スレが無い作品のエロSSを書くスレ 2

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241赤い垢すり ◆ojEY7H1URU
ブレイブナイト〜リーヴェラント英雄伝〜のエロパロ11作目。主人公×テス。
お兄ちゃん娘兼ボクっ娘の武器屋の娘です。

テスとの出会いのは彼女の父親の経営する武器屋へ行ったときだ。
「鎧の金具が合わなくてきつい。直してもらいたいんです」
用はそれだけ。大したこともないのだが、カウンターに腰掛けた少女が気になってしょ
うがない。少女は勢いよく飛び降りて僕に言う。
「お客さん、初めてでしょ? ここは腕がいいよ。父さん、お客だよーっ!」
「おう」
と、奥から声を上げて出てきたのは上半身半裸の男。手には槌を持っている。
どうやら卸だけでなく、自作までしているらしい。
「鎧がきつい? んじゃ預かりだ。おーい、テス。この兄ちゃんの鎧、脱がしてやれ」
「うん!」
少女がてきぱきと僕の鎧を脱がして
「じゃあ、明日にでも来てね。お兄ちゃん」
といって、消えていった。
お兄ちゃん? 僕のことを言ったのか?
僕は残った男の方に聞いた。
「え〜と……あの子は?」
「あぁ……娘だ」
それからというもの僕はこの店の常連になった。
この店の品揃えと鍛冶の腕の素晴らしさもあったが、テスに会いたいという気持ちも大
きかった。
242赤い垢すり ◆ojEY7H1URU :04/06/11 00:38 ID:qxrFe5I9
年に一度の剣術大会。それで優勝することはこの国の騎士の誉れだ。
当然僕も優勝を狙っている。その最大の壁とも言えたエルディアさんも何回か個人的な
付き合いをしたら途端に弱くなってしまったので、僕の優勝は確実と言えた。
それまでは、どうあがいても敵わなかったというのに。
だから、実力は確かなはずなのに僕は過去3度優勝を逃してきた。
テスには才があった。それは武器の目利き。剣術大会での優勝をさらに確実な物とする
ために、僕は彼女に武器選びの意見を求めた。
「それじゃあ、どれか適当に選んでよ」
「うん? ならこれだ」
僕は自分の背丈はあろうかという刀身の剣を抜く。一撃必殺は兵法の極意。
「それはお兄ちゃんには無理なんじゃない?」
何を! と、思い僕は振りかぶって振り下ろす。
ぶーん!
「……」
「うん? お兄ちゃんどうした?」
「……肩が……壊れた」
その後、僕は小一時間地面をのたうちまわった。
「よし、なら今度はこっちだ。細身の刺殺剣。手数で押すぞ」
「考えはいいけど、フルプレート着てるわけじゃないから、大して効果的じゃないと思うよ」
「むむむ……」
言われてみればその通りで、騎士と言うわりには上半身鎧を着るのがこの国の騎士の慣
わしだった。
結局は極普通の長剣に落ち着いた。
でも、よく馴染むのだ。自分の身体を動かすのと変わらぬほどに容易く扱える。
「うん! これはいいよ。ありがとうテス」
「お礼は優勝してからだよ。頑張ってねお兄ちゃん」
243赤い垢すり ◆ojEY7H1URU :04/06/11 00:39 ID:qxrFe5I9
そして剣術大会当日。
ミリア、アレフ、フェリル、アーネストと順調に打ち負かし、次は今では紙の壁と呼ぶ
に相応しいエルディアさんが相手だ。
「お前……失礼なことを考えたろう……その鼻を明かしてやるからなっ!!」
「不敬は承知でいいますよ。もう貴方では僕には勝てない。優勝は貰ったーっ!!」

