とりあえず男女モノで考えてみよう。
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〒メッセージの作成 [_] [□] [×]|\_/ /\ |[□][×]|____| |
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ブラクラが
>>2ゲット 全員フリーズさせてやる!
>1 セキュリティ上げたって無駄だ!
>3 パソコン壊して親に怒られるなよ(ゲラ
>4 ウンコ踏むより俺を踏め!
>5 ブラクラチェッカー?なんだそれ?食えるのか?
>6 おまえのパソコンもBrowserCrash!
>7 ブラクラに勝てるのは高橋名人だけなんだよ!
>8 ドライブがカタカタいうだと・・・・・グッジョブ!
>9 ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!
>10 必殺!ブラゥウザァァァクラァァァァァァァァァァァァァァッシュ!
>11-1000 (ここに自分の好きなブラクラを貼りましょう)
3 :
名無しさん@ピンキー:03/12/10 23:20 ID:yLichwSg
3
4 :
名無しさん@ピンキー:03/12/11 19:37 ID:AsUnAbpK
GHU
なんで此処こんなに荒れてんの?
サングレの双子キボンヌ
こんなスレ待ってた!!
俺もサングレ姉弟きぼん
8 :
名無しさん@ピンキー:03/12/12 15:49 ID:BWREI7Cv
ヘボィ
常日頃から些細なことで泣いてしまうたちだったせいか、
あの時自分がどうして泣いていたのか、ラウルはもう覚えていなかった。
けれど確かあの時は、どうしても我慢できないくらい辛いことがあって、
いつものようにジュリアが抱きしめて頭を撫でてくれてもちっとも泣きやめなくて、
だからひょっとしたら思い出すのも辛いこととして封印してしまったか、
もしくはその後の出来事があんまり強烈すぎて記憶がぼやけてしまったのかもしれない。
とにかく、その出来事があった時、彼は泣いていた。いつものように。
「…まーだ泣いてるの?」
呆れたような、けれどとても優しい声音でジュリアが呟く。
ラウルは答えるかわりに大きくしゃくり上げた。
どこの部屋だかすら覚えていなかったけれど、ふたりはソファに座っていた。
ラウルはジュリアの胸に顔を押しつけるようにして泣いていて、
ジュリアはそんなラウルの頭に顎を乗せて時折背中を撫でていた。
「……」
おもむろに、ジュリアがラウルの肩を掴み、からだを引き剥がした。
驚いて縋り付こうとする弟の顔を両手でそっと挟む。
ほっぺたを引っぱられるのかもしれないと思い、ラウルは身構えた。
けれどジュリアはただ、ラウルの濡れた頬を優しく撫でるだけ。
なんだか気持ちよくて目を閉じたラウルの唇に、ジュリアが自分のそれを押しつけた。
「んっ……?」
最初は少し驚いたけれど、これも気持ちよかったので、ラウルはおとなしくしていた。
ジュリアの唇は柔らかくて、熱っぽくて、それになんだか甘くて、
そういえば唇同士のキスなんてこれが初めてなんだということに思い至る。
僕たち姉弟なのにこんなことしていいのかな、と少しだけラウルは思った。
ほんの、少しだけ。
ラウルの肩が、ぴくっ、とわずかに震えた。
口の中に、ぬるぬるした何かがさし込まれた。ぬるぬるした――ジュリアの舌。
唇の裏側や歯列を優しくなぞられて、なんだかどきどきしてくる。
ちゅるん、と舌を絡め取られて、ジュリアの温かい唾液が自分の口の中に
流れ込んできたけれど、不思議と気持ち悪くは感じなかった。
むしろとても気持ちいい。意識が吹き飛びそうなくらい。
時々せつない息を漏らしてますます強く唇を押しつけてくる姉の、
その吐息すら全部絡め取ってしまいたいほど、ラウルはいつの間にか興奮していた。
ずっと続けていて欲しいのに、息が苦しくて仕方なくなってきた。
顔に血が上る。我慢できず、ジュリアを押しのけて新鮮な空気を吸い込んだ。
「ご、ごめん、お姉ちゃん…でも、く、くるしくて……」
吸って、吐いてを何度か繰り返して呼吸を整えていると、
不意にとんでもない場所に触れられる感覚が走った。
「な……」
股の間を、ズボンの上から撫でられている。
「だ、だめだよそんなところ…お、お姉ちゃん……!」
ズボンのベルトに手をかけられ、焦ったラウルはジュリアの肩を掴もうとした。
けれどジュリアはそれをするりとかわし、ラウルに軽くキスをした。
それからとびきり優しい、ラウルにしか見せないような微笑を顔に浮かべる。
「いいから」
何がどういいのかさっぱりわからなかったけれど、
めったなことでは見られないその笑顔でラウルは何も言えなくなってしまった。
ジュリアはラウルの頭をそっと撫でながら立ち上がった。
そのまま床に膝を突き、ラウルの前に跪くような格好になる。
心なしか少し突っ張っているように感じるズボンの前部分。
そこを姉にじっと見られて、恥ずかしさでラウルの顔が真っ赤になった。
ズボンの前が開かれて、恥ずかしい場所に直に触れられてしまう。
そこは少しいつもと様子が違っていて、なんだかちょっと硬くなっていた。
「ぁ…! き、汚いよ、そんなこと……っうぁ!」
何度か握ったり放したりして、硬さの増したそこにちゅっと口づけ、舌を這わせるジュリア。
初めての刺激にラウルの背中がびくんと震える。
今されていることが、とてもエッチなことだというのはラウルにもわかる。
けれど姉が自分の汚いところを優しく舐めてくれているという事実に、
なんだかとても心が安らいだ。
このひとは僕のためにこんな汚いことも自分からしてくれるんだと思うと
とても幸せな気持ちになれた。
「ぁぅ…お、おねえ、ちゃん…」
息が熱くなるのがわかる。
先端を口に含まれ、熱い舌で転がされてラウルは呻いた。
細くて柔らかい指が、むき出しの部分をあちこちつつきまわして刺激する。
「う、あ、だめだよ、だめだよ、お姉ちゃん、だめだよ…」
硬くなるのと同時に大きくもなっていた性器をどんどんくわえ込まれて、
うわごとのように何度も「だめだよ」を繰り返す。
ジュリアの口の中は熱く濡れていて、とても優しい感触がする。
こんなものに全部包み込まれたら、自分の頭はおかしくなってしまうかもしれない。
頭の中の何もかも全部が姉のことしか考えられなくなってしまうかもしれない。
ラウルがそんなことを考えるうちにも、ジュリアは彼の性器を根元に向けて
ゆっくりと咥え込んでいく。
もうこのままこのひとに食べられてしまってもかまわない、と思った。
そんな、熱に浮かされたようにぼんやりした目で、
自分の性器を口に含んでいる姉の姿をじっと見つめた。
視線に気付いたのか、ジュリアが上目遣いでちらりと一瞬だけラウルを見た。
その瞳の優しさに、ラウルの胸は何故か締め付けられた。
口全体で吸い上げられて、自分のものがぴくぴくと動くのをラウルは感じた。
「あ、おね、おねえちゃん、もう、いいよ…」
それが何なのか具体的にはよくわからなかったけれど、
もう少しで何かがそこから出るんだという感覚があった。
そして、今のままだとジュリアの口の中にそれを出してしまうということも。
さすがに尿ではないだろうがそれにしたってこんな場所から出るものは
綺麗なものではないだろうと思い、そんなものを姉に飲ませるわけにはいかないので
ラウルはめいっぱいジュリアの頭を押しのけようとした。
驚くほど力が入らなくて、その試みは失敗に終わってしまったけれど。
「ラウル…出るの?」
自分から唇を離して、ジュリアが問いかける。
こんなことをするくらいだから彼女は当然これから何が出るのかわかっているのだろう。
「う、うん…だから、もうっ…!?」
安心して答えた途端、ジュリアは再びラウルのものに口付けた。
舌先で先端をつつかれ、ちゅっと吸い上げられて、
油断したところの不意をつかれたラウルは唐突に限界に達してしまった。
「ぅあ…!」
自分が呻いたのはわかった。
でもそのあとのことは、もう頭が真っ白になって、よくわからなかった。
少しして我に返ると、ジュリアがハンカチで口元を押さえていた。
よく見ると、口に含んだものを零さないようハンカチに染み込ませているようだ。
ラウルは自分がジュリアの口の中に何か出してしまったことを思い出し、
慌ててジュリアの腕を掴む。
「ん…何よ」
彼女の手にしたハンカチに顔を近づけると、なんだかいやなにおいがした。
「お姉ちゃん……ごめんなさい」
「なんで謝るのよ」
「だって、こんな……なんか、僕、お姉ちゃんに変なの飲ませちゃった…」
「飲んでないわよ」
「でも、口の中に出したんだから、ちょっとは飲んじゃったでしょ?」
「そりゃ、ちょっとは……でもあんたが謝ることじゃないでしょ」
ジュリアはちょっと苦笑して、ラウルの頭をぽんぽん、と叩いた。
「元気、出た?」
「……うん……ありがとう、お姉ちゃん」
実際泣きやむことが出来たのは一連の行為のお陰なので、
ラウルは素直に感謝の言葉を述べた。
むしろ疲れたような気がするのは、きっと言わない方がいいのだろうと思った。
本番無しスマソ。
即死回避用に急いで書いたものなので推敲不足かもしれませぬ。
誰かマオたんのパイズリネタキボン。
乙っ!
乙です〜。トキメキです(;´Д`)ハァハァ
乙です〜。トキメキです(;´Д`)ハァハァ
ミハエルとマチルダの純愛とか良いなあ・・・
BBAメンバーによるヒロミたんリンカーンもいいなぁ(注:漏れはヒロミ萌え
>>10-14の続きらしいジュリアたん1人エチー未遂投下いっきまーす。
大変根暗な内容となっておりますのでご注意を。
中華、即死判定って何日くらい猶予あるんですっけか。
ラウルが、すまなそうな顔で私の腕を掴んでる。
ラウルが、私のことを心配そうな目で見つめてる。
――ラウルが、私が口をつけたハンカチの臭いを嗅いでた。
「元気、出た?」
「……うん……ありがとう、お姉ちゃん」
ラウルの手が、ジュリアの腕から離れた。
「じゃ、私はちょっと……」
「え? ど、どこいくの? やっぱり具合悪くなったの?」
このままだとこいつついてくるわ、と感じたジュリアは焦った。
「違うわよ……もうっ、トイレよ、トイレ! レディにこういうコト言わせるんじゃないわよ!」
「あ……そう…なんだ。ごめん」
ちょっと顔を赤らめて俯くラウル。
ジュリアはかなり切羽詰まった様子で部屋を後にした。
「お姉ちゃん……よっぽどトイレ我慢してたのかなぁ」
ジュリアにとって不本意すぎる誤解を抱いたまま、ラウルはそそくさと
出しっぱなしになっていた自分のものをズボンにしまい込んだ。
息が荒くなっているのは、全速力でトイレに駆け込んだからだけでは決して、ない。
「はぁ……」
自分がしてしまったことに、今更ながら自己嫌悪に陥り、ため息をひとつ吐く。
姉弟なのに。
お姉ちゃんなのに。
キスなんかして。
その上、あんなところを、口で。
更にその上、その上……
「ぅ……」
下着をおろすと、股のところに小さな染みが付いている。
……その上、欲情してた、なんて。
最低、と唇を噛みしめる。
あんなこと、するつもりなんて無かったのだ、勿論。
ただ、いつも以上に泣きじゃくり、自分の胸に縋り付いてくるラウルのことを見ていたら
たまらなくなってしまって、気がついたら顔を撫でていた。
自分でも気付かないうちに、唇を重ねていた。
それだけでは我慢できなくて、したことも無い、舌を使ったキスまでしてしまった。
ラウルが無抵抗なのが嬉しくて、それで何か、箍が外れてしまったのかもしれない。
我に返ったときには、ラウルのものを口いっぱいに咥え込んでいた。
視線を感じて見上げたら、ラウルはすっかり頭がとろけてしまったような顔をしていた。
今この瞬間、ラウルの頭の中は、泣いていたことも何もかも忘れて
ただ自分のことだけでいっぱいになっているのだと思うと、もうダメだった。
下腹のいちばん奥のところがじんわりと熱を持って疼きだした。
弟の性器をしゃぶりながら、ジュリアは何度も何度も、内ももを擦りあわせていた。
ラウルが気持ちよくなって、それで辛い気持ちが吹き飛んでくれたらいいと望んだのは本当だ。
けれど、自分のしたことは結局純粋に弟を想ってのことだけではなかったのかもしれない、
ということがジュリアは悔しかった。
弟を慰めるふりをして本当は彼を自慰の道具にしただけだったのかもしれないとさえ思う。
……でも、それでも。
指先で、おそるおそる触れてみる。いちばん敏感な場所に。
「あ……」
ぬるりと、尿とは明らかに違う感触がそこにあった。
「ふぁ…ラウル……ラウル……んっ」
この手が、この指が、もし、もしも、ラウルのものだったら。
自分が彼にしたように、もしラウルにここを、この場所をいじられたら。
自分はどうなってしまうのだろう。
きっと、今まで通りに気丈に振る舞うことなんてできない。
きっと、さっきのラウルのように、頭の中がとろけて何にも考えられなくなってしまう。
それはあまりにも甘美すぎる妄想。
叶えられることがあってはならない願望。
それでもジュリアは、それを頭の中から振り払うことができなくて。
想像する。
ラウルが、自分の脚の間に手を滑り込ませる光景を。
確かめるように割れ目を指でなぞる様子を。
そしてそこを、そっと開かれる感覚を。
それだけでもう、指先に絡む熱が増える。
でもそれ以上は、無理だった。
理性が、そこから先に進むことを許さなかった。
それに実際問題、
男を悦ばせる方法は聞きもしないのに懇切丁寧に教えてくれる女性団員達は、
なのに本番で具体的にどこをどう触られてどういじると気持ちよくなれるのかは
「それは実際してみるまでは知らない方がいい」なんて言って教えてくれないので、
これ以上どうしようもなかった。
「何、やってんのかしら、私……」
満たされないもやもやを抱えたまま再度大きなため息を吐いて、
ジュリアは控えめすぎる初めての自慰の後始末をした。
乙です!(;´Д`)ハァハァ
タマラン!(;´Д`)ハァハァ
ミンミンものとかどうでつか。
おまいら砂嵐キャラを忘れてはいないか!
