかしたら、自分かもしれない。
「あたし、あんたを死なせたくない」
どんな形でもいいから、生きていて欲しい。
彼女にとってのランドは……彼女が決して抱くことを許されない、「希望」そのものだったから。
「お願いだから、つまらない夢は早く捨てて。あたしもあんたも逃げることなんかできやしない。ずっと、ずうっと……」
夢見ることに疲れた女の言葉に、男は、うめき声を返すだけだった。
終わり。ごめん、思ったよりエロくならなかった。
三月にFQ、五月にDSの新刊出るらしいから勉強して出直してくる/"
さらさら書いてるけどうまいですね…
原作知らなくても原作読んだような気持ちになりました笑
572さん乙です〜
GJ。
それはそうとデュアンサークUがどこに行っても見あたらん・・・・・
俺のデュアンは氷雪のオパールのままで止まってるんだよな。
そしてランドの方がトラップより愛嬌があるように感じる俺はなんなんだろうか。
原作にも似たようなシーン(もちろん、エロ描写はなし)があってもおかしくないぐらい、原作に忠実な気がする。
>>574 人生経験の差とか?
>>574 なんか絵的に。
スルメ咥えて酔ってるシーンとか、危うく萌えそうになった。
ってアンカー間違えたorz
GJ!
昔からこのスレの書き手はレベルが高い
デュアンサークって挿絵はFQと同じ人?
新刊が出たみたいだけど、買った人いる?
出てたのか?
ってかラノベ板に語れるところ無いのか・・・・・・
新刊買ったよ。
服がルーミィとおそろいの中華服っぽいのに変わってた
パステルたん(*´∀`)
スグリたんもかわいかったYO
なにぃスグリたん可愛いのか…!
スグリたんかわいいよ
キットン×スグリもいけると思う
>>585 絵的に彼はいくないんじゃないかと・・・
だけどチビで不潔なキットンに犯されるパステルっていうのもいいなぁ。
587 :
名無しさん@ピンキー:05/03/17 21:23:41 ID:92xqDFdw
あげてやる!
座っているのにたつものなんだ
というキットンの問題にエロスを感じてしまった奴は激しく挙手
ノ
ノ"
ルーミィとセックスしたい俺は病気なのでしょうか?
ま・・・まぁ実年齢は幼女じゃないし・・・いいんじゃない??
ふわふわでいいにおいがしそう
見た目は赤ちゃんとかわらんけど実際の年はパステルよりはるかに上だろうし問題はないわな。
>>588 (*´∀`)ノ
トラップなら答えてくれるかと思ったのにw
原作まだ読んでないのにエロスを感じてしまったんだが
正答はなんなんですか先生
トラップはチンポとか言わなそうだけどなぁ
FQの世界にはそういう下品な下ネタ思いつく人は誰もいません
トラップは自分では言わないけどパステルに言わせるよきっと。
時間か?
それはそうとラノベ板無いんですか先生。
初め、『腹』かと思った。
トラップ「そりゃおめーあれったらあれに決まってんだろ」
パステル「?」
クレイ(赤面)
パステルは固有名詞出しても理解できなそうだ。
(*´д`)ハァハァ
園じぇる買いたいけど
恥ずかしくて買えない…
前回のを買う時もかなり恥ずかしかったし…
まあいずれは買うつもりだけど。
ラノベの方では酷評だねえ
新10どこにもないや。
スグリたん見てみたいよスグリタンハアハア…
保守デシ!
私は、部屋に誰もいないことを確認すると、ホッと息をついてベッドに仰向けになった。
この間、リタから「自慰行為」というものを初めて聞いて、試してみたくなったんだ。
でも、部屋にはいつもルーミイやシロちゃんがいたし…。
やっぱり、それが恥ずかしいことだっていう認識もあったしね。
けど、今日は誰もいない。試してみるなら、今がチャンスだ。
私はそっとパンツをおろした。
ひんやり、冷たい空気がとおりぬける。
おそる、おそるソコに手を這わせると、慣れない感覚に身体がビクリ、と反応した。
自慰行為…それをすると、凄く気持ちが良くなるし、集中力が高まって、リラックス効果もある。
とにかく良いことづくめなんだ…ってリタには聞いてたんだけど…。
確かに最初は身体が反応した。でも、指をあちこちに這わせているうちに、なんだかよく分からなくなっちゃった。
それほど、気持ちよくはない…ような…うーん。なにがいけないのかな?
私が、ぎゅっと眼をつぶりながら、勘にたよって指をやたらに動かしていたときだった。
突然、耳元でその声がしたのは。
「おめえ、そこは位置が違うんじゃねえの?」
「うきゃあああっ!?」
聞きなれた声に驚いて、がばっと上半身をあげると、そこにはサラサラとした赤毛をたらした、トラップがそこにいた。
「な、な、な…」
あまりのことに、声もでない。
どうして!?確かに今日は誰もいないはずだったのに…!!
そ、それに、こんな格好をパーティのメンバーに見られちゃうなんて…ううう、恥ずかしいよう!!
いろんなことが一気に頭を駆け抜けて、あまりの恥ずかしさと混乱で涙がこぼれてしまった。
「…っう、……うう」
「あんだよ、泣くことないだろ?」
はあっ、と溜め息をついて、トラップがベッドの横に腰をおろした。
そして、私の髪を軽く指で梳きながら、トラップは普段とは別人みたいに甘い、優しい声で、慰めてくれた。
「別に泣くことなんか何もねーじゃん。恥ずかしいことじゃねーんだからよ。俺達の年なら、別に普通のことなんじゃねーの?それに、おめえ、こんなことしたの今日が初めてだろ」
「…ううっ、なんか、トラップらしくない」
そう、その時のトラップは、いつもの彼らしくなかった。
なんていうか、凄く暖かいっていうか、甘いっていうか…。
そう思うと、なんだか可笑しくなってしまって、ふいに涙が止まった。
そんな私を愛おしそうに見つめて、トラップが唇でそっと私の涙をぬぐう。
いつもだったら、そんなことされたら、きっともっとビックリしちゃってたと思うんだけど、今はそれよりもっと恥ずかしい所を見られた後だったからね。
不思議とあまり驚きはなかった。
不思議とあまり驚きはなかった。
「トラップ…?」
「おしえて、やろうか」
「…へ?」
「やりかた。おめえ、初めてでどこを触れば気持ちよくなるのか、よく分かってねーみたいだし。…教えてやろうか」
「トラップは…やりかた、知ってるの…?」
「ま、一応は、な」
そう言って、ニヤリと笑う彼の顔は、妙に嬉しそうだった。
私がぼんやりと、その顔に見惚れていると、彼はゆっくりと顔を近づけて、私に口付けをした。
それから、かすれた声で、もう一度、「いいか」と、聞いた。
さっきは随分嬉しそうな顔だったのに、今はなんだか不安そうで。
めまぐるしく変わる表情がおかしくて、私は思わずうなづいた…。
「おねがい、トラップ…教えて?」
ここって、文章が下手な人でも、初めて書く人でも、書いちゃって良いんですよね?
なんか、過去スレとか読んでたら私も書きたくなっちゃって、ちょこっと書いちゃいました…ごめんなさい。
一応、sageたままにしておいたので…。
本当、お邪魔しました…orz
613 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:22:48 ID:zUh18V4O
嬉しかったのであげてしまいますケケケ
罵倒も賞賛も聞き流してじゃんじゃんどうぞ。
わーい久々に書き手さんがいらした
文章が下手だとは思わないしキャラの感じがよく出ているとは思う
だが別のサイトでそっくりな作品を見たことがある。
最近は何処のスレもそんなんばっかりだな。
教えて、そう言うと、彼は今度はさっきとは違う、深い深いキスを重ねた。
舌が、まるで別の生き物のように、私の口中を這い回る。
「んうっ…」
あんまり苦しくて、思わず身体をはなすと、トラップは困ったように笑った。
「わりい。けど、突然手をのばしたら、怖いんじゃねーかと思ったんだ。」
その言葉を聞いて、急に胸の中がほんわか暖かい気持ちになった。
「ううん…ごめん。ありがとう。嬉しい…」
言いかけてる途中なのに、もう一度繰り返される、キス。
そして、彼はセーターの中に自分の手を差し込んだ。
「あ…」
骨ばった彼の手が、ぎゅっと私の胸をつかむ。
最初は優しく、しだいに強く、私の胸をもみしだき、親指と人差し指で、頂点をつままれた。
「…っ」
不思議。男の人に身体を触られるのって、自分で触るのとは全然違う。
どうしよう…すごく、きもちがいい…。
その間にも、彼のもう片方の手は、次第に下へと延びていって…
「おめえは、さ」
トラップが言った。
「おめえはさっき、ここを触ってたみてーだけど…」
言いながら、彼も、さっき私が触れていた部分に指をのばした。
「ぅぁ……っ」
あ、あれ??な、なんか、さっき私が触ったときとは、少し違うみたい…。
何が違うんだろう…。
「けど、多分、ここが良いんだと思うぜ?」
そして、今度はほんの少し、彼の指が位置をずらす。
その時。
全身をビリビリと快感が走った。
「……ぁあんっ」
な、なに?
目の前がクラクラするような感覚。頭の芯がぼんやりして…。
そんな私を見ながら、ふっと小さくトラップは笑うと、ソノ部分を更にさすったり、つまんだりし始めた…
「あっ、あ、もうっ…」
「あー…濡れてきたな」
「…?」
全身の力が抜けて、声もだせなくなってきた。
すると、今度は、小さな痛みが走る。
グチュグチュと、なんだか恥ずかしい音が、静かな部屋に響いた…。
「な…に…して…」
悶えながらも必死に声を出したのに、トラップは無言で指を動かし続けた。
そして…
「…ぅぁあんっ」
自分でも意識してないくらい大きな声が漏れてしまい、頭のどこか遠くで、「イッたか…」と、小さく呟く声が聞こえた…。
なんか眠れなくて暇だったから続き書きに来ちゃいました…
すいません…
なんか短めで中途半端ですけど、これで終わりです。簡潔に完結。
書いてみたら、やっぱり難しくてなんか限界を感じましたので…orz
>613
>614
優しい言葉をかけてくださり、ありがとうございました(嬉)
>614
>615
書き尽くされてる感じがしますよね(笑)
もっと文章巧い人なら、違う風にも書けるのかもしれないですけど…。
あと、私は他人の影響を激しく受けやすい人間なので、そのせいだと思います…。
次にまた来ることがあれば、絶対ありえないカップリング書いてみたいかも…
しかも需要ないやつ。じ、じぶんの好きなもの書き残していっても良い…んですよね?
2ちゃんってそういう所ですよね…?
>>618 GJ!!
文章って書きなれないと本当に難しいよね。
書き手は大歓迎なので、これからもがんばってください。
>絶対ありえないカップリング
ちなみにどんなの?
予想
ペンターグラス×マラヴォア
トラップ×ルーミィ
ノル×ルーミィ
キットン×マリーナ
結構ありましたね…(笑)
絶対ありえないとかって言いすぎでした…ALL
なんか私としてはクレイ×トラップ
マリーナ×パステル
ギア×ジュンケイが見たかったんだけど、なかなか見つけられなかったんで、
そのうち、もし、もう少しマトモな文章が書けるようになったら、
また挑戦しに来たいなあ…なんて思ってたんです…。
でも誰か書いてくれる方いたら希望で…(人まかせ/w)
>>623 ジュンケイ×ギア(リバ可)は見てみたい!!
楽しみに待っているよ〜 ノシ
ギア×ジュンケイ期待だなー
やはりジュンケイのがウブなんだろうか…
数字系は違うスレにいって欲しい
同意。勘弁して<数字系
ギアとジュンケイは数字じゃない…んだよね?
うんうん。数字系じゃないよ。
まだ新刊買ってないがジュンケイ出たんだ。懐かしい。
性別わかるような描写なかったん?
数字系は嫌だけど前にあった、ギアパスかと思ったら・・・っていうのは不意を突かれて面白かった。
なんだ数字系って?
とりあえずジュン・ケイは旧三巻で女だと言ってたな。
801の意味。エロパロは板違い
633 :
ゆき:2005/04/13(水) 22:11:18 ID:YR4u1RAB
ぁの、突然ですが、トラパスさんのホームページを、どなたか教えてもらぇなぃでしょうか??すみませんが、お願いしますm(_ _)m
トラパスさん???
1.「フォーチュンクエスト」「FQ]で検索し、二次創作活動をやっている
サイトを探す。
2.リンクをたどる
トラパスさんはたくさんいるので文体で判断してください。
2ちゃんなのでURLは晒しにくいのですよお嬢さん。
パソコンないなら漫画喫茶でも行ってください。
とりあえず>1-2嫁って感じだな
ノル×メルの近親相姦とかどーよ?
638 :
ゆき:2005/04/14(木) 22:47:21 ID:HALGuz80
ぁっ!トラパス作者さんの事です(>_<;)ごめんなさぃ…↓↓ありがとぉござぃましたぁ(≧ν≦)
639 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 23:15:50 ID:ptrGB9hc
どうしてか分からないけどイライラする…
ギャル文字使う奴がここきてもいいんだろか?
若いんちゃう?
まあこれで消えてくれるならどうでもいいや
>>637 勝手にサイズ予想
トラップ≦クレイ<キットン<<<<<<ノル
サイズ的に同族しか入らなそうだな。
しかし無理矢理ってのも萌え
642 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 20:00:00 ID:f+oVH8IQ
トラップはサイズが小さい分、テクニックがありそう。
クレイは大きいけど、下手そう。
キットンは怪しい薬と言葉攻め。
ノルは…でかいのは、でかいんだろうが…未知数。
なんかリレーやりたい。
643 :
sage:2005/04/16(土) 01:18:31 ID:rD+ODu5m
644 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 02:30:46 ID:lh8typ4f
その日、私達はいつものようにおつかいクエストに来ていた。
内容は単純なもので、森の中に生えている、薬草を取ってくるというもの。
肝心の薬草はスグに見つかって、私たちも安堵して帰りかけたときだった。
ソレが突然現れたのは…
645 :
644:2005/04/16(土) 02:31:38 ID:lh8typ4f
リレーの触りだけ書いてみました。
とりあえずsage進行でないとやる気がしない。
相手はもちろんルーミィだよな?
sage間違いとか初めてしたよ…ごめんね
>>646 じゃあsage進行で。
>>647 カップリングは自分の持っていきたい方向で良いんじゃないだろうか。
いきなり誰か登場させるのもアリだし。
自分の思っても無い展開に変化していくのがリレーの良さだと思う。
誰かがやろうとしていたカップリングを、続ける人が壊すのも面白いかとw
650 :
リレー:2005/04/23(土) 05:57:18 ID:Sg2ZM1MI
「きゃああっ」後方からパステルの悲鳴が聞こえた。
ハッとして振り向くクレイたち。
見ると、パステル、ノルなどの後方部隊の目の前に、ぬめぬめとした触手を
幾本も蓄えた、怪しいモンスターがあらわれたのだ!
「おい、キットンあれは!?」
「ええっとですね…ちょっと待っててください」
しかし、キットンがわたわたとポケット図鑑をめくっている間にも、そのモンスターは
パステル達へとせまっていた。
ホシュ
某スレの影響で変なカップリングの話が読みたくなった点について。
某スレ?
核煮?
ラ板本スレでそういう話が出てたな。
トラップ×パステルで片づくのは在り来たりだから、ここは思い切って突き抜けた
カップリングで読者の意表を衝くべきだ…と。
・トラップ×ルーミィ
・トラップ×メル
・トラップ×スグリ
・トラップ×ジュン=ケイ
…突き抜け杉のようにも思えるが。
ただ、最後のカップリングにはなんか不穏な空気を感じて萌える。
まあ男装の女性のエロが萌えるのには同意だな。
それならギア×ジュン=ケイでもいいじゃないかと思ったが、これもこれで
想像が難しい…。なんかあまりエロスを感じないからか。
ちなみにジュン=ケイって歳いくつくらいだっけ。
>>657 20代半ば〜30前じゃなかった?
そんな描写があったような。
「な、なにをするんだ、君。失敬じゃないか」
「君は…一体何をそんなに強がってるんだい?そんなに肩肘はって生きていたって、辛いだけだろう。
認めたほうが、いっそ楽だとは思わないのか?」
「だからって…こんな…んんっ」
「……ほら、こんなに濡れてる。そんなイイ声でなくなんて…やっぱり君も女なんだな。
もう、いいんだ。強がらなくなって。これからは、俺がおまえを守ってやろう」
「わたしはっ!男に守ってもらうような女じゃないっ」
「そうかな?だったら、どうして…」
それからギアは、つつつ…と、舌を、下腹部へ沿わせた。
「…ふっ…あ…あ……ああんっ」
彼がちろちろと舌を嘗め回すたびに、ジュンケイは、いやらしく身体をくねらせた。
その乱れた様子に、ギアは冷笑した。
「いい…いいよ……君の可愛い姿をもっと見せてくれよ」
「ギ…あ…はぁんっ」
久々に帰ってきてみたら、スレがのびてて、前に自分が言ってたカップリングも
話題にのぼってたから、かいてみた。
…が。
やはり、まだまだ力不足だったようだ…orz
>>655 うはwwwトラップ×ジュン=ケイとかあり得るのか。
まあトラップ×ルーミィみたいに犯罪じゃないだけマシかw
ただ、どのカップリングが成立してもパーティは崩壊だな。
ルーミィがワンダルみたいに突然成長すれば万事解決ですよ。
クレイ×マリーナ
キットン×スグリ
トラップ×ルーミィ
ギア×ジュン=ケイ
ノルはメルと仲良く暮らす。
これで余りなく全員幸せになれますよ。あれ…?
俺×パステル
だから全員幸せ。
>662
サラさんを忘れとるぞ。というか完全にマリーナに対するお邪魔虫キャラ扱いされてるのが不憫だ
当方はむしろクレイ×サラを押したい。
それを踏まえて
クレイ×サラ
キットン×スグリ
トラップ×ルーミィ
ギア×マリーナ
ノルはメルと仲良く暮らす。
そしてその道に目覚めて
ジュン=ケイ×パステル
これで無問題?
普通の組み合わせで考えるのなら
トラップ×パステル
シロ×ルーミィ
なんだろうが
個人的には
キットン×パステル
かな。
汚いキットンに犯される少女萌え
666 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 02:12:32 ID:0cz2ujP0
定期揚げですよ皆さん
トラップ×ジュン=ケイというアブノーマル(?)な組み合わせに
心惹かれている俺ガイル…
>>665 少女と呼ぶにはやや薹が立っている点について。
>>667 なぜか急接近するジュン・ケイとトラップに嫉妬するパステル…という
ベタな展開はどうか。
トラップならキムがいい・・・・・・と思ってるのは俺だけですかそうですか。
オーシ×パステルとかどう?
小汚いおっさんと少女に萌える…
>>668 どうやって急接近させるかだが。
逆ナンとかですか。
>>670 和姦か強姦か、というのもあるな…
>>670 オーシ:「へへへ。なあ、パステル。この間のツケ、まだ返してもらってないよなぁ」
パステル:「え?でも、この間は、バイト代が入るまで待ってくれるって…」
オーシ:「そうだけどよ。もっと手っ取り早く返す方法ってのもあんだよなぁ」
パステル:「きゃぁっ!?お、オーシ、あなた何を…」
どう?スムーズな流れじゃない?
>>672 むかーし同じような展開の話がオリキャラ(道具屋だか薬草屋だかの親父)とパステルでなかったか?
エロパロ投下作品ではなかったかもしれないが
>>668 それいいね。
問題はパステルがどっちに嫉妬するかだがw
うまいくっつけ方が思いつけば書いてみたい。
>>672 オーシに犯されそうになったパステルは思わず
「私を無茶苦茶にするくらいなら、ルーミィを無茶苦茶にして!」
と叫んでしまう。
オーシの毒牙にかかるルーミィ。
(…やっぱり、仲間よりも自分の純血の方が大切なの。ごめんね、ルーミィ…)
ところがその瞬間、オーシの悲鳴とともにパステルの目の前に信じられない光景が!!
