ここは二つ以上の作品のキャラが同時でるSSを投下するスレです
マリアさまが見ている+カラミティナイト
月姫+エルフェンリートなど
そのスレではやばそうなでも、なんでもありです^^
2 :
長谷部タイ子:04/01/20 02:45 ID:x8qjke9s
導尿カテーテル2げと
あげ
>>1 激しく乙! 神降臨を期待します〜♪
そういえばこういうスレ見ないよネ。
…ところで………801は?
ほかでいろいろ問題になっているトコとかあるので先に決めといた方が…?
>>1さんが決めちゃってください。
できればしめだしてホスィ…
801は止めておいた方が…
あくまで作品の垣根を越えた競演ってことで。
6 :
名無しさん@ピンキー:04/01/20 12:37 ID:ZziqesKM
つーか、801は801板でやるのが普通じゃないのか?
面白そうだけど難しそうなスレですね
え〜と基本的には男性向けのものをお願いします
それと作品投下するときには元の作品名とNGワードもお願いします(二つ目の作品名を書きたくない時には
書かなくて結構です)
それと、二つの合作エロパロ以外にも、元の作品の世界観が壊れそうなSSとかもありです。
10 :
1:04/01/20 17:48 ID:heNWZeSH
すみません>>9は私が書きました。
面白そうなスレだね。
ここに投下して置いて、該当スレの方には「こういうの落としました」と
リンク貼ったりするのもありかと。
ということで即死防止age。
13 :
名無しさん@ピンキー:04/01/21 16:34 ID:4gIe4IOG
とりあえずアンパンマンとハンニバルでキボンヌ。
あーーーーー
このままほっておくとdat逝きしそうな悪寒。
させん! 左遷ぞ−−−−−−−−−−−−−−−−!
生きろよ! 生き抜けよ! 生で抜けよ!!
吾―! ドンタコス星井です。
ポップンのエロ小説スレが2まで行ってるのに、ニデラ・ギタドラは
即死したんだよなぁ。
ポップンキャラとニデラキャラとか、誰かやってくれんかのう。
17 :
名無しさん@ピンキー:04/01/22 16:49 ID:VBtSjSSR
20レスちょいでも即死ってスレあるからな〜
とりあえず保守でいいんじゃないの?
職人さんもそのうち集まるさ。
キボンヌ意見だけでも出してりゃ反響あるだろうし、
保守保守
去年は当たり年だったのに、今年のアニメは面白いのがないんで、
組み合わせ考えるのにも苦労するな。単に俺がアニメとかゲームに詳しくないだけなんだろうが。
21 :
名無しさん@ピンキー:04/01/23 00:29 ID:LJ4vI5fG
保守ついでにテンプレとか作ってみた
キャラA×キャラB
元ネタ :キャラA×キャラB
NGワード:ロリ、レズ等
例
林田×アスナ
元ネタ :魁クロマティ高校×ネギま
NGワード:ロボ姦 獣姦
22 :
名無しさん@ピンキー:04/01/23 01:01 ID:1DBuM7+9
保守しまっせーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
そのNGワードってのは何?
まさか…キボンヌ用のテンプレとか言わないだろうな?
24 :
21:04/01/23 16:18 ID:LJ4vI5fG
>>23 判りづらい様な表現でゴメン
一応俺も書き手だから、21は書き手用テンプレってことで
NGワードってのはロリとかレズとか苦手な人も居るから、
小説の内容を軽く書くための物だと思ったんだけどね
NGワードじゃやっぱり分かりづらいから、投下の際鬼畜・陵辱・和姦・純愛・
バカップルなど傾向を明記とかにすればいいんじゃねーの?
なるほど、展開や傾向を書くのか…。
じゃ、林田×アスナは、ロボ姦の上に獣姦な展開…?
おっ、重いよそりゃ!途中でメカ沢×茶々丸とかゴリラorフレディの馬×まきまきとか
絡んでくるのか…
見てぇ!めっちゃ見てぇ!w
ネギまの話が出てたので…
「CCさくら」×「ネギま」とか、
個人的にはハリポタ×…など
実写×アニメ・まんが・ゲームキャラなんてのもあったらイイ!
ここって、世界は元ネタのもの、キャラはオリジナルってのはOKですか?
ゴッタ煮だからいいと思う
妊婦化や巨乳化などもあったらいいな
あげます
32 :
名無しさん@ピンキー:04/01/25 09:29 ID:WbHbGK6h
age
>31
ください
小説まだ〜? hosyu
35 :
1:04/01/25 22:01 ID:WbHbGK6h
う〜ん、なかなか思いつかんなぁ。
現在、ゴッタ煮どころじゃないSS書いてるけど
こちらで手一杯なうえ、ジャンル(元ネタじゃなくてSSの)が人を選ぶから無理だなぁ・・・。
ところで、ゴッタ煮ということは当然純愛ものなんて期待してないよな?
>>37 ゴッタ煮というのはキャラや作品、更にはオリジナルが入り乱れてってことだから、純愛か鬼畜かを縛るようなモノじゃないと思うけど。
39 :
名無しさん@ピンキー:04/01/28 00:12 ID:kM7YIHuc
40 :
名無しさん@ピンキー:04/01/28 08:14 ID:burTcoSf
保守上げ
ヴェドゴニア+ヘルシングな話キボン
リャノーンと惣太の逃亡をアーカードとセラスが助けたり、アンデルセンが
乱入して一大騒動になったりする話が読みたい。
>40
なり板にあった、吸血大滅は読んでた?
ヴェドとヘルだけじゃなくて、吸血鬼全般ごった煮だった。
エロエロしい話もいくつかあったよ。
直接的な描写は流石に無理だったようだけど。
『ドラキュラ紀元』くらい徹底的にこだわってればともかく、
ただ単に別の作品のキャラ同士が顔をあわせる程度だとなあ。
要は吸血鬼っていう設定の共通項つかって、背景の説明を省略したいだけでしょ?
>>42 ひとつの原作のSSでさえ冗長にならずに表現するのは容易ではないのに
ゴッタ煮のSSにそこまで期待したら駄目だって!
エロければいい、くらいかせいぜい締めで何らかの余韻を感じさせる程度。
50〜100レスも使った大作SSを読みたいわけじゃないでしょ?
しかも、原作を知ってる場合はともかく知らない人は苦痛なだけだろうし。
飽きない程度に10レス前後じゃエロのみか、エロ薄でちょっといい話か・・・。
>>43 >50〜100レスも使った大作SSを読みたいわけじゃないでしょ?
読みたかったりw
>>42 ドラキュラ紀元
大半は顔を合わすどころか、名前だけのような気がするんだが
自分はエロじゃなくてもいいと思う。
ゴッタ煮ならではの、面白い話が読みたい。
>43
読みたい!
ごった煮の面白さは魅力的なキャラの競演にあるわけで、
ルパン対ホームズとか、承太郎対アルクェイドとか
テーマが共通しているものの方が面白いし、書きやすいと思う。
ゲームのスパロボもそういった発想だろう。
ということでステルヴィア×無限のリヴァイアスとかどうだろう。
>48
そこへ突如侵攻してくる星界軍(星界の戦旗)
ヤン・ウェンリーの策にはまり壊滅する星界軍
でも実はナデシコ以外どれもまともに見てない俺がいる・・・。
誰でも脳内でやったことのある妄想だわな>ゴッタ煮
コナンvs金田一一とか、ルパン三世vsベルモット姐さんの変装対決とか
53 :
名無しさん@ピンキー:04/01/30 14:48 ID:JX2NxyYg
CLAMP作品のゴッタ煮とか。
トランスフォーマーマイクロン伝説vsマシンロボレスキューは漏れが昔書いたw
雑談だけど、クロスオーバーものって探せば結構あるよな。
アメコミならダークホース社のコミックとか、ゲームならカプエスとか。
水島とか松本とか永井とか藤子とか、
御大は自作品をクロスオーバーさせたがるなw
保守ついでに雑談。
同人誌では葉っぱと鍵のクロスオーバーもよく見かける。
ゲームやらないから葉っぱとか鍵とか良く分からんが、
君望とダカーポくらいなら知ってる。
あゆ「お前なんか、猫のうんこ踏め〜!!!」
朝倉「猫ぉ?」
頼子「な、なんで、わたし見るんですか〜!」
保守あげ
62 :
名無しさん@ピンキー:04/02/02 07:53 ID:hMucNwUz
あがってなかった。
なんかこのスレ、見つけにくいんだよね。スレタイが短いからかな。
Newスレハケーン!
なんか記念カキコしようと思ったけど
ごった煮……思いつかない
取り敢えず保守カキコ
スレ立てしてから、もう二週間近く経つのにSSがないってことは
やっぱ相当難しいのかね。ごった煮は。
>54に期待。
ごった煮にかかわる雑談をしていれば、触発された人がSSなり絵なり書くかもしれない。
ごった煮の灯火を絶やさないためにも保守。
構想はあるんだけど、エロが入るとなるとなぁ…
今はエロなしでもいいんじゃない?
とりあえず書かないと沈んじゃうし。
エロの有無は次スレの時に立てるインデックスでそれぞれに分けると親切でよろし
今は兎に角SSの投下を待つべし
と言うわけで
>>54に期待sage
ほっしゅ
このままだと次スレのインデックスどころか消滅してまう。
リリアン女学園にウテナが入学してきたら、祥子様は激怒するだろうな。
71 :
名無しさん@ピンキー:04/02/05 14:38 ID:PWLdLGOl
age
72 :
名無しさん@ピンキー:04/02/05 15:04 ID:ZdL7lYu9
ほっしゅんぐ
73 :
名無しさん@ピンキー:04/02/05 15:05 ID:8Nm/8XIq
とりあえず何か読んでみたい。
age
74 :
名無しさん@ピンキー:04/02/06 08:03 ID:fLyeGZGn
何人がこのスレを見ているのか気になるが、点呼をとるのはまださすがに早いよな。
仕事から帰ってくるまでにSSが投下されていると嬉しいのだが。
ノ
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SS
76 :
名無しさん@ピンキー:04/02/06 23:01 ID:Mc9m4kc5
ノ 2
「ふぅ〜、今日も大変な一日だったな。まったく使えない平社員どもめ」
万年係長の彼は、仕事を終えて帰ってくるなり、ぶつぶつと愚痴をこぼした。
帰りの遅い彼を、迎えてくれるのは温かい料理などではなく、一杯のカップ麺。
カップに注ぐお湯を沸かしながら、彼は部屋のパソコンを起動させ、
いつものように2ちゃんねるのBBSを立ち上げる。
最近のお気に入りはごった煮なSSスレだ。
彼は出勤前に書き込みをしていた。
「さ〜て、そろそろSSが投下されて・・・・・・ねーのかよ、チクショウ」
今年で35歳、セックスレスの彼には自分を癒してくれる話し相手もなく、
仕事に追われて趣味に費やす時間もない。
唯一の楽しみが2ちゃんのエロSSだけだというのに・・・・・・
「SSが読みてえなぁ」
星に願いを託すように、男は夜の空を見上げ、しみじみと溜息を吐いた。
ノシ 3
78 :
1:04/02/06 23:30 ID:AZhIxCWy
ノシ 4
ノシ 4
ネタは一つ二つあるのだが、他のスレでSS書いてたり、なりきりをやってたりすると
いそがしくて(?)なかなか書けない…(´・ω・`)ショボーン
ノシ 6
クロスオーバーってもとネタ両方知ってる読者がいないと盛り上がらないからきついかもしれんね。
7
そだね、漏れみたいな視野狭い人間にはきついかも
八点鐘が鳴る時
9
しかし片方だけでも原作を知っていればまだ救われる。
多少は理解可能だしもう片方の原作にも興味が持てるかもしれない。
ただ、どっちも知らないとかなりきついが。
86 :
名無しさん@ピンキー:04/02/07 21:13 ID:G7mEdS61
10
とにかく今は何かSSが欲しい。
知らない作品はスルーで良かろう?
所詮ここは本スレから見て避難所的な意味合いが強いんだし、
常に雑談で賑わってる必要もないだろう。
88 :
名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:40 ID:j2v+i5ep
いや、知らないからスルーというのは職人さんに失礼じゃないか?
ごった煮なんてただでさえ難しいんだし、反応レスはすべきだと思う。
>>88 当たり障りのない感想とか慰労のレスくらいならできるけど、元ネタを知らなかったら感想って書きにくくない?
90 :
名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:59 ID:j2v+i5ep
乙とかでもいいんじゃない?
俺、他スレで書いてるけどスルーされるのって一番辛いぞ。
とりあえず、とっかかりとしてゴッタ煮のコツなんてものを推察してみた。
ポイント1 舞台(どちらの作品の世界をベースにするか。年代や世界観など。キャラの集合しやすい場所を作る)
ポイント2 キャラの絡み(序盤からキャラを出しまくっても混乱するので、登場させるのは
主要なキャラに絞り、徐々に他のキャラを参入させていく)
ポイント3 オチ(二作品以上の混同となると、展開が広がりすぎる恐れがあるので、
書き始める前にラストの構想をよく練っておく)
こんな感じかな?
まあ、素人の意見だからあまり参考になるかわからんが、一応レスしてみた。
ホシュ
93 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 10:32 ID:DJjXC1Uf
hosyu
パッと思いつくのは「中の人が同じキャラを交換してみる」だろうか。
「ハピレス」と「おねティ」を掛け合わせて
みずほ先生とチトセが親子を演じ、やよい先生と桂が結婚するSS。
ちょいと読んでみたい。
>>94 最大の問題点は一方の作品の知名度が悲劇的に低い点にある。
>>95 だが、この板での知名度(スレの進み具合)は逆転してるけどなw
>>96 何故あれだけ知名度のない(同人誌もほとんど見かけない)作品のスレが
良質の職人を多数擁するのか、謎ではありますな
んー
少年漫画板にはクロスオーバー系SSが幾つかあるな。
流石にエロは無いようだが。
スパロボのエロSSはクロスオーバーと言えるのだろうか?
トレカって集めたことないんだけど、アクエリアンエイジもスパロボみたいなもんか?
ホームページみたらクロスオーバーみたくなってたから、もしかしてと思ったんだけど。
とりあえず主要キャラが格闘している作品をクロスオーバーさせるのは
取りやめておいた方が無難だろう。
>>102 同意。あれって厨の標本集みたいなもんだよな。
クロスオーバーに要求されるさじ加減は難しいよ。
104 :
名無しさん@ピンキー:04/02/14 16:51 ID:+cje/2tX
hosyu
未だ一個もSS投下されてないか……
このスレID検索すると結構職人も注目してるみたいだね。
さ、一発目のチャレンジャーは誰でしょうか?
と、こんなことを書くともっと投下しづらいか。
約一ヶ月と100レス突破……つか誰も書いてない悪寒。
ID検索?
何となく簡単そうなのは
遺作、臭作×女性キャラか(w
>102
dddの「螺旋」を思い出すなぁ。作者が途中でトンズラしたやつ。
>>106 http://find.2ch.net/1.2/login.php ま、これはさておき……思うに投下しづらい空気なのは
やはり元ネタの選択ではなかろうか?
変にマニアックなチョイスだったら感想も多分得られないだろうし。
せめて片一方だけは共通な元ネタ(しかも有名)だったら
投下する人もいるんじゃないかと思われる(私見だけどね)
テニスコート脇のあの男……さっきから私(わたくし)を見ている。
今時、上下繋がった皮つなぎの服装……なぜかしら? 先程からあの男の視線が気になる。
「お蝶夫人! どうしたんですか? もう一本お願いします!」
「あっ……ごめんなさいね? ひろみ……今日はもうやめにしましょう」
「え? あ……はい、わかりました。じゃあ、コート整備してから私は上がります!マキ〜? 手伝って〜」
可愛らしい子……ひろみ、頑張るのよ。
あの男は……いない? そうね、たぶんテニスが好きな人だったんでしょう……練習を見ていただけなのね。
だけれど、あの眼光……宗方コーチと同じと私には感じられたわ。もしや他の学校のスパイだったのかしら……。
ま、いいわ……私はもう帰りましょう。
「じゃ、ひろみ? お片づけ宜しく頼むわね。お先に失礼するわ」
「あっ、はい! お蝶夫人、お疲れ様でした〜! って、こらマキ〜? そっち持ってよ〜」
「やらないか?」
あっ……突然あの男が目の前に! やらないかですって? やはり……テニスに精通されている方だったのね。
「御免なさい? 今日はもう疲れましたので、後日改めてということでよくって?」
「おまえさんが持っているラケットのグリップを俺のケツの穴に入れてはくれないか?」
……はっ? い、今なんておっしゃったの? この人は? ……ケ、ケツの穴ですって? 聞き間違い?
「あっ……あの、今なんておっしゃったのかしら? ちょっと聞こえなかったものですから」
「やらないか?」
あっ……わ、私をそんなに強く引っ張ってどこへ連れて行こうというの? この男は。
「ちょ、ちょっとあなた! 大声を出しますよ! あっ……? こ、ここは公衆便所? 何をなさるおつもりなの?」
「やらないか?」
「な、なにを……キャ!? け、汚らわしい! しまいなさい! 私を誰だと思っているの?」
わ、私のラケットをそんな所に入れないで頂戴! あああ……だけど見ていたら何だか……私。
「やらないか?」
「……い、一回だけならよくってよ?」
やらないか男×お蝶夫人でなんとなく書いてみた。なんでもスレ一番は気持ちがいいねぇ。
あ?もちろん感想なんていらないからw
レスが伸びていたのでもしやと思ったが、やっぱりSSが投下されていたか。
GJ!
俺もいちおう他スレでごった煮書いてるんで、コツとかあったら教えて欲しい。
一番最初に書いて悦に浸る……でも本当の目的は……。
状況説明を省いた駄目SSを書き、罵倒を期待した。(゚д゚)マズー
↓
( ´,_ゝ`)プッ こんなSSでもいいんか? と、本物の職人に思わせる。
↓
いろいろな作品が投下され、漏れ含めて読み手(゚д゚)ウマー
↓
ごった煮SSの書き方を住民全てが勉強する。職人が増え、スレ活性化。
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓
そして名スレへ……一番最初に書いた漏れはヽ(´ー`)ノ
という訳で、щ(゚Д゚щ)カモォォォン職人!!
m9(・∀・)ビシッ!!あんたなら出来るよ。全てのSSに感想書くから。
「ふふっ? あんた……俺のこのケツに刺さってるラケット見て欲情したな?」
よ、欲情? この私(わたくし)が……そ、そうなのかのしれない……この疼き
「いいぜ〜? ケツの穴は。極上の快感が待ってるぜ……」
ああっ……何故だかこの男の言葉の響きには抗えない……どうしてなの?
「おおっ? 乗ってきたね? そうそう、ガットの方を持って……押すんだ……」
すんなり……に入っていく……き、気持ちいいのかしら……
「ううっ、いきそうだが……やめてもらおうか?」
えっ? ここで止めてしまわれるの?……私なら……最後まで……
「いい表情になってきたな? そろそろ交代だ。スコートとパンツを脱いでもらおうか」
「なっ?! 私に命令するおつもり? そんな安っぽい女じゃなくってよ! この私は」
口から出る言葉は拒否しているけど……ああっ! 私、下着に手を……
「心配するな? 俺にはわかっている。おまえさんがM気質なのをな」
「私がMですって? 私は竜崎麗香。皆にお蝶夫人と呼ばれている、この私が?!」
手……手の動きが止まらない! 見知らぬこんな男に……見られてしまう!
「……体は素直だな? おまえさんの大事な所が丸見えだぜ?」
くっ……お尻にラケットを突っ込んだままの変態男に……こんな辱め……
「震えているな……初めてか?」
こ、こんな暴言! 私に許されない!……ああっ、だけど頷いてしまう……
「心配するな? 俺が興味があるのは、おまえさんの肛門だけだよ」
「こ……っこうも?!」
「さ、後ろを向きな? 手はそうだな……便器の縁にかけたほうがいいな」
は、恥ずかしい……見ず知らずの男にアソコどころか、お尻まで見られるなんて。
「体勢は苦しいかもしれんが、角度的にこの方がいい。テニスやってるから問題ないだろ」
「俺はホグすとかしない口でね? ありのままを味わいたい。いくぞ!」
ズッ……ズッ……ニュ
「かはっ!! い、痛い! や、やめてちょうだい!」
「……思った通りだ。テニスをしてるだけあって極上の締め付けだ……くっ!」
い……痛いけど……穴を無理やり拡張されてる、この感じ……
「どうだい? 思ったより痛くは無いだろう? 実は恥ずかしながらさっきいってしまってね」
ああっ……どんどん奥に入ってくる……お腹? お腹の肉がついた……ということは全部?
