1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
りん:04/02/21 19:44 ID:qau9QYCB
2げと!!
1さん乙で〜す!
1さん乙です〜
即死回避カキコ便乗〜
新スレおめ&1さん乙
そして新作に期待かきこ
即死回避
スレ立て乙です!
ってことで即死回避カキコ。
即死回避で一票。
一年半前に全話DVD買ったのに四分の一しか見てないなあ…。
がんばれ即死回避
新作まってまふ
即死だけは避けなきゃなんね
即死回避。
即死回避協力
神の降臨ないかな〜
しばらく見ないうちに新スレが、1さん乙です。
前スレでコメント下さった方、ありがとうございます。
りんさんのSS期待してます。
まだ途中ですが、即死回避になれば幸いです。
〉968 続き
「 どうぞ… 」
“お姫様”なんぞというキザたらしいのを通り越して、一生記憶に残りそうな恥ずかしいセリフが
思い浮かんだが、流石にそれは口に出来ない。
「 顔、真っ赤よ♪ 」
口にはしなくても顔に出たようだ。海にクスリッと笑われてしまった。そして隣りに座った海は、
さらに翔の顔を赤くさせる。チラリッとケーキの皿に目を走らせると、はにかんでフォークを握った。
「 はいっ ア〜〜ン♪ 」
「 え?… 」
「 ア〜〜ン♪ 」
女の子に食べさせてもらう。いまどき、甘々の少女コミックでもこんなシーンにはお目にかかれない。
オトコだったら一度は夢見る、甘酸っぱいシュチュエーションだ。
でもこれは、なんというか、“うれし、恥ずかし”というやつかもしれない。
“パクッ”……すごく甘い…さっきよりずっと、アルコールは入ってないはずなのに酔いそうだ。
「 …おいしい? 」
「 うん… 」
翔の酔いが、海にも回ったのかもしれない。目がトロ〜〜ンとしてきた。
「 …どんなふうに… 」
言葉では伝えられない。翔は吸い寄せられるように唇を重ねた。
「 んッ… 」
小さな唇は、とても柔らかい。海の身体から匂い立つ、仄かな芳香を胸一杯に吸い込みながら、温かな口内に
舌を這わせていく。
「 んン〜… 」
口の中奥深くまで舌を侵入させ、ケーキよりも甘い、海の舌をからめとる。なすがままになった少女の
小さな舌を吸い上げると、ときおり可愛く肩を震わせた。
二人のキスは長かった。ゆっくりと口唇を離すと、海の舌が物欲しげに追いかけてくる。
はしたない自分の行為に赤面した海は顔を伏せてしまうが、そんな海に翔は優しく呼びかけた。
「 海… 」
呼び捨てにすると、海の身体に益々歓喜のアルコールが回っていく。翔の手が長い髪を撫でると目を閉じて、
くすぐったそうに首をひねる。
海をもっともっと味わいたい翔は、もう一方の手を程よく育った胸に伸ばす。
相変わらず、そのタッチは優しい。海の胸には、むず痒いような、くすぐったいような、じっとしていられない
ような、なんとも捉えどころのない感覚が、翔の手を中心に広がっていく。
その優しすぎるタッチに、海は知らず胸を押しつける様な動きをしてしまう。
“もっと強くさわってほしい”焦らすような翔のさわりかたに、海は恥ずかしいセリフが口から出そうになる。
でもエッチな子だとは思われたくない。だから海の言ったセリフは……
「 あの…わ、わたしの部屋で… 」
“続き…”ニブい翔でも、その先は言葉にせずともわかる。
「 きゃっ 」
翔はお姫様だっこで海を抱き上げると、カッコつけに失敗した緩みきった顔で海の誘いに応じた。
「 海ちゃんの部屋まで一緒だからね♪ 」
海の身体は自分の口から出た言葉と、耳から滑り込んできた翔の言葉にどんどん火照っていく。
熱くなっている顔を翔の胸にうずめると、小さな声でささやくように答えた。
「 …うん 」
海の心臓はどきどきと早鐘を打っている。自分の部屋へと続く廊下はこんなに長かっただろうか?
ここまでは、全ての手順を踏んだはずだ。そしていよいよ…
考えるたびに、鐘の音は高く、早く鳴り響く。不安がないといえば嘘になるが、これからの事を考えると、
海のあたまの中では水の龍が桃色に染まり、ファンファーレを奏でていた。
それにさっきからお尻にはコッッコツッと、翔の……アレが…ノックを繰り返している。
期待しているのは自分だけじゃない。翔の胸に顔をうずめ、イヤイヤをしてしまう。
「 ここ? 」
「 うん… 」
翔の手が、ついに海の部屋のドアノブにかかる。
散らかってはいなかっただろうか、ベッドのシーツは可愛いやつだったか、等々しなくてもいい心配事が
次々と浮かんでは、消えずにあたまの隅を飛び回った。
“ガチャッ”
ドアが開かれると、海はさっと自分の部屋をチェックする。カーペット良し、クッション良し、
テーブルの上良し、ベッド…………良し…。
海のチェックが終わるのを待っていたように、翔は一直線にベッドに向かう。
「 いい? 」
“ふんわり”と海をベッドに降ろすと、長くきれいな髪を撫でながら抱き寄せ、耳元でささやく。
この“いい”には深い言葉が込められている。その意味を正確に理解しても、海の返事は変わらない。
「 ………うん 」
決意を伝えるように目を閉じて、おとがいを反らし、想い人の唇を待ち受けた。
……この人とキスするのは、もう何度目だろう……
翔は少女の震える頬に手を添えて撫でる。静かに、そっと唇をあわせた。
「 ん…… 」
何度キスをしても恥ずかしい。それでも海はキスを受け入れ求めようとする。
キスに夢中になっている海の背中を翔の手が撫で上げた。海の手も、翔に抱きつくように回され、二人のキスは
より深く潜る。
「 ン……んむッ……ん…… 」
海の口内で迎え入れるように舌がからみ、その音が耳朶をうつ。
息が続かなくなるまで、甘い唾液のやり取りを楽しんでから、翔は柔らかい唇を解放した。
銀色に煌く唾液の糸がツゥ―ッと伸びて、二人の唇をつなぐ。
「 キスも感じる? 」
「 ……そんなこと…聞かないで…… 」
「 でも気持ちよかったでしょ 」
「 ………うん 」
翔は知ってる。海は恥ずかしくなればなるほど感じてしまう。そんなエッチな子を優しくイジメルほど
自分が感じるのも。股間の“男性自身”はさらに硬度を増し、いきり立っている。
翔は意地の悪い微笑みを浮かべたまま、海のスカートの中へ、こっそりと手をのばした。
そして、なんの前触れもなく、いきなりスカートの中にその手を突っ込む。
「 やんッ 」
覚悟は決めたはずなのに、乙女の恥じらいで、咄嗟に腿を閉じ、手の侵入を防ごうとするが、一歩遅かった。
指先がぴっちりと閉ざされた太股を強引に押し割って、愛液に濡れたショーツにふれる。
「 こんなに濡れちゃうなんて、海ちゃんはエッチだなぁ 」
イジワルな言葉に海の羞恥心の炎は煽られ、翔の指先にエロいヌメリをにじませた。
「 それは………そんなとこ、いきなりさわるから…… 」
「 ふぅ〜〜〜ん ちょっとさわっただけなのに、こんなに濡れちゃうんだ 」
スカートの中に差し入れた手を蠢かせ、ショーツの薄い布地を突き上げる、自己主張の強い突起を
親指と中指でつまむ。
“きゅッ”
「 ふぁッ! 」
閃光のような快感が腰椎から脳天へと走り抜け、海は自分でもびっくりするくらい甲高い声が出てしまう。
「 気持ちよかった♪ 」
翔はショーツの上からつまんだ突起を指の腹で転がして、連続的に海へ快楽のパルスを送り込む。
「 やッ……やんッ……やはぁッ! 」
どんなに抑えようとしても、切れ目なく送られてくる感覚に、海はエッチな声を堪える事ができない。
翔と出会ってからの数週間の間に、ピンク色の刺激を覚えてしまった少女の身体は敏感すぎる部分に集中攻撃を
受け、あっけなく絶頂に達してしまった。
海は身体の両側に置いた手でシーツをつかみ、ぐうッと背筋を反り返らせると、女の子の敏感すぎる突起に
結ばれた見えない糸を引かれたように、高々と腰を突き上げる。
「 あ……ン……はふぁ…… 」
切なげなため息とともに、快感と羞恥の入り交じった不思議な陶酔感の中、崩れるように海のお尻はシーツに
着地した。深い縦シワを刻んでいた海の眉間がふっとゆるみ、何かに耐えるようにしかめられていた顔から
こわばりが解ける。
それと同時に、翔の首に巻きついていた細い腕から力が抜けた。
海はアッチの世界に往ってしまったようで、目をつぶった顔に、とろんとした表情を浮かべている。
翔はにんまり笑うと、ぐったりとなった海のスカートをめくり上げた。
もしかしたら勝負下着だったのかもしれない。前面にレースをあしらった黒いショーツがあらわにされる。
そこからは大人の淫靡さよりも、少女にしか出せない、背伸びした可愛らしい色気が感じられた。
813さん、乙です。
即死回避。
神降臨したー
813
乙です
海ちゃん続きキタ―――――――(/;´Д`)/―――――――ァッ!!!
813さん本スレもよろしく。
りんさんSSまってます。
海ちゃん可愛いなあぁ
813さんGJです。
22 :
りん:04/02/23 04:42 ID:Jp3q5KhA
813さん、乙&GJでした!
海ちゃんかわいすぎ(*´Д`)
続きも楽しみにしてます!
さて、即死防止に一役買えたらと思います。
お目汚しスマソ。
「おやすみなさい、パパ、ママ」
両親に挨拶をし、海は自室に戻る。
「明日は、光たちと東京タワーで待ち合わせね」
カレンダーを見た後、早々に電気を消しベッドに入るが、今日も眠れそうになかった。
海の頭の中で、色んな思い出が渦を巻く。
悲しい戦いのこと、仲間たちのこと、そして・・・「彼」のこと。
今までまともに人を好きになったことなどない海は、
これが恋かどうか分からなかった。
ただ一つ分かっているのは、「彼」のことを考えると、
体がどこかおかしくなってしまうということ・・・。
今日もまた海は、体の奥底から沸いてくる疼きに耐え切れなくなっていた。
海はパジャマの上から自分の胸を揉み始めた。
さほど大きくはないが形の整った胸。
そういえば揉むと大きくなるって聞いたことがある。
そうこう考えているうちに、胸の先端がパジャマをぴんと押し上げる。
海はたまらなくなり、パジャマの裾から手を入れ、直接胸に触る。
固くなったそこを擦ると、くすぐったいような甘い感覚が押し寄せてきた。
広い部屋。声を出しても両親の部屋までは届きそうにないが、
海はできるだけ声を抑えながら、胸の先端を擦り続ける。
次第に、下着が湿ってくるのが分かる。
海は右手で下着の上から割れ目をなぞった。
やっぱり濡れている。
左手で胸を触りながらも、右手は誘われるように下着の中に入り込む。
割れ目からとろんとした液体が流れ、海の下着を汚していった。
指は真っ直ぐに、一番敏感な芽を捕らえる。
すでに知り尽くしてしまった、自分の一番感じる部分。
そこを指先で優しく撫で、時折強く摘んでみる。
「っ、ぁ・・・」
固く結んでいた唇から声が漏れた。
海は奥歯をぐっと噛み締め、さらに両手の指を動かした。
目を閉じると、自分を抱いている「彼」の顔が鮮明に浮かぶ。
もっと・・・もっと触って。もっと激しく!
海の指の動きが一層早くなる。
息がだんだん荒くなり、絶頂がすぐそこまでやって来た。
「ふ、ぁ・・・ん・・・あぁっ!!」
爪先をぴんと伸ばしながら、海は絶頂を迎えた。
肩で息をしながら、ゆっくりと瞳を開ける。
見慣れた天井の前に「彼」の顔が映る。
触れられずはずのない「彼」にキスをし、海は眠りについた。
海の寝息と時計の秒針の音が部屋にこだまする。
戦いの「再開」、「彼」との「再会」は、すぐそこまで迫っていた・・・・・・。
おおっ! りんさんのSSを読ませてもらいました。
海ちゃん……切ない可愛さが出ていてイイです。
私のSSでは「彼」を出演させるわけにはいかないので羨ましい。
大変刺激になりました。私もなるべく早く続きを投下したいと思います。
……サイカイのオチはうまいなぁ……
両職人さん乙です。
どちらも続きを楽しみに待ってます
海ちゃん(*´Д`)ハァハァ
良スレ保守
職人さん乙。
保守。
海がレースクィーンになって二ヶ月が経過した。
カメラ小僧達の口コミにより、驚異的なスピードで海の名前は業界全体に浸透していく。
「なあ、龍咲海ちゃんていう現役×学生のレースクィーン知ってるか?」
「知ってる、知ってる!滅茶苦茶、可愛いよなあの娘!……たしか名門のお嬢様学校に通ってたはず」
「ちょっと前までみんなノーマークだったから写真撮りやすかったけど、今は早めに行かないと人混みで
近づくこともできねーよ」
……レースクィーンの追っかけをする者達にとって龍咲海の存在は特別な意味を帯び始めてきていた。
☆
――都内の某スタジオで海は初の雑誌グラビアの撮影中だった。
レフ板や大型照明機材の中心には床に仰向けに寝そべっている水着姿の海がいる。
スカイブルーのハイレグ水着の胸元には、白字で”Seles(セレス)”と書かれており、それは彼女が所属
する車会社のチーム名であった。
「はい、もう一枚いきます!笑って!」
男性のカメラマンが様々に位置を変えて海の美しい肢体を撮っていく。
海は微笑みながら両腕を上げた。眩しく抜けるような腋の下がカメラのレンズに惜しげもなく晒される。
「いいねえ。腋フェチって多いから、そういうポーズ大歓迎だよ」
カメラマンに言われて、海は顔が赤くなるのを感じた。その羞恥さえネガに焼き付けらていると思うだけで
、背筋にゾクゾクとした快感が奔った。
彼女の瞳が潤みはじめ、パールピンクのルージュが塗られた唇がいっそう艶やかな色彩を放つ。
(わたしの写真……男の人って何に使うんだろう……)
海は、自問しながら掲載されるグラビア写真が男性にどんな目的で使われるか知っていた。
青少年達が海の載っているグラビアページを穴が空くほど見つめながら自慰に励むのだ。しかも、今まで
のようなレース会場とはその規模が違う。何万という男達が海の肉体に目を血走らせ、股間を堅くしなが
ら一人で性処理をする。
それを想像するだけで海はクラクラと目眩を起こしてしまいそうだった。”見られるのが好き”という海にと
ってそれは気絶しそうなほどの快楽を伴っているのだ。
31 :
30:04/02/24 07:25 ID:69R0mbqH
>>30 前スレの続きです。
展開考えてるうちにかなり時間が経ってしまいました。
自分は遅筆なので、りんさんや813さんを見習いたいと思います。
次は、なるべく早いうちに投下できるように頑張ります。
レースクィーンの海ちゃん続きキタ━━━━━━!!!!
乙です、エロエロなのも(*´Д`)ハァハァ
職人さん達GJ。
追記
自分のSSで矛盾というか間違いを発見。
>>海は身体の両側に置いた手でシーツをつかみ、
>>翔の首に巻きついていた細い腕から力が抜けた。
これだと前後の文章の意味が繋がりません。読んで混乱した方、申し訳ないです。
これからはもっとチェックしてから投下します。
連続ですいません。こっちが主題。
>>30 さん乙です。
レースクィーン海ちゃん、続きは諦めてましたからスゴ〜〜く嬉しい。イイ!
自分のSSがほのぼの路線(なってますかねぇ?)なので、露出癖のある海ちゃん待ってます。
「海チャン、いいよ。その色っぽい顔!」
カメラマンの声と連続したシャッター音にようやく海は我に返った。しかし、撮影される陶酔感が
消えることはない。
「それじゃあこっちに用意した椅子に座って貰おうかな」
撮影スタジオの隅に用意された木製の椅子に海を案内する。
カメラマン次々とポーズの指示を出していく。それは普段の撮影会ではできないような大胆なも
のばかりだった。
椅子に片手を付き、上半身をお辞儀するように折りながら、青いピンヒールを履いた美脚を真
後ろから撮影されてしまう。その格好は上に向けた若々しいヒップの丸みを際だたせ、臀部に
執着する男性ならこの写真で自慰の最高潮に達するであろう事が海には理解できた。
海の頬は自分の格好の卑猥さにほんのりとした桜色に染まる。今まで何度も撮影されたが、こ
んなあからさまなポーズを要求されたのは初めてだ。
カメラマンは撮影ポイントを変えた。さらに海の尻を接写していく。股間に食い込んだハイレグ水
着の細かい皺まで数えられるほど、カメラマンはレンズを近づけた。
カシャリとシャッター音が響く。海の太股が身体を貫く快感に歓喜して微かに震える。
「海チャン、今どういう気分かな?」
カメラマンがいやらしく海にたずねた。その間もカシャカシャと幾度もシャッターが切られる。
「は、恥ずかしいです……」
海は小さな声で呟くことしかできず、大きなシャッター音に追いつめらるように全身が羞恥で熱く
なり、汗ばんでくるのを感じた。
感想下さった方々、ありがとうございました。
>>35 ほのぼの路線いいですね。
私の方は完全な陵辱系になると思うので813さんの作品は癒されます。
続き楽しみにしております。
>>30さん乙
陵辱SSでハードな辛味期待してまつ
職人さん達の色んな海ちゃん(*´Д`)ハァハァ続きもよろしく。
30さん乙です。
復活を待ち望んでおりました。
続きも楽しみにしております。
海の足の指がせわしなくピンヒールの中で開いたり閉じたりと敏感に反応している。彼女は美しい眉根をキュッと寄せて、カメラマンの熱い視線を一身に受けた。
――シャッター音が止んだ。
海は安堵とともに少しだけ緊張が和らいだ。
ハイレグ水着姿という扇情的な海の心は、今や”羞恥”という淫靡な魔法の虜となっていた。頬は
紅潮し、吐息には艶めかしさの微粒子がありありと含まれており、少女が興奮状態にあるのが誰
の目にも明らかだった。
「そこの椅子に腰掛けて……そう、もっと身体を反らして」
カメラマンの指示に従い海は椅子に座りながら、尻を浮かせてブリッジをするような体勢にさせら
れた。
上質な絹のような海の長い髪が椅子の背もたれにはらりと落ち、ハイレグ水着から伸びる染み一
つない太股とふくらはぎが、瑞々しくしなやかに張りつめる。
そのフェティシュな女性の部位をあますことなくカメラマンは撮影していく。ピンヒールから細い足首
へ、そして白い膝裏、とうとう海の恥ずかしい部分の間近までカメラが昇ってきた。
「……やだ!そんな所を撮らないでください!」
あろうことかカメラのレンズは海の股ぐらのすぐそばまで来ていたのだ。しかも上体を反らしている
せいで、ハイレグ水着がさらにきつい角度のV字を描いている。その中心の三本の皺はハイレグ水
着に隠されている禁断の部分の形状をうっすらと現しており、露骨に見えていないせいか、かえって
猥褻さを助長していた。
スタジオの隅にいる男のマネージャーも撮影を止めないことから、この進行は予定通りということらし
い。
それにしても自分はなんという破廉恥な格好をしているのだろうか。乙女の禁断ともいうべき場所を
薄いハイレグ水着越しに撮影され、そのスリットの形までカメラのレンズに晒してしまうなんて……。
彼女の高い自尊心(プライド)と、他言できない背徳的な露出癖という二律背反する感情がないまぜ
になって脳裡に渦巻く。そして、そんな自分の罪悪感という代価として、背筋が痺れるような快楽を得
てしまう矛盾。
海は再び響いたシャッター音を聞きながら、ある予感めいたことが頭をかすめていく。
感想下さった方々、ありがとうございました。
いつも不定期且つ、ノロノロ進んですいません。
また書き上がったら、続きを投下します。
海たん(*´Д`)ハァハァ…
やぱエロイですね海ちゃんは
>30さんGJ、投下お待ちしてます。
マターリ待ってます。
こうして、ハイレグ水着の股ぐらにレンズをこすりつけそうなくらい近くで撮られ、ニプレスを張った
乳房の頂点を堅くしている自分はすでに後戻りはできないのではないか、という予感。
「海チャン、股を開いてくれるかな……」
カメラマンの手が海の内股をさすった。彼女の全身が総毛立つ。
「ここまで撮るなんて聞いてないわ!」
海は罵声を浴びせるようにカメラマンに言った。ようやくそこで事務所サイドのマネージャーが近
づいてきた。
二十代中頃の背広を着た男性マネージャーの仲裁が入り、なんとか撮影は終わった。
「ごめんね。あのカメラマンはああやってモデルの気持ちを昂ぶらせるのが撮影方法らしい。あま
り気にしないで」
スタジオから自宅に車で帰る途中、マネージャーにそう説明された。
撮影が終わったため、海は既に学校の制服に着替えている。
「だからって人の身体を勝手に触るなんてヘンタイよ!そう思わない、田崎さん?」
海は声を荒げながら助手席で怒った。それをマネージャーの田崎は苦笑しながら聞く。
しかし、口にはしてみたものの、それは海の本心ではない。あのカメラマンにもっと強引に迫られ
ていたら股を自ら開き、写真を撮られるのを望んでいたかもしれないという、もう一人の自分が心
の奥底にいるのを感じる。
「まあ、カメラマンにも色々な人がいるから。……そういえば、今日は海ちゃん、社会科見学だった
んだろ?」
田崎は話題を変えるため、海が今日行くことになっていた社会科見学の話を切りだした。
「今日は社会科見学で東京タワーに行く予定だったんです。お嬢様学校のわりに意外と俗っぽい
所に行くと思ったでしょ?」
二ヶ月前、車会社の社長からあてがわれたマネージャーの田崎浩明という男性に海は全幅の信
頼を寄せていた。
こうして雑談の相手になってもらったり、×学生である自分の悩みを聞いたり、行き過ぎたファン
の対応などをしたりと自分のために彼は尽くしてくれている。
しかし、それは好意というレベルであって、恋愛感情とは別種のものであるのも自覚していた。歳
の離れた兄――そういう印象がしっくりくる青年だ。
「そうだ。予定よりも撮影が早く終わったから東京タワーに行かないか?ここから離れた場所でも
ないし」
田崎はそう提案した。路上からは東京タワーのてっぺんがビルの谷間から垣間見える。
「もし、同じ学校の生徒と会ったらどうするんですか!?」
「撮影で休むっていう届けは出してるんだろ?気にすることは無い。それにこれからのプロジェク
トの下見くらいはしておいていいんじゃないかな」
田崎の言葉は随分と含みがあった。海の頭の上にはいくつものクエスチョンマークが出ている。
「……プロジェクト?これから東京タワーで何かやるんですか?」
「それは正式な発表を待ってからだね。配役が決まったら君にすぐ伝えるから」
田崎の笑みによって明確な答えを海は、はぐらかされてしまった。
☆
東京タワーの特別展望台には制服姿の男女が溢れていた。
海の学校と同じように社会科見学コースとして来ているのだろう。
マネージャーの田崎は下の大展望台にある喫茶店で暇を潰すということだ。
海の周囲の人混みは波が引くようにして左右に分かれていく。
「あの制服って凄いお嬢様学校だったはず……」
「見てみろよ。あの美人な娘。ウチの学校の女子には、いないタイプだな」
「芸能人かしら?見たことないけど、あたしが知らないだけかも」
一歩進むたびに男女の隔てなく、賞賛の声と羨望の眼差しが海に向けられる。
海はそんなことを一々気にしてられなかった。レース会場の男性ファンの熱気に比べれば温いも
のである。彼女は見られるということに貪欲になり、感覚が麻痺しているのかもしれないと思った。
少し前なら気にしていたざわめき程度で恥ずかしくなることはない。それどころか、もっと見られた
いとさえ望んでいる自分に愕然とする。
(この二ヶ月で自分はかなり変わったようね。認めたくはないけど)
海の正面で赤い制服を着た小柄な少女が有料の双眼鏡をのぞいている。
そして突然
「あ、あれ?見えなくなっちゃった」
と双眼鏡から目を離した。
その少女は髪をお下げにしており、遠目からだと中性的な美少年のようにも見える。全身に活力
が溢れているようで、小さなヒップを揺らしてスカートのポケットの中にある小銭を探す仕草にそこ
はかとない健康美がある。
海はその少女の見ている双眼鏡に近づきコイン投入口に小銭を入れた。
「これはあたしの奢り」
その小柄な少女に海はウィンクしてみせた。
「え、いいの!?小銭をポケットに入れておいたんだけど……使い切ったみたいで……」
「気にしなくていいわよ。熱心に双眼鏡のぞいてる人見たことなくて珍しいなと思って」
初めて会った少女だが、ついつい頭を撫でてしまいたくなる愛くるしさを彼女は持っている。
しばらくして、再び双眼鏡は見えなくなった。しかし、すぐにコインを入れた者がいた。
「わたくしのも使って下さい」
眼鏡をかけたショートカットの少女が立っていた。
理知的な瞳と丁寧な言葉遣いが育ちの良さを証明している。海の横にいるお下げ少女が躍動美
を感じさせるとしたら、この少女は対照的な思慮深げな優美さを感じさせる。
――三人の少女の視線が交差する。
運命めいた何かを三人は感じたが、それはどうやら気のせいだったらしい。
現に何も起こらないし、周囲の変化もない。
「なんだか、このような事が以前にもあったように感じますわ」
眼鏡少女が小首を傾げながら呟いた。
「既視感(デジャヴュ)ってヤツかしら?」
海は腕を組んで考え込んだ。
「私もあったような気がする」
お下げ少女も双眼鏡そっちのけで茫然としている。
感想くれた方々、ありがとうございました。
今回はエロ無しです。
三人を絡ませるのにかなり文章使ってしまいましたが、今後を書くために必要なシーンなので入れ
ました。
エロエロな展開を期待していた方すいません。
今回のエロ分は先で取り返そうと思います。
書き上がり次第、また投下します。
いいよ! すげ〜〜いい! まさか三人娘まとめてとは……萌える〜〜!!
このままお願いします。
三人来るとは予想外ですた。もちろん(;´Д`)ハァハァ
つか、安易なエロシーン無くとも現状で既に十分エロさがかもし出されてまつ。
キタ―――――――o(*^▽^*)o―――――――ァッ!!!
今後の展開も激しく期待してまつエロエロで。
51 :
名無しさん@ピンキー:04/03/10 01:10 ID:9bEhJ63N
期待あげ
神降臨キボン
52 :
名無しさん@ピンキー:04/03/10 01:19 ID:X8vYw3yy
風>海>エメロード>その他
53 :
りん:04/03/10 03:21 ID:9Ff09wwA
813さん、レースクイーン作者さん、乙です!
レースクイーンはまさか続きが読めるとは思ってなかったのでうれしいです。
しかも風&光も出てくるとは!!
これからどういう展開になるのか楽しみです。
さて、神降臨までの暇つぶしにどうぞ。
設定はレイアース2 1巻の夜のシーンです。
54 :
絆 風編:04/03/10 03:22 ID:9Ff09wwA
「だからせめておまえは・・・笑ってくれ。
俺がおまえのことを思い出すとき、いつも笑顔なように・・・」
「フェリオさん・・・」
風の瞳が涙で大きく揺れる。
「フェリオでいい」
「・・・フェリオ」
フェリオが風の手を取った。指先が少し冷たい。
フェリオは風の手を自分の手のひらで包み込んだ。
二人の手の中で、エメロード姫から託されたリングが熱を帯びる。
沈黙の森での別れのときのように、フェリオが風の手に口付ける。
そして、風の耳元で囁いた。
「眠れないなら、俺の部屋にこないか」
断ることはできたはずだった。
自分が部屋に戻らなければ、光や海が心配するかもしれない。
そんな思いもよぎったが、風は首を縦に振ることしかできなかった。
55 :
絆 風編:04/03/10 03:23 ID:9Ff09wwA
シンプルな広い部屋。王子の部屋だとはとても思えない。
「フウ・・・」
フェリオの手が風の肩に添えられた。
風の体はフェリオの方へ引き寄せられ、二人の唇が触れ合う。
リングを握る風の手が汗ばんできた。
フェリオは風の固く握られた手を開き、その中で輝くリングを、風の薬指にはめた。
「フェリオ・・・!」
今度は風の方から、フェリオの唇を求めた。
フェリオが風を抱きしめ、次第に舌が絡み合う。
いつの間にか、肩にかけていたブレザーが床に落ちている。
二人の体がベッドに沈んだ。
「いいのか・・・」
風は一瞬の間を置き、そして微笑んだ。
フェリオが風の眼鏡をそっと外す。大きな瞳はゆらゆらと潤んでいた。
ブラウスのボタンを一つ一つ丁寧に外していく。
白いブラジャーに包まれた、大きな胸があらわになった。
ブラウスの袖を風の腕から抜き取りながら、フェリオは風の胸に手を添える。
早く力強い鼓動と、柔らかい感触がする。
そういえばモコナはこんな感触だったかもしれない。
ブラジャーのホックが外され、締め付けられていた胸が飛び出すように揺れた。
56 :
絆 風編:04/03/10 03:24 ID:9Ff09wwA
手に吸い付くようなその感触を楽しむように、風の胸を揉みしだく。
「・・・あ・・ん・・・っあ」
自然と風の息が荒く、早くなり、甘い声が漏れる。
「あぁん!」
フェリオの唇が胸の突起に吸い付くと、その声はさらに高くなった。
フェリオは胸への愛撫を続けながら、風のスカートのホックを外し、下着と共に抜き去る。
風が身に着けているものは、薬指のリングだけになった。
「フウ、綺麗だ」
「あ、あまり見ないでください・・・」
固く目を閉じてもフェリオの視線を感じ、一糸纏わぬ風の白い肌が、ピンク色に染まる。
そして、フェリオの指がすでに濡れている秘部へと伸びた。
フェリオの指がかき回すように動くと、水音が弾けるように響く。
「っあ・・・ぁあ、ん・・・あ・・・」
「フウ、愛してる」
愛しいその声の主が、風の中心を貫いた。
「あぅっ・・ん・・」
体には激痛が走るが、心は満たされているのが分かる。
痛みで頭が少し冴えると、自分がフェリオの首に腕を回していたことに気が付いた。
「私も、愛しています・・・」
そう呟いた後、風の意識はゆっくりと沈んでいった。
眠ってしまったのか、痛みで気を失ったのか、イってしまったのか、風の記憶は定かではない。
しかし、繋がれた手と、そこに輝くリングが語る二人の絆は、確かに固く結ばれている・・・。
ごちそうさまでした(*´д`*)
サイカイ、絆と続きまってます。
58 :
元813:04/03/10 21:42 ID:4g522MwX
夜中にいい大人が、顔を真っ赤に、照れながら読ませてもらいました。
りんさんのSSのおかげで滅茶苦茶ウブな自分を発見。乙です。
59 :
元813:04/03/10 21:46 ID:4g522MwX
>>17続き
愛液に濡れた股布は、ぐっしょりと恥丘に張り付き、その下にあるものの形をクッキリと浮き上がらせている。
翔は目を細めると、そっ〜〜と、でも大胆に海のショーツをずり下げていく。
翔の視線に晒されて、ほころびかけの秘裂は耐えかねたように透明な涙をとろりと流した。
可憐な淡い恥毛を愛でるように撫で、涙を拭うように指先で秘裂をすうッとなぞると、
「 んふぁ…… 」
羽毛のような優しいタッチに反応して、まどろんでいた海の口からも鼻にかかった声が漏れる。
その声を聞いて翔は満足そうに再度微笑むと、虚脱している海の身体からTシャツドレスを抜き取った。
ブラもショーツとお揃いの黒。やはり黒い下着は海なりのセックスアピールだったんだろう。
だが翔はそんな事にはまったく気づかず、中学生の瑞々しい乳房を押さえるブラのホックをすっかり慣れた
手つきで外した。
“ふるん”とまろび出た乳房の頂では、桜色の乳首が欲情の度合いを表すように起立している。
無意識に唇をぺろりと舐めると、口を“ア〜〜ン”して、ケーキよりも甘そうな果実にむしゃぶりついた。
桜色の突起を口に含み、舌先でくすぐると、ますます硬度を増してきて、まだオンナになりきらない肢体が
淫らにくねる。
60 :
元813:04/03/10 21:49 ID:4g522MwX
「 あッ……んッ……ああンッ… 」
新たな快感が、敏感すぎる少女の身体に吹き込まれていく。
エッチなお嬢様の反応に勢いを得て、翔はさらに強く乳首を吸った。小指の先ほどの突起を中心にして、
舌先で小さな円を描き、ときにはそれに軽く歯を立てる。
「 ひゃうッ! 」
お嬢様は大変お気に召したようで、弾かれたように身を反らせた。
翔はいったん“ちゅぽん”と音を立てて乳首から口を離すと、今度は反対の乳首に吸い付く。
そちらも同じように舐めしゃぶり、歯を立て、さらには乳輪全体を頬ばるほど強く吸ってやる。
何度も身体を起こそうとした海も、襲ってくる快感の波に抗う事ができず、その度に白い喉を無防備に晒した。
ここまでなんですけど、コマ切れじゃないほうがいいですかね?
>>60 自分のやりやすい書き方でドウゾ!
まとめて読みたければ保管庫へ行けばいいわけで
ほーしゅ
813さん乙です。
続き楽しみにしてます。
保守。
SS職人さん来てホスィ
65 :
名無しさん@ピンキー:04/03/19 21:43 ID:/DQEvj0a
食欲が人並みはずれてるのが光
性欲が人並みはずれてるのが海
睡眠欲が人並みはずれてるのが風
保守
まぁ海はモリガソだからな。
68 :
名無しさん@ピンキー:04/03/24 21:57 ID:e+myw7RE
じゃあ光はリリスなんかな?
69 :
似てるよね?:04/03/24 22:59 ID:YBzniM3h
70 :
名無しさん@ピンキー:04/03/25 02:05 ID:0g8awwrR
あ〜、レンズマンね(違っ
まぁ海はモヒカンだからな。
72 :
名無しさん@ピンキー:04/03/28 22:31 ID:43LBMwbd
だれかアルシオーネのssかいてほしい
下げ
保守
ほすゅ
www.terra.dti.ne.jp/~f-rui/ecchiga/umi.htm
なかなかええね
人大杉の影響か、このスレも人が来なくなったな。
他のスレも過疎化が進んでるみたいだし・・・・ここまで長期の人大杉状態が続くとは思っても
みなかった。
専用ブラウザ入れりゃいいけど、それが面倒くさいって理屈もわかるし。
レイアース終了十周年記念にしては、人大杉の仕打ちはあまりも酷い。
>76
・・・・・・・・・・(;´Д`)ハァハァ
もともと人が来なくても2年以上続いてきたんだから無問題
ばらくして、海と出会った二人の少女はお互いの引率の教師に呼ばれ、特別展望台の下りエレ
ベーターへと向かう。どこかで会ったことがあるようなお下げ髪の少女と、眼鏡をかけた少女は
海との去り際に軽く手を振った。
特別展望台を一周してみたが、海の学校の生徒達はおらず、すでに別の目的地へ行ったのだ
ろう。
海は遠くまで見渡せる特別展望台のガラスの先を眺めた。
二ヶ月前、自動車ショーで初めて水着姿になったのを思い起こす。
何人もの男性の視線を釘付けにして、気持ちが昂ぶり、その会場のトイレで――
(……やだ、わたしあの時のこと思い出してる)
さらにはグラビア撮影したカメラマンの、いやらしい手つきが太股に残っている。
濃紺のストッキングの上から両手が美脚を這い回る。
二つの淫猥な妄想が混ざり合う。自らの性欲を満たすためにシャッターを切る彼女のファンが
カメラを片手に海の身体へ、我先にと必死に手を伸ばしてくる。
この二ヶ月の間に見た、ファンの細かい表情までも脳裡に再生された。
興奮のため、鼻腔を膨らましながら海を見つめる男。
海の尻ばかりを追いかけ回し、食い込んだ水着を直す仕草をジーンズの股間を膨らませながら
ハンディカムビデオで撮影する長髪の男。
後背から海に気付かれぬように股下を盗撮する怪しげな男。
――そういったファン達が海の身体に殺到する。
そして、その欲望を剥き出しにしたファンに海は飲み込まれてしまう。
その妄想の果てを考える前に海は「ひゃッ!?」と甲高い声を上げた。
海の背後からストッキングを実際にまさぐる人物がいる。
最初は自分の妄想と勘違いしたが、この感触は本物だ。
「海ちゃん、なにを考えていたのかな?」
海は後ろからそっと抱きすくめられ、濃紺のストッキングにつつまれた太股を撫でられる。
「ちょ、ちょっと!やめてください!!」
力一杯に海は背中にいる人物に肘を打ち込んだ。
「痛ッ!」
海は振り返って唖然とした。
「田崎さん!?どうして!?」
「ごめん。ちょっと海ちゃんを脅かそうと思ってね」
脇腹を押さえている田崎は海に苦笑しながらこたえた。
久しぶりにSS投下しました。
続きが書けましたら、随時投下していきます。
82 :
名無しさん@ピンキー:04/04/19 19:07 ID:hsa6/XqP
待ってました!! ひさびさに(*´Д`)ハァハァ
職人さんGJ
>濃紺のストッキングにつつまれた太股
なんつうか青は黒タイツがたまらんです。
海たんSS続ききたー!もっと続きを…もっともっと…(がくり)
漏れももうちょっとヒマだったらSSあげたいんだけどなー。ちょっとづつ書いてみようかな。
85 :
81:04/04/21 00:27 ID:gv26SB4f
感想下さった方々、ありがとうございました。
>83
これから投下されるSS楽しみにしてます。
うはー。少なくとも二人の方に読んでいただけるのはわかりましたw
それじゃ、週末あわせでちょっと書いてみようかな。
海ちゃんに関しては10年蓄積された濃厚な妄想がありますしw
キタ━━━━━━!!!!職人さん乙
>83 濃厚なの期待してまつ
週末楽しみに海たん(*´Д`)ハァハァ…
>>86 ROMなら漏れもいるぞ。
海タソの濃厚な妄想、漏れも激しく期待でつ。
もう、ぐっちょんぐっちょんにシテあげてくだちい。
――それにしても、そんなに顔を赤くして何を考えていたのかな?」
「…………」
海は田崎の質問に答えることは出来なかった。自分のファンに囲まれて辱められるのを想像
した、などとは口が裂けても決して言えない。
「言いたくないのか?……なら、それでもいい。だが、僕は君のマネージャーだ。もう少し頼っ
てくれてもいいんじゃないかな?」
彼はそう言って海の腰を優しく自分の方に抱き寄せる。海が異性の温もりをこんなに間近で感
じたのは初めてのことだった。
「やだ、田崎さん!こ、こ、こんなところで困ります!」
海は耳まで赤くして、田崎の体を押しのけた。特別展望台にいる他の人々も歳の離れた恋人
同士を見るような目で二人を眺めている。
「恥ずかしがりやだな、海ちゃんは」
田崎は微笑みながら、海が羞恥のあまり狼狽する様子を見守っている。
――そして、彼の瞳が海の初々しい反応や、スレンダーな身体つきをじっくりと値踏みするよう
な下卑たものなのを知る者は、この場に誰もいなかった。
二人はレストランで夕食をとり、車で帰路についた。
海は助手席で黙ったまま、運転する田崎のほうをそれとなく見ている。
――優しそうな甘いマスクに、物腰の柔らかい態度。この数ヶ月間、彼を異性として意識したこ
とはなかったが、こうしてじっくりと田崎を見るとなかなかの二枚目だ。年齢は海の9歳上で、こ
の業界に転職したばかりなため、マネージャーとしての経験は浅いのだという。
今日なによりも衝撃的だったのは、初のグラビア撮影よりも彼に東京タワーで太股を撫でられ
たことだった。黒ストッキング越しの彼の指先の感触が今もまだ残っている。敏感な×学生の
少女に、それはあまりにも刺激的な体験だった。
(今夜は絶対にベッドで自分を慰めないと寝れないわ……)
田崎の横顔を見つめながら、自慰の欲求が湧いてくるのに気づいた。自分の載ったグラビア写
真を手にする男性もこういう気分なのかしら?と、海は考える。
「僕を見つめて、どうしたのかな?」
海の視線が自分の横顔に向けられているのを田崎は感じて声をかけた。
「……あ、あの、田崎さんて彼女とかいるんですか?」
わたしは何を聞いてるのかしら。そんなことを知ってどうしようというのか――思わず口をついて
出た言葉に、海は戸惑った。
「彼女はいないよ。この業界は忙しくて作る暇なんてなくて。どうしてそんなことを聞くんだい?」
海の自宅近くの路肩へ車を停めて田崎はたずねる。
「ごめんなさい。今の質問忘れてください。おつかれさまでした!」
慌てふためきながら海は車のドアを開け、真っ赤になっている顔を田崎に見られぬようにして
外へ出て行く。
しかし、海の腕がぐいと力強く車内に引き戻される。
「……もっとも、君のように美人はとっても好みだ。仕事の忙しさを忘れてでも、お付き合いした
いくらいだよ」
海の顔に自分の顔を近づけて田崎は囁いた。
田崎の顔を目の前にして、海は心臓の鼓動が早くなっていく。
(わたし……なんでこんなに、田崎さんにドキドキしているのっ!?)
海の長い髪を田崎はサラサラと手の平の上で弄んだ。
「……海ちゃん、おつかれさま」
田崎は掴んでいた海の腕を離した。
海は逃げるようにして自分の家の玄関に走っていく。そんな海の後姿を車内から見ながら、ダッ
シュボードから煙草を田崎は取り出した。
海の前では絶対に吸わない煙草にジッポライターで火をつける。
闇の中で蒼い煙がゆらめき、その様子を気だるい表情で田崎は眺めた。
それから二分後、田崎の携帯電話が鳴り響く。
「はい。田崎ですが……ええ、獲物の感度は抜群で間違いなく処女です。……今日から第二段
階に移りました。彼女はなかなか身持ちが堅くて、仕掛けるタイミングに手を焼きましたよ。……
はい、わかってますよ。素材として最高なため、時間をかけて馴染るつもりです。……それでは」
田崎は携帯電話を切ると、大きな家の二階にある電気の点いた海の自室を、獲物を仕留める
狩人のような冷徹な眼差しで車内から睨んだ。
94 :
93:04/04/23 17:18 ID:62Oc5Pcz
細切れの投下ですいません。
書きあがったら随時投下していきます。
陵辱ホンバンな予感…続きヨロ
週末期待sage
保守
キテタ━━━━::・(゚д゚(⊂( ゚∀゚三゚∀゚ )つ)゚Д゚)・::━━━━!!
>>93 お疲れです。
期待してますので無理しない程度に頑張ってくだされ〜。
98 :
93:04/05/04 05:33 ID:zTAhhqAl
感想くださった方々、ありがとうございました。
続きが書きたまったら近いうちに再び投下します。
感想くださった方々、ありがとうございました。
続きが書きたまったら近いうちに再び投下します。
100 :
93:04/05/04 05:38 ID:zTAhhqAl
二重投稿してしまいました。
すいません。(^^;)
101 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 05:56 ID:Mpf0aeiy
マッテマス
陵辱される海タソを想像するだけで(;´Д`)ハァハァでつ。
ぜひぐちょぐちょにヤッテあげてくだちい。
保守
定期保守
ほしゅ
保守
保守
その後、海と田崎には微妙な変化が顕れ始めた。
海はレースクィーンやグラビアの仕事だけではなく、プライベートでも田崎と一緒に過ごす機会
が多くなった。
「いつもすいません。わたしの我侭に付き合ってもらっているみたいで……」
夜の港近くに停まった田崎の高級車の中で、海は青い制服の胸元で結ばれたブライトイエロー
のリボンを弄りながら言った。少女のその仕草はとても愛らしく、そして緊張をほぐすためのもの
であるのが田崎にはすぐに解った。
「あの、そろそろわたし帰らないと……学校から家に帰るところでここに来ちゃったから……」
薄暗い車内の中で海は自分の顔が赤くなっているのを感じた。
帰りたい、と言っているくせに田崎と別れる寂しさが心の中にある。こうして田崎と会う回数を重
ねれば重ねるほど、海はその想いが強くなっていく。
「……海ちゃん、隣の車見てごらん」
海の言葉など意に介さないように、田崎はついさっき停まった左隣の車に視線を向けた。
海の助手席の真横にあるその車は地震でもないのに激しく縦に揺れている。
”あの車は何をしているのだろう?”と海は思った。目を凝らして隣の車の中を見てみると、女性
が運転席のハンドルに身体ごと必死にしがみついていた。どうやら、同乗している男に真下か
ら思い切り突き上げられているようだ。
海は、その行為の意味を理解した。
(……やだ…車の中で……してるの!?)
女性の下半身は車のボディで見えないが、逆にそれが猥褻さを煽っているように海は思った。
109 :
108:04/06/01 11:31 ID:jcZOYFaK
せっかく感想頂いたのに、間があいてしまって申し訳ありません。
これからも出来上がったら随時投下していきます。
感想くださった方々、ありがとうございました。
>>108 お待ちしてました。これからもお願いします。
112 :
名無しさん@ピンキー:04/06/03 13:43 ID:BJ2YSLUI
「海ちゃんも、ああいうことに憧れる歳なのかな?」
海の右太股のストッキングに何かが這った。
――田崎の左手だ。
それはストッキングの繊維の滑らかさと、それに包まれているむっちりとした美脚の弾力を愉
しむいやらしい動きだった。
「また……そんな、じょ、冗談やめてください」
海は短いスカートの中に進入してくる不埒な男の手を掴んで、禁断の領域から追い出そうと
する。
しかし、それは新たな獲物を彼に放り込んだに過ぎなかった。
彼は白魚のような瑞々しさとしなやかさを兼ね備えた海の手を握る。
「本物のお嬢様なんだね、海ちゃんは。この細くて綺麗な指を見ればわかる」
本物のお嬢様――そう言われて海はとても恥ずかしい気分になった。彼の言葉が羞恥の針
となって海のプライドの高い心をチクチクと刺していく。
「あッ!?」
明かりの無い車内で海の小さな悲鳴があがった。
彼女のほっそりとした人差し指が、ぬるりとした触感をもたらしたからだ。
何かを味わうようなチュチュッという音がした。
彼が海の指を口に含んで舐め啜っていたのだ。
「やめて!今なら、誰にも言わないから……こんなこと田崎さんらしくない……!」
海は切れ長の澄んだ目で田崎を睨みつけた。
そんなことなど構わず、人差し指に続き中指も餌食になってしまう。
114 :
113:04/06/03 20:20 ID:ZuBtNCZd
感想下さった方々、ありがとうございます。
>>111 いつも美しい描き下ろしのCGありがとうございます。
描写の参考にさせて頂きます。
115 :
113:04/06/03 20:24 ID:ZuBtNCZd
せっかく上げてもらったのに、間違えてまた上げてしまいました。
申し訳ありません……(^^;)
(*´Д`)ハァハァ…もっともっとー!!!
おいしく喰われる海ちゃんキタイ
肉便器へと変貌していく海タソに(*´Д`)ハァハァ
海タソ開発されてえらい事に(*´Д`)ハァハァ
Mで露出癖のお嬢様…ハードにお願いします。
海の右手の二本の指は彼の唾液まみれになっていく。彼に指を広げられ、その付け根を舌
でじっくりと愛撫されると、まるで自分の股ぐらを舐められている淫らな錯覚に陥ってしまう。
「や……田崎さんのヘンタイ!こんなの……いや!」
海の手は薬指、小指、親指の順にたっぷりとねぶられてしまった。海はようやく開放された自
分の右手を見つめる。
田崎に愛撫された指と指の間は唾液がべっとりとまとわりついていた。
彼女は自分で気付いていないが、何度も左右の太股をもじもじさせつつ息を弾ませている。
生まれて初めて目の前の男から”女”として見られているのだ。
彼女は今まで撮影されて興奮したことはあっても、男性から直接アプローチを仕掛けられたこ
とはなかった。
行過ぎた気持ちの悪いファンならば押しのけてこの場から直ぐに逃げるだろう。
しかし相手は真摯なマネージャーであり、海の間近にある顔も二枚目という部類である。
皮肉にも今まで培った互いの信頼関係が海の心に逡巡をもたらしている。
田崎はそういった”かけ引き”が異様に上手い――それもそのはずだ。こうして関係を迫って
口説き落としたアイドルは、過去に星の数ほどいた。彼は人気グラビアアイドルを食い物にし
て、公にできないほど高い地位についている者に売り渡す仲介人(バイヤー)だった。
そんな彼の裏の顔を××歳の世間知らずなお嬢様が見抜けないのは当然だ。
「いいよね……海ちゃん……」
田崎のいやらしくまさぐる左手は海の太股の外側から内側へと移った。
彼はもう片方の右手で海の肩口からシートベルトをガチリとかけてしまう。
――それはいきなりのことだった。
「…………ンッ!?」
海は一瞬、息をできなかった。
唇を塞がれた、ということに気付くまで一秒ほどの間があった。
感想下さった方々、ありがとうございます。
本文の”××歳”は色々考慮したことですのでご了承ください。
続きが書けましたら、随時投下していきます。
キタ━━━━━━!!!!カーセックル(*´д`*)イイ!!
マネージャーに仕込まれて売られる海タソたまりません
職人さんGJ
海の大きく見開いた瞳には田崎の顔が映っている。
海は目の前の男に無理矢理に口付けされた。
彼の舌が”お嬢様”の穢れ無き唇をこじ開けてにゅるりと入り込んできた。
唇と唇を蕩けそうなほど密着させながら二人は激しくもつれあう。
海は身じろぎして田崎から懸命に離れようともがく。しかし、シートベルトで固定された身体の
逃げ場は無かった。
彼の獣のような荒い鼻息が海の頬に当たる。
自分のはしたない鼻息も、彼の頬に当たっていると思うと海は恥ずかしさで胸がいっぱいに
なった。
容赦の無い田崎の舌は、海の口内に溢れる唾液をゆっくりとかき混ぜていく。海は小さな手
を握り締めて初めての強引なキスに耐えるしか選択肢は無かった。
海は頭の中が朦朧としてくる。
異性と唇を合わせただけなのに、全身に微弱な電気を流されたような疼きと痺れがある。
田崎は頃合を見計らって思い切り海の口内を吸いたくっていく。
美少女の唾液は田崎の口の中に溜め込まれ、一旦味を確かめられ嚥下された。
「……ン…あぅ……ひゃめえええ……!たしゃき……しゃん…んくッ!?」
お嬢様のねっとりとした濃厚な唾液ジュースを田崎は喉を鳴らしてぐびぐびと飲み干していく。
それは極上の味だった。田崎は何人もの女のファーストキスを奪ってきたが、このお嬢様は容
姿と違わず唾液の味も最高級である。
見た目は美少女であっても、隠れて煙草を吸ったりしていると唾液にもその匂いが残る。そう
いったアイドルやモデルを田崎の舌はすぐに見抜く。
だが、この世間知らずなお嬢様の龍咲海にはそういったものが微塵も無い。
感想下さった方々、ありがとうございます。
続きが書けましたら、随時投下していきます。
海ちゃん(*´Д`)イイ!! 工口エロ続きまってます。
続きお待ちしてます。
精神的ないたぶりをキボン
前スレ813氏は何処へ……?
保守
三人の中で誰が最もグラマーでつか?
胸単体では風。 バランスの良さでは海ではないかな。
(´-`).。oO(風タンって巨乳かな・・・
133 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 20:06 ID:OP1/a17u
光ちゃんや風ちゃんにも、十分お色気がある。
しかし、海ちゃんには、かなわない。
海ちゃんは色気だけじゃなくて
モデル風のかっこよさがある
この流れのなかあえて言おう
漏れには光ちゃんのプロポーションが一番えちぃよハァハァ
ロリ
森の奥にある川であの三人が全裸で無邪気に水浴びしてるところを
想像するだけで(;´Д`)ハァハァな漏れは逝ってよしでしょうか?
138 :
名無しさん@ピンキー:04/06/20 22:03 ID:wctmRgbN
>137
別にいいんじゃないの?
個人的には、光ちゃんや風ちゃんのお世話になる気には、なぜかならない。
海ちゃんは何度もお世話になった。
139 :
名無しさん@ピンキー:04/06/21 20:33 ID:S7+EkA/5
風がいなければ糞作品
しかも光が主役ということでさらに駄作化
海はただの補助輪
95年に14歳だとすると、3人ももう23歳か。
高校生バージョンもあるそうだけど、
制服がイマイチだったのを覚えてる。
ワンピースなんだよな、高校の制服。
高校のは黒歴史という事でw
いや、あの乳揺れを黒歴史にしてはイカンでしょう。
海たんハァハァ。
おいお前ら。・・・・・懐かしいアニメで盛り上がってんじゃねえか。漏れも混ぜろ。
海×召喚少年でハァハァしていたさ。
146 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 18:11 ID:u4Lcrcj/
アルシオーネも、色気が強いんだけれど、海ちゃんのほうがいいや。
海ちゃんはショタぽいM女、年上に仕込まれてそう。
昔ゲームギアに三人を育成するゲームがあったけど、
個別に指導できるので、脳内で風タンにエロいレッスンをしてますた
保守
保守
炎の矢ホシュ
ほ。
153 :
名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:50 ID:xl5o0ut9
前スレ813氏は本当に何処へ……!?
いままでレス返さなくて申し訳ないです。そろそろこちらも再開したいと思います。
久しぶりなので多少文体が変わってるかもしれません。
155 :
名無しさん@ピンキー:04/07/07 00:18 ID:QiY2wi7R
歓喜とともに保守。
156 :
名無しさん@ピンキー:04/07/07 16:03 ID:t6hTgz54
光:黒人
海:白人
風:黄色人種
こんなとこだろ
で、お前はチョソか?
昔アニメ化された際に新聞での紹介に海が不良タイプと書かれていたのは
性格しか見てないのかと言いたかった。一応お嬢様なのにw
やだねー、こういう差別用語すぐ使う阿呆は
ププ
黒歴史の詳細きぼんぬ
保守。
保守・・・。
「再会」の続きを…。
165 :
名無しさん@ピンキー:04/07/19 13:23 ID:PWamr9Pg
海の日キタイage!!
復活祈願保守。
168 :
名無しさん@ピンキー:04/08/05 01:41 ID:/1nh8Je0
ふたなりの風タン(;´Д`)ハァハァ
171 :
名無しさん@ピンキー:04/08/12 17:03 ID:kXVeN1H5
ほしゅ。
172 :
名無しさん@ピンキー:04/08/21 08:47 ID:AnbWO60i
神降臨を期待しつつ、保守。
カルディナとアルシオーネハァハァ。
ついでにタータ、タトラ姉妹もハァハァ。
SSサイト管理人GJ!
