バビントン♪
バビッ バ〜ビ〜バビッ
バビントンッ♪
バビッ バ〜ビ〜バビッ
バビントンッ♪
バビッ バ〜ビ〜バビッ
バビバビ バビントン〜♪
ソレッ(以下繰り返し)
おつ
ベルトーチカの濡れ場楽しみだな〜
5 :
名無しさん@ピンキー:03/12/17 21:52 ID:RmDTlLPZ
即死防止あげ
>>1 乙彼〜
_
,.r '  ̄  ̄丶、
/ , , ∧ 、 、. ヽ
/ \/| / ヽ !/!、 ヽ
i /レ`レ X!ヘ! ヽ i
| / . ┃ ┃ |` | ザクとはちゃうねんで、
| .! ┃ ┃ | |
| ( r‐┐ ,| | ザクとわぁ!
| i` .、 `ー′ _ノ |. |
| | i `.` ,T.T'、. i | !
| | | /i\∀/'ヽ i! | /
ヽ」ヘ」〉 !. i'i .i ゙iノリ| ノ
^Eミ|. | | ヒニヨ '
// | i. | |
/⌒Qb'>ケTTTTTi'. 〇
i. |_|_.|__|_|_|_|
| | !. ! |
| |-! !-|
! ,⊥! !,,|
ヽ、 ー'' ヽ」
``ー――‐-- 、
⊂コfー- 、_ ___.ノ
保守代わり貼り
780 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:38 ID:uR+EELrM
「 Right by Your Side 」
781 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:38 ID:uR+EELrM
女性の肌が温かいのは幸せだと、アムロは思う。
セイラ伍長の・・・
いや、金髪さんのゆるやかな山がアムロの右手一杯に広がっていた。
ふっと思った。
胸に重みがあると悪い夢を見る、という話・・・。
アムロは、右手を下げて金髪さんの脇腹へと流した。
ひどく惜しいことだと思うのだが、常夜灯の中に浮かび上がる金髪さんの胸元は
なだらかにアムロの目をうつ。
“乳首って小さいのだな・・・”
アムロの個室に金髪さんがいることは、軍旗違反である。
が、日常的な慣習として罰せられることはまずなかった。
30%のウェーブがいる現在、最低限の規範さえ守れば同衾は許されている。
性に対しての考え方が、宇宙時代に入って極度に変わった事例である。
かといって無差別に相手を選び、夜毎異性のもとへ通う兵がいるかというとそれも違う。
相手を選ぶということについて不節操は、仲間の間で厳しい弾劾を受けた。
782 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:39 ID:uR+EELrM
「ミライ少尉に会っちゃってね」
金髪さんは、入ってくるなり言った。
「オトシマエはつけてやって下さいね。みんなを振ってきたんだから・・・」
とも言った。
「すみません」
その後、アムロはあまり憶えていなかった。
金髪さんにあしらわれたようで、ひどく不快な気分が残っている。
「個室がもらえたら、少尉が来て下さい」
そんなことを言ったあとで、金髪さんがククッと笑ったのは10分ほど前だったろう。
今は、寝息を立てている。
驚くほどしなやかな金髪さんの肢体にのまれたアムロは、ただあしらわれた。
女って怖いんだなというのが、実感である。
フラウ・ボゥもこうなのだろうか? 再び思い起こす夢であった。
「ん・・・」
アムロが手を動かしたからだろう、金髪さんが目を覚ます。
783 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:39 ID:uR+EELrM
何回か目を瞬いた後、金髪さんが視線の焦点をアムロの顔に合わせた。
「寝ちゃっていたかしら」
そう問い掛ける吐息の甘さは、少年のアムロを痺れさせる。
「いえ・・・僕も寝ていました」
嘘だった。しかしそう言って優しさを誇示したい欲望もあった。
・・・アムロは、男なのだから。
金髪さんは面白そうに笑うと、アムロの身体にその手を廻してくる。
そのやわらかさと感触の素晴らしさに、アムロは身体を震わせた。
「ん・・・」
金髪さんがそっと近づけてくる唇に、アムロは自分のそれを重ねてゆく。
“甘い・・・”
キスに味などないと判っていたとしても、金髪さんの唇は甘いとアムロは思う。
それが錯覚なら、その錯覚にさえ溺れていたいと思うアムロは若い・・・?
アムロがそっとシーツを除けると、金髪さんの下腹部が目に入る。
綺麗に刈り込まれた金色の茂みの奥に、アムロを魅了する秘密の泉が隠されていた。
784 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:40 ID:uR+EELrM
ひどく薄い女の唇は、柔らかい肉襞を隠すように閉じ合わされている。
「ふふ」
金髪さんが笑うと、豊かな胸元が揺れた。
“水の入った風船のようだ・・・”
素敵な乳房だと改めて感動する。
男にはないゆるやかな稜線は、まるで触れてはいけないように見えた。
大振りの乳房は柔らかい曲面を描いており、その先端の彩りとなる乳首は小さく可憐だ。
ベッドの中で、金髪さんが身体をそっと起こした。
波打つような両の乳房に、アムロはしばし見惚れてその幸福を噛み締める。
白い身体が、腰から折れ曲がるように動いてその顔がアムロの腰に近付いた。
「あ」
アムロが小さく吐息を吐いたのは、金髪さんの手がアムロの物に手を触れたからだ。
金髪さんが、アムロの性器を手の平で調子をつけて擦る。
アムロにしても、戦闘後の高揚で自らを慰めたことは数限りない。
足腰立たなくなった訓練後の更衣室でさえ、その話題は定番であるとさえ言えた。
785 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:40 ID:uR+EELrM
けれども、こうして他の誰か・・・それも
他ならぬ金髪さんのしとやかな手で触れられるのは、あまりにも勝手が違った。
たちまち、アムロの腰に血が集まり自身は限界まで硬度を増した。
ふと、金髪さんが顔をアムロの腰に近付けてその性器に口付ける。
“あ、・・・舐められて”
ちゅっ・・・と、女の唇に刺激されたアムロの物が震えた。
「ふわぁっ」
小さく喘ぐアムロを面白そうに見た金髪さんは、アムロの性器を口の中に導く。
金髪さんが、アムロ自身を口に含んでいる光景は、信じがたいほど感動的だ。
くちゅんっと柔らかい粘膜に包まれたアムロの物が、更に勃起する。
「あ・・・く・・・」
眉間に皺を寄せたアムロに構わず、全裸の金髪さんが奉仕を続けた。
アムロ自身を愛しそうに口内で舐る金髪さんが、熱い息を吐く。
口の中全体で肉棒を包み込み、舌で舐め上げ、頬を締めて頭を前後に振った。
その一心不乱の行為に、まだ若いアムロは翻弄され身体を強張らせた。
786 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:41 ID:uR+EELrM
アムロは金髪さんを押し止めるように、その細い肩へ手を掛けた。
「も、もう・・・っ」
男として意地を張りたい気持ちに、快感への欲求が勝ってしまう。
そっとアムロの腰から顔を上げた金髪さんの口元から、唾液の糸が垂れて光る。
静かに垂れる糸は、きらきらと照明を反射して切れていった。
「んっ」
視線は動かさないまま、口元だけで微かに笑う金髪さんだ。
“綺麗だ・・・”
アムロは、金髪さんの女としての貪欲さに緊張するしかない。
まるで自分が子供のように思えて、アムロは唾を飲み込んだ。
そんな思いを打ち消すように、アムロは金髪さんを押し倒す。
ひどく扱ってみたくて乱暴にしたつもりだが、金髪さんの口元は微笑のままだ。
“慣れて・・・いるのか?”
アムロは、衝動に駆られて金髪さんの両脚を大きく広げて中心へ手を伸ばす。
金色の恥毛の下の、濡れそぼった割れ目と小さな芽がアムロを誘った。
787 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:41 ID:uR+EELrM
アムロは、金髪さんの女性としての源泉に指を入れる。
「う・・・ぅん」
あくまでも可憐に、金髪さんの唇から吐息が漏れた。
陰毛を左右に掻き分け、アムロは金髪さんの湿った肉を自由に味わった。
女性の大事な場所を指先で扱う快感に、アムロは脳のどこかを痺れさす。
金髪さんの性器の奥底までもが常夜灯の中に晒され、愛液が光を反射していた。
「あ、あうぅぅ・・・」
小さく尖った肉芽の先端を刺激され、金髪さんがせつなそうに鳴いた。
「そ、そこ」
その声色に満足したアムロは、より一層金髪さんの大切な場所を責め続けた。
敏感なポイントを無慈悲に弄られ、金髪さんの額に汗が浮き出た。
下半身へのねっとりとした愛撫に、その身体が痙攣する。
「あうっ、ア、アムロ」
アムロの指先はとっくにびしょ濡れになり、動かす度に派手な水音を立てた。
透明な液体が指に絡みつき、きらきらと光るその光景は魅惑的だった。
788 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:42 ID:uR+EELrM
金髪さんが自分の指で感じて・・・感じてくれているというのだ。
“うまく・・・やれている・・・?”
知らずに、アムロの物は触れてもいないのに自身が膨張を続けた。
アムロは、更に金髪さんに溺れるように口元を女性自身に近付けた。
ふと、涙に潤んだ瞳で金髪さんが自分を見つめているのに気づく。
「私、きれい?」
そう問い掛けられた言葉に、何の意味があったのか気づける程には大人ではない。
「はい、好きですよ」
答えたアムロは、静かに金髪さんの下の唇を舐め上げた。
こんこんと湧き出る泉の中心部は、暖かく蒸れたような匂いでアムロを誘う。
「・・・ありがとう、アムロ」
小さく呟いて、目をぎゅっと閉じてアムロの愛撫に身を委ねる。
アムロの舌が、金髪さんの女性に吸い付き、その身体を仰け反らせた。
金髪さんの腰が強く左右に振られたので、アムロは両腕でその脚を抱え込んだ。
そよそよと震える金髪さんの陰毛が、アムロの鼻先をくすぐった。
789 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:42 ID:uR+EELrM
アムロは、身動きの出来ない金髪さんの肉芽を強く吸い込んだ。
「あ、あうっ、あああ」
普段に似合わず、金髪さんが快感を押さえ切れずに声を漏らした。
歯を食いしばって目を硬く閉じたまま、たおやかな身体が震える。
その腕がそっと持ち上げられ、アムロの頭を制止するようにつかむ。
アムロの癖のついた柔らかい髪が、金髪さんの手で掻き毟られた。
優しく、そして時激しく、金髪さんがアムロの髪を愛しげに掻き毟った。
喘ぎ続ける金髪さんの反応に気をよくして、アムロはそっと口を離した。
“もう一度、指を・・・”
左腕で金髪さんの太腿を抱え込み、アムロは右腕の指二本を女の肉壷へ差し入れる。
「ふぁっ」
更に熱くなった金髪さんのそこは、アムロの指を貪欲に咥えこむのだ。
「入れます」
火傷しそうな感覚に酔いながら、アムロは二本の指をゆっくりと差し込む。
「だ・・・め」
790 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:43 ID:uR+EELrM
囁きのような金髪さんの喘ぎ声を味わいながら、アムロは指を止めた。
濡れそぼった唇は、アムロの指を悦ぶように震えていた。
アムロは、根本まで埋めた指をそっと動かし始めた。
「あーっ、あーっ」
金髪さんのしなやかな身体が浮き上がり、頭と尻肉でブリッジのような形状になった。
その行為の激しさに驚きながらも、アムロは指先を止めることはしなかった。
「だめぇぇ・・・」
金髪さんの透き通った身体全体に、汗が噴き出していた。
アムロは金髪さんの中で、執拗に指を動かしてはその反応と感触を楽しむ。
金髪さんの髪の毛が乱れ、シーツの海に散らばる様が愛らしかった。
アムロは、指先を金髪さんの奥底にあるはずのポイントを見つけるように動かした。
軍の先輩の艶笑話で聞いた事があった・・・女のもっとも弱いところ。
金髪さんの尿道の裏手、神経の集まった敏感な場所をアムロの指先が引っ掻いた。
「ん、くっぅぅぅーっ!」
強く左右に振られた金髪さんの瞳から、涙の雫が飛び散って消えた。
791 名前: ISAP ◆ISAPgGZZNI 投稿日: 03/05/19 20:44 ID:uR+EELrM
──以下、・・・未定。
参考文献:富野喜幸著『機動戦士ガンダムU』(ソノラマ文庫)
あと11レスくらい必要だな >dat落ち防止
誰か保守代わりにSS書かないか?
保守
>1
乙
新スレだってのになんなんだこの閑古鳥状態は。・゚・(ノД`)・゚・。
ベルトーチカ期待ホシュ
ほしゅしゅ
うほしゅ
むひょひょー
即死防止
早く21日になんないかな〜
ベルタン期待保守
ほゅ
保守祭り参加。
スレ即死防止さげ保守。(ポチッ
哀 ふるえる哀
それは別れ唄
ひろう骨も 燃えつきて
ぬれる 肌も 土にかえる
荒野をはしる 死神の列
黒くゆがんで 真赤に燃える・・・
只今、脳内フル演奏中
哀戦士は映画の中での使われ方がちょっと変だったのが残念。
良い曲なだけにね。
( ´,_ゝ`)プッ
ヌヌヌヌヌヒョオー
明後日だーーー
>>33 自分も好きだな。
あと、めぐりあいも好き。
ジュナスの声優は置鮎龍太郎でFA?
>>1 スレ立て、おつかれさまです。
>>37 いいですね、トレーズ閣下。
「貴様は人を見下す事しか出来ない男だ!
所詮、エゴでしか戦っていない!
貴様のせいで何人の人間が死んだと思ってるんだ!」
「聞きたいか? 昨日までの時点で99,822人だ」
U.C.0079
「キシリア閣下が脱出されるので護衛にと思いましたが、残念です。た、大佐なら」
負傷をした兵士は、上官である女性将校の護衛へ向えない事を悔しがっていた。
青年はその兵士から護衛用の武器等を受け取りつつ、端正な顔に笑みを浮かべる。
「安心しろ。貴様に代わって、キシリア閣下は必ずお守りしてみせる」
「あ、ありがとうございます。・・・噂の火傷はございませんな・・・」
彼のセリフに安心した兵士が事切れると、青年は表情を引き締めて立ち上がった。
「ここもだいぶ空気が薄くなってきた。 ──アルテイシアは脱出しろ」
アルテイシアと呼ばれたノーマルスーツの少女は、心配そうな態度のまま彼に言う。
「──兄さんはどうするのです?」
「ザビ家の人間はやはり許せぬとわかった。キシリア様には死んでいただく」
最初から死んだ兵士との約束など守る気はなかったから、青年は冷たく笑った。
妹が息を呑んだのを見て、兄である青年はため息のように言う。
「お前ももう大人だろ、戦争も忘れろ」
そして、彼は妹に向って永久の別れを告げるように淡く微笑んだ。
「・・・いい女になるのだな。アムロ君が呼んでいる
」
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第71回
since 2002,2003 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
ベルトーチカ・イルマの金髪は、どこか遠い記憶の中の女性を思い出させる。
「クワトロ大尉のところへは、行かなかったのね?」
微笑みつつ問い掛け、ベルトーチカは静かにアムロ・レイに近付いて来た。
ベルトーチカが歩く足音が、やけに大きく聞こえてしまう。
アムロは、カミーユ・ビダンとカツ・コバヤシの暴走を黙殺したのだ。
クワトロ・バジーナの正体を求めた二人の行動を、アムロは幼稚な物と思った。
「格納庫じゃ、クワトロ大尉を巡って結構な騒動があったらしいけど」
結果から言えば、暴走したカミーユがウォルトン・スウィフトを殴っただけの事だ。
それはこれからの彼等に様々な影響を与える事件だろうが、アムロには関係ない。
アムロは、無言で首を横に振って自分が座るベッドの横を空けた。
ベルトーチカは、アムロの前に立ち尽くしたまま少し表情を曇らせる。
「カツ君に聞いたわ。・・・アムロ・レイが戦えなくなったって、本当?」
アムロは、責めるようなベルトーチカのセリフに何を言っていいのか判らない。
思わず口元に伸ばした手を見つめ、知らずに指の爪を噛んでしまうアムロだ。
「好戦的な人間は、嫌いなんじゃなかったのかい」
目を伏せたままのアムロの言葉に、ベルトーチカは軽く肩を竦めたようだ。
「あたしだって、好きで戦争に協力している訳ではなくてよ。
でも、・・・戦わなくちゃならない時に戦うというのは別よ」
どうして、誰も彼も自分に7年前と同じ活躍を期待するのだろうとアムロは思う。
「・・・どうせ、僕を軽蔑してるんだろう・・・?」
不意にアムロが口にした探るようなセリフに、ベルトーチカは驚いたようだった。
「──どういう意味で?」
目を見開いたベルトーチカに、アムロは下を向いたまま言葉を続けた。
「僕が意気地なしに見えたろ? 君は、ニュータイプはもっと好戦的だと思っていた。
その種の人間を嫌いながら、それでも僕に好戦的な部分を期待していたんだ」
7年前の一年戦争終結後、アムロはニュータイプとして誰からも期待をされたものだ。
勿論、彼自身も戦いの中で自分が会得したセンスを持っていた。
だからこそ、アムロはそれを活かして人類の革新に役立つつもりだったのである。
ところが、現実はアムロのニュータイプ論を受け入れる土壌は整っていなかった。
結局、アムロは危険分子として軟禁され日々腐りつつある運命を過ごしていたのだ。
当初情熱に燃えていただけに、その熱意が冷めた後の失望も大きかった。
アムロ・レイは、いつの間にか戦いの海へ漕ぎ出す勇気も失っていたのである。
平穏な暮らしに慣れきったアムロにとって、日常は失いたくない物になっていた。
しばらく無言でいたベルトーチカが、そっと囁く。
「あたしは、それ程鈍くはないわ。今のアムロ・レイは眠りの時間だってこと。
ひとつの戦争を潜り抜けて来た人間には、きっと眠りの時間が必要だったのよ」
そのシンプルなセリフに、アムロは感動すら覚える自分に気付いた。
ベルトーチカの本質は、あるいは洞察力のある少女なのかもしれないとも思う。
そして実はこの時、ベルトーチカ自身が自分のセリフに驚いていたのだ。
最初は、一年戦争の英雄アムロ・レイへの興味半分で近付いただけのはずだった。
ところが、アムロが思ったより人間臭く純粋な青年だと知って心が揺れたのだ。
それが恋なのか錯覚なのか迷わない程度には、大人の女なのがベルトーチカである。
「肉体にも精神にも睡眠は必要だわ。でも、眠りが足りたなら目を覚ませばいいのよ。
そうすれば、昔と同じになるのではなくて? ・・・違うかしら」
アムロが息を呑んだのを見計らうように、ベルトーチカの身体が寄り添った。
目を閉じたベルトーチカと、目を見開いたアムロの唇がそっと重なる。
「ベルトーチカ・・・同情ならばいいんだ・・・」
唇が離れた後でアムロが口にしたセリフに、ベルトーチカは微苦笑した。
「あたしはそれ程鈍くはないって、たった今言ったでしょ?
女の愛撫で男を奮い立たせられるのならば、女はそれをする事もあるのよ」
ベルトーチカの柔らかい身体が、そっとアムロの腕の中に飛び込んで来る。
アムロは、ベルトーチカの身体を受け止めながらその耳元に問い掛けた。
「──男を試しているのか・・・?」
ベルトーチカの白い肌からは、仄かに香水の匂いが漂って来る。
「そうよ。自分に相応しい男になって欲しい時には、女は身体だって売って見せるわ。
でも、駄目だと判ればすぐに捨てる。同情なんてしてる暇はない・・・」
アムロの身体に抱き付きながら、ベルトーチカは意識して冷たい口調で言った。
「・・・そうか」
そっとため息を吐いたアムロの身体が動き、もう一度ベルトーチカの顔と向き合う。
アムロは、ベルトーチカと唇を合わせてその口内に舌を差し込んだ。
意外と可愛い女なのかもしれないと、アムロの頭の片隅に小さな興味が生れる。
彼が舌で口の中をそっと舐めまわすと、ベルトーチカの鼻息が荒くなった。
「あっ、・・・ん、んふぅぅ」
艶っぽい吐息を漏らしながら、ベルトーチカの身体が腕の中で蠢く。
「ん・・・ん・・・んぅはぁぁ」
頬の内側から歯茎の根元を辿り、舌を絡めて唾液を交換するかのように口を吸った。
脳に近い粘膜が絡み合う感触に、アムロはどこか麻薬のような快感を味わう。
二人の唇がそっと離れ、ベルトーチカはアムロを見つめて囁いた。
「・・・あたしのこと、好き?」
唾液で唇を光らせたベルトーチカが、官能的に笑うのだ。
「──・・・」
言葉に詰まるアムロの唇を人差し指で塞いで、ベルトーチカはウインクをして見せた。
「とってつけたように、好きだなんて言うのは止めてね」
「・・・・・・!」
そもそも、ほんの数時間前に逢ったばかりの相手と恋に落ちるわけがない。
そして、身体を重ねるという事は恋愛感情とは全く別の物なのだ。
愛していても抱く事はないかもしれないし、愛していなくとも寝る事は出来る。
だが皮肉な事に──この瞬間、アムロはベルトーチカを強烈に意識してしまった。
「ベルトーチカ、俺は・・・」
「じっと、してて」
ベルトーチカの手がアムロのスラックスに伸び、そのままベルトを外す。
縞模様のトランクスがずらされ、アムロの硬くなったペニスが彼女の前に晒された。
「・・・他のヤツと同じだろ?」
幾分か照れたまま、アムロはベルトーチカの経験を計るように言う。
「そうね・・・ニュータイプといってもココは一緒ね」
朝方の会話を思い出したように、ベルトーチカはくすりと笑った。
ベルトーチカは、アムロのペニスを両手で包んで秘密を打ち明けるように囁く。
「でも、思ってたよりは大きいかな・・・うふふ」
ペニスを羽毛で撫でられているかのような感触に、アムロの腰が震えた。
ベルトーチカの尖った顎が、まるでアムロに噛み付くように腰に近付く。
「ちゅ・・・むっ・・・」
アムロのペニスの根元の部分を両手で包み込み、彼女は先端に唇を押し付けた。
「ん・・・」
青年が快感に仰け反ったのを見て、ベルトーチカの厚ぼったい唇が微笑んだ。
ベルトーチカは、まるで慈しむかのようにくちゅくちゅとペニスの全体を舐め廻す。
「ベ、ベルトーチカ・・・」
アムロが震えるのを上目遣いに見て、彼女はそっと先端からペニスを口の中に含んだ。
くちゅ、くちゅ、と湿った音が、少しずつ淫靡な香りと共に部屋に広がって行く。
敏感な部分を暖かい粘膜に包まれたアムロは、その快感に身を捩った。
揺れるベルトーチカの金髪が、もう二度と逢えないであろう女を思い出させる・・・
──・・・金髪さん・・・
そう心の中で呼べば、未だに胸が締め付けられてしまう未練がましいアムロだ。
アムロにとって、セイラ・マスとの想い出は甘く苦い遠い記憶である。
二人が重ねた月日は、きっと彼だけの物ではないし彼女だけの物でもあるまい。
ひょっとしたら、それは誰の物でもなかったのかもしれないさえ思う。
それでも、あのひとときの蜜月は生涯忘れる事はないだろう──恐らく、きっと。
想い出を振り切るように、アムロはベルトーチカの愛撫に身を委ねた。
ベルトーチカの口元から小さな泡が漏れ出し、彼女の舌がペニスを這いずり回る。
次第に激しくなった舌の動きは、アムロの中から躊躇いと戸惑いを失わせた。
「う、ベルトーチカ・・・っ!」
ベルトーチカの頭を押さえながら、アムロはせつなそうな叫び声を上げる。
次第に欲望に満たされてゆくアムロは、荒々しく腰を彼女の頭に押し付けた。
「んうっ、ぐむぐううう」
ペニスの先端を飲み込んで苦しそうな声のベルトーチカだが、口の動きは止まらない。
「あ、あ、ああうう・・・!!」
舌を伸ばして懸命な愛撫を続け、吸い込むようにアムロのペニスを刺激した。
「くうっ、で、出る・・・!」
ベルトーチカの動きが頂点を迎えた瞬間、アムロは彼女の口の中に精液を撒き散らす。
どくどくと脈打つように、アムロは大量の液体を流し込み続けた。
ベルトーチカは辛そうに眉を顰めたが、それでも最後の一滴まで口で受け止める。
「ん、んん・・・んん」
目尻に薄っすらと涙を浮かべながらも、彼女はその精液の全てを飲み下した。
白い喉がこくこくと動き、ベルトーチカの喉から胃へとアムロの体液が滑り落ちる。
身体の力を吸い取られてしまったように、アムロは虚脱した瞳になった。
静かに息を吐いたベルトーチカが、青い制服の胸元のボタンを外しつつ立ち上がる。
「ふふ・・・」
息が荒いアムロの腕の中に、するっと彼女の身体が滑り込んだ。
「今、誰か他の女性のこと、考えていなかった・・・?」
二人の胸の間でベルトーチカの乳房が柔らかく潰れ、深い谷間を覗かせた。
さすがに女の勘というものは馬鹿に出来ないなと、アムロは眉を顰めながら嘆息する。
心持ち強く首を振って、ベルトーチカの頭を撫でるアムロだ。
気持ち良さそうに目を閉じたベルトーチカは、アムロの手の感触を味わう。
「野暮は、なしね・・・」
そう囁くベルトーチカの背に手を廻し、アムロは意外に豊満な身体を強く抱き寄せた。
片手は形の良い臀部に這わせて、ベルトーチカの尻の弾力を楽しむ。
しばらくの愛撫の後で、ベルトーチカの上着とシャツをアムロは脱がせた。
華やかな紫色のブラジャーの紐をずらすと、柔らかい乳房がぷるっとこぼれ出る。
白い肌の肩に残る紐の跡が、ほんのりと赤く染まって色っぽさを醸し出した。
アムロは、その肩先に口付けするようにそっと息を吹きかける。
「ふうぅ」
軽く目を閉じながら、ベルトーチカはそっと甘い息を吐いた。
「はああぁ・・ぁあ」
口の端からつぅっと涎が流れ、尖った顎まで滑り落ちて小さな跡を付ける。
アムロは、手を伸ばしてベルトーチカの肩からブラジャーを外す手伝いをした。
上着とシャツを床に落としてから、ベルトーチカはじっとアムロの顔を正面から見る。
そのまま、悪戯っぽい表情でくいっと腰を浮かせてスラックスを脱いだ。
まるで紐のようなラベンダー色のショーツが、一際アムロの目に映る。
「ふふふ・・・」
ベルトーチカは、そのままアムロを押し倒すかのように体重を預けて来た。
ベッドに座っていたアムロは、体勢を崩して天井を見上げるように仰向けになる。
──次回、12月28日
あと一回、アムロ×ベルトーチカで。
( `∀)b グッジョブ!
リアルタイムISAPさんキター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
59 :
名無しさん@ピンキー:03/12/21 21:17 ID:bDVQd44k
乙です!
イイです!ベルトーチカ、エロいです!淫媚です!サイコーです!!!
ぐはーっ!!!sage忘れたぁ!!!スマソ。
ムフ、ベルすっごく良かったです!!また来週彼女の痴態が見れるなんて
超嬉しい。アムロ復活も期待大。
ISAPさんキタ━━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
うはー!!
ベルトーチカ、すっげエロいですっ!!
リードしまくりの、勘のイイ女とは。
アムロ復活には、ベルトーチカの愛撫だったんですね。
さーて、これでアムロは戻るのか?!
来週は今年最後になるのかな。
アムロがどうなるか、楽しみでーす。
最高だ・・・
なんか毎回こう言うようだが他に言葉が思い付かない・・・
最高だ・・・
こんなスゴイ小説書ける人ってどんな人なんだろ(*´▽`*)ウットリ
ところで、Zの本放送見てたリア厨の時はヤな女としか思えなかったベルトーチカだけど
大人になってみると結構イイ女だと思うようになってきた。
成長したってことなのかなあ……
65 :
名無しさん@ピンキー:03/12/22 16:05 ID:KVHw7Do9
エロパロなのに濡れ場より先が気になるのはなんでだろーなんでだろー
ジャッジャッジャッジャッジャンジャン ジャンジャンジャンジャン ジャジャジャジャジャン
なんでだろーなんでだろーなんなんなんなんでだぁろー( 「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」のなんでだろー)
ジュナスたんは主人公なのに出番が無いのはなんでだろーなんでだろー
ハヤト・コバヤシが凄い嫌なやつに見えるのなんでだろーなんでだろー
どうでもいい事だけぇど(ボンボンボンボン)このカツ・コバヤシが、こんなにムカツクの、なんでだろー(なんでだろー)
ジャジャジャジャン
なんでだろーなんでだろーなんなんなんなんでぇだぁろー
なんでだろーなんでだろーなんなんなんなんでぇだぁろー
エロパロなのに濡れ場より先が気になるのはなんでだろーなんでだろー
エロパロなのにエロシーン無くてもおもしろいのなんでだろーなんでだろー
これは本当の話で、一週間で一番楽しみな物が、 「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」なの、なんでだぁろー(なんでだろー)
ジャジャジャジャン
なんでだろーなんでだろーなんなんなんなんでだろー
なんでだろーなんでだろーなんなんなんなんでだろー(富野さんもご一緒にぃ!)
なんでだろーなんでだろー、なんでだ、なんでだ、なんでだなんでだろー
ジャッジャンジャララララララララン
>66
ワラタw ちょっとネタとしては長いけど
>一週間で一番楽しみな物が、 「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」
r‐、 , -、
! ヽ / }
ヽ、 ,! -─‐- 、{ ノ
/´∀` r`'、´
/ ,.-─- 、 ヽ、.ヽ
!/ ヽ、._, ニ| モチロン、オレモナー
. { ,
ヽ /,ソ
. ヽ、.____r',/
☆。:.+: /■\
.. :. ( ´∀`)
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。 なんでだろ
.:☆ | ||三∪●)三mΕ∃. なんでだろ〜♪
.:* \_.へ--イ\ ゚ ゚ ゚
+:..♪.:。゚*.:.. (_)(_) ☆。:.+:
このネタもきっとそろそろ終わりだろ〜♪
背景にきちんと人間描写があるからエロさがなおひきたつ。
さすがだ。
関係ないけど漏れも死ぬまでに一回は金髪さんにフェラーチョしてホスィ
この作品はある意味801だ・・・
え?勿論
やまあり
おちあり
いみあり
のやおいですが何か?
昔はヤヲイってのは自嘲的な蔑称だったもんだが
いつのまにか普通名詞になってるな…
意味がある物語ってのはイイなw
所で“やおい”って俺が聞いた事がある意味は3種類有るんだがどれが一般的なんだろ?
@ヤマナシ、オチナシ、イミナシの事。
A矢追純一が語る様なトンデモ話の事。
B男同士のホモ話の事。
どれ?
最初は@だけの意味だったのが、次第にBを示すようになったらしい。
(つまり、一番初めはギャグマンガでもつまらないとヤオイと読んでいたとか)
近年は何の注釈もなしだとBのことだと思われるので注意
>>矢追純一が語る様なトンデモ話の事。
アッシマーの建造には異星人と秘密協定を結んだ米軍が協力
あの機体にはUFOの技術が使われていた!
>75
な、なんだってー(AA略
宇宙世紀になっても、その手のトンデモ話として
ニュータイプは実はグレイとアブダクションされた人間のハーフだった!
アムロ・レイは連邦政府によってエリア51の秘密基地に軟禁され、
研究対象になっている!
とか
宇宙人の地球侵略計画を知った連邦政府高官アデナウアー・パラヤは、
人間同士の戦争を終わらせ、地球連邦軍を対宇宙人用に再編成する為
にネオジオンと秘密和平交渉を行ったが、そのことを知ったMJ12の陰謀に
より殺害された!
とか色々有りそうですな。
>>76 すげぇ面白い(・∀・)イイ!
便乗したいけど、そのレベルのネタが思いつかん。
しかし「一年戦争時に(陸戦型)ガンダムが量産されていた」なんて
昔ならトンデモ扱いだったよなあ。
(ガンダムの量産型はジムじゃん!っとか。)
あと「必殺技を出せるガンダムがある」
「ヒゲのようなアンテナをつけたガンダムがある」
「翼を持ったガンダムや、鎌を持ったガンダムがある」とかw
変なバックパックを背負っている高機動型ガンダムとか
核で連邦の艦隊をぼこぼこにしたガンダムとか
連邦初のMAはガンダムと合体できた!!とか
機密が漏れてそういう方向でトンでもになりそう。GP。
あ、オーキスが実際にMAとして登録されていたかどうかは別として、
漏れた時点でMAにされた、という感じで。
後付け設定はたいていトンデモ。
ガンダムって名前が
General purpose Utility Non-Discohtiruity Augumentation Manueuvering
この頭文字をとってGUNDAMにしたという設定を見た時は死んだ。
もうなんでもアリだよな〜と。
えびばでサンクス!まさかこんな形で盛り上がっているとは!
しかも矢追純一氏に造形の深い人まで居るし(w
ついに今日だ・・・
あむろタン ハァハァ
ハァハァ
U.C.0079
「──どう?調子は」
顔を真っ黒にしてMSの整備をしてた少年に、同僚の金髪の少女が話し掛けた。
彼女は、先日彼の機体に施された最新鋭のチューンアップの成果を聞いているのだ。
「マグネットコーディングで動きが速くなった分は、内部メカに負担がかかります。
動きは良くなりましたが、その辺のバランスの取り方が難しいですね」
少女に知識を自慢するように、コンソールから顔を上げた少年兵士は顔を顰めて言う。
だが、淡い微笑のまま彼女は少年の実力を請け負ってみせた。
「大丈夫よ。その辺は自信を持って、アムロ」
「そうですか?」
「そうよ、──アムロは『ニュータイプ』ですもの」
明るく面白そうに言う少女のセリフに、少年は心持ちどぎまぎしてしまう。
「・・・タイプからいったら・・・古い人間らしいけど」
「ふふふ・・そうね、おセンチでちっとも飛んでないのにね、アムロって」
楽しそうに少女が笑ったから、少年は格好を付けたくて渋い表情になった。
「そう正面切って言われると、いい気分のもんじゃありませんね──」
U.C.0093
容姿に幼さを残す女性士官が、不満そうな表情で彼に話し掛けた。
「アナハイムは、ネオ・ジオンのMSも建造してるんですよ」
「本当か・・・?」
彼女が声を掛けたのは、落ち着いた物腰の優しい瞳のパイロットだ。
青年と彼女に睨まれた格好の技術士の男は、狼狽したように必死で言い募る。
「勘弁して下さい。我々技術部門は、違いますよ」
「──・・・それが企業ってもんだものな」
敵味方見境ない戦争商人の社員を庇うように、青年は苦笑を漏らした。
彼が自分の味方をしてくれなかったのが、女性士官にはつまらなかったようだ。
彼女は、尚も教師に何かを言い付けるように口を尖らした。
「オクトバーさん、私をラー・カイラムのクルーって信用してくれなかったんですよ」
拗ねたように言う女性士官に向って、彼はそっと優しく微笑んでやる。
「チェーンがチャーミングすぎるからさ」
「まあ・・・!」
頬を薄っすらと染めながら、女性士官は嬉しそうに抗議の声を上げた。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第72回
since 2002,2003 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
アムロ・レイの身体に覆い被さるように、彼女はベッドに手をついた。
ベルトーチカ・イルマの手が置かれた周囲のシーツが重みでたわみ、沈んで行く。
「ベルトーチカ・・・?」
圧し掛かられるような体勢のまま、アムロは下からベルトーチカを見上げた。
部屋の照明を逆光に浴びて、ベルトーチカの顔が影になる。
下を向いた状態だから、彼女の乳房はまるで釣り鐘のように揺れた。
「あたしの、好きにさせて・・・」
ベルトーチカは、アムロの身体の上でそっと腰を浮かせる。
彼女の腰がアムロの腰に接触し、彼のペニスを脚の間で下から上へと押し倒した。
ショーツ越しに、柔らかいベルトーチカの股間がアムロのペニスを圧迫する。
アムロのペニスは、彼自身の腹と彼女の股間の間で挟み込まれた状態だ。
体重をアムロに預けるようにして、ベルトーチカは静かに微笑む。
彼女の腰がゆっくりと動き出し、アムロのペニスは前後運動で扱かれ始めた。
「んむ・・・う」
アムロのペニスは、半ば潰されながら下着に包み込まれた微妙な状態である。
そんなアムロを翻弄するように、ベルトーチカの臀部が捻られた。
彼女の股間が、もどかしいような感触でアムロの下腹部に擦り付けられる。
「んんっ、ぐうっ」
ペニスの腹を柔らかな膨らみに押込まれる快感に、アムロは目を閉じた。
アムロを見下ろして、ベルトーチカは目を細めつつうっとりと微笑む。
「どう・・・かしら・・・」
ベルトーチカは、更に密着したままの股間を擦り付けてアムロのペニスを刺激した。
剥き出しになっている彼女の乳房が、腰の動きに連れて揺れる。
セミロングの金髪がゆるやかに動き、爽やかなシャンプーの香りを振り撒いた。
「感じて・・・欲しいな・・・」
囁くように言って、ショーツ越しの割れ目でアムロのペニスを挟むようにする。
体勢としては、まるでベルトーチカがアムロを襲っているような格好だった。
あるいは──消極的なアムロをそっと鼓舞しているようだとでも言えばいいだろうか。
勝ち気な表情のベルトーチカの手が、シーツの上できゅっと握られた。
ベルトーチカの腰が、くんっとしなってアムロのペニスをぐぐぐっと擦り上げる。
更に、軽い吐息を漏らしながらゆっくりと姿勢を戻してペニスを逆方向に刺激した。
「ん・・・!」
上へそして下へ、更に繰り返して上へとベルトーチカの股間がアムロのペニスを扱く。
ベルトーチカが腰を動かす度に、少しずつショーツの股の部分が湿り気を増す。
アムロの肉竿も、中心部を圧迫されて再度硬さを増して行った。
先端からは先走りの液が垂れ出し、ベルトーチカのショーツに染みを附ける。
「・・・くう・・・」
アムロが吐息を漏らしたのと同時に、ベルトーチカは彼の脚を割って密着した。
丹念に、そして丁寧に彼女のショーツの割れ目がアムロのペニスを押し潰す。
ベルトーチカのショーツの中心部はびしょ濡れになって、密かに水音を立てた。
下着に張り付いた金色の陰毛が、薄らとその存在を示しつつ淫靡な眺めを造る。
にちゃっと愛液を塗り付けつつ、彼女はアムロのペニスを緩急を付けて擦り上げた。
「う・・む、ベ、ベルトーチカ・・・」
一方的にリードされていたアムロは、虚ろな目を見開いてベルトーチカを見る。
彼女の情熱的な愛撫で、アムロのペニスは既に勃起しきっていた。
当然、アムロと視線を絡ませたベルトーチカの瞳も情欲で潤んでいる。
「そろそろ・・・いい?」
「・・・・・・」
返事の代わりに、アムロはベルトーチカの腰の辺りをそっと抱いた。
ベルトーチカは、アムロの肩に手を付いてショーツを自分の腰から剥がす。
くるくるっと巻かれた紫色のショーツを、ベッドの横の目に付かない空間に落とした。
愛液塗れのベルトーチカの割れ目が、アムロの目に飛び込んで来る。
頭髪よりも濃い彼女金色の恥毛が、糸を引きそうにきらきらと濡れていた。
ベルトーチカは、手で彼のペニスの位置を確認しつつ自ら腰を下ろしてゆく。
アムロに跨るベルトーチカの股間から、幾粒かの愛液が落ちた。
すっかり濡れそぼったベルトーチカの淫唇が、柔らかく彼のペニスの先端を包む。
「はあぁぁ・・・」
くちゅんっと音を立てるように、アムロ自身が彼女の胎内に飲み込まれた。
「奥まで・・・んむぅ」
全てを秘裂の中に収めきったベルトーチカは、アムロの上で身を震わせる
脇腹をふるふると痙攣させ、瞳をぎゅっと閉じたまま満足気に頬を緩めた。
「はぁぁぁああああ」
騎乗位で繋がったままのベルトーチカを、アムロは陶然と見つめる。
下から見上げると、意外に大きなベルトーチカの乳房が美しかった。
白く豊かな乳房のなだらかさ、胸から腹、下腹部への曲線が素晴らしいと感じる。
「綺麗だ・・・」
アムロは、そっと彼女の乳首へと指を伸ばして重さを確かめるように揺すった。
「ふわぁっ、ああああ」
彼に乳首を指先で摘まれ、ベルトーチカは腰を折って大きく喘ぐ。
アムロの手の中で、無防備なベルトーチカの乳房が自由自在に揉みしだかれた。
柔らかい上に弾力に溢れた肌が、アムロの手の中でふにふと形を変える。
「だめ・・・だめよぉぉ」
受け手に廻ると、急に声がせつなくなってゆく強気なベルトーチカが可愛い。
「だめぇぇ、そんなに強く揉んじゃ」
彼の上のベルトーチカの声が、次第にかすれて艶っぽくなってゆく。
アムロの手が、図に乗るようにベルトーチカの乳首を摘んだ。
「きゃうっ」
興奮して硬くなっている彼女の乳首が、アムロの手の中でくりくりと捻られる。
アムロは、ベルトーチカを感じさせようと一所懸命愛撫に力を込めた。
「くふぅぅぅ」
両手をアムロの太腿へついたまま、ベルトーチカは大きく仰け反る。
アムロの手から離れた乳房が、ゆさゆさと波打って水風船のように動いた。
ベルトーチカは、まるで二人が繋がっている部分を見せつけるように身体を倒す。
二人の股間で、彼のペニスを覆うようにベルトーチカの濃い金色の恥毛が揺れた。
「・・・うふふ、感じちゃった」
体勢を戻したベルトーチカは、彼の太股に置いた手に力を入れてくすっと笑う。
そして、彼女は眉をきゅっと寄せて腰を前後に動かし始めた。
「ん、ん、ん、んんん」
前後だけではなく、円を描くかのように腰を廻し緩急を付けるベルトーチカだ。
髪を乱し乳房を揺らしながら、ベルトーチカは激しく淫らに股間を打ち付けた。
彼女が動く度に、アムロのペニスがベルトーチカの胎内をあらゆる角度から抉る。
ベルトーチカの腰が上下するにつれ、濃く泡立った愛液が垂れて流れた。
「アムロ、アムロ・・・!」
量感のある裸身が桜色に染まり、激しく揺れる彼女の乳房が汗でぬるぬる光る。
「んあぁぁぁっ・・・!」
興奮した声を上げながら、ベルトーチカはアムロに向ってゆっくり身体を倒した。
彼女の二つの乳房が、アムロの視界一杯を覆い隠すように迫る。
ベルトーチカがアムロにしがみ付くと、双乳が二人の間で押し潰された。
乳房を擦りつけながら、ベルトーチカはアムロの身体に覆い被さったまま腰を動かす。
「はあ、はああ、あああああ」
ベルトーチカの汗と香水の匂いが、アムロの鼻の奥まで飛び込んで来た。
彼女の肢体の柔らかさが心地良くて、アムロは強くベルトーチカを抱き締める。
「ん、んん、ん、んん!」
鼻を鳴らしつつ、ベルトーチカはアムロに抱き付いたままくいくいと腰を振り続けた。
彼女の秘所から溢れこぼれる愛液が、絶え間なくアムロの太股の周囲を汚す。
アムロは、ふとベルトーチカのすべすべとした尻に手を伸ばした。
張りのある臀部を撫でるようにしたアムロは、汗でぬるぬるした肌を揉み込む。
「んあぁ! お尻はぁ」
尻を掴まれたベルトーチカが力を入れたので、アムロ自身を包む粘膜が痙攣した。
「ベ、ベルトーチカ・・・!」
ペニスを強く刺激されて、アムロは小さく喘ぎつつきゅうっと尻肉を掴む。
「あん、あん」
予想外の臀部への攻撃に、ベルトーチカは火照った裸身をがくがくと揺らした。
「そこ、そこ、そこぉぉ」
しかし、彼女の腰はより一層動きを増して快感を貪るようにアムロに打ち付けられる。
「い、いい、そこいいのぉぉ」
ベルトーチカの身体がぶるぶると震え、結合部からは激しい水音が立ち上がった。
金髪を額に張り付かせたまま、ベルトーチカは恍惚とした表情で熱い息を吐く。
「そ、そろそろ、イ、イくっ・・・!」
潤んだ瞳でアムロを見つめながら、ベルトーチカは甘えるように囁いた。
唇から荒い喘ぎ声を漏らしつつ、ベルトーチカの腰の動きが激しさを加速する。
アムロもそろそろ限界を迎えつつあったから、潤んだ瞳で頷いた。
「あ、ああ、俺もだ・・・」
「だ、大丈夫、中、大丈夫だから、中で、中でえぇぇ!」
彼女がそう叫んだ瞬間、アムロも強烈な絶頂の中で射精してしまう。
「ベルトーチカ!!」
「はあぁぁ! アムロ、アムロォォォ!!」
びくんっと身体を痙攣させて、ベルトーチカの身体がアムロへ強く抱き付いた。
アムロは、自分も快感に打ち震えながらベルトーチカの身体を抱く。
彼の腕の中で、釣り上げられた若鮎のようにベルトーチカの身体が跳ねた。
「んん・・・!!」
アムロのペニスから放たれた精液が、ベルトーチカの胎内を汚し染み込んで行く。
消えかけた快感を貪るように、ベルトーチカの腰がぴくぴくと震えた。
激しい息を吐きながら、アムロとベルトーチカの顔がそっと互いを求めて寄り添う。
磁石のように引き合った二人の唇がそっと重なり、伸ばされた舌が絡み合った。
長い口付けの後で、ベルトーチカはようやく口を離して結合を解く。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
力が抜けたように、ベルトーチカはそのままアムロの横にうつ伏せで倒れ込んだ。
アムロも虚ろな瞳で天井を見上げたまま、大きく肩を上下させる。
しわくちゃになったシーツの上で、二人は全裸のまま無言で全身を弛緩させた。
「・・・・・・ベルトーチカ」
しばらく黙り込んでいたアムロが、探るような口調でベルトーチカに向って口を開く。
「さっき、自分を好きかと聞いたよな・・・?」
「・・・貴方だけが世界の不幸の全てを背負っている訳じゃないわ」
アムロの問い掛けをはぐらかすかのように、ベルトーチカがうつ伏せのまま言った。
唖然としたアムロの態度には構わず、彼女は彼に背を向けたまま呟く。
「──どちらかというと、同情されたい方なのよ、私も・・・」
彼女のセリフの真意は判らないまま、アムロは罪悪感に苛まれて小さく言った。
「そうか・・・すまない・・・ベルトーチカ」
シーツに顔を埋めたままのベルトーチカの表情は、アムロからは見えないのだ。
──次回、12月30日
>来週は今年最後になるのかな。
年 末 恒 例 企 画 !
2 話 連 続 掲 載 !!
ISAP様キ・・・
・・・。
2 話 連 続 ! !