「俺の精子を潤滑油代わりに俺のチンポにつけていたんだよ。ほら? 全て埋まったよ」
「……あ、あなた……私にこんな事をしておいて……ただで済むと……お、御おもい?」
「言ってる事と行動が違うな? さっきからおまえさん自ら腰を振っているぜ?」
そ、そんな?! 私がそんな……はしたない事を!…………してる。してるの?
「さ、そろそろ……あんたの本性が聞きたいね? どうだい? 気持ちいいだろう」
くっ……男の腰の動きが速くなった? あ、頭の中が痺れてくる……
「……です」
「聞こえないね? 腰の動きを止めてもいいのかい?」
や……止めないで!
「ああっ! 気持ちいいです! 止めないでください! もっと……もっと激しく腰を打ちつけて!!」
「そう……あんたを影からいつも見ていたよ……気高く気品のあるお嬢様……だが!」
「あっ、あっ、あっ……き、気持ちいい――!! よ、よくってよ!!」
「はぁはぁ……俺はある時、気が付いたのさ……あんたが極度のMだってことをな……くっ締まる!」
ズッズッズッ……グチュ……ズッ
「そ、そろそろ……おまえさんの腹をパンパンにするぜ?」
「あっ、あぁ……パ、パンパン?……あああっ――!!」
「いくぞ!! で……出る!!」
「あぁ! な、なにかでていますわぁぁ! わ、私も……頭が……しろ…く……あああっ――!!!」
……………あの男は?
「よう? 気が付いたかい? おっといきなり起きない方がいい」
「こ、ここは……どこですの?」
「あれを見な?」
「……ひろみ? それから宗方コーチ……ここはテニスコート脇のベンチですのね?」
ひろみ……コーチと一緒にまた居残り練習しているのね……
「ひろみとか言ったか? あの娘。あれは伸びるよ……おまえさん以上にね」
「あなたは……いったい?」
「俺は……ただのやらないか男さ。それ以下でもそれ以上でもない」
「……やらないか……さん」
「おっと? ラケットは返すよ。もちろん洗っておいた……ははっ」
何だか不思議だわ……私がこんなにも早く好意を寄せられる人間が存在するなんて。
「竜崎麗香!……おまえさんはおまえさんだけの『エースを寝らえ!』」
「い、いきなりなにをおっしゃるの?」
わ、私だけのエース?……私だけの……エースって
「今はまだわからなくてもいい……だが、おまえさんだけの『エースを寝らえ!』」
「……ふふっ? 何だかよくわからないですけど……私だけのエースを狙ってみますわ」
「お蝶ふじ〜ん! どうしたんですか〜? そんなとこで」
「ひろみ! そんなに急ぐと転ぶわよ……ふふっ」
どてっ――!
「ほらほら? 気をつけなさい? ほら立てる?」
「あはっ……すいません! でもこんな所で一人でどうしたんですか?」
「一人ではなくってよ? 紹介するわ、ひろみ。こちら……」
いない?……そんな……どこへいきましたの? やらないかさん……
「お蝶夫人……私が走ってきたときには誰もいなかったですけど?」
ゆ、夢だったというの? まさか……
「大丈夫ですか? お蝶夫人……はっ! も、もしかして私の練習に付き合って疲れたんじゃ……」
本当に可愛い子……私をこんなにも慕ってくれる。でも、やらないかさんはこの子が伸びると……
「なんでもなくってよ? ひろみ……ひとときの夢を私は見ていただけ……」
「夢? ですか……なんだか、お蝶夫人って詩人さんみたいですね♪」
「ふふっ……ひろみ? 私も私だけのエースを狙ってみますわ」
「エース……ですか? ふふっ何だかカッコいいですね、エースを狙うなんて。
私も狙ってみようかな〜なんて、あはっ」
「岡! まだ練習は済んでいないぞ!……なんだ? 竜崎もいたのか」
「あちゃ〜? コーチに見つかっちゃいましたね……すみません、お蝶夫人」
「コーチ! 私も練習に参加させていただきます。よろしいですわよね?」
「かまわん! 二人ともさっさとコートに入れ!」
……やらないかさん……夢だったとしてもあの言葉だけは真実と思っていいですわよね?
――竜崎麗香! エースを狙え!!
おわり
やっぱごった煮って難しいよ……結局エースねたになってしまったし……
何故誰も書かないのかわかったよ……
「書いてみて 初めてわかる 難しさ」歌丸です。
ちょっととんでもないレスをいまさら発見してしまった……
>>9 やらないかはいいとして……
「エースを狙え!」ではなく「エースを寝らえ」ということに……遅い?
漏れはエーススレ住民じゃないから
エーススレの人、もしこのSS見ても怒んないでね……と言い訳してみる。
カプ 天城小次郎×未定
元ネタ EVE burst error×未定(候補は君が望む永遠)
傾向 純愛&和姦(未定)
繁華街セントラルアベニューから離れた、寂れた埠頭の倉庫を改造して作った『あまぎ探偵事務所』で
天城小次郎(あまぎ こじろう)は出納帳と睨み合いながら嘆息した。
「ふう……くそっ! 今週も赤字じゃないか?」
師走近くになり、何だかんだ言って出ていく出費も多くなってきた。一応探偵事務所所長という建前上、
天城はいかにしてこの慢性的な金銭的危機を乗り越えるか?ということをいい加減、楽観的性格でも少しながら考えはじめていた。
「しかし……何故この俺様が経理の真似事なんぞをしなければならないのだ? 本来なら氷室がやるべきなのに!」
客の入りがまったく感じられないこの探偵事務所にも、事務兼相棒(&夜のパートナーもたまには)氷室恭子(ひむろ きょうこ)という女性がいる。
この何時潰れてもおかしくないような事務所をなんとか維持できてるのも氷室がいるからといっても過言ではない。
だが今は『あまぎ探偵事務所』のライバルでもある『桂木探偵事務所』の所長桂木弥生(かつらぎ やよい)とともに南の島へ旅行へ行っている最中で、
その事も金の件含め天城をイライラさせる原因にもなっていた。
「なんで氷室と行くかな〜? それよりも何故この俺様を連れて行かないんだ?あの女どもは」
『桂木探偵事務所』の所長弥生は昔は天城と一緒に仕事をした仲でもあり恋人でもあったが幾多の難事件、そして天城の天然とも言える浮気癖に
愛想をつかして別れたという経緯がある。と言っても完全に別れた訳ではなく、つかず離れずと言った状態で肉体的な関係も少なからずあった。
だからこそ弥生が氷室に一緒に旅行行かないか?などと言い出した時には天城は絶句した。何故俺ではないのかと。勿論天城はすぐに持ち前の
楽天的な性格で立ち直り、俺も行くと言ったのだが弥生と氷室の反応は冷ややかなものだった。
――金は持ってるのか?小次郎……すまんが金を持ってない奴には用は無い!真面目に働いたらどうだ?
――たまには私がいない苦労を味わった方がいいかもね? じゃ、後ヨロシク〜♪あっ?お土産なんかは期待しないでね
その時の哀れみと慈愛に満ちた弥生と氷室の表情と言葉を思い出すたびに天城は今に見ていろよ!と思うがさすがにあれから2週間もたって客が一人も来ないとなると、
いいかげん決意も薄れるというものだ。それにこの分じゃ正月もろくに過ごせやしないと天城は思い、仕方なく現時点出来得る事でもするかと嫌々ながらも出納帳とまた格闘をし始めた。
「うおお―――っ! とにかく、依頼が欲しい! あの女どもが旅行から帰ってきたら驚愕するような金が舞い込むような依頼が!」
さすがにゼロばかりつける事務仕事に辟易したのか事務所内に天城の咆哮が虚しく響き渡る。
天城は気分転換からか内胸に隠し掛けてあるホルスターから愛銃、グロック22カスタムタイプを取り出し、銃に取り付けてあるレーザーサイトのスイッチを入れる。
慣れ親しんだ扱いやすい銃なのでいとも簡単に天城は片手で鉄製の入り口ドア、成人が立っていたなら間違いなく頭部の部分へと標準を合わせ引き金に軽く触れる。無論安全装置は解除していない。
「美しき依頼人よ、殺られたくなければ早く入ってくれ……さすがの俺も時間にルーズな女は苦手でね」
天城はドアの向こう側にいるはずの無い依頼人と会話をするがすぐに虚しくなり、ドアからレーザー特有の赤色標準を外し愛銃をホルスターにしまう。
「疲れているな……遊びでもグロックを出してしまうとはな」
銃……勿論、この日本で一般人の銃携帯は許されていない。その筋の奴に見つかったらすぐにブタ箱行きか事件に巻き込まれる。
だが天城はこの銃のおかげで幾多の危機を乗り越えてきた。一介の探偵が持つには法律上もそうだが相応しくは無いレーザーサイト付きのグロック。
が、何故か天城に舞い込む依頼の多くはキナ臭い物ばかりで、毎回生と死の狭間を渡り歩く事になってしまう天城にとってこの銃は命綱、そして自身の戦友とも言え法律に反してでも手放せないものとなっていた。
依頼金額とポリシーからか天城は浮気調査など本来受け付けていなかったが、氷室がパートナーとなってからは事務所存続の為にしぶしぶ引き受けることが多くなったが
(勿論ほとんど氷室任せ)こうも何もないと猫探しでもラブホテル盗撮でも何でもいいから誰か依頼してくれ! と天城は不本意ながら思ってしまう。
「……さて? どうするかな。セントラルアベニューまで足を伸ばし酒でもあおるか?」
天城は腕時計を見やり時間を確認する。酒を飲むにはまだ少し早い時間だったがここにいてもクサるだけと判断し、ソファーに置いてあるカーキ色のジャケットに手をかけ事務所を出る準備をはじめた。
改行が上手くいかない。読みにくい点はご容赦願いたい。
乙!
期待してまつ。
依頼人はあゆの執事とか、水月とかがいいかも。
127 :
121:04/02/18 15:54 ID:cphWguet
>>126 保管庫管理いつもご苦労様です。
ですがこのSSは実験的な意味合いも含めておりますし
スレの特性上スルー率も高いと思われ完結しないかもしれません。
申し訳ないですが辞退させていただきます。
>>125 労いの言葉、ありがとうございます。あゆと水月は構想では絡んできます。
ただ……今回目指しているSSがハードボイルドタッチの男と女の物語で
萌えとはまったく関係ないので(私は萌え文章が書けない)
あまり期待はしないでください。
>>113 コツなどは多分無いと思われ。
ただ知らない人にも元ネタを理解してもらうために
・背景描写、人間関係はきっちり書く(冗長になるかもしれない諸刃の剣)
・出会う必然性を高める(双方のネタをよく理解しておく)
このぐらいですかね、私が思いつくのは。
オリジナル物を書くような心構えで書くといったほうが早いでしょうか?
――chapter 2 速瀬水月side――
速瀬水月(はやせ みつき)はワインの追加オーダーをバーカウンター奥にいるバーテンに伝え、少しだけテーブルに突っ伏した。
ホテルの地下にあるクラシックな装飾に飾られたバー、壁についている年代物の時計が午後7時を指そうとしていた。
「大丈夫ですか? 差し出がましいようですが、こう連日いらっしゃってもらえるのは嬉しいのですが……お客様の体調が心配で御座います」
追加のワインを持ってきた感じの良い初老のバーテンが水月に声をかける。水月はその声で慌てて体勢を立て直した。
「だ、大丈夫です。 心配してくれてありがとう……そうよね、こう毎日夕方から飲んだくれてる女がいたら周りのお客さんも嫌よね?」
「いえいえ、今はお客様はあなた様一人ですので……そういう訳では」
恥ずかしさから引ったくるように水月はバーテンからワインを取るが、少し、いや大分カウンターにこぼしてしまう。
「あっ……あ、ごめんなさい!」
「いえいえ、お気になさらないでください……それより、今日はもうお酒はお止めになってコーヒーでもいかがですか?」
こぼしてしまったワインを目の前で拭き取られていく様を見せられては嫌とは言えない。水月は初老のバーテンに頷き、ワインを飲むのは諦めた。
水月がこの街に来たのは只の気まぐれだった。前に住んでいた街から少しでも離れたいと旅行パンフレットをなんとなしに見ていたら
この街の埠頭に外国の貨客船が頻繁に来てる事を知り、ここから外国へ行くのも悪くないか? と思った程度で決めたのだった。
しかし、着いてみて確認した所、ここから出発して行く外国と言えば『エルディア共和国』という聞いたこともない国へ行く便しかなく、
そんな知らない土地へ行くよりかはこの街に留まって、また気分が向いたら他へ行こうと水月はこの街で唯一のホテル、この
『セントラルホテル』で滞在していた。しかしこの街の空気を何故だか気に入ってしまい、もう二週間も滞在している。
勿論、街を観光がてらに探索したりもしたが見るべきところは少なく結局2、3日ですべて見終わり、あとは別段することもなく、
結局ホテルの地下のバーで毎日酒をあおるしかないという状況だった。
「失礼します。コーヒーをお持ちいたしました」
コーヒーのいい香りと共に初老のバーテンが水月の前に来た。水月はありがとうとバーテンに言い、カップに口をつける。
(コーヒーカップか……孝之、まだ持っててくれてるのかな? あのマグカップ)
水月は左手の薬指にはめている指輪を見つめ、送り主のことを考える。
送り主の名は鳴海孝之(なるみ たかゆき)今でも水月が想う一番大切な人、そしてかつての恋人。水月ではない恋人が彼に出来てそれを見るのが辛いから水月は孝之の傍から去った。
(私がいると彼の決意が薄れてしまうから……こんな所まで来たけれど……ごめんね?孝之。あなたを想うだけなら許してくれるよね?)
この所ふと気が付くと水月は指輪を見ながら想ってしまう。本当はもう忘れた方がいいと自分にもわかっているのに。
だが忘れるにはもう少し、いや何時になるのかわからないが時間と酒が必要と水月は考えていた。
カラン……カラン……
バーの扉に取り付けてあるベルが客が入ってきたことを告げた。
水月は反射的に入り口の方を向く。もしかしたら、孝之が追いかけて来たのかもしれないと。しかしもちろん来るわけもなく、毎回期待は裏切られる。
入ってきたのはヨレヨレの濃紺色したジャケットに上下黒で統一された服装の男。顔は長い前髪に覆われほとんど確認することは出来ない。
(二週間ほどここにいるけど……はじめて見るわね? あの男)
男は何も言わず、水月の席一つあけたカウンターに座り、初老のバーテンにバーボンと告げた。
(へえ? 様になってるじゃないの……タイプじゃないけど中々いいかもね)
水月はバーボンを燻らせながら飲む長髪の男の方をチラチラと見るが、男の方もその視線に気が付いたのか話し掛けてきた。
「美しきお嬢さん……今宵はあなたのような人に会えて俺は本当にラッキーだ。おっと言い忘れました、私の名前は天城小次郎。以後ヨロシク!」
今時誰も言わないような歯の浮くようなセリフと引きつった笑顔。水月はこの見かけ倒しのナンパ男を無視することに決めた。
このナンパ男が水月の運命を大きく変えることも知らずに……
Next chapter 3 ???side
訂正
>>124カーキ色のジャケット→濃紺色のジャケット 資料ミスです。
水月がナンパ男の魔の手に・・・・・・孝之がヘタレなせいだ!
ちょっと君が望む永遠調べたけどすげえな
水月儲?(←意味不明)と水月アンチは。
なんだか展開次第では荒れる悪寒
儲をばらすと信 者
このスレにはラノベ読みはどのくらいいるんだ?
ノ
電撃からコバルトまで、ほとんどのラノベに目を通している。
最近は戯言シリーズにも手を出した。ほんの二巻ほどだが、転ばぬ先のなんとやらだ。
ラノベってライトノベルのこと?
ならば読んだ事はないね。
普通の小説オンリーだよ。
ここにも居ますよ!
もしかしてマーケットリサーチかな?
何か書いてくれるのかな?
ドキドキワクワクして待ってていいのかな?
アボーン用にトリップをつけます。※鬼畜注意※
>>130 ――chapter 3 臭作side――
セントラルアベニューの煌びやかなネオンの光から外れたパーキングエリアの片隅で、
まるで得体の知れない生き物の様な動きをしている軽自動車があった。
「あっあっあっ! も、もっとぉ……お、お願い!……あっああ――っ!」
「ほれほれ? もっと頑張んないとネガは渡さないぞ? おら! もっと腰を振れ!」
「そ……そんなっ? が、頑張りますからネガを……ください……」
「それによ? 演技臭いんだよ、お前の喘ぎ声はよ。そんなんじゃこの臭作様はイかねえぞ?」
臭作(しゅうさく)と名乗った男は自らは洋服のまま狭い車内の助手席で眼鏡を掛けた
プロポーション抜群な裸の女を騎乗位で蹂躙していた。
女は臭作に弱みを握られているのか泣きながら男の要求に応えようと切ない声をあげ、懸命に
腰の動きを上下に強く揺すりはじめる。
「くっくっく……そうだよ? やりゃあ出来るじゃねえか。ほれほれっ」
「ああっ!……き、気持ちいいですか? んんんっ……あっあっ!」
臭作も女の動きに腰を合わせ始め、女の一番奥の場所へと己の分身を強く擦りあげる。
「おおっ?大分良くなってきたぜ……そろそろ出そうだ。どこに出して欲しい?このまま膣か?」
「はぁはぁ?……い、いやぁ! 中は……ゆ、許してください……ああっ!当たってるぅ!!」
「くっくっ? じゃ何処ならいい? 口か?それともケツか?早く言わねえと出ちまうぞ?」
「はぁはぁ……そ、そんな?!……く、口の中へ……出して……くだ」
「あ〜ん? 聞こえんな〜おっと少し中で出たかもな。感情込めてやらしく言わんともっと出すぞ」
女は臭作の脅迫じみた言葉を聞き全身が震え上がる。
(SEXですら嫌なのに……更に中で出されたら……私)
女は貧困な自分の性知識をフル回転させ、精一杯状況に合った言葉を笑顔と共に臭作に向ける。
「んんっ……わ、私の口の中へ……あなたの精液をください。はぁはぁ……お願い……します」
哀願の言葉を聞くと臭作は持ち前のサディスティックな感情が湧きあがりこのまま膣に出すのも
いいか?とも思ったが女の必死さに免じて膣内から己の分身をズルリと抜いた。
「あっ……ありがとうございます」
女が安堵した表情を浮かべるのを見て、すかさず臭作は女を座席下へと突き倒す。
「口を開けて舌を出せ」
臭作の言葉に倒された拍子にずれた眼鏡に手を掛け、女はおずおずと舌を出して待ち構える。
臭作はそれを見やると女の舌の上に亀頭部分を軽く乗せ、少しだけシゴきあげる仕草をした。
「こうやってシゴくんだ。やってみろ」
女はまさか自分がしなくてはならないのかと目を見開き少しだけ躊躇したが、狭い座席下では
しかも脅迫されている身としては断れるはずもなく臭作の言葉に従った。
「そ、そうだ……激しくシゴけ!ほら?片方の手も飾りじゃねえだろ?玉も揉め……ハァハァ」
言われるがまま女は従順にこなす。この悪夢のような時間が早く終わるようにと。
「んお?! で、出るぞ!舌をもっと出せ!くっ!!」
「んん?……ん――――っ!!!」
大量の白濁色した液体が臭作の分身からほとばしる。女が驚いて後方にずれたのか舌の上だけ
ではなく、眼鏡そして女の顔ほとんどの部分にも液体は飛び散ってしまう。
「げほっ……げほっ……」
臭作は射精の気持ち良さからかしばらく放心していたが、女の咳き込む声を聞いて我に返る。
「ふう、ふう……まあまあだな? しかし全て口の中に入らなかったからネガはお預けだな」
臭作の感情のない冷たい声を聞き女は愕然とする。
「けほっ?……そ……そんな!約束が違います!」
「あー? 約束だぁ? そんな約束したっけなぁ……はて?」
元から臭作はこの女のトイレ盗撮写真を一回こっきりのSEXで返すつもりはなかった。
臭作は女の愕然とした表情に満足しサディスティックな笑みを浮かべる。
「さて……そろそろ俺は仕事で行かなきゃならないが、お前は俺が帰ってくるまで車で待ってろよ?」
元いた場所から遠く離れたこの場所から女が逃げられないのをわかっているのに臭作は敢えて
女に命令する。勿論臭作は抜かりなく女の洋服も捨てておいた。
「……鬼畜!ひとでなし! 最優先事項を破るなんて!"まりえ"のサポートがあったらあんたなんか!」
女の意味不明な捨て台詞を聞いた後、臭作は助手席のドアを開けパーキングの地面に降り立つ。
(そういやこの女……名前は何だっけかな?……そうそう風見(かざみ)みずほっつったけな?)
