「くっ、なんというところだ…これが地上というものなのか?しかし……」
青い髪の勇ましき女騎士といった風情の女──ガラリア・ニャムヒーが毒づく。
「話に聞いていた楽園などとはまるで違う、あの異形など……」
ガラリアが視線を移した先には惨殺され、既に無数の肉片と化した少女の残骸と
それを貪り食う、餓鬼というにも形容し足りない者達の姿があった。
深い木々に覆われた周囲に響き渡るのは得体の知れぬ闇の狩人の奇声と、それに襲われたのであろう
少女たちの悲鳴、儚き命の断末魔、鬼畜どもに陵辱されている少女の嗚咽の声……。
「ガロウ・ランといえどもこれほど醜悪ではあるまいにっ……!」
周囲の殺気の幾つかが自分へと興味を移したのを感じガラリアがその身を躍らせた。
「…………!すまない、仇を、それができぬのなら屍を弔うくらいはしてやりたいが……!」
道無き道を駆け抜ける中で見知った者の惨殺された姿を見つつも
どうすることもできぬ己の無力に、歯痒さと無念さが断罪の炎の様に誇り高き女騎士の胸の内を焦がした。
「きゃああぁっ…!!」「……!!」
ジャングルを抜けた、そう一瞬ガラリアが錯覚した開けた場所に少女の悲鳴が木霊する。
反射的に助けを求める声の主を探す。
『我らが求めるは、若き女の血肉ぞ〜!』
「ひぃぃっ…!い、いやあああぁぁぁぁっ!!」
「首だけの亡者が人を喰らうなどとォッ!!」
『む、ぐうおぉぉっ!?』
少女を喰らうということのみに執着していた生首の妖──餓眠が女騎士の渾身の体当たりを
受けて僅かにたじろいだ。
『き、貴様ァ……』『こいつは、女か?』『喰えるものが増えたなァ…』
5つの巨大な生首をキッと見据え身構える。
内心、この妖らと戦っても勝てはすまいと悟りながらもそれと対峙すべく
ガラリアは腰の長剣を抜いた。
「今の内に逃げられよ!」
「で、でもそれじゃあなたが……」
ガラリアが少女に目配せをする。
「わ、わかりました……でも必ず生きてまた……!」
頼りない足取りながらも必死に走るその少女──ユリ・サカザキの後ろ姿を見送りながら
その年頃の少女らしい姿に、騎士として生まれ女でありながらも男として育てられた己の運命と
恋の話に花を咲かせる町娘への憧れと侮蔑が脳裏を過ぎる。
自嘲気味にふっと口の端を歪ませると構えた剣を餓眠へと向けた。
「アの国が騎士ガラリア・ニャムヒーの名にかけ、ここは通さぬ!!」
『人間の女ごときがなにをォ〜言うかァァッ……!!!!』
カシッ…パキィィィィィン
一撃、二撃と突進を受け流したところで粗末な長剣があっさりと中間で折れる。
「ミュージィ・ポーよ、猛きオーラ力を私に!」
既に亡き同郷の者の名を呼び、短くなった剣を餓眠へと振り下ろす。
『しゃらくさいわァッ!!』
ごずるっ……
声もなかった。あろうはずもなかった。
そこには女騎士の下半身だけが残り、それ以外は餓眠のその鋭い歯によってもぎ取られたのだから。
すでにガラリアの残骸でしかないそれが大地に崩れ落ちると、餓眠たちが群がり乱暴に喰い散らかす。
『女ァ……もっと、若い女ァ……!』
次の獲物を求め餓眠が去った後には血の臭いくらいしかガラリアの存在した跡はなかった。
彼女の魂が故郷であるバイストン・ウェルに辿り着けたのかは誰も知る由がない。
簡単に人物紹介
ガラリア:登場作品「聖戦士ダンバイン」無骨といった印象ではないが男勝りの女騎士
ミュージィー:同上、アの国の地方領主の娘、リムル・ルフトの音楽教師
ユリ:ゲーム「龍虎の拳」主人公リョウの妹。まだ極限流空手を教わる以前のユリ・サカザキ
餓眠:「うしおととら」生首のばけもの。喰うしか能がない脇役掃除用キャラ
SSでの状況を説明しますと、脱出不可能な島には女の子たちと化け物、外道、鬼畜な者達しか
いない状況です。
この島の中では女の子たちは普段の半分程度の力しか出せないと考えてください。
今回はあくまでプロローグなので描写控えめで。
作品は色々と出てくると思いますが格ゲーは多分SNK限定になりそう・・・。
道無きジャングルの中を1人の少女が追い立てられるように駆け抜けてゆく。
「はっ…はっ…はっ…はぁっ……!」
少女のしなやかな足が地を蹴るたびに生真面目そうな三つ編みと頭に巻いたジプシースカーフが揺れる。
名をメイファという、17歳の明るい少女である。
ビリビリィィッ
「あっ……!そんなっ……、お気に入りなのに……!」
木の脇をすり抜けようとして引っ掛かったワンピースの裾が破け
色に乏しいジャングルの中に鮮やかな赤い布の色が舞い踊った。
メイファがけっして運動が苦手ではないということはその軽やかな足の運び方でわかるが
よほどに走り続けたのか、すでにメイファ自身はその細く繊細な足を鉛のように重く硬く感じていた。
その手に抱く風水の道具である羅板がクルクルと休むことなく回り続け
運命は残酷に、主に対し安全な場所も方位もないことを告げメイファの表情により影を落とす。
「はぁぁ……もう駄目…限界っ……!」
疲労と逃げ場がないという絶望感から、大木にもたれ掛かり崩れ落ちるように座り込む。
「で、でも……ここまで来ればしばらくは…だいじょうぶ……」
乱れた息を整えようと深呼吸をし、深緑の気を肺に取り入れる。
遠くから聞こえる悲鳴や奇声も、周囲に漂う異様な悪臭ももはや疲労困憊で心神喪失状態の
メイファの気を乱すことはなかった。
それほどに疲労した状態であるから、少女は睡魔に誘惑され魅了されたことにも
気が付かずに魔の誘う夢の世界へと堕ちていった。
ぽと…ぽと……ぼたっ…でろりっ
スライム、というと分かりやすい物体であろうか?──それが彼女を捕食しようと
すぐ傍まで接近していることにメイファが気が付くことはなかった。
自身でも自覚しない内に落ちた眠りにスースーと無邪気な寝息を立てている。
ぬぬ…ぬぬぬっ……
そのアメーバ状の物質が少女の身体を足の先から覆ってゆく。
「んっ…んん……」
粘液がやわやわと肌を包み込んでゆく感触のむず痒さに僅かに声を洩らすが、
スライムがワンピースの内部へと染み入るように侵入してすら少女が目を覚ますことはなかった。
メイファが覚醒したのは彼女の下着の中に侵入したスライムが更にその奥の
乙女の聖域へと侵入してくるのを感じてからであった。
「………!?やぁっ…な、何?はぁ……あっ、あぁっ、あああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
生暖かい液状のものが誰にも触れられたことのない膣壁のヒダヒダの
一枚一枚を堪能するように擦り、Gスポットまで刺激しながら最奥の秘宮を目指す。
肛門からも侵入し、排泄物をも取り込みながら腸内を満たしてゆく。
全身をすっぽりとスライムに包まれ、息ができるように顔だけが晒された状態で悶え狂う。
「あ゛あ゛ぁぁぁぁぁァァァァあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ァ…………!!!」
自慰などで得られる刺激を遥かに凌駕する快感に、他人による愛撫すら受けたことのない
少女が全身を使いその悦びを表現する。
立続けの絶頂に、強すぎる快楽が苦痛となってメイファを襲った。
メイファは恍惚で弛緩して無表情のまま、総身をビクビクと痙攣させあらゆる体液を垂れ流す。
嬌声を上げ続ける口からはだらしなく涎が零れ落ち、すでに焦点の合っていない
虚ろな瞳からは大粒の涙を流しつづける。
全身から吹き出た汗も股間の秘所から噴き続ける潮も、
あらゆる水分を奪おうとするかのように全てをスライムの粘体に吸収されていった。
「んふっ……ふぁぁ……はぁっ…!…ぁぁああっ!?」
何も考えられずに快楽に思考を奪われていたメイファだが、体内に猛烈な熱さを感じ
その嬌声を悲鳴へと変化させる。
「が、あ゛あ゛……!ぐああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ァァ!!!!」
突如始まった捕食行為。
その細身を皮膚の上と内臓の内側から同時に焼かれ
少女らしさの欠片も感じられない、悲痛でありながら奇妙な声が喉の奥から搾り出される。
可愛らしいワンピースもスカーフも繊維が解れボロボロと崩れてゆく。
シミ一つない滑らかな柔肌も強い酸性に焼かれ爛れていった。
膣壁や腸壁などの粘膜は過敏に反応し、その余りの激痛が正気を蝕んでいった。
子宮内にまで満ちたスライムの粘体がメイファを身体の内外から溶かし吸収するのも
その小柄な身体が融解し、只の有機物のジャンクとなるのも時間の問題だった。
「これは気に入りませんねえ……」
声と共に一陣の烈火が走り、メイファを包み込むスライムに燃え移る。
ぼわっと大きな紅炎があがりその高熱がアメーバ状の粘体を蒸発させた。
苦しそうに大きく広がったスライムが少女の身体からその身を剥がすが、炎は消えず
火から逃げるようにのたうち回り、巨大粘菌はやがてその全てを焼き尽くされた。
「やれやれ、やはりスライムだけを焼き尽くすというわけにもいきませんでしたなぁ……」
スライムに取り込まれて消化されるという事態からは逃れたものの全身を灼熱に焼かれ
息絶え絶えで弱々しく胸を上下させるメイファを獣人らしき姿のもの──ギータが前足で踏みにじる。
「すみませんねお嬢さん、この妖刀『緋炎』は素晴らしい剣なのですがなにせ加減が利かなくて」
「う゛ぐっ…!があ゛あ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛ァァっ!!」
火傷で黒ずんだ下腹部を踏みにじられると、炭化した皮膚がボロボロと崩れ落ち
内側から生焼けの肉が剥き出しになって湯気と香ばしい匂いが零れ出した。
「お゛…、お願い……もう、やめて……助けてえっ……」
蚊の鳴くような声でメイファが懇願するのをギータが鼻でせせら笑う。
「こんなに良い匂いを嗅がせて頂いてそれは聞けませんよ、それに私はねえ……」
新たに取り出した剣をペロリと舐めながらその獣の面でニタリと冷酷な笑みを見せる。
「人間の悲鳴と血肉が大好きなんですよ…特に若い女性のねぇぇえええっ!!!」
メイファの目に一瞬、ギータの腕がわずかに霞んで見えた。
絶え間なく続く激痛と強い恐怖に視神経が麻痺したわけではない。
その証拠に、少女の左眼に赤い飛沫が映った。
「どうですお嬢さん……ほら、綺麗でしょう?」
そう言うギータの持つ剣先には切り取られた人間の耳らしき物体が乗っかっていた。
顔の左側に感じる生暖かい感触にそれが自分の耳なのだと悟る。
「やっ…!いやあ゛あ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛ァァッ!!ひっ…、ひぃぃぃ……」
パニック状態のメイファがギータの魔手から逃れようと、半狂乱で暴れ出すが
ただでさえ衰弱した身体の上、強靭な前足で押さえつけられていては動けるはずもない。
「駄目ですねえ、私はもっといい悲鳴が聞きたいのですよ?」
切り取った耳を口の中に放り込むと、さらに新しく剣を取り出し胸に突き立てようと振りかぶった。
涙と鼻水と涎を垂れ流しにし、恐怖で噛合わない歯をガチガチと打ち鳴らしながら
いやいやと首を横に振る少女の表情を見据え、ギータが言い放つ。
「それでは、素晴らしい悲鳴を聴かせてくださいよ、美しいお嬢さん!」
ドグシュッ…!!ブシャァァァァアアアアァッ……!!!!
心臓を貫かれ、大量の鮮血が間欠泉のように凄まじい勢いで噴き上がる。
刀身が乳房をえぐり肉と心臓を巻き込みながら背中まで貫通しメイファの身体を大地に縫いつけた。
「ぐぶう゛う゛……!ごぼあ゛……ぐぶあ゛あ゛あ゛……!!…!……!!」
逆流した血の奔流が食道から喉を満たし口からごぼごぼという音と共に溢れ出る。
気が狂いそうな激痛に声を張り上げようとしても、酸素を求めて呼吸しようとしても
止まる事を知らない血流がその行為を遮った。
「…ぐぼあ゛ぁ゛………ごぷっ……ぐごあ゛…………」
「やれやれ失敗ですか……素敵な悲鳴を聞かせていただけると思ったのですがねえ……」
ぽりぽりと頬の辺りを掻きながらギータが呟く。
「まぁ、いいでしょう…この『命泉』が心臓を貫いている限り貴方が死ぬことはないのですから」
そう言い、ショックで白目を剥きピクピクと痙攣する少女を見下ろした。
「うぎ…うぎ……ぐ、ぎゃああああああああああァァァッ!!!!!」
ギータによる風水少女メイファの解体ショーが進行していた。
まずは両腕を切断して、上半身とギータの本体である下半身の獣がそれぞれを喰らう。
一足先に食い終えた下半身の獣が左足に喰らいつき力任せに引き千切ろうとした。
めきゅぐきゅばきぶちぶちばちいぃぃぃっ!!
「はっぐ…があ゛あ゛あ゛ああああああああァァァァ!!!!!」
膝からいびつな角度で折れたのも構わずにそのまま引っ張ると股関節が外れ、
皮膚が伸びきった付け根の辺りから裂け、千切り取られた。
特に火傷が酷くまともに動かせない右足をばたつかせて抵抗するが
ギータがそれをさも邪魔そうになぎ払い一閃すると、太腿から切断され宙を飛んだ。
落下した足は落ちた先で暫らくピクピクと痙攣を続けていた。
続けてメイファの小ぶりな両の乳房にも一閃しえぐり取ると、その柔肉をスライスして
生ハムを食べるように一枚一枚丁寧に口へと運ぶ。
「やはり喰らうならば香ばしくてとろけるような若い女性の肉に限りますよねえ?」
くちゃくちゃと汚い音を立てながらメイファに訊ねるが、当然答えなどは返って来ない。
裏返り充血した白目を見せる眼球が痙攣し、鼻汁をたれ流しながら血の泡を噴くだけだった。
「やれやれ、もう壊れてしまいましたか……面白くないですねえ」
下半身の本体が剥き出しになった肋骨に付着した肉片をほじくるように貪り
火傷で爛れた下腹部を喰い破って内臓を引きずり出しても、もはや少女はろくな反応を返さなかった。
「まぁ仕方ないですか……それではフィナーレといきますか!」
ひとしきりの臓物を食い散らかし終えるとメイファのか細い首を斬り飛ばす。
高く舞い上がった頭部をキャッチすると、頬擦りをしようとして思い留まる。
「やれやれ、失敗続きですね…折角顔は綺麗なままで少女の首を手に入れたと思ったのに……」
ふーと深い溜め息をつく。
「自分で耳を斬り飛ばしてちゃ世話ないですよね、こんな首は……要りませんっ!」
少女の生首を硬い樹皮の大木へとヤケクソ気味に投げつける。
ごしゃっ…
頭蓋が割れ脳漿が飛散し、幹にめり込むように衝突した。
衝突の威力で眼球も顎の骨も潰れて飛び出しそのまま地面に転がった。
大木の幹には少女の頭髪と顔面の皮と砕けた骨と血肉がその原型を留めずに付着していた。
「これは大切なものですから返して頂きますよ」
驚いた事に少女の心臓は未だにドクドクと脈打ち、送る場所も送るべき体液も失ったまま
虚しく本来の機能を果たそうと活動を続けていた。
ギータがメイファの骸と心臓を縫いつけている『命泉』を引き抜く。
その動きを弱め停止するのを待たずにギータが心臓を踏み砕いた。
ぱしゃああぁぁぁああん!
少女の心臓が破裂音と内包する血液を撒き散らして砕け散る。
「やれやれ…折角の獲物なんだから次はもっと考えてやらなければいけませんねえ……」
顔に飛び散った血をぺろりと舐め取ると、血に餓えた獣は次の目標を探しに動き出した。
少女たちはこの地獄から生き延びることができるのだろうか…続く
登場人物
メイファ:「カウボーイビバップ」ジェットの昔馴染みの娘。風水士の17歳の少女
ギータ:「ハーメルンのバイオリン弾き」超獣王ギータとも呼ばれる大魔王の部下
原作=血を舐めることで相手の能力を吸収する。姑息で残忍だが剣の使い手
鬼R=姑息で残忍な剣の使い手で少女の血肉と悲鳴が大好物
登場人物
ラクチェ:「FE聖戦の系譜」このスレでも登場したアイラの娘。母に似て誇り高き女剣士
フィー:同上。このスレでも登場したフュリーの娘。母と違って元気でお転婆
パティ:同上。ブリジットの娘の盗賊娘。かなりのお調子者。
リーン:同上。シルヴィアの娘の踊り子。母より大人しい?ゲームでは輪姦されたらしい描写が・・・
ジェシカ:「ルナシルバースター」半獣人の神官。お転婆姫だが父王の前ではおしとやか
ドシ:「バスタード」死人使い。良質の目玉を集めている
リンチ:同上。悪魔の鎧を着た不死戦士。斧の技も冴える
ビビアン:同上。妖魔の鎚ほこを持つ一つ目巨人
「リィィーーーーーーン!!!」
巨大な戦鎚がリーンと呼ばれた少女の上半身を無残に叩き潰す。
美しかった母の面影を映す頭部は一瞬にして破裂し、年頃の少女らしくスレンダーな
ボディーは醜い挽き肉と化し、臓物を辺りに撒き散らした。
「リ…リ、リーン……ううぅ……!」
ショートカットの緑髪の少女騎士──フィーがリーンの亡骸を直視して嗚咽する。
艶やかなや髪は血の色に赤く染まり、砕け散った肉と骨と脳味噌に塗れ、
潰れたひき蛙のように変形した身体からは破裂した内臓が顔を覗かせている。
その醜い肉塊の下にある踊り子らしく美しく引き締まった肢体がよりグロテスクさを
際立たせ、残酷さを演出していた。
「フィー、危ないっ……!」
勝気そうな黒髪の少女剣士──ラクチェがフィーの身体を突き飛ばす。
フィーの身体があった場所に戦斧が唸りをあげて振り下ろされた。
「死んだ人間の事は諦めるんだ、今は生き延びることだけをっ……!」
「そんなんじゃフィーまで死んじゃうよ…私、そんなの嫌だからね」
お下げ髪の身軽そうな格好をした少女──パティーがフィーに駆け寄る。
「う…うん、ゴメン……」
体制を立て直すと槍を構え、自分を狙った戦斧を持つ重鎧の不死戦士をけん制する。
フィーに厳しく言い放ったラクチェにしても、胃から逆流するものを感じていた。
目の良い彼女には、戦鎚の一撃を受けてリーンの顔面が変形し、ひしゃげてゆくのがはっきりと
脳裏に焼き付いていたからである。
「リーンはもう無理なの……助けてあげられないの!?」
フィーが3人に守られるようにして後方にいる、僧衣に身を包んだ少女に訊ねる。
「残念だけど、ああなってしまったらもう……」
半獣人の神官らしき少女──ジェシカが悲痛な面持ちで答える。
ラクチェが無念さにギリっと歯を噛み締める。
「私も体術には自信があるわ……一緒に前で戦わせて!」
そう言ってジェシカが3人の前に出ようとするのをラクチェが制止する。
「ジェシカさん、敵は私とフィーが引き受けるわ……この中で唯一治癒魔法が使える貴方に
もしものことがあったら私達は全滅するから……」
フィーに目配せをして1人前へ出る。
「だからジェシカちゃんは私達の後ろに居て、ね?……それに」
「え……?」
「ラクチェの側にいたら邪魔になりそうだし」
剣を構え静かに呼吸を整えるラクチェを見て、フィーが肩をすくめる。
4人の周りのアンデッドの群れがその包囲の輪を縮めてくるのをラクチェがキッと見据えた。
「バァ〜カな小娘が、このドシ様が作った可愛いアンデッドたちに勝てると思っているのかァ?」
ドシと名乗った男が、ゾンビや骸骨兵の後ろで短い手をぶんぶん振り回しながら威張る。
「黙りなさいよ、このチビィ〜!」
ラクチェの後ろに隠れながらパティがあっかんべえをする。
「この状況で減らず口を〜!お、おまけにこのドシ様をチビ呼ばわりとは……!!」
その通りの事を言われ、屈辱に小さな拳を握り締める。
「あーあ…パティってば口が悪いなぁ……」
呟くフィーの後ろで神官のくせにもっと口の悪いジェシカが「そう?」と首を傾げた。
「ゆ…ゆるさぁ〜ん!お前ら、殺してしまえぇぇ!!」
不死怪物の群れを迎え撃つラクチェの全身が薄く輝きを放っていた。
16 :
1:04/01/25 17:38 ID:GTNcajIZ
即死防止に前スレで進行途中の鬼畜ロワイヤルをこちらでまとめさせていただきました。
では、あとは任せます・・・。
フュリーSSの孔子さんもぜひこちらで続きを書いて欲しいところ。
17 :
名無しさん@ピンキー:04/01/25 21:19 ID:2M+Ngf4K
>>1 乙です。
スレタイも変に奇をてらって妙になるよりかは
シンプルもまたよろしいかと。
このスレがのんびりまったり平和に進みますように・・・。
雷「まさか、あの
>>1は・・・
虎「知っているのか、雷電!
雷「あれこそまさに、伝説の主霊太手!
主霊太手----神主霊を立てると言うのは大変な手間であり、
>>1の腕はその負荷によりパンプアップされ、手が太くなると言われ古来より崇められている。
尚、
>>1に対して「乙」と言うのは、人類最初の主霊太手と呼ばれた「乙華麗」に因むと言う。
民明書房刊「新スレとその歴史変遷アラカルト」より抜粋
>>20 ワロタ、そんな理由だったんかいw
>>1 臣は敬服しましたぞ、閣下はここまで見事なスレ立てをなさるのですか…
人肉食、(・∀・)イイ!!
「よくもリーンを───!!」
「で、出るわっ…!ラクチェがお母様から受け継いだ必殺剣、流星剣が……!!」
フィーの言葉に答えるようにラクチェの全身から発せられる光がその輝きを増す。
彼女に襲い掛かろうと骸骨戦士が粗末な剣を振り上げた瞬間、ラクチェの輪郭が光に揺らぐ。
ジュバイイィィィィィィン!
目にも止まらぬ速さの剣速に骸骨戦士と同時に辺りの不死怪物数体が崩れ落ちる。
「す、凄い…!アレスの『剣舞』より速いかも……」
ジェシカがラクチェの剣技のあまりの凄まじさに、状況を忘れて感嘆する。
秘剣『流星剣』によりなぎ倒され、不死怪物の包囲の輪が乱れる。
「パティ、今のうちよ!」
一呼吸置いたラクチェが合図を出すより早く、パティは駆け出していた。
ひとまず、すばしっこいが戦闘力に乏しいパティ一人のみで脱出し、
他にも戦える人間を探し出して来ようというわけである。
この無謀とも思える作戦も、それぞれにパティの勘の良さとラクチェの強さに信頼を
置いているからできることでもある。
ここまで死なずに切り抜けてこられたのがラクチェのおかげなら、右も左も分からない
この秘境の中で彼女たちが合流できたのは、パティの勘の鋭さと行動力のおかげなのだ。
「ど、どこへ行くつもりだ…あの小娘?」
その動きに気が付いたドシが不死怪物に指示を出し、パティの進路を阻もうとする。
「この怪盗パティさんを舐めて貰っちゃ困るのよね!」
少女を斬ろうと振り下ろされる刃も、血肉をえぐり取ろうとなぎ払われる毒々しい爪をも軽く避け、
包囲陣の最も薄いところを的確にすり抜けて脱出する。
「皆〜待っててよォ!すぐに心強い助っ人を探して連れてくるから!」
笑顔で手をパティ振るパティの姿はあっという間に遠ざかり視界から消えた。
「逃がしたか!まぁいい、お前たちの眼球を貰えさえすれば、小娘一人など知ったことではないわ」
そう吐き捨て、眼前に転がる無残なリーンの骸を見下す。
「こんな汚らしい肉塊になってしまっては目玉はおろか、ゾンビとしても使えんわい!」
ドシが上半身が崩壊している、少女だった物を踏みにじると、ぶじゅっという不快感を煽る音と共に
体液を辺りに飛び散らせた。
「リーンちゃん……こんなの、ひ…酷いよぉ!」
フィーは戦友であり心を許しあえる仲でもあった親友を愚弄されて、悔しさで涙を流した。
「き、貴様ァ!唯で死ねると思うなァァッ……!!!」
ラクチェもまたその光景を目撃して激昂し、不死怪物どもをなぎ倒しながらドシを目指す。
「小娘のクセに生意気なァ〜!リンチよ、殺ってしまえ〜!!」
「そんなデクの棒が何の役に立つ?この勇者の剣の錆になりなさい!!」
ガァウッ…キィィィィィィィィィイン!!
「な…なにっ……!?」
リンチの鎧がラクチェの斬撃をいとも簡単に弾き、その圧倒的な防御力を誇示する。
反動で仰け反って着地したところを戦斧が狙うが、間合いをとってそれを避ける。
「馬鹿ァ〜が、リンチの悪魔の鎧にそんなちゃちな攻撃が通用するか!」
「そういうことならばこれで…!」
剣を構え弧を描くように回転させると、剣気が残像を残しまるで月光のような光を放つ。
「秘剣『月光剣』…死の世界でリーンに詫びてきなさい……!」
ラクチェの剣筋が宙に満月を描き、斬光がリンチを飲み込んだ。
鎧の不死戦士が動きを止め、その巨体が崩れ落ちた。
「はぁ…はぁっ……、決まった…!」
秘剣の連発に重度の疲労を感じ肩で荒い息をする。
「ば、馬鹿なァ〜!?悪魔の鎧にはどんな攻撃も届かないはず……」
予想外の事態にドシが呆然と立ち尽くす。
死という裁きを下しに、その外道で卑劣な男の元へとラクチェが歩み出す。
「ラクチェ…何か、おかしいわ……!」
普段と違うラクチェの様子にフィーが悲鳴のような声をあげる。
「え、どういう事!?ラクチェが勝ったんじゃないの?」
「あの娘がこんな簡単に消耗するわけ……そういえば、私も普段より動きが重い気が……」
襲い掛かってきた不死怪物を鋭い槍さばきで退けながら言う。
「そうね、回復魔法の効果も薄いみたいだし、何か特殊な力が働いているのかも……」
自身への攻撃を器用に避けながらジェシカが答えた。
2人からすれば、ラクチェの方が怒りに我を忘れ突出しすぎているのは明白であった。
フィーが彼女に接近して援護しようと試みるが、群がってくる不死怪物がそれを阻もうとする。
「まさかラクチェまで死んじゃうなんてこと、ないよね…?」
ゾンビの群れに紛れ見えなくなった親友の背中に不吉な予感を感じ、それを見るのが
最後になるのではないかという強い不安感に襲われ、フィーが呟いた。
「剣が重たい…たったあれだけ動いただけでこうも……?」
極度の疲労を感じながらもドシを射程範囲にまで捉え、ひと思いに突撃を仕掛ける。
「覚悟ォッ!!………なっ!?」
ドシの命を絶とうと振り下ろされた剣が突然途中でその動きを止めた。
自分と同じ年頃の少女が間に割って入った為、反射的に斬るのを躊躇ったのだ。
もちろんその少女は既に死んでいた。
「………………ううぅっ!?」
腹部に鋭い痛みを感じて我に返る。
熱いものが流れ出す感触で全てを悟るが、すでに死体の少女の剣が
ラクチェの急所を深く貫いていた。
ズブズブと肉と内臓を割って金属が入ってくる痛みに気が遠くなり、
血を吐きながら死体少女に身を預け崩れ落ちた。
「き、貴様ァ〜よくも、よくもこのドシ様に刃を向けたな……!」
放心状態を脱したドシが瀕死でうずくまるラクチェに歩み寄る。
「ぐうあぁっ……げぼおおォォっ…!」
苦しそうに喘ぐ少女の身体を足蹴にし仰向けにすると、金属の爪を顔面にあてがった。
「本来ならばこのドシ様に刃を向けたお前の眼球など、握りつぶしたいところなのだがな……」
コホンと咳払いをして大げさに間を置く。
「ドシ様のこの寛大な心を持って、抉り出した目玉は不死怪物の材料に使ってやろう!ハッハハハ…」
高笑いしながら格好付けたポーズをとるドシの顔に、ラクチェは血反吐と唾を吐きかけた。
前スレどうするんだよ
「……貴様ァ〜許さん、許さんぞォ〜〜!!!!」
頭から浴びるように血反吐を吐き掛けられたドシが激怒する。
ラクチェの髪を掴み、金属製の拳具を装着した拳で少女の顔面を猛烈に殴打する。
「こ、このドシ様によくも汚らしい血を浴びせてくれたなァ!吐け!全部吐き出してしまえェェ!!」
鈍い音がするごとに増える醜い痣と顔面にこびり付いた血反吐が、
ラクチェの凛々しくも少女らしい美貌を破壊していった。
「もうお前の目玉などイランわ〜〜!楯突いた天罰にみっともなく殺してくれる!!」
バグオアァァゴキッグキィグオキィィィッ!
顔面を正面から何度も殴りつける。
すっと筋の通った鼻が潰れると濁った血が流れ出し、白く並びの良い歯が折れて
真紅の汚塊となって散らばった。
「む゛ぐぅ…!ぐぶっ…!ん゛ぐばぁ…!ぼあ゛あ゛ぁっ……!」
腹部に致命傷となる傷を受け、体内から逆流する汚血を吐き出し続けてすら
ラクチェの眼光はドシをキッと見据える様は、別の生き物のように腫れあがった顔からでも気丈さを感じさせた。
まともに意識も思考も全身の痛みすらほとんど感ずることもできなくとも、
執念でひとつの言葉だけを口の中で繰り返し唱え続ける。
「ん〜?気に入らんなぁ、その反抗的な目ぇっ!穿り出してやらあぁぁぁぁっ!!!!」
ズガアッ
「ぐびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁぁぁぁぁっ!!!!」
鉄の楔を左の眼孔に打ち込まれたラクチェから獣じみた絶叫があがる。
そのまま力任せにグイグイと押し込んで一気に引き抜く。
「げぐお゛お゛お゛ぉぉぉっ……!!」
眼球を抉り取られた傷口を両手で押さえながら倒れこむ。
すでにラクチェには痛みにのた打ち回るだけの体力はなく荒く短い息を吐くだけだった。
お久しぶりです。孔子です。
まずは新スレおめでとう御座います。
SSですが、あれは唯、リレー小説が途切れていたのを見て
少し書いただけでしたが、私に構わず誰かしら続きなり書いていただければ
何よりと思いますので。元々リレー形式でしたし。
鬼畜ロワイヤルさんのSS、注目しております。
是非、末永く続けられる事を祈りますので。
「………っ!………っ!………っ!」
ラクチェが吐血を繰り返しながらもその口で必死に何事かを吠え続けていた。
「そんな虫ケラのような声では、なにも聞こえんぞォ〜〜?」
優越感の極みにある表情のドシがラクチェの口元へ耳を近づける。
「………る゛っ!……や゛る゛っ!殺してや゛る゛っ!!」
「ぐぎゃあああああああああああああぁぁぁぁぁっ!!???」
迂闊に近づいたドシが少女の思わぬ反撃に耳を噛み千切られて絶叫をあげる。
いかに瀕死の状態だとて、少女剣士の誇りはドシのような外道な存在に屈することはなく
その残った最後の力を振り絞っての抵抗だった。
「おも…い……しった…か……!」
そのまま意識を失い倒れたまま全身からすっと力が抜けた。
「あぐ…あぐう……み、耳が!このドシ様の耳があああああァァァッ!!!!」
半分に千切れた耳を押さえながらドシが転げまわる。
やがて怒りに肩を震わせながら立ち上がると狂気の色に染まった形相でラクチェを睨みつけた。
「ビビアンッ!こ、この汚らしい小娘を叩き潰してしまえええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
その怒声に答え、一つ目の巨人がぐったりと動かないラクチェに歩み寄る。
少女剣士の誇りや健闘を称える慈悲などはなく、嘲笑うかのように妖魔の槌鋒を振りかぶった。
「こんな屈辱的な仕打ちをして、ただで死ねると思うな!醜いミンチになっちまあえぇぇ〜〜!!!」
「ラクチェ────!!!!」
不死怪物の築く肉の壁を破って、フィーがラクチェを救出しようと飛び出してきた。
身動きすることもままならないラクチェの身体を抱きそのまま────ごしゃ…
避ける間などありはしなかった。
2人の少女の身体は折り重なって潰れ、元々がひとつの肉体であったかのように馴染み
唯のひとかたまりの肉塊と化していた。
ラクチェを庇うように絶命したフィーの体内から押し出された未消化物が血溜まりに流れ込む。
「つっきゃああ〜〜!?これでは使えん、全部叩き潰してしまええぇぇっ!!!!」
ずどぐあっぶじゃごがっじゅぐごっどびゅずがあぶじゅ……
少女らしく細身だった2人の身体が、ビビアンが槌鋒を振るう度に平らに引き伸ばされ
血と臓物の色をぶちまけた皮の絨毯を形作ってゆく。
フィーの頭部が破裂して、歯の付いたままの顎の骨が
その様を呆然と眺めていた半獣人の少女の神官衣にぶつかり地面に転がった。
「あぁ…あああァゥゥああぁアアぁぁ……」
ショックで発狂寸前となったジェシカが言葉にならない声を発する。
巨大な槌鋒が2人の少女の亡骸をただの肉塊へと変えてゆくたびに、
飛び散る血飛沫がジェシカの蒼白な顔と純白の神官衣を深い血の色に染めていった。
「そうだ、まだ一人いたかァ〜!さぁ〜〜て、目玉はお前から…!?」
立ち尽くしたまま動けないジェシカへと歩み寄ろうとしたドシの視界を鎧が巨大な壁となって塞ぐ。
『グ…ググ、キサマラユル…サン!!!!』
「ま、待てリンチ〜〜!!」
ずごっずぐずごがっざぐぞぐるっ…!
脳天に直撃した斧がジェシカの頭蓋骨を断ち裂いて、臓器を潰しつつ下半身までを両断する。
半獣人の少女は真っ二つに割れ、噴水のように血を噴きながら絶命した。
中心から縦にカチ割られた2つのジェシカが血の水溜りに倒れこみ、ばしゃんという飛沫があがる。
赤い飛沫を浴びたドシが深く頭を抱え込んだ。
『スマナイ、ドシ…オマエハ目玉ガイルノダッタナ』
「あっきゃあ〜〜〜〜もういい!さっさとしろ、逃げたあの女を追ええええええ!!!!」
不死怪物の群れがパティの去った道の先を目指して歩み始めた。
序ノ参へ続く・・・。
データが消えて遅くなったうえにパワーダウン・・・申し訳がない。
ある日のことです。榊さんは隣町に向かう電車に乗っていました。
(隣町のデパートで限定生産の『ねここねこ』ぬいぐるみを売っていたのです)そのときです。
「……?」
お尻に違和感がありました。誰かに撫でられているような。
「ん……っ」
気のせいではありません。今は午後のラッシュアワー。
まわりは鮨詰めです。こういうことがあっても不思議ではありません。
(痴漢だな……)
うつむいて、真っ赤になってしまいます。
榊さんが痴漢に遭ったのは一度や二度ではありません。
榊さんの豊満なボディを狙う男たちの手に、何度も何度もイタヅラされてしまいました。
その度に、嫌で嫌で仕様がなかったのだけれど、かといってどうするということもなく、
ただ痴漢たちの為すが儘に嬲られているのでした。
(またか、嫌だな……はやく終わって……)
痴漢どもの中には榊さんの秘所にまで手を突っ込んでくる輩もいましたが、大抵はそこまでせず、
我慢していれば適当なところで満足してくれるのでした。しかし、今回は勝手が違いました。
「よぉ、榊さんよ。思った通りいい体してるじゃねえか。へへ」
「――!?」
慌てて、声のする方に振り向こうとしますが……
「動くんじゃねえっ!」
小さな、しかし低くドスの利いた声で釘を差します。
「山猫がどうなってもいいのか?お前が飼ってる西表山猫がよぉ」
「……何だと?」
榊さんはさっと青ざめました。
「へ へ お前の飼っている山猫は預かってるぜ。みてみなよ。――振り向くんじゃねえぞ」
野太い、肉体労働者のような武骨な指が、細い肩越しに伸びてきました。
指の間に挟まっている一房の獣毛。この独特の色は間違いなく……
「お前……! マヤーに何をしたっ!?」
榊さんの顔は忽ち真っ青になっていきます。自分の名前、
それとマヤーを飼っていることを知っていたことといい、嘘や出鱈目ではなさそうでした。
「くく、そう興奮するなって。あんたにちょいとばかし用があるんだよ」
顔の見えない男は耳元で囁きます。
「次の駅でちょっと付き合えや。その前に楽しましてもらうけどよ……抵抗するなよ」
(んっ……!)
ごつい指がいきなり榊さんの胸を鷲掴みにします。そうしてそのまま、荒々しくもみしだき始めました。
「んっ……やぁ……」
男の骨張った手は、榊さんの乳房を好き勝手にこねくりまわし、嬲ります。
男の掌の中で、榊さんの豊満な乳房は何度も何度も形を変えていきました。
「へ へ すげえ弾力だな。指を弾いてくるぜ」
「……っ」
榊さんは、羞恥と屈辱とが綯い交ぜになった顔つきで歯をぎりっと食いしばりました。
ですが、今は耐えなければなりません。男の意志に逆らう訳にはいかないのです。
大好きなマヤーの身の安全が懸かっているのですから……。
男の手は一通り乳房の感触を楽しむと、次に榊さんの乳首を執拗に責めます。
指の先で突起をはさむと、少し強めの力でくりくりと摘みあげました。
「あっ……はぁ……っ」
「くくく、どうした? よがり泣きがまじってきたぞ」
「あっ……あふ……ッ!」
男の指はごつい見てくれにも関わらず、絶妙なタッチで榊さんの胸をいたぶります。
榊さんの口からはいつの間にか切なげな呼気が漏れはじめていました。
「そろそろ、下もいくか」
そんな榊さんの変化を感じ取ったように、いきなり男の手がスカートの内側に侵入してきました。
男の指は子猫がプリントされたパンティの上を筆先でなぞるように触れます。
「ああっ……!? はぁッ……!」
「何だ、もう濡れてるじゃないか。大人しい顔して意外とスケベな女だな」
男の指は布地越しに、割れ目をなぞるようにして上下に擦っていましたが、
クリトリスの位置を指先で探り出すと、そこに狙いを定めてに弄くりはじめました。
「ふぅっ……くぅ……っ」
足がガタついてきて、榊さんはもうまともに立つこともできません。
手すりに寄りかかって、手首でかろうじて全体重を支えていました。
内股を生暖かい液体が滴って落ちていきます。
「くくく、ビショ濡れじゃないか……。そんなにイイのか、顔に似合わず淫乱な女だな。
――おっと、もう着く頃だな。仕方ねえ、お楽しみは後にするか」
車内アナウンスが、間もなくの到着を予告します。
男はこの駅からどこかに榊さんを連れ込もうというのです。
「よし、降りろ」
制服のスカートから手を抜いた腕が、今度は榊さんを肩を荒々しく掴みます。
榊さんは杭を抜かれた様にへなへなと崩れそうになりながらも、何とか踏ん張りました。
目にはうっすら涙が浮かんでいました。
(わたし、これからどうなるんだろう……?)
荒い息を吐き吐き、榊さんはぼんやりとプラットホームに降り立ちました。
そうして、男に引き立てられる儘、榊さんは改札口を出ました。
駅の構内を突っ切り、駅前ロータリーで待っていたのは、窓ガラスまで黒く塗りつぶした一台のワゴンでした。
男は片手で榊さんの腕を捻り上げたまま、わずかに開けられた窓越しに何やらボソボソと会話を交わすと、
そのまま榊さんをワゴンの中につき飛ばしました。すぐに腕が伸びて榊さんは押さえ込まれてしまいました。
暴れようにも、素早く手錠を掛けられ、口には猿轡を噛まされてしまいます。
明らかに手馴れた者の仕業でした。唯一、自由に動かせる目にも、車内の様子をよくみる間もなく目隠しをかけられてしまいました。
やがて、エンジンが轟き、車は発進しました。……無情にもそれを見咎めた人はいなかったのです。
そこで榊さんを待っていたのは男たちのいつ果てるとも知れぬ陵辱と監禁でした。
コンクリートが剥きだしになったひび割れた壁、タイルが剥きだしになった薄汚れた床。
どこかの廃ビルであることは明らかでしたが、一体どこにあるかなど分かるはずもなく、
まして、助けを呼ぶことなど不可能でした。
榊さんは何人もの男たちに、毎日のように侵され続けました。
「うぶぅ! ぶぶぅ!」
男の毒々しい肉棒が榊さんの口につきこまれます。
榊さんの小さく可憐な唇に、太く真っ黒なチ○ポが押し込まれ、激しく擦りつけられているのです。
それは、誰が見ようとグロテスク以外の何物でもなかったでしょう。
ですが、既に何百回となくザーメンを飲み込まされてきた榊さんは死んだように無反応でした。
涙はとうに枯れていました。
「おうっ、おうっ、おうっ!!」
やがて、男が細かい震えとともに絶頂の雄たけびを上げます。
男の逸物が唇の中で弾け、迸る先端から鼻が曲がるような臭気を口いっぱいに撒き散らします。
「……ん……ぐぶっ……」
榊さんは無表情にそのザーメンを飲み干しました。
吐き気も、もう感じなくなってしまいました。
そもそも胃から吐き出せるのは一杯に注ぎ込まれたザーメンくらいなのですから。
男たちはあらゆるセックスを榊さんの体に叩きこみました。
輪姦・異物挿入・ハードSM・獣姦・スカトロジー
マニアの間でハードコアと呼ばれるものの中で榊さんの肉体に加えられなかった虐待は何一つありませんでした。
ですが、榊さんは抗う素振りを一つすら見せず、それを受け入れました。
皿一杯に盛られた犬のう○こまで黙々と喰い続けたのです。
それでは榊さんは狂ってしまったのでしょうか?
違います。榊さんに理性はありました。
いつものようにものを考え、かわいいものを見ては妄想を逞しくし、
無口ながら友達とも口をきき、時には不器用ながらも大事な友達に愛情を表現する
――そんな榊さんの心はまだ生きていました。まだ、生きていたのです。
(マヤー……マヤ……ァ……)
男たちは約束してくれました。大人しく言うことを聞いていれば、いずれマヤーは返してくれると。
ここから解放してやるのだと。
ザーメンを何リットルと飲み干し、顔中が糞に塗れながら、ただマヤーのことだけを思っていました。
自分を信じて命がけでやってきてくれたマヤーを。
自分を決して好いてはくれない猫たちの中で唯一こんな自分になついてくれたマヤーを。
自分を母のように慕ってくる愛しい子猫を。
そしてこれからマヤーと一緒に暮らしていく未来を……
唐突に、柏を打つような音が響きました。
照明が落とされ、男たちが何やら機材を動かします。
男たちはビデオを撮影しているのでした。
榊さんが犯されつづけた薄汚れたシーツの周りには何やら機材が並べられ、
高い三脚に支えられた黒い筒などはどう見てもビデオカメラ――それもかなり本格的な――のようでした。
「オラ、飯だ」
榊さんの前にお皿が湯気を浮かべながら放り出されました。
かたい床に落ちてピチャと少し中身がこぼれますが、男は構おうともしません。
カレーライスのようでした。
「あ……ぁ……」
時間の感覚など無くなっていた榊さんですが、長い間ロクなものを食べたことがないということだけははっきりとしています。
香ばしい匂いが鼻をつき、唾液が溢れ返ってきました。実際、160時間近くぶりの食物なのですから無理も無いでしょう。
榊さんは犬のように顔を埋めそのカレーライスに貪りつきました。中の肉は腐っているようでしたが、そんなことはお構いなしに涙を流して肉汁を啜りました。
「たっぷり喰えよ、『最後の晩餐』なんだからな」
皿を差し出した男がニヤニヤしながら眺めていました。
言うまでも無く、男たちはスキマ産業に従事する者たちでした。その中でも非合法な裏ビデオの撮影・販売を生業とし、その手のマニアに流している、そういう連中です。当然、モザイクなどはかかりません。
榊さんが性器をさらけ出し、そこに肉棒が差し込まれるさまも、榊さんが涙を流して犬のう○こを食べるさまも、血しぶきを上げて膣を裂かれながらフィスト・ファックされるさまも、みな丸見えです。
今回は特に上玉だから相当の儲けが得られるでしょう。そうして、男たちの商売にはもう一つ特殊なものがあったのです。
男たちは食事を終えた榊さんを取り押さえると、手足を拘束しました。
またいつものが始まるのか、と榊さんがぼんやり思ったその時、意外な声が聞こえました。
「やあ、榊君」
「……ら……せんせ……?」
そう。そこに立っていたのは榊が通っている高校の教師、ベージュの外套に身を包んだ木村でした。
「猟奇ビデオって知ってるか?」
不意に男の一人が口を開きます。
「手足切断したり、目ン玉くり貫いたり、切り刻みながらファックして、
今度は死体をファックする、反吐が出るほどクールでサイコなビデオ」
男たちは口々に説明していきます。
「うちはな、お得意さんには金額と協力次第ではそういうビデオを
丸ごと買ってもらってるんだ。出演料こみでな」
「三千万だってよ、凄いねこの先生」
ヒヒと涎を垂らしながら木村が拘束された榊さんに圧し掛かってきます。
男の一人がすかさず台の上にのせられた「道具」を差し出しました。
「マヤーは……マヤーは……助けて……お願い……ぎゅ!」
メスが鳩尾に沈み込みはじめました。
「あの猫になら今から会えるぜ。お前の腹の中でな」
それが榊さんが最後に聞いた言葉でした。
――それ以後、皆が榊さんの姿を見かけることはありませんでした。
乙!
スレ的に「ほのぼの」でしたが可愛かったです。
人間はともかく猫はだめだー
スレ創立時の勢いはどこへいった?
>>45 自分はこのくらいのペースでいい。
いかに猟奇好きでも、毎日血の雨の中にいれば飽きちゃうからね。
SS無いと書き込みも稀か。
書き込みがあったらあったで「雑談UZEEE」とか「議論UZEEE」とか書かれる罠
前スレでSS書いてたTWOPAM ◆1wCeMWo5Goさん光臨希望
光臨じゃなくて降臨だな・・・恥。
降臨希望とか抜かしても、感想一つ書けない低レベル名無しのスレに
わざわざ時間かけて書いたSS落とす職人もいないと思われるが?
ここの名無し、最低限の常識も無い。
なんか怨念の篭もったレスですね
孔子さんですか?
孔子キモ……
だって、原作知らなかったりオリジナルじゃ感想書けないもの・・・(´・ω・`)
>>54 前者はともかく後者は遠慮なく感想書くべきかと。
孔子だな……
さぁ始まりました…
2ch名物「○○だな…」「○○キモイ」決め付け祭りが(藁
お前らのようなアホが居るから職人なり絵師なり2chから去っていくんだよ
>>52-53 >>57 今すぐホンマもんのSARSに感染して逝っちまえ!
反応薄いとモチベイション下がるよな
鬼畜ロワイヤルはひそかに楽しみにしてる
俺の目当てのあのキャラが出るのはまだかな〜と
孔子乙。でも帰ってもいいよ
前スレ見直してみたけど、感想らしい感想がついてなかった書き込みは
孔子の最後の奴しか見当たらない
>61
つまり>51は(藁
それ以外の職人は楽しみだ
64 :
あずまんが:04/02/11 15:38 ID:qxFBmkwU
初めに大阪の死体を発見したのは滝野智だった。
智が訪ねたアパートの一室で首を吊っていた大阪は腐っていた。
空洞の眼窩には蛆がいっぱい詰まっていた。
「大阪……冗談だろ? そんな変なボケかますなよ……なぁ」
死ぬ前の大阪を見た人はいう。顔はパンパンに膨れ上がり、青黒く爛れていたと。
目茶苦茶な量の食物を一度に詰め込んでは、何度も吐き戻していたと。
狂ったようにそれを繰り返し、思い出したように奇声を発し叫んでいたのだと。
「お前、せっかく大学入れたんだぜ? あたしらが大学入れるなんて奇跡みたいなことだぞ。
せっかく、これから楽しい生活が始まるっていうのに……せっかく、人生はこれからだってのに……」
智が目をかっと見開いた。
「何で死んじまったんだよおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
血の涙を流す智を外より窺う目が一対、二対と。智のアパートを監視していた男たちが動いた。
青ざめた顔で、智がふらふらと出てきたのだ。固より注意の散漫な彼女であるが、いまは甚だそれが酷かった。
男は易々とその背後を取ると、智の頭部を殴打した。
渾身の力のこもったブラックジャックが後頭部にめり込んで、智は鼻血を噴き出しながら前のめりに吹っ飛んだ。
65 :
あずまんが:04/02/11 15:39 ID:qxFBmkwU
「……おう、そこに置いておけ」
「カメラの用意は……」
雑音と共に聞きなれない男たちの声が頭に響いた。と、同時に鈍痛が脳天に衝き抜けた。
「う……ぐうっ……」
智は身を起こそうとして、動いた体に金属の戒めに気づいた。
後ろ手に手錠を掛けられ、パイプ椅子に繋がれていた。
「お目覚めかい、智ちゃぁーん」
素っ裸の男たちが7,8人自分を取り巻いていた。皆、顔には悪趣味な覆面を着用している。
男たちのペニスはみな隆々と反り返っていた。……悪い冗談としかいいようがない光景だった。
「なんなんだお前らっ! 頭おかしいんじゃないのか!?」
智は上ずった声で怒鳴り散らした。虚勢を張っているというよりも、
混乱してテンションが上がっているらしい。男たちが怖気づくほど喚き散らす。
と、そこへ覆面の下から長髪を垂らしている男が前に進み出た。手にはブラックジャックが。
「フン!」
「ぶぎゃっ!」
腰を回転させて打ち出されたブラックジャックは、遠心力を込められて智の顔面を2センチほど陥没させた。
一撃、さらに二撃。鈍い音と共に何かの破片が弾け飛ぶ。男が智の前髪を荒々しく掴み上げた。
66 :
あずまんが:04/02/11 15:40 ID:qxFBmkwU
「大人しくしねえと殺す」
「ぎひぃ……ぎひぃ……」
弱弱しい呻きを漏らす彼女を尻目に男たちがグロテスクな器具を取り出していく。
その元へ弾けとんだ破片が転がってきた。智の前歯だった。
「おい、まずビラビラを撮るぞ」
「へーい」
男の一人が智の背後にまわる。
「ぎ……やめ……」
木から落ちたトマトのような顔になった智は、掠れた声で呻くのみである。
男たちは易々と智の衣服を脱がし、あるいは引き裂いていった。
直ぐに、秘所を覆う布まで露わにされる。
「ぐうっ……ひぐぅ……」
ぽたぽたと液体が頬を伝って床に滴った。智の涙である。
智の秘所は男たちのまえで露骨に暴かれ、ラビアのひだをびらびらと指で押し広げられていた。
そこへ閃光と機械音が響き渡る。写真撮影されているのである。
「お前の友達にも同じことをしてやったんだぜ」
「……ぁ……」
「そしたら自殺しやがってなあ、笑わせるぜ!」
「ギャハハハ!」と男たちが一斉に破顔した。
「…………」
「何だ、その目は……?」
再びブラックジャックを手に智に近寄ろうとする長髪の体を皆が必死で留め、なだめる。
今、玩具を壊されるわけにはいかないのである。
67 :
あずまんが:04/02/11 15:41 ID:qxFBmkwU
「フン! いっておくがな、あの女が死んだのはお前のせいなんだぜ!」
智の体がビクンと震えた。長髪の男がいう。
大阪に加えられたレイプがあれ程むごいものになったのは全て智のせいなのだと。
無論、それは自分勝手な理屈に過ぎなかった。
だが、皮肉なことに、あれ以来男たちの残忍性が急激に成長を遂げていったことは間違いなかった。
「お前のせいだぜ、俺達はもう、並みのレイプじゃ満足できねえんだよ」
「ああ、膣の裂ける音なんか一度聞いたら止められねえよ、ヒヒ」
今までの男たちの犯行と言えば、酔って身動きが取れなくなった女性を、
酔い潰れているうちに次々とレイプしていくというものであった。
被害者の女性は自分が20人くらいの男に強姦されたという事実を知り、
後で自殺未遂を繰り返したり、ストレスで過食症になっていったりしたものだが、
それでもある意味幸せといえた。これから犠牲になる智には、
レイプ集団の中でもサディズムに目覚めた狂人精鋭の暴行が待っているのである。
それも、意識がある裡に。それはつまり、正気のまま地獄を経験しなければならないということであった。
「まずはこれを入れようぜ」
男の一人がペニス型バイブを取り出した。白っぽい樹脂で作ってある、
見かけはごく普通のバイブレーターである。
ただ、普通と違っていること点はかりの直径が大人の握りこぶしくらいあることだが。
68 :
あずまんが:04/02/11 15:44 ID:qxFBmkwU
「……ぁ……や……」
「ん? 聞こえねぇーぞ?」
長髪の男は耳に手を当て、おどけた仕草で体を屈めてみせる。
智の口からは聞き取れないほど微かな呼気が、へし折られた門歯の隙間から往復している。
別の男がバイブレーターの切っ先を智の秘所にあてがった。そして、力を込めはじめた。
「ぁ……め……!」
「んぅ? よく聞こえんな。――そうか。きっと喜んでるんだな」
「あっ、分かった」というような顔つきで、長髪の男がぽんと手を叩き、会心の笑みを浮かべた。
「入れて欲しいんだってよ。だったら、いっちょやったれや」
「おお、そりゃ喜んでるんだからよ。そこまで欲しいんなら入れてやるぜ」
「や……め……やめろおおおおおおっ!!」
めりめり、という音をさせながらバイブが智の割れ目に沈み込んだ。
「ぐぶおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
ようやく、智は声が出た。
まあ、秘所が修復不能になるくらい裂けてしまったのだから、絶叫するのはむしろ当然といえるだろう。
ちなみに、智はこのときまで処女であった。
「ぎゃひいいいい! ひぐぅうううううう!」
狂ったように暴れまわる智は、縛り付けられている椅子ごとガタゴトと揺れ、床に転がりそうになる。
「ぎゃはははは! そんなに感じてるのか?」
男たちは手を叩いて囃したて、哂いに緩んだ目と目を合わせて互いに頷きあう。
「今度はスイッチいれようぜ」
――その言葉は激痛にのたうちまわる智の心を、さらに絶望へと蹴落としていった。
おおこういうのを待っていた
処女にバイブ(・∀・)イイ
>智が訪ねたアパートの一室で首を吊っていた大阪は腐っていた。
>空洞の眼窩には蛆がいっぱい詰まっていた。
大阪ならこういう体を張ったギャグもありかなあ、などと思い、
しばらく読み進めてから、ようやく
「・・・あ、本当に死んでたんだ」
と認識した私はダメダメでしょうか。
意識を失いながらも、苦しげに呼吸をしているルティアを壊れ物を扱うかのようにイティアは静かに抱き上げた。
その体は藁のように軽く、火のように熱い。全身が小刻みに震え、服の上からも汗がしとどに滲んでいる。
「着替えも・・・・・貸してもらえます?」
「ああ、向こうの寝室のタンスの物を使ってくれ、今、濡らしたタオルを持ってくるよ」
イティアが振り向いて軽く頭を下げると、マリーと呼ばれたアズの娘が、姉妹を見つめていた。
「あの・・・・私のせいなんでしょ?ごめんなさい・・・・。何か、出来る事ありませんか・・・・?」
「気にしないで。それより今まで辛かったでしょう?あなたも病み上がりなんだからもう少し休んでなよ」
イティアは笑顔でそう言うと指示された部屋に入りベッドにルティアの体を横たえる。
タオルを持ってきてもらったら体を拭いて服を着替えさせてあげよう。そう考えていた時だった。
この家の呼び鈴と思わしき音が鳴り、続いて乱暴に戸を叩く音が響く。
「おい、警察だ、開けろ!」
その声を聞いてイティアは驚愕した。先程の騒動でやはり警察に追われていたのだと知る。
アズは姉妹を庇う為か、出ようとはしない。だが、しばらくすると戸がむりやりこじ開けられる音がした。
「困ります!今、立て込んでいるんです!」
「この家に手配犯が入り込んだとの証言を得た!捜索させてもらうぞ!」
警官達は強引に家に入って来る。イティアはこの状況をどう打破するか考えた。
隠れようにも大した場所もなく、証言まで得ている以上、自分達を見つけるまで警官は諦めないだろう。
その気になればこの場で警官達を倒し、逃亡する事は可能だ。
しかし、無関係なアズ達を巻き込んでしまう上、なにより重病のルティアがいる。
今、ルティアを連れて逃げる事は、彼女の生死に関わる問題だった。
イティアは今考えうる限り最上の選択をするため、心を決める。
姉妹のいる部屋の扉が乱暴に開かれた。
そして、数人の警官が銃を構えたまま、室内に乗り込んで来る。
「・・・・・コイツだ間違いねぇよ・・・・・・」
先程イティアに鼻を折られ、顔面に痛々しく包帯を巻いた警官が恨みのこもった声で言った。
「小娘!この町で警官に暴力を働く事はこの上なき重罪!ましてやこいつの相方はあわや手首を切断するほどの重症だ!」
その前に一般人を襲い、自分にも発砲しておいて一方的に、とイティアは反感を覚えたが、
同時に自分が他人にそこまで重症を負わせてしまった事に少々気が咎めた。
「署まで来い!抵抗するなら容赦なく発砲する。」
それはつい先程身をもって理解していますよ。とイティアは心の中で呟く。
「もう一人は・・・・・そのベッドか!おい!起きろ!」
ベッドの上で苦しむルティアに男の怒声が向けられ、イティアは慌てて叫んだ。
「待って!妹は関係ない!私一人でやったことなの、行くから、抵抗なんてしないから。
だからこの子は許してあげて!病気なの!」
イティアが必死に懇願すると、男たちは顔を見合わせた。
確かにベッドの上の少女は自分達が入ってきたのも解らない様子で苦しげに呻いている。
「お願い・・・・・罰なら私がこの子の分まで受けるから・・・・・・お願い・・・・・・!!」
警官達はイティアとの戦闘も覚悟していただけに、
無抵抗で捕まるというのならこの程度の譲歩は受けてやってもいいと考え始めた。
もし、断ればこの少女は何をするかわからないという恐怖もある。
「まぁいいだろう・・・・・だが、貴様が少しでも抵抗するならこちらの娘もただではすまんぞ」
「抵抗なんてしない、だから約束して・・・・・・妹には手を出さないと!」
警官の一人がイティアの手首を掴んできた、つい反射的に振りほどこうとしたが、
先程の警官の言葉を思い出しおとなしく力を抜く。
がちゃり、と音がして手首に冷たい感触がした。手錠を掛けられたのだ。
「くくく。さっきはよくもやってくれたなぁ・・・・・オイ!」
鼻を折られた男がイティアに近寄って来たかと思うと、いきなり顔面に拳を繰り出してきた。
とっさに魔力でガードしようとするがすんでの所で、踏みとどまる。そんな事をすれば逆にこの男の拳が砕ける。
それ自体は一向に構わないが、抵抗の意思ありと判断される危険性が大い。
ガッ!!
「あうっ・・・・・」
ガードをしなかった代償として、顔面にもろにパンチをもらう事になったイティアが少しふらつく。
男はさらにイティアの髪をわし掴みにすると、腹に膝蹴りを入れてきた。
ドスッ!!
「うくっ・・・・・」
「おい、その辺にしとけ」
「うるせぇ、このぐらいじゃ気がすまねぇんだよ!」
警官の一人が静止に入ったが鼻を折られた警官はまだ、気が晴れない様子だった。
「どのみちコイツはこれからたっぷり地獄を味わうんだ」
「ふっ・・・・それもそうだな、おらっ!さっさと来いや!」
警官たちは乱暴にイティアを引っ張っていく。
「・・・・お・・・・・姉ちゃん」
イティアが連れ出された時、意識のないルティアの口から一言姉を呼ぶ声が漏れたがそれを聞いた者はいなかった。
「やめてよ!その人はなにも悪くない!」
「頼む、その娘は我々の命の恩人なんだ、話を聞いてやってくれ!」
アズとマリーが髪を引っ張られながら乱暴に連れ出されるイティアを見かねて警官に詰め寄る。
「うるさい!邪魔をするな!犯罪者をかくまったとして貴様らにも罰則が下るかもしれんぞ!」
警官の剣幕にマリーは怯え、声が出なくなる。アズも、自分だけならば警官を殴ってでもイティアを救いたいと思っていたが、
娘の事を考えると言葉に詰まってしまう。
「・・・・・この人達は何も知らないの、私のした事とは関係ない」
逆に、イティアが二人を庇うと、今度はアズ達の方を向き真剣な眼で言った。
「アズさん、マリーちゃん、私が帰ってくるまでルティアをお願い」
「・・・・・・・ああ、まかせてくれ。本当にすまない。・・・・・・助けてもらっておいて何もできなくて」
「ほら、さっさと歩け!」
突き飛ばされる様にイティアは警官たちに連れて行かれた。
街中を引き回されるイティアに町民の視線が集まった。
「さっきのあの娘だ・・・・・つかまったのか・・・・・・」
「あれだけの事しちゃったのよ・・・・可哀想に、生きて出てこれるかしら・・・・・・・」
「ふん・・・・・魔法使いなんてみんないなくなりゃあいいのさ・・・・・」
人々の哀れみや畏怖の念が篭った視線に晒されながら、ようやく警察署に着く。
署内に連れ込まれたイティアの前に署長と呼ばれた中年太りの男が現れた。
その横にはまだ20代と思われる、黒髪短髪の青年がいる。
署長と呼ばれた男はイティアをじろりと一瞥すると、口を開いた。
「ほう・・・・この小娘がワシの部下に怪我を負わせたのか、そんな顔をしてとんだ食わせ物だな。
ヘルストロ、お前に任せるぞ、我々に立て付いた事を深く後悔させてやれ」
署長の隣にいたそう呼ばれた男はイティアを冷酷な目で見下ろし言う。
「・・・・・これから貴様に処罰を与える、断っておくが私に魔法は通用せんぞ・・・・・・・・」
自己犠牲精神にあふれた健気な娘は良いですねえ。
てか、ずいぶんSS書きなれているような・・・。
ここまでなら、前スレとも合わせても圧倒的に「萌え」の勝ちですな。
このあとに続く惨劇にも期待してます。
・・・オリジナルということに気がつかず
名前で色々ググッたのは俺だけだろうか。
>>75 しかし、元ネタシラネーつまらねえとか喚いている香具師よりも
よほど建設的でSSを深く楽しめる行動だな。
>>64-68 「んじゃ、いくぞ〜」
「むぐぅおおおお! うおおおおっ! やめろおおおおおおおおおっ!!」
智はもう半ば狂っていた。文字通り半死半生で膣内に押し込まれた異物を拒絶する。
だが、さらなる激痛から逃れる術も無ければ、都合の良い救いの手なども無かった。
バイブレーターの電動スイッチが押された。
「ぐぎゃああああああああああああああああああっ!!」
ぶしゅう、と智の秘所から鮮血が迸る。根元まで食い込んだ極太の凶器は機械的な振動をただ黙々と智の秘所に加えている。
智の膣内はズタズタに裂け、取り返しのつかないほど壊れてしまった。もう、二度と女としての用法には耐えられないだろう。
「ぐおおおおおっ!! おおおおおおおおおおっ!!」
智はもう人語を発していなかった。口から発するのは雄たけびとも断末魔の呻めきともつかないものだった。
瞳孔が拡散し、顔からは脂汗が流れている。男たちはまるで豪華な料理に舌鼓を打つように、
しみじみとその絶望を噛み砕き、うっとりと味わった。
「ちーんこ、パワーアップ!!」
長髪の男の手中でスイッチが変更された。ペニスバイブはカリの部分で円運動を始めた。
智の裂けた膣内の傷がさらに3センチは拡大した。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
ひときわ激しく暴れて、智の全身は痙攣し始めた。苦痛にのたうっているというよりは、
熱病に掛かって小刻みに震えているような症状だった。裂けて開ききった膣からは鮮血が滴り、
足元に50センチ平方くらいの血溜まりを広げている。その上に水流が迸った。
「気絶してんじゃねえぞコラァ!」
バケツを片手に、髪を掴んだ長髪が智のひしゃげた顔を上向かせた。
智は潰された顔で白目を向かせて痙攣するしかない。だが、意識を失うことはついぞ許されなかった。
バイブの次は休む間もなく男たちの肉棒を受け入れなければならなかったのだ。
男たちはペニスをみなぎらせて待機している。ペニスは全て練り辛子がたっぷりと塗りこまれていた。
長髪のアイデアである。
<終わり>
前作付き
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/hikky/1076514179/n12
ティンコに練り辛子なんか塗って大丈夫なんでしょうか。
いえ、ティンコの持ち主がですよ。
百戦錬磨の豪傑にはそれぐらいが心地よいのですよ。
>>79 コンドームを装着(但し先端穴開)⇒正義のネリカラシ⇒挿入⇒智激痛・ヤシウマー(゚д゚)
だと思われ。
>先端穴開
それじゃ意味無いって
ていうか…前スレを先に何とか汁。
む、埋めんとな。
・・・AAとか、まだ書いたことが無い人とかが
習作代わりに書き散らしてみるとか。
85 :
魔剣解放:04/03/05 00:38 ID:ZuA16DQ6
魔の大地ヴェルゼリア…
その地にある闇の神殿にて魔剣アルハザード復活の儀式が執り行なわれようとしていた。
祭壇の左に二つに分けられ足元まで垂れ下がる長く美しい蜂蜜色の髪をした美しい少女が虚ろな目付きで立っている。
胸部から上腕部にかけてを被うぴっちりとしたオレンジ色で日縁取られた白と黒のツートンカラーの薄手の豊かに
実った胸の膨らみのすぐ下までしか被っていないへそが丸出しになった上着と、
腰につけられたアーマーの下から覗く下半身を被う上着と同色の極端に短い長けのスラリとした太股も剥き出しになっているスカート
というその服装から彼女が光の女神ルシリスに仕える光の巫女である事が判る。
彼女の名はリアナ、数百年前に魔剣を封印した巫女ソフィアの子孫であり魔剣を解放する為の触媒にする為、
先日誘拐されてボーゼルに洗脳されていた。
中央に魔族の支配者である闇の皇子ボーゼル
右には大きく開いた胸元と腰と肩にプロテクターを着け、黒いボディスーツと同色のマントを羽織ったリアナそっくりの少女が立っている。
「準備はがようやく整ったな」
儀式の開始を告げようとしたボーゼルはその直前に一時的に協力関係にあるヴェルゼリア帝国軍の守備隊がいるとはいえ、
光輝の末裔の軍が接近中と言う事で準備を急がせていた為に大切な事を確かめるのを忘れていた事に気がついた。
86 :
魔剣解放:04/03/05 00:40 ID:ZuA16DQ6
「ダークプリンセス、儀式の前に光の巫女が純潔を守っているか確かめろ」
ボーゼルはリアナとうり二つの少女、ダークプリンセスに命令する。
光の巫女が処女で無かれば通常の開封の儀式でアルハザードの封印を解く事は出来ない。
しかし、光の女神に仕えている巫女が処女で無いはずで無いだろうとボーゼルは楽観していたのだが…
「ボーゼル様、リアナは処女ではありません」
光の巫女にスカートをまくらせ、股間を調べていたダークプリンセスがボーゼルの予想外の答えを出した。
リアナは誘拐される数日前、光輝の軍勢を率いるエルウィンと別れる夜、攻略したレイガルド城でお互いの思いを確かめ合っていたのだ。
「なっ!」
ダークプリンセスの言葉にボーゼルが驚きの声をあげる。
「まさか、処女では無いとはな…危ない所であった
光の巫女も駒として使いたかったのだがやむをえんな
ダークプリンセス、光の巫女を祭壇の鎖に繋げ」
ボーゼルの命をうけ、ダークプリンセスはリアナを祭壇に寝かせ両手足を大きく開かせ祭壇に取り付けられている枷をはめる。
「危うく儀式を台無しにしかけた報いを受けてもらわねばならんからな…」
ボーゼルは呪文を唱えリアナに掛けた洗脳を解いた。
焦点を失っていたリアナの瞳に輝きが戻る。
「こ、ここは? えっ?…なに?」
自意識をと取り戻したリアナは自分が見たことの無い部屋で拘束されている事に混乱する。
「光の巫女よ、お前にはアルハザード復活の為の生贄になってもらう」
ボーゼルの言葉にリアナは顔を蒼ざめた。
87 :
魔剣解放:04/03/05 00:42 ID:ZuA16DQ6
「さて、ダークプリンセスよ、儀式を始めるとしよう」
ボーゼルの言葉にリアナそっくりの少女…ダークプリンセスは答えるとスラリとカオスの祝福を受けた儀式用の剣を抜いた。
「偉大なる闇よ!
