スレイヤーズ<3>

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1名無しさん@ピンキー
四界の闇を統べる王 汝のかけらの縁に従い 
汝ら全ての力もて 我にさらなる煩悩を与えよ

闇よりもなお昏きもの
夜よりもなお深きもの
妄想の海よ さまよいし存在
ピンクなりしエロの王
我ここに 汝に願う
我ここに 汝に誓う
我が頭に立ち上りし
すべてのエロなる妄想に
我と汝が力もて
等しく形を与えんことを!

と、いうわけでスレイヤーズを初めとするネ申土反作品のエロパロスレです。

前スレ
スレイヤーズ<2>
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058501060/
2名無しさん@ピンキー:04/02/14 02:55 ID:O9D18hZa
本スレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1056986547/

ラノベ板にある作者スレです
3名無しさん@ピンキー:04/02/14 02:57 ID:O9D18hZa
4名無しさん@ピンキー:04/02/14 03:34 ID:3uiX6jJD
>1
新スレ乙!!出来たてホヤホヤだね(w
さぁ〜て、保守ガンガるぞっ!!
5名無しさん@ピンキー:04/02/14 09:27 ID:XY2GmXVG
>1
スレ盾モツ!
6名無しさん@ピンキー:04/02/14 22:01 ID:lboNbftK
>1乙ー!!

即死判定何レスだっけか?
7どんぐり(ゼルリナ):04/02/14 23:38 ID:zN9PtZG+
いきなりコテですが、保守に途中まで投下ー。

「いっ、や……あ!」
 襲い来るその手の動きは、もし彼女が平常心を保っていたなら何でもないものだったかも知れない。
 しかし恐怖と嫌悪のまぜこぜになった精神はどういう訳か、女の躰をこの上なく鋭敏にしてしまう。
 挙げ句、この躰に媚薬が働いているならなおのこと。

 触れてくる手の動きがどれだけ稚拙であろうとも、泉からは透明な液体が滾々と溢れ出し、捻り上げられた乳首

は果実のように硬くそそり立つ。
 女が自分の躰で特に大事にしている場所は容赦なく開け広げられ、鮮やかなピンクの花びらの奥で、粘液に守ら

れた宝石は鞘から顔を出していた。

「キレイだぜ、リナのお○○こ……」
「や・めっ……!! あ、あぁあっ?!」
 ゼルの唇が陰核を啄む。既に充血しきってぷっくりと腫れ上がったそこは、ほんの僅かな刺激でさえも、絶頂し

てしまいそうなほどに感じ入ってしまう。
 一度目の大波に腰を浮かせたと思えば、断続的にゼルの舌が真珠を舐る。
 鞘の根本をなぞられている内に、波が鎮まっていく。彼女の呼吸が落ち着き始めると、再び真珠を盾に舐り上げ

る。しかも舌全体を使って、表面をこそげるようにするものだから、まるで柔らかなヤスリをかけられているよう

で、リナは痛みなのか快感なのか分からぬ刺激に、絶叫に近い嬌声を上げ続けた。
「いっ、あ、あぁっ!! や、やめ……やめて、ヤメテ止めてぇっ!!」
 バンダナでベッドヘッドに括り付けられた手首をこれでもかと暴れさせても、それは鈍い音をさせてベッドを少

しばかり揺らすだけ。
 叫ぶ声は風の結界に阻まれることもなく、空気を震わせて屋敷中に響くがその声を聞きつけて助けに来てくれる

ものは居ない。
8どんぐり(ゼルリナ):04/02/14 23:38 ID:zN9PtZG+
 くすんだ色の天蓋から目を逸らし、かび臭いシーツに顔を埋める。溢れた涙がシーツに滲んだ。
 涙に震えた呼吸を繰り返すと、あばらの浮いた胸とリナの花びらが大きく蠢く。
「素直になれよ、リナ。ほんとうは気持ちよくて仕方ないんだろうが?」
 言うと、ゼルの舌が更に奥を穿つ。内壁を直接舐られて、リナの腰が殊更大きく跳ね上がり、ゼルの舌から逃げ

出そうとした。
「ひゃあぁぁ……っ!」
「逃げるな」
 腰をぎっちりと押さえつけられ、一度は抜け落ちたゼルの舌先が、再びリナの膣内に潜り込んでくる。
 ヌプヌプと卑猥な音をさせて、舌がまるでアレのように抜き差しされて、同時に指で陰核を責められた。

「や、だ、ばか……ゼルの馬鹿ぁ……」
 リナの抗議など意に介さず、ゼルの責めは止まない。
 これほどに彼がしつこいのは、もしかしたら彼自身にも媚薬が働いているのだろうかと、リナは何処か遠く思う


 抜き差しされる舌、激しく擦りあげる指、リナの躰を苛む媚薬。
 次第にリナの理性も意識も、感覚の全てがゼルの一挙手一投足に向けられていく。
 触れられる部分が熱い。絶頂が近付く。
「一度イかせてやろうか?」
 脚の間から囁かれた言葉は、酷く甘い毒を含んでいた。
9どんぐり(ゼルリナ):04/02/14 23:39 ID:zN9PtZG+
う、思ったより少なかった。
続きが出来上がり次第。

>>1さん乙!
10名無しさん@ピンキー:04/02/15 01:12 ID:IJ1RfmuD
ヤバイ、凄くイイ!
11名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:00 ID:EDGBpNUy
いつもごちそうさまです。


テンプレに追加しておくべきだったかな
これまでのSSの置き場
2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html

12名無しさん@ピンキー:04/02/15 03:46 ID:NnYChBeF
1さん、乙〜!

そしてさっそくの投下乙&GJ!
13名無しさん@ピンキー:04/02/15 04:35 ID:58G5A6t5
1さん、乙。
どんぐりさんも乙です。相変わらず仕事が早いっす。

他の神はもう降臨されないのかな…
素ルメさんのもっかい読みたい。
色んなカプで萌えさせてくれてマジで尊敬してました。
14名無しさん@ピンキー:04/02/15 06:32 ID:WJCOLjPB
即死回避って30だっけ?

>1とどんぐりさん乙!
15名無しさん@ピンキー:04/02/15 08:51 ID:58G5A6t5
ごめん、エロパロこのスレしか来てないんでわからないんですが、
即死判定とかってどういう意味ですか?どこを調べればいいのやらわからず
不明のままだったりします。
16名無しさん@ピンキー:04/02/15 17:33 ID:HBDnS+nA
>1さん乙!
そしてどんぐりさんグッジョブ!
17名無しさん@ピンキー:04/02/15 20:56 ID:z0Sq8eGx
>>15
http://hhh111.s4.x-beat.com/
エロパロ板ガイド

色々勉強できる場所です
18名無しさん@ピンキー:04/02/15 23:17 ID:na2gPzZ0
>17
( ・∀・)つ〃∩ ヘェー ヘェー ヘェーヘェー
ってことが多くて>15じゃないけど勉強になりました。
19名無しさん@ピンキー:04/02/16 00:41 ID:2riie/lZ
即死回避
20名無しさん@ピンキー:04/02/16 05:06 ID:579+4MPt
即死しないように
水をあげやう !!___
         |30レス|
       ;:〜| ・∀・;;;|)
       ;'  └┬┬┘
     Ψ    ┛┗  【 即死回避マン 】

                回避マン:額に即死回避に必要なレス数がかいてあるぞ!
          ___ / ̄ ̄ ̄ ̄
 :回避完了! :|30レス|
     ,、_,、  ヽ| ・∀・;;;|ノ
    ('∀`)  └┬┬┘
     Ψ     ┛┗
      \__スラワー(スレッドフラワー):即死対象スレ=植物、レス=水だ!
21名無しさん@ピンキー:04/02/16 23:12 ID:bcXQgFbt
あげないでほしゅ
22名無しさん@ピンキー:04/02/17 00:25 ID:pB7lKqDQ
即死回避えんごー!
ここの職人さん(・∀・)イイから期待してます。
23名無しさん@ピンキー:04/02/17 18:31 ID:cUUGJQ5R
エロエロのリナ
24名無しさん@ピンキー:04/02/17 21:59 ID:jed+jq+Z
たまにはエロエロなミリーナとか

ナイカナァ
25名無しさん@ピンキー:04/02/18 00:29 ID:GFbGpGm8
即死回避に
ゼロスの鬼畜ものまたよみたい。
26名無しさん@ピンキー:04/02/18 00:52 ID:n7rP4g5i
なんか【10】神坂一 スレイヤーズ・クロス・シェリフ等他 のスレッドがないんですけど・・・
27名無しさん@ピンキー:04/02/18 07:19 ID:xA0zUGvV
【10】神坂一 スレイヤーズ・クロス・シェリフ等他
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1070721489/

こっちだよな。
28名無しさん@ピンキー:04/02/18 20:00 ID:SuoJ6Ndt
ホッシュホッシュー
どこいってもシェリフがない(´Д`)
29名無しさん@ピンキー:04/02/18 20:01 ID:SuoJ6Ndt
もういっちょホッシュー
よっこらしょ(´Д`)
30名無しさん@ピンキー:04/02/18 22:50 ID:eXkCMGdD
OK、30はゲットしたぜ
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  ) 流石だよな俺ら。
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃
31名無しさん@ピンキー:04/02/19 11:05 ID:nxKw2fgi
即死回避ありがとうキョウダイ!
32名無しさん@ピンキー:04/02/19 22:36 ID:d/1Japwp
アホ兄弟だけどな・・・
33名無しさん@ピンキー:04/02/19 22:48 ID:5h4bFDgV
そんなことより神はまだっすか
34どんぐり(ゼルリナ):04/02/20 01:15 ID:uSGInEyf
>8の続きです。

 睨み付けたい。
 けれど、リナの躰はせつなく疼いて終焉を待ちかねる。
「……て……」
 か細い声は、あのリナの、呪文を唱える声だとは思えないほど頼りない。
「なんだって?」
「……い……イかせ……て……お願い」
 屈辱に震える声で懇願する。
 頭の隅でこのお礼は三倍返しにしていつか返してやるんだからと言い聞かせながら、リナはわざと腰をくねらせ、

男を誘った。
 自分の躰から発せられるみだらなにおいが、一瞬鼻を突いたような気がした。

 ぎしりと古ぼけたベッドが軋んで、ゼルガディスはリナの上へと這い上がってくる。
 関節の浮いた男の指が、するりとリナの頬を滑って落ちる。
 耳朶を掠めたその感触が、次は脇腹へ来るのか、それとも乳房を掴むのかと身を固くしていたが、それはリナの予

想に反して、彼女の栗色の髪を掬い上げた。
35どんぐり(ゼルリナ):04/02/20 01:17 ID:uSGInEyf
「そう簡単にイかせて貰えると思うか?」
 にぃっ、とゼルの唇の端が吊り上がる。
「……そ……んな……っ」
 媚薬に躰を灼かれ、ゼルガディスに弄ばれて辛酸をなめて。
 その終焉も許さないと言うのか。

「嘘だよ」
 笑みの形に歪んだ唇が落ちてくる。
 抵抗を許さないディープキスに舌ごと意識を持って行かれそうになって、リナはきつく拳を固め、掌に爪を食い

込ませた。
「っく……ンッ」
 唇の端から零れた唾液が首筋まで垂れて気持ちが悪い。
 しかしそれよりも、激しいキスの息苦しさよりも、ゼルガディスの手が悪戯に体中を這い回るのが不快で、そして―――気持ちよかった。
36どんぐり(ゼルリナ):04/02/20 01:18 ID:uSGInEyf

 キスに気を取られている隙に、リナの脚の間でゼルが動く。
 薄い胸に寄せられた彼の胸板が邪魔ではっきりとは分からなかったが、淫裂に触れる粘膜の感触を、媚薬に燃えた

身体ははっきりと感じ取っていた。

「んっ、んー……!」
 ゼルのソレがそのまま、一言の断りもなく突き進んでくる。
 口を塞がれたままであるため、リナの声はくぐもった音としか認識されずに、広い空間に虚しくフェードアウトし

ていく。
 無遠慮な侵入者をリナの膣内はぎちぎちに噛み締める。
 男と交わるのは初めてではないが、リナの体躯に比べてゼルのソレは巨きく、慣れない彼女はソレの形が腹に浮き

出ているのではないかと疑うほどだった。

「……凄いな、お前」
 ようやくリナの舌を解放したゼルが、今度は彼女の双乳をくじりながら呟く。
「挿入れただけで、こっちがイきそうだ……名器だって、言われたことあるだろ?」
「……知、るかッ……そんな、こと……ぉ」
 リナが答える前に抽送が始まり、引き抜かれる感覚にリナは引きつれたように背筋を仰け反らし、かび臭い枕に頭

を沈めた。
「んんっ……くぁ…………あ!」
 子宮を突き上げる鈍い衝撃と粘膜同士の摩擦で、快感が静電気みたいにぴりぴりと、体中を駆けめぐる。
 下腹部から沸き上がる電流は、淋しく放って置かれた乳首をせつなく疼かせ、やり場のないもどかしさにリナは戒

められた手をばたつかせた。
37どんぐり(ゼルリナ):04/02/20 01:19 ID:uSGInEyf
「そう暴れなさんなって。手首が折れるぞ」
「……だ、ったら、こ、これ……解い、て、よ……に、逃げた……り、しな……いから……ぁ」
「仕方のない奴だな……」
 錆びたベッドヘッドをギシギシ軋ませるリナの暴れように呆れたのか、ゼルは片手を伸ばして戒めを解く。
 驚くことに、あれほど力を入れてもびくともしなかった結び目はゼルが端を引いただけではらりと解け落ちる。
 きつい戒めに血の流れの堰き止められた手はまだ白く、手首には鮮やかな縄目が刻まれていた。
 ゼルは腰の動きを緩めてその片腕を取り、薄く血の滲んだ手首に舌を這わせる。
 そして慈しむようにその手首を、手の甲を辿って指先を、執拗なほどに指で舌で愛撫した。
「ふ、ぁ」
 直に性器を弄くられるのとは違う快感が、ぞくんと背筋を直撃する。
 指先もさることながら、指の付け根を舐られると、もう声を抑えることも出来ない。
 それに気付いたゼルガディスが、真っ直ぐにリナを見下ろした。指を舐りながら。

「なんだ、お前さん、指が弱いのか」
「…………るさいっ」
 弱点を知られたのが恥ずかしくて、悦楽に酔いそうな浅ましい自分が恥ずかしくて、力の入らない腕でゼルの手を

振り解く。
 ぱたんと力無く、その愛らしい胸に落とされた腕を再び取り上げて、ゼルは悪戯っぽく笑った。
「恥ずかしがる事ぁないさ。指と口だけでもイケるらしいし……もっとも、俺はこっちでイくほうがいいけど、な」
 リナの指先を柔らかく噛んだまま、ゼルはいきなり腰を突き出した。
「ひゃ・あぁっ?!」
 それまで緩慢だった刺激が、急に針のような鋭さを帯びる。
「あっ、あ、ヤ、駄目……そんなっ、は、激し……ッ!」
 脳天まで響いてくる突き上げに、いつもは滑らかすぎるリナの舌も回らない。
 涙の幕の向こう側、目の前で自分の指を唾液まみれにさせている男の顔が酷く官能的に見えて、目を奪われた。
38どんぐり(ゼルリナ):04/02/20 01:20 ID:uSGInEyf
 そんなリナの視線に気付いたのか、腰を打ち付ける激しさは変わらないままに、ゼルガディスは上体を倒してリナ

との貌の距離を急激に狭める。
 他人の指をくわえ、舐めしゃぶる、その舌の動きと表情。
「……舐めて」
 ゼルの声がいつになく甘く、耳朶を打つ。
 間近に迫ったゼルガディスの表情に当てられたのか、それとも突き上げられる快感に狂わされたのか。
 荒い呼吸と嬌声を吐き出す唇にゼルの硬い指があてがわれても、リナはためらいもせずに舌を差し出した。

 躰のそこかしこが熱い。
 縛られていた手はまだ少し冷たかったが、それ以外の場所は燃えそうに熱い。
 腰を揺さぶられるたびに淡い胸が前後に揺れて、ゼルの胸板に擦れる。
 接吻できそうなほどに近づけられた顔の間、互いに互いの指を舐り合う。
 自由を取り戻しつつあったもう片方の手をようやく持ち上げて、唇の隙間に指を差し込んだゼルの手に、そっと添

えた。
39どんぐり(ゼルリナ):04/02/20 01:21 ID:uSGInEyf
 舌が絡んでいるのか、指が絡んでいるのか分からなくなってくる。
 ねばついた唾液が透明な橋を架け、音もなく消えていく。
「んっ……あァ……あ」
 あれほど拒絶していた性交なのに、今は自らソレを望んでいるように思える。
 否、事実、望んでいるのだ。

 腰を打ち合う速度が速まっていく。
 躰同士のぶつかる音、古びたベッドの軋む音、そして荒く濡れた吐息と嬌声に混じって粘ついた水音が微かに聞こ

えるのは、指を舐る舌の所為か。

「んんっ、ん、んぅああぁああぁぁぁ……!!」
 口に滑り込んできたのが舌なのか指なのかも分からない。
 きつくベッドに押しつけられ、隙間無く寄せられた躰。
 絶頂の瞬間、無意識にもっと深く繋がりたくて、ゼルの腰へと足を絡ませる。
「あ……あ」
 言葉など何も出てこなくて、ただ躰の奥を満たす熱を、リナは受け止める。
 熱に浮かされた合成獣の顔を、薄く開いた視界に収めたまま。
40どんぐり(ゼルリナ):04/02/20 01:22 ID:uSGInEyf
 ふたりは廃墟に似つかわしいにおいの毛布にくるまって、行為の余韻に浸っていた。
 先程まで作用していた媚薬はどうにかその効果を薄めつつあるようで、あれほど熱かった躰も、狂おしいほどの疼

きも、次第になりをひそめていく。
 どういう訳か、済ませた後もゼルガディスはリナの手を離さず、今なお緩慢な動作でリナの指を撫で続けていた。
「……ゼル、手……」
 離して、と言う前に、ゼルは小さく「悪かったな」と呟いた。
 謝罪にしてはあまりに慇懃なその態度に、リナは「はぁ?」と聞き返す。
「謝るくらいなら最初からしないで」
「勘違いするなよ、リナ。
 俺が言ったのは手首の傷だ。一眠りしたら治癒(リカバリィ)かけてやるが……
 大体な、こんなハメになったのはお前さんの所為だろうが」

 言われてリナはぎくっと身を竦ませた。
 考えてみれば、この廃墟(元は怪しげな薬剤師の屋敷だったらしい)を探索中に、彼女が薬品棚を倒したのが原因

だ。
「あ、あれは……そのぅ……事故、そう、事故よ、事故! あたしに責任はないわ」
「薬品棚が開かないからって蹴りを入れるのは過失だろう」
 お陰で、床に撒き散らされた薬品の一部が二人にかかったのだ。
 付け加えるなら、リナを庇ったゼルガディスの方が、余計に。
 そしてその薬品が、屋敷の元の持ち主が調合した媚薬だったと言うわけだ。

「本当ならもう少し、詫びを入れてもらいたいところなんだ。
 ……手ぐらい好きに触らせろ」

 結局リナは何も言い返せなくて、ゼルの肩に額を押しつけた。
 ふて寝しようと眼を閉じると、ゼルの指の感触だけが鮮やかに浮き上がる。
(ま、いいか……)
 舌で愛撫されるのとは違う優しい心地よさに、リナはゆっくりと眠りに吸い込まれていった。
41どんぐり:04/02/20 01:25 ID:uSGInEyf
終わりです。
なんだか表現がパターン化してきた上
即死回避に間に合いませんでした。ガク。
神の降臨を待ちつつ修行してきます。
42名無しさん@ピンキー:04/02/21 18:08 ID:NDu0tt+n
やったーーーーーー!!!
どんぐりさん乙カレーです!!
43名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:19 ID:VQue/zEs
どんぐりさん乙ー!
ゼルの最後の一言に萌え(*´д`)
44名無しさん@ピンキー:04/02/22 12:58 ID:Xi10pivT
どんぐりさん萌え〜
どんぐりさんが神なんだから〜(^^)
むふふ。
45名無しさん@ピンキー:04/02/23 22:40 ID:nHgwo25y
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
どんぐり神降臨!!!
萌え死ぬかと思いますた
46名無しさん@ピンキー:04/02/25 18:46 ID:Fm3oyZRM
スレイヤーズの世界地図が欲しい。
47名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:26 ID:ANrUxH4Y
48名無しさん@ピンキー:04/03/02 11:37 ID:9+e+4v4P
49名無しさん@ピンキー:04/03/05 22:55 ID:EiymLPpW
ガウリナよみたい・・・神マダー?
50名無しさん@ピンキー:04/03/06 19:56 ID:YgtbanyL
>>49
おいらも待ってる・・・
ガウリナの神様・・・よゐこで待っているのでw
気が向いたらでいいから降臨ぷりーず!

51名無しさん@ピンキー:04/03/08 02:35 ID:yRCIY54K
ゼロス鬼畜もの読みたいです。
お願い神様。

...神より悪魔に頼むべきか?
52名無しさん@ピンキー:04/03/08 10:47 ID:KyOxLSiO
獣王様、いえ、部下Sに頼むべきでしょう。

ゼロス鬼畜物〜!!読みたい!
あとガウリナでもいいです。

神、もしくは魔族、降臨期待。
53名無しさん@ピンキー:04/03/08 21:03 ID:hqYuln8E
ゼロス鬼畜と聞いて、構想がゼロアメしか思いつかんかった……
獣王様にご子息をお貸し願えるか。

……L様だったら問答無用に貸してくれそう。
54名無しさん@ピンキー:04/03/10 22:58 ID:ZIgl7tj4
ガウリナとゼロス鬼畜物(できればゼロアメかゼロフィリ)の神様降臨キボン。
55このは#:04/03/12 17:11 ID:FDkhloCk
同人版でぼそりとつぶやいた萌えを、こちらへ
誘導されましたので、うpします。

すみません、いまのところ需要のないリナリンカーン物です。
ちょっと鬼畜ゼロス絡みです。
56このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/12 17:13 ID:FDkhloCk
あれ?トリップ付かない。もういちど書き込んでみます。
57このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/12 17:14 ID:FDkhloCk
ではどうぞ。

*************

わけがわからない。
どうしてあたしはこんな男どもに簡単に組み敷かれているのか。
どうして下半身だけ裸にされて男たちの好色な目に晒されて
いるのか。
……どうしてそれだけのことで、あたしは溶けるほどに感じて
しまっているのか。


「なんだあ? てめえは」
「はい、謎の神官とでも思っていただければ」
「自分で『謎の』もないもんだ。用事がねえならアジトに近づくんじゃねえよ」
「今晩、リナ=インバースがあなた方を襲いに来ます」
「なんだとっ!」
いっせいに男たちが浮き足立つ。
「おい、宝をまとめろ。逃げる準備だ」
「逃げるったって、今からどこに。もう日は暮れちまってんだぞ」
謎の神官は落ちついた声で言った。
「お待ち下さい。今日ここへ来るリナ=インバースは、魔法が使えない」
「なに?」
「彼女は剣の腕もたちますが、あなたがたが一斉に襲いかかれば問題ない
はずです」
「それは、本当なんだな?」
「ええ。日頃怖がらされている彼女に一泡吹かせるいい機会だと思いますが?」
「む……それもそうだな」
「犯してあげてください」
謎の神官は妖しい笑みを浮かべた。
「彼女の『女』の部分を充分に味わい尽くして下さい」
58このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/12 17:15 ID:FDkhloCk
夕食時。
「あーっ、ゼロスだけデザート頼んでる!」
「気づかれましたか」
「美味しそう。ラズベリーに似ているけど、何の果物?」
「良かったら、残りは差し上げます」
「さんきゅ。んー、甘酸っぱくて美味しい」

リナは、盗賊のアジトを前にして、口の中で呪文を詠唱していた。最初は派手にぶちかますのが彼女の趣味。
「暴爆呪(ブラスト・ボム)!」
しかし、炎の塊どころか、煙一筋上がらなかった。
「あ、あれ? 呪文の詠唱間違えたかな。えーと……」
その時、アジトの中から男たちがぞろぞろと出てきた。
「本当に、来やがったぜ」
「魔法も、使えないみたいだな」
「飛びかかれ! 押さえつけろ」
「なっ、なっ、えーと、火炎球(ファイヤー・ボール)!」
呪文は発動せず、リナは冷たく固い地面に押し倒された。
59このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/12 17:16 ID:FDkhloCk

荒々しい何本もの手がリナの小さな胸をはい回る。
「へへ、乳首立ててるぜ、こいつ」
「下の方はどうかな?」
ズボンと下着が一気に引き下ろされる。
(あ……見られてる。こんな、こんな奴らなんかに……)
悔しさと羞恥心でリナは頬を赤らめた。しかし、その気持ちが、
脚のあいだをしびれるほどに熱くした。
「なんだ、もうとろとろじゃねえか」
「良く見えねえな。もうすこし松明を近づけろ」
灯りにてらてらと光るリナの濡れた花弁。
「俺たちに見られて感じてんのか?」
男の一人が、太い指をリナの花心に滑り込ませた。
「信じられねえ……こいつ、初物だぜ」
「男を知らないくせに、こんなに濡らしてんのかよ」
「一人遊びは覚えてたんじゃねえのか?」
下卑た笑い声が男たちから上がる。
「やめて……」
リナのか細い声は、それにかき消されてしまう。
(何とか、何とかするのよ、リナ。そう、簡単な呪文なら……)
「爆煙舞(バースト・ロンド)!」
何も起こらない。
「往生際が悪いな。こういう女は、一度イカせてやるとおとなしくなるんだよ」
盗賊のボスが、リナの無理矢理広げられた脚の間に身体を割り込ませた。
男根の先端がリナの花びらにめり込んでいく。
60このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/12 17:17 ID:FDkhloCk

「い、痛い!……やめてぇぇ!」
リナの高い叫び声と共に、ボスの男根に血の流れが絡まった。
「なるほど、本当に初物か。でも安心しな。すぐに良くしてやるよ」
血と愛液が混じり合ったものを小さな芽に擦りつけられる。ボスは、親指で、次第に腫れてくる芽をこすり、それと同時に自分の腰も動かした。
「あ……っ、痛……ああっ、こんな……いやぁ……」
リナは押さえつけられた手首を必死で動かす。しかし、男に本気で押さえ込まれ、抵抗はかなわなかった。
「ああっ……あ、ああ」
リナの声に艶が混じる。ボスの動きが速くなる。すっかり大きくなった肉芽を、
ボスの親指とひとさし指が責め立てた。
「あああーっ!」
リナの花弁から温かい愛液が大量にこぼれ、リナは頂点に上り詰めた。
それと同時に、ボスが自分の液をリナの中に吐き出す。
「へへ……最高だったぜ、盗賊殺し(ロバーズ・キラー)のリナさんよ」
「ああ、たまんねえ。俺、この娘の口を借りてもいいですか」
「食いちぎられないように、奥まで入れてやれ」
「やっ……」
抵抗空しく、リナは鼻をつままれ、薄く開いた唇に男性器を突っ込まれた。
舌の抵抗する動きが、かえって男に快楽を与える。その間にも、リナの花弁には
別の男が入り込んでいた。
「う、う、ふうー……」
「気持ちいいか、リナ=インバース。いつも男を苛めてる罰だ。
でも、こんなに感じられたんじゃ、罰にはならないな……
出すぞ。口の中と、あそこの中、同時に出すぞ」
リナは、白濁液にまみれた。その瞳には涙が浮かぶ。
「赤ちゃん、できちゃう……」
「おう、俺たちの子をしっかり孕めよ。そして、盗賊荒らしはやめるこったな」
「ひどい……」
その後何人もの男が、リナの唇と花弁を犯した。
もう手は押さえつけられていないが、リナは抵抗する気力すら無くしていた。
61このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/12 17:18 ID:FDkhloCk
ぼろぼろの服を身体の上にかぶせられ、草原にうち捨てられたリナは、
不意に現れた気配に、必死で隠そうと身体をくねらせた。
「これはこれは。ひどい目に遭われたようですね」
「ゼロス……お願い。このことはガウリイたちには黙っておいて」
「僕はかまいませんよ」
「……ありがとう」
「それで? 顔もろくにおぼえていない男性の子供を妊娠する気ですか?」
「あ……そうだ。どうしよう。あんなにされて……きっと、子供、できちゃう」
「僕が消毒して差し上げましょうか?」
「……消毒?」
「魔族の精液は人間の精液より生命力が強いんです。後から流し込まれても、
リナさんの中にある盗賊どもの精液なんか、蹴散らしちゃいますよ」
「わかった。お願い、あんたのをちょうだい」
リナは、ゼロスの服を脱がせて、夢中でその性器を舐めた。
「リナさん、もう充分ですよ……」
「待って。今、あたしの中、あいつらのでどろどろだから……」
「掻きだしてさしあげます」
ゼロスは、長く冷たい指を、リナの中に差し込んだ。
「あっあ」
リナのからだが跳ね上がる。
「これだけで感じるんですか? 大変なことになりそうですね」
そそぎ込まれた精液を掻きだして、ゼロスはリナの中に入った。
「リナさん、十数人に犯された後だとは思えない。すごく、締め付けてきます……」
「ゼロス、あたしの中に思いっきり出して。あいつらの精子を殺して……」
「はい」
ゼロスは、くすりと微笑んだ。
(あの果物が魔法を封じたとも知らずに……それに、あれは催淫剤でもあるんですよ)
「早く、ちょうだい……」
(僕の子供を孕んでもらいますよ、リナさん)
62このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/12 17:20 ID:FDkhloCk
以上です。まったく需要がないところ、スミマセン……。
陵辱物嫌いという方にもスミマセン。

早く、ガウリナ神かゼロアメ、ゼロフィリ神に
降臨して欲しいものです……。
63名無しさん@ピンキー:04/03/13 00:10 ID:+2ceHHoR
神、いや、リンカーンだから魔族かもしれないが
キタ─────(゜∀゜)──────!!!!!

需要なくないですよ!ゼロス鬼畜イイ
64名無しさん@ピンキー:04/03/13 01:46 ID:7hzUgb7K
日輪が昇れば光が満ちる! SSが来れば需要が生まれる!
陵辱輪姦もエロけりゃ良しっ! このはさん、ぐっじょぶです! とうっ!

・・
・・・
ぐしゃみりずどごがっ! ぽてん。
65このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:13 ID:rSTCF4AA
あのう……誰もいらっしゃらないのでしたら、
手すさびに書いたゼルリナうpしてしまいましょうか。

引き続き、神の登場を待つ身の一人として。

ゼロリナ、ゼルアメ前提のゼルリナです。(ややこしい)
では、ドゾ
*************
「こんばんは」
月のない、暗い夜。星の僅かな明かりだけでは、窓からの訪問者の姿は見えない。
訪問者は窓枠に腰掛け、細い脚を組む。
「久しぶりね、ゼル」
その甘い声。二度と聞けないだろうと、諦めていた声。
「───リナか」
「そうよ」
音を立てずに、高い窓枠から、床へ飛び降りる。さらに深い闇が、
訪問者の身体を包み込む。長い髪がふわりと揺れたことが、風と匂いで伝わってくる。
「何をしに来た。お前は、ゼロスのものになったんじゃなかったのか」

『あたし、ゼロスと行く。だから、あんたには二度と会えない』
数十年前に聞いた言葉が、今でも鮮やかによみがえる。

それは恋じゃないと思っていた。
愛じゃないと思っていた。
だから、無くしても平気だと思っていた。
66このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:14 ID:rSTCF4AA
『あたし、』
恋なんてしていない。
『ゼロスと行く。』
愛してない。
『二度と』
なぜ、
『会えない』
こんなに心が痛いんだろう。

きっと、心の一部を彼女のために開けておいたから。

初めて逢ったときから、惹かれ続けていたから。
たぶん、恋じゃないとしても。

リナは、音を立てずに歩き、そっとゼルガディスのベッドに滑り込んでくる。
冷たい、小さな手がゼルガディスの頬に触れる。
「キメラを元に戻す方法、結局見つからなかったのね」
「お前には、分かるのか?」
「……ううん。ただ聞いてみただけ。だから、ゼルは一生アメリアのお城へは
行ってあげなかった」
「……ああ」
「後悔してる?」
「哀しい」
「そうよね。アメリアに、恋してた?」
「たぶん」
「アメリアも、ずっとあんたを待ってたわ。でも、半分諦めてもいたみたいね。
最期のやまいにかかったとき、アメリアは言ってたもの。『決して手に入らない
もの……どうしてひとは、そういうものを望んでしまうんでしょうね』って」
67このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:14 ID:rSTCF4AA
「で、どうしてお前はここに来たんだ。俺には、お前にしてやれることなんて
何もないぞ」
「でも、あたしがあんたにしてやれることはあるわよね? ゼル」
「何の……つもりだ」
闇の中で、リナはゼルガディスのパジャマのボタンをそっと外し始めた。
「あんたの中にずっとあった、あたしのための場所。あたしのための空白」
「違う……」
「何が違うの?」
「お前はガウリイの旦那のものだとずっと思っていた。だけど、お前はゼロスを
選んだ。そして、忌まわしい契約を交わして、かりそめの不老不死を手に入れた」
「そうよ」
リナはゼルガディスの肩から、パジャマをやさしく引き抜く。
「でも、あんたは待っててくれたでしょ? こういう夜が来るのを」
「それは、我が儘な俺の気持ちだ。現実のものにしようとは思ってない。帰れ。
ゼロスだって、お前がこんなところにいるのを許さないはずだ」
「ゼロスはね、今夜は獣王様のお仕事で、帰っては来ないわ。
ねえ、はっきり言って。こういう夜が来るのを信じていてくれたでしょ?」
「……ああ」
「あたしたちは、今夜、一度だけ過ちを犯しましょう……」
68このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:15 ID:rSTCF4AA
花の匂いのする小さくて柔らかな身体を抱きしめる。リナは、
エルフと同じ形をした、ゼルガディスの尖った耳に、舌を寄せる。
「くっ……」
「気持ちいい?」
「妙な気分だ」
「妙?」
リナが首を傾げるのが分かった。
「俺は、俺の想像の中で何度もお前を抱いた。今、この時間が俺の妄想じゃないと、
誰が保証してくれる? そもそも、お前は本当にお前なのか?」
くすくすと笑い声が響いた。
「誰も、何も保証してはくれないわ。だから、その身体で感じ取って。
この夜を身体に刻み込んで」
リナの舌が、ゼルガディスの胸の突起に触れる。
「あ…あ」
「そうよ。もっと感じて。この夜は一度しか訪れない。覚えていてね、この感触を」
リナの舌は、執拗に乳首を責めていたが、不意にそこを離れ、
ゼルガディスのズボンをくわえた。
「リナ……」
「口で、脱がせてあげる」
リナは器用にボタンに噛みつき、全て外すと、ズボンを引き下ろした。
そのまま下着の上からゼルガディスを愛撫する。
69このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:16 ID:rSTCF4AA
「や……めろ。もう……」
「どうして? 気持ち、よくない?」
「俺もお前に触れたいんだ」
「ふうん……」
目に慣れない闇の中で、リナが微笑んだ、気がした。
「じゃあ、あたしの服を脱がせて……」
ゼルガディスは、リナの薄い生地のワンピースのボタンを一つ一つ外す。
情熱のたがを外す。
「ライティ……」
「駄目よ」
リナに唇で口を塞がれる。
「今日は月すらあたしたちを見ない。闇の中だけであたしを感じなさい」
「お前が着ていたこの服が、何色か見たかったんだ」
「黒よ。この闇と同じ色」
ゼルガディスは、リナの小さな乳房に触れ、その先端が尖っているのを感じる。
理性が崩れ、ゼルガディスはリナの乳房にむしゃぶりつき、歯を立てた。
「ああ……」
リナの甘い声が、さらに理性を削り取る。指を、リナの下着に滑り込ませる。
「ん……あっ」
そこはもう充分に潤っていた。指に絡まる蜜を、ゼルガディスは舐めた。
「やだ、何してるのよ……」
「感じてるのか」
「分かるでしょ。ゼルに……感じてるの」
ゼルガディスは指を一本、リナの花びらに入れた。蜜がさらに溢れ、
柔らかな粘膜が指を締めつけた。
70このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:16 ID:rSTCF4AA
「あ……あ、ゼル……意地悪……しないで」
「もっと欲しいのか?」
指を二本に増やす。
「ああっ」
リナの身体がびくん、と跳ねた。
「ゼル……ゼルが欲しい」
「性急だな」
「あたし……口でしてあげる……」
リナは、身体を起こすと、ゼルガディスの脚の間に割り込み、
ゼルガディス自身をくわえた。
「んっ……ふ、んん……」
きつく吸い上げられ、一瞬出してしまいそうになる。
「リナ……も……やめろ。持たない」
「いいのよ。……夜はまだ長いわ。一度くらい、口にちょうだい」
そういって、リナはさらに激しく責めてきた。
「ふふ……ゼルのここ、泣いてる。塩辛くて、透明な涙で……」
先走りを舐め取られ、陰嚢を柔らかく揉まれる。
「あ、だんだん、太くなって……」
「もう……駄目だ、リナ、出すぞ」
リナの喉の奥に、ゼルガディスの精液が叩きつけられた。
「んっ……ん」
リナは、ゼルガディスを口に含んだまま、その温かい液体を飲み干した。
71このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:17 ID:rSTCF4AA
「もう……いい。口を離せ」
くぐもった声でリナが答える。
「やだ……もう一度、おっきくする」
そしてリナは、小さな唇で、ゼルガディスの肉茎をしごき始めた。
それは、またすぐに勢いを取り戻し、リナの口の中をいっぱいにした。
「んんっ……」
ぴちゃ、くちゅ、と絶え間ない水音。
「リナ、お前……自分でしてたのか」
リナは、空いた手で自分の花弁と芽をもてあそんでいた。
「だって……ゼルが欲しくてたまらないんだもん……」
こみ上げるいとおしさ。
「わかった。リナ、本当にいいんだな?」
「いいに決まってるでしょ……でも、ゼルのそういうとこ、あたし好きよ。大好き」
ゼルガディスは、哀しいほどに細くて柔らかい、
数十年前の少女のままの身体のリナをベッドに押さえつける。
そして、脚をかかえ、リナの中に入った。
「ああっ……ゼル、すごく、気持ちいい……」
「リ、リナ……いいぞ……」
ゆっくり動いているだけで、達してしまいそうになるのを、
ゼルガディスは必死でこらえた。そして、身体の下のリナに口づける。
その唇から、一筋唾液が頬に伝っている。リナは、自分から腰を擦りつけ、
嬌声をあげる。
「あ、ああん、ゼル、いっちゃう……いっちゃうよお…ゼルも……一緒に……」
リナの身体が震えた。
「あああ……!」
びくびく痙攣する膣の刺激で、ゼルガディスも達した。
「うっ……リナ……好き……だ」
72このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:18 ID:rSTCF4AA
その後も何度か抱き合って、二人は荒い息をついてベッドに横たわった。
「……ねえ、今夜のこと、忘れないわよね」
「忘れようったって忘れられるか」
「あたし、とっても良かったわよね?」
「ああ。最高の女だ」

「あたしのこと、少しは好きでいてくれたのよね?」

「少しじゃない。リナ、ずっと、心の中にお前だけの場所があったんだ」

リナは、ゼルガディスに口づけると、床に散らばった服を身につけた。
「もう……行くのか」
「夜明けが近いもの。あたしの姿を見られたくないの」
「俺は、お前が見たい。もう少しだけここにいてくれないか」
「だーめ」
リナはくすりと笑った。
「あたしはゼロスを、あんたはアメリアを裏切った。月の生まれていない、
この夜だけに許された、たちの悪い想い出。あたしは行くわ。朝日が昇ったら、
あたしは思い出の中だけに存在する、架空の存在になるわ」
73このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:18 ID:rSTCF4AA
そして、リナは遠い昔のように、あの言葉を口にする。
「もう、あんたとは二度と逢えない」
「リナ……」
ゼルガディスは手をのばした。だが、リナがいた空間は既にからっぽだった。
ゼルガディスは、リナに脱がされた部屋着を身につけ、ベッドに横になった。
すぐに、暁の光が部屋に満ちた。
(暁の光……)
それは、リナの瞳の色。
(せめて……瞳の色くらい見たかった)
そして、ゼルガディスはほんの少しだけ涙を流した。彼女のための空間は
満たされたが、彼女を求める心は今でも残っていたから。
「リナ」
口に出す。それは、形のない呪文のように思えた。
「リナ……」
新月の恋人。今度こそ、たぶん、もう二度と逢えない。
74このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/14 17:21 ID:rSTCF4AA
*************
えー、以上です。
ちょっとゼルが乙女入ってますね。
このSSは、自分のサイトにうpしようとしていたものを
そのまま流用しました。だから、エロ以外のところに
変な力が入っちゃってるかも知れません。
どうぞご勘弁を。

それでは、神の登場をまつ者の一人に返ります。
75名無しさん@ピンキー:04/03/15 15:33 ID:jhMTYFoR
GJ!!
あんたも立派に神だよ!
76名無しさん@ピンキー:04/03/16 19:11 ID:1+IAI087
神様!
良すぎてくらくらしました・・・。
77名無しさん@ピンキー:04/03/17 01:02 ID:OvvhGE9G
なんつーか、とてもリリカルでしっとりした感じ。
このはさん、いいお話をありがとう。
78名無しさん@ピンキー:04/03/26 01:01 ID:Du44kcoH
ガウリナ神がいないな…と思ったが、
考えたらガウリナエロは他に発表の場が沢山あるのでここには投下しないかも知れない、
と言う事にふと気付いた _| ̄|○
79名無しさん@Linuxザウルス:04/03/27 07:02 ID:CHvde/oI
ガウリナのパラレル(現代版)とかは、どうかな?
80名無しさん@ピンキー:04/03/27 11:00 ID:qrxyKhuU
>79
激しくきぼん!!
81名無しさん@ピンキー:04/03/27 11:55 ID:rGm1Zlt0
>>79
漏れもキボン
82名無しさん@ピンキー:04/03/29 11:41 ID:OBygpagW
むかしスレイヤーズがアニメ化する前に、ドラマガでやったウソ特集の設定でキボン。


魔法少女プリティーリナ
83名無しさん@ピンキー:04/03/29 16:59 ID:4jOyhq2Y
えっと、リナが魔女っ子で現代版学生生活な奴か。
すまん、ガウリイ先輩以外の配役覚えとらん。


…個人的にはガウリイ先生リナ女子高生が好(どぐしゃっ
84名無しさん@ピンキー:04/03/29 18:53 ID:W/7TNXQq
アメリア×ゼル
が読みたいのう
85このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:13 ID:arRvAmOl
ガウリイ先生と魔法少女リナちゃんのお話です。
ご期待にはぜんぜん沿ってないとは思うのですが、
一気にかき上げてしまったのでうpします。
苦情はどんどん言ってやって下さい。
86このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:16 ID:arRvAmOl
「きゃああ! 誰か助けて!!」
「いいじゃねえか、姉ちゃん。さあ早くこっちへ…… ……? 何だお前は」
「嫌がっている女の子を無理矢理連れ去ろうとするスケベニンゲンには、
それなりのお仕置きが必要みたいね」
「……って、なんて格好してんだ、お前は。何者だ」
少女が身にまとっているのは、フィギュア選手のような、
一昔前の美少女戦士のような、露出度の高いピンクのコスチューム。
手に持っているのは可愛らしいバトン。
「何者か、と問われたら、答えてあげるが世の情け。
魔法少女プリティーリナ、ただいま参上。あんたの悪事もこれまでよ」
だるそうに少女は名乗った。
男に腕を掴まれていた女性は、唖然としていたが、男の腕をふりほどいて、
くるりとリナの後ろに回り込む。
「助けて下さるのですか、ファンシーリナさん」
「“プリティー”リナ。これ以上名前間違えたら、助けてあげないからねっ!」
「おい、イカレた格好した小娘。お前がどうやって俺にお仕置きするのかな。
俺の方がお前をお仕置きしたいところだが。それにしても、
そういうコスチュームはもう少し胸のある女が着るもん……」
「火炎球(ファイアー・ボール)!!」
バトンから炎が噴き出す。
「うっぎゃあああっ」
顔にまともに火炎を喰らった男は、倒れ込む。
「こっちよ」
“プリティーリナ”は女性の手を掴んで、裏道を走りだした。
87このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:17 ID:arRvAmOl
「あの……大通りに出た方が危険も少ないのでは」
「だああっ! あたしはこのカッコで大通りなんかに出たくないの!
 ……はい、ついたわ」
「着いたって……交番?」
「後は親切なお巡りさんに任せるわ。じゃあね」
「あの……せめてお名前を」
「言ったでしょ」
「そうじゃなくて、本名を。お礼をしたいです」
「お礼なんかは求めていないわ。さよなら」
“魔法少女プリティーリナ”は、「翔風界(レイ・ウィング)!」と唱えると、
青い空へと姿を消した。
「あの……大通りに出た方が危険も少ないのでは」
「だああっ! あたしはこのカッコで大通りなんかに出たくないの!
 ……はい、ついたわ」
「着いたって……交番?」
「後は親切なお巡りさんに任せるわ。じゃあね」
「あの……せめてお名前を」
「言ったでしょ」
「そうじゃなくて、本名を。お礼をしたいです」
「お礼なんかは求めていないわ。さよなら」
“魔法少女プリティーリナ”は、「翔風界(レイ・ウィング)!」と唱えると、
青い空へと姿を消した。
88このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:18 ID:arRvAmOl
「ったく、何で人助けするのにいちいちこのコスチュームに着替えなきゃいけないんだろ。魔導士協会の命令とは言え、嫌になっちゃうな」
リナは、人通りのない行き止まりで、ピンクのコスチュームを脱ぎ、
学校の制服に着替えていた。セーラー服のファスナーを閉める。
「これでよし、と……」
リナは、気づいていなかった。そんな自分をずっと見つめる目があったことに。
ぱちぱちぱち、と拍手の音がした。
「リナ=インバース! すごいじゃないか、先生見直したぞ」
「ガ、ガブリエフ先生……」
思いがけない観客の登場に、リナは冷や汗を流した。
「あ、あの、どこから見てたんですか」
「お前が、ゴロツキから女性を助けるところからだ。
俺の担任している生徒が、正義の味方だなんて誇らしいな」
「その後、あたしは空を飛んで……」
「ああ、足の速さには、俺自信あるんだ」
「なんてこと! 男の人に変身後の姿を見られるなんて」
「あ……まずかったのか? 俺、誰にも言わないぞ。
あの恥ずかしいコスチュームの事だって……」
89このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:18 ID:arRvAmOl
「コスチュームのことは言わないでください! 頼むから。それより……」
「それより、なんだ」
「先生。今からホテルに行きましょう」
「は?」
ガウリイ=ガブリエフはぽかんとした。
「ホテル代、あたしが持ちます」
「おい、突然何を……」
「変身後の姿を、変身していないところを知っている男性に見られた魔法少女は、
口止めとして、その男性と寝なきゃいけないんです。魔法使いの決まりなんです」
「決まりってなあ……俺とお前は教師と生徒だし、まずいんじゃ……」
「魔導士協会の決まりを破るほうが、あたしとしてはよっぽどまずいんです!」
そして、深紅の瞳をあげる。
「それとも、あたし、魅力無いですか?」
夕暮れの光に、栗色の長い髪と、紅い瞳がきらめく。
「どうしても、なんだな……」
「はい。どうしても、です」
「分かった。それでお前が助けられるなら」
ガウリイはリナの小さな手を掴んだ。
「ホテル代は俺が持つよ。シティホテルに連れていってやりたいところだが、
さすがにお前が制服じゃまずいよな。ラブホテルでいいか。
それと、頼みがあるんだが」
「何でも聞きます」
「さっきの、魔法少女の衣装でさせてくれないか。あれ、けっこう、ぐっときてな」
「……構いませんけど……先生って……」
90このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:19 ID:arRvAmOl
寂れたラブホテルの一室で、リナはバスルームに入り、魔法少女のコスチュームを
身につけた。
「これでいいですか」
「ほんとに、いいんだな。後で嫌だって言っても聞かないぞ。
お前が、可愛すぎるから……」
ガウリイは、リナを広いダブルベッドに押し倒した。
薄いコスチュームの生地の上から、胸に舌をはわせる。
「ああっ……せんせ……」
「可愛いぞ、リナ。布の上からでも、乳首が勃ってるって分かる」
「そんな……あ、先生……」
脇腹をすうっとなで上げられ、リナの全身が粟立つ。
「ああんっ……」
「これ、どこから脱がせばいいんだ」
「んっ……引っ張って、脱がせて下さい……結構伸びますから……」
ガウリイは胸元の生地を引っ張って、リナの小さな乳房をあらわにする。そして噛みつく。
「リナ…リナ。俺のに…触れてくれ」
ガウリイのそれは、ズボンの下で固くなっていた。
リナの幼い手が、おずおずとそれに触れる。
「やだ……おっきい」
「リナ、初めてか?」
「はい……」
「出来るだけ、痛くなくしてやるからな」
ガウリイは、執拗に乳首に歯を立てながら、リナの下半身をあらわにした。
ズボンのファスナーを下げ、勃ちあがった自身を引っぱり出す。
91このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:19 ID:arRvAmOl
「やっ……無理……」
「大丈夫だ。それに、こうしないと、お前は……なんだ、
魔導士のルールに反することになるんだろう?」
ガウリイは指をリナの花弁に滑らせた。そこは、蜜を滴らせるほどに潤っていた。
「これだけ濡れてれば大丈夫だ。でも、その前に……」
「やだ、先生、きたな……」
「女のここは汚くなんかないんだ」
舌をとがらせ、花弁の中心に突き立てる。時折、その上の芽を舐めあげる。
「あっ…あっ……あああっ!!」
リナは、初めて感じた浮遊感に、意識をさまよわせる。
「一人でいたずらしたこともなかったのか?」
「そんな……やっ、そこ、びくびくってなっちゃう……さわらないで」
リナの花心は、自らの蜜とガウリイの唾液で洪水になっていた。
「じゃあ、いくぞ」
ガウリイの先端が、リナへ入ってくる。しかし、充分に感じさせられたリナは、
痛みと共に新たな快感を感じていた。
「あ……いた…い、でも……」
「気持ちいいか?」
「や……ふうっ……うん」
「一気にいくからな。それが一番痛みが少ない」
ガウリイは、一息に腰を進めた。
「あああっ!!!」
愛液に、破瓜の血が混じる。
92このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:20 ID:arRvAmOl
「つらいか?」
「いえ……大丈夫…です。先生も、感じて……」
「そんな健気なこと言われると、もっとお前を苛めたくなるな」
痛みと快楽に腫れあがった芽を、擦るように腰を動かす。
「ああ……また、変になっちゃう……」
「変になっていいんだよ。俺も、限界だ……外に出すから、安心しろ」
「魔女は……妊娠しないんです。中に……ください」
「あ……ああ、出すぞ」
リナの肉襞がきゅっとガウリイ自身を締めつけた。
ガウリイは、荒い息をついて、少女の中に射精した。

「これで、黙っててくれますよね」
「そうだな。どうしようかな」
「せ、先生!」
「冗談だよ。生徒のお前に手を出したこと自体、本来なら許されないことだからな」
制服を身にまとったリナの前髪を、ガウリイはくしゃくしゃとかき回した。

それから数日。放課後。
「せんせ♪」
「リナ……どうかしたのか」
「また、あれ、してくれませんか?」
リナは、蠱惑的な笑みで、そう言った。
93このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:24 ID:arRvAmOl
以上です。なんだか、皆さんの意見をいろいろと
取り混ぜてしまいました。
・魔法少女リナ
・現代物
・ガウリイ先生リナ女子高生
これだけヒントがあれば、何となく一本仕上がっちゃった
のですが、せっかくの設定、上手い方ならもっと
面白くできたんじゃないか…と思うとガクブルです。

では、神の降臨を待つ一般市民に、再び戻ります。
94このは ◆T5rj8pNRr6 :04/03/29 22:26 ID:arRvAmOl
あ……>>87、同じ文章を2度入れちゃってますね。
頭の中で削除していただけると幸いです。
95名無しさん@ピンキー:04/03/29 22:39 ID:HKjv+647
このはさんGJ!!!
96名無しさん@ピンキー:04/03/30 10:01 ID:FO5uqLVt
ハゲあがるほどもえました(*´д`)>このはさん
97名無しさん@ピンキー:04/03/31 00:51 ID:LALHnhek
このはさん乙です!
妊娠しないのですか。良かったなガウリイw
98名無しさん@ピンキー:04/03/31 18:27 ID:RZO/r1NV
このはさんGJ!
こうなったら、当時のDM探してネタ振りをしてしまおうかと欲望が膨らむ……。

>97
魔女は妊娠しませんからねー。
リナが魔女をやめて、ふつうの女になろうとしたら妊娠するかも。
ガウリイ先生ピーーーーーーーーーーンチッ。
99名無しさん@ピンキー:04/04/04 02:06 ID:Fm4PxWJ8
さすがに下がりすぎなのであげます。
100名無しさん@ピンキー:04/04/06 18:19 ID:uPdoEbCE
ホッシュホッシュ。神まだかー
101名無しさん@ピンキー:04/04/07 03:15 ID:hws2+LZ8
ホッシュホッシュー
いかん、ガウリイ先生とリナ女子高生が脳内ブームだ。
保健室とかが普通に浮かんでくるYO!
でも家庭教師もイイなあ。どっちかの家で(ry
102名無しさん@ピンキー:04/04/07 04:48 ID:h9/Kk+eC
>101
よろ。
103名無しさん@ピンキー:04/04/08 16:30 ID:iy1yP1OV
神はー(′・ω・`)
104名無しさん@ピンキー:04/04/08 21:08 ID:qnivyti4
>>103のIDがイヤイヤと読めたのは漏れだけですか。そうですか。
105名無しさん@ピンキー:04/04/09 00:20 ID:YRnQlSyT
>>104
漏れはおまいのレスのイヤイヤがイヤンイヤンに見えた。。
106名無しさん@ピンキー:04/04/09 01:18 ID:X0Hof9Dx
>>105ワロタw
107名無しさん@ピンキー:04/04/14 17:55 ID:bqHKhgxm
ほsh
108名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:20 ID:pYMpWUoG
神が来ないようなので余興にガウリナを・・・



 リナは突然自分の部屋に現れた男に、ただ呆然とした。
「おい、お前」
「へ?」
 長い金髪の美青年は妙に色気のある動作でリナを押し倒していた。
「え?え?」
「力が足りない。
 いっぱつやらせろ」
「はああ!?」
 リナは全身の力で持ってその男を殴り飛ばした。


「イキュバス?」
「そ。人間の淫乱な心を食ってる悪魔」
 ガウリイと名乗った青年はリナに殴られた頬をさすりながらそう説明した。
「オレ今腹減ってるんだ。
 だから・・・」
「ちょッちょちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
「何だよ。
 あ、お前処女なのか?
 ならオナニーして見せてくれるだけでもいいぞ」
「なっ?お、!?」
 真っ赤になったリナはひたすらうろたえる。
 ガウリイはそんなリナの目の前で軽く指をふって見せた。
「え?」
 ドクン、とリナは体の中の何かが目覚める音を聞いた。
「や、何これ・・・」
 リナは自分の体を抱きしめて身悶えた。
 熱くなった体は何か刺激を求めている。
109名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:22 ID:pYMpWUoG
「リナ、ほら、そこを弄るんだよ」
 戸惑うリナにガウリイが甘く囁く。
 むずがゆいような感覚に、リナは手を伸ばした。
 そこはしっとりと濡れて、リナの手が触れると今までにない感情をリナにもたらした。
「は、あう、・・・あん」
「気持ちいいだろ?」
「あ、あ、あう」
 リナの手は止まらない。
 そこを擦ると背筋をぞくぞくと何かが這い上がっていく。
「リナ、直接触ったらもっと気持ちいいと思わないか?」
「あ、あ、ふ・・・・ああんっ」
 言われるままにリナは下着を少しずり下ろして溢れるそこに触れた。
「あ、あ、き、もちいい・・・」
 恍惚として自慰をするリナから生気を吸い取る。
 蜜が溢れて流れるそこをリナの細い指がクチュクチュと音を立てて弄る。
「あん、あん、っふぅ」
「もう少し上の突起を触ってごらん」
「あ、・・ああっ」
 腫れあがっていた肉芽に触れたリナは快感に身をそらす。
「・・・そろそろ、かな?」
 リナから流れ込んでくる生気が大きくなっていく。
「あ、あ、あっ、あん、あああっ!!」
 一際大きな声を上げてリナは絶頂に達した。

110名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:25 ID:pYMpWUoG



 ぐったりとベッドに身を投げ出している少女。初めてのオナニーを終えて、荒い息をついている。
 スカートからはずり下ろされたパンツと、濡れてひくついている花弁が見える。
「しかし、なかなか――」
 ガウリイは吸い取った生気に舌なめずりをひとつ。
「いい味だったな」
 にぃと笑うと、ティッシュで溢れた蜜をぬぐってやる。
 そして下着を調えると、布団の中に寝かせてやる。
「また食べにくるか」
 そう一言残して悪魔は部屋から掻き消えた。







 リナは部屋に再び現れた青年に硬直した。
 そして一気に顔が真っ赤に染まる。
「な、ななななな――――!?」
 あの日の恥ずかしい記憶もそろそろ思い出さずにいられるようになった頃にこれだ。
「よう!」
「な、何しにきたのよっ!?」
 部屋の隅っこまで思いっきり逃げて手近にあったクッションで顔を隠すようにしてリナは叫んだ。あの日の痴態が、フラッシュバックする。
「いや、腹が減ったんで」
 にいいっとガウリイは笑う。
111名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:28 ID:pYMpWUoG
「また、お前さんにオナニーを・・・」
「だああああーーー!!」
 聞きたくないとばかりに大声でガウリイの言葉を遮る。
 もともとこの手のことには酷くう初心だったリナ。そのリナには自分が自慰行為をしてしまったと言う事も恥ずかしすぎるのだ。更にそれを始終目の前の男に見られていたなど・・・。
「死にたい・・・・」
 涙を浮かべてリナは呟く。
「リーナ?
 なあ、オレ腹へってんだよ」
「うるさいうるさい!
 何であたしなのよっ!
 どっかそこら辺で別の女の人捕まえてよーー!」
 近寄ってきて顔を覗き込んでくるガウリイにリナはクッションをぎゅっと抱きしめて涙の浮かんだ瞳で睨む。
「お前、めちゃくちゃ自己中発言だぞ、それ」
「悪魔に言われたかないわよっ!
 いいじゃない別に、あんたの見た目なら喜んで相手してくれる女の人ぐらいいるでしょ!」
 叫ぶリナにガウリイは人差し指を振ってみせる。
「あっ!」
 あの日と同じ様に湧き上がってくる感覚にリナは震えた。
「だーってリナの美味いんだもん。
 どうせ食べるならおいしいほうがいいだろ?」
「やだっやめてよっ!!」
 必死に湧き上がる欲情を押さえながらリナは懇願する。
「んー、そんなにオナニーすんの嫌か?」
「嫌に決まってるでしょ!!」
 リナが答えるとガウリイが笑った。その笑みにリナは嫌な予感が体を駆け抜けていく。
112名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:30 ID:pYMpWUoG
 するりと伸びてきた腕があっさりとリナの顎を捉えて上向かせる。
「―――ん!?」
 重ねられた唇に、リナは暴れようとした。
 しかしガウリイの腕はしっかりとリナを抱きしめて離さない。
「んん、ふ、んっ」
 絡められる舌に、リナは次第にうっとりと身を任せた。
「じゃあ、今日はオレが気持ちよくしてやるよ」
 離れた唇が唾液の糸をひく。
 ガウリイはリナの首筋に口付けながらその服をはいでいく。
「あ、・・や、だめ」
 弱々しい抵抗は、抵抗になっていない。
 肌の上を這うガウリイの唇と舌に、リナは抗えない。
「あんっ」
 剥き出しになった胸をもまれると、リナはびくりと震えた。
「気持ちいいだろ?」
 耳元で囁かれる声さえもリナから力を奪い快楽に縛り付ける。
 ガウリイの手は絶妙な加減でリナの胸を揉む。
 耳元から首筋、鎖骨、胸元――ガウリイの唇はリナのつんと立ったピンクのいただきに辿り着いた。
「あうっん、は、あん」
 口に含まれてころがされ、リナは大きな声を上げる。
 ガウリイの手はリナの体を這い回る。
 触れられるだけで、そこは熱をもちじんわりと快感が広がる。
「あ、ああ、・・・あん・・ふああ」
 体中を隅々まで手と唇で愛撫される。
 しかし、蜜の溢れるそこにだけは触れてはこない。
 焦れたリナは無意識に足を擦り合わせている。
 ガウリイが、リナの足を広げて、太股の付け根のあたりにキスを送る。触れて欲しい場所のすぐ傍まで来て、また離れようとするのに、リナは思わず懇願した。
「あ、おねが、い・・・そこも」
 自分の足の間に顔を近づけているガウリイに赤く染まった顔で、リナは言った。
113名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:32 ID:pYMpWUoG
「ここか?」
 ちゅ、とガウリイは音を立ててそこに軽いキスをする。
「ああんっ」
 くちゅ、ぺちゃ
 ガウリイはそこを貪るように舐める。
 あふれ出る蜜を舌でかき回して吸い上げる。
「はあん、あふ、あ、あ、あんっ」
 ひっきりなしに嬌声が上がる。
 ガウリイは体を起こすと、自分のものを取り出して、熱く溶けたそこにあてがった。
 そうして一気に貫く。
「あっ――あ、ああ」
 違和感は最初だけで、リナは自分の中に入ってきたそれを受け入れた。
 その存在感がじっくりとリナに快感をもたらす。
「ああ、あ、きもちいい」
 入れてあるだけで、リナは感じて身悶えている。
「リナ、これからもっとよくなるんだぞ」
「え、―――あ、ああん」
 ガウリイが腰を動かすと、思いもよらない快感がリナの脳髄を駆け抜ける。
「あふ、ああん、す、すごい、こんなっ」
 リナはよだれをこぼしながら快楽に溺れる。
 浅く深く、角度を変えて、ガウリイはたくみにリナを責める。
 リナの感じる場所を見つけてはそこを容赦なく攻める。
「ああっあっあっ、ひあ、あはああん、・・・え?」
114名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:34 ID:pYMpWUoG
 ガウリイはリナの中からいったん出るとリナをうつ伏せにしてその腰を持ち上げた。
「きゃうんっ、ああっ」
 先ほどよりも深く攻め入られて、リナは悲鳴を上げた。
「リナ、お前さんホントに美味いよ」
 ガウリイはそう耳元で囁くと後ろからリナの胸をわしづかみにして弄る。
 激しく打ち付けられる肌はパンパンと小気味よい音を立て、それに被さってグチュグチュと卑猥な音が零れる。
 快楽に仰け反るリナから汗が散る。
「ああ、あっ、あん、もうっだめえっ」
 ガウリイの右手が胸から下のほうに移動し、激しく出入りしているすぐ近くの腫れた肉芽を弄った。
「ひいっ、そ、なっ、あふ、あっ」
 涙をこぼしながらリナは喘ぐ。
「あん、いやぁっ、だめ、あん、こんなっ、ああっあ、あ、あああああああああっ!!」
 押し寄せる快楽の波にのまれて、リナは達した。
 それと同時にリナから吸い取った膨大な生気に、ガウリイは満足げな溜息を漏らしリナの中に所有の証を注ぎ込んだ。







115名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:36 ID:pYMpWUoG
「あ、あたし・・・・」
「お?気がついたか?」
 意識の戻ったリナは覗き込んでくるガウリイの顔に、真っ赤になった。
 そして自分の処女を奪われた事を思い出した。
「あ、あんた、あんた」
「ん?なんだ?
 気持ちよかったろ?」
「うん、ってちっがう!
 何てことしてくれんのよーー!!ふぐっ」
 まだ何か言おうとしていたリナの口をガウリイは塞いでしまう。
「――ん、ふあっ」
 解放された時には、リナは力が入らなくなっていた。
「・・・あんた、乙女の純潔奪ってくれてぇ、どーしてくれんのよ」
 少し舌足らずにリナは自分の隣に寝ている男を睨んだ。
「んー?
 安心しろ、一生オレが満足させてやるよ」
「な、なっ、何言って!!」
「さっきやった時にオレの精液たっぷり注いどいたから、お前さんもうオレ以外じゃいけないぞ」
「はあーー!?」
 あんぐりと口を開けたリナをくつくつと笑ってガウリイは続ける。
「だから、オレ――悪魔の印をつけたから。
 リナは一生オレ以外の悪魔には生気を吸われる事はないし、オレ以外のやつとセックスしても気持ちよくなれない」
116名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:36 ID:pYMpWUoG
「じょ、冗談じゃ」
「ホントv」
「ああああ――――!!!!?」
 頭を抱え込んでうめくリナ。
「リナはオレのものだからな」
 ガウリイの青い瞳が近づいて来る。
「んっ・・・んふっ・・・」
「――――こんな美味い奴は他には渡せないな」
 再び口内を蹂躙されてリナはぐったりとガウリイの胸に抱き寄せられた。男の肌に頬で触れ、リナは赤面する。
「もうちょっと喰っとくか」
「ふあっ・・・あう」
 リナの体をさまよいだした大きな手に、リナは喘ぐ。






おわり。
117名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:48 ID:M6R+jRFp
ジョブグッド
118名無しさん@ピンキー:04/04/15 01:45 ID:Q9gGRgP9
>108-116
(・∀・)イイ!!!!!
かなり萌えー
119名無しさん@ピンキー:04/04/15 18:10 ID:17K59I7q
もえまくり!グッジョブです。
パロもいいですなぁー
120名無しさん@ピンキー:04/04/16 18:02 ID:AS1IH5S/
おお! 食われてる・・・

まじ萌えるな。GJ!
121名無しさん@ピンキー:04/04/20 22:37 ID:vt9MYRb8
保守?
122名無しさん@ピンキー:04/04/23 08:36 ID:Pd2L988S
頼むよー
123ガウリナん:04/04/23 22:35 ID:mVQ6n9UU
お久しぶりです。
ガウリナエロを書きましたので投下



「リナ」
熱っぽく自分の名前を呼ぶガウリイの声にあたしは恐る恐る振り返った。
目のあったガウリイはにやりと笑った。そう、まさしくにやりと・・・
「えっと・・・(汗)」
どうしよう?どうしたらいいのだ?
あたしが必死に頭を働かせている間もガウリイはじっとあたしを見詰めている。その視線が痛い。
「リナ」
溜まりかねたように、ガウリイがもう一度あたしの名前を呼んだ。
でも、でもどうしよう?
あたしは青い瞳から目をそらしてあたりを見回した。
確かに人気はないが、ここは街道。いつ人が通るとも限らないのに・・・
多分今のあたしの顔は赤くなったり青くなったりせわしないことだろう。
ガウリイは相変わらずニヤニヤした笑いを浮かべながらあたしを見ている。

つい最近保護者から恋人になったガウリイ。
二人の関係が変わって始めてあたしはガウリイの事を全然知らなかったのだと思い知らされた。
こんなにケダモノだったなんて・・・;
それともあたしが知らないだけで男の人はみんなそうなのかしら?
とにかく、まあ、・・・確かにあたしも、その・・・気持ちいいし。キライじゃないのよ。それどころか、ガウリイうまいし。あんなことされたらあたし・・・
て、ああっ!思い出したらなんか火照ってきちゃうし!
多分ガウリイは解かっているんだろう。あたしが拒めないって。
結局逡巡の末、あたしはガウリイの手を取ってしまった。
124ガウリナん:04/04/23 22:36 ID:mVQ6n9UU