信州の木崎湖で捕まえた女を車中に残しながら臭作はこの街で一番高いビル『セントラルホテル』に
向けて歩き始めた。ターゲット速瀬水月を探すために。
Next chapter 4 天城小次郎site
くくくっ…臭作さんハァハァ。
いささか臭作さんの台詞が若者風なのが残念。もっとおやぢっぽくお願い。
やっと知ってるキャラデタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
とりあえず臭作タン(*´д`*)ハァハァ
ところで風見みずほなんて臭作に出てたっけ?
>>143 みずほセンセはおねティ、おね*2のキャラかと。
惑星連邦もとい惑星連盟の駐在監視員で教え子を寝取ってしまういけない女性。
>>144 orz・・・・ゴッタ煮ってことを忘れていたよママン
ワーイ!
みずほ先生キターーー!
臭作のことだから、絶対アナルにポッキー挿入られちゃってるよね?
>>141 ――chapter 4 天城小次郎side※エロ無※
天城小次郎は苦戦していた。普段ならば巧みな話術で女をその気にさせる(と言っても成功率は低い)
事を自負しているのだが目の前にいる女からは30分話してやっと名前を聞き出せただけだった。
(速瀬水月か……手強い! しかしなんとなく弥生に似ているんだよな……口調は違うが)
天城は水月と名乗った女を口説く仕切り直しの為、今一度水月を確認しはじめた。
(髪はショートボブで背は160ちょっとか? 体型は洋服に隠れているが……たぶん肉感的。年齢は21,2か?)
視線に気がついたのか水月は鋭い視線と言葉を天城に放つ。
「3・2・1…ハイ!そこ!なにかあるなら会話をする!いやらしい目で私を見ない!……たくっ」
(これだ。何かするとこの女の口癖か? 3・2・1つー急がせる言葉を吐く……)
だが天城は気付いていた。口癖が出ると言うことは女が結構自分を晒しているという事に。
しかし最大の壁が天城にはあった。……水月が薬指に指輪をはめていたからだ。
と言っても天城は職業柄抜け目ない観察眼で、その指輪は男よけであることを見抜いていた。
(この女がはめるには安物過ぎる……身持ちは硬いと言うことか)
天城は水月の指輪から視線を外してバーテンに何杯目かのバーボンを頼み一息つく。
そして水月から連想される弥生の事をふと思い出した。
(……弥生か。今頃氷室と一緒にバカンスの真っ最中……しかし、氷室を誘うとはな?
俺と氷室の関係にも薄々気がついていると思っていたんだが……ハッ? まさか氷室を殺……?)
天城は恐ろしい想像をついついしてしまう。
(弥生は超が付くほどの寂しがり屋で尚且つ嫉妬心が強い……まさかな?)
別れたとはいえ天城に寄る女に激しく嫉妬の炎を燃やす弥生を思い出し、弥生の性格を熟知する
天城は少しだけ身震いした。
「はは〜ん? 女の事を考えているわね? ナンパ男クン」
いつの間にか水月は天城のカウンター席の隣に移動し、からかいのニュアンスを含めた言葉を言う。
「そうだ」
天城は水月の声で驚き我に返り、弥生に話すようないつもの口調で答えてしまう。
(おっと……ま、いいか。もうナンパは終わりだ)
「え〜? もう私をナンパする事を諦めたの〜?」
「……」
「男が遠い目をする時は大抵女の事を考えているのよね〜?」
「……」
「……」
水月はうんともすんとも言わなくなった天城をからかうのを止め、手持ち無沙汰になってしま
ったのかバーテンの制止も聞かずワインとつまみを注文し始めた。
「君を見ていると……俺の知り合いを何故だか思い出してしまってね」
会話がなくなった気まずさからなのか天城はグラスを揺らしながらワインを飲む水月に視線を
合わせ話しかける。
「へえ? 私に似てる? たった一人でホテルのバーで酒を飲むような女が私以外にもいるの?」
会話がまた始まる。だがなかば自虐的な手振りと言葉で水月は天城にぶっきらぼうに答えた。
「そういう女は数多くいる。雰囲気だな……君のその悲しい瞳と同じ眼を持った女を知っているのさ」
「悲しい瞳って……」
「男を繋ぎ止めておきたいが為尽くすが、何故か空回りしてしまう……そんな女の瞳さ」
「!……」
天城の言葉に今度は水月が黙り込み俯いてしまう。天城はその仕草で水月が男と上手くいって
いない事を悟り、慌てて言葉を取り繕った。
「いや……すまん。変な事を言ってしまったな、あやまるよ」
「……」
「……?」
水月の俯いた顔から雫が落ち、カウンターテーブルにシミを作り始めた。
「……すまん。肩くらいなら貸すぜ? もうナンパはやめたよ」
「うううっ……やさしくしないでよ!……この……ナンパ男!」
小さく殴りかかる仕草と言葉を天城に吐く。
が少しすると言葉とは裏腹に水月は天城の肩に小さく頭をつけ嗚咽を漏らし始めた。
「ううっ……た、孝之……孝之ぃー!……ううっ……」
(孝之か……こんな女を悲しませるとはな。見つけたら多分殴るな俺は。いや弥生の事もあるから俺も同類か……)
初老のバーテンに天城はすまんという手振りで合図を送り、バーテンもグラスを拭きつつ無言で軽く頷く。
(やれやれ……それにしても何故俺が出会うのはこんな陰があるタイプの女しか……)
すすり泣く水月を尻目に残っているバーボンを一気にあおり、肩にかかる吐息と重さを感じ
ながら天城は弥生のことを思い浮かべた。
「でさ〜? 孝之は言うのよ『俺は遙(はるか)を見捨てられない!』な〜んて。どう思う?ヒック」
店内のクラシックな時計が午後九時を指そうとしていた。
水月は泣きはらした後、様々な酒を次々に頼み、天城に大声でグダを巻いていた。
店内に客が数組入ってきたが出来上がった状態の水月を見た途端、また今度……などと言って
出て行ってしまい、バーの中は天城と水月、そして初老のバーテンしかいなく閑散としていた。
この雰囲気を見かねて天城がバーテンに謝ろうとすると
”その女性のお客様がこんなに楽しそうにしているのはこの店に通い始めて頂いて初めてですから、お気になさらず”
などと言い、天城もそれならばと好意に甘え、この弥生に似ている水月に会話を合わせ、聞き手に回る事で少しでも
気持ちが落ち着くならばと相槌をうっていた。
「そりゃ孝之が悪いよ、優柔不断な男は駄目だな。」
自戒を込めて感情を上乗せしながら天城は言う。
「でしょ〜? この尽くした年月を……ヒック! らんらと……」
既に水月は語尾に呂律がまわっていない。何度となく天城は酒をやめさせようとしたが――
「おい! ナンパ男……う〜……3・2・1 はひ! 聞いてる?酒をつげ!」
とまぁこの調子でペースを握られてしまい、気がつけば酔っ払い女の出来上がりとなっていた。
「うふふ……はぁ……くくっ」
不意に水月が天城の顔を下から覗き込み笑い声を漏らす。
「な、なんだよ?」
「んふふ♪最初はさ〜?変な奴〜なんて思ったけろー…前髪でわからなかったけろいい男ひゃん」
「今頃気がついたか?」
「てゆうか〜髪の毛長すぎだろ〜? 切れ!今する切れ!」
天城の前髪を引っ張りつつ無理難題を水月は言う。
「いててっ!! や、やめろ! 飲みすぎだっつーの!」
天城はバーテンに助けを求めようと視線を送るが、我関せずと言った趣でバーテンは厨房に引っ込んでしまった。
カラン……カラン
ドアのベルが客が入ってきたことを告げる。
水月は咄嗟に天城の髪の毛から手を離し、ドアの方に視線を送る。開放された天城もそれにならって入り口の方を見た。
異様――天城が感じた第一印象はまさにそれだった。
ボサボサの整っていない髪に無精ヒゲ、天城をはるかに越える汚い緑色のジャケット、いやジャージか。
元はきれいな黄色であったであろう無残にも黄土色に変色した手ぬぐいを首からさげ、
この師走近いというのに薄着をしている。しかしそんな格好よりも男の濁った眼と負のイメージがこいつは只者じゃないと
本能的に感じさせた。酔った水月にもやはりわかるのか男に視線釘付けのまま絶句している。
(くくくっ……出木杉君じゃ……でもねぇか? 間違って信州まで行ったからなぁ)
異様な男はブツブツ独り言を言いながら水月に近づいて来る。咄嗟に天城が水月の前に立って庇うポーズを取る。
「なんだ? この女の知り合いか?……まさか、お前が孝之か?」
と言ったところで天城は背後から頭を軽く殴られる。
「孝之なわけないでしょ? えと……なにか私に用があるの?」
異様な男を見た瞬間に酔いが醒めたのか水月が天城の背中越しからハッキリとした口調で尋ねる。
「くくくっ……ありますとも。速瀬水月さんですよねぇ? こりゃ失礼、私はこういう者ですよ」
男が話す口調にも負のイメージが付きまとっていた。そして男はゆっくりとジャージのポケットからその外見からは
想像も出来ない物、名刺と写真を水月に差し出してきた。
――大空寺グループ ……社員寮 寮長……臭作 部署と苗字の所は薄汚れてて見えない。
――写真には何処にでもいそうな青年とその横に小さい少女が写っていた。
名刺の方は汚いが本物のように見えた。天城は瞬間的に住所、電話番号を横から盗み見て暗記する。
水月の方はその写真に釘付けで写っている男の名前を小さく口走っていた。孝之と。
放心している水月の代わりに天城が臭作に疑問をぶつける。
「で? なんで寮長がこんな所にまでこの女……速瀬を探しに来るんだ?」
臭作は鼻を鳴らし丁寧に天城に話しかける。
「あなたはどちら様で? ま、いいでしょう。まず、その写真に写っているのは鳴海孝之、速瀬さんの”元”恋人です」
臭作の元という強調した言い方に水月は僅かに体を震わせた後、硬直する。
「よろしいですか? くくくっ……で、お隣に写っているのが何を隠そう、大空寺グループ時期総帥なのですよ」
大空寺グループ――勿論聞いた事がある。日本を代表する一大カンパニーだ。
その次期総帥がこんな女性、しかも女の子である事実に天城は驚いた。
「驚いていますねぇ? でもこれはご内密にお願いしますよぅ? もしばれたら私は首ですから……くくっ」
「そんなことはどうでもいい。で?」
「こりゃ失礼? じゃ、かいつまんで……鳴海は速瀬さんを捨てて”元”恋人涼宮(すずみや)遥とヨリを戻した。
しかし、くくくっ……この鳴海という男はどうしようもないですな。わずか数週間で涼宮とも別れ、
その写真に写っている大空寺(だいくうじ)あゆ様とお付き合いを始めたと。俗にいう逆玉というやつですな」
臭作の話がありえない展開なのか水月は何かを言おうとするが適当な言葉が出ないようだった。
「……で? 事後報告をわざわざ言いに来たのか? 寮長の臭作さんとやらが」
臭作の嫌悪感を感じさせる話し方が天城を強い口調にさせる。
「くくくっ……まぁそんなに熱くならないで? まだ話の続きが……しかし、何度も言いますがこの鳴海という男は最低ですよぅ。
何故ならあゆ様と別れてここにいる速瀬さんとやりなおしたいだなんて。しかしあゆ様はバカな男の戯言に菩薩のような行動を……くくくっ」
「そ、それで!?」
語る言葉がやっと出た水月が先程と違い、うって変わって会話に入ってくる。
「まぁまぁ……慌てないで。で、あゆ様は鳴海の願いをかなえるべく旅立った速瀬さんを探すようこの私に……
人探しは得意でしてね。とまあ、こんな感じでして……後は守秘義務みたいなのがありますから続きは
速瀬さんと二人きりでこのホテル、速瀬さんのお部屋ででも…詳しいお話をしたいんですがね?」
「わ、わかったわ。じゃあ私の部屋に行きましょう」
「お、おい! いいのか?」
「ありがと……天城さん。私に付き合ってくれて……ここの払いは私の部屋にツケとくから……またね」
臭作と水月が並んでバーを出て行く。天城は嫌な予感を感じたがどうする事も出来ず、見送るしかなかった。
「じゃあ、参りましょうか?……あの男の人はいいんですか?」
「別にかまわない……わ。でも、よくわかったわね? 私がここにいるのが」
「そりゃ大空寺グループですから……回り道はしましたがねぇ?」
(出木杉君じゃねぇか? おっいい事思いついた。あの女も呼ぶかぁ……裸で来るってか? くくっ)
水月にサディスティックな感情と表情を悟られぬよう顔を背けながら臭作は話す。
「ちょっとすいません……電話しますんで」
臭作はポケットから携帯電話を取り出し、車内に置いてある受信専用の電話にコールした。
プルプルプル……チャ
「…………はい」
天城といえば嫌な予感を払拭する為、追加オーダーをバーテンに告げていた。
Next chapter 5 速瀬水月side
エロナイトカキコナイネ カキコスルナライマノウチ
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た
臭作タン(*´д`*)ハァハァ
個人的には次は風見みずほがヨカタ元ねた知らんけど
裸で街を歩く羞恥プレイ・・・ああ臭作タンになりたひ
臭作の知名度は群を抜いているな。
「志村(水月)、後ろ後ろー!」
誰も主人公?天城小次郎に触れてないのが笑える(w
やっぱ、ごった煮って難しそうだね。
懐かしさから臭作を引っ張り出してやってみた。
出木杉君ってことじゃねぇか?←臭作っぽく
ああ・・・こんなセリフもあったんだなあとしみじみしたYO
ごった煮難しそうだけど頑張れ!
ところで、臭作が握ってるっていうみずほ先生の弱みって
やっぱアレかなぁ……
どうせなら桂クンの目の前で犯ったれや臭作(w
くっくっく…
俺様の活躍だけでスレが立てられそうなほどの人気だな、オイ。
しゅとこうでななはんは伊達じゃあねえってことだな。
>>159 臭作ナリキリキタ━━━━━━ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ━━━━━━!!!
ってなんだこの流れw
>>152 ×Next chapter 5 速瀬水月side
○Next chapter 5 風見みずほside
保守
※古典小ネタ投下保守 続き投下は遅れます※
うまそうな女か まずそうな女か……くんかくんか
バイブを一センチほど挿れてみるとほぼわかる
ブーンブーン……ずにゅぅぅぅ
「臭作さん ちょっと碁の相手をしてくれんか」
「うぐっ……いま……」
俺様は今 磯野宅に住みつき暮らしている
バイブについた愛液を洗う
怪しまれないようにしなくては……
「臭作のおぢさん ちょっと聞きたい事があるですぅ〜」
「なんですかぁ?たらおちゃん」
尻を掻くふりをして菊門にバイブを隠そう
暴行傷害もろもろ合わせて刑期を15年とすると……
危ねぇ危ねぇ 菊門から落とす所だった
時効内に発覚したら……現在の年齢に15年足すと……
じじぃになるまで拘禁されたら性春は取り戻せねぇ
なんとしても隠し通さなければ……
「くくっ ちょっと出かけてきますんで たらおちゃん三輪車貸して」
バイブと媚薬は川に捨てるか……
「駄目だ!あなごくんが見ている」
あんな所に新興の大人のおもちゃ屋あるなぁ……
「しかし不振そうだぁ……くくっ 俺様がやれば商売繁盛間違いなしなのによぉ」
リリリリーン リーン
くくくっ 馬鹿ガキ共が俺様の颯爽とした様子を見ていやがる
「あっ あんな所にハードSMクラブがあるじゃねぇか?」
ああ……嬉しくなってきたぜぇ
「よし!カツオにも教えてやるかぁ」
このネタわかるヤシいるのか? ワロタw
>>164 わかりますか? かなり嬉しいです。
では、おやすみなさい。
>>163 な、なんちゅうネタを……禿しくワロタw
腹いてぇYO!
残念だがネタが解らんかった。
168 :
164:04/02/29 00:26 ID:nXiPdqPi
このネタ、俺以外にもわかるヤシいたのか。自演じゃないよなw
会社で思い出し笑いしちゃったよこのネタで。
>167
これで解らなかったら意味不明なサザエさんネタの駄文だとスルーしとけ。
で、それから臭作がどこへ行ったかというと
実はまだ2階にいるのです。
169 :
無能の人:04/02/29 16:00 ID:34hd+d1l
石(エロ)いりませんか
へえ……当初はどうなることかと思ったけど、意外と形になってるね、このスレ。
暇があったら書いてみようかな。
くっくっく…
172 :
164:04/03/06 00:56 ID:gf67tuG7
お?名前欄残るのか、専用ブラウザって
誰かエロじゃなくていいから、ごった煮の名作を教えてくれ!
ホラ、誰か参考にして書くかもしれんし。
俺は仮面ライダーvsウルトラマンをあげとく
クロスオーバー物ならこの板に結構あるぞ。そこから探すがよろし。
なぜいきなり過疎化する?
SS投下がないと書くこともないしな
共通の元ネタスレだったら話題は出ると思うけど保守代わりで。
>>175が言ってるようにクロスオーバースレはここだけじゃないし。
◆iFKns7JKgMも休載するみたいだしSSに関する話題がない。
ここは
>>170に期待しとく。
苦心して書いたごった煮エロSSが、マイナーな組み合わせだったばかりに、スルーされて(´・ω・`) ショボーン
てなこともあり得るからな。
なので、好きなマイナーキャラを挙げてみる。
星界の紋章 ラフィール
ヤミと帽子と本の旅人 葉月
ガンパレード・マーチ 芝村舞
気象精霊記 ミリィ・ヤクモ
騒動都市OSAKA 結城夕貴
んじゃ、暇だから漏れは169なんだけど
>>163の元ネタ解説でもしようかな。
小ネタはつげ義春の作品【ヨシボーの犯罪】の改変ネタだね。
面白かったよ。
んで
>>168はこれまたつげ義春【李さん一家】ネタ
これはかなり有名。いろいろな人が商業でもパロってる。
最後に漏れ
>>169 もちろんつげ義春【無能の人】映画にもなったね。
こうしてみるとこのスレに4人つげネタを知ってる人がいる
>>166含む。
驚きだw
よ〜し つげ作品のクロスオーバーネタ、誰か書いて〜w
感想もらえると思うよw
バカドリルに無能サンタってネタがあったな。
最初に読んだときは元ネタわからんかった
>>179 オタとしてはマイナーと言っていいのかどうか悩んじゃうようなキャラが混ざってるような・・・・・・。
スレが伸びてると思ったら雑談か
土日しか覗かない俺としてはなんか悲しい
しかも専用ブラウザ使いづらいし・・・と愚痴はさておき
>>180 解説乙。やっぱいるんだな4人ちょっと感動w
>>179 俺は視野が狭い人間だからネタが殆ど解らん
ガンパレード・マーチだけかろうじて解る。
これから投下されるSSがもしこの中にあるのなら
知ってるヤシ向けの話じゃなくて知らないヤシにも興味がもてる
ストーリー重視のSSが読みたいなあ。無理かねぇ?
184 :
1:04/03/09 00:39 ID:L0qnHvaf
ちょっと動きが無いのであげますね〜
>183
ストーリー重視といっても、双方の世界観から説明していったら大長編になりそうだぞ。
学園ものならまだしも、特殊な世界観だと「SS」の枠内で説明しきるのは難しいと思う。
12人の妹とか5人のママなんて特殊な設定となると説明するだけで10レスは消費するな。
この点、臭作などの鬼畜キャラなら説明不要だから便利だ。
>186
それ面白そう。
12人+5人=17人
名前覚えるだけでも一苦労だし、キャラも被ってくるだろうな。
シスプリ+ハピレス+ネギま=?
ギャルゲーやったことないから、よく知らないんだけど「ネギま」ってどんな奴?
何人くらい出てくるの?