全てを包む闇よ!
今、お前の時代は来た」
ボーゼルが解放の呪文を唱える中、ダークプリンセスがリアナに近寄っていく。
「姉さん!目を覚まして姉さん!」
剣をもって近寄ってくるダークプリンセスを見てリアナが必死に呼びかける。
幼い頃、その絶大な魔力にゆえ、闇の巫女にするべく魔族に誘拐された双子の姉ラーナに…
しかし、ボーゼルによって洗脳され、ダークプリンセスと化したラーナに妹の声は届かない。
妹よりやや鋭い麗貌は冷たい微笑みを浮かべたまま剣を振りかぶる。
「ね、姉さん…何を」
顔色を変えるリアナを無視して拘束されている細い腕にむかって振り下ろす。
「いやぁ、やめて姉さきゃぁーーーーー」
闇の魔力をもった剣は骨を断ち一撃でリアナの右腕を切り落とした。
「ひっくっがあぁーーーーーー」
凄まじい痛みがリアナを襲う。
「痛い、痛い、痛いいたぁ…・・・・」
リアナは泣き叫びながら拘束された身体を波打たせる。
拘束された部分を切り落とされて自由になった右の上腕部が振りまわされ、噴出した血がダークプリンセスに降りかかっていく。
妹の赤い鮮血を浴びてもダークプリンセスは顔色を変える事なく左腕を落としにかかる。
「い、いやぁー! やめてっ!やめてっ! ラーナ姉さ『ゴトン』きゃぁああああああああああああーーーーーーーーーー!!!!」
妹の必死の叫びを無視して剣は再び振り下ろされ左腕が切断される。
あまりの痛みに感覚が麻痺したのかリアナは痛みを感じなくなくなった。
「腕が、私の腕がぁ・・・・」
リアナの見詰める自分の両手は肘から先が失われていた。
「いやぁあああ、助けて! 助けて、エルウィン! 助けてルシリス様!」
アルハザードの解放を防ぐ為、そして自分を助けてくれる為にここに向っているであろう想い人と自分の仕える光の女神に半分錯乱状態で助けを求める悲痛の声を光の巫女はあげた。
88 :
85:04/03/05 00:48 ID:ZuA16DQ6
ホシュがわりデシ。
レトロかつマイナーネタでスマソ。
ツヅキはまた今度…
89 :
名無しさん@ピンキー:04/03/05 09:25 ID:o3fth9Fa
>>85 ラング2じゃないですか!?
続きを期待して待ってます……OTL
なんにせよ、久しぶりの鬼畜職人、乙であります!
GJ!!
自分的にRPGで一番死んでほしい(でも好きな)ヒロインダントツ一位のリアナネタだからすっげうれしい!!
92 :
85:04/03/05 19:49 ID:+4dr9SO1
思ったより知っている人いましたね…
ではつづきイキマツ
93 :
魔剣解放:04/03/05 19:54 ID:+4dr9SO1
「無駄な事を…光の末裔どもは帝国軍が抑えているし、この闇の神殿にはルシリスの加護も届かない
あなたは大人しくアルハザード復活の生贄になるしかないのよリアナ」
ダークプリンセスは妹を嘲笑すると彼女の短いスカートの下から除く真っ白い太股に目をやる。
そこには痛みのあまり失禁したのか臭気のある液体が又の間で水溜りをつくっていた。
「次はこちらね」
ダークプリンセスは手が尿で濡れるのにも構わず、リアナの太股を撫であげるとそれを切り落とすべく再び剣を振り上げる。
「駄目っ いや、いやぁあ、お願い、お願いします、もう止めてぇ、姉さん」
姉よりもやわらかな感じのする美しい顔を涙と鼻水でドロドロにしながらリアナが泣き叫ぶ。
「感謝しなさい、リアナ
あなたのようなあさましい変態が魔剣アルハザード復活の生贄になれる事を」
「違う、私は変態なんかじゃない」
リアナの言葉にダークプリンセスは軽蔑しきった笑みを口元に浮かべた。
「じゃあ、これは何かしら」
ダークプリンセスはリアナの上着を肌蹴けさせ、仰向けになっても型崩れしない張りのある大きな乳房を露にする。
「あっ」
同姓の前とは言え胸を露にされリアナの頬が赤く染まった。
ダークプリンセスの見詰める豊かな肉隗…その先にある桃色の乳首は硬くしこっていた。
94 :
魔剣解放:04/03/05 19:55 ID:+4dr9SO1
「これにこちらも」
スカートを捲り上げる。
リアナの下着は尿では無い液体でしめり、一度だけ想い人を受け入れた肉の門を透けさせていた。
「私の名はダークプリンセス、ボーゼル様に仕える闇の巫女
腕を切られて興奮するような変態の姉なんかじゃないわ」
そういうとダークプリンセスは剣を振り下ろした。
「違う、違う、私は変態なんかじゃぎゃぁあーーーーーーーーーいい、きもちいいーーーーーー
もっとぉ、もっとぁしてダークプリンセス様ぁーーーーーー
あし、あたしのあし、いい
私をもっとズタズタにしてぇーーーーーーー」
始めはただのあまりの痛みを和らげる為の脳内麻薬の分泌に過ぎなかった。
しかし、その事実を姉に突きつけられた時、ひどく衰弱していたリナアの精神はこれに耐えることが出来なかった。
残る足が切断される時にもリアナは歓喜の声をあげる。
その姿にもはやかつてのおだやかな光の巫女の面影は全く残っていなかった。
切り落とされたリアナの四肢が祭壇を囲むよう突き出ている石槍にダークプリンセスによって串刺しにされていく。
リアナは自らから切り離され只の肉隗と化した四肢がを潤んだ目付きでうっとりと見ていた。
光に巫女である自分が忌避すべき魔剣を復活させる為の生贄にされ、用済みになったをゴミ屑のように捨てられる。
退廃的な病んだ未来を思いをはせ股間を濡らす。
最後にダークロットをボーゼルの対面に配置すると、切断されたリアナの四肢とボーゼル、ダークロットを基点とした魔方陣が出現した。
95 :
魔剣解放:04/03/05 19:57 ID:+4dr9SO1
「ダークプリンセス、仕上げを」
「はい」
ボーゼルの言葉にダークプリンセスは再び祭壇に近づくとリアナの呼吸にあわせタプタプと揺れる大きな肉の房に剣を合わせる。
「はぁ・・・・はぁ……はぁ・・・・・・・・」
四肢から流れ出る血液で意識を朦朧とさせながらリアナはみずからの心臓の上に掲げられた剣を快楽に濁った瞳で見詰めてた。
「はやくぅ、はやくぅ、ダークプリンセス様ぁ…
はやくその剣で私の心臓を貫いてぇ…」
堕ちた巫女が喘ぎ声をあげながら 狂気の言葉を紡ぐ。
「巫女の血と魂をもって封印よ、退け!」
ボーゼルの詠唱に合わせ、ダークプリンセスは剣を振り下ろした。
闇の魔力をもった剣は心臓の前にある大きな脂肪の塊を貫通してリアナの心臓を貫く。
「はぅぁ」
その一言を最後にリアナの肉体は生命活動と停止し、その魂すら完全に消滅した。
もはや彼女の魂は天界に上ることもなく埋もれ変わる事も無いだろう。
光の巫女の魂が消えたその瞬間、魔方陣は輝きを増し、魔方陣を形造っていたリアナの四肢は蒼い炎に包まれ一瞬で燃え尽きた。
そしてその光が消えた時、封印されてた魔剣は数百ぶりにその姿を現したのである。
ズボッ
儀式を終えたダークプリンセスがリアナの身体から剣を引き抜く。
ドバァーッ
傷口から吹き出た妹の赤い血がダークプリンセスの顔から胸かけてを真っ赤に染め上げていった。
これからのエルサイアの未来を暗示するかのように・・・・・
エンド
96 :
85:04/03/05 20:00 ID:+4dr9SO1
リアナ編終わりデシ
どこかで聞いたことがある名前がいくつかあるけどよく思い出せない。
で、ググってみると…「ラングリッサー」ですか。
うるし原氏のイラストを雑誌で眺めてばかりでゲームをプレイしたことないんだよなあ。
(氏のエロ漫画って線が綺麗過ぎて、エロスが感じにくいし)
ただ、あの美麗キャラをぐちゃぐちゃに叩きのめしたらどーなるんだろう、と
黒い想像をしたことはあったから個人的にはHitでし。
>>97 うるし原の漫画でエログロなのがあるよ。
たしか村の少女全員首ちょんぱとかやってた。
99 :
名無しさん@ピンキー:04/03/05 22:31 ID:o3fth9Fa
>>85タソ乙です
ラングは今でも好きですよ
まさかこのスレでラング物にお目にかかれるとは…
101 :
85:04/03/06 10:55 ID:T/P6z3nK
感想感謝
続けてダークプリンセス編イキマツ
102 :
魔剣復活:04/03/06 10:58 ID:T/P6z3nK
「やはり駄目か…」
ボーゼルは開封の儀式の反動で力を失ってしまったダークロッドを投げ捨てる。
石床に落ちたロッドは粉々に砕け散った。
長い封印の間にアルハザードはその力を失ってしまっている。
本来なら闇の巫女の魔力をダークロットを通してアルハザードに注ぎ込むはずであったのだがこうなっては闇の巫女から直接魔力を注ぎ込むしか方法は無い。
「まさか、ダークプリンセスまで使い潰す事になるとはな、光の巫女め…祟ってくれる」
ボーゼルが苦々しげに呟く。
「よいな、ダークプリンセス」
「はい」
ボーゼルの言葉にダークプリンセスは祭壇に登り、四肢を失った妹の死体の上に胸を合わせるようにして覆い被さる。
血に染まった銀色のアーマーに包まれたダークプリンセスの豊かな胸が姉に負けないほど豊かな妹の乳房と合わさり淫らに歪めた。
「準備は整いました、ボーゼル様」
ダークプリンセスは腰を上げて、ボーゼルに向って股間を突き出す。
ボーゼルがボディスーツを捲ると露になったダークプリンセスの股間にアルハザードの剣先を当てる。
「いくぞ、ダークプリンセス」
ボーゼルはゆっくりと魔剣を膣に挿入していく
「くっぅ」
処女の証を魔剣に破られ、濡れてもいない処女地を刃で貫かれる激痛にもダークプリンセスは僅かなうめき声を上げるのみで耐える。
「イア・ハースト・クフアーク・ウブグラム・アイ・アル・ハジウ…………」
そればかりか信じられない精神力で自らの魔力を魔剣に注入するべくスペルを唱え始めた。
ダークプリンセスの端正な顔は脂汗が滲み表情は激痛で歪んでいる。
それでも唱えられるスペルはほんの少しの乱れも感じられない。
魔剣はダークプリンセスの遂に一度も使われる事の無かった女性器を完全に破壊しつつ子宮口を切裂き、女の最奥へ進んでいく。
「ダークプリンセス」
ボーゼルの言葉にダークプリンセスはゆっくりと腕を立て上半身を持ち上げていく。
103 :
魔剣復活:04/03/06 11:04 ID:T/P6z3nK
「ふん」
ボーゼルが気合と共にアルハザードを押し込む。
「くっ・・アスラーム・リ・ケイラース・イア・ハス……」
ダークプリンセスの深い胸に谷間からアルハザードの剣先がその姿を現す。
その衝撃で胸を被っていたアーマーが外れ、これまでだれも見たことの無い豊満な双乳が露になった。
一瞬、詠唱が乱れたがダークプリンセスはすぐにそれを押さえ込む。
魔剣を柄までダークプリンセスの中に埋めこんだとボーゼルが祭壇から下がっていく。
呪文の詠唱が進むにつれダークプリンセスから感じられる魔力が急激に低下していった。
それと共に闇の巫女を串刺しにしている魔剣は禍々しい赤い光と放ち始める。
ダークプリンセスは失われていく血と魔力身体を串刺しにされた痛みに崩れ落ちそうになる四肢を必死に支えながら詠唱を続けていく。
魔剣に処女を貫かれ、遂に一度も男性の精を受ける事無く女性器を破壊された少女は
多くの内臓をも損傷し豊かな胸肉の間から魔剣の剣先が覗いている状況下でも四つん這いのを崩さない。
アルハザードの剣先が除く胸元から滴る赤い血が妹の死体の渇き始めた血に新たな彩りを加えていく。
呪文の詠唱を終えると、
ようやく今まで高々と上げられていたダークプリンセスの腰が力尽きたように股間にアルハザードを突き刺したまま崩れ落ちた。
息も絶え々のダークプリンセスの破壊され尽くした女性器と綺麗なままの妹の死体のそれが重ね合わさった次の瞬間・・・・
「ふぐぁっ」
パーン
ダークプリンセスの芸術的なまでに整っていた見事な肢体が醜く膨れ上がったかと思うと次の瞬間あたりに血と肉と内臓を撒き散らしつつ弾け飛んだ
力を取り戻し、魔界から膨大な魔力を汲み上げたアルハザードが放射した魔力に
人としては絶大な魔力許容量を持っていたダークプリンセスの身体ですら耐え切れず破裂してしまったのだ。
104 :
魔剣復活:04/03/06 11:08 ID:T/P6z3nK
祭壇は真っ赤に染まり、床には奇跡的に無傷で済んだダークプリンセスの頭部が転がっている。
「見事だ、ダークプリンセス」
ボーゼルはこちらを向いて転がっているダークプリンセスの生首に賞賛の言葉を贈るとと完全に力を取り戻し赤い妖光を放つアルハザードをその手に掴む。
「これさえ手に入れば、もはや帝国と手を組む必要は無い!」
「なんだと!
貴様・・・裏切るつもりか!」
祭壇の警備をしていた帝国の将軍の一人が叫ぶ。
「闇の王子と呼ばれるこの私が本気で帝国に仕えると思っていたのか!」
ボーゼルはその声に哄笑をもって答え魔剣を掲げる。
「いでよ下僕ども!」
「お呼びでしょうか、ボーゼル様。」
ボーゼルはアルハザードの力を使い洞窟に無数の魔物を召喚する。
「ソニア、ここにいる人間どのを皆殺しにしろ」
ボーゼルは祭壇の入り口に召喚された半魔族の少女に命じた。
「はっ、ボーゼル様!」
ソニアの返事を聞いたボーゼルは自らの居城ヴェルゼリア城へ向い転移していった。
その後、帝国軍とボーゼルの放ったソニア率いる魔物の軍勢をを撃破して闇の神殿に突入したエルフィンが見たものは真っ赤に染まった部屋、
そして四肢を切り取られ血と肉と内臓に塗れ真っ赤に染まった無残な姿で心臓に刺し傷のある恐怖に歪んだ思い人の死体と
ヴェルゼリア上陸の際、魔物を率いて迎撃してきたダークプリンセスと名乗っていたリアナそっくりの少女の
何かを成し遂げたかのような満足げな表情を浮かべた生首であった。
「リアナーーーーーーーーー!」
闇の神殿にエルフィンの慟哭の叫びが木霊する。
「エルウィン・・・・」
リアナの死体の側で泣き崩れるエルウィンの姿を、
これまで共に行動を共にしてきたカルザス王国の王女シェリーは神殿の入り口から痛ましげに見詰めていた。
エンド
105 :
85:04/03/06 11:16 ID:T/P6z3nK
ダークプリンセス編お終い
今PSの影牢をやっているけどこのゲームイイ!
館に入って来たキャラをトラップで捕殺!!
お奨めデツ
>>85 ダークプリンセス編もかなりヨカタ!
恐ろしくハァハァしますた
107 :
85:04/03/06 23:24 ID:/npL21ds
誤字修正
誤
あし、あたしのあし、いい
正
あし、わたしのあし、いい
誤
ダークプリンセスは失われていく血と魔力身体を串刺しにされた痛みに崩れ落ちそうになる四肢を必死に支えながら詠唱を続けていく。
正
ダークプリンセスは失われていく血と魔力、そして身体を串刺しにされる痛みに崩れ落ちそうになる四肢を必死に支えながら詠唱を続けていく。
誤
「ソニア、ここにいる人間どのを皆殺しにしろ」
正
「ソニア、ここにいる人間どもを皆殺しにしろ」
スマソ
>>105タソ乙
ダープリ編このスレ的にはソフトな内容だけどエロいッス
ラングキャラは漆キャラの中でも一番好きッス
影牢はミレニアタソの悲鳴が最高にハァハァですた
ペンデュラムに突っ込んで頭かち割られオナニーしてますた
悲鳴のエロさは蒼魔灯よりも良かったような…
前スレ、KB容量突破したね。
埋め立て作業乙でした。
登場人物
アイシャ:「ロマサガ」遊牧民族タラール族の族長の孫。天真爛漫で素直な性格
井上真由子:「うしおととら」自分よりも常に他人を優先する優しい娘。が、掴み所がない変わった性格
稲葉郷子:「地獄先生ぬ〜べ〜」元気印の健康娘。素行は良いが短気で手が早い
細川美樹:同上。わがまま娘。ここぞというときは結構友達想い
中島法子:同上。とにかく大人しい子。優しい性格だが意外と・・・?愛称はのろちゃん
山崎竜二:「餓狼伝説」残忍な元ヤクザ。女を抱くことと暴力に目がない
オリジナル設定として、女を殴りながら犯すのが好き
スミマセン、お待たせしすぎちゃいました〜一応続きです・・・。
「みんな、私の後ろに下がって!」
遊牧民の民族衣装姿の少女───アイシャが背後の4人の少女に呼びかける。
複数の魔物が襲い掛かるが上手くそれを避け、手にする大地の剣で反撃を仕掛ける。
そして魔物たちの動きが止まったわずかな隙を突き、その柔らかそうな唇が術の詠唱を唱え始めた。
アイシャが動きを止めたのを、狼狽しての行動と勘違いして飛びかかった魔物へ向け手をかざした。
「ダイアモンドスピアーーー!!」
宙に形成された鋭い岩つららが愚かな魔物を一撃で貫く。
「さあ、今の内に!」
仲間があっけなくやられる様に連中が躊躇した隙を見逃さず、アイシャが少女たちに合図する。
「アイシャさん……みんな、先へ行ってて!」
4人の中で一番の年長者と見える少女───井上真由子が残りの3人に声をかけ、アイシャの側へと向かう。
自分たちへ逃げろと言いつつも、アイシャには逃げる気などないことを察したからだ。
彼女自身も相当に傷つき、それでも魔物を足止めする為にその場へ留まろうとしていた。
それを放っておける真由子ではなかった。
「マユコ……逃げてと言ったのに……」
すでに出血もあってか、アイシャは顔色が悪く息があがっている。
「アイシャさんひとりだけに辛い思いをさせるわけには行きませんから…」
絶望的な状況だというのに、そんなことを微塵も感じさせない眩しい笑顔で真由子がニッコリと笑う。
「ありがとう…マユコ……!」
じりじりと迫っていた魔物が、新しく来た真由子を弱いと判断して襲いかかる。
そこにアイシャが側面から大地の剣で突き倒す。
「私だって、私だって……おとりくらいはできるもの!」
そう言い木切れを構える真由子の足は恐怖でガクガクと震えていたが、
その瞳に宿った輝きは魔物たちをもたじろがせる力強い光を放っていた。
「郷子! 早く、早く逃げようよぉ!!」
我侭なムードメーカーの美樹がわいわいと腕を振り回し喚く。
「アンタねえ…少しは落ち着きなさいよ! ここで勝手に遠くまで逃げて2人とはぐれたらどうすんのよ」
活発そうな、郷子と呼ばれた少女が答える。
「そ…そうよね……それに私、怖くて、足が……」
見るからに気弱そうな法子が、申し訳なさそうに郷子の意見に相槌を打った。
「けっ…まったくのろちゃんはこんな時にも可愛い子ぶっちゃってさ!」
美樹が舌を出して毒づく。
「そ…そんなのじゃないけど……」
「ふん! 大体ね、あんなのにからまれたのも元はといえばアンタがとろいせいで……!」
パシィッ…!
「やめなさいよ!」
平手で頬を打つ乾いた音が響く。
美樹がキッと睨むが、郷子の真剣な表情を見て一瞬でその態度が変わる。
「アイシャさんと真由子さんが体を張って私たちを助けようとしてるのに、文句たれてる場合じゃないでしょう!?」
「ご、ごめん……郷子」
さすがの美樹もふざけている場合ではないということを察して素直に頭を下げた。
「きゃあああああああああああああああああああああっ!!!!」
突然の悲鳴が重い空気と静寂を取り払った。
「真由子さんがっ…!」
様子を伺っていた法子の悲痛な叫びに2人の表情が凍りついた。
ザグリッ!!
狼に似た生態系の魔物の爪が真由子の右肩をえぐった。
「マユコ…! このおっ……!!」
傷が浅く致命傷ではないことを見て取ったアイシャが先に魔物を切り払う。
そして周囲への警戒は怠らずに、真由子の傷を治癒する為にそっと掌をかざした。
警戒は完璧なはずだった。油断などはない。ただ、傷と疲労によって注意力が低下していただけだった。
その一瞬を突かれた。
「きゃあああああああああああああああっ!!!!」
はっと殺気に気がついた時にはすでに4匹の魔物が同時に襲い掛かってきていた。
(駄目……! 殺される、2人とも……!?)
アイシャは死を覚悟して目を閉じ真由子の身体を強く抱きしめた。
ドゴアオォォバグアッッズゴォォァッッッ!!!!
突然、弾けるような轟音が鳴り響く。
「な、なにが……?」
静寂が訪れた空間でアイシャが恐る恐る目を開ける。
「助かったの、私たち……?」
呆然とした表情でキョロキョロと周囲の様子をうかがう。
そこには自分たちに襲い掛かろうとしていた魔物たちが地面や木にめり込み、
ピクピクと痙攣しているという異様な光景が広がっていた。
そしてそのような様を見ても現在の状況を把握できないでいた。
「見かけによらず結構やるじゃねえか、お嬢ちゃんよぉ…!」
突然の自分への呼びかけにビクッと体を強張らせ警戒するが、木の陰から声の主が姿を現し安心する。
が、その姿を確認して逆に警戒心を強めたのが、2人の元へ駆けつけようとしていた美樹たちだった。
それは男の風体がヤクザそのものだったからでもある。
そしてそれ以上に、その男は危険な臭いを感じさせる雰囲気を漂わせていた。
「あ、ありがとうございます…え〜とぉ……」
立ち上がった真由子が例を言いかけて相手の名前がわからないことに気が付く。
「山崎……山崎竜二だ」
「助けていただいてありがとうございます、山崎さん!」
真由子が傷を負った肩を押さえながらも、いつもの眩しい笑顔で礼を言い頭を下げた。
バギイィィィィッ…!!
「え…?」
誰もがその瞬間呆然とした。
突然現れ自分たちを助けたと見えた男が、顔を上げた真由子の顔面を殴りつけたからだ。
ゆっくりと少女の身体が吹き飛ばされる。
顔面はめり込んだこぶしによって醜く歪み、瞳はすでに景色を捉えてはいなかった。
ドサァ……
吹っ飛んだ真由子の体が地面に落ちるまで少女たちの思考は止まっていた。
アイシャにしてもそうだった。だから山崎が接近し、大地の剣を叩き落したことにも気がつかなかった。
「真由子さん!!」
郷子がピクリとも動かない真由子に駆け寄る。
殴り飛ばされた衝撃で気絶しているだけなのを確認し、一安心すると山崎を罵ろうと振り返る。
「ああっ…!?」
その目に飛び込んできたのは山崎に組み敷かれているアイシャの姿だった。
「ち、ちょっとアンタ…その人を放しなさいよ!」
美樹が食って掛かるが、ギロリと睨まれ首をすくませる。
「おまえらしょんべんくせえガキに用はねえんだよ! 死にたくなかったらさっさと消えなァ!!」
「なっ……!?」
2人が山崎の言葉に唖然とする。
「勝手なこと……」
郷子が怒りのままに歩み寄ろうとした瞬間、鋭音が空を切った。
ブッ…
「あうっ…!?」
郷子が痛みを感じて鼻頭を押さえる。
山崎の蛇使いが鼻先をかすめ、鼻血が噴出したのだ。
「もう一度だけ言うぜ、邪魔なガキはさっさと消えなァァ……!!」
狂気をはらんだ形相で少女たちを睨みつける。
「はいはいはい〜! た、ただいま〜!!」
気圧された美樹がおどけた様子を演じバタバタとみっともなく退散しようとする。
「美樹! あんた、アイシャさんを見捨てるつもりなの!?」
「し、仕方がないでしょう! 相手はあんな化け物なんだから!!」
肩をつかむ郷子を振り払いツバを撒き散らしながら反論すると、
気絶している真由子を抱えていそいそとその場を去ろうとする。
「おい、待てよォ!!」
背後からの山崎の声にギクリと動きが止まる。
「はは、はい……なな、なんでしょう?」
ギギギと音を立てそうなぎこちない動作で美樹が振り向いた。
「その気絶してる娘は置いていけ、すげえ美味そうなんでなァ!!」
舌をベロンと出して卑しく舌なめずりをする。
「み、美樹……これはもう……!」
「わかってるわよ……あたしだって、ぬ〜べ〜クラスの一員なんだから!!」
そう言うと意を決したように山崎をキッと睨みつける。
「女の子だからって、あ…あんまり舐めて貰っちゃ困るのよ!!」
足に力が入らないながらも精一杯の強がりで啖呵を切った。
「いい度胸だ……望み通り今すぐ殺してやるぜえぇぇぇぇ!!!!!!」
「!!」
アイシャは山崎の注意が一瞬自分から逸れるのを見逃さなかった。
続く・・・
山崎キタ(゚∀゚)!!使用キャラだっただけに感慨もひとしお…(感涙)
ただね、ママン…真由子だけは聖域だったんだ…_| ̄|○<綺麗ナ身体ノママデイサセテクダサイ…
山崎大好きなのに…すっごくこの話読みたいのに…透明あぼーんできない未熟な漏れ、逝ってよし…
>>117 1を改めて熟読し、覚悟が出来たら来るがよいかと。
てえか、その聖域を徹底的に叩き壊す行為に対して
・とても嫌だあああ
・でもとても興奮しているんだああ
と、117の中で二律背反する感じが、また良いじゃないか。
・・・一人SMとも言うが。
これまでのあらすじ
昔々、時はまだ戦国の世であった頃、各地で天下統一のための合戦が起こっていた。
森の中の小さな集落のはずれ、親を無くした子供達が住む小さな寺に「木猿(きさる)」も住んでいた。
木猿の生まれは草の里、忍者の里である。木猿もまた、幼い少女でありながらくの一の端くれであった。
侍を目指す少年「大々(だいだい)」も同じ寺に住む幼馴染。
寺の住職に何度とがめられても、合戦に赴いては武将に仕官を求める無鉄砲な少年であった。
今日もまた、合戦に繰り出したものの相手にされなかった大々の一部始終を木猿は覗き見ており、
挙句の果てに武将に切られそうになった姿を彼女は散々にからかった。
木猿と大々の二人が戦場から戻ったそのしばらく後、寺に珍しい来客があった。
織部の国の姫君「廬遮那(るしゃな)」と、その守護者「堊羅(あくら)」である。
敵対する妻木の国との合戦に破れ、同盟国である一馬の国に落ち延びる途中であったのだが、
この寺の前で野伏せり達といさかいを起こしてしまったのだ。
野伏せり達の狙いは廬遮那姫の身柄。
だが、その目論見は守護者の堊羅が彼らを力でねじ伏せてしまった事であっさりと打ち砕かれたのだ。
事なきを得たものの、辺りを騒がせたその詫びとして二人は寺によったのであった。
見目麗しき廬遮那姫に大々はすぐさま虜になるものの、守護者の堊羅には何か嫌な気配を感じていた。
堊羅が廬遮那姫に手を出すのではないかと短絡的思考ながらも案じた大々は、
木猿に堊羅を尾けさせ、見張るように頼んだ。
駄賃の串団子を咥えながら木猿は、寺を囲む塀によじ登り堊羅の様子を窺っていた。
だが、特に何事もおこらず見張りを終えようとしたその時、
塀の外側から、先ほど廬遮那姫といさかいを起こしていた野伏せり達の声が聞こえた。
「くっそー、せっかくの機会を逃してたまるか。姫を捕まえて妻木軍に売れば、きっと大金がもらえるぞ」
寺の裏で悪態を吐く野伏せりの頭目。だが、彼の目の前に不意に堊羅が姿を現した。
野伏せり達の声を聞きつけ、塀をよじ登ったのだ。
甲冑に身を包んでいるにもかかわらず軽い身のこなし。ただの優男では無い事が木猿にもはっきりと感じ取れた。
突然現れた廬遮那姫の守護者に野伏せり達はおののいた。
守護者の腕がたつ事は、廬遮那姫にからんだ際に身をもって承知している。
姫をかどわかす事などすぐにあきらめ、野伏せり達は一目散に逃げようとした。
だが、敵のはずの野伏せりに堊羅はずいずいと近づいてゆく。
「いいトコロに来た」
「う…うちらはただの野伏せりですぜ、だんなとは敵のハズ…」
「いいから私の言う事に従え!!! ぶ っ 殺 す ぞ 」
「は…はい、何でもしますっ!!!」
野伏せりをおどして手下にしたてあげる堊羅の豹変ぶりに木猿は少なからず驚いていた。
堊羅は野伏せり達に寺を襲わせ、その隙に姫を寺から連れ出そうとしていた。
寺では子供達が姫にまとわりついて、とても自分一人では連れ出す事が出来ないと堊羅は説明したが、
そもそも姫の守護者である堊羅が何故そのような事をしなければならないのか、野伏せりも木猿も疑問に思った。
だが、直後に堊羅は思いも寄らないことを口走ったのである。
「妻木軍を城へ手引きしたのはこの私さ」
悪羅の不意の言葉に野伏せりの頭目は一瞬言葉を失った。
声を裏返して驚愕する頭目をよそに悪羅は口元を悪意に歪めながら、たんたんと先の合戦の真相を語った。
「私が裏から妻木軍に手を引いて、この国を統治する織部を滅ぼさせたのさ
織部が滅んだら、この国と姫を私のものにする条件でな」
堊羅は味方のはずの織部軍も織部の姫である廬遮那も初めから裏切っていて、敵である妻木軍に寝返っていたのだ。
堊羅は一刻も早く自分の計画を遂行するために、姫を妻木軍が陣取る織部の城に連れて行かなければならない事を語った。
悪党としての格の違いに、野伏せりの頭目は畏怖を感じずにはいられなかった。
黙っていれば二枚目の優男に見えなくも無い堊羅に、野伏せり達は皆自分が小悪党に過ぎないことを思い知らされた。
(ひぇ〜〜〜 えらい事、聞いてもうた)
野伏せりや堊羅に見つからないように、木猿は寺の内側から塀にへばりついて聞き耳を立てていた。
すぐにでも姫に知らせねばと思い立った木猿はこそこそと塀から離れた。
だが浮き足立った彼女はくの一にあるまじき失敗……地面を踏みしめた際に音を立ててしまったのだ。
堊羅はその音を聞き漏らさなかった。すかさず振り返ると、塀に手をかざし奇怪な力で打ち崩した。
「にゃ"ぁぁ!!!」
「貴様…寺に居たくの一、今の話聞いていたな!?」
鎧具足に太刀を佩いた姿こそ変わらないものの、その表情は禍々しい殺気に満ちていた。
堊羅はじりじりと後ずさる木猿を壁に追い詰めると太刀を振りかざした。
「フフ…フフフ 殺 す!」
「身代わりの術〜」
とっさに唱えたくの一の忍術。人形と入れ替わって窮地を脱する……はずだった。
だが、術は発動されなかった。両手で結んだ印を堊羅が左手で押さえつけていたのだ。
ちょうど、長身の堊羅に対して手を合わせて祈りを捧げるような姿勢を木猿はとっていた。
しまった、と思う間もなく堊羅の太刀が木猿を貫いた。
「ぎにゃぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁぁ!!!!!」
死を覚悟した木猿の断末魔があたりに響いた。
だが、生きている。確かに痛みは有ったはずなのに……。
混乱する意識の中、木猿は必死に現状の認識に努めた。
堊羅の太刀は、印を結んでいた木猿の両手を彼女の背後の壁ごと貫いていた。
あたかも両手を上げて降参をするような格好……肩と両腕がちょうど三角形を描くようにして木猿は壁に磔にされていた。
状況を把握できた途端、貫かれた両手が激しい痛みを訴えてきた。
生温かい自身の血が頭の上から腕を伝ってどくどくと流れている。
「くっくっく……悪くないぞ」
堊羅のつぶやきの意味を木猿は理解する事が出来なかった。
何が悪くないのか、そして殺すと言っておきながら半端に生かされているその理由も。
だが、堊羅の意図はわからなくとも、彼の異常な行動はいやでも視界に入ってくる。
まるで値踏みをするような粘っこい目つきで、堊羅は木猿の全身を舐めるように眺めまわしていた。
それは大々が姫に向けるような好奇の視線。いや、それよりもはるかに気色の悪いおぞましい目つき。
ふと、木猿は気づいてしまった。堊羅は自分を殺す前に慰みモノにするつもりなのだと。
年齢も肉体も女性としては、全くの未成熟。
廬遮那姫のような人形のように美しい少女ならばいざしらず、野山を駆け回る小猿のような自分に、
好色の視線が注がれるなど木猿には思いもよらなかったが、眼前の堊羅の眼差しを他に説明する事は出来なかった。
おぼろげながら堊羅の意図を理解し始めたその時、堊羅が不意に木猿のへそをじっとりと撫でた。
「ひにゃぁぁぁ!!」
「年端もいかぬ小娘のくせにこんな淫靡な格好をして男を誘いおって……。
これから何をされるか位は見当もついていよう?
姫の絹のような肌と比べれば、粗く泥臭いがそれもまた良し。殺す前に嬲ってやる、せいぜい楽しめ」
確かに、木猿の格好は決して慎ましさ漂うものではなかった。
本人は動きやすくて良い位にしか思っていないのだが、
太腿を脚の付け根ぎりぎりまで大胆に露出した、男子の穿く袴を極端に短くしたような変り種の腰巻と、
素肌に直接着込んだ鎖帷子、膨らみかけの乳房を覆う申し訳程度の胸当てともいえぬ貧相な布切れしか木猿は着ていない。
腹部は丸出しで無駄な肉は一切無く、露出したへそがいやらしさを際立たせていた。
早い話が、装束が覆っている部位よりも晒している肌の方がはるかに多いのだ。
加えて、黒を基調とする木猿の装束はかえって人肌のなまめかしさを強調してしまう。
年頃と呼ぶにはまだ早い木猿だが、これでは堊羅でなくとも男どもの肉欲を煽ってしまうだろう。
幸か不幸か、歳のいった住職と自分よりも幼い子供が多い寺ではそういった事に気を配る必要がこれまで無かったのだ。
初めて自分を肉欲の対象としてみている男を前に、木猿は精一杯強がる事しか出来なかった。
「アタシみたいな子供いじくり回して、何が楽しいのサ」
「くはははは! 何も知らぬのか?
この世には、姫やお前のような幼子にしか欲情しない人間がいるものなのだ。」
悪びれもせず、自らの性癖を吐露する堊羅に木猿はもはや言い返す言葉は無かった。
堊羅は木猿のへそを思う存分舐ると、気持ち膨らんでいる木猿の乳房に手を伸ばした。
「ひに"ゃぁぁ!! 触るな変態、あっち行けぇぇぇ」
片足を振り上げて、必死に堊羅との距離を離そうとする木猿。
だが、いかにくの一の端くれとはいえ不安定な姿勢からの貧弱な蹴りなど堊羅には通用しなかった。
木猿の細い脚はあっさりと堊羅に掴まれてしまった。そして、堊羅の顔が醜悪に歪んだ。
「おい、お前の太刀をよこせ!」
「へい、ただいまっ」
指名を受けた野伏せりの頭目は、すぐさま自身の太刀を抜いて堊羅に差し出した。
片足を抱え上げられた木猿は、股ぐらを開く卑猥な格好をとらされている。
肉感のある内腿を晒しながら、木猿は震えていた。
「くっくっく、躾のなってない雌猿め……。」
心を歪んだ性癖に昂ぶらせながら、堊羅は太刀を木猿の脚の付け根に振り下ろした。
「にぎゃぁぁぁああぁぁあぁぁぁああぁぁ!!!」
生温かい鮮血が木猿の太腿から吹き出し、堊羅を汚してゆく。
太刀は木猿の太腿に深々と食い込んでいる。堊羅の剣の腕が悪いわけではない。
頭目の太刀はろくに手入れもされず、錆と刃こぼれでボロボロになっているのだ。
これでは、肉はともかく骨を断ち切るのは難しい。
堊羅はすかさず太刀を引き抜くと、木猿の太腿に何度となく切りつけた。
「ぎゃぎぃぃぃぃぃ!!! ひぃぃぃ……いがぁぁぁぁぁぁ!!! ぐぎゃぁぁあああぁぁぁああぁあ!!!」
ぶしゃぁぁぁぁぁ! じょろじょろじょろじょろ…………
信じられない出来事に木猿はたまらず派手に失禁してしまった。
だが、その事を恥ずかしいなどと感じる心の余裕は木猿には到底無かった。
堊羅は切れない太刀をまるで鈍器のように扱い、木猿の脚の骨をへし折った。
骨が砕かれる衝撃が木猿の前身を駆け巡る。体中がバラバラにされるような衝撃に木猿は喘いでいた。
普通の少女ならば、とうに意識を失うか発狂していただろう。
だが、木猿の不幸は幼い頃より受けた、くの一としての鍛錬の日々にあった。
精神を鍛えに鍛えた木猿は意識を失う事すら許されなかったのだ。
堊羅は、骨を砕いた木猿の脚を掴むと力任せにねじ切った。
肉の弾ける音、皮の破れる音、のどが壊れてしまわないのが不思議なほどの木猿の絶叫があたりに響いた。
あまりの痛みに呼吸も満足に出来ない木猿は、身体をがくがくと震わせている。
もぎ取ったばかりのまだ温かい木猿の脚に堊羅は口づけをし、
しとどに垂れ流した小便と鮮血の入り混じった液体を木猿の目の前で舐め取ってみせた。
「やはり、幼子は良い。十五を過ぎた年増の肉など臭いだけだ。」
「アタシの……脚……」
木猿の顔は涙と鼻汁、そして貫かれた両手から滴る鮮血でべとべとになっていた。
切れ味の悪い刃物で切りつけられた木猿の片足の付け根は、
肉がぐしゃぐしゃに潰れ、骨が露出し無惨に皮膚が垂れ下がっている。
「随分おとなしくなったではないか。もっと暴れてくれて構わんのだぞ。
脚はもう一本、腕はまだ二本も残っているのだからな……くっくっく」
木猿がこれ以上抵抗する様子を見せないと判断すると、堊羅は木猿の胸当てを鎖帷子ごと掴み力任せに剥ぎ取った。
発育途中の膨らみかけの乳房が堊羅と野伏せり達に晒される。
意識がはっきりとしていれば羞恥心に顔を歪めもしただろうが、今はとてもそんな気力は無かった。
「たまらん、乳房はこの位がちょうど良い。腫れ上がった奇乳など見るに耐えん」
「あ゛にゃぁぁぁ……」
堊羅はおもむろに木猿の乳房に舌を這わせた。
激痛のため脂汗にまみれた乳房を、味わうようにねっとりとじっとりと舐め尽くしてゆく。
快感とは程遠い、吐き気のもよおす感触。
ミミズが身体を這いまわるような不快感に襲われ、木猿は悶え苦しんだ。
それは木猿が初めて味わう屈辱だった。
大々や村の子供達にからかわれる事はあったとしても、それは決して嫌な気持ちはしない
しかし、自らの意思に反して肉体を弄ばれ、あまつさえ二度と修復可能な損傷を加えられるこれは違う。
一方的な陵辱。そしてそれだけでなく、このまま間違いなく殺されてゆくのだろう。
だが蹂躙を許すのは肉体だけ、心までくれてやるつもりは無かった。
気持ちを強く持ち直した木猿はゆっくりと堊羅を見据えた。
ちょうど堊羅は木猿の乳房を蹂躙し終えたところだった。
「ほう、いい顔をするじゃないか小猿」
「……アタシは…………木猿だ……」
振り絞った力で木猿は堊羅の顔面につばを吐きかけた。
堊羅の口元がつりあがり、どす黒い嗜虐欲に染まるのが木猿にもはっきりと見てとれた。
並の人間ならば、恐ろしさにすくみ上がるだろう。
だが、木猿は視線をそらす事無く堊羅を睨み、正対し続けた。
手甲をはめた拳で堊羅は木猿の顔面を殴りつけた。手加減は微塵も感じられない。
木猿が鈍いうめき声を上げると、再び殴りつけた。
頬が腫れ上がり、顔面に血が滲み、折れた歯が辺りに飛び散ってゆく。
口の中が切れ、木猿の口元からは血と入り混じったよだれがだらだらと垂れている。
木猿がぐったりとうなだれてようやく堊羅は殴るのをやめた。
だが、木猿の顔を覗き込もうとして髪を掴んで顔を上げさせた時、木猿は再び堊羅に吐きかけた。
コツンと音がして地面に落ちたのは木猿自身の奥歯であった。
背中がゾワゾワとわななき、至上の快楽に浸ってゆくのを堊羅は感じた。
「お前のような娘は初めてだ。他のものは皆すぐに壊れるか、股を開いて私を受け入れた。
出来る事ならゆっくりと時間をかけて拷問の限りを尽くしたいぞ『木猿』!!!」
堊羅はボロボロの太刀を再び振りかぶると、木猿の残った脚に狙いを定めた。
渾身の一刀は一撃で骨を粉砕した。
そして雑草を鎌であしらうように、ちぎれずに残った肉をたんたんと切りつけてゆく。
悲鳴は上がらなかった。
木猿は目を見開き、よだれを撒き散らしながら口をパクパクと動かし無言の絶叫を放っていた。
両脚を失った木猿は、さながら掛け軸のように壁にぶら下がっていた。
貫かれた両手に体重が一気にかかっていく。手のひらの無惨な裂け目が痛々しく広がっていった。
堊羅は木猿の股間を覆う腰巻に手をかけると一気にずりおろした。
両脚の無い木猿の下半身からそれはあっけなく落ちてゆく。
失禁した尿が大量に染み込んでいたのか、地面でぐちゃっと嫌な音を立てた。
木猿は股間にはそれ以上何も身につけてはいなかった。
性器と呼ぶにはあまりに幼い肉の縦筋が、潰れひしゃげた両脚の肉の間で神聖さを保っていた。
「毛の一本すら生えていない……。理想的な肉体だぞ木猿。
本来ならば肉壁をこじ開けて初物をいただいてやるところだが、お前は舐ってはやらん!
苦痛に喘いで悶え苦しめっ」
きさるの股間の肉の割れ目に、堊羅は太刀の刃を押し当てた。
だが、もともと質の悪い太刀のうえに生身の人間の足を二本切断したのだ。
刃こぼれはますますひどくなり、血のべったりと付着した刃はもはや太刀とは呼べなかった。
しかし堊羅はそれも重々承知していた。
女体の割れ目に沿って木猿の胴を真っ二つにするのも一興ではあったが、
むしろ、それ以上に残酷な仕打ちを堊羅は思いついていた。
ボロボロの刃が太刀と呼べないならば、では何と呼ぶべきか……。
それはまるで、のこぎりのようであった。
堊羅は木猿の股間に押し当てられたボロボロの太刀を、ゆっくりと引き戻した。
「ぬ……ぐぁ……あぎぃぃぃぃぃ!!!」
刃こぼれだらけの刀身に股間の柔らかい肉がひっかかり、ゆっくりとむしり取られてゆく。
ブチブチ、グチグチと肉の引き裂かれる音が辺りに響く。
のこぎり状の刃には木猿の股間の皮や肉片がこびりつき、痛々しさを物語っている。
勢いがない分、持続的な苦痛が木猿を襲う。
「誰にもみせた事など無い……いや、自分でもしっかりと股間を眺めた事など無いのではないか?
男のイチモツを受け入れ、子種を迎える肉の穴だ。今のうちに見ておかないと無くなってしまうぞ」
クツクツと木猿をあざ笑いながら、堊羅は徐々に太刀を握る手を早めてゆく。
押し込んでは引き戻し、引き戻してはまた押し込んでゆく。
材木を切るように木猿の股間を醜い肉変へと変えてゆく。木屑の代わりに、血飛沫と肉片が辺りに散乱した。
「にゃぐぅぅぅ……ぐぁぁ……ぎゃぎっ!!! …………ぎひぃぁああぁあぁ……にぎゃぁぁぁああああ!!!」
変色どころか、型崩れの一つすらおこしていない大陰唇が見る見るうちにこそぎ取られ肉片と化し地面に落ちてゆく。
自分でむいて見た事すらなかったであろう肉芽も、えぐられ肉塊となった。
肉の花びらは使い込まれてだらしなく垂れ下がる事すらなく、花咲く前に散っていった。
やがて、木猿の股間の薄桃色の皮膚は残らずこそげ落ち、尿道口や膣口は赤黒い肉の中に剥き出しになった。
風が吹くだけでも狂わんばかりの激痛が走るだろう。
尿道からはじょろじょろとだらしなく尿が漏れ出ていた。
見上げると、木猿は血の涙を流していた。
「おい!」
堊羅は急に野伏せり達の方を振り返ると、頭目を呼びつけた。
「な……なんでございやしょう……」
見れば、野伏せり達は皆一様に顔を背け、ある者は嘔吐し、またある者は失禁していた。
腐っても悪党の端くれ。もちろん、女の一人や二人輪姦したことが無いわけではない。
木猿のような幼い少女をさらって、散々嬲ったこともあった。
だが、壁に磔にされながら両脚をもがれ、股ぐらの肉をズタズタにえぐられ、
血まみれになって泣き叫ぶ少女を見ながら欲情するほどには野伏せり達は世間から逸脱してはいなかった。
しかし、堊羅はそんな事には構いはしない。非常な命令を野伏せりの頭目に下した。
「あいつを犯せ」
「ひぃ……ま、マジっすか」
「出来ないなら、とっとと死んでもらうぞ」
「でっ、でも一番オイシイところじゃないですか。旦那が直々に……」
「そうしたいところだが、具足を外して事に及ぶほどの余裕は無い。お前なら、それを脱ぐだけだろう?
少々削ってしまったが穴もしっかりとある。」
野伏せり達は誰一人まともな具足を身に付けているものなどいなかった。
着の身着のままで悪事を働く小悪党にしてみれば至極普通の格好ではあるが、
頭目はこの時程、自分の稼業を呪った事は無かった。これが免れるならば足を洗ってもいいとすら思った。
だが現実には、目の前の肉体を破壊された幼い少女を犯さない手段は、自分が死ぬ事だけであった。
意を決して下半身を露出させた頭目は、虫の息の木猿の前に立った。
どこをどう見ても、萎える要素はふんだんにあっても股間を奮い立たせる材料は見当たらなかった。
半ばやけくその頭目は、目をつぶって自身のイチモツをしごいて無理やり隆起させると、
木猿のぐちゃぐちゃに潰れた股間の剥き出しの膣穴にねじ込んだ。
「ぎぃぃいぃいいぃにゃぁああぁあぁあぁあああぁぁぁあああぁぁああああぁぁああぁああああ!!!!!!!」
嵐のような木猿の叫び声が頭目の耳をつんざいた。
萎えてしまいそうになるのを必死に堪え、一心不乱で腰を振った。
振り乱される木猿の頭が頭目の頭とぶつかった。
もはや自由なのは頭だけかと思うと、木猿への同情を禁じえなかった。
「おらあ! 出すぞちくしょぉぉぉ!!!」
嫌な汗をびっしょりと掻きながら、頭目は絶頂に達した。
原形をとどめない木猿の股間から白濁液がボタリとこぼれた。
「くっくっく、わかるか?木猿。子種を注がれたのだぞ。肉体の芯まで汚された気分はどうだ?」
木猿は白目をむきながらおびただしい量の泡を吹いて意識を失っていた。
死の一歩手前。
ビクビクと微かに身体を痙攣させるだけで、もはや反応を示さなかった。
「限界か……。だが、勝手に死なせてはやらんぞ。俺に逝かされて冥土に旅立てっ!!!」
堊羅は木猿の血液が凝固し既に赤黒い棒となった太刀を、木猿の膣穴に挿入し一気に深々と突きさした。
太刀は木猿の膣壁を破り、体内にずっぽりとうずまった。
直後、木猿の口から鮮血が溢れ出た。
「さあ、お前等さっさと寺を襲って来い! 成功すればおまえらも城暮らしだ」
魅力的なはずの城暮らし。だが、野伏せり達はどうしてもその気にはなれなかった。
おしまいです。
ジャンプを読んでいない方のために若干補足しておくと
「野伏せり」というのは山賊のようなものと思ってください
おつかれさまです
>>119の画像しか見てないけど、打ち切り臭プンプンなので
打ち切りになる前に小説にしてもらえて作者も草葉の影から喜んでることでしょう
リンク先に該当画像らしきものがなかったよ・・・。
とりあえず、今週のジャンプ探してみるか。
てか、ジャンプ見ようとするなんて何年ぶりだろ。
保守
age
保守
・・・またいつものように静かになりましたね。
138 :
名無しさん@ピンキー:04/04/10 18:48 ID:ak2viWRL
まぁここはじっくり新作がくるのを待とうぜ。
歪んではいるが……
139 :
85:04/04/10 19:00 ID:vhN8FGjE
おひさしぶりにシェリー編イキマツ
140 :
魔剣斬姫:04/04/10 19:01 ID:vhN8FGjE
戦いは終わった……
すでに帝国は滅亡し、海に突き出すように造られた小さな砦に篭っていた光の末裔達もヴェルゼリア軍の攻撃に成す術もなく壊滅した。
砦の中にはエルウィンを始めとする光の末裔達の軍勢の屍骸が到る所に転がっている。
そんな中、スリープの呪文で捕らえられたカルザス王国の王女シェリーがボーゼルの元に引き出されてきた。
カルザス王族特有の美しい銀髪を首の辺りで切りそろえた美姫は、
急角度のハイレグボディスーツにライトメイルという動き易さを重視した装備の為か、
良く鍛えられた年齢の割りにメリハリある身体の曲線が露になっている。
「こうして話すのは初めての事だったなカルザスの姫よ
クックックッ、遠見の術で見て居ったぞ
そなたが光の巫女を失ったエルウィンを慰めるふりをして言い寄っていたのを
そして、その夜、天幕に忍んで行ったのもな」
「えっ」
憎き相手にエルウィンとの情事を見られていた事を知り頬を染めるシェリー
その姿は幾度となくレイガルド帝国の攻撃からカルザス城を守きり名を馳せた数百年の歴史を誇る王国の姫将軍というより、
一人の恋する乙女というに相応しい。
「さぞ、嬉しかったであろうな、光の巫女が死んだ事が・・・・・
そなたはその御蔭で想い人を手に入れる事が出来たのだから」
「ち、違う、私は純粋にエルウィンを慰めたがっただけ
そんなつもりなんて・・・・」
シェリーはそれを否定しようとしたが心の奥底に僅かにそう思う心があった事を思い出し黙り込んでしまう。
「光輝の末裔が、聞いて呆れる」
ボーゼルは四人のダークガードにシェリーの四肢を押さえつけさせると光の姫の胸元を蓋うアーマーを外しリアナよりやや小振りな…
しかし、光の巫女より二歳年下という彼女の年齢から考えると十分に大きな形の良い乳房を露にさせる。
「や、やめて」
今だ内部に芯の残る発育途上の豊かな胸をボーゼルがもみしだくと、
エルウィンの乱暴な愛撫になれた乳房は乳首を尖らせ興奮をボーゼルに伝える。
「ほう、小娘かと思っていたが 中々大きいではないか
クックックッ この胸であの男を誘惑したわけか」
「いやっ、やめて、見ないで・・・・」
141 :
魔剣斬姫:04/04/10 19:03 ID:vhN8FGjE
想い人以外に晒した事のない豊かな胸、その頂きをボーゼルにつままれシェリーの顔が羞恥に染まる。
彼女は自分のメリハリのある身体が男の視線を引く事に気付いていた。
そこで露出が多いボディスーツと鎧を着る事で帝国との戦いで軍の士気を鼓舞してきたのだ。
その為もあってか、カルザス軍は数度にわたる帝国の侵攻を退ける事に成功していた。
しかし兵達が見るのは胸甲から溢れた胸肉とハイレグのボディスーツに隠された股間と丸いお尻であり、
それに隠されたものをみるわけでが無い。
カルザス将兵の憧れであるそこをみる事が出来るのはエルウィンただ一人のはずであった。
それが今、他人の…それも先祖代々の仇敵、闇の皇子ボーゼルに見られている。
すでに愛するエルウィンは殺され自分も辱められようとしている。
凌辱された後に殺されるくらいなら・・・・とシェリーは自らの舌を噛み切ろうとした。
しかし、その直前、
「ほう、貴様はあの男の子供を孕んでいるぞ」
「なっ」
予想外のボーゼルの言葉にシェリーは自害を忘れ、驚きの声をあげる。
あの日以来エルウィンは何かに取り付かれたように毎夜のごとくシェリーを抱いた。
彼女は自分の身体がエルウィンにとってリアナの代用品でしかない事に気付いていた。
事実、エルウィンは情事の時、幾度か無意識に彼女の事をリアナと呼んだ事があった。
しかし彼女は想い人に抱いてもらえるのであればそれでも良かった。
古き血筋の大国の姫は、日増しに自分の身体を乱暴に扱うようになるエルウィンに・・・・・
自分の身体に別の女を見ている男に自ら望んで抱かれていたのだ。
そしていつしかその胎内に新たな命の息吹を宿す事となった。
「そなたを処刑する前に親子の対面をさせてやろう」
ボーゼルが面白そうに笑う。
142 :
魔剣斬姫:04/04/10 19:04 ID:vhN8FGjE
「えっ?」
意味がわからず疑問の声をあげるシェリーを無視してボーゼルは懐から短剣を取り出すと、
良く鍛えられ贅肉がまったくついていない腹部に突き刺した。
「ひぎゃぁあああああっぁあああぁぁあぁーーーーーーー」
腹を切裂き、腕を突っ込むと内臓を引きずり出していく。
「痛い、いたい、イタイ、あぎぁあああああっあああーーーー」
凄まじい痛みにシェリーが叫び、暴れ様とするがダークガードに抑えられた四肢はまったく動かす事が出来ない。
ボーゼルの手がシェリーの中をかき回し子宮を露出させると、
子宮を切裂くとまだほとんど手足の生えていない胎児を取り出した。
「見るが良い、まだ男とも女とも知れぬがそなたの子だ」
ボーゼルが手のひらに血に塗れた未成熟の胎児を取り出しシェリーに見せる。
「はぁはぁはぁ・・・・・これが赤ちゃん…私とエルウィンの・・・・」
激痛のあまり息を乱しながらも自分の子供をみるシェリー
その顔はいつもな勝気な雰囲気ではなく母性すら漂う穏やかな顔であった。
グシャ
ボーゼルは手にとった赤子を無動作に握りつぶした。
「えっ… あっ…いっ、いゃぁあーーーーーー!
赤ちゃんが、私とエルウィンの赤ちゃんが」
シェリーが泣き叫ぶ。
ダークガードを振り払い暴れるシェリーの腹から内臓が飛び出してくる。
「いゃぁーーーーいあぁあーーーー」
暴れるシェリーをダークガード達が再び押さえつける。
「後は貴様を殺せば、忌々しい光輝の末裔どもは滅亡だ」
ボーゼルの命令を受けダークガード達は誇り高き大国の姫君を四つん這いにして押さえつけた。
143 :
魔剣斬姫:04/04/10 19:06 ID:vhN8FGjE
下を向いた切裂かれた腹から内臓が零れ落ちシェリーの端正な美貌は血を失い青白くなり始めている。
このまましばらく放置しておくだけで少女の生命の灯火が消える事は間違いない。
しかし、数百年に渡り混沌の軍勢を阻んできたカルザスの血を引くものを失血などで死なすつもりなどボーゼルには毛頭無かった。
「貴様の先祖には散々苦労させられたがこれで終わりだな」
ボーゼルはスラリとアルハザードを抜くと振りかぶった。
「ボーゼル、殺す!殺してやる!いつかきっと、生まれ変わってお前を殺してやる」
シェリーが喉も潰れんばかりに叫ぶ
その顔は悲しみと怒りに歪んでいる。
「ふん、やれるものならやってみるがよい」
シェリーの魂からの怨嗟の叫びをボーゼルは鼻で笑い彼女の首筋に向けて魔剣を振り落す。
ズバッ
凄まじい切れ味を誇る魔剣はそれこそ紙でも切裂くかのように簡単にシェリーの細首を切り落とした。
切り口から大量の血が噴出し、辺りと真っ赤に染めていく。
首を失ったシェリーの身体はビクビクと断末魔の痙攣を繰り返し、切り飛ばされたシェリーの首はボーゼルを睨むかのように転がっていた。
「これを使いたければ、使って良いぞ」
ボーゼルはそう魔物達に告げると砦の奥へと入っていった。
144 :
魔剣斬姫:04/04/10 19:07 ID:vhN8FGjE
シェリーに恨みをもつ魔物達がシェリーに群がっていく。
ある者は切り飛ばされたシェリーの首に自らの肉棒を咥えさせ
又あるものは体温を失いつつある肉付きの良い肉体に取り付きカモシカのような健康美に溢れる太股を開かせると、
股間に長大な肉の槍を打ち込む。
「くっ、なんて締め付けだ」
死後硬直の始まったシェリーの膣が魔物の肉棒を締めつける。
ドプッ
その魔物はあっというまに達すると白濁をボーゼルによって切裂かれた胎内に吐き出した。
「良い張りをしてやがる」
シェリーの見事に実った胸に肉棒を挟みこみもみしだいている魔物が、
命を失った今となっても張りを失っていない若々しい乳房の張りに感嘆の声を漏らす。
事実、鍛えられた筋肉に支えられた胸肉はその大きさにも関わらず仰向けになっていてもその形を全く崩さないのだ。
「げっへっへ、ここにも穴があるじゃねーか」
出遅れた魔物の一匹があろう事が切り口も鮮やかな首から除く気道に自らの一物を突っ込む。
魔物特有の巨大なそれが気道を拡張しながらシェリーの首の切り口から身体の中に飲み込まれていった。
シェリー姫の処刑によりカルザス王家は断絶、王国は滅亡し数百年もの長きに渡り混沌の陣営と戦ってきた光輝の末裔は遂に途絶えた。
白濁に塗れたシェリーの首と身体は串刺しにされ、旧カルザス城の城門に魔族に歯向かったものの末路として朽ちるまで晒される事となった。
多くのカルザス国民は姫の無残な姿に涙しこれから始まる魔物の支配に絶望したが、
男達の中には憧れていた若き美姫の剥き出しの大きな乳房と串刺しにされた股間に興奮し、
夜中にこっそりと自慰して死してなお美しい肉体にみずからの欲望をかけるものもいたという。
世界に法と秩序からなる安定は失われ、エルサイアに破壊と混乱・・・・そして進化の時代、即ち混沌の時が始まろうとしていた。
145 :
85:04/04/10 19:08 ID:vhN8FGjE
一度サゲ忘れスマソ
146 :
85:04/04/10 19:36 ID:vhN8FGjE
シェリーに恨みをもつ魔物達がシェリーに群がっていく。
の下に二行入れ忘れ
これまで自分達を次々と倒してきた美しき姫剣士のなれの果て、
自分が絶対に勝てなかった強き存在を良い様に弄ぶ喜びに魔者達は歓喜の叫びをあげる。
不覚…
>>146 尻姫キター!!!!!
ラングシリーズ大変、乙です
興奮して今夜は眠れそうにありません
>>146 おお・・・神よ・・・。
我らの希望よ・・・。
塩沢氏の声を想像するとゾクゾク来ますな
漁期捕手揚げ
ショクニンコナイカナー。
153 :
名無しさん@ピンキー:04/04/30 19:06 ID:kp/pXC+m
あげ
思うんだが、このまま職人不在で廃墟になるより
鬼畜猟奇でなりきりするのもいいんじゃないか?
需要は見込めそうだし。
155 :
名無しさん@ピンキー:04/05/05 02:19 ID:TQ9SF1Es
相当難しそうだな・・・。
ホシュしていれば職人さんはきっと来てくれる。
なりきりやってると来難くなるのでは?