=完=
…こんな話しか思いつかないほど自分の頭が腐っている点について。
>「私を無茶苦茶にするくらいなら、ルーミィを無茶苦茶にして!」
もはやフォーチュンはほのぼのを名乗れないなw
>>674続き気になるよ。
何があったんだよ、オーシに(笑)
自分は、「私を無茶苦茶にするくらいなら、ルーミィを無茶苦茶にして!」
のあと、ルーミイにエロエロしているオーシを、間近で見ていたパステルが、
疼いてきて、「オ、オーシ、やっぱり私のことも滅茶苦茶にして、お願い!」
な展開を想像した。
ルーミィを怒らせたら山の一つくらい簡単になくなるからな。
>>676 さらにそこにうっかりヒューが通りかかって…と
広がる妄想の輪。
初挑戦させて下さい。
散らかったまま忘れられたたくさんの部屋のひとつ。
激しい息遣いが聞こえてくる。
「あ、あ…そこ…やぁぁん」
最初は私から誘い、戸惑う彼をリードしていたはずなのに
何度目かの逢瀬ではすっかり彼のペースになっていた。
溢れる蜜をすすり上げ、私の中まで入り込んでやわやわこね回す器用な舌。
我慢の限界、誘うように腰をうねらせて
「もう、もう、だめぇん…おねがい…」半分泣き声での懇願。
彼は、優しく優しく私の首すじを甘噛みしながらぐいっと腰を抱えると
一気に中に突き立ててきた。
中がいっぱいになるほど逞しく熱い塊が奥まで入り込み、頭が真っ白になる。
「はぁっ!!あん、きゃぅぅん!!!!」
きゅぅっと締めつけた私に、彼も限界だったのか
力一杯最奥に叩きつけ、大量にどくどくと放出した。
彼は、ぐったり横たわった私の鼻先を舐め寄り添いながら
「ユキしゃん、大きな声出したらアンジェリカに見つかるデシ」囁いた。
私はといえば、柔らかい真っ白な毛に鼻先を埋めて
(ドラゴン族とのハーフってできないのよね…安心して楽しめるわ)
そんなことを考えるのだった。
お目汚し失礼しました。
シロちゃん×ユキちゃん ユキちゃんは淫乱だった編てことで。
もう少し獣っぽさを出したかったのですが
無駄に長くなりそうなので削って削って短めになりました。
もっと勉強して出直してきます。では。
ゆっユキって誰だっけ(゚Д゚;≡;゚д゚)
なんにせよ獣GJ
>>682 「待っていたクエスト」編に出てきたイヌニヌ族の娘だよ。
アンジェリカ王女が飼ってた人語を解せる犬っぽいもの。
ていうか、アンジェリカ王女を飼いたい
良かったが
たとえ無駄でも長くしてほしかった
デシ言葉をエロく言わせるうまい方法はありませんか
「ほら…もうこんな濡れてるデシよ…?」
せーえき美味しいデシ!
個人的には、シロはあのままのキャラでエロが良い
「パステルお姉しゃんのココ、おいしい匂いが
するデシ!」
ペロペロ…
「ちょっ、シロちゃん何す…あっ、はぁっ」
「なんかどんどん濡れてきたデシ!あれ?パステル
お姉しゃん、どうかしたデシか?顔真っ赤デシ」
みたいな。
パステルっていやあ確か海賊にとっ捕まったり金貸しにとっ捕まったりしてたよなあ。
その辺で陵辱モノ書いてくれる猛者は居らんかのう。
690 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 20:15:44 ID:XE/b5ekG
age
691 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 23:39:20 ID:RWQ+ECdE
age
692 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:31:14 ID:MOdfBtvr
クレイage
693 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:55:46 ID:9mptsvYF
くれぱすの、クレイのsな小説がみたいでつ
パステルえろいよパステル
クレイがsって同人デフォなんでつか?
自分はヘタレのままの方が好み。
しかしそれだと恥ずかしいだけでエロくならないな…orz
やるときはやる男だと思う
唯一王道男前キャラだし。
やさしいだけでMではないと・・・w
むしろ暴走して乱暴になり、事後に謝るタイプ。
>>697 ああ、それいいなぁ。
特に脱童貞したばかりはそれが顕著にでちゃうとか。
のほほんとした顔で実は凄く床上手(自覚無し)っていうのも
それはそれで萌える。
自覚なし激しく萌え
700 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 18:55:40 ID:ewwVHjpY
クレイがモンスターに操られて…
701 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 13:29:52 ID:JRaylSFX
dareka
702 :
誰か:2005/07/07(木) 22:37:59 ID:jNoGUdxi
書いてくれ
、 l ‖_ >:=‐  ̄ ̄「 l| l } 、 ヽ んっ んんっ…
ヽ 、i`─ '´ ___ | ll ⌒; j 、 ヽ
\ヽ r,ニ、‐‐'‐' u .l ll '_ノ 、 ヽ
` \"\):、 | l| `、 ヽ 、 ヽ
ヽ ゞ'^ ! ll `、 ヽ 、 ヽ
丿 .:::. | l| \ ヽ、 、 ヽ
丶、_ | l|/lヽ `>=‐- ミヽ `、
`⌒ヽ_ | l| | ハ /´ `ヽ 、
チュパ / /. `´| l| | l / 〃 `、 、
チュパ / / | l| | l' 〃
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
704 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:34:34 ID:yi895ORm
age
705 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:22:53 ID:j6YcyOKL
agege
706 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 02:02:28 ID:2qb524Kp
誰もいないー?
ノシ
かずくんと伸子のいと悲しき抒情詩
709 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:30:33 ID:0zpC6Xc2
どなたさまかよろしくお願いいたします
かずくんと伸子のいと悲しき抒情詩
711 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 11:07:02 ID:0zpC6Xc2
クレイがSで、パステルがMのSM小説をよろしくお願いしますm(__)m
712 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 18:26:16 ID:DVJztyyv
自分からもよろしくお願いしますm(__)m
713 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 12:22:20 ID:CPDXd3DF
sagatteru
はずかしながら初投下です。※クレパス SM (なのか?) 注意※
新9巻のドッペルゲンネルのエピソードです。
ツッコミどころ満載でエロ度低いですが、
少しでも楽しんでいただければ!と心意気のみでお届けいたします
「ルーミィ!! キットーン!! ノルゥ――!」
さっきの恐いクレイから逃れたのもつかの間、わたしだけはぐれてしまった。
みんなを呼びあたりを見回すけれど、気配がしない。
どうしよう――!
心臓が冷たい血液を全身に送り出し、手と脚が凍えたようにガクガクして力が入らない。不安で押しつぶされそうになったわたしがその場にぺたりと座り込んだ時、背後に人の気配がした。
「こんなところにいたのか」
聞き慣れたクレイの声。だけど鋭利な刃のように胸を抉る、冷たい声。
振り返れないほどのとてつもない恐怖がわたしを襲った。背筋が凍り、頭の中が一瞬にして真っ白に吹き飛ぶ。
足音は一歩一歩わたしに近付いてくる。やがて首筋にヒヤリとした何かが触れた。
「どうした?逃げないんだな」
今度は耳に優しい、柔らかい声が頭上から注いだ。
あぁ―――
逃げられるはずがない。
わたしが少しでも動けば、彼は容赦なくこの首に押し付けた刃を振るうだろう。
「そう、初めから言うこと聞いていれば良かったんだ」
言うが早いか、彼はわたしの肩をつかんで思いきり壁に突き飛ばした。
恐怖と絶望で一瞬だけ意識が遠のいた気がしたけれど、後頭部に鈍い痛みが走り覚醒を余儀なくされる。
彼はバランスを崩したままのわたしの両腕をねじり上げ、乱暴に組み敷いた。
「痛っ…!」
「大人しくしていれば大丈夫だよ、パステル」
妙に顔色の白いクレイが、真っ赤な舌で唇を潤す様にゾクリとした。
それは肉食獣が獲物を目の前にした時さながらの表情のようで。端正な顔に残酷さを浮かべ、彼はわたしの――獲物の反応を楽しんでいる。
見慣れたはずの鳶色の瞳に浮かぶのは、歪んだ愉悦の色。
狂ってる。こんなの、絶対クレイじゃない。
クレイ、どうしちゃったの!?
やり場のない悔しさと恐怖に、視界が歪んだ。頬に熱い涙が伝う。
まるでそれが合図だとでもいうように、クレイは器用にもショートソードでわたしのアーマーのつなぎ目を、そして薄いサーモンピンクのニットを、ミニスカートを順に切り裂いていった。
「!?」
無惨にも引き裂かれた衣服から覗く肌に、ヒヤリとした外気が直に触れる。
ニヤニヤと薄く冷酷な笑いを浮かべながら、クレイはわたしをいたぶるようにゆっくりとブラジャーのアンダーバストに剣の切っ先を引っ掛けた。
「や、やだっ…!」
「動くなよ。怪我するぞ」
「やめて!! ねぇ、クレイお願い!やめてよ!」
首を左右に振って必死で抗議しても無駄だった。むしろ彼はそれを楽しんでいるようにも見える。
鋭い刃はじわじわと布に侵食し、やがてパチンと弾ける。お世辞にも豊かとはいえない胸が露になった。
「ぃ、いやぁぁあぁぁ―――!!!!」
両腕を振り解こうと必死で抵抗するけれど、ビクともしない。何て力なの!?
わたしはこの少し後、彼に抵抗しようとしたことを嫌というほど後悔するはめに陥るのだった。
パァンという音と同時に、頬に鋭い痛みが走る。目の前を無数の星が瞬き、視界が大きく揺れた。
何――…何が起きたの?
やがて頬がじんじんと熱を帯び、口の中にじわりと鉄錆びた塩味が広がった。思いきり顔を叩かれたことを理解するのに、少し時間がかかった。
「大人しくしてろって言ってるだろ」
「…」
あんなに優しかったクレイに叩かれた――目の前の事実が、深々と胸を抉る。
頬の痛みより何より、心が引き裂かれそうに痛かった。
わたしは唇をキュッと結んだまま、彼を睨み付けた。情けないけれど、今のわたしにはそのくらいしか出来ないから。
わたしの知ってる限りでは、クレイがどんなにすごんでもこんなに恐い顔になることってないと思う。
そのくらい恐ろしい顔で、今、彼はわたしを見下ろしていた。すくみ上がった瞬間、怒りの代わりに足下から這い上がって来た恐怖がわたしを支配した。歯の根が噛み合わない。
そんなわたしの様子を見て、クレイは満足げにこれまた恐い顔でニヤリと笑った。
瞬間、手首に痛みが走った。いつの間にかほどけてしまったわたしの髪を結んでいたリボンで、鬱血するほど強く締め上げられる。リボンが強く皮膚に食い込み、指先の感覚が痺れてなくなっていった。
「い、痛い!ほどいてっ!」
「おれの手で拘束される方がいいの?」
そういう問題じゃない!
わたしはぶんぶんと首を横に振って、子供みたいに痛いの一言をくり返した。
「仕方ないな」
そう言ってクレイは少しリボンを弱めてくれたけど、それでも痛いことに変わりはない。
彼は自身の重たい装備を外すと、わたしの手首の傷を唇でゆっくりとなぞった。
先立つ恐怖のあまり頭の中は飽和状態で。
わたしは自分がどういう状況下にあって、クレイがどういう行動に出るのか、そういったことをすっかり忘れてしまっていたけれど。
これって、強姦だ…!
その事実に気付いてしまったこの時の恐怖を、何と言って表現したらいいだろう。
これは本当にクレイなのか、とか。
実は質の悪い夢で、目が覚めたらきっと宿屋のベッドの上だろう、とか。
現実からの逃避を試みても無駄なことだった。
これが夢じゃないことぐらい、五感が分かってる。
冒険者なんだもん、命の危険と隣り合わせなことくらいは覚悟してた。
でも、こんなのあんまりだ。幸せな恋愛を夢見る女の子にとって、これ以上の苦痛はない。
誰か嘘だと言って欲しい。
せめて、せめてよ?目の前にいるのが、絶対の信頼をおいてるクレイじゃなければよかったのに…そう願わずにはいられない。
今、確実にこの身に降り掛かっている災難に、わたしの心はメチャメチャに痛めつけられていた。
嫌悪感と悔しさで、頭がどうにかなってしまいそう。
それでも死ぬ気で抵抗出来なかったのは、どうしてなんだろう?
彼の冷たい唇が額に降りてきて、小刻みに震えるわたしにゆっくりと口付ける。それは何か特別な儀式のように、順を追って頬に、そして唇に与えられた。
啄むような軽いキスの後、深く求められる。
クレイの冷たい唇から、やはり冷たく柔らかなゼリーのような感触の舌が絡められると、背筋に凍るようなゾクゾクとした感覚が走った。
「んっ…ふ…!」
舌先から体温が全て奪われていくみたいに、全身の力が抜けていく。
噛み付いて抵抗すればいいのに…?
ううん、こんなことをされても、わたしはなぜかクレイを傷つけることが出来なかった。
口付けられたまま、彼の指先がわたしの体を這う。大きな冷たい手が、胸を包み込んで揉みしだく。胸の突起をなぞられると、何ともいえない疼きが体を貫いた。
冷たい指先で触れられた場所から、甘い痺れを伴った熱がじわじわと体の中央に侵食していく。そんな感じ。
初めて感じる激しい感覚に、ただ翻弄されるだけ。
「んん…っ!!」
わたしは胸の奥に込み上げる冷たい恐怖と、相反する体の熱い疼きに必死で耐えていた。
それは、嫌悪感とか背徳感とかを意識すればするほど、体が全く逆の反応を示すという…本当に厄介なものだった。
三文官能小説じゃないんだから…!
無理矢理こんなことされて、気持ちよくなる女の子がいるわけないじゃない。そんなの、男の人に都合のいい作り話。
そう…思っていたのに。愕然とするほど事実は違っていた。
うぅん、本当は少し気付いてる。
わたし、クレイのことが…?
ピチャっと濡れた音を立てて、彼はようやくわたしの唇を解放する。代わりにわたしのはだけた胸元に唇を寄せた。
「や…ぁっ!ん…っ!」
胸の突起に、意志を持った軟体動物のような冷たい舌が激しく絡み付いてくる。電流のように強い刺激が、脳の奥を溶かしていくような錯覚に陥った。
「あ…ふっ…」
執拗な愛撫に理性は徐々に剥離して、最後には本能だけが残る。
「脚、開けよ」
熱に浮かされほぼ思考の麻痺していたわたしは、その言葉に素直に従った。膝を折り、ゆるゆると脚を開く。
体中にくすぶるこの熱をどうにかして欲しい――その一心で。
「ふふっ…いい眺めだ」
ゾクゾクするほど冷たい声に反応し、無意識に身を捩らせる。
やだ、こんなの、おかしい…
頭では分かっているのに。
「パステルは悪い子だな、こんなに濡らして…これ、もう使い物にならないよ」
「…あ…っ!あ…」
耳元で囁かれ、ソコを意地悪く指先で突かれて体が震える。一瞬後には、最後に残されたわたしの下着は、呆気なく取り去られていた。
「どうしてほしい?」
浅い呼吸をくり返し薄く目を開くと、そこには冷たく微笑んだ端正な顔があった。
その鳶色の瞳に見つめられただけで全身が激しく熱く疼いて、わずかに残った理性が警鐘を鳴らす。
けれど、クレイの扇情的な瞳に見つめられると。羞恥心とか、プライドとか、そういった大切ないろんなものが溶けてなくなっていくのが分かった。
「体が…熱いの…っ さっきの、してぇ…!」
目の前が涙で霞む。
クレイは満足そうに薄く笑うと、わたしのソコに手を伸ばした。
「あぁん…!そこ…っ…」
「すごい…濡れてる。やらしいな、本当に初めて?」
からかうような言葉、淫猥な濡れた音に乗せて、濃厚な快楽の波が押し寄せた。
もう自分ではどう足掻いても止められない喘ぎ声と、荒い呼吸が響き渡る。
グチャグチャと指でかき混ぜられてるのが分かるけれど、それじゃ全然足らない。
「いや…っ」
「嫌なの?じゃ、やめていいんだね」
意地悪く指が引き抜かれると、その余韻を求めるようにわたしの腰は嫌らしくうねる。
散々嬲られた場所の、鈍重な甘い痺れがじんじんと熱い。
「やぁ…!クレイ、止めないで…!」
「どうして欲しいの?ちゃんと言ってくれなきゃ」
ここへきて初めて、クレイはいつものあたたかい顔を向けてくれた。
わたしはといえば、ほとんど情けない顔で哀願していたと思う。
「入れて…。クレイが欲しいの…っ!」
素面で未経験の女の子が口にする台詞ではない、そんなの承知の上だけど。わたしはほぼ正気じゃなかった。
ふわっと髪を撫でる感触がして。クレイがわたしの両脚を抱え上げるようにすると、冷たい何かがソコにあてがわれた。
「いくよ…パステル」
ゆっくりと、でも着実に。ソコの広さの限界以上の質量が侵入してくる。痛みが全身を貫いた。
「くっ…!」
必死で何かに縋りたいのに、両腕は縛られたまま自由にならなくて。
突き上げる荒々しい動きと。痛みと、それを押し退けたところで感じる気持ちよさと。
身体中を撫でるように這うクレイの冷たい指の感触が、一気にわたしを快楽の彼方へ導いた。
彼に揺さぶられながら、わたしは初めて感じる大きすぎる官能の波に呑まれ、意識を失った。
「…テル…」
「パステル」
ミルク色の向こう側から、懐かしい声がする。
ぼんやりと目を開くと、深いサファイアブルーが視界に広がった。
「ぱぁーるぅー!!ルーミィ、心配したんらぉ!」
「よかった!パステルが目を覚ましましたよ!」
顔中涙でべしょべしょになったルーミィが首に抱き着いてきた。懐かしいほど心地よい、小さな温もりを抱き締め返す。
わたし…?
見渡すと、少し遠巻きにしているトラップも、ノルも、シロちゃんも…みんな心配そうな顔でこちらを覗き込んでいた。
そしてその場にクレイをも発見した時、わたしはちょっと大袈裟に身を竦ませてしまった。
驚いたなんてもんじゃない、本当に心臓が止まるくらい!
「そ、そんな驚くなよぉ!」
だ…だってだって!クレイ!?
「パステル、あなた、クレイのニセものに追われていた時、わたしたちとはぐれたんですよ。覚えてます?見つけた時には倒れていたんです。大丈夫ですか?」
キットンが気遣うように言った。
クレイの…ニセもの?
目の前でしきりに恐縮してる困った顔をしたクレイと、わたしに乱暴をした冷酷なクレイ。
そうよね、いくらなんでも…ニセものだよねー…!
クレイ本人が操られていたのでも何でもなくて、ニセものだったと知ったら心の奥底から安堵が込み上げた。
いや、待てよ?おぼろげながら、すごいことをしていた気がする…
わたしは消え入りそうな記憶の糸を辿った。
そうよ!わたし、わたしったらそのニセもののクレイと…!!!
思い出したら、また心臓がドキドキして。顔といわず耳まで真っ赤になった。
はっとして服を確認すると…なぜか切り裂かれていない。そのままだった。
じゃあ、あれは夢だったの…?
まだ混乱していると思ったのか(実際してるんだけど)、キットンが諭すように教えてくれた。
「このダンジョン、何か不思議な魔力が働いているようですよ」
「どういうこと?」
「わたしたちが強く念じたもの、そういったものが本当になるといいますか…正確には経験したことのように脳に働きかけるようです」
「…っていうと…?」
キットンは「平たくいうと、いつかの幽霊屋敷みたいなもんじゃないでしょうか」と説明してくれた。
えぇぇ!?じ、冗談でしょお!?
じゃあ何!?あの一件はわたしの願望だとでもいうのっ?
嘘よ――――――っっっ !!! うそ 嘘っ!絶対うそっっ!!
だ、だって!あ、あんな…意地悪なクレイに虐められたいなんて、ただのマゾじゃないのぉ―――― !!!!!!