ネギまはギャルゲーではなく、週刊少年マガジンの連載漫画
31人くらい出て来る
>>192 連載当初は『31人ヒロイン』というのがウリだったけど、実際はすぐにメインで活躍するメンツが固まっちゃって
実質背景扱いになってるキャラがほとんどだけどね。
まだ本編に一度も出てきてないヤツもいるしw
シスプリが妹12人に、ハピレスがママが5人に妹いいんちょ姉チャイナ貧乳の5人で計10人。
そしてネギまが生徒31名。総計53人か。
>195
あれ? 俺が未熟だからかな・・・・・・ヒロインの顔がみな同じに見えるんだが・・・・・・
総計161人…
_人人人人人人人人人人人人人人_
> な・・・・なんだってー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
_,,.-‐-..,,_ _,,..--v--..,_
/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ
. !ヘ /‐- 、u. |' |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、 |
|'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ! iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
. ,`| u ..ゝ! ‖ .j (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i
_,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/
. |、 \:::::\ '' / \ '' /〃.ヽ `''⊃ , 'v>、
!、\ \. , ̄ γ/| ̄ 〃 \二-‐' //
>>196 大丈夫! セングラだって髪を除けばみんな同じ顔w
たとえ、たくさんの美女に囲まれていようと、ヒロインがみんな同じ顔だったら意味ねぇな。
男のアレなんて一本しかないし、ここは基本に返って一途な愛を貫くべきだろ。
だいたい、女の中に男が一人ならモテル度合いも変わってくるだろうが、そいつが不細工だった場合イジメの的にされるのが落ちだぞ。
・・・・・・もっとも、M男にはハーレムだろうけどよ。
触手をもった奴が主人公で、総勢161人のヒロインをハート射止めていく・・・っていう設定は無理があるか。
エロゲになっちまうな
人気のないスレ同士をごった煮したら、きっと栄えるんだろうなぁ・・・・・・
いかに臭作でも161人もの雌のネタを集めて陵辱するのは困難だろうな。
んー誰も書いて悪寒だけど、そろそろ職人さんとSSカモン!!
それと◆iFKns7JKgMさんもツヅキマダー?待ってるんだけど・・・
sageで言ってみるテスト
>>204 なんか日本語が変だ・・・OTL
話題振り
ここの人たちってエロ特化SSを望んでる?
それとも緻密な世界観に基づいたエロはおまけ程度の物を期待してる?
漏れはどっちでもいい。とにかく何か読みたい!!!
緻密な世界観に基づいたエロとは…
>>206 変なところで切らないようにw
自分はエロ以外の部分に力を入れたSSは好きだなあ。
面白ければエロは薄くてもいい。
>>202 反応があったんで、ちょっくら書いてみた。
キャラ:天上ウテナ×水野蓉子
元ネタ:少女革命ウテナ×マリア様がみてる
分岐あり(どちらもレズです)
NGワード:Aパート〜純愛
Bパート〜鬼畜
Bパートはかなり後味悪いので耐性のない人は読まないほうがいいです。キャラも壊れ気味。
穢れなき少女たちが集う乙女の花園リリアン女学園。
門をくぐり抜け、校舎へと繋がる並木道を歩くのは深い色のワンピースに身を包んだ少女たち。
だが、その中にたった一人だけ異なる服装をした者が歩いていた。
上半身を包むのは男子用の学ラン、下は短パンという服装。
しかし、中身はれっきとした15歳の乙女である。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう、ウテナ様」
「やあ、ごきげんよう」
澄み切った空にこだまするリリアン女学園独特の挨拶。
天上ウテナは呼びかけられるそれらの挨拶に慣れないながらも元気に応える。
つい三日ほど前に編入したばかりの彼女は、ここの校風にいまだ馴染めずに苦笑を漏らした。
その最たるものはスール制度と呼ばれる、上級生と下級生との姉妹の契り。
姉は妹を正しく導き、妹は姉の支えとなる。早い話がガチ百合推奨システムである。
(スール制度といい、ロサ・なんたらといい、訳わかんない学校だよなぁ・・・ふあぁ眠いや)
ウテナは小さく欠伸をした。するとそのとき、それまでとは違う凛とした声が響く。
「お待ちなさい」
呼び止められたウテナは、髪をなびかせ優雅に背後を振り返ると、そこには一人の美しい少女がいた。
ロサ・キネンシス・アン・ブゥトンの小笠原祥子さまだ。
ロサ・なんたらとは薔薇の名前であり、リリアンではその呼び名は生徒会役員であることを示している。
アン・ブゥトンは「〜のつぼみ」と言う意味で、この場合ロサ・キネンシスの妹を指す。
「紅薔薇のつぼみがボクになにか用ですか?」
「あなたのその格好、どういうつもりなのかしら。ここは花寺ではなくってよ」
「でも、校則には女子が男子の制服を着ちゃいけないとは書いてませんけど」
「リリアンに男子服などあるわけないでしょう。あなたが着ているのは他校の制服です」
言われてみればそうだった。いったい、なぜ自分はこんな服装をしているのか。
ウテナは他人事のように首を傾げた。
「そもそも、自分のことをボクだなんて。淑女らしからぬ振る舞いだわ」
「そんなこと言われてもなぁ。ボクの一人称に関しては、個人の自由だと思いますけど」
「文句がおありのようね。いいでしょう、あなたとは一度じっくり話し合いたいわ」
放課後、薔薇の館にいらっしゃい、そう言い残して祥子さまはウテナの横を通り過ぎていった。
どうよら気分を害してしまったようである。
(全く、朝からついてないなぁ)
ウテナはがっくりと肩を落とした。
【Aパート〜純愛】
「ああ、緊張するなぁ。怒られるって分かってるもんなぁ」
ウテナは薔薇の館の前でぼやいた。クラスメイトの話によると薔薇の館とは生徒会室みたいな所らしい。
「あら、薔薇の館になにか御用なの?」
「ええと、あなたは?」
「水野蓉子よ。あなたは演劇部の方かしら」
「い、いえ。実はこの服装が問題で呼び出されてしまって」
「それで扉の前で溜息をついていていたのね。いいわ、いらっしゃい」
蓉子は穏やかに微笑むと堂々と扉を開いてウテナを招き入れた。
「祥子。この子を呼び出したのはあなたね?」
「お姉さま。ええ、そうです。リリアンの生徒が男子の制服を着ているなんて見過ごすわけには」
祥子は蓉子の背後に隠れたウテナを睨みつける。
「ごめんなさいね。この子、男嫌いなの」
「関係ありませんわ。問題は彼女の格好です」
「落ち着きなさい。ウテナさん、私にも分かるように事情を説明してくださる?」
「はい。分かりました」
「・・・・・・なるほど。事情は分かったわ。祥子、あなたは劇の主役でしょう。
ウテナさんには私からよく言っておくから、あなたは練習にいってらっしゃい」
「ですが・・・いえ、分かりました。それでは、失礼します。お姉さま」
祥子はリリアンで言うところの「姉」である蓉子に一礼して、部屋を退出した。
ウテナは祥子がいなくなったことでホッと胸を撫で下ろす。
「蓉子センパイはロサ・キネンシスだったわけですね」
「ええ、編入したばかりだと馴染めないことが多くて困るでしょう? 困ったことがあったらいつでも
相談に乗るわよ」
「ありがとうございます。いやー、蓉子センパイとは気が合いそうですよ」
ウテナは気さくな感じで答えた。
もし、この場に祥子がいたらきっと怒るだろうなと思いながら蓉子は苦笑する。
「それはそうと、ウテナさんはどうして男の子の格好なんてしているのかしら」
「ボクには、憧れの王子様がいるんです。だから、その人に近づくために王子様の格好を」
「ふふ、面白い子。好きよ、あなたみたいに率直な人」
正面きって「好き」といわれたウテナは思わず顔を赤らめて目を逸らした。
「綺麗な髪。それに顔立ちもとても凛々しいわ。だから男装も似合うのね」
蓉子はウテナの髪を一房手にとって艶を眺めたあと、ウテナの頬に手を添えウットリと呟く。
「あ、ありがとうございます」
「でも、男物の制服なんて胸がきついでしょう」
蓉子の手が頬を離れ、ウテナの胸を指先でツツッとなぞった。
かと思うと、第一ボタンの辺りで手を止め、パチンとボタンを外してしまった。
「あっ、何するんですか!」
「嫌かしら。会ったばっかりでこういう気持ちを抱いてはダメ?」
チュッ、と耳元で可愛らしい音が響いた。同時に感じる、柔らかい感触。
気付いたときには蓉子はウテナと唇を重ねていた。
(この人、ガチだ)
うすうす感づいてはいたが、この学校、レズビアンが多すぎる。
「嫌なら逃げてもいいのよ。私、無理やりというのは嫌いなのよ」
(そうだ、逃げなきゃ。でも・・・・・・)
なぜか、ウテナは抵抗する気が起きなかった。
ボタンがひとつ、ふたつと外されていき、乳房を包むブラジャーがあらわになってもウテナは逃げなかっ
た。
蓉子の手がブラをずらし、ウテナの女らしい乳房があらわれる。
「綺麗な肌ね。ねえ、もっと良く見せて」
ウテナは少し恥ずかしそうに俯くと、意を決して椅子から立ち上がる。
行儀悪いとは思ったが、テーブルに腰掛けて蓉子に見せるために学ランの前をはだけていく。
「これで・・・いいですか」
「ええ、そうしていると、あなたとっても可愛いわ」
「からかわないでくださいよ」
「褒めたつもりなのだけど・・・んっ」
蓉子はウテナの乳首を口に含み、チュウチュウと音を立てて吸った。
(んっ・・・恥ずかしい。学校でこんなことしてるなんて。でもボク、すごいドキドキしてる)
ウテナは自分の胸に顔を埋める蓉子を見て、興奮を抑えきれずにいた。
自然と自分の秘所に手が伸びる。
「ふふ、手伝ってあげる」
ウテナの仕草に気付いた蓉子が、笑いながら乳房から顔を離した。
蓉子の手がウテナの短パンをゆっくりと脱がしていく。
蛍光灯の下で、ウテナはゆっくりと短パンから脚を引き抜いていく。
軽い衣擦れの音を立てて短パンが床に落ち、ウテナは羽織っただけの学ランとショーツ一枚になった。
その間にも、ウテナは自慰を続けショーツはしっとりと濡れそぼっている
布越しに細い指が動くのが見え、湿っぽい水音が響いている。
「いやらしいわね。そんなことを覚えたのはいつ?」
「んっ、10才のとき・・・です・・・ふぁ、んん・・・」
「うふふ、でも動きずらそう。ショーツも脱いでしまいましょうね」
蓉子はニコニコしながらウテナのショーツを剥ぎ取っていく。
ショーツは中途半端に脱がされ足首にかかったまま、蓉子は我慢できないという感じでウテナの股間に
顔を埋めた。
「んっ、蓉子センパイ・・・そんなとこ、汚いですよ・・・ボク、体育やったあとだし・・・」
「いいの。私はこの匂いが好きなんだから。さあ、力を抜いて」
「あふっ、んんっ・・・いやぁ・・・センパイぃ」
上級生を膝立ちさせ、自分の股間を愛撫させているかと思うとウテナは背徳的な気分に浸った。
股の間からズパッ、ジュプッと愛液を啜る音が聞こえる。
陰唇が舌で捲くられ、湿った吐息が股間を蒸らすのを感じる。
汗と愛液の混じったヨーグルトみたいな甘酸っぱい匂いがたちこめる。
「セ、センパイ・・・ボクのその、アソコ・・・匂いませんか?」
「好きだって言ったでしょ。ウテナこそ、もっと声をだしていいのよ」
「んっ、はい・・・あぁ・・・いい、気持ちいいです・・・蓉子センパイ・・・」
ウテナは大きく股を開いて蓉子の舌を受け入れる。
蓉子もそれに応じてウテナの脚を抱え込み、音を立ててウテナの愛液を啜っていく。
「指も入れちゃっていい? 挿れるわね」
蓉子の中指が焦らすようにゆっくりと恥丘をなぞったあと、ズプッとウテナの膣に入っていく。
「ああっ、挿ってくる、センパイの指、ボクのなかに・・・あふっ・・・動いてるぅ」
ウテナは声をあげ、苦しげに喘いだ。
「温かいわ。ウテナの膣、熱くて指を締め付けてくる・・・咥え込んでるのが良く見える」
「恥ずかしいから・・・言わないでください。蓉子センパイ」
「ねえ、二人きりのときは『お姉さま』って呼んで頂戴」
蓉子はウテナの膣をクチュクチュと指でかき回しながらお願いした。
「あっ、あっ、あっ・・・わ、分かりました。ああっ、お姉さま、ボクっもうっ」
「イキそう? いいのよ、我慢しないで声を出して」
そう言うと、蓉子はウテナのクリトリスに軽く歯を立てて、扱くように愛撫する。
「あっ、ああ、ソレ気持ちいい、いいよぉ・・・お姉さまぁ」
「んふぅ、はぁはぁ・・・素敵よウテナ・・・とっても可愛いわ」
「あっ、あああぁ、イク、イッちゃう、もうダメェ! あぁっ!」
ウテナは一際高い声をあげて絶頂に達し、膣口を震わせた。
ヒクッヒクっとふとももが痙攣し、愛液が蓉子の顔をべとべとに汚す。
「あ、お姉さま・・・すみません、ボクのせいで顔を汚しちゃって」
「そんなに気にしないで。私のほうが恥ずかしいわ」
「あっ、すみません。あの、とりあえずこれでお顔を拭いてください」
「いいの? 愛液で汚しちゃうわよ?」
「いえ、ボクの・・・ですから・・・」
「ふふ、紅くなって可愛いわ」
蓉子は軽く微笑んでウテナとキスを交わした。
そのキスは甘酸っぱい味がした。
帰り道、ウテナは蓉子と並んでギンナン並木を歩いていた。辺りはすっかり暗くなっている。
「ウテナ・・・あなたは王子様になりたかったのよね。だったら、私の王子様になって」
「センパイの王子様・・・ですか?」
蓉子から意外なことを言われて、ウテナは驚いて聞き返した。
そのせいか、蓉子に対する呼び名がいつもどおりに戻っている。
「そう。私の王子様。いや?」
「いえ、むしろ嬉しいです。そうか、じゃあセンパイは薔薇の花嫁なワケだ」
そう言うとウテナは自分の指にはまった指輪を見て、それを指から引き抜いた。
「では、ボクからセンパイにこれを。婚約指輪です」
「ありがとう。うん、サイズもぴったりだわ」
蓉子は嬉しそうに指輪をはめた手を見せる。
姉妹にはなれないけれど、この絆はきっと永遠のもの。
月の明るく輝く夜、蓉子の指にエンゲージリングが眩しく光る。
蓉子とウテナ、二人は片手だけつないでイチョウの舞い落ちる道を歩いていった。
FIN
次はBパート。鬼畜なんで苦手な人はスルーしてください
【Bパート〜陵辱】
「なるほど、あなたの言い分はわかったわ」
紅薔薇様ことロサ・キネンシスの水野蓉子がウテナを見つめて言った。
放課後、ウテナは言われたとおり薔薇の館を訪れ、蓉子と祥子の二人に自分の主張を繰り広げたのだ。
ここは名目上、生徒会の会議室となっているが普段はお茶を飲んだり、雑談をするだけで忙しいのは
学園祭など特別なイベントの時だけ。
折りしも今日は学園祭が差し迫ったなにかと忙しい時期である。
「ご納得いただけました?」
ウテナはそわそわと落ち着かない様子で発言した。
彼女の隣の席では、祥子さまがさっきから額に青筋を浮かべて顔面を引き攣らせていたからだ。
「祥子、この娘には私からよく言っておくから、あなたは令と劇の練習にいってらっしゃいな」
「ですが・・・いえ、わかりましたわ。それでは、失礼します。お姉さま」
祥子はスール制度で言うところの「姉」である蓉子の意見に従って、部屋を退出した。
「さて、これであなたも多少はくつろげるかしら」
「ええ、お気遣い感謝します」
「祥子って子供の頃から興奮すると眼輪筋がピグピグいって、ちょっと暴力的な気分になるそうよ」
蓉子はさも愉快そうに恐ろしいことを告げたあと、話の続きを切り出した。
「それで、制服についてはリリアンの校則に従うということで納得していただけるわよね」
「はい」
「なら、残る問題はあなたの一人称に関して、なのだけど・・・・・・」
そこで、いったん言葉を区切ると、蓉子は席を立ってウテナの両肩に手を置いた。
(なぜだろう。嫌な予感がする)
思いながらもウテナは自分の意見を通すつもりでいた。
「自分のことをボクっていう奴なら、ボクのほかにもいますよ。松組の葉月だって」
他の人間を巻き込むのはどうかと自分でも思ったが、味方は多いにこしたことはない。
だが、ウテナの打算はあっけなく打ち砕かれた。
「大丈夫よ。そっちは今朝、聖が親しげにしてたのを見かけたから、彼女から言ってくれるでしょ」
「ロサ・ギガンティアが? う〜ん」
ウテナは腕を組んで考え込む。しかし、悩んだところで名案はさっぱり浮かんでこなかった。
「私が思うに、一度身についた習慣というものは容易に変えられないでしょうね」
「そう! そうなんですよ」
「だから、身についたことを矯正するには、直接身体に覚えさせないと駄目よね?」
「はい?」
ウテナは目を丸くして、蓉子を見上げた。直後、唇が温かく柔らかいものに塞がれる。
「んんっ!?」
目を白黒させて、ウテナは自分の身に起きた状況を整理する。
唇が塞がれている。何に? 蓉子の唇にだ。つまりこれは―――
(キス!?)
「ん、ん、はむっ」
状況が把握できたのはいいが、その間にも蓉子と重なった唇からは唾液が流し込まれ、ウテナは苦しげに
息を荒げながら唾液を飲み込んでいった。
ごくっと白い喉が鳴り、口の端から透明な液体が溢れる。
「キスは初めて? 肩に力が入っているわよ」
蓉子はウテナの肩を軽く抱きよせながら、なおも接吻を続ける。
ウテナは後ろに寄りかかる不安定な姿勢のため、激しい抵抗も出来ずに口腔をかき回されていた。
―ッ、チュ、ピチュ。口の中から湿っぽいやらしい音が響く。
(やだ、こんなとこ人に見られたら・・・・・・)
そう思うと、ウテナの肩には自然と力がはいる。すると、蓉子は肩から手を離し、ウテナの制服の
第一ボタンに手を掛けた。
「やっぱり、男子の制服なんて着ているから肩が力むのよ。胸が大きいと苦しいでしょう?」
そう言って、蓉子は次々とウテナの制服のボタンを外していく。
その度にボタンは弾けるように開いていき、やがて制服に押し込まれていた乳房が外へ飛び出した。
薄いシャツの下、下着を着けていない乳房が張り詰めるようにその形を露わにしている。
さらに蓉子はシャツの真ん中辺りに手を掛けると、ブチブチッと一気にシャツのボタンを引きちぎった。
「あっ、何をするんだ!」
「シャツなんてもう必要ないでしょう。これは校則を破った罰よ」
「セクハラじゃないか!」
「失礼ね。教育的指導よ。あなたは女の子だって自覚が足りてないの。こんなに立派な胸をしてるのに」
「やめてください、もういいじゃないですか。それにボクは自分が女子だってことくらい分かってます」
ウテナは外気に晒された乳房を腕で隠しながら、恥ずかしさのあまり非難がましい目で蓉子を見つめる。
ウテナ自身は男の子にも興味があるし、生理に苦しむこともある。
だが、蓉子はそんな主張も無視してウテナの腰に手を伸ばした。
「そんな顔しないで。すぐに気持ち良くなるわよ」
「あんっ、やめろったら、いやっ!」
蓉子は嫌がるウテナのことなどお構い無しに、彼女のズボンに手を伸ばしチャックを引き下げた。
ボタンを外し、ウテナの下半身を覆っていた衣服がまたひとつ床に落ちる。
ついにウテナは羽織っただけの学ランにショーツ一枚という恥ずかしい格好にさせられてしまった。
ウテナは慌てて学ランの裾を引っ張り、ショーツを隠そうとするが、どう頑張っても覆い隠すには裾が
足りなかった。たった一枚、衣服を剥ぎ取られただけなのに、今の格好がどうしても恥ずかしい。
蓉子はウテナの背後に回りこむと右手を胸に、左手を股間へと伸ばし、嫌がるウテナに更なる愛撫を
加えようとする。
「やめろっ、うぁっ!」
ウテナを抱き寄せられた直後、首筋に蓉子の舌が這うのを感じ、ゾクゾクッと身体を震わせた。
「きゃうっ!」
秘部の中心を蓉子が指先でつつく。
ウテナは脚を擦り合わせ、侵入を防ごうとするが、引き締まった肢体の隙間からはやすやすと蓉子が
手を入れてくる。
股布をずらされ、冷たい指先が閉じあわされたウテナの秘芯を開いた。
クチャ。粘質な音が股の間から聞こえる。首筋にかかる息が段々と湿っぽくなり、蓉子の興奮が伝わる。
「ふふ、濡れてきてるわね。ウテナ、愛液が指に絡み付いてるわよ。とっても温かい」
蓉子はウテナの脚の間をいとおしそうに撫で回し、秘所から伝い落ちてきた愛液を指ですくった。
愛液でベトベトになった手をウテナの目の前に持ってくると、指を擦り合わせニチャニチャといやらしい
音を鳴らす。
「これはあなたの女の子の部分から流れてるのよ。さあ、匂いを嗅いで、舐めて御覧なさい」
「いやだ。そんなことできるもんか」
「これは罰なの。さあ、私の言うことを聞いて」
「んむぅっ! んんー」
蓉子は苛立たしげにウテナの口を開かせると、無理やり指を咥えさせ喉の奥まで押し込んだ。
「んん、んっはぁ、苦し・・・かはっ、ふぁ」
甘酸っぱいような匂いと舌にまとわりつく独特の甘みが咥内に広がる。
サディスティックに責めたてる蓉子の指先にウテナは喘ぎながら、舌で抵抗する。
荒い呼気とともに唇から唾液が流れ出し、ウテナの顎を濡らす。
「どうお? 身に沁みてわかったかしら?」
蓉子は、いったん手を引いて、ウテナが口を利ける程度に指を引き抜く。
「くっ・・・んはぁ・・・ボクは、ボクはお前なんかのいいなりになんかならない。ボクはボクだ」
「随分と反抗的なのね」
再び指が押し込まれ、ウテナは苦しそうに呻き声を漏らした。
「んっ、んぐぅ・・・むはぁ・・・んん・・・くふ、っかふ」
しばらくして、蓉子は残念そうに呟いた。
「残念だわ。まだわかってもらえないの」
上っ面だけの落胆した表情を浮かべ、ウテナの口から指を引き抜く。
「んぐっ、ぷはぁ・・・はぁはぁ・・・あ、何する・・・」
ようやく解放されたと安堵する暇もなかった。
蓉子がウテナのショーツを掴み、上に引っ張りあげたからだ。
薄い股布がウテナの陰唇に深く食い込む。
ウテナは逃げようとしたが、それより早く蓉子の手がウテナの上体を押し倒したため、机の上に突っ伏
した格好になった。尻だけを高く突き出し、両腕は身体と机に挟まれて思うように動けそうにない。
蓉子はウテナをその体勢に保たせたまま、無言でショーツを引きずりおろし、恥ずかしい部分をあらわ
にさせた。
さらにウテナの尻を掴んで左右に広げるとその中心に顔を埋める。
鼻の先がアヌスを突付く。ウテナは屈辱のあまり絶叫した。
「い、いやーーー!」
(もうやだ、こんなの・・・どうしてここまでするの?)