本日中に保守ssシマツ(たぶん)
158 :
85:04/05/05 18:46 ID:9y/JB2tv
職人さんの降臨を祈りつつ保守SS投下開始
159 :
魔剣召妖:04/05/05 18:49 ID:9y/JB2tv
「今日はここにとめて貰いましょう」
アカネイア帝国の二ーナ皇妃から炎の紋章をアリティアのマルス王に届けるように密命を受けた魔道士リンダは、
皇帝ハーディンの命令でマリス王が出兵しているマケドニアへ向っていた。
皇帝に知られないようにようにする為に彼女は一人の供も連れていなかったが一年前に終結した暗黒戦争において
父の仇であるドルーア帝国の重鎮にして大陸最強の魔術師の一人である大司祭ガーネフを討ち取ったリンダにしてみれば
山賊などは相手にもならない。
よほどの事あ無い限り彼女の身んなにかがおこるとは考え難かった。
この日、彼女は街から離れた場所で日暮れを迎えてしまった彼女は雨が振り出した事もあり街道沿いに見つけた館の廃墟で一夜を過ごす事に決めたのも、その事から来る油断であったのかも知れない・・・・
ギギギギィー
さび付いた音を立てながら扉が開き、彼女は屋敷へと入っていった。
しかし、彼女は知らなかった、この館が嘗てミレニアと呼ばれ、現在はアスタルテと名乗っている少女が世界を滅ぼす魔神を呼び覚ます為、魂を駆り集めている刻銘館と呼ばれる死と罠の館である事を・・・・
「まいったなぁ・・・・びしょびょになったちゃった」
彼女の着ている踊り子の衣裳にも似た桃色のローブが雨でぐっしょりと濡れて彼女の年齢のわりに豊かに育った身体に張り付いている。
リンダは手ぬぐいでポニーテールにしている長い栗色の髪を軽く拭うと休める場所を探すべく屋敷の奥へと入っていった。
160 :
85:04/05/05 18:50 ID:9y/JB2tv
スマソ
貼り間違えた。
今の無し
161 :
魔剣召妖:04/05/05 18:51 ID:9y/JB2tv
「ボーゼル様、お聞きしたいしたい事があります」
胸元からへその下あたりまで大きく開いたボディスーツを着た褐色の肌の金髪の少女
人間を憎み、魔族に組した半魔族の少女ソニアが魔族の長に問い掛けた。
「なんだ?」
ボーゼルの許可を得て、ソニアが問いかかる。
「ボーゼル様、私とお兄ちゃんの父さんと母さんを殺したのは人間ではなくボーゼル様だなんて・・・・・何かの間違いですよね。」
帝国に組している兄ロウガから知らされた事実、それをソニアを信じられなかった。
止める兄を振り切り、ヴェルゼリア城に戻ったソニアは真実を確かめるべくボーゼルに問いただしたのだ。
嘘だといって欲しい・・・・そう言っているようなソニアの縋り付くような視線
が……
「裏切り者を殺したのは私だが、これがどうかしたのかソニア?」
それに対する非情な答え
「やっぱり、私を利用する為に騙したんだな!」
金の瞳が怒りに染まる。
ボーゼルの事を信じきっていただけにそれを裏切られた時、反動からくる憎しみは大きい。
怒りに我を忘れ、ソニアは剣を抜くとボーゼルに切りかかる。
「ふん、所詮は半端者か」
162 :
名無しさん@ピンキー:04/05/05 18:53 ID:9y/JB2tv
キーン
ボーゼルはアルハザードでソニアの剣を弾くと左腕で、ソニアの喉元を掴み持ち上げる。
そして短く呪文を唱えるとソニアの身体を壁に叩きつける。
「くっ」
壁に叩きつけられたソニアが呻き声をあげる。
「いでよ、ケルベロス」
「グァアーーーーーー!」
ボーゼルの召喚に応じ双頭の巨大な犬・・・・・ケルベロスが召喚された。
「この役立たずを始末しろ」
ボーゼルはケルベロスにそう言い残すと城の奥へと去っていった。
「待ちなさい、逃げるなボーゼル!!」
ソニアが立ち上がり、奥へ下がるボーゼルを追おうとするが、
「グルルルルルゥ」
ケルベロスが立ち塞がる。
「たかがケルベロス一匹くらい…ファイアーボール!」
ソニアは呪文を唱え、火球を双頭の魔犬に叩きつけようとする。
「えっ…」
だが突き出された右手からは、火球はおろか煙すら出ない。
「まさか、あの時に・・・・」
ソニアはボーゼルに捕まえられた時、短い呪文をかかられていた事を思い出した。
「クッ…でも」
ソニアは剣を構えケイブリスと対峙する。
彼女は基本的に魔術師であるのだが或る程度、剣も使えるのだ。
「やぁ!」
163 :
魔剣召妖:04/05/05 18:54 ID:9y/JB2tv
掛け声と共に魔犬に向って剣を振う。
ガッ
しかし双頭の魔犬は片方の牙で剣を受け、
バキン
あっさりと噛み砕く。
「ガルルルルル」
武器を失ったソニアに向かいケルベロスはゆっくりと近づいていく。
「あっ・・・・・こっ・・・・こないで・・・・」
ソニアは恐怖のあまり、ボーゼルへの怒りも忘れ震えながら後に下がっていく。
普段のソニアであれば、ケルベロスなど恐ろしくもなんとも無い。
だがボーゼルによって魔術を封じられ、剣をも失った今、この巨大なケルベロスを倒せるすべはまったく無い。
じり・・・・・じり……じり……
ドン
ソニアは遂に壁際にまで追い詰められてしまった。
「ガァアアアアーーーーー」
双頭の魔犬は雄たけびをあげて襲い掛かって来た。
164 :
魔剣召妖:04/05/05 18:54 ID:9y/JB2tv
「くっぎゃぁあー」
咄嗟に前に出した右手が魔犬に噛み千切られる。
「う、腕が私の腕が・・・・」
脳内麻薬の分泌の為か、痛みを感じなかったソニアが呆然と噛み千切られ、上腕部の半ばから下を失った右手を見る。
ガリガリ、ボリボリ
形の良い褐色の腕が噛み砕かれ、ケルベロスに嚥下されていく。
ゴクッ
飲み込み終わると再びソニアに飛び掛っていく。
「いっやぁぁぁあーーーーー」
魔犬の巨体にあっさりと押し倒されたソニアは残る左手と両足で必死の抵抗を試みる。
食い千切られた右手から流れる赤い血がソニアの顔を赤く染めていく。
ポタポタ ポタポタ
ケルベロスの口元から滴る唾液が発育の良いソニアの身体をヌルヌルにしていく。
そのむせ返るような獣臭と顔に降りかかる血の臭いにソニアが息を詰まらせる。
「こ、来ないで、いやっ、食べないで、食べないで!!」
少女の力でこの巨大な魔犬に対しそう長く抵抗出来るものではない。
ソニアの必死の叫びも実を結ばず次第にケルベロスの頭がソニアに近づいていく。
「グルルルルルル」
その時、ソニアは両足の間に割り込まれ下腹部に密着するケルベロスの下半身に違和感を感じた。
種族は違えど、密着する牝の肉体に魔犬の生殖器が反応し始めていたのだ。
ケルベロスは下半身を半魔族の少女から離すと鋭い爪で露出度の高いソニアの服を簡単に切裂いた。
ソニアの前に突き出される魔犬の巨大な肉根
発情したケルベロスの荒い息
ここまで来ると少女にも魔犬が何をしようとしているのかが判る。
「そ、それだけは、それだけはやめてーーーーーはぎゃぁあああああーーーーーーーーー」
だがソニアの必死の願いも空しくケルベロスは勢い良く、巨大な肉根をソニアの女性器に打ち込む。
人が、いや、より強靭な魔族の女性器ですらいれるには大きすぎる肉の槍が処女膜を突き破り、膣を破壊しながら突き進み子宮にまで達した。
そのあまりの大きさに股の筋肉も引き千切れ、すらりとした両足はその機能を失う事となった。
165 :
魔剣召妖:04/05/05 18:56 ID:9y/JB2tv
「ひっ、ぐっ、あっ」
乱暴に打ち付けられる肉槍にソニアが悲鳴をあげ、力を失った両足が無残にその反動でゆれる。
牝の事を考えない、只性欲を処理するだけの魔犬の行動、
そう、この美しい半魔族の少女は魔犬の性欲を処理する為の道具…ただの代用品として処女を失ったのだ。
「ウオー―ン」
実時間で数分・・・・だがソニアには永遠とも思われる時間が過ぎ、遂にケルべロスは絶頂に達した。
ドプッ、ドプッ、ドプッ
犬族特有の延々と続く射精にソニア子宮が一杯になる。
少女のあまりにも無残な初体験であった。
ソニアは双頭の魔犬に処女を奪われた衝撃と女性器と子宮を破壊された痛みに意識が飛んでいたが貪欲な魔界の犬は全ての欲望を満足させたわけではなかった。
性欲を満足させた魔犬は今度は食欲を満たす為、余計な脂肪のついていないすらりとしたソニアの腹に喰らいついたのだ。
ガツガツ
薄い皮膚を破り、様々な色の内臓を引きずり出し貪っていく。
166 :
魔剣召妖:04/05/05 18:56 ID:9y/JB2tv
もはやソニアに抵抗するだけの力は残っていない。
「ひっ…ぐっ…つぁ…かはっ…」
ソニアの口から鮮血が溢れていく。
その度に乱暴な性交の間に剥き出しになっていたソニアの大きな乳房がタプタプと揺れ動く。
それに目を付けたもう片方の魔犬の頭が豊かな脂肪隗にがぶりついていく。
「ごぼっ、ごぼっ、かっつはぁひがっぁあっごぼっがぁ」
ソニアは悲鳴を上げるが口には血が溜まっておりまともに声が出ずくぐもった呻き声がもれるだけであった。
美しい金色の瞳からはとめどなく涙が流れ、苦痛と絶望に歪んだ顔には普段の美しさはまるで感じられなくなっていた。
「あう、くつぁかはっ」
内臓の殆どと二つの豊かな乳房がケルベロスの腹の中に収まる頃には生きたまま食べられる恐怖にソニアの脳が焼け切れていた。
「ゲップ」
双頭の魔犬の腹が満ちる。
その前にはかつてソニアと呼ばれていた少女の赤く染まった骨と彼女が付けていたプロテクターの残骸が散らばっていた。
それから一ヶ月後、レイガルド帝国は滅亡し、ロウガは妹の後を追う事となった。
167 :
85:04/05/05 19:00 ID:9y/JB2tv
ソニア編オワリ
ちょっとエロ分に比べてグロ分が少ないかも
一応「魔剣斬姫」より前の話デツ
今回も一度下げ忘れた・・・・
いや、いいねぇ
愚息も元気になりますよ。
リンダのやつはなんだったのでしょう。
170 :
85:04/05/05 21:58 ID:9y/JB2tv
一箇所ケルベロスがケイブリスになってる・・・・鬱だ…
>>169 影牢をやっている頃に書き掛けたのですが、
どうも上手くいかなくて放棄したSSの一部を間違えて貼ってしまったものです。
>>85氏
最高ですよぉ!!!
ついにソニアまでが85氏の毒牙にw
いやはや、連休最終夜にすばらしいものを読ませていただきました
おお・・・神よ・・・。
・・・しかし
>>159が非常に気になる・・・。
173 :
名無しさん@ピンキー:04/05/07 00:00 ID:ubYzrXKy
獣に食われるというのが激しくツボでふ。
2回抜いちゃいましたよ。サイコー!
また気が向いたらおながいします(-人-)ナムナム
あげてしまった…激しくスマソ
ある、年明けの一日の事――
某所の喫茶店にはただならぬ顔ぶれが並んでいた。祐巳の隣に並んで座っているのは、
黒髪の艶やかな気品溢れる女性――遠くから見ても美しく、
近くで拝見すれば何人たりとてその存在を無視する事はできない、
そんなカリスマ性すら備えているお方……祐巳のスール・小笠原祥子さまだった。
そして、その向かいに並んでいるのは――
「まったく。何だってお前がここにいるんだ、柏木?」
「失礼な。僕がいちゃ駄目だとでも言うのか?」
……そう。目の前にいるのは白薔薇様と、あの柏木優だった。
「大体、君もリリアンの薔薇さまなら、もう少し女らしい言葉を使わないか」
「女だとかどうとか、古臭い事を言うようじゃあ、花寺の生徒会も大した事はないな」
祐巳は頭を抱えてしまった。さっそく、目の前で例の口げんかが始まっている。
ひょんな事から山百合会の「合宿」に参加する事になった祐巳。
せっかくお姉さまと二人きりになれると思ったら、思わぬオマケがついてしまった。
しかも、なんと祐巳の弟まで一緒にいた。弟の祐麒は置いてきたが、
もう一人はしつこくついてきて、祥子と二人にはさせてくれない。
その上、白薔薇さまこと佐藤聖は、同類同士かえって仲が悪いのか、
ひっきりなしに喧嘩している。そんなときだった――
カランカランと、入り口の方で音がした。誰かお客が入ってきたらしい。
祐巳は聖の肩越し、見るともなしに見ていた。客は二人組みの男性である。
なんというか、言っては悪いが見るからに柄の良くない人たち……そんな風に祐巳が思っていると、
不意に「きゃっ!?」という短い悲鳴が、そちら側から起こった。
「な、なんなの……」
男の内、痩身の方が、手に短い筒状のものを握っている。黒いボディには
同じ色のグリップがついている。長さは全部で手のひらを広げたくらいだが、たぶん間違いない。
あれは――ほんものの拳銃だ。あまりのことに目を見開く祐巳。
と、男たちの片割れ、大柄なスキンヘッドの男が不意に振り向いた。その瞬間、
祐巳はスキンヘッドと、目が合ってしまった。
「へへ……見てくれよ、兄貴。ちょうどいいモノがあるぜ」
「成る程。この店が良さそうだな」
痩身の男は祐巳たちの方を向いて細い面を軽く歪ませると、つかつか店の真ん中に歩み寄った。
ようやく祥子や聖が、何事かそちらに振り向く。店内には、三箇日が明けたばかりだからだろうか、
他に客もない。
「よーし、全員、動くな。これからお前らには、人質になってもらう」
痩身細面の男は辺りを見回すと、やや甲高い声で、自信たっぷりに宣言した。
「何なの、一体――?」
祥子が眉を顰め、不審そうな目を男たちに向ける。まだ事態を飲み込めていない。
凛とした気迫の篭った眼差し受けて、男は、かるく肩を竦めてみた。
「なぁに、世間知らずのお嬢さん。今から君たちに頼んで、俺らの逃亡生活をエンジョイするための
華を添えようというのさ。その間中、君たちに俺たちのおマ○コの相手をしてもらうんだ」
「なっ……!?」
卑猥きわまりない言葉を露骨に吐く男に、祥子の顔が烈しく歪む。
白薔薇さま……聖はというと、いつものふざけた表情を引き締めて、ただ身を固くしていた。
祐巳はその険しい顔つきから察した。
……事態が、冗談だとか洒落になるようなものではないのだと。
「おいおい、ちょっといい加減にしてくれないかな、あんた」
柏木優が、ひょいっと無造作に立ち上がった。動くなと制止したはずの男たちの方へ、
つかつかと、何の遠慮もなしに近づいていく。
「何のつもりだか知らないが、正月早々、非常識なんじゃないかね?
こんな玩具なんかチラつかせて。あんまりふざけた事をいうようなら、僕が相手に――」
パン、とやけに軽い音が響いた。
硝煙は、頬から血を流し、口を半開きにさせたままの柏木を前にして、立ち上る。
銃弾は奥に壁に当たって、兆弾が壁面を傷つける音がした。
「あ……あれれ? ――ほんもの、なの?」
間が抜けたような調子で、柏木が呟く。その顔に拳がめり込んだ。
「ぶべらっ!!」
と、柏木の体は派手に吹っ飛んだ。スキンヘッドの右ストレートは見事なフォームでヒットし、
顔面のど真ん中に3センチほどめり込んだ。柏木の美形顔はぐちゃぐちゃに潰されて、
折れた歯が弾け飛ぶと、そのまま数メートルぶっ飛んで、頭から固い床に落ちた。
ゴトンという音がして、そのまま柏木はピクリとも動かなくなった。
「――さて、余興は終わりだ」
細面が祥子たちを見やった。
「あ……ぁ……」と、か細く震え、掠れた声を漏らす裕巳。その祐巳に細面が目をつける。
「ククッ、どうした? おしっこにでも行きたいのか、お嬢ちゃん?」
男が微塵の遠慮もなく手を伸ばす。
祐巳の顔に男の手が触れそうになるとき――細面の手をバシッと叩き落とす白い手があった。
「汚い手で祐巳に触らないでっ!」
「お……お姉さま……」
祥子は決然とした面持ちできつく男を睨んでいる。
しかし、顔色は蒼ざめ、その手は微かに震えていた……。祐巳は祈るような気持ちで男の動向を見つめた。
「……成る程、ではこうしよう」
男はぐにゃっと顔を歪めた。
「まずは、こっちの妹の方から犯してやるよ。お前が見ている前でなぁ」
「なっ!?」
予想もつかない言葉に、祥子の口から小さく驚愕が発せられた。
と、素早くスキンヘッドが銃口をちらつかせた。祥子の、祐巳の動きが止まる。
「ククッ、目の前でこの女のマ○コから俺らの精子が垂れ流しになんのを見てろや」
――と、そのとき。
カランカランと、再び、入り口の扉が鳴った。
高校生くらいの少年が一人、店内に入ってくると、祐巳たちに向けて、きょとんとした眼差しを送る。
「おい、祐巳、何やってんだよ?」
祐巳の弟、福沢祐麒だった。
男は弾かれたように振り返った。男はベル音に反射的に応じると、銃身を水平に構え、
照星に祐麒を捉えて何の躊躇もなく引き金を引いた。よく訓練された、機械的な所作だった。
パン、とやけに軽い音が響いた。
祐麒の体が見えない拳に打ちのめされたかのように吹っ飛んだ。
男が片腕を突きだし、弟の体が打ちのめされる。その様子は祐巳の目に、
やけにゆっくりと、ビデオのスローモーションのように映った。
「あ……ああっ……?」
一瞬、間をおいて、祐巳の絶叫が店内に響いた。
「いやあああああああ――――っ!! 祐麒いぃぃ―――――っ!!」
祐巳は「ケラケラ」と嗤う男の銃口も忘れて、その脇を擦り抜け、弟の元に走り寄った。
祐麒は、腹の辺りを鮮血に染めて、ぐったり倒れている。
「いやあああっ! 祐麒ぃぃ! しっかりしてえっ!!」
祐巳が、半狂乱で祐麒を抱え起こす。祐麒はビクンと震え、ごぼっと赤黒い血の塊を吐いた。
顔は真っ青に血の抜けて、対照に腹部を蔽う鮮血はますます広い。
全身はすぐに痙攣を始めていた。銃創のショック症状である。直ちに止血して、患部を上に寝かせ、
毛布など何か暖かいもので包んでやる必要がある。
痩身の男はつかつかと、均整の取れた歩幅で歩み寄ってくる。手には拳銃を無造作に提げていた。
「お願いっ!! 祐麒を早く病院に連れて行って!! まだ助かるわ! 病院に連れて行ってぇっ!!」
男は無造作に銃口を下げると、パンパンと三連射、引き金を引いた。
機械音と火薬の爆発音と、肉のひしゃげる音が三重奏を即興した。
「あ……は……ぁ……?」
銃弾は全て祐麒の脳天に命中していた。頭蓋がぱっくり割れて脳味噌を垂れ流し、
潰れた目玉が落ちそうになると、祐麒の身体は一回だけビクビクッと痙攣して、
そのまま二度と動かなくなった。
脳漿の飛沫が祐巳の硬直した顔に掛かった。
「うああああああああああああああああっ!! ああああああああああああああああっ!!」
「ケセラケセラ」と、祐巳の反応を面白がって、痩身の男は大笑いしていた。
祐巳はというと、弟の死体にしがみ付いて、「祐麒! 祐麒ぃ!」と泣きじゃくっている。
どうやらこぼれた脳味噌をかき集めて、必死で頭の中に戻そうとしているらしい。
「よっしゃ! 次はテメエの番だ」
「あっ……!」
スキンヘッドの大男が、祥子の肩を掴んだ。
「嫌っ! 私に触らないで!! 離してっ」
祥子の顔が、嫌悪に酷く歪められた。無理やり口付けを迫られた瞬間、
祥子は反射的に男の頬を叩いていた。
「この……糞アマがぁっ!!」
スキンヘッドが激怒に顔を真っ赤にして、拳を祥子の腹にめり込ませる。
「あぐぅ……かはぁっ!!」
祥子はくの字になって丸まった。細い身体の背中を丸め、口を押さえてびくびくっと震えている。
その髪を掴んで顔を引き上げると、男は顔めがけて拳を振り下ろした。
「待てっ!!」
そのとき、不意に立ち上がって、叫んだものがいた。二人の男の動きが止まる。
――聖は仁王立ちして向かいの席の男たちを、きっと睨んでいた。
「――何だ、お前? 動くな、つったよな。勝手にホザキ腐って、死にてぇっつうことか?」
痩身が一分の隙もなく拳銃を聖に向ける。聖は……やや蒼ざめてはいたが、
凛とした眼差しで男を見据えて言った。
「お前たちの相手は、私がする。だから、その子には……祥子には手を出すな!」
<続>
聖さまキター!!!
マリみてのグロパロ化というタブーをおかした
>>183に乾杯!!!
かなり期待してます
>>183 乙です
祥子様、おいたわしや……(w
聖様もろともどうなるのか楽しみです
186 :
続きw:04/05/08 00:41 ID:1KNAakgH
男は無造作に銃口を下げると、パンパンと三連射、引き金を引いた。
機械音と火薬の爆発音と、肉のひしゃげる音が三重奏を即興した。
「あ……は……ぁ……?」
銃弾は全て聖の脳天に命中していた。頭蓋がぱっくり割れて脳味噌を垂れ流し、
潰れた目玉が落ちそうになると、聖の身体は一回だけビクビクッと痙攣して、
そのまま二度と動かなくなった。
脳漿の飛沫が祐巳の硬直した顔に掛かった。
「うああああああああああああああああっ!! ああああああああああああああああっ!!」
「ケセラケセラ」と、祐巳の反応を面白がって、痩身の男は大笑いしていた。
祐巳はというと、聖の死体にしがみ付いて、「聖さま! 聖さまぁ!」と泣きじゃくっている。
どうやらこぼれた脳味噌をかき集めて、必死で頭の中に戻そうとしているらしい。
>>186 まぁ、なんだ、その、死んでくれないか?
あるいは美少女の惨殺死体たのんます!
人大杉で来れなかった間に・・・ネ申キタ---!!!
>>175-183 「お前たちの相手は私がする」
「だからこの子には手を出すな」
痩身とスキンヘッドが、ポーズを取って、顔をくしゃくしゃ歪ませた。
「ひょほ、カッコイイ――――っっ!!」
そのまま二人は「ブヒャヒャ」と、腹を抱えて笑い転げる。
聖はきっと二人を睨みながら、じっと立っていた。
「お姉さま……!」
祥子が、傷むような、憂うるような目で聖を仰いだ。
その目に、聖はそっと応えてやる。
「祐巳のところに、行ってやって」
祥子は強い瞳で聖をじっと見つめると、そのまま一息に駆け出した。
「コラ……てめえっ」
「お前らが用のあるのは私の方だろう」
瞬時、銃を振り回すスキンヘッドに、聖は強く言ってのける。
「フン……中々腹が据わってるじゃねえか」
顔を赤く歪めるスキンヘッドを制して、痩身はいう。
興味深げに眇められたまぶたの奥底は、爬虫類のようにぬめった光を放っている。
「ただの女子高生ってわけでもないか」
懐からなにやら取り出すと、金属が展開した。バタフライナイフ。
「たまんねえよ、お前。壊し甲斐があるぜぇ」
「祐巳……」
祐麒の死体にしがみついてすすり泣いている祐巳の肩を、そっと祥子が抱いた。
祐麒の死体はぐったりと、眠ったように力の抜けていた。
だが、早くもプーンとハエがたかっているその死体は、
砕けた頭から脳味噌や目玉や、他よくわからないものを散乱しており、
安らかな死にざまとはとても言えないような死体であったが。
いずれ、死後硬直が始まり、硬く固まっていくだろう。
「祐麒ぃ……祐麒ぃ……」
祐巳は祐麒の胸のあたりに顔を埋め、ただひたすらすすり泣いている。
祐巳を、頼りない姉を、いつも優しく見守ってくれた愛しい弟の胸に。
「祐巳……しっかりして、祐巳……」
弱弱しく呟く祥子も、少年とは面識のある。祥子は一緒に肩を震わせ、すすり泣いた。
一方――
「あっ!!」
身体を押し倒された聖の口から、思わぬ声が漏れた。
聖はテーブルの上に組み敷かれ、その上では痩身が、黄ばんだ歯列を剥き出している。
「んっ……くうっ……」
「どうだ、感じるか。へへっ!」
男はナイフで聖の前を裂いてはだけると、乳首に音をたててむしゃぶりつき、
スカート下の下着に、そこに息づく秘裂に指を這わせる。
「なんだ、反応がないとつまらんな」
そう言うと、痩身はナイフを翻らせた。
「感じて見せたら、こいつは勘弁してやるぜ」
「誰が……!」
歯糞臭い息を叩きつける男に、聖は横を向いて顔を背ける。
「そうか、じゃ」
男はそっけなく呟くと、ナイフを胸元に突き立てた。
「ぎゃ……ぐぎゃあああっ!!」
ナイフの刃先は、乳房の中に潜り込むかのように刺さっている。
男はその刃先を、グリグリと中で回した。
「ぐああっ……うわあああっ!!」
「そうそう。その調子、その調子♪」
背をのけざらせて絶叫する聖に、男は喜んでカチャカチャ手の動きを加速する。
暴れ狂う聖の肩のところを、スキンヘッドが上から押さえにかかった。
「それじゃ、入れてみようか」
そう言うと、男はチャックを引き下ろして、陰茎を取り出した。
ビンッと、勢いよく飛び出た陰茎は、已に勃起して天に向かって怒っている。
「あっ……はうっ……」
汚い指に下着をもがれ、秘所を曝された聖は、横を向いて涙をこぼした。
(ごめん、ごめんね……栞……)
閉じた瞼に浮かぶのはあの子の面影。
こんな下種どもに汚される自分が、聖は申し分けなくて仕方なかった。
だが、他に手はない。
こんな連中に全員犯され、殺すされてしまうよりは、ずっとましだ。
「ホラ、入るぞ、入るぞぉぉ!」
「ん……くうっ……!」
亀頭で聖の女性を擦っていた男が、一息に腰を突きこんだ。
「ドカーン!」
「う……ぅ……」
割り合いとあっさり処女を散らした痩身が、ぺこぺこと腰を動かし始める。
その都度、中途半端に下ろしたズボンのベルトが、ガチャガチャと金属音を鳴らした。
(祥子……祥子……!)
涎を垂らし、夢中で腰を動かしている男の下で、聖が祥子に目配せした。
祥子は、その凄惨な光景に目を背けていたのだが、強い視線を受けて、そっと聖を見た。
「今の内に、逃げなさい!」
聖の瞳は、そう告げている。
「お姉さま……」
そんなこと、できるはずがない。お姉さまを見捨てて逃げるだななどと。
確かに、男たちは聖を嬲ることに夢中になっている。
戸口の先には、さきに殺された店員の死体が転がっているのみだ。
今なら逃げられるかもしれない。だが。
――そのとき、祥子の腕の中で祐巳の身体が動いた。
「祐巳……」
祐巳はまだビクビクと震え、すすり泣いている。
それで思い出した。そうだ。私はこの子を守らなければならない。
私はこの子の姉なのよ。妹を、愛しいこの子を必ず。私の命に代えても。
「しっかりしない、立つの、祐巳。さあ!」
小声で、祐巳を促し、戸口へとせきたてていく。
もはや人質に取れるのは聖だけだ。直ぐに殺すなどということはしない筈である。
(待っていらして、聖様、すぐに戻ります――)
早く、助けを呼んで。祐巳を逃がして。あと二、三メートル。取っ手を伸ばして。
早く。早く。早く。あとちょっと。ちょっとで。早く。ちょっとで。早く。ちょっとで。早く。
「どこ行くのん♪」
――その声に、祥子は凍りついた。
「あ……ぁ……」
震える祥子に、嬉嬉とした声が届く。
「俺達の注意を自分にひきつけて、その隙に逃がそうってか」
視線のさき、テーブルの上で、痩身はゆっくりと振り向いた。
「中々泣かせるじゃないかああ」
悪魔のような笑みを、満面に浮かべて。
「てっめえっ!! ザケやがってええええっ!!」
瞬時、激発したスキンヘッドが腰から拳銃を抜きとった。
祥子に、祐巳に振り向け、引き金を絞る。我もなく、ぶっ放すのである。
二人は目を瞑って、きゅっと抱きあった。そのとき――
「おい、止せ。兄弟」
痩身が、素早くスキンヘッドを制した。
「えっ……でもよ」
「いいから止せっつてんだろ、このボンクラがっ!!」
スキンヘッドは大人しく「すんません、兄貴」と、
禿げ頭を曝して、銃を腰のポケットに差し込んだ。
「…………」
「お前、逃げろや」
男の意図を計りかね、じっと事の推移を見守る祥子に、男はいってのける。
「はぁ……?」
「だから、逃げてもいいぜ。つってんだよ」
男は戸口の先、硬直している二人の少女に、声を張り上げる。
「とりあえず、お楽しみにはこいつがいるからな。その代わり――」
男は、ぐったりしている聖の鳩尾にナイフを突き立てた。
「ぎ ゃ ! ? く゛ お っ 、 こ゛お゛お゛お゛お゛お゛っ ! !」
聖の身体が大きく仰け反った。口から泡を吹き、痙攣する。
ナイフの刃は聖の鳩尾に、根元近くまで沈み込んでいる。
「こいつにはその分、ハードなプレイをしてもらうがな♪」
そういうと、男はグルリと刃先を中でこね回した。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
聖の口からは十八の少女とは、いや、人間のものとは思えないような、
おぞましい悲鳴が漏れ来る。
男はわざと致命傷を与えないように刃先を中で留めると、同じ深さで内臓を抉っている。
「ヒャハハハハハァァッ!! 逃げれるもんなら逃げてみろやああぁっ!!」
「逃げて、祥子……にげてええええええっ!!」
だが、男の嬌声と同時に、聖は叫んでいた。命を絞るような声で。
「私は……ごぶおっ……私はいいから、早く……祐巳ちゃんをぶをおっ!!」
「何、勝手なことほざいてんだ」
男は、腹の中に一寸ほど、ナイフを深く差し込んだ。
「げぼおおおっ!! うげえええっ!!」
「お、お姉さまあっ……!!」
鉛色の異物は、聖の白い腹の上腹部に、潜り込むかのように差し込まれている。
そこからドクドクと、赤黒い血の噴き出して、それは内臓が苦痛に流す涙の様であった。
「できない……っ」
「お姉さまっ」
祥子は蒼白に震えながら、頭を抱えた。
「私にはできない……できないわっ」
「そこまでだああああっ!!」
そのとき、三人目の男の声が響いた。
「優さん……!?」
見れば、あの柏木優が、血反吐をボタボタこぼしながら、辛うじて立ち尽くしていた。
美形面はぐちゃぐちゃに潰れて、歯や鼻骨が折れたそのさまは、見るも無残である。
だが、その手にはしっかりと握られていた。――男の拳銃が。
「てっ、てめえっ!!」
スキンヘッドが驚愕の声を漏らす。さっと確かめる男の腰には、しっかりと拳銃が差し込まれている。
「ほうっ……」
拳銃は痩身の、脱ぎかけの着衣から盗ったものであった。
「ふざけやがっでええええっ!!」
平然と身がまえもしない痩身に、柏木は憎悪の篭った眼差しを向ける。
「よくも、よくもこの僕の顔を殴ったなああああっ!! 殺してやるっ!! 殺してやるゥゥっ!!」
「おいおい、そんなもの弄るとロクなことにならんぞ」
痩身が、軽く肩を竦めて見せる。その仕草にキレた柏木が、引き金を引いた。だが。
「ぶぎゃ!」
瞬間、ボンッと柏木の手の平が弾けて、指がウインナーのように飛び散った。
爆発音が起こると、鉛玉は二人の男に届くこともなく四散した。
「ぶぐぼおおおおおおおおおおおっ!!」
暴発した破片は、柏木の目や瞼も含めて、顔中まんべんなく突き刺さっていた。
棘がびっしり突き立った柏木は、まるでサボテンのような有様である。
「あーあ、素人がチャカ弄るとロクなことになんねえっつっただろ。
ただでさえマカロフはボロいんだからよぉ♪」
その言葉を合図に、スキンヘッドが前に進み出る。と、柏木の顎に腰をためた強烈な一撃を叩きこんだ。
「ぐぽおっ!!」
顎が砕けてばくっと割れると、柏木の体はぶっ飛んで、今度こそ、そのまま二度と動かなくなった。
<続>
セイサマー・゚・(ノД`)・゚・・……………………………………………(;゚∀゚)=3
大変乙です。神様ありがとう
「あ……ぁ……」
祥子は力なく呟くと、そのままへなへなとその場にへたり込んだ。
大きく見開かれた目は、恐怖と驚愕とに濡れている。
「オラ、てめえら来やがれ!」
スキンヘッドの男が歩み寄ると、祥子と祐巳の腕を掴んだ。
「いや、祐巳っ」
「お姉さまぁ!」
そのまま、男は二人を荒々しく引きずると、テーブルに放り投げ、押しつけた。
――聖が腹を抉られている、ちょうどその真横に。
「ケケ、そこで見てろや」
聖の上で、痩身の男が二人を一瞥する。
「お前らを救おうとした女が、生きたままハラワタを取り出されるさまをな」
そう言うと、男は一気にナイフを引き下ろした。
「がああっ!? ぐぎゃああああああああっ!!」
ナイフはそのまま、上腹部から会陰のあたりまで一直線に引き下ろされていく。
聖の白い腹がぱっくりと筋に沿って開くと、そこからピンクの内臓が露わになった。
「うほっ! きれいなモツ♪」
「ぐぼおおおおおおっ!! ぐげえええええぇぇぇっ!!」
痩身は両側に手を当て、聖の腹を押し開いている。ビクビクッと反り返り、
激しく暴れ狂う聖の体は、スキンヘッドの男がしっかりと押さえ込んだ。
「いやぁぁ! もうやめてええっ! お姉さまああああっ!!」
祥子が、まなこも張り裂けんばかりに、滝のようにを流して絶叫した。
だが、その慟哭も、二人の男にとっては乾いた衝動を潤す滋養でしかない。
「クククク……ほれ、モツウインナー」
男は、血まみれの手を中に突っ込んで大腸を掴んだ。
「ぐげえっ!! ぐぎゃああっ!!」
瞬間、聖の体は激しく跳ね上がって、スキンヘッドの腕をさえ一時押し上げる。
「んんっ、もちもちしたこの感触♪」
「ぐげえええっ!! うおおおおっ!!」
男は手の中で大腸をにぎにぎと握ってみたり、揉んでみたりしている。
腸は既にかなり引っ張り出されて、腹の中からはみ出ていた。
「ぐがああ……げえぼっ!!」
聖は白目を剥き、ガクンガクンと痙攣した。
あまりの激痛のため、堪えきれず意識を失うが、そのたびにまた意識を取り戻してしまう。
気絶することさえ許されない。
「オラ、命乞いしてみな。『その二人は殺しても良いから、私だけは助けて!』ってよ」
痩身が「クククッ」と、細面を歪めて哂う。
「ほらほら、今病院にいけばまだ助かるぞ。言うことを聞かねえと、むき出しの内臓をグチャグチャにしてやる」
痩身は薄ら笑いを浮かべながら聖を見下ろした。当然ありうべきはずの、回答を期待してである。
「……ァ……れ」
「んぅ? 聞こえんぞ」
「…………くたばれ、ゲス……やろう!」
そう鋭く吐き捨てると、聖は、渾身の力を込めて、顔を寄せた男の耳に歯をつきたてた。
「ぐぎゃあああああああああああっ!?」
男が耳を押さえ、悲鳴を上げた。ぶしゅうっと、鮮血のほとばしる中、
聖の口には、果たして、噛みちぎられた男の耳が咥えられている。
「ぎいええっ……こ、この、糞アマがあっ!!」
男は顔を真っ赤に染めると、大腸を力任せに引っ張って、引きずり出した。
そして、床に投げつけて、力任せに踏みつけたのである。何度も。何度も。
「オラァ! 死ね死ね死ね死ね死ねえっ!!」
「ぎぃやああああっ、げぼぉぉおおおおおおっ!!」
聖の体が再び仰け反り、仰け反ったままビクンビクンと痙攣した。
踏み潰され、ちぎれた大腸から、中に詰まった糞便があふれて床を汚す。
「オラァ、喰えや! 糞の詰まったソーセージじゃ! 喰えやぁぁっ!!」
男は腸の切れ端を掴むと、聖の口中に突っ込んだ。
そのまま、無理やりあごを掴んでよく噛ませる。
ぐちゅぐちゅ、という音が響いて、聖の口の中で大腸が裂けて、糞便があふれ返った。
「ぼおお…………」
聖は激しく、かつ断続的に痙攣を始めている。目玉はぐるっと裏返り、
口からは血反吐にどす黒く染まった泡を吹いている。
ぱっくり開いた腹からは、内臓がどろどろと下にこぼれていく。
「オラ、どうじゃ! どんな気分じゃコラ!? 自分の糞食いながらハラワタ垂れ流すのはどんな気分じゃい!?」
男が聖の髪を掴んで抱き起こす。上向かせた顔にもはや生気はない。
死への後奏曲を已に奏でている聖は、うわ言のように、なにやらぶつぶつ呟いていた。
それが微かに祥子の、祐巳の耳に届いて、それが聖の歌声の聞き納めとなった。
「……し……おり………ぃま………リアさまの………とこ……いく……よ……」
―― 一度、ビクンと大きく痙攣すると、聖は動かなくなった。永遠に。
「ケケェエエエ、クケケケェェエエエエエエエッ!!」
男が、顔をぐしゃぐしゃっと歪めて雄たけびを上げる。
「お、お姉さま……?」
祥子は聖の目の前に顔を突きつけられていた。そして見ていた。聖の死の一部始終を。
「うあああああああああっ!! お姉さまああああああああっ!!」
眉根を寄せ、悲痛な叫びを上げる祥子。その祥子の上で、男が銃を構える。
パンパン、と銃が三連射された。聖の頭が砕けて、脳漿が飛び散った。
そこから溢れた脳味噌や目玉が、どろどろとこぼれて祥子の鼻先に転がった。
「ああああああああああっ、うわあああああああああっ!!」
祥子の絶叫が喫茶店に木霊した。
「さて、そろそろお前の番だな」
男が祥子の側へと近寄る。
「殺しなさいよ!」
祥子は泣いていた。だが、さっきまでのようにただ泣き崩れるだけではなかった。
双眸に涙をいっぱいに湛えながら、凛とした目でまっすぐ男を睨んでいたのだ。
「殺すなら殺しなさいよ! お姉さまみたいに私も殺せばいいじゃないのぉ!」
「クククッ」と、男が口の端を歪ませた。そうして、その言葉を紡いだ。
「――お前を殺すつもりなど最初からねえんだよ、小笠原祥子」
「なん、ですって……」
祥子が、祐巳が凍りついた。祥子は目を見開いたまま。
祐巳は、さっきから俯いてなにやらブツブツと言っていた祐巳は、
そのままの姿勢で固まって。男が言葉を続ける。
「最初からお前を殺すつもりなんかねぇんだよ。こっちゃ、お前が目当てで来たんだからよぉ」
愉快げに笑いながら。言葉を紡ぐ。男は。絶望の言葉を。
「なんつーかさ、お前の親父やジジイはさ、政財界じゃ大物だっつー話だろぉ?
だけどよ、色々あくどいこともしてるわけよ。それこそ俺らの業界が絡むよーなよ。
んでよぉ、やっぱお前んとこのことが邪魔なお方もいるわけよ。分かるだろぉ?」
ぷるぷる震える祥子の前で、男は銃のスライドを引いた。
「一応、強盗ってふうに装ってたんだけどよ。ま、いーや。どーせ証人なんて残んないんだし」
「なにいってるの、あなた、なにいってるのよ……?」
男は肩を竦めて見せる。
「まだ分かんねえか。つまり――」
「――お姉さまのせいですか」
その声は、祥子の横から起こった。
「すべて、お姉さまのせいなんですか」
祐巳は顔を上げた。憎悪に、醜く歪んだ顔を。
「ゆ、……祐……巳……?」
ビクン、と祥子が震えた。その凄まじい感情のこもった視線を浴びて。
体の震えはもはや隠しようもなく、祥子は祐巳を前にしてがくがくと震えている。
「祐麒が殺されたのも、聖さまが殺されたのも、みんな――」
「ま、待って祐巳。ちょっとまっ」
祥子の言葉が遮られた。不意に突き出された祐巳の左手に、喉笛を掴まれて。
「うぐっ」
「お姉さまのせいで、祐麒が――」
祐巳はテーブルの上の、ステーキナイフに手を這わせた。
「は……あっ……」
祥子は顔を真っ青にして呻いた。目は涙でいっぱいに潤み、か細く震えている。
「許して、祐巳……許してぇ……お願いよ、許してぇ……」
ぼろぼろと涙をこぼす祥子の喉元に、祐巳はナイフを近づけて――
そのとき、祥子は気づいた。
「祐巳……?」
「う……ぅ……」
祐巳もまた、泣いていることに。
祐巳は、嗚咽していた。面伏せた、暗い顔の底で。
突き上げてくる動悸に咽びながら。心から、涙を流していた。血の涙を。
(祐巳も……そうか、祐巳は……)
そうだ。私のせいで祐麒さんを殺され、お姉さまだって……
私が憎いのは当然だわ。私を殺したいと思われたって、仕方ない。
でも。
それでも祐巳は、私のことを――。だから、悩んで。苦しんで。
それでも、まだ、私のことを……私なんかを、愛して、いて――
祥子は、一瞬の間、面を伏せて肩を震わせ、それから再び前を見やった。
いつもの、祐巳の前の、「お姉さま」の顔で。
「いいわ、祐巳、殺しなさい」
まっすぐに祐巳を見つめて。強い瞳に、涙を輝かして。
「私を殺しなさい、祐巳。あなたに殺されるなら、私はそれで構わないわ――」
あなたの心が、救われるなら。
――その瞬間、銃弾が弾けた。
「あ……はぁ……?」
弾丸は祥子の見ている前で祐巳の頭を砕くと、ボンと祐巳の頭部は爆発した。
そこから目玉と脳漿が勢い良く飛び散って、祥子の顔や髪、服を汚した。
祐巳の体はビクンビクンと何度か痙攣すると、やがてテーブルにしなだれるように弛緩していった。
今日、何度目かに目にした人の生の終わり、――死だった。
「あ……ぁ……」
祥子は。頭に両手を当てて。震えて。
「うわあああああああああああああっ!! あああああああああああああああああああああっ!!」
「バーカ、金づる勝手に殺させる分けねえだろ。こんなカスによぉ」
男はふっと硝煙を吹き散らすと、おもむろに腰の携帯電話を手に取った。
同時に、スキンヘッドに目配せする。
「ああ、俺だ。面に車回しとけ。今すぐにだ」
スキンヘッドが祥子の肩を掴む。
「オラ、来いや!」
「いやああああああああっ!! 祐巳ぃぃぃぃ!!」
絶叫し、ひたすら叫び続ける祥子を男が引きずっていく
面にはやがて黒塗りのワゴンが止まって、その黒い口を開けた。
「それじゃ、行こうか♪」
「ああああああああああっ!! 祐巳ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!! ああああああああああああああああっ!!」
――こうして、祥子は、連れ去られていった。暗い、暗い底へと。
<完>
>>jHCuM/6C1s氏
GJ!!
マリ見てスレにも以前投稿した方かな?
相変わらず容赦ねぇ
次のターゲットは是非、新一年組を
グッジョブです
けど…一つ気になったのは祥子は聖さまの事を「お姉さま」とは呼ばないんです…
あげあしをとるわけでは無いのですが誤字以上に致命的になりかねないので一応…
211 :
京:04/05/14 19:44 ID:XtkgMGLO
おつかれさま
よんでたらDir en greyの歌、おもいだしたじゃねぇか・・・・・
肉欲フェスティバルが始まる
性欲フェスティバルが始まる
S的フェスティバルの暴走
人肉迅速サイコホラー
肝臓入りのオレンジジュース
腎臓混じりの甘口カレー
膵臓仕込みのペスカトーレ
愛しの愛しのサイコホラー....HAHAHA!!
>>211 すげぇ歌詞・・・
Dir en greyって名前は知ってたけどあんまり注意して聞いて無かった。
早速レンタルして聞いてみよう。
どっか猟奇小説とか公開してる良いサイトない?
>>213 基本的だけど拷問部屋。殺生森。
後はこれらからのリンクで大体まかなえる。
215 :
85:04/05/23 19:18 ID:W7s1yiuk
久しぶりに来てみれば新たな神が降臨している!
亀レスだが魔剣召妖の感想多謝
魔剣シリーズ最後にルシリス様でしめようと思ったけど書けん・・・・・
代わりにラング3物トーカシマツ
「いやーっーディハルト―」
浮遊城城主ウィリアム侯爵の娘ティアリスがディハルトを呼ぶ。
「行って下さい、ディハルト」
幼い少女・・・・ティアリスを抱きしめる十代後半の穏やかそうな娘がディハルトを促す。
アルテミュラー元帥率いるリヴリア帝国軍の奇襲を受けたラーカス王国の守りの要というべき浮遊城は城主ウィリアム侯爵が戦死、剣の名手ジュリオールも重傷を負った。
そして・・・・魔力の源たるクリスタルを破壊され墜落しつつあった。
今日、受勲を受けたばかりの新米騎士ディハルトは侯爵の死の直前に受けた命令により、侯の娘ティアリス、重傷を負った騎士ジュリオールとその婚約者レイラを伴い、王都へ城の陥落を伝える為に転移の門を使って城を脱出しようとしていた。
しかし転移の門の直前で通路が崩落、前を進んでいたディハルトと彼に支えられたジュリオールは、後の二人の間との間に大きな裂け目が出来て分断されてしまったのだ。
「し、しかし…」
脱出を促すレイラに二人を見捨てる事に躊躇するディハルト。
「もう、私達は逃げられません、ここで全員が死んでしまっては、王都に報告が届かず大変な事になってしまいます。
それとディハルトさんお願いしましす、ジュリオールを…ジュリオールだけでも助けて下さい。
ティアリス様もよいですね」
「・・・・うん」
泣きそうな声で答えるティアリス
幼いながらも侯爵令嬢であった彼女には貴族としての教育がされていたのだろう。
自分がこれからどうなるかわかっているだろうに健気に答える。
それは国を思う臣下の気持ちと恋人を思う女の気持ち
そして幼くも気高き想い
「わかりました。」
ディハルトが二人の決意にうたれ、決断する。
「ジュリオールをお願いします。」
「さようなら・・・・ディハルト・・・・」
二人の少女の別れの言葉を聞きながら、ディハルトはジュリオールを支えながら転移門をくぐった。
地上に降りたディハルト…
その上空を浮遊城は墜落していった・・・・
「ティア…レイラさん…ウィリアム侯爵、そして浮遊城のみんな・・・・・仇はきっと取る!」
こうしてディハルトの長い戦いは始まった。
218 :
虐殺の森:04/05/23 19:22 ID:W7s1yiuk
浮遊城を脱出したディハルトとジュリオールはすでに王都ラーカシアが陥落していた事を知った。
ディハルト達は副都ラフェルに向い、父が大使を務め自身も王族と交流のあるバーラル王国を頼ろうとするが、ラーカスの危機を知ったバーラルのヴィルダ―王はラフェルに兵を出してた。
救援では無く、侵略の為に…
狂気に憑かれたように虐殺命令を下すヴィルダ―王の大軍を前に、ディハルトはもはや動かす事すら出来ないジュリオ―ルを残し一人脱出するしかなかった。
それから半年、王国再興の兵を集めているレイモンド子爵の元に身を寄せたディハルトは、レイモンド卿の子息ルインと共に名軍師と名高いトーランド男爵の助力を請うため部隊を率いトーランド領へ向っていた。
219 :
虐殺の森:04/05/23 19:23 ID:W7s1yiuk
「ティファニーさん、このままでは追いつかれてしまいます」
騎士見習の少年ピエールが傍らにいる薄い金灰色の長髪の娘に話す。
彼らは陥落した王都から脱出し、避難民と共にここまで逃げ延びてきたのだ。
しかし、避難民達の足取りは遅く背後からはガイエル将軍率いる追撃部隊が迫りつつあった。
「しかたありません、私達で帝国軍を足止めして避難民の皆さんを逃しましょう」
騎士見習であるピエールと魔術師であるティファニーは、貴族の出身であり護衛部隊を伴っておりそれを使って足止めしようというのだ。
特にティファニーの父は高い王位継承権を持つ公爵であり護衛部隊の数も多い。
その力を使えば勝つことは不可能にしてもかなりの時間稼ぎが出切ると思われたのだ・・・・
魔術師として才能豊かなティファニーが放った火球は凄まじく幾つもの部隊を吹き飛ばした。
護衛部隊も奮戦した。
一時は帝国軍を浮き足立たせ、敗走直前まで追い詰めたのだ。
しかし正規兵とはさすがに練度とそして数が違いすぎた。
そして、隙を突いて突撃してきた騎兵の槍がティファニーの心臓を貫いた時、全てが終わった。
護衛対象を失い混乱した護衛部隊は瞬く間に蹂躙され皆殺しにされた。
逃げていった難民達の運命もまた、同様であった。
そして宴が始まった。
220 :
虐殺の森:04/05/23 19:24 ID:W7s1yiuk
難民の中の女達が男達の死体の中で次々と犯されていく。
なかでも一番人気はリファ二―であった。
死んでいるとはいえ、本来顔をみる事すら難しい大貴族の令嬢である。
そのうえ、王太子妃候補に上がっていたほどの群を抜いた美貌であったのだ。
兵達が夢中になるのも無理も無い。
兵士達は美しき貴族令嬢の死体に群がるとボディスーツを切裂き理想的な曲線を描く優美な肢体を露にしていく。
「す、すげぇ、こんな綺麗な身体見たことねぇ、さすが貴族のお嬢様はそこらの売春婦とは大違いだ。」
リファニーのこれまで兵達が見たことの無い美しい均整の取れた肉体に兵達が感嘆の声を上げる。
一気のボルテージが上がった兵達が美肉に群がろうとした瞬間、
「まて、その娘はおれが貰う」
制止の声が上がる。
「あ、将軍」
その声の主がガイエル将軍である事に気が付いた兵士達は魔術師の見事な肉体に未練を残しつつも他の女達を犯す為に散っていった。
「クックックッ、さすがラーカスの娘は美しい
リヴリアの田舎娘とは大違いだ」
ガイエルはリヴリア軍の最高位に近い権力者の一人であるがそれでもこれほど洗練された美貌の娘は見たことが無い。
これが国土の大部分を雪で追われたリヴリアと温暖な気候の大陸中央を領土とするラーカスの国力の差なのだろう。
221 :
虐殺の森:04/05/23 19:26 ID:W7s1yiuk
ペロリ
ガイエルはリファニ―の美しい顔を舐め上げると形良く膨らんだ手に余る大きさの乳房をゆっくりと揉みしだく。
乳房に開けられた槍の跡から赤い血が噴出しガイエルの手を赤く染める。
手の動きに合わせて形を変える乳肉の柔かさを堪能し、弾力を失った乳首を指で捏ねまわす。
生死を問わず百人以上の娘を抱いてきたがイエルであったがこれほど触りごこちの良い乳房は初めてであった。
「おしかったな、こんなよいモノをもっておるのであれば生け捕りにしてしばらく飼っておけばよかったかも知れん…
まぁいい」
ガイエルは硬く怒張した肉棒を露出させるとリファニーのほどよく脂肪の乗った腿を開かせ、股間を露にする。
「ほう、やはり処女か」
令嬢の処女膜の有無を確かめたボーゼルは肉棒をあてがうと一気に押し込んだ。
冷たく柔かい肉が男根を包みこむ。
「こちらもなかなかよいな」
皇太子妃候補だっただけあって少女の膣は命を失って尚、肉棒を締め付ける名器であった。
ガイエルはゆっくりと腰を動かす。
リファニーの破瓜の血に塗れた肉棒がその度に顔を出し、また打ち込まれていく。
その反動で赤く染まった形良い胸がゆらゆらと揺れガイエルの目を楽しませる。
「ふん」
次第に射精感が高まってきたガイエルは最後に思い切り奥まで突き上げると
リファニーの遂に命を宿す事無く終わった子宮に白濁を注ぎこんだ。
「後は好きにしてよいぞ」
一度使い終わるとガイエルはリファ二―に興味を無くし兵達に与えた。
222 :
虐殺の森:04/05/23 19:28 ID:W7s1yiuk
自分達にようやくお零れが回ってきたと知った兵士達が公爵令嬢の死体に群がる。
ある者は長大な肉棒で肉壷を刺し貫き、
またある者は次々呪文を唱えて自分の仲間たちを吹き飛ばした小さな形良い口に自らの肉棒を突っ込んだ。
「もう我慢できねぇ、俺はここを使わせてもらうぜ」
後の門も含め全ての穴が塞がれ順番が回ってこない事に苛立った兵士の一人が、
一物を取り出すとリファ二―の美しい乳房を貫き心臓を串刺しにした槍の跡に押し込んだ。
「くうっ、やわらけぇ」
肉房の脂肪が兵士の肉棒をやわらかく包み込む。
「こ、こんな感触は初めてだ」
兵士が腰を打ち付ける度に乳房が潰れ肉の槍が心臓の中にまで達する。
腰が引かれる度に外気に触れる肉棒は真っ赤に染まっていた。
「うっ」
初めての感触に興奮した兵士は簡単に白濁を公爵令嬢の心臓の中に注ぎ込んだ。
それを見た兵士達は
「ここにも穴があるじゃねぇか」
と生前は澄んだ湖のような蒼く透明感のあった死した今でもやや濁り始めたとはいえ美しい両の瞳に、
また二つの耳に無理矢理肉の槍を突き刺して行った。
眼窩から、そして両耳から白濁が魔術師の卓越した知識の源たる脳を白く染めていく。
兵士達が満足した時にはリファ二―の美しい肉体は到る所を切り刻まれ、原型と止めないほどズタズタにされていた。
トーランド男爵領に向う途中のディハルト達がその場についたのはちょうどその時であった。
領境が騒がしい事に気がついて兵を率いて調べに来ていたトーランド男爵の娘ルナの部隊とディハルト達の部隊に挟撃されたガイエルの軍勢は精を放った直後という事も有り、踏ん張る事が出来ずあたら数倍の戦力を有しながら壊滅的打撃を受けて敗走する事となった。
223 :
虐殺の森:04/05/23 19:32 ID:W7s1yiuk
「リファニーさん?」
貴族であるルインが公爵令嬢の死体を見つける。
瞳を失った眼窩から流れる精液の涙、口や耳からも溢れる白濁、
その無残な顔からはラーカシア一の名花と謳われた美貌は窺う事は出来ない。
ドレスの上からも窺う事の出来た均整の取れた美しい体も到る所が切り刻まれボロクズのようになっており、香水の代わりに全身を覆う白濁からイカのような臭気が漂っている。
ルインにはこれが貴族達の憧れであった名花のなれの果てとは信じられなかった。
しかし、辺りに散らばる切裂かれた服と今尚美しさを止める髪がこの醜い肉隗がかつてリファニーという美少女であった事を物語っていた、
「なんて酷い事を…」
貴族であるとは言え、父がバーラル駐留大使であった為、国外で育ったディハルトはラーカスの貴族達とは馴染みが薄い。
それでも、ラーカシアの花、リファ二―の名は聞いたことがあった。
「くっ、これは酷い。
帝国軍、なんてやつらだ」
ディハルトはリファニーの無残な遺体と散乱する数百にも及ぶ男の死体と凌辱されたあげくに殺された女の死体を見て帝国への怒りを新たにした。
しかし彼は知らなかった、自分がこれからこの事以上の凄惨な出来事を目撃していくと言う事を・・・・・
ラーカス王国再興の日は今だ遠く、希望の光は今だ見えてはいなかった。
224 :
85:04/05/23 19:34 ID:W7s1yiuk
リファニー編オワリ
無駄に長い前置きとグロ分少なめ・・・・
225 :
85:04/05/23 19:37 ID:W7s1yiuk
リヴリア帝国じゃなくてリグリア帝国だ・・・・不覚
226 :
85:04/05/23 20:08 ID:W7s1yiuk
219でリファニーがティファニーになってる・・・・
誰だよティファニーって…気づけよ自分…
毎回見直しているのに訂正があるな、激しく鬱。
GOODです!!
失敗は誰にでもありますよ。
おおっ!!!
今度はラング3ですか?
すこぶるGJです
死姦かぁ・・・
嫌悪感とかは無いけど、反応が無いと言うのは物足りないかも。
あと、ガイエルが一瞬だけボーゼルにクラスチェンジしてますw
GJです。
次は是非2のイメルダをうわなにをするやめ(ry
231 :
119:04/05/25 23:18 ID:yJksHJnO
帝国猟兵テレーズはその日、時の皇帝レオンと共に封印の地へモンスター討伐のため遠征していた。
インペリアルクロスと呼ばれる十字型の陣形の中心に皇帝陛下を、第二皇子ジェラールを最後尾に据えて、
テレーズ自身はその右翼を守っていた。
付近の住民を苦しめるモンスター達の巣窟とはいえ、皇帝陛下と屈強なパーティーの前には敵ではなかった。
一階層の狭いダンジョン内のモンスターを掃討しきるのにもそれほど時間はかからなかった。
テレーズも他の面々も口には出さずとも楽な遠征だと感じていた。
テレーズは女性の身でありながら、弓を得意とする猟兵として帝国につかえている。
腰まで届く金髪を後で無造作に束ね、
白銀の軽鎧にしなやかな身を包み、颯爽と弓を引くその姿に魅せられた者も多かった。
薄暗いダンジョン内はモンスター達の屍骸と血でむせ返るような臭いを放っていた。
あまり長くここにいては血の臭いが染み付いてとれなくなってしまうだろう。
自身の金髪がところどころモンスターの返り血を浴びて汚れていた。
モンスターのいなくなったダンジョンは静かだった。
テレーズも皆も緊張の糸が緩み入り口へと戻ろうとしたその時、風のような音が聞こえた。
それはどこから現れたのか大量のモンスター達の足音であった。
ゴブリンなど獣人系の素早いモンスター達の集団が突如一斉に皇帝一向に襲いかかったのだ。
不意をつかれたパーティーは無我夢中で戦った。
だが、ゴブリン達は皇帝一向が体勢を整えなおす前に、すぐまた風のように去ってしまったのである。
皆は狐につままれたような面持ちであった。ついいましがた、モンスター掃討は完了したはずである。
この狭いダンジョンであれだけの数のモンスターを見逃すなどあるはずがない。そして謎の襲撃。
その襲撃の意図にいち早く気づいたのは皇帝レオンその人であった。
部下思いのレオンはすぐにパーティーの安否を確認した。
すぐに彼は仲間が一人いなくなっている事に気づいた。テレーズの姿だけが忽然と消えていたのだ。
皆はすぐにテレーズを探して回った。
だが、どこにも彼女はおろか大量のモンスターの姿すら見つけることは出来なかった。
何者かに体を揺すられる振動で、テレーズは程なくして意識を取り戻した。
かすかに臭う腐臭で同じダンジョン内であることはすぐに想像がついたが、
先ほどまでは多少なりとも漏れ入っていた陽光がほとんど感じられず、あたりはほぼ暗闇であった。
信じられない事だが、この狭いと思われていたダンジョンには下層があったのだ。
「……うぅ……陛下……?」
テレーズは上体をおこして自身の身体を揺すっている何者かを見極めようとした。
だが、徐々に目が慣れたテレーズの視界に映ったのはゴブリンをはじめとするモンスターの集団だった。
「いやぁぁぁぁぁ!!!」
ゴブリン達はテレーズの甲冑の繋ぎ目に手をかけ、無理やり引き剥がそうとしていたのだ。
テレーズは跳ね起きるとゴブリンと突き飛ばし闇の中を猛然と走って逃げた。
好色なゴブリンが人間の女をさらう事はままある。
しかし、まさか自身がさらわれる事になろうとは、
屈強な帝国兵の一人であると自負していたテレーズには思いもよらない事であった。
テレーズは一心不乱に走った。一刻も早く上層へ向かいダンジョンを脱出しなければならない。
奇声をあげて追いかけてくるモンスター達につかまれば、陵辱の限りを尽くされるのは目に見えている。
醜い亜人どもの慰み物にされる事など受け入れられるはずがない。
だが、真っ暗なダンジョンの中をそう全力疾走など出来るはずもなく、
テレーズはあえなくつまづいて転倒してしまった。
痛みをこらえてテレーズは立ち上がったが、走り出すことが出来なかった。
足に何かが絡み付いているのだ。粘着質のこの感触には覚えがあった。
ジェルと呼ばれる粘液状で半透明の体をもつ下等モンスターである。
暗闇の中で黄色の体液がぼんやりと光を放っている。
ジェルはテレーズの足をしっかりと取り込み、地面にへばりついている。
物理攻撃の通用しないジェルはいくら踏み潰してもびくともせず、そこから一歩も踏み出す事は出来なかった。
下卑た笑い声を放つモンスターの一団にテレーズはすっかり囲まれてしまった。
人間よりもやや小柄な肌の青い亜人ゴブリンを中心に、
コープスと呼ばれる低級アンデッドや爬虫類、虫系のモンスターの姿も見られる。
キッと睨みつけるが、テレーズの威嚇に怯えるような者は一匹たりともいなかった。
突然、テレーズの頬を一本の矢がかすめた。怒りの形相が一瞬で戦慄に変わる。
見れば、ゴブリンの中の一匹が見慣れた長弓と矢筒を携えている。それはテレーズ愛用の弓であった。
唯一の武器を奪われてしまっていたのだ。
こうなると、体術の心得も無く術も唱える事の出来ないテレーズにはどうする事も出来ない。
抵抗のしようが無い。その先は……考えたくなかった。
弓を携えたゴブリンは面白半分にでたらめに矢を放ってくる。この近距離では避けようが無い。
技術のないゴブリンの放った矢は、大部分は外れたり甲冑に阻まれたりするものの、
その内の数本はとっさに頭部をかばった両腕や甲冑の隙間に突き刺さった。
「ぐあぁぁぁっ……」
シャープな顎のライン、凛とした瞳、整った顔立ちが苦悶に染まる。
金髪を振り乱し、歯を食いしばって痛みを堪えようとするが、
次々と肉体に突き刺さる矢の痛みにテレーズはついに膝をついて地面に倒れこんでしまった。
それを待っていたとばかりにモンスターの集団はテレーズに覆い被さっていった。
甲冑を脱がす事が困難と判断したモンスター達は、鎧の下に着ているテレーズの防護服を直接破き始めた。
機動性を損なわないよう、腰周りは装甲が薄い。
丈夫に作られているとはいえ、所詮布切れにすぎない防護服はみるみるうちに破かれていく。
「やめてっ! はなして……はなしてぇっ!!!」
四つん這いで必死にわめき散らすテレーズ。
彼女の尻と股間がさらけ出されると、一際大きな歓声があがった。
モンスター達の輪の中心で、テレーズはもはや屈強な帝国兵などではなく一匹の上等な牝でしかなかった。
モンスター達が歓喜に沸きあがる中、
それまでテレーズの防護服を破いていたゴブリンが早速いきり勃った生殖器をテレーズの膣穴に挿入した。
濡れているはずもないテレーズの膣壁は、ゴブリンの生殖器にこすられて血が滲んだ。
苦痛と屈辱に悶え苦しむテレーズとは裏腹にゴブリンは存外具合が良いようで、
すぐに精液を吐き出すと、満足して抜き去っていった。
ヒリヒリと痛むテレーズの膣穴にゴブリン達は次々と生殖器を挿入してゆく。
皮が破れ肉は腫れ上がり、ゴブリンが注挿を繰り返すたびに血の固まりがボタリと地面に落ちてゆく。
繁殖力の強いゴブリンにこれだけ精液を注入されたのだから妊娠は免れないだろう。
犯されながらテレーズは異形の子供を産み落とす自分の未来を想像し、さめざめと泣いた。
だが、悲しみにくれることすらモンスター達は許してはくれなかった。
不意に髪を掴まれて、テレーズは顔を上げさせられた。鼻の曲がりそうな耐え難い腐臭がテレーズを襲った。
低級アンデッドのコープスの一団がテレーズの目前に控えていたのだ。
蘇った人間の死体は腐りきった体を引きずりながら、緩慢に動いている。
人間であった頃の本能なのだろう、血の通っていない彼らの生殖器は勃起する事などなかったが、
テレーズにそれを口に含めと言わんばかりに彼女の顔に股間をすり寄せる。
コープス達の生殖器は無論他の部位と同様に腐敗している。
異臭を放ち、なおかつ膿にまみれ蛆の大量に湧いたコープスの生殖器はうぞうぞと蠢き、
とてもくわえ込めるような代物ではない。
そもそも、テレーズは人間の男性器すら口に含んだ事は無かった。
気絶しそうなほどおぞましい光景を前にテレーズはぐっと唇を閉じて顎に力を入れた。
自然と鼻で呼吸をしなければならず、腐臭を存分に吸い込むことになったが、
それでも、この腐った生殖器を口にするよりははるかにマシだ。
血まみれの股間を容赦なく付かれても、満足に悲鳴をあげる事すら出来ない。
コープス達はテレーズの顎を掴んでむりやり口を開けさせようとするが、
くいしばった顎をこじ開けるのは至難の業。涙を流す事だけがテレーズに与えられた自由だった。
血の噴出す膣をゴブリンに蹂躙され、
蛆の湧いたコープスの男性器を頬に押し付けられながらテレーズは必死に耐えていた。
今ごろきっと皇帝陛下たちが自分を探してくれているはず。
こんな数だけの雑魚どもなど、すぐに退治してくれる。それまでの辛抱。そう信じて耐えた。
だが、おぞましいモンスター達はテレーズへの責めを休めるどころかいっそう激しくしていったのである。
足を取り込んでいた忌わしいジェルが、
その粘液質のからだをにじらせて体を這い上がってくるのにテレーズは気がついた。
単純生物の意識など想像できないだけにその行動は恐ろしかったが、どうしようもない。
無数の矢に貫かれた肉体は力を入れることも適わず、足の戒めが解かれても逃げられなかった。
気色の悪い音をたてながら、ジェルはテレーズの甲冑を伝ってふくらはぎから太腿へと移動してゆく。
そして、剥き出しの尻にジェルが触れた時、強酸性の体液がテレーズの肌を焼いた。
「ぁああっ…………熱いっ………」
思わず嗚咽を漏らしてしまい、コープスの腐敗した男性器を口にねじ込まれる寸前だった。
尻全体に広がったジェルはゆっくりと皮膚を溶かして細胞質に取り込んでゆく。
テレーズは尻を振って振り払おうとするが、ジェルはねっとりとくらいついて離れない。
卑猥な仕草にゴブリン達はさらに興奮し、乱暴に強引に彼女を弄り回す。
さらに、ジェルはテレーズの尻の皮だけではあき足らず、彼女の肛門から体内への侵入を試みた。
「そんなっ!!! いや、入ってこないでっ……ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!……………………ぉぶぅぅぅ!!!」
咽喉が裂けそうなほど絶叫した途端、テレーズの口にコープスの男性器がねじ込まれた。
こうなると、口を閉じる事も出来ない。
膿がテレーズの口内に滴り腐肉の臭いに意識が遠のく。
腐肉がボロボロと崩れて肉片が舌に落ち、群がる蛆が内頬を這いずり回る。
テレーズは味覚を総動員して腐った男性器を味わわされていた。
肛門から直腸へジェルは徐々に侵入してゆく。
直腸に詰まった汚物、柔らかい腸壁。ジェルにとっては格好の餌場なのだろう。
腸を焼かれる狂おしさと異物の逆流してくる感触にテレーズは発狂寸前だった。
テレーズは糞便をひりだすように肛門に力をこめて何とかジェルを体内から排出しようとした。
だが、わずかにひり出されてもすぐさまジェルは勢い良くテレーズの腸に侵入してゆく。
結局ひりだす事など出来ず、ジェルはすっぽりとテレーズの中にうずまってしまった。
流動体がウネウネと尻の中で動く感触は不快極まりなかった。
肛門を中心に尻全体が焼け爛れ、バックからテレーズを犯すゴブリンが腰を打ちつけるたびに激痛が走った。
コープスは腐った男性器をテレーズの口から出そうとしない。
死体に射精など出来るはずが無いのだが、きっと理解などしてくれないだろう。
何度も胃液が逆流しかけてきて、咽喉のあたりが痛い。
耐えていれば必ず助けは来ると信じてはいるものの、耐えなくてはならない現状は悪化の一途をたどっていた。
そして、テレーズの直腸内で彼女の汚物を漁り終えたジェルが本格的に腸壁を溶かすべく、
強酸を彼女の体内で大量に分泌した。
「あっ……がぁぁああぁああぁあああ!!! 熱い! 熱い! やめでぇぇぇぇ!!!」
どちらが獣なのかすらわからないような、下品な絶叫をあげてテレーズは地面を転げ回った。
そのはずみにコープスの男性器に歯をたててしまうと、
それはあっさりともげてテレーズの口内におさまってしまった。
腐肉と膿と蛆の固まりを食いちぎってしまったテレーズは激しく嘔吐した。
嘔吐物の中で蠢く蛆虫を見てさらに胃液を吐いた。
肉体を内側から焼かれてテレーズは尻をかきむしってのた打ち回った。
ジェルの体液に焼かれて肉が剥き出しの尻は血がしとどに滲み溢れ、自身の爪あとが痛々しく刻まれた。
血と汚物を撒き散らしながらテレーズはのたうち回った。
嘔吐物には無視や爬虫類の低級モンスターが群がり、それまで彼女の体内にあった消化物を餌にしていた。
ゴブリン達はその光景を見ながら、手を叩いて歓声を上げ喜んだ。
翌日、大規模なテレーズ捜索隊が結成された。
たいまつと大量の人員で捜索にあたった結果、ダンジョン内の環状列石の一つに下層への入り口が発見された。
大量のモンスター達を皇帝レオンをはじめ帝国軍は次々となぎ払っていった。
そしてその最奥でテレーズは発見された。
「皇帝陛下、こちらです! テレーズを発見しました」
「これは……!? 孕んでいるのか?」
テレーズの腹部は異様なまでに膨らみ、確かに妊娠しているかのようだった。
死肉と汚物の入り混じった異様な臭いを放ちながらテレーズはそこに横たわっており、
股間はズタズタになって精液と血が溢れ、暴行をうけていたのは間違いなかった。
一晩中犯されつづけていたのだろう、肉体は衰弱しきって傷だらけだった。
時折、からだをビクビクと震わせて何とか命はつないでいるようだったが、誰の声にも反応はしなかった。
「だが、たった一晩でこれほど胎が膨張するはずはない……どうなっている?」
「確かに、子を宿しているにしてもこの膨らみ方は異常です。今にも破裂しそうな……」
その時、帝国兵がテレーズの膨らんだ腹部が微かに動いているのを見とがめた。
「陛下! 離れてください」
帝国兵が皇帝レオンを突き飛ばした瞬間、テレーズの腹部が地飛沫をあげて弾けた。
血と肉片とともに現れたのはおびただしい数のジェルであった。
皇帝レオンは即座にライトボールの呪文を唱えるとジェルの大群を一掃したが、
派手に内臓を撒き散らしたテレーズはすでに絶命していた。
既に溶かされていた臓物に小虫がたかっていった。
239 :
119:04/05/25 23:31 ID:yJksHJnO
以上です。
乙です!