ガウリイはあたしを街道脇にそれた茂みに連れて行くと、いきなり激しくキスをしてくる。
未だに慣れないあたしの口内をガウリイの舌が器用に蠢く。舌を絡められたり天井を舐められたり、唾液の混ざり合う音がクチュクチュといやらしく耳に響く。
やっぱりガウリイのキスはうまくて、何にも考えられなくなる。じわじわとしみこむように甘い痺れが広がってあたしの身体を侵していく。
「んぅ・・・はん、ふあ」
唇が離れてはまた塞がれる。
あたし・・・キスだけでこんなに感じちゃうなんて、変なのかな?
なんかもうあそこが熱くなってる・・・
「んあ・・・っは・ガウリイ」
耳を舐められるとぞくぞくしちゃう。
ねっとりと温かいガウリイの舌が耳の中にっ・・・こいつ絶対あたしが耳弱いってわかってやってる!
「ひゃあっ、や・・・」
「リナ」
耳元で喋られると、と・吐息が〜。
くすぐったさに身を捩って逃げようとしてもガウリイの腕はがっしりとあたしを離さない。
「やん・・あ、ガウリイっ・・そこ、やめてぇ〜」
「くっくっく」
だから耳元でわらわないでよっ!
「ああっ」
背筋がぞくぞくしておしりがむずむずしちゃう。
いつのまにかはだけた胸元をガウリイのごつごつした手がゆっくりと撫でる。あたしの小さい胸なんかその大きな手にすっぽりとおさまっちゃうのが少し悲しい。
「っは・あ・・・んんっ」
撫で回すガウリイの手に思わず身を捩ると、するりと服が剥ぎ取られる。
なんか思い通りに操られているみたい。ガウリイの思うとおりに反応を返してしまう。
足が立たなくなるとガウリイはあたしを木に押し付けて更に愛撫を続ける。
「あっ、・・はん、あはぁ」
ぴちゃぴちゃと音を立ててガウリイの舌があたしの胸を嘗め回す。
あたしが崩れ落ちないように足の間に差し込まれたガウリイの膝が、身じろぐたびにあたしを刺激する。
125ガウリナん:04/04/23 22:38 ID:mVQ6n9UU
「は、ガウリイ、もう、おねが」
「もう我慢できないのか?」
ガウリイの膝がグイッとあたしのあそこを押し上げてくる。
「んあっ」
思わず声を出すあたしをガウリイは更に焦らしてくる。
あたしのつんと立った乳首を甘噛みしたり吸い上げたり、あたしは思わず胸元のガウリイの頭を抱きしめてしまう。金色の髪は手入れなんかしていないはずなのに腹が立つほど触り心地がいい。
「リナ」
ガウリイはあたしの腕をそっと外すと、下から覗き込むようにキスをした。
そうしながらあたしのズボンを下ろしていく。
「ん・・はん」
もどかしくってあたしはガウリイが脱がせやすいように脚を動かす。
ズボンを脱がせたら今度は下着に手がかかる。
ガウリイはキスをやめて、これから晒されるあたしのそこを見ながら手を下ろしていく。
「あっ」
下着をはがれる瞬間、溢れたものであそこと布に糸をひくのを感じてあたしは恥ずかしさに顔を染めた。
「びちょびちょだな」
ガウリイにもしっかり見られたみたいだ。下から揶揄するようにあたしを見上げてくる。
「・・・ガウリイのせいなんだからっ」
「そっか?」
くちゅ、と音を立ててガウリイの指が溢れる液をすくう。
「はっ・・・」
もどかしい刺激に震えるあたしの前でガウリイは指についたそれを舐める。その仕草が妙に色っぽくて見ているあたしが赤面する。
「ガウリイ・・・あんっ」
呼びかけるあたしに答えるようにガウリイの指が中に差し込まれる。そしてその指を追いかけるようにガウリイの唇がそこに触れる。
「あん、ふあ・・・あ・・ああん」
いやらしい水音とあたしの喘ぎが静かな中やたらと大きく聞こえる。
ぐにぐにとガウリイの指があたしの中を押し広げて引っ掻き回す。舌があたしの敏感な芽を探り出して転がす。
126ガウリナん:04/04/23 22:40 ID:mVQ6n9UU
たまらなく気持ちよくてあたしはされるがままに体を震わせて声を上げる。
「ひあっ、あん・・・ああっ・・ふあ、は、あん」
力の入らない体は太股を抱えているガウリイの片手と、あたしの股に顔を埋めるガウリイの頭についたあたしの手で何とか立っていられる。
「あっ、・・・っ、し、舌が中にっがうりっ」
指に代わってぬるりと舌が中に入ってくる。中をかき回しては音を立てて吸い上げる。
「あ、あ、あ、も、もう・・・」
体の震えが止まらなくなり、押し寄せる快感に目眩がする。
「ダメ、イク、っイっちゃう・・あ、あっ、ああああっ――!!」
意識が遠くなって倒れかけた体を力強い腕で抱きとめられた。
一人でイカされた悔しさに睨みつける。
「また一人でいっちまったのか?」
あたしが一人でいかされるのを嫌がっていると知っていてこれだ。どうもガウリイはエッチの時あたしをいじめて楽しむことが多い。
「あんたがっ・・・ひゃっ」
言い返そうとしたらいきなり体を反転させられて、されるがままに今まで背にしていた木に手をつき腰を突き出す格好になる。
「・・んああっ」
抗議しようとしたら間髪いれずに後ろから挿入されていきなり激しく突き動かされる。
「ひあぅ、や、まだ、だめっん、あん、あっ」
いったばかりでいまだヒクつく内壁を容赦なく蹂躙されて悲鳴のような嬌声が出る。ガウリイの太くて硬いものがあたしの感じる場所を責めて奥まで突き上げる。
「ああっ、あぅっ、だめぇ」
肌のぶつかる音、濡れた肉の擦れる音、泡だってはじける水音がいやらしく響く。
緩急をつけて抜き差しされ、追い詰められる。
「ふああっ、ああん・・・」
「もうイキそうなのか?」
「あんっ・・っく、まだ」
ガウリイの言葉に悔しくて必死で我慢する。
するとガウリイは更に激しくあたしを攻める。
「うっ、あふ、あん、あっ」
高められた快感は体内に溜まって行き場が無く爆発しそう。でもまだイクわけにはいかない。
127ガウリナん:04/04/23 22:41 ID:mVQ6n9UU
「ひっ、ああっ、だ、だめっそこはあっ」
それまで腰を掴んでいたガウリイの手が、すっと動いてあたしの敏感な肉芽に触れた。もう片方の手は胸をそっと包み込んで揉みあげてくる。
「リナ、リナ」
「ああっいやっ、だめえっ」
あまりの快感に体がばらばらになりそうだ。意識も飛びそう。
腰の激しい動きはそのままに、ガウリイはあたしの肉芽を捻ったりつぶしたりしてくる。胸も乳首を転がされる。
「あっ、もう、やっ、ああっ」
「うっ、リナ、はあ」
「もう、ああっいっちゃうぅ――ひあああっ!」
たまらなくなって、あたしは中にいるガウリイを締め付ける。
ガウリイは一瞬大きく膨らんだかと思うと中に精を吐き出した。
「ふあっ、あっ」
たたきつけられるそれにあたしの体はびくびくと震えた。

128ガウリナん:04/04/23 22:42 ID:mVQ6n9UU


気がつくと、あたしは木の根元にあられもない格好でうつぶせていた。
「お、気がついたか?」
あたしを抱きしめていたガウリイが、身じろぎしたあたしに気付いて覗き込んでくる。
そのガウリイに離して、と言うとあっさりと解放された。
「う・・・・・・」
改めて自分の格好を見るととんでもなく恥ずかしい。
上着は肌蹴て引っかかっているだけだし、下に至っては何もつけていない。
しかもあそこからはあたしの愛液とガウリイの精液の混ざったものがとろりと溢れてくる。
「・・・・・・」
たいしてガウリイはと言うと、あれだけを出していただけなので汚れをぬぐってあっさりと片付けている。それだけでもう元通り。なんだか不公平だ。
「ん?どうした?」
じっと見ているあたしに気付いてガウリイが首を傾げながら聞いてくる。
「べつにっ」
あたしは顔を背けると身支度を整える。
そうしてガウリイと共にまた街道に戻る。予定外の時間を食ったが日が暮れる前に街には着けそうだ。
街に着いたら宿を取る。部屋はいつも一部屋だ。
隣を歩くガウリイをチラリと見上げる。
今夜はもうしないよね?・・・でも、ガウリイだし・・・。
溜息をつきつつ前を向き直る。
多分また、今夜も求められたらきっと応えてしまうだろうな。さっきのもやっぱり・・・よかったし。
自分に呆れつつあたしは街道を歩いていく。

129ガウリナん:04/04/23 22:44 ID:mVQ6n9UU
以上終わりです。
一人称書いたの初めてでしたので変なとこあるかもしれないけど
ひろーい心で読んでやってください。
130名無しさん@ピンキー:04/04/24 02:43 ID:j+lbtCZE
GJ!
意地悪ガウリイに抵抗しないリナ萌え〜。

131このは ◆T5rj8pNRr6 :04/04/24 09:15 ID:pu+uXxCV
神様、リナちん可愛いですハアハア
132名無しさん@ピンキー:04/04/27 04:16 ID:DdVcYSuh
ホシュ
133名無しさん@ピンキー:04/05/01 00:02 ID:VAmV38Sq
うむ、かわえがったハァハァ
ココはいい作家さんがつどいますね(*´д`)
134ガウリナん:04/05/01 01:18 ID:BMak8WNP
>>131-133
ありがとん。
このはさんの新作も楽しみにしてます〜
135ふ(ガウリナ):04/05/01 17:55 ID:jnnmZ04m
こんこん、とその部屋のドアをノックし、あたしは顔を上げた。
ほどなくがちゃり、と扉が開き、
その部屋の主の1人がきょとん、とあたしを出迎える。

ここはとある小さな街の宿屋。
あたし達旅の一行4人、天才美少女魔道士リナ=インバース、
ぼっけぼけ剣士ガウリイ=ガブリエフ、
ブロウ・デーモンとロックゴーレムの合成獣ゼルガディス、
燃えたぎる正義の王女様アメリアの四人は
夕方この街に辿り着き、大通りの一角に構えるそこそこの宿ににふたつ、部屋を取った。
もちろん部屋割りはいつもの通り、
アメリアとあたし、ガウリイとゼル_____のはずだったんだけど。
136ふ(ガウリナ):04/05/01 17:57 ID:jnnmZ04m
「どうした?リナ」
今夜のこの部屋の主、がウリイが口を開いた。
「ちょっと、こっちで寛がせてよ」
返答を待たず、やおらあたしは部屋に飛び込む。

折角あったかいお風呂であったまったのに、
こんな寒い廊下にいたら風邪引いちゃうじゃない。このばか。
ま、このくらげ頭の剣士の辞書に風邪なんて言葉は載って無いんでしょうけど。

部屋は、簡素な作りだった。狭い部屋にベットがふたつ、 
壁にかけられた薄暗いランプの明かりに照らされている。
その他にはテーブル一つ無く、他に目立った物と言えば、
部屋の隅に置かれたガウリイとゼルの私物だけ。
137ふ(ガウリナ):04/05/01 17:58 ID:jnnmZ04m
「さむさむさむさむっ!」
がばっ、とベットに身を放り投げ、おふとんの虫と化すあたし。
薄いパジャマで、暫くどうしようかとあたりをうろうろなんてしていたせいである。
さっきまでほかほかだった湯上り肌は、
まるで無かった事だとでも言う様に冷え切ってしまっていた。

消えてしまったぬくぬく感を再び取り戻そうと、
頭まですっぽりとお布団をかぶり、腕の中にその端々をかきあつめて抱きしめる。


「で、どうしたんだよ?リナ?お前さんの部屋はあっちだろうが」
ドアを閉めて、飾り物よろしくつったったまま、ガウリイが言った。
この部屋には椅子なんて気の利いた物はない。
「あの部屋に今、・・・ゼルがいるのよ。」
あたしは麗しい眉毛を歪めて答えた。
138ふ(ガウリナ):04/05/01 17:59 ID:jnnmZ04m
前々から怪しいかほりのしまくっていたゼル・アメリア両名ではあったが、
最近になって、2人の関係は急展開してしまったらしい。
2人っきりになるチャンスを見計っては、影で愛を育みいちゃいちゃしている。

今日も、階下の温泉からアメリアの待つ自分の部屋へと幸せ気分で帰ってみれば、
何やら中の気配が違う。
布の擦れる微かな音に混じる切ない吐息。
その・・・2人が、中で、いたしていたのだ。 愛の行為を。

別に2人がどーのこーのになろうがあたしはいっこーにかまわないのだが、
締め出されたあたしはたまったもんではない。
あたしの「温泉であったかゆったりりらっくすで幸せ〜♪の気分」を壊した罪は重い!
あとでアメリアあんどゼルに、たんまり借りを返してもらう事を心に誓い、
あたしはこっちの部屋へ来た、というわけ。

「へ?ゼルがいたっていいじゃないか。邪魔だったら追い出すだろうが、お前さんなら。」
のほほん、とした声を投げかけてくるガウリイ。
こ・・こひつはっ・・・・!
隣で2人が今何の真っ最中か分かってないほど脳味噌あんぽんたんなのかっ!!
139ふ(ガウリナ):04/05/01 18:01 ID:jnnmZ04m
言っておくが、ガウリイの気配を察知する能力はケダモノ並みである。
ゴキブリも裸足で逃げ出す程の力の持ち主だ。
この部屋からでも、あたしたちの部屋にゼルがいること、
そして隣で今何が行われているか、この男なら分かる_______筈なのだが。

まあ、知能の程も、違う意味でゴキブリが裸足で逃げ出す程の力の持ち主だから、
こーいった男女の機微は理解するに至ら無いのかも知れない。

あたしはびびしぃっ!と人差し指をガウリイに向け、
「とにかくっ!あたしは今夜ここで寝るからっ!ガウリイは外っ!」
言って、ようやく温まってきた体を、ごろん、と横たえる。

しかし_____

一歩、また一歩と、ガウリイはこちらに近づいて
どさり、とあたしの隣に寝転んだ。
長い金髪がふわり、とあたしの手のひらに舞い落ちる。
「な、ななななっ!」
以外だった。いつもならあっさりドアの外で見張り番よろしく雑魚寝を始める筈なのに。
火炎球のひとつでも食らいたいのだろうか。
140ふ(ガウリナ):04/05/01 18:02 ID:jnnmZ04m
おっと、火炎球を食らわすのは簡便してくれよ」
あたしの脳内お見通し、とでも言うように釘を刺す。
そりゃ、これだけいろいろ食らってればパターンも読めるか。
「いつもなら出て行くとこなんだが、今日は、日が悪い」
「なんで?」
「風邪引いた」
か、かぜぇ!!?
驚きのあまりあたしはけひょ、とよくわからない音を出してしまう。
あのガウリイが、風邪!?!?

「ちょっと、ゾンビの脳みそは風邪引かないのよ!?分かってる??」
「お、おまいは俺をなんだと・・・・」
微妙な表情をうかべつつ、ガウリイは枕を抱きしめながら、
俺だって風邪くらい引くさ、と呟いた。
「だから今日はここでねかせてくれ」

「どれどれ?」
ガウリイの額に手を当てると、さっき浸かっていたお湯のような熱が伝わってきた。
けっこう、熱い___。
しょうがない、今日は簡便してあげようか、と考えてから、はた、とあることに気づく。
このベッドは、くっついて並んでいるのだ。しかも狭い。小さい。
あたしたちはまるで、夫婦のように睦まじく
下手すると隣で愛し合ってるゼルとアメリアの次くらいに仲良く並んで
並んで、寝そべっている。
うわ〜 
141ふ(ガウリナ):04/05/01 18:03 ID:jnnmZ04m
ええい、一晩だけだっ!と、がばっと布団をかぶりなおす。
隣の部屋では、まだ、2人の気配がが微かに、しかし確かに、壁一枚隔てたそのむこうで、
貪るように蠢いている。
アメリアの声で、ゼルガディスさんっ!と聞こえたような気がした。
すき・・・っ 好きですっ・・・ぅ・・ぁ・・・ああっ!!

う、うひいいいいいいい!!!
リアルにイメージしちゃうじゃないっっ!!!!!!

頭を抱えて真っ赤になってるあたしをよそに、おやすみも言わず、
ガウリイはいつの間にかすやすやと寝息を立てている。
よく眠れるわねー、こいつ。

あたしは、ゼルの肌ってごつごつして痛くないんだろうかとか、
セイルーンの正当な王族が流れ者の男の愛を受け入れて、後で問題になるんだろうなとか、
色んなことぐるぐる考えちゃってしょうがないっていうのに。

・・・・やばい、ちょっと、もやもやしてきた・・・
142ふ(ガウリナ):04/05/01 18:04 ID:jnnmZ04m
もやもや。

正直言うと、あたしは、時々1人でこっそり、することがある。
ガウリイと行動を共にしはじめた最初の頃こそ我慢していたが、
どこかで慣れてしまうもので、野営中、
彼が寝てるその横で密かに行為に及ぶ事もしばしばとなった。
むしろ隣にガウリイが寝ていることで、恥らうきもちがあたしを燃えさせてくれたりもするのだ。

(あんな声聞かされちゃ、しょうがないわよね・・・・。)
隣の声の主たちを呪いながら、あたしの手はするするとパジャマの下に伸びる。
ガウリイの大きな寝息に安堵しながら。


「・・・んっ・・・・」
衣擦れの音を立てないようにゆっくり、ゆっくりとあたしは自らの体を優しく撫でて行く。
じっくりと自らに施す、弱弱しい愛撫。
直ぐに終わらせる気は無かった。
隣の部屋には愛し合う2人の動きが感じられ、あたしに淫らな想像を与えてくれる。
すぐ隣には、熱を出し弱ったガウリイが、何も知らずに眠っている。
その寝顔を見ながら、あたしは更に興奮を高めた。
こんなおいしい夜には、なかなかめぐり合えない。
今、アメリアはどんなふうにゼルに愛されているんだろう。
今、ガウリイが目覚めてあたしを見たら、どうするだろう。
押さえつけて、甘く囁いてくれるだろうか。
隣でそうするゼルのように。
143ふ(ガウリナ):04/05/01 18:06 ID:jnnmZ04m
あたしは決して実現したくない、でも焦がれてやまない妄想にふける。

ガウリイは、唇をあたしの肌に押し付けて、
息を吐きつけ、、耳から、首から、少しずつ ゆっくり舐め回して
あたしを狂わせてくれたりするだろうか。
それとも、あたしを、嫌ってしまう?
どんな魔法をぶつけても、次の瞬間にはのほほんと笑うこいつが、
本当のあたしを知ってしまったら。
冷たい目をして、あたしを軽蔑して、見下して・・・・・
哀れな女だと、冷笑するだろうか。

ねえ、
ねえガウリイ、あたし、こんなこともするんだよ______。

堪らずに、あたしははぁぁ、っと息を吐いた。
あたしは既にパジャマをはだけ、あられもなく胸を晒している。
さっきまで寒さにふるえていた肌が、じっとりとした汗を噴きだしてゆく。
布団の下で、自らの胸を弄り甘い危うい妄想に耽りながら、
直ぐ横を流れる長い金髪に、ふと、感情を刺激された。

寂しい_____。
144ふ(ガウリナ):04/05/01 18:08 ID:jnnmZ04m
絶望的な寂しさ虚しさを突如感じた。
普段は、こんなこと思わない。 けれど、今、ガウリイのその太い腕に触れてみたい。
その逞しい背中に思いっきり抱きついてみたい。
そんな気持ちが強くなって、あたしは半身を起こした。
向こう側に向いたガウリイの顔を覗いて、なぜだかほっとする。 まつげが長い_。

「・・んん・・むにゃむにゃ・・・・」
心臓が飛び出しそうになった。 ガウリイは心地良さそうに寝返りを打つ。
今、もし目を開けられたら、あたしがどんなかっこでガウリイを見つめているか、分かってしまう。

(あぶないあぶない)
ガウリイは、今度はこちら側を向いている。これではあまり無茶は出来ない。
ふとんに潜り込みなおして、直ぐ近くでガウリイの顔を見つめた。

けれど、あたしの気持ちは治まらなかった。ヤバい。
145ふ(ガウリナ):04/05/01 18:09 ID:jnnmZ04m
つ、と、指先を伸ばして、ガウリイの胸に触れる。
がっしりと筋肉のついたそれは、あたしの柔らかさとは正反対で。
つつ、と指先を下に向かって走らせても、その強さは変わらなくて。
このまま抱きしめたら、どんな手ごたえが帰って来るんだろう、と、
本能的な欲求をあたしに呼びおこす。
あたしなんか、くるまれて包まれてしまうんだろう。
ぽふ、と、その胸におでこをくっつける。
厚い。そして、熱い___。
そしたら、もうとまらない。眠っているのをいいことに、
ガウリイの全身をするすると抱きしめてしまった。
感じる。あたしには無いその逞しさを。強さを。
背中にのばしたあたしの腕は、脇腹までがっしりとした筋肉の強さを伝え、
抱えようとしても収まりきらないその大きな体はあたしに例え様も無い安心感をもたらす。
そして、あたしのふとももに当たる熱く硬いかたまり_____。

え!?

気が付くと、唇を吸われていた。待ちきれなかったとでもいうように、
ねっとりと舌が進入し絡み付いてくる。
堪らなく狂おしい甘さに、あたしは動きを返してしまった。
ガウリイの舌が、あたしの舌の片側を丁寧に舐め回しては、
ぞくりとするような快感を与えた。
驚愕と溺れるきもち、半々に締められたキス。
146ふ(ガウリナ):04/05/01 18:11 ID:jnnmZ04m
「あんた、いつから、起きてたのよ?」
ガウリイはその胸にあたしの頭を抱え、栗色の髪を愛しむように、ひとふさひとふさ口づけを与える。
「じつは、最初から 寝てない」
その言葉に、顔から日が出そうになるが、顔ごと抱きしめられているので怒りをぶつけられない。
「近くでこんなことされてぐーすか寝れるか。隣の2人にも、おまえさんにも。」
抗議の声を上げようとして再び唇を塞がれた。
隣のこと、気づいてたんだ____。

ガウリイの両手が、あたしの胸を揉みはじめて、力が入らなくなる。
そういえば、パジャマを肌蹴たままだった。
死ぬほどの恥ずかしさも、与えられる快感にどこ吹く風。
さいしょは、ゆっくり、回す様に。だけど、だんだんと、
一番強い快感を与えてくれる所ばかりを狙って。
その両手は、指先は、あたしの胸を、弄り続ける。
「はぁあ・・・・んっ!」
もう、あたしは、抵抗出来なかった。

あたしの唇から離れた彼の舌は、首筋を通って、
震える様な微かな快感を置き土産に、だんだんと下へ降りて行く。
胸まで辿り着いたけど、だけど舐めて欲しいところを舐めてはくれず横を通り過ぎて、
でも離れず近づかずに、焦らされる。
「ねえ」 
ガウリイの手がびくっと止まる。「嫌・・か?」
「嫌じゃない。でも、気づいてたの?あたしがどんなことしてるか、全部」
「ああ     押さえるのに必死だった。お前、どれだけ俺がこうしたかったか・・・・
気が狂うかと思ったじゃないか」
147ふ(ガウリナ):04/05/01 18:13 ID:jnnmZ04m
ガウリイはあたしの上に覆い被さっている。 さっきまで、頭の中で夢描いていた光景。
恥ずかしいけれども、あたしの中に無上の喜びが広がっている。
ねえ。もっと吸ってよ。もっと、その唇の感触をちょーだい。

「あぁん・・・・」
ガウリイの舌先が、あたしの胸をちろちろと舐め回す。
片側の膨らみを味わっては、つーっと舌を滑らせ、もう片方の膨らみへ辿り着く。
その滑りがたまらなく気持ちよくて、あたしは身をくねらせた。
それ、結構口渇くのに。大変なのに。
でも、こうして欲しかったの。

「俺の隣でするってことは、俺にこうして欲しかったんだろ?リナ」
「違っ・・・・」
出る言葉は、きもちとは違う言葉。
普段のように攻撃呪文を唱える条件反射は出なかったけど。
後で、覚えてなさいよ。

「俺は、こうしたかった。ずっと。  リナと、こうして_____」
「熱出してる・・くせにっ・・・  ・・んん・・ふぅっ」
「汗をかけば、熱なんぞ引くさ」
148ふ(ガウリナ):04/05/01 18:14 ID:jnnmZ04m
ガウリイの手が、あたしのうちももを辿って、その中で波打つ泉を布越しになぞる。
もう、中は凄い事になってる。
あたし、こんなに融けてるから、だから、脱がせてよ。ガウリイ。

でも、恥ずかしくて、こんな自分を見せて嫌われたらどうしようっていう気持ちがぐるぐるしてて。
そんなあたしをもて遊ぶように、泉のふちを行ったり来たり。
嫌。中に。もっと奥に。   お願い。触って。   触ってよ、ガウリイ、
その細い指で、あたしをかき回してよ。

気持ちを見透かしたように、その手はあたしを脱がしにかかる。
もうとろとろになっていたそこは、
下着を十分に湿らせて あたしのももにどろりとした筋道を作った。
「あぁあぁっ!はっ・・・・!」
歓喜する程の激しい快楽が走った。指が、あたしのそこを上下する。
立ち上るにおいに戸惑われやしないかと心配になる。
そんな心配をよそに、ガウリイはあたしをしっかり抱きしめる。
あたしの表情、声、少しも逃すまいと 怖いくらいに求めてくる。

「なめていいか?」
「んなっ・・駄目よ!」
「舐めたい」   あたしを見つめる目が、可愛く思えた。
「リナのここ、舐めたい」
「リナの可愛い、ここ舐めたい・・・・・」
149ふ(ガウリナ):04/05/01 18:15 ID:jnnmZ04m
その姿が捨て犬みたいにいぢらしくて、あたしは沈黙で答えた。
それを了解と受け取り、嬉々として顔を下げていく。
あたしの両足を抱えて位置を直すガウリイ。
あたしの頭がベッドにぶつからないように優しく手でささえてくれた。

ゆっくり、両足を開かされる。上から二つの青い瞳に見られてる。恥ずかしくてたまらない。
日常生活では決して有り得ないポーズをガウリイの手によってとらされ、
あたしは羞恥心に耐えられずにそっぽを向く。
部屋の中は薄暗いけど、長年連れ添った相棒の目に、
自分でも滅多に眺めないそこを初めて晒すのだ。

うひぃぃぃ 冷静になるとめちゃめちゃ魔法でぶち飛ばしたいっっっ!
あたしはぎゅ、っと目を閉じる。
ぺちゃ、ぺちゃ、
「ひっ!」
稲妻のような快感が体中に走り、あたしはシーツを噛んだ。
ガウリイの舌が、あたしのそこを這いずり回る。
舐め取られても舐め取られても、あとからあとから湧き出てくる。溢れて来る。
指より先に、入ってくる彼の舌。
「ああ。・・・んやっ!ああぁあ・・・ん  あっ」
ちろちろと、あたしが1人でするときに一番いじる所を責められ、
そこを中心として頭上まで全身に快感が走る。
ガウリイの与えてくれる唾液と混じってドロドロだ。

正直言うと、この光景を妄想し、1人楽しんだ事もある。
いま、ガウリイがあたしのここを舐めている。妄想なんかじゃなく、現実に。
1人で、指で弄るのとは性質が違う快感。硬い指とは違うぷるぷるとした舌の感触。
こんなの、こんなのって___!
150ふ(ガウリナ):04/05/01 18:17 ID:jnnmZ04m
「ふ・・・・ぁ・」
動きが止まりあたしが呼吸を整えると、ガウリイが、服を脱いでいた。
窓から差し込む月明かりに照らされた、戦士の引き締まった体を見て、
あたしの柄にもなく、きれいだなと思ってしまう。

がっしりとした筋肉と、滑らかな、それでいてしっかりとした腰の曲線。
その中心に、ぴくんと動く長い影。
「俺のも・・・触ってくれ」
ガウリイが、大きな手であたしの手を掴むと、ガウリイのそれへと導いた。
熱い・・・・・
モノを見るのは初めてじゃないけど、ちょっと怖い。
どう触ったら気持ちいいんだろう、痛くないかなとか思いながら動かすと、、
ちょっとだけぬるぬるした。すぐに乾いてしまったけれど。

ガウリイが瞳を閉じて、震えるように息を吐く。
気持ちいいんだな、と思うと、例え様もない愛しさが込み上げた。
暫くいろいろ弄り続けた。筋を一刺し指でなぞり、
その下の柔らかいところをふにふにする。
__口でなめてあげたら喜ぶんだろうな。
でも、少し怖かったので、やめておいた。

あたしの手を止め、
ガウリイがその両腕であたしを優しく横たえる。
そして、あたしを包み込むように両手を置いた。
軽く、ついばむような優しいキスが、ひとつ。
151ふ(ガウリナ):04/05/01 18:17 ID:jnnmZ04m
いくぞ」   「ん・・・」
耳元でささやいて、ガウリイはあたしの中に身を沈める。
あたしをかきわけ、ずぶ、と、あたしの中に伝わって来る感触。
ああ、人間ってこういうふうに出来てるんだ。
あたしはガウリイを受け入れるように、ガウリイはあたしの中に入れるように。
______ひとつに、なれるように、できてるんだ。
「ああああああああああっ!」
「う、、、あ、、」
あたしだけじゃなくて、ガウリイも声を上げる。
きもちいい・・・きもちいい。
狂おしいようなこの快感。

あたしを気遣って、ゆっくり動きはじめるガウリイ。
凄い。中の形が分かる。おなかの裏がわにガウリイがいる。
突き上げてくるガウリイの振動がうれしくて気持ちいい。
あたしは赤ちゃんのように丸まって、堪らずにシーツを銜えながら
ガウリイの与えてくれる快感に酔いしれる。
時折ぽたり、ぽたりと汗が落ちてきた。
ぐぐ、っと突き上げるガウリイの表情は険しい。
ガウリイは激しく動いて、、時折ゆるく中をかき回す。
あたしはそれに弱いみたいで、ぞくぞくっと身を震わせる。
152ふ(ガウリナ):04/05/01 18:19 ID:jnnmZ04m
いま、あたしたちは、ひとつだ。

飛び散る汗。あたしの息。隣に聞こえて欲しくなくって洩らせない声に苦しみながら、
伝わってくるる激しい動きに、快感に、身を任せる。


「ごめ、、、いくっ・・・」
ガウリイが、これまでで一番激しく動いた。
あたしはもうたまらない。たまらない。たまらない。息が出来ない快感。
頭が真っ白になりそうで、もう何も考えられない。
ガウリイの手が、たくましさが、暖かさが、あたしを包んで離さない。

ああ!ガウリイ!!
すき。  好きぃ・・・・っ!

それは声になっていたのか、あたしには分からない。
一つの白い闇になって、2人とも、果てた。
153ふ(ガウリナ):04/05/01 18:20 ID:jnnmZ04m
結局。
このことは、隣の2人も気づいてたみたいで。
お互いの部屋にも戻らず、
いつのまにか昼間で眠りこけた。

目を覚ますと、ガウリイの風邪はけろりと治っていて、
「な?汗かけば治ったろ?」とにやにや笑う顔面にスリッパを命中させる。

「ああ!リナさんが愛に目覚めるこんな日がとうとう来たんですね!」
「いやぁ・・なんつーか、苦労するぞ旦那」
なんて言って来た全員にもれなく火炎玉(ファイヤーボール)をお見舞いした。
「なんで俺までっ!!」というガウリイの悲鳴が聞こえた気はしたけど問題無し!
乙女(ってもう使えないのかしらこのフレーズ)をからかう罪は重い!!
結局、次の日から、宿を取る時は、
カップルに分かれて泊まるようになった。

それまでと、何かがかわってしまうかもしれないけど、
相手と共に戦う事が怖くなってしまうかもしれないけど、
あたしたちは、それまでとは違う一歩を、踏み出したのだった____。
154ふ(ガウリナ):04/05/01 18:24 ID:jnnmZ04m
終わりです。長いよ!長すぎるよ漏れ!
リアル小厨房の頃にスレイヤーズ読んでたけど
もう家に文庫ないのでリナちんらしくないかすらわかんないよ!

というわけで、初エロパロ書いてみますた。
長すぎでうざくてすいません_| ̄|○ 精進します。
155名無しさん@ピンキー:04/05/01 18:46 ID:6uWBx+mH
ふさん!GJです!!
まじ感謝。
ひとりえちなリナちんかわええー
156名無しさん@ピンキー:04/05/02 02:48 ID:W9+S0kRr
ふさんGJ!リナもいいけどガウリイもいいっす。
ガウリナまみれで幸せ…w
157名無しさん@ピンキー:04/05/02 22:54 ID:n5u1QNtf
>154
(・∀・)イイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
158名無しさん@ピンキー:04/05/02 23:06 ID:bhZw0nbh
国語1はどこいったんやろ
159名無しさん@ピンキー:04/05/03 18:35 ID:wPE0+/uT
ゼルアメ誰か書いて〜(切望
160名無しさん@ピンキー:04/05/04 21:26 ID:b9/hTeWq
ふさんGJ!
キュンキュンしました。
ゼルアメもルクミリもみたいなー
161名無しさん@ピンキー:04/05/05 00:06 ID:+9rkgUDe
ふサンのガウリナとっても良かったです! 
ついつい、読みふけってしまいました・・・
リナらしい口調と、ガウリィらしい反応の仕方に懐かしさと共に
ドキドキさせて貰いました・・・
162このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:18 ID:csrM2qX5
ふさん、最高です! どきどきしました。
リナの心理描写が可愛くて……。

えーと、だれからも需要が無いかもしれませんが、ナーガ×リナ百合物です。
いいんです。私が萌えているのだから。
163このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:18 ID:csrM2qX5
 ろくでもない依頼。信頼できない依頼主。言い分より少なかった報酬。
 さんざんだった一日だったが、とりあえずあぶく銭が手に入ったので、あたしとナーガは居酒屋で思い思いに好きなものを注文して憂さを晴らしていた。
 あたしは主に食べ物。ナーガは、ゴブレットに何杯も強い酒を飲んでいる。
「ねえ、リナ……」
「何よ。自分で飲んだ分は自分で払いなさいよ」
「私たち、いつまで一緒にいられると思う?」
「さあね。あんたがあたしに金魚のウンチみたいに着いてくるのを止めれば、あっという間に答えは分かるんじゃない?」
 ナーガは、ゴブレットをあおる。そして、酔いに霞んだ目であたしを見つめる。
「私はあんたについて行ってるつもりはないわ」
「よく言うわね。いなくなったと思ったら、なんだかんだでいっつも姿を現すくせに」
「たぶんね、もうすぐあんたは私じゃない人と旅を始めるような気がするのよ」
 あたしは、チキンナゲットを口に放り込む。
「ふーん。どんな人と?」
「そこまではわからないわ。単なる予感よ」
「女の勘、ってやつ?」
「まあ、そんなものね」
 少しだけ、胸の当たりが痛む。これは、寂しさ? いつまでも女二人で気楽にやっていけると思っていたのに。
「ナーガは、あたしから離れたいの?」
「そんなわけないわ」
 妙に真剣な口調でナーガは言った。
「そんなわけ、ない」
164このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:19 ID:csrM2qX5
 その日の深夜。あたしは、ふと目を覚ましたらそのまま寝付けなくなって、何となく鏡に向かっていた。通り過ぎていく、14歳の季節。やがてやってくる、15歳の明日(みらい)。
「いつまでも、ナーガと一緒にはいられないのかな」
 声に出してみて、気づく。それが、あたしの胸を確実に痛ませることに。
 あたしは、たとえ誰と一緒に旅することになっても、ナーガのことは忘れないだろう。忘れられるはずがない。あそこで奢らされたディナー、あの街で彼女が逃げて、結局払うことになった宿代、あの時あたしを巻き込んで霊氷陣(デモナ・クリスタル)を放った……
「だめだ、恨み節になる」
 あたしは、何となく髪をすいていたブラシを投げだし、ベッドに横になった。
 その時、部屋のドアが優しくノックされた。
「ナーガでしょ、入ってきなさいよ」
 案の定、パジャマに着替えたナーガが入ってくる。
「起きてたの?」
「何となく目がさえちゃってね。それで? こんな夜更けに何か用?」
「まさか起きてるとは思わなかったから、決意が鈍りそうだわ」
「決意? なんだか、やな予感がするんだけど」
「リナ」
ナーガは、ベッドに横たわったあたしの近くに座った。そして、自分もベッドに身を投げ出す。
165このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:20 ID:csrM2qX5
「なあに? お化けが怖いから一緒に寝て欲しいとでも言うの?」
「お化けは怖くないけど……一緒に寝て欲しいのよ」
「ま、いいけど。この宿、どう言うわけかベッドだけはだだっ広いし」
「それはそうよ。ダブルを頼んだんだから」
「ほえっ? 宿取りはあんたに任せたでしょ。あたし、一人部屋の料金しか払わないわよ」
「ええ、部屋代はあたしが持つわ。その代わり……」
「代わり?」
「もうすぐ行ってしまう、あんたをちょうだい」
「何言ってるの、意味がわからな……」
あたしの唇を、ナーガの柔らかな唇が塞いだ。温かな舌が、あたしの口の中に入り込んでくる。舌をからめ取られ、飲み込みきれない唾液が頬を伝う。
「……るし……」
「……なあに、リナ」
「苦しいから、放して!」
 あたしは、ベッドの上を転がるようにして、ナーガから離れた。
「何するのよ、ナーガ。酔ってるの? お酒飲み過ぎじゃないの?」
「リナ、私を拒むならそれでもいい。ただ、私の気持ちを伝えておきたかった。もうすぐ、お別れが来るから」
「縁起でもないこと言わないでよ。あたしとあんたは腐れ縁でしょ。この先も、ずっと、ずっと一緒よ。だから、今日はおとなしく寝て。ね? さっきのことは、レッサーデーモンにでも噛まれたと思って忘れてあげるから」
「忘れないで。忘れさせない」
 ナーガの腕が、あたしをベッドに縫い止める。その瞳は、酒に霞んではいない。
166このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:20 ID:csrM2qX5
「お願い。返事を聞かせて。私のこと、どう思ってた?」
「……どうって」
「詳しいことは言えないけど、」
 ナーガは、動けないあたしに言う。
「私は、ずっと何かから逃げていたの。寂しかった。独りぼっちだった。そんなとき、あんたは私の明かりになってくれた。私はあんたといると楽しかった。逃げていることを、忘れさせてくれた」
「ねえ、それって……あんたのお母さんの形見だっていう、いつものカッコと関係あるの」
「まあ、あるわね」
「ナーガ」
 あたしは、ほんの少しだけ素直になった。
「あたしも、あんたといると退屈しなかったわ。あんた絡みではさんざんひどい目にもあったけど……一仕事こなして、あんたと手を打ち合わせるとき、あたしはきっと、幸せだったんだ、と思う」
「リナ……ありがとう」
 ナーガの爪の長い指が、そっとあたしの頬に触れた。そして、唇が降りてくる。あたしはもう、逆らわなかった。
「んっ……ふう」
 あたしの初めてのキスを。あたしの初めてのときめきを。ナーガが奪っていく。ナーガの指が、あたしの髪を梳く。そして、そっと胸に触れられたとき、あたしは自分でも驚くくらい恥ずかしい声を出してしまった。
「いや……あんっ」
「リナ、パジャマを脱がせてもいい?」
「いいけど……何だか、怖い」
「大丈夫。私はリナの嫌がることはしないわ」
167このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:21 ID:csrM2qX5
前ボタンを外され、あたしの胸が夜気に触れる。そこへ、ナーガがキスを落とす。
「ああっ……」
「リナの小さな胸。可愛くて、いつもこうしたかった」
 胸を小さいと言われて腹が立たなかったのは初めてだ。ナーガの舌が胸の突起をつついたとき、あたしはびくん、と身体を振るわせてしまった。
「感じてるのね」
 ナーガの声にも、微熱が混じる。そこに軽く歯を立てられ、あたしは全身の力が抜けていった。ナーガの指は、脇腹をそっとたどって、パジャマの上からあたしの両足の間に触れた。
「やああっ!」
「可愛い、リナ。ほら、自分で触ってみて。パジャマの上まで、沁みだしてきてるわよ」
「やだ、そんなこと、恥ずかしいよ……」
抵抗する手を引っ張られる。さわってみると、確かにそこは、あたしの知らない液体で濡れていた。
168このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:23 ID:csrM2qX5
「私も脱ぐわね」
ナーガは、片手であたしを愛撫しながら、片手でパジャマのボタンを外した。迫力のある
乳房が現れる。ナーガはあたしに覆い被さり、大きな胸とあたしの小さな胸を擦り合わせ
た。なめらかな皮膚に包まれた、柔らかな、本当に柔らかな、胸。
「リナ……いいわ、あたしも感じる……」
「ナーガ……ナーガ、お願い……あたし、もう」
「なあに、おねだり? まだ14なのに、いけない子ね」
ナーガは、あたしのパジャマのズボンをはぎ取った。そのままショーツに手をかける。恥
ずかしいけど……あたしはもう、逆らえない。
「リナ、びしょびしょよ」
脱がされるときの感触であたしにも分かった。あたしは、生まれて初めて、……濡れてい
る。脚の間がもどかしくて、膝をすりあわせる。
「なんか……変。どうにかなっちゃいそう。ナーガ、あたし、変……」
「リナ。すぐ気持ちよくしてあげる」
そしてナーガの細い指が、すっとあたしの脚の間をなで上げる。あたしはまた、びくんと
震える。
「どこが気持ちいいか、言いなさいね……」
ナーガは、あたしの濡れたそこをゆっくり指でなで回す。その指がある一点に触れたとき、
あたしは電流のような快感を感じて声を上げた。
「あ、あっ!」
「やっぱりここがいいのね」
ナーガは、中途半端に脱いでいたパジャマと下着を脱いで、全裸になる。そして、あたしの身
体の上に上下逆さまにのしかかった。
169このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:24 ID:csrM2qX5
「私がしてあげることを私にもして。いい?」
そしてナーガの顔があたしの濡れたところにうずまる。さっき触られて敏感になったとこ
ろに、柔らかな舌を感じて、あたしは背筋をのけぞらせた。
「はあ、あ……」
「リナ、さあ、舐めて……」
ナーガのそこが、顔に近づく。あたしは舌を突きだして、ナーガのあそこを舐めた。大人
の女の香りがする。
「上手いわよ、リナ。もっと良くしてあげる」
ナーガは指と舌を同時に使って、あたしの敏感なそこを責め立てた。あたしは、ナーガの
そこを舐めるのも忘れて、快楽に身を任せた。
「ああ、ああ……あっ!」
……なに……これ。脚の間から、背筋をかけ登る激しい快感。あたしは為すすべもなく、
ただ身体を震わせるだけだった。
「イッたみたいね。どう?これが大人だけが知ってる秘密の悦びよ」
「あ……やあ、もうそこ触らないで。また変になる」
「じゃあ、私を同じくらい気持ちよくして……」
あたしは、ナーガのその植物の芽のような部分に、舌をこすりつけた。たちまちそこは、
あたしの唾液とナーガの蜜で、ぐしょぐしょに潤う。
「ああ……リナ……愛してる……あああっ!」
ナーガは、自分で自分の乳首をくわえながら、快楽の頂点に達したらしい。より味の濃い
蜜が、ナーガのそこからあふれ出して、あたしの顔に滴った。
170このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:24 ID:csrM2qX5
「リナ……」
ナーガは、指をあたしの中へ一本だけ入れてきた。
「ナーガ、うあ、いや、止めて! 痛い……そこ、痛いのっ!」
濡れた指はあたしの奥までかき回す。
「いたい……いた……ううん……」
「痛いだけ?」
「うん……痛い……それは、やめて」
「あんたの処女を奪ってやろうと思ったのに」
「なっ……」
たぶん青ざめたあたしの顔を見て、ナーガはため息をついた。
「うそよ。バージンは、あんたが初めて愛する人のためにとっておきなさい。その代わり、もう一度、
忘れられないくらいイカせてあげる……」
ナーガの舌と指が、あたしのあそこでまた動き始めた。もう、あたしに逆らう術はなかった……。
171このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:25 ID:csrM2qX5
目を覚ますと、広いダブルベッドの上で、あたしは一人きりだった。ちゃんと、あたしは下着もパジャマもつけている。
「ナーガ……?」
さては、あいつ……
「あんなことしておいて、宿代踏み倒す気ね!」
普段着に着替えたあたしは一階に駆け下りる。
「あのっ、いかにも悪の魔導士ですっていわんばかりのカッコした、背の高い女が……」
「ああ、その人なら、あんたの部屋の宿代を払っていったよ。ずいぶんと早い出立だった」
「え……」
「それから、朝食代も置いていったから。あんたは好きなだけ食べなさい」
ナーガ。どうして。何だか永遠の別れみたいじゃない。
奢りの朝食を食べながら、あたしは少し泣いた。
「この先誰と旅をしても、あんたのこと、忘れない。忘れてやらないから」
こころなしか塩辛いスープを飲み込んで、眼の縁を拭った。

彼女の言ったとおり、あたしは15歳になってすぐ、長い長い一緒の旅をする、金髪の剣士と
出会う。

でも、あたしはナーガのことを忘れない。

あの夜のことを忘れない。
172このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/06 17:28 ID:csrM2qX5
以上です。最初の方、改行上手くいってなくてすみませんです。
ここのところ、ネ申がよく降りてこられるので、このスレを見るのが
楽しみです。

皆様もびしばしスレイへの萌えをぶつけてくだちい。
(ルクミリきぼん。でもどんなカップルも残さず読みます)
173名無しさん@ピンキー:04/05/06 20:09 ID:YK1A6zuQ
>>172
GJ!

心理描写が切なくて細やかで素敵でした
エロだけど
なぜかエロにはない清潔感がある感じがした
174名無しさん@ピンキー:04/05/07 23:16 ID:djwyX9UJ
すげー。百合モノなのになんの嫌悪感もなくよめたよ。
カコ(・∀・) イイ!!
175名無しさん@ピンキー:04/05/10 00:36 ID:plY7etgx
うわー
このはさんGJ!
なんか切なかったよ・・・。
エロ読んで切ないなんて!
176名無しさん@ピンキー:04/05/13 22:03 ID:ltpt/G53
保守っ
177名無しさん@ピンキー:04/05/14 11:01 ID:GFeqBlU7
今日、ガーヴ×リナの夢見た。
と、いうことで、神よ光臨したもう!
178名無しさん@ピンキー:04/05/15 01:59 ID:eBLU+4fD
>177
夢の内容をうpしる。
179名無しさん@ピンキー:04/05/16 00:00 ID:jD1Q36m6
きっと、あれだ。
セーラーガーブでマリみてでお姉さまだ。
180名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:58 ID:OO6AuRkh
いや、ぶっちゃけあんまり覚えてないんだけど。スマソ
なんせ夢だからガーヴは生きてるわ、隣には寝こけたガウリイがいるわで、よく分からんかった…惜しいことをした…
181このは ◆T5rj8pNRr6 :04/05/16 13:28 ID:yHNRzECd
寝こけたガウリイの隣でガーヴ×リナ……
萌える。
182:04/05/19 07:37 ID:5H5E+8MX
>>155さん >>156さん >>157さん >>160さん >>161さん >>163このはさん
呼んでくれてどうもありがとう。
リナらしいと言って頂けると、とても嬉しいですね。もっと精進しまする。

さて、ゼルアメ投入させていただきます
調べてみたら文庫ではアメリアはリナにタメ口なんだけど、
アニメの印象が残ったのか漏れの脳内では敬語なんだよう許しておくれよう
183:04/05/19 07:39 ID:5H5E+8MX
「ゼルガディスさんて、どうして私に何もしてくれないんでしょう」
ぶぶほっ!!!
リナさんが、派手な音を立てて飲んでいたジュースを盛大に撒き散らします。
「あ・・あんたねえっ!
そんな面白い話ならガウリイもいる時にしなさいよね♪勿体無い!」
「そ、そーいうリアクションなんですね・・・」

今、私とリナさんは宿の食堂でご飯を食べています。
ゼルガディスさんとガウリイさんはお酒を飲みにBARの方に行きました。

「で?恋愛相談ならこのリナにお任せよ!
初心者も安心の名あどばいすで すぺぺぺぇっ!と悩みを解決!今ならお試し帰還あり!!
なんたって故郷では『赤い糸切りのリナ』と異名を取った程なんだからっ!」
「いえ、それ想像するだにすさまじく何かが違う気がするんですが・・・」
「気のせいよ。それより、なになに?ゼルはあんたに手を出して来ないの!?」

リナさんは瞳をきらきら輝かせています。

「ええ、そうです。ゼルガディスさんは、
もしかして、私のことなんて女だとは思えないのかもしれませんね」
184ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:40 ID:5H5E+8MX
そうなんです。
ゼルガディスさんに想いが通じ、わたしたちはお付き合いをはじめました。
これといって急に関係がかわることはなくても、
以前まで1人の時間を大切にしていたゼルガディスさんと、一緒に過ごす時間がふえたり、
ふとしたときに腕をくんだり、手をつないだりが増えていって。
そんなこんなでもう三ヶ月が経ちます。

キスだって、したことがあります。
ほんの一瞬の出来事で、子どもにむけてするような、
夢かと思うような軽く優しいものでしたが。


「馬鹿ね、ゼルだって男なんだから、出せる手なら出したいに決まってんじゃない
たとえアメリアが子どもでロリっぽくてちんちくりんで、
手を出したら少年少女保護法案に触れる年齢であっても」
仲間の軽口を気にしないでいることも正義です。
「じゃあなんで、何にもしてくれないんでしょうか」
「決まってるでしょ  耳かしなさい、アメリア
ごにょごにょごにょ・・・・」
「なるほど!確かにそれはナイスかも知れません!
リナさん、ありがとうございますっ!!」
185ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:43 ID:5H5E+8MX
「氷の槍(アイシクル・ランス)!!!」
ばしゃーん!  「ぐはあっ!」
ゼルガディスさんに盛大に水がかかりました。

「氷の槍」は本来氷の魔法なのですが、詠唱の意味を真に理解しているなら、
変化させることは容易いことです。
氷が出現するはずの空間には大量の水がふりそそぎました。
そう、ゼルガディスさんの上にです。

「あああああっ!ごめんねゼルっ!
魔法の練習をしてるとこにまさかあんたがいたなんてっ!!」
リナさんがわざとらしく言いました。 これでもかこれでもかというくらい猿芝居風味です。
「ああ!アメリア!いいところに!! ゼルを宿まで連れてって、ふいてあげてっ!!」

「はい!見過ごすことは私の正義が許しませんっ!
さあ!ゼルガディスさん!宿へ帰りましょう!」
私はゼルガディスさんの手首をつかみ、くるり、と踵を返しました。

ざわざわざわっ、と、周りのひとびとがざわめきました。
「おい、このくそ暑い夏に頭から白いローブをすっぽり被った、
しかも何故かびしょぬれの男がいるぞ」
「かなり異様だな。暑さでいかれちまったのかなぁ・・・かわいそーに。」

「この貸しは高いぞ、リナ・・・」
ゼルガディスさんは1人密かに何かを心に誓ったみたいです。
ごめんなさい、ゼルガディスさん、リナさん!
正義の為の尊い犠牲は無駄にしませんっっ!!!
186ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:45 ID:5H5E+8MX
ゼルガディスさんを宿の部屋まで連れて帰って来ました。
ぽたぽたとしずくが落ちて、
岩のむき出た青い肌に、白いローブがぴったりとはりついています。

「じっとしていて下さい」
「おい、自分でやる・・・ってのに。」

私は無理矢理ゼルガディスさんの上着を脱がせ、
ていねいにタオルで拭いていきました。
ゼルガディスさんが軽くお礼を言ってくれて、嘘をついている事が心にちくり、と刺さりました。
でも、大きな正義の名のもとには少しの必要悪もつきものなのです。

「礼を言う。下も着替えたい。悪いがそろそろ外に出てもらいたいんだがなうわっ!」
私は、えいや!っと ゼルガディスさんに抱きつきました。
拭きたての肌は、ひんやり冷たくてここちいいです。

これで・・私の気持ちが伝わりますように・・・・
「アメリア」
「はい?」
「いくら暑いからって、俺で避暑るな」
すぺきょふっっ!!
まるでリナさんのような音を立てて滑ってしまいました。
うう・・・正義の道に試練はつきものなんですね・・・
私、負けません!ゼルガディスさんに気持ちが伝わるその日までっっ!!
187ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:46 ID:5H5E+8MX
再び、彼に抱きつきます。
ゼルガディスさんは「濡れるぞ」といって私を引き剥がそうとしましたが、
私は腕を解かないでいました。 私に離れる気がないことを悟ると、すぐに諦めたようです。

諦めて、空いている手でベッドに布を敷き、ゆっくりと座りました。
私もゼルガディスさんの膝の上に座りました。
もう一度「濡れるぞ」と警告してくれましたが、そんなことは気になりません。

私はゼルガディスさんの目を見つめ続けています。
深くて鋭い眼は、私には、とっても優しく映ります。

ゼルガディスさんが纏っているのは、
今は濡れてしまったいつも履いている白いズボンだけです。
初めて触れるゼルガディスさんの上半身は硬く、顔と同じように小さな岩が顔を覗かせています。
筋肉が引き締まっていて、はしたないとは思いますが、綺麗だと思いました。
私は、鏡の前で密かに練習した、一番かわいい顔をしてみせました。
「私、ゼルガディスさんのこと、大好きです」
「ああ、俺もだ アメリア  けどな・・・・」
「はい?」
「言ってなかったんだが、俺、
 ホントは男が好きなんだ」

ぶぶべほっ!!!
さっきよりも盛大に滑りました。
「冗談だ。こうでも言わないと離れないからな。」
な・・なんだぁ  ほっ
(一瞬ガウリイさんとの怪しい絵を想像して  ときめいてしまったことは秘密です)
188ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:47 ID:5H5E+8MX
気を取り直して、顔を近づけます。
「私のこと・・邪魔ですか?」
「違う」
「私の事、嫌い・・・なんですか?」
「そんなことは無い。絶対にだ」
表情を見ると、困惑しているようでした。
思い切って唇を重ねました。

リナさんのアドバイスどおり、舌を絡めて見ました。
こんなキスをするのは初めてです。
はしたないとは思いますが、正義の前には霞むのです。

ゼルガディスさんは戸惑っていたようですが、  直ぐに動きが帰って来ました。
最初はためらいがちに、ですがだんだん強く。
わたしのほうは何だかドキドキしてしょうがないです。
今目をあけられたらどうしよう、
変な顔してないかなぁ・・・・とか考えてしまいます。
きもちいい・・・んだとおもいます。

「アメリア   手を離せ。止まらなくなる」
「ゼルガディスさん、私」
「お前を汚すわけにはいかなんだ。頼む」
「私の事、ほんとは、 好きじゃない・・・ですか?」
「まさか。大好きだ。」
ぎゅ、とゼルガディスさんを抱きしめる手に力を込めました。
肌と同じ色をしたその瞳を見つめます。
なら、なんで・・・・
189ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:50 ID:5H5E+8MX
「なんで、なんにもしてくれないん・・・ですか?」
「駄目なんだ!」
語尾が激しくなりました。
「俺だってアメリアを抱きしめたいさ!  でもこの体は駄目なんだ、アメリア」

体は駄目なんだ
その言葉から、一瞬私は男性としての機能が無いということだろうか、と思いましたが
「目を閉じろ・・・」 「ん、、、」
ちゅ・・・・  くちゅ・・・
ゼルガディスさんが丁寧にキスをくれて、、  私の体を膝から下ろしました。
少し、ごそごそ、と気配がします。

「もう、開けていい・・・」
目を開けると、ゼルガディスさんは裸でした。  初めて見る、男性の裸の全身です。
デーモンの色そのままの肌の青。 体毛の変わりに、体中のそこかしこに密集する岩。

「俺の体は、こんなだ。忌々しいがな。
全身に岩が張り付いていて、決して取れることは無い。
肌を合わせればお前は痛みを感じる。」

「こんなものを見せて悪いが、この体はご丁寧に  ここまでもが岩でな。
 ・・・苦痛でしかないぞ。特に、はじめては。」
190ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:51 ID:5H5E+8MX
ああ・・・。
私は、ゼルガディスさんの頭をかき抱きました。

「ごめんなさいごめんなさいゼルガディスさん 気が付かなくてごめんなさい」
「泣くな。いいんだ。分かってくれれば。  
こんなもの見せて悪かった」

誤解されやすいけど、優しいゼルガディスさん。
私に痛い怖い思いをさせないように気遣って
我慢していてくれていたゼルガディスさん。
そんな貴方だから、私は好きになったんだと思います。

「おい・・アメ・・?」
私は彼をベッドに座らせ、、胸に口づけをしました。
すべすべした肌の部分と、ごつごつした岩の部分と。  一つひとつ、丁寧に。
「おーい・・」
「貴方を、見せてくれてありがとう。  もっと、好きになりました・・・」
「こらこら、危険な位置に。
・・初めての女にそこまでさせられるか。位置代わるぞ」
191ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:53 ID:5H5E+8MX
「・・・うううっ・・ん」
ぴちゃぴちゃと音を立てて私の中を舐めるゼルガディスさんの舌。
十分に愛されて、私はもうとろとろにとろけたアイスクリームみたいになっています。
時折針のような白銀の髪がちくちくと肌に触れ、
岩のかたまりがごりごりと私の肌を通り過ぎます。
でも、そんな感触さえ、愛しい。

「ゆっくり行く。痛いぞ。」  「はい」
私の頭をやさしく抱え、ゼルガディスさんが入ってきました。
「ああああっ・・・」   「くっ・・・」
痛い。
痛い。痛い。痛い。
痛い。痛い。痛い。痛い。
そこにあるだけで辛い。抜いてほしい。
でも。
「きもちいいです。ゼルガディスさん・・」
「無理するな、アメリア   駄目だったら、止めればいい」
「体はやっぱりちょっと痛いですよ。でも」
「心が、とっても、気持ちいいです」
「アメリア・・・・・!」
192ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:55 ID:5H5E+8MX
ゼルガディスさんが優しく動きます。  ざらざら。ごりごりした感触。
痛いけど、でもそれ以上に、ひとつになれたことがこの上なく嬉しい。
肉体の苦痛に疼きながら、心では至福の瞬間を味わって。
私の中からなにかがぬるりと溢れ、2人の動きを手伝って。
痛み。振動。飛び散る汗。体温。腕。体と体のぶつかり合う音。
ゆがむゼルガディスさんの顔。  求めあうひとつのかたまり。
「あ・・ああああっ!!」
こういう声って、こうして出るだなんて知りませんでした。
出さずには、いられないものなんですね。
「あ・・あああっ!!」  動きが、激しくなりました。
痛いです。未知の特殊な力持つ魔族に、体の中を直接掻き回されて、
攻撃されているような痛み、と言っても過言ではないかも知れません。
痛いけどでも、でも、でも・・・・

とっても幸せ。

「アメリア・・悪い、ちょっと我慢してくれ・・・」
動きがより一層早くなり、  私は耐えるだけで精一杯になりました。
でも、ゼルガディスさんが気持ちよくなってくれている、と思うと 凄く凄く嬉しくて

どろっ
193ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:55 ID:5H5E+8MX
何かが、私の中から大量に出てきた気がしました。
「やっ・・・そこっ!!」
「ここか?」
ぐい、っと力強く、その部分を攻めました。
「ああ、、やっ・・」
「ん・・こうはどうだ?」
「きゃあああっ!!」
快感が走り抜けました。
ごつごつした部分が触れると、特に。
気持ちいい。さっきまで痛くてたまらなかったのに、
きもちいい・・・

ゼルガディスさんが、そこばかりを狙って小刻みな動きをします。
「あっあっあっあっはっ」
動きにあわせた声が漏れてしまいます。
気持ちよくて、朦朧とします。
「可愛いな、アメリア・・・・」
優しくキスをしてくれました。べったりと汗が混ざります。

「俺、もう・・・」
そこを中心に、今までにないくらいの激しい動きをしました。
「やあああああああっ!!!」
喉が枯れるくらいの声。
ほとばしる快感と痛みで、ご近所への心配なんて出来なくて。

ゼルガディスさんの熱くて白い液体が私のふとももに放たれた時、
私は動けなくなっていました。
194ふ(ゼルアメ):04/05/19 07:56 ID:5H5E+8MX
「ほら」
汗をふいてくれたゼルガディスさんは、
自らの口にくい、っと水を含み、動けないでいる私の唇に、
咳き込まないように少しずつ、流し込んでくれました。叫び乾いた喉が生き返ります。

優しい・・・。

「私、幸せです。」
「俺もだ」
「大好きですよ。私のキメラさん」
「ああ、大好きだ。俺のお姫様。」
「だから、ココの岩部分に私の名前彫っちゃえ〜♪」
「こら!それは痛い上に恐ろしすぎるっ!!」

こうして、とっても幸せな
キメラとお姫様の物語は始まったのです。
めでたし、めでたし。

なーんて、ね。
195ふ(ゼルアメ):04/05/19 08:00 ID:5H5E+8MX
終わりです。
「こんなんアメリアぢゃねえええええっっっ!!!」とお怒りの方はすみませんです。
どうしても長くなてしまいますがよかったら呼んでやって下さい。  
196名無しさん@ピンキー:04/05/19 17:02 ID:wFO43n54
萌えました〜。
ゼルアメ久々に読んだ。最高!!ぜひまたお願いします!
197名無しさん@ピンキー:04/05/19 17:38 ID:01destYx
そう簡単に見れないのも読んでみたいのだけど、ラブラブな旦那×アメリアとか。
異端?
198名無しさん@ピンキー:04/05/19 18:06 ID:fE5VIzrk
アメリアのかわいらしさに萌えました!>ふさん
199名無しさん@ピンキー:04/05/19 20:17 ID:ZQO3ft3T
GJ!

>「だから、ココの岩部分に私の名前彫っちゃえ〜♪」
>「こら!それは痛い上に恐ろしすぎるっ!!」
ワロタw
200名無しさん@ピンキー:04/05/21 13:00 ID:x1EY2cCj
>>197
激しく同意!!
ヤッパリイタンデスカ orz

ガーヴリナとかレゾリナとかコピーレゾ×リナとか
アルフレッド×アメリアだとかも……逝ったキャラばっかしだ
201名無しさん@ピンキー:04/05/23 01:33 ID:pO8Zjwgf
前々スレにはあったかな?アルアメガウアメ。
てことでほい

スレイヤーズのエロパロ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1052/10523/1052359978.html
202197:04/05/23 01:37 ID:W40xSLxO
>>201
感謝!
そー言えば過去スレのことしっかり忘れとったよ。
でも新作もお願いしたいな、と思う。
203名無しさん@ピンキー:04/05/23 01:47 ID:789JLYSF
過去ログは掘り出し物イパーイw
倉庫は神別にまとまってて読みやすいぞ。
204名無しさん@ピンキー:04/05/23 19:01 ID:/jC0Dwbc
虚ろな瞳はスレイヤーズの小説が結構ある。
205名無しさん@ピンキー:04/05/23 19:03 ID:/jC0Dwbc
国語1氏の続きはあっぷした?
206名無しさん@ピンキー:04/05/25 23:18 ID:ncWXRG7b
紙はまだ?
207名無しさん@ピンキー:04/05/28 08:19 ID:0ARtm7SI
エロパロ2のログを探してます。お願いします。
208名無しさん@ピンキー:04/05/29 23:00 ID:MmS4Dyfp
ttp://adult.csx.jp/~database/index.html
SSはここに保管されてますよ
209名無しさん@ピンキー:04/06/01 15:06 ID:AVoDArGt
ホッシュ!神はまだかー。
活気なくなったのぅ・・・。
210名無しさん@ピンキー:04/06/05 21:45 ID:8DSukKee
初めてエロパロに来て一気読みして萌えて書きたくなった。
お前ら何かネタください。
211じゃあ:04/06/05 22:00 ID:adLrYxfs
ものすごい性格の悪いガウリイにやられるリナ
212じゃあ二号:04/06/05 23:04 ID:F7Y0m6LK
宿屋でノーマルラブラヴやカンキン鬼畜もスタンダードでよろしいが、
衆人監視のもとでのシューチ責めガウリナなんてのはどうでしょう?
213でもリンカンとかはイヤン:04/06/06 05:12 ID:q50OrAEF
現代パロならガウリイにオモチャ入れられて授業受けさせられるリナとか。
原作物ならアオカンとか…
214同意:04/06/06 22:46 ID:i+gsiqga
もちろん授業は保健科目で。
215名無しさん@ピンキー:04/06/06 22:53 ID:JvGfZYld
では久しぶりにゼルリナが読みたい。
むしろリナゼルで。
やられかわいいリナもいいけど、快楽にまけて自分から攻めるっつーのが見たい。
216名無しさん@ピンキー:04/06/07 00:22 ID:NOMShZjC
前に誰か書いた家庭教師ものとか…
217名無しさん@ピンキー:04/06/07 02:24 ID:uQtKUmoA
>>216
あ、誰かが案出してたって意味ね。
218名無しさん@ピンキー:04/06/07 03:41 ID:kmU9Mgoa
リナゼル……いいなぁ。萌え。
家庭教師ものならば、やっぱり成績が上がったご褒美だろうか。
あるいは男女の体の仕組みについての実地とか?
219名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:36 ID:u0lRe+Ao
リナガウもいいかもしれない。なかなか手をだしてこないガウを襲うリナ・・・。
220名無しさん@ピンキー:04/06/07 23:53 ID:5qscp37v
故郷のねーちゃんってリナよりスタイルいいのか?
221名無しさん@ピンキー:04/06/08 18:01 ID:cV6Ilyui
良いイメージはあるが…
222名無しさん@ピンキー:04/06/08 21:36 ID:TsUgx5uZ
NEXTのオープニングに出てたねーちゃんらしき人は胸でかかったっすよ
223名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:20 ID:d0kDfDBE
とりあえず、故郷のねーちゃん一覧
ttp://www.eternopoder.0catch.com/galeria/gluna.htm
224名無しさん@ピンキー:04/06/09 03:37 ID:BZhTfM75
海外のサイト?
225名無しさん@ピンキー:04/06/10 00:11 ID:Cpfb2p+9
>>223
 クリックしたら、ぁゃιぃサブウィンドが開いたぞ?(゚Д゚)ゴルァ!!

