「そうか…自分の身体を他人に勝手にされて…辛いよね。自分の身体じゃないみたいで。
触られるのも、触るのも嫌だよね」
「バッツ…」
「でも、こうするしかないんだ。俺はファリスを抱きたい。ファリスも…そうだろ?」
「…うん」
「だから、俺のすることを見てて。怖がってもいいから…自分の身体を感じて」
そう言うとバッツはファリスの唇にキスをした。
そして頬、目尻や瞼などにキスを落とした後、徐々にポイントを下へと変えていく。
首筋や鎖骨の窪みなどに軽く唇を当て、時折そっと舌を這わせる。
「んっ…ううっ…」
あくまでも優しい刺激だったが、ファリスは気持ち良さやくすぐったさを感じる余裕もなかった。
やがてバッツの手がファリスの身体に触れ始める。
柔らかな肌の感覚を確かめるように、首や肩の周囲をゆっくりと撫で回す。
ファリスは全身を総毛立たせ身を硬くしながらも、何とか言われた通りにその動きを目で追った。
その間にバッツの唇は段々と胸元へと降りていく。
「ふ…うっ…」
乳房を伝い、その勾配を登って徐々に頂へと近づくと、ついに乳首に吸い付いた。
「ひあっ!」
ファリスの我慢はもう限界だった。
顔を手で覆い、また震えだす。
「ファリス、ダメだよ。ちゃんと見て」
「う…だ、だって…怖いし…恥ずかしい…」
「恥ずかしがることはないよ。ファリスは…すごく綺麗だ」
「えっ」
「綺麗だよ、ファリス。俺は…お前に夢中なんだ」
「バッツ…」
「どんな姿になったって、これはファリスの身体なんだ。それが俺にはたまらなくうれしい。
お前の身体の全てが愛しい。だから怖がる必要はないよ。お前に夢中になってる俺を見て」
そう言うとバッツは再び愛撫を始めた。
乳房を両手で優しく撫でながら、まだ縮こまったままの乳首の周辺に軽くキスをする。
バッツはファリスの身体を、愛しむように優しく触れていく。
その様子を見ながら、ファリスはようやく気が付いた。
魔薬によって作り変えられた身体は、もう二度と元には戻らないだろう。
ファリスは一生、この身体と付き合って生きていかなければならない。
だからバッツは、ファリスに自分の身体を改めて自覚させようとしているのだ。
そして身体を愛でる自分の姿を見せることで、ファリスの辛いトラウマを癒そうとしているのだ。
自分はあいつらとは違う、ファリスをこんなにも大切に出来る。
どんな姿であろうとも、自分の愛は変わらないということを見せつけようとしているのだ。
ファリスはバッツを見る。
バッツは恍惚とした表情で、ファリスへの愛撫に没頭している。
――自分の身体が、好きな人の思いを受け止めている。
――この身体が、彼を喜ばせている。
ファリスの傷が、少しずつ癒されていく。
顔や首、胸や腹や腰、背中や尻、腕や足、そして指先まで。
バッツの唇と手が全身の隅々まで触れていく度に、
ファリスの中でそれまで曖昧だった身体の輪郭が、徐々にはっきりと浮かび上がっていく。
(これが…オレの身体…)
「ファリス、分かる?」
「う、うん…少しずつ…」
「これがファリスの身体なんだよ。俺が好きなファリスの、ファリスだけが持っている身体なんだ」
急速に具現化した肉体は、同時にその感覚も蘇らせていく。
それまで恐怖で強張っていた身体が少しずつ解れ始め、次第に触れられることに感じるようになる。
「ふうっ…あ…」
バッツの手が、ファリスの胸から腰のラインをゆっくりと何度も撫でる。
首筋や鎖骨、肩や腋などに次々とキスの雨を降らせていく。
その全てにファリスは敏感に反応し、身をよじらせた。
魔薬によって開発された性感帯が、バッツによって再び掘り起こされていく。
「あっ…」
バッツが再び胸に手を沿え乳首を吸い上げると、くすぐったさと共に快美な感覚が走った。
「ん…あっ…」
ファリスの変化を感じ取ったバッツは、片方の乳房を揉みながら
もう片方の少し尖り始めた乳首を軽く摘まみ上げ、乳輪に沿って舐め上げる。
「ふうっ、あっ、ああっ…!」
