史上最強の弟子ケンイチのエロスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
美羽とかしぐれとか
22:03/12/14 18:22 ID:ZHv/Plir
2
3名無しさん@ピンキー:03/12/14 21:58 ID:raiwfsec
520 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:03/09/01 00:32 ID:riIqtRzo
//--------------------------------------【即死】
「史上最強の弟子ケンイチ」でエロパロ小説 (6)
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1062145606/l50

577 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:03/09/17 00:18 ID:eXtaAvc2
//--------------------------------------【即死】
史上最強の弟子ケンイチ・エロver1 (4)
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063559179/l50

今度は生き残るか?
4名無しさん@ピンキー:03/12/14 22:33 ID:gZeAMnTc
01:123456789012345678901234567890
02:123456789012345678901234567890
03:123456789012345678901234567890
04:123456789012345678901234567890
05:123456789012345678901234567890
06:123456789012345678901234567890
07:123456789012345678901234567890
08:123456789012345678901234567890
09:123456789012345678901234567890
10:123456789012345678901234567890
11:123456789012345678901234567890
12:123456789012345678901234567890
13:123456789012345678901234567890
14:123456789012345678901234567890
15:123456789012345678901234567890
16:123456789012345678901234567890
17:123456789012345678901234567890
18:123456789012345678901234567890
19:123456789012345678901234567890
20:123456789012345678901234567890
21:123456789012345678901234567890
22:123456789012345678901234567890
23:123456789012345678901234567890
24:123456789012345678901234567890
25:123456789012345678901234567890
26:123456789012345678901234567890
27:123456789012345678901234567890
28:
29:
30:
31:
32:
5名無しさん@ピンキー:03/12/14 22:34 ID:gZeAMnTc
01:123456789012345678901234567890
02:123456789012345678901234567890
03:123456789012345678901234567890
04:123456789012345678901234567890
05:123456789012345678901234567890
06:123456789012345678901234567890
07:123456789012345678901234567890
08:123456789012345678901234567890
09:123456789012345678901234567890
10:123456789012345678901234567890
11:123456789012345678901234567890
12:123456789012345678901234567890
13:123456789012345678901234567890
14:123456789012345678901234567890
15:123456789012345678901234567890
16:123456789012345678901234567890
17:123456789012345678901234567890
18:123456789012345678901234567890
19:123456789012345678901234567890
20:123456789012345678901234567890
21:123456789012345678901234567890
22:123456789012345678901234567890
23:123456789012345678901234567890
24:123456789012345678901234567890
25:123456789012345678901234567890
26:123456789012345678901234567890
27:123456789012345678901234567890
28:1234567890123456789012345
29:
30:
31:
32:
6名無しさん@ピンキー:03/12/15 06:15 ID:tupq7Gjh
hosyu
7名無しさん@ピンキー:03/12/15 18:04 ID:4+VZarNz
しぐれの褌ハァハァ
8名無しさん@ピンキー:03/12/15 21:07 ID:yoFmGLab
いっつも即死な
9名無しさん@ピンキー:03/12/15 21:20 ID:yoFmGLab
いっつも即死な
10名無しさん@ピンキー:03/12/15 22:02 ID:s8TCPNE0
しぐれ×さかき(;´Д`)ハァハァ
11名無しさん@ピンキー:03/12/15 22:56 ID:6TkyYo1/
鷹島千尋、結構好きだな俺!
12名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:04 ID:pN0UcwZv
この漫画、女の子のエロい格好も好きなんだけど、
作品そのものは健全だから妄想が沸きにくい。
や、そこが好きなところなんだけどね。

でも人が書いたエロは見たいから支援してみる
13名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:24 ID:pN0UcwZv
というわけで支援を兼ねて女性登場キャラでも整理してみようか。


○風林寺美羽(ふうりんじ・みう)

ヒロイン。梁山泊の一人娘。
全身スパッツと強調された巨乳(と透け乳首)が目印である。
ある意味この漫画のトレードマークキャラ。
両親は彼女が幼い頃死亡し、現在は梁山泊の長老がただ一人の身内である。
梁山泊の家事・家計・その他諸々の雑事を一手に担う苦労人。
目立ちたくないために学校では眼鏡に三つ編み(週刊版)
後ろに立った人を投げる癖がある(週刊版)

別称 「牛乳」「おでこちゃん」「ムチプリ」等
いまどき珍しい「ですわ」口調
また、重度の猫キチである。
好き嫌いが分かれるヒロインだが俺は好き。
14名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:34 ID:pN0UcwZv
○白浜ほのか

主人公・兼一の妹で、とっても兄想いな中1。
ブラコンとも言うが。
テニス部だったり(週刊)バドミントン部だったり(月刊)。
兄をたぶらかしている(ように見える)「ムチプリ」こと美羽に目を光らせていたり、
仲の良いアパチャイやしぐれとオセロ遊びをしたり、
お兄ちゃんにお母さんのお弁当を届けに来たりと
いろんな目的で訪れているうちにいつの間にか梁山泊に馴染んでいた元気少女である。
飛び蹴りが上手い彼女に兼一は密かに危機感を抱いているとか
よくアパチャイに肩車されている。すっかり乗りこなしているようだ。

胸はぺったんこであるがそこがいい。水着のつるつる感に萌えた(;´д`)
最近では兼一の宿命のライバルであるハーミット(谷本夏)と仲良くなっている模様。
この辺りの関係にも萌えが見出せそうか。

15名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:43 ID:pN0UcwZv

○香坂しぐれ

梁山泊豪傑ズの一。
月刊では「所用で出てい」てシルエットのみだったが、作品が週刊に移るにあたって
満を持して登場した、くのいち装束の年齢不肖なおねーさんである。

『なぜ真剣?なぜ和服?なぜネズミ?』(by宇宙人)

「武器の申し子」の異名を持ち、なぜかいつもネズミと一緒にいる。
身体のあちこちに武器を隠しているようだ。
くのいちのような格好をしていて、やっぱり胸は大きい。
口調は「…」が多くて独特である。一人称は「ボク」。
ほのかやアパチャイと仲がいい。
馬剣星のおいちゃんによくあちこち写真を取られそうになっては阻止している。
たまに照れたり威張ってるのが可愛い。
美羽やほのかを寡黙ながらもどうやら可愛がっているらしいところを見ると、
彼女たちよりは年上なのだろうか。
16名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:44 ID:pN0UcwZv
「くのいち」に関する記述がダブった_| ̄|○
何kbまでいけば落ちないんだっけ?もう少しいっとく。
17名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:51 ID:pN0UcwZv

○白浜さおり

兼一の母親。若くて美人。
スタイルがよく、子供に優しく夫に強い。
ちなみに兼一もほのかもさおりママ似のようだ。
夫・元次は少々変であるがなんだかんだいって相思相愛である。
夫に昔貰ったラブレターを宝箱に入れて閉まっている(週刊版4巻)。
フライパンやお盆で暴走する夫の後頭部に一撃を加える様が素敵だ。
エプロン姿がとてもお似合い。

正直こんな母親がいたら最高である。
18名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:59 ID:BLM+O+4O
>>13 激同感。俺も好き。んで13の文章読んでたら頭にウジと妄想が沸いてきた。
梁山泊にて・・・今日もケンイチの修業は続く。

ケンイチ「ウウッ、これは・・・さすがは岬越寺先生発明のトレーニング法・・・
      けっこうキツイですね美羽さん・・・でも続けましょう・!!!」

美羽「痛いかもしれませんが、ゆっくりやれば大丈夫です。ゆっくり息を吐きながら集中して・・・
    さぁ行きますわよ・・・一瞬で敵の拳をうける!!!!」

ケンイチ「ぐあああーっ!!!」

美羽(ふう。こんなことで大丈夫かしら?出来の悪い弟をもった気分ですわ。)

逆鬼「ケッ、そんなんじゃ駄目だ!模範を見せてやるからよく見とけ!!美羽、スパッツ脱いでケツをだせ。」
 
アパチャイ「アナルのブッ壊しかたなら、アパチャイよーく知ってるよーっ!!!」

しぐれ「君の相手はボクのアナルだけにしておけ・・・」
19名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:01 ID:pN0UcwZv

○南條キサラ

テコンドー使いの猫好き敵キャラ。
月刊では「スネイク」というグループのトップスリー、
週刊では「ラグナレク」というグループの第八拳豪。
どちらにしろ敵側不良グループの幹部という点は同じかも。
ただ、ラグナレクにおいてはいつも参謀らしき美形(名前不詳)のお兄ちゃんを侍らせている。
スネイクではトップワンに惚れていたのか?

ベレー帽に、猫ッ毛気味(?)なショートカット、右足が付け根まで剥ぎ取られたジーパン姿。
右足のフトモモを惜しげもなく晒す蹴り姿に(;´Д`)ハァハァ
一見かっこいいねーちゃんだが部屋はオトメっぷり全開(月刊版5巻)
美羽とタメを張れるほどの大の猫好きでもある。
でも美羽とは犬猿の仲であり、「牛乳」と呼んで敵視している。
月刊版ではその後仲良しになり、千尋と仲良し三人組を作っていたので
週刊でも今後の関係改善は期待できるだろうか。
「女だから」と言われるのを極度に嫌っている。(週刊版のみ?)
月刊ではオッドアイだったのだが大人の都合により週刊では両目とも同色。
20名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:11 ID:pN0UcwZv

○泉優香(いずみ・ゆうか)

園芸部員。
兼一も園芸部なので、マイナーな部活でまったり2人で活動中。
月刊版では「ゆか」らしい。あと「泉」が難しい漢字。
三つ編みのメガネッ子。
部長だったり(週刊)平部員だったり(月刊)。
三つ編みも一本だったり二本だったり。
兼一のことが好きである。
大人しめで運動が苦手。
美羽と兼一の関係がよく分からず気になっているようだ。
月刊版4巻では新島に唆されて梁山泊に押しかけさせられたりしていた。

個人的には週刊版の方がしっとり目で好み。
21名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:13 ID:pN0UcwZv
>>18
長老に見つかったら((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
22名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:19 ID:pN0UcwZv
>>19に訂正。
素足なのは左足だった…正直すまんかった


○鷹島千尋(たかしま・ちひろ)

新体操部員、元エース。
なぜ「元」かというと、美羽が入ってきてエースの座を奪ったため(本人自覚なし)
同学年だったり(月刊)先輩だったり(週刊)。
ちょっと男言葉で可愛い。一人称が「オレ」。
泉さんと同じくらい普通の女子高生である。
出番は少ないが、こっそり彼女が好きな人は多いはずだ。
>>11とか。
23名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:21 ID:BLM+O+4O
>>17
乙!!おかげでまた妄想ウジが沸いてきた・・・。
兼一の自宅にて・・・。

父元次「兼一・・・SMにマニュアルなどありえないのだよ。
     自分なりのやり方で調教するものだ!」

兼一「でも、マニュアル本がないと、自信が無いんだ、うわ〜ん!」

父元次「わしらの時代は、本などなくても熱意で押したもんだ!フッ!
     もっとも当時は母さんの方が猛烈にアタックしてきてね、
    <お願いですから調教してくださいませ>
     と土下座してくるものだから、父さんはたじたじだったよ!!
     母さんは真性マゾ女だったから、ラブレターの・・・グ!!!?」

・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・

母さおり「おかしいわねぇ?
      マゾ奴隷だったのは、あなたのほうと記憶してますけど?
      なんでしたら、あなたの奴隷誓約書を、あの子達の前で朗読しましょうか?」

父元次「母さん、かんにん!!」   
24名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:25 ID:pN0UcwZv

○杉本楓、谷本楓(たにもと/すぎもと・かえで)

兼一のライバル「ハーミット」の妹。故人。
(週刊では明かされていないが、おそらく亡くなっていると思われ)
前者が月刊、後者が週刊の名前。
ロングヘアでけなげな様子が実に可愛い。
花が好きだったようです・゚・(ノД`)・゚・
夏(兄貴)がハーミットへと変貌したのは彼女を襲った不幸が原因とも言える。
25名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:25 ID:BLM+O+4O
>>21
秋雨「長老は一人ぼっちの美羽を甘やかしてはいけないと、
    幼いころから自分自身の腕で<修業>させていたのだよ。」

兼一「そんなこととは知らずに、僕はてっきり・・・ガクガクブルブル」

ってなコトじゃダメ?
26名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:35 ID:pN0UcwZv

○小野杏子(おの・きょうこ)

国語教師で園芸部顧問。
28歳ながらも天然でゆるくて袖が長めのなんだか可愛らしい先生である。
めがね。
ぼけーとしている。口調がとろそう。
「うぉ〜い」「はーい」「副担の小野でぇす。」辺りがいい例である。
兼一のことを「浜くん」と呼んだり、授業では脱線したり、
担任(彼女は副担任)の安永先生に「はいは一回!」と怒られたりしている。
確かにものすごく可愛いと思うが、安永先生は苦労が尽きないであろう。
27名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:43 ID:pN0UcwZv

○馬連華(ば・れんか)

兼一の中国拳法の師匠、馬師父の娘。
ちなみに子供は三人いるらしい。やるな、おいちゃん。
父である馬師父を連れ戻そうと日本に留学までしているパワフル中華娘。
勿論中国武術の使い手でもある、今が盛りな16歳。
おいちゃんの若い頃に似て美人な娘さんである。胸も大きい。
チャイナ服で、なんだか変わった髪形をしている。鈴も付いてるし。
気はかなり強く、すぐに手が出る足が出る。
初対面でその洗礼を浴びまくった兼一は「ぼ…暴力女だぁ〜」と
鳥獣戯画のウサギさんを抱きしめ恐れていた。
おいちゃんにまかれつづけ、それでも父を連れ戻すのは諦めていない模様。
兼一のことも気になるようだ。

個人的にこういう娘は大好きである。勝気美人マンセー。
28名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:49 ID:pN0UcwZv

○かちゅ娘

週刊版であちこち背景として登場するかちゅーしゃ付きのロングヘア娘。
なかなかに可愛い。
設定などは謎だらけだが中扉にも現れたりと存在感は大きい。
かちゅ娘とかいろいろ呼ばれているが、名前はまだない。
様々なシチュエーションの断片から、
・薙刀部?
・泉さんのお友達?
・気が強い?(口調などから推測/「やだ〜なにコイツ〜」「かくせよ…」等)
などの推測が飛び交っているがすべては作者のお心次第である。
彼女が日の目を浴びる日を待つ隠れファンも多いかと思われる。
29名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:53 ID:pN0UcwZv

○マイクロフトのおつきのおねいさん

その名の通り、逆鬼師匠の好敵手・マイクロトフのおつきのおねいさん。
逆鬼師匠の腕を撃ったり銃を兼一に奪われたり。
後ろで一本結び。
秘書で忠実な雰囲気がそそるかもしれない。
30名無しさん@ピンキー:03/12/16 04:58 ID:pN0UcwZv
そのほか「ラグナレク」の第三拳豪も女性のようだが、
まだ詳細は不明なので割愛。
大体女性キャラはこれで全部でいいのかな?

とりあえずこれでレス番30なので、保守できてるといいけど。
んでは職人さんたちの降臨を祈りつつ、おやすみ。

あ、>>23 ワロタw
31名無しさん@ピンキー:03/12/16 05:18 ID:pN0UcwZv
もうひとつ追加。忘れてた。

○20号

ラグナレク第四拳豪「戦う参謀」ロキの、手下の女の子。
迷彩手袋&半ズボン・帽子にゴーグルという変わった出で立ちで堂々と街を闊歩する驚異の度胸。
無頓着なだけかもしれないが。
偵察ビデオにBGMをつけようとするなど、妙なところでマニアック。
凝り性なのか。
宇宙人を捕縛し、ロキ様に自慢げに手を振るあたりが可愛かった。
しかしその後宇宙人に胸を揉みまくられる。
「ロキ様大変です!いや、変態です!」は名台詞だと思う。
一人称は「あたい」?
不意打ち、道具有りとはいえ、あの美羽に一撃を食らわせた一般人は彼女くらいのものであろう。


じゃ、今度こそおやすみ。ほんと深夜になにやってんだろ俺・・・
3211:03/12/16 15:54 ID:/bN9dJp0
女性キャラのプロフィールを書いた人、お見事!
かちゅ娘に目を付けてる所もナイス。
月刊と週刊の違いを書いてる所もイイ!
ずいぶん史上最強の弟子ケンイチが好きなようですね、俺も大好きだけど!
33名無しさん@ピンキー:03/12/16 17:46 ID:H3lI0s6v
やけに伸びてると思ったら・・・すげえなw
ちなみに、俺も美羽好きだぜ!
しぐれもいいし、かちゅ娘にも(*´Д`)ハァハァしてんな〜〜

これで、SSがくれば完璧だな
34名無しさん@ピンキー:03/12/16 21:33 ID:XfNKikQI
祝:即死回避!

三度目の正直ですね。
35名無しさん@ピンキー:03/12/17 13:50 ID:K6kyVz8A
今日、ほのかがロキに捕まったな。
来週が楽しみだ!
36名無しさん@ピンキー:03/12/17 21:28 ID:ND1/ONuJ
宇喜田・武田VS兼一、屋上決戦の後の梁山泊にて・・・。

秋雨「・・・これで、この柔道体型君と兼一君は良しと!さて問題はそこのボクサー体型君だが・・・。」
武田「ボクはいい・・・この程度のケガは慣れっこさ。」
秋雨「そのケガじゃない。もっと古いほうの話だよ。勃起障害だ。」
武田「なぜそれを!? 言った覚えはないのに!」
秋雨「やぶ医者にあたってね!心理療法のみ施されている!!
    だが君の男根が起たないのは、脊髄のゆがみからくる神経の圧迫が原因だ!!」」
    <秋雨が武田の股間をむんずとつかんだ。>
武田「なにをする!? !!」 
    <すると武田のズボンの前が一瞬膨らんだ!!>
    <驚く武田。驚く一同。得意顔の秋雨。>
武田「どうなってる、今起った!確かに起ったよな!?」
兼一「ええ!!」
秋雨「フ・・・プロだからね。」
武田「ま・・・まさか治るんですか?この珍宝が!?」
秋雨「治るよ!当然のように・・・私に言わせれば難易度の低い治療だ。」
兼一(でた、この人的常識!!)
武田「あの・・・でもオナニーは・・・もうむりですよねぇ?」
秋雨「オナニー?とんでもない!!」
    <固唾を呑んで見守る一同>
秋雨「鍛え抜かれた美羽のアナルにだってブチこめるよ。」
    <喜ぶ兼一と美羽、ジワっと涙ぐむ武田>
秋雨「さあ、では続きをやろう!」
・・・以下省略。
37名無しさん@ピンキー:03/12/17 23:03 ID:K6kyVz8A
>>36
かなり笑いました、うまいですね!
鍛え抜かれた美羽のアナル、俺もブチこみてえ〜!
38名無しさん@ピンキー:03/12/18 02:09 ID:Sv7/U97l
>>36
GJ!
ところで前のネタでも思ったが、さては貴方、おしり星人(誉め言葉)と見た(・∀・)アナルー♪

>>37
広告とかあるから、sage進行のほうが良いと思われ。
39名無しさん@ピンキー:03/12/19 09:54 ID:zwuCww0p
新島に弱みを握られて犯されるシュチュきぼん
4037:03/12/19 10:52 ID:UkzF1acm
>>38
そうか、すまぬ…バットで殴ってくれ。
自分に気合でござる!

熊鳥権瑞(カニ頭)も好きなほうだな、俺。
41名無しさん@ピンキー:03/12/19 13:01 ID:bnXnPT2Q
>>37
サンキュ。
キャラのプロフィールを書いてもらったんで、頭にウジじゃなかった
妄想がわいてわいて・・・。
>>38
プリンとした美羽の胸もヨシッ!!。
しかし乳首が透けているだけで俺的にはおなか一杯。
そこでケツから脚に目が逝っちゃっう。
細い足首からみるとややアンバランスに膨れ気味なふくらはぎもたまらん。
でもまあやはり、美羽のH妄想はアナルと尻だな。・・・やっぱお尻星人だワ、俺。
なお兼一と美羽の初せーくすは、バック、できればアナルファックで決めてもらいたいものだ。
4237:03/12/19 16:02 ID:UkzF1acm
>>41
あなたもお尻星人ですか、この作者の描く女の子は皆お尻が綺麗だよな。
そこが好きなんだよ、お尻ぐらいなら裸で見せてもらえるしな!
43名無しさん@ピンキー:03/12/19 17:47 ID:bnXnPT2Q
>>42
女性キャラは全員ケツがイイ。
しかもみんな身に着けているのが
超ミニのえろえろミニスカや、乳首浮き出るほど薄い全身スパッツ(つーかほとんどゼンタイ)。
フンドシまで登場するから驚きだ。
女キャラはみな服の中で尻をプリプリさせておる!!!
胸がないキサラですら下半身はすんばらしい。
脚線美ではしぐれや兼一ママと並ぶんじゃあなかろうか。
あの世界は尻フェチの天国だ。
4442:03/12/19 22:27 ID:UkzF1acm
>>43
「尻フェチの天国」まったくその通り、ホントいい世界だ!
45名無しさん@ピンキー:03/12/21 13:15 ID:TcZDqgvf
一度は兼一を見捨てて逃げ出した島山・田中(脇役のクラスメート・どっちがどっちやら)。
対武田・宇喜多屋上決戦の後、二人は兼一・美羽との関係を強めていく。

兼一「すごいなー、美羽さん!!」

美羽「しあわせですわ〜。
   私ザーメンなら、いくらでも入ってしまうんですの。」

島山「そりゃよかった、ウン!(ギャー!)」

田中「いや!好きなだけどーぞ!(おい、もう七発目だぜ!)」

兼一「やっぱ、美羽さんの中にボクも出すよ。
    男子で平等にね!(美羽さんをなめていたなこのひとたち・・・)」
46名無しさん@ピンキー:03/12/21 22:55 ID:472a+YOC
>>45
平等ってイイネ
47名無しさん@ピンキー:03/12/22 08:59 ID:rIRQTL0k
じじい×美羽キボンヌ
48名無しさん@ピンキー:03/12/22 22:54 ID:BFdhcGoo
>>47
それはあまりに残酷だ。
長老の鍛え抜かれた怒涛が、美羽の可憐なアナルを貫くと思うとそれだけで・・・。
49名無しさん@ピンキー:03/12/23 09:16 ID:0CXes+9k
じゃあ新島×美羽でいいや
50名無しさん@ピンキー:03/12/24 15:36 ID:gJ2+IPUI
ハーミット×ほのか
在り来たりだろうか?
51名無しさん@ピンキー:03/12/24 17:31 ID:Hay/0V62
かなり萌えですがなにか(;´Д`)
52名無しさん@ピンキー:03/12/26 18:41 ID:BbbGccqJ
マニアックなところで
兼一×さおり母さんの近親ネタを希望(;´Д`)
53名無しさん@ピンキー:03/12/28 04:12 ID:fR/2rG3K
某日、自宅にて母さおりに迫る兼一(発情中)。

兼一「男として中途半端なのはいけないって、お父さんもいつも言ってるよね?
    自分の限界を超えてみたいんだ!!ウフ♪」

母さおり「私の写真で・・・オナニーやってるんでしょう?
      だからセックスまでしなくても・・・」

兼一「でもセックスしないとマル秘近親相姦大計画が・・・」

ほのか「あー!お兄ちゃん、ほのかのアナルだけじゃ満足できないんだ!!」

セバスチャン「ドキューン!!!」

父元次「母さんのアナルは、父さんだけのものだ!!!!」

母さおり「あなた、見事よ・・・。」


意味無し落ちなし保守あげ一発。
54名無しさん@ピンキー:04/01/06 08:23 ID:PWR36zWi
むちぷり
5553:04/01/07 06:31 ID:DtvZ4T5V
風林寺家の女子教育

―梁山泊。
そこは、スポーツ化した武術や、技を極めてしまった達人たちが集う場所―
…そしてどこかワケアリな男女が集う場所でもある。
そんな梁山泊で、聞いてはイケナイ質問を連発するのが白浜兼一。
今風の若者らしく、繊細な割には、他人へのデリカシーというものがどこかしら欠けている。
「美羽の両親」、「武田の過去」など数々の「前歴」があるのは羞恥のとおりである。
その日も、馬剣星が「ケンちゃん、ダメよ〜!!!」と制止するのも聞かずに、ぶしつけな質問をぶつけていた。
今日の質問は、美羽への質問。

「なぜ美羽さんは(エロい) 全 身 ス パ ッ ツ を着ているのですか?」

なかなか微妙な質問ではあったものの、美羽の回答は実にアッサリとしたものだった。

「すばやく身動きができるからですわ。
 伸縮自在の素材でできますから、どんな姿勢でもとれますのよ。
 それにスカートのようにめくれるトコロがございません。
 ですから、なんの心配なく動けますのよ。」

「ああ、そうですか。美羽らしくていいですね!」
これまたアッサリと信じてしまう兼一。
こんな重大な質問(?)に、美羽がまともに答えるワケがないはずなのだが、
額面どおりに受け止めてしまうあたりは、いかにも今風の馬鹿者らしいところであろう。
とはいえこれで単純に納得するところが、兼一の魅力でもあり、また美羽が兼一を気に入った理由なのであろうが…。

さて美羽の答だが、これは全くの大ウソであった。
5653:04/01/07 06:34 ID:DtvZ4T5V
美羽は聡明にして準備周到。
全身スパッツについて、いつなんどき、「教えて君」の兼一から尋ねられるか分らない。
だからそのときになっても慌てないように、あらかじめ表向きの答が準備してあったのだ。
表向きの答えがあるということは、裏の答があるということだ。
そしてこの裏の答こそ、本当の答であり、美羽の隠された本心である。

「体を殿方に見て頂くのは、女性としてのたしなみですわ。
 見ていただくと、とっても気持ちが良いのですのよ。
でも兼一さん、いちばん兼一さんにご覧になって頂きたいのですわ。
 兼一さんに御覧になって頂いてるときだけは、ふだんと違いますの。
そのときばかりは、何だかとても切ないキモチになりますのですわ。」

もし兼一がこんな美羽の心情を知ったら、きっと天にも昇る気持ちになるだろう。
いやいや。そんなものでは済まないかもしれない。
兼一のことだから、きっとその場で美羽のムチ乳やプリ尻にむしゃぶりついてくるに違いない。
だが世の中はそう兼一に甘くできていない。

おそらくスレ住人諸氏もお分かりになるだろう。
古風でたおやかな美羽としては、こんな本音は、死んでも口に出来ない、と。
全身スパッツを着用する本当の理由を、美羽本人が兼一に告げることは、おそらく一生あるまい。
(もし美羽がそんなことを話すとすれば、それはもはや我等の愛する美羽ではない。) 
ともあれ美羽の性格は、古風なたおやかなぶりと、エロエロぶりの両面を兼ね備えているのである。
男性にとってはまことにオイシイ性格といえよう。

ではなぜ美羽はかくもオイシイ性格になったのであろうか?
5753:04/01/07 06:38 ID:DtvZ4T5V
話は、美羽の幼少期にさかのぼる。
当時の長老は、武道によって美羽を厳しく躾け、けっして甘やかさなかった。
これは美羽の将来を慮ってことである。
だが長老の厳しい教育方針にも穴があった。
男の長老は父親の役はできても、母親の役はこなせないのである。
母親がいれば自然と身につくはずの「女らしさ」をどうやって美羽に教えるのか?
美羽が成長するにつれ、こうした教育の必要性は増していくはず。
しかし女性固有の思考法や物腰の教育は、さすがの長老にも手に余るものがあった。

ある日、長老は考え込んでいた。
「フム、難しいのう…女らしさというシロモノは。」
そこに幸か不幸かくとおりかかったのが、甲越寺秋雨。
「おお、甲越寺君ちょうど良いところにきてくれた。すまんが「女らしさ」がどんなものか、教えてくれんか?
ワシはどうもコッチのほうは苦手でのう。」
「私などが長老に教えるなど僭越で、とてもとても・・・」
と一応は固辞する姿勢をみせる甲越寺秋雨。
しかし持ち前の「教える君」気質は止めようがなく、その後三時間にわたって甲越寺式女性論の講義が続くこところとなった。
「…と言う訳で、美羽に教えるべき女性らしさとは、これ即ち「長老の理想の女性像」なのです。」
秋雨の主張の当否はさておくとして、ともあれ長老はこの結論に満足した。
「なるほど。甲越寺君の話はいつもタメになるわい。」

秋雨がその場を辞した後、長老は早速自分の「理想の女性像」について考え始めた。
5853:04/01/07 06:48 ID:DtvZ4T5V
「ワシの理想の女性像は…と…。」
長老はゆっくりと考えを進めた。
「まずエロくなければ女ではない。
セックスアピールが強くて、男好きで、エッチが大好きじゃないとイカンのう。
まあミニスカや、胸がムチっと強調される服を、常時身に着けているような女じゃの。」
だがそのような女とは、いったいどんな女性だろうか?
長老は再び考えいった。

「そういえば、この前に行ったイメクラ"セクハラ女子大"の"香奈"ちゃんは、良かったのう。
上半身は素人っぽくって、いかにも清楚なお嬢様女子大生といった風情じゃったな。
でも下半身は股下ゼロセンチのミニスカとスケスケのヒモパンだけ…。
グフフフ、ありゃ良いの。ウム、良い。
やはり素人っぽさ、清楚さが全く無いとコレはコレでつまらんからな。
イヤ、"香奈ちゃん"は、モノホンの素人か。確か本業は普通のOLとか言っておったな。
これはワシとしたことが…フォフォフォフォ。」


もう何年間も素人女性と縁が無い長老。
知らず知らずのうちに、「理想の女性像」のイメージに、当時ご執心だった風俗嬢のイメージを重ねてしまっていたのである。
なお当時、有名ホストにいれあげていた“香奈”嬢の出店日は週5日。
実に仕事熱心なプロフェッショナルであった。
5953:04/01/07 06:52 ID:DtvZ4T5V
「しかしヤリマン女、エロ女の類をワシは好かん。
エッチは愛する男とだけヤルものじゃ。
例えばキャバクラ"プリティ"の"えみりちゃん"。
美羽も"えみり"ちゃんのように一途で貞淑じゃなければダメじゃのう。
しかしまあ、ワシ以外とはエッチしたくないとは、"えみりちゃん"も一途で可愛いのう。
まだ指名三回目だというのに…グフフフフ。」

付け加えておくが、結局のところ長老が"えみり"嬢と体をあわせることはなかった。
長老と店外デートを重ねること十数回。
それでもなお身体を許さなかった"えみり"嬢もまた、その道の達人であった。

「あと…やはり女なら、親切で、気配り上手のヤリクリ上手でなければ、イカンのう。」
長老はふと昨晩訪れたソープランド"百万石御殿"の"華蓮"嬢を思い出していた。
"百万石御殿"は長老にとって、久しぶりの高級店。
清貧生活の中で少しずつ貯めた資金を無駄にしないため、念入りに情報誌を吟味したうえで指名したのは、和服姿も床しい"華蓮"嬢。
かくして長老は、"華蓮"嬢の評判にたぐわぬご奉仕に、すっかりトロかされてしまったのであった。
6053:04/01/07 06:59 ID:DtvZ4T5V
長老の「理想の女性像」への知的接近はさらに続く。

「そう…例えば…湯加減から力の入れ加減まで、男への行き届いた気配りがあって…。
三つ指ついて男を迎え、また送り出すような、丁寧で古風な物腰があって…。
そうそう"華蓮"ちゃんは、料理上手の遣り繰り上手という話じゃったな…。
何でも売れない小説家の彼氏を支える為にソープで働いてる、とのことじゃったが、アレは美談じゃったな…。
さすがのワシも、思わずサービス料に心づけを加えて渡してしまったわい。
まったくもって"華蓮"ちゃんは偉い女じゃ…。」

どうやら長老は、今時珍しい泡姫の「泣き落とし」に引っかかったらしい。
孤高の武人の常として、長老もまた世間にうとかったということなのだろう。
しかし"華蓮"嬢は、泡の「技」でも並外れた感銘を与えたらしく、長老は実にご満悦であった。
再び昨晩の感銘を思い出したのか、突然長老の股間がムクムクと盛り上がってきた。
「フフフフ、ワシもまだまだ若いわ。血気盛んじゃ。
 しかしずっとこのまま立ちっぱなのも不味いのう。
 おーい、しぐれやぁー。しぐれはおらんかぁー?ちょっと来てくれぇー。」

じじいのエロ話はともかく、このような思索の結果出来上がったのが、風林寺家の女子教育方針であった。
それはトコトン男性にとって都合のよい女性を目指すもので、美羽が同性から嫌われるようになるのも、当然の帰結であったといえよう。
6153:04/01/07 07:05 ID:DtvZ4T5V
深夜の梁山泊。
誰もが寝静まったこの時間、たった一人起きているのは美羽である。
掃除、選択、炊事に雑多な家事一切。
これらに加えて家計管理までこなす美羽の一日は長く、ときに仕事は深夜まで続く。
「ふぅ〜今月もまた苦しいですわ…。」
どうやら今夜は家計簿をつけていたらしい
「…ただい…ま・・・」
そこに帰ってきたのは、例の「行き先不明」な外出をしていたしぐれである。
重労働からの帰りらしく、今回もすっかり憔悴しきってのご帰還だ。

「しぐれさん。お帰りなさい。疲れ様でした。」
「美羽…これ…いつもの…」
「あら、いつもすみません。今月は馬さんの鍼灸治療院が不振で苦しいんですのよ。
 でも、これで今月もしのげますわ。しぐれさん、本当にありがとうごまいます。」
「…ボクは…接客態度が…悪いから…振替のフリー客ばかり…。
それでも…チェンジされて…ぜんぜん…稼げてない…。」
「そんな事ないですわ、しぐれさん。
 しぐれさんは、梁山泊の稼ぎ頭ですのよ!まさしくナンバーワンですのよ!」
6253:04/01/07 07:09 ID:DtvZ4T5V
やさしく慰める美羽だったが、しぐれは納得していない様子。
「ボクも…業界デビュー…した頃は…こうじゃ…無かった…。
ナンバーワンに…なったことも…あった。性格も…こうじゃ…無かった…し…。」
いつものようにダウナー全開になったしぐれ。
こうなると、さすがの美羽もなかなか口を挟みにくい。
「ボクは…もう…ちょんの間…にでも…流れていくしか…ないの…かな…。」

「ダメです!しぐれさん!そこまでやってはいけませんですわ!
 もともと、しぐれさんだけ働くのがいけないのですわよ。
 私も働きますわ!」
「…気に…するな…。
 ボク…のことは・・・いい…。大丈夫…だ…。
 …それに…美羽は…未成年だから…まだ…無理…だ…。まだ…。」

とはいえ、風林寺家女子教育の真価が泡技の世界で試されるのも、そう遠い未来ではあるまい。
梁山泊の財政状況をかんがみれば、それはもはや時間の問題と言えよう。
そして美羽が働ける年齢になったら、ナンバーワンの座も夢ではない。

そうなった暁には、私(注・筆者)としては是非とも即尺即ベッドでお願いしたいところである。

おそまつ。
63名無しさん@ピンキー:04/01/07 08:40 ID:ngvNsdUF
(゚д゚)
6453:04/01/07 21:35 ID:DtvZ4T5V
継続は力なり。
めげることなく、第二派を投下する。

逆鬼至緒の泡の国探訪記。

「…ヨォッ、しぐれ!どうだ景気は?
せっかく指名してやったんだから、有り難く思えよ!
…あ〜、いいよいいよ。そんな床に這いつくばるな。
そんな挨拶されたらコッチが困らぁ。」

「…エッ?お客さんに丁寧に挨拶するのは店の方針?
 そんな堅苦しいことをいうなよ。
 やめろ!やめろ!
 ったく、そんなかしこまってお辞儀されたら、俺のほうが照れるじゃねえか!」

「…そうか…てめえの方針でもあるのか。
 わかった。それならイイだろう。
 プロにはプロのポリシーってヤツがあるからな!
 しかし、ここはいい店だぜ。
 俺のいつも行く高級店ほどじゃないが、内装もコジャレてるし、掃除も行き届いてる。
 風俗は清潔がいちばんだからな!
 …でマットはあれか…やっぱりエアマットなのか?」
6553:04/01/07 21:37 ID:DtvZ4T5V
「…いやっ、そんなことは、俺でも知ってるぞ。百も承知だ!
 ただ…俺の愛用する高級店では、エアマットじゃなくて…。
イヤ、そんなコトはどーでもいいッ!
まあ店には店のやりかたがあるってこったな!
あーっ面倒臭え!もう始めるぞ!」

「…ああそうか、すまん、すまん。服なら今脱ぐところだ。
いや待てよ。たった今、気づいたのだけど、何でお前は普段着姿なんだ?」

「…あ、なるほど。その着物モドキは仕事着兼用だったのか…。
さすがの俺も、そこまでは気がつかなかったぜ。
でもその格好で出勤してるんだろ?恥ずかしくないのか?」

「…なに?出勤時のときは、上からコートを羽織ってるから大丈夫だぁ?!
 おめえってヤツは、ホント変わっていやがる。
しかし面倒くさいから着替えないというのも、何かヘンだぜ!
 やっぱこう、おめえもプロなら…。」
6653:04/01/07 21:40 ID:DtvZ4T5V
「…もういいよ。
 面倒だから、いまさら着替えんでも…」

「…そうかぁ…店の方針なら仕方が無いな…。
 じゃあとりあえず、スチュワーデスのを頼むぜ!
 イヤ違う。ワンピースのヤツじゃない。
 ツーピースで、帽子とスカーフがセットになってるヤツな。」

・・・(資料不足および経験不足により中略)・・・

「…ウッ…ウム…これが潜望鏡ってヤツか…。
 しかし…こんな荒業もあるとは…思いもよらなかったぜ…。
 ウウ…普通・・・潜望鏡ってやつは…こんなんじゃ…オオゥ・・・。
俺が…いつも行ってる…高級店では…クハッ…こんなのは…ウウッ。
 さすがは…しぐれだぜ…水中は…お得意…か…ウウム…。」

・・・(資料不足および経験不足により中略)・・・

「…いやぁ、出すモン出して、体の毒が消えたぜ。ありがとな!しぐれ!
 また今度も指名してやるからな!」
6753:04/01/07 21:44 ID:DtvZ4T5V
「…おい、何だよ?その手は?
 入浴料ならさっきフロントで払ったぜ。
 まさかオマエ、ボッタクリ店で働いてるんじゃないだろうな?
 ボッタクリなら、俺は払わないぜ!」

「…エッ?サービス料と入浴料は別?
 フロントでまず入浴料を払い、終わったあと泡姫にサービス料を払うのが普通…って…
 馬 鹿 野 郎−っ!!俺だってそれぐらいは知ってるぜ!!
 いつも行く高級店とは、システムが違ったので、戸惑ってただけなんだよッ!
 それ丁度今、払おうと思ってたとこだったんだ!。
 まったく気が早い野郎だな、おめえは。…で、幾らなんだ?」

「…ナニッ?サービス料は入浴料金の さ ん ば い?
 だって情報誌には2万8千円って…。
 …いや電話でもフロントでも総額の確認なんてしなかったけど・・・。
…確かにキャバクラでも・・・だが…なるほど…。
………
しぐれ…五万ほど…立て替えてくれないか?なんとか今週中には…。」

逆鬼至緒のソープ修行はまだまだ始まったばかりのようであった。

おそまつ。
6853:04/01/10 04:07 ID:j1xh0ERq
だんだん「一人スターウォーズごっこ」状態になりつつあるようだ。
それでも投下するのは攻撃第三波。

「催眠と戦略と洗脳と」

―校内の一角に設けられた新白連合のアジトにて…。

新島に呼び出された兼一が目にしたのは、部屋の中で腰掛けている美羽の姿だった。
「美羽さん、どうしてここに?」
と問いかけてみたが、どういうわけか、美羽は何も反応もしない。
反応しないどころではない。
美羽は椅子に座ったまま、微動だにしないのである。
驚き慌てる
謙一が問い詰める先は、今でも無い。
新島晴男である。

「新島−っ!いったい美羽さんに何をした!?」
「おいおい、落ち着けよ兼一。何にもして無いよ。」
「じゃあ、何で美羽さんが動かないんだ!さてはお前、クスリか何かで…。」
激昂する兼一を前にしても、新島はいたって冷静であった。
6953:04/01/10 04:12 ID:j1xh0ERq
「俺様がそんな非合法で危ない橋を渡るわけ無いだろう。」
そうサラリと言いのけると、チョイトお耳を拝借というように、声を潜めて兼一に告げた。
「催眠術だよ。さ い み ん じ ゅ つ …クククク。」
「お前っ!さては美羽さんに催眠術をかけて何やら良からぬことをーっ!」
あいもかわらず、謙一の暴力衝動を過小評価していた新島に、拳の連打が炸裂した。
「オイッ、ちょっと待て兼一…ぐふぅっ…お願いだ…うげっ…話を聞いて…ぐはぁ…」
兼一が平静を取り戻し、新島からの説明を聞く気になるまでの約3分間、失神するほど殴られた新島であった。

「…ったく、殴るまえに人の説明を聞けよ。悪さなんて何にもしてねぇよ。
 美羽ちゃんに着衣の乱れがあるか?無いだろ?コラッ。」
「そりゃ悪かったな新島、とにかく説明しろよ」
新島の説明によれば、新島の催眠術はごく初歩的なものだった。
それはただ美羽を静止せるだけのもの。
静止している間の記憶はないが、実質的には眠っているのと同然。
だから美羽はなんら苦痛も感じていない。
もちろんかかりっぱなしという訳でもなく、一時間もすれば、何もしなくても覚醒する
特定のキーワードを聞かせれば、それだけでも覚醒する仕掛けだ。

いちおう安堵した謙一は、さっそく覚醒のキーワードを、新島に要求した。
「じゃあ早く美羽さんを覚醒させろ。」
「いいぜ兄弟。でもいいのかい?美羽ちゃんをすぐに覚醒させちまって。」
「!?」
さすがは思春期の若者らしく、心にやましい妄想をもつ謙一くん。
とっさに「そうだ」という言葉が出てこない。
そこがまさに策略家・新島春男の目のつけどころである。

つづく。というか意地でも続かせる。話が破綻しても最後まで書く。
ガンバレ自分!途中でやめるな!逃げるな!放り出すな!
70名無しさん@ピンキー :04/01/10 13:32 ID:o4ePgVKg
がむばれ応援してるぞ
71名無しさん@ピンキー:04/01/11 01:46 ID:Obw8pZ/p
読んでるよー。
がんがれ!!(・∀・)ノ
7271:04/01/11 01:49 ID:Obw8pZ/p
あっただひとつごめん。
時々「兼一」が「謙一」になってるので気をつけれ。
そんだけ。

続き待ってるぞ。
7353:04/01/11 04:35 ID:QeIqK5Fa
<心中A>
ああ…人情いまだ死なず!
ここで、自分はこの方々と心行くまで雑談し、交流を深めたい。
交流を深めて、再び人間の暖かさを感じ取りたい。
妄想を語りあい、「ケンイチ」を語りあい、キャラのむしゅめたちを語りあいたい。
<心中B>
駄目だ!ここで雑談をしては遺憾!レスへの感謝は心中念じろ!
感謝は完結妄想で表せ!貴様は甘い人間だ。甘いも甘い、お甘ちゃんだ!
せっかく読んで下さる皆様に甘えるな!ご好意につけこむな!
そんなことだから、未完妄想が、溜まってしまうのだ!
面白い妄想が書けないのだ!己に打ち勝つ強い克己心を育て

---------------
(クククク…。兼一よ、お前のスケベ根性など、俺様にはお見通しよ。)
新島は、卓越した策略家らしく周到な下調べをすましていた。
未遂に終わったものの、入浴中の美羽に対するノゾキを試みたこと。
馬剣星の手になる「美羽盗撮写真集」が兼一最高のオカズになっていること。
古本屋で大量に買いあさったエロ本を素材に、美羽のアイコラをつくっていること。
さらには美羽の顔写真に自分のズリ汁をかけて良いものかどうか、
ナイーブに悩んでいることすらも、調べ上げられていた。
恐るべき情報収集能力といえよう。
7453:04/01/11 04:43 ID:QeIqK5Fa
どこかしら頭デッカチで、知識偏重な兼一。いわゆる「行動の人」では無く、アタマ先行で動くタイプである。
だから美羽への恋愛感情に即して言えば、行動よりも妄想が先に立つ。
だからエッチをする以前に、エッチを思い浮かべるだけで、オナカが一杯になってしまう。
あるいは行動する前に、その行動の正当的な理由を捜し求めるタイプといっても良いだろう。
じっさい兼一は「美羽さんとデートをするぞ!」と決意するまえに、美羽とデートをする「正当な理由」に悩んでしまうのである。
このあたりを新島はよく把握していた。

(兼一は紳士でもなんでもねぇ。ただの意気地なしの妄想野郎だ。
アタマの中はエッチ妄想で一杯の癖して、妙に格好をつけていやがる。
 美羽とエッチしちゃイケナイ理由を見つけたがってるのだから、バカバカしい。
 ヘッ、兄弟よ…俺が助けてやるぜ。」
新島はニヤリと笑うと、つまずいたフリをして、静止した美羽のほうに倒れかかっていった。
「おーとっとっとっと」
その手には、いつの間に用意したのであろうか、水のタップリ入ったバケツが握られていた。
とっさに新島の身体を抑えて美羽をかばおうとする兼一であったが、すでに手遅れだ。
水バケツはすでに、新島の手を離れている。
微妙な力加減で宙に飛んだ水バケツは、新島の意図どおりの放物線を描いていく。
入念に定められた着地点はいうまでも無く美羽である。

バ ッ シ ャ ー ン ッ!!!!

頭から、バケツの水を被ってしまった美羽。
当然全身ズブ濡れだ。
「ああっ!バケツの水が美羽さんにッ!」
「オイ兄弟!これは大変だ!
 このままでは美羽ちゃんが 
 カ ゼ を ひ い て し ま う ぞ!!!!」

「鳥獣戯画」が傍らを走り去った。

つづく。
7553:04/01/13 04:18 ID:33VXfhcj
所要があって、いったんお休み。
明晩再開。
おちてしまいそうなので、やむなくあげる。
7653:04/01/15 09:35 ID:DS/WGb0w
攻撃再開。第四波。

兼一は、美羽のナイスバディを見つめ考えいっていた。
悩むその表情は、いつになく真剣だ。
美羽の服を代えて体を拭かなければ、風邪を引かせてしまう。
しかしそのためには、美羽を裸にしなければならない。
(嫁入り前の美羽さんにそんなことをしていいものか…。)
むろん催眠術にかかっている間は、美羽の意識はない。
裸をみたところで、バレるはずもない。
いわばノー・リスクで、直に美羽のエロバディを拝めるはずである。
しかしここで、兼一持ち前の「正義感」が邪魔をする。
(意識のないのを良いことに、美羽さんの裸をみてもいいのだろうか?)
一見もっともそうな問いかけである。

もし本当に、兼一が自らの正義感を貫徹しようしているのなら、これ程までに悩む必要は無いはずだ。
美羽に風邪を引かせたくないだけならば、美羽を覚醒させるだけでことは足りる。
さすれば美羽は、裸体を兼一に晒すことなく、自分で着替えるだろう。
けれども兼一はどういう訳か、このもっとも単純な解決策を思いつかない。
イヤ、意識的ではないにせよ、自然と思考から排除しているであろう。
なんとしても美羽のエロボディは見てみたいし、「正義」は守りたい。
エロと正義を両立させる工夫はないものか?兼一はこの上なく真剣に考えていたのである。
いかにも兼一らしい手前勝手な葛藤で、風邪云々の話など、実は二の次である。
美羽が評するとおり、兼一はまことに「面白い人」と言えよう。
7753:04/01/15 09:36 ID:DS/WGb0w
考え込む兼一を、新島はしたり顔でみつめていた。
(クククク、兼一のヤツ、思った通り喰いついてきたようだぜ。)
新島は「美羽が水をかぶった」「このままでは風邪を引く」としか言ってはいない。
だが兼一は、この二つの情報だけから「服を脱がせて着替えさせる」思いついたのである。
兼一あまりの短絡ぶりに、問題の大元たる新島も思わず失笑をもらしてしまう。
(それにして、ホント、兼一は筋金入りのエロ妄想屋だな…)
だいたい着替えさせるのならば、代えの服が必要なはず。
常識的に考えて「新白連合本部」に美羽の着替えなどあるはずもない。
それでも「服を脱がせて着替えさせる」ことに、執着する兼一。
さすがは童貞ムッツリスケベ、恐るべき想像力と言わざるを得ない。
いや、真に恐るべきは、新島の人心誘導術か策略か。

とはいえ新島の誘導も、思ったほどにはスムーズには事が運んでいない。
考え込む兼一を前に、冷静な新島も、少々とはいえ苛立ちを隠せない。
(まだ悩んでいるのかよ、兼一のヤツ…。)
「服を脱がせる」を思いついたのは良い。
だがそこで兼一の思考はスタックしているようで、なかなか先に進まないのである。
(仕様が無いなあ、兄弟よ。俺が助けてやるぜ…クククク)
新島は、兼一の悩みを取り除くべく、助け舟を出した。

「兼一!ここに着替えがある!美羽ちゃんの服を代えろ!」
「えっ、どうしてそんなモノが!?」
「美羽ちゃんも新白連合の一員だ。校内で戦うこともあるだろ?
 でも服が破れちゃったりしたら大変だろう。
 そこで俺様が準備しておいたのだ、代えの制服をな。」
何とも不自然極まりない説明である。
どうして美羽の服の寸法が分るのか?
どうして下着まで準備してあるのか?
考えれば腑に落ちない点は数え切れないほどあった。
だがすぐさま兼一は、そういう疑問の一切を頭から追い出した。
「ああ新島、ありがとう!これは気が利いているよ!」
7853:04/01/16 03:24 ID:SqAwQKvd
ちょっと催眠術モノが中だるみしているので、気分転換に短編エッチ妄想を投下。

「美羽と兼一・初エッチ」
とあるマンションの一室。
シャワーを浴びたばかりの男女二人が、微笑ましくもぎこちない会話を交わしていた。
***************
「…んー、シャワーは気持ちよかったですわん。
 でも二人でお風呂に入るのは…少し…その…照れちゃいますわよね…。」

「…でも二人でシャワーを浴びることが、イヤってことではありませんのよ。」
兼一さんは嫌いですか?二人シャワーは?」

「…安心しましたわ。兼一さんも二人シャワーが好きで・・・。
 私、いつか恋人ができたら、ふたりだけで一緒にシャワーを浴びるのが夢だったんです。」

「…はい。夢がかないましたわ。満足満足です。」

「…本当にひさしぶりですね。兼一さんと二人っきりになるのは。」

「…この間のお買い物とときは馬さんがついて来ちゃうし、その前は逆鬼さんでしたわ。
 もちろんお手伝いは有難いですけど。」

「…逆鬼さんが一緒だと、お酒を沢山ねだられてしまいますの。
馬さんが一緒だとカメラでヘンなところばかり撮られてしまいますし…。」
7953:04/01/16 03:26 ID:SqAwQKvd
「…あらいけない、私なにを余計なおしゃべりしているのでしょう。
このままここでボーとお話していると、湯冷めしてしまいますわね。」

「…あら、よろしいのですのよ…。
 兼一さんのお身体、私が拭かせて頂きますわ。
 お爺様からも言われてますの。こういう時は、殿方の身体をまず拭きなさいって。」

「…はいはい、兼一さん、腕をあげてください。
今日一日ぐらいは、修行を忘れましょ。
せっかく二人だけなのですもの。今日は修行を離れて恋人さん同士にいたしましょ。」

「…あっと…ですわ…。…大丈夫です…分ってます。」

「…しぐれさんから聞いたことがありますのよ。
 これは男の人でしたら、どなたでもあること。
目の前にいる女の人が好きなときにでてくる"しるし"ですって。
 私…嬉しいです。」

「…兼一さん、どうかそのまま動かないで居て下さって…。
 こうすればよろしいのかしら…手とお口で…」

…XXXXXX(エッチな擬音を想起せよ)…
 
「…ふう、ここまではさすがのお爺様も教えてくれなかったのですけど…。
 見よう見まね…ですのよ。
ヘンだったら、どうか教えてくださいね…。
兼一さんが気持ちよければいいのですけど…続けますわ…。」

…XXXXXXXXX…
8053:04/01/16 03:32 ID:SqAwQKvd
<<注意・以下の投稿番号80は読み飛ばしてもよし>>

「先のほうから透明な汁が…分ってますのよ。 舐めとりますわね…。」

…XXXXXXXXX…

「…いやぁんですわ…そこ…、今は私が…」

…XXXXXXXXX…

「…そこは…触っては…だめですわ…ああ…ハアハア…」

…XXXXXXXXX…
 
「…ああん…私も…とても…気持ちいい…ハアハア…。」

…XXXXXXXXX…

「…ハアハア…では69で…お互いに…ああん…ハアハア…ぱくぅっ」

…XXXXXXXXX…

「ぷはぁ…ハアハア…ああ…そこを…舐めて…下さいまし…ハアハア…むはぁ、ぱくぅっ」

…XXXXXXXXX…

「むはぁ…ハアハア…私もう…ああん…だめ…ですわ…吸わないで…吸われると…あはぁ…」

…XXXXXXXXX…

「ぷはぁ…ハアハア…ああああぁ…ん…ハアハア…」
8153:04/01/16 03:33 ID:SqAwQKvd
「ぷはぁ…ハアハア…ああああぁ…ん…ハアハア…」

…XXXXXXXXX…

「…ハアハア…あぁん・あぁん・あぁん…
お願い…兼一さん…お口に…ハアハア…」

…XXXXXXXXX…

「…ハアハア…お口に…下さい…私も…そろそろ…ハアハア…」

 …XXXXXXXXX…
 
「…ハアハア…あぁあぁあぁあぁ…ハアハア…。」
 
 「…ハアハア…何だか…私の方が…先に…ハアハア・・・」

 「ハアハア…あぁっあぁっあぁっ…兼一さんも…うれしい…ぱくぅ…ハアハア…じゅるるるる…」

…XXXXXXXXX…

「ぷハァ…ハアハア…ええ…いいのですのよ…。
兼一さんのザーメン…とっても…美味しかったですわぁ…
私全部飲んじゃいましたの…ハアハア…」

「…あっ…すごいですわ兼一さん。…またもうこんなに…。

…(紙面等の都合により以下エッチシーンを省略)…
8253:04/01/16 03:34 ID:SqAwQKvd
「兼一さん、時間ですわ。そろそろ行かなくては。
今日は本当にありがとうございました。私すっごく気持ち良くて…」

「…あら、ウソではないのですわよ。
だって今日はついに兼一さんと一つになれましたのですもの。
 しかも3回も。それも一度とはいえ本番まで…もう思い残すことはありませんわ。」

「…そんな兼一さん、泣かないでくださいね。
 そんなに泣かれたら…私まで泣きたくなってしまいますわ…。」

「…わかりましたわ。それほどおっしゃるなら、そういたしましょう。」

「…あ、フロントですか?白浜様リピートです。今度は45分コースだそうです。」
***************
このように早くもイメクラの達人を極めつつある美羽。
来店する一見客の大半が、美羽目当てである。
固定客もつき始め、兼一も含めてその数はおよそ数十人を数える。
顔出しNGとはいえ、風俗誌の記事において美人「格闘コスプレ嬢」として
紹介されたのが大きかった。
だがそれ以上に、美羽の天性の素質がものをいったのも、間違いなかろう。
普段の言葉遣いや物腰が、どこか嬢の口上に似ている点が想起されねばなるまい。
そして美羽はまだまだティーンエイジャー。
若さをウリにバリバリと風俗街道を勝ち進んでいくだろう。
兼一の小遣い財政が破綻するのが先か、それとも美羽がさらなる高級店に移籍するのが先か?
いずれにせよ二人の会えなくなるのは、それ程先のことでもあるまい。

おそまつ。
8353:04/01/19 06:23 ID:+8p7jLC1
風俗シリーズはまだつづく。

「実録ニッポン地下社会!! 神奈川県○○町にマボロシの日本人女性を求めて」

「ホント、私も最初はウソだと思っていたんですよ。
でも本当にいたんです。
あの某町のちょんの間に、凄い美人でナイズバディの日本人女性が。
タレントでいえば眞鍋かをり似の美人で、コスプレまでしているのですよ。」

そう語るのは風俗通で業界にもその名を知られたA氏。
赤線時代のころから業界に通じた生粋の風俗マニアである。
しかし今時のちょんの間に、コスプレ日本人美女とは、なんとも仰天情報。
にわかには信じがたい。
だが熱心に語るA氏がウソを言っているようには到底思えない。
しかも同じような噂が複数の筋から流れているのである。

噂の真偽を確かめるべく、向かった先は、東○沿線の某町。
東○線といえば沿線の高級住宅が有名だが、じつはそれだけではない。
沿線周辺には、赤線時代以来の由緒正しき風俗街がいまだ散在する。
なかでも某町は、日本有数の「売防法規制真空地帯」として知られる特殊風俗街だ。
売防法運用強化、風適法改正などで健全化が進むニッポン風俗業界。
そこにわずかに残されたアングラ売春地帯こそ某町なのである。
8453:04/01/19 06:24 ID:+8p7jLC1
*********UGマメ知識・「ちょんの間」***********
ここで「ちょんの間」について、いちおう説明しておこう。
ちょんの間とは、
「ちょっと寄ってける貸間」の略称。
元々は新売防法成立時に、「高級サウナ店」へと転業しなかった低料金小規模遊郭。
簡単に言えば低料金・短時間が特徴の本番サービスである。
システムは実に手軽で、店先で嬢を選んで金を払い、そのまま二階でコトに及ぶだけ。
サービスといえるようなサービスもなく、ここに別名「一発店」と称される由縁がある。
地域によっても様々だが、プレイ時間も短く15分〜30分程度が一般的だ。
けれども値段は破格に安く、1〜2万程度で事足りるから驚きだ。
この手軽さと安さを目当てに通う、ビジネスマンや学生も少なくないという。
いちおうスナックの体裁をとっているが、その実態はソープとは異なり全くの非合法営業だ。
**********************************

さて某町駅につくと、さっそくA氏紹介の店へと向かう。
某町は記者も何度かルポに訪れた地ではある。
だが昭和ドヤ時代の面影を残す町並みは、何時来ても記者の郷愁をそそる。
とはいっても某町は、時間が止まったような廃れた町ではない。
常にエロと原始の躍動に溢れた某町は、来るたびにいつも違った顔をみせてくれる。
最近では流入した外国人女性たちが、なんともエキゾチックな艶やかさをそえている。

さて時間が時間とあって、○崎工場街のビジネスマンたちで町は賑わいをみせ始めていた。
昼間のうちは、当局の意を汲んだ地回り任侠の指示で、客引き行為は自粛されている。
だがこの時間になればヤリ手婆たちが、店先でさかんに客引き行為を展開する。
そんな婆たちの口上と店先の嬢たちの視線を楽しみつつ、記者が向かった先は、スナック「明○」。
くだんの眞鍋かをり嬢が在籍すると、A氏に教えてもらった店である。
8553:04/01/19 06:25 ID:+8p7jLC1
「そんな娘は知らないねぇ」
「明○」のヤリ手婆は素っ気なかった。
しかしA氏の証言によれば、例の真鍋かおり嬢がいるのは、この店のはず。
怪訝に思った記者だったが、あえて詮索しないのがこの町の掟である。
そこで諦めて店の外に出ようとしたそのとき、婆から声をかけられた。
「違うかもしれないけど、似た子なら隣の店にいるから連れてきてあげようか?」
記者はいちるいの望みをかけて、店にとどまることにした。

「こんばんわ、わたし、馬連華ね。」
 結局やってきたのは、どうみても中国人娘。 
名乗った瞬間、婆が顔をしかめたところをみると、どうやら本名を名乗ったらしい。
来日してからまだ日が浅いのだろうか。
少々震えているのがなんとも初々しくも可愛らしい。
初々しいだけではなく、連華嬢は滅多にいない巨乳美少女系。
タレントで言えば、吉澤ひとみを巨乳にしたといったところである。
こうなればマボロシの真鍋かをり嬢を探すのは、とりあえず後回しだ。
記者はチャイナ服の連華嬢を連れて、二階にあがることにした。

「連華、パパ探しに日本に来たあるの…。でも連れ戻せなかったあるの…。」
ちょんの間のプレイ時間は短い。割合長目の「明○」でも30分だけである。
だから普通は二階に上がれば、すぐに即尺へと進むところ。
しかし連華嬢はなかなか始めようとせず、かわりに自分の身の上話を、話始めた。
聞けば、記者も思わずホロリとするほど気の毒な身の上であった。
8653:04/01/19 06:27 ID:+8p7jLC1
連華嬢は、本国では裕福な家庭で何不自由なく育ったお嬢様だったそうだ。
しかし拳法家(?)の父が来日したまま行方不明になったのを契機に、彼女の運命は窮まった。
家業の道場は経営不振となり結局は一家離散。
そこで連華嬢が御家再建のために、父を探しに単身来日したのだが、うまくいかない。
みつけることは出来たらしいのだが、父は帰国を拒否したという。
オンナができたのか、クスリにはまったのか、その辺の事情はわからない。
ともあれ気がつくと、連華嬢はカネを使い果たし、しかもオーバーステイ。
これだけならまだ良かったのだろう。
しかし世間知らずの連華嬢は、外国人むけ闇金に手を出してしまったのである。
身柄を拘束された後はお決まりの転落パターンである。

しかし何でも連華嬢も父と同じく、本国では名の知れた拳法家とのこと。
試しに、何故逃げ出して大使館に駆け込まなかったのか尋ねてみた。
「ピストル怖いよ…クスリ怖いよ…拳法、役に立たなかったよ…。
もう国には帰れない…。連華は拳法捨てたあるよ…
今の連華の得意技は…オチンポシャブリね…。」
そう言いながら連華嬢は、服をはだけて豊かな双胸に刻まれた刺青を、指差した。

そこには明らかに素人が彫ったと思われる「畜奴」の二文字。
しかも赤黒く肥大化した乳首にはピアスがつけられている。
ここまで肉体を改造されてしまえば、もうオイソレと祖国には帰れないだろう。
いや、もう日の当たる世界で生きていくことすら、かなわない。
ピアスに結び付けられた鈴の音色がなんとも物悲しい。
連華嬢がすすり泣くなか、さすがの記者も非合法外国人売春の実態に戦慄する。
風俗に名を借りた人身売買の悪逆非道に、血が沸き立つような怒りを覚えた。
8753:04/01/19 06:30 ID:+8p7jLC1
とはいっても記者も金を払っている身である。
そろそろプレイにはいらないと、制限時間が終わってしまう。
「じゃあ連華ちゃん、そろそろ始めようかと」
と愚息を差し出し水をむけたところ、突然連華嬢は狂ったように喚き始めた。

「あはははは!あたしのマンコ、チンポ大好きあるよー!
チンポ汁も大好き!お口でゴックンできるあるよー、
けどニッポンみんな嫌いあるよー!、東洋鬼みんな死ぬよろしい!
でも連華、ニッポンジンのチンポ大好きあるよー!!
ぎゃはははははー!チンポ!、チンポ!」
カッ目を見開き、口から泡を吹きながらの狂態。
気がつくとクスリ臭い小便の臭いが、あたり一面にたちこめている。
腕や腿にみえる紫色の注射痕をみても、狂態の原因はあきらかだ。
せっかくの中○風巨乳美少女も、こうなってはオシマイである。
ともあれクスリがらみのトラブルは、何が起こるか分らない。
そして予期せぬトラブルへの対処も、某町で遊ぶ男のたしなみだ。
記者は慌てず騒がず、狂態を演じる連華嬢をあとに残して、部屋をでた。

今度で応対にあたったのは、ババアではなくマスクを被った巨漢。
「先生」と呼ばれているところをみると、用心棒役の客分なのだろう。
「お客さん、ごめんねぇ。連華ちゃん今日は調子悪かったみたいで…
タイマーはリセットしておくから、5分ぐらい待ってくれる?
それで直せるはずだからさ。」
みれば連華嬢は、男達によって部屋から運びだされるところ。
どこをどうやって「直す」のかは、推して知るべしだ。
記者は連華嬢をパスして、新しい嬢を頼むことにした。
8853:04/01/19 06:30 ID:+8p7jLC1
「いいよぉ。
お客さんには悪いことしちゃったから、とっておきの娘を紹介するね。
お客さんの大好きな真鍋かをりにチョット似ているかもよ。」
さすがは神戸に本拠をおく某広域暴力団三次団体系列の店である。
ボッタクリのような商売は絶対にしない。
トラブルのあとのケアも実にスマートにこなしていく。
このあたりにも某町が、21世紀まで生き残った理由があるのだろう。

「仕事は大好きですわ。
私(わたくし)キモチイイの大好き。
それにここで働けば、苦しい家計が助かりますのよ。」
屈託の無い表情で、こう話すのは、美羽嬢。
床しくも大人びた口調の美羽嬢だが、彼女実はまだ16歳。
本当の年齢を言ってしまったあと、あわてて
「あちゃーですわ。これは極秘事項でしたの。」
と手で口を覆うしぐさをするあたり、少女らしいあどけなさが残っている。

どうみてもマボロシの眞鍋かをり嬢にみえない美羽嬢。
しかしそのノーブルな顔は、先ほどの連華嬢に勝るとも劣らない美顔。
クリっとした瞳とあどけない笑顔が魅力的な、小倉優子系の美少女顔である。
このロリ美少女顔に加えて、バディがまたなんとも素晴らしい。
よく発達したバストとヒップに、抱きしめれば折れてしまいそうな細いウエスト。
まさにバン・キュッ・バンと、日本人離れした肉感的スタイルである。
このスタイルで顔がロリ顔だからたまらない。
ロリ顔と肉感バディのアンバランスに記者の愚息は、大張り切りだ。
8953:04/01/19 06:33 ID:+8p7jLC1
しかも今時の女子高生に珍しく、美羽嬢はなかなか男を立てた物言いをしてくれる。
手際よくズボンとパンツを脱がしながら
「とても立派ですわ。
男の人のおチンポ様に奉仕しているときが、私の一番幸せな時間ですの」
などと嬉しいことを言いながら、愚息にネットリとした接吻をする。
もちろん舌使いや吸い加減も丁寧かつ絶妙。
要交渉とはいえ、アナル舐めまでしてくれるのだから、驚きだ。
援助交際のマグロ女子高生とは雲泥の差がある。

これほどまでにノリの良い美羽嬢だが、本番も期待通りだった。
持ち前のサービス精神に加えて、絞まり・感度もバツグンだ。
「口に咥えてるだけで濡れちゃいますの」
との本人の弁はウソではなく、前戯をする前にアソコはすでに大洪水。
本番ではハッスルする愚息の微妙な動きをしっかり捉えて離さない。
双胸をブルンブルン揺らせながら
「ああぁ!いいですわぁ!オチンポ素敵ですわぁ!オチンポもっとぉ!もっとぉ!」
と卑語連発の淫乱全開であった。

慌ただしく一戦終えた後、美羽嬢はこんな話をした。
「最初のうちはいやでしたわ。けれど家計が苦しかったしお爺さまにも言われたので…。
 今でもほんとうは嫌なのかもしれません。
でも今では自分でもやめられなくなってしまって…学校にもほとんど行ってませんの…。」
セックスはけっして嫌いではない。
むしろ好き者であることは、本番のときの乱れようをみてもわかる。
しかし「離れられない」理由は、それだけではないだろう。
かすかとはいえ、美羽嬢の身体から香る甘い化学臭は、隠しようがない。
美羽嬢のあどけない表情に隠された陰惨な実生活には、想像を絶するものがあるのだろう。
9053:04/01/19 06:37 ID:+8p7jLC1
本来ならば花も実もある青春時代を謳歌しているはずの美羽嬢。
性格にも容姿にも恵まれている美羽嬢だ。
素敵な未来が様々に開けていたことだろう。
それが某町のちょんの間で、花開くことなく朽ちていく。
なぜこんな無残な転落が起きてしまったのだろう?
マスク男に引き立てられるようにして、帰っていく気の毒な美羽嬢。
そんな哀れな姿を見るにつれ、そんな思いが心をよぎった。

しかし過度な詮索は、某町に似合わない。
町には町のルールがある。
われわれ客が、ぜったいに超えてはイケナイ一線があるのである。

マボロシの眞鍋嬢探索が空振りになったこともあってか、ほろ苦い心の痛みを感じつつ、某町を後にする記者であった。

おそまつ。
91名無しさん@ピンキー:04/01/21 20:49 ID:3Q5n8xAk
53さん激しくGJ!!!
92名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:09 ID:weuQGCVm
77の続きマダー?
9353:04/01/25 13:11 ID:3S2vcm41
>>91
ありがとう。
涙が出るほどありがたい!
>>92
間が開いてしまった。
申し訳ない。
しばしお待ち頂ければ幸い。
94名無しさん@ピンキー:04/01/28 23:37 ID:FDtEWN7U
>>53
鷹島さんも出してください!
9553:04/01/29 12:22 ID:3ab9VzNS
再開する。
>>77(催眠もの)の続きを投下。
いまだ完結せず。己の未熟を痛感す。
>>94 何とか努力してみるがお約束できない。すまん。

とりあえず新島を廊下に追い出すと、兼一は意識の無い美羽を脱衣させていった。
心踊り、手が震える脱衣作業。
練習中に美羽の体を触れることなど、まったくもって珍しくない。
けれども服の下に生の美羽の肉体があると思うと、どうにも手の震えが抑えられない。
(美羽さんの生ナイスバディを、直に見ることができる。ふれることができる。)
自然と鼻息が荒くなり、心拍も早まっていく。
脱がせた着衣のぬくもりが、妙に生々しかった。