 まぁ俺はマカーな人なので(ry
226名無しさん@ピンキー:04/06/10 02:18 ID:TrNJT1/j
まだかなまだかな
ワクワク
227名無しさん@ピンキー:04/06/10 15:29 ID:r0Zwk5Pn
>>225
普通に見れるけど・・・。マカーじゃないからかな??
228名無しさん@ピンキー:04/06/10 17:23 ID:z/Yv3heE
マカーって何?
229名無しさん@ピンキー:04/06/10 17:36 ID:LLbirL8T
マッキントッシュを使うひと。
230名無しさん@ピンキー:04/06/10 17:49 ID:z/Yv3heE
>>229
dクス 無知でスマソ
231ガウリナ(1/11):04/06/10 21:20 ID:YmNc8WvO
投下いきます。
---------------------------

 小声で呪文を唱えて、天井付近に浮かべていた明かりを消した。
 暗い部屋の中。あたしとガウリイは、二人きりで向かい合っていた。ほんの
少し手を伸ばせば届く距離で。
「リナ」
 最初に踏み出したのは、ガウリイ。
 ただ名前を呼ばれただけで、あたしの心臓は痛いほど跳ねた。恐る恐る顔を
上げて、星明かりを頼りにガウリイをうかがう。けれど、長い金髪が落とした
影のせいで、表情は隠されたままだった。そのかわり、息を押し殺したような、
張り詰めた気配だけが伝わってくる。
「ガウリイ」
 そんな沈黙の後に、名前を呼んで。
 最初のキスはあたしから。両手で頬を捕らえて、唇を触れ合わせる。
「……んっ」
 そこへ、唇を割って入ってきた舌が、ねろりと歯列を舐めた。
 ぞくりと身じろぎをしたあたしを、逃がさないとでも言いたげにガウリイが
抱く。片腕で腰を支えて、もう片方の手はあたしの後頭部に添えた。キスから
逃げ出さないように。
 角度を変えて、ガウリイは何度もキスを繰り返す。逃げることもできずに、
あたしはひたすらそれに翻弄された。
 不自由な呼吸。酸素が足りないのか、頭の奥がじんと痺れてる──それとも、
激しすぎるキスのせいだろうか。
「や、もぉ……」
 そして、何度目かも分からない長いキスの後。
 完全に足腰が砕けたあたしを、ガウリイはひょい、とベッドに抱え上げた。
232ガウリナ(2/11):04/06/10 21:21 ID:YmNc8WvO
 ベッドに横たえられた時、本当は少し安心した。
 これでやっと触れてもらえると思った。なにしろ、今日のガウリイときたら、
やたらしつこくキスばかりを繰り返していたわけで。
 ──キスだけで足腰立たなくされたって、結構くやしいんだけど。
「……ねぇ」
 しかし、そこはあたしも負けてらんない。
 上目遣いにガウリイを見ながら、ちょっとだけ甘ったれた声で呼びかける。
大抵の場合、こうすればガウリイはあたしの言いたいことを汲み取ってくれた。
こういう時のおねだりとか──まあ、ほかにもいろいろと。
 けど。
「何だ、リナ?」
 きょう、まさに今。
 頭上から降ってきたのは、穏やかな声のそんな返事だった。
「なっ……聞かないでよ馬鹿!」
「なんでだ?」
 まるでいつもの、知らないことを尋ねるときの口調で。
「なんでもよっ! それが乙女心ってもんなのよ!」
「えー……だって、お前さんもう乙女じゃないだろ」
「うるっさいわね! 心は乙女なのよ!」
 ああもう、色気もムードもありゃしない。
 さっきまでは凄くいいムードだったのに、今のあたしたちときたら、まるで
いつもの旅の途中みたいで。
 いっそ今なら、ガウリイに竜破斬かましてもシャレで済むかしら。あたしが
剣呑なことを考え出したころ、ガウリイは「わかった、わかった」と苦笑した。
「お前さん、さては照れてるだろ」
233ガウリナ(3/11):04/06/10 21:24 ID:YmNc8WvO
「な゛っ!?」
 どげはぁっ!
 いきなり核心を突かれて、あたしは思いっきし動揺した。
 いくら相手がくらげかスライム並のおつむしかないガウリイでも、さすがに
これじゃバレバレだ。
「……かわいい」
 うあそんなこと耳もとでささやくな!
 ってゆーかこの体勢って相当ヤバくいか。あたしがベッドに仰向けに転がっ
てて、ガウリイはベッドの縁からそれをのぞき込んでるって。右腕なんか耳の
すぐ横にあるし。しかも顔とか近づいて来てるし!
「ガウリ、」
 呼びかけた声は、降りてきた唇に塞がれた。薄い唇がかすめるように触れて、
かと思えば吸い付いてくる。好き放題もいいところだ。
 ──何がムカつくって、しっかり体が反応してしまうことなんだけど。
「や、ちょっと、ねぇ……ひゃうっ」
 頬に、瞼に、それから耳元や首すじに。
 服で隠れていない場所を選んで、ガウリイの唇が落ちる。くすぐったいような
感触は、体が熱を取り戻すにしたがって、ぞくりというおののきに変わっていった。
声が抑え切れなくなる。
「ふぁっ……や、もう……」
 今日に限って、なんでキスばかりするんだろう。熱に浮かされた頭の片隅に、
ふとそんな疑問が浮かんだ。
 キスが嫌いなわけじゃない。でも、今みたいな状況じゃ、キスばかりされて
いても物足りない。もどかしい。
 そう思いはするものの、言うのはなんとなく気恥ずかしくて。
「やぁっ……ん」
「嫌なのか?」
 それなのにガウリイは、思いっきり見当違いな問いを口にした。
 ──さっきはあんなに鋭かったくせに、どれだけ鈍いのよこのくらげ頭!
234ガウリナ(4/11):04/06/10 21:27 ID:YmNc8WvO
「ちがっ……」
「だって、さっき嫌だって」
 鎖骨のあたりに唇を寄せたまま、ガウリイはマヌケな発言を続ける。
 っていうか、唇の動きは分かるわ息がかかるわ、くすぐったいんですけど
ちょっとー!
「や、なんて、いってない……!」
 思考はめまぐるしく動くのに、うまく言葉にならない。っていうか言えない。
 それでもせめて察してほしくて、あたしはガウリイの手首をひっつかんだ。
大人しく引っ張られて
くれるそれを、自分の胸元に添える。
「……ねぇ」
 同時に、上目遣いでじっと見上げて。
「こう?」
 ガウリイは無事に意図を汲み取ってくれて、大きな手でやわやわと胸を
揉みはじめる。
「あっ!」
 ゆるやかな刺激なのに、ビリッという快感が体中を走った。
 びくりと大きく背中が跳ねる。ガウリイが笑った気配がした。いつもなら
怒るところなのに、今はなんだかどうでもいい。ガウリイにどう思われるか、
なんてことより、カレが与えてくれる快楽に夢中で。
「も、い……あぁっ……」
 声を抑える努力なんて放棄した。あえぎ声なんていくらでも聞かせてあげる。
 だから、もっと。
「がうりっ……ねぇっ」
「なんだ?」
 そんな余裕面してないで。
「ふく、ぬがせて……」
 ──もっとたくさん、刺激をちょうだい?
235ガウリナ(5/11):04/06/10 21:29 ID:YmNc8WvO
 ぱさり。乾いた音を立てて、あたしのパジャマは床に落ちた。
 これでお互いに裸。見られたのは初めてじゃないけど、やっぱりちょっと
気恥ずかしくて、視線から隠れるように抱きつく。
 音を立てて、小さなキス。
「っ、ひゃぁん!」
 ぞくぞくぞくっ!
 背中に回ったガウリイの手は、抱きしめてくれるのかと思いきや、つう、
と背筋をなぞり上げた。
同時に、のけぞったあたしの頤をとらえて、喉元にキスが滑り込む。
 喉元を下って鎖骨を辿り、腋を吸い上げてから胸の頂へ。
 ガウリイの唇が触れるたび、こらえようのない嬌声が上がる。それを嫌だ
とは思わなかった。恥ずかしさはまだ少しあったけど、むしろそのせいで、
どうしようもなく劣情を煽られる。
「んぅっ、……くぅっ……あん……」
 ゆっくりと下半身に近づいていく唇。その感触に身をよじるたび、のぼり
つめるような落ちゆくような、奇妙な感覚にとらわれる。
 背中に感じるシーツの肌触りがなければ、どこかに飛んでいくのかと錯覚
しそうだ。せめて何かにつかまりたい。そう思うに、力の入らない指先は、
いたずらにシーツをひっかくばかりで。
「ガウリイ、ガウリイっ……!」
 こわれた頭で、ばかみたいにガウリイを呼ぶ。そのたびにガウリイは、
あたしの肌に唇を落とし、きつく吸い上げて華を散らした。その刺激にまた
身悶えする。
 ──もっと。ねえ、もう少しで。
「やぁ、あっ、あぁぁっ!」
 口づけを待っていた場所に、かすかな感触が触れた。
236ガウリナ(6/11):04/06/10 21:32 ID:YmNc8WvO
「すごい、濡れてる」
「ばかぁっ……ん」
 ガウリイが言葉を紡ぐたびに、吐いた息が敏感な場所をくすぐる。
 本当は見るなと言ってやりたいのに、言えないのはそのせいだ。口にする
前に言葉が散ってしまう。
言いたいことなんかひとつしかないのに。
 ──なのに。
「……あ?」
 ちゅ、と軽い音がして、太ももに口づけられる。
 思いっきり肩すかしをくらったあたしは、くすぐったさに間の抜けた声を
上げた。そこへ、もう一度ガウリイが唇を落として、たまらずにあたしは足を
ばたつかせる。
「ちょ、くすぐったい……」
「ん、なんだって?」
 けれど、ガウリイはあっさりその足を抱え込んで、位置をずらして何度も
口づけた。
「もう、やめてってば」
 我ながら説得力のない声で、首だけを起こしてガウリイに呼びかける。
 と。
「じゃあ、どうしてほしい?」
 こちらを見上げているガウリイと、モロに視線が合ってしまった。
「どどどどどうって!!?」
 思いっきり赤面しつつ、あたしは慌てて後ずさる──つもりが、ガウリイは
それを許さなかった。
 あたしの足は、肩に担ぐように捕らえられていて、それ以上進むことも退く
こともできない。そして、両足の間からは、笑みを浮かべたガウリイの顔が
のぞいていて……これで赤面しないわけがない。
「リナがされたいようにしてやるよ」
 その上、こんなセリフまで吐いてくれちゃって!
237ガウリナ(7/11):04/06/10 21:34 ID:YmNc8WvO
 なまじっか美形なもんだから、イヤミにならないのが困る。ほんとに困る。
 ついでに、あたしも惚れちゃってるもんだから、呪文で吹っ飛ばすどころか、
照れてしまうのが困るわけで。
「い……言わせないでよ、ばか!」
「じゃあ、やめてほしい?」
 どうしてそういう理屈になるのよ!
 裸の男女がムニャムニャしてたんだから、その続きとくれば……当然、
アレしかない。
 ただ、それを自分から言うのは、ひどく照れくさかった。だからいつも、
ガウリイが襲ってくるのに任せて、ただしがみついてばかりいたんだけど。
「俺バカだし、リナのしてほしいこととズレてるかもしんないし。な?」
 要するに言わせたいだけでしょうがこのスケベ!
 ガウリイの魂胆なんか読めてるのに、それを指摘する言葉が出ない。
 っていうか、この体勢って相当ヤバい。ガウリイにばっかり……
「リナ、すごく濡れてる」
 ぼふんっ!
 一瞬で赤面したのが自分でも分かった。とっさに、自由だった両手で顔を
覆ったけど、絶対見られたと思う。ムダに動体視力のいいガウリイが見逃す
はずはない。
「見られるのが好き?」
「ちがっ……」
 なんとか絞り出した、自分でもびっくりするような細い声。
 ガウリイがじっとそこを見ているのは分かる。視線のせいで興奮してしまう
のも、恥ずかしいけど事実だ。でも、本当に好きなのも、されたいのもそんな
ことじゃなくて。
「なら、どうしてほしいか言えよ。でないとずっと見てるぜ?」
「……それは嫌」
 素直に言ってしまえばいい。そう思ってしまう、流されかけたあたしもいる。
どうしてほしいかを伝えれば、ガウリイはきっとその通りにしてくれるだろう。
 けど──どんな言葉で伝えればいいのよ。
 直截的な言葉は、乙女として断固拒否したい!
238ガウリナ(8/11):04/06/10 21:36 ID:YmNc8WvO
「……ガウリイ」
 さんざん迷った挙句に。
 あたしはそっと、ガウリイのことを呼んでみた。
「なんだ、リナ?」
 応えて、ガウリイは面を上げた。体勢は変わらないままだけど、視線が
外れた気配がしてホッとする。
いくら星明かりしかない室内ったって、凝視されるのはさすがに……ねえ?
 うう。でも、呼んだだけで先のことは考えてない。
「……言ってみ。どうしてほしいのか」
「……意地悪、しないで」
 自分でもびっくりするほどの細い声で、辛うじて言えたのはそれだけだ。
 熱を与えられた身体が、触れてもらえずにくすぶっている。それがひどく
つらい。
「さわって……もっと、たくさん」
 これで察してくんなかったら暴れる。言った後でそんなことを思った。
 意地っ張りのあたしにしては、かなり素直な告白の言葉。それを分かって
いるのかいないのか、視線の先でガウリイはふっと微笑んで。
 けれど、抱えた足はそのままで、たださっきのように視線を落として──
「あああああああっ!」
 恥ずかしい裂け目を大胆に舐め上げられて、身体が大きくのけぞった。
「すご、甘い……」
「ああっ……くっ、んぅ……」
 堰を切ったように流れ出した蜜を、ガウリイがじゅるじゅると音を立てて
味わう。吸い上げられた快感と、派手な音がもたらす羞恥が、身体じゅうを
めまぐるしく駆けめぐった。
 たまらずにきつくまぶたを閉じる。ガウリイの感触に溺れたいのに、視覚
なんて邪魔なだけだ。
239ガウリナ(9/11):04/06/10 21:37 ID:YmNc8WvO
「びしょびしょになってる。よっぽどガマンしてたんだな」
「やぁっ、そんな、こと……いっちゃ…」
「だって、ほら」
 じゅるっ!
「い、あぁぁっ!」
 たっぷりの蜜をすくった舌先が、敏感な肉芽に触れる。
「どんどん出てくる。淫乱なんだな、リナ」
「んくぅっ」
 吸い込まれる感触に、頭のてっぺんからつま先まで電流が走り抜けた。
 意外に器用な舌先が、真珠を覆う皮をめくり上げる。と、今度は唇が動いて、
小さな肉芽を甘噛みした。
「……っあ、あああああああ!」
 突き刺さるような快感に、声ともいえない悲鳴を上げる。
「ここがいいんだ」
「ん、う……はぁっ」
 からかうような声音に、考えもせずにうなずき返す。
 身体はぐったりしていのに、快楽がもたらされるたびに跳ねた。そんな反
応を楽しんでいるのか、ガウリイの舌が、唇が、なおもしつこくそこを責め
立てて──
「や、だめっ……!!」
 はじける、と思った瞬間、ひときわ高く身体が跳ねた。
240ガウリナ(10/11):04/06/10 21:41 ID:YmNc8WvO
「はぁ……はぁ……」
 静かな室内に、荒い呼吸の音が響く。
 弛緩しきったあたしの身体に、ガウリイがそっと覆い被さってきた。唇を
重ねると、ちょっとだけ嫌なにおいがする。
「お前さんの味だよ」
 真顔であっさり返されて、またもやあたしは赤面してしまったのだけれど。
「……ん」
 赤面の原因はそれだけじゃない。
 いちど達したあと、ぎゅっと抱きしめられてるのは気持ちがいい。けれど、
ヘタに密着しているせいで、太ももに当たる固いモノの存在を、否応なしに
意識してしまう。
「大丈夫か?」
 言葉の意味なんて聞くまでもない。
 それを裏付けるかのように、ガウリイの指があたしの中に侵入してきた。
最初は1本だけだった指が、2本、3本と増えてあたしを引っかき回す。じゅぷ
じゅぷと大きな水音が響いて、あたしははしたない声を上げた。別にいい。
どうせガウリイしか聞いてない。
 と、その指が不意に逃げ出して。
「いくぞ」
 代わりにそこへ、ガウリイが進入してきた。
 ガウリイのモノは大きい。比べる対象があるわけじゃないけど、少なくとも
あたしの身体には大きすぎる。
そのせいで、進入はいつもきつきつで、お互いに痛みをこらえることになる。
 けれど今日。十分すぎるほどならされた入口は、やすやすとガウリイ自身を
のみこんだ。
「熱いな。お前さんの中」
 自身を根元近くまで納めたところで、ガウリイは押し入ってくるのを止めた。
かわりに、少し上体をかがめて、耳元でささやきかけてくる。
「こんなになるほど欲しかったんだ?」
241ガウリナ(11/11):04/06/10 21:44 ID:YmNc8WvO
「……によ、ガウリ……って……あんっ」
 あんただって、こんなに大きくしてるくせに。
 言いかけた強がりは、ガウリイの動きであっさりと遮られた。
 ぐちゅ、ぐちゅ、……じゅぷ……
「い、あぁ……や……あふっ……」
 ガウリイが腰を動かすたびに、いやらしい音が室内に響く。
 奥まで突き入れられる衝撃。あたしの中をこすり上げる感触。そのどちらも
が、我を忘れそうなほどの愉悦を与えてくれる。もっと、もっとたくさんして
ほしくなる。
「嫌なのか?」
「ちがっ、あっ……い、いい、いいのっ」
 口ばかりじらすようなことを言いながら、ガウリイは激しい動きをやめない。
「いいっ……ねぇ、ガウリィ……いいのぉっ……」
 理性なんかとっくに飛んでいった。それどころか、意識さえ手放してしまい
そうで、あたしはガウリイにしがみつく。どこにも行けないようにぎゅっと
抱きしめてもらう。
 閉じた瞼の裏側で、強い光がはじけそうになる。もう、ほんの少しでたどり
着けそうな場所──
「あ、あああああああああああっ!!!」
 自分じゃ手が届かないその場所を、ガウリイが思い切り貫いて、そして、
「くっ……ぅあ、イク……!」
「やっ、そこぉ! い、いく、いっちゃう! イクッ!!」

 ──めちゃくちゃに突き立てられた快感が、あたしの意識をさらっていった。
242名無しさん@ピンキー:04/06/10 21:44 ID:YmNc8WvO
>211タンのレスだけ呼んで書き始めたんだが、予想以上に時間かかるわ長いわ…_| ̄|○
お目汚し失礼致しました>住人各位
243名無しさん@ピンキー:04/06/10 21:56 ID:WtvM/p8j
キター!

ガウリイの策略的くらげ頭と色男のコンビネーションイイ!
それにまんまとやられたリナたん萌え
普段の権力が逆転するようなのはツボなんでかなりハァハァもんでした
244名無しさん@ピンキー:04/06/10 22:06 ID:F4oHJBbC
神キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
リナ可愛いし、ガウリイカッコいいし…めちゃめちゃ萌え
245名無しさん@ピンキー:04/06/10 22:06 ID:r0Zwk5Pn
ガウリイ良い〜〜!!
リアルタイムで見てしまいましたぁお疲れです!!
246名無しさん@ピンキー:04/06/10 23:01 ID:KAFr/KrP
鼻血がでるかとおもいました(*´д`)>ガウリナさん
247名無しさん@ピンキー:04/06/12 01:45 ID:1/FJNpd1
ガウリナ乙です(*´Д`*)
リナかわいい。
乙女だね〜(・ω・)
248名無しさん@ピンキー:04/06/12 09:19 ID:x9yvIlIc
GJ!
249どんぐり(ゼルリナ):04/06/12 15:33 ID:Nefg1Ry1
>>215
誰か書いてくれないかと待ってたんだけど、投下の気配がないので自分で書きました。
「またお前か!」という場合はスルーしてください。
あんまりリナ攻めになりませんでした。スマソ。


「っ……あ……!」
 ぎしぎしと軋むベッドの上、差し込む月明かりに縁取られた栗色の髪が、冷たい炎のように空を舞う。
 ゼルガディスの上に跨ったリナが上下にバウンドするたび、ささやかな乳房も淫猥に揺れる。
 粘ついた蜜の音、女の嬌声、打ち付け合う肉の乾いた音。
「あッ……あぁ……ダメぇ……気持ちいいよぉっ!」
 甲高い声を甘く漂わせて、リナの上体がゼルガディスの胸の上に崩れ落ちる。
 それでも女の腰は絶頂を求めて激しく上下に揺さぶられ打ち上げられ、リナはがくがく揺れる腰を止められず、おのれの手綱を握る男の首に、腕を絡ませ縋り付く。
「も、イッちゃう……イっちゃうよぉ……!」
「……好きなだけイけよ……ほら!」
「あ!! ああッ!!」
 胸の間に挟まれた乳首を指先でこね回され、更に強く突き込まれた一撃がリナの最奥を犯す。
「ゼル……そっ……んな、されたら……っ……あたし……!」
 意味のある言葉を最後まで紡ぐことなく、リナの肢体が歓喜に震える。
 絶頂に仰け反った瞬間、月明かりに浮かび上がった恍惚の表情を目に焼き付けると、ゼルガディスもまたとどめとばかりに最後のひと突きをくれて、リナの中で果てた。
250どんぐり(ゼルリナ):04/06/12 15:34 ID:Nefg1Ry1
 繋がったままで褥に寝そべり、戯れに啄むだけのくちづけを繰り返す。
 表面だけはひんやりとした無機物の肌に手を這わせると、その奥に熱がこもって、速い脈を刻んでいるのが伝わってくる。
 しかしリナは次第に撫で回すだけでは物足りなくなってきて、ゼルガディスの銀の髪を掻き上げて首筋にキスしたり、鎖骨に舌を這わせたりと悪戯を始めた。
「おい、こら……もう勘弁してくれ」
「なに弱音吐いてんのよ、まだ6回目じゃない」
「元気だなお前……おれは体が保たんよ」
 リナは小柄な分、人より体力が劣る。はずだった。
 しかし何故か知らないが、ベッドの中ではその優劣が逆転するのだ。
 リナのテクニシャンぶりも、その要因のひとつかも知れない。
「あー、だいじょぶだいじょぶ。まだまだイケるってv」
 既にぐったりしているゼルガディスを余所に、リナはにっこり笑って下肢に力を込めた。
 胎内に満ちた白濁が、結合部から泡立って溢れる。
「いや、もう、マジで勘弁してくれ……」
「誘ったのはあなたでしょーが。あたしを本気にさせた以上、しっかり満足させて貰いますからねっ♪」
 そう言って寝そべった体勢のまま、締め付けを続ける腰をゆっくりと回しだす。
 ゼルガディスは一瞬意識が遠のいたが、リナの中に収まった彼の分身は、しっかり戦闘態勢を建て直していた。
251どんぐり(ゼルリナ):04/06/12 15:35 ID:Nefg1Ry1
「……あ、たしも……っ、巫女の修行、してみようか、な……」
 すっかりリナに主導権を明け渡し、目を閉じていたゼルガディスは、そんな彼女の言葉にうっすら目を開く。
「なん、だ……いきなり?」
「ほら……復活(リザレクション)って、特殊な修行しなきゃ……あ……つ、かえないじゃない?
 だから……あたしが、復活使えれば……もっと楽しめるかな……ってv」
「……そーゆー……問題じゃ……ないと、思うんだが……」
 互いに喘ぎながら、呼吸の隙間を縫って交わす言葉は、どう聞いても睦言にはほど遠い。
 近付く七度目の絶頂を遠く感じながら、ゼルガディスが溜息混じりにこう囁きかけてきた。

「……おれが体力付ければいい話だろ?」



以上です。
ではまた名無しに戻ります。
252名無しさん@ピンキー:04/06/12 20:24 ID:2O1s29TH
>>251
どんぐりさんGJ!!
最後の台詞に撃沈されました・・・。
253名無しさん@ピンキー:04/06/13 01:32 ID:4jf+sNyh
ゼルの台詞いい!!
ふたーりともえちーを楽しもうとしてますな
風呂上り、全身から湯気をたちのぼらせながら宿屋の階段を上るあたし、リナ・インバースはぼんやりと考えていた。
実はお風呂に入っている間もずっと。ぼんやりしていてあやうくのぼせてしまうところだった。
お風呂を出て自慢の長い髪を乾かせば、もう、あっというまに真夜中だった。

近頃あたしはびみょ〜に気になってることがある。
あのくらげ……もといガウリイが果たして本当に男として機能しているかということに。
だって、おかしいじゃない?
天才美少女戦士兼魔導士リナ・インバース、そう、このあたしと2年間も一緒に旅をしてるっていうのに、
それもあっちはちょうど盛りの年頃だろうし、こっちだって年頃のうら若き乙女よ!?
つぶらな瞳にちいさめな愛らしいリップ、ちょっと胸はちいさいけど……いくら食べても肉のつかないこのスレンダーなナイスバディをもつこのあたしと四六時中ずっと過ごしてきてなにも感じないってどういうわけ!?

それだけじゃない。
あたしはあのくらげが夜一人で出かけていくのをみたことさえ一度もない。
つまり、その……ガウリイが色街へ出かけるところを。
ふつうの男だったらあるだろうその行動パターンをこの2年間一緒に旅している間、彼は一度たりともしていないのである。
かといって、童貞でもなさそうな彼。
もうみなれちゃったけど、普通、あれだけの金髪と碧眼を持ったハンサムなら女の子にほって置かれないと思う。
……たとえ少々足りなくても。
事実、街中をふたりで歩いていると……感じるわ、感じるわ、ガウリイに見惚れる女の子の視線。
あのボケは屋台の食い物ばっかりヨダレすすりながらみてるけれど。
そんなふうに、モテるには十分な要素を満たしておきながらもガウリイからは遊んでいる空気が感じられない。
それになによりこの「あたし」と一緒に旅してて一度もそういう雰囲気にならないのがおかしい!
……ひょっとして、あいつ、不能?
そんなことをあーだこーだぐだぐだ考えながら廊下を歩いているといつのまにか部屋の前。
だが、ドアノブに手をかけようとしてあたしは違和感を感じた。
自分の部屋についてではない。その隣室、……彼のいるはずの部屋。
そこからなにか、押し殺すような、くぐもったような溜息が聞こえてくるのである。
あたしはそっと……ドアの鍵穴から中の様子をのぞきこんだ。


心臓がまだばくばくと鳴っている。
あんなのガウリイじゃない……!!
あの、のほほんとした男にあんな切なそうな声があげられるはずがない。
あたしは後悔していた。
さっきまではあんなに彼の性欲うんぬんが気にかかっていたというのに、実際それを目にしたらいたたまれなくなった。
そう、みてしまったのである。ガウリイがひとりでいたしているところを。
ちいさな鍵穴から中の様子がはっきりとみえるわけではなかった。
けれどあたしにはそれだけでじゅうぶんだった。
そこから感じられるみだらな空気だけで。
その息遣い、呻くような小さな声、きしきしと揺り動かされるベッドの音が耳に入り込んでくる。
彼は没頭していた。
あたしが廊下を歩く音すらも気がついてしまうはずのガウリイが、それにすらまったく気がつかなかったようだった。
その中の熱気、ガウリイの苦しそうな溜息、きっと、汗も流しているのだろう。
彼はあたしがのぞいていると知ったら、どんな顔をするだろう……?
そこまで考えるとひどく動揺した。
胸が、その脈動をはっきりと感じられるくらいに、そこからはみだしそうに感じられるくらいに、痛いほど鳴っている。
その感触が室内のガウリイまで伝わってしまうような気がして、あたしはそっと自室へ飛び込んだ。

その晩あたしが一睡もできなかったのはいうまでもない。
へんな空気にあてられて、隣の部屋ではまだそれが続けられているのかと気になって、
あの溜息の音がまだ耳に残っているような気がして、あの日の前でもないのにあたしの身体は疼いた。
かしこい指はいつも的確にあたしのよいところを刺激し、あっというまに安らかな気持ちで眠らせてくれるというのに、その夜は違った。
いくら達しても、いくら達しても、あの空気にふれたあとには何かが足りなかった。
ベッドのなかで火照った身体を抱えながら、あたしは途方にくれた。
つぎの日からあたしは、自然な態度で彼と接することができなくなってしまった。
昨日の様子を微塵もあらわさずに、いつも通りののほほんとした調子で挨拶してきた彼をみて顔が熱くなる。
「ん〜、リナ、お前どうしたんだぁ? 顔赤いぞ」
こんな調子なのがなんとも憎らしい。
そしてあろうことかその大きな手であたしのおでこを触ってきた。
いつもなら、「ちょっと、さわらないでよ!!」とかそういう台詞が瞬時に飛び出してくるはずのあたしの口はなぜだか動かない。
そのまま大人しくガウリイの手に触られている。
彼はじぶんのおでこにも手を当てて熱を比べた。
「ん〜? 熱はないみたいだな。調子は大丈夫なのか」
こんなふうに保護者面して面倒をみようとしてくる。
それがなんだか今はますます腹が立った。
「……あの日、じゃないよなぁ。なんかこの間だったみたいだし」
こんなことを平然とした顔で言う。
そう、彼にはなぜだか毎月あの日がばれてしまう。

長い間触れていた手が漸くおでこから離された。
その指をの滑らかな動きをみてどきりとする。
これは昨夜、あれを触った指なのだ。
「お、おいリナ、どうしたんだよ、……なあ?」
困ったような声をだすガウリイの前で、あたしは身体が火照るのを抑えられそうにはなかった。
ここのスレに触発されて思わず書き出してしまった。
続きかけそうだったらまた明日。
259名無しさん@ピンキー:04/06/13 04:02 ID:wUZIHrh6
やばい、ガウリナ超萌え(*´Д`*)ハァハァ
続き楽しみにしてます、頑張って下さい。

どんぐり氏も乙でした!
ゼルカコイイ…(*´Д`*)

しかし神がたくさんで幸せだ…
260名無しさん@ピンキー:04/06/13 05:16 ID:eHUsXfxp
ガウリナ萌えました(´∀`)
なんか原作読んでて読み手が感じる疑問にジャストミート…してるような。
まるで自分の事のようにリナに感情移入できる!
続き期待してます☆
261名無しさん@ピンキー:04/06/13 09:09 ID:kuWJdjGW
GJ! そして、続きを楽しみにしてます。
ここ数日は充実して過ごせそう…
262名無しさん@ピンキー:04/06/13 10:47 ID:8fj6ixJe
ガウリナ萌え(´∀`*)
こんな日中からのぞくんじゃナカタ…
ゾクゾクしちまったよーヽ(`Д´)ノ
263名無しさん@ピンキー:04/06/13 23:16 ID:Qs2ilAR3
ネ申キター!!
264名無しさん@ピンキー:04/06/13 23:53 ID:jekuWHJS
スマヌ…
アゲテシマッタ…
265:04/06/14 00:49 ID:EQhMolDw
キタ━━(゚∀゚)━━!!!いつの間にか神が沢山降臨してまつな
やばいくらい萌える・・・・・  (●´Д`●)
231さん、じらすガウリイ凄くえちーで良かったです。
どんぐりさん、リナゼルイイ!!
254さん、自然なシチュ萌えです。続き楽しみにしてます。

活気があるといいですね。
覗かれたほうより覗いたほうが気まずいものだとはよく言ったもので、あたしはガウリイとどう接したらいいのかわからなくなってしまった。
いつもなら気まずい気持ちがあっても食べ物の奪い合いかなんかしているうちに自然と元に戻って
いるあたしなのだが……今回は最悪だった。
なにが最悪ってそのメニューよメニュー!

朝、モーニングセットを頼めば出てきたのは焼かれたぶっといウィンナーソーセージ
がジューシィな肉汁を滴らせながら幾本も幾本も並んで、って……昨日あんなのみちゃったらそ〜んなもの誰が食えるかっつーの。
あたしが一口、二口、ポタージュスープを大人しく飲んでいる目の前で彼、ガウリイは口の周りに油をてからせながら夢中になってソーセージを頬張っている。
いつもはウィンナーの両端から食いちぎり合って、どちらも一歩も引かぬ勢いでテーブル上を戦場にして争っているのだが……食事時ってふつーはこんなに静かなものなのね。
その違和感を彼も感じ取ったのか、ガウリイが手を止める。
「なんで食べないんだぁリナ? ウィンナー大好物だろ、お前さん」
……大好ぶっ!
瞬間、あたしはポタージュスープを吹いた。
「きったねーなー〜、なにすんだリ……? リナ?」
あたしは完全に固まっていた。
みるみるうちに頬が熱くなるのが自分でもわかる。
目の前の空色の瞳が不思議そうにあたしをのぞきこんでくる。
「さっきからぼ〜っとして……ひょっとしてダイエット中かあ? 
お前さんそれ以上やせるとただでさえ小さい胸が本格的にまな板になるぞ」
こ、こんのぉ〜セクハラ男おおおぉっ!
すぱーーんっ
と、いつもならガウリイの頭、気持ちのいいぐらいの音を立ててスリッパで叩くわよね。
だけどやはり手も口も動かなかった。いや、なんというか彼に触れる勇気が持てない。
いつ頭を直撃されるのかと身構えてる感じのガウリイがまたまた不思議そうな顔つきをする。
そこで今度はデザートが届いた。それをみてぎょっとする。
フルーツ入りのヨーグルト……あのメニューの後にこれじゃあ、あまりにも刺激が強すぎる。
なに、意識し過ぎですって!?
わぁるかったわね、これでもあたしの乙女心は敏感で繊細につくられてるのよ!
だってさ、それくらいになんだかショックが大きかったんだから。
郷里のとーちゃんとかーちゃんがそーゆーことしてあたしとねーちゃんが生まれたってのを知ったとき以来の衝撃というか。
このネッシーみたいにぬぼ〜っ とした男にもそういうところがあったなんて、なきゃないでそれこそ珍獣みたいだけど、あったらあったでその事実をなかなか受け入れられないのだ。
……そういうところをあたしには完全に隠して接しているわけよね。
だとしたら意外と器用なものである。
それとも、『どんぐり目のぺちゃぱいのこども』は完全に対象外ってわけ? 妹みたいにしか思えないとか?
胸、おっきいのが好きなのかな、やっぱ……。

【おぉ〜、あのねーちゃん立派な胸してんなあ!】
ウェイトレスのねーちゃんなんかが豊満な肉体をゆっさゆっさ揺らしながら注文を取りにいく姿を目にするとそうやって感嘆の声を漏らすガウリイ。
すかさずこちらに目を向けてわざとらしく溜息をつく。
【あ〜あ、お前さんもせめてこれくらい……いや、これくらいあればちっとはマシなんだがなぁ】
手で具体的なサイズを作ってみせるところがなんともイヤミである。
【あ、なんだったら俺が揉んでおっきくしてやろーか?】
白い歯をむき出しにしてにやにやしながら自分の胸の前でお椀型に丸めた両手を揺
すってみせる。
あたしの鉄拳が飛んでくることをわかっててわざわざそーいうクソたわけたことをしてくるのだ、この男は。
まぁ、それはともかくとしてガウリイがあたしにしゃべる下ネタはこの程度だというのが言いたかったのである。
それも普通の男がねーちゃんの女体を嘗め回すようにしてみるようないやらしい視線ではなく、その口調にもまったく熱っぽさが感じられない。
ごくふつうに感想を述べているような、しいて言えば余裕を感じさせるような口調なのだ。
常にこんな感じだったので、てっきりガウリイは淡白な性質なのかと思っていた。
強い欲望というのはなく、たとえあったとしても老人ホームのじーちゃんがばーちゃんに抱くほのかな恋心程度のものなのかと。
ところがどっこい、ガウリイはちゃんとした若い男だった。
それも平均以上に強くて激しいタイプなのかもしれない……だって、………………あんな………………あんなの……。
昨夜の息遣いやベッドの軋む音がリアルに思い出されてぼんやりしてしまった。
それで気が付かなかった。
さっきからガウリイがじっとあたしを見詰めていたことに。
青い瞳は驚いたようにこちらを見下ろしている。
「お前さん、相当重症じゃないのか……」
あたしはあわてて目を逸らした。
それでも強い視線は外れようとしてくれない。
妙な「間」をおいてガウリイがふうん……?と唸る。
その口元が微かに上がった。
「ま、いいけどな」

それからのガウリイの機嫌の良さったらなかった。
うれしそうな顔であたしの後をとことこついて歩き、鼻歌まじりにヌンサの同種族を刺身にし、そのハナに黄色いちょうちょが止まろうが髪にバッタが張り付こうがお構いなしに野原を歩いていた。
まるでお散歩気分である。
昼ごはんに宿で作ってもらったお弁当を広げたあたしはデザートにバナナが入っているのをみてまたもや複雑な心境に駆られた。
「お前が食べないんならとっちまおー♪」
あたしの機嫌が下降線をたどる中、バナナを2本手にしたガウリイが大喜びでふわふわ浮いていた。
目が合うとにこにこにやにやしながら妙に含みのある目であたしを見詰めてくる。

そんな感じで2〜3日はご機嫌のガウリイだったのだが、それも4日目からは下降線を辿るようになる。
いーからさっさとやってくれよおまいら! という焦燥感にさいなまれる……
270名無しさん@ピンキー:04/06/14 04:41 ID:elUON7nx
リナかわいすぎー
ヨーグルトの中のフルーツはもちろん桃とバナナですよね。
271名無しさん@ピンキー:04/06/14 06:10 ID:+4X9F8na
キタキタキタァーーーーー!!
(*´Д`*)ハァハァ(*´Д`*)ハァハァ

やばいよ、続き楽しみすぎて(*´Д`*)ハァハァ
272名無しさん@ピンキー:04/06/14 12:31 ID:dI5fKycz
まちきれない…
273名無しさん@ピンキー:04/06/14 14:11 ID:JjTjXbXk
おお!久々に覗いてみれば!
ガウリナの神が降臨・・・ハァハァさせてもらってます。
ええなぁガウリナ♪
神の皆さん乙です。
つ・・続き待ってます。
274名無しさん@ピンキー:04/06/14 17:07 ID:H8FZW0tz
>>269
ガンガレ!
はふ……
思わずため息がこぼれる。
街道沿いのその道を歩くあたしから、随分離れた後方を歩く彼。
まだ、怒ってる……わよね。
ガウリイが怒った。
彼にしちゃ、めずらしく長い間むくれ続けている。
いつもならちょっと怒ってもあたしが反省したところをみせればすぐさまいつもの調子に戻る彼がだ、
こうやってさっきから付かず離れずの距離を空けながらあたしについてきている。
一言も、しゃべらない。

初めの頃は上機嫌だったガウリイも、3日、4日と経っていくうちに徐々に不機嫌になっていった。
……それはもちろんあたしのせいなんだけれど。
はじめは純粋に「見てしまった」ことに対する罪悪感があるだけだった。
ガウリイの顔を見るたびにその現場を思い出して赤面しそうになる。
いわば「相手のかおもみられない」状態になるわけで……
なにを勘違いしたのかガウリイはやけにうれしそうだった。
嬉々とした調子でリナリナ言ってきた。
あたしが返事をしなくてもいっこうに気にしたそぶりをみせず、肩にぽむっ と手を置いてきたり人の頭を軽く小突いてきたりした。
その指に触れられてあたしが飛び上がったのはいうまでもない。
相手はくらげよ、くらげ! なんでそんなに気にしちゃうわけ!?
そうやって必死にくらげくらげ言い聞かせている私に、構われたいのかいちいちちょっかいをかけてくるガウリイ。
その指の熱を感じるたびに、その明るい声が自分を呼ぶたびに、あたしはどんどんおかしくなっていった。

夜になるとその熱や、声の調子、興味津々に見詰めてくる瞳の淡い色を思い出して苦しくなった。
昼間は昼間で必要以上に近くにいられると今にも逃げ出したくなってしまうというのに、
夜になってお互い別々の部屋にわかれるとむしょうに淋しい。
すぐ隣にいると分かっているのに不安になるのだ。
自分たちを隔てている一枚の壁が邪魔だとさえ思えてきてしまう。
おかしいと思う。
なんだって2年間過ごしてきた相手にいまさらながらこんな感情を抱くのか。
あいつのよだれを垂らした寝顔だって当然のようにみてきたし、あたしの寝顔もあいつは幾度となくみてきただろう。
お互いの癖だってよく知っている。食べ物の好みが似通っていることも。
光の剣のかわりになるものを見つけるまで一緒にいる、と決めたはずが、
いつのまにやら「お互いが一緒にいることに関して理由はいらない」みたいな感じになってきている。
もう家族のようなものだった。
お互い言いたい放題言い合っているし遠慮し合うことなんて全くなかった。
だからこそ上手くやれてきたわけだし、一緒にいることでお互いがより自由になるような気持ちさえした。
それが自然だったのだ。
そこにこんな不自然な感情を割り込ませたらどうなってしまうだろう……?
277名無しさん@ピンキー:04/06/15 00:07 ID:fahw0rlN
キターーーーーー!
リナのドキドキがすごく伝わってきます(*´Д`*)ハァハァ
この先どうなるか気になるYO(*´Д`*)ハァハァ
恐らく一緒にはいられなくなる。
はじめのうちはまあどうにかなっても、だんだん気まずい空気が流れるようになってきて
最後にはもう、別れるしかないのだ。
それだけはどうしても嫌だった。
だったら話は簡単なはずだ。今までどおりに振舞えばいい。
秘めた気持ちは胸に隠して隣にいればいい。
けれどクールな顔してそういう芸当が出来るほど、あたしは大人にはなりきれていなかった。
こういうことに関しては案外ガウリイのほうがうわてなのかもしれない。
だって今まで彼がああやってしていたなんて、ずっと一緒にいたのに全然気づかなかったんだもの。
それが悔しい……大人は隠し事が上手いのだ。

ベッドに入ると隣室のガウリイのことが気にかかる。
彼のいる方をみてどうしているんだろうと考える。もう寝てるのかな、とか。
そうやっているうちにしだいに昼間のようすが蘇ってくる。
それも一日のおおまかな流れとかではなく、部分部分の場面、パーツが蘇ってくる……具体的に言えば彼の肉体が。
その目つき、剣を握る太い指の感じ、自分をすっぽり包んでしまうだろう広い肩幅……
そういった部分部分のパーツが、その動きが、実際昼間見ているときよりもより鮮明に再現されるのだ。
あたしはそれらを思い浮かべながらゆっくりと身体を撫で回す。……自分と彼との違いを確認するように。
気分が高まってくるとしだいにその指は大胆になり、服の上から擦るようにして良いところを刺激する。
こんな事をしてはいけないと思えば思うほど指は激しくなり、頭の中が真っ白になってゆく。
それでも物足りなくなると、あのとき鍵穴から覗いたガウリイの様子を思い浮かべる。
吐息に混ざるようにして吐き出される、快感に堪えているような呻き声や、大きく上下していただろう肩や背中、その姿態を。
どんな表情をしてそんなことをしているのか、誰を思い浮かべて興奮しているのか、そんなことを考えて激しい嫉妬に駆られる。
つまり、自分がその相手になりたいのだと。
あたしは指を挿れることを覚えた。
自分がその相手をしているような気分になって指を抜き挿しする。あたかも自分が挿されているような感覚になって腰を揺り動かす。
思わず声が出てしまいそうになることさえあった。
その声を堪えるのもまた、快感だった。
この声が隣に聞こえたら……と思うと羞恥心でいっぱいになる。
深夜を過ぎてもその狂乱は止まらない。
腰ががくがくの状態になっても指を動かし続けた。


翌朝になると昨夜のテンションとは一転してひどく落ち込む。
朝食中なんて最悪だ。昨夜思い浮かべてしていた相手と向かい合わせで座らなければならない。
とくに相手が無邪気な顔をしてこちらを見詰めてくると罪悪感で胸が詰まりそうになる。
まさかガウリイはあたしがこんなことをしているなんて思いもしないだろう。
知られたくない。
知られたらお終いだ。そうわかっているのならやめればいいのに、それを止めることが出来ない。
そうしなければ気持ちが高ぶって寝つけないのだ。
彼と目を合わせないようにして、ヘンなことを口走らないように極力会話を避けるようにした。
ずいぶんとよそよそしかったと思う。
それでもガウリイは笑って、あたしに構おうとしていた。
それが2〜3日続くと彼は心配するような顔になり、いつもよりも優しく接してくるようになった。
それがまた辛くて、なにかあったのか!? と問いただされそうになるたびにそれを冷たくあしらった。
5日目には躍起になって聞きだそうとし、6日目にはむっとした顔つきになり、そして7日目の今日、とうとうガウリイが溜め込んでいたものを爆発させた。
起承、まで行ったか……転結がまだ。なんということだ!
ヨーグルトの中のフルーツは桃とバナナで決定!
281名無しさん@ピンキー:04/06/15 03:20 ID:i8Z7eotZ
神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
何を爆発させるのか楽しみにしてまつ
282名無しさん@ピンキー:04/06/15 08:41 ID:18knXBW9
露骨なエロもいいが。
>>280タンみたいな原作に忠実なストーリー性の高いSSは(・∀・)イイ!!
(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!

毎日少しづつで(・∀・)イイ!!から続きを投下して欲しいです。
エロが無くても構わない!
原作っぽいかんじで惹かれ合うガウリナの微妙な感じが禿げ萌え。
283名無しさん@ピンキー:04/06/15 20:06 ID:Lez+40MN
どう『転』ずるか楽しみです。
フルーツヨーグルト食べながら待ってまつ!
284名無しさん@ピンキー:04/06/15 22:51 ID:iRFjvVgd
ピーチバナナヨーグルトに感動した!
なんて恐ろしい乳製品なんだww
ちなみに、苺とかを入れても美味しいゾ!
285名無しさん@ピンキー:04/06/15 23:35 ID:HmHOm/Eu
おいおまいら、随分と健康的ですね。
オレも見習うか…
286名無しさん@ピンキー:04/06/16 00:03 ID:UvM8re0m
>>280
(・∀・)サイコウ!!
心理描写がかなり萌え。リナらしい冷静な判断(*´д`)ハァハァ
287名無しさん@ピンキー:04/06/17 12:32 ID:PeY5S1u3
続きマダー(・∀・)
288名無しさん@ピンキー:04/06/17 23:34 ID:6sZ7XfVT
ワクワク
「……いいかげんにしろ」
逃げられないようにあたしの両肩をつかんでガウリイが言った。
真面目な顔がすぐ目の前にあった。氷のように険しい色の目が射抜くようにこちらをみてくる。
こういうときのあたしはガウリイに逆らえない。なぜなら……
「お前さん一体なにがあったんだ……ここんとこ、ずーーーっ とおかしいだろ?」
その顔が本気であたしのことを心配していてくれるから。
「俺にも言えないことなのか!?」
傷ついたような表情で問うてくるガウリイにあたしの良心がじくじくと痛む。
まさかここで、”貴方のことを考えてて夜もろくに眠れないの……”、などと言えようか?
もっと露骨にいえば、”貴方のひとりえっちをみちゃってから、恥ずかしくて目が合わせられないの”、である。
間違ってもこんなムードの中で発言してはいけない。
「俺、お前との間で……隠し事とかそういうのがあるの、すごく嫌なんだよ……
なにかあったんなら聞いてやりたいし、俺に何もできなそうでも支えになることくらいはできるだろ?
最初はだんまりを決めていても、お前ならいつか俺に打ち明けてくれると思って待ってたんだが……」
290名無しさん@ピンキー:04/06/17 23:57 ID:RYohM7Gk
キター━━(゚∀゚)━━!!!
291名無しさん@ピンキー:04/06/18 00:00 ID:hZyXwkxM
ひゃっほぅ!!!
292名無しさん@ピンキー:04/06/18 00:54 ID:KI2oRoIa
神!待ってました!!
そこでいったん言葉を区切ると、眉間にしわを寄せてムッとしたような顔つきになる。
それでもあたしが黙っていると、彼はあたしの両肩を掴んだままその顔を横に背けた。
そのまま大きく息を吐いた。まるで全身でやるせない心境を表現しているみたいに。
「……………リナ………」
溜息交じりの声が胸に深い響きをもって、すんなりあたしの耳に入り込んでくる。
彼に名前を呼ばれると、なんだかいつも、迷子になったこどものような気持ちになる。
まだ頭の座っていない不安定な身体でよてよてと、一体どこへいったらいいのかわからなくなってしまうような……
彼があたしの名を呼ぶ声を聞くと、そんな風におぼつかない気分にさせられる。
そんなこともてんでわかっていないで、こうやってあたしの名を呼ぶのだ。この男は。
「べつに……なんでもないってば」
か細い声がゆるりと唇からこぼれる。
飛び出してみるとそれが情けない声で、動揺してんのがばればれかもしれない。
ほら、こんな風に名前を呼ばれるだけでも彼を無視できなくなる。
いったんしゃべりだしたら何が飛び出すかわかったもんじゃないのに、口をきいてしまう。
「遠慮しなくていいんだぞ、リナ。
……俺、お前のことは、なんでもちゃんと受け止めてやるつもりだから」
さりげなくすごいことを言われた気がする。……十中八九無自覚で言った、と思う。
そこから彼の表情から読み取ろうとして見上げると、目と目が合った。一瞬の無言の後、うれしそうに目で問いかけてくる。
「な?」
だから遠慮すんなよ、というように。
それから気軽な調子であたしの頭をぽんと小突いた。
なんだか腹が立ってきた。
その瞳はひどく優しい。気持ちを隠してるあたしには残酷に感じられるほどに。
彼は、いい人なのだ。それはわかってた。
でも、こんな風に心配されるのはなんだかこう、こう、思春期の娘の悩みを聞きだそうとする父親みたいで嫌なんですけれど……
もう、こども扱いなんてしないで欲しい。だって、あたしにはそうやって頭に触れてくる指が苦しいから。
この指が熱いと感じるのはあたしだけであって、なにげなく触れている彼にはわからないだろう。
あたしたちには温度差があるのだ。
何にも考えないで触ってくる彼とその指になにかしらを感じてしまうあたしとの間にある、永久に埋まることのないであろう……その温度差が。
あたしが大人しくしているのがうれしいのか、彼の口が綻む。
目の前でその顔がうれしそうに笑みかたちづくった瞬間、かつてないざわめきがあたしを襲った。
「あ……」
思わず声が出た。
空色の瞳が不思議そうに自分を覗き込む。
その瞳の色は先程の厳しいものとは違い、溶けかけた氷のような甘く淡い色彩である。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ」
何を言ったらよいのかわからない!
けれどガウリイは、あたしが言葉を紡ぐのをじっと待っている。
なにかを言わなければ、と思った。
こちらがあせっているのがわかるのか、その瞳が優しく細められる。
「たし……、あたしが悩んでたのは…」
言葉を紡ごうとして、思考が止まった。
こんなときにどういうわけか2年前の彼の言葉がリフレインされる。
【……せっかくコナかけようと思って体張ったのに……ドングリ目のペチャパイのチビガキじゃあないか……】


「なにがあろうとガウリイになんて関係ないでしょ!?」
次の瞬間にはそういう言葉が飛び出していた。


ガウリイの目が大きく見開かれた。
その瞳が無垢なこどものように色を変える。それがきれいなビー玉のようにもみえた。
びっくりしたように見開いたまま、しばらくのあいだ口もきけないようだった。

しばらくするとガウリイの顔は何事もなかったかのように、いつもの大人の表情へと戻った。

ガウリイを傷つけた……?


思っていることは逆なのに、本当は受け止めて欲しいのに、憎まれ口は止まらない。
296名無しさん@ピンキー:04/06/18 04:43 ID:jR92mMU4
dokidoki(・∀・)

ここで話は冒頭に戻る。 (>>275)

それからあたしと彼は距離を置いて街道を歩いているのだ。
歩き出すあたしから、かなりの距離をあけてガウリイがついてきた。
この街道をもう子一時間も行けばそこには次の街がある。
……最悪に気まずかった。
いまだかつて、ここまでひどいムードになったことはない。
後ろを振り返るとガウリイが鋭くこちらを見遣ってから、ぷいとすぐに逸らす。
ガウリイの機嫌を確認するように、それをさっきから頻繁に繰り返していた。
やっぱり、……まだ怒ってる……。
いつも保護者だとかなんだとか言ってあたしが何言っても一段上からものをみているようなところがあったのに。
あたしたちの心境を反映しているのか、さっきから空模様が怪しい。
と。
まるでなにかの魔法をかけられたかのようにみるみるうちに黒雲が寄り集まってきた。
そうなるともう動きは早い。
墨が流れるように黒雲はあっというまに空一面を塗りつぶした。
すぐさま大粒の雨が降り出した。それもぼとぼとと顔に落ちてくるような容赦のない叩き方で。
いつのまにかすぐ背後にガウリイが来ている。
「リナ! 雨宿りしよう」
怒ってたんじゃなかったの?
その変わりようになんだかムッときて、あたしは口もきかないで足を速める。
「あそこの木の下で休もう」
嫌だ。こんな気持ち抱えたまま、一本の木の下でこいつと身を寄せ合うなんて。
懸命に話しかけてこようとするガウリイから顔を背けて、さらに足を速めた。ガウリイが慌てる。
「風邪引くぞ!? お前ただでさえそういうの弱いんだから……こないだだって風邪引きかけて……おい、聞いてるのかリナ!?」
(だからそういうのやめてよねッ)
こんな風になってもあくまであたしの保護者として振舞いたいってわけね。
びしゃびしゃに湿っていく重たい髪を払いのけながら、あたしは早歩きで歩き続けた。それに負けじとガウリイも足を速める。
早歩きはやがて競歩のようになり、競歩はやがて小走りになった。小走りはやがて全力疾走へ。
「まてよリナ!」
待て、といわれて誰が大人しく待つもんですか!
はたからみたらもの凄く間抜けな光景だったに違いない。
貴方あたしをつかまえてごらんなさいな、うふっ……みたいな雰囲気は皆無で、ふたりの男女がお互い必死の形相をしながら、次の街に向かってどしゃぶりのなかを大真面目に追いかけっこしていたんだから。
街に着いたときには髪も服も全身びしょ濡れなのと、走ったせいで汗だくなのが混ざり合って気持ちが悪くてしょうがなかった。
服は雨水で重たくなっているのに、下着のほうは汗が滲み出ていてべったりしているのだ。
早くお風呂に入らなきゃ!
その足はまっすぐ宿屋へと向かう。

「二部屋お願いね」
全身濡れ鼠のあたしたちにたまげた顔をした宿のおっちゃんが申し訳なさそうに答える。
「……今日はもうあと一室で満室になるんですよお客さん……」
それにしても凄い雨ですよね、まあいきなり土砂降りで……ここらへんはこの時期しょっちゅうこうなんですわ……とかなんとかぶつくさ言ってる。
「……ああ、そうだ。ここから反対側の通りにもう一軒宿がありまして、あたしの弟の店なんですけどね。あっちならまだ空いてるかもしれないですなァ……おふたり別々がいいんでしたらあちらへ……」
ガウリイがあたしを見た。そっちへ行くんだろ? と言う様に。
なんだかその視線の遣り方が癪に障った。ただ単に……全身ずぶぬれの汗だくで気分が悪くなっていただけかもしれないけれど。
もうあたしは自棄になっていた。
「一緒の部屋でいいです!」
ガウリイが驚いたように口を開けていたのがみえた。
そんな彼には構わずおっちゃんから部屋の鍵を受け取るとさっさと部屋へと向かう。
□ □ □

ガウリイがシャワーを浴びている。
その間にあたしは雨で重たくなった彼の服を絞って干しておいた。
先にシャワーを浴びたあたしは部屋にあったパジャマに着替えている。

ベッドに横たわっていると、ボディーソープの匂いやシャワーの水音がきこえてくる。
部屋についてあたしは早くも後悔していた。
入って目に飛び込んできたのは質素なベッドひとつのみ。
他には小テーブルの上に載った獣脂のランプがぼんやりと室内を照らすだけの一人部屋で、大木の下で雨宿りするよりもお互いを近くに感じてしまうような部屋だ。
今のあたしたちの空気では耐えられない。ふたりの間にある空気の重さに息をするのも苦しくなってしまうだろう。
風呂場から出てきた彼は荷物に入っていた予備の服に着替えていた。

何気ない調子でガウリイが口を開く。
「夕飯食べに行くけど……」
こんな空気の中、それを押しやるようにせっかくそう言ってくれるのに……
「いらない」

それでもやっぱり今ふたりで向かい合ってテーブルを囲むのは嫌だった。
はじめから行く気がなかった。だからもうパジャマを身に着けていたのだ。
「わかった……」
いつもなら、お前さんが食べないなんて天変地異の前触れかぁ!? とか、どっから出てるのかもわかんないようなすっとんきょうな声をあげそうなのに。
そのひとことで彼は部屋を出て行った。
閉められた扉の音が、ぴしゃりとつめたい音を立ててあたしとガウリイの心を遮断したようだった。


夕食から戻った彼はすぐさま剣を身に着け始めた。
袋やなにやら仕度を終えるとそのまま扉のほうへと向かっていく。
「……どこいくの……」
ガウリイの動きが止まる。
一呼吸おいて唸るように言った。

「そのベッドはリナが使えよ」
背中を向けたまま、決してあたしの方を振り向こうとはしない。
「……安心しろよ、俺は今夜は戻らない……」
苦笑交じりの声音でそう言うとガウリイが扉に手をかける。
その言葉を聞いてあたし自身の心にどのような作用が働いたのかは自分でも分からない。
我を忘れてしまっていて考える余裕もなかったのだ。
扉を開けて出て行こうとしている彼の髪のひと房をを捕まえて、私は夢中でそれを引っ張った。
あちゃ、ひと房を……だ…初歩的ミスすんまそ。
303名無しさん@ピンキー:04/06/18 08:12 ID:Oo/s591r
続きキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

いいねえいいねえ。リナの複雑なオトメゴコロがよーく
伝わってきますです。もどかしいねえ。
甘々な展開に期待してまつ。ガウリイにはひたすら優し
く、いたわるような、でも激しいエチーをキボンヌ。
304名無しさん@ピンキー:04/06/18 13:35 ID:dVz37eDG
ストーリー良い!
続き(゚∀゚)マッテマス!
305名無しさん@ピンキー:04/06/18 17:02 ID:KI2oRoIa
…(*´Д`*)
リナかわいい。ほんとかわええ…
エロなくてもこんなにドキドキできるなんて!
続き楽しみにしてます。
306名無しさん@ピンキー:04/06/18 20:48 ID:ZM9+AmEE
本当にリナかわいー
ドキドキしながらまってます!
307名無しさん@ピンキー:04/06/18 22:30 ID:ldXQqrZV
もうエロが無くても(・∀・)イイ!!
っていうか、時々現れてこういう微妙なSSを書いて欲しい
かんざか氏が書いているみたいなドキドキ感が堪らん!!
308名無しさん@ピンキー:04/06/20 00:51 ID:Zc7Z7ZL8
神キテタ━━━(°∀°)━━━!!
続き楽しみです。
胸がキュンキュンするや。
最高(*´Д`*)
309名無しさん@ピンキー:04/06/20 22:39 ID:0L/eeBP7
続きが気になって夜も眠れず…ぐぅ(-_-)zzz
310名無しさん@ピンキー:04/06/20 23:32 ID:Zc7Z7ZL8
投下待ちのこの一日がとても長く感じる。
ドキドキワクワク
(*´Д`*)
311名無しさん@ピンキー:04/06/21 19:11 ID:39wNDNuN
盛り上がってるところ悪いが、もうちょっと落ち着いていかないか?
神SS来て嬉しいのは大変よく分かるが、他カップリ書きさんが投下しにくくなってきてる。
312名無しさん@ピンキー:04/06/21 19:31 ID:Fz9rCc72
そうだな。他カプ求む。
313名無しさん@ピンキー:04/06/21 19:41 ID:ZCC8/Os8
みんな、もちつけよ!!

チンポ出して風引かないように待て!
314名無しさん@ピンキー:04/06/21 19:48 ID:kNlh+eTU
続き待ってるって書くのダメなんか?
別に皆さん落ち着いてると思うが・・・
それに他カプ外しな雰囲気は自分は感じていない。
神ssをカップリング関係なく楽しんでる方が多いんじゃないだろうか?
自分は好意的に見すぎ?



315名無しさん@ピンキー:04/06/21 21:57 ID:R/PRkn1P
わしもそうオモタ
神であればなんでもヨシ!
神もいちいちそんなこときにしないとオモフ>314
316名無しさん@ピンキー:04/06/21 22:16 ID:39wNDNuN
>>314,315
いや、続きを待ってるって書くのは職人さんの励みだし、
悪い事じゃないと思う。
でも、他カプ書きの中には、ちょっと他カプSSを投下しづらいと
思って、投下を控えてるヤシがいるということも、ちょこっとだけ知って欲しかったのですよ。

雰囲気悪くしたらスマソ_| ̄|○
317名無しさん@ピンキー:04/06/21 22:56 ID:v9+vb3IM
確かにちょっと投下しづらそう(良作なだけに)
自分は書く側じゃないけど、他カプの話題は出しづらくて
がまんしてまつ。
とか言いつつ、自分も神SSに盛り上がってるけど。

はっ!ひょっとして他の神々も続き楽しみにしてるだけだったりして。
318名無しさん@ピンキー:04/06/21 23:02 ID:kNlh+eTU
>>316
気持ちは分かる。
だけど、おまいさんがそう言うことを書くと、今度は今現在降臨されてる神が
続きを投下しづらくなるということも考えられないか?
何も今、他カプネタを投下しなくても、流れが収まってから投下しても
良いんじゃない?(流れ=現在のSS投下の終了)
と自分は思った。
でも、おまいさんのSS(他カプ)を待ってくれてる人もいるはずだから、
気にせず投下すればどうだ?
このスレの皆さんは、いろんな神が現れてくれるのをきっと待ってると思うぞ。



319名無しさん@ピンキー:04/06/21 23:42 ID:39wNDNuN
>>318
言葉に配慮が足りなかったですね、失礼しました。
別に今この流れで投下したいとか、投下して欲しいとか言うのではなく
あまりにも固定カプで盛り上がりが凄すぎて、気になっただけなんだ。
ちょっとだけ落ち着かないか?とね。
正直スマンカッタ。

というわけで神様、お気になさらず続きをドゾー
320名無しさん@ピンキー:04/06/21 23:42 ID:BV+XiCeU
いろんなSS待ってます。
何でもがんがん投下してください。

ていうか投下しろ。変に気を回す必要なんか無い。
SS投下して文句言うやつなんかいない。
いたら無視しろ。

偉そうでごめんなさい。
321名無しさん@ピンキー:04/06/22 00:47 ID:G0EzVWii
久しぶりに日帰りが読みたいな
322名無しさん@ピンキー:04/06/22 00:59 ID:ORhAER8H
ようは・・・
自分の好み以外のカプ話が盛り上がりすぎていて、ちょっと気にくわなかった・・・
ということ?そうだとしたら落ち着かないと行けないのは319じゃないか?
そう言うときは、透明あぼーんなりして対策とってさ、自分の目に入らないように
するとかしたらどうだろうか?
ここにいる皆さんだって、同じような思いをしつつも我慢して大人の対応なさってる
んじゃないかな?私も>319のような気持ちになることはよくあるよ。でもせっかく
盛り上がってる所に水を差したくないし、神の方にも失礼だと思うから思っていても
前には出さないようにしてる・・・つもり。
こういうのをスルーできないと、ここを覗くのはつらいんじゃないか?
319きつい言い方してスマソ。319は319で自分の萌えを語れよ。
>320のように言ってくれてる人いるし。

私も偉そうに語りすぎた。ごめんなさい。


323名無しさん@ピンキー:04/06/22 01:24 ID:WMbDwzM1
>322
終わった話題が蒸し返されてるな

            ∧_∧
     ∧_∧  (´<_`  ) 正直厨だな
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i
    /   \     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ/  FMV  / .| .|___
      \/____/ (u ⊃

コピペ激しくズレるヨカーン
324名無しさん@ピンキー:04/06/22 01:29 ID:WMbDwzM1
>323
sage忘れスマソ(´・ω・`);;
325作者です。:04/06/22 01:40 ID:8Shv4rFe
まず謝らせて下さい。
ごめんなさい……
319さんの言うことはもっともです。
出来上がった形の小説をまとめて投下できていればこんなことにならなかったと思う。
今までのここの過去の小説を全部読んで、それにすごく萌えを感じて書き始めました。
すぐに終わると思っていたのですが、書けば書くほど長引いてしまい……

ひょっとしたらこのままでは私が終わるまで皆さんが窮屈な思いをする…と二回目ぐらいの投下から焦りを感じていました。
早く終わらせて次の流れに進めなくちゃ、とか
「更新止まってるけど、この話は気にしないで萌え話や投下をしてください」と書こうか迷ったりしていました。
たぶんそこらへんでなんらかの対処をしていれば良かったのだと思います。

ここに置かれている小説全部好きです。いろんな萌えがたくさんあって。
そんなスレの動きを止めてしまいました。ごめんなさい……
流れが落ち着いたようで、こうやって書くのを迷ったのですが、一言謝りたくて書きました。
326名無しさん@ピンキー:04/06/22 01:56 ID:+Ajmp82R
神…(´・ω・`)
あなたがそんなに謝る必要ないと思うです。
なんだか、空気が切ないね。

しかしこのスレいい人ばかりだ。
これからもがつがつ、
ドンドン萌えてこーよ(・ω・)
327作者です。:04/06/22 02:02 ID:8Shv4rFe
絶対今度はまとまった形で出そうと書いていたのですが、
時間的な焦りや気持ち的な焦りが働いていて、上手く書けないで三日間悩んでいました。
もう少し時間を下さい。
スレを止めてしまっている状態はとても辛いので、しばらく忘れてやって下さい。
気持ち的な余裕ができたら出来上がったものを……

正直、すまんかった。
328名無しさん@ピンキー:04/06/22 02:29 ID:BZ78+UxW
>>311-312
(・∀・)イイ!!作品の続きや
好きなカプー書きの降臨を願うのは悪い事じゃないだろ

前者は投稿者にプレッシャーをかけるかもしれないから
あまりがっついた物言いをしてはいけないが
リクがあるのは投稿者自身も励みになるんだし別に目くじら立てなくても・・・

それにスレイでの王道はガウリナな訳だし、それを望む声のどこが悪いの?
他のカプを迫害しているわけでもないし・・・
329名無しさん@ピンキー:04/06/22 02:31 ID:BZ78+UxW
>>316
これまでに他のカプを排斥したレスがついたこと無いじゃん
投下しづらいなんて、言葉は悪いが自意識過剰だよ
330名無しさん@ピンキー:04/06/22 02:35 ID:BZ78+UxW
>>325
あなたはくらげ神ですか?
スレイヤーズスレ3本目になりますが、貴方の書くSSが一番好きです。

私自身も書き手だったことがあるので、わかるのですが
一本書き上げるのは本当に骨が折れますよね・・・
私自身は、書き上げてからの投下ではなく、
書き上がった順に少しずつでいいから早く読みたいと思うのですが(せっかちでスマソ)
それが貴方のプレッシャーになるのなら、言葉を控えようと思います。
いつまでも、このスレがある限り、続編をお待ちしています。
ごゆっくり、続きを書いてやってください。
331名無しさん@ピンキー:04/06/22 02:50 ID:7YqA6Up3
ガウリナの作者さん応援してます、息詰まったらゆっくり休んでくだされ。
完結してくれればそれでいいです〜!いや、早く読みたいのは確かなんですが(´∀`)

他カプ神も待ってます…!
332名無しさん@ピンキー:04/06/22 12:11 ID:Gy5TsVMg
ここは温かいスレですね。かつてこんなに温かいスレがあっただろうか。
333名無しさん@ピンキー:04/06/22 15:21 ID:gGBhNs/j
同じライトノベルでもFQなんか住人が殺伐としててなあ。
なぜもっと温かく進行しないんだろう。
334:04/06/22 15:43 ID:ySwFyh4D
作品が出来たなら投下する神は投下するんじゃないですかねー
みんなで好きに使えばいいさ〜
ただでさえ廃墟なんだから、
ガウリナ作者さんの登場は活気が出ていいと思うですよ。

応援sage
335名無しさん@ピンキー:04/06/22 17:10 ID:3Edo5qa7
>>325
一気投下とちょこちょこ投下どちらがいいかは、色んなスレ巡ってるけど
二、三箇所そういう話題で盛り上がってたところがありましたが、
読み手の意見はどこも一気派とちょこちょこ派、数的にはほぼタメでした。
多分どちらが良いということは無いと思います。ご自身の書きやすい方でドゾー
同じ書き手として言わせていただければ、あまり気にしない方が良い物かけるし、
住人さんにも余計な気遣いさせなくて良いと思いますよ。

>>316
空気さえ読めば投下できると思うよー。他のスレでも連載持ちが複数いて
でもスレは円滑に機能してるところだってけっこうある。どうしても投下しづらければ
ひとこと「こんなカプ書いてみたんだけどどう?」と尋ねればヨロシ。
こんなにマナーのいい住人がそろってるんだから、そうすることは十分に可能だ。
スレの流れに水を差した責任をとって>>316はSSを投下すべきだと思う(w  カモオオオン!
336名無しさん@ピンキー:04/06/22 19:24 ID:37t12ipW
>>333
確かにFQスレはなんだかいがいがしているよね。
原作は超ほのぼのなのに……。

スレイヤーズ好きはきっとウィットに富んだ善人が多いのさ(´∀`)
337名無しさん@ピンキー:04/06/22 21:57 ID:BZ78+UxW
書き上げてから投下しなきゃいけないなんてルールを作ったら
ただでさえ廃墟のこのスレは即dat落ちだと思われ

作者様の書きやすい・やりやすいやり方で投稿すればいいんだよ。
未完のままの作品なんてザラだしね。
2ちゃんなんだし、あまり気負わず、マイペースに投下すればヨロシ!

萌の断片が浮かんだから、序文だけ投下でもいいじゃん。
誰かが続きを書いてくれるかも知れない。それがきっかけで萌が広がるかもしれん。
338名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:20 ID:VonkNLZl
>>神へ
そんなこときにせず好きなときすきなように作品投下してくださいませ。
神がそんな謝ることなんてないとおもうのですよ。
他の神同様。
ここの住人は他カプまぎれてもそれはそれでもりあがれる人たちだとおもうし。
ギスギスしてるのは一人くらい・・・ゲホッゲホッ

そうそう、2ちゃんなんだし、他人のことなんてきにせず
マイペースで投下すれば(・∀・) イイ!!
339名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:28 ID:mAepCjtt
昔から自意識過剰で空気が読めない人が1人だけいるよね

誰とは言わないが
340名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:56 ID:L9CNtIkg
あ、あの、なぜ一人と分かるの?皆さん、ひょっとして……な発言する人が誰だかわかってるの?