自分は王子様の格好をしていただけなのに、なんでこんなに恥ずかしい思いをしなくちゃいけないんだ。
王子様を自負するウテナにとって好きでもない相手に女として抱かれるのは最大の屈辱だった。
悔しさで目尻に涙がこぼれ、テーブルクロスに小さな染みをつくる。
その間にも蓉子は舌を伸ばし、ウテナの秘所から溢れる愛液を啜っていく。
薔薇の館に淫靡な音がこだまする。
ウテナが嫌がって尻を振るのも構わず、蓉子はついばむようにウテナの秘芯を刺激し、時には指で
かき回した。一本、二本とウテナの秘所に細い指先が挿入されるたび、トプッ、トプッと愛液が
飛び散り、蓉子の制服に飛沫がかかる。
「あうっ・・・くうっ・・・ひっ、痛いよぉ、蓉子センパイ」
ウテナの秘部には四本の指がギチギチに食い込んでいた。
にも関わらず、蓉子は限界まで押し込もうとしていた。
「んっ・・・くはぁっ・・・あっ、あぁ・・・いやぁ・・・ああっ!」
ズブリ、と指の付け根まで埋まり、ウテナは痛みのあまりに叫んだ。
同時に処女幕が破れ、ビクビクと痙攣する白い脚を赤い血が伝い降りていく。
ウテナはテーブルに突っ伏したまま、乱れた吐息を漏らす。
痛いほどに張り詰めた乳首が、クロスにこすれ乳臭い匂いを擦りつけている。
蓉子は血と愛液で濡れそぼったウテナの秘部をじっくりと撫で回しながら言った。
「いやらしい娘。処女のクセに、こんなにクリトリスを勃起させちゃって、さぞ気持ち良いでしょうね」
蓉子が嘲笑をこめてウテナの敏感な突起を指ではじく。一度だけでなく、二度、三度。
最後は尿道に小指の爪先を突っ込み、裏側から荒々しくクリトリスを引っかいた。
「ひいっ、ン、ンあぁっ、ダメ、やめ、あはぁっ、んふぅ・・・」
ビリビリと身体の芯に電流が走り、ウテナは崩れ落ちるようにぐったりと膝を突いた。
「イっちゃったの? ふふ、でもこれで分かったでしょう。自分は女だってこと」
「うぅっ、ひどい・・・」
気丈なはずのウテナも、このときばかりはショックで放心しかかっていた。
「文句があるならまたいらっしゃい。二人きりのときは親身になって話し合ってあげるわ。
もっとも、これが普通の女の子に戻るいいチャンスだと思うけれど」
「普通・・・ボクの普通・・・」
ウテナは涙で頬を濡らしながら、呆然と呟く。
彼女の足元では深紅の薔薇の花びらが散ったように、破瓜の血が床に広がっていた。
END
SSキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
リアルタイムで読ませていただきますた。
ウテナは知ってる。水野蓉子は名前だけは知ってる程度だけど・・・イイ!!
個人的には野郎キャラも欲しかった所。でもイイヨイイヨー。
もしまた書いてくれるんなら野郎キャラも交えて!!ハァハァ
GJです。
「どこが後味悪いんだ、全然おとなしいもんだろ」と考えた自分は少数派なのでしょう。きっと。
マリみては鬼畜も男との絡みもNGだからな。
そもそも、あれを読んだあとは男との絡みなど物足りなくなる。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
自分、
>>202だったりするんでさらにうれすぃ。
ウテナ萌え(*´Д`*)ハァハァ
薔薇の花嫁にニヤリとしてしまいますた。
>>227 ナカーマ。
全然桶ですよ。
>>227 そうか、全然鬼畜ではなかったか。オレ、二重人格っぽいところがあるからな、陵辱ものを書いたあと、素に戻って自己嫌悪することがある。
陵辱OKなら、マリみての世界にベルセルクをぶちこみてぇ・・・
SS投下があり、いい感想もある……そして尚且つ雑談も機能していますね。煽りもなく。
いいスレだここは。
>230
ベルセルクネタはいいなぁ。
当初ガッツを主人公に据えようと思ったけど世界観があまりにも大きくなりすぎたから挫折したよ。プロットで。
ベルセルク期待してもいいですか?
ところで臭作さんは?
実はこのスレにいるのです。
しかし……拡がりすぎて、ものすごくシェイプアップしてる間に浮気心が芽生えて…すいません。
4月ごろから一気に書きます。
書き方でわかるが、浮気の方も続き頼むよ(w
>>231 ベルセルクは最近読み始めたばかりだから、もうしばらく待ってくれ。
おおまかな構想は出来ているが、最後まで読んでみないことには緻密な設定とか無理っぽいし。
とりあえず臭作さんの続きが楽しみ。
初カキコ
臭作SS楽しみなROMです
なんとなく書いてみようかな〜
◎臭作→もちろんプレイ済み。遺作、鬼作も。鬼畜なのに美学がある大好きなゲーム
○君望→結構思い入れがあるゲーム。どっちかって言うと水月儲かな?遙も好きだけど
△オネティ→同人誌で知った程度。おっぱい大きい先生は好き。
×EVE?→知らない(汗
三つも知ってるごった煮なんて結構恵まれておりますです、ハイ。
がんばってくだちい。
>>236 エロパロ板が過疎化しているので、ひとりでもレスしてくれる住民が増えてくるとありがたい。
なかには一ヶ月ちかくレスのつかないとこもあるから。
そういうマイナーな作品と、メジャーな作品の組み合わせるのもごった煮の楽しみ方のひとつ
>236
氏のSSは臭作SSっていう訳じゃないと思うけどなw
世界観はEVEそのものだし、そこに入ってきているのが他のキャラだしな。
しかし、EVEの天城小次郎のスルーっぷりは同じ書き手として同情を禁じえない。
マイナーではないし、それどころかザッピングシステムのエロゲ草分け的存在でもあると思われるが。
こういうのを見るとやはりSSを書くのを躊躇してしまうなあ・・・・ヘタレでスマソ。
とにかく氏には初志貫徹で流されないように(臭作に)頑張って欲しい。
知名度が違うからなあ。
臭作はまさに鬼畜界のスタープレーヤ。
ごった煮の極意は知名度にあるとみた。
鬼畜物の知名度ナンバーワンは臭作だとすると、
萌え作品のナンバーワンは…おねてぃか、シスプリか…
萌えは個人差があるからなあ。
鬼畜は臭作がほぼナンバー1は同意。
>>240 つーことは少年ジャンプとか販売部数の大きい所からネタ持って来ればいいのか?
あとはオタがいっぱいいそうなガンダム物とか
いや、それはそれでスレが荒れそうだな〜知ってるヤシが多いと変なのもわいてくるしな
こりゃよくよく考えてみると難しそうだな〜知名度で選ぶって
作品の方向性にもよるな。
たとえば、ほのぼのした感じの少女漫画とベルセルクみたいなものを組み合わせるのは意外性、ギャップがあって面白いけど、
難しいし失敗しやすい。どっちか一方の世界観は完全に破綻するものと思われる。
逆に同じテーマの作品だと組み合わせたときにテーマが一貫しているから、作品の雰囲気も壊れにくい。
設定も似通っていればいるほど噛み合いやすい。
あとは臭作みたいなキャラクターが他の作品を渡り歩いてヒロインを陵辱していくタイプ。
違和感が出にくく、いろいろなキャラを陵辱できるものの、ゲストキャラのような扱いなので醍醐味が薄れる。
1.単独でもエロに向いている作品である
2.ある程度の知名度がある
3.格闘が主題の作品ではないこと
なんで格闘物は外すの?
別にバトルオンリーのエロ無しを書くってわけじゃないでしょ。
ちょっと質問
>>5 >>7 で、少し話題が出てるけど801はNGだよな?このスレ
いや、妙にageってるスレ覗いてみたら、なんかものすごい荒れてるスレがあった
そのスレでこのスレに誘導が出ていたんだけどな、そのSS職人に
正直このスレのマターリ感が好きなので801は禁止にしてもらいたいが
心配するな。あれがきても多分ここでは完全スルー。
>>246 どっちがどう強いか、とかの展開で一方ないし双方の世界観が壊されがちだから、かと。
厨が好んでそういうのをやりたがるのよ。
何故か。
ホンダラ拳とほにゃらら波はどっちが強いか!?
戦闘力云千万だぁ!
…このようになりがちで、エロからは縁遠くなる。
すると、キボンヌ意見を出す側も組み合わせは絞ったほうが良いということか。
そういや、どこかのスレでマリみてとフルメタのごった煮を見たことがある。なかなかだった。
>>251 しかし、”エロ”パロ板でそんなSS書く奴いるのかなあ?
まあ自分は格闘ゲームを全然知らないので別に構わないんだけど
254 :
名無しさん@ピンキー:04/04/01 01:05 ID:g4XrYHN/
そろそろ雑談読むのも書くのも飽きたな。
新しい書き手降臨期待age
四月に入ったのでそろそろ臭作さんが始動するだろう。
俺は夜勤病棟のエロ医者も好きだが、あの二人の対決も見てみたいな
雑談飽きたと言いつつ書き込む漏れ。暇だなあ。
いやいや、臭作さんは楽しみだけどさ。ストーリーが読めないし。
だけどな、書き手にプレッシャーかけたくないのよ。
漏れがごった煮書ければいいんだけどムリポだからさ。
そりゃそうと夜勤ネタもいいなあ。白衣の天使陵辱シチュ…ハァハァw
遺作やきさくはどうだろう?
遺作は公式に死んでるから厳しいかな?
鬼作は…ギャグになってしまう所が大問題。キサクなキサクさん……。
半端な鬼畜モンに鬼畜道を教え込もうとする鬼作たん。
このスレ以外のどこかでごった煮物とかクロスオーバー物とか見かけた?
このスレの作品もイイけど、ほかのスレとかサイトとかの煮物作品も見てみたいのう。
鬼畜キャラが己の鬼畜道を競い合うなんてのもよろしいな。
>>260 ないこともないが、過疎スレだからなぁ・・・・・・
原作知らないと楽しめないだろう。
原作知ってるならメル欄のエロパロを探してみるといい。 レスの137が該当
4月に入った途端レスが減ったね。みんな忙しいのかな?
このスレ的にフレディ対ジェイソンはどうよ?
なんか安っぽそうな気がする。まだ見てないけど
267 :
神山:04/04/08 00:11 ID:333tp6Bo
待てフレディ!君じゃない!
>>267 ワロタ。カギ爪のフレディよりメカ沢やフレディの方が強そうだな。
265
いくつか紹介してくれ。探してもなかなか見つけられない。
どんなカップリングだった?
269 :
名無しさん@ピンキー:04/04/08 02:52 ID:1XkmZCXR
上がってんの?下がってんの?みんなハッキリ言っとけー! ageってる!
>>267 (上空を見上げて)もちろん、てめぇでもな!
>>260 某スレで荒れる原因になったヤツなら知ってる
そろそろ保守
274 :
名無しさん@ピンキー:04/04/14 20:38 ID:fu8rEO/r
ちょっとはやいが保守
紹介したいのはやまやまだが、荒れる原因になるからな…
まあ、スレ住人の誰も望んでいないクロスオーバー小説を
延々と垂れ流した挙句に公認だなどと電波ゆんゆんなセリフを吐いて
しかも自作自演でマンセーするような荒らしは勘弁してください
>>265 今まで読んで、とくに面白いと思った作品を三つほど教えてください。まじで読みたい
>>275 荒れるも荒れないも、このままだとスレが沈む。
>>all
このままスレ消滅もアレなんで、
とりあえず自分が知っているごった煮物やクロスオーバー物を紹介しあうのはどう?
こっちはまだ何も見つけていないけど。
ごった煮そんなに無いからこのスレに期待してるわけで
探索するためのヒントが欲しい。
少年漫画板に煮物というか、漫画総合のSSスレがあるぞ。
煮物も少しある。
当然18禁モノは少ないが。
保守ついでに。
>>281 やっぱり足で稼ぐしかないかな?
それでは一方でSS投下を期待しつつ、もう一方でごった煮SSを探し出して発見し次第報告するということで
報告はメル欄に記入とかでいいんじゃないか?
くっくっく…雌共は何処だぁ?
規制が長引いてます。投下したいんですけどね。
もうそろそろ臭作さん…
>>288 臭作さんかな?それとも新しい職人さんかな?
期待っ!そして保守っ!
ゴッタ煮あまりないなあ
興味ないスレも色々見てみたけどな
でも、このスレでチョコチョコ話題に上がった荒れる原因のゴッタ煮は見つけたけどなw
しかーし変なSS見つけた。いやこれはスレ違いだな
でもな・・・いややっぱやめたスマソ
とにかく言いたい事は続きキボンヌということだ
>291
>このスレでチョコチョコ話題に上がった荒れる原因のゴッタ煮
>変なSS見つけた
教えて
>>292 メル欄
変なSS
>>スレ違いだからダメだな、ゴッタ煮じゃないし
意味深に書いてスマソ(だが多分わかる奴はわかるだろう)
暇なら色々なスレ見てみれば?結構発見があるぞ
2chにはゴッタ煮そんなに無いからWEBも探してみるかな
294 :
292:04/04/24 21:43 ID:kXpF2L4m
なかなか見つからんな。
ハケーン!なりきりだが
少し廃れるかな?GWだし
しかし、スルーな訳でもなく、SSには俺含めて感想は付いてるし
いったいどうしたんだろうなと社交辞令っぽく臭作を心配してみる
>>紹介してくれたヤシ
探す暇がない俺にはありがたい
でもそんなにないみたいだな
一応キボンしてみるか
マイナーだが月刊マガジンの「パステル」から拡げたクロスオーバーSSが読みたい
とりあえずGW過ぎたらSS投下されてたらいいなと保守
他のサイトでよければ、メル欄のなかにごった煮モノがある。フルメタとマリみてのコラボだ。ただしエロはなし
300 :
名無しさん@ピンキー:04/04/30 17:03 ID:7dMkE2V+
age
二つの世界をどう繋ぎ合わせるかがえらく困難だな。
下手すると世界観の解説だけで息切れするかも。
世界観を壊さずにくっつけるというのもかなり困難だしな。
個人的にはごった煮SSばかりでなく、ごった煮画像もほしいな。
あと、職人を呼ぶためにいったん400までage進行にして存在をアピールするのはありかな?
世界観は片方をメインにしてもう片方をそれに取り込むとか
場合によっては無理矢理設定を直列繋ぎにするとか
漏れも挑戦しているがはっきり言って_
やっぱ職人に頼るしかないか…
と言うわけで
>>303の言う通りさっそくage
スーパーロボット大戦とか、ファミコンジャンプみたいなものを想像すればいいのだろうか?
アフタヌーンで言えば大合作とか。
で、結局…過疎スレネコまっしぐらと。
耐え忍ぶのじゃage
マリ見てスレでマリ見てネタ書くとか言っていた人、
投下してくれないかな。別に向こうでもいいけど、期待している。
ある作品の女の子が、他の作品の主人公とその義妹がエッチしているのを偶然見ちゃうとかいうのもクロスオーバー物になるの?
