HAPPY☆LESSONのエロパロ3時限目

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105『Pure……(5)』2/8
「はい、よくできました」
まるで彼が生徒を導く教師であるかのように、チトセは穏やかな笑みを浮かべる。
それと同時にむつきのわきの下から左右の手を差し込むと、乳房をぎゅっと掴んだ。
「きゃっ、冷た……ひあっ!?」
いつの間にそうしたのか、男の両掌にはクリームがいっぱいに広げられていた。
掌の熱さとクリームの冷たさ、2つが混じり合った不思議な感覚が、むき出しの胸を舞台にダンスを踊る。
だが、混乱しかけたのも一瞬だけだ。
チトセの手が的確に胸のツボを突き始めると、たちまちにむつきの神経は灼き焦がされてしまった。
「ん……はん……」
チトセの大きな手はそれぞれが、いわゆる手ブラのように、柔らかな半球をふわりと包み込んでいた。
やわやわと、壊れてしまいそうなふくらみ全体を優しく揉みしだく。
クラスメイト達がどんな妄想をしていようが関係ない。自分1人が触れる事を許された、すべらかな白磁。
その温もりを、心を込めていとおしむ。
「んっ……!」
むつきは無意識のまま、もじもじと腰をよじらせた。
裾が乱れ、徐々にずり上がっていくスカート。お尻が勝手に、下にこすりつけるように動いてしまう。
彼女が腰かけているモノ――チトセの肉体にどんな刺激を与えるか、気づく事もなく。
106『Pure……(5)』3/8:04/01/01 00:05 ID:ekcfeR8i
一方、指先はつんと張った乳首を捕らえていた。
鮮やかな桃色に腫れ上がったむつきの乳首は、他人との接触を恐れ、拒むかのような空気をまとっている。
雪肌からぷくっと浮き上がった同色の乳輪は、さしずめ周囲に展開されたバリアと言ったところか。
だが構わず、チトセは指の腹を突起にかぶせ、揉み込むように動かした。
「あんっ……!」
眼鏡レンズの下で、ひくんと柳眉が歪む。
さらに乳輪ごと、くいくいとマシュマロ生地の中に押し込む。
すると、弾力あるバネのように乳首は反発し、くんっと力強く指を押し戻した。
綿菓子のような息を漏らし、ふるふるとむずかるように首を振るむつき。
しかし、その仕草は拒絶の印ではない。その証拠に、彼女の背筋は無意識に反り返り、チトセが触りやすいようにと胸をより前に突き出していた。
「あぁん……はん、はあ……」
あえぎ声のピッチが、徐々に早まっていく。
クリームは乳房でも確かな薬効を示しつつあった。乳白色の皮膚のすぐ下で、ほわっと温まる感覚。
もっとも、その薬効にどの程度意味があったかは疑問だ。
クリームになど関係なしに、パステルピンクの蕾は燃えるように熱く、そしてこりこりに硬くなっていたのだから。
「うーん、お客さん凝ってますねぇ」
ふざけて言いつつ、チトセはすっと2本目の指を援軍に送った。
今度は逆に、乳首を軽くつまみ、引っ張り上げる。
107『Pure……(5)』4/8:04/01/01 00:06 ID:ekcfeR8i
「あっ、やあっ! ち、ちょっと……きつ……」
痛みすら混じりそうな、刃のような感覚。思わずむつきは悲鳴を上げた。
しかし、チトセは取り合おうとしない。
「そう? 乳首きつくされるのがだーい好きな女の子が1人、うちの家族にいたと思うんだが気のせいかなあ」
「そ、そんな……ふあぁ!」
左を押して右を引っ張ったり、逆にしてみたり。
タイミングを適当にずらしつつ、ぷくっとふくれた2つのボタンをいじくっているだけ。
なのに、むつきの肢体は、びくびくと震えて止まらない。
あたかもスタンガンを押し当てられているかのように。
「ああっ……やあぁ……」
きゅっと拘束され、ほんのわずか縦長の姿を強制された桜色の突起。
可憐な乳首は身動きもままならず、ただひくひくと怯えの証を男の指に伝えてしまう。
まるで万力みたいな指には、実際にはほとんど力は入っていない。
ぎりぎりの加減だ。これ以上力を入れられたら、敏感すぎる蕾は性感を通り越し、痛覚として受け取ってしまう。
だからチトセは本当の意味で『乳首きつく』したりはしない。柔らかく、どこまでも甘く、ふわっと胸をとろかせてくれる。
むつきは、それが嬉しかった。
そしてそれだけに、愛するチトセの前であられもなくよがってしまう自分が恥ずかしかった。
彼が望むならどんな事をされたって構わない。けどただ1つ、淫乱な女と思われたくだけはなかった。