このスレの空気は、私の身の回りの友達より暖かくて泣けてきます…
341名無しさん@ピンキー:04/06/23 00:56 ID:oAJ2Y04U
職人さん、乙&ガンガレ!です
342名無しさん@ピンキー:04/06/23 01:08 ID:QR6/QAGH
なんか泣けてくる。
343名無しさん@ピンキー:04/06/23 02:05 ID:0JpWjcF7
うん。ほろりと来るよね。
344名無しさん@ピンキー:04/06/23 02:54 ID:mAepCjtt
。゚・(ノД`)人(´Д`)人(Д` )・゚。

出された御飯は残さず食べるが2ちゃんの基本です。
神様方、がんばってくださいノシ
345名無しさん@ピンキー:04/06/23 23:30 ID:zVMppWN1
ここの住人はどんな神であれ、心まちにしてますよ!
大口あけてまってまーす!
346名無しさん@ピンキー:04/06/24 21:57 ID:mlPFCBnD
ええっと、お話をUPされるのだけでも大変なのにそんなに気を使わなくても…
みなさん、どんなお話でも待ってらっしゃいますよ。多分。
文才が無くて、私にはどうしようもできませんが、書かれてる方頑張ってくださいね。
このスレのおかげで、私もスレイヤーズの単行本10年ぶりに買ってきたくらいですから。

347名無しさん@ピンキー:04/06/24 21:58 ID:mlPFCBnD
ああ、上げてしまってすいません。
348名無しさん@ピンキー:04/06/24 22:49 ID:Sc/sQoS8
十年ぶり・・・すげーな。
でも確かにブームのはじめはそれくらい前だったんだよなぁ。
漏れも年をとるはずだ(´Д`)
349名無しさん@ピンキー:04/06/24 23:40 ID:DeQx1yG8
10年…凹むなぁ
350名無しさん@ピンキー:04/06/25 00:53 ID:NmLQH4ej
そ、そんなになるっけ…? orz
351名無しさん@ピンキー:04/06/25 00:58 ID:BAY1YWB7
漏れが初めてスレイヤーズを知ったのはアニメだった
そのアニメがスタートしたのは9年前
アニメが始まった当初既に文庫がフェブリゾを倒す所まで発刊されていた。

アニメ以前からファンの人は10年以上余裕で経過している訳か・・・
352名無しさん@ピンキー:04/06/25 00:59 ID:rqNs20vN
はまったの中1だったよ……。
ああ、私、ふけたなあ……もえパワーも減退してきてる。
353名無しさん@ピンキー:04/06/25 09:55 ID:qdLRbs9u
デビュー当時は「新星現る!」ってマジ興奮した。
やっぱりだんだん慣れてきちゃったけど。
354名無しさん@ピンキー:04/06/25 19:04 ID:A8GCVtIp
ここはラ板か?w
ところで>>351、「フィ」ブリゾね。
355名無しさん@ピンキー:04/06/25 22:16 ID:fye72pef
モー娘の中にスレイヤーズファンがいるよ
356名無しさん@ピンキー:04/06/26 05:21 ID:ka891Rov
だ、だれ!?
357名無しさん@ピンキー:04/06/26 06:32 ID:pTY+xddu
変な言い争いが無ければ
今頃「くらげ男の性欲」の続きが読めてたのかなぁ(´・ω・`)ショボーン
358名無しさん@ピンキー:04/06/26 15:57 ID:xqHDJk2G
>356
アニメ放映当時とか考えれば今、高校生あたりじゃないか?
ツジカゴの年代かな?
とすると4期、5期メンあたりじゃないかな…と思ってみたり…
359名無しさん@ピンキー:04/06/26 16:14 ID:71Xu7Is2
>>357
すでに終わった話を蒸し返してるあたり、おまいさんは
その「変な言い争い」をまた再発させようとしてると
思われても仕方ないぞ。もうちょっと空気嫁るようにガンガレ。
360名無しさん@ピンキー:04/06/26 18:30 ID:AjM7EGnB
>>356
紺野だよ(・ω・)
なんか娘。のサイトにL様の名前をもじったコーナーがあるらしい。
って、ずいぶん前にラノベの方に書いてあった気がする。

…L様のエロ読みたい(;´p`)ハァハァ
361名無しさん@ピンキー:04/06/26 19:01 ID:PUZUL/9T
ゼルアメ投下してもよろしいでしょか??
あう・・・どきどきする。
362名無しさん@ピンキー:04/06/26 19:25 ID:YaTRCFi/
紺野は普通にマガジンの自己紹介欄に
好きな小説スレイヤーズって書いてたの見たよ。

>361
カモン (ノシ ゚Д゚)ノシ
363ゼルアメ1:04/06/26 19:52 ID:PUZUL/9T
「アメリア、スープ飲め」
「ありがとうございます・・」
言って彼女はゼルガディスからカップを受け取った。
スープのあたたかい湯気が、アメリアを優しくなでる。
二人は山中の古びた宿屋に三日ほど前から泊まっていた。
窓の外は灰色の空、雨は一週間前からやむことを知らず降り続けている。
この一室も、濡れたような空気と頼り無気な雨音が支配していた。
「ゆっくり飲めばいい。また温めなおしてやるから。・・寒くはないか?」
「大丈夫です、寒気はちょっとずつ退いてるみたいですから」
「熱はどうだ?汗かいてないか?」
「うーん、大丈夫です」
「果物でも、買ってきてやろうか」
「・・ふふ」
「何だよ」
「何だか父さんみたい」
「・・買ってくる」
恥ずかしさを紛らわすためだろうか、ぶっきらぼうに部屋を後にした彼が愛おしくて、
アメリアはくすくす笑いをとめることが出来なかった。
364ゼルアメ2:04/06/26 19:53 ID:PUZUL/9T
三日前、アメリアが風邪をひいてからずっと、ゼルガディスはこんな調子であった。
冷静沈着な彼が、落ち着き無く自分の看病をしてくれている。
そのことがアメリアには嬉しくてたまらなかった。

ゼルガディスの去ったあとの部屋は、大きく雨音が響く。
今の状況が嬉しく感じるとはいえ、やはり風邪の症状は容赦なくアメリアの身体と精神を襲う。
ふと、彼が戻ってこないのではないかという不安にかられる。根拠もなしに。
そう思った瞬間涙が出そうになり、次の瞬間にはそんな自分がおかしく思えて息をもらした。
(こんなにも風邪にやられちゃってるんだなあ、私。)
ぎゅうと瞳を閉じて、耳をすます。廊下をあのひとの早い足音が近づいてくる。
ドアの開く音、彼の蒼い瞳。
「林檎でよかったか?」
「ゼルガディスさん、来て。ぎゅうってしたい」
365ゼルアメ3:04/06/26 19:55 ID:PUZUL/9T
いつもだったら言えないようなことも、風邪に冒された口からはするりと出てきた。
涙のうすくおおう瞳と紅潮した顔で、アメリアはゼルガディスにむかい腕を伸ばす。
とまどいの色を一瞬瞳に浮かべながらも、ゼルガディスはベットに近づきアメリアが上半身を起こそうとするのを手伝う。
アメリアはベッドに腰掛け、ゼルガディスの身体に身をあずけた。
「・・熱いな、身体」
彼の冷たい身体、低く心地よい声、息遣い。
熱で朦朧とした彼女に、それらが染み込んでゆき、気付くとアメリアはゼルガディスの唇に自分の唇を重ねていた。
驚くゼルガディスの唇を執拗に追う。やがて観念したのか、彼は唇を完全にアメリアにゆだねた。
雨音と少しの衣擦れの音だけが二人をつつむ。アメリアはようやく唇を離した。
「・・・お前なあ」
「ごめんなさい、でも私病人だから」
自分でも何を言っているのか分からなかったが、今くらいわがままに振舞ってもいいだろう。
もう一度唇を重ねに、アメリアは身を乗り出した。
366ゼルアメ4:04/06/26 19:56 ID:PUZUL/9T
キスをするのは初めてだった。それ以前に男の身体をこんなに近くに感じるのが初めてだった。
男女というものは決定的に違うと思っていたが、
キスをしているこの唇と、自分の唇のこの一体感は何だろう。
夢中で唇の感触に酔いしれた。
「・・アメリア、待て、これ以上はやばい」
「え?」
唇を濡らしきょとんとした顔で、アメリアはゼルガディスを見つめた。
この少女は自覚しているのだろうか、誘っているのだろうか。
「このままだと襲いそうだって言ってんだよ」
苦し気な表情だ、とアメリアは思った。
「・・・」
無言でまた無理矢理彼の唇を奪う。長く、長く。
そのまま彼の背に腕をまわし、バランスを失った二人はベットに横に倒れた。
「・・・・この馬鹿・・」
ゼルガディスはアメリアの髪を手で梳き、ついに自ら唇を重ねた。
367ゼルアメ5:04/06/26 19:59 ID:PUZUL/9T
「・・・ん、あ・・」
唇から耳たぶ、首筋へとキスは色々なところへ落とされていった。
少しの躊躇のあと、ゼルガディスはアメリアのローブを脱がせにかかる。
「・・寒くなったらすぐに言うんだぞ」
ローブからアメリアの白い乳房があらわになり、ゼルガディスは息をのんだ。
アメリアは恥ずかしさゆえか、瞳を薄く閉じて顔を横にむける。
目を瞑った瞬間乳房に触れられて、感電でもしたかのようにアメリアは身をちぢめた。
優しく、愛おしむようにゼルガディスは愛撫を続ける。
アメリアは自分の身体がどんどんと女性になってゆくのを感じた。
「ふ・・ああ!」
うす桃色の乳首を吸われて思わずあげた自分の甘い声に驚き、アメリアは目をぱっちりと開けてゼルガディスの瞳を見た。
368ゼルアメ6:04/06/26 20:00 ID:PUZUL/9T
「そんな顔でみるな」
少しだけ口の端に笑みを浮かべ、ゼルガディスはさらに愛撫を重ねる。
「んん・・何か、変な、感じだからあ・・!」
乳房への愛撫は続けたまま右の手はゆっくりと太ももを撫でて、熱く濡れたそこにたどりついた。
切な気な目で、アメリアはゼルガディスを見つめる。
その目から視線をそらさないままで、ゼルガディスは手を下着の中へとすべらせた。
きゅう、とアメリアは瞳を閉じた。
初めて自分以外の誰かに触られる恥ずかしさ。しかし同時に何故か安心感がアメリアを満たす。
それほどまでに、彼の行為は優しかったから。
「濡れてる・・」「・・んん・・」「あついな」「・・恥ずかしいです」
恥ずかしい、と言いながらもアメリアは脚をひろげていく。
キスすると同時に、ゼルガディスの指が中に挿れられた。
「やっ・・ああ!」
びくり、とアメリアは身を仰け反らせる。そこはきゅうきゅうと甘く鳴き、ゼルガディスの指を締め付けた。
369ゼルアメ7:04/06/26 20:02 ID:PUZUL/9T
「痛いか?」
ふるふると顔を横にふるのが精一杯だった。
必死で彼の肩にしがみつき、初めて感じるこの切なくとろけそうな感覚に、
何処か連れて行かれてしまいそうになるのにたえる。
耳もとにかかる甘い吐息に誘われるように、ゼルガディスは指の本数を増やしていった。
そのたび身体を痙攣させ、大きな声が出てしまいそうになるのに堪えるアメリア。
「声出していいんだぜ、アメリア」
「・・っふ、あ・・でも!」
「聞かせろよ」
低く囁くと、アメリアの柔らかいそこをゼルガディスの無骨な指がかきまわした。
「・・!ん・・・あああああ!!」
アメリアはひときわ大きな声をあげて脚をぴんとはると、電流が身体をかけのぼっていくのを感じた。
370ゼルアメ8:04/06/26 20:04 ID:PUZUL/9T
アメリアの汗ばんだからだを、彼女の荒い呼吸が落ち着くまでゼルガディスは抱き締めていた。
彼はものすごい葛藤の中にいた。
彼のモノはいまだいきり立ったままだったが、
風邪ひきのアメリアにその続きを要求するのはいかがなものか。
悶々としていると、アメリアの視線が自分のそこに注がれていることに気付いた。
アメリアは興味津々にそこをじっと見つめている。
「おい・・・お前なあ」
急に恥ずかしくなったのか、ゼルガディスは彼女に目隠しをした。
「いいじゃないですか、見せて下さいよう」
「見なくていい。つうかもう寝ろ」
「じゃあ、触るだけ」
「ばっ・・!」
言うが早いか、アメリアはゼルガディスのそれを両手に包んだ。
「・・かわいい」
愛おし気にそれをやわやわと撫で、何度も口付ける。
「だからっ・・ばか、駄目だっつってんだろが・・!」
しかし罪の意識に反するように、どんどんと欲望が高まってゆく。
彼女の、全てを、手に入れたい。

「・・・大好き」

うつむき加減のアメリアがその言葉をほとんど聞き取れないくらいに呟いた瞬間、
ゼルガディスの理性のたがは完全に外れた。
371ゼルアメ9:04/06/26 20:06 ID:PUZUL/9T
激しいキス。舌が押し込まれ、吸われ、二人の境目がなくなってゆく。
ゼルガディスのかたい大きなものが、自分のそこにあたっているのを感じて、アメリアは顔を真っ赤に染めた。
期待している自分が、自分も知らないような淫猥な自分がいる。
何も言わぬまま、ゼルガディスのものがはいってきた。
「んんん・・、ーーー!!」
痛みと、それから気も遠くなるような快感と。大きな波がアメリアを襲う。
「ゼル、ガ、ディスさんっ・・・!」
きれぎれに叫ぶ。彼を感じたくて。
だんだんとゼルガディスは動きを速めてゆく。
自分の中の感覚ばかりが大きくなってゆき、もはや雨音も聞こえない。
出し入れされるたびに、アメリアのそこからは赤いものの混じった透明なものが流れ出る。
うっすらと目をあけると、ゼルガディスの男の表情が見えた。
それがあまりにも色っぽいものだから、いっそうきつく彼の肩にしがみついた。
「あ、・・はあっ、・・や、やああ」
「・・アメリアっ・・」
自分のそこからは、いやらし過ぎる音。恥ずかしがるどころか逆に羞恥心が彼女の快感を増していった。
「あっ・・あっ・・や、やばい、です・・!」
「やばい、・・って?」
「なんか、なんかっ・・気持ちよすぎてっ・・・嬉しくって・・・!」
ぽろぽろと、アメリアの瞳から涙があふれた。
苦しいほどにそんな彼女が愛しく思えて、キスを一つ落とすと、ゼルガディスはさらに腰の動きを速めた。
自分の声も聞こえず、感じるのはただ彼の存在だけ。
身体をうずまく大きなうねりが、閃光が、一気に破裂して目の前が真っ白になる。
大きく響く自分の声を、アメリアは聞いたような気がした。
372ゼルアメ10:04/06/26 20:07 ID:PUZUL/9T
雨は静かに、ひっそりと降り続けている。灰色の雲は、少し青みを帯びていた。
「ゼルガディスさん、雨、やむと良いですね」
「そうだな」
「雨、だってね、雨ってね、あれですよ、晴れのほうが、良いんだもの」
「・・ああ」
「晴れはね、すーって、する、から、良いなあ」
「・・・・・うん」
ベッドに仲良く横になりながら、二人は雨の音を聞いていた。
半分眠りにかかっているアメリアは、ほとんど文章になっていない言葉をぽつぽつと呟いている。
やがて、聞こえてくる小さな寝息。
あどけない寝顔にキスをし、身をベッドにあずけてゼルガディスは小さくくしゃみをした
373名無しさん@ピンキー:04/06/26 20:09 ID:PUZUL/9T
・・・終わりです。拙作ですんまそん!
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

他の神も求!!
374名無しさん@ピンキー:04/06/26 21:24 ID:Pxi79Pgr
ごちになりました。
(*^0^*)
375名無しさん@ピンキー:04/06/27 00:06 ID:H1C04bYa
アメリアもゼルもかわいいいー
萌えのツボグサッとやられました。

くらげ男さんの続きもまってます!
376名無しさん@ピンキー:04/06/27 01:00 ID:KDAZe/Y5
ゼルアメキタ━━━(°∀°)━━━!!

神、乙でした!待ってました…!!
アメリアかわいい!
最後のゼルのくしゃみがまたいい味出しててステキでした。
あ〜幸せ(*´Д`*)ハアハア
377名無しさん@ピンキー:04/06/27 01:54 ID:OzC4TlSW
神、光臨!!

ゼルアメ少ないから貴重だな〜
少しずつだけど活気でてきた。
みんな応援レスつけて神をドンドン光臨させようぜ〜
378名無しさん@ピンキー:04/06/27 02:40 ID:6jWzKzVu
可愛いー!ゼルアメのほのぼのした感じが出ててうまい!!
乙ですー。
379名無しさん@ピンキー:04/06/27 23:20 ID:JmRfIbSy
ありがとうありがとう(;´Д`)ハァハァ 
私のイチオシ萌え萌えカポーなので。
また来てねノシ
380名無しさん@ピンキー:04/06/30 00:48 ID:CXaXJru/
神になってみたいが、書けないんだよね〜。
妄想だけならいくらでもできるのに(笑)
Hな仲になってからどんどんセックスに慣れてきて、
ガウリイにのって腰動かしてるリナとか。
381名無しさん@ピンキー:04/06/30 10:53 ID:hWjiMraW
過疎化してるな〜ココ。神になれない僕はひたすら保守sage
382名無しさん@ピンキー:04/06/30 14:03 ID:RWtkyBg3
リナの中の人シュサーン記念ゑろ、どなたかおながいしまつ。
めでたいからカポー不問でひとつ。
383名無しさん@ピンキー:04/06/30 18:34 ID:QUk8/g7R
リナに色々教えて貰うガウリイ、とかは?
384パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 22:48 ID:75zypTFf
「くらげ男の性欲について」の続きを待ち望んでいる一人です。
初書き初投下ですが、特攻いきます。ちなみにガウリナでパラレル。メイド物です。

「うっひゃーー。何度見ても無駄にどでかいお屋敷よね・・。」
重たい荷物をその場にどかっと下ろし、あたしはこれから身を置くことになる建物を見上げた。
まったく、屋敷だけでなく、その敷地も半端ではない。門からこの屋敷までもかなりの距離がある。
それぞれの手入れだって半端なものじゃないだろうに。
金持ちの見栄と感覚のズレが生んだ無駄の産物としか思えない賜物である。
「さてっと」
再び荷物を持ち直して、いざ、玄関のドアをノックする。
あたしは今日からここでメイドとして雇われるのだ。
「お待ちしておりました。リナ・インバースさん。どうぞこちらへ」
ノックした重厚なドアの向こうからから、執事のゼイラスさんが温和そうな笑みで迎えてくれる。
「どうぞ宜しくお願い致します」
ゼイラスさんに案内されて長い廊下を進んでいく。これまた無駄に長い・・。
足音隠れる足の長い敷物の上を行きながら、前を行く背に問いかける。
「あの・・。先日はお会い出来ませんでしたが、今日はガウリイさまは?」
「ええ、今日はもちろんいらっしゃいますよ。先日面接の際は、お会い出来ずにとても残念がっておいででした。」
「そうですか・・」
内心、舌打ちをする。実のところはメイドとして働くのがあたしの本来の目的ではない。本当の目的は別にあるのだ。
385パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 22:50 ID:75zypTFf
このガブリエフ家の次男、ガウリイ・ガブリエフが受け継いだという家宝、「ゴルンノヴァ」というものを貰い受けに来たのだ。
貰い受けるといっても、それは、この名家に代々伝わる大事な物。
「ちょうーだいっ♪」
と言って、「はいどーぞ」とくれるものでもない。そこはそれ。こうして潜入して在り処を探り出し、こっそりと頂くのだ。
念のために付け加えておくが、そこらへんのこそ泥なんかと一緒にしてもらっては困る。代々由緒正しき怪盗の一家なのだ。
盗むのにはいつもそれなりの理由がある。コレクションや売買を目的にしているわけではなく、主に研究の対象となることが多い。
今回も、あたしは大事な命を受け、ここにいる。今回は特に姉ちゃん直々に言い付かった一仕事。
手ぶらで帰るなんて考えるだけでも恐ろしい。
「こちらがガウリイ様の書斎でございます。そんなに緊張なさらなくてもよろしいですよ」
「あ、いやぁ、そういうわけでは・・」
別の思いで緊張していたあたしの様子に勘違いしたのか、ゼイラスさんが気遣いの声をかける。
いけないいけない。大仕事よ、しくじるわけにはいかない。
送り出された時の姉ちゃんの冷笑がフラッシュバックする。思わず身震いするあたしをよそに、そのドアはノックされた。
386パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 22:52 ID:75zypTFf
「ガウリイ様、リナ・インバース様をお連れしました。失礼致します」
「ああ、どうぞ」
人当たりの良さそうな声が中から応える。
「失礼します」
促されて入った部屋もなかなかの広さだった。壁際にずらりと並んだ本棚。部屋の中央の重厚な書斎机に、その人物はいた。
窓から差し込む光と同じ色の髪の色、この日の空の色と同じ色の瞳、整った顔立ち。きっとこういうのをハンサムと呼ぶのだろう。思わずそんなことを思いながら、つい見とれていたらしい。
「なんだ?一目ぼれか?」
「は?」
「いや、あんまし見とれてるみたいだから、いきなり惚れられたのかと」
「なっ!なによそれっ!ちょっとくらい顔がいいと思ってっ」
「お褒めの言葉ありがとう」
「褒めてないっ!だいたいあたしは惚れてなんてっ」
「はは、ますます気に入ったよ。君のお姉さんからの紹介状通りのようだな。まあこれから惚れてくれても構わんぞ。俺はガウリイ・ガブリエフ。よろしく」
「あっ・・すいません。失礼しました。ガウリイ様、私はリナ・インバースと申します。本日より・・」
そうだった。今あたしは「メイド」としてこの屋敷に来ているのだった。慌てて言うあたしの言葉を遮って彼が言った。
「詳しいことは聞いているよ。そちらにも書類と共に伝わっていると思うが、君には俺の身の回りの事をやってもらう。」
387パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 22:55 ID:75zypTFf
あたしにあてがわれた自室は、ガウリイの寝室のすぐ隣らしい。
先ほどの書斎も含め、ガウリイのプライベートルームともいえるこの屋敷は、「離れ」ということになるらしい。
普通のシゴトでは、潜入するまでにかなりの情報を得ているものなのだが、今回はその情報収集も兼ねている。
こちら離れの方は、既に調べ終わった。特にこれといって収穫はない。隠し部屋のようなものがあれば別だが、狙う獲物は本宅の方か。
「うーん。何にしてもまずは彼から情報を聞き出すほか無いわね」
と全ての表向きの仕事を一通り終えて自室で考えていた時、部屋の呼び鈴が鳴った。隣のご主人様からの呼び出しである。
「なんだろう?こんな時間に。何かあったのかしら?」
「お呼びでしょうか?ガウリイ様」
「ああ、リナも一緒にどうだ?」
ワイングラスを差し上げてバスローブ姿の彼が言う。
もしかしたら、何か聞きだせるかも?そう思い応えたことを、後悔する事になるとは。
・・しかし、思いのほか口は堅く、夜も更けるばかり。しかも、あたしってば、そんなに酒に強い方ではない。
頬もなんだか火照ってきたようだし、今日はこの辺で切り上げるかと思い、立ち上がりかけたその時。
「どこへ行くんだ?」
手首を掴まれて、先ほどまで腰掛けていたベッドへ引き戻される。
「どこって、もう夜も更けて参りましたので、自室に戻らせて頂こうかと」
「夜の相手は、酒の相手だけじゃないだろう?」
「へ?」
思わず素っ頓狂な声をあげてしまった。何言ってんだ?この男。
388パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 22:58 ID:75zypTFf
契約書にあったはずだぞ。こういうことも含まれるって」
そう言って、ベッドに押し倒されるあたし。契約書?それって確か姉ちゃんが・・うそっ?何よそれっ!!!
「承諾済みじゃなかったか?」
見下ろして問われる。・・承諾済みも何もそんなこと聞いてないわよ〜〜!って叫びたいところだったが、
もし契約破棄で手ぶらで帰ったりなんかしたら・・・。考えたくも無い。
「い・・いいえ。お酒のせいか、ちょっと失念してました。もちろん・・承諾済みです」
「んんっ!」
ともかく今ここでクビになるのは、死よりも危険だ。それだけは避けなければ。
などと考えている間に、ガウリイのキスが唇を塞いで声も思考も消えうせる。
「・・はぁっ・・んっ・・」
一度離れたかと思うとすぐにまた塞がれる。今度はさっきよりも深く。ガウリイの舌が、潜り込んできて、あたしのを追いかける。
やがて、絡めとられ、口内を侵入者によってまさぐられ、背筋に電気が走る。
体の奥がなんか熱くて・・キスされただけなのに、こんな・・こんなのって・・。
なんとかこの場を切り抜けなくてはいけないはずのあたしは、自分の体の力が抜けていくの遠く感じるしか出来なかった。
389パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:02 ID:75zypTFf
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
力の抜け切ったリナの頬へ、そして耳へ、ガウリイの唇と舌は移っていく。紅く染まった耳朶を舌がなぞった時、息を乱したままのリナの吐息に甘い旋律が混じった。
それを聞いていいものをみつけたというように目を細めるガウリイ。しかし、愛撫の動きは止めず、更に調べ上げるように耳を舌が這っていく。
「ひゃっ・・ぁん・・。」
耳の奥へまで舌が這いこむと身を捩じらせてリナが喘ぐ。
ちょうど半身がシーツから離れたところへ、ガウリイの右手が滑り込み、背中のファスナーを下ろしていく。
リナはそのことには気が回らないふうで、耳への攻撃に意識をまだボンヤリとさせていたままだった。
首筋へと愛撫は移しながら、彼女の着衣を取り去っていった。ぱさりと音を立てて、先ほどまで彼女を覆っていたメイド服が、微かな音と共に床へとその身を落とす。
下着姿になった肌に夜の静かで、少し涼やかな空気が触れる。
微かに意識を取り戻した彼女が、自分の今置かれている状況に改めて気付いた時には、もう既に胸を覆っていた物は彼によって取り去られた瞬間で、
恥ずかしさに隠す間もなく、彼の手によってそれは覆われていた。
「あ・・や・・んっ・・」
微かに抵抗を試みるものの、すぐに彼の手管によって、理性は快感の向こうへ押しやられてしまう。
『だめ・・このままじゃ・・なんとか、この場を切り抜けないと、あたし・・』
「あっ・・ん・・ふぅ・・ガウリィ・・さま・・っん・・」
390パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:05 ID:75zypTFf
「ん?なんだ?」
聞き返しながら、ガウリイの右手は、円を描くように右の乳房を変化をつけて揉みしだきながら、すでに愛撫によって硬くなった突起へと、指でリズムを与える。
左手ももう一つの乳房を味わいながら、こちらは舌先で先端を転がしていたガウリイが、問いに応える。しかし、手は止めずに。
「んんっ・・はぁ・・あのっ・・あたし・・ぃん。やっぱり・・」
彼の指使いに言葉も考えも上手くまとまらない。このまま流されてしまうのかと不安になりながら、なす術がみつからない。
「はっきり言わないとわからないぞ」
そう言いながら、やはり愛撫の動きは止めない。
更に右手は、下腹部へと降りて行き、左手は背へと周り、舌と唇は、胸へと残り、たくさんの紅い花を散らしていった。
リナは、なんとか頭の隅では、この場から逃れようと思うのだが、上手く言いくるめる言葉どころか、与えられる快感によって、考えさえも纏まらない。
身体もしっかり抱え込まれていて身を捩じらせても、それは抗うというよりも、時折漏れる甘いと息と相まっては、愛撫に身悶えて応えるようでしかなかった。
彼の腕から抜け出せないまま、ガウリイの右手がリナの下布の内へと滑り込む。
391パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:07 ID:75zypTFf
「あぁっ!ん・・・」
秘められた場所への刺激に、目を見開きリナの背が跳ねる。脚を閉じようとするが、既にその間には彼の膝があり、阻まれてしまう。
それ以上手が進むのを阻止しようにも、背に回された腕に押さえられて、両の手も自由にならなかった。
「や・・ダメッ・・ぅんっ・・」
なんとか紡ぎだした抗いの言葉も、脚の間で蠢く指に甘い紡ぎに代えられてしまう。
「ここはダメって言ってないぞ」
もうすでに蜜で溢れかえったそこを指でなぞりながら意地悪そうにガウリイが囁く。さっき見つけた弱点の耳の傍で。
「んんっ・・はぅっん・・」
「いい声だ。もっと啼かせたい」
リナの表情を楽しむようにしながら、ガウリイは更に秘められた場所へと指を進ませた。
つぷり・・。
「ああぁっ!ぅっん・・」
背筋を仰け反らせてリナが喘ぐ。彼の指を締め付けて、奥から新しい蜜が溢れ出す。
「いい表情だ・・そそられるな・・」
「ぃや・・見ない・・で・・んっ!あぁんっ・・ダメっ・ぅぅっんっ・・」
彼女の表情を楽しみながら、更に奥へと指を進める。恥ずかしさに目を瞑り、身を捩じらせるが、そこからは逃れられなかった。
「はんっ・・んふぅ・・」
392パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:09 ID:75zypTFf
ガウリイは、一度彼女の中から指を引き抜くと、邪魔な最後の薄布を取り去り、脚の間に体ごと割り入れ、内股に手をかけると大きく開かせた。
「や・・そんなっ・・はずかし・・」
大事な部分が人の目に曝け出されるのを拒もうとする手も、そこへ行き着く前に片手で一つに束ねられ、自由を失ってしまう。
左手で彼女の細い手首を束ねたまま、腕で太ももを押し広げ、右手ももう片方を押しやると、ガウリイは、零れ落ちる甘い蜜へと舌を這わせた。
「あああんっ!だめぇ、、そんなとこっ・・んっ!はぁぁっ・・んっ、、んっ・・くふぅぅっ」
ぴちゃ・・ぺちゃ・・くちゅ・・
味わうように、貪るようにより一層溢れ出した蜜を舐めとっていくガウリイ。いつのまにか、リナの両手は抵抗を忘れていた。
やがて彼の舌は、彼女の内側へも潜り込んで水音を奏でた。それに彼女の声が呼応する。
「あっ!!ぅんっ・・んっ・・はぁっ・・んっ・・んっ・・」
先ほどまで抗っていた彼女の指は、彼の金色の髪にいつしか絡み付いていた。
ガウリイの、内ももに添えていた片手はリナの脚の付け根、前の部分へと動き、隠されていた敏感な芽を探り出す。やがて舌もそれに加わる
「はっ・・ぁん。・・くぅぅん。あっ・・だめぇ・・あた・・しなんか・・ヘンに・・はぅっん・・ぁんっ・・」
「ああああっ!!!んっっ・・」
探り当てた紅く色づくそれをガウリイが強く吸い上げた瞬間、リナの背が痺れたように弓なりにしなり、硬直した後、くたりとくずおれる。
先ほどまで愛撫を受けていた秘所からは、先ほどまでよりも濃密な愛駅がトロリと溢れ出していた。
393パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:12 ID:75zypTFf
まだ息が整わず、達した余韻の中にいる彼女の腰を持ち上げ、ガウリイは、自らの分身を、彼女の入り口の溝へと擦り付けた。
「あぅんっ・・・」
まだまどろみの中にいる彼女の唇から甘い音が漏れる。
彼女の内から齎された蜜を纏わせたそれの先を彼女のもう一つの唇へと合わせると、静かに腰を沈めていった。
くちゅ・・
「んっ・・あっ?んっ・・」
濡れていたせいで、あまり抵抗無く、彼女のそこはガウリイの逞しいそれを受け入れていった。
しかし、感じる圧迫感に、あやふやだった彼女の意識が覚醒を始める。
「大丈夫。力、抜いて」
一旦進入を止め、彼女の唇を、自分のそれで塞ぐ。不安を宿していた紅い瞳も閉じられていった。
貪るように深いキスを続けながら、ガウリイは、更に腰を沈めて行った。
ゆっくりと、二人の間が近づき、侵入者を阻むものによって、再び一旦その侵攻も歩みを止めた。
ガウリイは、息乱れる彼女の耳元でこう囁くと、一気に腰を沈めた。
「リナ・・。愛してる」
「んはぁ・・はぁっ・・えっ?ガウリイさまっ・・あうっっんっっっ!!」
耳元で囁かれた声に背筋がざわつく間もなく、引き裂かれるような痛みに、リナは身を強張らせた。
394名無しさん@ピンキー:04/06/30 23:12 ID:O/bbYMIq
.
395パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:14 ID:75zypTFf
ガウリイは、彼女の最深部まで辿り着くと、そのまま彼女に覆いかぶさるようにして、腰を密着して動かないまま、
リナの額に張り付いた髪をやさしくはらってやると、荒い息をつく彼女をいとおしそうに見つめつつ、栗色の髪を撫でていた。
そんなガウリイに気付き、熱っぽいような瞳で、見つめ返すリナ。
「がうりぃ・・さま・・?」
訝しげに見上げる瞳にガウリイが応える。
「かわいいなって思ってさ」
「えっ?なっ・・」
一気に真っ赤になる彼女を可笑しそうに、いとおしそうに見つめながら、再び彼女の唇を奪う。ついばむように、柔らかく味わうように。
名残惜しそうに唇を離すと、ガウリイはゆっくりと静かに動き出した。それによって与えられる痛みに、リナの眉間に皺が刻まれた。
「くっ・・ぅぅん・・んっ・・はっ・・ん・・はぅっ・・んんっ」
しかし、ガウリイがその動きを続けるうちに、だんだんその中に甘い響きも混じってきていった。
「んっ・・っふぅ・・ん・・ん・・ぁんっ・・っっはぁっ・・んんっ・・」
そして、それに併せるように、ガウリイの抽送も速さを増して行った。
「んっ、んっ、んっ、、ぁっ・・ん。っはぁ・・あっ・・またっ・・やっ・・きちゃうっ・・んっ、んっ、んっ・・」
昇らされていく感覚に恐怖の声を上げるリナ。
そんなリナの手を自分の首に回させると、ガウリイはその動きを一層激しくして、彼女を追い詰めていった。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・はぁぁっっっっんっ!!!!」
ガウリイに、腕と、脚とを絡めてしがみつき、溺れるのを抗っていたリナは、身を痙攣させ、やがてその意識を手放していった。
396パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:29 ID:75zypTFf
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ん・・」
目が覚めるとあたしはガウリイに抱えられていた。抱えられているというよりは、抱っこされているというか・・。向かい合って抱き合ってるというか・・。
「気が付いたか」
あたしを膝の上で抱きしめたまま、ガウリイが、やさしそうに言う。いや・・あんましこういう状況で見つめられると照れるんですけど・・。
・・そう、この状況。あたしとガウリイは、一糸纏わぬ姿で抱き合ってて、しかも、あたしの中には、その。。まだ彼のアレが、居座ってるわけで。。
かなりの圧迫感を持つそれは、あたしの中で脈打ち、その熱さと堅さと存在感を誇示していた。
先程までの事が夢ではないと突きつけるように。
さっきは、翻弄されて訳がわからないままだったけれど、少し冷静になった今の状況は、却ってとてつもなく恥ずかしいものがある。
そんな事を考えてしまって身じろぎしたら、どうしようもない快感が押し寄せてきて、あたしの内側が、中にいる彼をきゅんと締め付けた。
ただでさえ存在感のあるそれが、余計に存在感を主張する。まるで蕩けたようなあたしの内側が、また一層蕩けたように、蜜を零したのが自分でもわかる。
「んんっ・・」
心知らず甘い声が漏れて、彼にしがみついてしまった。しがみついてしまってから、はっ、と我に返ると、ガウリイが意地悪そうな笑みを浮かべてこう言った。
「積極的になってきたな」
「なっ・・何言ってっ・・ぁあんっ・・はうっん・・ぁんっ・・」
抗議しようと思った声が、彼によって違う音色に代えられる。
397パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:30 ID:75zypTFf
あたしの腰に伸びた彼の手が、軽々と持ち上げ、上下へ、円を描くように、動かし始めたからだ。また、あの波が来る・・。
そして、あたしは彼の攻めを受けながら、その波に呑まれる事を望んでいる自分を、ぼんやりとだけれど自覚していたのだった・・・。
「んっ!んっ!はぁんっ、ぅっん、あっ、あっ、、あっ、、だめっ、、あっ・・・んっ」
翻弄され、突き動かされるままに、ただ、彼にしがみつくしかなかった。そして、やがてあの真っ白な世界へ放り出される。
「あああああっ!!んっっっっ!!」
彼の手があたしの腰を力いっぱい引き寄せ、最奥の更に奥に到達を果たす。
同時にあたしも脚と腕とで力いっぱいしがみついた時、あたしの奥で熱いものが爆ぜるのを感じた。
暴れうねる大蛇に抗うように、あたしの内側がびくびくと締め付ける。
彼から放たれるその熱い飛沫を自分でも知らない深い場所で感じながら、あたしはまた意識を手放した・・。
398パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:33 ID:75zypTFf
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リナが再び目を覚ました時、まだ、先ほどとほとんど同じ状況の中にいた。気を失っていたのは、ほんの数秒のことらしい。
まだ、彼自身は、リナの中にあり、腰を強く押し付けられたままの彼女は、いまだ余韻の中にいた。
「大丈夫か?」
体制はそのままで、彼女を抱きしめながら、ガウリイが問いかける。
「ん・・」
物憂げながら、小さく頷き、その問いに応えるリナ。
やがてガウリイの手が、リナの顎を持ち上げると、二人はまた唇を重ねた。
「ん・・ふ・・ん」
何度も角度を変えて重ねられる口付けに、時折リナの吐息が部屋の夜気を流れた。
先ほど顎を捉えた手は、いつしか二人を繋ぐもう一箇所へと伸び、接合部の上に位置する、彼女の敏感な芽を苛め始めていた。
「んっ!んはっ・・んっ・・やっ・・んっ・ぁあっんっ・・だめ、そんなもう・・あたしっ・・」
力なく抗い、逃げようともがくものの、腰はしっかり抱きしめられたままで動けない。
再開された愛撫によって締め付けている相手が、もう先程の堅さを取り戻し始めている事を、実感して、絶望に似たものが、彼女を襲った。
そして、同時に歓喜に似たものも。
399パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:38 ID:75zypTFf

「リナ」
ふいに芽への愛撫を止め、ガウリイが話しかける。
「・・え?」
「見てごらん」
「あ・・」
促されたそこは、二人が繋がっている場所だった。思わず恥ずかしさに目を逸らそうと思うが、なぜか目が離せなかった。
そんなリナの手を取ると、接合部分に沿わせる。一瞬躊躇したリナだったが、おずおずとそれに従った。
あてがわせたままで、ガウリイは、彼女の腰を持ち上げる。
ずちゅ・・
こぽっ・・
先程までの行為による破瓜の証と侵略の証が交じり合い、ピンク色の愛液となって、中から押し出され、リナの白い内股を伝う。
「はぁぁんっ・・」
ギリギリまで引き抜かれた感触に、リナが声を漏らす。その声の甘美さに笑みを浮かべながら、また静かに彼女の腰を降ろさせていくガウリイ。
「リナ」
耳元で囁く
「んっ・・はい・・あぅん・・」
「感じるんだ。今、入っていってるだろ?」
「ぁん・・っ・・は・・い・・あはっん・・」
奥まで彼女の中に身を沈めると、接合部分に沿わせた手に再び自分の手を重ね、耳元で囁く
「わかるか?リナの中にこれが入ってる」
400パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:46 ID:75zypTFf
今はピンク色にぬるつくリナの秘所には、ガウリイの身体から繋がる太く熱いものの根本が潜り込んでいるのが、
リナの指先でも、視覚でも、そして何よりその身体の奥で感じられた。
そして、それを実感して更に強く締め上げようとするのだった。
そんな自分の身体の反応に戸惑うように、リナはガウリイの瞳を、熱く潤む瞳で見上げた。
そんなリナに、先ほどの答えを促すようにその瞳は答える。
「あ、はい・・。わかり・・・ます。ガウリイ様が、私のここに今いらっしゃいます」
自分の下腹部へもう片方の手を当てて、リナは答えた。その手の奥で自分以外の脈を感じる。
身体の奥がどうしようもなく疼きに侵食されていくのを、自分にはどうしようもない熱さに浮かされながらリナはぼんやりと感じていた。
「いい子だ」
満足そうに微笑むと、褒美を与えるように、キスをする。リナも褒美をもらうように、そのキスを受けた。
唇を離すと、一旦彼女を持ち上げ、自らを引き抜いた。
「はうっん。。っあ・・・?」
戸惑うリナにガウリイは言った。
「今度はリナからおいで。」
401パラレルメイド物(ガウリナ):04/06/30 23:48 ID:75zypTFf
「えっ・・?」
困惑の表情を浮かべるリナにガウリイは答えた
「リナはメイドだろう?メイドはご主人様に奉仕しないとな」
「・・・はい。ガウリイ様」
意を決してリナはガウリイの方へとおずおずとではあるが、身を進める。
ガウリイに促されて、片手は、ガウリイの肩へ、そしてもう片方をガウリイのものへと沿わせた。
そして、自分へとあてがい、それを自分の中へ導くように腰を沈めていった。
「んっ・・・あんっ・・っは・・ぁん・・ぅっ・・ん・・っはぁぁん・・・」
根本まで沈めたところで、深く甘い吐息が漏れる。背筋を軽く電気がはしり、きゅんと締め付ける。
「入れただけではだめだぞ。自分で動いてみるんだ」
「はい・・」
「んっ・・ふぅっ・・んっ、んっ、んっ、はんっ・・あんっ・・」
彼に腰を支えられながら、なんとか腰を動かしていくリナ。
時々ガウリイの手が様々な動きを見せ、力が抜けたようになる。それをなんとか堪えて、抽送を繰り返すリナだった。
ふいにそんなリナの動きを押し留め、シーツに押し付けるようにして、激しく腰を打ち付けるガウリイ。
その余りの激しさにただ翻弄されるままのリナだった、
「きゃっ!あうんっ、ガウっ・・ああっ!あんっあっあっあっ・・・んんんんっ〜〜〜〜!!!」
そして声にならない声と共に昇り詰めたリナの奥で、また熱い迸りが放たれたのだった・・。
402401:04/06/30 23:51 ID:75zypTFf
以上で投下終了です。
途中、一人称から変わったりして変だったかも。
駄文失礼しました。
403名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:29 ID:w7ho/5yG
生殺しなガウリナが増えたーー_ト ̄|○
抜かずに……萌えました。
404名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:33 ID:Y7uwVlrc
おお!!乙です!リナかわいい!!!!
パラレル物ってはじめて読んだけど、いいですね!
個人的には、この続きが気になる・・・ゴルンノヴァは・・・?
405名無しさん@ピンキー:04/07/01 02:34 ID:0Y0Id+Dt
キタ━━━(°∀°)━━━!!

パラレルってこんなに萌えるものなんですね(;´p`)ハアハア
メイドステキ。
続き楽しみにしてます(*´Д`*)ハアハアハアハア
406名無しさん@ピンキー:04/07/01 02:48 ID:0Y0Id+Dt
あ…投下終了か(°Д°;)
何言ってんだろ…
回線で首吊って逝ってきます。
407名無しさん@ピンキー:04/07/01 03:42 ID:GFASoC31
特攻乙です!
エッチシーンがとてつもなくえっちい(爆)
できれば続きも読んでみたい…。
隊長に触発されて自分も初書きしてみました。まだ途中ですが…。
投下してみてもよろしいでしょうか?ちなみにリナガウ風?です。
408名無しさん@ピンキー:04/07/01 04:21 ID:c+zciVRY
>407
カモォォォン!!(AAry
409リナガウ風?:04/07/01 05:28 ID:EHmKVpwU
―それはある日突然に起こった―

「り〜なっ♪」
「いきなりなにすんじゃあっ!このエロクラゲっ!」
すぱああぁぁんっ
と、いつものようにシャワーを浴び終わるや否やあたしに飛びかかってくるガウリイを
これまたいつものようにスリッパではりとばす。
いや、今日はちょっと腕にひねりを加えてみた。
日々新技を開発すべく精進する、切磋琢磨の精神!エラいぞリナちゃん!
「いって〜…何時になったらスリッパ無しで一緒に寝てくれるんだよー…いぢいぢ。」
「やかましいっ!最低でもあんたがバカみたいに襲いかかってくるうちは、もとい、
そうでなくとも、乙女のたしなみよ!」
「乙女のたしなみって…それにバカみたいになるのはリナが色っぽいからだぞ。」
「なっ、なにいってん…」
恥ずかしいことを事も無げに言う。
「ちゃんと手順ふんでほしいんだろ♪リナは。」
ぎしっ
言いおわらぬうちにあたしの座ってるベッドに一緒に座ってくるガウリイ。
毎晩のパターン。
もしかしてこのクラゲはスリッパで叩かれるのが好きなんじゃないだろうか…。
最初からそうしなさいよ。とあきれながら言おうとしたあたしの口を
ガウリイの口が閉じてくる。
410リナガウ風?:04/07/01 05:30 ID:EHmKVpwU
最初はくちびるだけのキス。唇の弾力を楽しむように熱っぽい圧力をかけてきて
…きもちいい。
「リナ…愛してる」
そして、今度はついばむような…でもすごく感じるようにしてくる。
触れるかどうかくらいのを繰り返されて否応もなく感度が高まったところで、
…ちゅっ……
唇に軽く吸いついてくる。
「ふぁっ」
思わず声がもれる。相変わらず、上手。
だいぶあたしも馴れてきたとはいえ、いっつも翻弄されっぱなしだ。ちょっと悔しい。
そんなあたしを見てうれしそーなガウリイ。くっくやしひっ。
「リナ、いい?」
あたしの唇にかかるガウリイの吐息の気持ちよさがあたしの思考を奪っていく。
さっきの悔しさも何処吹く風、反射的にうん…って答えるあたし…。
411リナガウ風?:04/07/01 05:31 ID:EHmKVpwU



「ガウリイ?」

「リナ…」
「ん?」
「これから…どうするんだっけ?」
「?何言ってんの?」
「いや、本気でわからん。」
「ガウリイさ〜ん?」
「裸になるとか、前戯をするとか、俺のをリナのに挿れるのはわかるんだけど…」
あまりの直接的な言葉に赤くなりながらも
「はぁ?なにいってんのよ。」
からかっとんかい!?とあたしが続けて言おうとすると、
「前戯の仕方がわからん!」
へっ?今空耳がきこえたよーな。
「おまけにリナとゆーか女性のものがどうなってるのかも思い出せん!」


…をい
「ホントに?」
「本気と書いてマジだーー!!(涙)」
412リナガウ風?:04/07/01 05:33 ID:EHmKVpwU


ちょっと整理してみる。
どうやらガウリイは今まで培ってきた性的な経験をすべて忘れてしまったようである。正確には初体験後の経験であるが。
ってフレンチキスのスキルはもうそんなに高かったンかい!
…それは置いといて。
しかもその原因が…もしかしたら…あたしのスリッパのせいかもしれないのだ。
ガウリイ曰く、シャワー中は「今日はどうやってリナを喜ばせようかな〜♪」などとシミュレーションできてたらしいから…このエロクラゲ。

「リナのばか」
悲しそうに、いぢけてのの字書き始めてるガウリイ。
「しっしかたないじゃない!不可抗力よ!きっと一晩寝たらおもいだすわよ!」
あたしの至極まっとうな意見に、ガウリイはじと…とこっちをみながら。
「なんか今日はしばき方にひねりが入ってたせいじゃないのか?」
「うっ、気づいてたの!?」
「やっぱり!いつもと違うことしたんだな!…それで不可抗力だなんてそれですむと思ってるのか!」
涙を浮かべて抗議するガウリイ。そんなに怒らなくても…怒るか。
ふうっ、とあたしは息を吐いて
「わかったわよ。ごめん。で、あたしにどうしろってゆーのよ。」
「どうしろって…えーと…」
ガウリイはちょっと考えてから、ぽんっと手を打ち
「そうだ!お前さんが一から教えてくれればいいんだ!」

「えぇ?」
「俺の持ちうる物のほとんどはもうリナに伝えたはずだ。
だから、それを返してくれればいい。」



「えーーーーー!?」
あたしの絶叫が部屋に響いた……。
413リナガウ風?:04/07/01 05:37 ID:EHmKVpwU
なんかものすごくご都合主義だ…
次から一応エロの予定です。書けるのか?自分?
いや、そうでなくても書けてない…。
お目汚ししました!
414名無しさん@ピンキー:04/07/01 09:19 ID:c+zciVRY
>419-412
恥じらうリナたん(*´Д`)ハァハァ
続きも楽しみにしております。
415401:04/07/01 11:50 ID:VJLpLMu7
読破&レス頂いた皆様ありがdです。
初書きで人に見せるのももちろん初なんでまさに特攻気分でした。
萌えて頂けたようで恥ずかし嬉し。
あの後の展開は(全然リナ目的果たせてないし)浮かんで入るんですが、まだ形にはしていないので、
もし、形に出来たらまた無謀特攻しに来ます。

新しい攻撃も始まってますね(喜)
>>414
続きガンガレ!お待ちしてますぞ。
416名無しさん@ピンキー:04/07/01 12:55 ID:FLNsjPYZ
>>413,>>415
いつでもお持ちしております!頑張ってください!
417名無しさん@ピンキー:04/07/01 23:41 ID:c8R2RMbK
うぇおを!二人も神が降臨してるぅぅぅ。
マジ鼻血噴くかとおもいました。モエー
418名無しさん@ピンキー:04/07/02 02:32 ID:WVwAGQhU
(*´Д`*)ハアハア
神がたくさんで幸せ。
419パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:35 ID:Zk+UFGxK
性懲りも無く再投下してみます。>>401の続き、早朝編ということで。
今回もリナ目的果たせてません・・。

賑やかな鳥の声と射し込む陽光によって、あたしの意識はゆっくりと覚醒した。
「ん・・・。」
身体がやけに重たく、気だるい。えーと・・あたしどうしたんだっけ?
はっきりとしない思考を巡らせて記憶を辿りながら、目の前にあるものを認識して、
あたしは激しく硬直した。
「・・・・!!」
目の前には厚く逞しい胸板。見上げたそこには、憎らしいくらい端正な顔と流れる金髪。
昨夜の出来事が一気にフラッシュバックして、思わずクラクラする。
『そうだった・・。あたし、昨日結局こいつにあんなことやこんなことを・・(///)』
ついリアルに思い出してしまい、赤くなるのが自分でもわかる。
決して夢ではないことも、脚の奥に今も微かに残る違和感が、嫌なくらい教えてくれている。
『あーもう!なんでこんなことになってんのよっ!情報を集めてお宝の在り処を突き止めなくちゃいけないのに』
そう。本来の目的はお宝「ゴルンノヴァ」を見つけ出し、持ち帰る事。まだ何の情報も得られていないうえに、
いつの間にかあたしの知らないところで結ばれていたらしい契約とかでこんな昨日あったばかりの奴なんかとこんなことに〜(悔)
あの姉ちゃんが、契約書と名の付く物に目を通さないわけはない。そのあたりは抜かりの無い人だ。
実際、こちらに来る前にも、
『既に契約の方は済んでいるわ』
と言われたのみで、あたしは目を通すことも出来なかった。
もし、昨夜彼が言ったことが嘘だったとしても、あの時あたしにそれを確認する術は無かった。時を元に戻せるはずも無い。
過ぎてしまったことはどうしようもない。こうなったら是が非でもこの男から情報を聞き出して、お宝を持って帰らなくては。
「ひゃんっ!」
考え事に没頭していたところへ、ふいに与えられた感触に、思わず悲鳴が漏れた。

420パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:38 ID:Zk+UFGxK
隣であたしを抱きかかえるように眠っていたはずのガウリイが、いまだ違和感の残る脚の奥に指を差し入れてきたのだ。
「おはよう。何一人で百面相してるんだ?」
脚の間で前後に指をざわめかせながら、涼しげな表情で彼が言う。ちょっと朝っぱらからなんてとこ触ってんのよ〜〜〜
「ちょっ・・ガウリイ様っ・・やめっ・・んっ・・」
なんとか逃れようとするが、太い腕に閉じ込められていて、抜け出すことは叶わない。もう〜!このえろスケベ男!!
「ガウリイ様っ・・ん・・だめです・・。朝から、そんなっ・・。んふぅ・・。」
とっとと張り倒してトンズラしたい気持ちをなんとか押し留め、哀願してみるが、止めるどころか愛撫の動きは巧みになっていくようで
また次第に身体の奥が熱くなり、彼の指に触れられているそこが潤んできているのを、あたしは恥ずかしさと共に感じていた。
「ほら・・。もうこんなになってるぞ」
そんなあたしを楽しんでいるように、彼は言う。指の動きは止めないままに・・。
「っ・・それは・・そんなことっ・するからっ・ん・・ん・・んっ・・っはぁんっ・・んっ・・」
くちゅ、くちゅ、と朝の光景には似つかわしくない水音がやけに耳に響く気がする。だめ・・あたし・・また・・。
「でもまだそんなに触ってないのにもうぐちょぐちょだぞ。やらしいんだな、リナのここは」
からかいを含めるような声でガウリイが囁く。もうっ、耳元でそんな事言わないでよ・・。
認めたくないけど、また新たな蜜が自分の内から溢れ出すのを感じる。お腹の奥がじんじんする。どうしよう・・。
あたしはいつしか抗うことを忘れ、彼の二の腕へ縋り付き、襲い来る快感に耐えるしかなかった
「声出していいぞ、ほら・・」
言ってガウリイは、前部の感じやすい芽にも愛撫の手を伸ばしてくる。
「ひあっ!!んんっ!!はぁっ!!だっ・・めっ・・!!」
敏感な箇所を強く弱く刺激され、身体が勝手に跳ねる。
なんとかその指から逃れようとしたけれど、抱えられたままではそれも叶わなくて、
逆に火照ってたまらない頬と、胸をガウリイへと押し付ける恰好になるだけだった。
421パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:40 ID:Zk+UFGxK
ガウリイの厚い胸板に押し付けらた自分の胸の先が触られてもいないのに堅くなっているのがわかる。
きっと彼にもわかってしまっているだろう。しかしどうすることも出来ない。
休み無く送り込まれる快感の波にさらわれないように、ただ耐えるだけ。
やはり彼にもわかってしまったのか、脇のあたりから、臀部の辺りへと空いている腕を這わされ、
逃げようとしていた腰も引き戻される。胸も一層押し付けられる形になる。
「あっ!やっ!!くぅぅんっ!!」
引き寄せられ、外側を這っていた指を突き入れられて、あたしはガウリイの腕を掴む手に力を込めた。
「んっ・・ふぅっ・・ん。っはぁ・・ん・・んっ・・ぁあんっ・・はうっん・・。」
指はいつしか2本、3本と増やされ、内部を蠢きまわる。親指は肉芽を爪弾き、
瞑った瞼の裏で火花が散った。だめ、、もう何も考えられなくなって・・。
「ひゃうんっ!」
急に指を引き抜かれて、悲鳴が漏れる。乱れきった息を整えられないまま、仰向けに組み敷かれた。
脚を大きく割られて、彼の熱いモノが押し当てられる。
触れているその部分がひくついて待ち望んでいるのが、自分でもわかる。身体の奥がじんじんと疼いて熱い。
そんなあたしを知っているだろうに、彼は入ってこようとはせずに、入り口に留まったままだ。
じれったさに耐え切れず、見上げた青い瞳は、そんな様子を楽しんでいたようだ。・・悔しい。
「入れて欲しいのか?」
あんな風にしておいて、しれっとして彼は言う。わかってるくせに・・こいつはっ
422パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:41 ID:Zk+UFGxK
だんだん腹が立ってくるが、問いながらもさわさわとスリットを行き来する感触に、身体と心が鬩ぎあう。
「ん・・ふぅ・・ぁん・・はぁ・・はぁ・・そんな・・ことっ・・はぁ・・ないっ・・です・・」
「じゃあやめていいのか?」
また彼が問う。このままやめられたらどうなってしまうかわからない。そんな身体の声のせいか、
あたしは意に反してその問いに首を横に振っていた。その時の目は哀願するように潤んでいたのかもしれない。
「そんな表情されたら、こっちが堪らないな。」
「きゃうんっ!!・・・ぁああああんっ!!!」
脚を肩に掛けられた次の瞬間、一気に最奥まで貫かれ、真っ白な世界へと心が弾ける。
「っはぁっ・・あんっ・・あっ、あっ、あっ、っはぁ・・ぁあんっ・・!」
やっと得られた快楽の波へ投げ出されたのも束の間、彼の激しい抽送によって引き戻される。
「んっ・・ふぅ・・んっんっんっんっ・・っはぁっ・・んくぅっ・・んっんっんっんっ・・」」
一層激しさを増していく彼の律動によって揺れるベッド、何度も押し寄せる快楽の波。
翻弄されるしかないあたしは、やがて握り締めていたシーツをより固く握り締め、声も無く背筋を仰け反らせる。
あたしの中で締め付けられていた彼が熱い迸りを放つのを遠く感じながら、弛緩していく身体をシーツの海へと沈ませていった。
423パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:41 ID:Zk+UFGxK
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先に目覚めた時よりも、より気だるさを増したあたしとは対照的に、
程なくガウリイは起き上がるとガウンを羽織り、ベッドを出て行こうとする。
「今日はゆっくり休んでいるといい。」
ガウリイの様子に戸惑いを見せたあたしを安心させるような口調で、彼が言う。
「あ、いえ、そんなわけにはっ・・うきゃっ!」
起き上がろうとしたあたしだったが、腰に全く力が入らず、再びベッドへと逆戻り。
そんなあたしをきょとんと見ていたガウリイが、急に楽しそうに目を細めると
あたしの体の下に手を差し入れ、抱き上げる。
「って・・えっ?ちょっ・・ガウリイ様っ?!」
「そんなんじゃ、一人で汗も流せないだろ?」
そう言ってバスルームへと向かうガウリイ。いや、あのそれってどういう・・・。
言葉の意味をいつもより遅く理解しても、逃げ出すことも出来ず、あたしは抱えられたままバスルームの扉をくぐっていた。
424パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:42 ID:Zk+UFGxK
一人ではかなりの広さと思えるバスタブに下ろされ、シャワーから注がれるお湯の心地よさに、ほっとため息が零れる。
先程まで体中に纏わりついていたものが流れていく。それはとても心地いいのだが、
後ろに在る存在のおかげでそれに心委ねることもならない。
あたしは今、バスタブの中、彼の脚の間に身を置き、抱えられているような状況にある。窓からは朝の陽光が降り注ぐ明るい室内で
肩の上に半ば顎を乗せる体制で、あたしとしては恥ずかしいことこの上ない。
「ここもきれいにしないとな」
「ひゃっ、やっ・・はぁぁん」
脚を彼の脚にひっかける形で広げられ、秘所へとシャワーが注がれ、もっと恥ずかしい状態へと追い込まれる。
二本の指によって割り広げられたそこからは、いまだ内部に残っていたらしい残滓が溢れ、流れていく。
昨夜からの行為の揺るがない証拠のようにも感じられるその情景は、あたしの心をざわつかせた。
シャワーが止められ、ガウリイは泡立ったスポンジであたしの身体を洗い始める。
・・洗っているというより・・なんか・・。
「あ、あのっ、ガウリイ様っ、自分で洗えますっ」
「遠慮するなよ。ほら・・」
「遠慮なんかじゃなくって・・んんっ!・・」
冗談ではない。こんな風にまさぐられ続けたら、また変になってしまいそうだ。この男、それを狙ってるんじゃ・・(汗)
案の定、身体中泡だらけにされた頃には、あたしはすっかり身体を熱くさせられていた。
絶対それをわかっているはずの彼は、続いてあたしにこう言う。
「今度はリナに洗ってもらおうかな」
425パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:44 ID:Zk+UFGxK
スポンジを渡され、振り向かされる。熱く火照り、気だるさも残ったままの身体をなんとか動かして、彼の身体を洗っていく。
広い胸、逞しい腕、そして・・。
「あの、背中向けて頂けますか?」
背を流そうとそう促すと、彼は何を思ったかひょいとあたしを持ち上げ、抱き上げる。
「きゃっ!ちょっとっ、何をっ?」
「これで届くだろ?」
全て解決したように言う。つまり何?この体制で後ろに手を回して洗えと?
思わずキッと見返した彼はそれに動じる風も無く、挑戦的な瞳で見つめているだけだ。
・・・わかったわよ。やってやろうじゃないの。やればいいんでしょ?
そう決めてかかったあたしはすぐ後悔することになる。
その体制で彼の広い背中を洗おうとすると、必然的に彼の胸に自分の身体を押し付けることになり、
全体を洗おうとすると、何度も体制を変えなくてはならず、結果、何度も身体を擦り付けることになるのだ。
ただでさえ火照っていた身体が更に熱を帯びる。やっと洗い終えた時には、すっかり彼に凭れ掛かっていたあたしだった。
「どうした?まだ残ってるぞ」
そんなあたしに彼が囁く。鬼かあんたは!耳元で囁くのも止めて欲しい。
ふうっ・・っと息を吐いて、彼の脚へとスポンジを滑らせる。これも無駄に長いのよっ。
そしてついに最後まで視界から排除してきたものに取り掛かろうとして、しばし固まる。
「どうした?」
「え・・いや・・そのっ・・」
信じらんないっ!なんで、また元気になっちゃってるかなっ!!(汗)
しかも、明るいところで目の当たりにしたそれは、何度も自分の中に迎え入れたものだとは信じられなかった。
こんな大きいものが、あたしの中に・・?
思うところがわかったのか、ああ、そうかというようにガウリイが言う。
「ああ、リナがあんまり艶っぽく洗ってくれるもんだから」
「艶っ・・なっ!何よそれっ!あたしのせいっ?」
思わず言葉を荒げてしまったあたしに気にすることなく、彼は続ける。
426パラレルメイド物(ガウリナ)2:04/07/02 02:48 ID:Zk+UFGxK
「ああ、めちゃくちゃ色っぽかったぞ。熱い吐息も、潤んだ表情も。まるで誘ってるようだった」
「だっ!誰が誘ってっ!!」
顔が茹で上がっているのが自分でもわかる。
そんな様子を可笑しそうに見ている彼にも腹が立てていると、またしてもふいをつかれる。
「ひゃんっ!」
彼の指がまたあたしの秘所へと滑り込んだのだ。そして、そこは石鹸の泡とは違うぬるつきが彼の指へと細い糸を紡いでいた。
「これはなんだろうな?」
にやりと意地悪な笑みを浮かべてガウリイが言う。何も答えられないあたし。
「ここは誘ってたって言ってるみたいだな。」
更に奥へと指を進めながら、彼が言う。欲しがるように締め付けるそこがあたしの代わりに応える。
「くっ、ぅぅん。ん・・・」
ガウリイは、あたしをバスタブの底にうつ伏せにさせると、腰を持ち上げ、一気に入ってきた。
「はぁぁあんっ!!!」
泡に滑るバスタブの底に顔と胸を押し付ける形で激しく動かされ、バスルームに肌のぶつかり合う音が響く。
「はうっ!!あんっ!あんっ!あんっ!やっ・・あ・・こんな・・あんっ!あんっ!・・」
こんな明るい所でしかもこんな体勢で・・でも、またあたし、どうしようもなく気持ち良くなっちゃってる・・。
最後は持ち上げられ、揺さぶられて昇りつめたあたしは、自分が逃れられない沼に沈みかけているのを実感し始めていた。


================
これで今回の投下終了です。
================
427名無しさん@ピンキー:04/07/02 03:20 ID:AZLPpfvz
gj!
428名無しさん@ピンキー:04/07/02 03:29 ID:M+235yB7
kita━━━(゚∀゚)━━━!!!
429名無しさん@ピンキー:04/07/02 07:08 ID:pwo0mtZE
サイコー!(*´Д`*)ハアハア
430名無しさん@ピンキー:04/07/02 11:35 ID:0BLfeMp/
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
431412:04/07/02 16:55 ID:0bOg4DdS
隊長グッジョブです。相変わらず、えっちくてドキドキです。
ゴルンノヴァの行方も気になる…
速筆羨ますぃです。自分は道程君がどういう行動するかよく分からなくて
悪戦苦闘してます。
あとリナちゃんは最後まで恥じらいながらor途中から吹っ切れて大胆、どっちが良いですか?
432名無しさん@ピンキー:04/07/02 19:04 ID:AZLPpfvz
>>431
ガンガレ(σ´∀`)σ
オレの好みは後者だ。
433パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:03 ID:cgCbi3n4
なんとか書き上げたので、静かなうちに、お目汚し最終投下行っちゃいます。
>>426の続きになります。

この屋敷にあたしがメイドとしてやって来て、既に数日が経過していた。
メイドというのは表向きの姿、本当はこのガブリエフ家に代々伝わるという、
「ゴルンノヴァ」というお宝の場所を探り出し、持ち帰るという使命を帯びていたあたしだったが、
初日の晩を境にして、全くといっていい程進んではいない。
もちろん、メイドとしての仕事をする傍ら、調べられる場所は調べ尽くした。
後は、唯一つ、この屋敷の主人にして、目指すお宝の継承者、ガウリイ・ガブリエフの書斎だけなのだが・・。
この数日というもの、日中はほとんどガウリイは書斎で仕事をする毎日。何度か部屋の掃除と称して調べてみたが、
本人が同じ部屋にいる以上、あまり大っぴらに捜索するわけにいかず、
それどころか、下手に長居すると、他に人気のいないのをいい事に、休憩や運動等と称してあたしに手を出してくる始末。
先日も服はそのままで、下着だけ下ろされ、書斎机に押し付けられた状態でされちゃったり・・。
彼が書斎にいない間は、ほとんどと言っていいくらい、あたしを傍に置こうとするから、その間にという事も叶わない。
一番動きやすいはずの夜はと言えば・・。一番拘束がキツイだろう。
せっかく用意されたはずのあたしの自室のベッドは全くと言っていい程、使った例が無い。
ガウリイの寝室で過ごす毎晩の時間にも、色々と要求をしてくるから厄介だ。
昨晩などは、ベッドサイドに腰掛けたガウリイのモノを口で奉仕することを教え込まれ、
その後、ご褒美と称して、そのベッドサイドに上半身だけ乗せられ、
メイド姿のまま、下着だけ剥ぎ取られて後ろからされてしまったのだった。

434パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:05 ID:cgCbi3n4
「はあぁ・・・。」
気が重い。今までの不毛な毎日を振り返り、あたしは深く溜息をつく。頭を悩ませるのは任務の進展の無さばかりではない。
もちろん、今でも心まで許したつもりは無いが、この数日間の行為によって、
いつしかそういったガウリイとの行為を、あたし自身待ち望み始めているということだった。
最初は訳がわからないうちに翻弄されて。その後も、もちろん今も本来の目的を果たす為には、
彼の機嫌を損ね、クビにされるわけにはいかなくて、
もしも、手ぶらで帰ろうものなら、死よりも恐ろしい姉ちゃんの制裁が待っているだろう。
帰らずに逃げ出したとしても、地の果てまでも追いかけられる事は、ほぼ間違いない。
だから、お宝を手にするまでは、逃げられない。そう思っての事だったはずなのだが・・・。
認めたくは無いが、今では正直、ガウリイに抱かれる事が、嫌では無くなっていた。
身体の方は、欲していると言ってもいいくらいかもしれない。悔しいが。
彼に促され、それにあまりに従順に反応してしまう身体。
心も最初こそ、それに抵抗するものの、気が付くと身体に引き摺られるように、溺れているのだ。
早く目的を果たして逃げ出さないと、自分がどうなってしまうかわからない。
それとも、もうそんな懸念こそ遅すぎるものなのか。
そんな思いに心沈む今日にも、また夜の闇が訪れようとしていた。
435パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:05 ID:cgCbi3n4
また今夜もここにいる。こんなことをしている場合では無いのに、心のどこかでは、待ち望んでいる。
そんな自分が、こんな状況に陥る原因である、目の前の男が憎らしくもある。
昨日の復習だと言う彼に促され、ベッドに横たわる彼を跨ぎ、逆に覆い被さる形にさせられる。
いつも彼は、ガウンの下には何も着けていない。裾をそっと捲り、それに手を伸ばす。
昨夜のように見られていないとはいえ、やはり恥ずかしい。躊躇していると、
「どうした?また教えてやろうか?」
ガウリイが言ってくる。慌てて答えるあたし。
「いえ、大丈夫です。出来ます。」
恥ずかしさを打ち消して、彼のモノに手を添え、昨夜教わった通り、舌を全体に這わせていく。
「いいぞ、リナ」
彼の身体を跨いで剥き出しになっている、あたしの太ももをさわさわと撫でながら彼が言う。
それだけで背筋が微かに粟立つ。知らず、熱い吐息が目の前の彼に吹きかけられた。
脚への愛撫に鼓動を速めながら、舌での奉仕を続けていると、
彼の手があたしのスカートの内へと潜り込み、あたしのお尻から、下着を剥ぎ取っていく。
「えっ、ちょっ、そんな・・」
奉仕の手を休め、抗議の声を上げるが、彼は全く介した様子も無く、続けるように促す。
仕方なく向き直って、再び彼へと舌を這わす。
あたしの唾液によってぬらぬらと光るソレは、既に手の中で堅さと大きさを誇示していた。
あたしの足元の方の彼は、先程引き下ろした下着を、足からも取り去ってしまったようだ。
うう・・めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど・・。
きっと見られている。既に愛液によって湿ったアソコを・・。
いや、湿っているという形容では、物足りないくらいだということが、部屋の空気に晒されてわかる。
まだ何もされてないのに、なんであたし・・。
436パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:07 ID:cgCbi3n4
「やっぱりやらしいな、リナのここは」
づぷ・・。
「はううんっ!!」
いきなり指を深く突き入れられて、背を仰け反らせて喘ぐ。侵入者をぎちぎちと咥えて愛液がガウリイの指を伝った。
「舐めながら感じてたみたいだな。リナは。」
楽しそうに言いながら、指を増やしていくガウリイ。
「いや・・んっ・・はぁ・・そんなことっ・・はぁっん・・」
彼の分身に手を添えたまま、喘ぐあたしに、自分は指を止めぬまま、ガウリイが言う。
「まだ途中だろ?その後はどうだった?」
促されて、攻められる中、自分の唾液に塗れた彼を、口内へと導いていく。
「ちゅく・・ん・・ふ・・ん・・ん・・ん・・」
奥まで受け入れて、舌と唇を使い、頭を上下に動かしていく。
なんとか教わった通りに口内で脈打つそれに愛撫を続けていくが、
時々ガウリイによって下腹部に齎される刺激に、動きが止まってしまう。
それからどれくらいの時が経っただろうか。
前触れも無く、ガウリイは、あたしへの指の動きを止め、あたしの行為も止めるように言う。
「?」
どうしたのかと問う間も無く、ガウリイは、あたしを自分の方に振り向かせると、
あたしの腰を持ち上げると、こう言う。
「俺はスカートでよく見えないから、リナが誘導してくれ」
437パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:07 ID:cgCbi3n4
「あ、は、はい・・。」
あたしは、さっきまで口内に含んでいたものの先に手を添えると、自分の中心へとあてがう。
手の中のそれを、新しく溢れてきた、あたしの蜜が伝っていった。欲しがってる・・あたし。
そしてガウリイは、自分の上へ降ろしていく。ゆっくりと。
づちゅ・・・。
「はぁあっんっ・・・ん・・ぁあんっ・・ん・・ふぅぅん・・」
お互いに滑りきったそれらは、ぞくぞくする快感を生み出しながら、ほとんど抵抗なく繋がっていった。
最後まで降ろされて、腰が密着する。胎内で脈打つ彼をあたしの襞が纏わり付くのを嫌というほど感じて、
あたしは彼の胸に手をついて、熱い息を搾り出す。
あたしの下のガウリイはというと、あたしの腰から、背中へと手を伸ばし、腰まで続くファスナーを降ろす。
そのまま、前に剥がされるように、上半身だけが、晒される。胸を覆っていた下着も程なく取りさらわれ、
代わりに双丘は、彼の手によって包まれ、楽しみの対象となる。
「ん・・はん・・んふ・・ん・・ああ・・。」
胸への愛撫に、彼を沈めたままの身体の奥が、たまらなく疼く。
彼に促される前に、あたしの腰は勝手に動いていた。その時、彼はどんな表情をしていたかわからない。
とにかく渇きを潤したい。そんな衝動に囚われたあたしは、身体が望むまま、腰を動かしていた。
「んっ・・あんっ・・はぁ・・はぁ・・んんっ・・はぁ・・あんっあんっあんっ・・・」
熱に浮かされるように、腰を動かすのを止められないまま、あたしは自らを追い上げていく。
あたしの中の彼が爆ぜるのと一緒に、あたしも絶頂を迎え、彼の胸へと倒れ込んでいったのが、その夜の最後の記憶だった。
438パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:10 ID:cgCbi3n4
翌日、いつも通りの、全裸で彼に抱き抱えられ目を覚ましたあたしは、
その日、出かけるガウリイを見送るまで、何かとからかわれることになった。しかし今はそんな事で悔しがっている場合ではない。
今日、彼は遠出の仕事で、帰りは夜になるらしいのだ。やっと訪れたこのチャンス、逃すわけにはいかない。
あたしは、今までちゃんと調べることの出来なかった、彼の書斎へと向かった。
幸い、こちらの離れには、元々使用人自体が非常に少ない。メイドとしての仕事としては、面倒な事が多いが、
今、この時には、有難い事である。
「ここに無かったら、ふりだしね・・。」
呟いて手をかけたドアのノブは、しかし回ってくれなかった。鍵が掛かっているらしい。
他の部屋で通常鍵がかかっている部屋など、あたしの知りうる限りは無かったはずだ。
「ますます怪しいわね。」
にやりと笑みを浮かべながら、あたしは、鍵を開けにかかる。この程度のものなら、チョロイもんだ。
難なく室内へと入り込んだあたしは、部屋の鍵を閉め、庭に面した窓を開けておくと、まだ調べていない室内を探り始めた。
範囲が狭かったせいか、思ったよりも早く、それは見つかった。
今まで触らずに終わっていた、本の内の一冊、その後ろの棚の裏板が、あたしの目には異質な物に映った。
案の定、裏板のその部分がスライドするようになっていて、その後ろからスイッチが姿を現した。
「これね」
押すと、隣り合った本棚が静かに動き、その床に新たな扉がそこにあった。
「うっしゃ!」
喜んだのも束の間、ここにもご丁寧なことに鍵が掛かっている。
しかも、こいつはなかなかの強敵で、さすがのあたしでも、開錠するのに、かなりの時間を要してしまった。
「ふぅ・・。この先にもこんな鍵があったら、怒るわよ」
言いつつ、やっと開けたその扉の向こう、降りた階段の下には、鍵どころか、何も無かった・・・。
439パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:11 ID:cgCbi3n4
何も無いというのは、合っていないかもしれない。何か特別な材質の物を使っているのだろうか?
地下にありながら、壁自体が微かに光り、部屋の内部を照らしている。
そのがらんとした部屋の中央、そこには、立派な台座のような物が据えられている。
よく見ると、以前、その上には、確かにかなりの長い間、何かが置かれていたと思われる跡が残っていた。
他の場所に移されたってことだろうか・・?それとも、この部屋のどこかに隠し扉が?
一応調べてみるかと思ったその時、背後から聞きなれた声が聞こえて、あたしの背筋は戦慄した。
「探し物はここには無いぞ。」
振り向く時に、自分の首が軋むのが聞こえたようだった。なんで?こんなに早く?
内心の焦りを押し留め、余りにも早い帰宅をした、屋敷の主に、こう告げる。
「ちょうどいい所へ、ガウリイ様。あたしが庭を散策していたら、書斎の窓が開いていて、
入ってみたら、書斎がこんなことに」
「そうか、それは大変だな。通報しないと」
その言葉とは裏腹に、涼しい顔で、ガウリイが言いながら、あたしの方へと足を進める。
「そ、そうですよ。早く通報しないと・・」
思わず後ずさるあたしだったが、先程の台座のような物に、退路を阻まれる。
そのまま近づいてきたガウリイに、あたしは抱き締められる。
「ガ、ガウリイ様?一体どうし・・」
彼の手によって、目の前に突きつけられた物を見て、あたしの言葉が詰まる。
それは、あたしの服のポケットに入れていた、鍵を開ける為の道具だった。
「そ、それは家に伝わるお守りみたいなもので。」
実際嘘でも無いのだが、ちょっと苦しかったか。彼が信用した様子はその表情には無い。
「ゴルンノヴァは、ここには無い。リナがここに来た時からな」
440パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:11 ID:cgCbi3n4
「えっ?」
腕の拘束を緩めないまま、言った彼の言葉の意味がわからず、あたしは聞き返してしまう。
「リナのお姉さんの所の情報網もかなりのもののようだが、うちの所もなかなかのものでね」
もしかして、最初からバレていたってこと?
「ぅきゃっ!」
嫌な汗が伝った背中が、彼によって後ろにあった台に押し付けられ、脚が宙に浮く。
「最初は、情報収集だけのつもりだったらしいぞ。リナの役目は」
台の上にあたしを押し付けたままで、彼が言う。
「どういう事?」
きっと顔色が変わっていたと思う。なんでそんな事を?
「雇い入れる者の素性を前持って調べるのは、通例の事でね。
お姉さんの所は、表向きは普通の大企業だが、調べてみるとどうにも見えない所があるのがわかって
再調査した結果、今回の目的がわかって、こちらから、話を持ちかけたのさ」
「な・・?」
覆い被さり、耳元で囁くように、彼が言った言葉に、あたしは驚きを隠せなかった。『話を持ちかけた』?
『こちらから』?一体どういう事なの?パニック寸前のあたしに構わず、耳元で話は続けられる。
「こちらとしても、長年手元にあるとはいえ、その謎の真髄を解明することは出来ていなくてね。
そっちの研究施設との共同研究という形でなら、有難いことでもあったんだ」
「ちょ、ちょっと待ってよ。それって、ゴルンノヴァは、今うちにあるってこと?」
「そうだ。今、リナの所の研究所で、うちのスタッフと共に研究が続けれられている。」
信じられない発言に、思わず問い返す。じゃあ、あたしは何の為に?
441パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:12 ID:cgCbi3n4
その問いが表情に出たのだろうか?心の問いに、彼が答える。
肩を押さえていた片方の手が、いつの間にか胸へと下りているのが気になったが、あたしはされるがままになっていた。
「共同といっても、完全に信用出来るわけでもないからな。こちらとしても、保険というか、条件を提示したんだ。
ちょうど調査の間に、気に入ってしまったものがあってね。それと交換ならと。リナのお姉さんもよほど研究対象として、
魅力があったらしい。快く条件を飲んでくれたよ。」
「こ・・交換って・・。もしかして、あたし・・?」
「当たり」
「ふざけんじゃないわよっ!!何が当たりよっ!!あたしは物じゃないっ!!」
あたしの怒りのスクリューアッパーが、ガウリイの顎を捕らえ、仰け反るガウリイ。
冗談じゃないわ。今までのあんなことやこんなことは、何だったのよ!
台の上、起き上がり、怒りに震えるあたしの視界を、ガウリイが遮る。げげ・・効いてない・・。
「ということだから、研究が終わるまで、リナは帰れないからな」
何事も無かったかのように、彼が言う。
「ちょっと、何脱がそうとしてんのよっ・・へっ?」
研究が終わるまで帰れない?さっきは怒りに我を忘れていたが、今までの話を総合すると・・・?
「そうそう。お姉さんからの伝言だ」
ガウリイが、自分のポケットから、二つに折られた紙片を出してあたしに手渡す。
そこに書かれていた筆跡は、間違いなく、姉ちゃんのものだった。
『条件を承諾した以上、こちらとしてもプライドというものがある。くれぐれも、それに泥を塗る真似はしないように』
                                                    ルナ
442パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/03 02:13 ID:cgCbi3n4
固まったあたしの手から、紙片がひらひらと舞って、床へと落ちた。呆然としつつも、ガウリイに問う。
「研究結果ってどのくらいで出そうなの・・?」
「さあな、うちだけでも、今までに何年もかかっているからな。現時点では、更に数年は要するだろうということだったぞ」
「す・・数年・・・。(汗)っていつの間にっ!んんっ・・」
再び台座の上に押し倒されたあたしは、ガウリイによっていつの間にか下着だけの姿にされていた。
キスによって言葉も、やがて抵抗も奪われていく。深く口内を弄られながら、力の抜けていくあたしの身体を、
彼の指が、余すところ無くざわめかせていく。そして、次第に熱く火照りゆく身体を彼に委ねていく。
やがて、下着さえも取り払われ、すっかりそれを待ち望んでしまっている場所へ、彼が割り込むように繋がっていく。
「あああんっ・・はぁ、はぁ、ん・・ふぅ・・あっ・・だめぇんっ!」
楔を打ち込まれるかのように、奥まで貫かれて、あたしは叫ぶ。この台座に釘付けにされてしまいそうだった。
更に打ち付けるような、彼の律動が、あたしを揺さぶり、翻弄される。
「あんっ!あんっ!んっ!んっ!んっ!・・・くはっ・・んっ!あんっ!」
狭く薄暗い地下の空間に、肌のぶつかり合う音と、卑猥な水音、あたしの嬌声とガウリイの吐息とが混じり合う。
今までに無いほどの激しい抽挿に、身体も、心もバラバラになりそうなのを、彼にしがみついて堪える。
激しく何度も突かれた奥が、まるで痺れたように感じられる。
「んっ!あぁんっ!〜〜〜〜!!だっ・・めっ・・こわれちゃうっ・・!」
そんなあたしの叫びは聞き入られず、激しい打ち付けは続き、あたしは降り注ぐ火花の中にいるようだった。
最初は、あたしが奪うはずだった宝物が眠っていたはずの部屋で、もう今日何度目かわからない、絶頂と、
やっと訪れた彼からの熱情を胎内へと受け入れながら、意識を手放すあたしには、
これからも毎晩行われ、そしていつまで続くともしれない狂宴について、考えを巡らせる余裕はまだ無かった。