兼一には、美羽の体が露になっていく、その一瞬一瞬が途方も無く貴重に思えた。
服は一枚一枚、丁寧に脱がせて畳む。
下着を脱がすときは、目を閉じたまま手探りで脱衣をすすめた。
兼一にしてみれば、胸と秘所を、別々にみるのが、なんだかもったいなかったのだ。
乳房と性器をあらわにした美羽の裸体を、最後の楽しみに取っておきたかったのである。
時間をかけること15分、ようやく最後の瞬間が訪れた。

生暖かい美羽の下着を握り締めながら、兼一は思わずつぶやいた。
「美羽さんは、こんな素晴らしいカラダをしていたのか・・・・。」
生まれたままの姿の美羽を眼前にして、兼一は感嘆していた。
見慣れた半スケ全身スパッツ姿から、美羽の全裸姿の素晴らしさは、ある程度予想がつく。
しかし、着衣の拘束された解放された美羽のカラダは、兼一の想像をはるかに上回っていた。
それもそのはず。
生身のバン・キュ・バンのフォルムは、着衣時よりもはるかに強調されていたのである。
しかも兼一といえば、思春期童貞野郎。生身の女性の裸体をみるのは初めてだ。
エロ本では到底味わえない、生の迫力に兼一は圧倒されていた。
9653:04/01/29 12:23 ID:3ab9VzNS
母性希求の高いオッパイ星人ということなのだろう。
兼一がまず興味を示したのは、はちきれんばかりに瑞々しい美羽の乳房だった。
スパッツ越しにもわかるアレほどの巨乳。
かなり垂れているのではないか?という心配もあったが、これは杞憂に終わった。
全身がしなやかに鍛え上げられているためだろうか?
豊かな乳房はほとんど垂れておらず、大きく前方に突き出した砲弾型。

兼一は震える指で触ってみると、実にやわらかく、それでいて弾力があった。
そして乳房の先端でツンと突起する乳首は、意外と大きい。
桜色の乳首が、なんとも初々しくも、生々しい。
おっかなびっくり、兼一は美羽の乳首を口にしてみた。

もちろん味というものはあまりない。
けれども匂いはある。
(なんていい香りなのだろう…。)
乳房の脇から分泌される美羽のオンナの匂いに、兼一はまずトロかされた。
それにくわえて舌と唇に感じる女性の乳の感触は、何ともまろやか。
(ああ、これが美羽さんの肉体なんだ…ずっとこうしていたい…でちゅ…)
さらなる刺激を求めるように、美羽の豊かな胸に顔を埋めていく兼一。
肉の感触を確かめるかのように、顔で、舌で、唇で、手で、
兼一は美羽の乳房をいじりまわしていった。

それから少しして、兼一はあることに気がついた。
(あれぇ、なんだか乳首が硬くなっているような…気がしまちゅ…)
みれば乳首は先ほどよりも、さらに突起している。
ふと耳を澄ますと、妙に美羽の呼吸音がやけに大きい。
(しまった!美羽さんを起こしてしまった!)
とっさに兼一は美羽の裸体から飛びのいた。
9753:04/01/29 13:54 ID:3ab9VzNS
>>94
じつは事情があって、なかなかネットに接続できない。
だからスレが落ちてないかどうか心配だった。
まだスレがあったときはうれしかった。
あげてくれてほんとうにありがとう。
9853:04/01/30 03:18 ID:/7faMc6/
箸休めに鬼畜妄想の短編を実験してみる。
「第二話」

「おつむにきましたわ!」
激昂する組員たちを前に、美羽が颯爽と言い放った決め台詞。
それから一週間。

美羽は某広域指定暴力団系列のラブホにある監禁部屋にいた。

「どうです先生、美羽の使い心地は?」
組員はマスクの「先生」に声をかけた。
「いいよ。なかなかイイ感じになってきたぞ!!」
「新体操と格闘技で鍛え抜かれているそうですから、絞まりは最高のハズですよ。」

そういいながら組員が見つめる先は、マスク男の巨根にアナルを貫かれる美羽である。
「んぁんぁんぁ…んおおおぉぉぉぉ、お…尻の穴がぁぁぁ…んぉぉぉぉぉ…んああぁぁぁ…」
目もうつろに、唸り声をあげながら、マスク男の首にしがみつく美羽。
食事と睡眠のわずかな時間を別にすれば、この一週間というもの責められとおしだ。
ただただ責められ、腰をふらされ、絶倫マスク男の精液を啜るだけの毎日。
今が昼なのか夜なのかまるでわからない。
可憐なピンク色であった秘所は、今やドス黒く淫らな成長をとげていた。
マスクマンの剛直に貫かれている菊座はよくみえないが、その辺は推して知るべしだろう。

組員の視線に気がついたマスクマンは、見せつけるように美羽の口を吸う。
これに応えて、美羽も積極的に自分の舌を、ネットリと絡み合わせてくる。
見ている方が気恥ずかしくなるような、熱く情熱的なディープキスである。
ピチャピチャと口をあわせる音と、美羽の荒い吐息の奏でる淫らなハーモニー。
呆然とみつめる組員に、マスクマンは得意気な表情で話し出した。
9953:04/01/30 03:19 ID:/7faMc6/
「何事も最初が肝心だな。
物事はすべて最初が肝心。
俺も初めてマスクを選んだときはかなり緊張した。
運勢を占ったり、風水を使ったり…」
「ハァ?先生何の話ですか?」
おもわず聞き返す組員。
頭のかなり悪いマスクマンとの会話にはそれなりの覚悟が必要だ。
とはいえ話の腰を折られても、マスクマンはまるで気にしない。
たぶんモノホンのバカなのだろう。

「オンナの扱い方だよ。
最初に上下関係を決めるんだ。
美羽の場合はね、まず四肢の関節を外して抵抗できなくしてやったんだ。
面白かったなあ、ヒーヒー泣いて悔しがってたよ。
まったく無抵抗になったところで、むりやりアナルに一発。
これで決まりよ。猿の調教でいえば根切りってヤツだな。」

「じゃあ、先生のアナルレイプで、格闘娘もおとなしくなったと…。」

「うんにゃ、そのあともイロイロあったなあ…、
アナルをやられてもまだ反抗するんでな…。
顎を外してフェラチオさせたり、便器に頭を突っ込ませて水責めにしたり、
下剤を飲ませたり、新技の実験に使ったり、デンパチをいれたり
普通じゃできない体位を試したり…カラダが柔軟なんでどんな体位もOKだったな。
とにかくヤリタイことを全部やってみたんだ。そうしたら、いつの間にか大人しくなってな。」
10053:04/01/30 03:21 ID:/7faMc6/
いつもながら支離滅裂なマスクマンの話に組員も呆れ顔だ。
(何が「最初が肝心だ」だ。ゼンゼン関係ねーだろ。)
そんな組員を尻目に、マスクマンの話はまだまだ続く。

「でもさあ、タイヘンだったんだぞー。
パワーボムをかけたら、泡吹きながら美羽のやつ漏らしやがって…。」
そう言いながら、マスクマンは美羽の頭をつかんで、強引に引き寄せた。
「分ってんのか?コラっ!手前のせいでえらいメイワクだったんだぞ!」
「ぁぁぁぁ…すみません…ですわ…美羽が…悪かったの…ですのぉぉぉぉ…。」
アナルがエグられる妖しい感覚に悶えながら、卑屈に謝る美羽。
その様子にはマスクの先生も組員も、大満足だ。

気をよくした組員は、すかさずお上手をうった。
「では先生お得意のパワーボムで、美羽も屈服したと。
 先生、さすがです!」

「いやぁ〜実はそれでもダメだったんだな。」
「へ?」
「結局のところ最後はアレだ、ホラ、クスリを使ったんだよ。」
「ハァ…」

(なーんだ、やっぱり最後はクスリかい…)
あまりにツマラナイ種明かしに、組員は侮蔑の表情を浮べた。
そこでマスクの先生は慌てて説明しなおした。
10153:04/01/30 03:22 ID:/7faMc6/
「いやクスリは美羽に使うんじゃないぞ。
クスリは俺に打ったんだ。
冷たくなるヤツは苦手だが、熱くなるヤツはイイぞ。
ムチャクチャ、セックスが良くなるんだ。おかげでこの5日間というものハメっぱなしだぞ。
それでも疲れないし、眠くもならない。いつのまにか美羽も色ボケして従順になっている。
やはりクスリは最高だ!」
マスク先生のバカさ加減には、どうやら限りというものがないようである。

こんなバカにはつきあいきれない―
辟易した気持ちを抱きながら、組員は、ふとマスクマンに責め立てられる美羽をみた。
あの颯爽とした格闘美少女は、いまやマスクマンの膝の上で惨めな狂態を演じていた。
体中の穴という穴から体液がふきだし、下半身は腸液と愛液と汗の混合物でヌルヌルだ。
「オラ、どうだ、クリトリスをいじられながら、ケツマンコする気持ちは?エッ?」
「うああああ…いかせて…いかせてください…
わたくし…そうでないと…そうでないと…んあああ」
マスクマンの膝のうえで、美羽は妖しいアナル感覚とクリ責めに、ほとんど発狂寸前だ。
しなやかな腕はしっかりとマスクマンの首にまきつき、
腰はあさましくアナルへの刺激を求める。
「ケツを…わたくしの…ケツをもっと…もっと掘って…」
「もちろんそうしてやるぞ」
「うああああああああああーっ、ケツマンコがぁぁぁぁぁぁーっ!!!!」
美羽の悲鳴とも嬌声ともつかない声が部屋に響いた。
10253:04/01/30 03:23 ID:/7faMc6/
(すっかり色ボケしちまったな。あの格闘娘が…)
組員は、マスクマンのような男に堕されてしまった美羽に、若干の同情を感じた。
実をいえば組員は、気高く美しい女性が転落しても、とりたてて性的興奮をおぼえるクチではない。
彼はあくまで「暴力ビジネスマン」であって、好事家ではないのだ。
彼の関心はあくまでカネと権力。
組にとって脅威ではなくなった格闘美少女など、ほんらい興味の外の筈である。
その彼が一抹の同情心を感じるのだから、美羽の転落劇の凄惨さは、
相当なものだったのであろう。

「じゃあ先生、私はこのへんで失礼しますので。」
美羽が絶頂に達したのを機に、そろそろ潮時と判断した組員はマスクマンに声をかけた。
「なんだ、一緒のコレで遊ぶんじゃなかったのか?」
マスクマンは、果てた美羽を膝の上からどかしながら、いぶかしげに尋ねてきた。
(冗談じゃない。)
組員にしてみれば、得体のしれない体液でヌルヌルの美羽を抱くなど問題外。
近寄りたくもないのが本音であったが、もちろんそんな事はおくびにも出さない。
「イヤァ、私は船の手配とかあるので・・・。あとはどうかお好きにやって下さい。
 殺さなければ、どんなに責めても構いませんから。」

「でもそれじゃ、何だか悪いな。」
「いーんですよ。どうせ海外に出荷したあとはダルマになる女ですから。
連中は、商品が五体満足でなくても気にしませんよ。
目と耳も潰しちゃうみたいですよ。盲娘とかいうヤツですか。
それに今回も先生にはお世話になってますし。ホント好きなようにやっちゃってくださいな。」
「じゃあ、遠慮なく。」
10353:04/01/30 03:30 ID:/7faMc6/
本人の目の前で、かなり物騒な会話を交わすマスク先生と組員。
しかし美羽には、もうどうすることもできない。
落ちぶれ果てた自分の運命に泣く涙すら枯れ果てた。
そんな絶望感が、美羽の下半身を不思議と熱くする。
膝の上に行儀良く乗せた手が、自然と秘所にもぐりこんでいった。

突然マスクマンの激がとんだ。
「オラッ美羽!俺はまだ出してないんだぞ!」
「す…すみませんですわ…今すぐオチンポさまに…ご奉仕させていただきますわ…」
美羽はすかさず土下座するようにマスクマンのイチモツをくわえた。
卑屈な上目遣いでチュポチュポと唇奉仕をする美羽。
「ああ…オチンポ様とっても素敵ですわ…
メス奴隷の美羽はオチンポ様なしでは、もう生きていけませんのよ…」
屈辱的な言葉を口にするたび、美羽はジンジンするような疼きを子宮の奥に感じた。
疼きが大きくなるにつれ、美羽の舌と唇のうごきは、情熱的な淫猥さを増す。
美羽の熱い尺八に、マスクマンはいたって満足の様子であった。

「出てきた汁は全部ゴックンするんだぞ。
吐き出したら、また関節を全部はずして浣腸責めだからな。
ゴックンしたら、次は刺青だ。
可愛いおでこに「便器女」って彫ってやる。一生消えないやつな。
どうだ?うれしいだろう?」
恐ろしいことをこともなげに言うマスクマン。
「…はい…わたくし…うれしいですわ…
二度と表を歩けないような・・・無様な刺青を…美羽の顔に…彫ってください…。」
泣いているような笑っているような表情を浮かべる美羽。
絶望的な未来を前に倒錯の思いが募り、クリトリスが再び首をもたげてきた。
10453:04/01/30 03:31 ID:/7faMc6/
その頃、兼一は虐めに耐えかねて、ひとりさびしく首をつっていた。

おそまつ…
どころではない。くどすぎた。
105名無しさん@ピンキー:04/01/30 10:29 ID:PMXs1VU1
このスレのために激しく貢献している53タソに敬礼!(´∀`)ゞビシィッ!
106名無しさん@ピンキー:04/01/31 07:41 ID:X0y+vaj/
マスクマンワロタw
107名無しさん@ピンキー:04/02/03 17:53 ID:cvWxg3Gv
>>53
千尋ちゃんもそうだけど、キサラちゃんもまだ出て来てないな…
と言うわけで、この二人もお願いします! 使ってください。
10853:04/02/05 02:44 ID:UHH+GhAU
かなりくどいが、催眠ものはまだ続く。

>>96の続き
様子をみることタップリ五分間。
美羽はあいもかわらず動かない。
美羽の動きに変化がないことを確認した兼一は、フウと安堵のため息をついた。
(危ない、危ない…)
もし美羽が意識を取り戻していたら、シャレにならないシチュエーションであった。
清楚な美羽には嫌われるだろうし、長老はきっと自分を殺すだろう。
あらためて、危ない橋を渡っていることを実感する兼一であった。

けれども喉元過ぎれば熱さ忘れる。
少し時間をおくと、また兼一の女体探検欲求が、ムクムクとわきあがってきた。
(しかし意識は無くてもカラダは反応するんだ…。)
兼一は「大学館シリーズ」でえた怪しげな知識をもとに考えをまとめ始めた。
(そうだよな。人間は寝ているときも呼吸しているし…そうか!Hは不随意運動なんだ!)
このやや「民明書房」的単純化は、童貞であることに免じて、無視することにしておこう。
10953:04/02/05 02:44 ID:UHH+GhAU
さっそく実践とばかりに兼一は、大股開きにした美羽の股間にかぶりついた。
スパッツ越しには、ほとんどみえない美羽の秘所は、兼一にとって全く未知の領域だった。
兼一は、恐る恐る恥丘の体毛を掻き分け、美羽の中心を探り当てた。
(これが美羽さんのアソコか…すごい…肉がなんだかグシャグシャしている。)
鮭桃色の肉はひどく淫猥で、まるで食虫花のように妖しい魅力を湛えている。
たまらずヌラっとした鮭桃色も美しい淫肉の重なりに、兼一の指が伸びた。
手のひらは、汗でぐっしょりだ。

(すごい…湿っている。しかもこれはオシッコじゃない!)
兼一は震える指で、美羽の秘所を探っていった。
ヒダをめくり、探り当てた包皮をむき、つまむ。
指の動きに応じて、美羽の秘肉がヒクヒクと反応し、淫汁の分泌が増えていく。
(こんなイヤらしいモノが美羽さんについているなんて信じられない…)
ノーブルな美羽の容貌を思い描きながら、興奮した手つきで兼一は、淫肉探検を続けた。
指の動きに応じて、美羽の秘肉がヒクヒクと反応するが、もう兼一は気にしない。
ハンハンと美羽が甘い吐息を漏らし始めても、顔を股間から離さない。
もうそのようなことを気にする余裕が無いのである。
鼻息もあらく無言で手を、美羽の秘所に走らせ続ける兼一。
顔は、まるで魅入られたように、少しづつ美羽の股間に接近していった。

まだまだつづく。
110名無しさん@ピンキー:04/02/05 03:47 ID:xAT4CPT1
>長老はきっと自分を殺すだろう。
激しくワロタ。

53さんがんがれ待ってるー(ノ゚Д゚)ノ
111名無しさん@ピンキー:04/02/10 16:25 ID:XQLvKJ9l
ちょっと間があいたな…
保守っとこう!
112名無しさん@ピンキー:04/02/11 08:18 ID:x2Kim4wo
秋雨に、全身海綿体にする特訓受ける(美羽&しぐれ&ほのかも協力)とか。
113名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:24 ID:7ZSD1JCg
パイズリは・・・・流石に目覚ますか、でも、巨乳は不感症だって言うし・・・。
114名無しさん@ピンキー:04/02/17 03:48 ID:VhJPdG+f
あげなくても書き込まれてれば保守になるんだけどね(´∀`)
まあ最近は広告少ないから上げても構わんか。
53氏は次いつ来るんだろう?といいつつ保守。

CMの胸チラ萌え。
11553:04/02/19 05:12 ID:jN2hqqO5
だいぶ間が開いてしまった。
なんとも申し訳ない。
大口叩いて、この始末。
赤面することしきり。
しばしお待ちあれ。
明晩までになんとか・・・。
116名無しさん@ピンキー:04/02/26 02:12 ID:RDt4usqy
人多杉まだ続いてるみたいだな。
53さんが来られないようなので保守代わりにまた人物紹介でも。
エロスレで男のプロフィール書くのもなんか微妙だが(´Д`)


○白浜兼一(しらはま・けんいち)

言わずとしれた主人公。元はいじめられっ子だったが、
ひょんなことから最強集団梁山泊の豪傑達の唯一の弟子に。
師匠たちに苛められ遊ばれ鞭打たれ、才能ゼロと断言され、
それでも信念ひとつで努力を続ける、素直でまっすぐな薄幸の高校一年生。
…とはいえ師匠たちは弟子一号を実はかなり可愛がっている。方向性に問題があるだけである。
空手、柔術、中国拳法、ムエタイ、を修行中(一人多国籍軍)
女の人には絶対に手を上げない主義。かなり徹底している。
修行の賜物で尋常じゃなく打たれ強い。
また、梁山泊長老の孫、風林寺美羽に憧れている。

美羽さんからそこで一言
「これからもずっと、 お 友 達 でいてくださいね。」(2巻)
けんちゃん・゚・(ノД`)・゚・

目標は、「いつか美羽さんを守ってあげれるくらいに強くなりたい」(2巻)
      「誰もが見て見ぬフリをするような悪人をかたっぱしからやっつける正義の人(ヒーロー)になりたいんだ ボクは。」(5巻)
将来の夢は、「公務員」(月刊)か「小説家になって直木賞をとる事」(週刊)。
趣味は園芸と読書(読書は週刊のみ)。
勿論園芸部。部長だったり(月刊)平部員だったり(週刊)。ちなみに週刊版は最初、空手部所属だった。
父・元次、母・さおり、妹・ほのかの四人家族。
妹が危なければ(かなづちなのに)崖から瞬時に飛び込み、鮫と対決までしてしまう。
なんというか、本当にいまどき珍しい純粋な意味での良い兄妹だ。
秋雨師匠いわく「大切な人を守る戦いのときこそ"真の勇気"を発揮する男」だそうです。
そういうところは美羽にもちゃんと伝わっているだろう。がんがれ兼ちゃん。
117名無しさん@ピンキー:04/02/29 14:18 ID:fY2qu/y3
8巻巻末おまけ漫画の、「蓮華は髪をつままれると力が抜ける」ってのは、モロのエロに使えそうなネタだと思た。
11853:04/03/04 05:00 ID:ImriF3+x
どうも書きあぐねている。
読んでいただいている方にはなんとももうしわけない。
弁解の言葉も無い。
再び鬼畜。だがそろそろ鬼畜はやめようと思う。
「帽子女」(上)

「ふー危ない…。
思ったよりできるんで、手加減しそこねてしまいましたわ。
足を入れなかったら死んでますわ…。」

キサラ隊vs美羽・兼一、電車ガード下決戦は、
キサラの敗北をもって事実上の終結をむかえた。
武田・宇喜田の救出は見事に成功。
これで「牛乳(ウシチチ)女」と罵倒された美羽の気持ちも収まった。
兼一は友を助けることができたことに、ただひたすら感動した。
新島はひとりの兵も失うことなく、完全勝利を収めた事実に満足した。
キサラ隊は、新白連合軍団の到着をまえに、敗走を余儀なくされた。
そして若者たちはそれぞれ勝利と敗北を噛みしめながら、家路についた。
例外はただひとり。
敗走の混乱の中、置き去りにされた南條キサラである。

キサラ隊vs美羽・兼一「鉄道ガード下決戦」から数日後。
ここは、あの鉄道ガードの横にある安アパート。
そのいちばん線路際にある部屋の住人が帰ってきた。
ガチャガチャとドアの鍵をあけるのは、マスク姿の巨漢。
いわずと知れたマスクの先生である。
11953:04/03/04 05:05 ID:ImriF3+x
「ああ今日も疲れた…。」とため息をもらすマスクマン。
それもそのはず。
今回の仕事は債権回収にからむ「人さらい」。
丸一日かかりの重労働であった。
たいへんな緊張と疲労をともなう仕事であるが、実入りは意外と少ない。
「先生」とおだてられている割に、マスクマンの所得はわずかなものであった。
これも極道界の最近の趨勢をみれば、いたしかたあるまい。
現代極道に求められる三種の神器は「金融・IT・法律知識」。
暴力の専門家などは、もっぱら「アウトソーシング」に頼っているのが現状だ。
要するに組におけるマスク先生は、いわばパート扱い。
固定したシノギは与えられず、ときたま与えられる「小遣い」もタバコ銭程度。
給与は日払いで10kをわずかに超えるほどにすぎない。
その日払い仕事にしても、けっして毎日あるわけではない。
好物のチョコパすら、好きなだけ食べることすらできない貧乏暮らしである。

低賃金・長時間肉体労働の疲れを癒す住処といえば、線路脇の薄汚い安アパート。
日本人の住人はマスクマンただ一人のみ。
隣は南米系の「芸能人」女性で、階下の部屋はどれもアジア系不法就労者でギュウギュウだ。
マスクマンが扉を開けると、そこは六畳一間バス・トイレ付の狭くて汚い部屋。
壁はボロボロ、畳は染みだらけ。
排水口から染み出る得体のしれない悪臭が鼻につく。
涙がでてくるような惨めな生活環境だが、マスクマンにはコレで精一杯だ。
帰宅するたびに、自然とため息がでてくるが、もうどうにもならない。
「ふう…人生うまくいかない時もあるさ…」
部屋のすぐ横を走る電車の轟音(五分間隔)が、そんなグチすらかき消していく。

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーッ
12053:04/03/04 05:08 ID:ImriF3+x
電車が過ぎ去ると、落ち込む気持ちを振り払うように、マスクマンは首をふった。
「いやいや、生きていればいいこともあるさ。
来月こそ、新しいマスクを買おう。さすれば運も開けるにちがいない。」
さすがはマスクマン。
単純だけあって、気持ちの切り替えが上手である。
「…それに今は、<帽子女>がいる。」
気を取り直して向かった先は、バスルーム。
マスクマンは、カビだらけのバスタブをうれしそうに覗き込んだ。
バスタブのなかの<帽子女>は、身体を逆エビに縛られて寝かされていた。

「どうだ<帽子女>?元気してたか?」

ギャグボールをはずされるやいなや、<帽子女>は半泣きで「さえずり」はじめた。
「お…おねがいだ…これを・・・このプラグをとってくれ…
こ…これ以上我慢できない…んだ…
うんちを…うんちを…させてくれ…お願いだ…お願いだよぉ…」

目を血ばしらせながら、息も絶え絶えに懇願する<帽子女>。
もはや説明の必要もあるまい。
敗走の混乱の中で置き去りにされた南條キサラである。
昏倒したキサラがマスクマンに拾われてからもう一週間。
その間中、哀れな格闘美少女はただひたすら、責めなぶられ続けていたのである。
12153:04/03/04 05:13 ID:ImriF3+x
その日マスクマンがキサラに下剤を仕込んだのは、出勤前の早朝のこと。
帰宅は深夜だからキサラは、丸一日近くも荒れ狂う便意に耐えていたことになる。
長時間におよぶ耐便の苦痛は、吹き出る汗と苦悶の表情をみれば、一目瞭然。
あのプライドのカタマリのようなキサラが、涙を流して排便を懇願しているのだ。
耐便の苦痛には、想像を絶するものがあるのだろう。
だが他人の事情に無頓着なのがマスクマン。
おそらくは鈍感なのだろう。
耐便地獄に苦悶するキサラをヨソに、一方的な会話を始めてしまうのであった。

「そうかウンコしたいか?
ならば安心しろ。ここは風呂場だ。
掃除はカンタンだから、いつでも好きなだけブチまけていいぞ。
どうだ?私もなかなか気が利いているだろう?」

からかっているのでもなければ、弄っているのでもない。
苦痛を意図的に長引かせているのですらもない。
自慢げに話しているトコロからみても分るように、マスクマンはいたって真面目だ。
アナルプラグを抜かなければ排便出来ないというコトが、
いつの間にか、スッポリと頭から抜け落ちているに過ぎないのである。

「イヤ…だから…プラグを…肛門のプラグを抜いてくれ…
そうすれば…うんちができる…うんちができるんだ…
お願いだ…何でもする…苦しいんだ…うんちしたくって死にそうなんだ!
オ…オチンポだってシャブるし…ケツマンコもする…何でもするよぉ…
だから、うんちさせてくれぇ…頼む…お願いだ!…お願いだよぉーっ!」

汗と涙で可愛い顔をグシャグシャにしながら排便を哀願するキサラ。
そんなキサラの切なる声を、電車の轟音がかき消していく。

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーッ。
12253:04/03/04 05:22 ID:ImriF3+x
あの誇り高い格闘美少女が、排便したいと涙ながらに訴えているのである。
普通のSMマニアやサディストなら、泣いて喜ぶような光景だろう。
この哀願をダシに、責めを始めるハズだ、普通の人間ならば。
しかしさすがはマスクマン。
こんな心躍る光景には、まるで無関心。
彼のみているのは、キサラの尿道に差し込まれた導尿管と尿パック。
なにか子供時代にトラウマでもあったのだろうか。
管が女性の陰部に差し込まれている情景に、ひどくご執心だった。

「おや、小便袋が一杯になっているな。
 さぞ辛かっただろう。すぐに楽にしてやるからな」

マスクマンはしゃがみこんで、キサラの股間に差し込まれた導尿管をいじり始めた。
しかしマスクの先生は生来の不器用者。どうにも手つきが雑で危なっかしい。
尿道の粘膜がはぎとられるような痛みに、キサラは苦しみ悶えた。
「ソッチはまだガマンできる…痛ッ!…だからオシッコは…ンアッ…
待って…ちょっと待てくれ…ウッ・・・た…頼む…頼むから…人のハナシを聞いてくれ…アアッ…」
「ン?今なにか言ったか?」
と言いながらも、マスクの先生はサッパリ手を休めない。
涼しい顔をしながら尿道菅をいじりまわす。

「オォォォォ…そ…そんなに…力を込めるな…アアッ!…
痛いんだ!すごぉーく痛むんだ…アヒィ!…。
あ、ダメ・・・ダメだ・・・お願いだから、そーと、そーとやってくれ…ンアッ!…」
「うむ、そうしよう。」
そう言いながら、マスクマンは満身の力を込めて導尿管を引き抜いた。
「ぐぎゃあああああああああああああーっ」
キサラの絶叫が風呂場に響き、たまりにたまった小便が、噴水のように吹き上がっていった。
そして電車は定刻どおりにアパートの真横を通過する。

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーッ。
12353:04/03/04 05:23 ID:ImriF3+x
うまくいってないが後編に続く。
124名無しさん@ピンキー:04/03/05 15:05 ID:Qgrx8Eg7
何なんだ53!!?!何だこの風俗ヲタクは!!業界関係者か!!キメェ!!



…って思ってたが気がついたら病みつき(゚Д゚)ウマー!!!
何なのこの個性!?
まぁ俺は基本的にハードな鬼畜は苦手だが…‥応援している!
ガンガレ53!!!!

12553:04/03/10 19:50 ID:o5CIC7ee
遅れたが、>>116ありがとう。
保守をしていただいたおかげで、また書き込むことができたよ。
116さんはじめ、寛容な目で、私の妄想実験を見守って頂いておられる皆様には
正直、感謝の言葉もない。ありがとう。
>>124
そういって頂くと、なんともありがたい。
繰り返すが、鬼畜はもうやめようと思う。
とくにご希望される方がおられなければ、マスクマンは中止する。
初心者の私に、鬼畜は荷が重すぎた。

ひさしぶりに催眠モノを投下。
>>119のつづき
美羽の淫らなヒダを掻き分けた先で、とうとう小さなピンク色の突起をみつけた兼一。
「女芯」とはよく言ったもの。
この普段は肉皮で隠された女肉の芯こそ、童貞的探求欲の究極的対象といえよう。
顔前数センチに迫った美羽の肉芽を前に、兼一の興奮は一気に加速した。
美羽の性器から分泌されるフェロモンの作用のためだろうか?
それとも人間が生まれ出でる肉穴への本能的な郷愁のなせるワザであろうか?
美羽の熱い吐息とたかなる心拍鼓動を伴奏として、
兼一は淫らにヌメる美羽の肉芽へ、ゆっくりと舌を伸ばしていった。

粘膜と粘膜の接触。

美羽の体がピクリと反応した。
12653:04/03/10 19:50 ID:o5CIC7ee
(美羽さんが塩辛い…)

当たり前といえばあたりまえである。
そこは本来、人が口をつけるべき場所ではない。
だからこそ、とでも言うべきか、兼一は憑かれたように美羽の女芯を口にしていった。
舐め、しゃぶり、吸い付いた。
肉芽だけではなく、その周囲も丁寧にナメまわした。
美羽の粘膜という粘膜を、ジックリと余すところなく、ねめまわしたのである。
一滴も残したくないとでもいうように、限りなく湧き出てくる美羽の肉汁も、すべて口にする。

ややキツめの美羽の性器臭などまるで気にならない。
舌に感じる塩辛さも、気にならない。
肉ヒダに絡みついたトイレットペーパーの残りかすもまるで問題にならない。
それらはまったくもって問題にならない。
ほんらい性器臭や塩辛さは、ある種の「汚さ」を連想させるものである。
しかし今やそれらは、生々しくオンナとしての美羽を象徴している。
兼一にとって、もはや美羽は鑑賞専用でもなければ、一方的な恋慕の対象ではない。
むろん保護者でもなければ、単なるズリネタでもない。
美羽は、「征服」すべきオンナなのである。
兼一は、本能的にすばやくズボンと下着を脱ぎ捨てた。
やや小ぶりではあるものの、勇ましくそそり立つイチモツ。
フヌケンと揶揄されたことがあるにせよ、やはり兼一も一個の男子であった!

まだつづく。
12753:04/03/10 20:24 ID:o5CIC7ee
さてさて、ようやくオトコとしての本道を歩み始めた兼一。
あとは美羽を床にでも寝かせて、本能に身を任せればそれで十分なハズ。
しかしここで兼一ならではの余計な想念が、頭をよぎる。
(体位はどうすればいいのかな…)
やはり兼一は兼一である。
ブキッシュと言うか知識偏重と言うか、どうにもカタチから物事を考えてしまう。
(やはり最初だから、思うがままの体位がいいな。
 で、僕が好きな体位は…)
童貞なのだから「好きな体位」などありえないが、このあたりに兼一はまったく無頓着。
股の付け根をなにやらモゾモゾさせる美羽を尻目に、長考すること約3分。
考え抜いた末に兼一がたどり着いた答えは「バック」。
意識の無い美羽とコトをなすにあたっては、まことに不適切な選択である。
これは悲しき童貞的着想というほか無い。

とはいえ、ひとたび意を決すれば、抜群の行動力をみせるのが兼一だ。
脱力した人間を運びのは大仕事だが、そこは持ち前の意志力と体力でこなしてしまう。
「あんがい美羽さんも重いから、自重で机からズリ落ちないだろう」
などと言いながら、さっそく机を準備し、その上に美羽を配置する。
「あ、やっぱりズレない。だいじょうぶだ。
 美羽さんは胸が重いから、うまくバランスがとれるのだろう」
兼一にもコトを急ぎたい気持ちがあったのだろうか。
美羽の手が机の端を握り締めていることには、まったく気がついていなかった。

こんどこそ続く。
128名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:10 ID:dcSVV775
ゥヒョォゥ!!53キタ───!!いやぁ待ってた!!待ってたよ!!ゴッドジョブ乙!!
今後もよろしく!
12953:04/03/11 02:04 ID:aa3vL+pG
>>128のありがたいご声援に支えられ、
拙いながらも、催眠モノは継続する。

>>127の続き
さあ、いよいよ準備は整った。
兼一の怒涛はエネルギー充填120パーセント。
生まれてこの方16年間、溜まりに溜まったホルモンで、まさにはちきれんばかりの勢いだ。
一方机の上に乗せられた美羽はと言えば、こちらも準備完了。
可愛いお尻がプリっと突き出され、両脚はそれとなく開き気味となっている。
尻の割れ目はヌラヌラと光り、いつでも兼一を受け入れられる態勢だ。

童貞喪失といえば一生に一度のこと。
大人のオトコへのステップアップを目前にひかえ、さすがの兼一も緊張をかくせない。
今までお世話になったエロ本の数々が、脳裏に去来する。
(さようなら少年時代…。
 さらばベッドの下に隠したエロ本たちよ…『大学館・性の神秘シリーズ』よ…
 もう君らの世話にはならないよ…)(←筆者注・甘い!)
ひととき感慨にふけった後、兼一は意を決した。
燃える炎を瞳に湛えながら、やや小ぶりな怒涛に右手を添え、気合をいれる。
「さぁ、美羽さん、いきますよ!」
鼻息も荒く、兼一が突進する先は、お尻星人の天国。
すなわち美羽のプリケツである!

「うおおおおお…!!!」
13053:04/03/11 02:04 ID:aa3vL+pG
むんずと美羽の尻肉をつかんだ次の瞬間、兼一は宙を舞っていた。
(ああ、セックスというものは、こういうものなのか…)
(天に昇る心地とは、まさにこのことだ…)
(しかし、どこかおかしい…)
(バックでヤっているはずなのに、どうして美羽さんの顔がみえるのだろう?)
(あれ?なんで美羽さん、そんな驚いた顔をしているの?)

だが深く考えいる時間はなかった。
コンマ数秒の空中遊泳はすみやかに終わりをむかえ、
着地の耐え難い衝撃とともに兼一は意識を失った。

さすがは「殺し屋気取りの女子高生」。
じつに見事な投げ技である。
とはいえ美羽としては、鮮やかなワザのキレを、誇る気にはまるでなれない。
火照ったカラダを持て余したまま、わが身に染み付いた習慣を呪うばかりであった。
「あちゃー、またやってしまいましたわ…私のバカバカバカ!」

いちおう、まだつづく。しかしそろそろ終わらせる。
131名無しさん@ピンキー:04/03/11 08:10 ID:dcSVV775
ぅぉぉぉぉおおおおお!!!!
乙彼様デス!
しぐれ受けも見てぇぇぇぇぇぇ!!!!
132名無しさん@ピンキー:04/03/11 16:30 ID:X16wpot4
マスクマン編やめないでほしなぁ(´・ω・`)
つーか漏れにとってエロパロで一番の楽しみだったから
贅沢をいえば女キャラ全員分制覇してもらいたかったよ……
個人的な意見スマソ
13353:04/03/14 01:25 ID:cPzyV8ks
催眠モノ。ようやく終わり。

「おい兄弟…だいぶお楽しみのようだったな」
新島の声で兼一は目を覚ました。
「あれ?新島…ボクはいったいどうしていたんだ…?」
あの美羽との夢のようなエロ時間は夢だったのであろうか。
兼一は記憶をたどろうとしたが、いまひとつハッキリしない。
美羽のプリ乳やプリ尻にムシャブリついたことは、覚えている。
パンツを脱いだことも覚えている。
しかしその後がどうも定かではない。
(果たしボクは美羽さんとセックスできたのだろうか?)
兼一は考え込み、問いかけるように新島のほうを向いた。

「さすがは切り込み隊長だ。
 タップリ一時間、ハメまくったみたいだったな。
 英雄色を好むってヤツか?ケケケケ!!!」

どうやら新島は兼一が、みごと童貞喪失に成功したと決め込んでいるらしい。
そしていつもながらのマシンガントークが炸裂だ。
「兼一もこれで童貞卒業!
 オレより一足早く、大人の仲間入りかぁー、くーうらやましいぜ!!!
 でもまあ、新白連合の切込隊長が、童貞ってのもおかしな話だしな!
 八拳豪なんて、みんなオンナ作ってヤリヤリって噂だぜ!
 これでオマエもヤツラと対等ってことだな!!!」
 イヤ、美羽ちゃんほどのオンナは滅多にいないから、連中以上か!!カカカカッ!!!」
13453:04/03/14 01:27 ID:cPzyV8ks
巧みにヨイショを交えた新島の弁舌。
彼ならば商品先物だろうがマルチだろうが、ヒョッとする新興宗教すらこなせるだろう。
そんな弁舌をまえに兼一はひとたまりも無かった。
ここまでヨイショされて「ハメられたかどうか、記憶がない」とは到底いいだせない。
それどころか、新島の話をきいているうちに何だか気持ちがよくなってくる。
本当に美羽とセックスしたような気持ちになっていくから不思議なものだ。

(記憶はさだかではない。
けれども本当に大切なのは、セックスしたかどうかではないはず。
大切なのは美羽さんとセックスしようとしたかどうか。
つもり気持ちの問題だ!
美羽さんとセックスした気持ちでこれからを生きていけばイイんだ。)
お得意のご都合主義的正論とどこか身勝手な自己完結。
ああ、やはり兼一は兼一であった。

満足そうにニヤつく兼一をみながら新島は、思いだしたように言い出した。
「ところで兼一、金曜日空いているか?
 新白連合のミーティングがあるんだけど、出席してくれないかな?
 オマエが出ると、兵たちが喜ぶんだよ。」
あからさまにイヤな顔をする兼一。
しかし新島はひるまない。
「浮田と武田はこれないからオマエだけが頼りなんだよ〜
 …何なら美羽ちゃんと一緒にきたら?また眠ってもらうことになるけどさ、ケケケ」
13553:04/03/14 01:29 ID:cPzyV8ks
兼一は息を飲んだ。
「…でも金曜といえば、明後日。
 いくらなんでも、美羽さんにバレてしまうんじゃないか?」
コトが露見すれば、全ては終わってしまう。
それだけは避けたい。
わずかなリスクも避けて通りたい。
生半可にせよ肉体を味わっている為と言えばうがちすぎだろうか。
兼一の美羽への思いはいっそうの高まりを迎えていたのである。

そこで新島はしたり顔で答えた。
「なんなら美羽ちゃん以外のオンナでもいいんだぜ。
 例えば泉優香なら簡単に連れ込めるだろ…クククク。」
なんとも新島らしいダークでクレバーな提案である。
だが兼一は「それはできない!」とキッパリ断った。
予想外の反応に驚く新島に、兼一は決意を固めた口調で言いはなった。

「ボクにとって美羽さんは、友人であり、セフレであり、
 いつかはハラましてやりたい大切な人なんだ!
 美羽さん以外の人ではダメなんだ……絶対に!!」
13653:04/03/14 01:30 ID:cPzyV8ks
こんなコッパ恥ずかしい発言を堂々と言えるのが兼一の良さであろう。
陰にこもった「策士」新島にはまぶしすぎるような天真爛漫さである。
そのまぶしさに、さすがの新島もシドロモドロ。
「じゃあ…週明けの…そうだな…火曜あたりにで、いいかな?」
というのが精一杯であった。
「うん、火曜日なら美羽さんも大丈夫!
 ミーティングにはちゃんと行くから安心してくれ」
いったい何が大丈夫なのか、かなり疑問であるが、それはさておき兼一の快諾に新島も大い満足した。

「助かるぜ、兄弟!
 オレの方も催眠術に磨きをかけておくからな!
 次回は眠らせるだけじゃなく、命令どおり美羽ちゃんを動かせるようにしとくぞ!」
新島にしてみれば、そんなことはお安い御用。
兵の士気を上げ、新白連合を磐石なものとできるのなら、美羽に泡踊りすらさせるだろう。
また兼一はといえば、
「じゃあフェラとパイズリをお願いしたいのだけど、できるかな?」
となかなか遠慮が無い。
「オウ兄弟!任せておけ!!」
権力欲と肉欲とがおりなす見事な調和。
男たちは利害の一致に、互いの肩を叩きあって大いに喜んだのであった。
13753:04/03/14 01:32 ID:cPzyV8ks
喜びの声が部屋に響く中、美羽はいまだ机の上で「失神」していた。
兼一と新島の会話に耳を澄ましながらも、息を潜めてピクリとも動かない。
しかし兼一への思いと高まる期待感は抑えきれない。
乳首とクリトリスは尖りっぱなしだ。
(では、しぐれさんから、おクチと胸の使い方を教わっておかなければなりませんわ…)
そんな風に思っただけで、
瞳と秘所から流れ出る歓喜の体液を、どうにも押しとどめられない美羽であった。

おそまつ。
色んな意味で稚拙な出来の妄想だった。
その稚拙さを胸におさめたまま読んで下さった方々の温情に、深く感謝する。

>>132
キサラは中止するけれど
あと一本分、マスクマン鬼畜ネタが残っている。
しばしお待ちいただければありがたい。
138名無しさん@ピンキー:04/03/14 03:39 ID:2TtDJGO+
最高だよあんた…あぁ最高さ…あんたは最高さ…
…これからも期待してるよ…(TーT)





しぐれ受け(*´Д`)ハァハァしたいよ。
できれば…できればでいぃんだ。
書いておくれでないかい?いつまででも待っているから。
クレ厨で申し訳ない。
139名無しさん@ピンキー:04/03/14 09:34 ID:SAJ8838J
なんか一目惚れっぽかったので新島×しぐれキボン
140名無しさん@ピンキー:04/03/15 12:18 ID:2YJM0bwe
久々にエロパロ板に来てケンイチスレ見つけてきてみたら・・・
神降臨キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
53さん頑張ってくれ・・・あんたは最高だ
141名無しさん@ピンキー:04/03/17 20:41 ID:EojfGJsi
最高な53はまだ来ないのかな(´・ω・`)
142名無しさん@ピンキー:04/03/18 04:07 ID:Y5HvZ2ST
今週のはよかったな(ハァハァ
143名無しさん@ピンキー:04/03/20 11:43 ID:qLuoNv3o
>>144
俺は信じて待っているよ。と、53に伝えてくれないか。
144名無しさん@ピンキー:04/03/20 12:30 ID:kQ49kNhQ
だが断る!



>>145よ、頼んだ
145名無しさん@ピンキー:04/03/20 15:25 ID:IZ3yf1S/
わかった、それでは>53の連絡先を教えてくれ。
146支援コネタ:04/03/21 04:16 ID:I8Ru78wE

「うわ!テレビの上もすごい埃だじょ…」
「いいからもう、掃除するな。何もするな。さっさと帰れ、チビ!」
「そうだね、折角遊びにきたのに掃除してばっかりじゃダメだよね。
 やれやれ、じゃあビデオでも見ますか…」
偉そうにソファに腰かけてリモコンを構えるほのか。
「ば、ばか、やめろ!」
「えいっ(ポチッ)」

『…やぁ、だめだよぉ、お兄ちゃんこんなこと…(;´Д`)ハァハァハァ』

ブチッ!!

夏は即座にリモコンを奪ったが時既に遅し。
「………」
「………」
「……今の、なに…?」
「帰れ・゚・(ノД`)・゚・ !おまえもう帰れ!二度と来るなー!!」




特殊性癖の持ち主は大変ですね(´∀`)
53氏まだかなー
147名無しさん@ピンキー:04/03/21 06:40 ID:TtYOKjth
>>146
乙。いい仕事してたよ。
ときにキミ、この際続きを書いてみる気はないかい?
14853:04/03/21 12:05 ID:T793qkcO
スマン。
手間取っている。
いつもながら不出来&稚拙なものだが、なんとか徹夜で書きおわらせたい…
と思っていたら、気がつくと朝になっていた。いつの間にか寝てしまったらしい。欝死。
タラタラせずに、とっととやらんか!!!>俺
とりあえずは、書きかけの妄想を投下する。

>>138
しぐれなんだが、ありがたく頂いた宿題、課題と思って挑戦している。
ただ時間がかかるかもしれない。
14953:04/03/21 12:08 ID:T793qkcO
露出ものを投下。
「出会いと別れ」(上)
…ファミレス・マツエラークにて。

めったに無い「デート」に、兼一は心をときめかせていた。
もっとも「デート」といっても、それは兼一が勝手にデートと決めつけているだけ。
彼にとって、女の子と学校の外で会うこと全てが、デートを意味する。
思い込みの強い「年頃」というべきなのか?それとも思い込みの激しい性格というべきか?
このあたり、兼一の場合なかなか判じにくい。
ともあれ待ち合わせのマツエラークで事前待機すること約一時間。
お代わり自由のコーヒーで腹が一杯になった頃、お相手は時間どおりにやってきた。

「やあ、泉さんお久しぶり。最近調子はどう?」
「あ、白浜くん、待たせちゃったかな?
でもゴメンね、ずっと部活を休んじゃって…。
いろいろなコトがあって、なかなか学校にでられなかったの…。」
つとめて元気そうに答えるのは、細美脚とミニスカが印象的な眼鏡美少女。
日々逞しくなる兼一にほのかな慕情を寄せる、泉優香である。
久々に再会した片思いの相手をまえに、ひどくうれしそうな様子だった。
15053:04/03/21 12:09 ID:T793qkcO
だがその日の優香の雰囲気は、どことはなく不自然だった。
どこがオカシイとはズバリいえない。
しかしひどく落ち着きのない様子であることは一目瞭然。
座りなおしたり、貧乏ゆすりをしたりと、絶えず体のどこかが動いている。
額にうっすら汗をかき、心なしか顔を赤く上気させているようにもみえた。

もちろんそこで不審を抱く兼一ではない。
おそらくは、カンが鈍いというか、期待感だけで物事を考えてしまうからだろう。
鼻の穴をふくらませながら
(好意を寄せてくれる人を傷つけるのは辛いなあ…)
などと考えているのだから、まったくもって思い込みが激しい。
まさにキャバ嬢のエジキになりがちなタイプといえよう。

ところで泉優香が学校を休みがちになったのは、数ヶ月ほど前からのこと。
もちろん園芸部にも出なくなっていた。
その優香から「会って欲しい」と連絡があり、いまここに二人は再会したのである。
「心配したよ。泉さんのいないあいだ園芸部はボク一人きりだったしね。
 …さびしかったよ。」
「本当…?そう言ってもらってうれしい…」
優香は、照れたように微笑んだ。
15153:04/03/21 12:11 ID:T793qkcO
たったひとりの園芸部。
一般に、一人孤独に行う部活とは、砂を噛むようにむなしいものである。
とはいえ兼一が孤独なのは、美羽の部活が終わるまでの約二時間だ。
さびしいことはさびしいが、実をいえば、さほど気になるワケでもない。
それに、あらためて紹介するまでもなく、兼一は童貞妄想野郎である。
絶えず話しかけてくる優香がいないことをいいことに、一人でニヤニヤ。
前を固くしながら美羽をオカズにエロ妄想にいそしみ、花に水をやる。

ひとり部活、転じて、エロ妄想タイム。
誰にも邪魔されない至福の時間。
現実にはほとんど出来そうに無いことが、脳のなかで実現する。
…美羽とのソーププレイ。
(すごいよ美羽さん…全身でボクのことを洗ってくれるんだ…オッパイがプリプリしてて…)
…美羽への顔射とゴックン。
(うれしいな…美羽さんったら全部飲んでくれたんだ…)
…美羽の野外露出プレイ
(どう美羽さん?コート一枚でのコンビニ買い物は?もうアソコがベトベトだね…)
めくるめくエロエロ妄想のなかで、二時間はあっという間にすぎていく。
兼一が眼鏡美少女を忘れるのに、さほど時間はかからなかった。
こんな妄想野郎に思いを寄せているのだから、優香もつくづく不幸なオンナである。
15253:04/03/21 12:13 ID:T793qkcO
そんな兼一であったが、優香のことを忘れていたことなど、おくびにも出さない。
じっさい優香の存在を忘れていたこと自体を、忘れていた。
「泉さん、力になるよ!ボクにできることがあれば何でも言ってくれ!」
その瞬間、兼一の瞳のなかで燃える情熱に、ウソはない。
おそらく彼は、その場その瞬間を生きていく男なのだろう。
長期的にみればわりあい打算的な生き方をしているが、ごく短期的には義の人である。
ただし兼一は、このことに無自覚である。
ある意味、じつに天真爛漫で幸せな人物といえよう。

ともあれ、自分をみつめる真剣なまなざしに、優香は真っ赤になった。
「白浜くん…」
かくも真剣なまなざしをむけてくれる男は、滅多にいない。
ひょっとすると特別な思いを抱いていてくれているのかもしれない。
そんな期待もあってか、久しぶりの心のぬくもりに、優香は胸を熱くした。
心地よい沈黙が、二人のテーブルをつつんだ。

すると突然、二人の間に割り込むように、野太い声が響いた。
「それじゃあ、力になってもらおうか。」
現れたのは、マスク姿の巨漢。
ご存知マスクマンである。

つづく。こんどこそ、意地でも最後まで書き終わらせる。
153名無しさん@ピンキー:04/03/22 06:03 ID:Krb5MUaI
マスクマンきたぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!
53がココを見捨てていなかったことに鼻血を噴いたよ。信じて待ってた甲斐があった。

きたいしとるよ。






ケンイチとは友達になりたくないな;
154名無しさん@ピンキー:04/03/24 13:32 ID:/RH1o2ui
干す
155名無しさん@ピンキー:04/03/27 05:25 ID:F1v+NfQD
ぅぉぉぉぉおおお!!
激しく保守!
15653:04/03/27 11:41 ID:lrQBeLEH
考えるところがあって、妄想実験を投下する。
「壮絶妹調教!史上最強のメスほのか!」

毎日きびしい修行に励む兼一。
「武術の武術による武術のための生活」を実践しているのは周知のとおりである。
とはいえ兼一はまだ未成年。
だから週末には、自宅に帰ることもある。

その週末も兼一は帰宅した。
常識を超えた鍛錬の毎日のためだろうか、肉体はかなり憔悴気味。
ふらつく脚で、ようやく玄関にたどりつく。
そんな兼一を、待ちかねたかのように迎えてくれたのは、妹ほのかであった。
「お兄ちゃん、おかえりぃ〜、修行中はどうだった?」
そう言いながら、ほのかは愛する兄の胸に飛びついていった。
「ほのか、お兄ちゃんが帰ってくるのを、ずーと待ってたんだじょ!!!」
兄妹愛がはじけるような、じつにうるわしくも甘ったるい光景である。

しかし兼一に、満ち溢れるほのかの愛情にこたえる余裕はなかった。
ベルトをとるのももどかしく、ズボンを下ろしながら震える声で、哀願した。
「ほのか…お願いだ…お願いだから…コレをはずしてくれ…」
息も絶え絶えの兼一に、ほのかは冷たく言い放った。
「ダメだにょ。
 チャンと貞操帯をつけてないと、お兄ちゃんったら、
すぐにムチプリでオナニーしちゃうから。」
無邪気そうに貞操帯の鍵をみせつけるほのか。
「ほのか頼むよ…ガマンできないんだ…兄はもう…出したくて…狂いそうなんだ…!」
兼一は、狂おしいまでの性欲の高まりに呻き泣いた。
15753:04/03/27 11:42 ID:lrQBeLEH
無様に泣き崩れる兄をまえに、ほのかも少々悲しそうな顔をした。
「そんなに泣かないで…。
お兄ちゃんが泣いていると、ほのかも悲しくなっちゃうよ。
 それに辛いだろうけど、これもお兄ちゃんのためなんだにょ。」
ほのかは、兼一を引き立てるようにして、家の奥へ連れ込んでいった。
目指す先は、「プレイルーム」。
父元次・母さおりが「大人のファンタジー」を実現するために作った完全防音室である。

ほのかが、兼一の射精をコントロールするようになってから、もう数ヶ月。
きっかけは、「ムチプリ」こと美羽との出会いだった。
梁山泊を偵察にきたほのかは、美羽を見た瞬間、気がついた。
「お兄ちゃんは、この女にたぶらかされていたのかぁあああ!!」
その後の展開は速かった。
さっそく、ほのかは帰宅した兼一を薬で眠らせ、貞操帯を装着したのであった。
以来、兼一の射精は、ほのかの完全管理下におかれている。

梁山泊での修行中、兼一はまったく射精することができない。
しぐれの入浴シーンや美羽の乳首半透けスパッツ姿など、オカズ天国な梁山泊。
そんななかで、兼一は自慰ができない。
ペニスはチューブと金属で出来た貞操帯で覆われているのだ。
自慰どころか自分の性器に触ることすら、かなわない。
美羽やしぐれのナイスバディを前にしても、何もできない。
貞操帯をかきむしりながら、強制禁欲に苦悶する日々が続いていたのであった。
ヤリたい盛りの兼一にとっては、まさに地獄そのものといえよう。

「さぁ、ついたよ。」
台所の床下収納に偽装した扉をあけると、そこは夫婦の愛の巣「プレイルーム」。
ありとあらゆる責具・性具がそろっている。
おそらく妻さおりが、夫元次に使用していたのだろう。
ほのかが、凶悪な貞操帯を見つけたのも、この部屋だった。
今の兼一が射精できるのは、唯一この「プレイルーム」だけ。
条件反射的に硬くなるペニスが、情けない。
15853:04/03/27 11:44 ID:lrQBeLEH
「じゃあ、貞操帯をはずしますか」
兼一を婦人科診察用ベッドに拘束しながら、ほのかはささやいた。
鼻息も荒く、「早く早く」と言わんばかりに、腰を浮かせる兼一。
歯は、かまされたギャグボールを噛み砕きかねない勢いだ。
「待って…今、楽にしてあげるからね。」
ほのかは、兼一の貞操帯を解除した。

むあっ、と湧き出るオトコ臭。
けれども、ほのかはちっとも嫌がらない。
それどころか、兼一の汗とカウパーと尿の混ざった気体を、胸いっぱい吸いこんだ。
「お兄ちゃんの貞操帯…とってもいい匂いがする…」
臭いを堪能すると、今度は体液でまみれた貞操帯の裏側を、口にした。
目を細めながら、匂いを嗅ぎ、舌を伸ばして舐め、ゆっくりと味わう。
「お兄ちゃんが病気にならないように、お掃除しといてあげるじょ」
臭いと味が完全に消えるまで、ほのかは、丁寧に貞操帯の内側を舐め続けた。

ここでいちおう説明しておこう。
妹・ほのかは、けっしてサディスティンではない。
過酷な射精管理は、あくまで兼一をムチプリから遠ざける手段にすぎず、
そこに兼一を苦しめよう、苛め抜こうという意思はカケラもない。
これはあくまで兄・兼一への慕情と独占欲の現われに、ほかならないのである。
おそらくは年少女性特有の無邪気な残酷さが、異常性行動となって発現したのであろう。
兼一にしてみれば迷惑な話だが、愛とはそもそも、利己的なものなのもかもしれない。
15953:04/03/27 11:51 ID:lrQBeLEH
男臭ただよう貞操帯の「掃除」に没頭していたほのか。
診察台のほうから聞こえる異様な音声に、ふと我にかえった。
それは、口にかまされたギャグの隙間から漏れる、切実なうめき声。
みれば屹立するやや小ぶりなペニスが、せかすようにピクピクと震えている。
「ゴメンね。ほのか、すぐ気持ちよくしてあげるよ!」
ほのかは、さっそく兼一のペニスにネットリとした接吻をした。
「癒し属性」の妹ならではの、甘くてやさしい情熱的なキス。
アチャパイから教わった「タイ式ペニスキス」だ。
(「『カンボジア・キス』ともゆうよ!!!」(アパチャイ・談))
亀頭に感じる妹の熱い舌と唇の感触が、たまりににたまった兼一の性感神経を刺激する。

辛抱ならず!
それはペニスキス開始からわずか数秒のこと。
兼一は、ほのかの顔に、ドクドクと一月分の熱いエキスを吐きちらかした。
極短早漏ともいえる早さだが、これは一ヶ月にもおよぶ強制禁欲の結果だ。
早漏と呼ぶのは酷というものだろう。
ともあれほのかは、顔や体に飛び散った液を集め、そのすべてを口にした。
愛する兄の精液を、口のなかで転がして味わい、のど越しを楽しむように飲み込む。
「お兄ちゃん、ほのかの為にガマンしてくれたんだよね。
とっても濃くて、臭くて、おいしいよ。」
口の周りについた白濁液を、舌でなめとりながら、ほのかはウットリとささやいた。
「さあ、次は本番だじょ!拘束もはずしてあげるね!
あとはヤリタイ放題、ほのかを好きにしていいんだじょ!」
ほのかは、いそいそと服を脱ぐ捨てていった。
16053:04/03/27 11:53 ID:lrQBeLEH
「スッポンポン、アターック!!」
全裸になったほのかは、見せつけるようにポーズをとった。
いわゆる「モデル立ち」というヤツである。
むろん胸はない。
しかし小柄ながら、手足が長く筋肉質で、スタイルはしまっている。
ピンと立った桜色の小さな乳首がなんとも可憐で、かわいらしい。
見る人が見れば、美羽やしぐれよりも、魅力を感じるであうロリボディである。
「どうよ?ムチプリになんか、負けてないじょ!!」
兼一をみつめる幼な顔の流し目が、ひどくエロチックだった。
そんなほのかの全裸姿に、兼一のペニスは荒々しく首をもたげてきた。
脈打つペニスの屹立は、今までに増して力強い。
先端から染み出すカウパーが、その激しい劣情を表している。
幼い妹の全裸に欲情する兄。まさに畜生道に堕ちた兼一であった。

もちろん兼一も、調教最初のころは、実の妹との性交渉に、激しい抵抗を試みていた。
実の妹とのセックスなど、兼一にとって嫌悪以外の何物でもなかった。
それに、兼一ほんらいの好みは、キュ・バン・キュのグラマラス体型だ。
ほのかのロリ全裸をみても、ペニスはピクリともしなかった。
そこでほのかは、自分とのエッチをいやがる兼一に、厳しい罰を課した。
「いいもーん。そのかわり一人エッチ禁止一ヶ月の刑だじょ!」
一ヶ月にも及ぶ強制禁欲は、あまりに過酷すぎた。
梁山泊での泊り込み修行一ヶ月、すなわち強制禁欲一ヶ月。
抵抗は、あっという間にして潰えたのであった。
オカズをまえに、発狂ギリギリまで禁欲を強いられる日々は、兼一を変えてしまった。
一ヵ月後、ほのかと再開した兼一は、ほのかとのセックスに同意した。
いや大喜びで、ほのかの肉体をむさぼったのであった。
16153:04/03/27 11:55 ID:lrQBeLEH
以来こんな性欲管理生活が続いて数ヶ月。
コトは、ほのかの思い通りに進んでいた。
今の兼一にとって、
「ほのか=射精」
「ほのか=性欲を満たしてくれる唯一の女性」である。
全ては、ほのかのいいなりで、妹無しでは生きていけないカラダになりつつあった。
ほのかの姿をみただけで、条件反射的に勃起してしまうまでに、躾られていたのである。

愛する兄の勃起した姿に、ほのかは大喜びだ。
自分の全裸で兼一が欲情していると思うと、なにか報われたような気持ちになる。
美羽への勝利感がつのり、また兼一から愛されていることへの実感がわいてくるのだ。
そして愛の常として、股間が濡れぼそっていく(←?)。
最愛の兄と肉で交わることへの期待感に、幼い肉芽は硬くしこりだしていった。
「お父さんとお母さんは、週末は全部SMスワップだって…
 だから土日はずーと、お兄ちゃんとセックスできるじょ〜。
 いい子にしてたみたいだから、今日はお兄ちゃんのアナルにローター入れてあげるね!
 お気に入りのアナルローターだよ!」

兼一は、従順に四つんばいになってローターを挿入されながら、考えていた。
妹のことを、美羽のことを、そして修行のことを。
むろんムチプリ美羽のことは、今でも大好きだ。
出来ることなら、いつしか友人関係をこえて、結ばれたいとも思う。
しかしセックスマシーンと化したほのかを前に、美羽の姿はどこかかすんでしまう。
(いつまでたってもヤラせてくれない美羽さんよりも、ほのかのほうが…)
そう考えると、もっと妹と一緒の時間が欲しくなってくる。
修行の時間を減らしたくなってくる。
(でも美羽さんとは、いつかは結ばれるような気もするし…)
突然はじまったローターの振動が、兼一の思索を中断させた。
肛門に感じる妖しい感覚に、たまらず兼一はうめき声をあげた。
16253:04/03/27 11:56 ID:lrQBeLEH
兼一がふときづくと、ほのかがジッと兼一のことを注視していた。
「またムチプリのコトをかんがえてたなー!?」
じつにカンの良いほのか。
兼一の思考を察して、リモコンをオンにしたのであった。
ふくれっ面をしているが、本気で怒っていないことは、一目瞭然。
「キ―ッ!そんなにバン・キュ・バンが好きかぁ~!!この非国民め〜っ!!」
などと悪態をつきながらも、兼一の前に尻を突き出し、媚態をしめしているのだ。
まさにバック・オーライ。
無毛の初々しい股奥が、汁を流しながら誘うようにヒクヒクとうごめいていた。

「ムチプリのコトなんか忘れさせてあげる。」
ほのかは、尻をふりながら、トロけるようなモノ言いを始めた。
「胸やお尻はないけれど、
ほのか、お兄ちゃんのためなら、何でもするぞ。
 アナル舐めでもアナル責めでも、なんだってだいじょうぶ。
お口でも、アソコでも、アナルでもどこにでも出しちゃって。
中出しで妊娠させちゃっても、イイんだじょ…。」
ゴクリと兼一は息を飲んだ。
食虫植物のように蠢く実の妹の秘所から、どうにも目が離せない。

「そうだ!
 今度、ムチプリをオウチに呼ぼうよ!
 それで、ほのかとお兄ちゃんの関係をみせつけてやるんだ!!
きっと、ゾクゾクするほど楽しいじょ!!!」
16353:04/03/27 11:57 ID:lrQBeLEH
兼一は血走る目で、ほのかの淫肉を見入り続けた。
美羽の目の前での兄妹の肉交は、さぞ興奮するだろう。
…妹の奴隷になった自分の無様な姿を、愛しくも尊敬する美羽にさらす。
 そうなれば、確実に美羽との付き合いは確実にオシマイだ。
いやそれどころではない。
妹ともども人間的にも、社会的にも破滅するのは必定だ。
しかし、性欲管理によってマゾヒストに目覚めつつある兼一の思考は、ゆがんでいた。
兼一は、ウットリしながら、考えをめぐらせていた。

恋しい美羽に蔑まれるのは、きっとめくるめく体験だろう。
美羽の目の前での兄妹の肉交は、さぞ興奮するだろう。
美羽が怒りに任せて自分を蹴り踏みにじってくれれば、それはそれで素晴らしい。
そして美羽に見放されれば、つらい修行を続ける必要もなくなるのである。
(あとはずっと、ほのかとエッチ三昧だ…)
(ほのかはいい…アイツは何でもしてくれる…)
(それに近頃は、美羽さんをみても、なかなか起たなくなってきたし…)
甘い被虐的な白昼夢に、兼一は没入していった。
16453:04/03/27 12:03 ID:lrQBeLEH
兼一の白昼夢を覚ましたのは、やはりほのかであった。
「お兄ちゃん、どうする?
 ムチプリを家に呼ぶの?呼ばないの?
 呼ぶんだったら、早くほのかにブチこんで…
でも、呼ばないんだったら、強制禁欲3ヶ月の刑だじょ…」
そういい終わると、ほのかは指で淫らな肉ヒダを押し広げた。
肉ヒダからこぼれおちた淫汁が糸を引く、なんとも淫らな情景。
兼一の怒涛はますますもって、勢いをますばかりだった。

「ほのかでしか、ぜったい勃起できないようにしてあげるからね。」
満足そうに壮絶な笑みをうかべるほのかだった。


妄想実験おそまつ。
なお男女逆バージョンも可能かもしれない。
16553:04/03/28 06:33 ID:bQPzZe0m
実験投下を継続す。
「史上最強のフェチ男ケンイチ」

梁山泊。
そこはスポーツ化した格闘技に溶け込めない豪傑や
武術を極めてしまった達人が、集う場所。
―そしてナイスなエロバディたちが集うオカズ天国である。

そんな梁山泊にあって、厳しい修行生活送る兼一クン。
さまざまな意味で充実した青春を謳歌している。
しかし思春期全開のお年頃だから、悩みも意外と多い。
そこで兼一が師匠に相談した悩みは…。

兼一は、おずおずと馬剣星に相談を持ちかけた。
しかしどうにも話にくいらしく、ひどく迂遠な物言いをした。
「馬師匠、最近どうしても、しぐれさんが気になって仕方がありません。」
「しぐれどん?いいんじゃないの。
 美羽だけがオンナじゃないね?
 たくさん女の子とつきあうのも修行のうちよ。」

「いや…実はしぐれさん本人はどうでもいいんです…」
顔を赤くする兼一。
照れる愛弟子に、馬は訳知り顔でこたえた。

「ああ誰でもいいのね。
じゃあチケット買ってヤリコンに行くといいね。
合ドラでキメてくといいよ。
 なんなら冷たくなるヤツ、あげようか?合ドラじゃないけど
コレさえ持ってれば、モテない兼ちゃんでも王様になれるね。
女の子たちのほうから勝手に寄ってくるよ。
おいちゃん先週、黄金町で3パケほど仕入れてきたから…」
16653:04/03/28 06:34 ID:bQPzZe0m
さすがは大陸系マフィアとコネがある馬剣星。
さっそくゴソゴソと懐を探りはじめた。
しかし兼一としては、この年齢で犯罪者になるのはマッピラごめんだ。

「いや師父!ちがうんです!そうじゃないんです!」
「じゃあ何よ。隠さず正直にいってごらん。」
兼一は、思い切ってうちあけてみた。
「しぐれさんの、ストッキングがたまらなく好きなんです!!」
(筆者注・あれはストッキングといったらストッキング。断じてタイツではない!)