ザガートがアルシオーネにおしおきするSS欲しい
175 :
名無しさん@ピンキー:04/08/23 09:54 ID:MP/QOIPu
>>175 もちつけ、アルシオーネはあらゆる作品の女の悪役の中でもトップクラスなのだから
人気はあっても、元はクレフの弟子だからセクースの経験なさそうだな
海の言うとおり、おばさんかもしれないアルシオーネ(´・ω・`)
あの年で乙女だったら………どうするね?諸君
そうれはもう妖精さんだな
181 :
名無しさん@ピンキー:04/08/28 21:00 ID:FHYJfgiB
神待ちage
フェリオ×風
アスコット×海
ザガート×エメロード
なんかいたよね剣士×カルディナ
ザガート×アルシオーネはスルーかよ
>>183 ヤってるとこがイメージしにくいんだよな、ザガートは…
書きにくい
>>182 漏れは反対かな
確かにあんまり深く書き込まないまま終わった気はするが、復活ってのがね
>>182 あんな適当なラストにショックを受けてカウンセリングねえ
>>184 俺はアルが上になってザガートは何もしなくて
アルが先にいっちゃって なに先にいってんだよ といって
おしおきみたいな流れだと思う
アスコット×海、激しく見たい。
レイアースでは最萌えカプかも。
>>179 本当にアルが処女だったら、それはそれで嫌だな
1話でユニコーンにのってたから処女なのでは?
そうか、ユニコーンは処女好きだっけか。
でもあの歳でか?
192 :
sage:04/08/31 18:33 ID:3Jftiw30
見た目で判断できないのがアノ世界ですよ
まっ、どっちでもいいけど。
そろそろ海ちゃんの続き読みたいス
やっぱあの世界の住人は長寿だから
子供はできにくいんだろう
双子の妹は処女なんだよ
BYジョンソン軍曹
>>195 イイヨオー カモーン
ハアハアシナガラ マッテマース
>195
激しく期待してます。がんがれー!!
198 :
195:04/09/01 15:58 ID:nh7bPYEi
書けたところまで投下します。
エロはまだ出てきません(;´Д`)
海を可愛く書くのって難しいですね…子供っぽくは出来ないし。
日本語がおかしい箇所や誤字・脱字があった場合、脳内で適当に変換お願いします。
あとアスコット×海が苦手な方はスルーお願いします。
199 :
195:04/09/01 16:01 ID:nh7bPYEi
「…せっかく作ったのに――」
廊下を歩きながら、つぶやく。
バスケットの中には、二切れだけ残ったフルーツケーキ。
つまらなく思う。
みんなに食べてもらいたくて、またケーキを作ってきた。
しかしいつものお茶の席に、思いがけない人物が不在であったのだ。
夕食の時間にも皆が揃ったが、その時も彼は帰ってきていなかった。
それが彼女には、なんだか面白くなかった。
「せっかく作ってきたのに食べてもらえないなんて…」
再びつぶやく。
しかしその自分の言葉に、軽い違和感も感じた。
本当にそういう理由でつまらないのだろうか。
自分の気持ちがうまく把握できず、そのこともまた、彼女を不愉快がらせた。
「ウミ」
女性の声に、振り返る。
金髪のポニーテールの女性だ。
「あ…プレセア…」
(独り言、聞かれちゃったかな)
赤くなってあたふたと慌てる。
「さっきアスコットが帰ってきたわよ。導師とのお話も済んだようだから、もう部屋に戻ったんじゃないかしら」
それを聞いた瞬間、海の顔がぱあっと明るくなる。
(やった、会える…!)
思っていることが筒抜けなその表情を見て、プレセアが微笑んだ。
200 :
195:04/09/01 16:08 ID:nh7bPYEi
「ありがとう、プレセア」
プレセアに礼を言い、アスコットの部屋へと駆け出したが、途中で違う方向へ曲がった。
彼女らが泊まる部屋である。
広い部屋には誰もいなかった。
光はランティスの所、風はフェリオの所にでもいるのだろうか。
幸せそうに恋をしている二人を見ていると、嬉しくなる。
しかし、心のどこかで羨ましいとも思うのだ。
「いいな…私も二人みたいになりたい…」
――誰と?
また、答えの出ないもどかしい疑問が頭をよぎる。
(ああもう、またこんなことばっかり!早く用意しないとだめなのに)
気持ちを切り替えるように首を左右に軽く振り、着替えを用意する。
お気に入りのワンピース。
それと部屋に用意されていたタオルを持って、再び部屋を出た。
ケーキ入りのバスケットが、ベッドの上から彼女を見送った。
201 :
195:04/09/01 16:11 ID:nh7bPYEi
この城には広い風呂がある。
海のお気に入りの場所の一つだ。
まだ早い時間だからか、誰もいない。
(誰もいない…こんな広いお風呂を貸しきりだなんて贅沢ね)
すっかりご機嫌になって衣服を脱いでたたみ、タオルで体を隠して風呂の一角へと歩く。
そこに立つと斜め上からミストシャワーのように、霧が吹き付けてくる。
それを全身に十分に浴び、湯船に向かう。
普段は光と風、たまにカルディナやプレセアも一緒だ。
そういえば初めてここに入った時は、他国の軍がセフィーロに侵攻していた頃だった。
(そう…確か光の剣が折れた時だったっけ)
あの時と同じように湯の中に入って思い出す。
(なんか途中から胸の大きさの話になったのよね)
ふと、自分の胸を見下ろす。
…それほど大きいとは言えない。
(もう少し大きくないとだめかしら)
バスタオルを離すと手頃な大きさの、形のいい胸が露出する。
下から持ち上げるようにして、優しい動きで揉みしだいた。
声こそ漏らさないが、荒くなる呼吸と水音が風呂中で響く。
それが海を煽り、動きをエスカレートさせた。
202 :
195:04/09/01 16:15 ID:nh7bPYEi
胸の先端を軽く摘む。
それだけで、吐息が漏れる。
右手をゆっくり降ろす。
淡い茂みの奥に指先を這わせると、湯とは違うもので濡れていた。
その指で、一番敏感な場所を擦る。
「ん…んっ…」
思わず声が漏れそうになるのを堪えて、花芽を刺激し続けた。
「う…ん…ふぁ…あっ…」
しかし、ある程度続けるとすぐにやめてしまう。
(最後まで…出来たためしがないのよね)
体が勝手に快感から逃げてしまって、それ以上は出来ないのだ。
中に指を入れるのは怖くて試したことがない。
(そろそろ上がらないと…のぼせちゃうわ)
ゆっくりと、湯船から出て体を拭いた。
なんだか頭がぼんやりする。少しのぼせたかも知れない。
服を着て、部屋に戻った。
丁寧に髪を整え、ケーキの入ったバスケットを持って、アスコットの部屋に向かった。
|∀・).。oO(キタ━!・・・
204 :
195:04/09/01 19:48 ID:nh7bPYEi
ドアの前で、もう一度手鏡を見る。
鏡に映った自分に、にっこり笑いかける。
手鏡をしまい、ドアをノックした。
返事があり、ドアが開く。
さっき手鏡に向かってしてみせたのと同じ笑顔で言う。
「こんばんわ」
アスコットは少し驚いたようだったが、こんばんわ、と挨拶してからドアを広めに開け、海を通してくれた。
いつもと同じ態度だが、少しいつもと違う。
ほんの少し、疲れているように見える。目を隠していた前髪が、アイホールにかかるぐらいの長さになっている。
「適当に座ってね」
テーブルには筆記用具と本、巻物状の紙。
本にも紙にも、細かい文字が多く書かれており、到底子供の持ち物とは思えない。
それを片づけて席を勧めてくれた。
(もしかして、邪魔しちゃったかしら…)
少し、不安になる。
今頃気づいたが、服装が、以前とは全く違う。
黒基調の衣服、機能的なブーツ。長衣の肩には赤いライン。襟には赤と銀の四角いピンバッジのようなもの。帽子は被っていない。
しかし、あどけない笑顔でお茶の用意をしてくれる姿を見て、なんとなく自信に似た気持ちが胸を満たす。
自分の訪問は彼にとっても喜ぶべきものだ、という気持ちになれるのだ。
最近、急速に大人びていくアスコットは、エチケットとして見せる笑顔と、心からのあどけない笑顔を自然に使い分けている。
正確には、本当に嬉しい時や楽しい時にまで、大人びた態度をとれないということなのだろうが。
いつもとの違いを見つけては不安になり、いつもと同じものを見つけては安堵する。
アスコットが海の左側から、そっと音を立てないようにティーカップが置いた。
その動作がまるで、行き届いた給仕のようで、また心が冷える。
自分は、客人に過ぎないのだろうか?
前にこの部屋に来た時にお茶を出された時は、こんな動作ではなかったように思う。
思わず、彼の顔を見つめてしまう。
205 :
195:04/09/01 20:21 ID:nh7bPYEi
急に見つめられて、アスコットが困惑したような態度を見せる。
それを見て、海は笑顔を作って言った。
「まるで、給仕するのがお仕事みたいね」
こんなことを言いたいんじゃない。
(だけど、何を言えばいいの?この気持ちが何なのかもわからないのに…)
お茶を口にすることで、表情を隠した。
首を傾げて彼が答えた。
「うーん…似たようなものかも?」
「似たようなものって?」
(気まずくならないようにしなくちゃ)
彼にはなんとなく海が気を遣っているのがわかったが、気づかない振りをして、答えを返した。
「目上の人とかにお茶を出す機会が、最近多いからね」
「目上?」
「遠くから見学に来た人とか?あ、えっと…今はこの城に住んでいなくて、寄宿舎にいるんだ」
「?????」
「セフィーロが実験的に、外国の教育制度を取り入れて作った施設があるんだよ。まだ到底みんなが教育を受けられるって状態じゃないけど…」
「今はそこで勉強しているのね」
「そう、たまにここに来るけど」
最初は二人とも結構気を使っていたが、途中からは海が興味のままに質問してアスコットが答えるという形で話が弾んでいった。
空になったカップに、もう一度お茶を注いでもらった。
良い香りが立ちこめる。
セフィーロで飲むお茶は、紅茶に似ているが、彼の部屋にあるものは少し異なる。
ハーブティーか何かだろうか?少し柑橘類のような香りがする。
「このお茶、いい香りね」
「この城で飲んでる人は少ないけどね」
「どうして?」
「たぶん産地が北方だからじゃない?城は南の方にあるし…」
また、首を傾げて答える。可愛い仕草だと思う。
ごく自然に立ち上がってその頭を抱き、明るい茶色の髪を撫でた。
アスコットが驚いて顔を上げた時、その唇を自分のそれで塞いだ。
これは良いアス海ですね195さんGJ (*´д`*)
208 :
195:04/09/02 20:58 ID:J2q6GfMR
「アスコットが少しずつ成長していく様子に、なんとなく離れていくような不安になる海」
「海の見せる感情のアップダウンに振り回されてしまうアスコット」
「主導権は結局どっちにあるのかわからない」
って感じで書きたかったんですが、難しいですね。
当初の予定からずれていっています…
アスコットがいる寄宿舎の設定も適当。なんか制服ってのもセフィーロにそぐわないし。
では次から投下します。
209 :
195:04/09/02 21:01 ID:J2q6GfMR
唇と頭を抱いた手を離すと、アスコットはそっぽを向いてティーカップに口をつけた。
二重に顔を隠しているわけだが、頬が紅潮しているのが海には見えた。
テーブルの、彼から見てソーサーの向こうに、さりげなく置いた手鏡に映っているのだ。
キスをするのは、これが初めてではなかった。
それなのに赤くなってしまう彼が、可愛くて仕方がない。
海の方をちらっと見た彼が、彼女の視線を辿って手鏡を見つけた。
「……鏡…?」
それを手に取り、アスコットは目をぱちくりさせている。
海が手鏡を置いた目的までは気づかなかったらしい。
「アスコット、すぐそっぽ向いちゃうから」
にっこり笑って言う。
アスコットには小悪魔の笑顔に見えたかも知れないが。
「………」
理由を知った彼が、もうどうしていいかわからない、といった表情を見せた。
無言のまま、海から見てソーサーの向こう、自分が置かれた時と同じ位置に手鏡を置く。
その服の袖から、カモミールのような、しかしそれより癖のない香りがした。
「…いいにおい…」
「え?何の?お茶のじゃなくて?」
「ううん、お花みたいな感じの…」
そこまで言って、ふと考えてしまう。
(もしかして…女の人の香水か何かじゃないわよね?)
まさか、と思いながらも息苦しいような不安に襲われる。
記憶を辿っていたアスコットが、香りがついた場所を思い出したらしい。
しかし彼がそれを海に伝えようとした時、彼女がうつむいているのに気づき、声をかけた。
「ウミ…?」
声をかけられたが、顔を上げられない。
彼のことを何も知らない事実に、泣きそうになる。
210 :
195:04/09/02 21:09 ID:J2q6GfMR
(他に好きな子がいるかも知れない…)
考えたこともなかった。
彼を可愛いと思っていた。
自分を好きでいてくれているんじゃないかと思うと嬉しかった。
優しくて好ましい男の子だと思っていた。
だが、自分が彼を異性として意識しているとは思っていなかった。
キスを交わしたこともあったが、それでもどこか、可愛い子猫にするような感覚だった。
正直、もう自分のものであるかのような感覚でいたかもしれない。
その妙な自信が、恥ずかしくなる。
何の約束もない関係で、どうしてそんなことを思っていられたのだろう。
現に今、彼には他に好きな人がいるかも知れない。いても不思議はないのだ。
この瞬間の心の痛みと、フルーツケーキを渡すのを忘れていたという事実が、彼女に気づかせる。
(私…アスコットのことが…?)
制御不可能な気持ちが涙になって溢れてくる。
「なんで泣いてるの…?」
アスコットがそっと手を伸ばす。
その声は困惑しているというより、どこか悲しげですらある。
長い髪を壊れものを扱うように梳く彼の指が、優しくて、どこか切ない。
沈黙が重かったのだろう、しばらくその状態が続いた後でアスコットが口を開いた。
「…思い出したんだけど…言ってもいい…?」
その言葉の意味が分からないまま、うなずく。
「今日の薬草学で使った薬草」
(――え?)
「薬草…?」
アスコットが立ち上がって、海が部屋に入ってきた時に片づけた本を取り出した。
その場で立ったままページをぱらぱらとめくっていった。
なんだか彼がテーブルの所へ戻ってくるまで待てなくて、海が彼の方へ歩いていった。
歩み寄ってきた海に、本の一ページに小さく描かれている花を指さして見せた。
「これの香りが付いたんだと思う」
幼さの残る笑顔で言う。
海もつられて笑顔になる。
211 :
195:04/09/02 21:20 ID:J2q6GfMR
アスコットが本を片づけ、再び髪を撫でてくれた。
別にその香りが他の女の子からの移り香でなくても、彼に好きな人がいないことにはならない。
それはわかっていたが、心が軽くなった。
「…ねえ、私のこと好き?」
見上げる。
改めて言うのが照れくさかったのか、返事の代わりに、キスが降ってきた。
その温かさが幸せで、離れるのが惜しいとすら思う。
「もっと…して」
優しく抱きしめられて、軽いキスを繰り返す。
いつから、どちらからキスを深くしていったのかは覚えていない。
息苦しくなるまで続けて離れた時、透明な糸が一瞬、二人の唇を繋ぎ、消えた。
「ねえ、次に会えるのはいつ?」
「年に10回、外出許可を出してもらえるみたいだけど」
(単純に考えても、次に会うのは一か月以上も先ってこと?)
「あんまり、会えないのね」
寂しくて仕方ない。
アスコットも何も言えないでいる。
「お願いがあるの」
「何でも叶えるよ」
会えないことを申し訳なく思っているのか、即答である。
その言葉が、「好き」の一言よりも嬉しい。
「会えなくても平気でいられるようにして」
言葉の意味が一瞬わからなかったようだが、強く抱きつき、さらに言った。
「明日までずっと、ここにいさせて」
海にはこれ以上の言葉は、恥ずかしすぎて言えない。
しかし、アスコットにはなんとなく意味はわかったようだった。
本気で言っているのか、確かめるように瞳を直視される。
212 :
195:04/09/02 21:34 ID:J2q6GfMR
彼らは今、ベッドの足元にある二つ並んだ本棚の前にいる。
一つは、重厚な本――学術書だろう、さっきアスコットは薬草学の本をここに片づけた――ばかりの本棚。
もう一つの、厚さや大きさや装丁がさまざまな本が大量に収まった本棚を、海が見上げて言う。
「本棚って、机の横に置いた方が便利なんじゃない?」
「寝れない時とかに本を読みたいからここでいいんだよ。本当は枕元に置きたかったぐらい」
「本、好きなのね。枕元に置かなかったのはどうして?」
「まだ今みたいに平和じゃなかった時にカルディナに『地震来たら本に埋まって死ぬで?』って言われたからやめただけ」
拗ねたような口調で言う。
それを聞いて海がくすくす笑う。
(言われたからってちゃんと足元に置くあたり素直よね)
そう思いながら、ベッドまで歩き――ほんの数歩だ――、ベッドにちょこんと座る。
アスコットの方を見、座れという代わりに、隣をぽんぽんと手のひらで叩く。
おとなしく彼が座ったので、ご褒美をあげるように頬にキスをする。
どちらからともなく、抱き合ってキスを交わした。
海はアスコットの首に腕を回したまま、後ろに倒れ込んだ。
意外に勢い良く倒れたが、頭を打つことはなかった。
頭の下に、アスコットの手があった。
頭を打たないように、片手でとっさに庇ってくれたらしい。
(わざわざ庇ってくれたの…?)
「手、痛くない?」
嬉しさと心配が混ざった気持ちのまま尋ねた。
「大丈夫、痛くないよ」
それを聞いて海は軽く頭を持ち上げて、アスコットが手を自由にできるようにした。
その手を手にとって、口づける。
213 :
195:04/09/02 21:40 ID:J2q6GfMR
しばし、見つめあう。
鮮やかなグリーンの、特徴的な瞳。
目立つほどではないが、整った顔立ちをしている。
どこかでまだ、彼は海の真意を測りかねているようだ。
(本気でしてほしいって言ってるのにな)
この状況になっても、自分から抱いて欲しいとは言えなかった。
「…アスコット…」
その代わりに名前を呼び、目を閉じてキスをせがむ。
触れる程度のキス。しかし繰り返すうちに体が少しずつ熱を帯びてくる。
もどかしくなって自分から舌を入れた。
アスコットはそれに応える。
(私ばっかり、焦ってる…)
そう思いはしたが、自分の気持ちに気づいた以上はそれに従いたかった。
独占したい。
離れていても、何の不安も感じないほどに。
触れたい、触れられたい。
離れている時間、彼の体温を思い出せるほどに。
心のどこかで怖いとは思っていたが、後戻りしようとは思わなかった。
海もアスコットも萌えー!
続きを激しく待ってます
195さん最高
215 :
195:04/09/03 14:37 ID:Iv3QY3EV
海は少しだけ体の向きを変え、自分の後ろ側に手をやった。首のあたりにあるホックをはずして、ゆっくりと背中のファスナーを下げ始めた。
しかし緊張しているせいか、中途半端に横向きになっている体勢のせいか、スムーズにいかない。
もたついているところを見られて、余計に焦る。
(不器用だと思われるかな)
それを見てアスコットが、途中まで降りた状態のファスナーを下まで降ろしてくれた。
いったん起きあがり、膝立ちになる。
「…脱がせて」
アスコットが海の肩からワンピースを滑り落とす。
すでにファスナーの開いていたそれは、するりと膝の位置まで落ちた。
完全に脱ぎきっていないその状態のまま、彼に抱きつく。
布越しに感じる体温が心地よい。
上着だけでも脱がせたくて彼の衣服に手をのだが、服の構造自体がわからない。
その手をアスコットが止め、自分で上着を脱いだ。
左腕に、中に着ている服の上から、革のベルト付きポーチをつけている。
腕時計などよりも太いそのベルトを、右手だけで器用に外す。
煙草程度のサイズのポーチに、いったい何が入っているのだろう?
「それ、何なの?」
海が尋ねるとアスコットが答えた。
「中身?傷に塗る薬と、解毒剤と、小さいナイフ――護身用のね」
そして体育座りのような座り方をして待っていた海の、膝の位置にあったワンピースを完全に脱がせてくれた。
見上げて、微笑んで言う。
「私が守ってあげるのに」
その言葉にアスコットが笑って、言った。
「じゃあ、外しても大丈夫だね」
そしてベッドサイドにあるナイトテーブルの引き出しにそれを放り込んだ。
216 :
195:04/09/03 15:27 ID:Iv3QY3EV
下着は自分で脱がないと。彼がブラのはずし方を知っているとは思えない。
(服が違うって、こういう場面で不便ね)
実際は同じ世界の男の子でも、下着を脱がせるのには意外に苦労したりするものなのだが、彼女はそのことを知らない。
下着にかけた左右の手と同時に、肩胛骨を寄せるようにしてホックをはずす。
水色のブラが白い肌から離れるのを、なんとなく直視出来なくて、アスコットが目をそらした。
そういう姿を見て、可愛いと思う。
近寄って、頬にキスをする。それから、軽く驚いてこちらを向いた唇に。
上着を脱いだだけのアスコットと、ブラもしていない状態の海。
それに気づいて、彼の衣服――幸い、セフィーロの人がよく着ているただのタートルネックだ――を脱がせることにした。
しかし、慣れないせいか、結構難しい。
結局、アスコット一人で脱いだら数秒で済む服を、二人がかりで脱ぐ羽目になった。
服から抜け出した頭を、髪が乱れて鬱陶しいのか、ぷるぷる左右に振る。
子供っぽいその動作を見て海が笑った。
「犬か猫が濡れちゃった時みたい」
「イヌ?ネコ?」
セフィーロには犬や猫はいない。似たような動物がいても、名前は違うだろう。
それに気づいて、海が説明する。
「私たちの世界で人間がよく飼ったりする動物よ。光は犬を飼っているわ」
「……………」
とりあえず、彼女の話は理解したが、動作が似てると言われても反応に困るようだ。
何を言えば分からない様子の彼の、明るい茶色の髪を指で梳く。
見つめ合う。
もう一度キスを交わす。
アスコットが幅広のヘアバンドを、外してくれたのを感じた。
>>195 ほのぼのエチー萌え!
あんたは神だよ…
GJ!!!描写が秀逸です一気に読ませてください。
219 :
195:04/09/03 19:55 ID:Iv3QY3EV
ヘアバンドを外してくれたその手を捕まえ、もう一度横たわる。
捕まえた手を、彼女は自分の胸元に持っていく。
一瞬、彼が手を引っ込めかけたが、捕まっているため出来ない。
彼女の手を振り解くような真似は、彼には出来ないのだ。
空いている右手を伸ばす。
彼女が手を伸ばしたところで、座った状態の彼に届かないのだが、その距離は彼が近づくことで0になる。
物理的な距離だけでなく、心の距離も同じように埋まったようで、嬉しかった。
首に両腕を回し、抱きつく。
いよいよこれから行為が始まるのだ。
(やっぱり、ちょっと緊張するかも…)
何かに期待していることは自覚していたが、何に対してなのかはわからない。
アスコットが頬に触れる。
抱きついた腕に力を込めて、引き寄せる。
キスをしながら、彼の手が頬から首へ、首から肩、そして胸へと移動するのを感じた。
目を閉じ、それを受け入れる。
自分でするよりも優しい感触が、嬉しくもあり、もどかしくもある。
「…ん…もっと…」
220 :
195:04/09/03 21:53 ID:Iv3QY3EV
少しずつ、強くなっていく動きに吐息混じりの声が漏れる。
次第に固くなっていく先端が彼の手に触れる度に、体が痺れる。
「…あ…あっ…」
自分の手とは違い、予測の出来ない動き。
すでに理性などなかった。
「はぁ…あ…っね…くちでも…して?」
言われるままに、そこに口をつける。
「あっ…あ…んんっ…!」
自分の手では絶対に得られない感覚に、全身が慄える。
いつの間にか、胸元にある頭を抱きしめていた。
胸に押しつけられる形になっていたため、苦しいのか、アスコットが顔を上げる。
顔を上げたことにより、海の姿が目に入る。
耳まで赤く染まった顔、乱れた髪、潤んだ瞳。呼吸を弾ませている。
それを見て彼が赤くなって目をそらそうとしたが、抱きついてそれを止めた。
かたく閉じていた膝を、ゆっくり開く。
温かい手が、膝に触れる。
アスコットが海の表情を伺いながら、膝から内股へとくすぐるように、指先を滑らせていく。
蜜が溢れるそこに指の感触を感じた時、思わずぎゅっと目を瞑った。
その様子を見て、彼が手を離した。
「あ…だいじょうぶだから、続けて…」
慌てて言ったが、その慌てように自分が驚いた。
(なんだか…ものすごくして欲しいみたいで恥ずかしいな…)
これ以上赤くなりようがない頬が、さらに熱くなったような気がする。
その頬にキスをして、そっと指先を秘所に這わせる。
「…っ…あ…」
濡れた指先の触れる場所に、血が集まったような感覚。
「ここも…して…」
220の訂正です。脳内で220を無視してこちらを呼んで下さい。
改行が多くてエラーになるため、二つに分けております。
ややこしくて申し訳有りません。
要するに220を無視して、ここから先を219の続きとして読んでいただきたいということです。
**********
少しずつ、強くなっていく動きに吐息混じりの声が漏れる。
次第に固くなっていく先端が彼の手に触れる度に、体が痺れる。
「…あ…あっ…」
自分の手とは違い、予測の出来ない動き。
すでに理性などなかった。
「はぁ…あ…っね…くちでも…して?」
言われるままに、アスコットがそこに口をつける。
「あっ…あ…んんっ…!」
自分の手では絶対に得られない感覚に、全身が慄える。
いつの間にか、胸元にある頭を抱きしめていた。
胸に押しつけられる形になっていたため、苦しいのか、彼が顔を上げる。
顔を上げたことにより、海の姿が目に入る。
耳まで赤く染まった顔、乱れた髪、潤んだ瞳。呼吸を弾ませている。
それを見て彼が赤くなって目をそらそうとしたが、抱きついてそれを止めた。
かたく閉じていた膝を、ゆっくり開く。
温かい手が、膝に触れる。
下着の上からも触れているにも関わらず、そこからはかすかな水音がした。
恥ずかしさのあまり、海が顔を背けた。
布地越しの感触がもどかしい。
甘い疼きを感じながらも、薄く目を開ける。
目が合う。
アスコットが手を止めた。
グリーンの瞳を熱に浮かされたような気分で見つめ、ささやくように言った。
「…脱がせて」
彼の手が下着にかかった時、海は自ら腰を少し浮かせた。
ブラと同じ、水色の下着から、華奢な脚が抜けた。
アスコットが海の表情を伺いながら、爪先から膝へ、膝から内股へとくすぐるように、指先を滑らせていく。
蜜が溢れるそこに指の感触を感じた時、思わずぎゅっと目を瞑った。
その様子を見て、彼が手を離した。
「あ…だいじょうぶだから、続けて…」
慌てて言ったが、その慌てように自分が驚いた。
(なんだか…ものすごくして欲しいみたいで恥ずかしいな…)
これ以上赤くなりようがない頬が、さらに熱くなったような気がする。
その頬にキスをして、そっと指先を秘所に這わせる。
「…っ…あ…」
濡れた指先の触れる場所に、血が集まったような感覚。
「ここも…して…」
223 :
195:04/09/04 11:42 ID:YIZm3dhx
彼の指を、一番敏感な場所に導く。
アスコットは言われた通りに、そこをなぞる。
「あぁっ…ん、っく、あ、あっ…」
声が止まらない。
何度か自分でしたことはあったが、いつも途中で刺激に耐えられなくなり、手を止めてしまっていた。
「…はぁ、あ、ん、っ、あぁっ…」
だが今は指と体の所有者が異なるため、耐えられなくなっても止まらない――やめてと言わない限り――。
自分でしていたのなら、間違いなくもうやめている。
頭の中が白濁していく。
無意識に快感から逃れようとして、首を時折左右に振る。
そうしているうちに、彼女を責め立てる感覚が、少しずつ変わっていった。
(な…に?変な感じ…)
限界が近い。
声をあげるが、先程までのあえぎ声と違って、うわずった呼吸音に近い声だった。
息を吸う度に、快感の水位が増すような気がする。
その波に、爪先から頭まで飲み込まれた瞬間、頭の中の白濁が閃光に変わった。
「―――――――っ!!」
声すら出ない。
体が小刻みに震える。
アスコットの指にもそれが伝わり、彼は手を止めた。
海の長い髪が乱れ、目からは涙がこぼれていた。
アスコットが丁重なまでの優しい仕草で、顔にかかった髪を整え、涙をぬぐってくれた。
224 :
195:04/09/04 15:15 ID:YIZm3dhx
生まれて初めての絶頂に身体はかなり疲れていた。息はまだ整わない。
だが彼女は続きを、さらに求めた。
「おねがい…もう…」
拭われたはずの涙が、また瞳に溜まる。
事の重大さも、今ならまだ止められることも、アスコットにはわかっていた。
しかし本能的な部分が、後戻りは出来ないと、彼に告げる。
一瞬の逡巡が、グリーンの瞳に映る。
それでも、海は彼を求めて、手を伸ばした。
その手の甲に、アスコットがキスをしてくれた。。
まるで、キリスト教徒がロザリオに口づけているような動作。
彼にとって、自分がなんなのかをぼんやりとした頭で理解した。
嬉しくもあり、切なくもある。
もっと、求めて欲しい。生身の女性として愛されたい。
しかし、そう思っても、彼女には求めることしか出来なかった。
求めさせる術を、知らない。
回らない頭が際限のない思考に囚われそうだったその時、唇に軽いキスをされた。
「本当に、構わない?」
「…して…」
そう答えた次の瞬間、入り口に異物感を感じた。
225 :
195:04/09/04 15:16 ID:YIZm3dhx
一瞬混乱したが、すぐに理解した。
アスコットがそっと、指を挿れたのだ。
ゆっくりと奥へ入ってくる。
一度奥まで入ってしまうと、異物感は消えた。
中を探るように、内壁を緩やかに擦る。
「ん…ふあ…あ…」
初めての感覚に声をあげる。
花芽に触られた時の体を突き抜けるような感覚と違って、滲み出てくるような感覚。
「…っ…あっ…」
痺れるような快感に背をそらす。
そんな彼女の様子を見て、彼は指を抜いた。
やめないで、と言おうとしたが、入り口に指とは違う熱いものが触れたのを感じ、目を瞑った。
彼の首に腕を絡ませる。
(そういえば、いつの間に服脱いだんだろ…上半身を脱いだとこまでしか見てないけど…)
どうでもいいことに気づいたが、初めての痛みに全ての思考が飛ぶ。
「―――――――!!」
指が入ってきた時の異物感とは比べものにならない圧迫感に、声も出ない。
「…大丈夫…?」
アスコットが訊いてくれたが、その声がどこか遠い。全ての感覚が痛みに囚われている感じだ。
「つづけて…」
半ば本能的に、そう答えた。
彼女が息を吐くタイミングに合わせて、彼が奥へと侵入してくる。
動きが止まった。
奥までたどり着いた彼に、強く抱きしめられた。
(…え…?)
今まで彼がしてくれた、全ての行為は「海のためにしてあげたいから」だった。少なくとも海にはそう思えた。
だが、この瞬間、彼が自分を抱きしめたのは「彼がそうしたいと思ったから」だと感じた。
幸せのあまり、涙が出そうになる。
「アスコット…もう少しだけ、このままで…」
226 :
195:04/09/04 15:19 ID:YIZm3dhx
首に回したままの腕に、力を込める。
――二人の時間の感覚がなくなってきた頃、海が腕の力を緩めて、微笑んで言った。
「もう、いいよ…」
頬にキスを落として、彼がゆっくりと動く。
圧迫感はなくならないが、慣れてきたのか、痛みが和らいでくる。
「…あ…んっ…はぁ…」
繋がっている場所の中の一点から、痺れるような感覚が広がる。
海が慣れてきたのを感じ、アスコットが少しだけ動きを早めた。
「あ…あ…っ…んんっ…」
内壁が締め付け、退く時には襞が絡まって、彼を苛む。
彼にも余裕は全くない。
理性どころか、思考さえも奪われる中で、海の声に艶が混じっていくのを感じた。
なるべく一定のリズムで動いていたのだが、締め付けるだけでなく、海自身がしどけなく動くために、そのリズムも乱れる。
少しずつ、高みへと昇っていく。海にもそれはわかった。
痺れるような感覚が、快感へと変わっていく。
「はぁ、あ…あ、あっ…」
二人が繋がっている場所が、さらにきつく締まる。
海が体を仰け反らせた時、身体の中が熱で満たされるのを感じた。
「ん…く…あ、あああっ…」
「…………っ…!」
自分の声でよくわからなかったが、声にならない声を、アスコットが上げたような気がした。
227 :
195:04/09/04 16:27 ID:YIZm3dhx
――意識を失っていたのだろうか。
(えっ…と、ここ、アスコットの部屋よね?)
服は着せられていないが、ちゃんとベッドの中で寝かされている。
隣に、アスコットが寝ている。
あどけない寝顔。
(かわいい…)
その可愛い彼と、さっきまで何をしていたのかを思い出し、赤面する。
アスコットの服が床に落ちてしまっている。
長衣と、中に着ていたタートルネック。
下は穿いているらしい。
(あ、自分だけ服着てる)
軽く頬を膨らませるが、ナイトテーブルの上に海の衣服やヘアバンドがあるのを見つけてご機嫌を直す。
(私のだけ、ちゃんと置いておいてくれたのね)
寝ている彼の額に、そっとキスをした。
「………ん…?」
「あ、ごめん…起こしちゃった…」
グリーンの瞳が、うっすら開いてこちらを見た。
茶色の髪を撫でると、その手を軽く握り、ちらっと時計を見てから目を閉じた。
(相当眠いのかしら?そういえば、今日この部屋に来た時も疲れてたみたいだったな…)
アスコットの手を、そっと布団の中にしまってベッドを出る。
繋がっていた部分が痛む。
下着を身につけ、自分の服ではなく、床に落ちた長衣を羽織ってテーブルまで歩く。
ティーセットと、海のバスケットが置いたままになっている。
(ああ、フルーツケーキ、渡さなきゃ…)
これが目的だったはずなのに、忘れていた。
いや、おそらくそれは自分に対する口実だったのだろう。
会いたかっただけなのだ。
(あれ?)
海が部屋に入ってきた時に彼が片づけたはずの筆記用具と、見覚えのない紙が置かれている。
228 :
195:04/09/04 17:21 ID:YIZm3dhx
メモパッドと、そこから一枚だけ破った紙。紙には何か書いてある。
(地図?字は読めないな…話す言葉が同じなんだから、字も同じだったらいいのに)
おそらく彼女宛てだろうに。
メモパッドから一枚、紙を拝借した。
そこにメッセージを書いて、バスケットの中からフルーツケーキを出してまとめて置いておき、再びベッドに戻った。
朝、再び目を覚ました時、アスコットがテーブルの所にいた。
お茶を飲みつつ、本を読んでいる。
きちんとワンピースを着て、そちらへ行く。
「おはよう」
にっこり笑って、椅子を勧めてくれた。
お茶が出そうとしてくれたが、それを制止して、アスコットの飲みかけを一口だけもらう。
きょとんとしている彼を見て笑う。
「ねぇ、これって私宛て?」
昨日見たメモ(らしきもの)を指さして訊ねる。
「うん」
「地図、よね?どこの?」
「今住んでる場所の」
「寄宿舎の?」
「20日後からは、その地図に書いてる範囲内だけだけど、僕も外出できるから…」
「……?」
「その時は、良かったら会いに来てもらえないかな?数時間しか会えないけど」
それを聞いて嬉しくなって抱きつく。
電話も通じない、手紙も届かない、究極の遠距離恋愛。
たとえ結ばれた後でも、一か月以上会えないのは、どうしても寂しい。不安はないにせよ。
そもそも、彼が外出できる時と自分がセフィーロに来れる時が一致するとは限らないのだ。
数時間でも、会えるだけ幸せというものだ。
しかも、彼からそう言ってくれた。
嬉しくて泣きそうになるが、泣いたら間違いなくアスコットは困惑する。
それがわかっていたから、抱きついて顔を隠したまま、呼吸を整えた。
手を離して、ここに来た時に見せたよりも、魅力的な笑顔を向けて言った。
「絶対に会いに行くわ」
アスコットは一瞬、赤くなって目をそらしたが、すぐに笑顔を向けて言った。
「ありがとう」
可愛いと思うが、なんとなく気を悪くされそうで言えない。
昨夜と同じように優しく彼の頭を抱いて、言った。
「光と風のところに戻るね」
二人きりでいたいが、いつまでもここにいるわけにはいかない。
「一緒に行っていい?すぐに部屋に戻って来ちゃったから、二人に会ってなくて」
その言葉に同じ気持ちを感じて、海は微笑んで頷いた。
空になったバスケット――昨夜取り出したフルーツケーキは、ラッピングもそのままにテーブルの上にあった。
それを指さして、言った。
「これ、手作りなんだからちゃんと食べてね?」
「もちろん」
自然に笑ってそう言ったアスコットが、何かを思い出したようだ。
昨夜海が書いたメモを手にとる。
“For:Ascot 今回もお手製です。頑張って作ったから、ちゃんと食べてね♪”
「これって、何て書いてあるの?」
(さっき「食べてね」って言っちゃったから、意味なくなっちゃったな…最初から直接言えば良かった…)
間の抜けたことをしてしまったな、と思う。頬が紅潮する。
「……………?」
聞かない方が良かったのかな、とアスコットが困惑しているのを横目でちらりと見て、呼吸を整える。
笑顔で――間違いなく小悪魔の笑顔に見えただろうが――答えた。
「大好きって書いたのよ♪」
赤くなりながらも、それにしてはあからさまに長い文面を、彼は困惑して見つめた。
********** fin
長い話におつきあいくださいまして、ありがとうございました。
ああ…なんて拙い日本語…(;´Д`)
アスコットの描写を雑にしてしまって後悔…。
220の分、失敗してしまって申し訳ございませんでした。
読みにくい上に、保管庫管理人様にもご迷惑をおかけいたします。
いや、よく書いてくださった。(自分じゃ書けないから)
次回作も楽しみにしております。
アスウミに目覚めたかもしれない・・・。
GJでした。
234 :
195:04/09/04 23:33 ID:X6p7DJfz
感想を下さった方々、本当にありがとうございます。
キャラの描写が難しかったのですが、小道具(ケーキ、服、鏡、メモなど)をいろいろ使って遊んで楽しみました。
機会があればまた保守を兼ねて投下させてください。
>>228のアスコットの台詞、間違えました…。
「僕も外出出来るから」を
「僕も許可なしで、開いてる時間に自由に外出出来るから」
が適切ですね…。
チェックなしで書くんじゃなかったと反省。
堪能させて頂きました195さんありがとう
甘々からハードな作品まで職人さんの投下お待ちしてます。
この勢いでクレフ×海を読みたいなどと思ってしまう・・・
237 :
195:04/09/05 14:50 ID:H8wcfBUx
>>236 挿入なしで良ければ挑戦させてください…
239 :
195 :04/09/06 16:26 ID:sSGQ0d/T
早速、クレフ×海に挑戦させていただきました。
昨夜地震騒ぎで寝られなかったもので…w
アスコット×海がベースで、クレフが海にあんなことやこんなことをしてます。
苦手な方はスルーお願いします。
**********
城の中にある、彼女らにあてがわれた部屋。
光と風と、今日はここに泊まって、明日の夕方、帰ることになっている。
今は海以外、誰もいない。
ベッドに座り、溜め息をつく。
(言い過ぎたかな…言い過ぎたよね、やっぱり)
アスコットが逆らえないことを、彼女はよく知っていた。
自分の都合で会いに行けなくて、海に会いに来てもらっている。
そのことに、彼が引け目を感じていることも、わかっていた。
だから、後悔しているのだ。
弱みにつけ込んだような罪悪感が、彼女を苛む。
240 :
195 :04/09/06 16:28 ID:sSGQ0d/T
きっかけは、単純なことだった。
カフェのような店――アルコールもあるらしいが――で、一緒にお茶を飲んでいた時に、彼の左手の薬指に指輪跡を見つけただけであった。
彼にしてみれば、大事な指輪を、一番邪魔にならない指にはめていただけのこと。
しかし海にはそれが気に入らなかった。
大事な指輪。
元彼女とのペアリング、などとは当然思わなかった。
ただ、例えば両親の形見だったとしても、彼から両親の話を聞いたことがない。
例えば、召喚に必要な道具だったとしても、召喚士として彼がどういうことをしてきたのか、それも彼女は知らない。
彼が自分のことを話してくれていないことに気づかされて、苛立っていたのだ。
――重い沈黙。
そこに、彼と同じ黒基調の制服を来た男の子達が二人、店に入ってきた。
片方の少年がアスコットに気づき、声をかけた。
「あー!アスコットが美人さん連れてるー!」
その言葉にアスコットが、一瞬赤くなって顔を背けたので、海は少し機嫌を直しかけた。
その少年がアスコットに話しかけた。
「いーなー。美人とのんびりお茶なんて余裕だなー。主席の余裕とか?」
かなり嫌みな台詞を、邪気のない、羨望を含んだ口調で言われて、アスコットが苦笑した。
(…主席…?)
アスコットが主席を取ったことを、海は知らなかった。
些細なことだが、棘が刺さったような苛立ちをまた感じた。
今まで何も発言していなかった男の子が、海に話しかけた。
「はじめまして」
「え?あ、はじめまして」
海が慌てて笑顔で挨拶すると、その少年は、にこにこ笑って彼女に言った。
「俺達は二人とも、寄宿舎でアスコットと同室なんだよ」
――ルームメイトがいることも知らなかった。
(私…アスコットのこと、何も知らないんだ…)
訊きたかった。
(アスコットは私に、何一つ話してくれる気がないの?)
しかし知らない男の子達の手前、それも出来なかった。
241 :
195 :04/09/06 16:30 ID:sSGQ0d/T
海は用もないのに腕時計を見て、アスコットに言った。
「ごめんなさい、そろそろ帰らなきゃ――アスコット、途中まで送ってくれる?」
二人きりになるための作戦であった。
海の右腕には、蝶のような羽が生えた、黒い子猫に似た生物が抱かれていた。
長距離は無理だが、一瞬で人一人を移動させる能力を持つ、精獣の一種だ。
アスコットも、その精獣を知っていたから、送っていく必要がないことぐらい、わかっていただろう。
だが彼は頷いて、友人達に「送って行ってくる」と笑顔を作って言い、彼女と店を出た。
送って欲しいとの海の言葉は、二人きりになるための口実だと、彼も気づいていたに違いない。
黙ってついて来てくれたのは、海に逆らうような真似が彼には出来なかったからだ。
店を出て、人通りの少ない方へと少し歩いてから、海は言った。
「アスコットはどうして…私に自分のことを教えてくれないの?」
「………え…?」
表情を伺うと、明らかに驚いていた。
質問を重ねた。
「私に、自分のことを知って欲しいとか思わないの?」
「…全く思わないわけじゃないよ」
「じゃあ、どうして…?」
泣きそうになる。
アスコットが言葉を選びながら言う。
「今まで何をしていたかとかより、これから何をするかを話したいから」
「……………」
「同じ寄宿舎の友達はたぶん、次に会う時も友達だよ。だけど、次にウミといつ会うか決めたり出来るのは…今日だけだから」
「……………」
「会える時間も短いし、何もかもは話せないよ…いつかは…全部知ってほしいと思うけど…」
アスコットの言ったことは、正論だと思った。
だが、正しいからといって、何も知らないという寂しさは消えなかった。
それをうまく伝えるには、海は不器用だったかも知れない。
泣き叫ぶように、感情を吐き出した。
「それぐらいわかってるわよ!だけど友達でさえ知ってることを知らないのは寂しいじゃない…!それに会える時間が短いのは、そっちがお城に来られないせいでしょ!?」
――最後の一言がアスコットの耳に届いた瞬間には、すでに彼女は後悔していた。
(どうしよう…怒らせちゃったかな…)
242 :
195 :04/09/06 16:32 ID:sSGQ0d/T
海の予想に反して、彼は怒った様子を見せなかった。
アスコットが、手を差し出した――海にではなく、海の腕の中の精獣に。
甘えてその手にすり寄るその精獣に、微笑んで彼が言った。
「ウミを城まで送ってあげて」
笑顔も、声も、どこか固いように思われた。
精獣の力が発動する直前、彼がそっとキスをしてくれたが、冷たく軽い感触が却って胸を苦しくした。
「ごめんなさい…」
――呟くその言葉は、彼には届かなかった。
浮遊感が体を包み、一瞬後、彼女は城にいた。
また、溜め息をつく。
(あんなにいつも気を遣ってくれてるのに、傷つけちゃったな)
彼女をここまで運んできてくれた黒猫――のような精獣――の頭を、そっと撫でる。
羽根の付いたその精獣は、外見通り子猫のように、心地よさげにグリーンの瞳を細めた。
昼間に会った人物を連想させる色の瞳を、切ない思いで見つめて話しかける。
「クレフ――あなたのご主人様の所に行かなきゃね」
借りた精獣を返さねばならない。
羽根つき黒猫を抱いて、彼女は部屋を出た。
243 :
195 :04/09/06 16:32 ID:sSGQ0d/T
クレフは自室にはおらず、広間にいた。
いつも持っている大きな杖を振って、ドアを開けてくれた。
クレフは何かを言いかけたようだった。
アスコットの様子を訊こうとしたのかも知れない。
しかし元気のない海を見て、無言のままで広めの椅子を魔法で出してくれた。
礼を言って、その椅子に座った。
「あの…この子を返しに来たの」
羽根つき黒猫を抱きあげ、クレフに差し出す。
しかし、クレフは静かに首を横に振って言った。
「今は返さなくてよい。明日も必要になるだろう?」
(明日も?)
意味が分からない。「アスコットの元へ、明日も行かねばならないだろう?」
「…どうして…?」
「アスコットと、何かあったのではないのか?」
穏やかに言う。
何もかも、お見通しのようだ。
無言で頷いた。
そして、全てを話した。
アスコットのことを何も知らなくて、それが寂しいということ。
彼が言った言葉。
それを正しいと思ったこと。
それでも、寂しいと思うこと。
彼を傷つけてしまったこと。
クレフは黙って、彼女の話を聞いていてくれた。
「ね、どうしたらいいと思う?」
「明日帰る前に、会いに行け」
苦笑を噛み殺した様子で、クレフは言った。
244 :
195 :04/09/06 16:36 ID:sSGQ0d/T
クレフに相談するまでもない。
それが最善の方法、というよりも、唯一海に出来ることだった。
それは彼女もわかっていたが――。
「でも……」
(会えるかしら?…会ってくれるかしら…?)
「まだ、迷っているのか?」
クレフが言う。
そして、その言葉に対して、彼女が口を開きかけた時、腹部に温かい感触を覚えた。
(え…!?何…?)
混乱した頭で、クレフの手が白いキャミソールの中に入ってきたのだと理解した。
「やだ…離して…」
胸をブラの上から触られ、拒否する声にも吐息が混じる。
ブラの中に手が入れられ、固くなり始めたばかりの先端を軽く摘まれた。
「んっ…」
そのままそこを指で弄ばれながら、反対の手で、ショーツ越しに花芽を擦られる。
「…っ…はぁっ…」
たった一度とはいえ、すでに愛されることを覚えた体には、あっさり火がつく。
ショーツを膝まで下ろされ、直接指で触れられる。
慌てて彼の手を止めようとするが、それには構わず、指が中に入ってくる。
すでに溶けたそこが容易にその指を飲み込むと、一本から二本へ、中の指が増やされた。
「っあ…!」
中の敏感な場所を擦られ、体が跳ねた。
そこだけを激しく責め立てられ、快感から逃れるため、無意識のうちに椅子の上で後ずさりしようとした。
しかし、いくら大きめの椅子でも、当然それは出来ない。
逆に椅子の上に両足を上げてしまったため、クレフから完全にそこが見えるようになってしまった。
人差し指と中指で中の一点を、時折親指で花芽を刺激され、彼女は狂わされていった。
245 :
名無しさん@ピンキー:04/09/06 16:53 ID:sSGQ0d/T
白いキャミソールと、同じく白いレースのブラは上に捲られ、上気した肌も胸も晒されている。
ミニスカートもめくれており、濡れた秘所が指を受け入れている様子が、完全に見えてしまっている。
しかも先程から彼女は、肘掛けに手を置き腰を浮かせ、自らクレフの指に敏感な場所を擦り付けるように腰を振っていた。
初々しい胸が、その動きに合わせて揺れている。
最高にエロティックな眺めだ。
「…ひ…あ、あっ…も、だめ…っ…」
限界が近い彼女の目に、ぱたぱた飛んでいる精獣のグリーンの瞳が映った。
背徳的な行為をしているという気持ちから目をそらそうと、目を閉じた。
しかし瞼の裏に、精獣のものではないグリーンの瞳が映る。涙がこぼれた。
罪悪感のためか、動けなくなった彼女を心なしか寂しげに見、クレフが指を動か
す速度を上げた。
「…ん、はぁ、あっ、あああ…っ!!」
内壁がきつくクレフの指を締め付け、彼は彼女が達したことを知った。
――頬に冷たいものが触れ、海は薄く目を開いた。
「眠っていたのか?」
彼女は首を横に振り、グラス――ガラスで出来ているかはわからないが――を受け取った。
服だけ整えて、椅子に座ったまま、ぼんやりと考えごとをしていたのだ。
「謝りに行く気にはなったか?」
「……………」
少し、迷っている。
会いに行っていいものか、行ったところで会ってくれるのかどうかがわからない。
グラスに口をつける。
水かと思ったが、かすかにミントのような味がした。
246 :
195 :04/09/06 16:55 ID:sSGQ0d/T
クレフも同じ飲み物を一口飲み、告げた。
「伝令が来た」
「伝令?」
「アスコットが剣術の授業の際に、怪我をしたそうだ」
(――え!?)
危うく、グラスを取り落とすところだった。
「無論、生死に関わるような重傷ではない。治癒魔法をかけられているはずだしな」
(そうよね、そんな大変な怪我なら飲み物を飲んでる場合じゃないもの…)
とりあえず、安心することにする。
「発熱して少し消耗しているが、すぐに回復するだろう」
(明日は会えないわね…)
「会えなくて、残念か?」
「………」
頷く。嘘はつけない。
勝手な話だが、会えないとなるとやはり残念だ。
「部屋に、送ってやろう」
「部屋に?」
「会いたいか?」
「…ええ」
クレフが微笑した。少し寂しげに見えたのは、気のせいだろうか?
「送ってくれるの?」
「他に会う方法はない。明日はおそらく彼は外出出来ぬだろう」
「……ありがとう」
「少し休んで、支度をして、一時間後にここに来い」
頷いて、海はいったん自室に戻った。
247 :
195 :04/09/06 17:07 ID:sSGQ0d/T
入浴を済ませ、支度をしてもう一度クレフのいる広間へと向かった。
服も先程とは違う。
昼間と服装が違うのは不自然かも知れないが、指だけとはいえ、クレフとあのようなことをした後だ。
あの服を着ていく気にはなれない。
広間に入ると早速、先程の黒猫に似た精獣を抱かされる。
転移の直前、彼女は言った。
「ありがとう…優しいのね」
クレフが複雑な表情を浮かべ、首を横に振ったのが見えた。
浮遊感に包まれ、広間の景色が見えなくなった。
一人きりになった広間で、クレフが呟く。
「優しさではない。――奪う度胸がなかっただけだ」
その声は無論、海には届かなかった。
さっきHNとsageを入れ忘れてあげてしまいました。
申し訳ありません…
あと1、2回で終了です。
249 :
195:04/09/06 20:32 ID:sSGQ0d/T
浮遊感が消え、目を開けた。
「…わ!?」
誰かの驚く声が聞こえた。
知らない部屋だ。今日の昼間に会った少年二人が、目を瞠っていた。
(そういえばこの子達、アスコットのルームメイトだって言ってたっけ)
「こんばんわ…」
驚きつつも、二人が声を合わせて挨拶した。
思わず吹き出した。
(なんか可愛いな)
どう考えても、挨拶している場合ではない。
女子禁制の寄宿舎、しかも自室に女性が現れたのだ。
追い出すなり、ここに来た理由を問いつめるなり、すべきことが他にあるだろう。
なのに、真っ先に、二人揃って挨拶している。
ひとしきり笑って、彼女も「こんばんわ」と笑顔を向けた。
「アスコット、昼間のお姉さんが来てるよ」
ベッドの方へ向かって少年の一人が言う。
熱があるのか、額を冷やしている。
海の姿を見て起きあがろうとしたが、途中で眩暈がしたのか、額を押さえた。
男の子達に寝かされる。
「…ごめん…」
「ごめんじゃない!起きたいなら起こせって言えよ!」
「…うん」
「アスコット、寝たままでいた方がいいわ」
「…うん」
一同が「本当にこいつ大丈夫なのか」という表情を浮かべた。
アスコットが海の方を見、ささやくような声で問う。
「どうして…ここに?」
250 :
195:04/09/06 20:33 ID:sSGQ0d/T
なるべく優しく聞こえるように意識して、答えた。
「決まってるじゃない、怪我しちゃったって聞いたから来たのよ」
「……………」
熱で熱くなっている頬に口づけた。
ついでに耳元で囁いた。
「昼間は…ごめんね…」
ゆっくりと、頭を横に振ってくれた。
長居しては気を遣わせる。
「そろそろ帰るね」
可愛い彼と、彼の可愛いルームメイト達に言う。
ルームメイト二人に、持ってきたカップケーキ――昼間アスコットに渡しそびれた――を渡す。
「私の国のお菓子よ。みんなで分けて食べてね」
そう言った時、腕をそっと掴まれ、ベッドの方を見る。
「どうしたの?」
アスコットが左手で彼女の腕に手を添えたまま、右手をかざす。
緑色の光が生まれ、小さな魔法陣に変わった。
そこから、一つの小さい箱が出てきた。
「何?」
「昼間、渡しそびれたから…」
「私に?」
頷く。横になったままなので、ベッドにすり寄っているような動作だったが。
その場で開けたかったが、部屋の外で足音が聞こえた。
ここに女性がいるのが見つかったら、「連れ込んだ」として扱われる。
三人とも処分は確実だ。
アスコットが、ささやくような声で、海の肩の上にいた精獣に転移を命じた。
浮遊感を感じる。
昼間と違い、グリーンの瞳は熱に潤んでいたが、海の目をまっすぐに見ていてくれた。
251 :
195:04/09/06 21:50 ID:sSGQ0d/T
今回は広間に着いた。
まだクレフは広間にいた。帰りを待ってていてくれたのかも知れない。
「ただいま」
そう言って黒猫のような精獣を返した。
「…アスコットの様子は、どうだった?」
「熱があるみたいで、ちょっと辛そうだったわ」
「そうか…早く良くなると良いが」
「うん、そうね…なんだかいつもよりも危なっかしくて心配だわ」
クレフは一瞬、寂しげに笑ったが、ふと海が持っている小箱に目をとめた。
「それは…?」
訊かれてから、自分がまだ箱を持っていたことに気づいた。
「アスコットがくれたの」
そう言って箱を、そっと開けた。
箱の中には、貝殻で出来た、白い小さなケース。宝石箱のようだ。
「可愛い…」
クレフが声に出して、今度は明るく笑った。
「その中身だろう、彼が渡したかったのは」
首を傾げながら、彼に言われて、宝石箱を開けた。
宝石箱の中は濃藍色の布が張られており、その中央に花が咲いていた。
六枚の花びらを持つ、シルバーの花。その上に、一回り小さい、五枚の花びらを持つ水晶の花が重なっている。
二種類の花が重なって一つの花を作り、指輪に飾られていた。
繊細で美しいデザインに見とれてから、指に嵌めた。 細い指に本当によく似合う。
「水の花、だな。“約束”や“誓い”を意味する花だ」
約束…――自然に涙が溢れてきた。
なんとなく泣き顔を見られたくなくて、急いでクレフにおやすみを言い、部屋に引き取った。
クレフが閉ざされたドアに向かって、呟く。
「私には、お前に何も誓うことは出来ない。でなければ、奪っていただろうな――たとえ誰かを泣かせてでも」
********** fin
195さん乙!