<了>
443名無しさん@ピンキー:04/07/03 02:51 ID:ttJO02Yr
早くも続きが!?
完結、乙!
444名無しさん@ピンキー:04/07/03 08:43 ID:e/Sbenzb
ネ申乙デス!!
445名無しさん@ピンキー:04/07/03 21:44 ID:1SHs4K4y
ゼロリナ神求む!!!!
リナ受けなら結構何でも好きなんだが、やっぱり一番はゼロリナだ!
いつも強気なリナがゼロスに遊ばれる感じが・・萌える。

誰かゼロリナ書いてくれ!!!!
446名無しさん@ピンキー:04/07/03 22:26 ID:6ESpnMhU
聞いてゼロエリ〜ナ、ちょっといいにくいんだけど、
聞いてゼロエリ〜ナ 触手なんか使ったらえろいんじゃないかしら
聞いてくれて あ り が と ゼロエリ〜ナ♪
447名無しさん@ピンキー:04/07/03 22:28 ID:UKHQ4WvI
メイド完結キナスッター!乙です( ・∀・)
オチが軽快で好きです。
研究が終わる頃にはリナどうなってんだろw
448名無しさん@ピンキー:04/07/03 23:56 ID:4YZmjBsn
>>445
鬼畜なゼロスに弄ばれるシチュは確かに萌え。
ゼロフィリはオンラインで見かけるけど
ゼロリナって少ないよね。
449名無しさん@ピンキー:04/07/03 23:57 ID:4YZmjBsn
あ、肝心なことを言い忘れた

メイドものを書かれた神様、非常に乙でした!
ごちそうさまです!
450リナガウ風?(続き):04/07/04 02:12 ID:TT4AHX8y
その後あたしは断固拒否し続けたがガウリイの、じゃあ他で鍛えてくる、というセリフであわてて承諾した。
その瞬間くすりと笑うガウリイ…っ!しまった!はめられた!
戦士にして天才魔道士たるこのあたしをここまで美しくはめるなんて……くっ……!やるわねガウリイ……!
「どうした?」
こちらの内心の駆け引きも知らず、のほほーんとした口調で問いかけてくる。
「何でもないわよ、で、どうすれば良いの?」
「どうって…それはお前さんの仕事だろ。」…
そうなのである。そうだったのである!あたしが指導しなければいけないのだ。
「うみゅ〜…そういわれても〜」
「そんなに恥ずかしがらなくても、リナはいつもは受け身なのか?」
「まあ、おおかたそうね…」
ガウリイはふむ、と頷くとベッドの中に入って、
「リナ、来てよ。」

「何?」
「いつもオレがしてるようにさ、リナ…」
できるかぁっ!と叫ぼうと思うが不安半分期待半分のようなガウリイの真っ直ぐな視線で言えなくなる。
どうする…いや、ガウリイだって不安になっているみたいだし、ここで逃げれば女がすたるっ
「分かったわよ…!」
覚悟を決めてあたしもベッドに入り、ガウリイに馬乗りになる。うくうぅっ、はぢかしいっ!
スーハー、スーハー。
深呼吸をして心臓バクバクなのを落ち着ける。…よしっ!
「ガウリイ…」
ゆっくりと顔を近づけ、唇をあわせる。舌の先でそっとガウリイの唇をノックするとおずおずと唇が開く。
「はぁっ…」
積極的な自分に興奮して、声がもれる。
451リナガウ風?(続き):04/07/04 02:13 ID:TT4AHX8y
いけない、いけない。…目を閉じていつものガウリイのキスを思い出す。
歯列をゆっくりとなぞり、さらに口が開いてきた瞬間にさらに口内に進入していく。
舌をつつき、そして絡めあう。一時をおいてガウリイもそれに答えてくる。
そしてガウリイがするように口の天井を舐めようとするがいかんせん体のサイズが違いすぎて大変だ。
この…えいえいっ!
「んむっ…んっ」
ガウリイが声をあげる、苦しいの?それとも感じてくれてるの…?
ふと夜の窓ガラスに二人の姿が映し出されているのに気づき、はっと唇をはなす。
彼の口内を舐めようと必死に唇を押しつけているあたしの姿が非道く淫らでびっくりしたのだ。
「リナ…?」
頬を少し染まらせ、潤んだ瞳でこっちを見てくるガウリイ。
うくぅっ、かわいいっ!
あたしが見とれていると、じれったくなったのか激しいキスをかえしてくる。
「リナ…リナリナぁ!」
「あ…がうり…はげしすぎるよぉっ…。」
興奮したガウリイはそのまま一気にあたしのパジャマをたくし上げ激しく胸をもんできた。
「きゃっ…いっ痛いよガウリイ!」
「えっ…すっすまん!」
あたしの訴えに慌てて体を離し、不安そうにこっちを見てくる。
その不安そうな瞳といい、ちょっと突っ走ってしまうところといい、
なんだかすごくかわいらしく愛おしく思えて、……あたしのなかで、何かが弾けた。
あたしったらどうかしてる…そうも思うがもう止められそうにない。
452リナガウ風?(続き):04/07/04 02:14 ID:TT4AHX8y
あたしは求めてる、このかわいい男を気持ちよくさせてやることを。
「ガウリイ…」
「おっ怒ったのか?」
さらに不安そうになる瞳ににっこりとほほえむとあたしは自分の口を彼の耳元へ寄せて、
「いつもガウリイこうするのよ…」
と言うとその姿勢のままガウリイのパジャマの上を脱がす。
「うわ…」
あたしのは手をガウリイの脇腹から脇の下までつつっと滑らせた。
「ううっ!」
いつもはあたしを好きなように歌わせているガウリイが今日はあたしによって鳴かされている。
それは、扇情的であり、あたしを誘っていた。
そのまま彼の耳たぶを甘噛し、舌で少しずつ中心へと侵略していく、
甘い吐息を漏らす彼の口にさっき体を撫でた手の指を入れる。
少しの躊躇の後、あたしの指を舐めてきた。
つ…
「んくぅっ!」
耳の中心を舌でつつかれ、彼の端正な顔がわずかに歪む。
もっと…もっときもちよくなってね…
あたしもすごいドキドキしている、余裕ぶっているがあたしの興奮もものすごく高まっているんだぞ!ガウリイ…
彼の口から指を抜く、月の光を受けた銀糸がきらきらと繋がっている。
あたしは唇を耳から首筋に移しつつ、濡れた指先をガウリイの胸の先にそっとはわした。
「あっ…くうぅっ」
敏感なところを二カ所同時に攻められ体を強ばらせるガウリイ。
胸を触り続けながら体の力を抜くようキスで促すと再び彼の首筋へ戻り、鎖骨へと下りそしてもう一つの胸の先端に舌をかすらす。
「は…ああぁ…」
ガウリイが喘ぐ、その声を聴くと堪らなくおなかの内側がきゅんと疼く。
「ガウリイ…がうりい…」
あたしはひとしきりガウリイの胸を味わうといったんガウリイから体を離し、たくし上げられたパジャマを脱いだ。
そしてそっとガウリイを押し倒すと
「さっきしたみたいに、ガウリイもして…」
とガウリイの目の前に胸をもっていった。
453リナガウ風?(続き):04/07/04 02:15 ID:TT4AHX8y
ちなみにこうゆう姿勢をとったのは「かがんだ方がおっぱい大きく見えて激セクシィ♪」などと思ったわけではない!
…違うったら違うの!
そんなことを思ってるうちにガウリイがあたしの胸を触ってきた。
優しく揉みほぐしながら舌で胸の頂をつついてくる。
実体験に基づいたことからのガウリイの学習力は並々ならぬものである。まあ、その分言葉や文字による学習効率は並々ならぬ低さであるが(笑)。
「んっ…!く…ああんっ!」
一を知って十を知るようなガウリイの愛撫に思わず声が出る。…ちょっとむかちゅく…
「リナ…気持ちいいのか?」
「ん…がうり、すごく上手になって…っきゃん!」
言い終わらぬうちに嬉しそうに硬くなった胸の先端を甘噛してくる。
けっこう、限界…くうぅっ主導権を奪い返さなくてわっ
「ねえ、ガウリイ…舐めたげよっか?」
「えっ?どっどこをだ…?」
期待と不安を持ったガウリイを見ながら心の中で、よしっと叫ぶ。
「うふふ…ここよ」
ガウリイのズボンに手をかけ下着と一緒にずりおろす。
「ガウリイったら腰上げちゃって、えっちー♪」
「ばかっその…俺はだな…リナが脱がせやすいように…」
なにやらぶちぶち言ってるがとーぜん無視っ!
目の前にはガウリイの物…いっつも見てるがやっぱし…おっきいよねぇ…?
そのおっきさにびびって一瞬正気に戻りそうになるがぴくぴくと期待しているように動くモノを見ているとまた心が弾け出す。
ちゅ…
唇を先端につける、何度かついばむようにしそれからちゅるんと全部を口に含む。
口内に唾液がたまるのを待ってからあたしは口を動かした。
ず…じゅぷ…ずぷっ
「う…くはぁ…」
切なそうな彼の顔を見るともっといぢめたくなる。
彼の熱い塊の下で動いいる双球にも舌をはわし彼のをぐちょぐちょにする。
「くぅっ…リナずるいぞ…!」
ガウリイの意外な言葉に顔を上げる。…どうゆうことかしら?
「オレのばっか見ないでお前のも見せてくれよ。」
454リナガウ風?(続き):04/07/04 02:17 ID:TT4AHX8y
あっそうか…あたしはまだパジャマの下を着たままだった。
それを聞いてあたしはうふふと笑い、ガウリイにこう言った。
「見たいって、どこを?」
一瞬びっくりした顔になるガウリイ。
「ねぇねぇ、はっきり言ってくれないとリナちゃんわかんない〜♪」
あたふたしているガウリイ。
んっふっふ〜おもしろーい♪…でもこんぐらいにしといてあげようかしらね。
なによりあまりやりすぎると後日仕返しされるかもしんないし。
あたしはパジャマのズボンを脱ぎ、ガウリイの方とは逆を向き四つん這いになる。
「ここ?」
そしておもむろにショーツのクロッチ部分を横にずらした。
「…!」
ごくんと息をのむガウリイ。
「な…なんかすごいな…なんかすごく…なんていうか…」
どぎまぎしているガウリイに満足しながらあたしは次の言葉を紡いだ。
「ねえガウリイ、触って。」
「…ん…おっおう…」
少しの躊躇の後そっと触ってくる、
くち…
「あっ…」
あたしを左右に広げじっと観察してくる。穴が空くほどに見つめられ恥ずかしいほどに体が熱くなってくる、
くちゅっ…
「はぁっ…がうり…ここに…ガウリイの入るんだよ…」
片手を後ろにまわし、自分で蜜を垂らしてる入り口に指をはわす。
…ガウリイは少し信じられないといった目つきで食い入るように見ている。
そうして濡れた指先を少し前に移動し硬くなっているものをむき出しにさせる。
「あんっ…ここが女の子の一番敏感な所よ、ちゃんと濡らして触らないと痛いのよ。」
そして再びガウリイと向き合った。
「さ…ガウリイ今度はあたしを気持ちよくしてみてよ。
…大丈夫、基本は一緒よ。優しく、してくれればいいんだから。」
荒々しいのはもっと力の加減をお勉強してからね♪
455リナガウ風?(続き):04/07/04 02:18 ID:TT4AHX8y
そんなことを思っているうちにガウリイがそっとあたしを押し倒し、そしておずおずとショーツをおろしてくる。
初めのうちはひだひだを軽く引っ張ったりしていたがやがて意を決したのかゆっくりと指をあたしの中に入れてきた。
「ん…く、あ、あぁっ」
ガウリイの節のある太い指に期待で熱くなっていたあたしの体は恥ずかしいくらい反応してしまった。
くちゅくちゅと音を立てながらあたしの気持ちいいところを持ち前の野生の勘で探り当ててゆく。
「やぁっ…くっあんっ!そっそうよガウリイじょ…うず…」
ぐちゅっ…ぬちゅぬちゅ…
すっかり濡れそぼって大胆な音がしている。ガウリイはもう一方の手でクリの包皮を剥き上げてくる。
「きゃっ…きゃふぅっ…」
すっかり膨れ上がったそれは外気に触れられただけでも感じてしまう。
「ここは濡れてないと痛いんだろ…?」
「あ…そうだけど…」
「じゃあいつも濡れてるものでさわるぞ。」
ぴちゃっぴちゃぴちゃ…
そう言うとガウリイはおもむろに舌であたしを刺激してきたのだった…!
ちょっとガウリイー!なんでそうすぐに思いつくのよー!!
うん…ふぁぁん…あんっ…あぁーっ…だめ、だめぇっ二カ所同時に攻められるとダメなのよぉっ。
「あ…やっ!はうぅんっ!がうり、がうり、やぁーっ!」
あそこを中心に快感が弾け、それが背中まで突き抜けたと思うと体中に広がっていった。
足先まで…指先まで…胸の頂まで…髪の毛の先にさえも…
はぁはぁと息を整えているあたしを見て
「イった…のか?」
と聞いてくるガウリイ。ひとしきり息を整え終えて、出来るだけ色っぽいほほえみを浮かべ、うん…と答える。
さらに一深呼吸し体を落ち着け、
「ガウリイいっぱい気持ちよくしてくれたから、今度はあたしがしてあげるね。」
「えっ…おっおいおいリナぁ〜!」
体勢を入れ替えガウリイに上に乗ると、興奮で先っぽをぬらぬらさせているものをあたしの入り口にあてがう。
456リナガウ風?(続き):04/07/04 02:20 ID:TT4AHX8y
「イヤならやめちゃうよ?」
くちゅくちゅとガウリイのに押しつけながら聞いてみる。余裕ぶってるがイったばかりで
敏感になってて正直きつい。
くうぅっ早くギブアップするのよガウリイ!
「う…たったのむ…」
おーしっ!良い子良い子っと
「じゃ…いくね…」
ゆっくりと腰を下ろしていく
ずぷ…ずぷぷっ…
「すごいな…ホントに入っ…くぅぅぅっ!」
「あうぅん!はぁ…ん、くぅん!」
じゅぷりっ…
「ああああっ!」
「ぐっ!」
奥まで届き思わず強く締め付けてしまう。
…そこからは止まらなかった。激しく上下するたびに自分の体重で更に奥深くガウリイのモノが突き立てられる。
がくがくとする頭の中で…明日お腹痛くなっちゃうな…と予期される甘い痛みに胸がキュンとなる。
「はっあっあっ!がうりいっ、練習よ…下から突き上げてみてっ…」
「くうぅっ…おう…」
ぱんっぐちゅっぱんっ…!
ぎこちない突き上げに合わせて腰を動かすとより激しい体のぶつかる音と水音が響いた。
…激しい快楽を伴って…
「うっもう…オレ…リナぁ…」
「あっあたしもっ…ああぁっガウリイぃっ!来て…!」
「んんっ!うんんんーーーーっ!!」
最後の声はもうどっちかよく分からなかった。
先ほどよりもっと大きい快感の爆発の中で彼の熱い情熱が弾けるのをびっくりするくらいはっきりと感じていた…
457リナガウ風?(続き):04/07/04 02:21 ID:TT4AHX8y
「愛してる…」
そう二人の声が重なるのを聞いたのを最後にあたしの意識はあったかいまどろみへと落ちていった…




ちなみにその後どうなったかというと

「り〜なっ♪今日も勉強しよ〜♪」
「結局いつもと一緒かぁっ!このエロクラゲっ!」
すぱああぁぁんっ
…とまああたしの内角をえぐりこむような新しいスリッパさばきのお陰ですっかり経験を取り戻したのである。
…まぁ、ちょっとあほらしかったがとりあえずめでたしめでたしよね。
それからかわったことといえば…んみゅ〜…無いことも、無い。
今まで受け身中心だったエッチから二人でお互いを気持ちよくさせるように変わったのだ。
ガウリイ曰く「こ〜んな積極的なリナ見れるなんて、スリッパ様々だよな〜♪」、とにやけまくり…。
もう…こっちは恥ずかしくっていい迷惑なんだから……
………まっ…でもいっか、な?
458457:04/07/04 02:28 ID:TT4AHX8y
以上です。うぅ…ダメダメです…大胆リナちゃんにしようとしたのに限りなく中途半端に!
しかも今回ほとんど読み直ししてないし…
隊長!乙でした!契約の中にガウリイとの小作りも入ってそうですね(爆)
神々のみなさま、新作の投下お待ちしています!
それでは、お目汚ししましたっ逃げますっ!
459名無しさん@ピンキー:04/07/04 09:15 ID:xnck+owC
乙!萌えた!
リナガウか・・リナゼルなら考えた事あるけど、新鮮でよかったよ。
また暇があったら書いてくれw


そして誰かゼロリナを・・・。
460パラレルメイド物(ガウリナ)3:04/07/04 13:53 ID:hFEKuldx
パラレルメイド物書いた奴です。今回も読破頂けた方々いらしたようで有難い限り。
こちらこそ乙です。おそまつさまでした。
「お宝」を実際目にするパターンとかも考えたんですが、盗み出すまで無駄に長くなりそうなので、
(一旦バレかけて、「おしおき」と称して媚薬とかで焦らされるリナとか)
先の形に落ち着きました。「枷」としての「姉ちゃん」もなんとか動いてくれたし。

>>447
オチ気に入って頂けて嬉しいです。研究が終わる頃までには、かなり色んなコトされてそうな予感w
次の継承者も出来てそうですな。
>>458
読んで頂けたようで嬉しいです。いつのまにか隊長になってる(照)単なる独断的な一兵卒です。
契約書をリナが見つけるパターンもあったんですが、ほんとは何が書いてあったかは、脳内補完してくださいw
賭けみたいに子作り出来た場合は、研究後の譲渡は云々とかもありそうな。
そちらこそ乙でした。もし、これもガウリイの策略だったら・・。なんて深読みもしてしまいました。

ゼロスがらみは色々バリエーションききそうですな。
空間を操ったり、色々召喚したり、人智の及ばないようなマジックアイテムとかも持ってそうだし。
新しく生み出したマジックアイテムの実験台にされるリナとかありそう。

リナってとことん頑なに恥らい持続するイメージと、
単なる興味と割り切ってめちゃめちゃ大胆になるイメージと両方あるな。
一度相手に堕とされても、コトの後には、屈せずに、啖呵切ってるのもありそう。
461名無しさん@ピンキー:04/07/04 14:16 ID:4fm+S+RJ
「おしおき」と媚薬のパラレルメイド物(ガウリナ)、み、見たかったです……ネ申よ!
楽しませていただきました、ありがとうございますー。
462名無しさん@ピンキー:04/07/04 16:11 ID:KV8hBMWv
しばらく見ないうちに神がたくさんキテタ━━━(°∀°)━━━!!

ガウリナ神もリナガウ風の神もGJでした!
最高。

…(*´Д`*)
463ゼロリナ(ぬるいです。スマソ):04/07/04 22:26 ID:u07iDK29
えっと・・あんまりっつーか全然エロくないけど、ゼロリナ書きました。
エロ初書きです・・・。
ぬるいだけじゃなく、めちゃくちゃ長いです。
そんなものでも書き込んでよろしいのでしょうか?
464名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:41 ID:QQe8SFiU
>>463
どーぞ、神様!!
465ゼロリナ(ぬるいです。スマソ):04/07/04 22:45 ID:u07iDK29
それじゃ、ちょっとづつ書いてみます。
面白くなかったらごめんなさい。
どうぞ↓


++++++++++

プロローグ




ねぇ、リナさん?

何故こうなったのか、あなたは分からないんじゃないですか?

確かに、あなたは誰よりも聡い。
あなたの考えの中では、これはあるはずの無い事。

『負の感情を糧とする、魔族にとっては有り得ない事』だと。


でも、知っていました?




実は、これも一種の『負』の感情だという事を。

466ゼロリナ(ぬるいです。スマソ):04/07/04 23:21 ID:u07iDK29
「ん・・んっ・・ん・・ふぅっ・・はぁ!!」

彼女の喘ぎ声が木霊する、薄暗い室内。
きちんと整頓された部屋には不釣合いなほど大きい、ゆったりとしたダブルベッド。
それは、彼女の買ったものなのだろう。
彼との行為をするために。

「やぁ・・あっ・・んん!・・ひゃっ」
「感度がいいですね?」
「うるさ・・っ!んぁ・・あっっ!!」

彼女との契約は簡単な物だった。

『負の感情提供するから、あたしが寂しい時にあんたがあたしを抱く。
 お互い損になるわけじゃないし、いいでしょ?』

彼女がこんな事を言い出したのは、彼女が彼と結婚する1年前の事。
その時には、彼女は彼に数度抱かれた後だった。

「あぁっ!!だめっ・・!!んっ・・ふっ!!」

初めて彼女と体を交わしたのは、契約をしたその日。
『安心してよ。あたしはあんたを好きになったりしないわ。それに、あんたは魔族だし。<BR>
 後ろめたいことは無いでしょ?』
『そうですね。それじゃ、契約完了、といったところですか』
467ゼロリナ(ぬるいです。スマソ):04/07/04 23:23 ID:u07iDK29
「リナさん・・契約内容を覚えていますか?」
「え・・っ?な・・に・・?ん!ふあぁ・・ん・・」
「いえ、何でもありません。それより・・」

そろそろ限界ですね。

あえて口には出さず、腰の速度を速める。
全ての動きに敏感に感じる彼女の口からは先ほどまでよりも強い喘ぎが発せられる。

「んっっ・・ふ・・ん・・ん・・っ・・んぁぁっ!あぁぁあぁ!!ひゃぁぁぁぁあ!!!」

大きく跳ねる彼女の身体。
イった事を確認して、僕自身も動きを止める。

「・・はぁ・・はぁ・・ん・・」

肩で息をしながら、ベッドに倒れこむ。
468ゼロリナ(ぬるいです。スマソ):04/07/04 23:27 ID:u07iDK29
「今何時?」
しばらくして、彼女がだるそうに起き上がる。

「20時・・もうすぐ30分ですね」
「そう。じゃ、もうすぐガウリイが帰ってくるわ。『契約のモノ』は今度あげるから、今は一旦帰って」

下着と、シャツを身に着けた彼女が僕に背を向けたまま言う。

「ねぇ、リナさん。僕がさっき言ったこと、覚えてます?」
「はぁ?戯言はいいから、さっさと帰りなさいよ」
「リナさん、契約の内容覚えてますよね?」
「だから、また今度まとめて渡すって言ったじゃない!」

彼女が、先ほどまできていた服に手を伸ばす。
それを遮って、彼女の両手を彼女の頭の上で押さえる。

「何?ふざけないでよ!?」
「僕の話聞いてます?」

彼女から流れ込む負の感情。
目を細めて堪能すると、彼女の真紅の瞳が見開かれる。

「やめてよ!あたしから負の感情を取らないで!」
「『契約』にはあなたからとっちゃいけない、なんて聞いてませんけどね」
「いい加減にして!あんた、何が言いたいの?」

聡いあなたの事だから、そろそろ気づいてもいいと思ったのですけどね?

「あなたは言いましたよね?『魔族だから』と。何故ですか?」
「決まってるでしょ?人間だったらそこに感情が流れるわ!そんな面倒くさいもの必要なかったのよ!」
「人間で言う『愛』というやつですか?」
469ゼロリナ(ぬるいです。スマソ):04/07/04 23:29 ID:u07iDK29
彼女がちらりと壁にある時計に目を向ける。

「ねぇ、ゼロス。お願いよ。お願いだから今日は・・」
「この状況、ガウリイさんがみたらどう思うでしょう?」
「!?」
「多分、あなたとガウリイさんの2人から極上の負の感情が流れるのでしょうね」

ガウリイさんはどちらに負の感情を向けるのでしょうね?
裏切ったあなた自身でしょうか?
最愛の人を奪った僕でしょうか?
どちらにせよ、これ異常ないぐらいの極上な味がするでしょうね?

「ゼロ・・」
「さっきの話の続きですけどね、魔族に『愛』という感情は無い、とあなたはいいましたよね?」
「?」
「確かに、魔族はそんな感情は持ちません。魔族にあるのは『負』の感情のみ」
「知ってるわよ。そんな事」

何が言いたいの?と、目で語る彼女。
いつもの強気な瞳とは違う、少し焦りが混じった瞳。

「でもね、リナさん。魔族に『独占欲』はあるんですよ」
470ゼロリナ(ぬるいです。スマソ):04/07/04 23:31 ID:u07iDK29
「何言ってるの?あんた・・」
「それこそ、人間の『愛』に酷似した、とても歪んだモノですけどね」
「ゼ・・ロス?」
「あなたは、ガウリイさんが帰ってきたら、彼の腕に抱かれるのでしょう?
 この白い肌も、小さな乳房も、髪の一筋まで、彼のものになるのでしょう?」

その瞬間、彼女が赤くなるのが分かった。

「とても大事に、壊れ物を扱うように彼に抱かれて。彼が少し離れると、また僕を呼ぶのでしょう?」
「いい加減にしてよ!!!!もうやめて!!!!!帰って!!!!」
「不思議に思いませんでしたか?僕があんな契約にのるなんて」
「やめてよ!!!」
「あなたたちの言葉で言うと、愛してますよ。リナさん」
「!!!!」

彼女の瞳から流れ落ちる涙を舌でそっとぬぐう。

「やめて・・あたしを惑わさないでよ・・」
「僕を好きになったりしないんじゃなかったんですか?」
「ガウリイを愛してるわ・・っ」
「あなたは何度彼を裏切りましたか?」
「それでも・・っ・・あたしは・・!!」
彼女の身体が一瞬反応する。

「帰ってきちゃいましたね?」
「あ・・・」

ゆっくりと近づいてくる、彼の足音。

「ねぇ、リナさん。僕のモノになってくださいますか?」
「・・ゼロ・・」
「愛してますよ。リナさん。僕なりに、ね」

『リナ?もう寝てるのか?』

彼の声が廊下に響く。

「・・・いいわ。連れてってよ。何処でもいいから」
「いいんですね?」
「・・・もう二度と、彼に会わない所に・・!」
「分かりました」

彼女に深く口付けをしながら、空間を渡る。
『リナ?』

彼が部屋に入ったとき、彼女はもう既に無かった。
まるで、存在していなかったかのように。

乱れたはずのベッドも整頓されて、彼女の匂いすら残さず・・2人は虚無に消えた。


「あんたの望みはなんなの?」
「もちろん、あなたを手に入れることですよ?」
「・・・あたしの何が欲しいの?」
「『あなた』自身が欲しい。ただ、それだけでいいんですよ。リナさん」
「・・ねぇ、あたしのこと、愛してる?」
「愛してますよ?僕なりに・・」
「・・・あたしも・・愛してるわ。あたしなりに・・」


それ以後、2人の姿を見たものはいない。



+++++++++++++++++
あとがき
本当に意味の分からない作品失礼致しました。
つか、エロくねぇ・・・。
もう一作、本当にエロのみで構成されたような作品があるんだけど・・・。
その作品はリナがゼロスに遊ばれる・・というか、今回書いたみたいなリナじゃなく、受けです。
まぁ、たかが俺が書くもんだから、結局たいしたエロにはならんが・・。

最後まで読んでくれた人(もしいたら)本当に有難う御座いました。
最後、全くエロくなくてすいません。
473名無しさん@ピンキー:04/07/05 00:57 ID:ITSd9zoz
ゼロリナ神gjでした!
とても良かったです(*´Д`*)
浮気がバレやしないかと焦るリナたんハアハア
乙でした!!
474458:04/07/05 09:48 ID:rP3cpDOL
新しい神キテルーー!揺れ動くリナちゃんにドキドキしました。もう一作の方も、ぜひ!
それとリナガウ風?読んで下さった方々、有り難うございました。
はじめはガウリイ始めて&リナ慣れ慣れにしようかと思ったんですが、ガウリイ道程あり得ない&
リナ慣れてたらガウリイのセクハラもっと上手くかわすだろ!ということで無理矢理こんな感じに…
新鮮だったと言って下さる方もいて嬉しい限りです。
もしまた新作思いつくようなことがあればまた投下させて下さい。
神々の新作・続編を期待しながら名無しにもどります。長々とお目汚ししました。

追伸:隊長、一兵卒だなんてそんなっ雑兵ごときにありがたいお言葉有り難うございました!
475名無しさん@ピンキー:04/07/05 09:57 ID:LNNaP5JN
#&9825
476名無しさん@ピンキー:04/07/05 11:30 ID:tcolbNXC
ゼロリナキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

強引ゼロスイイ!!
もう一作の方も激しくキボンしたいです(´Д`*)
477472:04/07/05 13:26 ID:lWJnddBq
>>473>>474>>476
あんなヘボ作品を読んでくださり、有難う御座いました。
もう一作の方は・・さっきのよりも意味分からないかと思いますが、載せてみようかと思います。
つか、エロくないのに長いですが・・。そんなのでもよろしければ!

次から書いていきます。次作も、あんまり期待しないでくださいね(汗
478ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:28 ID:lWJnddBq
じゃらり。

少女の腕の鎖が音を立てる。

薄暗く、何も無い部屋。
窓も無ければ、扉も無い。
息苦しいぐらい、閉ざされた部屋。
そこに、少女はいた。

少女の白く華奢な腕に付けられた鎖は、その部屋の中心においてあるベッドとつながっている。

「・・・隠れてないで出てきなさいよ」
「あら、気づいてました?こんばんは」
「・・・」

少女は何も言わず、ただ彼を睨み続ける。

「凄い憎悪ですね?」
「誰のせいよ?」
「・・・僕のせいですか?それは失礼しました。」

さして悪びれた様子もなく、彼が言う。
479ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:30 ID:lWJnddBq
「よくもそんなことが言えたもんね?早くこの鎖はずしなさいよ!」
「いくらあなたの頼みでもそれだけは・・」
「あんた、何が望みなの?こんな何も無い部屋に縛り付けて・・」
「簡単な事ですよ?ただ、あなたのその瞳を僕だけのものにしたくて、ね」
「っ!」

少女の持つ、真紅の瞳が更に紅く輝く。
彼に対する憎悪の感情を隠すことなく、彼にぶつける。

それが彼にとって食事を意味するのは少女も知っていた。

「・・・ガウリイは・・皆はどうしたの?」
「今もあなたを探してますよ。見つかるわけありませんのにね?」
「あんたは楽しいでしょうね?全て自分の思うがままにコマが動いて」
「そうですね。楽しいか、は別として。快感ではあります。」

少女はもう一度彼を睨みつけると、ベッドの端と自分の両手首とを繋いでいる鎖に目を向ける。
480ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:31 ID:lWJnddBq
がしゃん・・じゃら・・

「引っ張っても無駄なのはあなたもよく分かったでしょう?傷がつきますよ」
「うるさい!」
「・・やれやれ」

彼が少女をそっと抱きかかえる。
少女が着ていた『布』をやさしく取り除き、少女に深く口付ける。

「・・んっ・・」

息苦しさのあまり、少女は声をだす。
抵抗は一切しない。

「ほら、手首から血が出てるじゃないですか?」

壊れ物を扱うかのような手つきで、彼は少女の手首に手を添える。

「駄目な人ですね。リナさん」
「・・・」

唇にキスをおとし、そのまま首筋を強く吸う。

「あなたは僕のモノなんですよ?勝手に傷付けては困ります」
「あたしはあたしよ。誰のものでもないわ」
「・・お仕置きが必要ですね?」
481ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:32 ID:lWJnddBq
少女の身体が大きく反応する。

「ん・・っ・・はぁ・・んっ・・」
「僕は誰よりもあなたの身体の事を知ってますよ?あなた自身よりも」
「やぁっ!!ん・・あっ・・あぁ・・ん」

彼の手が少女の秘所に触れる。
指を入れて、動かすと少女は彼の思うとおりの反応を返す。
その指の数を増やしても、抵抗も無くすんなりと中に入る。

「さすがに、そろそろ慣れてきたみたいですね?」
「んぁっ!ひゃっ・・!!ん・・ふっ・・!!」
「いれますよ?」

彼の『モノ』をゆっくり少女のなかに入れる。

「上手くなりましたね?リナさん?」
「ん・・やめ・・っ・・てよ・・・んっ・・はぁ・・っ」

少女の身体が反応すると、少女の手首の鎖が音を立てる。
482ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:42 ID:lWJnddBq
「くぅ・・んぁっ・・やっ・・は・・あぁっ!」

彼が腰を動かすと、少女は素直に反応をする。
少し前・・彼が此処に少女を連れてきたばかりの頃は、少女は必死で声を出さないようにしていた。

でも、それも無駄な事。
彼を喜ばせるだけ、と少女は気づいた。

「あっ・・んん!くっ・・やぁっっ!」

そろそろ限界なのだろう。
少女の声が荒くなってきたのを聞いて、彼は思う。
少しずつ、腰の速度を速める。

この行為をしている時の少女の瞳はいつもの何倍も美しい、と彼は思う。
いつもの輝きとは違った『何か』がある。

『これが、女性の持つ輝きってやつなんでしょうかね?』

彼が少女の涙をためた瞳をみて心の中でつぶやく。
483ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:43 ID:lWJnddBq
「んぁ!!ひゃっ・・んん!!駄目・・っもぉ・・!!」
「いいですよ?イってください?」
「んん!!ふぁ・・ああぁぁっっっ!!!」

彼女の身体が大きく反応する。それと同時に鎖が大きな音を立てる。

「やっぱりあなたの瞳は、『この時』が一番綺麗ですね」
「・・・」

シーツを掴み、うつ伏せになって少女は何も答えなかった。

「また来ますね。今は寝てください」
484ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:44 ID:lWJnddBq
「笑わせないでよね」
誰にとはなしに少女が皮肉の笑みをみせる。

「瞳?あぁ、そう・・あんたは結局『あたし』はいらないんじゃない」

少女の頬に、涙が流れる。

「こんな瞳あげるわよ・・っ・・瞳が無くなったら、あたしになんて興味無いくせに・・っ」

側にあった枕を掴み、彼が最後に立っていた位置に投げる。

「こんな瞳・・っ!」

スカートの裾を強く握り締める。

「少しぐらい・・『あたし』を見てよ・・っ・・何で・・あたしじゃ駄目なのよぉ・・っ」

薄暗く、何も無い部屋。
窓も無ければ、扉も無い。
息苦しいぐらい、閉ざされた部屋。
その中心には、少女を繋ぐためにベッド、そして、少女自身。


「ゼロス・・っ・・愛してる・・っ」


少女の声を聞いた者は誰もいない。
485ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:47 ID:lWJnddBq
はい。終わりました。
・・・どこが『エロパロ』なんだと小一時間。

全然エロくなくてすいません。しかも内容薄っ!
ゼロリナ神が降りてくれるのを心待ちにしながら、逃亡します。

神聖なる掲示板を汚すような真似してすいませんでした!
失礼します!

・・ゼロリナ神、待ってます(ぼそっとつぶやく)
486ゼロリナ2弾(またぬるいです):04/07/05 13:51 ID:lWJnddBq
だぁぁぁぁぁ!!!!
初歩的なミスをしていました!

「また来ますね。今は寝てください」と「笑わせないでよね」
の間に文章があります!

正確には↓

+++++++++++++++++++++++

「また来ますね。今は寝てください」

最後に少女の頭を優しく撫でて、彼は部屋から姿を消す。
彼の気配が消えた事を確認して、少女はゆっくり起き上がり、いつの間に置かれたのか
ベッドの上にある、服に手をかける。

「笑わせないでよね」

+++++++++++++++++++++++

になります。
もう逝ってきます。それでは。
487名無しさん@ピンキー:04/07/05 15:52 ID:K5CQwLwf
>>486
そんなに卑屈にならんでください。何も書けない僕に比べれば十分神です。
次回作も期待して待っています。
488名無しさん@ピンキー:04/07/05 17:10 ID:rP3cpDOL
第二弾乙です。
リナちゃん目をえぐるのかー!、とハラハラしちゃいました。
でもそんなゼロリナ独特?の雰囲気がまたドキドキでした。
489名無しさん@ピンキー:04/07/05 17:58 ID:tcolbNXC
GJ!!!
ハァハァが止まりません(*´д`*)
490名無しさん@ピンキー:04/07/05 23:42 ID:ITSd9zoz
第二弾キテタ━━━(°∀°)━━━!!
神gjです!!
(*´Д`*)ハアハアハアハア
491名無しさん@ピンキー:04/07/06 14:25 ID:uObrixXY
声をだいにしていいたい

(゚Д゚)ノ<ネ申 あ り が と ー ー!

ガウリナ好きなモレにはたまりませんでずだっ
492名無しさん@ピンキー:04/07/06 17:15 ID:DZx/hR+H
神の執筆の早さに驚いた。
ありがとうございます。
今度はアメリアも〜♪
493名無しさん@ピンキー:04/07/06 17:43 ID:oULdoNVW
ネ甲ありがちょう〜(;´Д`) '`ァ..,'`ァ..,        ぅっ
494名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:34 ID:4Vq0Z8P3
シルフィール×ミリーナ (ありえねぇ〜^^)
495486:04/07/07 16:40 ID:R6OM2WOt
どわっ!!
皆さん、つたない物なのに、わざわざ時間を割いての感想、誠に有難う御座います。
それを励みに、次回も頑張ります(まだ書く気か、やめんかい)

・・にしても、アメリアですか・・。
アメリアは原作の方の性格でしか書けませんね。
でも、アメリアのカップリングって思いつかん・・。○○×リナ×(←でも可)アメリアだったらかけるかも(をい)

まぁ、とりあえず要望がくるまでは(誰もよこさんっつーの)ゼロリナかガウリナを書きます。
次は・・・今まで暗かったからほのぼのゼロリナもしくはガウリナを書こうかな・・(だからやめろって・・)
496名無しさん@ピンキー:04/07/07 19:05 ID:4vBJXYk0
いっそさんぴ(ryうわなにをすryGJOvAHPMxG(
497名無しさん@ピンキー:04/07/07 22:04 ID:J9aUmSmL
出遅れましたが、486さん。
ゼロリナを待っていたので、すごく楽しみながら、読ませて頂きました。
ほのぼのゼロリナも読んでみたいです。
待っていますので、時間があるときにでも書いてくださるとうれしいです。
498名無しさん@ピンキー:04/07/07 23:43 ID:NBsQhnop
>>495
>アメリアは原作の方の性格でしか書けませんね。
むしろそっちの方カモン!
アニメと原作では何気なく微妙に性格設定が変わっているので、
二度おいしく楽しめます。
でも、原作版の方が少ないので、ちょっとしょぼん。
499名無しさん@ピンキー:04/07/08 00:28 ID:mOBv9zWd
要望気にせず、好きなモノを書いてもいいのでは
500名無しさん@ピンキー:04/07/08 00:31 ID:DoUEcUW2
原作版のアメリアなら、ゼロアメなんかもエロくて萌える! とか逝ってみたりw
501名無しさん@ピンキー:04/07/08 19:59 ID:BJqx2Ui9
アニメのアメリアって可愛すぎるので、アニメ版がいいなぁ・・・と神にお願いしてみたり・・
いえ、神が好きなものを書いてくれれば何でもいいんですけど・・・
502名無しさん@ピンキー:04/07/08 21:36 ID:STrBOQtV
>>501
かわいいのもいいけど、女王様然とした彼女が
思いっきり陥落してはしたないことと知りながらも
自ら求めてしまう、というようなものが見たいです。

あと原作版の方だとリナと対等の友達って感じがして好き。
(アニメだとかわいらしすぎて姉妹に近いものを感じる)

こればかりは好みか・・・。
503名無しさん@ピンキー:04/07/09 00:16 ID:8vkYHSOs
原作版アメリアなら、ゼルアメとか読んでみたいです。
アニメ版は結構見るけど、原作版ってなかなかないし。
どっちも好きなんですが…。
504名無しさん@ピンキー:04/07/09 01:00 ID:z39MQD2F
確かに原作の方が好きだが、声が鈴木真仁で脳内吹き替えされてるから…、となるとアニメ………
505名無しさん@ピンキー:04/07/09 01:35 ID:r+OCb99t
ゼルアメもすごくイイけど、ガウリナもゼロリナも沢山読みたい。
神よ〜きてくれ〜
506名無しさん@ピンキー:04/07/09 02:46 ID:gwO8MMdF
ガウリナの続きが気になるが、他の神の新作も気になるーー
507名無しさん@ピンキー:04/07/11 23:39 ID:0fTLiQo8
ゼロリナ最高
508名無しさん@ピンキー:04/07/12 02:43 ID:FQ6OeHoO
魔族のエロも待ってます
509名無しさん@ピンキー:04/07/14 15:48 ID:mVivxUH2
保守
510パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:10 ID:PmWh1SL2
静かなようなんで、同じシリーズで引っ張りすぎじゃねえ?というご意見も
この際覚悟して。
>>442の続きになります。媚薬モノ。

============================
目を覚ました時、あたしはまだ彼の腕の中だった。
どうやら、場所は気を失ってしまった書斎の地下室ではなく、ガウリイの寝室のようだ。
「気付いたみたいだな」
あたしを横抱きにしている腕の主にして、この屋敷の主でもある、ガウリイ・ガブリエフがほっとした声で言う。
「すまなかったな。ちょっと激しくしすぎた。なかなか目が覚めないから心配したぞ」
やさしい声で彼が言う。あたしは、それを聞いて、先程までの行為を思い出して赤面した。
そして、その行為に至るまでの事も思い出す。そうだ、あたしは・・・。
511パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:12 ID:PmWh1SL2
声や、外見とは打って変わって、コイツ、相当の曲者だった。
メイドと称して、盗みの為に潜入していたつもりのあたしの知らぬところで、しかもあたしがこの世で恐れてやまない
味方であるはずのうちの姉ちゃんと結託して、盗るべき宝と、このあたしを交換するといった、契約を結んでいたのだ。
そんな事実に驚愕する間も無く、知らされた地下室であたしは彼に押し倒され、あまりの激しさに気を失ってしまったのだった。
「・・おかげでまだあちこち痛いわ。」
呟いて俯いたまま動かないあたしの肩が、小刻みに震えているのを見て、彼が問う。
「・・泣いてるのか?」
「・・・・・」
あたしは答えず、膝に降ろした拳を握り締める。
「おい、リナ・・ぐがっ!!」
「泣いてなんかいないわよっ!!怒ってんのよっ!!!」
二発目のスクリューアッパーを炸裂させて、あたしは荒い息をつく。
今度は少しは効いたのか、仰け反り倒れるガウリイ。
「いててて・・」
「ふんっ!自業自得よ。よくも騙してくれたわね。なんであたしが人身売買みたいなことされないといけないのよっ!」
「人聞きが悪いなあ。人質と言ってくれよ」
「どっちにしてもいい意味じゃないじゃないっ!そもそもあたしはっ、」
「メイドとたばかって盗みに入りに来たんだよな?」
「ぐっ・・それは・・そのっ・・」
するどいツッコミを入れられ、言葉に詰まるあたし。
「ということは、リナも俺を騙そうとしてたってことだよな?じゃあ、おあいこだな」
もうさっきのダメージはどこへやらといった表情の彼が言う。
「な、なに言ってんのよっ!だってあんたは、あたしの目的を最初から知ってたってことでしょ?
そんなの騙したうちに入らないわよっ!そうよっ、だいたい姉ちゃんも姉ちゃんよっ!!」
「じゃあ、本当の事を知ってたら、おとなしく来たか?」
「う”・・そ、それは・・。いくらなんでもこんなことされるなんてわかってたら来なかったわよ。
乙女の純潔を奪ったばかりか、連日連夜・・・」
言いながら赤面してしまうあたし。
512パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:13 ID:PmWh1SL2
「その事については、あえて謝らない。何よりもリナが欲しかった。だから抱いたんだ。」
「な。ななな、何言って・・」
ガウリイの無茶苦茶でこっ恥ずかしい発言に、あたしの顔が茹で上がる。そんなあたしを再び抱きしめて、彼は続ける。
「本当だ。調査を続けるうちに、いつの間にか、リナのことばかり気になっていた。
リナは知らないだろうが、リナの家に行った時に、遠くから姿を見たこともあったんだぞ。
「えっ?うそっ」
「実際に、こうやって手元に置いて、欲しいから抱いた。そして、身体を重ねる度に好きになる。もっと欲しくなる」
ドキンと自分の心臓が大きく跳ねるのをあたしは感じた。そのまま急に駆け上がった動悸は止まらない。
彼にも聞こえてしまっているだろうか?そんなことをあたしは彼の腕の中で考えていた。
「リナは、嫌か?俺に抱かれるの」
拘束していた腕を少し緩め、あたしの顔を上に向けさせて彼が問う。な、なんて事聞くかなっ!こいつはっ
そ、そりゃあ、「嫌」ってわけじゃないわよ。だからって「好き」ってわけでもないわよっ、断じてっ。
そりゃあ、ガウリイの肌に抱かれて起きる朝は、最近はなんだか少し安心するようでもあるし、色んなコト
されてる時だって・・正直、ほとんどがとてつもなく恥ずかしくはあったけど、ものすごく気持ち良かった。
・・って何考えてんのよっ!あたしってばっ(赤面)
問いには答えずに、一人葛藤しているあたしの唇を、ゆっくりと降りてきたガウリイのそれが塞ぐ。
やさしいキスを落とし、唇を離すと、顎に人差し指を添え、親指で唇をなぞりながら、もう一度問う。
「嫌か?こういうことするの」
「・・嫌!・・・じゃないかも・・」
あたしの答えを聞いて、一瞬曇ったかと思うと、一転ぱあっと彼の顔に笑みが広がり、抱きしめられる。
「ちょ・・ガウ・・くるし・・」
「ああ、すまん。つい嬉しくて」
まるで子供のような彼の笑顔に、あたしはしょうがないなという気分にさせられ、口角を上げる。
そして、再びあたしたちの唇が重ねられた。今度は、さっきよりも深く、長く。
やがてあたしはいつものように、自分の身体を彼の手が滑るのを感じ、再びシーツへと身を沈めていった。
513パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:15 ID:PmWh1SL2
前言撤回。次の日、書斎でそう思ったあたしの手には、ガウリイとうちの姉ちゃんの間で交わされたという、
契約書がかさかさと音を立てていた。
いつものようにメイドの仕事として、掃除の為に入ったガウリイの書斎。
いつもはそこにいるはずのガウリイの姿が無いことをいいことに、前々から気になっていた事を確かめる為、
部屋にある金庫を開けてみたのである。そこにあったのだ。あたしの運命を決定してしまった、あの契約書が。
「あんのペテン師め〜〜〜〜〜〜!!!」
怒りに打ち震えるあたしの所へ、ちょうど彼が戻ってきた。
「あれ?リナ。掃除か?」
のほほんとした口調で言う彼の様子は、怒りに油を注いだ。つかつかと彼に詰め寄って、手にしていた物を
眼前に突きつける。
「どういうこと?」
「ん?これは、リナの契約書じゃないか。これがどうかしたか?」
突きつけられた契約書をまじまじと見ながら、全く悪びれた風も無く彼が言う。
「どうかしたかじゃないわよ!!よくも騙したわね!」
「何のことだ?」
あくまで惚ける気らしいガウリイと、怒り心頭のあたし。
「あたしがこの屋敷に来た時の夜よ。あんた・・その・・「夜の相手」も契約に含まれるって言ってたじゃない!」
「言ったっけ?」
こ〜〜い〜〜つ〜〜め〜〜(怒)
「言ったわよ!でも、そんなことこの契約書には一言も書いてないわよっ」
「でも、普通、メイドの契約にそんな項目あるはずないだろ?」
「う”っ・・それはそうだけど・・って何を人身売買まがいの契約交わしてる奴が今更そんな」
「それに、あの時、リナだって『承諾』したじゃないか」
「あ、あれはっ」
「それに昨夜だって俺とそういうことするのは嫌じゃないって言ったじゃないか」
「昨日は昨日、今日は今日よ!」
ここで彼がどう答えようと、あたしの純潔が戻るわけでも、契約が破棄されるわけでもないのだが、どうにも腹の虫が収まらない。
「ふ〜ん」
そんなあたしを鼻で笑うガウリイ。・・何か企んでる顔だ。
514パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:17 ID:PmWh1SL2
「な、なによ・・」
思わず怒りを忘れ、怯むあたし。
「確か、契約書はこの中にあったんだよな?」
契約書を元に戻し、金庫の扉を閉めて、彼が言う。
「う・・いやあのそれはその・・。」
そうでした。
「まだちょっと悪い癖が抜けないようだな。おしおきしないとな。」
「ちょっ・・な・・おしおきって何よそれっ」
なんだか形勢逆転したような空気の中、じりじりと後ずさるあたし。にまっと笑った彼に引きつった笑顔を返し
「じゃっ!そういうことで!」
と振り向きざまその場から逃げようとしたあたしだったが、あっさり捕まってしまった。
両手は、彼によって後ろに回され、腰に付いていた小さいエプロンを解いて、それで一つに括られてしまった。
「ちょっとっ、何するつもりっ?」
「何っておしおき。口調が悪くなってるぞ」
「ぐ・・。あっ、やあっ、やめっ」
床にうつ伏せにされて、スカートの中に手を入れられ、下着を引き下ろされてしまう。
一旦離れて行ったガウリイが引き出しなどを探っているような音が聞こえるが、逆向きな為、よくわからない。
拘束されている手首も、どう縛られたのか、このあたしでも解くことは出来ない。
これから何をするつもりなのだろう?そう考えると、嫌な汗が背中を伝うのがわかった。
何かを見つけた様子のガウリイがこちらへと戻ってくるのがわかり、知らず緊張する。
515パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:18 ID:PmWh1SL2
ガウリイは、あたしを抱えあげると、部屋の一角に置かれていた重厚な造りの椅子へとあたしを座らせる。
今あたしの手を拘束しているエプロンは、いつも腰の後ろで大きくリボンにするタイプの物で、
手首を解けない様に縛ってなお、その長さを余していた。その余った部分が、ガウリイによって、椅子の背に括り付けられる。
更に、彼は先ほど引き出しから見つけたらしい紐で、あたしの脚を、その椅子の手すりへと固定してしまったのだ。
「いやっ、こんなっ・・解いてっ」
もちろん抵抗してはみたが、どれも虚しいものだった。結果、あたしの脚は大きく開かれる形となり、大事な部分も曝け出される
恰好になっている。
恥ずかしさに目を瞑り、顔を叛けるあたしだったが、「おしおき」はそれだけでは終わらなかった。
今日着ているのは、二種類あるデザインのひとつ。後ろのファスナーで脱ぎ着するものではなく、首元から、スカートの裾までボタンが付いているものだった。
ガウリイは、首から、お腹あたりまでのボタンを外すと、胸を覆っている下着をずり上げ、胸を露にしてしまう。
「これ、なんだかわかるか?」
床に置いてあった小瓶を手にすると、あたしの答えを待たず、その中身をもう片方の手に落とす。碧がかった半透明の液体で濡れた指が、胸の先へと触れる。
「な・・何を・・?ひゃんっ!」
ひんやりと、そしてドロリとしたその液体を胸の突起へと塗られて、声がまろび出る。
そのまま、二つの指で、こねくり回され、立ち上がったそれにも、液体を何度も塗られていく。
「ん・・ぁん・・んふぅ・・はぁ・・ん・・」
指の動きに合わせて、甘い喘ぎが零れていくのを止められない。もうすっかり彼に慣らされてしまった自分を再確認してしまう。
同じように、もう片方にも塗られる。なんだか、先に塗られた方が、やけに熱いような気がする。もしかして、これって・・?
516パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:21 ID:PmWh1SL2
「び・・やく?」
自然熱くなる吐息の中、至った思考が声となる。
「もう効いてきたか?ああ、そうだ。粘膜から吸収するらしく、かなりの持続性があるやつだそうだ。」
今度は答えが返ってくる。あんまり聴きたい答えでもなかったけど。
ガウリイは、もう一度小瓶を手にし、また、片手に取ると、今度は、あたしの足の方へ向かう。もしや・・。
「やっ、ダメっ!やめてっ!お願いっ!」
これから彼がやろうとしていることを察知して、悲鳴に似た言葉が口を突くが、ガウリイは全く聞き入れる様子は無い。
冗談ではない、胸の先でさえ、こんなにツライのに、あんなとこに塗られたりしたら、それこそおかしくなってしまう。
しかし、腕も脚も自由が利かないこの状態では、どうすることも出来ない。
あたしは、既に痛いほど敏感になっている場所からの疼きに耐えながら、これから齎されるであろう未知の感覚に、
絶望に似た思いを感じるしかなかった。
ガウリイは、まるで書類の束を片付けていく時のような、事務的な動作で、右手の人差し指に薬を取ると、
広げられ、露になった秘所へと塗りつけていく。その淡々とした様子も、あたしの心を落ち着かなくさせるひとつだった。
塗られた入り口の襞が、先ほどの胸の先よりも早く反応を始める。熱くて、むず痒いような感覚に、切ない吐息が濃くなっていくのを自覚する。
そして、やはりそれだけでは終わらなかった。片方の指で割り広げられた所へ、たっぷりと薬が塗られた指が奥へずぶりと挿し込まれる。
「はあうっ!んん・・はぁあっ・・あnんん・・」
とっくに濡れそぼり、待ち望んでいた刺激に嬌声が漏れる。指に塗られた薬をすり込む為に内部を蠢く指が気持ちよくてたまらない。
身体もそれを欲しているようで、自分からすりつくように、締付けていた。
「あんっ・・はぁ、はぁ、はぁ、ああんっ!っふぅ・・。ん・・ああん・・」
517パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:22 ID:PmWh1SL2
何度も同じ動作で、瓶の中の液体が、あたしの中へと送り込まれていく。そして、ただでさえ敏感な肉芽にも。
挿しいれられる度に、疼きは増し、薬を塗り込む為に侵入してくる指の動きだけでは、どんどん物足りなくなっていくのだった。
どれくらいの薬があたしの粘膜へと取り込まれたのだろう?蓋を閉められた瓶が、再び床にコトリと音を立てた時には、
もうあたしの身体の疼きは、耐え難いものになっていて、縛られた紐達が軋みを立てた。
薬を塗り終えたガウリイは、あたしの愛液に塗れた手を、あたしの内股に塗りつけ、摩りあげるようにした後、あたしに覆い被さるようにして、こう囁く。
「もうかなり効いてるみたいだな。欲しくて堪らないだろう?」
堪らないどころじゃない。気が狂いそうなくらいだった。意地悪そうながら、やっと笑みをみせた彼に向かってなんとか言葉を紡ぎだす。
「はぁ・・なんっ・・で、こんなことっ・・?っはぁ・・ん・・」
絶えず襲い来る疼きに首を振り、唇を噛み締める。
「言っただろう?『おしおき』だって」
「はぁ、、はぁ、、そん・・な・・」
「どうして欲しいか言えたら許してやるよ」
さわさわと太ももを撫でながら彼が意地悪く言う。
「う・・くぅ・・」
それだけで疼きは倍増したように感じられ、彼の目の前に晒された所から、新しい蜜が零れるのを感じた。
更に彼は、胸のあたりへ手を移すと、さわさわと丘の麓を撫で擦っていく。しかし、決して先へは触れてくれない。
「はぁ、はぁ、やっ・・あぁ・・・うぅ・・くっ・・」
服に隠されたままの所にも、ガウリイの手は潜り込んでいき、あたしの心を苛んでいく。
「んっ・・ふぅ・・ん・・はぁ・・いや・・」
中途半端な刺激は、耐え難い疼きに手を貸すものの、それを取り去ってはくれない。苦悶にあたしの顔は歪んでいた。
ガウリイの身体がなぞる身体を、じっとりとした汗が時折伝っていく感触が気持ち悪く感じる。
518パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:25 ID:PmWh1SL2
「んっ。くぅっ・・んっはぁ、はぁ、お願いっ・・」
「何をお願いするんだ?」
意地悪いままの声音でガウリイが応える。
「うっ・・く・・はぁ、っ・・もう、あたし・・」
「それじゃあ、わからないな」
首筋を舌でなぞりながら、ガウリイが言う。もう身体中が燃えるようだ。
「っはぁ、はぁっ・・。お願いっ・・」
「どうして欲しいんだ?」
尚も意地悪く問うガウリイ。あたしは限界を越えていたのかも知れない。
「はぁっ、うくっ・・いつもっ、みたいに・・ガウリイさまのモノをっ・・あたしにっ・・」
焦燥感に耐え切れなくなったあたしの目から、涙がぽろぽろと零れ落ちる。
そんなあたしを見て、ガウリイがふぅっ・・。と大きなため息を突いてこう言う。
「泣くなよ・・」
零れ落ちる涙を唇で拭っていくガウリイ。
「っひぃっく、こんなにしといてっ・・なによっ・・うっく・・」
「・・しょうがないな。」
言うと、ガウリイは、双丘の先に手を伸ばし、指で挟んで、激しく揺さぶる。
「あああああっっっ!!!」
それだけで、大きく背を仰け反らせてあたしは一気に昇りつめる。縛られている3本の紐が軋み、
あたしの胎内からは、濃厚な蜜が溢れ出して、既に床へと出来ていた愛蜜の水溜りを広げた。
519パラレルメイド物(ガウリナ)4:04/07/14 18:29 ID:PmWh1SL2
ガウリイは、あたしの手足に結んであった紐を解くと、脚を持ち上げて、自身を一気に再奥へと突き立てる
「っはくっ!!!!−−−−−−−−−−−−っ!!!!」
声にならない悲鳴をあげて、先ほどとは比べ物にならない波に一気に呑まれて息が出来ない。空気を求めるように喘いで
あたしはしばし、意識を失った。
「ぅ・・ん・・ん・・ぁん・・はぁ・・ん、ん、イイ・・」
まどろみの中からあたしはすでに甘い喘ぎを漏らしていた。やっと齎された快感。でも、もっと、もっとして欲しい。
「はぁ、はぁ、キモチ・・イイ・・の・・はぁ・・もっと・・お願い・・」
「もっとどうして欲しいんだ?」
腰の動きは緩めないまま、ガウリイが言う。胸の頂も、彼の愛撫によって悦びの内にあった。
悦楽に浸りきったこの時のあたしは、恥ずかしげも無く、彼の問いに答えていた。
「んっ、あんっ、もっと、ああんっ、めちゃめちゃに、して・・。まだ・・足りない・・の・・はぁん・・」
あたしの言葉に応えるように、彼の律動が激しさを増す。捻り込まれ、突き上げられ、擦りあげられて揺さぶられる。
舌と指で胸の頂を、もう片方の指で、繋ぎ目の蕾を、そして、彼のモノで掻き回されて、あたしは何もわからなくなる。
閉めきられた書斎の中、やっと癒されかけた身体は、快楽に溺れながらも、次の行為を欲していた。
持続性のあるという薬の効き目は、まだまだ消えないようだった。
===========================

ということで、投下終了っす。別バージョンを直したら、焦らしがヌルめになったかな。
520名無しさん@ピンキー:04/07/14 19:09 ID:gTYlhR9f
神よーーー!!!
媚薬もの見たかったと書いた者なんで、まさかほんとに
書いていただけるとは……乙です、悦です、ゴチです!
このシリーズ大好きだ……っ。
521名無しさん@ピンキー:04/07/14 21:50 ID:yivDhi7f
乙!!神!!!神!!!神!!!!!!!!(おちつけ、自分)
このシリーズ大好きです!
媚薬・・・なんて萌えるアイテムだw
本当に有難う御座いましたぁ!・・また暇があったら書いてください!