思いもかけず自分の性癖に気付かされ、赤くなったり青くなったりをくり返したわたし。
トラップにポカッと頭を叩かれ、ようやく現実に引き戻されたのだった。
もちろんその後、クレイの顔をまともに見ることが出来なかったのは、言うまでもない。
長々すみません。しかもオチも弱くてすみません。
キットンの言ってる「幽霊屋敷」はリプレイ1のエピソードから拝借しました。
分からない方がいらしたらすみません
なんかいろいろすみません
クレイがいまひとつSになりきらなかったのは、彼が漏れの中では永遠のヘタレアイドルだからです
お騒がせいたしました
SクレイGJ!
そうそうこういう語り口だったよFQって…
724 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 20:27:43 ID:EJMpda+o
久しぶりの投下!GJ!
しかもクレイ!(・∀・)イイ!!
725 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 20:33:01 ID:GXW7Irsi
最高ですっ!!!久しぶりに萌え
モエス
うを〜久々投下!!GJ!!!!(゚∀゚)
後味爽やかなエロでつね!
くりぇーイイSっぷり!
728 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 17:53:00 ID:p0u26soA
E!!
729 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 23:50:35 ID:o5Q2NCpR
age
730 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 23:35:22 ID:2tFpSYSG
やっぱり、クレイのS・パステルのMっていい!!
731 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 00:44:42 ID:UBrub7WX
どなたか書いて
732 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:19:59 ID:NTvy+3ZZ
age
733 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 13:18:21 ID:kKuR6Y4K
よろしくお願いしますm(__)m
クレイ最高です
735 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 16:18:45 ID:IFQ5177S
age
〉736
IDが電波だ!
738 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:34:19 ID:EwNvBx8r
うける
739 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 23:27:20 ID:IFQ5177S
まじだ
740 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 11:52:47 ID:Djg9QMfJ
アゲ
741 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 17:36:16 ID:VF8nNC/y
トンカツ
742 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:05:01 ID:2Zrjz6sC
age
Mパステルとレズパステルどっちが好き?
レズパステル
745 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:23:35 ID:TNzvw/HP
純愛
746 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:28:00 ID:50rmnqRT
Mパステル
747 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 17:34:13 ID:DkumeAAb
Sトラップ
むしろMトラップ
Mトラップは801方面しか浮かばなかった
Sキットンは用意に想像できるのに
マリーナ×トラップでMトラップ?
マリーナとリタがキャラ的に自分の中で微妙に被る
751 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 16:57:02 ID:tvbt2EyS
Sトラップ×Mパステル!!
752 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:50:29 ID:tvbt2EyS
飛入っっ!!
<644<650リレー続き
「きゃあぁっ!」
「ぱぁーるぅ!!」
「パステル!!」
モンスターの触手がパステルの大腿に絡みつく。それを狙っていたかのように、前方からもゴブリンが現れた。
「く、くそぉっ!こんな時に・・・っ!」
クレイがゴブリンをなぎ倒し、キットンが図鑑片手にあたふたしている間にもモンスターはパステルを運んでいこうとする。
前線を退いたトラップとノルが何とかパステルを助け出そうとするが、それにもまったく構わない。
倒せど倒せどゴブリンは減らず、それどころか増える一方。
「ぃやああああぁ!!」
ゴブリンを全て片付けた時には、既にパステルとモンスターの姿は無かった。
「ノ、ノル・・・パステルは!?」
「俺も他のモンスターに気を取られて・・・。でも、トラップが独りで追いかけていった・・・。」
「あああぁああぁ!!!!」
全員が真っ青な顔をしていると、急にキットンが奇声を挙げた。
「あ、ありました!!このモンスターです!!」
キットンが図鑑を広げて見せた。
「今更・・・」
「取敢えず聞いてください。このモンスターは体の割りに大変すばしっこく、自分の拠点とする洞窟を中心に
活動し、人間・・・エルフや巨人族もそうですが、兎に角女性を見つけると自分の巣に持ち帰り喰べてしまうそうです。
・・・散々甚振った後に。」
暫く誰も口を利けないでいると、ルーミィが口を開いた。
「ぱ、ぱぁーるぅ、たべられちゃうんかぁ?」
するとクレイはハッとした表情で皆に言った。
「とにかくトラップが追いかけていった方向を中心に探そう!」
パステル、トラップを除いた全員が頷いた。
シロちゃんいないし!!(汗;
書き手さんがいらっしゃらないので、停まってたリレーを切っ掛けに来て下さったらいいなぁと思い、投下しました。
後は宜しくお願いしますorz乱文失礼しました!
753 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 16:40:09 ID:VL5MAfzy
だれかよろ
754 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 11:10:26 ID:vNj/p9hL
いれたい
age厨なんて放置の一手ですよ
756 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 22:39:52 ID:pBgTgAqA
っつつー
厨臭ければ厨臭いほど原作と文体が似てくる件について
758 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 12:34:16 ID:upnZ48ey
あつい
759 :
保守 1/2:2005/08/13(土) 13:42:48 ID:otGyCoAK
私が料理(今日はシチューなのだ!)をしていると、いきなり後ろから胸を揉まれた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
そうよ!誰なのかはちゃーんと分かってる!うちのパーティーにこんなことする馬鹿は
一人しかいないもの!
「おっ?ガキだと思ってたけどけっこう胸あるんだな?」
誰がガキだ!誰が!そりゃあけっこう色んな大冒険してるわりにまだ恋人とか居ないし、
恋?を体験したと思ったら相手が女性だったりするし、踏んだり蹴ったりだけど!
でもこんないたずらはやりすぎだよ!私は流石に怒った。
「トラ…もがっ!?」
大声を出そうと思ったのに、片手で簡単に口を塞がれてしまう。
さすが盗賊…って感心している場合じゃなくて!
「こら、パステル。あんまり声出してるとクレイがこっち来ちゃうだろ」
そ、そっか。確かにこんなことをしてるところを見られたら変に思われちゃうかも…。
ほら、クレイって変にまじめなところがあるでしょ。だから勘違いされると
誤解を解くのが難し…ってトラップどこ触って!?
「ちょっとやめ……あっ……」
「へえぇ、パステルはここがいいんだ……」
私が自分にされていることに気付いた時には、もうトラップは毛玉のパンツの中に手を
するりと突っ込んだ後だった。片手で胸をリズミカルに揉みながら、自分でも気付かなかった
私の一番敏感なところ探り当てていく。洞窟の突き当たりで秘密の鍵穴を見つけ出すように、
トラップはゆっくり確実に……
760 :
保守 2/2:2005/08/13(土) 13:43:51 ID:otGyCoAK
「ち、違あんっ……あああっ!」
「へっへっへっ、口でどう言ってても身体は正直だなパステル?」
トラップが耳元で囁いた台詞が、小さな風となって耳の奥に木霊する。
それと同時に、乳首を強くつねられて、一番敏感なところをぐっと押されて、
「……っ!い……ひあああっ!!!」
頭の中が真っ白になった。力が抜けた私を、トラップが軽々と支えている。
はぁ、はぁ、下半身が熱い。パンツの中がぐっしょり濡れている。
もうどうしちゃったんだろ?私……。
「お?どんどんぬるぬるしてきたな……ま、こんなもんか」
ふとトラップの顔を見ると、すごいいやらしいニヤニヤ笑いをしていた。
え?え?これで終わり?いや、別にもっとして欲しいってわけじゃ……
絶対ゼッタイないんだけど……ねえ……トラップ?
「続きは今夜たっぷりしてやるからな。ほら、この鍵なくすなよ?」
そう言うとトラップは風みたいに去っていった。
それで私はというと、ぼーっとしたままシチューを小皿にすくって
味見をしていた。うん、ちゃんと出来てる。そう思ったら気が抜けちゃって、
さっきのトラップの言葉を思い出して、一人で赤くなったりもじもじしたり、
あーもう!これは絶対ゼッタイ恋とかじゃないんだってば!
そう、今夜はトラップにいたずらのお返しをしに行くのよ!とか考えて、
また赤くなってじたばたしちゃったりしている自分がいるわけで。
ほんと、私どうしちゃったんだろーな……ねえ、トラップ。
761 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 09:34:29 ID:Y8BgbEWs
最高!
GJ(・∀・)b!!!
あえて言わせてくれ。
毛玉のパンツはないだろう。
764 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 23:38:58 ID:jnMH7Bjb
ありだ 萌え
毛玉のパンツってどんなんだよっ!
766 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:49:54 ID:L/x21lDv
いまはいてるやつ
おおーまとまってて上手だねGJ
768 :
そこもで:2005/08/17(水) 09:15:32 ID:DpjAEQr2
まーおもしろかったよ。ありがとう。
こーいうの本気にしちまうんだよ。俺は
769 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:54:35 ID:6kGkIZcL
荒れてんなー
そうか?
771 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 21:42:42 ID:dYmaw3eA
age
772 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 15:39:35 ID:991SM4yv
乙
パステルって
ボロボロにしてやりたくなるよなー
774 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:18:38 ID:d6Z6FXxH
わかる
「…やめて… どうしてこんなこと…するの…」
体の中心を貫く鈍い痛みに耐えながら、
パステルは自分の体を組み敷いている男に訴えた。
びりびりに裂かれた服があたりにちらばり、
はだけられた白い肌にはいくつもの赤い痕が残されて
いる。激しく抵抗したためにできた傷と、
男の唇の痕であった。
「お前らが悪いんだ」
つぶやきながら男が小さく腰をゆらす。
そのわずかな動きは、深々とパステルの秘所を
貫く肉棒に伝わり、その体を痛烈に苛んだ。
「…く…はっ」
パステルの目から新たな涙が零れおちた。
「思い知らせてやる…!」
苦痛に喘ぐパステルの顔を満足そうに眺めながら、
男は腰を力強くパステルに打ち付け
はじめた。
ずちゅ、ずちゅうっと淫らな音が
結合部から響く。
「うあっ、痛いぃっ! やめて、もうやめてぇっ!」
たまらずパステルが悲鳴をあげる。
「お前らが悪いんだ!」
男はニヤリと笑みくずれると、
さらに動きを大きくした。「ぐぅっ!んっ!んああっ!」
「お前らが、俺を何度も無視するから!」
逆立ったピンクの髪をふりたてながら、
男は容赦ない抽送を繰り返す。
「いつもいつも無視しやがって!
思い知らせてやるんだあっ!!」
叫ぶと同時に男はパステルの中に精を放った。
(クレイ…トラップ…)
叫ぶ気力も失ってしまったパステルは、
自分の胎内に熱いものが勢いよく広がるのを
感じながら、胸の中で仲間たちの名を
呼び続けていた。
一度果てても男の勢いは衰えない。
パステルの胸を揉みしだきながら、再び自身を
パステルの中に送りこみはじめた。
その優しさのかけらもない愛撫に、
パステルの体が少しずつ反応を返すようになるのは、
男が二度目の精を注ぎ込んだ後であった。
「あっ…んん… ああああっ はああ…ん」
数十分のち、クレイとトラップは、
ブルーと白の縞のシャツをきた、
逆立ったピンクの髪の男に背後から貫かれ、
自ら腰を振りながら高い喘ぎ声をあげる、
仲間の姿を発見する。
アクス×パステル
即興で書いたらグダグタに
なってしまった。
お目汚しスマソ。
780 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 07:09:21 ID:aOdPonZS
(゚∀゚)!!
781 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 10:50:38 ID:jj8oO9at
sin☆kan☆kaku
782 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 16:37:11 ID:6KnkwczV
GJ!
しまった…アクスって
服がブルーと白のシマシマじゃなくて
顔がだった…
誰も気付きませんように(-人-;)
785 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:57:35 ID:en6Z4izc
新ネタキター!
萌え
でも、漏れはトラパスがいい
クレパスも萌えるが
あれだ、このまま4Pに突(ry
俺はクレパスが好き
787 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 14:06:01 ID:fJMoOZvq
ギアパスもなかなか
トラパスに一票
あれだ…寝呆けたルーミィがぐずりながらママ呼びながらパステルの乳を吸う…
んで、パステル、母性本能全開で許しちゃうんだけど、だんだん気持ち良くなってきて…
ってそんなかんじのキボン
790 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:08:59 ID:HnHttUw0
トラパスと、クレマリが見せあいながらの
やってるのをキボンヌ
むしろ リサパスを
リタだった…
793 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 10:41:31 ID:vNUuUBeh
漏れも、トラパスとクレマリが見せあいながら、
乱交のようにするやつに一票
リタパスに一票
アンジェリカでもいい
質問なんだけど
801は板違い(別板がある)のに
何で百合は板違いにはならないんだ?
男女カップリング以外勘弁、って奴は俺だけじゃないと思いたいのだが
ごめん、ここで質問してもしょうがなかったかも
百合は男性向けだから。
797 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:53:06 ID:04NB3db/
しょうがねえ
>>789 へ。エロくならなかったごめん。
最近、ルーミィが夜泣きをするようになった。
ちょっと前に、シロちゃんがドラゴン族の集まりがどう、とかで、テラソン山に行ってしまって(もちろん一時的に、だよ! すぐに帰って来るんだけどね)。そのせいなのかな? って思ったんだけど。
ぎゅうっ、とわたしの胸にしがみついて、「ママ、ママ」ってつぶやいている様子を見ていると、どうもそれだけじゃないような気もする。
「そりゃ、まだ乳離れもしてねえガキなんだから。そういうことがあったって不思議じゃねえだろ」
それが何日も続いたものだから、心配してみんなに相談してみたところ。現実主義者な盗賊さんは、実に軽い調子で言った。
「むしろ今までよく我慢したんじゃね? まあ急に……ってのが、ちっと気になるけど。それはまあ……」
「それは?」
「おめえがばばくさくなったってことだろ」
「な、何ですってえ!?」
「怒るな、っつーの。つまりな、ちっと前のおめえは、ルーミィとどっこいなガキで。あいつがべったり懐いてたのも、母ちゃんに甘えてるんじゃなくて、妹が姉ちゃんに甘えてるようなもんだったんだろうよ」
「……はあ」
「けど、まあ俺らもパーティー組んでもう何年も経ってるし。おめえも、ルーミィの世話なら慣れたもんだろ? 母親らしい貫禄がついてきた。そういうことじゃねえ?」
そう言って。
彼は、何故か……じーっ、と、視線を下にずらして。
「後、まあ胸がちっとでかくなってすがりつきがいが……」
その瞬間、わたしが彼の頭を張り倒したことは言うまでもない。
「ま、まあまあ、パステル落ち着けって。トラップの言うことも、一理あるよ。そんなに心配すること、無いんじゃないかな? ルーミィくらいの年なら、親が恋しくて当たり前だろうし」
「……そうかなあ」
「ああ。けどさ、そんなのは自然に収まって行くものだと思う。確かに俺達はルーミィの本当の親じゃないけど、でも、親代わりにくらいはなってやれるつもりだしさ」
そう言って。クレイは、ぱんっ! と、わたしの肩を叩いた。
「パステルは、ルーミィの立派なお母さんだよ。それを教えてあげれば、夜泣きなんかすぐに収まるって」
クレイの穏やかな笑顔を見ていると、何となく「そうかな?」って思えるのが不思議だった。
「ありがとう、クレイ! わかった。わたし、頑張ってみるよ。お母さん代わり……になれるかどうかわからないけど。精一杯、頑張ってみる!」
「ああ、その意気その意気」
ニコニコ笑うクレイに頷いていると。
横で、トラップが不機嫌そうな顔で「母親代わり、ねえ……」とつぶやいて。
「おっぱいでも吸わせてやるつもりか?」
「もう馬鹿っ! エッチ!! いいからあんたは黙っててーっ!!」
その瞬間、わたしが彼の頬を張り飛ばしたことは言うまでもない。
……けど、まあ。ああ言ったものの……
「うっ……ひっく、ぐすんっ……まま、ままぁ……」
「る、ルーミィ、泣かないでよ。ね? ほ、ほら、ママじゃないけど、わたしがいるじゃない。ルーミィ……」
「まま、ママぁ……」
その夜。
宿中のみんなが寝静まっているだろう時間。ぎゅっ、とパジャマを引っぱられて目を覚ますと、胸に、暖かい塊がとびこんできた。
抱きしめた瞬間耳についたのは、そんな、聞いているだけで胸が痛くなるような、泣き声。
……ルーミィ……
「泣かないでよ……ルーミィ?」
「ママ。ママぁ……」
ルーミィはぎゅっと目を閉じていたけれど。その頬は涙の痕でどろどろに汚れていて。小さな身体は、ぶるぶると震えていた。
……どうすればいいんだろう……
胸に顔を押し付けるようにして泣いているルーミィ。いつもなら、こうやって抱きしめて背中を撫でていれば、そのうち泣き疲れて眠ってしまうんだけど。
でも……それじゃあ、多分いつまで経っても、ルーミィの寂しさは癒されない。
ママを恋しがっているルーミィ。何とか、彼女を慰めてあげたい。ママじゃないけど、わたしがママの代わりになってあげるよ、って。そう伝えてあげたい……
「だからって、どうすればいいのよお……」
自分がルーミィくらいの頃はどうだったか、なんて、覚えていない。確か、わたしもこのくらいの年のときは、お母さんのベッドで一緒に寝ていた気がするけれど……
「うー……あ……」
と、そのとき。
頭の中で、天啓のように閃いたのは。昼間、トラップに言われた言葉。
――母親代わり、って。おっぱいでも吸わせてやるつもりか?――
「いや、ええと……」
赤ちゃんにとって、お母さん……と言ったら、どんな存在か?
その答えは、まず一番に自分を守ってくれる、とか、無条件に自分を愛してくれる、とか、色々答えはあると思うけれど。
でも、まず何よりも先に来るのは、何よりも美味しいご飯、母乳を与えてくれる……つまり、胸にあるんじゃないか?
不意に浮かんだのは、そんな考え。
そうそう。確かに言われた。ルーミィは、まだ乳離れもしてない状態で家族と別れることになったんじゃないか、って。
わたしと出会ったとき、既に大抵の食事は食べれるようになっていた彼女だけど。エルフの寿命の長さを考えれば、まだまだお母さんのおっぱいを吸っていた、という可能性だって……
「うっ……で、でも。わたしのおっぱいって……」
もちろん母乳なんて出ないし。はっきり言って、あんまり大きい方とは言えないし。
でも……でも、それで、ルーミィが泣き止んでくれるのなら。わたしを「ママ」って思ってくれるのなら……
「ちょ、ちょっとだけ。ちょっとだけ、だからね?」
小さな手が、ぎゅっ、とわたしの胸をまさぐっていた。
まさか、彼女が無意識にそれを求めていた……とは思えないんだけど。
それでも。パジャマの前をはだけて、そっとルーミィを抱き上げると。小さな唇が、ごくごく自然に、胸に吸い付いてきた。
……うひゃっ!?
ちろり、と乳首をなめあげられて。背中が、一瞬のけぞった。
うわっ、うわわっ! な、何だろう、この感じっ……
ぎゅっ、と、ルーミィの手が、わたしの胸をつかんだ。
痛みを感じるくらいに強い力。舌が、動いている。ちろちろと敏感な頂点を弄びながら、ゆっくりと、胸を……
いや、これは、これは多分母乳が欲しくて必死に力を入れているだけ、なんだろう。それはわかるけどっ!