ゾンビをフェラ・・・。
乙です!
ゾンビをフェラ・・・。
乙です!
ゾンビをフェラ・・・。
ルドン高原の皇帝の末路に同じものを見た。
…すばらしい!
hos
某自動車会社の工場で漏れの対向側でプレス機のメンテ作業していた子。
ショートヘアのかなり可愛い子で、危険な作業にも関わらず一生懸命やってたんだけど・・・。
電源、油圧は完全に落としていたはずだが動いてしまったんです・・・。
それに気が付いた俺が「危ないっ!!」って叫んだんだけども遅く、
その子は一瞬「えっ?」って表情をしてこちらを見て俺と目が合ったんだけど・・・。
ゴリュ、モキャ、バキッ、ミュー、ブシュッ、ボンッと色んな音を出しながら潰れてしまいました。
多分、潰された時も混乱してなにが起きてるか理解できてなかったと思う。
警察が来てプレス機を開けた時は人の形はありませんでした。液体と骨の粉末のみでした。
俺はその子の、仕事で少し疲労が浮かんでいた顔と、クリクリと大きく澄んだ瞳を一生忘れないよ。
チンコ堅くなった
さみしいよぅ
落ちすぎ
復活祈願age
249 :
名無しさん@ピンキー:04/06/14 11:30 ID:oaUNCiux
対象にしたいキャラでも、書いてみては?
俺は、聖闘士星矢の城戸紗織
>>249 別の神が新しい神を創り出すとか言って紗織をさらって孕ませるのとかどう?
でも適任の神が見つからないので神話に詳しい人お願い。
実家ならギリシア神話の本があったんだけど。
奮戦の果てに力尽きて敗れて捕われた善玉の美女(美少女)戦士が
復讐の名の元に拷問されて瀕死になる話が読みたい。
ありふれたシチュだが。
>>252 今が旬のプリキュア辺りで書けそうだな。
サクラ大戦ネタは駄目?
ガンスリンガー・ガールってどう?
やっぱり俺の想像力じゃ戦う女が酷い目にあうのしか書けないのでなかなかネタに
出来るものがないなぁ。
あとは犬夜叉とファイナルファンタジーXくらいかな。
サクラ大戦やセラムンは主人公達は知ってるけどストーリーとか敵キャラがよくわからんので。
なんか俺のIDすごいw
>>255 もともと、ここもサクラ大戦の猟奇スレだったからねえ。
100gスレは、なぜかギャルゲ板で繰り広げられていたとゆー。
そのうち、100gとここで統合するかもしれんね。
>>256 ガンスリは設定からしてヤヴァい臭いがぷんぷんするからねえ・・・。
死んだ(死にかけた)幼女を解体して人工物と差し替えてるわけだし。
そんな体じゃ成長は不可能だろうから、寿命も極端に短いだろうし。
・・・散々もてあそんだ末に、新しい人工体に移し変えて
さらに飽きるまでもてあそび、さらに新しい(以下ループ)
>>255 ここも元はサクラ大戦猟奇スレだったしねえ。
当時は100gスレが何故かギャルゲ板にあったし。
・・・そのうちここと統合するのかね。
>>256 ガンスリは設定がヤヴァいからねえ。
死んだ(死にかけた)幼女を解体して人工体に入れ替えてるし、
そんなことすりゃ、どーせ長くは生きられないだろうし、道具扱いだし。
脳には手を出さないまま、泣き叫ぶのを笑いながら観察しつつ
四股ををぐちゃぐちゃにつぶして、穴という穴に突っ込みまくって
遊ぶところがなくなったら新しい体に入れ替えてやり直し、
それもつぶれたらさらに新しい体に入れ替えてやり(以下無限ループ)
ありゃ、カキコにミスったと思って書き直したら
二重だった・・・。
スマソ
SSはまだ5本だけしか書いたことないので、あまり期待しないでくれ。
でも一応トリップ付けておこうw
>>259 ガンスリの義体はそれほど簡単に取りかえられるものでもなさそう。
手術とかは生身の部分にかかる負担が大きいみたいだし。
でも子供じゃないといけないみたいだけど女ばかりなのはなぜかな???
とりあえず書く前に調べないとわからないことも多いな……
>>262 記憶障害とかだっけ?
だが、それもまた材料になるかも。
再生されてそのたびに弱体化&記憶障害が発生する。
で、本人にとっては全部はじめての経験なのに
深層意識の中ではもう何度も繰り返されているという記憶が残っていて
さらに精神的にも追い込まれる、とか。
女ばかりなのは・・・ほんとうは作者の趣味の一言だろうけど、
無理矢理言えば「女性の方が体力大」「公社担当者の嗜虐趣味対象として」。
それに「フラロッテ」と言えないし。
・・・ああ、そうか。
公社そのものが「一見国家治安機関だが、実は・・・」ということにする手もあるか。
記憶障害は条件付けの方じゃなかった?
簡単に言えば洗脳みたいなものだと思うけど。
条件付けが精神的な負荷で、義体化が肉体的な負荷じゃない?
アニメでは最初に義体になったアンジェリカがかなり弱って入院してたし。
なぜ女ばかりなのかはよくわからないけどSSじゃ触れなくてもよさそうだから
ほっときましょう。
もしかして誰もいない?
>>265 いるよ
でもガンスリのことよく知らないから
267 :
266:04/06/20 04:35 ID:Oix3GlCA
ゴメン 途中で書き込んでしまった
いるよ
でもガンスリのことよく知らないから 横槍いれるの悪いと思って
なんかネタある?
炉以外で俺の知ってるのだったらひさびさになんか書いてみようかな
まあ、このスレって普段はこんなもの。
職人さんの投稿を除けば、一日で複数レスがあること自体が珍しいからね。
でも、ROMの人は結構多いらしい。
四六時中賑わってる猟奇スレってのもちょっと・・・
職人さん降臨時以外はひっそりと楽しみたいな。
>>270 確かに毎日何百とレスがつく猟奇スレはちょっと怖いかもw
でも ほんの2,3行でもいいからこうゆうのがみたいなーとかこのキャラを壊したい!!とかいう書き込みがあれば見ていて楽しい
たしかに、書きたくはあっても
シチュスレは読み手の元ネタの守備範囲がわからないから躊躇する事がよくある
「保守」のかわりに「○○キボン」の方がわかりやすいな
273 :
267:04/06/21 18:09 ID:gUx9BcNA
おれもそう思う。好きなんだけど普段忘れてて、人の書き込み見て書いてみてーって思うキャラとかおるし。
ある程度シチュエーション書いてくれてたら、話も広げやすい。
さてなんか書くて言ったんでとりあえず綾香置いときます。
綾香は街でカツアゲをしていた不良たちを叩きのめしその場を去ろうとしたとき、彼女の信頼する後輩にスタンガンを押し当てられ気絶し、気づけば薄汚い廃工場に監禁されていた。
「いったいどういうつもりなの 葵」
綾香は先ほどぶちのめした不良たちを従えるように立っている後輩をにらみつける。
「ふふっ、いつも凛々しい綾香さんの無様な姿がみたいと思いまして、さあみんな、綾香さんをかわいがってあげて、でもまだ顔には傷を付けないでね」
葵が言うと不良たちはいっせいに綾香に群がった。
「ちょっと葵、やめて、やめなさいよあんたたちこんなことしてただで済むと思ってるの」
「うるせえ、さっきは好き勝手にぼこってくれたなぁ、たっぷりとお返ししてやるぜ」
そういうと男は綾香のまだ濡れていないそこに突きした。
「いったい、いたいいたい、そんないきなり、いっ」
「綾香さん、処女だったんですね血が出てますよ、てっきりアメリカでやりまくっててがばがばかと思ってました」
葵の言葉に綾香は何か言おうとするが初めての痛みでうまく言葉にならず葵をにらみ返すのが精一杯だった。
「そんな怖い顔しないでくださいよ。あっもうこんな時間、部活にいかなくっちゃ。少し遅れるけど今日は久々に先輩が来てくれるんです。綾香さんの素敵な姿はちゃんとビデオにとってゆっくり見させてもらいます。明日の朝にまた来ますね」
「あっ明日、ちょっと葵まって。それにビデオって」
綾香の叫ぶ声に振り向きもせず葵は軽い足取りで駆けていった。
「綾香さ〜ん、おはようございま〜す、うわぁ全身精液まみれですね、すごくきれいですよ」
まったく場違いな言葉に綾香は怒りにふるえ、葵をにらみつける
「葵っ、絶対に許さないから」
「へ〜、一晩中輪姦されてもまだそんな目ができるんだ〜。さすが綾香さん、ますます尊敬しちゃいます。今日はね朝練につきあってもらいたいんです」
葵は綾香をつるし上げるとその体にパンチを打ち込んだ。
「うぐぅ、葵いいかげんに、あぐっ、ぐはっ」
「しゃべると舌かみますよ、ふっ、ふっ、ふん、はっ、せいっ」
「が、ぐぅ、がはっ、ああっ、うぐぅぅ、はぁはぁ」
次々とパンチが打ち込まれる。そのたびに綾香は顔をしかめ悲鳴をあげた。
「綾香さんのっ、体っ、とても打ち込みっ、やすいです。それに素敵な声もっ、上げてくれるし。もっと殴っていたいっ、けどっ、そろそろ登校時間なのでっ、せいっ」
懇親の正拳突きが綾香の体にめり込む。その瞬間
「おげぇぇぇぇぇ、うげっ、うえぇぇぇっ」
一瞬口が膨らんだかと思うと綾香の口から吐しゃ物が撒き散らされる。
「綾香さんったら、吐く声まで素敵。じゃあ私学校に行きますね。放課後までまたみんなと楽しくやって待っててください」
そういって葵は去っていった。
「ゴホッゴホッ、はあはあはぁ、うっ、うげえぇぇぇぇぇ」
びちゃびちゃびちゃ、下に降ろされた綾香は四つんばいになり少し咳き込むと再び嘔吐した。
ぞろぞろと人が集まってくる。放課後までまた凌辱され続けるのだ。この場で大声を出して泣きたかった。しかし、エクスストリームの女王として、なにより来栖川綾香としてのプライドがそれを許さなかった。
276 :
267:04/06/21 18:17 ID:gUx9BcNA
凌辱の部分書いたら長くなりすぎるのでカット。ここだとスレ違いなんでだれか別スレで書いてくれんかなぁ。
これから猟奇です。でも少し待ってください。
277 :
267:04/06/21 18:37 ID:gUx9BcNA
自分で読んでみたらぎちぎちに書いててちょっと見にくい
続きはもうちょっと見やすく書きます
「あ、や、か、さ〜ん、ごきげんいかがですか。わたしはやく綾香さんに逢いたくて勉強にぜんぜん身が入りませんでした。さあ楽しみしょう。」
「なっ、何が楽しみましょうよ。こんなひどいことしておいて、ふざけないで」
先ほどまでぐったりしていた綾香だが、葵のふざけた発言に対してくってかかる。
彼女にとってもはや葵は自分のことを尊敬するかわいい後輩ではなく単なる憎むべき相手。できることなら二度とにやけた顔ができないように殴りつけたかった。葵に対する怒りが綾香を支えていた。
「そんなに怒らないでくださいよ。知らない男に何度も犯されて辛かったでしょう、変な病気うつされるかもしれませんし。だから綾香さんのあそこ消毒してあげます。」
葵の後ろで一人の男がバーナーで鉄パイプを熱していた。
「ちょっと葵、冗談でしょう」
「早く綾香さんのあそこ消毒してあげないと。金属はすぐに熱くなりますからこうやって話しているうちに・・・はら、もうこんなに赤くなってる」
葵は鉄パイプを受け取ると何のためらいも突っ込んだ。
「ぎゃあああああああああああああああ」
綾香の絶叫とともに肉の焼けるにおいが立ち込めた。葵は綾香の膣をかき回しながら葵はもう一本鉄パイプを受け取りアナルに突っ込んだ。
「ひぎいいいいいいいいいいいいいぃぃ」
「うふふふ、どうですか〜綾香さん、これで病原菌もいちころですよ〜。よかったですね。」
まるで本当にいいことをしているような顔をして綾香の中をかきまわし続け、おもむろに引き抜いた。ぶちぶちぶちっと鉄パイプに張り付いた肉が引き剥がされる。
綾香は手足の拘束具が千切れんばかりに暴れ、やがて白目をむいて気絶した。
体をゆすられる、うっすらと目を開けるとそこには心配そうな顔をした芹香がいた。ベッドは汗でびっしょり濡れている。
「えっ、うん大丈夫、ちょっといやな夢見てたの」
そう夢、悪い夢。遠くで声が聞こえる。おそらくセバスチャンだろう。いつもの日常。いつもうるさいセバスチャンの声が妙に心地よくほっとする。たまにはセバスチャンの言うことを聞いてあげようかな。
「・・・・ん、ぁ・・さん、あや・・ん、あやかさん、綾香さん、あっ気がつきましたね、もう綾香さんたら寝ちゃうんだもん。せっかく綾香さんのためを思って消毒してあげたのに。ほら見てください、これでもう病気の心配はありませんよ」
綾香はいわれるがままに鏡を通して自分の股間を見る。そこはすでに彼女の知っているときの状態ではなく、陰毛はなく、秘所はケロイド状になっていた。
「えっ、これ、夢だったんじゃ、あれっ、姉さん、どこ、セバスチャン、えっ」
「何寝ぼけてるんですか〜、こんなに楽しいことゆめのはずないじゃないですか」いつもの日常。それが夢でこの悪夢としかいえない状況が現実。そのギャップが綾香の張り詰めていた心にひびをいれる。葵は綾香の足の拘束具をはずす。
「私いい事思いついたんです、ほら、こっちに来てください」
「いやっ、もういやああああああああ」
綾香は自由になった足で葵を蹴り飛ばすと、一心不乱に出入り口へと向かって駆け出した。
股間がすりあわされ激痛が走る。ましてや手が縛られている状態では満足に走れず、あっという間につかまい再び拘束された。自分のことは棚に上げて葵がいう
「何で逃げようとするんですか〜、それに蹴り飛ばすなんてひどいです、こんな悪い足にはお仕置きが必要ですね」
葵は男に台になるものをもってこさせ綾香のかかとを乗せさした。
「もうやめてっ、お願い、葵」
「だめですよ〜、悪いことしたらお仕置きしなきゃ えいっ」
「いぎぃあああああ、あっ、あしぃ、ほね、ぎいいいいい」
「めきっ」という音と綾香の足は本来とは逆の方向に折れ曲がり白い骨が突き出した。
「あはははは、聞きました?今めきって音しましたよ。もっと聞きたいな。みんな手伝って全部一気に折ったらもっと気持ちいい音するとおもうの」
もうひとつの足と両腕が固定される
「やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてーーーーーー」
「じゃあいくよ、せーのっ」
ボキッ メキッ ゴキッ
「ぎゃわわわわわわぅッぎゃああうあtbvtfぐbfにうgf」
絶叫する綾香。四肢はすべて崩壊骨折し、たとえ治っても以前のように格闘技をすることはおろか歩くことにも不自由しそうだ。
「綾香さん、手も足もぶらんぶらんしてますよ〜。今なら綾香さんに勝てそうです〜」
のたうちまわる綾香に、相変わらず無邪気な笑顔で話しかける葵。
「さてと〜、次は何して遊ぼうかな〜」
綾香は激痛にのたうちまわりながらもその言葉に恐怖した
(まだ何かされるの、いや、こんな痛い思いしたくない)
「お願い、葵、もうこんなことやめて、もう耐えられない」
綾香にできることは葵に許しをこうことだけだった。
「え〜、もっと楽しみましょうよ〜、綾香さんとても強いじゃないですか、耐えられますよ」
「いっ、いやだっ、いえ、いやです、もう耐えられません、お願いですからもう許してください本当にもう限界なんです、あお、葵さま、お願いします」
恐怖と激痛に対する悲鳴をそのまま発したような叫び声。彼女の心は完全に折れてしまった。幾人のつわものを倒してきた手と足を引きずり、
いつもすれ違う人を振り返らせていたりりしい顔を涙と鼻水とよだれでグシャグシャにして懇願した。もうエクストリームの女王としてのプライドも来栖川財閥の娘としても外聞もなく、ただ痛みと恐怖に支配され、許しを請う。
そんな綾香が見たのは、さっきまでの無邪気な少女ではなく、今までに見たことのない冷たい表情をした葵だった。
「そんなの、綾香さんらしくない」
他のものたちでさえぞっとするような顔でそうつぶやいた。
「綾香さんはそんなこと言わない、どんな逆境でも弱音をはかない人、それが果たしのあこがれた来栖川綾香さん。あなたは綾香さんじゃない、綾香さんの皮を被った豚よ」
「なっ、何を言ってるの、私は来栖川綾香よ、弱音をはかないって、骨を折られたのよ、こんなことされて根を上げない奴なんていないわよ」
あまりに理不尽な葵の言葉に反論する綾香。
「うるさい、豚が」
「ぎゃっ」
思いっきり綾香の顔面を蹴り上げると、さらに折れて骨の露出している腕を踏みつけた
「いああああああああああああああああ」
「豚の癖に綾香さんをかたるなんてゆるせない」
「わ、わたし、は、来栖、川、あや・・・か」
「まだ言うかっ」
「ぶへぇ」
顔面を思い切り踏みつける
「あんたは許さない、苦しめて苦しめて苦しめて苦しめて・・・・・・ころしてやる」
男たちは、なにやら葵に指示されて工場を出て行った。
葵はどこからかのこぎりを持ってきて綾香に近づいてきた。
「おい、豚、前に綾香さんに困ってる人は助けてあげろって言われたの。さっきから折れた腕を気にしているようだから切り落としてあげる。あんたは豚だけど助けてあげる、どうやさしいでしょっ」
そういうと葵は、綾香の腕にのこぎりを当て、一気に前後させた。
「ぎぃああああ、いぎいいいいいい、があああああああああ」
激痛が走る、綾香は絶叫し続けた。半分ほど切ったところで葵は動きを止め、もう片方の腕を切り始めた。同じように半分まで切り終えると、綾香の手にロープを巻きつけ、工場に帰ってきたものたちを呼んだ。
「言ったでしょ、苦しめるって、結果は一緒なんだから過程はどうでもいいでしょ、さあひっぱって」
葵の掛け声とともにおとこたちはいっせいに縄を引っ張った。
「がぁああ、ち、ちぎれっ、ぐぎゃあああああああああああああああ」
綾香の絶叫とともに、両腕がちぎれとんだ。
「運がいいわね、両方一気に千切れるなんて。残った腕のほうをねじ切りたかったのに」
葵の声は綾香には届かない。綾香はすでに、白目をむき、口から泡を吹き、全身を痙攣させ、気絶していた。
「豚の癖に、なに気絶してんのよ」
葵は気絶している綾香を何度も蹴り続けた。
綾香は無理やり現実に引き戻された。
「やっと起きたようね、どう痛みが和らいだでしょ。局部麻酔を打ってあげたの。綾香さんのご実家、来栖川財閥のグループ企業の製薬会社の製品よ。豚にはもったいないけど、
いつまでも前の傷み引きずられたら楽しみが薄れるでしょ。とはいっても、処方箋の半分も打ってないから十分苦しいと思うけど」
「わ、た、しは、豚じゃ、ない。わた、し、は、来、栖、川、あ、やか、あや、、あや、、か」
綾香は今にも死にそうな声で反論する
葵は年相応でない笑顔をみせ
「実はね、この工場、元は食品関係の企業が所有していたみたいで、とっても面白いものを見つけたの。さすがにここには持ってこれないから移動するわよ、ま、隣だけど」
と言い終わるといきなり綾香の顔をサッカーボールをけるように思いっきり蹴った。
「立つのも辛いでしょう、このまま連れて行ってあげる」
「うぐぅ、がっ、ぐはっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何度も何度も蹴られ綾香は隣のはやにたどり着いた。
「あの機械、なんだかわかる?あれはね、家畜をミンチにする機械。あんたみたいな豚を細切れにする機械よ、まだちゃんと動くわ、メーカーを確認したら来栖川財閥の関連企業ですって」
葵に指示された男たちによって綾香はベルトコンベアーの上に固定された。
「スイッチオン」
ウィィインと音をたてて機会が作動し、ベルトコンベアーがゆっくりと動き出す。
「いやぁぁぁああ、怖い、こわいぃぃ、お願い、止めて、はやくとめてぇぇぇ」
「ブヒブヒ、ブヒブヒ鳴くな。うるさいんだよ家畜がっ」
葵は綾香の懇願に耳を貸さない。
「ひぃ、ひぃぃぃぃぃぃぃ」
ドゥゥン・・・綾香の足が切り刻まれようとした瞬間機械が停止した。
「なに、おしっこ漏らしてるの、それじゃあお客様に出せないじゃない、ほんっとに役に立たない豚ね、スイッチオン」
再び機械が作動した。
「ぎゃばばばばばっっ」
グチャグチャグチャグチャ・・・綾香の足が切り刻まれていく。
「スイッチオフ、一気にはいかないわよ、ゆっくりゆっくり細切れにしてやる」
「オン」
「いぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
「オフ」
「オン」
「んぎゃゃゃああああああああああああああああああああああああ」
「オフ」
・
・
・
・
・
幾度となく繰り返され綾香の足は根元までなくなっていた。
「おい、あんたの糞尿の混じった肉なんてとても人様にお出しできないからあんたに食べさせてあげる。出来立てを食べられるなんてこの上ない贅沢よ、じっくり味わいな」
「むぐぅ、ぐぅぅ、んんんんん」
「ほら、よく咬んで飲み込みなさい」
綾香の口内に自身の肉片が詰め込まれる。
鼻をつままれ呼吸ができず・・・
ついに飲み込んでしまった。
「うげぇぇぇぇ、おげっ、ごぼぁぁぁぁっぁ」
人間の肉を、いや自分の肉を食べた。その剣を勘にたまらず嘔吐する綾香。吐しゃ物は血でまみれている。
「何吐き出してるのよ」
葵は綾香の腹を蹴り上げ仰向けにさせると、おそらく誰かに用意させたであろうメスで綾香の左眼球を突き刺した。
「んぎぃぃぃぃぃぃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「確かマグロの目玉にはDHAが多量に含まれてるらしいわ。DHAを摂取すると頭がよくなるんだって。同じ食物なんだからあんたの目玉にも含まれてるんじゃない。少しは頭をよくしてせめて自分が家畜だとゆうことくらいは理解しなさいっ」
葵はつき刺したメスをぐるりと回転させ眼球をえぐり出し神経を引きちぎると打ち上げられた魚のように口をパクパクさせている綾香の口にねじ込んだ。
「うえっ、ぼはっあ」
綾香は当然のように吐き出す。
「ほんっとに聞き分けのない豚ね、」
今度は腹にメスを突き刺した。
「栄養は胃腸で摂取されるんだから別に食道を通す必要はないわ」
腹を掻っ捌き、内臓を凌辱する葵、そして、胃袋に穴をあけ綾香の左目をねじ込んだ。
「フフ、これで少しは頭がよくなるかもね。さて・・と、やっぱりあんたみたいな豚が綾香さんの皮を被ってるのは我慢できない、その皮引っぺがしてあげる」
そういって葵は綾香の皮膚を引き剥がし始めた。綾香はもはや悲鳴をあげることもできずにただ
「揺る・・して、痛い・・のは・・もう・・夜だ・・いやだ・・たす・け・ねえさ・ん・・セバスチャ・・ひ・ろ・・・・・・・・・・」
とうわごとのようにつぶやいている
「葵さん、遅くなってすみません、うおっ」
遅れてきた男は、綾香を見て驚きの声を上げた。彼が工場を出たときにはまだ綾香の原形をとどめていた。しかし、今目の前にあるのは四肢が断裂し、皮膚が剥ぎ取られ、昔学校で見た人体模型のように半身が肉と脳を露出させている不気味な物体だった。
「おそいわよ、まったく、早く物を貸しなさい」
葵は男の手荷物をひったくるように奪い取りそれを綾香の脳と内臓に取り付けた。
「これがなんなのかわかる?ま、知ってもしょうがないことだけどね、これからあんたを来栖川家に送ってあげる。綾香さんの名を語った偽者を成敗しましたってね。これで綾香さん私のことちょっとは認めてくれる。うふ、うふふふふ」
ぴんぽーん
来栖川家の呼び鈴がなる。いつもならメイドが応対するのだがその日は芹香とセバスチャンが真っ先に玄関の門を開けた
「宅配・・便・・なんです・け・ど」
ふたりの勢いに配達員の言葉が詰まる。
「ああ、すみません、お仕事ご苦労様です」
セバスチャンは荷物を受け取るとメイドに預け落胆の様子を隠しきれずその場を後にしようとしたそのとき、「ゴソッ」荷物の中で何か物音がした。
芹香が何か感じたように包装を破り荷物を開けるとそこには
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その場にいた全員が凍りついた。
左半身はとても直視できるようなものではなかったが右側は・・・
まぎれもなく、この家の次女、活発で気ままな「来栖川綾香」だった。
「病院の手配を、あと車を用意しろ、急げッ」
いち早く正気に戻ったセバスチャンが叫ぶ屋敷内はにわかにあわただしくなった
「お嬢様」
「ねぇ・・さ・ん・・・・・・セ・・バ・・スチャ」
芹香とセバスチャンが綾香に触れようとした瞬間
「ボン」・・・脳と腹が破裂し、脳しょうと内臓が飛び散り綾香は絶命した
ふたりは綾香だった肉塊を呆然と見つめ続けていた
来栖川財閥の次女、拷問の末爆殺される
この速報は日本中を震撼させた。しかし、容疑者は意図も簡単に特定された。あろうことか容疑者たちは来栖川綾香の凌辱拷問猟奇ビデオを販売していたのだ。
はたまた来栖川の関係者に捕獲されたのか?そうなら、彼女は自身が来栖川綾香にした行為以上の拷問を受けているだろう。そしてその遺体は決して発見されないだろう。
この事件にかかわったものたちは一人を除いて全員検挙された。その一人とは「松原葵」この事件の主犯だ。彼女は自分の行動を悔い自殺したのか、
もし彼女がどこかに身を隠しているのならいずれ動揺の事件を起こし、つかまるだろう。
来栖川財閥の次女、拷問の末爆殺される
この速報は日本中を震撼させた。しかし、容疑者は意図も簡単に特定された。あろうことか容疑者たちは来栖川綾香の凌辱拷問猟奇ビデオを販売していたのだ。
この事件にかかわったものたちは一人を除いて全員検挙された。その一人とは「松原葵」この事件の主犯だ。彼女は自分の行動を悔い自殺したのか、はたまた来栖川の関係者に捕獲されたのか?
そうなら、彼女は自身が来栖川綾香にした行為以上の拷問を受けているだろう。そしてその遺体は決して発見されないだろう。もし彼女がどこかに身を隠しているのならいずれ動揺の事件を起こし、つかまるだろう。
ゴメン失敗した
うっわー、結構時間かかったな〜空が白んできた。久々だったから一気に書いてしもうたよ
綾香は俺のお気に入りのキャラの一人です。リビドーたたきつけまくり。
ところどころ誤字があるのはどうか勘弁してください。
あと、
>>280のHNは「完全勝利葵ちゃん」の間違いです。
ご、拷問爆殺……
グロいっていうか最高でした
目の前で脳漿飛び散るのがイイ!!
久々にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
やっぱ綾香の鼻っ柱を叩き折ってヒイヒイ言わせたいと思う人はいるんですねえ。
個人的なイメージの葵は
「綾香をかばいに入って返り討ち。で、二人でひどい目にあう」
という感じだったんで、
今回の葵主導と言うのはかなり新鮮。
GJ!
293 :
85:04/06/22 21:23 ID:cW9Xdf8T
新作投下しようと思ったんですが神が降臨したばかりですね。
感想レスもあると思うので数日まったほうが良いでしょうか?
一瞬夢オチかと見せかけて・・・・
命だけは助かったと見せかけて・・・・
ボン
お見事です。
次は芹香キボンと言ってみる。
少々遅れましたが虐殺の森の感想サンクス
>>229 色々試してみようと思いまして
死姦は女側の反応が書けないのがやっぱり問題ですね。
クラスチェンジはエロもグロのいつもボーゼルにやらせてたので素で間違えてしまいました。
>>230 スマソ
イメルダはちょっとネタが無い。
294 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 23:34 ID:TtovLLaF
人体模型サイコーでした!乙です!
そして、次なる神の作品を早く読みたいといってみる
ワクワク
来栖川財閥の次女、拷問の末爆殺される
この速報は日本中を震撼させた。しかし、容疑者は意図も簡単に特定されることとなる。あろうことか容疑者たちは来栖川綾香の凌辱拷問猟奇ビデオを販売していたのだ。
すでにこの事件にかかわったものたちは一人を除いて全員検挙された。その一人とは「松原葵」この事件の主犯だ。
彼女は今どうしているのだろうか。彼女は自分の行動を悔い自殺したのか?もしくは、来栖川の関係者に捕獲され自身が来栖川綾香にした行為以上の拷問を受けているのか?
そのどちらでもなく彼女がどこかに身を隠しているのなら、いずれ同様の事件を起こし世間を驚愕させるかもしれない。
>>288>>299の文章があまりにもあほ丸出しで小学生の作文みたいになってしまってるので訂正させてください。
酔っぱらってぐでんぐでんだったんです。時間がたつにつれて誤字や変換ミスが増えてしまいました。
みなさんレスありがとうございます
>>291 最後、もっと丁寧に描写したかったんですが↑状態だったもんで
>>292 あなたとはキャラの趣向が合いそうだw
ひぃひぃも好きだけどひぎぃひぎぃはもっと好き
>>291 そんなことされたら、あなたの作品を心待ちにしている人達に四肢切断されます。どうか気にせずに新作をっ。ラングリッサーはやったことがないけど、元ネタキャラをググってハァハァさせていただいてます。
芹香ですか。思いつくのは呼び出した悪魔に・・・とかですかね。それともまた葵ちゃんが栗栖川家を来襲。ありきたりだったり、短くなるかもしれませんが、ちょっと考えてみます。
>>293 はじめは全部剥ぐシチュエーションで考えてたんですけど、「元の姿を知ってるから、それが壊れた姿に興奮するんじゃないか!!」と酒の神の御告げがありました。
誤字、脱字、変換ミスの弊害がありますがアルコールは我が命。
297 :
267:04/06/23 00:45 ID:dBOulpWt
また、アルコールが。 ほんまにすみません。
>>291 最後、もっと丁寧に描写したかったんですが↑状態だったもんで
>>292 あなたとはキャラの趣向が合いそうだw
ひぃひぃも好きだけどひぎぃひぎぃはもっと好き
>>293 そんなことされたら、あなたの作品を心待ちにしている人達に四肢切断されます。どうか気にせずに新作をっ。ラングリッサーはやったことがないけど、元ネタキャラをググってハァハァさせていただいてます。
芹香ですか。思いつくのは呼び出した悪魔に・・・とかですかね。それともまた葵ちゃんが栗栖川家を来襲。ありきたりだったり、短くなるかもしれませんが、ちょっと考えてみます。
>>294 はじめは全部剥ぐシチュエーションで考えてたんですけど、「元の姿を知ってるから、それが壊れた姿に興奮するんじゃないか!!」と酒の神の御告げがありました。
誤字、脱字、変換ミスの弊害がありますがアルコールは我が命。
私も6月初旬から書いていたものが、やっとこさ書きあがったのですが…
やや内容が267氏のものとかぶっているような…
ちなみにビデオ好きな某家令嬢の話なのですが。
うむぅ、どうしようかな…
>>298 そこまで書いたんだから投下しちゃえばいいかと
別にパクってるわけじゃないんだから、かぶっててもイチャモン付ける人もいないだろう
では、とりあえず投稿させてもらいます。
どうも、このスレには初投稿の「おにたけ」と申します。
実のところ、二次創作モノは苦手ですがなんとか書き上げましたので
駄文でよろしければご覧下さい。
CCさ○ら的猟奇系?
主な登場人物
・大道寺 知世 : 言わずとしれた、お嬢様。
・大道寺 園美 : 知世の母親。大道寺コーポレーション社長。
結構長めで、約22分割になると思いますが、スレ汚し御容赦。
では、"知世のスナッフビデオ大作戦"どうぞ。
◆Scene.1: 要求
大道寺園美の元に一通の小包が宅配で届いたのは、4月1日の夕方ことだった。
差出人欄には《大道寺知世》とある。
「知世ちゃんが私に小包? どういうことかしら?」
母子で、かつ同居しているにも関わらず宅配で送るものとはなんだろうか。
娘からのプレゼントだとしても、今日は園美の誕生日や記念日ではない。
疑問を持ちながらも、小さな段ボールを開けてみると、中には一通の便箋と
一本のビデオテープが入っていた。
「あら、これは知世ちゃんが撮ったのかしら?」
取りあえず園美は便箋を読んでみることにした。
便箋には鉛筆書きの手書きの文字が書かれていた。
-----------------------------------------------------------------------
>娘は預かった。返して欲しければ、ナンバー不揃いの現金1000万円と
>金の延べ棒20Kgを用意しろ。連絡先はビデオを見ろ。
-----------------------------------------------------------------------
「知世ちゃん、エイプリルフールのジョークのつもりかしら」
園美は眉をひそめながら呟いた。冗談にしては随分とたちが悪い。
そもそも、こんな冗談をするような娘ではないはずだが…
少し不安を感じながら、園美はビデオテープを見てみることにした。
ビデオテープはなんの変哲もないもので、ラベルには手書きで
《大道寺知世 販促ビデオ 》と記述されている。園美はとにかく再生してみた。
砂嵐が数秒写し出された後に、ブルーバックの画面にテロップが表示された。
《本日の商品: 大道寺知世 11歳 販売価格:4000万円》
冗談が過ぎると園美は、ますます眉をひそめた。
ジョークにしても愛娘が、まるで商品の様に表現されるのは気持ちの良いもの
ではない。
数秒後にテロップは消え、画面にはどこかの室内が映し出された。
窓は無く無機質なコンクリートの壁、同じくコンクリートの壁。
他には床にも壁にもなにも映っていない。
そのアングルのままで、画面は止まっている。
画面の右下には、ビデオカメラの録画時刻表示が表示されている。
《04/01 13:05》というその表示が確かならば、ほんの数時間前に撮られた
映像ということになる。
「何のつもりかしら?」
園美がコンクリート壁の映像に飽きてきた頃、マイクが小さな音を拾った。
『むむむ…』
小さい声だが、くぐもったような呻きがTVのスピーカーから流れてくる。
園美は少しボリュームを上げてみた。
あわせて『ギシギシ』という何かがリズミカルに軋むような音も聞こえる。
やがてカメラはゆっくりと右へとパンしはじめた。
カメラが右へ首を振るにしたがって、床に落ちている物が画面に入ってきた。
画面に映し出されたそれは、脱ぎすてられた制服のように見える。
その制服をよく見ると、赤いラインの入ったセーラー服と白いプリーツスカート
であり、知世が通う友枝小学校の制服に良く似ている。
さらにカメラはゆっくりと右へと向いていく。
制服の次にカメラに映し出されたのは、脱ぎ捨てられた白いキャミソールで
キャミソールの肩紐は切断されているようだ。そして白いショーツも床に…。
いずれも特徴の無いものだが、サイズは明らかに大人のものではない。
園美は少し青ざめながらも画面を食い入るように見つめた。
やがてカメラはそのフレーム内にベッドとその上で蠢くモノを映し出した。
だが、画面には男のものと思われる下半身と臀部、そして少女のものと
思しき両足しか映っておらず、男女が一体誰なのか良く分からない。
二人の様子は、開脚した女性の上に覆いかぶさるようにして男が乗っている
状態、つまり正常位の性交を男の背面部から映しだしたアングルのようだ。
画面の男はしきりに腰を動かし、それに合せて少女の白い足とベッドが
揺れている。
『ギシギシ』という音の正体は、どうやらこの二人の行為によるもののようだ。
揺れに合せて聞こえる『うぅぅ…むぅっ…』という呻き声は苦悶しているよう
にも感じとれる。
男の下で、されるがままの少女の足首には黒いロープが巻きつけられどこかに
固定されている。
ビデオの少女の顔は一切見えないが、太股や、ふくらはぎの大きさからして
成年女性のものとは思えない。
そう、ちょうど小学校高学年ぐらいの大きさに見える。
果して、このような映像を知世が冗談で撮って送ったりするものだろうか?
「まさか…そんな…」
園美は顔を蒼白にしながらも、画面から目が離せないでいた。
やがてカメラはベッド上の二人の接合部に向けてズームアップしはじめた。
股間にズームした画面には、避妊具を装着していない男性器が荒々しく
挿抜される様子と、少女の股間から白いシーツに垂れている赤い液体が
収められていた。
少女からは相当量の出血が認められ、シーツの汚れが生々しさを強めていた。
やがてビデオがら流れる『ギシギシ』という音はピッチを早め始めた。
それに合せて、『むぐぐ…』というような呻き声も大きくなる。
そして、ベッドの軋み音がピークに達すると、男の腰が痙攣したかのように
波打ちそのまま動かなくなった。
母親であり妻である園美には、男のその行為の意味を理解することができた。
やがてゆっくりと男は体を動かし、立ち上がった。
カメラはズームしたままなので、男の下敷きになっていた少女の股間を映し
だすことになる。
無毛で色素が沈着していない女性器からは、はっきりと破瓜の血が流れてており
ややあって白濁した液体が中から溢れてきた。
「…」
無言で画面を凝視め続ける園美。
そして、カメラはゆっくりとズームアウトしはじめる。
映像は、ゆっくりと少女とおぼしき白い身体や、幼い乳房などを映し出して
ゆき、やがてズームアウトで引ききった画面には泣き濡れた少女の表情が映しだされた。
園美が最も愛し、最も慈しんできた愛娘がそこにいた。
猿轡を噛まされ、長い黒髪を乱してはいたが、ベッド上に横たわる少女は
まぎれもなく、娘の知世だった。
「うそ…うそでしょ…」
呆然と画面を凝視める園美をよそに、ビデオは無情に映像を流し続ける。
知世はベッドで仰向けに縛られて、脚を閉じることもままならない状態で
泣いている。
そんな知世の前に、覆面をした全裸の男が現われ、涙を流している知世の身体
を起こして、足のロープを取り去った後に、荒々しく俯せにした。
覆面男はひきしまった筋肉質の体型をしており、先程まで知世を犯していた男
とは別人のようだ。
男は知世の腰を引き寄せると、問答無用で腰を密着して身体を揺すりはじめる。
ベッドに俯せにされた知世は、後ろ手に縛られており、なす術もなく男に
されるがままの状態だ。
そして、覆面男は知世の黒髪を鷲掴みにして、カメラに向けて知世の泣き顔
を晒している。
やはり、他人の空似ではない。間違いなく愛娘の苦悶に満ちた表情がそこに
あった。
カメラに自らの姿が撮られていることを意識しているのか、猿轡から漏れてくる
少女の呻き声が一層大きくなる。
そこで画面には黒い文字でテロップが挿入された。
-----------------------------------------------------------------------
>本日の商品: 大道寺知世
>仕様: 11歳、非処女(新品同様)
>本体価格: 4000万円(税込み)
>商品に関する御質問などは以下の電話番号にお問い合せ下さい。
>Tel:090-xxxx-xxxx
>なお、警察等の関係機関に通報した場合は、取り引きは即刻中止されますので
>御注意下さい。
-----------------------------------------------------------------------
そこに載せられた電話番号は、知世に持たせてある携帯電話のものだ。
数秒後に画面は砂嵐に切り変わり、呆然とモニターの前で立ちつくす園美が残された。
しばらく呆然自失としていた園美だが、我に返ると慌てて携帯電話を手にして
知世の携帯電話に掛ける。
数回の呼出し音の後に、電話が通じた。
「もしもし、もしもし…」
『………』
園美の呼び掛けに対して、何の返事も返ってこない。
「もしもし、知世ちゃん! 電話に出て!!」
『………』
園美は声を荒げて、話しかけるが、知世の携帯電話からの返答はない。
何回か呼び掛けている内に、微かな声が聞こえてくる。
『むむぅ…うぅっ…むぐっ!!』
ビデオの声とそっくりの、何かを咥えさせられたような、くぐもった呻き声だ。
「知世!」
『うぐっ…んむぅっ!!』
園美の呼び掛けに対して、苦悶に満ちた声が応える。
そして、唐突に低い男の声が流れた。
『明日の朝8時に電話しろ、それまでにブツを用意して車で待機しておけ』
「ちょっと、知世、知世ちゃんを出して!!」
園美の悲痛な呼び掛けも空しく、電話は相手から一方的に切られた。
すぐにリダイアルをする園美だったが、それに応えたのは、電源が切れているか
電波が届かないという旨のアナウンスだけだった。
「知世…そんな…」
呆然とする園美を嘲笑するかの様に、ビデオは砂嵐のノイズを流し続けていた。
◆Scene.2: 受渡し
悪夢のような脅迫ビデオが届いてから、園美は知世の警護をしているチームに
知世の足取りを探らせた。
だが、数時間経っても警備員チームからの報告は上がってこない。
そして、あのビデオ…とても合成などで作りだせるものではない上に
知世の携帯電話に出た男の声…
現時点では、依然として知世の携帯には電波は通じていない。
園美は震える手で"110"のボタンを押した。
すぐに駆けつけた刑事達の事情聴取や捜査協力に答えた後、不安で一睡もでき
ないまま園美は一夜を過した。
先日送りつけられた脅迫状に書いてあった要求は、金塊で20Kgつまりおおよそ
3000万円相当であり、現金1000万円との合計で4000万円。
この金額は、ビデオの『本体価格:4000万円』に合致する。
4000万円程度であれば、大道寺コーポレーションの経営者である園美にとって
は、十分工面できる金額だった。
園美と刑事たちは、用意した金塊と現金の詰ったボストンバッグを車のトランク
に積み込み、時刻が8時になるのを待って、知世へと電話を掛けた。
刑事や録音機材が静かにその通話を見守る。
数回の呼出し音の後に、電話は通じた。
「…もしもし…知世ちゃん?」
《いやっ、やめて、痛い。いやっ、いやぁ〜》
刑事が聴きとる中、知世のものと思われる悲鳴が電話から流れてくる。
「知世!!」
園美は悲痛な呼び掛けをするが、それに応えたのは先日の男と同一人物と
思われる、感情の無い声だった。。
『金は用意したか?』
「知世を電話に出して下さい」
園美は知世の安否を気遣って犯人に対して要求をしてみたが、それに応えたの
は知世の悲鳴だった。
《やっ、やめて…熱いっ熱いぃ!! いやあぁっ!!》
電話の向うでは、知世に対して何らかの仕打ちが行われている気配がする。
声だけが聞こえて目に見えない分、余計に凄惨なイメージが園美や刑事たちの
脳裏をよぎる。
『………もう一度だけ言う。金は用意したか?』
男の声に混って、知世の悲鳴が絶えることなく聞こえてくる。
「お金は用意しました。言うとおりにしますから、知世にひどいことはやめて」
『金を積んだ車で、高速道路で○×サービスエリアへ、お前が一人で来い。』
「知世と話をさせて下さい」
『娘のためにもできるだけ早く来ることだ。遅ければそれだけ娘が苦しむこと
になる』
《ゆるして…もうゆるして…》
知世の哀願する声を最後に電話は切られた。
園美はすぐにリダイアルしたが、やはり昨日同様に電源が切られていた。
逆探知担当の刑事が首を横に振っているのを見て、園美はすぐに車のキーを
手に取った。
やがて園美一人で運転する車が、指定された、最初のサービスエリアに付くと、
園美の携帯電話にメールが届いた。
犯人が知世から奪った携帯電話からメールしているようだ。
-----------------------------------------------------------------------
>From: 知世ちゃん
>件名: 携帯を変えろ
>本文: 女子トイレの洗面台の裏に貼りつけてある携帯電話を受けとり、自分の
>携帯電話は捨てろ。
-----------------------------------------------------------------------
メールの指示通りの位置に置かれていた携帯電話は発信機能がロックされて
おり、受信専用にしか使えないものだった。
園美は犯人の要求通りに自分の携帯電話をその場に捨てて、犯人の用意した
携帯電話を手にした。
犯人が用意した携帯電話には既にメールが着信していた。
-----------------------------------------------------------------------
>From: xxx-xxxx-xxxx
>件名: 次の場所
>本文: ××サービスエリアに戻れ
-----------------------------------------------------------------------
園美が指示された場所につくと、別の場所へと移動せよと再びメールが届いた。
そういった何本かのメールの指示に従い、園美が辿り着いた所は郊外の山中
にある廃ビルだった。
どうやら、数年前に廃業したホテルのようだが人の気配は無く、辺りには
不気味な感じが漂っている。
犯人の指示で受信専用の携帯電話に差し替えられた園美には、連絡手段は残さ
れていない。
周囲に刑事達がいる様子も無い。誘拐犯の指示に翻弄されて園美を見失ったの
だろう。
つい先程届いた最後のメールの指示では、このホテルの地下室に来いとあった。
「知世、今すぐ助けてあげるわ」
園美は、とりあえず車のトランクに金塊と現金を残したまま、ロックをした
上で懐中電灯を手にして、地下室へと向った。
園美が辿り着いた地下室には発電器とモニターが設置されていた。
発電器から供給される電力で灯った白熱灯がコンクリートの床面を照らして
おり、そこに一通の紙切れが落ちていた。
-----------------------------------------------------------------------
>モニターを見て次の指示に従え。
-----------------------------------------------------------------------
園美がモニターの電源を入れると、そこには先日のビデオと同様に無機質な
コンクリートの部屋が映っていた。
昨日の脅迫ビデオとの違いは、ベッドの代わりに病院の診療台のようなものが
設置されており、そこに全裸の知世が仰向けに固定されているということだ。
「知世ちゃん!」
園美の悲鳴が地下室に響く。
知世が拘束されているストレッチャーは、L字型に曲げられており、上体が
起された形で、知世の上半身がモニターに映し出されている。
知世は先日のビデオ同様に猿轡を噛まされ、真っ赤に泣き腫らした目を
している。
昨日から絶え間無い責め苦を受けているのか、知世の表情は憔悴しきっている。
ストレッチャーに縛りつけられた知世の腕には無数の水疱や小さな火傷があり、
床には煙草の吸い殻や蝋燭が何本も落ちている。
その上、覆面男がゴム紐のようなものを火傷だらけの知世の腕に巻きつけ、
注射器で何かを投与している。
何らかの薬物を知世に静脈注射しているようだ。
いたって健康体で育ち盛りの知世に対して、一体なにを与えているというのか…
「知世に何するの!やめて!」
園美の懇願をよそにモニターでは男がゆっくりと注射器のシリンダーを押し
込んでゆく。
シリンダーの動きに合わせて、知世の目が大きく見開かれ、身体を震わせて
いるのがモニター越しに判る。
やがて、カメラはゆっくりとズームアウトし、知世の全体像を映し出す。
知世の下半身はストレッチャーに沿って、やや"八"の字に開いた状態で固定
されている。
腰と足首に皮ベルトが巻かれているために、足を動かすことができない知世。
その閉じることを許されない陰部には、黒いバイブレーターが蠢いていた。
覆面男は、知世への注射を終えると、糸鋸のような工具を手にした。
そしてゆっくりと知世の足首に添えて力強く前後に動かし始めた。
『ブチブチ…ゾリゾリ…』「うむぅ、うぅぅぅっ」
糸鋸が肉を引き裂く音と知世の悲鳴のハーモニーがスピーカーから聞こえる。
「やめて、知世を傷付けないで!! やめて! やめてよ!!」
モニターの前の園美の懇願をよそに、モニターの中では、まるでマグロを解体
するかのように、男が鋸を動かし知世の足首を曳き切ってゆく。
知世の血肉によって、ストレッチャーの白いシーツが真っ赤に彩られる。
上半身をのけ反らせ、大きく痙攣しながら猿轡越しの悲鳴を漏らす知世。
先程知世に射った注射は、どうやら麻酔のようなものでは無く、むしろ意識を
保たせるために投与しているようだ。
気絶する猶予さえ与えられず、破壊されていく自らの身体に絶望の悲鳴を上げ
る知世の姿が地下室のモニターに映し出されていく。
それを見ることしかできない園美。
画面では、震えて泣き叫ぶ知世を楽しむかのように、男は破壊を続けており
今や、知世の両足首は僅かな皮と肉で、かろうじて繋がっているだけだ。
と、そこで唐突に映像は切られ、画面にはテロップが表示された。
-----------------------------------------------------------------------
>販売中止のお知らせ。
>バイヤーの契約違反(通報)が発覚致しましたので、本契約は破棄されました。
>またのご利用をお待ちしております。
-----------------------------------------------------------------------
「え、うそ。知世!! 知世を返して!!」
うろたえる園美をよそに、部屋の奥の扉の向う側が騒がしくなってきた。
モニターからの音声出力が途絶えたため生音声が聞こえるようになったようだ。
扉の向うから『ガチャガチャ』という音や、知世の悲鳴まで聞こえてくる。
それは、園美が居るこの地下室の向う側にも部屋があることを示している。
「そこに居るの? 知世!!」
園美は扉へと駆け寄り、ドアに手を掛ける。
しかし、ドアには3桁のナンバーロック錠がしてあり、開くことができない。
「知世!待って、待ちなさい!!」
園美の呼び掛けに応える声はなく、次第に隣室の悲鳴は遠ざかっていく。
数分後、なんとかナンバーロックを解除して、隣室に入った園美は絶句した。
まず園美が感じたのは異様な匂いだった。
床に撤き散らされているのは、吐瀉物に違いない。
胃液や、未消化物が放つ吐き気を催す匂いが辺りに充満している。
部屋を見渡すと、壁のそばに敷いてある新聞紙や洗面器に、液状の排泄物が
捨てられている。
洗面器やガラス製の浣腸器と共に、牛乳パックや食用酢の空瓶、トマト
ケチャップやマヨネーズの容器なども放置されている。
排泄物や吐瀉物から漂う匂いに酢の匂いが混っていたり、白や赤色の下痢状の
排泄物が大量に捨て置かれているのと無関係ではないだろう。
24時間あまりの監禁において、知世は何を食べさせられ、何を吐き、
何を体内に入れられ、そして何を排泄したというのだろうか。
部屋の右隅に据えられたベッドは、先日のビデオの舞台に違いない。
ベッドの白いシーツに残された赤い染みが、知世の純潔が汚されたことの
証明であることは容易に想像できる。
ベッドサイドには、怪しげな粉薬や錠剤、注射器そして赤く汚れたティッシュ
ペーパーなどが散乱している。
そしてテーブルの上には、ハート型に綺麗に並べられた石のようなものが
置かれていた。
良く見ると、それらは血肉が付着した人間の歯と手の爪であることが判る。
知世に残された最後の武器である歯や爪は、とうに全てがもぎ取られていた
ということになる。
「知世!! どこなの!! 返事をしてっ!!」
園美の呼び掛けに応える者はいなかった。
部屋の奥には、先程までモニターに映し出されていた診療台が設置されており
足を押えていた部分のベルトの付近は血まみれになっている。
その血痕は、引き摺られたような痕跡を残して、突きあたりにある鉄のドア
へと続いている。
モニターで流された映像と同じだとすれば、知世は奥のドアから連れ去られた
ことになる。
エンジン音が、その突きあたりのドアの向う側から聞こえてくる。
園美は無我夢中で鉄のドアを開け、階段を上る。
園美が息を切らして、階段を上りきって出た場所は、廃ビルの駐車場だった。
見渡すと、黒い車がゆっくりと発進し、駐車場を出て行こうとしている。
「知世ちゃん!!」
園美は車に向かって全力で走る。
だが、車は徐々に加速し園美との距離を空けてゆく。
当初、車が停車していた位置まで園美が来た頃には、知世を乗せた犯人の車は
既に駐車場を出ていこうとしていた。もはや追い付くのは困難だった。
そんな絶望に沈む園美の足元、つまり車が去ったその位置には大きな血溜りが
できていた。その血溜りの中には捨て置かれた二つの『物体』があった。
それは、まるで行儀良く靴を脱いで、そこに置いていったかのように残された足首だった。
先程のモニターの中では、皮一枚で繋がっていた知世のものに違いない。
一部に引きちぎられた痕跡があるということは、ここで車に乗るとき
に誘拐犯達によって、もぎ取られ、捨てていかれたのだろう。
《土足厳禁》という文字が、塗装スプレーによって駐車場の地面に殴り書き
されているが、それは犯人達が残した悪趣味なメッセージに違いない。
「そんな、そんな…」
呆然と立ち尽す園美を残し、知世を乗せた車は血臭漂う廃ビルからゆっくりと
遠ざかっていった。
◆Scene.3: 再販
季節は秋を迎え、知世が失踪してから、すでに半年が経とうとしていた。
園美は大道寺家の人脈を利用し、半年前の当時の捜査報告書を入手していた。
-----------------------------------------------------------------------
[大道寺家令嬢営利誘拐事件 金品受渡現場概要報告書]
4月2日に行われた金品受渡しにおいて、犯人グループは金品の受取を拒否し
監禁場所である△□ホテル跡の廃ビルから逃走した。
現場には、遺棄された大道寺知世の身体の一部、そして拷問に用いられた器具
や薬品等の大量の遺留品が発見されている。
・被害者の着衣:
友枝小制服上下衣、キャミソール、ショーツ、靴下、ヘアバンド
・被害者の所持品:
鞄、教科書、ノート、筆記用具、ビデオカメラ、手鏡、ハンカチ、生理用品
・被害者の身体部:
踝以下の両足首、両手指爪部、前歯、犬歯、奥歯など永久歯28本
・被害者の生理遺留物:
吐瀉物、液状便、尿液、血液、体液、毛髪など
・容疑者遺留品:
ロープ、モニター、ベッド、医療寝台、携帯電話、ビデオテープ
電動式ローター、アナルビーズ、注射器、食用酢、各種調味料、鞭、蝋燭
待ち針、釣り針、煙草、止血剤、火傷薬、下剤、浣腸薬、向精神剤など
生理遺留物や薬物に関しては、現在鑑識にて解析中だが暴行の上に身体の一部
を切除されており、吐瀉物や排泄物から検出された向精神薬には、習慣性の
高い媚薬や覚醒剤なども含まれていると見られており、犯人グループに連れ
去られた被害者の健康状態が気遣われる。
犯人グループは、大道寺園美の車に積んであったマーカー付きの金塊や札束
には目もくれず逃走しており、当初から捜査陣の存在を見知していた恐れあり。
鑑定結果は追って詳細報告書にて記述する。
以上
-----------------------------------------------------------------------
この報告書が事実であれば、数々の慰留品があるにも関わらず、未だに
知世の行方や安否は不明であることがわかる。
半年を経ても成果が出ない捜査陣に失望した園美は、警備チームや探偵などを
雇い入れ、湯水のように金を使い半ば狂ったように知世の捜索を続けていた。
そんな園美の元に、再び小包が届いたのは10月13日の夕方だった。
チラシのようなカラー紙と、ビデオテープが一本入ったそれは、半年前の
悪夢を思い出させるのに十分だった。
《最終販売決定!! 大道寺知世 12歳 最終販売価格:8000万円》
…とチラシに大仰に印刷された悪趣味な売り文句が単なる脅しではない
ということが園美には良くわかっていた。
カラー印刷されたチラシには、男女が絡みあう写真が印刷されており、まるで
アダルトビデオのようだった。
普通のビデオと違う点は、女優があまりに幼く、そして愛しい娘であるという
点に他ならない。
「知世…ごめんね知世…」
園美はチラシの写真に涙を浮かべ独り呟いたが、すぐに気を取り直し
《大道寺知世 The Final 販促ビデオ 》とラベルされたビデオテープを
覚悟を決めて再生した。
-----------------------------------------------------------------------
[7/2 09:05]
この、画面右下の撮影日付が正しければ、誘拐から3ヶ月後の映像ということ
になる。
ビデオには、太ももに注射を射たれている知世の姿が映し出された。
透明な薬液を満たしたシリンダーは男の手によって無造作に押し込まれて行く。
太腿に残された注射痕の多さが知世に与えられた投薬量の多さを物語っている。
カメラが知世の表情を捉える。
『あ、あああ…』
だらし無くよだれを垂らして呆けている姿が、あの聰明だった知世なの
だろうか?
知世の黒髪は、少女らしい感じでツインテール状に束ねられており、別の男が
両方のテールを片手で握って顔をのけぞらせていた。
髪を束ねたことで晒されている左の耳の上部は、まるで喰い千切られたような
歯型のような傷痕を残して大きく欠け損なわれている。
もう一方の右の耳には何本もの針が刺されており、今もまさに男がハサミの
ようなもので、水平に切れ目を入れようとしている。
ザクザクと切り裂かれていく耳の傷口からは赤い血が流れ出し、知世の頬や
頚筋を伝って流れ落ちてゆく。
だが、耳を痛めつけられても、悲鳴すら上げない知世。
相当量の向精神薬が与えられているようだ。
そんな知世の口元へと屹立した男根がねじこまれてゆく。
男にされるがままに、頭を前後に揺らす知世の姿を映した画面にテロップが
流れていく。
《《キメ過ぎて、オーバードーズ気味の知世。それでも、毎朝のミルクは
欠かしません。》》
[9/3 03:02]
画面は暗転し、新たな撮影日付けが表示されている。
そして、画面下部をテロップが流れている。
《《今日は知世の誕生日》》
『知世ちゃん。プレゼントには何が欲しい?』
覆面姿の男が知世と抱き合いながら、問い掛ける様子が録られている。
そしてビデオには、それに答える知世の表情も収められていた。
『おくすり、おくすり下さいっ、キモチイイくすり下さい!!』
これが、無垢で素直だった知世の姿だろうか?