訂正する。紙は紙でも何枚も重ねられた紙だった。やっぱりこの人は強い。守りなんて
気にせず打って来る。この前勝てたのは練習だからって手を抜いてたのかぁ?
もうだめだ……と、思ったそのとき、僕の視界の端にテスが映る。窓から顔を覗かせ手を
振っている。あいつの顔を立てるためにも負けられない。
だっ―― と、一気に間合いを詰めて、二人の影が交差して一つになる
そして、がきん―― と、金属のぶつかる音が部屋一杯に響き、影は再び二つになる。
ずしん……
立っているのは僕……背後からエルディアさんが倒れたであろう音がした。
「勝った……」
これで優勝だ。
正確には騎士団長のバウアー殿が残っているのだが、それこそ障害にすらならなかった。
244赤い垢すり ◆ojEY7H1URU :04/06/11 00:41 ID:qxrFe5I9
その後、同僚達の誘いも断ってテスの家に言った。
みんなには悪いが祝勝会は、極親しい人たちと上げたかったからだ。
「よくやった。これで俺も鼻が高いわ、わはは」
テスの親父さんが、酒の入ったジョッキを一気にあおり豪快に笑い言う。
彼の作った武器で僕が活躍することは、彼の店の宣伝になるし、僕の方も彼の店で優遇
措置を受けられる。つまり、スポンサーと広告塔の関係なのだ、僕らは。
「もう、父さん。そんなに絡んじゃお兄ちゃんが迷惑だよ。そうだよね?」
僕らが盛り上がってるのを見て、テスが割り込んでくる。
「いやぁ……別に。親父さんには感謝してるし」
「……迷惑だよね?」
僕は否定するがテスがしつこく聞いてくる。
何だか言葉では表せぬ迫力を感じ、僕と親父さんは震え上がった。
「そ、それじゃ、俺はちょっと外すから、後はお前ら二人で楽しめや……」
親父さんは、背を丸めおびえながら姿を消した。
それを見届けると、テスは急に明るく笑顔を振りまいて僕に寄り添う。
「おめでとう、お兄ちゃん。やったじゃない!」
「うん、ああ、有難う。テスの見立てのおかげさ」
そう言われてテスは朱に染めた顔を僕の胸に埋める。
「あのとき……」
「何?」
「もうだめだ……と思ったときだよ。お前が応援してるのを見て、それで諦めないって
 思えて……勝てた」
僕の心境など自分にしか分からないはずだが、そんな言い方をした。
「本当に有難う……。武器の見立てだけじゃなく、大事な人としても……そう言わせて
 くれ」
言い終えてから、気恥ずかしくなって視線が定まらない。テスも同様で、お互い真っ赤
になって、きょろきょろしていた。
その状況に耐えられなくなって、
「ええい!」
と、僕は一声上げて、テスの顔を正面向かせ、口付けした。
テスは驚いたように目を見開いたが、そのうちゆっくりとまぶたと閉じて、僕を受け入
れた。
245赤い垢すり ◆ojEY7H1URU :04/06/11 00:41 ID:qxrFe5I9
キスが終わってからテスの部屋に移った。その間、彼女を抱き上げて歩いた。
それで気づいたことがある。三年前、初めて会った頃はまだ幼さの残る女の子だったの
に、そのとき腕の中に納まっていた彼女は、もう大人の色気が漂う女となっていた。
「今からそんなんじゃ、脱いだの見たらもっと驚くぞ」
「ほう、それは楽しみだ」
部屋の窓から射す僅かな光がテスの身体を照らす。その中で、服を脱いでいく。
一枚一枚と減っていく毎に、身体の線が良く分かるようになり、その度に、初めて会っ
た頃との違いにため息が漏れた。
「どう……? ボク、いい女かな?」
「ああ……すぐにでも飛びつきたい」
でも、僕はテスを優しく抱き寄せまた、キスをした。さらに今度は手でテスの胸を揉み
尻をさすった。
「あん!お兄ちゃん……ボクもお兄ちゃんの身体、色々触りたいよ」
「そうか、ならちょっと身体を放してくれ」
テスの訴えにボクはシャツのボタンを外し、胸をはだけた。
「ああぁ……お兄ちゃんの胸、逞しい……」
眼前に広がる僕の体を見てテスはあちこち触ったり舐めたり頬ずりした。
「テス……いいよ……うぅ」
だんだん、興奮してきて下の方が元気になってきたぞ。
「あれ……何だかお兄ちゃんのここ、固くなってる」
テスも気づいたようで、ズボンの上から何度もそこをさすった。
「あっ……ひぃ、止めっ。今、ズボン脱ぐから……」
ズボンつけたままイッたら大変だ。僕は脱ぎかけのシャツとまとめてズボンも脱いだ。
「うわあ、大きいねお兄ちゃんの。やっぱり身体使ってるからかな?」
「知るかっ」
テスの率直過ぎる感想に毒づきながらも、彼女の身体を引き寄せた。
テスは後ろ向きで、僕の腿の上に座った。
「あっ! お兄ちゃんの当たってる、ボクのお尻に……」
今も、僕の物は激しくうずいて苦しいが、テスの身体の準備を整えてあげないと。
テスに足を開かせて僕の足の外側に引っ掛けさせる。これで、簡単には閉じないだろう。
その体勢で、僕はテスの秘所に手を添えた。
246赤い垢すり ◆ojEY7H1URU :04/06/11 00:42 ID:qxrFe5I9
「んはぁ……お兄ちゃん……ボク、なんだか苦しくなってきたよ……」
「どんな風に?」
「お兄ちゃんの触ってるところが、痺れたみたいになって……はぁん」
一声、高く鳴いたテスの秘所からはぬるりとした液体が流れ出し、僕の手に絡まる。
「もういいかな……テス、ちょっと腰を浮かせて」
「う、うん……怖いことしないでね……」
ずずず、と肉が擦れて僕の物がテスの中に飲み込まれていく。
ああ、本当にこの子は大きくなったな、と感慨に耽りながら腰を振った。
僕の手に包まれ揺れる胸も、男を魅了するような腰のくびれも、初めて会った時とはま
るで違った。それだけに、彼女の成長が嬉しかった。
「んん……お兄ちゃん……ボク、腰が打ち付けられて砕けちゃいそうっ!!」
その瞬間、テスの中がきゅうと絞まり僕の物がきついと悲鳴を上げる
「おっ……くぅぅっ!! 出るぅ!!」
僕は、テスの激しい絞りの前に抗うこともせず、中出して果てた。

出した後も繋がったままで、余韻に浸った。
背中を向けているテスが僕を振り返って言う。
「ねえ、お兄ちゃん……よかった?」
「ああ? うん、すごい締め付けだった……」
「だったら、これからもっともっとしてあげるからさあ……」
そこで、テスが身体の向きを変えて正面を向き合う格好を取り言った。
「毎年、優勝してね!! 騎士様」
「……そのためにも、これからも武器の見立てよろしくな」
こうして、二人で変わらぬ仲を誓ってから、もう一度愛し合った。