寝ている令にベッドの上で抱きしめられたまま、由乃は途方にくれた。
蛇の生殺しというか心臓に悪いというか、由乃にとっては拷問に等しい状況である。
とっとと抜け出してさっさと自分の家に帰りたい、と心の底から由乃は思った。
令を起こさないように、体を沈めてそっと抜け出そうと試みると、より一層強く抱きしめられた。由乃の目の前に、令の胸が押し付けられ、由乃は眼を白黒させた。
幸いにも令はあまり豊なバストの持ち主ではないので、胸に埋もれて窒息する、という事態こそ免れた物の、パジャマごしにダイレクトに令の肌を感じるのは、やはり由乃には少し刺激が強すぎる。石鹸と汗の匂いに、むせ返りそうだ。
・・・・もうっ!!犯すわよっ、この馬鹿令!!
混乱のあまり半泣き状態で心中そう毒づくものの、声に出さないその脅しが令に届くはずもなく、令は由乃を抱き寄せたまま、屈託なく寝入っている。
なかばヤケクソ気味に由乃がじたばたと身動きしてみたが、令の寝息は一向に乱れない
一人抱きすくめられたまま悪戦苦闘している自分がどうしようもなくミジメに思えて、同時に人の気も知らず呑気に眠る令にどうしようもない憤りを感じて、由乃はついに令の顎めがけて頭突きを喰らわした。起きたってかまうもんか。
「いてっ!!」
素っ頓狂な声が室内に響き、不意に由乃は自由になった。令の長い腕から解放されたのだ。
強烈なアッパーを寝込みに食らった令は反射的に自分の顎に手をあてながら、ノロノロと上半身を起こした。
「・・・・????・・・・んん・・・・?」
不審気に首を捻りながら、ぼんやりと顔をあげ、目の前にいる由乃を認めて瞬きをした。
「・・・おはよう、令ちゃん。」
まだ寝ぼけている様子の従姉妹に、由乃はとりあえずぶっきらぼうに挨拶をした。
大きな眼を見開いて、呆然と由乃を眺めていた令だが、その声を聞いた途端、流石に眠気はふっとんだらしい。いきなり背筋をのばして、ベッドの上に正座をした。
「・・・・よ、由乃??」
感触を確認するように、由乃の三つ編みをぐいっと唐突に引っ張る。
「痛っ!!」
「本物だ・・・・・。」
しげしげと手の中の三つ編みの尻尾を見つめながら、令は感慨深げに呟いた。
「本物って令ちゃん・・・・。」
「何でこんな所に由乃がいるの?」
目を丸くして不思議そうに令が尋ねる。
その質問に、由乃は何ともいえないきまりの悪さを感じた。
令の驚きようと来たら、いかにもあり得ない所であり得ない人を見た、といわんばかりではないか。まるで自分がここにいてはいけないみたいだ。
「何でって・・・・おばさん達が留守で令ちゃんも具合が悪いっていうんで、夕食に誘ってきて、ってお母さんに頼まれてきただけだよ。」
「留守・・・具合悪い・・・??ああ、そういえばそうだっけ・・・・。」
ぶすっと不貞腐れて答える由乃の言葉に、言われて初めて思い出したといわんばかりに、令は大きく頷いた。
「そっかそっか。だから由乃がここにいるのか。確かに筋が通っている。」
なるほどねーと一人納得している令の言葉が気に食わず、由乃は令に食って掛かった。
「何よ、それ。まるで私がここにきちゃ行けないみたいじゃない。」
「いや、そういうわけじゃないよ。ただ、ちょっと混乱していて・・・・。」
「混乱って?」
「ちょっと寝ぼけていたからさ、どこまでが夢でどこからが現実かちょっと曖昧で・・。」
「・・・・・・・そうね、楽しそうな夢を見ていたようだし。」
由乃の皮肉な軽口に、令はパッと頬を染め、色素の薄い瞳を大きく見開いた。
そのあまりにあからさまな驚愕ぶりに、皮肉を言った由乃の方が狼狽してしまった。
「だ、だって寝ぼけて私に抱きついてきたんだよ?令ちゃん。」
問うような令の強い視線に耐え切れず、由乃は視線をそらして説明した。
(抱きつかれるほどの至近距離に何故由乃がいたのかーーといえば、それは由乃が令の寝顔にキスをしようと接近したからなのだが、そこら辺は省かせて貰う事にした。)