演技とは思えない程、真剣に懇願する知世。
だが、知世の哀願は聞き入れられず、代りに覆面男は知世と唇を重ね
激しく吸い始める。
知世は嫌がる風でもなく、男と舌を絡めたり、涎を飲みこんだりしながら
しきりに薬をねだっている。
『知世のおっぱいもあげるから、おくすりちょうだい。なんでもするから〜』
表情や言動からして、禁断症状の気配が強い。
《《当商品は、1ヶ月前からドラッグの投与を中止し、ホルモン剤を投与して
おり妊娠5ヶ月にして、十分な母乳を採ることが可能です。》》
と、画面下を流れるテロップの文字が、知世の症状を裏付けていた。
知世はマタニティドレスのようなゆったりとしたワンピースを着ている。
半年前には殆ど無かった知世の胸の膨らみは、今はかなり大きくなっており
男が服の上から強く揉むたびに、乳首から乳液が滲み出ているように見える。
腹部の膨らみも、知世の胎内に宿っている生命の存在を示唆していた。
『このボトルをおっぱいで満したらプレゼントしてあげるよ』
男が知世に差出したのは、空の1.5Lのペットボトルだった。
初妊娠で、しかも幼い知世には到底不可能な量に思える。
《《 搾乳しますか、それとも人間やめますか》》
テロップが流れ、画面は暗転した。
[10/13 10:07]
表示日付は今日を示しており、数時間前の映像ということになる。
静かにピアノのメロディが流れ、画面にテロップがインサートされた。
《《禁断症状を乗り越え、精神状態が落ち着いた知世が贈るメッセージ》》
コーラス部で練習に励み、コーラス大会で受賞した知世の美声がビデオから
流れてくる。
『♪ハッピー・バースデイ・トゥユー ♪ハッピー・バースデイ・トゥユー』
ビデオの映像の中で歌う知世。
着用したワンピースの腹部は大きく膨らんでおり、清楚な知世の表情に対して
アンバランスな体型で切なく歌う姿が異様な雰囲気を醸し出していた。
『♪ハッピー・バースデイ・ディアお母さん』
そう、今日の10月13日は園美の誕生日だった。
「知世…どうしてこんなことに…」
無惨に変わり果てた娘の姿と美しい歌声のギャップに園美は大粒の涙を流した。
『♪ハッピー・バースデイ・トゥユー』
このシーンでは、先程までのビデオ映像で見られた、薬物による痴呆や
狂乱ぶりは見られない。
知世は禁断症状を克服し、正常な精神を取り戻したのかもしれない。
あの狂わんばかりの反応を示していた依存症から回復するために、知世は
いったいどれだけの苦しみを味わったのだろうか。
ただし、精神異常は見えないが、知世の表情には少し怯えが感じられ、
なにか強制的に歌わされている気配が伝わってくる。
1コーラスを歌い終わると、知世の怯えはピークに達した。
『約束通り歌いましたから、ゆるして。ゆるしてぇっ』
そして、画面には注射器を手にした男が映し出された。
『やめて、もうおくすりはいやぁ、そのくすりはもういやぁっ!!』
知世の哀願は無視され、半年前のビデオのように猿轡を噛まされてしまった。
『むむぅっ、むぅぅ!!』
男達は、苦しみの果てに中毒症状から回復したばかりの知世に、再び薬物を
射とうというのか。
「ひどい…どうして知世にこんな…」
ビデオの映像を前に怒りに震える園美。
しかし、傍観者たる園美にはビデオの流れを止めることはできない。
怯える知世に対して強制的な投薬が完了すると、次第に知世の目は光を失いはじめた。
やがて、知世はとろんとした眼差しで呆然とカメラを眺めるだけとなった。
そして、つい先程まで美しい歌声を奏でていた口を塞いでいる猿轡からは、
だらしなくよだれを垂れ流し始めている。
そんな哀れな知世の姿が静止画に切り替わると、半年前のビデオ同様の
宣伝文句と脅迫文が表示された。
-----------------------------------------------------------------------
>本日の商品: 大道寺知世
>仕様: 12歳、非処女(使用期間約半年)、妊娠6ヶ月、薬物依存、一部身体欠損。
>本体価格: 8000万円
>なお、商品に関する御質問などは受けつけません。
>ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
>警察等に通報した場合は、取り引きは即刻中止され、再販はありません。
>御注意下さい。
-----------------------------------------------------------------------
もう園美は警察には連絡しなかった。
「知世…今度は絶対に離さないわ」
園美の言葉には、娘を取り戻す決意が秘められており、最後の取り引きに臨む
覚悟も十分にできていた。
◆Scene.4: 納品
ビデオが届いた翌日、犯人達が園美を呼び寄せたのは、なんと半年前と
同じ廃ビルの地下室だった。
警察が封鎖した黄色いテープを剥しながら辿りついた地下室には
半年前と同様にモニターが置いてあった。
すでに電源が投入されているモニターの中には、知世の姿があった。
やはり半年前と同じように、ストレッチャーに拘束されている。
だが今回は、知世は純白のノースリーブのワンピースを着せられており
猿轡も嵌められていない。
『出荷前検査と梱包を行いますので、いましばらくお待ち下さい』
男の声がスピーカーから流れ、画面にはガスバーナーの炎に煽られた
鉄の器具のようなものが映しだされた。
《売約済》という文字の形をしたそれは、木箱に焼き入れる時に使う
焼き鏝に違いなかった。
男は赤く焼けたその鉄塊を、ゆっくりと知世の腹部へと近付けてゆく。
「やめ、やめて…あつい…ぎゃあぁぁ、あつい。あついっ」
知世の悲鳴が延々と続く。
「知世、いま助けてあげるから!!」
扉の向うで知世が責められているのは分かっている。
園美は、この日のために秘かに用意していたオートマチックピストルを
ハンドバッグから取り出すと、鉄扉のナンバーロック式の錠前に向かって
発砲した。
マガジン内の弾丸を射ち尽しスライドストップしたピストルを投げ捨て
力を込めて鉄扉を開ける園美。
銃弾を受けて錠前が破壊された扉はゆっくりと開いていく。
扉の向うの部屋からは、絶え間ない知世の悲鳴と嗚咽が聞こえてくる。
「早く、早く開きなさいよ」
園美は渾身の力を込めたその時《ガタン》という音と共に扉の動きが止まった。
扉は丁度15cm程度開いたところで、動かなくなった。
良く扉を見るとチェーンロックのようなものが掛けられており、これ以上
は園美の力では開きそうにない。
その内側のチェーンは、4桁のナンバー式のロックで施錠されていた。
開いた扉の隙間から、知世の姿が園美の視界に入った。
知世に着せられていたワンピースは腹部が焼け落ち《売約済》の火傷が生々しく
残されていた。
そして、ついに知世の瞳が扉を開けようともがく園美の姿を捉えた。
「お母さん!! お母さん!!」
「知世!」
そんな扉越しの母娘の会話など何も聞こえないかのように犯人の男達は
鋸を手に取って宣言した。
『それでは、梱包用に分解します』
鋸は知世の両腕の付け根に添えられ、やがてゆっくりと動き始めた。
「や、やめっ…いたいっ! おかあさ〜ん!!」
「何? 何なのよ!」
届きそうで届かない知世の姿に園美は焦燥し苛立った。
これでは半年前の悪夢の再現ではないか。
もう弾丸は射ち尽くしており、バッグの中にはナイフとスタンガンしか
残されていない。
「開けなさい!! ここを開けなさいよっ!!」
園美の叫びを無視して、男達は着々と知世の解体作業を進めていく。
もう既に知世の両腕は床に転がっており、今度は男達は知世の太ももの切断に
着手しはじめていた。
『ゾリゾリ…ゴリゴリ』
「いたい、いたいぃぃ。おかあさん、たすけて。たすけて。」
肉や骨を挽き切る音に知世の悲痛な叫びが重なる。
「お金はあります、ちゃんと持ってきたのよ…もうやめて、やめて下さい」
園美は犯人達に懇願するが、鉄の扉を狭んで黙々と作業を進める男達に
聞く耳は無いようだ。
やがて、『ドサッ』という音と共に知世の両足が床に落ちた。
「最後に、付属品を取り外します」
犯人達は、今度はメスのような物を手に取り、大きく張り出した知世の
腹部に刺し込んでゆく。そう、まるで胎児を帝王切開するかのように…
犯人達が言う『付属品』が意味する所は明白だった。
「いやぁぁっ!」
知世は腹部を裂かれる恐怖に駆られ、いっそう大きな悲鳴を上げ始めた。
「何でもします、何でも差し上げますから、知世に酷いことしないで…」
園美の悲痛な願いをよそに、既に男達は子宮ごと『付属品』を取り出していた。
そして、男達は子宮のみならず、腹部をさらに切開し、卵巣、小腸、胃袋
といった器官を次々に取り出して床にばらまいてゆく。
『ビシャッ、ベチャッ』
という音と共になにか肉塊のようなものが次々と床にぶちまけられてゆく。
知世が着ていた白いワンピースは、下腹部を切り裂かれ、もはや赤いワンピース
と言って差し支えないほどに血に染まっていた。
「あ、あっ、うぅぅ…」
消化器官や生殖器といった腹腔の中身の大部分を失い、もはや声にならない
知世の呻きが地下室に響く。だが、それも次第に力が弱くなってきている。
「お…おかぁ…ん」
「知世、しっかりして。いまいくから、いまいくから!!」
園美は必死でナンバーロックを回して開錠を試みているが、知世の身体は衰弱
が進行し、園美の声が届いているかどうかすら怪しい。
そんな母娘二人に我関せずというかのように、犯人達は、切除されたばかりの
両腕、両足、子宮、そして同時に引き出された臓物を手際良く段ボール箱に
詰めこんでゆく。
段ボールには《大道寺知世 パーツ類》と記されている。
そして、最後に犯人達は、切り分けられ、軽くなった知世の身体を
《大道寺知世 本体》と記され別の段ボールに詰め込み、園美に語り掛けた。
『納品が完了致しました。それではごゆっくりお楽しみ下さい』
事務的な言葉を残し、犯人達は半年前と同じように反対側の扉から去って
いった、園美と知世だけを残して。
「知世、もうちょっとよ。すぐに助けてあげるから…返事して!!」
狂ったようにロックを操作し、知世に呼び掛け、励まし続ける園美。
「ぉ…ぁ……ぁ…………」
だがそれに応える知世の声は次第に小さくなり、やがて聞こえなくなった。
ロックが解けて、箱の中に収められた少女だったモノと母親が再会したの
は、男達が去ってから2時間後のことだった。
「知世、お家へ帰りましょう…」
変り果てた娘を箱から取り出し、語り掛ける園美の目には狂気の色合いが
色濃く現われていた。
園美は冷たくなった知世を抱え、ブツブツとなにかを囁きながら、地上へと
続く階段をゆっくりと上がっていった。
知世が詰められていた箱の上には一枚の紙切れが貼り付けられていたのだが、
果して園美の目にとまったかどうかは定かではない。
-----------------------------------------------------------------------
[取扱説明書]
生物ですので、開封後はなるべくお早めにお召しあがり下さい。
-----------------------------------------------------------------------
<了>
あとがき。
知世と言えば、「カメラお嬢」ということで、カメラを小道具にしてみました。
やや変化球勝負かもしれませんが、いかがでしょうか。
長々と失礼致しました。
>>323 リアルタイムで読ませていただきましが
最高ですた(;゚∀゚)=3
カメラも良い、そしてノコギリはかなりツボでした
ボリュームあるわりに飽きが来ず、一気に読めました
大変乙です
>>323 長編乙。
読み応えたっぷり、かつ猟奇度も十分。
こいつはヘヴィですな。
ありがとうございます。
326 :
85:04/06/23 21:10 ID:LrmbA0Js
267氏のOKのあるのでラング3投下します。
今回も無駄に前振り長いです・・・
リグリア帝国の侵攻によってヴェルゼリアから魔物の侵入を防いでいた結界ルシリスゲートは機能を停止してしまった。
トーランド男爵の娘ルナを仲間に加えたディハルトはレイモンド卿の命令で、ルシリスゲート南門を解放するべく兵を進める。
途中、交通の要衝ライレムを占領しているディハルトの幼馴染であるフレア姫が率いるバーラル軍と交戦する。
嘗て心を寄せ合った二人の戦いは激戦の結果、ディハルトの武勇とルナの軍略によりフレアの敗北に終わった。
重傷を負ったフレアはダークナイトを名乗るバーラルの将軍によって救出され戦場を後にした。
しかしこのライレム攻略に要した時間が後の悲劇を防ぐ事が出来なかった要因になるとはこの時、誰も気付いては無かったのである。
ライレムを奪還し、辺境の民シカ族により占領されていた南門を攻略したディハルトは、南門を守護していた巫女ソフィアが儀式の生贄としてシカ族にさらわれていた事を知り、シカ族の領土に侵攻する。
しかし魔法を封じる霧に守られたカ・シンド率いるシカ族の迎撃部隊に苦戦している間に、生贄の儀式は始まってしまう。
洞窟の最奥、溶岩溜りへと続く穴に全身に布を巻きつけたような露出度の高い服装をした少女が吊るされていた。
南門の巫女ソフィアである。
ソフィアは革紐で亀甲に縛られ、四肢を背中側にして一つに纏められ、そこから腹部を下にして吊るされている。
「シカシカシカーッ! 生贄を下ろせ!
これで、シカ族の繁栄、決まった、絶対〜!
シカーッ!」
シカ族の大酋長ケー・ツカイロの掛け声にシカ族達は獲物を振り上げながら答える。
「シカ〜ッ!」
「・・・・ああ、誰か・・・・」
ソフィアはそれを絶望的な想いで見詰ていた。
「シカシカ!生贄!生贄!」
ケー・ツカイロの命令で留め金が外され大岩で速度を調整された革紐がゆっくりと降り始める。
「キャァッ!」
留め金を外された衝撃に巫女は悲鳴をあげ、海老反りにされた身体から突き出された革紐に挟まれている乳房がたぷたぷと揺れた。
「邪魔、許す、出来ない!
立て、シカ族!
強い〜〜〜〜っ!」
ようやくか・シンドを倒し洞窟に侵入してきたディハルト達を見て、ケー・ツカイロが迎撃を命じる。
「シ〜カ〜〜〜ッ!!」
大酋長の言葉にシカ族が次々と侵入者へ向っていく。
シカ族一人一人はそう強いわけでは無い。
だが洞窟という限定された環境とその数はディハルト達を梃子摺らせるのに充分なモノであった。
「シーカッ!シカシカァッ!!」
シカ族に部隊にディハルト達が押さえ込まれるのを見てケー・ツカイロは喜びの声をあげる。
「あぁ、誰か・・・」
ソフィアは急に洞窟が騒がしくなってきたのを見て、助けが来たかもしれないと希望を持ち始める。
しかしその希望も空しく溶岩はまでの距離はゆっくりとだが確実に縮まりつつあった。。
「ああ、熱い・・・・ルシリス神よ・・・・」
迫り来る溶岩の熱気に巫女は自らが仕える光の女神に助けを求める。
「きゃぁっ!」
ソフィアの身体から垂れ下がっていた服の布が吹き出た溶岩に触れて燃え始める。
高熱に晒されていた布状の服は一瞬で燃え上がり、ソフィアの白い裸身は到る所に火傷を負いながら露になった。
「あぁぁあ・・・いやぁ・・・・・」
ソフィアが羞恥と痛みの声を上げる。
それでも彼女の穏やかな美貌とは不釣合いな、肉感的身体を戒め食い込んでいく皮紐は燃えずに巫女の身体を拘束している。
この皮紐は炎で燃えないサラマンダ―の表皮で造られているのだ。
革紐に絞り出された剥き出しの乳肉の上では恐怖の為が桃色の乳首がツンと尖っていた。
「あっ、な、何?
くっ・・・・あっ・・・・・」
溶岩の熱によりソフィアを束縛する革紐が締まり始める。
上半身では乳房を上下から締め付ける革紐が縮み形良い肉隗を淫らに歪め、下半身では巫女の自慰すらした事の無い穢れ無き股間に通されていた革紐が処女の秘裂に食い込んでいく。
四肢に絡まるそれも骨を砕かんばかりに絞めあがっていく。
「い、痛い」
そればかりかソフィアの四肢を縛り、身体を海老反りに拘束している革紐まで締まり、ソフィアの身体をゆっくりとUの字に曲げていく。
「ああああっぁあかはっぁあぁーーー」
ソフィアの声にならない悲鳴、背骨がみしみしと軋む。
彼女の柔かい身体はその圧力に良く耐えていたが遂に限界に達し、
ばきっ
という破滅の音と共に二つに折れた。
「んっっかぁひっあはぁ・・・・・・・・かはっ」
聖女は呻き声と共に血を吐き、その美貌に似合わぬ苦痛に歪んだ顔で意識を失った。
「酋長の部隊に攻撃を集中させましょう
それしかソフィア殿を助ける方法はありません!」
その頃、ディハルト達は今だ、洞窟の中ほどでシカ族と戦っていた。
縛られたソフィアが溶岩溜りに降り始めてからかなりの時間が立っている。
このままでは間に合わないと思ったルナがディハルトに一点突破を献策する。
「そうだな、それしかないか・・・・全軍突撃!
その他には構わず酋長を討つんだ!!」
ルナの言葉にディハルトは突撃を命じると強引にシカ族の部隊を突破しケー・ツカイロの護衛部隊に攻撃を開始する。
「急いで酋長の部隊を倒すんだ!」
他の部隊もそれに続く。
「生贄、渡さない!
シカ神怒る!」
ケー・ツカイロは火球の呪文を唱えて抵抗しようとするが、ディハルトは護衛部隊を蹴散らすと一刀のもとにシカ族の大酋長を切り捨てた。
「シカーッ!」
断殺魔の悲鳴をあげてケー・ツカイロは絶命する。
大酋長の死を知ったシカ族達は戦意を無くし逃げ散っていった。
しかし、その瞬間、
「キャアアアアァァッ!」
失神していたソフィアは溶岩に接触しあまりの熱さに目を覚まし悲鳴をあげた。
ジューーーー
肉の焼ける音が洞窟に聞える。
「し、しまった!
間に合わなかったか!」
絶望の叫びをあげるディハルト
「ディハルト様、まだ諦めてはなりません
急いで引き上げましょう」
革紐が落ちる速度はあまり速く無い。
急げば、生きている内に引き上げられるかも知れなかった。
信頼する軍師の言葉に我に返ったディハルトは急ぎ革紐を引き上げ始める。
331 :
85:04/06/23 21:18 ID:LrmbA0Js
「ソフィア殿はまだ生きています
司祭殿を早く!」
引き上げられたソフィアは辛うじて息をしていた。
普通の人間であれば、溶岩に全身が浸かれば一瞬で絶命していただろう。
しかし彼女はルシリスの巫女であった。
ルシリス神から授けられていた加護の力が彼女の命の救ったのである。
もっともそれが彼女にとって幸いであったかどうかはわからない
なぜなら彼女は全身の骨が締まる革紐によって砕かれ、聖女と称えられた美しい顔と身体は溶岩によって焼け爛れてしまったのだ。
溶岩に浸かる事が無かった為、綺麗な白い肌のままの関節より下の四肢がその無残さに拍車をかけている。
「くっ酷いな・・・」
その清楚な美貌と巫女としての絶大な力により聖女として知られていた少女のなれの果てとはとても見えない髪毛すら残っていない焼け爛れた醜い肉隗にディハルトは思わず、目をそらしてしまった。
呼び出された従軍司祭が慌ててソフィアに幾度と無く回復魔法をかけていった。
「助けていただき有難うございました」
一命を取り留めたソフィアは次の日、意識を取り戻すと見舞いに訪れたランディウスに微笑みを浮かべながら礼を述べる。
それにも関わらず悲痛な顔をしているディハルトを見てソフィアは不思議に思い尋ねる。
「どうかいたしましたか?」
と・・・・・
「ソフィアさん、すまない
俺達はあなたの命しか救う事が出来なかったんだ」
ディハルトは言い辛そうに言うと手鏡を差し出す。
「それはどういう事ですか?」
ディハルトの言う事の判らぬまま手鏡を受け取ると何気なく覗き込む。
「えっ?」
ソフィアは絶句した。
そこには見慣れた自分の顔では無く、赤黒いケロイド状の皮膚で覆われ醜く歪んだ化け物としか言い様の無い顔が写っていたのだ。
慌てて自分の身体を見る。
白い滑々とした肌は手鏡の中の化け物と同じようにケロイド状になっていた。
形良く隆起していた乳房も完全に失われている。
両手の肘から下が元のままであったので今まで気付かなかったのだ。
「これが私ですか・・・・・・」
呆然と巫女は呟く。
「はい、回復魔法により砕けていた全身の骨は修復する事が出来ましたが、
皮膚は完全に組織が破壊されてしまっており、私の力では治癒させる事が出来ませんでした
申し訳有りません」
従軍司祭の言葉の残酷な言葉をソフィアを聞き、自分に治癒魔法をかける。
しかし、時間が経ち過ぎた為か、並ぶ者無きとまで謳われた彼女の力をもってしてもケロイド状の皮膚が元に戻る事は無かったのだある。
「いえ・・・命だけでも・・・助けていただいて・・・・・・・・・
ですが・・・・・申し訳有りません・・・・・すこしの間・・・・一人にしておいて下さい。」
巫女とはいえ、彼女は一人の少女である。
自分の身体が無残な事に平気なはずは無い。
ディハルト達は慰める事すら出来ず、そっと外に出ていくのであった。
その日、天幕の中からソフィアのすすり泣く声が絶える事は無かったのである。
333 :
名無しさん@ピンキー:04/06/23 21:22 ID:LrmbA0Js
次の朝、、彼女が自らの役目を果たす為、南門に立っていたのは巫女としてに使命感のなせる技であろう。。
数日前までは、女神ルシリスの教えに従い、若さ溢れる美しい肉体を惜しげも無く晒すような露出の多い巫女装束に身を包んでいた美しき聖女は、化け物の様になってしまった姿を恥じるかの様に全身を包帯で被ったった姿で儀式を行い南門は再び起動させた。
ソフィアが極めて強力な回復魔法の使い手だと知ったディハルトは彼女に同行を勧めたが、ソフィアは自分の身体が他人の目に晒されるのを嫌い、南門に残留する事を望んだ。
ディハルト達は彼女を残し、残る門を開放するべく兵を進める事になる。
「強いお方でしたね。」
遠ざかる南門を眺めながら、ルナがディハルトに話し掛ける。
「ああ、そうだな」
醜くなった姿を恥じて、南門に留まったものの彼女は巫女としても使命感からとはいえ、その姿を皆の前に晒し南門解放の儀式を行なったのだ。
並の精神力で出来る事では無いだろう。
しかし、強い使命感と強力な回復魔法を使う巫女はこの場にはいない。
ライレムに手間どった数日の為に彼女は蛮族にさらわれ、癒える事の無い傷を負ってしまったのだ。
「そう少し、ライレムを早く落とせていたらな」
ディハルトが悔恨の言葉を吐く。
「確かにそうかも知れません・・・しかし、バーラルのフレア王女は名の知られた名将です
あれだけの短期間で攻略できたのは僥倖をいうべきでしょう
ソフィア殿の事はディハルト様のせいではありません」
ルナがディハルトに責任は無いと冷静な分析を述べるが
「しかし・・・・」
ディハルトはどう簡単には割り切れなかった。
確かに早期のライレムの陥落は天才的なルナの軍略とそれを的確に実行する指揮能力を持ったディハルトであったから成し得たものである。
もし凡庸な指揮官であったら名将フレアが守るライレムは攻略する事すら不可能であったであろう。
だがディハルトはレイラとティアリス・・・そして、リファニーに続き、ソフィアをも救えなかった事に大きな罪悪感を感じていたのだ。
客観的に見れば彼に責任は無いだろう、しかし手の届きそうな所で立て続けに起こった悲劇はトラウマを植え付けるには充分なものであった。
ディハルトは悔恨の情に責められながら兵を進めていく。
その先に全ての始まりとなった惨劇の残滓ともいうべき悪夢が待ち受けているとも知れずに・・・
「ディハルト様・・・・」
ルナは罪悪感に囚われているディハルトを飛竜の上から心配げに見詰ていた・・・・・・・
戦乱は、またしても美しき少女から未来を奪い、絶えなく続いていく。
ラーカス解放の日は今だ・・・・・遠い・・・・・・・・・・・
335 :
85:04/06/23 21:28 ID:LrmbA0Js
ソフィア編尾張デツ
また一回下げ忘れた・・・毎回やってるな・・・・
今回はシナリオの都合上死にません・・・
次回からはしっかりヤリます。
336 :
85:04/06/23 21:31 ID:LrmbA0Js
まずい・・・・気付かなかった。
新たな神が降臨した直後だったとは・・・・
おにたけ氏スマソ
337 :
267:04/06/23 23:31 ID:Jnw+K6ne
おにたけさんお疲れ様です。
小○生を半年間にもわたって監禁拷問薬漬け、最後は扉の向こうに母親がいるのに解体・・・鬼畜杉
とても丁寧に書かれてますね。見習わねば。
85さんご馳走様でした。
ソフィアは16歳の少女なんですね。ある意味殺されるより残酷かも。
あとキボンされていた芹香編、だいぶ出来上がってきましたよ。
明日の今ぐらいの時間には書き込めるかも。
主役 来栖川芹香・・・・無口で小声な黒魔術師。
悪魔 ブーネ・・・・・・・・とってもお茶目な天然キャラ。
特別出演 来栖川綾香・・・・勝気で素敵な格闘娘
驚き役 セバスチャン・・・ひげめがねの役立たず
の出演でお送りいたします。
それともうひとつ、バイオハザード三人娘プラスあのちっこいので考えています。
頭の中では大体出来上がっており、あとは文章にするだけなので、芹香編とまとめて投下できるかもしれません。ちょっと短めです。
>>323 長編知世タン、すこぶるGJです
長期間にわたっての拷問陵辱が新鮮でした
>『ゾリゾリ…ゴリゴリ』
↑なんか妙に生々しかった(w
>>85 ソフィアキター!!
余生をおぞましい姿で過ごすか…萌えるシチュですね
ラング3猟奇化ちゃくちゃくと進行中ですね
頑張ってください
みなさん、感想どうもありがとうございます。
>>324 割と冗長な感じになりましたが、一応なんとか纏まってよかったです。
視点に凝ってはみたものの、素で「カメラ視点」はなかなか表現が難しいですね…
>>325 なんといいますか、なんだか私は救いが無いものが好きなようで。
読みごたえと言えば、もう少し長い(A面/B面で1200行近い)ものも書きかけでは
あるのですが、どんなもんでしょうね?
>>336 いえ、こちらこそ割込みすみませんでした。
なにぶん、私は遅筆なもので一気に投稿しないと忘れられるぐらい間が空いて
しまうので長々と割り込んでしまいました。
>>337 コンセプトとしては…「いまそこにある猟奇」といいますか、届きそうで届かない
もどかしさが主題だったりします。
>>338 長期間モノというのは、あんまり得意ではないのですが、今回ではビデオに撮られ
ていないシーンや、中間の過程の詳細を省くことで、皆さんに「想像」や「補間」
していただくことも狙いだったりします。
--
やっぱり二次創作ものは難しいですね。既存キャラクターの特徴を活かしたプロット
はなかなか書きづらいものがあります。
オリジナルなら若干書きかけがあるのですが、これまた背景描写のボリューム感が
SSにまとめるのは難しいですね。
螺旋回廊は未プレイというか、内容を知らなかったのですが
さくっとググってみると、おぉ似てますねプロットが…
ビデオとか薬とか…うむぅ。
・・・このスレが2日足らずでこんなに伸びるとは・・・。
不幸の前兆か?
343 :
267:04/06/25 00:44 ID:1XTNjxG/
芹香編です
一応、葵ちゃんの続きになってます。
前半が無駄に長く、そのうえあまりグロくありません、ごめんなさい。
344 :
267:04/06/25 00:47 ID:1XTNjxG/
来栖川綾香の葬式が行われた後、芹香は地下室にある彼女の趣味である黒魔術研究室に引きこもってしまった。
セバスチャンも今はそっとしておいたほうがいいと考え、食事を持っていくときも扉越しに一声かけるだけで無理に外に出そうとはしなかった。
室内は多くのろうそくが灯されており、薄暗いというほどではない。炎に照らされた芹香は驚くほど真剣な表情で一心不乱に目を走らせている。
彼女は事件以降、よりいっそう魔術に傾倒するようになり、世界中の魔術に関する書物を集めさせている。
趣味で気を紛らわそうとしているのではない。芹香はおとなしく儚い印象を与えるが、芯の強い女性である。悲しみを乗り越え、自分にできることを考え得た結論は、黒魔術によって最愛の妹を蘇らせることであった。
周囲の人間が聞けば錯乱状態での異常な思考とみなしそうだが、芹香は実際に魔術が使えるため、黒魔術が持つ可能性を理解していたうえでの結論だった。
死者蘇生に関する記述があればたとえどれだけ胡散臭い方法でも試したが、成功することはなかった。蘇生に関する魔術を発見しては試し、失敗する繰り返し。
綾香の死から幾日が経ったのだろうか、彼女はある古文書をよんでいるとき、ひとつの単語が目に付いた。
「召喚術」
もちろん彼女は使い魔程度なら召喚したことはある。しかし、死者を蘇らせるほどの力を持つものを召喚できるとは思えず、選択肢にいれていなかったのだ。
(死者を蘇らせるというとんでもないことをしようとしているのに、少ない可能性を無理だと決め付けるなんて)
しばらく古文書を眺めると何かを決心したように顔を上げると、地面に召喚式を書き始める。準備を終えると左手をかざし呪文を唱えた。
・
・
・
345 :
綾香復活:04/06/25 00:49 ID:1XTNjxG/
何も起こらない。やはり自分の力量では無理だったかと諦めかけたとき召喚式が間違えていることに気がついた。
少しほっとした表情をし、間違いを正そう近づこうとしたとき、召喚式に光り輝くと、まばゆい光の中から人と犬と鳥の三つの頭を持ち、獣の体をした悪魔が現れ芹香を一瞥し言葉を発す、
「私を召喚するとは、たいした魔術師だ。で、何のようだ?」
芹香は質問に答えずただ小刻みに震えている。
「ふむ、この姿におびえているのか?」
そういうと悪魔は人の姿に変えた。
芹香は悪魔の姿におびえたのではない。普通の人にはわからないだろうが、その魔力に圧倒されたのだ。
「私はブーネ公爵。用件を言え、呼び出したからには用があるのだろう?」
芹香は落ち着きを取り戻すと願いを伝える。
「死んだ妹を蘇らせて欲しい?・・・ふむ、了解した」
ブーネは驚くほどあっさりと引き受けると右手をかざした。
目を開けていられないほどの光、芹香はたまらず目を閉じる。
そのまぶたが開かれたとき彼女の目に映ったのは、来栖川綾香の姿だった。
346 :
綾香復活:04/06/25 00:51 ID:1XTNjxG/
芹香の表情が驚きに満ちる。すでに火葬され納骨された綾香が目の前にいる。
彼女の目に焼きついている綾香の姿。
手足がない、左半身の皮膚と眼球もない綾香がそこにいた。
「・・・・・・ねぇ」
ボン
何か言葉を発しようとした綾香の腹と頭がはじけ飛ぶ。
芹香はあのおぞましい瞬間を再び体験する。
「これで満足か?では契約を解除しろ」
綾香の死骸にすがり付いて泣き崩れる芹香をしりめにブーネは淡々と契約終了を要求する。その口調に芹香は我にかえりブーネを睨みつける。
「なんだ不満なのか?では」
ブーネが不思議そうな顔をしながら先ほどと同じように手をかざすと部屋のあちこちに散らばった綾香の肉片が芹香の目の前にある綾香だったものに集まり、光を放つと再び死ぬ直前の綾香になり
そして
・
・
・
ボン
破裂した。
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
またもや愛する妹の無残な死に様を目撃させられた芹香。心臓が握りつぶるような胸の痛みを感じる。
「??? いったい何がしたいのだお前は?気が済んだのなら、もう契約を」
殺意のこもった目がブーネの言葉をさえぎる。
「なに?生き返ってすぐ死ぬのでは意味がない?ならば、はじめにそう言え。つまり、爆発物を取り除いて蘇らせればいいんだな?」
芹香はあきれた表情をしながらコクリとうなずいた。
みたび綾香が蘇る。
「・・・・ねえさん・・・・・」
破裂はしないが・・・・・全身の傷はそのままだった。
死ねないことによって今度は激痛が綾香を襲う。
「ねぇ・さ・ん、いたいよぅ、く、くるしいよぅ、たすけてよぅ」
自分がしているの行為は綾香を苦しめているだけ。綾香を殺した奴らと同じ、いや、死によって痛みから解放されたはずの綾香を何度も苦しめている自分。
「これでいいだろう、ん、なんだ?なに?あいつの身体の損傷を治せ?まったく」
めんどくさそうに手をかざす
パーン・・・と綾香の体がはじけとんだ。
「再生術は専門外だ。欠損した部位を補完した状態で蘇生するしかない。殺さねば蘇生はできん」
だとしても、あんな無残な殺し方をしなくてもいい。怒りと悲しみと自責の念で気が狂いそうになる。しかし、今度こそ元気な綾香と会えると思うと耐えられる。芹香早くやってほしいとブーネをせかした。
「結論から言うと無理だ。私の蘇生術は死の原因となった直前の状態に復元するもの。あの傷であればいずれ死んだであろうが、結局の死因は爆発によるものだからな」
348 :
芹香達磨:04/06/25 00:54 ID:1XTNjxG/
無慈悲なことばに芹香その場にひざからくずれおち放心する。
「あくまで私一人では、という意味だ。死ぬ直前の欠損部位と同じ部分があれば損傷前の状態にして蘇生することができる。その同じ部分は術を使う私を呼び出したお前のもので代替する必要がある・・・」
術を行うかどうか問いかけるように視線を送る。自分があのおぞましい状態にされるのだ。恐怖がこみ上げてきたが芹香はコクリとうなずいた。
「わかった、蘇生者の生前の損傷は両手足切断、左半身の皮膚、眼球の摘出。あと頭蓋骨および腹部がしているがこの部分は欠損しているわけではないので問題ない。先ほど蘇生したときにも治っていただろう?ふむ、では始めるか」
ブーネの手が左腕をつかむと芹香はびくッと震える。
ぶちっ
力任せに引きちぎられた。覚悟していたとはいえ、耐えられる痛みではなく、芹香はのた打ち回る。そんな彼女をブーネは足で踏みつけ制止させる。
「動くな、作業しづらい」
ぶちっ
右腕が胴体から離れる。
ぶちっ、ぶちっ
連続する痛みに芹香は失禁しながら芹香とは思えないような壮絶な形相で気絶した。
ぐちゅ
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
眼球の摘出される痛みに一瞬にして意識が引き戻される。
あくまで淡々と作業を続けるブーネは、芹香の決め細やかな肌を引き剥がし始めていた。
地面には彼女の華奢な腕、細い足、愛くるしかった目、美しい肌が無造作に積まれている。
「終わりだな、では蘇生術をはじめるぞ」
終わり、そう終わりなのだ。気が狂わんばかりの激痛は続いているがついに綾香を助けることができるのだ。四度目の蘇生術の光がやむと、そこには健康な姿の綾香の姿があった。
「あっ、あれっ、私」
状況を理解できない綾香。知らない男が立っている。その向こうには達磨となった芹香が横たわっていた。
「姉さん!姉さん!しっかりしてっ」芹香のそばに駆け寄り声をかける。
「えっ、元気そうでよかったです?何言ってるの姉さん。誰がこんなひどいことを」
「おい、これでいいんだろう。いい加減に契約を解いてもらおう」
緊張感のない声がする。
「あなた何言ってるの。早く誰かを呼んできてっ」
そこまで言って気づく。悲惨な姿で横たわる姉と、そこにいる男
「あなたが・・やったの」
「そうだが?それがどうかし・・・」
言葉をさえぎり綾香が殴りかかる
舟はそれを難なくかわすと呪文を発す。
「ぎゃあああああああああああああああああ」
綾香は全身が火に包まれる。
「あづぅー、ぎぃあぁぁぁ」
パーン
ブーネが手をかざし、綾香の体がはじけ飛ぶ。
「人間風情が、いきなり何をする、無礼な」
350 :
焼肉定食:04/06/25 00:57 ID:1XTNjxG/
横たわる芹香に肉片が降り注ぐ。これで五度目だ。何度見ても見慣れることはできない。
だが、もう一度蘇生術を行えばいい。やけどは欠損ではないので健康な体で蘇ることができるのだ。しかし
くちゃくちゃ・・・
芹香は薄笑いを浮かべながら口の中に入った綾香の肉片を噛んでいる。体中に走る激痛とショッキングな妹の死に様。その二つに、芹香の心は耐えきることができなかった。
「壊れたか、困ったな、召喚された以上、契約を解かれなければ戻れないではないか」
しばらく考え込むブーネ。
「ああ、そうだったな」
召喚者を傷つけるけることができない戒めは芹香が蘇生術の協力を了承したとき解かせたことを思い出した。召還者が死ねば自動的に契約が解かれる。
くちゃくちゃくちゃ・・・ごくん
ぱーん
綾香の肉を飲み込むと同時に、芹香の体が破裂した。
351 :
お家断絶:04/06/25 00:58 ID:1XTNjxG/
こつこつこつ
地下室に足跡が響く
「お嬢様、食事を持ってまいりました」
返事がない。いつもどうり一言かけてその場を去ろうとするがどうも様子がおかしいことに気がつく。生臭いにおい。ただならぬ雰囲気を感じたセバスチャンはマスターキーをつかい部屋に入る。
「こっ、これはいったい」
セバスチャンが見たのは部屋に芹香の姿はなく、床、壁、天井、あらゆるところに飛び散っている芹香と綾香の血と肉片だった。
352 :
267:04/06/25 01:03 ID:1XTNjxG/
終わりです。
芹香の叫び声が想像できなかったので悲鳴はなしです。悲鳴スキーは脳内補間でお願いします。同じ理由で精神攻めがメインになっています。
ストーリー上、爆殺で統一しましたが殺し方にこだわりはありません。
後半を書くのに予想以上に手間取ってしまいバイオは今日はちょっと無理そうです。
近いうちに投下したいと思います。
ではでは
うわあ・・・。しばらく来ないうちにいっぱい神が・・・。
GOOD JOB!!
>>352 おおっ、またしても投下が…
焼肉定食、乙です
定番でも、やっぱり爆殺は良い
バイオもかなり期待して待ってます
あと、投下宣言する際に元ネタも併記してくれるとありがたいです
355 :
85:04/06/25 21:24 ID:r+nbuSYJ
267氏キボンを聞いていただいて有難うございます。
しかしこんな短期間で書かれるとは・・・・まさに神です・・・
ブーネ、血も涙もありませんね。
まさに悪魔
>>354 リーフのトゥハート
後、質問なのですが、
今まで、話の中でキャラ紹介をしていましが他の職人さんと
同じように別に設けた方が良いでしょうか?
>>355 詳細d
元ネタの表記があれば、キャラ紹介の有無は好みでいいと思います
357 :
267:04/06/26 07:16 ID:ssxkcDR0
朝にコソーリ投下
帰宅後、即寝をしていたため、こんな時間になってしまいました。
>>354 誤字だらけの私の文を期待していただいてありがとうございます。
綾香大好き!なためみんな知っているはずと、思い込んでしまっていました。ご忠告感謝。以後気をつけます。
>>355 いえいえ、早いだけがとりえですから。
芹香編についても、あらためて読み返してみると、「これ、(グロ的には)綾香メインやんけ」と自分に突っ込んでしまいました。
ブーネは任務に忠実な、純粋な子なんです。許してあげてくださいw
で、バイオです。
なんと、クリスのグロも!(悲鳴有)
誰もそんなの求めてないと思いますけど
7月24日
アルファチームからブラヴォーチームに異動になって最初の任務。
ジルは多発している行方不明事件の調査のためアークレイ山地に赴いたが銃で撃っても死なない犬に襲われ洋館にたどり着いた。
「はぁはぁ、何なのよ、あの化け物は」
必死でこの館に逃げ込んだが、他の隊員とはぐれてしまった。
「他の入り口から逃げ込んだ人がいるかもしれないわね」
ジルは他の隊員を捜すため館内の探索を始めた。
「それにしても、大きな館ね」
とりあえず一階を探索していたジルはその部屋数の多さに驚いた。
一つ一つの部屋を回り、生存者を探すが、だれもみつからない。
館の一角を調べ終え、次のエリアを探そうと通路への扉を開ける
ぎぃぃぃぃ・・・ばたん
ドアを閉め歩き始めるジルの目にエル字の通路から人の影が伸びているのが映る。
(よかった、だれかいる)
特殊な状況がジルらしくない不注意な行動をさせた。相手が誰かも確認せず角を曲がり人影に近づいてしまった
「うぼぉぅぅぅ」
それは人の形をした化け物はいきなりジルに襲い掛かった。
「ひっ」
とっさに自分をかばった右手をゾンビに噛まれる
「うっ、ぎ、ぎぁぁ」
異常なまでの口筋力。
「いぎぃあああああぁぁぁ」
肉が食いちぎられた。
パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ
再び襲いかかろうとするゾンビに向かってジルは一心不乱に発砲する。
「んぁぁぁぁ」
奇妙なうめき声とともにゾンビはくずれおちた。
銃声の音に隠されて何者かが近づいてくるのにジルは気づくことができなかった。
「はぁ はぁ はぁ 何なのこれ ぐうっ」
右手を見ると見事にえぐられ骨が見え隠れしていた。
「とりあえず、手当てできるものを探さないと」
そういって立ち上がり後ろを振り向いたジルにもう一体のゾンビが襲い掛かった。
ゾンビはジルに覆いかぶさるとその細い首筋に噛み付いた。
「ぎいいぃぃ、ぐあぁぁぁぁぁぁ」
血しぶきが飛び散る
「ぐっぅ くッ はなせ ぎいぃぃぃぃぃい」
振りほどこうとするジルにべつの激痛が走る。先ほど倒したはずのゾンビが足に噛み付いている。
「ぐぁぁぁぁ あっ あっ ああっ うぐぁぁぁぁぁ」
首筋が食いちぎられ血が吹き上がる、おそらく致命傷だろうがジルはゾンビを突き飛ばした
「いぎゃああぁぁぁぁ」
今度は足の肉を食いちぎられ、その場に倒れこんだ。
「ひっ、ひぃぃ」
パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ
恐怖と出血で顔を青ざめながら必死にゾンビの頭に銃を打ち込む。
「んぼぅうああ」
やっと動かなくなったと思ったのもつかの間突き飛ばしたゾンビがのっそりと起き上がり迫ってくる。
パンッ パンッ パンッ カチ カチ カチ
震える左手で発砲するがついに弾がきれた。
「ひいいいい、こっ、こないでぇー」
はいずりながら必死でゾンビから逃げる。幸いゾンビの動きは非常にのろく、通路の脇にある扉にたどり着くことができた。
扉の先は屋外通路だった。遠くで奇妙な鳴き声が響いている。
「はぁ はぁ はぁ はぁ」
呼吸が荒い。出血がひどくもはや助からないだろう。視界がぼやける。
カァーカァーカァー
獲物のにおいを嗅ぎつけカラスが群がってくる。
「ぐあぁっ うぐっ あああ あ あ ぁぁぁ」
カラスのくちばしが、ジルの傷口をえぐる。ジルの悲鳴はやがて弱々しくなり聞こえなくなった。
7月25日
「くそ、どこの部屋も化け物だらけだ」
クリスが愚痴をこぼす。彼の所属するアルファチームは消息を絶ったブラヴォーチームに変わり調査に派遣されたが化け物に襲われ、この洋館にたどり着いた。
ぎぃぃぃ・・・ばたん
「ここは、屋外通路のようだな、ん、」
ブシュッ グチャ グチャ
カラスたちがなにかに群がっている。そしてクリスに気づくと、一世に襲い掛かった。
「ちっ、化け物教共め」
ショットガンでカラスたちを一掃する。ゾンビが動かなくなるのを確認するとそこを通過しようとするクリスはカラスに食されていたものがS.T.A.R.S後印服を着ていることに気づく。
「おい大丈夫か、うっ」
それは、先日消息を絶ったブラヴォーチーム隊員、ジル・バレンタイン。しかし、彼の知っている姿ではなく、あちこちが食いちぎられ、腐乱が始まり肌の色も変色していた。
「くそっ」
悔しさをかみ締めその場をあとにするクリス。通路を抜け、扉に手をかけたくリスの背中越しに
「うぼぅおぅ」
うめき声が聞こえた。振り返ったクリスが目にしたものは、ゾンビと化し、ゆっくり近づいてくるジルだった。
ショットガンを構え、ジルに照準を合わせる。・・・・・引き金を引く手が震える。醜く変色し、片方の眼球が飛び出し垂れ下がっているがほんのわずかに生前の面影を残しているその顔に撃ち込むことができなかった。クリスは照準を少し下げ引き金を引いた。
ジルの下半身が吹き飛ぶ。
「ゆるせ、ジル」
ゾンビと化したとはいえ、同僚に銃を打ち込んだことに心が痛みしばし立ち尽くすクリス。目をつぶり彼女の生前の姿を思い出す。
ずる、ずる、ずる、
現実のジルははいずりながらクリスに近づいていた。
「ぐわっ」
目をつぶり思い出にふけっていたクリスの足にしがみつくジル。
「くそ、はなせ、くっ、ゆるせジル」
振りほどくことができないと悟ったクリスは思いっきり足を踏み下ろす。
グチャ、という音とともに頭部が破壊され、ジルは動かなくなった。
S.T.A.R.Sの新人、レベッカは洋館で出会ったアルファチームのクリスと手分けをして寄宿舎を調査していた。
「ぐわあああああああああああああああああああああ」
寄宿舎に絶叫が響き渡る。
「今のは、クリスの」
クリスのみになにか起こったのではないか、と声のしたほうに駆け出すレベッカ。
通路を抜け、扉を開けるとそこには、異常なまでに巨大化した植物の根のようなものと
「クッ クリス」
真っ二つになったクリスの死体が転がっていた。
ガチャ
クリスの凄惨な死に様に恐怖のあまり逃げ出そうと、扉を開けるレベッカ
「ひっ、」
その体につたが巻きつきレベッカの体が宙吊りにされる。
「いやぁぁぁぁ、はなして、はなしてぇ」
じたばたと暴れるが、唯一自由に動く足は空を切るばかり。
「うぐぅ、ぐぅぅ」
ぎりぎりと締め付けられる
「ぐうぅああああぁぁうぐっ」
別のつたが首に巻きつき悲鳴を上げることもできなくなる
メキメキメキッ・・・どんどんと締め付けがきつくなり骨がきしみ
ぶちん、どさ、びちゃびちゃびちゃ
「んんんんんんんんんんんんんんんんん」
上半身と下半身が分かれ、断面から臓物が落下していく。
つたは瀕死ながらまだ生きているレベッカの首をものすごい力で締めつけ、やがて、レベッカの頭は胴体から離れた。
落下したレベッカの頭部はしばらくごろごろと転がり静止する。その表情は白目をむき以前の愛くるしさは微塵も感じさせない。
ポタッ、ジュウウ
天井から酸が滴り落ちその表情を焦がした。
9月29日
消息を絶った兄を探し、ラクーンシティを訪れたクレアはゾンビであふれかえった街を、兄譲りの強気な性格で潜り抜け、兄の勤務していた警察署にたどり着く。
署内でシェリーという少女を保護しこの街から脱出する手段を探していた彼女は今までとは明らかに格が違う化け物と対峙していた。
かろうじで人の形を成しているが、一回り大きく、全身の筋肉が異常なまでに発達しており手には鉄パイプが握られている。
「くたばれ、ばけもの」
年頃の女子大生とは思えない言葉を発しながらGに硫酸弾を撃ち込む。
「ぐおおおおおおおお」
絶叫しながら鉄パイプを振り回すが、痛みに耐えかね苦し紛れに振り回しているだけであさってのほうを打ち付けているだけだ。
全弾を撃ちつくしたクレアはその隙に銃弾を装填する。
ばきっ
「うぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
隙を見せたのはクレアのほうだった。苦し紛れに振り回した鉄パイプがあばらにヒ直撃しクレアは吹き飛ばされた。
「おぼえぇぇ、うっ、げぇぇぇぇぇ」
嘔吐はやがて吐血に変わる。今の一撃で、あばらの骨が折れ内臓に突き刺さったのだろう。
吐血するクレアに、痛みから立ち直ったGが近づき大きく振りかぶり鉄パイプを振り下ろす。クレアはとっさに両腕をかざし頭部を保護するが、
めきぃぃ
なんとか頭部への攻撃は防いだが、その代償は大きく、クレアの細い腕はぐちゃぐちゃに変形していた。
「ぐぎゃあああああああああああああああああ」
七転八倒するクレア。そこに容赦なくGの第2げきが襲い掛かる。
「いぎいぃいいいいいいいいぃぃぃ」
グチャッとした音とともにクレアの足がつぶされる。
「あっ、ああ、あああああ」
ガクガクと震えるクレアの股間が濡れる。恐怖に染まったクレアの涙と鼻水で汚れた頭にGの鉄パイプが振り下ろされる。
「いっ、いやああああああああああああああああああああああ」
ぐしゃ
頭蓋骨が陥没し、脳漿が飛び散った。兄思いの優しい、そしてどんな困難にも立ち向かう勇気を持った女子大生の生涯はここで幕を閉じた。
待っているように言われたシェリーだが、いやな予感がしてクレアのあとを追った。通路を抜けた先の部屋、下絵と下りるはしごを見つけ、降りようと近づいたそのとき
ぶわっ、どん、べちゃ
何かが吹き上がってきて、天昇にぶつかり地面に転がった。それは
「クッ、クレア」
頭がひしゃげ顔を確認できないがその身にまとっているものはまさしくクレアのものだった。
「ぐおおおおおおおおおおおおおお」
何者かの、おそらくクレアを惨殺したものの声が響く。
その声に恐怖しシェリーはその部屋から逃げ出す。
「クレアが、クレアが」
姉のように慕っていたクレアの無残な死に様が脳裏に浮かび、息を切らせながらも走り続けるシェリー、その側をなにかが通り過ぎる、
「えっ、う、うわああああああああああああああああ」
腕がなかった。グルルルルと鳴くケルベロスの口にはシェリーの幼い腕がくわえられている。
ケルベロスはのた打ち回るシェリーを押さえつけズボンを突き破り性器を挿入する。
「ひぎいいいぃぃぃぃ、うぐあ、あがあああ、ぎいいいいいいいぃぃぃ」
本能のままにシェリーを犯し射精する。
光を失いつつある瞳に映るのは何匹ものケルベロスの群れだった。
「いやだ、たすけて、クレア・・」
恐怖のあまり錯乱し、すでに死したるものに助けを求めるシェリー。
ケルベロスの群れは、容赦なく、シェリーに群がり欲望をはなつ。
「いやあああああああぁあああああああぁぁぁぁぁぁ」
・
・
・
・
・
「ぅぅ、ぅっ、っ、ぅぅ」
虚空を見つめるシェリーの目。性欲を満たしたケルベロスたちは、次なる本能満たし始める。
「ぐぎゃゃゃあああああああああああああぁぁぁ」
足、腕、腹、内臓、あらゆるところを食いちぎられ絶命した。
369 :
267:04/06/26 07:46 ID:2/XJ31Ou
以上です。
バイオ1は首ちょんぱとか真っ二つとかの画像があり最高
バイオキャラで好きな順番は
ジル>クレア>>>レベッカ>>>>>シェリー>>>〜>>>その他 です。
バイオはいろいろ想像できて楽しいなー。
ジルやクレアに関しては、いずれもっと長いのを書きたいと思っています。シチュのアイデア募集。
それでは
バイオキター!
なんだか懐かしいです
当時プレイしていた時は、とてもエログロ妄想している余裕など無かったので
脳内補完できる機会が出来て、ありがたいです
禿GJ!
>>369 乙b
Gこぇぇぇぇ(((;゚Д゚)))
しかし、バイオハザードってリアルに想像すると
やっぱりこんなんだよな
俺の貧困発想じゃアイデア提供はできんが頑張れ
>>267 グッジョブ!!
やっぱり基本はバイオですね。
いちいち名前欄で笑いました。
373 :
267:04/06/28 22:32 ID:Kbhx/t+L
皆さんレスどうもです
>>370 そういえば1が出てからもうずいぶん経ちましたね
おれはバイオでこうゆうのにめざめたかも
>>371 海外版だと死亡後も暗転せずしばらく続くみたいです
でもResident Evil2手に入らないんで妄想してみました
>>372 じつは本文よりあたまひねって考えてるかもw
本文のシチュと合うような単語をひねり出してます いくつか間違ってしまったのがくやしい
バイオ1,2ときたので次は3とベロニカにしようかな。DQ4あたりでも考えているのでまた、出来上がったらまた投下させていただきます
374 :
119:04/06/29 18:04 ID:QM2iZ+/d
SQUAREのRPG、ロマンシングサガ2より
インペリアルガード(職名)のミネルバのSSを投下します
375 :
肉質餌箱:04/06/29 18:06 ID:QM2iZ+/d
世界各地へ侵攻を続けるバレンヌ帝国の拠点アバロン。
皇帝の玉座へ続く階段の両脇には、
帝国兵の中でも精鋭部隊であるインペリアルガードが男女各一名ずつ常に待機している。
甲冑に身を包み槍を構えるその姿は、まさに帝国の盾であった。
夜も更けてしばらくした頃、ミネルバはその異変に気付いた。
ミネルバはインペリアルガードの女性隊員である。
大柄な体躯と短く刈られた漆黒の髪、濃紅のルージュのひかれた唇と射殺すような冷たい瞳。
近寄り難い見目に加えて、立ち居振舞いも堂々とし、
そして帝国最強の全身鎧ハルモニアスーツに身を包む彼女は、貫禄も実力も並の兵士を遥かに凌駕していた。
今夜もミネルバは相棒のワレンシュタインと共に宮殿の警護にあたっていた。
だが、先程からそのワレンシュタインの様子がおかしい。
ミネルバよりもさらに巨躯の兵士ワレンシュタインは無骨で無口な男なのだが、
その相棒は先ほどから何やらブツブツと言葉にならない小声を発している。
身体は小刻みに震えており、ミネルバと揃いの全身鎧が振動でカチャカチャと金属音を放っている。
正面を向いてはいるものの、その目には全く生気が感じられず虚空を見つめているのだ。
初めミネルバは、屈強な兵士ワレンシュタインといえども体調を崩す事があるのだな、などと考えていた。
具合が悪いのか寝不足か、インペリアルガードとしてはあるまじき事だが、
常に壁のように黙して警護を続ける彼にしては、
人間味のある一面を垣間見る事が出来たと思い、ミネルバは特に注意をする事も無かった。
だが、しだいに彼の異様さは増してゆき、さすがに見過ごす事が出来ないまでになっていた。
それに、帝国の盾であるインペリアルガードがこのような醜態を晒しつづけるわけにはいかない。
意を決してミネルバはワレンシュタインに注意を促した。
「ワレンシュタイン、調子が悪いなら交代を……ワレンシュタイン!?」
ワレンシュタインの顔色はあたかも死者のように土こけていた。
絶句するミネルバに向かって、ワレンシュタインは片言で何かを伝えようと口を震わせている。
376 :
肉質餌箱:04/06/29 18:09 ID:QM2iZ+/d
「……り…………蟻、が………………、……ほっ……ほぎぃぃぃぃぃ!!!」
奇怪な叫び声をあげながらワレンシュタインの頭部がミネルバの目の前で弾けとんだ。
あっけにとられたミネルバの銀のハルモニアスーツを血の雨が赤く染める。
結成されて間もないインペリアルガードだが、ミネルバは誇りを持って努めてきた。
その間ずっとペアを組んでいたのがワレンシュタインだった。
突然の相棒の変死。
下々の女性のように泣き崩れて、亡骸に寄り添ってうずくまりたい気持ちが無いわけではないが、
一般兵ならばいざしらず、ミネルバは精鋭部隊インペリアルガードの一員である。
今はワレンシュタインを殺害した侵入者を探し出す事が先決と自分に言い聞かせた。
ワレンシュタインは明らかに何者かの攻撃を受けて死んだ。
しかし、アバロンの厳重な警備をかいくぐって豪傑のワレンシュタインを殺害できる者などいるのだろうか。
ミネルバは侵入者の人物像を計りかねていたが、その侵入者は意外な場所から姿を現した。
頭部を失ったワレンシュタインの首の付け根から、そいつらは這い出してきた。
それは灰白色の身体に6本の足と強靭な顎をもつ、タームと呼ばれる蟻の魔物であった。
「タームの幼生……、何故このアバロンにタームが入り込んでいるのだ……
くっ、ワレンシュタインから離れろっ!」
これ以上、相棒の亡骸を荒らされまいとミネルバは槍を振り回してタームの幼生を潰してゆく。
幼生とはいえ、1匹1匹が人間のこぶし程はある。的が大きい事はありがたいが、
すばやい動きに加えて頑丈な外殻が邪魔をし、思うように駆除することは適わない。
人間の肉体に寄生するターム幼生は、既に昨晩からワレンシュタインの中枢を侵していたのだろう。
仮眠中を襲われたに違いない。でなければ、彼程の兵士がタームごときに遅れをとるはずがない。
「魔物が侵入した、宮殿入り口に兵をまわせ!」
ミネルバは怒声を張り上げて増援を要請した。冷静さを保つよう努めたが、
やはり相棒を殺された事で頭に血が上っていたのだろう。ワレンシュタインの亡骸から湧き出る
ターム幼生の駆除におわれて、背後から近づくさらなる侵入者に気付く事が出来なかった。
377 :
肉質餌箱:04/06/29 18:11 ID:QM2iZ+/d
ミネルバの背後から長剣が彼女に向かって勢い良く振り払われた。
「ぐぁああぁぁああっ!!!」
帝国の誇るハルモニアスーツは切り裂かれる事は無かったが、強靭な力でミネルバは吹き飛ばされた。
不意の一撃をくらい、壁にしたたかに身体を打ちつけたミネルバの視界に映ったのは、
大柄なミネルバが赤子に見えるほど巨大なターム成体の群れであった。
ターム成体は6本足の後ろ4本で歩行し、2本の前足にそれぞれ武器を携えている。
一般にタームソルジャーと呼ばれるその強力な魔物は、アバロンの宮殿内に累々と群れをなしていた。
仰向けに横たわるミネルバをタームソルジャー達は見逃さなかった。
俊敏な動きでミネルバに近づくと、長剣をミネルバの左膝の装甲の隙間につき立て床ごと貫いた。
「ぬぐっ……ぎぃぁぁあああ!!!」
普段決して感情を表に出す事は無く、仲間内からも鉄面皮と陰口を叩かれるようなミネルバが、
黒髪を振り乱して激痛にのたうちまわっている。
片膝を貫くタームの長剣は硬い床に深々と突き刺さりビクともしない。
「くそっ……くそっ……ターム風情が甘く見るなっ!!!」
上半身を起こしてかろうじて槍を構えるが、不安定な体制ではタームを追い払う事すらままならない。
だが、徹底的に訓練された上級兵としての誇りがミネルバに諦める事を許さなかった。
大小様々な蟻の化物が宮殿内を闊歩する様子は、脅威を超えておぞましくすらあった。
突然現れたタームの大群が、一体どこから湧いて出たのかミネルバには見当もつかなかったが
アバロンの兵士や使用人、おそらく市街地の市民も
既に大半がが身体をタームに乗っ取られていたのだろう、応援が来る様子は全くなかった。
ワレンシュタインの様に身体を食い破られた者が多数いるに違いない。
ターム幼生によるアバロン人員への寄生とターム成体による奇襲。
こんなにもあっさりと帝国の拠点が落とされた事にミネルバは屈辱を感じずにはいられなかった。
378 :
肉質餌箱:04/06/29 18:13 ID:QM2iZ+/d
ミネルバの息が急速に荒くなり、脂汗が全身から吹き出す。
防御力を優先したハルモニアスーツは通気性には難があり、
鎧の下に着込んだ強化服は、汗でぐっしょりと蒸れて肌にまとわりついてくる。
痛みと不快感に苛まれながらも、ミネルバは必死に現状の打開策を練るが、
視界を埋め尽くすタームの大群に対抗する手立てが存在するなどとても思えなかった。
武器を携えたタームソルジャー達は次々とミネルバに刃を突き立ててゆく。
ハルモニアスーツの驚異的な防御力を学習したターム達は、正確に関節部の装甲の継ぎ目を狙ってくる。
ミネルバは上半身を巧みに揺らして避けようとするが、そうそう逃げ切れるものではない。
狙いすましたタームの刃がミネルバの両肘を貫くのにそう時間はかからなかった。
「あ゛ぐあぁあぁああ!!」
ミネルバは両肘と片膝を貫かれ、床に磔にされた。そして同時に一つの疑問が浮かんだ。
何故、自分は生かされているのか……?
決して低くは無いタームの闘争力をもってすれば、戦闘不能の人間ひとりを始末するなどたやすいはずだ。
頭部を潰せばすむ事なのに、わざわざ致命傷を避けて鎧の隙間を狙うような真似をするのは何故か。
表情を読み取る事はできないが、いたぶっているようには見えない。
大量出血で朦朧としながらも、ミネルバはタームを睨みつけて必死に威嚇した。
人間の男ならば訳も無く謝ってしまう程のミネルバの睨みだが、蟻への効果は期待はできないだろう。
だが、どうした事かタームの様子に変化が起こった。
それまで、武器を振るっていたタームの集団がピタリと攻撃を止めたのだ。
ミネルバはえもいわれぬ不安に取り付かれた。
よもや、自分の睨みにタームが怯えてくれたなどとは思っていない。
蟻がどんな感情を持ち、何を思って攻撃をやめたのかは想像もつかなかったが、
このまま、解放されるなどという事は決してない。むしろ、もっと他の別の行為が行われるのだ。
怯えるミネルバに一匹のタームソルジャーが近づいていった。
そして筋張った蟲独特の腕を伸ばすと、唯一貫通を免れたミネルバの右脚を掴みぐいと持ち上げた。
379 :
肉質餌箱:04/06/29 18:16 ID:QM2iZ+/d
「なっ……!? 離せ、離せぇぇっ!!!」
脚に力を入れて振り払おうともがいたが、タームの腕力は人間の比ではない。
しかし、傷口が開いて激痛が全身に走ろうとも力を抜くわけにはいかない。
死に物狂いで出来うる限りの抵抗をしなければならないのだ。
なぜならミネルバの頭の中で、これからターム達が何を行うのかある一つの予想が立ってしまったからだ。
片脚を上げて股を開くこの姿勢は、まるで男を誘う下品な娼婦のようであった。
そう、ターム達は自分に欲情しているのではなかろうかとミネルバは考えたのだ。
おぞましい蟻共の慰み物として徹底的に肉体を汚され貶められてから殺される……。
果敢に戦った兵士としてではなく、無惨に犯されたただの女として死ぬ事はとても考えられる事ではない。
この惨事はきっと皇帝陛下が収めてくれるだろう。
だが、その時陵辱された痴体を晒すなどこの上ない屈辱である。
何より、蟻の性欲処理をして死ぬなどあまりに惨めではないか。
しかし、冷静に考えればこのターム達はただの兵隊。生殖能力は無いはずだ。
例えあったとしても人間相手に孕ませる事などできないだろう。
そもそも獣や亜人ならいざしらず、蟻が人間の雌に性欲など抱くはずがない。
そう頭では理解しているはずなのに、おぞましい妄想はますます膨らんでいった。
ミネルバの脚を掴んでいるタームは、姿勢を低くして彼女の股間を覗き込み触角を這わせていた。
股間は、頭部や手足の関節部を除けば装甲の無い数少ない部位である。
強化服ごしに伝わるタームの触角の気色悪い感触がミネルバを震え上がらせる。
色香の欠片もない全身鎧を透かして、
ターム達は自分の蒸れた肉体そして性器を、その複眼で全て見ているのではないかとすら思えた。
不意にタームソルジャーのハサミ型の顎が開いた。
タームに歯は無い。だがその代わりの顎の威力は、手にした武器を振るわれるよりも遥かに脅威である。
タームソルジャーはそのノコギリ状の醜い顎をミネルバの股間に押し付けた。
そして、ミネルバが密着したタームの冷たい身体に身震いした瞬間、
タームは無造作に股間に噛み付き、鎧の下の強化服をミネルバの肉ごと引き裂いた。
380 :
肉質餌箱:04/06/29 18:19 ID:QM2iZ+/d
「ぎゃぎぃいいいいっぃぃぃいいぃいぃいい!!!」
知性の抜け落ちた叫び声とともに、ミネルバは糞尿を派手に漏らし撒き散らした。
どれだけ強い意志を持とうとも、耐えうる痛みというのは限界がある。
股間の肉を噛み千切られる痛みは、とうにその限界を超えていた。
対照的にタームソルジャーは、努めて冷酷にミネルバの股間を繰り返し繰り返し作業の如く噛み切ってゆく。
それは捕食行動ではなかった。
タームは決してミネルバの肉を屠ろうとはせず、淡々と股間を切り裂いていった。
全身を病的に震わせながら、ミネルバは絶叫し続けた。
勢い良く漏れる尿がタームの白い頭部に染みをつくる。
緩んだ肛門からはミネルバの汚物が溢れ、彼女の尻にまみれていった。
ミネルバの厚めの化粧が涙と唾液でぐちゃぐちゃになった頃、タームの作業は完了した。
ミネルバの視点からはうかがう事はできなかったが、強化服の股間部分はズタズタに切り裂かれ、
原型をとどめない性器と排泄器が露出していた。
この時ようやく、ミネルバは自分の予想が大きく外れていた事に気がついた。
やはりターム達は自分に欲情していたわけではなかったのだ。
殺戮でも陵辱でもない。強いて言うならば捕食が最も近かったのだ。
ミネルバは自分が供物にされる事に気がついた。ターム達の統率者、クィーンに捧げられるのだ。
雑種の兵隊蟻と違い、最も偉大な女王蟻は人間しか食さない。
クィーンの食すものに決して先に口はつけず、鮮度を保つため餌は殺さない。疑う余地は無かった。
ミネルバの高潔な誇りは完全に失われた。
自身が死守すべき、偉大なる皇帝の鎮座するアバロンの宮殿内で、
数でおされたとはいえ、下等なタームごときにいいようにあしらわれ醜態を晒し、
あまつさえ自らの血液と排泄物で宮殿を汚してしまうなど、
インペリアルガードどころか帝国兵の風上にもおけぬ愚行だ。
気が狂わんばかりの激痛を股間に感じながら、ミネルバは絶望に打ちひしがれた。
381 :
肉質餌箱:04/06/29 18:22 ID:QM2iZ+/d
タームソルジャーは細く乾いた長い腕を、血と汚物にまみれたミネルバの膣口にあてがうと、
えぐるように腕を膣穴にねじ込んだ。
「ぬがぁあああ!!! ……痛い! ぐうぅぅああ、いだぁぁぁぁぁ! やめろ゛ぉぉぉ!!!」
何かを探るようにタームはミネルバの膣内で縦横無尽に腕を動かす。
鋭利な爪が膣壁を傷つけ、人間の男性器と比べれば数倍の太さの腕が膣口を著しく断裂させた。
半狂乱のミネルバは、背中を仰け反らせて泣き喚いた。
貫かれた肘も膝も、ミネルバが暴れるために傷口がますます広がっていった。
腕がミネルバの子宮口にまで届くと、
タームは器用に腕をひねり周辺の肉をかきむしりながら無理やり子宮を掴み握り締めた。
「まさか……ふざけるなっ! やめ……………………」
肉のひきちぎれる音がした。
タームは鋭利な爪で掴んだミネルバの子宮を力づくで引きずり出した。
「ぎゃぐげぇぇおがぁぁぁあああぁぁぁぁぁ!!!!!」
ヌチヌチと赤黒い粘液が糸をひき、ミネルバの体内から生臭い子宮が摘出された。
そしてすばやく他のタームソルジャーに手渡すと、そのタームは恭しく子宮を抱えながらどこかに去っていった。
クィーンに捧げにゆくのだろう。
ミネルバの膣口はだらしなく開き、体液を垂れ流していた。
女性である事など忘れて任務に臨んでいたはずなのに、女性の象徴である子宮を失い涙がとまらなかった。
だが、兵士としての誇り女性としての喜びを奪われても、ミネルバは不思議と意識は保っていた。
激痛は決して消えたわけではなかったが、どこか遠くに行ってしまったような気がした。
何もかも奪われたミネルバにとって、死は既に恐怖の対象では無くなっていたのだ。
このままゆっくり死のう、そう思った。だが、ターム達はミネルバを安らかに死なせてはくれなかった。
382 :
肉質餌箱:04/06/29 18:24 ID:QM2iZ+/d
視界に映ったのは一本の槍だった。
槍を装備したタームは他にもたくさんいたが、どうしてもその槍だけが妙に目に付いて仕方が無かった。
(あれは何だっただろうか……。私の槍? いや、違う……)
ミネルバの槍は未だに彼女の右腕に握られていた。
肘は貫かれ、出血多量で腕など動かす事は出来なかったが、
インペリアルガードとしての過酷な訓練を受けた彼女は
どれ程の痛みを加えられても決して槍を手離す事は無かったのだ。
子宮をえぐり出せば用無しと言わんばかりに既にターム達はミネルバから離れていた。
大多数は宮殿のさらに奥、宮廷魔術師の詰め所に向かっているようだった。
うら若き宮廷魔術師の獣のような絶叫が聞こえてくる。同じように子宮をえぐられているのだろう。
若い女性の子宮のみを食するとは、クィーンはよほどの美食家のようだ。
宮廷魔術師の安否も気にかかるが、それよりも今はあの槍が何であるかを思い出す事に気が行っていた。
(そうだ……あれは、……ワレンシュタインの……槍……)
それを認識した直後、ミネルバの意識は急速に現実に引き戻されていった。
ろくに会話を交わす事も無かったが、ミネルバはワレンシュタインを信頼していた。
じっと黙して警護を行うのでも、
自分のように厳しい面持ちで威嚇するのではなく、ワレンシュタインは人が安心できる空気を作っていた。
それはインペリアルガードとして、ミネルバがどうしても到達できない境地であった。
尊敬していた。そして、それだけでは言い表せない感情もどこかにあった。
何にせよ、タームにこれ以上ワレンシュタインの槍を握らせておくのは我慢がならなかった。
「それを……離せ、醜い蟻如きが……触れるなっ!!!」
仰向けのまま、首だけを何とかタームの方に向けてミネルバは言い放った。
下級のタームソルジャーごときに人語が理解できるかどうかははなはだ怪しかったが、
他にとる術は全く無かった。
383 :
肉質餌箱:04/06/29 18:26 ID:QM2iZ+/d
ワレンシュタインの槍を携えたタームを中心に近辺のタームが一斉にミネルバの声に反応して振り返った。
相変わらずの無表情にミネルバは戦慄を覚えた。
だが、ターム達は突如それ以上に奇怪な行動を取り始めたのだ。
やおらターム達は密集し始め、触角で互いに触れ合い出した。
ターム達が意思疎通をしているというのは想像に難くなかったが、問題はその内容だ。
しかし、そもそも言葉すら発しないターム達の会話の内容を推測するのは不可能に近い。
すぐにターム達の集会は解散された。
そして、世にもおぞましいタームの集団は4本の後ろ足を忙しそうに動かすと
ミネルバの周りをぐるりと取り囲んだ。
真正面には、槍を携えたターム。間違いなくワレンシュタインの物であった。
「そいつ……を、その槍を……はな…………………………」
子宮をえぐられて息も絶え絶えになりながら放とうとしたミネルバの言葉は遮られた。
正面のタームが、ミネルバの左膝を貫いていた長剣を突然引き抜いたのだ。
ターム達は悶絶し震えるミネルバの両の足首を掴むと天井に向かって左右に広げた。
ズタズタの膣口と汚物まみれの肛門がターム達から丸見えになる。
正面のタームが槍を構えた。
「何を……やめ、ろっ……」
狙いは正確だった。
ワレンシュタインの槍は寸分ずれる事無く、ミネルバの肛門に深々と突き刺さった。
「お゛ぁぁぁああ!!! がひっ、ぐぇぇっ!!! ごぇえええ……あっぎゃぁぁぁあああ!!!」
常軌を逸したミネルバの咆哮が宮殿にこだまする。
槍を携えたタームはミネルバの肛門をかき混ぜるように何度も槍を突き立てた。
一突き一突きが確実にミネルバの臓物を破壊してゆく。
384 :
肉質餌箱:04/06/29 18:30 ID:QM2iZ+/d
それから、ミネルバが絶命するまでは極わずかの時間であったが
拷問と呼ぶ事すら生温いタームの仕打ちは時が止まったかのようにひたすらに長く感じられた。
正面のタームはおもむろにワレンシュタインの槍をミネルバの肛門から引き抜くと、
筋張った腕を血の吹き出る直腸にめり込ませた。肛門の周辺が痛々しく裂傷を起こす。
タームはひとしきりミネルバの体内をまさぐると、
ズタズタの肉片と化していたミネルバの臓物を無造作に掴み、引きずり出した。
腸液と血の混合物が鼻の曲がりそうな異臭を辺りに漂う。
正面のタームは即座にミネルバの臓物片を口に含むと、
強靭な顎でさらに細かい肉片に変え、ジュルジュルとすすりはじめた。
すかさず、他のタームがミネルバの肛門に腕をねじ込み臓物を体内から掴み出す。
我先にとタームの集団は次々にミネルバの股間に腕を挿入し、内臓を食らい体液をすすりあった。
「ぎゃぁああぁぁああああぁぁぁああぁぁぁぁあああ!!!!!!!