ビクン⊂⌒つ。Д。)つビクン ←歓喜のあまり失神
107 :
名無しさん@ピンキー:03/12/28 21:07 ID:hS+qWkB0
ISAPさんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
更にっ!!
>>105 な、なんだってー(AA略
うわーい、うわーい、やった〜〜♪
年末にもう1回幸せが来るよ〜。
嬉しくて小躍りしちゃったよ、ママン
ISAPさん乙です!!!
ベルトーチカえろいっス!!!もう、プロ並の筆技!素晴らしいです!!!
しかも2話連続!!エクセレント!!ファンタスティック!!最高でぇ〜〜〜すっ!!!
特別企画二話連続ってプロみたい━(゚∀゚)━
30日はちょうど自分の誕生日でもあり、前スレからアムロたんハァハァ(´Д`)なおいらには素晴らしい一年の締めくくりになりそうです。ありがとうISAP先生。
110 :
109:03/12/28 21:53 ID:fVJD44ny
↑といってもアムロたん以外も大好きだから次回は誰が主役か楽しみです。
相変わらず神ですなァハァハァ
>2 話 連 続 掲 載 !!
エッソンナ2ワモレンゾクデケイサイサレタラオレノセイシンガモツカドウカハァハァハァハァハァハgfヵjrpビk2tkgwjポjtpfj4ptgjpギt3
超良スレ
生きてて幸せだと思うのはこのスレを見た時。
>二話連続
!
ヽ(´ー`)ノ(ノ´ー`)ノ(ノ´ー)ノ(ノ´)ヽ( )ノヽ(ー`ヽ)ヽ(´ー`ヽ)ヽ(´ー`)ノ
おおっ2話連続!すばらすぃぃぃ。
年末特番まんせー!
アムロ、逝きました!
キタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━!!!!
あ、明日には続きが読めるなんて!!!
マジで生きてて良かった!!!!!
そろそろ、ジュナスたんの活躍が見たいなどと思う今日この頃。
おまいら大げさすぎ。
まあ実質的には禿同なわけだが。
来年はベルたん、ベルたんをーーーー
お願いしますISAP氏
感想など
今回のエロはまた一段と力を入れて書かれている様に感じられました。
繊細で、オリジナリティーのある文章なのに。エロで(個人的に)重要と考え
る行為の流れの躍動感がこれ以上ないって程上手く描かれているとこなど
凄いの一言です。
もし、一つだけ無理やり難をつけるとしたら、そういった文章の中で人物の
セリフだけがほんの少しだけ浮いてるかなと。
ミノフスキー粒子一個分の差ですが。
おいおまえら、2話連続に興奮しすぎて
>>84に突っ込み忘れてるぞ。
ハァハァってなんですか!?
>>117 > ミノフスキー粒子一個分の差ですが。
ほんの僅かだなォィw
このスレに出会えて良かったと心から思う。いや、マジで。
俺は女がどんなに「大丈夫だから」って言っても中だしはしないなあ。
騙された経験でもあるんですか?(w
しかし、ベルトーチカえろえろだなー
エマさんやファに続いてベルトーチカに萌えることになるとは予想外だ…
最高だ・・・
ただただ、最高だ・・・
確か、「逆襲〜」の小説版ではベルトーチカが健在でしたね。
漏れは小説が先だったので、映画版を観たときはすごい違和感を
覚えた記憶があります。
本来なら、ベルトーチカ・チルドレンが正史だったからなあ
ナイチンゲール(・∀・)イイ!
(´・ω・`)キョウハオソイナァ・・・サシイレノオチャガサメマスヨ?
ごめんなさい。
お茶、冷めちゃいましたね。
毎週毎週もう止めようと思いながら、皆さんのお陰で続けて来られました。
本当に、この物語の本当の作者はいつも暖かいレスをくれる貴方です。
ISAPは俺が育ててやった、と思ってもらっても結構です。
今年はお世話になりました。また来年も宜しくお願い申し上げます。
U.C.0093
このコロニー、スウィートウォーターは
密閉型とオープン型を繋ぎ合わせて建造された、きわめて不安定な物である。
それも、過去の宇宙戦争で生まれた難民の為に急遽建造された物だからだ。
しかも、地球連邦政府が難民に対して行った施策はここまでで
入れ物さえ作れば良しとして
彼らは地球に引きこもり、我々に地球を解放することはしなかったのである。
私の父、ジオン・ダイクンが
宇宙移民者──すなわちスペースノイドの自治権を地球に要求した時
父ジオンはザビ家に暗殺された!
そして、そのザビ家一統はジオン公国を騙り、地球に独立戦争を仕掛けたのである。
その結果は諸君らが知っている通り、ザビ家の敗北に終わった。
──それはいい。
しかしその結果、地球連邦政府は増長し
連邦軍の内部は腐敗し、ティターンズのような反連邦政府運動を生み
ザビ家の残党を騙るハマーンの跳梁ともなった!
これが、難民を生んだ歴史である・・・
ここに至って私は、
人類が今後、絶対に戦争を繰り返さないようにすべきだと確信したのである。
それが、アクシズを地球に落とす作戦の真の目的である。
これによって、地球圏の戦争の源である地球に居続ける人々を粛清する。
──諸君!
みずからの道を拓く為、難民の為の政治を手に入れる為に
あと一息、諸君らの力を私に貸していただきたい。
そして私は、父ジオンのもとに召されるであろう──
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第73回
since 2002,2003 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
輸送機アウドムラの食堂の壁には、強化ガラス製の窓が設置されている。
ジュナス・フレイブ大尉は、ガンダムMk-U2号機の点検を一段落して休憩をしていた。
窓際に近い席に座って、ホットのブラックコーヒーを飲んでいる。
インスタントではあるが、連邦軍官給品よりは余程質が良いコーヒーだ。
ジュナスが見つめている窓の外は、真っ赤な夕陽の残照が眩しい見事な光景である。
ヒッコリーに向けて飛ぶ機体の速度に合わせて、風景は後ろに飛び去って行った。
退役後ニューアークに住んでいたジュナスは、特に自然に親しんではいない。
ジュナスに馴染み深いのは、ビルの谷間から差し込んで来る夕焼けであった。
だが、このようにまだ地球にも自然が残っていたのかと思うと感慨深いものがある。
風景を眺めていると、無意識に身体がリラックスしていると気付くジュナスだ。
ジュナスは、一年戦争を生き抜き現在も戦っている宇宙を嫌ってはいない。
感覚が拡散して行くような体験は、決して地球にいては味わえないものだとも思った。
しかし、こうやって地球で自然に包まれている感触はまた格別である。
だからこそ、ティターンズの唱える“地球至上主義”を理解する事は出来た。
地球は生命全ての源であるという主張は、ジュナスにも受け入れ易い物である。
未だに、宇宙で生きてゆく為にはノーマルスーツとスペースコロニーが欠かせない。
本来なら生活出来ない場所で生きる事が、本当に人間に必要な事なのだろうか。
人類が本当に宇宙に永住すべきなのか、どうしても迷ってしまうジュナスだった。
暗い表情でコーヒーに口を付けたジュナスは、ふと配膳口近くの小柄な人影に気付く。
腰まで伸ばした金髪の女性士官は、エリス・ワイス中尉であった。
青いエゥーゴ制服に身を包んだエリスは、何か沢山の飲料パックを両手に抱えている。
「・・・ジュ、ジュナス大尉!?」
ジュナスの視線に気付いたらしい彼女は、驚愕して抱えていたパックを取り落とした。
責任を感じたジュナスは、席を立ってそれを拾うエリスを手伝う。
「い、いや、その結構です、大尉・・・!」
狼狽するエリスが隠そうとしているのは、大量の牛乳パックだった。
普通、誰か1人が食料を一人占めしようとすれば相当の非難を受けるだろう。
だが、敬愛され畏怖されてるエリスだからこそ配膳係も要求に従ったのだろうが──
「・・・・・・牛乳?」
不思議そうに首を傾げるジュナスに向って、エリスは必死で手を振った。
「ち、違います、決して彼に言われたからとか、彼のせいとかじゃありません!!」
彼というのが誰を指しているのか判らないジュナスに、エリスは必死で叫ぶ。
「彼のこと、い、意外に素敵だなんて、ち、ちっとも想ってなんかいませんっ!!」
一所懸命牛乳パックを拾い抱えながら、エリスは一人で騒々しく首を振った。
ジュナスはどう反応していいのか判断出来ないので、呆然としたままだ。
目の端に涙を溜めて立ち上がると、エリスはジュナスを上目遣いで見上げた。
「・・・本当に、彼の為じゃないんです」
意味不明な威圧感を受け、ジュナスは困ったように頷くしかない。
そんな二人に、お気楽そうな声を上げつつ誰かが近付いて来た。
「あ、ジュナス大尉! 次期エース候補のウォルトン少尉です!」
愛想笑いで歩いて来るウォルトン・スウィフト少尉の頬には、絆創膏が貼ってある。
昨日、6歳も年下のカミーユ・ビダン少尉に一撃で倒された痕跡だった。
へらへらと笑っていたウォルトンは、ジュナスの隣で硬直しているエリスに気付く。
「あれ、何をそんなに抱えてるんだ? ナイチチ中尉さん」
次の瞬間、耳まで真っ赤になったエリスは脱兎の如く走り去ってしまった。
「あ! ヒトの顔見て逃げるとは失礼な貧乳女だな!!」
むっとした表情で、ウォルトンは食堂出口から消えて行く小さな背中を睨み付ける。
エリスの美しい金髪が、まるで妖精の羽根のようにふわっと舞った。
「ったく、よっぽどオレが嫌いなんだなぁ・・・顔を見ると殴り掛かって来るし」
エリスが大切に抱えていた大量の牛乳パックには、気付きもしないウォルトンである。
なにがなんだか訳が判らないまま、ジュナスはウォルトンのセリフを叱った。
「──上官の、しかも女性の外見を悪く言うのは感心しないな」
「・・・し、しかし、あの中尉が! い、いや気を付けます・・・」
口を尖らせて謝るウォルトンに苦笑しつつ、ジュナスは二人を取り成そうとする。
「エリス中尉にも、機嫌の悪い日はあるということだろう」
「ん? ああ、月に一度の、アノ日ってヤツですね♪ ぐふふふ」
その無神経さが駄目なんだがなと、下品なウォルトンにジュナスは頭痛を感じた。
そんなジュナスの耳に、食堂の入り口辺りから華やかな声が聞こえて来る。
「いい加減、レトルトの食事も飽きたよねー」
相変わらず陽気そのものの明るい声は、リベカ・マレリー小尉のようだ。
基本的にパイロットしかいないエゥーゴ隊の食事は、持ち回りの当番制だった。
もっとも、殆どの人間は料理の経験がないので単にレトルト食品を暖める程度だが。
「早く、テオに美味しいシチュー作ってあげたいなあ」
ウェーブの髪を揺らしつつ、リベカはテオドール・チャーチワードに笑い掛ける。
「リベカさんって、お料理お上手なんですか?」
隣を歩いていたカミーユ・ビダンが、楽しそうに口を開いた。
昨日は、クワトロ・バジーナへの暴走を彼女達に仲裁してもらったカミーユである。
冷静になってみれば、カミーユは醜態を見せずに済んだとも言えなくはない。
少年の激情を中和したリベカの笑顔は、恐らく素晴らしい威力だったのだろう。
ちなみに、リベカに「めっ!」と頭を叩かれてもカミーユは悔しいとは感じなかった。
クワトロへのこだわりを無くした訳ではないが、一応は落ち着く事が出来たのである。
だいたい、意識はしていないようだがカミーユは年上の女性に非常に弱い。
生れて初めて肌を重ねた相手にしてからが、7つ年上のエマ・シーン中尉だ。
エゥーゴで最初に心奪われたのも6歳上のレコア・ロンドで、リベカと同い年である。
同い年のファ・ユイリィを邪険にするのも、同じ理由だったかもしれない。
カミーユに問い掛けられたリベカは、豊かな胸を張って自慢気に笑った。
「当然よ! 愛するテオの為に、たぁ〜くさん愛情をスパイスにして──」
「カミーユううう!! 昨日はよくもこのウォルトン様を殴ってくれたなあ!!」
にこにこと言うリベカのセリフを遮るように、食堂中に響くような大声が上がる。
「・・・ウォルトンさん!?」
ずかずか近付いて来るウォルトン・スウィフトを見て、カミーユは驚いて叫んだ。
「あ、ヘナチョコ男だ」
会話を遮られたリベカが、口先を尖らしながらテオドールに寄り添う。
すぐに気を取り直したカミーユは、攻撃的にウォルトンを睨み付けた。
「突然飛び出して来る貴方にだって、責任があるんじゃないですか!?」
生意気カミーユは、6歳年上でも役立たずのお荷物扱いのウォルトンを軽蔑している。
「なんだとおっ!!」
怒りのウォルトンが拳を振り上げると、カミーユも素早く身構えた。
空手マスター・カミーユの殺気と眼力は、弱虫のウォルトンを怯ませる。
「・・・く、くそおおっ! すぐ暴力で解決しようとしやがって!」
「先に手を挙げたのは、貴方の方じゃないですか!」
口の減らないカミーユに、ウォルトンは悔しくてしょうがない表情だ。
「──けっ! 今回はこれくらいで許しといてやらぁ!!」
忌々しそうに身を翻すと、ウォルトンは遥か年下の少年から逃げるように走り去った。
負け犬の遠吠えにしか聞こえないセリフに、カミーユは大きく息を吐く。
横に立つテオドール・チャーチワードは、情けないウォルトンに同情的に眉を寄せた。
そこへ、何かを思い出したらしいリベカが急にテオドールの腕をぎゅっと掴んだ。
「そういえば、あのヘナチョコ男、前にテオのこと乱暴だとか大嘘吐いてたんだよ!」
彼女のセリフを聞いたテオドールの背中が、ぎくっと震えた。
「この世で一番優しくて素敵で思い遣りのあるテオを掴まえて、酷い男だよねー!!」
「そ、そ、そうだね・・・──あ! ジュナス大尉、ご一緒に夕食如何ですか?」
引きつった微笑みを誤魔化すように、ジュナスに話し掛けるテオドールである。
カミーユとリベカも、うんうんと嬉しそうに頷いてジュナスを誘った。
一連の騒動を傍観していたジュナスは、ウォルトンの逃走した方を見てため息を吐く。
「いや・・・もう2,3回シミュレーションをこなしてからにするつもりだ」
「えー! ジュナス大尉といっしょにゴハン食べたかったのにー」
名残惜しそうに甘えるリベカの声を背に、ジュナスは食堂を後にした。
──ケネディ・スペースポートでの戦闘後、ジュナスの気分は重いままだ。
恐らく補給と整備が済み次第、あの策士ブラン・ブルターク少佐の追撃があるはずだ。
ガルダ級輸送機スードリを奪った彼等は、戦力を増強してくるに違いない。
更に、圧倒的戦闘能力を誇るアッシマーという可変MSへの対応策もなかった。
こちらの戦力が整備不良で部品寄せ集めの機体という不利な状況にも関わらず、だ。
ヒッコリーへ向うアウドムラの船内を、ジュナスは沈んだ気持ちで格納庫へ向った。
エレベータホールまで歩いたジュナスは、窓際に立つ金髪の男に気付く。
外を見ていたクワトロ・バジーナ大尉が、ジュナスへサングラスを掛けた顔を向けた。
「・・・見事な夕焼けだと思いませんか」
無言で頷いたジュナスは、物言いたげなクワトロの横に立ち止まる。
「・・・・・・」
窓の外では、後方へ流れ去る赤い夕陽の空が次第に夜の闇に覆われつつあった。
しばらくそうしていた後で、クワトロが静かな声で話し掛けて来る。
「大尉は、アフリカ大陸が海岸線以外は砂漠化しているとご存知ですか?」
「いや・・・恥ずかしい話だが初耳だ」
軽い驚きを覚えながら、ジュナスはクワトロのセリフを促した。
「地球上で絶滅した種は、この50年だけでも300種以上に上っているとか。
更に、旧アメリカ合衆国の州鳥に制定されていた鳥も、20種類が絶滅しました。
海洋汚染がプランクトンを殺している為、シロナガスクジラも絶滅状態です」
旧世紀に先進国によって放置された環境汚染は、地球の根幹まで虫食んでいる。
そもそもが、人間は地球の資源を食い潰して生き長らえているだけなのだ。
更に、一年戦争の戦乱とコロニー落しで、地球環境は荒廃する一方である。
「我々は地球にしがみ付くのを止め、宇宙で種の回復を待たねばならない・・・」
それは、エゥーゴの主張というよりはクワトロの主義のように聞こえた。
──エゥーゴの対外的な目的は、スペースノイドの自治権確立である。
宇宙世紀初期、社会的に低い階層の人間が宇宙へ上がり特権階級は地球に残った。
その奢りから出た地球在住の特権意識が、アースノイドの傲慢さと偏見を産んだ。
地上に住む人間に現実を直視させる為に、エゥーゴは戦っているとも言えた。
勿論、スポンサーであるアナハイム・エレクトロニクスやルオ商会の思惑は違う。
彼等にとって、エゥーゴは戦乱を拡大し利益を生み出すただの道具だ。
恐らく、彼等は本当の意味では戦争の終結など望んではいないかった。
だが、そういう組織から出た資金であっても貴重なエゥーゴの活動資金に違いはない。
ジュナスは、想像以上に悲惨な地球環境に絶望の吐息を漏らす。
「地球に住む人々は、この状況をどう思っているんだろう」
実際は、エゥーゴにもティターンズにも与していない人間の方が圧倒的に多いのだ。
これは、本来は戦争と無関係に日常を生きる人々が考えなくてはならない問題である。
「・・・地球に住む人々は、重力に引かれて一生飛ぶことは出来ません」
不意に、クワトロ・バジーナが静かな怒りを込めて呟いた。
そのセリフの持つ民衆への反感と非難の色に、ジュナスは何故か寒気を覚えてしまう。
だからこそ、ジュナスはため息混じりにそっと口を開いた。
「どちらかと言えば、私も地球の重力に魂を引かれた人間ではないのかな」
一年戦争前後に地球に住んでいたジュナスは、そもそも地球生活の方が長い。
そして、出来得る事ならば生まれ育った地球に住んでいたいという気持ちが強かった。
「ジュナス大尉は違います。エゥーゴの主義に賛同して戴けたのですから」
驚いたように眉を上げて、本心から否定のセリフを紡ぐクワトロである。
「安穏と地球に寄生している無知な輩などとは、比べ物になりませんよ」
特に議論の必要性を感じなかったので、ジュナスは淡い微笑だけで済ませた。
クワトロが地球に住む特権階級に良い感情を持っていないのは、確実に伝わって来る。
──ちなみに、ジュナスがエゥーゴに参加した動機はある少女の存在だった。
ベルナデッタ・ソロンという可憐な少女の為に、ジュナスは決心したようなものだ。
・・・いや、その喩えは正確ではあるまい。
本当は、7年前に名前を聞けず終いだった少女の為・・・という方が正しいだろう。
だからだろうか、ジュナスはエゥーゴという組織に心酔したりはしていない。
ただ、一方でエゥーゴの活動自体にはある程度の理解を持ちつつあった。
地球に愛着と郷愁があっても、ジュナスはティターンズに協力する事は絶対にない。
ジャブローを核爆弾で汚染しておいて地球再生のお題目を唱えられても困る。
そして、ティターンズのある士官との因縁も片時も忘れた事はないジュナスだった。
二人が見つめる窓の外は、いつのまにか漆黒の夜の帳に包まれていた。
──次回、2004年1月18日。
次 回 、 「 ラ ラ ァ ・ ス ン の 闇 」
新春特別ふろく ちょっとHな短編小説付き!
キテター
中尉(゜∀゜)イイヨイイヨー
・・・2シュウカンオヤスミ(´・ω・`)ショボンヌ
な、なんだってー
2週間もよめないなんて!
まあとにかく来年もがんばってください。
相変わらずの神だ・・・
今回みたいなノリが好きな俺
ハァハァ
2・・・2週間・・・ン?冬休み&正月休み?
でもふろく付き・・・ハァハァ
最高・・・
ISAPさん乙です!
いいですねぇ、こういう空気も色々な思惑がチラ見していいです♪。
この素晴らしさをもっといろんな人に知ってもらいたいが、あんまり広めると当然荒らしや粘着や厨房やらが出てくるので難しい所。
>>153 激しく同意
知ってもらいたいんだが荒らし、厨房とうが出てくると困るのよな
レギュラー陣に入ってないカツ…(つ∀`)
>>153-154 そこはそれ、まとめて編集して文庫本を作成してコミケで売るのですよ!
・・・
実現したら1冊4000円でも買う。(目がマジ)
>>156 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ そ れ だ ・ ・ ・ ・ ! !
ISAPさん
あけましておめでとうございます
今年もたのしませてくださいね
ISAPさん&このスレの皆様
あけましてオメデd
ISAPさんとこのスレの皆様
あけましておめでとう
今年も最高の一年になりそうですねw
保手
ホシュ
じゃオイラも保守
ベルトーチカとアムロのエッチすっごく良かった。本当にあった出来事としか
思えない程。熟女でない子がここまでリードするってのも新鮮で興奮したです。
彼女の過去にも興味が沸いたなぁ。またベルとアムロのエッチ短いのでも良い
ので見たいです。これで終わりは勿体無い。
ほしゅ
この板は保守は週一でも十分。
最長半年持ったスレもある、昔だが。
>>166 ISAPさんが来てないとは解ってはいるがどうしても来てしまうのさ・・・
そしてついでに何か書き込むかな→書く事無いからホシュとでも書くか・・・
こんな感じかと思われ
ISAPさんは3連休はリアル女とエチー旅行に出かけるのでお休みです。
たっぷりやって、次のシーンのインスピレーションを・・・
あけましておめでとうございます。
今年も楽しみに読ませていただきます。
>>168 わざわざ「リアル」って、つけなくてよろしいw
エゴだよ、それは!!
人はいくつになってもホシュし続ける
そして黒歴史を経てホシュは続く
「保守のこと、知らないんだな・・・。保守はいつも初心者が始めるが、
sageで保守できたり削除放置期間が長いことを知らずにやるから、
しょっちゅうのage保守しかやらない!」
「だけどage保守のあとでは、面白い職人の書き込みだって
荒らしと煽りに飲み込まれていくから、 職人はそれを嫌って、
スレからも創作活動からも身を引いて世捨て人になる!だったら・・・」
アムロ「革命のこと、知らないんだな・・・。
革命はいつもインテリが始めるが、
夢みたいな目標を持ってやるから、
いつも過激なことしかやらない!」
アムロ「革命のあとでは、気高い革命の心だって
官僚主義と大衆に飲み込まれていくから、
インテリはそれを嫌って、世間からも政治からも
身を引いて世捨て人になる!だったら・・・」
シャア「私は世直しなど考えていない!」
「逆襲のシャア」のワンシーン、νガンダムとサザビーの
戦闘中の会話より抜粋。
・・・ガノタには有名なネタだと思ったんだけどな。
そしてIDがヒヨコ。
ピヨピヨ・・・
ピヨピヨ・・・
(撤退)
>>176 そういえばそんなのあったなあと思い出しました。
ありがd
私、みんな知ってたな
ホシュ
過去ログを読み返してみて
なんだかウォルトンがツボに入ってきた今日この頃…
結構美味しいキャラかも。
美味しいというか・・・ズルイ・・・
俺もアンナカノジョガ・・・
おとーさんは、あんなヘタレには大切なエリスをやりませんよ!(w
おかーさんも、あんな能無しにはかわいいエリスをあげません!
ドンドコ ドンドコ・・・
∧ ∧ ,,──,−、
(,,゚Д゚) / (: :( ) ))
|つ/つ `ー─``ー'
〜| | ┣━━┫┨
U U ┠┤ ┣┫
〜♪
∧_∧
(*´∀`) 祭り〜祭り〜 エリス祭り〜
( つつ
(_⌒ヽ
⌒Y⌒ ,)ノ `J
明日だー 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
しまった、今日と勘違いしてた。
‥‥
いや、今日か。
今日だー!!!!!
あと10時間くらいかー
さぁ、神よカモーンщ(゚Д゚щ)
・・・あと10時間近く時間あるけど。
ISAPタンは8〜9時に来るよ
やはり第一声は「地球よ私は・・・」
だといいな。
>>193 ・・・地球か・・・なにもかも・・みな・・懐かしい・・・(スレ違い)
えーと、(もう、松の内も過ぎていますが・・・)
あけましておめでとうございます。
U.C.0079
少年の感覚的な世界に漂う少女は、不意に彼を叱るような責めるような口調になった。
(何故、何故なの? 何故、貴方はこうも戦えるの?
・・・貴方には、守るべき人も守るべき物もないというのに・・・!)
「守るべきものがない・・・?」
(私には見える。貴方の中には家族も故郷もないというのに)
自分の全てを見透かされたような感覚に、少年は戦闘を忘れて苛立ったように叫ぶ。
「だから、どうだって言うんだ? 守るべきものがなくて戦ってはいけないのか?」
(それは不自然なのよ)
「では、ララァはなんだ?」
即座に彼を否定する少女に、少年はMSのコックピットの中でムキになって言った。
そんな少年のセリフに、少女は不思議な響きを持った声で静かに囁く。
(私は、救ってくれた人の為に戦っているわ)
「たった、それだけの為に?」
愕然とした少年に向って、少女の優しくも残酷なセリフがそっと染み込んだ。
(・・・それは、人の生きる為の真理よ)
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第74回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
アムロ・レイはアウドムラの格納庫に足を踏み入れた。
騒々しい機械の稼動音と大勢のパイロットの叫び声は、思ったよりは酷くない。
既に昼食時間帯の為、格納庫は休みに入る者や作業を続ける者と様々だからだろう。
少し離れた場所では、MSの足元の床に座り込んで食事を採っているパイロットもいた。
アムロ自身は、先程ベルトーチカ・イルマと朝食兼昼食を採ったばかりだ。
ちなみに、昨夜肌を重ねた相手を前にしてもベルトーチカは平然としたものだった。
かえってアムロの方が照れてしまって、ロクに食事も出来なかったのである。
地球連邦軍に軟禁されている間も、アムロには定期的に女が宛がわれていた。
しかし、感情の交流のある相手と寝たのは随分と久し振りだと感じるアムロである。
そのベルトーチカとは、食堂を出た処で別れていた。
彼女はハヤト・コバヤシと会議があるとのことなので、アムロは遠慮したのである。
現在、ガルダ級輸送機アウドムラは北米バンデンバーグ上空を飛行中だ。
予定では、彼らは明日の早朝あたりにカラバ秘密基地ヒッコリーに到着予定である。
ベルトーチカの語ったところによると、今回のスケジュールは非常に厳しいらしい。
シャトル打ち上げ最適時刻が、アウドムラ到着予定時刻から余裕がないそうだ。
その最適時刻を逃すと、シャトル打ち上げは2日後まで待たなくてはならなかった。
噂では、宇宙で地球降下部隊を待つエゥーゴ旗艦アーガマは苦戦中とのことだ。
一刻も早く彼らは宇宙に帰還して、最前線に復帰しなくてはならない。
だからこそ、現在の格納庫ではシャトルにMSを積み込む為の最終作業中である。
ヒッコリーに到着後は、大至急MS積載作業を始める事になるのだ。
ちなみに、今回のシャトルに積載出来るMSは前回より3機少ない9機が限度だった。
何機かのMSとそのパイロットは、カラバと同行して次の機会を待つ事になろう。
──そんな事を考えつつも、アムロはアウドムラ格納庫で手持ち無沙汰だ。
一人になってみると、ひどく心細くなってしまうアムロだった。
だが、肌を重ねた女と一緒にいたいという感情を甘えと認識する程には成長している。
顔を上げたアムロは、特に用事もないまま格納庫の中を歩き出した。
顔も知らないカラバのクルーが、資材を抱えてアムロとすれ違う。
その男が、自分には注意も払わないのに気付いてアムロは重苦しいため息を吐いた。
しかし、一方でその態度は今の自分への正当な評価でもあろうと思うのだ。
ぼんやりと立ち止まっていたアムロの耳に、誰かの叫ぶ声が聞こえて来た。
「カツ! メールなんか出して、傍受されたらどうすんだよ!」
ふと見ると、カツ・コバヤシに向ってカミーユ・ビダンが乱暴に叫んでいる。
驚いた事に、どうやらカツは誰かにこのアウドムラからメールを送ったらしかった。
怒鳴り付けられたカツは、反対にカミーユに食って掛かる。
「カイさんに、宇宙へ上がる日が決まったら教えろって言われてたんだよ!」
ちなみに、カイはケネディ・スペースポートで行方を眩ませたまま全く連絡不能だ。
もともと、アムロの知っているカイはそういう気紛れで移り気な処があった。
「都合がついたら見送りに来てくれるって言うからさ」
恐らく、カツの聞いたのはカイの仕事用のフリーメアドか何かなのだろう。
それにしても、ヒッコリーの場所まで教えたらしいカツの不用心さには頭痛がする。
「俺達は、連邦軍とティターンズから追われている立場なんだぞ!!」
怒鳴り付けて来るカミーユを振り切るように、カツは強引に背を向けた。
「いくつもプロクシサーバーを噛ましてるから、大丈夫に決まってるさ!」
「そんなの判るもんかよ!」
憤るカミーユから逃げ出したカツは、近くに立つアムロに突然気付く。
「! アムロさん、MSに乗る気になったんですか・・・?」
自分から格納庫に来たアムロへの期待感で、カツは幾分か明るい言葉遣いになった。
「いや・・・」
アムロは重苦しく首を振りながら、借り物らしいノーマルスーツのカツを見る。
見ると、カツは油塗れになりながらMSの整備を手伝っているようだった。
本来は邪魔者の命令違反常習犯カツの手を借りる位、人手不足のアウドムラ隊だ。
相変わらずはっきりとしないアムロの態度に、カツはムッとした表情で叫ぶ。
「貴方は、カラバの神輿でもやりに来たんですか!」
それもいいかもしれないな、と苦笑混じりに思ってしまうアムロである。
仮にも一年戦争の英雄と呼ばれたアムロであるから、ネームバリューは低くない。
アムロが加わっていると宣伝すれば、カラバへの参加者も増えるかもしれない。
苛々と焦れたような態度のカツに、アムロはいじけたように言った。
「・・・もうあの戦いの怖さだけは嫌なんだ。俺は一年戦争で充分戦ったはずだ」
一時はカツに炊きつけられるように、意地になってカラバに加わったアムロである。
ベッドを共にしたベルトーチカも、その身でアムロを鼓舞したと言っていい。
それでも、踏ん切りがつかずに怯んでしまうアムロの中の闇は深い。
「でも! 僕らにとっての貴方は、ヒーローだったって言ったはずですよ!」
周囲の騒音に負けないくらい大きな声で、カツはアムロに詰め寄った。
「俺にそんなに期待をしても・・・」
アムロが言い淀んだのを見て、カツは更に大声を上げる。
「それじゃあ、誰が僕らを認めて受け入れてくれるっていうんですか!?」
呆然として黙り込むアムロに、カツは視線を逸らしながら悔しそうに言った。
「・・・あのアムロさんなら、判ってくれると思ってたけど・・・」
「カツ・・・?」
同意を求めるカツの言葉が、アムロの心の中にいやにザラザラとした感触を残す。
「別にいいですよ! きっとアムロさんには判らない事ですっ!!」
挑発的にアムロに言い捨てると、カツはアムロに背を向けて走り去った。
「・・・・・・!」
アムロは戸惑ったまま、カツの小さな背中を見送るしかない。
この時カツとしっかりと話をしておかなかった事を──アムロは生涯悔やむ事になる。
立ち竦んだアムロの視界の片隅を、赤い制服を着た男が横切った。
アムロは、気を取り直すように顔を上げてクワトロ・バジーナの元へそっと近付く。
アムロが近寄って来たのを認めて、幾分か歩みを緩めるクワトロだ。
出口へ並んで歩きながら、アムロは相手と視線を合わさないまま話し掛ける。
「クワトロ・バジーナ大尉、新しいMSを1機置いていってくれないか?」
それは、これから宇宙へ帰還するクワトロに虚勢を張るような申し入れである。
カツに刺激された訳ではないが、いくらかはプライドが残っていたらしいアムロだ。
「・・・何故だ?」
だが、アムロの予想と違ってクワトロの口調は素っ気無いものだった。
実は、クワトロの中で情けないライバルに対する興味と関心は急速に薄れているのだ。
「理由が必要なのか?」
憮然として問い掛けるアムロに、クワトロは顔も向けないまま答えた。
「すまん。だが、ガンダムMk-Uや私の百式は置いてゆく訳にはいかない」
クワトロは、現在のエゥーゴでの主戦力である最新鋭MSをカラバに提供する気はない。
「リック・ディアスとかいうMSでいい」
「エゥーゴで開発したものだ。あれこそティターンズに渡したくはない」
尚も食い下がるアムロのセリフに、クワトロは取りつく島も無い態度である。
クワトロが足を止めないので、二人は並んだまま格納庫を出てエレベータまで着いた。
アムロは、エレベータのボタンを無言で押すクワトロの背中に言う。
「・・・・・・信用がないのだな」
「カラバごときの組織では、リック・ディアスの運用は無理だという事だ」
残念ながら、今のハヤト・コバヤシの器量でまとめるカラバへ過度の期待は禁物だ。
ルオ商会の後ろ盾があるとはいえ、やはり素人集団の域を大きく出るものではない。
クワトロ・バジーナは、開いたドアをくぐってエレベータの箱の中に入った。
振り返ったクワトロ──いや、シャア・アズナブルは言葉に力を込める。
「エゥーゴとティターンズの決着は、宇宙でつけることになる」
シャアは、エレベータの中からアムロ・レイを真っ直ぐに見つめた。
「君も、宇宙へ来ればいい」
──貴方の来るのが、遅すぎたのよ!
ララァの声が聞こえたような気がして、アムロはエレベータの中に足を踏み入れる。
エレベータのドアが閉まる音が消えた後で、アムロは辛そうに言った。
「・・・行きたくはない。あの無重力帯の感覚は怖い・・・」
肩を竦めるようにしながら、シャアはサングラスを外して鋭い視線でアムロを見る。
「ララァに逢うのが怖いのだろう?」
「・・・っ!」
身体を震わせたアムロに、シャア・アズナブルのセリフが突き刺さった。
「死んだ者に逢える訳がないと思っていても心の何処か信じている。だから怖くなる」
「・・・・・・」
──何故、何故 今になって現れたの? アムロ!!
動き出したエレベータの振動が、言葉を出せない二人の身体を揺らす。
──シャアを傷付ける、いけない人!
不意に、シャアとアムロの瞳の中で7年前に体験した同じ映像が急速に再生される。
それは、ララァ・スンという1人の少女が死ぬ瞬間の痛ましい光景だ。
──何故、何故なの? これが運命だなんて、ひどすぎるわ・・・!!
それは、アムロ・レイの7年間を呪縛し無駄に束縛して来た哀しい映像だった。
実際に目にした情景ではないのにも関わらず、二人はその映像を知っていた。
──ララァ、奴との戯れ事はやめろっ!
褐色の肌の少女の、忘れる事の出来ない深い瞳がアムロとシャアを捉えて離さない。
いつしか、アムロの中に芽生え始めていた前向きな姿勢は消え失せる。
──これは? これも運命なの? アムロ?
硬直してしまったアムロから目を逸らし、シャアはエレベータのドアを凝視した。
「生きている間に生きている人間のする事がある。それを行う事がララァへの手向けだ」
「しゃべるなっっ!!」
エレベータの壁に寄り掛かりながら、アムロはみっともなく絶叫する。
「ララァは・・・ただの少女じゃなかったんだ・・・!」
アムロは惨めな表情で俯くと、皮のフライトジャケットの胸元に顔を埋めた。
「とても・・・とても大切な少女だった・・・俺にとっては、運命の相手だった」
アムロ・レイの情けないセリフを聞いた瞬間、シャア・アズナブルの表情が醜く歪む。
ふざけるな! ララァは、私にとってこそ何者にも代えられない運命の少女だった。
貴様は、彼女を失った痛みに耐えているのが自分だけだとでも思っているのか。
シャアは、誰にも聞こえないくらい小さな声でそう呟く。
それはとても小さくて、とても哀しい囁きだったから、アムロには聞こえなかった。
とても心細い囁きだったから、あるいは本人にさえも聞こえなかったかもしれない。
──ララァ、私はガンダムを討ちたい。私を導いてくれ・・・
小さく震えているアムロに、もうシャアは視線を向けようともしない。
いつまでもうじうじ悩んで傷を自慢している青年に、嫌悪感を持ったのだろう。
──・・・お手伝いします、お手伝いします、大佐・・・!
「戦えない君を、戦いに巻き込もうとして悪かった」
アムロ・レイに興味を無くし、シャア・アズナブルは止まったエレベータから降りる。
「元気でいたまえ。もう逢う事はないだろう、アムロ君」
「・・・・・・」
呆然と立ち竦むアムロを乗せたまま、エレベータのドアが閉まった。
少し立ち止まったシャア──いや、クワトロ・バジーナはそっとサングラスを掛ける。
ゆっくりと歩き出したクワトロは、アウドムラのブリッジへミーティングに向った。
サングラスに隠された彼の瞳が、どのような表情だったかは誰にもは判らない。
──次回、1月25日。
次回、「あなたがここにいて欲しい」
・・・新年特別ふろくは、明日(1月19日)掲載です。
214 :
名無しさん@ピンキー:04/01/18 20:59 ID:mF9YoUUH
r、
| :.\
____ ノ ;;:: キ
\、 ..::-`"゛ _ iヘ
Y , / ヾ\
/^f:─ f⌒ヽ > }
|: /:.. .) | ノ /
ゝ:ヽ.. ⌒" ..,イ、イ キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
\;"ヽ::... ∠ ヽ \
γ⌒:|:: .}" ⌒\ \
| ;/ / ,ィヘ. \ ヽ
| / / ノ \___ノ
| " / /
ゝ__ノ /
/. ..f
f ...::::|
| ....::::::::::::|
|..::::::::::::::::::|
/ _△_ \ Forget ...
/ /ナイナヽ \
| ″ <|イナイ|> ″ | Forget everything ...
|:::::‖ ヽ⊥ノ ‖::::|
| < ▽ > | Forget…
/^''Y <ニ●ニ> <ニ◎ニ> Y''ヘ (忘れるんだ…)
| 久|< ヽ:::::ー | | `ー::::'´ >|/ヘ| Forget everything…
!.イ| \ l| |l / | ヽ| (忘れるんだ 何もかも…)
ヽ_| ヽ / l|:M:|l ヽ ノ │ノ Everything.
|\ v======v /| (すべて忘れるんだ)
|:::::\ ヽ___/ / |
| :l:::::::\`――‐'/ ::::|::|
| l ::::::::::\_/::::::: l |
/ l ::::::::::::::::::::::::::::::: l \
キ(ry
毎度毎度ステッキーなtxtを有難うございます、そして新年オメです。
ナンですな、やっぱこの二人の対話は感慨深いっすな。
しかしZと逆シャアで二人の立ち位置というか関係が
真逆なことに気が付きなんとも、口に出したら終わりだよなぁと言うか
>「とても・・・とても大切な〜
がシャアの「ララァ・スンは、私の母に〜ララァを殺したお前に言えたことか!」で
それに対するアムロの答えが「女々しい奴!」ですからいやはや…
ちなみに上記シャア台詞は漏れの中でシャアが終わった瞬間だったり。
ISAPさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
新年特別ふろくはカツ×Gディフェンサーでおながいします。
別に最期は感電死とか圧死とかじゃなくてもいいので、天に召されてくれれば。
あ、相手はGディフェンサーじゃなくて、そこらのコンセントとか扇風機でも。
ええ。まぁそのなんというか、ぐちゃぐちゃの福笑いを作って、それを指差して大笑いするような感じでサクっと。
でヒッコリーで帰還できるMSが9機。
帰れそうなMS持ちの主要メンバーは5人(ジュナス クワトロ リベカ テオ エリス)で
ですが、この中の何人が宇宙に行くのかそこが気になったり。
相変わらず神だ・・・
シャアの心の叫びに感動しますた(´Д⊂
福袋でをるとんでおなーにするえりすたんが・・・
ISAPさん乙です!
本当に神としかいえませんな
しかしレスつける住民減ったなあ
いつものことながら・・・
ISAPさん、GJです!!
新年特別ふろくも楽しみでつ。
222 :
:04/01/19 20:51 ID:qhKAd+Ht
上手く言えませんが、
感謝しています。
ISAPさん、ありがとう。
>>216 そこらへんの推移をちゃんと書ければなあ、と思っていますが。
一応、ある場面まではクワトロの心理描写は控え目にするつもりです。
>>217 貴方のカツへの想い、しっかりと受け止めました。
愛されてるなあ、カツ(・・・なんか違う)
>>218 今回はアムロ目線なようでいて、実は主役はシャアだという話でした。
いや、もともとゼータはカミーユが主役のように見せたシャアの話でしたが。
>>219 えーと、今回は「彼女」になりました。
エリスはもう少ししたらちゃんと本編でHシーンがありますよー
>>220 それは、私のSSが感想を書きたくなるようなレベルではないということです。
レスは、つけたい人だけがつけるもので強要するものじゃないじゃないかと。
>>221 では、特別ふろく、行きます!