クレフの報われない気持ちに萌えました。
普通のラブラブもいいんですが、
こういう風に気持ちのすれ違いがあるとより萌えますね
195です。
読んでくださった方々、ありがとうございます。
クレフ×海は一度書いてみたかったカップリングです。
頭がアスコット×海から離れてくれなかったので、やけに前振りを長くしてアスコット×海ベースのクレフ×海にしました。
しかし…後半の怪我の設定は後から足したのですが、足す前はクレフが「揺れる乙女心につけこんで海を襲う変態」になってしまってましたw
急遽、クレフの切なさや優しさを見せるために付け足し。
「なんで精獣がいながら、アスコットの部屋までクレフに送ってもらうのか」など、苦しい点が多くて申し訳ありません。
>>195サマ
またもやGJ!
ナイス変態>クレフ
>>254 ナイス変態ってw
2作でアスコット×海にハマりそう
256 :
名無しさん@ピンキー:04/09/07 20:23 ID:r9jrZ2vk
大事なことを忘れてた
195神GJです
海がエロくて鼻血吹きそう
クレフの切なさとアスコットの優しさと小道具の美しさに感動
しかもアスコットの友達がなにげに可愛いっす
sage忘れた…
逝ってくる
フェリ×風って需要ありますか?
ある!
ランティス×光より
イーグル×光の方が萌え
ノヴァ×光も
263 :
名無しさん@ピンキー:04/09/07 23:47 ID:lqxziZvo
ノヴァもいいな
「可愛いヒカル、大好き」とかやってそう
アスウミの195様あたり書いてくださらないだろうか
265 :
195:04/09/08 00:30 ID:s89NRwB8
さんざん海を書いといてなんですが、敢えて言いましょう…。
密かにザガート×アルシオーネが気になります。
光なら、イーグルにしてもノヴァにしても言葉責め入りで…変態か(;´Д`)
266 :
195:04/09/08 00:33 ID:s89NRwB8
>>258 ぜ、ぜひ読みたいです…
投下お待ちしております!
フェリオ×風前提のフェリオ×光なんて誰か書いてくれませんか
王道カプより、少しひねりがあるのが萌え。
でも258さんのフェリオ×風も激しく読みたい
>>258 わたくしも…期待に胸を焦がして待っております
風大好きですよもう!
サターンのはフェリオ風かなり前面に押されてた気がするけど
自分の中では不完全燃焼(;´Д`)<ナンカクレ…
195さん乙です!
よくクレフ×海なんて難題に果敢に挑戦してしてくださった
フェリオと風って王道カプなのに、なぜかあんまりお目にかかれない…
王道すぎるから逆にないのかな…
漫画でもアニメでもサターンのでもSFCのでも一番強かったと思う。
そのぶん今までありがたく萌えさせていただきますたが。
195さんと258さんに希望を託して。
271 :
195:04/09/08 23:22 ID:s89NRwB8
神降臨までの暇つぶしに、どなたかリクをお願いいたします。
リクの多いものを書かせていただきます。
イーグル×光
ノヴァ×光
ザガート×アルシオーネ
海×アスコット
あたりで。
風好きなのですが、私が書くとなぜか「はじめてのア○ム」のお姉さんみたいになってしまうので、258様に期待ということで…
ノヴァ×光、キボンヌ。
2番目のOPのキスシーンとかハァハァしたもんです。
俺もノヴァ
ザガート×アルシオーネに一票… _| ̄|○ノ
イーグル×光に一票!
イーグル×光 )ノシ
277 :
名無しさん@ピンキー:04/09/09 12:56 ID:d6VskU8S
俺もイーグル×光がいい(;´Д`)ハァハァ
ノヴァ×光に一票!!
ノヴァに一票〜
ノヴァも捨てがたいがイーグルに一票!
ザガート×アルシオーネに1票!
この二人好きだけど、カップリングにするのは思いつかなかったな…
ザガート×アルシオーネに一票(*´д`)ノ
ノヴァx光・・・。
いつの間にかメジャーカップリング談義で盛り上がってるな。この流れを待ってたんだ!w
いや、オリキャラや獅堂兄弟もいいんだけどね・・・
空×風(鳳凰寺姉妹)ってのはマイナー過ぎですか?
286 :
195:04/09/10 00:55 ID:JXMZrEC1
明日の0時ぐらいまで待って、票が多かったものを書き始めます。
投票が多くて嬉しいです。
「このスレこんなに人多かったんか」と驚きましたw
余力があれば他のカップリングも書きたいですね。
イーグル×光、お願いします。
>286
期待してます。頑張って下さい!
一番最初にザガート×アルシオーネとか言い出したのは自分です_|\○ノ
このスレ見たのは一昨日くらいが初なんですがねw
レイアース、終わってから3年くらいして猛烈にハマってビデオで全部見直しましたよ。
風が好きでした…が、王道すぎて他カプありえそうにないですか(;´∀`)
ノヴァ×光!!
イーグル×光だ!
ノヴァひか!
百合は苦手な人もいるんでは・・・。というか自分がそう。
なのでイーグル×光で。
あれ? イーグルって男だっけ? 良く憶えてない。
294 :
名無しさん@ピンキー:04/09/10 14:10 ID:vHGk+5z2
風と海!
>293
イーグルはオートザムの司令官で男だよ
(オートザム軍に女はいなかった)
>195様
是非イーグル×光でお願いします
296 :
名無しさん@ピンキー:04/09/10 16:45:23 ID:vHGk+5z2
サンユンとアスカ
イーグル×光に一票。
ノヴァ!
私もノヴァ×光が読みたい。
NOVAうさ…じゃない! ノヴァx光を是非!
301 :
195:04/09/11 00:12:36 ID:kUrI/i05
そろそろリク締め切ります。
ご協力ありがとうございました。
一番多かったのはノヴァ×光ですね。
土日にupします。
あ、HNのところにカップリングを書きますので、そのカップリングが苦手な方は、それを見てスルーしてください。
それから、あくまで「神が降臨するまでみんなで暇つぶししよう!」なノリですので、出来は期待しないで下さい。
前スレ813氏……。
自分は正統男女カプがみたい。
フェリオ×風とか
イーグル×光
ランティス×光
ザカード×エメロードとか。
誰かお願いします。
304 :
名無しさん@ピンキー:04/09/11 15:45:58 ID:ptRj3jic
じゃあ
フェリオと風
か
小狼とさくら
でお願いします。
305 :
195:04/09/11 16:40:59 ID:UPCihaiD
光は眠っていた。
プレセアの力を借り、無事に剣を甦らせたのだが、疲れきってしまったようだ。
気を失い、創作室からランティスに運ばれて部屋に寝かされた。
セフィーロに来てからよく見る、ノヴァの夢。
光と同じ顔をしている、その少女が何者か、光にはわからない。
この時の彼女の夢にも、やはりノヴァが出てきた。
――ここはどこだろう?
真っ暗な空間。
しかし姿見のような鏡が複数、光を囲むように置かれている。
暗いはずなのに、光には、その鏡に施された装飾まではっきりと見えた。
映る自分の姿も。
目の前の鏡にも、自分が映っている。
しかし鏡の中の自分が、口角をつり上げた――笑ったのだ。
「何…!?」
驚いて思わず後ずさりするが、右手首を突然掴まれた。
光の手首を掴んでいたのは、鏡の中から伸びた腕。
黒い、服の袖と一体になった手袋に包まれている。
この時点でようやく彼女は、その手の主がノヴァだと気づいた。
「ノヴァ…!」
振り払おうとしたが、彼女の手首を掴んだ手は解けない。
306 :
195:04/09/11 16:42:49 ID:UPCihaiD
さっきカップリング書き忘れました。
申し訳ない…
水に潜るときのような動作で、ノヴァが鏡から出てきた。
くすくす笑って言う。
「ヒカル、遊んで!」
光が睨み付けるが、その視線にノヴァは嬉しそうである。
自分を見てくれるということが、嬉しいらしい。
ふわ、と浮いて光の首に右腕を巻き付ける。
ついで、光の右腕を掴んでいた左腕も、首へと移した。
唇を掠めるように、キスをする。
呆然とする光の表情に、今度ははっきりと声に出して笑った。
強く抱きついて猫のように頬を擦り寄せる。
「ね、遊ぼ」
光が腕を解こうとしている。
「離せ!海ちゃんと風ちゃんのところに行くんだ!」
そう、彼女が折れた剣を甦らせたいと願ったのは、彼女たちと戦いたいから。
しかし、ノヴァは彼女らが嫌いだ。
大好きなヒカルが好きなものは嫌い。
「また仲間のこと、言ってる!」
子供っぽい怒りを、ノヴァが吐き出すように叫ぶ。
さっきまで光の髪を撫でていた手で、肩を掴んでいる。
その手に、強く力を込める。
痛みの余り、思わず光が声を上げた。
それをノヴァは心底可愛いものを見る目で見つめ、言った。
「ヒカル、外なんて見ないで、私とだけ遊ぼ」
優しい、可愛い口調。
反駁しようとする光の唇を、自分の唇で、今度は強く塞いだ。
キスをしたまま、華奢な肩を強く押す。
バランスを崩して光が仰向けに倒れると、その上に覆い被さった。
「何するんだ!!」
その声には少し、怒り以外のものが混じっている。
――恐怖感。
「ヒカル、怖いの?」
からかうような、楽しむようなノヴァの声。
「大丈夫、楽しいことをするんだよ」
耳元で囁くように言う。
また、猫のように擦り寄る。
制服のリボンを引っ張って解く。
「離…っ…」
光の唇に、今度は人差し指をあてて黙らせて可愛く言う。
「しーっ」
身を捩ろうとしたが、同じ体格の女の子とも思えない力で押さえられて動けない。
意を決して、魔法を唱えようとした。
「炎の…!!」
しかし、言えない。
ノヴァが光の首を絞めたのだ。
声を出すどころか、息さえ出来ない。
苦しさに、目に涙が浮かぶ。
すぐにノヴァが離れた。
身を捩って激しく咳き込む。
その背中を撫でながら、ノヴァは光の衣服を脱がしていった。
抵抗しようにも、まだ息が整わない。
涙が零れそうな瞳がノヴァを睨み付ける。
しかし、それはまたノヴァを喜ばせた。
脱がされてしまい、ブラウスは肩に引っかかっているだけ、スカートは腰にまとわりついているだけだ。
白いブラとショーツが完全に見えてしまっている。
「ヒカル、可愛い……」
大好き、と言いながら、耳をくすぐるように舐める。
「ん…っ…!」
突然のくすぐったさに驚いて、思わず声を上げそうになる。
「もっと、可愛い声聞かせて」
胸をまさぐりながら、首筋も耳と同じように舐める。
「ひ…ぁ…」
慣れない感覚と抵抗できないことに、光は恐怖さえ覚えながら小さく声を上げた。
ノヴァが嬉しそうな表情を浮かべ、ブラを千切った。
薄い胸の先端を指でなぞり、口に含む。
「…ん…っく…ノヴァ、だめ…」
光は床の上で頭を左右に揺り動かして、くすぐったいような痺れるような感覚に耐える。
ノヴァが細い指でショーツの上から、スリットをなぞる。
性感がまだ幼いからか、恐怖のためか、それほどは濡れていない。
しかし気にせず、ノヴァは優しくそこを撫でた。
少し経って、いったん手を離す。
「ヒカル、起きて見てみて」
手を引いて起こされた。
ノヴァが彼女らを囲むように置かれた姿見の一つを指さした。
それに映っていたものは、彼女らだ。
しかし、こちらはその鏡を見ているのに、鏡の中の彼女らは別のことをしていた。
「……………!」
何をしているのか、光には具体的にわからなかったが、雰囲気の淫靡さに言葉を失った。
一糸纏わぬ姿をした光とノヴァが、互いの性器を擦りつけていたのだ。
ノヴァが上になっていたが、光も快楽に眉を寄せて腰を浮かせていた。
鏡から目を逸らす。
すると、鏡の外のノヴァがにっこり笑った。
「ね、楽しそうでしょ」
赤くなるべきなのか青くなるべきなのか、それすらわからない。
そんな光の反応が面白いのか、ノヴァはくすくす笑う。
そっと、もう一度光のショーツに手を伸ばし、触った。
「さっきよりも濡れちゃってるね、あれを見たから?」
先程の鏡を指さす。
今にも絶頂を迎えそうな二人の姿が映っていた。
「ち、違う…!」
あまり意味は分かっていなかったが、慌てて否定した。
下着の、今度は腰の部分に手が掛かった。
脱がされることを感じて光が後ろに下がったが、逆に脱がせやすくなり、逆効果になってしまった。
今まで人に見せたことのない部分が、露わになった。
脚を閉じられないように押さえながら、ノヴァがうっとりとそれを見つめた。
上半身をばたばたと動かすが、無意味だった。
「可愛いね、ヒカル」
一番敏感な場所を指で刺激する。
「あっ…あ…っ」
堪えきれずに声を上げる。
「今の可愛いヒカルを、ランティスに見せたらどう思うかな?」
からかうように言って、ノヴァがそこに顔を近づけた。
「…!ノヴァ!」
抗議するように光が叫んだ。
ランティスの名を出したためか、そこにキスをしたためか、光にもノヴァにもわからない。
とにかく羞恥に耐えられない。
一番敏感な場所に、ノヴァは子猫がミルクを舐めるようにして舐める。
「う…ん…あっ…あ…」
強すぎる刺激から、逃げようとするが、それはノヴァを悦ばせるだけだった。
「っ、や…ああ…んっ」
声が次第に高くなる。
瞳から涙が零れた。
ノヴァはそれに構わず、恍惚とした表情で行為を続けた。
「ひぁ、あっ、あああああっ…!」
身体が震えた。
目を開けていたのか閉じていたのかわからないが、全ての光景が白く光った。
――とっても可愛い!ヒカル、大好き!
そんなノヴァの声を聞いたような気がするが、それも定かではない。
目を開くと、光はセフィーロの城の、自分の部屋に寝かされていた。
「…夢…か……」
ランティスが部屋に運んでくれたままなのだろう、制服姿だ。
ノヴァに千切られたはずのブラは、無傷で光の胸を覆っていた。
しかし、未だに身体には感覚が残っていて、彼女は自分の身体を抱きしめた。
ふと手首に目を向け、戦慄する。
鏡から出る時にノヴァが掴んでいた右手首。
そこに、くっきりと、手の形の痣が残っていた。
「現実なのか…?」
部屋に置いてある姿見が視界に入ったが、慌てて目を逸らした。
ノヴァが出てきそうで、怖かった。
彼女のこの「鏡恐怖症」は、ランティスから鏡のペンダントをもらうまで続いた――。
一番票が多かった、ノヴァ×光を投下しました。
ノヴァや光の口調を忘れていて、意外に苦戦。
イメージと違う!と思われた方、申し訳ありません…
>>304 フェリオと風
か
小狼とさくら
そこはかとなく同意…。あちらのスレじゃ(職人さんのカプ嗜好に合わないという理由もあるけど)住人の傾向として強烈に
「小狼市ね」だからとてもリクできる空気じゃないんだよな…勿論だからってここでそれをやってなんて言わないが
>195氏
GJ!!
314 :
195:04/09/11 21:01:09 ID:UPCihaiD
>>313 ありがとうございます。
なんか小狼とさくらって少ないですよね、あのスレ。
友世愛好家(?)が多いからでしょうか??
海と風
か
知世とさくら
も見てみたい
(´-`).。oO(アルシオーネたん・・・
(´-`).。oO(ヴァルシオーネたん・・・
>>314 (195)
「神が降臨するまでの暇つぶし」とおっしゃいましたけど、195さんこそ充分に神ですよ。
知世愛好者といえば俺もそうですけど、エロはだんぜん百合より男女カプものの方が好みですから…。
>>195 GJっす!ノヴァの口調がアニメと同じですし
しかも剣を甦らせた後に光がどんな夢を見たか、アニメに書かれていないので話が繋がるのが巧み
海と知世の支持層は被る
>>320 何を根拠に?海たんはラヴだが知世は気味悪いからイラネ。
レイアース好きだけどさくらはダメだったなぁ
――今日も来てくれたようだ。
なんとなく、わかった。
これがセフィーロの人々がよく言う、「気配がわかる」ということだろうか。
きっと、彼女はどこよりも先にここへ来てくれるだろう。
いつものように。
だが今日はいつもと違い、彼の親友であるランティスが不在だ。
彼女にしてみれば、残念なことこの上ないだろう。
猫耳を倒してしゅんとするその表情は、彼の想像だが、触れられそうな程に確かに浮かぶ。
部屋と呼べるかどうかわからない場所。
森林浴を目的とした公園に近い。
奥行きはかなりあるが、横幅があまりない。
奥の方に石造りの階段が数段ある。
その上は床が石でできていて、その上にベッドが置かれている。
彼――イーグルはそこに座っていた。
精神エネルギーを使い過ぎた彼は、セフィーロ到着後すぐに眠りについた。
最初は本当に眠っているだけだった。
しかし次第に周囲の声に反応し始め、心を通して会話が出来るようになり、最近ついに目を覚ました。
現在では、少し城の中を歩きまわる程度にまで回復している。
それが、光には嬉しくて仕方がないようだ。
彼女が喜んでくれて彼も嬉しい。
彼はオートザム軍を利用して、私的な願いのためにセフィーロに侵攻した。
セフィーロや彼の部下は、「イーグル・ビジョンは戦闘中に病で倒れ、講和が成立したセフィーロで療養中」とだけオートザムに報告してくれた。
彼が何のために闘ったかはオートザムに伝えられていない。
そのため、形式的には、彼には何の罪もないことになる。
それどころか、病にもかかわらず、国家のために闘った英雄と思われている。
しかし、罪悪感が彼を苛むのだ。
彼が穏やかに生きていられるのは、彼の回復を願い、喜んでくれる人がいるからこそである。
「…来ましたね」
一人ごちる。
予感通り、数秒後にドアが開いて彼女が入って来た。
「イーグル、こんにちは!」
「こんにちは、ヒカル」
いつも通りの挨拶。
光が声をかける。
「隣に座ってもいい?」
「どうぞ」
笑って手を取り、隣に座らせる。
このような紳士的な扱いには慣れないのか、くすぐったそうに光が笑う。
そんな光を見て、イーグルが何かに気づいたような顔をした。
その表情に、光が頭に疑問符を浮かべる。
「いつもと何か違うと思ったら…」
そう言いながら、イーグルは左手を光の右頬にあてた。
その親指で、軽く光の唇に触れる。
薄いピンクの、透明なグロス。
「あ、海ちゃんがくれたんだ。自分は使わないからって…」
「よく似合ってますよ」
実際そのグロスは、初々しい女の子らしさを醸し出していて、光によく似合っていた。
「そっ、そんなことないよ!海ちゃんの方がよく似合うんだけど、海ちゃんは甘いもの嫌いだからこれ苦手なんだって、それで…」
似合っていると褒められ、気恥ずかしいらしい。
赤くなって慌てる様が可愛い。
くすくす笑いながら問う。
「で、どうして甘いもの嫌いだとそれが苦手なんです?」
甘いものと化粧品には、関連性はないように思える。
「これ、苺の…えっと私達の世界の甘い果物の味なんだよ」
「果物の味の化粧品とは、面白いですね」
「うん」
そっと光を横抱きにして、自分の膝の上に乗せた。
「えっ…?」
目をぱちくりして、驚いているようだ。
横向きに座らせた彼女の、耳元で囁く。
「ランティスがいなくて、寂しいですか?」
その言葉に、彼女の顔が見事に赤く染まる。
小さく頷いた後、イーグルが口を開く前に、遮るように言った。
「でっ、でも…っ」
「…でも、何ですか?」
その問いに、光は一瞬の沈黙の後に顔を上げ、笑って言った。
「イーグルに会えて嬉しいよ」
「ありがとう」
そう言って、優しく抱きしめた。
しかし心中は複雑だ。
ランティスと光に幸せになってもらいたい、という願い。
光が自分とランティスを平等に扱ってくれることを、嬉しく思う気持ち。
それでも、捨てきれない独占欲。
矛盾だらけだが、どれも自分の正直な感情である。
整理出来ない思いをそのままに、彼は少女の名を呼んだ。
「…ヒカル…」
光が、何?と、笑ってこちらを向く。
薄くグロスが光っている。
濡れたようなその小さな唇を、彼は自分のそれで塞いだ。
かすかにグロスの甘い味がした。
イチゴという果物は、こんな味がするのかと思いながら光を見る。
光は一瞬、何が起きたかわからないという顔をしていたが、状況を把握すると赤くなって手で口をおさえた。
声も出ないし固まっているが、内心慌てているのがわかる。
すっかり茹であがったような頬にも口づけようとしたが、彼女が言った。
「ちょ、ちょっと待って」
止めようとしたのだろうか?
おとなしく次の言葉を待っていると、彼女が制服のスカートのポケットを探り出した。
ハンカチを取り出し、彼の唇にあてる。
何をやっているのかと思ったら、彼女は赤くなったままで言った。
「あ…えっと…ついちゃってたから…」
グロスがついてしまったのを拭ってくれたのだと、ようやく理解する。
「…ありがとう」
気遣いに対して礼を言う。
しかし……
「どうして、怒らないんですか?」
ファーストキスを突然奪われたのに、どうして怒らない?
「初めてだったんでしょう?」
「でもでもっ、イーグルが…してくれたから…」
意味が分からない。
「キ、キスって、好きな人にするって、だがら…っ、イーグルがしてくれたから、嬉しいな、って…」
…文章になっていない。
要するに「キスは好きな人にするものだから、イーグルが自分にしてくれたということは、彼が自分のことを好きでいてくれたということで、それを考えると嬉しい」
――と、いうことだろうか。
頭の中でそう翻訳する。
彼女が考えているものと自分の「好き」は違うような気がするが、好かれて嬉しいと言われ、悪い気はしない。
――悪い気はしないが…自分の彼女に対する「好き」の意味と重さを知らせたいとも思う。
もう一度、彼女を横抱きにする。
そっとベッドに横たえ、言った。
「では、別のこともしましょうか」
「別のこと…?」
少し呆然としているように見える。
まだ少し赤みがかっている頬に、唇で触れた。
制服のリボンを解き、ブラウスのボタンを手際よく外していく。
そこまでされて、やっと彼の言う「別のこと」が何か気づいたらしい。
「あ、あのっ…イーグル…!?」
顔を見なくても、焦っているのがわかる。
彼の方へ腕を伸ばしたが、抵抗するわけではないようだ。
彼の腕にすがりつくように、両手で彼の両袖をつかんでいた。
……いたのだが。
ボタンを外し終えた時点で、彼女は慌てて胸を隠した。
「脱がせるのは許してくれても、見るのは駄目なんですか?」
からかうように言ってみる。
「だ、だって!私…胸、ないから…」
最後は消え入りそうな声になっている。
茹であがっていた頬は、すでに燃えてしまっていた。
思わず笑ってしまう。
胸を隠すその手を、やや強引にどける。
白い、リボンがついた可愛いブラが見えた。
確かに胸は、彼女が言う通り、小さい。
だが、なめらかな肌がやけに魅力的だった。
胸元をそっと撫でる。
「ちゃんと綺麗ですよ、ヒカル」
恥ずかしがって何かを言おうとした唇に、もう一度キスをする。
ついていたはずのグロスは、ほとんどついていない。
「…せっかく塗っていたのに、とれてしまいましたね…」
「あ、ううん。塗り直せるから大丈夫だよ」
光がスカートのポケットから、グロスを取り出す。
話が色気のない方向へ逸れ、思わず彼は苦笑した。
グロスの細い容器を、優しい動作で取り上げる。
取り返そうとして起きあがった光を、抱きとめて上着とブラウスを脱がせた。
「イーグル!」
珍しく、少し怒っている。
悪ふざけが過ぎたようだ。
その言葉を無視し――内心はともかく――、彼はグロスの容器を手に乗せて、光に見せながら問う。
「これ、どうやって塗るんです?」
混乱する頭で、光が極力胸を隠しながら、キャップを開けた。
キャップに繋がっているチップをイーグルに見せる。
チップを唇にあて、塗る動作をする。
「こうやって塗るんだよ」
上半身は下着姿、下半身は来た時と同じ。
胸を隠すためだろう、三角座りをしている。
その手からグロスとキャップを、もう一度奪い取る。
「塗ってあげますよ」
「えっ…自分で塗れるから大丈夫だよ」
一瞬、小さな容器を取り合う形になってしまった。
イーグルがそれに気づき、手を離したが、光も同時に離していた。
容器は三角座りをしていた光の膝の上に落ち、ベッドの上に転がり落ちる直前、イーグルの手に受け止められた。
少し、中身がこぼれてしまったようだ。
「すみません…」
謝って容器を光に差し出しながら、シーツを見た。
そこにはほとんどこぼれていない。
光の膝の上にこぼれていた。
わたわたと光が慌てている。
彼女の膝から内腿へと、透明ピンクの蜜が伝うのが見えた。
彼の目にはその様子が、ひどく扇情的なものに映った。
黙って彼女を押し倒す。
「…え…?」
驚いている彼女から、スカートが取り払われた。
「んん…っ」
キスで言葉を封じる。
下着越しに、胸を触る。
光がとっさに、両手でブラの中央を覆う。
外されるのが怖くてとった行動だろう。
しかし、そこから外せばいいことを彼に教える結果になった。
ホックの外し方がわからず、また光が身動きするため、内心少し苦労したが、外れた。
光が慌てて胸を隠した。
フロントホックのブラをつけていたことを、心の中で後悔していたかも知れない。
「隠しちゃだめですよ」
胸と、それを守る細い腕との間に、手を割り込ませた。
揉む、というより、強めの力で撫でるような動作。
無理に揉むと痛いだろうと考えてのことだ。
光は声こそ上げないが、呼吸を荒げている。
啄むようなキス。
少しずつ深くしていった。
先程服を脱がせた時と同じように、彼にしがみつく。
彼女の手が震えているのを感じた。
額、頬、首筋、胸元にもキスをしてから、桜色をした胸の先端を軽く吸った。
「ひゃぁ…っ…」
反応の良さに満足し、彼は行為を続けた。
その先端を口に含んだまま、舌で転がすように舐め、吸う。
「…イーグル…くすぐったい…」
しかしそのまま続けていると、彼女の反応が変わっていった。
「…ん…ふぅ…」
時々、鼻にかかったような声が漏れる。
それを聞いて、彼は胸から唇を離した。
「ヒカル…」
囁く。
もしかしたら、声を漏らさないように、息を止めていたのかも知れない。
光はずいぶん苦しげに見えた。
「大丈夫ですか?」
「だいじょぶ…」
まだ、彼の肩にしがみついている。
汗ばんだ額を、前髪を掻きあげるようにそっと撫でる。
リボンが解けそうになっている三つ編みにふと気づき、解いた。
編んでいたせいで、ウエーブのかかった髪を梳く。
荒い息、紅潮する顔、激しいキスとグロスで濡れた唇、ふわふわと顔を飾る髪。
意外に色っぽいかも知れないな、と思った。
頬にキスを一つ落として、細いウエストをくすぐるように撫でた。
くすぐったいのか、光が身動きした。
そのまま、手を下へ下ろしていく。
適度に筋肉のついた、華奢な脚が視界に入った。
膝から内股へと流れ落ちたピンク色のグロスが、彼女が膝を立てずに横たわっていたため、シーツに流れていた。
中心へ、手を這わせる。
彼女は脚を閉じて抵抗しようとしたが、彼の手が到達する方が早かった。
下着の上から触れたそこは、すでに濡れた感触を彼に伝えた。
中に指を忍ばせ、割れ目をなぞる。
「…っ!」
もしかして、怖がっているのだろうか?身体がこわばっている。
そんな気がして、先程よりも優しく指を動かす。
「ん…く…」
濡れた指で、花芽を弄ぶ。
「ひぁ…あっ…」
子犬が鳴くような高い声で、光が啼く。
ぎゅっと左手で彼女を抱きしめ、動きを封じてから最後の一枚を脱がせた。
ばたばたと脚を動かして隠そうとしたが、入り口に指を押しあてると静まった。
やはり怖いのだろうか。
大丈夫だと言う代わりに、そのまま奥に指を進めた。
「んん…っ…」
光は初めて感じる異物感に、歯を食いしばって耐えている。
いったん指を引き抜き、今度は二本、挿れた。
「!…あっ…あ…」
その声は快感のせいか、痛みのせいか。
ゆっくりと動かす。
グロスとは違う、透明な蜜が溢れてくる。
声と、表情と、指を強く締め付ける感触。
まだ幼い少女が与える感覚に、彼自身がすっかり狂わされてしまう。
素早く衣服を脱ぎ捨て、壊れそうに小さな身体を抱きしめた。
何をされるか、さすがにここまで来れば理解しているように見えた。
――そこに至るまでの経緯はほとんど知らなかったようだが。
ぎゅ、と抱きつかれた。
「可愛いですね、ヒカルは」
首を左右に振る光の髪を、指に絡めるようにして梳く。
「可愛いですよ。だから、ここまでしてしまうんです」
卑怯かとも思った。自分の行為の責任を彼女に押しつけるようで。
――だが。
「…イーグル…」
彼の名を呼んで、光は抱きつく力を強くした。
「手を、離さないでくださいね」
そう言って、熱を持って彼女を求める自身を、彼女の中へと分け入らせた。
「っ、あ、あああああっ!!」
苦痛に光が叫んだ。
「…ヒカル…ゆっくり、息をして…」
呼吸で身体が動くことで余計に痛むため、なかなか言われた通りに出来ない。
光が痛がるのを宥めつつ、彼女の腰の下にクッションをあてがった。
次第に呼吸が安定してくるのを感じ、息を吐くタイミングに合わせて中に進む。
一センチ進んでは止まり、止まってはまた進み…を、時間をかけて繰り返して、ある程度奥まで入った。
もう一度止まり、頬を撫でる。
痛いとは言わず、同じように撫でてくれる姿が、痛々しくて、そして愛しい。
もう一度抱きしめ、ゆっくり動き出した。
「あっ…ああ…んっ…はぁ…」
彼が動く衝撃に声を上げる。
彼にしても、指二本で精一杯だと思うぐらいに狭い場所に入っているのだ、楽とは言えない。
疲れたためかも知れないが、少しずつ、光の身体の強ばりが解けてきた。
少し、彼が動きやすくなり、動くスピードを上げた。
かなり痛いのか、彼女はほとんど声さえ出せずに彼に揺さぶられている。
強く締め付けられる、ほんの少し痛みの混じった快感。
限界が近付いてきたのを感じる。
譫言のように、名前を呼ぶ。
「…ヒカル…」
涙に濡れた瞳がこちらを見た瞬間、彼は彼女を解放した。
突然の動きに声を上げた彼女の脚の付け根あたりに、熱い白濁がかかった。
「ヒカル、大丈夫ですか?」
「…だいじょうぶ…」
しかしぐったりしている。
隣に横になっている光を引き寄せ、背中を撫でる。
「…すみません…あんな、乱暴にしてしまって…」
「そんなことないよ!イーグル、優しくしてくれたじゃないか!」
痛いだろうに、ぱっと起きあがって言う。
優しい、とはどういう意味だろう。
「貴方に痛い思いをさせたのは、僕ですよ?」
「でも、リップグロスが制服に付かないようにしてくれたし、何度も撫でてくれたし、名前も呼んでくれたし!」
そっと腕を伸ばし、光をもう一度抱き寄せる。
乱れてしまった髪を梳く。
そうしているうちに、疲れ切っていた彼女の瞼が少しずつ落ちてきた。
「ありがとう、ずっとこうしていたいほど幸せですよ」
寝息をたて始めた少女の耳元に、そっと囁いた。
********** fin
キ(・∀・)タ
335 :
195:04/09/12 23:16:29 ID:04XNdJEI
ノヴァ×光の出来に納得できずに投下しました。
>>318さん
いやいや、神だなんて…
実は百合ものは苦手で、現実味の少ないノヴァが精一杯…
イーグルを書くのが妙に楽でした。
>>319 (私信)
感想くれとは確かに言いましたが…口頭で褒めて下さい…
同じ下宿で同居してるんだし。
ID同じでマジで驚いたよ…(;´Д`)
あ、アニメの設定資料集借りました。
336 :
318:04/09/13 02:59:18 ID:kgZ9ZPad
キタ――――(・∀・)――――!!
195さんやっぱり神。初々しい光タンが可愛くてたまらない(*´Д`)ハァハァ
195さん最高だー!! 激しく萌えました。
口調もキャラクターの個性もそのままで
こんなにエロい話になるとは。
今までの中で一番好きです
俺は第一スレの最初から読んでいたんですが、全SSの中で今のが一番好きです。
その次は、同じ195氏のアスコット×海です。やはり195様が最高。
今度は風ちゃんのSSを書いてくださるのかな。
339 :
195:04/09/13 19:16:30 ID:O36QaWnM
文を書いてこんなにも褒められたことがあっただろうか…
嬉しすぎです。感想下さった皆様、ありがとうございます!
次書くのはアルシオーネの予定。
今週中か来週初めに投下すると思います。
風は…
>>258さんの投下に期待したいです…。
いつか書きたいとは思うのですが、あの特徴的すぎる口調が書きにくくて。
もう一回アニメ観ようかな(;´Д`)
(*´Д`).。oO(楽しみでつ・・・
光:黒人
海:白人
風:黄色人種
こんなとこだろ
イーグル×光、よかったです
またの投下をお待ちしています
また小物使いの上手さを見せつけるSSですね。
ただの化粧品をここまで生かすとは、さすが神!
グロスが光ちゃんの脚を流れるシーンの、「透明ピンクの蜜」って表現がエロ!
344 :
258:04/09/14 01:02:10 ID:SOP00HIU
195さんのSSヤバイ素敵!!萌えました(´Д`)
次の作品も楽しみにしています
期待に応えられるかわかりませんが、もう少しお待ち下さい。
フェリ風だったら、合意の上での甘々エチですかね。
「フェ、フェリオっ…!?」
火照った唇が離れた途端、風は顔を真っ赤にしてたじろいだ。
もう長い間互いを想い合っていた二人だ。
抱き合って、囁いて。唇を重ねる事は幾度となくあった。
しかし、くちづけのみで終わっていたからこそ、風も彼の部屋に、警戒する事なく1人きりで訪ねていたのだ。
「なに?」
フェリオは優しい口調で、耳元でささやく。
彼の片方の手は風の腰に回り、しっかりと抱き寄せていた。
しかし、残りの片手は。
「あ、あの…」
「ん?」
「その…、手が……ふ、服の中に…」
まごついて、小さく震える声。
風の頬は、今までフェリオが見たこともない程に紅潮し、愛らしい唇はきゅっと閉じて横に結んでいる。
フェリオのもう片方の手は、風の若草色のブレザーの下に侵入し、熱くなった背中を優しく撫でていた。
「…風の事が、好きだから。」
彼女が極度に緊張しているのに気づいたフェリオは、それまで以上にきつく彼女を抱きしめ、低い声でささやいた。
「唇だけじゃ足りなくなった。………嫌か?」
…と、こんな感じで、いかがでしょう。
それでは、失礼しました。
「そんな感じ」のフェリ風が丁度(・∀・)イイ!!
まごつく風ちゃんに萌え死にそうだ(*´Д`)ハァハァ
甘甘えっち最高!その路線でおねがいしまつ
347 :
195:04/09/14 08:16:35 ID:KB1HR0p/
も…萌え…(*´Д`)
初々しい風ちゃん、いいですね〜!
258タン(;´Д`)ハァハァ・・・
久しぶりに来てみたら、最近ここのスレは結構なペースでSS投下されてるんですね。
イーグル×光を読んでイーグル好きになってきました。
思わずコピペして自分の携帯に送ってしまった程…じっくり読み返します。
しかもフェリ風まで投下予定とは…しばらく通います。
(*´Д`).。oO( 258様、195様、楽しみに待ってます…
ザガート×アルシオーネの大人カップリングが見たい。
352 :
195:04/09/20 20:41:33 ID:Zyurph2o
人が少なくなってきそうなので、前振りだけ投下します。
アニメ設定のザガート×アルシオーネです。
続きは明日〜明後日に投下します。
気合い入れてタイトルまで考えてしまう自分に呆れた…
353 :
195:04/09/20 20:57:08 ID:Zyurph2o
人の気配のない城。
漂う、冷たい空気。
エメロード姫に仕える身であった彼女は、人気のなくなった城にいた。
正確には、城の一隅にある牢に。
利口な者は皆、捕まる前に逃げ出した。
薄暗い牢の中、考える。
――これから自分はどうなるのか。
怖くないと言えば嘘になる。
“神官・ザガートがエメロード姫を幽閉したらしい”
セフィーロに、異常気象や魔物の居住区への出没などの異変が起き、そのような噂が流れた。
姫を救おうと、城へ向かった者は多いというが…誰も来ない。
彼女はここに来たわけではなく、ここに残っているだけだ。
姫を救いたいという理由でここにいるわけでもない。
しかし、彼女はエメロード姫付きの魔導師だ。
姫を助けに来た者達のように、殺される可能性がある。
味方になりたいのだと言ったところで、信じてもらえるか怪しいものだ。
しかし――
「ザガート様のお役に立ちたい」
その思いが、彼女を城に留めた。
城に残り、ザガートに仕えるつもりでここに残ったのだ。
354 :
195:04/09/20 20:57:26 ID:Zyurph2o
暗い城内から、靴音が聞こえる。
靴音はゆっくりと、こちらへ向かってくる。
靴音が止まる。彼女の牢の前で。
――神官・ザガート。
扉が開く。中に彼が入ってくる。
短剣を正確に頸動脈の上にあてられた。
声が、出せない。
無言のままの彼女の耳に、男の低い声が流れ込む。
「…エメロード姫付きの魔導師か…」
初めて声を聞いた。
今まで、姿を垣間見たことはあっても、声をかけることなど出来なかったのだ。
歓喜に、全身が慄えた。
相変わらず短剣は、彼女の首筋に冷たい感触を伝えていた。
しかし恐怖を忘れて、男の紫色の瞳を見つめていた。
自分の慄える声が、遠くに聞こえた。
「…ザガート様…」
「エメロード姫を幽閉した私を殺すために、ここに残ったのか?」
冷たい笑顔。
しかし彼女を縛りつけていた恐怖は、遠くへと飛び去っていた。
「いいえ!」
その語調の強さに、より驚いたのは男か、女か。
「私は、ザガート様にお仕えするため、ここに残りました」
男の瞳を直視して、そう答えた。
355 :
195:04/09/20 21:15:37 ID:Zyurph2o
男は珍しい物を見るように、こちらを見た。
身の程を知らない女だと思われただろうか?
しかし、彼女は導師クレフの教え子。
そして、エメロード姫付きの魔導師。
無能ではないと、自分でも思う。
そしてその自分は、男の目的のために戦いたいのだ。
それがどんな目的であっても。
――便利だと思ってくれればいい。
女を試すように、男は問う。
「何故、私に与することを決めた?」
頬が熱くなるのを感じた。
決意して顔を上げ、言った。
この城に残った以上、もう、未来は定まったのだ。
「ザガート様…私は貴方を…お慕いしております」
一瞬の沈黙の後、男が発したのは、乾いた笑いであった。
「私を慕っているだと?」
乾いた、どこか投げやりな笑い。
“この女は、叶わない恋をした男に恋をし、その男のために勝てもしない戦いに赴くのか”
男はそう思ったのだが、むろん、彼女は気づかない。
「……アルシオーネ、と言ったな」
「はい」
「私に忠誠を誓えるか」
「はい」
「よろしい。今後おまえの未来は、私の手の中だ」
その言葉に、思わず微笑んだ。
それを見、短く微笑み、男が背を向けようとした。
356 :
195:04/09/20 21:16:21 ID:Zyurph2o
男が一歩を踏み出すのと、女が男を呼び止めるのと、どちらが先立っただろう。
呼び止めたのは、半ば反射的な行動だったかも知れない。
何の見返りもいらない、と思っていた心が、急に波立つ。
“もしも、叶うなら…”
その秘めた願いが、頭をもたげた。
「ザガート様…たった一つだけ、お願いがございます」
「…願い、だと?」
「はい」
低く冷たい声が今更ながら、怖い。
「…聞こう」
――願いはひとつ。
この方はこの願いを聞いてどう思うだろう?
「ザガート様の一晩を、私に下さい」
「…抱けということか」
「はい…」
うまくいけば、気に入られるかも知れない。
心を気に入られるか、身体を気に入られるか――これは彼女にとって大した問題ではない。
ただ、一夜を共にすることを請うことで、男の不興を買うかも知れない。
自分の未来をチップにした、それは大きな賭であった。
数秒の沈黙。
低い声が、ひざまずいた彼女に降ってくる。
「…よかろう」
賭に、勝った。
「ありがとうございます」
彼女の声は、上擦っていたかも知れない。
男は、椅子に腰掛け、考えごとをしていた。
“…ザガート…どうかこんな戦いはやめて…”
泣きながらそう言った、愛しい人の姿が何度も頭の中で再生されている。
「…姫…貴方の幸せを願う私の行為は、貴方を悲しませる一方だ…」
繰り返し浮かぶその姿に、呟く。
愛しい人に、自由に、幸せになってもらいたい。
その願いに、偽りはない。
しかしその為に戦うことは、その女性を苦しめることなのだ。
――では戦いをやめるか?
いや、それではその女性は自由になれない。
いずれにしても、彼女は幸せにはならないのだ。
突きつけられた事実の、救いようのなさが、彼の胸を噛む。
ノックが響いた。
「入れ」
ドアが開く。
寝間着だろうか?
昼間とは違い、白いドレスのような衣服のアルシオーネが入ってきた。
トレイを持っている。
トレイの上には酒の瓶と、二つのグラス。
果実酒のような甘い酒ではない。
琥珀色のその液体は、アルコールを若干多く含んでいるようだ。
気の利いた女だ、と思った。
甘い酒は好みではない。
そして、酔いたかった。
彼が出した椅子に座り、アルシオーネが注意深く酒をグラスに注ぐ。
婉然と微笑んで、グラスを差し出してくれた。
口元だけで笑って、受け取る。
香りの良い酒だ。口をつける。
「いい酒だな」
礼儀半分、本音半分の感想を漏らす。
女も少し飲み、もう一度艶やかな笑みをこぼした。
しばらく、無言で飲んだ。
アルシオーネは、実はそれほど酒に強くないのかも知れない。
白い肌が桜色に染まっている。
軽く目を伏せているため、長い睫毛が、瞳に影をつけている。
佳い女だ、と思う。
一杯目を飲み終えた時、アルシオーネのグラスにはまだ少しだけ酒が残っていた
。
女が二杯目を注いでくれようとしたが、ボトルを先に手をしたのは彼だった。
二人のグラスに、琥珀色の酒を注ぐ。
「ありがとうございます」
いつもより低く甘い声。
先程より頬が紅潮して見えるのは、酒のせいだろうか?それとも――
359 :
195:04/09/20 21:27:56 ID:Zyurph2o
**********
本日投下分はここまでです。
このSS、タイトルまでつけたのですが、そのタイトルは「A to Z」…
用語集っぽい意味ではなく、アルシオーネからザガートへの想いで終わるつもりだからこう書いたのですが…
一部、「side-Z」ということで、ザガート視点で書いております。
アルシオーネの描写に凝りたい部分をザガート視点にしただけです。
意味はないのですが、おそらく読みにくくなってしまうかも知れません(;´Д`)
どちらの視点にも偏らない三人称って、難しくて苦手でして。
195氏!
お待ちしておりました
(´-`).。oO(にくい演出だ。さすが195神・・・
362 :
195:04/09/21 21:40:04 ID:B7ClVsce
本日分の投下です。
「side-A」、アルシオーネ視点です。
読みにくくて申し訳ない…
ザガートってけっこう書きにくいですね(;´Д`)
二人してグラスを傾ける。
口数の少ない男と、何を言えばいいかわからない自分。
ほとんど会話はない。
男の紫色の瞳と端正な容姿。
見とれているうちに、酒を飲む余裕がなくなってきそうだ。
それでも、時折目があった時に、微笑む。
自分の顔立ちを誇示するように。
多少、淫靡に見えても構わない。目を奪うことさえ出来れば。
子供っぽい微笑は自分には似合わない。
強めの酒だ。何倍も飲めるものではない。
吐き出す呼気は既に、アルコールに灼けているように熱い。
二人のその熱い呼気が、触れあう。
次いでそれを吐き出す唇が重なった。
その瞬間、彼女は自分の椅子が、男の隣に引き寄せられていたことに気づいた。
男から仕掛けてきたことに、内心驚いた。
しかし、続きを求めるように、彼女から舌を差し入れた。
内心の動揺は、まだ見せたくない。
わかっている。平静を保つことに意味などない。
相手の平静を乱すよう、駆け引きをしているつもりは、男にはないだろう。
だが、彼女にしてみれば、自分の方法でこの夜を演出するしかないのだ。
二人の同じ色の髪は、抱き合って口づけを続けることで、一つの滝のように混ざる。
唇が離れた時、男が彼女の白い衣服の首を、手前に強く引っ張った。
不思議と身体は引っ張られない。
ボタンなどのない、頭から被って着るタイプの服。
破られてもいない。
なのに、その服は、男の手の中にあった。
下着ごと、だ。
一糸纏わぬ姿にされた身体を隠す暇もなく、思わず目を瞠る。
いったいどうやったのだろう?
「驚いたか?」
どこか、からかうような声。
「脱がせるのは得意ではないのでな」
片腕で、形ばかり胸を隠してみせる。
余裕はないが、自分の演出を続ける。
「私も、脱がされるまでに時間をかけていただきたくありませんわ」
悪戯っぽく微笑む。
そして、胸を隠していた腕をおろす。
見せるために、見せつけるために隠していたのだ。
「ベッドへ、運んで下さいます?」
全裸で広い部屋を歩くような真似はしたくない。
「意外に、せっかちだな」
「ザガート様は、違いますの?」
苦笑して、男が彼女を横抱きにした。
確かに、キスの後すぐ全裸にしたのは彼だ。
広いベッドに横たえられた。
世界の全てが自分の手の中にあるような、勝ち誇った気分だ。
もちろん、まだ何も終わっていない。
この一晩で、気に入られなければ、今夜のことはただの思い出になってしまう。
美しい思い出が作れることは、幸せだと思う。
しかし、満ち足りない。
実際手に入らねば、ただの片思いじゃないかとも思うのだ。
先程と同じように、キスを交わす。
男の長い黒髪を、ヴェールのように纏って交わす口づけに、陶然とした心持ちになる。
覇王のような男に身体を愛される自分。
本当に、この瞬間、誰よりも自分は幸福だと思う。
頬を、首筋を、そして胸元を滑る指が、痺れるような心地よさをもたらす。
アルコールで火照った身体は、火がつく瞬間を待ちわびている。
胸を意外な強さで捏ねられ、吐息が、震える。
声は上げない。
もっと、もっと、強く。その意志表示の代わりだ。
余計な言葉は言いたくない。
意志表示は、正確に男に伝わる。
「足りないらしいな」
低い声。口元に笑み。
本当は、その声が耳元に流れ込むだけで、声を漏らしそうだ。
胸の先端を、強く、指で摘まれる。
「…はぁ…ん…」
甘い刺激。アルコールのためか、意志を裏切って声を漏らしてしまう。
366 :
195:04/09/21 23:23:58 ID:BBY6VmdQ
**********
中途半端ですが、なんだかPCの調子が悪いので、本日の投下はここまでにしておきます…。
大人なエロだー!
余裕ぶるアルシオーネに萌えまつ…。
すばらしいっスー!!
大人エロ万歳!
男の手が、感触を愉しむように白い肌を滑る。
胸から括れたウエスト、さらにその下へと。
目を閉じて、その手の感触だけを受け入れる。
軽く開いていた脚の隙間に、手が忍び込む。
触れられることを待ちわびていたそこは、既に蜜で潤っていた。
だが、男はそれをわかっていながら、彼女を焦らす。
手で輪郭を確かめるように、花弁や花芽、そして入り口を指でなぞるだけ。
男の視線に晒された花弁が震える。
それでもなお、男は女にそれ以上与えない。
焦れったいどころではない、気がおかしくなりそうだ。
「…ザガート様…はやく…くださ…」
「…何をだ?」
答えず、彼女は起きあがった。
ゆっくりと、男の衣服が脱がされていく。
既に屹立しているものを、女は心底愛しげに細い指で撫であげ、口づけた。
女が陶然とした表情で、先端を口に含んだ。
技巧的というより、唇と舌を使った、どこまでも丁寧な口技。
口に含まれているのは先端だけなのに、根本に近い場所に、温かく柔らかい感触がした。
手では、ない。
迫力のある胸に、ものを挟んで、手で胸を動かして愛撫しているのだ。
無論、口での行為も続いている。
同時に与えられる二つの快感に、身を委ね、やがて――達した。
飲み込みきれず、女の口の端からこぼれてしまった彼の体液を、彼が指で掬った。
その手を、女が恭しく取り、指についた液を舐め取った。
妖艶に、女が微笑んで言った。
「…次は、私の中にください…」
黙って押し倒す。
先程の続きをするように、濡れた秘所に指を差し入れた。
「…あ…んんっ…」
彼女が声をあげたのを聞き、花芽を指先で転がした。
「…はぁ…ぅ…あ…」
もっと、もっと――…
言葉にならないその思いを読みとったのか、中に入ってきた。
花芽を弄んでいた指ではない。
さっきまで彼女自身が口と胸で愛撫していた、男のものが、突然に。
「――あぁっ!はぁ、んんっ…あ…!」
衝撃と、それ以外の何かに、声が抑えられない。
いや、声を抑えようとする理性が、吹き飛んだのだ。
小刻みに、早く。
ゆっくりと、激しく。
それを繰り返された。
「んく…はぁっ、あっ…」
動きが変わる度に、翻弄される。
高みへ、上って行くのを感じた。
その時――
「―――!!」
上半身を起こされ、より深く繋がった。
対面座位の体勢で、奥を強く突かれた。
「はぁ、あっ、あ…あう…っ」
快楽に酔い、胸を上下に揺らしながら、自らも腰を動かしていた。
中で、男のものが脈打つ。
自分の両脚で、男の腰を強く挟んだ。
一瞬、結合部から頭まで、何かが突き抜けるような感じがした。
翌朝は、いつもと同じようにやってきた。
目覚めた時、女の姿はベッドになかった。
時計を見る。まだ朝早い。
体内時計というやつだろうか?
姫に仕える神官として過ごしていた頃の習慣が、身体に染みついているようだ。
思わず苦笑する。
まだ早いと思いつつも身支度をする律儀な自分に。
思わず苦笑する。
以前と現在の立場の違いにもかかわらず、根が変わっていない自分に。
「どうやら…悪役には、向いていないらしいな」
いつもの自分が、姿見に映る。
黒一色の衣服。やや大げさな装飾。
服装は以前と変わっていない。
ただ、それを見る自分の心が変わった。
以前は、神官特有の、機能性のない服だと思っていた。
現在は、悪役を無理に演じるために纏う、衣装のように思える。
ノックが響いた。
「入れ」
ドアが開く。
これは昨夜と同じだ。
だが昨夜とは違い、昼に見た、身体を強調するような黒い衣服のアルシオーネが入ってきた。
「おはようございます、ザガート様。ゆうべはよく眠れまして?」
「……ああ」
短い沈黙。先に口を開いたのは彼だった。
「お前はどうなのだ?」
「はい?」
「よく眠れたのか?」
女は一瞬表情の選択に迷ったようだが、婉然と微笑んだ。
「ええ。おかげさまで、良い夢を見られましたわ」
「…そうか」
廊下を歩きながら、女が話しかけてきた。
「今日は、新しい部下が来るそうですわね」
「ああ。カルディナという。幻惑士を雇ったのだ」
――夜は夜、朝は朝。そういうものだ。
昨夜の余韻は、どこにもない。
夜の情熱を朝まで引きずる子供ではなかった。自分も、女も。
「アルシオーネ」
「はい」
「…お前は何の報酬も望まないのか?」
沈黙。一瞬、女の表情が翳ったように見えたのは、気のせいだろうか?
「報酬は、昨夜、いただきましたわ」
「……………」
「私の望みは、ザガート様と、一夜を共にさせていただくことでしたから…」
一語一語を、噛みしめるように女が言った。
彼は何も言わず、黙って、頷いた。
抱くことは、彼にとって愛情表現ではなかった。
というより、彼の愛しい姫は、彼にとって性行為の対象ではなかった。
それでも、慕ってくれるその心に報いたことになるのか?
昨日も思った。
“この女は、叶わない恋をした男に恋をし、その男のために勝てもしない戦いに赴くのか”
どこまでも報われない女だ。
その未来を買ったのは自分。
報酬は、たった数時間抱き合うことだけ。
便利といえば、便利だ。
たったそれだけで、命を賭して、魔法騎士の足止めをしてくれるのだから。
心のどこかで、そうは思うが、別の思いも存在する。
「アルシオーネ」
再び、呼びかける。
「はい」
女は、再び、答える。
「また…酒を飲もうか…」
「…はい…」
声が震えていた。俯いていたその表情は、見えなかった。
約束とは言えないその約束は、果たされることは、なかった。
戦いが始まり、二人には触れあう余裕はなかった。
エメロード姫が召喚した魔法騎士と、何度か戦った。
しかし、会うごとに三人は、通常ではあり得ないほどに強くなっていった。
いくら姫に召喚し、導師クレフが導いたからと言って、ここまで非凡なものだろうか。
だが、彼女は勝てなくても戦わねばならなかった。
おそらく、男にとって、彼女は道具なのだ。
では使い勝手の良い道具となって、必要とされ続けよう。そう思った。
それでも、彼女には勝つことが出来ず、もはや足止めをするのにも苦戦するようになっていった。
そして――やがて戦うことも許されなくなってしまった。
役立たずとして殺されなかったのは、男の甘さだったのかも知れないが、彼女には残酷さだと思えた。
アスコット、カルディナが戦いを放棄し、ラファーガが正気を取り戻し、イノーバは消滅した。
そして、ザガートが自ら戦うことになった。
ザガートを含めて、たった六人。
戦う目的も様々だった。
現に、アスコットやカルディナは自分の意志でザガートの陣営に身を投じながら、魔法騎士達と和解した。
精鋭とも呼びがたい六人。
その程度の、薄い陣容だったのだ。
それにも関わらず、ザガートは平然と戦いを続けた。
ふらふらと城を彷徨う。
広い城の一角から、男の低い声が聞こえてきた。
エメロード姫がいる場所だ。
姫の声も、聞こえる。
そっと覗く。
ザガートが傷を負い、それを姫が治癒したらしい。
――何故?
男は姫を幽閉し、セフィーロのために祈ることすら出来ない状況に追い込んだ。
それでも男の怪我を治すのは、いったい何故?