「わ、私が由乃に・・・・っ!?」
「そうだよ、その上ベッドに引っ張り込んだんだよ。」
「ベッドに・・・・。」
「大変だったよ。離してくれないんだもん。仕方ないからしばらく一緒に寝ていたけど。」
「・・・一緒に・・・。」
令は言い訳がましく説明を続ける由乃の言葉を、ただ呆然と反芻している。
「そ、その・・・・・それから・・・?」
「いや、それだけだけど。」
「そう・・・・。そうだよね・・・・。」
由乃の返答に、令は露骨にほっと胸を撫で下ろした。
そんな令の様子が由乃には何やら、面白くない。
由乃の方も、最初こそ「自分が何をしたか思い知れっ!!」という復讐心も少しはあったのだが、こうも令に『いかにも図星を突かれました』と言わんばかりのリアクションをされると、正直不愉快だった。一体どんな夢をみたんだ、と問い詰めたくなる。
夢の中の相手が自分ではない(おそらく黄薔薇様)、とわかっているだけに、なお悪い。
「ごめん、由乃。怒っているよね。」
「えっ・・・・。」
「本当にごめん、寝ぼけていたとはいえ、悪かったよ。」
「別に・・・そんな・・・いいよ・・・。」
「よくないよ。ごめん。・・・・姉妹とはいえ、気持ち悪かったでしょ。」
「いいってば。」
令があまりに真剣に謝るので、たまらず由乃は大声をあげた。令が目を丸くしている。
気持ち悪くなんかない。由乃が令を気持ち悪く思うはずなどない。
不意に由乃は泣きたくなった。令の謝罪は、誠意にあふれている分、残酷だ。
抱きしめてごめん、なんて好きな人から謝られる程、悲しい事がこの世にあるだろうか。
>>931>>940 はい、嫌スレにSS投じたのは私です。ただネタだけあげて
終わりにしようか思いましたら、するする書いてしまいまして。
極端にエロがあるわけではないから(といっても私の作風だと
エロがエロくない)ので嫌スレでもいいかと……。考えてみれば
あそこに投じるには長すぎたし不適切でしたね。
これからはこちらに投下するようにします。
令由(・∀・)イイ!!
すまちこん氏=甘茶タンのサイト見つかんねえよー…
SSリンク片っ端から掘り返したけどどれなのか分からん
ここ出身の某氏の掲示板をくまなく見れば載ってる。
SSリンク探したってそりゃ見付からんわw
まあ幸運を祈る。
さて埋め立てのお時間ですお姉さま
>>957 上の方でCGサイトっていってる。
その辺をあたってみたらすぐに分かったよ。
まあ、もう見つけてるかも知れんけども。
まぁ、そっとしといてあげませんかね
(自分は分かったのでどうでもいい人)
てゆうか、女流作家がほんとにいたことにびびった
梅SSマダー?
随分前のスレにあった、イカ=女流作家ってネタが真実味を帯びてきたな。
女性の職人さんは普通に何人かいると思うが。
イカはさすがに男性であってくれおながいします。
965 :
並行世界:04/01/08 02:07 ID:ueRuLTH3
埋めSS行きます。
平行世界の続きで…
966 :
並行世界:04/01/08 02:07 ID:ueRuLTH3
項垂れている志摩子さんに手を伸ばし…形の良い顎を摘んで上を向かせる。
キッと睨み付けてくる美貌。絶望に青ざめていても、まだ瞳は光を失っていない。
「志摩子さん、強情だね。心は自由にさせない?って言いたそう…くすくす」
「早く、済ませてください」
氷のように冷たい声と態度。
「お言葉に甘えまして…ちゅ…んっ」
からかうように応えて、志摩子さんの桜色の唇を奪う。
頑なに目を閉じ、ぎゅっと口を固く結んでいる志摩子さんの姿は
屈辱に耐える殉教者のようで美しかった。
…壊してあげる。
ちゅ…あむ…。
恋人同士が戯れでするように、優しく唇を啄ばみ、時々舌でなぞる。
ゆっくりゆっくり、理性の氷を溶かすように、欲望の火で炙る様に。
くすっ、ねぇ?志摩子さん。
夢の中と同じで、キスする時息を止めるんだね。
夢では、幸せのあまりだけれど、ここでは屈辱のあまり?
でも…ね?