直接会話したりせずに、あくまでも見ちゃうだけ。つまり間接的にって意味
ごった煮なんて普通は書かないよな。一つの作品でも難しいのに。
職人は人によって期待してると言われて潰れる人もいると思うから、レスは難しいよな。
とりあえず・・・臭作さんマダー?チンチン マリ見ての人マダー?チンチン
>>310 クロスオーバーじゃなくて、サービスみたいだなそれだと。ドラゴンボールの中にアラレちゃんが出てくるみたいなw
>>309 俺も待ってる。ゴルゴとマリみてがどう絡むのか・・・
hos
需要があるのか知らんけど。
その年、東京で大規模な、そして未曾有のテロリズムが引き起こされた。
外国人傭兵からなるテロリストのグループは、警視庁本部アンテナ、
及び東京タワー電波塔を次々と破壊していった。
これにより、都内の通信網は寸断され、警察無線から百十番通報に至るまで、
すべての通信業務が麻痺。警視庁は警察力の半分を喪失した。
その際、第三機動隊・約百名が殉職した。
次いで首都高速道路・吾妻高架が爆砕された。死傷八百余人。
次いで府中刑務所、及び東京拘置所が襲撃を受けた。
看守・警備員は皆殺しにされ、多数の囚人たちが解き放たれた。
平和呆けした政府がことの深刻さに気づいたときには已に遅かった。
テロリストの戦闘力は政府側の予想を遥かに上回っていたのである。
解放された囚人たちは、廃品同様ながらも本物の拳銃と実弾を手渡され、
意気軒昂、怒髪天を衝く勢いで都内に雪崩れ込んでいった。
帝都の治安は急激に、そして最悪のものへと転落していった。
中央線・M駅近郊。東京都下、武蔵野の面影を色濃く残すこの地。
――ここもその例外ではなかった。
「一体、どうしてしまったの――?」
淡い色の髪をロングに垂らした少女。少女は今、呆然とその狂乱を眺めている。
「オラァ! 死ねやあああっ!!」
「そいつ寄越せええっ!!」
都内は全くの乱脈の中にあった。
それはここ、リリアン女学園に程近いM駅周囲も同様だった。
籐堂志摩子は、絶望した面持ちでそれを眺めている。
府中刑務所を脱獄した囚人たちは、目下、近郊の国立、小平、武蔵野市方面へとなだれ込んでいった。
この辺りはリリアンの女学生が多く通う地域でもある。
付近は強盗、強姦、殺人などようの凶悪犯の坩堝となった。
已にリリアンの生徒で本人や家族が殺され、あるいは犯されたものは、相当数に上る。
「ああ、お姉さま――」
しなしなと、志摩子はヘたりこんだ。M駅近郊、街の片隅。彼女の側にいた人は、もういない。
政府の対応が出遅れたように、一般人もまた太平の眠りに寝ぼけていた。政府の発令は遅れ、
テロは次々と惹起され、事態が最悪まで悪化して、それでようやく人々は気づいた。
志摩子はM駅に取り残されていた。一緒に来ていたはずのお姉さまの姿もない。
付近は暴徒・凶漢で満ち溢れ、とても身動きなどできるはずもない。特に彼女のような美少女は――
へたり込み、顔をうつぶせて震える志摩子。その背に声が掛かった。――劣情を含んだ。
志摩子はそのままの姿勢でビクンと震えた。「ゲヘへ」という下卑た笑いが背中に降りかかる。
果たして、三人ほど男が佇んでいた。
卑しい顔に下劣な欲望を張り付かせて。チンピラ風。手には兇器。
「ああっ!!」
咄嗟に駆け出す志摩子の足首に、金属バッドの鋭い一撃が叩き込まれた。
転倒し、胸から薄汚れた地べたに転がる。
「ううっ……」
志摩子は呻いた。足首は酷く腫れ上がり、赤く、爛れている。
骨にまでひびが入ったかもしれない。歩くことは、できない。
「オラァ、逃げてんじゃねえぞおっ!!」
男が志摩子を荒々しく引きずり、抱え起こす。そして、「ゲヘへ」と、また下卑た笑みを口に含んだ。
「こいつは上玉だぜ!」
黄色い声を上げ悦ぶ男、男。男。
そのさまに、志摩子の顔はみるみると血の気の抜け、体は細くカタカタと震えていく。
彼女にも分かっている。これから自分が何をされるか。
「暴れやがったら、こいつでいくぜ。今なら人殺しだってへいっちゃらなんだからな♪」
「あ……ぁ……」
男たちは兇器を振りかざすと、にいっと凄惨に笑った。
「俺たちゃ長いこと女とは無縁だったんだ。とりあえず、三人で十発ずつは犯ってやるぜ!」
「お姉さま、お姉さま――――っ!!」
そのとき。
「コラ、お前ら、何やっとんや?」
不意にかかった声は後ろからだった。
「なんだ、てめえ……?」
男が一人、路地裏に立っていた。黒いレザージャケットを着込み、髪を短く刈り込んでいる。
「コラ、てめえ、邪魔しやがるとぶっ殺すぞ!」
男たちが、兇器を手に立ち上がる。が。
「俺を殺すやと……ハッ、おもろいやんけ」
「うっ……」
男たちは一瞬、あとしざった。件の男は鼻で笑ってみせると、軽く肩を竦める。
その眼には、凄まじく荒んだ光が宿っている……。
「ざけやがって、やっちまえっ!!」
興奮した男どもが突っかかる。男はゆっくりと懐から手を抜く。手には拳銃が。
「がべがっ!!」
「がばっ!!」
拳銃から放たれた弾丸に頭を撃ち抜かれ、男たちが転倒する。
「野郎っ!!」
最後の一人が拳銃を腰から抜き取った。銃床に黄色い線が引かれている。
府中刑務所で配布されたものである。が。
「ぐぼっ!!」
男の額には丸く穴があいて、そこから脳漿が飛び散った。仕損じた弾はあらぬ方へと逸れ、
男にかすりもしない。
死体が三つになって。レザージャケットの男は、ふうっと硝煙を吹き散らした。
「オラ……ワレ、しっかりせんかい」
それから、男がおもむろに、志摩子に向き直る。うつ伏せに倒れた志摩子に。
大した感慨もなさげに。
「言うとくがな、別にワレを助けたとちゃうんで……」
男の目の前で。志摩子がゆっくりと振り向いた。
「――は、春香……?」
男がわなわなと震える。
「お前、春香なんか。春香なんか……?」
志摩子は声を発した。
「人殺し」
「――――」
「あなたは人殺しだわ」
涙に濡れた瞳で。志摩子は男を見上げ、もう一度言った。
「何も殺さなくても良かったはずよ。あなたはどうしてあんな酷いことをなさったの――?」
<続>
マリ見ては知らんが、他方はヤンマガ連載のヤクザタイムスリップ漫画だな。
続きに期待。
続きが楽しみですな。
代紋TAKE2をネタに使ったSSを見るなんて初めてだ
期待sage
来週も三人を電車の中に閉じこめておきながら取り逃がすようだな。
…自衛隊弱すぎ。
キャプテン翼夫婦をきぼん。
アニメサロンか漫画サロンにでも立て直せばもっと賑わうのだろうか・・・?
エロではなくなるぞ。
いいんじゃない、別に
エロではなくなるが
大佐はいつ登場するんだ?
どの大佐でつか?
赤い人でつか?
それとも潜入作戦中の部下の疑問に、スマナイの一点で無理やり陰謀に荷担させる大佐でつか?
それとも錬金術師のBAM!
>>329 馬鹿野郎!
大佐と言えば白くて全身タイツ着てて尻尾生えてて結合大好きノウm(結合
331 :
329:04/06/03 10:55 ID:goRxCEmU
333 :
名無しさん@ピンキー:04/06/07 21:38 ID:dhZGvPoW
ファミコンジャンプage
デスノスレから例の神が来てくれればなぁ
でも誘導するとアンチだと思われそうだ…
サミーVSカプコンage
とりあえず途中まで書いてみた。(まだエロないけど)
一応メジャーな元ネタ二つにしてみたよ。
キャラ :シャルナーク×ナミ
元ネタ :HUNTER×HUNTER×ONE PIECE
(…よしっ)
ナミは、自分の目の前を歩く青年に狙いを定めた。気のよさそうな、いたって平凡そうな
男だ。
こんな真夜中に酒場街の裏通りを歩く人間など、そうそういるはずもない。辺りに自分達以外、誰も見当たらないのを確認し、少しずつ距離を縮めていく。
男はそれほど酔ってはいないようだったが、携帯電話の操作に集中しているらしく、腰に下げたかばんのチャックが大きく開いていることには気付いていない。
もちろん、その隙間から紙幣で膨らんだ財布が微かに顔をのぞかせているのにも。
ゆっくりと後ろから近づき、相手の真横を追い抜く瞬間にそっと右手を伸ばす。
次の瞬間には、ずっしりと重い財布は、彼女の手の中に移動していた。
(30万、いえ50万ベリーはあるかしら?)
ナミにとって金とは、故郷の村を救うため、何よりも大切なものだ。
そのためなら、スリやかっぱらいから詐欺までできることは何でもやってきた。
特にスリは、元々器用だったこともあり、普通の人間ならまず触られた事すら分からないほどの腕前だった。
当然、今日も。そう思って、悠々と通り過ぎようとすると背後から声がかけられた。
「人のものを盗っちゃいけないよ」
ナミは、一瞬身体をびくっと硬直させた後、何もない風に振り向いた。堂々とした口調で男に答える。
「何のこと?」
「僕の財布」
(何で分かったのかしら。どれだけ勘がいいの?)
心臓をドキドキとさせながらも、あくまで平常心を装い、ポーカーフェイスは崩さない。
「そう言うなら証拠を見せなさいよ」
「…仕方ないなぁ」
あんまり一般人には使いたくないんだけど、とか何とかもごもごと口の中で呟きながら、青年は手にしていた携帯電話のボタンを押した。
それに合わせて、突然ナミの腕がスカートの裾をがっしりと掴む。
短いそれの端をへそが見えるまで捲り上げられる。
突然の事態にナミは驚いて声を上げようとしたが、残った左手が口を押さえそれを阻止した。
自分の体が自分の自由にならない、初めての経験にナミは戸惑いを隠せず、唯一動かせる眼球で。相手をにらみつけた。
しかし青年は少しも動じない。主導権を握っているのは彼のほうなのだから、当然だ。
彼が画面を見ながら指を動かし、方向キーを押す。
すると、同調するようにナミの指先も動き、内側に縫い付けられたポケットから、青年の財布を取り出し、ぽとっと地面に落とした。
「やっぱり」
彼はゆっくりと歩いてナミの側によると、腰をかがめて財布を拾った。それを再びバッグにしまい、今度はしっかりとチャックを閉める。
「さて、お仕置きをしようかな…?」
(本職をからかった罰だ…)
世界的に悪名をとどろかす盗賊集団、幻影旅団の一員であるシャルナークは、満面の笑みでそう口にした。
ほうほう。メジャーなネタ同士、しかも同じ雑誌なら知っている人も多いだろうからなあ、うまい。
がんばってください。
正直、エロなしの方がいいかな、と思った今日この頃
『エロパロ』では無くなるな。
ふぉっしゅ
臭作たんの復活を希望。
臭作っーかEVEの続きだな
保守ついでに書き込み
只今ごった煮SS製作中。
メイン食材『迷彩君』
副菜『終の空』
あともう一つ
メインは同じで副采が『KANON』
ふぉ
しゅ
保守ついでにSS投下します。
ネタ元はベルセルク×マリみて。
とりあえず、書いた分量まで。
一匹狼の傭兵・聖は「山百合会」のリーダー・蓉子と決闘する羽目に。
聖はすさまじい剛剣を振るうも、蓉子の剣技には全く通じず、
もみあいの末腕を取られてしまう。
「勝負あったわね。――私の配下になる気はあって、聖?」
「……くそったれ」
途端、骨のひしゃげる嫌な音。
「あぐあぅぅあああッ!!」
肩をはずされた聖は激痛に地べたをのたうちまわる。
勝負あり、と駆け寄ってくる「山百合会」の兵たち。
「フフッ、ザマないわね」
「あくぅ!」
江里子が聖の髪を引っつかんでなぶりものにしようとする、
と、果たして蓉子は静かにそれを手で制したのだった。
蓉子は聖の手をはさむと、じっとみつめてこう言った。
「これであなたは私のものよ」
「…………」
呆然と蓉子を見つめ返す聖。
「それじゃ……?」
「ええ、今日から聖は山百合会の一員だわ」
早速、聖は重大なる任務を蓉子に申し渡される。
奇襲作戦、その殿軍を一人でやれというのだ。
「フフ、新入りも大変ね」
「クスクス。あの子、蓉子さまに試されてるんだわ。死ぬかもしれなくてよ」
だが、ただ一人、深刻な面持ちで聖をみつめる黒髪の少女が。
(違う、お姉さまは試すためだけで、そんな重要な任務を与えたりしないわ……)
「行くわよ!」
果たして、奇襲は大成功。
「山百合会」の騎兵は林道を抜けて自軍陣地へと離脱する。
そこに敵の数百騎が追撃を掛けて来た。
「ぼさっとしてるんじゃないよ!」
「は、はいッ! ありがとうございます!!」
遅れて敵の手に掛かろうとしていた小柄な兵士を救うと、
そのまま最後尾で敵兵と切り結ぶ。
(くそ……数が多すぎるわ……)
そこにボウガンが打ち込まれ、聖の馬は倒されてしまう。
「しまった……!」
あわやという瞬間、しかし、後ろから飛来した矢が敵に突き立った。
「蓉子……?」
「乗って聖、走るわよ!」
戦いの後、宴を催す一同。聖も宴席に座らされる。
そこに少女が一人駆け寄ってくる。
「あっ、さっきはありがとうございました!!」
「ああ……」
感慨なさげに呟く聖に、少女はおさげを揺らして言葉を続ける。
「聖さま、本当にすごいですね! 私、尊敬しちゃいます!
あっ私、祐巳っていいます。えと、示す偏に巳年のみ……」
一方、和気藹々とする一座を尻目に舌打ちする江里子。
「けっ……」
やがて酒もたけなわになる中、聖はふらりと席をはずす。
城壁の上、一人でたそがれるように稜線の彼方を見つめていた。
「――不思議な雰囲気でしょ?」
いつの間にかに立っているのは長身の少女。ベリーショートの髪が印象的である。
「…………」
「そこ、座っていい?」
言いながら横に腰掛ける。黙りこくる聖を置いて語りだす。
ここが如何に他の傭兵団と違うか、蓉子が如何に特別かを。
「私たちだって元は半端ものの集まりだもの。でも、
あの人は私たちとは違う、確信ってものを持ってるんだ」
「……なんについての?」
令は答えた。 微笑みながら。
「全てのよ」
――翌日。
朝日を浴びながら、蓉子は白い裸身をさらし沐浴していた。
その美しさは同性の聖から見てもまばゆい。
「あら、あなたも一緒に浴びて?」
「いや、私は……」
問答無用。水のかたまりが聖に叩きつけられた。
「……この」
お返しとばかりに聖も桶の水を蓉子にぶっかける。
すかさず蓉子も報復し、二人はしばし、じゃれあうように水の掛け合いをしていた。
「ハァハァ……こういうのフフ、久しぶりだわ」
「全く、あんたって……」
ふと、聖は気づいた。蓉子の胸に掛けてあるものを。
「――これ? 昔ジプシーのお婆さんからもらったのよ。
この真紅のロザリオを持つものは、自らの身を引き換えに全世界の覇王になる」
聖は、たずねた。
「どうして、あのとき、わざわざ危険を冒してまで私を助けた?」
「ああ……」
蓉子は大した興味もなさげに言う。
「せっかく手に入れた手駒ですもの。あんな戦いで失いたくなかったのよ」
「…………」
「私についてきなさい、聖」
蓉子は立ち上がった。見上げる聖に、太陽を背にして。
「こんなのはまだまだ手始めよ。私はもっと大きくなる。
そして自分の国を手に入れる。こんな面白いことは他に無くてよ?」
(そのとき、私の目にはその女は何よりも気高く、美しいものに映った)
続き期待してますー
蓉子さまが野望の女に……スゲエw
357 :
134:04/07/25 19:34 ID:uyKKvQxc
age
358 :
134:04/07/29 21:19 ID:7H+Du2vF
age
husu
臭作さぁん…
ここってエロ無しとかオリキャラや自分設定だしてもOKですか?
今ドラえもんとSHUFFLE!のクロスSS書いてるんですが、その辺どうも不安で・・・。
舞台はSHUFFLE、話の展開は大長編ドラ風、といったかんじなんですが。
>>361
いま過疎状態なので大丈夫だと思いますよ
363 :
361:04/08/12 18:34 ID:vD6VEuTl
相当長い話を考えてるんで、完成したらスレの半分以上の量(下手したらスレ丸ごと)になるかもしれませんが、
そこまで長いの書いたら顰蹙買うでしょうか?
kb計算できます?
>364
それは一応出来ます。
>>365 じゃあ様子を見ながら投下してみてはどうでしょう?
368 :
361:04/08/13 02:43 ID:fg+FT3iP
>366
色々ありがとうございます。
正直、まだ実際に投下するかどうか未定ですし、投下するにしてもどこに投下すべきか
迷っている状態なんですが、ひとまずは無事に最後まで書いてから考えてみることにします。
(冒頭部は出来てるので、そこだけどこかに投下して反応をうかがうかもしれませんが)
保守
保守
371 :
名無しさん@ピンキー:04/08/26 18:59 ID:iOqrRDGT
♪
372 :
名無しさん@ピンキー:04/09/11 21:40:28 ID:k2n/JG/x
h
hosyu
あげ
ほしゅ
376 :
名無しさん@ピンキー:04/10/07 02:26:48 ID:/XIeyeNC
hosyu
保守
エロなしゴッタ煮SSの投下場所ってあるのでしょうか?
臭作さんまだか?
誰でもいいから陵辱してくれ。
380 :
名無しさん@ピンキー:04/10/17 15:32:03 ID:FxpZU5fW
メカ沢×茶々丸はまだですか?
382 :
378:04/10/23 00:54:51 ID:1k7cVMtK
>>381 いってみたのですがよくわからなかったです…
できればスレタイを教えて頂けませんか?
384 :
378:04/10/23 15:24:24 ID:4/hQ+PWP
ありがとうございます。
いってきました。
ホシュ
ho
hosyu
鬼畜モン急募。
hosyu
やはりごった煮の上エロは難しいのか…
臭作主役のマリみてワールドならなんとか…。
くっくっく。兄弟よぉ…
しかし、臭作のキャラがイマイチ掴めん…。
誰かおせ〜て。
腐臭
捕手
397 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 02:25:33 ID:qQsmAZ5m
ホシュage
スレ立って一年以上経ったか。
398 :
名無しさん@ピンキー:05/03/15 14:26:21 ID:e+XjnTqE
あげ
保守代わりに少し落とさせて下さい。
「ラブひな」と「武装錬金」です。(設定をいくつか捏造してるけど)
……ふむ。ようやく辺りが暗くなってくれたようだな。もうそろそろ"奴"が出てきてもおかしくあるまい。
いやはや、春になると増えてくるとは聞くのだが、この近辺に変態が出没するとは思わなかったな。
どんな奴かは知らぬが、会ってみれば分かるだろう。
この私・青山素子が乗り出したからには、神鳴流の名にかけて実力でこの町から叩き出してくれる。
さて、この神社の境内なら人気が無くて変態が出るにはうってつけだろう。
なあ、そこの貴様もそう思うだろう?
「こんな所に巫女さんが一人でいるもんじゃないよ。危ないじゃないか」
……覚悟はしていたつもりだが、なんという格好をしているのだ。
濃紫色のボディスーツに蝶を模った仮面……間違いない、こいつが例の変態だな。
「……そこの変態。貴様、何者だ?名を名乗れ」
愛刀"止水"を構えて問いかけてやるが……こいつ、顔色一つ変えていない……!
「変態はないだろう。超人"パピヨン"と呼んでもらいたいね」
「パピヨンだと……!?何にしても変態だろうが」
「(チッ、チッ)パピ♪ヨン♪もっと愛を込めて」
こんな変態に込める愛など無いわ!!消し飛ぶがいい!!!
「ふふん、やるつもりみたいだね……」
腕組みしたまま構え一つ取らないとは……私を甘く見たな!
「神鳴流秘剣・五月雨斬り!」
五撃、六撃、……馬鹿な、攻撃は当たっているはずなのに全然効いていないのか!?
「なかなかいい腕をしているね。結構カ・イ・カ・ン♪」
「ば、化け物か貴様!?かくなる上は……神鳴流奥義・斬岩剣!!」
いくらこやつが化け物でも、大岩をも砕くこの威力ならば……
よし、奴は崩れ落ち……何っ!?服だけしか残っていないとは…!
「言ったはずだよ。"化物"じゃなくて"超人"さ」
変態の分際で"空蝉の術"だと……伊達に超人と名乗ってはいないということか……
「それにしても遠出はしてみるものだね。本当に俺は運がいい」
……あの格好で遠出をしていたと言うのか?目眩を覚えつつ横目で奴を見ると
ちょっと待て貴様!その黒のビキニパンツは何なのだ?その蝶の刺繍は何なのだ!?
「ふふ…なかなかにセクシャルバイオレットなオシャレだと思わないか?」
「思わん!!誰がどう見ても変態以外の何者でもないわ!!!」
「ハハ…またこんな女性に出会えるとはね。ここは一つ友好的にアプローチといくか」
待てと言っとるだろうが貴様!パ、パンツに手を突っ込んで何をしようと言うのだ!?
「いいものをあげよう……仲良くやろうじゃないか」
な、何を出しているのだ……何?ガラスの小瓶だと……?
「何だこれは……?」
「"ホムンクルス"と言うものだよ……まあ平たく言えば化物だね」
「……貴様の同類という訳か」
「ハハ…これからキミにもなってもらうんだけどね」
どういう事だ?……むっ、小瓶の中から何かが飛び出てきた!?
同時に奴が私の後ろに回りこんでくる……させるかっ!!
「斬鉄閃!!」
「ゴフッ…!……流石…………!」
うむ、今度は命中したが…吐血している……やりすぎたか?
「ぐっ!?」
く、首筋に何かが突き刺さったみたいだ……まさか私は…しくじったのか?
「おやおや、脳への直撃は免れたのか……意外とやるねぇ」
ど、どうしたのだ、身体の自由が効かない……こやつ、私に何をしたのだ!?
「さっきのホムンクルスを寄生させたのさ。…ふむ、首筋に当たったか」
「き、寄生だと…!?待て貴様、私も化け物にするとか言ってなかったか?」
「ああ、これなら後数時間ってところだね……おっと、下手に動かない方がいいよ」
そうはいくか……化け物になる前にせめてこいつだけでも倒さなければ……!
「神鳴流奥義・斬…アウッ!!……か…は…………!」
な、何だこれは……身体から力が抜けていく……?
『パミィィ…』
首筋の中で何かが蠢いている……こ、この感覚は一体!?