「うひゃっ! やんっ……る、ルーミィっ! くすぐったいっ……あ、あんっ……」
ぞくぞくっ! とした感覚が、背中を走り抜けた。
そのままルーミィを抱き潰しそうになって、必死に脚に力を入れてこらえると。今度は、内股に、じんっ……とした熱い刺激が走った。
うわあっ……な、何だろうっ……こ、これ、この感じ、はっ……
「んっ……ああっ……」
どんなに吸っても、母乳は出ないのに。それでも、ルーミィは胸を離そうとはしなかった。
いつの間にか、その瞳から涙は消えて。代わりに頬に浮かんだのは、笑顔。
「まま……」
つぶやきながら、ちろり、と。わたしの胸を、なめた。
その瞬間。
「っ……はうっ……」
じわりっ、と、太ももの奥から、何かがにじみ出る気配を感じて。
ルーミィを抱きしめたまま、わたしは、ベッドの上に突っ伏した。
翌朝。ルーミィは夜に起きたことなんか何も覚えていないみたいだった。
「ぱーるぅ! おはようだお!」
「お、おはよう……」
「? ぱーるぅ、どうしたんだあ?」
うつろな瞳で答えるわたしに、ルーミィはきょとんとした表情を見せていたけれど。もちろん、本当のことなんて言えるはずもない。
今でもリアルに思い出せる。あの瞬間、下着に広がった冷たい染みと。全身を襲った、気だるいような、それでいてひどく心地よい感覚。
あれは……あれは、もしかして……
「ねえ、ルーミィ」
「なんだあ?」
「ルーミィはさ。……ママのこと、覚えてる?」
わたしが聞くと。ルーミィは一瞬きょとんとして。
そうして、ぽよぽよした眉をしかめて、一生懸命首をひねった。
「……あんまり覚えてないんだお」
「そう……」
「ぱーるぅがママだお!」
そう言って。
屈託のない笑みを浮かべて、わたしに、しがみついてきた。
「ぱーるぅが、ルーミィのママ!」
「……そう。そう。じゃあ、わたしがルーミィのママ。わたしはずっとルーミィの傍に居てあげるからね。約束だよ?」
「うん!」
汚れのないまっすぐな視線が、凄く、凄く痛かった。
ルーミィのママだ、って言ってもらえて、嬉しかった。でも、それと同時、「また夜泣きしてくれないかな」と期待している自分に、気付いて。
またあの感覚を味わいたい、と思っている自分に、気付いて。
あのとき走ったあれは……
「あ、あれは! ぼ、母性本能……だよねっ!? ルーミィがわたしのことママだって言ってくれて嬉しかった……それだけ、だよねっ!?」
わたしの言い訳に、答えてくれる人は誰もいなかった……
〜END〜
すまん。エロス成分があんまり挟めなかった……
>>790&793へ
乱交とはちょっと違うっぽいが……良かったらどうぞ
『頼む、教えてくれ』
顔を付き合わせた瞬間、言葉が見事にはもった。
見慣れた幼馴染の顔はきょとんとしていて。その瞳に映る俺自身の顔も、やっぱり同じような表情を浮かべている。
まさか、と思ったんだ。まさか、この恋愛面に関して恐ろしいまでに奥手なこの男が、まさか……
「わ、悪い。トラップ、先に言えよ」
「い、いや、おめえが先に言え。俺のは大した用事じゃねえ」
「いや、俺の方こそ」
しばし続く、馬鹿な譲り合い。そして、譲り合いながらも、「相談しない」という選択肢だけは浮かばないことに気付いて。
同時に、ため息をついた。
「……なあ、間違ってたら悪いんだけどさ」
「おお。何だ」
「お前の、『教えて欲しい』って……まさか、パステルが絡んでないか?」
訂正する。俺は今まで、こいつのことを鈍感な奴だと散々罵ってきたが。
少なくとも、馬鹿じゃなかった。そのことだけは、認めてやる。
「じゃあ、俺からも質問させてくれ。おめえの『教えて欲しいこと』ってのは、マリーナ絡みか?」
「……正解」
俺の質問に、力なく答えるクレイ。俺と、終生の友情を誓った親友。
「なあ、トラップ」
「なあ、クレイ」
『女って、本当にわけがわからねえっ!!』
俺がパステルと付き合い始めたのは、一ヶ月ほど前のことだった。クレイがマリーナの奴と付き合い始めたのは、その三日後のことだった。
そもそも俺がパステルに惚れるなど、太陽が爆発するよりありえねえことだと思っていたんだが。何が起こるかわかんねえから、人生ってのは面白い。
が、思いを自覚したのはいいものの。あのクレイに輪をかけて鈍感でお子様な女をモノにするまでには、それはもう口に出すのも情けない様々な苦労があった。
が、まあそれはいい。手に入れちまえば、どんな苦労も笑って水に流せる。それが幸せな人間の特権だ。
クレイはクレイで、突然マリーナからの告白を受けて(タイミングから考えて、俺がパステルに告白するのを待ってたんじゃねえか、と思うが)。
一体どうしたもんか……と三日ほど眠れぬ夜を過ごし。
俺の友情溢れる「好きか嫌いかくらいちっと考えりゃわかるだろ!」という言葉を受けて。晴れて、彼女持ちの身分となった。
そう。俺達は幸せだ。それぞれの彼女はタイプこそ違うがどっちも最高の女には違いなくて。
冒険者としてあちこち飛び回っている身分ではあるものの。今は自分達の家、というものも持てて、それなりに落ち着いた生活をしている。不満なんて、何一つ無いはず、なのに。
「……わかんねえんだよなあ。触ったらくすぐったいとか嫌だとか大騒ぎする癖によ、いざ力を入れたら今度は痛い、と来たもんだ」
「そりゃ、お前が乱暴に扱うからじゃないか?」
「馬鹿言え。こっちは一秒でも早くぶちこみたいのを必死に我慢してやってるっつーのに、これ以上どうしろっつーんだ!?」
「いや、それは……」
「なのにパステルの奴、痛い痛いって泣くばっかでよー。だあらほぐして濡らしてやろうとしてんのに、触るなだとか恥ずかしいだとか。勝手だっつーの」
「……でも、素直に、嫌なら嫌って言ってくれるんだろ? ならいいじゃないか」
俺の愚痴に答えて。クレイは、深々とため息をついた。
「マリーナはさ、何も言わないんだよ。いつだって、にっこり笑ってさ、『あなたの自由にすればいいのよ』って」
「ほお」
「けどさあ……俺だって、まあ、はっきり言って経験なんてろくに無いし」
「おめえってそういや自分で抜いたことってあんの? そういうときって誰を肴にしてた?」
「そりゃあ……そ、そんなことはどうでもいいだろ!? とにかく、さあ。これでいいのか、って、時々不安になるんだよなあ……」
はあはあとため息をついて。クレイは、ずーんとうなだれた。
「もしかしたら、痛いんじゃないか。もしかしたら、全然気持ちよくなんかなくて……俺って凄く下手なんじゃないか、とかさ。気になるんだよな……」
「聞けばいいだろ」
「聞いたんだよ! そうしたら……」
「当ててやろうか。『わたしはクレイとこうしているだけで幸せよ』」
「……当たり……」
俺の答えに、クレイはますますうなだれて。
「……辛いよ、正直」
「そうか……俺も辛い。すぐ傍に彼女がいるっつーのに、抱こうとしたら嫌がられるんだぞ!? これ以上辛いことなんてあるか!?」
二人でお互いの愚痴をぶつけあって。
そうして瞳に浮かんだのは、決意の光。
そう……このままじゃいかん。実に不健康だ。第一、性の不一致というのは恋人関係が壊れる理由として決して小さなものじゃないと聞く。
こんなことが理由で、長年思い続けてきた彼女と破滅を迎える。そんなことがあっていいのか!? いや、よくない!!
「よし、クレイ。俺に任せとけ」
「……は?」
「いい考えがある。嫌とは言わせねえ」
そう。これは俺とクレイのためだけじゃねえ。パステルとマリーナのためでもあるんだ。
俺達は、間違ってなんかねえ。
「ちょっと、いきなり何っ……きゃああああああああああああああああっ!?」
「クレイ? 用があるってな……いやああああああああああああああああああああっ!?」
それぞれの彼女を別々の口実を設けて同じ部屋に集めた。
部屋に入ってきた瞬間、問答無用で口を塞いで連携プレーでベッドに転がした。
いやその見事な手並みと言ったら。冒険者として食っていけなくなったら誘拐犯として食っていこうかと思ったくらいだ。いや、冗談だが。
「な、何なに……? クレイ? トラップ!?」
「ちょっとあんた達! 一体どういうつもり!?」
ガチャンッ、とドアの鍵を下ろした俺と、ベッドの傍らで、頭を抱えているクレイを見て。二人の女は、実に対照的な声を上げた。
パステルと、マリーナ。
こうして並べてみるとわかるが、やっぱスタイルに随分差が……いや、これ以上は言わねえが。
「パステル」
「な、何?」
「服を脱げ」
言った瞬間、枕を投げつけられたが。もちろん、それを素直に受け止めるような俺じゃねえ。
ひょいと避けて、そのままの勢いでベッドに詰め寄った。逃げようとする華奢な肩をつかんで、そのままベッドに押し倒した。
その瞬間、後頭部に強烈な衝撃が走って。そのまま、ベッドに沈む羽目になった。
「っつうっ……」
「あ、あんたはっ……一体何を考えてるのよっ!!」
「ま、待て待てマリーナ! これにはわけが、だなあっ!」
「一体どんなわけがあるっていうのよ!?」
そりゃまあ、マリーナ達にしてみれば、何を突然……だろうが。
男にはなあ、女には言えねえ……色々と、辛い辛い事情ってもんがあるんだよ!
「まあ、聞け、マリーナ。これはな、クレイのためでもあるんだ!」
「……クレイの?」
「なあ、そうだよな、クレイ!? 頼む、おめえからも説明してやってくれっ!!」
「……あ、ああ……」
そんな俺達の様子をうかがって。腹をくくったのか、クレイが立ち上がった。
そして。
事情を聞いて、女二人が浮かべた表情が……「情けない」と声高に叫んでいるように見えたのは、目の錯覚だということにしよう。そうしよう。
「馬鹿馬鹿しいっ! 冗談じゃないわよっ!」
「いや、あのな、マリーナ」
「クレイ。あんた、こんな馬鹿の口車に乗ったの!? わたし、言ったじゃない! あなたと恋人同士になれた。それだけで幸せなんだ、って……あなた、わたしの言葉が信じられないの!?」
「いや、ええと」
マリーナの言葉から、目をそらして。クレイは口の中でぶつぶつとつぶやいていたが。
助け舟は、意外なところからとんできた。
「で、でもさ、マリーナ……その、マリーナは……痛く、無いの?」
「……は?」
マリーナ自身も、驚いたらしい。まさか、この状況で、こいつが口を開くなんて。
「パステル?」
「わたし……わたし、あのね。その……トラップのこと、好きなんだけど。その……するのも、嫌じゃ、ないんだけど」
かああっ、と耳まで真っ赤にしてうつむくパステル。その様は……我が彼女ながら、可愛い。すげえ可愛い。世界一可愛い。
誰が何と言おうと、俺だけは断言してやる。
「でも、でもさ。何だかよくわからない。くすぐったいし、痛いし……気持ちいい、っていうのが、どういうことか、全然わからなくて」
「パステル……」
「マリーナは、さ? その……クレイと、してるとき……痛くないの? き、気持ちいい?」
「…………」
「なあ、マリーナ」
その素朴な疑問に固まるマリーナの肩を叩いて。
俺は、耳元で、そっと囁いた。
「親友たっての頼みだ。いいじゃねえか、別に減るもんじゃなし」
「…………」
「一回だけだって、一回! おめえだって、クレイが悩んでたことくらい、知ってんだろ? クレイはな、パステルみてえに、何でも言ってくれる女の方がいいんだとよ」
「…………!」
その言葉は、どうやら、マリーナの痛い部分をついたらしい。
後ろでクレイが「誤解を招くようなことを言うな!」と喚いていたような気がしたが。その文句は黙殺して。
「世間一般の女が、抱かれてるときどんな反応示すもんなのか、興味はねえか?」
それが、殺し文句となった。
マリーナの裸を見たのは別に始めてってわけじゃねえ。まあ、十年ぶりくらいなのは確かだが。
クレイの裸なんざ見慣れてる。部屋も一緒、風呂も一緒。最早お互い、隠すものなんかどこにもねえ。
……確かに大きさでは負けてる! 負けてるが! 男の価値はでかさじゃねえ!
「ま、マリーナあ……」
こちらは間違いなく初めて見たんだろう。クレイの姿を、パステルは、真っ赤な顔で見つめて。
「あのさ……い、痛くないの?」
「……パステル……正直すぎるわよ……」
「だって……」
こらパステル。何だ、その比べるような目は。しつこいようだが男の価値は……価値はっ……
……言ってて空しくなるからやめよう。しょうがねえだろうが! 体格の差だ、これは!!
「んじゃ、まあ……お手本として俺から……」
「うひゃっ!?」
どうせ、クレイには無理だろう、と踏んで。
探るような視線がとびかう中、パステルの身体を押し倒す。
慣れた身体だ。最初にどこを攻め、どこをどう触れていくか。それはもはや、決まりきった儀式のようなもの。
……今にして思えば。それが、間違ってたんじゃねえか、と思うが。
「うひゃっ! やあっ……と、トラップ! トラップ、恥ずかしいってば! やんっ!!」
「よーく見とけよ、クレイ! マリーナ!」
毛布ともつれるようにしてベッドを転がるパステルを組み敷いて。
俺は、わざと見せ付けるかのように、パステルの身体を、押し開いていった。
「なあ、何が悪いんだ!?」
「……いや、あんた……」
強引に肩を組み敷いて、かみつくように唇を奪った。
絡め取った舌から溢れる唾液。首筋を伝っていくそれをなめとって、そのまま、一気に胸まで唇を滑らせた。
大して大きくはねえが柔らかい胸。掌で押しつぶすようにしてもみしだくと、「痛い」という悲鳴が耳に届いた。
それなら、と、うつぶせにひっくり返して背中を攻め立てていけば、くすぐったいとわめかれた。
最後の手段とばかり、強引に脚を開いて、潤いを見せない中心部を……
無理やり濡らそうとしたところで、クレイとマリーナ、両方から止められた。
「もうやめろって! おい!」
「パステルが泣いてるじゃないの! あんた、いつもそんな抱き方してたの!?」
はがいじめにされて、強引にひっぺがされる。名残惜しげに裸体を目で追っていると、痛かったのか、あるいは恥ずかしかったのか。しくしくと泣きじゃくる顔が、目にとびこんできた。
っ……だあら、何でなんだよ!?
「あのなあ! 俺の何が悪いんだよ!? 俺はなあっ……」
「お、おまえ、なあ……パステル、大丈夫か?」
「こら! おめえは触るなっそれは俺のだ! それより! 何がどう悪いんだよっ!?」
「…………」
パステルに近づこうとするクレイを追い払って、全身で抗議すると。
二人は、顔を見合わせて……
「……えと。あの、マリーナ……」
「何も言わなくていいから。クレイ」
マリーナの俺を見る目に哀れみがこもっているように見えるのは気のせいだろうか。
「いいわ……わたしを抱いて、クレイ」
そう言って。
マリーナは、ベッドの上に、身体を投げ出した。
パステルには死んでもできねえだろう、実に魅惑的な笑みを浮かべて。
「いつものように、わたしを抱いて……あなたのやり方で構わないから。お願い……」
「…………」
俺とパステルの視線に、気付いてねえわけでもねえだろうが。
そこはそれ、クレイも普通の男っつーか……すげえ反応だな、おい。
じーっ、と突き刺さる視線を振り払うようにして。
クレイの身体が、マリーナの上に覆いかぶさっていった。
クレイの抱き方は……はっきり言っちまえば、アダルト雑誌か何かで覚えたんだろうってことが一目でわかる、実にスタンダードなもんだった。
最初にキス。これは、俺と変わらねえ。
けれど、そのキスはあくまでも触れるだけで。無理やり深めていこうとはせず、そのまま、頬に、額にと、色々なところに口付けていった。
それと同時に、指先が、ゆっくりと首筋を辿っていく……
「俺のやり方と何が違うんだよ」
「ぜ、全然違うわよっ! う、でもっ……」
いつの間にか俺の隣に来ていたパステルが、真っ赤な顔で、ぎゅっ、と腕にすがりついてきた。
押し付けられるこの弾力は、もしや……いやいや、今はそれどころじゃなくて。
「…………」
いつしか、俺もパステルも、言葉を呑みこんでいた。
クレイ達は、最早俺達の存在に気付いてねえみたいだった。その営みには激しい感情は含まれてねえ。ただ、お互いがお互いを気遣いあっていることがわかる、そんな……
「あ……」
マリーナの唇から、声が漏れて。
クレイの首筋にすがりつくようにして、そのまま、唇を押し付けた。
うめき声が漏れる。お互いの、唇から。
「……おめえもできるか。あれ」
「え……えと……」
「考えてみれば、さ。おめえって、自分からは全然動こうとしねえのな。いつだって、俺に任せっきりでよ」
「……ええと……」
「俺も……や、確かに、その、あんま優しくはしてやれなかったかもしんねえけど。でもよ。おめえだって……」
「……わかってる。わかってる……ごめん」
ここで素直に謝れるのが、パステルの凄いところだと思う。
どう考えたって無理だろう、と思われる、マリーナの小さな「ソノ」部分は、抵抗もなく、クレイを受け入れていた。
耳につく、湿り気を帯びた音と。同時に響く、荒い息遣い。
萎えかけた息子が、再び反応を取り戻すのが、わかった。
「なあ、パステル」
「……何?」
「反省した。すげえ反省した。今度はもっとうまくやってやる。クレイと同じように……とまではいかねえけど。できるだけ、努力するから」
「う、うん」
「やらせてくれ頼む! もう我慢できねえっ!」
がばっ! と覆い被さってきた俺を、パステルは、拒絶しようとはしなかった。
ただ、太陽のような鮮やかな笑みを浮かべて。
「トラップ……あのね? だ、大好き」
囁きながら、俺の首筋にすがりついて。熱い痕を、残してくれた。
人様の事情なんざそれぞれで、「これ」と言った答えなんて出せるもんじゃねえかもしれねえが。
誰にも言えず悩み続けるよりは、余程健全な解決方法だろう。
「ど、どこが!?」
そう言った瞬間、正気に返ったら急に恥ずかしさがこみあげてきたのか、女二人に同時にどつかれたが。
「あ、あの……あのさ、トラップ。さんきゅ」
ただ、俺の心の友、クレイだけは。素直な感謝の意を、表してくれた。
「うまく言えないけどさ。俺……自信が持てたよ。俺は今のままでいいんだ、ってな」
「…………」
「トラップのおかげだ。ありがとう!」
それはどういう意味だ!? と立ち上がろうとした瞬間。
脚にからみついた毛布に引っかかって、顔面から床に落ちた。
同時に巻き起こる、爆笑の渦に。俺は憮然として、床に座りなおした。
〜END〜
長文&連続投下失礼しました
GJGJGJ!!!
朝からなんてものを読ませてくれるんだー!!
マジ最高でした。
811 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 12:23:52 ID:3mmWRTt4
もしかして、トラパス作者さん?
最高でした!!!
812 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 18:18:00 ID:O4jYT+uv
789でつ。
神様!仏様!職人様!ありがとう!
枕を床に叩きつけるほど萌えあがりました!
SGJ!SGJ!
813 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 19:17:02 ID:84N/B4nJ
トラパス作者さんの、
探偵ものがまたみたい。
ギアを再出演させて
814 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 23:13:49 ID:r6zua+RZ
クレイ×トラップってナシですか?
ぐっじょぶぅぅぅぅッ!!
いやあ、エロくて面白かった
も、萌―――!GJ!!!
818 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 01:56:02 ID:fnZeYQkS
ギアパスの、結婚後とか見てみたい
本編は、キスして別れたけど、それを変えて
プロポーズを受け入れてのやつ
819 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 19:05:32 ID:VIR1T0JO
おお!!ギアパスキボンヌ
820 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 23:46:13 ID:qLccY8fp
誰も書かないかー
821 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 02:52:20 ID:ZAP57T2E
age
822 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 16:57:58 ID:ZnauxGob
新作キボンヌ
「…―-!?」
自分でも何を、どうしてこうなってるか…わからない。
一瞬あと、ドアが反動で大きな音を立てて閉まった。
声を出そうと思っても出なくて、かろうじて動いた右手を伸ばした。そしたら、届いた。
ほんとにわたし、どうしちゃったんだろう!そのままギアの背中を…抱きしめちゃった。
気付いたら部屋の中で、ギアに抱きしめられてた。愛しそうに、彼のくちびるが耳に触れる。
ドンドン、とドアが叩かれる音。
「パステル?寝てるんですか、パステルー!コーベニアまで行く激安ディスカウントチケットがあるって話で、朝から並ぶらしいんですよ!
起きてください、手分けして並ばないと!」
キットンだ!
ディスカウントチケット!それは絶対手に入れなきゃ!…ああ、でも。
わたしはギアの顔を見上げた。彼もちょっと困った様子で、わたしを見た。ドアはまだ叩かれてる。
自分でも、どうして引き止めちゃったのかよくわからない。けど、これだけは言える。
まだギアと一緒にいたいよ。
ギアは2度目のキスをくれて、わたしをベッドに座らせた。
どうするつもりなんだろ?