香坂しぐれといえば、武器と兵器の申し子。
それだけではなく、美羽と並んで梁山泊お色気要員の双璧をなすムチプリ美女だ。
マイクロミニ着物からつきでた、カタチの良いスト美脚はなんとも、なまめかしい。
だが兼一の関心は、「しぐれ」という美女の汗と体臭が染み込んだストッキング。
しぐれ本人は、あくまで関心の外に置かれているのである。
やや倒錯的な嗜好だが、兼一をみつめる馬の目は、ひどくやさしかった。

「わかるぞ、我弟子よ。」
馬は、いつになく真剣な表情で、兼一の手をしっかり握りしめた。
「おいちゃんのコレクションを分けてあげようんね。」
数分後、兼一に茶色い紙袋が手渡された。
「しぐれどんのストッキングは、色気がないね〜。
 オシャレ心がないから、単色の黒と紺だけ。
 でもしぐれどんは、アブラ足だから臭いはすごいよ。
 今日あげたのは、しぐれどんが旅に出ていたとき、履いていたヤツね。」
 馬は意味ありげにニヤリと笑い、先を続けた
「たぶん、二三日ぐらい履きっぱなしだったんじゃない?
脱いでから丸一週間たったブツだけど、それでもまだ、クラクラするほど…。」
16753:04/03/28 06:35 ID:bQPzZe0m
兼一はゴクリと息をのんだ。
馬の説明を聞いていると、いまにも紙袋から、しぐれの足臭が染み出してくるような
気すらしてくるのだから、不思議なものだ。
(このなかに、そんな臭気フンプンたるストッキングが入っているなんて)
(あのキレイなしぐれさんの足が、臭いアブラ足だなんて…)
考えただけで、兼一の胸は高鳴り、袋を持つ手が自然と震えてしまった。
「師父…あなたは…あなたという人は…最高の中国人だ!!!」
狂喜乱舞する兼一に、馬も満足そうだった。

「でも兼ちゃん、なんで美羽に頼まないの?
使用済・臭いつきストッキングをくれって、お願いすればいいんじゃないの?
兼ちゃんには、美羽がいるんだからさ。」
意外な質問に、兼一はあわてた。
そんなコトを美羽に頼めるわけがない。
軽蔑されるのは確実だ。
そうなれば、死んだほうが、まだマシである。
それにだいいち、美羽はナマ足派だから、ほとんどストッキングを身に着けない。
「…でも師父、
 美羽さんとボクは…つきあっている…ワケじゃないし…
それに…そんなコト頼んだら…美羽さんに嫌われちゃいますよ…。
そうなったら…ボク生きていけない!!!」
つっかえ、つっかえのシドロモドロ。
情けなさ全開の兼一だが、馬はあくまで兼一に優しかった。

「でも兼ちゃん、何事もやってみなければわからないよ。
 嫌われることを恐れていたら、何もハナシは進まないね。
 思い切って、正直に自分の気持ちをぶつけることも、大切だね。」
正論である。
しかし、だからといって思いを寄せる女の子に
「使用済ストッキングをください」とは、とても言えるものでもない。
物事にはやはり順序というものがある。
むろん「人生経験豊富な馬剣星も、そのへんはよく心得ていた。
16853:04/03/28 06:36 ID:bQPzZe0m
「いちばん大切なのは、兼ちゃんの真摯な思いね。
 まずこれさえあれば、だいたいのことは何とかなるよ。
結果は後からついてくるものね。」
ここで馬は、神妙に聞き入る兼一に、あらためて問いかけた。
「ところで本当に、しぐれどんのストッキングが欲しいの?
 しぐれどんの足臭が、いちばん嗅ぎたいの?
 兼ちゃん、どうよ?」

馬の問いかけに、兼一は目をつぶって少し考え込んだ。
そののち、今度はハッキリした声で、断言した。
「ボクが本当に欲しいのは、美羽さんの使用済ストッキングです!
 美羽さんの足の臭いが嗅ぎたいんです!
美羽さんの臭いじゃなければ、ぜったいに、ダメなんです!」
言い終わると兼一は、ためらうことなく、紙袋を馬に返した。
「師父、ご好意だけありがたく頂戴します!」
ニッコリと清々しい笑顔を浮かべる兼一。
その表情には、一点の曇りもなかった。

「それでいいね。我弟子よ。
いちばん大事なのは、自分の思いね。
あと勇気をもって、その思いを実現させることね。
思いがあれば、結果は後からついてくるものよ。」
そう言いながら、ふと天井をみあげる馬剣星。
そして思い出したように、つけくわえた。
「もっともこれは、兼ちゃんだけにいっても、仕方がないね…。」
すると天井裏から、コトリと小さな音が聞こえてきた。
16953:04/03/28 06:39 ID:bQPzZe0m
それから数日後、梁山泊にひとつの変化がおきた。
ナマ足派の美羽が、ストッキングを身に着けるようになったのである。
それもほとんど24時間常時着用だから驚きだ。
登校するときはもちろん、組み手のときですら、ストッキングをはいたまま。
これは美羽しか知らないことだが、なんと寝ているときもはいているのだ。

しかもほとんど、履き替えていない様子。
靴を脱いだ美羽に近寄ると、プンと足臭が漂っていた。
ここまでくると、さすがに少々常軌を逸している。
「最近、冷え性気味なので」などと本人は弁解したが、その不自然さは、あきらかだ。
しかし達人たちは、気づいているでか、何もいわない。
ただ、しぐれと馬が、訳知り顔でニヤニヤするのみだった。

大喜びなのは兼一だ。
美羽が、大好きなストッキングをはいてくれるのだから、喜ばないわけがない。
しかも組手中は、誰に恥じることもなく、堂々と触れるのである。
乱どりの展開しだいでは、触わるだけでなく、鼻をつけて嗅ぐこともできる。
運がよければ、味わうことも可能だ。
自然と修行に力が入るようになった。
ストッキングに包まれた美羽の脚技を恐れなくなったし、寝技も厭わない。
何度美羽に倒されても、
「美羽さん、もう一本お願いします!」と再び立ち上がってくる。

そんな健気な兼一を投げ飛ばしながら、美羽は内心苦笑した。
(ホント、手がかかる弟をもった気分ですわ)
美羽にしてみても、少々兼一を喜ばすのはやぶさかではない。
それに、兼一の修行が爆発的にはかどるなら、ストッキング着用などお安い御用である。
とはいえ、全身スパッツにストッキングの異装には、美羽とて抵抗がある。
異装にもまして、美羽を閉口させるのが、やはり臭気であった。
17053:04/03/28 06:41 ID:bQPzZe0m
ただでさえ、体臭のキツイ美羽のこと。
はきっぱなしのストッキングは、相当の異臭を放っていた。
(かなり臭っているはずですもの…これはけっこう恥ずかしいですわ。
 でも兼一さん、ほんとうに臭くないのかしら?)
もちろん臭いに決まっている。
だがこの臭さが、武術に恋にと修行に励む兼一にとって、なによりのガソリンだ。
実際、今投げ飛ばしたばかりなのに、もう兼一は立ち上がっていた。

「美羽さん、もう一本お願いします!」
かなりのキツメの美羽の足臭のとりこになっている兼一。
(私の汚い臭いがすきなの?本当におもしろい人ですわ!)
美羽は兼一を心の底から兼一のことを愛しく感じた。
自然と、股間から分泌される体液が、腿をつたい、ストッキングに染み渡っていく。
稽古中、兼一が鼻で味わう、美羽のストッキングの香り。
その一部が、美羽の淫汁の臭いであることを、兼一は知らない。

おそまつ。
まことにもって、おそまつ、このうえない。.
なお事後ながら、特殊フェチねたであったことを、お詫び申し上げる。
171名無しさん@ピンキー:04/03/28 13:05 ID:J0rl3Q8c
ナイスフェチズム!ばかばかしくて(良い意味)笑えたw
あんたの文章好きだ。大人のオーラを感じる。
17253:04/04/01 04:40 ID:1QwnxNw1
何ともありがたいお言葉を頂戴し、投下を再開す。
久しぶりに鬼畜妄想を投下する。

「史上最強のアナル牝・蓮華!!」
***************

美羽の目を盗みながら、兼一は届いていた小包を手に自室へ向かっていた。
送り主は、超ミニのチャイナドレスも勇ましい梁山泊のニューフェイス。
技にも恋にも積極的な拳法娘。
馬蓮華である。

「ちょっと中華街に行ってくるわ。」
そういい残して、馬蓮華が梁山泊を後にしてから、もう3ヶ月。
「馬槍月復活」の噂を確かめに出かけたのだが、いらい消息が分からなくなっていた。
もちろん蓮華は女とはいえ、拳法の達人だ。
梁山泊のなかで心配する者は、ほとんどいなかった。
父である馬剣星も「あの子なら大丈夫ね」とまるで気にしない様子。
美羽にいたっては
「ニャンコがニャンコらしく、大人しくしているというコトですわ(意味不明)!!」
といった具合。
まったくもって、本気で考えようとはしなかった。
17353:04/04/01 04:41 ID:1QwnxNw1
だが兼一だけは違った。
「危ない所に、女の子一人で行かせるのは…」
と、どうにも蓮華のことが心配でならない。
これは、持ち前の「フェミニズム」精神によるだけのものではなかった。
むき出しの好意を寄せられていたために、妙に蓮華のことが気になっていたのであった。
もちろん本命は美羽一本。
けれども蓮華もまた、兼一好みのかなりのエクスポーズ系巨乳美少女だ。
半スケ全身スパッツもイイが、生脚超ミニチャイナ姿も、相当そそるものがある。
しかも美羽と違って、かなりキワドク迫ってくるのだ。
心が動かないわけがない。
オトコとは、まことにもって勝手なイキモノといえよう。

そんな兼一だったが、蓮華への心配を表に出すことは、できなかった。
そんな態度をみせれば、美羽が黙っていない。
「そんなに心配でしたら、兼一さんが助けにいけば良いのですわ。
 ま、仲良し同士お二人で、中華街でも北京でも、お好きな場所でデートなされば?」
などと、実に底意地の悪いことをいってくる。
こう言われてしまえば、兼一としては、沈黙するよりほかはない。
持ち前の行動力を生かして、中華街に赴くこともできなかった。

悶々とした思いの三ヶ月。
待ちに待った蓮華からの連絡に、兼一の心は不思議な期待感に高揚していた。
ようやく心のツカエを取りさるときがきたのだ。
宛名の蓮華の筆跡にさえ、心躍るモノがあった。
兼一は包装を破るのももどかしく、蓮華からの小包を開けた。
開けた箱から鈴が二つ、チリンと転がり出た。

*****************************
17453:04/04/01 04:44 ID:1QwnxNw1
得体の知れない臭気がただようその地下室。
聞こえるのは、蓮華の荒い呼吸音だけ。
そして突然扉が開き、男たちの声が響いた。

「蓮華ちゃ〜ん、どう?キモチは決まったかなぁ〜?」
と辮髪の巨漢が語りかけた。
ひどく野太く遠慮のない声で、聞くからに、知性を感じさせない声だ。
無理やり出してる猫なで声が、ひどくこっけいだった。

これに答えるのはロンゲの華人。
「朝から3リットルほど直腸にブチ込んでるからね〜。
だから、そろそろお返事する頃合じゃな〜い」
その口調は、大物ぶっているせいか、意外と丁寧。
しかし大きくしたズボンの前が、いかにも余裕なさげで、情けない。
そんな余裕のなさを隠すように、ロンゲはつけ加えた。

「それに熱くなるヤツもタップリ打ってあげたからね〜。
 クリちゃんなんかぁ〜、ビンビンじゃないかなぁ〜。
オヤオヤ、クスリで髪までビンビンになってるよ!」
おそらくは苦悶のためだろう、蓮華の尻尾髪はヒクヒクと痙攣していた。
その哀れな様子に、ふたりの華人は腹を抱えて大爆笑だ。

ご記憶であろうか、ロンゲと辮髪のマフィアコンビを。
かつて蓮華に叩きのめされた二人組である(八巻参照)。
思いもかけない復讐の機会に、両人ともうれしさを隠しきれない様子だった。
蓮華を拷問する興奮で、二人の男根は勃起しっぱなし。
見た目どおり、実に品性下劣な連中だった。
17553:04/04/01 04:47 ID:1QwnxNw1
いっぽう蓮華はとみれば、長時間にわたる浣腸責めに、ほとんど悶絶状態。
尻尾髪ばかりか、診察台に拘束された身体全体が、苦悶にあえぎ痙攣していた。
それもそうだろう。
女性器には凶悪な電動性具。アナルには極太ストッパー。
ストッパーの端には、イルリガートル管が装着されているのだから、残酷だ。
妊婦のように膨れ上がった腹だけをみても、責めの苛烈さは、容易に見とれよう。

(このままじゃ私…狂っちゃう…。)
前に感じるバイブの振動と、腸が焼けるような強制耐便。
苦痛と快楽の妖しい交錯に、蓮華の頭脳は焼き切れる寸前だった。
無限に続くような両穴責めに、今が昼なのか夜なのか、まるでわからない。
目は血走り、可愛いはずの顔は、汗と涙でグシャグシャだ。

口かせを解くと、すすり泣くような哀願が、蓮華の口からこぼれ出た。
「アァァ…お…お願い…なんでも…します…ムウゥゥゥ…
 だから…トイレに…お願いトイレに…早く…お願いだから…アァァァ」
途切れがちの言葉にならない言葉。
発狂ギリギリにまで追い込まれた女の悲痛な哀願である。

しかし二人組は、あくまで冷酷だった。
「人にモノを頼むときには、それなりの言い方があるンじゃな〜い?
そんな言葉遣いじゃあ、僕ら、何もしてあげられないなぁ〜。」

「そんな…」
いったいどう言えば、この連中は満足するのだろうか。
さんざん仕込まれた奴隷作法は身についているはず。
(早く答えなきゃ…早く答えなきゃ…)と気は焦る。
しかし、いくら頭をめぐらしても、まるで言葉が浮かんでこない。
快楽と苦痛の交錯の中で、蓮華の思考は、まるでまとまらなかった。
17653:04/04/01 04:49 ID:1QwnxNw1
「ウゥゥゥ…も…申し訳ございません…わ…わかりません…。」
(こんな連中に、ペコペコするなんて…)
蓮華は、眉をヘの字に曲げて、世にも情けない表情を浮かべた
こんなバカげた問答で必死になるわが身の惨めさ。
蓮華の瞳から、ドッと涙が湧きでてきた。

終わらない苦痛の中で、蓮華の脳裏に浮かぶもの。
それは兼一のハツラツとした笑顔だった。
邪気というモノがまるで感じられない兼一の笑顔。
そんな笑顔に、蓮華は心の中で、痛切に訴えかけた。
(…兼一!お願い!早く来て!
一刻も早く、ここから私を救い出して!!)
頭に浮かぶ兼一の笑顔。
これだけが、責めにあえぐ蓮華の支えであり救いであった。

しかし世の中は残酷である。
「ハイ時間切れ。ペナルティーだよ〜。」
ロンゲは、いかにも済まなそうな顔をしながら蓮華に告げた。
「蓮華ちゃん、ゴメンねぇ〜。でもルールだから許してね。」
そういい終わると、うれしそうに浣腸管についたゴム製バルーンを数回握った。
ゴボゴボと、無慈悲に蓮華のカエル腹に注入されていく浣腸液。
腸と肛門を襲うのは、耐え難い圧迫痛だ。
「ウギャアアアァァァァァァァァ―!!」
たまらず蓮華は泡を吹いて絶叫した。

ほんの一ヶ月前まで、幸せそうに、美羽との恋の鞘当に興じていた蓮華。
年頃の女の子らしく、異性に淡いほのかな関心を抱いていた蓮華。
ちょっぴりシャイで勇ましく可愛らしかった爆裂中華娘の蓮華。
その蓮華が、下劣な嗜虐の浣腸責めのエジキとなり、ぶざまな醜態をさらす。
これはもう、悲劇的転落としか呼びようがない。
いったい何が、この悲劇を生んでしまったのだろうか?
17753:04/04/01 04:52 ID:1QwnxNw1
*****************************

―ミナト・ヨコ○○。
まるで宝石箱のような、きらめく夜景が美しい港町。
しかしその裏では、旧国民党系結社の支配する暴力社会が厳然と存在している。
神○と並ぶ日本屈指のマル暴百万都市、それが横○である。
その暴力都市で、かつて一度は、華人マフィアに勝利を収めた馬蓮華。
だがそれは、馬剣星VS 馬槍月・兄弟決戦の場外乱闘的状況に乗じてのことだ。
そんな偶然の幸運ハプニングは、二度とない。
まして相手は、大陸系の介入には、徹底抗戦でのぞむ台湾系暴力結社だ。
じっさいリベンジにいどんだ台湾マフィアと激闘すること数時間。
哀れ蓮華は、マフィアの手中に陥った。
以来、蓮華は凄惨きわまりない調教を受けるところとなったのであった。
(お約束である。)

いちどは兼一から「「暴力女」とさえ揶揄されるほど、強気な蓮華のことだ。
ほんらいならば「いっそ私を殺して!」と開き直りたいトコロだったであろう。
イヤ、じっさいその気になれば、蓮華はいつでも自害できたはず。
じっさい肉体的にも精神的にも、死んだ方がマシなほど、調教は過酷なものだった。
けれども調教に、蓮華は耐えた。
想像を絶するような苦痛や恥辱に、狂うことなく耐えぬいた。
汚物を喰えと言われれば、汚物を喰い、土下座しろと言われれば、甘んじて土下座した。
血の涙がでるほどの屈辱であったことは、容易に想像できよう。
驚嘆すべき精神力といえよう。

拳法で鍛え抜かれた蓮華のこと、肉体的な苦痛はかろうじてにせよ、耐えられる。
しかし屈辱は、プライドが高いこの爆裂中華娘には、なんとも厳しい試練だった。
自分の汚物を喰わされたときの屈辱を、今でも蓮華は忘れられない。
17853:04/04/01 05:01 ID:1QwnxNw1
「自分のヒリだしたモン喰ってまでも生きたいの?
 ボクだったら死んでもムリだね。やっぱ人間捨てられないから、ケケケケ!!」
屈辱の便器体験は、蓮華の心を汚辱の淵に突き落とした。
あのときの哄笑が耳についてどうしても離れなかった。

それでも蓮華は発狂することなく耐えた。
どんな恥辱を受けてもかまわない。
身体だけなら、汚されてもいい。
生きていれば、狂わずに生きていさえすれば、いつかは助かるのだ。
生還して兼一を連れて中国へ戻ること。
その一念が、屈辱に泣く爆裂中華娘を支え続けていたのであった。

また蓮華は、兼一への期待も大きかった。
(兼一なら、長期間の消息不明を不審に思い、助けにきてくれるはずだわ…。)
かつて兼一が中華街でみせた正義の炎を、蓮華は忘れていなかった。
あのころの兼一は、肉体的にはひ弱で、しかもマフィアの恐怖に怯えきっていた。
しかしそれでも兼一は、何の義理もない蓮華と行動を共にしたのである。
「女の子ひとりで、そんな危ない所には行かせるわけにいかない!!」
男勝りの蓮華に、こんなことを言い切る男は、今まで一人もいなかった。
以来これは、蓮華の心の奥底に深く刻み込まれた。
兼一の正義感を頼りに、蓮華は意地でも、耐え忍ぶつもりだったのである。

とはいえ肉の歓喜への誘惑は、途方もなく大きかった。
(体なら、どんなに汚れてもいいわ…。)
(でも兼一との再開のためにも、心だけは綺麗なままで、耐え忍ぼう…。)
そう健気に決心していた蓮華だが、畜奴化調教は、じつに周到をきわめていた。
隷従と快楽の反復パターン化は、少しずつにせよ、着実に蓮華の心を蝕んでいったのだ。
17953:04/04/01 05:07 ID:1QwnxNw1
誘惑に負けつつある自分。
日々、快楽と隷従への抵抗力を失っていく自分。
卑屈な奴隷根性に染まりつつある自分の心に、蓮華自身も気づき始めていた。
土下座や四足歩行に抵抗を感じたのは、はじめの数週だけのこと。
今ではスッカリ蓮華の日常に溶け込み、とくに違和感はない。
それどころか男の前では、土下座していないと、どうも居心地が悪いのだ。
(屈服はカタチだけのものの筈…)
と必死になって蓮華は、自分に言い聞かせた。
しかし、それでも性根に植えつけられていく、卑屈な奴隷根性。
チンポと服従を願うマゾ根性は、条件反射レベルにまで根付き始めていたのだ。

蓮華を破滅地獄に突き落としていく、淫具・責具の類。
肛門拡張用捻棒、バイブレータ、ピストン式浣腸器、ローター、アナルバイブ…。
本来ならば、見るのもおぞましい責め具淫具の数々。
だが今の蓮華は、こうした恥辱のデバイスを見ただけで濡れる。
オンナの汁を滴らせ、どうにも女芯を立たせてしまうのだ。

憎いロンゲ華人に対する口唇奉仕。
屈辱以外の何物でもないはずだが、やはり蓮華は欲情してしまう。
むき出しの男根を差し出されただけで、クリトリスはギンギンに膨張する。
「飲め」と命じられることは、めったに無い。
言われなくても熱いエキスを、自ら進んで舐め味わい、飲み下すからだ。
(このまま考えるのを止めて、ただオチンポだけシャブっていたい。)
そんなマゾ的愉悦に、ゾクゾクする感慨を覚えることは、しばしばだった。

肉の誘惑に従って進行する心の変化。
変わりいく自分自身に戦慄する蓮華だったが、もうどうにも食い止められない。
(このままでは、取り返しがつかないことになるかも…)
そうは思っては見るが、大切な心の奥底は無残に潰されかけていた。
これにラオス産のケシを原料とする薬物が拍車をかける。
(筆者注・ダーティー松本大先生バンザイ!!)
18053:04/04/01 05:14 ID:1QwnxNw1
気がつけば無意識の内にでもラビアのピアスを、弄繰り回す毎日。
ラビアとクリトリスの肥大化は、華人コンビの肉体改造によるものではない。
あくまで蓮華自らの過度に常習的な手淫の結果にほかならない。
(心だけはキレイな女の子でいたい…)
痛切に願う蓮華だったが、どうしても手が止められない。
意識を集中していないと、手が勝手に動いて自慰を始めてしまう。
ここ数日だけを言えば、意識を集中していても、手は動く。
そうなれば、コトの進展は加速度的だ。
自らおりなす性感への刺激は、さらなる新たな刺激を求め、指は動いていく。
脳裏に浮かぶ兼一の顔すら、今では蓮華のオカズになってしまう。
手をせわしく動かしながら、蓮華は心の中で叫んでいた。
(兼一、助けて!早く蓮華を助けに来て!)
刺激を求める蓮華の指がアナルに達するまで、さほど時間はかからなかった。

*****************************
そろそろ再び、調教の現場に目を戻そう。
みれば蓮華は、専用の汚物バケツのうえで、排泄の真っ最中。
「馬蓮華専用」と書き殴られた汚いバケツに、汚物の噴流が叩きつけられていた。
耐えること、なんと約12時間。
ガマンにガマンを強いられた耐便は、やっとのことで終わりを迎えたのだ。
もっともタダで終わったわけではない。
さんざん無様な奴隷口上を述べさせられた上、ようやく排泄が許可されたのだ。

むろん排泄中も奴隷口上の実況中継は続いていた。
けれども蓮華は気にならなかった。
爆発寸前にまで溜まった汚物を、半日ぶるに排出できるのだ。
「とっても臭い…がブリブリでてきて…エッチな蓮華は…」云々と、
まことに無様な排便実況が、歌うように口から躍り出てしまう。
つまりは、屈辱よりも、排泄への幸福感が先にたつのであった。
18153:04/04/01 05:16 ID:1QwnxNw1
「蓮華ちゃんは〜、そんなにクソ出を他人に見られて、うれしいのかな〜?」
と言われても、昔ほどのショックには感じない。
それほどまでに、屈辱の儀式は日常化していた。
最後のブツをひねりだした後は、いつもの儀式。
誰に言われるでもなく、蓮華は土下座して、丁寧に礼を述べた。
悲しくも、その身についた奴隷根性である。

このように従順そうな蓮華だったが、華人コンビは満足しなかった。
「蓮華ちゃんもすっかり変態になったねぇ、僕らもうれしいよ。」
「平気で人前ウンコが出来るんだから、人間としては地に落ちたってトコかな。」
大喜びで、盛んに侮蔑の言葉を投げかける華人コンビ。
だがその蓮華を見る目はまだまだ厳しい。
(コイツ、まだ演技していやがる…)
ゲス野郎、ならではのカンの良さであった。

爆裂中華娘の完全畜奴化のためには、いままで相当の労力を費やされてきた。
けれども調教は、あと一歩のところで停滞していた。
被虐の虜となりつつも、いまだ蓮華の心は、ギリギリのところで温存されていたのだ。
兼一を思う心が、畜奴化に進む蓮華を、崖ップチで阻んでいたのであった。
もちろん蓮華としては、飼いならされていく自分に、ひじょうな不安を感じていた。

けれども調教する側も、蓮華と同じく焦っていた。
薬物を使用しても、奴隷作法を強要しても、土壇場でオチない蓮華。
しぶとく抵抗する蓮華に、ひじょうな焦燥を感じていたのである。
とはいえ華人コンビも、全く手をこまねいていたワケではない。
それなりの目論見をもっていた。
蓮華最後の抵抗を切り崩すべく、周到な策略を準備していたのであった。
18253:04/04/01 05:24 ID:1QwnxNw1
「さあ、蓮華ちゃん。
 ウンコも終わってスッキリしたところで、お返事が聞きたいな?」
と、不気味な猫なで声で水をむけるのが辮髪。
「イイ話だと思うよぉ〜。
 ボクとしても、受け入れたほうがイイと思うよぉ〜
とホスト系の営業声色を使うのがロンゲ。」
沈黙で答えるのが蓮華だった。
その申し出は、蓮華にとって絶対に呑めないものであった。
それはAVデビュー。
しかも裏。マニア系変態企画モノへの出演依頼であった。

台湾人暴力結社につかまって、一ヶ月。
ことあるごとに、蓮華は裏AVデヴューを迫られていた。
組織としては、世間と縁を切らせる意図があったのだろう。
もちろん、これを呑む蓮華ではない。
そんなモノに「出演」したらもうオシマイだ。
二度と世間に顔向けができなくなる。
それどころか、兼一との関係も終わりだろう。

もちろん、やさしい兼一のことだ。
「そんなモノは気にしない」と言ってくれるかもしれない。
しかし蓮華にしてみれば、そこまで兼一の寛容さに、頼りたくはなかった。
同情をダシにして、兼一を中国に連れていく気にはなれなかった。
どうかご想起されたい。
本質的に蓮華は、独立独歩で生きる、誇り高きオンナなのだ。
今まで何度となく拷問にはかけられてきた。
それでも蓮華は、AV出演だけは、拒否し続けたのであった。
18353:04/04/01 05:28 ID:1QwnxNw1
「え〜、ダメなのぉ〜?」
ロンゲのホスト口調はまだ続いていた。
「ずぇったい、もったいないよぉ〜。
 キレイなのは若いうちだけだよぉ〜。
 今のうちに、撮っておこうよぉ〜、記念になるからさぁ〜。」
おそらくは、ホスト業は一ヶ月でケツを割ったクチなのだろう。
まるで説得性がなく、ただウザいだけである。

むろん、そんなことはロンゲも承知のことだ。
「やっぱりダメかぁ〜」
とワザとらしくため息をついて、一拍おいたその後!
首をタテに振らない蓮華に対して、ロンゲは隠し玉を出してきた。
「じゃあ、蓮華ちゃんのカレシに、お願いしようかなぁ〜…。」
蓮華は顔色を変えた。
したり顔でニヤリと笑うロンゲ。

「ちょっと待って!!そんなの卑怯だわ!!」
驚きのあまり、蓮華は奴隷口調を忘れていた。
「兼一は、関係ないの!
 あいつは、ただその場に居合わせただけだったの!」
久しぶりのオリジナル口調に戻って抗議する蓮華だったが、効果はない。
(お…蓮華のヤツ、素に戻ったな。)
ロンゲはほくそえみながら、言い返した。

「だって蓮華ちゃんったら、AVに出てくれないんだモ〜ン。
 だったらカレシにお願いするのがスジってモノでしょ?」
あまりの非道無理屈に蓮華は声もでない。
「兼一…クンだっけ?
 彼ならいい素材になると思うんだよネッ。
 顔は可愛い美少年だし、カラダもナイス。皮下脂肪率なんか一桁台でしょ〜。
 いろ〜んな企画ができるンじゃないかなぁ〜。
18453:04/04/01 05:33 ID:1QwnxNw1
 実写ショタモノも良いしさぁ、ああいう美少年だったらSMもいいね。
 北米でウケるンだよ〜、美少年SMって。もーほー市場も大きいしさぁ〜。
 その代わり、なんでもアリのハードSMになるけど。
 外人のSMって、キッツイよぉ〜。情緒とかゼンゼンないからねぇ〜。」

―連中ならやりかねない。
現在世界最大のチャイポル取引網は、華人マフィアだ。
下手に事情通な分、蓮華は怖気をふるった。
それにいくら兼一が成長したとはいえ、台湾マフィアにはかなわない。
(今の兼一では、ひとたまりもないわ…。)
兼一の実力を、蓮華はただしく見抜いていた。
梁山泊の豪傑・達人クラスならともかく、兼一は「史上最強の弟子」にすぎない。
しかも相手は、蓮華すら生け捕りにした台湾マフィア。
自動火器を相手にするに、兼一はまだまだ修行がたりない。
そんな兼一は危険にさらすわけにはいかない。

そんな蓮華の心中を見透かしたように、ロンゲは続けた。
「でねぇ、チャイポル素材として使いきったら、フィリピン行きねぇ〜。
 血液、骨、眼球に肝臓、心臓おまけに毛髪。美少年はいいねぇ〜、
 クジラと同じよ。使い残す部分がぜんぜんないんだよぉ〜。」
 居たたまれなくなった蓮華は、遮るように叫んだ。
「やめて!」
蓮華は兼一を守るために、健気な覚悟を決めた。
「私がやる!裏ビデオでもショウでも、なんでも出るわ!
 臓器なら、あたしのをあげる!!
 だから兼一は…兼一だけは、ほっておいてやって!!
 あいつは、なんの関係もない一般人なの!!だから…だから!」
感極まって泣き崩れる蓮華。
泣き出す蓮華に、華人ゲスコンビは、哄笑を浴びせかけた。
「大丈夫ぅ〜、臓器ってのはウソだよぉ〜ん。
 蓮華ちゃんには、あと十年二十年は、働いてもらいたいからねぇ〜。」
18553:04/04/01 05:38 ID:1QwnxNw1
*****************************
泣き続ける蓮華に、ロンゲは冷たく言い放った。
「じゃあ蓮華ちゃ〜ん、お仕事の練習を始めようかぁ〜」
すると辮髪が、巨大な電動淫具をみせびらかした。
今まで見たことがないタイプの大型バイブレータ。
みるからに凶悪な外見に、蓮華は思わず目を見張った。

蓮華の驚きを楽しむかのように、辮髪は蓮華に言い聞かせた。
「これは蓮華ちゃんの大好きなアナルバイブ。
つ〜か、アナル拡張器ね〜。出演OKのご褒美でもあるんだよぉ〜。
 蓮華ちゃん、アナル好きでしょ?ボクらもチャンと知ってるんだから。
 これでズボズボ蓮華ちゃんの肛門を広げてあげるんだぁ〜。
 これきっと、すっごく、気持ちいいと思うよぉ〜。」

こんなモノが入るわけがない。
蓮華は尻穴をすぼませながら、恐れおののいた。
「ムリ…ムリです!
 こんなの入りません!ぜったいにムリです!」
しかしロンゲは無慈悲にも、そのアナル拡張器を蓮華のアナルに突き立てた。
直腸に感じる妖しい感覚と、肛門に感じる張り裂けそうな激痛。
蓮華はケダモノのような悲鳴をあげた。
「ぐぎゃぁぁぁあああああああーっ!!!!」
巨大な異物を受け入れたショックで息がつまり、身体が痙攣していく。

そんな蓮華の悲惨な状態に、華人コンビはまるで無頓着だった。
「あんがい広がるモンだねぇ〜、アナルて。
 ダメかと思ってたけど、根元までスッポリ入っちゃったよ〜。」
おそらくは、本気で驚いていたのだろう。
ゲスな華人コンビは、感心したように、蓮華のアナル悶えを見とれていた。
そこでロンゲが、肝心なコトを思い出したように、ポンと手を打った。
18653:04/04/01 05:41 ID:1QwnxNw1
「おっとゴメン。思わず電源入れるのを忘れてたよ。」
無造作にバイブのスイッチをオンにするロンゲ。
「うぎゃぁぁぁあああああああーっ!!!!」
あたかも電流を流されたかのように、蓮華の身体が跳ね上がった。

「たいへんだけど、これってオシゴトの練習だからねぇ〜。
 言わなかったっけ?蓮華ちゃんが出るAVねぇ、アナルものなんだぁ〜。
だからガマンしてねぇ〜。で、ど〜お、アナルバイブの具合は?」
しかし蓮華は、極太アナルバイブと格闘中だから、返事などできない。
口から漏出るのは、獣じみた呻き声だけだ。
「よく聞こえないなぁ」と首を傾げるロンゲ。

すると辮髪が、蓮華の下半身を何やらモゾモゾいじり始めた。
「あ、けっこう感じてるみたいよぉ〜」
そういって見せるのは、ピアスを引っ張って露にした、蓮華の肉ヒダだ。
度重なる自慰でドス黒く変色した肉ヒダは、わずかながら潤っていた。
相棒のナイスフォローに、ロンゲは大満足。
「これなら大丈夫ね。
 今は辛いだろうけど、すぐ慣れるからねぇ〜。
 キモチ良くって、たまんなくなると、思うよぉ〜。
 完全な変態アナル女になるまで改造してあげるからぁ〜、
 その辺りは、安心していいよぉ〜!
 ねぇ、蓮華ちゃん、聞こえてるぅ〜?」
18753:04/04/01 05:43 ID:1QwnxNw1
もちろん聞こえてはいない。
たとえ聞こえていても、返答する余裕など蓮華にありはしない。
蓮華は今、自分の存在そのものをかけて戦っているのだ。
敵は、アナルバイブのおりなす苦痛と快楽のハーモニー。
ここで負けてしまえば、蓮華は本物の変態女に成り下がってしまう。
そうなれば、二度と兼一と会うことはできない。
一生搾取され続ける変態人生を送ることになる。
たとえ救出されても、まともな人生など望むべくもない。
脳天が焼けてしまうような刺激のなか、蓮華は耐えた。
ただただ兼一との再会を夢みて戦い耐えた。
(兼一、お願いだから助けて!
 一刻も早く助けに来て!
 そうでないと…そうでないと私…もう…)
蓮華の人生をかけた戦いは、翌朝早くまで続いていった。
18853:04/04/01 05:50 ID:1QwnxNw1
*****************************
さて、ここで再び時計の針を元に戻そう。
ここは「蓮華の戦い」から二ヵ月後の梁山泊。
兼一の自室である。

「蓮華さん…。」
開けられた包みをまえに、兼一は呆然としていた。
包みの中には、鈴だけではなく、やや長めの手紙が添えられていた。
傍らに転がる鈴をそのままに、兼一は、ワナワナと震える手で手紙を握り締めた。

「兼一へ。
 ひさしぶり。
 長いあいだ留守にしてたけど、そっちはどう?
 しばらく梁山泊にやっかいになるつもりだったけど、予定がかわったの。 

 いろいろあって、いま私は肉便器として、大勢の男の人たちに飼われているの。
 みんな優しくて、蓮華の口もマンコもアナルも、ぜんぶハメてくれるわ。
 たくさんハメてもらって、とっても気持ちよかったわよ。
 濃くて臭いザー汁も、すごくおいしかった。
 何度も何度もイカせてもらって、女の喜びを知ったの。

 特にアナルは最高ね。
 あんなに気持ちいいことがあるなんて、知らなかったわ。
 それにみんなも、おまえのアナルは最高だって褒めてくれるの。
 今じゃ、ヒマさえあればアナルでオナニー三昧よ。
 筋肉がゆるんでウンチが、垂れ流しになったけど、
 おかげで鈴の髪飾りも、らくらくアナルに入るようになったわ。
 次はペットボトルに挑戦ね。
18953:04/04/01 05:55 ID:1QwnxNw1
 「とにかく、拳法の修行ばかりしていた今までの自分がバカみたい。
 一日中ハメまくりの便器生活は、もうやめられないわ。
 気持ちイイうえに、お金まで貸してくれんだから、幸せすぎて、罰があたりそうね。
 知ってる?外国人の蓮華にオカネを貸してくれる人なんて、滅多にいないのよ。

 とっても気前がいい人たちで、3千万円も借りちゃったの。
 しかも仕事も世話してもらっちゃったわ。
 イッパツ100円で、一日だけで最低2000円以上は稼いでいるのよ。
 どう?すごいでしょ。もう人生はこっち一本に決めたわ。
 これからは、拳法を捨てて、マンコ修行とフェラ修行とアナル修行で生きてくつもり。
 もう組手はできないけど、カンベンしてね。

 ところであんた、私のこと好きだったんじゃないの。
 でもごめんね。
 あんたみたいなフニャチン優柔不断男じゃ、私、満足できないわ。
 カノジョを作るなら、別の人をさがしてね。
 でも、もし私とハメたくなったら、お金を払ってね。
 ほんとうは、ヨワ男の相手はイヤなんだけど
 料金分は、あんたの薄そうなザー汁を飲んであげるわ。ただしホンバンはNGよ。

 あと、いらなくなったんで、記念に鈴をあげるわ。
 先週までアナルに入れっぱなしにしてたんだけど、
 もっと太いバイブに代えることにしたから、もういらないの。
 ちょっとウンチがついているけど、私だと思って、大切にとっておいてね。

 追伸:来週、私主演の企画モノAVが出るの。裏なんだけどね。
   タイトルは「いんらん中華娘・必殺アナル拳法フィストファック」よ。
   見せ場は、自分の肛門に右手を挿入するアナルオナニー。
   生まれてはじめて拳法が役に立ったわ。
   良かったら買ってね。
   パパによろしく。
   黄○所有変態アナルマゾ便器壱号(旧名:馬蓮華)」
19053:04/04/01 06:00 ID:1QwnxNw1
サイン代わりのマン拓が、人をバカにしたようで、ひどく腹立たしかった。
手紙のあちこちに付着した、得体の知れない染みが何であるのか、考えたくもない。
異臭ただよう小包を始末しながら、兼一は、いまいましげに呟いた。
「何がパパによろしくだ!
こんな手紙、師父にはみせられないっつーの!」
兼一は、やり場のない怒りをおさえかねていた。
蓮華のことを本気で心配していた自分が、ひどく愚かしく思えてならなかったのだ。
誰に言うでなく、自然と口から悪態が噴きだしていった。

「まぁ、しょせんチャイはチャイってコトだよな。
 カネに汚く、オトコに汚い。
 オマケにカラダも汚いんだから、救いようがないね。
 コロンビアン以下のタイ未満。
 蓮華さんは、肉便器が分相応さ。
 たとえオカネをもらっても、あんな色キチ中華女の相手はゴメンだね。
 師父には悪いけど、付きあうなら、やっぱり日本人がいちばんだよ!」

怒りに任せて兼一は、ゴミ袋を思いっきり蹴りつけた。
「…いけねッ!…汚ないなぁ、服についちゃったよ…。」

ふだんは表に出てこないダークな側面が全開になっている兼一。
だが、兼一の単純な人格を考えれば、厳しい批判は酷すぎるだろう。
そして気配り下手で、人の気持ちを察することが、人一倍苦手な兼一だ。
手紙の裏にある悲劇を読み取ることなど、もとより出来る筈もなかった。
19153:04/04/01 06:12 ID:1QwnxNw1
小包の始末に意外と手間取ったのか、ふと気がつけば、もう夕刻だ。
そろそろ夕食時なのだろう、母屋の方から、いつもの弾むような声が響いてきた。
それは、兼一の暗い心模様を晴らすような、明るく澄んだ美羽の声。
「兼一さぁ〜ん、そろそろご飯ですよ〜!」
「あ、美羽さん、今いきま〜す。」
兼一は大急ぎで、服を着替え、小包を片付けた。
大好きな美羽に呼ばれて、夕食に急ぐその瞬間。
兼一の頭の中に、馬蓮華との思い出は、もうカケラも残っていない。
そして、あのキュートな爆裂中華娘のことを、兼一は二度と思い出さなかった。

汚物にまみれた鈴が、フタを閉じたゴミ箱のなかで、カランと鳴った。
*****************************
おそまつ。
続けてきた妄想実験の中間的成果。
幼稚な試行錯誤の、これまた幼稚な結果である。
長くなったので、いちおう冒頭を下のアンカーで示す。
>>172「史上最強のアナル牝・蓮華!!」
19253:04/04/01 10:45 ID:1QwnxNw1
いまさら未練だが、字が違った。
ほかにも誤字はあるが、これはあまりにひどく、見過ごせない。
×蓮華 ○連華
とりあえずはお詫び申し上げる。
193名無しさん@ピンキー:04/04/02 01:05 ID:gT8oakln
53=ゴミ?
19453:04/04/02 13:56 ID:uOEg0p7n
妄想修行は続き、投下も続く。
「風林寺美羽・マル秘エロエロ写真集」

―梁山泊。
そこはスポーツ化した格闘技に溶け込めない豪傑や
武術を極めてしまった達人が、集う場所。
そしてオンナの意地が炸裂する、劣情バトルフィールドである。
******************************

とある昼下がりの梁山泊は道場前の庭。
その日、兼一は馬剣星のもとで、厳しい稽古に汗を流していた。
妥協のない稽古に真剣そのもの二人。
しかし兼一・馬剣星の師弟コンビのことだ。
カラダは稽古に真面目でも、アタマは別な方向へ走っていく。
脱線先はいつものごとくエロ談義。
その日の話題の中心は、馬剣星の自家製写真集だった。

「…ところで兼ちゃん、例の本できたね。ホラっ兼ちゃんが欲しがってたヤツね。」
「エッ、例のヤツというと…しぐれさんのトイレ盗撮写真集ですか?」
「ちがうよ〜、アレは、キャンセルね。
 さすがはしぐれどん。芳香剤に隠したCCDを見つけちゃったね。」

ガッカリした顔をみせる兼一と馬。
自家製写真集を売りつけて、兼一から小遣いを巻き上げること。
これは、馬剣星にとって、なかなかけっこうな収入になっていた。
いっぽう兼一にしてみれば、師父の提供してくれる盗撮画像は、なんともありがたい。
いうなれば、厳しい修行のなかの一服の清涼剤だ。
美羽・しぐれの存在と並んで、修行を続けるうえでの大切なモチベーションともなっている。
この二人の仲を、品性下劣なエロ仲間とみるか、それとも麗しき師弟関係とみるか?
この辺は、なかなか判じがたいものがあろう。
19553:04/04/02 14:00 ID:uOEg0p7n
答えを出せない兼一に、馬はじれたように、ヒントをだした。
「ホラホラ、先週5千円で頼むって、兼ちゃんから言ってきたヤツね。」
しかしそれでも兼一には、何のことかサッパリわからない。
「師父に頼んだヤツって、えーと、何だろう…?
 ひょっとして、美羽さんを撮った赤外線画像ですか?」
「それも違うね〜、
 だいたい美羽のスパッツ姿なら、可視光でも乳首が透けて見えてるね。」
馬はいかにも、じれた様子だった。

「フゥ…兼ちゃんカンペキに忘れちゃってるね…」
「えー、なんですかー?教えてくださいよ、師父ぅ〜。」
「じゃあ、実物をみせてあげるね…」
 馬は、なにやらゴソゴソと懐を探り始めた。
この心優しき拳法家の懐は、いわば四次元ポケットアダルト版。
いつも何かしら、楽しいオトナのファンタジーがつまっている。
兼一は、ワクワクしながら、馬の懐をみつめた。

昼間からオゲレツネタに夢中な師弟コンビ。
兼一は、新たなオカズの予感に、心奪われていた。
拳法家の馬にしても、ワイ談中だけは、ふだんの警戒心がゆるんでしまう。
だから、ブツを取り出したその瞬間まで、二人は気がつかなかったのだ。
師弟でエロ問答を続けるその横に、いつの間にか美羽がいたことを。
19653:04/04/02 14:03 ID:uOEg0p7n
「おょっ、それは…」
明るく話しかけてきた美羽の表情が、突然こわばった。
「何ですか?」と問いかける必要は、もはやなかった。
馬が美羽の声に反応して、瞬時にブツをしまうこと、コンマセカンド。
しかし鍛え抜かれた美羽の動態視力も、常人をはるかに凌駕するレベルだ。
一瞬にして美羽は、ブツの表紙を読み取った。
美羽の目に飛び込んできたのは、カラー刷りの表紙。
表紙の画像は、しゃがみこんだチャイナ服の女性。
タイトルは、「馬連華パンチラ写真集」であった。

美羽の髪がザワつき、周囲の空気は凍りついた。

意外に思われるかもしれないが、美羽はあんがいエロやセクハラに寛容である。
しぐれもそうなのだが、梁山泊のオンナたちは、オトコにひどくやさしい。
近くで公然とエロ本を広げる者がいても、さほど気にしない。
入浴シーンを盗撮されそうになっても、けっして深刻にはうけとめない。
肩どころか、胸や尻へのボディタッチも、ほぼOKで、現実にもほとんど常態化している。
槍や棒手裏剣は飛んでくるだろうが、結局のところ、その場でコトは収まってしまう。
とりたててエロ男どもをつるし上げるワケでもなく、人間関係にもヒビがはいらない。
ちなみに美羽にいたっては、文句ひとつ言わず、炊事・洗濯・掃除と家事にまい進している。
女性の権利尊重がやかましい昨今。
男性にとっては実に「都合のイイ女」たち、といえるだろう。
19753:04/04/02 14:06 ID:uOEg0p7n
ともあれ、そんな美羽のことだ。
ブツが普通のエロ本であれば、特に問題はなかっただろう。
告白誌だろうが、スキンマグだろうが、おそらくは吐夢のアングラSM本でも大丈夫。
笑って許してはくれないだろうが、ちとイヤな顔をするぐらいで、ハナシはおわる。
しかし今回ばかりは、ハナシは簡単にすみそうもなかった。
やはりブツが悪かった。
なんといってもネタは馬連華。
チャイナ服にナマ脚姿もセクシーな巨乳美女にして、美羽の不倶戴天のライバル。
これで一波乱起きないワケがない。

美羽は引きつった笑いを浮かべたまま、仁王立ちになっていた。
「…連華さんって、ほんと、キレイですわね〜」
これはもちろん、皮肉に他ならない。
―自分より連華のほうが可愛いか?自分より連華を選びたいのか?
無意識のうちに、美羽が兼一に突きつけた問いかけである。

連華が馬剣星の娘であることは、この際どうでもいいし、その場の誰もが気にしていない。
父がカネのために娘を盗撮する鬼畜構図を、少なくとも美羽だけは、完全に忘れていた。
美羽にとっての問題は、連華をネタに兼一がヘラヘラ喜んでいることである。
よりによって連華ネタのエロ本を、兼一がすすんで求めているところにある。
ひょっとすると、兼一が、画像のみならず、連華そのものを欲しているかもしれないのだ。
むろん兼一と美羽は、つきあっているワケではない。
だから、美羽が兼一に対して、排他的な所有意識をもつ必要は、ほんらい存在しないハズ。
にもかかわらず、目だけが真剣な美羽の作り笑いには、底知れない凄味があった。
19853:04/04/02 14:12 ID:uOEg0p7n
「み…美羽さん…」
怒りに燃えた美羽に、兼一は、何か言いかけようとした。
しかし、どうにも続く言葉が出てこなかった。
助けを求めるように、傍らにいるハズの師父のほうを向くが、そこには誰もない。
兼一の気づかないうちに、馬はすでに逃亡していたのだ。
その速さは、まさに神業であった。

「美羽さん」といったまま、何も言えずにアタフタする兼一の狼狽ぶり。
この兼一の狼狽が、ひどく美羽のカンにさわった。
思わず口から飛び出したのは、さらにキツイ一言だった。
「良かったですね、鼻の下が伸びてますわよ!!」
言った端から、(少々キツすぎましたわ…)と美羽は反省した。
やはり本来的には、人並み以上に思いやりのある女性である。

しかし兼一の反応がマズかった。
反射的に「エッ!」と口元を押さえてしまったのだ。
これでは有罪も同然だ。
連華のパンチラ画像にウヒウヒしていたことを、認めるような行為である。
そんな兼一を目の当たりにした美羽。
せっかくの思いやりは、アッという間に吹き飛んでしまった。
「邪魔しては申し訳ないので、私はお先に…」
兼一のエロ本タイムを邪魔してはイケナイ、という意味か。
口早にいい終えると、美羽そのまま後ろも振り返らずに大ジャンプ。
逃げるように、兼一の視界から去っていった。

あとに残され兼一は、ただ呆然と立ち尽くすばかりであった。
<つづく>
******************************
19953:04/04/02 21:00 ID:uOEg0p7n
投下を再開す。

その夜遅く、梁山泊母屋は美羽の寝室。
連華本目撃事件以降、美羽は兼一と、ほとんど言葉を交わしていなかった。
反射的な怒りと衝撃が大きすぎたのである。
とはいえ、とっさの激情というモノは、時間の流れとともに、消え去っていくものだ。
頭の中から、激情が過ぎ去った後に残るもの。
それは冷静な思考である。
美羽は布団のなかで静かに考えていた。
兼一のことを。

ここで少々、兼一について立ちいっておこう。
気弱なクセにキレやすく、オマケに知識偏重な兼一。
まさしく今風な若者の典型といえよう。
しかも唯一の才能といえば「努力する才能」だけ。
これではほとんど「新競争時代・負け組」の典型である。

けれどもこの兼一、どういうワケか、コレであんがい女性にモテる。
美羽はじめ、馬連華、泉優香と好意をよせる女性は意外と多い。
島耕作もビックリのモテモテぶりだ。
面白いことには、こうした兼一のモテモテぶりに、美羽はほとんど気がついていなかった。
兼一のことを「モテないクン」であると完全に誤解していた。
そこで他の女の子に奪われる可能性など、露ほども考えはしなかったのだ。
ただしコレは、あくまで連華の登場までのハナシである。
(筆者注・いわゆる「新島ラブレター事件」(八巻参照)等には、立ち入らない。)
20053:04/04/02 21:01 ID:uOEg0p7n
「いなくなって始めて分かる人の価値」とは、よく言ったもの。
奪われる可能性を目の当たりにして、美羽は始めて兼一の大切さを実感した。
その存在感の大きさに、ようやく気がついたのである。
なるほど、連華のパンチラに鼻の下を伸ばし兼一には、腹が立った。
とはいっても、ドロボウ猫の連華に
「どうぞ、兼一さんを勝手に中国に連れ帰ってくださいね」
とは口が裂けても言えはしない。
それほどまでに、美羽にとって兼一は大切な存在だった。
何が何でも、誰にも渡さず独占したい存在だったのだ。

だからこそ、態度がいまひとつ定まらない兼一に、美羽は不安を覚える。
可愛い連華嬢の存在が気になってしまう。
オンナの武器をむき出しにする連華の存在が、たまらなく脅威に感じられる。
そのうち連華がお色気で兼一篭絡するのではないか、不安でしかたがない。
じっさい兼一は、連華のパンチラ画像でウヒウヒしていた…。

美羽は突然ガバッと布団のなかから、起き上がった。
「寝ている場合ではありませんわ!!」
連華に負けるわけにはいかない!兼一を奪われるわけにはいかない!
キモチが決まれば行動あるのみ。
兼一のみならず、美羽もまた行動の人であった。

まだつづく。
******************************
20153:04/04/03 00:18 ID:WZIgGJjS
美羽モノの投下を継続す。

美羽は行動の人である。
兼一を奪われたくない、という決意はできた。
しかし今ひとつ、世間的な知恵に乏しい美羽だから、具体的な行動プランがわからない。
大切なオトコをガッチリつなぎとめておく手法が分からないのだ。
悪いことには相談にのってくれる同性の友人は、ただのひとりもいない。
そこで美羽は、とりあえず人生の先人、つまりは豪傑・達人たちから知恵を借りることにした。
しかし常識的に考えればすぐに分かるはずであろう。
馬剣星を別として、あの連中は、このテの問題について、もっとも相談してはイケナイ人たちだ。
この辺に気がつかないコト。
これこそが、我らが美羽のヌケているトコロであり、また魅力でもあるのであろう。

宵っ張りなヒトたちだから大丈夫だろう。
そう美羽は踏んでいたが、じっさい最初に会った逆鬼至緒はまだ起きていた。
特に逆鬼に相談しようとは思っていなかったが、偶然、庭で会ってしまったのだ。
「ヨォ、美羽。こんな夜遅くに、何フラフラしてんだ?」
飲んでいたようで、息がひどく酒臭かった。
しかしコレは好都合。賢明な美羽は知っていた。
アルコール依存症患者の常として、酒の入っていない逆鬼は役立たずである。
酒が入っているからこそ、神経が安定し、正常な思考がはたらくのだ。
いつかは廃人になるにせよ、ココ当分は大丈夫だろう。
20253:04/04/03 00:22 ID:WZIgGJjS
ともあれせっかく会ったのも、何かの縁だ。
美羽は、「兼一と連華の仲が気になる」云々と、逆鬼に相談してみた。
すると逆鬼は、何をトチ狂ったのか、深夜にもかかわらず、怒涛の大声をあげた。
「な に ぃ 〜 ! ? 兼 一 と ハ メ た い だ ぁ ぁ 〜 ! !」
やはり、アル中はアル中であった。
「違いますですわ…そうではないんですわ!!ですから、連華さんが…」
必死で誤解をとこうとする美羽。
けれどもアル中逆鬼の想像力は、止まらない。
「な に ぃ 〜 ! ? 兼 一 と 二 輪 車 だ ぁ ぁ 〜 ! !」
おそらくは金欠なのだろう。
大好きなソープにいくことが出来ず、毒が下半身にたまっていたに相違ない。

美羽は、アル中を信じた自分のバカさ加減を、心の底から呪った。
説明をやり直すこと、タップリ10分。ようやく逆鬼はハナシを飲み込んだ。
(やはり、アル中の逆鬼さんでは、どうにもなりませんですわ…)
そう思い直す美羽だったが、興奮のさめた逆鬼は鋭くもやさしかった。
「このままでは兼一さんの心が連華さんに傾きそうですわ…」
と珍しくウジウジする美羽に、一喝!
「ばっきゃーろー!
好きなオトコだったら、速攻でオトしちまえっ!!」
「!!」
驚愕する美羽に、逆鬼は拳を握りしめて、言い放った。

「いいか美羽!
 この世に男女関係は、二種類しかねえ!!
 あるのは"ヤルかヤラないか"だ!!」

やや単純化がすぎるが、これは素朴な真実である。
何かに開眼したように、美羽の心がフッと軽くなった。
20353:04/04/03 00:24 ID:WZIgGJjS
それまで受身の人生をおくってきて美羽に、逆鬼の言は衝撃的だった。
人生を、長老と梁山泊の家事労働に縛られてきた美羽。
武術にしても、みずから進んで身につけたワケではない。
あくまで長老に言われて、身に着けたものにほかならないのだ。
熟した実が自然と落ちるように、幸せは落ちてくるものと思っていた。
「素敵なお嫁さんになる事」も、時期がくれば自ずと実現するモノと信じきっていた。

これは若者にありがちな誤解である。
オトコもセックスも人生も、修行とまったく同じ。
みずからの意思をもって努力して、はじめて成果が出るものである。
試すまえから、ウジウジなやんでいても、意味は無い。
ヤラなければ、そこには何もうまれない。自慰は不毛である。
そして一度ヤルからには、さいごまでヤリぬく覚悟が必要だ。
ヤリぬく覚悟がなければ、結果の果実はけっして味わえないのである。

(連華さんは、結果を出すために努力している様子ですわ…。
 それにひきかえ、今までの私は…覚悟が足りませんでしたわ…)
美羽は顔をあげて、意を決したように逆鬼に告げた。

「私、ヤリますわ!ヤリにヤリまくって、兼一さんをオトしてみせますの!!」
そんな美羽をみて、逆鬼は豪快な笑みを浮かべた。
「さぁ、チンケな不安はふっ飛んだか!?」
「はいっ!!」
持ち前の元気な声で答える美羽。
そこで逆鬼は相好を崩した。
「じゃあ、さっそくエッチの練習を、おっぱじめようぜ……グフフフフ。」

美羽の目が丸くなった。

まだつづく。
******************************
204名無しさん@ピンキー:04/04/04 08:28 ID:yZz231+N
ここんとこ53がわりと頻繁に来てくれて嬉しいage
20553:04/04/04 21:33 ID:BtKrm3Oz
イタい妄想で申し訳ないが投下を再開す。

「じゃあ、さっそくエッチの練習を、おっぱじめようぜ……グヘヘヘヘェ。」
目を丸くする美羽。
そんな美羽に、逆鬼はいかにも心外そうな口調で言った。

「おい美羽、誤解すんなよ。
 いくらオレでも、可愛い弟子のカノジョを頂いちゃうようなコトはしねぇ。
 ただ、おめえには、ちょいとばかし練習が必要なんだ。」
(ホントかしら?)
納得していない様子の美羽をみて、逆鬼は突然ズボンの前をあけた。
「およっ?」
ポロリとこぼれ出たのは、いかにも逆鬼らしい豪快なイチモツだった。
カリ高が立派で、青筋がギンギンに浮きでた立派なイチモツ。
そのイチモツが、美羽の眼前数十センチで、たくましくそりかえっていたのである。

いきなり、そんなモノをみせられたのだから、たまらない。
突如出現した逆鬼の分身に、美羽はとっさにクルリと回れ右。
手で眼を隠しながら、イチモツを見せびらかす逆鬼に背を向けた。
「ちょ…ちょっと逆鬼さん!!なんてモノをみせるんですかですわーっ!!」
耳まで真っ赤になって抗議したが、逆鬼は平然としていた。
20653:04/04/04 21:36 ID:BtKrm3Oz
「やっぱり思ったとおりだ。
 美羽、おめぇは処女だな。」
「ほえっ!?」
大正解。アル中逆鬼の眼力に、美羽はおどろかされた。
驚く美羽に、逆鬼は真顔に戻って説明を始めた。
「いいか美羽、処女てのは、どうしたってオトコのチンポが怖いんだ!!
今だって、まずチンポから目をそむけただろ?
よほどヤリヤリじゃないと、チンポ好きになるのは、難しい。
でもチンポ好きじゃなければ、オトコはオトせねえ!」

ワケ知り顔で解説する逆鬼だが、完全なウソである。
ウソでないとすれば、根拠なき願望。
さもなくば女性の本質を根本的に見誤った甘い期待。
逆鬼至緒・シロウト童貞28歳の哀しくも甘い夢である。

とはいえ逆鬼のトンデモ説に、「なるほどですわ」とうなずく美羽も美羽だ。
だいたい、逆鬼が美羽を処女といったのは、当て推量のマグレあたりにすぎない。
それを鋭い眼力と受け取るのだから、あまりにアタマがにぶすぎる。
今日日、そんなダマシにひっかかる女子高生など、いやしない。
年齢のワリに、乏しすぎる性知識も問題だ。
美羽もまた「コーラの膣内洗浄によるクラミジア予防」を、本気で信じてしまうクチなのだろう。
ああ美羽よ、今の君にもっとも必要なのは、同性同年代の友人だ。

ともあれ美羽は逆鬼の言葉を信じてしまった。
そして兼一オトシの難しさを、あらためて痛感した。
チンポ好きでなければ、兼一をオトせない。
しかも、どうやら処女の自分は、オトコのチンポが嫌いらしい。
(う〜、これは、いがいと難関ですわ)
美羽は考え込んでしまった。
20753:04/04/04 21:42 ID:BtKrm3Oz
美羽の不安を見透かしたように、逆鬼は言葉をついだ。
「チンポに慣れてねーオンナは、いざホンバンになると妙に緊張しちまってな、
カラダが動かなくなっちまって、
気がつくと、相手の出方を待っているもんだ。
まぁマグロってヤツだな。
このマグロ女ってオンナほど、オトコを引かせるものはない!
だから…」
逆鬼は、かつて大枚50kで買った援交少女のことを、思い出していた。
あれは逆鬼にとって、最悪の買春体験だった。
苦々しい思い出を打ち消すように、逆鬼は強調した。

「…だから…びびるな!!」

息を飲む美羽。
もし自分が、ピンコだちの兼一を前にしたら、いったいどうなるだろう?
多分、びびって、しまうだろう。
緊張のあまり、きっとマグロ女になってしまうに違いない。
そこでわが身をベッドに横たえ、目を閉じたまま、オトコのヒトに全てを任せる…。
(危ないトコロでしたわ…)
もし逆鬼のハナシを聞いていなかったら、いったい自分はどうなっていたか。
美羽は考えただけでゾッとした。
じっさい、今この瞬間まで、美羽は信じていたしていたのである。
男女の秘め事とは、男に全てを任せて、オンナは床しくもマグロ的に振舞うモノであろう、と。
(でもそれでは、兼一さんに嫌われてしまいますですわ…)
それに、いくら「びびるな」といわれても、実戦では、おそらく気合が入らないだろう。
逆鬼の説明を信じた美羽は、どうにも、情けないキモチになった。
20853:04/04/04 21:53 ID:BtKrm3Oz
しかしさすがは「面倒見のいい」(甲越寺秋雨・談)逆鬼だ。
脅かすだけ脅かして、あとは放っておくようなコトは、しない。
さっそく美羽のレベルにあった「策」を授けてくれるのだから、親切である。
「…びびるな!…と言っても、怖いモンは怖い。
美羽は処女なんだから、仕方がないよな!」
安心させるような口調で、逆鬼はアドバイスした。

「だから、考えることを一つだけに絞れ!
最初はまず即尺でまずイッパツ・ゴックン!!
それ以外のことは考えるな!
「ゴックンした後どうしよう」なんてのも無しだ!!」

処女の即フェラとはなんとも仰天アイデアだが、逆鬼は本気であった。
おそらくは、泡姫のおりなす、いわゆる「処女プレイ」に、よほどハマっているのだろう。
もっとも処女の尺八といえば、男性普遍の夢である。
オトコからみれば、処女即尺を薦める逆鬼こそ、まさに男の守護神・愛の伝道師。
考えようによっては、実にみあげた漢である。
バカにはバカなりの得がたい素晴らしさがある、ということなのであろう。

バカといえば、これで納得する美羽もかなりの愚か者である。
こんな仰天アイデアに、頬を赤く染めて大喜びしているのだから、救いようが無い。
なるほど尺八処女は、オトコにとっては実に得がたいなどエッチ女神だ。
しかしエッチ女神もサセコ嬢も、愛すべき存在であっても、やはりすべて愚か者だ。
兼一ほどではないにせよ、やはりネジが一本抜けている。
ともあれ、美羽が大いに納得したところで、練習は始まった。
逆鬼の見事なイチモツが、がぜんいきり立ってきた。
20953:04/04/04 21:55 ID:BtKrm3Oz
「じゃあ、尺八に絞って練習をはじめるぞ!ホンバンはマズいからな。」
フェラだけでもマズいはずだが、気にする二人ではなかった。
「ハイ、逆鬼さん!」と美羽も大いにヤル気マンマンだ。
しかし逆鬼は、どうも美羽の返事が少々気に食わない。
逆鬼には逆鬼の確固たるポリシーがあるのだろう。
練習は初っ端から、細かく懇切丁寧をきわめていた。

「美羽、練習でも実戦でも、オトコとヤルときは、『様』をつけるんだ。
兼一があいてなら、白浜様…じゃおかしいから…兼一様だ。 
オレが相手のときは、逆鬼さまでイイぞ。」
「はい、逆鬼様。」
こう書いてしまうと、そう大したことではないように、見えるかもしれない。
しかし実際に、エッチ相手から「様」づけで呼ばれるのは、意外と快感だ。
オトコの征服感が増すのか、なかなかジーンとくるものがある。

「あと、おっぱじめる前には、必ず三ツ指ついてご挨拶な。
 親しき仲にも礼儀ありってヤツだ。 
丁寧に、明るく元気に、エッチにな!頼むぜ!」

もともと礼儀正しい美羽のことだから、さほどの抵抗はない。
さっそく土下座するように、逆鬼の前で這いつくばった。

「逆鬼様、処女でエッチな美羽ですけれども、よろしくお願いしますですわ。」

三つ指ついた古風でエッチなご挨拶。
そろそろ美羽もエンジンがかかってきたのか、エッチ口上は合格点だった。
膝のまえでキチンとそろえた両手がなんとも床しく、逆鬼の劣情をそそった。

だんだん「講習」めいてきたが、まだまだ続く。
210名無しさん@ピンキー:04/04/05 09:43 ID:xvqKUiSp
いーぞ53んんん〜!!!!
211名無しさん@ピンキー:04/04/06 17:53 ID:H/Olgqi9
保守
212名無しさん@ピンキー:04/04/08 17:54 ID:duppwdGu
ホシュ
213名無しさん@ピンキー:04/04/10 03:36 ID:PbQLR9Yf
そー。
こーゆーのがほしかったのよ。
不幸話はかんべん(´・ω・`)
214支援コネタ:04/04/11 01:04 ID:rZKV27Fq

「連華さんの髪って、よく動きますわよね…。どうなってるんでしょ?」
「わ!ちょ、ちょっと気安く触らないで!」
「(む…)そう言われると、ますます気になりますわ…えいっ」
「や、ちょ…この!」

もみ合いながらも美羽、ついに連華の上を取る。

「ちょーっと触るだけですわ、大人しくしててくださいまし」
「やめろやめろやめj…ひゃう!」
「……(にぎにぎ)」
「あっ、やぅ……だめだったら…」
「……(ぎゅー)」
「あ、あ…ん」
「……(ぐったりしてきましたわ。おふざけが過ぎましたでしょうか)
す、すみません連華さん。もう止しますね」
「…………ふにゃぁ…」
「!!!!!!(キュピーン)」
「(゚д゚;)!!」

「はーいにゃんこちゃんここが気持ちいいんでしゅかーごろごろ
 いい子ねーもっと触ってあげましゅねーほーら(ry」
「や、やだあ!いやあぁぁぁ(ry」

_| ̄|○
215名無しさん@ピンキー:04/04/11 05:31 ID:KMuQcyI+
よぉーしでかしたぞぉ!
216名無しさん@ピンキー:04/04/12 14:27 ID:nPwzvbsl
考えてみれば、ケンイチの登場人物ってみんなバカだよな……
217名無しさん@ピンキー:04/04/12 17:11 ID:/Zi90t18
そして保守
218名無しさん@ピンキー:04/04/13 22:35 ID:QPhMaGYt
>216
ジャンプでやってる武装錬金よりはマシだからまだ大丈夫
219名無しさん@ピンキー:04/04/16 01:50 ID:uSbl6ycx
オラ来いよ53!
22053:04/04/16 11:01 ID:Oe4tkaz1
だいぶ間が開いてしまった。スマン。
>213
ありがたく頂戴した課題と受けとめている。
そこで課題をクリアすべく、実験妄想を投下する。(なお>>209のつづきは、明日より再開する。)
「悶絶調教!史上最強のメス奴隷・美羽」
****************************
とある日の放課後、新白連合本部にて…。

「新島、レイプはぜったいできない。
 断じてお断りだ!!
 暴力で女性を支配するのは最低だ。」
「なあ兄弟、『イヤよイヤよも好きのウチ』という格言を知らんのか?」
「そんなモノは俗諺にすぎん!
 だいたいレイプとは、女性の尊厳を冒涜するモノ。
 レイプから生まれる愛情なぞ、ありえんわーっ!」

レイプ反対を力説する兼一。
兼一は「反レイプ論」を展開して、ガンコに一歩も譲らない。
その強情ぶりに、忍耐強い新島も、少々ウンザリ気味であった。
(まったく、兼一のタテマエ人生も困ったモンだぜ。
 ホントは、ヤリたくてたまらないクセしやがって…)

タメ息をつく新島の視線の先には、ガチガチに緊縛された美少女がひとり。
着衣のまま、床のうえで身悶えていた。
縄から絞りだされた巨乳が、妙にプリンとしていて悩ましいその少女。
顔は見なくても、ウシ乳だけで、その正体はあきらかだった。
美羽である。
何か訴えようとしているが、口枷に阻まれて、声にならなかった。
「うーっ、うーっ、うーっ」
22153:04/04/16 11:03 ID:Oe4tkaz1
ヒョっとすると美羽は「いい加減にしろ」とでも、言いたかったのかもしれない。
新島に呼び出された兼一が、緊縛された美羽と対面してからもう数十分。
これは、延々と不毛なレイプ是非論争を聞かされる数十分、であった。
しかもハナシの大半が、兼一お得意の独演会だからタマラナイ。
これぞまさに、究極の「言葉責め」。あの三浦朱門ですら、裸足で逃げ出すだろう。
くわえて縛りはワリとキツく、手も脚も痛みはじめてきた。
生理作用もそろそろ危険領域に差しかかりつつある。
美羽は助けを求めるように、身悶えつづけた。

そんな美羽の姿に、新島は内心舌打ちした。
(ったく、SM調教はタイミングが大事だっつーのに、兼一のヤツ…)
急かされるようにして、新島は説得工作を再開した。
「だから兄弟…せっかくオマエのために、オレがお膳立てしておいたんだぜ。
 美羽ちゃんを捕まえて縛り上げるのだって、ひと苦労だったんだぞ!」

イヤイヤ、あの武術に秀でた美羽を拉致して、緊縛したのだ。
ひと苦労どころか、最低でも二苦労、三苦労はしたハズだろう。
けれども相手は、ふだんから、他人を思いやることが、ひといちばい苦手な兼一だ。
情に訴える新島の説得はまるで効果ナシ。
「だからナニ?」と、返事はじつにそっけないモノであった。
修行の過酷さや、自分の境遇の惨めさを、グチってばかりの兼一君。
自分の苦労は大威張りでアピールするワリには、他人の労苦にはほとんど無関心。
世話になっている美羽や師匠たちの労をねぎらうことすら、ほとんど稀である。
22253:04/04/16 11:06 ID:Oe4tkaz1
こうした手前勝手なケンイチイズムに、憤りを感じたのか、新島は珍しく声を大きくした。
「オイ兄弟、ハッキリ言ってコレが最初で最後のチャンスだぜ。
今を逃せば、美羽ちゃんとセックスできる機会は二度と来ない!!
緊縛してあるから、投げ飛ばされるコトもないぜ。
何でもかんでも、ヤリ放題のハメ放題!!
犯っちまって、美羽ちゃんを兄弟のオンナにしろ!!
ムリヤリでも一度ハメちまえば、従順になるんだよ!オンナってーのは!!」

熱弁をふるう新島だったが、兼一はあくまで拒否。
「何を言っているのかぜんぜん分からんわー!!
 よく聞け!この宇宙人!
 そんなこと、できるワケがなかろーが!!
 ボクには、たいせつな美羽さんをレイプする気など、毛頭ないんだ!!」

(ではなぜ、今すぐにでも、美羽ちゃんを助けようとしない?)
兼一の心の奥底を、新島は的確に見抜いていた。
新島を倒して美羽を救い出すことなど、今の兼一にはたやすいことだ。
じっさい「非暴力・不服従」の新島を、一方的に叩きのめした前歴も数回ある。
だからその気になれば、すぐにでもハナシは終わるハズ。

にもかかわらず、緊縛された美羽を横目に、兼一は何もしない。
ただただ、反レイプ演説を繰り返すばかりなのである。
大きくふくらんだズボンの前をみても、兼一のホンネは明らかだ。
(ヤツは大義名分が欲しいだけなのさ…)
新島は皮肉な笑みを浮かべた。
(手がかかるヤツだが、このあたりは予想どおりだぜ。
 兼一には、今回も俺様が描いた絵のとおり、踊ってもらおうか…クククク)
すっくと立ち上がると、意を決したように言いはなった。
22353:04/04/16 11:08 ID:Oe4tkaz1
「もういい!俺は帰る!!あとは兼一、ぜ〜んぶ任せた!!
美羽ちゃんを助けるもヨシ!レイプするのもヨシ!
自分ひとりで決めろっ!!!」