マリアムたんハァハァ!
ノリでラウジュリ投稿してるモンですが、
いっそ本番まで書きたいかもしれない今日この頃、
思い詰めたジュリアたんに襲われてラウルきゅん童貞喪失
世界大会を通じてなんだか男らしくなった弟に優しくリードされてジュリアたんドキドキ
…おまいらどっちがより萌えますか?
>>30 漏れは
思い詰めたジュリアたんに襲われてラウルきゅん童貞喪失で(笑)
>>30 世界大会を通じてなんだか男らしくなった弟に優しくリードされてジュリアたん
ドキドキ
も、萌えそうな気配。
>>30 いっそのこと
思い詰めて弟を襲ってしまうジュリアたん
↓
自分で思っていた以上に男らしく優しくリードされちゃってドキドキ
というのはどうですか
「思い詰めたジュリアたんに襲われてラウルきゅん童貞喪失」っぽいの途中まで投下。
世界大会では各チームごとにホテル1室使用…と考えていいんですよね?
(違ってたらスマソ途中参入なモンで
夢を見た。
細部はよく覚えていないけれど、ひどく卑猥なもので
――姉が艶然と自分に微笑みかける様だけが、脳裏に強く焼き付いていた。
「……」
股間に、温めた水糊をこぼしたような不快な感触があった。
覚えのある臭い。
これは、あの時、ジュリアのハンカチに染み込んでいたものの臭い。
あの時のことは、姉が自分を思ってしてくれたことなのだから、と
ただ彼女がそこまで自分のことを愛してくれているのが嬉しかった。
そこには一点の曇りも無い、純粋な愛情が感じられたから。
でも、これは。
夢の中で、自分は姉ととてもいやらしいことをしていた。
以前、なんとなくつけたテレビで見た、映画の濡れ場のようなことを。
そして、たぶんあの時してもらったことを、やはり姉にさせていたような気がする。
それは自分の願望なのかもしれない。
それはなんだか、姉の自分に対する愛情をめちゃめちゃに汚す妄想のような気がした。
ラウルにとって、ジュリアに対して性的な関心を持つことはとんでもない罪悪なのだ。
というよりはむしろ、性的なことを想像したりすること自体いけないことだと思っていた。
なまじ同年代の、そういう話のできる男友達がいなかったせいで、
ここまで潔癖になってしまったのかもしれない。
ベッドから抜け出し、荷造りの済んでいたバッグから替えの下着を出す。
時計を見ると、日付の変わる直前だった。
トイレに入り、後始末と着替えをした。
明日(もう今日、と言うべき時間になったかもしれない)、自分たちは日本を発つ。
世界大会も無事終了して、もうロメロのことを監督と呼ぶこともないだろう。
……と。
そのロメロが、部屋にいないことに気付いた。
どうせ遊び歩いているのだろうとは思ったけれど、
そうなると今、ラウルはこの部屋でジュリアとふたりきり、ということになる。
なんとなく目を向けると、ジュリアは毛布をすっぽり頭に被って寝ている。
寝顔が見えなくてよかった、と思った。
あんな夢を見てしまったせいか、なんとなく後ろめたかった。
「ん、ぅん……」
ジュリアが身じろぎをして、毛布が大きくずれた。
むき出しのふくらはぎがわずかに露出し、
薄暗がりに妙に白く浮かび上がるその様子は酷く淫らな感じで、
ラウルは慌てて毛布をかけ直してやろうとする。
それで、また自分のベッドに戻って、そうしたらいつも通りの朝がやってくるはずだった。
はずだった、のだけれども。
突然、全く前触れなく、まるでバネ仕掛けの人形のように勢いよくジュリアが起きあがり、
その頭が丁度上に覆い被さるようにして毛布を直していたラウルの側頭部にクリーンヒットした。
「い゙っ……!!!」
予期しなかった激痛にラウルは呻き、危うく倒れそうになる。
それでもなんとか踏ん張って、よろめきながらベッドの端に手をついた。
見ればジュリアは寝ぼけているのか、
からだを起こしたまま何のリアクションも見せずぼんやりしている。
彼女だって別に格闘技を嗜んでいるわけでもなければ
喧嘩の常習でもないのだから、痛くないはずはないのに。
「……姉さん?」
よくよく見てみると、ジュリアは少し汗をかいているようで、
暗がりではよくわからないけれど顔も少し赤い気がする。
熱でもあるのかもしれないと彼女の額に伸ばした手は、けれど触れることなくはたき落とされた。
ジュリアの瞳が、ここにきて初めてラウルの顔をまっずぐ見た。
なんだか彼女には似つかわしくないような、少し困ったような弱々しい瞳。
ラウルは困惑した。
やっぱり具合が悪いんじゃないだろうか。そう思って手を伸ばそうとして、
でもまたはたかれるのが怖くて、結局何もできず固まってしまう。
どうして自分はこうなのだろう。
変わろうとしているのに、少しは何かが自分の中で変わった手応えを感じたのに、
それなのにどうして、今こんなに怯えているのだろう。
姉のことが本当に心配ならば、ここで強く出るべきなのに。
「……なんでラウルがここにいるの?」
ぽつりと、ジュリアの唇から漏れ出た言葉。
ラウルは、その意味をはかりかねた。
「ねぇ。なんで……なんで、よりにもよって、こんな時に、あんたがここにいるのよ!」
腕を掴まれる。
ジュリアの手の力があんまり強いことに驚いて、ラウルは何もできなかった。
それに何より、ジュリアの思い詰めたような顔。
初めて見る彼女のそんな表情に、胸が苦しくなった。
ジュリアの手が、ラウルの腕から離れ、顔にまわされる。
このシチュエーションには、覚えがあった。
あったし、だからこの先の展開も予測はついたけれど、
それでもラウルは動けなかった。
自分が明らかにそうなることを望んでいることがわかって、悲しかった。
「……だめだよ、姉さん」
口先だけだ、とラウル自身がいちばんよくわかっている台詞。
「何よ、だめだなんて口ばっかりじゃない!
ホントにダメだって思ってるならちゃんと抵抗しなさいよ…!」
ジュリアは怒ったように言い、でもその表情は何かに追いつめられているようだった。
「あんたがそんなんだから、だから、私は――」
口をつぐみ、ジュリアはラウルに顔を寄せる。
唇が重なる直前、聞こえるか聞こえないかの大きさで、呟かれる。
「――だから、私は、我慢できないんじゃない」
(;´Д`)ハァハァ
続きが待ちどおしいです
こんなイイところで…!!!
生殺しですー(;´Д`)ハァハァ
続き待ってます!頑張ってください
食い付くような、がむしゃらな口づけ。
唇の裏を丁寧に舐められ、歯茎をくすぐるように舌先でなぞられて、
必死で食いしばっていた顎の力が抜ける。
ささやかすぎる抵抗は無駄に終わり、ラウルの口内にジュリアの舌が侵入した。
これは、あの時のキスとは全く違うものだ。
優しくて、温かくて、甘かった、あの口づけとは。
けれどそれでも、ジュリアとキスしているという事実はラウルを興奮させ、
頭の中を真っ白にさせた。
流れ込むジュリアの唾液を夢中で飲み込み、自分から唇を押しつける。
唇が離れ、ふたりの唾液の混じった糸が名残惜しげに糸を引いた。
ジュリアが、ラウルの肩に手を乗せ――
「わ、うわ……!」
――そのまま体重をかけ、揃って床に倒れ込む。
下敷きにされたラウルは、またしても頭をぶつけることになった。
ラウルに馬乗りになり、再び唇を押しつけてくるジュリア。
どちらかの唇が切れたらしく、ぬるりとした、しょっぱい味がラウルの口の中に広がる。
唇から出た血の味は、どこか涙の味に似ている気がした。
今度のキスは、ただ唇を重ねるだけのもので、すぐに顔を離したジュリアは
ちっとも抵抗しないラウルを苛立ちも顕わな表情で見下ろした。
「ね、姉さん……」
ラウルは何か言わなければ、と思ったけれど、結局何も言葉が出てこなかった。
ジュリアは黙って、以前したのと全く同じ調子でラウルの股間を撫でる。
「おっきくなってる……あんた、興奮してるのね」
「ち、ちが……!」
あまりにも冷静な声音で指摘されてしまった事実は、
ラウルを自分への失望でいっぱいにした。
柔らかい寝間着のズボンを押し上げて自己主張するラウルのものを、
ジュリアの両手が握りしめ、刺激する。
「ぅあ…姉さ、やめ……っ」
押しのけようとする腕には、今回もやっぱり力が入らなかった。
「興奮してるじゃない。あんた、私とキスして気持ちよかったんでしょ?」
「姉さん、なんで、こんな……おかしいよ……」
「おかしくないっ!」
叫んで、そしてラウルを睨み付けるジュリアの瞳が、辛そうに揺れる。
「何よ、口ではだめだとかおかしいとか言って、体はこんなに正直じゃない!」
自分はなんて卑怯なんだろう。
苦しげに呟くジュリアを見て、ラウルは強くそう思った。
けれどもう本当に、どうすればいいのかわからなかった。
ここで抵抗しても、それはそれでジュリアを傷つけてしまうような気がした。
ジュリアは床に手をつき、ラウルの顔を真上から見下ろした。
長い髪が一房、彼女の肩口から滑り落ちてラウルの頬に当たる。
そのままラウルの胸をまたぐ格好で膝立ちになったジュリアは、
両手で自分の着ているネグリジェの裾を掴んだ。
「……して」
言いながら、彼女はゆっくりと両手を胸の前まで持ち上げ、
白い太ももと、淡い色をしたショーツを露わにする。
年齢に不釣り合いな姉の艶めかしい姿に、
ラウルはただ口の中に溜まった唾を飲み込むことしかできなかった。
して、というのが、これまでの彼女の行動からすると
性器に触って欲しいということなのだろうという察しはつく。
そうすることで、あの時の自分のように、彼女は慰められるのだろうか。
考え、けれどラウルはあんな風にできる自信が無かった。
晒された肢体に釘付けだった目線を、なんとかその上に向ける。
ジュリアは怒っているような、泣いているような、とにかく辛そうな顔をしていた。
「意気地無し! 私にできたことが、あんたはできないっていうの!」
もういちど、唾を飲み込もうとする。
けれど、口の中はからからに乾いていた。
「姉さんは、ずるいよ……」
そんな風に言われたら、もう選択の余地なんか無くなってしまう。
その台詞はまるで、いつか彼女が自分に言ってくれた、
あんたならできる、というあの言葉の裏返しのようにラウルには聞こえたから。
ラウルは覚悟を決めて、ジュリアの脚、意外に肉感的な太ももに手を伸ばした。
「ん……っ」
ショーツの上から中心を恐る恐るなぞると、ジュリアは小さく身を震わせた。
「…濡れてる……」
指先に感じた湿り気に驚いて、つい口にしてしまった台詞。
「そ、そんなの言われなくてもわかってるわよ!」
怒鳴りつけられて、ラウルは慌ててショーツの両端に手をかける。
目を瞑って一気に太ももの中程まで引き下ろした。
「……!」
初めて見た、ジュリアの女の子の部分。
ラウルは息を呑んだ。
いっしょにお風呂に入ったことは何度もあったけれど、
こんな風に下から見上げたことなんて無かったから。
改めて、ジュリアは女の子なんだ、と実感する。
「……っん!」
湿り気をおびた割れ目を直接指で撫でると、ぬるっとした感触があった。
またジュリアが小さな声を上げる。
一旦離した指を、ラウルは口に含んで唾液で濡らした。
乾いた手で触るのは、もしかしたら痛いのかもしれないと思ったので。
ほんの少しだけ、舌を刺すような不思議な味がする。
これが女の子の味なんだ、と思った。
唾液に濡れた指を、割れ目に沿って何度も這わせる。
ジュリアが小さく声を出すたび、そこは熱を増すような気がした。
意を決して、指を2本使って割れ目を開いてみた。
にちゃ、という、少しグロテスクな粘性の水音がした。
「ああっ」
ジュリアが小さく悲鳴を上げて、背を仰け反らせる。
もっとよく見たくて、ラウルはジュリアの両脚を抱えるようにして、
彼女の股の真下に頭を滑り込ませた。
両手を使って、開いた割れ目の内側を刺激する。
「あ、ふあうっ!」
前の方に小さな突起を見つけて、そこを指でつついた途端、
ジュリアの体が大きく震えた。
ラウルの触っている場所も、ひく、と可愛らしく震える。
自分でもジュリアを気持ちよくさせてあげられるんだという思いは
ラウルを強く興奮させた。
「あ、ふ、くぅ……っん!」
ジュリアの手が、握りしめていたネグリジェの裾から離れ、
柔らかい薄布がラウルの頭に被さる。
女の子のスカートの中に頭を突っ込む格好。
今していることに比べれば可愛いものだけれど、充分に卑猥なシチュエーションだ。
その上ジュリアは腰の力が抜けたらしく、ラウルの顔の上にへたりこんでしまう。
おしつけられたジュリアの秘所に、ラウルは躊躇いなく舌を這わせた。
46 :
続く…。:03/12/18 22:13 ID:VrAHTRXs
すんません、次こそは本番に……!