不安な気持ちのわたしに、にっこりと微笑んで、…えええ??
ギア…ドア開けちゃった!
ぎゃー!キットンがものすごく間抜けな顔で(きっとわたしもいままでにないくらい間抜けな顔で)ぽかーんとしてるー!
そそそ、そりゃそうよっ。わたしの部屋から。ギアが出てきたらっ。
彼は呆然としてるキットンに耳を寄せて、なにごとか囁き、ドアを閉めた。
もう、真っ赤。全身真っ赤。
「キ、キットンに、なんて言ったの…」
ギアはドアの脇に、荷物を置いて、防具を外した。
「30分、待ってくれって言っておいた」
「え?」
「ダンシング・シミターも待ってる。だから、そんなに長いことはいられないんだ」
あ…そっか。
さっき廊下の先にちらっと見えた。
もう行かなきゃいけないんだ、彼は。
「ごめんギア、引き止めちゃって…わたし」
我慢しようと思っても、涙がぽろぽろ出てきた。寂しいなんて思っちゃいけないのに。
冒険を続ける決断をしたのは、わたしなんだから。
「ごめんなさい…」
ギアはわたしの肩を、身体を抱きしめながら、ベッドへ倒した。
「30分だ。…パステル」
「…?」
「その間だけ、俺のわがままをきいてくれないか?」
どんな意味なのか、ちゃんとわかった。鈍感だ鈍感だって言われるわたしでも、ちゃんとわかった。
だから、わたしはこう答えた。
「うん、…うん、ギア、30分でわたしにできること、全部させて?」
とりあえず投下ー。
最近寂れてるみただったから。続き読みたい方がいたら書きます。
し、し、し、職人様ーーーーーー!!!!
見たい見たい見たい見たいですとも、見たいです〜〜!!!
それにしてもギアは大人だなぁ…かっくいい。
827 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 23:39:43 ID:0OrlUmPD
キター!!ギアパス最高!!
続きよろしくお願いしますm(__)m
828 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:11:01 ID:AITZgjwe
そうはいかんざき!!!
嘘です。言いたかっただけです。ギアパスキター!!GJ!GJ!!GJ!!!
じゃあまた明日くらいに書きますー。パソコン落としちゃったから。
830 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 12:44:15 ID:Pg5Q6oyA
最高(゚∀゚)!!
できれば、結婚後のラブラブで子供とギアで
パステルを取り合いになってほしい(笑)
それじゃトラップと変わらん<結婚後にラブラブで子供とパステル取り合い
ギアの掌がするすると寝間着をつたう。
それだけで、なんだかからだの内側がドキドキするような気持ちになってしまう。
「ん…」
指先だけでなぞるように太腿まで。そのまま、裾をまくりあげて、下着をなぞった。
ギアは同時にキスでくちびるを絡め取る。
「パステル…」
「やっ…」
寝間着の上から胸に触れながら、キス。
大きな手で揉んで、ときたまつまみあげる。そこから心臓の音が聞こえちゃうんじゃないかってヒヤヒヤする。
それで、それで。
ギアは、何度も何度もわたしの名前を呼ぶの!
呼ばれるたびに最初は返事をしたのだけど、それは必要がないみたいだった。
そのたびに、彼はみたこともないような甘い、あまーい表情になって、
それを見るだけでわたしも心臓を掴まれたような気分になってしまった。
「…パステル」
…こういうときってどうするべきなの?!
触れられてる部分は、動かそうと思っても全然動かせない。そこだけじゃない。
ベッドの縁を掴んだままの腕も、片方脱げかかってるスリッパも。
全身の感覚が研ぎ澄まされたようにギアの感触に反応してるのに、身動きが取れない。
強張った背中を、ギアが優しくベッドへ導いてくれた。
ベッドを掴む手を剥がして、彼の背中へ。
「緊張しないで、パステル」
まぶたにキスしながら、耳元で囁いてくれる。
あぁ…彼の低い声が聞こえる、それだけでドキドキしちゃうよ。
ちょっとだけからだのちからが抜けた、そのとき。彼の指が下着の隙間を押し広げた。
「……!!」
ギアは何も言わないまま、わたしの熱くなっている部分にそっと触れた。
こんな…こんなところ、触られたこと、ないよっ…!
弄られながら舌を強く吸われて、思わずぎゅうぅ…っと、彼の背中に回した手にちからを込めた。
ぎゅうっ、と思わず目も閉じていて。
気が付いたら、彼はわたしに触れるのをやめて、微笑みながらわたしを見下ろしていた。
その笑顔に思わず見とれてしまった…ずるい、もう。
「…ギア」
「残念だけど、時間切れだよ」
「え…」
もう?
時間の経つのってこんなに早かったっけ?
たぶんそれが顔に出てしまっていたんだろう、優しいキスをしてくれて、ギアは言った。
「パステル、無理させちゃったんじゃないか?…ごめんな」
「ううん、そんなこと…そんなことない!嬉しかったよ、ギア!」
やだ。また、涙腺がゆるくなっちゃってる。
こぼれそうになるそれをぬぐってくれながら、
「次に会ったとき…もうすこしゆっくり時間をつくってくれるかい?」
彼の問いに、わたしはうなずくしか出来なかった。
待ってる。
旅をしながら、あなたのことをずっと好きでいるね。
それで次に会えたら、抱きしめてね。
強く、強く。
言葉にしなきゃいけない気持ちはたくさんあったのに、どうしても声が出なくて。
全部全部伝わるといい。
そう願いながら、背伸びして、彼のくちびるに自分のくちびるを合わせたんだ。
以上です。
30分、ていう制約を自分でつけてしまって中途半端なとこまでしかいけませんでしたすいません…。
うーん。次はもっとエロエロにします。ひさびさで楽しかったです。
837 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 00:46:20 ID:Dzs0/fCS
わお!GJ!
ギアだし最高!(・∀・)イイ!!
結婚してほしかった・・・
いやいや十分楽しませて貰いました
次回も期待して待ってまする
GJ!!
ギアパステラモエス。
841 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:31:54 ID:/7CTjrAR
GJ!!!GJ!!!
お茶でもひとつどぞー ( ´∀`)つ 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦
どなた様か、続き頼んます(・∀・)
842 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:04:20 ID:GGVkVdmX
age
843 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 14:46:40 ID:nfdHNFcV
ギアパスキボンヌ
ギアパス厨が棲みついてるような・・・
そのうち他のカプが投下し辛い雰囲気になりますよ
ギアパスでもクレスグでも書いてくれる人ならいつでもウェルカム
846 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:28:50 ID:nfdHNFcV
スンマソ…
どんなカプでも萌えまする!!
847 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:46:11 ID:WAyQn3c5
age
前にもいいましたが正直に言います
パステルは堕ちてるほうが好きです。
そしてクレイはS
トラップはヘタレ
キットンは鬼畜が好みです
どうでもいいですが
古臭い絵柄の挿絵が似合う美潮作品
小池一夫挿絵のフォーチュンエロとか似合いそうです
849 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 20:35:47 ID:zzGsZlhj
マイアヒーアゲアゲ
850 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 09:56:48 ID:a0pBV2mI
すごくどうでもいいんだけど、
ルーミイ表紙(ドアップで他のキャラ不在)のフォーチュン新刊が発売される夢を見た。
というわけでルーミイ×ノル希望とか言ってみる。
851 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 10:42:01 ID:FgmDFtZV
あげ☆
>>848 「どうしてエレクチオンしないのよ――ッ!!」
なシチュエーションしか浮かばないのは何故だ>小池一夫挿絵のふぉーちゅンえろ
853 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:50:49 ID:IZYTiZmW
パステルと誰かのカプの場合…
パステルはM
クレイはS
トラップはS
ギアもS
ってイメージだす。
クレマリは、クレイはM・マリーナはS
854 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 23:41:51 ID:YbViamCc
クレパスじゃないといやだーーー!
と子供みたいに言ってみる
パステル「もー許さない、さっさと渡しなさいよ!」
トラップ「ケッ、そうはさせるかよ、クレイ パス!」
クレイ「いや…それでクレパスとか言われても…」
ファンサイト界がだんだんトラパス一色に染まりつつあるから
他カプファン(クレパスしかり、ギアパスしかり)はこういう場所でしか叫べないのだろう
といってみるのテスト
857 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 00:24:43 ID:odu8WaOq
>>855 …
和んだw
ぐっすり眠れそう(*´д`*)
トラップ「いいから、よこせって!」
パステル「いやーーー!クレイっパス!」
クレイ「いやクレパスは…えっとこの歯車は」
パステル「えへ、 えーっとダメ?ギア(歯車)パスって事で」
クレイ「あ…、ごめん」
ごめん 本当にゴメン
クレイモエスww
860 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 16:31:47 ID:AvYA11fZ
ギアパス萌え
861 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 16:21:05 ID:4oRUOa00
どんなカプでもいいので、どなたさまか、小説を書いてくださいませー
862 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 17:42:53 ID:LYuQNGVl
ルーミィ×クレイ 萌え
863 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 21:52:47 ID:gSP0+KQB
アゲアゲ
>>858 クレイの鈍感さに萌エス(´д`;)ハァハァ
865 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 18:31:42 ID:zDOa6xlO
Please ぎぶみー ノベル
いま初めてこのスレを一気読みした訳だが、
ギアパス結婚後、子供に構ってばかりのパステルと、
口には出さないがそれを不満に思っていて、
ある日突然爆発するギアを妄想した。
もちろん書く技量はない_| ̄|○オチモ オモイツカネエヨ
867 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 05:17:45 ID:N1MuDLlv
868 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 23:47:52 ID:pdVykFgO
あげ
869 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 00:49:04 ID:7pRwrQrF
なんもなし・・・
870 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:18:21 ID:4/fGNdE4
age保守
871 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 12:18:50 ID:G8tcuxLh
シロちゃんに犯られちゃうルーミィ
>>866 へ。どうぞ。
子供ができたら、自分の時間が持てなくなるよ……っていうのが、先にお母さんになった友達の言葉だったけど。
でも、わたしはそれを「幸せなことだ」って思っていた。
だってさ、他の誰でもない、自分がお腹を痛めて生んだ子供の世話だよ?
そりゃあ、夜中に泣かれて……なんて話を聞くと、「大変だなあ」と思わなくもないけど。
それでも、子供の笑顔を見れば、どんな疲れも癒される。それが「母親」ってものだって、ずっと、そう信じ込んでいた。
自分が母親になるまでは。
「うー……もお。早く寝てよう……」
だあだあと可愛い声を上げる娘を見下ろして。わたしは、情けない声をあげていた。
時刻、夜中の一時過ぎ。結婚前のわたしなら、とっくにベッドに入っていた時間。
「もおお……お昼寝させてあげないよ? ほら、寝ようよお……」
わたしの懇願に、娘は、つぶらな瞳を向けてくるだけ。
うっ……この目を見てしまったら、もう何も言えなくなってしまう。
とほほ。母親って……弱い存在だよねえ……
「パステル……まだ、寝ないのか?」
「あ、ギアぁ……」
そのとき。
背後からとんできたのは、わたしの、最愛の旦那様の声。
ギア・リンゼイ。昔、わたしが冒険者をやっていた頃、偶然知り合った凄腕の魔法剣士……
そして、今は、わたしの最愛の旦那様でもある人。
「ごめんね。寝てくれなくってさあ……」
「……ここのところ、毎日だな。昼寝は?」
「お昼寝も、ちゃんとさせてるつもりなんだけど……」
言いながら、もごもごと口ごもる。
実際のところ、昼間は、夜の疲れが出て。娘が寝るのを確認した後、わたし自身もお昼寝しちゃったりしてるんだよね。
だから、本当に娘がちゃんと寝てるのかどうかは……実は、わからない。わたしが寝た後で起きて遊んでるって可能性も、なくはない。
いや、まさかとは思うけどさあ。夜にこれだけ元気なことを考えると……
「どれ……俺が見てやろう」
そうして。
ぐったり疲れたわたしを見かねたのか、ギアが、ゆっくりと部屋に入ってきた。
「散歩でもしてくるよ。外を歩いていれば、そのうち寝てくれるだろう」
「あ……駄目、駄目だよっ!」
手を伸ばそうとするギアの前に立ちはだかるようにして、ぶんぶんと首を振る。
ギアは優しい。出会ったときからずっと優しかったけど、結婚して、さらに優しくなった。
その優しさに甘えて、ここまで来た。だけど……いくらわたしでも、甘えていいことと悪いことの区別くらいは、つけているつもり。
「ギアは、仕事があるんだもん。先に寝てていいよ? 明日の朝だって早いでしょ? わたしは大丈夫。どうせ、明日のお弁当の準備もするつもりだったし」
「…………」
「おやすみ。うるさくして、ごめんね?」
「……ああ」
わたしの言葉に、ギアは軽く肩をすくめた。
その表情に浮かぶのは……何だろう。あれは、苦笑?
「パステルらしいよ」
そんな謎の言葉を残して。ギアの姿は、寝室に消えた。
結婚してから、ギアは冒険者を引退して、村の用心棒みたいなことをやったり、子供達に剣を教えたりしている。
最初は、わたしもどこかで働くつもりだったんだけど。「パステルは気にしなくてもいい」という旦那様の言葉に甘えて、専業主婦をやらせてもらっている。
だからせめて、家事育児くらいは、ギアの手を借りずに頑張ろう! って、そう決めた。
わたしは、ギアが出かけた後で、いくらでも寝直すことができるんだもん。娘を寝かしつけるくらい、一人でできなくてどうするの!
「ねえ、早く寝よう? ほらあ! お母さん、怒るよ!?」
精一杯怖い顔をして見せても、娘は、きゃいきゃいと無邪気な笑みを浮かべるだけだった……
ギアと結婚することになったきっかけは、彼からのプロポーズ。
受け入れるには色々な理由があったけれど。一番の理由は、何と言っても、彼のことを好きになったから、だろう。
ひよっ子パーティーとして、和気藹々とした関係に慣れきっていたわたしにとって、彼の存在はとても新鮮なものだった。
誰よりも大人で、誰よりもわたしのことを大切にしてくれた。一緒になったら、きっと一生をかけて守り通してくれるだろう。一生、わたしを愛し続けてくれるだろう……
それがわかったから。彼と結婚する道を、選んだ。
そのことを、わたしは一度だって後悔していない。ギアと結婚できて本当に幸せだった。
娘が生まれた今だって、それは、変わっていない。
「うー……」
ようやく娘が寝てくれたのは、夜中の三時すぎ。
ふらふらになって寝室に戻ると、ギアが、寝息を立てていた。
……そう言えば……ここのところ、ギアとも、あんまり話してないなあ……
朝から晩まで娘のことで振り回される生活。そりゃあ、娘のことは可愛いし、愛してもいるし。世話をするのはちっとも苦じゃないんだけど……
それでも。たまには……昔みたいに、夫婦二人きりで、ゆっくり語り合いたいなあ、と思う。
まあ、言っても仕方がないんだけどね。何よりも、仕事で疲れているギアに、そんな愚痴めいたこと、聞かせたくないし。
ため息をつきながら、ベッドに潜り込んだ。
潜り込んだ瞬間、肩に何かが触れたような気がしたけれど。疲れ果てていたわたしは、それに気づく間もなく、すとんと眠りに落ちてしまった……
わたしが幸せなんだから、ギアだって幸せに決まってる。
それが勘違いだと教えられたのは、それから一週間が過ぎたある日のこと。
「もおお……お昼寝したでしょ? ちゃんと。寝なさいってばあ……」
相変わらずきゃいきゃいと幸せそうな声をあげる娘。
夜鳴きされることに比べたら、機嫌がいいだけマシだ、と言えなくもないけど。それにしたって、もう一時半だよ? もちろん夜中の。
「ほら、寝て寝て。子守唄、歌ってあげるから。ね?」
わたしの必死の呼びかけも空しく。伸ばした手は、小さな手につかまれて。返されたのは、実に無邪気な、笑顔。
ううう……
これは、今日も長丁場になりそうだなあ……と。
そんな覚悟を決めて、ため息をついたときだった。
バタン! と、背後で、部屋のドアが開く音がした。
「あ……ごめんね。うるさかった?」
この家に暮らしているのは、わたしと娘と、そしてギアの三人だけ。
他に入ってくる人なんて、いるわけがない。
それがわかっていたから。わたしは、振り向きもせずに、声をかけた。
というよりも、振り向くだけの余裕がなかった。疲れていて。
「ごめんねえ……ちっとも寝てくれなくてさあ。ギアは、先に寝てくれていいから。本当に……」
ごめん、という言葉を押し潰したのは、大きな掌。
「…………?」
「パステル……悪い。もう、我慢の限界だ」
「…………?」
え、え、何? という疑問は、掌で潰されたまま。
え……何、何なの? わたしの口を塞いでいる、これは……
ギアの手?
「っ……むーっ!?」
その瞬間、首筋に、刺激を感じた。
背後から回り込んできた手が、柔らかく胸を包んで……そのまま、ブラウスのボタンを、外し始めた。
胸元から忍び寄る、冷えた指先。久々に感じた感触に身をよじると、熱い吐息が、耳に触れた。
「んっ……」
「限界、なんだよ。俺も修行が足りないな」
耳に届いたのは、苦笑混じりの言葉。申し訳なさそうな響きとはうらはらに、その手つきには、遠慮が全くなかった。
身をよじる。逃れようとしたのか、それとも刺激を求めたのか。それは、自分でもよくわからなかった。
ただ、視線を辿れば、娘の無邪気な目が、わたしをまっすぐに見つめていること……それだけは、わかった。
「やっ……」
見られてる。こんなところを。
駄目、と言おうとした瞬間、前のめりに身体が崩れて、ベビーベッドで身体を支える羽目になった。
ついで、びりっ! という音と共に、ブラウスが乱暴にはぎとられて。肘の辺りが、締め付けられた。
う、動けないっ……!?
「やんっ! ギア、ギア! 駄目、だよ! こんなところでっ……」
「こんなところでなきゃ、相手をしてくれなかったのはパステルだろう?」
「やんっ……!!」
絡み付いたブラウスで、動きを封じられたまま。わたしの身体は、ギアに組み敷かれていた。
下着越しに弄ばれた乳首が硬くなっていくのがわかって。頬が、熱くなった。
だ、駄目。感じちゃ駄目! こんなところっ……娘に、見せるわけにはっ……
「やっ……いやあっ……」
ベビーベッドにすがりついたまま、悲鳴を上げた。そんな母親の様子を、娘は、泣きもせず、不思議そうな顔で見つめていた。
その視線が、余計に、身体を火照らせた。
嫌だ、と言えたのは、最初のうちだけ。
「ギアぁ……」
「濡れてる……可愛いな、パステル」
つつっ、と、片方の手で胸をまさぐったまま、もう片方の手を、太ももの間に滑り込ませて。
薄い唇から漏れたのは、実に満足そうな、笑み。
「可愛いよ。俺が欲しくてたまらない、と。君の身体は、そう訴えている」
「…………」
器用に下着をかきわけていく指先を、止める気には、なれなかった。
淫靡な音が部屋中に響き渡るのを聞きながら。段々と息が荒くなっていくのが、わかった。
「待っていたんだろう? 俺を」
「いやっ……」
くちゅくちゅと、わざと音を立てるようにして、敏感な部分をいじくられた。
その微妙な動きに、腰が揺れた。自らギアを誘っている……ということに、しばらく、気づけなかった。
結婚してから、娘が生まれるまでは。毎日、こんな風にして、ベッドの中で可愛がってもらった。
大人なギアは、絶対に無理強いしたりはしなかったけれど。その巧みな動きは、痛くも辛くもなく……未発達なわたしの身体を、実に巧みにほぐしてくれたから。
いつだって、わたしは、その行為に夢中になっていた。
娘が生まれてからは、そんな夜を過ごす日々が、ぐっと減っていた。そのことに、自分がどれだけ不満を感じていたのかを……今、悟っていた。
「ギア……早く……」
不自然な体勢で、無理やり首をねじまげると。待っていた、というように、唇を被せられた。
軽く開いた唇の間から舌が滑り込んできて、キスが、あっという間に深められた。
「んっ……」
くるりと、体勢をひっくり返した。
娘から視線をひきはがした瞬間、わずかに残っていた理性や羞恥心が、綺麗に吹き飛んでいくのが、わかった。
「ギア……」
「パステル」
たくましい首にすがりつくと同時、腰に、手があてがわれた。
軽く身体が浮いた。お尻に当たっているのは……これは、ベビーベッドの柵?