・・そして、俺はどうしようか・・。
あ、ちなみにわかんないだろうから一応自己紹介しとくと前にぬるいゼロリナを二本書いた奴です。
仕事が忙しくて全く此処に来れんかった・・。
次もゼロリナ書くか、ガウリナ書くか、はたまたゼロリナ前提ゼロアメorアメリナ書くか。
全部ネタがあるからなぁ・・・。
522名無しさん@ピンキー:04/07/15 06:13 ID:Fe/QUeC8
ガウリナきぼんぬ。
事件絡みとかで夫婦のふりをする事になった二人。
ここぞとばかりにセクハラされまくるリナと御満悦のガウリイとか。

宿屋のおばちゃんからお節介であんなものやこんなものを貰ったり
若い娘達に興味津々であんなことやこんな事を聞かれたり。
おっさん連中に面白半分にあんなことやこんなことを囁かれたり。

最終的にはガウリイにあんなことやこんなことを実行されたり。
523名無しさん@ピンキー:04/07/15 18:20 ID:sirgy+Gn
神様ありがとう!
524名無しさん@ピンキー:04/07/16 09:56 ID:6S9JBPM8
パラレルキテタ━━━(°∀°)━━━!!
神様乙です!
媚薬(*´Д`*)ハアハア
…最高でした。
よろしければまた降臨なさってください。


>>ゼロリナ神
またゼロリナ読 み た い (・∀・)!
何にせよ、首を長くして待ってます
525名無しさん@ピンキー:04/07/17 15:11 ID:8+r0GSHG
え〜っと…ずっとROMしてたのですが、ゼルリナをちょこっと書いたので投下していきます。
初SSなので思いっきり日本語妙かも知れませんが、気になる人はスルーしてください。
526525:04/07/17 15:16 ID:8+r0GSHG
窓の外では、細い三日月が柔らかな光を投げかけている。
ゼルガディスは机の隅にある小さなランプの明かりを頼りにして、厚い本を読んでいた。
何の音もしない、世界が寝静まったような今夜は、読書に最適であろう。

しかしその静寂は、隣室から聞こえた少女の高い声によって破られた。
その声が聞こえた瞬間、読書中であった青年は突然、部屋から飛び出した。
重厚な装丁の本が音を立てて床に落ちたが、その音は彼の耳には入らなかった。

「リナ、どうした!?」
隣室の扉を激しくノックした。
しかし返答はなく、彼はドアノブを回した。
ドアを開けるためではなく、焦燥感からの無意識の行動であったが、不用心なこ
とに鍵がかかっていなかったそのドアは、あっさり彼を部屋へ通した。
素早く部屋を見回す。
敵襲などの変事を想像していたゼルガディスの目に映ったのは、ベッドにうずくまって身体を小刻みに震わせる、小柄な少女の姿であった。
微かに嗚咽が聞こえる。
いったい何があったのか想像も出来ないまま、彼はリナのいるベッドに腰を下ろし、その髪をそっと梳いた。
リナがゆっくりと顔を上げる。不快だっただろうかと、思わず髪から手を離そうとしたが、その手をリナの小さな手が捕まえた。
こちらを見つめる大きな瞳が潤んでいた。噛みしめていたのだろうか、半開きの赤い唇が少し濡れていた。
「ゼル…」
彼の名を呼ぶ声が、心なしか甘い。
思わずリナの細い身体を抱き寄せた。
527525:04/07/17 15:35 ID:8+r0GSHG
「…ゼル…」
譫言のようにリナが呟いた。
切ない程に華奢な肢体。抱きしめる腕に彼は力を込めた。しかし、先程までは抵抗せずその腕に身を委ねていたリナが、身動きしたために少し力を緩めた。
するとリナの細い腕が、ゼルガディスの首に巻き付いた。こうしたくて手を緩めてほしかったのか、とその瞬間彼は理解した。
彼の耳元でリナがまた呟いた。
「ゼル…やっと、来てくれたんだ…」
「…呼んでたのか?」
「…夢で…一人で…あちこち痛くて、どうしたらいいかわかんなくて…妙に心細くて…呼んでたの、ずっと…目が覚めてからも、ずっと…」
何も言わず、ゼルガディスはリナをもう一度強く抱きしめた。
リナも自分も柄ではないことをしている。ゼルガディスは内心そう思った。
しかしそんな心細い時に、保護者役のガウリイでもなく、どんな怪我でも回復させるアメリアでもなく、自分を呼んでくれていたのは、なんだか頼りにされているようで悪い気はしない。
そう思って、栗色の髪を撫で、耳元で囁いた。
「…遅くなって悪かった」
ほんの少しだけ紅潮している白い肌に、そっと唇で触れる。
「…口にもしてよ…」
言われた通り、唇を重ねた。そのままキスを深くしていく。
「ん…ふぅ…」
唇の隙間からリナの吐息混じりの声が漏れた。
その声に煽られるように、ゼルガディスはキスをより激しくしていった。
ようやく離れた二人の唇を繋ぐように、透明な糸が一瞬光って、切れた。


******************
さっき一ヶ所改行おかしかったですね…申し訳ありません(汗)
528525:04/07/17 16:16 ID:8+r0GSHG
リナを抱きしめたまま、ゼルガディスが訊いた。
「夢で痛かったのは、どことどこだ?」
リナには質問の意味はわからなかったが――いや、ゼルガディス本人も意味など考えてはいないだろう――、リナは熱に浮かされたように答えた。
「全部…頭も…首も腕も…背中や脚も…」
本当にほとんど全身だ。
人並み以上の戦闘力を持つこの少女が、いったい夢の中で誰に何をされたんだか。肩を竦めてからそっとリナの頭を撫でた。
首、腕、背中、脚。彼女が痛いと言った場所全てを優しく撫で、ついでにキスを落とす。
しかし首も、胸に近い二の腕も、背中も太股も、敏感な箇所だ。撫でられる度にリナは眉を寄せたり、溜め息をついたりした。
脚を撫で、手を離したゼルガディスを、リナは潤んだ瞳で見つめた。
愛らしい顔が、今まで見たこともない程に紅潮している。
小さな唇が微かに動いている。しかし声は聞こえない。
「どうした?」
言いたいことはある程度予測出来たが、それでもリナに言わせたい。顔を至近距離に近づけて、ゼルガディスが訊いた。
恥ずかしいのか俯いたまま、無言でゼルガディスの手を取り、リナは自分の胸に触れさせた。
「ここも、痛かったのか?」
「…いま、痛いの」
思わず苦笑すると、不機嫌そうな顔をしてリナが見上げる。
「わかった」
額に軽くキスをしてから、円を描くように胸を撫でた。
「…ん…、もっと…」
優しく撫でられるだけの感覚がもどかしく、膝を摺り合わせながらリナは言った。
いったん手を離し、服を脱がせる。白い肌が露わになっていく。
華奢な肢体、小振りだが形の整った胸。
完全に一糸纏わぬ姿になった少女の姿を、ゼルガディスは眩しそうに見つめた。
529525:04/07/17 16:50 ID:8+r0GSHG
「見てないで、触ってよ」
そっぽを向いてリナが言った。
その唇を自分のそれで塞いで、ゼルガディスは彼女をなるべく優しくベッドに押し倒した。
彼の手には不足なぐらいの手を、揉みしだいていく。
しかし、意識して頂点には触れない。
すっかりとがったそこを触って欲しくて、リナが身を浮かせるが、巧みに避けて彼は焦らした。
「やだ…ゼル…ここも、ちゃんとっ…触ってっ」
耐えきれなくなってリナが要求するとようやく、そこに指先で転がすように触れる。
「…ん…っ…はぁ…」
途切れ途切れに聞こえる声に、理性を失う。
薄紅色の突起を口に含み、舌で撫で上げる。
「あっ…」
自分でも想像してなかった程の嬌声に、リナは思わず口を塞いだ。
しかしその手はあっさり除けられてしまう。
「聴かせろ…半ばその為にやってるんだから」
中断した行為を続行する。
「あぁ…んん…あっ…あ…」
ゼルガディスは片手を降ろし、リナの秘所に這わせた。


*******************
PC調子悪い…暑いせいでしょうか??
530525:04/07/17 19:37 ID:8+r0GSHG
溶けるように濡れている入り口を指でなぞると、リナがくぐもった声を漏らした。
声を上げさせたくて、蜜で濡れた指で花芽をこする。
「や…あっ、ああっ!」
その指の刺激から逃れようと、身を捩るが、脚を広げられてしまった。
ゼルガディスが内股にキスをする感触に、リナが驚いた。
「ちょっ…やだ、見えるじゃないっ!」
「見えるってどこがだ?」
無論、ゼルガディスには「どこ」かはわかっていた――その上実際に見えていた――が、リナの反応を少しでも見たいと思って訊いてみた。
効果は絶大。リナは顔を見事に真っ赤にして、慌てて目をそらした。
ついにゼルガディスの唇がリナの秘所を捉えた。
すっかり充血しきった花芽を舌で責め立てる。
「ああっ、だめっ…」
「駄目とは思えんが?」
からかうように、ゼルガディスが笑い、リナの中に指を一本、挿し入れた。しかし…
「きゃあっ…」
…しかし、慣れない感覚に上げた声に、驚いたのは彼の方だった。
「お前…もしかして、初めてか?」
息を荒げたまま、潤んだ瞳で彼を見上げ、不機嫌そうにリナは言った。
「そうよ、悪い??」
「いや…悪くはないが…」
困惑してしまう。まさか処女だったとは思わなかったのだ。
数瞬の沈黙の後、彼は少女の細い体を抱き締め、耳元で囁いた。
「…出来るだけ優しくする。辛かったら言え。」


*******************
中途半端ですが、このへんでupします。
やっぱりPC調子悪い(泣)
531525:04/07/17 20:08 ID:8+r0GSHG
もう一度、指を挿入する。
「ん…ふ…」
なるべく優しく、内壁を擦る。透明な液がさらに溢れ出す。
その動きを繰り返しているうちに、違和感が快感に変わっていったのだろうか、リナが懇願した。
「あ…ゼル…もっとして…」
その声に指を増やし、かき混ぜるように動かした。
「はぁ、あ、んっ…あっ」
嬌声が高まる。しどけなく腰を蠢かせる。その声がゼルガディス自身をも高め、行為をより激しくしていった。
「ああ…もうだめっ…あ、ああっ!!」
その声と同時に、内壁がきつくゼルガディスの指を締め付けた。

532525:04/07/17 20:12 ID:8+r0GSHG
*****************
中途半端ですが、本日はここまでということにしておきます…。
携帯から書き込めたらまた来ます。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
533525:04/07/17 21:29 ID:vNwJ/vcf
**********************>>529
思いっきり間違ってました。
ゼル、リナの手を揉んでる…。(;´Д`)
もちろん、正しくは胸です。
申し訳ありません…。
534名無しさん@ピンキー:04/07/18 11:51 ID:gQc39a0f
神キターー!!
(*´Д`*)ハアハア

続きはマダー?
535525:04/07/18 13:19 ID:HAvaltWx
荒い呼吸を繰り返すリナの中から、ゼルガディスは指を抜いた。
「あっ…ん…」
小さく開いた口から声が漏れた。
一度絶頂を迎えた今の彼女には、指が抜かれる感触すら性感に繋がるのだろう。
その声は決して大きくはなかったが、彼女の様子を見つめるゼルガディスの耳には届いた。
軽いキスをすると、続きを求めるように、リナが彼の左右の頬を両手で柔らかく挟んだ。
再び、キスを交わす。
軽く啄むようなキスを繰り返した後、舌をリナの口腔内に侵入させる。
舌をからめ、歯列をなぞり、上顎をくすぐると、リナが声を漏らし、身を捩らせた。
どちらのものかわからない唾液が、リナの顎を伝う。その光景が酷く扇情的に映る。
時間の感覚がなくなった頃、ゼルガディスはようやく唇を離し、リナの顔を覗き込んだ。
緋色の瞳を、相変わらず潤ませている。
そして、拗ねたような表情も相変わらずだった。
「ご機嫌斜めだな、リナ。気持ちよくなかったか?」
「…ゼル…あたしに言わせる気でしょ?」
何を、と言おうとしたが、その唇はリナの手に塞がれてしまった。
「言ってあげるわよ……ゼル…来て…」
「見透かされていたらしいな」
微かに笑って、栗色の髪を撫でた。
そう。リナが言った通り、彼女から求めさせたかったのだ。


*******************
またもや中途半端…。
申し訳ありません><
536名無しさん@ピンキー:04/07/18 16:40 ID:J5WGK31g
素晴らしい!!
初SSとは思えません!
続き待ってます!
537521:04/07/18 20:31 ID:01gcKAw2
ゼルリナ神、乙!!
初とは思えない素晴らしさ!俺とは大違いです。
続き、楽しみに待ってます!

あ、此処ってめちゃくちゃマイナーなカプとかでもOKですか?
ちなみにちゃんと男女です。
538525:04/07/18 20:51 ID:HAvaltWx
ゼルガディスがリナの濡れた入り口に自身をあてがう。
熱い感触に、リナはぎゅっと両目を瞑った。
その姿が愛らしくてつい焦ってしまう。「…たっ…あ…っ…」
裂けるような痛みにリナが声を上げた。
「悪い、大丈夫か?」
「大丈夫じゃ、ない…っ、でも…抜い、たらっ、承知しな…から、ねっ…」
「…わかった」
リナを抱きしめ、額にキスをする。
背中に小さな痛みを感じたが、完全に無視して奥へと進む。
そしてゆっくりと抽送を開始した。
ゆっくりした動きが、却ってモノの存在感をリアルに感じさせた。
侵入を阻むように締め付ける感触、退く時も絡まる襞が彼を甘く苛む。
ゼルガディスはその感覚に狂わされ、次第に抽送のペースを上げていった。


*******************
みなさまありがとうございます。
このような駄文に、まさかお褒めの言葉をいただけるとは…(感涙)
なんとか今日中に終われるかな?がんばります!

>>521さん
マイナーなカプですか…誰!?誰っ!?是非読みたいです(*´Д`)
539525:04/07/18 21:21 ID:HAvaltWx
「や…ん…くっ…あ…あぁ…」
彼が動くごとに、リナが短い悲鳴をあげる。
しかし次第にその声には艶が混ざっていった。
もっと声を聞きたくて、腰を軽くグラインドさせるように動かした。
「あっ、ああっ…」
一際高い声が上がり、白い首筋が露わになった。
ゼルガディスがそこに強く口づけると、鮮やかな桜色の花びらが残った。
抽送のリズムに合わせて、その花びらが艶めかしく動くように見えた。
それに視点を固定したまま、限界が近づいてきたのを感じつつも、動きを激しく
していく。
「あっ…あん…はぁ、あ、あぁっ…ゼルっ…」
リナが背を弓なりに反らした。
ゼルガディスを締め付ける場所が、さらにきつく締まる。
「………っ!!」
凄絶なまでに甘いその刺激に、彼自身もまた絶頂を迎え、リナの中を熱で満たした。


********************
あと1回で終了予定です。
よかったら最後までお付き合いください。
540525:04/07/18 21:36 ID:HAvaltWx
……決して広くない宿屋のシングルベッドで、二人は微睡んでいた。
ゼルガディスは左腕にリナの頭を載せ、右手で栗色の髪を撫でていた。
リナが閉じかけた瞳を開き、彼の目を見て言った。
「さっきから思ってたんだけど、あんたって人の頭撫でるの好きね」
表情の選択に困る。
間を持たせるために、小さな頭を自分の胸に凭れさせた。
「ねーってば」
不機嫌そうな少女の声が呼びかける。
観念したように、彼はつぶやいた。
掠れた低い声が、どこか照れくさげだ。
「…誰にでもこうするわけじゃない」
リナがぱっと顔を上げ、ゼルガディスの顔をのぞき込んだ。
「じゃあ、あたしだけ例外ってこと??」
目を逸らして、答える。
「…お前は、特別だ」
リナが強引に彼に自分の方を向かせる。
驚いて何かを言おうとしたが、言葉を発そうとした唇は、小さな柔らかいリナのそれに塞がれた。
何も言わず、黙って身を委ねる。
もう言葉は、要らなかった。

********************
これで終了です。
お付き合いくださってありがとうございました!
あ〜、書いてて赤面ものでしたw

541537:04/07/18 22:37 ID:01gcKAw2
>>525さん
神様!お疲れ様でした!!
リナたんハアハアw
やっぱりリナたんは特別ですか!ゼルの頭撫で撫でも好きなんで萌えますた!!
次作期待しております!(←勝手な・・)

カップリングは・・・ガウリナorゼロリナ・ルクミリ前提の
「ルクリナ(ルーク×リナ)」です。

・・一体誰が読みたいっちゅーねん。
542名無しさん@ピンキー:04/07/19 02:09 ID:cXX6iZ4R
>>525
GJ!

>>541
かなり読みたい…投下まってます。
543525:04/07/19 06:32 ID:BP+b/e3e
>>541さん&>>542さん
ありがとうございます。
頑張って書いた甲斐がありました!

>>541さん
次作書くことを約束するので、ぜひ投下カモン!w
544525:04/07/19 16:01 ID:mMTWRTx2
就活でささくれだった心を癒すために(癒えるのか?)、またSS書こうと企んでおります。
ゼルリナ&ゼルアメ、どっちをご希望でしょう?
545名無しさん@ピンキー:04/07/19 18:25 ID:60JX6yFn
>>544
ぜ、ぜひゼルリナで
546541:04/07/19 20:25 ID:R0SYOR9Z
ルークリナOKッスか?
じゃ・・今日は時間ないんで時間のある日にまた書こうと思います!
此処の人が優しい人たちばかりで本当に良かったと思います。

>>525さん
是非、ゼルリナで、お願い致します!!(俺はリナ至上主義なんで・・)
547525:04/07/19 21:05 ID:mMTWRTx2
>>545さん&>>546さんのご希望により、ゼルリナで^^
今から途中までupします。

>>546さんルークリナお待ちしてます〜!
548 ◆gM6hXnJvU6 :04/07/19 21:15 ID:mMTWRTx2
ゼルリナを書いた>>525です。
HNつけました。適当に。
今回もゼルリナです。「またかい!」って方はスルーお願いします。
就活の合間の息抜き程度に書いたものなので、また駄文です。

*********************

――ドアについた両手が震える。
膝が崩れそうになるが、華奢な腰を支える大きな手と、何より身体に打ち込まれた熱い楔が、彼女がくずおれるのを許さない。
「…あっ、はぁ…っ」
いつの間にか、彼女はドアに爪を立てていた。
激しく打ちつけられ、花芽を指で弄ばれる快感に、目の前が白濁するような錯覚を覚える。
「あっ…あぁ…も…だめっ…」
「…イッていいぞ、リナ」
ドアに爪を立てる力は先ほどより強くなり、人差し指の爪のあたりからは細い赤い筋が流れた。
しかし、そんな痛みは感じなかった。
背後の男がもたらす快感だけが感覚の全てだった。
目の前の白濁が閃光に変わった。
「あっ、はぁ…っ、あああ…っ!!」
背中がしなる。
首筋に熱い吐息を、体内にはまた違う熱いものを感じた。
そのまま、リナは意識を手放した。


********************
今日はもう一回書いていきます。
良ければお付き合いください。
549525:04/07/19 21:26 ID:mMTWRTx2
――まだ意識のないリナを、ベッドに寝かせ、自らも隣に横になる。
細い身体を抱き寄せ、艶やかな栗色の髪を指で梳く。
まだそれほど体を重ねたことはなかったが、この動作はすっかり癖になっていた。
愛らしい寝顔。先程までの扇情的な姿とは、まるで別人のように異なるその表情を、ゼルガディスは見つめた。
「…ん…」
リナがうっすらと目を開けた。
別に悪いことをしているわけではないのに、髪を梳く手を、彼は離した。
しかしリナは彼の胸元にすり寄り、彼の顔をまっすぐに見上げて言った。
「…もっと」
上目遣いではなく、まっすぐに見るのが彼女らしい。 微笑未満の表情を一瞬浮かべ、ゼルガディスが要求に従う。
彼の手が髪を撫でる感触が心地よいのか、リナは猫のように目を細める。
しかし偶然を装って、硬質の指が耳を掠めると、眉を寄せ、声とも吐息ともつかない声を漏らした。
「…んん…」
完全に故意なのだが、ゼルガディスはその声に初めて欲情したかのように、桜色に色づく耳を甘噛みした。
「あっ…」
音をたてて、耳にキスをする。
「う…ん…はぁ…」
「本当に耳が弱いんだな、リナ」
耳元で囁く低い声が、酷く甘い。
「…んん…ほっといて、よ……ひゃあっ!」
言い終わらないうちに、首筋を舌先で舐め上げられた。 神経に直接触れられたような感覚に、声が裏返る。
恥ずかしさのあまり逸らそうとした視線が、男の表情に釘付けになった。
「…ゼル…んっ…」
――なんでそんなに愛しそうにあたしを見るの…?
その言葉を発そうとした唇は、キスで塞がれてしまった。


********************
思ったより文が短いな〜。しかも日本語が妙?リナの視点で書きたいのにうまくいかない…。
さっきHN入れるの失敗しちゃいました。てへっ♪(←壊れ気味)
550earlgrey(525):04/07/20 00:40 ID:izsmfVfv
「んっ…ふ…あ…」
激しいキスと同時に、胸を揉みしだかれる。
重ねられた唇の隙間から、わずかに声が漏れた。
ゼルガディスの唇が、リナの首筋へ降りていく。
軽いキス。くすぐるような感触に、彼女の上半身が小さく跳ねるのを二人とも感じた。
しかしゼルガディスは構わずに――内心はともかく――、胸元に強く口づけた。
白い肌にくっきりと、赤い跡が残る。
「…もー…跡残っちゃったじゃない…」リナが抗議したが、
「服を着ていれば見えないだろ」
と、彼は意に介さない。
男の唇が触れた場所が、まるで周辺に流れる血がそこに集まっているかのように、熱い。
リナは細い腕を彼の首に巻き付けた。
彼女に捕まらせたまま、ゼルガディスは小振りな胸に指を滑らせ、薄紅色に色づく先端を口に含んだ。
そのまま舌で撫でたり、強めに吸ったり、強弱をつけて弄ぶ。
「はぁ…あ…ん…」
彼の首に捕まる腕に力を込め、リナは切なげな声を上げた。


********************
眠れないので携帯から来ました。
こんなことしてて、明日の適性検査ちゃんと出来るのか…(;´Д`)
気に入ってくださった奇特な優しい方、明日の適性検査が上手くいくよう祈ってやってください…
551earlgrey:04/07/20 23:35 ID:izsmfVfv
昨日の続きです。

********************

途切れ途切れに甘い声が聞こえる。
ゼルガディスはそっと、脇腹をくすぐるように片手を降ろしていった。
すでに蜜を湛えた秘所を愛撫されることを期待しているリナを焦らすように、彼は彼女の爪先に触れた。
中指と薬指で、小さな足の人差し指と中指、中指と薬指の間をくすぐる。
「んっ…」
「足の指も弱いのか」
ほんの少し、笑いを含んだ声。
指先ひとつで自分の感覚を支配される悔しさ、してほしいことを口に出来ないもどかしさ、自分の姿に対する恥ずかしさ、そして目の前の男への愛しさ――、複雑な感情がこみ上げる。
リナはその年齢に比して、ずいぶん多くの知識を持っていた。
何でも知ってるとまではいかないが、何かを知らなくて困るといったことはないと思っていた。
しかし今は、この瞬間に自分が抱いている感情を伝える術を持たない。
彼女に出来たのは、名前を囁くことだけだった。
「…ゼル…」
返答の代わりに、キスが降ってきた。
そのまま、奪い合うようにキスを続ける。

********************

とりあえず、今日はここまでにしておきます。
なんだか一人でこのスレを占拠しているようで、申し訳ありません…
しかもこんな駄文で…(;´Д`)
552名無しさん@ピンキー:04/07/21 02:45 ID:2r4WWXb3
>earlgrey氏
貴方の作品は大変好みなのですが、一回投稿するたび作者の一言があるのが、
作品の世界に浸りかけた所で現実に戻されるようでちと萎えまつ。
纏めて数レス分ウプされた後のコメントだったら全然気にならないのですが。
偉そうでごめんなさい。ゼル×リナの続きを楽しみにしています。
553名無しさん@ピンキー:04/07/21 03:32 ID:ju7/4Bcb
ああ、それは漏れも思った。
たぶんコメントは同じレスに入れない方がいいかも。些細なことなんだけどね。

なんだかんだ続き楽しみにしてます(σ´∀`)σ
554earlgrey:04/07/21 09:31 ID:yiE1p94Q
「…なんで……?」
彼女が絶頂を迎えるその直前に、わざわざ行為を止めた。
「イカせて欲しかったか?」
からかうように、ゼルガディスが言う。
リナが睨みつけたが、紅潮した顔に潤んだ瞳では、効果は薄い。
むしろ、逆効果だ。
いじらしく映るだけ。
彼は先程とは異なる種類の笑みを浮かべ、いつものように栗色の髪を撫でようとした――が、出来なかった。
リナの頭の位置が変わったのだ。
「リナ…!?」
両手でゼルガディス自身を捕まえ、先端を小さな口に含む。
慣れないためか、あまり口の奥までは入れられない。
代わりに彼女は入りきらない部分――大半だが――を手で愛撫することにした。
愛撫という言葉通り、ほとんど撫でているだけに近い。
口での行為に夢中で、手にまで注意を向けられないのだ。
ディープキスの要領で、そこに舌をからませ、軽く吸う。唇を使って上下する。
されているのはその程度、しかも巧みとは到底言えない。
だが、それをしているのがリナであるという気分的な要素も加わって、彼は確実に上り詰めていく。
声を上げそうになったが、栗色の髪をいつもよりやや不器用に撫でて堪える。
「…っ…リナ…」
限界が近づいてくる。
しかし、もう少しで、というところでリナは口と手を彼から離した。
こちらを見つめ、言う。
「イカせてあげないから」
緋色の瞳にいたずらっぽい光が踊っている。仕返しをしたと言いたげに。
ゼルガディスは愛しい少女の華奢な身体を抱き締め、囁いた。
「…一緒に……」
続きを言葉にせず、リナを押し倒した。
555名無しさん@ピンキー:04/07/21 12:25 ID:K1J8Muf6
>earlgrey氏
ついでに
名前欄の所にカップリングを書いておいて貰えると・・・
助かるかな?っと。
苦手な奴もいるんで、わかりやすくしておいて欲しい。
続き頑張ってくだされ。

遅レスで大変申し訳ない!
ガウリナパラレルメイド神とリナガウ神。乙でした!
大変楽しませてもらいました。
続き、新作共にまってます♪
556525(お詫び):04/07/21 18:13 ID:QP2Jz5mr
>>552さん、>>553さん、>>555さん、ご意見ありがとう御座います。
言われてみれば余計なことを細切れに書かない方が内容だけ読めていいですよね。
名前欄にカップリング…自分が男女であればどのカップリングでもOKなせいか、考えてもみませんでした(;´Д`)
どちらもこれから実行しようと思います。思うのですが…その前に、お詫びを。

実は…間違えて、だいぶ内容をすっとばして>>554を書いてしまっていました。
>>554を読まれた方はお気づきかも知れませんが…。

>>554の前に次のレスの内容が入ります。
次のレスを読んだ後で、もう一度>>554を読んでいただくことになってしまいますが、このままだとあまりにも意味不明になるので、頭の中で順番を入れ替えて読んでやってください。
申し訳ありません><
557earlgrey (ゼルリナ):04/07/21 18:14 ID:QP2Jz5mr
頭がくらくらする。
何かに酔ってるような心地のまま、舌を絡め合う。
ようやく唇が離れた時、濡れた小さな唇が再び、名前を呼んだ。
「…ゼル…」
その名は呪文ではない。口癖でも挨拶でもない。
しかし、彼女の知る限りでもっとも自然に口に出来る言葉に、いつしかなってい
た。
その言葉を口にし、彼女は二人が関係を持って以来初めて、自らほんの少し膝を
開いた。
顔を赤らめて、自分の身体の左右にあるシーツを掴む。
ゼルガディスの手が秘所にたどり着く。「あぁっ…」
すっかり濡れたそこは、容易に彼の指を飲み込んだ。
そのまま指を出し入れした。
「はぁ、あ、んっ、あぁ…っ…」
リナが嬌声を上げる。
指の動きを止めず、花芽を舌で激しく擦る。
「あぁ、あんっ、はぁっ…」
二か所を同時に責められて、リナが腰を浮かせた。
「あぁっ、ゼル…もう…」
もう駄目、と言おうとしたのだろう。
しかし、最後まで言い終わらないうちに、全ての動きを止められた。
558earlgrey (ゼルリナ):04/07/22 00:27 ID:MVi683Xi
額にキスをした後、彼は彼女の中に分け入った。
「あぁっ…んっ…はぁ…っ…」
リナの声、二人の吐息、ベッドのきしむ音、衣擦れの音、二人の結合部がたてる水音…彼らのいる部屋だけが夜の静けさから切り取られているようだ。
リナはゼルガディスの顔が見える体位で交わる時、時折少し目を開けて、彼の表情を見るのが好きだ。
しかし今夜はいつになく激しく彼が動くため、きつく目を閉じたまま、押し寄せる快感の波に身を震わせ続けた。
突然、上半身を起こされ、より深く繋がった。
「あぁっ……!?」
対面座位の状態にされてしまった。
いきなり何するの!?と言おうとしたが、唇を塞がれ、言葉にならなかった。
キスをしたまま、彼女の腰を支え、ゼルガディスが突き上げる。
「んん、んっ…」
状態が状態なので、くぐもった声しか出ない。
ようやくキスから解放された頃には、彼女は自分から動いていた。
抑制がきかない。
「はぁ、あっ、あぁっ…!」
膝の上に乗せたリナの身体が震えるのを、ゼルガディスは見た。

少女の身体から力が抜けるのを感じながら、彼自身も果てた。
559earlgrey (ゼルリナ):04/07/22 00:31 ID:MVi683Xi
空が明るくなり始めた頃、リナは目を覚ました。
身動きしようとしたが、思うように動けない。
「…?…ゼル…?」
傍らの男は、彼女の細い身体に両腕を絡ませるようにして眠っていた。
リナは自分の上に乗っている彼の右腕を、そっと撫で、再び目を閉じた。
その直後、自分の下敷きになっている左腕が痺れているのでは、と一瞬気になったが、疲れにひきずられるように、眠りに落ちていった。

リナが起きた瞬間に反射的に寝たふりをしていたゼルガディスが、うっすら目を開けた。
そして彼女が眠ったのを見て、栗色の長い髪に唇で触れた。
560earlgrey (ゼルリナ完了):04/07/22 00:33 ID:MVi683Xi
*********************
とりあえず、終了です。
おつき合いくださってありがとうございます。
途中、順番を間違えたりして申し訳ありません…。
561名無しさん@ピンキー:04/07/22 12:58 ID:Tg62P3vX
GJ!!
562名無しさん@ピンキー:04/07/23 00:28 ID:K/0T6a4k
乙です(*´Д`*)
563名無しさん@ピンキー:04/07/23 16:37 ID:2i+0y/3W
うまー。
564earlgrey:04/07/23 19:29 ID:PtnY9fOV
>>561さん、>>562さん、>>563さん
ありがとうございます。
順番間違えたりHN間違えたり、余計なこと書いたりで、なんか読みにくいんですが、内容的には前のより気に入っています。
前のはリナが異様にしおらしかったから??w
565名無しさん@ピンキー:04/07/26 00:34 ID:r8Hb0yxx
遅ればせながら560さん乙カレー!
次作もハアハアしながら待ってます(*´Д`*)
566名無しさん@ピンキー:04/07/27 23:06 ID:5Z3BUqJV
くらげ男の性欲についての続きが切実に気になる今日この頃。
567名無しさん@ピンキー:04/07/27 23:13 ID:aAhBgmoo
>>566
同感
568名無しさん@ピンキー:04/07/28 01:15 ID:4CWVGdX3
同感!!読みたいです!
569474 恋人演技(ガウリナ):04/07/28 02:28 ID:iHb1ipU4
くらげ男再降臨祈願でふたたび書いてしまいました。今回はガウリナです。なんか異様に長くなりそうな上に更に読みづらい(へたくそな)予感。
受験勉強(大学入試はおわってますv)の合間に書いたモノなので拙いモノですがそれでもよろしければ読んでみて下さい。

*********************

う〜ん…これはさすがに照れるわねぇ…

今あたしとガウリイはセイルーン王家からの正式な依頼である観光地に足を運んでいる。
この付近に指名手配犯が潜んでいてそれを捜査・身柄の確保を行うという依頼内容を受けたからである。
セイルーン王家ともあって報酬も良く、もちろん払いだって良いのであたしはすぐにオッケーをだしたのだが…

「わかっちゃいたけど…むずかゆいわね」
「すごいなこりゃ、何処を見てもあつあつ☆らぶらぶカップルだ」
のほほんとガウリイがつぶやく………そう、この街にはたくさんの若いカップルが滞在しているのだ。
…ここで質問です。なぜ指名犯の追跡に正規のセイルーンの捜査部ではなくあたし達を雇ったのでしょう?
…答え。その観光地がハネムーンのメッカであり、さらに、年頃の男女がちょうど出払ってたから♪
土地柄的に新婚さんを装えば怪しまれずに調査できるとあって王子&王女様の信頼厚きあたし達に白羽の矢がたったのであるっ!
とっいうわけでっ!いま!あたしたちリナ=インバースとガウリイ=ガブリエフは新婚さん(演技)なのだぁ〜!!
…恥ずかしさでちょっとテンションが上がってるかもしんない…おちつけリナちゃん!仕事よこれは!
「どしたんだ?さっきからぶつぶつ言って」
「なっななな!なんでもないわよ!犯人はどこに潜伏してるかな〜?とかよ!」
「ふ〜ん…それにしても…」
「なによっ」
「いや、オレ達が新婚さんに見えるのかなぁって」
「あらめずらしい、ガウリイでも心配なんかするんだ。…で見えるのかなぁってどういうこと?」
「リナが新婦さんに見えるかどうか」(きっぱし)

「悪かったわね!どうせあたしはガキっぽいわよ!!」
すっぱあぁぁぁぁぁぁあん!!!
「こんな時にもスリッパを忍ばせてるのかよ…」
後頭部をさすりながらつぶやくガウリイ、ふん年頃の乙女に対する暴言に対する罰がこの程度ですんでありがたくおもうことねっ。
570恋人演技(ガウリナ):04/07/28 02:30 ID:iHb1ipU4
それにしても…辺りを見回してみると年間を通して暑い地域とあってみんなそれなりに大胆なかっこである。
カップルの女の方だけを見てみるとキャミソールや襟ぐりの深いノースリーブ、チューブトップに更にブラトップまでいる。
…それにみんなけっこう胸がある。一方あたしといえばセイルーンから支給された襟付きの白いノースリーブワンピース。ちなみにガウリイはアロハなシャツである。
他にも色々デザインがあったのだが胸元があらわになるのがいやでこういう清楚なデザインのモノばかりを使うことにしたのだ。
「どうしたリナ、他人の胸元ばかりみて」
ガウリイがとんでもないことをささやきかけてくる、とたんに赤くなるあたしの顔。それを見てガウリイはいじわるそうに笑うと
「たしかに…もうちょっとお前さんの胸が大きければ年相応に見えるかもな。…せっかくの機会だし少し揉んで大きくしてやろうか?」
むにむに

・・・・こっ…この男は〜!あたしが怒りのスリッパを炸裂させるよりも先に本当に胸を揉んだのである!あたしがあまりのショックで固まっていると
「呪文はナシだぞ、目立つからな。それからもっとくっついて歩けよ、こんな中じゃいちゃつかない方がめだつからな」
にやりと笑いながらささやくガウリイ。たしかにまわりのカップル達は普通なら考えられないほどベタベタしている。…あ、キスしてるのまでいるやい。
「………!」
真っ赤になりながらうつむいてうなる、ガウリイの言ってることは一応はその通りなんだけど…
「胸はやりすぎでしょ、胸は!え・ん・ぎなんだから…」
なんとか言葉を絞り出す、仕事が終わったら竜破斬だかんねっ
「そんなことよりも早くチェックインしようぜ。ほら、さっさとホテルに行くぞ」
「えっちょっと…きゃあ」
あたしの抗議も軽くかわして事もあろうにあたしの腰を抱いて歩き出す。真っ赤になって飛び退くが心臓がドキドキして何も言えない。
571恋人演技(ガウリナ):04/07/28 02:32 ID:iHb1ipU4
そんなそんなあたしにガウリイはやれやれと笑いながら手をさしのべてくる。
「じゃ、手つなぐくらいならいいだろ。せめてこれくらいはしとかないとへんだぞ。」
むぅ。おそるおそる手をつなぐ。するとそのとき
「ずいぶんと恥ずかしがりやな奥さんだねぇ。」
声の方を見てみると人の良さそうな花売りのおばちゃんだった。
「そんなに若々しいんだから無理もないかもねぇ。恥ずかしすぎて逃げちゃわ無いように花の一つもプレゼントしてあげなくちゃ、旦那さん」
んな新妻おるんかい、とつっこむことも出来ずにいると
「そうかい?じゃあその白いのをくれ」
「あいよ」
白くて大きな花を一輪買うガウリイ。ぽーと見ているあたしの方をむくと
「ほら、動くなよ」
と、あたしの頭に飾り付けた。
「おお、けっこうに合うじゃないか♪」
「ほんとかわいらしいおくさんねぇ」
……もう多少のこっぱずかしさは無視した方がいいかもしんない……

そしてそのホテルはなかなか立派なところであった。
「お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「ラウリイ=ガブリエルとミナ=ガブリエルです。」
「…四泊五日のご予約ですね。こちらがお部屋の鍵になります。どうぞごゆっくり。」
微妙な偽名で受付をすますとあたし達はボーイの案内で部屋に入った。おーさすがセイルーン!セミスウィートとはなかなかですなあ♪
「アメリアを脅したくせに…」
こちらの心を読んだかのようにつぶやくガウリイ。ほっとけ。
「ふっ外部委託は高いのよっ」
「そーなのか?…で、今からどうするんだ?」
「これを見てちょうだい」
セイルーンから預かった資料を見せる。
「これが指名手配犯とその妻よ、多少なりとも変装しているだろうけど参考までにね」
「オレは覚えられんぞ」
572恋人演技(ガウリナ):04/07/28 02:33 ID:iHb1ipU4
「あははは」
あたしの乾いた笑いに少し憮然とした顔をしながらガウリイはあたしに質問をした。
「で、こいつらが何やったんだよ」
あたしは少し嫌な顔をしてこう言った。
「連続婦女暴行殺人よ」
一瞬、呼吸を詰まらせたガウリイが更に問いかけてくる。
「ほんとか?じゃあなんでこいつ嫁さんといっしょなんだ!?」
「妻も共犯者よ、夫の手伝いをしてたの。
…多分だけど、夫に逆らえない、逆らったら捨てられる、夫無しでは生きてけない…って人なのかもしれないわね」
「そんな人いるのか…」
「いる、みたいよ。だからガウリイ、あたしはそれとなくみんなの顔を見ていくからあなたは他の女性を怪しい目で見ている男とか
パートナーに対して異様におどおどしてたりする女を勘でさぐってって」
「わかった、けど…」
「けど?」
「オレの側からはなれるなよ」
「やーね、心配しすぎよガウリイ」
「当たり前だ!オレはお前さんの保護者なんだからな」
「あーはいはい、とりあえずまだ夕食まで間があるし調査に行きましょ」
まったく、あたしのこととなるとうるさいクラゲである。
573恋人演技(ガウリナ):04/07/28 02:34 ID:iHb1ipU4

そうしてあたしとガウリイは近くにあるセントラルパークに到着した。
そして、そこは新婚さん達があちこちの物陰で「うわぁ」なことをいたしている場所であった!
「リナ…お前さん…」
「なによ」
ガウリイの言いたいことはわかる、しかしこんな人の出入りが激しい上に誰が来たかどうかごまかしやすいこのような場所の調査は必須!
嫌なことは早めになれておこうというわけだ。
「オレを誘ってるのか?」
ずべしゃああああぁぁぁぁ
予想外でした。しかしこれ以上目立つのを避けるためにもこれ以上のリアクションはせずにすっくと立ち上がりガウリイにささやく。
「違うわよ…こうゆうグチャグチャしたところの調査になれるためにまずここにしたのよ…」
「ふーん」
「とりあえずそのへんの茂みでいちゃつく振りしながら、歩行者といちゃついてる奴らを観察するわよ」
「おう!」
「いっとくけどさっきのようなセクハラは無しだかんね」
そうして場所を移動しながらあたし達は調査をしていった。
「だいぶ慣れてきたわね、お腹もすいてきたし次でいったん区切りましょ」
そういってから周りからは少し見にくい、けど周りは見渡しやすい茂みにガウリイはあぐらをかいて座り込んだ。
そしてその上にあたしが座り込み更に上体を軽くひねって両手をガウリイの首に回す。こうすると互いの髪の毛をカーテン代わりにして周りを観察できるのだ!
そのうえ実際の密着度以上に二人はくっついてるように見える、おぉーし一石二鳥だぞ!
唯一の問題は少し下を向いたら見えるのだ。普段は麻のハイネックを着ているから見えることはないのだが…今日はアロハなシャツ第二ボタンまであけ!
そう、つまりはガウリイの胸元チラリズムが!さっきからずっとこの鍛えられた胸元を見続けている。その上ガウリイの男っぽい香りがその男らしさを強調している。
覚悟を決めたとはいえ、さっきからドキドキしっぱなし。また今回もちょっぴし気になって視線を下に落とそうとしたその時であった。
ふぅっ…
「んっ…!」
574恋人演技(ガウリナ):04/07/28 02:35 ID:iHb1ipU4
ガウリイのため息があたしの耳元にクリーンヒットしたのである。普段ならこそばゆいだけであるが気持ちがたかぶっていた今のあたしには堪らなかった。
「どうしたリナ?なんか見つけたのか?」
更にかかる吐息
「なんでも…ないわよ…」
「なんか苦しそうだぞ?体調くずしたのか?」
そう言いながら体を離してあたしの顔をのぞき込む。
…見られたっ!そのとき軽くではあるけれど確実に頬に赤みがかって、瞳は少し潤んでいただろう。慌てて顔を逸らす。少し感じてしまったのが、ばれた?
「少し悪そうだな…少し休んでから引き上げるぞ」
ばれな…かった?ガウリイはそう言ってあたしを抱きかかえ直し背中を撫でてきた。
びくん!
撫で方がいつもと違っていた。いつもはわしわしと撫でてくるところを今日は触れるかふれないかの強さで撫でてくる。髪を梳きながら指で耳や首筋までそっと触れてきた。
「うっん……、ん…ん……」
こいつ!確信犯!?息が漏れる、恥ずかしい、少し悔しい。
「なんかひどくなってるぞ?すぐ帰った方がよさそうか?」
なにいってんのよ!と思ってガウリイを見てみるとそこにはいつもの保護者の顔があった。
その顔はあたしが思い違いをしていたと言ってるようで、さっきまでの自分がひどく恥ずかしく思えてきたのであった。
「だっ大丈夫よ!ご飯食べたら直るから、さっ帰ろ」
恥ずかしさをごまかすように慌てて立ち上がる。心配そうなガウリイを後目にあたしは急いで歩き出した。

その後、ご飯に行く前に念のためトイレに行ってみたら案の定っていうかあたしのそこは少し濡れていて。
恥ずかしさとガウリイを疑ったことに対する軽い罪悪感を感じながらそれをふき取ったのである。その日のご飯は良く味が分からなかった。
575恋人演技(ガウリナ):04/07/28 02:44 ID:iHb1ipU4
**************

とここまでです。相変わらずの無理矢理っぷり。
一応今回を含めて多くても三回以内には終わらすので大目に見て下さると嬉しい限り。
現在の状況から次は遅くなるかもしれません。だいたいの全体像は出来ているのですが…すみません。

earlgreyさんめちゃうまです。ごちそうさまでした!ぜひまた書いて下さいね。

「くらげ男の性欲」の神様、私も切実に待っている一人です。読みたいです!
576名無しさん@ピンキー:04/07/28 03:59 ID:BlWTFm9x
>>575
GJ!
久々に覗いたら良作があって最高でした。続きが楽しみです
私もくらげ男の続きを切望しています。作者さんカムバック!
577名無しさん@ピンキー:04/07/28 05:32 ID:MOL6BV5S
>>575
GJですよ。続きも待ってます
578earlgrey:04/07/28 18:59 ID:aBIpNxVy
>>565さん、ありがとうございます。
次は何を書こう…

>>575さん、続き待ってます!リナ可愛い(*´Д`*)

私もくらげ男〜の続きを切望してます。
作者さま、お待ちしておりますー!
579名無しさん@ピンキー:04/07/29 12:38 ID:6e0kDtG1
>>575
リナかばええー。続き切実にまってます。ンハー。
580名無しさん@ピンキー:04/07/31 00:19 ID:nm4L9Z99
途中までしか書けなかったんですが投下してもいいですか?
581名無しさん@ピンキー:04/07/31 00:36 ID:a8oGrVey
>>580
ぜひ!
582名無しさん@ピンキー:04/07/31 00:44 ID:pZ0GMxgn
>>580
ドーゾ神さま〜!!待っております
583名無しさん@ピンキー:04/07/31 17:16 ID:85zb81cO
こんにちは。一々同じあいさつをするのもなんですが、以前2作続けてゼロリナを書き
更にルークリナに挑戦するとかほざいてたアホです。

そろそろルークリナを書いていこうと思うんですが、皆さんにお聞きしたい事が。
一応、ルークとリナはあんなことやそんなことをするんですが、一応浮気(?)みたいなもんです。
正式なる(?)相手はルークはミリーナの予定なんですが、リナはガウリイとゼロスどちらがいいでしょう?
ちなみにこれ以外の選択肢は無いです(死ね

皆さん、お答えいただけると幸いです。あ、「ルークリナなんか読みたくない」ってのもおっけーッス。
584名無しさん@ピンキー:04/07/31 17:17 ID:85zb81cO
ageてしまいました。すいません。
585名無しさん@ピンキー:04/07/31 18:14 ID:8IF4NMac
ガウリイだと身近だし燃える気がする

楽しみに待ってる!
586名無しさん@ピンキー:04/07/31 23:59 ID:PDi0tMcg
ガウリイに一票(・∀・)
楽しみにしてます〜
587名無しさん@ピンキー:04/08/01 06:51 ID:ewiKo9H6
>>583
ガウリイにもう一票。
ルクミナ激しく楽しみです!
588earlgrey:04/08/01 10:29 ID:ufzdHJ0z
ガウリイにさらに一票!
楽しみです(*´Д`)
589名無しさん@ピンキー:04/08/01 12:31 ID:17QWXbVL
じゃあここでゼロスをきぼんぬしてみる(w
ゼロリナで浮気だなんて見たことないからわくわく。
590名無しさん@ピンキー:04/08/01 18:09 ID:ewnMDz39
じゃあ便乗して俺もゼロスに一票投じてみる。
面白そうだw
591名無しさん@ピンキー:04/08/01 19:06 ID:LB2qFaJc
そしてさらにここでまたガウリイに一票と戻してみるw
592名無しさん@ピンキー:04/08/01 22:31 ID:wt7fvWJF
ゼロスに一票(´ー`)ノ
浮気したら後が怖そうなので。
593名無しさん@ピンキー:04/08/02 00:26 ID:Vd+tJ8P2
どっちも捨て難い。
うーん…ゼロスに一票!
594名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:25 ID:kFqAB2lZ
やっぱガウリイでしょう。
浮気しても結局ゆるしちゃうような気がする…w
595名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:41 ID:WTTa5s2v
じゃあ、是非三股で。w
596名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:47 ID:L/QiEkgN
怖いもの見たさでゼロスに一票w
597名無しさん@ピンキー:04/08/02 02:28 ID:OShkZh7h
ガウリイでないとオイラは嫌…つーわけでガウリイにイピョーウ
ゼルリナ、ゼロリナ派の方スマソ
598名無しさん@ピンキー:04/08/02 06:02 ID:1dl3scVg
うわ、このスレこんなに人居たのかΣ(・ω・ノ)ノ

ここまできて神の御意思に任せる…というのは駄目ですか?
どっちに入れようか迷うんだよなぁ…。
うーん、ここはゼロスに一票入れておこう。

ルークリナって何か新鮮なので楽しみに待ってます!
599名無しさん@ピンキー:04/08/02 07:24 ID:/4uihBfT
がうりんに一票・・・
600名無しさん@ピンキー:04/08/02 08:50 ID:TUbXzO9k
むぅ、ここはゼロスに一票です!
というかゼロス票が以外に多くてびっくり。
601名無しさん@ピンキー:04/08/02 09:57 ID:oIwHYWfs
ガウリイに1票
602名無しさん@ピンキー:04/08/02 13:59 ID:4fIznN+r
ガウリナで浮気ものはちょとなー。
逆にゼロスだと、お仕置きが楽しみなので、
ゼロスに一票入れときます。
603名無しさん@ピンキー:04/08/02 14:45 ID:WTTa5s2v
数えてみた。

ガウリイ9票
ゼロス8票

接戦ですw
604名無しさん@ピンキー:04/08/02 15:48 ID:KiJYgaSP
>>602さん
激しく同意。ゼロスに1票。
605名無しさん@ピンキー:04/08/02 15:59 ID:Na8CiL82
ガウリイに一票!
606名無しさん@ピンキー:04/08/02 17:48 ID:L/QiEkgN
お仕置きハァハァ
ゼロスに一票だあぁぁっっ
607名無しさん@ピンキー:04/08/02 17:55 ID:1dl3scVg
↑二票目やん
608名無しさん@ピンキー:04/08/02 18:06 ID:L/QiEkgN
本当だ...
マジ忘れてた。スマソ
ガウリイに切られて逝ってくる...
609名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:11 ID:fp58pr7x
こ、こんばんは。
以外と接戦でしたね。・・あ、ちなみにルークリナを書こうとしてる奴です。
何か、俺の所為でこんなにスレ伸ばしてすいません・・。

えっと・・どうしましょう。
この際2作書いて・・とか思ったけど、ルークリナみたいなマイナーカップリング2作もいらんし・・。
実は浮気しまくりで本命いないリナも考えたんだけど、俺としてはなぁ・・って状況ですし。
俺としては本当にどっちでもいいんで(をい)皆さんにお任せします。
・・つっても、決着着かないよな(汗
何か、決着着くような方法考えてくださる方、アホの俺のかわりに考えてやってください。
610名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:37 ID:AjlSfEkL
後ればせながら、ガウリイに一票!

ゼロリナベースのリナだと、なんとなく浮気属性or寝取られ属性がすでに付いてるような気がするので、
一途なリナの、切なく哀し〜い浮気話を期待する身としては、ガウリナベースのルークリナキボン!

でもきっと、皆様、両方の設定をそれぞれ読みたいと思ってるんですぜ、旦那!

611名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:44 ID:WTTa5s2v
二作投下キボンヌ
612名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:49 ID:1dl3scVg
自分は神さえ宜しければ是非2作とも読んでみたいです(*´Д`)
613名無しさん@ピンキー:04/08/02 22:00 ID:fp58pr7x
>>610
すいません。一途なリナの、切なく哀し〜い浮気話とは程遠いシロモンだと思います。
俺にはそういうのかけないんで・・ほんとすいません。

>>611-612
2作ッスか!?俺の書くのって本当にぬるいですよ!?
俺の前書いたゼロリナを見れば分かるとおり・・。
文才ないくせに変にストーリー重視だからエロがぬるくなる・・。
そんなものでよろしければ・・なおかつ、時間がかかっても・・なおかつ!皆さんがよろしければお書きしますけど(しつこい)
614名無しさん@ピンキー:04/08/02 22:21 ID:fgUXLwZc
>>613
とりあえず投下してみたら?
ヌルくて好みじゃないや、って思うヤシはスルーするだろうし、
イイ!て思ったらちゃんと感想くれると思うし。
藻前さんが書きたいor書けるもんを出してみい、と漏れは思う。
615名無しさん@ピンキー:04/08/02 22:21 ID:WTTa5s2v
イヤでなければ、書いて下さい
616名無しさん@ピンキー:04/08/02 22:32 ID:2vyqPkjL
漏れとしては前回のゼロリナ好きですた。
神の書く独特の雰囲気は好きです。
もしよければ、新作キボンヌ!!
617名無しさん@ピンキー:04/08/02 23:06 ID:z04X1FH7
>>610
>なんとなく浮気属性or寝取られ属性がすでに付いてるような気がする
そこをあえて一途に行って欲しい自分はあまのじゃく。
報われないと分かっていても押さえられない〜みたいなのをきぼんぬ。
618名無しさん@ピンキー:04/08/02 23:26 ID:7ZvEtJkk
614さんに同意ですだ。
613さんの書きたいモノを書いてくださいな。
1本でも2本でも、もっとたくさんでも!
んでも、こういうリクエストをプレッシャーに感じられると困るです。
ご自分が書きたくて書けるモノだけを書いてくださいな。けっして無理はしないでね。
619恋人演技:04/08/03 06:20 ID:pDOpE4hT
もしかしたら待ってくださっているお方へ現状報告。
書いてる途中でパソコンがフリーズしてしばらくへこんでました…
なのでまだ少し投下出来るくらいの量になるまで時間がかかります…すみません。

>>513
投下楽しみにしてます!
リナちゃんが最高に気持ち良くなった時、ルークの名を呼ぶのかそれとも…とか考えちゃいました♪
620名無しさん@ピンキー:04/08/03 11:39 ID:sQilI23K
いつもいつも同じ自己紹介ですが、ルークリナを書こうとしてる奴です(いい加減うぜぇ)

それでは、恐縮ながら2作書かせていただきます。
皆さん、時間がかかるかもしれませんが、よろしければお付き合い下さい。
621名無しさん@ピンキー:04/08/03 14:28 ID:Bi/LReOG
カモーンщ(゚Д゚щ
622名無しさん@ピンキー:04/08/03 15:03 ID:S/jci1IB
恋人演技さんもかなりまちつづけてます!
ヘイカモン!
623名無しさん@ピンキー:04/08/03 20:44 ID:xqslmo6W
>>620
おおおおお!スレ住人の意見が真っ二つに分かれたからといって
2作書いて下さるなんてまさに神だよ!!
心からお待ちしてます!
624名無しさん@ピンキー:04/08/05 09:58 ID:bbqgeXAV
こんにちは。遅くなりましたが、とりあえずルークリナの1作目を載せてみます。
時間が無いので途中まででしょうが・・・。
最後までお付き合いいただけると幸いです。

++++++++++++

「邪魔していい?どうせ起きてんでしょ?」

夜も深まり、宿の中でも起きている奴はほとんどいないだろう。
俺がなんとなく眠れずにぼーっと天井を見つめてる時に、その声はした。

その澄んだ高い声は誰が聞いても女のモノ。しかも、俺はその声に聞き覚えがあった。
なおかつ声が聞こえるまで俺に気配を感じさせないで、しかもこんな夜中に押しかけてくるような奴は俺は一人しか知らない。
まず、あいつで間違いないだろう。

「嫌」

俺は声の方に背を向けたままあっさり答えた。
俺の台詞に怒り出すかと思いきや、以外とそうでもなく、そいつは俺の部屋に入ってくる。

「いいじゃない。いいお酒が手に入ったの。一緒にどう?」
「何で俺がお前と飲まなきゃなんねぇんだよ。自分の相棒ン所いけよ」
「こんな時間に起きてるのはあんたぐらいよ。それとも何?お酒苦手なの?」

俺の抗議の声は無視して、広めの部屋に一つだけあるテーブルに酒と思われし物を置く。
声色からして、こいつはどうも軽く酔っている様だった。
「嫌だっつーの。どうせお前のことだから後で金請求すんじゃねぇの?」
「ンな事しないわよ。どうせタダだし、一人で飲んでてもつまんないから誘ってんのよ」

そう言いながら、何処から出したのかグラスに酒を注ぐ音がした。
俺はしぶしぶベッドから起き上がり、ベッドに腰掛けたまま目の前に置かれた酒を手に取る。

確かに、いい酒だった。
香りもいいし、味も絶品と言って差し支えは無いだろう。
アルコール度数は並と言ったところで、とても飲みやすい酒だった。

「どうしたんだ?コレ」
「もらったのよ。宿のご主人に。ちょっと気が合って話してたらね」

そういいながら、そいつが俺を見る。
普段と違う雰囲気だと感じるのは酒の所為か。
赤い瞳はいつもより更に赤みを増し、月明かりのみの薄暗い部屋で真紅に輝く。
服装もいつもの魔道士スタイルとは違い、宿に備え付けられていた浴衣の様なものを着ている。
そのため、いつもは見えない白い肌があらわになっている。

そして、何よりその表情は――――
すいません!!!1回目、名前書き忘れておりました!
誠に申し訳ありませんです。書き終わったら逝ってきます。
「何考えてんの?」
「あぁ!?」

急に声を掛けられ思わず酒をこぼす。
そいつは笑いながら俺のこぼした酒を拭く。

「凄い真剣な顔してたわ。ミリーナ?」
「え?あ、あぁ」

少々どもりながらも俺は答えた。
まさか、本人に向かって「お前の事」なんて言えるわけが無い。
しかも、相手がこの女だと、なおさら。

そいつが俺を見て、ゆっくり笑顔を作る。
あぁ、またこの表情だ。
酒の所為か、薄く朱にそまった頬に、一際目立つ真紅の瞳。
いつもとは違う様に見える。

そんなもの、全部酒の所為だ。
これから俺がしようとしてる事も、全部。

―――酒の所為ということにしよう。

「?どうし・・」

俺が急に立ち上がったのを、不思議そうな顔で見上げて言葉を発する。
しかし、俺はその言葉を最後まで言わせなかった。
「・・んっ・・」

深く、深く口付けた。理由なんて無い。酒の所為だ。

こいつの表情がいつもと違い、女の顔に見えただと?
俺は舌をそいつの舌に絡ませながら頭の隅で考える。

・・・全部、酒の所為にしておけばいい。

俺はゆっくり目を閉じて、更に深くキスをする。
別に、初めてじゃない。
街に入れば適当に女を買い抱く事もある。
それなのに、何故かゾクゾクした。
いつも下には回らないこいつが、今は俺よりも弱い立場にある所為かもしれない。
それとも、普段は見れないこいつの表情が見れたせいかもしれない。
・・・あるいは、その全てかもしれない。
そいつの手から酒のグラスが離れる。
テーブルに落ちたグラスは転がり、床で弾けた。

その音をきっかけに、俺はそいつをベッドに押し倒す。

「・・っ・・はぁ・・はぁ・・」

唇を離すとそいつは肩で息をした。

「・・はぁ・・ったく・・あんた・・殺す気?」

予想外の言葉に俺は一瞬目を見開く。
そいつはただ息を整えているだけで、押し倒された状態から抵抗すら見せない。

「お前、抵抗しねぇのかよ?」

俺の言葉にそいつはその真紅の瞳を俺に向け・・笑う。

「・・お酒の所為よ」
・・・あぁ。そうか。
こいつと俺は似てるんだ。
今気づいた。だから、俺はこいつに惹かれたんだ。

そうさ、酒の所為にしちまえばいい。
酔った勢いって奴だ。よくある話だろ?

「俺もだ」

俺はもう一度そいつに深く口付けた。
そいつは俺の背中に手を回し、俺を受け入れる。

首筋や頬にキスしながら、俺は既にはだけたそいつの浴衣の隙間から手をいれ、その胸の先端を強めに摘む。

「んっ・・ふぅ・・んん・・っ」

異様に感度がいいのか。そいつは声を上げる。
最も、大きな声を上げれば隣に寝てるこいつの相棒やミリーナを起こしかねないことはこいつ自身よく分かっているから声は押さえ気味だ。

そいつの服を脱がせるのは簡単だった。
浴衣を脱がせて、俺自身も服を脱ぐ。
「・・ルーク・・」

無意識か、それとも意識してか。そいつが俺の名前を呼ぶ。
俺は、反射的にそいつを抱きしめた。

「リナ」

初めてそいつの名前を呼んだ気がする。いや、気じゃなく、実際始めてだ。
今、名前を呼んだ理由なんてない。ただ、呼びたかった。


「ん・・ふぁ・・あっ・・!」

すでに濡れたソコに指を入れる。
ソコはあっさりと俺の指を飲み込んだ。

「はぁ・・あ・・んっ!・・ふぁあ・・んん・・!!」

必死に声を抑えようと自分の口に手を当てる。
俺は開いた方の手でその手をどけ、無理やり口付ける。

そいつの喘ぎは俺の喉に消える。
すいません。時間が無いので今日は此処までです。
続きは・・・仕事の都合上遅くなるかもですが、頑張ります。
相変わらずぬるくてすいま(ry
633名無しさん@ピンキー:04/08/05 11:26 ID:AFzeaIfI
僕はどっちでもいいんだけど、とりあえず聞いておこうかな〜。
相棒はゼロス?ガウリイ?
634名無しさん@ピンキー:04/08/05 14:24 ID:B0RgvJaZ
ええもの見れました(;´Д`) '`ァ '`ァ
635名無しさん@ピンキー:04/08/05 18:44 ID:FxxgvqLs
キタ━━━(°∀°)━━━!!
続き楽しみにしてます!
636名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:19 ID:9gNZXwzA
>>633
野暮天!
637恋人演技2(ガウリナ):04/08/06 20:15 ID:WTWKP4H8
続きです。
が、しかし今回鬼畜な上にリナがガウじゃない相手に…なので苦手な人スルーして下さい。
一応その内容の所はタイトルで分かるようにします。…ので許して下さい。

************

食事時に大人しかったのが心配だったのか部屋に帰るとガウリイは
「おいリナ、もう今日は早く風呂入ってねろよ」
といってきた。さっきからの気恥ずかしさからあたしは素直に寝間着をひっつかんで浴室へと向かうことにした。
「はー、広いお風呂ってやっぱし気持ちいいわねー」
このあたりは火山帯が通っていることもあって、各部屋に露天温泉が備え付けられてある。二人で一緒にはいることを想定されているのかその広さはなかなかのモノである。
「体のおっきなガウリイでもこれならゆったりよねー」
とつぶやきながらガウリイと一緒に入る場面を想定して頬を赤らめる。あっあたしの馬鹿ばかぁ!明日もまた二人で演技しなければならないのである。
今からこれじゃあ身が持たないっ!最後にばしゃあと頭から冷水を浴びると
−今日中に気持ちを切り替えてやるっ!−
と気合いをいれる。脱衣場で鏡を見ながらもちょっと胸が大きかったらなあ、と自分の胸を一揉みし、ちょっとせくしいな寝間着に着替える。
「ガウリイ、待たせたわね!お風呂使って」
「おー、なんか元気になったな。温泉のお陰かぁ?」
「ふっまあそんなところね。もう心配ご無用よっ」
おーし切り替え完了!さすがリナちゃん、さあ、明日に備えて寝るわよ。きっとベッドもふかふかね♪
……そりゃ、そうよね……
ベッドを見てふと思い出す、そう、この部屋には3人ぐらい余裕で寝れそうなたいそうなダブルベッドがあるだけだということを
……はぁぁぁぁぁ……
ため息をつきながら真ん中に二人の荷物で国境線をつくる。ああああっだめっ、二人でよりそって眠ってるとこなんて想像するなあたしぃっ!
638恋人演技2(ガウリナ):04/08/06 20:16 ID:WTWKP4H8
気を切り替えるのよっ…もうガウリイがお風呂から出る前に寝てやれっ!眠りの呪文をアレンジし自分にかけて無理矢理眠り込むことにした。
そのせいであたしは気づくことが出来なかったのだ。
お風呂からあがったガウリイがあたしが国境線をつくって寝ているのを見てやれやれと肩をすくめてこう呟いたことを
「いくら異性を意識させようとしてたとしてもちょっとやりすぎたかなぁ…まぁ、今日はごちそうさまな♪リナ♪」

それからは調査にも順調に慣れていった。そして、調査を開始してから三日目の朝に事は起こったのであった。
「リナ、すまんがちょっとトイレに行って来るからここで待っててくれ」
「ん、わかった」
「ちゃーんと、待ってるんだぞ」
「もー、わかってるわよ」
過保護度が通常の三割り増しなガウリイがあたしのそばを離れたその一瞬……見つけ…た!
たくさんの出店が並び人でごった返した道に変装しているが確かに手配書の二人をあたしは見ることが出来たのだ。
−見失うっ−
あたしはガウリイを待たずに二人を尾行することにした。周りに迷惑がかかん無いところ
まできたら呪文の一発でお仕事完了!!
これであと二泊はリゾート三昧ね。もしかしたら…そのもしかしたらだけどガウリイとなにか進展があるかも…あはは恥ずかしいぞ、あたしめ。
んっ
女の方がトイレに入っていった。男は少し待って…それからおもむろに明後日の方向へ歩き出した。
おい…待ってやれよ。ほんとこの男は傲慢なようである。そう考えている間にも男はどんどん好き勝手に歩き出している。
このままじゃ男を見失う。男か…女か……!男を野放しにする方が危ない!!
あたしは男を追いかけることにした。男は人気のない方へ進んでいき、そしてとうとうまばらに生える木や植物くらいしか無い場所までたどり着いた。
ここなら呪文で一発よね♪そうしてあたしが呪文を唱え始めたその時であった。
がっ!!
一瞬本当に目の前に星がとんだ。
…暗く、落ちてゆく意識の中後ろに立っている人物を見ることが出来た…あの、女だった。
…はめられ……た………





…あたしはどれくらい気を失っていたんだろうか、目の前には薄暗い天井、どんな状況だったけ…?体を起こしてみる。
あれ?体が動かない!!意識が急速に覚醒する、今の状況を急いで確認する。
く…しまった!あたしの体は古い湿ったベッドの上で両手両足を縛られていた。背中に、冷たいものが走る。
「お嬢ちゃん、お目覚めか?」
声のした方に視線を泳がすとそこには件の二人が立っていた。
口は、…大丈夫!とっさに呪文を唱え出すあたし。
「魔導士かよ」
ばしいぃぃぃっ!!
呪文が完成するより早く男はなんのためらいもなくあたしの頬を思い切り殴ったのだ。呪文が中断され、口の中に鉄の味が広がる。
「…う……」
痛みで小さく唸るしかできないあたしを見下しながら男は喋りだした。
「まあ…大方セイルーンの者なんだろうけどな。仕事とはいえ運がないね、あんたも」
「どういう…意味かしら…?」
何とか言葉を絞り出す。
「…ふん、まぁどっちでもいいけど正直に言った方がいいんでない?」
「だから…どういう意味かしらって…言ってるじゃない」
「まあとぼけるのは勝手だけどね…おい!」
呼ばれて女は顔を上げた。
「ちょっと表見張ってろ」
「…はい」
少し悲しげに頷くと女は扉の方に消えていった。
「…さて、と。正直に言わないあんたが悪いと言うことで」
男があたしの口と鼻を押さえてくる。息が…できないっ!
「呪文唱えられたら面倒だしな」
あたしのワンピースに手をかけ一気に引き下ろす。ベッドのあちらこちらにボタンが飛び散る。
………こいつあたしを犯してから殺す気だ!
恐怖でパニックになってくるあたし。必死で身をよじって抵抗する。
がっ!
それが気に入らなかったのか今度は水月のあたりを殴られた。もうダメだ、痛みと絶望であたしの思考回路はどんどん鈍くなっていく。
…今までこんな時どうやって切り抜けてたっけ…
あの時はけしかけられたのが体外受精だったから大丈夫だった…あの時はガウリイがとっさに病気もちだと言って難無きを得た、こいつには無駄っぽいけど…
…一人旅の時は…もっと警戒心持ってたわね……いつのまにあたしはこんなに自分の体の安全に無関心になっていたんだろうか…
…わかってる、自分で気をつけなくても守ってもらえていたからだ。三年というその月日はあたしをこんなにも無警戒にさせてきたのか。
「…!」
胸元にひときわ強い痛みを感じ息が詰まる。あたしはもう服だった布きれが体にひっかけてる位の格好だ。胸は強く握られ赤黒い痣がついた。
縛られた両足がそのまま高く持ち上げられ、まだ誰にも見られたことが無い場所を晒される。
い…や…あ!叫ぼうとするが全く声は出ない、もう口元を押さえられてもいなかったのに!
その場所を荒々しくこねくり回され粘膜が悲鳴をあげる。それでもあたしの口からは悲鳴では出ず、とぎれとぎれの呼吸があるのみだった。
本当の恐怖に、声は出ない。
…助けて、たすけてっ!!
もうそう思うことがあたしにできる唯一のことであった。
そしてついに男がズボンを脱ぎだした。
…がうりい…それを最後にあたしはもう何も考えることが出来なくなっていった。
641恋人演技2:04/08/06 20:26 ID:WTWKP4H8
*********

以上です。次回で終わらす予定です。
鬼畜の所読まなくてもストーリーを推測できるようにできるよう頑張るつもりです。
それにしてもこういうのは読むのは全然平気でも書くのはけっこう辛いですね。
次からは鬼畜無しでストーリー考えるようにしよう。

ルークリナ神へ
リナがなんだかものすごく色っぽいぃー!
ああ、浮気のあとは一体どうなってしまうんでしょうか?どきどき
642名無しさん@ピンキー:04/08/07 00:01 ID:/BiFf7bA
ガウリナ神、乙でした!

続きがエライ気になってドキドキワクワク
リナたん平気かな
643名無しさん@ピンキー:04/08/11 01:03 ID:JbaCzAaT
うおー、続きを投下してくれー!
644earlgrey:04/08/12 12:10 ID:QjxpPlUH
ガウリナ神もルークリナ神も、リナが素敵です!
続き期待しております
645名無しさん@ピンキー:04/08/13 11:03 ID:dAQqOOfw
(´-`).。oO(誰もいない……)
帰省中なのだろうか?
それとも鯖移動で皆迷子!?