なんだか普通にラウル攻めになってきちゃったなぁ。
そろそろ即死は逃れたんでしょうか。
続きキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
顔面騎乗(*´д`)ハァハァ
49 :
名無しさん@ピンキー:03/12/20 23:24 ID:+/J0myKK
age
ひくひく震えるジュリアの内ももを両腕でしっかり抱え、
ラウルは濡れた割れ目を何度も舌でなぞる。
「あ、ゃ、あん、ひゃ、くっ……」
薄い布越しに聞こえるくぐもったジュリアの嬌声に、どうしようもなく興奮してしまう。
鼻腔に広がる、女の子の匂い。
口内を満たす、女の子の味。
より深いところまで味わいたくて顔を押しつけると、鼻先が小さな突起に触れる。
「あっ、ぃやっ、いやっ!」
ジュリアは体を痙攣させて悲鳴を上げているけれど、
溢れ出る蜜がそれは快感から来るものなのだとラウルに的確に伝えてくれる。
だからラウルは、ジュリアにもっと気持ちよくなってほしくて、そこを重点的に攻め始めた。
抱え込んだジュリアの太ももを顎に引き寄せ、鼻先なんかじゃなく舌で刺激する。
「あ、やっ、はぁ、ひぁっ、あっ、うあ、ああ!」
敏感な尖りを唇に挟み、舌で撫でるたびにジュリアは喘ぎ声を上げる。
ジュリアが自分の性器を強く吸ってくれた時とても気持ちよかったことを思い出し、
ラウルは同じように彼女の敏感な場所をちゅうっと吸い上げた。
「ぃ…っあああ!」
鋭い悲鳴と共に、抱え込んだ脚が強く痙攣を始める。
女の子が、もうすぐ果てるサイン。
本能でそれを察知したラウルは、更に強くそこを吸い上げ、舌でこね回した。
ジュリアはラウルの舌のほんのわずかな動きにも過敏に反応し、声を張り上げる。
逃げようともがいているらしく、けれどその動きはむしろ
ラウルの顔に秘所を強く擦りつけることにしかならなかった。
数秒後、ジュリアは声にならない悲鳴を上げて絶頂を迎えた。
絨毯の上に倒れ込んでしまったジュリアを、ラウルは寝転がったままぼんやりと見つめた。
頬を赤らめ、肩で息をしている様子や、中途半端にショーツを下ろしている姿は
あまりにも扇情的で、まるで夢でも見ているようだった。
けれどこれは現実に起きていることなのだと、
顎にまでべったり付いた彼女の愛液がラウルに証明している。
「……姉さん……」
ジュリアの、怒っているような泣いているような辛そうな表情が脳裏に浮かぶ。
自分の愛撫で、彼女は辛い気持ちを忘れることができたのだろうか、と思う。
本当は、彼女の苦しみを理解して、共有したかった。
けれど、きっとそうできるのならジュリアは最初からこんなことはしなかったはずで。
どうしてか、拒絶されているような気持ちになった。
ジュリアが、大儀そうに身を起こし、太ももに引っかかったままのショーツを両手で掴んで引き下ろす。
てっきり履き直すものとばかり思っていたラウルは、脱ぎ捨てられたショーツと
四つん這いになったジュリアとに交互に視線を送った。
ジュリアは黙ったまま、ラウルの寝間着のズボンに手をかける。
下着ごと引き下ろされたその時になってようやく、ラウルはこの話がまだ終わっていないのだと気付いた。
「ね、姉さん!」
再び馬乗りになろうとするジュリア。
彼女が何をしようとしているのかを察して、ラウルは慌てて逃げようとする。
けれどジュリアはそんなラウルの急所をきつく握りしめた。
優しく愛撫してくれた時とは違う、渾身の力で。
「ぅあっ!」
激痛で一瞬意識が飛ぶ。
動けなくなったラウルにまたがり、ジュリアは最前きつく握りしめたものを、今度は優しく撫でだした。
「あ……」
青痣ができた部分を撫でてくれているような、優しい手つき。
痛い目にあったばかりなのに、その部分にまた血液が集中していくのをラウルは感じた。
性器を撫でられる快感と、痛いところを撫でられる安らぎ。
同時に感じる別種の気持ちよさに、頭の芯が痺れ、視界がぼやける。
先端に感じる、柔らかく湿った感触。
ラウルははじめ、ジュリアがまた口で咥えてくれているのかと思った。
けれど視線を安定させると、自分を見下ろすジュリアと目が合う。
「な……っ」
ジュリアの性器と、ラウルの性器が触れ合っている。
つまり――ジュリアは、自分とセックスしようとしている。
ようやくそのことにラウルが気付いたときには、もう遅かった。
ぐい、と強く押しつけられて、ラウルの性器が、ジュリアのなかに入り込んだ。
「ぐっ…」
ジュリアが苦しげに呻く。
めり、ぶちぶち、という肉を引き裂くような感覚。
さすがにそんな猟奇的なことにはなっていないかもしれないけれど、
ラウルはジュリアのなかに刺さった部分にそういう感覚が走ったような気がした。
「ね、ねぇ、さ……っ」
「く、ううっ!」
ジュリアはラウルの胸に手をつき、苦痛に顔を歪めながら更に腰を落とす。
下手に抵抗しようものなら更に彼女に痛みを与えてしまいそうで、ラウルは動けない。
これが本当に、セックスなのだろうか。そんな疑問が、ラウルの中に生まれる。
ジュリアはただひたすらに痛そうで、苦しそうで、とても気持ちよさそうには見えない。
映画や小説で見るようなセックスと、これは全く違う行為のように思えた。
こんなに近くにいるのに、こんなに触れ合っているのに、ジュリアがとても、遠い。
「う、ぐっ…!」
ジュリアがかなり強引に腰を押しつけて、ふたりの体は完全に繋がってしまった。
ものすごく、きつい……むしろ、固い、と表現した方がいいほど。
でもとても熱くて、きついのに柔らかくて――気持ち、いい。
悲しくなった。
こんなことになってしまう前に、本気で拒もうと思えば
そうできた場面はいくらでもあったのに、ラウルにはそれができなかった。
ジュリアのことを思ってとか、そんなものは建前だ、自分への。
結局、こうなることを――姉とセックスすることを――望んでいたのだ、
心のいちばん深いところで。きっと。
そして、今だって。
ジュリアがこんなことをしたのが自分と同じ気持ちだったら嬉しいと思っている。
自分に都合のいい解釈をしようとしている。
自分という人間を、ラウルは殴り飛ばしてやりたくなった。
震える腕と膝でなんとか体重を支え、ジュリアが腰を浮かす。
半分くらいまで結合部が抜けたところで、また腰を落とす。
「ううっ!」
最初、ジュリアの呻きだと思ったそれは、ラウル自身が漏らした声だった。
ジュリアはものすごく苦しそうな顔で同じ動きを繰り返す。
その度ラウルは快感と自己嫌悪の混じった呻きを漏らした。
「嫌だ……姉さん……」
ようやく呟いたラウルの台詞に、ジュリアはぴたりと動きを止めた。
下半身を繋げたまま、頭をラウルの顔をまっすぐ見下ろせる位置まで動かす。
「……嫌だよ、姉さん……こんなのは、嫌だよ……」
「……何よ…何、泣いてんのよ……」
言われて、ラウルは初めて自分が涙を流していることに気付いた。
むしろ泣くべきなのは、痛い思いをしているジュリアのはずなのに。
「そんな、今になって、そんなの……遅い、わ……」
苦しそうな、掠れ声。
確かにラウルはジュリアとこうなることを望んでいたかもしれないけれど、
こんな状況を望んでいたわけでは決して、無い。
ラウルは、ただ、そう、ただ――
「僕は、ただ、姉さんのことをもっと、愛したかったんだよ……」
――ただ、もっと深く、ジュリアと愛し合いたかっただけ。
ジュリアの瞳が、驚きに見開かれた。
次回からはジュリアたん視点で甘くてクサくて恥ずかしいラヴラヴエロエロものにしたいです先生。
ところでまだ他に書き手が現れないのでだらだらと続けちゃってますが、
本スレで以前エロパロ書きたいと発言されてた人とか、書いてくれないかなあ。
とか言ってみる。
ここって何人ぐらい見てるんでしょ。
56 :
疑問:03/12/21 18:08 ID:ZWEBrJNt
じゃあ書いてみるか、その前にこの質問に答えてくれ。
エロパロって必ず異性同士でないといけない規定があるのか?
ホモとかレズとかはやはり対象外?
返答求む。
>55 結構見てるぞ、何人かは分からないが・・・。
ホモは801スレの方に書き込めばいいじゃん。
男同士ならショタもそっちで。
レズはここでいいと思うけどな。
58 :
55:03/12/21 22:57 ID:gH/Cc8co
>>56 ワーイ是非是非。
自分の見てるスレでは大抵、男×女もしくは女×女が対象になってますね。
男×男は57氏の言うとおり801板がありますし。
スレによっては男キャラを女体化することでノーマルカップルとしてるトコもありますけども、
ベイにおいてそれを良しとする人がどれだけいることやら。
百合もアリですよねぇ、マオたんとジュリアたんにいぢめられちゃうマチルダたんとか…ハァハァ
女×男もまあありで
60 :
疑問:03/12/22 21:27 ID:HqRIZUvp
>57
801版には今のところベイスレ無いみたい・・・。
ここは一つ、立ち上げるしかない!?
>58
・・・じゃあネタ練ってみるよ!