突然のタイムアウト宣言。
兼一は狼狽して、帰ろうとする新島に追いすがった。
「に…新島っ!ちょっと待て、それは困る!!
 もう一度、落ち着いて話しあおう!!」
兼一は必死になって新島を止めようとした。
あと、もう少しだけ時間が欲しいのだ。
美羽レイプの大義名分を、考え出せるだけの時間が必要なのだ。
このまま美羽と二人きりになってしまえば、「助ける」選択肢しか、なくなってしまう。
しかし新島は、兼一の手をふりきって帰っていった。

「ふぅ、困ったなあ。」
とりあえずは、ドアの内側からカギをかける兼一。
しかし次にナニをするべきなのか、見当もつかない。
美羽を助ければよいハズなのだが、そこは自己逃避。
「助けるか」「レイプするか」の選択それじたいから逃避していた。

すると考えこむ兼一の耳に、くぐもった声が聞こえてきた。
「うーっ、うーっ、うーっ」
急かすように助けを求める美羽の声。
こうなっては仕方が無い。
「美羽さん、助けにいきますね…」
みるみる大人しくなっていくのは、股間の暴れん棒。
エッチはダメでも、美羽を助けて、細かくポイントを稼ぐのが、最善だ。
残念なキモチを押し殺しながら、兼一は美羽のもとへと駆け寄った。
22453:04/04/16 11:17 ID:Oe4tkaz1
「大丈夫ですか美羽さん。いまボールギャグを外しますね。」
いきなり「ボールギャグ」と専門用語をブチかます兼一。
やはり大学館シリーズ全冊読破は、ダテではないようだ。
しかしこのボールギャグ、南京錠でロックされていて、外すことができなかった。
「会話ができないとは、困ったな…」
と思っているうちに、事態が急迫しているのか、美羽が身振りで盛んに訴えてきた。
「うーっ!うーっ!うーっ!」
みれば、訴えかけてくる美羽の視線は、下半身に集中。
どうやら股にくいこんだ縄を外してほしいらしい。

「じゃあ美羽さん、股縄からとりますか?」
「股縄」とは、またずいぶんデリカシーにかけた言い方だ。
しかし美羽には、そんなコトにかまっている余裕がなかったのだろう。
必死になってうなずくばかりだった。
さらには、兼一めがけて、プリ尻をおおきく突き出し、ダメ押しのアピール。
「うーっ!うーっ!うーっ!」
兼一のエロ心をそそるのは、美羽の潤んだ瞳と恥ずかしげな表情。
「おねがいですわ」、と言わんばかりにゆれるプリ尻も、ひどく悩ましげだった。
こうなれば、兼一の目は、目の前にある美羽のプリ尻に釘付けだ。
なにやらモリモリと、兼一のイチモツが、元気を取り戻してきた。
22553:04/04/16 11:18 ID:Oe4tkaz1
「じゃあ…美羽さん、股縄をほどきますね…」
「失礼しま〜す」と震える手で、兼一はスカートをゆっくり持ち上げた。
ムアっと顔に感じるのは、生暖かいオンナの臭い。
(ああ…コレが美羽さんのオイニーなんだ…)
胸イッパイ吸い込む。
クラクラするような陶酔感で、兼一の脳はトロけそうだった。
思わず右手がイチモツに伸びそうになったが、ココはガマンの兼一。
(まだ先はあるのに、ここでシコってどうする!?)
と自分を叱咤激励した。
さすがは童貞暦16年のオナプロだ。ヌキどころの選定眼はさえていた。

さてハナシをスカートの中身に戻そう。
スカートの中身はもちろん下着。縄がけされていてよく見えなかった。
下着越しに美羽の秘所がスケ見えるのではないか?
そう期待していた兼一は大いに落胆した。
パンツからハミ出る陰毛が妙に挑発的で、これが兼一のイライラ感を倍増させる。
「クソっ!コレじゃあ…できないじゃないか!!」
いったい何が「できない」というのだろうか?
ともあれ兼一は、大急ぎでハサミを探しあて、縄に刃をいれていった。

股縄がはずされたあと、兼一の眼前数センチに展開されたモノ。
美羽の生パンである。
(美羽さんすごい…こんなエロいパンティをはいてるんだ…)
予想はしていたものの、実物の迫力は予想以上。
兼一は息をのんだ。
美羽のパンツは、サイドをヒモでとめるタイプ。
色は水色、布地は極小。
やや時代遅れだが、Tバックの一種であった。
尻の部分は完全ストリングだから、美羽の剛毛はほとんど隠せない。
フロント部分も最小限で、よくみれば肉ヒダの一部すらも、ハミ出していた。
22653:04/04/16 11:23 ID:Oe4tkaz1
かのような、いかにも露出狂の美羽らしいエロエロな下着。
とはいえ誤解は禁物である。
コレを倦怠期夫婦が買い求める通販エロ下着と混同しては、美羽が気の毒だ。
デザインが、あんがいコジャレたこのパンツ。
露出ビッチ系ではあっても、美羽なりに考え抜かれた「勝負パンツ」であった。
そしてこの勝負パンツの効果はバツグン。
(この小さい布地のなかに、美羽さんのムレムレな肉が押し込められている!!)
そう思っただけで、兼一のイチモツは狂おしいまでに、硬くなっていったのである。

とはいえ股縄をはずしてしまえば、兼一の仕事はオシマイである。
このままずっと、美羽の生パンにみとれているワケにもいかない。
自慰行為もすばやく終えなければならない。
さっそくズボンのポケットに手を入れて、兼一はオナニーを開始しようとした。
すると、再び美羽が訴えかけてきた。

「うーっ!うーっ!うーっ!」

股縄をはずしても、まだ股間が痛むのだろうか。
「まだ足りなり」とでもいうように、美羽は再度プリ尻を突き出してきたのである。
「アレ?美羽さんまだ痛みますか?」
けげんに思い、あらためて美羽の下半身を吟味しなおす兼一。
よくみれば、Tバックの内側にもう一本、縄がかまされていた。
痛々しくも、美羽の秘肉に直接くいこむ荒縄。
(新島、グッジョブ!!)
新島の行き届いた配慮に、兼一は心の底から感謝した。
22753:04/04/16 11:33 ID:Oe4tkaz1
こうなってしまえば、やむを得ない。
一刻も早く、縄をほどかなければならない
そのためには、むろんパンツを脱がせる必要がある。
(これは緊急避難だ!!明白に存在する危険状況の除去だ!!)
兼一はイチモツをパンパンにしながら、自分を納得させた。
いつもながら、自己完結的な少年である。

もちろん女性のパンツの中身は、異性にはぜったいに露にしたくないシロモノだ。
無断ではできない。
兼一は鼻息も荒く、美羽の了解を求めた。
「み…美羽さん、これじゃ辛いでしょ?今すぐパンティをとりますね!!
 さもないとタイヘンなコトになっちゃいますからね!!!」
どこかしら、恫喝的で違和感のある物言いだが、美羽はあまり気にしない様子だった。
さすがに顔を真っ赤にしていたものの、首をタテふって快諾。
脱がせやすいように、可愛いお尻をさらに兼一のほうへプリっと突き出した。
そこで美羽のパンツを引き落ろす兼一。
美羽の協力もあって、勝負パンツはスルスルと下ろされていった。

つづく(次回完結)
****************************
>213
どうだろう?
もしご不快に感じられたら、遠慮なくお申し出いただきたい。
展開を修正する。
228名無しさん@ピンキー:04/04/16 18:46 ID:soBJW+yO
いいよー 
229名無しさん@ピンキー:04/04/16 23:19 ID:grju5UU8
素晴らすぃー!YーMCA♪
230名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:27 ID:1lnkrt0r
ケンイチスレがあるとは・・・
231名無しさん@ピンキー:04/04/17 02:25 ID:gF1TMeEo
いいねぇ
232名無しさん@ピンキー:04/04/17 04:32 ID:rhwuGSYm
感涙
23353:04/04/19 23:55 ID:J3T9HrOI
>>209を再開する。
当方の事情により投下が遅れたことをお詫びする。

さてさてエッチ口上でエンジンがかかってきた美羽。
やはり年頃だけあって、性への好奇心はけっして小さくはない。
じっさい、はじめてみるチンポに美羽は興味津々の様子だった。
ホッペタどころかオデコまで真っ赤にしながらも、逆鬼のチンポに目が釘づけだ。
(コレが、お口に入ってくるのですわね…。
 あと兼一さんとヤルときには、私のアソコに…)
そう考えただけで、妙に呼吸が荒くなり、心臓の鼓動も速くなっていく。
美羽はおもわず、ゴクリと息を呑んだ。
自然と顔が、吸い寄せられるように、逆鬼の下半身へと近寄っていった。

とはいっても、美羽はいまだ処女。
オーラルセックスどころか、異性との性的交渉それ自体、まったくの未経験。
「それじゃ、頂きますですわ〜♪ パクウ〜♪ 」というワケにはいかない。
もちろん知識としての尺八の存在を、まるで知らないワケでもない。
だがオトコの排泄器官を口にすることには、まだ違和感がある。
しかも愛していない男性のチンポを口にするのには、やはり抵抗があった。
まして相手は、カタチ・サイズとも人並みはずれた逆鬼のイチモツだ。
その凶暴さは、処女の美羽の目にも明らかだった。
23453:04/04/20 00:07 ID:FEfw6Fzr
眼前数センチのチンポを前に、恥ずかしがり、また戸惑う美羽の姿。
おそらく本人は悟られないよう隠しているつもりだろう。
しかし性的冒険に対する美羽の不安と期待は、隠しようがなかった。
手足がワナワナと震える反面、目は逆鬼のイチモツからどうにも離れない。
硬くなった乳首のとがりかたが、ボディスーツごしにも、容易に見とることができた。

そんなウイウイしい美羽の姿に、逆鬼は深い満足を覚えていた。
(やっぱ素人女はイイぜ!!)
とまどう美羽の吐息が、イチモツにあたるのだが、コレがなんとも心地よい。
それに照れて赤くなっている美羽の可愛いホッペ。
あの無垢な頬が、これから自分のイチモツでパンパンになるのだ。
イヤそれだけではない。
あの可憐な唇も舌も、口内すべてが、逆鬼の怒涛に奉仕する手段になるのだ。
あの舌で逆鬼のザー汁を味わい、あの喉で逆鬼のザー汁を飲み込むのだ。
(これでコーフンしねえヤツは男じゃねえ。)
まだ美羽の口に入れてないうちから、逆鬼の愉悦は始まっていた。

こうしたカネでは買えないホンモノの迫力は、ナニモノにも代えがたいモノがあった。
逆鬼至緒の風俗歴は、もうそろそろ十年目。
コマ劇場前の立ちんぼ「女」に童貞を奪われてから、もう十年。
考えてみれば、騙されてばかりの十年だったのかもしれない。
逆鬼はふと思い起こしてみた。
ソープ、イメクラ、ヌキキャバ、SMクラブ、ちょんの間、そして雑多な無店舗業種の数々。
思い起こしてみれば、いろいろな風俗にチャレンジしたが、ハズレのほうが多かった。
マグロ女子高生への出費は、今になっても苦々しい思い出だった。
ホテトルのチェンジは、逆鬼にとって、競馬より歩合の悪いギャンブルだ。
旧情報喫茶の女の子画像は修正だらけでほとんどSFX。
アミダラ女王に会いに行くと、ジャバザハットが待っている始末だった。
23553:04/04/20 00:11 ID:FEfw6Fzr
数は少ないにせよ、もちろんアタリもあった。
例えば「ソープ百万石」在籍の「麗華」嬢のおりなす「処女プレイ」は、ウソと分かっていても興奮する。
「SM鉄道シックスナイン」在籍「ジュリア」女王サマの前立腺責めは、この世の天国だ。
キモチイイことはキモチイイ。だから足しげくかよっている。
しかし風俗はやはりイリュージョンにすぎない。
泡姫の処女プレイも、女王サマの前立腺責めも、カネで買えるモノでしかないのだ。
それにひきかえ、かわゆい美羽の初フェラチャレンジ。
なんといっても美羽の初フェラは、素人・初物・女子高生の高付加価値三点セット。
まさにプライス・レスである。
(ワリィな、兼一)と思いながらも、ニヤケ笑いがとめられない逆鬼だった。

しかしいつまでも、美羽のドギマギ姿を楽しんでいるワケにもいかない。
アル中患者の常として、逆鬼は軽い勃起障害のケがある。
正確には勃起障害ではない。
持続力が乏しいのである。しかも救われないことに、回復が遅いのだ。
ゆえに泡姫たちから「イイお客さん」として人気のある逆鬼。
幸運なことに、逆鬼はこの事実に気づいていない。
ともあれ、逆鬼としては、コトを急がざるを得なかった。

「美羽、そろそろ始めるぞ。クチを大きくあけろ。」
逆鬼はつとめて冷静な口調で美羽に命じた。
ココで、パカっと口をあけるだけなら50点。
しかし美羽はカンが鋭かった、というか聡明だった。
あるいは単にナチュラル・エッチ女なのかもしれないが、エロ口上を忘れてはいなかった。
「まだ慣れてませんけど、いっしょうけんめいに、ご奉仕しますわ。
全部味わって、ゴックンしますから、たくさん出してくださいね。」
そういい終わったあと、ちょっと顔をうつむかせて恥ずかしがるトコロがまた可愛い。
逆鬼のチン角が数度ほどあがった。

スマンが、まだまだ続く。
236名無しさん@ピンキー:04/04/20 05:39 ID:6TYRZxgk
53キテタ───────────!ガンガン続け!
237名無しさん@ピンキー:04/04/21 17:05 ID:CT1cfMrB
53、面白すぎだ。
さっきサンデー買ってきたが、アンタの文章がチラついて、
普通にケンイチが読めねえよ。
238:04/04/28 11:17 ID:N0gqi7Nr
ほしゅしなければ!!!
239名無しさん@ピンキー:04/05/03 21:23 ID:cfV/sGwG
5月3日たぞ!53でてこーい!
24053:04/05/03 22:49 ID:6W3dq+M9
すまん。
今、273のつづきを大急ぎで書いてる。
241:04/05/04 00:23 ID:gkSXSLRD
マジですか!?良かったぁ
もうこのスレ誰も見てないのかと思ったし
53氏もいなくなったとばかり゚・(つД`)・゚
文章書くの大変でしょうけど頑張ってください
24253:04/05/04 05:09 ID:8C32mAyD
応援のお言葉はなんともありがたい。
そして当方の未熟さに、あえて目をつぶって下さる皆様の度量の広さ。
もう感謝の言葉もない。ありがとう。
おそらく私を含めてたぶん3人かそこらの過疎スレだから、
なにかご要望があれば、どうかお気軽にお申し出くだされ。

投下を再開す。(ただいま自転車操業中)
「史上最強のメス奴隷・美羽」
>>227のつづき
スキャンティを下ろし、股縄を外すと、そこに現れたのは美羽の秘所だった。
しかしよく見えない。
もともとバックスタイルは、花園観察に不適当な姿勢である。
くわえて美羽は、あんがい毛深なうえ、「上つき」だったのだ。
「上つき」の毛深女といえば、深情けのいわゆる「あげまん」女。
なるほど、これで兼一最近の運命の展開も、説明がつくのかもしれない。
とはいえ今の兼一には、そんなことは、どうでもよいことだった。

美羽の秘所への期待感、転じて失望感。
期待が大きかった分だけ、見えないことへのもどかしさがつのってしまう。
思春期童貞野郎の常として、興奮した頭にあるのは、女性の秘所のコトのみ。
こうなれば、いつものようにリクツもヘッタクレもなくなってしまう兼一君。
「ええーいっ、これではダメだ!!美羽さん、仰向けにしますよ!!」
普段の「フェミニスと」ぶりなど、どこへやら。
兼一は美羽を軽々と抱きかかえると、やや強引に床へと寝かしつけた。
「さぁ美羽さん、脚を開いてください!!」
その口のきき方は、オトコのエゴ全開の命令口調。
なんとも見下げ果てた野郎である。
いっぽう美羽はといえば、兼一の強引さに、呆然とした様子。
事態の目まぐるしい展開に、判断力がニブっているのであろうか?
目を丸くしながらも従順に、しかしゆっくりと腿を開いていった。
その姿勢はスプレッド・イーグル。すなわち大股開きであった。
243名無しさん@ピンキー:04/05/04 05:09 ID:xB4eC7qX
いつまでも待ってるさ!
24453:04/05/04 05:12 ID:8C32mAyD
大きく開脚した太モモの付け根に現れたのは、美羽の秘所。
ようやくその全貌を露にした「ご本尊」を前に、兼一は、歓喜の震えを止められなかった。
(すごい…これが美羽さんのオ○ンコなのか…!?)
はじめて見るナマの女性器の迫力に、兼一は圧倒されてしまった。
それに、なんといってもこの観音様は、他ならぬ愛しい美羽の観音様だ。
しかも本人以外は誰も見たことのないハズの、いわば「視姦処女地」だからタマらない。
ともすれば視姦だけで、美羽を征服したような錯覚にすら、おちいってしまうようだ。
兼一は、魅いられたようにして、美羽のシークレットゾーンを、注視していった。

(すごい…なんだか肉がグチャグチャしていて、とてもエッチな感じだ…)
ビッシリと密生したジャングルのなかにみえるモノ。
それは、ナマナマしい肉のヒダとヒダとの複雑な重なりあいだ。
めくれあがったヒダの内側からのぞく鮭桃色の美肉が、なんとも鮮やかで毒々しい。
くわえてその鮭桃色の淫肉が、妙に潤っているのだ。
視姦に感じているのだろうか、グジュグジュと水気を帯びているのである。
まるで南洋の食虫花のような淫靡さであった。

(こんなグロくてイヤらしい器官が、美羽さんにあるなんて…)
童貞の兼一には、信じられないような思いだった。
あの憧れの美羽が、
颯爽と、風に舞う羽のように戦う美羽が、
ときに母や姉のように上品な慈愛で兼一を包んでくれる美羽が、
肉のグジャグジャから汁を垂れ流しているのだ。
このギャップかあまりに大きい。

ふと兼一は、視線を美羽の顔に移してみた。
みれば美羽は、耳まで真っ赤。
やはり相当恥ずかしいのだろう、目を伏せたまま息を荒くしていた。
表情はひどく切なげで、ハンハンという鼻息が、ひどく扇情的。
乱れた前髪がひとふさ、おでこにペッタリと張りついていた。
今まで見たこともない美羽のオンナの表情に、兼一の劣情は高まるばかりだった。
24553:04/05/04 05:13 ID:8C32mAyD
>>243
今つづきを書いている。中途半端で申し訳ない。たぶん昼までには終わると思う。
24653:04/05/04 14:35 ID:8C32mAyD
投下再開(でもまだ、自転車操業中)

(これはまさか…!?)
「据え膳」にもみえる状態に直面して、兼一のイチモツはいきりたった。
(美羽さんは感じているのでは、なかろうか!?
 新島の言うとおり、女の人は、レイプやSMで感じちゃうのか…)
だとすれば、今の美羽さんとナニしても、なんら問題はないはず。
むしろ人助けとして賞賛されるだろう。
手前勝手な理屈をデッチあげ、ひとり自己完結的に納得する兼一クン。
瞳にエロい炎を燃やしながら、兼一は意を決した。

「美羽さん!ハメますよ!いいですね!!」
いったい、ナニとナニを「ハメる」というのだろうか?
ひどく分かりにくい物言いだが、エロ全開な兼一のオーラからして、その意は明白だ。
ウブな美羽にも意味は十分通じたようで、
「エッ?」というように、兼一のほうへと視線をむけたまま、絶句した様子だった。
再び目を伏せて、長考すること約十数秒。
兼一のエロい期待が、かつてなく高まる十数秒。
ズボンの前をパンパンにふくらませた兼一にむかって、美羽は、静かに首を横に振った。

当然であろう。
いかに下半身が鍛えられたとはいえ、今の兼一の修行レベルは、美羽には遠く及ばない。
もちろん将来的な成長は大いに期待できるはずだ。
また拒否した美羽の目をみても、兼一に対する特別な思いは容易にみとれる。
しかしまだまだ兼一は、実力不足だ。
現段階でのベッドインを拒んだ美羽の判断。
おそらくは美羽にとっても苦渋に満ちた判断だったはずだが、
やはり公正かつ適切な判断であったといえよう。
247名無しさん@ピンキー:04/05/05 05:54 ID:YUQ6pt5C
イイヨーイイヨー
248名無しさん@ピンキー:04/05/05 17:23 ID:/YydQN+h
ツヅケテツヅケテー
24953:04/05/05 18:14 ID:FPN1YgjE
再開す。

しかし、サカった兼一にそんな理屈など通用しなかった。
また今の兼一は、この程度ではひるまない。
修行の過程で、不撓不屈の精神力を、十分に身につけているのだ。
梁山泊の師匠たちも、まったくもって、余計な覚悟を仕こんでくれたものである。
とはいっても、全身で拒絶の意を表す美羽の姿は、兼一にとって少々ショックだった。
くわえて罪悪感が、まったくないワケでもない。
握りしめた拳の震えがとまらないのは、何もセックスへの期待感だけではないはずだ。
兼一は自分に言いきかせた。
(あせるな!ここで呑まれてしまえば、勝負は負けだ!)
そこで「戦いの流れ」を変えるために、まずは深呼吸。
「ん〜、今日もいい天気だ!!」と、身体をおおきく伸ばしてみる。
お得意の気分転換である。
気が落ち着いたトコロで、すかさず、お得意の自己完結的頭脳が、全力回転だ。
(レイプはまずいが、合意があればレイプは成立しない。
 そして今の美羽さんは、ギャグで口が封じられている…というコトは…!?)
兼一はニッコリと妙に不気味に微笑を浮かべた。

「あ〜美羽さん…すみません、僕の言い方が悪かったようです。
 よろしければ、僕とセックスしてもらえませんか?
もしダメなら、ハッキリと口に出して断ってください。
 沈黙は同意とみなします。」

「!?」

目を大きく見開いて驚愕する美羽。
きっと「ダメ!ダメですわ!!」とでも言いたいのだろう。
大あわてで首をブンブンふるが、兼一はまったく意に介さない。
何か強く訴えかけようとしているが、ギャグに阻まれて言葉にならなかった。
25053:04/05/05 18:16 ID:FPN1YgjE
目を大きく見開いて驚愕する美羽。
「ダメ!ダメですわ!!」とでも言いたいのだろうか、
大あわてで首をブンブンふるが、兼一はまったく意に介さない。
何か強く訴えかけようとしているが、ギャグに阻まれて言葉にならなかった。

「ん?何かおっしゃているようですが、聞こえません。
 美羽さんもだいぶ感じてらっしゃるようですし、
ではOKというコトでよろしいですね!」

そう早口でいい終えると、兼一はポケットからハンカチを取り出した。
「同意のうえのセックスです。でもいちおう誤解をふせぐために、
 ハンカチをお尻のしたに敷いておきますね。
 これでゼッタイに婦女暴行罪は適用されません!!
 たしかに美羽さん緊縛されていますが、
これはあくまで双方合意のうえの「ファンタジー・レイプ・ロールプレイ」です!!」

むろんハンカチ云々は大ウソ知識である。
大学館刊『四十代夫婦のための円満ナイトライフ』のウケウリにすぎない。
しかし劣情に支配された兼一のエロ笑顔は、ファンタジーどころか、リアルそのもの。
品定めをするように、美羽のナイスバディを見つめる視線は、ひどく真剣である。
兼一の血走った目は、美羽を震え上がらせた。
「んー!!、んーっ!!んーっ!!」
兼一は、美羽の声にならない哀願を、完全に無視した。

まだまだ自転車操業中ですまん。
できればこんどこそ、朝までには終わらせたい。
251名無しさん@ピンキー:04/05/06 00:42 ID:5POM1/NX
ガンバガンバ
252名無しさん@ピンキー:04/05/07 00:26 ID:2vOnC3aV
安芸
253名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:04 ID:hPs2l/Mo
ヒトヤスミヒトヤスミ
254名無しさん@ピンキー:04/05/10 13:36 ID:/tHnr5W+
一休さーん!
25553:04/05/17 03:25 ID:GhFBBNfF
すまん。事情により一時休止。
数日ほど日を置いて、再開する予定。
「書き込み制限」の表示が出たので、テストを兼ねて投稿す。
256名無しさん@ピンキー:04/05/17 22:21 ID:JXHSXoQ4
数日あくぐらいなら今に始まったことじゃないので気にしない。
まっとるよ!頑張れ!
257支援コネタ:04/05/20 00:43 ID:BA8PPoi8
「くそ〜風林寺のやつめ…どうしたらアイツに勝てるんだ?」
「ヒヒヒ、よーし、では分かりやすいようにおまえと美羽ちゃんとの違いを点数で比べてやろう!」
「わっ!またおまえか!?(ていうか誰だおまえ…?)」
〜略〜
「…やはり年齢以外は美羽ちゃんに敵いそうもないな!」
「う、うるさい!!勝手に点数をつけるな!」
「おっ、流石のオレ様でもまだ調べていない事項があったぞ」
「Σ (゚Д゚*)!!な、なんだ!?オレが勝てそうなところか?」
「(キュピーン)う〜ん、実際に測ってみないことにはなんとも…
 いや、しかしいくらなんでも本人の協力が得られなければなあ…」
「や、やる!なんでも協力するから!何を測るんだ?なあ!」
「いや、だがな…これはいくら可能性があるといっても…」
「なあ、頼むよ宇宙人!」
「むむ…そんなに言うなら協力してやろうか?」(←既に論理は入れ替わっている!)
「頼む!なんでもするから!アイツをぎゃふんと言わせてやりたいんだ!」
「(キュピピーン!)ほう!じゃあさっそく…」

「 感 度 の実験だああああああっ!!」

「えっ!?あ、ああっ、あ、やめっ…はあん!!はあっ、はぁっ…!」
〜略〜
「んーむ…良好だが…美羽ちゃんは残念ながら隙がなくて測定不能だからなあ…」
「だ、騙したなあああぁー!!」


53さん身体に気をつけてね。
というわけで保守保守。
258名無しさん@ピンキー:04/05/20 01:25 ID:BA8PPoi8
ついでに沈んでるのであげ
259名無しさん@ピンキー:04/05/20 05:19 ID:LsP5Dp86
>>257
ンンングッジョバァァァァァァ!
五十三ファイッ!
260さげ:04/05/27 07:51 ID:VIZVme8f
あげ
26153:04/05/27 23:22 ID:HMZAwPJ4
三週間ほど開いてしまったが、投下を再開する。
>>250「史上最強のメス奴隷・美羽!!」のつづき(完結)。
遅れてスマン。
***************

タガがはずれた兼一ほど恐ろしいものはない。
ふだんモラリストを気取って毒を溜めこんでいるのだから始末が悪いのだ。
美羽のスキャンティを頭にかぶり、手早くズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
アソコはヌレヌレだから、前儀は不要と一人合点。
横たわる美羽にむしゃぶりつくと、そのプリ乳をわしづかみにし、
早速小ぶりなイチモツを、美羽の秘所にあてがった。
一方的といえばあまりに一方的なセックススタイル。
風俗でもっとも嫌われるタイプといえよう。

ぬるり。

挿入は信じられないほどスムーズだった。
兼一がひそかに恐れていた「穴違い」はなかった。
イチモツは、まるで導かれたように、美羽の蜜壷をディレクトヒットしたのであった。
美羽が痛がることもなかった。
わずかに「ああ…」と熱い息を漏らしただけで、抵抗がまったくなかったのだ。
処女VS童貞のセックスにしては、あまりに円滑すぎるインサート。
イヤ素人同士にしては円滑すぎる、といっても過言ではなかろう。
26253:04/05/27 23:24 ID:HMZAwPJ4
しかし挿入のスムーズさに驚く余裕は、兼一にはなかった。
キモチイイのである。
(すごい…こんなにキモチがいいものがこの世にあるなんて…
 もうオナホールなんか使えないや…)
柔らかく、しっとりと湿っていて、しかもシマリがキツい美羽の秘所。
しかもこの肉の穴は、うごめいているのである。
たまらずに兼一がピストンを始めると、すかさず美羽の腰も絶妙なタイミングで動き出す。
(ああ…まるで絞りとられるようだ…
こんなキモチイイなら、もっと前から美羽さんを犯しておけばよかった。)
もちろん、あこがれの美羽との初エッチの感慨もあっただろう。
だがそれに以前に、兼一は美羽の鍛え抜かれた秘所に、脳も腰もトロけそうだった。

ところで、性急で辛抱足らずの人の常として、兼一は早漏である。
美羽の身体に覆いかぶさりながらピストン運動をかさねることわずか数回
兼一の性感神経は、はやくも放出警報を鳴らし始めていた。
「これはいけない!!」
兼一は大いにあわてた。
とっさに組み立てた脳内シュミレーションでは、最初の放出は口内発射のはずだった。
まずは美羽にゴックンさせて、征服感を味わいたかったのだ。
しかしこうなれば、イチモツを引き抜く時間的余裕は、あまりない。 
必死で発射をこらえながら、兼一は叫んだ。
「ハアハア…美羽さん…ハアハア…中出ししますよ!!…ハアハア」
しかし美羽は、あえぎながらも首を横に振った。
26353:04/05/27 23:27 ID:HMZAwPJ4
(ったく美羽さんも、この期に及んで仕方がないなあ…)
と思った兼一だが、無理やりの膣内射精も面白そうだった。
官能的な切ない顔で、中出しを拒絶する美羽の顔は、ひどくそそるものがあった。
女性の意に反して、中出しする。
このことは、口内発射以上に兼一の征服本能をくすぐったのだ。
嫌がる美羽の顔を楽しむように、兼一はささやいた。
「ハアハア…美羽さん…ボクのスペルマ…ハアハア…うけとめて…くださいね…ハアハア…。」
いよいよ放出しようとした瞬間、兼一の頭のなかに、再びサイレンが鳴り響いた。

―何かがおかしい…。
兼一は本能的に、危険を直感した。
目前に迫り来る、何か大きな危険を感じたのだ。
(でも危険の正体がわからない…)
とっさにいろいろ考えてみるが、どうにもわからない。
しかし危機の着実な接近は、ほぼ間違いない。
そこで、ふと偶然目にしたのは壁に張ってあったカレンダー。
「ああっ!!!」
突然、兼一の身体が硬直した。
まったくの偶然だったが、兼一はせまり来る危険の正体に、気づいたのだ。
「美羽さん…ひょっとして今日は…危険日…です…か?」
美羽は、少し迷ったあげく、首を横に振った。
26453:04/05/28 00:15 ID:aLrGXLBQ
(ウソだ!!今日は危険日、間違いなく妊娠可能期間のはずだ!)
馬剣星と兼一のエロ師弟コンビが、しぐれと美羽を常時監視していることは
あらためて説明するまでもないだろう。
師弟の監視活動は、盗撮にとどまらない。
下着についたオリモノの具合や捨てられた生理用品までもが、調べあげられているのだ。
もちろん基礎体温はわからない。
だが行動パターンの分析もあってか、美羽の生理周期はすでに割り出されていた。
そこから排卵日が、かなり正確に特定されていたのである。
100パーセント妊娠とはいわないまでも、若くて健康な美羽と兼一だ。
その恐れはかぎりなく高いといえよう。

ハメまくりの桃源郷から一転地獄。
もし美羽が妊娠すれば、おそらく長老は、兼一を殺すだろう。
(それもゆっくりジワジワと、そう簡単には死なせてくれないはず…)
兼一は、心の底から震え上がった。
たとえ殺されなくても、結婚は免れまい。
あの強引な長老のことだから、法定年齢に達していなくても、事実婚に持ちこむだろう。
確かに美羽との結婚は、兼一の望むところである。
しかし兼一はまだ16歳の青春真っ盛りだ。
この年齢で、将来の可能性を狭めたくはなかった。
ガキ育てなどまっぴらゴメンだし、十代で家庭に束縛されることなど、考えたくもない。
最終的には美羽と結婚するにせよ、それまでは他の女の子たちとも遊んでみたかったのだ。
やや身勝手なようだが、しょせんオトコとはそういうイキモノである。
26553:04/05/28 00:26 ID:aLrGXLBQ
さてさて、こうなれば、美羽への中出しなど、もってのほかだ。
あわてて「美羽さん、抜きますよ!!」と言ったその瞬間、兼一は見た。
美羽の目のなかで光った不思議な輝きを。
次の瞬間、美羽の両脚がいちどクワっと開いたのち、
まるでしがみつくようにして、兼一の腰にしっかりと絡みついてきた。
「!!」
美羽のしなやかな両脚は、ガッチリ兼一の腰に喰いこんだ。
必死で逃れようとする兼一だったが、美羽の脚はビクともしない。
それどころか、脚の締めつけは、ますますキツくなるばかりで、二人の身体は密着した。
しかも美羽の蜜壷のシマリまでも、ひどくキツくなってきたのだ。
(このままじゃ、出ちゃうよ…そして出しちゃったら…)
兼一は半泣きで哀願した。

「美羽さん…お願いだから離して…お願いですぅ〜」
すると、いったいどうやってギャグを外したのだろうか?
美羽がかなりしっかりとした口調で答えてきた。
「えっ?孕ますですの?それだけは許してくださいまし〜!!」
生来の演技下手ということもあってか、かなりムリのある台詞回しだった。
だがそんなことを考える余裕は、兼一にはなかった。
26653:04/05/28 00:33 ID:aLrGXLBQ
射精ガマンの苦しさのなか、兼一は息も絶え絶えに、再度哀願した。
「ですから…離して…ください…さもないと…」
言い終わらないうちに、美羽が口をはさんできた。
「孕ませるますよ、もし抵抗すれば、痛めつけますよ…というコトですわよね!
 お願い兼一さん、それだけは許してくださいますですわ〜!!」
主客転倒の強チン状況に戦慄しながら、自分耳を疑った。
修行の進捗いちじるしい兼一だが、美羽に比べればまだまだ初心者レベルである。
考えてみれば、たとえ両手が縛られていたとしても、兼一が美羽を痛めつけることなど
できるハズもない。
「違う」、といいかけた兼一の口を、美羽のキスが塞いだ。
ひどく熱くて甘い、とろけるように情熱的な美羽のベーゼ。
美羽に口を吸われた兼一の腰から、力が抜けていった。

腰から力が抜けたところで、美羽の細い指が兼一のアナルを襲った。
「うあああああああーっ!!!」
未知の妖しい痛感に、兼一はのけぞって悲鳴をあげた。
いったいどうやって美羽が縄抜けしたのかは、よく分からなかった。
ともあれ美羽は、兼一の悲鳴を無視して、グリグリと兼一のアナルをかき回す。
慣れた手つきで、兼一の前立腺を探し当てていった。
「ぉぉぉぉ…や…めて…美羽さん…ヒイッ…指を…指を動かさないで…ぁぁぁぁ」
懸命にガマンする兼一だったが、前立腺責めに耐えられる男など、この世には存在しない。
美羽が兼一のアナルに指を滑り込まされてから、わずか数秒。
「あ、あああっ…うあああああああああああーっ!!!!」
と絶頂のうめきをあげたのは、もちろん兼一。
美羽の指テクに導かれるまま、みごと膣内に射精してしまったのであった。
26753:04/05/28 00:36 ID:aLrGXLBQ
どくどくどくどく。

美羽のナイスバディのうえで、グッタリとする兼一。
この憔悴が、荒淫の結果なのか、それとも来るべく地獄の運命を予期してのことなのか?
これは誰にもわからない。
しかし美羽は、そんないろいろな意味で疲れ果てた兼一にも、容赦がなかった。
射精された精液が子宮内に十分浸透するのを待ってから、
猛然と兼一のイチモツにムシャブリついてきたのだ。
「兼一さん、わたくし一生懸命ご奉仕しますわ…ですから乱暴しないでですわ…。」
口上を述べながら、兼一のイチモツを、愛しそうに奉仕する美羽。
カリの恥垢をきれいに舐めあげたあと、亀頭に心のこもった接吻をする丁寧さだった。
そして茎内に残ったザー汁も、バキュームフェラで一滴のこらず吸い上げゴックン。
こうなると、兼一もたまらない。
長老への恐怖心など何処へやら、辛抱たまらずイチモツがガゼン大きくなってきた。
「兼一さん、こうなった以上、わたくしは今日から兼一さんの奴隷ですわ。
 好きなだけ犯していいのですのよ。」
ひどく照れくさそうに口上する美羽の姿は、色気ムンムンのヤル気マンマンだ。
兼一は、鼻息も荒く、再び美羽のナイスバディに挑みかかっていった。
26853:04/05/28 00:39 ID:aLrGXLBQ
美羽と兼一しかいないはずの部屋のなか。
打ち捨てられた廃材の陰で、小声の会話がかわされた。
「そろそろ、ワシの出番かの?」
「いえいえ、まだ一発目が終わったばかりですんで、いましばらくお待ちくださいな。」
会話の主は、長老と新島。
後ろには秋雨はじめ梁山泊の面々が控えていた。
いつどのようにして、気配を消し、室内に侵入してきたのであろうか?
おそるべき潜入術と言えよう。

「新島君とやら、なかなか見事な手際じゃったのう。」
長老は上機嫌に新島の労をねぎらった。
「褒美として、望みどおり逆鬼君を貸してやろう。
これでラグナレクとやらは壊滅じゃな。
 とにかく、よくやってくれたのう。フォフォフォフォ…。」
もちろんこれで、調子にのる新島ではない。
褒められようが、望みのものを手に入れようが、けっして気を緩めない。
この若き戦略家は、わきまえた態度を一瞬たりとも崩そうとはしなかった。
「いえ、私のやったことは大したことじゃありませんでして…
 プランニングは全てあの方ですから…ヘヘヘヘ」
卑屈な笑顔で、新島が見つめる先は、「哲学する柔道家」。
甲越寺秋雨であった。
26953:04/05/28 00:40 ID:aLrGXLBQ
「いや、そんな大したことではないよ。たんなる心理学の応用さ。」
いちおう謙遜してみせる秋雨だったが、得意顔は隠しようがなかった。
「これで、間違いなく美羽は妊娠。
完璧を期して、美羽には中出し最低4回を命じておきましたから、確実です。
今後兼一君には高校を中退してもらって、完全な内弟子修行に専念してもらいます。
これで梁山泊の後継者問題は、いっきょに解決ですな。」
 
これから兼一を待ち受けているのは、まさに「武術の、武術による、武術のための生活」。
育児は美羽に任せての、武術だけに専心する「入りムコ生活」だ。
そうなれば念願の「直木賞」云々の夢はココ当分、断念せざるをえまい。
それどころか恋にと格闘にと青春を燃やす高校生活もオシマイである。
遊びたいさかり、ヤリたい盛りの兼一にとっては、やや不本意な道筋なのかもしれない。
しかし、嫁入り前の美羽を、強引に手ごめにしてハラませてしまったとあっては、
兼一本人も両親も、まず拒否することはできないだろう。

「でも、これじゃチョット二人が可哀想じゃねえか?」
この悪魔的ともいえる秋雨の策略に、異議を唱えたのは逆鬼至緒。
「ケンカ百段」の異名に相応しからざる、やさしい性根をもつ空手家である。
長老は、この心優しき空手家に、おだやかな口調ではなしかけた。
「みてごらん。
 美羽も兼ちゃんも、まんざらではない様子じゃよ。」
27053:04/05/28 00:42 ID:aLrGXLBQ
見れば二人は、ヌルヌル愛情プロレスの真っ最中。
攻守逆転で、今度は兼一が、バックからさかんに美羽の尻を責め立てていた。
美羽にせよ兼一にせよ、硬い床に直接ひざをついての反復運動は、かなり痛そうだった。
しかしそれでも、二人は肉体ピストンを止めようとしない。
鍛え抜かれた美羽の膣の感度がバツグンなことは、兼一のトロけるような表情をみても
明らかだった。

いっぽう美羽はといえば、兼一のこれまた鍛え抜かれた下半身に大満足のようす。
周知のとおり、兼一のイチモツはやや小ぶりである。
しかし、腰の据わった連続の打ち込みが、ジンジンと子宮に響くらしいのだ。
「んぁんぁんぁ…んおおおぉぉぉぉ、け…兼一さん…すごいですわぁ…んぁんぁんぁ…
オチンポすごいですのぉ…んぁんぁんぁ…んおおおぉぉぉぉ」
兼一の動きにあわせて、激しく腰をふる美羽。
巨乳をブルンブルンゆすりながら、淫乱度全開の大ハッスルだった。

もちろん早漏な兼一のことだから、すぐに果ててしまう。
するとすかさず二人は、シックスナインになって、お互いを高めあっていく。
美羽が兼一のイチモツをほおばり、兼一が美羽の秘所を舐めたてる。
以心伝心、これぞまさに肉欲コラボーション。
さまざまな体液でヌラヌラになった美羽の姿には、じつに淫猥なものがあった。
27153:04/05/28 00:43 ID:aLrGXLBQ
「どうじゃろ、逆鬼君?二人は十分満足しとるようじゃよ。」
こう言われれば、逆鬼もなるほど然りと、納得せざるを得ない。
だが逆鬼が黙り込んでも、長老の自慢話はとまらなかった。
「美羽は、小さい頃からワシが手取り足取り修行させておいたからの。
 オンナの場合、コッチのワザも、兵法じゃからな。
ワシが念入りに調教しただけあって、美羽は具合も感度もバツグンじゃ。
 それに生まれつきのスキモノじゃからな。
なんでも言うことを聞いてくれるし、どんなエッチもOKじゃよ!!
これからは、その美羽と毎日ハメまくれるんじゃから。
兼ちゃんも幸せ者じゃのぉ〜。うらやましくてたまらんわい。」

やはり美羽を手放すのが惜しいのか、長老は未練タラタラであった。
しかしさすがは梁山泊の主だけあって、思い切りの良さも人一倍の長老だ。
数秒感慨にふけったあとは、すぐに気を取り直す。
「まっ、ワシにはまだ、しぐれがおるからのお…。
それに美羽の処女を頂いたコトは、兼ちゃんに悪いと思っておるわい。
 でもアナルはまだ手付かずじゃから、兼ちゃんも満足じゃろ。フォフォフォフォ…。」
27253:04/05/28 00:49 ID:aLrGXLBQ
こともなげに話す長老だが、内容はえらく鬼畜。
じっさい長老のダークな部分を目の当たりにして、
居合わせた一同は、スッカリ声を失っていた。
イヤな沈黙に気づいたのか、あわてて長老はつけくわえた。

「いや、風林寺家はもともと女系でな、男たちはみんなこうしてムコになったんじゃ。
 それに兼ちゃん…
 あやつは、ワシの若い頃にどこか似とる!!」

***************
おそまつ。

今回はえらく休止期間が長かった(ワースト3)。
しかし皆様の暖かい声援で
終わらせることができた。正直、御礼の言葉もない。
ほんとうにありがとう。
ただ、完結させられたにせよ、不出来なことを考えると、ひどく心苦しい。
こんごは、質の向上と納期厳守を、いっそう心がけたい。
スマン。
273名無しさん@ピンキー:04/05/28 01:44 ID:i3lUQW6C
いやいやGJ、えろかったぞ!!!
つか師匠たちの計画ワロタw
やりそうだ…
274名無しさん@ピンキー:04/05/28 06:03 ID:vMuf2ggE
GOD JOB !!!!
神 業 !!!!





しぐれ受けはやはり難しいみたいだな…リクエストした俺自身、兼一が犯られてるとこしか想像できない;
好きに書いてくれ!
275:04/05/29 14:16 ID:hW0KNnR8
いやぁ、面白かったです。53氏ナイスファイトでした。
これからも頑張ってください、応援しております。
27653:04/05/29 16:04 ID:co5azt/5
皆様のご好意に甘えてばかりの自分がはずかしい。
ご好意にこたえるべく、なんとか妄想の質と速度の向上をめざしたい。
しかし今、ちとネタを切らしている。
新ネタ開発(特に香坂しぐれ)も、いまだ大きくは進んでいない。
そこでやむを得ず、時間稼ぎに在庫品を投下する。
「時計じかけのケンイチ」(完結)
兼一が秋雨手製の怪しげなマシンにかけられてウンヌンといったネタ。
エロに乏しい点、あらかじめお詫び申し上げる。
ハッピーエンドだが、少しだけSMネタが入っている。どうかご注意くだされ。
不良在庫でほんとうにスマン。
*************************************************************
―梁山泊。
そこはスポーツ化した格闘技に溶け込めない豪傑や
武術を極めてしまった達人が、集う場所。
そして我らが主人・公白浜兼一が、武術と恋に、青春を燃やす場所である。
しかしながら、この兼一ときたら、武術の才能はゼロ。
美羽としぐれのお色気をエサに、かろうじて修行を続けているものの、
知識偏重でキレやすく飽きっぽい、という現代っ子の典型だ。
それで唯一の才能が「努力する才能」だから、救われない。
こんな若者を弟子にしているのだから、梁山泊もよほど後継者問題が深刻なのであろう。

ところでこの「努力する才能」とは、甲越寺秋雨の造語にほかならない。
要するに、にゅう弱な兼一を修行に向かわせるための、お上手である。
しかし兼一は、こんな見え透いたヨイショを、本気で受けとめてしまうお調子者だ。
本気で自分に「努力する才能」があると信じこんでいるから、なんとも始末におえない。
ああ、兼一君よ。
「よく頑張りました」「努力しました」でほめられるのは、学生時代まで。
ポストバブルの「新競争時代」を生き抜く資格は、君に無い。
27753:04/05/29 16:05 ID:co5azt/5
かくも頼りない兼一だが、梁山泊の達人豪傑たちは、けっして彼を見捨てない。
意地でも、兼一を一人前の武術家にしたてようとする。
彼らの辞書に、「あきらめる」という言葉は無いのである。
なかでも熱心なのは、兼一の入門以来、一貫して指導にあたっている甲越寺秋雨。
「哲学する柔道家」の異名を持つ、梁山泊きっての理論派だ。
得意のID修行で、ひ弱だった兼一の肉体改造に成功しつつある秋雨。
この理論派武術家の次なる目標は、兼一の精神改造であった。

*************************************************************
「では兼一君、二日間しっかり修行しよう!!」
古びた道場に、秋雨の厳しい声が響いた。
しかし秋雨にこたえる兼一の声は、ひどく暗く、みるからに気乗りしない様子だった。
「で…ドラえもん…これ…なんですか…?」
兼一が怖がるのも、ムリはない。
いま兼一は、なにやら大掛かりなマシンに、すえつけられているのだ。
抑制帯の締まるカチャカチャという金属音が、ひどく冷たく薄気味悪い。

兼一の不安を察した秋雨は、つとめて快活に説明を始めた。
「私はドラえもんではない。甲越寺だ。
そしてこれは独自に開発した武術精神注入マシーン。
名づけて"きょうせい君ぐれ〜いと"!!」
胡散臭さ全開のネーミングに、カンの悪い兼一も、さすがに不安を隠せなかった。
名前の「きょうせい」が「矯正」であるのか「強制」であるのか?
ひどく気になる兼一だったが、
いずれにせよ尋常ならざるマシンであることは、一目瞭然だった。
27853:04/05/29 16:07 ID:co5azt/5
秋雨は、そんな兼一の不安を払拭するべく、熱弁をふるった。
「早急に高等戦技を教えたいのは山々だが、
 精神力は、武術家にとって、体力と並ぶ、命ともいえる大事な要素だ!!
 君はハッキリ言って、精神力が弱すぎる!!
 精神力の弱い武術家など、この世にはいないからね。」

兼一は、いかにも不満そうな表情を浮かべた。
「女性に手をあげないから、ぼくの精神力が弱いということですか?
 でしたら、それは間違っていると思います。
それに強い精神力とは、単なる武断主義・強力主義の類ではないのでは?」
いつもながら、どことなく一人よがりな兼一的「正論」。
秋雨にしてみれば、そんなことは、兼一に言われるまでも無いことだ。
大得意で利口ぶる兼一の言動が、少しばかり秋雨のカンにさわったのだろう。
「哲学する柔道家」は、わずかに語気を強めた。

「女性に手をあげない…なるほど一般論からいえばまったく正しい。
 しかし武術の世界にあっては間違いだね。
 いかなる相手でも、拳を交わす相手には全力で戦うこと…
 これは武術家としての最低限の礼儀にほかならない。
 相手が女だから手加減するというのは、これほど無礼なことはないな。」
ここで秋雨は、効果を出すために、一拍おいた。
「美羽を見たまえ。
 彼女は技量の劣る兼一君が相手でも、けっして手を抜かない。
 それは美羽が君の事を、バカにしていないからなのだよ。
そして君は、せっかく組手の相手をしてくれる美羽を、バカにしたいのかな?」
27953:04/05/29 16:08 ID:co5azt/5
アムウェイ式とも言えるほど欺瞞的な秋雨の錯覚論法。
しかし効果は絶大だったようで、兼一はシュンとしてしまった。
これをみて、秋雨は言葉をやわらげた。
「兼一君、君に足りないのは勝負の場での敢闘精神だ。
 何が何でも相手を打ち倒す敢闘精神。
 兵法を使ってでも勝利を勝ち取ろうとする執念、といってもいいだろう。
ともかく勝負の場での、情けや思いやりほど、余計なモノは無いんだ。
 それは相手に対しては無礼で、君自身にとっては致命的だ!」

兼一を「論破」した後も、秋雨の説教はまだ続く。
「ともあれ、安心して欲しい。
 この"きょうせいくんぐれ〜いと"が、強い精神力を養ってくれる。
 とりあえず、大急ぎで正当な暴力への抵抗感を、取り去ろう。
 さもないと、いくら美羽と組手をしても、効果があがらないからね!」
そう言い終えると、秋雨は兼一とマシンを接合する最終処置を施していった。

*************************************************************
兼一のアナルと尿道に手早くチューブが挿管され、電極が体の各所に貼り付けられた。
繊細な部分への痛みに耐えかねて、うめき声をもらす兼一。
「ウゥゥ・・・本当に…ここまでやらなければ…いけないんですか…?」
と訴えたが、これはアッサリ却下。
「今は、一分一秒の時間も惜しい!トイレに行く時間など、まったくない!
 それに電極は、君の体調をモニターするタメにぜひとも必要なのだよ。」
と取りつくシマもないアリサマだった。
28053:04/05/29 16:11 ID:co5azt/5
挿管と完全拘束が終わると、今度は目への処置が始まった。
目が閉じられないよう、まぶたがテープで固定された。
目がどうにかなってはしまいかと、兼一は心配したが、これは不要な心配。
人工涙が常に目に注入される器具が装着された。
いかにも秋雨らしい周到な措置である。

最後に装着されたのは、ヘッドマウント・ディスプレイ。
ヘッドフォンともども、拘束具を使って兼一の頭部にガッチリと固定された。
これで兼一は、イヤでも準備されたコンテンツを視聴させられるところとなる。
手足の自由を失い、さらには排泄の自由も、視聴覚の自由も失った兼一。
言葉巧みに誘導されてきたが、こうなれば、さすがに恐ろしくてたまらない。
「いじめられっ子のカン」が激しく警報を鳴らしていた。
しかし、秋雨の顔を見ると、何も言えない。
文句や質問など、とうてい言い出すことが出来なかった。
言い出せない分、ストレスがたまり、汗が吹き出し、胃がキリキリと痛み始めた。

そんな様子の兼一をまえに、秋雨は仕事を急いだ。
「やや不自由だが、たかだか48時間だからガマンしよう。
 あと、本当に辛くなったときは…バージェス…と合言葉を叫びたまえ。
マシンは48時間たたないと、外せない仕組みだから」
兼一は、「バージェス」という言葉にピンときた。
そこで酷薄な表情で笑う秋雨に、大あわてで話しかけた。
「あ…あのバージェスって、まさか「時計じかけのオレンジ」のバージェス…」
28153:04/05/29 16:12 ID:co5azt/5
そう言い終わるか終わらないかのうちに、口枷が兼一の口に噛まされた。
「おっと、口枷をつけるのを忘れていたよ…、舌を噛んだらタイヘンだからな。
 で、何か質問はあるかな?」
兼一は、目を見開いて何か叫んでいたようだが、ギャグに阻まれ声にならない。
「質問はないようだから、始めることにしよう。」
ぶっきらぼうにそう言うと、秋雨はマシンを起動させ、プログラム開始を入力した。
ウィィィィイイイイイイイイン。
重低音のモーター音が、道場中に響きわたっていった。

マシンから逃れようと、必死になってももがく兼一に、秋雨はやさしく語りかけた。
「兼一君、今のうちに手早く説明しておく。
"きょうせい君ぐれ〜いと"は条件反射を利用した画期的な自動性格矯正マシンだ。
刺激と反応のパターン化によって、被験者を指定された性格に改造することができる。
といっても「強い精神力」などという抽象的なモノはプログラムできない。
われわれには自明の「武術精神」も、マシンには難しすぎるんだ。
だからとりあえず、君にはサディストになってもらおう。
幸い連続婦女暴行犯の性格データがある。
法務省矯正局のご好意で提供してもらっているのでね。」
28253:04/05/29 16:14 ID:co5azt/5
いちおう立ちいって説明しておこう。
兼一の場合、これおから視聴を強いられるのは、ドギツイSM映像の数々だ。
女王様モノと女奴隷モノが、交互に絶え間なく、上映されるところとなる。
この映像だけなら、特に問題はない。問題は体に取りつけられた電極である。
マゾ男が女王サマから虐待されるシーンでは、電流で耐えがたい苦痛で与えられる。
逆に女奴隷が虐待されるシーンで与えられるのは、快楽。
オナホールと微弱電流が、兼一の快楽中枢をトロけさせる。
また勃起した場合は、映像の種類と勃起硬度の具合によって、
ひときわ大きな苦痛と快楽が、選択的に投下される仕組みとなっているのだ。
いうなればアメとムチ。
パブロフの犬の原理を使って、個人固有の性格を、人工的に歪めるシステムである。(←?)
プログラムが終わるころには、兼一の性格はだいぶ変わっているハズ。
必ずや、女性を責めることに病的な嗜好をもつ「強い精神力」を身につけるコトだろう。

秋雨の説明はまだ続く。
「効果は、関係者限定の極秘実験ですでに実証済みだ。
 法務省らのウケもいい。
 じっさい名古屋刑務所からは、発注のオファーがきているぐらいだ。
 だから、国のお墨付きをもらったものと考えてくれ。
 少々辛い部分もあるが、どうか安心して身を任せてほしい。
 48時間後には、遠慮なく美羽と戦えるようになるからね。」

すすり泣くような声が聞こえてきたが、秋雨は気にしない。
秋雨の関心は、修行の効率性のみ。
兼一の心中などまったくもって、考慮の外だ。
(これで美羽と兼一の組手の教育効果が、革命的にあがるはず!)
などと考えているのだから、実に怖い人格である。
28353:04/05/29 16:16 ID:co5azt/5
「ウギャアァァァァァァァァァァァァーッ!!!!」
突然、すさまじい苦痛の絶叫が響いた。
それは間違いなく通電にあえぐ兼一の悲鳴。
どうやら「上映プログラム」が始まったらしい。
秋雨はモニターをみて、再生中のプログラムを確認した。
モニター上に表示されるのは、見るもおぞましいビデオタイトルの数々。
いずれも秋雨の個人コレクションだ。
近年流行の「アタッカーズ」系陵辱ビデオを「ヌルい」と言う秋雨。
欧米のペイン系SMを愛すハードSMマニアの秋雨のことだ。
きっと凄まじい内容のモノを、兼一は観ているに違いない。

「ホゥ、最初のビデオは"家畜人調教!ダメ亭主は貴婦人の人間便器"か…。
 マゾビデオで勃起するとは、やはり兼一君はM男だったのだな。
 しかしマゾの武術家は大成しない。
 打たれ強いのは良いが、攻撃力に問題がある。
 確かにマゾの打たれ強さは、魅力的なのだが…」
そこでふと、なにやら考え込む秋雨。
「哲学する柔道家」は、どうやらまた新しい研究分野を発見したようだ。
絶叫して悶え苦しむ兼一をそのままに、秋雨は新らたな仕事にとりかかっていった。

*************************************************************
キッカリ48時間後、兼一はようやく"きょうせい君ぐれ〜いと"から解放された。
長時間にわたる苦痛と快楽の交互で、肉体はだいぶ憔悴していた。
しかしどこか雰囲気が、今までの兼一とは違っていた。
たしかに独特の温和な言葉遣いや物腰に、大きな変化は見当たらない。
しかし兼一の瞳は、妙にギラギラと燃えていたのである。
そして"きょうせい君ぐれ〜いと"での調教成果が試されるときが来た。
数時間の休息時間をおいて、兼一は、美羽と組手で対決したのであった。
28453:04/05/29 16:17 ID:co5azt/5
「ふーん、今日の兼ちゃんはスゴイね。
 ものすごく勢いがあるよ。」
馬剣星がそう評したのも、当然であろう。
ふだんとはうって変わって、開始当初から、攻勢一本槍。
拳と蹴りを、遠慮なく繰り出していったのである。
火を噴くような敢闘精神に、豪傑・達人一同は、大満足。
長老すらも、目を細めて観戦しているのだから、大した戦いっぷりだったといえよう。

いっぽう美羽はとみれば、兼一の気迫に押されたのか、こちらは逆に防戦一方だった。
矢継ぎ早の攻撃を防ぐのが精一杯。
どうにも攻撃の機会が作れない様子だった。
反撃できないことをいいことに、兼一の攻撃はさらに勢いをましていく。
とはいえ美羽もほんらい実力は、兼一の数段上をいく。
カウンターはとれないにせよ、そつなく攻撃を跳ねのけ続けていた。

「兼一のヤツ、ひょっとすると、美羽から一本とれるかもな」
と兼一の勝利に期待するのは、逆鬼至緒。
「でも形勢は伯仲している…かもね」
と冷静に分析するのは、香坂しぐれ。
「防御だけで勝てる達人はいないね。」
と自説の攻防バランス論を強調するのは、馬剣星。
「まあ諸君見ていたまえ、兼一君の勝利は確実だ。」
と自信満々なのは、甲越寺秋雨である。
ちなみに「はんばーぐが食べたいよ」と何も考えていないのが、アパチャイだ。
28553:04/05/29 16:20 ID:co5azt/5
さて組手の展開に、視線をもどそう。
どんなに攻撃をかわされても、兼一はあきらめない。
技の未熟を精神力で補い、観る者の魂魄を揺さぶるような激しさで、責め手をゆるめない。
「どうしました、美羽さん?
 手を出さなければ、絶対に一本とれませんよ!!」
兼一の分際で態度がデカイぞコノヤロウ!と言いたくなるトコロだが
ともあれ、その燃えるような闘志は、美羽の技量を圧倒しつつあった。
そして闘争の常として、結末は突然あらわれた。

顔面への突きを美羽が避けたその刹那!
美羽は鳩尾に、突如として耐えがたい苦しみを覚えた。
「うあああ……!!」
たまらずに、目を剥いて苦悶の声をあげる美羽。
みれば兼一の拳が、美羽の柔らかな下腹部に突き刺さっている。
見事に決まった兼一の突き。
それは兼一の得意技、"抜塞大"の中の山突であった。
山突の効果は、すでに対筑波戦で実証済みだ。

美羽のダメージは途方もなく大きかった。
オトリの拳を避けようと、美羽は意識を上半身に集中していたのだ。
だから自然と腹筋がゆるんでしまい、ダメージを大きくしてしまったのである。
ゆるんだ下腹部への一撃に、おもわず体から力が抜けおちる。
へなへなと崩れていく美羽のカラダと重心。
28653:04/05/29 16:22 ID:co5azt/5
そこへ間髪をいれず炸裂したのは、兼一お得意の連続技だ。
「カウ・ロイ!!」
「鳥牛擺頭!!」
「朽木倒し!!」
瞬く間に繰り出された技の連続に、美羽はボロキレのように叩きのめされた。
最後の朽木倒しでは、膝をもっていかれ、激しく床に転倒。
倒れたところで、兼一渾身の一撃が、美羽の顔面に容赦なく叩き込まれた。
トドメの一撃である。
美羽は悶絶し、白目をむいて悶絶し、失神した。
時間が止まったような勝利の瞬間。
一瞬の沈黙をおいたのち、歓声が沸きあがった。

*************************************************************
「美羽から一本…とった…よね?」
思いがけない結末に、いつもは無口なしぐれも、そのときばかりは多弁だった。
「どんな魔法を使ったの…秋雨…?」
周囲の視線が集まるのを肌で体得しながら、秋雨は口をひらいた。
「まえにも説明したが、"きょうせい君ぐれ〜いと"を使ったんだ。
 しかし兼一君は、並はずれて重度のマゾヒストでね。
 マシンをもってしても、期待したほどの効果はあげられなかったんだ。
 予定では、病的なほどのサディストになるハズだったのだが…」
秋雨は、いかにも残念そうな表情で、チラリと兼一の姿をながめた。
28753:04/05/29 16:24 ID:co5azt/5
歓声でわれに戻ったのか?兼一はかなり狼狽していた。
それはそうだろう。
愛しい美羽をボコボコにしてしまったのだ、狼狽しないほうが不自然である。
そこでさっそく、いつもながらの「フェミニスト」ぶりが、もう復活。
倒れた美羽をやさしく抱き上げて、一生懸命に介抱していた。
意識を取り戻した美羽に、今度は土下座してペコペコと謝る兼一。
そんな兼一をみながら、秋雨は続けた。

「今の兼一君はみてのとおりだ。もう前の彼に戻ってしまっている。
どうやら兼一君のマゾ根性を、私は過小評価していたようなのだよ。」

電気ショックをもってしても、改造できない兼一のドマゾ根性。
やはり兼一は、「意思の人」ということなのかもしれない。
いかにも仕方がない、というように秋雨はため息をついた。
けれでも、これでは兼一勝利の方程式は説明できない。
そこで馬剣星が尋ねた。
「じゃあどうして兼ちゃんは、美羽から一本とれたの?
 兼ちゃんの攻撃能力がそんなに向上していないとすると…」

「いかにも。
"きょうせい君ぐれ〜いと"をもってしても、
兼一君の攻撃本能はそれほど増大しなかった。そこでね…」
秋雨の目が光った。
「美羽も改造することにした。ただし美羽はマゾヒストに改造したのだよ。」
兼一のみならず、美羽もまたマシンによる精神改造を受けていたのである。
なるほど、美羽の防戦一方だったのも、これで説明がつく。
驚愕の事実に、さすがの豪傑たちも声がでなかった。
28853:04/05/29 16:27 ID:co5azt/5
「美羽も美羽で、組み手でほとんど手を抜かない。
真剣勝負ならそれでいい。
だが兼一君相手の場合は、もう少し手を抜いてもらわないと困る。
さもないと兼一君にはいつまでたっても、自信というモノがつかない。
かといって、すぐにやられてしまうようでは練習にならない。
だから打たれ強く、それでいて攻撃精神に欠ける練習相手が必要になる。
そこで美羽にはマゾになってもらったのだよ。
負けたり叩かれたりしただけで発情してしまう、病的なほどのマゾヒストにね。」

自信満々の秋雨だったが、ほかの師匠たちは、意外と引き気味だった。
「すげえ荒業だな…でもホントにいいのか?コレで…。」
と呟いたのは逆鬼。やはり基本的には善人なのだろう。
アパチャイにいたっては、「美羽、可愛そう…」と涙目だった。

けれども秋雨はまるで動じない。
唖然とする面々を安心させるように、表情をやわらげて、先を続けた。
「性格改造と言っても、もちろん機械のやることだ。
美羽のマゾも、半年もすれば直ってしまうだろう。
だがその半年うちに、兼一君は適度な自信をつけるはず。
この自信は、最強の弟子完成への大いなる布石となるのだよ、諸君!!」

はじめのうちは、美羽と兼一に同情していた師匠たち。
しかし本質的には、武術の究極をめざす異能の豪傑たちだ。
こう言われてしまえば「最強弟子育成」への欲求が、ムズムズと湧いてくる。
最初に声をあげたのは、長老だった。
長老は、実の孫娘を変態マゾ女に改造されたにもかかわらず、大満足の様子。
「さすがは甲越寺君じゃ。
 若者の心をよく理解して、コントロールしておる!!フォフォフォフォ…」
などと秋雨に対する賞賛を惜しまなかった。
28953:04/05/29 16:31 ID:co5azt/5
このジジイの鬼畜発言が、豪傑たちの本能を解放してしまった。
さっそく師匠たちの間で話し合われるのは、美羽を練習台にした兼一の「技修行」。
「美羽を練習台にして、兼一君にはソーク・クラブを習得してもらいたい…」
「兼一に武器を与えてみよう…か。美羽なら避けられる…はず…」
「それなら寝技のほうが、学習効率が高そうね…」
「カウ・ロイ!!カウ・ロイ!!美羽なら壊れないね。ダイジョーブ、ダイジョーブ!!」
ああでもない、こうでもないと物騒な会話が続くなか、
逆鬼だけはいまひとつノリ気になれなかった。
「やっぱ美羽も女の子だぜ…練習台にするのはヤバくないか…?」
本気で心配する逆鬼に、秋雨はやさしく語りかけた。
「安心したまえ逆鬼君。それは杞憂だ。
 我々には遠く及ばないものの、美羽も一般的には達人の域に達している。
 ワザと手加減するにせよ、兼一君の攻撃程度では、まず怪我をする恐れはない。」
「イヤ、それでもだなあ…」
それでも納得しない逆鬼の弁を秋雨はさえぎった。

「それに、逆鬼君、見たまえ美羽の股間を。」
みれば美羽のボディー・スーツの股の部分には、大きな染みが出来ていた。
フフンと笑いながら秋雨は付け加えた。
「素人童貞の君にはわかりにくいだろが、アレは失禁ではないよ。」
そうあれは、小便ではない。
兼一に組み敷かれたとき、美羽がおもわず分泌してしまった淫汁である。
「強くなった」兼一の足下にひれ伏すコト。
このコトは、ハードマゾになった美羽にとって、至福の快楽だ。
マゾ的快楽はいまだ持続しているらしく、股間の染みはひろがるばかり。
美羽は目を妙に潤ませながら、介抱する兼一にしだれかかっていた。
29053:04/05/29 16:33 ID:co5azt/5
ナニを想像したのか、前かがみになった逆鬼に、秋雨は付け加えた。
「やや倒錯的な欲情だが、相手はもともと気になっていた兼一君だ。
さほどの問題はないと思うよ。
それに、あの二人のコトだ。少々荒療治をしなければ、結ばれないな。」
結果オーライを、意地でも自分の業績と結びつけようとする秋雨。
「哲学する柔術家」の発想は、常人の理解を超えていた。

ともあれ美羽と兼一は、幸せそうだった。
「あの…兼一さん、もしよろしかったら、お風呂場まで連れて行って頂けません?
 ちょっと汚れちゃったんですけど…まだ脚が少し痛くって…。」
「もちろんお手伝いします。
 でも美羽さん、こんなコトになって、本当にすみません。」
心からすまなそうにする兼一だったが、美羽は気にしていなかった。
「では…その…お風呂場の中でも…お手伝い頂けますか…
 手も…少しだけ…痛みますのですわ…。」
兼一は自分の耳を疑った。
「はい…?」
呆然とする兼一に、美羽は顔を真っ赤にしながら、蚊の鳴くような声で呟いた。
「あの…お礼に…兼一さんの身体も…洗わせて…頂きますです…わ。
わたくし…しっかり…ご奉仕…いたしますの…」
そう言いながら、美羽はおずおずと、兼一の高ぶるイチモツをまさぐっていった。
*************************************************************
おそまつ。
時間稼ぎの不良在庫で申し訳ない。
ツボをはずした失敗妄想だと思う。
291名無しさん@ピンキー:04/05/30 03:44 ID:wDaXq30Q
いやぁGJ乙!!
いろんなとこで細かく笑えたよ。
292名無しさん@ピンキー:04/05/30 05:10 ID:qKy1nClO
カナリ乱暴なのに異能の師匠たちだからで納得させられてしまったw
293名無しさん@ピンキー:04/05/30 06:01 ID:V+xfgn/v
GJ!
バージェスワロタ
29453:04/06/05 22:04 ID:yl/vgNqt
やはり継続は力なり。エロと執念で妄想を再開する。
「夫婦生活」
わずかながらライトSMがあるので、ご注意くだされ。
鬼畜なし、不幸なし。
***************

―某日夕刻、白浜家。
夕食の支度をする兼一の母・さおりの耳に、元気そうな声が聞こえてきた。
「母さん、ただいまぁ〜」
ひどく楽しそうで、屈託のないこの声。
あきらかに野太く、兼一や、ほのかの声ではない。
さおりは家事の手を止めて、玄関に急いだ。
「おかえりなさい、あなた。お疲れ様でした。」

「今日も少し早めに帰ってきてしまったよ。」
声の主は、いかにも厳格そうな中年リーマン。
謹厳実直な一家の大黒柱にして、息子思いの優しい父親。
白浜元次である。

確かに六時過ぎとは、リーマンとしては、かなり早めな帰宅といえよう。
しかも元次は、最近いつもこの調子なのだ。
土曜出勤もやめ、有休もすべて使い尽くすありさま。
(カイシャの方は大丈夫かしら…?)
少々不安なさおりだったが、最近夫と過ごす時間が長くなったコトは、大歓迎だった。
29553:04/06/05 22:05 ID:yl/vgNqt
「母さん、ほのかは?」
「ほのかは、今日も学校のあと道場に寄ってくる、といってました。
 夕御飯に呼ばれているそうですから、今晩も…遅くなるでしょうね。」
これを聞いた元次は大喜びだった。
「ホント!?」
大喜びの元次に、さおりは苦笑した。
「ええ、本当ですよ。ですから今日は…普段より長めにできますよ。
 で、ご飯を先にします?それともプレイが先?」
「さおり、分かっているだろ?もちろんプレイが先だよ!!」
"母さん"ではなく"さおり"と名前で呼ばれるとき。
さおりは自分がオンナであることを実感する。
母親からようやくオンナへと戻ることが出来たような気がしてくるのだ。