>>222 こちらこそ、感謝しています。
「このマレット・サンギーヌが生きている限り、ジオンに負けは無い!!」
「キサマがジオンの象徴だと言うのなら、俺はキサマを倒し真の平和を手に入れる!!」
「 閃 光 、 届 か ぬ 部 屋 」
U.C.0079.12.31
リリア・フローベールは、開いたドアから暗い部屋の中に呼び掛けた。
「マレット隊長!! アクトザクの準備が出来たそうです」
その士官控え室では、リリアの所属する部隊の隊長が出撃準備をしているはずだ。
多分、様々な意味でこれが最後の出撃となるはずだった。
彼等が翻弄された戦乱、後に一年戦争と呼ばれる闘いは既に終結を迎えつつある。
本来なら、彼女もその上官である男ももはや戦闘を行う必要はない。
和平交渉が進展しつつある現在、むしろ戦闘行為は反乱と見なされるだろう。
だが、リリア達はそれを承知の上でこれからある一機のMSと決着をつけにゆくのだ。
そのMSを倒さない限り、彼等の戦争は終わらない──彼等はそう考えている。
それは恐ろしく馬鹿げた想いだったが、それだけに強い想いだった。
リリアは、MSの整備が終わった事を隊長に告げに来たのである。
奇妙な事に──部屋は、生臭い鉄の味がする空気で満ちていた。
眉を顰めたリリアは、不意に壁際の頭を打ち抜かれた無惨な軍人の死体に気付く。
「・・!?」
息を呑んだリリアの耳に、まるで地の底から響くような笑い声が聞こえて来た。
「くくくっ、あったぞ。これだ──・・・こいつが必要だ・・・」
笑い声の主は、リリアが敬愛する隊長──マレット・サンギーヌ大尉である。
頭に包帯を巻いたままのマレットは、彼女に背を向けて床に座り込んでいた。
すぐそばの生々しい死体を完全に無視し、マレットはごそごそと何かをしている。
リリアは、壁にもたれ掛かった死体を見つめつつ恐る恐る問い掛けた。
「・・・・・・。隊長・・・これは?」
「ん? ああっ 和平がどうとか軍人にあるまじきことを騒ぐから処刑しただけだ」
彼女の怯えた声に、マレットはつまらなそうに答える。
リリアは、彼の口調に仲間を殺したという罪悪感が無い事に慄然とした。
戸惑うリリアを放置して、マレットは嬉しそうに不思議な薬を取り出す。
マレットは無造作にその薬を少量、自分の身体に使用した。
興奮して身体を震わすマレットを見つめながら、おずおずとリリアは口を開く。
「マレット隊長、私その薬を知ってます。強力な精神の高揚目的の試験薬です。
著しい人格崩壊の副作用があるとかで、使用禁止に──」
突然床から立ち上がったマレットが、リリアの身体を乱暴に壁に押し付ける。
「キサマは何だ? リリア。キサマも軍人失格なのか?」
リリアの顔に至近距離で近付けられたマレットの瞳は、嬉しさで歪んでいた。
マレットは、壁に押し付けられた背中が痛くて泣きそうなリリアに言う。
「軍人ならば、上官の命令には絶対服従だ。そうだろ?」
マレットの瞳の中に映る狂気から、しかしリリアは逃げ出そうとはしなかった。
「わ・・・わかって、います」
ゆっくりと頷きながら、リリアはせつなそうにマレットを見つめる。
「リリアは──・・・何があっても・・・隊長に従います」
「それでいい!! ・・・ん? ぐああああ!!」
彼女のセリフの満足そうに笑ったマレットは、不意に苦しそうに身体を折った。
「た、隊長! しっかり、しっかりして下さい!」
慌てて寄り添う彼女の手を掴んだマレットは、彼女の身体を急に引き寄せる。
リリアは、マレットの大きな腕の中に抱かれてぼうっとなった。
「た、隊長・・・!」
頬を染めるリリアは、ふと自分の胸元を見ているマレットの血走った瞳に気付く。
同時に、自分の下半身に押し付けられたマレットの股間の硬直に愕然とした。
「そういえば、キサマはオンナだったなぁ?」
舌なめずりさえしそうな口調で言う上官に、リリアは平衡感覚を無くす。
マレットは、呆然とするリリアの身体のあちこちを撫でさすった。
「薬のせいだろう・・・急にオレのイチモツが硬くなってしかたねえんだ」
下品に笑うマレットは、リリアのノーマルスーツの首元のチャックを摘まんだ。
「・・・犯らせろよ、リリア。上官命令だ」
マレットは、彼女のノーマルスーツの前面のチャックをヘソまで一気に下げる。
リリアの首元から、ブラジャー、腹の辺りの白い肌までが生臭い室内に晒された。
「ああ、ダメです、隊長!」
赤面して肌を隠そうとするリリアの腕を、マレットは鬱陶しそうに掴む。
「だ、だってリリアは──」
尚も抵抗しようとするリリアを、充血した目のマレットは乱暴に殴り飛ばした。
「あうぅっ!」
床に転がったリリアを睨み付けたマレットは、彼女の首元に手を掛ける。
「うるせえ! キサマは黙って股を開いてりゃあいいんだよ!!」
マレットは、そのままリリアのノーマルスーツを腰まで剥ぎ取った。
リリアのブラジャーだけの半裸の上半身が、マレットの目に飛び込んで来る。
「・・・酷いです・・・隊長」
頬を腫らしたリリアは、辛そうに泣きながらそれでもマレットを慕うように見上げた。
「ぐすっ・・・ 隊長、・・・リリアは、ずっと隊長のこと・・・」
リリアは、マレットがある一機のMSを倒す事だけに拘っているのを知っている。
その強い想いは、女である自分には判らないものだから少し憧れた。
だが、薬剤を使用してまで男がなさねばならぬ事というのは何なのだろうと思う。
そんな事をして掴んだ勝利に一体何の意味があるのかリリアには判らない。
リリアは、まるで祈れば魔法が解けるかのようにマレットに哀願の視線を向ける。
自分が心惹かれ、心を寄せ、心預けた元の隊長に戻って欲しいと思った。
「・・・隊長・・・!」
「意外とイイ身体してやがるなあ」
リリアのセリフには耳を貸さず、マレットは床に倒れたままの彼女に覆い被さる。
マレットは、リリアの乳房を下着越しに乱暴に掴んで荒々しく揉んだ。
下着をずらして乳首を外気に触れさせると、にやついた顔で乳首を口に含む。
「はうぅっ」
リリアはびくっと身体を震わせるが、しかし積極的に抵抗はしなかった。
マレットは、彼女の円錐形の膨らみを弄りぐにぐにと揉み続ける。
「頭が足りない分だけ良い乳だな、リリア」
リリアの乳房は、彼の手の中で様々に形を変えながら次第に火照ってゆく。
マレットは、まるで母乳をねだる赤子のようにしきりに彼女の乳房を愛撫した。
少しずつ、リリアの乳房の膨らみの内側が疼きを持ってゆく。
「はあ・・・はあああ」
これまで性的な事と無縁のままパイロットをしてきたリリアには、異質な感覚だ。
だから、彼女は自分の身体の内側に芽生えた快感に戸惑ってしまう。
マレットは、にやにやと笑いながら尚もリリアの乳房を揉み続けた。
「はぁーーー、んんん」
次々に送り込まれて来る乳房への刺激が、じんじんと身体に広がり始める。
リリアは、潤んだ瞳をぎゅっと閉じながらせつなそうな息を吐いた。
「んふぅ・・・」
乳房で発生して育った快感は、何故か子宮に伝わって下腹を熱くさせる。
リリアが熱い息を吐く度に、乳臭い匂いが濃くなり甘ずっぱい処女臭が香った。
「ん〜? 随分と感じてるようだなあ?」
面白そうに揶揄しつつ、マレットはリリアの勃起した乳首を捻る。
「やああぁ! 止めて、下さいっ!」
涙を浮かべつつ、リリアは首を振って敬愛する隊長に懇願した。
ちょんちょんと跳ねているリリアのショートカットの髪の毛が、ばさばさと乱れる。
包帯の隙間から覗くマレットの瞳が、怪しい色に彩られた。
「ふん、この淫乱オンナめ」
マレットの容赦ないセリフに、リリアは辛そうに顔を歪める。
「あぁ、いやあぁぁ・・・」
歯を食い縛りながら、リリアは身体の中から湧き上がる快感に抵抗した。
マレットに摘まれた乳首の先端から響いて来る衝撃が、股間を熱くさせてゆく。
涙で目を潤ませるリリアの股間に、マレットの手が忍び込んだ。
リリアは目を見開くと、足をばたつかせてマレットの行動を止めようとする。
「イヤ! もう本当にダメで──」
「鬱陶しいぞ、この足手まといがあぁ!!」
マレットは、歯を剥き出してリリアの顔を拳で殴った。
「あうぅ・・・ぐぅ」
ぐったりとなったリリアのノーマルスーツが、乱暴に剥ぎ取られて足を抜かれる。
脱げかけたブラジャーとショーツだけになったリリアは、放心状態だ。
彼女は、床に押し倒されたままの格好でもう抵抗をしようとはしない。
「オンナには2種類あってなあ・・・ 一方は、新しきジオンの母となれるオンナ」
マレットは楽しそうに笑いつつ、リリアの濡れそぼったショーツを脱がせた。
髪の毛と同じ色のリリアの恥毛は、絹糸か何かのように股間にそよいでいる。
まだ経験がないから、ひっそりと閉じ合わされた割れ目は綺麗なスジにしか見えない。
ショーツを投げ捨てたマレットは、冷たい視線でリリアを見下ろして言った。
「もう一方は、キサマのように精液の排出にしか使えないオンナだ」
「・・・っ!!」
顔を殴られて呆然としていたリリアの肩がびくっと震える。
床に大の字に捨てられたまま、リリアは耐え切れずにぽろぽろと涙を流した。
「・・・でも、リリアは・・・隊長を・・・隊長のことを・・・」
泣きじゃくる彼女の声を無視して、マレットはリリアの股間に屈み込む。
マレットに両腿を掴まれたのを感じて、彼女はぎゅうっと両足に力を入れた。
しかし、薬で精神を高揚させているマレットの力は想像以上である。
殆ど無抵抗のまま、リリアは両足を大きく割り広げられてしまった。
リリアの股間は、これ以上は無理だろうという角度まで開脚されてしまう。
びしょ濡れの割れ目も肛門も排泄穴も、彼女の恥ずかしい場所はなにもかも晒された。
「うう、ううう・・・」
強烈な力で開かされたリリアの股間では、割れ目からつうっと滴が垂れる。
微かに口を開けた秘所から、乳臭くそして尿臭い匂いが淫靡に漂った。
「隊長・・・も、もう許して下さい・・・」
マレットは五月蝿そうに顔を顰め、リリアの割れ目に手を伸ばして襞を掻き分ける。
意外に繊細に動くマレットの冷たい指が、彼女の身体の中に差し込まれた。
「きゃああぁぁ!!」
身体の内側を弄くられる異質な感触に、リリアの全身が痙攣する。
彼女の左脚を脇に抱え、マレットはリリアの割れ目を指でちゅくちゅくと掻き回した。
「あ、あ、あああ」
びくびくと身体を動かすリリアだが、男の手からは逃れる事が出来ない。
「あ? 感じてやがるのか? どうなんだよ、おい?」
マレットは、更に奥まで指を差し込んでじゅぷじゅぷと抜き差しを繰り返す。
「いや、いやぁ・・・リリアのそこ、ダメです!」
無慈悲に与えられる強烈な刺激に、リリアの股間は愛液を涎のように流し続けた。
弱々しく泣くリリアの股間に男の顔が近づけられ、生暖かい息が吹きかけられる。
次の瞬間、リリアの秘裂はマレットの舌でつるっと舐め上げられた。
「ひいぃっ! いいいぃ」
ぞくぞくと背筋を震わつつ、リリアは弓なりに身体を反らせる。
ブラジャーから飛び出した形の良いリリアの乳房が、ぷるんっと揺れた。
──TO BE CONTINUED!
(この続きは暇が出来たら書くです)
キ(ry
いつも乙です。これからも頑張って下さい
はうぅPS2買い直そうかな・・・
忙しいなかありがd
リリアたんキタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━!!!!
>それは、私のSSが感想を書きたくなるようなレベルではないということです。
そんなさびしいこと言わないで下さいよ…。・゚・(ノД`)・゚・。
ここは、オレの知ってるかぎり最高のスレです。いやマジで
神乙!
>それは、私のSSが感想を書きたくなるようなレベルではないということです。
よし!全否定だ!
ISAPさん乙彼さまです
Z本編にもあったかのような、リアルな描き方に
読んでいてニヤリとしてしまいます。
ゼヒとも完結までお願いします!!
はやくアムロの復活を望む〜
漏れにとってVoice Of The Earthこそが正史です。
>>243 俺には「何を今更、そんなもん当然だろ?」なレベルで激しく、狂おしく、優しく、コンパクトに同意
禿同だけど…
個人的にはZ本編よりオリジナル展開をもっと見たい。
エロパロ板で「エロ」よりも「パロ」よりも「オリジナル」
(ガンダムを土台にこそしてるけど)を見たいってのは妙な意見だけど。
あ、勿論ISAPさん視点のZ本編も面白いけど
こう、初期のガンダム世界の端々に絡んでるドラマの積み重ねの後で
エロ突入ってのが個人的には好きなので。
ドラマがあるからこそエロが盛り上がるし、エロもドラマの一部だし。
ジュナスとベルや、テオとリベカ、ウォルトンにエリス。今は相手のいないフランセス。
彼らが好きな自分としては、好きだからこそドラマもエロも見たいし
それはISAPさんの筆力でしか書ききれないので。
というワケで続きを楽しみにしてますよ。毎週。
>245
たしかに、ちゃんとしたドラマが読みたいな。
エロシーンだけならべつによそ行ったっていくらでも読めるわけだしこの人が語ってくれる話の結末がマジで知りたい。
とか言いつつ実はエマ、レコア、ファ、マウアー、ベルトーチカと原作女キャラ全員にきちんとエロシーン用意されてるんだよなー
247 :
219:04/01/21 10:42 ID:s8t9Fwaj
(゜∀゜)
ISAPさんいつもありがとう。レスが減ったのはむしろ作品がすごすぎて賞賛ばっかになっちゃってキリがないからだと思いますよ。それだけ良いSSだと思います。2chでは叩く板の方が伸びますから。
あとあんまし感想書くとISAPさんが皆の要望を反映させようとして書きにくなっちゃいそうで…
つうことでISAPさんは読者意見は参考程度で、自分の好きな構想で負担にならないペースで少しづつでも続けてくれたら俺は嬉しいです。
このスレに出会えた幸運だけは忘れずにいよう…
ほしゅ
お、明日
>206
>この時カツとしっかりと話をしておかなかった事を──
>アムロは生涯悔やむ事になる。
アニメでカツが死んだ時手をたたいた私としては「アムロ悩まなくて
いいよ」と言ってあげたいですなぁw
ISAPさん、ひそかに好きだったベルトーチカがとても魅力的に描かれて
いて嬉しいです。連載いつも楽しみです。あと、クリスの出番がどれほど
あるのか興味津々。
>>253 俺もカツが死んだ時に大喜びだったからなぁ・・・
でもアムロとしては一年戦争の時に友に過ごした仲間であり守るべき対象の一つでもあったわけだからな・・・
アムロにとっては大事な存在なんだろ、たぶん
ISAPさんにじっくりと一年戦争ネタを書いて欲しいな
とりあえず、色々感想をもらえると嬉しいです。
一年戦争時代のお話は、この話が一段落つきましたら・・・・・
U.C.0088
「ザビ家に従う、選ばれた若者たちよ!」
黒尽くめの服を着た美しい女性が、自分の前に控える大勢の若者に向かって叫ぶ。
まだ20歳そこそこに見える外見に似つかわしくない、威厳を備えた女性である。
「お前達は、このハマーンの目となって地球圏を見、手足となって、
地球圏を我等ザビ家のものとするのだ!」
煌びやかな部屋の中に集められた、美しく逞しい男達が大きく賛同の声を上げた。
熱っぽく呼応する仲間を見つつ、彼は自分こそが彼女に相応しい騎士だと感じる。
「マシュマー・セロ!」
「──は!」
彼女の凛とした呼び掛けに、彼は優雅に格好をつけて立ち上がった。
「お前には期待している。それ故由緒ある第1コロニー、シャングリラを割り当てる。
よく偵察をし、我等の拠点を設営しろ!!」
無知蒙昧な大衆に、ザビ家こそが正義だと教育するのは、高貴な使命である。
「必ずや、ご期待に添えるように致します、ハマーン様・・・」
彼は優雅に腰を折ると、限りない敬愛の念を持って彼女に向かって頭を下げた。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第75回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
温かく湿った湯気の中で、白い肌が健康そうな輝きを放っている。
「ねー、テオ〜」
リベカ・マレリーは、自分の豊かな双乳をお湯の中から持ち上げた。
ちゃぷんっと小さな水音が、バスルームの中で少しだけ響く。
身体を起こしたリベカは、ぷにぷにとした乳房をバスタブの縁へ乗せた。
両腕で寄せられた柔らかい膨らみが、リベカの顎の下でたぷんと揺れる。
すべすべとした手触りの良さそうな肌の上を、綺麗な水滴が幾筋も滴り落ちた。
軽く腕を寄せて胸を強調するようにしながら、リベカは上目遣いになる。
「待ちくたびれちゃったよう」
テオドール・チャーチワードは、リベカの悪戯っぽい表情に息を呑んだ。
バスタブの端に乗せられ誇示されている乳房は、いかにも誘惑的だ。
触れたら溶けてしまいそうな膨らみを見て、テオドールは言葉に詰まってしまった。
本当は、作業の合間の休憩時間にちょっとシャワーを浴びようという話だったはずだ。
そもそも、リベカもテオドールも割り当ての突貫作業はまだまだ残っている。
ヒッコリーに向け飛ぶアウドムラの中では、大騒ぎの最終作業の真っ最中なのだから。
だが、リベカの濡れた瞳に見つめられるとテオドールの意思は挫けてしまう。
「シャワーだけって言った癖に・・・」
いつものことだが、リベカにベタ甘のテオドールには全く拒否権はない。
テオドールは、大きくため息を吐きつつリベカへと身体を寄せる。
彼より先に風呂に浸かっていたリベカの肌は、とうに温まっているようだ。
「リベカ・・・」
テオドールは、マシュマロのように柔らかそうな乳房に手を伸ばす。
「あん・・・っ」
嬉しそうに喘ぐリベカの双乳を、テオドールの手がむにゅむにゅと愛撫した。
上から力を加え横方向へ伸ばし、下から掬い上げて重さを量るように揺らす。
「ふぁぁんっ」
テオドールの愛撫に反応して、彼女の巨乳が更に官能的に膨らんだ。
濡れないように頭の上で纏められている髪の毛が、微かにほどけかける。
「あ、あん、あん」
リベカが身体を震わせる度に、バスタブの湯に波紋が広がり消えた。
指を伸ばしたテオドールは、リベカの乳房の中心部へ指先を突き入れた。
弾力に溢れた乳房は、全体的には変化せず突き入れられた部分だけが凹む。
彼が指を引っ込めると、それまで凹んでいた部分だけがぷるんっと元に戻る。
「おっぱいで遊んじゃ、ダメぇ・・・」
ふるふると揺れる乳房を見下ろし、リベカはうっとりと息を吐いた。
今の刺激に反応して、リベカの乳房の先端では乳首がぷくっと勃起してしまう。
テオドールは、その乳首を指の間に挟んでくりくりと捻った。
「やっ! 強っ・・・ふあう!」
ぴんぴんに尖って行くリベカの乳首を、テオドールの指が弄り引っ張る。
リベカがびくんっと背筋を震わせたのを見て、テオドールは彼女の乳首を吸った。
「ひゃんっ!!」
激しく痙攣するリベカの乳首を、彼の舌が充分に舐めしゃぶる。
乳輪ごと吸い込み、軽く歯を立ててこりこりと刺激を与えた。
彼女の乳首は、舌で舐められ歯で噛まれる内に硬く尖りきってしまう。
もう片方の乳房は、手の平で強く揉まれて人差し指と中指で乳首を弄られた。
「気持ち良いよぉぉ・・・」
ぷるぷると身体を震わせて上を見上げる、リベカの喉が白く綺麗だ。
熱い吐息を漏らしたリベカは、息を整えてからバスタブの中で中腰になる。
「はぁはぁ・・・じゃあ、今度はあたしの番ね」
リベカは、テオドールを風呂の端に座らせるといそいそと腰部に近付いた。
風呂に貯まっている湯が、リベカが動く度にちゃぷちゃぷと揺れる。
両腕で乳房を挟むようにしたから、リベカの胸元はただでさえ深い谷間が強調された。
水の入った風船のような大きな乳房は、ただひたすらに柔らかそうである。
「ふうぅ・・・」
リベカは、その大きな乳房でテオドールの勃起したペニスを包み込んだ。
決して小さくはない彼の性器は、リベカの双乳の中にむにゅっと埋まってしまう。
「リベカ・・・」
「う、動かすねー」
乳房の間にペニスを挟んだまま、リベカは中腰の体勢から上下にゆっくりと動いた。
最初は上下に、次第に左右の乳房を別に動かしたり捻りを加えたりする。
身体を前後に動かしたり緩急をつけたりと、その行為は甲斐甲斐しくも愛情一杯だ。
「テオ、気持ち良い・・・?」
うっとりとしたように囁きながら、リベカは上目遣いでテオドールを見る。
テオドールが頷いたのを見て、リベカの奉仕は更に加速された。
リズムをつけて乳房を動かし、どんどん硬さを増して行くペニスを愛撫する。
リベカ自身の汗とテオドールの先走り液で、彼女の胸の谷間はてらてらと光った。
「じゃあ、こーゆうのはぁ?」
そっと囁くと、リベカは舌を伸ばして胸の谷間から突き出た彼のペニスを舐める。
透明な液を吐き出しつつあるペニスの鈴口に、リベカの舌が差し込まれた。
「んん! リベカ・・・!」
リベカの乳房に挟まれたまま、テオドールのペニスが大きく痙攣する。
柔らかい肉壁に包まれたペニスの先端を割り広げられる快感は、相当なものだ。
「んんん!!」
テオドールが身体を反らしたと見えた瞬間、ペニスから勢い良く白濁液が飛び出た。
ぴゅぴゅっと弾けた精液は、リベカの胸元や鼻の頭までを飾る。
嬉しそうに体液を指で掬ったリベカは、ちょっと舐めてから液体石鹸で洗い流した。
「・・・とっても良かったよ、リベカ」
大きく息を吐いたテオドールは、軽く身体を洗ってバスタブの中へ入って来る。
テオドールの手が、湯に浸かったままのリベカの股間に伸ばされた。
海草のように揺れる恥毛を掻き分け、彼の指がリベカの秘所へ差し込まれる。
「はぁ・・・っ あああ・・・」
テオドールの指先には、お湯とは違う熱い蜜に濡れた肉襞の感触が伝わって来た。
「もう濡れてる」
「うん」
嬉しそうに頷くリベカの割れ目を、テオドールの指がちゅくちゅくと弄る。
改めて彼女の乳房を揉むと同時に、秘裂に入れた指の抜き差しを始めた。
彼の指でほぐされてゆく肉襞からは、ねっとりとした愛液が止め処なくこぼれ出す。
「ふあっ、も、もう、気持ち・・・良い・・・」
剥き出しの粘膜を指で掻き回され穿られて、リベカは身体を激しく痙攣させた。
テオドールはリベカの背後に廻ると、そっと彼女の身体を後ろから抱く。
「いくよ・・・」
そのまま、テオドールはペニスをリベカの秘裂へと一気に挿入した。
「んあああっ! ふうっ!」
可憐な唇から淫靡な喘ぎ声を上げつつ、リベカは仰け反る。
頭の上で纏めていたウェーブの掛かった髪の毛が、ばさっとほどけて舞った。
背後から手に余る巨乳を揉みしだき、テオドールは深く腰を突き入れる。
二人が身体を動かすと、激しい水音と共にバスタブの縁から湯がこぼれた。
「動いて、もっと動いてぇ」
リベカの声に合わせて、テオドールがゆっくりと抜き差しを始めた。
湯の中で、彼女の秘裂に飲み込まれている彼のペニスの根元が見え隠れする。
愛液が湯に溶け出しているからだろう、リベカの中はキツめだった。
本来なら滑りを良くするはずの潤滑液が、薄められているのだから仕方がない。
「リベカ・・・ちょっと立って」
テオドールはリベカの腰を持ち上げて、中腰の後背位へと誘導する。
リベカが腰を上げると、水滴が腹から腰、そして太腿へ流れてお湯の中に落ちた。
バスタブの縁に手をついたリベカへ向かって、テオドールは強く腰を打ち付ける。
「ああっ、はあぁぁぁ 奥までぇぇ!」
リベカの大きな喘ぎ声が、バスルームの中で反射して水音と和音になった。
まるで子猫が甘えて鳴いているように可愛く、それでいて官能的な声だ。
「あ、ふぁぁんっ」
下を向いた状態だから、リベカの乳房はまるで釣鐘そのものである。
下方へ向かって引き伸ばされた双乳は、圧倒的な存在感で前後左右に揺れまくった。
テオドールが手を伸ばすと、リベカの乳房は弾力で彼の腹を押し返す。
「おっぱい、おっぱい気持ち良いよぅ」
テオドールに乳首をこりこりと揉まれ、リベカは突っ張っている腕を震わせた。
「乳首も、もっといじめてぇ・・・っ」
せつなそうに哀願して来るリベカの乳首を、テオドールはきゅっと捻る。
そして、更に激しく前後に腰を動かしてリベカの割れ目への挿入を繰り返した。
「ああ、テオ、テオぉぉ・・・」
全身から汗を流し髪を振り乱しながら、リベカはうわ言のように恋人の名前を呼ぶ。
テオドールは、そんなリベカに覆い被さるようにして唇を近付けた。
「す、好きだよ、リベカ・・・」
耳元で甘く囁かれた瞬間、リベカの全身がびくんっと痙攣して同時に膣が収縮する。
「!! んあ、ああっ!! っくうぅうー!!」
「あ、リ、リベカ・・・っ」
まるでリベカに搾り取られるように、テオドールは一気に射精してしまった。
ぎゅっと目を閉じて睫を震わせながら、リベカは大きく息を吐く。
「・・・・・・イっちゃったぁ・・・えへへ」
照れ照れと微笑むリベカが可愛くて、テオドールは片手で彼女をそっと抱き締める。
幸せそうに荒い息を吐きながら、リベカはその手に自分の手を重ねた。
「・・・・・・♪」
──しばらくしてから、取り敢えず愛液や精液で汚れた湯を捨てる。
さすがに身体も冷えてしまったから、もう一度入浴タイムのやり直しである。
バスタブに並んで座り込んだ二人は、お湯が少しずつ貯まってゆくのをぼーっと待つ。
結局、格納庫での残りの梱包作業は夕食後にでも徹夜でやる事になりそうだ。
ようやく全身が湯に浸かった頃、アウドムラの外壁を叩く雨の音が聞こえて来た。
昼間は良い気候だったが、アメリカ西海岸の天気は相変わらず変わり易い。
低く伝わってくる静かな雨音は、湯の中の二人の身体の奥底まで染み込むようである。
「・・・地球、って天気がころころ変わって不便じゃないのかなぁ」
コロニーで生まれ育ったスペースノイドにとって、大自然はいかにも異質な物だ。
「コロニーなら、雨の予定時間は人工的に管理されて決まってるからね」
テオドールの返事を聞いたリベカは、ふと実家のコロニーを思い出した。
「そういえば、あのコ達は元気かなー」
しばらく帰ってない故郷には、二人が仲の良かった近所の子供達がいるのだ。
宇宙世紀に入り、人類は増えすぎた人口を宇宙に建造した人工植民地へ移住させた。
人工植民地はスペース・コロニーと称され、月軌道上に多数配置されている。
全長30Km以上直径6Km以上の円筒型の内部壁面に建造された都市が、住民の居住区だ。
ちなみに、コロニーの形状は大きく分けて開放型と密閉型の2種類がある。
太陽光用の巨大な窓とミラーがあるのが開放型、内部に人工太陽を持つのが密閉型だ。
コロニー1基には2,000万人以上が居住可能であり、90億人以上が宇宙に移住した。
そのスペースコロニー群は、行政単位として7つの集団に分けられている。
集団を「サイド」と呼び、一サイドは40近くのコロニー=「バンチ」で構成された。
サイドの通称はそれぞれ、サイド1(ザーン)、サイド2(ハッテ)サイド3(ムンゾ)、
サイド4(ムーア)、サイド5(ルウム)、サイド6(リーア)、サイド7(ノア)だ。
カミーユ・ビダンの故郷は、サイド7の1バンチ「グリーン・オアシス」である。
サイド7の2バンチが、密閉型コロニーを2基連結し建造された「グリプス」だ。
この2つのコロニーは、サイド7の初期コロニーだから「グリーン・ノア」1,2とも呼ぶ。
テオドールとリベカの故郷は、サイド1のコロニー1バンチだった。
「シャングリラ」と呼ばれ、人口500万を擁しジャンク業者が多いコロニーでもある。
歴史の古いシャングリラは、経済的に斜陽だったから出稼ぎ者が主流だった。
両親が他コロニーに仕事に行ったままで、子供だけで生活している苦しい家庭も多い。
リベカは、そんな孤独な子供達に優しく相手をしていたのである。
分け隔て無く陽気なお姉さんとして、近所の子供達にリベカは大人気だった。
リベカも子供は好きな方だったから、よくお菓子を焼いては食べさせてやったものだ。
「もう2年くらい会ってないから、みんな立派になってるだろうね」
ちゃぷちゃぷと湯をかき混ぜるリベカに、テオドールは優しく相槌を打った。
成長したテオドールとリベカは、シャングリラを出てエゥーゴに志願したのである。
二人は、月面都市グラナダで訓練を受けていた1年間は故郷へ帰っていない。
「あのコ、リィナを山の手の学校に行かせたいって言ってたけどどうなったかな?」
リベカが心配そうに言うあのコとは、ジュドーという名前の陽気な少年の事だ。
テオドールに懐いていた彼は、妹のリィナへの想いでは誰にも負けない少年だった。
「んー、ジュドーかぁ ・・・アイツならきっと頑張ってると思うよ」
テオドールは、笑うと口が横に大きく広がる少年の笑顔を思い出しながら言う。
「ただ、ビーチャ達とジャンク屋をやるとか言ってたから無茶してないといいけど」
「そうだね〜・・・」
温まった身体を寄せて来るリベカの肩を、テオドールは愛しそうにそっと抱き締めた。
リベカも、頭をテオドールの肩に預けてうっとりと息を吐く。
ふと、シャングリラで挙げるはずのリベカとの結婚式を思い描くテオドールだった。
・・・そして、二人が話題にした少年、ジュドー・アーシタと、その仲間達──
彼等がアーガマにどう関わって来るのか、この時点で知る者はいない。
──次回、2月1日。
次 回 、 第 二 次 シ ャ ト ル 防 衛 戦 突 入 !!
掲示板でやるべきことなのか?
自分のHPでやれば?
キター(ry
>279
批判的な意見として受けとめるが、
住人としては、毎週の楽しみとしていつも神を待っているのです
気に入らないなら出来ればこないで下さい。
ISAPさんキタ━━━━━━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
それもリアルタイムでキター!!
お疲れ様です。
1番レスしようと思ってたのに
変なのに負けてしまったよ・゜・(ノД`)・゜・
ベタ甘エロだ〜〜♪
リベカの胸はどんな大きさなんだろう。
ノーマルスーツがさぞかしキツイだろうなぁ。
そこまで大きいと、やっぱり特注?!
くぅ〜〜、テオ、激しく羨ましいぞっ!
それだけ大きかったら、さぞかし気持ちよかろうよ。
しかし、ジュドーたちとそう絡んできましたかっ!!
オリキャラたちが今後どうお話を深めてくれるか
非常に楽しみです。
本編よりも深い考察してたりするもんなぁ。
で。
ジュナスとベルの再会は、春頃には拝めるのかなぁ〜と
独り言を言ってみたたり。
282 :
281:04/01/25 21:10 ID:joqMqJA2
>>280 あ、「変なの」とは280さんのことではないです。
すいません、紛らわしいことして。
>>282 気にしてませんよ(^^)
このスレが伸びれば自然と批判的なレスも増えていく・・・
仕方ない事だけど悲しいね
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
リベカたん、あいかわらずかあいいです。
次回はひさしぶりの戦闘シーン? しかもヒッコリーとくれば……わくわくw
ちなみに富野が明言したっていう各所で話題の【Z総集編】だけど
なんだか時代がこのスレに追いついてきたってカンジ?
ISAPさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
……………………
テオとリベカキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
嬉しい不意打ちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ジュドーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
エクセレント! 「う、動かすねー」に萌えました。
…しかし、濡れ場がある度死ぬんじゃあないかと思わせるカップルも珍しいですね(w
ほとんど死んでしまったZのレギュラーとは対照的に、
できることならテオやリベカたちオリキャラには全員生き延びて欲しいと思う今日この頃。
Z本編終盤の重苦しいときにこそ、テオとリベカのようなカップルが居たら和みますし。
あくまで個人的な思惑ですが。
うう……ハァハァ出来るしホノボノ出来るしなんだけど、
もう死亡フラグたちまくりな気がしてハラハラも出来る(´A`;)
これが最後の想い出になるのでは、なるのではといつもいつもいつもい(ry
すっかり引き込まれてます。一週間の楽しみでさ。
なんだろう・・・非常に・・・そして自然にキャラ同士をからめてる・・・
上手い、非常に上手い
まさかココでジュドーが出てくるとは・・・
ウウン次回も楽しみだ(;´Д`)ハァハァ
ISAP氏へ
当然の如く全員が全員がアナタのお書きになるSSが好きだという事は絶対にありません、人間ですので好き嫌いは当然のことです。
しかしこのスレを読むor書き込んでいる者の内99%はISAP氏のSSを非常に楽しみに待っている者達ばかりですので、
どうかその残りの1%の批判に負けずに続きを書いてください。
99%の住民も、そして勿論僕も降臨なさる日を楽しみにお待ちしておりますゆえ、なにとぞ、なにとぞ。
なんだが何が言いたいのかわからん文章になってしまった・・・(;´ω`)ムゥ
>279
こっそり同意
279=288
ジサクジエンカコイイ!
ヒッコリー行ったら、次はフォウの出番やね。
フォウとカミーユの濡れ場は透明感があってすごく萌えそう。
しかし一番見たいのは、ウォルトンくんとエリスやね。
ドタバタしてそうなのもまた良し!
サラは…シロッコ一択? トリノたんは手を出せそうにないし
カツはまぁ、普通にやってるのを見るのも書くのも
陵辱モノより腹立ちそうだし。
なんだこのスレ??
>>292 マターリ、モチツケ
ISAPさん、GJでつ!
宇宙組、地上組それぞれ今後の展開が楽しみでつ。
オリキャラだけでなく、他作品のキャラもいい感じで彩り添えてくれますね。
オリキャラが魅力的だったり、ゲストキャラが豪華だったり
イイ意味で派手なお話だよね。
映像で見たいよなー
Zをもっと真剣に見ておけば良かった…
パイズリキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
いつも楽しみにしてます。
それと、いまさらだけど2ちゃんねる総合案内からこれを貼っとこう。
> 荒らし行為に遭遇した場合は、諌めたり挑発したりなど、
> むやみに対抗しないようにお願いします。特に荒らしを煽るのは逆効果です。
> 荒らしに反応したらあなたも荒らしかも。。。
>295
ゲームでしかZを知らないおれは少数派ですか?
>>297 いや、もう本編からこれだけ時間がたっているのだからしょうがない時の流れに思う。
また、ゲームやこのSSで興味を持ちDVDでも見ようと興味を持ったなら、それはある意味作者冥利につきるのではないか、
と勝手に思ってみたりする。
Zの本放送が1985年だから、来年で20周年(!)だしなー
ああ、刻が見える…
ついでにデンドロで300げっと〜〜!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___ ______ ───────────…‥
/日 「 日\_.\ ━━━━━━━━━━━━…‥
|. │/ \ ┃ ..|しぃ | ───────────…‥
._________\∧∧ |_/__/,-、__\ | / /━━━━━━━━━━…‥
()_____|_日 (゜ー゜* )(@)_二〉 ̄,ー' ゞ ⌒ヾ∠_────────…‥
\|乙/∪∪=/__/__二二, =- 三ニ=−──…‥
<_,<、二ニ_/ ̄ ̄ //_ く ̄ ━━━━━━━━━━…‥
l/ l/^ー' / / ∨.N \ ────────…‥
━━━━━━━━━━…‥
────────────…‥
今日だ!
ヤタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ついに今日だ!
早く来ないかな(;´Д`)ハァハァ
>>302 !!!!!!!!!!(;'A`)!!!!!!!!!!!!!
間違えちゃあかんだろw
っていうか毎週日曜のこれだけが楽しみなのは俺だけか?
>>304 それはいくらなんでも楽しみが少なすぎると思うよw
全てを投げ打っても日曜だけは、このスレにくる・・・・・
我が人生に悔いは無し!
やった、もうすぐだ。。
308 :
名無しさん@ピンキー:04/02/01 16:45 ID:9ntWiDVV
まだか!
>>306 ・・・・・・・・す、全てを投げ打っちゃ、ダメですよ?
U.C.0079
ベッドが足りないのだろう、大勢の負傷者が戦艦の通路のあちこちに寝かされていた。
誰かが叫ぶ切迫した声や、戦闘中の兵器が動く機械音が、遠くで断続的に聞こえる。
不意に、包帯を巻かれ床に寝かされている1人の少年兵が涙を流しながら言った。
「く、悔しいな、僕だけこんなんじゃ・・・
セイラさんにもカイさんにも、かなわないなんて。 ・・・な、情けないよ・・・」
「何言ってるの、ハヤト。立派よ、貴方だって」
負傷した少年を看病していた優しげな顔の少女が、ゆっくりと首を横に振る。
「やめてくれよ、慰めの言葉なんて! こ、こんな僕だってね、ホワイトベースに
乗ってからこっち、アムロに勝ちたい、勝ちたいと思ってて・・・このザマだ!!」
情けなさにすすり泣く少年の身体に、少女は痛ましそうに手を触れた。
目の前の少年がライバル心を抱く相手は、少女と少年の共通の幼馴染である。
その幼馴染は、今では少年なぞ足元にも及ばない程に立派な戦士になっていた。
少女は、その幼馴染が好きだったはずだ──ずっとずっと大好きだったはずだ・・・。
だが、不意に少女は何かを諦めたような表情で小さく小さく呟く。
「ハヤト・・・アムロは、違うわ・・・“あの人”は・・・私達とは違うのよ」
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第76回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
強く降り続ける初夏の雨の中を、ガルダ級輸送機アウドムラは飛行中だ。
時刻は05:00をたった今過ぎたばかりである──日の出前の空はまだ暗い。
早朝というよりまだ夜に近い暗闇に覆われている地面に、小さな明かりが見えた。
明かりは、次第にはっきりと長い二本の線と認識出来るようになる。
進行方向に対し垂直に位置する二本の平行線・・・それは、地上の照明だった。
滑走路の両端に焚かれた火は、雨の中を飛ぶアウドムラに基地の場所を教えている。
基地とは、エゥーゴ支援組織カラバの秘密基地ヒッコリーだ。
「結局予定通りね・・・余裕はないようだけど──」
アウドムラのブリッジの正面窓から明かりを見つめ、ベルトーチカ・イルマは呟く。
照明が弱く薄暗いブリッジには、早朝だというのにカラバのクルーが集合済みだった。
「シャトルの発射予定時刻は?」
前方を凝視したまま、ハヤト・コバヤシがベルトーチカに問い掛ける。
金髪を掻き揚げながら、ベルトーチカはヒッコリーからの通信を読み上げた。
「えーと・・・06:37ね。・・・到着時間からは1時間くらいしかないわ」
「1時間!? ケネディ空港じゃMSの積み込みに3時間近く掛かったんだぞ」
みっともなく当たり散らしてくるハヤトに、ベルトーチカは軽く肩を竦めて見せる。
「──ふむ・・・どうやら、私達は先にヒッコリーに降りた方が良さそうだな」
MSN-100 百式のコックピットから、クワトロ・バジーナ大尉が静かに言った。
ドダイ改に搭乗したMSならば、巨体のアウドムラより先に着陸が可能だ。
もっとも、現在ドダイ改は3機しか残っていないから先行出来るのは6機となる。
「頼みます。百式は絶対に宇宙へ戻せとのアーガマから通信が入っていますので」
ハヤトの横から、事務的にクワトロに言い添えたのはベルトーチカだ。
どうやら、好戦的だという第一印象以降、彼女はクワトロを快く思っていない。
クワトロは無言で頷くと、先行降下組を選別してドダイ改の出撃準備に入る。
「総員、監視は万全にな! ヒッコリーの合図は敵を呼ぶ事にもなる」
ハヤトは、前方に小さく見える二本の明かりを睨み付けながら叫んだ。
雨の中を着陸する事になるアウドムラは、最適降下角度の計算を続ける。
10分後、ドダイ改が2機のMSを載せアウドムラのハッチから雨の空へと飛び出した。
クワトロの百式とジュナス・フレイブ大尉のRX-178 ガンダムMk-U2号機だ。
薄暗い空に百式の装甲の金色が鈍く輝き、雨粒がそれぞれの機体の上を流れ落ちた。
続いて、エリス・ワイス中尉と同僚の2機のRMS-099 リック・ディアスが飛び出す。
先に出撃したクワトロ達の機体は、もう薄っすらとしか見えない。
「カミーユ機、出ます!」
カミーユ・ビダン少尉のMk-U3号機と、もう1機のリック・ディアスがそれに続いた。
ドダイ改が飛び出した後のハッチのそばでは、何機かのMSA-003 ネモが待機中だ。
その中には、リベカ・マレリー小尉やテオドール・チャーチワード少尉の機体もある。
最後のドダイ改が見えなくなって暫くして、アウドムラの高度が下がり始めた。
「アウドムラも高度を落します!」
操縦管を握っていたカラバのクルーが、ハヤトに呼び掛けてくる。
「艦内にアナウンスを入れて注意を促せ!」
着陸作業を見守っていたベルトーチカは、ふと視界の端に意外な人物を見つけた。
何時の間にか、ブリッジの片隅にアムロ・レイ大尉が佇んでいたのである。
暗く沈んだ表情でフライトジャケットに手を突っ込み、手持ち無沙汰な雰囲気だ。
「アムロ・・・!?」
どう反応していいのか判らず、ベルトーチカは思わず大きな声を上げてしまう。
ベルトーチカに顔を向けて来たアムロの瞳は、酷く虚ろで心奪われた。
母性本能とでもいうのだろうか、彼女の中にアムロへの愛しさが産まれてしまう。
一方、ベルトーチカの声を聞いたハヤトは鬱陶しそうにアムロを肩越しに振り返った。
「・・・なんだ、何か用なのか?」
いかにもつまらなそうに言うと、ハヤトは再度正面窓に視線を戻してしまう。
「見送りでも・・・しようと思ってさ」
今回のクワトロ達の宇宙への帰還に、無理を言ってカツ・コバヤシも同行する予定だ。
もともと宇宙に出たがっていたカツを、ハヤトが苦笑混じりに認めたのである。
ぼそぼそと言うアムロに背を向けたまま、ハヤトは五月蝿そうに肩を竦めた。
「こっちは忙しいんだからな、隅っこで大人しくしとけよ」
ブリッジのクルー達にも完全に黙殺され、アムロは居場所を無くして立ち竦む。
最初に期待が大きかった分だけ、一年戦争の英雄アムロへの失望感は大きかったのだ。
ハヤトを無言で睨み付けながら、ベルトーチカはそっとアムロへ寄り添う。
そんな女々しい姿が、余計にアムロの情けないイメージを増長させた。
どこか白けた雰囲気に包まれつつ、アウドムラは次第にヒッコリーへ近付いてゆく。
先行していたエゥーゴの3機のドダイ改は、雨の中をヒッコリー基地へ接近した。
近付くにつれ、滑走路の両端に焚かれた灯が大きくはっきりと視界に入って来る。
エゥーゴ隊を見つけたカラバのクルーが、滑走路で大きく照明灯を振り回していた。
次第に激しくなる雨の中で、コートを着た男の振り回す光が意外に有り難い。
「着地します」
クワトロの声に合わせるように、ジュナス達の機体の乗るドダイ改は地面に着陸した。
濡れた滑走路で滑りつつ、何回かの衝撃の後でドダイ改が止まる。
ジュナスとクワトロは、それぞれのMSを間髪を置かず滑走路へジャンプさせた。
「・・・?」
だが、滑走路に降り立ったジュナスは突然異様な違和感を覚える。
それが何かと少しの間考えたジュナスは、不意にその原因に気付いて慄然とした。
違和感の要因は、滑走路へ立った時のガンダムMk-Uの姿勢制御の鈍さだったのだ。
本来なら即座に吸収・消滅されるはずの、気分の悪い揺れが残るのである。
どうやら、体の制御バランサーかもしくは脚部の部品が消耗限界らしい。
人間の身体の中でも、脚部の負担は腰部に次いで大きい個所である。
当然ながら、二本足歩行のMSにおいても同じように脚部は重要なパーツだ。
だが、専門整備工のいないジャブロー降下部隊ではメンテナンスに自ずと眼界がある。
部品も不足しており、現在のエゥーゴのMSは満足に戦えない状態と言っていい。
ジュナスのガンダムMk-U2号機も、戦闘を行うたびに格段に性能を落としていた。
「大丈夫ですか?」
ジュナスの不安感にいち早く気付いたクワトロが、心配そうに言う。
「・・・思っていたよりも、機体の消耗が激しいな」
押さえた口調で言うジュナスに、クワトロが淡く微笑みながら言った。
「アーガマに戻れば、オーバーホールを受けられます。もう少しです」
確かに、今回のシャトル打ち上げさえ乗り切ればジュナス達は宇宙へ帰れるのだ。
そして、そのシャトル発射までは後1時間少々なのである。
不安を押し殺しつつ、ジュナスは雨の降りしきる滑走路を見渡した。
ドダイ改に乗り込んだヒッコリーのスタッフが、機体を滑走路横へ移動させている。
すぐに、2機目のドダイ改が近付いて来るのが雨のカーテンの中に見えた。
『ようこそヒッコリーへ! 急いでMSをシャトルへ!!』
地上で照明灯をかざしていた男が、口元に当てた通信機から叫んで来る。
仰ぎ見ると、基地南の発射台の上に巨大なシャトルが威圧感を持って鎮座していた。
MSを9機搭載出来るクラスのシャトルだけあって、相当な大きさである。
『シャトル・カーゴは開けてあります! 機体固定は補助願えれば助かります』
シャトルの機体表面から上がる湯気は、既にエンジンに火が入っている証拠だろう。
ジュナスの目の前のコンソールのデジタル時計は、05:22を指し示していた。
百式とガンダムMk-U2号機の足元では、水飛沫を上げながら作業員が走り回っている。
『ドダイ改2番機、着陸します!』
作業員の声にジュナスが視線を向けると、2機のリック・ディアスが着地したところだ。
「ジュナス大尉! 対空警戒に就きますが!?」
エリス・ワイスのはきはきした爽やかな声が、鬱陶しい天気を払拭する。
「リック・ディアスは、シャトル付近で資材積み込み手伝いをして欲しい」
シャトル発射予定時刻まであと1時間15分余りと、いかにも慌ただしくせわしない。
「了解!」
ジュナスに返答してくるエリスと、同僚のリック・ディアスが並んで飛び去った。
「スードリの機影は見えないようですが」
激しくなって来た早朝の雨が、絶え間無くMSの装甲を叩き静かな音を奏でる。
「クワトロ大尉は、先にシャトルへ乗っていてもらった方がいいな」
追撃を警戒するクワトロに、ジュナスは百式の積載を最優先にするように言った。
「しかし、敵がこの攻撃のチャンスを逃すとは思えません──」
ケネディ空港以降アウドムラを追っているはずの敵の所在は、未だ未確認だった。
躊躇するクワトロのセリフを遮るように、地上を走るカラバスタッフが叫ぶ。
『ドダイ改3番機着陸! 少し遅れてアウドムラが着陸予定!!』
甲高い金属音と共に、カミーユ・ビダンのガンダムMk-Uがドダイ改から降り立った。
同乗していたもう1機のリック・ディアスは、バーニアを吹かしてシャトルへ向う。
「クワトロ大尉はシャトルへ向って下さい! 僕はぎりぎりまで残ります!」
勢い込んで叫ぶカミーユに、クワトロは幾分か苦笑したようだった。
「まだ、追撃がないと決まった訳ではないのだがな・・・」
クワトロはエゥーゴの実働部隊の司令官以外にも多くの重要なポストを兼務していた。
今回、もっともアーガマが帰還を待っているパイロットはクワトロに他ならない。
それに、実はクワトロが宇宙へ帰らなくてはならない“理由”がもう一つあった。
恐らく、その“理由”を聞けば一年戦争に従軍経験のあるジュナスは驚愕しただろう。
だが、現時点ではそれを知るのはほんの一握りの人間だけだった。
『クワトロ大尉!』
焦燥したように叫ぶ作業員の声が、クワトロやジュナスの通信機に聞こえて来る。
表情を引き締めたクワトロは、今は帰還を急ぐべきだと判断したようだ。
「頼みます、ジュナス大尉」
百式の金色の機体が、バックパックのバーニアを噴き上げてシャトルへと飛ぶ。
コンソールの時計は05:26を廻り、発射予定時刻までは1時間11分だ。
空を見上げたジュナスの視界の中に、アウドムラの超弩級の機影はまだ映らない。
『百式、シャトル・ハンガーに固定開始!』
通信機に、慌ただしいシャトル作業員と管制塔の通信会話が割り込んで来る。
『アーガマ、軌道上空で受け入れ体制に入りました!!』
アーガマという船名がひどく懐かしく聞こえるのは、戦闘中の感傷なのだろうか。
時間的には、『ジャブロー降下作戦』開始以降、まだ一ヶ月も経っていないのだ。
もっとも、主戦力である彼等がエゥーゴ旗艦から外れているには長すぎる時間である。
現在強襲用巡洋艦アーガマが、少数のパイロットだけで戦っていた。
それはエマ・シーン中尉だったし、フランセス・エラワー少尉であったろう。
『リック・ディアスの積載を!』
「私の機体は一番最後でいいわ!」
上空を見つめているジュナスの耳に、作業員とエリスの会話が聞こえて来た。
『残り2機のリック・ディアス、ハンガーへ設置急げ!』
レインコートを来た男達が、ばらばらと走りながらそれぞれに自分の仕事を続ける。
絶え間無くMSの装甲を叩く雨の音が、コックピットに微かに伝わって来た。
『機体のないパイロットは作業員の補助を願います! 時間がありません!!』
何時の間にか時計は05:30へと変化し、刻一刻とシャトル打ち上げ時刻が近付いて来る。
「アウドムラ、遅いですね」
不安げなカミーユは、3号機のコックピットで焦れたように操縦管を握っては離した。
「この雨と靄で、アウドムラは巡航速度を落しているはずだ」
ジュナスは静かに答えると、泣いているような雨空を見上げて対空監視を続ける。
──次回、2月8日。
次 回 、 ブ ラ ン ・ ブ ル タ ー ク 迫 撃 !!
ISAPさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
果たしてジュナスは宇宙に戻るのか?
そしてテオとリベカは生きて添い遂げられるのか。
消耗しているMK−IIの下りが本格的です。
ブラン来襲時の戦術的・戦略的〜のトコとか
市販の小説顔負けの醍醐味があって、読んでいて楽しいです。
330 :
名無しさん@ピンキー:04/02/01 20:11 ID:+UwWhSxF
キィィィタァァァ!
(゚∀゚)さあエリスたんは、愛しいアノ方と・・・ゆるせん!
ウォッコロス
おー、いつも面白いです。Zの雰囲気ばっちしなのが良い!
いつもの事ながら、(・∀・)イイ!!
ソロモン攻略戦のシーン、1stの中で、ちょっと情けないけど、ハヤト
の心情が最も現れていたシーンだったように思います。
クワトロ、アムロ、ベルトーチカといったZキャラ、エリスたん、リベカ
たんも良いですが、やはり、ジュナスの渋さも欠かせませんね。
>329さんも仰っていますが、ジュナスが宇宙組になるのか、地球組になる
のかも楽しみですし、来週はブランの見せ場が楽しみでつ。
あぁ・・・いいなぁ(´∀`)
なんかこういう各登場人物の扱い方の上手さというかなんというか・・・
もう凄いとしか言いようがありませんな。
特にハヤトの心情・・・、こう思ってたなんて考えもしなかったけど言われてみれば実に自然な流れに思える・・・
一年戦争時代のアムロの力への対抗心や期待はZのアムロを見るとこういう対応しちゃうよなぁ・・・
特にハヤトみたいなのは
さて・・・そろそろアムロ復活が近づいてきますたよ・・・
ISAP氏がそれをどのように書いてくれるのかが非常に楽しみで楽しみで・・・
チクショウ!早く日曜日になれ!!