・・・でも誰と誰が良いかなぁ・・・。
そのマチルダ総受ネタかなぁ。
・・・う〜ん・・・。
>60
「米」で検索しる。スレ4まであるぞ。<801板
保守
>61
スゴイ、本当に出た。
64 :
sage:03/12/25 23:02 ID:14Q87PQx
タカオ×マチルダのマイナー話を見てみたい…
>64
間違えた…
やっぱラウル視点でいっぺんフィニッシュ逝っときます。
というわけで以下5コマ。
>>54 その感情は恋なのかと聞かれたら、わからないとしか答えようがない。
けれど愛なのかと聞かれたら、胸を張って言える、肯定の言葉を。
そしてやっぱり、ジュリアを女性として愛しているのかと聞かれたら、
ラウルはきっと、わからない、としか答えられなかっただろう。
わからないから、自信が無いから、
ラウルはジュリアを性的な対象として見てしまうたびに自己嫌悪に陥った。
いっそ肉親だとか姉弟だとか取っ払って、
ジュリアのことをひとりの女の子として見ることができれば
こんな錯綜した気持ちにはならなかったのかもしれない。
けれどラウルにとって、女の子である以前に、ジュリアは自分の姉だった。
「お姉ちゃん」ではないジュリアはラウルの中に存在のしようがなかった。
なのに確かに芽生えている、姉に対して持つべきでない感情。
捨てようとしてもできなくて、日々膨らんでいくその気持ちは――恋なのかもしれない。
だったら恋心というものは、自分が夢見ていたような微笑ましいものではない。
もっと、本能に直結した、欲望の塊みたいなものだ。
そしてそれは結局のところやっぱり、愛なんだろう、と思う。
愛しているから、姉としてのジュリアも、女の子としてのジュリアも欲しい。
愛しているから、全部欲しい。
……こういう気持ちというのはきっと、きちんと口で言わなければ伝わらないのだろう。
これまでのようになんとなく感じ取れ確信できる類の感情ではないのだろう。
呆然とした表情を貼りつかせたままのジュリアの顔を、手のひらで撫でる。
「愛してるんだ、姉さんのこと……だから、姉さんの気持ちも、教えてほしい」
なんて恥ずかしい台詞なんだろう。そう思ってももう止まらない。
「僕は……もし姉さんが、僕と同じ気持ちでこんなことしたんだったら、嬉しいよ」
ジュリアはラウルの寝間着の布をぎゅっと掴み、ラウルの顔を睨み付けた。
「…何よ! 嫌だって、ついさっき言ったくせに!」
確かに言った。けれど嫌なのは、こうすることが嫌なのではなくて……
どう言えば、この気持ちが伝えられるのだろうか。
ラウルは必死で頭を回転させた。
「だって……気持ちがお互い一方通行なのは、僕、悲しかったんだよ」
「……」
「姉さんと僕が、もし、おんなじ気持ちなら、僕は姉さんと、もっと、こうしたいよ」
きっともっと簡潔にわかりやすく伝えられる言葉も存在しているのだろうけれど、
これが今のラウルの精一杯だった。
「……バカ」
目を逸らすジュリア。
「うん、ごめん。僕がバカだからきっと、姉さんのこと傷つけてる」
「ちがうっ…」
ジュリアが首を横に振るたび、長い髪がぱらぱらとラウルの胸をくすぐった。
「なんで、わかんないのよ……! 私は……愛してるからラウルの全部がほしいの!
愛してるから、こんなことまでするの! それくらい、言わなくてもわかりなさいよ…」
暗がりでも、ジュリアが顔を赤くしているのはわかる。
見えなくたって、触れた手のひらに伝わってくる熱が増していたし、それに何より、
彼女の性格からして、こんな台詞を口にして平常心でいられるはずなんて無い。
ラウルは、そんなジュリアがたまらなく愛おしかった。
それに彼女も同じ気持ちでいてくれたことがはっきりして、嬉しかった。
「姉さん…!」
腹筋を使って上半身を起こし、ジュリアを強く抱きしめる。
身長差が無いせいで、抱きしめるというよりは抱きつく格好になってしまったけれど。
繋がったところが擦れて、ジュリアが呻いた。
「僕、嬉しいよ、姉さんが僕と同じ気持ちで、すごく、嬉しい!」
それから体を引き剥がし、ジュリアの目を見て言う。
「……姉さん、愛してる」
「………たぃ」
「え?」
ジュリアが何か呟き、その声は小さすぎて間近にいるラウルにすらよく聞こえなかった。
「いっっっっったぁーい!」
聞き返すと、今度は大音量で叫ぶ。
「ね、姉さん……」
「……セックスって、こんなに痛いのね」
辛そうな顔で言って、ジュリアは小さく笑った。
「それとも……無理矢理しようとしたからかしらね」
思い出す。繋がったときの、肉を引き裂くような感触。
それは一体どれほどの苦痛なのだろうか。ラウルには想像もできない。
「い、今、抜くから…」
「だめっ」
ジュリアの腰を掴んで抜こうとしたけれど、彼女はそれを制止した。
「で、でも、そんな、痛いのに……」
「嫌よ私、あんたが終わるまで抜かないから」
「そ、そんな…」
「ラウル…せっかく気持ちが通じ合ったんだから、最後までしたいの……」
彼女らしからぬ、殊勝な物言い。
こんな状況で、こんな風に言われたら、ラウルだってこのまま続けたくなってしまう。
「……なら、姉さんは、無理しないで……僕が、動くから…っ」
言いながら、ジュリアの腰を抱き寄せ、揺さぶる。
「ん、く…っ!」
ジュリアは歯を食いしばり、ラウルの首に腕を巻き付けてきた。
ラウルの荒くなった息が落ち着いた頃、ジュリアはそっと腰を持ち上げた。
「ん、痛……」
繋がりが解かれて、ジュリアの内ももを黒っぽい筋が数本伝い落ちていく。
明るいところで見たらきっとそれは、白ばんだ赤色をしているはず。
女の子は初めての時血を流す場合が多いというのは知っていたけれど、
それにしたってこれは結構な量のような気がした。
ラウルは申し訳なくて、けれどここで謝るのはなんだかマナー違反のような気がして、
だからジュリアをそっと抱き寄せて、唇を重ねた。
「……姉さん、僕だけ気持ちいいのはずるいから……姉さんのことも、よくしてあげたい」
「な、何言ってんのよ……私はもう、充分……」
「だめだよ、だってあれは、気持ちが一方通行だったんだから」
「……」
俯き、肩を震わせるジュリア。
「姉さん? もしかして……泣いてるの?」
まさかと思い覗き込んだジュリアの頬は、確かに濡れていた。
「姉さん……」
「き、気がゆるんだだけよ! すっごく痛かったんだから!」
まあ、それもあるのだろうけれど。
なんとなく、ラウルには察しが付いてしまった。
ジュリアが流す涙は――嬉し涙、というやつだ。
「泣き虫だね、今日は」
「うるさい! ラウルのくせに生意気よ!」
顔を上げたジュリアの頬に唇を寄せ、目尻に溜まった涙を吸う。
自分の涙とは、少し違う味のような気がした。
背中が痒くなってきたのでこの辺で。
>>70-71の間にコレ入るの忘れてましたよ。アァン一番大事なトコを!
彼女のためを思うなら、すぐに果ててしまう方がいいに決まっているのだけれど、
少しでも長く繋がっていたいというのがラウルの本音だった。
ジュリアの呼吸に合わせて、ゆっくり結合部を揺らす。
「うぅ……くっ…ふぅ、んん…っ」
耳元に感じるジュリアの苦しげな喘ぎ。歯を食いしばるギリギリという小さな音が聞こえる。
「ね、姉さん、か、肩っ……僕の、肩、噛んで、いいよっ」
このままではジュリアの奥歯が砕けるのでないかと心配で、ラウルは声を上げる。
「バカっ、あ、あんたの、肩は、ワインダーを引く肩なのっ! ケガ、させるわけ、いかなっ…あぁ!」
自分が痛いときに、何だってこの人は弟の心配なんてしているんだろう。
ラウルは感動してしまった。
ジュリアの苦痛をなんとか和らげられないかと、抱き寄せた背中をそっとさする。
「…っはぁ……あぅ、んっ」
何度か背中を撫でながら揺すり上げていると、だんだんジュリアの声に甘い響きが混じってきた。
幾分か固さのとれた気がする秘所を突き上げる。
「あっ、は、うあぁ!」
ジュリアが苦痛混じりの嬌声を上げ、ラウルにすがりつく。
本当はもっと優しくしてあげたいのに、抑制が利かなくなってきた。
「ね、姉さん、僕……!」
強くて優しくて憧れだった姉が、自分の動きに可愛らしく喘ぎ、悶えている光景は、
ラウルの男の子にしてはちっぽけすぎる征服欲を充分に刺激した。
繋がったところからびりびりと快感が伝わってきて、
それがもっと欲しくてラウルは大きくジュリアを突き上げ、揺すり上げる。
自分だけ良くなって申し訳ないという気持ちも、このたまらない快感の前に霞んでしまった。
「あはぁっ……ラウル…っ、ラウル……うあっ、あっ…!」
抱きつかれ、押し付けられた胸の膨らみに顔を擦り寄せる。
やけどしそうなほど熱い快感と、温かく柔らかな安心感に包まれて、
ラウルはジュリアのなかで、果てた。
中出汁キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
>>73 生`
需要があるのかわからないマチルダ→ジュリア的マチルダたんオナーニもの投下いたします。
百合百合しいのが苦手な人は以下6コマとばして下さいなー。
ちなみにミハエル→マチルダとラウル×ジュリアが前提になってます。
休憩時間を利用してマチルダとミハエルがいっしょに外に出たのは、
まだ日も高い時間帯のことだった。
柔らかい下草に隣りあって腰掛ける。
「合宿って、とっても楽しいのね」
森の空気がおいしくて、マチルダは大きく深呼吸する。
ミハエルはそんなマチルダの姿を見て、小さく笑った。
「まったく……あんなに楽しそうなマチルダを見るのは初めてだな」
「そう?」
「今までずっと男だらけのチーム内で頑張ってたんだもんな。
……やっぱり、女同士で騒いでるの、楽しそうだ」
「うん、あのね、わたし、あんな風に女の子で集まってわいわいやるの初めてで、すっごく楽しい!」
木漏れ日が彼女の可愛らしさを強調するようにきらきらと降り注いでいて、ミハエルは目を細める。
「良かったな」
「うん! 特にね、fサングレのジュリアさん! わたし世界大会の時からずうっと憧れてて、
実際お話ししてみたらやっぱり素敵な人で、もう、こんな風に仲良くできるのが嬉しくって!
せっかくのチャンスだもの、もっともっと、お話ししたいな」
チャンス。その言葉に、ミハエルははたと気付いた。そう、今、マチルダとふたりっきりなのだ。
これをチャンスと言わずして何と言おう。シチュエーションだってバッチリだ。
木漏れ日溢れる自然豊かなこの場所で、マチルダに言ってしまおう、君が好きだ、と。
考えてみれば今ここでの自分たちはバルテズソルダというチームではないのだ。
つまり、チーム内でのお約束、抜け駆け禁止というのももう自分には適用されないはず。
悪いな、クロード、アーロン……マチルダの恋人になるのは俺だ!
かなり都合のいい方向で考えをまとめたミハエル。
もったいぶるようにあさっての方向に目を向けて話を切り出す。
「と、ところでマチルダ……今、ふたりっきりだな……」
マチルダは何も言わない。
「こんな時に、こんなことを言うのはあまりよくないかもしれない……でも、
そんな風にはしゃいでる君を見てたら……我慢できなくなってしまったんだ」
マチルダはやっぱり、何も言わない。
「マチルダ……俺…俺、君のことが好きなんだ!」
振り返り、マチルダの肩をがっしと掴もうとして……その手はむなしく空を切った。
「あ、あれ…」
「じゃあねー、ミハエル、頭脳労働がんばって!