低い声が、聞こえる。
「傷を治癒してどうするつもりですか…」
それを聴いたエメロード姫の瞳から、涙が零れた。
男がその透明な流れを、優しく指で拭っている。
思わず、自分の手を、強く握りしめた。
叫びたいぐらいの激情。だが、実際彼女には立ちつくすことしか出来なかった。
「私は貴方を泣かせてばかりだ。誰よりもその笑顔を望んでいるのに…私は誰よりも貴方を悲しませる存在でしかない…」
普段と違う口数、そして発した言葉の内容。
彼女はそれを聴いて、完全に理性を失った。
魔法騎士討伐に向かう彼に、自分は何を言ったのだろう。
自分で何を言ったのか、覚えていない。
ザガートの想いが、全く自分に向けられていないことはきっと既にわかっていた。
なのに今更、その痛みに彼女は叫ぶ。男を責め立てる言葉を。
ザガートが言った言葉も、全ては覚えていない。
ただ一言を除いて。
「人は自分の願いのために戦う」
これが、彼女が覚えている、男の最後の言葉だった。
その言葉の意味は、彼女には分からない。
ザガートの死、エメロード姫の消滅、セフィーロの崩壊。
全てが彼女の横を通り過ぎていったように思える。
いつしか彼女は、デボネアという存在に、支配されていた。
ただ想うだけで、男の心を射止めた姫に、激しく嫉妬していた心につけ込まれ、支配されていた。
デボネアの意のままに戦った。
彼女は兵士として戦い、ランティスに捕まり、城内に閉じこめられた。
そしてそれ以降は、セフィーロとデボネアのいる場所を繋ぐ、橋として存在した。
そう、捕まることも、デボネアの計算だったのだ。
その状況の全てを、彼女は受け入れた。
セフィーロが崩壊する。
国土は、城を残して、ほとんどが消滅した。
傍らにいるプレセアが、導師クレフと何か話している。
「そのお体で、魔法を使うなんて!」
必死で制止している。
その他にも何か言っていたが、彼女は聴いていなかった。
プレセアが振り返る。流れる涙を拭おうともせず。
彼女に言う。デボネアの居場所を教えて、と。泣き叫ぶように悲痛に。
そっと、プレセアの胸に、手をあてる。
心を読む。
「貴方、プレセアじゃないわね?」
プレセアには双子の妹がいる。そう聞いたことがあった。
プレセア――いや、シエラは、先の戦いで命を落とした姉の身代わりをしていたのだ。
魔法騎士達やアスコットを悲しませないため。
導師クレフの側にいるため。
――全ては、自分の好きな人のため――。
あの時、男は言った。
人は自分の願いのために戦うのだと。
長い間、その言葉の意味がわからなかった。
姫を柱という重責から解放したいがために戦った男。
それは「自分の願いのため」ではなく、「姫のため」ではないのか?
だが今、彼女は男の言葉の意味を知ったように思う。
クレフに寄せる想いが実らなくても、自分を捨てて、姉・プレセアとして生きることを選んだシエラ。
別に自分達に関係のないはずの国を守るため、強大な敵と戦う魔法騎士達。
自分の想いの強さ故に、たとえ辛くても戦わずにはいられなかったのだと、感じた。
――ああ、こういうことだったのか…
雨が地面に染み込むように、ごく自然に、愛した男の言葉を理解した。
意を決して、このセフィーロで彼女だけが知っている秘密を告げる。
「…デボネアは…」
黒い闇が、身体を――首さえも――締め付ける。
だが、早く告げなければ。
ほとんど呼吸音に近い声を、絞り出す。
「…デボ…ネアは…」
長い髪の魔法騎士が、彼女を助けようとして闇に弾かれた。
腕に怪我を負ってしまったが、それでも構わず、助けようとしてくれる。
早く、彼女の願いのためにも、デボネアの居場所を告げなければ。
最後の力を解放する。
闇が、一瞬だけ晴れた。
「…デボネアは……セフィーロの裏に……」
四散したはずの闇が、また彼女を襲う。
――言えた…。
シエラと、二人の魔法騎士が泣いている。
苦しいが、笑顔を向けた。
「…私が決めたことよ…泣くことはないわ…」
心底、満足だった。
虚空に手を伸ばす。
ようやく、愛した男の言葉を理解出来たのだ。
雲の隙間に、青空を見たような、そんな気分だった。
たった一度だけ抱かれた時と、今の自分が同じような服装をしているささやかな偶然に、彼女は気づいただろうか。
「…ザガート…様……自分で決めた最期です…誉めて、くださいますか……?」
死後の世界でも、きっと会うことはない。
愛する姫と幸せに暮らしているだろう男に、会いに行くつもりはない。
ただ、もし許されるならば――生まれ変わったら、また、お仕えしたく存じます――貴方の側にいたい、私の願いのため。
心にそう、呟いた。
虚空に伸ばした手が、腕が、そしてやがて全身が、闇に溶けていった。
********** fin
380 :
195 :04/09/23 13:28:35 ID:Ylb04XbO
お待たせしたあげく、やけにエロの少ない話になってしまいました。
読み返すと、ザガートは単なる小道具のような存在感…w
アルシオーネを客観的に見るための鏡みたいなもんです。
正直、一番書きたかったのは、酒を飲み交わす二人と、ラストシーンだったりします。
なんとか無事に投下できたので、心おきなく神の降臨を待とう…。
甘甘系を期待。
GJ!!!!!泣けますた。
めずらしく河で全裸で水浴びをしてる三人の前に少年が現れ、
彼は恥ずかしがって逃げるが、海につかまってしまい、
好奇心の餌食に・・・なんて思うのは漏れだけか?
383 :
名無しさん@ピンキー:04/09/23 20:35:24 ID:tHXKMRod
,:' , ,',' ,' ,,' , l| ! ヽ (
,:' ,' l | l! !! ,' ,',' | ', , ':,
,' l .ll_!_,,.l!,,...-::==、‐'-''、ノ! !l ! ',',
! | !'"´ _ `ヽ、 |l ! l l !
| ! ! ! ,,;:'''"゙゙゙゙ヾ, , ``ヽj ;リ:l
. ,' i レ'| |. " ゙ シ'"゙'';,. ∧"\
. ,' ,' |! |. ! , '! /゙J!./
. ,' ,' |!、! l ! ,‐-., ,‐、{|! l;
,' ,:' !!゙'! ! | ,' ,' /^y' / h! |;
, ' !l ! ', ! l. ,' / ./ / j i! l;<<382お前だけ
l ! ! ':,|} ゙ヽ、 '‐' / i' ' ,' j '
,',' | | ':i--‐ `= 、... 、イ ' /|
,',' ! ! `、 ∧ y' /} ',
,','_.、、-| j )- -'| '-,' / ':,
-' ´ ,リ / O゙i .| / ':,
ヽ、 ノ / ,:' ゙、{ ( ``ヽ、 \
風が子供を誘惑して散々やりまくるという話はあったな
イイんじゃないか、色んな話が投下されるのを期待してまつ
386 :
195:04/09/23 23:25:58 ID:Ul3KZVJv
>>381様ありがとうございます!
な、泣けたってどのへんで…?
>>382様へ…こんな感じでしょうか?
↓
目が合った瞬間、少年は水瓶を放り出して走り出した。
「待ちなさい!」
叫び声が聞こえた。
待てと言われても待てるものではない。
だが、少女達といた、白い生き物が彼の足にまとわりついて、踏みそうになるため、スピードが格段に落ちた。
それどころか、ほとんど走れない。
いっそ捕まえて、抱えて走れば速いのだが、少年はそれに気づかない。
突然、腕を掴まれた。
さっきの髪の長い少女――海が、水浴びを覗いた少年をスカートとブラウス姿で追いかけ、追いついたのだ。
腕を掴んだまま、意外に優しく訊いた。
「どうして、覗きなんてしたの?」
少年は赤くなって俯いたが、逃れられないと感じ、ぽつぽつと話し始めた。
「水汲みに行ったら、お姉さん達がいて…いけないとは思ったけど…見て、た…」
「人がいないと思って、水浴びしていた私達にも原因があるし…興味があるのもわかるし…だから興味を満たすのに協力してあげる」
「はい!?」
「二度とこんなことしないって約束するなら、ちょっとだけ見ても…触ってもいいわ」
そう言って微笑み、ブラウスのボタンを外し始めた。
387 :
195:04/09/23 23:35:20 ID:Ul3KZVJv
↑あ…なんかおかしいな…。
少年が海の好奇心の餌食になってない…
これじゃただのありがたいお姉さんだよ(;´Д`)
神の降臨を待とう…誰か書いてください。
195さんの文才の素晴らしさはもちろんなんですが
いつもしっかりリクエストに答えてるサービス精神に感服します。
もの書きの鏡!
195神、乙です!
アルシオーネの最後の切なさと、優しさを捨てきれないザガートに泣けてきました
195タン(;´Д`)ハァハァ・・・
391 :
195:04/09/25 16:30:49 ID:trR75CtA
>>388-390 皆様ありがとうございます!
コメント頂くと励みになります。
そろそろ「一人で何回連続で投下してるんだ」と言われるかな、と心配だったので安心しましたw
神降臨、引き続き待ってます。
ここはセフィーロですね。思いが形になって(・∀・)イイ!
195神に感謝(-人-)
393 :
名無しさん@ピンキー:04/09/25 18:38:25 ID:FPk86qVr
>>393 3Pか…新鮮!
けど4つ目の光が露骨なこと言い過ぎて漏れ的には苦手だな…
お子ちゃまだから人格変えないとエロ書きにくいんだろうけど
その点このスレのイーグル×光はまさしく神の領域
395 :
393:04/09/26 00:43:49 ID:fdkF/TNP
ごめん、邪道でしたか?
396 :
394:04/09/26 03:05:50 ID:6xxCZls2
いやいや、なんだかんだ言っても楽しませてもらったよ
フェリオ×海って意外にいいね
風バージョンも読みたい
397 :
195:04/09/26 16:39:53 ID:B7XD8mTZ
>>392 こちらこそ感謝です(-人-)
読んで下さる方がいないと書く気になれないし…
書き手の願いも叶って、まさにセフィーロですね。
自分でサイトを作って書くよりも反応がリアルタイムですし。
>>393 レイアースで3Pって新たな試みですね(*´Д`)
ランティス×光って初めて読みました!
光の「ランティスの赤ちゃんなら欲しい」発言に萌えー。
な、何年前だろこれ…自分のロールが晒されてるのってなんか…凄く…
恥 ず か し い w
神はまだかー!?
降臨キボン
195のワンパターンエロ見飽きた
他の神カモン
>>401 お前にはザガート×アルシオーネで泣けるエロが書けるのか
書けるようになってから文句言え
YURIyuriゆり由梨由里百合ーーーーーーーーー
ユリーズサイコーーーー
ということで
モコナに獣姦されるアルシオーネのSSが欲しい
・・・もこなってメスなの?
魔法騎士の軍門に下るアルシオーネというのも見てみたい。
戦闘でボロ負けしたあげく、道案内役の男に襲われるとか
みんな神々の降臨を待とう。
漏れレースクイーン海の続き読みたい…。
リク投票でこのスレを活気づけて下さった195神まで来られなくなって寂しい。
410 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 02:03:56 ID:YNGQzOvi
実はアニメ版のアルシオーネが登場してから最後はどうやって倒されたか知らない。
ゲーム版でしかやったことないから・・・
>>410 エロくて好みだけどスレ的には寂しいんだよ
ここに投下されたとは言えないしさ
>>411 アスコットの魔獣を死なせたりしてたのは覚えてるけど
何度かしつこく魔法騎士を攻撃→毎回返り討ち→そのうち出なくなった
195氏の書いた
>>376にある通りザガート出陣の時にちらっと再登場してたかな
それから第二部の終わりの方でデボネアの居場所を伝えて死んだ
413 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 19:37:43 ID:YNGQzOvi
戦いに関しては、森で遭遇してまず海が正面から攻撃してアルシオーネが
避けたり反撃してる間に移動して一対一になって海が感情に流されて
突っ込んでるように見えるけど、実は光と風が周到に背後に迫っていて
あっさり挟み撃ちで戦闘不能にされるとか。
魔法にダメージを与えずに動きを封じるものがあればさらに便利。
しかし、エロが思いつかん
>>414 じゃあ有志(?)でリレーでもやりますか?
ダメージを与えずに動きを封じる魔法は、風が使えますよ。
確か「戒めの風」だったかな。
もう少しアルシオーネの情報が必要だな。
にしても、さすが風タンだな・・・漏れは主に回復役だとオモテタ
海に「おばさん」と言われてる位だから、体力的に若い魔法騎士に
後れを取るシーンもホスィw
質問
知世と海って黄色人種ですか?
クランプ的にはそういう事になってます
神はまだかー!?
401が余計なことを言ったせいか195神も258神も降臨しないし
>>417 >海に「おばさん」と言われてる
アレは同族嫌悪だと思ふ。
二人ともプライド高そうだし、性格きつそうだし・・・。
聖剣伝説3
そういえばクレフは石化から解かれたの?
レイアース2で普通に出てきたってことは解けたんでそ。
光:攻撃一辺倒
炎の矢、赤い稲妻など。ゲームでは補助魔法も覚えるが、攻撃力強化などやっぱり攻撃系。
海:技巧派?
水の龍(射出後、操作可能)、青い竜巻(範囲攻撃)など。ゲームではステータス異常系を覚えていたように記憶。
風:万能(器用貧乏)
癒しの風(回復)、戒めの風(拘束)、緑の疾風(烈風拳)、護りの風など。ゲームでもステキな程に器用貧乏っぷりを発揮。
あとは、アニメ、漫画で出たのは合体魔法「光の螺旋」くらいだったはず
>>425 サターンのアクションRPGの方だよね。
SFCのRPGのはステータス異常とかなかった気がする。
SFCの方は、光が一番打撃系攻撃力が高くて(光>海>風)
風が回復専門で魔法攻撃力が高くて(光<海<風)
海が毎度どうすれば良いか一番迷った(つД`)
どっちにしてもレイアース1の方をメインにしてるから
話の終わり方が中途半端で悲惨すぎたな…
漏れも両方(ゲームギアのもw)やったけど、SFCのが一番よかった。
今日ブクオフでレイアース読んだが、アルシオーネは海にダメージを負わすも
光にやられてボロボロの状態でザガートの元に帰るものの、ザガートは許さず
魔法で一発であぼーんしていた。
もし、エロネタにするなら実はあぼーんされておらず、強制テレポートで
どこかに飛ばされて魔力も失った挙句さまよってるとかつて恐怖のどん底に
落とした民衆達に襲われるか、もしくは娼婦に身をやつして金や魔法のアイテムを
手に入れてるために見知らぬ男に抱かれるなどのシチュが成り立ちそうだ。
428 :
名無しさん@ピンキー:04/10/12 17:54:09 ID:VuQlU3FA
このスレッドの半分は実は女です
429 :
425:04/10/12 17:56:15 ID:Mmw+uRrZ
|ω・) 実はSFCとGBしかやってないんだよね…
430 :
名無しさん@ピンキー:04/10/12 18:10:57 ID:VuQlU3FA
大道寺知世のお母さんは海
431 :
名無しさん@ピンキー:04/10/12 18:11:54 ID:VuQlU3FA
さくらの母さんは風
保守
知世と海ってどう考えても似てるよな?
作者が同じなんだから当然w
海は性格がきつくなった知世
海に風の要素を少し混ぜたら知世になるかもな
知世と海ってロングヘアなところ以外、あまり似てはいないと思うけど。
同じロングとはいえ髪型が全然違うし、顔つきも……。
金持ち
レズ
料理が上手い
髪型
どっちかと言えば、風をベースに海じゃないかな?
金持ち、料理の事は納得ですが、レズ…?
撫子が風とかエメロードに似てるってことだ
風は金
海は銀
光は銅
ネタ切れ?
258さんはどこへ行ったんだろう。フェリオ×風、期待していたのに。
漏れも期待してる一人。
あと195神のイーグル×光ももう一作読みたい。
甘甘系が読みたいんだよな。
合意の甘い系は後味がいいからな
漏れはりん様が帰ってきてくれるのも待ってる
このスレが立った頃の神々はいずこへ?
447 :
名無しさん@ピンキー:04/10/28 03:41:48 ID:2BWWB2Yz
18禁?
海と知世しかいないじゃん
龍咲夫婦の絡み
獅堂兄弟×鳳凰寺空
を希望
hosyu
ほしゅ
hosyu
イーグル×風とか主張。
この二人だとイーグルの片思い略奪とかしかネタ浮かばないけど。
…イーグル×海好きだって人もいるから寂しくないもん…orz
なんか
光:チゼータ
海:ファーレン
風:オートザム
な気がする
その日の夜はうだるような暑さで龍咲海はなかなか眠れずにいた。
昼間に水浴びをし、衣服はモコナがどうやってかは分からないが
洗濯してくれている。それでもじっとり汗をかき、寝つけない。また、
水浴びしてこよう。龍咲海はそう決めると一人でモコナのテントの中から出て
川に向かった。
月がきれいな夜だった。それも水浴びを決めた理由だった。
河原で衣服を脱ぎ、きれいにたたむ。全てを衣服を脱ぎ捨て、川に入った。
清流の水の温度が心地良い。龍咲海は裸身を月の下にさらしていた。
きれいだ。少年はそう思った。子供と少年、どちらでもあり、どちらでもない。
夜、少年が外に出たのはいたずら心からであった。夜の男と女の外での逢瀬を
のぞき見るのが目的だったがそれも単なる好奇心だったのかもしれない。
ところが今日は誰にも出くわさない。帰る前に水浴びをと思って来た川で
少年は龍咲海を見つけた。
月の明かりの下でも少年には龍咲海の裸身がはっきり見えた。胸にお尻。
流れるような青い髪。少年は股間が硬くなっていくのが分かった。もう少し、
じょじょに少年は物陰に隠れながら龍咲海に近づいていく。
だが、それは龍咲海の知るところであった。
龍咲海が近づく人影に対して何の反応も示さなかったのは簡単に言えば
気まぐれだったのかもしれない。近くには光も風もいる。それに人影の背は
低かったし、いざとなれば魔法で撃退できる自信もあった。それ以上に
見られているという感覚が龍咲海を心地良いものにしていた。
夜になっても止まない暑さが二人の男女を支配していたのかもしれない。
だが、少年は龍咲海に近づきすぎていた。
「私の裸はどうかしら?出てきなさいよ?」
龍咲海が静かに声をかけた。少年は慌てて逃げようとして物陰から飛び出してしまった。
少年と龍咲海が向かい合う。龍咲海はじょじょに川から上がり、少年に近づいていく。
少年の心臓は破裂しそうだった。逃げようにも足が動かない。龍咲海に機制を制された少年、
目だけは龍咲海の体に吸いつけられる。龍咲海が川から上がった。少年より頭一つ分だけ
龍咲海の方が大きい。
「照れてるの?かわいいわね」
少年の顔をのぞきこむ龍咲海。水から上がったその体から水滴がぽたりぽたりと落ちる。
少年が何とか言葉をつむぎ出した。
「す、すいません。僕は別にのぞいていたわけじゃ……」
言い訳出来ない行為と裸の女の人と向かい合っている恥ずかしさが少年を固まらせる。
「じゃあ、見てたのね?」
さらに龍咲海が追い討ちをかける。だが、龍咲海も少年とはいえ男の目に
自らの裸体をさらしていることに酔っていた。これが大人の男だったら、
魔法で何らかの仕置きをさせていたかもしれない。相手が少年であることは
龍咲海をより攻撃的にした。3人の共同生活は悪くはない。だが、龍咲海は
自分の体をその中で持て余していた。それを解消できるかもしれない相手、
しかも安全な相手が目の前にいる。
「いいのよ。でも、見てるだけじゃつまらないでしょ?」
龍咲海は少年を自らの体で抱きしめた。少年は衣服を着てはいたが龍咲海の裸体に体を押しつけられる。
「もう、硬くなっているのね」
龍咲海は少年から少し離れ、少年の衣服を脱がせ始めた。間もなく少年の体から
衣服は取り去られ、全くの裸になる。
「ぼ、僕は……」
「私の裸を見てしたいと思ってたんでしょ?いいわよ?してみて」
だが、少年は動かない。いや、動けない。そんな少年に龍咲海は少年と唇が重ねた。
「男の方からするものよ。落ち着いた?」
少年は我に戻った。そうだ、いつも見てたようにすればいいんだ。
男と女がするように。龍咲海の胸に手を伸ばす。その柔らかい胸をやわやわと揉む。
自分でも分からない。だが、本能が手を胸に伸ばさせた。
自分でも分からない。だが、本能が手を胸に伸ばさせた。
「はぁ」
龍咲海は少年が大胆に自分の体をむさぼり始めたことに驚き、そして、
舞い上がっていた。いくら自分で慰めたところでそれだけでは満足できなかった。
それが今、相手を得た。龍咲海は体をかがませ、少年の幼いゆえに乱雑としか
言いようのない愛撫を助ける。だが、その刺激が龍咲海をより快感へ駆り立てる。
「き、気持ちいいの?」
「……いい」
少年からすれば分からないことだった。なぜ、体を揉むだけでこれほどに
目の前の女が乱れているのか。だが、欲望が少年をもっと大胆な行為に駆り立てる。
「じゃ、じゃあ。今度は僕のく、口でしてよ」
そういうと少年は黙ってしまった。自分でも何を言っているのか分からない。
「いいわよ。でも、次は私を満足させてね?」
「うん」
龍咲海はよりかがむと少年のものを口で含んだ。まだ、大人のものとは言えなかったが
充分に硬くなっていた。支えを求めて少年が手を龍咲海の頭に置く。龍咲海は口内で舌を使い、
少年のものを舐めずり回す。少年の快感は高まり、そして、限界に達した。少年の白い
体液が龍咲海の口の中に何度も送りこまれる。少年は荒い息を吐きながら。
「ご、ごめんなさい」
少年の体液を飲み干した龍咲海は言った。
「いいのよ。でも、私はまだ満足してないわよ」
「うん、分かった」
少年と龍咲海は河原に横たわった。下は小石ばかりだが二人にとってはもうどうでも
いいことだった。少年は再び固くなったものを龍咲海の中に入れようとする。だが、
少年にそれが分かるはずもなかった。
「ここよ」
龍咲海は優しく少年のものをつかみ、秘唇に誘導する。少年のものは入り口に導かれた。
「入れるね」
「うん」
少年はぎこちない腰使いで龍咲海の中に侵入した。口でしてもらったのもいいが
今まで他人の行為をのぞき見てきたように女の中に入るのはもっと良かった。
亀頭がすられ、締めつけられる。だんだん少年の腰の動きがスムーズになっていく。
「もっと……早く……」
「わ、分かった」
少年は力一杯に腰を動かす。その動きに合わせ龍咲海の口からつやっぽい声が出る。
龍咲海は自分の中で動く少年のものが再びいきそうになっているのを感じた。
「ちょっと、待って」
「え、は、はい」
少年は慌てて龍咲海から離れようとするが腰を両手で押さえつけられる。
「まだいかないで。私ももう少しでいけそうだから」
龍咲海の言葉が少年のものを落ち着かせる。龍咲海は少年のほおを優しくなでた。
「もう、動いてもいい?」
「いいわよ。思いっきり動いて。中で出して」
落ち着いた少年はまた腰を動かし始めた。ゆっくりと、また早く、そしてまたゆっくりと。
少年は龍咲海をじらしながらも頂点へ駆け昇らせる。龍咲海が自ら腰を使い始めた。二人とも
頂点に達する時が来た。少年の体液が中で放たれ、龍咲海の体液と交じり合う。少年は脱力し、
龍咲海の上に自分の体を投げ出す。二人はお互いに荒い息を吐きながら、余韻に浸っていた。
「ちょっと、重い」
「すいません」
少年は龍咲海から力を失った自分のものを抜き、まだ横たわっている龍咲海の横に腰を下ろした。
「水浴でもびしようか」
「はい」
二人は川で水浴びをし、汗を流すと再びお互いの帰るべきところに帰った。
翌日。
「海さん、昨日は気持ち良かったですか?」
「え?えぇぇ?風は何を言っているのかしら?」
「川で水浴びしていらっしゃったのでは?」
「あはは、そうね。そうね。そうよ、暑くて水浴びしてたわ」
内心で本当は風は昨晩のことを知っているのではないかと疑う龍咲海であった。
あまりに遅レスですが投下してみます。最後は海はええなあ、ということで終わります。
382では3人で少年をいじるだったのですがそれは難しいので海と第一種遭遇戦という形にしました。
459 :
452:04/12/05 00:09:59 ID:Vpzw+A1A
だよね、風ちゃんてオートザムな感じするよね…!
何かイメージ近くて嬉し。
>>382 SS書き乙です☆
という事は光や風もあるのですか??風ちゃん大好きなので期待…♪
光:グー
海:チョキ
風:パー
光:チゼータ
海:ファーレン
風:オートザム
海とサンユンのみてみたい
(´-`).。oO(他のキャラも水浴びして欲しいな・・・
>>382 GJ
海ちゃん第二種接近遭遇も期待してイイのですか わくwk
464 :
ヌヌ:04/12/06 01:21:48 ID:/zV3nMHC
なんでよぉ
さくらとか鳳凰寺風はAB型じゃねぇんだよぉぉぉああああああああああ!
緑目で金髪なのに世大オオおおおおおおおおおおおおおお!!
>>459 自分の中ではどうも光と風のからみはイメージしにくいので光と風のは
構想も思いつかない。自分が偏屈に海が好きなだけですが。
>>461 海が手ごめにするのは面白そうだけどサンユンは忘れてしまった。
>>462 光だと自分から行くのか、と思うし。風だと不用意なことはしないだろう、
という感じで自分を納得させられない。難しいところです。
>>463 第1種遭遇と書いてみたけど第2種は考えてないです。すいません。
382のレスを見て書き始めてだいぶ前に出来ていたのですが土曜日に
酔っ払った勢いで投下しました。自分としてはビクビクものでしたが好評で良かったです。
また、自分に何かピンと来るものがあったら書いてみたいと思います。それでは。
あ゛。上の書きこみ「風ちゃんカモン」は
>>465さんに対してじゃないです
単なる独り言ですややこしくてスミマセン;;
>>465 海ちゃんみたいなお嬢は裏で色々と遊んでるんですかね(;´Д`)ハァハァ
そんな海ちゃんネタお待ちしてマツ
470 :
ヌヌ:04/12/08 22:29:07 ID:XMycP5lP
なんでよぉ
さくらとか鳳凰寺風はAB型じゃねぇんだよぉぉぉああああああああああ!
緑目で金髪なのに世大オオおおおおおおおおおおおおおお!!
兄3人×光で神降臨キボンヌ。
光の「兄様」に萌え萌え。
472 :
名無しさん@ピンキー:04/12/09 16:06:24 ID:y9jJ/xgg
いらね
風とイーグル主張してる人いるので
風とイーグル希望
473 :
195:04/12/09 18:56:54 ID:ieGlP8RW
うわ…卒論終わって久々に来たらSS投下されてる!
>>465氏乙です!海はやっぱりいいな…(;´Д`)
>>472 今ばたばたしてるから時間かかるかもだけど頑張ってみるよw
好きなんだよこの2人…orz
イーグル×風に期待しつつ
フェリオ×光or海
もしくはクレフ×海も希望してみる
それでも俺は王道が(・∀・)イイ…
フェリオ×風きぼん
イーグル×風ってやっぱり一気に投下した方が良いですよね?
てかまだまだ序盤しか出来てませんけどorz
(・∀・)つt[] クリスマスイブに龍咲海の陵辱物をどうぞ
すいません。イブならラブラブものでも出来ればいいんですが
自分には無理なのでクリスマスイブに龍咲海を生け贄にささげるということで
龍咲海の陵辱物をうpします。陵辱物が嫌な方や嫌悪感を持つ方は
『龍咲海を3体で陵辱』をNGワードに登録して下さい。
では、始まります。
セフィーロとエメロード姫を救うために旅路を急ぐ光と海と風。山を越えて、次の町を目指していた。
「この分なら今日中に次の町に着けそうだね!風ちゃん!」
「えぇ、日のある内にがんばってこの山を越えましょう。海さん?どうしました?」
「2人とも気をつけて。空から何か向かってくるわ」
2人の目にも空から何かが向かってくるのが分かった。だんだんと大きさを増していく
それを光の目が早く捕らえた。
「竜!」
たしかに竜だった。だが、ただの竜ではなかった。
「気をつけて!ただの竜じゃない!」
「えぇ、そのようですね」
3人の目にした竜。その竜には人間が乗っていた。いや、人間の男が竜の胴体上部から生えていたのだ。
竜としての頭部も持ち合わせた異形の生き物だった。
「おまえ達が魔法騎士だな?」
「そうよ!あなたはザガートの手下なの?」
「ザガート様の言われたように活きのいい娘たちだ。殺すのが惜しいほどに」
竜と人の異形、竜人は火球を放った。戦闘態勢に入っていた3人はすばやくそれをかわして、魔法を放つ。
「炎の矢!」
「水の龍!」
「戒めの風!」
だが、竜人は空中を素早く飛び、やすやすと攻撃をかわす。そして、火球を次々と3人に向かって放つ。
鳳凰寺風には竜人の口が何かを詠唱しているように見えた。
「このままじゃやられる」
「そんな!あきらめちゃダメだ!」
竜人の攻撃が獅堂光を狙ったものとなってきた。何と攻撃をかわし続ける光。その連続した攻撃に
獅堂光が追いつめられている。今は少しの疑問より光を救うほうが先だと風は思った。
「海さん!」
「風!」
鳳凰寺風と龍咲海が意思を確認するにはそれで充分だった。鳳凰寺風は光の前に立つと。
「護りの風!」
鳳凰寺風の張った壁が竜人の火球による攻撃を防いだ。その時には龍咲海は竜人の後ろに回りこみ、
大きく飛び上がると剣での斬撃を浴びせた。いや、浴びせようとした。
「とわああぁぁぁ」
だが、海の剣は竜人の尾により跳ね飛ばされた。反す刀にその長い尾が龍咲海の体に巻きつき自由を奪う。
「海ちゃん!」
「海さん!早く魔法で!」
叫ぶ光と風。海は即座に魔法を放とうとする。
「水の龍!」
だが、何も起こらない。
「海ちゃん!どうしたんだ!」
「まさか、魔法を封印された・・・」
竜人の口の動きは複雑な魔法を発動するためのものか?鳳凰寺風は感じた疑問を軽視したことを呪った。
「この娘はもらっていく。ザガート様から魔法騎士を1人さらえと命令されたのでな。ハハハ!」
龍咲海を竜の尾で巻きつけた竜人はそのまま飛び去っていく。
「光―!風―!」
「海ちゃん!」
「海さん・・・」
呆然とする光と風の目の前から竜人と龍咲海は小さくなっていく。
「海ちゃん・・・」
「・・・」
押し黙る2人。今の2人に竜人のように高速で移動できる手段はない。
竜人は龍咲海をさらって、何を企んでいるのだろうか。
一方、空を飛び続ける竜人と捕らわれた龍咲海。
「そんなに暴れるな」
「痛い!」
竜人は竜の尾でもがく龍咲海を締め上げた。
「少しはおとなしくなったか」
「何が目的なの?私を放して!」
「それは出来ないが我らの住処まで時間がある。我らの話でもしてやろう」
竜人は語り始めた。
「我ら竜人は魔法で作り出された人と竜の合成獣だ。戦い、喰らうしか能のない竜人にザガート様は
人間に戻れる力をお与え下さった。ありがたいことだ」
「ザガートはセフィーロを破滅させようとしているのよ!」
「我らにとっては滅びこそ願い。人間に戻れるといっても永遠に死ねないこの忌まわしい合成獣の体から
逃れられるわけでもないからな。その前に楽しみたい」
「何を?」
「女の味を。竜のままで積もり積もった欲望を解放したいのだよ。ザガート様は我らに魔法騎士1人の生け捕りを命じられた。
その魔法騎士を一晩お貸し下さるそうだ。何と慈悲深いことだ。ハハハハ!ハハハハハハ!」
龍咲海は絶句するしかなかった。魔法も封じられた。剣もない。自分が助かる可能性は少ない、
いやゼロかもしれない。暗い想像を龍咲海は止めることが出来なかった。それが真の絶望から少しでも逃避する手段だった。
「あれが我らの住処だ」
竜人と龍咲海の前に山脈が見えた。その山脈の中腹に穴が開いている。そこが竜人たちの住処だろう。
たち?龍咲海はやっと思い立った。相手は複数だと。
「我ら、ってあなた達は何匹いるのよ」
「匹とはきついが今夜の主賓を大事にせねばな。今や我らは10人位しかいない。
おまえがその内の何人を今夜相手にせねばならぬか。せいぜい今のうちにエメロード姫にでも祈ることだな」
龍咲海は気位が高いからこそ黙ることしか出来なかった。高度な魔法を使い、強力な竜にもなれる竜人。
剣もなく、魔法も使えない現状に明るい面を見い出すのは今の龍咲海には無理だった。
「着いたぞ」
竜人は山脈に開いた穴に着地すると服を着た人間体に戻り、尾で締め上げられた龍咲海を開放した。
「手を貸そうか?」
龍咲海は自力で立ち上がった。人間の姿となった竜人はよく見るといい男ではあった。
そんなことが分かったことで自分が今夜犯される現実がよく見えるようになるものでもなかった。
「上玉だな」
「いい女だ」
服を着ている竜人がぞろぞろと出てきて、帰ってきた竜人と龍咲海を囲む。
「これは今夜が楽しみだ」
「牢に入れておいてくれ」
「分かった。長旅御苦労だった。ゆっくり休むといい」
龍咲海は出てきた2人の竜人に連れられ洞窟の奥に進む。
「ここだ」
その牢には若い女たちが5人、全裸のままで入れられていた。その目が龍咲海を見る。
その目に生気はなく、死んでいた。龍咲海にとっては未来の自分が頭に浮かび、思わず目をそらした。
「入れ」
龍咲海は開けられた牢の中に入った。制服を着た龍咲海と全裸の女たち5人で計6人の女たち。
かける言葉もかけられる言葉もない。全ては竜人と龍咲海の饗宴にむけて動き出した。
「おい、出ろ。おまえとおまえとおまえだ」
龍咲海を含む3人が指差された。もう彼女達が名前で呼ばれることはない。
3人が出るとそれぞれ別の場所に案内された。龍咲海は小部屋に招き入れられる。
そこには食べ物が並び、龍咲海を連れてきたのとは別の2人の竜人が食事をしていた。
連れてきた竜人は海に水を勧めた。
「水ぐらい飲まないと体が持たんぞ?」
龍咲海は差し出された水を飲んだ。喉が渇いていたし、今さら逆らうことも無意味に思えた。
だが、その液体が龍咲海をさらなる地獄へ導くことになるのだった。
竜人は制服を着た龍咲海を後ろ手で縛ると小部屋の中心に龍咲海を座らせた。饗宴はもう始まっていた。
飲食と歓談しながら部屋の中心に座らされた龍咲海を3人の男の目がちらちらと見ている。
龍咲海の体が変調を来たしていた。おかしい。あの水のせいだろうか。体が火照ってきた。
じんわりと汗をかく。その疑問は龍咲海の股間で愛液が分泌され始めたことで確信へと変わった。
体が熱くなっていく、愛液はショーツを濡らすまでになっている。もはや、脳までが侵食されるように体への
刺激を求めている。龍咲海の目が3人の男を見回す。早く!早くこの体を!
だが、3人はそんな龍咲海の無言の訴えを無視するように食事を続ける。
楽しんでいるのだ、自分が欲求している体を。もじもじと太ももはすり合わせ、自分で刺激を与えないことには
龍咲海は我慢できなくなっていた。だが、3人の男たちはその姿を肴に酒を酌みかわしていた。
チラチラと男たちがむずがる龍咲海を見始めた。3人の男たちも龍咲海の媚態に肉欲を刺激されているのだ。
そして、交わりの時はきた。龍咲海は理性も羞恥心もかなぐり捨て叫んだ。
「お、お願い!早く私の体を!感じさせて!いかせて!」
3人の男たちが動き出す。笑いながら立ち上がり服を脱ぐ、その股間には野太い一物が
すでにそそり立っていた。1人の男が龍咲海の後ろ手を縛った縄を解く。
「服は自分で脱いでくれよ。魔法騎士さん」
龍咲海はゆっくり服を脱ぎだした。本当はすぐにでも全裸になって自分の肉欲を充たしたかった。
それは龍咲海のプライドが許さなかった。震える手でボタンを外し、ブレザーを脱ぎ、スカートを外し、
下着も脱いだ。龍咲海の裸が男達の目にさらされる。その形のよい胸、引き締まった脚、つるっとしたおしり。
「口で俺たちのをやってくれや、そうすりゃいくらでもあんたをいかせてやるぜ」
差し出された真ん中の男の一物を龍咲海は恥も忘れて喜んで舐めだした。
「俺のは手で頼むぜ」
「俺のも頼む」
龍咲海のしなやかな両手は太い男の手につかまれ一物をつかまされる。男たちはつかんだ
龍咲海の両手に自分のものを握らせ、上下に動かし自分のものを刺激する。
そうしている間にも龍咲海は口に一物をねじこまれていた。その一物を舌で懸命に舐めまわす。
男たちは龍咲海のまだ男に触られたこともない青髪をいじり回す。
今の龍咲海にとってはそれすらも快楽へとつながる。
「もう出すぞ」
口のなかで一物が弾ける。大量の白い精液が龍咲海の口の中に流しこまれる。
その苦い精液も龍咲海の中で燃え上がる肉欲をさらに燃え上がらせる。さらに両手の一物も弾ける。
その精液は龍咲海の手にねっとりとした感触を残した。
「はぁはぁ」
龍咲海が開放された口で呼吸する。新鮮な空気を肺が取り入れる。同時に鼻で青臭いを嗅ぎとったが
そんなことは今の龍咲海には意味がなかった。3人は龍咲海を寝かせるとさらなる陵辱に入る。
龍咲海の股は開かれ、股間に取りついた男に秘唇が舐めまわされる。残る2人は年齢の割に発達し、
大きく膨らんだ両胸に取りつく。両胸が2人に揉まれ乳首が舌で転がされる。
「あぁ、あ、あ」
龍咲海が哀願の喘ぎ声を出す。龍咲海のあそこからは愛液が外に流れ出していた。
薬の効果で龍咲海の花芯はひくひくと動き、男の一物を早く咥えたいとうごめく。
「もういいだろう。最初に俺が入れるぜ」
龍咲海は四つん這いにされる。その後方にさらけだれた秘唇に男の1人が容赦なく肉棒を挿入する。
「あぁ、締まるなぁ・・・」
「ふ、はあぁぁ」
龍咲海はあられもなく声を上げる。残る2人はその様子を見ている。後ろから挿入した男が
前に手を伸ばすと乱暴に容赦なく龍咲海の胸を揉み上げる。
「どうだ?気持ちいいか?」
「き、気持ちいい……」
龍咲海はもはや快楽に身をゆだねるしかなかった。
「おい、そろそろ出すぞ」
龍咲海に後ろから挿入した男がピッチを上げる。それにつられて龍咲海も歓喜の声を上げる。
ついに龍咲海の中に大量の精液が放たれた。その生温かささえ今の龍咲海は感じてしまう。
「次は俺だな」
龍咲海にまたも後ろから突き入れると男は自分と龍咲海の体を後ろに倒した。龍咲海は座った男に
またがるような格好になった。座位で下から突かれまくる龍咲海。男はそれだけでは飽き足らずに
後ろから龍咲海の胸に手を伸ばす。痛いほど膨れ上がった乳首と胸がまたも乱暴に揉まれる。
「はぁ、はぁ、あぁぁ」
龍咲海の声が抽送に合わせて響き渡る。
「たまんねえぇよ、この体」
男は両手で龍咲海の腰をつかむと上下に大きく動かし出した。
「俺も出すぞ」
龍咲海の中にまた別の男の精液が注ぎこまれる。男が龍咲海の中から肉棒を抜き出すと
龍咲海は地面に倒れこんだ。倒れながら荒い呼吸を繰り返す。
「次は俺だ」
龍咲海の体を仰向けにすると正常位で最後の男は抽送を開始する。
「あぁ、この女、気持ちいいな」
3人の男のものを咥えこまされた龍咲海。だが、薬で燃え上がった子宮は入れられた男の物から
精液をしぼり出すように男を締め上げる。
「うぉ、いい締まりだ」
男は前のめりになると龍咲海の両胸を揉みこみ、自分の口で龍咲海の口唇を無理矢理ふさいで
口中に舌をねじこむ。
「ふ、ふううぅ」
龍咲海が声にならない声を上げる。男はさらに興奮し、抽送を早める。
「もう出すぞ」
またも龍咲海の中に男の精液が送りこまれる。愛液と精液が混じり合い、男の物が抜かれた後は
男と女の体液が穴からあふれ出してくる。
「もうしばらくしたら。また入れてやろうぜ」
「そうだな、これじゃあこっちの体が保たねえよ」
「ははは」
下卑た男達の笑い声。龍咲海は夜の間これから何回もいかされ、喘ぐことになるのだった。
終わりました。陵辱物なので嫌いな方はすいません。
出来とか、性描写は難しいとか、ありきたりとか、それ以前に
イブに何をやっているんだか・・・俺は・・・;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
_| ̄|○|||すいません。今日はまだ23日ですね・・・明日は誰かラブラブなのをキボーン・・・
>>489 乙
海ちゃんラブラブもいいけど漏れはハードな辛味希望
フェリオを誘惑する海ちゃんとかでどうでっか。
海に似てるキャラクターのカップリング相手をあげてみる
クレフ
エリオル
ルシオ(VP)
みんな声同じやんけ!
493 :
名無しさん@ピンキー:04/12/25 19:29:32 ID:E38edpRL
>>490 これでも見てろということですね。すいません。
>>491 フェリオを誘惑して性交に導く海。そんな風から男を寝取る悪女役も海には似合いそうです。
>>493 私あてかは分かりませんが画像と動画を見ました。海に似ている娘がいますね。
和姦ものより陵辱物は制約がない分、難しいものと肝に銘じます。
最後に誰かが海のラブラブものを書いてくれるの期待して、さようなら。
495 :
195:04/12/29 23:18:28 ID:di9s2IaY
>>494氏
堪能させてもらいました。次作も是非。
496 :
195:04/12/30 00:03:31 ID:di9s2IaY
久々に投下します。
獅堂優×光。甘めですが近親相姦ものなので苦手な方はスルーお願いします。
195の横に「兄様×光」と入れときます。
勢いで導入だけ書いたものなので、誤字脱字は脳内変換よろしくお願いします。
一瞬の硬直。
「ご、ごめんなさい、優兄様!」
真っ赤になって慌てて部屋の襖を閉める。
部屋の主は着替え中の獅堂優、襖を閉めたのは彼の妹・光である。
光は恥ずかしさから逃げるように、廊下を小走りに部屋へと向かった。
自室の襖を閉めて、そのまま座り込んだ。
剣道の試合を控えている彼女は、稽古を彼に頼もうとしたのだ。
それで彼の部屋に行ってみると、着替え中だった、というわけである。
上半身裸で下は下着だけという姿は、見られた方よりも見てしまった女の子にとって、より恥ずかしいものなのかもしれない。
「光ー、開けるぞー」
その声と同時に襖が開いた。
座り込んでいた光がぱっと振り向いて立ち上がった。
「優兄様!さっきはごめんなさい!え、と、その…」
だんだん声が小さくなっていき、言葉が意味を成さなくなっていった。
着ている袴を両手でぎゅっと握りしめたまま、真っ赤になって俯いてしまった。
妹が可愛くて仕方ない兄としては、何をされても許してしまう光景だった。
まして単に上半身を脱いで着替えていたところを見られただけとあっては。
「あれぐらい気にしなくていいぞ?」
頭を撫でてやりながら、そう言って光の顔をのぞき込む。
まだ赤い顔のままで、光がちらっと優の顔を見た。
「用があったんだろ?どうしたんだ?」
妹のあまりの可愛さに、表情はすっかり緩んでしまっている。
光の家は大体見当が付くけど、海や風の家はどんな感じだろう?
風は都内の一戸建てで海は高級高層マンションかな。
海は週代わりで男子をマンションに連れこんでは……と勝手に妄想
それイイ!エロ事は海ちゃんにお任せたー
職人さんキボンしてみる。
501 :
知ったかヲタ消えろ:05/01/07 18:55:56 ID:4dLAIV1S
>>499 お前アニメみてないの?
風は豪邸で海は一般家庭に毛が生えた程度だった
第2章の一話ね
502 :
名無しさん@ピンキー:05/01/07 18:59:20 ID:4dLAIV1S
503 :
名無しさん@ピンキー:05/01/07 19:38:50 ID:9zpCqynW
>>501 そうそう。
海はお嬢学校の生徒という設定だから、俺は「逆じゃん?」と思ったもんだよ。
504 :
名無しさん@ピンキー:05/01/07 19:50:32 ID:4dLAIV1S
風が金持ちという設定を強調しちゃうと海がなんでもない平凡なキャラと思われちゃうからね
第一話で光に金も恵んでたし
風の家が豪邸とするなら、どんな感じだろう?
やはり和風だろうか?でもそうだと光の家とかぶりそうだ。
海の家は合理主義の産物にも見える。おそらく、実家は大きいと思う。
コミック設定ではどうなん?
507 :
名無しさん@ピンキー:05/01/08 01:30:15 ID:yjtrBxb5
アニメ見れば分かるじゃん
しかし知ったかだらけだな
生で放送みなかったの?
508 :
名無しさん@ピンキー:05/01/08 01:41:05 ID:yjtrBxb5
>>506 コミックでは光が日本家屋(剣道の道場もあったと思う)
海が新しくてちょっと洒落た洋風の家(でかかったように思う)
風が由緒正しい感じの洋館
レイアース高校生バージョンはなぜころんだの?
511 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 18:13:06 ID:nwM8HSDu
考えてみればエンジェリックレイヤーは完全な欠陥失敗作だった
海の家は芸能人の自宅紹介番組みたいのに出てくるプチ豪邸って感じだった。
結構な金持ちな事は間違いない。
513 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 18:42:49 ID:nwM8HSDu
>>512 風の家のが金持ちだった
空を見ても分かるとおり
風は眼鏡ということを除けば財力、知能、ルックス、性格、中の人間すべてトップクラスの人間
514 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 18:46:01 ID:nwM8HSDu
知世ちゃんの母親ってどっちかといえばマキさんとかの方がしっくりくるね
膿の母親もこういうタイプじゃないかい?
ごめん、海だった・・・
メガネがいいんだろうが!!
517 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:56:41 ID:7UTCkLnW
光も海も風も意志が強いから、意志の力で動くセフィーロでは立小便できそうだね。
518 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 23:01:08 ID:IfZ2YRkD
>>503 お嬢様校に行っているからと言って、皆が皆「お金持ちのお嬢」とは限らんのだぞ。
眼鏡ナシの状態>>>>>他の2人>眼鏡あり
くらいの差はある
>>517 道中ではありえる光景かも
風タンには眼鏡が必要だな2ではないシーンが多いので(´・ω・`)
この作品はキャラのプロフィールが細かく設定されてたが、3サイズに
触れられてないのが残念!
多分、海の親父さんは世界中飛び回って仕事してるんだよ・・・
だから海の家は世界各地に点在してるんだよ・・・
522 :
517:05/01/11 00:19:11 ID:qFPtH023
>>520 光と海と風が揃って道中で立小便する光景って、かなりエロそうだね
設定は、1の中盤(10〜15話あたり)くらいがいいかな
立ったままの姿勢で、スカート捲り上げてから・・・
パンツの股の部分を横にずらして、ワレメだけ出してオシッコするわけだよ
パンツを脱いでるわけではないから、出てるのはワレメだけで周囲の部分は出てない
意志の力を利用して、綺麗にオシッコを前に飛ばすのだよ
男の子と同じ要領でオシッコしていることになるね、3人とも意志の力が強いから可能というわけ
3人もいるから、同じ立小便でも個性があっていいかもね
光が一番飛ばすとか(意志の力が一番強そうだから)
そして、オシッコが終わったら魔法で乾かすとかね(炎の熱で乾くだろうな)
ちなみに、海はワレメにオシッコがかからないから後始末の必要が無いというのもいいね
そして、風だけは普通に紙で拭くというのもいいね
とりあえず、まあ誰でもいいから小説にしてくれたらいいですね
523 :
名無しさん@ピンキー:05/01/12 23:56:43 ID:RQEbIypq
>>522 >そして、オシッコが終わったら魔法で乾かすとかね(炎の熱で乾くだろうな)
>ちなみに、海はワレメにオシッコがかからないから後始末の必要が無いというのもいいね
>そして、風だけは普通に紙で拭くというのもいいね
ツボに入って受けまくった。
これで小説書いてくれたらなあ・・・
18禁二次創作専門でレイアースのファンサイトって作れないか?
ピンクのセフィーロとかw
問題はどうやってクランプ集団の目から逃れるかだな
525 :
名無しさん@ピンキー:05/01/13 19:23:05 ID:pcZJaiGP
526 :
名無しさん@ピンキー:05/01/13 22:43:14 ID:Ko8dLcvG
光…炎の魔法で乾かす?
海…オシッコがかからない?
風…紙で拭く?
いちいち雫や匂いが残る設定ではエロには持ち込めまいw
528 :
名無しさん@ピンキー:05/01/14 23:19:15 ID:qQQxmhuh
立小便ネタでも、オシッコがワレメにかからなくて
雫や臭いが残らなければ、エロ小説になる可能性があるわけですね?
529 :
名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:30:18 ID:US/iNxdb
期待あげ
530 :
名無しさん@ピンキー:05/01/22 22:46:56 ID:MepXEs9e
age
光と海と風の3人は、プレセアの家を出発して草原に出た。
大草原の中央まで進んだところで、3人は休憩することにした。
ちなみに、この草原は魔物が出現しない安全地帯である。
3人とも、かなりオシッコが溜まっていた。
大草原の中に3人だけ、周囲には誰もいない・・・
こんな場所で立小便したら、すごく気持ちいいに違いない。
意志の力で動くセフィーロでは、女性でも意志さえ強ければ立小便は可能である。
もちろん、3人とも意志が強いから立小便は可能であった。
オシッコは、男のように前に向かって勢いよく弧を描いて飛ぶのでワレメにかからない。
だから、紙で拭く必要が無いのである。
光は、ある提案をした。
「海ちゃん、風ちゃん、今から私たち3人で立小便しようよ〜♪」
海は、すぐに賛同した。
「光、それは名案ね、こんな場所で立小便したら気持ちいいね」
風も、海に続いて同調した。
「光さん、貴方が先にやれば良いですわ」
光は、2人に手本を示すことにした。
「うん、じゃあ私が先にやろうか?」
光は、その場に立ったままスカートを捲り上げた。
そして、パンツの股の部分を横にずらしてワレメだけを曝け出すと
手を使わずに、股に力を入れてワレメを開いた。
片手でスカートを持ち上げ、もう片手でパンツの股の部分を持ち上げているため、手は使えないのである。
光の陰毛も、やっぱり髪と同じ赤色だった。
光は、放尿体勢に入ったが、なぜか尿道をキュッと閉めた。
膀胱に圧力をかけて、いつでも放尿を始められる状態になった。
しかし、尿道をキュッと閉めているため、実際にはオシッコは出ていない。
「海ちゃん、風ちゃん、立小便は気持ちいいけど何分間も続くものではないから・・・」
光は、2人に向かって話し始めた。
「普通に放尿を始めたら、あの快感を長く味わうのは不可能だけど、いい方法があるんだ」
「セフィーロは意志の力で動く世界、これを利用するんだ」
「放尿できる体勢で、尿道を閉めてから、膀胱に圧力をかけるんだ」
「いつでも放尿できる状態だけど、尿道を閉めているから、実際にはオシッコは出てない・・・」
「これが、ポイントなんだよ」
「つまり、感覚的には架空のオシッコを出してる状態になるんだよ」
「本物のオジッコは出てないけど、同じように放尿の快感が味わえるんだ」
「ただし、膀胱にオシッコが溜まっていて、勢いよくオシッコが飛ばせる状態であることが条件だよ」
「ちなみに、私は、いつでも放尿できる状態にしたから、放尿の快感を味わってる最中だよ」
「しかも、私の気が済むまで放尿の快感を味わえるんだ」
「私たち、意志が強いから、可能なんだよ」
「海ちゃん、風ちゃん、今から始めるといいよ」
光は、2人を連れションに誘った。
「光、それは名案ね、私もやるわ」
「光さん、私もやりますわ」
海と風も、光と同じ体勢で立小便を始めることにした。
>>524 CLAMP自身は「やっちゃってOK」って言ってるけどな
535 :
名無しさん@ピンキー:05/01/28 00:04:26 ID:QvB8THmd
本当か?
539 :
名無しさん@ピンキー:05/01/29 00:25:45 ID:DTZ4EQ0O
540 :
539:05/01/29 13:50:21 ID:DTZ4EQ0O
541 :
539:05/01/29 20:02:02 ID:DTZ4EQ0O
あっ、おしっこを飲むわけではないからスカトロではないね・・・
>>533 このあと、すぐ光たちはおしっこを出すのだろうか・・・?
らいむいろの赤髪の女の子は光そっくりだな
炎の属性だし
544 :
542:05/01/30 21:54:25 ID:dIIuSZ/R
書いた本人だかどうだか知らんが、必死に話題を繋ごうとすんなよ。ウザイから。
546 :
名無しさん@ピンキー:05/01/31 23:55:18 ID:nw9Nb6qR
誰かが続きを書かない限り、続きは無いということだよ
547 :
名無しさん@ピンキー:05/02/01 14:42:38 ID:5ntnj78c
このスレでは、立小便ネタはだめなのか?
フェリオ×風を書いてるんだけど、まだ需要ありますかね?
初めてSSにチャレンジしてるんでつたない作品ですが…
550 :
548:05/02/01 22:42:40 ID:Jsi3xWow
フェリオ×風、二部構成になってしまいました。
まずは一部からアップさせて頂きます…
話の都合上、第一部はエロ描写が無い(微妙にはあるようなないような)のですが、
お気に召さない方はスルーしてください…
551 :
548:05/02/01 22:45:58 ID:Jsi3xWow
「美味じゃ!」
「やっぱりフウの煎れた茶は美味いのう!」
少女は満足気に顔を綻ばせて紅茶を啜っている。
「まあ、そう言って頂けて嬉しいですわ」
(どうしてこうなるんだ…!)
和気藹々とお茶を楽しむ少女たちを横目にフェリオは内心で叫び、ぐったりと肩を落とした。
彼女たちの住む『地球』での休みに合わせてセフィーロに訪れて来る少女たちを、城に住む誰もが心待ちにしていた。
それは勿論フェリオとて例外ではない。
只でさえ異世界という距離に阻まれ、会うことすらままならない恋人との久方振りの逢瀬だ。
散策中に見つけた綺麗な花畑に案内してやろう、とか、精獣に乗って生まれ変わったセフィーロの空を2人で飛んでみようか、とか、彼なりにささやかな計画だって立てていた。
…のに。
(よりにもよって何でこんな時に来るんだ!)