「ああっ……!」
熱い塊が押し入ってきて、悲鳴が、唇から漏れた。
そのときだけは、わたしの身体は、「母親」じゃなくて、ただの「女」に、変わっていた。
ベビーベッドと寝室を別にしたのは、娘に、その……「夜の行為」なんか、見せたくなかったから、だった。
別の部屋、とは言っても、隣の部屋だし。それに、壁で死角を作っているとは言え、寝ているときもドアは開けっ放しにしてあるから、娘が泣き出せばすぐにとんでいける。だから大丈夫だろうって、そう思っていた。
まさか、そのときは、娘がこんなにも寝つきが悪くなるなんて、思ってもいなかったから。
けれど、それがいけなかったらしい。
「わかっただろう? どうせ同じだ……それに、この方が安心だろう」
「そうだね」
翌朝、ベビーベッドは早速寝室に移されて。娘は、わたしとギアと、同じ部屋で眠ることになった。
そして、その結果。
「……あれ?」
夜。
ギアと一緒にあやしていると、娘は、すっ……と目を閉じて。そのまま、すやすやと寝息を立て始めた。
時計を振り仰げば、時刻は、まだ十二時にもなっていない。もちろん、夜の。
「何で?」
「多分……」
娘の寝顔を見つめて。ギアが、淡々と言った。
「離れて欲しくなかったんだろう」
「…………?」
「夜になれば、君も俺も別の部屋へ行く。それがわかっていたんだろう。寝ないでいれば、いつまでもパステルが傍に居てくれる。それがわかっていたから、甘えていたんだろう」
「……えと、それって」
つまりは、ベビーベッドを最初から同じ寝室に入れておけばよかった、ってこと?
な、なーんだ!!
「悩んでたのが馬鹿みたい」
「子育てなんてそんなものだろう。そうやって、悩みながら、二人で育てていけばいい」
娘の寝顔を見下ろしていると、肩を抱かれた。
振り向くと、ギアが、優しい笑顔を浮かべて、わたしを見つめていた。
「寝るか、パステル」
「……うん」
薄いパジャマ越しに、ギアの体温が伝わってきて。自然と、身体が熱くなった。
これからは、わたしだけじゃなく、ギアにまで夜更かしさせることになるだろうな……
ベッドにもぐりこむとき、自然とそんなことを考えている自分に気づいて。全身が、真っ赤に染まった。
――終わり。爆発、とはちょっと違ったよーな……ギアって感情表現薄すぎですよ(w 長文失礼しました。
GJGJGJ!!
879 :
866:2005/10/11(火) 15:51:45 ID:yOPA2AA0
まままさか自分の妄想がオチつけて具現化されてるとは……!!
>872神GJ。超GJ。
以後は明るい光の下で真っ赤な肌を(ry
880 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 00:13:59 ID:O1HsjnSK
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
最高でございます!!!
881 :
阿佐:2005/10/13(木) 00:19:01 ID:hpBdLDrI
エロくてe-
GJ!
ちなみに子供は女の子?男の子?とか考えてました。
女の子だったら成長して5歳くらいの時に
絶対にギアに「お父さんと将来結婚するのー!」とか言っていそう。
そんな娘にちょっとばっかし焼き餅をやいて反省するパステル。
あかん、萌える。
883 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 11:06:56 ID:KFdqGXGz
まじでGJ!!!
っつーか、神でしょう!!
それじゃあ子供が男だったら、大きくなって、
ギアに「お父さん、俺お母さんと結婚することにしたー」
とか言って、ギアは勝手に言っとけみたいな感じに言って、
パステル苦笑で、その夜、嫉妬を隠しきれなかったギアが
パステルをいろんなやらしー言葉でせめながら
昔の事言ったり(トラップのことを言ったり)
熱い夜をすごす・・・
884 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 18:32:19 ID:r+Ke1yBo
885 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 13:40:59 ID:jwVOWLVP
ギアパス多いでんなー
886 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:46:25 ID:pYAUbfP3
萌えパス……萌えパス……
クレイとパステルがいいなー…(・。・)
888 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 02:35:00 ID:xIf6jdFq
クレパスいい!読みたいな
889 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 11:52:41 ID:RyQHv7Xe
あげ
>>882へ。どうぞ
「ねーねー、おかあさん。おかあさんは、どうしておとうさんとけっこんしたの?」
子供から聞かれて困る質問、と言ったら、色々あると思うけど。
一番困る質問の一つは、間違いなくこれじゃないだろうか?
「えーと……あのね、もうすぐご飯だから……」
「ねえ、どうしてー?」
わたしのささやかな抵抗は、娘のつぶらな瞳に、あっさりと潰えてしまった。
うっ……か、可愛いっ!
はしばみ色の瞳と、おっとりした顔立ちはわたしゆずり。だけど、癖の無い黒髪は父親ゆずり。
まさに「目に入れても痛くない」という表現がぴったり来る我が娘を前に、わたしは、苦悩していた。
お父さんとどうして結婚したのか、ねえ……
そりゃ、もちろん色んな理由がある。相手が自分の娘じゃなかったら、例えば友達か誰かだったら、それこそ一晩中でも語り明かせるくらいに。
でも……
「それはね」
「うんうん」
「お母さんが、お父さんのことを大好きだからだよ」
さすがに、五歳にもならない娘に、惚気るわけにも行かない。というよりもできない。恥ずかしくて。
「お母さんはね、お父さんのことがすっごく大好きで、一緒に居たかったから結婚したの。わかる?」
「ふーん」
わたしの言葉に、娘は小首を傾げて頷いた。
まさかこの子に「大好きだから結婚する」の深い意味がわかっているとも思えないけれど。まあ、今はそれで十分でしょう。
わかったようなわからないような……という顔をする娘を見つめて、わたしが心中密かに微笑んでいると。
「じゃあ、わたしも!」
「……え?」
「わたしもおとうさんのことすき! せかいでいーっちばん、おとうさんのことがだいすき! だからね、わたし、しょうらいおとうさんのおよめさんになる!」
さすがはわたしの娘だと思う。
何と言うか。素直……と言うか。うん。単純なところが、本当にそっくり!
まあ、そこが可愛いんだけどさあ。けど、それはいくら何でも……
「あ、あのね。お父さんは……」
「面白そうな話をしているな」
わたしがどう説明したものか、と頭を悩ませていると。
不意に、頭上で低い声が響いた。
顔を上げる。そこに立っていたのは、わたしの最愛の旦那様にして、娘のお父さんでもある人……ギア。
「あ。ごめん。夕食、まだ……」
「急がなくてもいいよ。今日は、仕事も休みだしね。ゆっくりで構わない」
おろおろとうろたえるわたしに、にっこりと微笑みかけて。
ギアは、大きな手で、娘を軽々と抱き上げた。
「おとーさん!」
「楽しそうな話をしていたな。お母さんを困らせるんじゃないぞ」
「こまらせてないもん。おかあさんがいってたもん。おかあさんがおとうさんとけっこんしたのは、おとうさんのことがだいすきだからだ、って!」
ぎゃああああああああああああああ! な、何を言い出すのよーっ!!
照れもきらいもない娘の言葉に、わたしは頬を押さえて絶叫しそうになったけれど。さすが、ギアは大人……というか。そのびっくり発言にも、ニコニコ微笑んでるだけ。
もっとも、何やらわたしを見る目に、妙に意味ありげな色が含まれているように見えたのは気のせいじゃないだろうけど。
うーっ……だ、だってしょうがないでしょ!? それしか説明が思いつかなかったんだからっ! そ、それに……別に、嘘じゃない、し……
「そうか。お母さんはそんなことを言っていたのか」
「うん。だからね、わたしも、しょうらいはおとうさんのおよめさんになるの。おとうさんのことがだいすきだから!」
「ははは」
娘の天真爛漫な発言に、ギアは、笑っているだけ。
「ありがとう。楽しみにしているよ」
娘の長所を上げろと言われたら、わたしによく似て素直なところだ、と答える。
だけど、じゃあ短所はどこか? と聞かれたら。わたしによく似て、単純なところだ、と答える。
ギアは多分、軽い気持ちで……そ、そりゃ、娘にそんなこと言われたら、世間のお父さんは大抵そんな風に答えるだろうけどさ!? ……言ったんだろうけど。
自分の発言には、責任を持ってよね。
「…………」
わたしの恨めしげな視線に、ギアは、苦笑で答えるだけ。
「すまない、パステル。その……」
「いいよいいよっ。ギアは将来、この子をお嫁さんにしてあげるつもりなんでしょ?」
「…………」
我ながら子供っぽいなあ……と呆れてしまうような言葉に、ギアは、答えようとはしなかった。
ただ、「困ったなあ」という目で、視線を下げただけ。
その胸にひしっ! としがみついているのは、天使のような笑みを浮かべた、我が娘。
もっとも、今はその笑みが、小悪魔のように見えて仕方が無い。
「全く、パステルによく似てるよ、この子は」
「似てる? そうかなあ」
「思い込んだら一途なところが……言い直そう。頑固なところが、よく似ている」
「…………」
ひ、否定できないかも! それはっ!
時刻、真夜中。場所、夫婦の寝室。
わたし達は、普段この部屋に、ダブルベッドで二人で寝ている。娘は、その傍らに置いた子供用の小さなベッドで寝ている。
当初は、ダブルベッドでわたしとギアの間に寝かせようか……とも思ったんだけどね。何しろ、子供の寝相は凄いし。
それに、その、まあ……夜は夜で、ギアと二人、色々と話したいこともあるし、で。生まれたときからずっと、この形を貫いている。
娘だって、今までそれに不満を言ったことなんか無かったのに。
「わたし、おとうさんといっしょにねるの!」
今日、「将来はお父さんと結婚する!」と宣言した後。
ご飯を食べてお風呂に入って。さあ寝ましょうか、と寝室に誘ったところ、娘は、さも当然のように宣言した。
そして、宣言通り、ギアの胸元にしがみついて。そのまま、ベッドに潜り込んで来てしまった。
うーん……ま、まさかこの子に、「夫婦が一緒のベッドで寝る」という意味がわかっているとも思えないけどっ……
「仕方が無い。今のうちだけだよ。子供は気まぐれだからな」
「そうだねっ。学校にでも行くようになれば、同じ年頃の素敵な男の子がいーっぱいいるもん。ギアのことなんか、すぐに忘れるよっ!」
「……パステル……」
どこまでも可愛くないわたしの言葉にも、ギアは、決して言葉を荒げたりしない。
それは昔からそうだった。いつまで経っても子供なわたしを、ギアは決して見捨てたりせず、いつだって優しく見守って……
「……やきもちを妬いてるのか? 可愛いな」
ぞくっ!
うなじに、冷たい指が触れて。
背筋が、一気にあわ立った。
「ぎ、ギア」
「大きな声を出すな……娘が、起きる」
そ、そんなこと、言われなくても百も承知ですっ!
ぞくり、ぞくり。
ギアの指が、ゆっくりとうなじを辿り……パジャマ越しに背筋を辿って、腰に、触れた。
そう。わたしがふてくされていた理由。それは、いくら自分の娘とは言え! わたしという妻の前で他の女(の子)のプロポーズを喜んだ……というのもあるけれど。
それ以上に……その、何と言うか……
寂しくて。
「だ、駄目っ! 起きちゃうからっ……あんっ!」
「何を今更」
娘を胸に抱いたまま。ギアは、長い指で、ゆっくりとパジャマの裾をめくりあげた。
微かな動きにもたちまち反応を見せてしまう。そんな自分の身体が、恨めしい。
「ギアっ……」
「熱いな」
指が、裾から内部へと潜り込んで。
そのまま、下着をつけていない胸を、直にもみしだいた。
「あ……」
「全く……イケナイ子だな。君は」
くっ、くっ……と、低い笑みを漏らして。
娘がしがみついているパジャマをすっぽりと脱ぎ捨てると、上半身裸になって、わたしの上に、のしかかってきた。
「こうして欲しいのなら、素直に言えばいいのに」
「……そ、そんなこと……」
「声には出さなくても。目が、唇が、そうしてくれって訴えていたよ」
優しく唇をついばまれた。
胸への愛撫は止めないまま。脚をからめられて、一気に身体が火照ってくるのがわかった。
結婚してから、これまで。こうしてギアに何度抱かれて来ただろう?
その間、どれだけ「幸せ」を感じさせてもらっただろう?
昔はそうじゃなかった。好きな人はただ傍に居てくれるだけで幸せ。ただ見つめるだけで幸せ……そう思っていたときも、確かにあったのに。
今は、もう。好きな人とは……触れ合えなければ、満足できない。
そんなわたしに、ギアが変えた。
「やっ……あんっ……」
キスは余りしつこくしない。ギアの抱き方は、ひどくあっさりとしているようで……それでいて、情熱的だ。
軽いキスを何度も繰り返しながら、着実に、身体をほぐして行ってくれる。彼の指が、わたしの中心部をなぞる頃には。ソコは既に、すっかりと濡れそぼって、彼を待っている……
そんなわたしを見て、ギアは笑う。「可愛い」と、そう言って。
「やあっ……もう……ギア、早くっ……」
「駄目だ。今日のパステルは素直じゃなかったからな。お仕置きだよ」
「っ……ひどっ……や! そ、そこ駄目っ! ああっ……」
周囲に響く淫靡な音に、耳を塞ぎたくなる。
けれど、彼はそれを許してくれない。顔を伏せようとすれば視線を絡み取られ、耳を塞ごうとすれば両腕を囚われる。
そうして、わたしを散々にいじめた後。逆らう気力もなくしたわたしの身体を、易々と蹂躙していく。
ああ、もう本当に……
わたし、何で……もう結婚して何年も経つのに。子供だってもう四歳になって、立派な「お母さん」になったのに。
今でもこんなにも、ギアのことが、大好きなんだろう?
ギアのパジャマに包まるようにして、娘は、幸せな寝息を立てていた。
「……可愛いね」
「そうだな」
寝顔を見ていると、一瞬とは言え本気でやきもちを妬いていたことが馬鹿らしくなる。
本当に……わたしって……いくつになっても、子供だよねえ。
だけど、それを素直に認めるのは悔しい。だって……さ。やきもちを妬けるってことは、それだけ、わたしがギアのことを大好きな証拠……でしょ?
だからさ。
「ねえ、ギア」
「何だ」
「もしも、さ」
娘の頬に張り付いた髪を梳きながら、何気なさを装ってつぶやいた。
それは、さっき散々いじめられたお返しのようなもの。
「わたしと、この子が同じ年くらいでさ。タイムスリップでも何でもいいよ。結婚する前の……そうだね、十七歳くらいのときに、ギアと出会っていたら。ギアは、どっちを選んでいた?」
「パステルに決まってるだろう」
けれど。
意地悪のつもりだった質問は、あまりにもあっさりと返されてしまって。
わたしは、喜ぶよりも先にぽかんとしてしまった。
「……えと?」
「馬鹿なことを言うな。俺がこの子を可愛いと思うのは、俺とパステルの娘だから可愛いんだ」
そう言って。ギアは、実に優しい笑みを浮かべた。
「パステルと結婚しなければこの子は生まれない。生まれない以上、この子と結婚することもできない。当然だろう?」
「……そうだね」
ギアは大人だなあ、と思う。
冷静で、頭がいいなあ、と思う。
だけど、たまには慌てふためくところを見せてくれてもいいんじゃないだろうか。わたしは、ギアの奥さんなんだからさ?
そんな微かな不満を胸に秘めて。
わたしは、夫と娘の頬に、そっとキスをした。
――END
娘の名前はてきとーに想像してください。
>>883へ。どうぞ
「おかあさん」
普段、父親に似て感情をあらわにするのが苦手な息子が、おずおずと台所に顔を出したときは、何があったのか、と思った。
だけど、いたずらをした……にしては、息子の顔は至って真面目で。わたしは、作りかけだった料理の手を止めて、「どうしたの?」と、しゃがみこんだ。
癖の無い髪と黒髪はお父さん譲り。だけど、どっちかというと穏やかそうな……全体的に温和そうな顔立ちは、わたし譲り。
まさに「目に入れても痛くない」という表現がぴったり来る、わたしの息子。
「どうしたの? 何か用?」
「あの……あのね、おかあさん」
にっこり笑うわたしの顔を、まっすぐに見つめ返して。
「おかあさんは、どうしておとうさんとけっこんしたの?」
何とも返答に困る質問を、投げかけた。
子供に聞かれて困る質問と言ったら色々あるけれど。
「赤ちゃんはどこから来るの?」並に難しい質問じゃないだろうか、これは。
「そ、それはねえ、うーん」
「ねえねえ、どうして?」
普段無口なこの子が、これだけ必死になるのも珍しい。
そんな様子を見ていると、いじらしくなって。「ごまかすのはよくないよね!」という変な開き直りも出て。わたしは、できる限り真面目な顔をして
「お父さんのことが、大好きだからだよ」
と、言った。
わ、笑わないでよっ! 自分でも恥ずかしいんだからっ!
言った瞬間、かああっ……と真っ赤になってしまったけれど。幸いなことに、聞かれて困る人は、今はまだ仕事から帰っていない。
今日も遅くなるのかな……と、そんなことをぼんやりと考えていると。
「おかあさん、おとうさんのこと、すき?」
息子に、ぎゅっ、と手を握られた。
今にも泣き出しそうな、それでいて怒りたそうな、何とも複雑な表情。
ぎゅっ、と唇をかみ締めて。そんな目で見つめられると、そらすことなんかできなくなる。
「おとうさんのこと、だいすき?」
「う……うん……そうだね。もちろん、大好きだよ」
「俺よりも?」
「……え?」
「俺よりも、おとうさんのほうが、すき?」
素朴な質問に、がちっ! と身体が固まってしまう。
一体どうしたんだろう。まあ、もう四歳ともなれば、あちこちに友達もできて、早熟な子から色々聞かされていても不思議ではないけれど……
でもねえ。夫と息子、どっちが好きか、と聞かれても……
「選べないよ、そんなの」
「おかあさん、俺のこと、きらい?」
「まさかっ! ないないっ! それは絶対無いっ!」
息子の質問に、これだけは、きっぱりと答えることができた。
当たり前じゃない! 世界中の誰が敵に回ったって、お父さんとお母さんは絶対に子供の味方! これは世界でも数少ない真実なんだからねっ!
「そんなことないよっ! 大好きだよ」
「本当?」
「もちろんっ。お父さんのことも大好きだけど、それと同じくらい、うーんと大好き!」
「じゃあ、じゃあねっ!」
わたしの言葉に。
息子は、目をキラキラ輝かせて言った。
「俺、おおきくなったらおかあさんとけっこんする!!」
息子の言葉を、わたしは軽い冗談だと思っていた。
いやいや、子供の頃はよくあるじゃない? わたしだって、小さいときは「結婚相手はお父さん」とか言っていたような気がするし。
それだけ、小さい子にとって、親は絶対の存在っていうか憧れの対象というか……とにかく大好き! ってことなんだよね?
だから、そのときも。わたしは息子の言葉に単純に喜んで、「ありがとう!」なーんて言ってたんだけど。
自分の考えが甘かった、と思い知らされたのは、その夜のことだった。
「おとうさん」
「……何だ」
夜。
寝室には、緊迫感に満ちた空気が漂っていた。
不機嫌そうな顔でベッドに腰掛けているのは、わたしの夫、ギア・リンゼイ。
その前で仁王立ちになってギアをにらみつけているのは、昼間に爆弾発言をした、わたしの息子。
そして。
二人の間でおろおろしているのが、夫の妻にして息子の母親たるわたし……パステル。
「俺、きめた! ぜったいにきめた!」
「だから何をだ」
「俺、おおきくなったら、おかあさんとけっこんする!」
「…………」
「ぜったいぜったい、おかあさんをおとうさんからうばってやる!」
「誰に教えてもらったんだ、その台詞」
「このあいだうちにきた、あかげのおもしろいにいちゃん」
「…………」
部屋の温度が、一気に氷点下まで下がった。
もっとも、息子にその空気が悟れるはずもなく。また、ギアは、それを表に出すほど大人気ない人でもない。
あああああ! と、トラップったら! もおおお!!