967 :
並行世界:04/01/08 02:08 ID:ueRuLTH3
苦しくなった志摩子さんが、息を吸おうと小さく唇を開き、呼吸をし終わった瞬間、
唇を舌で割り広げて中に侵入させる。
「やぁ…んくっ…ぁ…ぅ」
んちゅ…ぴちゅ…くちゅ。
逃げる舌を追い、絡めてくすぐり・・・少しづつ志摩子さんの反応する場所を探してゆく。
ゆっくりゆっくり、温かい口腔を舐めて、唾液を飲ませて…
指は白いうなじに触れて、優しくなぞる。
ちゅぷ、ぴちゃ…ん…こくこく。
唇の端から、二人の唾液が光の筋を残して落ちてゆく。
志摩子さんの逃げ回るだけだった舌が逆に絡められる。
舌の柔らかい部分をつついてあげると、華奢な体が震える。
私は志摩子さんの唇を陵辱したまま小さく微笑む。
やっぱり。
志摩子さんは、汚されると感じちゃうんだ。
だから、大嫌いな私の唾液を飲まされてるって考えるだけで、気持ちよくなるんだよね。
唇を離し…いやらしく濡れたままの唇でそう囁く。
968 :
並行世界:04/01/08 02:08 ID:ueRuLTH3
「ち…ちがう!」
「うそ。…その証拠に」
足を…跪いている志摩子さんのスカートの中へ。
「やっ…」
志摩子さん太ももの間、ショーツで隠された部分を足で弄くる。
「ほら、どうしたの?志摩子さん?なんで抵抗しないの?」
「だ…って、写真…んっ、乃梨子が…」
「うそつき。本当はこういうことされたかったくせに」
「…ち…が…ぁぁっ」
…くちゅ…ぴちゅ。
足元から、聞き間違いようも無い水音。
もう、跪いた姿は、只の女の子座りに変わり、志摩子さんの太ももは私の足を気持ちよさそうに挟んでいる。
「逃げればいいのに、何で逃げないのかなぁ?」
「…んっ…わ、私が…逃げたら、乃梨子が…んっ」
「違うよ、志摩子さんは、乃梨子ちゃんのためじゃなくて、
乃梨子ちゃんのせいにして、言い訳してるだけ。志摩子さんの本当の姿は…」
きゅっ。志摩子さんのショーツ越しに、お豆を足先で強く擦ってあげる。
「ひっ…やぁぁ…だめっだめっ」
でも、腰浮いてるよ?どうしてかな?
「気持ちいいんだよね?こうやって大切な処を足蹴にされて、汚されるのが。
良かったね、志摩子さん。乃梨子ちゃんと普通に付き合っていたら、絶対に経験出来なかったよ?ほら…」
「ちがう…ちが…っ!!!!!」
969 :
並行世界:04/01/08 02:09 ID:ueRuLTH3
私の足が再度肉芽をショーツの上から潰す。強く、痛いだろうという程。
志摩子さんが白い喉を見せて仰け反った。
ぷしゃぁぁぁ、ぷしゅっ…ぴちゃ…。
快感の証が噴き出し、薔薇の館の床に溜まる。
「イッちゃった。女の子の大切な処を、足で弄くられただけで。
くすくす、信じられない変態だね、志摩子さん。乃梨子ちゃんも驚くだろうな」
「…ぁ…やぁ…乃梨子だけに…は…」
マリア様のような気品に満ちた美貌を涙が伝う。
綺麗だよ、志摩子さん。
「変態さんには、お仕置きが必要だよ、ね?」
そう言って、私はとびっきりの笑顔で、マリア様に微笑みかけた。
970 :
並行世界:04/01/08 02:10 ID:ueRuLTH3
これで、平行世界、終了です。
どちらが夢の世界か…という感じでしょうか。
お目汚ししました。
アニメ1話見てここに来たら脳内で声優変換が…
ヤバイ(w
アニメを見てからイカSSを読みなおしてみた。
さらに禿しくワラタ。特にラストシーンがw
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
花御堂(はなみどう)を設けて誕生仏を安置、竹の柄杓で甘茶を注ぎかける現在の
形は、明治以後に浄土宗が始めたとされ、明治から一般に花祭と呼ぶようになった。
甘茶は、釈迦の体に竜王が天から清浄な水を吐き注ぎ、産湯をつかわせたという伝説
からきている。また、甘茶で墨をすり「千はやふる卯月8日は吉日よ神さげ虫を成敗
ぞする」という歌を書き、戸口に逆様に貼ると虫除けになるともいわれている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
甘茶たんのサイトを検索で探してたら、由来を発見したので書き込んでみました。
でも、肝心のサイトがまだ見つからない。どなたかキーワードだけでもお願い( ´・ω・`)
だから>958見ろってばよ。
>974さん。
その某氏の掲示板自体がどこにあるのか分からないんでつ。
>>975 「ここ出身の某氏」っていうのはそんなにいないんだから、そこからまず
片っ端からあたれ。
>975
まず職人さんのコテハンをぐぐってみて。
そしてそのサイトの掲示板から、HP持ちの人の所に片っ端から飛んでみれ。
>970
乙。
もっと夢(=『初接吻』)の部分と対応させれば、より夢か現かの「平行世界」っぽくなったんじゃないかな?