わたし、このチャンスを逃さないようジュリアさんともっともっとお話ししてみる!」
マチルダはとっくに立ち上がり、駆けだしていた。
爽やかなそよ風が木の葉をなぶって、、ひどくわびしいかさかさという音を立てる。
「そりゃないぜ……」
ミハエルは、がっくりと肩を落とした。
マチルダは、とぼとぼと歩いていた。
ジュリアと話がしたくて、それで心当たりを探して回ってようやく彼女を見つけたとき。
見てはいけないものを、見てしまった。
ジュリアさん、キス、してた……。
弟とつるんでいることの多いジュリアは、今日もラウルといっしょにいた。
いっしょにいて……そして抱き合ってキスしているところを、マチルダは見てしまったのだ。
それも、恋人同士がしているような濃厚なキスを。
あの2人が正真正銘血を分けた姉弟であることはもう見た目からして間違いない。
けれどあんな、姉弟でするはずの無いようなキスをしていたということは。
つまり、ジュリアはラウルのことが好きなのだろう、男の子として。
ラウルが血を分けた双子の弟である以上、彼がジュリアにとって特別な存在なのは
ある程度は仕方のないことなのだろうとマチルダは思っていた。
そのラウルが異性としても特別なのだとしたら――特別の特別、特別の二乗な存在だ。
そんな相手に、マチルダが勝てるはずはない。
マチルダは、ジュリアのことが好きだった。恋と呼んでいいほどに、好きだった。
いやむしろ、それはもう恋そのもの。
男の子に囲まれた環境でブレーダーとして頑張っていたマチルダにとって、
ジュリアは密かな憧れだった「お姉さま」そのものの存在だったのだ。
強くて、格好良くて、美人で――それにとても、優しい。
いつも仲の良さそうな双子の弟に、密かな嫉妬心を抱いてしまったのは本当。
でも頑張れば、同性の友達として、ラウルと同等の「特別」になれるんじゃないかと思い、
彼女が自分のお姉さまになってくれたら、と控えめな妄想に耽っては頬を赤らめていたマチルダ。
その妄想も、もう手が届かない夢の国のおとぎ話。
いつの間にか、マチルダは女の子達で使っている寝室まで来ていた。
夜寝るとき以外でこの部屋に用なんてないので、中には誰もいない。
マチルダはまっすぐに、ジュリアの使っているベッドに向かう。
もうとっくに温もりを失っている布団を掻き抱き、その匂いを嗅いだ。
ジュリアさん……ジュリアさんの匂い、ちょっとだけするような気がします……。
胸がせつなくなって、そのままベッドにころんと寝そべってしまう。
ここでジュリアが寝ていたんだ、と思うと、なんだかドキドキしてきた。
下腹部に熱が集中しだす。
視界の端に黒っぽい糸のようなものを捉えて、指でつまんでみた。
長い栗色の髪の毛。
間違いない、これはジュリアの髪の毛だ。
確信した途端、おとなしいマチルダの理性の糸が、ぷつん、と切れた。
「ジュリアさん……今、何してるんですか……?」
呟き、つまみ上げた長い髪にそっと舌を這わせる。
自分は痴女なのだろうかと少しだけ思い、けれどマチルダはその行為をやめることができなかった。
開いた方の手を服のウエスト部分から下着の中に突っ込む。
ほんの少しだけ、股の間が湿っているのがわかった。
ジュリアさん。今、何してるんですか?
ラウル君と、エッチなことしてるんですか?
ラウル君に、こんな風にここに触ってもらってるんですか?
憧れの女性の痴態を妄想することへの罪悪感が、今のマチルダにはたまらない快感で。
もどかしげに指を這わせ、敏感な割れ目をぐりぐりと刺激する。
「きゃうっ!」
割れ目の先にある小さな突起を擦ると、腰が大きく跳ね上がった。
ジュリアさん、ジュリアさんもこうすると、こんな風になるんですか?
ひとりでこんな風にいじったりするんですか?
……弟さんのこと、考えながら。
自分で考えたことに、マチルダはたまらなく苦しくなった。
ジュリアの髪を唇に咥え、その手でシャツをまくり上げる。
キャミソールとブラジャーを少しばかり強引にたくし上げて、膨らみかけの胸をいじる。
「ふゃ、いやです、ジュリア、さ……っあん、わ、わたしも……!」
わたしだって、ジュリアさんが好きです。ジュリアさんとエッチなこと、したいです。
ジュリアさんに触りたいです、ジュリアさんに触って欲しいです……!
快楽と、そして外気に触れた生理的反応で硬く尖った乳首を摘み上げる。
「きゃっ、あぅん、だめぇ…! わたし、おかしくなっちゃいますっ、ジュリアさん!」
硬く閉じた瞼の裏に、マチルダは憧れの女性を映し出し、彼女に触れられることを想像した。
「あはっ、あぁぅ、そんな、激しくしちゃ……っ」
自分の意志で動かしている自分の手。妄想の中では、それはジュリアの手。
割れ目に沿って滑らせていた指を、躊躇わず膣内に潜らせる。
「はあっ、あん、あぁんっ、だめです、だめ、だめぇっ、あぁ、あはあぁんっ!」
片手で秘所を、反対の手で乳房をいじりまわし、腰をくねらせるマチルダの姿は、
普段の可憐な彼女からは想像も付かないほど淫らだ。
ぐちゃぐちゃに蕩けた秘所でいやらしく蠢く指は、どんどんその激しさを増していく。
妄想の中で、ジュリアが優しく微笑んでマチルダを導く。
「はあっ、はあっ、はあっ、ジュ、ジュリア、さ…ぁ! ああっ! んああーッッ!!」
絶頂を迎えると共に、乳首を弄っていた手が胸から離れ、
今、現実にはこの場にいないジュリアを求めて宙を彷徨う。
その手は勿論、何も掴むことなく虚しくベッドに落ちた。
もう即死回避してるだろうからラウジュリの続きは全部書き上げてからの投下にしようかと。
それまでに神が光臨して下さることを願いつつ落ち。
なんてエッチなマチルダたん……(*゚∀゚)ハァハァハァ
(*゚∀゚)ハァハァハァ
85 :
:03/12/31 02:47 ID:Zr8dY72E
86 :
:04/01/01 23:31 ID:IbujCPKL
冬の祭典でベイの男性向けエロスはありましたかな?
と望み薄とはいえ聞いてみる。
レボ最終回……マリアムの見事な乳にときめいたぜ……!
87 :
名無しさん@ピンキー:04/01/05 18:51 ID:QIGJMGUm
age
88 :
名無しさん@ピンキー:04/01/06 12:58 ID:NnMj/o5r
バルテズの見守る中ミハエルやクロードにヤられまくりイキまくるマチルダたん見たひ…。
マチたんは絶対バルテズのティムポくわえさせられているだろうなぁ… 哀れ…
ラウジュリのラスト投下行きます……が、長いです。15コマあります。
長文苦手な人には正直スマソ。
これは夢の続きなのかもしれない。ぼんやりした頭でジュリアは考えた。
だってこんな展開は、現実だと信じるのにはあんまり出来過ぎな気がして。
ラウルと「愛し合う」夢を見て、それで股間を濡らすのは、今回が初めてではない。
目を覚ますたび、夢だったことに安堵し、同時にほんの少しだけ残念に思い、
そしてそう思ってしまう自分を最低、と罵る。
だから今日、そんな夢を見て跳ね起きた先にラウルがいたのはきっと、
この悪しき習慣を断ち切るチャンスなのだと思った。
はっきりとラウルが拒絶してくれさえすれば、きっともうそんな夢なんて見ないと思った。
今まで通り、ただの弟として、ジャグリングのパートナーとして彼を見られるようになると思った。
なのにラウルは、ちっとも拒絶してくれなかった。
拒絶してくれないから、ジュリアはどんどん自分を傷つけた。
いっそめちゃめちゃに傷ついてしまえばもう懲りて、
ラウルに対してそんな感情を抱くこともないだろうから。
どんなに傷ついても、それはきっと弟に対しておかしな感情を持った罰なのだとジュリアは納得できた。
そして自虐的な感情はどんどんエスカレートし、
およそ想像もしなかった形での処女喪失にまで及んでしまった。
「僕は、ただ、姉さんのことをもっと、愛したかったんだよ……」
「愛してるんだ、姉さんのこと……だから、姉さんの気持ちも、教えてほしい」
耳を疑った。
愛してる?
私を?
それは、女の子として?
だったら――ラウルも、私と同じ気持ちなの?
実際にラウルと繋がっている部分からくる痛みがなければ、
これも全部夢なのだと思ったであろうほどに、甘美な響きの言葉。
自虐的な心が押し込めていたものが全部溢れ出してしまった。
どうしよう……嬉しい。
けれどジュリアはどうしても、素直になれなくて。
ラウルはそんなジュリアに、不器用な言葉で気持ちを伝えてくれた。
だからジュリアも、精一杯、不器用に気持ちを伝えた。
抱きしめられて、愛してる、と言われて、ようやく気持ちが吹っ切れた。
優しく揺さぶられて、気を使われて、痛いのにとても幸せだった。
背中をゆっくり撫でてくれるラウルの手が心地よかった。
自分の体でラウルが気持ちよくなってくれることが、嬉しかった。
そんなつもりなんて全くなかったのに、いつの間にか涙腺から熱いものがこぼれ落ちていた。
この奇妙な浮遊感。まるで、自分が自分でなくなってしまったよう。
唇で涙を拭ってくれるというシチュエーションがドラマチックすぎて、
やっぱり夢なのかもしれないといぶかしみ、
ジュリアはそっと股間に意識を集中して痛みを確認した。
目尻から頬にかけての涙を拭っていたラウルの唇が耳たぶを掠める。
「ふあ……」
信じられないほどの気持ちよさに、思わず甘ったるい声が出た。
そのまま舌先で耳の輪郭をなぞられるともうそれだけで体の力が抜けて、
くたりとラウルに身を預けてしまう。
「姉さん、血、拭くから…ちょっと我慢して……」
「え……ちょっと……」
言いながら、ラウルがズボンを脱ぎだしたので、ジュリアは面食らった。
「僕のはもうシミができちゃったから」
そう言われてみれば、股のところに黒い染みが広がっている。
ラウルは脱いだズボンを適当に丸めると、ジュリアの内ももを伝い落ちる
血と精液の混じったものをそっと拭った。
「ん……くすぐったい」
内ももを撫で上げられ、全身がぞくぞくした。
自分がものすごく敏感になっていることがわかる。
くすぐったいのではなく気持ちいいのだとジュリアは自覚した。
「ふ…」
傷ついた秘所に優しく布地を押し当てられて、思わず声が漏れる。
事後処理でまで気を使ってくれることが、素直に嬉しかった。
「立てる?」
「……無理かも」
弟に甘えさせてもらう日が来るなんて思ってもみなかった。
支えてもらいながら立ち上がり、ジュリアはベッドに倒れ込む。
シーツの上に俯せでいると、ラウルに抱き起こされた。
踵で引っかけてしまった、乱れた毛布が床に落ちる。
「ちょっと、狭いね」
当たり前だ、シングルベッドなのだから。2人で寝るようにはできていない。
けれどラウルのその言葉にはどこか寂しげな響きがあった。
そういえば、ラウルが最後に「いっしょに寝たい」と言ってきたのはいつだったか。
ジュリアはもう、思い出せなかった。
それはなんだか、とても寂しいことのような気が、する。
仰向けに寝かされて覆い被さられると、自分と大して変わらない体格のはずの弟が
それでもジュリアが思っていたよりはしっかりした体をしていることに気付いた。
「ラウル、あんた……」
「ん? なに?」
「……あんた、男の子なのよね」
当たり前の事実を確認するように呟けば、ラウルはちょっと困ったように微笑む。
「うん、男だから……だから、女の子がどうすれば気持ちいいのか、よくわからないんだ」
ラウルがしてくれることなら何でも気持ちいい、なんて恥ずかしすぎて言えなくて。
「……あんたの好きにして」
……言ってから、かえって恥ずかしい台詞になってしまったかもしれない、と思った。。
それでもラウルは察したのか、優しくジュリアに口づける。
触れるだけのキス。
それでもただそこに想いが込められているというだけで、蕩けそうなほど気持ちよかった。
体が熱い。
無意識に、内ももを擦り合わせてしまう。
唇を重ねているだけなのに。
舌だって使っていないのに。
「ひぅ…っ」
喉から変な息が漏れる。
ラウルが、ジュリアの首筋に舌を這わせたので。
そのまま鎖骨の線にそって、ついばむように口付けられる。
ラウルの唇が触れるたび全身が跳ねて、
もう自分は敏感を通り越して淫乱になってしまったのではないかとジュリアは心配になった。
「ぃたっ」
布越しに胸を触られて、ジュリアは小さく呻く。
まだ膨らみかけの胸は細心の注意を払って触れないと、どうしても、痛い。
「ご、ごめん!」
慌てて体を離したラウルの手を掴み、脇下に誘導した。
仰向けになっているので横に流れた乳房が、微かに彼の手のひらに触れる。
「ここ……撫でるみたいに、するの……そしたら、痛くないから……触って」
弟に、こんな風にものを頼むのは初めての経験だ。
ほとんどの場合、ジュリアは頼むというよりも半ば強制する形で、ラウルを使っていた。
「してほしい」ではなくて、「させたい」だったような気がする。
それに気付いて、ジュリアは急に燃えるような羞恥心に襲われた。