早ぐ……はやぐ殺じでぇぇぇ!!! もう、い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
385 :
肉質餌箱:04/06/29 18:32 ID:QM2iZ+/d
再び他のタームにワレンシュタインの槍が掴まれた。穴が一つでは足りないのだ。
ターム達は眼前の人間の雌が死んでしまう前に新鮮な臓物を思う存分漁りたい衝動にかられていた。
子宮を失いポッカリと口を開けるミネルバの膣穴に槍が挿し込まれた。
槍はミネルバの膣奥を一撃で貫通し、中に詰まる臓物への新たな道を開けてくれた。
ターム達は嬉々として第二の穴に腕を突っ込み、内臓をえぐり出した。
生温かいミネルバの体内器官は湯気を放ち、ターム達はわき目も振らずにむしゃぶりつく。
ミネルバはご馳走の詰まった肉質餌箱にすぎなかった。
ミネルバの股間の三つ穴から噴出すどす黒い体液でターム達の顔面はうす汚く染まっている。
肛門と膣穴に巨大蟻のおぞましい腕を突っ込まれて、ミネルバは哭いた。
思えば、ワレンシュタインの槍を見とがめた時に、
何もせずただじっとしていれば命だけは助かっていたかもしれない。
ターム達は子宮を引きずり出し終えたミネルバ自身に興味を失っていたし、
動かないミネルバを死体と認識していたかもしれない。
何も出来ないくせにターム達を挑発しいらぬ食欲に火をつけ、
結局最もむごたらしい方法でじわじわと殺されるはめになるとは、インペリアルガードが聞いてあきれる。
(でも……。ワレンシュタイン、あなたはもっと苦しかったのだろう……。
あなたと同じように、身体の中をかきまわされながら死んでいけるのは幸せなのかもしれないな……)
ふっと意識が遠のいた。
誰かが優しく髪を撫でてくれたような気がした。
すっと通った鼻筋に触れ、頬に手のひらを添えて、唇をこじあけて……。
(えっ!?)
強烈な違和感を感じて目を開けたミネルバの目の前には、
タームの複眼と触角そしてハサミ型の顎がせまっていた。
386 :
肉質餌箱:04/06/29 18:34 ID:QM2iZ+/d
既にタームの鋭利な両腕はミネルバの上顎と下顎をそれぞれ掴んでいた。
人体で最も強い顎の筋肉をもってしても、タームの腕力には遠く及ばない。
口を閉じるどころか、あっさりと顎を外されてしまった。
傍から見れば実に間抜けな顔をしていただろう。
だが、タームは嘲笑もせずにミネルバの口内を覗き込むと強靭なハサミ型の顎を突っ込んだ。
口づけをするように。
「ごぼぇぇええっげぇぇぇえええぇえ!!!」
タームはミネルバの口内で彼女の舌を切り刻んだ。
柔らかな極上の肉片をむさぼり、しとどに吹き出す血液をすすった。
強烈な痛みがミネルバをみたび覚醒させる。血が口内に溜まり、呼吸もままならずミネルバはもがいた。
幸せな夢を見ながら死に逝く事すらターム達は許してくれなかったのだ。
舌を食いちぎってしまうと、
タームはミネルバの外れた顎に腕を突っ込み股間の穴と同じように咽喉から直接体内をまさぐりはじめた。
「げぼっ……ごぶっ、ぐぶっ……」
気管を破壊された直後、ミネルバは全身を痙攣させながら絶命した。
しばらくの間、ターム達はミネルバの穴という穴をまさぐり臓物の味わいを楽しんだ。
汚物も残さず漁り、眼球もえぐられ、頭蓋も割られて脳髄をすすられた。
臓物を失い、入れ物だけになったミネルバにタームの幼生が群がっていった。
皮も肉も骨にいたるまで、ミネルバはタームの餌となった。
腕も脚も残さずたいらげられた。
ターム達が去った後、そこに残ったのは帝国の誇る最強防具ハルモニアスーツと
決して手離す事のなかった槍だけが残った。
傍らに打ち捨てられたワレンシュタインの槍と寄り添うように並んでいた。
387 :
119:04/06/29 18:36 ID:QM2iZ+/d
以上です。
ロマサガ2をプレイした事のない方のために若干の補足をしておきます。ネタバレ含みます。
ゲームの主人公は強大なバレンヌ帝国の皇帝です。
インペリアルガードは皇帝が仲間にできる帝国兵で、
防御力の高い全身鎧を装備し、槍の達人でもあります。
タームと呼ばれる蟻のモンスターは
ロマサガ2の世界の中の「サバンナ」と呼ばれる場所の地下に巣を作っていました。
サバンナには人間も住んでおり、彼らはタームの格好の餌でした。
旅の途中でタームに滅ぼされたサバンナの村の存在を知った皇帝一向は、
タームの巣に乗り込んで女王蟻(クィーン)共々、根絶やしにしてしまいます。
けれど、クィーンは死ぬ間際に皇帝の身体にこっそりと卵を植え付けており、
やがて卵は孵化して新たなクィーンが産まれ、
帝国の拠点アバロンの地下に密かに巣を作り、皇帝への復讐が始まるというストーリーになっています。
このSSは、クィーンによる皇帝への復讐劇の一場面として書きました。
素晴らしい。
食欲旺盛なターム最高。
さすがに虫だけあって情け容赦なく食べますね。
385の後半、現実に引き戻されるクダリはツボです。堪りませぬわ。
最終皇帝(女)モノとか海女モノも読んでみたい気分。
幼女虐めは愉快だぞぉ〜
まず虫を見せると怖がるだろ?
近付けると逃げ出すだろ?
逃げても追いかけるだろ?
逃げられない状況に追い込むだろ?
どうしようも無くなって泣き出すだろ?
それでも、虫を体に付けると狂った様に泣き叫ぶだろ?
さらに虫を追加し続けると壊れはじめちゃうだろ?
口の中に虫を強引につっこむだろ?
発狂、気絶とか本格的にヤバイ状態になるだろ?
もう、最高じゃん w
で、数日後に会いにいくだろ?
俺の顔を見ただけで顔色が真っ青になっちゃうだろ?
虫をチラつかせるだろ?
すると女の子は吐き出しちゃうだろ?
逃げればいいのに恐くて逃げ出せないだろ?
面白すぎる w
>>389 リアルには手を出さないのが俺達の主義た!
それはそうと386>>殿、乙です!
>>389 虫やら蛇で脅すのはアメリカのパルプカストリ誌の日本軍(または中共軍)の定番じゃん。
ナチやソ連軍は拷問道具持ってるのにこの落差がいい!
まぁ、アリだー!の例のアレをここで貼り付けるのも気が引けるんで、素直に386氏GJ!
386?
誰か保管庫作ってくれないかなー
拷問部屋はもう二次創作書く気ないのかね
オリキャラじゃ全く萌えん
ホシュリ
397 :
名無しさん@ピンキー:04/07/09 11:19 ID:Bu73ckDa
保守あげ
急にさびれたな。
六月末の祭りのような喧騒が懐かシイ。
なあに、これが本来のぺえすだよ。
なあ、兄ちゃん、400とってもええのん?
あっ!オレの400だぞ!返せ!
涼しいですね
ほしゅ
猟奇作品を書くには大変なパワーがいるのでつね
サイバーフォーミュラの菅生あすかは需要はありますか?
どんなシーンを交えたら良いですかね?
折角の文明の利器、「じどうしゃ」があるのですから。
両足にロープつけて股裂きでフィニッシュ。
生身で超音速
圧力で全身の骨がひしゃげ、皮がはげ、砕け散り、燃え尽きる
期待しつつ
>>406 古代中国でよくあった「車裂きの刑」みたいだな。
期待age
ガソリンを給油して、イグニッション
ホラー映画で爆裂するまでおねえちゃんに給油するのがあったな。
給油??
ケツにチューブでも挿して流し込んだとか?
ホシュ
415 :
名無しさん@ピンキー:04/07/21 15:13 ID:7FmFD2zk
期待アゲ
観衆の中、適度な速度でマシンに引き摺られるとか?
一周目:服はズタボロ、全裸+擦り傷
二週目:肉が削られ骨露出
ピットイン、投薬・輸血、以降各週毎に延命処置
三週目:コースに赤いラインをひきながら骨が削られていく
四週目:四肢の一部が欠損脱落
五週目:内蔵がはみ出て腸がなびく
何とか生きたままチェッカーフラッグ
ウイニングランに突入(w
って感じでキボン
その速度じゃチェッカーフラッグはもらえないだろうなあ。
・・・先行車がコース上に散らばったブツにスリップして
全部つぶれるというのはあるかもしれんけど。
このスレは、殺人とか痛い系以外はダメなのかな?
女体改造ネタ(壊れ系・四肢切断など)のエロパロのストックを持て余している。
ただし、殺人はないし痛い系でもない。
もちろん鬼畜陵辱投下専用スレも考えてはみた。
だが、あそこでは切断モノや壊れモノはご法度らしい。
正直、困り果てている。
どうか教えて頂けないだろうか。
419 :
名無しさん@ピンキー:04/07/24 00:02 ID:/20O3UUH
あきらかに違うものでなければタブーは無かったと思うが?
案ずるより産むが易し。まず投下してみては?
ここのスレ住人は、ある意味耐性は最強だからねえ。
べたべたの萌え&らぶ系の話でもない限りは、問題ないと思う。
でも、「壊れ系・四股切断」アリで、
殺人なしかつ痛い系でもないってのはどーゆーものなんだろ。
薬とかで感覚遮断した上で、
本人の意識を明瞭にしたまま人体改造を行って、
最終的には精神破壊というパターンかなあ。
なんにせよ、読んでみたいです。はい。
奇態揚げ
名作「キンパツエース」に触発されたガンダム妄想。
「マ・クベ大佐の華麗な冒険」(意味無く長いので少しずつ)
殺人ナシ、痛い系ナシ、拷問ナシ、べたべたの萌え&らぶ系ナシ、
改造アリ、四肢切断アリ、人格崩壊一部アリ、手術一部アリ
おまけに、さしたる中味もない。
しかも稚拙な妄想の常として、なかなか本題に入らない。
登場人物
マ・クベ大佐、ウラガン中尉、 (有)ロイヤル工業の社長 「ミライ」、 「マチルダ」
***************
―サイド3。
月の裏側に位置する巨大コロニー群。
地球から最も遠く離れたコロニーであるためか。
それとも地球の重力から解き放たれたためか。
スペースノイドたちは、この地にまったく新しい文明を創造した。
と同時に、性習慣も地球とはいささか趣が異なるモノが発展。
「一年戦争」戦勝を機に、スペースノイド文明は、
色々な意味で、ますますの逸脱を遂げていった。
UC0081年、
ズムシティ郊外のとある町。
その町は。かつてジオン高度経済成長を支えた町工場(まちこうば)街。
しかし今は、戦勝景気にも乗るコトができず、ただ衰退を続ける斜陽の町だ。
そして、その町工場街のもっとも、狭苦しくて汚い界隈。
廃業した印刷工場と製氷所の間に、有限会社ロイヤル工業の社屋があった。
社屋といっても、作業場と住居を兼ねたプレハブ平屋の薄汚い小工場だ。
屋根はスレート、床はコンクリ。おそらくは掃除が滞りがちなのだろう。
床に溜まった汚水が、ただでさえ小汚い工場にうらぶれた印象を与えていた。
そんな(有)ロイヤル工業の事務所に、すさまじい怒声が響き渡ってからもう30分。
直接怒鳴り込みにきた、クレームの怒声である。
品質に少々難アリなロイヤル工業ではよくあるコト。
やや誇大な広告を出しているコトもあって、消費者が直接怒鳴り込んでくるコトもしばしばだ。
いつもは社長の、口八丁手八丁で、なんとかゴマかし凌いできたロイヤル工業。
だがその日のクレーマーは、いつものクレーマー連中とは勝手がちがっていた。
そのクレーマー二人組みは、実に執拗かつ強圧的。
怒りの声は、ちっとも止みそうに無かった。
「貴様いったい、コレはどういうことだっ!!」
巨体を震わせながら、怒りをあらわにするのは、ひとりのジオン軍将校。
オカッパ頭が暑苦しいウラガン中尉である。
「あいスミマセン…もうしわけございません…ひらにご容赦を…」
「すみませんでは、すまんわーっ!!この馬鹿者がぁーっ!!!」
一方、コメツキバッタのようになって謝罪を繰り返すのは、(有)ロイヤル工業社長(51歳)。
むろん「社長」といっても、社員二名に社長一人の小規模事業所だ。
たった二人の社員にしても、社長の息子(高校中退)とバイト君(自称スタジオミュージシャン)だけ。
「社長」と呼んでくれるのは、このバイト君と
行き着けのスナック「明美」のママ(年齢・自称38歳/推定50歳)ぐらいのモノである。
猛り狂うウラガン中尉と、大汗かいて謝りまくる社長。
その二人のやり取りを、冷ややかに見つめているのは、いかにもアレな感じのジオン軍高級将校。
われらがヒーロー、マ・クベ大佐である。
さすがに町工場のグリス臭が気になるのか、ハンケチで鼻と口をおさえるマ司令。
黙したまま、ただ悠然と椅子に座って交渉のやりとりを見つめるのみ。
だがその鋭い眼光は健在だ。
射るような冷たいマ司令の視線が、小心者の社長を震え上がらせていた。
そんなマ司令の威光を借りるように、ウラガン中尉は 居丈高に大声を上げる。
「だから説明せいと言っておるのだろうーがっ!!
このままでは、ワシもマ司令に申し訳がたたんのだっ!!
だいたい貴様、こんな大それたコトを仕出かして、司令にすまないと思わんのかっ!?
反省が足りんっ!!土下座して謝らんかいっ!!」
ウラガンの徹底した糾弾をまえに、いつものゴマかしテクなど、通用しない。
社長はひたすら謝り続けるばかり。
しかしイイ歳をして、二十も年下のウラガン中尉に罵倒されるのは、やはり辛い。
くわえて弱者には徹底的に強いウラガンだから、容赦というモノがまるでない。
年上だろうが何だろうが、お構いナシだ。
「このウジ虫っ!!無能っ!!バッタ屋っ!!泥棒会社っ!!」
社長の低姿勢に乗じて、ますますエスカレートしていくのは、ウラガン中尉の罵倒攻撃。
口汚い罵り声に耐える社長だが、年甲斐のない涙が目に溜まるのは止められない。
こんな連中にココまで言われても、耐えなければならないこの商売がうらめしい。
(ああ…こんな商売に手を出すんじゃなかった…)
そして社長は心の底から後悔していた。
転業するのではなかったと。
***************
もともと(有)ロイヤル工業の本業はジュース製造業。
たいした技術を要さない代わりに、大して儲からない仕事である。
しかも先行きはどう見てもジリ貧だった。
そこで六人もいた従業員も一人、二人と徐々に減らしてはみた。
ついには中卒の息子と、バイト君だけになってしまったが、
それでも財務状態は一向に改善しなかった。
自分の給料を運転資金に回して、ナントカしのぐような状態。
しかもそんな時に限って、息子が
「トラッカーとして独立したいから、10トン車(ホバートラック)を買ってくれ」
などと、フザケタことをヌカしてくるのだから救われない。
そこで社長が相談にいった先は、ズム市役所三階の「スモールビジネス事業主さん相談窓口」。
これがそもそものマチガイの始まりだった。
「オタク様はモトモト構造不況業種ですから…」
と、役人の応対は、じつに通りイッペンのモノだった。
せっかく用意してきた財務諸表にもほとんど目を通してくれない。
「明るいジオン社会と産業構造転換」というジオン中小企業庁の資料を、延々説明すること十五分、
そのあげくに、「今のうちに廃業したほうがよさそうですね」。
以上終わりである。
もちろん、そんなコトは百も承知の社長だから、食い下がった。
五時の退庁時間を前にソワソワしてきた役人を捕まえて、涙ながらの懇願攻撃だ。
そこで役人がメンド臭そうに提案してきたのが、成長業種への「事業転換」。
ジオンの誇る「娯楽用生体玩具製造業」への全面的な事業転換であった。
<マメ知識 ジオン公国における娯楽用生体玩具産業の発展>
ここで少々説明しておこう。
「娯楽用生体玩具製造業」とは、スペースノイド文化を代表する産業。
地球圏で言うセックスビジネスの一種で、要するに「大人のオモチャ」の製造業である。
案外知られていないコトではあるけれど、ジオンにおいて売春は、厳しく禁止されている。
「我らスペースノイドは、そうした旧人類の汚点を、すべて地球の大地に置いてきた。」
このジオン・ダイクンの理想は、ジオン公国にも継承され現在にいたっている。
まことに不自由で無粋きわまりないこの発想。
そもそもスペースノイドとは、そういう不器用で融通のきかない生き物なのであろう。
とはいっても、スペースノイドも人間である。
パートナーに恵まれない男女は山ほどいるし、気弱童貞君の数もおびただしい。
それにまあ、金を払ってでも下半身の欲求はナントカしたいのが、人情だ
だから「大人の玩具」産業が全盛となるのも、当然の展開であったといえよう。
オナホール、ダッチワイフ、バイブレータ、トビッコなどなど、
ジオンの寂しい夜を慰めてくれる数々のアダルト・ファンタジー。
もちろん科学に優れたジオンだから、単なる塩ビ製品が量産されたワケではなかった。
変なトコロで生真面目で、あんがい凝り性なのが、スペースノイド。
ジオン軍MSの設計思想をみても、このことは明らかといえよう。
そこで成人用玩具産業にも、遺伝子工学ほか様々なハイテクが投入され、
外見上は実物とほとんど変わらない「生体玩具」が開発されたのである。
とりわけ生体ダッチドールは、モノホン女性とほとんど見分けがつかない精巧さ。
この生体ダッチドールは、実女との性生活に恵まれない
寂しいスペースノイドたちの渇きを癒していった。
しかしこの娯楽用生体玩具製造業も、壁にぶつかっていた。
やはり人間の欲望は限りなく、技術には限界というモノがある。
どんなに精巧であったとしても、ダッチドールはダッチドール。
いくらハイテクが投入されてはいても、所詮は作り物に過ぎないのだ。
―人肌の温もりがあっても、動けないのではツマラナイ。
―喘ぎ声が出せても、会話ができないのは、面白くない。
―運動機能付ダッチドールは重すぎる。
―洗浄が面倒。
―体臭がほとんどしない。
―猫耳をつけて欲しい。
いつの時代も顧客というのは、勝手なもの。
とりわけ童貞野郎に限っては、分不相応にクレームが多く、
マニアックに要求水準が高かった。
このハードルをこえるキッカケになったのは、勝利に終わった一年戦争。
戦後復興の名を借りた、地球からの資源収奪が、問題を根本的に解決した。
地球に広く所在する人的資源。
つまりアースノイドの女性が、高機能型ダッチドールの素材となったのである。
もちろん戦後ジオン社会にあって、アースノイド女性に人権はない。
しかしアースノイド女性が相手でも、買春行為は違法なのだ。
けれどもアースノイド女性を、生体ダッチドールに改造する分には、なんら法的制約はなかった。
脳改造を施したアースノイド女性、
すなわち「高機能型ダッチドール」は、話せて、動けるのである。
オマケに「豊かな感情」までが備わっているのだ。
在来型ダッチドールになれたユーザの目からすると、これは画期的な革新だった。
しかもアースノイド女性素材の採用は、生産現場でも大歓迎。
何と言っても、生産工程を著しく簡略化できるのだ。
手間のかかる細胞分裂工程も培養システムも、もはや不要。
素材のアースノイド女性に改造手術を施すだけで、ハイ出来上がり。
バチが当たりそうな簡便さである。
もちろん、いくらアースノイドとはいえ、
女性を生きたまま成人用玩具へと改造してしまうのだ。
生産工程の凄惨さは、筆舌に尽くしがたいモノがあった。
が、スペースノイドたちは、案外そうした残酷さには無頓着。
食品加工の感覚で、淡々と哀れな女性たちを肉玩具へと改造してしまう。
まぁ、このあたりがスペースノイド的「大らかさ」というモノなのであろう。
ともあれ、この「話せて」「動けて」「感情がある」高機能型ダッチドールは大人気。
たちまち、その年の公国ヒット商品ナンバーワンに輝いた。
ここにジオン娯楽用生体玩具製造業の発展は、その最盛期を迎えるところとなったのである。
この業界大発展のオコボレにあずかろうとしたのが、くだんの(有)ロイヤル工業であった。
***************
(ああ…あの頃はうまくいくと思っていたのに…)
社長はため息まじりに回想する。
ジュース製造業のジリ貧から、心機一転のイッパツ逆転を夢みたこの社長。
まずは「ズム信用組合」の担当者に土下座までしてカネを借りた。
だが、まだ足りない。
そこで、ありとあらゆる知人友人親類縁者に頭を下げて歩いた。
しかし世のなか、カネの無心ほど、人から嫌がられるモノはない。
借金行脚は、人間関係を狭めただけで、サッパリうまくいかなかった。
結局は、妻の実家で大風呂敷を広げ、
詐欺同然の話術で、足りない資金を調達するところとなった。
業界が、新規参入にひどく排他的だったのも問題だった。
ギレン総帥の民活導入・自由競争政策がいきわったかに見えるジオンの経済社会。
だが裏街道的な業界の常として、生体玩具業界もまた、ひどく排他的だった。
既存の生体玩具製造業者層が、問屋化して流通をガッチリ支配。
ジオン固有の長期相対取引慣行を盾に、新規参入を拒むのである。
いっそ、ジオン公正取引委員会にチクってやろうかとも思った社長。
だがこの既存業者たちのボス連は、同業組合を設立して、その幹部に納まっているのだ。
まともに相手して、勝てる相手ではない。
ココはオトナの器量で、グっとガマンである。
そこで、残り少ない金と人脈を全力投入。
なかでもズム市役所中小企業掛に、工業高校時代の同窓生がいたのが、大きかった。
51歳で主事だから無能役人の典型ではあるけれど、やはり腐っても監督官庁の役人だ。
組合のボス連程度には、それなりに顔が利く。
おかげで、どうにかこうにか「ズム生体玩具製造事業者同業組合」に加入することが出来た。
法外に高額な「技術講習費」を払って、組合の「指導センター」からの技術指導も受けた。
監督官庁たる地元の市役所・警察・保健指導センター担当課への接待や付け届も欠かさなかった。
ジュース工場から、女体生体ダッチドール化改造工場へ。
その道筋は、やはり並大抵のモノではなかった。
けれどもとりあえず、業種転換には見事成功したのである。
社長の町工場主ならではのド根性が不可能を可能にしたとも観察できる。
だが、この偉業の達成は、社長の力だけに帰せられるべきものではなかろう。
やはり、恐るべきはジオンの底力、といわざるを得まい。
卓越した軍事力、科学力を有するジオン。
中小企業政策でも、ジオンは連邦をはるかに凌駕していたのであった。
***************
「オイ社長、聞いておるのかっ!!」
ドンと乱暴に机を叩く音が、社長を現実に引き戻した。
みればウラガン中尉は、一冊の雑誌を机に叩きつけていた。
その雑誌の名は「奇耽派SM倶楽部通信」。
マ・クベがウラガン名義で定期購読している、マニア向け月刊誌である。
ウラガン中尉が指し示す先は、モノクロのいかにも安い広告頁。
(有)ロイヤル製造が、というか社長が広告枠を購入した頁である。
<制服フェチの貴兄にオススメの連邦軍女将校シリーズ
高級ダッチドール・ ミ ラ イ 少 尉 >
モノクロ印刷ではある。
だが写真に写ったミライの姿はなんとも、凛々しく魅力的だった。
颯爽とした制服姿に、母性を感じさせる豊満な肉体は、なんとも猥褻なアンビバレント。
ストッキングのムチムチ加減には、オトコのフェチ心を、すぐれてくすぐるモノがある。
宣伝文句もまた、ふるっていた。
<大好評の連邦軍女将校シリーズに新製品登場!!
高級ダッチドール<<ミライ・ヤシマ少尉。>>
あのWB部隊で活躍した女将校が、いま貴兄のお手元に!!
最強ジオン軍のハイテク技術によって、人間時代そのままに、
話せます!!、動きます!!、感じます!!、悶えます!!、泣きます!!
寝ているだけのダッチよ、さようなら!! 無口なダッチはゴミ箱へ!!
ここまで実女を再現できるのは、弊社の最新技術のみ。
従順で感情豊か。しかもすべては貴兄の命令どおり。
スリーホール全てが使用可能。
まとわりつくような肉壁と鍛え抜かれた締まり具合に、貴兄はもうウハウハです。
また舌使い唇使いは、弊社最高の出来で、まさに絶品そのもの。
この最新オーラルシステムは、弊社独自の技術です(現在特許申請中)。
この美しくも生意気な連邦軍女将校を、どう料理するかは貴兄しだいです。
しかも、自殺衝動ナシ、反抗心ゼロ。
完璧にプログラムを施してありますので、ストレスなく安全確実に動作します。
今なら連邦軍制服上下と制帽に、ブーツまでセットにした特別御奉仕価格で…>
見るからに怪しげな宣伝文句。
いわゆる「パチモノ広告」の典型で、これで信じるほうがバカである。
が、さすがはジオン突撃機動軍の誇るマ・クベ司令。
このパチモン広告に、みごと引っかかってしまったのである。
戦術指揮官としても、マニアとしても、マ司令の判断能力には、やはりどこかしら、問題があるようだ。
とはいっても、今回の判断ミスには、同情すべき点もある。
何と言っても、<ミライ少尉ドール>の原素材は、ミライ・ヤシマ少尉。
ミライ・ヤシマといえば、あの憎きWB部隊の女将校だ。
テキサスで、オデッサで、中央アジアの資源採掘基地でと、
何度となくマ・クベをピンチにおとしいれた「ホワイトベース」の操舵士官。
生体ダッチに転落した仇敵を、思う存分嬲り尽くしたいと思うのも、人情であろう。
ああ、あのマ・クベ大佐も、やはり人の子であった。
さっそく契約手続きを終えると、マ・クベはワクワクしながら、商品の到着を待った。
納品を待つ間、マ・クベの脳内に展開されたのは、いかにも童貞らしい、自由で豊かな想像空間。
―まずは、自分の背中をブーツで踏みにじらせ、次に顔の上に座わらせる…。
―顔で感じる豊満な尻の感触を楽しみ尽くしたあとは、攻守を代える…。
―発射の順番は、バックからまずアナル、続いてマ○コ、フィニッシュは口内発射が望ましい…。
―いや、とりあえずは蒸れたストッキングによる足コキが、風雅の嗜みというものか…。
あんなコトもしたいし、こんなコトもさせてみたい。
ああでも無い、こうでも無いと、事前のプレイ・シュミレーションに余念が無いマ・クベだった。
けれども、そんな楽しい空想を楽しめたのも、商品が自宅に届くまでのこと。
梱包をといたその瞬間、マ司令の夢や期待といったモノの全ては、
ガラガラと音を立てて崩れていったのであった。
***************
思い出すだけで苦しくなるような、この辛酸。
人一倍プライドの高いマ・クベのことだから、屈辱感も人一倍だ。
持って行きようのない、この怒り。
期待が大きかった分だけ、こみあげる怒りも大きかった。
商品到着のその日まで、ワクワクしながら待っていた自分が、ひどく愚かに思えてならなかった。
癪なことに、クーリングオフもできない。
自宅でジックリ考える時間をもてるのが、通信販売。
だがジオンの誇る消費者保護法制が目のカタキにするのは、あくまで訪問販売や電話勧誘販売だ。
通販業者には、クーリングオフ規定は、義務化されていないのである。
だがどうにも憤懣やるせないマ司令。
そこで副官のウラガン中尉を帯同させ、さっそく製造元の(有)ロイヤル工業に怒鳴り込んではみた。
が、来て見れば、そこはうすら寂しい町工場。
―自分はこんな町工場のオヤジに騙されたのか…。
よほど悔しかったのだろう。
手慰みにと持参した壷を拭く手にも、自然と力が入ってしまう。
マ・クベ司令の怒りは高まるばかりで、いっこうに収まる気配すらみせなかった。
こみ上げてくるようなマ・クベの怒りを背中に感じたのは、ウラガン中尉。
さすがは副官だ。
基本的に無能ではあるけれど、上司の意を汲む能力だけは格別である。
ウラガン中尉は、さらに怒声をあげて、社長を怯えさせた。
「なんだ、この誇大広告は!!
宣伝に偽りありとは、まさにこのコトだっ!!」
「すみません!!すみません!!
でも…いちおう弊社としては…広告は全ジ生玩連(※)の自主規制ガイドラインに則って…」
(※全ジオン生体玩具製造事業者同業組合連合会の略称。
要は全国規模の業界団体である。
しかも任意団体ではなく、なんと国の認可をうけた公益法人。
ここからもジオンにおける生玩具産業の重要性が、うかがいしれよう。)
このロイヤル工業のインチキ広告。
実は業界のガイドラインになんら反するものではなかった。
もちろん全ジ生玩連は、かなり前から厳密な広告自主規制要綱を整備していた。
例えば「高機能型ダッチドール」。
宣伝文句に使うには、人間素材、IQ90以上、四肢欠損なし、組合認定純正部品のみ使用など
厳しい諸要件に加えて、組合共同検査通過証が付されなければならないのだ。
これは、高価格・高品質戦略をとる先行メーカーによる、低価格・低級品対策。
後発メーカーの参入による粗製濫造品の流通と誇大広告を、防ぐための措置であった。
だが後発メーカーもさるモノで、巧みに広告規制の抜け道を探し出してしまう。
<ミライ少尉>の場合、「高機能型ダッチドール」とは宣伝文句のどこにも書かれていない。
ただ「高級ダッチ・ドール」としてあるのみである。
これは一種の錯覚商法。
とはいえ、技術力の無い後発メーカーなら、どこでもやっているコトであった。
―お客さん、よく広告の文章みてよぉ〜、
―ドコにも<高機能型ダッチドール>なんて書いてないでしょ〜
いつもはこうやって、クレーマーを撃退してきたロイヤル工業。
なるほど、キモ童貞野郎相手には、効果的だった。
だが今回ばかりは相手が悪い。
マ・クベ司令にウラガン中尉。
南極条約すら通用しない連中なのだから、そんな理屈が通じるハズもない。
むしろ、下手な理屈は火に油。
シドロモドロに弁解する社長に、ウラガン中尉の怒号が飛んだ。
「貴様、泥棒会社のクセしてまだ言うかっ!!」
かなり鬱積するモノがあったのだろう。
今まで黙っていたマ・クベも、ようやく口を開いた。
「ウラガン、あのモノをここに。」
ウラガン中尉が運んできたのは、「健康器具在中」とシールされた頑丈な箱。
縦横1メートル程度で、いかにも重そうだ。
もはや説明は不要であろう、この箱は<ミライ少尉ドール>が梱包されていたパッケージである。
マ司令はここで、はじめて社長にむかって、冷たい声を投げかけた。
「貴様ここに至っても、まだノラリクラリを繰る返しておるようだな…。
よかろう、自社製品の実態をその目で見るがいい。」
指示をうけたウラガン中尉が、苦々しげに箱を蹴りつけた。
甘い梱包だから、すぐにフタが開く。
どさっ。
箱から転がり出てきたのは、女性のカタチをした一つの肉塊。
首はついているものの、手足はない。
その肉塊は、ほんの数ヶ月前まで、ミライ・ヤシマ少尉と呼ばれていたモノ。
「人的資源」としてジオンに接収された、ミライの変わり果てた姿。
より正確に言えば、ミライを生体素材として作られた<ミライ・ヤシマ少尉ドール>である。
ミライ・ヤシマと言えば、上流の出。
本来ならば、花も実もある人生を謳歌するはずだった、財閥の令嬢だ。
それが、いまや哀れな生体ダッチ。
いちおう生体玩具だから、生きていることは生きている。
だが手術で脳の一部を切除されたうえ、四肢を切断された生体マシンと化しているのだ。
外見上は分からないが、断種のために、子宮や卵管などの生殖器の大部分も奪われていた。
だから、もはや女性であるとも言い難い。
いや、人間と呼ぶべき存在であるかどうか、
それすらも、ココまで改造されてしまえば疑わしい。
おそらくは、ほかにも色々と、取り返しのつかない改造を施されているのだろう。
ともあれ、サイド7に始まったヤシマ財閥令嬢の「大冒険」は、実に残酷なカタチで、その終りを迎えたのである。
それも、(有)ロイヤル工業の生体ダッチ製造加工機(中古買取品)の中で。
まさに無残、としか言うほかない。
しかもこの<ミライ少尉ドール>、悪趣味エロ本の安広告にでているぐらいだ。
ダッチドールとしての「品質」は、推して知るべし、といったトコロ。
よく言えば、低価格商品。
悪く言えば粗製濫造のパチモノ商品だ。
少なくとも、あのマ・クベの趣味に適合的とは言い難い。
確かに、粗製濫造品ではある。
だが<ミライ少尉ドール>は、とりあえず機能していた。
宣伝文句どおり、一応動くことは、動くのである。
切断された四肢の残骸を器用に使って、ズルズルと箱から這い出てきた<ミライ少尉ドール>。
目で男性の存在を認識すると、さっそく音声機能が作動した。
「ガハァ…アガアガ…ミ…ミライ…少尉…です…グガガ…。
ご…ご主人…様…お風呂に…なさいますか…ゲガガ…
それ…とも…即尺…即ベッドに…なさいますか…アガガァ…」
あまりに、たどたどしく、いたましいようなソープ口上。
もし「人」ならば、役場から障害一級認定をもらえることは、確実だ。
ともあれ、まるでソープのようなこの口上。
同様のフレーズが三つ四つに、あとは喘ぎ声が数バージョン。
<ミライ少尉ドール>の「音声機能」はそれだけである。
だがそれだけでも、今のミライの言語中枢には、精一杯。
それほどまでに、ロボトミ手術でうけた損傷は大きかったのだ。
むろん一度破壊された脳機能は、二度と元には戻らない。
あの厳しいようで優しいようなミライの声を聞くことは、もうないのである。
きっと顔面神経系統も損傷しているのだろう。
声を出すたびに、妙に歪んでしまう口元が、なんとも不気味であった。
「なにが高機能型ダッチだっ!!何が会話機能だ!!何が動きますだっ!!
これでは、ほとんど人工デク人形であろうがっ!!
イヤ、それより悪い!!単なるバケモノではないか!!
だいたい、このセット品のブーツ、脚が無いのに、どう使えというのだっ!!」
マ・クベの怒りを代弁するように、恐ろしい剣幕でまくしたてるウラガン中尉。
確かに、さすがの社長もこれには一言もない。
自社製品とはいえ、
いや自社製品だからこそ、
誇大広告のインチキ商品を目の当たりにするのは、なんともバツが悪かった。
居直るのも一つの手だったのかもしれない。
完全な悪徳業者にもなりきれないのが、社長だ。
とうぜん言葉に詰まってしまう。
社長は、とりあえずジョークでゴマかそうとした。
が、これはいささかタイミングが悪かった。
「足なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんの…」
これは、かのア・バオア・クー決戦で有名な、シャア搭乗ジオングの活躍に、引っ掛けたネタ。
だが途中で、社長の言葉は宙に浮いた。
暗い憤激の炎をたたえたマ司令の目つきに、おもわず言葉が途切れたのだ。
次の瞬間、ウラガン中尉が投げつけてきた連邦軍ブーツ(女性将校用)が、社長の顔を直撃した。
これは、まさに上意下達の阿吽の呼吸。
床に倒れ伏した社長を見下ろしながら、ウラガン中尉は冷たく言い放った。
「マ司令のご乗機はギャンだ。
下品なジオングとは、比ぶるべくもないほど優秀な機体だ。
むろん足はついているし、外す予定も無い。
下賎な者の乗る下賎な機体との比較は、まことにもって不適切。
よく覚えておくコトだな。」
注目すべきは、あのシャアの名前を出さないトコロ。
マ司令の心中を配慮した巧みな気配りである。
ここに、ウラガン中尉の副官としての優秀さがあるといえよう。
***************
ようやく、床から立ち上がった社長。
鼻血を流しながらも、お愛想笑いを忘れないのは良い傾向。
スペースノイド小工場主として、分相応な態度である。
だが心の中では、悔しさでイッパイだった。
―好きでデク人形ダッチを作っているんじゃない。
―ウチに技術が無いのは百も承知だ。
―パチモノ商品で時間とカネを稼ぎ、少しづつ技術力を向上させるのが、商売ってモンだろ。
出来ることなら、声を大にして叫びたい社長だった。
が、ウラガン中尉やマ司令にそんな反抗心をみせるコトなど、できるわけが無い。
あきらめの境地で、久々に再開した<ミライ少尉ドール>に、社長はふと視線をむけた。
みれば、どうやら<ミライ少尉ドール>の方も社長の存在に気がついたらしい。
何か訴えかけたいようで、盛んに音声を発するが、声にならない。
「ウガガア…ガガガァ…ウガガガ…ガハァアア…。」
いちおう感情は残っているはず。
ただし<ミライ少尉ドール>の感情を読み取ることは不可能だ。
言語機能は著しく低下している。
顔面神経系統の損傷で、意のままに表情をつくることも、ほとんど出来ない。
意味不明の音声をガアガアと喚きたてるのが、関の山だ。
この光景を目にして、さすがの社長もミライを気の毒に思った。
(すまんなぁ…俺にもう少し技術があれば、お前も立派な高機能型ダッチになれたのに…)
いつも「もう少し」ばかりなのが、社長の人生。
「もう少し時間があれば」「もう少しカネがあれば」「もう少し運があれば」「もう少し技術があれば」
中学時代の試験勉強から、事業経営にいたるまで、
いつになってもこの調子だからダメなのだ。
自分に言い訳上手なこの社長。
まさにスペースノイド「負け組」の典型である。
つづく。
つかチト休憩。
オモロイ。
頑張れ社長。
社長が他人に思えん……
乙です。
社長ガンガレ!!!
iNFFoW6Eだが、続けてよろしいか?
若干時間をおく所存だが。
藤子系パロ 第1部 カンタベリー物語
野々花みよ子がキテレツの家から自宅に帰るとき、
豪雨が降った。みよ子は家に着いた。居間には知り合いの
浦見魔太郎がいた。
「あれ、ママは?」
「んっ?買い物に出かけているから、まっていろって
そういわれた」
「ふーん」
「みよちゃんは何していたの?デート」
「違うよ!キテレツくんと勉強していたの!」
「へぇみよちゃんにも恋人がいるんだ」
みよ子は雨に濡れたのでシャワーを浴びることにした。
その後、みよ子はシャワーを浴び、バスタオルを巻いて脱衣所に
でた。そこに魔太郎がいた。魔太郎はみよ子を押し倒した。
「ぼく、みよちゃんのシャワーを覗いていたら、我慢できなくなったんだ
一回やらせてくれよ!」
みよ子は必死に抵抗した。相手は中学生、小学生のみよ子にはかなわなかった
バスタオルを脱がされ居間の床に押さえつけられた。
魔太郎はみよ子のアソコを指でいじくったり、乳首を舐めたりしていた。
「やめて!魔太郎のお兄ちゃん!」
必死に抵抗するまもなく、魔太郎はチンチンをジーパンの
チャックから取り出した。
「やめて!やめて!!」
「うるさい!」
魔太郎はみよ子は顔をパンチで殴った。そして殴り続けた。
みよ子の鼻から血が出ていた。そして魔太郎はチンチンを
アソコに突き刺した。処女膜が破け出血した。
「いやああああ!痛い!痛いよ!」
チンチンが激しく抜き差しされるたび、血が噴出してきた。
「痛い!裂けて血が出てるよ!」
魔太郎は激しく腰を振り続けた。
「そろそろいくよ!中に出すからね。」
中に出すと言われてみよ子は激しく抵抗した。
「やめて!妊娠しちゃう!赤ちゃん出来ちゃう!」
ペニスは宮の入り口まで届いて大量の精液が子宮の奥の壁を
直撃した。精液はすぐに子宮を満タンににしその入りきらなかっ
た精液はアソコの外に溢れ出した。
「ひどい・・・、あんた最低よ!人間のクズだわ!」
「なんだって!僕が最低だって!もういっぺん言って見ろ!」
魔太郎は切れて、居間の台にあった、カッターナイフを取って
きた。みよ子の右の瞼を指で押さえつけ、カッターナイフを
近づける。
「いやっ!やめて!やめて!キャアアアアア!」
カッターの先端がみよ子の眼球に突き刺さる、魔太郎は左の瞼を
押さえつけた。そして同じようにやる。
「ひっ、やめて!イヤアアアアアア!」
みよ子の目の前がまっくらで何も見えなくなってしまった。
魔太郎は台所に行き、電気包丁を取って来た。
ギィィィィィィィ!電気包丁がうなる。
「ウソ!冗談よね?」
ギュィィィィィィ!グチャグチャ!電気包丁がみよ子の右腕を
切り裂き始める。グチャグチャ、血が噴出した。
「ギャャャャャャャャ!ガウァ!ガァ!ガァ!」
ついにみよ子の顎が外れた。顔は涙・鼻水・鼻血・唾液でたれていた。
今度は左腕を切り始めた。
「ギャアアアアア!ガウァアアアア!」
みよ子の悲痛な断末魔が響いた。
450 :
カンタベリー物語:04/07/26 12:08 ID:XTJ+mRev
両手足を切断。まるでダルマだった。
「さて、最後のメインデッシュだ」
魔太郎はニヤリと笑っていった。魔太郎は
刺身包丁をみよ子の腹に向ける。
「やめて・・・ください・・・。こ・・れ・・・以上・・・・酷いこと・・・しないで・・・」
みよ子は命乞いをする。魔太郎は
「おいおい、さっき強気だったのに、命乞いか?泣けるぜ」
刺身包丁の先端がみよ子の腹辺りに当てられた、そして力がこもり
刃が肌を突き破って食い込む。血が大量に出る。
「イヤアアアアアア!」
刺身包丁は下半身まで一気に下ろされた。みよ子の腹は裂けた。
魔太郎は力ずくで内臓や腸を引っ張り出す。
「ぎっ、ぎっ、ぎっ!ヤメ、テッ、ギャアアア!」
そして内臓や腸などが刺身包丁で切られ、外に出されていく、
みよ子の口から血があふれてきて出てきた。肝臓を取り出し、魔太郎は
みよ子の口にねじ込む。
「レバーは美味いんだぜ、ちゃんと食べろよ」
「むぐっ、ぐぐぅっ」
肝臓を口の中に押し込まれ、悲鳴を上げるみよ子。数分後、喉にこくん
とき肉塊を飲み込んだ。そして吐き出した。
うぇっ、えっ、うえぇっ」
みよ子は嘔吐した、口の中から胃液も吐き出した。
「ごろじでぇっ、らぐにじでぇっ」
「じゃあな、僕は家に帰るから」
魔太郎は家から出て行った
「ぞんな、だずげでぇ、ギデレズ、ゴロじゃん、ブダゴディダ・・・・」
血を吐くような叫びをあげて、みよ子が苦痛に身悶える。
次の日、「小学生、無残、家で惨殺される」
と新聞で書かれた、まだ犯人は捕まっていない。
終わり
藤子系パロ 第2部 テオレマ
野比のび太は学校から帰る途中、しずかちゃんの裸の
ことばかり考えていた。あのこといっぱつやりたいな〜
みたいな感じた。そのとき、ひらめいた、姿を隠して
しずかちゃんの裸かオナニーの写真を撮ればいいんだ。
単純な作戦だった。次の日、
「し〜ずかちゃん」
「なに?のび太さん」
「今日、しずかちゃんちに来ていい」
「いいわよ」
「そう、グフフフフフ」
のび太はニヤリと笑った。
ありそうでなかったな…盲点だったよ
>>422 まさかこのスレで笑うことがあるとは思わなかった。
・・・でもサラリーマンの身にしてみれば社長が他人事とは思えなくて
鬼畜どころじゃなかったりして。
>>447 このネタで来るとは想像してなかった・・・
ガンダムエロパロ 豚小屋
ビシィ!ビシィ!!ビシィィィ!
「ヒィィィィ!ギャアアアアアア!ヒィィィィ!」
「これでもか!これでもか!この豚!」
ブライト・ノアは開脚状態で逆さ吊りにしたフレイ・アルスターを
ムチでひったたいていた。ドアのところでニヤニヤとカイ・シデンは
笑いながら見ている。フレイの肌は血のようにはれ上がっていた。
フレイは捕虜殺害未遂と間接的に避難民虐殺と核でボアズ破壊の
手を貸したの罪で検事ブライト・ノアに尋問されていた。
ムチでフレイのアソコを直接たたき始めた。
「ギャアアアア!」
それは数十回続き、フレイは失禁した。
「ちっションベン漏らしやがって、カイ、降ろせ」
「はいはいブライトさん〜」
助手のカイが宙吊りのフレイを降ろす。ブライトはポリタンクを取って来て
フレイのアソコにかけた。それはガソリンだ。かけ終わった後、ブライトは
マッチに火をつけフレイのアソコにつける。フレイのアソコは真っ赤に燃えた
「ギャアアアアア!アガアアアアアア!」
フレイの悲鳴とアソコの毛と肉の焼けた匂いが漂った。
フレイは白目を剥き、鼻水、涙、それどころか今のショックで
ウンコまで漏らしてしまった。ブライトは舌打ちをした。
ブライトの父親はジョージ・アルスターのあくどい手で自分の
会社をのっとられたのだ。復讐に燃えて当然だ。カイはスタンガン
を取り出した、それをフレイの肌に当てた
「ギャアアアアアア!」
ブライトはフレイの赤毛を鷲づかみした。フレイは小さな声で言う
「ブライト・・・様・・・許して」
「許してだぁ〜?」
カイはフレイのアナルに爆竹4個を突っ込んだ。
「ブライトさん!準備いいぜ」
カイは導火線に火をつける、ジュュュュュ!パアァ!パパァ!
「ギャアアアアアアア!鬼!悪魔!」
カイはニヤニヤ笑っていた。そしてフレイはぶっ倒れた、口から泡が
出ている。カイは再びスタンガンをフレイの肌に当てた
「ギャアアアアアア!」
ブライトはフレイの毛を鷲づかみして
「おい!フレイ、自分の出したクソを始末しろ!」
フレイは自分の出したウンコのところに座り込んだ。
「フレイ!判ってんのか!自分の出したクソを今すぐ食え!」
「そそそん・・・そんなの出来るわけないじゃない・・・」
カイはニヤニヤ笑ってスタンガンをバチバチ鳴らす。
フレイは恐れてウンコを食い始める、顔はウンコで汚れた。
そして泣きじゃくるフレイ。
「うっうううう・・・」
あまりの吐き気にゲロを吐き出した。
「それも食えよ」
フレイは自分のゲロとウンコを食べる。涙と鼻水をたらしながら
ドアを開けて兵士がやって来た。ブライトに耳打ちをする。
ブライトはフレイに首輪をつけて、四つんばいにして歩かせた。
フレイは恥ずかしさで真っ赤だ。
ある部屋に着くと、カイはコカイン99%の入った注射器をフレイの
腕に刺した。部屋に入った食台の上には大きな生きた犬が寝ていた。
フレイは地面にあったナイフを広い、食台の上に上がった。
さっそく生きた犬の腹を裂き、内臓、腸などを食べ始める。そして切り裂く
大量の血が流れ、はらわたが流れ出す。フレイはそのはらわたを生のまま
食いはじめた。それをむさぼる。食べることに必死だった。彼女はわれに
帰った、それは犬でなくファ・ユイリィだった、フレイはファのはらわたを
食べていたのだった。
ファは痙攣しながら、フレイを睨んだ
「あんた、自分が腹減っていたら、人を食うのね
この人でなし!」
フレイはそれをいわれてカッと来た、フレイは再びナイフで
ファを突き刺した、そしてまたはらわたを食い始めた、ファの
肉片はフレイの胃袋に入っていった。ファは死に顔は怒りにみちた
物だった。
数日後、裁判が行われた。判決は死刑だった。
次の日、キラが面会に来た
「キラ・・・」
「フレイ・・・僕たちは終ったんだ、僕にはラクスがいる、さっさと
死んでくれないかな?そしたら、邪魔に君がいなくてすむから」
フレイはキラの一言が原因で精神崩壊してしまった。
そして死刑執行日がやってきた・・・
>>454 同じく
鬼畜なはずなのに、社長が他人事に思えなくて、
心にブルースが流れた。
>>441の
>いつも「もう少し」ばかりなのが、社長の人生。
>「もう少し時間があれば」「もう少しカネがあれば」「もう少し運があれば」「もう少し技術があれば」
>中学時代の試験勉強から、事業経営にいたるまで、
>いつになってもこの調子だからダメなのだ。
>自分に言い訳上手なこの社長。
この箇所に涙。
身につまされます。
>>455 SEEDの世界なのにブライトとカイが!
>455
コンクリ事件かと思ったよ
人は食わんかったが
アレのほうがもっと非道い事してたらしいね(鬱
二次元フィクションの猟奇は大好きだけど
リアルでDQNがやると鬱だ
>>455 乙、結構良かった。
でも、この内容ならできればSEEDキャラだけの方が良かったような気も。
後、壊れた瞬間と、その後をもうちょっと書いて欲しかった。
ついにフレイ・アルスター処刑日がやってきました。
フレイの髪の毛は赤毛だったのが、恐怖のあまり、白髪に
なっていた。
「た・・たす・・・けて・・・こ・・・ろ・・・さな・・・い・・・で・・」
フレイはザフト兵に引きづられ、処刑台のところまで連れて
いかれた。処刑場にはボアズで家族を失った遺族とかが
いっぱいだ。処刑人が青竜刀でフレイの腹を裂く。
「ぐぅぅ・・・ぐぁ・・ああああ」
フレイのはらわたがドロドロと出てきた。フレイは必死に
はらわたをかき集めようとする。
後ろからカイがナイフでフレイの延髄を切り裂く。
「ああああ・・・」
口をパクパクしながら痙攣するフレイ。死体は見物人に
放り込まれる。見物人は木刀や金属バット、ノコギリ、ハンマー
でフレイの死体をたたき続けた。頭蓋骨が割れたり、目が
飛び出ていたりしていた。
フレイ・アルスターはC.Eで人を多く死なせた悪女として名を残したのだった。
終わり
ガンダムエロパロ 愛人関係
連邦軍がオーブを占領して2日が経過した。
オーブ市民は強制収容所に入れられ、強制労働させられた。
そしてオーブにすむ、コーディは毒ガス室送りに・・・とにかく
もう地獄すっよ(byカズィ・バスカーク)。
そのころ、ムルタ・アズラエルは自分の別荘にいた。ドアがノックする。
「失礼します」
部下が挨拶する。そして隣には
「これは、これは、やっと見つけましたよ、アイナ・サハリン」
手錠をかけられたアイナがいた、彼女はアズラエルに無理やり妻にされる
のがいやで、オーブに逃げていた。
「これはどういうことなの!あなたはこんなことをしていいのですか!」
「はぁ?僕はあなたを愛しているのだよ、」
「わたしはあなたを愛していません!」
アズラエルはニヤリと笑った、
「それならば最初から教育を施すしかないですねぇ」
アズラエルは地下室にアイナを連れて行った。
「くっくっくっさっさと「僕を愛しています」といわないと
ひどい目にあいますよ」
アズラエルは言う。
「あなたなんて嫌いです!」
アイナは否定する。
「なら仕方ないですねぇ」
アズラエルは真っ赤に焼け、輝くような光を放つ鉄棒を
手に取る。アイナの太股の辺りへと、焼きゴテを押し当てた。
ジュウウウウウウゥゥッ!
「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!」
そして腹や太股の辺りを狙い、焼きゴテが押し当てられる。
「た、助け、ウギャアアアアアアアアア!」
「い、嫌、ヒギャアアアアアアアアア!」
焼きゴテの拷問が終わり、腹から足に かけて醜い火傷の跡が
覆われた。匂いは肉の焼ける匂いだった。
アズラエルは拷問をやめる。
「いいですか?「僕を愛しています」といえば苦しまずに住むんですよ」
アイナは口をパクパクさせながら
「あい・・・・して・・・あ・・・たの・・・こと・・・あ・・い・・・て・・・」
小さな声でアズラエルに告白するアイナ・・・
「でもそのこくはうそ臭いですねぇ」
アズラエルは電動ドリルを手に取った。
先端のドリルが 三つ付いたそれを目にして僅かに顔を強張らせた。
「う・・そ・・・あ・・たを・・あ・・・して・・・る・・・いっ・・・のに・・・」
アイナは小さな声で言う。ドリルのスイッチを入れる。ドリルが回転する。
その先端をアイナの二つの膨らみの谷間へと押し当てる。ギュイイイイン
「アギャギャギャギャギャギャギャギャアアアアアアアア!」
回転するドリルが肌を突き破り、鮮血を撒き散らした。ドリルに刻まれた溝が
アイナの肉を掻き回しる。激痛に大きく目を見開き、絶叫を上げるアイナに
アズラエルは再び焼きゴテを手にした。 ジュウウウウウウウウウウウウ
「ヒギャッ!ヒャギャギャギャギャッ、グギャギャギャギャギャギャッ!」
腹の辺りへと再び焼きゴテを押し当てられ、更に絶叫する。ドリルで抉られている
傷から溢れる鮮血がアイナの体の上を伝い、焼きゴテに触れて白煙を上げた。
ギュルルルルルルルルルル!ジュウウウウウウウウウウ!
「アギャギャギャギャッ、ウギャギャッ、ギャアアアアアアアアアア!」
胸をドリルで抉られ、焼きゴテを押し当てられ・・・アイナの絶叫。
「ウギャッ、ギャッ、ギャアアアアアアアア!ビギャアアアアアア!」
ひくひくとアイナは身体を痙攣させた。半開きになった口からうつろな笑いが漏れる。
「あは、あはははは」
アイナはあまりの拷問の末、発狂してしまった
「どうやら壊れてしまったようですねぇ」
アズラエルはにやりと笑う。狂気じみた笑いを
上げるアイナ。
「どうです?僕の妻になりませんか?」
「ひ、ひひひ、ひはは、ひ、はははは」
ぱくぱくと口を開閉させ、よだれをたれ流すアイナに
アズラエルが問いかける、既に心が壊れてしまった彼女は
何も答えない。アズラエルは拳銃を取り出した
「しかたない、あなたには死んでもらいましょう」
バーン!
アイナの頭はザクロのようになり、脳みそが丸見えだった。
死体はコンクリート漬けにして海に捨てた。
終わり
469 :
名無しさん@ピンキー:04/07/31 23:45 ID:j9oXYGGj
乙です!ここで軽く読めるSSが見れるとは
でも、濃いのも読みたいと言ってみる
>>442 面白すぎる。読んでて何度も大爆笑したw
過去の作品読みたいのですが倉庫とかあるの?
グリシーヌのヤツとか読みたかったけど、ググっても当たらなかったです。
誰か知ってたら教えてくれませんか?
〜でぐぐれってのでもいいです
社長ネタ妄想をかいたモノだが、読んでいただいて、とてもうれしい。
書き散らしている内に、偶然うまくいった部分があったみたいだ。
クスリとでも笑ってくださる方がおられただけで、望外のシアワセ。
が、肝心の改造ネタの方はどうも・・・。
方向性を変えてみることにするよ。
474 :
471:04/08/02 21:08 ID:CuvLzomO
>>473氏
一日以内にレスがつくなんて思ってもみなかったです。
ありがとうございますm(__)m
475 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 14:43 ID:oxjCYKF9
ナンカクレ
476 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:36 ID:ZP5z1hCU
nullpo
社長の続きはまだか?
前スレの小説見たいな
衝撃!ガンダムをわからない世代が21禁地帯に!
これが時代の流れって奴か・・・
>>447 キテレツ大百科じゃないか?
しかし魔太郎ってやつキテレツにいたか?
藤子作品のクロスオーバーかと。
魔太郎はAの方の漫画だったかな。
魔太郎ってどんな人だ?
キテレツみたいないい人か?のび太みたいなクズか?ミツ夫みたいな正義感のある人か?
魔太郎はのび太のダメなところを増幅してリアルにしたような奴。
>魔太郎はのび太のダメなところを増幅してリアルにしたような奴。
どうしょうもないダメなやつなんだな、魔太郎はヒッキーか
魔太郎ってキテレツやのび太と同い年なのか?
>>485 中学生。引き篭もりじゃないがいじめられっ子。
浦見魔太郎
数々の「うらみ念法」を駆使し、過度のいじめに対しては容赦ない報復をする。
いじめられっ子の代表としてそのうらみを晴らす。
とりあえず
>>485は「魔太郎がくる!!」でググると良い
藤子系パロ 第2部 コレクター
変奇郎は星野スミレにクロロホルムを吸わせ、誘拐して廃工場に
入った。スミレにタオルで目隠しをした。
「さぁ起きてもらおうかな」
変奇郎はニヤリと笑っていう
「あなた、なにものなの?」
変奇郎はスミレのスカートをめくり上げて、パンティをみた
「へぇ白なんだ」
「やめて!やめてってば!」
「うるさい!」
変奇郎はスミレの顔をブチ殴った。
「ううっ・・・」
変奇郎はチャックを下げてスミレの顔に向ける
「シャブれよ」
スミレは嫌々ながらシャブった。変奇郎はスミレの口の中で射精した
「ウェ、ウゲッ、ゲェ」
ゴホゴホと口に出された精液がまき出されていく。変奇郎はスカートとパンティを
引き裂き、自分の物をスミレのアソコに突っ込んだ。
「ひぎぃぃぃぃぃ!」
スミレは断末魔を上げた、処女膜が破れたのだ。
変奇郎はまた抜き差しをしている。
「いたい!とめて!やめて!」
スミレは涙を流しながら言った。
「出るよ!」
変奇郎はスミレの膣の中に精液をぶちまけた。
「!」
スミレはショックで失神してしまった。口をぽっかり開けた
まんまだ、涙がこぼれた。
次の放課後、変奇郎はスミレを監禁しているところに来た。
バッグにガスバーナーとビデオカメラを詰め込んでいた
「おい、おきろ!」
変奇郎はスミレのお腹にケリを入れた。
「星野、あんたがパーマン三号というのはわかっているんだ
素直に認めろよ」
「あたしはパーマン三号じゃないわ」
変奇郎はニヤリと笑ってガスバーナーに火をつける。
ガスバーナーをクリトリスに近づけて火を強めてスミレのアソコを
焼き始めた。
「ア、アア、アアア!」
ガスバーナーをクリトリスに差し込まれ、大きく目を開けた、叫んだ。
「おい、強がらないで三号だといえばいいんだ」
「アヒッ、熱いっ、ヒイイイィッ!アアッ、熱っ、アヒイイイィッ!」
「さっさと認めろ!」
「違う!私はっ、ヒイイッ!パーマンなんかじゃっ、キヒイイイイィッ!」
あまりの熱さとやけどの痛みで、スミレは絶叫を上げ頭を振るう。
今度はアナルにガスバーナーの火を向けた。
「ギャアアアアア!熱い、熱い熱い熱い!イヤアアアアアアァ!死ぬ、
死んじゃう!」
「早く認めろよ」
「イヤアアア!違うっ、あたしはっ、熱い!、パーマ、ヒイッ、じゃ、アアア、ない。
ギャアアアアアアア!」
「早く認めろよ、おい!」
「ギャアアア!やめて、やめてってば!アアッ、熱い、燃える!ヒイイイイイ!」
すでに変奇郎の言葉も耳にはいらないほどの状態になり。絶叫を上げる。
スミレは白目を剥いて気絶してしまった、おまけ失禁までしている。変奇郎は
拷問を中止した。
スミレが意識を取り戻したときは目隠しははずされ全裸の状態で
鏡を見ると自分のアソコがケロイド状になっていた。
「イヤァァァァァ!」
スミレは悲鳴を上げた、サラミソーセージを食べながら
変奇郎が来た。片手にムチを持っている。
「星野、まだ続きがあるんだ」
変奇郎はムチでスミレの背中をたたいた。
「や、やめてっ」
ビシィッ、バシィッ、変奇郎は笑いながらムチで叩く。
「ヒィィィィィ!、イヤアア!」
悲鳴を上げながら、涙を流すスミレに変奇郎は容赦なくムチを打ち
続ける。手や足を打たれる。赤いムチのあとが残った。
今度は電気ショックの機械を取り出した、とにかく殺さない限りだ。
スイッチをオンにした、バリバリと電気ショックが流れる。
「や、やめ、ギャアアアアアア!」
スミレは激しく痙攣しながらもだえ苦しんだ。電気ショック一度停止した。
スミレは半ひらきの口を開けよだれをたらしている、そして再開した。
「ギャ、ギャアアアアアアア!」
いっそう強い電撃がスミレを襲った、苦痛の寸前で
停止した。半開きになったスミレの口から黒く膨れあがった
舌が出ていた。目はうつろになっていた。
「あ・・・」
今度は超高圧電流をスミレに流した。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
お腹の中を電流が駆けまわり、内臓を焼いていった。電流が血液を
沸騰させ、中で内臓を破裂させていった。ゴボッゴボッとスミレは大
量の血は口から吐き出した。変奇郎は先のとがった長い槍を持ってきた。
それをスミレのアソコに突き刺した。
「グ、ギャアアア!」
スミレのアソコから貫き、そして子宮までも貫いた、それは内臓まで到達した。
そしてスミレのアソコから血がぽたりと出てきた。そして痙攣し死んだ。
「さて撮影は終了だ」
変奇郎はその場を去った、その「星野スミレ」のスナッフフィルムはアメリカに
出回った。
数ヵ月後、変奇郎は魔太郎に電話を入れた、次の獲物を探そうと・・・・
終わり
サクサクぶっころしちゃうのは却ってさわやか、キャラのイメージがまたアホでよい、今後もオムニバス期待してます。
>>481とか
魔太郎は見た目はほぼハリーポッターだよ。最近の漫画で言うなら遊戯王の初期のころみたいな話で、
いじめられる前半と、魔術で呪い殺す後半で出来てる。学園物の定番であるDQNとかスケバン(時代を感じる)とか
バスの中で席を無理やり譲らせるおばさんとか、自慢するために呼びつける金持ちの息子とか
身近にいるムカツク人々を増幅させたような連中をそいつに合わせた方法で呪い殺したり不具にしたりして
カタルシスを得る話。
変奇郎もたしか魔太郎とおなじチャンピオン連載だったか、まあ基本は勧善懲悪だけど手段が
オカルトというか怪奇というかグロというか。妙に後味が悪い、ぴったりだ。
一番気に入った話は、「目でタバコを吸う芸」でテレビに出たのを自慢してるクラスメイト
(自慢だけじゃなくてその後魔太郎をいじめるわけだが) に目でタバコを消させる話かな。
藤子系パロ 第3部 仁義
誰もが眠る深夜、満賀道雄と才野茂は源家に侵入した
金がないので強盗をするためだ、満賀と才野は部屋
中にある宝石類、現金を奪って、バッグにつめる。二階
に上がった。二階で寝ているしずかの親父と母親ののどを
ナイフで掻っ切る、血がドバドバと出た。次に満賀はしずかの
部屋に入った。満賀はしずかをたたいて起こした。
「んっ」
「お目覚めか?」
満賀はペンチをしずかの右手の人指し指の爪に挟み込む。
「アアアアア」
そして一気に剥がす。中指の爪をペンチで挟みこみ剥がす
「ウアアアアア!」
満賀はペンチで薬指の爪も一気に剥がす。
「アアアアアアアアア!」
しずかは涙を流した。満賀はニヤリとし、才野が台所から
牛刀を取ってきた。
しずかを全裸にし、両腕を柱に固定した。
才野は牛刀でまだふくらみのない右のおっぱいを切り落とした、
「ギャアアアアア!ヒィ!キャアアアアアア!」
牛刀によって乳首とその周囲の肉片もろとも切り落とされた。
先月と肉片が床に散乱する。
次は左のおっぱいを切り落とした
「ギャアア!きいいぃ!ギャアアアア!ヒギャアアアァッ!」
鮮血が噴出し、激痛がしずかの意識を失わせる。
次に満賀はガソリンを切られた右のおっぱいと左のおっぱいに
かける。そしてマッチで火をつける。
「ギャアアアアアアアアアアアアア!ウッギャアアアアアアアアアアア!」
しずかは意識を取り戻した。右のおっぱいと左のおっぱい、勢いよく燃えた。
傷口から肩や頬にかけての肌を、焼き焦がしていく。
「ギャアアアアアアアアアアアアアア!ヒギャアアアアアアアアアア!」
炎は燃え続けた。才野と満賀が笑った。
「いい構図だね」
「ああ」
もう二人は笑うしかなかった。
ビクビク痙攣しているしずかを風呂場に連れて行った。
ホースをしずかの口にねじ込む。
「ぶぶぶっ、んぐんぐんぐ、う、げぶっ、んぐぐ」
時間が続くにつれ、お腹が膨らんでくる。
「すげえ、妊娠した女性みたいだぞ」
満賀がビックリする。才野は尿道をコルクで封印する。
「封印したぞ」
もうしずかの暴行は爆発寸前だ。満賀はナイフを取り出した。
それを膨らんだしずかのお腹に突き刺した、それは爆発した。
「うああああああああああ!あぎあああああああ!」
しずかは風呂場の床を七転八倒にごろごろと転げまわった。
「ぎゃ、あぎぎぎぎっ!あがぐがが!」
しずかは苦悶の表情をしている。才野と満賀は源家から逃げた。
3時間後、しずかは出血大量と膀胱破裂が原因で死亡した。
死体が発見されたのは、次の日の夕方ごろだった。
終わり
498 :
名無しさん@ピンキー :04/08/09 19:48 ID:qD704GmW
面白いけど
満賀とか才野とか変奇郎とかそんなやつパーマンやドラえもん
いたかなぁ?