視線の先で愛しい人と仲睦まじくお茶会を開いているのは、ファーレンの姫君(とお付きの少年)。
先の柱を巡る戦いで争いあった国ではあるが、今ではすっかり友好を結ぶ間柄だ。(オートザム・チゼータも同様だ)
その姫君によれば今回の訪問の理由は「皇女としてもっと見聞を広めたいのじゃ!」……という至極私情めいたことだった。
552 :
548:05/02/01 22:48:21 ID:Jsi3xWow
大方それを理由に遊びに来たに違いない。姫君とてまだ子供、周囲の苦労が取って分かるようだった。
そんなこんなのタイミングで異世界の少女たちが訪れ、風を姉のように慕っていた姫君がこの機会を逃す訳もなく、フェリオの恋人との逢瀬を楽しむ計画は頭から失敗に終わっていた。
「あの…」
服の裾をくい、と引かれ、フェリオが視線を向けた先にはファーレンの姫君のお付きの少年…サンユンが、申し訳なさそうに口を開いていた。
「すみません、アスカ様が…」
姫君がずっと風にべったりなのを気にしているらしく、うなだれている。
しまった、不機嫌な顔でもしてしまっていたんだろうかと、慌てて笑顔を浮かべた。確かに面白くはないが、子供相手に怒ることは流石に大人気なさすぎる。
「大丈夫だよ、気にすることじゃないさ」
そう、気にすることじゃない。風に会いたいと思うのは自分だけではないのだ。
視線を2人に戻すと、相変わらず楽しそうに話し込んでいる。子供らしく親愛の情を全身で表して甘えるアスカに、風の視線も限りなく優しい。まるで本当に姉妹の様にも見える。
それなのに。
微笑ましいその情景にも、フェリオの胸はチリ、と疼いた。
「悪い、ちょっと用事があったんだ。失礼する」
なるべく場の雰囲気を壊さないよう自然な声色で声を掛け、椅子から立ち上がるとフェリオは部屋を後にした。
553 :
548:05/02/01 22:49:57 ID:Jsi3xWow
(ああ、格好悪…)
城の中庭の奥、お気に入りの昼寝スポットの木の上でフェリオは盛大なため息をついた。
子供相手に、嫉妬だなんて情けない。
自己嫌悪に身を焦がされながら視線を遠くへと流す。こうして風景を眺めるのがフェリオはとても好きだった。
新たな柱を巡る戦いに幕が引かれ、セフィーロには穏やかな平和が訪れた。
かつての荒れ果てた荒涼の大地は今は見る影もなく、青々とした木々や花により生まれ変わった大地が広がっている。
エメロード姫の作り上げた美しくも悲しい世界とは違う、新しいセフィーロ。
「姉上…」
幸せだと。
ありがとうと言った。
(姉上、俺は……)
ガサッ。
突然耳に飛び込んできた物音に、フェリオの意識は現実へと引き戻された。
音の出所はこの木の下方からで、フェリオは青々とした葉の間から様子を伺う。こんな城の奥まった場所に誰かが来るとは思えない。何よりここはフェリオの秘密の昼寝スポット、知られては色々都合が悪すぎるのだ。
葉の合間から、金色がちらりと見えた。
「!」
その色を自分が見間ち違える筈がない。
「フウ」
思わずこぼれた声に、金色がふわりと反応して揺れた。
554 :
548:05/02/01 22:51:51 ID:Jsi3xWow
「こんなところにいらしたんですね、フェリオ」
木の下で立ちすくむ風は、怒っているような、困ったような、そんな表情でこちらを見上げていた。
「突然席を立ってしまわれて、驚きましたわ」
「…ファーレンの姫君は」
「アスカさんたちなら、先程お帰りになりました。チャンアンさんがお迎えにいらっしゃって」
フェリオの言葉を遮る様に風が言葉を続けた。
「アスカさんが、あなたに『ごめんなさい』と」
ああ、やってしまった。
フェリオは右手で顔を覆い、もう一度ため息をついた。顔が熱いのは、きっと気のせいなんかじゃない。
「バレてたのか…」
子供に気を使われては、立場も何もあったもんじゃない。何より、恥ずかしい。
1人木の上で悶絶するフェリオをきょとんと見上げていた風が口を開く。
「もう、なんですか?」
何がなんだか分からない、といった表情の風に、フェリオは降参だと言わんばかりに両手を挙げた。
「まったく、お前には叶わないな」
「え?」
状況を理解していない様子の風に向かってフェリオは笑って手を伸ばす。
「俺のとっておきの場所なんだ。おまえにだけ、教えるよ」
「…はい」
陽の光に反射して、風の指にはめられたリングがきらりと光るのが見えた。
555 :
548:05/02/01 22:53:26 ID:Jsi3xWow
「本当に綺麗ですわ…」
フェリオの手を借り、見晴らしの良い場所までたどり着いた風が感嘆の声を挙げた。
人間の何倍もあるであろう太くしっかりとした枝に腰を降ろし、並んで辺りを見回す。
「俺の秘密の場所なんだ。昼寝にも丁度良い」
「お仕事の途中で抜け出したりはしていらっしゃいませんよね?」
「……導師に聞いたのか?」
「皆さん仰っていましたわ」
痛いところをつかれた、と肩をすくめるフェリオに風はくすりと笑みをこぼした。
「本当にセフィーロは綺麗な国ですわね」
心地よい風が頬を撫でていく。
「おまえたちのおかげだよ」
フェリオは柔らかな金の髪を梳き、頬に手を添えた。
「おまえたちがこのセフィーロと…」
「姉上を、救ってくれた」
いくらエメロード姫の願いと言っても、彼女は幸せだったと言っても、この優しい少女たちは今でも心を痛めているのだだろう。悲しい、たったひとつの願いの為に。それでも。
「俺は、おまえに会えて良かった」
その気持ちに嘘はない。
「フェリオ…」
セフィーロの木々と同じ緑の瞳から、涙がひとしずく、流れて落ちた。
「わ、悪い、また泣かせちまった…」
慌てて涙を拭ってやると、風が静かに顔を振る。
556 :
548:05/02/01 22:56:19 ID:Jsi3xWow
「フェリオ」
涙で濡れた目で、それでもしっかりとフェリオを見つめ、風は言葉を紡ぐ。
「私も、あなたと会えて、良かっ…」
そこまで言い掛けた所で暖かな柔らかい感触に唇を塞がれ、最後の言葉は吐息に消えた。
「ふ……っ、…ン」
啄むような口づけは徐々に深くなっていく。小さな顎に手を添え、酸素を求めて薄く開いた瞬間を見計らって歯列をなぞっていた舌が口内へと滑り込む。
何度口づけを交わしても、風のぎこちなさは変わらない。必死に応えようとする姿にフェリオの口元が緩んだ。
舌を絡め取ると、風の体がびくりと反応する。構わず更に深く貧ると、徐々に強ばった体の力が抜けていくのが伝わってくる。存分に柔らかな唇の感触を楽しんだ頃、流石に息苦しさを訴えて風の手がフェリオの胸を叩いた。
名残惜しくもゆっくりと唇を離すと、上がった呼吸を整えようと奮闘しながら風が涙目で見上げてくる。
557 :
548:05/02/01 22:59:02 ID:Jsi3xWow
「もう、いきなりは驚きます…っ」
「じゃあ、言った方が良いか?」
「え」
「キスしてい「いいい言わなくて結構ですわ!」」
真っ赤になって反論する風を抱きしめてフェリオはくっくっと肩を震わせた。
「可愛いなあ本当に」
「かっ、可愛くなんて…ひゃっ!」
耳を甘噛みされて、風は小さく声を上げた。暖かい湿った感触になぶられ、ぞわりと身体に刺激が走る。
「や…っ、フェリ、オ、…んぁ」
必死に甘い刺激から逃れようと身体を捩るも、男の人の力にかなう訳もない。
「こんな場所で…ひゃ、だ、駄目です……っ」
「誰も見てないけど?」
「…ちが、ぁっ、は……あぁっ」
びくびくと身体を跳ねさせ、這い上がってくる様な波にひたすら耐えている。
「お、願い…です……あぁっ!」
訴えるような声色に、フェリオがやっと唇を離す。
「今日のあなた、少し変です…っ」
潤んだ瞳も乱れた息も、男を煽るものでしかないというのに。
しかし、おびえたような色を写した瞳に、頭が徐々に冷静さを取り戻していく。
怖がらせたいわけじゃない。悲しませたいわけでもない。
ただ、俺はおまえが。
「……さっき」
「え?」
「俺、なんか悔しくてさ。ファーレンの姫君におまえを取られた様な気になって」
558 :
548:05/02/01 23:01:42 ID:Jsi3xWow
バツが悪そうに目を逸らして呟く。
「子供に相手に格好悪いよな…」
風は何も言わずにただフェリオの言葉を静かに聞いている。
感情の読みとれない表情にますますいたたまれなくなり、フェリオは矢継ぎ早に言葉を続けた。
「おまえの気持ちも考えないであんな事して、悪かった。ただ、俺は…「私は!」」
突然言葉を遮られて、目を見開いた。
「私は……嫌では、ないんです」
ともすれば聞き逃してしまいそうな程に消え入りそうな小さな声で、風が呟いた。
「…へ?」
間抜けな声を出してしまったフェリオは慌てて口を手で覆う。が、風は気にした様子もなかった。
「ですから!私が言いたいのは……」
伏し目がちに頬を染めて言い淀む姿に目眩を覚える。何気ない仕草がどんなに気持ちをかき乱すか、おまえは分かってないんだろうか。
言葉を待ちながらそんなことを考えていると、意を決した様に風が顔を上げた。
「こんな場所で、もし落ちたらどうするんですか!」
「あっはは!」
一時の間の後、フェリオは声を上げて笑った。
「わ、笑わないでください!」
本当に、おまえにだけは叶わない。
559 :
548:05/02/01 23:05:39 ID:Jsi3xWow
第一部はここまでです。エロ入らなくてスイマセンorz
第二部は逆にエロばかりになりそうです…
朝までにはアップ出来るように頑張ります。
あっ、最初に言い忘れましたが漫画版の最終回後ってことで…!
560 :
名無しさん@ピンキー:05/02/02 00:54:35 ID:pitFntVc
561 :
名無しさん@ピンキー:05/02/02 01:56:49 ID:moF0wF66
このアニメ最近ビデオで見てみたんだけど…
何だこの痛々しさはw
直視できなかったぞ
>>548さん
激 し く 良 い !
フェリオと風大好きだったんだよー(っД`)
エロくなくてもほのぼのしているだけで嬉しくて泣きそう。
>548
続き期待してます!!
561です
とりあえず2話まで見終わったけど、自己紹介のシーンまでに3回も悶えた
飲み物を口に含んで見てたらヤヴァイことになるよこのアニメ
でもキャラクターの魅力は流石はCLAMP。OPの出来も良いし
ただ痛い。痛すぎる。でもキライじゃない。ここの作品ありがたく拝見させて頂きます
565 :
名無しさん@ピンキー:05/02/02 19:00:03 ID:pitFntVc
>>564 わかるわかるwそのへんがあれだけのキャラの魅力にもかかわらず
どうにも人気が出なかった原因かと。
>>548 最高です!
キャラクターも原作のまんまで素晴らしいですね
この二人、一番王道っぽいのに全然作品が見つからなくて泣いてました。
続きを激しく期待してます!
548さんまだかなー
楽しみに待っているんだけど…
ふふ、全然期待されてない新参者が出ていきにくいですね・・orz
>>569 なら俺がお前を期待してやる。
つーか書いてくれるなら大喜びですおながいします
571 :
名無しさん@ピンキー:05/03/03 15:45:14 ID:krGKx6ho
海の誕生日
保守
573 :
名無しさん@ピンキー:05/03/09 22:52:46 ID:eAWk9kDu
保守age
574 :
名無しさん@ピンキー:05/03/13 22:04:05 ID:NBjLojbQ
フェリオ×風激しくキボーン
ということでage
576 :
名無しさん@ピンキー:05/03/14 21:32:17 ID:H0yD0Eo3
どのあたりが面白いの?
「ちなみに、私は、いつでも放尿できる状態にしたから、放尿の快感を味わってる最中だよ」
「しかも、私の気が済むまで放尿の快感を味わえるんだ」
「私たち、意志が強いから、可能なんだよ」
「海ちゃん、風ちゃん、今から始めるといいよ」
光は、2人を連れションに誘った。
「光、それは名案ね、私もやるわ」
「光さん、私もやりますわ」
この辺とかw センスあるよ
578 :
名無しさん@ピンキー:05/03/15 17:23:47 ID:D08EvPQ4
あなたは続きを書いてみないの?
こういうの思いつかないよw
580 :
名無しさん@ピンキー:05/03/15 20:35:10 ID:D08EvPQ4
このあと、光たちは直ぐにおしっこを出すと思う?
何だよw ワケわかんない質問だなあ。
我慢するんじゃないの?10分ぐらい。んで出すと。
そりゃすごい勢いだろーね。
つーかこういうの好きってワケじゃなくて、ネタとして面白かったってだけだよ。
誤解しないでちょーだいね
582 :
名無しさん@ピンキー:05/03/16 00:30:12 ID:/prN0z0j
>>582 「私は、今から立小便をする。」
「だったら、私も立小便するわ。」
何でこうなるんだよw こういう訳わからんとこが面白いね。
つーか小便したかったら「ちょっとトイレ」って言えよ。
この話題いい加減スレ違いだよな。
そういや
プレセアって
おしおき大好きなんだよな
585 :
570:2005/03/22(火) 21:02:38 ID:Y6bm4InA
つーか569はもう来ないのかー?
本気でちょっと期待して待ってた俺はいい面の皮かー?
569に代わり俺が書いてもいいがどんな話がお好みかな。
要望と俺の嗜好が一致すれば書くぞ。
>586。
風ちゃんが出てればなんでも良いなあとか。
588 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 00:49:47 ID:sWA2PE6p
>>586 フェリオ×風書いて頂けないでしょうか?
もうこの二人が大好きで。
589 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 02:43:27 ID:amuL/i2a
セフィーロはイタリア語でそよ風
エメロード→エメラルド→緑
フェリオがエメロードの弟
これらのことから緑色が主人公じゃないのがおかしい
590 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 10:01:56 ID:JxzmFILx
赤=主人公というのは昔からお約束だから…
すまない。ageてしもうたorz
592 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 23:44:14 ID:amuL/i2a
セーラーとかコレクターは仲間に赤はいますけど、金髪が主役ですよ
>>589 車の名前パクっただけのCLAMPが、そこまで考えてるわけないわな。
今なら、ビッツとプラッツ、という双子が出てくるだろう。
594 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 12:21:39 ID:JzAYZrnF
保守age
ザカート×エメロード姫キボン
思ったんだが…
ザガートとランティスってロリコン兄弟だよな。
エメ姫に、光…
CLAMPの男キャラはホモかロリコンか。これお約束。
>>598 たぶん2人とも成長したら「中学生の頃の風(海)がよかった・・」とか
言い出す予感
アスコットは獣姦好き
保守
カルディナ(ふたなり)×龍咲海物を書いたのでうpしてみます。
すこし和姦で始まり、大半は強姦です。
あぼーんには「ID」か「カルディナ(ふたなり)×龍咲海」をお使い下さい。では、投下開始。
ここはどこだろう?龍咲海の頭を疑問がよぎった。もう何日も日の光を見ていないような気がする。
いや、その前になぜここにいるのだろうか?それさえも分からない。一糸まどわぬ龍咲海の肢体からは
年齢に不相応な色気が発散されている。それは女としてもはや開発され尽くしたものだった。
なぜここに?疑問に答える者はない。
「魔法騎士もこうなってはただの女やな」
「カルディナ様」
「フフフ、そう呼んでくれて嬉しいわ。また、ご褒美をあげましょうね」
「あぁ」
カルディナが龍咲海の唇を奪い、濃密なキスを始める。
このお嬢さんには手こずらされたけど拾いもんやったわ。うちの股間の剛直のたぎりを
受け止められる女はそうはおらん。これからじっくり教えこんだる。
カルディナは先日のことを思い出していた。そう、全てはあの日から始まったのだ。
「キリがないわね」
「そうですね」
「何とかならないのか!」
獅堂光と鳳凰寺風と龍咲海は相次ぐ魔物の襲撃に悩まされていた。単調な攻撃を繰り返し、
ただ死ぬだけが目的に見える魔物。その攻撃が3人からじょじょにだが確実に体力を奪い始めていた。
決められた持ち主が持てば重ささえ感じさせない剣。だが、振れば筋肉を使う。走れば息が上がる。
魔法騎士はだんだん状況に慣れ、悪く言えばあきて、警戒心を失いつつあった。
うちの目的通りやわ。幻惑師カルディナはほくそ笑んでいた。自らの幻惑の術で止めを刺そうと思った
カルディナだった。だが、3人の魔法騎士を見て考えが変わった。殺すのが惜しい。
自分の手でこの少女達を味わい尽くしたい。まずは力を奪う。それがカルディナのやり方だった。
「光!反応が遅いわよ!」
「海ちゃんこそ!」
「2人とも止めて下さい!」
いいわ、実にいいわ。信頼で結ばれた魔法騎士に確実にうちが亀裂を入れ始めている。
ここらへんやな。カルディナは決心した。自らの幻惑の術を使う時が来たのだ。いつも短気なうちも
ようここまで我慢したもんや。それも自らの性欲を満たすための我慢だった。
「霧が!」
「海ちゃん!風ちゃん!」
「何ですか、これは」
3人には各自違う風景が見えていた。次第に体から力が抜けていく。
カルディナの映し出す幻影に3人は落ちていく。
「先輩・・・」
「お父様、お母様・・・お兄様!」
「わ、私が・・・なぜ?なぜ?自分が見えているの?」
頃合やな。幻惑の術は自らの不満を解消し、欲望を満たす。カルディナは青い髪をした。
髪の長い少女に目をつけた。フフフ、初めての男を思い浮かべているなんてはしたない子ね。いいわ。
私があなたの2番目の相手になってあげるわよ。幻惑師カルディナは一瞬術の力を強めた。
3人はそれぞれの幻影を見続けながら地面に倒れた。これからが本番や。
カルディナは龍咲海に近づくと自分の額を龍咲海の額に当てた。
これからが他人の記憶をのぞける幻惑師の本領にして、両性具有の彼女の楽しみなのだ。
(まだ、遅いわね)
龍咲海は白い防具を身にまとっていた。持っていたフルーレを降ろす。後、少し。
もう少し早く突かなければ。その時、自分の息が上がっているのに始めて気づいた。
後、体力も。課題は多く、試合までの時間は短い。
「龍咲さん、まだ練習してたの」
「藤堂先輩!お疲れ様でした」
龍咲海が一礼する。
「もう部活は終わったんだよ。気楽にいいよ」
「ですが」
「突きの練習をしてたの?」
「はい……まだ遅くて……」
「見て上げるよ」
「あ、はい!お願いします!」
「いいんじゃないかな」
「そうですか。まだ、遅いような」
「それよりも龍咲さんの気が乱れている」
藤堂は龍咲の近くによると右手を取った。
「もっと、肩の力を抜いて」
「は、はい」
龍咲海の顔は真っ赤になっていた。憧れの先輩と体を接しているのだ。
上がらない方がおかしいだろう。
「そう、そして相手を見る」
「相手を?」
「常に相手を思い浮かべて、その攻撃をかわし、相手のスキをつくるようにね?」
「は、はい……」
龍咲海は恥ずかしさのあまり顔を下に向けてしまった。
「ご、ごめん。悪かった」「いえ……そのまま……」
龍咲海の潤んだ瞳と藤堂の目が合った。藤堂は龍咲海と唇を重ねた。
「このまま進んでもいいかな」「はい、先輩」
「藤堂でいいよ」
「先輩……恥ずかしい……」
いつもは勝ち気な龍咲海の恥ずかしる姿が藤堂には妙におかしかったが全裸になった少女を
前に先へ進むことにする。横たわった龍咲海に軽くキスすると顔を下にずらす。目の前には
ほど良い膨らみを見せる乳房があった。その頂でもう硬くなっている乳首を口に含み、
両手で胸をさわるように軽く揉む。龍咲海の体がほのかに赤くなる。初体験の興奮と
恥かしさが少女をさらなる快感へと導いている。
「はぁ、うっ」
東堂は頭をさらに下に持っていき、龍咲海の両ももの間にたどり着いた。
だが、龍咲海は両足を固く閉じ、秘所を東堂に見せようとしない。
「大丈夫だよ、優しくするから」
「はい……」
東堂が力を入れるとゆっくりと両足が開き秘所が丸見えとなる。龍咲海は恥かしさの余りに
顔を両手で隠してしまった。そんな龍咲海の心を解き放つべく、東堂は秘唇に舌を走らせる。
もはや充分に濡れている秘唇はヒクヒクと動く。東堂は顔を出した秘唇の上部の肉芽にも
舌を這わせる。舐め回し、口に含む。
「はぁ、はぁ、はぁ」
龍咲海の顔を隠していた両腕は床に降り、一定の間隔で声が上がる。素直に快感に
身をゆだねているようだ。東堂は素早く自分の衣服を脱ぐと龍咲海の上になり、
龍咲海の秘所に自分の物をあてがった。
「挿れるよ」
「はい」
完全に上気した顔からは恥かしさとない交ぜの期待さえうかがえる。東堂の物が龍咲海の中に
侵入を開始した。入り口には抵抗があったものも龍咲海の秘所は東堂の物を全て咥えこんだ。
強烈な収縮感に東堂の方が思わず声を上げそうになる。龍咲海の中は締めつけがきつかった。
「は、入ったよ」
「……」
龍咲海は初体験の思いを噛みしめるように両目を固く閉じ、静かにうなずいた。
東堂が龍咲海の上で律動を始める。最初はゆっくりだったが東堂も自分の物を
締めつける快感に我を忘れて、腰を振り出した。
「あぁ」
東堂の中で強烈な射精感が導かれる。一瞬動きが止まった。東堂の物が龍咲海の中で
何度も収縮を繰り返し、自分の精液を送りこむ。本能を満たした東堂は少しの間だけ
龍咲海の体に体重を預ける。少女の柔らかい体を感じながら東堂は果てた満足感にひたっていた。
「先輩、重いです」
「あぁ、ごめん」
東堂は素早く龍咲海の中から物を抜くと龍咲海の横に横たわった。
ふんふんふん、これが青の魔法騎士さんの初体験かいな。カルディナは笑みを漏らした。
今度はうちの一物を入れたる。だが、それには前準備が必要だった。草むらで横になり、
幻影にひたっている龍咲海。カルディナは龍咲海のおでこに自分のひたいを合わせる。
龍咲海の記憶を操作して、カルディナは自ら龍咲海と性交を始める気なのだ。
ここは、どこ?自分の部屋ではない。何か、少し乱雑な気もする。
そして、自分は学校の制服を着ている。
「お待たせ」
あぁ、藤堂先輩。ここは東堂先輩の部屋なのか。何だか混乱している。今日は先輩の家に
呼ばれたんだった。今度はもっとすごいセックスを密かに期待して。
「龍咲さん、家には誰もいないから安心して」
「はい」
先輩は乱暴に私服をあっさり脱ぐと全裸になった。見慣れてしまうと可愛くも思える男性性器。
龍咲海は立ったままの先輩の前にひざまずき、口に含む。舌を使い、亀頭から茎まで舐め回す。
「抵抗ない?」
龍咲海は上目で先輩を見ると行為で答えを出すことにする。頭を大きくスライドさせて、
舌と唇でより激しく愛する。
「あぁ、いいよ」
龍咲海の髪の毛がなでられる。嬉しくて亀頭を中心に攻めてみる。亀頭が一瞬縮んだ。
「うっ」
龍咲海の口の中に精液がぶちまけられる。苦ささえ苦に思わず、そのまま喉に流し込む。
「ごめん」
龍咲海は髪をなでられながら床に押し倒された。青いブレザーの前が開けられ、
白いブラウスのボタンが外される。白いブラジャーが姿を現した。先輩は背中に手を回し、
ホックを外す、乳房が姿を現す。
先輩は服を着たままするつもりなのかな?そんなことを考えている龍咲海の秘唇は愛液を
分泌し続けているのだが本人は気にも止めていない。
先輩はスカートをめくり上げるとショーツを脱がしにかかる。
やっぱり、龍咲海は少し気になって聞いてみた。
「着たまま・・・ですか?」
「制服を着たままの君としたいんだ。いいかな?」
「はい」
ショーツを脱がした先輩は両ももをつかみ上げ、腰をあてがい、挿入を開始した。
何だか前より大きくなっている気がする。そんなものかと思いながら、身をゆだねる。
「あぁ、ええわ」「え?先輩?」
「あぁ、ばれてもうたかな」
視界がぼやける。先輩の部屋が森林の中に。先輩は外人の女?誰?
「うちはカルディナや。あんたと一発やりたくてな。なぁ、ええやろ?盛り上がろうや?」
え、龍咲海は意識を取り戻した。制服の前ははだけられ、乱れ。スカートはめちゃくちゃだ。
その上股間の挿入感は……この人、女じゃないの?
「女やで」
「え?」
「女やけどあれも着いているんや。ちんこもな。今、あんたの中に入っているやろ?」
そう言うとカルディナは龍咲海の中に入れた一物を出し入れする。
「あぁ、あっ」
「なんや、こうなると魔法騎士もただの女やな。でも、ええで。ええ締まり具合や。
こすれ具合も最高や。あぁ、ええ女拾ったなぁ」
喜びが屈辱に変わった。だが、快感は不快感に変わらずに体は別の反応を示す。
「あぁ、あ、はぁ」
「魔法騎士に喜んでもらえて嬉しいわ。うちも気持ちええで」
カルディナは体を前に倒すと龍咲海の乳房を揉みしだく。
「ええ感触やなぁ。これからが楽しみや」
「だ、誰があんたなんかに!うっ」
「我慢せんでも喘いだらええのに。そうや体位をかえてみよか?」
カルディナの怪力に龍咲海の体は簡単にひっくり返された。
「ちょっと強引やけどごめんなぁ」
後背位でカルディナに後ろから犯される龍咲海。スカートは乱れ、カルディナの腰の動きに
合わせて龍咲海の胸が揺れ、声が上がる。龍咲海の上体は草むら倒れた形となっている。
「うぅ」
龍咲海は膣の中をかき回される快感に喘いでいた。激しい突きに龍咲海は絶頂に導かれる。
高く、短い声が上がった。
「あぁぁ!」
「うぉ!」
龍咲海の逝った瞬間、カルディナの物も強烈な締めつけに射精へと導かれる。カルディナの物は
2度目とは思えない量の精液を龍咲海の中に放っていた。カルディナは龍咲海の愛液と自らの
精液にまみれた一物を抜く。目の前では制服を乱れに乱され、絶頂の後の快感にひたる少女がいた。
まだ、出したりんわ。魔法で着けたちんこはこれだから困る。さて、このかわいい魔法騎士さんにも
まだ喘いでもらわんとなぁ。うちは4,5回は出さんと満足出来へんのや。
さっそく、次の挿入の準備にとりかかる。
「魔法騎士はん。まだまだやで」
カルディナは腹ばいで倒れている龍咲海をそのまま起すと後ろから挿入し、状態を起して、
地面に座るような形となる。背面座位で龍咲海とつながる形となった。
「どうや?入っているのがよう見えるやろ?」
「もうダメ。お願い、もうダメ」
「ええやん。ええやん。若いもんがこれぐらいでへばってたらあかん」
カルディナは龍咲海の腰をつかむと上下させる。カルディナの物が龍咲海の中を往復する。
3回目でもその硬さが変わることはない。逆に硬くなる。カルディナにとってはこれからが本番なのだ。
だが、龍咲海にとっては逝かされてすぐの挿入となった。
「あぁ、ええ。名器やな。あんた」
「そんな……」
「ほめてるのに、つれないわ」
カルディナには笑みを見せる余裕さえある。前に両手を回して半脱ぎになっている
制服の間から姿を見せている龍咲海の乳房を揉む。腰を使い、突き上げるのも忘れない。
「もうダメダメダメ」
「まだ、いけるやろ?」
カルディナの言葉も耳に入らない。龍咲海は激しい突き上げにまたも絶頂を迎えようとしていた。
顔を左右に激しく振る、青く長い髪もそれに合わせて振り回される。
「ダメ、ダメ。やめて、はあぁぁ!」
絶頂に達した龍咲海ががっくりと頭を下げた。やりすぎたかな。カルディナは少し後悔した。
自分はまだ逝ってない。ちょっと、交渉してみようか。カルディナの中で加虐心が湧いた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
目の前で呼吸を荒げ、何とか落ち着こうとしている龍咲海。
「なぁ、魔法騎士さん?」
「な、なによ!」
「うちのを口でしてくれへんかな?」
「え?」
「口でやってくれたらもう中には出さへんから」
「ほ、本当?」
「あぁ、本当やで」
龍咲海の顔前に一物を突き出すカルディナ。
「ほ、本当なのね?」
「本当や」
龍咲海が座っているカルディナの前にかがみこみ、カルディナの物を口に入れる。
もうこれ以上自分の中に入れられるのも中に出されるのも嫌だった。屈辱をこらえ、口を使う。
「あぁ、ええなぁ。先に逝ってまうもん。魔法騎士さんが。そこやそこ、そこやって」
龍咲海は言われるまま丁寧に亀頭の周りを舌で舐める。カルディナの精液と龍咲海の愛液が
付着していて複雑な味が舌に広がる。それでもこれ以上の陵辱は避けたかった。
「あぁ、ええ、もう出すで。思いっきりやってや」
龍咲海は言われるまま激しく頭を動かす。口の中の物が一瞬縮んだと思うと精液を
吐き出そうとした。龍咲海がそれを避けようとして口の中から一物が飛び出す。
龍咲海は顔面に大量の精液を受けることになった。
「べっぴんさんがかわいそうに。口の中の方がまだマシちゃう?」
カルディナは龍咲海の顔面についた精液を丁寧に口と舌でふき取っていく。
「こんなもんやろ」
「これで終わりですね」
制服の乱れを直し、立ち上がろうとする龍咲海。青い制服の前にもさっきの精液が飛び散っていた。
「そんなわけないやん」
「え?なにするの?や、やめて!」
カルディナが龍咲海の体を後ろから抱きかかえると巨木の前に連れて行く。
龍咲海より一回りも二回りも体格で勝るカルディナに龍咲海は簡単に自由を奪われる。
「さぁ、その木に手をついて」
背中を見せている龍咲海の手を巨木につかせて。強引に足を広げさせる。屈辱的な格好だった。
「もうしないって言ったじゃない!」
「ごめんなぁ、もう一発出したいんよ」
龍咲海の水色のスカートをめくり上げるとおしりが露出する。おしりを撫で回すカルディナ。
「感じてきたやろ?」
「誰が!」
「まぁ、下の唇は素直で」
「もう入れないで!お願い!」
「いややな」
悪意に満ちた顔で龍咲海にまたもや挿入を開始する。巨木に手をつかせた龍咲海を
後ろから攻める立ちバックの格好となった。
「やめて!やめて!」
「おたがいまだいき足りんのちがうか?もっと素直になろや」
森林に龍咲海のおしりを打ちつけるパンパンという音が響く。これでやっと打ち止めやな。
カルディナはほくそ笑む。龍咲海の中で剛直を暴れさせ、龍咲海を悶えさせる。
「気に入ったわ、あんたが」
「な、なによ」
「うちのペットにしたる」
「ペット?いやよ!私はペットになんか!」
「さっきはうちに言われて口でしたのにか?もう感じてきてるのぐらい分かってるで」
それは事実だった。ここ何回かカルディナにもてあそばれて、体が開発されてきてしまっていた。
「そんなことある訳ないでしょ!」
だが、龍咲海のプライドがそれを認めるのを許さなかった。
「ふふふ、つよがりね」
カルディナが思いっきり、力の限り腰を振る。その強さに龍咲海もこらえきれず、声を上げる。
「ふわあぁ」
「欲しいって言わんかい。言えんのかな?」
「ほ、欲しくない」
龍咲海は必死に快感に耐えながら、口にした。
「じゃあ、また中でだしちゃおうかな」
「も、もう。な、中は……はあぁ」
龍咲海が感じていることはもう明らかだった。
「じゃあ、うちのいうこときくか?」
「聞きます!聞くからお願い!中はやめて!」
「素直やな。じゃあ、ゆくで」
カルディナがまた腰を振り出す。
「え?中じゃ出さないって!」
「外に出したるから魔法騎士はんは安心してイケや!あぁ、うちも感じてきたわ!」
カルディナがラストスパートに入る。ガクガクと乱暴に腰を動かし、龍咲海のおしりに打ちつける。
「あぁ、あ、あ、はぁ、はっ」
「イクで!」
カルディナが一物を龍咲海から引き抜くと青いブレザーの背中の部分に
大量の精液をぶちまける。一部は龍咲海の青い髪をも白く汚す。
「ふはああぁぁぁ!」
龍咲海もさらに深い絶頂に達する。カルディナの物が引き抜かれた秘唇から愛液を
垂れ流しながら、支えを失い倒れこむ。もう腰が立たないようだった。
「あぁ、いい汗かいたな。魔法騎士はんは・・・ふがいないなぁ。
でも、言うことを聞くゆうたからなぁ。連れてゆくで」
カルディナが龍咲海を抱え上げる。龍咲海は頭がぼおっとしてうまく思考が働かなかった。
だが、カルディナに精神的にも肉体的にも屈服してしまったのは事実だった。
カルディナが龍咲海を抱え、空中を飛行していく。
「なぁ、魔法騎士はん。魔法ってべんりやよなぁ?あんたにもうちみたいにちんこつけたろうか?
べんりやし、気持ちいいもんやでえぇ?」
龍咲海から返事はなかった。
「なんや。もう、声も出んのか」
カルディナは頭の中で計算をめぐらしていた。くくく、魔法騎士三人いる内の一人を
うちが倒したのも同然やな、これは。ザガートからいくら金が入るか。笑いが止まらん。
それにうちの相手がまた増えたわけや。カルディナにはザガートへの忠誠心はなかった。
だが、彼女は相手の力量を計り、相手をみくびることもなければ高く見すぎることもなかった。
口調とは裏腹に冷静な計算でここまで生きてきたのだった。そんなカルディナから見て、
龍咲海を自分の物にするにはもう一押し必要だった。
(この女に一物つけて教えこめばプライドもずたずたになる。
もう少しうちの館で調教したればもううちのもんや)
もはや、龍咲海の運命はカルディナの手中にあった。
龍咲海自身はまだそれを知らない。
いや、もう精神的にはカルディナの手の平の中にいるのも同然だった。
龍咲海はこれからどうなるのだろうか?
さらなる陵辱と快楽が彼女を待ち受けているのだろうか?
それは誰にも分からなかった。
投下終わりました。カルディナの関西弁がおかしかったら、関西の方に指摘をお願いしたいです。
性描写があまり細かくないのはシチュエーション好きの自分の欠点です。
キャラ自体の性格は変えていないと思いますがそれも他人から見てどうだか分かりません。
カルディナにはふたなりになってもらいましたがこのスレや前スレやWeb上でも前例には事欠かないので気にしません。
小心者ゆえ明日になったらまた来てみます。ということで、今日はこれにて失礼します。
最後に海万歳!海は永遠にエロくあれ!俺はまだまだ海スキーだ!という訳で、全ては海のせいなのです。お休みなさい。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
久々の海ちゃんネタありがたく頂きした。GJ!
やっぱ海ちゃん召還前はヤリヤリでエロエロな学園性活ですかね…
ナンパなネタとか次回もお待ちしてます。
久しぶりに長いのキタ━━(´_ゝ( ´∀( ゚Д( ´∀(・∀(゚∀゚)∀`)∀・)Д゚)∀`)_ゝ`)━━━!!!!
シチュエーション好きというのがあって、行為に至るまでの背景とか描かれていて良い!
性描写だけが細かいのが長所になるわけでもないんだから、欠点ってことはないと思われ。
関西弁もおかしいところはないかと。
コテコテの関西弁を使う関西人なんてあまりいないと言われてますが
それくらい関西弁にしたいというのであれば参考にして下さい。
こうなっては→こないなったら
おらん→おれへん
はしたない子ね→はしたない子やな
いいわ→ええわ
なってあげる→なったる
入っている→入っとる
ほめてる→ほめとる
だしちゃおう→だしてまおう
便利やよなぁ→便利やなぁ(便利だなぁ)
(便利だよねというニュアンスなら便利よなぁ)
「言う」は「ゆう」
「行く」は「いく」
618 :
602:2005/05/09(月) 19:01:55 ID:6jIjjl38
>>616 ありがとうございます。海ちゃんはどういう学園生活を送っていたのだろうか。
プライドが高いとそこをくすぐられて、っていう感じで逆効果な時もありそうですし、
色々と妄想しがいがあるけど難しいところかもしれません。
>>617 性描写と会話の両輪をうまく使いこなせれば無敵だと思うんですが自分にとってはなかなか難しいです。
それといかんせんダウンタウンと島田紳助の喋りをテレビを通して聞いた関西弁なので
実例集は参考になります。ありがとうございます。関西弁をより効果的に使えるよう精進します。
レイアースにはまだまだ妄想する余地も開拓する土地もたくさんあると思っているので
このスレの発展と継続とさらなるエロSS投下を心から願っています。それでは
619 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 21:02:54 ID:2qgoe0nY
龍咲海とコレクターアイとかは別にあの3人のなかではいてもいなくても戦力的には変わらなかった気がする
海ちゃんは戦力になんなくてもいいよ、やっぱ3人いないとね
でも光と風の二人旅もいいかなと思った
621 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 09:10:10 ID:+QflxXX7
海とかアイって作者のお気に入りらしい
ゲームだと
光=攻撃
海=光のサポート(アイテム係り)
風=回復
だから、海ちゃんもいないとゲームが快適に進みません。
サターン版は海最強
サターンやりたいなぁ…
サターン映像綺麗だったし…PS2に移植されないかな?
やっぱ、買うか。
何気に、ラーファガ?×光ぽいとこがあったりする。
土星だと風の武器は弓のままだったが…そりゃそうだよなあw
626 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 01:30:29 ID:c+X4kwVv
海いるのか?
風だけいればクリアできるゲームで
風の相棒の鳥って名前なんだっけ?
ウィ(ry
鳥なんていたっけ?犬のヒカリしか覚えてない。
あーあれも、影薄い。一部の敵さん達で2部に出てこなかった方々
>>628 思い出した、ウィンダムか・・・微妙にサンクス
>>629 俺は海の相棒が何だったか思い出せないな・・・
キャラ名が出てこない奴は、自動車の名前を探すがよい!
632 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 02:05:41 ID:swnjk88l
鳥じゃない
アイアールっていう変なロボ
龍咲海もの書いたので投下してみます。
和姦ですがNGワードとしては『龍咲海が夏の海で男釣り(』かIDでお願いします。
では投下開始です。
龍咲海は砂浜にいた。その砂浜にはビーチパラソルやビーチマットが散在していた。
混んでいるという規模でもないが空いているという規模でもない。
龍咲海の目的に合った海水浴場だった。
あぁ、ここは失敗かな。龍咲海は声をかけてきた3人目の男を追っ払ってそう思った。
この規模ぐらいが1人で来ればそれなりに男が釣れるだろうと思ったが質が話にならない。
わざとビキニではなく簡単なデザインの入った競泳水着に身を包んだ龍咲海は
場所の選定に失敗したかなと思った。
「1人なの?」
龍咲海は声をかけてきた男の方に目を向けた。身長は高い方か。
顔もいいな。そう龍咲海は判断した。
「そうよ。1人」
わざとそっけなく答えてみた。相手はどう出るだろうか?
「それなら一緒に泳がない?」
これ以上待っても男は釣れないだろう。そう判断し、龍咲海は海水浴場の砂浜から遠くに
見える岩場を指で示した。
「それならあそこで存分に」
「割り切っているね?」
「お互い様」
両者の合意は成立した。龍咲海は荷物をまとめると男と岩場へ歩き出した。
男が荷物を持つと言って聞かないので持たせることにした。これからする行為からすれば
お釣りが来そうなものだがそうさせるのもいいだろうと思ったのだ。単に気まぐれかもしれない。
岩場に挟まれた日陰の狭い砂浜。それでも2人の行為には充分な広さだった。
龍咲海の背後に男はいた。
「スタイルいいね」
男はそういう言いながら背後から手を回して競泳水着の上から龍咲海の胸を揉む。
「そうでしょ」
相手の返事を聞いて。やれやれと思いつつも男の気持ちは性交への期待からすでに
高揚している。競泳水着の肩紐をずらし、両胸を露出させる。すでに日焼け跡が出来ていた。
水着に覆われていた肌が少し白い。
「いいね」
簡単にそう答えると水着の圧迫からこぼれ出た豊かな胸を揉みしだく。
左手を龍咲海の股間に持っていくと水着の上から恥丘を撫で回す。
一方右手では柔らかな胸を揉み続けている。
「あぁ」
龍咲海が短く声を上げた。さらに水着をずり降ろし、露出した背中に舌を這わせる。
男は龍咲海が求めてくるまで挿入する気はなかった。せっかく捕まえた上玉を
そう簡単にものにしても面白くない。どこまでも責めて責める気だった。
「うぅん」
龍咲海も相手の愛撫へ感じ始めていた。秘唇からは愛液が分泌されている。
もう我慢出来なかったがプライドが相手への懇願を邪魔した。
男は相変わらず愛撫を続けていた。相手が感じ始めているのは分かっていた。
相手が求めてくるのを待つのが男のやり方だった。単調な愛撫でも肉欲の高まりは
抑えきれないものだ。
「もう、いいでしょ」
「そうかな?」
「もう、いい!」
龍咲海は少し怒って男の両手を引き払うと自分で水着を脱いで完全に裸になった。
「これでいいでしょ?」
「いいよ。後ろを向いてね?」
「……」
龍咲海は黙って後ろを向いて自分で四つん這いになった。砂浜に両手と両足を突く。
男は今度は容赦なく龍咲海の腰をつかみ、自分のものをゆっくりと突き入れた。
龍咲海の秘唇をめくり上げながら一物が侵入していく。
「あぁ」「うっ」
声は両者から上がった。男は自分の物を包みこむ肉壁にしばらく身を任せた。
それから腰を動かし出す。龍咲海の柔らかなおしりを男の腰が打つ音が岩場に響いた。
「あ、あ、はぁ、う、うぅ」
龍咲海は自分の体奥を突き上げられる快感に喘ぎ声を上げる。
後ろから挿入される屈辱感も逆に快感を加速させている。
「あぁ、締めて来るね」
男は龍咲海の中を味わっていた。往復運動は龍咲海の愛液で
ますますスムーズになり、締めつけはきつくなる。肉壁に亀頭がこすられる。
男は次第に射精感が高まっていくのを感じた。
「中でもいい?」
「い、いいわよ、それよりもっと、激しく……」
恥かしさに耐えながら龍咲海は男に要求した。
龍咲海も自分の中をかき回される感覚にいきそうになっていたのだ。
「じゃあ、いくよ」
男は本能の命じるままに乱暴に腰を動かす。結合部分からは摩擦で淫靡な音がしている。
男は自分がいきそうになるのを感じた。
「あぁ、出る」
男は龍咲海の中に出した。精液が何回も放たれ、龍咲海の中を満たしていく。
「はぁ、はぁ、う、うぁ、あぁ」
龍咲海も絶頂に達した。砂浜に崩れ落ちる。砂浜の砂が肌を刺激するのも快楽に感じる。
龍咲海は腹ばいのまま砂浜に横たわり荒い呼吸を繰り返す。
男のものは精液を放ったにも関わらずまだいきり立っていた。
男は本能の命じるままに龍咲海の上から覆いかぶさる。
「いや、恥かしい」
「まだまだ」
男は腹ばいで砂浜に横たわる龍咲海の上に体を乗せ、
その体勢のまままた挿入を開始した。
「や、やめて」
男はそれを聞かずにそのまままた往復運動を繰り返す。
精液が出されたばかりの秘唇を男のものが往復する。
「いいよ」
男は短く感想を言った。龍咲海は男に腹ばいのまま入れられ、
その上動かれるので体の前面全体を砂浜でこすられる。
乳房を乳首を体の前の肌を砂浜の砂で刺激される。痛さとない交ぜの快感。
龍咲海はさらに屈辱的な体勢で性交を強いられていた。
しかも、男は出したばかりですぐにいきそうもない。
「は、はぁ、あぁ、う、あぅ」
龍咲海のあられもない声を聞きながら男も肉壁の刺激を味わっていた。
砂浜に両手を突き、上体をそらせるように往復運動を繰り返す。
男の性欲は龍咲海が思っていた以上にどん欲だった。
「もう、だめ」
龍咲海はまたもいきそうになっていた。
これまでこんな性交を彼女はしたことがなかった。
相手はいつも龍咲海に気を使っていたし、龍咲海もそれが当たり前だと思っていた。
なのにこの男は物のように龍咲海で性欲を満たそうとしている。
初めての状況に龍咲海も良く分からなくなっていた。
「あぁ、また出る」
男は容赦なく第2撃を龍咲海の中に放つ。精液がまた龍咲海を汚す。
男は出し切ると龍咲海から自分のものを引き抜き。砂浜に横たわる。
なんだ必死なのは俺の方か。思ってもいない展開に笑いそうになる。
「はぁ、はぁ、はぁ」
龍咲海は短期間で2回も中に出されて、その余韻に酔っていた。
だが、何だか腹が立っていた。自分にここまでした男に腹が立っていたのだ。
「口で?」
「そうよ」
龍咲海は口でしたことがなかった訳ではないがここまで必死になったことはなかった。
今度は自分が相手をいかせる。龍咲海はそう決心していた。
いや、それは。そう言おうとしたが何だかそう言うとこの性交が
終わってしまいそうな気がしたので男は龍咲海のやるに任せた。
何かが彼女を必死にさせているのが何となく分かったからだった。
「いい」
砂浜に横たわりながら龍咲海のするのに任せていた男は短く呟いた。
茎から亀頭まで舌が動き回る。唇で締めるのも龍咲海は忘れない。
男のものはだんだんと大きくなっていった。
(いかせてやる)
龍咲海はある意味で必死だった。相手のされるがままだったのが
プライドの高い龍咲海には我慢できなかったのだ。
「出るよ。外で」
男は自分の射精感が高まるのを感じてそう言った。口に出すのは悪いと思ったのだ。
だが、龍咲海は顔を横に振った。最後までするつもりだった。
「うっ」
男の上体が射精で持ち上がる。龍咲海は口で男の精液を受けることになった。
苦い味が口全体に広がる。それを無理矢理飲み下す。
「悪かったね」
「今度は私が上よ」
龍咲海は立ち上がり、男の腰の上にまたがると男の半立ちのものをつかんだ。
そのまま腰を落とし、秘唇で咥える。
「いや、まだ」
「いいでしょ」
龍咲海は相手の願いを無視した。男のものを咥えこみ、腰を上下させる。
とことんまでするつもりだった。
(かなわないな)
男は相手の性欲を低く見積もっていたと思い知らされていた。
自分がしたことがしたことだけにそれをどうこうしようとは思わなかった。
ただ、龍咲海のするのに任せた。
「あ、あ、うぅ、あ、あ」
龍咲海は自分が主導権を握ったことに満足していた。
四つん這いで後ろから入れられ、さらには腹ばいで寝たまま後ろから入れられて、
屈辱を感じていたのだ。上下動に合わせて長いきれいな髪が揺れる。
「元気だね」
「お互いに」
男は自分のものが力を取り戻したのを感じた。自分からも腰を突き上げる。
「あっ、う、う、あ」
龍咲海は男の突き上げにさらに感じながら男の胸に両手を突いた。
上下動が規則的になる。龍咲海はいきかけていた。
「あぁぁ」
龍咲海はいった。つながったまま自分の上体を男の胸に預ける。
柔らかな胸が男の胸板でつぶされる。男はそんな龍咲海の髪をなでてやった。しばらくして。
「泳ごうか」
そう言うと龍咲海は裸のまま海に向かって走り出し、海に入った。
人のいる海水浴場とはだいぶ離れている。見られる心配はないのだが
大胆と言えば大胆だった。
2人は裸で飽きるまで泳ぎ。夕方になると別れてお互いの帰路についた。
夏の一日は終わったのだ。
これで投下完了しました。今日はこれで失礼して寝ます。
乙です!
遊んでる海ちゃんのエロい日常キタキタ〜、龍咲海の放課後セックルは好みなネタ
お嬢様=ヤリマソということで隠れて複数プレイとかもアリですね
エッチな海ちゃんに誘われてぇー!!
次の投下も期待してます。
643 :
634:2005/06/18(土) 22:20:04 ID:KmjVHgHP
>>642 ありがとうございます。そうですね。最初から複数プレイは難しくても
何とか場のノリや流れで複数プレイになっていってしまうのもいいですね。
何とかお膳立てをして、龍咲海にあんなことやらこんなことやらさせてみたいものです。
また、書けたら来ます。
男友達とエッチなゲームで盛り上がる海タン(;´д`)ハァハァ
645 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:26:55 ID:iE026Whr
龍咲海とコレクターアイはいらない
龍咲海の画像が欲しい
画像板へいけ
648 :
隷婦:2005/06/22(水) 16:44:15 ID:686z09ok
エメロード姫を救うためセフィーロへ召喚された光、海、風は順調に旅を続けていた。
「なんだか薄気味悪いところね」薄暗い洞窟に入り歩きながら海がつぶやく。
「足元に気を付けてください、なんだか滑りそうです」風が注意を促した。
「海ちゃん、風ちゃん、何か変だ、早くここをぬけよう」
薄気味悪さと奇妙な感覚に囚われた光が2人を急かして言った。
「何が変なのですの光さん」
「何だか力が抜けていくような、そんな感じなんだ」
「言われてみれば、ちょっと変よね」
3人が同じ気持ちで急いでこの洞窟を抜けようとするが迷路になっているためなかなか抜け出せない。
焦る3人の前に不気味な怪物が姿を現した。
「な、なによあれ!」
「半魚人なのか!!」
「ザカートの送り込んだ刺客でしょうか」
半魚人の数は10匹、それが光たちを囲むように近づいてきた。
「何なんだ!お前たちは!」光が叫ぶ
「こいつらが魔法騎士か?まだガキじゃねえか」
「ガキですって!!いいかげんにしなさいよ!!」
「そうだ!!お前たちなんかに負けるもんか!炎の矢!!!」
光が半魚人に魔法をかける――――炎が半魚人を包むはずだった。
「え?あ、あれ、何で・・」魔法が発動されず驚く光
「水の龍!!」海も魔法を出すが結果は光と同じだった。
「ど、どうして、魔法が出ない」
驚く3人に半魚人がケラケラ笑いながら言い放った。
「無駄だ、無駄無駄、何せここはザカート様の施した結界なんだからな、お前らの魔法も封じられてるんだ」
「そうそう、それにここではお前らの力も10分の1しか出せんのだ」
「つまりお前らに勝ち目はないってことだ、ゲハハハハ!」
649 :
隷婦:2005/06/22(水) 17:21:57 ID:686z09ok
「逃げよう!!海ちゃん!風ちゃん!」
光に促され3人が走り出す。薄暗く滑りやすい道を必死になって駆け出していった。
追いすがる半魚人の口から3人に向けて強烈な水爆弾が発射された。
「きゃあああ!!」3人の背中に水爆弾が命中して倒れる。
「手間とらせやがって!逃げても無駄なんだよ!!」立ち上がろうとする3人にゆっくり近づく。
「ど、どうするつもりなの?ザカートの元へ連れて行くの、それとも・・・」
海はそれ以上の言葉を続けることができず途中で切った。
「フン、ザカート様からは何をしても良いと言われているのでな、存分に楽しませてもらうぜ」
語尾に下卑た笑い声がつき、3人は恐怖を覚えた。
「ど、どうするつもりなのですか私たちを」風が咳き込んで訊ねる。
「ケケケ、決まってんだろ!交尾だよ!交尾!!人間で言うSEX!!」
「ふ、ふざけないで!!誰があんたたちみたいな化け物と・・・」海がおぞましげに抗議の声をあげる。
「ヘヘヘ、それだけじゃねえぜ、お前らのその生意気な口にもたっぷり出してやる」
そう言って半魚人たちは3人の前に勃起したモノを見せ付けた。
「口に出すって何を出すんだ」初めて見る兄以外のモノに驚きながら光が叫んだ。
「ケケケ、知らんのか、いいかまずはこのチンポをペロペロしゃぶる、カプッと咥えてクチュクチュカポカポ
アゴがくたびれるまでナメナメして最後にドピュドピュッって射精したものをゴクゴクって飲むんじゃねえか」
半魚人たちは生意気な口とは裏腹に初心な光をいたぶるように教えてやった。
650 :
隷婦:2005/06/22(水) 18:04:22 ID:686z09ok
「そ、そんなこといやだ!」
光の叫びを無視して半魚人が3人におどりかかった。光たち必死に抵抗するがとても力では敵わない。
半魚人は3人の装備を引き裂いて全裸にし体を押さえつけた。
「い、いや!いやァ!!やめてェェ!!」
「まずは下の口をいただくことにするか」
半魚人は前戯もなしにそれぞれ3人の膣にチンポをあてがい強引に捻じ込んだ。
「いやあァァァァ!!きゃあァァァ!!!痛い!!痛いィィィ!!」3人が同じように悲鳴をあげる。
「3人とも処女だぜ!!こりゃもうけた!!」
「どうだ仲良く犯される気分は?」
「・・海ちゃん・・風ちゃん・・誰か・・助けてぇぇ・・」
「・・あぁ・・クレフ・・助けて・・」
「・・フェリオ・・ごめんなさい・・わたし・・よごれてしまった・・」
3人が思い思いの言葉を呟く、それは同時に無力な言葉だった。
「お前らも体を押さえつけてるだけじゃ退屈だろう、乳でも舐めてやれ」
快感に浸りながら腰を動かす3匹が光たちの体を押さえつけている仲間を焚き付ける。
3人の成長中の胸を揉み、舌で乳首や乳輪を舐め回していった。
「ひいやぁぁぁぁ!!いやあぁぁぁぁ!!」敏感な部分を刺激され3人が喘ぐ。
「生意気にヨガってやがる、とんだ淫乱娘だなこいつら!」
「ああ、だが締まりはいいぜ、俺はもうイクぞ」風を犯していた半魚人が風の膣内に大量の精液を流し込んだ。
「い、いや!膣内に!入ってくるぅぅぅ・・いやぁ・・フェリオ・フェリオ・・」膣内に射精された風はひたすらフェリオの名を呼び続けていた。
さらに光と海を犯していた半魚人も2人の膣内に大量の精液を放出していた。
「いやぁぁ・・おなかに・・おなかに・なにか入ってくるぅぅぅ・・」
「・・うぅ・こんなに・膣内で・・わたし・妊娠しちゃう・・・」
651 :
隷婦:2005/06/22(水) 18:37:40 ID:686z09ok
半魚人に犯された光たちは放心状態だった。目に前は霞みもう抵抗する力など残っていなかった。
「おら!起てよ!お楽しみはまだまだこれからじゃねえか」
3人の髪を掴んで引き起こすと仲間の半魚人が3人の口元にチンポを押し当てた。
「おら!ペロペロしろ!ペロペロ!!」
強引に口の中へ捻じ込むと頭を掴んで離せないようにした。
「・・うぅ・・臭いよう・・うえぇぇ・・」光があまりの臭さに嘔吐した。
「なにしやがるこのガキ!!」嘔吐物をあびた半魚人が光の頬を何度も引っ叩く。
「・・ご・ごめんなさい・・でも・・臭いが・すごくて・もう吐かないから・・許して・・」
必死に謝る光の口に再度チンポを捻じ込みむせるのも構わず激しく動かす。
「いいか!今度は吐くんじゃねえぞ!!絶対に飲むんだ!!」怒鳴りながら光の口の中に射精する。
(・・うぅ・ドロドロするぅ・・き・気持ち悪いよう・・で・でも飲まなきゃ・・・)
こみ上げる吐き気を必死に抑えながら光は精液を飲み干した。
一方、海と風も光と気持ちは変わらなかった。2人も臭さで吐き気を催したが光が殴られるところを見て
ひたすら耐えてしゃぶり続けていた。やがて2人の口の中も半魚人の精液で満たされていった。
2人は咽喉を鳴らして精液を飲み干していく。それは止むことなく何日も続いていった。
その後光、海、風の姿を見たものは誰もいない、魔法騎士は伝説のまま終わったのだった。
652 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:22:00 ID:l5pnNxhd
この作品なめてるね
NHKでやってたコレクターと比べると段違いに舐めてる駄作
光と海と風の3人は、プレセアの家を出発して草原に出た。
大草原の中央まで進んだところで、3人は休憩することにした。
ちなみに、この草原は魔物が出現しない安全地帯である。
光は、かなりオシッコが溜まっていた。
大草原の中に3人だけ、周囲には誰もいない・・・
こんな場所で立小便したら、すごく気持ちいいに違いない。
意志の力で動くセフィーロでは、女性でも意志さえ強ければ立小便は可能である。
もちろん、光は意志が強いから立小便は可能であった。
オシッコは、男のように前に向かって勢いよく弧を描いて飛ぶのでワレメにかからない。
だから、紙で拭く必要が無いのである。
光は、その場に立ったままスカートを捲り上げた。
そして、パンツの股の部分を横にずらしてワレメだけを曝け出すと
手を使わずに、股に力を入れてワレメを開いた。
片手でスカートを持ち上げ、もう片手でパンツの股の部分を持ち上げているため、手は使えないのである。
光の陰毛も、やっぱり髪と同じ赤色だった。
この続きを書ける人はいるかな?