今の自分のあまりの弱々しさに、困惑してしまう。
自分で言うのも何だけれど、もっと毅然とした人間だったはずなのに。
よりにもよって、弟の前で、こんなに弱い姿を晒しているなんて。
けれど、ほんの少しだけ……頼ってしまいたい気持ちが、確かに、ある。
壊れ物を扱うように撫でられる、ふたつの胸の膨らみ。
緩やかな快感が、頭と、それから脚の付け根の間に伝わる。
「はぁ……ん」
困ったことに、布越しでは少し物足りなくなってきてしまった。
だからといって、直接触って欲しいとは、今のジュリアには言いづらい。
服の上からでもこんなに気持ちいいのに、直に触られたりしたらどうなるかわからない。
胸だけじゃなく、そう、既に一度指と舌でさんざん弄られた、股の間の割れ目だって。
今同じようにされたら、多分あの時よりももっとずっと気持ちいい。
それはきっと、想像もできないような激しい快感。耐えられるかどうか、わからないほどの。
ジュリアは少し怖くて、だから言い出せず、もどかしい快感に脚を擦り合わせた。
「あぁっ!」
すっかり硬く立って、布地を押し上げていた乳首を摘まれる。
なるべく乳房を圧迫しないようにしているのか、ラウルは指先だけでそこを捏ねる。
「あ、は、だめ、だめぇ…あぁ、はあぁん!」
女の子の悦ばせ方を知らないなんて絶対嘘だと思ってしまうほど、
ラウルの指の動きひとつひとつがいちいち気持ちいい。
これまでと全く違う強い快感に、ジュリアは何度も体を痙攣させた。
「はぁ、はぁ…」
「……」
不意にラウルが起きあがり、ジュリアが全身に感じていた重みが離れた。
「姉さん、脱いで……僕もちゃんと脱ぐから」
言いながら、ラウルは自分の寝間着のボタンを外し始める。
ブラジャーは、寝間着の下には着けない。ショーツは、さっき脱ぎ捨てた。
だから、今着ているネグリジェを剥ぎ取ってしまえばもう、ジュリアの身を隠すものは無くなる。
躊躇ったのは、ほんの一瞬だった。
どうなるかわからない不安と、とにかく直接触って欲しいという欲求とがせめぎ合い、
僅差ではあったけれど後者が、勝った。
カーテンの隙間から漏れる月明かりが、ちらちらと互いの裸身を照らす。
「姉さん、綺麗」
「……」
裸を見られるなんて、別に初めてではないのに、ジュリアは恥ずかしさに黙り込んだ。
「姉さん、綺麗」
もう一度言って、ラウルはジュリアの首筋に口付ける。
「んん……」
軽く肌を吸われて、初めての感触に背中がぞわぞわした。
そのまま、今まで露出していなかった部分への愛撫が始まる。
「ひゃっ、ゃ…っ」
二の腕の柔らかいところと、ウエストの、一番くびれている部分。
その2ヶ所に吸い付かれると、ジュリアは他の場所に触れられる以上に大きな声が出た。
わけのわからない「ぞわぞわ」が全身に広がるその場所は、くすぐられるとどうにも辛抱できないところ。
触られただけでくすぐったくてどうしようもない場所というのはつまり、
こういうときに触られると気持ちよくてどうしようもない場所なのだということをジュリアは知った。
ラウルもそれがわかったのか、それとも単にそこに触るとジュリアの反応が違うことがわかったからか、
左右の同じ場所を何度も吸い、時折舌でつうっと舐めあげた。
くすぐったくて、でも気持ちよくて、ラウルの頭を掻き抱く。
「あぅっ、あ、ふあっ、そこ、だめぇ…! ひあっ!」
直接乳首に触れられ捏ね回された上、舌で舐められてジュリアは叫んだ。
とんでもない快感。けれどここよりもっと敏感な場所があることを、ジュリアはもう知っている。
それは勿論、ラウルも。
膝を持ち上げられて、そのまま左右に脚を開かされてしまう。
道路上で轢き潰されて干からびたカエルみたいな、無様な格好。
股の間から、グロテスクな水音が出たのがジュリア本人にも聞こえた。
自分では見えないけれど、そこがぐちゃぐちゃに濡れてぱっくり口を開けていることがわかる。
自分から押し倒して強要したときには、気持ちが高ぶっていたこともあり何とも思わなかったのに、
今逆に押し倒されてこうしてじっくり見られると、ものすごく恥ずかしい。
月明かりが結構眩しくて良かった。
もし電気の灯りの下でこんなことになったら、たぶんジュリアは恥ずかしすぎて、死んだ。
ラウルが、味わうようにゆっくりと、唇全体でそこを包み込み、割れ目に沿って舌を動かす。
ジュリア自身から溢れさせたものと、先ほどラウルが出したものが混ざり合っている上、
出血というトッピングまで付いたそこの味は、たぶん大変なことになっている。
けれどラウルに躊躇った様子は見られなかった。
ここのいじり方は、もう一度経験しているからわかっているはず。
なのにラウルはいたわるように優しく舐めるだけで、それ以上のことはしようとしなかった。
「んんっ……はあ……っ」
胸を撫でられた時と同じ、緩やかな快感。時折ラウルの鼻息が敏感な場所にかかり、
たったそれだけの刺激にすらジュリアはびくん、と体を跳ねさせた。
ラウルが顔を離し、クスリと笑う。
「姉さん、魚みたいだね」
たぶん、水中を優雅に泳ぐ姿ではなく…つり上げられてビチビチいっている姿と重ね合わせたのだろう。
……確かに、されるがままになっている今の自分は、
ラウルに釣られてしまったようなものかもしれないけれど。
それにしたって、これは屈辱だ。
「な、なんですって…ぇ、あっ、ひゃあん!」
敏感な突起を指先でちょん、とつつかれ、反論を封じられてしまった。
「こんな風に、僕が触るとびくってなるところとか」
「ひうっ!」
今度は唇で。
「それから……姉さんがこんなに可愛くて、僕にされるがままになってるのとか、新鮮」
「んっ……もうっ、調子に乗るんじゃないわよ」
「ごめん」
からかわれた。それも、弟に。
すっかり立場が逆転してしまったことがかなり悔しく、そして恥ずかしい。
ジュリアはもう一生分の「恥ずかしい」気持ちを今夜だけで消費してしまった気がした。
それになんだか、そういう、物事を考える部分がちょっと、上手く働かなくなっている気がする。
よくわからないぐるぐるした靄が、頭の中に広がっているような。
唇が、重なる。
予想通り、変な味がした。
「あ…っ」
ゆっくりなかに入ってきたラウルの指を、自分の体が抵抗無く呑み込んでいくのがわかる。
粘膜の裂けているらしい場所が少し滲みたけれど、他は何ともない。
「あっ……ん、んっ……ふ……」
内側を撫で回すような動きに合わせて、鼻にかかった声が漏れた。
腰が自然に動いてしまう。
恥ずかしい。とんでもなく恥ずかしい。
まだ2回目なのにこんなに反応して、これではまるで痴女だ。
それともこれが、普通なんだろうか。
そういう基準が頭の中にできているほどジュリアは耳年増ではなかったし、
そうこうしている間にも、思考はどんどん麻痺していく。
頭の中が「気持ちいい」と「恥ずかしい」でいっぱいになってしまう。
「姉さん、すごい……ぐちゃぐちゃだよ。気持ちいいの?」
ラウルが感動したように言う。
なんて恥ずかしい質問をするんだとジュリアは思い、けれど怒りまでは感じなかった。
「知らない……そんなの、知らないわよ……ぁ…」
指がもう1本入ってきた。やっぱり、ちょっと滲みるだけ。
「あ、ぁ…や、やだぁ、だめ、だめぇ」
掻き混ぜられる音が自分にも聞こえてくる。
なんてグロテスクで、卑猥な音。自分の体から、そんな音が出るなんて。
そんな音が出るくらい、感じているなんて。
あまりの恥ずかしさと情けなさで、ジュリアは涙ぐんだ。
「どうしたの? 痛いの? 姉さん……」
ラウルが驚いて指を抜いた。それを残念に思ってしまう自分が恥ずかしい。
泣き顔をまじまじと見つめられる。
「な、何見てんのよ! バカにしてんの? さんざん痴女みたいに喘いでたくせに、
感じまくってたくせに、こんな時に泣き出したりして、バカだと思ってんの!?」
「そ、そんなこと思ってないよ」
混乱している。感情のコントロールができない。思ってもいない言葉がこぼれる。
悔しい。この局面で素直になれないことが、悔しい。
不意に、頭を撫でられた。
「泣かないで。大丈夫、恥ずかしくないよ、僕たち両想いなんだから」
「え……」
「僕だって姉さんに触ってもらって気持ちよかったんだから、おかしくないよ」
「……」
「それに僕、姉さんが気持ちよくなってくれた方が嬉しいし……ええと……」
慰めの言葉が尽きてしまったらしい。
けれど頭を撫でてくれる感触だけで、ジュリアは充分落ち着くことができた。
今までしてあげる側だったので、気付かなかった。
頭を撫でられるというのは、なんてすてきな感触なのだろう。
髪の1本1本にまで神経が通っているような心地よさ。
ラウルの手が、頭のてっぺんから首筋までを何度も伝うたび、唇からため息が漏れた。
「ん、ラウル……」
抱きつきたくて両手を差し出すと、背中に腕を回されて抱きしめられた。
体重がかかって、少し、重い。
でもジュリアには、その重みがひどく愛おしかった。
もう本当に、すっかりあべこべな互いの立場。
ラウルが片手を背中から頭の後ろに回して、また撫でてくれる。
ジュリアはうっとりと、その感触に身をまかせた。
「……」
「……」
しばらく抱き合ったままでいると、ラウルが何やらもじもじとしだした。
「……何? どうかしたの?」
「……あの……」
ラウルはなおももじもじしながら、ベッドに肘をついて頭を上げる。
「……僕、姉さんが気持ちよくなってくれればいいって思ってたんだけど……」
切羽詰まったような表情。
内ももに当たる、ごりごりしたもの。
なんとなく、察しがついた。
「……したいの?」
ラウルが顔を真っ赤にして俯く。
なんだか自分のペースに戻ったみたいで、ちょっと嬉しかった。
「……うん。僕も、いっしょに気持ちよくなりたい……です」
どうやらラウルは、最後までするつもりはなかったらしい。
……ほんとに本気で、私のこと”だけ”よくするつもりだったのかしら。
頬が緩む。微笑むのが、何故かとても久しぶりのような気がした。
「いいわよ……来て」
こんな機会でもなければ一生言いそうにない台詞。それがとても自然に出た。
ラウルが腰を擦りつけるようにして入り口を探る。
なかなか見つけられないらしく、何度も割れ目の表面を往復する。
さっきはジュリアの方からしたので、わからないのも仕方がない。
とはいえ、じらされているような気分になったジュリアは、手を添えて誘導する。
ばつの悪そうな顔をするラウル。
この場にそぐわない、微笑ましい気持ちになった。
「ん、ぅ…」
ラウルがゆっくり入ってきた。
意外なほどすんなりと、奥まで繋がる。
予想していたのと、全く違う感触。
無理矢理したときのようなとんでもない痛みはなかった。
痛みがないからといって、劇的な快感があるわけでもなかった。
入り口のところからは、ラウルの確かな質感がわかりすぎるほど伝わってくる。
けれど奥の方はほとんど何も感じないのだ。
こういうのが、普通なのだろうか。ジュリアにはよくわからなかった。
ただ。
のし掛かられた体の重み。
至近距離で感じる息づかい。
伝わってくる胸の鼓動。
そういったひとつひとつが、ジュリアの知らない興奮をかき立てる。
「大丈夫? 痛くない?」
労るような声音。
「ん、平気……ちょっと、滲みるけど……」
「動いても?」
「大丈夫、よ」
正直に答えると、ラウルは安心したように微笑んだ。
密着したままの状態で、繋がったところを揺さぶられる。
「あ……はぁっ、あぅ、んっ!」
痛みが無いせいか、敏感な突起が擦れる快感がダイレクトに伝わってくる。
気を使って動いてくれているのがわかるけれど、それがかえってもどかしく感じられて。
「ぁ、や、だめっ、やぁ……もっ…と……!」
思わずしがみつき、自分から腰を擦りつける。
「あぁ、はぁん、ラウ、ル、あっ……ラウル! ああっ」
ジュリアの反応に気をよくしたのか、ラウルの動きが大きなものに変わった。
密着していた腰が離れ、強く打ちつけられる。
相変わらず奥の方は何も感じられなかったけれど、
感覚のある部分は未だかつて無いほどの快感を得、それ以上のものを貪欲に求めている。
ジュリアはもう本当に何も考えられなくて、ラウルの体のことも考えられなくて、
しがみついた背中に爪を立ててしまう。
ラウルは痛みで少し眉間にしわを寄せたけれど、そのまま抽送を続けた。
彼も何も考えられなくなっているらしく、
ジュリアのなかをめちゃくちゃに突き上げ、腰を押し付けてくる。
部屋の中に響くのは、愛し合う男女が交じり合う音、それに合わせてベッドの軋む音、
そしてジュリアの啜り泣くような喘ぎだけ。
2人が繋がっているところも、2人の頭の中も、すでにぐちゃぐちゃに蕩けてしまっている。
愛がどうとか、何のためにとか、そんなものはどこか遠いところに消し飛んでしまった。
ただひたすらに、互いの何もかもを激しく求め合い、与え合う。
ジュリアの体は自分のなかで動くラウルのものを逃がすまいときつく締め上げ、