先程よりも強い刺激に、ファリスは次第に喘ぎ始める。
媚薬の効果はすでに切れているはずだったが、好きな人に触られるという感覚は
あの時以上の快感を生んだ。
「気持ちいい?ファリス」
「う…うん…ああっ…」
バッツはキスの位置を胸から腹部へと下げながら、ファリスの内股を擦る。
そしてバッツの手が、ついにファリスの最も大事な所に辿り着いた。
その瞬間、再びファリスの身体が強張った。
構わずバッツは下着の上から秘所をゆっくりとなぞり始める。
「あっ…そこ…いやあっ…」
バッツはさらに強く指を埋め、下着ごと秘裂を擦る。
「ああっ、ふんっ、んううっ!」
ファリスは口を手で塞ぎ、必死で喘ぎを押さえ込む。
「ファリス、もっと声を出して」
「だ、だって…恥ずかし…んんっ!」
一番感じてしまうその場所に触られることは、まだ抵抗があった。
それに、隣の部屋にはレナとクルルがいるはずだった。
「大丈夫、二人ともまだ寝てるよ。それに…」
口に当てられているファリスの手を取り、互いの指を絡ませる。
「ファリスが俺のすることで感じてくれるのが、すごくうれしいんだ。
ファリスの声が、もっと聞きたいんだ。だから…聞かせて」
バッツはファリスの下着の中に手を差し入れ、今度は直接触れた。
陰唇をかき分け、膣口の中に浅く指を入れる。
「もう濡れてるね」
「い、言うなバカッ!」
すでに紅潮させていた顔をさらに真っ赤にして、ファリスはぷいと顔をそらした。
バッツはクスッと笑って、指をゆっくりと動かし始める。
「んっ、やっ、ああっ、ああああっ!」
今までで一番強い刺激に、ファリスはあられもなく声を上げた。
バッツは指をもう一本増やし、徐々に速度を上げて抜き差しする。
次々と奥から蜜が溢れ出し、バッツの指を濡らしていく。
そして指を入れている場所の少し上にある小さな突起を軽く摘むと、
ファリスの身体はビクビクと震えだした。
「やあっ、そこ、ダメっ、やああっ、んあああっ!」
ファリスの狭い膣口がバッツの指をキュウッと締め付け、熱い蜜を止め処なく吐きかける。
溢れ出した愛液が滴れ落ちて、下着とシーツを濡らしていった。
「あああっ、バッツ、バッツ…」
腕にしがみ付き、泣き声に近い声で自分の名を呼ぶファリスの口を、バッツは優しく塞ぐ。
「んんっ、んっ、ん…」
自分から積極的に舌を絡ませるファリスに、バッツも優しく応える。
強すぎる快楽への恐怖も、彼が与えてくれる安心感で瞬く間に霧散していった。
そして代わりに、もっと彼の温もりを感じたいという思いが込み上げてくる。
自分が何処かに行ってしまいそうになる不安を、抱きあい肌を重ねる事で拭いたい。
「はあっ、ああ、バッツ…」
「ファリス」
「もう胸が…すごく…切ないんだ…」
「うん」
バッツは手を離し全ての衣服を脱ぎ捨てると、ベットに横たわるファリスを抱きしめた。
互いの身体の隙間を埋めるようにぴったりと合わせる。
ファリスは荒い息を整え、バッツの胸の中で安らいだ。
肌を触れ合わすことに、もう抵抗はなかった。
二人の汗ばんだ身体は、燃えるように熱かった。
熱で互いの身体が溶け合ってしまうのではないかとファリスは思った。
そしてファリスの腹部に押し当てられた、バッツの最も熱く、硬い部分。
それが今から自分の中に入ってくるのかと思うと、ファリスは自分のはしたない想像に震えた。
あの時のように、淫らに乱れてしまうことが怖かった。
だが、それでもバッツが欲しかった。
彼にならどんな姿を晒しても構わないと思った。
最後まで彼を信じ抜くと、心に決めた。
「いいかい?」
「うん」
バッツはファリスの額に軽くキスをすると、上体を起こした。
ファリスの下着に手をかけ、ゆっくりと抜き取る。
足を開かせ、ファリスの大事な部分を露わにさせる。
しっとりと濡れたそこは、数々の暴虐に晒されたにもかかわらず、美しい形を保ったままだった。
蜜を滴らせた花弁は熱く息づき、興奮で開きかけている。
襞をそっとめくると、奥から愛液がとろとろと流れ落ちた。