緊迫感のある戦闘シーンを書かせたらマジでISAPさんの右に出る人はいませんな。
いや、萌え萌えのエロシーンだってお手の物だからなにもかもすごいんですがw
しかし、まー言わせていただきたい
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < アムロ復活 マダ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| .佐賀みかん. |/
>緊迫感のある戦闘シーンを書かせたらマジでISAPさんの右に出る人はいませんな。
そういう言い方は危険だ。 寝ている子供達を起こすことになりかねん……。
気を付けた方が良い。
『誰』が、見ているのかは、わからないのだから……。
確かに上手いのは事実だけどね……。
むしろ、大きく煽って、寝た子達を起こすのも、面白いかも知れないけどな……。
ミックスアップで、さらなる成長があるかもしれないし……。
でも……しかし………?
いやあ勘弁しろ、いやまじで
確かに誰が見てるかわからんからなぁ・・・
という訳で「俺は」ISAP氏の大ファンで、毎回毎回非常に楽しみにしてます
「俺的には」特にISAP氏の書く、緊迫感のある戦闘シーンが好きで好きでたまりません
次回も楽しみだ(;´Д`)ハァハァ
やっぱ、ベルナデッタたん(;´Д`)ハァハァなワケで…
>>338 爽やかにドウーイ。
ベルナデッタ再登場を心待ちにしている俺としては、
ジュナスには宇宙に帰って欲しいところだ。
・・・しかし、それをやると正史を横から見る感じの
現在のスタンスがくずれそうな気も・・・。
>>339 そもそもこの話はジュナスとベルナデッタたんの話のはずだしね
ところでクワトロが宇宙へ帰らなくてはならない“理由”って、やっぱアクシズ?
ハマーン様とセクースしに行くのでつ。
間違い無い・・・?
萌えハマーンがどうしてあんなにグレたのか詳細キボン
ハマーンさまは、エロカワイイ!
シャアの野郎ぶっ殺してやるー
ジュナスたんとエリスたんは、宇宙組だと良いなぁ
ウォル豚・・・・・地球に置き去り。
あんなヘタレにエリスはやらん!!!
ところでZZハマーンのあのヘンテコな頭飾りだけはなんとかして欲しいと思う今日この頃。
どっかで読んだけどあれってシャアの仮面の真似をしたってホントかね?
勝ち気な女ほどベッドで言うこときかせてヒィヒィいわせる楽しみが大きい。
オサーン臭くてスマソ
Z の 女 性 キ ャ ラ は 勝 ち 気 な ヤ ツ ば っ か で す が 何 か ?(w
だがそれが良い。
そういえば、ガンダムに健気な待つ女って少ないよな……
>>348 ハマーンはシャアの影響で捻くれる前は健気な少女だったと言ってみる。
あと健気かどうかはわからんがチェーンとミライは待つ女。
フラウも結構待つタイプだと思われ。
ところでガンダム以外の富野アニメで一番萌えなヒロインって誰?
オレ的にはエルガイムのレッシィだったりするんだが(*´▽`*)
セイラはかなり健気だと思う。
健気で勝ち気。
サラも健気と言えば健気かもしれない。
>ところでガンダム以外の富野アニメで一番萌えなヒロインって誰?
誰も言わないであろうザブングルのラグ。
シーラ王女様かなぁ
チャム・ファウ _ト ̄|○/ヽァ/ヽァ
355 :
名無しさん@ピンキー:04/02/08 01:27 ID:WekDJ6LW
いよいよ今日だー!
ブラックオター小隊(某ヘイズル)出てこないかなぁ。
けどあまり無理は、して欲しくないしなぁ。
ここのSSはダメだね。
オレの書くSSを読んでちょっとは勉強したほうがいいな。
ようやく日曜!
しかし本当、テオとリベカが二人とも生存できるかどうか
毎週毎週ヒヤヒヤしてる(w
この二人は一緒にいるのが当たり前って感じで、
一緒にいてこそより萌えるから、ね…
358 :
名無しさん@ピンキー:04/02/08 13:34 ID:WekDJ6LW
今日も全てを捨てて待つナリー!!!
ブルタークも地味にいいなあ。
まだかなまだかなー
(*´∀`)ハァハァ
まだだよまだだよー
U.C.0093
「これがスペース・コロニー・・・ここはサイド1のロンデニオンだよ」
少年が指し示したのは、漆黒の宇宙空間に浮かぶ超巨大な円筒形の建造物だった。
「シリンダーの中に街がある! 湖も・・・!」
宇宙船の窓に張り付くツインテールの少女は、想像を越えた人工物に目を丸くする。
偉大な技術と労力を接ぎ込み、宇宙で生活しようとしている人類に少女は感動的した。
まるで人類の開拓精神や生存本能が形になったように見え、快感ですらある。
「こんなのを見れば、人が革新出来るって信じられる・・・」
「ザビ家が独立宣言した気分って、判るよな」
少年は、もう随分と前に戦争を引き起こした人間達について感慨深げに語った。
彼等は、地球から一番遠いコロニーで重力の呪縛と支配から逃れようとしたのである。
残念ながら、戦いを起こし彩った人間の全てが清廉な精神の持ち主ではなかったが。
「でも、ザビ家のジオンは地球に負けたんだよね?」
「・・・そうだけど」
口篭もる少年から視線を逸らして、少女はじっとコロニーの外壁を見つめた。
「──お父さんはこんな物も知らないで地球から宇宙に住む人を支配しているのよね」
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第77回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
不意にジュナス・フレイブの前の通信画面が光り、激しいノイズが走る映像が映る。
「百式の固定30%完了! クワトロ大尉は船内に入られました」
脱出シャトルのカーゴ内にいるエリスが・ワイスが、冷静に報告をして来た。
「何か、ノイズが酷い──?」
そこまでエリスのセリフを聞いたジュナスは、不意に表情を硬くして叫ぶ。
「総員対空監視! 来るぞ!!」
通信を切り替えて指示を出しつつ、ジュナスはMk-Uのビームライフルを構えた。
「は、はい!?」
呆けていたカミーユ・ビダンも、慌ててシールドを構え直して全天監視を再開する。
通信状況が悪いという事は、周囲のミノフスキー粒子が濃くなっているという事だ。
ミノフスキー粒子は、戦闘時にレーダー索敵を遮断する為に積極的に散布される。
すなわち、追撃中の連邦軍もしくはティターンズが迫っている事に他ならない。
「大尉、リック・ディアス3機も積載途中ですが!?」
困惑した口調のエリスが、彼女達が出撃すべきか否かとジュナスに問い掛ける。
今、MSのシャトル積載作業を中断したら打ち上げに間に合わない可能性があった。
『リック・ディアスは優先的に帰還させろとのアーガマの指示です!』
割り込んで来る管制官の声に合わせて時計が05:35を示し、発射まで1時間2分となった。
現時点では、エゥーゴの独自開発MSであるリック・ディアスの技術漏洩は避けたい。
この機体が連邦軍に渡れば、エゥーゴの技能水準が即座に把握されてしまうだろう。
むしろ、元は敵の機体であるガンダムMk-Uの方が戦略的機密性が低いのは皮肉だ。
「ジュナス大尉、アウドムラ見えましたっ!!」
カミーユの声に促されジュナスが空を仰ぐと、雨空に巨体が姿を見せた。
着陸態勢に入っているアウドムラは、急速に高度を落とし一気に滑走路へ近付く。
『南南東から高速の飛行物体接近!! 味方識別信号ありませんっ!!』
ヒッコリーの管制官が絶叫したのと、アウドムラが滑走路へ接触したのは同時だった。
『アウドムラ、ヒッコリーに着陸っ、減速に入ります!!』
混乱の滑走路に立つジュナスは、南南東の雨空に接近する円盤型可変MSを見つける。
「来たか・・・、ブラン・ブルターク少佐」
まだ暗い朝の空の片隅に見えていた敵機は、急激にヒッコリーに近付いて来た。
遠くからでも判別可能な円盤型の機体──NRX-044 アッシマーである。
強く降り続ける雨はMSの機体を濡らし、滑走路に水溜まりを造り小さな川となった。
「真正面からだと・・・?」
ジュナスは、ガンダムMk-U2号機にビームライフルを構えさせながら呟く。
薄暗い雨空の中を、ただ1機で接近して来るアッシマーは如何にも心細い。
前回戦闘時のアッシマーの実戦データは全機に配布済だから、多少はこちらが有利だ。
「1機だけなら、今度こそ!!」
カミーユは、ガンダムMk-U3号機の操縦管を握り締めながら叫ぶ。
このアッシマーは、ケネディ・スペースポート戦のロベルト中尉の仇でもあるのだ。
『リック・ディアスは、積載作業を継続!!』
ヒッコリーの作業員が、敵の襲撃を認識しつつも与えられた任務を優先した。
時刻は05:39になり、いよいよシャトル発射まで1時間を切ってしまう。
『アウドムラ減速完了! 帰還組は至急シャトルへ!』
ヒッコリーに着地したアウドムラの巨体が、水飛沫を上げつつ滑走路で動きを止めた。
「テオドール・チャーチワード少尉、出ます!」
滑走路に停止し全開にされたアウドムラのハッチから、MSA-003 ネモが飛び出す。
「リベカ・マレリー小尉も一緒で〜す!」
更に可憐な声と共にもう1機のネモが出撃し、テオドールのネモの側に並んだ。
雨の滑走路には、彼等に続いて何機かのMSが飛び出してシャトル発射台へ向う。
当初『ジャブロー侵攻作戦』に参加したエゥーゴ部隊のMSは全部で84機だった。
撃墜された機体や解体し部品にした機体を除き、現在稼動可能な機体は15機である。
今回の帰還組はその中の9機、百式、Mk-U2機、リック・ディアス3機、ネモ3機だ。
テオドールとリベカのネモは、今回の帰還組の3体の中に入っていた。
「アッシマー、撃って来ました!」
接近して来たアッシマーが、エゥーゴ隊へ威嚇射撃を行って来る。
空気中では威力を落とすビームライフルで、しかも射程距離外だからまだ実害はない。
不意に、アウドムラのハッチからMSに続いてトレーラーが走り出て来る。
荷台に乗っているのは、MSを解体されたパイロット達とカツ・コバヤシだった。
「おかしい! このウォルトン様が取り残されるのは何かの陰謀に違いない!」
「そんなこと叫ぶ為に、通信マイクを使うな!」
トレーラー運転席から流れて来る場違いな会話に、ジュナスは大きくため息を吐く。
困ったような口調で呟くエリスの声を、開かれたままの通信機が拾った。
「・・・・・・君、聞いてる方が恥ずかしいよ」
遠く離れたシャトル・カーゴの中のエリスは、何故かウォルトンを心配している。
ちなみに、ウォルトン・スウィフト少尉は居残り組として運送手伝い中だった。
「ジュナス大尉! テオドール少尉、迎撃に入ります!」
テオドールの乗ったネモが、リベカ機と共にジュナスの機体の横に並んだ。
その足元の横を通って、トレーラーは雨の中をシャトル方向へ走り去る。
「シャトル搭乗組のMSは、積み込みを優先しろ! 敵は1機のみだ!!」
テオドールを怒鳴り付けるハヤトの声に、リベカはムッと口を尖らした。
ムキになって抗議をしようとしたリベカの気配を感じて、ジュナスは苦笑で止める。
「私達もすぐに行く。先に積載を終えておいてくれるかな」
「・・・判りました! 大尉もお気を付けて」
元気良くジュナスに頷いてから、リベカはサブ通信画面のカミーユに笑い掛けた。
「じゃあ、カミーユ、船内でねー♪」
「ようやく宇宙に帰れますね。クッキー、楽しみです」
いつのまにか、リベカにクッキーを作ってもらう約束をしたらしいカミーユである。
お菓子で買収されたような愛想良さを、ファ・ユイリィが見たら驚愕するに違いない。
「リベカのチョコチップ・クッキーは絶品だから、楽しみにな」
優しく相槌を打ちながら、テオドールもカミーユに軽く頷いてジュナスに敬礼をする。
「シャトルでMSを積載後、大尉をお待ち致します」
そんなテオドールに、同僚で居残り組のグラハム・パーク少尉が声を掛けた。
「よおテオ! アンマンに帰ったらリベカちゃんとデートさせてくれよな!」
「嫌だよ」
冷たく拒絶して、テオドールとリベカのネモは揃って雨の中をシャトルへと飛び去る。
同時にコンソールの時計表示が05:42と変わった──シャトル打ち上げまで55分だ。
接近して来ていたアッシマーが、くるっと回転してMS形態へと変形する。
「そこだぁーーっ!」
クッキー目当てのカミーユが連射したビームライフルを、アッシマーは軽々と避けた。
アッシマーは、MS形態のままジュナス達に向ってビームライフルを撃って来る。
8機のエゥーゴMS隊は、即座に散開しつつもシャトルを防衛するラインを維持した。
現在の戦陣は、ジュナス達が敵と正対しシャトルを背後に防衛している状態だ。
こちら戦力は臨時参加のガンダムMk-U2機と、残留組のネモ6機の合計8機である。
今回に限って言えば、これは理想的な戦力とフォーメーションと言っていい。
「敵は補給が不十分のまま追撃を急いだに違いない!!」
安心したように指示するハヤト・コバヤシの声が、スピーカから響いて来る。
「・・・ティターンズは、我々をそこまで軽く見たということか?」
敵の動きを見つめながら、ジュナスは訝しげに呟いた。
ふと見ると、時計表示05:45──シャトル打ち上げ時刻06:37が次第に近付きつつある。
居残り組のネモ6機が、ジュナスとカミーユの機体に並んでシャトルを背に立つ。
前回あれだけ派手に立ち回った以上、アッシマーの行動パターンはプログラム済だ。
その予想の範疇を超えない敵機の行動に、彼等も気分が楽になったようだった。
「手の内が判っている敵が1機、こちらは8機・・・これは楽勝ですね」
リベカにフラれたグラハム・パークが、安心してビームライフルを威嚇射撃する。
通信画面のノイズの酷さに、ジュナスの頭のどこかで急激に警鐘が鳴った。
ふと、気付かないといけないはずの事に誰も気付いていないような気がする──
アウドムラから走り出たトレーラーは、程なくしてシャトル打ち上げ台近くに着く。
「MSなし組は、カーゴ内で積載作業を手伝って下さい!」
レインコートを着て走り回っていたカラバのスタッフが、大声を上げて来た。
荷台に乗っていたパイロット達は、急いで飛び降りて雨の中をシャトルへ向かう。
カツ・コバヤシも、予備のノーマルスーツを来込んでどこか緊張気味だ。
ちなみに、戦闘中であるにも関わらず彼等の表情はどこか明るく嬉しそうに見えた。
スペースノイドにとって、やはり故郷と呼べる場所は宇宙しかない。
ましてや、補給もままならず環境も劣悪な地球からは早く離れたい者ばかりだ。
そんな帰還組を、ウォルトン・スウィフトはトレーラーの助手席から不満気に見送る。
「どうして、この次期エース候補の実力派のオレが残留組なんだ・・・」
ウォルトンの隣に座る、同じく居残り組のトレーラーの運転手は苦笑した。
「まあ、次がいつになるのか判らんが頑張ろうぜ」
噂では今回のシャトル乗船を逃すと、次は半年後になるとも言われている。
停まったままのトレーラーの近くに、突然赤い巨大な人型機体が近付いて来て着地する。
ふと見上げると、ギリギリまで積載を待っているらしいリック・ディアスだった。
「作業御苦労様・・・ヒッコリーの補給物資も受け取っておいて」
トレーラーのダッシュボードの小さな通信画面に、エリス・ワイスの凛々しい顔が映る。
「は、はい! エリス中尉の宇宙での活躍をお祈り申し上げております!」
“氷柱のエース”エリスに運転手は緊張して敬礼するが、ウォルトンはそっぽを向いた。
チラッとウォルトンを見て頬を染めたエリスは、目線を伏せてそっと口を開く。
「ねぇ、き、君? ・・・わ、私の、メ、メールアドレス教えて、おこうか?」
「なんでアンタのメールアドレスなんてオレが知らなきゃなんないんだよ」
つまらなそうに言うウォルトンに、運転席の同僚は腰が抜ける程に驚いた。
どんな文面でもエリスにメールを貰いたい男は、部隊でも20人は下らないだろう。
「・・・・・・そう、だったわね」
エリスはせつなそうに囁くと、そのままリック・ディアスで飛び去ってしまう。
運転席の同僚は、部隊のお荷物パイロットのウォルトンに呆れたように言った。
「──お前って、馬鹿? いやむしろ大馬鹿?」
「ジュナス大尉の信任厚いウォルトン様を捕まえて、馬鹿とは何だ!!」
反対に逆上して来る超弩級馬鹿のウォルトンに、同僚は無言で肩を竦める。
シャトル付近で作業中のヒッコリーのスタッフが、雨の中を走り回りながら叫んだ。
『シャトル積載、順調です! 敵はただ1機、問題ありません!!』
何かがおかしかった──ジュナスは必死にレーダーを睨み付ける。
アッシマーは、ジュナス達から離れかけたかと思うとまた飛行形態に一瞬で変形した。
『これなら、大尉とカミーユもシャトルへ入ってもらってもいいかもしれません』
敵は1機のみであり、これはテキスト通りの理想的なフォーメーション──
「・・・・・・1機?」
敵は1機のみであり? 敵は1機のみだと誰が言った? 誰がそんな判断をした?
「ジュナス大尉、適当なところで切り上げてシャトルへ──」
現在視認可能な敵は1機? それなら何故こんなにもミノフスキー粒子散布が濃い?
ジュナスは、ケネディ空港でブラン・ブルタークの使った作戦を思い出した。
「──っ!!」
ジュナスは目を見開き、へし折るように操縦管を手前に引いた。
「しまった! ブラン・ブルタークは陽動かっ!!」
呑気なハヤトに叩き付けるように叫び、ジュナスは後方視点カメラに切り替える。
『陽動!? ジュナス大尉、一体何を!?』
頭の悪いヒッコリーの管制官を無視して、ジュナスはバーニアを噴かした。
「ネモ隊、3機、付いて来いっ!!」
ジュナスの指示に戸惑う残留組ネモ隊6機の動きは、苛立たしいくらいに鈍い。
「し、しかし、このフォーメーションを崩す訳には!」
急襲したブラン機のイメージが強すぎて、誰もが敵は1機のみだと思い込んでいる。
だからこそシャトルへのMS積載を優先したし、陣形もそれに対応してしまっていた。
雨空の中、ガンダムMk-U2号機はシャトルの先端と同じ高度まで上がる。
「ジュナス大尉!? 敵はどうするんですか!」
判っていないカミーユが驚いたように叫ぶが、ジュナスはそれに構わない。
現在のエゥーゴの陣形は、シャトルを挟んだ背後は全くの“無防備”という惨状だ。
その隙を見逃すようなブラン・ブルタークではないと、信じるジュナスである。
恐らく、ドダイ改辺りに搭乗したハイザックか何かで奇襲を行うはずだ。
飛び上がったジュナスの目に、案の定遠くの雨空を飛ぶ機影が薄っすらと映る。
ジュナスのガンダムMk-U2号機は、濡れた滑走路へ急激に着地した。
地面に脚部が着いた瞬間、コックピットに予想以上に大きな衝撃が伝わって来る。
「!? ・・・まずいな」
彼の機体の脚部の耐久度は相当に低下しており、そろそろ限界に近いようだ。
戸惑いつつスクリーンを見たジュナスは、その途端全身から血の気が引くのを感じた。
「アッシマー! 3機だとっ!?」
ジュナスが見上げる北西の雨空に、新たに3機のアッシマー・タイプが現れたのである。
「ジュナス大尉! こ、こ、こちらにもアッシマー2機の増援ですっ!!」
パニック状態のグラハム・パークの悲鳴が、ジュナスの耳に突き刺さって来た。
南南東の2機を含め、計6機の最新鋭可変MSの襲来は今のジュナス達にとって絶望的だ。
『陽動に気付いたらしいのは褒めてやるが、惜しかったなジュナス大尉』
ジュナスは、通信機から流れて来るブラン・ブルターク少佐の声に言葉を失った。
『前回の活躍に敬意を表し、この戦力で君等を確実に潰させてもらうぞ』
激しい雨が、ジュナスのガンダムMk-U2号機の装甲を叩いて流れ落ち滑走路で跳ねる。
現在時刻は5:47へ変わり、打ち上げ時刻06:37までちょうど50分となった。
『まあ確実は確実だが、あまり確実過ぎてゲームとしての面白味には欠けるがな』
──次回、2月29日。
次 回 、 「 ビ ギ ニ ン グ 」
連 載 二 周 年 記 念 ま で 、 あ と 101 日 。
キターーー!
ジュナス大尉(・∀・)カコイイ!!
シュンとしたエリスたんも(*´д`)ハアハアです。
ウォル豚の野郎ぶっ殺してやるー!
383 :
名無しさん@ピンキー:04/02/08 19:49 ID:hLHM4Hv5
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!!
キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!!
キタ─wwヘ√レvv〜─(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!!!
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!
キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ( ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!(゚∀゚)キタ━━!!
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
キタ━━( ´∀`),,゚Д゚)・ω・)゚∀゚)´`ω´) ̄ー ̄)@∀@)´_ゝ`)゚ー゚)・∀・)゚∋゚)━━!!!!
384 :
名無しさん@ピンキー:04/02/08 20:33 ID:WekDJ6LW
>>380 なっ ナンダッテー(ry
月末までどうしょう・・・OTL
ISAPさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
…戦闘前に約束するのはヴァルヴァロに旧ザクで向かうより((;゚Д゚)ガクガクブルブル
覚悟しておこう。覚悟は幸福だぞって言ってる神父も居たし。
あ、この感じ、ベルがトリノたちに捕まった時の感じだ…
自分的には、本編より緊迫した雰囲気が醸し出されているのは脱帽です。
本当に、ISAPさんが種の監督か脚本やってたらあんな体たらくにはならなかったと、
個人的にですが、そう思います。
ISAPさんキタ━━━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
お疲れ様です。
戦闘の緊迫感とやり取りとの交錯が
相変わらず、大変上手いですね。
読んでいて引き込まれていきます。
あぁぁ〜もぉー、ジュナスが激しくカコイイ!!!
ベルナデッタたんに、ジュナスの勇姿を見せてやりたいよ〜!!
そして・・・久しぶりのウォルトンだ〜w
アムロ復活まで秒読み開始?と期待してます。
>385。
「設定とストーリーを1から直せ」と、初めて怒りを覚えたアニメが種でした。
あれはもう、諦めようよ・・・。
もう毎回毎回同じことばかり言ってる気がする、だがコレ以外の言葉が思い浮かばない!
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
この緊迫感・・・たまりません(*´Д`)ハァハァ
そしてアムロクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━???
とりあえず29日までISAP氏が来られないと言う事実は「覚悟」しますた
ええもう幸福です
覚悟したからISAP氏が来なくても天国です
・・・・・・・・・ナワケネェヨヽ(`Д´)ノウワァァン
昨日はなぜかサーバが混んでるとかで書き込めませんでした。
というわけで改めて、今週もおつかれさまでした。
もうアッシマーがどんなMSだったかも思い出せないのですが、
それでも先が楽しみで毎回読ませていただいてます。
次回までにアッシマーについて調べておかねば。
アッシマーというと『ダカールの日』での「それくらいで落ちるな」っていうカミーユの
セリフが妙に印象的で・・ブランが凄すぎなんだけど・・
>>388 アッシマーは円盤型に変形する可変MS。その為、MS自体の全高は
普通のMSよりやや大きい。
武装は大型ビームライフルのみ、ブランが墜とされた話ではビームサーベルを
使っているように見えますが、ガンダムMk-Uのものを強奪して使っています。
(映像はそうなっていました)
>>389 円盤型のMA形態での空中機動力は高く、その為、ドダイ改でしか
空中での機動に対応できない通常のMSでは、ブランがカミーユ達に
優位にたつのは当然の事で、凄くみえるのも当たり前かと。
(むしろ、初めてリックディアスに搭乗し、徹底的にブランを追い詰める
事に成功したアムロこそ凄いと思います・・・ブランが無理をしすぎた
というのもあると思いますが)
「ダカールの日」では、当然空中機動力も高いZガンダムではアッシマーと
互角にやれるのは当然なんですが、それ以上にティターンズのパイロットに
とってはZガンダムのような敵と戦うのは初めてでしょうから、あれは
ああなるのが正解かと・・・アッシマー同士でも模擬戦はやっていた
でしょうけど、タイプ的にもかなり違いますから、Zガンダムとアッシマーは。
(軍人の質の違いというのもあると思いますが・・・少しやられて
機体を放棄する位ですからね)
ニュータイプでないキャラクターではヤザンかブランが非エウーゴ側で最強でしょうか
ブラン「アッシマーがーー!」で死んじゃうんですかねぇ、やっぱり。
やっぱヤザンかなあ
>>391 非エウーゴ側で最強、というなら私もヤザンだと思いますね。
後、いいレベル、というなら、カクリコンやライラもいいレベルだと
思います。
カクリコンの場合は純粋な戦闘で撃墜された訳じゃないし、
ライラの場合は機体が今一つ、ですからね。
ちなみに、アッシマーにしろ、ガルバルディにしろ、悪い機体だとは
思えませんが、かたや大型ビームライフルのみ、かたや1年戦争時の
設計の機体の改修機ですから。
ヤザンは悪運も強かったと言えますけど、ある意味、乗機にも恵まれて
いた、と言えるんじゃないでしょうか。
最強とは、ちょっと違う気がするがコウ・ウラキは?
ニナは、踏みますゲルググで。何度も
最強論議はほどほどに。
じゃあ最萌え談義でも
ねんがんのマウアーたんをてにいれたぞ!
>>396 そう かんけいないね
> 殺してでも うばいとる
ゆずってくれ たのむ!!
うわー なにをするー
次回29日まで読めないのか。猛烈に待ち遠しい!
29日までどう乗りきるか。それが問題だ。
ジュナスたんのセリフ読むとき皆は、どの声が響くのだろうか。
モレの場合は、最近まで中田譲治さんだったんだが
某鋼観てたらいつのまにか、スカー鮎置に変わってた。
ウォル豚は、ヒューズ
ジュナスの声は森川智之かな。
ウォルトンくんは小野坂昌也。TOSのゼロスっぽい感じ。
バレンタインか… イメージ的には
ベルは真っ赤になりながら「その…っ」とかどもりながら渡す。
ジュナスは「嫌なら渡さなければいいのに」とか思いながらも受け取る。
フランセスは、そんな二人を見て複雑な胸中で
リベカはのほほんと渡す。テオは気圧されながらも「あ、ありがとう」って受け取る。
エリスは……チョコ作った事ないから、手作りのチョコがグチャグチャで
それを断腸の思いで捨てて、市販品に落ち着く。そして、真っ赤でぐぐっと差し出すも
ウォルトンに「別にいらね」とか言われる。そしてウォルトンは部隊の他の人間の手によって
血のバレンタインを味わう。
そんな感じ。
フランセスたんのチョコは、俺がもらったー!!!
ねんがんの(ry
うわーなにを(ry
日曜なのに寂しいなあ・・・(´・ω・`)
・・・なにげにサガ系な人間が多いのか?このスレは。
>>406 おい へっぽこヲルトンと もえるエリス どっちがすきだ?
>>405 ヲルトンが実は変態プレイ愛好者なら好き。
毛を剃(r
初めから生えてウワナニヲスルジョリジョリ
ホシュタイナー
保守〜!
もうずっと人大杉 状態が続く
↓
IE派の住民が来なくなって感想レスが減る
↓
ISAPさんが意欲をなくして連載中断
↓
スレdat落ち
Σ(゚д゚lll)
っていうか2ちゃんブラウザくらい導入しる!ヽ(`Д´)ノ
>>410 待て。それ以前に、ISAPさんがIE使いだったらどうする?
PCがSS描き専用で、意外に2chブラウザの仕組みがわからずに
悩みまくって初心者専用の質問スレでおそるおそる聞いて、
それでもどーしてもわからずに悩み続けていたらどうする?
どうする? どうする? どうする?
君 な ら ど う す る ?
>>411 ま か せ る ん だ 〜 ! お れ た ち 〜 に !
電○せんーたぁ〜い〜
ぎゃ〜ば〜ん
あ ば よ 涙
こんにちは笑顔
このスレ平均年齢高いね。
>417
ここのSSが大人の鑑賞に耐えうるくらいレベルが高いってことでは?
Zガンダム世代は、大人になれない子供ばかりだよ
ま、子供の頃の純真さを忘れない大人 ってことだ(´ー`)y-~~・・
けふはありや?
>421
けふもなひ
エリス分もベル分もフラン分も足りない・・・栄養失調で死んでしまふ。
こっそり更新SS
「 バ レ ン タ イ ン ・ ゴ ー ゴ ー 」
原作
>>410さん
「そういや、今日だよなあ」
格納庫の床に座り込んでいるグラハム・パーク少尉が、憂鬱そうに言う。
周囲に座るエゥーゴ“男性”パイロット達が、同意をするようにため息を吐いた。
「なんでこんな日があるんだろうな・・・」
「俺、ティターンズよりチョコレート会社をぶっ潰してぇよお・・・」
MSの整備点検も終わった午後の格納庫は、どこか暗澹とした雰囲気に包まれている。
コーヒーを飲んでいたテオドール・チャーチワード少尉が、不思議そうに顔を上げた。
「ん? 今日って何の日だっけ?」
隣に座るグラハムが、無言でテオドールが飲んでいたコーヒーパックを強奪する。
「天誅うううっ!!」
グラハムの反対側に座っていた同僚が、力一杯テオドールにラリアットを食らわした。
「うぐぅっ! な、何をするんだよ!」
「ちくしょう! 本命チョコ1個確定してるヤツはいいよなあ!」
喉を押さえるテオドールに向って、その同僚は血の涙を流しながら叫ぶ。
ああそういえば今日はバレンタイン・デーだったなあとテオドールは思い出した。
女性にとっては愛を告白する神聖な日だが、恋愛沙汰に縁の無い男には恐怖の一日だ。
「・・・んなことで泣くなよ」
憮然と答えるテオドールを囲み、グラハムと同僚達が声を合わせて号泣した。
「これが泣かずにいられるか! いいよなあリベカちゃん可愛いしおっぱい大きいし」
「歩くたびにぷるんぷるん揺れるんだよ! 一回でいいから触りてぇ!!」
「まさか首にリボン巻いてプレゼントはあ・た・し♪・なのか! そうなのかあ!!」
殆ど暴動寸前の仲間達に向い、テオドールは大きくため息を吐きつつ言う。
「いくらリベカでもそんなベタな──」
呆れるテオドールの腕の中に、リベカ・マレリー小尉が強烈にタックルして来た。
「テオ〜♪ バレンタインのプレゼントはあたしだよ〜♪」
見ると、手には可愛い手作りの本命チョコ、首には赤いリボンを巻いている。
羨望の炎を纏う同僚の嫉妬の視線を感じて、テオドールは肩を落した。
「・・・・・・リベカ、あのさ、その」
「えー? テオはあたしの身体じゃ不足なのぉ? また胸おっきくなったんだよー」
呑気に浮かれるリベカと、表情が引きつっているテオドールがなかなか対照的である。
「・・・ゆ、勇気を出すのよ、頑張らなきゃ!・・・」
格納庫の物陰で、ベルナデッタ・ソロンは何度目かの決意を固めていた。
今日の朝からもう何回目かの決意だが、一向に実行される気配のない決意だ。
ベルナデッタの手の中には、汗で包装が濡れている手作りチョコが握られている。
「頑張れ、あたし、頑張れ、あたし・・・っ」
今朝までかかって一所懸命心を込めて作った、本命バリバリのお手製チョコだった。
同じく愛情を込めて編んだマフラーまでつけた、完璧な特攻爆撃告白グッズである。
しかし、それが意中の相手であるジュナス・フレイブに渡せない。
さっきから何度もジュナスに近付こうとするのが、その度に邪魔が入るのだ。
「ああ、また・・・!」
今度も誰かがジュナスに近付いてゆくのを、ベルナデッタは物陰から見つめた。
しかし、不意にその細い人影が見覚えのある親友フランセス・エラワー少尉だと気付く。
「・・・え? ──フラン?」
男嫌いで有名なフランセスが、自分から男性に近付くのは非常に珍しい事だ。
戸惑ったように呟き、ベルナデッタはせつなそうにチョコの包みをぎゅっと抱える。
整備完了済の機体を見上げていたジュナス・フレイブ大尉に、静かに声が掛けられた。
「・・・大尉・・・」
ジュナスが顔を向けると、フランセス・エラワー少尉がそっぽを向いて立っている。
無表情のままのフランセスは、ちらっとジュナスを見て頬を染めた。
さりげなくしているようだが、身体の後ろに隠している右手が挙動不審である。
「フランセス君。何か用かい?」
ジュナスが優しく微笑んでやると、フランセスは一層もじもじと口を尖らした。
そのまましばらく黙っていた後で、勇気を振り絞るようにフランセスは右手を出す。
「・・・嫌い・・・です・・・」
まるで決闘の果たし状のように差し出されたそれは、異常に豪華なチョコだった。
どんなルートで手に入れたのかは知らないが、おいそれと手に入りそうな物ではない。
「ああ、バレンタインの義理チョコだね。そんなに気を遣わなくてもいいんだよ」
さすがにこういった行事に慣れているジュナスは、驚きつつもチョコを受け取る。
「それにしても、いいのかい? こんな高そうなチョコレートを私なんかに」
口を開きかけたフランセスは、不意に相手が親友の想い人だという事を思い出した。
「・・・き、き、嫌いです・・・!」
上目遣いでジュナスを睨むと、フランセスはそのまま全速で走り去って行く。
「そ、そんなに嫌いなら・・・無理はしないでいいのにな・・・」
その小さな背中を見ながら、ジュナスは不思議そうな顔でチョコの包みを見つめた。
「おや、随分と高価そうな逸品で? 大尉も隅に置けませんね」
不意に、ジュナスの横に両手一杯にチョコを抱えたクワトロ・バジーナ大尉が近付く。
「私も断っているのですが、こんなに押し付けられました」
「本当ですよ。チョコは好きですけど、こんなに多いと大変だなぁ」
同じく山盛りのチョコを抱えて、カミーユ・ビダン少尉がため息を吐いた。
エゥーゴのエースである美形二人組は、こういうイベントでも同じくエースである。
「軍規が乱れるのは余り感心しませんけど」
レコア・ロンド少尉が、クワトロが抱えるチョコの山にもう1個乗せながら苦笑した。
「こんなに浮かれていられる程、戦況に余裕はありませんよ」
エマ・シーン中尉が、冷静な表情のままカミーユの山に自分のチョコを乗せる。
それぞれ当然のような顔をしているクワトロとカミーユは、ある意味男の敵だろう。
「どうしてこの次期エース候補の実力派のオレに、誰もチョコを寄越さない!」
一方、誰からもチョコを貰えずにウォルトン・スウィフト少尉は荒れていた。
口から炎を吐きつつ徘徊するウォルトンを、女性パイロット達はひそひそと放置する。
「駄目よ、ウォルトンなんかと目を合わしたらヘナチョコ菌がうつるわよ・・・」
「誰がアンタなんかに貴重なチョコレートをあげるもんですか・・・」
もともと、ウォルトンは客観的にはモデル並みの顔とスタイルの良い男だ。
しかし、口元の品のない笑いとヘナチョコそのものの性格で部隊内の嫌われ者である。
「おかしい! これは絶対にティターンズの陰謀に違いないっ!!」
「・・・君、いい加減にしなさいよ!」
激昂するウォルトンを、彼の胸辺りまでの背丈しかない美少女が呆れたように諌めた。
何時の間にか近付いて来た金髪のチビっ子上官は、エリス・ワイス中尉である。
「むっ! 五月蝿い黙れオレは今猛烈に忙しいんだ!」
「めちゃくちゃ暇そうにしか見えないわよ」
がうがうと反抗して来るウォルトンに、エリスは冷たい視線で切り返した。
「なんだと! アンタなんかに、このオレの行き場の無い怒りが判ってたまるか!」
悔しそうに絶叫するウォルトンに、急にエリスは顔を真っ赤にして話し掛ける。
「──・・・き、君・・・あのさ? そ、そんなにチョコ、欲しいならさ・・・」
いつもは凛としたエリスの瞳が、奇妙なくらいに潤んで泣き出しそうだ。
ウォルトンを上目遣いに見上げながら、後ろに廻した手をこそこそと動かしている。
「あ、あ、あ、あげても・・・いいわよ? わ、私が・・・そ、そ、その」
「ああ!? 何言ってんだかわかんねぇーよ! オレは忙しいんだ」
相変わらず無意味に偉そうなウォルトンに、エリスは隠していたチョコを押し付けた。
いわゆる名の知れた有名ブランドの最高級品で、ご丁寧にハート型である。
「・・・・・・・・・は? お、おい、これって」
目を丸くしてチョコを見つめるウォルトンに、エリスは顔を火照らして叫ぶ。
「ど、ど、同情よ! 誰にもチョコを貰えない君が可哀相だから同情してあげたの!」
同情と言い張るには余りに愛情たっぷりのチョコだが、ウォルトンには通じない。
「同情なぞいらん、余計なお世話だ! オレは貧乳女のチョコなぞ絶対に受け取ら──」
絶叫するウォルトンの顎に、エリスの全力のアッパーが炸裂した。
もんどりうって倒れたウォルトンを涙目で睨み付け、エリスは背を向けて走り去る。
クワトロ達から離れたエマに、さりげなくヘンケン・ベッケナー中佐が近付いた。
「あーごほん、中尉・・・げ、元気かね?」
「はい? 勿論、軍人たるもの体調管理は万全にしております」
冷静に応えてくるエマに、ヘンケンは咳払いしつつ手を差し出す。
「そ、そうか、そりゃ良かった。──ところでなんだな、何か忘れてはいないかな?」
「? 別に艦長に用事はありませんが・・・」
訝しげな顔をしたまま、エマはヘンケンに何も渡さずに立ち去ってしまう。
世にも情けない表情になったヘンケンの背中に、ふとチョコの包みが押し付けられた。
慌てて振り返ったヘンケンは、優しく微笑むファ・ユイリィを見つける。
「・・・義理チョコです」
囁くファは包みをそっと開け、ウィスキーボンボンをヘンケンに差し出した。
ボンボンを口に入れつつ、ヘンケンは心持ち頬を染めてファを見つめる。
「こ、これでも義理堅い方だから、お返しは期待してくれていいぞ」
嬉しそうに微笑んだファは、そっとヘンケンに並ぶように寄り添った。
さりげなく触れ合った肩先の暖かさを、しばらく覚えていたいと思う二人だった。
(このSSの設定は本編とは微妙に無関係です)
──次回、2月29日。
機動戦士ガンダム Voice Of The Earth 連載第78回
「ビギニング(前編)」
(゚∀゚)キタ―――!!!
ベルたん(つд`)・・・
ウォル豚のヤロー、ぶっ殺してやるー。(かなり本気)
あぁ潤う・・・・ISAPさん本編再開を楽しみに待ってます。
栄養補給完了
422は、はいになった
漏れも毎年血のバレンタインならぬ涙のバレンタインでつ・・・
うぉー!ふらふらとのぞきに来たらコソーリやってる━(゚∀゚)━ISAPさんとエアエジホンに感謝
えあえじほんと言えば、京セラのはまだかいな?
予想外にISAPさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
>>401でしたレスがこういう形になるとはまさに予想外で嬉しい限りッ!
>また胸おっきくなったんだよー
キラークイーンですね。成長性Aなので。恐るべし。
>絶叫するウォルトンの顎に、エリスの全力のアッパーが炸裂した。
やっぱりキラークイーンですね。破壊力Aなので。彼女もまた恐るべし。
ウォルトンくんの容姿がますますゼロスっぽく思えます。
あと、久々にベルナデッタが見れてなんか懐かしいです。
チョコ渡すかどうか悩んでいてこそベルナデッタ。
やはりヒロインはこうでなくては。
ISAPさん乙
心を癒される話をありがとう
441 :
437:04/02/22 21:30 ID:7dQzQnHn
>>438 京ポンはまだまだのようだ(´・ω・`)ドコモも定額導入のようでやっと定額化が浸透かな…というのは板違いだな。
板違いついでにガンダムの世界には携帯電話ってないのかね?ミノフスキー粒子と電波って関係あるのだろうか?
あとガンダム世界のエロ産業も気になる。香港土産のために奔走するカミーユをちょっと見てみたい。
あとカミーユは予想外に緊急で宇宙に帰ったがよく香港土産を仲間に渡せたもんだ。エロテープ積んで出撃してたのかな(´−`)
ISAPさん乙です。
>不意に、ジュナスの横に両手一杯にチョコを抱えたクワトロ・バジーナ大尉が近付く。
>同じく山盛りのチョコを抱えて、カミーユ・ビダン少尉がため息を吐いた。
>エゥーゴのエースである美形二人組は、こういうイベントでも同じくエースである。
>レコア・ロンド少尉が、クワトロが抱えるチョコの山にもう1個乗せながら苦笑した。
>エマ・シーン中尉が、冷静な表情のままカミーユの山に自分のチョコを乗せる。
>囁くファは包みをそっと開け、ウィスキーボンボンをヘンケンに差し出した。
描かれていなかったけれど、ブライトさんはやっぱりミライさんから届くのかな。それとも・・・
「艦長、これ、うけとってください。それと、で、できればわたしも・・・」
「エ、エマリー君・・・(汗)」
どうする、ブライト・ノア!かな?
こっそり更新SSキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!!
リベカたんかあいい!
ベル&フラン懐かしい!
ファも意外と萌え!
>>441 そりゃあミノフスキー粒子は電波妨害なんだから
有線電話以外は使えたもんじゃないんじゃないかと。
作戦指令が出せるんだからメールは使えるんだろうけど。
>>441 エロを求めていると香港で客引きにつかまるカミーユ(*´Д`)
>>443 公式世界ではレーザー通信がメインな、
解ってるとは思うが一応。
お疲れ様です。
今回最大の疑問。
うやむやになってますがベルナデッタは結局チョコどーしたの?
渡しそびれるなら渡しそびれるでもう少し詳しく(がっくり肩を落としてフェードアウト、とか)
書いていただきたかったですねえ。
ひさしぶりの登場なのに(つД`)不憫な娘
エリスタンきてたーっ(゜∀゜)
おいしいなぁ・・・をるとん。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
相変わらず最高だ・・・ああ・・・本編が楽しみだ・・・
そして俺のチョコはコネ━━━━━━('A`)━━━━━━ ・・・
ISAPさん、キテタ━━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
テオの「同僚との気軽な会話」を初めて見た気がする。
うー、あいかわらずテオ&リベカはかわえぇ。
そして、 ベルナデッタ キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
久しぶりで、非常に嬉しいです。
できれば、ジュナスがベルのもじもじ姿を発見→ベル逃げる
なんてシーンもあったらな・・・とか思ったり。
って、それじゃモロ少女漫画だよ(*´Д`)
>ベルナデッタの手の中には、汗で包装が濡れている手作りチョコが握られている。
>「頑張れ、あたし、頑張れ、あたし・・・っ」
>今朝までかかって一所懸命心を込めて作った、本命バリバリのお手製チョコだった。
自分を応援しまくっているベルナデッタが想像できて笑えました。
ISAPさんキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!
>436
。・゚・(ノД`)ヽ(゚ω゚=)モニュニュ
>442
「艦長、これ、うけとってください。それと、で、できればわたしも・・・」
「エ、エマリー君・・・(汗)」
(*´▽`*)ウットリ
ブライト×エマリーキボン! ブライト×ミライでも可w
それにしても何度読んでも萌える……
我々は3週間待っ(ry
と言おうと思っていたら、
ISAPさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
(・∀・)グッジョブ!!でつ。
>446
ベルの顛末は>449みたく
ジュナスがベルのもじもじ姿を発見→ベル逃げる
なんじゃないかと
元(ry氏の発想の豊かさは認めるが文章になってしまうと面白くないな
「脱走少年」も冒頭シーンの後は変に描写しないで終わりにしたほうが
良いぐらいだ。オチも余計だしな。
某ハーレムスレに投下されてる作品も豊富なエロシチュには感心したけど
それだけだったな。
じゃあ、あの文章のどこが悪いんだって言われると困るのだが、
感情に訴えてくる物が全くないというかなんというか・・・
書き手じゃないから分析できんが。単に波長があわないだけかも知れぬ。
455 :
454:04/02/24 00:17 ID:M/BaJkpm
すまぬ誤爆です。
Zのビデオ見たけど、最終話前まではなかなか良く出来てると思う。
悩んだり苦労していると理解できる内容だな。
まぁ、子供向けじゃないわな。
カミーユも若いくせに思考言動がオッサンくさいだけで
ネタにされるほどじゃないし。
最終話近くは駄目過ぎだが。
つまりだな、リック・ディアス最高なんですよーー!!
>>456 そうだ。リックディアスサイコー。そして原作でもリックディアスがもっともかっこいいブランとの戦いがいよいよ始まる…鼻血がでてしまいそうだ
>456
放映当時は、プッツン&DQNといえばカミーユだったもんだが
そのあとトンデモない主人公ばっか出てきたからカミーユの異常性が薄れたよな。
逃げちゃ駄目だとか。
当時、ガンプラから流れて見ていたリア厨(オレ含む)には
わかりにくいストーリーだったという記憶しかない。
(ISAP氏の話くらい説明や心理描写がしっかりしてればもうすこしわかったと思うんだが)
>>458 漠然としかいえないけど、ここ数年で世の中も異常になってきたからね。
DQNが増えすぎたのだよ。
現代の視点からZを鑑賞すると、結構まともな作品に観える。
ジェリドとかシロッコとか、各キャラの個性もちゃんと出てるし。
じっくり意識して観ると、心理面の演出もかなり良く描写されてるよ。
予め人間関係などの知識が必要だけど。
その点は、本スレのISAP氏の解説は優秀。
ほんと、ラストがもっと丁寧だったらな…これで台無し。
基地餓井・幼稚度
今のDQN・厨房>>>>>>>>>>>>>>>>カミーユ(マシな方)
あの壊れた百式が流れてくラストは割と好きだが
>459
カミーユがマシな方っていう社会になちゃったんだよなーいつのまにかー
富野は先見の明があったのかね
コウの再登場はまだ先かな?
南極は更新しないんですか? >>ISAPさん
ISAP氏に聞いてどうすんだ?
? 作者に聞くのは普通なんじゃないのか?
南極の管理人の仕事であって作者殿には関係ないと思うが?