赤毛の兄ちゃん、で思い出されたのは、昔一緒に旅をしていた冒険者仲間の盗賊。
今は、実家を継いで、有名な盗賊団の若頭となって。幼馴染の女の子と結婚して、二児の父親となっている人だけど。乗合馬車を使えば案外家が近い、ってことから、たまに遊びに来るんだよね。
もおお! 息子に変なことばっかり教えて! 今度がつんと言ってやらないとっ!!
「そうかそうか」
わたしが一人憤慨している横で。ギアは、冷めた口調で息子の頭を叩いて、言った。
「それは楽しみだ。奪えるものなら奪ってみろ」
「……ぜったいだからな!」
余裕たっぷりな態度の父親に、息子は、頬を膨らませて抗議した。
……で。
「……あの、ギア。怒ってる?」
「…………」
数十分後。
興奮しすぎたせいで疲れたのか。息子は、今は安らかな寝息を立てていた。
ただし、自分のベッドではなく、わたしの胸元にしがみつくようにして。
「あの……た、多分ね、この子も冗談のつもり……というか」
「いや、それは無いだろう」
わたしの言葉に、ギアは、そっぽを向いたまま言った。
「俺の息子でもあるからな」
「……ええと?」
「本気でもない女性に、気軽に好きだと言えるような奴じゃないよ」
淡々とつむがれた言葉に、ぼんっ! と顔が赤くなる。
わたし達が結婚した経緯は……その、言うなればギアからのプロポーズで。それは、つまり、つまり……?
「も、もお、ギアったら!」
照れ隠しに伸ばした手は、大きな手で掴み取られて。
あ……と思った瞬間、冷えた唇が、舞い降りてきた。
「ギア……だ、駄目」
すいっ、と頬を撫でられて、反射的に、つぶやいた。
いや、その、もちろんわたし達は結婚しているから……その、ダブルベッドで寝ているから。その……夫婦の営み、というものは、それなりにやっていたりするけれど。
で、でもさ! 今は駄目だよ! だって、こ、子供がっ……
ギアの動きに気づいた様子もなく、わたしのパジャマを握り締めたまま、ぐっすりと眠っている息子を見下ろして。
せめてこの子をベビーベッドに移してから……と身を起こした瞬間。
肩をつかれて。身体が、ベッドに沈んだ。
「ぎ、ギア?」
「嫌だ、とは言わないんだな」
「……は?」
「俺以外の男からのプロポーズも。平気で受けるんだな、パステルは」
「っ…………!?」
意外な言葉に、目が点になった。
ええっと……「俺以外の男」って……つまり、この、我が息子のこと?
な、何っ……
「もおっ! ギアったら、何言って……」
「…………」
「ぎ、ギア?」
その口元に浮かぶのは、薄い笑み。
あ……こんな笑み、昔も、見たことがある。
その表情が、何となく懐かしかった。結婚してから、ギアは、いつだって優しい笑みを浮かべていたから。こんな……何と言うか、冷たい笑みを見たのは、久しぶりで……
そう。この笑みは……
昔、わたしがまだ冒険者だった頃に、よく見せてもらった……
「やっ!?」
ぐいっ!!
不意に、パジャマをつかまれた。
と言っても、上半身は息子がしっかりとしがみついている。ギアの手は、決して彼を起こさないように……と、細心の注意を払って。
ズボンを、一気にひきずり落とした。
「や、やあっ!? ギアっ! ギア、何っ……」
「暴れるな。大声を出すな。こいつが起きたらどうする? 今のその姿を、見せるつもりか?」
「っ…………」
言われた瞬間、言葉が、止まった。
いや、その、まさかこの子にその意味がわかるとも思えないけどっ……さすがに、それは教育上まずいというかっ……
「ぎ、ギア、待ってよ。ねえ? せ、せめて、この子ベッドに……」
「もっとも、俺はちっとも構わないがね」
「……へ……?」
あっさりと続けられた言葉に。
息が、止まった。
「ひっ……!!」
ひやり、とした感触が、一番敏感な部分を、なぶっていった。
薄い下着一枚で包まれた場所を、ギアが、ゆっくりとさすっていた。
最初は、本当にゆっくりと、じれったくなるくらいの動きで。
やがて、激しく。
「いっ……ぎ、ギア……」
反射的に脚を閉じようとすると、力で、押しとどめられた。
声が漏れそうになるのを堪えていると、自然と腕に力が入って、息子が、苦しそうな顔をするのが見えた。
お、起きちゃう、起きちゃうっ!? ど、どうすればっ……
「濡れて来てるな……」
力の持って行き場がなくて、じたばたともがいているわたしを見て。ギアがつぶやいたのは、感情なんかほとんどこもっていない、ひどく平板な言葉。
「見せてやりたいよ、パステル」
「え……」
「ぐっしょりだ。下着が透けて見えてるよ……本当に、いやらしい子だな、パステルは」
「っ…………」
羞恥に、頬が真っ赤に染まるのがわかった。
濡れる、というのがどういうことかを理解したのは、本当につい最近のことだった。
それまでは、男の人と「そういう行為をする」ってことが、どんなことなのかもよくわかっていなかった。
けれど、今は。
触れられれば、求めずにはいられなくなる。
「いやっ……ど、どうしたの? ギア……」
「どうした、とは?」
「い、いつもと、違うじゃない……いつもは……やあっ!?」
下着をかきわけるようにして、指が、潜りこんできた。
そのたびに、「ぐちゅぐちゅ」っていういやらしい音が響いて、泣きたくなった。
嫌っ……や、やだよ、こんなのっ……
恥ずかしい……わ、わたし、今……見られてる? ギアに、一番恥ずかしい姿……見られてる……?
もう脚を閉じようとは思えなかった。
だらしなく身体を広げて。早く来て欲しい……と、そんなことばかり、考えていた。
たった一点に集中した愛撫。それは、いつもの時間をかけて全身をほぐす愛撫とは違って……痛みすら伴うくらいに、激しく、執拗なものだった。
「やっ! あ、あっ……」
「……凄いな。シーツに、染みになってる。子供に笑われるぞ? いい年をしてお母さんがおねしょをした、ってな」
「やっ……」
「そんなに、俺が欲しいのか?」
上目遣いに、見上げられた。
視線が絡み取られて、そのままそらせなくなった。
真っ赤になってこくん、と頷くわたしを見て。ギアが浮かべたのは、穏やかな笑み。
満足そうではあるけれど、決して満足しきってはいない。そんな笑みで。
「素直だな。そうやって、何人の男を虜にしてきた?」
「……え……?」
「トラップにも、その笑顔を見せたのか?」
「!!?」
唐突に上がった名前に、それこそ、心臓が止まりそうになった。
と、トラップ? 何でっ……何でそこで、彼の名前がっ……
「ギア……?」
「昔、あいつは君に惚れていた」
「…………」
「まさか、知らなかったとは、言わせない」
鋭い言葉に、返事が、できなくなった。
それは確かに事実だった。結果として、わたしは彼の気持ちを受け入れることはなかったけれど。パーティー解散の折……ギアと結婚することが決まった日。こっそりと呼び出されて、告げられた。
――今だから言っちまうけど。無駄になるってわかってるから言えることだけど。
――俺さ、おめえのことが、ずーっと前から好きだったんだぜ?
そのときは……確か、真っ赤になって、でもその気持ちだけは嬉しかったから、「ありがとう」とだけ言った。
ギアと出会う前だったらわからない。けれど、わたしの心には、既に彼が居たから。
トラップの気持ちを、受け入れることはできなかった。最後まで仲間として……今は、何でも相談できる友達として。付き合いを、続けている。
「ギア……」
「そのいやらしい姿をトラップにも見せたのか? そうやってあいつのことも誘ったのか?」
「…………」
「俺の居ない間、あいつを家にあげて、何をしているんだ?」
身体が、熱かった。
うずきのような感覚は強くなるばかりで、早く楽にして欲しいと……そんなことばかりを考えていた。
その一方で、大きな大きな悲しみが、胸を満たしていくのがわかった。
「……パステル?」
「ひどい……」
「パステル」
「ひどい。何で、そんなこと、言うの?」
ひっく、ひっくと。しゃくりあげるような声が漏れた。
確かに、ギアが居ないとき、トラップが遊びに来たことは何度もあった。
けれど、それはギアが勘ぐったような話じゃない。彼の子供も、奥さんも一緒で。家族ぐるみでわいわいと昔を懐かしむ……そんな、大切な時間の一つだったのに。
それを汚されたみたいで、悲しかった。
「トラップは……ただの仲間、なのに。彼のことを、そんな風に思ったことなんて……一度も、無い」
「…………」
「ぎ、ギアだから、こんな格好が、できるの。ギアの前でしか、できないの。他の誰にもっ……なのに、何でっ……」
ひっくひっくとしゃくりあげるわたしを見て。
ギアは、しばらく黙り込んでいた。
そのまま……
ゆっくりと、わたしの中に、自身を沈めていった。
「ひっ!?」
「……悪かった」
「やっ……ああっ!」
「悪かった。ちょっと、いじめすぎたね。本気で言ったわけじゃない。ただ……君があまりにも無防備に笑うから。柄にもなく、焦っただけだ」
「ぎ、あ……ああっ!」
ずんっ! と、衝撃が、脳天を貫いた。
息子ごと、わたしの身体を抱きしめて。
耳元で。熱い囁きを、繰り返していた……
「ギアは、知ってたの? トラップの気持ち」
「最初から」
乱れた服装を整えた後。
潤んだままの目をこすりながら言うと、さらりと言われた。
「あれほどわかりやすい奴も、他にはいないと思うがね」
「……うー……」
言われるまで全く気づかなかった身としては、返す言葉がない。
黙り込んでいると、ギアは、小さく笑って、頭を撫でてくれた。
子供扱いされているようだけど、その優しさが、何だか嬉しい。
「あいつのおかげだよ」
「……え?」
「ぼーっとしてたら、あいつに取られるんじゃないか、と。それが怖くて、焦った。焦って、君を自分の物にしようと、努力することができた」
「…………」
「今では、あいつに感謝してる」
多分、トラップがその言葉を聞いたら、「人をダシにして」と怒るかもしれないけれど。
でも、わたしは、純粋に嬉しかった。
「ありがとう。ギア……大好きだよ」
「知ってるよ。とっくに。明日の朝、息子に宣戦布告をしてやろう。お前にパステルは絶対に渡さない、とね」
「もお、やめてよっ! 仲良くしてよね、お願いだから!」
珍しくも軽い口調で言うギアに、体当たりをするように抱きついて。
わたしは、おやすみのキスを、夫と息子に、与えていた。
――END
トラップ絡めたら無駄に長くなった。連投&長文失礼しますた。
自分本来はトラパス萌えなもので。お見苦しい点があったらすいません。
ちょっwモエスウウウウウ
頑固な息子イイヨイイヨー!
GJ!
息子を胸に抱きながら犯されるパステル・・・
やべぇ、ギア鬼畜だ。めっちゃ萌え
906 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 11:32:33 ID:dMmBOiB+
最高で萌えす・・・!!!
息子版最高ストーリー!!!
てか、1000いったら表示できなくなるってよ。。。
どなたか新スレッドたててくんろ
908 :
883です:2005/10/22(土) 11:56:29 ID:RAWFJM3R
自分の妄想が、神の手により・・!!
ああああありがとうごごごございます!!!!
GJ! すげえ!
神は本来はトラパス萌えとのことで
トラパスかまーんと言ってみる
・・・トラパス作者さんなのか?
910 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 10:45:39 ID:jus1jga7
ギアパスもいいが、やっぱりトラパスも・・・!!
絶対トラップは、息子が産まれたら、
パステルの奪い合い合戦勃発だな
911 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 00:19:17 ID:e3CUMvBq
それじゃあ、娘はギアを好きになるかもな
トラパス下さい。
頼む、神・・・!
913 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 23:33:39 ID:HMSbv7ey
↑激しく同意
914 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 00:33:05 ID:Aq/1M8yn
トラパス…神よ舞い降りてたもーれー
クレパスの純愛萌え殺しも読みたい
トラパスはトラップいけいけなイメージ
トラパスはトラップ=ヘタレ俺様、パステル=萌えパスの
攻めきれないヘタレ×すっとぼけてんのかと思うほど天然ボケ女で
じれじれしつつも頑張れヘタレ!な萌えエロ読ーみーたーいー
917 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 00:24:32 ID:YNosL0dl
トラップが、息子と
ぱすてるの奪い合い===
918 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 23:37:06 ID:qU8cFFQC
あげんき
>>916 へ。どうぞ。
世の中には女に踏まれて喜ぶ変わった趣味の奴もいると聞く。
だが、俺はそんなのごめんだ。
できることなら、俺は惚れた女には常に尊敬の目で見られていたい。できることなら常に優位に立っていたい。
それは別に女は男の下であるべきなんて考えてるわけじゃねえ。単純に、恋愛なんぞに振り回されるのが嫌なだけ。ただそれだけ! だ。
いくら相手が恋人だからと言って、顔色うかがってこそこそするなんて俺の柄じゃねえし。第一、この俺があの程度の女に惚れた……というだけでも十二分に譲歩しているのに、この上付き合った後まで譲歩してやる必要がどこにある!?
そうだ、そうだ。俺は……まあ自分で言うのも何だが、まあ顔もスタイルもそこそこイケてる方だと思うし。実際シルバーリーブのどうでもいい女どもは、恋人持ちの身となった今でも、うるさくぎゃあぎゃあわめいてくれる。
決して決して、うぬぼれなんかじゃねえはずだ。
あいつは、俺と付き合うことになった、という事実を、もうちょっと感謝すべきなんだよ。
感謝して、俺の……こう、何つーか、望みというか願いを、もっときちっと考えるべきなんだ。
何故か? それはもちろん、あいつが俺の彼女だから。
これ以上簡単な理由が、あるか?
つまり、何が言いたいのか……と言うと。
いいかげん、限界だ。つまりは、そういうこと。
「はーい。あれ、トラップ。どうしたの?」
その日、ドアをノックすると。パステルは、いつもと変わらねえ、締まりのねえ笑みを浮かべてドアを開けた。
「今、一人か」
「うん、そうだけど」
「原稿してたのか?」
「うん、まあね。でも、今ちょうど区切りがついたから、休憩しようかなあって思ってたところ」
「そっか。……入っていいか?」
「うん、いいよ。どうぞ」
俺の言葉に、パステルは無防備に頷くだけ。
お邪魔虫一人と一匹はクレイに押し付けた。隣の部屋の怪しい薬師も、薬草をエサに外に追い出した。
今現在、この宿には俺とこいつの二人きり。
そう。恋人同士が、部屋に二人きり。
いくらこいつが鈍感だからと言って、まさか、この意味がわからねえほど……
「トラップは、何してたの? またお昼寝しに来たの?」
俺をベッドに座らせて、自分は椅子に腰掛けて。パステルは、相変わらず笑みを浮かべたまま言った。
「確かにねえ、この部屋の方が日当たりはいいもんね。でもさあ、トラップ。わたしだって、お昼寝したいの我慢して原稿してるんだからさ、少しは気を使ってよね」
「…………」
わからねえほどお子様だから、困ったもんだ。
「パステル」
「何?」
「ヤりたいっつーかむしろヤらせろ」
「え? 何を?」
俺の直球ストレートな言葉は、実に見事はカウンターでまっすぐに跳ね返された。
くっ……こ、この女っ……
「なあ、パステル?」
「え、何?」
「この間、俺がおめえに言ったこと……覚えてるか?」
「え?」
まさか、「何のこと」と言われたりしねえだろうな……と、心の中でかなり真剣に心配したが。
いかな鈍感な女とは言え、さすがにこの質問の意味はわかったらしい。
色白な頬が、一気に真っ赤に染まった。負けるものかと目をそらさずにいると、その視線が、徐々に、徐々にと、床へ下がって行った。
「う……ん。その……」
「おめえって、今、俺の彼女なんだよな。そうだよな!?」
ベッドから立ち上がって、そのまま詰め寄った。椅子の背もたれに身体を押し付けると、「がたんっ!」という音がして、椅子が傾いた。
パステルの身体がゆっくりと倒れこみ。そのまま、机に支えられる形で、止まった。
俺が手を離せばそのままひっくり返る。実に微妙な体勢。
「そうだよな?」
「……そ、そう、なんだよね?」
「何で疑問形なんだ、何で」
「だ、だって……」
どうやら、知らず知らずのうちに、表情が険しくなっていたらしい。
俺の顔を見て、パステルは怯えたように表情を歪めたが。さすがに、泣き出したりはしなかった。
代わりに。
「だって、トラップ……その、こ、恋人同士になった、って言っても……何にもしてくれないし」
「…………」
「その、相変わらず他の女の子にも人気があるみたいだし。わ、わたし……自信が、無くて」
がくんっ! と、全身から力が抜けた。
性質が悪いのは、パステルのこの言葉は紛れもなく本心であり。例えば、付き合ってるという状態を認めたくてごまかそう、とか。例えば、わざと俺を焦らして本音を確かめよう、とか。そんな高度な駆け引きが一切含まれてねえところなんだが。
な、何にもしてくれねえって、あのなあっ!!
「パステル。おめえこの間、一緒に街に出たこと覚えてるか」
「うん覚えてるよ。買出しに行ったときのことでしょ? そう言えば、あのときはケーキ奢ってくれてありがとう。でも、珍しいよね。トラップから買出しに行こう、って誘ってくれるの」
「そんとき、別れ際に俺が何しようとしたか、わかってるか?」
「え? ああ、ええと、わたしの唇にクリームがついてたんだよね。取ってくれようとしたんだっけ?」
「……顔近づけた瞬間振り向いたのは、あれはわざとか?」
「え、わざとって? だって、クレイが呼んでたから……ええと?」
「……もう一つ聞くが、その次の日、俺が部屋に入ってきたの、覚えてるか?」
「ああ、あの日もいいお天気だったよね。お昼寝には最高だったよねえ」
「そうだな。一緒にベッドに入ろうって誘ったよな」
「うん。わたしも眠たかったしさ。締め切りにはまだ間があったし、いいかなあって」
「そうだよなー。んで、俺と一緒にベッドに潜り込んだよなっ! まさか忘れたとは言わせねえ!」
「もう、ちゃんと覚えてるよっ! お昼寝気持ちよかったよね。でもさ、トラップとじゃ、一緒に寝るには狭いよね、このベッド」
「だああああああああああああああああああああああああっ!!」
突然床を踏み鳴らした俺を見て、パステルはびくっ! と身を引いた。
俺が何故突然吼えたのか。その理由が全くわからねえ……と、そんな顔で。
ああ、ああ! クソっ! 何故だ! 何故俺は、この超ウルトラスーパー鈍感天然娘に参っちまったんだ!
いい年をして、「赤ちゃんはコウノトリが運んでくれるのよ」って言葉を信じてるわけでもあるまいにっ!
ぜいはあ、と息を切らすほどに興奮した俺を見て、パステルはただひたすらきょとん、としていたが。
怒りと鬱憤が頂点に達した俺にとっては、そんな態度も、ただただ欲情を煽るものでしかない。
そう……そうだ。よく考えろ、俺。
パステルは、今さっきこう言った。「何もしてくれない」と。
何かしようとするたびに散々スルーしておいてよくも言えたもんだ、とは思うが。
そんな台詞が出てくるってことは、パステルは、望んでる、ってことだよな。
俺に、何かされるのを。
「パステル」
「え、何?」
「何かっつーのは……つまりは、こういうことをして欲しい、ってことか?」
「え?」
行け、行っちまえ!!
勢いに任せて、そのままパステルの身体を押した。
斜めになっていた身体が、ゆっくりと傾いで……そのまま、椅子ごと、床にひっくり返った。
もちろん、頭や背中を打ったりしねえよう、その前に、手で支えを作ってやったが。
「と……トラップ?」
妙にアクロバティックな格好でのしかかってきた俺を見て。パステルは……首を傾げた。
何をしようとしているのか、と、そんな……って、本気でわかってねえのかよ!?