「だから言わないこっちゃない。物凄く痛むからおとなしく……ん?」
「かっ…はあぁんっ……!」
な、なんなのだこれは!?身体中が…熱くなって…気持ちいい!?
どうしていいか分からない……そんな私が…敵を目の前にして…へたり込むとは……!
「ほう、これはこれは……普通は激痛を感じるはずなんだけどな……キミは快感を覚えるのか……」
か、快感だと…!とことんふざけた真似を……!
『パミィィ……!』
あっ、また来る…さっきよりも強く……!
身体中が舐め回されているみたいだ…あちこちをキスされたり甘噛みされたり……まずい…私、変になっていく……!
汗が噴き出てしまう…あっ、甘く疼いたところから汗とは違うものが…どんどん湧き出してきた……
「あっ…はぁ……んっ…ああんっ…!」
疼きを止めたくて思わず両手が胸と股間に伸びてしまう……
晒を巻いていても感じられる乳房の弾力…ああ、乳首が固くしこってかすめるだけで痺れてしまいそう…
ああ…だめ…いつの間にか緋袴までずぶ濡れになってる…訳が分からなくなって手が激しく動いてしまう……
装束越しにまさぐっていると、あまりの快感に目が眩んで……
いけない…このままだと…私、イッちゃう…ダメになっちゃう……!
い…嫌だ……こんな奴の前でイクなんて……
でも…もう我慢できない……!
「イク…イク…イクゥゥ……!!」
奴の見守る中、全身を弓なりにのけぞらせてそのまま座り込んでしまった……
「とうとうイッたか…蝶・サイコーだよ!」
拍手しながら奴が何か言っている……今なら不意を突けるはずなのに……
身体に力が入らない……惚けた様に奴を見ていることしか…私には出来ない……
私はもう戦えないのか…?快感に溺れながら化け物になっていくのを待つしかないのか……?
「うっ…うっ……」
涙が溢れて止まらない…醜態ばかり晒してしまっている……
だというのに自決さえ出来ずに…私は…私は……!
「化物にはなりたくないか……治してやってもいいんだけどな……」
こ、こいつ…今何を言ったのだ!?化け物にならずに済むのか…?
「タダって訳にはいかないけどね」
指先で私のおとがいを持ち上げて…何が目当てだというのだ……?
「一応持ってきてはいるんだがな……」
ま、またパンツの中に手を突っ込んで……何だ、その小さな注射器は…?
「喜べ。この解毒剤を使えば、キミは化物にならずに済む……キミはね」
奴の手がもう一度パンツに伸びていく…まだ何かあると言うのか?
なっ…さっきのと同じ小瓶……ホムンクルスとやらがもう一つあったのか……!
「今日持ってきているのはホムンクルス本体二体と解毒剤一つ。どういう事か解るかな?」
「ま…まさか……!」
「そう、キミを治すともう一人がそのまま化物になるしかないって訳さ!……目星はもうつけてある。ここに来る途中、パンチ一発で男を吹っ飛ばしていた女性がいてね……」
奴め…な、なる先輩を化け物にするつもりか……!
「ま、待て…なる先輩に手を出すな……」
「おやおや、知り合いだったのかい?でも、まずは自分の心配をした方がいいんじゃないかな?」
「私はどうなっても構わない……なる先輩に…みんなには…手を出さないでくれ…頼む……!」
もしも私が変な事を言って、なる先輩達に何かされたら……今みんなを護れるのは私しかいない!
「やれやれ、ここにも偽善者がいたか……」
「何とでも言ってくれて構わない…こんなのは私一人で十分だ……!」
「ふ〜ん、本当にそうなのかな……俺にどうされてもいいのかい?」
「来い……私は…負けない……!」
嘘だ…本当は恐くて恐くて身体中が震えているくせに……
「なんと美しい肢体なんだ…素晴らしい……!」
なんて事だろう…この私が神社の屋内で素裸に剥かれてしまっているなんて……
「こんな所で申し訳ないが、石畳の上では嫌だろうからね」
だからと言って電球まで点ける事ないじゃないか…奴に全てを見られてしまう……
「ほう……これがキミの全てなのか」
「そんなに見ないで……」
こう言っているくせに…何なのだこの期待感は……?
「ヘロデの思惑の様に黒く」
い、陰毛なんかをそんなに優しく撫でられたら…また身体が疼いてしまう……
「ヨハネの血潮の様に紅く」
ああ…指で拡げられてる……そんな…舌が割り込んできた……!
「サロメの接吻の様に甘い…これがキミの味か……!」
こんなところを直接舐められたら…どうしていいか分からなくなる……
「あっ、ああんっ!そんなにされたら…ダメ…やめてぇ……いやぁ……!」
我ながらなんてか弱いんだ…嵐に遭った小船も同然じゃないか……
沈んでしまえば終わりなのは分かりきってるのに…私は沈みたがっている!
「お願い…来て……!」
どうして私から哀願しているのだ?そんなに私は欲しがっているのか?
これを全て奴のせいに出来ればどんなに楽なのだろうか……
だけど私は気付いてしまっている…奴は止め金を外しただけなのだと!
すみません、今回はここまでです。
GJ!
ドキドキ…
死ぬまで保守
超過疎だしいいんじゃないの。
どうもです。一応上の続きからという事で。
D-Part. 悪魔巣取禁愚
戦争の常識から言って、戦況は最初から“最後の大隊”に有利だった。
那波千鶴がボランティアで保母をしていた保育園の窓を蹴破って、兵士達が飛び込んでくる。彼等は唖然としている子供や保育士達に向けて、容赦なくMGを掃射する。兇弾はあっけなく保育園の住民達を貫き、保育園は血に染まった。
麻帆良学園に通う者が必ず最初に行く、麻帆良中央駅の改札に佇んでいた駅員や電車の乗客達は、武装親衛隊の振るったシャベルで首を叩き落とされた。
明石裕奈が所属するバスケ部を始めとする、様々な運動部が汗を流す中等部専用体育館に降りて来た兵士達は、逃げまどう生徒達の後ろからシュマイザーの先についた銃剣を突き出し、少女達を串刺しにしてゆく。
葉加瀬聡美が作り、彼女の肉の衣を纏った博士にプログラムを書き換えられた工学部の作業用ロボットや警備ロボは、バルカン砲とチェーンガンで大学生達を肉塊に還元し、高熱のレーザーで研究員達を蒸発させていった。
スクーターを駆って弁当を売り歩く移動購買部は、投げ付けられた手榴弾で粉々になった。
兵士達は男も女も基本的には皆殺しにしていった。刺し、撃ち、爆破し、斬った後は、首筋に噛み付いて血を啜る。絶叫だけが確実に響き渡ってゆく。
血に染まる学園を、無情に日の光の差さない空の下、兵士達が歩いていく。血の海は膝まで漬かる程に深さを増していく。
人工吸血鬼の軍勢に喰い散らかされた死体は、死肉を喰らう屍喰鬼に成り果て、生き残った住民を襲って、彼等も死体に変えていく。
命の亡い軍勢は、麻帆良学園を着実に地獄に変えていった。
春樹と雪は、逃げまどう者達の中に混じっている。
「う‥‥うっ‥‥」
「泣くなよ雪、きっと助けが来るから…今の日本は強いんだぜ?きっと助かるから泣くなよ」
春樹は走りながらべそをかいている雪に呟く。彼等のクラスは教師の「落ち着いて、非常口から」と言う静止も聞かず、危険を本能のままに察知していち早く逃げ出していた。
彼等は初等科の裏口で来ていたが、男子生徒の一人が裏口から顔を出して辺りを確認する。
「……」
「どうだ?」
「うん。あいつらは来てないみた―― …!」
裏口の真上には、重力を無視するかの様に武装親衛隊が立っている。
「Der! Hartnackius Ater..! Dasist ober nicht gut! Denn well Vonheir Holle ouf Eldern!」
長いマントを棚引かせ、兵士が舞い降りる。彼は無力な標的を見て笑った。
「HA! HAHA! HAAA!」
マシンガンの銃口が火を噴いた。子供達は一瞬にして蜂の巣になる。動く者が何一つなくなったかの様に思えた。兵士が後ろを向いた。その時、小さな声と随分と大きな悲鳴が聞こえた。
「あう‥‥うぐ」「いやああっ!はる樹くん!」
春樹は雪を庇って、小さな身体に沢山の銃創が出来ていた。真っ赤に染まった春樹の身体を抱きかかえて雪が泣き声を上げている。兵士が彼の元に近寄っていく。兵士は春樹の額に銃口を押し付け、躊躇なく銃弾を発射した。
「いやああああーっ!!」
兵士は血を吐く様な絶叫をあげている雪の腹を蹴飛ばした。
「が」
「く……皆さん、大丈夫ですかっ!?」
ネギは、咄嗟に杖を構えた状態のまま、教室半分を大破された3−Aの教室に怒鳴った。教室の中には煙が充満している。
V1改ミサイルは着弾したのではなかった。ネギが咄嗟に放った魔法の射手で、着弾寸前に爆発していたのだ。しかし爆風は窓ガラスを吹き飛ばし、窓側の生徒に粉々になった窓ガラスが散っていた。
だが、
「無事だよ、ネギ先生」「安心するでござるよ、ネギ坊主」
楓が夏美、真名が史伽とザジを小脇に抱え、教室の端まで飛んで爆風の被害を回避していた。実体を持たない地縛霊の少女が震え上がって教室の上空を飛び回っている以外は、教室の窓側には誰も居なかった。
「長瀬さん、龍宮さん!これは一体…!?」
「話は後だ、ネギ先生」
真名が史伽とザジを下ろして、ネギに言った。彼女は見覚えのあるレミントンを背中に備えている。真名も楓も制服ではない私服を着用している。楓は忍装束を着、真名は野戦服を着ていた。ネギは修学旅行の時を連想した。
「敵でござる」
楓が言った途端、V2改ミサイルが恐ろしい音を立てて旋回しながら、教室に向かって再び向かって来た。龍宮が太腿の二丁の拳銃を抜き取り、V2ミサイルを撃つ。V2ミサイルは下腹に二つの穴を開けられ、紅蓮の炎をまいて爆発した。
「逃げろ」「ここは私達に任せるでござる」
中等部の校舎の門の前。
「うわあああああああああっっ!!」
刹那の鬨の声と共に夕凪が閃き、迫り来る屍喰鬼の首を切り飛ばす。刹那は中等部に向かってくる屍喰鬼の群れと戦っていた。
「ぐっ…うくっ……」
彼女は悔しかった。屍喰鬼――生ける屍になってしまった人間を元に戻す方法はない。脳髄に損傷を与えるか、脊髄の上部を破壊するか、心臓を破壊する以外に屍喰鬼を止める方法はない。速やかにぶち殺してやるのが彼等の為なのだ。
「く……っそおぉ━━━っ!!」
夕凪を振るう。腐った死体の皮膚組織が飛び、黒ずんだ血液が飛び散る。
「殺せ殺せェ!! 鏖だ鏖だ!!」
屍喰鬼の群れの遥か後方で、死に神の様な大きな鎌を持った、明石裕奈の肉体に宿ったゾーリン・ブリッツ中尉が両脇に兵士を従えて笑っていた。刹那が彼女に気付く。
「!」
裕奈も、屍喰鬼に取り囲まれながらこちらを見つめている刹那に気が付いた。刹那が悔しそうに唇を噛む。
「お…お前が……お前が敵の指揮官か……こんな…ひどい事を……許さない!!」
刹那に向けて、裕奈がにへらと笑った。刹那は刀を横薙ぎに振るった。
「斬魔剣!!」
気の刃が裕奈の身体に向かっていく。その瞬間、裕奈の両脇に控えていた二人の兵隊が、裕奈のバリケードになる様に両手を広げて立ち塞がる。刃は兵士の黒い服に吸い込まれた。
兵士は服から煙の様なものを立ち昇らせているが、大したダメージにはなっていない。
裕奈が右手を振り翳す。掌の中心にはもう一つの目玉があった。裕奈が歯を剥き出し、目を大きく見開いて刹那を睨みながら吐き捨てる。
「雑魚が!!」
裕奈の右手が床に叩き付けられた。
「うっとぉしいんだよォ!!」
「!?」
右手と地面の接点の間から、黒い水の様なものが流れ出した。刹那が驚いて剣を構える。
「こ…これは…!!」
水銀の様に揺らめくその黒い洪水は、大地だけでなく木や草の表面も覆い尽くしていく。刹那の足下もそれに覆われた。黒い洪水に見えたのは、アルファベットの文字の群れだった。
「な…何だ…これは……」
刹那の視界が闇に包まれた。
「!」
周囲を闇に包まれた刹那が、油断なく剣を構える。すると、
「せっちゃん♪」
暢気な声が響き渡った。
「!!」
声の持ち主の首筋に向けて夕凪を振るう。刀は声の持ち主の首の一歩前で止まった。刹那が声を漏らす。
「な…!?」
「どうしたんやせっちゃん。怖い顔して」
彼女の大切な友人で、彼女が臣下として仕えるべき姫である、近衛木乃香がいつもと変わらない笑顔を浮かべて突っ立っている。そして、彼女と刹那の周りの景色は、学園寮の廊下に変わっていた。
「こ…木乃香お嬢様!? 何でここに…」
木乃香はいつもと変わらぬ笑顔で刹那の手を取る。
「今日はせっちゃんの誕生日やろ、ウチ頑張ってケーキ作ったんやで、アスナやネギ君も部屋で待っとるからはよ行こ」
「え? あ――」
「ウフ♪せっちゃん」
突然、視界が暗転した。
「…うッ!?」
中等部の校門に視界が戻る。刹那を抱き締めているのは黒いアルファベットの塊だった。刹那が夕凪を振り翳そうとした。文字の人形はしっかりと刹那の腕を握り締めており、夕凪を握った手は動かなかった。
「し…しまっ――ぐっ!!」
刹那が計られたと解った途端、刹那の腕を掴んでいる手に万力の様な力が籠り、彼女は刀を手放してしまった。陽気な声が彼女の耳に飛び込む。
「ウッ、ソッ、でえ━━すぅ」
裕奈の振るった黒い大鎌が、刹那の左足の太腿に向けて振るわれる。
「うあっ!!」
その途端、刹那の身体を抱えていた文字の人形が泥人形の様に崩れ去り、足に力が入らなくなった刹那が地面に倒れる。裕奈は倒れた刹那を見下ろして笑った。
「全部ウソ♪ 全くのウソ♪ アホは死ななきゃわからねぇ♪」
次の瞬間、裕奈と数名の武装親衛隊は動けなくなった刹那を残して走り去った。吸血鬼は疾風の如く疾走した。
「くっ…くそっ、待てぇっ!!」
刹那が叫ぶ。すると、通り過ぎていった一人の兵士が、刹那の元に戻って来た。彼は倒れている刹那の上にのしかかってくる。
「ぐっ!?」
突然自分の腹の上にかかった重さに声を漏らし、刹那が兵士を睨む。兵士の目は爛々と輝いていた。
「……ひっ!?」
兵士が刹那の両足を掴んで開こうとした。刹那が驚いて大きな声を上げた。
「やっ!? やだぁっ!! 離せっ!!」
両足が滅茶苦茶に暴れ、兵士のヘルメットを蹴る。刹那は先程手放してしまった剣に右手を伸ばしたが、彼女の右手が夕凪に届く前に、兵士がサバイバルナイフを刹那の掌の中心にぶち込んで大地に磔にした。
「うあっ!!」
兵士が、刹那が泣き叫ぶ前に制服の胸を掴んで怪力に任せて破る。ボタンが飛んで兵士の胸や腹を叩いた。黒い革の手袋をした兵士の手が伸び、刹那の肉付きの薄い体を撫でた。
「やだぁっ!! やめてっ!!」
刹那はいつのまにか力が入らなくなった足に代わって、無傷な左手で拳を作り、兵士の顔に叩き込む。兵士の頭が僅かに揺らいだのを見て、彼女は何度も拳を振るった。拳が兵士の鉄のヘルメットや布を被った顔に叩き込まれる。
兵士は頭をわずかに反らすと、顔を覆っている布をずらして口を大きく空け、牙で刹那の左拳を食いちぎった。小指から中指の付け根までの部分を食いちぎられ、手との接点を失った指が飛ぶ。
「ぎッ!! ぐああああああっ!!」
兵士は自分の腰を刹那の足の間に割り込ませ、刹那の左手を右手で掴むと、左手で腰のベルトからナイフを取り出す。彼は刹那の太腿とスパッツの間からナイフを入れ、スパッツごと下着を切り裂く。
「あ…」
兵士は野戦服のジッパーを空け、勃起した男性器を取り出す。刹那はようやく兵士の真意を理解した。
「や…やめ……いぎいッ!!」
兵士は無遠慮に刹那の中に突っ込んだ。刹那は腹の中で何かが膨らんでいる異様な感覚と、突然膣を押し広げられた痛みに白目を剥き、歯を食いしばってくぐもった声を出す。
「か…かはっ……く…ぅ…」
兵士は血を潤滑液にして腰を前後に動かす。刹那は兵士が膣の内壁をこそぐ度、無理な挿入による激痛が走り、声の限り叫んだ。兵士は狭い締め付けと自己中心的な動きによって容易く高みに達し、子宮の奥まで亀頭を押し込んで射精した。
「やぁっ!! あ………ああ、あああ…」
刹那は触った事もない子宮の奥の内壁に異物が当たった痛みに悲鳴を上げ、直後に何が吐き出されたかを知った。
抵抗し動いていた腕が地面に落ちる。兵士は血と精液で汚れた自分の陰茎を刹那の中から抜くと、破り取った刹那のワイシャツで汚れを拭った。彼は未だ硬い性器を服の中にしまう。
「く……」
真っ白な顔の刹那は、口で右手を地面に磔ているナイフを抜き、それを吐き捨てる。彼女は自分の動きに気付かず後ろを向いている兵士の後ろで、右手で夕凪をしっかり握り締める。
「く…くそ……殺してやる…」
彼女は涙に濡れた赤い顔で立ち上がった。太腿を破瓜の血が流れていく。大鎌に斬られた左の太腿から出血し痛みが走ったが、気にせずに兵士に向かって走った。
「うおおおおおおおおっ!!」
兵士が驚いてこちらを見る。彼の目に憎悪と羞恥に狂った刹那の悪鬼の様な形相が映った。
「死ねええええッ!!」
片手で振るわれた夕凪が滅茶苦茶な力で兵士の首を切り飛ばす。
転がった兵士の首は、以前茶々丸と葉加瀬聡美を見にいった工学部で見覚えのある顔だった。
「………」
力を失った刹那がへたり込む。彼女の前で兵士の服を着た学生の身体は噴水の様に血を吹いて倒れた。彼女は学生の首を抱いて泣き始めた。
「う…うっ……うわ、あ、ああ、うわああああああっ!!」
To Be Continued
一応今回はここまでです。あんま良くないと感じられた方が多ければやめます。
某海王より言伝があります!