バッツはその光景にしばらく見惚れた。
「ど、どうなってる?変になってないかな?」
「ううん、すごく綺麗だよ…それに何か…すごくエッチだ」
「バ、バカッ!誰のせいでっ…!」
「ゴメン。うれしいよ、ファリス」
バッツは身体を寄せて、すでに膨張し硬くなっている部分をファリスの秘裂に押し当てた。
「いくよ」
「う、うん」
腰を進め、ゆっくりとファリスの中に入っていく。
「ん…あ、あ…ああっ」
ファリスの入り口はひどく狭かったが、それでもたっぷりの愛液を纏わらせた襞が
優しくバッツを迎え入れた。
体内に広がっていく充足感に、ファリスは全身を震わせた。
やがて根元まで埋め尽くすと、バッツは再びファリスに抱きつき口付けた。
「バッツ…オレ…すごく幸せだ…」
「俺も…ずっとファリスとこうなりたかった」
バッツはファリスの髪をかき上げ、耳や首筋にキスをする。
ファリスは陶然としながら、バッツの優しい愛撫に酔った。
やがてバッツは上体を起こし、ゆっくりと動き始める。
半分ほど抜いたところで、また奥へと突き入れる。
その度にファリスの膣壁はきゅうっと締め付け、襞がバッツを舐め上げた。
暖かい膣内に湧き出す愛液が肉棒を包み込み、摩擦の刺激をより快美なものにした。
「あっ、あっ、あっ、ああっ…」
ファリスはバッツの優しい律動に、これまでにない快感を感じていた。
強姦された時はただ激しく突き入れられ、無理矢理快楽を引き出されるだけだった。
しかし今は互いに快楽を共有するような、緩やかな心地よさがあった。
心を満たすような充実感があった。蕩けるような悦楽があった。
バッツがファリスの胸に手を当てる。
その暖かい掌からバッツの気持ちが伝わってくるようで、それだけでファリスの性感は高まった。
「くっ…あ…」
徐々に蠢き始めたファリスの膣内に、バッツは思わず呻いた。
ねっとりと纏わりつく無数の襞が、バッツの気持ちいい部分を余すところなく刺激する。
熱湯のように熱い愛液で満たされた蜜壷は出し入れに合わせきつく収縮し、
バッツ自身を本当に溶かしてしまうかのようだった。
突き入れを繰り返す度にさらに具合の良くなっていくそれは、まさに名器だった。
未だかつて経験したことのない感覚に、バッツは徐々に溺れていく。
最後まで優しくするつもりだったのに、無意識に動きが激しくなってしまう。
瞬く間に追い詰められ、込み上げる射精感を堪えながらバッツは何とか動き続けた。
「あっ、あっ…バッツ…」
そんなバッツを見ながら、ファリスも至福の快楽を享受する。
娼婦のように改造されてしまった身体は、ファリスにとっても、そしてバッツにとっても、
SEXに関して都合のいいようになってしまったのだろう。
本当は、元のありのままの姿を愛して欲しかった。
(でも)
額に汗を浮かべ苦悶の表情で必死に動くバッツを、ファリスは何だか可愛いと思った。
そして同時に、彼の思いを十分に受け入れ受け止める事が出来るこの身体を、
ファリスはちょっとだけ、誇らしく思った。
(…ちょっとだけだぞ)
「ファリス、ゴメンもう…」
「あっ、あっ…うん、いいよ…あああっ!」
バッツは最後に大きく突き上げると、ペニスを引き抜いてファリスの腹部に放った。
荒い息を落ち着かせてからシーツの端で飛び散ったものを拭い、再び抱き合う。
953 :
738:04/12/01 01:04:12 ID:KMnYM4+b
さんざん引きずった割にはあんまりエロい事出来ませんでした。反省。
>>953 優しくていいよ。俺は好きだ。
ところで次スレだけど、そろそろいるかな?
ラブエロマンセー!
953タンありがとう。萌えました…
956 :
738:04/12/01 23:01:21 ID:KMnYM4+b
>>954-955 読んでいただいてありがとうございます。
落ちるのは980からだよね?
それまで作品が来るのを待ってから、それを次スレの即死回避に
使ってもらえばいいんじゃないかな?