(これも、あの道場のおかげね…)
さおりは、心の中で梁山泊に感謝した。
兼一が住み込み修行を始めてから数ヶ月。
ほのかも梁山泊に入りびたりとなり、元次・さおりの夫婦関係は大いに変化した。
やはり子供の留守は、大きかったのだ。
子供がいない時間が増えれば、夫婦水入らずの時間も増える。
それに元次も、もともと「家庭第一」がモットーだ。
ほのか出産後は、ほとんど絶えていた夫婦生活は、見事に復活した。
しかもエッチ頻度は新婚当初を上回るペースで、必然的に元次の帰宅時間も早まっていった。
夫婦の交わりは深まり、しかも息子はイジメ地獄から脱出。
さおりとしては、梁山泊に足を向けて眠れない気持ちだった。
29653:04/06/05 22:06 ID:yl/vgNqt
「ねえ、見て!!見てよ!!
載ったよ!!掲載されたよ、わしら夫婦のコトが!!すごいよ!!すごいよ!!」
さおりがふと我に返ると、元次が一冊の雑誌を手に、はしゃいでいた。
その雑誌の名は大学館刊『投稿ニャンタラ倶楽部』。
いわずと知れた、エロ投稿誌である。
「いやですわ、こんな雑誌…」
さおりは、頬を紅くそめながら、付箋のついた頁をめくった。
*************

「★特大バイブをアナルに咥えこみながら、チンポ乞いに平伏する
かつて社のアイドルだった美人妻は、羞恥衣装の着用だけでアクメ声★
                                投稿者:Pオリジナルネクスト」
**************

ひどく頭の悪そうなキャプション。
むろんこれは元次ではなく、編集部がつけたモノだから仕方が無かろう。
真実はカケラもないが、このエロいウソこそ大人のファンタジーにほかならない。
さおりは、ドキドキする気持ちをおさえながら、先に進んだ。
29753:04/06/05 22:09 ID:yl/vgNqt
**************
「お嬢様育ちで、結婚当初はフェラチオという言葉すら知らない妻でしたが、以来十数年間、
毎日欠かさず私のマラ棒で教育した甲斐あって、今ではすっかり私好みのド変態女に成り下
がりました。しかも年齢のわりに妻の肉体はいまだ魅力的。
整ったボディには適度の肉がついてムチムチで、熟した色香がただよってくるような錯覚さえ覚
えます。
ですから飽きるということが無く、わが愚息も妻の前ではいつも大張り切りです。
もちろん妻はド変態女ですから24時間発情しっぱなしで、水を向けると、すぐ私の股間に
顔を埋めてきますから、まさに真性の淫乱です。
最近は面白半分に、股下ゼロセンチのマイクロミニの常時着用を命じ、下着一切の着用を
禁じましたところ、さすがは変態女らしく、勝手に自慰を始めてしまいました。
私のチンポ教育の成果とはいえ、あまりの常識ブレイカーぶりには、やや閉口しましたが、
何も知らないお嬢様だったわが愛妻が、ここまで色ボケしたことに、深い感慨を覚えました。
そこで「あの社内でも有名だった清楚な美人OLもこうなってしまえばオシマイだね」
「昔のご学友に写真を送ってあげようか」などと言葉なぶりをしたところ、
「どこまで辱めれば気が済むの」と恥辱の涙を流していましたが、
「これが欲しくないのか」と黒光りするわが愚息を眼前に差し出すと
「あなた、お願いです、おチンポください〜」とプライドが性欲にあっさりと屈服。
お気に入りのバイブをアナルにハメながら、しきりに愚息を欲しがり土下座すらする始末でした。
やむなくハメてやったところ、愚息の子宮連打とアナルのバイブで悶絶し、「おチンポ最高ぉー」と
絶叫しながら何度も昇天していました。」
***************
29853:04/06/05 22:11 ID:yl/vgNqt
このテのエロ雑誌では、じつにありがちな「投稿」と言えよう。
元次オリジナルの文が、レイアウトの都合から、数倍に水増しされていた。
しかも描写は淫語全開・変態全開のワンパターンだ。
もちろん、中身のほとんどは誇張ないしは虚偽である。
たとえばさおりのミニスカの話は、ココ数ヶ月のコトではない。
ミニスカとラメいりストッキングの着用は、第二子出産以来のコトだった。
それも元次が強制したワケでもなく、あくまでさおりの自発的意思。
むろん40近いオバハンのマイクロミニとは、何とも年齢に不釣合いというほかない。
「水戸黄門」でいえば「お銀」のレオタードを彷彿させるエログロである。
かといって、さおりを変態扱いするのは、いささか気の毒であろう。
これはもともと、夜がご無沙汰になった元次の関心を引きための、小細工なのだ。
自分をオンナとして見てくれなくなった亭主への、イジマしい誘惑だったのである。

ともあれ、文章はすさまじかった。
しかし、読み終わってもなお、さおりは胸の高まりをおさえきれなかった。
(勝手に私が変態女にされている…)
その点は、やや不本意ではあった。
けれども「変態女」として紙面に登場することは、一種の快感でもあった。
(こんな風に性欲まみれで生きることができたら、素晴らしいかもしれない…。)
むろん本名アリの目線ナシはゴメンだが、こういうカタチなら問題は無い。
オンナとしての性欲を、安全にさらけだせるようで、ひどく心地よかったのである。
29953:04/06/05 22:12 ID:yl/vgNqt
内容のほとんどが誇張だったが、全部が全部ウソというワケでもない。
絶叫アクメはほんとうの話だったし、アナル責めは、今のさおりのマイブーム。
ついでに言えば、「お嬢さま育ち」も、さおりにしてみれば、真実である。
「アイドル女子社員」「美人妻」も同様であろう。
それになにより、掲載されている画像は全て、ホンモノだ。
風呂場で、自分のアナルから恍惚の表情でビーズを引きずりだしているのも、
ニッコリしながら肥大化した肉ビラを自分の手で広げているのも、
おいしそうに元次のイチモツを咥えているのも、
みな白浜さおり、そのひと本人なのである。
掲載承諾書にサインしたのも本人であることは、言うまでも無い。

もちろん、ハメ撮被写体の常として、目線の細さや近所バレは、気になるところだ。
しかし次頁の「美愛奴・紀理香の美麗緊縛姿」云々の記事を目にして、
そんな懸念は吹き飛んだ。
そこでは体重推定80キロのデブ中年女がボンレスハムのように緊縛されていたのである。
目線があっても「紀理香」の不細工は隠しようが無い。
そのSMアクメ姿は、衝撃画像とでもいうべきだろうか、目を覆わんばかりの大惨事。
脂肪だらけの醜い身体が繰り出すマゾ媚態は、女のさおりがみても、醜の一言に尽きた。

(やっぱり綺麗に写るのがいちばんね。)
近所バレは怖かったが、さおりは目線をいれるかわりにサングラスをつけて、
撮影に臨んだのである。
じっさい、コレだと目は隠されていても、自慢の端整な顔立ちは、あまり損なわれない。
「これほどの美人妻がこんなハードプレイを…編集部員一同、羨望の念を禁じえません。」
との編集部コメントは、あながちウソではないだろう。
さおりは、サングラス着用を提案してくれた夫に、心の底から感謝した。
30053:04/06/05 22:14 ID:yl/vgNqt
「ねえねえ、すごいでしょ!!でもコレだけじゃないんだよ!!」
ふと見れば、永久保存用の『投稿ニャンタラ倶楽部』を手に、元次が目を輝かせていた。
示されるまま頁を繰ると、そこには若いカップルの投稿が載っていた。

***************
「★半年前まで処女だった女子学生は陰毛を剃られたあげくノーパン露出登校で発情する★
                                  投稿者:Pコンビネーション1号」
**************

さおりは、全裸の美少女にフェラ奉仕をさせている若い男の画像に、目を見張った。
美少女に咥えさせながら、さも得意そうにVサインをするこの男。
たとえ目線は太くても、生みの親の目はゴマかせない。
だいいち、あの特徴的な髪型や凛々しい眉毛が、荒い画像からも用意にみとれるのだ。
しかもエロのツボは見事に父親譲り。

むさぼるようにして、さおりは投稿文に読み入った。
30153:04/06/05 22:15 ID:yl/vgNqt
***************
「つきあい始めてまだまもない女子学生の彼女を紹介します。
成績優秀、容姿端麗でしかも新体操部のエースと、非の打ち所のない彼女。
才色兼備で、周囲からの評判も上々の彼女ですけれど、じつはボクの可愛い
チンポ奴隷なんです。
処女だったので、最初のうちは痛がって泣いていました。
ですが、やはり生まれつきの淫乱なのでしょう。
今では、ボクのチンポをみただけで「ハメてくださいましですわ〜」と
尻を差し出してくるありさまです。
ピンク色だったキツマンも、なんどもジュポジュポ出し入れしているウチに、
具合よくネットリとチンポに絡みつく黒マンになりました。
それでも新体操で鍛えた膣筋・括約筋は健在で、挿入したその瞬間から
ネチョネチョ・ギュウギュウと、程よくボクのイチモツを締めつけてくれます。
あんまり淫乱なので、チンポをエサに「ノーパン登校」を命令したところ、
ご丁寧にもブラジャーまでつけずに、登校してきたから驚きです。
とおりかかった同級生に、偶然を装ってスカートの中のアワビを露出させ、
「あっ!しまった!ノーパンでしたわ!」
などとのたまうのですから、真性の露出狂なのでしょう。
大きめの乳首や乳輪も、かなり使い込まれて黒くなってきましたが、
できれば孕ませて、一生添い遂げたいボクの淫乱な彼女でした。」

**************
30253:04/06/05 22:18 ID:yl/vgNqt
さおりは、ひとときオンナから母親にもどり、感慨にふけっていた。
「昔から、何をやってもすぐ逃げ出していたあの子が今…」
やはり兼一を信じて梁山泊に送り出して、ほんとうに良かった。
親のひいき目があるにせよ、写真に移った兼一の姿は、なんとも頼もしそうだった。
梁山泊への感謝の念をあらたにするさおりだった。
兼一の「勇姿」には、元次も感動したようで、口から感嘆の言葉があふれてきた。
「あの兼一が、女の子とお付きあいできるようになるとは…
いや、あいつにはわしらの血が流れているのだから…なあ母さん!」
「ええ…あなた!」
しっかと抱き合い、親としての喜びを分かち合う二人であった。

しかしいくら夫婦の時間が増えたとはいえ、時間は有限である。
さおりは、再びオンナの顔に戻ると、こんどはひどく酷薄な口調で、元次に話しかけた。
「ところで「ニャンコ倶楽部」の件はありがとうございました。
でもアレは、少々ウソが多すぎません?
ハメさせて下さいと、いつも言ってくるのは、あなたからと記憶してますけど?
なんなら証拠のビデオも投稿しましょうか?あのブザマなビデオを!!」
30353:04/06/05 22:19 ID:yl/vgNqt
「エッ、母さん…だからアレは…ホラっ、投稿誌だから…」
とまどう元次に、さおりの激が飛んだ。
「誰が母さんよ!!もう忘れたの、この間抜け野郎!!
 言ってごらん、アタシは誰で、オマエは何っ?!」
そこで夫・元次の前に、スッと差し出されたのは、妻さおりの爪先。
ストッキングに包まれた美脚のムレた先端部である。
さおりの熟れた脚線美と、脚のムレムレ臭が、速やかに元次の脳をトロかした。

「さおり女王様、失礼しました。
あなた様こそ、美の女神にして、真の支配者、究極のドミナ。
ワタクシは、さおり様の下僕にして哀れな男奴隷の元公であります。」
元次は、「さおり女王」の足下にひれ伏した。
差し出された爪先を口にしたが、そこにためらいというモノは、まったく見当たらなかった。

さおりは、元次の服従ぶりに満足すると、手早く衣服を脱がせ、首輪を装着した。
「オラッ、歩くんだよ!!」
鎖を手に、さおりが元次を引き立てていくその先は、「プレイルーム」。
リフォーム費用500万円を投じて作った完全防音の「オトナの遊び部屋」である。
期待感でビンビンになった元次のイチモツを眺めながら、さおりは思った。
(あなた、今日はほんとうにありがとうござました。
 お礼に、マゾのあなたが大好きな前立腺を、タップリ責めてあげますわ…。
 それこそ、カラカラになるまで絞ってあげますからね。)

相思相愛の二人であった。
**************
おそまつ。
新趣向を狙ったが、けっきょく、いつものパターンになってしまった。残念。
悔しいので、がんばって、週末中にもう一本妄想してみる。
304名無しさん@ピンキー:04/06/06 01:31 ID:wXPlpzH0
禿げしくGJ!!

週末妄想までおっ勃てながらまってまつ。
しかし、やはりと言うかなんと言うかしぐれ物は難しいんだろうか。

漏れに文才があれば腐れ脳味噌からシチュ捻り出してゴリゴリ打ち込むのだが。
305名無しさん@ピンキー:04/06/06 07:01 ID:VmsBQO6Z
エロくはなかったがコレはコレでGJ乙!

>>304
しぐれしぐれ言ってたの俺だけだったから、人気無いのかと思ってたけど
他にもしぐれスキーなかたがいたのがわかって何か少しホッとしたよ。
30653:04/06/06 16:26 ID:bB+SDLk1
よし、やってみよう。
つか、そろそろ宿題を提出する頃合だ。

>>304
やや興ざめかもしれんが、当方の手の内をあかす。
俺の場合、セリフが少ない、あるいは性格がそれほど定まっていない登場人物が、苦手だ。
具体的には、美羽、しぐれ、アパチャイ。
個人的に好きだが、エロパロの題材にはどうもなりにくい。
しゃべらせれば、しゃべらせるほど、違和感が大きくなっていく。
美羽の場合は、「眠らせる」「口枷をかませる」ことで、強引に解決した。
しぐれの場合も、なにかそうした工夫が必要だと思っている。
いまの私の妄想力量で、正面突破は難しい。
とにかく、やってみる。
307名無しさん@ピンキー:04/06/06 17:36 ID:VmsBQO6Z
提出予告キター!
何か静かにせざるを得ない状況で犯るとか…


くれ厨の分際でてきとー言ってすまん;
308304:04/06/07 01:17 ID:ejjgztJ0
>>305
しぐれスキーは結構多いと思うんだがな。
ただ俺の場合ママンも圏内だから純粋なものではナイト思われる。

>>53
私的的妄想の中では、兼ちゃんの性格故に逆レイープor個人授業で攻めなしぐれが出来上がってる。
ただどんなカプでも前提でラヴ志向だもんで、53氏の作品なら何がきても問題ないかと。
リクじゃないけれど
「兼ちゃん夜這い→女性(任意)寝たふり→スキにさせてるがじれったくなって寝たふりしつつそれとなくリード」
みたいな。

我ながら文章化できるシチュじゃねぇな_| ̄|○

とにかくガンガッテb

309308:04/06/07 01:19 ID:ejjgztJ0
作品でなく作風だね。
吊ってk
310名無しさん@ピンキー:04/06/10 23:20 ID:4UX1wgDY
あぁ!嗚呼っ!今週号が…あああああ!
しぐれスキーな俺にはヤバすぎる!嗚呼!
可愛すぎる!嗚呼嗚呼嗚呼ッッッ!
311名無しさん@ピンキー:04/06/12 00:14 ID:uL8jG+z7
>>310
同意。
俺なら冷めててもバカバカ食える自信が有る。
312名無しさん@ピンキー:04/06/17 00:02 ID:LsMH9tpE
努めて静かに待っています。
313名無しさん@ピンキー:04/06/19 06:49 ID:lTZgtdDo
すまん。
もうチョイ。
314名無しさん@ピンキー:04/06/19 09:59 ID:bz7Z5ITb
え!?誰!?何!?
31553:04/06/19 13:16 ID:lTZgtdDo
たびたび、すまん。
不出来だが、もうチョイ。
316名無しさん@ピンキー:04/06/19 13:51 ID:bz7Z5ITb
ぅぉぉぉおお!!!!53のラストスパートを禿しく応援しているぅぅぅぅ!!!!
317名無しさん@ピンキー:04/06/19 17:14 ID:0Ed4QaoP
>>313−316
ワロタ
原作もファンもほのぼのと熱いな。
53さんファイト!
318名無しさん@ピンキー:04/06/23 02:19 ID:Up2peDQN
ほしゅ
319名無しさん@ピンキー:04/06/25 00:33 ID:hG3HyO6A
ふむふむ、53たんいつもエサを有り難う!
次も待ってるよ!
32053:04/06/25 06:44 ID:UZB0Z7DY
いろいろ試行錯誤があった(某所で、色々実験をしてみた)。
かろうじてだが、しぐれネタの見通しがついた。
48時間以内に投下する予定。
度重なる遅延を、重ね重ねお詫びする次第。
すまん。
>>319
毎度毎度のワンパターンで申し訳ない。
「つる姫」の雑巾と同じで、
何をやっても、みんな同じになってしまう…。
いまいちど、自分の妄想力を見直すべき、ということなのだろう。
321名無しさん@ピンキー:04/06/25 20:56 ID:f6LjgG+l
がんばれー!!!
322名無しさん@ピンキー:04/06/27 21:25 ID:n3fjFWxt
気にすることないよ!いい作品のためには一年だって待つさ!
32353:04/06/28 04:58 ID:9Z3h6x/4
これよりしばらく、しぐれネタに集中することにしたい。
第一波として投下するのは「真夜中の密会」
エッチしあうのはしぐれと馬剣星。
強引ながら、しぐれの愛情を兼一に向けさせてみた。
また試しにほんの少しだけだが、書き方を変えた。
バカネタも意図的に減らした。
なお匂いフェチ、下着フェチがふくまれる。
どうか、ご注意あれ。
不出来な点を、あらかじめお詫び申し上げる。
************
―深夜、梁山泊の離れは馬剣星の居室。

馬剣星は、突然目をさました。
物音が聞こえたからでもなければ、人の気配を感じたからでもない。
人の気配や物音の全く存在しない真っ暗な部屋の中。
馬剣星の拳法家としての本能は、わずかな振動を全身で察知したのである。
かかる研ぎ澄まされた本能は、あっという間に振動の発生源を識別した。
「こんばんは…しぐれどん。用事はいつものアレ?」
「……。」
暗闇のなかで、しぐれはコクンとうなずいた。
「ヤレヤレ…ちょっと待ってね。今探すから。」
馬剣星は、明かりもつけず、手探りでそこらをゴソゴソと探しはじめた。
32453:04/06/28 05:00 ID:9Z3h6x/4
「はい、お待ちかねのブツはコレね。」
取り出されたのは、小さな茶色い紙袋。
「…。」
しぐれは無言で紙袋を手に取った。
「でも、最近は回数が多いね。
 まあ理由はあえて聞かないけどね。」
「…。」
しぐれは受け取った包みを、さっそくあけた。

ぷう〜ん

鼻を刺す、酸っぱい臭気に、馬は鼻をつまんだ。
中に入っていたのは、兼一の下着。
しかも汗臭さ全開の汚れものだ。

「これは、今日兼ちゃんがつけていた下着ね。
オマケは兼ちゃんのお着替えナマ写真集。これは明るいトコでみてね。
とにかく下着は、さっき脱いだばかりだから、まだ新鮮よ。」
鼻をつまむ馬の表情が、汚れ物の「新鮮さ」をものがたっていた。
そんな兼一の汚れ物だったが、しぐれはまるで意に介さない様子。
手にとった汚れ物を、ジッとみつめていた。
全くの無表情だったが、その目はひどく切なげだった。
それからおもむろに、下着に顔を埋めた。
32553:04/06/28 05:01 ID:9Z3h6x/4
「むふぅ…ハアハア…ふぅ…ハアハア…すぅ…ハアハア…」

思いきり臭いを嗅いでいるのだろう。
暗闇の中、しぐれの息づかいが、妙に悩ましく聞こえてきた。
普段クールなしぐれが、兼一の下着で興奮していることは、間違いない。
気がつくと、ペチャペチャという舌を鳴らす音さえ聞こえてきた。

(あらら、しぐれどん…もう始めちゃったね…。)
もちろんそんな物音で興奮するような馬ではない。
性の達人としても、その名をはせた馬剣星だから、女性のある種の性行動にも、十分な免疫がある。
馬は、しぐれの異様な行動を、ただ優しい目で見守っていた。
(…でも、こういう愛のカタチは、ちょっと可哀想ね。)
確かに渡したブツで、しぐれが喜んでくれたのは、馬にとっても嬉しいコトだ。
しかし、こうしたイビツな愛情は、やはり不憫だった。

兼一登場によって、梁山泊の雰囲気が一新されたことは、周知のとおり。
その出現は、豪傑たちの鬱積したマンネリズムやニヒリズムを、一掃した。
なかでも大きく変わったのは、「剣と兵器の申し子」こと香坂しぐれ。
心を閉ざしたまま、武器修練に生きる情熱のすべてを注ぐ、梁山泊の紅一点である。

かつては、他人の存在にまるで無関心だったしぐれ。
だが年相応(?)の兼一の出現は、しぐれの心に大きな変化をもたらした。
いやヒョットすると、兼一と美羽の微笑ましい結びつきが、影響したのかもしれない。
いずれにせよ、しぐれは明るくなり、人との交わりに、積極的になった。
わずかながらも、多弁になったし、食事も皆と一緒にとるようにもなった。
かつての孤独な生き方を考えれば、ひじょうな進歩といえよう。
32653:04/06/28 05:04 ID:9Z3h6x/4
そこまでは、よかった。
問題は、しぐれが兼一に並々ならざる関心をもったコトである。
「関心」というのが、いささか婉曲すぎるならば、「特別な思い」とでも、言い換えてもよいだろう。
兼一への「関心」は、すでに「好意」の域を超えていた。
「最強の弟子」修行への協力を惜しまないのは、むろんのコト。
指導時間以外も、兼一の観察を怠らない。
あまつさえ、兼一の居室に忍び込むことすら、しぐれは何度もやってのけたのである。

だから、「兼一の…下着が欲しい…かも。」と、しぐれがおずおずと言い出したとき、
馬はさほど驚かなかった。
ただ、自分の思いを表現できないしぐれを、心の底から不憫に思った。
他人への思いを行動で表し、結果にむすびつけること。
この心と身体の相互行為は、本来誰でも身についているはずの、言うなれば愛の作法。
そんな愛の作法を知らないしぐれが、馬には、哀れだった。
しぐれの多くの部分を犠牲にしてしまった過酷な武術修行が、
ひどく惨いモノに感じてならなかった。

(出来るコトなら、何とかしてあげたいね…。)
痛切に願う馬剣星だったが、出来るコトはほとんどなかった。
(せめて美羽がいなければ、なんとかなったのかもしれないね。
でも兼ちゃんは、美羽にぞっこんだから…)
などと思うこともしきりだった。
しかし馬は、頭の奥底で気がついていた。
しぐれと兼一が、本質的に同じ道を歩めないことを。
「剣と兵器の申し子」として修羅の道を征くしぐれ。
兼一がそんな修羅の道を歩むとは考えにくかった。
また師父として、可愛い我弟子を修羅道に追いやることは、どうにもためらわれた。
32753:04/06/28 05:07 ID:9Z3h6x/4
そこで馬は、しぐれのささやかな願いをかなえるために、下着ドロに励むところとなる。
せめてもの心の慰めとして、兼一の下着を渡し続けたのである。
もちろん、最初のうちは下着ではなかった。
愛情の表現が苦手な人間の常として、しぐれは兼一の着衣全般に関心を示した。
おそらくこれは、思いを寄せる相手との自己同一をはかるもの。
ただし兼一との交流が増えるにつれ、これは少しづつエスカレート。
現在に至ったワケである

ただひたすら、兼一の下着に集中するしぐれ。
しぐれは、兼一の下着の臭いを嗅ぎ、しゃぶり、味わい、そして吸う。

「ハアハア…ピチャ…ピチャ…ハアハア…ジュルルル…ハアハア…ズルズルズズ…ハアハア…」

一見、狂態のようにも見える。
だがしぐれにしてみれば、これはこれで愛の儀式なのである。
何かを啜り尽くすような、吸引音の大きさが、兼一への思いの大きさだ。
味わいつくすかのように、しぐれは下着の臭気や味を、すべて舐め吸いとっていった。
ときどき聞こえる
「…ンッ…ンッ…ンンッ」
というひときわ大きな息づかいの正体がナニであるのか?
たとえ目でみなくても、馬には良く分かっていた。
忘我の境地のなか「…兼一…」と呟くしぐれの声が、馬の心を突き刺した。

荒い息遣いや舌づかいの音が、突然ハタと止まった。
おそらく、終わったのだろう。
あの下着は、シミや匂いがすべて舐めとられ、真っ白になっているに違いない。
その代わり、しぐれが分泌した様々な液体で、グショ濡れになっているはずである。
32853:04/06/28 05:10 ID:9Z3h6x/4
(そろそろね…。)
頃合を見計らって、馬はしぐれに声をかけた。
「しぐれどん、コッチくるね。
生殺しのまま帰るのは、辛いね。
いつものようにするから…分かっているね。」
すると、しなやかなしぐれの肉体が、スゥっと布団にもぐりこんできた。
馬の身体に跨るその身体は、羽毛のように軽い。
「じゃあ、しぐれどん…いくよ。」
かすかに光るしぐれの秘所に、馬は手を差し入れた。

「あっ…」
しぐれが小さく息を吐いた。
ついた息は小さかったが、指に感じる締めつけは、相当のものだった。
(さすがはしぐれどん…華奢なようでいて、全身が鍛え抜かれているね…)
そう思いながら、馬は指を動かし始めた。
くりだされるのは、豪快にして繊細な馬の指さばき。
拳法家ならではの指さばきである。
これがしぐれの尿道下からクリトリスを、こすりあげるように、さするように、刺激していく。
「はあ…はあ…はあ…はあ…」
しぐれの息が再び早くなっていった。

もちろん、一箇所責めに終始するような馬ではない。
片手は白桃のようにみずみずしい乳房をまさぐりあて、
舌は少し汗臭いワキの下をネブり倒す。
ワキの下は、しぐれの性感帯だから、とりえわけ慎重かつ入念に舐めまわます。
しぐれの口を吸わないのは、故郷においてきた妻への義理立てである。
32953:04/06/28 05:12 ID:9Z3h6x/4
ただし、馬が少々のズルをしているのも、明らかだった。
いくら先ほどまで下着をオカズに自慰をしていたとはいえ、これは興奮しすぎである。
実は馬は、ひそかにしぐれの性感ツボのいくつかを、刺激していたのである。
鍼灸の達人であるからこそできる、まさに秘技といえよう。
とはいっても、性感ツボの位置は、そのときどきの体調や周囲の環境条件によって
絶えず変化している。
最適なタイミングで刺激を加えるには、かなりの技量が必要だ。
女体の興奮ぐあいを推し量るのは、並大抵のことではない。
これができるのだから、馬はやはり性の達人である。

馬の左手が感じとるのは、勃起してきたしぐれの乳首。
馬の鼻が嗅ぎだすのは、分泌著しくなってきたしぐれのフェロモン臭。
そして右手の指で感じとるのは、膣内のヌメリ加減だ。(←おい!!)
秘所の締めつけと、腰のうごきがシンクロしてきた頃合が、エンジンのかかりは始めである。
「ハン…ハン…ハン…」と鼻を鳴らすような、しぐれの呼吸音
試しにクリトリスをやさしくヌルリとナブってみる。
「んはあぁ…あん…あん…」
たちまち、しぐれが発するのは、押し殺すような、ちいさい嬌じの声。
しぐれのほっそりとした上半身が、ピクっと反り返った。
(…しぐれどん、そろそろいい具合になってきたね。)
33053:04/06/28 05:13 ID:9Z3h6x/4
馬は、イチモツをとりだした。
それも小兵に相応しからざる、堂々たるイチモツ。
そしてグッと腰に力をいれ、淫液したたり落ちるしぐれの蜜ツボを、一気に串刺しにした。
「ンッ…!!」
短くうめいたのは、もちろん、しぐれ。
声にならない声をあげた、というべきか。
それは、寡黙なしぐれが、めくるめく快楽をむさぼるときに出す声。
厳しい武術修行で身につけた、悲しい性癖であった。
(好き勝手にエッチ声もあげられないなんて…しぐれどんも可哀想に…。)
そう思う馬だったが、クールな頭と裏腹に、身体はかなりご満悦。
まるで貪るような、しぐれの腰のうごきに合わせて、怒涛を何度となく打ち込んでいた。
叩き込むように、刺すように、えぐるように。
ネバリつき、包み込むようなしぐれの秘所に、馬もまた、ご満悦であった。

とはいいても、長くエッチをしているワケにもいかない。
(楽しみすぎるセックスは、やっぱりママに悪いね…。
 それに兼ちゃんの代用品なのだから、長すぎるのも具合が悪いね…)
しぐれの素晴らしい肉体を、もっと味わいたい、という気持ちもある。
しかしそこは、達人である。
常人離れした克己心をもって、めくるめくセックスを、終わらせるコトにした。
もちろん終わらせるにせよ、しぐれをサッサと追い込まなければならない。
それも十二分な満足を与えて。

そこで馬がどこからともなく取り出したのが、中国針。やや柄が太い馬の愛用品だ。
馬は、激しいグラインド運動の中、しばし息をとめて、精神を集中した。
そして暗闇の中、揺れるしぐれの首筋の一点に、すばやく正確に針を刺しこんだ。
33153:04/06/28 05:17 ID:9Z3h6x/4
そこで馬がどこからともなく取り出したのが、中国針。やや柄が太い馬の愛用品だ。
馬は、激しいグラインド運動の中、しばし息をとめて、精神を集中した。
そして暗闇の中、しぐれの首筋の一点に、すばやく正確に針を刺した。

「うああっ…ああ…ああああ…おおおお…」
はばかるコトなく、かなり早めな絶頂の声をあげるしぐれ。
その身体は、しなやかに弓なりとなり、そりかえった首は、尻につきそうな勢いだった。

針が刺さったそのツボは、中国鍼灸術で言う緒流我孔。
体中の性気が集まるターミナルポイントであった。
「イクね。」
馬は刺した針をピンとはじいた。
「あ…」
次の瞬間、しぐれの身体は、力を失ったように崩れおちた。

************

あけて翌日、梁山泊。

「師父、あなたは日本一素晴らしい中国人だ〜。」
兼一は感涙にむせていた。
そこまで感動するのも当然だろう。
何といっても、兼一が手にしているのは「香坂しぐれ・マル秘写真集・セカンドエディション」。
妖艶な美貌と、「ドン・キュッ・ドン」と美羽にも勝るプロポーションを兼ね備えた、しぐれ。
そのしぐれの、エゲツないポーズが満載のエロ写真集だ。
しかも、今回の写真集は、ファーストに比べてかなりのハード版。
これで喜ばなければ、兼一は兼一ではない。
33253:04/06/28 05:21 ID:9Z3h6x/4
じっさい兼一は、鼻息も荒く、股間を硬くしながらページを繰っていた。
「すごい…師父すごいです!!このアオリのポーズ…乳首がちょっと見えてます!!」
「いや、コッチはもっと凄い!!しぐれさんの…しぐれさんのハミ毛が、フンドシからーっ!!」
「おおっ、これはしぐれさんの入浴シーン!?なんとトイレシーンまで!?」
「うあああーっ、こっちはマンマンが透けて見えるーっ!!」
「見える」「透ける」といったトコロで所詮はソフトコア。
けれども週刊現代の袋とじでヌケる兼一だから、写真集の出来には大喜び。
ガキのようにハシャギまくっていた。

そんな兼一を、馬剣星は複雑な気持ちで眺めていた。
喜ぶ我弟子を見るのは、師父としても、同好の士としても、実に気持ちがいい。
だが、しぐれのことを考えると、どうにもスッキリしないのである。
(こんなエロ写真集を作ってみても、気持ちが動く兼ちゃんではないのにね…)
ふと背後に視線を感じ、馬はうしろを振り返ってみた。
案の定、そこには、ネズミを連れたしぐれがひとり。
柱から顔だけだして、兼一の様子をうかがっていた。

もちろん、いっけん無表情。
だが、よくみれば、照れくさそうな、それでいて嬉しそうな、しぐれだった。
自分の裸体が写ったエロ写真集で大喜びする兼一を観察しながら、
(エッヘン、どんなもんよ)
とでも言いたそうな、表情をうかべていた。
33353:04/06/28 05:22 ID:9Z3h6x/4
(しぐれどん…これまた悪いところに…
しぐれどんのコトだから、これでまた、下手な期待を持ってしまうね…。)
馬は頭をかかえてしまった。
しぐれの全面的な協力によって生まれたあの写真集。
少しでも兼一の関心を引くこうとしていたのであろう。
しぐれは惜しげもなく、その妖艶な裸体を、馬のカメラの前にさらしたのであった。
知恵を絞って色々なエロポーズに挑戦した。
「乳首チラ」も「マン透け」も、実を言えば、ほかならぬしぐれ本人のアイデアである。
健気にも、兼一に見せたい一心で、オッパイや性器のモロダシにすら、挑戦した。
ただし、さすがにこれは「兼ちゃんには刺激的すぎる」と馬にとめられた。
今回に限って言えば、馬はむしろブレーキ役。
ワザとらしくないよう、盗撮にみえるよう、必死になって、しぐれを制止していたのである。
そんなしぐれだから、兼一の興奮ぶりには、さぞ満足したコトであろう。

だから馬は、大いに困ってしまった。
しぐれのセクシーポーズを見て、能天気に前を硬くしている兼一が、
今日ばかりは、みょうにカンにさわってならなかった。
しかも兼一は、間の悪いオトコ。
そんな時に限って、
「師父、これどうやって撮ったのですか?
 しぐれさん、カメラ目線で大股開きなんですけどぉ…?」
などと、余計な質問をしてくるから、困りものである。
334名無しさん@ピンキー:04/06/28 05:30 ID:P9pviRBK
いいぞー!
33553:04/06/28 05:32 ID:9Z3h6x/4
この兼一の能天気が、馬の怒りを
「そんなコトより我弟子よ!!修行よ!修行ね!!
脱力腕振り訓練、町内十周!!すぐ始めるね!!」
しかし兼一は、いまひとつ、修行の厳しさが分かっていない甘えん坊だ。
思わず、グチと甘えが口から飛び出してしまう。
「え〜、また基本ですかぁ!?
もっと技系の修行にしましょうよ。ねぇ、師父ぅ〜。」
ナメた不平をいう弟子には、十倍返し。
「町内百周に変更ね!!すぐ始める!!」
「はいっ!!」
(いけない、師父は本気だ。)
言葉を荒げた馬に、兼一はあわてて腕振り訓練を始めた。
逃げるように、門から出て行く兼一を、馬はタメ息をつきながら見送った。
あたりを見渡せば、しぐれの姿も、すでにない。
今頃は、敷地の外へでた兼一を、人知れず追跡しているのであろう。
ヒョっとすると、前を硬くした兼一の姿に、少々興奮しているのかもしれない。
あとに残されたしぐれのオンナの匂いに、言いようのない徒労感をおぼえる馬剣星であった。

********
おそまつ。
ふたたび遅延に遅延を重ねたことを、お詫び申し上げる。申し訳なかった。
また、いまだに、試行錯誤が継続していることを、告白せねばなるまい。
もし気に入ってくだされば、同一ストーリーラインの妄想を、投下したい。
お気に召さなければ、どうかご遠慮なく、お申し出になって欲しい。
妄想ストックは、休止中にある程度蓄えることができた。
だからしぐれネタ第二波・第三波の修正は、短時間のうちにできると思う。
>>322
すまん。ご心配をおかけしている。
最長で約二年お待たせしたことがある。
あの頃は今にも増して、未熟だった。
二度と同じことはしたくない。いまだ未熟な私だが、ナントカある程度のペースを維持したい。
皆様のご寛容には、感謝するばかりだ…ほんとうにありがとう。
336名無しさん@ピンキー:04/06/28 05:37 ID:KS33xYcH
切ないよ〜エロいよ〜GJだよぉ〜(ToT)
しぐれスキーなおれにはとてつもない破壊力です。
337名無しさん@ピンキー:04/06/28 05:39 ID:P9pviRBK
邪魔してすんませんした。
そしてGJ!続きは当然のようにキボン!
何故かハァハァはできなかったがしぐれを見る目が変わりそうなほど、何か切ないっぽかったような気がする!
頑張ってくれ!
338名無しさん@ピンキー:04/06/28 05:42 ID:P9pviRBK
あ;
ハァハァできなかったのは俺のコンディションの問題だ。何故ってさっき愚息と戯れたばかりだもの;
339名無しさん@ピンキー:04/06/29 02:13 ID:dmHQRXxK
GJ!!
やはりしぐれはイィ・・・これから兼ちゃんとの本番を脳内補完でガンガリます。

そして敢えて自らの醜態をさらした337に萌え。
あんたきっと良い人だ。
340名無しさん@ピンキー:04/06/29 20:30 ID:vQoiESdA
俺も、しぐれスキーの1人なわけだが、今回の話は涙ながらに
読ませてもらいました。

いつか、兼ちゃんにしぐれの思いが届く日が来ることを祈りつつ
今後のストーリーに期待してます。
34153:04/07/01 03:14 ID:RL44iBzC
しぐれ第二波
「 ち ち し ぐ れ 」
もとは美羽ネタ妄想だったのだが、急遽しぐれメインの妄想に書き換えた。
いつものワンパターン。
兼一が寝ているしぐれのオッパイにイタズラする。
言ってみれば、実にみもふたもない、内容である。
また改造した関係上、ふだんにも増して、かなり見苦しい部分がある。
ヒネリもない。
着想等の稚拙さも含めて、あらかじめお詫び申し上げる。すまぬ。
いずれ、オリジナルの美羽妄想も投下したい。
なお今回は汁かけネタがある。どうかご注意を。
**************

技の修行が始まって数ヶ月。
季節はめぐり、梁山泊にも冬が訪れた。
冬といえば雪。古風な母屋と庭園に降り積もった雪。
梁山泊の雪景色は実に見事なものだった。
(注・梁山泊の冬については、また別の機会にたちいって述べることにする。)
もちろん兼一に、そんな雪景色を鑑賞するゆとりは無い。
シベリア強制労働並みのハードな修行は、徹底的に兼一をシゴキあげたのであった。
寒さと疲労にあえぐ兼一だったが、シベリア俘虜と違って、幸い彼には救いがあった。
「では、ひさしぶりにコタツを出しますわね」と、
修行後、憔悴しきった兼一のために、美羽がコタツを出してくれたのである。
34253:04/07/01 03:14 ID:RL44iBzC
忙中閑あり。
カラダもココロも冷え切った兼一に、暖かいコタツはなによりのご馳走だ。
今まで張りつめた神経が、じょじょに緩んでいく。
しかも、その日の修行メニューはもうオシマイ。
だから安心感があったのだろう。
しばらくすると、兼一は、グゥと眠り込んでしまったのである。
眠りこむ兼一の肩に美羽は、いたわるようにそっと毛布をかけた。
**************

兼一がふと目を覚ますと、だいぶ時間がたっていた。
昨夜の修行の疲れがドッとでたのか?それともコタツの魔力にハマったのか?
いずれにせよ、どうやら、けっこうな昼寝をしてしまったらしい。
「こりゃ、いけない!」
あわてて、立ち上がろうとすると、突然馬剣星の声がとんだ。
「あ、兼ちゃん、しぐれどんを起こさないでね。」
「え?」
みれば、さっきまで美羽がいたコタツ対面には、しぐれが一匹。
スースーと安らかな顔で眠っていた。
34353:04/07/01 03:15 ID:RL44iBzC
「あれ?いつの間に…?」
「しぐれどんなら、さっき旅から帰ったばかりよ。
かなり疲れているみたいだから、そのままにしてやってね。」
少しの間をおいて、馬は付け加えた。
「もっとも旅帰りのしぐれどんは、ナニがあってもおきないけどね。
何をしているのか知らないけど、よっぽど疲れることをしているみたいね。
たぶん兼ちゃんが殴っても、まず起きないだろうね。」
馬の意味ありげなウィンクが、百万語を語っていた。
エロ師弟コンビならではの以心伝心。
こうなれば、眠気など何処へやら。
兼一の童貞的好奇心が、みるみるうちに呼びさまされた。

「美羽も、逆鬼どんも、秋雨どんも、とにかく、み〜んな外出中よ。
おいちゃんも出かけるから、しばらくは、しぐれどんと二人きりね。
あとね…」
馬は部屋の隅に積み重ねられた、武器の山に目を走らせた。
「いちおう武装解除しておいたから、安心ね。」
そうは言っても、兼一は不安だった。
根がチキンなせいか、こういう時だけは、異常なまでに細心な兼一である。
もっとも、寝ているとはいえ、相手は「剣と兵器の申し子」だ。
ほんの少しの手違いでも、命取りになりかねない。
34453:04/07/01 03:16 ID:RL44iBzC
「でも、本当に大丈夫でしょうか?」
根がチキンだけあって、こういうときの兼一は、異常なまでに慎重だ。
「ヤレヤレ、手がかかる弟子ね…。」
馬は懐から、愛用の中国針を取り出した。
狙いすまして突き立てる先は、しぐれの首筋。
「う!!」
しぐれの身体が、ビクンと痙攣した。
「寝るね!!」
ピンと針を弾くと、しぐれの身体はガクッと力を失った。
「これで、オッケーよ。
針麻酔をかけたから、突いても切っても、目を覚まさないね。」
恐るべき、中国針の秘技である。

「とにかく我弟子よ、幸運に後ろ髪はないからね。
じゃあ、あとはヨロシクね。」
そういい残すと、さっさと馬はでかけていってしまった。

************

「うーん、ほんとうに、大丈夫なのかな?
師父はああいったけど、ほんとうにしぐれさん、寝たままなのかな。」
あとに残された兼一は、考え込んでいた。
とりあえずは、安全策。
コタツに突っ伏しているしぐれの寝顔を拝むことにした。
34553:04/07/01 03:17 ID:RL44iBzC
「うーん、ほんとうに、大丈夫なのかな?
師父はああいったけど、ほんとうにしぐれさん、寝たままなのかな。」
あとに残された兼一は、考え込んでいた。
とりあえずは、安全策。
コタツに突っ伏しているしぐれの寝顔を拝むことにした。

「やっぱり、しぐれさんは、綺麗だなぁ。」
あらためて実感するのは、しぐれの美貌。
ジックリみる機会に恵まれないコトもあってか、しぐれは、ひどく美しくみえた。
確かに、あこがれの美羽も可愛い。
だが兼一が見るところ、あくまで美羽は「可愛い系」。
これに対して、しぐれの顔は、じっさいかなり端正で、まさしく綺麗そのものだ。
切れ長の目や、とおった鼻筋はやや冷たそうな印象を与える。
フェミニンな柔らかい顔の輪郭が、これを補っている。ほんの少しあいた唇は、ひどく愛らしい。
妖艶な美貌といって、間違いないだろう。
「スッピンでここまで綺麗なオンナの人は、滅多にいないな。
オシャレすれば、もっと綺麗になるのだろうなぁ…ちょっともったいない…。」
間近でみるしぐれの美貌に、兼一はタメ息をついた。

もちろん、しぐれには、抜き身の日本刀のような凄みがある。
ただ、クークーと寝入るその寝顔は、ひどくイノセントで、無防備だった。
「こう見ていると、『剣と兵器の申し子』だなんて、思えないや。」
兼一は、コタツから抜け出すと、おそるおそる、しぐれに近寄って言った。
伏せられた長い睫毛を見下ろしながら、兼一はしぐれの髪をなでてみた。
少し濡れた黒髪からは、風呂上りの香りがただよっていた。
このひどく清らかで暖かい香りが、兼一の心を誘惑した。
34653:04/07/01 03:18 ID:RL44iBzC
ここで、花を愛でるように、女性の美しさを満喫できる兼一ではない。

下半身から劣情が湧き出る劣情に、兼一は呟いた。
「少しだけなら…いいかな?」
兼一は、着物のうえから、そっとしぐれの胸をさわってみた。
プニュ…。
手のひらに感じる、柔らかい弾力。
「しぐれさん…鎖帷子を着ていない?!」
みれば、いつものサラシも見当たらない。
水着を「いやらしい布切れ」と嫌がるしぐれのことだ。
ブラをつけているとは、考えにくかった。
「どうしよう…」
まったく無謀なしぐれの胸元をまえに、兼一は考え込んだ。

すると、なんの前触れもなく、しぐれの身体が動いた。
突然おきる大アクビ。
「ふぅあ〜あ…。」
しぐれは、気持ちよさそうに、大きく身体を伸ばした。
とっさのことに、兼一は、凍りついたまま、声も出せない。
だが幸い、どういうワケか、しぐれは目を覚まさなかった。
後ろにいた兼一に寄りかかったまま、グウと再び眠りこんでしまったのである。
「あ…危なかった…」
羽のように軽い、しぐれの重みを感じながら、兼一は安堵の息をついた。
が、次の瞬間、身体が反り返ったはずみだろうか、
着物のあわせが、ゆるやかに開いていった。
34753:04/07/01 03:19 ID:RL44iBzC
もともと、しぐれのハチきれんばかりのバストを、かろうじて収めていたセクシー着物。
いちどあわせが、緩んでしまえば、もうどうにもならない。
プルンとこぼれ出してきたのは、雪のように白くてふくよかな、しぐれのオッパイだ。
細身の身体には、やや不釣合いなほど、大きい。
ボリュームにおいて、美羽のプリ乳を凌駕していることは、あきらかだった。
もちろんカップ型で、カタチもよい。
ツンと突きでる、うわむき加減の乳首が、ひどく挑発的だった。

普段、サラシの下に隠されていた巨乳に、兼一は感動した。

「ああ…しぐれさんのオッパイ…すごく大きくて綺麗だ…。」

露わになった、しぐれの豊かなバストに、おそるおそる兼一の手が伸びた。
その白い肌は、すいつくように、滑らかだった。
「すごく…柔らかい…」
突き出た乳首を軽く指でつまんでみる。
「あん…」
小さい吐息が、しぐれの口から漏れた。
「えっ!!」
兼一は、反射的に手を引っ込めた。
なにせ、しぐれは、手にしたモノすべてを凶器にかえる兵器の達人だ。
丸腰でも、まったく油断はできない。
34853:04/07/01 03:20 ID:RL44iBzC
しかし、何もおきない。

念のため、しぐれの寝顔を覗き込むが、これといった変化はみあたらない。
確かに少々、顔は上気しているようだった。
だが兼一は希望的観測で物事を考える人間だ。
「コタツが暑過ぎたかな?」と都合よく解釈してしまう。
温度調節をしたあとは、再びしぐれのオッパイに向き直った。
もちろん、心ゆくまで、イジリたおすためである。

片手では余るほど、まろやかに豊満なしぐれのオッパイ。
後ろ抱えるように、これを揉むのだ。
タプンと、感じる重みが、ひどく心地よい。
つまんだ乳首のシコリ具合が、兼一の官能を刺激する。
おそらくしぐれの身体も、かなり反応しているのだろう。
真っ白な乳房が、ほんのりと紅色がかってきた。
押し殺すようなとき息は、切なげに早かった。
ただし、兼一はこうしたしぐれの変化に気がつかない。
それどころではない、というのもあるだろう。
ただ兼一は、人間関係もセックスも、きわめて一方的なのである。
34953:04/07/01 03:20 ID:RL44iBzC
また一方的な人間の常として、兼一は飽きっぽかった。
手指だけでもてあそぶだけでは、飽き足りなくなってきたのだ。
しぐれの巨乳を、もっと味わいたくなったのだ
「ええーい、もどかしいぞ!!」
兼一は、突っ伏していたしぐれの上半身を、座布団のうえに寝かせた。
腰に添えられたしぐれの手が、グっと握り締められた。

「なんていい匂いがするんだろう…。」
兼一はしぐれのふくよかな胸の谷間に、顔を埋めていった。
細身のしなやかな身体に突き出た巨乳は、まさに桃源郷。
タップリとしたバストは、やさしく兼一の顔を迎えてくれた。
ワキあたりから分泌されるオンナの匂いが、兼一の緊張を解きほぐす。
世の女性のように、化粧品で痛められていないからだろう。
シミひとつない白い肌はスベスベで、さわった心地はバツグンだった。
しぐれの胸の奥から、かすかに響く心臓の鼓動が、ひどく心地よい。

こうなれば、男性独特の母性を憧憬する安楽な欲求が、兼一の心に忍び込む。
乳房を手でグイと引き寄せると、口は自然と乳首を求めていった。
「オッパイ…しぐれさんのオッパイ…」
夢心地のなかで、兼一の舌はしぐれの乳首をまさぐり求めた。
ネットリとした舌のうごき。
舌は、やや大き目の乳輪の輪郭をなぞり、そのまま乳首にまきついていく。
舐め、しゃぶり、そして吸う。
兼一は、赤ん坊に戻ったように、しぐれの乳首を吸った。
しぐれの華奢な身体を掴む兼一の手に、自然と力が入っていった。
35053:04/07/01 03:21 ID:RL44iBzC
もし兼一に、しぐれの表情をうかがう余裕があれば、きっと気がついただろう。
声を出さないよう耐え忍ぶ、しぐれの切ない表情に。
しかし、への字に結んだ口からは、熱い息が漏れていた。
腰にそえられていたハズの手も、少しずつも腿のほうへと動いていく。
スラッと長い脚はピッタリと閉じられたまま。
だがモジモジと落ち着きなく、震えていた。

***************

兼一が、しぐれの胸にムシャブリついてから、どれだけ時間がたったのだろう。
しぐれの白い肌に、無数についたキスマークが、経過の長さを物語っていた。
ようやく、オッパイに満足したのだろうか?
ヌラヌラと光るしぐれの胸から、兼一は顔をあげた。
「ぷふう…そろそろかな…。」
荒々しくズボンとパンツが脱ぎ捨てられた。
兼一の下半身に勇ましく立ち上がるのは、例のこぶりなイチモツ。
それもたぎりにたぎった、イチモツである。
35153:04/07/01 03:22 ID:RL44iBzC
いくら兼一が重度のオッパイ星人でも、胸だけでガマンできるハズがない。
やはり、射精が必要なのである。
だが、パンツのなかに出してしまうのは、あまりにみっともない。
適切なタイミングで、適切なトコロに、ブチまける必要がある。
兼一は、横たわるしぐれの妖艶な肢体を、舐めるように見渡した。
いかにも童貞らしく、長考すること、数分間。
本来ならば、考えるまえに、カラダのおもむくまま、行動すればよいはず。
だがアタマ優先の兼一だから、そうはいかない。
さまざまな期待に胸躍る数分間の末、兼一は決心した。
「しぐれさん…いきますよ!!」
コタツのなかで、しぐれの脚が、ゆっくりと開いていった。

胸の鼓動が、ヤケに大きく聞こえるなか、時間がひどくゆるやかに流れていく。
しかし、いっこうにコタツ布団ははがされない。
コタツのなかで放置されたしぐれの下半身は、むなしく開脚されたまま。
あたりをうかがおうと、薄目をあけたしぐれの眼前に、兼一のイチモツがあった。
「…!!」
熱くて濃いほとばしりを、しぐれは顔全体で感じた。
その大量の液体は、しぐれの顔をおおっていった。(←おおげさである。)
いわゆる、顔射である。
35253:04/07/01 03:23 ID:RL44iBzC
女性の美しい顔に、精液をかけるのは、ある種の征服行動。
膣内射精とややその趣を異にするが、これはこれで男性の夢である。
もっとも、一般に女性は、ブッカケそれ自体には、なんら性的興奮を感じない。
その意味からいえば、実に一方的な性行為。
ゆえに、まさしく「男性の夢」なのである。
ある種、兼一の性スタイルに、じつに適合的なプレイともいえよう。
けれども、実を言えば、女性でもブッカケに興奮する場合も、ときたま存在する。
たとえ深い性的満足を感じないにせよ…。

「ふう、もう少しで手遅れになるところだった…。」
精液まみれのしぐれの顔を、兼一は満足そうに眺めていた。
さぞ充実した発射だったのだろう。
狙いすましたように、しぐれの目もとから口もとは、大量のザー汁でベトベトだった。
しかし、それでも兼一には、まだ少々不満が残るらしい。
付着したザー汁を、指でしぐれの口のほうへとグイグイ寄せていく。
「本当は、口のなかに発射したかったのだけど…まぁいいか…。」
すると、しぐれの口がわずかにひらいた。
35353:04/07/01 03:23 ID:RL44iBzC
「ラッキー!!」
兼一は喜色満面だった。
まったくもって、どうにもならない男である。
ともあれ兼一はいそいそと、ザー汁をかき集めて、しぐれの口もとへと寄せていった。
スムーズにしぐれの口へと流し込まれていく、兼一のザー汁。
コクンコクンと飲み込んでいくしぐれの顔に、不快な表情はない。
顔についたエキスがほとんどなくなっても、口はうっすらとあけたままだった。
そのあいた口に、汁まみれの兼一の指がはいってきた。
ピチャ…
しぐれは、夢心地のなか、ゆっくりとではあったけれども、舌を動かした。
自分の思いを確認するように、味わい反芻するように、兼一の指を舐めたのである。
糸を引く唇が、不思議な淫靡をかもしだしていた。
ピチャ…ピチャ…ピチャ…ピチャ…。

その淫靡な光景を、兼一は大喜びで見つめていた。
「しぐれんが、ぼくのザーメンを飲んでくれている…なんだか、すごくいやらしいや…」
けれども兼一は、しぐれの思いに気がつかない。
天真爛漫というべきか、人として足りないというべきか。
しぐれの動きを、睡眠中の不随意運動と解しているから、始末に負えない。
まあ単純に、カンが鈍い人間なのかもしれないが。
「あれ、何か食べている夢でもみているのかな?
あんがい、しぐれさんも、アパチャイさんみたいに食いしん坊だったりして。」
知らないこととはいえ、かなり無神経な呟き。
だがそれでも、しぐれは舌を動かし続けた。
ピチャ…ピチャ…ピチャ…ピチャ…。
35453:04/07/01 03:24 ID:RL44iBzC
そこでタイミングよく、玄関のほうから、よくとおる明るい声が響いてきた。
「ただいまですわ〜。」
あれは、まぎれもなく美羽の声。
兼一の留守番を心配したのか、予定より早く帰ってきた美羽の声だった。
「あっ、美羽さん。
荷物が重いでしょ?今いきますね〜。」
兼一は、しぐれを放り出すと、あっという間に玄関のほうへと、走っていった。
と同時に、どこからともなく、馬が現れた。

「…しぐれどん、大丈夫?」
「…」
遠くから聞こえる、兼一と美羽のにぎやかな会話に、しぐれは耳を傾けていた。
だが何を考えているのか、その表情からはまったく読み取れない。
いつにもまして無表情なしぐれに、馬はかすかな懸念をいだいた。
「ねえ、しぐれどん…殺人はだめね。」
「美羽…あいつは…優しい、いい奴だ…。」
「そうね、そうそう。しぐれどんは偉いね。美羽を恨んじゃいけないね。」
ホット相好を崩した馬。
だが、しぐれの言葉の続きが、世慣れたこの拳法家を凍りつかせた。
「が…やむを得ない…か…」

**************
おそまつ。

第二波はあきらかな失敗である。
いまいちど、妄想群を仕切りなおして、再起を期したい。
すまない。
伏してお詫び申し上げる。

なお、こたつネタは、勿体無いので、いずれ機会をみてやり直す予定だ。
35553:04/07/02 06:29 ID:D87g36np
練習用の即興妄想を投下する。
「天井美羽」

申し訳ないが、妄想脳を整理するために、いまいちど美羽ネタに戻る。
稚拙でしかもベタベタである。
適切な時宜を見て、ふたたび、しぐれネタに戻りたい。
とにかくすまない。
どうもうまくいかないんだ。

*******
―某日、梁山泊離れは「弟子一号部屋」…の天井。

(およっ?…なんだか、とんでもないことに、なってきましたわ!!)
暗い天井に潜む美羽は、眼下で展開する思いもかけない光景に、大焦りだった。
あわてる美羽の視線の先は、むろん部屋の主。
われらが主人公の白浜兼一君(16歳・童貞)だ。
ただし本日の兼一君、覗かれるには、すこしばかりタイミングが悪かった。
たぎる青春の血潮を持て余したのか、兼一が取り出したのは、ティッシュとイチモツ。
お気に入りのエロ本を広げて、オナニーをコキ始めてしまったのである。
(兼一さんも男の子ですから、あたりまえなのでしょうですけど…)
あわてる心を落ち着かせようと、美羽はやっきになっていた。
しかし始めてみる男の子の生態ならぬ性態は、美羽の想像を超えていた。
兼一のイチモツのカワがムケていく様には、大仰天だ。
(これはちょっと、すごいことになってきたですわ…。)
目をそむけようとおもえば出来たはず。
だが、みるみるそそりたっていく兼一のイチモツに、美羽の目はクギづけだった。
35653:04/07/02 06:30 ID:D87g36np
もちろん、兼一は年齢的には、サルのようにコキまくるお年頃。
自慰に走るのも当然だし、けっして恥ずかしいコトではない。
それに、自室でナニをしようと、そんなことは兼一の勝手である。
むしろ批判されるべきは、美羽。
勝手に人の部屋の天井に入り込んで、動向調査をしているのだ。
ストーカー、と糾弾されても、いたしかたがあるまい。
また美羽にストーカーとしての自覚はないにせよ、
隠れているのだから、それなりの罪悪感があるはずだ。
言うなれば、「確信犯」である。

もっとも美羽にしてみれば、天井に裏に潜んでいるのは、あくまで「天井裏の掃除」のため。
たとえ天井裏で何か見聞きしたとしても、それはまったくの偶然。
「覗き」「立ち聞き」の類ではない、というのが美羽本人のタテマエだ。
ちなみに、美羽の「天井ストーキング」は、けっして今回が初めてではない。
同様に、天井裏から兼一と馬剣星の会話を盗聴した前歴もある。
実は、常習犯である。
35753:04/07/02 06:31 ID:D87g36np
とはいっても、ストーカー行為で叩くのも、少々美羽には気の毒かもしれない。
コトに軽重はあるけれど、微妙な男女関係にあって、人は誰しもストーカー。
情報飢餓は、思い入れの裏返しである。
美羽の場合、おもいがけないライバルの出現が、直接の動機だった。
馬連華という強力なライバルの登場が、兼一をめぐる情勢を一変させてしまったのだ。
思い立ったら、一途な美羽だから、
コトここにいたっては、ノンキに構えていることなど、できはしない。
―早くフラッグをたてて確保しなければ、兼一は連華に喰われてしまうだろう。
やや近視眼的で短絡的だが、美羽にはそのように感じられた。
この女性特有の過敏なまでの危機感覚が、美羽をストーキングに駆り立てたのであった。

そろそろ視点を、天井裏に戻そう。

暗い天井裏からは、明るい室内の様子が、ひどく良く見えた。
(オトコの方って、ああいう風にして自分を慰めるのですわね…)
真っ赤になった顔を両手でおおいながらも、目は兼一のイチモツから離れない。
(あら、オチンチンの形が変わってきましたわ!!)
年齢のわりに、美羽は性知識に乏しい。
モノ珍しいコトもあって、まずは純然たる好奇心が先立った。
35853:04/07/02 06:33 ID:D87g36np
だが、それも最初のうちだけ。
兼一のやや小ぶりなイチモツを見入っていると、不思議とカラダが熱くなってきた。
(なんだか少し、熱くなってきましたわね…セーターを脱ぎましょうか…。)
だがボディ・スーツひとつになったところで、カラダの火照りはサッパリ収まらなかった。
それどころか子宮の奥のほうからは、なにやら痺れるような疼きすら、感じられた。
変化が美羽のカラダとココロに、少しずつあらわれてきたのである。
(どうして、こんなに熱いのでしょう…?)
無意識のうちに、美羽の太腿が、モゾモゾとこすりあわされた。


小さいながらも、じょじょに大きく反り返ってきた兼一のイチモツ。
ようやくその全容をあらわしたエラに、美羽は息を飲んだ。
(アレが、女の子の体のなかに入るのですわよね…。)
この逞しく変化するイチモツが、美羽にはひどく生々しく感じられた。
(だんだん大きくなってきましたわね…太さは、指で三本分ぐらい…
ほんとうに入るのかしら…?少し、心配ですわ…。
…って私、何を考えているのでしょうですわー!!)
ふと想像した自分と兼一の秘事シーンに、美羽はおもわず赤面した。
(そんなコトは、どうでもいいのですのっ!!)
そう自分に言い聞かせるけれど、
心の底では、やはりイチモツの太さ気になってしまう。
35953:04/07/02 06:35 ID:D87g36np
意識してのコトではなかった。
が、おおきさを確かめるように、自然と美羽の手が秘所にのびていった。
(ほえっ…少し湿ってますわ…。)
分泌された愛液は、下着を濡らし、ボディースーツの表面にちいさな染みをつくっていた。
変化は愛液の分泌だけに、とどまらなかった。
胸元や股下に感じるボディ・スーツの締めつけが、妙に気になってきたのである。
(なんかヘンですわね。服がちょっとキツイ感じですわ…。)
美羽はモジモジと、胸元や股下をゆるめて、居住まいを正した。
しかし、どうにも落ち着かない。
胸の鼓動ははやくなり、おおきく可愛い額にはうっすらと汗も浮かんできた。
この胸のドキドキ感は、すぐさま乳首と秘所に伝染する。
乳首はかたくしこり、秘所は妖しく疼く。
(困りましたわね…)
ひたいに汗して、美羽は耐えた。
しかし、下から聞こえる兼一の熱い息づかいに、ますます美羽の官能は高ぶっていった。
36053:04/07/02 06:37 ID:D87g36np
(仕方がありませんですわね・・・では、ちょっとだけ…)
美羽は、ボディースーツの上から、ほんの少し、自分の秘所をなぞってみた。
「あふぅ…」
思わず口から漏れたのは、熱い声。
美羽は大慌てで、自分の口を手でふさいだ。
(兼一さんに気づかれた!?)
息を潜めて下をみるが、兼一に変化はなし。
荒々しく己のイチモツをしごきたてるばかりであった。
(しめしめ、大丈夫だったようですわ…。)
これでひと安心。
美羽は、恥ずかしそうに、指で秘所をひと撫でした。

「んふ…。」

声を殺しているはず。
けれどもやはり、漏れる息づかいまでは、とめられなかった。
ついでに言えば、おいじりも、とめられない。
(ほんの一回だけ…)とは思ってみても、火照る身体の要求は痛切このうえなかった。
気がつくと、指が、腿の裾からスパッツのなかへ忍び込む。
剥けかかっていた肉芽に、ふと指が触れた。
むきだしの神経をいじられたような感覚に、再び声がでた。
36153:04/07/02 06:48 ID:D87g36np
「ふぅあっ…」

(だめ…だめですわ…)
口で指をくわながら、声を殺そうと試みるが、はたせない。
指の動きはいっそう強まり、美羽の官能も高まっていく。

「んふ…んは…んふぅ…んふぅん…」

しばしば指摘されることだが、官能の高まりは、軽い思考の混濁をもたらす。
脳内麻薬物質とのかかわりが近年分析されているが、
いわゆる理性がその影を潜め、かわりに深層意識の底が浮上するのだ。
ときに人は、この「深層意識」を「思い」と呼ぶ。
膣液とドーパミンが分泌される激しい自慰の興奮のなか。
美羽が脳裏に浮かぶのは、ただ一人の男性だ。

「け…兼一さん…兼一さぁーんっ!!」

美羽は思わず口に出していた。。
混濁する思考のなかで、美羽は兼一と愛を交わしていた。
より正確な表現を期すならば、自分の指を兼一に、見たてていたのである。
**********
申し訳ないが、つづく。
ただし、次回投下時に必ず終了させる。
362名無しさん@ピンキー:04/07/02 15:19 ID:mduLPDuW
グッド!
36353:04/07/03 10:10 ID:ma4QR3OA
かなり痛いが投下を再開す。
************
「チョットあんた、うるさいわね!!」

突然耳に飛びこんできた、ナイフのようなささやきに、美羽は驚愕した。
小声ではあったけれども、妙に険のある聞き覚えのある声。
あわてて美羽は声のほうに目をむけた。
その声の持ち主は、美羽の不倶戴天のライバル。
馬連華であった。

拳法の腕もさることながら、その無音潜入の術も、達人の域にたっしていた。

「そんな、みっともない声だしてたら、兼一に気づかれちゃうじゃないの!!」

連華はかなりイラついた様子だった。

(よりによって、こんなときに連華さんが…)
色々な意味で、ホゾをかむ美羽だったが、状況が状況である。
いちばん見られたくないネタを、いちばんイヤな相手に、つかまれているのだ。
ここで言い返すコトなど、できやしない。
36453:04/07/03 10:12 ID:ma4QR3OA
「とにかく、とっとと出て行ってくれる?
そんなイヤらしい目つきで、うちのダーリンを見てほしくないの。
汚らわしいから!」

美羽が言い返さないのをよいことに、連華はイヤミ全開だった。

しかしよくみれば、連華もどこか様子がおかしかった。
チャイナ服のスソはめくれあがっているから、お尻はほとんど丸出し。
それに顔は上気していて、呼吸もひどくあらい。
急いで居ずまいをただす連華の動きが、美羽の推測を確信にかえた。

「ふ〜ん、でも連華さんこそ…
私の兼一さんで、いやらしいことをしないで下さいですわ!!
いい加減、その汚いタワシをしまった方がいいんじゃないですの?
お手入れ不足のボーボーですから、こっちらからも丸見えですわよ!
毛深い方ってタイヘンですわね!!ホホホホ!!!」

「美羽こそ、その体臭を何とかしなさいよ!!
ハッキリいって臭いの!!それってトリコモナス?
こっちまでプンプン臭ってくるわ!!乳デカ女は体臭がキツいって本当ね!!
早く病院いって直したら?迷惑だから!!!」
36553:04/07/03 10:18 ID:ma4QR3OA
「言いましたわね、この毛ガニ女っ!!」

「だから何よ、ホルスタインのクセにっ!!」

百年の恋も一瞬で醒めてしまうような、罵りあい。
程度の差はあれ、まぁオンナの罵りあいとは、こんなモノである。
ともあれ、双方一歩も引かない。
睨みあう二人のあいだに、世にも恐ろしい女闘の火花がちった。

この女のバトルにケリをつけたのは、はからずも兼一だった。

「あれ、なんだかうるさいな…。これじゃ、集中できやしない。」
大好きなオナニー中に、わざわざ手を止めての独り言である。
かなり、うるさかったのは間違いない。

下の異変に、罵りあいは、一時休戦。
対峙したまま、二人の頭は全力で回転した。
めぐる思考の目的は、相手の出方の分析と、自己利益最大化だ。
とはいえ双方のバトル条件はほぼ同一。
だからバトルは、どのみち手詰まりとなる運命にある。
36653:04/07/03 10:20 ID:ma4QR3OA
黙考すること十数秒ののち。
ふたりは再びにらみ合った。

「たまたま最初に来たのが、あなただった…
ただ、それだけのことよ!!」

「それだけじゃ、ないと思いますわ…
でもここで言い合っても、どうにもなりませんわね!!」

さすがは二人ともバトル慣れした兵術の達人だ。

結論はともに、相互利益の最大化。
これぞまさに愛欲パレート均衡解である。

美羽と連華は、仲良くならんで四つん這い。
ふたたび息をひそめて、ストーキングにもどっていった。

****************
36753:04/07/03 10:21 ID:ma4QR3OA
「あれ?音がしなくなったぞ?」

これで邪魔な雑音がなくなった。
安心した兼一は、再び自慰に戻っていった。

「よし、こんどの写真集はと…」

美羽と連華は、息を飲みながら兼一の一挙手一投足を見守った。
ふたたび始まる、自慰の激しい動きと歓喜のうめき。
躍動する兼一の右手と腰とイチモツが、覗きに励む二人の胸を熱くさせた。

「足腰の筋肉が…とてつもないレベルになっている…ハアハア」
「腕の筋肉もよく発達してますわ…ハアハア」
兼一さん、最近の修行で、ものすごく逞しくなってきましたのよ…」

ただし、二人とも、あえて三本目の脚については言及しない。
このあたり、まだまだオンナノコというコトなのだろう。
とはいっても、カラダはオンナである。
覗くほどに、先ほど強制終了させられた官能が戻ってくる。
36853:04/07/03 10:22 ID:ma4QR3OA
「…あの…兼一さんが…
前につけているのは…ナニですの…?」

「…アレはたぶん…オナホール…じゃない…?
兼一の歳なら…そういうブツも…ひとつぐらい…。」

「…ですわよね…兼一さんも…男の子ですし…。」

二人とも、すでにコッソリと秘所に指を走らせていた。
もちろんお互い気づいてはいる。
真横でナニをしているのか、気がつかないワケがない。
だが、そこは知らないフリ。
「紳士協定」ならぬ「淑女協定」、とでも呼ぶべきか。