どっちかっつーと、「黒祐巳シリーズ」の一環の「志摩子さん調教編」て感じだから。
・・・いや、これはこれで良かったのよ?(*´∀`) ノ
>>973 良いサイトではあるが甘茶的期待はしないほうが身のためだwがんがれ。
つーか某ニュースサイトのログを当たった方が早い。
>978
確かに、ちょっと夢との対比が弱かったですね。
…そんな訳で、別バージョンを書いてしまいましたー(こら
作者さん、すみませんっ。埋めSSということでご容赦を〜
>>967から分岐です。
981 :
並行世界:04/01/08 17:45 ID:W2ZTfI5K
あ、ハンドル間違えました(汗
「平行世界」です。
982 :
並行世界:04/01/08 17:46 ID:W2ZTfI5K
しくなった志摩子さんが、息を吸おうと小さく唇を開き、呼吸をし終わった瞬間、
唇を舌で割り広げて中に侵入させる。
「やぁ…んくっ…ぁ…ぅ」
んちゅ…ぴちゅ…くちゅ。
逃げる舌を追い、絡めてくすぐり・・・少しづつ志摩子さんの反応する場所を探してゆく。
ゆっくりゆっくり、温かい口腔を舐めて、唾液を飲ませて…
指は白いうなじに触れて、優しくなぞる。
ちゅぷ、ぴちゃ…ん…こくこく。
唇の端から、二人の唾液が光の筋を残して落ちてゆく。
--------------------------
「んんっ…!」
今度は、唾液ごと音を立てて志摩子さんの舌を吸い上げて飲み込んであげる。
わざと音が聞こえるように…夢と同じように。
んく…こくこく…くちゅ。イヤラシイ音が響く。
強張っていた志摩子さんの体からどんどん力が抜けていって…
たまらなくなったのか、とうとう舌を伸ばしてきた。
志摩子さん、これは夢じゃないんだよ?相手は私だよ?
そう、心で嘲りながら…優しく優しく、絡めとって抱きしめてあげる。
くちゅ…ちゅぅぅ…。最後に舌をいっぱいまで吸って…
私に体を全部預ける程、トロトロにしてから…少しづつ唾液を流し込むと、
美味しそうに飲んでくれる志摩子さん。飲み終わった後、幸せそうに倒れこんでくる体を支える。
あーあ、夢と現実の区別ついてないみたい。
983 :
並行世界:04/01/08 17:47 ID:W2ZTfI5K
だから、私は、残酷にこう呼びかける。
「……摩子さん、志摩子さんってば」
「……え、あ、なあに、乃梨子?」
「乃梨子ちゃんじゃないよ」
優しく、笑顔で。
「…えっ!」
幸せそうに紅潮した志摩子さんの顔が、一気に青ざめてゆく。…そして、追い討ち。
「志摩子さん、キスしてるときほとんど息 してなかったよ。あれじゃ酸欠になっちゃうよ」
棒読みするように、夢の内容をなぞった言葉を紡ぐ。
「い…や…言わないで…」
「……それとも、そんなによかった?」
「違う…違う…」
「キス」
「……っ!」
幸福な夢が悪夢に陵辱される瞬間。
絶望に震える志摩子さんを見つめながら、更に陵辱を続ける。
あんな夢をみるから悪いんだよ?志摩子さん。
「にしても志摩子さん、可愛かったなー。実はさ、反則かもしれないけど、私
途中で目を開けちゃったんだよね」
乃梨子ちゃんの口調を真似して、にこにこと。
984 :
並行世界:04/01/08 17:48 ID:W2ZTfI5K
「もう…やめ…て、お願い…」
「キスしてるときの志摩子さん、怖がってる子供みたいにぎゅって目をつぶって
てさ、力入れ過ぎてるせいで睫毛がふるふる震えてるんだ。色白いから頬が赤く
なってくのがすっごくわかりやすくて」
「裕巳さんの顔で…乃梨子と同じ言葉…言わないで…」
志摩子さんが涙を流して懇願する。けれど、棒読みは続く。
「でも私が舌を動かすと、ぴくん、って動いて。それからすぐに一生懸命答えて
くれて」
「違う、違うの…」
「なんか最後の方なんて、しがみついて舌差し込んでくるんだもん。びっくりしたよ。
志摩子さんって実は結構……『淫乱なんだね』」
夢とは違う、冷たい最後の言葉に志摩子さんの体が凍りつく。
幸せなあの夢が壊れた瞬間かな?