マターリしる。
あと二日と二時間。
てかさ、ISAP氏ってサービスも多いよな
宇宙でクワトロがやられかけた時は正直いくらロリコンでもオリキャラにあそこまでぼろぼろにやられるとなぁ・・・
とか思ったら実はコウ・ウラキでしたキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ってな感じで燃えまくった、ウォォオオオオイイ!!!コウキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
みたいな感じで、最高だった
ムッハーISAP氏(;´Д`)ハァハァ
ごめん、コウ・ウラキってどの作品に出てるの?
たぶん見たことないからおせーてエロイひと!
デンドロビウムはステッキーですよ。
シーマ様も。
コウ・ウラキは、0083の主役。寝取られる。
ゲルググでニナを踏む。何度も
そうそう。
ラストでニナが笑った後、ブラックアウトした画面の中で、本当にかすかだけど
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
ゲルググでニナを踏んでる様子が映されてるのは爽やかだった…
デンドロのマイクロミサイル以上のカタルシス。
あ、バーニィが生きてたらシーマ様も生きてたりして。
何しろ彼女は0083のヒロインだから。
まだ見てないんだからネタバレすんなよう!ヽ(`Д´)ノ
ネタバレついでに
デラーズ閣下はガチ
ラビアン・ローズは、エロス
おまいら嘘言うなよ
閣下と少佐の薔薇ワールドが最大の見物だろ?
「0083スターダストメモリ−」
主人公はヒロインを寝取られ、最後にヒロインをゲルググで虐殺。
ライバルは闘いそっちのけで上官とボーイズラブ。
あげくのはてにはラビアン・ローズはエロス。
(・3・)エェー?
デラーズ閣下の声が渋すぎ!(小林清志さん)
アナベル・ガトー対コウ・ウラキは、宇宙世紀上初のガンダム対ガンダム!
シーマ様は色々あってやはり様付け。
ニナは、ホントに酷いヤツ。
ハマーン様はほんの少し登場。
アナハイムは美女の宝庫
こんなもんか
>宇宙世紀上初のガンダム対ガンダム!
青弐号対青参号
>477
Σ( ̄□ ̄;)忘れてた。蒼い希望かぁ・・・・orz
もいっちょ突っ込ませてもらうと
希望=hope
destiny=運命
おおっ、そうかそうか
メモメモφ(.. )
いよいよ明日ですね。
(´-`).。oO(…そういえば、ユウはいつ頃出るのかなぁ…たしか出るっていってたはず…)
・・・・・・そうだ・・・忘れてた・・・・・・鬱だ・・・
今日は・・・まだ・・・土曜日じゃないか・・・(´・ω・`)
>482
いーこいーこ
いよいよ(・∀・)キョウダ
ソロモンに還ってくるー
あと8時間あまり…
・・・・・・ISAP氏も荒木氏の如く載せる量を1.5倍にして欲しかったり・・・
まぁ荒木は波紋使いでスタンド使いだからなぁ・・・
アアンモウあと9時間くらい(;´Д`)ハァハァ
486 :
名無しさん@ピンキー:04/02/29 13:48 ID:gEg4l5Bx
荒木の筆の早さは異常・・・例えるならパーフェクトジオング
あと六時間弱・・・
(;´Д`)ハアハア
U.C.0083
・・・地球連邦軍、並びにジオン公国の戦士に告ぐ。
我々は、デラーズ・フリート!
所謂一年戦争と呼ばれた、ジオン独立戦争の
終戦協定が偽りのものであることは、誰の目にも明らかである!
何故ならば、協定は『ジオン共和国』の名を騙る売国奴によって結ばれたからだ。
我々は、些かも戦いの目的を見失ってはいない。
それは、間もなく実証されるであろう。
我々は、日々思い続けた。
スペースノイドの自治権確立を信じ、戦いの業火に焼かれていった者達の事を。
そして今また、敢えてその火中に飛び入らんとする若者の事を。
スペースノイドの心からなる希求である自治権要求に対し
連邦がその強大な軍事力を行使してささやかなるその芽を
摘み取ろうとしている意図を、証明するに足る事実を私は存じておる。
見よ! これが我々の戦果だ!!
このガンダムは、核攻撃を目的として開発されたものである。
南極条約違反のこの機体が、密かに開発された事実をもってしても
呪わしき連邦の悪意を否定出来得る者が、おろうか!
省みよう・・・!
何故ジオン独立戦争が勃発したのかを!
何故、我等がジオン・ズム・ダイクンと共にあるのかを!
我々は、三年間待った。
もはや、我が軍団に躊躇いの吐息を漏らす者はおらん。
今、若人の熱き血潮を我が血として、
ここに私は改めて地球連邦政府に対し、宣戦を布告するものである。
繰り返し心に聞こえてくる、祖国の名誉の為に──
ジーク・ジオンっ!!・・・
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第78回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
ブラン・ブルタークは、可変MSアッシマーの操縦席で微笑を浮かべている。
眼下には、激しい雨の中で右往左往しているエゥーゴのMS隊が見えて愉快だった。
ブランは、地球連邦軍オーガスタ・ニュータイプ研究所直属部隊長である。
少佐という階級からも判る通り、ブランは一年戦争時代からの叩き上げの軍人だ。
彼は、当時としては最新鋭だったMSという兵器に積極的に関わった。
それが、戦闘形態変化の過渡期の軍人として必要な資質だと思ったからである。
元々、ブランは平和時の軍人などは飾りにもならないという信条を持っていた。
従って、反連邦組織の跳梁跋扈する現状はブラン・ブルタークにとって不快ではない。
問題があるとすれば、現在連邦軍はティターンズに牛耳られつつあるという事だ。
ティターンズの結成はデラーズ・フリート騒動後の0083だから、もう4年にもなる。
当初の、ジオン公国軍の残党狩りを主任務とする特務部隊という意味合いは既に薄い。
いつの間にか、ティターンズは連邦軍内部のエリート集団そのものになっていた。
士官級であっても、ティターンズに所属していない軍人は肩身が狭い。
現状では、具体的な戦功を上げなければ一生冷や飯喰いの軍人生活が確定となる。
ブランにとって、エゥーゴ&カラバ隊の追撃は次の地位を獲得する絶好の機会だった。
前回の戦闘で、ブランは強奪されたガルダ級輸送機スードリを奪還して見せた。
また、敵に運用されている目障りなガンダムMk-U2機も今回の戦闘で殲滅出来そうだ。
「さて・・・」
ブランは、アッシマーの機体を緑色の装甲の敵機──ネモに向って加速させる。
彼の前後左右を囲む全天周モニターの上を、薄暗い空が高速で後方へ飛び去って行く。
これまで相手と付かず離れずの体勢を保っていたのは、陽動だった。
案の定、エゥーゴは戦陣を撹乱されて適切な応戦も出来ずにいる。
ジュナス・フレイブとかいう大尉が作戦に気付いたらしいのは、誉めてやろうと思う。
「だが・・・まだまだだと言わざるを得んな」
ブランの目は、北西のガンダムMk-Uの援護に入ろうとした1機のネモを見つけていた。
アッシマーを変形させたブランは、流れるような動作でビームライフルを構える。
雨空を切り裂くように伸びたビームは、ネモの腹を貫いてその機体を爆散させた。
濡れた滑走路を昼のように照らす光芒を見下ろし、ブランは口元を歪めて笑う。
まずはエゥーゴMS隊を殲滅し、それから無傷でシャトルとアウドムラを手に入れる。
ブラン・ブルタークの計算には、いささかも狂いが生じる可能性はなかった。
ガルダ級輸送機アウドムラのブリッジでは、戦闘報告と怒声が飛び交っている。
「敵はアッシマー・タイプ、二個小隊(6機)です!」
「そんな事は判っている! 積んであったMSの機動はどうなっているんだ!?」
オペレータのセリフに反射的に怒鳴り返し、ハヤト・コバヤシは格納庫へ叫んだ。
「やっていますが、しかしパイロットが不足しています!」
実は、アウドムラはケネディ空港を離陸前に何機かのMSをカーゴ内に積載している。
但し、ハヤトが館長をしていた戦争博物館で陳列されていた物だから最新式ではない。
武装は現行のビームライフルやキャノン砲に換装してあるが、装甲や出力は旧型だ。
「いざとなれば俺も出る! いつでも1分以内に出れるようにしておけ!」
ハヤトは苛々したように叫ぶと、視線をヒッコリーの滑走路へと向けた。
アウドムラの正面窓から、叩き付けるような激しい雨が見える。
視線を下げたハヤトは、滑走路を走る1台のエレカを見つけて目を丸くした。
水飛沫を上げて走るエレカは、戦闘中の空域を避けてアウドムラへと近付いている。
恐らくヒッコリーの連絡員なのだろうが、随分と無茶な奴だと呆れるしかない。
エレカがアウドムラの陰に入って見えなくなったから、ハヤトは視線を戻す。
雨に濡れる滑走路の遠くの打ち上げ台の上には、シャトルの巨体が鎮座していた。
ふと、シャトル積載済みのクワトロ・バジーナ大尉の百式の出撃を要請したくなる。
だが、クワトロを宇宙へ還す事が出来なければ今回の打ち上げの意味はない。
作戦的には、出撃しているパイロットが全滅してもクワトロの帰還を優先すべきだ。
──ハヤトがカラバの代表を引き受けてから、もう何年になるだろうか。
未だ組織としての中核が固まっていないカラバをまとめるには、資金が必要である。
資金の調達の為には、スポンサーへのプレゼンテーションが求められる。
今回の作戦は、ルオ商会とアナハイム・エレクトロニクスへのアピールの機会である。
だからこそジャブローまで出掛けたし、エゥーゴ隊とも渡り合ったつもりだった。
しかし、さすがにパイロット上がりのハヤトが仕切れる程に戦況は簡単ではない。
既にスードリを奪還され、エゥーゴMS隊は危機に瀕している。
しかも、若い組織であるカラバにはパイロットが圧倒的に不足しているのだ。
ちらっと視界に入ったアムロ・レイの暗い瞳に、ハヤトは殺意さえ覚えた。
シャトル積載状況は遅々として進まず、打ち上げ予定時刻まで既に50分余りである。
ハヤトは手に嫌な汗が滲み出すのを感じ、油に汚れたズボンで荒々しく拭った。
打ち上げまで残り時間の少なくなった脱出シャトルは、機体表面を雨で洗われている。
エゥーゴ支援組織カラバの秘密基地ヒッコリーは、未だ雨の中にあった。
「百式、機体固定、もう少しで完了します!」
眩しい照明の点いているシャトル・カーゴ内では、突貫作業の真っ最中だ。
今回のシャトルは中型機であるから、MS9機分のハンガーが整然と並んでいる。
最奥のハンガーに固定中の百式のパイロット、クワトロ・バジーナは乗船済だった。
帰還組の後二人、ジュナス・フレイブとカミーユ・ビダンは未だ戦闘中である。
困った事に、そろそろ二人が搭乗しないと固定作業が間に合わない可能性があった。
総掛かりの突貫作業でも、MSの完全固定には相当の時間が必要である。
秒速約11.2km以上で上昇するシャトルでは、荷物は完全に固定されなければならない。
例えば、ネモですら頭頂高18.7m、全備重量54.7tという質量を持つのだ。
こんなものが固定されずに転げまわられたら、軌道計算も何もあったものではない。
ヒッコリーのスタッフは、焦れたように走り回りながらジュナス達を待った。
そして、ネモのパイロットのテオドール・チャーチワードはカーゴハッチ内にいる。
寄り添うように立つリベカ・マレリーの、ウェーブの掛かった髪が雨風に揺れた。
彼等の背丈の何倍もあるハッチは、大きく開けられて積載MSを待っている。
リベカの髪を揺らした風は、カーゴ内で走り回る作業員へと雨粒を運んだ
二人は、シャトル・カーゴ入口近くにある簡易通信ブースの画面を見つめている。
リベカが見つめる画面の中で、撃墜された味方のネモの爆光が小さくなりつつあった。
「344機ってヤマモト少尉だよね・・・ 来月結婚だって言ってたっけ」
通常レベルの薄暗さに戻るスクリーンを見つめ、リベカは小さく悲痛な声を上げる。
特に仲が良かった相手ではないが、過酷な降下作戦を共に戦った仲間だった。
「あのUFOが6機だよ! ジュナス大尉やカミーユ、大丈夫かな・・・?」
作業途中のカーゴ内を見てから、リベカは心配そうにテオドールの腕を取る。
外部モニター直結のスクリーン内では、眩いビームの閃光が盛んに飛び交っていた。
前回は1機でも苦戦したアッシマー・タイプが、今回は二個小隊で襲来している。
いかに凄腕のジュナスとカミーユのガンダムMk-Uコンビでも、苦戦は免れまい。
「僕等も出た方がいいのかも、しれないけど・・・」
テオドールがちらっと見たデジタル時計は、05:50を表示して点滅していた。
現在は、作業員が2機目のリック・ディアスをハンガーに固定している真っ最中である。
そして、テオドールとリベカの機体はもう1機のネモと共に作業開始待ち状態だ。
丁度通りかかった整備工が、テオドールのセリフを聞いて苛々と怒鳴る。
「勘弁しろよ! 一刻も早くアンタらを帰還させろってせっつかれてんだからよ!」
言われなくても、宇宙へ帰りたいという思いはテオドール達の方がよっぽど強い。
そして、二個小隊のアッシマーを相手に出撃するのは躊躇せざるを得ないのも事実だ。
「でも、このまま敵を倒せなかったらシャトルが飛べないじゃない!!」
リベカが、豊かな胸と髪を揺らしながらスタッフに食って掛かった。
「ここまで来たら、外に残ってるアンタらの仲間を信じるしかないだろうが!!」
癪だが正論なセリフにテオドールが頷いた時、突然周囲で大声が上がる。
「おい! 何やってんだ!? 勝手にMSを動かすんじゃない!!」
眉を顰めた二人が顔を向けると、驚いた事にテオドールのネモが勝手に機動していた。
愕然とする彼等の眼前を横切って、強奪されたネモがゆっくりとハッチへ歩き出す。
『この機体を借ります! 危ないからみんなハッチ近くからどいて下さい!』
ネモの外部スピーカから流れて来たのは、カツ・コバヤシの声だった。
またもやいつの間にかMSに乗り込んでいたカツは、無断でシャトルから飛び出してゆく。
ヒッコリー基地を覆う雨は、更にその勢いを増しているかのようである。
ジュナス・フレイブの操るガンダムMk-U2号機は、水飛沫を上げながら横移動をした。
すると、今まで彼の機体があった滑走路をビームが舐めて掘り起こす。
大きく立ち上る土煙は雨に濡れ、空中を舞いつつ散らばっていった。
「・・・っ!」
回避行動を終了したジュナスは、トリガーを握りつつ空中のアッシマーFを睨み付ける。
だが、途中までビームライフルを構えたジュナスは突然機体を飛翔させた。
ほとんど間髪を置かずに、Mk-U2号機が立っていた位置へビームが集中する。
舌打ちして、ジュナスは空中でアッシマーEへとビームライフルを連射した。
だが、アッシマーEは変形しつつその攻撃を寸前で避けてジュナスから距離を取る。
時刻は05:50へと変化し、打ち上げ時刻06:37まで47分しか残されていない。
射撃後に着地したガンダムMk-Uの機体に強い衝撃が走り、ジュナスは顔を顰めた。
ちらっと見たビームライフルの残弾は10発・・・些か心もとない。
しかし、気を抜く事を許さないようにアッシマーDがジュナスに向って来る。
現在、アッシマーD,E,Fの3機をジュナスが一人で押さえている状態と言っていい。
彼の援護に入ろうとしたヤマモト少尉のネモは、既に撃墜されてしまっている。
シャトルを挟んで反対側の空域では、カミーユ・ビダンが必死で立ち回っていた。
ブラン・ブルタークが駆るアッシマーA、そしてアッシマーB,Cの3機がその相手である。
周囲では残りのネモ5機が雨の中を左右に跳ね回って、カミーユの援護をしていた。
何機かはシールドを吹き飛ばされており、旗色が悪いのは歴然としている。
ジュナスにとって幸運だったのは、ブラン以外の機体の熟練度は並程度だという事だ。
しかしあくまでジュナスにとってであって、アッシマー・タイプは強敵である。
「ちくしょおおおーーー!」
開けっ放しの通信機から、悔しそうな叫び声が上がったと思った途端爆発音が響いた。
「ゲラー准尉、撃墜されました!! まずいんじゃない、これって・・・」
アウドムラのブリッジにいるベルトーチカ・イルマが、呆然と呟くのが聞こえる。
これで味方は6機に減少し、襲撃して来たアッシマーと同数になった。
それに引き換え、こちらはアッシマーにかすり傷一つも付けられていないのである。
ジュナスは唇を噛み締めながら、忙しく視線を前後左右に泳がせた。
アッシマーFが左方向から迫って来たかと思うと、素早く変形しながら射撃して来る。
その射撃を辛うじて避けたジュナスに、アッシマーDとEが追撃を行った。
ジュナスが構えて連射したビームライフルは、余裕でアッシマーFに回避される。
残弾は7発・・・ジュナスは、ネモ隊に指示を出そうと口を開き掛けた。
その瞬間、残留組のネモ隊の1機がまたもやアッシマーBに撃墜されたのが見える。
「よくもやったなぁっ!!!」
激昂するカミーユのセリフを聞きつつ、ジュナスは5機に減った味方を暗澹と見つめた。
唇を噛み締めるジュナスの耳に、慌てふためくハヤトのセリフが聞こえて来る。
「まずいじゃないか・・・! ど、どうしたらいいんだ!?」
アッシマーの脅威に増援を躊躇っているようでは、カラバは戦力として期待出来ない。
現在時刻を示すデジタル表示は05:53へ変わり、シャトル打ち上げまで余裕がなかった。
カミーユの撃ったビームが当たる直前、アッシマーCは急速方向転換して避ける。
突如、カミーユに酷使されていた3号機が足をもつれさせ転んだ。
「!? な、なんだよ、これ!?」
尻餅状態になった機体のコックピットで、カミーユがヒステリックに絶叫する。
ガンダムMk-U3号機は、2号機より先に脚部関節の限界を超え歩行不能になったのだ。
──次回、3月7日。
次 回 、 「 ビ ギ ニ ン グ ( 後 編 ) 」
次週、誰も想像しなかった驚愕の展開が・・・
キタ(ry
ISAPさんおかえりなさいm(_ _)m
そしていつもありがとうごさいますm(_ _)m
驚愕の展開?・・・・もしや((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
キ(ry 相変わらずGJ!
>驚愕の展開
だ、誰が…((((;゚Д゚))))
おつかれさまです。
たいへんよかったです。
次どうなるんでしょうね。
もしかして展開の鍵を握るのは、カツ・・・・!?
ISAPさんキタ━━━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
お疲れ様です。GJです。
もうなんともいえない、この緊張感がたまらんです。
>驚愕の展開
うぇぇぇーー、何が起きるんだ〜〜!!!
来週読む時は、充分気をつけなければ・・・。
次週こそ「白い闇…」なのか?
ISAPさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>驚愕の展開
Z本編とは違う展開になるんでしょうか?
ISAPさんがどんな話を見せてくれるのかとても楽しみです。
>>512 さすがにそろそろなんじゃないかと……
キタ━━(゜∀゜)━━!! て…手に汗握る展開でした(;´ω`) てかアッシマーがここまで強くカコよく見えるとは…相変わらず流石としか言いようがありませんな >>驚愕の展開 (((( ;゜Д゜)))ザクグフゲルググ
もはやエロそっちのけで続きを待つ僕ら。
烈しく同意
いっそのこと、原作とかけ離れたストーリーを見せてくれると嬉しい。
今更原作と違うとか野暮なこという住民もいないだろうし、正直原作そのままならビデオ見ればいいんだし。
いずれにしろ、来週も期待。
オリジナル展開=新しい感じで(*´д`*)ハァハァ!!
原作に沿った展開=もう1つの視点から見たZな感じで(*´д`*)ハァハァ!!
結論、どっちも(*´д`*)ハァハァ!!
当てずっぽうで
ジュナスタン撃墜とか。
……
('A`)
!
撃墜>負傷>残留>香港>ルオ商会のシェリー>ハァハァ&新型
>アウドムラ搭載の旧式MS
>アウドムラに向かうエレカ
>カツの出撃
>カミーユ機の故障
伏線が多すぎて ”驚愕の展開” が予想できん…
次号はいきなり場面が変わって、
ジュナスの童貞喪失回想シーンの予定です。
実は今までのはプロローグで来週から本当の物語が始まる(ビギニング)とか?
いつも控えめなISAPさんが誰にも予想できないなんて堂々と書かかれるとほんと気になっちまう。ドキドキ
誰にも予想できないってのは読者ではなくて
小説の中の登場人物なのではないかな?
たぶんアムロが○○してみんなビックリって奴さ。
そう思っておいたほうが衝撃も大きそうだし。
>521
同意
>522
そりゃあ誰にも予想できないがw
今回の話を読んでからエゥーゴVSティターンズのケネディポート面を
マーク2でプレイすると気分はもうジュナスたん。
ほぼ初回から読んでいたのにジュナスたんを
スレイブと読み間違えてた俺って一体・・・
……間違えすぎww
そういえばエリス・ワイスってやっぱ花のエーデルワイスからつけたのかなー
リベカって最初ヘンな名前だと思ったが、今じゃこれ以外考えられない…
そんな事言ったらライラ・ミラ・ライラとかパプテマスとか偏見艦長とかの名前の方が変な気が・・・
まぁ名前なんて初めはみんな違和感くらいあるさ
こっちでも騎士と書いてナイトと読ます名前があるくらいだから・・・
ハヤトがアムロを投下します
>
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,__ | 早く日曜日になりますように…
/ ./\ \__________
/ ./( ・ ).\ o〇
/_____/ .(´ー`) ,\ ∧∧
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| (,, ,)
|| || || ||./,,, |ゝ||ii~ ⊂ ヾ
| ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .( )〜
こっちでも騎士と書いてナイトと読ます名前があるくらいだから・・・
ってどこの話?
やるっきゃ騎士(ナイト)?
ノ::::゙、 ヽヽヽヽ ゙、
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
:V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|
i!f !::::: ゙、i
i!ゝ!:::: ‐/リ
i::/:、 :::、 /''ii'V
 ̄ハ:::::\ "''il|バ''
ショカツリョウ
諸葛亮 いわく
ほかに思いつくものは
ないのですか
みつめてナイト?
いつだか誘拐された被害者がそんな名前だったね。
やるっきゃナイトってなに?
と若者ぶってみるてすと
艦長! 若者ぶっています!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
∧ ∧ ∧ ∧
___( _冂二冂(,,゚Д゚)
∧⊂/ ̄|二| ̄\つ∧二ヽ
ι匚|_/_\_匚i_|∪∪i]
\/∠ / / \_/二/
/∠ / /
/∠ / ∧_∧___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/∠ / /7´Д` ) / | < 弾幕薄いよ何やってんの!?
/∠ / ○ =i|= ~)/ | \_______
/∠ / i'''√√ i'''i ̄ ,,,,/
∠ / /__(_(_)/ ̄ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / \\\/ (・∀・ )< 無理をしてはいけませんね
 ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄\ ) \_________
| | |
……ああ、あと4日もあるのか
毎日来たって更新してるわきゃあないと思いつつそれでも来てしまう。
このスレにカウンターがついてたら毎日一回はまわしてるな……。
536 :
名無しさん@ピンキー:04/03/04 07:56 ID:kCGXO3xQ
>535
(・∀・)人(・∀・) ナカーマ
わかっててもつい来ちゃうよなホント。
おかげでここ3回くらいリアルタイムでみれたけど。
orz
>>このスレにカウンターがついてたら
日曜日だけ一気にカウンターが回るw
結局、エリスたんは普通に宇宙へ帰ってそれっきり??
. ,:' .l .::;',. :::;/..://:: /,':/ ', l、 .i ヽ
. ,' ..::| .::;',' :;:','フ'7フ''7/ ',.ト',_|, , ',.',
,' .::::::!'''l/!:;'/ /'゙ / '! ゙;:|:、.|、| 'l
. ,'. .:::::::{ l'.l/ 、_ _,. 'l/',|.';|
l :::::::::::';、ヾ  ̄ `‐-‐'/! ';. '
. ! :::::::::::/ `‐、 ゝ |'゙ |
| ::::::::/ \ 、_, _.,.,_ ノ::: ! 早く続きが読めますように・・・
|::::/. _rl`': 、_ ///;ト,゙;:::::./
.. `´ /\\ `i;┬:////゙l゙l ヾ/
,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l / !.|
ISAP氏が7人いれば毎日読めるのになぁ・・・
ISAP氏が7人いれば夜盗化した野武士から村を守れるのになあ……
それはムリw
ISAP氏が8人いれば里見家を再興できるのになあ……
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌??
ISAP氏が7人いればナナたんと呼べるのになあ……
ISAPたんが12人いれば妹にできるのになぁ・・・・・・
ISAPたんが13人いれば戦わなけれ ば生き残れないのになあ……
ISAPたんが101匹いればわんちゃんなのになぁ・・・
ISAP氏が47人いれば吉良邸へ討ち入りできるのになあ……
キラは、ホントに酷い奴
/ ̄ ̄ ̄\
i'___{_ノl|_|i_トil_|i
|,彡 -‐ ‐-{.i|
》|il(_, ''' - ''丿| お星様キラキラ
ノリ i `フ i´il l|
/ノ l| ハーハ ll j
ISAPさんが108人いれば梁山泊で蜂起できるのになあ……
と、そんなことよりいよいよ「驚愕の展開」ですよ?
小 便 は 済 ま せ た か ?
神 様 に お 祈 り は ?
部 屋 の 隅 で が た が た 振 る え て
命 乞 い す る 準 備 は OK ?
カミーユが殺されてジュナスがZに乗るんだ。
↓サプライズ
↑日本サンライズ
>>540-551 こういうネタレスは大好きです。
もっと読みたいです。
U.C.0079
「──よおし、行くぜ、アムロ曹長!」
「は、はい! しかしスレッガー中尉、どういうつもりです?」
「つもりもへったくれもあるものか! 磁界を張っているとなりゃあ
接近してビームをぶち込むしかないっ!!」
「はい!」
男と少年は、遥か遠くの敵拠点に立つ、禍禍しく巨大な異形の機体を睨み付ける。
頑丈な二本の脚に胴体だけのその敵は、こちらのビーム攻撃を完全に防いでいた。
これ以上あの敵を放っておけば、総攻撃中の味方の被害は増大する一方である。
「こっちのビームが駄目ならガンダムのビームライフル、そしてビームサーベルだ。
いわば三重の武器があるとなりゃ、この俺がやられたって!!」
「スレッガー中尉っ!?」
自分の身を犠牲にしてでも敵を倒すと決意する男に、少年は驚いたように叫ぶ。
そんな甘さの抜け切れない少年に、男は優しく陽気に笑って見せた。
「私情は禁物よ。奴の為に、これ以上の損害は出させねえ。
・・・悲しいけど、これ、戦争なのよね」
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第79回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
ただでさえ機動性に優れるアッシマー相手に、動けないMSでは練習の標的以下である。
迫るアッシマーA,Bの攻撃を、カミーユ・ビダンは機体を地に転がらせて避けた。
「カミーユ君! 狙いを付けなくてもいい、敵を寄せ付けるな!!」
焦燥しつつ叫んだジュナス・フレイブの2号機の横を、突然現れたネモが飛び去る。
「・・・誰だ!?」
機体のプロパティ表示は、テオドール・チャーチワード少尉のネモだ。
しかし、通信画面を覗き込んだジュナスはそこにカツ・コバヤシの顔を見つけてしまう。
「カツ君!? ──下がれ! カツ君には荷が重い!!」
慌てて叫んだジュナスに、カツは爽やかな表情で返事をして来た。
「大丈夫です、いけます!!」
何故かその表情に気圧され、ジュナスはカツの乗るネモを見守ってしまう。
突然現れたネモにアッシマーA,B,Cの攻撃が集中するが、カツはそれを見事に避けた。
カミーユ機を護るように立ったカツのネモは、正確な射撃でアッシマーを寄せ付けない。
「カツ!? オマエ、いつの間にそこまで!?」
地面に転がったガンダムMk-U3号機の中で、カツの活躍に驚いたカミーユは声を上げた。
南南東のアッシマー3機は、獅子奮迅と言えるカツの攻撃に少々怯んだようである。
「カツ・・・危ないから下がるんだ!!」
アウドムラのブリッジでは、ハヤト・コバヤシが呆然とカツの行動を見つめていた。
カツが無断出撃をするのは、これでもう何回目なのか覚えていないくらいだ。
規律が緩いとはいえ軍隊であるのだから、下手をすれば軍法会議モノに違いない。
修正という名目で殴られていれば済む、というレベルのものではあるまい。
ただ、圧倒的に不利な現状ではどんな形であれ援軍はありがたいのも又事実であった。
「そういえば、彼、よく一人でシミュレーションルームに篭ってたみたい」
ブリッジの隅でモニターを見ていた、ベルトーチカ・イルマがふと呟く。
驚いたように顔を向けて来るアムロ・レイに、ベルトーチカは小さく肩を竦めた。
「でも、どうしてあんなに必死に手柄を立てたがっているのかしら・・・」
コンソールに向き直ったハヤトの目に、05:57というデジタル表示が映る。
打ち上げ時刻まで40分となった現在、戦況は混沌としたままで流れが見えない。
モニターの中で、カツの乗るネモが意外に的確な攻撃を続けカミーユを援護している。
だが、ハヤトにしてみればニュータイプめいたカツの戦闘も危なっかしいだけだ。
「ど、どうしてそんな無茶をする、カツっ!!」
混乱する戦場に、アウドムラのブリッジで叫ぶハヤト・コバヤシの声が響く。
ジュナスが援護射撃をした瞬間、アッシマーBにカツ機は肩部装甲を吹き飛ばされる。
「くっ! でも、まだ行ける! 僕がシャトルを護ってみせるっ!!」
「・・・そんなにも・・・アムロにいいところを見せたいのか・・・」
機体を制御しつつ叫ぶカツに、ハヤトが辛そうな表情で問い掛けた。
続いてアッシマーCが放ったビームを、カツは必死に避けて射撃体勢を維持する。
「やっぱり、お前もアムロの方を大事に思って・・・!」
カツの強引な参戦を、情けないアムロを励ます為の熱意と受け取ったハヤトだった。
ところが、そのセリフを耳にしたカツは、突然大声で叫んだ。
「違うよ! アムロさんの為だけじゃないっ!!」
目を見開いたハヤトに、涙を浮かべたカツが思いをぶつけた。
「義父さんが、アムロさんに劣等感を持ってる事くらい知ってるよ!!」
カツの言葉に、ハヤトはコンソールに手を付いたまま硬直する。
雨粒が絶え間無く落ちて、アウドムラのブリッジの正面窓に何本もの筋を描いた。
「アムロさんがダメになっちゃったから、義母さんは仕方なく自分を選んだって
義父さんはそう思って、だからカラバの代表を引き受けたって事くらい判るよ!」
コンソールに置かれたハヤトの手が、更に強く握り締められる。
アッシマーCの攻撃で装甲を焼かれながら、カツは必死で回避運動を続けた。
「だから! 僕はアムロさんがちゃんと立ち直ったところを義母さんに見て欲しくて!
そのアムロさんを見て、それでも義母さんが義父さんを選ぶ処を見たくてっ!!」
奇妙な静寂に包まれたブリッジの中で、アムロ・レイは身じろぎも出来ない。
コンソールのデジタル時計の表示は06:00へ変化し、打ち上げまで残り37分になる。
ハヤトは通信画面を潤んだ目で見つめながら、呆然としたように囁く。
「ど、どうして・・・カツ、お前は一人でそんなに背負い込んで・・・」
「だって、僕はこの家を無くしたら、また一人ぼっちに戻ってしまうから」
アッシマーA,B,Cと互角に渡り合いながら、カツは戦闘の高揚状態で泣き叫んでいた。
「孤児だったレツとキッカと僕にとって、本当に大切な家族だから・・・!」
──それじゃあ、誰が僕らを認めて受け入れてくれるっていうんですか!?
そうだ、カツはハヤトの息子として恥ずかしくないパイロットになりたかったのだ。
「ああ、そうか・・・あたし達は判ってあげなくちゃいけなかったのね」
静かなブリッジに染み入るように、せつなそうな囁きが流れる。
「あたしも孤児だったから知ってたはずなのに、判ってあげられなかった」
そう呟くベルトーチカ・イルマが、アムロの隣で哀しそうな涙を流す。
「一人に戻るのが怖くて、幸せを手放すのが怖くて、意地を張って無理をして」
──・・・あのアムロさんなら、判ってくれると思ってたけど・・・!
アムロはカツのセリフを思い出し、頭を殴打されたような気がした。
「・・・きっと、幸せな人には一生判らない不安と孤独・・・」
そうだ、あの優しくて素直なカツに無理をさせてしまったのはアムロとハヤトだ。
自分の殻に閉じ篭った青年と、虚勢を張り続けた青年がカツに負担を掛けたのである。
胸を詰まらせたハヤトは、懇願するようにカツに呼び掛けた。
「・・・判った、判ったからもういい。カツ、ここへ戻って──」
次の瞬間、ハッと顔を上げたアムロが通信機へ駆け寄って絶叫する。
「──駄目だ、カツっ! 右へ避けろぉぉぉっ!!」
だが、そこまでだった。
次の瞬間、アッシマーAから放たれたビームがカツが乗るネモの腹部を貫いた。
ブラン・ブルタークは、必死に奮闘するカツに生れた些細な隙を見逃す程甘くはない。
スクリーンを見つめ、アムロとハヤトは呆然と硬直した。
「・・・・・・カ・・・カツ?」
「痛い、痛いよ・・・ アムロさ・・・ん・・・」
通信画面の中で、血まみれのカツがまるで赤ん坊に戻ったかのように呻く。
ネモのコックピットの中を火花が飛び散り、黒い噴煙が通信画面を汚した。
瞳を揺らして自分を見るハヤトに、カツは必死に目を開けて泣きながら謝る。
「あ、ああ ・・・ご、ごめん、ハヤト」
養子縁組以降、初めてカツはハヤトを名前で呼んだ──“義父さん”と呼ばなかった。
「・・・やっぱり僕は・・・役立たずな、みなし子だったよ・・・」
大きく息を呑んだアムロの横で、ベルトーチカが瞳を潤ませる。
拳をコンソールに叩き付けたハヤトは、顔を真っ赤にしてカツを怒鳴り付けた。
「ばかやろうっっ!! お前は俺の息子だーーーっ・・・!!」
そのセリフが、カツがこの世で聞いた最期の言葉だった。
「・・・父さ────」
次の瞬間、爆炎がカツの身体を焼き尽くし通信画面がブラックアウトする。
核融合エンジンの爆発が、薄暗いヒッコリー滑走路を残酷なまでに明るく照らした。
「!! カツぅぅぅーーーっ!!」
何一つ出来ないまま、ハヤトは全力で号泣する。
雨粒が絶え間無く落ちて、アウドムラのブリッジの正面窓に何本もの筋を描いた。
──地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言って下さい!
コンソールのデジタル時計の表示は06:07となり、シャトル打ち上げまで残り30分だ。
カツは、ハヤトの自慢の息子になりたかった。
ハヤトは、カツの立派な父親になりたかった。
それだけだった、二人が本当に望んだ事はたったそれだけの小さな事だった。
──僕がアムロさんの代わりに戦いますよっ!!
「うおおおおーーーっ!!!」
ハヤトは、呆然と立ち尽くしていたアムロの襟首を掴んで絶叫する。
「俺はこんな処で何をやっている!? お前はこんな処で何をやっている!?」
アムロは、虚ろな表情でカツ・コバヤシの生命が燃え尽きる炎を見つめた。
──・・・・・・
ジュナス・フレイブのガンダムMk-Uが、孤軍奮闘状態で滑走路を飛び回っている。
だが、故障寸前の脆い機体を庇っている動きは、今にも敵に撃墜されそうだ。
──・・・そう、ちょい右!!
不意に、アムロの頭の中に懐かしいキッカ・キタモトの可愛い声が響いた。
そうだ、これはあの7年前の一年戦争の最後の日にア・バオア・クーで聞いた声だ。
傷つき疲れたアムロを救ってくれた、子供達の声だった。
──そう右!
レツ・コ・ファンが、アムロを励ますように語り掛けて来る。
やんちゃで元気なレツの笑顔は、暗くなりがちな仲間達をいつも明るくしていた。
──はい、そこでまっすぐ!
カツ・ハウィンの嬉しそうな声が、二人に負けじと張り上げられる。
孤児3人のお兄ちゃんとして頑張るカツは、努力家で優しい少年だった。
──そう、こっちこっち、大丈夫だから!
7年前、アムロはあの孤児3人組の声に導かれて仲間達と再会出来たのだ。
そして、落ち込んでいた今のアムロに勇気を与えてくれたのもあの子達だった。
──すぐ外なんだからぁ!
滑走路面の上を、歩行出来ないカミーユのガンダムMk-U3号機が這いずり廻る。
その状態では、カミーユもアッシマーの攻撃をなんとか回避するので精一杯だ。
そして、もう1機のネモがアッシマーBに撃墜され味方は4機に減少した。
──いい!?
アムロは、あの子達に何をしてやれたのだろう、何をしてやればよかったのだろう。
──4っ! 3っ! 2ぃっ! いちっ!
雨粒が絶え間無く落ちて、アウドムラのブリッジの正面窓に何本もの筋を描いた。
大きく息を吸い込んだカツ・レツ・キッカが、声を合わせて叫んだ。
──ゼロぉぉーーーっっ!!
「ハヤト、その手を離せ」
アムロの雰囲気が変わった事に気付き、ハヤトは驚いて握っていた手を離す。
襟元を直しながら、アムロは低く押さえた声でベルトーチカに問い掛けた。
「ベルトーチカ、スタンバイ出来ているMSはあるな?」
アムロの態度に怯えるように、ベルトーチカは慌てて手元の画面を確認して答える。
「り、陸戦型ガンダムが、1機・・・す、すぐ出れるわ・・・」
RX-79G 陸戦型ガンダムと聞きアムロは頷いた──ガンダムなら俺が一番上手く操れる。
「・・・ア、アムロ? 武装はともかく装甲も出力も旧型のMSだぞ・・・!」
ハヤトの声に合わせるように、不意に激しかった雨が止み始めた。
「た、戦うのが怖いんだろう!? 怯えて震えて逃げていたいんだろう!?」
雲の切れ間から眩しい陽光が漏れ出し、アウドムラのブリッジへと射し込んで来た。
時刻は06:10へと変化し、シャトル打ち上げまで残り27分である。
「お、お前に! 一体何が出来るというんだよっ!?」
「何が出来るか、か? ──・・・そうだな」
突然アムロから噴出した凄まじい威圧感に、ハヤトは一歩あとずさった。
射し込んで来た光がアムロの身体を照らし、その身体をきらきらと輝かせる。
「今から俺がアッシマーを全滅させる」
──次回、3月14日。
次 回 、 ア ム ロ 復 活
よし、エマさんの代わりに俺が
カァツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
衝撃の展開・・・
さすがだなぁ・・・
カツ・・・
よし、フラウの代わりに俺も
カァツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
カツ( ゚д゚)ポカーン
>ガンダムなら俺が一番上手く操れる。
甘ったれていた時と同じですが、今回は重みが違いますね。
ISAPさん キタ━━━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
そんで。
リアルタイムで ヨメタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
うぁぁ〜ん、カツがぁぁ〜〜・゜・(ノД`)・゜・
ベルトーチカがアムロを奮い立たせるのかと思ったら
最後のスイッチはカツだったのかっ!!
> 次 回 、 ア ム ロ 復 活
待ってましたー!!!
タスケテクレルナラ、ハヤクタスケテクレ・・・
・・・。
すまん、これ読んで・・・
これ読んで・・・
カツの印象が180度方向転換して垂直上昇をはじめました(つД`)
ISAPさん乙です。
底値だったカツの株価を反転急上昇させる展開
おみそれいたしやした!_| ̄|○
ははは、なーんだ、カツかぁ。こいつなら、死んだって……
…………?
……これは……なんだ?涙……泣いてるのか、おれは……?
・゜・(ノД`)・゜・
むう、意外な展開ですが、始めてカツが格好良く見えました。
そして、初代の最終回のシーンがオーバーラップするシーンからどんどん胸が熱くなってくのを感じ、
「今から俺がアッシマーを全滅させる」
で爆発。あ、アムロかっこいいいい。
来週が楽しみでなりません。
カツもいろいろたいへんだったんだな・・・。
ところで、原作よりもキャラが立ってておもしろい気がするのは気のせい?
まさかカツがここまで見せ場を貰って散っていくとは…
正に「驚愕の展開」。脱帽することしきり。
今はとりあえずカツに黙祷。
…今まで貶して悪かった、カツ。
>ガンダムなら俺が一番上手く操れる
あああああああ。
リックディアス萌な俺も既にアムロタンの陸戦型ガンダムが楽しみで仕方がないです(゚∀゚)
そしてカツ。今回の話最初はちょっと感動的なアムロ復活の演出を狙いすぎかなぁ…って思ってたけどアムロの回想あたりから一気にひきつけられてしまった(´-`)
カツ1stのとき、いい子だったもんな…素直すぎてハヤトとアムロを背負っちまったんだなぁ
小説読んで震えたのって何年ぶりだろうか
「ちくしょう……なんてこった
おれはカツのことを好きだってことが今わかった……
おれっていつもそうだ
……いなくなってはじめてわかるんだ
ひねくれたリア厨だと思っていたけど
どんなニュータイプにもなつかない、つっぱったカツが好きだった
いっぺんも愛想をふりまかねえその性格は
本当に誇り高いやつだったってことが
今になってわかった」
「愛してカツを得ることは最上である。
愛してカツを失うことはその次に良い。」
(ウィリアム・M・サッカレー 19世紀英国作家)
||
Λ||Λ
( / ⌒ヽ 今までカツ死ねとか言ってたオレこそ死ね
| | |
∪ 亅|
| | |
∪∪
.
:
:
‐ニ三ニ‐
もうΖ総集編の原案はISAPさんので。
しかしR18決定だな。
すげえ…オリジナル展開、しかもあのカツ株を急上昇させるとは…
すげえ、世の中拡いわ、いやまじで
カ・・・カツが・・・
イヤ、カツが死んだ事自体は別に驚愕の展開でも何でもない
どうせ宇宙で石にぶつかって死ぬんだからな
今ココで死なれてもなんの問題も無い
だがしかし!「カツという存在をココまでカッコよく、そしてただの身のほど知らずでは無く父の、そして母の為に命を散らす」
コレは予想を遥かに上回った驚愕の展開だと言えるだろう!
カツゥゥゥゥゥ!!!・゜・(ノД`)・゜・
・・・・・・まさかカツの為に涙を流す日がこようとは・・・
Gディフェンサーに空きが出来ますた
>>595 以後リモコンになります。
バウナッターみたく。
エマさんも大変だ。
良かった・・・
マジで来週が楽しみで仕方ない
ところでサラは・・・?
ISAPさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
自分も最初はちょっと演出を狙いすぎだと思いましたが
なによりもこういう展開ならアニメだとなんで出てきたのかわかんなかったカツが
まがりなりにも出てきた意味があるようになるワケで
個人的にも
>>592さんの意見に激しく同意。
あと、
>>594さんのいうように宇宙で石にぶつかって死ぬよりよっぽどいいよなああ
>>597おそらくサラはシロッコオンリーになるのでは?
>595
Gディフェンサーにはフランが乗ります。
そしてジュナスのマーク2と『合体』します。
(*´▽`*)ウットリ
駆け抜けるように600げっと〜〜!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___ ______ ───────────…‥
/日 「 日\_.\ ━━━━━━━━━━━━…‥
|. │/ \ ┃ ..|しぃ | ───────────…‥
._________\∧∧ |_/__/,-、__\ | / /━━━━━━━━━━…‥
()_____|_日 (゜ー゜* )(@)_二〉 ̄,ー' ゞ ⌒ヾ∠_────────…‥
\|乙/∪∪=/__/__二二, =- 三ニ=−──…‥
<_,<、二ニ_/ ̄ ̄ //_ く ̄ ━━━━━━━━━━…‥
l/ l/^ー' / / ∨.N \ ────────…‥
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────────────…‥
>599
(・∀・)ソレダ!
しかしこれでアムロの次のモビルスーツ
(ディジェは無くなった?)も謎になってきたぞ。
次は、どんなネタでISAPたんを
御出迎えしましょう?ねえ、お姉さま?
Z+
カツ………………泣いてしまったじゃないか……
ISAPさん乙カレー
このシーンは後々まで名場面のひとつに数えられることになるでしょうね。
>>597 カミーユとシロッコの決戦でサラの魂の前に立ちふさがるカツの魂。
そのときサラ、
「誰よあんた、どきなさいよ!」
てことになるわけか(;´Д`)
>>597 >>604 >ところでサラは・・・?
独房から逃がす人(勝)がいないので
カミーユたん達のオモチャになる? いや、そうあってほしい。
このSSだと、今サラは地球にいるワケで(ケネディでレコアを勧誘してたよな)
ズバリ、香港でからんでくると見た。
>601
やっぱZ+だと思う。
っていうかディジェ嫌い(;´Д`)
>>606 いや、イージーエイトだな。
しかも悪名高き宇宙用。地上で運用するのに。
陸戦型ガンダムをカスタムメイドしたのを宇宙仕様にしちゃアカンよな(w
ゲームだかが初出だっけ?
それにEZ-8はすげぇ好きだが
08部隊以外で使ったらZ8とはならないじゃあ…
>>608 たしかゲームだったねえ。
それに乗ったアムロが無理やり大推力で(さながらギャプランのように)カッ飛んで
アッシマーとかをばんばん堕としていくわけだ。
やべえ格好良いかも。
>>601 >ねえ、お姉さま?