655 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 10:42:42 ID:utWpFcV9
アゲ
龍咲海ものを投下します。
NGワードは『打ち上げで男二人に龍咲海が奮闘する夏が来たんだ』になります。
それ以外ではIDか個別レスでのあぼーんになりますがよろしくお願いします。
基本的に男二人×海という構成になっております。
では、投下を開始します。
学校の近くの歩いていける空き地で体育祭が終わった気分のままで龍咲海のクラスの20人ほどが
ビールを飲んでいた。学校帰りだがもう着替えてしまっているので全員私服だ。若いだけあって
ビールでも量が過ぎれば酔っ払うことなど頭にはなかったし、何より高揚感から20人全体では
お酒はかなり進んでいた。そろそろお開きということになり、ある者は一人で家に帰り。
ある者は合意の上でカップルとなり、帰っていく。他の者は3,4人のグループとなり
次の行程に進む。龍咲海はそんなグループの一つにいた。
「海ちゃん大丈夫?」
「かなり酔っちゃったね?」
「そんなことないわよ!私の家で飲み直すわよ!」
男二人はそんな様子の龍咲海を見てあきれた顔で互いを見る。龍咲海はたしかに酔ってはいたが
それでも思考はしっかりしていた。両親は勝手に二人で旅行に出かけちゃうし、
私も家で好きにさせてもらうわよ。思考がしっかりしていると言ってもお酒と夏の暑さと
無関係という訳にはいかなかったが。
「家、ここだよね?」
「そうよ。お酒は冷蔵庫にあるし、二人には最後まで付き合ってもらうわよ」
「じゃあ、乾杯」
「乾杯」「かんぱ〜い!」
龍咲海の家の居間で男二人と女一人は飲み直していた。結局のところ男二人も
何だかんだ言って酔っていたし、何となく何かを期待していた。それは龍咲海も同じなのだが。
「ごめんね。家には冷房ないのよ」
「家に上がっておいてそこまで求めないよ」
「そうそう。扇風機も風流だよ」
龍咲海の両親は家を建てるのに苦労したせいか必要以上の贅沢を龍咲海にも自分たちにも
戒しめるところがあった。それゆえ龍咲海にとっては頼れる父と母ではあったがたまには
解放されたい時もある。丁度、旅行でいないのは好都合であった。もっとも両親は体育祭に
行けなくてすまないと何度も詫びて出て行ったのだが。
「それよりも飲みなさいよ?ははは」
「ビールはもういいや」
「そうだね。海ちゃん、お父さんがお酒を飲んだりしてない?」
「そうね。少し頂戴しましょうか」
龍咲海は台所の冷蔵庫に置いてある父の晩酌用のワインを取ってきた。
「もう開いてるし、これでいいでしょ?」
「いいよ」
「飲むか」
ワインを注いで酒の進む三人。だが、龍咲海は父の晩酌に付き合わされたりして、
酒の度数や強さなどは分かっていた。母はいい顔せずにいつも止めるのだが。
「俺も酔ってきちゃった」
「俺も何だかいい気分だよ」
「二人は女の子のどこがいいの?え?」
龍咲海は酔った勢いで猥談を始めた。自分から始めるところが彼女らしいと言えばそうだが
ともかく男二人で女一人の猥談は始まったのだ。
「俺なんて一日一回は抜かないと、ハハハ」
「俺もだよ。女はいいよな。ハハハ」
二人ともだいぶ酔いが回って来ていた。ワインなど飲んだことはなかったが
女の子の前で格好つけたい年頃だったのだ。
「女の何がいいのよ?」
「え?そりゃ、やりたいと思えば即じゃん」
「そうそう、そこまで行くのに男は回りくどくて、やってらんねぇよ」
「ふうん。女の子もそうだよ」
一瞬場が凍りつく。龍咲海はこの場に爆裂弾を投げたのも等しかった。男達の目の色が変わる。
だが、龍咲海の目の色はそれより前に変わっていたのだがそこに気づけないのも若さなら
異性を求めるのも若さだった。
「海ちゃんもそうなの?」
「相手に苦労なんかしたことないくせに」
「そういうもんじゃないわよ。特にこうやっていい女を目に前にしているのに手も出せない
男二人を見ているともどかしいわよね」
龍咲海の言葉と酔った色気に男達はもう勃起していたが
ここまで挑発されるとさすがに黙っていられなかった。
「じゃあ、三人でやっちゃおうか?」
「そこまで言われたらもう俺の息子が黙ってないよ」
「いいわよ。来なさいよ」
男二人は龍咲海に取りついた。龍咲海は男のするに任せる。服を脱がされ
全裸になった龍咲海に興奮した二人はさっそく自分の服も脱ぎ出し裸になった。
「思いっきり満足させてね……」
「うん」「おぅ」
裸になった男二人の股間はいきり立っていた。一人が龍咲海の股間に取りつき、
一人は胸に取りついた。酔いと暑さが三人を駆り立てていた。
「ううぅん」
両胸に荒い愛撫を受け、股間を探られ、体を舐め回される龍咲海。感じない訳はなかった。
居間に龍咲海の低い喘ぎ声が満ちる。それ以上に男二人は興奮状態にあった。
「海ちゃん入れていい?」
「俺も・・・」
「もうちょっと・・・もっと感じさせてくれないと・・・」
二人はまた龍咲海の体に取り掛かる。体中を舐め回し、口の中に舌を入れて
お互い酒臭い口を絡ませる。股間をきれいな長い脚を舐め回し、
触り続けていた男がついに立ち上がった。
「ごめん。もう我慢出来ない」
もう一人の男は龍咲海の体からどいた。
「いいわよ……」
「じゃあ」
男は龍咲海の上になるように挿入を開始した。だが
「ここら辺?」
「ここ…」
男は龍咲海に握られただけでいきそうになったがこらえると龍咲海の手に導かれるままに秘唇を貫いた。
「あぁ」
男は挿入感にいきそうになりながらグッとこらえた。それから往復運動を始める。
だが、若さとこれまでの我慢にそれもそんなにもつ訳がなかった。
「うう、い、いく」
精液を龍咲海の体の中に出しながら往復運動を繰り返し、出し切ってからようやく
運動を止めると龍咲海の中から自分のものを抜き取る。初めて味わう心地よさと酒の酔いに床に横になる。
「じゃ、じゃあ、俺も」
「こ、今度は満足させてね」
「う、うん」
龍咲海は自分で体を裏返すと四つん這いになって男を誘う。そんな格好を見ただけで
男はもう出そうだったが何とか我慢して、後ろから突き入れた。
「入って来る……」
「あぁ」
龍咲海の中に後ろから突き入れた男は奥まで入れて、中を味わうと本能のままに
激しく往復運動を繰り返す。でも、こちらもそんなにもつ訳はなかった。
焦らされてもう行く寸前だったのだ。
「あぁ、出る出る」
「ま、まだ」
「うっ」
男は自分のものを激しく出し入れしながら縮むのを感じてようやく動きを止めて
やはり前の男のように床に横になり、射精感と女の中に出した征服感に浸っている。
(やっぱり年上がいいわね)
自分が散々飲ませたことは棚に上げて、龍咲海は心の中で愚痴をもらした。
出すだけ出して満足している二人に不満はあったがとにかくシャワーでも浴びることにした。
あぁ、暑いわね。シャワーが龍咲海の体を洗い流していく。そこへ
「海ちゃん、そりゃないよ」
「まだまだでしょ、夜は」
(げっ、完全に酔ってる・・・)
二人の目は完全に酔いと解放された性欲に支配されていた。そして、龍咲海の体を手放す気はもちろん毛頭なかった。
「ボディーソープある?」
「ここにあるぜ」
「あぁ、これか。洗っちゃおう」
二人はボディソープを手に出して、龍咲海の体を洗い、撫で回し始めた。
「ちょ、ちょっとお風呂ぐらい」
だが、二人の目にはもう龍咲海の体しか見えていない。ボディソープの泡だった手で体中を撫で回す。
なめらかなおしりを、張り出した両胸を、腰から伸びる両脚を。今の二人にとって龍咲海は玩具に等しかった。
一方、不完全に終わった行為で不完全燃焼だった龍咲海にとっては体全体を泡立った
4つの手で撫で回されて再び体に火がつき始めていた。
「ふ、二人とも……」
二人とも執拗で不必要なほど体中を撫で回している。4つの手が自分のなめらかな肌を
撫で回し続ける快感に龍咲海は変になりそうだった。
「ふはっ、は、は、あ、うぅ」
龍咲海は素直に吐息を漏らした。裸の男女三人は風呂場で絡み合っていた。
「海ちゃん感じているの?」
「もっとやってやろうぜ」
「だめ、これ以上されたら……」
それは事実だった。龍咲海の体は撫で回される快感にいきそうになりかけていた。
「こんなのどうかな?」
「おっ、いいね。俺も」
散々、龍咲海を撫で回し、その体を泡だらけにした二人は今度は自分達の体全体を
前後から龍咲海にこすりつけていた。
「あぁ、女の子の体って柔らかいよな」
「いいよなぁ、いい」
「ふ、二人とも……ふぁっ、あ」
男二人に体を挟まれるように体全体を刺激される。龍咲海はこらえてもいきそうになっていた。
「こ、こんなのいや」
「気持ちいい」
「風俗もこんなんじゃねぇ」
「だねぇ」
男二人は龍咲海の体をボディソープを潤滑剤にしてこすり上げる。龍咲海は屈辱的ないき方を強いられた。
「も、もう。あ、あぁ」
龍咲海がお風呂場に崩れ落ちる。目を閉じ、必死に快感をこらえる。
「海ちゃん、いっちゃったのか」
「どうする?」
「泡を洗い流してあげようよ」
「そうだね」
シャワーで丁寧に寝崩れた龍咲海の体の泡を洗い落としていく。
「でもさぁ、また中で出したくねぇか?」
「出したい。出したい」
「まぁ、連続は酷だから手を借りてみないか?」
「手こきかよ?それもいいか?海ちゃん起きてる?」
「な、なによ?」
「手でぬいてよ?」
「そのしなやかな手でいかせてよ?」
「・・・もう、いいわよ・・・」
龍咲海はだるく体を起こすと立っている二人の股間に手を伸ばす。握ると上下動を開始する。
「あぁ、いいねぇ」
「AVみたいだねぇ」
男二人は生まれて初めて他人の手こきを味わっていた。注文も出る。
「海ちゃん、もっと強く。あぁ、そうそう」
「海ちゃん、その上あたり頼む。そこそこ、そこを重点的に」
「もう、さっさといきなさいよ!」
龍咲海は勝手な二人に怒り、男のツボを刺激し、さっさといかせることにする。
「うわ、だめ、だめだよ」
「お、俺も、海ちゃん、うまいね。おぉ」
二人のものが同時に収縮と律動を開始し、たまっていた精液を吐き出す。勢いよく吐き出された
白い体液は龍咲海の美しい顔と長い髪に大量に飛んで粘りつく。
「な、なによ、二人とも。なんのつもりなの?」
「ごめん、ごめん。でも、もう中の準備いいだろ?」
「もう中に出せるよね?」
二人が龍咲海の股間をまさぐり出す。
「ちょ、ちょっと止めてよ!」
「大丈夫、大丈夫、入れられるのを待っているよ、ここが」
「じゃあ、おまえ先な」
「おぅ、駅弁してみたかったんだよね」
一人が龍咲海に挿入するとそのまま両太ももを抱え上げて駅弁の体勢に入る。
「あぁ、奥にいくね・・・」
「ひゃぁあ」
男は両腕で龍咲海を揺り動かす。その度に体の奥を突き上げられて龍咲海は感じていた。
「あぁ、は、は、う、はぁ」
「あぁ、いいなぁ」
それを見ている男が漏らす。そう、龍咲海が相手にしなければならないのは一人だけではないのだった。
「うぉ、きつい。締め上げてくる。で、出る」
「あ、あ、う、うぁ、は、うあぁぁ」
男が両腕を静かに止める。その結合部分からは今、男が出した精液も含めて
お互いの白い体液が流れ出している。男は龍咲海を風呂場に静かに降ろした。
「俺の番。俺の番」
「ここはもういや!部屋で!ベッドでして!」
必死の声と形相に顔を見合わせた男二人は
「分かったよ」
「部屋まで連れて行くから」
今度入れる番の男が龍咲海を抱え上げて風呂場を出た。廊下を歩き出す。
「どこ?」
「2階の右奥よ・・・」
龍咲海はこれ以上風呂場で犯されるのに耐えられなかった。
「電気はこれかな?」
電気がつけられ、龍咲海の部屋を照らす。
「女の子の部屋だね」
「そんなことよりさっさと入れたらいいでしょ!」
「あぁ、ごめん・・・」
龍咲海を抱え上げてきた男は龍咲海をベッドに降ろした。
「電気を消そうか?」
龍咲海は横を向いて頷く。だが、電気を消すことが逆に龍咲海をより淫猥な時間に誘うことに
なってしまうのだった。この時点ではこの3人の誰も思いもよらぬことだが。
自分の番の男が横たわった龍咲海の股を開き、静かに挿入する。
「うぅ」
男は腰を細かく動かし、龍咲海の中を突く。もう一人の男も何もしない訳ではなかった。
龍咲海の両胸に取りつき今度は優しく揉みしだき、口を吸う。
男二人に今までされてきた屈辱感も電気が消され何も見えない中ではスリルとともに快感になる。
龍咲海の体に再び火はつけられた。
「うはぁ、はぁ、うぁ、あ、あ」
男二人も心得たのか、全く声を出さない。入れている男がフィニッシュに入った。
龍咲海の腰を激しく打つ音が響くと、それがじょじょに止んでいく。
「うあぁ、はあぁ」
龍咲海の体を巡る神経戦のようだった。再び龍咲海の中に一物が挿入される。
「だれ?だれなの?気持ちいい、気持ちいいの」
龍咲海は相手が見えない、相手の言葉のない環境において初めてその高いプライドを捨てられたのかもしれない。
男を下女のように求め、男のなすがまま喘ぎまくる。
「あ、あは、あは、あははは、いい、いい」
龍咲海の下僕のようになった男達二人とその主の龍咲海はいつの間にか疲れ果て、酔い果てて眠りについていた。
龍咲海の股間からは犯された証の白い体液が静かに流れ出ていた。
翌日、三人は別々に風呂に入り直した。龍咲海も男二人も言葉少なげに玄関で別れる。
あまりにおのれの欲望に忠実になりすぎた3人はそれからしばらく口数が少なくなってしまうのだった。
それが完全に直るのは3ヶ月もすぎた冬の始まりの頃だった。
投下終わりました。タイトルはこのスレッドでは名前欄でも普通のレスでも重複しないように長くしてみました。
後は男二人と女一人というのも書く上では意外とやりやすい面もありました。
という訳で自分にはこんな夏が来ないことを知りつつ終わります。
ありがとうございました。
ヤリマン海ちゃんキターーー!いい感じで喰いまくりでつね、職人サンGJ
>(やっぱり年上がいいわね)
相当経験つんでるようで早熟なエロ海タンに今後も期待してます。
放送当時はジュリ穴とかで裸同然の衣装で踊りまくりの
VIPルームでヤリまくり海タン想像(;´Д`)ハァハァ
668 :
656:2005/07/13(水) 21:28:28 ID:KC/13r0j
>>667 ありがとうございます。ちょっと放送開始の時のことは忘れてしまいましたが
終盤で魔神セレスに乗る時などの戦闘服がむやみやたらにエロくて止めを刺されてしました。
一体、原作者は何を考えてこんなにエロイデザインを考えたのかと。
なぜか開いて、露出している股の部分と黒いハイレグ、しかし全身はきちっと覆っているこのギャップ。
原作者にエロ要素の人身御供にされたかのような龍咲海ちゃんにしかと心奪われてしました_| ̄|○|||
また、何か思いついたら書いて見たいと思います。それでは
乙、次の投下待ってます。
>原作者にエロ要素の人身御供
海はマゾ、ノーマルSEXでは満足出来ないエロお嬢様
好色な男達の性玩具、メスキャラです…と言うことでハード調教モノ希望
セックス教壇で洗脳され教祖の肉便器とかとか
職人さん色んなシュチュで辱めて下さい。
670 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:30:27 ID:AODVOBje
海好きな人と知世好きな人かなり被ってるな
671 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 01:18:15 ID:9u9y/h74
原作の眼鏡をかけてない方の風と原作のツバサのサクラは少し似てないでしょうか?
ほしゅ
イノーバってやつと3人絡ませたら面白いかも
674 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 21:45:05 ID:J6JPBxzB
陵辱物を投下してみます。輪姦形式で犯されることに3人のうち何人かがなることとなります。
専用ブラウザであぼーんする際には
名前欄の『ザガードによる策謀と陰謀は少女に勝てるか、否か 第一章』か
IDもしくはお手数ですがレスに対して個別にあぼーんという形でお願いします。
それでは投下します。
「アルシオーネ、首尾はどうだ?」
アルシオーネはザガードから呼び出しを受けて赴いていたが歓迎されるわけもなかった。
今までの数々の失敗とザガートの性格を思えば無理からぬことであった。
「……」
アルシオーネは膝をつき、臣下の礼を取り、無言で頭を垂れていた。
「答えられぬか?まぁ、よい。魔法騎士を倒せぬなら他の者を使うまで」
「……」
アルシオーネは思わず顔を上げかけたが即座にやめた。ザガートはそう簡単に
部下を許すような男ではなかったからだ。ましてや失敗続きの部下を。
ザガートは背中をひるがえして、アルシオーネの方を向いた。それでもアルシオーネは
頭を上げようとしない。
「策を授けよう。それで魔法騎士を倒せぬならおまえもそれまでだ。いいな?」
アルシオーネは静かにうなづいた。ザガートがアルシオーネに授けた策はほとんど
人の道を外れたものだったがアルシオーネはそれを聞くと深々と一礼して嬉々として
この謁見の間を出て行った。
(まぁ、いい)
ザガートはこの策でも魔法騎士が倒せるとは思っていなかった。アルシオーネがこの策を
忠実に実行できる可能性も低いと思っていた。策の欠点というより
アルシオーネはこの策の目的を理解出来ずに魔法騎士に敗れる、命を奪われることも分かっていた。
だが、それでこそこの策は完成する。魔法騎士を直接倒すのでなく精神を暗闇へと追いこむこの策が。
ザガートは次の策を練ることにした。セフィーロが滅びようと守らねばならぬものが彼にはあるからだった。
魔法騎士の3人、獅堂光、鳳凰寺風、龍咲海はザガートの城を目指して進んでいた。
だが、目の前には山々が連なり、これを夕刻になった今から越えようというのは無理そうだった。
「これはこの辺りで一晩過ごした方がよさそうですね」
「そうね。あの山を越えようとしても夜になって危険ね」
「じゃあ、適当な場所で一晩すごそうよ!海ちゃん、風ちゃん。あ、あれは!村だよ!
あそこで泊めてもらおうよ!」
そう言うと獅堂光はもう走り出していた。龍咲海と鳳凰寺風は顔を見合わせると後を追うことにした。
2人にしても人里で夜を越せるというのはありがたいことだった。
「あなた方は魔法騎士ですかな」
「そうです!獅堂光と言います」
「龍咲海です」
「鳳凰寺風です。ところで女の方の姿が見えませんが何かあったのですか?」
村の長老は静かに風の疑問に答えた。
「いえ、祭りの準備でして。今日の夜には帰ると思います。さぁさぁ、こちらでお休み下さい」
長老は3人を長老の家の別宅へと案内した。すぐさまもてなしの料理が出され、
3人はありがたく頂くことにした。
「美味しいね」
「そうね、光。風?」
「いえ、女の方が一人もいないのはおかしいと思ったのですが気のせいのようです。食事を頂きましょうか」
食卓に出された食事を一通り食べた頃だった。光が目をこすりだした。
「どうしたの?光?」
「ううん、海ちゃん。何だか眠くなってきて」
「そう言えば私も眠い、ふああぁぁっ〜風は?」
「私も眠くなって、何だか眠くて」
「風?光?私も何だか……」
魔法騎士の三人は食卓に突っ伏していた。それを隠れ見ていた村人が合図を出す。
男の村人がぞろぞろと入り三人を運び出す。宴の準備は整いつつあった。
(上手くいってるようね)
村からかなり離れた洞窟で村の女達を監禁していたアルシオーネは水晶球の光景を見て安心していた。
ザガート様の策通りに村人は動き、宴の準備を始めている。
(ふふ、これでさしもの魔法騎士も……)
アルシオーネは笑いをこらえて後ろで縛られている村の女たちを見た。
この人質がいる限り村人は逆らえない。今度はためらわずに笑った。
アルシオーネのかん高い笑い声が洞窟に響いた。それを村の女たちは心配そうに見つめるばかりだった。
「うんっ?」
意識の戻った獅堂光は自分の両手首が拘束されているのに気がついた。
急いで足を動かそうとする。両足も拘束されているようだった。視界が戻ると目の前には
龍咲海と鳳凰寺風がいた。それもとんでもない姿で。
「海ちゃん!風ちゃん!」
「ひ、光?」
「な、なにが」
龍咲海と鳳凰寺風は顔を向かい合わせるように四つん這いの姿勢を取らされていた。
その両手足は地面に深く打ち込まれた銀色の金属棒に固く縛りつけられている。
二人に体を動かす余裕はなかった。
そして、その3人の体を照らすのは広場を囲むように立てられた何本もの松明だった。
パチパチと音を立てる松明が赤く龍咲海、鳳凰寺風と獅堂光を照らし出している。
「海さん……」
「風……もしかして……」
二人は肌に感じる風と何とか目を動かして気づいた。自分達はただ四つん這いで
拘束されているのではなく、全裸にされているのだと。そして、獅堂光は制服を着たまま
脚を開く形で十字架状のものに手を広げて拘束されていた。一体この状態に何の意味が三人が
考える間もなく長老が声をかけてきた。
「気づきなさったか。これも村のため悪く思わんでくれ、無理な話じゃろうが」
村の若い男が長老の肩をつかんだ。振り向いた長老に男が首を振る。長老もうなづいた。
村の若い男もうなづき返し、他の村の男に指示を出した。
「よし。男は二列になってこの青い髪の女と黄色い髪の女を犯し続けろ!いいか?
自分達の精力がある限り順番で犯し続けるんだ!俺が手本を見せてやる!」
男は龍咲海の後ろに回ると下半身の着衣を降ろして、性器を露出させる。
そのまま龍咲海の腰をつかみいきり立ったものを突き入れた。
「い、痛い!なぜなの?なんでこんなこと!」
「言い訳したくない。村のためだ」
「や、やめてよ!」
まだ準備も出来ていない穴に肉棒を突き入れられて龍咲海が痛さで泣く。
「そっちもだ!そっちの黄色い髪の女もだ!」
「な、なにを!や、やめて下さい!」
鳳凰寺風側の列の男が進み出て肉棒を挿入する。こちらも準備が出来ているわけもなく、
強引に肉棒を出し入れする。獅堂光はたまらくなり、魔法を発動させようとした。
「こ、こんなこと続けるなら!炎の矢!」
だが、何も起こらなかった。
「ふ、風。もしかして魔力が……」
「そ、そうらしいですね。多分……私達の魔力も……」
「あぁ、そうだ。諦めて楽になれ」
光をはりつけた十字架状のものと海、風の両手と両足を固定している銀色の金属の杭が
3人の魔力を奪っていたのだった。
龍咲海に2人目の男が取り掛かった。精液を吐き出された秘唇に強引に肉棒をねじこむ。
だが、前の男の精液と無理矢理に分泌された愛液に抽送はスムーズになっていった。
「おまえも挿れろ」
「はい」
少年にしか見えない男の子が鳳凰寺風の後ろに立った。勃起していた肉棒を、
収縮し白い精液を吐き出し続ける淫靡な割れ目にあてがい、一気に突き入れた。
「あっ」
少年にとっては初めての挿入となった。肉壁にこすられ、締めつけられる生温かい感覚と
この異常な舞台は少年にとっては理解しがたいものだった。だが、男の本能のまま腰を振り続け、
快楽へと少年はひた走っていた。
「あ、あ、や、止めて、止めて下さい」
「うっ」
少年は鳳凰寺風の中に勢いよく精液を吐き出した。たまっていた精液は何度も吐き出されて、
鳳凰寺風の中を満たし、こぼれ出る。
龍咲海は3人目の成年の男に挿れられていた。男は狂ったように腰を動かし続けていた。
男の腰が龍咲海のおしりを激しくたたく、その音が響いていた。
「出る。出すぞ」
男はフィニッシュへと入り、激しく動いた後ゆっくりと腰の動きを止めた。龍咲海の秘唇からも
大量の精液に加えて自らの愛液が混ざってあふれ出ていた。
「や、やめてよ!もう見たくない!」
目を閉じ、首を振る獅堂光。だが、目の前の宴はまだ序章でしかなかった。
(いいわね、いいわ)
アルシオーネは水晶球を覗きこみながらそう思った。獅堂光を対象から外した理由は分からなかったが
後の2人がこれからセフィーロのために戦えるとは思わなかった。ふふふ、いいわ、うまく行っている。
自分が行って止めをさせば・・・しかし、まだだった。まだ宴は続くのだ。
村人は気づかぬうちに暗示にかかり、女に欲情している。それに気づけるほど魔力の高い者は
村にいなかった。実にいい。確実に魔法騎士3人のうちの2人はどす黒い復讐の感情に
さいなまされることになるだろう。もう1人はもう1人で別の感情で。ふふふ、本当に実にいい。
村の男達は三順していた。龍咲海も鳳凰寺風も体奥にたっぷりと精液を出されて、
今は目もうつろになり、ただ行為を受け入れている。その2人を下に見下ろすように
はりつけられた獅堂光も下を見たままただ涙を流していた。
それを水晶球で見ていたアルシオーネは功名心に勝てずに村に出向き3人の首を挙げることにした。
村人は龍咲海と鳳凰寺風に性欲をぶつけるがごとく腰を順番に振り続けていた。
何かに操られるように。そこに上空からアルシオーネが来た。
「ご苦労様。もういいわよ」
「村の女は!村の女はどうした!」
「3人が死んだらね?」
「騙したか!おい!そこの赤毛の縄を斬れ!」
即座に獅堂光を十字架に縛っていた縄は斬られた。誰もが暗示にかかっていても、
罪の意識から完全には逃れられなかったのだ。そして・・・
「アルシオーネ様、討たれましてございます」
「分かった」
やはり、その程度の駒だったか。ザガートは悲観も楽観もしていなかった。
これは策の第1段階でしかないのだった。
「カルディナとアスコットを呼んでこい」
「はっ、カルディナ様とアスコット様を呼んで参ります」
少ししてカルディナとアスコットが謁見の間に現れた。
「アルシオーネはんやられてしもうたか」
「弱すぎるよね、アハハハ」
「おまえ達2人に魔法騎士をより追いつめてもらいたい。出来るか?」
「今さら何を言うてるの?やる気やで?うちは?」
「僕もだよ。楽しみだな。僕の魔獣はみんな女に飢えているんだ、ハハハハハ、・・・・・」
カルディナにひじでこづかれたアスコットが黙った。ザガートは2人に策を言い渡した。
カルディナとアスコットにとっては異世界の人間などどうでもいい存在だった。
2人は魔法騎士を倒すための第2段階の策へと取りかかることになった。
そして、ザガートはどこまでも自分の守るべきもののために手を汚し続ける気でいたが
魔法騎士が勝つか、ザガートが勝つか。全てはまだ未来に属する事項だった。
投下終わりました。迷った点は
・3人って、ずっとモコナの中で寝泊りしてたんだったか、どうか
・3人が村に泊まるとかは本編では無かったかもしれない(城ではあったと思いましたが)
第一章とつけてみました。もし、ここで続けられれば3人にはさらにひどい目に会ってもらおうと思います。
ただ、そうなるとアスコットがどうなるかが問題になって来るとは今のところ思っています。
レイアースには魅力的なキャラがいて、それとは別に自分には設定面でどうなっているか分からないことがあります。
SSを書く上においてはどちらもプラスにもマイナスにもなりうる要素だと思っています。
それでは今日はこれで失礼します。ここまで読んでいただきありがとうございました。
>>683 そこで怒った村人がアルシオーネを
輪姦しまくるみたいな展開にならないかなあ?
話の流れからいって
>>683 乙
続き期待してまつ、たがが外れた海と風の痴態を読んでみたいです。
686 :
675:2005/08/20(土) 22:51:08 ID:SDW0h0Yd
>>684 それは全く考えていませんでした。そうか、それもありですね。
光に倒させるしか思いついていなかったです。
アルシオーネが行方不明ぐらいに留めとけば
これから村人の怒りで散々に復讐されまくるアルシオーネという選択肢もありだった。
それはいいシチュエーションだと思います。
本編ではたしかザガートによって始末されるのがザガートによって牢獄とかに
放りこまれて囚人達に輪姦されるとかいうのもいいな。参考になります。ありがとうございます。
>>685 ありがとうございます。海と風はこれから現実逃避的に快楽を自ら求めていく。
それを止められずに苦悩する光。最後に待ち受けるザガート。
海と風には散々痴態をさらさせ、光にはノヴァかザガートあたりを。
今のところはこんなあたりまでは考えています。
今日はこんなところでそれでは
>>686 >「アルシオーネ様、討たれましてございます」
こう手下が言ってるだけで実際は気絶しただけとかも
考えられるのでまだ遅くないと思いますよ
688 :
675:2005/08/21(日) 21:12:54 ID:F4GibrKp
>>687 それ使わせてもらいます。今まで全然気づかなかったけどアルシオーネには
ザガートへの叶わぬ恋、高慢さと扇情的な衣裳というおいしい点があり、
もう状況設定は出来ているので後は存分に性行為という感じで大枠は決まりました。
時間がどれくらいかかるかは分かりませんが次は書き上がったら来ます。
689 :
675:2005/08/27(土) 22:41:33 ID:13NnTJGv
>>676-682 の続きという感じで村人にアルシオーネが輪姦されます。今回は前半と後半に別れています。
専用ブラウザであぼーんする際には
名前欄の『アルシオーネの末路 洞窟の宴は村の男総出 夏の輪姦 前半』と
『アルシオーネの末路 洞窟の宴は村の男総出 夏の輪姦 後半』か
IDもしくはお手数ですがレスに対して個別にあぼーんという形でお願いします。
それでは投下します。
村人からの形だけの慰留を断わり、魔法騎士は村を去っていた。だが、アルシオーネは死んではいなかった。
村の女を監禁した洞窟でまだ生きていたのだった。
「何をする気!許されないわよ!王宮の魔導師をこんな田舎の人間が!」
「黙れよ?このクズが。おまえら王宮の人間の食べるものは俺たちが作っているんだぜ?」
「殺されないだけありがたく思えよ?」
「王宮にアルシオーネ様が魔法騎士に殺されました、と恐れ多くも届け出たんだが死体の確認もなし、
役人の派遣もなし、おまけに遺品が残っているかも聞かれなかったぞ?」
「こりゃ、この女は見捨てられたな」
半円を描くようにアルシオーネを囲んでいた村人から一斉に笑い声が起こった。アルシオーネは村人の侮辱に
唇を噛んでいた。その手首には縄で縛られた後がくっきりと赤く残っている。そして、その体からは一切の衣服も
魔導の杖もはぎ取られていた。金になるからでもあったがそれだけではなかった。
「その上魔法も使えないんじゃ。いかにも誇り高そうな魔導師様もこりゃだめだ」
またも笑い声が起こる。縄で縛られていたアルシオーネだったが今は解かれている。
その首には銀色の首輪がはめられていた。
「田舎の村にも鍛冶屋ぐらいいる。おまえの持ってきた魔法封じの杭を首輪に加工するぐらいは訳ないんだよ?
分かるか?おまえは魔法が使えない。それに剣術の心得もなさそうだ。王宮で育った魔導師様は
いまや田舎の男どもの前でその高貴な裸をさらしていらっしゃる。みんな、これは素晴らしいことだと思わないか?」
一際大きな笑い声が起きる。地面に座らされていたアルシオーネは屈辱に顔を歪め、下を向いていた。
皮肉をこめて言われたことは事実だった。首輪はアルシオーネから魔力を奪っている。その上一切の魔導の道具は
体からすでにはぎ取られている。いくら体の自由がきいても何も出来ないのだ。
「おまえら、買ってきたぞ」
「おぉ、買ってきたか。御苦労」
「な、何を買ってきたって言うの!?」
「おう、グラドの根を買ってきてもらったんだよ」
アルシオーネは絶句した。その効力を知っていたからだった。
「最近じゃ、御禁制の品も金さえ出せばすぐに手に入る。知っているようだからもう説明の必要はないな。
この高慢ちきな美女をこれからみんなで思いっきり喘がせてやろうぜ!」
「おおぉぉぉ!」
村人は熱狂的に反応した。この肉感的でスタイルのいい一糸まとわぬ体を村人にさらすばかりのアルシオーネが
これから陵辱されると正式に宣言されたからだった。しかも、グラドの根は女の性欲を高める精力剤であり、
興奮剤としての効き目もあった。あまりに飲んだ人間の中毒性が高すぎるために禁止され、精製には高度な技術が
必要なために闇の市場にも流れていなかったのがセフィーロの荒廃で大量に裏で流れるようになっていたのだった。
「そこでちょっと待てや。みんな」
その一言で熱狂はじょじょにやんだ。
「これを使ってもいいがそれだけじゃ面白くない。最初は生の反応を見て、それからこの薬で
この素晴らしい肉体の持ち主に痴態を自らさらしてもらおうじゃねえか?」
村人達は一瞬静まりかえり、口々に賛同の意を唱えた。それはあまりに魅力的な提案であった。
田舎にはいないような洗練された王宮の美女を犯し、それからこの肉づきのいい女が
自ら男を求めねばならなくなるからだった。村人の誰もがその光景を想像し、悦に入っていた。
それはまさに誰にとってもこの女にふさわしい懲罰のように思えた。
「さぁ、じゃあ始めるとするか。おい、お前来い」
「は、はい」
呼ばれたのはこの場でもまだ若い方で少年といっていい歳だった。あどけない顔をしており、
先日の魔法騎士相手の輪姦で始めて体験したばかりの少年。
「度胸つけだ。この女をまず最初に犯せや。まぁ、何事も体験だからな。なんならみんな裸になるから
おまえも脱いでこの女を犯してやれ」
「・・・それでお願いします」
洞窟にいた村の男全員が服を脱いだ。少年は性の喜びを魔法騎士との異常な性交ではあったがもう覚えていた。
さっきからこの大きな胸をさらし、くびれた腰を持つ女に挿れて出してやりたくてたまらなかった。
2度目の性交に期待をこめて、アルシオーネのもとへと進んで行く。
アルシオーネは少年の目を見た。その目には狂気に近いものがあった。自分でかけた欲情の暗示が
どういうことかまだ効いている、しかもそれはもっと強さを増していた。だが、今の魔法を使えないアルシオーネには
それをどうすることも出来なかった。
少年は脅えた目で自分を見るアルシーネにかがむように体を接近させた。アルシオーネはそれに押され、ついに押し倒された。
少年は本能のままアルシオーネの豊満な乳房に手を伸ばした。柔らかい感触、それから思いっきり両手を使い揉みこむ。
村の人間は黙って見ていた。この状況に自ら始めてしまったものもいた。
「自分で始めた奴はアルシオーネ様の・・・そうだな、顔にでもかけれやれよ?」
少しだけ笑いが起きた。村人はすでにアルシオーネに目も心も奪われていた。
少年はぎこちない動作ではあったが舌で滑らかな肌を持つアルシオーネの女体を舐め回していた。
もう股間はいきり立っていたがまだ体を味わいたかった。しかし、射精感が高まってくるのを感じて諦めた。
中に挿れる、挿れて出してやりたかったのだった。
アルシオーネは相手が挿入に入ろうとしているのを見て、恐怖を感じた。男と寝たことがない訳ではなかった。
だが、それは恋愛の結果としてであって、自ら進んで求めたことはなかった。ザガートに恋してからは
誰ともしていなかった。だが、そのザガートは自分を見捨てたのだと自分の中に挿入しようとしている相手を見て、
はっきりと分かった。自然と涙が出た。
「アルシオーネ様が泣いているな」
「期待の涙じゃねえか?」
「いやいや、もしかして処女でいらっしゃるのでは?」
村人達は口々に言いはやす。アルシオーネはさらに屈辱を味わっていた。そこに秘唇をかき分け、
相手が肉棒を挿れて来ようとするのが分かった。すぐに入り口にたどり着き侵入が始る。奥まで完全に入った。
自分に感覚があることがうらめしく思えた。
「入ったな、こりゃ」
「処女じゃねえんじゃねえか?」
「そりゃ、王宮で好き放題やりまくってたんだろうよ?何せあんな色っぽい服を着てたんだから色情狂か
見せたがりなのは間違いないぜ?」
「もしかってするともう感じていらっしゃるのでは?」
違う、と否定しようとしたが何か無駄な気がした。相手はもうすでにアルシオーネの上で腰を振り、
往復運動を繰り返していた。自分の体奥から愛液がにじみ出るのが分かった。目を開けていても閉じていても
アルシオーネにとっては苦痛に変わりない。何だかおかしくさえなってきていた。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
少年は自ら声を発しながら快感を味わっていた。魔法騎士の未熟な体とは違い、アルシオーネの中はまるで
うごめく生き物のように射精をうながして来る。少年は快感を味わいながら何とか射精を耐えていた。
「おう、がんばるな」
「えらいぞ」
「アルシオーネ様に感じてもらえ」
「あんまり茶化すな」
村人は少年の行為をまた静かに見守っていた。
「ちょ、ちょっとすまねぇ」
一人の村人が進み出るとアルシオーネの顔に向けて肉棒を握る。しごき始めた。よっぽど興奮していたのか
すぐに精液は出た。アルシオーネの顔に髪にたっぷりと精液が降り注ぐ。
「中より先に顔に出されたか、こりゃ」
「あぁ、何だか。大丈夫か」
少年はアルシオーネの顔を見ていた。体の中の熱さとは違い、そこには冷めた顔があった。
だが、顔中に精液を出された途端にその顔は驚きに変わり、何かが変わっていた。
そのきれいな顔に精液をぶちまけられた表情は恐ろしく淫靡なものに見えて、少年はさらに興奮に達し、
腰を力の限りに振りまくり始めた。そして、少年はアルシオーネの中に一気に射精した。
(中に出されたのね)
アルシオーネは笑いたい気分でさえあった。今までの相手の技術はまだ未熟で女を知らないのは明らかだった。
だが、他の成人の男がそうとはとても思えなかった。体奥で精液の熱さを感じる。
相手は無造作に力を抜いて、自分に全体重をかけてくる。これは始まりでしかない、そう自分に言い聞かせようとした。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
少年は荒い息をついていた。魔法騎士の時とは違う充実感に感動さえしていた。だが、出してしまえば気分は冷めていき、
アルシオーネから肉棒を抜くと自分の村での立場を思い出して、後ろに下がった。
「おう、御苦労。さて、それでは何人がかりでいくか?」
3人、4人、村人は口々に言った。
「まぁ、入れ替わり立ち代り休む暇もないぐらい犯してやろうぜ」
「それがいいか」
「俺たちが挿れないもんだからこの女退屈してるぞ、きっと」
「あぁ、挿れてやれ、今度は喘ぎまくってもらおうぜ」
「そうだ、そうだ」
村人の意思は決定された。アルシオーネに男たちが群がる。手から口から胸から脚から、
そして股間の割れ目にまで愛撫がなされ、舌が這わされる。さすがにアルシオーネもそれに抗うことは出来なかった。
「はぁ、はぁ、う、はぁ、あ、あ」
「感じてきた御様子ですぜ」
「おい、誰かそろそろ挿れてやれよ」
「おぉ、そうだ。おまえ行け」
「おうよ」
村一番の巨根が歩み出た。アルシオーネはそれを見て驚いた。もともと男との性交の経験が多いと言えない
アルシオーネでもそれがあまりにでかいことは分かった。
「今度こそいってもらわないとな」
「あれを入れられたら、どんな女でも」
男達は下卑た笑い声を上げた。男はもうアルシオーネの股間に取り掛かり、巨根をあてがった。
ずぶずぶと秘唇を割り裂くように巨根が入って行く。
「うあぁ、う、あぁ」
アルシオーネは痛みを我慢できなかった。強引に入ってくる巨根に体中の注意が向き、
それが性感を高めることになってしまう。考えることも出来ない。
「全部入った、締めてくるなぁー」
村人は笑い声を上げた。アルシオーネにとりかかっているのは巨根の男だけではない。
顔にも手にも胸にも興奮しきった男たちが群がりおのおのの性欲に任せて愛撫や舌を使い続けている。
「きれいな手だなぁ」
「あぁ、胸も大きい」
「ふんっ、ふんっ」
巨根の男がアルシオーネの膣の中を押し広げるように腰を振り続けている。
「あぁっ、くうっ、あぁ」
アルシオーネは自分の股間が巨根になれていくのを感じていた。今度は逆にその大きさが快楽となっていく。
膣全体から感じていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
アルシオーネの出す声が規則的になっていく。アルシオーネはもう感じ始めていた。
「こりゃ、ええな」
巨根の男も自然と腰を振る速度が速くなっていく。男は大きく唸るとアルシオーネの中に大量の精液を吐き出した。
「あああぁぁぁぁ」
絶叫が洞窟に響いて、アルシオーネは絶頂に達した。背筋がそり返り、一瞬硬直する。背中が地面に落ちた。
荒い呼吸が続き、それによってあお向けでも崩れない豊乳が上下する。そこに今までアルシオーネの体に
取り掛かっていた男たちが耐え切れなくなり、次々と自分で自分の物をこすり上げて、精液を放つ。
滑らかなお腹から胸にかけて。きれいな手に。ほほにも鼻筋にも。
「あぁ、こりゃそろそろダメか」
「そろそろあれを使おうか、だんな?」
「そうだな。次はあれを使おう」
男達の目が欲望で黒く光っていた。アルシオーネの目には洞窟の天井が見えていた。
村人の言葉が聞こえるが頭を素通りしていく。その脳裏にはザガートの姿があった。
師である導師クレフを裏切ってまで自分のしたことは愚かだった、と認めざるを得なくなっていた。
だが、アルシオーネにはこれから中毒性のある媚薬によるさらなる恥辱が待っているのだ。
洞窟の中でアルシオーネは放心状態で地面にあお向けになっていた。その体には陵辱の証の白い体液が
あちこちに付着している。アルシオーネは全てを忘れていた。だが、その周りをアルシオーネの痴態を望む
狂乱に近い性欲を持った村人がまだ囲んでいる。
「さぁ、これからが本番だ」
「あぁ」
「そうだな」
さすがの男達にも少しの疲れが見えていた。そこへ一人の村人が木を削って作られた盃が持って来た。
その中にはグラドの根を粉末にした物が溶けた液体が満たされている。
「さぁ、飲んでもらおうか?」
一人があお向けになったままのアルシオーネの上半身を抱え起こす。アルシオーネはようやく思い出していた。
これがグラドの根を使った媚薬であると。
「い、いやです」
アルシオーネが横に顔を小刻みに震わせた。アルシオーネはかってこの媚薬の中毒になった女を見たことがあった。
その女は王宮貴族の愛人だったがその主からこの媚薬を飲まされていた。そのことが露見した時、
ザガートは貴族を流刑にし、愛人は見せしめのために牢獄に入れられた。男の牢獄にである。
アルシオーネがその牢獄を一回だけ巡視した時、その女は嬉々として囚人の男達への奉仕をしていた。
まるで男の体液を自分の体に取りこみ続けなければもう生きてはいけないかのようだった。
「じゃあ、手荒に飲ませるがいいのか?」
「い、いやです…」
アルシオーネは同じ言葉を繰り返し、首を横に震わせる。もうアルシオーネから一切の余裕はなくなっていた。
「しかたねぇ、おいおまえ。ちょっと鼻をつまんでやれ」
アルシオーネは整ったあごをつかまれ、顔を天上に向けさせられていた。その鼻がしっかりとつまみ、塞がれる。
あごも舌を噛ませないように、だが力をこめて閉じられる。アルシオーネは息が出来ない苦しさで顔を振ろうとする。
だが、出来ない。苦しさが耐え切れなくなった頃合を見て、村人はあごを押さえる手を離し、
即座に媚薬を満たした盃を口にあてがい媚薬を注ぎこむ。
「げほっ。はぁ、はぁ、はぁ」
アルシオーネの気管に少し媚薬が入り、むせる。しかし、ほとんどの媚薬はアルシオーネの食道を通り、胃へと流れこむ。
「さて、どうなるんだ?」
「さぁな。一応言われた量は入っている」
アルシオーネの体に変調はまだなかった。だが、それが時間の問題だとアルシオーネには分かっていた。
「おい、顔が少し赤くなってきたな」
「まぁ、俺たちも一休みだ。ゆっくりこの女が淫乱になるさまをみてやろうぜ」
媚薬は血流を早めているようだった。顔が少し痛い程度に充血してきている。そして、自分の膣も熱い、
愛液をさらに分泌しているようだった。乳首にも血流が集まっていた、膨らんできている。
そして、何の刺激もないのに陰核も皮を脱ぎ、大きくなっていく。
「こりゃ、効いてきたな」
「ところでこの媚薬は本当に女を好き者、淫乱にするのか?」
「間違いねぇ」
「あぁ、こりゃ本物だ。男を求めてくるのも時間の問題だぜ」
それは本当だった。アルシオーネは挿れて欲しいと思い始めていた。男の物を挿れて欲しいと。
体中を触られ、舐めて欲しい。そういう欲望が頭を支配していく。だんだんと自然に男の股間に目が行くようになっていた。
「おい、俺たちの股間をみているようだぜ」
「本当だ。これは面白い見せ物だ」
「いやいや、痴態をもっとさらして自分から腰を振ってくれるぜ」
男たちはアルシオーネの見せ始めた痴態に目を見張っていた。明らかに女として欲情しているのがはた目にも分かった。
アルシオーネは思考を性欲と本能に支配されようとしていた。そして、あの男の名前を呼んだ。
「ザ、ザガート様…」
「聞いたか?ザガートだとよ?」
「ザガートの愛人だったか。まぁ、これで俺たちもザガート様と兄弟になれるわけだな」
「やっぱり、ザガートもお盛んだったのか?あぁ?」
「ち、違います」
アルシオーネは否定した。ザガートが自分をそういう対象としてさえ見ていないのは分かっていた。
そんなことをこんなところで思い返すのか。だが、欲情は高まり、顔を自然と近くの男の一物に近づけていた。
「ほれ、欲しいのか?」
「い、いや……」
顔をそむけても目は股間を見ている。じょじょにアルシオーネの理性は敗退しかけていた。
「く、ください」
「なにをだ?」
「くちで言えよ?」
アルシオーネにはまだそれ以上言えなかった。しかし、体の火照りが増してきて男を求めようとするのを
もう止められなかった。ついに言葉が出た。
「あぁ、はやく、はやく挿れてください」
「じゃあ、これをおまえがなめろ。全員いかせて、俺たちが出すもの全部飲め」
「そ、それで挿れてくれるんですか」
アルシオーネは腰を浮かし、近くの男の一物を手に取った。これが私の中に。
そう思うといても立ってもいられずに口に含み、舌を使う。
「おぉ、おまえからか。幸運だな」
「あぁ、いいぜ。もっとなめて口をつかえ」
アルシオーネは顔を動かし、唇も使う。髪の毛を自分を犯してきた男どもになでられのさえ嬉しい。
アルシオーネは口の中で射精の前兆をつかんだ。飲みたい、飲みほしたい。さらに力をこめて顔を動かし、口全体を使う。
「おぉ、出すぞ」
口の中に生温かさと苦さが広がる。アルシオーネはおいしそうに出された精液を飲み下した。
男が口から一物を抜いた。だが、それさえ自然と体が追ってしまう。
「おいおい、全員口でいかせなきゃ挿れないって言っただろ?」
もう一人の男が股間の先の物を突きつける。アルシオーネは自ら物欲しげに口でしゃぶりつく。
「本当に好き者になっちまった」
「これで腰をふってくれるんだ。楽しみが増えたなぁ」
男たちは妙齢の美女の痴態を鑑賞していた。アルシオーネはその視線さえも視姦されているかのようで
体が熱くなってくる、そんな状態になっていた。
「こ、これでぜんいんですね?挿れてもらえますね?」
「おいおまえこっちへ来いや」
「あ、はい」
アルシオーネに最初に挿入した少年が呼び出された。
「横になって寝ろ」
「え、あ、はい」
少年が洞窟の地面に横になると男は言った。
「自分から馬乗りになって腰を振れ、自分の力でこいつを後三回いかせてやれ。
それが出来なきゃ今日はこれで終わりだ。おまえはまた縛られて、ここで一夜を悶々とすごしてもらう」
そ、それは。その言葉が出かかったが言うのをやめた。とにかく何でもいいから自分の中に挿れたい、
挿れて欲しかった。自分で少年の腰をまたぎ一物をつかんで腰を落しこんだ。
「ふわあぁぁ、ああぁ」
あまりの気持ちよさに意識が飛びそうになった。それをこらえてもっと自分に挿れてもらうために
年下相手に自ら腰をふる。もういきそうだった。少年が自分の乳房を両手で揉んできた。気持ちよかった。
アルシオーネは長い髪を振り乱し、腰をふり続けた。相手はついに射精へと達した。
「うあ」
少年が短く言うとアルシオーネは自分の中に出されているのを感じた。膣の中で感じる温かさと感触が
絶頂へとアルシオーネを導く。力が抜けて、上半身が一気に倒れた。両胸が相手の胸板に
押しつぶされるのも感じる。全身が性感帯と化していた。
「おい、後2回だぞ?」
「いったか。まだだぞ」
アルシオーネは自分の中で相手の一物がちぢむのを感じた。まだ、まだやらないともっとやらないと
挿れてもらえない。もはや必死になっていた。相手の唇を奪い、舌をいれこむ。腰をみだらに動かし、
相手の一物を締めつけながら乳房をこすりつける。
「ううぅん」
出したばかりとは言え、肉感的な美人にこうされては少年の肉棒もまた勃つ。
アルシオーネはそれでも容赦しない。さっき出したばかりの相手をもう一度いかせようとする。
アルシオーネが言葉にならない声を上げて相手の上で腰を上下動させる。二度目の射精が行われた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
年上の女の濃厚な口づけから解放された少年が思いっきり息を吸う。
「後、一回か。口でしてやれや?お尻を相手の顔に向けてな?」
アルシオーネは言われるがままに体勢を入れ替える。少年の顔におしりと股間の割れ目を向けられた。
「せっかくやってもらってんだ。そこの割れ目をなめてやれよ?」
少年がアルシオーネの秘唇を舐め始めた。本能か手を使い、すっかり充血しきった花びらを開き、そこを舌で舐めまくる。
アルシオーネは自分の陰核を責めないこの相手を憎みさえし始めていた。もう終わりにさせて、
もっと挿れられたい、もっと喘ぎたい。あまりの必死さに相手はアルシオーネの口の中に3度目の射精をした。
今度は量が少なくなっている。やっともっと挿れてもらえる。アルシオーネは純粋に喜びにひたっていた。
「はやく!はやく挿れて!」
「おう、そこの壁に手をついて。しりをこっちに向けな」
「こ、こうですか?」
「そうだ、脚をもっと広げろ」
背中を向け、おしりを男に突き出すこの屈辱的な姿勢。だが、恥かしさはない。どんどん挿れて欲しい。その思いでいっぱいになっていた。
「おう、挿れるぞ」
「くあっ、あ、あ、う、あっ」
「おい、底なしの淫乱になられたぞ。おぉ、こりゃすげえ。すげぇ吸いつくようだ」
男はどんどん腰をふり、アルシオーネにたたきつける。その自分のおしりから響く衝撃さえ心地良い。
後ろから胸を揉まれ、思いっきり喘ぎまくる。手で体を支えなければいけないために気を抜けない。それも気持ちいい。
「出すぞ」
「もっと、思いっきり出して!」
男は精液を中に出した。いったためにアルシオーネの上半身の力が抜けかかる。
だが、相手が腰をつかんでいるために前には倒れなかった。
「いったか、まだできるのか?」
「も、もっと・・・もっとどんどん・・・」
アルシオーネは地面にあお向けに寝かされた。次の男がとりかかる。しなやかで長い脚が割り開かれ、
そこに男が体を挿れる。絶頂の後というのに体が精液を欲しがっているようだった。
あまりの気持ちよさに口からよだれを垂れ流す。
「よだれまで出してるぜ」
「あぁ、このままだと俺たちの方がもたないんじゃねえか」
「さすがにこの人数だ。それはないだろ」
「そうなっちゃ、男がすたる」
「はぁ、はぁ、はぁ、いい、いい」
アルシオーネは正常位で挿入されて快感を味わっていた。もっと精液を自分に浴びせて欲しい。
その思いが言葉になった。
「せ、精液をわたしに飲ませてください・・・」
「おい、大丈夫か?」
「まじかよ?」
「誰か口の中に出してやれ」
あまりのアルシオーネの痴態ぶりに男たちは引いていた。だが、その淫乱さと肉づきがよく、
しかも引き締まった体と整った顔はそれでも男を魅了してやまないものだった。
3人ばかりが自分でこすり上げ、肉棒をアルシオーネの口にねじこみ次々と射精する。
アルシオーネはその全部を飲みほした。
「あぁ、いい。はぁ、あ、あ、う、あぁ」
口で男の精液を味わい、下の口では男の肉棒を味わう。正常位で挿れている男は
これだけ男に何十回と挿れられながら締めつけの落ちない。むしろ締めつけが増して行くかのような
アルシオーネの女体に驚いていた。
「おい・・・すごい締まる・・・いいぞ、これ」
「この媚薬は本当に悪魔の御業だな」
「これじゃ御禁制になるわけだ」
「だがよ、俺たちみたいな田舎の貧乏人にはこんな機会でもなきゃ一生縁のない代物だぜ?」
「あぁ、これはザガート様とアルシオーネ様に感謝して、じっくり使ってやろうぜ」
アルシオーネにはその会話は聞こえていなかった。そんなことどうでもいい。もっとおもいっきり抱かれたい、
辱められたい。まるで淫魔になったかのように上で腰を振っている男との性行為に没頭する。
「う、あ、あ。出るぞ」
「ま、まだ!」
男はアルシオーネの懇願を無視して精液を吐き出した。だが、その精液を体の奥に浴びせられる感覚は
至高の喜びであった。また逝った後、アルシオーネは顔を村人に向けてそれぞれの顔を見渡しながら言った。
「つ、次はだれが!だれが挿れてくれるの?」
「自分でしてもらわねえか?」
「あぁ、俺たちも疲れたしな。このアルシオーネ様は精力があり余っているようだが」
「おい、自分で自分の体を慰めてやって、その様で俺たちをまた勃つようにしてくれよ?」
「はい。わたしを、もっとわたしを見てください、そしたら挿れてください」
アルシオーネは自分で自慰を始めた。左手で胸を右手で股間をそれぞれいじる。
快感で体をよじる姿は淫靡というよりは本当の淫乱という感じだった。
村人はその様を見て、興奮するというより楽しんでいた。面白い玩具が手に入ったと。こうして最初の一夜は終わった。
アルシオーネは奉仕奴隷として1ヶ月村人の相手をし続けたが村の女の反発もあり、
結局は人買いに売られることとなった。その両手首と両足首には銀色の魔力封じの輪が4つも追加されはめられていた。
その後、アルシオーネは売春宿に売られ、王宮魔導師から娼婦へと身を落とすことになった。
703 :
689:2005/08/27(土) 23:33:31 ID:+zPTeZZQ
自分のPCの問題か、回線上の問題か。何回か接続が切断されてしまい投下が遅れました。まず、すいません。
前半では視点があちらこちらと移動する構成でしたが後半ではアルシオーネの視点になるべく絞ってみました。
アルシオーネの美味しい部分をどれだけ引き出せたか分かりませんし、
果たしてアルシオーネ視点はこの場合最適だったのかどうか。
とりあえず、今日はこれで失礼します。最後にここまで読んでいただきありがとうございました。それでは。
投下乙
次回は強烈な一発を海ちゃんにキメて下さい、待ってます。
705 :
689:2005/08/28(日) 22:06:06 ID:zY7JGIO6
>>704 ありがとうございます。回線切断はTA機器の熱暴走でした。
今のところ荒廃したセフィーロも楽しいですが地球上で色々なシチュで男にやられるのもいいかなと思っています。
裏で邪教のはびこる街に泊まってしまった3人とか。それとは別に普通に中か高の学校で盗撮脅しでやられるとか。
何か明確に思い浮かんだら書き上げて投下しに来ます。今日はこれで。それでは。
goodjob
セクス教壇ネタ面白そうですね、海に誘われた光風の目の前で教祖とジーザス海。
708 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 19:52:00 ID:X6Zgxe/a
風をぱくったはずのエロゲームのキャラがツバサのさくらに似ている
電影匣消えた・・・
この前行ったら8月末で閉めると書いてあったけど本当に閉鎖しちゃったのか
光と風と海の陵辱ものです。
専用ブラウザであぼーんする際には
名前欄の『邪教の支配する街に迷いこんだ三人を待つ罠と宴 狂乱の地』を。
それ以外はIDもしくはお手数ですがレスに対して個別にあぼーんという形でお願いします。
それでは投下します。
3人は街へと着こうとしていた。炭鉱と鉄鉱の盛んな街。四方を豊かな鉱山に囲まれたこの街はセフィーロの荒廃もあり、
にぎわっていた。各地に金属製の武器を輸出することで街としての地位を高め、富を集め続けていたのだ。
その表の顔はきわめて活気のある、明るい街に見えた。
「あれ見てよ風ちゃん!」
「えぇ、大きな教会ですね」
「あんなに大きな大聖堂があるなんて」
「海ちゃん。そんなに大きいの?」
「大きいわよ、光。それにあんなに大きな大聖堂があるってことは安定した街だと思っていいんじゃない?風?」
「そうですね。久しぶりに落ちついて寝れそうですわね」
鳳凰寺風の目にもしっかりして見える街並み。だが、目に見えないセフィーロの荒廃はこんな街にまでも迫っていたのだ。
「3人でいくらですか?」
「お金はいらないですよ。この街で滞在するならですが」
「そうなんですか?」
「はい、この街の大司教様のお達しでこの街に御滞在の方からは滞在費は取らないことになっております」
「ふぅーん」
「狭い部屋ですがご案内します」
「じゃあ、3人別々の部屋だけど明日の朝またね?」
「光、ちゃんと寝るのよ?風?何かあったの?」
「いえ、私の勘違いだと思います。では、お休みなさい」
こうして3人はそれぞれの部屋で眠りに就くこととなった。
「ひかり、ひかり」
「うぅーん?ふうちゃん?」
「大きな声は出さずに。とりあえず街の外に全力で出て下さい」
「え?」
「しぃーっ。とりあえず街の外で合流しましょう。私は自分の部屋に戻ります。でも、光さんもここを出て下さい」
「分かった。じゃあね。風ちゃん?」
獅堂光にもただならぬ事態だと分かった。
「はい、光さん」
龍咲海は目を覚まそうとしていた。そこは街の中心地であった。
(なんだかうるさいわね。なんなのかしら?)
