【天使禁猟区】由貴香織里総合 No.2【伯爵カイン】

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1щ(゚д゚щ)カモーン
★由貴香織里の漫画、「天使禁猟区」や「ゴッドチャイルド」他短編集
  総合エロパロスレッドです。
★職人さん随時募集中。降臨お待ちしております。
★同性愛は基本的に禁止の方向でお願いします。
  (ただし需要があった場合はその限りではありません。)
★人がいないときはみんなで雑談でもしましょう。
★職人さんは一回の投下の後、「続く」や「終わり」の
  言葉を文末にいれてくださると助かります。
☆以下の投下途中の作者皆様、お帰りをお待ちしておりますので、
不都合なければ是非お戻りください
・原宿様……ミカエル×ベリアル
・依知様……ルシファー×アレクシエル
・ナジ様……アスタロト×ベリアル

前スレ 「天使禁猟区でイこう」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1050321911/
2名無しさん@ピンキー:04/01/05 14:33 ID:ifxjDeFA
    |┃
    |┃三    ,ィ, (fー--─‐- 、、
    |┃.    ,イ/〃        ヾ= 、
    |┃   N {                \
    |┃  ト.l ヽ               l
 ガラッ.|┃ 、ゝ丶         ,..ィ从    |
    |┃  \`.、_    _,. _彡'ノリ__,.ゝ、  |     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ    <  話は聞かせてもらったぞ!
    |┃.    |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ     |  常にカインが女装しないと人類は全滅する!!
    |┃三  ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐'  ,ン       \____________
    |┃      l     r─‐-、   /:|
    |┃三     ト、  `二¨´  ,.イ |
    |┃     _亅::ヽ、    ./ i :ト、
    |┃  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、
    |┃    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l
3名無しさん@ピンキー:04/01/05 15:31 ID:x2XLrDim
ほしゅ〜&乙〜
4名無しさん@ピンキー:04/01/05 21:46 ID:iwku34pL
乙!
5名無しさん@ピンキー:04/01/06 00:16 ID:rzG2jwv+
ロム&雑談者ですけど、継続で嬉しいでつ!
1さん乙!
6名無しさん@ピンキー:04/01/06 01:20 ID:LTcFYaeZ
新スレーはらしょー。
1サンお疲れさんです。
7名無しさん@ピンキー:04/01/06 03:14 ID:Qb0l6Clp
早くレス数&容量稼がないと倉庫行っちゃうよ〜
8名無しさん@ピンキー:04/01/06 05:11 ID:BhJR0fYl
1さん乙です!
作家さん、щ(゚Д゚щ) カモーン!
9名無しさん@ピンキー:04/01/06 14:13 ID:7t+4IhFB
1さん乙!
新しいスレがたってて嬉しいです〜。
保守保守。
10名無しさん@ピンキー:04/01/06 16:29 ID:M8WnAIN5
1さん乙です。待ってました!
11ミンロウド:04/01/06 19:47 ID:7HfCet+2
ちょっと遅いですが皆さんあけましておめでとうございます。
えーと。
新スレということで改めてお断りさせていただきます。
私の書いている小説はオリジナルキャラクターモノなので
その類が苦手な方はお手数ですが、作品名とさせていただいている
アイゥオーラ 、をNGワードにいれてくださると幸いです。
私も作品に関係があるときは上記コテハンで書き込みをしますので
合わせてNGワード登録をしていただければと思います。
割と特殊な傾向であることは自覚するところでございますので
スレのほうが賑わって参りましたらサイトでもつくってそっちにひっこもうと
考えています。それまでは多少ご迷惑でもよしなにお付き合いくださいませ。

前スレがDat落ちしてから初めて来た方のために&KB稼ぎ。
ストーリーは、一言で言うと、落ちてた女の子を拾ったら記憶喪失らしくて
身元不明なので拾った責任で預かるハメになったミカちゃんの話です。
それだけわかってれば話わかるだろうか……。

最後になりましたが1さんお疲れ様でした。それと
なかなかエロくなんなくて住人の皆さんすいません。では。

12アイゥオーラ 77:04/01/06 19:50 ID:7HfCet+2
                       *
 月が笑ったおくちみたいにお空で泳いでいた次の朝のことデス。