ちなみに俺はまだ続きが出来てません。
あと一回戦やってからエンディングなんだが…
ガンガリます。
キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
GJ
>>738
全米が泣いた
宇宙が震撼した
そして消滅
華麗なる復活
お前らハミガキしろよ
恥垢もちゃんと取れよ。
また次スレ〜
ってもうちょっと待つか。
965 :
名無しさん@ピンキー:04/12/06 13:00:33 ID:F564KcYb
てすと
何だこの長編大作は……こんなところに投稿してんじゃねえ!
もっときっちりしたところで公開しやがれ!
(*´Д`)GJハァGJハァGJハァGJハァ
そろそろか?
もう〜い〜いかい?
さて・・・そろそろ梅ますか・・・・
生め!!!
埋め協力
生め協力
それでも朝は来る
日はまた昇り
月は沈む
んじゃ埋め
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ガラフ「最萌のファリスたんを見たいかーッ!!
子分「オーーーーー!!!!」
ガラフ「ワシもじゃ!ワシもじゃ、みんな!!
ファリスたん入場!!!」
全ファリスたん入場!!!!
シルドラは生きていた!! 更なる研鑚を積み魔竜が甦った!!!
召還士!! ファリスたんだァ――――!!!
総合治療技はすでに我々が完成している!!
白魔導士ファリスたんだァ――――!!!
拾いしだい投げまくってやる!!
忍者ファリスたんだァッ!!!
萌えの比べ合いなら我々の年齢がものを言う!!
けある けあるら けあるが サリサたん!!!
真のまもりを知らしめたい!! ナイトファリスたんだァ!!!
魔法取得は2種類制覇だが連続魔なら全種類オレのものだ!!
赤魔導士 ファリスたんだ!!!
アンデッド対策は完璧だ!! レクイエム 吟遊詩人ファリスたん!!!!
全モンスターのベスト・オフェンスは私の中にある!!
ラーニングの神様が来たッ 青魔導師ファリスたん!!!
タイマンなら絶対に敗けん!!
原始人のケンカ見せたる バーサーカー ファリスたんだ!!!
バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
ウォルス海底のものまねしファリスたんだ!!!
リズムのあるケンカがしたいからダンサー(踊り子)になったのだ!!
プロのダンスを見せてやる!!踊り子・ファリスたん!!!
たたかうついでにぶんどるとはよく言ったもの!!
盗人の奥義が今 実戦でバクハツする!! シーフ ファリスたんだ―――!!!
オレたちは魔導師最強ではない全ジョブで最強なのだ!!
御存知 黒魔導師ファリスたん!!!
メテオの本場は今や時魔法にある!! オレをリターンさせる奴はいないのか!!
時魔術師ファリスたんだ!!!
高ァァァァァいッ説明不要!! ン十m!!! 2ターン!!!
竜騎士ファリスたんだ!!!
ギルは実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦ぜになげ!!
本家日本から侍ファリスたんの登場だ!!!
モンスターはオレのもの 邪魔するやつは思いきり捕まえ思いきり放つだけ!!
魔獣使いファリスたん
中国四千年の拳技が今ベールを脱ぐ!! モンクファリスたんだ!!!
ファンの前でならオレはいつでもお姫様だ!!
萌えるドレス サリサ=タイクーン 本名で登場だ!!!
医者の仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!!
治すも壊すも思いのまま!! 薬師ファリスたんだ!!!
特に理由はないッ 地形が強いのは当たりまえ!!
Dr.コパにはないしょだ!!! 日の下開山!
風水士ファリスたんがきてくれた―――!!!
実戦だったらこのアビリティを外せない!! 超A級みだれうち 狩人ファリスたんだ!!!
超一流魔法使いの超一流の魔法剣だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
カルナックの魔法剣士 ファリスたん!!!
若き海賊が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ おかしらッッ
俺達は君を待っていたッッッすっぴんファリスの登場だ――――――――ッ
ファリスたんハァハァ
>980-981
ワラタ、GJ!
ファリスたんハァハァ
ファリスたんは漏れの永遠のアイドル
>>980‐981
GJ!!!
だがそのあとどうなったんだ?
全ファリスたんVSバッツの戦いが始まります
つまり集団逆レイプか…
そんなうらy
萌えトーナメントしてその勝者が地上最萌えの生物と一騎打ちするためにがんばります。
ファリスたん萌え
げげ、即死?
みたいだな、誰か立ててくれ、おれは立てられない……