神々は御盆開け一斉降臨に向け、サクサク書いているところだと妄想してみる。
646名無しさん@ピンキー:04/08/16 16:47 ID:P0Y4A3Ep
自分も迷子になってた一人
647名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:34 ID:HY268DnS
|ω・`)ノ同じく迷子になってた。
648名無しさん@ピンキー:04/08/18 12:42 ID:CVFDAWAs
漏れも。
神々が迷子になってなきゃいいが。
649名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:39 ID:+64HRl+3
神々が無事辿り着く事を願って
拙いですがSS投下します。

注:ガウリナです。





 夜眠っていたリナは、自分の口から漏れる声に目を覚ました。
「んっ、あ・・がうりい?」
「リナ」
 訳がわからなくて傍にいるはずの相棒の名前を呼ぶと、すぐ耳の傍で返事が来た。
 そうして、リナは自分がその相棒に抱きかかえられて、後ろから体をまさぐられている事を知った。
「んなっ!?な、なにしてっ、あ、あん」
 目の前には、ちろちろと燃える焚き火の炎。後ろからはガウリイの息遣いと鼓動を感じる。
「あ、だめっ・・・ここ外なのよっ」
「何がダメ?気持ちいいだろ?」
「そ、んあっ・・・は、あ・・やめ・・・誰かに、見られ、たら・・・」
「そうだな、見られるかもな。
 こんないやらしいとこ見られたら恥ずかしいな」
「何言って・・・はうっ」
 既に力の抜けた体はガウリイの膝の上から逃れることもかなわず、されるがままのリナの耳元を舌で弄びながらガウリイは行為を止めようとしない。
 静かな森の中にリナの声が吸い込まれていく。
「あ、あ、がうり・・やっそこっ」
 ズボンの中に入り込んでいる手はリナの敏感な場所を的確に攻めてくる。リナの制止など聞くつもりはなさそうだ。
650名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:40 ID:+64HRl+3
「リナ、気持ちいい?」
「ひっ・・・あんっ・・あ・あ、何で・・こんなっ」
「・・・気持ちよさそうだな。聞こえるか?リナのここ・・・」
 ガウリイはリナには答えずに、クチュクチュとわざと音を立ててリナを弄る。恥ずかしくて、リナはぎゅっと目をつぶった。
「こんなに濡れてるもんな」
「あ、あ・・・やめっ、はずかしっ」
 ガウリイは、濡れた指先をリナの目の前に突きつけて愉しそうに笑う。リナの頬に塗りつけるようにガウリイの太い指がなぞる。
「外なのに、こんなに感じて・・・リナはいやらしいなー」
「やっ、ちが・・」
「もっと、してやるよ」
 ガウリイは、再びリナのズボンに手を忍ばせる。
「あぅ、あっあっ」
 ガウリイの指がリナの中をかき回すたびに、リナは声を上げて体を引きつらせる。
 もう片方の手はリナの胸をくすぐる。
「リナ」
「ふあ、あ、・・・あ」
 肌蹴られた胸元は、冷たい外気が当たっているはずなのに熱く汗ばんでいる。リナはどうしようもなくガウリイの与える刺激に身を捩る。
「な、リナ、俺のこと好きか?」
「何言って・・・きゃうっ、やああん」
「リナ、好きか?」
 注がれる快楽と、耳元に囁かれる低い声に、リナの思考が蝕まれる。
「ああ、あ・・あん・は・・・き、」
「リナ」
 聞こえないとばかりに、ガウリイがリナの弱いところをいじめる。リナは電気を流されたように体をびくりと強張らせた。
「あああっ、あ・・すき、大好きっ」
 その瞬間、見えないガウリイの顔が笑ったのをリナははっきりと感じた。
「ふあ、あ、ガウリイっ・ああああああっ!!」
651名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:40 ID:+64HRl+3
 どろりと、何かがリナから溢れてガウリイの指をつたった。


「・・・・・・なんで、こんなこと」
 向かい合わせにむきなおされて、自分の涙を唇でぬぐうガウリイにリナはようやく聞いた。
 すると、ガウリイは笑った。それは男を感じさせるけれど、意地の悪い笑顔だった。
「リナが困って真っ赤になる顔ってすっげーそそるんだよな」
「んなっ!?」
 驚いて目を見開いたリナにガウリイはチュっと音を立ててキスをした。
「お前さんが瞳に一杯涙ためてんのもすっげーくる、だから時々いぢめたくなるんだよな」
 リナは絶句して固まった。
 そんなリナをくすくす笑いながら、ガウリイはリナの顔中にキスをする。
 そして、いつの間にかズボンをくつろがせて取り出したものをリナにゆっくりと挿入した。
「あっ・・・・」
 いつもよりも大きく硬いそれに、リナは震えた。
 リナの腰を掴んだガウリイの手がゆっくりとリナを揺り動かす。
「あ、あ・・」
 ガウリイにしがみついて喘ぐリナをガウリイは激しく突き上げ出した。
「普段見れないリナを・・・オレだけが見れると・・思うと興奮するっ」
「ひあああっああっだめえっ」
 奥の奥まで突き上げられてかきまわされて、リナが仰け反る。
 そのリナに食らい吐くようにキスをして、ガウリイはより激しくリナを求める。
「ふぐっ・・・・んんっん―――――!!!」
 上と下から犯されて、逃げ場の無い快感にリナはくぐもった悲鳴を上げて意識を手放した。


652名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:41 ID:+64HRl+3


 だるい体を起こしたリナにガウリイは爽やかな笑顔を見せた。
「起きたか?」
「・・・・・・・・・・」
 青空もかくやと言う爽やかなガウリイを、リナはしかしじと目で睨んだ。
「悪い悪い」
 悪びれた様子もなく謝るガウリイにリナはぷいっとそっぽを向いて頬を膨らませた。昨夜あんな意地悪をされたのだ。しかもガウリイ本人もいじめているとはっきりと明言していた。
「リナのそんな顔もカワイイ」
「!!!」
 耳元でそっと囁かれて、リナはガウリイから体を離すと無理に顔をしかめた。
 一瞬きょとんとしたガウリイはプッと噴出すとリナを抱き寄せてその頬にキスを送った。
「ホント、お前さんは飽きないな」
「なによっ、このいじめっ子!!」
「好きな子ほどいじめたくなるって言うだろ?」
 あっさりと言い返されて、リナは更に真っ赤に染まる。
「リナ、愛してるよ」
「・・・いじめっ子は嫌いよ」
 悔し紛れにリナが言い返す。が、ガウリイは平然としたもので。
「じゃ、また好きって言うまでいじめてやるからな」
「!!!!!」
「ま、とりあえず朝飯食って出発するか」
 マイペースないじめっ子ガウリイにリナは今日も翻弄される。



「今夜は縛ってみるかな」
「何か言ったガウリイ?」
 ぴたりと脚を止めて振り返ったリナに何でもないと言いながら、ガウリイは今夜もリナをいじめる計画を立てていた。
653名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:42 ID:+64HRl+3
駄文ですみません。

神々の到着を期待してます。
654名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:05 ID:hwhlQ9Rc
神キターーーー!!
こ、今夜は縛って下さい、つーか縛ったガウリナも見たいです。

迷子になって辿りついたら萌えが投下されててラッキーですた。
655名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:09 ID:PykuoeC/
ガウリイさんのいぢわるっ☆
寝てるのに感じて自分の声で起きちゃうなんて、なんて素敵なんでしょう。
656名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:23 ID:NN3yQDJA
>653
GJ!!野宿でいつのまにか。萌えましたー。

自分も投下してみます。ガウリナいきます。
657ガウリナ:04/08/19 01:26 ID:NN3yQDJA
「うっわーーー!気持ちいい〜〜〜!!やっぱし夏はプールよね〜♪」
あたしと旅の連れのガウリイは、一仕事終えた報酬のひとつとして、とある別荘を一週間借りられることになったのだった。
今あたしとガウリイは、その敷地内にあるプールで、ひと泳ぎに興じているというわけだ。
水着は、ここに来る前の大きめの街で買った、オレンジの生地にクリーム色の南国風だという花の柄があしらってある上下タイプの物だ。
下の方は、左の腰の部分で結んで、布地がリボンのようにひらひらとするのが、少しかわいいかなー。と思って買ったのだが・・・。
「ん?どうしたんだ?リナ」
「・・なんでもないわよ」
さっきから一緒に泳いでいるガウリイをひと睨みして、あたしは背を向け泳ぎだす。・・全く、この男は。「似合ってる」とかなんとか言えないもんかしら。
あたしがこれを着て出てきたのを、ちらっと見ただけで、後は特に反応ナシ。今ここにはガウリイしかいないってのに、
これじゃあ褒めてくれたのは、買った時の店員さんくらいじゃないっ。店員さんの褒め言葉なんて数のうちになんて入らないし。
「なあ、なんか怒ってないか?」
「別に怒ってなんかないわよ」
一度プールサイドに上がろうと、手すりに伸ばした手を掴まれ、振り向かされる。
「やっぱり怒ってる」
「ちょっとっ!びっくりするじゃないっ!」
「なあ、なんか俺怒らせるようなことしたか?」
「・・別にわからないんならいいわよ」
言いながら背けた顔を顎に手をかけられて蒼い目に見つめられる。
もう何度目かになるのに、こういう風に見つめられるとなんだか落ち着かなくなって、でも目が離せなくなる・・。
そんな風に思っているうちに、ガウリイの顔が近づき、あたしはやっと目を閉じる。そして唇を塞がれてしまう。
658ガウリナ:04/08/19 01:28 ID:NN3yQDJA
「ん・・ふ・・ん」
どんどん深くなっていくキスに、翻弄されるがままなのが悔しい。勝手に手はガウリイの首の後ろへと縋り付くように回っていた。
やっと唇を解放された時には、潤んだような瞳になっていたかもしれない。ガウリイの瞳に映ったあたしは、なんだかそんな風に見えて恥ずかしくなる。
「そそられる表情するなよ。止まらなくなりそうだ」
言いながら、既に手は動いて水着の中へと潜り込んで来ていた。水の流れと一緒に彼の指の感触を直に感じて、あたしは身を捩る。
「や・・こんなとこで・・何してんのよっ・・」
「大丈夫、俺達以外には誰もいないんだしさ」
耳元で囁きながら、やわやわと侵入した手が胸を揉みしだく。水圧も手伝ってか、なんだかヘンな感じがする。
「ん・・ぁ・・ぁん」
ガウリイの肩に頬を摺り寄せて身悶えてしまうあたし。
その背中に回されたガウリイの手が、水着の紐を解き、肩紐の無かったそれは、あたしの体から取りさらわれてしまっていた。
「すごく似合ってたけどな」
あたしを後ろ抱きにして、プールから上がる階段の途中に腰掛けたガウリイは、今は水面に浮かんでいるそれをちらっと見やってそう言った。
今頃、こんな状況で言うかなっ、こいつはっ・・。
ムッとして睨み上げると、やっとわかった様子のガウリイ。
「そっか。だから怒ってたのか。すまんすまん。でも、似合ってるなーとも思うけど、脱がしてみたいなーとも思っちゃってさ」
「なっ、なによそれっ・・んっ・・やんっ・・」
水着の覆っていた所を再び彼に弄られて抗議の声が中断されてしまう。耳朶を舌でなぞられて、吐息が漏れる。
「んふぅ・・ん・・」
「トップレスってのも、なかなかいいよな。ほら」
耳元で囁かれて目にしたのは、両手で下から押し上げながら、すっかり立ち上がってしまった胸の先を、親指と人差し指で摘まんでいる情景。
双丘が隠されていない分、やけにいやらしく見えて、あたしは赤面してしまう。そして続けて与えられる刺激に、声が抑えられなくなってきていた。
「ぁあんっ・・はぁ、うんっ・・あ・・や・・」
659ガウリナ:04/08/19 01:30 ID:NN3yQDJA
うなじに舌を這わせて、左手で胸への愛撫を続けながら、ガウリイの右手が腹部を伝い、もうひとつの水着の内側へと潜り込んでいくのを感じ、
あたしの手がそれを阻もうと伸びたものの、その目的は果たせず、彼の腕に手を添える形にしかならなかった。
「あん・・やぁ・・だめ・・あ・・くぅん」
水着の内側で蠢く指が、プールの水ではない感触を掻き回すのがわかって、どうしようもなく恥ずかしい。
「ぬるぬるだな・・」
「やぁっ・・言わないでっ・・ぁん・・だめ・・そこっ」
耳元で囁かれながら、感じやすい所を攻められて喘ぐ。彼の手に添えられた手は、まるで自ら誘ってるようでもあったかもしれない。
「ぅん・・はぁっん・・ふぅぅんっ・・」
更に奥へと潜り込んだ指に内壁を擦られて、きつく締め上げながら、鼻にかかる声が止められなかった。
胸にあった彼の手が、器用に左の腰の結び目を解き、下の水着も取り払ってしまうと、ガウリイの右手の動きが一層激しくなった。
中に入れる指を増やされて、出し入れされながら、前の突起も執拗に攻められる。
「あうんっ、あっ、だめっ、そんなっ・・ガウリイっ・・はぁあんっ!」
軽くイカされて脱力した身体を持ち上げられ、再び降ろされていく。今度はさっきまでお尻の所に感じていた、彼自身の上に。
「あ・・はうん・・ん・・ふぅ・・ん」
ゆっくりと彼の腰の上に降ろされながら、あたしのあそこは彼をのみこんでいく。同時にぞくぞくとした感覚が背筋を駆け上っていった。
奥まで咥え込んで締め付ける自分がとてもやらしく感じられて、新しい蜜がまた溢れてくる。
「んっ・・あん・・ぁんっ・・はぁんっ・・ああ・・がうりぃっ・・」
「リナ・・」
ガウリイが、あたしの腰を持ち上げるようにして、突き上げ、掻き回す。あたしも、すぐ横にある手すりに掴まるようにして、自ら腰を振ってしまっていた。
「がう・・りぃ・・はぁ・・ああんっ・・だめぇ・・もう・・あたしっ」
限界を訴えたあたしの声を聞いて、ガウリイの動きが一旦止まる。
660ガウリナ:04/08/19 01:31 ID:NN3yQDJA
「はぁ、はぁ・・がうりい・・?」
掴まっていた手すりから手を剥がされ、後ろ抱きにされたまま、今度は階段に膝を付く様な体勢にさせられる。
そして、再び激しく突き上げが始まる。
「ああっん!あっあっあっあっ・・・ああああっ!」
瞼の裏で白が弾けて、昇りつめたあたしを支えるようにしながら、息を整える間も与えずに、彼の動きは再開される。また押し上げられていくあたし。
声にならない声をあげて、あたしはまたガウリイを締め付ける。
肺が酸素を欲して悲鳴をあげる中、身体の奥に熱いものが放たれるのを、あたしは照りつける陽射しの下感じていた。
661ガウリナ:04/08/19 01:33 ID:NN3yQDJA
以上で投下終了です。
まあ、めちゃくちゃ暑かった夏のうちに。ってことで
失礼しました。
662名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:44 ID:PykuoeC/
き…今日は盆暮れ正月が同時に来たかのようだ…
663名無しさん@ピンキー:04/08/19 10:40 ID:OFiYxLva
おがぎぐげぐがっ!
>>649さんのいぢめっ子ガウリイも>>656さんの拗ねっ子リナもどっちもエエ!
真っ昼間からこんなにハァハァさせてどうしてくれますか。
お二人ともグッジョブ!
664名無しさん@ピンキー:04/08/19 11:00 ID:QM5xQXp/
フィブリゾ強姦モノキボン
665名無しさん@ピンキー:04/08/19 12:47 ID:F3rgB97J
いや、盆と正月と祭りと祝日が一緒にきたのだよ(*´д`)モエッ
666earlgrey:04/08/19 15:06 ID:GyzQYiAA
>>649さま、>>656さま、いいもの見せていただきました!
野宿中…二人きりのプール…シチュからして萌え(*´д`)

いやいや、クリスマスも一緒に来てますよ…
667earlgrey:04/08/19 16:22 ID:GyzQYiAA
ちょっと衝動的にゼロリナを書いたので、投下させていただきます。
神々の降臨祈願。
668earlgrey:04/08/19 16:24 ID:GyzQYiAA
――どれぐらいの時間が経ったのだろう?

夜中に目覚めたら汗をかいていたので、一人で川へ水浴びに来たのだ。
機嫌良く汗を流し、体を拭こうとしたその時…
「こんばんわ、リナさん」
「…ゼロス!?」
近くの平たい岩に、まるで安楽椅子に座るかのように優雅に、ゼロスが座っていた。
助けを求めようと叫んだが、こいつが何かしたのだろうか、助けはなかった。
野宿の場所からここは近い。なのに見張りをしていたガウリイも来なかった。
それから大した抵抗も出来ないまま、両手首を何かで縛られ、魔族の指にずっと内部を蹂躙され続けている。

「っはぁ…、あ、あっ、ああああっ!」
もう何度目の絶頂だろう。
しかし何度果ててしまっても、意識を手放すことが出来なかった。
その上、だんだん敏感になってくるのだ。
絶頂を迎えるごとに、彼は訊いてくる。
「どうですか?まだ、私のものになる気にはなりませんか?」
また彼は訊いた。あいかわらず、指を中に入れたまま。
さざ波のように襲ってくる快感に、思わず身を捩る。
この手首を縛っている物は何なのだろう?手の動きは完全に封じられているが、縛られている痛みは感じない。
動けない手を必死に動かそうとしているあたしの様子を見て、ゼロスが口元に余裕をたたえる。
669earlgrey:04/08/19 16:25 ID:GyzQYiAA
指だけで翻弄されるあたし、余裕を見せる彼。
この状況が悔しくて、あたしは精一杯強がることにした。
「…こ…の程度じゃ…っ…あんたの、もの…ならない、から…」
涙目で言っては何の効果もない。
けれど自分から求めるつもりはなかったし、おとなしく快感に流されたくはなかった。
ましてや、こいつのものになるなんて。
たとえ、この魔族を身体が欲していても。
「おやおや、これだけして差し上げているのに…」
そう言いながら、ゼロスはあたしの中に入っている指を曲げ、中を引っ掻くようにして刺激した。
「あっ…いやぁ…っ!」
思わず叫んでしまう。
しかし、その声を無視して、動作を激しくしていった。
「あ、あっ、ふあ…!!」
身体が反り返る。全身があたしの意志を裏切る。

理性が否定する言葉を、口が勝手に言いかけたその直前――
ずっとあたしの中をかき回していた指が、不意に抜かれた。
「あ…!?」
「…夜明けですね」
言葉を失っているうちに、手首を解かれた。
自由を取り戻した両手を、なぜだか判らない理由でゼロスへと伸ばそうとしたが、感覚を失った手は動かなかった。
「…ゼロス…」
「残念ですが、時間切れですね。…またお会いしましょう」
その声が聞こえた瞬間、あたしは意識を失った。
670earlgrey (ゼロリナこれで終了):04/08/19 16:29 ID:GyzQYiAA
…気がつくと、あたしは服をきれいに着た状態で、岩――ゼロスが座っていたものだ――に寝かされていた。
頭がぼんやりする。体が言うことを聞かない。
しかし、このままここにいるわけにはいかない。
疲れた体を引きずるようにして、あたしはみんなが寝ている所へ戻った。
見張り役のガウリイが、座ったまま珍しく眠っていた。
やっぱり、ゼロスは助けが来ないように何かしていったようだ。
体が重い。少し眠りたい。
もう夜が明けているんだから、どうせすぐ誰かが起こしてくれる。

『…またお会いしましょう』
まどろみの中でゼロスの言葉を思い出す。
「また」と彼は言った。
ねえ、「また」って…いつ…?
答えが出ないまま、あたしは眠りに引きずられていった。
671earlgrey:04/08/19 16:32 ID:GyzQYiAA
**********
半端に短くてすみません。
しかもキャラの人格がなんかおかしいし…

HNのとこにカップリング入れようと思ってたのに忘れてました。
ゼロリナ駄目な人、申し訳ありません(;´д`)
672名無しさん@ピンキー:04/08/19 19:56 ID:Ab5PO6AP
あげ
673名無しさん@ピンキー:04/08/19 21:51 ID:ooNRtlkA
ゼロリナイイ!とても(・∀・)イイ!!
欲を言えば挿入までやっちゃって欲しかった・・・
674649:04/08/19 22:45 ID:PdokJV4y
>>654-656
どうもでっす。

ホントに神キター!やったです!!
ガウリナ、ゼロリナをありがたう。萌えさせていただきました。
675名無しさん@ピンキー:04/08/22 02:12 ID:KzhEWY7w
神たくさんキテター!!

ガウリナもゼロリナもお腹いっぱいです(*´Д`*)
乙でした!!
676名無しさん@ピンキー:04/08/23 17:30 ID:1p0y87Wo
今までROMってました。
皆さんの作品最高です!!
・・・で、無謀ながら自分も書いてみました。
初めてなので下手くそですが投下します。
677ガウ×リナ:04/08/23 17:33 ID:1p0y87Wo
「うへぇ〜・・・参ったわね〜びちょびちょだわ〜」
先ほどから降りだした雨が大粒になってきた頃、近くにあった洞窟に辿り着いた。
「何言ってんだよ・・・好きで濡れてたんだろう?」
こちらはさほど濡れた様子もなく、既に熾してある焚き火の調節をしながらガウリイが呆れ顔でこちらを見た。
「盗賊から巻き上げたモン、袋が破けるほど欲張って持ってこなくてもいいだろうが・・・。」
ガウリイがそれほど濡れていないのに、リナがこんなに濡れてしまったのは、すぐそこで破れた袋から落ちた物を拾っていたからだ。
「あんたが手伝ってくれればこんなに濡れなくて済んだんじゃないよっ!!大体、女一人に荷物拾わせるってどうゆーせーかくしてんのよっ!ジェントルマン精神はないのか、あんたにわっ!」
リナが怒りに拳を震わせながらも、濡れた体を温めようと焚き火の傍にうずくまる。
「何で好き好んで大雨の中で濡れなきゃならんのだ・・・その代わりにちゃんと火熾しといてやったんだから文句いうな」
「むぅ・・・。まぁ、とにかくこのまんまじゃ風邪引いちゃうわ。」
言いながらマントを外して手近の岩にひっかける。
「お前、服までビショビショじゃないか。服着替えたらどうだ?」
「そうねぇ〜だけど、着替えるったって・・・着替えも濡れちゃったわよ」
お宝を拾ってる最中に着替えなどが入った荷物をそこらへんに置きっぱなしにしていた為、中もほとんど濡れていた。
荷物の中身を乾かすように火の回りに置いていく。
「何やってんだか・・・仕方ねーな、俺のでも着とけよ」
ガウリイが自分の荷物からシャツを一枚取り出した。
「言っとくけど、パンツは貸せないぞ」
「いるかっ!!」
思わずガウリイの頭にチョップを食らわす。
678ガウ×リナ:04/08/23 17:34 ID:1p0y87Wo
「風邪引くよりはマシね。ちゃんとあっち向いててよ?」
ガウリイからシャツを受け取ると、念を押してから服を脱いでいく。
「お前の裸なんか見たって・・・」
ブツブツと言いながらガウリイが後ろを向いた。
雨に打たれ髪の先から水滴が落ちていく。
マントをしていたにも関わらず、下着までびっしょりと濡れていた。
ガウリイがいるのでさすがに下着までは脱げなかったが、上はブカブカのシャツ一枚になり、裾の下からスラッとした足が伸びていた。
一応、ない胸が透けていないかと心配をしたが、焚き火の明かり程度では平気だろうと思いシャツの中に足を入れる形でしゃがんだ。
「もういいわよ」
ガウリイに声をかけると、シブシブとこちらを振り返った。
ガウリイはリナの格好を見ると、目をそらした。
濡れた髪に、背中を丸めて胸を隠そうとしてるのが見え見えのリナの姿に思わず理性が飛びそうになったからだ。
『こいつ・・・こんなにキレイだったか・・・!?まだ子供子供してると思ってたが・・・結構色っぽくなってるな・・・』
そんな考えを消そうと目を逸らしたのだ。
679ガウ×リナ:04/08/23 17:37 ID:1p0y87Wo
リナはリナでさすがにこんな格好でガウリイの目の前に居る事が恥ずかしく、何か話をしなくてはと焦っていた。
「ね、ねぇ、ガウリイ。あんたなんか食べもの持ってないの?あたしのはほとんど濡れてるし・・・さっきちょっと動き回ったし、お腹減っちゃったわ」
「あ・・ああ・・・。ほ、干し肉が少し残ってるな」
「あ、それでいい。ちょーだい」
リナはそこから動くわけにも行かず、手を差し出した。
ガウリイも動揺しながら、荷物の中から干し肉を取り出すと、立ち上がってリナの上から干し肉を差し出した。
その時、リナの胸元、ブカブカの服の隙間からほとんどないと言っても過言ではない谷間が見えた。
ガウリイの体の中で熱いものがこみ上げてきた。
ガウリイは干し肉を渡すとクルっと向きを変えて、リナに背を向けに横になってしまった。
ガウリイの一部が熱を持って膨らんできてしまったので、それをリナには見られまいとしたのだ。
「お、おれは先に寝るからなっ!おやすみ」
「ガ、ガウリイっ!突然どーしたのよ?」
一瞬、ガウリイの顔が赤く染まったように見えたが、それは焚き火のせいかもしれない。
それにしても、急にガウリイの態度がおかしくなったのはどうしてだろう?
リナがそう思って四つんばいになりながらガウリイに近づいた。
680ガウ×リナ:04/08/23 17:40 ID:1p0y87Wo
「ねぇ?ガウリイ・・・どうしたのよ?ホントに。なんか変よ?」
後ろからガウリイの腕をゆすった・・・が、ガウリイも振り返ることができない為、ガウリイは顔を隠すように地面に着くかと思うほど下に背けた。
『寄ってくんなよっ!ヤベー・・おれ理性きかないかもしれん』
リナはガウリイの肩をグイッと引っ張り、無理矢理こちらを向かせようとした。
しかし、自分が引っ張る力よりも強くガウリイが先にリナの方に体を向けたのだ。
勢い余ってリナはガウリイに押し倒される形になってしまった。
リナがビックリしている所で、ガウリイはリナの手首を押さえ顔を近づける。
「ふれあ・・・んっ」
リナの反射条件で攻撃呪文を唱えようとした口は、ガウリイによって塞がれてしまった。
「・・・ばか・・・急に攻撃呪文はないだろう・・・」
「・・・なっ!あ、あんたこそっ!な、何してんのよっ!!」
「・・・ホントに・・・何やってんのかなオレ。その格好を見せられてたら、さすがのオレの理性も吹き飛んじゃったんだろうな〜」
「何、ほのぼのと語っとんのじゃああああああああっ!!」
手を解いてどついてやろうと試みたが、そう簡単に手は外させてもらえない。
「リナ・・・うるさい。少し黙ってろ」
そういうとガウリイはまた唇を塞ぎ、舌を入れた。
「んっ!ん〜」
681ガウ×リナ:04/08/23 17:41 ID:1p0y87Wo
ガウリイはリナの足の間に自分の片足を入れると、体でリナの逃亡を封じた。
ガウリイの唇はリナの唇から首筋へと移っていく。
「はぅっ!」
リナの体が反応しビクっと震えた。
「リナ・・・オレじゃイヤか?」
「・・・」
リナの目をじっと見据えてガウリイが問う。
リナが耳まで真っ赤にして目を瞑った。
「・・・じゃない」
「ん?」
「・・・イヤ・・・じゃ・・ない・・・」
ゆっくりと目を開くと、目の前のガウリイの顔がニッコリと微笑んだ。
「そか。じゃー続き♪」
「つ、つ、つ、続きって・・・え?え?あ、あたし、いや、あの・・・まだ、えと・・・」
かなり混乱してアタフタしているリナを見ながら、ガウリイが三度目のキスをした。
「優しくしてやるから、安心しろ♪」
そう言うと、ガウリイの手はリナの着ているシャツの中に潜り込んだ。
682ガウ×リナ:04/08/23 17:44 ID:1p0y87Wo
一応、エロ手前までです・・・。
続き、一応書いたんですけど、表現力がガウリイの脳みそほどもないので、それでも読みたいと言うお方がいればうPしますね。
683ガウ×リナ:04/08/23 17:46 ID:1p0y87Wo
言い忘れました。
長文、駄文にてスイマセン。
誤字・脱字ありましたら見ない振りお願いいたします。
684名無しさん@ピンキー:04/08/23 17:46 ID:k9hIDEGb
リアルタイムキターーー!

ぜひ続きをハァハァ…
685ガウ×リナ:04/08/23 17:55 ID:1p0y87Wo
この時間ですから、リアルタイムで見ている人がいるとは思いませんでしたが・・・。
続きうPしますね。
686ガウ×リナ:04/08/23 17:56 ID:1p0y87Wo
ガウリイの手がシャツの中で小さな蕾を見つけ、弄ぶ。
リナは恥ずかしさから、自由になった腕で顔を隠していた。
「やっ・・・ん。」
ガウリイの舌はリナの耳を攻めていた。
「はぁ・・・ふぅ」
「リナ?」
「・・・ん」
「顔見せろよ、お前の顔見たい」
「・・・恥ずかしいから、やっ」
「んじゃ、こーしてなっ」
ガウリイはシャツをめくるとリナの顔にかぶせ、小さな蕾のある体がむき出しになった。
「・・・なっ!ちょっ・・・何するのよっ!」
顔は隠れたが、余計に恥ずかしい格好にさせられリナがシャツの中で暴れる。
「ワガママだなぁ〜じゃあ、顔出してやるかっ」
そう言うと、そのままシャツを脱がしてしまった。
リナは下着一枚の姿にさせられ、慌てて胸を隠そうとしたが、あっさりとガウリイによって腕を封じられてしまった。
687ガウ×リナ:04/08/23 17:57 ID:1p0y87Wo
「オレしか見てないから・・・」
そう言って、ガウリイの舌が片方の蕾を包んだ。
「あっ・・・ん」
片手でリナの両手を塞ぐと、空いた方の手でリナの下着の上からソコに触れた。
「やっ・・・そこはっ!」
「なんだ、もう濡れてるのか?」
「ち・・・違うわよっ!さっき雨で濡れたせいだってばっ!」
下着の脇からスルリと指を入れると、ソコは水ではないもので溢れていた。
「雨の割にはヌルヌルしてるけどなぁ〜」
意地悪そうに言うガウリイにリナは顔を背けるしかできなかった。
「これじゃあ、下着まで脱がないとなー」
そう言ってリナの下着を脱がそうと、下着に手をかけた。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ、あんた、あたしばっかり脱がせて自分はそんな鎧つけたまんまで!!結構痛いんだけどっ!」
「あっ・・・わりぃ〜わりぃ〜。鎧は脱いどくか」
そう言って、リナの体から離れると自分の服を脱ぎだした。
リナは手が自由になり、体を起こすと手首をさすりながら考えていた。
ここで一発攻撃呪文でも唱えればこの状況から抜け出せられる事は分かっていたが、リナの身体はそれを望んではいなかった。
そして、急に離れたガウリイの身体が恋しいとさえ思っていた。
ガウリイが上半身裸になったのを見るとリナは自分からガウリイの胸板に抱きついた。
688ガウ×リナ:04/08/23 17:58 ID:1p0y87Wo
「!?・・・リナ・・・」
「は・・・初めてなんだからねっ!ホントに優しくしてよねっ!」
ガウリイの胸に顔を埋めたまま、リナがそういうのを聞くとガウリイはニヤリと笑って、
「なんてったって処女だもんなー」
「うっ・・・・わぁっ!」
しがみついてるリナをはがしてお姫様抱っこをする。
今度は下に敷物をした上にリナを寝かせると、ゆっくりと優しいキスをした。
リナもそれに応えてガウリイの首に腕を回す。
ガウリイの片手は先ほどの続きと言わんばかりにリナの下着の中へと忍び込み、もう片方の手は胸を弄んでいた。
リナのソコは十分に湿っていてガウリイの指が中に入っていく。
「んあっ」
「痛いか?」
「・・・んん・・だ・・ぃ・・じょう・・・ぶ」
ガウリイはリナの下着を脱がすと、自分のズボンに手をかけた。
その間に、ガウリイは舌でリナのソコを責め始める。
「あっ・・・あ・・・・ン〜はぁっ・・・だ・・ダメぇ・・・はっ・・・おかしくなっちゃうよぉ」
リナが快感に溺れて腰に力が入らない。
無意識に身体が仰け反ってしまう。
足の間からガウリイが顔を出して
「んじゃ、もうやめようか?」
ニヤリと意地悪な笑みを浮かべる。
「・・・なっ!・・・もぅ・・・」
「素直じゃないなぁ〜『止めないで、ガウリイ様』って言えばいいのに〜」
「だ、誰がガウリイ様なのよ・・・ぇ?・・・あひゃんっ」
リナのしゃべってるのも聞かず、ガウリイはひょいとリナの足を持ち上げると自分のいきり立ったモノの突っ込んだ。
既に十分に濡れていたソコはガウリイのモノを素直に飲み込んだ。
689ガウ×リナ:04/08/23 17:59 ID:1p0y87Wo
「入っちゃったな〜。処女とは思えん。ちょっとキツイがな」
「あ・・・あ・・・」
「初めてでちょっと痛いかもしれんが・・・動くぞ?」
ガウリイはリナの耳元で囁いた後胸を唇で愛撫しながら腰を動かした。
「やっ・・・あっ・・・んんっ」
リナの中では今まで体験した事のない痛みと快感で溢れていた。
最初、痛みを感じていたのに、ガウリイのモノが奥を突いてくるたびに気持ちよさに変わっていったのだ。
「リナ・・・お前・・・しめるな・よ・・イっちゃうだ・・ろ」
「やはっ・・・んはぁ・・・んな・・こと言ったって・・・気持ちよくって・・・よく・・・わかんないわ・・よ・・・」
「ダメだ・・・イク・・・」
ガウリイの動きが激しくなり、リナも頂点に達してしまった。
「やふぅん・・」
全身の力が抜け、リナは失神してしまった。
690ガウ×リナ:04/08/23 18:00 ID:1p0y87Wo
翌朝、目を覚ますと乾いたいつもの服を着たまま横になっているリナがいた。
昨日は夢?まさか願望?
そう思ったのもつかの間、自分の下半身に痛みを感じる。
『あれは夢ではなかったんだ・・・服はガウリイが着せてくれたんだ・・・。』
「よぉ、リナ。目覚めたか?」
洞窟の入り口の方からガウリイがやってきて声をかけた。
ガウリイの顔を見て、夕べの事を思い出し赤面する。
「あ・・・の・・おはよぉ」
「昨日、の事・・・覚えてるよな?」
ガウリイが頭を掻きつつ、目を逸らして聞く。
「・・・うん」
「ひとつ、いい忘れててさ・・・」
「・・・うん」
今更、「愛してる」とか「好きだ」とか聞かなくても分かっているけれど、改まって言おうとしてるのだろうか・・・?そんな風にリナは考えていた。
「お前、もう少し胸デカくならないか?」
「・・・火炎球」
真っ黒になったガウリイを置いてさっさと近くの村に行ったのは言うまでもない。

fin

以上です。
ホントに、ホントに、お目汚しシツレイしました。
691名無しさん@ピンキー:04/08/23 19:53 ID:YWi6R5gT
ほのぼのエチー(・∀・) イイ!!
かなり萌えました。ガウリナさんああああああありがとぅぅーー!
692名無しさん@ピンキー:04/08/23 23:01 ID:sQGAa227
>690
初書き乙でした。良かったッスよ。
693earlgrey:04/08/24 16:04 ID:Vx3epDmk
あのようなゼロリナに感想を下さった方々、ありがとうございます!
たぶん近々挿入編書かせていただきます。

>>690さま、乙です!
ほのぼの可愛いです。
ガウリイの大きな服を着ているリナに萌え(*´Д`)
694690:04/08/24 21:35 ID:IposHs6P
粗末なモノでスイマセンでした。。。
エロとか書いたの初めてですよ><
あまりの文才の無さに反省し、またROMに戻ります。
ありがとーございました^^;
他の方の作品お待ちしてます。
695ガウリナ・パラレル:04/08/25 02:53 ID:GiIHVFn+
ガウリナ投下します。注:パラレルで、先生×生徒というシチュであります。
苦手な方々はスルーを。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終礼の鐘が鳴る。生徒達は、皆それぞれ教科書等をまとめ、次のクラスへと向かうべく散っていく。
ざわめく教室の中を、先程まで教壇に立っていた人物が、、一人の栗色の髪の生徒に声をかける。
「リナ・インバースくん、昼休みに準備室まで来てくれないか?」
「・・あ、はい。わかりました。ガブリエフ先生」
この学年でも優秀な生徒と、生物担当である教師の普通の会話にそれは見えた。

校舎の外れの方にあり、昼休みのざわめきが遠くに聞こえるその部屋では、その場所とその二人の関係に似つかわしくない情景があった。
ガウリイによって机の上に座らされたリナは、ブレザー風の制服の前をはだけられ、スカートを捲くりあげられて熱い吐息を漏らしていた。
すでにスカートの内にあるはずの下着はそこにはなく、代わりに向かいあうガウリイの手がその場所で蠢いていた。
露になった胸は、彼の舌によって舐めあげられ、硬く立ち上がった胸の先は彼の唾液によって薄暗い部屋の中、
彼女が身悶えて動く度にぬらりとした光をみせていた。彼の指が潜り込んでいる秘所からは、彼女自身の生み出した愛液が零れ、
彼の指が動くたびに淫猥な音をたてていた。
「あんっ、あんっ、そこ・・いいのっ・・ああ・・」
「ここが気持ちいいのか?」
言葉と同時に彼女の弱点を執拗に攻め上げるガウリイ。
「あああんっ!だめぇっ・・」
机上に腰掛け、自分の両脇の少し後ろに手をついてリナの背がしなる。軽くイカされてどろりと蜜がリナの内側から溢れた。
「はぁ、はぁ・・」
息が整わないままのリナに、ガウリイがこう問いかける。
「なあ、リナ。ひとつ実験に協力してくれないか?」
「はぁっ・・じっ・・けん・・?」
「ああ、なあに。ちょっとしたことさ」
何でこんなときに?訝しげな表情をみせるリナをよそにガウリイは机の引き出しから何かを取り出してみせる。
「なっ、なによっ、それっ」
696ガウリナ・パラレル:04/08/25 02:55 ID:GiIHVFn+
ガウリイが取り出した物は、男性器を模した形をしていた。表面に無数のイボのような突起があり、根元の部分には、皮製の細い紐状の物が数本伸びていた。
「何ってこうするもんだよ」
リナの同意を得ないまま、ガウリイはさっきまで自分の指を差し込んでいた場所へと、それを押し込んでいく。
づちゅ・・
「はうっん!やっ、やめっ・・んぅん」
リナは、なんとか阻止しようとしてみたが、突然の事と、侵入によって与えられる快感とにあっさりと体内にそれを埋め込まれるのを許してしまった。
それは、リナの再奥まで押し込まれ、リナの内側を押し広げる形でくい込んでいた。リナの側も、それに応えるように咥え込み、物体の表面の突起が、
内襞を刺激していた。
「やぁ・・抜いてよ・・ひゃうっ」
ガウリイは、リナをうつ伏せにひっくり返すと、それの根元から伸びる皮ひものバンドをリナの体へと這わせ、留めていく。
「やだっ、何するのよっ、ガウリイっ」
机にうつ伏せにされて、余り自由が利かない状態のリナだったが、これ以上の事は阻止しようと、机上から、垂らされた恰好の脚をばたつかせて
抵抗を試みる。
「こら、暴れるなよ」
「嫌よッ、抜いてってばっ」
「・・しょうがないなあ」
ガウリイは、白衣のポケットから手にすっぽり収まるくらいの楕円形の物を取り出すと、その表面に付いているダイヤル状をカチカチと回していく。
「ああっ!!やぁ・・な・・に・・んっ・・・」
リナの股間に埋め込まれた物体が急に振動を始めて、リナはそれ以上抵抗する力を失ってしまった。
振動に応えるように、入れられた時よりも強く、リナの内襞がそれを締め付ける。物体の表面にある幾つもの突起が食い込むのを感じて、
リナは、身悶えるしかなかった。
「くぅ・・ふぅ・・はぁ・・はぁ・・」
697ガウリナ・パラレル:04/08/25 02:57 ID:GiIHVFn+
リナがおとなしくなってしまうと、ガウリイは、先ほどの続きを再開する。
今、リナの内側で音静かに振動している黒い物体の根本からは、4本の細い革紐が伸びていた。それらの端は小さい輪になっており、
ガウリイはそれぞれ二本ずつリナの両脚の周囲を這わせると、片方の輪に潜らせていく。
更に別のバンド状の革紐を、リナの腹の下を潜らせ、先程の脚に回した革紐の端の輪へと繋げると、バンド状のそれをリナの腰骨の上辺り、
背中の部分で留めてしまった。「カチリ」と小さいながら、はっきりとした音が、うつ伏せたリナの耳にも届いた。
「な、に?いや・・外してよっ」
「だあめ。実験が終わったら外してやるよ。」
ポケットに手を入れ、一旦スイッチをOFFにしながら、ガウリイが言う。
「っふぅ・はぁ・そん・・なっ・・終わったらっていつよぉ」
やっと振動から解放されたリナだったが、動いている時とは、違う辛さがじわじわと襲ってきていた。知らず知らずのうちに、もじもじと
脚を摺り合わせるようしてしまうのだった。
「そうだなー。放課後には外してやるから心配するな」
そんなリナの剥き出しになった尻を撫でながら、ガウリイは言う。
「なっ、何言ってんのよ。この後授業だってあるのよ」
「大丈夫。次のリナの選択は俺の授業だろ。だからちょうどいいんじゃないか」
「そんな訳のわからない実験なんてないわよ。早く取ってってば!」
「取るって言ってもなあ。鍵が無いと取れないんだ」
「じゃあ、その鍵で開ければいいじゃないのっ」
「鍵はここにはないんだ」
「・・へ?」
半泣きになりつつも、咬みつくように訴えていたリナの顔が思わず呆ける。
「俺の家にある」
「なによそれっ、今すぐ行って取って来てよっ!」
「いやあ、だって俺次授業担当あるし。」
「・・あんっったねぇぇぇ(怒)」
「その紐の中にはワイヤーが入ってるから、切ったり出来ないしな。だからそういうことで」
「そういうことってどういうことよっ!ひゃっ!ああんっ・・」
再びガウリイのポケットの中でカチカチとダイヤルが回され、リナの肢体が跳ねる。
698ガウリナ・パラレル:04/08/25 02:58 ID:GiIHVFn+
「う・・くぅぅんっ・」
前よりも強く身体の中で暴れるその物体にリナは机にしがみ付くようにして堪えようとしていたが、
スカートが捲り上げられて晒されたままのリナの尻は、くねるように動いてしまっていた。
ガウリイが、それを愛おしそうに撫でながら、口付けると、リナの体が反応して小さくぶるりと震えた。
「もうあんまり昼休み残ってないぞ」
そう言って、振動のレベルを一番弱い段階に切り替えてやるガウリイ。
そして息が乱れたままのリナに、先ほど取り去った下着を穿かせてやり、起き上がるのに手を貸してやるのだった。
「う・・んっ・・」
身動きしたことにより、脚に回された皮紐が引っ張られて、僅かな振動が体の奥へと響いていくのだった。
じっとしている今も、埋め込まれた物自体によって、新たな振動がリナの内側へと送り込まれている。
「・・こんな状態で授業を受けろっていうの?」
「まあ、無理にとは言わないけどな」
恨めしそうにガウリイを見上げて言うリナ。
リナの成績なら、一度くらい授業をサボっても何の問題も無かったが、涼しげに見返すガウリイを前にして、
それはなんだか負けのような気がして、リナはそれ以上何も言わずに、胸元の着衣の乱れを整えた。

チャイムが鳴り、普段となんら変わりの無い授業が始まっていた。
リナは、一番後ろの廊下側の席に座っていた。教壇の上の人物を、怒りを含んだ瞳でじろりと睨みつける。
現在、リナを苛んでいるどうしようもない苦しみの元凶であるその男は、その視線をいつもと変わらない表情で受け止める。
その様子に悔しさを感じながら、視線を逸らせ、襲い来るざわめきに耐えようと努めるのだった。
699ガウリナ・パラレル:04/08/25 03:00 ID:GiIHVFn+
準備室から、ここまで来るのだけでも、大変だった。一歩歩く度に微妙な振動が敏感な場所に送り込まれて、
ちょっとでも気を抜けば、喘ぎを漏らしてしまいそうになるのだ。
しかし、その刺激は余りにも中途半端で、焦燥感も共に増していっていた。
一緒に準備室を後にしたガウリイは、連れ立って歩きながら何も無かったようなのも、リナには悔しくてじわじわとした攻めになんとか抗っていた。
やがて、当然ながら先ほどとは違い、生徒達で賑わう廊下に差し掛かっていた。
スカートや下着の中に隠れてわからないとは思っていても、嫌という程自分の内側で存在を誇示している物体を、感じ続けているリナにとっては、
恥ずかしくて堪らなかった。
知られてしまうはずはないのに、見透かされているような気にもなってしまい、知らず息が上がり、埋め込まれている物を一層締め付けている
自分の身体にまた羞恥心が煽られる。
なんとか自分のロッカーまで辿りついて、教科書などを取り出そうとしゃがみ込んで、危なく声が漏れそうになるのを抑える。
「うっ・・くぅ・・」
膝ががくがくと震え、乱れた息をなんとか押さえ、整えようと、ロッカーの扉を握り締めて堪えるリナ。
「大丈夫か?」
全く人事のような口調で問いかけるガウリイを無言で睨みつけると、深く息を吐き出してリナはなんとか立ち上がった。

いつもはもっと早く訪れるはずの授業終了の時間が、リナにはとても遠く感じられた。
早くこの居座ったままの、そして増していくだけの疼きをなんとかして欲しい。そんな思いに囚われつつあるリナだった。
座っている今の状態は、歩いている時よりも、一層内側の物をしっかりと押さえ込むことになってしまい、
微弱で単調なその振動を、嫌と言うほど感じずにはいられなかった。
リナの顔は上気し、制服の内側の肌は、しっとりと汗ばんでしまっていた。
午後の最後の授業ということもあり、どちらかというと静かな教室内で、とても響くように感じられるその振動音が
他の皆にも聞こえはしないかと、リナの心中は穏やかではなかった。
とにかく、この時間だけでも、なんとか平静を装わないと・・。
700ガウリナ・パラレル:04/08/25 03:03 ID:GiIHVFn+
「・・について、月曜までにレポートを提出するように」
ガウリイの発言に静かだった室内がブーイングの声で急に騒がしくなる。
「ひうっ・・んくっっ・・」
喧騒と同時に自分の内部で跳ねるように動かされて、零れそうになった声をなんとか唇を噛み締めてリナは堪えた。
強い刺激はほんの一瞬で、再び元の微弱へと戻されたようだ。
息を静かに整えながら、周りを伺うと、どうやら気付いた者はいないようで、リナはほっとする。
『あいつめ〜〜〜、わざとやったわね・・・。」
悔しさも交えて唇を噛み締めながら、教壇の上で普段と変わらない様子で皆からのブーイングを笑顔でかわしている
ガウリイを睨みつけるリナだったが、下腹部の内側の渇きはただ増していくばかりだった。
時間は変わらずのろのろとしたものだった。時計を見るとまだ残り20分。今のリナにとっては、絶望的な長さに感じられた。
逃げるようで悔しかったが、もう限界を感じていたリナは、無言で手を挙げる。
「なんだ、質問か?リナ・インバース」
『今日は特に問い詰めたい事は山ほどありそうだわ』そんな憤怒渦巻く思いを、今は脇へと押しやりながら、
なるべく声を押し殺すようにリナは言う。
「・・すいません・・。ちょっと・・気持ち悪いみたいで・・医務室行ってもいい・・ですか」」
上ずってしまいそうな声をなんとか制御して、リナは内心ほっとする。

皆の手前かはわからないが、ガウリイは意外とあっさりとリナの医務室行きを許可した。
「はぁ、はぁ、んっ・・く・・はぁ・・」
一人で大丈夫だと断って、教室を後にしたリナが向かったのは、医務室ではなく、女子トイレだった。
ここまでの道のりも、一足毎にじわじわとした疼きが増加されていくばかりで、どうかなってしまいそうだった。
どのくらいの範囲まで効果があるのだろう?もうだいぶ教室からは離れた所にいるはずだったが、
体内に収まった物体は、変わらず微弱な振動を送り出していた。
701ガウリナ・パラレル:04/08/25 03:05 ID:GiIHVFn+
「は・・ぁ・・っふぅぅ・・」
下着を引き下ろして、便座の上に座り込むと、リナは自分の脚の間に恐る恐る目を向ける。
「ああ・・うそ・・やだ・・」
視界に入ったのは、自分の中に根元の部分を僅かに残して埋め込まれている黒く太い物体と、それから伸びる細い革紐が
両の脚と腹部を拘束している姿だった。
その光景はなんだかとても生々しくていやらしく感じられ、それに反応したのか、リナの身体はまた一層その黒い物体を締め付けるのだった。
「あうっ・・ん・・ふぅ・・」
リナの手は誘われるように股間へと伸びて行き、僅かに身体の外に出ている根元の部分を押し込もうと動くが、
繋がった革紐のせいで、ほとんど刺激は与えられなかった。ずっと続いている微弱な振動が指先にも感じられるだけだった。
「っぅぅっ!!はぁあっ。っぁん」
助けを求めるように蠢いた指は、今度は前部の蕾に指が触れ、大きな刺激が身体を駆け抜ける。
そして止まらなくなってしまった指は貪るように脚の間の肉芽を攻め続けた。
「ああ・・ぅんっ、はぁん・・ああ・・いい・・」
誰もいないことをいいことに、静まりきったトイレの中に、リナの堪えきれなくなった声が響いていた。開いた方の手は、胸元へと伸び、
服の上から、胸を揉んでしまっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、くぅぅっんっ!」
リナの背筋を電気が奔り抜け、中の物をぎちぎちと締め付けたと同時に、授業終了のチャイムが鳴った。
「っはぁ・・はぁ・・っふぅ・・」
遠くから、賑わいが生まれてくるのが聞こえる。なんとか息を整えて、隙間から漏れ出してきている蜜を拭き取って、着衣を整えていく。
先程よりは、渇きが癒えたような気がしていたリナだったが、着衣を整えているうちにも、動き続ける物によって、また引き戻されていくのを感じていた。
702ガウリナ・パラレル:04/08/25 03:06 ID:GiIHVFn+
落胆にも似た思いを抱えながら、個室を後にすると、廊下と同じく騒がしくなってきたトイレ内には、クラスメートのアメリアがいて、声を掛けられる。
「あ。いたいた。リナ。大丈夫?医務室に行ったんじゃなかったの?」
「・・うん。ちょっとお腹の調子が悪かったみたい。でも、もう大丈夫よ」
「そう。だったら良かった。あ、そうだ。ガブリエフ先生が後で来るようにって言ってたわよ」
「・・わかったわ。ありがと」
その後は授業は無く、リナは、再びガウリイの元へと向かった。
「失礼します」
「おお、リナ」
昼休みと同じように鍵を閉め、この部屋の主の元へと歩み寄る。その間にも疼きが増幅されていくのを感じながら、彼の前までなんとか辿りつく。
「リナじゃないわよ。早くなんとかしてっ・・あああっ!!・・んっっっ」
ふいに自分の内側から沸き起こった強い刺激にリナの膝からかくんと力が抜け、ガウリイに抱きとめられる。
「はうっ・・くぅん・・あ・・あ・・ーーーっ!!」
ガウリイの白衣の胸元を握り締めて喘ぐリナの内部では、埋め込まれた黒い物体が、振動するだけでなく、うねる様に蠢いていた。
今までじわじわとした刺激しか無かった敏感な場所にいきなり強い刺激を与えられ、リナは一気に昇りつめていた。
ガウリイの腕の中で、リナの背がしなり、がくがくと痙攣してくずおれる。
「はぁ、はぁ、何なの・・?」
ガウリイに抱きかかえられたままで、我に返ったリナの問いにガウリイは、開いた手で白衣のポケットから手の中に収まるほどに
小さいリモコンを取り出して見せる。
「よく出来てるだろ。他にもまだ動きのパターンがあるんだ」
言って再びリモコンへと指を滑らせる。
「あああっ!やあっ・・はぁっ・・ん」
さっきよりは弱いものの、また自分の奥で違う動きを始めた物の刺激にリナはガウリイへとしがみ付き、身悶える。
「うんっ・・いやぁ・・ん・・はぁ・・」
「リナ、さっき教室を出てから、何してたんだ?」
抱きかかえたまま、部屋の片隅にあるソファへと移動しながら、リナの耳元でガウリイが問いかける。
703ガウリナ・パラレル:04/08/25 03:09 ID:GiIHVFn+
「っはぁ・・なにも・・してない・・わよ・・きゃうっ!!!」
ソファの上にリナを座らせると、ガウリイは、少し強さのダイヤルを最高へと一瞬だけ上げる。
体内でほんの一瞬だけ押し込まれた物体が暴れて、それに合わせるように、リナの肢体が跳ねる。
しかし、それはほんの一瞬だけで、すぐに弱い動きへと切り替えられてしまい、身体の渇きは癒されることはなく
反対に増幅したようにも感じられた。
「リナは嘘つきだな・・」
ソファにすっかり沈み込んでしまっているリナの胸元を肌蹴させながら、ガウリイが囁く。
剥き出しにされた胸の先は既に硬く立ち上がっていて、ガウリイの唇がそれを吸い上げると、
リナの唇からは悩ましい吐息が零れた。
「ああ・・ん・・嘘なんかじゃ・・」
「医務室行ってなかっただろ?どこで何してたんだ?」
「別に・・なにも・・ぁんっ・・」
胸を両手で揉みしだかれ、先を舌で転がされて、リナの息が一層上がる。
下腹部では、微弱な振動が続いている楔を肉襞が締め付けて愛液を生み出していたが、肝心の渇きは増すばかりで、
上半身に愛撫を受けて喘ぎながらも、リナは苦悶の表情を濃くしていっていた。
「強情だな。本当の事を言わないとずっとこのままだぞ」
リナの腹部へと手を滑らせながらガウリイが言う。押し当てた手のひらに、リナの呼吸によるものと、そうでない振動が伝わってくる。
「いいのか?言ったら楽にしてやるぞ。どこに行ってたんだ?」
言って首筋を下から上へと舐め上げるガウリイ。ぞくりと身を震わせて吐息を搾り出すリナ。
「んっ・ふ・・ぅ。はぁ。女子・・トイレに・・」
「トイレに行って?何してたんだ?」
胸を弄びながら、耳朶へと舌を這わせるガウリイ。
「ぅ・・いや・・言えないっ・・」
「言えないようなコトしてたのか?」
「う・・」
からかうように問いかけるガウリイに、図星をさされてしまったリナはすぐに反論の言葉を紡げなかった。
しばしの沈黙の後、悔しさが開き直りへと変わり、リナは白状してしまう。
「だ、だってあのままじゃおかしくなっちゃいそうでっ。トイレで、一人で・・」
「何をしてたんだ?」
一旦愛撫の手を休め、リナの顔を覗き込むようにして、意地悪そうな表情のガウリイが再び問い返す。
704ガウリナ・パラレル:04/08/25 03:10 ID:GiIHVFn+
「そ、それは・・そんなこと言えないっ・・」
ガウリイの視線からふいと顔を逸らせてリナが言い捨てる。
「ふうん・・」
ガウリイは言うと、スカートの内部へと手を潜り込ませ、下着の上から、肉芽の辺りを押し潰すように震わせる。
「はあんっ!!だめっ・・」
一瞬見開いた目を瞑りながら、リナが仰け反る。
「ここを触ってたんだろ?」
ぐりぐりとその部分を甚振りながら、ガウリイが言う。わかってるくせに・・。リナは思いながらも素直に頷いていた。
リナのその様子を観て、ガウリイは笑みを見せると、ポケットから小さな鍵を取り出してみせる。
「そ、れ・・?」
「そう、これの鍵。今外してやるからな。」
しれっとしてガウリイが言う。
「ちょっとっ、家にあるんじゃなかったの?」
「ああ、そう言っとかないと、きっとこの部屋あちこちひっくり返して家捜しされるだろ?」
「なによそれっ、すぐ外せたんじゃないのっ」
「それじゃあ実験にならないじゃないか」
「だから実験って何のよっ!」
「うーん。まだ今回だけじゃ成果はそれほど無いようだしな。また今度教えてやるよ」
「また今度って、やっ、ちょっ・・」
「捲らないと外せないだろう?」
スカートを捲り上げ、下着も脱がせていくガウリイ。脱がされたそれは、水気を帯びて重たくなっていた。
続けてガウリイは、鍵を開けて戒めを外すと、リナの脚の間に手を伸ばし、内側の物を引っ張り出していった。
「う・・はぁ・・ん・・あうん・・ふぅ・・」
ゆっくりと引きずり出されていくその感触に、リナが声を漏らす。同時に秘所からは、ごぽり・・と大量の愛液が溢れ出し、
ポタポタと音を立てて、床に水溜りを作った。
「すごいな。リナ。こんなに感じてたんだな。」
「いや・・言わないでよ・・」
「俺のより、こっちの方がいいか?」
リナの蜜が滴り落ちるそれを、リナのスリットへと擦りつけながら意地悪そうな表情を浮かべてガウリイは言う。
「う・・あふ・・」
でこぼこの表面がリナの入り口と肉芽を擦りあげて、リナが呻く。
「もう一度入れて欲しいか?」
「や・・ガウリイのが・・いい・・ガウリイのが、ほしいのっ・・」
潤んだ瞳で見上げる恰好でいつになく艶めいた声でリナが言う。
「じゃあ、これはまた今度な」
ガウリイはそう言うと、既に硬く大きくなっていた自分自身を一気にリナへと突き立てた。
「はうっ!あああんっ!!ガウリイっ・・・」
しがみついて、喘ぐリナを突き放すように、ガウリイは腰を打ち付けていく。
「あんっ!はぁっ、あんっ、ああっ・・」
粘膜が擦れあう快感に、リナは今までに無く乱れ、自ら求めるように腰を動かしていた。
夕暮れの陽が射しこむ部屋の中、淫猥な音と声ばかりが空間を満たしていた。
「あ、あ、がう、りぃ・・あたし・・もうっ・・!」
「リナっ・・」
そしてやがて二人同時に昇り詰め、深く繋がったまま暫く二人は抱き合っていた。
「・・ねぇ。もうこんなことやめてよね」
「なんでだ?」
「っ、なんでって・・あんた人がどれだけつらい思いしたと思ってんのよっ!」
「でも、リナだってほんとは悦んでたんじゃないか。あんなに濡らしてさ」
「あ、あれはっ。第一クラスの皆にバレたりしたら、どうすんのよ!あんただってタダじゃ済まないんだから」
「バレなかったんだから、いいじゃないか」
しれっとして言うガウリイに、リナは無言で溜息をつくしか出来なかった。『こひつは・・・』
「わかったわかった。、校内ではもうこんなことはしないから安心しろよ」
「校内ではって・・あんたまだ懲りずに・・」
「ああ。だってなあ、今日のリナ、すごく色っぽかったしな。また見せて欲しいぞ」
「なっ・・うそっ」
「だから、また今度な♪」
「今度な♪じゃな〜〜〜〜いっ!!」
窓の外の色が藍色へと移り行く部屋の中、リナは怒号を響かせながら、この何癖もある男との関係の今後にもう何度目かのめまいを覚えていた。
706名無しさん@ピンキー:04/08/25 14:38 ID:0X9YaLol
むおーーーー!萌えっ!萌えました!
ありがとう!パラレルでも超オッケーです。ムハー
リナたんかわええ・・・
707名無しさん@ピンキー:04/08/25 20:44 ID:MpUdo5OU
乙です。

同じく萌え死にしそうになりました。
教師と生徒。しかも授業中!
パラレルガウリナ、ありがとうございます!
708名無しさん@ピンキー:04/08/26 22:11 ID:1zSOsdF7
人がいないのは、皆萌え死にした為と妄想してみる。
709名無しさん@ピンキー:04/08/26 22:16 ID:ScuTNonj
いつのまにか素晴らしいものが投下されていたので、反応を返しておきます。
GJ!
710名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:28 ID:5ioS15mD
萌え死にしました!
ガウリイの実験がこれからも続くのか気になる・・・
結果は大々的に発表して欲しいなー
711恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:26 ID:kMyklHn0
迷子になったり忙しかったりしているうちにこんなに神々の降臨がっ!!ああ幸せ。
自分も何とか書き上げました。ご都合主義なのはいつものこと…

**********************************************
…女の悲鳴と重い者が倒れる音、驚きの声を上げる男、走っている足音、扉が何かに斬られる音、あたしの名を呼ぶもう一人男の声、二人の男が一瞬交差し…

あたしは夢でも見てるんだろうか?
そこには、がうりい。
ガウリイが、立っていた。足下に一人の男を地に伏せさせて。
「リナ…!!」
朦朧とした意識の中で、ただ周りの光景だけはゆっくりと、はっきりと…だけども、現実感はもう無くなっていて。
感情以外は驚くほどクリアに感じられるこの世界の中で無表情のままガウリイの声を聞いていた。
そんなあたしを見てガウリイの表情は必死な形相から、強い悲痛を宿したモノになっていった。
「リナ…すまん」
どうしてガウリイが謝るの?一人で行動したのはあたしなのに。
謝罪の言葉を紡ぎ続けながら、あたしの拘束を解いていく。体に触れないよう、気を使いながら。
あたしのことをすごく大切に思ってくれているのがわかる。…優しい、ヒト。
そう思った瞬間涙があふれてきた。あとからあとからとどまることなく。
「リナっ!」
「ガウリイ…」
「リナ…もうちょっと、待ってろよ!」
あたしの拘束を取りきり、大慌てで自分のシャツを脱ぐ。
「ほら、これ」
あたしをシャツでくるんでくる。大慌てだったのか汗でそれはけっこう濡れていた。
「汗だくじゃない」
「…すまん」
「また謝ってる…」
「ダメか…?」
「………」
「………」
712恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:27 ID:kMyklHn0
「ん?」
「怖かった」
「リナ…」
「怖かったの!」
あたしは声を上げて泣き出してしまった。そんなあたしはガウリイは抱き留められ、そのまま感情の赴くままあたしは声を上げて泣き続けた。
そのまま、意識が遠のくまで。

気がつくとあたしはホテルのベッドに横たえられていた。とりあえず体を起こす。
ずきり
体に鈍い痛みが走り、一瞬あの出来事がフラッシュバックする。
いやだ!あたしはふらつく足で浴室に向かう。…洗わなきゃ、体洗っとかなきゃ…
体中を洗い、頭から水で流す。あ、…だめ…
がしゃーん
あたしは浴室のドアに向かって倒れてしまった。幸いどこも壊れてはいないようだが痛みとだるさで体が動かない。
「リナっどうした!」
どうやら応接間にいたらしいガウリイが騒ぎを聞きつけて駆けつけてきた。
「大丈夫か!?」
聞きながらバスタオルを巻き付けてくる。そのままあたしはベッドへと運ばれていく。
「体…どうだ?」
「ん、なんか体中が痛くてだるいの」
「一応目に見える傷は全部治してもらったんだが…」
「誰に?」
「街の外でまってるセイルーンの人」
「来てるの?」
「ああ、今報告の真っ最中だから。…オレに任せてリナはまだ寝てろ」
「…………」
「…いちおう、オレだって、そんくらい出来るぞ…」
「…まぢで?」
疑わしいことこの上ないが今はそれしかないようなので、あたしは素直に再び目を閉じることにした。
713恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:28 ID:kMyklHn0

……眩しい。
どうやらいつの間にか朝になっていたようである。
…っ!!!一瞬裸で寝ていたので驚いてしまった、そういやバスタオルだけで寝てたものね。
………っっ!!!!!!がっがうりい??!!ああ目の前の鍛えられた胸板、少し視線を上げると端正な寝顔、たれて広がる黄金の髪。間違いなくガウリイである。
ていうかパジャマはちゃんと上も着れ。
「◇@×○*△#&☆%□〜!」
声にならない声を上げて藻掻いているとガウリイが目を覚ました。あたしの必死の形相を見て、……ななっなんと抱きしめてきたのだ!
じたばたじたばたじたばたじたばた
「リナっ!大丈夫か?落ち着け」
「落ち着けるかーー!」
すっぱこ〜〜ん
「いってー…て元気そうだな、大丈夫ってことでいいのか?」
「どういうことよっっ!」
「いや、昨晩オレは応接間のソファで寝ようと思ったんだがな、お前さんひどくうなされてて。…で、抱きしめたら楽になったみたいだったから…そのまま、な」
なんですとっ…そういや…嫌な夢見た気もしないでもないが……けど、けど〜!自分でも真っ赤になってるのが分かってしまう。
「せめて服着せてよね」
「…お前さん、服着せるために部屋を明るくしてそれからタオルとって上半身起こさせて腕上げさせて袖通させて胸元でボタンを留めて…」
ガウリイはにやりと笑うと
「そしてなによりも片足ずつ下着に足通させる、ってのをやってほしかったのか?」
「あはははははは、ありがとう」(一本調子)
「いやー、照れるなー♪」
ありがたいけどありがたくないやいっあんたのきづかひっ
まあこんな感じで朝のドタバタがあって、それから食堂であたし達は朝食を食べにいった。
朝のバイキングを二周したところでフォークを置く。
「あたし、あんまし食欲無いから先に部屋に帰んね」
「えっ、それならオレも…」
「大丈夫よガウリイ。あとでお腹減っちゃうでしょ」
「…でもな」
「それに女の子はお出かけ準備に時間がかかるの、わかった?」
「う゛ー…」
714恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:29 ID:kMyklHn0
まだ不満顔のガウリイを後目にあたしは食堂をあとにした。
てくてく、てくてく、てくてく、てくてく
食堂から続く廊下で、ふと、背後に見知らぬ男の気配に気づく。昨日のことで、ちょっと過敏になっているようだ。
その廊下の途中にある階段から上に上がる。…少し間をおき男も続く。……偶然よね、偶然。
二階…三階と上がり階段から見て左右に広がる廊下を右に曲がって進む。…数歩遅れて男も続く。…心音が激しくなってきた。
更にT字路を右に曲がり…まだ、ついてくる! 体から血の気が引いていくのがはっきりと分かる。
部屋の戸が見えてきた、もう歩いている感覚もほとんどない!恐怖に駆られ、部屋まで駆けだそうとしたその時
がちゃ、ばたん
………隣の、人だったんだ…力が抜けたふにゃふにゃした足取りで部屋に戻る。そのままぺたんと腰を落としてあたしは惚けてしまった。
…あたし、これからずっと見知らぬ男におびえて暮らして行かなきゃいけないんだろうか…
想像して、ぞくりとする
「リナどうした?こんな所で惚けて」
名前を呼ばれてハッと我に返る。そこにはお口にソースをつけたまま息を切らしているガウリイがいた。
「ガウリイっあたし……」
堪えきれずにあたしはさっきの恐怖をガウリイに向かって吐き出す。ガウリイはじっとこちらを見つめたままだ。
…永遠とも思える永い一瞬。もしかして、もうこんな情けないあたしとは一緒に旅はできないの?そう思いかけたとき
ふありっ…と優しくガウリイに抱き留められた。
「リナ…すまん…謝ったからってどうにもならないがオレがもう少し気をつけていたらこんな事には…」
よく見ると、ガウリイの目頭は少し潤んでいた。胸が締め付けられる。
「なあ、お前さん、オレも怖いか?」
慌てて首を振るあたし
「それは無いわよっ…でも…それよりこんな頼りないあたしが嫌になったりしない?」
「そんなことあるわけないだろうがっ!」
思いのほか強い口調で言われ、びっくりして目をつむる。…そっと目を開けたその先にはガウリイの、まっすぐな視線。
潤んだ瞳が近づき、唇が触れた。
「ん……」
そして唇が離れたと思ったら今度はあたしの体は宙に浮いた。ガウリイに、抱き上げられたのだ。ベットルームまで運ばれ優しく横たえられる。再び顔が近づき
715恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:30 ID:kMyklHn0
「ん…ん……ふあっ」
あたしに唇に落とされた唇はあたしの体に押しつけられたまま首筋に下りてくる。声が、押さえられない。
服の間から手を入れられて体がびくつく、未知への恐怖に身がすくむ。
するとガウリイはあたしから身を離し、背を向けるようにベッドの端へ座り込んだ。
「…ダメだよな…こんな、お前の心の隙狙ったような…」
あ……
「水でも浴びて気分変えてくるな」
立ち上がろうとするガウリイ。あたしは慌てて…後ろから抱きしめてしまった。
「リナ!?」
「ガウリイ!…あたしのこと、好き!?」
…こくん
「ずっと、一緒にいてくれるんでしょうね」
こくん
「ガウリイ…」
意を決し、ガウリイを振り向かせ、唇をかさねる。
「そんなことしたら、止まらんぞ…」
その言葉に対し、こくん、と頷くと、あたしは再びベッドの上に横たえられた。
そして服を脱ぎ出すガウリイ。普段は見えない鎖骨や胸板、腹筋があらわになっていく……足の付け根あたりでその存在を主張しているモノも。
あたしは急いで目をそらす
「…ちょっと、そんないきなし服脱がないでよ!」
「ん…早いか?」
こっちははぢめてなんだからゆっくりしてよね!、とも言えずそっぽを向く。そんなあたしを見てガウリイはにっこりとほほえみ
「なんだ、もしかして先に脱がして欲しかったのか?」
……あほー!!といおうとするが緊張して口がぱくぱくするだけ、ああもう何がなにやら。
そんなこと思ってるうちにもガウリイは嬉しそうにあたしのワンピースをはぎ取ってくる。
「やっ…だ……!」
「んー、リナは着たままが好きか?」
「そっそんなわけないでしょうが!」
「じゃあ脱がした方がいいだろ♪」
びっくりするほどご機嫌のガウリイに翻弄されているうちにあたしはもう下着姿にされていた。急いで胸を隠す。
716名無しさん@ピンキー:04/08/27 07:31 ID:fgIytMuT
おぉ!!頑張ってください!!
717恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:31 ID:kMyklHn0
そっとあたしのキスをしながら胸元にあるあたしの手を掴んでくる。ゆっくりとあたしの手をどけるとやわやわと胸を揉んできた。
びくんっ
それだけで過敏に反応するあたしの体。声を上げそうになるが次第に深くなっていくキスでそれはくぐもったものになってしまった。
「リナは感じやすいな」
唇をいったんはなして囁いてくる。その言葉で更に体の奥が熱くなってくる。
「そんなこと言わな…ひゃんっ」
そのまま耳を舌と唇でもて遊ばれ、声があがる。…つーか…『ひゃんっ』って!キャラにあわねーとか思われてんじゃ…うぅ
「どーした、リナ?」
変な顔をしてしまったのがばれてガウリイが尋ねてくる。
「いや…なんてゆーか…変な声、でちゃうし…恥ずかしい…」
「そうかぁ?かわいい声だと思うぞ」
「っ!あっ……くぅ!」
首筋を吸われ、再び声を上げてしまう。
「ほら、かわいい……すっごくそそられる」
「ば…かぁ……んんっ!」
「この部屋なら周りにも聞こえないから、安心して声だしな…」
そう言って、ガウリイはあたしの胸の先端を指でこねくりだした。鎖骨を、舌でつつっと舐められる。
「んっ…んくっ!」
「がまんするなよ」
そのままガウリイの口は下へ移動していく。胸の先端を堅くした舌で転がされ、あたしは首をぶんぶん振って声を堪えた。
ガウリイは口と手であたしを翻弄しながらどんどん下の方へ近づいてきた。
恥ずかしい…けど、下半身を中心としてどうしても熱くなってきたあたしの体を早くどうにかして欲しい…甘い期待に、心がふるえる。
「や…だ…がうりい…」
内股を吸いながらついにあたしのショーツに手をかけてきた。
「…見ないでよ、…恥ずかしいから…」
「もう透けて見えてる」
!!!そんなに…濡れてるの!?顔を真っ赤に染めて固まっているうちに、あたしの体を覆う最後の一枚はあっさりとはぎ取られた。
718恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:32 ID:kMyklHn0
「やっ……あぁっ!!」
流れるように舌で既にかたくなっていた所を吸われてついに大きく声を上げてしまった。
「リナはここもちっちゃいくてかわいいな」
両手で足の根本をほぐすようにあたしのあそこを押し広げ、なおもあたしの一番感じる所を吸い上げてくる。
「やあんっ…!がうり…こわ…いっ…、くる…し…くるしっ!」
何かにすがりたくて虚空に向かって手を伸ばす、するとガウリイは身を起こし、あたしを抱きしめてきた。片手で肩を抱き、もう片方の手で優しく頬を撫でてくる。
「怖くないから…」
そういうと頬を撫でていた手をさっきまで吸っていた場所あたりにもっていった。くにくにとその場所を弄ばれ、おもわずガウリイにきつく抱きつく。
「痛かったら言ってくれ」
ガウリイの与えてくる快感で朦朧とした頭ではその言葉の意味が理解できずにいたら、急に下半身に異物感が襲ってきた。
「いやっ!…ガウリイ、何!?」
「力抜け、指入れてるだけだから」
ゆびっ!正直一人でしたことはあるけれど怖くて一度も指なんて入れたことはない!それなのにっあたしより太いガウリイの指が今あたしの中にはいってるなんてっ!!
その時ガウリイの、多分親指であろう、指先があふれ出している蜜をすくってさっき弄んでいた場所に塗りつけてくる。肩を掴んでいた手もいつの間にか胸元に移動していた。
「ああっ!がうり…い、んっ…ふうっ…」
緊張が解けてきたのを見計らってあたしの中のガウリイの指がゆるゆると動き出した。感じやすいところの刺激をうけてか、そこからはじんじんと快感があふれ出してきた。
ガウリイの指先は、あたしの一番感じるところを探り当て、擦り上げてきた。今まで感じたことの無いような大きな快感が私を襲う。
「きゃっ…やっ!がうりい…こわいっ…こわいーっ!」
「大丈夫、オレを信じて」
あたしに優しくキスをしてきながらも快感を与え続ける動きは激しさを増していく。
「はっ…くぅ…がうり、がうり……あああああっ!!」
あそこを中心に全身を駆けめぐる快感に、狂わされる。
朦朧とした瞳でガウリイを見つめる。ガウリイは優しい一優しい瞳であたしを見つめかえしてきた。
「が…うり…い…」
「なあ…そろそろ、いいか?」
「あ…ちょっと、待って…」
719恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:33 ID:kMyklHn0
さっきちらっとしか見ていなかったガウリイのあそこに恐る恐る手を伸ばす。やっぱしどんなモノが入ってくるか一応確認しなとかないと
触れた瞬間ガウリイのモノがぴくりと震える…堅いぞこりは…
更におそるおそるガウリイのモノに視線を送る……………
「ガウリイ、無理、これは無理っ!!」
「へっ!?」
他の男のを見たこと無い以上比べようがないがそれは多分大きかった。つーか他の男もそうなのか?そうだとしたらなんとゆーいたわりの無い作りであろうかっ!
「こんな堅くて…おっきぃ…の、入るわけ無いじゃないっ」
「むぅ………、っ!、リナちょっとここ触ってみ、優しく」
ガウリイに促され、その堅く熱くなっているモノの先端に触れる…あ、やわかい
「柔らかいだろ」
その感触が面白くてぷにぷにと指先でそこを弄びながら、こくりと頷く。
「こんな風にちゃんと優しく入れるようになってる、リナのもちゃんと受け入れるよう出来ている。それにオレだって極力優しくする。
…それでもだめなら、がんばってあきらめる」
…あたしは……思い切って頷くことにした、ここで逃げては女が廃るっ!…でもやっぱこあいよう…
ガウリイは本当に嬉しそうにあたしの胸に吸い付いてきた。一一度達したあたしの体は、簡単に再び熱を取り戻した。
「や……ふ…んっ!」
場所を確認するように入り口付近を二本の指でかき回される。くちゃくちゃという音が更にあたしを興奮させる。
もう片方の手であたしの足をぐっと開かせ…動きが止まる
「なあリナ先にきいとくけど…中で出してもいいか?」
「ふぇ……?」
快楽でふにゃふにゃな頭を総動員させて最後にあったあの日を思い出す、そして計算する。
「あ…がうり…今日、だめっ…」
「そうじゃなくて、つくってもいいかってことなんだが」
ぼふっ
ただでさえ赤みを帯びていたあたしの顔が一気に赤く染まる。つっつつつつっつくるだとぉっ!!なっなななな何をだぁっ!!
「だめか…?もうオレもそろそろ子どもが欲しい年頃なんだが…」
やっぱりこどもかぁぁっ!いやまだあたしそんな年じゃないし…ああそんなにまっすぐこっちを見るなあっ!!
「リナ…」
720恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:34 ID:kMyklHn0
あうあうあうあ…う……うみゅう…どうせ中で出さなくてもリスクはあるのよね…くぅ…こうなったら…腹を決めるか…
「いいよ…ガウリイ、きて…」
「リナ…!」
これまた心底嬉しそうにあたしの入り口に自身の猛りを押し当ててきた。ぐちゅりと音を立てその先端がめり込んでくる。
「あっ…う…ん………!」
ゆっくり、ゆっくりとガウリイが力を込めるたびにぐぐっと中に入り込んでくる。…正直、苦しい。
「やぁがうりいっ…もっと…もっとやさしくしてぇっ…!」
「リナ、もっと…力抜いてくれ…きついっ」
「そんなこといっても…くぅっ!」
ガウリイはいったん挿入を止めるとあたしにキスをし、それから唇を移動させ胸の先にきゅっと吸い付いた。思わず声がうわずる。
その、力が抜けた一瞬を見計らってガウリイは奥までずんっと挿入してきた。
「やっ…ふあああっ!!」
その衝撃で悲鳴とも嬌声ともつかない声が出る。がうりいは、はあ…とため息をもらすとあたしの頭を撫でてきた。
「大丈夫か?」
「ん…い…がい、と…」
「動かしてもいいか?」
「ん…ゆっくり、お願い…」
頼んだ通りゆっくりとガウリイは動き出す。たっぷりと濡らしたせいかそれでもちゅぷにゅぷと二人の結合部からは音が漏れた。
「はっ…あ…ん……」
それで興奮したのやガウリイが絶えず他の敏感なところを刺激してくれているお陰か、次第に快感を感じられるようなってきた。
「んっんんっ!ひゃあっ……んうっ!」
快楽で乱れていくにつれて、ガウリイの動きも激しくなっていく。部屋にはあたしの声、ガウリイの息づかい、激しさを増していく結合部のたてる水音。
「リナ…ここさわってろ」
「えっ…ふあぅっ…やっやだぁっ!!」
ガウリイの手があたしの手を結合部のすぐ上でひくついていた所に押しつける。
「手、どけるなよ」
溢れだした蜜でぬるぬるになったそこをぐりぐりと擦り上げる。その間もガウリイの攻めは止まらない。
721恋人演技3(ガウリナ):04/08/27 07:35 ID:kMyklHn0
「はあっ!んくふっ…あっ……ふあっ!!」
「くっ……う…、りな…」
ぽたぽたと汗を滴らせながらガウリイはあたしの名前を呼んできた。眉間にしわを寄せ苦しそうな顔をしながら、更に激しく突き上げてくる。
「…………っ!!」
最後は声にならなかった。少し遅れて達したガウリイの熱い白濁を感じながらあたしの意識は落ちていった。

その後すぐに意識を取り戻したあたしは再び熱を取り戻したガウリイに何度も抱かれ…お陰で残り一泊ほとんど観光できなかった!