_
,.'´ ヽ
! ノメノハ)〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l (!l.゜ ‐゜ノ| < アナタ。タイが曲がっていてよ
! (とス) ! \________
ノ ノ/ |l リ
` `iララ′
しかし、エロは欲しいが話の続きも読みたいという罠。
この作品に唯一の欠点があるとすれば週一が待ちきれないことか…
エゥーゴvsティターンズでジュナスのマークUに続きアムロの陸戦型ガンダムで暴れたくなってきた(・∀・)
週一で書いてくれる神に感謝。
ロサ・キネ(ry
( ゚д゚)ポカーン
・・・・・・・・・
カァツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
・゚・(ノД`)・゚・
>>613 しかし、アニメのようにヤザンの攻撃を避けたことを自慢してよそ見した挙句に隕石に衝突して死んじゃうより
カツにとってはこっちのほうがよっぽど幸せな最後かと。
ハヤトにもアムロにも看取ってもらえたんだし、こんなにみんなに哀しんでもらえたんだし。
カァツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
・゚・(ノД`)・゚・
はじめに・・・私は、カツが嫌いだ
この物語が歴史の流れである限り死は、必ずやってくるわけで。
巧い架空歴史の作家は、登場人物を効率良く殺せる作家だと思う
ヤン・ウェンリーを殺したころのガイエやISAPさんを尊敬する。
嫌いなカツの死がこんなに悲しいとは・・・
カツ・・・orz
「登場人物を効率良く殺せる作家」って、なんかカッコイイぞw
過去ログ読み返してたら、ちゃんと今回の展開に結びつく伏線が張ってあって驚いた。
>気が強いというよりは、むしろカツは無理をしているように見えて不思議である。
>ここで、その理由に気付けなかったジュナスは後にそれを悔やむ事になったが──
>「あのコって、なんで自分が戦えるって思ったのかなあ」
>「一年戦争で、例のホワイトベースに乗ってたってプライドがあるんだろ!」
>不思議そうに言うリベカに、アポリーが吐き捨てるように言った。
>ただ、カツの暴走はそれだけの理由ではないような気もする。
>その理由に興味はないが、迷惑な男の子だなあとリベカは軽く肩を竦めた。
>アムロは戸惑ったまま、カツの小さな背中を見送るしかない。
>この時カツとしっかりと話をしておかなかった事を──アムロは生涯悔やむ事になる。
…やっぱすげぇよ、この人……
>>616 それ・・・凄い・・・
尊敬と言う言葉だけでは足りない
読者の思考の遥か上を行ってます。まいったm(_ _)m
俺はいまだにオリジナルのカツの死に方が思い出せない。
Zは二回見たんだけどなあ・・・。
まあ、ラスト2回は怒涛の虐殺、みな殺しの富野だからな(´・ω・`)
ジェリドォォォォォォォォォォォ
・゚・(ノД`)・゚・
>>616 凄杉
ISAP氏は神、ゴッド、御大、富野
てかVも凄かったな…
シュラク隊全滅なんて…
オデロも…
クロノクルも憎めない奴だったのに…
ゴメスも…
偽ジンはカコヨカタ
ZZもプル、プルツー…
(´・ω・`)ショボ〜ン
0083のバニング大尉も泣いた・゚・(ノД`)・゚・
そ し て 生 き 残 る ニ ナ ・ 紫 豚
>621
>てかVも凄かったな…
そ し て 生 き 残 る カ テ 公
>>622 カテジナは生き残ったんじゃなくて、“死”にすら拒否されたんだと思う。
>>623 あ、ソレ何となくわかる・・・
まぁ俗に言う黒富野時代ってやつだ
今は白富野時代
キンゲとか、ブレンとか、イボルブ逆シャアとか
良い時代になったものだ
イボルブ逆シャアみて不覚にも泣いちゃったよ
白富野が作ると、Z総集編もタッチが変わるのかな? ジュナスたん出してくれないかな(無理)
嫌、あの富野御大の事だオナーニの為コソーリエロパロ板きて・・・
(*´Д`)妄想は、止まる事を知らないハアハア
カントクにパソコンが使えるとは思えん…
なあにエロい人の向学心は、侮れませんよ。
確かにそれは言えるかも(w
しかし、たびたび話題に出てる総集編って作画はどうなるんだろ?
当時のレベルの作画じゃ客は呼べないような…
そこで新作部分にジュナスを(ry
>>621 シュラク隊は2人ほど生き残ってたような
>>631 全滅したよ・・・
マーベットさんはシュラク隊じゃないしさ
エロい人の向学心は凄いぞ
俺が2ch知ったのもエロがきっかけだしそのおかげでだいぶパソコン詳しくなったし
スパイウェアとかもそれなりに詳しくなったしあんなものやそんなものもゲトーできた
ところでコイツを見てくれ、コイツをどう思う?
富野御大発情→PCで色々検索→偶々引っかかったガンダムヒロインズ→Voice Of The Earthハケーン→(`・ω・´)シャキーン→Z映画化
>>632 ふふふ、甘いな。
スポンサーの意向のせいでZを思うような作品に仕上げることができなかったトミノが、
その無念を匿名掲示板で晴らすために用意した別人格=ISAP氏
なのさ!
>>633 ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
,. -─- 、._ ,. -─v─- 、._ _
,. ‐'´ `‐、 __, ‐'´ ヽ, ‐''´~ `´ ̄`‐、
/ ヽ、_/)ノ ≦ ヽ‐'´ `‐、
/ ̄~`'''‐- 、.._ ノ ≦ ≦ ヽ
. /  ̄l 7 1 イ/l/|ヘ ヽヘ ≦ , ,ヘ 、 i
!ヘ. / ‐- 、._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、 │
〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! | | ヾ ヾヘト、 l
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / riヽ_(:)_i '_(:)_/ ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
`゙i u ´ ヽ ! !{ ,! ` ( } ' (:)〉 ´(.:)`i |//ニ !
:::::::! ,,..ゝ! ゙! ヽ ' .゙! 7  ̄ | トy'/
:::::::ヽ、 r'´~`''‐、 / !、 ‐=ニ⊃ /! `ヽ" u ;-‐i´
:::::::::::::ヽ `ー─ ' / ヽ ‐- / ヽ ` ̄二) /ヽト、
\:::::::::::::::..、 ~" / ヽ.___,./ //ヽ、 ー / ゝ
`‐、. `ー;--'´ //イ;;::::: //〃 \ __, ‐' / / \
\ / / /i:::::. //  ̄ i::::: / /
>633
、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! |: |
ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
「いや…・富野にしては文章が上手すぎるぞ…これはどう説明をつける…!」
一応、設定上0087にアムロが乗ったとされるMSをあげてみる
ディジェ
本編
Z+(テスト機カラータイプ)
センチネル?
Zガンダム3号機
グリーンダイバーズ
ところで最近またエゥティタにはまりだしますた
MKII:ジュナス・フレイブ
陸戦ガンダム:アムロ・レイ
のコンビ(*´д`*)ハァハァ!!
ネモでテオドールとかでも…
カツでも…(´Д⊂
>>636 ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)/< 先生! リック・ディアスを忘れてます!!
_ / / / \
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
やっぱエゥティタは面白いよなー最近はもっぱらマーク2派だけど
カミーユをサイコガンダムに乗せたりしてw
もうすぐ続きが読める・・・後2日・・・(;´Д`)ハァハァ
おれのこの手が光って伸びるう!!
ドンドコ ドンドコ・・・
∧ ∧ ,,──,−、
(,,゚Д゚) / (: :( ) ))
|つ/つ `ー─``ー'
〜| | ┣━━┫┨
U U ┠┤ ┣┫
復活〜♪
∧_∧
(*´∀`) アムロ復活〜アムロ復活♪
( つつ
(_⌒ヽ
⌒Y⌒ ,)ノ `J
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) アムロ復活しないといけないので、ちょっと復活しますよ・・・、楽しみですよ・・・
| /
| /| |
// | |
U .U
/\ \
__|iヽ /li ̄/
/\ 〃 '⌒´`ヽ\ ニハハ
/ Kiミ!|ノノ))))〉
\/ .ノ ヘ.|l;゚ ヮ゚ノ|! 砂の十字架を届けないと行けないので、ちょっと通りますよ・・・
.((( と I!†iノ トテ…
/ )ノ fく/_/_|〉 トテ…
\/ し' ヽ_)
パニッシャーみたい
パニッシャー・・・
ウルフウッド・・・(つд`)。
・・・さあ今日だ!
もうすぐ … 始まる!
>>645 「砂の十字架」って、や○きたか○ん?
はやくISAPさん来ないかな(;´Д`)ハァハァ
祝・連載80回。
U.C.0079
「アムロ、発進後4分でホワイトベースに戻って。──必ずよ」
「了解、セイラさん。僕だって丸焼けになりたくはありませんから」
通信スクリーンの中の金髪の少女に頷きつつ、少年はMSの発進チェックを始める。
「──後方R3度。ザクは4機よ」
「4機も? シャアは手持ちのザクはないはずだ。そうじゃない? セイラさん」
「事実は事実よ」
冷静に帰ってくる回答に困惑しつつ、少年は更に戦況を少女に問い掛けた。
「・・・ホワイトベースの援護は?」
「後方のミサイルと機関砲でリュウとカイが援護するけど、高度には気を付けて」
手元のサブスクリーンを横目で見る少女の、さらさらと流れる金髪が綺麗だ。
「戦ってる最中に、気を付けられると思うんですか・・・?」
少年は、小さな画面の中の凛々しい少女に拗ねるように不満を漏らす。
少女から伝達された作戦は、今の彼にとって非常に困難なレベルのものだからだ。
彼のセリフを聞き、美しい少女は正面から彼を見つめて微笑みながら言う。
「あなたなら出来るわ」
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第80回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
ジュナス・フレイブのガンダムMk-U2号機は、脚部を庇いつつ方向転換をした。
激しい雨の降りしきる中、機体は水飛沫を上げつつ地上で回避運動中である。
既に味方のMSは自分を含めて4機、内1機は直立不能のカミーユ・ビダン機だ。
しかも、残りの2機のネモも防御で精一杯の状態である。
グラハム・パーク、テレンス・デニケンの両少尉は、あきらかに極限状態だった。
デジタル時計の表示は06:07となり、シャトル打ち上げまで残り30分である。
彼等の頭上では、6機のアッシマーが悠々と飛び回り攻撃を仕掛けて来ていた。
ジュナスは、雨の中に立つシャトルの白い機体を横目で見る。
当初南北の二方向でシャトルを防衛していたエゥーゴ隊は、現在は一塊になっていた。
既に4機にまで減少している戦力では、個別撃破される恐れがあったからだ。
ちなみに、少し離れた南の滑走路ではアウドムラの巨体が動きあぐねていた。
コックピットの中で、ジュナスは荒い息を吐きながら忙しく視線を動かす。
ヒッコリーの滑走路のあちこちでは爆発の炎が燃え盛って眩しい限りだ。
時間的にも夜は明けかけており、東の山裾辺りは薄っすらと染まりつつある。
もう、ジュナスの構えるビームライフルは4発しか残弾がなかった。
これでは、例え全弾を命中させてもジュナスはアッシマーを殲滅出来ない。
まさか、現在の機体状況でアッシマーにビームサーベルで空中戦は挑めない。
地上を転がり続けているカミーユが、泣きそうな声で毒づいた。
「こいつ! こいつぅっ!」
よくも歩行出来ずに攻撃を避けて来れたものだが、それも限界のようである。
アッシマーCが撃ったビームが、カミーユの3号機の爪先を抉り取った。
濡れた滑走路上で動きの止まったカミーユに、アッシマーFのビームが襲い掛かる。
「やられるっ!?」
「ちくしょうニュータイプ!! ぼやぼやしてんなよおお!!」
涙混じりの叫び声と同時に、1機のネモが飛び出して自らを盾にカミーユを護った。
「うおおおお、俺の人生こんなもんかよぉぉぉーーー!!・・・」
カミーユを庇ったグラハム・パークが、ビームの直撃の中で溶ける。
──よおテオ! アンマンに帰ったらリベカちゃんとデートさせてくれよな!
「グラハムさんっ!!」
腹部を貫かれたグラハムのネモが、2つに分断されて爆炎を噴き上げた。
カミーユは、コンソールを力一杯殴りながら自分の無力さに涙を流した。
Mk-U3号機の不調を軽く考えてしまった自分の迂闊さが、悔やまれて仕方ない。
そして、アッシマー6機は全くの無傷のまま味方は当初の半分以下の3機になった。
「カミーユ君!! 私の側へ──」
そう叫んだ瞬間、ジュナスのガンダムMk-Uも力が抜けたようにへたり込む。
遂に、彼の機体も脚部関節の限界を迎えて直立歩行が出来なくなったのだ。
「──ここまで・・・か」
衝撃に揺れるコックピットの中で、ジュナスは目を閉じて諦めのため息を吐く。
『ふむ・・・よくこれまで頑張ったと誉めてやろう』
通信機からは、ブラン・ブルタークの勝利を確信した声が流れて来た。
ジュナスはさりげなくビームライフルを構えるが、残弾4発を無駄に使うつもりはない。
『名残惜しいがそろそろお別れのようだな、ジュナス大尉?』
滑走路の地面に腰を下ろしたままのジュナス機を、6機のアッシマーが包囲した。
まずはジュナスを殺してから、ゆっくりとエゥーゴ隊を全滅させるつもりらしい。
ふと激しかった雨が急に小降りになり、ゆっくりと周囲が薄明るくなった。
ブランの駆るアッシマーAが、MS形態のまま大口径ビームライフルを構える。
残りの5機のアッシマーも、空中を飛び回りつつカミーユへ牽制攻撃を繰り返した。
『・・・さて、遺言くらいは聞いてやるぞ?』
何機かは道連れにするつもりで、ジュナスはブランの冷笑を聞き流す。
アッシマーAが向けて来るビームライフルの銃口を、ジュナスは強く睨み付けた。
ジュナスが大きく息を吸った瞬間、不意に静かな声が戦場に響く。
「──アムロ・レイ、ガンダム出るぞ」
余りにも意外なその声に、ジュナスは驚きつつアウドムラの方向を見る。
雲の切れ目から射し込む光が、まるでスポットライトのようにアウドムラを照らした。
その陽光に包まれ、カーゴハッチから現れた陸戦型ガンダムが跳び上がる。
見た所、武装は現行モデルのようだが機体そのものはジュナスも知る旧型だった。
「アムロ・レイと言ったかっ!?」
ジュナスは、暗い瞳でいじけたように沈んでいた不甲斐ない青年を思い出す。
──・・・ダメだ・・・いざとなったら怖いんだ・・・許してくれ・・・
一年戦争の英雄として期待された挙げ句、彼等の期待を裏切り続けた青年だった。
ハヤト・コバヤシは、ガルダ級輸送機アウドムラの格納庫へ駆け込んだ。
開けっ放しにされたカーゴ・ハッチの向こうから戦闘中の騒音が聞こえて来る。
「メンテナンスと換装の完了しているMSはあるか!?」
ハヤトは、騒音に負けないように叫びながらMSハンガーの側へと走った。
つい先程アムロ・レイが出撃したばかりの格納庫は、混乱の真っ只中である。
焦燥した表情のハヤトに、カラバの格納庫スタッフが慌てて叫び返して来た。
「RX-77D 量産型ガンキャノンなら、すぐ出られますが・・・!?」
既に息子のカツ・コバヤシの戦死の事が伝わっているのか、整備工の態度が硬かった。
ハヤトは無理に表情を引き締めると、力強く頷いて周囲を見渡して叫ぶ。
「他に出撃出来る奴はいないのか!?」
「しかし、自動操縦プログラムも古く、モニターも全天周でなくては──」
確かに、最新鋭可変MSを相手に7年前の機体で出撃したがる人間はいないだろう。
クルーの態度に困惑したハヤトの耳に、不意に皮肉っぽいセリフが聞こえて来た。
「──やれやれ、近頃の若いモンは軟弱者だな」
格納庫ハッチ入口から、白いスーツを粋に着こなしたカイ・シデンが歩いて来る。
「・・・・・・カイ!」
呆然とするハヤトは、雨の滑走路をアウドムラに走って来たエレカを思い出した。
「カツからメールをもらっていてな。見送りに、ヒッコリーに先回りしてたんだが」
カツという名前を聞いて硬直したハヤトに向って、カイはスーツの雫を払う。
「ふん、公平中立のジャーナリストはちょっとばかりお休みだ」
カイはハヤトに視線を向けたまま、振り向きもせずに整備工を怒鳴った。
「量産型ガンキャノン、1機追加だ! 出撃準備1分でやってみせろ!」
「は? は、はいっ! 」
カイの指示に従って、格納庫内の2機目のガンキャノンが出撃体勢に入ってゆく。
それは、まるで7年前に二人がよく見た光景のフラッシュバックのように思えた。
戸惑うハヤトに向って、カイが大仰に顔を顰めて言う。
「どうした? “エゥーゴ支援組織カラバ代表、ハヤト・コバヤシ館長”殿?」
「・・・・・・いや、違う、そんなご立派な奴じゃない」
ハヤトは憑き物が落ちたような表情で首を振ると、カイを見つめて手を差し出す。
「ここにいるのは──ただのカツ・コバヤシの父親、そしてお前の親友のハヤトだ」
アムロへのコンプレックスを捨て去ったハヤトに、もう迷いや気負いの感情はない。
握手に差し出されたハヤトの手を、カイは少しの間無表情で見つめる。
しかしすぐにニヤっと微笑むと、カイは力強くハヤトの手を握った。
「ティターンズのジャブローからの引越し先、まだ判らないんだろ?」
無言で頷くハヤトに向って、カイは自信と誇りに満ちた表情で語り掛ける。
「俺が必ず見つけてみせる、任せとけ」
瞳を潤ませたハヤトは、カイにノーマルスーツのヘルメットを渡しつつ口を開いた。
「カツがさ・・・自分はやっぱりみなし子だって、ごめんなさいって」
──・・・やっぱり僕は・・・ただの・・・ダメな、みなし子だったよ・・・
「・・・おいおい、アイツは本当に気付いていなかったのか?」
受け取ったヘルメットを抱えネクタイを緩めつつ、カイは大きく舌打ちをする。
「ホワイトベースの奴等は皆、おチビちゃん達が大好きだったんだ」
そう言って目を細めるカイの瞳は、例えようもなく優しさに満ちていた。
「だから、アイツらには宇宙いっぱいに父親と母親がいるようなもんだよな?」
ああ、オレはコイツのこういう処が大好きだったんだなあとハヤトは微笑んだ。
ブラン・ブルタークの苦笑いの声が、ジュナスの前の通信機から流れて来た。
『・・・アムロ・レイだと? 軍に軟禁されて腑抜けになっていたと聞いたが?』
アウドムラから飛び出したアムロの機体は、7年前のガンダムなのである。
『そんな旧式でこのアッシマーに立ち向うか? ふん、随分と舐められたものだな』
つまらなそうなブランの嘲笑に従うように、アッシマーD,Eがアムロへ向った。
ジュナスが横目で見たデジタル時計の表示は06:15、シャトル打ち上げまで残り22分だ。
アッシマー2機は、バーニアを噴かして全速でアムロ機に襲い掛かった。
「ダメだ、アムロ大尉! 君まで死ぬ事はないっ!!」
悲痛な表情のジュナスは、座り込んだガンダムMk-U2号機のコックピットで叫んだ。
ふと、地上に立った陸戦型ガンダムがすっと右腕を上げる。
『う、うおおお!! ブ、ブラン少佐ぁー・・・!』
次の瞬間、ヒッコリー基地上空にアッシマーEの爆発が広がった。
何が起こったのか判らず、ジュナスは口を開けたまま愕然と光芒を見つめる。
勝利を確信していたブランも、予想外の事態に上ずった声で叫んだ。
『な!? なんだと!?』
アムロは、まるで蝿を叩き潰すようにアッシマーを撃破したのである。
「一つ」
低く落ち着いたアムロの声が、開けっ放しの通信機から流れて来た。
『偶然の一撃に図に乗ってもらっては困るな、ニュータイプっ!!』
動揺を隠して叫ぶと、ブランはジュナスの側を離れて空中に飛び上がる。
ブランの指示に従って、残りのアッシマー5機がガンダムを囲んで攻撃陣形を作った。
『この包囲陣形は破れん! 残念だが貴様はもう我々にかすり傷一つ──』
『!! うわぁぁあぁーーーーっ!!』
「二つ」
ブランのセリフが終わる前に、アムロは2機目、アッシマーDを撃墜してのける。
『な!?、なんだ!? こ、これは、何が起こっているっ!?』
パニック状態のブランは、アムロから距離を取りながら体勢を立て直そうとした。
不意に、Mk-U3号機のコックピットで呆然としていたカミーユをアムロが叱咤する。
「今だ、カミーユ! 右後方60度、撃て!」
慌てて右後方60度を見たカミーユの視界には、何も無い空しか映らない。
戦闘前に震えていたアムロの瞳を思い出し、カミーユはカッとなって叫んだ。
「な、何を馬鹿な事を言ってるんですか! 貴方の指示を聞く義務なんて──」
「いいから撃てぇーーっ!!」
「は!? は、はいっ!!」
アムロの気迫に呑まれ、カミーユは右後方上角60度の空間にビームライフルを撃つ。
次の瞬間、誘導されるように飛び込んで来たアッシマーBをカミーユは撃破していた。
「な、・・・なんだよ、こ、これ!?」
自分が討ち取ったアッシマーの爆光を、カミーユは信じられない思いで見つめる。
アムロは敵の動きを読み、カミーユが躊躇する誤差まで計算して指示を出したのだ。
「三つ」
冷静にカウントを続けるアムロの声に、カミーユの身体が恐怖で震え出す。
ニュータイプだなんだとちやほやされていた自分が、ガキに思えて泣きたくなった。
そして、トリガーに指を掛けたままジュナス・フレイブも何も出来ず硬直する。
現在時刻は06:17、シャトル打ち上げまで残り20分──・・・つまり、2分だ。
アムロ・レイは、出撃してからたった2分足らずでアッシマーを半減させたのである。
──次回、3月28日。
次 回 、 カ イ ・ シ デ ン & ハ ヤ ト ・ コ バ ヤ シ 参 戦 。
( ゚д゚)ポカーン
・・・あっ・・・アムロ(゚∀゚)キタ――――!!!
(・∀・)チゴイネ!
次回も楽しみ!!
二週後か・・・
カイとハヤトも来るー!
感想を言い表す言葉がすぐに出てきません。
ひとつ間違いなく言えることは、
来週休みなんてヤダヤダ!(AA略
ということです。
頭の中整理してまた感想書きます。
ISAP氏キタ━━(゜∀゜)━━!!
アムロキタ━━(゜∀゜)━━!!
カイ&ハヤトクル━━(゜∀゜)━━!!
まさか…まさか…過去にZを見た時の「ハヤトとカイにもパイロットやって旧ホワイトベース隊みたいにやってほしかったなぁ…」
の夢が今ここで叶うとは…
(*´д`*)ハァハァ!!
2週間…なるほど…つまり俺達はいつもの倍ISAP氏のSSが読めないという苦しみを覚悟しなくてはならないと言うことか…
それプラス本来なら日曜日に読めるはずなのに来ても居ないという喪失感に似たものも味わうということになる…
……魔の2週間になりそうだな…
ン?春休み?
ISAPさん キタ━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
アムロも キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
強い、強すぎるよ、アムロぉぉ!!!
鳥肌たちまくりだよっ
カイさんとハヤトの会話で泣きそうになりました。
そうなんだよね、あんなに愛されてたのにさ・・・・゜・(ノД`)・゜・
しかし、何より悲しいのは
>──次回、3月28日。
ぐはっ!!
次回は用事で見れない!
2週間以上もお預けとは・・・辛すぎる。
>──次回、3月28日。
> 次 回 、 カ イ ・ シ デ ン & ハ ヤ ト ・ コ バ ヤ シ 参 戦 。
編集部より:来週はセイラさん with コアイージー捜索の為、お休みします
(嘘)
PCがアクセス規制食らったので、携帯から失礼します。
ずっとROMしていたのですが、カキコさせていただきます。
ガンダムの小説は今まで色々読みましたが、これが一番完成度が高いと思います。
ISAPさん、凄すぎます…。
賛否あると思いますが、個人的には『ジオンのダメダメちゃん』達にも出番があるのか気になります。
ところで
>>599さん、それだとフランに死亡フラグが立ってしまうのでは…?
うおおおぉぉぉおおおおぉぉぉ!すげぇ!鳥肌が立ったよ!
この感動は仮面ライダースピリッツ第一話以来だよ!
絶望的の状況にヒーローふたたび!
これを燃えずに何を燃えるというんだ!
>次回、3月28日
・・・orz 長い、長すぎるよ!ISAPさん
82回位から「火の鳥」とダブルで楽しめる
(・∀・)イイ!!!
アムロだけでなく、カイやハヤトまで……(・∀・)イイ!!
セイラさんあたりもそのうちでてくるのかな?
それにしても前にも他の方が言っていたけど、ISAPさんの表現するカイ
は通常の3倍、カコイイ!!
ハヤトも憑き物がとれて、今までのイメージを払拭してくれそうでつね。
我等がジュナスたんの今後も非常に気になります。
パソコンの前で悶えてしまったわけだが。
次まで待てない(w
しばらく呼んでなかったが…ぐふぉあ、モニタの前で氏んでしまった…。
アムロカコヨスギ!そしてカツゥゥゥゥゥ!
そんな俺はカツの弔いにカラオケで「水の星に愛をこめて」でも歌いに逝ってきます。
…先生、ぜひジェリドタソとかももカコヨク 氏なせてあげてください。
規制くらっていたから遅まきになるけど。
ISAPさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
復活ッ! アムロ・レイ復活ッッ!!の幕開けにふさわしい
見事すぎる大活躍!
そして、敵を呼び寄せる程度だとたかをくくっていたカツのメールで
カイも再登場+一年戦争の布陣の再現。
この燃え。このカタルシスこそVoice Of The Earthよ!とばかりに燃えさせてもらいました。
…カツ、悪口言ってすまんかった。orz
モ ウ 、 エ ロ ナ シ デ モ イ イ
あぁそういえばココ、エロパロ板だったな
もうどうでも良いや、エロなんて
てか世の中にはエロなんかよりももっと素晴らしい物があるんだって事をVoice Of The Earthは教えてくれた・・・
イヤね、エロも素晴らしいのよ?でもそれ以上に戦闘や人間の描写とかが界王神なのよ
ふと思った、こうやって毎回感想とかを書いてるけど、コレってかなりISAP氏にとって結構プレッシャーにもなりうる可能性もあるかもしれん・・・
そのプレッシャーの中ココまでの作品を書き上げるISAP氏は超凄い
まぁ2週間空きがありますのでゆっくり休んでほしいのよな
てかココに書き込むのってISAP氏にとって何の利益も無い訳で・・・だのに書き込んでくれる・・・
俺たちって幸せ者なのかもしれん・・・
てかコレ普通に売れる
エロシーンを少しばかり抑えれば絶対売れる
小説版FGもCCAも一応セクース描写あるし、ブルーディスティニーなんてモロだし
コレは売れる、ンでアニメ化、これ、で、Gジェネとかスパロボにも参戦、コレ、最強
更にエゥーゴvsティターンズDX2(仮)発売決定
勿論ジュナスらが参戦
機体とかはチョイ修正程度で良いからバンダイも大喜び
いかん・・・妄想が溢れ出てくる・・・
>684
それ以上、煽るのはやめとけ。
いや、応援しているつもりなのかもしれないが、
Zに関しては多分そのカキコは応援になっていない。
加熱気味に応援するのは辞めようぜ…
じゃなきゃ、Voice of the Earth も80年代後半に起きたZ修正主義者と
同じ末路を歩むかもしれないからよ ……。
イイ作品なんだから、イイ! だけでいいじゃないか…。
作者の苦悩も分かってやれよ…。
>>685 正直スマンカッタ・・・
規制で書き込めなかったからその間書き込もうと思ったことをひたすら書いたらこんなんになってしまった・・・
勿論応援してる
毎回毎回楽しみに待ってるしISAP氏にも感謝してるのよ
俺にとってはVoice of the Earth は今までの小説の中で冗談抜きでトップクラスの面白さだからなんか余計に色々考えてしまうのよ
まぁこうなったらいいなぁって言う妄想の域を出ないけどさ
何はともあれISAP氏やこのスレの住民の方々を不快にさせようとか思ったわけじゃ決して無いので・・・
不快に思ったんならスマソ・・・
エロが話のなりゆきから自然にでてくるのが良いと思ふ。アニメやゲームは通常エロ描写を避ける(子供見るから)。逆にその反動かエロ描写が許されるととことんエロに走るからな。強引にエロに結びつけがち。
それも悪くないがwこの作品のように物語とエロのバランスが良い作品てなかなか貴重。
流れ無視して言ってみる。
アッシマーをおっぱらったあとはやっぱエロだよね!
>688
そういうフォロー大事w(・∀・)エライネ
と言う事でアムロ攻めきぼんぬ。
皆、気持ちは一緒ゆえマターリ待とうよ。
二週間
2周間か・・・
まぁなんとか他ので乾きをしのぐか・・・
今日DVDの月光蝶買ってきたし
とりあえず0083観直して、銀英もset3前まで復習。
それでも長い二週間・・・
>686
いや、オレも正直スマンかった…。
いや>684で、どんぐらいアンタがこのSS好きなのかは、
痛いほど分かるワケよ。 うん……。
オレも好きだしな……このSS、エロあろうが無かろうが…
ただな……
もしもだぞ…、このSSが、御大の目にでも止まったらどうするよ!? そこ?
このSS、原作に物凄い手入れをしてるわけよ!?
あの、怒り狂ったら何するかわからん御大が、
これ見たら、運命はどっちに流れますかっ!?
>御大、大喜び
>御大、大激怒
それも、Z総集編って嘘か真かわからん映画作ってる噂もある時期によ…
80年代後半にセンチネラーと御大との激烈なバトルが在った事を
知らんような若者ガノタでもあるまい? ここの住人は…。
南極に置いているって事は、知名度が上がる反面、
過去のチネラーと御大の目にも止まる可能性があるっていう
諸刃の剣なんですよ?
だから、静かにいこう、静かに……。
> 80年代後半にセンチネラーと御大との激烈なバトルが在った事を
> 知らんような若者ガノタでもあるまい? ここの住人は…。
ごめん、このスレは連載開始時から見てるけど、
なんのことを言ってるのかマジでわかんないです。
>694
さらに、追加のコンボを入れると、当時ガンダムセンチネルを連載していた頃の
スタッフ達の呪詛の様なコメントやコラムが問題。
「ストリームベースでMSVの設定作ってた頃、
毒ガスの設定とか作ってたんすよ…… それを監督が監修したとき
『毒ガスはマズイんじゃないの?』 って言われて……
んでもって、Zガンダム始まったら、G3ガスかよっ!!って
俺達のネタを原作者だからパクってイイってのはどういう事よ!?」
等々、もー、センチネル始まるよりも前(MSV)にプラモ屋と監督との
熾烈なファイトが始まっていたらしく………、
御大の書の「∀の癒し」では、御大と脚本家との会話の中で
「奴ら(プラモ屋)だよっ! 奴らがガンダムを駄目にしたんだっ!」
等、痛々しい台詞の応酬……
捕捉
0083にはスーパーバイザーにあさのまさひこ入っていて
カトキハジメが初めてガンダムデザインしてるから、
センチネルの復讐戦とみて間違いなく、
御大は0083をどー思ってるんだろう? とかは謎
んでもって、SS作中ではコウが、クワトロをボコってるから……(==;
この事前情報を知っていて、あのシーンをしれっと書いたなら
作者の心情は、薄氷の上を歩いて渡る気持ちなほど、苦しいハズ……
前の、ISAP氏の血を吐くような自作品への独白は、これらの事を指しているとオモテタ
とにかく、ISAP氏、ガンガレ!ガンガッテ!
原作者がナンボのものですかっ!チネラーがナンボのモンですかっ!
Zは、奴らだけのモノじゃネーよっ!!だから、ガンガッテ!!
でも、やっぱり、静かにいこう
696 :
693:04/03/17 09:35 ID:FFlhECje
>>694-695 最初のガンダムの頃はガンプラにはまってたけど、
Z・ZZはそんなアニメが存在してることすら
数年後まで知らなかったんで、
センチネルなんて単語もいままで知らなかった。
さらに他のガンダムも見てないので
>>695の説明も半分以上意味がわかんないです。
でも説明してくれてありがと。
とりあえずあんまり気にせず連載を楽しむことにします。
697 :
684:04/03/17 15:35 ID:UdQRWQQb
し・・・・・・知らなかった(;´Д`)
とりあえずGジェネからの情報と自分で調べたのとで、プラモ誌に掲載された作品って事は知ってたけど・・・
わざわざ説明してくれてアリガd
以後気をつけるよ(´・ω・`)
・・・高2の17才ガノタって若いかな・・・ああそういえばエロパロだったな、ココ
まぁ17にして数多くのアダ(ry
ISAPさんのオリジナル展開は大賛成だか
センチネル見たいになるは勘弁してほしいな
設定だらけのより登場人物を中心にしたドラマのほうがいい
あと、10日
し、白い悪魔がやってきた…。
(´-`).。oO(ジオニックフロントじゃ死ぬほど怖かったなあ…)
>>701 確かに・・・
軽い気持ちで戦おうとしたら5秒くらいで全滅・・・
2分くらい持ったコンスコンのリックドムは凄いと思った・・・
>>701 PARでいじって真正面から戦ったことがある
ヒートホークを5分くらい斬り続けでも死なねぇ
連邦のモビルスーツは化物ということを実感した
>>692 > 80年代後半にセンチネラーと御大との激烈なバトルが在った事を
> 知らんような若者ガノタでもあるまい? ここの住人は…。
うーん、そんなもんはないだろ。
単に御大に「いまだにガンダムやって楽しい?(他人のふんどしで相撲とって楽しいの?) 」って、バッサリ斬って捨てられただけだろ(w
今日読み返して。
やはりトリノは許せんとわかった。
ジュナスの後継機も気になるけど、トリノの最終機も気になる。
プラモで出てるなら買いたいものだ。んで、ジュナスの機体に踏ませたまま固定。
>>705 いやココは技術を磨いてジオラマ
勿論ジュナス機でトリノ機のコクピットをサーベルとかで貫いてる感じ
ISAP先生が来ないのでヒマじゃのう…テンプレネタでも出すか。
とりあえず、
1.あらすじ
2.過去スレの流れ
3.南極収録分
4.登場人物紹介
5.ISAP先生へのお礼
特に2と3。いつもいつも先生に貼らせるのは俺はちょっと心苦しい。
さびしいなぁ〜
さ・・・寒い・・・ココに後・・・何日・・・
>>707 同意
ウームどうするか・・・
とりあえず3はリンクみたいな形で貼れば良いかと、南極条約のリンクを、説明付きで
4、5は現在進行中のSS、みたいな感じでまとめてみれば良いかと・・・
ちょいと俺は今時間無いからできんが・・・
4月13日あたりからは暇になるんだがなぁ・・・パソコンも新しいの、てか今使ってるのは家族共用だから自分専用の買うのよFMVL50G、180000位で、コジマで
要約自分専用のPCが・・・
コレで2chに来放題だぁぁ!!ヽ(゚∀゚)ノ
>>707 それは過去漏れがチャレンジしたことがある。
書き終わってさあ投稿、と思って見直したら、
猛烈にしょうもない出来のような気がしてきて
破棄した覚えがある。
いいはなしのあらすじを書くのは、至極難しいというのを実感した。
>>710 あらすじは・・・諦めよう・・・
過去の内容知りたい場合は南極条約に誘導してあげれば良いしさ
>>707 悪いあらすじの例:
・ベルナデッタ輪姦
・クワトロ×レコア
・カミーユ×エマ
・カミーユ×エマ
・レコア輪姦
・リベカ×テオ
・リベカ×テオ
・トリノ×マウアー (陵辱)
・クワトロ×レコア
・ヘンケン×ファ
・カミーユ×エマ(番外編)
・ベルトーチカ×アムロ
>>712 俺が待っていたのは(・∀・)9mソレダ!
ついでにurlも張り付けてあれば最強!
っていうか、改めてみるとちゃんとエロ入ってるんだよなーこのSS。
萌え+燃え、ってはっきり言って最強じゃない?
確かにここまで見事に盛り込んでるのは、今まで無いよな。
普通はオリキャラに不満があったりするのに全くそれが無い!
つーかこれからフォウやロザミー、ハマーン様まで出てくるんでつよ!(当たり前だが)(*´Д`)
いつまでも続いて欲しいね。
>いつまでも続いて欲しいね。
禿(・_・)人(・_・)同
ところでISAPさんって一回の投下量が多いじゃないですか。
これを半分ずつでもいいから週に二回読みたいのって俺だけ?
次回が待ちきれなくて待ちきれなくてw
週刊の方が悶々とする時間が長くて逆に良いと思うよ。
休載期間の心の渇きすら楽しんでこその読書でつよ。
月刊は・・・死んでしまう・・・
オリキャラの人気投票なんてのはどうだろ。
以前だったらベルがぶっちぎりだった気もするが
いまだとリベカたんとかエリスたんが上位に入りそうな…
ちなみにフラン萌え(*´▽`*)
全然関係ないけど、「オリジナル」って言葉の使い方は難しいよね。
改変モノでの新キャラを指す場合と、原作から登場してるキャラを指す場合がある。
>>718の場合は明らかに前者だとわかるんだけど。
いやほんとに関係ないな。
ちなみに俺もフランに一票。
最近はリベカ
ただしテオとセットで(w
うむ。やはりリベカはテオとセットでなくてはな。
グラハムに1票。
あの普通さ加減が好きでした。(つД`)
男だったらジュナス
女だったらフラン
(;´Д`)ハァハァ
朴念仁なジュナスたん萌え。
素直になれないフランたん萌え。
しかし一番はやはりエリスたん!!
許されるならエリスたんの父親になって悪い虫排除しまつ
(*´Д`)
724 :
718:04/03/25 22:41 ID:MpiCRb4g
>719 >722
やっぱジュナスとベル、フランの三角関係が楽しみやね。
>720
あの二人には幸せになって欲しいよ…
>721
グラハムはバレンタインの話で好きになった。
>723
悪い虫ってウォルトンのことかーー!w
……あんまりオリキャラ好きっていないんだなあ(´・ω・`)
エリスたんとヘタレウォル豚の組み合わせは何だかほほ笑ましくて(・∀・)イイ!!
と言いつつ、やっぱり、ベルたんとジュナスたんかなぁ〜?
我等がジュナスたんは両方いただきますが何か?
僭越ながら…
ジュナス・フレイブ
本作の主人公。一年戦争時からの連邦軍人で退役時の階級は中尉。
後に反地球連邦組織エゥーゴの大尉となる。
乗機はガンダムMk-U2号機(G-3ガンダム風カラー)。
クワトロ・バジーナ大尉(=シャア)と共にMS部隊の指揮を執る。
どうも変わり者に好かれ易い体質らしい(本人談)
トリノ・カーナヴォン
ティターンズの将校で階級は中尉。
性格は冷酷で、目的の為には手段を選ばない。
特に、人の心の隙に付け込むのを得意とする。
一説には、バスク・オムの異母弟とも言われる。
ジュナスにとっても読者にとっても憎むべきライバルキャラである。
サラミスのオペレータ嬢
ア・バオア・クー海戦時、出撃直前のジュナスと『ある約束』を交わす。
ジュナスの帰還直前、艦橋への攻撃に巻き込まれ、消息不明に。
ベルナデッタ・ソロン
エゥーゴの諜報員。ジュナスをエゥーゴにスカウトする。
前述のオペレータ嬢と瓜二つ。
アーガマとの合流に際し経由したグリプスにおいて、
過酷な『初体験』を味わう。
ジュナスに対し、『憧れ以上、恋愛未満』の感情を持つ本作のメインヒロイン
(のはずだが、最近出番ないんだよねえ…)
フランセス・エラワー
エゥーゴのMSパイロットで、階級は少尉。
幼少の頃の生活が原因で、男性に触れられるのを極度に嫌う。
ジュナス曰く、冷静沈着無口少女。
ジュナスに対し少なからず好意を持っている。
…が、親友ベルナデッタへの思いやりとの狭間で苦しむ。
シェリー・パーカー
ア・バオア・クー海戦時に、前述のオペレータに命を救われた女性。
終戦後ルオ商会に身を置く。ジュナスにベルナデッタを引き合わせた張本人。
リベカ・マレリー
サイド1の1バンチ・シャングリラ出身で、
恋人のテオと共にエゥーゴのパイロットとなる。階級は少尉。
某機動戦艦艦長のような性格の天然ボケキャラ。
おまけに魔乳持ち(笑)。
─カミーユ黙らすにゃ修正いらぬ、リベカの魔乳があればいい─ (爆)
(第70回…MARKV948の内容より)
ジャブロー戦後のエゥーゴ部隊内(&作品内)におけるムードメーカー的存在である。
テオドール・チャーチワード
エゥーゴのパイロットで階級は少尉
リベカの幼馴染&恋人
リベカ曰く 「テオは私の王子様」
普段はリベカのフォロー兼なだめ役に徹しているが、
彼女を護るためにはものすごい力を発揮する。
シャングリラ・チルドレン(ジュドー達)とは顔なじみ。
ウォルトン・スウィフト
エゥーゴのパイロットで階級は少尉
態度は一流、腕は三流の"自称"天才パイロット。
大見得を切って出撃し、すぐ被弾して後退するというのがお約束のパターン。
リベカとは犬猿の仲。
エルシー・シャトラン
ティターンズの中尉でアレキサンドリア所属。
ジェリドやカクリコン達とは同期。
外見は美人だが、性格は残忍。犠牲になった同期生は数知れず。
強化人間やコロニーレーザーといった機密情報を入手できる謎のルートを持つ。
エリス・ワイス
エゥーゴの士官。
凄腕のパイロットで、25歳にして中尉に昇進したエリート。
他人の3倍も4倍も血を吐いて今の実力と地位を身に付けた努力家。
“氷柱のエース”(リベカ談)の異名を持つ。
背丈と胸の無さにコンプレックスを持っている。
とあることがきっかけで、ウォルトンのことが気になるようになる。
グラハム・パーク
エゥーゴのパイロットで階級は少尉。
ヒッコリーのシャトル防衛線において、カミーユのガンダムMk-Uをかばい戦死。
リベカとデートさせてくれ、とテオに話していた。
*補足 オリキャラではないが…
カツ・コバヤシ
元ホワイトベースのマスコット。
終戦後、レツ・キッカとともにハヤト夫婦の養子となる。
ヒッコリーのシャトル防衛線において、アッシマーの攻撃を受け戦死。
うおお、スーパー乙!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>>727-729さん、おつかれさまです!!
簡潔にまとまっているのに、じゅうぶんなデータが入っていてスゴイ。
自分も一回作ろうかと思って挫折しただけに、苦労がわかる・・・・・
このスレは住民まで神だ。
∧ ∧ ∧ ∧ お茶を飲むでち
(,,・Д・) (,,・∇・)
〜(,,u且) (,,u且~
733 :
707:04/03/26 12:17 ID:TBilefkh
ネタを出すだけ出して書き込んでねぇ…欝だ。
Z本編登場キャラテンプレ草案1
( )←括弧内の文章は削除検討中。
カミーユ・ビダン
Zガンダム本編の主人公。少女とも見まがわんばかりの繊細な容貌の美少年。
実際の戦闘においても、女性関係その他においてもエゥーゴのエースである。
放映当時はエキセントリックな性格や行動で種々議論を呼んだ。
(今現在の恋人はエマ=シーン中尉だが、幼馴染のファ、ロザミィ、
彼にとっての運命の女ともいえるフォウ…と、周囲に女性の影が絶えることはない。
――しかし、それこそが彼に過酷な運命を背負わせることになるのだが…。)
そして、一つ物語の終わりに、カミーユ=ビダンは刻の涙を見る…。
エマ・シーン
元ティターンズの将校。
(数多いガンダム主人公でも稀代の女好き・カミーユの最初の犠牲者。)
ファにヤキモチを焼くところなど、格段に女性らしく、魅力的な性格になった。
(エマさん超萌えキャラ計画の発動である。)
Zガンダム本編では、彼女の死がカミーユをして超常の力を発動せしめる契機となってしまう。
----------- 以下は
>>727 氏のものの補足です--------
カツ・コバヤシ(故人)
旧ホワイトベースのマスコット。
一年戦争終戦後、レツ・キッカとともにハヤト夫婦の養子となる。
ヒッコリーのシャトル防衛戦において、アッシマーの攻撃を受け戦死。
しかし、その死がカイを、ハヤトを、そしてアムロも奮い立たせるのである。
死の間際に見せたその本心、その優しさは読者の涙を誘ってやまない…。
735 :
707:04/03/26 16:18 ID:TBilefkh
きゃあ、
>>733 、脱字が多い…。
Z本編登場キャラテンプレ草案その2
アムロ・レイ
旧ホワイトベースのクルーで、一年戦争の英雄。
数年に及ぶ半軟禁生活、さらにはララァを手にかけてしまった経緯から、
戦いそのものを忌み嫌い、すっかり腑抜けてしまっていた。
しかし、一人の少年、アムロも愛した少年の死が――男の傷ついた心に火をともす。
伝説のニュータイプの復活、その影に隠された悲話であった…。
カイ・シデン
旧ホワイトベースのクルー。戦後はジャーナリストとなり、いくつかのルポを世に送る。
シャアの態度・行動には極めて批判的。
常にクールでシニカルな態度は崩さないが、
愛するものが傷つき失われた時には、やはり熱くなる男である。
ハヤト・コバヤシ
旧ホワイトベースのクルー。戦後は戦争博物館の館長という閑職に追われていた。
現在は反地球連邦組織カラバのメンバー。
アムロには様々な経緯から複雑な感情を持っていたが、それが悲劇の一端となってしまった。
そして愛した息子の死の間際…彼の叫びは届いた。だがそれは、遅すぎた言葉だったのだろうか?
> 死の間際に見せたその本心、その優しさは読者の涙を誘ってやまない…。
こういうのはないほうがいいと思う。
読者の感覚に任せればいいことだからね。
他のところはいいと思うよ。
グッジョブ!
>>707さん乙です。
もう少し皆さんの意見をいただいたら、修正版をうpしたいと思います。
738 :
707:04/03/26 18:23 ID:TBilefkh
>>736 やはり難しいですね…もろに私情が入っちゃいましたね。
>>727-729 乙&GJでした! すいません、勝手にカツの分使わせていただきました。
…ところで、こうやって書くのはいいんですが、
やはり先生に採用判定(と添削)をお願いするべきでしょうか?
それとも丸投げはイクナイ!かなぁ。
では修正版を。
カツ・コバヤシ(故人)
旧ホワイトベースのマスコット。
一年戦争終戦後、レツ・キッカとともにハヤト夫婦の養子となる。
ヒッコリーのシャトル防衛戦において、アッシマーの攻撃を受け戦死。
しかし、その死がカイを、ハヤトを、そしてアムロを奮い立たせるのである。
707さんへ
採用判定はともかく、一度ISAP氏の意見・感想は聞いてみたいですねえ。
その上で、住人有志で(できればみんなで)改良していけばよいのでは。
お二人共、おつかれさまです(=TωT)ゞ敬礼
スレを盛り上げようとネタをふれる人は素直に尊敬します。
マジで、ここって住民の質が高いことがよくわかります。
そして続きももうすぐだ!!
2周間・・・ドラクエのおかげでなんとか乗越えられたか・・・
キャラ紹介には、年齢とか外見の特徴とかも入れるとイ感じかも
続きがもうすぐ読める…
と、思ってたら
明日から遠出しなきゃならないなんてヽ(`Д´)ノウワァァン!!
そうか、がんばってこいよ(=TωT)ゞ
しかし、急に住民がいなくなったな…
少なくなったのではなく、皆息をひそめているのだよ…
20時間後に備えて。
ネタっぽいものをひとつ。
独自に保存作業(テキスト化)のために読み返していて気付いたこと
>「ね! ね、テオ! たまにはソフトSMとかやってみようよー」
(69回 MARKV:900番より)
>腕に当たる柔らかい感触に少年が狼狽している間に、リベカはカミーユを引き摺った。
>「ほらほら、あっちでキツーく修正してあげるから、あっち行くよー!」
(70回 同:948番より)
もしかして、リベカはカミーユを修正するのに”ムチ”や”ローソク”を使ったのだろうか!
