アギト・龍騎・ブレイドでエロ萌えスレッド

このエントリーをはてなブックマークに追加
200風はおしゃべり 1
── 睦月…… 好きだよ、大好きだよ……

山中望美の心の知る風。嶋は、それを対峙した睦月に送った。睦月がカンテゴリーA、
スパイダー・アンデッドに打ち勝てるように。風は強く優しく、睦月の体ばかりか心まで
揺らすように渦巻いて吹き抜け、望美の心の内を囁き続ける。

── 睦月のことが、すごく心配……
── 昔の、私の知ってる睦月に戻って…… お願い

「うるさい、邪魔をするな。 変身!」
だが、睦月はスパイダー・アンデッドの声で罵ると、風を振り払い、レンゲルに変身した。

「少し痛めつけてからでないと風の声が聞こえないようだね」
嶋は、タランチュラ・アンデッドの正体を現し、レンゲルの攻撃を受け止めた。

嶋を止めようと駆けつけたブレイド。それを振り切って戦う嶋。そして、戦いの末、
叩きつけられたレンゲル。それに、嶋は、タランチュラ・アンデッドの姿のまま、
再度、望美の風を送った。

── 睦月…… 好きだよ、大好きだよ……
── 睦月のことが、すごく心配……
── 昔の、私の知ってる睦月に戻って…… お願い

レンゲルの動きが完全に止まった。

「やったか、睦月君」

嶋は安堵の声をあげた。
201風はおしゃべり 2:04/09/03 06:07 ID:KYFer3jd
だが、風は、なおも囁き続ける。

── 睦月…… 好きだよ。大好きだよ。私。私…… ぁっ、あ
── 望美ちゃん、どうしたの。望美ちゃん、君、まさか。

── うっ、ダメ。あっ、ダメ!
── 感じてる。熱くなってる。ほら、こんなになってるよ。エッチだな望美ちゃんは。

── いや、いや。恥ずかしい。
── 睦月君のことを想って、こんなになってるんだね。ああ、もうこんなに濡らして。

── ああ、私…… 私…… 嫌! こんなこと……
── 気持ち悪いだろ。脱ごうね。大人しくしていて。

── いやいや、睦月…… いや、恥ずかしい
── ほら見てごらん。こんなにグチャグチャだよ。

── あ、ああ。こんなに…… こんなの嫌。
── 恥ずかしがらないで望美ちゃん。君は睦月君が好きなんだよ。もっと、素直に……

── あぁ、睦月、好き。大好き。あ、ふわぁ、こんな
── 叔父さんの指もグチャグチャだ。奇麗にしてあげるから、力を抜いて。

── いや、いや、あ、ああ!
── ああ、美味しい。美味しいよ、望美ちゃん。

── いやあ、いや、睦月…… 私、私…… はあ、ああ、あああ。
202風はおしゃべり 3:04/09/03 06:08 ID:KYFer3jd
── 胸、すごくドキドキしてるよ。苦しそうだよ望美ちゃん。楽にしてあげるよ。

── はあ、はあ、いや……、や・め…… て……
── もっと体の力を抜いて、睦月君のことだけを想って。君の大好きな睦月君を。

── はあ睦月…… 好き…… ああ、ああ、睦月、睦月、睦月
── 乳首も奇麗な色だよ。睦月君もきっと喜ぶだろう。なあ、ナチュラルも、そう思うだろ。

── え、これ、これ、鳥が…… ふわあ、ああ
── 私の友達だ。仲間に入りたいんだよな、ナチュラル。

── つつかないで!噛まないで! やめて! こんな…… はぁ! はああ!!
── ううむ、ナチュラルは、うまいなあ。じゃ、私は、こっちの可愛い芽を……

── はあ、ああ、睦月! ああ、私、私こんなじゃ。はああ! ああああ!!
……………………

── さあ、体を起こして。

── いや…… はぁ、いや…… はぁはぁ…… いや…… いや、いや、いや いや いや
── 大丈夫。最後までしないから。君は睦月君が大好きだから。これだけ、ちょっと我慢して。

── ん、ぷう、ん、んん……
── 望美ちゃん、いっぱい出ちゃったよ。大丈夫、後で、ちゃんと拭いて上げるから。

── ぷう、ふ、ん、ふう、ん、うう……
── 風で記憶も消してあげるから。ゆっくりお休み。奇麗だよ、その顔。
   睦月君にも、いつか見せてあげたまえ。
203名無しさん@ピンキー:04/09/03 06:11 ID:KYFer3jd
タランチュラ・アンデッドの姿の嶋は呟いた。
「風は、おしゃべりだな。中々隠しごとはできないものだ。なあ、ナチュラル」

レンゲルの体が震えた。
「きさまー、ふざけるな!」スパイダー・アンデッドの声。
「くっそー、よくも望美を!!」今度は睦月の声。

二つの意識はシンクロした。レンゲル・ラウザーがカードを読み込んでいく。

<ブリザード>
<バイト>

そして、レンゲルの前に光として現れたカードが、その体に吸い込まれた時、
シンクロした意識が最強の技を生み出していく。レンゲル・ラウザーが高らかに鳴り響いた。

<ブリザード・クラッシュ!>

レンゲルの体が宙を舞った。
……………………

一陣の風に、微かに氷のかけらが舞っていた。
その中、タランチュラ・アンデッドを封印したカードを手に歩き去るレンゲル。

それを、二人の戦いを止めようとしたにも関らず、嶋に背後から撃たれ、地面に這いつくばった
ブレイドも、傷を押して、やっとのことでペッカー・アンデッドを倒して駆けつけたギャレンも
黙って見送った。

自業自得だと思った。
(了)