「私 は 一 向 に 構 わ ん ! ! 」
419 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 16:53:51 ID:fN4zYBXb
test
過疎スレの予感
>418
ありがとうございます。間空きましたが続き投下します。
嫌な方はスルーよろ
E-Part. Anything But This
『敵は我が学園都市の住民の身体を着ている!! 絶対に殺してはならん!!』
学園長・近衛近衛門の声がスピーカーから響く。
サングラスをかけた髭面の魔法先生と、浅黒い肌に眼鏡をかけた魔法先生が魔法の射手で兵士達を迎撃していた。石像の上に立っていた兵士が、髭の教師が放った空気の刃が石像を粉砕する直前に宙に飛ぶ。
黒肌の教師が魔力の弾丸を放った。兵士達は蝗の様に飛び跳ね、弾丸を全て回避した。
次の瞬間、狙いを定めようと右腕を伸ばしていた髭の教師に向かって兵士が突進して来た。伸ばしていた右腕は、高速でぶつかって来た兵士の胸板によって、粘土の様に粉々に砕かれる。
サングラスの中の目が見開かれた瞬間、腕を粉砕した兵士は髭の教師の眼窩ごと教師の顔半分を喰い千切る。
鮮血が飛び散る。
その途端、教師の身体を禿鷹の様に兵士達が食いちぎりながら走り去っていった。
黒肌の教師の首は、両の眼窩と喉元にナイフをぶち込まれて柱に釘付けにされる。
魔法先生、魔法生徒達は必死に叫んだ。
「逃げるな、戦え!!」
武装親衛隊が、腕を大きく広げて突っ込んで来る。迎撃しようとした魔法生徒達は、吸血鬼の剛腕に薙ぎ倒され骨を折られた死体となって武装親衛隊の腕に張り付いていく。
「来るぞ、もうだめだ」
武装親衛隊が上空目掛けて死体の折り重なった両腕を振り上げる。体中の骨を折られ血だるまになった死体が空中でぶつかり、死体の球になって地面に落ちた。
「う」「うう」
凄惨な光景に目を釘付けにした生徒達を叱咤しようとした魔法先生の体を、銃弾が貫く。
「ぐわ」
「しっかりしろ」
今度は、駆け寄った同僚の頭を銃弾が貫いた。
「AHAA!!」「AH!!」
非常に残念な事に、彼等の戦意は十分だったが、彼等自身は訓練された兵隊ではなかった。
「曹長、そっちはどうですか?」
「うーん、さっきのより具合良いかなァ」
世界樹広場の前に築かれた死体の山。暢気な声が死体の山の中から聞こえてくる。
「ぐ…ふぐ」
一人の少女が、看護帽を猿轡にされて両手を縛られ、後ろから犯されている。ずたずたに切り裂かれてもはや機能を果たさなくなった高等部の黒い制服の断片が身体に巻き付いている。犯している兵士は、彼の脇で爪の間で固まった血をナイフで剥がしている兵士に言った。
「そーいや、さっきの箒持ってたガキはどーした?」
「ああ、曹長の位置からじゃ見えなかったんですかね。さっきロベルトの奴が血を吸いながら犯したんで、屍喰鬼になっちゃいました」
「まあ、オレの犯った後だったし。そうなるだろーねー」
「奴も自分がリビングデッドを抱いていると解った途端、女みたいな悲鳴あげて屍喰鬼の首ねじ切っちゃって…」
「うわあ…悪いことしたなァ。次はロベルトを最初にしてやると言っておいてくれ」
「ええ」
兵士がそう答えた途端、少女を犯している兵士に『魔法の射手』が何本も直撃した。
「!」
周りで血を吸っていたり、銃の整備をしていたりしていた兵士達が、一斉に戦闘体勢に入る前に、広範囲攻撃魔法『雷の暴風』が彼等の間を吹き荒れ、黒い服を来た兵士達の魂は魔法の電光で学園都市の住民の身体から追い出され、地獄へと還っていった。
「……」
少女は看護帽を口から吐き出し、顔を地面に押し付けて、声もなく泣き始めた。泣いている彼女に向かって、ネギは震えながら言った。
「や…やっつけますから」
少女の嗚咽は止まない。
「あいつら…あいつら全員、必ずやっつけますから…ッ!」
ネギは拳を握り締めると、少女を残して死体の山の中を走り去った。
「何物だ?」
茶々丸がエヴァに向かって来た弾丸をたたき落とした後、エヴァは家の前に佇んでいる二人の少女に言った。二人は、葉巻を咥えた佐々木まき絵とマスケット銃を抱いた椎名桜子だった。まき絵が冷たく笑った。
「何を言っているの? エヴァ『さん』」
「私を嘗めるな」
瞳が真紅に染まったまき絵の声をエヴァが遮る。彼女は静かに言った。
「貴様が、ようやく少しは楽しく思えて来た私のクラスの級友の身体に宿った糞共だという事等とうの昔に解っている。貴様等は何だ、下衆」
まき絵が、彼女がするはずもない卑しい笑みを浮かべた。
「初めまして、『闇の福音』の御嬢様。私の名前はトバルカイン・アルハンブラ」
佐々木まき絵の肉を被ったトバルカイン中尉が裾からトランプを取り出す。
「“最後の大隊”で中尉職に就き、近しい者からは、「伊達男」と呼ばれています」
「フン…貴様は」
エヴァが桜子に首を向ける。桜子の唇がめくれ、吸血鬼の白い牙が露になる。
「私は『魔弾の射手』『猟師』リップヴァーン・ウィンクル中尉」
桜子の衣を着たリップヴァーン中尉が抱えたマスケット銃をエヴァに示した。
「有象無象の区別なく、私の弾頭は許しはしないわ」
エヴァが魔法薬を手の中に滑らせる。
「能書きはいい。どうするんだ「伊達男」「猟師」」
煙草を口に銜えたまき絵の両手から、大量のトランプが地面にばら撒かれた。
「君の命は我々が「もらう」。君は我々の取るに足らない資料の一ツとして列挙される時が来た」
桜子がマスケット銃をエヴァに向けて構える。
「「ミレニアム」によって」
マスケット銃が火を噴く。エヴァが咄嗟に飛んだ。
「………!」
あまり高い位置で飛べないし、あまり早くも飛べない。魔力の封印を受けている上、今は昼だ。桜子のマスケット銃が放った銃弾が、エヴァの後を追撃してくる。
「…く!!」
エヴァが身体を反らす。避けきれなかった彼女の腕を銃弾が貫いた。鮮血が飛び散る。
「……私の障壁を貫くとは」
銃弾は、彼女は常時展開している氷属性の魔力障壁も貫いていた。
「かかった」
まき絵の声が響き渡る。
「!」
エヴァが凍り付いた途端、彼女の身体に地面を舞っていたトランプが吸い付いてきた。
「これはっ…!」
沢山のトランプが少女の肉体を締め上げてくる。
「ぐ……く…!?」
息が苦しくなる。飛行していたエヴァが地面に落ちた。トランプに縛り上げられたエヴァの頭上を、先程エヴァの腕を貫いた銃弾が再び舞い戻って来た。銃弾が恐ろしい音を立てて彼女の周りを旋回している。
「………唯の銃弾でも、トランプでもない様だな」
エヴァが簡潔に感想を言った。まき絵が笑う。
「故郷へ還りたまえ、麗しの地獄の底へ」
エヴァはまき絵と桜子を見た。そして、彼女を睨み付ける二人の少女に向けて、不敵に笑う。
「何が可笑しい!?」
まき絵が噛み付いた。エヴァが叫ぶ。
「茶々丸!」
「!」
茶々丸の拳が、マスケット銃を油断なく構えていた桜子に後ろから襲い掛かった。桜子の後頭部を茶々丸の無機質で出来た拳が殴り飛ばす。
「あッ」
桜子が倒れる。まき絵が茶々丸に気付いて悪態をついた。
「なァあ、しゃらくさい真似を!!」
まき絵が茶々丸に襲い掛かった。茶々丸とまき絵の手が恐ろしい力で絡まり合う。茶々丸の歯車が、吸血鬼の怪力と押し合って悲鳴を上げる。エヴァを縛り上げているトランプが、まき絵の意志の力を失って地面に落ちた。茶々丸が無感情な声でエヴァに言った。
「マスター、逃げて下さい」
「何を莫迦な、こんな奴等などまとめて、今…」
「マスター」
茶々丸の声の音量が大きくなった。エヴァが固まる。
「今の貴方では敵を殲滅する事は不可能です、学園長の元に退避して下さい」
茶々丸はまき絵の水月を蹴った。まき絵がぶつかった背中で木々をなぎ倒しながら吹っ飛ぶ。
エヴァは唇を噛んだ。
「しかし」
エヴァに照準を合わせ、桜子がマスケット銃を構えた。
「!」
次の瞬間、桜子を茶々丸のロケット・アームが殴り飛ばす。
「私が居なければ、貴方は死んでいました。今の貴方では彼等を相手にするのは不可能です、落ち着いて敵戦力と自分の戦力を対比し、退避して下さい」
「……!! …茶々丸、命令だ、死ぬな」
エヴァはそれだけ言うと、後ろを向いて、学園に向かって走り出した。茶々丸が呟く。
「了解しました マスター」
森の中から、異常な軌道を描く銃弾が恐ろしい音を立てて飛び出して来た。茶々丸が手の甲で銃弾を叩き飛ばす。硬い材質に弾かれ、弾丸が地面に突き刺さる。
数枚のトランプが茶々丸に向かって飛んでくる。茶々丸は銃弾と同じ様に、強靭な材質に物を言わせて腕で払い除けた。トランプは高速で振るわれた茶々丸の腕にぶつかり、幾多に破けて地面に落ちていく。
「………頑張るのね」
桜子がマスケット銃に次弾を装填しながら、木々の間から現れた。
「しかし、頑張り過ぎは体に良くないね、鉄のお嬢さん」
まき絵が煙草の煙を吐き出しながら桜子の様に現れる。伊達男のトランプと猟師の魔弾を受けた茶々丸の腕は、傷だらけだった。まき絵が嗤う。
「鋼鉄のお嬢さん、身体一ツで我々に抗おうとするのは見上げた努力だが…」
茶々丸がまき絵に駆け寄る。走りよってくる彼女に向けて、まき絵のスカートの中からトランプの嵐が襲い掛かった。茶々丸の制服が斬り刻まれて散っていく。
「…! ………!」
トランプの嵐の中、まき絵が茶々丸に飛びかかる。
「先程の御礼だ、お嬢さん」
まき絵が茶々丸の顔に飛び蹴りを放った。茶々丸の顔面にまき絵の革靴の底がミサイルの様に叩き付けられた。よろめいた茶々丸の首筋に、マスケット中の銃口が食い込む。桜子が嗤う。
「お馬鹿な子」
「━━━━」
「ちゃっちゃとおッ死ね 機械人形」
茶々丸が何かを言いかけた途端、首筋に食い込んだ銃口が火を噴く。
「…!」
茶々丸が首筋の破れた人工スキンからはみ出てショートしている電子回路や剥き出たコードを手で抑えてふらふらと揺らめく。衝撃で自動バランス調整システムに異常が出たらしい。まき絵がトランプをナイフの様に構えて突っ込んで来た。
まき絵が、力に任せてトランプで茶々丸の首を斬った。コードや電子神経の束をばらつかせて茶々丸の頭蓋ケースが落ちる。
「ふむ…――ようやく勝ったのかね」
血みどろの白衣を着た聡美が森の中から現れる。桜子とまき絵が聡美に顔を向けた。
「博士」「ええ。梃子摺りましたわ。破壊しますか?」
茶々丸の首の中で、人工知能はまだ機能を続けていた。レンズが聡美の姿を見つめる。
「いや…この自動人形も、私の纏っているこの少女の造り上げた素晴らしい芸術の一部だ――壊すのは余りに惜しい…私に任せてくれ」
聡美がノートパソコンを取り出し,データ送信用のコードを茶々丸の首に接続し始めた。
弾が切れた機銃の弾倉を入れ替えて再び射撃を始める。しかし何度も射撃した銃は熱を持ち始める。彼女は熱くなった銃を放り捨て、別の銃に持ち替える。
汗が銃と手の間に流れ込む。大事な武器を握り締めた手が緩んで、武器を取り落としてしまう。窓から吸血鬼の軍勢がやって来なくなり、真名が疲れを感じ始めたと思ったら、今度は廊下のドアの向こうから屍喰鬼の大群が現れた。
前列のゾンビ共を銃弾で薙ぎ払った後に気付く。これは罠だ、と。
悪霊の魂を浄化できる弾丸を消費させる為の罠。
彼女は銃をしまう。彼女は走った。そして迫ってくるゾンビの顎を蹴り飛ばし、胸部を掌打で心臓ごとぶち抜く。
「………体力を、そぐ気か」
実に古典的な罠だ。拳銃のグリップで腐った死体の頬を砕く。肉片が飛び散る。
これも罠だとは気付いているが、弾を失わずに屍喰鬼を殲滅しなければ、悪霊に憑依された学園都市の住民の身体に死を与える以外に悪霊を追い出す手段はない。屍喰鬼の頭を左腕でロックすると、後ろの屍喰鬼の顔面を肘鉄で潰す。
抱えた屍喰鬼の頸を折り、前から手を伸ばす屍喰鬼を正拳突きで吹き飛ばし、アッパーで屍喰鬼の頭を粉砕し、後ろから迫ってくる屍喰鬼を裏拳で――
「!」
龍宮真名の動きは止まってしまった。
後ろにいたのは、全身に血化粧をした青年。彼には真名の動きを止めてしまう要素があった。
「……芹沢部長」
何故なら彼には真名のかつての大切な人の面影が――次の瞬間、芹沢の屍喰鬼が動きの一瞬止まった真名に襲い掛かった。
「! しま…」
拳銃にはもう手が届かない。腐った腕が真名の腕を掴む。黒ずんだ爪が野戦服を破って肌に食い込む。真名が手で屍喰鬼の髪を掴んで引き剥がそうとしながら悪態をつく。
「くっ、くそ…!!」
真名が膝蹴りで屍喰鬼を吹き飛ばす。彼女は自分の武器の詰まった鞄に向けて走った。屍喰鬼を殴り飛ばしながら鞄へと向かい、中から銃を取り出そうとする。龍宮の足首を屍喰鬼が掴んだ。
足がもつれて転ぶ。
「くそッ」
彼女は野戦服のポケットからナイフを取り出した。握り締めたナイフが死体の額に突き刺さる。灰色の脳髄が飛び散った。
「離せッ、このッ」
未だ足を掴んでいる死体の指を振払い、死体の足の間に伸ばした手が握った二つのマシンガンに通常弾の弾倉を装填すると、彼女は二つの銃を両手に持って、自分を取り囲むリビングデッドの群れに向けて掃射し始めた。
「うおおおおおおおおおお!!」
死んだ血が飛び散る。腐臭を放つ肉。血。ゾンビが安らかな死に包まれ、唯の腐乱死体と化す。3−Aは死体の山になっていた。真名は再び銃身が熱くなり始めたなった銃を投げ捨て、また別の機銃に持ち替えようとした。
突然、屍喰鬼達が、群れを開いた。
「!」
その奥に、大きなマントを被った長身の人影が見える。
「……」
真名は、無言で新たな銃を手に取る。
マントの人影の影になった顔から、罪を犯した血より赤い眼光が光った。真名はその瞬間、銃を取っていない方の手で胸のポケットから短剣を取り出し、俊速の早さで人影に投げる。
人影は、白い手袋をした左拳を、アッパーカットを放つ様にして振り上げ、その人物の心臓に向かっていった刃は彼の白い手袋をした手の甲に突き刺さった。真名が歯軋りをし、機関銃を構えた。
「……貴様は!!」
マントが何処かからの爆風ではためく。
マントの中に、長い髪を備え白い服を着た大柄な少女が立っていた。
西ドイツ陸軍のコートからフードを取った様な外套、左袖にSS将校の鷲章、深く被ったSS将校用M43規格帽。
両脇に異常な長い銃身を持つモーターバレル・モーゼル――モーゼルC96を差した陸軍将校用の皮ベルトを巻き、西ドイツ陸軍のレギンスに似た足当てのある革靴を履いた影。
那波千鶴の目は真紅の狂気に染まっていた。
無言で対峙する真名と千鶴。何処からかハルナの声が聞こえてくる。
「紹介しよう、『マルメディの悪夢』、ヒトラー=ユーゲント師団実行部隊で活躍したA級戦犯、ハンス=ギュンシュ大尉だ」
「…………」
真名が殺気と共に吐き捨てる。
「消えろ、化け物共!!」
魔眼が光った。真名の銃が火を噴いた途端、千鶴の姿が消え、千鶴の足下の床が弾け飛ぶ。
真名の銃に、殺気もなく一瞬にして迫って来た白い靴の足が、恐ろしい速度でぶつかった。
凄まじい衝撃と共に、真名の抱えていた銃が彼女の腕から弾き飛ばされる。奇妙な形に変形した銃が、教室の壁に大きな音を立てて突き刺さった。
「く…!」
真名が拳を振るった。黒い肌の拳が白い手袋の手に止められる。千鶴の顎に向けてハイキックを放つ。千鶴の手が真名の足首を掴んだ。次の瞬間、千鶴が恐ろしい力で真名を壁に向かって投げ飛ばした。
真名の身体は背中から壁に叩き付けられ、破壊された壁の材質を飛び散らせながら床に落ちる。真名が全身に毒蛇の様に巻き付いた痛みに耐えながら立ち上がろうとする。真名が魔法使いの従者でなければ、衝撃で背骨が粉砕されていただろう。
「く……そ…!!」
ゆっくり歩み寄って来た千鶴が、真名の長い黒髪を掴んで引きずり起こす。真名が悪態を突いた。
「……ナチの亡霊如きが…!!」
その途端、千鶴の瞳孔が収束した。魔眼ではない、ただの眼光だ。だが、真名は自分を睨みつけてくる千鶴の目の奥に潜んでいる狂気の渦に、らしくもなく戦慄した。
「…………!!」
千鶴がゆっくりと顔を真名に寄せる。彼女は、真名の顔の近くでゆっくりと、一言だけ、呟いた。
「ナチナチうるせえぞ、この劣等民族が!!」
半壊した壁にまた真名の身体を叩き付ける。頭皮がちぎれ、髪が数本引き抜かれたのが解った。壁が粉微塵に散り、彼女の身体は廊下に投げ出された。千鶴がまた歩み寄ってくる。
千鶴の白い靴底が、横たわっている真名の頭を機械的に踏み付けた。真名が屈辱に呻く。
今日はここまでです。
430 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:17:36 ID:VUXuklQU
保守ついでに質問なんだが
勇次郎がエルフェンリートのルーシーを犯しまくるSSって需要ありますか?
その他にも勇次郎が超エゴイズム、すなわち超我侭でもって様々な作品のアマゾネスに子種を蒔くネタとか…
GO!
プリーズ 投下してくれないか
>430殿
保守
434 :
大泉:2005/08/07(日) 00:18:23 ID:sbwNH6it
いろんなスレでちょこちょこ書いてる者なのですが。
『BLEACH』の井上織姫と『武装錬金』の武藤まひろがヤンキーとかにヤられてまうSS書いてるんですが、どうですか?
『武装』が嫌われ漫画で、織姫が嫌われヒロインなので、拒絶されそうで怖いですけど……。
よければということで。
435 :
大泉:2005/08/08(月) 01:04:14 ID:fK78XDIQ
考えたんですが、ハードレイプやゲロ等のアレな要素が多いので、もっと然るべきスレに投下させて頂きます。
失礼致しました。
臭作さん?
437 :
大賀:2005/08/24(水) 21:49:35 ID:onlCKfdj
クス……
クスクスクスクスクス
保守るぜッッ!!!
438 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 06:48:54 ID:H27bm5lu
保守
保守
440 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 10:57:43 ID:0SB3DJYf
こんなスレがあったとは・・・・気がつかなかったです。
ガンダムSEEDのアスランとポップンミュージックのポエットなんてのはいかがですかね・・・
ヤキン・ドゥーエでの最終決戦において、ジェネシス内部に突入した際に突然強烈な光に
包まれるアスラン。目を覚ました時にはポップンの世界に・・・・
なんて、かなり無理矢理感が・・・・
441 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 20:14:53 ID:nL5/GLW/
その無理矢理感をいかに自然に見せるかが勝負所だと思うよ
何より面白い物を読みたいけど
なんだかわからんがとにかくカモーン!
なんだかよくわからんが保守
大晦日までこのスレが残ってたら
元旦に投下するぜ
446 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 13:57:00 ID:TM/h37+G
元旦期待age
447 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 02:03:16 ID:OGM34s4p
じゃあ俺も期待age
448 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:38:55 ID:DoJaxA38
保守
449 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 03:45:34 ID:59noaAEJ
保守age
450 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 23:24:03 ID:tMBqFZ4q
怪人アッカーマンのスレはここて゛つか。
451 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 20:51:27 ID:7QzetBeV
保守
452 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 00:27:46 ID:lxWh2fim
保守
元旦まで後三日…444は本当に投下するのか!?
あけおめ
444マダー?
455 :
ルパンV世VSR.O.D:
「よ〜みこちゃ〜ん!!」
一挙動でスーツとシャツとトランクスを脱ぎ捨てた手長猿が空中を飛んでくる
「え、えっちですー!!」
黒髪の女が右手を振ると舞い上がった紙が巨大なハリセンとなって猿を迎撃する
「ひでぶ!!」
懐かしい悲鳴をあげて夜空に消える猿
「なんだったんでしょうあの人は・・・」
侵入者を撃退した読子・リードマンはようやく美しい裸身を晒す自分の姿に気付いた
「そういえばシャワーの途中でした」
大急ぎで服を着ると慌しくチェックアウトする
「襲撃を受けた以上このホテルに留まるのは危険です」
窓とか椅子とか花瓶とかの弁償を要求されたらジョーカーは給料から天引きするだろう、それでは来月の古書市の軍資金が乏しくなる
「まだ見ぬ稀少本のためにもホテルさんには泣いてもらいましょう」
それでいいのか読子・リードマン