もちろん、仮面をつけてね。
・・・バカ文でスマソ。
Z本編登場キャラテンプレ草案その3
ファ・ユィリィ(17歳・軍曹)
カミーユの幼馴染で、グリーン・ノアの学生。
Z本編同様、カミーユの行動のとばっちりを受けた後、エゥーゴに参加。
実は初体験も済ませてしまっていて驚愕した方も多いはず。
相手は「陸上部の先輩で、どこかカミーユを思わせる美形で神経質そうな男」。
頼りがいと不器用な優しさを持つヘンケンに惹かれている…のかも。
番外編のバレンタインネタでは、最後で最高においしいところを持っていった。
こういうところに、ISAP先生の筆の妙を見る思いがする…。
ヘンケン・ベッケナー(年齢不詳・中佐)
エゥーゴの軍人。アーガマの艦長からラーディッシュの艦長に転出。
豪放磊落を絵に描いたような好漢で、男女問わず人望があるらしい。
エマ・シーン中尉に淡い想いを寄せる。
「……あの免疫のない……男と手も握った事のないような処が興味深くてなあ」
とのことだが、彼自身も免疫のなさは同レベルであろう。
──しかし、まさにその同時刻、当の彼女はカミーユとよろしくやっていたのだが……。
何だかんだで、ファ・ユィリィといい仲になってしまった。
ブライト・ノア(27歳・中佐→大佐)
旧ホワイトベースの艦長。現在はアーガマの艦長。
最近は舞台が主に地上なので、まったく出番ナシ。
Z本編登場キャラテンプレ草案その4
クワトロ・バジーナ(28歳・大尉)
シャア・アズナブル
キャスバル・レム・ダイクン
かつてのジオン軍のエースパイロットで、「赤い彗星」の異名を持つ。
エゥーゴには「クワトロ・バジーナ」の偽名で参加。
父親は当代最大の思想家 故ジオン・ズム・ダイクン。
単なる一人の戦士として、あるいは軍隊の指揮官として優秀なだけではなく、
より高い、より大きなレベルの指導者としてのカリスマ性と才幹を持つ。
しかし、あたら人類を導けるだけの能力を、あるいは義務を持ちながら、
逃げをうとうとする卑怯な男…との評言をカイは残している。
唯一愛したララァを殺されたことが、彼の運命をねじ曲げてしまった。
レコア・ロンド(年齢不詳・少尉)
エゥーゴの将校。一年戦争時にはゲリラとして戦った。
地球降下作戦のために先発するが捕らえられ、辱めを受ける。
クワトロ(シャア)の愛人でもあったが、
女としての直観か、彼の愛を得られないことを知る。
そして、自分の居場所を見失った女のもとに、薄紅色の髪の少女が訪れる…。
アポリー(年齢不詳・中尉)
ロベルト(故人・年齢不詳・中尉)
一年戦争以来のベテランパイロット。当時はジオン軍に所属。
常にシャアとともに行動していたようで、エゥーゴにもその縁で参加したようだ。
シャアの信頼も厚く、カミーユにとっては頼りになる兄貴分たちである。
とりあえずこんなもんで…あ、カミーユとエマさんの修正もしたいなぁ。
階級とか年齢とかはすばらしくいい加減なので、ウォンさんばりの修正お願いします。
齢20ウン歳にして始めて知った…フォウって16歳だったのか!
てっきり20超えてるもんだと思ってたけど…。
さぁ、あと数時間!
その3だけ他のキャラのとタッチが全然違うな。
できれば修正きぼんぬ。
Z本編登場キャラテンプレ草案その1修正版
カミーユ・ビダン (17歳・中尉待遇?)
Zガンダム本編の主人公。少女とも見まがわんばかりの繊細な容貌の美少年。
「アムロの再来」と言われるほどのニュータイプ能力の持ち主で、
実際の戦闘においても、女性関係その他においてもエゥーゴのエースである。
現在の恋人はエマ・シーン中尉だが、幼馴染のファ、ロザミィ、
彼にとっての運命の女ともいえるフォウ…と、周囲に女性の影が絶えることはないだろう。
――しかし、それこそが彼に過酷な運命を背負わせることになるのだが…。
そして、一つの物語の終わりに、カミーユ・ビダンは刻の涙を見る…。
エマ・シーン (24歳・中尉)
元ティターンズの将校。 ティターンズの行動に疑問を抱き、エゥーゴに参加。
相当厳格な環境で育ったらしく、なんと24歳にしてまだ処女だった。
ファにヤキモチを焼き、あるいはカミーユに体でごまかされてしまうなど、
格段に可愛らしく、魅力的な性格になった。
エマさん萌えキャラ計画の発動である。
物語の終わり、カミーユの腕の中で、彼女は何を語るのだろうか?
>>750 すいません…あの辺りを他のように書くのは無理でした…。
今その5のネタ出しをやってるんですが、一番最初につらつら書いたのが
> ジェリド・メサ(24歳・中尉)
> ティターンズの将校。例によって感動的なまでの転落人生を驀進中。
> しかも今回はマウアーがゴカーンされてしまうなど、
> その転落っぷりにはアクセルがかかりっぱなし。
…こんなですから…(汗)。
↓ガンキャノン(;´Д`)ハァハァ
ガ、ガンキャノン? ・・・・?
えーと、2週間ぶりに来てみたら、レスがたくさんあって驚きました。
リクエストや感想は、たくさんある程やる気が出ます。
当然、もらった感想は何回も何回も読んでは、嬉しがっています。
また、よろしければ感想を聞かせて下さい。
あと、私の下らない物語には勿体無いくらいに素晴らしい
人物紹介を作って下さったお二人に、心から感謝を申し上げます。
あ、ちなみに、レコアさんは23歳ですよー
U.C.0079
激しい銃弾が飛び交う通路の端で、少女は子供達を守りながら途方に暮れている。
少女達は通路を渡りたいのだが、狙撃される恐れがあるから動く事が出来ないのだ。
途方に暮れた少女が哀しげに息を吐いた瞬間、頭の中に誰かの声が聞こえて来る。
「え!? こ、この声はアムロ!?」
不思議な事に、その声は遠くで戦っているはずの少女の幼馴染の少年の声なのだ。
《・・・僕の好きなフラウ、次に銃撃がやんだら一気に走り抜けられるよ・・・》
懐かしい少年の声は優しすぎたから、少女は思わず問い掛けてしまう。
「アムロなのね? どこにいるの!?」
《・・・ランチの所へ行くんだ、いいね?・・・》
顔を上げた少女は、進退に窮していた通路を強い眼差しで見つめて言った。
「あたしが走ったら走るのよ、いいわね?」
足元に纏わり付いていた子供達も、真剣な顔で少女のセリフに頷き返して来る。
少年が間違っていたら、彼女達は敵に撃ち殺されてしまうだろう。
だが、少女は少年を信じていたし、そんな事にはならないと判っていた。
そうだ、あたしの大好きなアムロだから、その言葉をあたしは信じられる──
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第81回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
U.C.0087
既に雨が上がった滑走路の端々の水溜まりには、陽光が映って輝いていた。
3機目のアッシマーの爆発の光芒が、明るくヒッコリーを照らしている。
その光を背負うように、白いMS──陸戦型ガンダムが素早く跳んで空中で舞った。
可変MSアッシマーの大口径ビームライフルは、アムロのガンダムに掠りもしない。
地面には、ガンダムMk-U2号機と3号機が直立出来ずに座り込んでいた。
3号機のコックピットでは、カミーユ・ビダンが先程の衝撃からまだ覚めていない。
傍らに立つ残留組で1機残ったテレンス・デニケン少尉のネモも、戸惑いの中だった。
彼等の脳裏に浮かぶのは、出撃拒否をして震えていた情けない青年の姿である。
だがその青年は、能力を開放した途端にあっという間に戦場を支配したのだ。
『・・・馬鹿な! こんな馬鹿な事があってたまるか!!』
通信機から流れるブラン・ブルタークの声は、とうにパニック状態である。
戦闘時間にして120秒余りの間に彼我の勢いが逆転してしまえば、恐慌状態にもなろう。
先刻まで全くの無傷だったアッシマーは、一瞬で3機を失ったのである。
それを事実として受け止める事が出来ても、理由を思い付く事が出来ないのだ。
残る2機のアッシマーも、余裕を失っているのか動きが稚拙になっていた。
コックピットの中で、ジュナス・フレイブは冷静に戦況を見つめている。
そんなジュナスに向かって、通信スクリーンの中のアムロが素早く叫んだ。
「ジュナス大尉、左前方5度です!」
一端の戦争屋として、ジュナスは目の前の否定出来ない事実は受け入れる。
頷いたジュナスはビームライフルを構え、何も無い空に向ってビームライフルを撃つ。
導かれるように移動して来たアッシマーFを、ジュナスは簡単に撃破した。
『ちょ、直撃だとぉぉぉーーっ!??』
「四つ」
カウントを続けるアムロの声に、アッシマーFの凄まじい爆音が被さって響き渡る。
時刻は06:20に変わり、シャトル打ち上げまで残り17分と残り時間が少なくなった。
だが、これで残る敵はブラン機を含めたアッシマーA,Cの2機のみとなったのだ。
ジュナスが息を吐いた瞬間、ブラン・ブルタークの冷酷な声が流れる。
『ふ、・・・ふふ! これで終わったと思うのか・・・?』
セリフが終わる前に、突然アウドムラのすぐ上空に新たに3つの機影が現れた。
伏兵として隠れていた敵は、ドダイ改に搭乗したRMS-106 ハイザック一個小隊だ。
「くっ! まだ増援を用意していたのか・・・!!」
ジュナスは、動けないガンダムMk-U2号機のコックピットで息を呑んだ。
『戦いとは、二手三手先を読んで行うものなのだよ!』
シャトルを打ち上げ出来ても、スードリに加えアウドムラまで失っては味方の敗北だ。
直立歩行出来ないジュナスやカミーユでは、既にアウドムラの救援は間に合わない。
ジュナスが緊張した瞬間、突然アウドムラから赤い人型の機影が飛び出す。
それと同時に、通信機からジュナスのよく知る人間の声が響いた。
「5つ目、か?」
カイ・シデンの量産型ガンキャノンが、肩の360mm低反動砲でドダイ改を撃墜する。
「カツの仇を取らせてもらうっ!」
続いて飛び出して来た、もう1機のガンキャノンを駆るハヤト・コバヤシが叫ぶ。
重力下で身軽に飛び回る2機の見事な動きを、ジュナスは感心しつつ見つめた。
アムロのガンダム、カイとハヤトのガンキャノン──これはまるで7年前の再現だ。
年端も行かない素人の少年少女だけで、過酷な戦争を生き延びたニュータイプ部隊。
その部隊のエース3人を相手にしては、いかに地球連邦軍とて荷が重いだろう。
カイのガンキャノンの砲撃を避けた2機目のドダイ改を、すかさずハヤトが撃ち落とす。
寸前で飛び降りたハイザックは、アムロのガンダムが即座に狙撃した。
「6つ」
全く通信を必要としない息の合った連携攻撃は、ある意味芸術的ですらある。
ふと、ジュナスは昔読んだ一年戦争史の記事を思い出した。
確か、ホワイトベース隊は地球での戦闘経験も豊富だったはずである。
ジオン軍の最新兵器を次々討ち破った彼等は、未確認の敵への対応能力が非常に高い。
全員の視線が3人に移った間隙に、突然アッシマーCが変形してバーニアを噴射した。
飛行形態になったアッシマーCは、無防備な打ち上げシャトルへ突進する。
「!! シャトルを守れ! 総員、奴を止めろー!!」
叫ぶハヤトのキャノン砲、ジュナスとカミーユの攻撃をアッシマーCは容易に避けた。
戦場の流れが逆転されかけた瞬間、1機のネモがシャトルから飛び出す。
「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶう、悪を倒せとオレえを呼ぶうううう!!」
積載中のネモを勝手に持ち出したウォルトン・スウィフト少尉が、意気揚々と叫んだ。
無断出撃のウォルトンは、飛び出した途端滅茶苦茶にビームを撃ちまくる。
戦略も戦術もない馬鹿な攻撃だが、今回に限ってはそれが幸いした。
機先を制されたアッシマーCは、電光石火のシャトル撃破のチャンスを失ったのだ。
「さあ来い連邦軍の腰抜け共! このウォルトン様が本気になりゃあこんなもんよ!」
これは意外に行けるか?と誰もが思った瞬間、ウォルトン機は頭部を吹き飛ばされた。
「うああーー! やられたぁもう駄目だぁぁ・・・」
単なる勢いだけだったウォルトンは、倒れる機体の中で泣き叫ぶ。
あっという間に形勢逆転され、ウォルトン機は続けて右脚部を吹き飛ばされた。
「ひぃぃ、死ぬ死ぬ今度こそ死ぬうぅぅ」
情けないウォルトンの泣き言に、エゥーゴ隊全員が頭を抱える。
しかし、突如そのウォルトンを護るように素早くリック・ディアスが立ちはだかった。
「やらせないわっ!!」
凛々しい表情のエリス・ワイスは、鋭くアッシマーCを睨み付ける。
帰還組で積載途中だったエリス機が、ピンチのウォルトンの為に飛び出したのだ。
『エリス中尉、お戻り下さい! それでは打ち上げに間に合いませんっ!!』
既に時刻は06:24になっており、シャトル打ち上げまで13分しか残されていない。
今すぐ戻ったとしても、もうエリスはシャトルに乗る事は出来ないのである。
迷いを捨てるように、エリスの駆るリック・ディアスがアッシマーC目掛けて跳ねた。
自機を狙って撃たれたビームを寸前で避け、エリスはアッシマーに肉薄する。
「遅いっ!!」
慌てて変形するアッシマーの左腕を、エリスの放ったビームが吹き飛ばした。
「ち、ち、ちくしょう・・・ このウォルトン様の見せ場を奪いやがってぇぇ」
無意味に偉そうなウォルトンの負け惜しみに、エリスは困ったように微笑む。
しかしすぐに表情を引き締めると、エリスは強敵アッシマーと互角以上に渡り合った。
そこに、爆発音と共に通信機からハヤト・コバヤシの叫び声が聞こえて来る。
「よぉしっ! 7つ目ぇ!!」
増援の3機のハイザック&ドダイ改は、全て旧ホワイトベース隊に撃破されたのだ。
再度、敵はアッシマーCとブラン・ブルタークのアッシマーAの2機になった。
『・・・まさか、ここまでやるとはな・・・しかし』
悔しそうに呟いたブランは、自嘲気味に自らの醜態を笑い飛ばす。
最新鋭MS6機を含む三個小隊を投入してこれでは、ただの失態では済まないだろう。
それまで距離を置いていたブランのアッシマーAは、急速変形してアムロへ突撃する。
『ならば! 死に土産を戴くっ!!』
せめてアムロ・レイを道連れにしなければ、とても死にきれるものではなかった。
飛行形態のまま、アッシマーAは素早くビームライフルを二連射する。
それを上手く避けた陸戦型ガンダムに、アッシマーAが特攻したかに見えた。
だが、ガンダムが身を引いた瞬間を狙ってブラン機はMSへ変形し右横へ廻る。
先を読んで動くアムロの、更に先を読んだアッシマーAが、ガンダムの右手を掴んだ。
『この位置ならば、もう逃げられまいっ!』
高笑いするブランは、ビームライフルの銃口をガンダムのコックピットに押し付ける。
「・・・その程度の腕で俺に向かって来るな」
静かなアムロの声と共に、陸戦型ガンダムの左手で眩い光が弾けた。
高エネルギー状態のミノフスキー粒子で形成された光の剣が、無情にブラン機を貫く。
上手く立ち回ったはずのブランは、結局アムロの手の中で踊っただけだった。
『ア、アッシマーがあああああぁぁぁーーーっっ!!』
ビームサーベルに焼かれて蒸発しながら、ブラン・ブルタークは絶叫した。
四肢を弛緩させたアッシマーAが、急激に落下しつつ鮮やかな爆光に変わる。
エリスは、ブランの死亡に気を取られたアッシマーCの隙を見逃したりはしない。
「そこぉっ!!」
彼女のリック・ディアスが撃ったビームが、見事にアッシマーCを貫く。
最後に残ったアッシマーの爆発の光芒が、エンジンに火が入ったシャトルを照らした。
やがてアッシマーCの爆発が小さくなり、滑走路を静けさが包んでゆく。
『──・・・て、敵三個小隊、全機沈黙!!』
上ずった調子で叫ぶヒッコリーのスタッフの声が、戦場に響いた。
戦闘終了時刻は06:27──シャトル打ち上げまでは、後10分という際どい時間である。
「作戦終了、か」
ジュナス・フレイブは、コックピットの中で疲労と安堵の息を漏らした。
たった1時間程度の激戦だったが、生き残れたという事実が信じられない程である。
『300秒からカウントダウン開始! 全機、対空監視を再度強化願います!』
管制官の声を聞きながら、誰もが疲れ果てたように明るい宇宙を見上げた。
『現状の積載状況で打ち上げプログラムは修正済! これから搭乗は出来ません!』
巨大質量を積み込んだシャトルには、厳密に計算されたプログラムが必須である。
つまり、現在滑走路へ出撃している機体はこの便で宇宙へ帰還する事は不可能なのだ。
本来の帰還組は、百式、Mk-U2機、リック・ディアス3機、ネモ3機の9機だった。
だが、ジュナスとカミーユのガンダムMk-U、エリスのリック・ディアス、ウォルトンが
勝手に使ったネモ、そしてカツ・コバヤシと共に失われたネモは帰還不能である。
つまり、実際には百式とリック・ディアス2機、ネモ1機の計4機が宇宙へ帰るのだ。
そして、6機の残留組ネモで生き残ったのはテレンス・デニケン少尉の1機のみである。
『ヒッコリーのスタッフは作業完了後アウドムラへ退避! カーゴ・ハッチ閉鎖!』
慌しい管制官の指示の合間に、ガンダムMk-U2号機のジュナスに通信が入った。
『大尉、お役に立てず申し訳ありませんでした。──どうかご無事で・・・』
テオドール・チャーチワード少尉が、シャトル・カーゴ内から敬礼して来た。
画面端でふわふわ揺れているウェーブの髪は、リベカ・マレリー小尉なのだろう。
「上は戦線が激化していると聞いている。宜しく頼む」
そういえば、宇宙へ帰還後に増員のテオドール達がどこの配属になるのかは不明だ。
アンマン駐留軍辺りならば、アーガマのジュナス達とはもう二度と会う事もあるまい。
別離の敬礼をするジュナスの耳に、誰かと話すリベカの陽気な声が聞こえて来る。
『カミーユ! 今度逢ったらお菓子焼いたげるから元気でいるのよー』
「は、はい! リベカさんも、そ、その、お元気で!!」
頷くカミーユの声が上ずっているのは、感傷的になっている証拠だ。
直情径行少年にとって、テオドールとリベカは本当に包容力のある理解者だった。
『パイロットは着席してベルト着用! 私用通信はご遠慮下さい!』
怒鳴り付けて来る管制官に舌を出しつつ、リベカはカミーユに叫ぶ。
『そうだ、カミーユ! アムロ大尉に酷い事言った事を謝っておいてくれる?
“やっぱりアムロさんは噂どおりのスゴイ人だったんですね”、って──』
その瞬間通信が断ち切られ、華やかだった通信画面が素っ気無く真っ暗になった。
シャトルが不足している現状では、カミーユはいつ宇宙へ帰還出来るか判らないのだ。
『カウントダウン、スタート! 300・・・299・・・298・・・』
鼻の奥がツンと苦しくなったカミーユは、目元を擦りつつ洟を啜り上げる。
「・・・クッキーはお預け、だな・・・」
カミーユは、シートにもたれ掛かったまま目を閉じてカウントダウンの声を聞いた。
次第に振動し始めた打ち上げ間近のシャトルを見上げ、ウォルトンが呟く。
「ったく、あのままシャトルに乗ってりゃ良かったのによぉ・・・」
満身創痍のウォルトン機は、エリスのリック・ディアスに優しく抱え上げられていた。
「なんで命令違反の出撃してまで、オレの手柄を奪いやがったんだ?」
エリスにとって、地球の劣悪かつ非衛生な環境に身を置くメリットは何もないはずだ。
「・・・・・な、なんで、って」
仄かに顔を染めたエリスは、ノーマルスーツのグラブに包まれた指を唇に当てた。
『・・・174・・・173・・・172・・・171・・・』
ウォルトンを見つめるエリスの蒼い瞳が、しっとりと潤んでゆく。
「──き、君のせいよ、って言ったら・・・責任、取って・・・くれる・・・?」
「無断出撃をオレのせいにすんなよ」
「・・・・・・」
リック・ディアスが、いきなり抱えていたネモを無言で地上へ叩き落す。
「うわああーーっ! な、何をするツルペタ女ぁ!」
拗ねたようにそっぽを向いて涙ぐむエリスに、ウォルトンはぎゃんぎゃん喚き立てた。
ジュナスの視線の先の滑走路の片隅に、3機のMSが寄り添うように立っていた。
それは、アムロの陸戦型ガンダム、カイ、ハヤトの量産型ガンキャノンである。
いずれも今回の戦闘の最高殊勲者であり、戦いの流れを変えた英雄達だった。
きっと積もる話も多いだろう──彼等の久し振りの再会を邪魔する権利は誰にもない。
しばらく瞳を細めて3人を見守った後で、ジュナスはシャトルへと視線を戻す。
いつの間にかラストカウントに入ったシャトルは、ノズルから盛大に炎を噴出した。
『・・・5・・・4・・・3・・・2・・・発射ァァァーッ!!』
時刻は06:37──時間通りに、シャトルが轟音と共にヒッコリーから上昇していった。
凄まじい蒸気が打ち上げ台から四方へ広がり、エゥーゴMS隊の機体をよろめかせる。
急速に高度を上げたシャトルは、一気に雲を突き抜け天空に消えた。
シャトルの機影が見えなくなっても、ジュナスは爽やかな青空を見上げ続ける。
一息を入れたら、アウドムラに残存部隊を乗せヒッコリーから退避する必要があった。
その後は、壊滅状態の部隊を再編し次の打ち上げまで戦い続けなくてはならない。
「・・・また、還りそこねた・・・な」
噴煙と爆発の残り火が揺れるヒッコリーの滑走路に、湿り気を含んだ風が吹き抜けた。
次 回 よ り 新 展 開
アウドムラは、いよいよニューホンコン・シティーへ──
ジュナス達を待つ新たな敵、サイコガンダムとは?
そして、カミーユが出逢う運命の恋とは?
遂に、原作のあの大人気キャラが登場
懐かしいキャラも再登場
更に萌えるHシーンも充実
待望のあのキャラのHシーンもあり?
──次回、4月4日。
ヤッターーーーーーーーーーーーーーー
やはりガンキャノン(;´Д`)ハァハァ
2週間待ったかいがあったですよ。
(・∀・)チゴイネ!!!!
ブルターク無念。
さすがホワイトベース組コンビネーション最強でつね。
いよいよ香港(*´Д`)フォウ・・・ハアハア
そろそろ待望のエリスタンくるー!?
ガンキャノンにあっさり落とされるハイザックってのもちと憐れだな・・・
まぁそれだけWB隊がすごいってことかぁ。
ISAPさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
>「5つ目、か?」
>カイ・シデンの量産型ガンキャノンが、肩の360mm低反動砲でドダイ改を撃墜する。
>「カツの仇を取らせてもらうっ!」
>続いて飛び出して来た、もう1機のガンキャノンを駆るハヤト・コバヤシが叫ぶ。
かっこええ… ここからはいつも以上に
砂地に水を垂らすように、火に油を注ぐように
すいすい読めて激しく燃えました。
>「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶう、悪を倒せとオレえを呼ぶうううう!!」
突っ走れ空を飛べ アッシマーCを倒すまで
守るぞシャトルを エゥーゴの やってやるぜ 正義の心!
見よ必殺 ビーム乱射 男の命を賭けて行く!
>これは意外に行けるか?と誰もが思った瞬間、ウォルトン機は頭部を吹き飛ばされた。
その名はその名は 自称エース ウォルトン君… ってトコですね
>凛々しい表情のエリス・ワイスは、鋭くアッシマーCを睨み付ける。
…萌えました。戦う女は美しいっ!
>無意味に偉そうなウォルトンの負け惜しみに、エリスは困ったように微笑む。
…で、更に萌えッ! 絵があるのならAAにしたい程ッ!
何はともあれ、一区切りな訳で、改めて乙です。
テオとリベカが生存できて一安心です。まだまだ予断は許せませんが…
フォウ以上に、ウォルトン君とエリスの距離が縮まっていくのが楽しみです。
…以前、プルスキーさんが描かれたベルナデッタをAAにしてみました。
容量が足りなくて削る前のはこちら。
http://aa3.2ch.net/test/read.cgi/kao/1073988445/382 もしVoice Of The Earthが映像化されたならMADやAA作りたいと思える程好きです。
.f / /|. | | /,l,.rlナ'`.l | ,l"' ヽ 'i, ,.大゙i`弋ヾ'‐-,l,l .l, .l, }.∧ | |
{ ./l .ハ | | 'l´/ .リ_,.、.=x、l ヽ.', ,.x、、,ヾ;、 ll`'l! l! l!/ 'i, l, .l!
l .{,i! ,i l, .从 .|.,レ,rソ::::(` ヾ! ヾ, .'" ./::了゙'-,、,l ゙i l! l! ,レ⌒i, il! l
,i l.l'、 .l. __', Nヽ lK {::::llll'''| ` .{::llll'''1 .ヽ! .',ll, iリ'⌒ l ./l l
N l ト、l llミlt、l l,ヽ,l.゙'.、.ヽ、_0ノ、 ,1 -ゝ、:0ノ メ` >l, i !ノノ ,!/ .リ
.l i, li.'l llミl,l l l, .ヾ 、__ ̄ /::l `""´, /.!,リ'´ / i' l,
| .ヽll, l lミrl、.l .l ./// l::::| /// ´ / /ヌ / ., .|
| .トi, .l,l;!t.l lい .{::::j ./.,_ ,/ l! |
.| .l! .ト,ヽ! l,.い ', シ´ ,〃 .l_,.ノ .l! |
.| .l! .`゙l, lゝLL! , - 、 イ'- ┘! .l! |
.| .l! l, l, .lヽ,. ( ,__ ) / | ,| l! .|
.| .l, ト,.i l l.ヽ、 ‐-‐ ,ィl | ,! l! .|
.| ! .l!.tヽ,__ ! ! ト、 /! リ l j l! .|
.l, .i, ト.j ゚`0-,j-、`ヽ、 ., -'´ l-.、 / l! .|
i い ``ァ‐- 、,0 `ヽ、, .,.r '´ l ,)ヽ, ,! l
.i ヽ ./ `ヽ、.,_ ` '''" ,...、-'"´ ヽ / .,!
i, ./ r-=‐−- 、 , 、--‐‐'-、 ', /
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ついに続きが読めた・・・(;´Д`)ハァハァ
次回も楽しみだ・・・
>>782 乙(;´Д`)ハァハァ
784 :
707:04/03/29 13:37 ID:QGODjWU3
Yes、きたぁぁぁ! いろいろあるけど、
『ならば! 死に土産を戴くっ!!』
のセリフに燃え死にました。ブラン少佐の英霊に敬礼!!(洒落のつもりはないです)
次は香港だ…カミーユがトーレスに渡す、ISAP先生の香港土産とは何だ!?
先生、ご指摘ありがとうございます。レコアさん、23歳だったんですね…。
Z本編登場キャラテンプレ草案特別編
ブラン・ブルターク(故人・年齢不詳・少佐)
連邦軍の軍人。生粋の軍人ゆえ、ティターンズのありようには批判的。
一年戦争以来の経験からくる、絶対的な自信と大胆不敵さが魅力。
ジャブロー以降の追撃戦は、まさしく彼の独壇場である。
『ならば! 死に土産を戴くっ!!』という台詞に、彼の真骨頂を見る。
相手はティターンズなのは残念
アクシスの旧ジオン兵なら白い悪魔の再来に震え上がるだろ
>782
す、素晴らしい…神の降臨だ。
リベカやエリスにも公式絵が欲しいなーいやマジで。
>784
ブランといえば『ア、アッシマーがあああああぁぁぁーーーっっ!!』
ふと、毎回の話に副題をつけてみたいと思った。
・・・寝るか。
>782
(・∀・)GJ!!
ISAPさんも相変らず、素晴らしい。
次回からの新展開も期待して待っています。
シロウトの小説なんて、たいてい
・伏線ひきっぱなし
・書きたい場面だけ書くからストーリーがブツ切り
・オリキャラがイタイ
このどれにもあてはまってないというのはスゴイ。
特に、例え原作があるにしろ話に破綻がないというのが(*´▽`*)
素人じゃなくてもそういうの多いよね。
栗本薫とか。
『ア、アッシマーがあああああぁぁぁーーーっっ!!』
の有名なセリフを残して、ブランは逝ってしまいましたね。合掌。
ライラに濡れ場というか出番があまり無かったのが読み返してみると残念なような。
「もたれかかって酒が飲める」のセリフを使ってほしかったッス。
>「もたれかかって酒が飲める」
のセリフを使って濡れ場を描いて欲しかったッス
意外にライラって人気あるのか?
たしかZで一番初めに脱いだのがライラだよなw
>>790 栗本薫は読んだことないから知らないなぁ
グイン・サーガが100冊越えたかもうすぐ100冊だってのはどっかで見た気がするけど
Voice Of THE Earthのギャルゲーやりたくなってきたぁ。
795 :
707:04/04/01 16:15 ID:kqfCmDar
>>794 まったくです。ギャルゲーじゃなくてもいいです。
どんなゲームだって、超燃え&超萌えの展開が用意されているのは、みんなわかってますから。
んでもって、本題。
Z本編登場キャラテンプレ草案その5
コウ・ウラキ(23歳・少佐)
0083年に勃発した「デラーズ紛争」時の連邦軍のエースパイロット。
さらに腕を上げたのか、登場時にはクワトロの油断もあったとはいえ、リック・ディアスを撃破した。
激戦の経験が彼に落ち着きを与えたのか、実年齢より若干年上に見られるようだ。
「年齢に似合わない程の渋みと異様な凄みを持つ青年」で、「意外に甘い声」の持ち主。
クリスチーナ・マッケンジー(29歳・少佐)
元RX-78 NT-1 アレックスのテストパイロット。ジュナスとは士官学校の同期生。
ベルナデッタの救出時、ジュナスたちに協力する。
サイド6にいたときに知り合った青年・バーニィの消息を追っている。
バーナード・ワイズマン(故人?・0080当時20歳・伍長)
ジオン軍の特殊任務部隊・サイクロプス隊の隊員。公式記録ではサイド6で任務中、戦死。
…なお、同名の人物に、新興反戦組織《ユニバーサルピース》のリーダーがいる。
ニナは出てくるのかなぁ。出てきそうではあるけど。
コウも初登場シーンがあまりに格好良かったんで、ニンジンが嫌いだったり、
ガンオタであることがバレちゃったりすると、一気にイメージが崩れそうで怖いッス。
796 :
707:04/04/01 16:20 ID:kqfCmDar
Z本編登場キャラテンプレ草案その6
ジェリド・メサ(24歳・中尉)
連邦軍内部のエリート集団・ティターンズの将校。
しかし、たった一人の少年が、彼の運命を根底から変えてしまう。
その少年によって奪われた、かけがえのないもの──友、理解者、そして恋人。
そうして男は、復讐の鬼と化す。──すべてを奪った少年を、その手にかけるまで。
マウアー・ファラオ(25歳・少尉)
ティターンズの将校。切れ長の瞳が印象的な美女。ジャブロー脱出時にジェリドを助ける。
ティターンズ入隊直後、トリノに惹かれるが、そのトリノに陵辱された過去を持つ。
Z本編ではシロッコの勧誘をはねのけるなど気丈な面を見せていたが、
トリノの持つ魔性には抗しえず、あえなく篭絡されてしまう。
悪魔に魅入られた女は、復讐に燃える男をどこに導くのだろうか…。
カクリコン・カクーラー(故人・24歳・中尉)
ライラ・ミラ・ライラ(故人・25歳・大尉)
本編どおりに散っていった人たち。
ライラさんには、是非ともジェリドにベッド戦闘時の心得を指南してほしかった…。
ヤザン・ゲーブル(年齢不詳・大尉)
ティターンズ所属のパイロット。野性味あふれる風貌の男。
一年戦争時以来、常に前線で戦ってきたようで、卓越した技量を持つだけではなく、
戦場で養われた独特の嗅覚によって、ニュータイプとも互角に渡り合う。
上官を謀殺するなどアクの強い性格だが、上手く御しきれれば頼りになる男である。
特異な外観を持つMS・ハンブラビを駆って、宇宙を暴れ回る野獣である。
これでマウアーがカミーユに殺されなかったら、首吊って逝ってこよう。
ヤザンもまだ出てきてないけど…まさか出てこないことはない、よね…。
797 :
707:04/04/01 16:22 ID:kqfCmDar
Z本編登場キャラテンプレ草案その7
パプティマス・シロッコ(年齢不詳・大尉)
木星帰りの男。若くして木星からのヘリウム輸送船・ジュピトリスの艦長を務める。
独力でMSの設計開発を手がけるなど、多方面に才能を発揮する天才。
生来のものか、あるいは木星での体験がそうさせたのか、
高いカリスマ性の持ち主で、サラなど、彼に魅了された人間も多い。
またヤザンのような、とかくアクの強い人材をよく容れて使うなど、度量も大きい。
劇中では、トリノあたりとの関係が気になるところではある。
人間の剥き出しの欲望によって、さらに混迷を深める宇宙に向けられた男の視線の先には、
果たして何が見えているのだろうか…?
サラ・ザビアロフ(年齢不詳・曹長)
シロッコの崇拝者。薄紅色の髪が特徴的。私服のセンスは相当悪い。
どうやら地球に降りてきていたようで、シロッコの麾下につくよう、レコアを勧誘する。
結局、カツとは出会わないまま終わったが…。
バスク・オム(37歳・大佐)
ティターンズの実質的な総指揮官。
一年戦争時に負傷して以来、視力障害を補うためのゴーグルを着用。
そのためか、旧ジオンのみならず、スペースノイド全体に対する敵意は強烈。
目的のためには手段を選ばない男で、毒ガスの使用すら辞さない。
798 :
707:04/04/01 16:33 ID:kqfCmDar
オリキャラテンプレ草案補完編
リシュレール・サントス(24歳・中尉)
エゥーゴの軍人。登場時にはアンマンで戦闘訓練の教官を務めている。
亜麻色の美しい長い髪と、人を寄せ付けない厳しさを持つ。
これで今のところ最後ですが、あと書く必要がありそうなの誰だろう。
とりあえずフォウ、ロザミア、ベルトーチカの三人はセットで書く予定ですが、
あとはハマーンとミネバぐらいで終わりかな?
即死回避用には十分な量は書いたと思うんですが…。
>そうして男は、復讐の鬼と化す。──すべてを奪った少年を、その手にかけるまで。
現状はまだそこまで逝ってないけどな。
いずれ、というか将来的にはそうなるんだよなー ある意味悲劇の主人公?
>ヤザン
そりゃもう、きっとブラン以上の活躍をすると思われ(w
どうでもいいけど、707氏って文章上手いよなー
意外とSS書いてもそこそこの腕なのでは?
この良スレに職人が一人というのは寂しいから、新たな書き手が欲しいね。
ここで、800げっと〜〜!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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>>707さん、乙彼です。
あいかわらずお見事!
ちなみに、ニナ(゚听)イラネ
あ、801げっとだったんだ…
カミーユ×クワトロとか、ヤザン×ヤザン隊とか…
完膚なきにふられる紫豚をみたいけどね
しかし、ISAPさんの手腕なら紫豚ですら萌えれるかも知れんわけで。
もっとも、腕のいい料理人でも腐った残飯からは何も作れないわけで。
果たしてどうなるか。出るか出ないか。楽しみの一つ。
>>804 >もっとも、腕のいい料理人でも腐った残飯からは何も作れないわけで。
おまいさん、カツの事をもう忘れたのか?
そうだよなー
ついこないだISAPさんマジック見せられたばっかだし
萌えニナかー うーん うーん
ぬう…想像できん
パス1
萌えニナは想像できんか、トリノにボロボロに陵辱される紫豚
簡単に思い浮かぶけど
あのニナの一体何が
そこまでおまいらを惹き付けてやまないのだろう(゚∀゚)アヒャアヒャ
(゚∀゚)アヒャアヒャ
ニナって誰だっけ
思い出せん
811 :
707:04/04/03 14:55 ID:TZegJnOW
>>799 >>801 ありがとうございます。SSは…かなり無理っぽいです。
とりあえず、今後の予定をば。
今書いてるの
・ハマーン&ミネバ
・フォウ、ロザミア、ベルトーチカ
絶対に書き直す予定
・ブライト艦長
・バーナード・ワイズマン
ガンダムのトリビア:
・カミーユは、小説版では埼玉県新座市(トーキョー近郊のニューシート)生まれである。
シン・ザ・シティ(新座市)にいる破嵐万丈と出会ったかも…。
・アムロ(11/4)、カミーユ(11/11)、シャア(11/17?)は全員さそり座。
何かいい加減なような気がする…。
813 :
707:04/04/03 16:26 ID:TZegJnOW
Z本編登場キャラ紹介テンプレ草案その8
フォウ・ムラサメ(16歳・少尉)
日本のムラサメ研究所所属の強化人間。
ライトグリーンの短い髪と瞳、パープルの口紅に彩られた唇、唇とほぼ同色の
ゆったりとした衣装が印象的な美少女。
研究所の被験体としては四番目であったため、「four」と名づけられる。
強化によって記憶を失った彼女は、「Mk-IIを撃破して過去の記憶を取り戻す」ため、
サイコ・ガンダムに乗って戦う。
そして、ニューホンコンの夜。
少年は運命の女と出会う──。
ロザミア・バダム(年齢不詳・少尉)
北米・オーガスタのニュータイプ研究所所属の強化人間。
薬物によるドーピング、マインドコントロールなどによる強化の結果、驚異的な身体能力を持ち、
通常人には無理な運動の負担(MS操縦時の急激な方向転換など)にも耐える肉体を持つ。
紫色のボリューム豊かな髪と、よく発育したボディラインの持ち主。
本格的な登場はまだ先のことになりそう。
ベルトーチカ・イルマ(年齢不詳・民間人)
反地球連邦組織・カラバに協力する民間人。ボリュームのある金髪に白い肌、緑の瞳の女性。
アムロには最初興味本位で近づいたのだが、彼の純粋さに惹かれるようになる。
女の直感が強いのか、優れた洞察力を持ち、シャアに対する感想などは痛烈極まりない。
また、ただ単に気が強い、したたかなだけの女性、という訳でもないようだ。
彼女の愛撫と、一人の少年が、アムロを眠りから覚醒させる。
例によって、好きな石鹸はヘレン・ヘレン。
まだ出てこない登場人物を書くのは難しいなぁ。
しかし、ロザミィよ。カミの字の年上好きを考えると、
「おねえちゃん」になった方が効果抜群のような気がするが。
814 :
707:04/04/03 16:46 ID:TZegJnOW
Z本編登場キャラ紹介テンプレ草案その9
ハマーン・カーン(20歳・ネオジオン摂政)
ミネバを擁し、アクシズに拠るネオジオン軍の摂政。
一年戦争以来、他日を期してアステロイド・ベルトに逃れていたが、
地球圏の混乱を知り、エゥーゴとティターンズの争いに介入する。
優れた政治力と統率力、さらには強大なニュータイプとしての能力を持ち、
しばしば自ら白いMS・キュベレイを駆って戦場に赴く。
自分を見捨てたシャアとの間には深い確執があるが、
それを超えてもなお、心の底ではシャアを求めていると思われる。
シャア同様、ニュータイプによって治められる世の到来を夢見ているが、
ザビ家という呪縛からは逃れられないようで、そこがシャアとの最大の違いであった。
しかし、その目指す道は似たものであるがゆえに、反発を起こし、衝突となり、悲劇を生む。
懐かしき故郷と、そして愛する男。失われたものを一途に求め続ける女である。
ミネバ・ラオ・ザビ(8歳・ネオジオン総帥)
故ドズル・ザビの娘で、現在まで(公式に)残っているザビ家の嫡流の最後の一人。
金茶色の髪の毛と、利発そうな顔立ちの少女。
幼年なので、全権は摂政のハマーンが握っている。
ミネバの髪の色は何て表現すべきか…栗色か?
とりあえずこれで一丁あがり…ですが、これでよろしいんですか皆さん。
書いた当人としては訂正すべき箇所があるどうか、とても気になっているんですが…。
たしかZ見たことない人がいたはずだから、ネタバレはどこまでいいんだろ?