その後、ガウリイが詳しい報告はセイルーンで直接します、じゃあ成功報酬はその時にってことになってた為にセイルーンに向かって旅立つこととなった。
やっぱし、くらげに任すとろくな事がなかった…こっからセイルーン、3週間もかかるのよっ
その旅の間に、ガウリイの深い理解と優しさのお陰か恐怖症も少しずつではあるが良くなっていった。

「…で、もうそろそろ妊娠6週に入ろうという訳ね。一応ハネムーンベイビーじゃない、おめでとうリナ!」
「ちょっそんな大声でっ!やめてよアメリア!」
「なぁ、なんでもう6週なんだ?」
「あーガウリイさん。それはね、最後にあったあの日の初日から数えるからよ」
「ふーん」
「あんたらー!!!」

それから、セイルーンで出産をすませたあたし達はゼフィーリアへと向かったのだが。まぁ父ちゃんの驚くこと驚くこと。
ものすごくドタバタはあったがなんとかあたし達は無事に結婚できた。
ちなみに…二人目もちゃっかりハネムーンベイビーだったことはあたし達の永遠の秘密である。
722721:04/08/27 07:40 ID:kMyklHn0
以上です。無駄に長い文。行き当たりばったりの構成。お目汚しすいませんでした…
てゆうか後半何処が演技…

最後まで読んで下さった有り難い方々、感謝です!もしまた恥知らずにも投下したときにはよろしくお願いします。
それでは更なる神々の降臨を願って…逃亡。
723名無しさん@ピンキー:04/08/27 09:31 ID:aQvvQUAO
乙でした!!
デキちゃったんですな
明るい家族計画萌え
724名無しさん@ピンキー:04/08/27 19:30 ID:oW+yGLzd
おおおおおおおお!萌えて部屋中歩き回ってしまいました。
恋人演技さん乙です!ほのぼの、ラブラブ萌えー(´∀`)
725名無しさん@ピンキー:04/08/28 01:24 ID:P70cjG1L
つくってもいいか?とか訊いちゃうガウリイと無茶苦茶慌てるリナが微笑ましい。
ほのぼのHは良いなあ(しみじみ)。ぐっじょぶです。
726earlgrey:04/08/28 21:05 ID:ev7MKhFD
いつの間にか2作品も投下されてるー!
>>705さまも恋人演技さまも乙です。もう幸せすぎ…。
727名無しさん@ピンキー:04/08/28 23:29 ID:u6jVCNMX
ロスユニが読みたい…
728名無しさん@ピンキー:04/08/30 18:39 ID:etHQun6P
いったんあげまーす
729名無しさん@ピンキー:04/09/01 10:37 ID:9mEEWICD
ゴッドはまだですかー!
730名無しさん@ピンキー:04/09/03 00:44 ID:RuRcGzn1
萌えシチュ語りながらマターリ神を待ちませんか?
というわけで『ガウリナでご褒美にソフトSM。』
731名無しさん@ピンキー:04/09/03 00:50 ID:NiCQJA7C
保護者なんかいらない発言にプチ切れブラックガウさん。
王道シチュ萌えw
そのまま押し倒してくだされ……
732名無しさん@ピンキー:04/09/03 12:41 ID:xlmNiwwI
リナタン攻めでウマー
733sage:04/09/03 16:57 ID:akrtZI4u
 神様方お疲れ様です。
 やって欲しいシチュエーションは、
 ガウリナカップリングで、(リナ>ガウリイ、ガウリイ>リナの)
 人格入れ替わりものとか。
734名無しさん@ピンキー:04/09/03 16:58 ID:akrtZI4u
あ、下げって書くとこまちがえた。ごめんなさい下がってない…逝ってきます。
735名無しさん@ピンキー:04/09/03 22:15 ID:NP7lPBNl
>>733
俺の持ってる同人誌(小説)がそんな感じでちょいエロ(つっても全然大した事無い)
俺はあのパターンがどうしても好きになれん。
あの本売りたいんだが、どこで売ろうか・・。
736名無しさん@ピンキー:04/09/04 19:34 ID:IjyTFQwk
>735 人の好みなんて勝手だろうに。個人の妄想にケチつけんな。肝。
737名無しさん@ピンキー:04/09/04 21:22 ID:tNK5SXjv
ゼルアメよませろ!うおぉぉぉー!
738名無しさん@ピンキー:04/09/04 22:25 ID:NYdftTH8
>737
ノシ こっそり同意。
739名無しさん@ピンキー:04/09/05 01:09 ID:KFeJtCT0
もとゼルアメ書きだったので何か投下できるかも、ですが
御希望(原作、アニメ版のどちらがよいか、シュチュ等)
あれば挙げてくださると嬉しい…。でも、離れて久しいので
あんまり巧いのは期待しないでください…
740名無しさん@ピンキー:04/09/05 01:40 ID:sx3PNQ2B
漏れは原作のアメリアが好きです。
ポップでキュートな正義感が炸裂する、アメリアらしい所が見たい!
それで、天然の色気に悩殺されたゼルが本能の暴走を押さえきれずに…みたいな。
恥ずかしがるアメリア…(;´д`)ハアハア
ていうか、漏れの暴(妄)走とまれ…

「ルクミリ前提のルクリナ」も密かに待ち続けております。神はいづこ…
741名無しさん@ピンキー:04/09/05 01:43 ID:Q88tJDwm
>739
ああ、幸せのヨカーン!では遠慮なく希望を挙げます。

・時期的にはNEXT後半〜TRYの間
・2人旅の途中
・宿屋で、または洞窟で野宿中
・はっきりと意思表示はしてないがお互いに自覚あり
・自信失いがちなゼル、または気弱になっているアメ

てなとこですかな。最終的にエロまで行かずとも、ゼルアメなら
匂わせる程度でもいいっす。もちろん本番は読みたいですが。
どうぞよろしく。気長に待ってます。
742名無しさん@ピンキー:04/09/05 14:04 ID:6Dv8pOOb
「恋人演技」読んでたら、鬼畜なものも読みたくなってきたよ。
誰かリナの輪姦ものを書いてくれないかなー。
できたら原作にあったエピソードで。
原作3巻冒頭のレイプ未遂とか5巻のザコ信者達の身体検査未遂とかの
未遂じゃないやつとか読んでみたい。

743名無しさん@ピンキー:04/09/05 17:14 ID:H8wcfBUx
そのあとでガウリイにたっぷり可愛がってもらったりして精神的に救いようが有れば、漏れも読みたい。
744名無しさん@ピンキー:04/09/06 12:55 ID:MYC/7dGv
>>739
なんでもいいんで!
のこさず食べます!ハァハァ
745名無しさん@ピンキー:04/09/07 00:29 ID:lqxziZvo
>>739
原作アメリアであればどんなのでも!
746名無しさん@ピンキー:04/09/07 00:35 ID:lqxziZvo
>>740
漏れもルクリナの続き待ってる一人…
747名無しさん@ピンキー:04/09/07 01:09 ID:U1XU8pq0
今更ながら、くらげ頭さんまだかなー?
748名無しさん@ピンキー:04/09/07 12:04 ID:lqxziZvo
くらげ頭の続きも気になるよな…いいところで止まってるし
749名無しさん@ピンキー:04/09/08 00:18 ID:s89NRwB8
何でもいい、とにかく投下してもらいたい…
禁断症状が出そうだ。
750名無しさん@ピンキー:04/09/08 16:28 ID:jkU+OBaL
くらげ頭ハァハァ
751名無しさん@ピンキー:04/09/08 18:40 ID:qimMigSK
この前のゼロリナの挿入ありバージョンも見たいしなー。

752名無しさん@ピンキー:04/09/09 18:49 ID:t0dP50Wg
神降臨を期待しつつ、保守。
753名無しさん@ピンキー:04/09/10 18:13:15 ID:d153Z/mh
マダナノーマダナノー
早くしないとしんじゃうよーめちくたびれたー
754名無しさん@ピンキー:04/09/11 12:43:15 ID:8dHNq05h
漏れもルクリナの続きを待ってる一人です。
神はいづこ?
755名無しさん@ピンキー:04/09/11 20:25:17 ID:UPCihaiD
同じく神待ち中。
ルクリナ神カムバーック!!
756名無しさん@ピンキー:04/09/11 20:48:12 ID:w/i4E0ig
飢餓っ!飢餓のようであります!
757名無しさん@ピンキー:04/09/12 10:17:27 ID:wLdUK1N0
以前にガウ×リナかいた690です。
神達が現れないので、とりあえず前菜にもならんものを投下します。
ちなみに、エロないんですけど・・・。。。
758ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/12 10:18:42 ID:wLdUK1N0
ゼフィーリアの食堂にて。

「いらっしゃい。なんにします?」
短いスカートに胸を強調する格好のエプロン姿の女性が、新しく席についた客に声をかけた。
「ええ、それじゃあ・・・ここのおススメを・・・・あれ?」
メニューから顔を上げた黒いプリーストは驚きの声をあげた。
かつて関わりをもった人間の少女に似てる気がする。
「なにか?」
ウェイトレスの女性は怪訝そうな顔をして聞き返した。
直感的に、嫌な感じがした。
プリーストの格好をしているくせに黒い衣装とはどうなのか?
不信感が募るが、接客業に個人意見を入れてはいけない、平然なフリをして笑顔を作った。
「いえ、昔の知り合いに似ていたものですから・・・。」
黒いプリーストは微笑むとかるくお辞儀をした。
「ご注文は、『本日のオススメ』でよろしいですね?少々お待ちください」
ウェイトレスの女性はメニューを取るとそのまま店の奥に行ってしまった。
まるで、少しでも関わり合いになるのを避けているように。
759ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/12 10:20:06 ID:wLdUK1N0

しばらくすると先ほどのウェイトレスの手によって『本日のオススメ』が運ばれてきた。
黒いプリーストは思い切って話しかけた。
「あの・・・あなたのご親戚に『リナ=インバース』という方はいらっしゃいませんか?」
ピクッ
一瞬、料理を置く手が止まる。
「・・・いえ、知りません。・・・・こちらが、本日のオススメの『ナジャトフの姿丼』です。では、失礼します。」
ウェイトレスはマニュアル通りに料理の説明をすると逃げるようにクルリと向きを変えて行こうとしたが、黒いプリーストがすばやく彼女の腕を掴んだ。
「・・・あなた・・・リナさんのお姉さんですね?」
ウェイトレスがドキッとして振り返ると、顔は笑っているのに、目だけが真剣なプリーストがこちらを見ていた。
「・・・あんただって魔族でしょ?」
今度はプリーストの眉毛がピクリと動く。
「さ、さすが、リナさんのお姉さんですね。私の正体を見破るとは。驚きました。」
「あんた、ここで何かするつもりなら、私が相手するけど・・・?」
キッと睨まれ、プリーストは思わず掴んでいた彼女の手を離した。
彼女には何か強い力を感じる。
そう、リナよりも強い存在が彼女の中にあるのを感じたのだ。
「すいません。別に何をするつもりもないですよ。あなたを敵に回すのは危険そうですからね。」
にっこりと微笑むと、いただきますと言って運ばれてきた料理を口にし始める。
760ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/12 10:21:24 ID:wLdUK1N0
ウェイトレスは、魔族のくせに人間の食べものを食べるなんて・・・と少しプリーストに対して興味が沸いてきた。
ちょうど店もヒマな時間だった為、客もほとんどいない。
ウェイトレスはプリーストに向き直すと、質問した。
「ねぇ、あんた、なんでこんなもん食べてんの?」
「・・・こんなもんって・・・自分の店の料理を・・・」
「意味、分かってんでしょ?」
それは、人間のマイナス感情を食べている魔族が、必要もないのに何故人間の食べものを食べているのか?と言うことだった。
「それは・・・ヒミツで・・ぐわっ!!!」
ニッコリと笑みを返すプリーストの顔には、セリフが終る前にウェイトレスによるパンチが炸裂していた。
勢いでイスが壊れ、転げ落ちたプリーストがウェイトレスを振り返ると、体から異様なオーラが出ているのが見えた。
逆らってはいけない・・・・
そう強く感じたプリーストは口早に説明をする。
「じょ、上司の命令で・・・ちょっとここら辺に支部とか作っちゃおうっかなーって事で、視察に、ですね・・・」
「却下っ!」
オーラに威圧されながらプリーストは心の中に何か熱いものを感じ始めていた。
「は、はい。そうですね、やめましょうね。あなたの言うとおりです。」
プリーストの中にはウェイトレスに対する恋心ができ始めていたが、本人はそれには全く気が付いていなかった。
761ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/12 10:21:54 ID:wLdUK1N0
「これ以上、怒らせたくなかったらあんたもさっさと消えたらどうなのよ?」
「いや・・・私も仕事ですから・・・」
ごわしっ!
プリーストの頭上にウェイトレスの鉄拳が落ちた。
体の中の熱い部分がドクンドクンと脈を打っていた。
彼女からの仕打ちが、何故か心地よい。
もう少し、ここにいたいと思わずにはいられなかった。
「あの、上司の手前、私もすぐに帰ることはできませんし・・・それに、実は私は一文無しなのです。こちらの料理の分と、それに壊したイスの修理代の分、こちらで働いてお返しすると言うのはダメでしょうか?」

そして、ゼフィーリアの食堂には美人のウェイトレスと黒いプリーストが働いていると言う・・・。
プリーストの恋は前途多難なのは言うまでもない。
762ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/12 10:23:51 ID:wLdUK1N0
以上です。
神降臨お待ちしてます。

駄文申しわけないです。エロなしでホントにごめんなさい。
どしても、この二人のエロ思いつかなかったです。
誰か、エロアリで書いてください。。。
763名無しさん@ピンキー:04/09/12 14:10:01 ID:rJESBa/w
魔族の心に芽生えるM属性…
イイ!
764名無しさん@ピンキー:04/09/12 15:54:00 ID:5zTHlfSm
いえ、めっちゃ強い姉ちゃん素敵!
しかもプリーストが、姉ちゃんのせいで壊れたイス代もちゃんと返そうとしてるあたり微笑ましい…
765名無しさん@ピンキー:04/09/12 19:29:29 ID:JcHc10XH
ぜひ続きをエロありで!ゼロ×姉モヘー。
いや姉×ゼロか・・・。
766名無しさん@ピンキー:04/09/12 20:47:56 ID:IyqvhnEF
めちゃめちゃ面白かった!神GJ!!
ある意味思いっきりSMプレイだからエロっちゃエロだよな(w
そういえばまともに戦ったらどっちが強いんだっけか?
767ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/12 21:44:59 ID:wLdUK1N0
うう・・・つまらんものにお褒めのお言葉ありがとです。
誰か〜続き書いてください〜〜〜(他力本願スマソ)
つか、ホンモノの神降臨願います。
768名無しさん@ピンキー:04/09/12 23:36:03 ID:bz9S+usB
壊れた椅子くらい自分で瞬時に直せるだろうに
側にいる口実にしちゃうゼロがカワイイぞ♪
>>766
そりゃねーちゃんだよ、彼女が本気で動けば
魔族瞬殺して本編終わっちゃうんだからw
769名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:08:50 ID:nGHoiSjt
神サマ乙です!

やっべぇ…
ドキドキが止まらない…(*´Д`*)
770名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:38:18 ID:WGSFROVr
>767神 気が向いたら続きキボン

>768
教えてくれてさんきゅ。原作が手元にないもんで確かめられなくてなー。
どうせだからちゃっちゃと大将の分割魔王をやっちゃっておけば楽だろうに。
まー、ウェイトレス業を優先して、それをやらないのが姉ちゃんか・・・。
771名無しです:04/09/13 01:48:43 ID:ssoDZy/t
>766
どっかのあとがきで作者様が七分の1も倒せないっつってたような…
>768
泥塗るようですいません…

私もガウリナ書きですが
つたなすぎるので…誰か神様お恵みをば…

初心者故どのやうにしたらよいのか…
2ちゃん初なので…バカですいません、
ルールも良くわからないのです…
名前はあれでいいのですか?
772名無しさん@ピンキー:04/09/13 02:47:57 ID:WGSFROVr
>771
名前欄は空欄のままで。まずは初心者板へどうぞ。
その後もしばらくはROMって2chやそれぞれのスレの雰囲気を把握する事をおすすめします。
新たな神の降臨、お待ちしております。
773ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/13 10:35:10 ID:7q+Dv5Sy
後日談として、わざと皿割ったりしてねーちゃんからの愛のムチ(?)を期待するゼロが、そのうち精神世界に連れ込んでむにゃむにゃ・・・。
とか思ってたんですけど・・・ねーちゃん、そんな手には引っかからないような気がして・・・。
誰か、ねーちゃんを落とす手ないですかね?
774名無しさん@ピンキー:04/09/13 11:33:11 ID:YuE33QZF
ゼロスがねーちゃんに無理強いは力関係を考えると難しそうだね。
ある程度関係が当たり前になってて、そういうプレイをねーちゃんが望むとか
ねーちゃんがわかっててわざとゼロスの策略に乗ってやるとかならアリ?
775名無しさん@ピンキー:04/09/13 16:20:36 ID:Wq82V2o/
えー・・・ゼロ×ルナトークの合間にこんな糞な話を持ち出して本当に心から悪いとは思いますが。
ルークリナを書いていた奴です。
ずっと続き書かなくてすみません。パソコンがウイルス感染しまして・・。

で、話の続きなんですが、まだ終わってはいないけど、続き書いたんで乗せてもいいでしょうか?
いや、俺みたいな糞が神々の間に入っていいのか謎ですが・・。

いきなりお邪魔してスイマセンでした。
776名無しさん@ピンキー:04/09/13 16:51:15 ID:N3qbTGlu
ぜひ!
777ゼロ×故郷のねーちゃん@690:04/09/13 17:29:00 ID:7q+Dv5Sy
おおっっ!!!!
神が戻ってきたっ!!!
前菜(にもなってないが)の後にはメイン登場でよろしくおねがいしますっ!!
・・・と言う訳で名無しにもどりまふ。

自分にはゼロ×故郷のねーちゃんのエロは荷が重すぎですので退却しますっ!!
778名無しさん@ピンキー:04/09/13 18:16:16 ID:HEsEJmrh
>>777
退却すんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
779名無しさん@ピンキー:04/09/13 18:17:41 ID:HEsEJmrh
追伸
ぜひ書いて欲しいんです。
決して無理強いするつもりはないんですが・・・。
780名無しさん@777:04/09/13 20:53:03 ID:7q+Dv5Sy
>779
こんなど素人にありがたいお言葉もったいないです。。。
774さんのゼロの策略にのる方向でチャレンジしてみたいと思いますが、ごゆるりとお待ちください。
それまで他の神々の作品を楽しんでください^^;
781名無しさん@ピンキー:04/09/13 21:23:26 ID:UUIizb7o
ルクリナキターーー!
ずっと待ってたんで、いつでも準備できてます。

ゼロス×ねーちゃんも最高でした。
ゼロスがSの話しか読んだことなかったんですが、
Mのゼロスのほうが似合っててイイと気付きました。
こちらも続き待ってます
782名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:28:17 ID:4r/F7j69
>>780
俺の所為で申し訳ないです。
ゼロルナ、楽しみにしてます!

それでは、次からルクリナ続き書いていきます。
暇つぶしになれば幸いです。
783ルークリナ1作目(ぬる(以下略)):04/09/13 22:30:21 ID:4r/F7j69
「ん・・ふぅ・・ぐっ、んっ、んんっ・・んっ、んんん!!」

指を早めに動かすと、そいつは簡単にイった。
そこで唇を離す。
そいつは空気を求めて肩を上下させた。

そんなそいつの様子を見ながら、俺はベッドの脇からハンカチを手に取る。

「あー・・・悪ぃ」
「はぁ、え?なに・・が?」

まだ呼吸が整っていないのか。そいつが切れ切れに言った。

「あんまでかい声出すとバレんだろ。俺のでけぇし」
「はぁ?馬鹿?」
「うるせぇよ。だから、ほら」

ハンカチをそいつの口に押し込む。
それと同時に、俺は自身をそいつの中に入れた。

そいつの瞳が俺を見た。
784ルークリナ1作目(ぬる(以下略)):04/09/13 22:31:39 ID:4r/F7j69
「入れんぞ」

俺が呟くと、そいつは俺の瞳から視線を離さずに小さく頷く。
その瞳や仕草は既に『女』のソレで。

つい数時間前までのこいつに対する感情が嘘みてぇに思えた。

「ふっ・・んん・・・んっ」

ズプリ、と音を立てて、俺のモノがそいつに入る。
指とは違う圧迫感のためか、そいつは苦しそうに眉を寄せる。
そんなそいつの表情を見て。
めちゃめちゃにしてぇとか、そういう感情がどっかから噴出してくる。

・・変態かよ、俺は。

自分の感情に馬鹿以外のなんでもねぇと苦笑した。
――あぁ、いいさ。こいつ相手に限定しちまえば。

「んっ!?んっ・・んん!!ふぅ!んっっ!!」

入れてすぐ、いきなり激しく動き出した俺に戸惑いが隠せないのか、そいつは一瞬目を見開いて、苦しそうに閉じる。
後はひたすら、そいつを攻め続けた。
785ルークリナ1作目(ぬる(以下略)):04/09/13 22:32:14 ID:4r/F7j69
「ん・・っ・・ふぅ・・っっ・・ん・・んんっ!んんんっっ!!!!」

何度目だろうか。
そいつが達すると同時に俺もイった。

「はぁ、はぁ・・ん・・はぁ」

動きを止めると、そいつは空気を求めて口のハンカチを取り上げた。
頬を上気させ、その瞳から透明の液体が流れる。

「泣いてんのかよ」
「うっさいわね。別に泣きたくて泣いてる訳じゃないわ」

ゆっくりと身体を起こし、そいつが手の甲で涙をぬぐう。
俺はその光景を、ただ黙って見つめた。

「あんた、激しすぎんのよ」
「お前さんの相棒もこんなもんだろ?」
「・・・馬鹿言わないで」

いつもの挑発的な笑みとは違う、どこか遠くを見つめてそいつは笑った。
786ルークリナ1作目(ぬる(以下略)):04/09/13 22:32:55 ID:4r/F7j69
「どういう意味だ?」
「・・あいつは・・ガウリイはあたしの事、壊れ物かなんかだと思ってんのよ」
「壊れ物?お前が壊れるようなタマかよ」
「あいつに言ってやってよ、ソレ。あたしも、何度も言ってんだけどね。あたしは別に壊れたりしないから、って。
 でもさ、あいつはあたしを抱く時、本当に優しく抱くの。ちょっとした事で壊れるガラス細工みたいに、さ。」
「防弾ガラスのくせしてよ」
「うっさい!」

俺の言葉にそいつは怒って俺に蹴りを入れる。

「ってぇな。それでも女かよ」
「はいはい。あんたの麗しのミリーナと違って悪かったわね」
「けっ、俺のミリーナと比べること自体が間違いなんだよ」
「相手にされて無いくせに」
787ルークリナ1作目(ぬる(以下略)):04/09/13 22:33:25 ID:4r/F7j69
そいつは笑った。
いつもの笑顔で。

「あ!もう夜明け!?あたし部屋戻るわ」
「あぁ」

先ほどまでの行為が嘘みたいに、俺達はいつもの『俺達』の関係に戻る。
日の明かりに照らされたこいつはやっぱりガキで。

「・・・・・ねぇ、ルーク」
「なんだよ」

不意に。

「また一緒にお酒飲もうね?」

本当に不意打ちだった。
唇に当った物が何か分からず一瞬固まる。
788ルークリナ1作目(ぬる(以下略)):04/09/13 22:33:52 ID:4r/F7j69
「んじゃ。また後でね」

パタン

静かな音を立てて、扉は閉まった。
俺は未だに固まったまま。

「・・・反則だっつーの」

『また一緒にお酒飲もうね?』

そう言った時のあいつの表情は、昨日の表情とまるで同じ物。

「あいつの前でその表情したら、『壊れ物』なんて思わねぇよ」


俺は誰もいない部屋で小さく呟き、あと数時間後、ミリーナが起こしに来るまで眠りに着く事に決め、ベッドに寝転がって瞳を閉じる。


果たせるとも限らないあいつの約束の言葉が何度も耳に木霊した。
789ルークリナ1作目(ぬる(以下略)):04/09/13 22:35:27 ID:4r/F7j69
これで終わりです。
いや、もうほんと、ぬるくてすいません。
それ以前に間が開きすぎたためになんだか雰囲気がガラっとかわってます。
本当に本当に申し訳がたたないです。

それでは、新たな神降臨を祈ります。
790名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:41:10 ID:k6H54MJg
>>789
ROMってた漏れもレスせずにおれない出来映え!
長らく待った甲斐がありましたよ・・・
ありがとう
791名無しさん@ピンキー:04/09/13 23:28:46 ID:4IDmI4Wv
>789
ぬるぬるは気持ちいいが、ぬるとかわざわざ書かんでもいいと思うぞ。
乙カレー
792名無しさん@ピンキー:04/09/13 23:31:06 ID:Pqqkekz+
お待ちしておりました!
ルクリナ神の書かれるリナ、色っぽくて素敵です(*´Д`)
793名無しさん@ピンキー:04/09/14 09:16:50 ID:iW4GfLHj
good job!!!!
794名無しさん@777:04/09/14 17:56:55 ID:JhAdJl0W
乙でした!!ルクリナ神!
リナたんらヴぃです。罪なヤツよのぅ・・・。
最高すぎて尚更、自分のうpする勇気が萎えました。
てかーエロまでいけるんだろうか・・・漫才にしかならねーよぅ。
795名無しさん@ピンキー:04/09/14 21:03:51 ID:GjZ8Choj
>>794
いやいや、投下してくれたまえ
796名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:58:06 ID:G7G/UUi8
まってるぜ!スリーセブンさん!
飢えた漏れに愛の手を!
797名無しさん@777:04/09/15 19:51:56 ID:UKV5uiq1
ちと、皆さんの意見聞かせてください。
姉リードとゼロリードとどっちがいいですかね〜?
ちなみに、ゼロリードの場合、姉は処女設定なんですが・・・。
姉リードの場合、これはもう・・・SMちっくかも;;←書ける自信全くなしですが。
798名無しさん@ピンキー:04/09/15 22:11:02 ID:prHd8+lc
777さんの好みのものを書くのがよかろうと思う
どっちか聞いたら、そりゃどっちもいるだろう
799名無しさん@ピンキー:04/09/16 00:36:11 ID:1rLv85c0
いや、まてよ。意見聞いてはいるが、姉リード書けない宣言してしまっては、聞く意味ってあるのだろうか?
800名無しさん@ピンキー:04/09/16 00:41:21 ID:5kN9syVU
ゼロスに子猫を人(猫)質にされていぢめられるねーちゃんキボンヌ。

・・・多分事が終わったあとゼロス滅ぼされそうな気がするが。
801名無しさん@ピンキー:04/09/16 01:14:15 ID:QE8/GnRT
>>789
防弾ガラスわらた。グッジョブでした。
802名無しさん@ピンキー:04/09/16 19:46:21 ID:rLqSW0J0
スポットが人質だったら・・?
「好きにしていいわ」なのかな?
803名無しさん@ピンキー:04/09/16 20:57:38 ID:PWyuNKqM
スポットが人質(?)、て、いうかたとえだれが人質でも
姉ちゃんは決して屈しないような悪寒が・・・。

むしろそれをながめ「一人できりぬけなさい」と
切り捨てバイトにいきそう。

だってあの姉ちゃんだよ!?

と、いうわけで姉攻めキボンヌ。
804名無しさん@777:04/09/16 21:28:18 ID:3VFK77h3
ご意見ありがとございます。
書ける自信がないのはSMちっくな辺りなんですが、ここは未知の領分へチャレンジしてみようかと思います。
書いてたら、途中からゼロスリードになってしまい悩んでたんですよね。

途中までですが、投下します。
誤字・脱字・へたれ文は勘弁してください・・・。
805名無しさん@777:04/09/16 21:30:22 ID:3VFK77h3
>>758の続きってことで。

プリーストが食堂でバイトを始めてから10日ほど経とうとしていた。
1週間で食事代と(ルナによって)壊れたイスの修理代は消えていたが、プリーストは何かと理由を作り、未だにこの食堂で働いているのだった。
黒いプリーストの姿に似合わぬ白いレースの付いたエプロンを腰に巻き、白い三角巾をかぶった姿も既に見慣れた姿になろうとしていた。

「おーい、こっちに酒追加〜」
夕方の食堂は既に酒場と変わりつつあり、声のした方へと美人のウェイトレスが駆け寄っていく。
「はいはーい。」
「おー、ルナちゃん今日もかわいいね〜今晩オレと一緒に、どう?」
既に出来上がっているオヤジはいやらしい顔を浮かべながらルナと呼ばれたウェイトレスのおしりへと手を伸ばした。
と、そこへプリーストが現れ、オヤジの腕を掴んだ。
「お客様、困りますね〜?ウチのルナさんに手を出されちゃ・・・」
声の調子は優しいが、殺気がこめられた瞳をオヤジに向ける。
ごわっしゃっ!!
いきなり物凄い音と共にゼロスの後頭部にルナのきれいな回し蹴りがきまる。
瞬間オヤジを掴んでいた手も離れ、ゼロスの体は床に叩きつけられた。
806ルナ×ゼロ??:04/09/16 21:31:41 ID:3VFK77h3
「お客になんつー目してんのよ、ゼロス!ここはいいから皿洗い行ってきなっ!」
「は、はいっ!」
ゼロスが奥へ引き下がるのを横目に見つつ、ついこの前起きた事を思い出した。
ゼロスが来た翌日、ルナにちょっかいをかけた客の何人かが、何故か三日三晩寝込んだと聞いたのだ。
ルナにはゼロスが精神世界から何かしたと思った。
それにしても、ゼロスがここに来た目的がたかだか人間を精神的に痛みつけるのが目的とは思えず、それも自分にちょっかいを出した人間ばかりが被害にあったのが気になり翌日にその事だけは忠告しといたのだ。
『無闇に人間に手を出すなら、ここから追い出すわよ?』と。
それ以来、被害に会う客はいなくなったのだ。
ルナはからんできたオヤジに向き直ると、
「ごめんね〜、まだ新人で慣れないんだわ。多めに見てやってよ♪・・・で、今夜のお誘いだけど・・・」
「いいいいいい、いやいやいや、る、ルナちゃんご、ごめん。きょ、きょ、今日はうちのカミサンの誕生日だったんだ・・・あは、あはははは。ま、また、こ、今度ね」
酒もすっかり醒めたオヤジは震える声で答えたのだった。
その怯えた目はゼロスでなく、ルナに対してだったのは言うまでもない。
807ルナ×ゼロ??:04/09/16 21:32:46 ID:3VFK77h3

辺りが既に闇に包まれた頃、ゼロスとルナは夜の担当と交代し仕事を終えた。
着替えを済ませたルナが外に出るとゼロスが戸口の脇で待っていた。
「オツカレ、じゃね」
素っ気無い挨拶をして別れようとするルナにゼロスは思い切って話しかけた。
「あの、ルナさん。お暇でしたらこれから少し付き合っていただけませんか?」
「ヒマじゃないからイヤ」
「・・・いや、あの、そんな即答しなくても・・・」
ゼロスが落胆する顔を見ながらルナはため息をついた。
魔族のくせにこういう仕草をするゼロスを心の中では面白がってもいたが、それを顔に出すほど甘くない。
何せゼロスは魔族だし(しかも相当高位魔族だろう)、どういう意図があるか分からないけが10日もここに居付いている割に何をするわけでもなく大人しく手伝いをしている。
コイツの魂胆は何なのか?
できれば関わり合いになりたくなかったルナは、この10日間ほど一緒の間は仕事以外の話は一切しなかった。
『そろそろコイツの話を聞くほかないかな・・・』
振り返ると、いつの間にかしゃがんで地面に『の』の字を書き始めたゼロスに話しかける。
「ホラ、行くよ。」
ゼロスが顔を上げ「えっ?」と言う顔をする。
ルナはまた前に向き直り先に歩き出す。
「少し、付き合ってやるって言ってるの。そこらの酒場いくよ。」
「は、はいっ」
さっさと歩くルナの後ろから嬉々とした声が付いてきた。
808ルナ×ゼロ??:04/09/16 21:36:41 ID:3VFK77h3
「で、何?」
ルナが声をかけたのは店に入ってから頼んだ酒の6杯目が半分ほどなくなった頃だった。
ゼロスの前にはすっかり冷めてしまったホットミルクが口をつけずに置いてある。
ゼロスはそれまでに何度も話しかけようと努力したのだが、口を開こうとすると何故かルナから異様なオーラが溢れてくるので黙っていたのだ。
「えーと、もう話してもいいんですか?」
恐る恐る聞いてみると、ルナの瞳がギロリとゼロスを睨み、机をだんっと殴る。
「聞いてるんだから、話しなさいよ」
また酒を口に含み始めたルナの目が少しすわっているように見えるが、この際見なかったことにしようと自分に言い聞かせ、真面目な顔で話し出したのだ。
「一緒に滅んでくれませんか?」
ぶしゃ。
ルナの含んだ酒は飲み込まれること無くゼロスの顔にぶちまけられた。
「な、な、なに言ってるの?突然・・・あー!!お酒もったいないじゃないのよっ!」
どこからか取り出したハンカチで顔をぬぐいながら、ゼロスは考えていた。
理不尽な事を言われても反論すらできずにいる自分の気持ちに確信を持った。
たかが人間ごときにこれほどまで自分が従っているのは何故なのか、それを知る為に、上司の命令にも従わずにルナの傍にいたのだ。
初日に会った時に感じたあの気持ち。
確認の為にわざと皿を割ったりして殴られること数回・・・
快感だと気づいた自分を半信半疑でいた。
それが、今やっと確認できたのだ。
認めたくはないが、自分はこの人間に惚れていると・・・
人間の恐怖や苦しみを糧にしている魔族(自分)がまさか、糧にしているものに快感を覚えるとは。
魔族にとっては滅びこそが最高の極みである。
それ故、ルナとの滅びを望んだのだ。
809ルナ×ゼロ??:04/09/16 21:38:59 ID:3VFK77h3
「人間(あなた達)風に言えば、プロポーズです」
ニッコリと微笑んでルナを見つめる。
「ど・・・どこがぷろぽぉずなのよ?あんた、私の事好きだったわけ・・・?」
ルナはゼロスに向き直ると、テーブルの上に両肘をついて掌を組んだ上に自分の顔を乗せ、引きつった笑いを浮かべた。
「ええ、まぁ・・・気づいたのは最近ですけど、一目惚れってヤツですよ♪」
フフと笑い、ルナの真似をしてテーブルの上に頬杖をつく。
傍から見たらテーブル越しに見つめ合うラブラブカップルのような図柄だが、よく見るとルナの額には血管が浮き出ていた。
そして、これはゼロスにしか見えないが、あの異様なオーラもだんだん大きくなりつつあり、それに比例してゼロスから大量の冷や汗も出ていた。



以上、とりあえずここまで・・・。
姉攻めでがんばりまふ。
810名無しさん@ピンキー:04/09/16 21:55:44 ID:xXX/yHsT
あぁ・・・もぅ・・・。
ハマリすぎて最高!
811名無しさん@ピンキー:04/09/16 23:31:12 ID:IZ7MKDvE
神よ!
つ、続きを!!!
812名無しさん@ピンキー:04/09/17 06:03:19 ID:+vx6C18X
おおう、ゴッド・ジョブ!!
「一緒に滅んでくれませんか?」最高。
813名無しさん@ピンキー:04/09/17 08:11:42 ID:O1tjlX3q
さ、最高…!!

エロまでいってないのに
ハアハアが止まらないよ…
814名無しさん@ピンキー:04/09/17 20:52:50 ID:tBdE/ITC
(・∀・) イイ!!
ルナさんいっちゃえーヤッちゃえー!
815ルナ×ゼロ??:04/09/17 22:40:46 ID:w1LMtJTN
続きうpしまーす。
てか、やっぱりSMちっくになりませんでした・・・。
意見聞いといてなんなんだって感じですが・・・すんません。




「死ぬのはごめんだわ」
先に口を開いたのはルナだった。
「・・・でも、人間同士の付き合い方でなら、一回くらい相手してあげてもいいわ」
ゼロスを威嚇していたオーラもだんだんと小さくなっていく。
「人間同士の付き合い方・・・ですか?」
「そう。人間(私たち)の方法でなら付き合ってやってもいいっていってんのよ。ちなみに、アンタの選択肢にはさっさと自分の世界に帰るってのも残ってるけどね。他はないわよ?」
力のこもった瞳で念を押す。
ゼロスは本気で戦ったとしてもルナに勝てないことは分かっていた。
それがルナに惹かれる理由の一つだとも思っていたのだ。
ルナと滅べなくとも、ルナの望む方法でルナを愛せるならそれでもいい。
ゼロスは席から立ち上がると、指をパチンと鳴らした。
途端に、周りの景色が止まる・・・ルナとゼロスを残して。
「これでいいですか?」
「ふぅん。本気なんだ?じゃ、とりあえず二階行きましょ。」
ルナもテーブルに手をつき立ち上がる。
「二階、ですか?」
「そ。ここ、二階は宿屋なのよ。一部屋くらい空いてるでしょ。こんな所でするなんてヤダもの。」
「分かりました・・・・けど、なんでお酒も持っていくんですか・・・?」
ルナは周りが止まってるのをいい事に他のテーブルの客の酒を両手にいっぱい抱えていた。
「・・・ナイトキャップは乙女のたしなみじゃないのよ。それにね、魔族とエッチするのに酒でも飲んでなきゃやってらんないっつーの」
「いや、まぁ、いいですけど・・・」
「じゃあ、行くわよ」
持てるだけの酒を持ち二階へと続く階段に歩いていくルナをゼロスは急いで追っていった。
816ルナ×ゼロ??:04/09/17 22:42:44 ID:w1LMtJTN

ルナは空いてる部屋を見つけると酒をテーブルに置き、さっさとシャワーを浴びに行ってしまった。
ベッドに座って待っていたゼロスは考えていた。
魔族には誰かを愛するなどという考えはない。
ルナを好きになってしまったゼロスは人間同士の愛し方など知らない。
「・・・ルナさんの言う人間同士の付き合い方ってどうすればいいんでしょうねぇ〜」
独り言を言ったその瞬間、シャワールームの方から声がした。
「なんだ、アンタ、セックスの仕方も知らないの?」
「え、ええ、まぁ。」
「そ、じゃあ、教えてあげるわよ」
ルナはテーブルまで来ると乗っていた酒のジョッキを一つ一気に空けると、バスローブを脱ぎテーブルの上に乗せる。
露になった白い肌を気にもせず、そのままゼロスの座るベッドの脇までくるとプリーストの服へ手をかけた。
「あの・・・キスって言うのはしないんですか?」
「私はね、エッチの安売りはしても、キスの安売りはしないのよ」
ルナはゼロスのゴテゴテと着込んだ服を丁寧に剥がしていく。
「ところで、アンタ、人間の体を忠実に再現してるんでしょうね?」
しゃがんで下着をめくりながら、ゼロスの下半身をむき出しにする。
「ええ、大丈夫です。」
何をするのか・・・と疑問に思いながらもゼロスはルナのするままに従っていた。
「あら、結構リッパなモン持ってるじゃないの。人間の男はね、ここが一番敏感なのよ?」
ゼロスの肉棒を手に取り、ルナはそれを手でしごき始めた。
するとゼロスのそれはどんどん自分を主張するかのように大きくなり始めた。
「ふふん。なんか感じる?」
「え・・・ええ、気持ちいいですね。ゾクゾクします」
「そう、じゃあ、問題ないわね」
そう言うと、ルナはゼロスをベッドに押し倒し、彼の肉棒を口に含んだ。
「あっ」
思わず声が漏れるゼロス。
今までに感じたことのない感覚がゼロスの体を捕らえた。
ルナの咥えている部分に、次第に意識が集中していく。
ルナの口は肉棒を咥えながら上下に動き、舌をうまく使いながらゼロスを初めての絶頂へ導いたのだった。
817ルナ×ゼロ??:04/09/17 22:45:16 ID:w1LMtJTN
「・・・こ、これがセックスですか・・・?」
ルナは口の中に放たれた液をゴクリと飲み込むと、唇の端からこぼれた液を舌で舐めとった。
「何言ってるのよ・・・まだまだこれから!ま、元気になるまで、今度は私の番ね」
ルナはゼロスの体の上に跨ると、ゼロスの片方の手を取り自分の胸にあてた。
ゼロスは恐る恐るルナの胸を揉んだ。
「やわらかい・・・これは?」
乳房の中の硬くなった乳首を見つけるとゼロスがつまんでみる。
「いたっ・・・ったく・・・女の体はもっと優しく扱うものよ」
「すいません」
今度は優しく指先でそれを弄る。
「ん、んっ〜・・・そう、そんな感じ。口でやってもいいのよ、さっき私がやったように、舌を使って、優しく、ね」
ゼロスはルナの下に潜り込むと白くやわらかい乳房に顔を近づけ、ルナの言うとおり舌でそっと舐めてみた。
ルナの体からは甘いような、なんとも言えない香りがゼロスの鼻をついた。
「はぅっ・・・猫、みたい・・・」
ふふっと笑い、ルナはゼロスの手を下半身へと導く。
「口はそのまま、ね。手はこっち。」
既に蜜が零れ始めている方へゼロスの指を押し付ける。
818ルナ×ゼロ??:04/09/17 22:46:21 ID:w1LMtJTN
「なんとなく・・・要領が分かったような気がします。私の思ったようにしてもいいですか?」
「ん・・・んふぅ・・・い、いいわ」
ルナの教えた場所が人間の感じる場所だと理解すると、ゼロスは上に乗っているルナごとゴロンと向きを変えると、今度は自分が上になった。
片手でルナの乳首を弄びながら、体を少しずつ下にずらしていく。
濡れた部分まで辿り着くと、ゼロスは突起している肉芽の部分を舐めてみる。
びくんっ
ゼロスはルナの反応を見て肉芽を攻めてみたり、蜜の流れる中に舌を入れてみたりした。
探りながらもゼロスはルナの敏感な場所を見つけ出し、ルナの声に反応して自分のモノがまた膨らみ始めた事に気づいていた。
「ア・・んん〜・・・い、いい・・・」
肉芽の下からはどんどんと蜜が流れ出してベッドに染みができ始めていた。
「ぜ・・ゼロス、ゆ、ゆびいれ・・・て」
「いや、こっち入れます」
ゼロスは既に復活している肉棒を差してニッコリと笑った。
「!! って、いきな・・・アッ・・ンン〜・・・」
ルナが驚いて起き上がろうとした瞬間、両足を取られルナの中にゼロスの肉棒が突き上げられた。
十分に濡れていたそこはゼロスの肉棒をしっかりと咥え込んだ。
「ふ、ふつうはぁ〜・・・さ・きに・・指入れて、ならすもんなのよぅ・・・」
「ルナさんの中は拒否してませんよ。それに、すごく気持ちいいです。」
セックスの仕方なぞ知る筈もないゼロスが、ゆっくりと腰を動かし始める。
両足を腕で挟み、手は胸を揉みしだく。
だんだんと早くなっていく腰の動きにルナはよがり始めた。
「やぁ・・・ン・・・はぁっンン・・・気持ち、いい。も、もっと奥まで・・・」
「くっ・・・ル、ルナさん・・・」
「ンっ・・・ふあぁっっ・・・」
激しい腰の動きにルナは頂点に達し、ゼロスもルナに続いて中に放出した。
819ルナ×ゼロ??:04/09/17 22:46:58 ID:w1LMtJTN

「ま、初めてにしてはまぁまぁな方だったわね」
バスローブを羽織りベッドに腰掛け、テーブルの上ですっかりぬるくなった酒を飲みながらルナが言う。
「ありがとうございます・・・。最初で最後ですが、あなたとセックスできてよかったですよ。人間同士の愛し方があんなに気持ちの良いものとは知りませんでしたよ」
ゼロスはベッドに寄りかかったまま、ルナの後姿を見ていた。
「あ・・・?何言ってるの?後5回はするわよ?」
振り返ったルナの顔がニヤッと笑う。
「ぇ!?ご、5回・・・ですか?で、でも、『一回だけなら』って言ってませんでした?」
「一回って言うのは一晩って事よ。さ、まだまだ勉強させてやらないとね♪」
そう言うとベッドに寄りかかるゼロスに近付き、顔を覗き込むとゼロスの唇に自分のそれを重ねた。
「キスの安売りはしないんじゃなかったんですか?」
「もちろん、安売りはしてないわよ」
ニコっと笑ってルナはゼロスの乳首を弄りはじめた。


結局、合計8回もヤった二人は翌朝、目にクマを作って一緒に仕事へと出かけたのだった。
ルナ達が泊まった宿屋では時間が止まったままの客が、翌朝混乱に陥っていた。
ゼロスの止めた時間はどうやら宿屋だけだったとルナが知った時、ゼロスの腹に強烈なエルボーが落ちるのだった。
「今日はお仕置きね・・・」
耳元で囁かれた言葉に思わず冷や汗が流れるゼロスだった。

<Fin>
820ルナ×ゼロ??:04/09/17 22:53:35 ID:w1LMtJTN
以上です。
お目汚しシツレイしました。。。

神降臨までの暇つぶしにと思って、故郷のねーちゃん持ち出しただけだったので、まさか続きを書く事になるとは自分でも思っていなかった・・・。
ルナの性格とかめちゃめちゃで、想像していたのと違うかもしれませんが勘弁してください。

誤字・脱字ありましたら見ないフリで・・・あ、へたれ文も。
では、名無しに戻ります。
821名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:12:19 ID:5evNK2Ug
神、GJ!!!!!
ゼロスが人間の性行為について全く無知という展開でくるとは思わなかった…。
なんとなく「かなりマニアックなことまで知ってて当たり前」の思い込みが自分にあったから。
この後もしばらく姉ちゃんに仕込まれ続けるんだろうなぁ…w
822名無しさん@ピンキー:04/09/18 01:11:59 ID:hXsQvkhm
続きキテタ━━━(°∀°)━━━!!

乙です!
ルナゼロのコンビがこんなにいけるとは…
女性優位もなかなか良いものですね(*´Д`*)
ねーちゃんの言葉使いも違和感全く無しでした。
GJ!!
823名無しさん@ピンキー:04/09/18 14:19:40 ID:wX3kuVa2
もっとゼロスを調教してあげてくだチィ!ハァハァ
824名無しさん@ピンキー:04/09/21 12:56:13 ID:j3Xp1nEt
さぁ!あらたなる神さま!
825名無しさん@ピンキー:04/09/21 23:16:41 ID:BBY6VmdQ
「おしおき」の内容が気になる…
しかし8回もヤるって元気なw
826名無しさん@ピンキー:04/09/22 00:42:05 ID:WmdMjSKR
ゼロスに主導権がないってとこが新鮮で良いですね。
いつもゼロス=ちょっと鬼畜? って図式だったので。
827名無しさん@ピンキー:04/09/23 00:20:03 ID:Ul3KZVJv
なにげにキスしてやってるルナ可愛い…
828名無しさん@ピンキー:04/09/23 10:01:12 ID:wEAkF/QQ
ルナゼロ書いたもんですが・・・。
ゼロスが無知なのは、その後ルナから色々教わってルナの好みに仕上られていくから・・・という事で。
まぁ、その後鬼畜になり、リナを・・・w
なんて、ゼロリナに繋げてみたりして。。。
早く他の神降臨しないかなぁ〜・・・。
829名無しさん@ピンキー:04/09/23 23:18:27 ID:j2uekgbM
えーと、カップリング「リナ対タコ」投下します。(カップリングじゃねーなw)
タコ愛好家、リナがタコとなんてっ!!な方々はスルーを。
では、少し長めになるかもしれませんが投下行きます。
830野良タコ注意報:04/09/23 23:21:48 ID:j2uekgbM
それは、ガウリイと別行動になり、再び落ち合う予定で訪れた、とあるリゾート地に立ち寄った時の事。
「野良タコぉ?」
思わず聞き返すあたしに、依頼主である町長が神妙そうに頷いて、こう言う。
「はい。実は数ヶ月前までこの岬の外れに住んでいた魔道士が、いつも傍迷惑な研究を繰り返しておりまして、とうとう怒った住民達に追い出されてしまったのですが、
出ていく時に、腹いせに自分が実験で作り出した巨大タコを放っていったんです。そいつがもう性質が悪くて…あのー聞いてらっしゃいますか?」

せっかく待ち合わせがてら、先の依頼で入った報酬で、のんびりリゾート気分を楽しもうかと思っていたのに、実際来てみるとその野良タコのせいで、砂浜は前面閉鎖。
これはひとまずやけ食いせずにいられるか。という純然たる乙女心というものである。
決して食い意地が張っているなどと言うべからず。そんな所に、どうやら一石二鳥の依頼と、まずはちょうどいいタイミングで出会った記念にここの払いも依頼主持ちとなれば、当然食欲も増すというのが、人としての道理である。
「ん?はひひょぶ。んぐ。だいじょぶ聞いてるわよ。あっ!すいませーん!ここBランチ三つ追加ね〜!」
余りのこの食堂のご飯の美味しさと気前のいい前金、退治後にはリゾート施設使い放題などというのが、決して太っ腹な条件ではなかったことを、この時のあたしは知る由もなかった。
831野良タコ注意報:04/09/23 23:23:24 ID:j2uekgbM
白い砂浜、その向こうに連なる、青い海と空。
照り付ける太陽は閑散としたリゾートビーチをじりじりと照らしていた。
奴の姿はまだそこには無く、あたしはだだっ広い砂浜の一角、パラソルの下で、一人リゾート気分を味わっていた。
あたしの格好は暑苦しいいつもの魔道士姿ではなく、ワンピースの水着姿である。
野良タコの奴は、ある程度の知能があるらしく、客らしい人間がいる時だけしか姿を現さないらしい。
まあ、このまま現れなくても、皆恐れをなして近付かないせいで、ドリンクなんかを持って来てくれるボーイさんがいないというのを覘けば、この貸し切り状態をしばし楽しませてもらうのも悪くない。
…しかし、来ない。陽は既に天頂を過ぎ、じりじりと照りつけていた。パラソルの下にいるとはいえ、暑いことこのうえない。奴の気配らしきものも感じられない。
「こんな時にガウリイの動物的な探知能力があると便利なんだけど」
などとつぶやいてみても、そのガウリイも一人で受けた依頼に手こずっているのか、合流地点であるこの町には姿を見せていない。
まあ、今無いものをどうこう言ってもしょうがないし、せっかく目の前にある貸切の海を楽しまないのも勿体無いというものである。偵察とおびき寄せも兼ねて、あたしは誰もいない海へと近づいていった。
「うーーん。やっぱりいないみたいねー」
海はかなりの透明度なのだが、見渡す限りには、特に害のある生き物は見当たらないようだった。話によると、相手は相当の大きさ、ショボイ小屋ひとつくらいはあるらしいので、近くにいればすぐわかるはずだ。
あたしはもちろん辺りに気を配りながらも、少しずつ波の中へと進んで行ったのだった。
深さは、まだ十分足がつく深さまで来たものの、それらしい影も形も見当たらない。周りの魚達も実に穏やかなものである。
しかし、流石にこれ以上深い所まで行ってしまうと、いざ敵が現れた時には、こちらにとっては不利になってしまう。
「これじゃあ、現れるまで気楽に楽しむってのも難しいわね」
そう言って、溜息ひとつ吐き出したあたしの脚に、ちくりと小さな痛みが走った。
「何?ってえっ、クラゲ?なんでこんらりきに…れ」
舌がもつれて、膝がかくんと力を失い、倒れこむあたしの視界に広がる白い砂の中、砂と逃げ行く魚達を蹴散らすようにして、そいつはやっと現れたのだった。
832野良タコ注意報:04/09/23 23:26:03 ID:j2uekgbM
「っかはっ…ごほっ・・」
少し飲んでしまったらしい水をあたしが吐き出したのは、巨大タコの何本もの脚に吊り上げられた状態だった。両手、両足共それぞれ奴の吸盤だらけの脚にX字型に拘束されて、全く身動きが取れない。
しかも、先ほどのクラゲの毒の痺れのせいで、呪文の詠唱もままならない状態では、全くなす術が見つからなかった。
『このままタコの餌なんてっ、何かいい手は。』
そんな考えを遮るかのように、奴が新たな動きを見せた。
「なっ、やめ…んんっ!んはぁ…。」
手足を縛っている以外の数本の脚が、水着の中へと侵入し始めたのである。それも、侵入したそれらは、吸盤などを使って胸や股間を執拗に攻めてくる。
『人間をエサにしてるわけではないの?』
ぐにゅぐにゅ、ぬるぬると水着の中で動き回る気色悪さを感じながら、あたしは、依頼主である、町長の言葉を思い出していた。
町長の話によれば、この巨大タコは、魔道士が創り出した生物らしい。とすると、何か捕食以外の目的を持った生物という事も考えられる。でも、一体…?もしや。
ある一つの嫌な考えに思い至った時、まるでそれを肯定するかのように、タコが変化をみせた。
あたしの目の前、胸の間から潜り込んでいる脚の吸盤から、白い液体が湧き出して来たのである。
「はう…う、んっ…」
脚達は、その液体をあたしの身体にまるですり込むように、蠢いていく。あたしの脚の間から潜り込んでいるタコ脚からも、その液体は湧き出しているようだ。
ぬめるような感触が、下腹部にも感じられた。そして、次第に異様な火照りを感じていく自分の身体に気付いて、あたしはその液体の正体を知ることになった。
『催淫剤?まさかこのタコ、人間と生殖能力が?』
恐ろしい考えにあたしは総毛だった。冗談ではない。タコの子供を孕まされるくらいなら餌になった方がまだマシよーーーっ!
なんとか拘束を解こうと試みるが、状況は良くなるどころか悪くなったようなもので、すり込まれた液体のせいで、身体は一層不自由な状態になっていた。
833野良タコ注意報:04/09/23 23:27:36 ID:j2uekgbM
「はぁ、はぁ、はぁ。あぁっ!あうっ、」
まるで人間の身体を知り尽くしているような動きで、タコの脚達は、水着の中のあたしの身体を愛撫していった。両胸にそれぞれ取り付いた二本の脚は、時折液体を吐き出しながら、
器用に胸を揉みあげるように蠢き、硬くなってしまった頂は吸盤の一つに、吸いつかれては放される。
脇の部分から潜り込んだ脚達は、背中や腹を調べ上げるように絶えず蠢いていた。
股間から潜り込んだ数本は、臀部を、他の一本は、こちらも催淫剤と思われる液体を塗りつけるように、スリットを、巡回していた。
そして他の一本が、前の部分を分け入り、肉芽を探り出すと、これも液体が滴る吸盤で攻め立ててくるのだった。
「ああっ!!やっ、らめっ…うくっ。」
敏感な部分を攻められて、あたしの身体は意思とは反対に身悶えてしまっていた。気を抜けば、気味悪いはずのタコ脚達の蠢きに身を任せてしまいそうだった。
いや、もうこの時既に、身体中を這い回る感触は、気持ちよくて堪らないという感覚に代わりつつあったかもしれない。ただ、これからされるかもしれない事を思うと、それを認めたくなかった。
そんなあたしの気持ちとは逆に、身体は徐々に開かれつつあった。身体は火照り、齎される動きに併せて腰がくねってしまっていくのを止められなくなっていた。
なんとか抗おうと食いしばる口から漏れる吐息もつい高いものになり、時折抑えられずに嬌声を漏らしてしまうのだった。
「ん…ふぅ、んはぁ、はぁ、んっ!……っはぁ、っああんっ。」
そして、何度もじわじわと責め続けられ、ひくつく秘所からは、内部から蜜が溢れ、奴の発する液体と、ぬるぬるとした粘液と交じり合い、水着の布地から滴っていた。
身体中を弄られ、愛撫されるものの、それは執拗ながら、じわじわとしたものであり、あたしは常に燻るような状態の中に置かれていた。
どんどん身体中の熱さは増していくものの、達する直前になると、その動きは止まったり、他の場所へ移ってしまうのだった。
身体の奥が熱い…。なんとかして欲しい。至ってはいけない考えがあたしの心をじわじわと侵食していき、それに応えるかのように、再び変化が起こった。
ピタッと全ての脚がその動きを止めたのである。
834野良タコ注意報:04/09/23 23:28:27 ID:j2uekgbM
「?はぁ、はぁ、な、に?」
訝しげなあたしの目の前で、胸を攻め立てていた二本の脚が、内側から水着の前の部分の布地を縦に引き裂いていく。
「あっ、やめっ、やああっ!」
びぃぃぃぃっ
布地は一気に脚の部分まで裂け、ワンピース型の水着は、肩や脇、背の部分を隠してはいるが、身体の前の部分は、胸から股間のまで傾き始めた陽の光の中にさらけ出されてしまった。
さっきまでは、水着に隠されていた動きが生々しく目の前に晒される事にもなり、あたしはそのいやらしさに思わず赤面する。幸い誰も見ていないとはいえ、恥ずかしい事には変わりない。
露になった素肌の上では、大小幾本ものタコ脚が、吸盤から白い液体を吐き出しながら、這い回っていた。さっき水着を引き裂いた二本も、また胸へと戻っており、ぐにぐにといやらしい動きであたしの胸を弄んでいた。
「あぁ…いやぁ…」
先程までと同じ感触に、目に入る動きとが、当然だが重なって、自分の置かれている状況が更に実感されて、あたしは呻いた。腹部には、別の脚が張り付き、
股の間には、細めの脚が前の方に取り付き、小さく蠢いていた。大事な部分は直には見えないが、布に制限されなくなったこともあってか、益々動きが大胆になってきたように感じられた。
「はぁ、はぁ、ああん、はぁ、っぅんっ!はぁ、はぁ」
火照る身体を潮風が撫でていくが、それを冷ます助けには全くならなかった。身体の奥から発せられる乾きは、滴る蜜と反比例して、増して行くばかりで、
その渇きも、もう限界に思えた頃、新たな脚が、あたしの前に出現した。
835野良タコ注意報:04/09/23 23:29:46 ID:j2uekgbM
海の中から新たに出現したそれは、今までの他のタコ脚とは違い、周囲を全て吸盤で覆われていた。先端にも大き目の吸盤の様な物が付いている。
ついに、来た…。あたしの背筋が、身体からと心からの相反する思いでぞくっと震えた。そして、推測した通り、その異形の物は、あたしの脚の間を目指して進んで来る。
「い、やっ…。やだっ、ガウリイっ!!」
あたしの叫びは空しく人気の無い海辺へと消え、さっきまでスリットを往復していた脚が退いた場所へと、そいつはあてがわれ、そしてぬめりきってしまった奥へと潜り込んできた。
ぬぷ、ずぷっ
「あううっ、っはぁあんっ!」
絶望感とは裏腹に、やっと訪れた感触に身体が仰け反り、軽く達してしまう。侵入してきたものは、吸盤で内側の襞に吸い付くようにしながら、更にどんどん奥へと潜り込んでいった。
焦らされすぎた身体は、自らもそれを呼び込むように動き、締め上げている。
『こんなヤツに犯されるなんて、なんとか阻止しなくちゃいけないのに。』
しかし、何の抵抗も出来ないまま、とうとうそいつは最奥へと到達を果たしてしまった。ぎちぎちと締め付ける自分の身体のせいで、その実態が生々しく感じられて、あたしは身震いする。
『ヌンサの時は、「卵を産め」だったけれど、こいつは、人間の体内に卵を産み付けるように作られたんだろうか?』
「いや!お願いっ、やめてっ!!」
自由にならない腕や脚を振りほどこうと暴れるが、変わらずそれはびくともしなく、代わりに内部に挿し込まれた触手めいた脚が動き出す。
「ふあっ、あふっ、んっ、はぁ、あうんっ、やぁ、んっ、んんっ…」
表面の数多くの吸盤が、内襞に吸い付きながら、出て行き、そしてまた吸い付きながら潜り込んで来る。先端の部分は、潜り込む度に最奥の壁を叩き、あたしの背を仰け反らせた。
「あああっ!!だめぇっ!!っっはぁぁあんっ!!」
何度目かの抽送の後、あたしは大きく身体を仰け反らせて絶頂を迎えてしまった。
836野良タコ注意報:04/09/23 23:31:11 ID:j2uekgbM
「っはぁ、はぁ、はぁ…!!」
脱力して荒く息をつくあたしの奥へ潜り込んだままのそれに、あたしは何か違和感を感じた。でも、恐れていた「何かを送り込まれる」感じではなく、逆に「何かを吸い取られているような」
これは、エルメキアランスで攻撃を受けたのに近い…。
もしかして、このタコ、人間と生殖を行うのではなく、精神力を吸い取る…?
「っうんっ!はぁんっ、あっ、またっ、ああっ」
イッて間もない身体に、再び身体中の脚達の攻めが始まり、思考が中断される。そしてまた押し上げられていく。
どうやらサキュバスとのキメラらしいそのタコもどきの動きは、どんどん激しさを増していき、胸を、身体中を這い回る脚達は、様々な動きをみせながら、焦らすのではなく、攻め立てる動きをみせ、
抽送を繰り返す異形のものも、吸盤の一つ一つが意思を持っているかのように、内部の敏感な部分を狙って吸い付いてくるのだった。
「はうんっ、ああんっ、あっ、あっ、あっ、はぁ、う!っん。ああ、だめ…また、来ちゃうっ…。−−−−−−っ!!」
あたしのあそこが、また悦びに身悶えるようにそいつを締め付け、泡立つ様になってしまった結合部から、新たに蜜が溢れ出す。そしてまた、最奥まで突き進んた異形のものによって、あたしの精神力が吸い取られていく。
少しの間を置き、ぐったりとしたあたしの中で、そいつは動き出し、あたしの身体が飽きもせずそれに応えていく…。
すっかり陽が落ちた頃、町の人に事情を聞いて駆けつけたガウリイに助けられた時まで、それは繰り返され、
あたしは精神力を吸い尽くされて殺される事は無かったものの、何度もイカされてしまったのだった。
837名無しさん@ピンキー:04/09/23 23:34:50 ID:j2uekgbM
以上で「リナ対タコ」投下終了です。リナ負けっぱなしですがw
ガウリイに助けられた時の様子などは、とりあえず脳内で。
では、失礼しました。
838名無しさん@ピンキー:04/09/24 00:17:17 ID:UtvdfH0+
タコにイカされるリナ…




スマソ
野良タコに首絞められて逝ってくる…
839名無しさん@ピンキー:04/09/24 14:06:19 ID:aFCNIS6D
触手プレイキター!!
ガウリイに助けられたのち、たっぷりかわいがられるリナタンキボーン
840名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:38:00 ID:bY16r78P
>>837
GJ!楽しませていただきましたー。

>>838
ワロタw
841名無しさん@ピンキー:04/09/24 20:44:15 ID:qxES6C/b
>>839漏れもそんな続きみてーハァハァ
842名無しさん@ピンキー:04/09/25 01:56:17 ID:YgQynQ9Q
ところで現在容量が479kbで次スレ移行期ですよ。
843名無しさん@ピンキー:04/09/25 19:54:31 ID:trR75CtA
500kbまでだったっけ…容量の存在を忘れてた
844名無しさん@ピンキー:04/09/25 21:38:27 ID:i+d30P16
新スレこんな感じでどうっすか?

題名:スレイヤーズ 第4話

 四界の闇を統べる王 汝のかけらの縁に従い 
 汝ら全ての力もて 我にさらなる煩悩を与えよ

 闇よりもなお昏きもの
 夜よりもなお深きもの
 妄想の海よ さまよいし存在
 ピンクなりしエロの王
 我ここに 汝に願う
 我ここに 汝に誓う
 我が頭に立ち上りし
 すべてのエロなる妄想に
 我と汝が力もて
 等しく形を与えんことを!

という感じで神を降臨させましょう。

初代スレ  http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1052359978/
2代目スレ http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058501060/
3代目スレ http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076694890/l50

2chエロパロ板SS保管庫  http://adult.csx.jp/~database/index.html

845名無しさん@ピンキー:04/09/26 03:09:54 ID:RawJKOui
新スレ立てますよ〜?
846名無しさん@ピンキー:04/09/26 13:07:13 ID:g8EiBLr1
>845
おねがいします。
847名無しさん@ピンキー:04/09/26 19:08:56 ID:RawJKOui
お許しが出たので新スレ立てました。

スレイヤーズ 第4話
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1096193234/l50
848L:04/09/26 20:23:45 ID:XIpeLP/M
>847


移動するわよ、、部下S(ゴスッ……とさっ。)
849名無しさん@ピンキー:04/09/27 08:09:00 ID:+YraVOgq
お                                     
つ                                           
か                                            
れ                                              
さ                                      
ま                                               
                                               
850名無しさん@ピンキー
ちょっと、ガウリイ、もう引越してるってよ・・・急ぐわよっ!