「パステル……ヤるぞ」
「な、何を?」
「何をって、あのなあっ!!」
まさか俺に行為そのものをずばり言わせようとしてるのか。こいつ、純情そうな顔してそんな親父みてえな趣味があったのか!?
一瞬そんな疑いを抱いちまったが。それと同時、「まさかパステルは子供ができるメカニズムを知らないのでは」という心配が、真剣に沸いてきた。
まさか、なあ……いい年をして……
真昼間とは言え、他に誰もいない、部屋に二人きりの状況。
彼女の身体は半ば以上床に倒れこんでいて、俺はその上に、のしかかるようにして彼女の顔を見つめている……
いけ、そのまま押し倒せ。むしろ一気につっこめ。
心の中の悪魔がそう声援を送っていたが。それと同時、心の中の天使が、弱々しく「焦るな」という囁きを送ってきた。
そう、焦るな。昔は、ちょっといい男を見かけるとすぐにフラフラ心を揺らすこいつを見てやきもきさせられたもんだが。
今、こいつは立派な俺の「彼女」で。つまりは、俺のことを真剣に好きでいてくれる……はず、で。
何も、今ここで焦って自分のものにしなくても、いずれは絶対俺のものになってくれるはず……そのはず、なんだ。
パステルの場合、その「いずれ」が真剣に十年二十年先のことになりそうだから焦ってるんだよ!
「パステル」
「だ、だからあ! 何なの!? トラップ! 一体、何がっ……」
「何がしたいってそりゃ俺の台詞なんだよっ!!」
「え、えと!?」
「さっき、おめえは言ったよな! 俺が『何もしねえから』不安だって!」
「え……」
「だったら言え! 今ここできっぱりと言え! おめえは一体俺に何をして欲しいんだっ! 俺に一体何を望んでんだ!? 俺が何をどうすればおめえは満足なんだよ、言え!」
「と、トラップ」
「俺を好きだっつーのなら言え!!」
ここで「好きじゃないから言わない」なんて言われようもんなら、俺は今すぐ去勢して巡礼の旅にでも出たことだろうが。
幸いなことに、神も、そこまで意地悪ではなかったらしい。
「ええと……そ、その、恋人らしいこと……とか?」
「…………」
「あの、さ。で、デートしたり……とか。その、手を繋いだり、とかさ? ええっと……ご、ごめん! わたしも、お、男の人と付き合うの、初めてだからっ……何がしたい? って言われても、困るんだけどっ……」
「…………」
「ええと。恋人らしいことがしたい、かな?」
その瞬間、俺の心の中で天使の羽が真っ黒に染まり、一秒と立たず悪魔の中に吸収された。
だがまあ、むしろここまでよく持った、と、むしろそっちを褒めて欲しい。俺としては。
「あ……の、トラップ?」
「黙ってろ」
「えと……」
初めてで床の上、というのは、さすがにまずい。何しろこの宿は安普請で、たまに釘が飛び出たりしてるからな。パステルを傷つけたくはねえ。
「やって欲しいんだろ?」
「……トラップ……」
「恋人らしいこと。つまりは……こーいう、こと……」
立ち上がったパステルの目線は、俺よりかなり低い。
その身体を机に押し付けるようにして、ゆっくりと、唇を被せた。
瞬間、パステルの身体が、震えた。
初めて……なのか? そうだよな? いやそうに決まってるよな!? この鈍感に経験なんざあってたまるか。俺にだってねえのに!
っつーか、よく考えたら、恋人同士になってから結構経つのにキスもしてなかったのかよ、俺達は。偉いぞ俺、よくぞここまで耐えた。
だから……
ちっとくらい暴走しても、許してくれるよな!?
「やっ! ちょ、ちょっと! 痛いっ……せ、背中! 背中痛いってっ……!」
「痛い? なら、痛くねえように自分で考えろ」
「え……」
ベッドの上でやりゃあいいじゃねえか、とも思うが。実際、ちっと前に一度はそれを狙ったんだが。
何つーか、このベッドでは常日頃からパステルにべったりのチビエルフと子ドラゴンが寝てるわけで……
つまりは、この数時間後には、そいつらがこのベッドに潜り込むわけで。そう考えると、さすがに、気が引けた。
いや、まさか、あいつらにこの行為の意味がわかるとも思えねえが……
「んっ……」
背中の固い感触に耐えられなかったのか。パステルは、顔をしかめて、身体を動かした。
机から逃れるように。つまりは、俺にすがりつくように。
そう……それでいい。
笑みを浮かべて、背中に手を回す。そっとブラウスの内側にもぐりこませると、「うひゃあっ!!」という妙な悲鳴が、耳についた。
「……もーちっと、色気のある悲鳴あげられねえか?」
「だ、だって! トラップが、いきなり変なコトするからっ……」
「変? おめえなあ。仮にも恋人同士の営みに、そういうこと、言うか?」
「っ…………」
俺の言葉に、パステルは真っ赤になりつつも。逃げようとだけは、しなかった。
ただ、潤んだ瞳を、静かにそらしただけ。
「こ、恋人同士って……こんなこと、するの?」
「恋人同士じゃなきゃ誰がやるってーんだ」
「……こ、こういうことって……結婚してから、するものじゃあ……」
熱い吐息を漏らしながらこんなことを言われて、「じゃあ結婚後までとっておきますか」なんて言える男がどれほど居るものか。
っつーかいねえ! 絶対いねえ! むしろ本気でそう言ってるのなら「じゃあ結婚してやる今すぐにでも!」と言いてえぞ、俺は!!
「おめえ、ガキだな」
「んなっ……」
「本当に、ガキ……でも……」
そんな女だからこそ、ここまで我慢しようって気にも、なれた。
何度も口付けを繰り返しながら、片手を背中に回したまま、もう片方の手を、ゆっくりと前にずらして行った。
腹をくすぐるようにして指を滑らせる。実に控えめな胸を下着越しに撫でると、「あ……」という悩ましげな声が、耳についた。
「や、やだ」
「断る」
「ま、まだ何も言ってないよ!?」
「大体わかるっつの! ここまで来たらもう止まらねえぞ。いいか、勘違いすんな。おめえが言ったんだ、こうして欲しいってな!」
「い、言ってない! わたし、そんなこと言ってないよっ……あ、やあっ!!」
ぐいっ、と膝の間に脚を割りいれて、そのまま、膝で内股をくすぐった。
自分の脚が長いことを真剣に感謝したのは生まれて初めてなんじゃなかろうか。
そんな馬鹿なことを考えながら、ゆっくりと膝で「その部分」をこすると。パステルの息が、ますます荒くなった。
……あれだけ鈍感だった癖して、身体は結構敏感じゃねえか。いや、むしろ身体が敏感だったからこそ、中身がそれに追いつかなかった、とか?
や、まあそれはいいや。
「入れる」
「っ……は、早っ!?」
「早くねえ! っつーかこっちはもう準備万端っつーかこのまんまだと入れる前に終わっちまいそうだっつの! そうなったらおめえが慰めてくれんのか!?」
「な、慰めるって……」
「そりゃ口で……」
「む、無理! 絶対無理っ!」
「ならヤらせろ」
「……や、やらせろ、って……そういう意味、だったの……?」
目が潤んでいるのは、快感だからなのか、あるいは真剣に泣きたいのか。
いや泣きたいのはこっちだぞ。あれだけストレートな要求を出して、どうしてここまでボケられなきゃいけねえんだ!? なあ、おめえは一体いくつなんだよ。実は年をごまかしてんじゃねえだろうな!?
「そう、ヤらせろ。そーいう意味。おめえを抱きたい」
「…………」
「言っとくけどな、単に欲求不満だから言ってるわけじゃねえぞ!」
いや、確かにそれも大きな要因の一つではあるが。
だが、断じてそれだけじゃねえ。
「女なら誰でもいい。そんないいかげんな思いで言ってるわけじゃねえ……」
言いながら、ゆっくりとブラウスのボタンを外していく。
ふわり、と肩からずれていくブラウスと、その下からあらわになる白い肌。
ゆっくりと舌を這わせて行くと、甘い香が、鼻をついた。
……ああ……
いい匂いがする。これが、丸ごと俺のもんになる……そう思って、いいんだよな……?
「おめえは自信がねえ、っつったな。本当に俺の彼女って名乗っていいのかわかんねえ、って」
「あ……」
「それは俺だって同じだ。おめえを早く『俺の彼女だ』って言ってまわりてえ。そのために、何か証みてえなもんが欲しい」
「あ……あか、し……?」
するり、と背中に回した手で探って、ホックを外す。
ぶつんっ、という音と共に、下着が外れた。その下に手をねじいれた瞬間、思った以上に柔らかい手触りに、反射的に手をひっこめそうになった。
っ……や、やわらけえっ! いいのか!? これ、思いっきりつかんだら壊れたり潰れたり……しねえよな……?
大丈夫、だよな?
「そう、証。おめえが俺のものになったっつー証。おめえと一つになりたい、一緒になりたい。だから抱きたい」
「…………」
怯えてる、なんてとこは見せたくねえ。
いや、そりゃ俺だって初めてだし、ちっとばかりおたおたするのは仕方ねえ、とも思うが。
パステルだって、何も知らねえんだ。何も知らずに、これからのことに怯えてる。
だったら、俺が安心させてやるしか、ねえじゃねえか……
「好きだから」
言った瞬間、パステルの両腕が、俺の首に回りこんできて。
そのまま、力いっぱい抱きつかれた。
それを「OK」の返事……と取ったのは。俺の思い過ごしとか、考え過ごしではねえだろう、絶対。
最初からいきなり「あれこれ」頼むのは気が引けた。
何より、初めてのパステルの身体は、ほぐれるまでに随分と時間がかかった。
これでも、手先は器用な方だったんだが。できれば痛い思いはさせたくねえ、と思うと、なかなか突入する度胸がわかなかった。
……相手が嫌がってるときは、無理やりやる気満々だったっつーのに。いざパステルが大人しくなると、途端に気が引けるのは何故だろう?
ああ、くそっ。何やってんだ、俺!
入り口、と思われる部分に自身をあてがって。何度突入に失敗したのかは、正直数えたくねえ。
滑るし狭いし。本当にこんな場所にこんなもんが入るのか……とかなり心配になったが。まさか、ここまで来て「やめましょう」なんて言えるはずもなく。
「パステル……」
「あ、えと……」
「痛いか?」
「…………」
立ったまま、という状態が、きついのかもしれねえ。
なら、なるべく楽にしてやりてえから、と。
ゆっくりと、身体を振りほどいて。そのまま、パステルの身体をひっくり返した。
「トラップ?」
「手で、支えてろ。こうすりゃ、ちっとは楽だろ?」
「え……え!? や! ちょっと! ちょっと待ってっ……」
机に両手をついた状態で、パステルが、悲痛な声を上げたが。
そのときには、俺の目は、向けられた尻に釘付けになっていた。
うおっ! こ、この体勢……そそるっ……
ミニスカートをまくりあげ、下着を膝までずり下ろした状態で、尻を突き出したパステル。
俺の位置からその表情は見えねえが、窓ガラスにうつる表情は、羞恥で今にも泣きそうに歪んでいた。
それが、嗜虐じみた欲望を、余計に煽った。
っ……パステル……
腰をつかんで、一気に迫った。じたばたともがく身体を押さえ込んで、強引に、中へと押し入った。
体勢が安定しているからか。さっきあれだけてこずったのが嘘のように、すんなりと、「ソレ」は中へと飲み込まれ……
「っ……い、痛いっ! やっ! 痛い、痛いよっ……」
「おわっ……」
締め付けのきつさに、そのまま、冗談抜きで昇天しそうになった。
や、やべえ……
優しくしてやろう、少なくとも楽しむ余裕くらいは与えてやろう、って。そう思ってたのにっ……
「悪いパステル! もうイくっ……」
「え!? う、そっ……って、ああっ!!」
果たして何回「動けた」のか。いや、むしろ何秒持ったのか?
痛みのせいだろう。パステルが軽く腰を動かした瞬間、俺の欲望は、一気に高みに上り詰めて。
そのまま、花火以上に呆気なく、弾けて消えた。
「あー……そ、その、悪い……」
「…………」
床に広がる血の染みと、耳につく泣き声。
手で顔を覆ってなくパステルを見て。俺の心にわきあがってきたのは、言いようの無い罪悪感。
信じられねえっ! 一人でヤッてたときは、もうちょっとは持った気がするのにっ……お、女とヤるって、こんなに気持ちのいい……
……って、一人で幸せに浸ってる場合かっ!!
「悪い、本当に悪い。いやええと……」
多分すぐにでも復活すると思うから、第二ラウンドでも……と言いかけた瞬間。
不意に、パステルが顔を上げて。そうして……にっこりと、笑った。
「あ、ありがとう、トラップ」
「……は……?」
「あの、ありがとう……わ、わたし、怖かったの。トラップに、好き、って言ってもらえて……すごく、すごく嬉しかったから。本当に、好きで居てもらえてるのかなって、ずっと、怖くて」
「…………」
「でも、何て言えばいいのかわからなかったの。何をして欲しいのかもよくわからなかったの……ごめんね、ごめんね、トラップ。何にも言えなくて、何にもできなくて」
「あー……や、それはその、何つーか……」
「ありがとう……嬉しかったよ。これで、わたし、やっとトラップの『彼女』って名乗って、いいんだよね?」
そう言って。
パステルは、乱れたブラウスをかき合わせながら、そっと俺の肩に、もたれかかってきた。
「あの……で、でも、さ。後ろからは……ちょっと、恥ずかしい……」
「…………」
「そ、それに、トラップの顔が見れないのは、寂しいから。だから……」
今度は、その、ちゃんと向かい合っていたい。
そう言われた瞬間、桜色の唇を強引に塞いで、床に押し倒していた。
痛い、という声は、既に右から左へ通過済み。
心の底から惚れた女に、こんな可愛いことを言われて。
黙って「そうですか」と頷くだけで、終わるわけねえだろうが!
「パステル!」
「わっ! と、トラップ! 待って待って!」
「待たねえっつの! あーもう……何で俺って奴は、今まで無駄な我慢をしてたんだろうな、ったく!」
こんなことなら、もっと早くに悪魔の声に耳を貸すべきだった。
心の中で猛烈に後悔しながら。
俺は、第二ラウンドに突入すべく、中途半端に絡まったブラウスを、剥ぎ取った。
〜END〜
俺様……も萌えもエロも何か中途半端。
長文失礼しました。
俺様なのにヘタレ、そして鈍感パス、これが萌えなくて何に萌えますか萌えますか
gjです。マンセー
おおおおお!俺様ヘタレなトラップと鈍感だけどちゃんと大人なパステルが!!
ありがとうございます至福です感動ですコピペして保存させていただきました。
神さすがです。とくと萌えさせていただきましたご馳走さまでしたありがとうございました!
神マンセー
あ、自分916です。
愛なきエロはダメですか?
930 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 21:17:26 ID:Yjzy8HGq
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
きちょ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ん!!
GJ!GJ!GJ!
931 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 00:27:01 ID:9C0nVU9a
>929
例えば?
職人さん。ありがとう。
女の子が無理やり犯られてたりするのは正直萎えるなぁ
レイープされてるのに感じてたりするのは引くけど
>>929 俺はそういうのも萌え
苦手な人のために名前欄に注意書きをくれたらもう大歓迎だ
935 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 12:23:49 ID:ORok9OQ7
GJGJGJ!!!
936 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 22:32:57 ID:Kum7SugT
私は、書いてくださる方の好きな作品をどうぞって思います☆
リクエストに応えてくれるのは、正直な話、すごく嬉しいです。
でも、何か申し訳なくて・・・。
頭が下がる思いです。
あ!でも、だからと言って、リクエストするな!と思ってるわけではないです!!
すみません!何か図々しいですね。。。
937 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 18:52:00 ID:fhC1fRb6
むしろ謙虚かと
939 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:20:00 ID:e/QKxSiz
間違いない
よそのスレに比べると
このスレは「神様お願い!」なリクエストが多いような気はする
まあ過疎化するよりはいいんじゃないですか?
別に図々しくはないけど
☆とか。。。とかこういう場所で見ると何とも言えない気分になる
ここ一応大人板だよね?
2chらしいじゃないか
にちゃんらしい星の使い方↓
・きんもー☆
・ミャハッ☆ミ
944 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 07:28:57 ID:Cnjbs3KZ
あげ
945 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 19:40:48 ID:Ct4c9U4h
このスレの更なる発展を願って・・・******
えっと・・
リクエストしていいですか?
パステルとトラップの中身が入れ替わる話は、よく見たりするんで、
キットンの変な薬を飲んで、パステルが男化。トラップは女化する内容の
小説が読んでみたいんです。
947 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 09:55:33 ID:JXVQT2H5
よく見るのか?!
ちなみにそれはどこのサイト・・・ヒントでいいから教えてくれage
948 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 01:11:23 ID:P2A4RHkE
リクエストふぉ〜
949 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 18:46:04 ID:EF5vuhYw
ふぉ〜
>947
上のサイトにななかったっけ?
951 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:05:58 ID:cIqhBePy
どんな小説でもいいので、よろしくお願いします。。
952 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 09:26:34 ID:VmOo68X/
アゲイン
【紅白は無理】打倒森山直太郎スレ【でも許さん】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asong/1129970866/l50 J−WAVEより
森山「ああ、萌えー アキバ系のやつだ、あのー これね 無くなってほしいですね」
※これがターゲットだ
◆森山直太朗 9th Maxi Single 『 風花 』 2005年11月16日(水) 発売
NHK連続テレビ小説 「風のハルカ」主題歌
オリコンウィークリーチャートで、直太朗を上回る順位をあげろ!! 信者も関係者もアニヲタ以外も大歓迎!!
この強力タイアップを倒すアニソン系勇者候補(一本化のため選定中)
■NARUTO-ナルト- ED「そばにいるから」/AMADORI (初回:描き下ろしバックカバー付)
■甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜 ED「think twice」/FUZZY CONTROL
■格闘美神 武龍 OP 「君の愛に包まれて痛い」 /三枝夕夏 IN db
■闘牌伝説アカギ ED 「アカギ」「ざわ・・・ざわ・・・ざ、、ざわ、、、、、、ざわ」に収録/マキシマム ザ ホルモン
※アーティスト詳細はスレをチェックして下さい。
☆☆☆アンケートにお答え下さい。(リンク先で回答してね)☆☆☆
1.どの候補が一番いいと思いますか?(アーティスト名で)
2.他の候補だったら買いますか?【回答例 ホルモンでもいい、どれでも買う等】
3.どの板からきましたか?(イヤなら書かなくていいです)
( ´_ゝ`)フーン
955 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 22:58:51 ID:ewCrOlJ5
age
956 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:53:45 ID:xdBMQffS
ume
957 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:35:18 ID:mVgnyTq6
あげ
958 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 20:00:34 ID:21ipkQtr
だれか
そろそろ1000、まだ新スレは立ってないよね?
960 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 00:01:44 ID:UW42i52Y
だれか新スレッドよろー
立て方が分からない…orz
立てても即死しそう<新スレ
964 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 11:14:33 ID:ay2bxqva
よろしく!
自分は書きかけのネタならあるが、完成してないんで投下できんorz
でも新スレ立ててくれるなら保守は手伝うよ。
967 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 22:51:42 ID:La6IYQTv
>>961っす。
クレパスの需要はありますか?それともやっぱりトラパス…?
>967
自分はどっちも好きだ。
職人さんが書きたいものを書きたいように書けば(・∀・)イイ!
ただ新スレで頼むw
969 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 23:03:05 ID:Bxw/zFSX
滞
うめ
971 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 01:06:22 ID:nwc8ZiWw
(´ー`)
(゚Д゚)ゴルァ
(゚Д゚)ハァ?
( ゚д゚ )
(;´Д`)ハァハァ
(´Д`)
(゚д゚)ウマー
978 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:29:44 ID:7e9iNdD1
(´Д`)
979 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 08:11:26 ID:s/QDsKfV
( ・∀・)
ヽ(`Д´)ノ