いずれにしろ個人的には及第点の内容だと思う。
返す返すおつかれさん。
>810
そのまま思い出さないほうが人生しあわせだよwww
原作設定は GUNDAM Explanation 見た方が良い希ガス
そもそもの出発点が保守代りのテンプレつくりだから、707さんのようなアプローチも価値はアリかと。
きょー
あと4時間くらいかな。
長いなあ・・・
>>707 いろいろ乙ですが、登場人物紹介は
主観、およびそれを感じさせるものを
一切排除したほうが良いような気がしますです。はい。
820 :
追記:04/04/04 14:53 ID:flkByzFq
あと、修辞の類も全て不必要かと。
ワクワク・・・。
↓新展開
>>707 素晴らしいと思いますので、これからも頑張って下さい。
あ、でも未登場キャラの運命は原作通りじゃないかもしれませんよ?(意味深)
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第82回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
一回大きく沈み込んだ後で、ガルダ型輸送機アウドムラは滑走路から離陸した。
エゥーゴ支援組織カラバ秘密基地ヒッコリーが、少しずつ背後に飛び去る。
前後幅317mというアウドムラの巨体が、地面を後にして海上に乗り出した。
海面までの距離はまだ近いから、青い水面に派手に白い軌跡が描かれる。
しばらく海面ギリギリを飛んだ後で、アウドムラは機首をゆっくりと上げた。
天に向かって何本も伸びているヒッコリーの煙柱は、少しずつ遠ざかってゆく。
恐らく、後30分も飛べばヒッコリーは双眼鏡でも見つけられなくなるだろう。
飛行中の振動に揺れるアウドムラの腹部格納庫に、2人の巨人が横たわっていた。
全長mにも及ぶ2機のRX-178 ガンダムMk-Uは、仰向けに寝かせられている。
その機体の人間で言えば腹の辺りに、それぞれのMSを駆るパイロットが立っていた。
暗い表情の2人は、2号機のジュナス・フレイブ大尉と3号機のカミーユ・ビダン少尉だ。
『ジャブロー侵攻作戦』以降酷使された2機は、先刻の戦闘で脚部を破損していた。
二本足歩行のMSにおいては、人間同様に腰部と脚部は重要なパーツである。
宇宙空間ならいざ知らず、重力下のMSにとって足は飾りではない。
アウドムラへの搬入でさえも、アムロ達の手を煩わせなければならなかったのである。
「せめて、ネモかGMUの部品が余っていれば良かったんですが」
カミーユが、少女のように美しい横顔で乱暴にため息を吐く。
「さっき問い合わせたが、ヒッコリーで補給出来たのは生活物資と弾薬だけだそうだ」
滑走路から離陸直前、ジュナスはカラバ代表ハヤト・コバヤシと通信で会話していた。
角が取れ気負いがなくなったハヤトに、ジュナスは貫禄の芽生えを感じ取っている。
義理の息子カツ・コバヤシの件は悲劇だが、ハヤトはきっと良い指導者になるだろう。
そして、今後はカラバという組織もエゥーゴの中で存在感を増してゆくに違いない。
「これじゃあ、MSなんてただのお荷物じゃないですか」
苛々と呟くカミーユから視線を逸らし、ジュナスは格納庫を見渡した。
ガルダ型輸送機アウドムラの格納庫の中は、見事に閑散としている。
本来は数十機のMSが搭載可能な格納庫だが、現在は空きハンガーばかりが目立っていた。
当初この機体がジャブローで奪取された時は、限界までMSが積まれていた。
そもそも、『ジャブロー侵攻作戦』に参加したエゥーゴMS隊は84機を数える。
それが、大気圏突入間際にティターンズの襲撃を受けて68機にまで減少した。
ジャブロー襲撃後には57機になり、そこから12機が第1シャトルで宇宙へ帰還した。
更に12機が第2シャトルと共に消失し、14機が解体され敵に奪われた機体が4機だ。
最終的に残った15機の中で、4機がヒッコリーで帰還し6機が撃墜された。
すなわち、アウドムラに残っているエゥーゴ隊のMSはたったの5機なのである。
歩行不能で満身創痍のRX-178 ガンダムMk-Uが2機、RMS-099 リック・ディアスが1機、
そしてこちらも整備不良のMSA-003 ネモが2機という惨状だった。
そして、残ったパイロットは8人──カラバのスタッフの3分の1以下である。
もっとも、カラバ側もヒッコリー組を合わせてようやく30人というところなのだが。
現戦力は、ハヤト・コバヤシ館長の積載していた旧式MSを入れても9機にしかならない。
最初にハヤトが考えていたMS大量獲得計画など、全くの夢物語に終わったのである。
恐らく、今ティターンズの追撃があればアウドムラは10分も持たないだろう。
ふと、ジュナスはのRX-79(G) 陸戦型ガンダムの足元にアムロ・レイ大尉を見つけた。
飛行中の振動に揺れる格納庫内でも、アムロの存在感はまた格別である。
見ている内に、アムロと前を通り過ぎようとしたカラバのスタッフの視線が合った。
相手は慌ててアムロに最敬礼をして、足を速めて走り去ってしまう。
アムロは、笑っていいのやら落ち込んだほうがいいのか困っているようだった。
昨日までの、戦いに怯えていたアムロはカラバの全員に軽蔑されていた。
だが、復活したアムロの化け物のような強さが周囲の反応を劇的に変えたのである。
それでも、こうもあからさまに態度を変えられると憮然とするしかないようだ。
一つため息を吐いた後で、ジュナスはカミーユを手招きしてからアムロに近付く。
「・・・助かったよ、アムロ大尉」
微笑みながら差し出されたジュナスの手に、アムロは嬉しそうに身体の力を抜いた。
こういう時は、変わらぬ態度で接してくれるジュナスのような大人がありがたい。
「いえ、もっと早く出られれば良かったのですが」
握り返して来るその手は、初めて会った時と同じ繊細で弱々しげだった。
だが、この青年が最新型可変MSを軽くあしらい、殲滅してのけたのである。
「アムロっ!」
不意に、大きな声と共に華やかな影がジュナスとアムロの間に割り込んだ。
金髪を揺らすベルトーチカ・イルマが、アムロに身体をぶつけるように激しく抱き付く。
ジュナスの位置からは見えないが、ベルトーチカの声は涙で擦れていた。
アムロの手がゆっくりと彼女の背に回るのを見て、ジュナスはその場を後にする。
ふと見ると、声を掛けたにも関わらずカミーユは少し離れた場所に立ったままだ。
面白くなさそうに、それでいて関心もありそうな態度でアムロを横目で見ていた。
先程の戦闘でアムロが見せた脅威の能力に、子供なカミーユは複雑な心境のようである。
ジュナスはカミーユの意地に苦笑しつつ、歩いてアウドムラの格納庫を出ようとした。
視界の端に、先刻の戦闘で大活躍したRX-77D 量産型ガンキャノの赤い機体が見える。
ジャーナリストのカイ・シデンは、いつの間にかアウドムラから去っていた。
単独でティターンズの新しい本拠地を突き止めるとのとで、頼もしい限りである。
カイには残って共に戦って欲しい気もするが、そこまで望むのは我儘というものだろう。
そんな事を考えつつ、ジュナスはゆっくりとアウドムラの操縦室に入った。
「ジュナス大尉! お疲れ様でした」
通信コンソールの前で気難しい顔をしていたハヤト・コバヤシが、表情を明るくする。
「? どうした、何か拙い事でも?」
ハヤトとカラバのスタッフの浮かべている、余りに暗い表情にジュナスは首を傾げた。
もっとも、現状のアウドムラにとっては拙い事だらけなのは事実である。
「・・・いえ、これからルオ商会に補給の申請をするのですが」
辛そうにため息を吐きながら、ハヤトは重々しく口を開いた。
ルオ商会は、ニューホンコンに拠点を置く華僑系資本で裏社会とも関係がある組織だ。
エゥーゴ並びにカラバのサブ・スポンサー、つまりは御意見番でもある。
「担当がとにかく厳しい女性なんです。笑顔なんて見た事がないくらいで」
周囲のカラバのスタッフも、口々にルオ商会の担当の冷たさを愚痴った。
「補給だって審査が厳しく、毎回申請の半分以下しか認めてくれませんしね」
それでも意を決したように、ハヤトは通信機のスイッチを入れて回線を繋ぐ。
「・・・今日は、シェリー・パーカー女史の機嫌が良いといいんですが」
ハヤトの口にした名前を聞き、ジュナスは目を大きく見開いた。
それは、ジュナスの7年前の同僚にして彼をエゥーゴに誘った張本人の名前なのだ。
すぐに切り替わった通信画面に、セミロングの金髪の美しい女性が映し出された。
能面のように冷徹な表情のその女性は、ハヤトを見下すように目を細める。
『ルオ商会、会計経理部長シェリー・パーカーです・・・』
緊張しているハヤトは、軍隊のように直立して敬礼までしそうな雰囲気だ。
ところが、通信画面の端にジュナスを見つけた途端シェリーの表情が一変した。
『あ、ジュ、ジュナス大尉! お久し振りです、お元気でいらっしゃいましたか』
頬を染めて懐かしそうに言うシェリーに、ハヤトとカラバの面々は驚愕する。
「あ、ああ・・・君も、元気そうで良かった」
周囲の尊敬の視線に狼狽するジュナスに、シェリーは昔馴染みの気安さで微笑んだ。
『大尉の戦闘記録、早速拝見致しました。アッシマー相手の善戦、私も鼻が高いです』
困ったように口をぱくぱくとさせるジュナスに、シェリーはにこにこと頷く。
『ご安心下さい、既にMk-Uの脚部交換パーツは発注済みです』
最大の難関のはずのパーツ補給要請が軽く認可され、ブリッジ中が言葉を失くした。
「そ、それは助かるが、しかし、シェリー、なんだな、その・・・」
『その他、補給物資とディナーを御用意の上、香港でお待ちしております』
上目遣いでジュナスを見たシェリーは、彼が頷いたのを見て嬉しそうに通信を切る。
通信が終わると、アウドムラのブリッジが一気に騒然となった。
誰もが、ジュナスと通信画面を交互に見ながらなにやら興味津々の噂話を始めている。
「い、いや、彼女は古い知り合いで、君らが思うような変な関係じゃなくて・・・」
翌朝どんな噂が流れるのか予測が付いて、ジュナスは頭を抱えたくなってしまう。
ドアを閉める間も惜しむように、ベルトーチカはアムロの身体にしがみ付いた。
そのままよろよろと歩いた二人は、勢い余って激しくベッドに倒れ込んだ。
アウドムラに帰還したアムロを格納庫に迎えてから、ベルトーチカの態度がおかしい。
理由を言わないままアムロを彼の部屋まで引っ張って来たかと思うと、これだ。
そもそも、格納庫から部屋までアムロが何を話し掛けても彼女は上の空だった。
アムロの腕にしがみ付いたまま歩くベルトーチカは、いつもと違う雰囲気だったのだ。
戸惑い躊躇いながらも、しかしアムロは顔を近づけ彼女の口を吸った。
「アムロ・・・」
ベルトーチカの声が、どこか不安を感じているかのように揺れてかすれる。
それはアムロが今まで聞いた事がないような寂しそうな声だったから、戸惑った。
いつも積極的で攻撃なベルトーチカにしては、珍しい態度である。
「ベルトーチカ?」
小さく呟きながら、アムロは恐る恐るベルトーチカの豊かな身体に手を廻した。
ベルトーチカは、そんなアムロに体重を預けるように身体を押し付けて来る。
相変わらずボリュームがあって暖かい彼女の身体に、ふとアムロは圧倒された。
柔らかい身体に魅了されたアムロは、ベルトーチカの豊満な乳房に頬擦りをする。
「んっ・・・ふっ・・・ふふ」
ベルトーチカは敏感な膨らみを刺激されて、震えながら息を吐いた。
そっと伸ばされた彼女の腕が、アムロの頭を愛しそうに抱え込む。
そして、まるで幼子に乳を飲ませるが如くアムロの頭を自らの胸元に押し付けた。
アムロは、服の上からベルトーチカの乳房の先端をそっと刺激する。
「ふあぁぁっ」
乳房の先端から全身に電流のように駆け抜けた快感が、ベルトーチカの身を捩らせた。
アムロは、艶っぽい吐息に急かされるようにベルトーチカの上着に手を掛ける。
彼女の制服の前面に7つあるボタンを、アムロの手が一つずつ外した。
たどたどしい彼の指先をフォローするように、ベルトーチカはそっと上着を脱ぐ。
シャツの胸元が開くと、ライトグリーンの下着に包まれた彼女の乳房が飛び出した。
汗を浮かべ、艶かしく発達したベルトーチカの乳房が眩しく揺れる。
アムロは、その見事な乳房にもう一度頬擦りして手の平でゆっくりと愛撫した。
「ふっ・・・アムロぉ・・・」
弾力に富むベルトーチカの乳房は、中に固さを持ちつつ表面は蕩ける程柔らかい。
アムロの手に吸い付くように馴染み、張りのある肌の感触も素晴らしかった。
夢中になったアムロは、ベルトーチカの下着に包まれた双乳を捏ねまわす。
ベルトーチカは固く目を閉じ、アムロにされるがままに静かに痙攣していだ。
アムロが下着をずらすと、ベルトーチカの乳房が外気に晒された。
ベルトーチカの乳房を見るのは二度目だが、アムロはその美しさに見惚れてしまう。
張り詰めた肌がすべすべと輝き、程よく大きく理想的な形だ。
薄い桜色の乳首は、乳房の大きさの割りには控え目だが肌の白さを存分に引き立てる。
思わず乳首にむしゃぶりついたアムロに、ベルトーチカは甘い声を上げた。
「ああんっ・・・そこ、気持ちいい」
ベルトーチカの甘い喘ぎ声を聞き、アムロは頭の中を痺れさせる。
アムロは、ふにふにとベルトーチカの乳房を揉みしだきながら乳首に口を付けた。
次第に、ベルトーチカの乳首がぷくっと盛り上がって尖り始める。
「はぁぁぁっ」
ベルトーチカは吐息を漏らしつつ、自分の乳首をしゃぶるアムロを潤んだ瞳で見た。
──次回、4月11日。
次回、アムロ×ベルトーチカ 濡れ場、その2。
ISAP ◆ISAPgGZZNIさん 乙です
ジュナスたんはやっぱりカコ(・∀・)イイ!
大人なキャラ(朴念仁ですが)を主役に持ってくると
日常パートでも話が締まるね!
シェリーさんの反応に香港への楽しみを増加させつつ・・・
ISAPさん乙です!!
ISAPたん乙! チュッ (*´ 3)´Д`)
ジュナスの苦悩にワラタ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ジュナスの苦悩か・・・こういうマターリというか和みというか・・・
そういうのも上手く入れることができるISAP氏はスゴイナァ・・・( ´∀`)
次回も楽しみだ(;´Д`)ハァハァ
今夜初めてふらっとこのスレに立ち寄った者です。
ええと・・・安っぽいセリフですが、感動しました。
Wだ種だと騒がれている中、
富野作品のここまで良く出来たクロスオーバーを書いてる方がいるとはと、
思わず第1回から一息に読んでしまった次第です。
執筆者のISAP様、これからの展開にも期待しております。
いつまでも気長に待ちますので、ご自分のペースで頑張ってください。
それでは、このスレに出会えたことを感謝しつつ・・・
徹夜してしまった吊ってこよう∧‖∧
845 :
名無しさん@ピンキー:04/04/05 09:48 ID:AAigF1YE
これを原作にして (濡れ場もきっちり) アニメ作ってほしいっすね。
こういうのを待っていた、くらいに思えそう。
今週もキタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━!!!!
あいかわらず朴念仁なジュナスたん萌え萌えですな。
ところでなんだかジュナス×シェリーがありそうな気配ですが
個人的にはジュナスはベルとだけだと嬉しいのですが…
>844
第1回から今週まで分を一気読みだと相当かかりそうだなぁ
大河ドラマになってるからな…
まずはおつかれさん&ちゃんと萌えた?w
847 :
844:04/04/05 14:32 ID:2WkZAQxk
>>846 >第1回から今週まで分を一気読みだと相当かかりそうだなぁ
>大河ドラマになってるからな…
自分でも覚えてないくらい結構な時間釘付けでした。
それだけハマってしまうストーリー展開に脱帽。
魅力的なオリキャラが話を引き立ててますねー。
あと懐かしのキャラとかの登場にもニヤリと。
>ちゃんと萌えた?w
ええもちろん。
フランセスに萌え死にそうです。
あとMS戦にも燃えです。
そう言えばこのスレ見付けたの一昨年の年末だったような・・・
某ニナをゲル(ryなスレと同じくらいの付き合いだな・・・
時の流れすら忘れさせる良スレに出会えた事を幸せに感じます。
いつも素晴らしいSSありがとうございます。
最近はこのスレに来ると「明日から仕事かぁ。」て感じに少し欝入るくらい定着してます。
ところでジュナスの2号MSはあるのだろうか、ということで予想してみました。
本命〜スーパーガンダム、つまり乗り換え無し
次点〜プロトZ、既に登場しているので
有り得ない〜シスクード、マイナでGジェネでモノアイだけどジュナスに似合うような気がする
やめてほしい〜オリジナルMS
希望〜ティターンズから奪ったギャプラン、ギャプランカッコイイなぁ
たしか、オリジナルMSは出さないと明言されてたような気が。
別に出してもいいけど、なんか氏の作風には似合わない気もする。
>>時の流れすら忘れさせる良スレに出会えた事を幸せに感じます。
狂おしいほど同意。
あと、フランセスの人気高いねぇ…すごいすごいよフランさん!
(・∀・)イツモノコトダケドGJ!!
漏れとしては、ジュナスたんはZの最終局面までmk-IIで戦い抜いたエマさん
と同様にmk-IIで戦い抜いて欲しいでつ。
ベルたんやエリスたん、フランたん、リベカたんなどなどの女性陣も好きでつ
が、この物語の象徴みたいなサラミスのオペレーター嬢が気になるでつ。
彼女とジュナスたんの「約束」が、時を超えて、果たされる日がくるのでせうか?(;´Д`)ハァハァ
確か初代スレで正解出てたような
初代スレの
>>1は
ここがこんな良スレになるとは
思ってもいなかったんだろうなあ
とか言ってるオレは
MARKUスレの
>>1だったり(´ー`)y-~~・・
マークVとかマークWとかって結構良い気が・・・
Vはアナハイム製だし、Wはティターンズ製だし、たしか
855 :
707:04/04/06 15:02 ID:i1oUr3rE
先生、毎週お疲れさまです。
>>850 オリジナルじゃないのかぁ。
連載二周年をかざるのは…
「ジ ュ ナ ス た ん の え ち シ ー ン」
でしょうか?やはり。もしそうだとしたら、
「謀(はか)ったな、先生!」と叫ぼうっと。
しかし未だえちシーンのないエロパロの主人公が、かつていただろうか…(笑)。
で、そろそろ900の声も聞こえるところで、しつこくテンプレ。
一応、今回は本当に最終案で、全面的に修正。
余計な修辞は書いてる本人もウザいので概ね排除。順番も入れ替えました。
また、先生の意味深発言がかなり気になるのでフォウ、ヤザン、ハマーン+1は削除。
856 :
707:04/04/06 15:04 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その1
クワトロ・バジーナ(28歳・大尉)
シャア・アズナブル
キャスバル・レム・ダイクン
かつてのジオン軍のエースパイロットで、「赤い彗星」の異名を持つ。
金髪の貴公子で、額には一年戦争時に負った傷がある。サングラスがトレードマーク。
エゥーゴには「クワトロ・バジーナ」の偽名で参加。
父親は当代最大の思想家、故ジオン・ズム・ダイクン。
単なる一人の戦士として、あるいは軍隊の指揮官として優秀なだけではなく、
より高い、より大きなレベルの指導者としてのカリスマ性と才幹を持つ。
しかし、あたら人類を導けるだけの能力を、あるいは義務を持ちながら、
逃げをうとうとする卑怯な男…との評言をカイは残している。
カミーユ・ビダン (17歳・中尉待遇?)
Zガンダム本編の主人公。少女とも見まがわんばかりの繊細な容貌の美少年。
「アムロの再来」と言われるほどのニュータイプ能力の持ち主で、
実際の戦闘においても、女性関係その他においてもエゥーゴのエースである。
現在の恋人(?)はエマ・シーン中尉だが、幼馴染のファ、ロザミィ、
彼にとっての運命の女ともいえるフォウ…と、周囲に女性の影が絶えることはないだろう。
そして、一つの物語の終わりに、カミーユ・ビダンは刻の涙を見る…。
857 :
707:04/04/06 15:05 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その2
エマ・シーン (24歳・中尉)
元ティターンズの将校。 ティターンズの行動に疑問を抱き、エゥーゴに参加。
亜麻色の髪と理知的な美貌が印象的な女性だが、男性には縁がなかったのか、
なんと24歳にしてまだ処女だった。
ファにヤキモチを焼き、あるいはカミーユに体でごまかされてしまうなど、
格段に可愛らしく、魅力的な性格に変貌した。
ファ・ユィリィ(17歳・軍曹)
カミーユの幼馴染で、グリーン・ノアの学生。
Z本編同様、カミーユの行動のとばっちりを受けた後、エゥーゴに参加。
実は初体験も済ませてしまっていて驚愕した方も多いはず。
相手は「陸上部の先輩で、どこかカミーユを思わせる美形で神経質そうな男」とか。
番外編のバレンタインネタでは、最後においしいところを持っていった。
レコア・ロンド(23歳・少尉)
エゥーゴの将校。一年戦争時にはゲリラとして戦った。
地球降下作戦のために先発するが捕らえられ、辱めを受ける。
クワトロ(シャア)の愛人でもあったが、
女としての直観か、彼の愛を得られないことを知る。
858 :
707:04/04/06 15:06 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その3
ブライト・ノア(27歳・大佐)
旧ホワイトベースの艦長。現在はアーガマの艦長。妻子あり。
常に激戦区で戦い続けた経験豊富な指揮官で、統率力、指揮能力は一級品。
ヘンケン・ベッケナー(年齢不詳・大佐)
エゥーゴの軍人。アーガマの艦長からラーディッシュの艦長に転出。
豪放磊落を絵に描いたような好漢で、男女問わず人望があるらしい。
エマ・シーン中尉に淡い想いを寄せる。
「……あの免疫のない……男と手も握った事のないような処が興味深くてなあ」
とのことだが、まさにその同時刻、当の彼女はカミーユとよろしくやっていた。
何だかんだで、ファ・ユィリィといい仲になってしまった。
アポリー(年齢不詳・中尉)
ロベルト(故人・年齢不詳・中尉)
一年戦争以来のベテランパイロット。当時はジオン軍に所属。
常にシャアとともに行動していたようで、エゥーゴにもその縁で参加したようだ。
シャアの信頼も厚く、カミーユにとっては頼りになる兄貴分たちである。
859 :
707:04/04/06 15:07 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その4
アムロ・レイ(23歳・大尉)
旧ホワイトベースのクルーで、一年戦争の英雄。
数年に及ぶ半軟禁生活、さらにはララァを手にかけてしまった経緯から、
戦いそのものを忌み嫌い、すっかり腑抜けてしまっていた。
しかし、復活後はその技量を見せつけ、スレ住人も含む全員の度肝を抜いた。
カイ・シデン(26歳・民間人)
旧ホワイトベースのクルー。戦後はジャーナリストとなり、いくつかのルポを世に送る。
シャアの態度・行動には極めて批判的。
常にクールでシニカルな態度は崩さないが、
愛するものが傷つき失われた時には、やはり熱くなる男である。
ハヤト・コバヤシ(23歳・階級不詳)
旧ホワイトベースのクルー。戦後は戦争博物館の館長という閑職に追われる。
現在は反地球連邦組織カラバのメンバー。
アムロには様々な経緯から複雑な感情を持っていたが、それが悲劇の一端となってしまった。
カツ・コバヤシ(故人・15歳・民間人)
旧ホワイトベースのマスコット。一年戦争後、レツ・キッカと共にハヤト夫婦の養子となる。
ヒッコリーのシャトル防衛戦において、アッシマーの攻撃を受け戦死。
しかし、その死がカイを、ハヤトを、そしてアムロを奮い立たせるのである。
ベルトーチカ・イルマ(年齢不詳・民間人)
反地球連邦組織・カラバに協力する民間人。ボリュームのある金髪に白い肌、緑の瞳の女性。
アムロには最初興味本位で近づくが、次第に彼の純粋さに惹かれるようになる。
860 :
707:04/04/06 15:09 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その5
コウ・ウラキ(23歳・少佐)
0083年に勃発した「デラーズ紛争」時の連邦軍のエースパイロット。
さらに腕を上げたのか、登場時にはクワトロの油断もあったとはいえ、リック・ディアスを撃破した。
激戦の経験が彼に落ち着きを与えたのか、実年齢より若干年上に見られるようだ。
「年齢に似合わない程の渋みと異様な凄みを持つ青年」で、「意外に甘い声」の持ち主。
クリスチーナ・マッケンジー(29歳・少佐)
元RX-78 NT-1 アレックスのテストパイロット。ジュナスとは士官学校の同期生。
ベルナデッタの救出時、ジュナスたちに協力する。
サイド6にいたときに知り合った青年・バーニィの消息を追っている。
バーナード・ワイズマン(故人?・0080当時20歳・伍長)
ジオン軍の特殊任務部隊・サイクロプス隊の隊員。公式記録ではサイド6で任務中、戦死。
…なお、同名の人物に、新興反戦組織《ユニバーサルピース》のリーダーがいる。
861 :
707:04/04/06 15:10 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その6
ジェリド・メサ(24歳・中尉)
連邦軍内部のエリート集団・ティターンズの将校。
しかし、カミーユとの出会いが、彼の運命を根底から変えてしまう。
常にカミーユを付け狙うが、その度に返り討ちにあっている。
MS操縦適性は高いものがあり、そこは上層部にも評価されている。
マウアー・ファラオ(25歳・少尉)
ティターンズの将校。切れ長の瞳が印象的な美女。ジャブロー脱出時にジェリドを助ける。
ティターンズ入隊直後、トリノに惹かれるが、そのトリノに陵辱された過去を持つ。
Z本編ではシロッコの勧誘をはねのけるなど気丈な面を見せていたが、
トリノの持つ魔性には抗しえず、あえなく篭絡されてしまう。
カクリコン・カクーラー(故人・24歳・中尉)
ライラ・ミラ・ライラ(故人・25歳・大尉)
本編どおりに散っていった人たち。
ライラさんには、是非ともジェリドにベッド戦闘時の心得を指南してほしかった…。
862 :
707:04/04/06 15:12 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その7
パプティマス・シロッコ(年齢不詳・大尉)
木星帰りの男。若くして木星からのヘリウム輸送船・ジュピトリスの艦長を務める。
独力でMSの設計開発を手がけるなど、多方面に才能を発揮する天才。
生来のものか、あるいは木星での体験がそうさせたのか、
高いカリスマ性の持ち主で、サラなど彼に魅了された人間も多い。
またアクの強い、腹に一物あるような人材をよく容れて使うなど、度量も大きい。
劇中では、トリノあたりとの関係が気になるところ。
サラ・ザビアロフ(年齢不詳・曹長)
シロッコの崇拝者。薄紅色の髪が特徴的。私服のセンスは相当悪い。
どうやら地球に降りてきていたようで、シロッコの麾下につくよう、レコアを勧誘する。
結局、カツとは出会わないまま終わったが…。
バスク・オム(37歳・大佐)
ティターンズの実質的な総指揮官。
一年戦争時に負傷して以来、視力障害を補うためのゴーグルを着用。
そのためか、旧ジオンのみならず、スペースノイド全体に対する敵意は強烈。
目的のためには手段を選ばない男で、毒ガスの使用すら辞さない。
863 :
707:04/04/06 15:14 ID:i1oUr3rE
Z本編登場キャラ紹介テンプレ最終案その8
ロザミア・バダム(年齢不詳・少尉)
北米・オーガスタのニュータイプ研究所所属の強化人間。
薬物によるドーピング、マインドコントロールなどによる強化の結果、驚異的な身体能力を持ち、
通常人には無理な運動の負担(MS操縦時の急激な方向転換など)にも耐える肉体を持つ。
紫色の豊かな髪と、よく発育したボディラインの持ち主。
ブラン・ブルターク(故人・年齢不詳・少佐)
連邦軍の軍人。生粋の軍人ゆえ、ティターンズのありようには批判的。
連邦軍オーガスタ・ニュータイプ研究所直属部隊長を務めていた。
一年戦争以来の経験からくる、絶対的な自信と大胆不敵さを持つ。
ジャブロー以降の追撃戦は、ひとえに彼の独壇場。
864 :
707:04/04/06 15:32 ID:i1oUr3rE
長い間、スレ汚し、お目汚しな文章にお付き合いいただき、
大変失礼致しました。
SSのネタもできましたが、どうだかなぁ。
あんな文章っきゃ書けないんじゃ、ねぇ…。
おつかれ。
作品に対する愛情が感じられてよいと思います。
まだ707のカラーが色濃く残ってるかんじだけどw
ニュース・ステーションが終わった。
ナレーションの榊原良子の声を聞くたびにいちいち
「これがハマーンの声やってるひとの声か、知らないと絶対わかんねー」
とか思うこともなくなったわけだ。
↑
なかなか良いシュミだな
707氏へ
おつかれ
たしかにまだまだいい意味でも悪い意味でも
書き手のカラーが色濃く残ってると思う。
正直、ネタがあるならSSでも投下してみたらどうだろうか?
どちらかというと人物紹介の訂正版の繰り返しはちょっと困る。
おっと、日曜日だけはSS投下しちゃダメだけどな(笑
868 :
名無しさん@ピンキー:04/04/07 11:11 ID:BPLs1GKX
たしかに人物紹介に書き手の主観のはいりまくったものは
珍しいけど、これはこれでアリだと思う。
俺が気になったのは、文章のタッチが統一されてないところかな。
かたい表現とくだけた口調が混在してたりね。
707は自分が何書いたか忘れた頃に
もう一度読み直してみるといいよ。
キャラ紹介を作ってくれたことに感謝します。
こういう人物紹介がアリかナシかというなら、一応アリだと思う。
ただ、それは誰もやらなかったことに先鞭をつけたことへの敬意としての特例扱いで。
次に同じようなことをやった人が主観バリバリのものを作ったら恐らく相当叩かれると思う。
だから基本的には
>>868に同意。
いずれにしろ、ちゃんとネタをふってる分オレよりは偉いと思うから支持する。
ついでに書いておくと、
>>782のようにAA作れる人も尊敬している。
せっかくシュミの合った同士が(SSを読むためとはいえ)集まっているんだから
慣れあう必要はないけど色々なネタを出し合って楽しめるスレになるといいと思う。
じゃあ漏れは捻くれてみよう
SSと感想レスのみが淡々と続くスレきぼん
_, ._
( ゚ ω゚)y─┛~~ ……
……ネタなんだろうけど
えーと、さ……
フラン、フランと騒ぎすぎ。
ヒロインはベルですよ?
出番ないけどな
念の為に保守。
もうすぐだ・・・
(*´Д`)ハアハア汁
↓濡れ濡れ濡れ場(*´Д`)ハアハア
('A`* )
(⊃⌒*⌒⊂)
/__ノωヽ__)
・・・・・・誘われてる?
>>844 ありがとうございます。
出版社の友人曰く、たいていの漫画は1巻より2巻が売れなくなるそうです。
このお話も、さすがに膨大な量になってしまったのでちょっと敷居が高いですね。
>>849 オリジナルMSは恐らく出さないと思います。
ただ、名前が出ただけのMSでも公式設定にあれば出る可能性ありです。
>>855 人物紹介、大変おつかれさまです。これからも頑張ってください。
(ちなみに、この物語上はシロッコは27歳、サラは16歳の設定です)
>>871 1週間に一度このスレに来て、みなさんの感想と雑談を読むのが楽しみです。
強制は出来ませんが、ネタレスがあると嬉しいものです。
恐らく、感想や雑談が少なくなったら、連載は止めると思います。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第83回
since 2002,2003,2004 ISAQ > ISAP PRESENTS.
アムロ・レイの軽くパーマの掛かった髪を、ベルトーチカ・イルマの吐息が揺らす。
赤ん坊のようにしゃぶりついたまま、アムロの舌がベルトーチカの乳首を刺激し続けた。
「んぅうっ・・・! やぁっ、はああぁ」
まるで子猫のように喉を鳴らし、快感に震えるベルトーチカはアムロの頭を抱く。
抱き締められたアムロは、その状態のまま柔らかい乳房をひたすら揉みしだいた。
ひたすら乳房を愛撫されながら、ベルトーチカは快感で全身をぴくぴくと痙攣させる。
「ああぁぁ、アムロぉ」
その喘ぎ声が普段の態度と懸け離れていればいる程、そのギャップが可愛い。
アムロは固く膨らんだ乳首を口の中で転がして、夢中になって吸い込む。
「やっ、・・・はぅぅぅうう」
小刻みに身体を震わせ、ベルトーチカは可愛い声を上げ続けた。
相手に全てを委ね、そんな声が自然に出るベルトーチカだ。
「好き? あたしのこと、・・・好き?」
ベルトーチカが囁くように言ったセリフが、アムロの頭の上を通り過ぎた。
その問いに答える事を躊躇するように、アムロは一層ベルトーチカに身体を寄せる。
アムロにとって、彼女も今の自分を見て態度を変えないと期待していた一人だった。
特に、自分がどん底にいた時に気に掛けて励ましてくれたという感謝の気持ちもある。
あの時のアムロにとって、ベルトーチカの誠意はどれだけ有難かったこと事だろう。
だからこそ、アムロは彼女を大切に思うし、大事にしたいと思う。
ふと息が苦しくなったアムロは、彼女の胸元から顔を上げた。
思わず大きく息を吸い込むと、ベルトーチカの匂いが押し寄せてくる。
官能的な、どこかアムロを誘うような香りだ。
アムロは、それまで匂いにも気づかずに夢中になっていた事に呆然とする。
そして気付いてしまった途端に、胸ときめかせる芳香に痺れた。
「はぁぁぁあ」
ベルトーチカの口から小さな吐息が漏れ、その匂いまでもが官能的だと思う。
アムロは、鼓動を早めながらベルトーチカの白く柔らかい乳房へ視線を落とす。
薄っすらと下着のラインが残って赤くなっているのが、妙に色っぽかった。
今までアムロがしゃぶっていた、唾液まみれでぬらぬらと光る乳首も綺麗だと思う。
刺激されて尖った乳首が、彼女の呼吸に合わせて軽く振動した。
不意に衝動に駆られて、アムロはベルトーチカと激しく唇を重ねる。
「ふっ・・・あんっ!」
ベルトーチカは、情熱的に合わせられた唇に目を瞬かせながら身体を震わせた。
唇を放したアムロは、再度大きく乳房を揉み込む。
「んふぅっ、んんん、ふうっ」
のけぞるベルトーチカの胸元で、豊かな乳房が激しく揺れた。
指の隙間にベルトーチカの乳首を挟み込んで、強く刺激して感触を味わう。
「やぁあ・・・んっ」
高ぶったベルトーチカの吐息が、アムロの頬を掠めて空中に散らばる。
暖かい吐息を肌に感じると、くすぐったくて身体がぞくぞくしてしまう。
身体を放したアムロは、ふとベルトーチカのせつなそうな表情に視線を止めた。
「・・・ベルトーチカ?」
訝しげに尋ねるアムロの唇を、ベルトーチカはキスで塞ぐ。
「・・・・・・」
アムロは戸惑いを抱いたまま、その身体をずらして顔を彼女の股間へ近付けた。
ベルトーチカは、軽く腰を浮かせてアムロがスパッツを脱がせるのを助ける。
すぐにライトグリーンのショーツが晒され、むっとした官能的な匂いが浮き立った。
手触りの良い高級そうなショーツに、アムロの手が触れる。
アムロは、ベルトーチカのふっくらとした恥丘をつつつっと撫で上げた。
「ひゃぁっんっ はあぁぁぁ」
ベルトーチカは恥ずかしそうな顔で喘ぐと、アムロを見上げる。
アムロは、既に底の部分が濡れそぼっているショーツに手を掛けた。
頬を染め、ベルトーチカはショーツを脱がせるアムロから顔を背ける。
ベッドの脇に投げ出された服の上に、静かな音を立てて彼女のショーツが落とされた。
アムロは、ベルトーチカの金色の恥毛に飾られた丘に見蕩れる。
ベルトーチカは、顔を背けたまま彼を誘うかのようにそっと両脚を左右に広げた。
アムロは、指を伸ばしてベルトーチカの女性自身を擦り上げる。
「・・・ひゃぅうんっ」
ベルトーチカは、びくっと身体を震わせながら可愛い声を上げた。
彼女の割れ目の中に差し込まれたアムロの指が、くちゅくちゅと動き続ける。
白い肌をぴくぴくと痙攣させ、ベルトーチカはシーツで顔を隠すように喘いだ。
「う、う、うぅぅ、はぁ」
アムロが指を動かすたびに、猫がミルクを飲むような音が淫らに流れる。
ベルトーチカの股間はとうに愛液を湛えており、肌の熱さと相まって火傷しそうだ。
クリトリスを軽く擦り上げられて、ベルトーチカは苦しそうに啼く。
「そ、そこぉ」
襞の奥に収納された、女の肉の突起が優しく強弱を付けて弄られる。
アムロの繊細な手が、ベルトーチカの口から快感の吐息を搾り出させた。
指の腹で擦られ、親指と人差し指で摘まれ、ベルトーチカは裸の肩を痙攣させる。
「気持ち、気持ち・・・いいっ」
彼女は、股間に加えられる痛切な快感に口を開けっ放しにして戦慄いた。
アムロの指先は、ベルトーチカの喘ぎ声に励まされるようにその割れ目を掻き分ける。
病気のように瞳を潤ませながら、アムロも憑かれたように愛撫の手を止めない。
根元までベルトーチカ自身に埋まった彼の指がゆっくり動かされた。
「だめ・・・ぇぇえ」
全身に汗を浮き立たせながら、髪を振り乱してベルトーチカは呻く。
ベルトーチカは、局部への攪拌の愛撫を受けて息も絶え絶えにアムロの腕を掴んだ。
しかし、その瞬間アムロの指先がベルトーチカの一番感じる部分を軽く引っ掻く。
「あ、ああぁぁっ!!」
目を見開き涙の雫を飛び散らせながら、ベルトーチカは喘いだ。
強烈な快感から逃げようと持ち上げられた腰が、シーツから浮かんでくねる。
アムロが彼女の下腹部に上から手を当てしまうから、ベルトーチカは逃げようがない。
膣内の天井を刺激され、上から皮膚越しに押さえつけられ、快感が増幅する。
ベルトーチカは、泣き叫びながら腰を下げようとしてまた快感で浮かせてしまう。
「だ、だ、ああ、だめぇぇ」
垂れ流される愛液が、少しずつ白く粘っこいものへと変わっていった。
「ああっ、ああぁ・・・」
両足の爪先と後頭部でブリッジを作った後で、ベルトーチカの身体が崩れ落ちる。
荒く息を吐くベルトーチカの割れ目から、アムロの指が引き抜かれた。
呆然としたようにその指先を見つめるアムロの耳に、小さな囁き声が聞こえて来る。
「・・・怯える男は嫌だけど、好戦的な男も嫌・・・」
横を向いてシーツで顔を隠すようにして、ベルトーチカは辛そうに言った。
好戦的、というフレーズによく似た言葉を彼女が誰かにも使ったような気がする。
それが誰を指していたのか思い出せず、アムロはベルトーチカを見つめた。
「・・・どういう・・・意味なんだ?」
アムロにとって、今の自分はベルトーチカの期待に応えられる男のはずだった。
だからこそ、このベルトーチカの反応には戸惑うしかない。
“ニュータイプ”、という存在は戦場に身を置く者なら誰もが知っている。
通常、宇宙という広大な空間での生活に適応した新しい人類の形態と理解されていた。
ニュータイプは“勘”や“気配察知”の才能に優れている。
個という存在が希薄になる宇宙空間で、人との繋がりを敏感に感知出来るようになり
また、ある程度の思考の共有のようなことも可能であると語られていた。
他人を感じられるという事は、戦場では敵機を感じられる才能に置き換えられる。
そして、相手の心理が判るという事は戦闘時に次の挙動が判るという事にもなるのだ。
結果的に、パイロットとしてのニュータイプはほぼ無敵の最強の兵士となる。
一年戦争直後、アムロ・レイはそのニュータイプの先駈け的存在として注目された。
記録に拠れば、当時のメディアからは16歳の少年の顔が消える事はなかった。
最初、人々はアムロの語るニュータイプ論に関心を持って耳を傾けたのである。
しかし、アムロの語るそれは他人が理解するには余りにも難しいものであった。
観念的であり理想的であったその思想に、大衆は次第に興味を無くしてしまう。
結局、ニュータイプ布教に燃えていたアムロも最後には絶望し引き篭もったのだ。
それから、随分と長いようで短い月日が過ぎ去ったような気がする。
「・・・ううん、なんでもない」
小さくそう言うと、ベルトーチカはそっと身体を起こしてアムロにしがみ付いた。
彼女の豊かな乳房が、二人の間で押し潰されて横への体積を増した。
そうして、愛しそうに、手放さないように、力を込めてベルトーチカはしがみ付く。
離さないように、離れないようにと、ベルトーチカはしがみ付く。
それは、ちょっとでも手を離すとアムロが遠い所へ行ってしまうかのように。
「・・・でも、もう戦いで誰かを失うのは嫌」
我侭な感情を吐露しながら、ベルトーチカは力を込めてアムロをベッドに押し倒す。
ベルトーチカは、ベッドに仰向けになったアムロの側に膝立ちをした。
そっとズボンとトランクスを脱がすと、硬くそそり立ったペニスが勢い良く飛び出す。
彼女はアムロをそっと跨いで、下の唇を彼の肉棒に擦り付けた。
ベルトーチカはアムロを見下ろした後で、自分の割れ目を中指と人差し指で開く。
とろんと愛液が流れて光るその粘膜を、ベルトーチカはペニスへと押し付ける。
「ああ、ふああぁぁ」
敏感な部分を突かれて力を抜いたベルトーチカの腰が、不意に落とされた。
「ああああああ!!」
彼女の熱い膣口が開かれ、アムロのペニスがぐいっとその奥へ飲み込まれる。
唇を半開きにしたベルトーチカは、目を硬く閉じてその快楽に身を委ねた。
「あああ・・・・」
ペニスの全てを収め終わった後で、ベルトーチカは恍惚とした表情で吐息を漏らす。
しばらくそうしていた後で、ベルトーチカはふと天井を見た。
デラーズ紛争後すぐに竣工したアウドムラの艦内は、決して小奇麗な物ではない。
それから目を伏せ、ベルトーチカは腰をゆっくりと前後左右に動かし始めた。
次第に、二人の繋がった股間の辺りから粘膜の擦れる湿った音が響き出す。
「あ、あ、あ、あ、あ」
ベルトーチカは汗を飛び散らせ、激しく腰を動かしては快感を貪った。
更に、眉をぎゅっと顰めて下腹部に力を込めながらアムロのペニスを締め付ける。
「う、うううん」
ベルトーチカの下で組み敷かれるように、アムロは苦しそうに呻いた。
上下に、そして前後にと、淫らに猥雑に淫乱に、ベルトーチカの腰がくねる。
「はぁ、は、は、はぁあ・・・」
髪を振り乱し息を弾ませ、まるでダンスに中腰の踊りを繰り返すベルトーチカだ。
その動きがこれまで以上に激しくなった瞬間、彼女の突っ張った腕がびくっと震える。
「ああああーーーっ!!」
切羽詰った叫びを漏らして、ベルトーチカの汗まみれの裸身が反り返って硬直した。
反り返りが静かに戻った後で、彼女の身体がゆっくりと折れてアムロに覆い被さる。
「・・・・・・ああ、アムロぉ・・・」
力が抜けてしまったベルトーチカの裸の背中を、アムロは優しく柔らかく撫でた。
──次回、4月18日。
次回、「カミーユ・ビダンの憂鬱」
は、はつのリアルタイムキターーーー
ISAP様お疲れ様でした〜♪
「・・・怯える男は嫌だけど、好戦的な男も嫌・・・」
ここでこのセリフが来るということは、、、
現在の彼女の中ではアムロ≒クワトロという微妙な感覚なのでしょうね
ISAPさん乙ですた
感想が増える事はあっても減る事はありえませぬ。
今回も(*´Д`)ハアハア堪能。しあわせ。
ISAPさんキタ━━━━━━*・゚゚・*:.。..。.:*・゚\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
乙です。GJです。
アムロに余裕があるよぉ。
かっこいいよ、アムロー!!
あいかわらず、エチシーンがじっくりしてて
すばらしいでつ〜〜ハァハァ
声援は、時間が取れるかぎり送ります!
週1回の訪れ、心待ちにしております。
初めてリアルタイムで見れた。
仕事への活力が生まれました。
おつかれさまでした。
アムロは金髪が好きなんだね。
フラウも染めればよかったのかも。
我々が感想を書くことで励みになるとは、大変ありがたい事です。 何か一助になることがしたいのですが、当方無芸なのが悔やまれてなりませぬ。 月並みですが、先生にはこれからも無理なく頑張っていただきたく存じ上げる次第でございます。
アムロは金髪が好きだったんじゃなくて、セイラのせいで好きになったんじゃ
エロパロでエロが来たのに、続きのほうが気になってエロに興味が(r
ぶっちゃけベルトーチカに興味がさぱーりない漏れだからなんだろうけど(´∀`)
904 :
名無しさん@ピンキー:04/04/12 11:27 ID:9b1MSINg
エチシーンよりもMS戦の方が面白いと感じる。
PS2のエウティタ。ミッションモードでエウーゴやるときは
ジュナスになったような気になっておもろい。
ガンダムmkUを改めて好きになった。
今更このゲーム引っ張り出して新たな楽しみ方を発見し(略
とりあえずISAP氏は神。
905 :
名無しさん@ピンキー:04/04/12 11:29 ID:9b1MSINg
IDにMSキターーーーーーーーーー!
っていうか、ヒッコリーのシャトル防衛戦は何回読んでも燃える。
これぞ英雄復活って感じで。
次回は久々にカミーユメインの話かぁ。楽しみ(* ̄▽ ̄*)
ちなみに今から宇宙でのアーガマ組とラーディッシュ組の振り分け(るのかはまだ不明ですが)が気になっちゃいますよ。どうなるのかこれまたドキドキ
(*´Д`)
今回はストーリーが進まないのか・・・_ト ̄|○
Live2chでいきなり「dat落ち」表示が出て焦った。
移転していたのか・・・。
test
いきなし板移転かよ
マジで焦ったぞ
しかし、せっかくエロ有りにしたら
戦闘シーンやストーリーのほうがいいと言われちゃあ
作者氏も困るだろうなwww
ISAPさんキタキタキター。
今回も濃厚なエチシーン乙でございます。
次回はカミーユメイン・・・カミ×エマの予感!?
ストーリとか戦闘がどうのと言われていますが、私は
ど っ ち も 好 き で す 。
これからも期待しております。
ISAP氏、ご苦労様です。
ほぼ毎週の更新は大変だと思いますが、
我々スレーズノイドはあなたの導きを待っております。
お見捨てなきよう切にお願いします…。
今日のネタフリ。
カミーユの憂鬱→エマさんを思い出して発情→
アイナ式ブリッジオナーニ→エリスたんに見られる→(以下略)。
おわ、欝だ。てゆうか、社会的に死亡!?
先週の木曜日にこのスレに出会い、ようやくたった今ISAP氏の作品を読み終わりました・・・
仕事中に何やってんだ^^;
しかーし!すばらしいですね。カツの最後とアムロの復活に感動。
毎週日曜が楽しみですね。
南極での挿絵がもっと増えたらなぁ・・・と思ってみたりします。
>>914 確かにネ。>挿絵
ジュナスとかのオリキャラは身体的特徴が描かれてないので脳内補完しづらいし。
(性格とかは書かれているけどね。)
できればオリキャラの身体的特徴をさり気なく書いてくださると
一層嬉しいです>ISAP氏
>913
そ ん な 飛 田 声 は 嫌 だ 。
917 :
913:04/04/13 16:03 ID:k2K47gZp
>>916 飛田声か…某アンジェリークではリュミエールだが、
リアル飛田氏の顔を創造すると…アヒャヒャ。
ちなみに、アンジェは初期ドラマCDの闇様は島田敏氏でしたな。
「私に勝てると思うなよ!リュミエール!」
918 :
913:04/04/13 16:13 ID:k2K47gZp
>>917 創造って何だよ…想像だろ俺。
orz → o rz
913はくびをきられた!
ジュナスの見た目は俺の中ではフラガみたいなかんじです。
俺の中ではちょっと老けてあごに無精ひげのあるユウ・カジマ。
俺の中ではマーク・ギルダー
俺の中ではナンブ・キョウスケ+マーク・ギルダーが2:1でって感じ
>914
最近、新規読者が多いな。
当然、途中で読むのやめるようなやつも多いんだろうが。
ジュナスはナンブ・キョウスケにもう一票。
自分もフラガに1票
このスレに出会った時、タイムリーにフラガ(下方修正前)にハマってたから
それ以降、ジュナスの台詞は脳内で子安声に変換されている。
>923
南極に投下してるから、新規読者が増え易いかと。
しかし、ここに書き込む奴らは、そう簡単に読むのを止めるとは思えん。
>南極に投下してるから
随分と更新がないよな、あっちは。
ケネディ空港エピソードで止まったまんまだし。
あまりに長いから敬遠されてんのか?
test
そろそろ次スレか・・・
なんかしみじみ
そしてMARKXでもISAP氏(;´Д`)ハァハァ
フラガの兄貴に1票
声意外・・・
昨日の新規読者ですが・・・
ジュナスはジャミル・ニートのイメージで読んでまつた。
931 :
924:04/04/14 12:14 ID:zBcaX1S1
>>925 第1クールは格好よかったんだよ〜・゜・(ノД`)・゜・
頼れる軟派な兄貴肌&金髪碧眼という、自分のツボを
これでもかっ!! と押さえたキャラだったのに・・・。
フラガやキョウスケじゃ、1年戦争を戦い抜いた歴戦の兵というには軽すぎるような。
漏れはジュナスたんはガンダムキャラでなくて、俳優のデニス・クエイド
のイメージで脳内補完(w
声は「オーロラの彼方へ」の吹き替えのイメージで、なぜかガトーと同じく
大塚明夫(w
ミリアルド兄ちゃんみたいな耽美系に一票。
これで腐女子もバッチリだ。
腐女子はこのスレにはおらんだろ(w
実は自分もジャミル派だったり・・・・・・・・
(ルチルを想ってるとことか、凄腕の人生の先輩ってとことか)
どうやら平成ガンダムらしいとはわかるが
何の話やらさっぽり
フラガ以外わからん。
ここは住民の趣味&年齢層が異常に広いからね
(((( ;゚∀゚)))
ジュナス一人にしても、結構人それぞれのイメージがあるもんだなあー
スレタイ忘れてた。
「ガンダムヒロインズ MARK,X」
× 津井に
○ 遂に
何回もスマン・・・_ト ̄|○
おつかれさまだけど、
ふつうMARKとVの間にカンマは打たないぞ。
フランのイメージはエヴァの綾波
リベカのイメージはスパロボF&完結編のグレース・ウリジン
どう?
707です。トリップをつけてみました。
ええと…SS書いてみました。
微妙な量なんで、このスレに収まるか分からないので、
ラノベ板のアップローダーに上げときます。
tp://ranobe.com/up/updata/up1869.zip
パスワードは
MNZ-707はG3ガスで死刑!
です。
同梱の Readme.txt がかなりうっとおしいですが、ご容赦ください。
解凍できない他、質問感想がおありでしたら本日20時まででしたら
直接お答えできるかと思います。
↑上のパス、最後にスペースが入るとパス通らないんで、
一旦メモ帳か何かに貼り付けてからコピペすることを推奨します。
えっとね、基本的な文章力をみがくといいよ。
一文の中で主語・述語がどれで修飾語はどの句を
修飾してるのかを明確に意識するとか、
読点(、)を読みやすいように打つとか。
あとね、「ややもすると」の使い方がおかしいよ。
セクースシーンは、どういう場所(空間?)でどういう体位でやってるのかとか、
ある動作がだれの動作なのかとかがわかりにくい気がしたよ。
できれば誰か知り合いに読んでもらって添削とかしてもらうと、
すごくうまくなると思うよ。
今後に期待してます。
がんばって!
レス、ありがとうございます。
うう…やはり基本的な文章の書き方がなってないですね、確かに。
やはりネタならネタだけふってりゃいいんだよ…。
と言うことでバスクたんにG3を注入されてきます。
ROMに戻ろう…。
949 :
名無しさん@ピンキー:04/04/15 20:35 ID:Fky1dhjO
ストーリ−、省略、展開、テーマを持ちなさい。
書きたい物をただ書くだけじゃなく、読む人に対して自分が何を伝えたいのか、
伝えていくにはどうすればいいのかを考えればきっともっと良くなると思う。
ジャミル、フラガ、キョウスケ・・・
人それぞれだね。
この中の3人だったら漏れもジャミル・ニートかな。
>>936、
>>937 ジャミル・ニートはガンダムXに登場の人。
「月は出ているか!」
>950
新スレよろしく。