それが胎内に吐き出すものが欲しくて卑猥に蠢く。
ラウルが動き出してから、まだそんなに時間は経っていない。
なのに2人の主観では、もうずっと長いことこうしているような気がする。
考えなしに動いていたおかげで、互いの限界は間近に迫っていた。
「ねえ、さ…っ、僕、もう……!」
「ゃ、やぁっ、ま……っ、わたし、わたし、も……!」
汗でぬめる背中に必死でしがみつき、ジュリアは懇願する。
「あぅ、あ、あと、ちょっと……なの! い、いっしょ、に……ぁん!」
「うぅ、姉さん……いっしょ、に……」
ラウルのものはもう痙攣を始めている。
おいて行かれたくなくて、ジュリアは必死で腰を振り、自らを絶頂まで追いつめる。
「はぁっ、あっ、来て、ラウル、来てっ! あっ、あっ、ああぁ……っ!!!」
「んぅ……っく!」
ラウルは健気なほどギリギリまで我慢していたようで、
ジュリアからのゴーサインが出た途端に勢い良くぶちまける。
ほぼ同時に達することができて、満足感にジュリアは息を震わせた。
崩れ落ちたラウルの顔を掴み、強引に唇を重ねる。
互いに息が上がっているので、あまり長続きしなかった。
夜中に体力を消耗しきったせいで、ものすごく眠い。
けれどこのまま裸で寝てしまうわけにもいかないので、
ジュリアはなんとか力の入らない腰を奮い立たせてネグリジェを着、
脱ぎ捨てたショーツを拾って掃こうとしたら湿っていて気持ちが悪かったので
そっちは袋に入れて荷物にしまい込んだ。朝になったら新しいものを出すことにする。
ラウルの方は律儀にも荷物の中から新しい寝間着を引っぱり出していた。
ベッドに乗ろうとしたジュリアを呼び止め、手で招く。
「そっちのベッド、汚れてるでしょ。こっちでいっしょに寝ようよ」
断る理由なんて勿論、無かった。
狭いベッドのなかで、落ちないようべったりと寄り添う。
「姉さん、あったかいね」
「ラウルもあったかいわよ」
「僕、今すごく幸せ」
「私も、今すごく幸せ」
「姉さん……好きだよ」
「……私も」
「あ、ずるいよ」
「もったいないから言わないの」
「ふーん……」
「おやすみ、ラウル」
「おやすみ、姉さん」
今夜は2人とも、いい夢が見られそうだった。
以上で
>>10から続いたラウジュリは終了であります。長々失礼しますた。
後日おまけ投下しに来ます。
>>88 マチルダたんみたいな可憐な乙女がドロドロに汚され犯される姿というのは
実に萌えますなぁ。ハァハァ
素晴らしいでヤンス
いやぁ、びっくりしましたよ。酔っぱらって帰ってきたら、カードキーが無いなんて。
日本最後の夜ってことで、浮かれてたんでしょうねぇ。
フロントに行くことを思いつけばよかったのかもしれませんけど、
考えてみれば夜中ですし、誰もいなかったかもしれませんね。
それに結果的に、あの時部屋に入らなくて正解だったみたいですし。
いやしかし本当に、成長したとは思ってましたけど、まさかあんな関係になってるなんてね。
よっぽど疲れちゃってたんでしょうねぇ、ドアの前でうたた寝しそうになっちゃったんですよ。
で、ドアに寄りかかったらぴったり耳を押し付けた格好になったんですけど、
ホテルの防音がしっかりしてなかったのか、中の音がちょぉーっとだけ、聞こえてきまして。
耳を澄ましたら、なんだかジュリアが騒いでるみたいで。
あー起きてるんだぁ、じゃあノックしたら開けてもらえるなーって思ったんだけど、
よくよく聞いてみると、なんかおかしいんですよ。
騒いでるって最初思ったんですけど、ちゃんと意識して聞いてみると、喘ぎ声だったんです。
あの子声大きいから、だからドア越しでもちょっとだけ聞こえちゃってたのかもしれませんねぇ。
や、もう、あんな初々しいよがり声なんて久しぶりに聞きましたよ。
普段はお姉さんぶってても、やっぱり女の子ですね。
時々ラウルの名前呼んでるのとか、聞こえてくるんですよ。
可愛いものですよ、大人の私から見ればね。
それにあの泣き虫ラウルがジュリアとそんな風にできるようになるなんて、
もうそれだけで私感動しちゃいましたよ。
え? 姉弟?
ああ、まあ確かにね、問題だとは思いますよ。
けどまあ、しょうがないんじゃないですか? 好きなら全部。
あの子たちだってバカじゃないんだし、自分たちのしてることくらいわかってるでしょう。
その辺のことはね、たぶん保護者気取ってる私だって口出しする権利、無いと思うんですよ。
ま、心配事といえば、避妊のことですかね。
ラブホテルじゃないんだから部屋にはコンドームなんて置いてなかったでしょうし、
あの子たちもまだ子供なんだから自分で持ってたとも思えませんし。
この間のは、たぶん初めてだっただろうから仕方ないとして、
やっぱりそういうところはきちんとしないとね。
これは、保護者とかそういうのじゃなくて大人としてね、ちゃんとさせないと。
今度性教育とかなんとか理由付けて、ラウルに教えてあげますよ、付け方。
どっちにしろ、そろそろそういうこと教えてやらなきゃいけない年頃でしたしね。
相手がお姉ちゃんでも好きならしょうがないとして、これだけは、ね。
そう、そうなんですよ、好きなら全部しょうがないんです。
ですから奥さん、私のこの溢れんばかりの想い、どうにか受け止めてはいただけませんかねえ。
あれ、奥さん、ちょっと待って下さいよ! 奥さ〜ん!
……あーぁ、また逃げられちゃったぁ。寂しいなぁ。
今度、ジュリアとラウルにお願いして仲間に入れてもらおうかしら。
………無理よねえ、絶対。
糸冬
乙!!
乙。全部聞かれてたのかよ!w
ベイブレードでマソコに攻撃!なシチュの小説キボンです
●月×日
今日は、お姉ちゃんにひどい目に遭わされた。
「絶対ばれないから」なんて、まさかあんなことさせられるなんて……。
きついって、痛いって、絶対入らないよって言ってるのに、
「あんたならできる!」とか無茶苦茶なこと言ってぐいぐい引っぱるから、
僕はもう痛いやら苦しいやらでどうしようかと思った。
そのくせ、無理矢理したせいで破けちゃったら「なんてことするのよ!」って怒るし。
時々、お姉ちゃんが何考えてるのかわからなくなる。
まったく……この歳で洋服のとりかえっこなんて、無理に決まってるのに。
僕だって、一応男なんだから。
お姉ちゃんそういうところ、わかってないんじゃないかな。
>>111 バルテズソルダ内マチルダたん陵辱(+ミハマチ悲恋)で、
「やっ……やめてぇ! そんなの当たったら壊れちゃう…!」
「監督、これはいくらなんでも!」
「逆らうのか?」
「……っ」
「お願い! お願いです! 何でもするから……! いや、いやっ、いやぁ!」
「………すまない」
「いい子だ、ミハエル」
「いやぁ、いやぁ……なんでぇ……信じてたのに……ミハエル!
いやっ、いやあぁぁぁーっ!」
……みたいな感じでせうか。勿論バルテズ監督謹製の凶悪改造ベイで。
>>113 111じゃ無いけど鬼畜好きな漏れにはツボです。
続きおねがいします。
>>114 いやはや、私鬼畜とか陵辱とか専門外というか読むのは好きだけど
書くのはできないクチなので他の書き手さんの登場を待っているのです…。スマソ
アニメも終わっちゃったし、賑わわんのう・・・
117 :
名無しさん@ピンキー:04/01/19 14:44 ID:rrUnCVEN
age
本スレすごいことになってるね
119 :
名無しさん@ピンキー:04/01/26 23:44 ID:bOUzljhN
保守
120 :
名無しさん@ピンキー:04/01/31 22:06 ID:hpL4QE/o
誰もいない……ぬるえろ投下するならイマノウチ……!
バルテズソルダ内性的虐待もの逝きます。
監督に連れられて病院(勿論というか、モグリの医者だ)から戻ったマチルダは、
ミハエルが自分を見ようとしないことに気が付いた。
心配そうに見つめてくるクロードとアーロンに微笑みかけ、部屋に足を踏み入れる。
もう数日くらいは、監督もきっと放っておいてくれるだろう。
けれどそれはつまり、自分の分まで他のメンバーが損害を被るということ。
ちくりと、胸が痛んだ。
ドアに背を預け、ずるずると座り込む。
みんなは、これからトレーニングだそうだ。
――何の?
考えたくなんて、なかった。
下腹部に手を当て、撫でる。
「……赤ちゃん、産めないんだって」
呟いてみても、実感が、どうしても湧かなくて。
だって、初潮もまだなのに。
赤ちゃん、なんて。
想像もつかない。
下着に手を滑り込ませ、湿った粘膜に指を這わせる。
傷はもう癒えているけれど、その時のことは鮮明に思い出せた。
「…ぅ、ん……」
こんなひとり遊び、いつ覚えたのか。マチルダはもう、忘れてしまった。
自分が初めて男に犯されたのがいつだったかすら、覚えてなんかいない。
相手が見ず知らずの男だったわけではないこと、それだけが救いだったのかもしれないとさえ思う。
キスも、セックスも、何もかも。「好きな人」としたことなんていちども無い。
それでも、いつかはと、大人になったらあるいはと、夢ぐらいは見ていたのだ。
「ふぅ……んっ!」
こんな自分でも、きっとこうして優しく触れてもらえる日が来るかもしれない、と。
それが、想い人であるミハエルだったらどんなに素敵だろうと。
キスなんてできなくても、正常なセックスなんてできなくても、
ミハエルとだったら監督に隠れてこっそり手をつなぐだけで、幸せだった。
幸せ、だったのに。
ベイブレードは、人に向けてはいけない。それは、基本中の基本だ。
けれど、向けられたのだ。マチルダは。女の子の体で、最も傷つきやすい場所に。
ああ、今思い出してもこのシチュエーションは――ギャグか何かとしか思えない。
向けられたのが通常のベイだったらきっと、ギャグで済ませられたのかもしれない。
済ませられない改造が施されていた所為で、マチルダはとんでもない傷を負ったけれど。
自分がとてもみっともない悲鳴を上げていたことを覚えている。
何でもするから、と泣きすがったことも覚えている。
ミハエルが、何度も何度も監督にできないと訴えていたことも覚えている。
そして最終的に、監督には逆らえなかった彼の、悲痛なあの表情。
ミハエルの方が、よっぽど痛そうな顔、してた。
あの瞬間。マチルダは、理解してしまった。
どんなに想っていても、彼が自分と同じ気持ちでいてくれても、
互いに結ばれることはきっと金輪際、無いのだろうということ。
それは、別に監督に逆らえなかったミハエルを非難しているとか、
彼に絶望したとか、そんなんでは決して無い。
そうではないけれど、ならどうして、と聞かれてもきっと、マチルダは答えられない。
わからないけれど、とにかく、考えるという過程をすっ飛ばして、理解してしまったのだ。
あの出来事が、想い合う2人のほんのささやかな願いを打ち砕いてしまった。
破瓜の血と比べものにならないほどの出血。
床に広がる、鮮烈すぎるクリムゾン・レッド。
「あ……っ」
瞼の裏に血の紅を浮かべたまま、マチルダの全身が小さく痙攣した。
いつの間に、眠っていたのか。
マチルダは、夢を見たような気がした。とびっきりの、悪夢を。
あり得ない、と小さく笑う。今のこの状況こそが悪夢そのものなのだから。
不快な汗の感触。
顔を洗おうかとドアノブに手をかけようとし――ほんの一瞬だけ早く、外側から扉が開けられた。
「あ……」
「ミハエル……」
気まずい沈黙。先に口を開いたのは、マチルダの方。
「あの、わたし……顔、洗いに行きたくて……」
ミハエルは何も言わず、慌ててドアの前からどく。
マチルダは何も言わず、彼の横を通り、そして振り返る。
「わたし、もう大丈夫だから。気にしないで」
「! そんな……っこと!」
「いいから! わたしは、これからもずっと、ミハエルと今までどおりにしていたいの」
「……っ」
「……お願い」
ちょっと苦労して笑顔を作る。
まだ何か言いたそうにしているミハエルに背を向け、マチルダは洗面所に向かった。
顔を洗い、ほんの少しだけ泣いてしまって、また洗わなければならなかった。
――2日後。
監督に呼び出されたマチルダは、世界大会予選の日程を聞かされた。
体の具合はどうだ、と聞かれ、正直に、もう何ともない、と答える。
その日は、メンバー全員の相手をさせられた。
何かの発作のようにがたがたと震えるアーロンを宥め、
監督に聞こえないよう耳元で小さく小さく謝罪の言葉を繰り返すクロードに微笑みかけ、
歯を食いしばって何かに耐えている表情のミハエルの頬を撫でる。
マチルダは、自分が自分でなくなってしまったような気がした。
ミハエルも、クロードも、アーロンも、みんないつも以上の生傷を晒していた。
全員が、泣きそうな顔をして、けれど泣いたら監督に何をされるかわからないから我慢していた。
バルテズ監督は、それを楽しそうに眺めていた。
今日何度めかの小さな――お義理の――絶頂の中、
マチルダはそんな監督の姿を虚ろに見つめていた。
fin.