最初に音をあげたのは連華だった。

「ちょっと美羽…少し触るわよ…。」

「れ…連華さんっ!?…ど…どこを…触ってますですの…あふぅ…」
36953:04/07/03 10:23 ID:ma4QR3OA
とつぜん自分の陰部に伸びた連華の手に、美羽は小さく声をあげた。
同性愛志向ではないから、かなりの抵抗があったのだ。
しかし陰部に感じる他人の手の感触は、ひどく新鮮。
慣れた自分の手にはない不器用さが、美羽の性感をあやしく刺激する。
未知の感覚に、美羽は呻いた。

「…なんなら、美羽も私のに…触れば…いいんじゃない…?」

連華は誘うように、下着を膝まで下げた。

「そういうことなら…しかたがありません…ですわね…」

美羽もまた、ボディー・スーツのチャックを下ろした。
(注・美羽のボディスーツ<ないしは全身スパッツ>の構造の詳細は、いまもって不明である。)
そして連華の尻に、手を伸ばす。
連華の尻がピクリと震えた。

「はふぅ…あんっ…悪いわね…はぅん…はぁ…」

「んんっ…んはぁ…気にしないで…よいの…ですのよ…んあぁっ…んはぁん…」
37053:04/07/03 10:23 ID:ma4QR3OA
手指を交換して、互いの秘所をまさぐりあう美羽と連華。
やはりオンナはオンナのツボを知っている。
いかにも女性らしい、こまやかな指のはこびが、二人の官能を高めていった。
むろん、このふたりはレズビアンではない。
ただ、戦う者同士のみが知るキズナが、そこにあるのである。

そうこうしているウチに、兼一はフィニッシュを迎えようとしていた。
「ハアハア…やっぱりこの写真集は最高だ…ハアハア」

最後の抜きドコロにむけ、器用にも片手でページを繰る兼一。
シコるスピードは早まり、タマりにタマったホルモンエキスが空しく分泌されていく。
バ氏液を滴らせるイチモツの角度は、えらい発射角度の急傾斜。
シコり握る手もその早さを増していく…。
美羽と連華がワクワクしながら見守るなか、兼一は射精した。
それも絶叫しながら…。

「ああーっ、 し ぐ れ さ ん ―― っ  !!」
37153:04/07/03 10:24 ID:ma4QR3OA
ふたりは、凍りついた。
予想外の現実に、みるみる冷めていくのは、ふたりのキモチ。
怒りもなければ、悲しみもない。
ただ妙に、頭のなかが冷えてきた。

ふたりは、まったくの無表情のまま、互いの顔を見あわせた。

「悪いけど、とっとと、その手を離してくれる?」

「もちろん、言われなくても、そうつもりでしたわ。」

こうなれば、もはやふたりは、ライバルでもなければ、敵でもない。
キズナはもちろん戦略協調も消滅した。
もともと友情がないことは、最初期からのことである。
純然たるアカの他人。
しかし、どうにも、もって行きようのない気持ちが、言葉になる。

「兼一のコトだけど、欲しいのなら、あげるわよ。」

「いりませんですわ。」

それっきり。
ふたりはその後、なんら言葉を交わすこともなく、
静かに天井裏から退散していった。
37253:04/07/03 10:25 ID:ma4QR3OA
************

―ときしばらくして、梁山泊は母屋の道場。

「おい、何かあったのか?
美羽のヤツ、きょうはバカに兼一に厳しいな。」

逆鬼は傍らの秋雨に話しかけた。

「なあに、青春ごっこの一種さ。飽きれば、終わるよ。」

なにやら達観する秋雨であったが、たしかにその日の美羽は厳しかった。

「美羽さ〜ん、もうカンベンしてください〜。
 もう脚があがりませんよ〜。」

ブザマな 泣きをいれる兼一は、もう疲労コンパイだ。
ハードメニューに、蹴りどころか、立っているだけで精一杯。
息も絶え絶えという、ありさまだった。
けれども美羽は容赦しない。
すかさず、厳しいゲキが、兼一に浴びせかけられた。

「なに休んでますのですわっ!!
蹴りをあと一千回っ!!もっと早くっ!もっと高くっ!ですわっ!!」
37353:04/07/03 10:26 ID:ma4QR3OA
「もう無理ですぅ〜このままじゃ、死んじゃいますよ〜」

ゲキだけでは効かないと判断しただろう。
美羽は、といた胴着の帯で、兼一をビシバシ叩き始めた。

「泣き言は言わないっですわっ!!
 蹴りがイヤなら、こんどは組手ですわっ!!
五分組み手を連続で十本!!さあ立ってくさだいましですわっ!!」

これはもう、普通の修行の域を超えている。
ほとんど一方的な虐待にちかい。
見るに見かねたのか、長老が美羽をたしなめた。

「コレコレ、美羽や。
その気の無いものに強制しても、効果はあがらんものじゃ。
だから…」

「おじいさまは、黙っていて下さいっ!!」

美羽の剣幕は迫力満点だった。

「そんな調子で甘やかすから、修行がはかどらないのですわっ!!
 とにかく兼一さんっ!!立ってっ!!組手ですわよっ!!」

この調子だから、長老としても、引き下がざるを得ない。

「ふー、ヤレヤレ。」

こんなときのための知恵袋。
長老は、秋雨に助言を求めた。

「なんとか出来ないもんかのぉ、秋雨君。これでは、兼ちゃんが壊れてしまうわい。」
37453:04/07/03 10:26 ID:ma4QR3OA
が、あいも変わらず秋雨は、名に吹く風といった態度。
まるで動じなかった。

「ご安心ください。美羽のことなら、すぐにおさまります。
ああ見えて、美羽は単純ですから。」

安堵した長老を横目に、秋雨は愛用のギターをとった。

「♪あぁ青春〜されど青春〜〜♪」

ギターを奏でる秋雨の目は、道場の片隅に正座するしぐれに、注がれていた。

***********
おそまつ。
もっと基礎にかえって練習したほうが、良さそうだな。
375名無しさん@ピンキー:04/07/03 18:57 ID:j2zvG1cx
いやいや面白かったよ!!
超GJ!
次回作も待ってまつ(;´Д`)
376名無しさん@ピンキー:04/07/03 18:58 ID:j2zvG1cx
すまないあげてしまった。
4Pぶち抜きチャイキックで逝ってくる。
377名無しさん@ピンキー:04/07/04 10:59 ID:dQXEMeD0
GJ!おもろい!
だが何やら53は苦悩しとるようですな。
本人にしか見えない駄目ポインツってのはあるもんですが、自分の売りも理解してないとのびないぜ。



わかったふうな台詞を吐いてしまったので俺も4Pブチ抜きで逝ってきます。
378名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:44 ID:3aqUlwYr
(´-`).。oO(ケンイチがしぐれに割礼されるとか)
37953:04/07/06 21:37 ID:X+74UJcA
ご心配をおかけしている。すまん。
楽屋裏をみせるのは、アレだが…まぁ問題はいろいろある。
が、なかでも困っているのが、ヒネリのつけかたとオチ。
起承転結でいえば、転と結だな。

ひと様にご覧いただくエロパロを妄想する場合、
単純な起承転結の四部構成で妄想を組み立てている。

「起」は、いわば煙幕。
エロ描写が大の苦手だから、ここで雰囲気を出す。
ないしは原作世界を基にしていることを、強調する。
「承」は、エロパロ本筋のエロネタ。
皆様お気づきのとおり、いたって内容に乏しい。
エロ描写だけではハナシがもたないので
「転」でハナシにヒネリをいれる。
だがヒネリすぎると、ハナシの収拾がつかなくなる。
あるいは原作世界が壊れる。オリジナルがこわれれば、パロディもオシャカ。
そこで「結」で、強引にハナシを原作世界にもどす。
起もそうなのだが、結で引用を多用するのは、このあたりの必要に応じたものだ。

まあチャシなやり方なのだろうが、単純だけあって便利。
38053:04/07/06 21:54 ID:X+74UJcA
しかし、しぐれネタの場合、どうもヒネリがうまくいかない。

「乳しぐれ」の失敗を例にとって説明してみよう。
アレの場合、まずヒネリがつまらなかった。
だからハナシが平坦にすすみ、退屈なエッチシーンだけが連続してしまった。
いちばん苦手な部分で勝負してしまった、と言ってもいいかもしれない。
しかも、マズいことには、オチでハナシを原作世界に戻せなかった。
だから、しぐれが単なる変態殺人狂になってしまった。

原作からの逸脱が大きすぎるパロのしぐれは、いわば「偽しぐれ」。
「原作しぐれ」がそもそも有していたハズの魅力をもたない。
むろん、オリジナルのキャラクターとして、「偽しぐれ」なりの魅力を妄想できれば、問題はない。
だが、そうした妄想実力は、私にはない。

いまは、いろいろ実験しながらモガいている。
すまん。
381名無しさん@ピンキー:04/07/06 21:57 ID:/ljVRPCn
(゚=゚)/とりあえずガンバレ…
382名無しさん@ピンキー:04/07/07 04:13 ID:bvKLOEwT
がんばれ。これしか言えんが、がんばれ(TーT)
383名無しさん@ピンキー:04/07/14 14:17 ID:+VQkz7eY
どーしたどーしたぁ!
384名無しさん@ピンキー:04/07/14 22:16 ID:+VQkz7eY
あれ?書き込めないのか?アレ?
385名無しさん@ピンキー:04/07/14 22:26 ID:HBBd/sjO
ゆっくり待ってるからがんばってください。
386名無しさん@ピンキー:04/07/23 02:43 ID:Hwnh8NMj
ホッス
38753:04/07/25 21:34 ID:iNFFoW6E
申し訳ない。
しばらくお待ちいただきたい。
いまヨソで練習している。
3日ほどでなんとかしたい。
スマン。
388名無しさん@ピンキー:04/07/26 06:42 ID:cKO8HJBe
あやまらんでくださいよ。まぁ気楽にいきましょうや気楽に。
389名無しさん@ピンキー:04/07/26 08:59 ID:pePvRMkk
じじいの美羽へのいたずらきぼん
39053:04/07/30 00:51 ID:/FyW2oYf
>>389
それでいこう。
391名無しさん@ピンキー:04/07/30 15:27 ID:w1/rhyu0
ぃよっ!待ってましたぁ!
39253:04/07/31 02:26 ID:0s47R0Qs
みっともないハナシだが、自分で保守。
ここで落とすワケにはいかん。
悪あがきだが時間をかせぐ。
393名無しさん@ピンキー:04/07/31 05:33 ID:iZInLfrC
あぶね。保守
39453:04/07/31 05:51 ID:0s47R0Qs
思い切って、正攻法。
しぐれの一人称妄想を投下する。

じじい×美羽は、時間切れで、間に合いそうにない。
そこで、ストックのTS妄想をリサイクルした。
一人称のしぐれ視点。
悲惨なまでの情報不足は、いわゆる「ボクっ子」サービス精神でうめてみる。
また、しぐれの精神年齢をあえて低くしてみた。
「しぐれ姉さん、アンタ大丈夫?」といったレベルまで強引に引き下げた。
かなりの違和感というか「痛さ」があるが、とりあえず。

「独白しぐれ」
**************

ずいぶん前の頃のことだけれどね。
ボクは女の子が嫌いだった。
自分が女の子であることも嫌い。
女の子らしい服装や言葉遣いは大嫌い。
理由はここじゃ言えない。
長い話になるしね。
でも、とにかく嫌いだったんだ。
それに女の子たちも、ボクのことを嫌っていた。
ついでに言うと、男の子たちもボクのことを嫌う。
ボクも嫌いだし、みんなもボクを嫌う。
仕方がないね。
ボクが愛して止まないのは、剣と兵器だけだから。
39553:04/07/31 05:52 ID:0s47R0Qs
さて大人になってから。
ボクとネズミは、剣と兵器の世界だけに生きてきた。
ほかのことは、何も考えなかった。
そこは見栄もウソも何にもない真実の世界。
世間のルールなんか、何も通用しない。
年齢も性別も生い立ちも、関係なし。
頼ることができるのは、己の力のみ。
勝つか負けるか。生きるか死ぬか。
ただそれだけ。
でもそこは、ボク自身の生命をかけるのに相応しい世界だった。
戦いの中で死んだとしても、それはそれで納得がいく。
そう、ボクは修羅の道を歩んでいたんだ。

************

けれどもボクは変わった。
具体的にどこがどうかわったのか。
これはボク自身もよく分からない。
でも、それは、ワケあって梁山泊に流れ着いてからのこと。
ここでボクは、今まで見たことのないような人たちと出会った。
逆鬼、馬、アパチャイ、秋雨、長老、美羽、ほのか、そして兼一。
みんなボクのことを、色眼鏡で見ようとはしなかった。
すべからく拒絶にするでなく、恩着せがましく世話を焼くでなく。
ただボクのありのままのボクを、受け入れてくれたんだ。
39653:04/07/31 05:54 ID:0s47R0Qs
そこでボクは、とがるような生き方をやめにした。
というか、そんな必要を感じなくなったみたいなんだ。
ありのままのボクで生きられるからね。
すると、いつの間にか、武術修行以外のこともするようになった。
兼一の面倒をみるようになった。
ほのかやアパチャイと遊ぶようになった。
あとオセロもうまくなったかな。
不思議なことに、そんなボクをみて、ネズミもうれしそうなようだったよ。

そろそろ思い切って、兼一のことに触れてみることにする。
あいつを最初にみたときは、ぜんぜん見込みのないやつだと思った。
意気込みだけで、才能が無いやつ。
一週間ぐらいで逃げ出すと、あたりをつけていた。
でもあいつは逃げなかった。
もちろん、修行はぜんぜん進まない。
ぜんぜん強くならなかった。
アメーバがミジンコに進化したぐらいかな。

最初は、秋雨や逆鬼たちと同じ。
見ているだけで面白かったし、みんなで兼一に教えるのは楽しかった。
あんなやつは、今まで見たことが無い。
とにかく単純でお調子者。
ちょっと修行しただけで、自分がものすごく強くなったと、勘違いしたりする。
だから、調子に乗りすぎたときは、みんなで懲らしめる。
すると、あいつは本気で落ち込んでしまう。
ときにスネたりもするのだから、可愛いものだ。
それに、ドジでオッチョコチョイなのも、あいつの特徴かな。
不器用なところは、ボクと似ているのかもしれない。
とにかく、見ていて飽きなかったね。
39753:04/07/31 05:56 ID:0s47R0Qs
けれど、いつの間にかボクは兼一のことを、
大したやつだと思うようになった。
くどいようだけど、あいつは、才能がぜんぜんない。
だから技を極める達人になる見込みもない。
それでも修行を続けるのは、並たいていの覚悟じゃできないからね。
少なくともボクにはできないかな。
だからこそ、ボクは本気であいつを手伝ってやりたくなった。
ボクが習得した剣と兵器の奥儀すべてを、教えてやりたくなったんだ。
それとなくね。

もちろん兼一は男の子だから、そんなには助けてやれない。
お節介焼きが嫌がれるのは、ボクがいちばんよく良く知っている。
でも出来るだけのことはした。
あいつがピンチのときは、お百度参りをした。
カナヅチだと分かったときは、泳ぎを教えてやった。
あとは、「わるきゅーれ」とかいう女どもに囲まれて困っているとき。
ボクはあいつの代わりに戦ってやった。

とても卑怯な女どもだった。
だから、はじめは全員始末するつもりだった。
もちろん、殺すつもりはなかったよ。
でも真剣で武器の恐ろしさを、教えてやりたかった。
あの女どもは、ボクに武器をむけたしね。
でもさすがに、これは兼一にとめられた。
やっぱり、あいつはやさしいやつなんだ。
39853:04/07/31 05:57 ID:0s47R0Qs
***********

兼一の視線が気になるようになったのは、いつからだろう。
よく思い出せない。
たぶん馬がボクの写真を売るようになってから、じゃないかな。
なんか妙な目つきで、ボクのことをみるようになったんだ。
もちろん修行中の目つきは、真剣だよ。
けど、ときどきあいつは、真っ赤な顔をしてボクのほうをみている。
それも胸元や腰のあたりをね。

そういう視線は、ボクのいちばん嫌いなもの。
だけど、不思議と悪い気持ちはしなかった。
兼一にかぎってはね。
むしろ、ほんの少しだけだけど、うれしいかったかな。
だから、どうこうってわけじゃないよ。
でも、ちょっとばかし、ボクのことに気があるのかな。
なんて思っても見た。
必死になって、ボクの胸もとを覗き込もうとする兼一の顔。
ちょっと下履きがみえたときの、うれしそうな顔。
あれには、なかなか憎めないものがあるんだ。

とにかく、あいつは、ボクの胸やお尻が大好きみたいだ。
なんで、あんなつまらないものが好きなのか。
理由はボクにはよくわからない。
ボクにとって、胸やお尻はなんの意味もないからね。
けれど、あいつが大好きな部分がボクにあるのは、うれしいかな。
ボクの胸やお尻をみるときの、あいつの表情。
あの憎めない顔が、大好きなんだ。
39953:04/07/31 06:00 ID:0s47R0Qs
************

そこでボクは、少し工夫してみた。
あいつを、喜ばしてやりたい気持ちが、あったのかな。
というか、あの照れたような顔が見たかったんだ。
ナイフ組手のとき、ほんのちょっぴり胸元を大きく開けてみた。
着物の丈を、わずかに短くしてみた。
ついでに鎖帷子は着ないことにした。

ぜんぜん修行にならなかった。

あいつは、あの憎めない表情で棒立ち。
ジッと僕の胸とお尻ばかり見つめていたんだ。
気をとられているから、攻撃も防御もできやしない。
だから接近戦に持ち込んで、思い切って、胸を押しつけてみた。
あいつの顔にね。

なんであんなことをしたのか、自分でもよく分からないかな。
たぶんこれからも、ずっと分からないと思うよ。
でも、あのときの兼一の顔は、一生忘れないかも。
照れているような、困ったような、それでいてうれしそうな顔。
ひどく邪気がない顔だった。
おもわずボクは、あいつの身体を抱きしめた。
口を押さえ、延髄に刃を当てる振りをして。
40053:04/07/31 06:01 ID:0s47R0Qs
たぶん時間にして、二秒か三秒ぐらい。
けれど、ボクにしてみれば、永遠のように長い時間だった。
その間中、ボクはあいつの心と身体を、全身で感じていたんだ。
ボクの身体に伝わってきたのは、あいつの暖かさ、強さ、そして優しさ。
ひょっとすると、いつも能天気なあいつの心が伝わってきたのかも。
なんだか、とても幸せな気持ちになったのを、よく覚えているよ。

でも、伝わってきたのは、それだけじゃなかった。
あいつの下半身からちょっと変な感覚が伝わってきたんだ。
ボクも武術家だから、男の身体構造はよく分かっている。
だけど、じっさいに、その動きをみたのは、初めてのこと。
やっぱり、慌てる気持ちがあったのかな。
ボクはどういうわけか、あいつの後頭部を一撃してしまった。
ナイフの柄で、後頭部を引っぱたいたんだ。

かなり痛そうだった。
すごく悪いことをしてしまった。
けどあいつは、バカ正直だ。
逆に「しぐれさん、ごめんなさい」なんて謝ってくる。
ボクは何にも言えなかった。
何か言ってやれば、良かったのに。
40153:04/07/31 06:05 ID:0s47R0Qs
その夜ボクは、姿見で自分の裸の身体をみてみた。
そんなことをするのは、久しぶり。
だからどうこう、ってわけじゃないんだよ。
でも、なんだか見てみたくなった。
今まで邪魔だとばかり思っていた、ボクの胸やお尻を。

見ているうちに、ボクは思った。
兼一の大好きなものが、ボクについている。
うれしかった。
こうなると、自分の胸やお尻が、ひどく愛しく思えてならなかったんだ。
そんな風に思うのは、生まれて初めてのことだったね。

めったに無いことだけど、すこし触ってみる。
なぞるように、女の子の部分をさわってみた。
ちょっぴり濡れていた。
大切な部分も、ピクンと大きくなっている。
ボクの女の子の部分は喜んでいたんだな。

ここに、男の子のものが入るのかな。
なんてことを、想像してみた。
すると、どういうわけか、昼間の記憶がよみがえってきた。
胴着ごしに感じた兼一の男の子の感触が。
あの、とても逞しくて、いとしい兼一の感触がね。
あとほんの少しだけ。
そう自分に言い聞かせながら、ボクは大切な部分に手を伸ばしてみたんだ。
40253:04/07/31 06:08 ID:0s47R0Qs
あんまりよくないことだとは、分かっていた。
こういうのは、修行の妨げにもなるからね。
でも、ボクはもう少しいじっていたかったんだ。
どうしてかは、これもよく分からない。
でもたぶん、確かめたかったからだと思う。
ボクが女の子だってことをね。

触っているうちに、自然と声がでてきた。
もちろんボクは、どんなときもけっして大声を出さない。
それは、武術家としてのたしなみだからね。
だから、ささやくように何度も繰り返していた。
「兼一」とね。

その夜、ボクは一睡もできなかった。

***************
40353:04/07/31 06:42 ID:0s47R0Qs
朝になって、ボクは冷静になった。
冷静になると、よくないことが頭にうかんでくる。
兼一とボクの関係が変わる見込みはない。
武術家としてのボクの判断に、間違いはなかったと思う。
どうあがいても、うまくいきそうにないね。

まず兼一は、ボクのことを怖がっている。
たしかに、あいつはボクのことを、色眼鏡で見ようとしない。
でも心の底では、怯えてる部分がある。
胸やお尻は好きでも、ボクの自身のことは怖がっているんだ。
そのことはよく分かるよ。
ボクは他人の恐怖を嗅ぎとることができるからね。
ひとの本能的な恐怖心がわかっちゃうんだ。
長い間、命のやり取りをする世界にいたからね。

それにもともとボクは、恐怖を与える側の人間。
恐れさせるのが、ボクの本業。
だから、恐れられることには慣れている。
それは、剣と兵器に生きる者の宿命かな。
だから、仕方が無いんだ。
でも、あいつから怖がられるのは、ちょっとさびしい。
もちろん最近は少しマシになってきた。
あいつも少し、武術家らしくなってきたからね。
それでも、ボクとあいつの距離は、かなりあるかな。
40453:04/07/31 06:43 ID:0s47R0Qs
第二に、あいつは美羽しかみていない。
美羽はちょっとドジだけど、いいやつだ。
兼一が好きになるのは、無理もないね。
だから、美羽をどうこうしよう。
兼一と美羽の仲をどうこうしよう。
なんてことは考えられない。
でも、もし美羽と兼一がくっついちゃったら。
これは少しつらいかもね。
けど、ボクにできることは何も無いんだ。

ボクは多くを望まない。
いつまでも、今のような時間がつづくこと。
ただそれだけを、願うね。
でも、あと少しだけ。
ほんの少しだけでも、兼一が気にしてくれれば、いいな。
ボクのことを。

でもつくづく思うよ。
こういうのは、好きになったほうが負けだね。
405名無しさん@ピンキー:04/07/31 11:02 ID:n48UCa9t
>53氏
GJです!!しぐれの奥ゆかしい感じが何とも良いです!
続きが楽しみです!
406名無しさん@ピンキー:04/07/31 17:34 ID:hfs5JvMm
GJ!
しぐれ可愛い!
次回作も楽しみにしとりますよ!
40753:04/08/02 02:30 ID:vOS/sN6J
すまん。現在、中断中。
パソコンが壊れてデータが消滅した…。

>>405-406
励ましのお言葉がなんとも身に染みる。
しぐれネタは、ある部分、ひじょうにイタイ出来になっていると思う。
が、時間をかけて少しずつやっていくつもりだ。
ともあれ、私としては、読んで頂くだけで、ありがたくてならないよ。
408名無しさん@ピンキー:04/08/04 00:29 ID:9jzKYcMo
良いです!
でも、ちょっと幼すぎるかも…
409名無しさん@ピンキー:04/08/06 21:37 ID:TPZ0ZDVp
ほのかの風呂を覗くケンイチとか!
410名無しさん@ピンキー:04/08/06 22:20 ID:0nZBqAKq
ttp://moe2.homelinux.net/src/200406/20040601719890.jpg

絵師さんを教えてください
411名無しさん@ピンキー:04/08/09 20:01 ID:h/SFBELo
なんつーか53氏を見ているとなごむ…がんがれ(*´∀`)σ゚д゚)

しかしそろそろ、新しい職人さんも増えるといいな。
個人的には、ハミとほのかが読みたい。
412名無しさん@ピンキー:04/08/13 13:06 ID:AvKNaB0+
どうやら53氏はアマアマは得意としないご様子。どこか歪んでる。そこが魅力だがね!
アマアマもいける口の俺としてはアマアマが得意な新神光臨を激しく期待。
都合がイイがこの補完がかなえばこのスレは楽園と化す!
41353:04/08/13 23:00 ID:1JqGtxBd
ご心配をおかけしている。

なんとか、アマアマ妄想もモノにしたい。
「独白しぐれ」も早いトコ、なんとか再開させたい。
が、今のところアマアマの勝率は3割り以下。
別板でも実験したが、惨憺たる失敗に終わってしまった。
どうやら、既存のやりかたでは、うまくいかないようだ。

みっともない話だが、皆さんの助言を乞う。

なお、しぐれの独白モノは次々回に投下する予定。
414名無しさん@ピンキー:04/08/13 23:28 ID:lLbSTw+g
ネット上で恥ずかしがってるような香具師が成功するわけ無いだろ(ゲラゲラ

駄文乗っけて板に負荷かけて面白いですか(ゲラゲラ
415名無しさん@ピンキー:04/08/14 00:46 ID:hHRonvBk
煽りがつくとは、53氏も一人前の書き手と認められたようですな。
416名無しさん@ピンキー:04/08/17 23:34 ID:lZb0qKWU
よし、今からパンツ脱いで待つぞ
417名無しさん@ピンキー:04/08/18 01:33 ID:lWqH6RK3
そして保守
418名無しさん@ピンキー:04/08/18 03:45 ID:77Tx7LLI
>>416
風邪ひくなよ
419名無しさん@ピンキー:04/08/18 07:54 ID:CvVM8eiQ
>>416
外歩くなよ。
420名無しさん@ピンキー:04/08/19 20:54 ID:oaDpni0i
警察に捕まりそうになりますた
421名無しさん@ピンキー:04/08/23 11:38 ID:+ounvf/Z
53がんがれ
422名無しさん@ピンキー:04/08/24 21:48 ID:i5lPUhPt
そして保守
42353:04/08/24 21:57 ID:RS/wc+EH
もうちょい。
424名無しさん@ピンキー:04/08/25 00:43 ID:GQ2mmezb
おー、53たん発見
頑張れ〜
42553:04/08/27 10:14 ID:kt3GNxAN
**************
>>404のつづき妄想。
あいかわらず、しぐれ姉さん、どうかしちゃっている。
オツムのレベルが、アレなかんじ。
たぶん私のオツムもアレということなのだろう。
が、バカ、色キチ、ご都合主義が、私の妄想トリニティ。
これもまた、やむをえまい。
ともあれ、ご注意あれ。

***************

あるとき。
それはトイレにいったときのこと。
扉をあけると、すぐにボクは気がついた。
わずかだけれども、何か怪しげな機械音が聞こえていたんだ。
たぶん、馬剣星がしかけた隠しカメラ。
「しーしーでぃー」とかいうやつ、かな。

調べてと、すぐに小さなカメラがみつかった。
トイレ盗撮は珍しいことじゃない。
これは馬とボクのゲームのようなもの。
気にはならない、かな。
互いのトラップ技量を高めあうためのもので、気にはならない、かな
だから、カメラはすぐに壊すつもりだった。
いつものようにね。
馬には気の毒だけど、これがゲームのルール。
誰だってこんなところを、撮られたはくないだろ?
42653:04/08/27 10:15 ID:kt3GNxAN
そのつもりでカメラに手を伸ばそうとしたとき、気がついた。
仕掛けたのが、馬じゃないってね。
よくみると、カメラの隠し方が、ひどく雑だったんだ。
あの周到な馬の仕事とは、到底思えなかった、かな。
誰の仕業かは、消去法ですぐに分かったよ。
馬を別にすれば、盗撮なんてするのは、一人しかいないからね。
でもいちおう、死角からカメラに近寄り、嗅覚を研ぎますしてみた。
すると、かすかだったけど、ボクには嗅ぎとれたよ。
兼一の体臭をね。

…兼一のヤツ、そんなにボクの内緒の部分を見てみたいのかな?

そう思うと、胸がドキドキした。
もちろん、用をたすところは、見られたくないよ。
見せられるものじゃないからね。たとえ、兼一にもね。
でも、アイツが、ボクの女の子の部分を見たがっているだ。
これには、ときめくものがあったね。
ひょっとすると、ボクのことを、少しは気にとめているのかもね。
べつに、決めつけたわけじゃないよ。
ただそんな風に期待できるだけで、ボクはうれしかったんだ。

そのまま、何も考えずに、喜んでいればよかった。
けど、ここでボクの悪い癖が出てきた。
冷静に考えちゃったんだな。
兼一が、ほんとうにボクの内緒のところを、みたいのかどうかって。
で、またまた気がついちゃったんだ。
42753:04/08/27 10:16 ID:kt3GNxAN
考えてみると、ボクが普段つかうのは、離れのトイレ。
母屋のトイレを使うことは、ほとんどない。
カメラなら、離れのトイレに仕掛けるはずだな。
もし兼一が、ボクを狙っていたのならね。
でもカメラはこの母屋のトイレに仕掛けてある。
そう、カメラは、ボクを狙っていたのじゃない。
だから、これは、美羽を狙ったカメラだ。
兼一が見たがるのは、美羽の女の子の部分だったみたい。
ボクのじゃなくてね。

***************

真相を知って、ボクは少しばかり落ち込んだ。
勝手に期待を膨らませていた自分が、ひどくバカに思えたよ。
いったいボクは、何を期待していたの、かな?
兼一が美羽しか見ていないこと。
これは、ボクもよく分かっていたはずなのに。
分かっているようで、分かってなかったんだろうね。
きっと。

落ち込んだあとから、わきあがってくるもの。
それは、ひどく落ち着かない気持ち。
なんて言えばいいのかな?
自分のことなのだけど、よく分からない。
でも、あえていえば、納得できない気持ち、かな。
なんだか、世の中が不公平にできているような気がしたんだ。
42853:04/08/27 10:18 ID:kt3GNxAN
兼一が好きなのは、ボクじゃなくて美羽。
それは、よく分かるな。
残念だけど、仕方が無いかな。
いまさら考えたって、どうにもならない。
あと、兼一が、女の子の内緒の部分をみたがるのも、分かる。
アイツも男の子だからね。

でも、どうして兼一は美羽のばかりを、見たがるのかな?
ボクだって、女の子なんだよ。
アイツの大好きなものが、ボクの身体にだって、ついている。
胸だって、お尻だって、ボクのほうが美羽よりずっと大きいんだ。

でも兼一は、離れには、カメラをしかけない。
ボクの身体をみたくはないのかな。
もし、そうだとしたら…
そんなのひどいよ。
ボクは、けっして多くを求めていないのに。
せめてボクの身体だけでも、好きになって欲しいだけなのに。
どうして、兼一はボクの身体をみようともしてくれないだ。
なぜだ?
とにかくボクは、納得できなかった。
世界全体が、ボクにだけ不公平にできている。
そんな風にすら、思えて仕方がなかったんだ。

************
42953:04/08/27 10:19 ID:kt3GNxAN
それからボクがやったこと。
自分でも、なぜやったのか、よく分からない。
でもたぶん、兼一に見てもらいたかったのかな。
ボクの女の子の部分をね。
それで、兼一に知ってもらいたかったのだと思う。
ボクの身体にも、兼一の大好きな部分が、ついていることを。
美羽と同じようにね。

ボクは便器に座ったまま、胸元を大きく開いた。
それも思い切って。
カメラにうまく映るようにね。
少し恥ずかしかった。
兼一の視線を感じるような気もしたしね。
それにじっさい、ボクのこの姿を、これからみることになるのだ。
恥ずかしくないわけがないよ。
けど構わない。
昔は邪魔で仕方がなかった、この胸。
今ではボクの大切な武器だ。
武器なのだから、使わなきゃ意味がないね。

あらわになった胸を、ボクは突き出す。
ボクは心の中で、兼一に呼びかけた。
というか、ほんとうに兼一が、ボクの真正面にいる。
そんなつもりだったんだな。
43053:04/08/27 10:28 ID:kt3GNxAN
どうだろ、兼一?
ボクの胸なんだけど。
美羽のよりは、ひとまわりは大きいかな。
形はそんなに悪くはないかも。
でも乳首がすこし大きくて、ちょっと恥ずかしいかな。
よかったら、触ってもいいんだぞ。
じかに触れてみて、確かめてくれ。
ボクにも美羽と同じものがついていることをね。
触るだけじゃない。
好き勝手に、何をしてもいいんだぞ。
それで、ボクの胸を気に入ってくれれば、それでいいんだ。

でも、好き勝手するって?
兼一は、ボクの胸に何をするのかな?
何気なく想像してみた。
手を胸にそえながらね。
空想の兼一は、ボクの胸にいろんなことをしてくれた。
…触ってくれたり、
…吸ってくれたり、
…もみほぐしてくれたり。
やさしく、ボクのして欲しいことをしてくれたよ。
すると、どういうわけかボクの乳首が、すこし硬くなってきた。
指でさわってみると、大きくなっている。
心臓の鼓動も早くなってきているのかも。
体温もあがっているようだ。
身体の芯から、疼くような感覚がわきあがってきた。
43153:04/08/27 10:28 ID:kt3GNxAN
************
ちと休憩。
というか、時間稼ぎ。
このスキにオチを書くと。
************
432名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:53 ID:tNFm8n7B
がんがれ、蝶がんがれ。
433名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:35 ID:lIm3Okaa
腸ガンガッテ!
しぐれじゃなくなってる気がしないでもないが…最高!やっぱしぐれは最高!
43453:04/09/02 23:35 ID:cPTm9aaG
>>430の続き(いまだ終わらず)

気がつくと、ボクは自分の胸をいじりまわしていた。
ボク自身の手を、兼一の手にみたててね。
胸の疼きを、慰めていたんだ。
そこでふと思う。
いったいボクは何をしているのだろう。
だって、やっぱりまずいよ。
これじゃまるで、変態みたいじゃないか。
兼一に変態扱いされるのだけは、ごめんだよ。
ボクはあわてて、よからぬ空想をやめることにした。

***************

でもここで、ひるんじゃいけない。
恥ずかしがって、ひるんでいたら、勝負は負けだね。
けど、自分で楽しんでいるだけでもだめだな。
兼一に見てもらわなきゃいけないんだ。
ボクにも女の子の部分があるってことをね。

ボクは、なんとか胸から手を離した。
胸は十分に見てもらったはず。
こんどはいよいよ、ボクの内緒の部分だ。
心の中では、抵抗があったかな。
ものすごく、ためらった。
いままで、他人には見せたことがない部分だからね。
でも兼一になら、見せてもいいかも。
アイツがいちばん好きな部分だからね。
きっと喜んでくれるはずだな。
そう思って、ためらう気持ちを押し殺した。
43553:04/09/02 23:36 ID:cPTm9aaG
とはいっても緊張していた。
だから、少しずつ、少しずつ。
ボクはカメラに向かって、腿を開いてみた。
でも、ちゃんとカメラに写っているのか、よく分からなかったかな。
自分で自分の内緒の部分を覗き込むのも、へんな話だしね。
兼一にみられているんだ。
あんまりみっともないところは、みせられないよ。
だから、女の子の部分を、指で広げてみることにした。
兼一によく見えるようにね。

ぐちゃぐちゃだったよ。
中身のお肉が、はみ出したり、くっついたり。
女の子の液でぬるぬるしていたんだ。
おまめも、外にとびだしていたよ。
充血してたのかな。
ものすごく感じやすくなってたんだ。
さわっただけで、ピクッとしちゃうぐらいね。
43653:04/09/02 23:36 ID:cPTm9aaG
どこを触ってもだめ。
指で触れば触るほど、いけないことになる。
ぐちゃぐちゃになっちゃう。
困ったことに、女の子のエキスも、でてきちゃうんだ。
どこが、どうなっているのか。
ボク自身、よく分からなかったよ。
おかげで、時間がかかったよ。
でもどうにか、女の子の部分を、指で広げることができた。
カメラにむかってね。
そこで、ボクは心の中で呼びかける。

どうだ兼一?
ボクの女の子の部分が見えるか?
ちゃんと、ボクにもついているんだぞ。
だから、そんなにボクのことを怖がらなくてもいいんだ。
ボクだって、女の子なんだ。
怖いのは、むしろボクのほうなんだぞ。
43753:04/09/02 23:40 ID:cPTm9aaG
.***************
>>433
いつもご心配をおかけにしている。
つか、ワザワザお付き合い頂き、なんとも心苦しい。
「しぐれ」だが、まことにもってご指摘のとおり。
それをふまえたオチをすでに準備した。ナントカなるとおもう。

ただいま引越し中。
移転を申し込んではいるのだが、いつネットに接続できるかわからない。
あらかじめお詫び申し上げる。
もう時間が無いので、取り急ぎ。
***************
438名無しさん@ピンキー:04/09/03 03:40 ID:RQIMCODv
引越しですか・・・お疲れ様です。
439名無しさん@ピンキー:04/09/05 19:44 ID:JvsA6DQR
>>410
ここに居たり居なかったり
ttp://members.at.infoseek.co.jp/rinjikakuri/
440名無しさん@ピンキー:04/09/12 10:59:11 ID:W0bI+BDM
441名無しさん@ピンキー:04/09/15 09:17:45 ID:Oaj83DSH
応援求む しぐれどんのマワシ姿が見たいんだぁ〜

ttp://multianq.uic.to/mesganq.cgi?room=kawahan
442名無しさん@ピンキー:04/09/18 09:55:40 ID:xgTTMBeY
‥くっ…53神がいないとこの有り様か…;

早く帰ってきてくれ〜!;
443名無しさん@ピンキー:04/09/22 01:23:23 ID:nxMilf1Z
ほすっ
444名無しさん@ピンキー:04/09/22 18:30:42 ID:jmEvy5Mb
保守age
445441:04/09/22 23:22:55 ID:kiSXj0xm
協力してくれた方たち感謝 お陰で美羽のマワシ姿拝めたよ(*´Д`)
必ずや1位をブラックラグーンから奪って見せるよ
446名無しさん@ピンキー:04/09/23 02:21:37 ID:B3LqWcm9
 
447名無しさん@ピンキー:04/09/24 07:45:43 ID:RuHJA8XS
保守
448名無しさん@ピンキー:04/10/02 17:07:11 ID:zFLipvTn
保守
449名無しさん@ピンキー:04/10/05 11:24:21 ID:S0Q4eiiG
保守
45053:04/10/10 07:34:06 ID:aOwdX559
在庫妄想を投下す。
「美羽フェラ」
ただHなコトしているだけ。
***************
「え…今ここで、ですの?」
美羽は、兼一の唐突な要求に困り果てていた。
「でも、ここは学校ですし、私これから新体操部の部活がありますの…」
可愛い眉毛を八の字にして、困った顔をする美羽だったが、兼一はまるで意に介してはくれない。
むしろ美羽を困らせようとしているのか、いっそう執ように迫ってくるのである。

「え〜お願いしまちゅよ〜。
 美羽しゃんの顔を見てたら、なんだかチンチンが大きくなってきちゃんたんでちゅ〜。
 なんとかして欲しいにゃ。」

炸裂するのは、兼一お得意の幼児語攻撃。
おそらくは兼一本人も、アタマのどこかで後ろめたさを、感じているのであろう。
あるいは、美羽への甘えの意識もあるのかもしれない。
が、ともあれ理不尽なコトを言うときは、どういうワケか、コトバが幼児化してしまうのだ。

もちろんハタからみれば、いい歳した高校生の幼児語など、不気味そのもの。
一般に、そんなヤツは、人として足りないキモ野郎に他ならない。
けれども今の美羽は、そうは感じない。
不気味がるどころか、どうにも母性が刺激されてしまう。
幼児語を使わなければ言い出せない兼一の不器用さが、むしろ愛しくく思えてしまうのだ。
45153:04/10/10 07:35:34 ID:aOwdX559
それに何といっても、愛しい兼一が自分を見て、欲情してくれているのだ。
コレはコレで、美羽のオンナ心をときめかせるモノがあった。
そしてむろん、心ときめくのと同時に、下半身がひどくウズいてくる。
日々家事と修行に精を出す美羽もまた、一皮むけば、青春まっさかりの思春期少女。
好奇心旺盛の遊びたい盛り、ハメたい盛りのお年頃なのである。
美羽は、兼一のエッチな要求を断ることができなかった。

「ふう、では仕方がないですわね。」
ワザと不機嫌そうに、美羽はタメ息をついた。
「もうレオタードを着ちゃいましたし、時間もありませんから…
その…あの…お口で…よろしいですわよね?」
少々、ぶっきらぼうな口調だったが、コレはもちろん美羽の照れ隠し。
けれども紅潮した顔の火照り具合は、隠しようがなかった。

真っ赤になった顔以上に正直なのは、美羽の下半身だ。
お気に入りの薄青スキャンティに、美羽がネットリと分泌してしまったオンナの汁。
この粘液は、いまやスキャンティからレオタードに染みだし始めていたのである。
幸い美羽のレオタードは濃色系だから、表面にシミができても、あまり目立たない。
けれども美羽は心配だった。

(レオタードの前に、少しシミができているかも…。
兼一さんにみられたら、恥ずかしいですわ…)
45253:04/10/10 07:37:52 ID:aOwdX559
美羽にしてみれば、スケベ汁をタレ流している姿を、兼一にはみせたくない。
あの色キチ系な服装センスとは裏腹に、美羽はあんがい恥ずかしがり屋。
やや不自然だが、まぁこのあたりは、「少年サンデー的ご都合主義」といえよう。
「じゃあ兼一さん、前を失礼しますね」
グジュグジュと音を立てそうなレオタードを隠すように、美羽は急いでひざまづいた。
「美羽さん、早くぅ〜早くぅ〜、ぼくのチンチン立ってまちゅう〜」
せつない顔をして急かしたてる兼一が、美羽にはひどくかわいらしく思えた。
そこまでして、自分を愛そうとする兼一の気持ちが、うれしくてならなかった。
手早くズボンとパンツを脱がせると、でてきたイチモツは爆発寸前。
まさに燃料充填100パーセントだ。
(うれしい…兼一さん、もうビンビンですわ…)
兼一の欲情ぶりに胸を躍らせながら、美羽は兼一のカリに舌を這わせていった。

期待感だけで興奮してしまう兼一と美羽。
サカリのついたバカップルの典型と言えば、言いすぎであろうか。
まあここは、十代カップルにありがちな、ヤリハメ関係とでもしておこう。
ともあれ兼一が、実戦組手で美羽に圧勝してから、もう数週間。
それはハメまくりの数週間であった。

―力それ自体は、けっして正義ではない。
―武術とは、ほんらい力弱きものが、強者の暴威に対抗するための心得。
―いちばん大切なのは心の強さ。
そう信じて疑わない美羽。
いっけん、兼一と同じような、ある種の理想主義者にみえるが、じつはそうではない。
心の奥底において、美羽は力の信奉者である。
ただし、おそらく本人自身、このことに気がついていない。
45353:04/10/10 07:41:03 ID:aOwdX559
どうかご想起いただきたい。
美羽の兼一に対する思いの高まりが、兼一の「最強弟子化」に比例していることを。
兼一が強くなればなるほど、美羽の思いも強くなっているのだ。
嫌がる兼一を、新白連合をめぐる「権力ごっこ」に、駆り立てているのは、新島ではない。
じつは美羽である。
ガンジーの非暴力無抵抗運動に傾倒していた兼一を、カンペキに洗脳。
マッチポンプ的に、バトルを強要している、と言っても過言ではなかろう。
要するに美羽は「強い男」が好きなのだ。
強力主義者・パワーフェチと言ってもよいだろう。

だが、単に「強いオトコが好き」というのでは、いささか都合が悪い。
そんな本能丸出しというか、社会生物学そのままの理屈は、「古風」な美羽には受け入れがたい。
そこで「武術=弱者の武器」というような、仰天論理が登場するトコロとなる。
長老や美羽が、どうみても「弱者」たりえないことは、むろん火を見るより明らかであろう。
ともあれ美羽の言う「正義」や「心の強さ」は、あくまで美羽本人が無意識のうちに作り上げた言い訳。
強力主義を正当化するために、美羽の深層心理が作り上げた、いわば「衣」に他ならないのである。

しかも兼一のような弱気君を、ゼロから時間をかけて、自分好みの強者に仕立て上げたのだ。
ひょっとすると、かなりの重症の権力フェチなのかもしれない。
ただし美羽の場合、権力フェチは、権力を愛するのではない。
権力者を愛する、ないしは権力にひざまずくことに、性的な興奮を覚えるのだ。
(注・あくまでネタなので、本気にしないように。)
45453:04/10/10 07:47:50 ID:aOwdX559
だからこそ、いちど兼一が美羽を上回る実力を身につけると、コトは一挙に転回した。
「凛とした、憧れの人」転じて、「都合のいいオンナ」「断れないオンナ」。
身体を許すのはもちろん、美羽は、兼一のあらゆるセクシャル・ファンタジーを実現させたのである。
校内フェラ(レオタード着用)など、そのほんの一例にすぎない。
アナル舐め・ゴックン・ソーププレイ・アオカン・前立腺責め・パイズリ・野外露出などなど。
フツーのカノジョがやらないものも含め、美羽はあらゆる欲求にこたえた。
アナルこそいまだ処女だが、その喪失も時間の問題であろう。

その反面、美羽は、「普通のお嫁さん」を夢見るフツーの部分ももっている。
フェチ心とは別に、女の子らしい思いを兼一に抱いていることも、間違いない。
いかに力があっても、新島や逆鬼ではダメなのである。
わざわざ兼一を、弱気君から「学園のヒーロー」へと成長させたのだ。
果たして、フェチ心だけで、そんな偉業は達成できるモノだろうか?
いずれにせよ、権力フェチと兼一への女の子らしい慕情のミックスは、複合的に
美羽をして、「断れないオンナ」へと変えていったのである。

さてそろそろ、視点をもとに戻すことにしよう。
「ああ…美羽さん…出しますよ…」
幼児語を使う余裕はすでになかった。
フェラ開始からわずか三分、兼一は早めの絶頂をむかえつつあった。
むろん兼一が早いのはいつものことだが、今回はとくに早い。
兼一にしてみれば、レオタードは、美羽のいわば優等生的な部分の象徴。
そのレオタードを着た美羽の口を犯してみると、
手が届かない、いうなれば高嶺の花を、汚し犯しているような気持ちになるのだ。
どうにも背徳的で、普通のフェラよりもずっと興奮してしまう兼一だった。
まったくもって、救いがたいエロ野郎といえよう。
45553:04/10/10 07:50:53 ID:aOwdX559
また校内ということもあってか、美羽がひどく恥ずかしがっているのもポイントだった。
(誰かに見つからないと、いいのですけど。)
(でも、もし見つかったらどうしましょう?)
想像しただけで、美羽はたまらない興奮をおぼえ、また欲情した。
そして美羽の興奮は兼一にも伝染する。
イチモツを熱心にシャブりながら、ひどく恥ずかしそうな上目づかいで、兼一のことを見上げる美羽。
羞恥の表情が、普通にフェラしているときよりも、だいぶ強い。
フンフンという美羽の鼻息すら、いつも荒いような錯覚にとらわれてしまう。
頬を真っ赤に染めた美羽の顔だけで、兼一は射精しそうだった。

兼一の好みは顔射ではなく、口内発射である。
もちろん兼一の発射スタイルを、身に染みて熟知している美羽だ。
だから発射が間近に迫ってくると、兼一から言われなくても、自分から目を閉じて口を大きくあける。
愛する兼一の精液を一滴も逃さないよう、はばかることなく、大口をあけるのだ。
ザー汁を、待ちかねたようにチロチロうごめく舌が、なんともイヤらしい。
そんな美羽の姿に、兼一は発射のたびに感動してしまう。
(ああ、あの凛とした美羽さんが、大口をあけてボクのスペルマを待っているなんて…)
兼一は、天にも昇るような幸福感に包まれながら射精した。

***********
つづくよ。
456名無しさん@ピンキー:04/10/10 08:40:52 ID:iGHUWNpr
乙です。
ケンイチ―――っ
457名無しさん@ピンキー:04/10/11 14:06:11 ID:KRAQ7QSD
(´Å`)おぉ、久々のSSだ!ガンバレー
458名無しさん@ピンキー:04/10/21 05:35:20 ID:BL58hEjj
保守 だけじゃ芸が無いから駄文を

「兼ちゃんちょっといいかね?」馬師父の低い声がボクの部屋のドア越しに掛けられたのは
 皆で取る食事も終わり消灯までの貴重な自由時間だった。
 今頃はしぐれさんと美羽さんの入浴時間で常なら馬師父はしぐれさんのトラップを掻い潜ろうと悪戦苦闘してる筈なのに?
(因みに最近のボクは命あってのものだねとお供していない)と疑問に思いつつ師父を招きいれた。

「兼ちゃん今日は掘り出し物があるね」<お宝>を獲得した時の例のホクホク顔で開口一番語りかけてくる師父
 ボクと同年齢の娘までいるとは思えないフレンドリーさはキツイ修行に耐えるボクに対するこの人なりの気遣いなんだろうか?
 半分はソレもあるだろうがもう半分はHな事に喜びを分かち合う人材としての好意だと僕は見ている。

「…モノは何なんですか馬師父?今月は月謝も払ったし師父の<しぐれどんせくしー・しょっと10枚組>も買わせて頂いたんで
 お小遣いの残りも少ないんですけど?」取り敢えずは牽制、如何にイイモノでも飛びついていては足元を見られてしまう。
(「実りある交渉術・実践篇 大学館刊行」で学んだ知恵だ)
「そんなに警戒しないでいいね(苦笑)これは可愛い弟子に対するアフターサービスよ」懐からなにやら取り出しつつ馬師父。
「……なんですソレ?」交渉の必要なしと知り拍子抜けしつつただの白い手拭いに見える<掘り出し物>の正体が掴めない。
「まぁまぁ…ところで今言った<せくしー・しょっと>はどうだったね?」
「え……えへへへぇぇ(いかん顔が緩みまくってる)…師父は天才です!!」
「どうやったらあんなにドアップでしぐれさんの褌の食い込んだお尻を撮影できるんですか?」
「それは企業秘密だから教えてあげられないね」チチチと舌を鳴らしつつ人差し指を振る師父
「でさっきの兼ちゃんの質問だけど…よく見てみるね。<観の眼>を養うのは武術家の基礎ね」
 そう嘯きながら折り畳まれた手拭いを弄ぶ師父。
 
459名無しさん@ピンキー:04/10/21 05:38:18 ID:BL58hEjj
白い手拭い…布…生地は木綿?…今の繋がりの見えない会話…総合すると「もしかしてしぐれさんの褌ですか?」
「ぴんぽーん♪大正解」愉しそうに答えると師父はボクの手にソレを手渡した。
「いや、あのボク下着そのものには特別な思い入れは無いんですが」Hな写真とかなら兎も角人様の私物を盗むのは犯罪であるとの思いが
 ボクの応えの歯切れを悪くする【盗み撮りも犯罪です】
「まだまだ甘いね我が弟子よ!!」急に眼を剥いて一喝してくる師父
「武術家たる者普段から視覚だけに頼るのは良くないね。見て聞いて触って味わって、五感全てで宇宙を捉えることが出来るようになるのが
 武術の究極の目標の一つね」拳を握って演説する師父。
「大体いつも写真だけじゃ飽きるね。写真とそれに映ってる褌のリアルな手触りを体感してこそ一段階上のお楽しみが待ってるね♪」

「ではそういうことで健闘を祈るよ兼ちゃん」師父の強引な演説に半ば呆然としているボクの肩を軽く叩くと師父は出て行ってしまった。
しぐれさんのふ、褌を残して。

書いて見て初めて職人さんの偉大さが判るなぁ 導入だけで力尽きた(笑)
460名無しさん@ピンキー:04/10/21 16:43:37 ID:gkd0/gsu
つつつ続きキボーン!ハァハァ
もうコテつけちまえよ!

しかしこのまま行くとケンちゃんのオナニーSSになってしまうのでしぐれ乱入キボーン!ハァハァ
461458:04/10/22 09:16:43 ID:aaLpOwgh
私は本来はエロ絵描きなんで使えるエロSSを書けるか甚だ心許ないんだが
53氏が戻られるまでの場繋ぎってことで勘弁してね(´Д`)
462458:04/10/22 09:17:09 ID:aaLpOwgh
……し、仕方ないなぁ馬師父の折角の好意を無駄には出来ないし(視界の隅を件のうさぎが笹持って走ってた気がするが無視)
 取りあえず手の中のモノを広げてみる。お尻の溝を通って前垂れになる一枚の布と腰で結ぶ紐だけという単純な構造なんだけど
 コレがしぐれさんの身につけてた下着だと思うと………

 それからは自分の行動に正当性を付けるための理屈をこねる余裕も無く机の上に<しぐれどんせくしー・しょっと10枚組>
 を持ち出し白いしぐれさんのお尻に食い込んだ写真の数々を広げる。特にお気に入りは大きく脚を開いている所を真下から
 呷ってるショットだ。(食い込みすぎてるから艶光する陰毛が数本はみ出てしまっているのだ)
 「見て、触ったら…次は嗅覚だよね(〃∇〃)」 誰ともなしに話かけつつ目を閉じてしぐれさんの褌、お尻に直に
 食い込ませてた下着を鼻先に近づける。あ、何か甘酸っぱいような匂いが…コレがしぐれさんの匂いなんだぁと思いながら
 更に深く味わいたいとそっと口をあけ舌を伸ば「待…て」「そんな良い所なのに待てだなんて殺生で………!?」
 
 !?○×△=☆$★〜♪!!!!!!褌を外したら隣に居たのは他ならぬしぐれさんだった。終わった何もかも_| ̄|○
 
463名無しさん@ピンキー:04/10/26 12:19:48 ID:57bVNuLE
HOSYU
464名無しさん@ピンキー:04/11/09 10:03:25 ID:8DcOvm1O
458氏の続きはまだなのか!?
ROMって待ってたんだが、やはり感想は書き込むべきだったか。

この後のしぐれどんがどういう行動に出るかを楽しみに待ってますよー。
465458:04/11/15 06:58:14 ID:3O35dXQb
スレストッパーみたいな形になって申し訳ありません。
やっと続きが書ける時間が出来たんで最初の方の見にくい所の手直しから
投下させてください。
466458:04/11/15 07:00:07 ID:3O35dXQb
「兼ちゃんちょっといいかね?」馬師父の低い声がボクの部屋のドア越しに掛けられたのは
皆で取る食事も終わり消灯までの貴重な自由時間だった。
今頃はしぐれさんと美羽さんの入浴時間で常なら馬師父はしぐれさんのトラップを掻い潜ろうと悪戦苦闘してる筈なのに?                        
(因みに最近のボクは命あってのものだねとお供していない)と疑問に思いつつ師父を招きいれた。

「兼ちゃん今日は掘り出し物があるね」<お宝>を獲得した時の例のホクホク顔で開口一番語りかけてくる師父
ボクと同年齢の娘までいるとは思えないフレンドリーさはキツイ修行に耐えるボクに対するこの人なりの気遣い
なんだろうか?半分はソレもあるだろうがもう半分はHな事に喜びを分かち合う人材としての好意だと僕は見ている。

「モノは何ですか師父?今月は月謝も払ったし師父の<しぐれどんせくしー・しょっと10枚組>も買わせて頂いたので
お小遣いの残りも少ないんですが?」取り敢えずは牽制、如何にイイモノでも飛びついていては足元を見られてしまう。
(「実りある交渉術・実践篇 大学館刊行」で学んだ知恵だ)
「そんなに警戒しないでいいね、これは可愛い弟子に対するアフターサービスよ」懐からなにやら取り出しす馬師父。       
「…なんですソレ?」交渉の必要なしと知り拍子抜けしつつただの白い手拭いに見える<掘り出し物>の正体が掴めない。        
「まぁまぁ…ところで今言った<せくしー・しょっと>はどうだったね?」
「え……えへへへぇぇ(いかん顔が緩みまくってる)…師父は天才です!!」
「どうやったらあんなにドアップでしぐれさんの褌の食い込んだお尻を撮影できるんですか?」
「それは企業秘密だから教えてあげられないね」チチチと舌を鳴らしつつ人差し指を振る師父
「でさっきの兼ちゃんの質問だけど…よく見てみるね。<観の眼>を養うのは武術家の基礎ね」
そう嘯きながら折り畳まれた手拭いを弄ぶ師父。
467458:04/11/15 07:02:12 ID:3O35dXQb
白い手拭い…布…生地は木綿?…今の繋がりの見えない会話…総合すると「もしかしてしぐれさんの褌ですか?」
「ぴんぽーん♪大正解」愉しそうに答えると師父はボクの手にソレを手渡した。
「いや、あのボク下着そのものには特別な思い入れは無いんですが」Hな写真とかなら兎も角
人様の私物を盗むのは犯罪であるとの思いがボクの応えの歯切れを悪くする【盗み撮りも犯罪です】
「まだまだ甘いね我が弟子よ!!」急に眼を剥いて一喝してくる師父
「武術家たる者普段から視覚だけに頼るのは良くないね。見て聞いて触って味わって、五感全てで宇宙を捉えることが
出来るようになるのが武術の究極の目標の一つね」拳を握って演説する
「大体いつも写真だけじゃ飽きるね。写真とそれに映ってる褌のリアルな手触りを体感してこそ
一段階上のお楽しみが待ってるね♪」

「ではそういうことで健闘を祈るよ兼ちゃん」馬師父の強引な演説に半ば呆然としているボクの肩を軽く叩くと
師父は出て行ってしまった。しぐれさんのふ、褌を残して。
468458:04/11/15 07:03:37 ID:3O35dXQb
し、仕方ないなぁ馬師父の折角の好意を無駄には出来ないし(視界の隅を件のうさぎが笹持って走ってた気がするが無視)
取りあえず手の中のモノを広げてみる。お尻の溝を通って前垂れになる一枚の布と腰で結ぶ紐だけという単純な構造だけど
コレがしぐれさんの大事な所を覆っていた下着だと思うと………

それからは自分の行動に正当性を付けるための理屈をこねる余裕も無く<しぐれどんせくしー・しょっと10枚組>を机の                      
上に出し白いしぐれさんのお尻に食い込んだ写真の数々を広げる。特にお気に入りは大きく脚を開いている所を真下から
呷ってるショットだ。(食い込みすぎてるから艶光する陰毛が数本はみ出てしまっているのだ)
「見て、触ったら…次は嗅覚だよね(〃∇〃)」 誰ともなしに話かけつつ目を閉じてしぐれさんの褌、お尻に直に
食い込ませてた下着を鼻先に近づける。あ、何か甘酸っぱいような匂いが…コレがしぐれさんの匂いなんだと思いながら        
更に深く味わいたいとそっと口をあけ舌を伸ば「待…て」「そんな良い所なのに待てだなんて殺生で………!?」
 
!?○×△=☆$★〜♪!!!!!!褌を外したら隣に居たのは他ならぬしぐれさんだった。終わった何もかも_| ̄|○
469458:04/11/15 07:06:59 ID:3O35dXQb
怒りの篭った叱責か侮蔑の言葉を予期してボクは項垂れたまま硬直していた。兎に角このままでは無間地獄だ。
早く裁きを下されるのを心待ちにする未決囚の気持ちが良く判る。
「いくら何でもイキナリ無礼打ちは無いよねアハハははh……」とうとう沈黙に耐えかねて変なことを口走ってしまった。

「おい兼一…人と話をする…時は相手の目を見る」言い訳の仕様が無いシチュエーションで見つかって固まっていたボクの
耳にいつも通りの変わったイントネーションでしぐれさんが語りかけてくる。
恐る恐る顔を上げると吃驚するぐらい近くにしぐれさんの顔があった。
不思議な光を湛えた黒瞳には狼狽してるボクの顔が映ってる。怖いくらい綺麗な顔だと立場も忘れて惚けてしまった。

「ボクの褌は…食べても美味しく…ないぞ?」皮肉や嫌味でなく心底不思議そうにしぐれさんが小首を傾げて云う。
「いや食べたいわけじゃなくてしぐれさんの匂いを嗅いでしまったら堪らなくなって」素直に白状すればするほど気まずい。
「ああ…オカズって奴か」ポンと手を叩いて納得したように頷くしぐれさん。
しぐれさんの口から出てきた想定外の言葉に凍りつくボク。
「違うの…か?ズリネタって…奴なんだろう?」駄目押しをされてコクコクと頷くことしか出来ないボク。
「健康な男なら…毎日しないと体が腐るって逆鬼が…」又逆鬼師匠の与太話が情報源ですか
「兼一は写真や褌が無いと…出来ないのか?ボクのお気に入りだから褌は返して欲しいんだが」
「はい当然お返しします!!」コメツキバッタのようにペコペコ頭を下げるボク。「ズリネタ…にはボクがなってやるから」

!?☆$★♂♀○×△=☆$★〜♪!!!!!!本日二度目のショックがボクを襲ったのであった。
470名無しさん@ピンキー:04/11/15 23:43:27 ID:HV+5ahaJ
しぐれネタはやはり良いな。
頑張ってくだちい。応援しとるでよ。
471458:04/11/16 05:44:08 ID:jo82KyVB
「しぐれさん…あの今ズ、ズリネ………」しぐれさんの喋り方は独特だが声そのものは通る方だ。
だからハッキリと彼女の喋った台詞自体は聞こえていたんだけどどうしても聞き返さずにはいられない内容だった。
「な…何度も云わす…な。ケンイチの体が腐ったらボクも…困る」ぶっきらぼうだが怒ってる時の顔じゃないのは判った。
「ゴクッ…じゃあ、そのヨロシクお願いします」数瞬迷いはしたがボクが選択した返事はこれだった。
良心がかなり疼いたのも事実だがしぐれさんの申し出の魅力の前には無力だったのだ。
「ん…じゃあどうすればいいんだ?ズリネタって」また返事に悩む問いかけだがボクはもう迷わなかった。
「ボクのお願いする格好を取ってください。とりあえず其処に後ろを向いて立ってください」
「わかった」すっと立ち上がると距離をとり身を翻すしぐれさん。
その無駄のない挙措に内心を感嘆しながらも今のボクは梁山泊の弟子であることは忘れ(馬師父との絆は深まったけど)
この降って沸いた幸運を最大限生かすことに専念することにする。

「えーと刀とかクナイとかは外して其処にでも置いてください」無礼討ちは無くなったとはいえ武器を身につけられてると
正直落ち着いて愉しめないからお願いした。
「ん」あっさりと背を向けたまま背負ってる刀を外し懐から分銅鎖を出しタイツに挟んでるクナイを取ってetc……
瞬く間に僕の部屋の片隅に武器の山が…まさかアレほど大量に武器を身につけてるとは思わなかった(汗)
「で次…は?」背を向けてくれというボクのお願いを守って振り向かずに尋ねてくるしぐれさん。
「足を軽く開いて掌を床につけてください」指示した瞬間には肩幅まで足を広げ掌を床にぴったりつける。
美羽さんも柔軟だけど予備動作なしで音も無く動く様子を見るとしぐれさんが隠行の達人なのも頷ける。
「暫くそのままでいてください」跪くと其の侭じわじわと近づいていくボク。
しぐれさんの丈の短い着物の裾が割れて褌に包まれた丸いお尻のラインが露わなのが良くわかる。
近づくほど見上げる形になり師父の写真でしか見た事のないお尻の谷間までまじまじと見ることが出来る。
472458:04/11/16 05:59:42 ID:jo82KyVB
下から見上げると肌理の細かい肌にうっすらと産毛が生えているのが僕の部屋の電灯に照らされて判る。
鍛えられた筋肉の上に脂肪が薄っすらとのった逞しい太腿、突き立てのお餅を思わせるいかにも柔らかそうなお尻の
そして褌の布が絞られて股間を通っている様子も手に取るように…手に……
そうだ折角「ズリネタ」になってやるとの有り難い申しでなんだから観察するだけじゃ勿体無い。
興奮しすぎて忘れていたけど元々中断されていた<お楽しみ>の為の身体の準備はすっかり回復している。
ズボンのジッパーを降ろすと今までに無いくらい強張ってるボクのペニスを苦労して引っ張り出す。
うわ!?…先走りの液でトランクスまでベトベトだ(苦笑)下手に扱くと直ぐ放出の憂き目に会いそうだなと考えてそっと
手を添えるだけにする。

ボクが背後で何をしているか察している筈のしぐれさんは馬跳びの時の台になる要領の格好のまま微動だにしない。
それに気をよくして顔をしぐれさんの股間に近づけて行くとその時気づいた。
しぐれさんのお尻の谷間に食い込んでる白い褌は捻じれて濃い叢が僅かに覗いている!?
馬師父の写真にも写っていたからもしやと思っていたけどやっぱりしぐれさんは結構陰毛が濃い体質みたいだ。
綺麗な日本人形のような硬質な顔立ちとのギャップにボクは益々興奮を募らせてしまう。
駄目だもう我慢できそうにない。しぐれさんの褌から僅かに覗いている陰毛を視姦しながら射精させて貰おう。
そう心に決めると痛いくらいに強張ったペニスを握り締めて扱き始めた。

しぐれさんのお尻、太腿、褌、陰毛etc忙しなく視線を走らせながらも脳裏では普段のしぐれさんの様子も浮かぶ。
武器の使い方の稽古をつけてくれるしぐれさん、普段は怖いくらい静かだけどふとした拍子に優しく笑うしぐれさん…
あぁ駄目もう我慢できない。
「う…ううぅ…うわわあぁああああっ!!!」膝立ちのまま激しくペニスを扱き始めるとあっと言う間に射精してしまった。
まるで尾?骨から背骨まで電気が走ったかと思うと驚くほどの量の精液が放物線を描いて飛んだ。
というか命中してしまった。しぐれさんの丸いお尻に(泣)
473458:04/11/16 06:05:22 ID:jo82KyVB
>470さん ありがとうございます。何か今このスレに人居ないんじゃないかと思ってカキコ
してたんでレスつけて頂けるとほっとしますw
長い前フリ終わらせてやっとエロに持ち込めたんで(まだケンちゃんがオナニーしただけですが)
少しでも愉しんで貰えるように頑張ります。
474名無しさん@ピンキー:04/11/16 08:35:48 ID:8BPQDTdm
ぅぉぉぉおお!!やっぱしぐれたまらーん!!早く続きをー!!
475名無しさん@ピンキー:04/11/16 22:44:44 ID:mVPa0Ycw
470ッス。
思いっきり愉しんでますですよ。
何と言うか、しぐれとか覗き込むとか色々ツボでw
ご自分のペースで頑張って下さいませませ。
476458:04/11/17 09:11:12 ID:rw+q6YFr
「あっ」しぐれさんの身体がピクリと動く。ペニスを握ったまま固まるボク。
「す、すひません」なるべく平静な声を出したかったけど裏返って失敗した。
「いや、いい。突然だったから驚いただけ…だ」お願いしたままのポーズで顔だけ振り向いて応えるしぐれさん。
半萎えのペニスを握ったままのボクと褌を締めたお尻に精液を滴らせているしぐれさん。二人の間に奇妙な沈黙が訪れる。

「あの」「兼一」同時に口を開いて再び二人とも黙る。
「なんですかしぐれさん?」やはりボクから喋れないとと思い先を促す。
「お尻。自分だと見えない…から兼一が拭いてくれ」いつもより早口で話すしぐれさん。
よく見ると目元がほんのりと紅く染まってるような気がする。
精液を掛けられた(下手人はボクだけど)お尻を突き出して照れてるしぐれさんを見てると又ペニスに血が集まってくる。
「判りました。たしかタオルがどこかに」ソレを気取られまいと部屋の片隅に視線を走らせる。
「いい。これ…を使え」衣擦れの音としぐれさんの声が聞こえたときにはしぐれさんは自分の褌を解いて差し出していた。
今では足を開いてお尻を突き出しているしぐれさんの全てがボクに曝け出されている。
濃い陰毛の翳りも綺麗なサーモンピンクの性器…いやオ○ンコも菫色をしたお尻の穴の窄まりも…
興奮のあまり震えながら褌を受け取るとしぐれさんのお尻に手を伸ばす。
「ふ、拭きます」「ん」小さめの返事を受け取るとゆっくりと拭い始める。
477458:04/11/17 09:11:51 ID:rw+q6YFr
兼一がボクのお尻を見ているのが判るというより兼一の視線を熱いくらい感じてしまう。
ボクのお尻を一生懸命見ながらオチンチンを扱いてる様子も手に取るように判る。
だってあんなに鼻息荒くしているんだもの。なんだか凄く可愛いと思う。
ちょっぴり恥ずかしい気もするけど自分にこんなに夢中になってくれたらやっぱり嬉しい。
美羽の事を思うと申し訳ない気もするけど流石にあの娘にこの役をさせる訳にもいかない。