>>497 金がないからって源家で強姦殺人をはたらく 満才先生にワロタ
毎度毎度の妙な組み合わせが面白いです。乙!
>>498 とりあえず「ブラック商会変奇郎」と「まんが道」でググれ
満才先生じゃなくて俺がもう笑うしかないです。
藤子系パロ 第3部 狼たちの午後
佐倉魔美は意識を取り戻した、なぜ眠らされたのを
思い出す、たしか後ろからクロロホルムを吸わされた。
なぜがXに貼り付けられていた。おまけにアソコから
血を出している。
「おめざめですか?魔美さん」
「えっ?」
それは自分より若い少女だった。
「わたしは、河合夢子、よろしくね」
夢子は笑っていった。
「悪いけど、あんたの処女膜、バイブで突っ込んで
突き破ってやったわ」
「!」
「悪いけど、わたしはあんたで遊んであげる」
夢子は皮鞭を手に取った。そして鞭を振るう。
パシーン!と響き、魔美は悲鳴を上げる
「きゃああああ!」
「きゃああああ!いやああああ!ひいいいい!」
パシーンと乾いた鞭を音が続く、その度に魔美は悲鳴を上げた。正面から
振るわれた鞭は背中にまでまわった。
「嫌、許して、きゃあああああ!」
パシーン
「ひいい!」
パシーン
「イヤアアアア!やめて!」
パシーン
「きゃあああああ!」
背中には何本もの赤い鞭の後が切り刻まれ、魔美はぼろぼろと涙を流した。
「いい悲鳴をあげますね、魔美さん」
夢子はニコリと笑いながら言った。魔美にアイマスクをかけて、ロープを外す。
「ビデオ出演させたら、解放させてあげるわ」
夢子は言った。
「えっ」
二人の大人がやって来た、ビデオカメラを持っている。そして撮影の準備をする。
「そこに四つん這いになってください。直に相手が来ますよ」
魔美のアソコとアナルにバイブを突っ込まれた。
「ぅふう!」
最大出力のスイッチを入れられ、魔美は喘いで床に伏せた。
「もう撮り始めてますからね。上半身はいいですけど、サービスの
つもりで尻は上げてくださいよ」
撮影スタッフの男が魔美の下半身無理やり立たせる。まるで挿入を
待つ格好のようだった。
「お待ちかね、お相手の登場です」
男はバイブを引き抜いた、床にシミが付くほど愛液が垂れていた。
「じゃ、いきますよ」
そしてその相手のペニスが挿入された、人間の肌じゃなかった
「アイマスクとって!」
アイマスクを外されて相手を見た
「い、犬!」
魔美は悲鳴を上げた。
「どう?犬でも気持ちいいでしょう」
夢子が笑っていった。
「嫌、やめて!カメラを止めて!」
魔美は哀願した。
魔美は泣きながら訴えた。固定されて動けない身をよじるのが
せいぜいだった。
「え〜魔美さん、自分から出演するって言ったでしょう?」
夢子はニコリと笑った。膣の入り口あたりで犬のペニスが
大きくなるのを感じた。犬は確実な射精をするために、雌の
膣から抜けないようにペニスの根がふくらむ。犬は射精寸前だ。
「!!!」
魔美に膣に量の精液がに打ち出されるのを知った。犬の射精は
一時間続くことくらい知っている。脱力感に見舞われて嗚咽する。
犬の射精が終わるのを待つだけだった。
「ううっ」
魔美はその場ですすり泣いた。
「あれなんで泣いているの?犬とセックスして嬉しいでしょう」
夢子は笑っていった
「そうあんたに飽きたし、もっと面白いことして上げましょうか」
夢子は焼きゴテを手に取った、それを魔美に大股に押し付ける。
「ギッ、ギャアアアアアアアアアアアアアア!」
肉の焼けたにおいだった
「もうやめて・・・」
魔美は泣きながら言った。
次は魔美のお腹に押し付けられる。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!」
「た、す、け、ウギャアアアアアアアアア!」
「嫌、ヒギャアアアアアアアアア!」
腹や太股の辺りを狙い、次々に焼きゴテが押し当てられる。
体を震わせ絶叫を上げる。夢子は電動ドリルを手に取り
魔美の二つの谷間の肌に押し付ける
「アギャギャギャギャギャギャギャギャアアアアアアアア!」
ドリルが肌を突き破った、そして鮮血を撒き散らした。今度は
ドリルと焼きゴテの二刀流にした。
「ヒギャッ?ヒャギャギャギャギャッ、ガガガッ、グギャギャギャギャギャギャッ!」
再び焼きゴテを入れられ、絶叫する。
「アギャギャギャギャッ、グギャアアアアアアアッ、ギャアアアアアアアアアア!」
胸をドリルで抉られ、腹に焼きゴテを押し当てられる。まさに地獄だった。
「ウギャッ、ギャッ、ギャアアアアアアアア!ギャギャッ、ビギャアアアアアア!」
激痛の悲鳴をあげる魔美は最後の絶叫を上げて、ショック死した。夢子は牛刀を
片手に魔美の体を解体し始める。
「うまい、うまい!でござるよ」
ハットリくんが焼いた肉を食べる、
「うまいなぁ、ほんと」
ケン一もいう。
「そう、仕入れたかいがあったわ」
「夢子どのもいい仕事しているでござる」
「うんまったくそうだね」
ケン一とハットリはその肉を知らない、その肉は
魔美の体の肉だという事を
夢子は焼いた肉を口にした
「おいしいね♪」
終わり
>>501 作者乙!今度はどんな組み合わせか気になるワナ。
魔美はわかるんだけど夢子って鬼太郎のヤツか?と思ってたら
あーそーかーいたねー夢子どの。オチで出典がわかるのもかなり面白いっす
藤子系パロ 第5部 スナッフ
大原正太はプールの帰り道、ふと寄り道して「VIDEO SHOP YOUM」
という、レンタルビデオ屋によった。なかにずらりとビデオが並ぶ。正太は
あるビデオに目が行った、「スナッフ」だった。正太はマスターに聞いた
「あの店長さん、スナッフって昔、ジョイパックが公開した殺人シーンが
インチキの映画ですよね」
「いいえ、違いますよ、そのスナッフとは関係ありません」
「じゃあ、本物なの?」
「それは見てからのお楽しみですよ」
「しかたないなぁ、何円?」
「貸し料金は9990円です」
「しかたないなぁ、わかったよ」
正太はマスターに金を払った。
そして、駆け足で自分の家に帰った。
「正ちゃん、早かったね」
Q太郎が言う。
「Q、ちゃん、電話でドロンパやゴジラやよっちゃんや木佐くんを読んできて」
「えっ?」
「今日はホラー映画鑑賞会だ!」
夜にはドロンパをはじめゴジラや木佐くんが正太の家に
きていた。しかしかんじんのよっちゃんがきていない。
なぜだろう?
「よっちゃんなら1週間前から行方不明だぜ」
ゴジラが言った。Q太郎はビデオを再生した。
映像がパッと移りだされた。
「ううう・・・くうっ」
映像に映し出されたのはびっしょりでうめくよっちゃんの姿だった。
よっちゃんのいつも着ている服だが、服が半分裂けて肌が見える
ようになっている。両手首が反対の腕の肘の辺りに来るような格好
で縛り上げられてよっちゃんの両足の上に重そうな石が2枚積み
上げられていた。
「どうだ、石抱き責めの感想は」
レポーターが聞く、
「お願いもうやめて・・・」
レポーターはよっちゃんの服を裂き、おっぱいが見える状態になっていた。
「うぐっ!」
男優がムチでよっちゃんの背中をたたく、そして振り下ろす
「ぐっ!くあっ!くう!」
ムチは何度も振り下ろされて、よっちゃんは小さな悲鳴をあげる。
肌が破れて真っ赤な血が滴る。小さな悲鳴を漏らし、身をよじる
そしてさらにもう一段新たな石が積み重ねられた。
「きゃあああああああぁっ!くううぁっ!」
足の痛みによっちゃんは耐え切れず悲鳴をあげた、
「おっどうやら、限界のようですね」
レポーターはよっちゃんの舌に鉄製のクリップを挟ませた。
「いやあああああぁっ!痛い、痛い痛い痛いっ!」
レポーターはガスライターの火をよっちゃんの耳たぶに押し付けた
「キヒイイイイイイイイイイイィッ!熱、アヒイイイイイイィッ!」
よっちゃんは失禁し、意識を失った。男優はよっちゃんを床に降ろし
男優は両手首と両足首を背中側でまとめて縛り上げた。逆海老の形
だった。今度は小振りの石を縛りつけ、再び吊り上げる。
「今度は駿河問いです」
レポーターは笑いながら言った。
「う、うくう」
よっちょんの身体を回転させ、縄をよじる。五十回以上も回し、縄にたっ
ぷりとよじれたところで手を離した。徐々にスピードを上げよっちゃんが回転を
はじめ、よっちゃんの口から悲鳴が漏れる。回転回数が三十の頃になると回転
速度の高まりともに大きくなっていく悲鳴も、絶叫という感じに変わった。
「ウアアアアアアアアアアアア!」
絶叫しながら回転するよっちゃんは、縄のよじれが消えても
勢いで更に回転を続けた。逆方向に縄がよじれていき、徐々
に回転がゆっくりになる。急激の吐き気が出てきた。
「う、あ・・・気持ち、悪い・・・・」
「はい次はラストです」
レポーターは言った。
縄を切って、よっちゃんを地面に下ろす、よっちゃんは全裸で
倒れた。男優は火炎放射器を手にした。
「嘘でしょう?」
火炎放射器は床に炎を噴出す、よっちゃんの足のところまで
届いてきた
「嫌、やめて・・・」
火炎放射器の炎はよっちゃんの股間の部分まで届いた。
「ギャアアアア!熱い!ギャアアアアアア!」
じたばたしながら、のた打ち回るよっちゃん。炎は腰まで届いた
「ギャッ、ギャギャアッ、熱い、ギャアアア!」
カメラは冷静に彼女の叫びを捕らえていた。そして胸に到達した
「ギャアアアアア!、熱い、ギャギャギャッ、ギャアアアアアアア!」
断末魔をあげてもよっちゃんは悶え苦しんで死んだ。
下半身は消化スプレーで消し止められた、すべて
首以外全て黒こげになった。
正太、なにもガクガク震え、何もいえなかった。
ゴジラ、ドロンパは失禁していた。
Q太郎と木佐くんは恐さのあまり失神していた。
次の日、下半身が黒焦げのよっちゃんの死体が
空き地で見つかった。
正太たちが見たビデオはよっちゃんが殺されるのを
ドキュメントのように撮られていたものだった。
正太は警察にこのことを話してはいない。
終わり
おつかれ。投稿時間的に書きながら考えてるんだろうか。誤字とかてにおはミスはもったいないぜ。
次はチマあたりだろうか……
>「あの店長さん、スナッフって昔、ジョイパックが公開した殺人シーンが
>インチキの映画ですよね」
こういう細かい遊びがバカでいいな。
>509-513
>夜にはドロンパをはじめゴジラや木佐くんが正太の家にきていた
一人足りないような気がするのだが・・・
まさか犯人は
/ \
カ セ
∞
藤子系パロ 第6部 獣たちの熱い日
今年の夏は凄い猛暑だった阿部切人は暑さのあまり
バテそうだった。三輪車で走っていると買い物から
帰る途中のコロ助にであった。
「オッネギボウズジャナイカ?」
「ワガハイはネギ坊主じゃないナリ!」
「ケッワカッタヨ」
「ところで切人となっか予定あるナリか?」
「ショウガクセイヲコロス」
切人の目が光った
「そんなことナリか?切人には無理ナリ」
「ケケケッコッチニハダイマオウサタントイウコネガ
アルンダ、サタンニキニイラレルタメニヤルンダゼ」
「本気、ナリか!」
「アアホンキダ」
「しかたないナリ、ワガハイも参加するナリ」
「ところでターゲットは誰ナリか?」
「トナリマチノカスガエリッテイウノヲヤル」
「まるでフィルムノワールみたいナリ」
次の日、コロ助は春日エリを騙して空き家につれてきた。
空き家の中は、薬品臭かった。
切人はエリの後頭部にブラックジャックをブチ当てた。
「う、うん」
エリは意識を取り戻した、全裸で拘束されていた、
「大きな水槽なにに使うナリか?」
「ソレジャア、イレルゾ」
切人は水槽の中にゴキブリを入れた
「やあああああああぁ!いやっ、いやああああアアア!」
悲鳴を上げつつ激しく左右に振っていた顔に、飛んできたゴキブリが
張りつく。大きな悲鳴を上げ、ゴキブリの群から何とか逃れようとエリが
体をもがく。しかし、拘束された不自由な身体を勢いよく捻ったせいで、
バランスを崩したエリの身体はゴキブリたちが這いまわる水槽の床に
まともに倒れ込んでしまった。ぷちぷちぷちっとエリ体でゴキブリたちが
漬れていく。
「イヤアアアアアアアア、いやっ、いやイヤいや、いやアアアあああア!」
漬れたゴキブリの体液やら身体の破片やらがべったりと張りつく感触に、
狂った絶叫を上げてエリが体を起こそうともがくいた。あせればあせるほど
体はうまく動かず、起こしては倒れ込みゴキブリたちを押し潰すという行為
を繰り返す。
「いや、いヤア、やあああアアアあぁ!アグッ?」
絶叫を上げ、のたうちまわるエリの口の中へと一匹のゴキブリが飛び込んだ。
「ウゲッ、ウエエエエエェッ、おえっ、おええええぇっ」
切人は熱湯の入ったヤカンを持ってきた、
「何をするナリか」
「カラダニブッカケルンダヨ」
その熱湯をエリの体にかけた
「あつっ、あつっ、熱い!」
絶叫が響き渡った。ヤカンから熱湯を浴びせさせられ、たちまちのうちに肌が
真っ赤に染まる。絶叫をあげながらのたうちまわるエリの体に、熱湯が注がれ
あちこちに水ぶくれを作り出した。
「じぬっ、じんじゃうっ!やめっ、やめてぇぇっ!」
半狂乱になってエリが泣き叫び、エビのように激しく身体をのたうちまわる。
コロ助はアゴをつかんで強引に開かせた、熱湯が口の中にそそがれた。
「ムガアアアアアアア!ウグッアアアアアア!」
口の中を焼かれ、びくんびくんと痙攣する。後から
後から注がれる熱湯に息が詰まり、飲み干すと喉
から胃へと熱さが走る。
「うあ」
コロ助はネズミをエリのアソコに入れた。
「ウグウアッ?」
激痛がでた。狭い秘所の中へとネズミが押し込まれていく。
「ムガッ、ムグウウ!」
肉をネズミに引っ掻かれ、食い千切られる痛みが絶叫をあ
げながら床に転がりまわる。
「ヒガッ、ヒッ、ヒギャッ、ギャッ、ガッ、グギギッ、アガッ」
コロ助は今度はアソコに二匹目のネズミを入れた。
「アギャアアァッ!じっぬっ!アガアアアァッ!!」
更に大きく秘所を引き裂いて二匹目のネズミが押し込まれた。
それ以上に大きくなった痛みにエリが悲鳴を上げ、床の上を
転がりまわる。床に散らばった割れたガラスの破片や、床から
飛び出した釘などの上を転がりまわるせいであちこちの肌が裂
け、血まみれになっている。
「デッ、ダッ、ベベッ、ギギャッ、ジヌ、アギャギャッ、ジンジャ、アギャウ!」
大きく飛び出した釘に腹を裂かれ、内臓を引っ掻けたままエリが床の上を
のたうつ。裂けた腹から内臓が引っ張り出された。
エリは血を吐き出した。体のあちこちにガラスの破片が突き刺った。
肌を引き裂かれ、血にまみれながら絶叫をあげて床をのた打ち回る。
コロ助は容赦なく3匹目を入れる
「グギャギベアガジブギャギヒャベガアギィギャアアアアアア!」
ネズミは釘で引き裂かれた腹の中へと押し込まれた。内臓の中を
ネズミが動き回り、かみ始める。4匹目も腹の中に
5匹目はアナルに
「アベベ、ギャウ、ギャひイイ!アギャウッ、アベベベベッ!!」
体を中から食い荒らされ、エリはのた打ち回った
1時間後にエリは死んだ。
「面白かったナリ」
「ヨカッタダロ」
二人は喋りながら帰った。太陽は真っ赤に染まっていた。
カンタベリー物語殿、早いペースでの執筆超甲巡〜
ところで上記のエリってーのn出典は何でしたっけ?
春日エリはチンプイだろ?
それより切人っていうのがわからん
なんつーか、藤子漫画の知識量を試されてる気分(笑)。
9割くらいはわかっている・・・かなあ。
女の子が作品と名前で一致してない可能性があるなあ。
切人=魔太郎のライバル
>>522 切人は初登場エピソードが欠番びされているから無理ないな。
作品自体が葬られた『黒べえ』とか元ネタにされたら誰もワカランかも?
「ジャングル黒ベエ」が未開人っぽくて問題なのか?、それともブラックユーモア作品の「黒べえ」?
軍隊みたいな会社でしごかれる男が、セミ風呂に入れられて発狂する話はグロいのに妙にエロかった記憶がある。
ジャングル〜の方は雀荘行くと今でも裏ドラが乗ったときに「ウラウラベッカンコ〜」っていう奴が居るから
それほどマイナーではないだろう、たしかアニメにもなってたし。
藤子系パロ 第7部 悲しみよこんにちは
ルナがショッピングに行く途中、青狸がナンパしてきた。
「彼女〜,僕と一緒にタイムマシンで関が原の戦い見に行かない?」
「はぁ?」
「なんなら、マリー・アントワネットのギロチンシーン見物とか?」
「あの・・・あたし、ちょっと、用事があるんだけど、じゃあ」
青狸は一万円札3枚をヒラヒラと見せ付けた。
「ならちょっとだけ」
ルナは青狸と一緒にタイムマシンでドライブに行くはめになった
「ぼく、ドラえもん」
「あたし、ルナ」
「ところで君のお父さんはなにっているの」
「ホテルギャラクシーを経営しているわ」
「えっ!あの一流ホテルの経営者の!」
「びっくりした?」
ドラえもんはなにも言わなかった。
タイムマシンは昭和19年10月の富山の田舎に着いた。
「んっいい景色ね、21世紀とは違うわ」
ルナは裸になり、川で泳いだ、いい気持ちだった。
そのころ、ドラえもんはネズミを見つけた
「ぎゃー!ネズミ」
ドラえもんは一目散に逃げ出した、
風間進二とガキ大将の大原武たちは学校の帰りの
寄り道で、川辺に来た。ふと目に疑った、裸で川で
泳いでいる女がいたのだ、武は思わず
「女だ!」
「裸で泳いでいる」
それに続くように
「なっだって女だって!」
「やっちまおうぜ!なぁ武」
「ああ」
進二や武たちはルナのところまで突っ走り、武がドスっとパンチを
いれる。
「う!」
ルナは痛みに耐えられず倒れこんだ。
進二たちはルナを川原まで運んだ。
「おい、起きろよ」
武は靴で強くルナの顔を蹴った。
「んぐっ!」
武はスボンを脱ぎ、ペニスを出し、ルナのアソコに
差し込む
「きゃああああっ!やめて!やめてっ!」
ルナのアソコにペニスが刺さって、処女膜を突き破った
「いたいいたいいたいいたいぃぃぃぃぃっ!」
ルナのアソコから血が出血していた。
「くぅ〜気持ちいいぞ」
仲間が
「はやくしろよ武!」
「あせるな!」
武が強く腰を振るうたびに
「がは!うぐっ!もう許して!」
痛みで泣き叫ぶルナだった。武の仲間の一人がルナのアナルに
自分のペニスを突っ込んだ。
「ひぃぃぃっ!いたい!」
武はいく射精寸前だ
「しかたない!このまま中に出す!」」
「おねがい、やめて、や・め・て!」
ルナの膣に武の精液がぶち込まれた、そしてアナルにも精液が出された。
今度はルナは進二にフェラをした。
しかし、フェラがうまくいかず進二の一物を噛んでしまった
「いたー!チンチンが痛い!」
友人がチンチンを噛まれたので怒り狂った武は素手でルナの
顔や腹や足などをぶん殴った
「よくも進二の大事なものを!恥をしれ、恥を!」
「ひぎィ!ゲェッ!」
数分後、武は我に帰った、ルナが瀕死の状態で倒れていた。
鼻は折れ、口から血が出て、足は変な方向に曲がっていた。
武はルナの髪を強く引っ張った
「いたい!」
武たちは近くの小屋に連れて行った。そこにあった斧で右腕を
切り落とした。
「ギャアアアアア!」
ルナはのたうちまわった、つづいて、武は斧で両足を切り落とす。
「ギャアアアアア!ガァアアアアア!」
今度は左腕を切り落とした。
「ギャアアアアアアアアア!」
武の仲間たちはニヤニヤと笑っていた。
武は小刀でルナの右目をエグリ出した
「ギャアアアア!」
今度は斧で腹を裂いて切り開かれた、武は
ルナの内臓を引きずりだす
「ぐあぁぁっ! 」
引きずりだしてちぎり取った内臓をルナの口にねじ込む。
「んぐうぅぅぅぅ!」
ルナは苦しんでいるうちに武は斧でルナの首をチョンパした。
首は足で蹴られて転がった。
ルナが最後に左目で見たものは自分の体だった。
終わり
どなたかときメモ2の猟奇作品書いて下さい!
自分じゃ書けないので…
本当にお願いします…
せっかくお願いするなら、もう少し条件書いてみたら?
対象となるキャラとかシチュとかさ。
実際にリクエスト通りになるかは職人さん次第だから
たとえ全然方向が違っていたとしても文句は言っちゃいけないけど
何もリクエストを言わないよりかは職人さんも書きやすいと思う。
そうですね。
それでは、伊集院メイ、赤井ほむら、一文字茜の内の誰かが(出来れば2人以上同時に犯されるのがイイです!)レイプされて、最初は抵抗してるけれど、段々ハードになってきて、途中からもう精神崩壊してしまってただ泣き叫んだり、
涎たらしまくったりしてしまって、最後に殺害されてしまう(方法は書いて下さる方にお任せします。でも、出来れば即死は避けて欲しいです。)
あと、途中脱糞や食糞など入れて頂けたら嬉しいです!
本当に、どうかお願い致します!!m(_ _)m
細かっ!
>>527 カンタベリー物語乙!今度も執筆してください
カンタベリー物語、ゴキブリのは拷問部屋のパクリかな。
展開が全くいっしょで既視感を覚えた。
考えてみればさぁ、魔太郎ってキテレツの焼き回しじゃないか?
キテレツ=魔太郎
みよちゃん=由紀子さん
コロ助=切人
ぜって、焼きまわしだよ。
´-`)ooO(ここでは男キャラが拷問を受けるってのは駄目なのかな…
こんなスレだしそういうの好きな人もいるだろうから良いのでは。
俺はショタじゃなきゃ駄目だけど。
一応責め苦を受けるのはショタキャラです。
PSOEP3のレルミトスで考えているのですが…
一応責め苦を受けるのはショタキャラです。
PSOEP3のレルミトスで考えているのですが…
二重スマソorz
スレ違いの内容でない限りは、とりあえずは問題ないんじゃないの?
ちょっと上の方なんか、猟奇SSのはずなのに皆社長に涙を流してるし。
まずは投下してみるのが得策かと。
もとより猟奇系SSなんて、鬼畜スレ住人すら嫌がる人が多いくらいなんだし
ここで一手に引き受けるのもありだと思う。
(100gスレくらいだろうけど、あっちはサクラ大戦専用だし)
とりあえず許可が出たようなので途中まで投稿します。
登場人物紹介
ファンタシースターオンラインEP3より
レルミトス
見た目は生意気な少年だが、正体は名の知れた剣豪のお爺さん。
「い、今お嬢さんって言わなかった?」
などと言うネトゲのショタNPC
─またアークズが破壊活動を行っている、すみやかに排除してくれたまえ。
いつもと同じ内容の仕事だ
人は「戦争」と言う者もいるが、このラボルームの中では微塵の緊迫感も無い
最初は無防備な空気を嫌っていたが、今ではすっかり慣れている自分が居た。
「レルミトス、頼んだよ」
目の前の指揮官の話を聞きながら僕は行こうとしていた。
いつもと同じだ、そう思ってほとんど流し聞きしかしていない自分の背に
指揮官が何か言っていた。
…僕はこの後、その時の自分を後悔する事になるとは思っていなかった…
早急に現場に着くと、一人のヒューキャシールが
汚染観測装置を片っ端から破壊していた。
ガチャン、ビキ…ガシャ…
自分の真横で爆発が起きているにもかかわらず、ただひたすらプログラム通り
破壊を繰り返す哀れなアンドロイド…
彼女と戦った事は、前に一度ある
装備を貫通し的確に身体を狙うという恐るべき能力の持ち主だ。
でもその能力が災いして、結果勝利したのは僕だったけど…。
「やめるんだ!」
果たして彼女に声が届いたかはわからないが、僕は先に戦闘体制を取る。
ガシャン!
ピタリとまるで石像のように身体の動きを止め、首だけで僕の方を向く
人工皮膚のなめらかな動きの中からベキ…ベキと小さな機械音がする
…ゾッとした。今のアンドロイドはヒューマノイドと呼ばれ
人間に近い表情など容易く出来るが、狂気が色濃く出た瞳と歪んだ口元
とても「機械」とは思えなかった。
言葉が理解出来ているのかすら怪しい狂った表情…
あの目を見ていると頭が痛い…視界が回る…
ドスッ
いきなり臓器に鈍い痛みが走った
「…?!げっ、げほっ!」
ごぼっ、と胃の内容物と血が勢い良く地面に散らばる
同時にメギィッと音と共に、僕の身体はふっ飛んだ。
「ぐぎ…!あ…ぁが…っ!」
折れた腕に容赦無く地面がぶつかる。
涙を流し、激痛に耐えながら何とか立ち上がるが状況は歴然だった
自分は子供に戻った時、精神まで子供に戻ってしまったのだろうか?
(痛い…いたい…痛いぃ……)
頭に浮かぶのはそれだけだ
もはや「ネフ・ミヤマ」として剣豪の名を欲しいままにしていた
自分などどこにもいない。いるのは崩れ落ちてみっともなく痛みに泣いている
レルミトスという少年だけ。
じっ…とその光景を見ていた彼女がレルミトスに近づく
怯えきった少年は僅かに後ずさりするが、所詮意味は無い。
…が、じろじろと顔を覗き込む彼女の表情はいたって普通だったため、
少しだけ肩の力が抜けた。だが…
ドスッ
「ひぎゃあぁああぁぁあっっ!!!!」
すらりと伸びた彼女の刃物のような指先が小さな指を貫き、切断する。
突然の激痛と、自分の指が落ちているという非日常的な光景でもはや
彼の精神力では失神寸前だった。
「チガウ…?」
ふと、小さな声が音声回路から漏れる
だが目の前の映像データはプログラムされた使命と酷似していた。
これでいい
彼女はガクガクと震え、脂汗と涙で酷い顔の少年に双刀を振り下ろす
…ドサッ、と簡単に片腕が落ちる
「ひ…あ……ぁ…いぎ…あぁはハは…」
パニックでまともな思考が出来ないのだろう。
深緑の服がおかしな黒に染まってゆく
べちゃっ!と彼女の頬に生暖かい血が付いた。
カメラアイの片方が血に濡れて使い物にならなくとも、破壊は続いた…
とりあえず今日書き終わった分だけ投稿。
SS投下初なんで読みづらい所もあるでしょうが、
生暖かい目で見て頂ければ幸いです。
>>551 PSOやった事無いけど検索してみたら結構
萌え外見だったので萌えますた。GJ
553 :
85:04/08/19 21:49 ID:7SPsfnVV
お久しぶりの85です。
これからラング3の続きを書き込みしますがシナリオの都合上設定の変更をさせていただきます。
これまでの話では浮遊城でレイラが死んだことになっていますがディハルトと一緒に脱出した事にして下さい。
すいません、どうしてもキャラが一人必要になりまして・・・・へたなオリキャラを使うよりは良いと思いますので。
「あなたは何が目的でラフェルに潜入したのかしら?」
鎧を纏った少女・・・・・バーラル王国の王女フレアが問い掛ける。
ラフェルの地下牢に鎖にで首と四肢をつながれた翠玉色の髪を腿の当りまで伸ばした美しい少女が囚われていた。
彼女の名はレイラ、ディハルトと共に浮遊城を脱出した生き残りの一人である。
ディハルト達はあれから北門と東門の開放に成功した。
そしてレイモンド卿の本隊が西門と中央門を開放し、ルシリスゲートは再び中央門を守護する魔術師ジェシカによって再起動を果たした。
レイモンド卿は魔族の脅威に対し万全を期すべくディハルトに破邪の剣の探索を命じ、それの確保に成功する。
戦力が整いつつあるラーカス軍に対し、互いに衝突を繰り返しているリグリアとバーラルは戦力を消耗しているのを見たレイモンド卿はディハルト達にラファル奪還を命じ、自らも王都奪還の為、出陣する。
それに先立ち、レイラは圧政と行なうバーラルに反発してつくられたすシルバーウルフ率いるの地下組織に接触するべく自ら志願してラフェルに潜入した。
しかし、ライレムの傷の癒えたフレア姫とダークナイトが駐留するラフェルの警戒が厳しく組織に接触する事にしたものの脱出に失敗し彼女は捉えられてしまったのだ。
「同盟をあっさり破るような人達に話す事はありません」
元同盟国の姫君を睨みつけるようにレイラが言う。
「その元気がいつもで持つかしらね」
フレアはスラリと剣を抜くとレイラの右腕を切りつける。
「え?」
そのあまりに素早い斬撃にレイラは一瞬何が起こったかわからなかった。
ドサリ
「きぃやあああぁーーーーーがあああああああああああ」
鈍い音と共に右腕が石床に転がったのを見てレイラが悲鳴を上げる。
「言わなければもう一本の腕も切り落とすわよ」
フレアは鮮血を滴らせる剣・・・・
竜の鱗すら切り刻むと云われる切れ味を誇る魔剣グラムをレイラに突きつける。
レイラは自らの血で赤く染まった剣身に顔色を蒼くするがそれでも口を割らなかった。
「な、なにをされても話す事はありません」
フレアの目が細められる。
「いい覚悟ね」
ズバッ
フレアは残る左腕を切り落とす。
「くっぎゃああああぁああ」
「倉庫の一番右端にある箱を持ってきなさい」
悲鳴を挙げるレイラを尻目にフレアは兵士に倉庫から箱をもってくるように命じた。
「姫様、もってまいりました」
それから半時ほどの時間が過ぎたころ、兵士が戻ってきた。
フレアが蓋を開けると箱の中には洋梨を模したような鉄器具が入っていた。
表面には彫刻が施されており、美術品のように見えるがこれまでの経験からいってこれが拷問具であろうとレイラには見当がついた。
フレアはそれを手に取ると兵士に命じてレイラの腿を左右に大きく割ると処女の股間にそれを押し込んでいく。
「い、いゃぁああ、それだけは、それだけは止めてーーーー!」
拷問具に処女を奪われ様としている事を察したレイラが必死に哀願する。
「なら、あなたがなぜラフェルに侵入したか話してくれるかしら」
「そ、それは・・・」
しかし、フレアの言葉に黙り込んでしまう。
シルバーウルフ達の事を話してしまえラフェル奪還は不可能になってしまう。
レイラはバーラルに殺されたであろう恋人への誓いの為にもここで屈する事は出来なかった。
「そう、仕方ないわね」
「ひぎっゃぁあ」
ジュリオールのものを受け入れるはずであった無垢な秘門に太い鉄の器具が挿入されていく。
「い、いゃぁああああーーーーーーーーー」
あまりにも大きなそれはレイラの処女門の筋肉を引き裂き完全に破壊しながらゆっくりとレイラの胎の中へ埋め込まれていく。
破瓜の血に加え、女性器が破壊された事を示す赤い血が少女の柔らかい太腿を伝わり地下牢の床に新たな染みをつくって行く。
(御免なさいジュリオール・・・・)
婚約発表の前日、浮遊城を襲撃され、重傷を負い、ここラフェルに置いて行かなければ為らなかった恋人・・・
もはや生きていないであろう愛しき男に心の中で詫びた。
彼に操を立て、一生純潔でいようと心に誓ったというのにそれからわずか数ヶ月で男では無く、
拷問具によるものとはいえ処女を失ってしまったのだ。
もう一度聞くわ、あなたがここに来た目的はなに?」
「い、言えません」
レイラは苦痛に耐えながら自白を拒否する。
彼女は恋人の変わりに祖国を奪回する為になんでもやると誓ったのだ。
戦う術を持たない彼女は自ら志願してこの危険な任務を買って出た。
どのような事があっても屈する事は出来なかった。
「そう、しかたないわね」
フレアは器具の下もついている螺子を回し始めた。
「ひ、ぐぁああっああああー」
レイラが悲鳴をあげる。
螺子の回転と共にレイラの胎内で器具が花が開くかのように四つに割れ始めたのだ。
ただでさえ、処女の膣には大きかったそれがレイラの内側で広がっていく。
痛みのあまり暴れようとするレイラであるが鎖で吊るされている為、それがかなう事は無い。
ただ上下に動かされる身体の動きに合わせて豊かな乳房がその量感を誇示するこのように揺れるだけであった。
無理やり拡張された膣からは赤い血が流れ程よく脂肪の乗った太腿を伝って石床の赤い水溜りをつくっていく。
「話なさい、そうすれば楽になれるわ」
フレアが翻意を促すがレイラは激痛に悲鳴をあげながらも首を横に振る。
「ならば、最後まで回してあげるわ」
フレアはそういうと螺子を思い切り回す。
ぶちぶちという膣の筋肉の裂ける音が聞こえた。
膣が引き裂かれ、破壊される。
「ぎぁああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
レイラは絶叫と共に身体を弓なりにのけぞらせ気を失った。
558 :
名無しさん@ピンキー:04/08/19 21:55 ID:7SPsfnVV
「姫、捕虜は口を割りましたか?」
黒い仮面を被った騎士・・・・ラフェル攻略後ヴィルダ―王がどこからかか連れてきた将軍ダークナイトが地下牢に入ってきた。
ダークナイトは正体不明の人間であったがその卓越した剣技によりフレアと共にラーカス侵攻の原動力となっていた。
フレアが首を横に振ったのを見たダークナイトは娘をくれないかとフレアに申し出た。
何に使うのかというフレアの問いにダークナイトは見せしめとして使うと答えた。
「まぁ、いいわ
このまま責めても口を割りそうに無いしね」
「いいかげん目をさませ」
バシャ
冷たい水を掛けられレイラは意識を回復させた。
「こ、ここは」
目を覚ましたレイラは自分がいつのまにか野外にいることに気がついた。
失われた両手と膣からは鈍い痛みが響いてくるだけになっているのでそれなりの治療がなされたのであろう。
疑問に思ったレイラであったが自分がラフェルの大広場、ジュリオールと別れた聖堂の前に作られた台の上にいる事に気が付いた。
台の周りにはバーラル兵の他にラフェルの住民も集められている。
「これから貴様を処刑する
しかし、お前がなぜラフェルにいたのかしゃべれば処刑はいつでも中止してやろう」
漆黒の鎧に身を包んだ騎士、ダークナイトがレイラにいう。
「何度言われようとも話す事はありません」
レイラが気丈に答えた。
「そうか・・・では始めるとしよう」
ダークナイトはレイラの服の胸元を掴むと力任せに引き裂いた。
「きゃあ」
レイラが羞恥の声をあげる。
裂かれた胸元から毀れ出た乳房に群集がどよめく。
破壊され尽くした性器と違い今だ責めを受けていない豊かな胸肉は白美しいままであった。
「おお、でけぇ かわいい顔してなんて大きさだ」
「やっぱり貴族様はたべるものが違うから」
圧制によって生きるか死ぬかの瀬戸際に置かれていた民衆を美しい少女が半裸で処刑されるさまに刹那的な娯楽を感じていた。
ダークナイトは丸い輪から四本の鉄の爪が湾曲したように伸びている鉄製の器具を取り出すと
その鉄の爪の間に剥き出しになった乳房を押し込んでいく。
爪に押し出されレイラの形良い乳房が突き出され淫らに歪む。
両方の乳房を爪に押し込め終わるとダークナイトは器具の上部にある鉤を鎖に引っかけた。
「な、何をしようというの」
レイラの誰何を無視してダークナイトは合図を兵士に送る。
合図を送られた兵士が鎖を巻き上げ始めた。
ガラガラガラガラ
重い音と共に乳房に食い込んだ鉄の拘束具が上へとあがっていく。
それに従い拘束具に引き付けられるようにレイラの身体もゆっくりと地面から離れていこうとする。
「あっ・・・ま、まさか・・・・」
このまま持ち上げられたら自分の体重を乳房で支える事になる。
そうなったら乳房は引きちぎれてしまうだろう。
少女の美しい顔が蒼白になる。
「もう、子を産めぬだからそのような大きな乳房など必要あるまい」
鉄の爪に搾り出されるようにその大きさを誇示するレイラの豊かな乳房を見ながらダークナイトがあざ笑う。
ダークナイトは丸い輪から四本の鉄の爪が湾曲したように伸びている鉄製の器具を取り出すと
その鉄の爪の間に剥き出しになった乳房を押し込んでいく。
爪に押し出されレイラの形良い乳房が突き出され淫らに歪む。
両方の乳房を爪に押し込め終わるとダークナイトは器具の上部にある鉤を鎖に引っかけた。
「な、何をしようというの」
レイラの誰何を無視してダークナイトは合図を兵士に送る。
合図を送られた兵士が鎖を巻き上げ始めた。
ガラガラガラガラ
重い音と共に乳房に食い込んだ鉄の拘束具が上へとあがっていく。
それに従い拘束具に引き付けられるようにレイラの身体もゆっくりと地面から離れていこうとする。
「あっ・・・ま、まさか・・・・」
このまま持ち上げられたら自分の体重を乳房で支える事になる。
そうなったら乳房は引きちぎれてしまうだろう。
少女の美しい顔が蒼白になる。
「もう、子を産めぬだからそのような大きな乳房など必要あるまい」
鉄の爪に搾り出されるようにその大きさを誇示するレイラの豊かな乳房を見ながらダークナイトがあざ笑う
「ひっ・・・・あっ・・・・・」
ガラガラガラガラ
少女の身体が全て宙に浮き全体重を乳房と足で支えるようになるがそれでも鎖は上へと巻き上げられていく
「い、いあぁああーーーー
これ以上は、これ以上はあげないで」
レイラの必死の懇願も空しく足が宙に浮いた。
「きゃあああああーーー
痛い、痛い、胸が、胸が千切れる」
少女の全体重が二つの乳房にかかりレイラは悲鳴をあげる。
レイラは華奢な身体の持ち主だが乳房のみで体重に耐え切れるわけなく二つの白く豊かな肉の房には鉄の爪が食い込み切り裂かれた傷から赤い血が流れて出す。
彼女の身体が完全に中に浮く兵士達は台の上と前後左右を覆っていた板をはずし始めた。
するとその中にから液体が満たされた巨大な水槽が現れた。
「クュクックッ
その水槽の中には強力な酸が入っている
落ちればあっという間に骨だけになるぞ」
グダークナイトの言葉はレイラを恐怖に陥れる。
「ひぃ、あっい、いやぁーーーー
お、降ろしてー」
レイラが泣き叫ぶが少女を助けるものはいない。
ぶち
乳房から肉が切れる音が聞こえ始める。
「はぁあああがぁあああいたい痛い痛い
胸が胸がむねがぁあああああ」
ぶちぶち
レイラの悲鳴をよそに音は次第に大きくなり幼き日、ジュリオールに出会って以来彼の為だけに育ててきた豊かな乳房が引き千切られていく。
「い、いやぁーーーージュリオール!
助けてジュリオール」
少女が今は亡き恋人に助けを求める。
ぶちぶちぶち
遂に限界に達した乳房が音を立てながら引きちぎれていった。
「いやぁいゃぎぁああああああああーーーー」
浮遊城が落ちたあの日・・・・
本来、二人の婚礼を挙げる前日であった。
十数年にも渡る想いの叶う前の日であったのだ。
しかし、その日は永遠に来ることは無い。
ジュリオール・・・・私がんばったよね・・・・・
もうすぐあなたのそばにいくわ・・・・・
そこで一緒に・・・・
少女は落ちていくわずかな時間に乳房が引き千切れる痛みに悲鳴をあげながらも頭の中で死後の世界でまっているであろうジュリオールとの思い出を走馬灯のごとく思い出していた。
ぼちゃーーーん
水音と共にレイラが酸の中に落ちる。
少女の身体が白く細かい泡に包まれ纏わりついていた服を溶かしレイラの傷だらけの・・
だが美しさを完全に失っていない全裸が民衆の目に晒される。
しかしそれも一瞬の事
酸はレイラの皮膚を冒し始め浮遊城の騎士達が憧れていた美しい顔が・・・
彼女の自慢であったエメラルド色の腰の下まで伸びる美しい長髪が、華奢な白い肢体が解け崩れていく。
それに伴い白い泡が激しくなりレイラの身体を民衆の視線から覆い隠していく。
その泡が切れた後には美しい少女の姿は無く一体の白骨が水槽の底に沈んでいるだけであった。
民衆は美しい少女が骨となってくのをただ見つめるだけであった。
少女の美しさな名残のように引き千切れた血まみれの乳房が鉄の爪にくわえ込まれたまま水槽の上でただブラブラとゆれていた。
それから数日後、ラフェルへの補給路を抑える砦がラーカス軍に攻撃されているとの急報が入った。
この攻撃はルナの考えた陽動作戦であったが、バーラル軍はこれに引っ掛かり、ダークナイト率いる主力部隊を救援に出してしまう。
そこへディハルト率いる部隊が攻撃を仕掛けてきたのだ。
ラーカス軍は精鋭中の精鋭であるのに対し主力の抜けたラフェルを守るバーラル軍は補充兵ばかりである。
これでは名将フレアであってもいかんともしがたい。
僅かな二日でラフェルは陥落寸前になっていた。
「どうやら、ここまでのようね・・・・ラファルは放棄しましょう
事前の準備通り街に火を放ちなさい
その後、煙に紛れて敵部隊を突破し南門から脱出します」
フレアの命令に従い、ラフェルに火がかけられていく。
その後、バーラル軍は戦力を集中させ、街に火がかかった事に混乱するラーカス軍を突破、バーラル国内に退却した。
これによってバーラルに奪われていた領土は全て奪還したが繁栄を誇った副都ラフェルは燃え尽き、
住民の殆どが逃げ遅れ焼死したため完全にその機能を失ってしまった。
「なぜだ、フレア!
なぜ、こんな事をする!
君はこんな事をするはずではなかったのに!!」
燃える副都を見てディハルトが絶叫する。
ディハルトの言葉通り、フレアは慈悲深い姫君として知られていた。
事実、ライリムの戦いでは市民を巻き込まないように兵を動かしていた。
それなのになぜ・・・・
ディハルトにはなぜフレアがかつて名君として知られていたヴィルダ―王と同じように変わってしまったのか理解出来なかった。
燃え尽きたラフェルに入城したディハルトにさらなる凶報が届く。
王都奪還へ向ったレイモンド卿の本隊がボルツ将軍率いる帝国軍と交戦し魔道巨兵ガルツォークによって壊滅、
レイモンド卿が捕虜になったと言うのだ。
盟主を失ったラーカス軍は崩壊の危機を迎えたがルナの奇策により魔道巨兵ガルツォークを撃破、
ボルツ将軍を討ち取って帝国本土に移送中のレイモンド卿の奪還に成功する。
その頃、ラーカシア帝国軍はアルテミュラー元帥と対立しているパウル第一皇子とそれに組するガイエル将軍によって補給が途絶し、
戦力を大きく減じていた。
戦局は大きな転換点を迎えようとしていた。
566 :
85:04/08/19 22:13 ID:7SPsfnVV
今回も下げ忘れある・・・
あと560ははり間違えですスマソ
毎度乙
久々にラング引っ張り出したくなる出来ですね
>>566 ついにレイラさんまでが無惨なめに…w
いやはや乙です
やはり捕虜拷問は基本ですな
>>85氏
レイラ拷問、堪能しました
洋梨はやはりエロい
大変乙でした
この人のいなさっぷりなら言える!
カンタペリー物語をずっとガンペリー物語と思っていたという衝撃の事実を(爆)
いや・・・だって最初のネタ、ファーストだったし・・・
ちょっとちょっと、ファーストは書いていないよ
最初に書いたガンダムのはSEEDのフレイ拷問が最初。
藤子系パロ 第8部 近頃なぜかチャールストン
「はぁはぁ、もう許して・・・」
「まだまだだろ、ミツ夫くん」
ミツ夫は自分の家の自分の部屋のベッドで全裸にされ
ベッドに手錠をかけられていた。相手は変奇郎だった。
変奇郎はミツ夫のアナル指でを責める。
変奇郎の指のテクニックでミツ夫は射精だった
「うっ」
ミツ夫のチンチンが白い液体が発射される。そして痙攣する。
「はぁはぁはぁ」
ミツ夫は涙目だった。変奇郎はミツ夫のアナルで汚れた指を
ミツ夫に舐めさせる。ミツ夫は恍惚な表情で汚れた変奇郎の
指を舐めた。その隙に変奇郎はナイフを取り出しミツ夫の小指を
切り落とした。
「いたい!いたい!」
血は出始めた、ミツ夫は泣きながらジタバタした。変奇郎はサディスクックな
笑いをした。
「今から面白い遊びをしてあげるよ」
変奇郎は笑い、ペンチをミツ夫の右の金玉に
押し当てた、ペンチで力強く潰す。
「痛い!あ、ぎっ」
もうひと踏ん張りに潰した。
「ぎゃああああああああ!」
次に左の金玉にペンチを押し当てて、力強く潰す。
「ぐぎゃああああああ!」
変奇郎はニコニコ笑った。
そしてペンチをチンチンをつかんで強く引っ張った。
「ひぎゃあああああああ!」
ミツ夫の股間から血が噴出してきた。シーツは血まみれかと
した。ガクガクと痙攣して、涙と鼻水で顔はよだれがでている。
失神しているミツ夫の口にいまや肉の塊となった。チンチンを
ねじ込んだ。変奇郎はミツ夫をシーツでくるんだ。そして、
タクシーを呼んだ、場所は東京湾。
東京湾に着いた変奇郎はシーツをはがし、全裸で後ろに手錠を
かけられているミツ夫を海の中を沈ませた。
「ぶくぶく」
がまんして息を止めているが、どうにもならない、ミツ夫は失禁してしまった。
そしてウンコを垂れ流し始めた、そして痙攣が始まり、3分後には
ピクリとミツ夫は動かなくなった。変奇郎はそれを見届けると、郵便局に行き
ミツ夫のチンチンを小包に入れて、沢田みち子に送りつけた。
ミツ夫は母なる海へ帰っていった。
終わり
カンタベリー物語乙!今度はミツ夫を殺すなんて
パーマンセットで反撃してくれ
それでも最後には
今度は男同士か?カンタベリーどの
もう限界だな。
俺はまだまだ期待してる!
次は女同士のえげつない拷問とかどう
カンタベリー物語の書く藤子パロがエグイ、エグすぎる。
しかも小学生殺しまくり。
なったって獣姦、スナッフビデオ、人食、強盗殺人、チンコ切断など
これまでなかったシチュエーションがもりだくさん
鬼才だよ。カンタベリー物語
ダメだね、もう
自サイト潰されまくりの……だろ。
どれもこれも二次創作の意味すらない、首をすげ替えただけの似たり寄ったりで、
描写のない台詞と「〜〜した」ばっかりの単調な文章。
……正直、もう良いよ。おつかれさん。
>>584 だったらお前が書けよ。納得のいく文章をさ
俺も正直、限界だと思う。
っていうか「拷問部屋」の劣化コピーは要らん
588 :
名無しさん@ピンキー:04/08/29 20:01 ID:s6vGKihN
590 :
名無しさん@ピンキー:04/09/01 10:09 ID:KEauNU4C
保守してみるのもまた一興
592 :
名無しさん@ピンキー:04/09/02 18:55 ID:qIP1BK4r
誰かいる?
マリみてで書いてみたいなぁ・・・、と思ってはいるが・・・・。
書いてよ!書いてよ!書いてよ!書いてよ!
595 :
593:04/09/02 22:19 ID:awEzmyYT
あのうぜぇ新聞部の連中をとっちめてやりてぇと思ってるんだが・・・。
(でこっぱちを特に)
嫌いなキャラを・・・ってのはこのスレの雰囲気に反するのかな?
もしそれでいいならちょびっと書いてちょびっと載せていこうかと思っています。
ほ
でこっぱちってのはあのヘアバンドしたダメ天才鳥居江利子?
だとしたら彼女を新聞部だと思ってる時点でもう少し原作を良く読むべきかと…
パロディは原作の設定との差異があった時点で一気に萎えてしまう事が多々あるから。
なんにせよ投下大歓迎、むしろマリみて大歓迎。頑張って下さい!
期待age
599 :
593:04/09/03 19:56 ID:SDfX2h/e
恐れ多くて江利子様でSSなんて書けませんです。
ウザいでこっぱちは新聞部にちゃんといますよ・・・?
よく思い出してみてください。
調子良かったら今晩にでも触り書きたいです。
春の柔らかい夕日の中、マリア様の像の前を二人の少女が過ぎ去って行く。
一人は三年生になった祐巳だ。トレードマークのツインテールは下ろされすっかり大人びたふいんき(何故か変換できない)になった。
けれども・・・
「も〜う、お姉さまって呼ばないと返事はしないよ?」
「もぉ、子どもじみた事を。・・・・祐巳お姉さまってば。」
「やったぁ〜!瞳子ちゃんに初めてお姉さまって呼ばれた〜。」
はしゃぐ祐巳を尻目に瞳子は口を尖らせ精一杯の照れ隠しをしてみせる。けれども内心彼女は嬉しくてたまらないのだ。
あの祐巳が自分を彼女の妹にしてくれた事が。憎まれ口ばかり叩いているが、瞳子は祐巳が自分を選んでくれたことを
本当に幸せなことだと思っている。
「もう、祐・・・お姉さまはロサ・キネンシスとしての自覚がちっともありませんのね。
子ども子どもしていてお見苦しい限りです。」
「ふえぇ、瞳子ちゃんたら酷いぃ・・・・。」
つんと祐巳を無視して瞳子は先を急ぐ。
そんな瞳子を呼ぶ声がする。乃梨子だ。何か紙切れを手に息を切らしながら走りよって来る。
「もう、二人とも何をしているの!!??」
「あら、確か今日は薔薇の館に集合しなくても良い日では?それにスカートのプリ・・・」
瞳子の前に一枚の紙が突き出される。瞳子越しに覗き込んできた祐巳は驚愕の表情を浮かべる。
そこには大きな見出しでこう書かれていた。
『リリアンかわら版緊急スクープ!!
ロサ・フェティダ”私の妹にならない?”不純同性交友の全て!!!』
山百合会に対し悪意を持ったような記事が書かれ始めたのは、旧・薔薇様たちがこの学園を去ってからだった。
前々から薔薇の館での出来事をセンセーショナルに取り扱う記事が、
かわら版に何度か掲載されていたが悪意を持った文章は初めてである。
乃梨子は校外の男子生徒と遊び歩いている、祐巳の父親の設計事務所の経営状態が悪い、
エキセントリックな見出しで他の生徒の目を引かせた。
自分たちが薔薇様として頼りないゆえにこのような噂が立つのであろう、祐巳たちはこの事について言及はしなかった。
しかし今回の内容は目に余る。
『ロサ・フェティダとはブゥトンの頃から肉体関係がありました。部活が終わった後私たちは・・・』
『恥ずかしがる私のアソコに由乃様は下を這わせて・・・』
下卑た内容の文書が続々と連なる。
志摩子は途中まで読むとかわら版を机に置いた。ため息すらつく気力がない。
由乃にはまだ妹ができていない。祐巳はそのことを密かに心配していた。
口には出さないが由乃も気にしている。
自分の姉もまた一学年年下の妹は作らなかった。遅くても良い。自分に見合った妹を見つければ良い。
祐巳と由乃にそう語った矢先の出来事だった。
・・・薔薇の館にはまだ誰も来ていない。
「・・・酷い。酷いよ!!こんなことって・・・!!」
祥子と自分が姉妹になった時とても喜んでくれた由乃、祥子との間に何かあった時いつも親身になってくれた由乃。
こんな時に彼女の何の力にもなってやれない祐巳は、ただ涙を流すことしかできなかった。
「お姉さま・・・。」
瞳子と乃梨子もまたそんな祐巳の背中をただ見つめるしかなかった。
・・・酷い。酷いよ!!この文章・・・!!
続きは明日!!
602 :
597:04/09/04 01:48 ID:HHppN8ip
半デコかぁ!
いや真美たんハァハァなんで期待してます!
もうドロドログチャグチャにしたってくらはい
キタキタキタキタキタキタキタ━━━━━!!!!
真美が薔薇の館に呼び出されたのはその一時間後だった。真美は分かっていたのだろう。すぐにしかし何も言わずに祐巳たちの前に立った。
普段とまったく変わらない落ち着いたふいんき(なんで変換できないんだろ・・・)の白薔薇姉妹。泣き濡れた姉を妹がいたわっている紅薔薇姉妹。
「新聞部の部長としてのあなたに尋ねます。最近の・・・特にこの新聞のロサ・フェティダについての記事について少々尋ねたいことがあるのだけれど・・・。」
志摩子がまっすぐに真美を見つめる。
「ロサ・ギガンティア、何をおっしゃっているの?」
白々しく答える真美。少し眉を寄せる志摩子。
「ロサ・フェティダについての記事を訂正して欲しいの。・・・最初から訂正する事実すらないのだけれど。」
「そうよ。訂正の必要がない真実ですもの。」
「どうしてそんな事ばかり言うの!!??真美さん!真美さんがそんな新聞ばかり作っているとわかると・・・真美さんのお姉さまだって・・・・。」
涙を浮かべながら祐巳が叫ぶ。真美はまるでおかしいものを見たかのように笑い出した。
「あはははは。あんな女がお姉さまですって!!??薔薇様とやらをパパラッチするくらいしか能がないくせに!!」
「あたしはねぇ山百合会の連中が大嫌いなのよ!ちょっと姉が偉いくらいで選ばれた存在のような顔をしちゃってさ。
調子に乗ってるんじゃないわよ!!見てなさいよ。今にかわら版を使ってあんたたちの化けの皮を引っぺがしてやるわ!
あたしの姉だって・・・・いつもいつもあたしよりも山百合会の連中の妹の方ばっかり見てたんだ!!
畜生!畜生!!ふざけやがって!!!!」
志摩子が大きなため息をついた後、一言呟いた。
「あなたが私たちを憎んでいる事、あなたがこれからも新聞部の方針を変えない事はよく分かりました。
・・・けれども私たちの大切な山百合会の仲間を侮辱したのは許せない。」
び し っ
突如真美の後頭部に衝撃が走った。いつの間にか後ろに構えていた瞳子と乃梨子が掃除用具(主にモップとか)の柄で真美を殴りつけたのだ。
さっきまで泣き崩れていた祐巳が高圧的に真美に言い放つ。
「これより山百合会の今回の件の対処法を言います。
あの新聞は変態性欲者の新聞部部長が自分の自慰のために書いた記事を集めたものだと山百合会で後日発表を行います。」
「そのための写真やら何やらをこれから撮影しますね(はぁと。」
瞳子が2発目のモップの柄を真美にお見舞いしながら、なんとも楽しそうに言葉を放った。
前振り長くて正直すまんかった!!次から本番だよ。
おっつです!
・・・ところであなた、バイオ書いてた人?
「ぐっ・・・あんた達ィ〜〜!!」
ご す っ
容赦なくモップの先端を真美の鳩尾(みぞおち)にくらわせる乃梨子。
奇妙な声を立てて床にへばり付く真美に追い討ちをかけるように瞳子は水に濡れたモップを真美の顔にお見舞いした。
「うmmm・・・ぶ〜〜〜〜〜。」
金具が鼻に命中したのだろう。大量の鼻血が溢れ出している。そのような状態の真美の顔を容赦なくモップで撫でながら瞳子は言った。
「瞳子のお姉さまに感謝してくださいね?真美さまのお顔を綺麗にしてから写真に収めてくれるみたいよ。」
汚れたモップを何度も真美の顔の上でこねくり回す。乃梨子の方は先程と同様に何度もモップの先端で真美の鳩尾を突いている。
見物を決め込んでいる祐巳と志摩子。祐巳は蔦子から借りた一眼レフをいじり始めた。
「瞳子ちゃん、もっと力を込めなきゃちっとも綺麗にならないよ。」
「大切な所がもともとが汚れているから駄目よ。乃梨子、そろそろ・・・。」
「はい。」
モップの柄で乃梨子が真美のスカートをたくし上げる。そして布越しにまたもモップの柄を使い、真美の性器を弄び始めた。
「ン・・・ンアアアアアア!!イアアアアアアアアア!!!!やァ・・・・めてェェェ!!!」
「ようっし!!シャッターチャンス!変態新聞部部長、モップの柄でオナニーをする!!」
うるさい真美の口をモップで塞ぎながら瞳子が呟いた。
「お姉さまったら下品な言葉を使わないで・・・。」
「あっ。真美さんたら下着越しに中が見える。」
何度もフラッシュを光らせながら祐巳が呟く。涙と鼻血が混ざり合った顔で真美が白い光の中にいる。
「お姉さま。瞳子は気持ち悪くてたまりません。こんな事をされて悦ぶ人がいるだなんて。」
「祐巳様の仰る事は間違っていなかったんでしょうね。」
乃梨子はそう言いな分泌物でらどろどろに汚れた下着を脱がせ、柄の先端を真美の小さな割れ目に差し入れた。
「もういいわ、瞳子ちゃん。口からモップを出してあげて。」
「瞳子ちゃんもこっちにおいで。一緒に真美さんの汚い割れ目がこれからどうなるかを見よう。」
真美は必死に声を振り絞った。というよりもこの状況では声を出すくらいしか抵抗しかできない。
「お・・・おおおお、お願い。止め・・て・・・・・・・。やめてぇぇぇぇえええ!!!」
その時だった。真美の股間から黄金色のしぶきが上がった。あまりの恐怖に耐え切れず、真美は失禁してしまったのだった。
「きゃあぁ!」
反射的に乃梨子は全ての力をモップに込めてしまった。
「か゜・・・。・・・・・あぎぃイイイイいいイイいい!!!!ヒぁいイイイ・・・イいィいイ!!!!!」
刹那の間を置いて真美が叫び狂う。破瓜の血と尿が混ざり合い薔薇の館の床を汚してゆく。その様子を祐巳は余す所なくカメラに収める。
「乃梨子、制服は汚れていない?」
「は・・・はい。でもゆっくり時間をかけて挿れなさいと言われていたのに。」
「一回破れちゃったらどうしようもないよ。乃梨子ちゃん、ゆっくり8の字に大きく回すんだよ。」
唐突に純潔を(しかもモップの柄に)奪われた真美は何が何だか分からなくなっていた。
しかし何かが自分の下腹の中で暴れまわっていることだけは理解できた。
「ぁゴ・・・。ぅひひひぃ。や”め”で・・・・・・・。」
「なにか仰ってますよ。」
「気持ちいいからもっとして、と言っているのよ。浅ましいわ。」
蔑みの目で白薔薇姉妹は真美を見下ろす。一方紅薔薇姉妹は
「ここのボタンでシャッターが切れるからね。」
「見ていてください。瞳子お姉さまよりも素敵な写真を撮ってみます。」
目の前の悲惨な光景をまるで写真大会を行うかのように連写していた。
ところで606さん。自分はこのスレ初書きですよ。
生ぬるい内容でも許してください。
X「見ていてください。瞳子お姉さまよりも素敵な写真を撮ってみます。」
O「見ていてください。瞳子はお姉さまよりも素敵な写真を撮ってみます。」
もう瞳子にスールができてるんかよ・・・・。
>>女同士って陰険だやな・・・
ってアンタ書いてる本人が何言うかw
「あっ、そうだ。祐麒の隠し持っていたエッチな本で見たんだけど・・・。」
「えええええええぇぇぇぇぇ!!??祐麒さんが!!!!????」
何故か非常に驚く瞳子に祐巳は支持する。瞳子は言われたとおりにもう一本のモップの柄を真美の蕾に突きたてた。
「あああああぁあがっ!!」
自分の排泄器官に物を突き立てられる屈辱と苦痛に、真美はより一層甲高い声を出す。
「確か2本挿しって言うんだよ。」
「祐巳様はとても詳しいんですね。」
「そうだ、乃梨子ちゃん。瞳子ちゃん。モップの先をもっと持ち上げるように突き刺してみて。」
「えぎぃ・・・くううアぁぁァアアアア!ぃ・・・いだぁぁぁあい!!」
真美の腹が裂けそうなほど膨らむ。
「赤ちゃんが入るんですもの。お腹はもっと膨らむはずよ。」
「こんなお腹からは生まれたくないな。」
無駄口を叩きながら相変わらず祐巳はシャッターを切り続ける。柄の間から真美の性器の中を撮りながら呟く。
「うえぇ。気持ち悪いよぉ。」
「どんな気分?真美さん。」
「あがぁ・ぁぁあ嗚呼!!」
祐巳は2年生にもっと力をこめて突くように指示した。
「やぁぁめえぇてぇぇ!!いた・・・・い、痛いようぉ!!!!!」
「由乃さんはもっと辛い思いをしたんだよ。相手にその辛い行為を止めなかったのに自分は止めて欲しいっておかしいよ。」
真美の知的な外観を作っている額を祐巳は憎々しげに踏みつけた。真美も反対に祐巳を憎々しげに睨みつけてくる。
「ちっとも反省ができていないのね。本当に呆れ返るわ。」
柄にも合わず志摩子は真美の白く愛らしい頬を小刻みに蹴りつけた。
が っ
「あひゅいぃ!!」
び す っ
「げひぃ!!!」
一時間近く真美の性器と排泄器官を攻めあげ、瞳子と乃梨子は大分疲れたようだ。
「ちょっと休憩を入れましょうか。お茶を沸かしたわ。乃梨子が買ってきてくれた四国のお土産もあるわ。」
「春休み中に四国八十八ヵ所巡りをしてきたんです。」
血と分泌液、排泄物に汚れた柄を二人は真美の中から引き抜いた。ひくんひくんと真美の体は大きく痙攣している。
「あのメス豚はどうされます?動けないとは思うんですが。」
「もちろん私たちがお茶をしている間にも罰は受けてもらうつもりよ。」
祐巳たちは真美の脚に何かをくくりつけている。それは教科書が満タンに入った通学鞄だった。
「ェぅぁ・・・貴方たち、何を・・・・。」
「今に分かるわ。」
「嫌ァァァ!!止めて〜ェ!!!裂けるぅ!!!!!!」
薔薇の館のメンバーたちは真美の制服を破り捨て館の窓のサッシに跨らせた。
少しでも動くと2階から地面に落ちてしまいそうな恐怖、と下肢から体を二つに引き裂かれそうな強烈な激痛に真美は泣き叫んだ。
「うるさいわね。」
「まだあんなに叫ぶ力が残っているだなんて流石はゴキブリ並の精神を持った新聞部ですわ。」
不快そうな志摩子に瞳子が真美の腹に拳を入れながら答える。何回目か瞳子の拳が真美の腹に命中したときだった。
「ゴブう゛え゛ェ・・・・。」
真美が腹の中のものを吐き出した。咄嗟(とっさ)に身を引いた瞳子は何とか難を逃れた。
「もういいよ。瞳子ちゃん。金●まんじゅう、美味しいよ。」
●島銘菓●長まんじゅうを差し出しながら祐巳が瞳子に声をかける。
「阿波の名物は確か狸でしたね。」
乃梨子の発言に薔薇の館は笑いに包まれた。
>>610 ふふふふふ。確かにそうですね。
自分が一番陰険かぁ。
ort=3
ところで今回ちょっとSFじみてる。
O何故か非常に驚く瞳子に祐巳は支持する。
X何故か必要以上にに驚く瞳子に祐巳は指示する。
Xまほネ申の柄
Oまほネ申の絵
ところでこのスレ誰もいないのか!!??
ぬるぽ〜〜〜〜!
話はいいんだけど、名前欄に、独り言書くのがチョット……
HNでいいんじゃないの?
独り言を入れたいならメール欄を使えばよいと思うし。
>>614 もともとこのスレは閑古鳥鳴いてるよ。
最近の盛況さが信じられないくらいだし。
でも、ROMの人はけっこういるらしい。
すんません、ROMしております。
(・ω・)ノシ
(・ω・)ノシ
ノシ
(・ω・)ノシ
(・∀゜)ノシ
こんなにいたのか・・・。
(゚Д゚)ノ マダマダイルヨ
(・ω・)ノシ 俺もー
628 :
誘い受け:04/09/10 19:37:11 ID:AfJp/Lv+
そして感想の一言も書いてくれ!
頼むから!!
参考にさせていただきます!!!