127 :
名無しさん@ピンキー:04/02/06 12:56 ID:xHL55BhT
age
お、新SSが、職人さん乙です
129 :
名無しさん@ピンキー:04/02/12 17:18 ID:qytIlmD6
保守age
「38度6分」
水銀式の体温計をまじまじと見つめながら、ラウルは呟いた。
「熱…下がらないね」
「んー……」
横になったまま小さく呻き、寝返りをうつジュリア。
なんだかふらふらしていたジュリアが、ばたりと倒れたのが2日前。
とにかく熱が高くて、慌てて病院に連れていって。
完璧な、熱風邪だった。
風邪ぐらい、いつもの彼女だったら気合ですぐ治せたのに、今回に限っては熱が下がらない。
ろくに動けないせいでただ寝ていることしかできず、すっかり弱っているジュリアを
ラウルは付きっきりで甲斐甲斐しく看病した。
どうせ、ジュリアがいなければ自分も舞台に上がれないことだし。
「はい、りんごジュース。喉、乾いてるでしょ」
冷えたジュースの入ったコップは、水滴が周りにびっしり付いている。
抱き起こしてそれを持たせようとすると、ジュリアは手を引っ込めてしまった。
「飲ませて」
「へ?」
「だるいー、コップなんて重くて持てないー」
甘えていると言うには少しばかり高圧的な口調で。でもこれが、いつもの彼女だ。
「……しょうがないなぁ」
苦笑しながらコップをジュリアの口元に持っていく。
熱のせいでおかしな味がするのか、ジュリアは一言、変な味、と呟いた。
それでも全部飲み干したので、やはり喉が渇いていたのだろう。
歓声が、小さく聞こえてきた。
いつもだったら自分たちも浴びているはずの、歓声。
「盛り上がってるみたいだね」
「……」
「姉さん?」
押し黙ってしまったジュリアの顔を覗き込む。
顔を見られたくないのか、ジュリアはラウルの胸に顔を押し付けた。
「……心細いの?」
「わかんない……」
およそ寝込んだ経験のないジュリア。
病気で体力が落ちて、それで精神的にも弱っていることに自分で気付いていないのかもしれない。
時々彼女は、自分が弱っていることに気付かず無茶をする。
「わかんない、けど……今すごく、あんたに抱きつきたいって思ったのよ……」
「……そっか」
いつも、誰かに頼るとか、そういうことをしない姉。
時にはわがままも言うけれど、それもほんのささやかなものだけ。
今だってこんな、ごく控えめな甘え方しかしない。
病気のときくらい、思いきり甘えていいし、頼っていいし、わがままも許されるのに。
肩を掴んで体を引きはがす。
ジュリアは一瞬、驚いたような顔をし、それから少し寂しそうな顔をした。
―― 僕は、姉さんが甘えられないような頼りない存在なの?
唇を重ねると、ジュリアの体は小さく、本当に小さく、ぴくんと震えた。
「ん……っ」
彼女が苦しくないように、舌は絡めずに口の中を舐める。
微かに残るりんごの味。
おずおずと背中に回された手の感触で、自分が間違っていないこと、
ジュリアが本当は甘えたくて、なのに躊躇していることを確信した。
唇を離せば、そこには困ったように笑う姉の顔。
「……知らないわよ、うつっても」
「いいんだよ、僕の体のことなんか」
歓声が、また聞こえた。2人にとって、この日、最後の。
ラウルの靴が床に落ちる音と、2人分の体重でベッドが軋む音と、布団がずるずると滑り落ちる音。
それらがいやに大きく響く。
「や……」
丈の短いネグリジェをまくり上げた途端、ジュリアは身を捩って逃げようとした。
けれど熱のせいで力が出ないのか、簡単に掴まえられる。
「だめ……シャワー、ずっと浴びてないし、今日、まだ体拭いてもいないし……」
「そんなの気にしなくていいよ」
鎖骨のくぼみに沿って舌を滑らせる。
「わ、私は、気にする、の……!」
「じゃあ、あとで濡れタオル持ってくるから」
「あと、じゃ、だめ……っあ……はぁ……!」
乳首をいじりだすと、ジュリアはぴくぴくと全身を震わせながら力無い喘ぎを漏らした。
たったこれだけで、ろくに口が利けないほど感じているなんて。
「……いつもより感じやすいんだ」
「ばか! そんな、ことっ……あ、ああ!」
ぷくりと勃ち上がった乳首を摘み、反論を封じてしまう。
求められている、と感じた。
ラウルは、風邪で寝込んだりするといつも心細くて、寂しくて、ジュリアに抱きしめていて欲しかった。
けれど感染るからダメ、と大人は彼女を近づけさせてもくれなくて。
今は、そばにいられる。ジュリアを抱きしめられる。求められれば、応じられる。
「あ! そこっ…舐めちゃ……やあ! あ……!」
下着を一気に引き抜き、脚を大きく開かせて、真っ赤に充血した中心部にしゃぶりつく。
普段は丹念に洗っているであろうその場所は、微かに石鹸のにおいがしていて。
けれど今日は、もっと動物的な……欲情をかき立てる卑猥なにおいが充満している。
音を立てて丹念にしゃぶり上げると、いっそうひくついて潤いを増した。
ジュリアはもう抵抗せずに、全身を大きく痙攣させながらラウルの愛撫を受け入れる。
「あ、も……! だめ……ぇ!」
ひときわか細い声で啼いて、小さく絶頂を迎えるジュリア。
こんなに簡単に乱れるジュリアなんて、ラウルは初めて見た。
「ごめん」
かなり強引にしてしまったので、謝る。ジュリアは目を伏せたまま、押し黙っていた。
「姉さん……」
強引ではあったけれど、それでもこうしたことは間違っていなかった、と思う。
思うけれど、もしかしたら本当は違うのかもしれない。
自信なんてものはあやふやで、すぐにしぼんでいってしまう。
少しは自立したと思っていても、わずかに残っている、依存心。
「ごめん……本当、に……」
「ばか、みたい……私」
「?」
むくれた顔をして、ジュリアは呟く。独り言のように。
「……甘えるって、どうすればいいのか、わかんないのよ……
なんにもしなくていいって、頭でわかってるのに」
―― 間違って、なかった。
「うん……なんにもしなくて、いいんだよ。全部、僕に任せて……」
自分から何かしていないと気が済まないのは、彼女の姉としての性分。
「今だけ、僕がお兄ちゃんになってあげるから」
冗談のつもりではあったけれど、少しだけ本心もあった。
「……ばか」
あんたには無理よ、と言って、ジュリアは笑った。
なるべく時間をかけて、ゆっくりと挿入する。
「ん、や……ぁ」
普段よりずっと熱く、ぐずぐずに濡れた肉壁がねだるようにねっとりと絡みつく。
入れただけで達してしまいそうな様子のジュリアに気を使い、全部繋がったところで動きを止めた。
腕の中の彼女はとても熱くて、弱々しくて、いつもより小さく感じる。
「ラウル……」
消え入りそうな呼び声。
「なに?」
「ラウル」
「うん?」
「……ラウル」
―― ああ、これは、きっと。精一杯の、おねだり。
ラウルはもうなんだかたまらないほどジュリアが可愛くて、愛おしくて、
細い腰をしっかり掴んで、結合部をぐちゅぐちゅと擦り合わせる。
「あ、ぁあ!」
またしても小さく絶頂を迎えたジュリアの体が小さく震えて、
ラウルを咥え込んだ場所が蜜を溢れさせながらぞわりと蠢く。
構わず腰を動かすと、ジュリアはいやいやするように力無く首を振り、ラウルの肩を掴んだ。
「んぁっ……は……」
砂糖菓子のように甘い、愛しい姉の嬌声。
薄っぺらいゴムの避妊具なんてこの熱で溶けてしまうのではないかという錯覚の中で、
ラウルはひたすらジュリアのなかを突き上げ、掻き混ぜる。
掴まれた両肩に食い込んだ爪の感触はあまりにも弱々しく、
それ故にいっそうその存在を強く主張した。
ジュリアの体がまたぞろ震えだし、息づかいが早まってくる。
ラウルも限界を感じて、動きを強めた。
「あぁ、あ、わ…たし……! もっ、お、おかしく、な……ぁあ!」
必死な様子で声を絞り出し、背をのけ反らせるジュリア。
「いいよっ、姉さん、おかしくなっちゃって、いいんだよっ!」
「あ、あぁ、ぅあ、あ」
ラウルが強く揺すり上げるたび、ジュリアの喉から掠れた金切り声が漏れる。
完全に乱れきっているときの、声。
腰の痺れが頂点に達して、ラウルは動きを止める。
それでもジュリアのなかに入った部分は勝手にびくびくと動いて、
ぬめった彼女の肉壁を刺激し続ける。
「んあっ、やっ…ぁ……」
「……ぅ、くっ」
射精の快感に小さく呻く。
薄皮1枚隔てて全て外に溢れてしまうとわかっている白濁が、
それでも少しでも奥まで届くようにという本能からか、
もう根元まで埋まっているものを更に強引にねじ込むように体重をかける。
「ひぁ…!? あっ、ぁあああああ……――!」
「!」
途端、腕の中で、ジュリアが電気が走ったみたいに全身を痙攣させて絶叫し、失神した。
多量の汗と愛液とで、かなり水分を出してしまったように見えるジュリア。
意識のない彼女の体を四苦八苦しながら濡れタオルで拭いてやり、
更に苦労して新しい寝間着を着せながら、
ラウルは起きたらまた何か飲ませてあげないと、とぼんやり考えた。
味がほとんどしない、水の方が良いだろうか。
「ん……」
そう考えていた矢先、ジュリアが目を覚ました。
「だいじょうぶ? 今、何か飲むもの持ってくるよ」
布団をかけ直し、額にちゅっ、とキス。
「……わたし、かっこわる……」
ジュリアはすっかり掠れてしまった声で呟き、寝返りをうった。
「はい、お水」
先ほどのりんごジュースのように、口元にコップを近づける。
ジュリアはそれに口をつけず、ラウルの顔をじっと見つめた。
「……飲ませて」
「……へ?」
何を言っているのかよくわからない。
首を傾げたラウルに、ジュリアはにやりと笑って言った。
「口移しで、飲ませてほしいんだけど?」
―― 勿論、そんなわがまま、大歓迎なわけで。
ダレモイナイ……ネタダケ オキニゲ スルナラ イマノウチ……
・その恵まれたカラダを使ってレイ兄をオトそうとするマオたん とか、
・新婚水原夫妻のマックス作り秘話(マヨネーズプレイ含む) とか、
・PPBのメンツに輪姦されてテニスラケット突っ込まれちゃうエミリーたん とか、
・仁の性欲処理係として色んなコト教え込まれちゃうヒロミ とか、
・ミハエルと純愛ラヴラヴ初体験なマチルダたん とか、
誰か書いてくれないかなぁーと呟いてみる。
あと、時代錯誤の旅芸人一座で将来は娼婦もさせられるジュリアたんに
ロメロさんと彼がいい加減なこと言って丸め込んだラウルくんが
協力して仲良く(?)3Pで色々教え込むというバカ話とか、見たいなーw
いつもいつも自分以外の誰かがここを保守してくれてることが無性に嬉しい今日この頃。
私のためにしてることじゃなくても私は感謝しておりますありがd。
いつかオイラ以外の書き手さんが現れてくれることを願いつつ、逃げ。
139 :
名無しさん@ピンキー:04/02/25 00:30 ID:LaKoZcsl
age
名前を呼んでおねだりするジュリアたん萌え〜
ホッシュ
>>143 見えそで見えない……(;´Д`) '`ァ..,'`ァ..,