「誰でもいいんだよね?乃梨子ちゃんじゃなくても
憎んでいる私にさえ、唇を許して、唾液まで飲んじゃうんだから」
「…やぁ…」
虚ろな瞳で私を見つめる志摩子さん。
その白磁のような頬に手を伸ばして、囁く。
「でもね?私はそんな志摩子さん好きだよ?
だから、『卒業しても離れない』でいよう?…乃梨子ちゃんも一緒に…堕ちて、ずっと…ね?」
志摩子さんの瞳から一筋涙が落ち…虚ろな瞳のまま、小さく頷いた。
私は契約の印に、優しく口付ける。甘いリンゴの味がするキスを。
985 :
並行世界:04/01/08 17:49 ID:W2ZTfI5K
…黒裕巳、オマエ一体何者だっ!?っという話になってしまいまいました(汗
986 :
973:04/01/08 17:53 ID:Eq/p9VZL
>973さん
頑張っているのですが、難しいです。休日を
つーか某ニュースサイトのログを当たった方が早い。
987 :
973:04/01/08 17:56 ID:Eq/p9VZL
スイマセン、途中で投稿していまいました。
職人さんの名前をかたっぱしから入れてみたけど、無理でした。
せめて、その職人さんの名前が出ているスレさへ分かれば…。
(食人族さんからラブホ先生に至るまでぐぐってみたけど、無理でつた…)。
スレ違いで平行世界さんの新作が投下されたので、
息抜きを兼ねてさっそく読ませて頂きます。お目汚し失礼。
ここの通称をサイトでそのまま使ってる人ってそんなにいないんだから、
コテハンでググるよりもSSリンクあたって、そのサイトのリンクからどんどん
ジャンプすればよろしかろう。そんで全部のサイトのBBS見れ。
>>985 ……なんつーか、代わりに続編書く?
正直、そのままDat落ちがもったいない出来だわ。
よければ貰いたいぐらいなんだけど、
さすがにそれは『firstkiss』の作者さんに失礼だし。
でも、とりえあずGJ!
990 :
並行世界:04/01/08 18:24 ID:W2ZTfI5K
ちょっと思いついたので…あと一編だけ、投下です。これで、正真正銘の終わり。
満ちた月、欠けた月の作者さん、firstkissの作者さん、設定流用・引用させて頂きました。
許可もとらず申し訳ありませんでした。
----------------------------
「……摩子さん、志摩子さんってば」
「……え、あ、なあに、乃梨子?」
「なあに、じゃないよ。急にくたっ、ってなって倒れこんでくるんだもん、びっくりしたよ」
気がつくと桜の幹に乃梨子を押しつぶすような体勢になってしまっている。少し
苦しそうに歪んだその表情に、それまで放心状態だった志摩子はあわてて身体を引いた。
そして、乃梨子の顔を確かめる…良かったいつもの愛しい妹の姿。
今のは夢?
そうよね、あんな…あんな事が現実に起こっていい筈が無い。
え?「あんな事」って、何?夢の内容が…思い出せない…。
「どうしたの?志摩子さん?顔色、悪いよ?」
「ん…ううん、何でも無い、何でも無いの。ごめんなさい重かったでしょう?」
頭を一つ振って、乃梨子と幸せな会話を楽しむ。
思い出せないけれど、あれは夢、ありえない夢…私達はマリア様に見守られているのだから。
「大好きよ! 乃梨子!」
唇に残るリンゴの味を「気のせい」と言い聞かせて。
そう、側に乃梨子さえいてくれれば…私は大丈夫。
>987
最近できた新着マリみてサイトに、それっぽいサイト名があるはず。
まずはそこからせめてみては。
>>992 お姉さま、せめて先頭のhを抜いてリンクしてくださいませ。
こんだけ騒がせたんだ、
>>987はサイト見つけたら掲示板なり何なりで新作投下のお願いでもしてきて貰わなきゃいかんな
頼んだぜ
>>987
996 :
995:04/01/08 19:38 ID:CYiTQTGS
×薔薇属:性黄色、ではなく
○薔薇属性:黄色、ですた・・・・。何だ、性黄色って・・・・。
オリ男×マリみてキャラってOKなのだろうか?
ユキチのやつがあったけど、オリキャラと組み合わせてでやってみたいな
>>997 オリキャラとなるともうこのスレの範囲外になると思うよ。
過激な人にはすっごい叩かれるだろうし、良心的な人もあまり歓迎しないでしょう。
自分でサイト作ってやるのが推奨
うむ。オリキャラは危険だと思う。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。