一気に止まってしまいましたなw
(・ε・)ノシ
631 :
誘いうけ:04/09/12 20:53:51 ID:HkkH9lyi
「あぁ、お茶の美味しかったこと。」
「瞳子さんはもういらないの?」
「えぇ、お土産美味しかったわ。乃梨子さん。ところで、私たちだけでお茶を楽しんでしまって・・・
あの牝豚にもおいしいお茶をご馳走してあげては?」
瞳子が意地悪く真美を見つめる。真美の粘膜の皮膚は裂け、サッシから床まで血が滴っている。しかし意識ははっきりしているらしく
相変わらず山百合会の面々を睨みつけている。
「いい考えね。どうされますか。」
「とてもいい考えだわ。祐巳さん。」
大きく祐巳も頷く。
「い・・・いあぁ・・・・・・。」
真美の目の前に大きな漏斗が2つ用意された。下肢を血まみれにした真美が床に引きずり倒された。
祐巳は顔を掴むと一つの漏斗を口に、志摩子がもう一つを肛門につきたてた。
「ム・・・ぐぅ!!!!!」
一体自分が何をされるか瞬時に理解した真美がくぐもった声を出す。志摩子が沸き立った薬缶をコンロから外してきた。
「お白湯だけど、とても美味しいからたっぷりと召し上がってね。」
「ム・・・・ムギュウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!」
ゆっくりと志摩子が真美の漏斗に熱湯をたっぷりと注いだ。
632 :
誘いうけ:04/09/12 20:58:56 ID:HkkH9lyi
「むぐっ!むうぐぅう!!ぐゥゥウウウ!!!!!!」
漏斗から白い湯気が立ち上がる。真美が体を大きくびくつかせる。
「う〜ん。動くところを見るのは面白いけど、これは写真にしてもなぁ。」
「祐巳さん、これからが面白くなります。カメラを・・・・。」
志摩子が茶目っ気ある顔で答えた。
真美はまるで芋虫のように体をひねらせる。言葉にならない言葉を必死にあげている。いや、あげようとしているのかもしれない。
「消化の穴を全部使用して山百合会のお茶を楽しめるだなんて真美さまはとてもラッキーですわね。」
「あら、えっと・・・そのお尻の穴が・・・・。」
乃梨子が頬を染めながら指差す。後ろにささった漏斗が大きく動いている。
「乃梨子、悪いけど漏斗を抜いて代わりにさっきのモップをできるだけ挿れてあげて。祐巳さんは窓の外の下へ。」
「・・・はい。」
真美はいつの間にか白目を剥きかけている。まだまだこれからよ・・・。志摩子は柔らかい笑みを浮かべながら次の展開を考えていた。
「二人とも、ゴキブリを逆さ吊りにして窓の外へ吊るしてあげてね。手が疲れたら地面につかないくらい力を緩めていいから。」
階段を下りながら祐巳は由乃のことをずっと考えていた。許せない、人の最も辛い部分を面白おかしくした記事を書いたこと・・・。
きっと由乃は一生かけても消えない心の傷をつけられただろう。あの牝豚には絶対に消えない痕をつけてやる、と。
いろんなノシが見えて楽しかった。
見る人がいてくれるなら、ガンガろうと思う。
633 :
619:04/09/12 22:52:36 ID:yHr6Dngv
>誘いうけ氏
巧みな心理描写、乙でございます。
個人的にはブラッディな物が好みですが、こういうのもたまにはよいですな。
634 :
619:04/09/12 22:54:10 ID:yHr6Dngv
元ネタについては・・・
勉強しておきます(^^;
いいよーいいよー(・∀・)
636 :
誘いうけ:04/09/13 19:26:51 ID:iiuItGWf
>>619 ぜひとも勉強なさってください。
誰か好きな娘でもできたら是非書かせて頂きます。
後半はややブラデーかもやしれません。
あまり期待せずにお楽しみに!!
個人的には監禁調教が書きたいですね。
ハラワタ引っ掻き回す系は体の構造に関してあんまり詳しくないんで
リアリティが今以上にない気がします。
待ってますよ〜。
ところでこのスレ読んでる時とか投稿する作品を書いてるときにみんな音楽聞いてる?
俺は「地獄のズバット」なんか聞いてる。他には「月食グランギニョル」とか「コッペリアの柩」聞いてるかな。月並みだけど油ギトギトのポテトチップにコーラとかビール大ジョッキに塩辛みたいなもんでこれがまた良く合うんだよなぁw
少なくともビールなんかと違って体はいたって健康なままだしね(ニヤリ
639 :
誘いうけ:04/09/15 19:24:54 ID:6+zo/zD1
プレーヤーに入ってるやつを適当に聴きながら書いてます。
たまにニュースをBGMにしています。(栃木の事件は許せん!!!!!)
三連プレーヤーを使っていますが、一度入ったCDは長い間入っていますよ。
今回SSを書きながらずっと入っていたCDはDir en greyの「MACHIAVELLISM」かな。
>>638 蟻プロ格好良いですよね。
アリカさんにはかなりアンチですが。
「月蝕グランギニョル」は着うたでしか聴いたことがないんですが、
かなりきちゃってますね!
蟻プロの曲を聴くと何故かいつもpierottのインディーの頃を思い出してしまいます。
「脳内モルヒネ」とか・・・・。
ベルリオーズの幻想交響曲第四楽章「断頭台への行進」
断頭台だぜ、断頭台。
ギロチン(;´Д`)ハァハァ
バン!と刃が落ちてポロッ、ポロッ、ポロッ、ポロッ、と首が転がる音までオーケストラに描写させる優れ物だ。
次点はカール・オルフ「カルミナ・ブラーナ」
グロではないが、歌詞がめちゃめちゃエロいぜ。
ソプラノ独唱で「愛しい人よ、私のすべてを捧げましょう」なんて歌わせるし。
どっちも、普通に聞いても名曲であることは間違いない。
「くりぃむレモン映画化記念・処刑遊戯」
俺の名はK、本名は言えない。俺は愛車の日産スカイラインを飛ばしていた。
すると、道のところに女子高生がいるではないか、俺はクロロホルムを片手
に彼女に声をかけた
「ちょっと彼女」
「えっ?」
すばやく、俺は彼女の口にタオルを押し付け、クロロホルムをかかせた。
彼女を車に乗せてアクセルを踏み、自宅に向かった。とりあえず地下室に
だ。彼女のカバンを探り、学生証を見つけた、「野々村亜美」だった。
俺は亜美を地下室につれていくと、台に縛り付けた。亜美は眠りから、
覚ました。
「ここはどこ!」
「お目覚めかい、野々村亜美」
「亜美をどうするき!」
「一発やらさてくれないか」
「いや!」
俺は牛刀を片手に彼女の右手の親指以外の指を一気に切り落とした
「ヒギャアアアア!」
亜美は指を切られて悲鳴をあげた。
「わかりました、やります!だから亜美を殺さないで」
俺はその言葉に満足し、まずフェラチオをさせてもらう
ことにした、まず俺はペンチで亜美の歯を力強く抜いた
「ギャアアアアア!」
「アギィィィィィィ!」
亜美は俺がペンチで歯を抜くのに、悲鳴をあげまくる。
作業は終った。俺は自分のペニスを血だらけの亜美の口に
突っ込んだ。亜美の口からいやらしい音が聞こえる。俺は
一気に精液を吐き出した。
「ヴぇゲホッゲホッ」
「次は裸になるんだ」
亜美は制服を脱ぎ捨て、裸になる。俺はバイブを亜美の膣に
突っ込んだ。
「あぁぁぁぁ・・・・」
亜美はよだれを垂れ流しながら、バイブを感じる、俺はバイブを
抜き差ししていた。そして潮吹きしながらイッた。彼女は気絶していた。
俺は、吸っていたタバコを亜美の膣に近づけて、タバコの火を亜美の
膣に押し付けた。
「ヒギャアアアアアア!」
亜美は膣に火を押し付けられて失禁した。俺は台から
おろして鉄パイプで亜美の腹を殴った。
「ヒギャウアアア!」
あばら骨折れて、口からゴボッと血を流した。何度も
叩きつけた、ゲボゲボと口から血が出ていた、次は顔を
鉄パイプで殴り、鼻がへし折れて、あごの骨がたたき折れた
次に、手足などを鉄パイプで殴った。俺が気がついたときには
亜美は瀕死の重体だ、俺は車で川原に行き、亜美を川原に
連れて行った、そして瀕死の亜美の頭を大きい石で叩き割った。
頭蓋骨がかち割れて、脳みそが飛び出した。川原を後にした。
次の日、俺は中野富士見中に来ていた、1時間目の授業が
始まったところだ、あらかじめ仕掛けておいた時限爆弾が大爆発した
次に俺はバズーカ砲で一階の教室を吹き飛ばした、アホ中学生が
肉塊に変わった。逃げる生徒と教師をM16とM60機関砲で蜂の巣にする。
手榴弾を投げて、生徒や教師を吹っ飛ばした。
数分後、警察が着たので俺は逃げた。俺は勝利の賛歌で一杯だ。
終わり
>>642-644 精神的に訴えるものがないからある意味すっきりとした味わいですな
ごちそうさまでした
647 :
誘いうけ:04/09/17 20:05:25 ID:ZrQKP49Q
まだかろうじて夕日は空に残っている。いつの間にかできた春の夜の影は真っ赤な空と相容れてこれからの惨劇を予想させた。
薔薇の館の窓から奇妙なモニュメントが吊るされていた。裂かれた木に他の木を継ぎ足したような姿だ。
裸に剥かれありとあらゆる責めに遭った真美だが、まだかろうじて意識は残っている。すぐにでも失いそうな意識の中で彼女は戦っていた。
湯を腸(はらわた)に注がれることで起きてきた排泄の予感と。
「モップの柄、抜けないようにしてね。」
「はい、ロサ・フェティダ。」
舌は湯に焼けきって上手く回らない。しかし奇妙な声を発することにより真美は排泄を願った。
「何か言ってらっしゃいますわよ。」
「元気な先輩ですね。感心します。」
瞳子と乃梨子はロープを揺らしながらおしゃべりをしている。
「お尻の穴からモップを入れているということは、そのまま突き刺せば排泄器官を通って口から出るのかしら。」
「乃梨子、あんまり奥に突き立てて殺しては駄目よ。神は無駄な死は喜ばれないわ。」
「だって、真美様とてもびくびくされてモップが抜けそうです。」
モップの先端が大きく揺らぐ姿を志摩子も確認した。祐巳は下でカメラを構えた。
突然モップが抜けた。途端に春の空気を汚す強烈な悪臭があたりを包んだ。真美が腹の中で抱え込んでいた汚物を一気に噴射したのだ。
「ぁ・・・・あ・・・・・・!!!!!!!!」
声にならない声を上げ真美はひたすらに排泄する。その様子を祐巳はひたすらに撮影した。
涙で濡れる真美の頬を排泄物が悪臭を放ちながら隠してゆく。口にも鼻の穴にも耳の穴にも尻の穴から垂れ流した排泄物が流れ込む。
さかさまにつられた状態で真美は嘔吐した。
新聞部の冷静で愛らしかった少女はあっという間に自らが体内から出した汚物で二目と見れない姿に変わり果てた。
職人さんの連続降臨でひさびさに楽しめましたよ
アメリカ版のイっちゃったゴジラをつまみにするのも最高だな
ジャン・レノ(・∀・)イイ!!
649 :
名無しさん@ピンキー :04/09/17 23:51:22 ID:ZVmtTuFH
次は是非黒猫館で淫靡でデカダン(退廃的)なのを・・・
今本スレで話題になってることだが、祐巳の妹が瞳子じゃないってどういう事だ!!!????
祐巳のスールに瞳子がならない限りしばらく続きは書かないつもりです。
・・・・と、駄々をこねてみる誘いうけ。今晩中に完結させれるかな?
>>642-644 くりぃむレモンは映画化されるのは話題ですよ、今
中野富士見中のことなんだけど、皆殺しにすると
昔、2ちゃんでカキコがあった。
>>652 誘いうけ様。マリみてネタ、GJです。
しかも猟奇度が結構ソフトで、猟奇に耐性のあまり無い私でも読めますね。
(・・・ただ内臓系統のネタがあまり好きじゃないというのもありますが。)
祐巳のスールは瞳子が好きなんでなってほしいですねぇ・・・(どっかであった2人とも妹にするのでもいいですけどねぇ。)
作品、頑張ってくださいねー。
655 :
誘いうけ:04/09/20 21:18:25 ID:ON8wh7Bb
>>654 ソフト描写が果たしてこのスレ向きかどうかは微妙な点なのですが、感想有難うございます。
やっぱりどうも腸(はらわた)かき回す系は不得手ですね。
後、腹を裂く描写は大丈夫なんですが、爪をへいだりするのはどうも苦手です。本当に痛いから想像したくない。
(へたれすぎだろ・・・・・・。)
内臓系統は書かないので安心してお読みくださいませ。
SSの続きはもう少々お待ちになって下さいませ。
ラストは考えてあるのですが、なかなか書けなくてですね。
あと3レス位でラストですよ。一気に終わらせたいです。
次は瞳子のドリルでも引っこ抜く話を書きますかねぇ。
656 :
誘いうけ:04/09/22 20:29:13 ID:9iut44mU
「さて、そろそろ私たちも仕事に取り掛かろうよ。」
「ええ、今まで乃梨子たちが頑張ってくれてたから。」
肉切り包丁を構える祐巳と鋸を構える志摩子。驚愕に目を見開く真美だったがそれ以外の反応はなかった。
もう真美にはそのくらいの反応しか出来なかったのだ。祐巳たちの凶器が真美の腕の付け根に乗ったときだった。
「お待ちになってお姉さま。」
瞳子が二人を制止した。
「紅薔薇と白薔薇でどちらが早く腕を切り落とせるか競い合って見てはいかがかしら。」
「え、お姉さまったら大丈夫かしら・・・・。」
祐巳に比べて儚げに見える志摩子を乃梨子は心配した。
「大丈夫よ。いつも廊下を掃除するのは私の仕事だもの。」
「じゃあ、そろそろ始めようか。最後に声を振り絞ってね。真美さん。」
「それでは・・・・・・始め!!!」
元気よく瞳子が合図を送った。
「ひぎゃ。・・・・うぎゃああああ・・・ぁぁぁぁ・・・っぁああああぎゅううううう!!!!!」
真美の腕の肉を切るのは祐巳のほうが優勢だった。床は真美の新鮮な血液で真っ赤に染まっていった。そんな様子を見ながら瞳子が呟いた。
「肉切り包丁を用意するだなんて、お姉さま冴えていますわ。」
大量の血液は祐巳のスカートの端を汚していく。しかし祐巳はそんな事は全く気にせずに真美の腕を切り落とすことに躍起であった。
「えぐぅ・・・・・・ぐぎゃあああぁあぁぁああっぁ!!」
志摩子は大分苦戦しており、何度も同じ箇所入ったり来たりしていた。
「意外と切れにくいものなのねぇ・・・・。」
「お姉さま、丸太を切るようにしてみてはいかがですか?」
白薔薇姉妹にとって真美はもう人間ではなかった。道端に転がっている棒切れに等しかった。
「あびぃ!!ぐがぁぁぁ!!!!」
「ぶぁあああぁっぁ!!!!!!ああぁぁぁぁぁああぎぃぃぃぃ!!!!ひぎぃぃぃぃぃ!!!!!」
真美の生存本能が出す獣のような叫び声と生臭い血の匂いが、薔薇の館を包んでいった。
657 :
誘いうけ:04/09/22 23:12:58 ID:9iut44mU
「えぶぃ、えぎぃぃぃ・・・・。」
其処には両腕をもぎ取られた真美が転がっていた。奇妙な声を出しながら真美は剥きようがないほどに白目を剥いていた。
「ですから骨を切るのは圧倒的に鋸の方が有利と言うものです。」
勝負の結果について瞳子と乃梨子が言い争っていた。祐巳と志摩子の凶器は同時に地面についたのだった。
「もう、つまらない事で喧嘩をしない!まだ脚が残っていることだし・・・・ねぇ志摩子さん?」
「いいわ。受けて立つわ。祐巳さん。」
真美の腕の肉や血がまだ生々しく残っている凶器を、祐巳と志摩子は再び真美の方に向けた。
「・・・・ぁぁぁぃ・・・・・・・・」
相変わらず分けの分からない言葉を発しながら、真美はおそらく彼女の人生で最後になるであろう涙を流した。
「なんだかもう声を出さなくなったからつまらないわね。祐巳さん。」
脚を切り終えた志摩子がつまらなそうに呟く。息をしてはいるがもう真美は生きる屍なのだ。かすかに息をしている事くらいしか分からない・
「そろそろ帰りましょうか。もう遅くなってしまったしね。」
「お姉さま、これはどうされますか?」
「あぁ・・・・それね。マリア様に向かって懺悔をさせようと思っているの。」
「流石はお姉さま。お優しいんですね。」
だから運ぶのを手伝ってね、と乃梨子たちに志摩子は言った。
ご とっ
ど こ っ
奇妙な音が薔薇の館に響く。祐巳たちが真美だったものを引き摺っているのだ。今は階段を下りている。
真美が引き摺られた後には赤黒い血の痕がついている。
このまま真美を引き摺ってマリア像の前まで連れて行くのだ。その状況はまるでゴルゴダの丘へ連れまわされるキリストの様だった。
658 :
619:04/09/22 23:52:35 ID:CW1qLaze
(;´Д`)ハァハァ
>誘いうけさん
出血も十分イケてるじゃないですか。
659 :
誘いうけ:04/09/23 20:11:34 ID:CYdMTaHk
春の夜には大きな満月が輝いていた。眩しい白き光は数人の少女を映し出していた。
「ハァハァ。以外と重いのね。」
祐巳たちは真美の前髪を引き摺りここまでやって来た。ずっと引き摺られてきたせいか、真美の薄皮は所々裂けて血が噴出している。
マリア様は月光のせいで昼とは全く違った表情をしているように見えた。
「マリア様。どうかこの哀れな子羊をお許しください。」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「そうですか。マリア様。」
「残念ね。マリア様は貴方の行いを許すことはできないそうよ。」
4人の少女たちは真美の胴体しか残っていない体を持ち上げた。そしてその真美の塊をマリア像を守る柵の鋭利な先端へ運び・・・・・。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
帰りの挨拶が、幻想的な春の満月の下にこだまする。
マリア様のお庭に集う乙女たちが、天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けて家路に着く。
深い色の制服はすっかり汚物と体液に穢れてしまっても、彼女たちはスカートのプリーツは乱さないように、
白いセーラーカラーは翻さないようにゆっくりと歩いてゆく。もちろん今宵の惨劇を明日の朝誇らしげに話すなどといった、
はしたない生徒など存在していようはずもない。
私立リリアン女学園。ここは乙女の庭。
そして、正義の名の下に惨劇が繰り返される箱庭の楽園。
660 :
誘いうけ:04/09/23 20:15:43 ID:CYdMTaHk
何とか終わりましたです。
おつおつ言ってくださった皆様、どうも有難う御座いました。
ダラダラと素人のssでスレを消費してしまい正直すみませんでした。
よろしければまた此処でリターンマッチさせて下さいませ。
>>660お疲れ様でした
次は精神的に痛めつけるようなもの書いて欲しい
お疲れ様でした。
次回作に期待
663 :
654:04/09/24 01:15:46 ID:cdR1l0ZZ
>>660 誘いうけ様、お疲れ様でした。GJです。
謝る事は無いと思いますよ、私的にはいい作品だった思いますし。
次回作品も期待しています。
これからも頑張ってくださいませ。
やはり達磨はいいものだ。
665 :
誘いうけ:04/09/24 21:53:34 ID:jWJKm0Ul
>>661 そうですね。精神的な虐待は次の課題にさせていただきます。
そういえば先の職人さんたちは皆、心理面の描写も沢山入ってましたね。
もっとリアリティを・・・・。
>>662 ありがとうございます。次もガンガッテみます。
>>663 お優しい言葉をかけて頂き感謝感謝です。
ところでリク確かにいただきました。先に書いた通り次は心理面ももっと深いところまで書きたいです。
>>664 やっぱり達磨はこのスレで基本かと思ったんで。
本当は孕ませた方が良いんですけど孕ませるキャラが居なかったんで仕様が無く手足を切っただけになりました。
>>665 孕ます・・・・そこはまぁ、小笠原家の権力と技術力でなんとかw
可愛い祐巳の願い事なら祥子様も神速の勢いでOKしてくれるでしょう。
まあ、未来の自分(祥子)の為にも・・・
誘いうけさん GJです
なかなかきれいにまとまっていて素敵な作品だと思います。孕ませるとなると確かに難しいですよね
単にインパクトがほしいだけなら切った手足にモップでも突っ込んでかかしにしておくというのも個人的にはアリですが・・・
では次回作を心待ちにしております
なんかレス番が悪魔の数字になっててちょっとうれしいなぁ(ニヤニヤ
(・∀・)ニヤニヤ
猟奇の檻のつかさメインでどなたかお願いします
670 :
名無しさん@ピンキー:04/10/01 01:47:00 ID:wtqNTFSo
保守age、そして誘いうけ氏期待age
孟子
672 :
誘いうけ:04/10/01 21:20:53 ID:JUbseVHh
>>666 男同士でもその気になれば孕ませるらしいし・・・。
女同士でもガンガレばいい達磨ができるかもしれませんね。
残念ながら次に達磨は出ませんです。(´・з・`)
>>667 (・∀・)ニヤニヤ
感想有難うございます。かかしも少し考えたんですがね、どうも文章がついてこなくて・・・・。
なんだかこの前帰ってきたレポートの添削見たらまとめが弱いとの事。
次はもちっとまとめ方の工夫をしたいであります!!
>>668 コレ!!お止めなさい!!!
職人さんキボンヌです。誰か
>>670にSSを・・・。
>>670 お待たせしました!!
>>671 人間とは生まれながらにして悪である・・・・・。って??
673 :
誘いうけ:04/10/01 21:22:53 ID:JUbseVHh
「奥様。御髪はこんな感じでいかがですか?」
「えぇ、いいわ。有難う。」
祐巳は大きな鏡の前から立ち上がった。その鏡は大きいだけではない。細かい飾りで豪奢に飾り付けられていた。
このような鏡の前で家政婦に髪を結わせる・・・。現在の祐巳の状況がよく分かる。
「今日の奥様は一段と素敵です。」
「褒めても何も出ては来ないわよ。あの人は?」
指には白く輝くリングが、一つだけはめられていた。細い幅にあの人と自分の名前が彫りこんである。
「もう、お仕事に出られました。」
「犬は?」
「相変わらずです。今朝の残りの残飯でも食べているのではないでしょうか?」
「犬のくせに人間と同じ物を食べているの?」
「奥様・・・・お言葉ですが、わざわざ私たちに犬の餌を買いに行けと?
私たちは奥様のお世話をする為にここにいるのです。犬の世話は私たちの仕事ではありません。」
「それもそうね。」
小さく笑みを浮かべながら、祐巳が答える。昔のタヌキ顔は何処に行ってしまったのだろうか。
今は上品な若奥様、といった雰囲気が祐巳から溢れ出していた。
玉の輿に乗ってやると鼻息を荒くしているような女からは絶対に出ない雰囲気だ。
薔薇様としての三年間が祐巳をここまで変えた。
「祐美、今晩は私とあの人の家族での食事会なの。絶対に貴方の話を皆にするわ。」
祐美はまだ十代だ。中学を出てすぐにこの家にやってきた。まだまだ幼い顔つきをしている。
祐巳は昔の自分を重ねて、この家政婦を特に可愛がっていた。
「さて、出かける前に少し犬と遊んでいこうかしら。」
「奥様、今日は何を?」
「せっかく香水もふったし、お浣腸は止めましょう。馬用の鞭でも用意して。今日は貴方にふるわせてあげる。」
「はい、奥様。」
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
出来れば一気に投下してくれた方が読みやすいですが。犬(;´Д`)ハァハァ
675 :
誘いうけ:04/10/02 13:49:27 ID:ja5Kb55M
>>673 ありゃ、やっぱり少しずつ投下するのは読みにくいですか?
自分的には1日1〜2レス分を書くのが精一杯なんで、少しでも早くお届けしようと
書いた分だけ毎日(よく止まりますが・・・・)投下していたんですが。
他の方の意見によって今の投下し方があまり良くないんだったら、
一週間に一度くらいまとめて落すようにしても良いですよ。
少しずつってのも続きが気になってそれはそれで俺的に良いです(;´Д`)ハァハァ
677 :
663:04/10/02 21:06:56 ID:9KpPh9y1
誘いうけ氏新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
リク答えてくださって有難うございます(謝
若奥様になった祐巳ってどんなんだろうと、思いっきり想像してしまいました。
犬が誰なのか激しく気になるところですが、それはまあ、今後のお楽しみってことで。
私的には、次をいろいろ想像できる、こまめに分けて投稿する方が好きです。
続きも頑張ってくださいー。
678 :
誘いうけ:04/10/03 01:40:07 ID:55LzGeDg
はい、承知しました。今まで通りの投下方法で書かせていただきます。
わがままを聞いてくださって有難うございます。
ガンガン行きたいです!
>>667 個人的に第3話の文化祭のときのアップヘア〜の祐巳を想像して書いています。
唇も真っ赤でしたし〜(ドキドキ
(設定資料集より。あの頃はまだマリみてに興味は無かった・・・・。)
ところであの祐巳って、w(ウゼー)の辻(ゴリラ)に似てる気がする。(ファソはスマソ・・・・・。)
679 :
誘いうけ:04/10/03 01:41:03 ID:55LzGeDg
【ちょっとだけ前】
「奥様はお父様の事務所で旦那様と出会われたのですね。」
毎朝繰り返される髪結いの時間。祐巳は必ず祐美にその仕事を任せた。
「そうよ。大学に通いながら父の事務所の手伝いをしていたの。その時にね。」
運命的な出会いの後、祐巳は大学を卒業してすぐに結婚した。幼稚舎の頃からリリアンに通い、薔薇様まで務めた祐巳だ。
相手の良心も簡単に結婚を承諾してくれた。
「大学も楽しかったけれど、高校もとても楽しかったわ。何時もイケイケの由乃さんに、フランス人形のような志摩子さん。
私はタヌキ顔だったから、何時もあの子達のように素敵になれたら良いなって思ってた。」
祐美との会話で祐巳は昔を思い出していた。憧れの祥子のスールになってから過ごした夢のような日々。
あれから何年か後。祥子様はイギリスで上手くやっているだろうか、同じ仕事場の異性と喧嘩ばかりしていないだろうか。
あぁ、そうだあの個性的な薔薇様たちは何をしていらっしゃるのだろうか。
薔薇様・・・・。その言葉を思い出して祐巳は胸に小さな痛みを感じた。
何の取り柄もない自分が突然祥子のスールになった事を、快く思わない生徒たちもいた。
そういった生徒たちは必ず他の薔薇の館のメンバーたちと祐巳を比較した。
特に蓉子とは同じ赤薔薇の人間としてよく比較された物だった。
成績優秀。容姿端麗。頭脳明晰。蓉子は祐巳がない物を全て持っていた。
そんな状況に悩んだ時、先回りして祐巳に気を使ってくれたのは蓉子本人だった。
祐巳はそんな蓉子に嫉妬を覚える自分に嫌気がさす。卑屈な自分が憎らしくなる。
あの頃の、思春期の揺れ動く感情が、祐巳の胸の内に蘇ってくる。
680 :
誘いうけ:04/10/03 01:43:09 ID:55LzGeDg
「奥様?」
髪を梳く手を止めて祐美が心配そうに尋ねる。
「何でもないわ。」
祐美は立ち上がり、窓辺に立った。大きな庭の一部にはロサ・キネンシスが植えられていた。
窓のすぐ側に植えて欲しいと祐巳が頼み込み、植えてもらったのだ。
赤い花びらを見つめながら祐巳は思いを馳せた。
もう20代も後半に入りかけている。あの頃の弱かった自分とは違うのだ。
今の自分なら蓉子と対等になれるだろうか。自分の気持ちを素直に表せるだろうか。
自分の愛したお姉さまが愛したお姉さま・・・。
いや、幾つになっても蓉子には絶対に敵いはしないだろう。それでいい。
祐巳は自分に言い聞かせた。
しかし祐巳は最悪の状況でこのすぐ後に蓉子と再会することになる。
681 :
誘いうけ:04/10/03 01:45:14 ID:55LzGeDg
682 :
名無しさん@ピンキー:04/10/05 16:33:17 ID:CCTlalSY
わくわくしてきたぞ!
683 :
誘いうけ:04/10/06 01:48:40 ID:lMdqstJx
【地下室】
ふと餌皿から顔を上げると、鉄枠の間から赤い光が差している。もう夕暮れなのだ。
一体どれほど食事に夢中になっていたのだろうか。
外の景色に、思わず昔を思い出す。あの頃の今頃は薔薇の館で帰り仕度をし始めていた頃だ。
もう、あの頃には帰れない。自分はほんの数メートル先の外の世界に、永遠に帰ることはできない。
その時だった。「犬」は階段を下りてくる足音を聞いた。
いつかは慣れることができるだろうと思っているが、一向に慣れない。
これからの屈辱、恥辱、拷問、虐待を考えると、がたがたと震えが止まらなくなる。
「ご機嫌よう、ワンちゃん。晩ご飯はおいしい?」
祐美を引き連れた祐巳が「犬」の前に立った。
「ゎ・・・・わん。」
先程の優しげな祐巳は何処に行ってしまったのだろうか。嫌味で粘っこい声で「犬」に語り掛ける。
「あら、良い物食べてるわねえ。でもお醤油もソースもかかっていないじゃない。味がないのは可愛そうねぇ。」
2日ぶりの食事だった。おとといの夜に祐巳の命令が聞けなかった罰として、餌の配給が止まった。
餌皿の中には米粒、肉のかけら、サラダの残りが混ぜ込まれていた。
見た目からして人間の食べる物ではなかったが、「犬」には贅沢な食事だった。
「祐巳、ドレッシングをかけておあげなさい。」
「夕食の前ですよ。奥様。」
「あぁ、そうだったわ。餌はお預けよ。あとでたっぷりと祐美がドレッシングをかけてくれるからね。」
そういうと祐巳は、「犬」の尻を蹴り上げた。
「きゃぅんん!!」
「さぁ!追いかけっこをなさい!!鞭を受けたくなかったら気を入れて走るのよ。」
684 :
誘いうけ:04/10/06 01:50:03 ID:lMdqstJx
「ぎゃぅぅぅぅん!!ぎゃぁぁぁん!!」
祐美が逃げ出す「犬」に鞭を振るっていた。「犬」は官能的な体を激痛に震わせた。
少々小ぶりだが、ハリがあり形の良い胸。腰から尻にかけては、絶妙なバランスで美しい線が出来上がっていた。
無駄な肉のない下腹の終わりには艶のある茂みがあり、最も恥ずかしい立てすじを隠していた。
祐美はそのすじに鞭を当てた。
「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁんん!!!!ぅひぃぃぃいいいい!!!!!!!」
「食事前の運動よ。たっぷり体を動かしてからの方が、美味しく餌を食べれるからね。」
とても楽しそうに祐巳が「犬」に声をかける。
「ひっいいい・・・・。はぁぁぁ。はぁぁぁ。あぎゃぁっぁぁぁぁぁ!!!!」
息が切れて走れない「犬」に祐美は容赦なく鞭を当てた。
「逃げてもすぐ追いつく、奥様追いかけっこになっていません。」
「しょうがないわよ。いままで勉強勉強でろくに走ったこと無かったんじゃないの?」
痛みのために、小便を垂れ流しながらうずくまる「犬」を一瞥すると、祐巳はドアに向かった。
「もう行くわ。祐巳。見送りはいいから犬の餌の方よろしくね。」
「はい。」
ゆうみは「犬」の方に向かい優しく微笑みかけた。
「私が帰ってくるまでに餌をちゃんと食べておかないと・・・この前より酷いわよ。」
「・・・ぅわん。」
どうせ馬用の鞭を使うなら、馬の鳴き声をさせれば良かった。独り言を言いながら祐巳は外の世界に帰ってしまった。
685 :
誘いうけ:04/10/06 01:51:09 ID:lMdqstJx
暗い部屋には祐美と犬が取り残されていた。祐美は犬の餌の皿をとると自分の足元に置いた。
ベルベットのスカートにトーションレースが付いたエプロンを捲くると、可愛らしい下着が見える。
「・・・お願い止めて・・・・。2日ぶりの食事なの・・・・。」
「犬は喋らないはずよ。奥様にばれたらどんなに酷い目に遭うか。」
「助けて・・・・お願い。私死んでしまうわ・・・・・。」
祐美の下着の下から愛らしい少女の性器が見えた。性器をむき出しにすると、祐美は餌皿をそこに近づけた。
「奥様は貴方を殺すつもりは全くないみたいですよ。」
黄金の飛沫が「犬」の餌皿を直撃した。
どうして、どうしてこんな目に遭わなくてはいけないの・・・・。
祐美の小便で満たされた餌皿を見つめながら「犬」はすすり泣いた。
「犬」の泣き声がする。祐美は見ないふりをして地下室を出て行った。
「ちゃんと召し上がってくださいね。ロサ・キネンシス・・・。」
「犬」はその言葉を聞いて慟哭を抑え切れなかった。
「ぅ・・・うあああぁぁぁぁ・・・・・・・・。」
地下室に「水野蓉子だった」「犬」の声が響いた。
そのエサくれ
688 :
名無しさん@ピンキー:04/10/08 15:30:53 ID:WLD9xbvA
欲しいよな。
上の方にあった刻銘館ものの続きがはげしく読みたい
|ω・`)ラングリッサー続きまだかな?ルナたんルナたん!
691 :
85:04/10/11 20:47:34 ID:IA3qfF5Z
>>690 スマソ、いろいろあってこの頃あまり書く暇が無い。
その上、次はルナの番じゃない。
かなり待ってくれ。
692 :
85:04/10/11 20:58:23 ID:IA3qfF5Z
>>689 自分では無理っポイ
でも誰かが続きを書いてくれたらうれしいと言ってみる。
693 :
誘いうけ:04/10/12 19:27:47 ID:oh0uqpeI
すんません。お久しぶりです。
全然頼まれてない小説落としていきます。
次からエロくなるんで女同士の寒い戦いを、見逃してやってください。
【最悪な昼下がり】
「奥様、お客様が来られていますが。」
秋風のあまりの心地よさに、祐巳は窓辺でうたた寝をしかけていた。たった今の家政婦の一言で、祐巳は意識を取り戻した。
「誰かしら。」
「さぁ、私どもも存じませんが、水野様と・・・。」
「もしかして・・・・蓉子様!!??」
祐巳の眠気は一気に覚めた。
蓉子とは祐巳が高校を卒業して以来会ってはいなかった。蓉子に出会うのは何年ぶりだろう。
期待に胸をはずませがら祐巳は応接間に向かった。
「御機嫌よう・・・・祐巳ちゃん、お久しぶりね。」
年月は蓉子の優れた部分をより洗練させた。あの、知性に溢れた蓉子がまた祐巳の前に存在している。
「・・・蓉子様。」
あまりの美しさに祐巳は、リリアンの常套文句を呟くのをすっかり忘れていた。
「どうしたの?祐巳ちゃん。」
「あっ、はい!えっと・・・・。」
優雅な若妻は、そそっかしくて落ち着きがない高校一年の福沢祐巳に戻っていた。
「ちっとも変わっていないのね。祐巳ちゃん・・・・。」
「蓉子様は・・・前よりもずっとお素敵になりました。」
相変わらずあたふたと振舞う祐巳に、蓉子は急に真面目な顔になって話しかけた。
「座って祐巳ちゃん、大事な話があるの。」
694 :
誘いうけ:04/10/12 19:29:28 ID:oh0uqpeI
「お茶・・・どうぞ召し上がってください。」
祐巳は家政婦が出した紅茶を勧める。白い陶器のティーカップに、桃色の唇を一度口づけると蓉子は呟いた。
「ふふ、祐巳ちゃんたら家政婦をこき使うような身分になったのね。」
「え・・・・。」
蓉子の口から出た棘を含む言葉に、祐巳は顔を上げた。
「突然だけど・・・貴方の旦那さんの卒業大学はどこだった?」
どこか冷たい、蓉子の視線を気にしながら祐巳は答えた。
「K大学です。法学部を・・・。」
その時祐巳は気が付いた。あの人は蓉子と同じ大学の、同じ学部学科に通っていたのだ。
「あの人に用なのですか?蓉子様とあの人はどういった関係なんですか?!」
下卑た質問だが祐巳は思わず聞いてしまった。
「最初の質問の答えはこうよ。私はあの人の妻に用があるの。」
「・・・・。」
「その用というのは次の質問と関係があるわね。」
祐巳は次に蓉子が何を言い出すか、女の勘でわかってしまった気がした。しかし、所詮は勘だ。もしかしたら・・・・。
「大学の頃から最近まで、付き合っていたの・・・私たち。」
うそだうそだうそだうそだ。だって私たち結婚してもう何年たつのよ。最近?最近て何時なの。
祐巳は自分の顔から血の気が引いてゆくのが分かった。
「子どもがいるの。私のお腹の中に。もちろん・・・・・私たちの子ども。」
祐巳は息を飲んだ。なぜ、いつの間に!!??仕事が無ければ大体あの人は私の側にいた。
残業で遅くなったときだって、女の香りをつけて帰ってきたことだなんて一度だって無かった・・・・。
695 :
誘いうけ:04/10/12 19:30:07 ID:oh0uqpeI
「・・・それでどうすればよろしいのですか?蓉子様。」
蓉子の自信に満ち溢れた表情を見て、祐巳は自分の立場を思い知らされた。
「ふふ、言わなくてはわからない?」
次に出てくる文句だなんて分かりきっている。私にあの人と別れろと言うのだ。私にはまだ子どもがいない。
離婚したとしてもあの人はなんの損もない。しかもあの水野蓉子と夫婦になれるのだ。
私のような人間とよりも、知性と美しさに満ち溢れている蓉子さまの方が、あの人に相応しいのかもしれない。
そうやって自分を卑下する一方で、祐巳はこうも考えた。
・・・・一体いつまで私は他の薔薇様たちに、遠慮をしながら生きていかなくてはならないの。
力及ばずとも私だって紅薔薇の一員。皆と一緒に頑張ってきたんだ。蕾の頃の自分とは違う。
それに・・・・・私だってあの人を愛しているんだ。
「ねぇ、祐巳ちゃん。少しくらいの手切れ金を貰っても、女一人子一人では生活しづらいのよ。だから・・・・。」
「なら、そんな子ども要らないでしょう?」
「祐巳ちゃん!!??」
強く拳を握り締め、祐巳は顔を上げた。
「蓉子さま、後々貴方を苦しめる、そんな子ども要らないじゃないですか。
それに・・・本当にあの人の子どもかどうかなんて、わからないですよね。」
いつの間にか祐巳はガラス製の菓子皿を手にした。細かい細工が沢山入った、少し重量のある皿である。
「手伝って差し上げます。その子どもを殺す、ね。」
蓉子の鳩尾に祐巳は力いっぱいその皿を打ちいれた。
このスレの職人て低姿勢と言うか卑屈な人が多い気がするんだけど
作品投下してやったぞ!てのはあれだけど駄作すら投下できない漏れにしてみれば、職人は神!!
こんなマイノリティーな性癖を満たしてくれる素晴しいスレだ! GJ!
>>691 マターリ待ちます。
ラングの女の子は全員好きなんで誰が来ても準備おkでつ!
いつのまにこんな良作がきているなんて……
>誘いうけ氏
GJ!
まとめて読みました!
はやく誘いうけ氏の続きが読みたい……
期待して待っている奴がいますんで、どうか頼んます!
誘いうけ氏のSS読んでたらすげー
700は誤爆スマソ
誘いうけ氏のSS読んでたらすげーマリみてSS書いてみたくなったんだけど
同じ元ネタで同時期はまずいかな?
>>701 是非きぼんぬ!つーか、そんな遠慮はいらないよ。
ドシドシ書いてください。
誘い受け氏のもずっと待ってます。
漏れも書いてみようかなぁ……
始まりの物語に裏切りがある。
平成年間、今でも囁かれ続ける脱走事件があった。
故事に倣うようなそれは正しくは未遂である。
それをいばらの森事件と呼ぶ者もいるがそれは正確ではない。
佐藤聖。
当時、白薔薇の蕾であった彼女は、
その想い人たる久保栞の手をとり遙か彼方の地を目指したらしい。
しかし、実際には佐藤聖はM駅でお姉さまたる白薔薇さまと
友人であり、当時紅薔薇の蕾であった水野蓉子によってリリアンへと連れ戻されている。
もう一人の当事者久保栞はと言えば、
「遠くへ旅立った」と後に水野蓉子から告げられたがその行く先は、杳として知れない。
なんとなくそれらしき気配は感じていた。
今日、またあの人がここに来る。
今が一体いつなのか。
闇の中手足を拘束された不自由な身体でうごめく私にはそれはもはや分からないことだった。
ココにきてから毎日数えていた日にちもとうにわからなくなってしまっている。
ただ一つ云えることは、今が冬でそれは自分がココに押し込められてから
季節が一巡りしたということだけだ。
つまり。
あの日がもう間近に迫っているはずだった。
「ごきげんよう」
ギィッと音がして扉が開いた。
暗闇に目が慣れている私は扉からこぼれてくる光に思わず目を瞑った。
「とても面白い話を聞いたんだけれど。いばらの森って知ってる?」
短い階段をゆっくりと下りながらその人は私に話しかけてくる。
長い時間ここに閉じ込められている私にそんな外の世界のことが分かるはずもない。
何を──と言いかけたところで私の声は一方的に遮られてしまった。
「知るはずないわよね。今月刊行された小説のことなんて」
「でもこんな50年も昔に起きたような話が今更小説になって出版されたのは、
あなたにも関係があるんじゃなくて?」
50年も前の話の小説?私に関係?
それはまったく心当たりのないことだった。
「そんな、私は何も知らないわ!それよりもう許して。聖には二度と近づかないし逢うつもりもないから!」
「聖?」
その声を聞いてふっと私は身体から血の気が引いていくのを感じる。
シマッタと思ったときは既に遅かった。
「誰が!あなたみたいな薄汚い泥棒猫が聖の名前を口にしていいと言ったの!」
激しい口調で罵りながら、その人は激しく私の腹部を蹴り上げてくる。
ゲェッっと私の口から吐瀉物がでたのを見て彼女は脚を止める。
「まぁいいわ。今日はあなたにとっても大事な用事があるからここに来たのだから」
(大事な……用事?)
瞑っていた目を薄く開き表情を伺ったが、逆光で彼女の表情は読み取れない。
そうこうしているうち、彼女は鉄扉の閉め忘れに気付いたのか階段を戻っていく。
ガシャン、と重い音がしてあたりは再び暗闇に包まれた。
私はまだここから出られない。
そう、教えられた。
706 :
701:04/10/19 02:55:05 ID:Mqlv8zPR
お言葉に甘えてお目汚しですが触りだけ投下してみる。
あんまりエロくならない気がするし、けっこうだらだら続く気がするのでハァハァしたい人には向かないと思います。
暇つぶしに読むくらいが吉です。
結末は猟奇な方向からサイコな方向なものまで考えられるので一応猟奇スレだしどのくらい猟奇にしようかとか迷ってるので反応があればそれも考慮してちまちま投下できればなぁ……と。
いずれにしても力量的に書きたいものが書けるかどうかというのが最大のネックなんですけどねw
>>706 お疲れ様です。
個人的にサイコモノを読んでみたいなと思う今日この頃。
ハアハアも個人的には別に望んでいませんw
後は、他の住人の意見を聞いてみたいところですね。
709 :
誘いうけ:04/10/19 22:16:49 ID:iifiyhu2
職人様いらしゃ〜い。
自分のSSを読んで何か書きたいと思ってくださったなんて、とても嬉しいですねぇ。
サイコものはなかなかこのスレでは珍しい物なので、貴重なSSになると思います。
エロくならずにダラダラ続くのは自分も同じです・・・・。
お互いガンガルです。
とりあえず一刻も早く続きをキボンテーヌ・・・・・・・・・・。
あと702も書いてみましょう!とにかく書いてみましょう!!
話はそれからです。
誘いうけをお待ちの皆さんには、続きが遅くて申し訳ないです。
待たせた分良い物を落としたい所存です!
マイヤ ヽ(゚∀゚)ノ ハッハー
便乗してためしに適当に書いて見た
あの梅雨の日に、梅雨の日に。
祐巳が紅薔薇の蕾に選ばれて幾ばくか。
当然、校内にはこれを快く思わぬものたちが居た。
当然であろう。差して美人と言うわけでもなく、成績も並。
性格とて弱弱しい。言わば目立たない凡人に過ぎない少女が、
全校生の憧れの的である薔薇さま方の候補に加わったのである。
「ああ……」
今日も上履きは隠されていて、スリッパを履いて歩く。
教室で待っているのは押し殺した沈黙。冷笑。悪意。
かつては親しげに話した蔦子や桂さんまでもが祐巳を無視する様になっていた。
決定的なことはあの梅雨に起きた。
祐巳を捨て、松平瞳子を連れて去っていく祥子。
祐巳は呆然と、雨の中、しゃがんで嗚咽するしかなかった。
そして、救いの手は差し伸べられなかった。
――佐藤聖、リリアン女子大所属するの元白薔薇は、
その日、ささいなことから大学に姿を見せなかった。
或いは、そのとき、その瞬間、彼女さえ居れば破局は訪れなかったのかもしれない。
「ちょっと、いいかしら」
休業時間、祐巳は数人の女子に囲まれた。
連れて行かれる先は女子トイレ。(もっとも、女子高ゆえ殆どが女子トイレなのだが)
もしくは、放課後付近の人気のない公衆トイレである。
身動きも取れないほど、体を密着させられ、便所に入ると途端タイルの上に突き飛ばされた。
「あ痛っ!」
「あらあら、痛いですって」
上を向く、瞬間、縦ロールの、目から殺気を感じ取った。
「と、瞳子ちゃん……」
見上げる目の前には松平瞳子が立っている。自分からお姉さまを奪った相手。
「ねえ、みんな、瞳子ちゃん、何でこんなことするのよお。もうやめて」
祐巳の言葉は最後まで言葉として発せられなかった。
瞬間回し蹴りの足刀が祐巳の顔面にクリーンヒットした。
「ぶううっ!!」
祐巳へのイジメはエスカレートしていった。靴を隠す、画鋲を入れる、
指定鞄をゴミ箱に捨てる、シカト、嘲弄、そしてついに暴力。
「ぐうう」
「何が『何で』ですって、このメス豚がっ!!」
祐巳が鼻を押さえて苦悶する。
益々興奮する瞳子に合わせて、周りの女生徒たちが祐巳に暴行を加え始めた。
踵を、狂気に、祐巳の顔を潰していく。
「調子に乗ってるんじゃないわよ!」
「この反吐薔薇」
「ぎゃあああっ!! ぐえええっ!!」
血飛沫が舞って二つ別けの髪を塗らした。顔面は実際固い骨で出来ている。
其処に少女の未熟とはいえ立派な暴力が炸裂して、硬質同士が砕ける音が響いた。
鼻骨のひしゃげる音がその嚆矢である。踵やつま先の骨が祐巳の顔や
時に目玉などの柔らかい部分にめり込んで行く。
「ぐぼお、ぐうう」
「オラオラ!」
「ぐぎゃああ、げえぼ!」
そして――
二十分は続いた暴行で、祐巳はもはや立てなくなっていた。
少女ら曰く「ゴキブリのように」便所タイルに這いつくばっていた。
血と涎と涙と反吐と血反吐を吐いて床を嘗めていた。
「ほら、、立ちなさいよ」
「ぶぼ……っ」
腹を何度も蹴っても身を捩ることもできない。
そんな祐巳に満足しているのは、ただ嫉妬だけをぶつけて来た女達であった。
だが、違うものもあった。
「な……ぜ……」
縦ロールが瞬間律動を持って揺れ動く。
「なぜですって……」
途端、瞳子の顔に宿る憎悪の業火。その狂気に押されて他の少女たちは後ずさりして消えていった。
「まだ分からないんですか? あなたの――お前のせいで、祥子お姉さまは」
「もう、そこら辺で止めておくんだ」
声は背後から聞こえた。
(つづく?)
リアルタイムで読ませていただきました。
此処の所、純愛系のSSを読んでいたこともあり
興味深く読ませていただきました。
お疲れ様。
言い忘れました。
勿論、続きをお願いします。
12/15 リリアン女学園
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
さわやかな朝の挨拶が澄みきった青空にこだまする。
私立リリアン女学園。
ここは乙女の園。
私は今日、不思議な噂を聞いた。
白薔薇さまこと佐藤聖が自分の隠された過去を赤裸々に綴った小説を出した、というのだ。
聖が持つ隠された過去といえばそう、去年のあの事件に他ならない。
久保栞事件。
その隠されたはずの事件の全容を知るものはそう居ない。
しかし、年が明けて登校した聖が腰まであった髪をばっさりと切り落としていたことと
二学期を最後に久保栞が突然姿を消した事を見れば、
彼女たちを知っている者がその二つを繋げて考えるのは至極当然ともいえた。
久保栞。
リリアンの中でその名を再び聞くことになろうとは。
それは、私にとって屈辱だった。
「江利子、いばらの森って知ってる?」
「なに、それ?」
昼休みに廊下で黄薔薇さまこと鳥居江利子を捕まえた私はさりげなく話題を振ってみた。
しかし、それに返ってきたのはいつものやる気のなさそうな江利子の答えだ。
面白そうなことに目のない彼女がこの反応ということは、江利子は
この話に噛んでいないのかもしれない。
「ねぇ、なんなの?」
思案を巡らせていると江利子が話題に食いついてきた。
「あ、えぇ。なんかね、リリアンの生徒が小説を出したらしいのよ。で、その題名がいばらの森って言うんですって」
江利子の性格を考えれば暇な時の彼女にこの話題を知られるのはまずかったかもしれない。
そう思いつつも適当に応えておく。
「ふーん……そうなんだ。それで?」
思ったよりも江利子の反応は芳しくない。
内心ホッとしつつ言葉を続ける。
「ほら、うちはアルバイトとかは禁止でしょ。問題になるんじゃないかと思ってちょっとね」
「そう言う事なら、問題になった後からでも十分でしょ。だってもう本は書いちゃったわけなんでしょ?」
「まぁそうなんだけどね」
相変わらずやる気のない江利子の返事。
「本当にあなたって世話焼きね。起きても居ない事件にまで気を使うことないのに」
「それもそうね。あ、それからクリスマスの事なんだけどね……」
そのやる気のなさに正直助けられた思いをしながら私は適当に話を打ち切ることにした。
この学園で三本の指に入る影響力を持つ江利子は少なくともこの話を知らない。
では誰が一体この話をこんなに早く広めているのか……。
そして、果たしていばらの森は本当にあの事件を綴ったものなのか。
聖本人に問いただすわけにもいかない。
今は一刻も早くいばらの森の現物を手に入れることが先決なのかもしれない。
「何の話だったかしら」
地下にあるこの部屋に明かりが灯る。
電気がついて尚、薄暗いこの部屋にその人の姿が浮かび上がる。
美しい顔。
でも標準的には美人と呼ばれるその容姿の裏に潜んだ闇を私は知っている。
「そうそういばらの森、だったわね。その話をあなたは聞いてないの?」
さっきからこれだ。
今月発売したというその小説。
それが私に一体何の関係があるというのだろう。
私には、今日がいつなのかさえ正確には分からないというのに。
「本当に知らないのね」
そう言って近寄ってきたその人は私を立たせて壁にある手枷に繋ぎなおす。
「もう一年になろうって言うのにあなたのその容姿はどうして変わらないのかしらね」
それは、意図的に彼女自身がやっていることだと私には分かっていた。
この一年、決して顔には傷をつけず、消えない傷を刻まれることもない。
そしてどんな虐待をうけても、そのあとで私は手厚い治療を受けていた。
傷が完全に治るまで。
そして、私に着せられるのは決まって新しいリリアンの制服。
それを引き裂くことが彼女にとって何か意味があることだと気付くのにそう、時間はかからなかった。
今と同じように。
胸元で結ばれていたタイがゆっくりとほどかれる。
襟元にかけられた手が一気に引きおろされて、制服が胸にかけて裂けていく。
いつもと同じように引き裂かれたリリアンの制服。
制服を引き裂いて、私の乳房を露出させた後、いつものように
手馴れた手つきでタイを結びなおす。
それが、まるで儀式であるというように。
「この胸で、聖をたぶらかしたの?」
いつもと同じだ。
彼女は私の身体をみてはいつも言う。
大きい胸で、細い腰で。あの人同じ長い髪で。
それはあの人とは関係のないことだ。
あの人は確かに私を見たことで好きになってくれたのかも知れない。
でも。
あの人をたぶらかそうとして伸ばした髪でもなければそう思ったことなど一度もない。
「キャッ…………!」
パシーンと乾いた音が響く。
敏感な右乳房を平手打ちにされ、衝撃に耐えかねた私は小さく声を漏らす。
その声が収まらないうちに二撃目が左の乳房を襲う。
「この胸が!この胸が!」
いつもと様子が違う。
狂ったように平手打ちを繰り返されるたび、私の乳房は左右に弾かれ真っ赤に染まっていく。
10分も経っただろうか。
いい加減叩き疲れたのか、平手打ちの嵐がぴたりと止んだ。
しかし、その頃には私の乳房は酷い内出血を起こし紫色に変わっていた。
「それにしても。シスターになるにしてはやっぱり大きすぎるんじゃない?」
なにが……と思ってうな垂れていた首をあげようとした私は、
見る前に彼女の言う「それ」が私の乳房であると分かった。
内出血を起こし腫れ上がった乳房を力任せに鷲掴みされビクビクッと身体が痙攣する。
「ねぇ。聖と同じようにこの胸でマリア様も誘惑するつもりなのかしら」
「そんなっ……!」
耳元で囁かれる声に声をあげた私は、すべてを言い終わる前に口を塞がれていた。
「そんな?でも、聖は誘惑したじゃない。一生神に仕える決心をしているはずのあなたが」
「聖の気持ちに応える気もないくせに……思わせぶりな態度で……聖の気持ちが焦れて焼き切れていくのを見ながらほくそ笑んでいたのでしょう?この……売女っ!」」
彼女の手が乳房を捻り上げ、痛みが走る。
でも。
私にはその痛みよりも傷をつけられたもっと大切な何かの事しか考えられなった。
聖のことを。
聖とのことをこんな風に言われるなんて。
確かにあの時。
私の心が、私の神に仕える決心がひと時も揺るがなかったとは言わない。
私の心は確かに聖を求めたのだ。
でも。
それではいけない、と思ったから私は聖と別れる決心もした。
そしてあの日遠くへ旅立つはずだった。
そう。東京駅で、彼女に出会うまでは。
それなのに。それなのに。それなのに。
「私をこんな風に閉じ込めて!ある事ない事勝手に決め付けて!聖と私のことを……っ」
バシーンッッッ……。
彼女の渾身の一撃が私の顔を叩いた。
顔を叩かれたのは、初めての事だった。
予想外の一撃に、私は言葉を失った。
まさか、と思っていたのだ。
何故か彼女は私を、私の容姿にかかわるものを傷つけはしない。
だから内心で高をくくっていたところもあったのかもしれない。
でも、今日は違っていた。
「最初に言わなかったかしら?今日はあなたにとっても大切な用事で来たって」
そんな事を言っていたかもしれない。
でも。
彼女が何を考えているのかなんて、私には分からない事だ。
「もうね。あなたをココに閉じ込めておく必要はなくなったの」
「だから、あなたを解放してあげようかなぁっても思ったんだけどね」
(今、なんて言ったの?)
顔を叩かれてショックを受けていたで私は彼女の言葉を理解しそこなった。
(私を解放……とかなんとか)
「でも、こんなにイヤラシイあなたをそのまま解き放つなんて間違ってたみたいね」
ああ……もう私には彼女が何を言っているのか分からない。
唯一つ分かった事は、私がこのままここから出られることはない、という事だけだ。
「やっぱり、この胸はいけないわよね……こんなにいやらしくて大きな胸で外を歩かれるかと思うとぞっとするわ」
そう言って彼女は鋏を取り出す。
どこにでもあるような紙切り鋏。
「ねぇ。どうやったらこの胸はいやらしくなくなるかしら」
私はもう、何も話す気力もなかった。
どうせこの人は人の話なんか聞いてはいない。
一応「尋ねる」ことが民主的なプロセスを踏んだと錯覚させるための儀式だという事を私は知っていた。
「やっぱりこのでっぱりが良くないのかしらね。先っぽだけ大きくなるなんて……」
そう言って鋏を持っていない左手で私の乳首をつまんで捻り潰してくる。
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
私は思わず叫んだが彼女はそんなもの意に介さないとばかり、そのまま乳首を弄り続けた。
「やっぱりこんなに大きくなった。これがきっと原因ね。ねぇ、これ、邪魔だから切り取っちゃっていいでしょ?」
────今、なんて?
そう思うまもなく私は右の乳房に冷たい鋏が当てられるのを感じた。
チ・ク・ビ・ヲ・キ・リ・オ・ト・サ・レ・ル
急に頭の中がスッキリしてさっきの言葉の意味がわたしの脳を駆け巡る。
「やめて!お願いだから!!私の……私の大切な乳首を切り落とさないでっっっ!!」
なりふりかまわず私は叫んだ。
そんな事が許されるはずはない。
そんな事、現実に起こるはずがない。
マリア様が見守ってくれているはずなのだ。
なのに。
「イヤよ」
ジャキン。と冷たい音がして、私は右胸に激痛が走るのを感じた。
724 :
701:04/10/20 03:47:58 ID:VpeV9TL+
はい。
つーわけでなんとなくの続き。
相変わらずだらだらしてるのでだらだら読んでください。
構成がザッピング的になっているので読みづらかったら申し訳ないです。
そして続きをとレス下さった方に感謝を。
うーん……
予想外にあっという間に傷つける方向にいってしまったのでそんな調子で進むのかなぁと思いながら。
骨格だけはもう出来上がってしまったのであとは間をどう埋めるか、という。
何気にもう書いた分は20KB越えていたり。
そんなわけで!今後もまだだらだら続きます。
ホントこんなのでスレ消費して申し訳ないと思いつつ。でわでわ。
>>724 はい。読みました。
ちょっと展開が急だなと思いましたが
以降、様子見します。
>「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
ちょっとだけ笑ってしまいました。
お疲れ様でした。
726 :
誘いうけ:04/10/20 15:15:46 ID:C/8tXA9O
【蓉子、地獄の始まり】
蓉子が目を覚ましたのは地下室だった。ほんの数10センチ先に地上からのが輝く。
それに比べてここはなんと暗い部屋なのだ。かび臭さと湿っぽさがこの部屋の位置をよく表している。
「う・・・・祐巳ちゃん?」
誰もいない。
「わ・・・・たし・・・・、あっ!!」
光の下に立って初めて蓉子は気が付いた。蓉子は今までの事態が把握できずに気が付いていなかったのだ。
自分が、体を隠す布を一枚も身につけていないことに。上から降り注ぐ光が蓉子の茂みのツヤを、強調していた。
しかし現在は自分の秘部を隠す必要はなさそうだ。蓉子の裸体を見る人間は、誰もこの部屋に存在しない。
突如人の気配がした。しかも地上からだ。階段を下りてくる気配がする。彼らが近づくにつれて、話し声が良く響いてくる。
「急に犬が飼いたいだなんて・・・。」
「昼ごろに迷い込んできたの。とっても可哀想な犬なの。飼っては駄目かしら。」
「そうか、なら構わないよ。優しいんだな、祐巳。」
「今回だけだから安心して。ね?」
蓉子はその声の主を両方とも知っていた。一人はさっきまで話していた祐巳だ、そしてもう一人は・・・・・。
ガ チ ャ
「嫌ァ!」
裸体を見られまいとうずくまる蓉子に、祐巳は声をかけた。
「あなた、これが今日迷い込んできた犬よ。生活が大変みたいだから飼って欲しいて泣きついてきたの。」
「この犬・・・僕の会社にもよく迷い込んでくるよ。きゃんきゃんうるさいんだ。祐巳がちゃんと躾けるなら飼ってもいいよ。」
蓉子はこの二人の会話を聞いてぞっとした。二人はまるで本当の野良犬を見つめる目で、自分を見ているのだ。
「うん、絶対ちゃんと躾けるから!飼ってもいいのね!?」
無邪気に喜ぶ祐巳に、彼の良人は優しく語りかけた。
「ああ、じゃあ飼うとしよう。」
727 :
誘いうけ:04/10/20 15:16:53 ID:C/8tXA9O
「冗談は止めて!二人とも!!私は・・・あぁっ!!!!」
頭上で手を束縛された後、蓉子は天井から吊り下げられてしまった。コレでは自分の体を隠すことはできない。
背に力を込めているおかげで、胸が股間をまるで見せ付けているようだ。蓉子は惨めなストリッパーになった気分だった。
「ねぇ、あなた。この犬少し太っていない?なんでも子どもがお腹にいるみたいなの。」
「さすがに2匹は変えないな。」
「じゃぁ、堕ろしてしまわない?」
二人の会話を聞いて蓉子は青ざめた。だって自分の中には本当は・・・・・。
「いい考えだ。どうやって?」
祐美、と祐巳が呼ぶと一本のバットを持って祐美が現れた。
「祐巳ちゃん・・・あなた・・・・・・・・。」
「あまり痛くないように一息でやってあげるわね。」
「待って!!!祐巳ちゃん本当は・・・・・・・・・・・・・ぎゃぁぅぅあああ!!」
祐巳のバットが蓉子の下腹に命中した。
「奥様、大丈夫ですか?犬の子どもはきっとしぶといからなかなか死にませんよ?」
「祐巳、後々手間がかかるから骨はやるなよ!」
誰も蓉子の心配などしない。この腹にバットを入れた女は、昔はあれほど自分に構ってもらいたくてうずうずしていたのに・・・・。
病院にいく手間を惜しむこの男は、あの頃あんなに自分を愛してくれたのに・・・・・・。
「最近体が鈍っていたから調度良いわ。さぁ、まだまだ行くわよ!」
祐巳は寸分野狂い無く蓉子の臍の下に、バットをめり込ませた。
「んぎゃあああぁぁぁぁ・・・・げっほ・・・・・・・。」
腹への強烈な一発のせいで蓉子は嘔吐した。
728 :
誘いうけ:04/10/20 15:18:39 ID:C/8tXA9O
吊り下げられた蓉子の足元は、自らが吐き出した胃液といつの間にか垂れ流した尿で汚れていた。
蓉子は腹の痛みのせいでろくに喋れない。しかし後から後から打ち込まれるバットの衝撃に、蓉子は息を休める暇がなかった。
さすがの祐巳も疲れが出てきたのだろう。バットを下げた。
「はぁはぁ・・・・。こんな物かしら。」
祐巳は蓉子の股間にバットの先を突き入れた。
まだ準備のできていないそこにバットの先は、肉を抉るような痛みを伴って蓉子の腹の中を蹂躙した。
真っ赤な血の筋が幾本も蓉子の太股に垂れる。
「ふふ、これは馬鹿な遺伝子を受け継いだ仔犬の血かな?」
卑猥な水の音が聞こえる。祐巳は先程から蓉子の下腹を執拗に攻めていた。
「へ・・・・へは、ぁぁぁああ・・・・・。ゆ、うう・・・みちゃ・・・・・・・。」
蓉子がかろうじて話し始める。
「さ、ざっきの話ヴぁ・・・嘘なのぉ。ヴぁだじの・・・体の中に・・・・・・・・あのぉ・・・・人の子どもなんて・・・・いあ、い。
わらし・・・・あなだに・・・・もう一度振り返ってもらいだくてぇ・・・・。」
涙で濡れた瞳で蓉子は祐巳の向こうの人物、祐巳の良人であり自分の恋人だった男の方を見つめた。
「僕には獣姦趣味はないよ。」
「ではこの牝犬は、旦那様と奥様を騙すつもりだったのですか!!」
「そんな牝犬を飼ってやるだなんて、祐巳は優しいな。」
蓉子の視界が絶望に染まって行く。自分の目の前に見方は誰一人としていない事を、蓉子は悟った。
729 :
誘いうけ:04/10/20 15:20:14 ID:C/8tXA9O
「そう・・・。なんだ、ここに馬鹿犬の子どもなんていなかったのね?」
祐巳は先程からますます力をこめて蓉子の腹を責めたてた。
「うはぁぁ・・・!あひぃ・・・・!!」
「今から去勢の手術をしましょうか?」
半狂乱になって蓉子は叫んだ。
「いああぁぁぁぁ!!それだけは・・・・・・ゆ・・・ゆるしてぇ!!」
「もうそのくらいにしておけ、祐巳。」
あの人が始めて自分の心配をしてくれた。蓉子に光の一筋が見え始めた。
「いつかこの牝犬に子どもを産ませて、目の前で犯して切り裂くのも楽しそうじゃないか。
一応子どもを作れる体ではいさせてやれよ。」
「そうね、そういう楽しみ方があるわね。」
蓉子の前に現れた希望の扉は、一瞬にしてその扉を閉ざしてしまった。
「それでこれからどうするんだ。腹も弄ったし、夜にでも友人の獣医に見せようか。あいつはサドだからとても喜ぶぞ。」
「だそうよ。今晩を楽しみにしておくのね。」
地上からの光はもう届いていない。蓉子の瞳にも、もう光は無かった。
730 :
誘いうけ:04/10/20 15:26:30 ID:C/8tXA9O
>> ◆aUFTCAKqJY
乙〜!タイトル凄いカコイイ!
悪瞳子に期待大です!
>>724 なんだか栞を拉致ってるの自分の想像していた人物と違う気がする。
誰だ〜!気になります。
>チ・ク・ビ・ヲ・キ・リ・オ・ト・サ・レ・ル
ちょっとビジュっぽくてときめきました。
>>730 リアルタイムで読ませていただきました。
午後のティータイムに猟奇SSを読む。乙なものですな。
続きをお待ちしています。
いつもお疲れ様です。
テンプレ等に変更なければ次スレを立てますが?
残り8KB弱です
それならお願いします。多分テンプレにそれ程変更もないでしょう。
スレ立て乙です。
736 :
名無しさん@ピンキー:04/10/23 13:39:20 ID:03Jm8mEZ
次スレ氏んでない?
死んでるね
>>730 冒頭に出てきた奴隷と蓉子は同一人物なのかな?
とにかく続きが気になる。
>>724 こっちも気になる。栞がどう壊れていくのか……