発端は秋雨主催の第○回兼一育成会議だった。兼一に修行を付けてる師匠のみーてぃんぐ
とは言ってもアパチャイはおやつを食べてるだけ逆鬼はお酒を飲んでいるだけ。
結局秋雨が話して剣星が(ボクの写真を撮ろうとしながら)相槌を打ってソレで大筋は決まる。
少なくとも何時もはそうだからその時もボクは闘忠丸と遊んでいた。
兼一にソロソロ女を教えないといけないと二人が結論を出すまでは。
「問題は誰に兼一君の筆卸をお願いするかということだが」と秋雨
「おいちゃんの娘の蓮華なら安心ね」胸を張るハゲ…じゃない剣星
その後逆鬼が剣星に無駄に張り合おうとしたりアパチャイがオロオロしたのはどうでもいい。
「ボクがやる」兼一に女が必要なら他人に譲る気は無かったのでそう(刀を抜いて)断言した。
で結局ボクが兼一に女を教える事になって現在に至るんだ。
478458:04/11/17 09:13:15 ID:rw+q6YFr
兼一の様子が一層慌しくなってきたなと思った時にはボクのお尻には精液が掛けられていた。
「あっ」と思わず声を洩らしてしまう。だって凄い勢いでボクのお尻に叩きつけられるんだもの。
「す、すひません」慌てる兼一の様子がおかしくて堪えるのが一苦労だ。
「いや、いい。突然だったから驚いただけ…だ」さてこの後どう誘うべきか思案しながら返事をする。

「あの」「兼一」同時に喋りかけて二人とも黙る。
「なんですかしぐれさん?」一瞬間が空き兼一が聞いてくる。この間に次にどうするかボクは決めていた。
「お尻。自分だと見えない…から兼一が拭いてくれ」流石に気恥ずかしくて早口になっちゃった。
「判りました。たしかタオルがどこかに」とぼけた事を云う兼一だけどもうオチンチンを大きくしてる事は
(今吃驚するぐらいボクのお尻に精液をかけたくせに)見逃してないぞボクは。
「いい。これ…を使え」次の段階に進もうと自分の褌を解いて差し出す。
うわ…かなり恥ずかしいなやっぱり。この格好だとアソコもお尻の穴も全部兼一に見られちゃうし。
479458:04/11/17 09:17:11 ID:rw+q6YFr
「ふ、拭きます」「ん」平然としているのが難しくなりそうだなと考えつつ短い返事で誤魔化したんだ。

上の段ラスト一行張り損ねた_| ̄|○
480名無しさん@ピンキー:04/11/18 10:40:58 ID:14uKaQbe
続き続きヽ(゚∀゚)ノ
481名無しさん@ピンキー:04/11/20 07:42:26 ID:/XmAwnko
このテンポは紛れも無くケンイチだ。
482名無しさん@ピンキー:04/11/24 04:08:22 ID:UryWv7ii
しぐれかわいい*
早く続きを!
48353:04/11/25 05:54:34 ID:tEf4J9Fg
流れをぶったぎって申し訳ないのだが、458氏の小説を読んでいるウチに
ナニヤラ妄想がフツフツと…。(458氏、すまん)

そこで、修行を再開。
TSというか、入れ替わりというか、精神交換モノ。
エロネタだが、実用性に乏しい。
また試運転状態なので、いつにも増してツマラナイ。
しかも、催眠モノいらいのワンパターン。
あらかじめお詫び申し上げる。

「いれかわり」

**************

某日梁山泊は母屋、美羽の自室のまえ。
美羽が自室に閉じこもってから、もう半日。
閉ざされたドアの前で、兼一は頭を抱えて呻いていた。

「こんなコトがほんとうにあるなんて…
 こんなヒドイことが、美羽さんにおきるなんて…」」

狼狽する兼一に、ある人物がやさしく声をかけてきた。

「おいちゃん自身もね、いまだ信じられないよ。
 漫画や映画の世界だけで起きることだと、思ってたからね…。
 だけど、ほんとうに起きちゃったんだから、しかたがないね。
 でも安心するね。
 秋雨どんが言ってたよ。
 あと三日ぐらいで、ぜんぶ元に戻るってね。」
48453:04/11/25 05:55:43 ID:tEf4J9Fg
と、ナニヤラ不気味な日本語をしゃべるこの人物。
じつは、馬剣星ではない。
なんと美羽である。
正確には、「美羽であった人物」と、言うべきか。
秋雨によれば、その人物は、われらがヒロイン美羽の肉体に「憑依」した、馬剣星。
要するに、外見は美羽だが、中身はあの中年エロオヤジなのである。

***************

説明しよう。
コトの発端は、秋雨が発明した怪しげなマシンの実験だった。
人格矯正機だったらしいが、正確なところはよくわからない。
いずれにせよ、実験は失敗した。
「なあに、百回失敗しても最後の一回に成功すればいいのさ。」
そんな風に秋雨は平然としていたが、コラテラルダメージはあんがい深刻だった。
いったい、どういうワケなのだろうか。
実験台になっていた美羽と馬剣星の人格が、入れ替わってしまったのである。

いまの美羽のナイスバディにやどっているのは、馬剣星の人格、というか精神。
いっぽう、馬剣星の肉体のなかにあるのは、美羽の精神。
要するに、両者のタマシイが、互いの肉体を交換してしまったのである。

この肉体交換が、美羽にとってショックだったことは、マチガイなかろう。
あの妖艶な容姿どころか、固有の性までもが奪われてしまったのだ。
しかも、憑依した先は、よりによって馬剣星の肉体。
タマシイを、ウス汚い中年オヤジの肉体に閉じ込められてしまったのだ。
コレは、もはや悲惨としか言うほかない。
じっさい美羽は、もう何時間も部屋に閉じこもったまま。
おそらくは、変わり果てた自分の姿をみられたくないのだろう。
ドアにカギをかけて、けっして外に出てこようとはしなかった。
48553:04/11/25 05:57:07 ID:tEf4J9Fg
慰めようと、ドアごしに声をかけようとする兼一を、「美羽」はやさしく制止した。

「兼ちゃん…美羽の気持ちも考えてあげるね…。
いまの美羽がいちばん会いたくないのは、兼ちゃん自身よ。
あと二三日で元に戻るのだから、それまでほっておいてあげて下さいね。
お願いですわ。」

そんなコトは、むろん百も承知の兼一である。
事故のあと、秋雨が語ったセリフを、シッカリ覚えていた。
「しょせんは機械のやったことさ、自然の摂理にはかなわないよ。
 三日かそこらで、二人は元にもどるよ。」
そう言われても、事態が事態だから、兼一の気持ちはおさまらなかった。

「分かってます!分かってますよ!
 でも、美羽さんのために、何かしてあげたいんですっ!!
 あと師父、その美羽さんみたいなしゃべりかたは、やめて下さい!!!
 美羽さんの姿で、美羽さんみたいな話かたをされると、ボクは…
 その…なんだか、いたたまれないキモチになってしまうんです!!!!」

「すまないね、愛弟子よ…。
 でもコレも副作用だから仕方がないのですわ
 …じゃなかった…仕方がないね…。」

言われたばかりなのに、またまた美羽言葉になってしまう馬剣星。
別にワザとやっているワケではない。
秋雨によれば、コレも肉体交換の副作用とのコト。
肉体がもともと有していた記憶が、憑依した人格に影響しているらしい。
むろんこのことは、兼一も、再三再四、秋雨から説明を受けていた。
48653:04/11/25 05:58:46 ID:tEf4J9Fg
だが、兼一にはどうにもガマンがならなかった。
馬剣星が、美羽の声で、美羽のように話すというコト自体が、ガマンできない。
というか、あこがれの美羽の肉体の中身が、中年エロオヤジの馬剣星、
という事実そのものが、許しがたいのだ。
―あこがれの美羽が冒涜されている、
といったようなキモチになってしまうのである。

こうしたやるせないキモチが、そのまま態度にでてくるのが、兼一君。
いかにも小心者らしく、さっそく馬剣星への八つ当たりが始まった。

「師父、それからですね!!ヘンにモジモジするのも、やめてもらえませんか!?」

兼一はそういうけれど、「美羽」はただ立っていただけ。
何もはしていない。 
要するに、イラだちにまぎれての言いがかり。
師父の寛容さに甘えた八つ当たりにである。
が、「美羽」というか馬剣星が何も言わない。
コレをイイコトに、兼一はさらに図に乗った。

「ったく師父は油断なりませんねぇ。
 スキあらば、美羽さんのカラダにイタズラするつもりでしょう?」

ジロジロと、兼一が無遠慮な視線を走らせるその先は、「美羽」の胸と下半身。
普段は、美羽の「オーラ」に押されて、ジックリと見つめることが出来ない部分である。
だが、いま美羽の中に入っているのは馬剣星。
なんら遠慮するコトはない。
小心者の常として、兼一には慎みというものが欠けていた。
48753:04/11/25 05:59:31 ID:tEf4J9Fg
「いちおう聞きいておきますがね、師父…
 美羽さんのカラダに何かヘンなコトをしてないでしょうね?」

「へ…ヘンなコトって…兼一さん、じゃなかった…兼ちゃん…そんな…あの…」

口ごもるトコロが妙にアヤシイ。
兼一は怪訝に思った。
馬剣星といえば、梁山泊きってのセクハラ野郎にして、ハード・オナニスト。
そこで、ふと兼一の脳裏によみがえったのは、馬剣星ご自慢のグッズの数々。
オナホールからローションにアナルビーズまで。
そろえにそろえた師父お気に入りのオナニーアイテムの数々である。
そう、エロ本愛好者にありがちなコトだが、馬剣星は一人エッチの求道者でもあるのだ。
武術と同じく、貪欲にオナニー道を極める師父。
カラダが入れ替わったのをイイコトに、何をするのか、わかったものではない。
同じくオナニストの兼一には、師父の行動が、手に取るように予測できた。

兼一は再び、馬剣星を問い詰めた。。
「言っておきますがね、美羽さんの処女マンを頂くのはボクなんです!!
 師父にも、コレだけは、ぜったいに譲れません!!
 で、どうなんですか?
 美羽さんは、まだ処女なんですか!?
 バイブとかトビッコとか、使ってないでしょうね!!」

***************
48853:04/11/25 06:00:04 ID:tEf4J9Fg
「あこがれの女性」を、勝手に処女とキメつけるあたり、かなりキモい兼一君。
まぁ、それだけ思い入れが強いというか、思い込みが強いタチなのだろう。
ストーカー予備軍とは、まさに兼一のようなタイプである。
それはともかく、「美羽」は顔を真っ赤にして否定した。

「使っていませんですわっ!!そんなイヤらしいモノっ!!
 …じゃなかった…おいちゃん、そんなエッチなモノなんか使ってないね!!」

「えー?ホントですかぁ?」

ムキになっているトコロが、じつにアヤシイ。
それに、あのハード・オナニストの馬剣星が、大人のオモチャを不気味がっているのだ。
コレには、どうにも納得できない。
むしろ、ワザとらしいようにもみえる。
兼一はイジ悪く、質問を重ねるコトにした。

「じゃあ〜、美羽さんのアソコとかオッパイには、いっさい触ってないんですね?
一人エッチは絶対にしていないんですね?
そういうコトでイイんですね!!」

「それは…その…
 そんなコト…兼一さんに言う必要はありませんわ!
 じゃなかった…兼ちゃんに、言う必要はないね!」

「いいや、師父!!アナタには話す義務がある!
 今のそのカラダは、あくまで美羽さんのもの。
 いうなれば、借り物ですね。
 レンタル期間中の事故は、全部報告するのが、社会人としての常識でしょう!!
 違いますか!!」
48953:04/11/25 06:00:48 ID:tEf4J9Fg
コレは秋雨直伝の尋問テクで、一種の錯覚論法。
よく考えれば、理屈がおかしい。
が、根が正直な人間にはとりわけ効果的である。
じっさいこの場合も、なかなか効果的だったらしく、「美羽」は、ポツリとつぶやいた。

「あの…少しだけ…」

「師父、よく聞こえませんねッ!!
 いじったんですかッ?いじってないんですかッ?
 大きな声で、ハッキリ答えてください!!」

兼一の勢いに、「美羽」は圧倒された。

「さ…さわりましたですわっ…でもほんとうにちょっとだけ…
 いじりまわすなんて、そんな、私…」

「ああ…やっぱり!!
 師父、あなたは鬼畜ですね!
 憑依したのをイイコトに美羽さんのカラダにイタズラをするとはっ!!」

やはり師父は信用ならない。
こうなると、美羽に病的な思い入れを持つ兼一だ。
美羽が処女が無事かどうか、ひどく心配になってきた。

「で、ドコをどう触ったんですか!?
 具体的に教えてください!!」
ボクは、被害評価をしなければ、なりませんからね!!」

鼻息も荒く、兼一は問いただした。
 
***************
49053:04/11/25 06:04:39 ID:tEf4J9Fg
***************
 
「ですから…を…して…するの…ですわ…」

「師父、それじゃ、ゼンゼン分かりませんね!!
 もっと、詳しく、具体的に!!」

顔を真っ赤にして、口ごもる「美羽」。
兼一の語気に押されたものの、どうもにも言葉がハッキリでてこない様子だ。
しかし、そんなアイマイな言い方を許す兼一ではない。
何と言っても相手は、姿こそ愛しい美羽だが、中身は馬剣星。
オナニー指南までしてくれた、あの馬剣星のハズだから、遠慮する必要はまるでない。

「もっとハッキリしゃべって下さい。
 イジった場所の名前も、キチンと言ってください。
 さもないと、美羽さんの処女マンが健在かどうか、わかりません!!
 それとも、もう美羽さんは、処女ではないのですかっ!!!」

「もちろん、処女ですわっ!!」

「では、教えてください。
 どこをどうイジったのか、をね。
 やましいコトがないのなら、言えるハズです!!」


ココまで言われれば、もう逃げ道はない。
「美羽」もハラを決めたようで、ポツリポツリと話し始めた。

続くよ。
491名無しさん@ピンキー:04/11/25 18:55:19 ID:AAhW38CZ
乙。
待ってるよ
492名無しさん@ピンキー:04/11/26 04:27:54 ID:/BghIGT3
53氏久々乙!
458氏も続き待ってます
493458:04/11/26 06:49:07 ID:Stb8j+7W
やっと書き込めた。アクセス禁止が憎い_| ̄|○  
正直な話上手く話が進めれないで悩んでるってのもあるんですが

が駄文書き連ねて保守してた甲斐がありました。
53師父が復活ですよヽ(゚∀゚)ノ
一日千秋の思いで待ってましたよ。続き愉しみです。

自分の方は最後まで書きたいですけどもう少し掛かりそうです。待っててくれる人ゴメンなさい
494名無しさん@ピンキー:04/11/26 12:02:09 ID:/BghIGT3
まっとるよ!あぁまっとるとも!
49553:04/11/29 02:52:33 ID:eb3LIvng
リハビリ修行継続中。
一歩前進、二歩後退。しかし継続は力なり。
たとえ破綻していても、あとは妄想力でバク進だ。

***********

「で…ですから…と…のあいだを…する…のですわ…」

恥ずかしそうに、頬を紅潮させる「美羽」。
もはや、その言葉に、師父独特の中華ニッポン語は、カケラもない。
確かに、肉体固有の記憶が、憑依した精神に影響してはいるのだろう。
馬剣星の精神が、美羽化しているのかもしれない。
とはいえ、目の前の「美羽」の仕草や口調は、まさにオリジナルの美羽そのもの。
やはり、そこには馬剣星のサービス精神というか、演技力が加味されているに相違ない。

兼一は、大いに喜び、また確信した。

(やっぱり、師父はすごいや。
 完全に「なりきり」の境地に達しているみたいだ。)

一般にオナニストとは、美しい女性をオカズにするモノ。
究極的には、美しい女性との自己統一をめざし、劣情をハキ出す。
パン泥、女装の類はそうした究極オナニストの典型といえよう(注・本気にしないでね)。
オナニストのひとりとして、兼一には、馬剣星の「なりきり」願望がよく理解できた。

(ボクも週一回は、しぐれさんや美羽さんになったつもりで、オナニーするものね。
 それにしても、師父は芸達者だなあ。ココまで美羽さんになりきれるとは…。)

感心する兼一の股間は、すでに硬くなっていた。
49653:04/11/29 02:54:38 ID:eb3LIvng
なるほど、目の前の「美羽」の中身は、エロオヤジの馬剣星のハズ。
よくよく考えれば、かなり不気味なモノがあろう。
しかし、モノホン美羽のように、話し、振る舞い、恥らっているのだ。
コレはコレで、そそられるモノがある。
もちろん節操のない兼一だから、ただ興奮しているだけでは、終わらない。
「なりきり」を楽しむべく、よりエゲツない羞恥プレイへとのめりこんでいった。

「美羽さん…じゃなかった師父、さっきも言ったでしょ?
 具体的に言ってくださいって!!
 触ったのはどこですか?チャンと触った場所の名前を言って下さい、名前をね!」

「美羽」は、うつむきながら、かすれたような声をだした。

「…ですわ。」
「聞こえません!!もっとハッキリ、具体的に!!」

「ク…クリトリスと…オシッコの穴のあいだを、その…さすりましたですわ…。
 でも、ほんの少しだけ…それに滅多にそんなコトしてませんの!!」
49753:04/11/29 02:55:14 ID:eb3LIvng
いかにも恥ずかしそうなオナニー告白に、兼一は、またまた大感動の大興奮。
「特大バイブをマンコにあてて、グリグリコネコネ」
などと言わないトコロが、じつに良い。
これぞ、師父ならではの「リアルなりきり」なのか。
「なりきりオナニー道」への並々ならぬ師父のコダワリが、兼一の胸を熱くする。
淫語にしても、期待していたマンコを抜かして、一気にクリ・尿道へと大ワープ。
いかにも美羽らしいボケ加減の再現に、大いに満足した兼一だった。

調子にのった兼一は、さらなる命令を「美羽」につきつけた。

「じゃあ、師父、いちおう確認したいので見せてください。
 触ったところをですよ!!」

兼一の瞳に燃える劣情の炎が、しだいに大きくなっていった。
********
まだまだ続くよ。
498名無しさん@ピンキー:04/11/29 12:29:42 ID:qtc049BN
いい師弟コンビだw 

自分の方は筆が進まないんでお茶濁しですけど 
ttp://www95.sakura.ne.jp/~kawahan/cgi-bin/data/IMG_000022.png
499名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:07:23 ID:6vbouiiq
GJ 人が居ないのかねこのスレ?
500名無しさん@ピンキー:04/12/05 08:03:24 ID:O80brdoa
三人ぐらいは‥
501名無しさん@ピンキー:04/12/05 10:16:39 ID:NCyjq0Qo
三人ぐらいは‥>ワロタ SS職人と絵師が一人ずつにROM一人って凄い贅沢な環境じゃんw
じゃあ俺も滞在させて貰おうかね。
458氏、絵掲示板のしぐれの褌尻ナイスでした。
502名無しさん@ピンキー:04/12/13 17:17:52 ID:7XcbKHjU
一応保守_| ̄|○
503名無しさん@ピンキー:04/12/13 23:03:36 ID:8X72AV1R
>501 感想有難う御座います。絵を描いたら思い切りレスが止まったのが後ろめたかったのと
冬コミの追い込みが忙しかったんでついつい足が遠のいてました。
先日恐る恐る覗いたらレスも頂けてたんで余技の方のSSも続ける意欲が沸いてきました。
少しずつですけどキリのいいところまでは書き上げたいと思います。よろしくお付き合いください<m(__)m>
504458:04/12/15 02:37:58 ID:EgNVo/Fs
>>479の続き

ヌリュ…ヌリュリュ…粘度のある精液は褌の生地じゃ簡単には吸い込めない。反って塗り広げてしまう。
白くて丸いしぐれさんのお尻にボクの黄ばんだ精液が擦り付けられる。
ヌチュ…ヌチュ…僕の掌に布地越しとはいえしぐれさんのお尻があって手を動かす度に形を変える。
それどころかしぐれさんの濃い叢に包まれたオ○ンコやお尻の穴までお尻の肉に連れられて歪む。
その卑猥な様子に魅せられながらボクは又自分のペニスを扱きだしていた。

「………」しぐれさんはお尻を僕に突き出したまま無言でボクの掌が(褌越しとは言え)お尻の肉を撫でまわすのを許してくれている。
「…ん」時々思わずという風に洩らす小さな声を耳にすると段々右手に力が篭ってしぐれさんのお尻の肉を乱暴に揉みしだきたくなる。
その衝動を堪える為に片方の手で扱くペニスを一層乱暴に扱う。その繰り返しであっと言う間にまた射精しそうになってくる。
505458:04/12/15 02:39:34 ID:EgNVo/Fs
挑発の甲斐もあって(かなり恥ずかしかったけど)兼一もかなり積極的になってきている。
ボクのお尻から自分の精液を拭うのが目的だった筈なのに逆に塗り広げるようにしながらボクのお尻を撫で回すしアソコもお尻の穴も舐めるように見つめてくる。
「…ん」兼一の好きにさせるために黙っていようと思ってもつい口から洩れる声を完全に殺すことは出来ない。
でももう開き直ってるのか先ほどまでみたいにうろたえたりせずに堂々としてるのはやっぱり男の子だなと感心する(やってることは乱暴なぐらいにオチンチン扱いてるだけなんだけど)
これなら次のすてっぷに進んでも大丈夫かな?ちょっと思案のしどころだけど兼一にお尻に射精されたりお尻を好きなように弄らせてるうちにボクもアソコが疼いてきちゃった(照)
506458:04/12/15 02:40:33 ID:EgNVo/Fs
「兼一」「…は、はい」不意に首だけ振り向いてボクに声を掛けるしぐれさん。ペニスを扱く手をどうしようかと思いつつも高まりつつある快感に我慢が出来ない。
「……」「……はぁ…」なぜか黙ってボクを見つめるしぐれさんの深い色をした黒瞳を見つめながらペニスを扱き続ける。チラと視線をボクのペニスに走らせるしぐれさん。かなり気恥ずかしかったが同時に不思議な高揚も感じる。
再びボクに視線を合わせたしぐれさんの瞳は少し潤んでる気がして一層綺麗で艶やかだった。
「…兼一」「は…はい?」「手…休んでる…ぞ」ボクの精液が塗り広げられたお尻を強調するかのように軽く揺するしぐれさん。
「う!?……くううぅぅううう〜〜〜〜っ!!!」
その仕草と僅かにからかう様な笑みを浮かべた表情を見た瞬間ボクは本日二度目の射精をしていた。
一度目より盛大に…結果更に大きな放物線を描いて振り向いていたしぐれさんの顔に掛けてしまった……精液を(泣)
507名無し:04/12/19 17:50:36 ID:thPkKo0R
兼一×しぐれを書こうと思うのだが・・・
俺は小説書きができない・・・
台本書きになってしまう・・・。

あと需要あるのか?
508507:04/12/19 17:57:53 ID:thPkKo0R
あれ?何日か前に書き込んだのがなぜ今になってでてくるんだ?
これじゃあ458に失礼だ・・・
509名無しさん@ピンキー:05/01/09 03:20:15 ID:R+pjuI7K
保守_| ̄|○
人いねぇのか。ヤッパシ
510名無しさん@ピンキー:05/01/09 12:48:31 ID:FLXsQWzN
いないことはないのだが…
511名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:36:18 ID:hdMMZMHi
保守
512名無しさん@ピンキー:05/01/10 01:58:43 ID:F1RQ224r
いるにはいるのね

一度聞いてみかたったんだが、しぐれorママン派って俺以外に存在するのか?
さおりさんは確認済みなんだがどうにもしぐれスキーが_| ̄|○
51353:05/01/10 17:46:14 ID:QSWGN+cN
>>512
おるよー。
ただ俺の場合は、しぐれに、ドス黒い欲求をぶつけてしまいたくなる。
なぜかはよくわからん。
でも、美羽としぐれを絡ませた「寝取られ」陵辱モノなんかは、
そのうち書いてみたいな。
鬼畜陵辱スレあたりで。

だいぶ間があいてしまったが>>497の続き

<今までのオハナシ>
 ある日兼一は、秋雨から驚愕の事実を告げられた。
 秋雨がいうには、美羽と馬剣星の精神が入れ替わってしまったらしい。
 コレは、実験中の思わぬ自己によるもの。
 いわゆる人格交換が発生した、という。
 解決策は無し。
 どうやら数日の間は、このまま。
 大いに嘆く兼一だったが、ひとつイイコトもあった。
 馬剣星in美羽ボディが、「なりきりプレイ」を始めたのだ。
 さすがは芸達者でハードオナニストの馬剣星。
 言葉遣いや物腰を完全に模倣し、エッチな雰囲気を盛り上げる。
 大いに喜んだ兼一は、これに呼応。
「美羽」に色々とエッチな要求を突きつけてきたのである。
 そして今回。
 美羽がいまだ処女であるかどうかを確かめるために、
 兼一は、「身体検査」を要求してきたのだが…。

我ながら、えらくヤヤコシイ話を投下してしまったものだ。
あらためて、お詫び申し上げる。
****************************
51453:05/01/10 17:46:45 ID:QSWGN+cN
「では、失礼いたしまして…」

「美羽」はギコチない手つきで、スパッツと下着を脱いでいった。
が、タメライがあるのか、なかなか脱衣がはかどらない。
それでも、いちおう下半身スッポンポンには、なってみた。
尻を床につくと、得意の柔軟を逝かして、脚を大きく全開してもみた。
けれども、「美羽」の両手は、ピッタリと股間にはりついたまま。
なにやら色々とハミ出てはいたものの、ご本尊はかろうじて隠されていた。
垣間見える「美羽」の陰毛が、兼一を焦れを加速した。

ほんらい、こうしたタメライの時間は、オトコにとっての至福の時間。
焦れた気持ちを楽しむのも、エロ道のタシナミといえよう。
もっとも、童貞の兼一に、そんな風雅なタシナミなんかアリはしない。
童貞固有の性急さで、「美羽」をひたすら督促した。

「師父、早く手をどけてください!!
 それじゃ、見えませんよ!!
 見えなきゃ、美羽さんの処女マンを確認できないでしょーが!!」

「あ…はいっ!…すぐに…どけますですわ…」

兼一の怒気に押されるように、「美羽」は、両手をゆっくり股間から離していった。
みるみるあらわになっていく「美羽」の秘所。
いくら想いをよせる兼一相手でも、さすがにコレは恥ずかしい、というのか?
膝はガクガク、手はブルブル、顔は耳まで真っ赤だった。
恥ずかしそうに眼を伏せたまま、「美羽」は、かすれる声で懇願した。
51553:05/01/10 17:47:18 ID:QSWGN+cN
「兼一さん…その…あんまり…見つめないで下さいね…」

美羽のアソコから、推定わずか十センチ。
兼一は、かぶりつきで、美羽の股間と対面していた。
美羽のややキツ目の体臭が、兼一をいつになく興奮させる。

「いいや師父、そうはいきません!!
 大切な美羽さんの処女マンの安否を確認するのです!!
 ココは、慎重かつ丁寧に調べなければなりません!!」

そんなことを言っても、兼一は単なる童貞妄想野郎。
処女判定のテクなど知っているワケがない。
要するに、本能のおもむくまま、美羽のアソコをイジクリたいだけである。
目を血走らせながら、兼一は「美羽」のアソコに指を伸ばしていった。

後はもうイジクリ放題のヤリタイ放題。
まず見つけたのは、クリトリス。

「あれっ?クリトリスが妙に大きいような…。
 さては師父、オナニーのヤリすぎですね。
 いじりすぎで、クリが肥大化してますよ!!」

むろん、完全なフカシである。
クリトリスの大小が分かるほど、肥えた目が童貞の兼一にあるハズもない。
が、「美羽」はかなり驚いたようだった。

「そんなっ!!
 大きくなんかありません!!そんな触ってもいませんですわっ!!」
「ほぉ〜、ではなぜ、こんなに大きいのですか?」
51653:05/01/10 17:48:13 ID:QSWGN+cN
兼一は、「美羽」の女芯をむき出しにした。
抗おうとする「美羽」。
けれど、大切な女の芯をいじられているのだから、タマラナイ。
どうにも力がはいらないのだ。
結局は、兼一の為すがままだった。

「あん…け…兼一さん…そんな…ところを…ああっ…やめて…あん」

切なく悶える「美羽」の姿は、なかなか色っぽかった。
息を殺して耐えているような、息づかい。
控えめだが、悩ましげに動く腰。
目を閉じたまま、口に指をくわえる「美羽」の仕草に、兼一は大いに感心した。
清楚でエッチな美羽の特徴を良く捕らえている。

(師父の「なりきり」のワザはすごいや…ここまでなりきれるとは…。)

しかもウレシイことには感度良好、このうえなし。
クリをピンと指で弾いてやると、大声を上げながら、のぞけったりもする。
またクリトリスだけでなく、これまた大きめのヒダの感度も良好。
触れば触るほどに、肉ヒダがドンドン潤んでくる。
ときに誘うようにヒクつき、ときに兼一の指をシメつけてきた。
51753:05/01/10 17:48:58 ID:QSWGN+cN

ワクワクしながら、兼一は濡れた指を、「美羽」の尻でぬぐった。

「う〜ん、やっぱりオナニーのしすぎですかね…。
 ヒダもクリトリスは肥大化しているし、色もドス黒いですし…。
 処女マンかどうか、ちょっと分かりませんね。
 さもなきゃ、こんなに感度がいいわけないでしょ?」

またまた、ヨタを飛ばしまくる兼一クン。
もちろん、コレは大ウソにほかならない。
兼一としては、新たな「なりきりネタ」をひとつ、師父に提供したつもり。
エロシチュエーションを出して、「なりきり」を盛り上げようとしたのである。
「ああん、兼一さんイジワルゥ〜、ホントに処女マンなんだからツッコンで〜」
なんて反応を引き出そうとしたのであった。
じっさい、美羽のアソコは、キレイなサーモンピンク。
使い込まれていないことは、童貞の兼一の目にも明らかだ。

が、「美羽」の反応は、意外なものだった。
今までの切なく潤んだ雰囲気はどこへやら。
突然、ガックリうつむくと、弱弱しい声でたずねてきた。

「私の…は、そんなにドス黒いのですか…」
「エッ?」

シナリオが変わったのだろうか?
予期しなかった反応に、兼一はとまどった。
みれば、「美羽」は、ひどく悲しいそうな表情を浮かべている。
51853:05/01/10 17:52:39 ID:QSWGN+cN
兼一は、思わず息を飲んだ。


つづくよ。
519名無しさん@ピンキー:05/01/10 18:17:10 ID:9sX0/2KY
GJでござる
520名無しさん@ピンキー:05/01/13 09:14:11 ID:K79rJmnq
さようなら、ありがとう
521名無しさん@ピンキー:05/01/14 01:31:10 ID:yQAurJx2
なにがどうした?
522名無しさん@ピンキー:05/01/25 13:53:00 ID:eKhn5+9m
再度保守・・・_| ̄|○
523名無しさん@ピンキー:05/01/27 00:10:48 ID:PKZpNEHD
久々に来た。
美羽入れ替わってないのかな?
53様、続きマダー?
524名無しさん@ピンキー:05/01/28 01:51:59 ID:K2lcF20q
>>557
すまない。とりあえず、出来てる部分を少しだけ投下。

「私…ココは兼一さんだけに差し上げたい…そう思ってましたの…。
 ですから、…も控えめにしていたのですけれど…
 まさか、週に三回ほどで…真っ黒になってしまうとは…。
 ごめんなさい…ですわ。」

「いや師父…ですから…」

「いいのですのよ、兼一さん。
 真実は真実。偽りは無用ですわ。
 でも、ほんのちょっぴり指で触っただけのつもりだったに…
 ああっ、私のバカバカバカバカですわーっ!!」

「美羽」の瞳にあふれていくのは、悲しみの涙。
ウソの涙とは、到底思えない。
あふれる涙に、兼一はいっとき「なりきり」プレイを忘れた。

「美羽さん、すみません!!
 実は冗談だったんです。
 美羽さんのマ○コは、ほんとうはぜんぜん黒くないんです。
 すっごくキレイなサーモンピンクです!!」

「…それって、ほんとうですの?」

「もちろんですっ!!」
52553:05/01/28 02:02:37 ID:K2lcF20q

パっと明るくなる「美羽」の表情。
本気で安心したのだろうか。
「良かったですわ〜」と深く安堵のため息をついた。

そんな美羽の姿を、兼一は複雑な心境でみつめていた。
目の前の人物は、本当に美羽の皮をかぶった馬剣星なのだろうか?
(まさか、モノホンの美羽さんでは…?)との疑念はぬぐいきれない。
もしホンモノだとすれば、大変だ。
兼一は、想い人のまえで、とんでもなくダークな一面をさらけ出したことになる。

ネチッコイ言葉責めの数々は、おそらく美羽の心象を悪くしただろう。
せっかく「処女を差し上げたい」という言質まで引き出したのにもかかわらず…。
とはいえ、馬の演技の可能性も捨てきれない。
あのエロい芸達者には、常人の理解を超えた部分をもっている。
兼一は、「美羽」を放置しまたまま、ひたすら思い悩んでいった。

そうこうしているうちに、「美羽」の方から兼一に声をかけてきた。

「あのぉ…もしよろしければ…
 私、そんなに兼一さんが…なんと申しましょうか…溜まっていたとは…
 思いもよりませんでしたの…」

そう言いながら、「美羽」は兼一に向かって脚を開いていった。
誘うような開脚に、兼一の目はクギづけとなった。
白魚のような指でオープンされた秘所は、完熟状態。
先ほどにもまして、ジュクジュクだ。
発情処女のエッチ懇願は、まさしく男の夢そのもの。

「良いのですか?美羽さん…」と言いつつも、兼一は早くもズボンのベルトを外し始めていた。
52653:05/01/28 02:09:10 ID:K2lcF20q
あとは、続く。

ところで、かなりスレ違いだが、ひとつ質問。
軽い寝取られ系をひとつ書きたいと思っている。
(ただし、どこかヨソに投下する心づもり)
で、もし兼一が、「美羽」や「ほのか」を寝取られるとしたら、相手は誰がよいだろうか?
古賀、マスクマン、武田、新島あたりを、さしあたり検討中。
諸賢のアドバイスを伏して乞うしだい。
527名無しさん@ピンキー:05/01/28 02:54:30 ID:ST2dFOIS
ほのかだったらなっつんがいいが、それは寝取られと違うかw
おでんやロキあたりだと寝取られ度が高くて好みかもしれない。
528名無しさん@ピンキー:05/01/28 03:33:36 ID:bn8uUUkH
寝取られるのはアパなんじゃないか?などといってみる
寝取り寝取られは難しいのでアドバイスは出来ないが、とにかく53様GJ!
529名無しさん@ピンキー:05/01/28 11:01:53 ID:OZ4M00nJ
あのさらわれてる時に古賀にやられちゃうほのかハァハァ
530名無しさん@ピンキー:05/01/28 11:20:36 ID:EKFQFC2n
美羽を寝取るならストーリー的にはオデンが書き易いんじゃなかろうか?意外な線で言うなら新島総督とか。
ほのかを寝取るなら・・・つかこの場合寝取られるのがなっつんとして寝取るのがロキ辺りかな。
ケンイチがほのかに対して寝取られるってのは何か違う感じ。
531名無しさん@ピンキー:05/01/31 02:10:59 ID:nb839IYC
確かに違う感じだが読んでみたい…
ということで、なっつんが兄貴から妹を寝取ってほしい。
神様。
53253:05/02/04 22:11:02 ID:uKndbiUZ

>寝取られるのがなっつんとして寝取るのがロキ辺りかな。

で、ほのかが変態淫乱女に堕ちてしまう・・・というかんじなら、できると思う。

>ということで、なっつんが兄貴から妹を寝取ってほしい。
読みたいし、書いてもみたい。
が、非アブノーマルでエロくない寝取られは、今の実力では到底ムリ。
俺も読みたいので、神様お願いします。
533名無しさん@ピンキー:05/02/15 04:02:21 ID:OK1vZIec
ほっしゅ
534武装SS:05/02/23 11:14:21 ID:Fl6EeOG1
ほしゅ。
鬼畜系準備中…。
535名無しさん@ピンキー:05/02/24 02:52:39 ID:ZjrAhJe6
>>534
ガンガレ。腸ガンガレ。
536名無しさん@ピンキー:05/03/04 00:42:52 ID:mp9vnywi
ただ保守するだけじゃ芸がないのでSS投下。
初めてなのでいたらない点があったらスマソ。


「…触ってみろ」
「!…ええええええっ!」
あまりに唐突なしぐれの言葉に、兼一は鼻の下を伸ばしながら
驚いた。
触ってみろ。そう言ってしぐれが指すのは、自らの形よく膨ら
んだ胸だ。
しぐれの着物を押し上げる肉感的な胸。着物ごしに見ているだ
けでもあまりに魅惑的なそれを、触っていい、と言われたのだ。
断る事など頭の隅にも浮かばない。
だが、それでも兼一は
「でっでも…しぐれさんは僕の師匠だし…」
とごねる。後で長老にばれたら大変だ、という考えもあるのか
らもしれない。
だが、しぐれはひかなかった。
「兼一は…美羽と組手をする時、胸が当るとだらしない顔をす
る」
慣れていないからだ。
そう言って、強引に兼一の手を自分の胸に押しつける。
それにあらがう兼一の力は弱く、手はしぐれの胸に沈みこむ。
柔らかく暖かなそれの感触は確かな弾力をもって、兼一の手
を包みこんだ。
写真からでは伝わらない重み。柔らかな質感。
微かな息遣いさえ触れた胸から伝わるように思える。

こんな内容で続いていいですか?
537名無しさん@ピンキー:05/03/04 13:50:57 ID:YxCrFJOe
GJ(゚∀゚ ) いい感じの導入ですな。
続き是非とも拝読したい。
538名無しさん@ピンキー:05/03/07 19:57:29 ID:ploerHlP
539名無しさん@ピンキー:05/03/08 02:49:08 ID:ha7zqZI/
ケンイチ×しぐれ
読みたかったものがここにあったー!!

えっと、作者さんがんばってください。
期待に胸と股間膨らませてまってます。
540536:05/03/09 00:51:14 ID:cAwKsckB
>536の続きを少し投下。

そんな視覚・触覚の情報から、ついつい薄布一枚と鎖帷子を隔
てた先には…と思ってしまい、兼一は既に前かがみ気味だ。
鼻血もいつ出てもおかしくない状態だろう。
すぐにでもトイレに駆け込んで処理をしてしまいたい。
そう思って
「しっしっしぐれさんっ」
自由なもう片方の手で鼻を抑えながら声をかけた。
「…なんだ?」
「僕、トイレに行きたいなぁ、とか思ったりするんですけど」
という、兼一の必死の訴えも、
「…駄目」
しぐれの一言で却下される。
その間にも手にあたる感触が気になって、落ちつかない。
「何でですか?!」
「ちょっと触っただけなのに…こんなに反応してる」
全然慣れてないから、駄目。
そう言ってじぐれが見るのは、兼一の股間だ。
ただ胸に手を当てているだけだというのに、もう勃ちあがりは
じめているそれは、布ごしでも存在が自己主張しているのがは
っきり分かる。
「駄目って言われても…」
兼一はならどうしたらいいんだ、としぐれをみた。

(続)

レス有難う御座います。
今書いている最中なのですが、オフラインが忙しくなってきたので、
投下は少し遅れそうです…。
見ずらくなってすみませんが、もし53さんや458さんが待ってくださ
っていましたら、どうぞ抜かして先に投下なさってください。
541名無しさん@ピンキー:05/03/12 11:38:19 ID:ZMW+sCHf
保守。
542536:05/03/18 01:23:11 ID:3+PSMLjV
キリのいい所まで書けたので投下します。
>536
>540の続きです。

このままでは兼一は辛すぎる。
だがしぐれは簡単な事だ、と言って兼一の前に膝立ちになり、
「処理すればいいんだ」
言いながら兼一のズボンと下着を一緒に下ろしてしまう。
しぐれの目の前に現れたのは、一般男性に比べれば少し小ぶり
な兼一の性器だ。
それは小ぶりながらも雄雄しく立ち上がり、既に先端から先走
りの露が流れている。
兼一はしぐれの胸から手が離れてしまった事も忘れて、今の状
態にひたすら混乱していた。
「処理って…処理って一体どうする気なんですか?!」
事前知識だけは豊富なのだから、冷静に考えれば兼一でもしぐ
れがどうするのかわかっただろう。
だが今は完全な混乱状態だ。まともな思考等できるはずもない。
しぐれはそんな、どうしようどうしようと狼狽する兼一を一瞥
すると、行動でその答えを示した。
勃ち上がっている兼一の性器に手を添え、優しくしごきだした
のだ。
自分以外から与えられる快楽に、兼一は戸惑いながらも必死に
声を押し殺した。
気持ちいいのだが今声を堪えなければ、女性の嬌声のような声
をあげてしまいそうだからだ。
そうして声を殺そうと必死な兼一に気づいているしぐれだった
が、手は休む事無く動き続ける。
543名無しさん@ピンキー:05/03/18 01:24:34 ID:3+PSMLjV
「…ッ…う…」
自分で口を抑えているというのに兼一の口からは声がに漏れ始
めてしまっている。
今まで自慰か精々オナホールにお世話になっていた兼一には、
こんな事は刺激的過ぎたのかもしれない。
そうして兼一我慢が限界に近づいた頃、しぐれはすっとさっき
までしごいていた兼一の性器から手を放した。
口では止めてくださいと途切れ途切れに言う兼一ではあるが、
やはりヤりたい盛りという事もあり、ここまで来たらいれさせ
ろとは言わないまでも、射精するまで続けて欲しいのが偽らざ
る本音だ。
だが、まさか続きを催促する訳にもいかないし、しぐれの前で
自ら性器をしごく事も根が小心者の兼一には出来ないだろう。
唯一兼一に出来る事と言えば本当にもうどうしたらいいんだと
戸惑いながら下半身の熱が収まる事を待つ事くらいだ。
兼一がそうして我慢をしていると、さやかな衣擦れの音が聞こ
えた。
音の元は、まだ兼一の前に膝立ちで座ったままのしぐれだ。
見ると刺激的な事にしぐれの着物が片方脱げ、その豊かな乳房
が露出していた。
どうやら今日は、いつも着物の下に着こんでいる鎖帷子は着て
いなかったようだ。
雪のように白い、という形容がぴったりの柔肌に、鮮やかは朱
鷺色の乳首が映える。
544536:05/03/18 01:25:33 ID:3+PSMLjV
それだけなら芸術的、で終るのだがしぐれの場合は何カップか
分からない位の乳房の大きさと張り、それに彼女自身の発する
艶で唾などいくら飲み込んでも足りない扇情的な姿だった。
そんな事を目の前でされてしまっているのだ。
兼一の下半身にますます血液が集まってしまうのは仕方がない
事だろう。
しぐれは熱と煩悩がこもった兼一の視線を受けたまま、無言で
もう片方の着物の袖から腕を抜いた。
腕を落とした反動で、しぐれの豊かな乳房が小さく揺れる。
兼一はたまらずまたごくりと唾を飲みこんだ。
「兼一、1歩前へ出ろ」
しぐれは兼一にそう命令する。
すでに思考停止状態の兼一は、しぐれに言われるがまま、ふら
りと1歩前に進み出た。
元々二人の間にあった距離は大した距離でなかったので、しぐ
れの文字通り目と鼻の先、という近さの所に、兼一の性器があ
るという状態になる。
しぐれはそのままでいろ、と兼一に言うと、自らの片手ではも
てあます大きさの乳房で兼一の性器を挟みこんだ。
ふにゅっという効果音でも付きそうな感触が、ダイレクトに伝
わり、兼一はまた小さくうめき声をあげた。
(これは…世間一般では…たッ確か…パイズリという…)
兼一がそんな事を考えている間に、しぐれは自分の乳房を掴ん
だまま、手を動かし始める。
545536:05/03/18 01:27:31 ID:3+PSMLjV
自分の性器が、師匠であるしぐれの胸でしごかれている。
シチュエイションだけでも十分に美味しいものな上、しぐれの
胸の谷間に自分の性器がある、という視覚的な刺激も強い。
大してしごかれたわけでもないのに、いつ射精してもしょうが
ない位に追い詰められた兼一は、しぐれを見た。
今まで必死でイくまいと耐えていた兼一はわからなかったが、
しぐれは兼一をずっと見ていたらしく、すぐに目線があった。
いつもとかわらず表情が分かりずらい黒い瞳が、兼一を見上げ
ている。
だが、その瞳は心なしかいつもより濡れているようだし、頬も
少し上気していて、いつもはほのかに漂う位だった牝としての
色気が何倍にも増して見えた。
「うッ…ああああッ」
それが決定打となり、とうとう兼一は白濁をしぐれの顔にぶち
撒けてしまう事となった。

(続)


今回はここまで。
本番もやりたいのですが…少し長くなりそうです。
546名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 22:33:21 ID:fW8IL+Ji
hosyu
547名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 23:01:42 ID:t9J6DrjE
とてもGJな旋律でした、ラララ〜
548名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 14:19:28 ID:PLJmYxft
本番! 本番!!
かなりGJ
549名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 00:58:07 ID:4weeV3nv
ttp://akm.cx/2d/img/13569.jpg
ママ。拙くてスマソ(´・ω:;.:...
550名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 00:59:50 ID:4weeV3nv
あげちゃったyo!
重ねてスマソ・・・orz
551名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 06:33:02 ID:dij/CrhN
二次の方が落ちてるからせめて此方は死守〜
552名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 08:40:50 ID:p6n/ihKW
なんか過去のレス見てたら此処の一番人気はしぐれどん? SSもしぐれに集中してるみたいだし
美味しそうなキャラは一杯居るのになんか勿体無いね

以上チラシの裏保守でした
553536:2005/04/12(火) 22:52:34 ID:mvH77wu9
放置長くてスマソ。
多分土曜辺りには次を書ける筈…。
だから、今おちてもらっては困るのでホシュ
554名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 08:24:10 ID:ghlIi4ua
>536
楽しみに待ってるよ!
555名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 01:54:24 ID:nZyvY9td
ほしゅ
556名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 20:33:46 ID:sBxiAjLy
はい『オマエノコドモハアズカッタヨ』よ ホシュ
557名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 03:27:02 ID:B4/GqiTN
ほっしゅあげ
558名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 02:25:37 ID:ZwJYNK41
ホシュ
559名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 14:59:51 ID:vrPQD7ew
560名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:02:08 ID:Cg1Nqz7g
561名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:20:55 ID:jmmakVtR
562名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 17:38:49 ID:Nih7zqGl
563名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 18:41:29 ID:w4OkS3Ky
564名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 00:17:23 ID:7T8ZFAV2
角ニにケンイチスレ立てたやつ誰だ?連絡も保守もしないから速攻落ちてるじゃんか(´・ω・`)
565名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 04:33:45 ID:1y/vCZSv
保守age
566名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 13:24:46 ID:dqIKnfWS
今週のしぐれどんは良かった喃
567名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 19:20:40 ID:44wzKGLO
旧弟子時代の設定でネタ考えたんだけど、誰か聞いてくれる?
槍月に負けた後、監禁された美羽がヤクザに輪姦される話
568名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:50:54 ID:cQiTAgIb
聞く聞く(・∀・) つうか槍月のデザインは月刊版の痩せ細った浮浪者風の方が凄みがあって良かったと思う(笑)
569名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 18:30:15 ID:2C0imkp0
美羽のHの師匠が出来た、見たいの書く予定なんですが、
だれかアイデアをください
570名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 18:33:33 ID:QGgkPZoi
 
571さき20才:2005/06/22(水) 18:49:20 ID:IRa5NgHm
アダルト業界初!!
素人参加型アダルトサイト!!
街頭...応募...様々な形で集めた女性素人モデルとあんなことやこんなことができる!!
今までにはなかった素人参加型アダルトサイト!!
もう欲求不満な人生は嫌だ!! 女に不自由な人生は嫌だ!!
こんな方は是非ご閲覧下さい。
http://hansokuwaza.net/feel/?adcode=zzweb5

572名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 21:53:52 ID:tFRCY4F/
>569 Hの師匠ってオリジナル?梁山泊の面々?まさか新白のメンバーとかは無いよな?w
もう少しどういうの想定しているのか明かしてもらえないとネタ振りづらいよ。
573名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 17:16:19 ID:jCgPdhA3
しーんぱーく保守
574名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 16:18:06 ID:ho0eAT+m
師匠はオリジナル(ヤクザ)か、マスクマンにするつもりです。
新白か・・・新島?w
575名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 21:04:14 ID:PtKALtDf
マスクマンは…アレ完璧ギャグキャラだからコメディタッチならハマルかもw
本格的な調教モノならオリジナルでも凄みのある奴がいいなぁ。
どちらにしろ期待してます。

新島はジョーカーっぽいんで喧嘩以外なら便利に使えそうな気がしない?w
576名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:36:09 ID:DZxObTHR
>>536氏や>>567氏、>>569氏をぶった切って投稿していい?

とりあえず序章は書き終わったから、OKなら明日にでも投稿します
(序章はエッチなしなので1章も書きたいが対象が決まってないので
「しぐれ」、「美羽」を除く中から選んで欲しい)
577名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 02:18:28 ID:B+JzUEyD
その二人を除いたら……!!

キサラちゃんかなぁ。
ともあれお待ちしております。
578名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 08:01:23 ID:aAext7jC
つ さおりさん(ケンイチママ)

キサラもフレイヤ姉さまも捨て難いが…つうかケンイチキャラどれも良いんで
素直にお待ちしてます。
579576:2005/06/27(月) 10:26:56 ID:RtczGpCP
序章置いておきますね

「岬越寺師匠、医は武に通ずると聞きます。
よろしければ教えていただけないでしょうか?」
岬越寺師匠に、かしこまってお願いした。

「馬師父、あってはならない事ですが、友が傷ついたりした時のための
止血や簡易麻酔の方法を教えていただけないでしょうか?」
針を専門とする馬師父にもお願いした。

「しぐれさん、飛び道具に対処するには己で使ってみるのが一番だと思います。」
吹き矢も使ってみたかったのだが、基本となるクナイ投げを教えてもらうことになった。


それが数ヶ月前


そして数週間前には、それぞれの師匠より
まだまだだけど、十分実践で使えるレベルというお墨付きをもらった。

十分実践で使えるのならばと、
一悶着あったが馬師父にツボの秘伝書を借りれることになった。
580576:2005/06/27(月) 10:27:15 ID:RtczGpCP

気づかれずに下地は済んだ。
後は実践で使うだけだ。
だが実際に使えるのかどうか今ひとつ心配である。
テストを行っておきたいが・・・。

町を歩いていると20号に遭遇した。
新白連合対ラグナレクは廃工場において終結してはいるが
ロキとの件があるので相手がこちらに気づくと同時に険悪な顔をする。
これは好機と心の中で思った。
誘うように路地裏へと移動する。
後ろからゆっくりと移動してくる雰囲気が感じ取れた。
奥へと入り込んだ瞬間に物陰へと体をすべりこまして、
懐から2本針を取り出す。
追ってきた20号を確認して、、
一本は体の動きを止めるツボへ、もう一本は声を封じるツボへと順に投じた。

20号は刺さったという事を気づいてはいないが
自分の体に違和感を感じたのか戸惑っている表情を見せる。
しかし既にどうすることもできないようだ。

裏路地ではあるが、人が来る可能性もある。
数本20号に針を刺し、実験体となってもらった。
結果だけを確認すると20号の体より針を抜き取りその場を後にした。
581576:2005/06/27(月) 10:32:03 ID:RtczGpCP
今後の予定としては

基本は
連華→20号→キサラ→美羽→しぐれ
と進む予定です

下手ですまんとは思うが保守で終わるのもと思い投稿

>>578ママは無理です orz
582名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:43:22 ID:xbKQMTJU
じゃあ、>>581が終わってから、
先生編をお送りします、
それまでカリカリ。。。。。。。。
583名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:03:55 ID:xYXoG5HY
576氏 いいよいいよ〜+.(・∀・)゚+.゚ さおりママは個人的な趣味なんで気にしないでください。
>582 投下予告してた何方かな?お待ちしてますよ。
584576:2005/06/28(火) 02:21:22 ID:Cb2Wa28M
急いで書いてますがだんだん長くなる
文章能力しょぼいな・・・俺

朝までにUPできるようにしたいですが、
お待ちされてる方いらっしゃったら途中までですがUPします
585576:2005/06/28(火) 03:23:44 ID:Cb2Wa28M
連華編書き終わるつもりだったけど時間が限界・・・

連華編(上)
-------------------------------------------
テストの結果は十分満足のいくものだった。

これからが本番だ。
だが「達人」であるしぐれと常に「達人」の目がある美羽はまだ手を出さない。
危険を冒してまでする必要がないからだ。
気づかれなければチャンスは必ず来る。
一緒に住んでいるのだから。

ハウトゥーシリーズ「女の子の上手な扱い方」に挟んである一枚の紙を抜き出した。

風林寺美羽 香坂しぐれ 南條キサラ
泉優香 鷹島千尋 小野杏子 20号 フレイヤ
・・・

名前のリストから獲物を探していく。
リスクが少なくて且つ最初なのでうまみのある奴がいい。

馬連華に目が止まった。
他の奴とは異なり、住んでいる地域が異なる。
気をつけなければならないのは馬師父だけだが、
馬師父自身は連華を避けている節がある。
リストを本の中に挟みなおした時に、
自分の口が笑っているのに気づいた。
586名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 03:24:38 ID:Cb2Wa28M
「連華さん、もう少しで新しい技を身につけれそうなのですが、
美羽さんでは行き詰まってしまって・・・。
手伝ってもらえませんか?」
逆鱗飯店で中華料理を食べながらウエイトレスとなっている連華に話しかける。
「美羽」という言葉に対抗意識を燃やしたのかあっさりとOKが出る。
「兼一、仕事が終わったらすぐ行くからここで待ってて」
と地図と鍵をもらった。

地図の場所に言ってみると連華の住んでいるアパートだった。
タンスの中をあさってみようかとも葛藤したが、
天使兼一の「ここで失敗を冒すのはまずい」との案に敗れ、
秘伝書の反芻やイメージトレーニングを行った。

「流石兼一ね」
座って集中している兼一の背中から連華の声がした。
勘違いしているだろうが、訂正するつもりはない。
「そんなことは・・・」
照れた風に立ち上がり、何食わぬ感じで連華に近づく。
左手の服の袖から針を取り出し連華の体へと刺しこみ直に抜く。
微笑みかけると気づかれた様子もなく照れながら顔を背ける連華。

「どうしたのですか?」
無理やりこちらを振り向かせようと肩に触れた瞬間、
連華の髪(?)がぴくんと跳ね上がった。
587名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 03:25:12 ID:Cb2Wa28M
「兼一・・・」
体温が上がっている感じになってはいるが、
恐らく自覚して居ないのだろう。
連華の頬に右手を添えてみる。
体が震えている。
先ほど刺したツボは「性欲を増大させるツボ」
そして今から刺すのは「感度を上げるツボ」
「連華さん・・・」
右手は連華の頬に触れたまま、ゆっくりと顔を連華に近づける。
拒否する様子もなく、それどころか震える唇とゆっくりと閉じられるまぶた。
キスをするのとほぼ同時に左手の針が体の中へと沈んでゆく。
舌を使い連華の唇を開かせる。
兼一の意図を読んだのか同様に舌を出してくる。
お互いの舌が絡まった瞬間、連華は膝から砕け落ちる。
既に針を抜き取った左手で連華を支える。
支えながらも強引に口の中を舌で蹂躙していく。

時間にして数分程度・・・しかし連華の口内ほぼ全てに舌を這わすには十分な時間。
既に自力で立つ事すら困難になっている。
唇を離したとき、連華の唇から吐息が漏れる。

連華の右手の下に入っていた左手を奥へと押し込み
頬に置かれていた右手を連華の膝裏に入れて、
一気に持ち上げる。
目が合ったので微笑むと、潤んだ瞳で答えてくれた。

ベットの上にそっと置くとそのまま首元を捕まれ、
連華からキスをしてきた。
むさぼる様にキスをしてくる。
588名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 03:25:54 ID:Cb2Wa28M
ここまではイメージ通り。
今度は右手の袖より針を取り出し「性欲を解き放つツボ」へと刺す。

連華は未だにむさぼる様に兼一へとキスをしてくるが、
取り合わない兼一に対し震える声で
「兼一・・・」
と問い掛ける。
「連華さんがあまりにも可愛かったからついキスをしちゃった。
けど・・・」
「お願い・・・」
ぎりぎりの所で耐えているのだろう。
「まだ誰が本当に好きなのかもわからないから」
兼一の首を逃がさないように持ったまま、いやいやをする連華。
じっと連華の瞳を見つめる。
右手の奥で連華の下半身が何かを探すように動いているのは既に気づいている。
「遊びでも、オモチャでもいいからして・・・」
耐えかねた連華がもらした言葉。
しかし欲しい答えはそれではない。
連華の表情を見つめる。
時折連華の唇から漏れる吐息が、少しの衣擦れでも感じている証拠だろう。
助けるように兼一が連華に問い掛ける。
「本当に好きな人とならしたい。でもそれは今はまだ誰かというのがわからない。
遊びなどではお互い傷つくだけだし・・・。相手が奴隷とかなら別だけどね」
はっとした表情を浮かべる。
だがその表情も一瞬のうちに上気した顔へと戻る。
「奴隷でもいい。だからお願い」
とっくに限界を迎えている連華に選択の余地はなかった。

落ちた。だがまだ・・・。

意地が悪そうな表情で連華へと問い掛ける。
「奴隷になるの?じゃあ言葉使いからなおして欲しいな」
589名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 08:21:59 ID:qDI08doj
GJ!
590名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 11:38:31 ID:q+5yP6OP
師匠の技を悪用するケンちゃん(*´∀`*) 続き楽しみにして待ってます。
591576:2005/07/03(日) 04:08:34 ID:zkxXN45R
リアの都合で死んでました

間で一回書き込もうとしたのですが・・・アク禁
592名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 21:38:18 ID:m9t/7wgQ
で続きまだ〜チンチン AA略
593名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 02:38:47 ID:Xum/CoOA
なんで此処完結してるSSが少ないんだ?頼むから書き出したら完成させてくれぇ_| ̄|○
続きが気になるんだよ〜。
594名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 22:31:35 ID:CcGKoiN6
保守
595名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:37:02 ID:xgOrJdnw
やっぱりお前ら美羽・しぐれのフィギュアは予約済み?
59653:2005/08/03(水) 01:33:05 ID:h/6b7Ci5
>>593
323で投下したネタの続き、というか二番煎じだな。
完結しているが、新味はない。すまぬ。

フィギュアの話が出てたんで、「1/1しぐれ地蔵」

****************************

「大門寺君」打倒から始まった、兼一の武術修行。
ラグナレクの次は「拳聖」ときて、今度の相手は「闇の勢力」だ。
敵の幾何級数的巨大化は、さらなる勢いを増している。
これぞ、まさしく少年マンガの古典的ストーリー展開。
「ケンイチ」のモデルとして有名な「熱笑!! 花沢高校」(※)と同じコースをまっしぐら。
おそらく、話の結末も、週毎人気曲線も、ほぼ同一の道を歩むのであろう。

(※どおくまんプロ。怪作であり名作でもある。)

それはさておき。
巨大なる敵の出現に、修行への傾倒をいっそう強める兼一クン。
異能な師匠たちのくりだす、これまた異能な修行に、困惑しながら汗を流す日々を送っていた。
その日は、秋雨が新たな修行道具をもちこんできた。

「兼一君、これが「投げられ地蔵デラックススペシャル・しぐれバージョン」だ。」

驚愕する兼一のまえに、横たえられていたもの。
それは、しぐれと寸分たがわぬ「投げられ地蔵」だった。
59753:2005/08/03(水) 01:34:08 ID:h/6b7Ci5
端正な顔立ち。
ドン・キュッ・ドンの見事なバディ。
着ている衣装はむろんのこと、草履にいたるまで。
全てが、リアルに再現されていた。 
「デラックス投げられ地蔵1号」と記されたタグが首からぶらさがっていなければ、
まさしく、しぐれそのものであった。

「こ…これが人形なんですか!?
 どーみても、ホンモノのしぐれさんみたいですけど…」

待ってました、とばかりに秋雨は説明を始めた。
「ウム、身長・体重に質感、重量バランスも、ホンモノのしぐれ君と同一だ。
 というか、しぐれ君の協力をえて、本人から型をとったからね。
 外見上は、まったくしぐれ君と同じと思って欲しい。
 試しに、触ってみたまえ。」 

兼一は、おそるおそるしぐれ地蔵の肌に触ってみた。

ムニュ。

伸ばした手が、反射的にひっこんだ。
「師匠っ!!この地蔵、生きてます!!
 暖かいですっ!!柔らかいですっ!!
 まさか、ホンモノのしぐれさんでは!?」
パニくる兼一をよそに、秋雨は淡々とした様子だった。

「あわてることはないよ、兼一君。
 よくみたまえ、目がまばたきをしていないだろう?」
59853:2005/08/03(水) 01:35:22 ID:h/6b7Ci5
みれば、しぐれ人形の目は、見開かれたまま。
何秒待っても、目をつぶる気配もない。
よくよく見てみると、呼吸をしている形跡もみあたらない。
しかし、さっき触った感触は、血の通った人間の感触だ。

「でも、触ったときは…暖かくて…やわらかくて…まるで…」

困惑する兼一に、秋雨はしたり顔だった。

「それは私の発明した甲越寺式人工皮膚だよ。
 体温、質感すべてが、人間と同一でね。
 国立極地研究所や海上自衛隊から引き合いが来ている程の精巧さだ。
 何の用途に使うのかは、聞かなかったがね…フフフ。」

さすがは、甲越寺秋雨。
造形の天才であり、医学の心得もあるから、人工皮膚すらも開発できるのであろう。
本人と寸分たがわぬしぐれ地蔵も作れるのだろう。
しかし、不思議である。
ダッチ用に使えるほどの素材や技術を、たかが投げられ地蔵に投じるのか?
いぶかしく思った兼一は、秋雨に尋ねてみた。

「でも、なぜ師匠は、リアルな投げられ地蔵を作ったのですか?
 どうせ消耗品だし、石で作ってもいいじゃないですか?
 今までも石だったんだし。」

尋ねる兼一に、秋雨は厳しい表情で言い放った。
59953:2005/08/03(水) 01:35:54 ID:h/6b7Ci5
「それは君のためだよ、兼一君。
 君の欠点を克服するために、わざわざ作ったんだよ。
 しぐれ君に協力をお願いしてまでもね。
 こうでもしなければ、対女性武術家戦の練習ができないだろう?
 悪癖が直らないだろう?
 直立可能だから、存分に投げ技の練習に使えるからね。」

女性武術家と戦えないのが、数ある兼一の欠点のひとつ。
対フレイア戦で舐めた苦汁は、兼一の記憶にも新しい。
とはいえ、だからといって、自分のポリシーを変えるのは、兼一の流儀ではない。
オポチュニスト人格の常として、兼一はつまらない部分で頑迷固陋だった。

「わざわざボクのために、しぐれ人形を作っていただいたことは、感謝します。
 ですが、だからといって、ボクは考えを変えようとは思いません。
 ボクはぜったいに、女性に手をあげたくはないのです!!」

いかにもエセ・ヒューマニストらしい、兼一の言い分。
理屈もヘッタクレもない。
いつものコトとはいえ、これには秋雨もあきれ気味。
ヤレヤレといわんばかりに、ため息をついた。

「では好きにしたまえ。
 ただし、地蔵相手なら君もかまわないだろう。
 女性の姿形をしていても、けっして女性ではないからね。
 修行の肥やしと思って、投げ技の練習を始めたまえ。
 私が外出から戻るまでに1000回、はじめっ!!」

ここまで言われれば、是非もない。
不承不承。
兼一は、しぐれ人形相手に稽古を始めていった。
60053:2005/08/03(水) 01:36:46 ID:h/6b7Ci5
**************************

誰も居ない、梁山泊の庭で。
しぐれ人形を相手に、ひとり柔術の稽古にはげむ兼一。
投げるのが人形、とは分かっている。
けれど姿形が、しぐれそのものなのだ。
投げるにしても、ドスンと投げきるにはためらいがあった。
ケガをさせてはいけないと、人形相手にいらない心配をしてしまうのだ。

地面には、叩きつけられない。
一回一回、投げるたびに、そっと地面に下ろすのだ。
ひどく手間がかかるし、重力を活用できない分、疲れもたまる。
これに、兼一ならではの注意散漫症候群、つまり病的な飽きっぽさが、拍車をかけた。
「あー、もー疲れた!!
 やってらんないよっ!!こんな稽古っ!!
 休憩っ!!休憩っーい!!」
稽古開始から、わずか30分。兼一は、休憩をとることにした。

フゥと一息。
呼吸が収まってくると、やはりしぐれ人形が気になってきた。
「よく出来ているなあ…ホント、しぐれさんソックリ…。」
しげしげと見ていると、もっと詳細に調べたくなるのが、人情である。
いったい、どこまでリアルにしぐれが、再現されているのだろうか?
服の下はどうなっているのか?
思春期童貞の兼一としては、気になって仕方がなかった。
60153:2005/08/03(水) 01:37:31 ID:h/6b7Ci5
「ちょっと失礼して…」

兼一は、しぐれ人形の胸元をあけてみた。
まず見えたのは、ズッシリ重い鎖帷子。
「どうりで重いはずだよ…」とここまでは兼一の想定内。
けれど、鎖帷子の内側には、想定外のものが存在していた。
「うわっ!!!」
それは、乳房からツンと突き出た桜色の物体。
乳首であった。
指で触ってみるに、硬くしこっている。

「本人から型をとったということは、これはしぐれさんの乳首と…」

しぐれの乳房をみるのは、兼一も初めてではない。
着物の胸元からみえる深い谷間に、エロい視線を走らせたのは、一度や二度ではない。
ふだん隠されている部分も、ある程度は知っている。
馬剣星の盗撮写真で、みたことがあった。
けれど乳首をみるのは、初めてだった。

上品な桜色。
予想よりも大きめの乳輪。
鼻を近づけると、人形のクセして、なにやらいい香りがしていたりもする。
「しぐれさんは、こういうオッパイをしているんだ…」
無意識のうちに兼一の手が、乳房にのびていった。
吸い付くようなモチ肌に、わしづかみにした指が沈んでいく。
触ってみて、あらためて知るのは、しぐれのバストのボリュームだ。
60253:2005/08/03(水) 01:38:44 ID:h/6b7Ci5
「大きいや…母さんのよりずっと大きい…」

今まで兼一が触ったことがある乳房といえば、母・さおりの乳房のみ。
妹・ほのかとお医者さんゴッコをしたことはある。
けれどこの場合、ほのかは参考にならない。
イヤ、問題にならない。
「もう、ほのかとお医者さんゴッコなんか、つまんなくて出来ないや。」
とにかく、兼一にとって、未曾有の大きさの乳房だった。
この巨乳で、デブではないのだから、しぐれのバディはすばらしい。
色といい、形といい、弾力といい、全てがカンペキだ。
熟した40女の胸や、中学生の未熟胸など、しぐれ乳に比べれば、論外である。

「谷間なんか…すっごく深くって…まるで顔が全部埋まりそうだ…」

誘われるようにして、しぐれ人形の深い谷間に近づいていく兼一の顔。
豊かな二つの乳房にはさまれた途端。
兼一は、しぐれ人形にムシャぶりついていった。
「しぐれさ〜ん、すごいですぅ〜!!すごいですぅ〜!!」
人形相手にも、「さん」づけ。
というか、兼一は人形を相手にしていることを忘れていた。

***********************
それから、しばらくして。
しぐれ人形の巨乳が、兼一のヨダレまみれのキスマークまみれになり、
オマケに吸われ続けた乳首が、ギンギンに充血し始めたころ。
兼一は、ふと気がついた。
60353:2005/08/03(水) 01:39:16 ID:h/6b7Ci5
「なんか、人形が微妙に熱くなっているような…?」

熱をもっているのだろうか。
人形全体が、少々紅くなっているようにも見える。
「おかしいな。ボクの体温が移ったかな?」
不思議に思う兼一。
けれど、注意散漫なうえ、あまり物事を深く考えないのが、兼一の性格だ。
まさか、ホンモノのしぐれさんではあるまいか?
と、考えなかったワケでもない。
しかし、だからといって、行為を止めようとはしない。
あるいは、なぜしぐれが、人形のフリをしているのか?
立ち止まって、考え込むようなこともしない。

基本的に、兼一は希望的観測だけで生きている人物。
都合の悪いことや、メンドなことは、無意識のうちに忘却するクセをつけているのだ。
さもなければ、兼一がココ梁山泊で修行することじたい、ありえなかっただろう。
イジメられっ子人生に耐えられず、自殺していたのかもしれない。

かくして、兼一は、しぐれ地蔵の微妙な変化を黙殺した。
そんな些細なことよりも、たいせつなことがある。
オッパイを堪能したのちは、股間である。
股間というか、股の付け根というか、要するにアソコである。

「さぁて、コッチの方はどうなっているのかな?」
ヨイショとしぐれ地蔵の腿をひらき、覗きこむ。
フンドシ着用は、またまた兼一の想定内。
今回想定外だったのは、純白のフンドシに大きなシミがついていたことであった。
触ってみると、粘っこい液体がベットリと。
フンドシは、分泌液のような汁で、グッショグショのヌレヌレであった。
60453:2005/08/03(水) 01:39:53 ID:h/6b7Ci5
何とはなく、ある種の予感が、兼一の脳裏をよぎる。
(マン汁を垂れ流す人形って、あるのかな…?)
が、その予感はよぎっただけ。
速やかに記憶の奥底へと封印されていく。
「あれ、液漏れかな?ちょっと乱暴に扱いすぎたかな…エヘヘヘ」
と、わざわざ声に出して、自分に言い聞かせたりもした。
目の前で発情している物体は、あくまで「リアル投げられ地蔵」であると。

兼一は、はやる気持ちを抑えて、慎重にフンドシをほどいていった。
スルリとフンドシが解けたあと。
そこに現れるのは、しぐれのオンナの部分である。
隠されたしぐれの秘密の園は、驚異に満ちた世界であった。
あんがい薄い体毛。
体毛の直下で皮を被っているのは、クリトリスだろうか。
脇のビラは意外と大きく広い。