 ワタシはジブリール様のお部屋に新しいユリを飾ってカラ、中のお庭に出てペルム・プリント
の苗木にお水をあげていまシた。近くに植えてあるムーンリル――サラ様がつけて下さった
ワタシと同じ名前の花 デス♥ ――の中に一つだけまだ花の閉じきってないのんびりや
さんがいたデス。
 サラ様が救世使と共に行かれてモウどのくらいになるでしょうか。サラ様のこと思い出し
マス。サラ様、お元気でしょーか。ワタシいなくても平気でしょうかね?
 早く早くジブリール様がお目覚めになればいいってお祈りシマス。またもう一度サラ様と
お茶が飲みたいデス。いっぱいいっぱい聞いて頂きたいコトありマス。デモ他の聖巫女いう
デス。『ジブリール様がお目覚めになるときはサラ様が亡くなったときなのよ』っテ……。
 ジブリール様に会えるときはサラ様が亡くなったとき。ジブリール様目覚めて欲しいです
ケド、サラ様に早く亡くなって欲しいだなんてワタシ決して思ってないデス。
 どうしたらいいのかワカリマセン。
 開きっぱなしのムーンリルの花の傍にしゃがんでいたらちょっと涙が出てきたです。気づ
いたらそのお花も閉じていて、ワタシ長い間そうしていたみたいでした。ベールの端っこで
涙ふいて、立ちました。
 こんなことじゃいけないデス。サラ様に笑われてしまいます。救世使様と一緒で、きっと
サラ様はお幸せデス。だからワタシの寂しさなんかどーってありまセン。我慢できるデス。
サラ様は長生きして幸せに過ごされて……いつかジブリール様として戻っていらっしゃいます。
ワタシはジブリール様のおそばで、ずっとずっと待っていますデス。
 ガッツポーズして、大きくなったほうのペルム・プリントの木にお水をあげようとしたら影が
かかりました。雲が出てきたのかと思って見あげたデス。ペルム・プリント、お日様にヨク
当たらないと綺麗な色が出まセン。
 デモ違ったです。雲じゃなかったデス。
 ソレは羽を広げて舞い降りてきた天使様デシタ。
「よっと」
13アイゥオーラ 78:04/01/06 19:52 ID:7HfCet+2
 着地なさって、肩に担いでいた女の方降ろしマシタ。
 赤い髪で、ほっぺたに龍の刺青がしてある、男の方としてはチョット身長の低い方で、見た
ことある方デス。救世使様と一緒にいらした方。怒ってラファエル様を殴ってらした方だった
です!  お名前は確か四大天使の――
「ミカエルさまー、目が見えませーん」
 そうミカエル様デス。お連れになった金髪の方はクラクラして目をまわしてらっしゃるよう
でした。手の甲を顔に当てて上を向いてマス。
「ほっとけ。そのうち見えるようになる。おい、お前!」ミカエル様ワタシを呼びました。
「ジブリールどこだ」
「エエット」
 ワタシ迷いましたデスけどご案内いたしました。ミカエル様がお先にたたれたので金髪の
女の方、急いで追いかけようとなさったデスがお目のほうがヨク見えていないらしくてふらふら
してたデス。
「大丈夫デスかー? 歩けるデス?」
 傍にいって支えて差し上げたら、片目開けてワタシを見上げて、
「ごめんなさい。ありがとうございます」
 びっくりしました。とっってもジブリール様に似ておいでデシタのです!
「〜〜、ミカエルさまー」
「とれーんだよお前は。待ってるか、来んならさっさと来い!」
 まじまじ見てみるとそれほど似てもいないみたいデス。この方瞳の色濃くて髪も薄い金
ですし、お鼻のすじもジブリール様の方が際立ってます。一瞬同じお顔をしているかのよう
に見えましたけど、 面差しがひどく似てる感じなのでそう見えるみたいデスね。
 その方はしばらく歩くともう大丈夫、と言ってワタシの手離しました。瞳の横のほうでみる
とやっぱりジブリール様に似てるデス。背丈はずっと低くても、姿勢とか、歩き方とか 、これ
で髪を隠してジブリール様ととりかえごっこしたら、ワタシより長くバレないかもしれまセン。
「あ、そこのお部屋デス」
 前を歩いていたミカエル様に教えて差し上げますと、ミカエル様は扉を開けて中に入って
いかれマシタ。その金髪の方も入っていかれました。ワタシも入ったデス。
 ジブリール様は椅子に腰掛けてらっしゃいマス。今朝みたのと、昨日みたのと、一昨日
みたのと、一年前みたのとも同じ表情で、少し憂いを秘めたようなお瞳も伏せがちにお美しい
ままで座ってらっしゃるデス。
14アイゥオーラ 79:04/01/06 19:55 ID:7HfCet+2
 ミカエル様はそんなジブリール様の傍まで行って、お話しかけになったです。
 ワタシもジブリール様に話しかけることありマス。けれどジブリール様はお答えしてくれる
ことありまセン。ミカエル様は『アレ』とか『下層に行くときに』とか言ってます。ジブリール様
のおことばきこえてるのでしょーか? 
 金髪の方ドアの傍に佇んでジブリール様とミカエル様を眺めてらっしゃいマス。目を細めて、
それはいとおしそうに、微笑みながら眺めてらっしゃいマシタ。小さく、おことば発されたデス。
小さすぎて聞こえなかったデス。
「んじゃ貰ってくぞ」
 と言ったミカエル様ジブリール様の髪の毛を一本抜かれマシタ!
「えっ!?」
 ワタシ慌ててジブリール様にかけよりましたデス。ミカエル様は早足に身を返して、
「おっしゃ、行くぜ」
 金髪の方にお声をかけられて出て行ったデス。金髪の方、ついていこうとなさりました。
開いたドアの向こうまでいって、振り返って頭を下げられたデス。ジブリール様にだったのか
ワタシにだったのかはわかりまセン。とても丁寧に頭下げられました。あげたお顔は優しい
優しいご表情だったデス。サラ様がわらったときとはマタ違った感じの……そうデス、ワタシが
精霊天使だったころに一度だけ見たジブリール様の微笑みかたに、そっくりだったのですわ。
 そして、行ってしまわれマシタ。
 ワタシはボーっとしながらジブリール様の前で膝ついてジブリール様をみたです。
「ジブリール様……」
 ご返事はやはりなかったデス。一点を見つめていて。ワタシを見てくれなくて。笑ったり
怒ったりしてくれていたのが嘘だったみたいに。
 ワタシ何度も何度も話しかけました。
 でも、ジブリール様のおことばは、ワタシには全然聞こえなかったデス。

                    × to be continued ×
15名無しさん@ピンキー:04/01/07 00:47 ID:lUjVO6MZ
>1さん乙!

ミンロウドさん乙!楽しませていただいています。
16名無しさん@ピンキー
乙です。 職人さんありがとうございますm(__)m