目覚めた龍咲海の目にとんでもない光景が飛びこんできた。
(な、なんなのこれ!?)
龍咲海が視界を動かすとそこにはとんでもない光景があった。
(ら、乱交!?)
そう。視界の中では街の住民が男も女も裸になり、性交していた。その激しさは言うに及ばず、
複数人に責められる女も珍しくなかった。
(ど、どうなっているの!?)
だが、答えはすぐに出た。
「異界の少女様、お目覚めのようで」
「なんなの?一体?」
「それはあなた様が生け贄として選ばれたのでございます」
「な、なに!?」
女神官二人が壷を持ち、龍咲海に迫る。壷から取り出した油のようなものを龍咲海に塗りつける。
「な、なによ!?」
「お名前は?」
「龍咲、龍咲海よ」
「龍咲海様ですか?龍咲海様には生け贄になってもらいます」
「生け贄?なによ?それ?」
そういう間にも全裸にされた龍咲海の体は塗られた油によってぬめ光っていく。龍咲海は気づかぬうちに全裸にされ、
祭壇の上にハリツケにされていたのだ。
「龍咲海様のお体は清らかなようで」
大司教が全く邪気のない顔で笑うように言う。そう言う間にも女神官によって油のようなものがどんどん塗りつけられていく。
龍咲海にはまだ事態がどうなっているのかつかめていない。だが、龍咲海の生け贄としての夜はこれからだった。
(危なかった)
宿屋からの脱出行を思い出しながら獅堂光は思っていた。風ちゃんに事前に言われていなければ
全く脱出のチャンスはなかっただろう。持ち前の野性味を駆使して、街の外まで逃げ出してきたのだ。
その時、背後に誰かがいるのを感じた。驚いて後ろを見る。
「風ちゃん」
「光さん、良かったです」
「それよりも海ちゃんは!海ちゃんは!」
「きっとあそこに」
鳳凰寺風の指差す方向には街の中心部に立つ大聖堂があった。夜で他の地区が真っ暗なのを考えても
そこだけが怪しく光を発し、何かが行われているのは明らかだった。
「光さん、これに着替えて下さい。制服は脱いで」
「これは・・・」
「怪しまれないためです。ちょっと・・・奪ってきました。時間がありません、早く」
「うん。分かった」
獅堂光と鳳凰寺風は制服を脱ぐとこの街で一般的な衣服に着替えた。その上から外套をかぶる。
「準備出来ましたか?」
「出来た」
「じゃあ、海さんを助けに行きましょう」
「うん」
獅堂光と鳳凰寺風は街の外の森から再び街の中へ入るために歩き出した。さっき、街の門を通ったが警備の人員はいなかった。
鳳凰寺風はあの暗闇の中でただ一つ光る大聖堂への疑惑と疑問への回答を求めてみた。
だが、一体この街の裏の顔は何なのか。答えは出なかった。
「くぅ、はぁ」
龍咲海は女神官の陰部にまで及ぶ油の塗りこめに声を上げ始めていた。
「龍咲海様もそろそろ準備が出来てきたようで」
この街の大司教にして事実上の統治者はあくまでにこやかに笑う。龍咲海から見れば全く気に入らない。
「な、なによ?ハゲが?私に何させようって言うのよ?」
「質問する元気があるとはいいことです。生け贄だと言ったはずです。
あなたは神への生け贄として体を清めて頂いているのです」
「神への生け贄?いただいている?ふ、ふざけてるの?セフィーロには光の柱が」
「私は光の柱制度でも救えない人心を救うために新たな神を呼び出したのです。
その神によりご覧の通り街の皆さんは不安からも心配からも救われ、こうして生を楽しんでいらっしゃる」
「・・・」
龍咲海の目がはりつけにされた祭壇の上から下へと向く。一大乱交の場と化したそこでは裸の男女が無数に絡み合っていた。
女の喘ぎ声から男の唸り声まで破廉恥と言うべき光景であった。
「ま、まともな行為にも儀式にも見えないわね。なにが目的なの?」
「そこまで我慢されずとも龍咲海様も快楽に溺れて頂いた方が楽だと思いますが」
「こ、答えなさいよ?神ってなに?」
「直にここに降臨されます。そして、あなたが生け贄でございます。ほう、そろそろ現われるお時間です。皆に知らせなさない」
命を受けた女神官達が鐘を打ち鳴らしながら大聖堂の中を歩き回る。街の男女の狂乱は収まり、
教壇に立つ大司教の方を静かに見つめ出していく。頃合を見計らい大司教が天上に響くかのような声を上げる。
「皆さん!神が降臨されます!一心に祈ってください!そして、迎えるべく神の名を唱えなさい!アズバルエブブ様!」
「アズバルエブブ様!」「アズバルエブブ様!」「アズバルエブブ様!」
教壇の下の街の人々が神の名を叫び出した。それは神への崇拝と言うよりも熱狂的な歓呼であった。
「うっ」
龍咲海の目は信じられない物を目にしていた。教壇の奥に当たる扉が開き、何かが霧のように集まっていく。
それがじょじょに形を成していく。高さは3メートルはあるだろうか。ごつごつした灰色の皮膚に背中から生えた4枚の翼、
そして二本の角を外側に突き出した山羊のような顔。どう考えても龍咲海には神というより悪魔の類いにしか見えない。
「アズバルエブブ様!」「アズバルエブブ様!」「アズバルエブブ様!」
街の人々はさらに熱狂的に自分達の神の名を連呼する。そこへまたも鐘の音が響く。女神官達が打ち鳴らすようにたたき、
次第にスピードが落ちていく。それにつられるように熱狂もおさまっていく。
「今日、生け贄になるのはこの娘!青い髪を持った処女!神への捧げ物としてこれ以上のものはない美貌!
すでに神の子を宿す準備は出来ている!神の子種を注がれる器としての祝福を!」
「うわああぁあぁぁぁぁぁ!!!」
またも熱狂が起こるがそれはすぐに止んでいく。
「これから神がこの捧げ物を受け取られる。神への忠誠の証、それがこの娘。
我は神に選ばれ、神に従う者としてこの儀式を執り行なう」
大司教も教壇を降りる。アズバルエブブと呼ばれた神と崇められるものは龍咲海へと近づく。龍咲海は絶句した。
その股間には人間の男のものと変わらない性器が生えて、垂れ下がっている。アズバルエブブは祭壇に
はりつけられた龍咲海の上に上体を屈みこませる。両手が伸び、口から長い舌が伸びる。
「ううぅん」
意識していなければ大きな声を上げてしまいそうな感覚。女神官が龍咲海の陰部にまで塗りこめた油は
異形の神からの強姦さえ甘美に変えてしまいそうな錯覚へとおちいらせる。たしかに降伏してしまった方が楽そうだった。
ごつごつとした手が豊かな両胸に伸び、長い舌が体中を這いずり回る。その行為だけでこの異形の神も興奮したのか。
股間の性器のようなものが垂れ下がった状態から直立していく。
(なんなのこれ)
龍咲海の中で葛藤が起きていた。胸から伝わる感覚は快感でしかなかった。犯されているというよりも
愛撫をされているかのような錯覚。そして、人間の舌とは比べ物にならないぐらい長く、意外となめらかな舌が
龍咲海の体を這うようにうごめく。
「はぁ、はぁ、はぁ、ひぃぁ、はぁ、はぁ」
異形の神は生け贄の様子を確かめると直立した自分の生殖器を龍咲海の陰部にあてがう。
硬さと柔軟性を持った生殖器は蛇のようにうねりながら龍咲海の中へと侵入を開始した。
「へぁ、あ、ふぁ、あ、あ、あ、あ」
大聖堂の中を龍咲海の喘ぎ声が響く。観衆と化した街の人々、中には手を胸のところで組んでいる者もいる。
それに女の中には神への生け贄の栄誉を手に入れた龍咲海への憧憬と嫉妬の眼差しを持つ者も数多くいた。
「あ、あ、あ、う、あぁ、あ、あ」
龍咲海の体は体奥へと入ってくる生殖器を迎え入れ、牝の本能で精子を絞り取ろうと収縮する。
それが快感となり、快感が相手の生殖器を締めつける。人の手では決して味わえない感覚に耐えに耐えてきた
龍咲海の理性はもろくも崩れ去る。
「あぁ、いい!もっと!もっと奥を!」
目をつぶり、異形の神との性行為にすっかりひたる龍咲海。異形の神にも異変が起きていた。
挿入が早くなり、素早い往復運動へと変わっていく。異形の神はその生殖器の先端から子種を大量にほとばしらせた。
「ふわあぁぁ!いい!」
龍咲海が快感に叫ぶ。その声が大聖堂に響き渡る。異形の神は自分の生殖器から垂れている子種に注意もくれず、
龍咲海から生殖器を抜くと奥へと下がっていく。それと入れ替わるように大司教が教壇へと上がる。
「神は種付けなされた!この娘に子が宿るなら!それは神と人間とに祝福された子となるであろう!この娘に祝福を!」
街の人々は神への祝福の言葉を口々に唱える。それは本来、セフィーロの光の柱へのものだったが
光の柱の恩恵が得られない今となってはあの異形の神こそがこの街を守護する神に他ならなかった。
そして、龍咲海は快楽の海を漂っていた。体奥をすみずみまで掘り返されるような感覚がいつまでも現われ消えしていた。
「風ちゃん、海ちゃんが・・・」
「まだダメです。待ちましょう」
「そ、そんな・・・もう我慢出来ない!」
「光さん!」
獅堂光は大聖堂の入り口から外套を羽織ったまま教壇へと突進して行く。その姿が全裸の男女の中で
目立つのは当然でそれはすぐさま大司教の目にも入る。
「その者は邪教徒!犯して罪を償わせるのです!」
男が群がり、獅堂光から服をはぎ取ろうとする。
「やめろ!やめて!」
男どもにそれが伝わる訳もなく、獅堂光は次々と服を破られ、脱がされていく。
(光さん・・・)
鳳凰寺風は微妙な立場に置かれた。だが、龍咲海の方が気になる。ここで出て行っても光は助けられない。
鳳凰寺風は大胆にも外套を脱ぎ、服も脱いで全裸になると大聖堂の入り口から外周を伝うように龍咲海の元を目指した。
「な、なにをするんだ!?」
「邪教徒を犯すんだよ」
「邪教徒は犯して清めるんだ」
ここの教義らしいが獅堂光に分かる訳もなかったし、相手にも分かってもらおうなどという気はなかった。
その実はただ欲望のおもむくままに獅堂光の体を求めているだけであった。
「全部、脱がせたぞ」
「早く挿れたい!早く!」
「な、なに!?」
獅堂光はあっさりと全裸にされてしまった。無数の手が伸びて来る。一人が強引に獅堂光に突き入れた。
「俺が一番だ」
「じゃあ、俺は後ろだ」
「そ、そこは」
獅堂光は前後から犯される形になっていた。無数の手はそれでも獅堂光を触ろうとする。
(う、海ちゃん・・・ごめん・・・)
獅堂光は心の中で呟いたが周りを固める男どもにはやめようとする気配は全くない。それどころか獅堂光の反応を見て、
ますますいきり立つ者達であふれ返っていた。
「胸がないな」
「こういう女はいい味だ」
男達は獅堂光の体を品評し始めた。
「あぁ、俺達の子を孕ませよう」
「これできれいな顔の子が産まれるな」
獅堂光の体は前後から激しく上下動を強いられる。体の自由はすっかり失われてしまった。獅堂光への陵辱はまだ続く……
鳳凰寺風は全裸のまま大聖堂の外周を回りきると女神官の服を奪っていた。まず、龍咲海を助ける。
それが当面の目的だった。女神官らしくゆっくりと歩く。すれ違えば会釈する。鳳凰寺風は大聖堂の中心に至ろうとしていた。
何かの喘ぎ声が聞こえる。鳳凰寺風は声の聞こえる扉を少し開けてみた。
「ははは、もっと腰を振らんか?」
「こ、こうですか?」
「もっと強くだ」
あの大司教が裸になった女神官相手に後背位で挿れていた。しかも相手は一人だけではない。
全裸の女神官五人を相手に大司教は楽しんでいた。
これでは役に立つ話を聞けそうもない。立ち去ろうとしたその時、大司教が話した。
「邪神様が目覚めるにはもっと処女の女を捧げないとな」
「はい、街に来る処女らしき女は全て把握しております、あぁ」
「それで良い。邪神様は処女がお好きだ。それ以上に年端も行かぬ若い少女がな」
どうやらただでこの街に泊まれたのはこういう事情があったかららしい。鳳凰寺風は先へ進むことにした。
(あ、あれは?)
目の前には大きな鉄の両開きの扉がある。多分、私一人の力では開けられない。そう思った。
鳳凰寺風だが覗き窓があるのに気づき、覗いてみることにした。
(うっ)
それは身の毛もよだつ光景であった。あの邪神に裸の女達が群がり、性的な奉仕をしている。ある者は胸をなすりつけ、
ある者は邪神の肌を舐めまくり、ある者は自ら邪神にまたがり腰を振っている。邪神に指を挿入されている者までいる。
(海さんは?)
邪神に群れた女の中に龍咲海はいた。海も全裸となり、恍惚とした目で邪神の体にまとわりつき、
立派な胸をこすりつけて声を上げている。その時だった。
「そんなに珍しいですか?」
振り返った鳳凰寺風は慌ててその女神官に一礼した。
「まぁ、良いでしょう。この女も入れるので手伝いなさい」
(光さん!)
獅堂光は全裸にされ、体中に白い体液をつけたまま両脇を抱え上げられ、女神官三人に連れて来られていた。
「はい」
鳳凰寺風は動揺する素振りを見せずに扉から退いた。女神官三人は獅堂光を降ろすと
壁にある大きなレバーのような物を下げようとする。
「あなたも手伝いなさい」
「すいません。すぐに」
女四人の力でやっとレバーはじょじょに下がり、扉も開いていく。完全に開くと女神官達は獅堂光を中にぶちこんだ。
「さぁ、扉を閉めましょうか。神の体液を飲めばどんな女ももう戻っては来られませんから」
「はい」
風も加わった四人の力でレバーが戻される。今度は楽に動かせた。
どうも開けるのに要る力と閉めるのに要る力では閉める方に要る力が軽い仕組みらしい。
「それでは私達も大司教様のもとで神に祈ろうではありませんか?」
「はい」
三人がこの場を立ち去ろうとする。鳳凰寺風は迷っていた。この三人が大司教に抱かれに行くのは間違いない。
それにそうなれば正体が露見するかもしれない。鳳凰寺風は決断した。
「戒めの風!」
三人の神官は体を渦巻く風に拘束されていた。
「そなたは一体何者だ?うっ!」
「喋ったりもがけばその風がより強くあなた方を締め付けます!」
鳳凰寺風は三人に警告した後、レバーにも戒めの風を唱えた。扉が開いていく。
その中に鳳凰寺風は入った。
「光さん!光さん!」
「ふ、ふうちゃん?また助けてもらっちゃったね?」
「光さん!今度は海さんを!」
「海ちゃん?海ちゃんが?」
「あ、あそこに?」
「海ちゃん!」
獅堂光が海を見て叫ぶ。それを見た邪神が喋った。
「下界の者が何しに来た?我に捧げた女は死ぬまで我の物という契約ぞ?」
(人語を解すのか・・・)
鳳凰寺風は交渉の可能性を探ってみることにした。
「大司教様の命令で。今入った一人とそこの一人持ち帰って来いとのことです」
風はもう光に喋らぬよう目で合図する。
「あの大司教も好き者らしいな。いいだろう。ただ、条件がある。おまえの口と手で我を慰めよ。
我は神官どもが全て大司教の女だと知っているのだ」
「はい、今すぐに」
鳳凰寺風は邪神の元へと歩み寄ると邪神の股間に膝まづく。嫌悪感をこらえて右手で生殖器をつかみ、
口に入れる。なぜだか甘い香りがした。
「大司教がこんな若い女に手を出すとは世も末だな」
鳳凰寺風は左手で茎にあたる部分をなだめ続ける。邪神の生殖器じょじょに屹立していく。
「おおう、さすが大司教の元でしつけられた女は違うな」
鳳凰寺風はなおも相手の生殖器をなだめすかす。先端部分と茎の間のくびれに性感があるらしく、
そこを責めると激しく生殖器が反応する。そこをすかさず責め立てた。一気に子種らしい体液が噴出する。
そのあまりの苦さに反射的に鳳凰寺風は口を離す。きれいな顔に残りのにごった白い液体が大量に飛び散った。
鳳凰寺風は口に出された体液を何度も床に吐き出す。
「さすがに女神官は我のものを飲めばどうなるか知っているようだ。いいだろう、二人を連れて行け」
鳳凰寺風は相手を斬り殺したい気持ちを抑えて、立ち上がり一礼すると龍咲海の手をつかむ。
「風?」
「大司教様がお呼びです」
「わ、分かった」
龍咲海は邪神への崇拝の洗脳から目覚めたらしく、獅堂光も連れてこの部屋から鳳凰寺風は外に出ることが出来のだった。
三人の力で邪神の部屋への扉は閉められた。鳳凰寺風は戒めの風で拘束していた女神官達を
魔力をこめてより締め上げ、気絶させると衣服を奪う。
「二人ともこれを着て下さい」
「うん」「ありがとう、風」
女神官の服を着た三人は大聖堂を抜けて邪教の教会を出ることが出来た。街の外れまでゆっくりと歩き出す。
その頃、夜は終わり朝が来ていた。街の門にはすでに見張りはいたが大司教の使いだと言うとあっさりと三人を通した。
どうやら大司教が街の実質的な支配者らしい。
「風、これからどうするの?」
「そうだよ、この街を放っては」
「今は旅を続けましょう。こういう街や村がセフィーロにごろごろしているのは間違いありません。
全ての根源、光の柱がいるザガートの城を今は目指すべきです」
「うん・・・」
「そうね・・・分かった・・・」
獅堂光と鳳凰寺風と龍咲海はまた制服へと着替え直した。
龍咲海の制服もあの大聖堂の中にあったのだ。そして、三人の旅はまだまだ続く。
725 :
711:2005/09/07(水) 21:02:21 ID:naihQsty
投下終わりました。風は陵辱かどうか微妙ですが陵辱ということで。
細かいところを言うときりがないですが鳳凰寺風はソリッド・スネークかSASかよ、というところで。
悪く言えば鳳凰寺風に話の進行を頼る、よく言えば任せてこの話は終わりました。
投下しながら考えていたのですが時代劇だと「3匹が斬る」あたりを念頭に置いておくと
この光海風の三人は動かしやすいのだろうかなどと思っていました。
>>706 どうもです。今回は三人にそれぞれに種類は違っても花を持たせられたのでどれかが琴線に響けばいいのですが
>>707 邪神相手になりましたが海が今回のエロ主役でしょうか。結構、前に読んだベルセルクに
たしかかなり似た情景があったなと。原作レイアースではあまり出て来ませんがキリスト教的な要素を
取り入れると西洋的な人間の原罪と堕落みたいなものをエロとしてより掘り下げられそうです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。今日はこれで。それでは失礼します。
GJ!!
風にはボケてもらいバッドエンドで大司教と三人娘の辛みも読んでみたいナァ〜
次回も投下待ってます。
727 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 01:18:20 ID:1jy9byd6
小狼は光の生まれ変わり
知世は海の生まれ変わり
サクラは風の生まれ変わり
728 :
711:2005/09/08(木) 20:58:21 ID:C7YBxlSO
>>726 ありがとうございます。何とか三人に性行為をしてもらいましたが言われてみれば
最悪の結末として大司教に味見される光海風の三人というのもいいシチュエーションですね。
今度は光を中心に進めて、散々やられまくる風と海。それを見ているだけしか出来ない光とかいうのがいいかな。
ということでこれで失礼します。それでは。
三人が攻めに回るパターンとして、アスコットが意外と強情で
「女の言うことは聞かん」みたいな事を言い出して困った三人がなんどもイカせて
観念させるというシチュは無茶か?
アスコットが3人に負けるが頑強に宗旨変えを断わったので
仕方なくアスコットを裸にして海は好奇心、風は探究心、
光は・・・男兄弟がいるために全然珍しくないので遊び心により
3人も服を脱いでアスコットに自分達の裸を見せつけたり、股間をいじってみるなどの行為に及ぶ。
というのでどうだろうか?
海の独走をどこまで防ぐかが、「三人で」を維持する秘訣だと思う。
732 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 14:06:56 ID:Gi9l+c1P
ブサイクな女が好くキャラが光
ブサイクな男が好くキャラが海
美女が好くキャラがモコナ
美男子が好くキャラが風
我ながら的を得ていると思う
的を得てどこへ持っていく気だ
734 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:08:31 ID:Vz9Kzcfs
間違った言葉使いのやつがんな事言っても説得力無いなあ…。
736 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 00:33:09 ID:MZRFF/fD
光は男女だから
海はアニメ放送当時のキャラの人気に反してフィギュアだけの人気は1番だったから
モコナや風はアニメ放送当時の小学生や中学生がクラスで人気投票をして1番人気があったらしいから
これであってるだろうか?
738 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:08:29 ID:sdSfb2ph
>>732 をいをい上から2番目ビタ止まり大当たりだよ
松村を痩せさせた感じだけどな、って、ほっといてよ…orz
モリガン化海妄想で何度(ry
739 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:26:50 ID:L0pOcKsm
立小便ネタもOKですか?
740 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 12:02:38 ID:+GVmKmtB
桜のパクリのコレユイのパクリのレイアース
741 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:09:22 ID:bgXB5uPM
+ + 。
* 、-'ヾ'''ヾ`"''','、、 , _____
_-'" `;ミ、 /:::::::::::::::::::::::::\〜
_-"ミ;ノリ人ノノヘ/リ; `゛゛ ミ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\〜
>ミ/ 'γ、` ミ |:::::::::::::;;;;;;|_|_|_|_|〜
了| "~`、 "~"` {,',; ;} 。 |;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ ヽ〜
"7 `⌒` ⌒ }ミ:. { |::( 6∪ ー─◎─◎ )〜
'| / レリ* |ノ (∵∴ ( o o)∴)〜
+ i ( }ィ' |∪< ∵∵ 3 ∵> ハァハァ
` ー--- /|` + \ ⌒ ノ
ヽ  ̄ / |__ \_____/
`i、-- '´ |ソ:
【風のファン】 【海のファン】
何年前の作品に粘着してるんだこいつは
ここは趣を変えて中ボスクラスを倒したことで街の英雄となり、
三人は振舞われた酒に酔ってそれぞれタイプの男を逆ナンというのもありかも
逆ナンか・・・エロいなぁ〜
互いに痴態を晒しながら、それぞれ今までの男経験を告白とか
Hな秘密を共有して絆が深まるMナイト
745 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 21:53:08 ID:j7vCNuRO
3人の男を選ぶ基準
風:面食い&玉の輿
海:ヘタレ男を好む
光:年上なら誰でもいい
>>744 それなら酒の席から抜け出す光を追ってみた風と海が簡単に相手を見つけて野原で行為に及ぶ光を見てドキドキ。
そんでもってその相手の仲間が来て、6〜8Pに発展するというやはりMナイトはどうか。
セフィーロは思いが形なる世界だから、エロの時にはMナイトの体も
それに特化したものになれば年齢の壁は超えれそうだ。
どうせなら、三人まとめて調教してメス奴隷に
風:奉仕奴隷
海:マゾ奴隷
光:露出奴隷
749 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 13:23:54 ID:7UbNkVwL
750 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 00:10:47 ID:sK3WL7+Z
ジョジョでいうと
風:ジョルノ
海:ブチャラティ
光:ナランチャ
ってとこだろうか
海と知世とブチャラティあたりは好きな人間が被ってそうだけど
>>748 戦闘に負けたという前提なら案外描きやすいシチュだろう
偶にはちゃんとした相手との愛があるエロも見てみたいと思う少数派
未だにレイアースもの(同人誌)を描いて出してる人がいて感動した
>>753
私の憶えている範囲では「サイクロン」さんがあるんですが、そのほかに出しているところご存じありませんか?
内容は村娘を陵辱と鳳凰寺風を触手陵辱するものです。
専用ブラウザであぼーんする際には
名前欄の『辺境にて捕らわれた魔法騎士3人一行の行方 第一回』を。
それ以外はIDもしくはお手数ですがレスに対して個別にあぼーんという形でお願いします。
それでは投下します。
その小屋の中からは少女達の泣き叫ぶ声が聞こえていた。村の中にある小屋には
年のころ15,6歳の少女8人が集められて傭兵くずれの集団20人余りに集団で犯されていた。
「も、もう、や、やめてください」
「いいだろ?こうやってかわいがってやっているんだからな?そっちはどうだ?」
「あぁ、若い娘は締まりがいいね」
「あ、あ、い、いや」
若い娘をのぞいた村人をことごとく惨殺した傭兵くずれの集団はその性欲を満たすべく
若い娘との性交を楽しんでいた。すっかり衣服をはぎ取られ全裸にされた8人の娘。
2人がかりでされている娘もいればさらに顔も体も美しいある娘には4人がとりかっていた。
まだ男を知らなかった娘達は村を滅ぼしたならず者達に体をむさぼられているのだ。
「おぅ、出るぞ」
「こっちもだ」
次々と容赦なく少女の中に放出していく男達。まだ発達の余地のある膨らんできた胸を強引に揉まれ、
男を知らなかった秘部に男の一物を無理矢理挿れられる。
好きでもない男に強引に犯される叫び声と泣き声が小屋の中に響く。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「うわぁ、あ、いや、いや」
「へっへっへ、いいね。若い娘は」
2人がかりで犯していた男が言うともう一人は
「早く出しちまえよ。俺の番だ」
「おぅ、いくぜ」
腰を振るピッチを早めて少女の腰をつかんだ手に力をこめる。秘唇の中を一物がかき回し、
愛液がいやらしい音をたてる。犯されている少女は目をつぶり、現実から逃れるように顔を振り続けている。
「出すぞ。うおおおぉ」
唸り声を上げて男は少女の中に白濁液を放つ。出し切ると少女の体から離れた。
荒い息を吐く少女の胸は上下動している。その胸をまた別の男がつかむ。
「いい胸だ。これは高い値がつくな」
少女を品評すると挿入に入る。それとは別に4人に犯されている美しい娘は
無理矢理喘ぎ声を上げさせられていた。
「あ、あ、あ、えぁ、あ、ふぁ」
「おう、名器だぜ。こすり上げてくるぞ」
「おまえは何回目だ?まだまだ夜は長いぞ?」
「いいんだよ。さっさと出してまた朝になったら犯すんだよ」
「いいから代われ」
「よし」
四つん這いにされた少女に後ろから挿入していた男は一物を引き抜くと背中に向けて射精を行った。
きれいな背中に白濁液が何度もまかれる。すぐに次の男が同じ姿勢の少女に挿入を開始した。
「あぁ、いいなぁ」
男は最後まで言い終わることは出来なかった。後ろから斬られたからである。
この世界のものではない服を着た3人組の少女が剣を振りかざし、この小屋に乱入したのだ。
傭兵崩れの集団は自らも全裸になり、行為に夢中になっているところを急襲された。
慌てて剣を取ろうとする者、逃げ出そうとする者、慌てふためく者。皆斬られた。
見張りを立てた安心感が傭兵くずれの集団の運命を決めた。3人は一通り男達を斬った後、
息ある者がいれば容赦なく息の根を止めていく。血しぶきを浴びた3人の少女は
まるで血塗られた戦鬼のようであった。
「大丈夫か?」
答える村の娘はいない。ただ、唖然としている。他の村人を目の前で殺され、犯され続けていた娘達は
すぐに平常心を取り戻すことは出来なかった。それにこの3人は一体誰なのかも全く分からなかったからだ。
だが、この時村外れにいた斬られた男達の仲間が1人、この様子を確かめるとすぐさま村から出て行ったことに
乱入してきた3人の少女も村の娘も全く気づいていなかった。
「困りましたわね」
「そうね」
「これじゃあ……」
村のあちこちに傭兵くずれに殺された村人の死体があった。獅堂光、鳳凰寺風、龍咲海の3人が来るのが
もう少し早ければどうにかなったかもしれないが村人の大半は即死、残りの村人もすぐに息絶えたようだった。
「埋葬しようにも手が足りません」
「あの様子じゃ当分は無理ね」
「うん……」
8人の娘はショックの余り気が動転し、危険な状態であったのですぐに村の人家で休ませることとした。
それから遺体を埋葬しようとしたが3人の手に余る数であった。
「だんだんセフィーロが荒れていくね……」
「仕方ありませんわ。光の柱の加護がない現状では」
「私達も寝ましょう。探してみたけど生き残った仲間はもうここにはいないようだし」
3人は合意に達すると人家を借り寝ることにした。
3人にしたところで無惨な光景を平然と受け入れられた訳ではない。
いくら繰り返しても慣れない事柄というのはあるものだった。
3人は多くを語らずに眠りについた。
翌朝、早く起きた鳳凰寺風は村の周りを見回ろうとして驚いた。
何者かが村を囲んでいる。急いで2人を起こそうとする。
「海さん!光さん!」
「……な、なに?」
「……まだ眠いよ、風ちゃん」
「囲まれています。村が」
光と海も飛び起きた。窓から外をうかがう。
「風の思い過ごしじゃ?」
「いや、風ちゃんの言う通りだ。動物の声が全くしないのは人間がいるからだ」
獅堂光が野性を取り戻したかのように淀みなく喋った。海も納得した。今やこの村は何者かに
囲まれているようだ。それもこちらに全く気づかれないぐらいに統制の取れた行動で。
「村の人達を逃がせないでしょうか?」
「無理だわ」
「相手が村に完全に入ってから私達は分散して村の真ん中に向かって相手と戦おう」
「うん」
「はい」
その時、大音声がして村を囲んでいる相手が村の中に入ってきた。完全に武装した相手で馬に乗った鎧姿の男を
先頭に槍と長剣を下げた兵が村に入ってくる。村の娘は大声に驚く余り外に飛び出してしまった。
敵は楽々とその娘を一人一人捕まえては連れていく。歯ぎしりする思いで見ていた3人だがついに時は来た。
家を飛び出るとばらばらになって相手と斬り結ぶ。だが、相手は昨日のような傭兵くずれではなく、
訓練を受けた兵士だった。何人かは斬ったものの逆に3人が村の真ん中に包囲されてしまう。
敵の隊長格だろうか、その男が3人に声をかけてきた。
「昨日は仲間がひどい目にあわされたようだな」
その声に気圧されながらも龍咲海が言った。
「ここまでする理由は何なの?村を襲って何になるの?」
「この村が決められた税を納めないからだ。いい見せしめになる。
昨日、斬り殺された奴らにも若い女以外は生かすなと厳命しておいたからな」
相手の目つきが変わるのが分かった。どうやら自分達もその対象にしたいようだ。
「魔法を使おう、それも一気に」
うなずくと容赦なく3人は魔法を使う。
「炎の矢!」
「水の竜!」
「戒めの風!」
だが、魔法で放たれた攻撃は相手を包んだかにみえて効いていなかった。3人の切り札は効かなかったのだ。
「ふん!魔法を無効化する鎧というのも便利なものだな。なぁ、みんな?」
「はははははっ」
3人を囲んだ兵士達から笑い声が起きる。兵士達も同じ鎧を着こんでいたのだった。
その数は60人を超えるものであった。明らかに領主かこの地域の支配者の手勢だと3人にも分かった。
「さて、我々とこのまま戦って死を選ぶか?それとも女として生きるか?どちらを選ぶ?」
3人は押し黙った。槍と長剣で武装した兵士の戦意も士気も高かった。剣の腕もあった。
3人の取れる選択肢は狭まっていく。
「答えがないならここで斬り捨てる。昨日死んだ部下の無念も晴らしておかねばな」
周りの兵士が一斉に剣と槍を構えた。このままでは槍と剣で無惨に殺されるのは目に見えている。
決断しなければならない時は迫っていた。
「降伏します」
「風ちゃん!」
「風!」
「このまま死んでも意味はありません。今は天祐を信じましょう」
「……」
「……」
3人は剣を捨てた。その頃には生き残った8人の村娘は全員馬に乗った兵士の背中に縛りつけられていた。
「連れて行く」
左右を兵士に固められて3人は歩くことになった。その体に衣服はなかった。
全裸で街道を歩かされる3人。兵士達は全くそれを意に介さず根拠へと戻っていくようだった。
そして、3人への陵辱はこれから始るのだ。
3人は全裸のままで街の中を歩かされるという屈辱を味わわされた後で小高い丘に立つ城に入ることとなった。
「入れ」
一緒に連れてこられた8人の娘は隣の牢獄に入れられたようだった。牢獄といっても地下牢のような感じは
しなかった。むしろ、鉄格子さえはまっているが寝床さえあり、陽の光も最大限入ってくるように作られている。
一体、ここは何なのか?3人は手かせをはめられその手かせは牢獄の壁につながれた。
3人は両手を後ろ手に回し座る格好となった。
「さて、この3人をどうしたものか」
さっきの隊長格の男が言った。まだ鎧を脱いではいない。周りの20人ほどの男達もまだ鎧姿である。
「はぁ、はぁ、あ、あ」
「い、いい、え、えぁ」
突然隣の牢獄から喘ぎ声が聞こえてきた。3人はその方向を見るが壁があるので
何が行われているのか全く分からない。
「あれはサイザルというものだ。動物という動物の牝を襲っては種を植えつけて繁殖する。
その様が面白いと近頃は人気でね。こうやって若い人間の女を捕まえてきては産ませて繁殖させている。
そうだ、おい、サイザルを一匹連れてこい」
3人の目の前にサイザルが姿を現した。その体はイソギンチャクに似ていた。下はナメクジのようであり、
上の部分からはピンク色をした無数の触手を生やしている。その大きさは大の大人の腰丈ほどもあった。
「さて、このサイザルは牝の中から一番精力のある者を見抜く。
そこでそこの3人の牢獄に入れて、誰が一番淫乱か判断してもらおうという訳だ」
その間にも隣から聞こえてくる喘ぎ声は間断なく続いている。ついに鉄格子が開けられ、サイザルが入ってきた。
3人にはもう言葉もなかった。誰かが1人犯されるのは分かったがそれが精力、性欲に満ちた者だとは。
サイザルはゆっくりと3人に向かい進んでいく。触手を伸ばして、3人それぞれの体をまさぐる。
相手が決まったようでサイザルはその方向に進んでいく。
「いや、いやです」
鳳凰寺風は下等生物の相手に選ばれて混乱し始めていた。それを見た兵士達が笑う。
「あいつがそうか」
「くびれた腰に見せつけられたんだぜ」
「胸じゃねえか?」
「いやいや、あそこの臭いに決まっている」
口々に兵士達はその様子を言いはやす。そして、本格的な生殖活動は始まっていた。
鳳凰寺風の体にサイザルは触手を巻きつけていく。体の自由が利いていた両足も触手に絡まれて
動かすことが出来ない。一本の触手が鳳凰寺風の股間に伸びていく、その触手は他のものよりも
一回り大きかった。その先端からも無数の触手が伸びて鳳凰寺風の秘部に集まる。
「や、止めて下さい!いやです!」
その声を意に介せず触手はまだ色づいていない秘唇をかき分けて、子宮への入り口を探しているようだったが
それはそのまま鳳凰寺風に快感として跳ね返ってくることになる。さらに他の触手が2本、胸へと迫る。
両胸に巻きついた触手が伸び縮みする。すでに血液が集まり、膨らんだ乳首へも容赦なく
触手の愛撫が加えられる。
「い、いやです、うぁ」
いくらあがこうとも相手には全く関係のないことだった。股間をまさぐり続けた触手により
秘唇には血流があつまり膨れ上がり、愛液があふれ出す。股間をまさぐる触手はついに相手に
種を植えつける準備が出来たと見たのか子宮に通じる穴へと太い触手をのめりこませる。
「ああぁ、いや、いやです、誰か」
触手は容赦なく奥へと進み、子宮へと迫る。それがもたらす快感は恐ろしいものだった。
鳳凰寺風は今や完全にサイザルの虜となり、サイザルを受け入れてしまう。
奥へとたどり着いた触手は今度は前に進み、後ろに戻り、鳳凰寺風の快楽の全てを
絞り取ってしまおうとするかのようだった。
「あぁ、う、う、えぁ、はぁ、はぁ」
今や鳳凰寺風は目を閉じ、体を震わせて快感に溺れていた。股間の触手は相手に生殖能力が
あるとみたのだろう。秘唇を分け入り入った触手はさらに膣の奥へと進み、自分の子種の入った体液を
勢いをつけて体奥に噴射した。それは女にとって恐ろしいほどの快楽であった。
「いや!ああぁ!」
大きな声を上げて絶頂に達し、鳳凰寺風は首を垂れた。だが、股間の中の触手は何度も
子種の入った体液を噴射する。その度に鳳凰寺風の垂れた首が快感で上に跳ね上がる。
何度も何度も体の中に大量の生温かい体液を出された鳳凰寺風はいってしまい、
絶頂の余りに気を失ってしまった
「いつ見ても恐ろしい生き物だな」
「よほど気に入ったらしい。あんなに責められる女は始めて見た」
「残りの2人、外に出ろ。おまえらには別にやることがあるからな」
鳳凰寺風に加えられた陵辱に目を閉じ、顔をそむけていた獅堂光と龍咲海。
だが、さらなる陵辱が始まるのはこれからなのだ。
764 :
755:2005/10/08(土) 23:43:20 ID:tBA21com
投下終わりました。
>>754 横入りすいません。
とりあえず3人を城に連れこむことが出来たので後は散々に陵辱するだけです。
残る獅堂光と龍咲海を対象としてもよし、さらに鳳凰寺風を対象にするもよしかと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。今日はこれで失礼します。それでは
>>755 乙
・・・淫乱は風にゆずるとして続きはスキモノ海タンをエロ描写多めでお願いします
766 :
755:2005/10/09(日) 21:05:35 ID:ubTFb8Ur
>>765 ありがとうございます。確かにエロ描写が薄かったので次はエロ描写に重点を置いて濃く長くしようかと思います。
龍咲海に関しては最終的に好き者になってもプライドをずたずたという感じでやられてもらおうと思います。
ほぼ自分の中で相手は決まってはいますが相手は本編中の誰かにするか、それとも出て来ない人物を作るか。
次がいつになるか分かりませんが今日はこれで失礼します。それでは
767 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:09:41 ID:wJF7j1bd
光: コレクターハルナ
海: コレクターアイ
風: コレクターユイ
768 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:44:47 ID:GUOohri7
a
769 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:15:35 ID:fXRUcGqp
770 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 00:52:04 ID:zZljPAGO
だれか以前あったレースクィーン・龍咲海シリーズ
持ってません??
ぐぐればまだ読めるんだよね
・・・サイトの続きうP待ってたんで非常に残念、レイアース物は
獅堂光陵辱倶楽部も未完だしRQ海タンは是非職人さんにカンバックして頂きたい!!
気長に待つつもりだがそろそろ燃料が欲しいよぉ〜。
>>766 >次はエロ描写に重点を置いて濃く長くしようかと思います。
濃いの待ってますハードな辛みも期待してます。どうか宜しくお願いします。
フェリオ×風扱ってるサイトとかないんかな(エロ推奨非エロ可
久々に読んで萌エタ!