「マンビラが大きい女の人は、クリトリスも大きいって大学館の本に書いてあったっけ…」

好奇心に駆られて、とりあえず、皮を剥いてみる。
たちまちピンク色の繊細な部分が、兼一の視線に晒された。
が、経験に著しく欠けた兼一だ。
女性のクリトリスの大小を評価することなど、できやしない。
しっとりと。
潤いを増していく秘所を前に、ただただ、感嘆の声をあげるばかり。

「よく出来ているなぁ…こんなところまで、リアルに再現するとは。
 さすがは秋雨師匠だなぁ。
 凝り性というか、完全主義者というか。」

自分に言い聞かせるように、兼一は呟いた。
60553:2005/08/03(水) 01:40:31 ID:h/6b7Ci5
=================================================
さてさて。
トロトロのマン肉を目の前に、女体の神秘を実験観察すること十数分。
童貞ならではのエロ心と探求心には、女体の尊厳に対する慎みが欠けていた。
クリトリスをつまむ。
グチョグチョに重なり合ったビラを開く。
尿道に指を差し込む。
ボルチオ性感帯を、探し当てようとまでした。

かのように、徹底的に、しかも粘っこく。
イジクリまわされた、しぐれ地蔵のマン肉は、タイヘンなことになっていた。
潤んだ肉ヒダの重なりは、グッチャグチャのヌルヌルだ。
包皮を乱暴に剥かれた女の芯は、赤くパンパンに膨れあがっていた。
いろいろな意味で、収まりがつかない様相だった。

ついでに兼一もまた、収まりがつかなくなっていた。
むろん、このようなしぐれ地蔵の変化を目の当たりにしたのだ。
先刻よりも、いっそう強くイケナイ予感を感じてはいた。
取り返しのつかないことをしている。
希望的観測だけで生きている兼一にせよ、そんな感慨を感じないわけではなかった。

が、兼一のイチモツは、すでにエネルギー充填120パーセント。
発射しなければ、イチモツが納得しまい。
それも、しぐれ地蔵の中に。
目の前で、誘うようにヒクつく、マン肉が兼一の理性をゆるやかにトロかしつつあった。

「まっ、投げられ地蔵相手だもんね。
 オナニーしているようなものだから、かまわないよね。」
60653:2005/08/03(水) 01:42:16 ID:h/6b7Ci5
いくらリアル投げられ地蔵でも、アソコが、ヒクついたりするものなのだろうか?
体液を分泌したりするのだろうか?
わずかにせよ、ハメやすいように、脚を開く人形が、この世のいったいどこにあるというのか。
兼一の頭のなかでわきあがる疑問は、数知れない。
が、そこは一人上手な兼一である。
そうした疑念は、いつものように、心の奥深くに閉じ込める。
ガチャンと鍵をかけて、邪魔をさせないのだ。

それに、もうココまでやってしまったのだ。
いまさら、後には引けない。
むろんわずかだが、いまだ、ためらいは残っている。
が、しぐれ地蔵から香ってくる淫靡なフェロモン臭が、兼一の背中を押した。

「ええーいっ、ままよっ!!
 しぐれ地蔵さん、いきますよっ!!」

あとは、あっという間だった。
小兵なイチモツをネジこんで、わずか三秒。
兼一は、熱いエキスをドクドクと放出していた。
ブザマといえばあまりにブザマすぎる、持続時間。
それでも兼一は満足であった。

「やっぱり、地蔵でも処女だったら、気の毒だもんね。」

毒が抜け、満ち足りた表情で微笑む兼一。
その視線の先には、大きく口を開けたしぐれ地蔵。
可憐な口もとは、兼一特製のホルモンエキスでいっぱいだった。
しぐれ「人形」のアソコではなく、おクチに口内発射。
大きく広げられたまま放置された股間が、ひどく空しく寂しげだ。
けれど、これが兼一せいイッパイのリスク対処であった。
60753:2005/08/03(水) 02:01:33 ID:h/6b7Ci5

そうこうしているうちに、秋雨が戻ってくる時間が迫ってきた。
下半身スッポンポンの兼一に、えらく着衣が乱れたしぐれ「地蔵」。
こんな光景を秋雨にみられるワケにはいかない。

「いけない、早く片付けなきゃ!!」

兼一は大あわてで、現場回復に勤しんだ。
着衣を直し、汚れはふき取り、全てを元通りにする。
大急ぎの作業の最中、ふと、しぐれ地蔵に背中を向けたとき。
後ろから、ピチャピチャと舌を鳴らす音が、兼一の耳に入ってきた。
「ゴクリ」と何かを飲み込むような音も、明瞭に聞き取れた。
振り返り見ると、ベットリと顔に発射したハズの白濁液が、みあたらなかった。
まるで舐め取られたように、全部キレイになくなっていた。

「きっと、気のせいさ」、そう言って兼一は自分を納得させた。

=====================================

その夜、馬剣星と秋雨は密談をしていた。

「いやー、しぐれどんが発情しちゃったときは、おいちゃんも焦ったね。
 てっきり、兼ちゃんにバレちゃうんじゃないかと思ったね。」
「剣星、だからいっただろう?
 兼一君の性格から言って、露見する恐れはまったくない、と。
 どんなに、証拠があっても、都合の悪いことは、ぜんぶ見てないふり。
 さいしょから無かったコトに、してしまうのだな。兼一君は。」
「さすがは秋雨どんね。人間観察が鋭すぎるね。
 今回ばかりは、おいちゃんの負けね。」
60853:2005/08/03(水) 02:02:47 ID:h/6b7Ci5

やはり長年の友人関係がモノをいうのだろう。
密談ではあっても、二人の会話は和気藹々としたものだった。
ひとしきり、馬剣星のお上手が終わると、いよいよ密談は本題にはいった。

「秋雨どん、今度の件はムリ言って悪かったね。
 もっとイイ手があれば良かったんだけど…
 だんだんしぐれどんが、煮詰まってきちゃっていてね。」

珍しく恐縮する馬剣星に、秋雨は朗らかな笑顔をむけた。

「なあに、気に病む必要はないよ。
 私も、兼一君にはオンナの味を知ってもらいたかったからね。
 あれは、私の修行計画にとっても良い機会だったのだよ。」

秋雨の仰天アイデアには、慣れたつもりの馬剣星。
だが、オンナの味が修行に役立つというのは、あまりに奇想天外だ。
馬剣星は、あきれたような顔をした。

「ホウ、セックスが修行に役立つ…。
 秋雨どんは、そういう考えをもっているのかね?」

「いや、そういうワケじゃないんだ。」
 
秋雨は、苦笑しながら馬剣星に論をといた。

「兼一君には是非ともオンナを知ってもらいたいと思ってね。
 剣星も知っているだろう?兼一君が女性と戦えないのは。
 あれは、彼が童貞だからなんだ。」
60953:2005/08/03(水) 02:04:29 ID:h/6b7Ci5
やはり長年の友人関係がモノをいうのだろう。
密談ではあっても、二人の会話は和気藹々としたものだった。
ひとしきり、馬剣星のお上手が終わると、いよいよ密談は本題にはいった。

「秋雨どん、今度の件はムリ言って悪かったね。
 もっとイイ手があれば良かったんだけど…
 だんだんしぐれどんが、煮詰まってきちゃっていてね。」

珍しく恐縮する馬剣星に、秋雨は朗らかな笑顔をむけた。

「なあに、気に病む必要はないよ。
 私も、兼一君にはオンナの味を知ってもらいたかったからね。
 あれは、私の修行計画にとっても良い機会だったのだよ。」

秋雨の仰天アイデアには、慣れたつもりの馬剣星。
だが、オンナの味が修行に役立つというのは、あまりに奇想天外だ。
馬剣星は、あきれたような顔をした。

「ホウ、セックスが修行に役立つ…。
 秋雨どんは、そういう考えをもっているのかね?」

「いや、そういうワケじゃないんだ。」
 
秋雨は、苦笑しながら馬剣星に論をといた。

「兼一君には是非ともオンナを知ってもらいたいと思ってね。
 剣星も知っているだろう?兼一君が女性と戦えないのは。
 あれは、彼が童貞だからなんだ。」

秋雨の説によれば、童貞は女性を過度に崇拝してしまう、とのこと。
オコチャマだから、母性への希求とエロ衝動が、渾然一体になっているという。
兼一の「フェミニズム」の根源は、母性への憧憬をベースにした女性崇拝マゾヒズム。
そして母性とエロとをを分離するのが、ずばりセックス。

「女性が、肉欲まみれの肉穴であることを身をもって知れば、兼一君の考えも変わるはずだ!!
 童貞喪失こそ、いまの兼一君にもっとも必要なものなのだよ!!
 今回は失敗したが、方向性は間違っていなかった。
 次回は、カンペキな成功を期したい!!」
ナンノコッチャ、聞いている側はよく分からない。(ついでに書いている本人自身まるで意味不明だ。)
力説する秋雨は、いつものように自信満々だった。
ともあれ、分かったような分からないような、この理屈。
要するに秋雨お得意の煙幕論法である。

もちろん、かくもトンデモな理屈に、真っ向から反論する馬剣星ではない。
「秋雨どんが、そういうのなら、そうなのかもしれないね…。」
61053:2005/08/03(水) 02:05:41 ID:h/6b7Ci5
付き合いが長い馬剣星は、秋雨に反論する愚を知っていた。
それに、今の馬剣星にとって大切なのは、「最強の弟子養成」ウンヌンではない。
第一の関心事は、あくまで兼一としぐれの関係だ。
口内発射のみとはいえ、肉の交わりをもったあの二人。
今回の一件で、二人の関係が望ましからざるものになりはしないか。
馬剣星は、心配でたまらなかった。
話を進めてしまった責任が、痛切に感じられてならなかった。

うかない表情の馬剣星に、秋雨はやさしく語りかけた。
「剣星よ、安心したまえ。
 二人がおかしなコトにならないよう、
 あらかじめ対策はたててある。
 バランスをとるために、じつはもう一体、投げられ地蔵を準備しておいたんだ。」
秋雨が、指を鳴らすと、静かに背後にある「地蔵部屋」の戸が開いた。
出てきたのは「投げられ地蔵デラックス2号」のタグをつけた若い女。
期待に頬を紅く染めた風林寺美羽だった。

(秋雨どんは、何も分かっていない…。)
馬剣星は、心の中で嘆息した。

=====================================
おそまつ。
611名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:26:11 ID:M5pKrVQ4
久々ですね、53氏。

忙しい中GJですた。
612名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:19:07 ID:dG2ymB1d
>53さん、超GJ!!!!!!!
613名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:32:30 ID:s307yDP+
相変わらずエロくて面白いですなGJ 53師父
健気なしぐれどんの胸の裡をおもうとちょっと可哀想な気もするけどやっぱりエロいですわ。
オイちゃんが存外思慮深い人物なのと秋雨が完璧超人の筈が何処か明後日の方向を向いてるマッドな
キャラ造詣になってるのが面白いです。 

なんかケンちゃんの良いところが完全にスポイルされてる風なのは実は彼が嫌いなんですか?w
61453:2005/08/13(土) 08:18:22 ID:jnzQgiY+
>実は彼が嫌いなんですか

えっ、好きだよぉ、兼一くん。
自分に言い訳しながら行動する性格は大好き。
言動と行動の微妙な不一致も面白い。
同じ小学館でいえば、『ドラえもん』ののび太と同じ。
愛すべきかわいらしいキャラクタではなかろうか。

>なんかケンちゃんの良いところが完全にスポイルされてる風
これは実力不足の結果。
おいちゃんが好人物で、秋雨がマッドサイエンティストなのも同じく。
ご期待にこたえられなかったことを、お詫びする。
615名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:37:49 ID:7z+Sjjvk
保守b
616名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 03:26:11 ID:ZoBkdSHI
もいっちょ保守
617名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 00:47:04 ID:HS4HjscS
保守
618名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 15:33:02 ID:aSBRFTPs
フィギュア…しぐれどんだけのつもりが美羽のB地区ぷりに購入してしまった。
ttp://blog.livedoor.jp/affilive/archives/29472982.html

619名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:22:50 ID:NiO80cKo
例え一人になろうとケンイチスレの灯は守ってみせるぜ保守

でも寂しいから雑談でもいいから誰かしようよ(;´Д`)
620名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:25:52 ID:VUPwob5z
チンチンモッソするSSが読みたいねぇ。
621名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:39:54 ID:4ne5OiPp
じゃあ本編の話をちょこっとだけ。
コミックス待ちの者だが、ラグナレク編が終わってからあんまり面白くない。これから面白くなるんだろうか???
622名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 21:46:03 ID:A243WLve
今週はかなりワロタ タイトルが達人ミサイルなことに気づいて又ワラタ
623名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 20:17:15 ID:sl+C491i
でもどうも強そうなオーラがしない。噛ませ犬の気がする。歴代達人の中で一番弱そうだ。アラン並
624名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 06:02:37 ID:SVIxt0RQ
>>623
少なくとも槍月より強くは書けないだろ。
つまり剣星より強い事は100%ない。
盛り上げるには技の相性みたいなもので不利に見せたりできるかも知れんが…
「あらゆる拳法の達人」が有利な技を身につけてないなんてのは無理あるからな。
せいぜい隙ついての暗器や毒物、人質か増援が関の山。
…クリストファーみたいに有耶無耶の内にトンズラが一番濃厚。
625名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 14:09:34 ID:ITQqzK9c
       
  ( ゚∀゚)∩  ムチプリ ムチプリ  ttp://kakuri.sakura.ne.jp/oekaki/data/IMG_005709.jpg
    ⊂彡
62653:2005/10/12(水) 04:36:19 ID:/SdW1te7
「フンドシ」
地蔵の続きねた。
三番煎じ、四番煎じを超越して、ほとんど出がらし状態。
しぐれも、ぜんぜんしぐれにみえないし。これで投下は終わりにするので、ごかんべんいただきたい。
=====================================================================

一、決められない兼一クン
あの「リアル投げられ地蔵」の出現いらい、兼一の修行生活は少々変わった。
あれほど嫌がっていた、対女性武術家戦の稽古。
これに、異様なまでの熱意をもって、取り組むようになったのである。
むろん、兼一のならではの「ご都合主義フェミニズム」は、いまだ健在。
「女性に手を上げるのは、ボクのポリシーに反します」
と、いまなお公言してはばからない。
ただし、
「でも稽古だけならいいでしょう。これも修行の肥やしですね。」
と、付け加えるようになった。
これはまさに、秋雨の目論見どおりの展開だった。
秋雨が練りに練った「兼一君童貞喪失計画」は、軌道にのりつつあった。

ただし、ことの進捗はなかなかはかどらなかった。
いくらヤリたい盛りの年頃でも、兼一はオナニストだ。
それも、気合のはいったオナニスト。
童貞喪失には、かなりの抵抗があった。
それに、今後の身の振り方を考えるに、やはり躊躇するものがある。
童貞喪失をどの肉穴で果たすのか?
「美羽地蔵は、かわゆいし、いつかは守ってあげたい大切な地蔵だけれど…
 しぐれ地蔵も、捨てがたいなあ
 キレイで世話焼きで…美羽さん…じゃなかった美羽地蔵よりもスタイルがいいし…」
この期に及んで、いまだ地蔵の正体を認めようとはしない兼一クン。
つくづく逃避的な人格、といえよう。
62753:2005/10/12(水) 04:36:57 ID:/SdW1te7
それはともかく。
兼一は、迷いに迷っていた。
梁山泊オカズ天国は、人間関係の微妙なバランスによって、成立している。
どちらの地蔵を選択しても、今後の人間関係は確実に変化するだろう。
「できれば、今の状態がずーと続けばいいんだよなあ…。」
平穏なオカズ天国の維持発展。
これこそが、オナニスト兼一にとって、もっとも望ましい。

だから兼一には、決めることができなかった。
しぐれ地蔵をとろうが、美羽地蔵をとろうが。
このオナニー最適均衡状態をブチ壊す選択など、もとより不可能といえよう。
「ボクには選ぶことなんかできないよ…」
そこで兼一は、選択すること、それ自体を放棄しようとしていた。
成りゆき任せの行き当たりばったり。
兼一らしいといえば、まことに兼一らしい身の決め方だった。

=====================================================================
62853:2005/10/12(水) 04:38:06 ID:/SdW1te7
ニ、兼一とフンドシ
そんななか、兼一のオナニーライフに、あらたなオカズネタが現れた。
馬剣星が、盗撮画像にくわえて、しぐれの生下着を持ってきたのだ。
生下着といっても、しぐれのものだから、フンドシである。
それも、使用済み・未洗濯のフンドシを、大量二〇枚も。
「いつも買ってくれるからサービスね。」
と、さりげなく馬剣星はいう。

フェチ系オナニストの兼一だから、しぐれのフンドシは、とうぜん大歓迎だ。
だが、おかしい。
兼一には腑におちない点があった。
いくらパンドロ達人の馬剣星でも、一度に二〇枚とは、いささか多すぎる。
それも、あの「剣と武器の申し子」相手に、である。
にわかには信じがたい。

「師父、ほんとうにしぐれさんのフンドシなんでしょうね?
 まさか師父が自分の股間で、大量生産したのでは…」
買ってきた安フンドシを、小汚い股下半身にあてて、ズリズリシコシコ。
そうやって、よごれフンドシを「大量生産」したのではなかろうか。
いくら師匠とはいえ、はしこい馬剣星のことだ。
けっして、油断がならない。
疑惑のまなざしが、いっそう厳しく馬剣星にむけられた。

オナニーグッズを吟味する兼一の直感には、確かなものがある。
あらためて知る兼一のするどさに、馬剣星は狼狽した。
「そ…そんな愛弟子よ…大量生産だなんて…
 可愛い弟子をだますようなことは…おいちゃん…しないね…」
口ごもる弁明が、いっそう兼一の疑念をかきたてた。
62953:2005/10/12(水) 04:39:49 ID:/SdW1te7
オナニーグッズを吟味する兼一の直感には、確かなものがある。
あらためて知る兼一のするどさに、馬剣星は狼狽した。
「そ…そんな愛弟子よ…大量生産だなんて…
 可愛い弟子をだますようなことは…おいちゃん…しないね…」
口ごもる弁明が、いっそう兼一の疑念をかきたてる。

無実を証明すべく、馬は、股間の陰毛を数本ムシり取った。
「兼ちゃん、しぐれどんのマン毛をよ〜く思い出すね。
 薄めの直毛でしょ?
 でも、おいちゃんのチン毛は、クルクルの剛毛ね。」
差し出された馬剣星の陰毛を、兼一は入念に吟味した。
なるほど、太くてチリチリ。
豪胆だが、ひどく汚らしく、不潔きわまりない。
しぐれの優雅なマン毛とは、まるで似ても似つかなかった。
「ふぅ良かった。しぐれさんの毛は、まっすぐのサラサラですもんね。」
兼一は安心した。
馬に詫びると、さっそくしぐれのフンドシに、手を伸ばした。

手に取ると、白い越中フンドシであった。。
しぐれの心意気を表すかのような純白が、目にまぶしい。
みたところも、ひどく清潔で、とても使用済みとは思えなかった。
几帳面に、角と角とを合わせて、畳んでもある。
ことによると、軽く水洗いされていたのかもしれない。
(これじゃシミとか臭いは、あんまりついていないかも…。)
兼一は、心の中で軽く舌打ちをした。

しかしこの布着れが、しぐれの蒸れた秘肉を封じこめていたのだ。
陰毛も、マン肉も、クリトリスも何もかも。
きっと、このフンドシに触れていたことだろう。
そう思っだけで、兼一の童貞イチモツは、反応してしまう。
(臭いが無くてもいいのさ。
 しぐれさんのフンドシに触っているだけで、ボクは…)
童貞固有の豊かな想像力で、兼一のイチモツはパンパンだった。
いささか無様ようだが、やむを得まい。
兼一は、当年とって十六歳。
箸が転がっても、ヤリたくなる年頃なのだ。
63053:2005/10/12(水) 04:42:13 ID:/SdW1te7

フンドシを手にして、ただ感無量の兼一に、馬剣星が優しく促した。
「お楽しみは、これからよ。
 ちゃんと、全部広げてみるね。」
促されるまま、畳まれたフンドシを広げてみる。 
たちまち、はらりと露わになるのは、しぐれの女肉が直接あたる部分。
そこに、布地ほんらい純白は、ほとんど見当たらなかった。
形容しがたい色のシミが、三つ四つに、五つ六つ。
布地が完全に変色しきっていたのである。
しぐれが分泌したさまざまな体液によって。

これは、なんともうれしい誤算であった。
ここまで汚れた下着は、今まで目にしたことがない。
兼一は、驚愕していた。
夜のご無沙汰で、熟れに熟れきった母・さおりの生下着。
机の角で、未熟な性を開花させつつある妹・ほのかの生下着。
これらの生下着は、内弟子修行のお守り代わりに、兼一が盗んでおいたものである。
が、汚れ具合において、いずれもしぐれの生フンドシには、遠く及ばない。
「しぐれさん…あんな澄ました顔をして、こんなに下着を汚しているなんて…。
 ひょっとして、感じやすい体質なのかな…」
しぐれな一面を想像するにつれ、興奮は高まる兼一クン。
はやる心をおさえて、まずは鼻を近づけてみる。
いまだ臭いが残っている。
ツンと鼻腔を刺激するのは、手ごわいしぐれのマン肉臭である。
まろやかな異臭は、兼一の意識をフェチの桃源郷へと、速やかにいざなっていった。
63153:2005/10/12(水) 04:43:36 ID:/SdW1te7
こうなれば、たまらない。
芳醇な香りにトロかされた兼一は、フンドシに顔を埋め、ズボンを下ろした。
さっそく始まるのは、フンドシをイチモツに巻きつけての自慰行為だ。
いまだ湿り気を帯びた変色部が、たぎったイチモツに冷たく、心地よい。
「ああ、しぐれさん…臭いです…気持ちいいです…
 しぐさんが、こんなエッチな女だったなんて、ボクは…」
荒い息とともに、兼一のザーメンが、何度と無くしぐれの汚れフンドシに浴びせかけられた。
少々もったいないようだが、しぐれフンドシは二〇枚もあるのだ。
多少、消耗させてもかまわない。
そう思いながら、兼一は二枚目のフンドシを、取り出した。

「さあ、しぐれさん、今度はアナルにブチこみますからね。
 覚悟してください!!」

いまや兼一は、真顔でしぐれのフンドシに語りかけていた。
どうやら、空想のしぐれ相手に、これまた空想のセックスを楽しんでいるらしい。
これからの始まるのは、芝居がかった脳内アナルセックスだ。
童貞フェチストの空想力には、限界というものがないようである。

「じゃあ、好きなだけ楽しみがいいね。」

兼一の射精を見届けたあと、馬剣星は静かに部屋をあとにした。

=====================================================================
63253:2005/10/12(水) 04:44:21 ID:/SdW1te7
三、しぐれとフンドシ

馬剣星が向かった先は、離れの同じ階にあるしぐれの居室だった。

「しぐれどん、入るね。」
「……」

無言の返事はいつものこと。
気にせず、部屋の戸を開ける。
開けたとたん、馬剣星は、鼻と口を手で覆った。
部屋中が、むせかえるような汗とメスの臭気で、満ちていたからだ。
(しぐれどん、また、すごいことになっているね…。)
臭気に顔をしかめながら、馬剣星は室内を見まわした。
部屋の雰囲気は、だいぶ変わっていた。
かつて部屋を占領していた、武器刀剣の類は、みあたらない。
それらは、押入れ深くに仕舞いこまれていた。
部屋のいたるところ。
武器のかわりに、うず高く積まれているのは、フンドシの山である。
いずれも、染みつき未洗濯。
異臭フンプンたるフンドシの山だ。
そうした香しい汚物の山々に囲まれて、当のしぐれは、いた。
63353:2005/10/12(水) 04:46:31 ID:/SdW1te7
全裸に、純白のフンドシひとつで、しぐれは一心不乱。
腰を落として、しめているフンドシで、股間をしごきたてる。
ぬめりきった秘肉を、白の布地に擦りつけているのだ。
擦りつけては、布ごしに秘肉を指でなぞり、あふれでる粘液を染みこませる。
純白のフンドシはみるみる変色し、ついには一種異様な汚物と化す。
このようにして、「使用済み生フンドシ」が製造されているのである。
汚れフンドシが、兼一の自慰に供されることは、いうまでもない。
居室は、いまや使用済みフンドシ製造工場と化していた。
汚物へと転じていく新品の純白フンドシが、馬剣星の目にはいささか気の毒に写った。

どうにも見かねたところで、声をかけた。
「しぐれどん、そろそろ休んだらどうね。
 そんなに根を詰めてると、身体に悪いね…。」 
「まだ、疲れていない…かな。」
声をかけられても、しぐれは仕事の手を休めようとはしなかった。
馬剣星をみとめても、しぐれは顔もむけてこない。
返事をかえしても、その注意は、汚れフンドシを生産する股間に、むけられていた。
とにかくもって、汚れフンドシ製造に一意専心である。
さすがは「剣と武器の申し子」で、馬剣星すら舌を巻く集中力であった。
「御百度参り」の生真面目さで、しぐれは、汚れフンドシの製造に没入していた。

一枚あたり約30分。
心をこめて、ていねいに、何度も繰り返して。
しぐれは、想いのこめられた分泌液を、たっぷりとフンドシに吸収させる。
布地ごしに、性器や肛門を指でなぞる。
股間深くにフンドシを喰いこませて、しごく。
そうして、蒸れた女肉の香りと汁を、余すことなくこすりつける。
純白だった布地の大分が、「しぐれ色」に染め上げられたところで、完成だ。
白い部分が上になるよう、丁寧に畳んで、あとは「出荷待ち」である。
しぐれは、この過程を、一日に最低二〇回は繰り返す。
修行時間を別にすれば、汚れフンドシ製造工場は、ほとんど24時間フル稼働状態であった。
63453:2005/10/12(水) 04:48:39 ID:/SdW1te7
かくして大量生産されたのが、しぐれ特製「兼一オナニー用汚れフンドシ」。
この汚れフンドシの山を前に、馬剣星は鼻をつまみながら、思いをはせる。
どのような気持ちで、しぐれが、この山を積み上げていったのかを。
(この山は、しぐれどんの想いの証ね…)
馬剣星は、正しくしぐれの心中を見取っていた。

この汚物と化したフンドシが、想いの証とは。
読者諸賢の多くが、違和感を覚えるであろう。
常人の感覚として、やはり肯首しがたいものがある。
じっさい、あの馬剣星ですら、臭気フンプンたるフンドシには、閉口しきっていた。
みているだけで、それだけで吐き気すらわいてくる。
ただし、馬剣星も熟達した色道の達人である。
吐き気を催すような醜事にせよ、みためだけでは判じない。
ものの本質を見抜く眼力を、もっていた。

馬剣星は、汚れフンドシの大量生産を、単なる異常性愛と判じなかった。
なるほど、確かに行為自体は、異様このうえない。
変態行為といっても、よかろう。
けれど、これは変態的な性的欲求を満たすためのものではない。
じつをいえば、オナニスト兼一に対する、性的誘惑ですらない。
報われない愛の代償行為である。
そう、馬剣星は見取っていた。

実らぬ恋にあって、悩める男女は誰もが、多かれ少なかれフェチズムに逃避してしまうもの。
(であるかどうかは、知らないが、ここではとりあえずそういうことにしておこう。)
いっそ忘れてしまえばいいのだが、そうもいかない。
そこは恋心の妙で、大切な想いを、大切な思い出に転化するには、かなりの時間を要するのだ。
しぐれの場合、想いの丈が、染み込ませる愛液の量にほかならない。
想いが深いほどに、兼一のために生産される生フンドシの量は増えていく。
63553:2005/10/12(水) 04:49:50 ID:/SdW1te7
そんなしぐれの健気さを、馬剣星は哀れに思う。
(しぐれどんには気の毒だけど・・・ぜんぜん見込みないのにね…)
馬剣星は、正しく兼一の意中を見取っていた。
しぐれと兼一が結ばれる見込みは、まったくない。
けっきょくのところ、兼一は、美羽に一辺倒。
「いつかは守ってあげたい大切な人」は、あくまで美羽である。
だから兼一にとってのしぐれは、オカズとして消費されるだけの存在といえる。
生真面目にに角と角とをあわせて、汚れフンドシを畳むしぐれの姿に、馬剣星の心は疼いた。

=====================================================================

四、フンドシの再生産

そうこうしているうちに、フンドシ生産にくぎりがついたのだろう。
ようやく、しぐれが、馬に話しかけてきた。

「兼一は、どうだった…?」

ぶっきらぼうな表情に、しぐれの切なさが見てとれる。
馬は、返事をいささかためらった。
もちろん兼一は大喜び。
だが果たして、そのことをしぐれに話すべきだろうか?
もし、正直に「兼ちゃんは大喜びだったよ」と言ったらどうなることか。
一途なしぐれのことだ。
修行も何もかも放り出して、フンドシ作りに専念してしまうだろう。
馬には、しぐれの行動が容易に予想できた。

かといって、ウソをつくのも、ためらわられる。
ウソはウソをよび、けっきょく問題が悪化するだけである。
(ここは自然体ね。ありのままでいくね。)
馬は、兼一部屋から盗んできたフンドシを、しぐれにさしだした。
63653:2005/10/12(水) 04:50:55 ID:/SdW1te7
「兼ちゃん、喜んでたみたいよ。」
「……」

無言のまま、しぐれはフンドシを手に取った。
しぐれのエキスがタップリと染みこんだ、あのフンドシ。
そのフンドシのうえに、ベッタリと兼一の男汁がブチまけられている。
男女の汁が、混ざり合って出来たシミに、しぐれの表情が微妙に変化した。
「エッヘン、どんなもんだい」とでも、言いたそうな顔であった。

二人のエキスが染みた汚れ下着は、時間経過でかなりの異臭を放っている。
だがそれすらも、しぐれには、いとおしい。
しぐれは、汚れフンドシを再び身につけた。
汚れ具合にためらうことなく、スルスルとフンドシを巻く。
新鮮な兼一の汁がこびりついた部分を、前にあてて、後ろでキュッと締める。
フンドシは、しぐれの股間に食い込んだ。

兼一の精液が染み込んだ布地が、直に女陰部に触れている。
このことが、しぐれの心と身体を興奮させた。
シミだらけのフンドシの表面に、さらなる粘液が染み出していく。
かつて純白だったフンドシが、形容しがたい色へ染め上げられるなかで。
しぐれは、兼一と一体となっていた。

満足そうなしぐれに、馬はおそるおそる尋ねてみた。

「ひょっとして、しぐれどん…そのフンドシをずっと締めとくつもり・・・?」

顔を紅くしてコクンと頷くしぐれに、もう何もいうことはない。
馬は思う。
オナニスト同士が、セックス抜きで、フェチ嗜好を高めあう。
それがいかに異様で、空しいものであっても、ここで余人が介入する余地は無い。
たしかに、オナニストに変貌したしぐれは、やや哀れにみえる。
だが、しぐれにせよ、兼ちゃんにせよ、幸せならそれでよし。
しぐれの汚れフンドシも、兼一を経由して、最後はしぐれの元に戻って大団円。
世の中は、バランスがとれているのかもしない。
そのように自分を納得させて、馬はしぐれの部屋をでた。

部屋の中から、無音のあえぎ声が聞こえたような気がした。
が、あえて聞こえなかったことにした。
63753:2005/10/12(水) 04:52:57 ID:/SdW1te7
=====================================================================

五、兼一のパンドロ(これでおしまい)

数日たって、馬剣星は兼一の「弟子一号部屋」を再訪した。
そこで馬は、床にズラリと並べられた汚れフンドシの一群を、発見した。

「兼ちゃんね…、いったい何をやってるの。」
「いや〜師父、お恥ずかしい。
 でもコレクターとしては、整理しないと気がすまないんです。」

しぐれのフンドシは、すべてビニール袋に梱包されたうえ、きちんと整理分類されていた。
いかにも童貞らしい几帳面さで、年月日と通し番号がうたれ、小さなコメントまで添えられている。
「永久保存用」と「消耗用」が分けてあるのは、童貞的「もったいない」の精神の表れか。
童貞オナニストの業の深さに、馬はへきえきする思いだった。

「じゃあ、こっちの消耗用フンドシで、毎日オナニーしてるのね・・・」
「ええ、美羽さんのパンティを使わない日は。」
「え、美羽のパンティー!?」

そんなシロモノを提供したおぼえはない。
驚いた馬は、あわてて聞き返した。

「ええ、美羽さんのパンティですよ。
 この三日は、美羽さんのパンティーのお世話になってまして…グフフフ。」
63853:2005/10/12(水) 04:55:15 ID:/SdW1te7
「兼ちゃん、いったいどこで、美羽のパンティーを盗んだの?」

「このあいだ、美羽さんに言われて洗濯を手伝ったのですけど、
 すっごい量のパンティが、汚れ物入れにあったんですよぉ〜。
 30枚ぐらいは、あったと思います。
 だから、10枚ほど失敬したんですう〜グフフフ。
 ホラ、師父も見て行ってくださいよ、コレなんですけどお〜。」

じっさいに手にとってみると、間違いない。
パンティから漂う粘っこい厳しい臭気は、まぎれもなく美羽のもの。
しかし、あの美羽が自分の汚れ物の洗濯を、兼一に頼むであろうか。
それも、ドロドロに汚れた汚物同然のパンティを。
当惑する馬の耳に、兼一の楽しそうな声がはいってきた。

「師父、すごいでしょ、この汚れ具合。
 しぐれさんのフンドシもいいけど、美羽さんのはもっとスゴイですね。
 マン汁以外にも、すごいものが沢山ついてるんですよお〜。 
 ホラ、これなんか、どーみてもオシッコのあとでしょ?
 あれなんか、ウンチのあとみたいですよ。
 ひょっとして美羽さんったら、アナルオナニーとかしてるんじゃないですか!?」
63953:2005/10/12(水) 05:57:36 ID:/SdW1te7
ありえない。
むろん、パンティもパンティに染み付いた汚れも、美羽のもの。
だが、美羽がこんなことを思いつくわけがない。
楽しそうに妄想を繰り広げる兼一をよそに、馬剣星は思索をめぐらした。
なるほど、美羽がしぐれに対抗して、パンティを提供したのは、間違いない。
だがアイデアを出したのは、美羽ではない。
性格からいって、美羽がこんなことを着想するとは、考えにくい。

馬は、ふと手に持ったパンティに目を落とした。
そこで、執拗なまでに擦りつけられたアナルの痕跡が、馬の目に止まった。
梁山泊で、アナル・スカトロマニアの達人といえば、たったひとり。
あの男なら、たおやかな美羽をアナルジャンキーへと、変貌させかねない。
目的のためなら、なんの躊躇もなく、アナル調教にふみきるだろう。

美羽の背後にいる甲越寺秋雨の存在を、馬は正しく直感した。

おしまい。


ツマランものばかり連投してきた。
にもかかわらず、愛あるご講評をいただいてきた。
スレ住人諸子の海より広い寛大さに感謝するばかりである。
最後までおもろいもんをかけなかったのが、心残り。
が、これも実力の限界であろう。
おわり。
640名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 09:24:47 ID:VP9HgqMt
 ( ゚∀゚)∩  53師父 しぐれどん 53師父 しぐれどん ちょうどタイムリーだった ttp://kakuri.sakura.ne.jp/oekaki/data/IMG_005724.jpg
    ⊂彡
641名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 15:20:31 ID:fZkf5Qnn
age
642名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 01:32:06 ID:1osUkpe1
53氏……待ったかいがあった…あぁ、涙が…超GJでした!ありがとう!!


投下まってまs(ry
643名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 23:12:23 ID:u5u+faEK
凄いよ53氏。美しくすらある。
644名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 01:44:52 ID:aOFkKR2D
保守
645名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 01:40:18 ID:zZ0wixsq
age
646名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 11:03:21 ID:vWGHQj9q
寝取られ展開
647名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 23:36:29 ID:CqkukBlQ
保守
648名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 01:50:05 ID:9hcCqP80
ハーミット×ほのか?
649名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 07:47:06 ID:jEyeOv/y
ほしゅ
650名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 10:31:41 ID:ENooCt4s
白鳥×キサラとか駄目?
651名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 10:39:55 ID:W17fQAua
652名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:58:08 ID:u7x6e8zV
白キサ激しく読みたいです(;´Д`)ハァハァ 
653名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 00:38:44 ID:LKbiroCF
保守
654名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 21:48:07 ID:h4nRcc08
ハーミット×ほのかが今の所書きやすそう
655650:2005/12/09(金) 02:43:41 ID:gffXU9CW
白鳥×キサラというかキサラ×白鳥でほんの触りだけですが…
んじゃ投下↓



ドカッ!!バキッ!!

凄まじい打撃音がコンクリート打ちっ放しの壁に鳴り響く。
此処はラグナレク・キサラ隊のアジト。
リーダーの南條キサラは此の程拳豪の仲間入りわ果たしたばかりだ。
が……彼女は苛立っていた。
恐ろしい剣幕でトレーニングに励む、もとい周囲に当り散らす彼女に、難を逃れた部下達は
恐れをなして近寄って来ない。

そもそもの原因は、この間の武田一基の脱会リンチに端を発している。
私刑の途中で新白とか云うグループに邪魔された挙句、不覚にも自分はノサれてしまった。
八拳豪に取り立てられて間もないというのに、なんという失態だろう。
その事で上からも厳重な注意を受けた。
この上、ナメられたままではいられない。
それだけではない。キサラは自分を倒した相手を思い出して又悔しくなる。

(クソッ、あんな乳のデカい女に!!)

ハーミットがあの女に「手を出すな」と言っているのも気に入らない。

(あのウシヂチ、ボディーライン強調したような服着やがって!
 テメーのデカチチ見せつけてんのかよ、悔しー!!)

勿論美羽にそんなつもりは全く無いが、キサラは被害妄想じみた怨恨を募らせていく。
そんなに卑屈にならずとも、キサラはキサラでスレンダーな良い体型をしているのだが、
彼女にとって胸の小さいのは大きなコンプレックスだ。
 
(揉んだら大きくなるって言うけど、全然ならないじゃないか。
 アイツ下手糞なんじゃないか!)

段々怒りの矛先が別の方へ、その彼女の胸を揉んでいるという人物へと向かって行く。
656650:2005/12/09(金) 02:46:52 ID:gffXU9CW
そんな風に考え込む内、いつの間にか静かになったキサラに、漸く機嫌が治まったのかと
白鳥がタオルを持ってくる。

「キサラ様、タオルをどうぞ。」

そう言って恭しくタオルを差し出す。
「ああ」と受け取りながら、キサラは白鳥を睨むようにじっと見る。
そして暫しの逡巡の後、

「おい、白鳥、ちょっと来い。」
「ハ?」

突然怒ったような口調で声を掛けられ、面食らう白鳥。

「いいから黙ってついて来い。
 っ作戦会議だ、作戦会議!」

言うだけ言うと、キサラはくるりと踵を返し、部屋の出入り口に向かって歩き出す。
白鳥もそれだけでキサラの意図を察したのか、苦笑しながら大人しく彼女の後に付き従う。
女王様の気まぐれに付きあわされるのはいつもの事だからだ。
入り口付近でダベッている連中に「だらけてんじゃねーよ!」と声を掛け
キサラは白鳥とその部屋を出て行く。


今んとこ、これだけ。
正直導入部分だけで疲れ果てました。
中途半端ですいません。
657名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 16:16:51 ID:VyVw/LcR
>>650
途中まで白鳥と白浜を勘違いしてて??
と思ってたのは漏れだけか…orz

…普通ケンイチ氏と思てワクテカしてたよ…('A`)無様ね…
658650:2005/12/09(金) 17:20:11 ID:gffXU9CW
そりゃスマンかった。
注意書き分かり難かったかね?
659名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 01:58:34 ID:WDxMB8YO
>注意書き
字面が似てるからかな?
でも個人的には問題ないと思う。


萌えました。これからの展開が激しく気になります。
気が向いたら続きを投下おながいします。(;´Д`)ハァハァ
660名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 02:02:33 ID:bUFH0UYY
>>650
いやいや、自分が勝手に勘違いしてたので…こちらこそスマソ。
もう年かねぇ…('A`)ゴホゴホ…
661名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 02:44:19 ID:yBrsgqOX
保守b
662名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 20:41:20 ID:UVS13M/K
保守b
663名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 00:52:54 ID:fRykROT0
保守
664名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 00:51:02 ID:lN9J4NfZ
さらに保守
665名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 00:18:51 ID:zr/iPVmZ
さらにさらに保守
666名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 14:38:16 ID:Q8g1CpCh
逆鬼×しぐれの『ほのエロ』書いてる途中。
だが、需要が無さそうなので、GJ作家達が休息している間の箸休めだと思ってくれ。
まぁ二日くらいは掛かりそうです。
それから、期待はしないで欲しい。ガンアクションとファンタジーしか書いた事無いからね。


追記。53氏の再度復帰に期待します。
667名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 18:39:26 ID:d9p338GB
期待
668名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 05:58:27 ID:odw38KlY
そして保守
669名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 23:26:11 ID:prTjgCkG
しぐれは素肌に鎖帷子つけてるんですかね。つまりあの着物を脱げばマッパ同然?
最近、美羽がいつも着てる青のスパッツ?みたいのを、ボディーペイントにして
ケンイチや公衆にバレないかどきどきしながらお散歩する美羽の夢をよく見ますよ。(*´Д`)ハァハァ
670名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 10:47:18 ID:oe43aVXY
胸にはさらし巻いてるし、下半身はふんどし締めてる
671名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 18:50:27 ID:2MsR4YRF
エロスレ的には、下着は不可で…

敵の目を局部に釘付けにすれば有利だし…(味方に誤爆する場合も有るが)
672名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:23:44 ID:P88sdSAn
そしてほす
673名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 21:47:27 ID:9YMMTd9z
初めまして
カチューシャしてる娘の名前は姫野真琴と言う名前だと
今日発売のサンデーを見て知りました・・・
674名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:14:24 ID:DaOMe5v+
もう…ここまでなのかな…そして保守…
675名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:29:54 ID:pn0N4Qq6
>674
そういう絶望的な事いうなよ!
きっと誰かが書いてくれるさ。もし誰も書いてくれないなら、漏れが書くよ…。ドシロウトだけど。
676名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 04:29:23 ID:8p8d3PSV
>675
希望を捨てたらイケンてことはわかるけどさ…
バレンタインなのに投下どころかネタ振りひとつ無しだよ?
そもそも人が居ないっぽいからなぁ。怖くて点呼もできねぇ…さすがにあきらめしか浮かばないんだが。

いっその事俺もなにか書いてみようか。
677458:2006/02/15(水) 05:40:59 ID:sDXneCQj
ノシ二人目

ごめん書きかけたまま放置してる(;´Д`)
つうか流石に1年以上経つとどういう風に〆る気だったか忘れてしまった。
スレの保守だけは参加してるけど。
678名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 05:54:17 ID:xSDivrta
バレンタインに更新されるエロパロというのもそれをリアルタイムで待つというのも悲しい話ではあるが。。。
679名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 07:28:13 ID:5FKcp59C
ノシ
680名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 00:40:42 ID:RbsvEA1+
ノシ
681名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 02:42:52 ID:AgZeZt88
ほす。
今書いてる。書いてるから落ちられちゃ困るんだ…。
682名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 11:04:14 ID:VON1gjw3
同志よ、先に頼むぜ!
俺は二番手でいく。
683名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 01:13:33 ID:acxJK0Qi
_| ̄|○
684名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 08:25:14 ID:xpL/KVbT
保守
685名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:09:32 ID:menCPwGS
hosyu
686名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 18:34:01 ID:zZPJq4EZ
保守あげ
687名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:56:22 ID:jcI1Q5sR
ageるか
688名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 07:14:48 ID:EhSygQZ0
689名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 21:08:37 ID:r7I/gMKe
ケンイチを女体化したらかわいい気がするが気のせいか
690名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 07:33:32 ID:y6EYazN5
ケンイチを可愛くしたら可愛い気がするが気のせいか
691名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 11:20:11 ID:hnY7euq2
クソ化してきたな、原作
もともと大して面白くもなかったが
692名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:18:49 ID:PRNhNVlg
age
693名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 12:54:26 ID:Jvel3/RF
ケンイチを鬼畜化して、母・妹に至るまで全女性キャラを調教したら、こわいい気がするが気のせいか。
694名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 15:45:48 ID:6HIA9U75
あんま知られてないみたいだな、コレ↓
http://plop4560.web.fc2.com/

ヤりたい時にヤれるっていいよw

695名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:42:28 ID:qnMEWXhw
32日記念パピコ
696名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 10:40:10 ID:2USvgBHg
>>694
業者書き込み乙。
697名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 00:09:52 ID:ApWh8M7k
消えさせてなるものか
698名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 16:47:33 ID:aLaP5L0z
hoooosyuuuuuuu!!!!!!!!!!!!!
699名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:39:06 ID:ARRI/ZfV
甘い、スレッドの保守とは無駄な書き込みでも成り立つのだよ
700名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 12:24:06 ID:07ZPyC28
レス番の回数分美羽に中田氏
701名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 00:01:23 ID:rdvBFBD7
保守
702名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 00:08:29 ID:RlzQJ2k1
すっかり空気になった泉優香でたんmp
703名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 04:58:44 ID:OgJah8O/
連華たんににゃんにゃん
704名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 05:30:24 ID:TPnDFcym
人がいるのかいないのかわからんから勝手に俺ランク
1.時雨2.キサラ3.連華4.鷹島さん5.ワルキューレのロンゲ
6.20号7.ほのか8.美羽9.白浜かあちゃん10.園芸部
705名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 07:16:21 ID:qGhx7zvU
蓮華だろ
706名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 10:37:33 ID:RX+tDhgm
hosyu
707名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:30:34 ID:sl0/JnrP
保守
708名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 04:03:46 ID:uj/7vmMN
>>704
オマエはオレか?1〜3まで同じだw
709名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 17:49:04 ID:iYYpyNTO
レインボーミカ
エロ杉!!
710名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 14:56:05 ID:qUgv3shN
これまたエロカワイイキャラ出てきましたね
準レギュラー化キボン!
そして・・SSマダー?チンチン( ・∀・//☆
711名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 03:02:26 ID:BQr8vJx/
そして保守
712名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 03:04:23 ID:n6TcXEi+
コミック待ち保守
713名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 10:27:04 ID:rXjjWy56
hohhohosyu--
714名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 02:01:25 ID:vMV1jcuu
こんばんは
715名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 12:07:56 ID:2QCOF4g6
美羽ってもしかしてつねにノーパン?
716名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:10:20 ID:sGgaItwo
>>715
マエバリとか?
717名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 03:14:13 ID:7lnE7WqE
上げてみる
718名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 14:51:41 ID:IjgGcgAx
しぐれはんが制服を着てケンイチを助けに学園に乗り込む話が見たいなぁ。
で、風でスカートがまくれると、中身はばっちりふんどしなの!
それを見たみんながア然として美羽さんが隠そうとしたりすんの。
そういう展開で松江名先生描いてくれないかなぁ…
719名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 21:50:43 ID:783ZyG6D
ジェニファーがマイクロフトの娘かなんかだと信じている俺ガイル
720名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 15:00:37 ID:ggTIeEQh
しぐれマダー
721名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:41:55 ID:aSemGqH4
今でもしぐれが人気で上がり調子?
722名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 08:33:54 ID:+3JUYgNi
                       ,;:'";;;;;;;;;;//ノ j;;;;;;;;;レ 彡;;;;;;`ヽ、
                      ,r'";lヽiヽ ft ノ / //;;;/ノ 彡彡;;;;;ヽ.
                     ,f"ミミヾ、l;;;;;|/;;;゙リ ノ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;三;;;;`i,
                     /;;;;rー-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ノ;:r‐'"  ,r''`ヽ;;;;三;;;i
                   ,i';;;f"  `i゙`ー、;;;;;;;;,.ィ/   /   `t;;;;ミミ;;t、
                    l;;;;j    ヽ `^''" /   ノ     ゞミミミ;;)
                   l;;ノ/`ヽ、`!、 》    ,r'   ノ^=、. ヾ,ミ;;;;l ,__
                  f`レ""~ヽ、ヽ〉〉 ハ i l / ,r' /,::'"~゛゙ヽ `i;;;y,,.,ヽ
                  f,〉l   ,...、ヽ`ゝノ ヽl レ' /ィ"ィ_,,..,、    l/人 .l  アニメ! 化ッ!
                  lt.ti  ,;ィ==、ヽ(  tj  ,j,/,;:=‐‐- 、,. ,,. l/ヽ),j  ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
                  ゝ、l ゝ、 ● ) \ l  ,ノ  ( ●  ノ'='" レ/ノ  ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
                   `i  >ー‐'′ 〉- /   `ー‐="     j'"/    ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
                    t ,.ィ'"~´   ( ヽi   ー--=、`ヽ  ノ、j"     ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
     ,j              `i、     _,.」  ,レ-、     ``ー,.イ |       ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
     ( __、、,.          ,.l゙iヽ ,r‐='"( (´ .)_ノ   ー‐ヲ / l  t      ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
  ,,.==ニー彡三ミヾ、        (;;l l`i`i、 ,.==、ゝ、,,ノ,,.-‐=-、_,, / / ,j  i      ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
   ,..、ヾ;;;;;;;;;ミミ;;t-三ミ、   _f";;;;] t ヽi, i、(`ヽ、゙ニ,",ィ'",j+〈 / //  ,ノ   〉、   ケンイチアニメ化!ケンイチアニメ化!
    ,.tミ彡;;;;;;;;;;;;;三;;;;;;ヽ.__f;;;;;;;;j i  ヽ、.i fニi`ー-ニ-‐''"~ fニj'  / ,ノ   ,ノノ::i、  
     `ーミ三彡'''''"゙t;;;;;;;;;;;;;;;;彡f``t、 ~゙i ,t ゝ、_j_,,..,r'' ノ  イ'"   ,ノノ::::::ヽ  
       )      ``ー-‐"_」:::::::ヽヽ、__t ヒ`ゝ、.,___,.,. ィ"/ /  ,.ィ"ィ::::::::::::)、.,___
            ,,.. ィ '"´ ̄l:::::::::::::``ー-ゝ``ー- = -‐ ''" ノ,,..;:-=" "´::::::::::::::ノ:::::::::::``=ー-=、
        ,,..;::=''"::::::::::::::::::::::::t、::::::::::::::::::::ゝ、__   __,,.ィ"ー''"~::::::::::::::::::::::::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::``=ー-=、
     -='"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``ー
723名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 08:35:19 ID:+3JUYgNi
724名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 02:23:34 ID:c8VVAGWe
とうとう来たな。これで少しは賑わうだろうか。

問題は放送時間枠だよな。夕方じゃ厳しいか…?
725名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 15:37:34 ID:etUDIimq
726名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 19:08:07 ID:eKWay1ek
今ケンイチのエロ同人誌って何サークルだしているの?
お奨めとかある?
727名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 23:17:58 ID:etUDIimq
小学館は厄いからそんなにおおっぴらに遣ってるとこ少ない。
時々散見するレベルでお勧め出来るほどのブツはいまんとこない。
このスレに投下してくれてた人に個人的には期待しているんだが。
728名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 13:42:46 ID:SJdaj7LC
保守
729名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:00:21 ID:kRcTWqBR
3年経って728レスってのはどうよ?
計算する1日1.4414…人の割合で書き込みがある。
730名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 19:47:45 ID:Tr5t2+qj
上に出ていたケンイチにょた化はありなのか。無しならばスルーまたはそういうレスを。
ありならば大筋は決まっているのだが美羽の性別とTSしたケンイチの名前が決まってない。
美羽の性別女なら必然的に(というか美羽以外性別変える気が無いのでそれでなくても多いが)百合が多くなる。
男なら焼きもち焼きまくる展開となる。
どういう名前でどちらが良い?
731名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 08:11:26 ID:/fZZ85G6
聞いておいてレス付ける前に書く気満々じゃねぇかw
他にいい女満載の作品でなんで女体化なのか理解に苦しむがどうしても書きたいなら書けばいい。
ただ此処基本的にレスつかねぇからな。

あぁ名前?ケンイチコでいいよ(´Д` )
732名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 00:34:41 ID:Sh4YJD/v
名前を聞くってことは後天的じゃなく先天的な女体化か。
まぁ、どっちにしろケンイチのままでいいんじゃね。
余っ程上手く捻った名前ならともかく、下手に変えるとなんだかなって事になりそうだし。
733名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 12:01:41 ID:5DWhJkb6
了解した。だが遅筆で今ちょいと忙しいので投下はしばらく後になると思われ。
すまぬがマタリと待ってて貰いたい。
734名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 14:17:35 ID:FB9hMOeB
hosyu
735名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 00:37:22 ID:VjZ4Ypo9
hosyu
736名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:35:03 ID:xx2VIsGU
保守
737名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 19:34:20 ID:4oKVoWL1
保守
738名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 07:28:16 ID:HtewNLMz
アニメ化をきっかけに、ここも賑やかになってくんないかな。
とりあえず、ジェニー陵辱モノが読みたい。
739名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 13:48:37 ID:s36QxEmb
ジェニーって何才くらいなんだろう
740名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 08:10:41 ID:1uh1If6K
ケンイチたちと似たようなもんなんじゃね?
てなわけでage
741名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:21:02 ID:EnApNr+1
サカキは29か
微妙な歳の差だね
742名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 16:27:51 ID:9pLsMwGL
そういえば、岬越寺のセンセーって、歳はいくつなんだろ?
旧作では20代だったけど、しぐれのエピソードを見てる限り
今回はもうちょっといってそうだけどねえ
743名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:41:20 ID:8ueJbZfd
確か38歳。
744名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 21:03:23 ID:dv/13XhX
>>739
いやまて。おそらくアメリカ人だし、発育のいいローティーンかもしれん。
745名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:57:33 ID:OStp+y0u
あげ
746名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 01:17:47 ID:PzOuK+/P
公式でCVが公開されてたんだな
ケンイチの関智としぐれの能登だけなんとなくイメージと違うんだがほかはばっちりだ。
747名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:39:21 ID:zAGnRE7M

 舞台の裏側。


 和式便器とはいまどき珍しい。
 しかし、もちろんフレイアには、洋式でなくては嫌だとか、そんなこだわりは別段ない。
 第一そんな事を気にしてる場合でもない。
「…………」
 尿意を異常に感じるのだ。
 ここに来るまでの間にも何度、情けなくもみっともなく、内股になりそうになったかわからない。
 緊張……してるのか?
 殊更ゆっくりとトイレのドアを閉める。
 キサラたちの前ではその素振りすら見せないが、やはり、これだけの大きな裏の試合だ、いくらか気負いがあるのかもしれない。
 などと考えながらも、フレイアは素早くスパッツに手を掛け、パンツごと――急いで降ろす。
 もうそこまで尿意はきていた。
 身体が一瞬だけぶるりと震えて、ふっと、張っていた力が自然と抜ける。
 そしてそれに合わせるかのように、
 ガチャッ
「!?」
 確かに施錠したはずのドアが、無遠慮に、そして何の躊躇も迷いもなく開けられた。
 反射的に身体が竦む。
 だがそれは、一人の武道家としてなどではなく、まだオトコを知らない無垢なままの、初心な乙女の羞恥による防衛本能からだった。
 はっとなって振り向くとそこには、
「ああ、いいからいいから、気にせずに続けて続けて」
 ひどく下卑た顔。
 年齢はおそらく四十台後半から、五十台の前半といったところか。
 身に着けているものは一見しただけで、あまりそういったものに興味のないフレイアでも、高価なブランド品だというのがわかる。
 しかしこのオトコには、それがまったく似合ってない。
 にやにやと厭らしく歪んでいる顔が、すべてを台無しにしていた。
「……なん……だ……貴様は……」
 睨みつける。
 視線で人が殺せるのなら、それだけで殺せそうな鋭い眼光を、フレイアはにやけてるオトコに叩きつけた。
「ふふん」
 だがオトコは視線を浴びても、毛ほどすらもひるむ様子はない。
 それもそのはずで、
「さっきの試合は俺も見てたから、きみが強いのは大層知ってるけども、お尻丸出しで凄まれても、そりゃさすがに怖くはないなぁ」
「…………」
 言われたその通りだった。
748名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:40:34 ID:zAGnRE7M
 手で必死になってお尻を隠してる姿に、びびるようは間抜けな奴はまずいない。
 勿論オトコは、
「オシッコ、したくてしたくて堪らないでしょ?」
 恐々とびびるどころか、馴れ馴れしい軽い口調で話しかけると、あろう事か、後ろ手にドアを閉めて入ってくる。
 錠を落とすときのガチャッという音が、フレイアの耳には、随分とはっきり聴こえた。
 身体が刹那ぴくりと震える。
 フレイアは唇を血が出そうなほど強く噛んだ。
 許せん。
 ただのオンナとして、目の前のオトコに、ほんの少しとはいえ、本能的に恐怖した自分が許せなかった。
「身体もぽかぽかして熱くない? 薬っていうのも味気ないとは思ったんだけどさ」
 じろじろとオトコの目が褐色の肌を這っている。
 薬?
 言われてみれば身体が熱かった。
 ぽかぽかしてる。
 戦いの興奮が残っているだけというのでは、じっとりと、お尻に汗まで掻いてるこの熱さは、とてもじゃないが説明が付かない。
 意識してみればわかる。
 呼吸もいつの間にか荒くなっていた。
「ベタだけど飲み物の中に入れさせてもらったよ。まあ、こっちもそこそこお金払っちゃてるから、しっかりときみを愉しみたいんでね」
 オトコはぺろりと唇を舐めると、手をゆっくりとお尻へ伸ばしてくる。
 身体が動かない。
 避けようと思えば避けられる。けれど身体がぴくりとも動いてはくれない。
「……やめ………ろ、……触ったら………こ、殺す……ぞ」
 そう言うのが精一杯だった。
 効果のほどはオトコの気味の悪い笑みを、ただよりいっそう深くしただけである。
「だ〜〜め」
 遂にオトコの手がフレイアのお尻に触れた。
「はぅッ!?」
 ぞくりとしたものが走る。
 その手は火照ってているお尻には、異常なほどひんやりと冷たく、真一文字に結んでいた口から、思わず情けない声が洩れてしまった。
 ぴちょん……。
 それは微かではあるが、否が応でも、喚起を促さずにはいられない水音。
 にやりとオトコは嘲笑う。
 追いかけるかのように、二滴、三滴と、静かなトイレに、オシッコの黄色い雫が零れていた。
「うぅううっ」
 歯を食い縛って括約筋を締める。
 本来ならば放出してしまえば止められないものを、肛門をひくひくさせて止める様子は、オトコの手だけでなく目も愉しませた。
749名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:41:53 ID:zAGnRE7M
 そんなつもりはフレイアには無論ない。
 けれど右に左にと、ゆらゆら揺れている褐色のお尻は、オトコをはしたなく誘っているかのようだ。
「くっくっくっくっ……」
 それに少しずつ少しずつ傾き、土下座するみたいな前屈みになってる。
 意外と毛が薄い。
 まだ誰にも見せた事はないだろう。
 子供みたいに未完成な形の、ヴァージンピンクの秘裂は、肉に切れ目を入れたように、わずかだが綻び、ぬらぬらとぬるみ潤んでいた。
 トイレの水を叩く音はすでに、オシッコだけではなくなっている。
「おいおい。ちょいとやらしすぎるぞ、きみ」
 ぐいっ。
「うぁあっ!?」
 両手でパンを捏ねるみたいにして、お尻を熱心に撫で回していた十本の指先が、谷間をいきなり左右へと割り開いた。
 そして間髪入れずに肛門に、ぐねぐねとした生温かい舌を伸ばす。
 顔ごと突っ込んでは舌先を捻じ込み、あるいはチュチュウと吸い付くようにして、一心不乱に不浄の穴にむしゃぶりついていた。
「ンあぁッ……はぅッ……んンッ……ぅああッ!!」
 逃げる身体を強引に引き寄せる。
 そのたびに舌をさらに奥へ奥へと挿し込み、腸内に感触を思う存分味わい、のたうつオンナの姿を盗み見て、オトコは悦に浸っていた。
「ひぅッ……ううッ………ひッ……あ、ンぁッ……はぁ……んぁッ…………ひぁッ!!」
 フレイアの嬌声が一段と高くなる。
 腰を捉まえている手はするすると前に移動して、指先で秘裂を軽く撫で上げると、ぐちゅりと音をさせて沈み込ませた。
 金隠しを抱えるようにして、オンナは顔を床にと押し付けてる。
「ん…んンッ…んぁッ……んふ…………はぁッ………」
 くいくいっと、オトコの顔に舌を求めるみたいにお尻を持ち上げてる、そのぴんっと張ったふくらはぎが、何ともいやらしかった。
 包皮を被ってる秘芯を剥き、指の腹できつめに転がすと、
「ひゃうッ!!」
 身体をびくんっと強く短く震わせ、靴の中で足の指を、キュッとするのがオトコにはわかる。
 反応が面白くて何度も何度も、油断したときを見計らって繰り返す。
 すると、
「はひッ!?……んくぅッ……あ、………ひッ……ぅああッ!!」
 フレイアは何度も何度も同じようにして、敏感になりすぎてる身体を跳ねさせ、牡なら誰しも持つ残酷な獣性を無意識に煽っていた。
 身体からはむっとするような、牝の匂いが立ち上っている。
 涎を垂らしているだらしのない顔も、ぞくりとするほど艶かしく色っぽい。
「若い娘ってのは、やはりいいねぇ」
 オトコはそう言いながら、ぬちゃりという音とともに、舌に粘度の高い糸を纏わせ、濡れ光ってる唇を舐めて顔を上げた。
 同時にフレイアの膝がガクリと落ちる。
「うぁッ……は……ん……くぅ……ふぁ…………ああ……………」
 そしてその声がどこかしら、物足りない、というように聴こえたのは、にやついてるオトコだけではあるまい。
750名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:43:07 ID:zAGnRE7M
 まるで催促するみたいにお尻をくねらせてる。
「…………」
 ごくり。
 喉仏を大きく上下させて、オトコが生唾を飲み込んだ。
 カチャカチャと慌しくベルトを外すと、それは偶然の一致ではあるが、フレイアと同じように、ズボンとパンツをまとめて引き下ろす。
 口調こそ余裕ぶってはいるが、そんなものはオトコにもとっくにありはしない
 具合を確かめるみたいに擦ってる逸物は、エグいくらいに笠が張っており、太い血管が浮き出て酷くグロテスクだった。
 縦割れの唇から漏れてる先走りが、その印象をさらに深めている。
「くくくっ……。今度はこれを使って、悦ばせてやるからね」
 オトコを待ってるみたいに高々と上げているお尻を、なでなでと撫でてから、左の指先で秘唇の襞に触れ、牝の粘膜を外気にと晒した。
 赤黒くなってる勃起を宛がい愛液を塗す。
「……ん」
 のろのろとした緩慢な動きで、フレイアが後ろを振り向いた。
 見下ろしてるオトコと目が合う。
 それがあらかじめ示し合わせていた合図だったかのように、醜悪な勃起がゆっくりと、フレイアの粘膜の奥へとめり込んできた。
「!? うぁああッ!!」
 相反する二つの感情に同時に襲われる。
 嫌悪と歓喜。
「んンッ……ぐぅああ……うう…………かはぁッ!!」
 そして次の瞬間には自分の身体の最奥を、強引に支配しようとする肉の存在によって、オンナなのだという事を思い知らされた。
 純潔を無残に穢された証が、太腿をぬるりと滑り落ちる
 ぴちょん……。
 トイレにまた一滴の、新しい水音が加わった。
「何となくそうだそうだとは思っていたが、……くくくっ……嬉しいよ。きみみたいなオンナの子の、初めてを奪ったオトコになれて」
 嘲笑う声。
 処女を失ったばかりの身体に、得意気にオトコは覆い被さると、その横顔を舐め回すように見つめる。
 流れてはいない。
 けれどいまにも零れそうな涙が、瞳にはいっぱいに、自然と湧き上がる、少女としての悔しさで盛り上がっていた。
 その涙を、
「痛いのは最初だけだからね。泣かなくてもいい。すぐに気持ち良くしてあげる」
 オトコは揶揄するように、瞳の上からぺろりと舐める。
 フレイアの身体の全ては自分のものだと、この褐色の身体の全てを奪ってみせると、それは宣言するかのような行為だった。
 だからこれも、
 むにゅ……。
「くぅんッ」
 自分のものだというように、シャツに手を入れ、ブラをずり上げて、スタイルを壊さない豊かな乳房を、蠢く十本の指で独占する。
 粘膜の温かさを堪能していたが、ぐちゅぐちゅと音をさせて、腰もリズミカルに動き始めていた。
751名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:44:23 ID:zAGnRE7M
 好き放題に揉まれる柔らかな乳房。
「あひッ!?」
 じんわりじんわりと、焦らすかのように中心に快感信号を送られると、触れられてもいないのに、硬く起立していた乳首を捻られる。
 それをしつこいほど続けられ、いつしか痛みなど忘れていた。
「ンッ、ンッ……ふぅッ……はぁ……んぁッ……あ………あ!?……ああッ………ふぁッ!!」
 雁首が抜けるぎりぎりまで肉の槍を後退させ、勢いをつけて強く、オトコはフレイアのお尻に腰を叩きつけてくる。
 わかるのは悦楽の感触だけだった。
 その性の暴力になすがまま、蹂躙されねじ伏せられる姿は、荒ぶる牡の征服欲を確実に満たしていく。
 チュ〜〜。
 首筋に強く吸い付いてキスマークを残すと、
「まだまだ愉しみたいし愉しませてあげたいけど、おじさんはさすがにそろそろ限界だ。若いってのは羨ましいよ本当に」
 オトコは上体を起こした。
 腰を両手で掴むと、早く強く、抉り込むみたいに腰を打ち付けてくる。
「はひッ…ひッ……あッ……はぁッ……ン……ふぁッ……ひッ……ぁッ……あ、ンぁッ……はぁ…………ふぅ……んぁッ……ひぁッ!!」
 知識はなくとも本能で悟ったのかもしれない。
 フレイアの口唇からは、艶のある甲高くも扇情的な声が、次から次へ数珠繋ぎに溢れてくる。
「とりあえず……出すからね」
「ひぅッ!?」
 オトコは自分の限界を告げると、最後のトドメとばかりに、ぱくぱくさせてる肛門へと、親指を根元までずぶりと突き刺した。
 目の裏でフラッシュがいくつも眩く輝く。
「ンあぁッ……はぅッ……んンッ………あぁんッ……ふぅッ……ふぁッ……ひッ……うぁああ〜〜〜〜ッ!!」
 あ、熱い。
 身体の内側で欲望の塊をぶちまけられて、フレイアは成す術もなく、薄れ往く意識の中、それだけを考えて白い闇に呑み込まれた。
「う、うぅううッ」
 オトコはその間も滑稽なほどに、醜くぶるぶると腰を震わせ、己の精を最後の一滴残さず注ぎ込もうとしてる。
「ふぅ〜〜」
 それでも肉の槍をずるりと抜いたときには、ごぼりと音をさせて、膣口から、二人の体液が混ざり合ったものが勢いよく溢れ出した。
 フレイアの下着の上にもたくさん溜まっている。
 年齢相応に萎えかけたオトコのものが、それをじっと見ているだけで、十代の若者みたいに、急激に再び硬くなっていた。
 しかしオトコはそこでチッと、子供っぽく舌打ちする。
「残念だけど、ここで時間切れだ」
 フレイアにパンツとスパッツを一緒に掴むと、ぐいっと、体液の水溜りを気にした風もなく、そのまま一気にに腰まで引き上げた。
 ぐじゅっ
「ひゃぅッ!?」
 夢うつつではあるが、不快な感触に跳ねるオンナの身体。
 濡れたまま履いてる靴下みたいな音がして、外から見てもスパッツに、うっすらとお漏らしのような染みができてる。
「それじゃまた、試合の後でね」
 オトコは自分の汚れたものは綺麗にティッシュで拭き取ると、フレイアをトイレに残して悠々と、焦った様子もなく出て行こうとした。
 だが最後に思い出したように後ろを振り返る。
「ああ、でも、あの猫ッ毛のオンナの子も気になるし、次の次になっちゃうかも、ごめんね」
 意識のないフレイアに、そう一言謝ると、今度こそ去っていた。


 終わり。
752名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:16:26 ID:DndN7fu9
超GJ!!
やっと…やっと光が…(`・ω・´)
753名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 15:47:41 ID:rUz7IlfU
おい、技デパの4コマがすげーエロいぞ!
見たか!
754名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:55:36 ID:MRnDcYM6
エロぃぃぃぃ
久方ぶりのエロゆえにチンコがいこって大変ですぜ!
和式ってところがエロシチュですな
続けられそうな感じなんで次回作に期待しちゃいます
755名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:06:09 ID:MRnDcYM6
>>753
作者公式のことだよな?
どこにあるのかわからないや
756名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:35:10 ID:1uz0AtcU
>>753
それずいぶん前から更新止まってるし…。
>>755
トップページの左側のギャラリーをクリックして、わざでぱ4コマをクリック。
757名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 21:38:21 ID:1yU3RDRD
>>759 d
758名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:10:42 ID:c+iRamIG
>>759に超期待
759名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:09:49 ID:gxtHRVm9
ケンイチのエロ画像全部うpする
760名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:17:33 ID:hgBe/7Fg
よし期待する
761名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:55:49 ID:Tis3JNsl
>>759
待ち受けに使いたいから、ピクトでうpしてくれると嬉しい。
762名無しさん@ピンキー
ほす