「辺境にて捕らわれた魔法騎士3人一行の行方 第一回」の続きを投下します。
内容は龍咲海を陵辱するもので少しソフトなSMも入っています。
専用ブラウザであぼーんする際には
名前欄の『辺境にて捕らわれた魔法騎士3人一行の行方 第二回』を
それ以外はIDもしくはお手数ですがレスに対して個別にあぼーんという形でお願いします。
それでは投下します。
龍咲海は獅堂光と引き離されると城の奥へと進むように言われた。両脇は兵士が固めている。
「どこまで歩けばいいのよ」
「黙って歩け」
「……」
通路は広く、おそらくこの城の主のいる場所につながっていると思われた。そして、扉が見えた。
大きな扉。兵士は扉を開けると両脇に立つ。その扉の向こうには王座があった。そこに座っていたのは。
「ア、アスコット」
「やぁ、海お姉ちゃん。会いたかったよ。それにしてもいい格好だね」
「え……いや!」
全裸だった自分の姿に気づき慌てて胸と股間を隠す。
「隠さなくていいのに。これからもっと恥かしい目に会うんだから。ハハハ」
「ふざけてるの?一体何のために」
「ザガートに頼んだんだよ。龍咲海お姉ちゃんを僕のものにしたいって。
そしたらこんな素敵な仕事を与えてくれたんだ」
「仕事?」
「そうだよ。魔法騎士3人の心をボロボロにしてやれって、そのためなら何をしてもいいってね。
それにしても龍咲海お姉ちゃんはいい体してるよね」
アスコットの子供とは思えぬ視線が龍咲海の体を舐めるように移動する。美しい顔、
首筋から流れるように盛り上がった胸の双丘、引き締まった腰、そこから大きく張り出たおしり、
そして長く美しい脚。
「な、なによ。あんたに何が出来るって言うのよ」
龍咲海は強がって見せたがそれもアスコットにとっては分かっていた展開だった。
「言うことをきいた方がいいと思うな。風さんはまだ触手の生えた化け物の相手をしているし、
光さんははりつけにされているんだから。ハハハ」
アスコットは部屋の壁にその様子を映して見せた。鳳凰寺風はまだ触手の生き物に犯されていた。
その目は知性ではなく、本能に支配されているようだ。獅堂光は十字架にはりつけにされている。
その両脇にたった兵士が槍を両脇から突き立てていた。即座に処刑できる体制だった。
「こんなことして何になるの?止めなさいよ」
「いいのかなぁ、僕に逆らって?あの2人がどうなっても知らないよ?」
「……」
アスコットが何かをさせたいらしいのが龍咲海にも少しづつ分かってきた。
「そ、それでどうしろって言うのよ?私に」
「そうだなさっそく僕のしゃぶってもらおうかな?」
「しゃ、しゃぶれ?」
龍咲海にも分からなくなっていた。こんな子供にしか見えないアスコットが何をさせようとしていうのか。
「言われなかったかなぁ?死ぬか女として生きるか、って?」
「私にあなたの相手をしろとでも言うの!」
「そうだよ。龍咲海お姉ちゃんはこれから僕が犯すから。ハハハ」
どうやらアスコットは本気らしかった。見た目と年齢が比例しないことは今までもセフィーロではあったが
まさかこんなことになるとは龍咲海も思っていなかった。
「さて、じゃあこれから僕の言うことには逆らわないって約束してもらおうかな」
「……」
ここで断われば光と風が殺されかねなかった。龍咲海は決断した。
「あなたの言うことをす、全て聞きます……」
「いい心がけだね。じゃあ、四つんばいになって」
全裸の龍咲海は屈辱に耐えアスコットに頭を向けて四つん這いになった。
「ダメだよ。海お姉ちゃん。おしりをこっちに向けなくちゃ」
殺したい衝動を抑えて龍咲海は体の方向を入れ替えた。
「よく見えるよ。もっと見たいな」
アスコットは王座を降りると龍咲海のところに来た。
「へぇ、こうなっているんだ。きれいな色だね」
アスコットは龍咲海の股間に顔を近づけると両手を伸ばして秘唇をつまみ、広げる。
「ずっと女の人とやりたいって思ってたけど海お姉ちゃんとできるなんて幸せだな」
「ひっ」
龍咲海は思わず声を上げた。アスコットが秘唇を舐め上げたのだ。
「初めてじゃないんでしょ?海お姉ちゃん?」
「そんなことなんで」
「2人が」
「さ、三度目、三度目です」
「そうだよね。海お姉ちゃんみたいなきれいな女の人が初めての訳ないよね」
アスコットはさらに大胆に秘唇を広げて舌で秘唇の中を舐めだす。それが龍咲海を変な気分にさせる。
年下、それもガキと言っていい子供にこんな目に合わされているのに耐えなければいけないのだ。
「海お姉ちゃん、何か出てきたよ。ここをいじるともっと出てくるかな」
アスコットは陰核まで舌を使い舐め回し始めた。憧れの存在の龍咲海を膝まづかせているのに
アスコットは興奮しているようだった。
「や、やめて。やめて下さい……」
「いいしゃべり方だね。もっと嫌がってくれないと面白くないしね。じゃあ、こうしようか」
アスコットは秘所への入り口に細い指を2本挿れた。始めは恐る恐るだったが
だんだんと大胆に中をかき回すように動かす。
「う、あ」
「こんな恥かしい格好でこんなことされて愛液たらすなんて海お姉ちゃんは淫乱なのかな?」
「ち、違います」
「まぁ、いいや。そろそろ腰を下げてくれるかな。届かないんだよ。海お姉ちゃん」
「……はい」
屈辱に耐えながら両脚を動かして腰を下げる。
「海お姉ちゃん分かってきたみたいだね。友達のためにもここは従わないとね」
アスコットは得意満面で服を脱ぐと自分も全裸になり、すでに勃起している一物を挿れようとする。
その先端で秘唇をなぞった。
「どんどん愛液出てるよ?じゃあ、挿れるから」
「……」
龍咲海は中にアスコットのものが入ってくるのを感じた。小さい方なのか。だが、秘唇の内部は
男の性器を本能で締めつけようとする。こんな子供にされている屈辱に龍咲海は唇を噛む。
「あぁ、いいよ。海お姉ちゃん。気持ちいいよ」
龍咲海は中でアスコットのものが往復しているのを感じた。気持ちいいと言うよりひたすら屈辱であった。
「海お姉ちゃんも腰振ってよ?その方が楽しいよ」
無邪気だが悪意に満ちたアスコットの言葉に従い、龍咲海は腰を動かす。情けなさに涙が一筋落ちた。
そんなことには構わずにアスコットは力をこめて龍咲海の腰をつかむと往復を早める。
「あぁ、出るよ」
アスコットの一物から勢いよく精液が放たれる。それでもアスコットは腰を動かし続けていたが
出し切ると龍咲海の中から一物を引き抜いた。
「あぁ、良かったよ。今度は口でしてよ」
龍咲海は四つん這いのままで顔を後ろに向けてアスコットを一瞬にらみつけたが
窮地の2人を思い出すと口ですることにした。座りこんだアスコットの脚の間で体を屈ませると、
アスコットの両足の間に顔を入れる。
「そうだよ。おとなしく従っていれば2人には何もしないよ」
龍咲海は四つん這いで屈みこむようにアスコットのものを口で咥える。苦い味が若干した。
まだ大人のものではないが成長過程にある性器は口の中でじょじょに力を取り戻していく。
アスコットは龍咲海の髪をなでた。龍咲海は怒りの余り顔を上に向けてアスコットを見ると瞳を細めた。
だが、こんな状態でにらんだところで全く意味はなかった。
「そんなに怒らないでよ。これからもっと遊ぶんだから」
龍咲海はまた下を向いた。口で奉仕を続ける。こんなガキのものを咥えている。
その思いが逆にプライドの高い龍咲海を追いこむ。亀頭を舌で舐めて、唇で絞る。
「あぁ、いい感じだよ。海お姉ちゃん、何回ぐらい口でしたことあるの?」
「……」
龍咲海が素直に答えないのを見たアスコットは怒りを覚えた。
「いいのかなぁ?2人がどうなっても?」
「5回よ!」
アスコットのものから口を離すと怒りに任せて言い放ち、また口で咥える。龍咲海にとっては
拷問のような状態であった。そして、アスコットの射精が近いのを感じた。
「あぁ、出るよ。2人が大事なら全部飲んでね」
アスコットはそう冷酷に龍咲海に言った。龍咲海は口の中に出される精液の苦さを感じながら
やけになって喉の奥に送りこむ。
「あぁ、よかった」
「……」
「怒っているのかな?それとも悔しいのかな?」
アスコットの見透かしたような言い方に腹が立ったが怒りを抑えても
顔に出る侮蔑の表情まで抑えられるものではない。
「ふうん、僕が相手じゃ不満かな。まぁ、いいや。そろそろいいんじゃない?」
「待ちくたびれたわ。アスコット」
「カ、カルディナ!?」
「龍咲海はんも名前覚えてくれてたんか。嬉しいわあ」
「な、何の用よ」
龍咲海は驚いていた。アスコットだけでなくカルディナまで。
「なに簡単や。私も龍咲海はんと遊びとうて来たんやで?」
アスコットに加えて、カルディナまで来るとは、龍咲海はこの状況に焦った。
「女同士というのもええもんやで?アスコットの短小なちんぽじゃ満足出来ないやろ?」
「……」
龍咲海の怒りを抑えた沈黙を見て、カルディナの褐色の顔に笑みが出る。
「じゃあ、アスコットとうちで3人で交わるのも悪くないと思わんか?」
まだ憮然とした表情の龍咲海を見て、カルディナはにっこりと微笑んだ。
「そういう顔がたまらへんなぁ。終わる頃にはもっとして下さい、って本心で言わせたるんやから」
カルディナは服を脱ぎ始めた。褐色の体。その体つきは贅肉がなく、絞りこまれていた。
だが、胸は大きかったし、おしりも大きかった。要するに大人の体でその身長は龍咲海よりも
頭一つ分抜きん出ていた。
「カルディナ、ずるいよ。僕を置いていきぼりにして龍咲海と遊ぶ気なんでしょ?ずるいよ?」
「ひがまへん、ひがまへん。こんなええ女は2人がかりで落すもんや。あんたもうちの技を見ておきや」
「分かったよ。じゃあ、2人のものだからね」
「ええよ、そうしよ」
2人は合意に達すると龍咲海に向き合った。
「ということでこれからはうちら2人が相手や」
「そう、僕らが遊んであげるから」
龍咲海が視線を降ろすとカルディナの下腹部に女にはないものを見て驚いた。それを見たカルディナが言う。
「あぁ、これは男のあれやな。ちんぽやな。なかなか立派やろ?アスコットのとは比べようもないで?」
龍咲海は絶句した。とてもじゃないがあんなものが入るのか疑問に思った。
だがそこでアスコットがのしかかってきた。龍咲海は茫然自失に押し倒される。
アスコットは上になると龍咲海の中に挿入してきた。アスコットの顔はちょうど胸のあたりに来る。
アスコットは必死になって手で揉みこみ、乳首を口に含む。だが、今の龍咲海にとっては
それよりもカルディナの方が気になって仕方がない。
「カルディナの見たからもう海お姉ちゃん、カルディナしか頭にないじゃないか!」
カルディナに注意を奪われている龍咲海を見て、アスコットが怒る。だが、カルディナは軽くいなす。
「なに言ってんのや?じゃあ、うちが龍咲海はんが行為に没頭してくれるようにするさかい」
カルディナは横になっている龍咲海の顔を横から軽く両手で挟むと唇をつけた。
そのまま口をこじ開けて口内へと舌を伸ばす。
「ううぅ」
龍咲海が声を出そうとするが声にならない。カルディナの濃厚なキスに龍咲海の思考はマヒしそうだった。
下半身ではアスコットがフィニッシュに入っている。
「ああぁ、うっ」
結局、アスコットは龍咲海をいかすことなく声を上げて射精を終えた。
抜き取った後の秘唇から少し精液が垂れた。
「ちぇ、やっぱり僕のじゃダメか。カルディナ、龍咲海お姉ちゃんをもっといじめてあげてよ?」
「ええで。龍咲海はん、これからが本番や」
カルディナが目を細めて猫のような目つきをした。龍咲海は濃厚な口づけからまだ立ち直れていない。
その龍咲海に上から挿入すると腰を抱え上げて楽々とカルディナは挿れたまま立ち上がった。
「い、痛い!」
カルディナの太い男性器が秘所を強引に広げて重力に任せて入ってくるのに龍咲海は耐えられずに声を上げた。
「何を言うてるの?海はんは?じきになれるからなぁ」
カルディナは龍咲海の腰を両手で楽々と抱え上げて上下動させる。
「いや!いや!」
龍咲海は目を閉じ顔を振るが不完全な性感に簡単に火をつけられてしまった。
アスコットの時の何倍もの快感に思考を奪われる。口から喘ぎ声が出始める。
完全にカルディナのペースだった。
(あぁ、やっぱり若い女を犯すのはたまらんわ)
龍咲海の若い性器を味わいながらカルディナは思っていた。
きれいな女の顔が快楽と恥かしさの板挟みで歪むのはカルディナの性欲にも火をつける。
「そんなこと言わんと考えんで感じてればいいんや」
カルディナにも龍咲海が感じているのが分かってきた。上下動を激しくする。
「あ、あ、あ、う、あ、いゃ」
カルディナのものが深く刺さるたびに龍咲海は声を上げる。龍咲海は必死でカルディナに抱きつく。
もはや全てはカルディナのペースであった。
「あぁ、海はん?中に出してええ?」
「だめ!もう中に出さないで!」
「アスコットのはよくて、うちのはあかんの?今さら子供はらんでもええやん?」
「よ、よくない……あぁ!」
だが、龍咲海は荒い挿入の連続に声を上げて体を震わせるといってしまった。
秘所に一物を挿れたままカルディナは龍咲海を床に降ろした。龍咲海の中はけいれんしたかのように
ゆっくりとうごめいている。カルディナはそんな龍咲海に話しかけるのも忘れない。
「気持ちよかったやろ?なぁ?」
一物をゆっくりと出し入れしながらカルディナは龍咲海を自分のものにしようと声をかける。
その間にも両手で円を描くように胸を触り、首筋にも舌を這わせる。
「はぁ、はぁ、はぁ」
龍咲海は余韻が冷めずにまだ荒い呼吸を繰り返していた。
「素直になればもっといいことしたるで。龍咲海はん」
「だ、誰が。あんたたちなんかと」
龍咲海が必死に抗弁した。だが
「中はええ感じやけどなぁ。いったんやろ?さっき?」
「それは……」
「隠さんでもええよ。いっしょに気持ちよくなろうや」
カルディナはピッチを上げ始めた。龍咲海の中でまだ射精してない一物が動く。
「どうや?ええんちゃんうんか?」
「だ、誰が」
虚勢を張っていることが明らかだったのでカルディナはイタズラに出ることにした。
強引に激しく上下動を始めたのだ。
「うぁ、あ、あ、いぁ、あ」
「感じてんのやろ?それも言えへんのか?」
「許して、許してください」
「聞こえへんな。あぁ、今度はうちがいく番や」
カルディナはさらに動きを早めると唸って射精した。龍咲海の中に精液が何度も放たれる。
龍咲海はその生温かさを感じて強姦されている実感を得た。いったん自分の一物を引き抜くと
カルディナはまだ横たわっている龍咲海を上から見下ろした。
(ええ女や。色々と教えがいがある悪い子やで)
カルディナはさらなる屈辱を与えるために龍咲海の両手に手錠をはめた。
左右の手首にはめられた手錠からは別々に鎖が伸びて天井へとつながっている。
「はよ起きんとな」
カルディナが龍咲海を抱え起こすと自動的に鎖が巻き上がる。
龍咲海は両手を広げて無理矢理立たされる形となる。
「じゃあ、海はん。どうして欲しいんや?」
「……」
「答えられへんか。じゃあ、これを使ってみようかな」
カルディナは持ってきたムチで龍咲海の体を打った。
「あっ!」
「海はんももうちょっと素直ならこんなんせんでもええのにな!」
「うっ!」
龍咲海の体に何度かムチが振り下ろされる。カルディナが本気でないために
ムチの跡が少し赤くなる程度で済んでいるが龍咲海が全裸でムチ打たれる姿からは
年齢に相応しくない色気さえ漂っていた。
「いつもすまし顔のお嬢さんがええかっこうやな!」
「うっ!」
カルディナがムチを振るうたびに龍咲海の体に赤い線が走る。それを見たカルディナはより興奮した。
「どうや?ええ感じやろ!」
「あっ!」
龍咲海からはかっての勝ち気な素振りは見えなかった。今や虜囚となり罰を受ける囚人のようであった。
「こんぐらいでええかな。海はん、うちの言うことを素直に聞くか?聞かへんのか?」
「……も、もっと……ムチで……」
龍咲海は誇りをかなぐり捨てて、さらに打たれることを望んだ。
「そんなこと言われてもなぁ。うちにもいいことしてくれないとなぁ」
「し、します……何でもします……」
「じゃあ、うちも口でていねいにしてや」
「は、はい。します」
龍咲海を吊るしていた鎖が降りてくる。完全な自由ではないが立ったままでも
両手を肩の高さまで降ろせるようになった。
「じゃあ、してや」
「はい」
両手の自由を奪われたままカルディナに頭をつかまれて股間に誘導される。
自分で口を開き、カルディナの男性器を咥える。
「そうやで。ええ感じやな。もっと舌を使って」
「うぅ」
龍咲海の口はカルディナの亀頭を咥えるだけで精一杯だった。
だが、龍咲海は相手に身を任せて責められる喜びに目覚めてしまっていた。
龍咲海の行動も光と風が人質だからでなく、快楽に溺れたものになっていた。
「そうや。素直にしてればまたご褒美あげるからな」
「ふぁ、ふぁい」
亀頭で塞がれた口を使い龍咲海が舌足らずな返事を返した。
「そろそろ出してやらんとかわいそうやな。口はもういいわ」
カルディナは一物を龍咲海の口から抜き出すと背後に回った。
「鎖につながれて喘ぐなんてええかっこうやな。あっちの世界にはこういうのはあるのか?」
「あ、あります」
「そうか、じゃあまた挿れてやるさかいにな?」
「は、はい」
褐色の腕で龍咲海の細い腰をつかむと後ろから龍咲海に挿入を開始した。
「海はん、ええもん持ってるな。うちは何十人とやってきたけど最高やで?」
「ふぁ、はぁ、う、うぁ」
前に屈みこんだ龍咲海はおしりをカルディナに突き出す姿勢になっていた。
そんな龍咲海に容赦することなくカルディナの一物が奥深く突き刺さる。
秘所を広げられる感覚と粘膜が亀頭ですられる感覚、さらには子宮の入り口まで届く挿入に
龍咲海の思考はマヒし、ただ快楽に浸るだけとなっていた。
「なれてきたんやないか?海はん?」
「あ、あ、う、は、はい、あっ、あ」
地球で先輩や同級生の性器を挿入されたのとは全く違う挿入感に龍咲海は浸っていた。
カルディナの一見武骨に見えるが繊細なやり方に龍咲海の精神は屈服した。
「お、おくまで、入って、くる、う、うっ、うっ」
「そんなに男に飢えてたんか?まぁ、こんなきれいな顔と体持ってるんやから男に奉仕して、
喜ばせてもらうことも知らんとな。このおっぱいは絶品や」
カルディナが背後から手を伸ばすと強引に両胸をわしづかむ。そのまま揉む。
龍咲海の美しい長い髪が下へ垂れて挿入に合わせて揺れる。全身が汗をかき、体は朱色に染まる。
「ええ感じや」
龍咲海の中が開発されていく、男の物をより絞り、精液をより吐き出させるかのように。
そんな龍咲海をカルディナは肉体と精神の両面で責める。
「もう使命とか、世界を救うとか言わへんよな?」
「い、言いません……」
龍咲海は自分の言葉に罪悪感を覚えた。だが、目覚めた肉欲は男を欲していた。
体はいじめられ、責められることを求めている。精神的にも責められる喜びを知ってしまった体は
誇り高い少女のものから少しづつ変わり始めていた。
「じゃあ、もっと腰を動かさんとなぁ」
「こ、こうですか」
「そうや、そうや。いい感じやで。今度はうちがさきにいってしまいそうやわ」
龍咲海が前後に腰を振るのを見てカルディナが言った。
胸の部分から膨らむように下がっている龍咲海の豊乳が挿入に合わせて揺れるさまは淫靡であった。
「先にいかないで、ください……もっと……」
龍咲海が恥辱に声を震わせながら、だが悦びをこめて言う。
「じゃあ、あんたもいきや」
「うぁ、あ、あっ、あ、あ」
カルディナが全力をこめて龍咲海のおしりに腰をたたきつける。その音が部屋に響き渡った。
「あぁ、出るで・・・うっ」
「ふわあぁ」
龍咲海の中にまたもや大量の精液が中出しされる。その感触に龍咲海は腰を細かに震わせて快感をこらえる。
だが、またもいってしまい。腰から力が抜けたために前に倒れそうになる。その体をカルディナが支える。
「はぁはぁ、あぁよかったで。少しやすみぃ」
「……はい」
龍咲海の両手につながった鎖がじょじょにゆるみ龍咲海の体は床に仰向けにして倒された。
しかし、鎖は外されることなくまだつながったままだった。
「うちは休もうかな。アスコット?どうしたん?あぁ、大人になったか」
「海お姉ちゃんとカルディナ見てたらこんなに大きくなっちゃった。海お姉ちゃん、僕の見てよ?」
「え?あっ……」
龍咲海の目に入ったのは背丈はそのままだが股間からカルディナほどではないが
充分に大人の一物を屹立させたアスコットだった。その一物にたくましさを感じるほど
龍咲海はカルディナによって調教されてしまっていた。
魔法騎士である獅堂光、鳳凰寺風、龍咲海の3人の受難と苦難は続く。
786 :
774:2005/10/22(土) 21:08:28 ID:I1k53hnz
投下終りました。ソフトSMと書きましたがSMとしてもかなり軽めのSMだと思います。
これからどうするかはまだ具体的には考えていません。
まだ精神的にも肉体的にも龍咲海を追いつめる方向も残っているし、
獅堂光と鳳凰寺風を対象とする方向も残っていると思っています。
>>772 ハードかどうかは判断出来ませんがこれでそれなりに龍咲海を責められたと思います。
濃さに関しては精神的にはそれなりですが肉体的にはまだちょっと軽めかなと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。今日はこれで。それでは。
海は嬲りがいがありますねGJ!!
さらに海エロ責めの方向でひとつ
異世界で調教され東京に戻ったMナイトの乱交物とか今後の展開にキタイ!
788 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 09:25:31 ID:3kMdNQP5
光: コレクターハルナ
海: コレクターアイ
風: コレクターユイ
790 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 15:30:59 ID:3kMdNQP5
791 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 19:28:28 ID:lTVmyTai
/ \
/ ∧ ∧ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ・ ・ | <氏ねよおめーら
| )●( | \_______
\ ー ノ
\____/
792 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 21:34:35 ID:OSDe+v+r
光: コレクターハルナ
海: コレクターアイ
風: コレクターユイ
793 :
774:2005/10/24(月) 23:20:25 ID:Ah/0nIjw
>>787 ありがとうございます。確かにこのまま展開させても広がりがないなと思っていたので
その東京に戻すという展開を使わせてもらおうと思います。
魔法騎士を1人だけ地球に帰すか、3人とも帰させてみた方がいいのか。
3人が学生で学校の制服を着ているというのもポイントだと思うので
そこら辺を活かせる方向性を考えてみたいと思います。今日はこれで。それでは
久しぶりに再開、海がカラオケに誘うとセクフレ待機べたな王様ゲームでエロ突入
制服姿でバコバコとかマイク代わりに肉棒むしゃぶり付く三人とか・・・妄想しちゃった。
海はもちろん光風も既にあちらの世界で調教済みの方向でどうでしょうか
発情した彼女らの淫語SSが読みたいガンガッテお待ちしてます。
795 :
鐚:2005/10/25(火) 11:14:23 ID:bHPjK/3r
↑つまんねぇよ
青色の雑魚にこだわってないでさっさとくたばれ
そういうのはsageを覚えてからきやがれ馬鹿野郎。
レイアスレに常駐してるアゲ中による書き込みはとくに意味は無い
保守書き込みだとでも思ってレスも返さないようにしてください。
798 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 11:26:30 ID:csmdE/j8
しきるな
799 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 19:53:34 ID:csmdE/j8
上げろ、馬鹿
800 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 14:24:32 ID:P1bQkiew
うるせ
フェリオと風の和姦ものを投下してみます。では投下開始します。
魔法騎士3人のセフィーロでの戦いも終盤に入ろうとしていた時、鳳凰寺風は密かにフェリオを呼び出した。
「風、何かあったのか?」
「いえ、なにも。なにもありませんわ」
月が明るく二人を照らす。その二人の間に沈黙が流れる。
「月がきれいですわね」
「あ、あぁ」
「多分、もうそんなにセフィーロにはいられませんわ」
「そうだな。魔法騎士は役目を果たせば地球に帰れるんだろう。それまでがんばろう、風」
「フェリオはそれでもいいのですか?」
「……」
「何だか私にはこれから次元の違う戦いが待っているような気がして、
私も、そしてフェリオも生きていられる保証はないような気がしているんです」
「よく分からないが俺もそう思う」
フェリオは勇気を振り絞り風を抱きしめた。風もそれに応えて優しく抱き返す。
「だから……今夜だけは……」
「あぁ・・・分かった」
フェリオは恥かしさと何かの入り混じった気持ちで風の服を脱がせようとした。
だが、セフィーロにはボタンもファスナーもないのだ。風が手助けする。
その脱いだ制服と下着をたたむと風は木の根元に置いた。
「きれいだよ、風」
「嬉しい、フェリオ」
裸のまま風はフェリオに抱きつく。それが男にとってはどういうものかは
完全に分かっているわけではないのだが。だが、フェリオの股間はそんな状況に我慢出来なかった。
「風、俺も脱ぐよ」
「はい……」
フェリオが脱ぎ捨てるように衣服を脱ぐとまた風を抱きしめた。
互いに裸になった二人は思いを確かめるように長い間抱きしめ合っていた。
「風、でも・・・」
「それならこれが……」
風が恥かしげに取り出した何かの透明な包み。フェリオはそれを見たことがなかったが
二人の間にもう問題はないことだけはフェリオにも分かった。
「風、冷たくないか?」
柔らかな草の上に寝かされた風にフェリオが問う。風は眼鏡を外した顔を振って答える。
フェリオは風の体の上になり、愛撫を始めることにした。軽く風の唇にキスすると顔をずらして、
胸に至る。膨らみを見せている両胸をフェリオが両手で撫でるように触る。
頂点にある突起に舌を軽く這わす。それにだんだんこらえきれなくなった風は両足をもじもじと動かす。
「風、痛いのか?」
「いえ、何も言わずにそのまま……」
フェリオは愚かなことを聞いたと思い直し、風の両胸を力をこめて、だが優しく揉む。
突起に血が集まり、膨らむ。フェリオは風にこうしているのが良いのか悪いのか分からなかった。
だが、二人は求め合った。今はそれに従おうとフェリオは思った。
「……あ、う」
風の口から少しづつ吐息が漏れ始めていた。フェリオは風の両足の間に取り掛かる。
風は固く目を閉じて、フェリオを見ようとしない。そんな風の両足をフェリオが広げていく。
フェリオは軽く風の両足を下から持ち上げて秘唇を上に向かせると舌を這わせた。
「あっ、あっ、う」
風にとって始めての性交だった。そんな風を思いやるかのように長い間、秘唇と陰核をフェリオは
舌で愛し続けていた。男としての本能が愛情と興味の間を行き来する。だが、風にとってはもう我慢出来なかった。
「フェ、フェリオ、いいですか?」
「ど、どうした?風?」
「ちょっと待って下さい」
風は上半身を起こすと例の透明な袋を取り出した。
「ちょっといいですか」
「風・・・」
フェリオは急に恥かしくなっていた。風に自分の股間の屹立がはっきりと見られているのだ。
だが、風は臆することなくその透明な袋から中身を取り出すとフェリオのものにはめてあげた。
「これが地球の・・・」
「すいません、途中で中断させてしまって……でも……それがあれば……」
「・・・俺にも意味は分かるよ。挿れてもいいか?風?」
風は黙ってうなずいた。フェリオはコンドームをつけたものを風にあてがってゆっくりと挿れていく。
少しずつだが風の中を押し広げて入っていった。フェリオは風の痛みを感じている顔を見ながら挿れていく。
ついに奥まで入った。
「風、どうだ」
「入っているのを感じます。もう少しそのままでいて」
「あぁ」
間に困ったフェリオが場をつなぐために風に聞いてみる。
「これは何て言う道具なんだ?良かったら」
「コンドームです…これがあれば避妊出来ます」
「ヒニンか」
フェリオは自分のものを包みこむ風の肉壁がゆっくりと動くのを感じた。
「風、どうだ?」
「動いても…いいです」
「そうか」
フェリオは風の両脇に手を置くと欲望を抑えて往復を始めた。
最初は気遣っている感じであったがこらえきれずに動きが早くなる。
フェリオは風としていることに興奮して、必死になって腰を動かす。
「風・・・いいよ」
「フェリオ…わたしもです…」
互いに恥かしさを隠し切れない性交はフェリオが激しく腰を風に突き始めて変わり始めた。
「あ、あ、うっ、あ、う」
風は挿入に合わせて声を上げ、その声を聞いてフェリオがさらに欲情をかき立てられる。
フェリオはさらに興奮状態に入ると射精の体勢に入った。
「で、出るよ。風」
フェリオの精液がコンドームの中に出される。風はじょじょにゆっくりになっていく挿入で
フェリオが射精したことを知った。フェリオはいとおしげに風の体に半分体重を乗せてきた。
風もそんなフェリオの体をいとおしく思う。
「フェリオ、そろそろ抜かないと」
「そ、そうなのか?すまない」
慌てて風から引き抜くフェリオを見て、風が笑った。
「これを取らないと」
いったん射精して縮こまったフェリオの股間のからコンドームを抜き取る。
「何回もは使えないのか?」
「何回もしたいんですか?」
「・・・」
顔を赤くするフェリオを見て、風がまた笑う。
「でも、まだありますから」
風はもう一つの透明な袋をフェリオに見せるとフェリオの股間に取りかかる。
「風、何を」
「地球ではこういうのもありなんですよ」
風がフェリオのものから残った精液を口と舌で拭い取るとさらに唇で圧迫し、舌で亀頭を愛撫する。
フェリオが唐突な展開に戸惑う。そんな様子が普段からは想像できずに風はおかしく思ったが
もう顔には出さなかった。じょじょに屹立していくのを確認すると風は二枚目のコンドームを
フェリオのものに被せた。
「横になって」
「あぁ」
風に言われるままに横になるフェリオ。風はそんなフェリオの腰の上にまたがると
自分の秘唇へとフェリオを導く。そんな大胆な風の行動にフェリオがどぎまぎするのだった。
「フェリオ、こういうのはどうですか?」
「想像出来ないから興奮するよ」
「ありがとう」
秘唇にフェリオのものを咥えて風が上下動を始める。そんな風にいたずらしたくて
フェリオは風のおしりに手を回して撫でる。
風の裸眼ではフェリオの顔は良く分からない。だが、今はこうしてフェリオと交わっているだけで充分だった。
充血した秘唇と秘所はフェリオからさらに精液を絞り取ろうと締めつけとゆるみを繰り返す。
フェリオは自分ではどうにも出来ない状態になぜか興奮していた。
「風」
風の胸に手を伸ばすフェリオ、風はそれでも動きを止めずに上下動を繰り返す。その動きが激しくなる。
風はフェリオの上で腰を振っている恥かしさに耐えられずにいってしまった。
風の動きが止まった。
「風、いったのか?」
「先にいってしまいました……」
「なら、今度は俺の頼みを聞いてくれるか?」
「な、何ですか?」
風は四つん這いにされて後ろからフェリオに突かれていた。風は喘ぎ声を上げている。
もうそこにあるのは男と女の交わりだった。フェリオは風の細い腰をつかみ、腰を叩きつける。
「風、いいか?」
「あ、あ、い、いぃ、あ」
風も素直に答える。だが、恥かしさは増していた。フェリオはそんな風に容赦せずに腰を突きつける。
分泌される愛液とフェリオのものとがこすれる音がいやらしく響く。フェリオは何もかも忘れて風に腰を入れこんでいく。
「もう出そうだよ・・・」
フェリオが言う。
「なら…今度は一緒に……」
「あぁ」
フェリオはさらに激しく腰を動かすと二度目の射精に入った。風もそれを感じ取り、自らも腰を動かす。
「ああぁ」
二人は同時に声を上げていった。
「風、ありがとう・・・」
「いえ、私のわがままに付き合ってもらって……」
風とフェリオはセフィーロのどこか暖かい夜風に当たりながら
いつまでも余韻にひたるように二人で星空を眺めていた。
808 :
801:2005/11/05(土) 23:29:32 ID:VRqs0Zti
これで投下終りました。
809 :
:2005/11/06(日) 00:26:34 ID:4rh6y0+C
乙でしたー
処女のくせに積極的な風がエロス(;´Д`)ハァハァ
準備してたドームはエロ担当にでも貰ったのか・・・
投下ネタほとんど海じゃん。光とかもっとないの?ランティスX光とか。
812 :
:2005/11/09(水) 19:55:42 ID:4P39dAHZ
王道ネタって風とフェリオのカップリングしかないじゃん
どっちかつーと、
光(お兄ちゃんたちによって調教済み)×ランティスのほうが…
>>801 GJ!
フェリオ×風大好きなんでマジ ネ申!
乙でしたー
815 :
:2005/11/14(月) 20:49:03 ID:UrWapQ7R
各キャラの位置づけは
光:一応主役
風:主役に成り得た存在
海:3人の中では一番どうでもいいけど、とりあえず同人人気が欲しいから描いた
で合ってるよな
ゲーム版をすると三人いないといけないと分かる。
>>815 合ってるとも
適材適所エロ妄想このスレの主役は海、素材的にもエロ担に間違いない。
光は一応・・・ミドは残念な結果ですた!!
818 :
:2005/11/15(火) 23:21:08 ID:8NP4A3wd
は?ミドってなんだ?チンカス
光、風、ウンコの3人なら知ってるけど
819 :
これはチンカス君ですか???:2005/11/15(火) 23:22:55 ID:8NP4A3wd
251 :名無したん(;´Д`)ハァハァ :2005/11/15(火) 12:22:20 ID:Tjrj22Ko
光→皆に好意的
海→自分に好意的
風→その他
820 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:28:04 ID:+l8Ox4JH
魔法少女アイにコレクターアイと龍咲海がでてることと、海とアイの声優が仲良しなのは関係あるんですか?
三人の中で最もレズっぽいのは誰?
822 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 01:24:04 ID:WJ2asjzK
三人の中で最もサクラ姫に似てるのは風
欲を言わせてもらうとゴムはいらなかった
想いが強く影響する世界だから「ガキ(゚听)イラネ」と思えば済むのにな
…それって、子どもが欲しいと思っていたら、ゴム着けていても子供が出来てしまうんでは?
孕ませたいと思う気持ちと孕みたくないと思う気持ちと
思いが強いほうが勝つのだな。
素晴らしい。
ボテ腹でセフィーロを救えるのか?
いや、ここは救わない方向で
むしろ妊娠せずに母乳を・・・
ラファーガ×カルディナとかないのー?
プレセアネタとか
>811
原作ファンというよりさくら以降の大きなおともだち(お兄ちゃん)が沢山いるんだろうね多分ww
少女漫画ならではの切ないかんじのとか読みたいなぁ。花ダソスレとかヤワラスレみたいな奴。
HENTAIな感じのパロもアリなんだろうけどさ…
つまり女のファンがいついてないってことか、少女漫画なのにorz
832 :
:2005/12/09(金) 01:14:49 ID:k9raW4Vm
風・・・少女漫画
光・・・少年漫画
海・・・エロマンガ
同様に
さくら・・・少女漫画
中国人・・・少年漫画
知世・・・・成年向け漫画
海はツンデレと考えていいか?
834 :
:2005/12/09(金) 22:54:47 ID:k9raW4Vm
>>833 どう見ても風ちゃんが一番可愛いですね
ありがとうございました
(´-`).。oO(風タンってオパーイ大きいかな・・・
837 :
↑:2005/12/11(日) 13:50:39 ID:sCfYf/Su
・風タン頭良い
・巨ヌーは頭弱い
∴風タンは洗濯板
と思ったらこのジャケは一体なんじゃあ!
変わりに海がペッタンコとは…グハァ、胸ん
想いが形になる世界なら、海の胸も成長するであろう。
つまりCLAMPの中の人の描く時の気分によって萎んだり膨らんだり…
841 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:17:01 ID:d2QSB0n6
明日は風の誕生日っていう設定
842 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:50:18 ID:8BAWlvkA
意志の力で動く世界なら、上手に立小便できて紙が不要であろう。
もし3人が乳を出すとしたら、
・光が上乳を出す
・海が横乳を出す
・風が下乳を出す
これが3人に似合っているような気がするね。
844 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 01:49:56 ID:NdKWRk1G
風ちゃん、ハッピーバースデー
放送から10年経ってるから、生身の人間のように年をとるとしたら、
20代半ばになるわけか。
中学卒業後の3人の進路や職業を想像してみるのも面白いかも。
846 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:19:12 ID:DnCsuJxB
光は獣医だったっけか
海のお嫁さんって・・・小学生じゃあるまいし・・・
風に至ってはSEかよ(笑)
とりあえず、海は俺のお嫁さんになったってことでFA?
848 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 23:22:11 ID:DnCsuJxB
3人の中では光が一番まともな思考回路の持ち主かもしれないね
海は天然で、風はボケだからね
風は頭はいいけど、頭が弱いようにも見えるね
>>846 光の将来の夢は確か「盲導犬の調教師」だったはず。
でも、どうやったらなれるんだ?
調教師養成のための専門学校や大学ってあるのか?
養成所があったと思う。
しかし、今なら災害救助犬の調教師という手もある。
851 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 01:24:27 ID:Q/ZW51El
光が犬みたいに調教されたら良いのに
個人的には風タンを雌犬にしたいけど
852 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 19:54:43 ID:vqyhwGzf
↑変態
あの3人のバニーガール姿を見てみたい。もちろん衣装はそれぞれの色で
>>853 そういうアニパロの表紙を見たことがある。
タイトルは・・・・シャイニングレジェンドだったか?
>>854 (´-`).。oO(ズルいよ、君だけ見るなんて・・・
ワロ
おれは海モリガンがお気にw
857 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 15:51:37 ID:Id2gLjpr
↑そんな者は存在しない
ていうか当時レイアースのファンで、おのずとクランプファンで
わーいクランプのアニメだーと思って借りた「美雪ちゃん」でトラウマになったorz
そんな私も今はエロパロ住人です 本当にありがとうございました
美雪ちゃんってどんな話だったの?
セーラー服だし、スタイルもよさそうだと思ったけど・・・
860 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:16:12 ID:aeLuOFJz
プレセアは表面は姐御肌でSっぽく見えても実は純情だと邪推。
クレフ×プレセア誰か書いてくれないかな
SEは止めとけとしか居えねぇ…
あれは女子供のやる職業じゃねぇ。
でも、クランプなら突然どこかの作品でひょっこり出しそうな気がする。
もしかしたらオフィシャルな設定がでるかも?
SEでなくCAD使いやデイトレーダーという選択肢もあるな
CAD使いというと、時事ネタで耐震(ry
風タンが教えてくれるパソコン教室なら毎日逝くYO
>>865 柱になるヒトまで指定したりしてなコワッ
「これで56億7千万年は大丈夫」とか言ってw
クリスマスの龍咲海ものを投下。和姦です。
クリスマスの夜の中を龍咲海は男と歩いていた。男は龍咲海の彼氏である。
食事を済ませた2人はホテルへと向かっていた。他愛もないと言ってしまえば他愛もない2人の会話。
だが、龍咲海はそこに幸せを見出していた。セフィーロでの戦いからはもう3年も過ぎていたのだ。
鍵を受け取り、部屋へと歩く。彼氏が龍咲海に聞いてきた。
「ここぐらいしか取れなかったんだ。ごめんね?」
「いいです。先輩といられるだけで」
彼氏は龍咲海よりも1年先輩であった。同じ高校の先輩。先輩は今、受験に精を出している。
2人の間で大学を合格するまではあまり会わないことにしていた。でも、クリスマスだけは
2人で過ごす約束だった。その日が今日だった。
龍咲海の彼が部屋の鍵を開ける。2人は部屋の中に入った。
「じゃあ、私が先にシャワーを浴びてきます」
「うん、待っているよ」
白を基調とした落ち着いた部屋の中で曇りガラス越しに龍咲海がシャワーを浴びているのが彼氏には見えた。
高校生になってからさらにその体は洗練さを増したようで龍咲海のスタイルは高校でも頭抜けていた。
「お風呂、お先に」
「うん、じゃあ自分が入ってくるよ」
彼氏がシャワーを浴びに浴室へと入っていく。龍咲海は体にバスタオルを巻いていた。
それでも胸の盛り上がりは隠せない。ゆっくりと歩いてベッドの中のシーツの中に体を入れる。
龍咲海にとっては彼との初めての行為ではなかった。それでもいつも先輩とすると思うと
何だか落ち着けないのだった。
「上がったよ」
龍咲海に一声かけて、照明を幾分か落とした。そのままベッドに入る。
「また緊張しているの?」
「はい・・・先輩とこれからすると思うと・・・」
「そんなに体を硬くしないで」
そう言うとシーツをそっとはぎ、龍咲海の体を隠すバスタオルを取る。それから龍咲海の上になった。
「もう濡らしているんだね?」
「はい・・・」
龍咲海は勝気で活発な性格ではあったがそれとベッドの中での態度となると別であった。
「じゃあ」
龍咲海と軽くキスすると首筋に下を這わす。両手では胸を円を描くように揉む。龍咲海は体を硬くしている。
恥ずかしさの方が今は勝ってしまっている。そんな龍咲海の体に手を優しく這わせた。
「・・・う」
龍咲海は硬く目を閉じ、なすがままになっている。そんな中、指を龍咲海の秘部へと入れていく。
すぐに入り口を探り当て、愛液を分泌するその中を進ませる。
「あっ、う、う」
龍咲海の体は愛撫に緊張して弛緩するそれを繰り返している。
龍咲海の中から恥ずかしさが消えていき、もう行為へと入れそうだと思った。
「じゃあ、挿れるよ?」
「は、はい・・・」
龍咲海の両脚を開くと自分の股間を滑りこませる。そのまま入り口に亀頭を突き当て、ゆっくり挿入していく。
「あぁ、は、は」
奥まで届くとまた外へ、そして奥へ。ゆっくりとした行為を続け、肉壁の収縮を味わう。
つい乱暴にその盛り上がった双丘に手を這わせる。
「あ、う、は、あ」
龍咲海は固く目を閉じ、両手はシーツを握り締めている。自分の物に射精が近づくのを感じた。
もう欲望のままに腰を振って、射精感は頂点に達した。精液が龍咲海の中へと放たれる。
龍咲海の背中が反り返った。出し終えた時、自分の体重を軽く龍咲海にかける。
彼女の体の温かさと柔らかさが伝わってくる。
「はぁ、はぁ、はぁ」
龍咲海も荒く息を吐きながら奥に出された余韻に浸っていた。
感じやすい体と恥ずかしがる様子が普段とのギャップが激しく。
自分から見ておかしなところだとも思っていた。ただ、それが自分を好きだからだというのも分かっていた。
しばらくして龍咲海が落ち着いたところで声をかけた。
「これで止めようか?」
「・・・意地悪」
龍咲海は自分で体を起こすと四つん這いになり、腰を向けてきた。
「挿れて下さい・・・」
龍咲海が顔を下に向けて恥ずかしさで顔を赤らめて彼に言った。まだ恥ずかしさは少し残っているようだ。
「いいよ」
彼は龍咲海の腰をつかむと自分のものを突き挿れた。
龍咲海の中から恥じらいは消えたようだ、素直に行為の中に身を委ねている。
「あ、あ、は、あ」
腰を動かしながら海の中のその温かさに浸る。手を前に回して、背後から両胸を揉んだ。
柔らかい感触を楽しむ。龍咲海も腰を自ら動かしてきた。
「う、は、あ、あ、うぁ」
龍咲海の頭から胸の部分までがベットに倒れこんでいた。肩も着いている。上半身の力が抜けたようだ。
手を龍咲海の股間へと伸ばすと陰核を軽くいじった。その度に声が上がり、締めつけてくる。
それでも腰を動かし続ける。
「だ、出すよ」
「は、はい」
自分も龍咲海も体を互いに動かす。自分の方が耐えられなくなった。
激しく龍咲海に腰をたたきつけて、また精液を中に放つ。
「あ、あ、い、は、あぁ」
龍咲海の中で2回目の射精が終わろうとしていた。自分から全てを搾り取ろうとするかのように
龍咲海の肉壁は放すまいとする。出し終わった時に龍咲海も自分もベッドに倒れこんでいた。
龍咲海はうつ伏せで余韻に浸るかのようにベットに寝ていた。自分はあお向けに天井を見るように寝ている。
「もう一度、したいな」
「もう一度か」
起き上がると座ったまま龍咲海を抱きかかえるように挿入する。龍咲海の腰をつかんで激しく動かす。
今までの空白を埋めようとするように自分が突き上げるなら龍咲海も腰を激しく動かず。
たまらなくなり龍咲海の体を思いっきり抱きしめる。龍咲海も抱き返してくる。
「気持ちいい」
「俺も」
龍咲海の中がけいれんするように収縮する。たまらなくり、つかんだ腰を滅茶苦茶に動かす。
「もう我慢できない」
「わ、私も」
また思いっきり中に出した。その龍咲海の体を思いっきり抱きしめる。
それからも互いに何度も求め合った。そのまま夜が深まり、そして朝が来た。
2人はシャワーを浴びて、私服に着替え直した。もう朝だった。
「今日は晴れるかしら?」
「晴れるといいね。帰ろうか?」
「はい。また会えるのを楽しみにしてるから」
龍咲海が元気なようでいて、しんみりと言う。
「会えるよ。春休みは2人でどこかに行こう」
「うん、それまで待ってるから」
2人は雑踏の中へと入っていく。2人にとっての冬が終わるまでは龍咲海の彼は受験に専念するだろう。
それを少し寂しさを抱きながら待ち、毎日の生活を過ごす龍咲海がいた。
これで投下終わりました。
874 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:46:49 ID:RNgfFqV9
ご苦労なこった
次は風ちゃんのも頼む
乙
風いらね
876はデボネアの手先
アルシオーネ
879 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 18:36:32 ID:LvCLeEtl
ザーメンまみれにするなら誰がいい
海
881 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:13:51 ID:Tu3NfMR8
↑korosuzo bokega
GJ!!
885 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:36:26 ID:gQ7ApJbg
保守
光のえっち画像はあんまり歓迎されてない??
海ちゃんとか描いた方がよいのかしら?
レイアース関係ならなんでもいいので載せてください。お願いします。
888 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:45:57 ID:3A2Bi661
風ちゃんと海とアスカ
この中で一番可愛い子を決めろ
早く決めろよ
890 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:37:10 ID:H7sERb2I
↑korosuzo bokega
891 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:42:40 ID:uok4I8VX
>>889 乙です。
何だかんだ言っても俺、海嬢が一番好きっすからとくにGJと言いたい。
エロいな
893 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 02:43:01 ID:JSiKv2Th
一寸だけ、古いアリスソフトのCGのタッチに似てる気がしたり。
絵、描いたんだけど、UPできない・・・。
どこかに良い掲示板ないですか?
895 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 21:03:34 ID:eaVj1EG6
∧_∧
_:( u ´Д`):
./ )、:
:/ ,イ 、 ノ:ヽ ヽ.
:/ /: :| (: :\ \.
:| |: :| /⌒!: :l l:
:| |: :( / /: :| |:
:((ll!): :ヽ ./ / \ :(!l)) ドゴォォォ _ /
./ /: ゝ ): ∧ ∧―= ̄ `ヽ,
./ <: / /: .∵. ・( 〈__ > ゛ 、_
:ヽ_ゝ/ /: (/ , ´
:∩ヽ__ゝ: / / / \
:| |二⊃: / / ,'
:| |: / /| |
:| |: !、_/ / 〉
:| |: |_/
:∪
http://url123.com/2x7yd
乳首の塗りがすげぇエロい
ちょっとちょっとぉ、ヤルじゃん
レディースとかに描いてます?
年齢設定は大学生ぐらいにシフトしてる感じ
お褒めの言葉ありがとうございますーー!
仕事で、3DCGがメインのグラフィッカーやってます。
普段は、こういうイラストを描かないで、
たま〜にエッチぃのを描きたくなるのです。
3Dの方が親しみやすかったら、ザ・シムズ2でレイアースのキャラを作る手がある。
まだ誰もやってないし
風タンをスリムにされすぎて(´・ω・`)
独特な感じが味があってこういうのも(・∀・)イイ!!
>>902 一番太ってるのが風で、やせてるのが海だ
逆に言えば一番巨乳なのが風で、駄乳なのが海
一番のデブが風って事だね
デブという言い方はいかがなものか
っていうかクランプ作品にデブはいない。ロリか痩せすぎかスレンダーのどれか
前スレ使い切るのに3年以上も掛かったのに
今度は1年で900とは・・・
(´-`).。oO(風タンはグラマーだといいな・・・
匿名だから何でもありって言う奴多いですから
気にされない方が良いですよ。
楽しみにしてた漏れみたいな奴もいますから。
最近、えっち絵を描いていた者です。
レイアースのえっち同人誌って需要ありますでしょうか?
ふと、思ったので・・・・。
需要はあると思うけど、小さい流れだと思う。
本気でやるとしたら……今は取っ払い的になるんじゃないかなー。
採算度外視の。
確かにちょとコワッですねw
とっ捕まってコテンパンな光タン、猟奇を感じます
スーツやブーツなどのディテールや線の強さが
天野氏が活躍していた頃のタツノコアニメ(古っ!)
のどことないエロさを感じさせて、かなりゾクッと来ますた
>>916 紙媒体に拘らなければ良いんじゃない。
ようするにDL販売。
どうやるのかは、答えられないけど。
いいな。
(´-`).。oO(風タンがパイズリするCGがあれば買っちゃうな・・・
「こういうシーンがあったら買う!」
と言うのが10枚くらいあれば、
同人CG(デジケットなどでの販売)製作を検討します。
リクエストあれば下さいーー
・・・ってか、私の描く絵柄でいいの・・?
あまり、萌えじゃ無いと思うんですが・・・。
金を取るなら当然今より腕を上げる必要があるので、お絵描き・創作@bbspink掲示板
にも逝かなくてはいけない
まずあってほしいのがピンなCGと本編準拠なカプCGかな。
フェリオ×風とか。
で、お遊びで光×クレフとか三人の絡みとかの非準拠(?)なカプCG。
陵辱は、欲しい人もいるだろうけど徹底的に拒絶する人も居るかもなぁ。
他住人の方々は何を望まれます?
>腕。
納得するまで磨くしかないでしょう。
良い作品を作りたいなら。
>>920 上で言われているDL販売とか、完全予約の通販って理想ですよね
…でね、絵柄云々を含めて、以下愚痴になってしまうけど
エロ同人作家の興味が、既にここに無いと言って過言ではないんですわw
HP見てギャラリーにレイアース物があるからと思って、リク出しても大抵梨のつぶてだし
こっちもお金払って注文してるワケじゃないから、あまりウルサく言えないし
自分に画力があって、他の絵師とお友達になっていれば
新年やヒット数記念のグリーティングの応酬もあるワケで(ハタから見ると、これがとても羨ましい!)
いつまでも出て来ないのを待ったり、絵師に迷惑がられたりするよりは
需要のある所に供給、とても健康的です
924 :
920:2006/02/09(木) 00:53:42 ID:+mBrDtdU
>納得するまで磨くしかないでしょう。
>良い作品を作りたいなら。
と言うのはキツイですね・・・。
レイアースは好きだけど、自分の経歴にならない作品の為に、
(しかも、自分の好きな作画雰囲気ではない→萌え)
労力は割けないです。
それでも、購入者層のことを考えて・・・
と言うのは、ちょっとキツイです。
仕事ではないですから。※あくまで趣味という意味。
あと、今までUPしてきた絵は1〜2時間で描いた落書きなので、
それだけを見て画力を判断されるのはちょっと悲しいです。
それ以外の絵を出すわけにはいかないので、仕方ないですが・・・。
作るとしたら、結構マイペースぎみな絵になると思います。
気に入った人・許容範囲内の人しか買えない物になるかと。
ごめんなさい。
925 :
922:2006/02/09(木) 01:10:48 ID:neqV6qH3
>落書きで画力を判断されるのはちょっとキツイです。
ああ、一寸失礼な言い方になっていたようです。
済みませんでした。
最初から意図してああいう描き方をされてるのかな、と思っていたので。
確かに、現状の『萌え』とは少し離れているのかもしれませんが、私は好みです。
926 :
920:2006/02/09(木) 02:22:45 ID:+mBrDtdU
修行とかクオリティとか堅苦しいこと抜きで、コミックがあれば
ヒマな時は目を通してたらおのずとキャラの特徴や絵柄がイメージできるように
なるのでゆっくり挑まれればよい。
それに、エロ系に限っては似てるに似てないよりエロさが基準になるといっても
過言ではないので神920に期待したい。
928 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:56:51 ID:ZXCXWYCl
マイナーどころか、何の接点もないイーグル×海をぜひみてみたい。
知る限りでは今まで誰も書いた事がないので。
それとも難しいですか?
929 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 17:13:25 ID:XzWR0Ie5
ローゼンメイデンののりが一瞬風に見えた
だったら風×海でもいいと思うよ
光×海よろ
だったら風×海でもいいと思うよ
風うぜぇ
デブいらね
今の人は3人によるフェチの住み分けなどを理解できなくて困る
938 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 20:54:49 ID:iN/pwUY/
レイプなら住み分けいらない
光、海、風まとめてレイプして
OVA版を見ては如何でしょうか?
高校生になった三人はどれくらい胸が大きくなった?
941 :
↑:2006/02/21(火) 19:29:44 ID:Bc/nY3s7
シツコイっつの!w
これじゃ海タンは洗濯板じゃねーの!!
海は脚フェチと痴女の属性のキャラだろ。胸は期待できない
金髪少女が主役=名作
それ以外=駄作
を見事に証明したアニメ
駄作というのは天王寺きつねみたいなのをいう。
レイアースは仮にもクランプだぞ
クランプの作った中ではエンジェリックレイヤーに次いで駄作
さくらとかコレクターとかだぁとか見れば
>>944が正しいことに気づくだろ
その直後に放映されたエンジェリックソレイヤーは歴史から抹消したい駄作
サターンのゲームは異様にできがよかったけどな
原作完無視で。
サターンよりスーファミの方が楽しかった。
セガと近いばかりにプレステ版は出なかったな(´・ω・`)
952 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 00:46:22 ID:JFaIhJiK
保守
>>951 単にトミーがPS版つくってる暇なかったんだろ
NINKUは出てたわけだし
954 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:24:11 ID:s3LJTZvm
保守
レースクイン続き読みたい
956 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 03:21:47 ID:HWTBg71q
957 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 20:39:08 ID:PKXlC3eS
アスコット×海希望
958 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:05:56 ID:eMYC4T7a
風ちゃんの娘=マイメロディの主役
959 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 15:50:24 ID:LuLnWRIx
レイアースのマンガとかビデオ、どこに行ってもないな。
アスコット好きだよ〜
アスコットたんは最強
961 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 19:11:17 ID:iKxnOp0o
人居ないね?
頼みがあるんですが、882,883,897,911でうpされてた画像をもう一度うpして貰えんでしょうか?
こんなスレがあるとは知らなかった物ですから。ナンなら光だけでも良いんです。御願いします。
962 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 23:01:52 ID:Yj79sdKI
風ちゃんに似てる人
国分寺稔のお姉さん
木之本桜のお母さん
神山満月のお母さん
夢野歌のお母さん
・・・・・・
それでも風ちゃんが(・∀・)イイ!
アスコットだよ
965 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 01:36:23 ID:YYlRiHJq
保守
966 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 09:12:43 ID:ahweATqT
アスコット× 海の鬼畜が読みたい
どっちが攻めだよw
968 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 20:55:09 ID:FCi0XXTz
見てわからんのか
淫獣?
淫獣でサキュバスな海…
ハァッハァッ
971 :
195:2006/05/06(土) 01:38:10 ID:LXuoUEVa
お久し振りです。
随分前にSSを書きかけで放置してしまってるのですが、海×アスコットを投下してみます。
甘めの予定。
(一体、何をする気なんだろう…?)
自分の両手首を見て、半ば呆然と、半ば困惑して、彼は思う。
基本的に彼はいつも、彼女の要求を受け入れる。
ある時は笑って、ある時は困りつつ。
彼女がときどき、その従順さに不満を覚えることに、彼は気づいてはいた。
しかし自分が拒んだり何かを要求したりすべき時はいつか。
彼――アスコットにはそれがいまひとつわからず、結局いつも彼女に従うのだ。
――今日も。
彼女――海が不機嫌になっても無理はないと、彼にもわかっていた。
所謂、遠距離恋愛中の彼ら。
その上、アスコットが城から離れた場所で学んでいるため、光や風のように「城に来れば会える」というわけではない。
会える時は限られていた。
海がセフィーロへ、アスコットが施設の外へ、二人共が外出を出来る時。
彼ら自身も驚く程、その機会は少なかった。
さらに困ったことに二人とも、「会えないからお互い自分のペースで生活を」というのが困難なのである。
海の場合は光と風に付き合う必要があり、彼女らが恋人と幸せな時間を過ごす時に自分は恋人と会えず…という状態になる。
そしてアスコットは城から離れた所で学ぶ身、外出は出来ても短時間。そして時折、機会を得て城に戻ってみても、当然海がいるわけもない…という状態になる。
遠距離恋愛とはそういうものなのかもしれないが、当事者達はそう達観出来ない。
だから海はそのフラストレーションを、ようやく会えた恋人にぶつけているわけである。
二人きりになり、ひとしきり不満を口にした後、彼女は大人しく謝る彼に言ったのだ。
「本当に悪いと思ってるなら、今日は好きにさせてよね」
そして――…今に至る。
975 :
195:2006/05/06(土) 02:14:06 ID:LXuoUEVa
今日は前振りだけで。
続きは明日投下します。
974の一部、ミスしてしまいました。
「海の場合は光と風に付き合う必要があり…」
↓
「海の場合は、アスコットが不在とわかっていても、光と風に付き合ってセフィーロに来る必要があり…」
脳内で変換お願い致します。
後、書き忘れましたが設定は195の時のままです。
アスコット×海の鬼畜が読みたい
977 :
195:2006/05/06(土) 15:38:57 ID:hZKLuocx
少しだけ投下してきます。
予定よりもさらに甘くなる気がしてきましたので、苦手な方はあぼーんお願い致します。
彼をベッドに横たえて。
上半身だけ裸にして。
そして、両手首を縛って。
軽すぎる程に軽いキスを降らせて。
視線はほとんど彼の顔に固定したまま、手探りで少しずつ、彼の熱を上げていく。
細い茶色の髪。小さなグリーンのピアスがついた耳。首筋。肩。
綺麗な細い指でくすぐるようになぞっていく。
くすぐったいのか、彼が身動きする。
彼女は一度手を離し、彼の右側に寝そべった。
彼の胸に頭を載せて。その体勢のまま、彼女は彼の目を見上げる。
「動いちゃだめじゃない」
咎めるように、というより優しい意地悪。
(動くなっていわれても…)
無言のまま、しかし彼は彼女に対して表情を隠せない。
彼女が少し笑うのが見えた。
「だめよ、動いちゃ」
何かの言葉遊びのように繰り返して、彼女は姿勢を変えないまま、手を彼の胸の上に置いた。
指先を滑らせていく。胸から少しずつ、下へ。
先程と違い、恐ろしく不規則な動き。
何かを描くように、行ったり来たりを繰り返すその行為は、あからさまに彼を焦らすためだ。
それでも、彼には何も言えず、自分の中の何かが上昇していくのを知覚するのみだった。
僅かに、彼がまた身動きした。
彼の髪がシーツと擦れる音がして、彼女は顔を上げた。
上から彼の顔を見下ろして、拗ねたように言う。
無論、演技だ。
こういうときの彼の反応はいつも、彼女を悦ばせる。
そしてそれは、彼も知っていた。
彼女はそれを全て知った上で、演技を続ける。
「なぁに?つまんないの?」
「……………」
無言。演技を見抜いたところで、彼には何をどう言えばいいのかわからない。
とりあえず、首を左右に振る。
「本当に嫌じゃない?」
今度は縦に首を振る。
彼女が小首を傾げてみせる。
視線は彼から外さないまま。彼の視線を絡め取ったまま。
露に濡れる花を連想させる唇が、小さく笑みの形に変わった。
美しい笑顔だが、天使のそれではない。
「――こういうことをしても?」
「……………っ!」
さっきまで彼を焦らすように動いていた彼女の手が、突然「彼」を掴んだのだった。
驚きにグリーンの目を見開いて、呼吸を整える彼を見て、彼女は先程より若干優しい笑顔を見せた。
「もう、脱がせちゃおうか」
彼女が呟くように言うのが聞こえた。
続きをしてほしい気はするが、明るいところで服を脱がされることに少し抵抗があった。
なので結局、何も言えず、彼は彼女の表情を見つめた。
彼女が後ろを向いた。
彼に背を向けて、そろそろと服を脱ぎ始めた。
白い背中が露わになる。
その姿を心底、美しいと思いつつ、彼はひとつ別のものにも注意を向けていた。
彼の手首を縛っているもの。
縛っているとは言っても、ミニスカートに付いていたリボンベルトだ。
素材は柔らかいし、その上、結び目が彼の右手の近くにあった。
いっそのこと、解いてしまおうか?
正直、この不自由な状態をなんとかしたかった。
(´-`).。oO(きっとツンデレ痴女・・・
983 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 20:48:50 ID:cmxK0OGO
コレクターアイはサゲマン
(´-`).。oO(一体どんな誤爆やねん…
985 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 14:57:07 ID:kt0NxxF+
期待age
「まだ解いてあげない」
服を脱ぎ捨てた彼女が、彼を見下ろして言った。
既に熱を持った彼のものを、服の上から触りながら。
「今日は、私の好きにさせてもらうんだから」
そう言って、そっと彼の衣服を脱がせた。
羞恥からか、彼が少し顔をそむけた。
彼女はそれに構わず、部屋の空気にさらされた彼のものを、手で包み込むようにして撫でる。
声こそ上げないが、時折吐息が震える。
それに気付き、彼女は手での行為をやめ、今度は口を使い始めた。
「……ん……っ…」
まだそう何度も経験していない感覚に、何度も声をあげそうになる。
彼女は上目遣いでちらちらと彼の顔を見ていたが、次第に行為に没頭していった。
動きが早く、激しくなってくる。
頭が痺れるような感覚に捕らわれる。
その頭を、このままでは彼女の顔を汚しかねないという考えがよぎって焦る。
「…ウミ……も…やめ…」
彼女は彼の言葉が聞こえたにもかかわらず、目線すら上げずに、口で彼を責め続ける。
彼が縛られたままの手で、軽く彼女の頭を押しやろうとしたが、その手を掴まれてしまった。
彼女が彼のものから口を離し、掴んだその指先を口に含む。
指先に男性器にするのと同じ口技をする彼女。
エロティックな眺めだ。
イカされる心配がなくなった安堵と、寸止めされたことによる生理的な満たされなさ。眼前の美しい恋人の行為。
見られてもいないのに、表情の選択に困る。
彼女の整った顔に、長い髪がかかる。
それを払いたいが、彼女の口にある左手と、右手が繋がっていてうまくいかない。
彼女の行為を妨げないように、そっと指先でベルトを解こうとする。
――しかし。
「だめよ」
顔を上げた彼女に制止されてしまう。
「…いつまで?」
真顔で彼が問う。
怒った振りをして彼女を困らせない、笑って余裕を見せもしない。
そこが彼の可愛いところだ、と彼女は密かに思う。
「可愛い」が彼にとって褒め言葉にならないのを知っているので、決して口にはしない。
自然に笑みがこぼれたが、何も言わない。
無言のまま、微笑みを口元にたたえたまま、彼女が彼のものを自らの秘所にあてがった。
驚いて制止しようとする彼の顔を見ることなく、そのまま腰を落として中に導く。
既に充分過ぎる程に濡れているそこは、スムーズに彼を受け入れたが、それでも準備をしなかったためか、多少痛む。
いつの間にか閉じていた目を開けると、気遣わし気な彼の表情がそこにあった。
(まるで初めての時みたいね)
そう思いながら彼女がゆっくりと動く。
二人に少しずつ快感が押し寄せてくる。
988 :
195:2006/05/09(火) 00:44:31 ID:ysF1oHkf
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小出しにして申し訳ありませんが、本日分はここまでにします。
出来るだけ明日終了の方向で。
989 :
名無しさん@ピンキー:
海胸ない
風ちゃんを見習え