1 :
名無しさん@ピンキー:
今現在テレビアニメで放映中の「ヤミと帽子と本の旅人」(原作 オ−ビット)
のエロパロスレです。
まあ、アニメも十分エロイが・・・
リリスたん、ハアハア
で保守すればよいのか?
蓉子さんハアハア
>>2 とりあえずまずはそこからですね
板違いなんて突っ込みは勘弁して
とりあえず保守。
蓉子さん萌え
ゲームをしなさいという無粋な突っ込みはなしですか?
なしですね。ホシュー
ホス。
ゲームやったぞ。アニメは放映してないから見れてないが。
とりあえず、蓉子と藤姫にハァハァ
時間あったらSS書きたいかも。
ほしゅやー ほしゅせんとリリス姐さんにどやされるー
ゲームどこにも売ってないよ。・゚・(ノД`)・゚・
9 :
名無しさん@ピンキー:03/11/20 17:11 ID:wo08k3gX
今夜アニメやるよ。
ソフやメッセのワゴンセールのは無くなった?>ゲーム
今なら激安で手に入るはず。
…漏れは販売当日買いだったが_| ̄|○
なんでエロゲのエロパロスレを立てるのかと。
エロが見たけりゃ素直にエロゲをやったほうがいいんじゃないの?
そっちのほうが完成度は高いだろう。素人が書く文章よりもさ。
ダ・カーポスレで同じことを聞いた時は、ゲーム以外のエロも見たいという返答だった。
君たちも同意見かい?
>そっちのほうが完成度は高いだろう。素人が書く文章よりもさ
あながちそうとも言い切れないのが……
そうだ、このスレもう一つルールがあって。
リリスちゃんが他スレのレビューといったものでも可ですを忘れていました。
サブタイトルが.はくの某エリアに似てるのは偶然です。
>13
わかるそれ…ゲームのテキストが良いとは
言いきれない罠。特にオビト関連は…('A`)
なんでここに神降臨するのを切実キボン
保全まであと15
保全保全
なんとしても即死は回避する
とりあえず20GET
30までもうすこしがんばるぞ
>>15
はげどー
>>12
1がそういうレスに対して先手を打って来た気が・・・
>>1
もしかして葱板のあのスレの住人ですか?
向こうでもこのスレの宣伝あったし・・・
とにかく30GETまで・・・
あとすこし・・・
4
3・
2・・
1・・・
即死回避おめでとう!!
言ってて虚しくなって来る・・・
保全サンコス!
蓉子たんエロ書きてぇ…文才あれば…
33get
サイガはナシよ
蓉子さん×葉月タンでおねがいします
リリスたんハァハァ
追加ルール発表します
ヤミ帽キャラが登場するのなら(これ重要!!)、このスレでは他の作品のSS
でも可です。
つまり他の作品のキャラとのコラボレーション可ということです
それはいいですねえ
まだアニメに出てないキャラのSSはネタバレになるから駄目?
おそらく大丈夫だと思われ・・・
ほ
40 :
名無しさん@ピンキー:03/11/26 23:19 ID:K/uJcFYa
つぷっ。
「う・・・くぅ!」
夜の帳が落ちた部屋に押し殺した嬌声が響く。
「は・・・つみ、初美、初美ぃ」
掛け布団が衣擦れの音と共にベッドの脇に落ちる。
すると、闇の中に女性の瑞々しく艶めかしい肌が浮かび上がった。
人影は一つ、しかし少女の声は誰かに訴えかけるように甘く切なく響く。
「初美、ここだよ、クリトリス弄って・・・は、はっうぅ!」
先ほどから少女が連呼しているのは血の繋がらない姉、東初美の名だ。
女同士、しかも近親相姦という二重のタブー。
葉月は自分の恋が実らないものだと予感する一方、
夜な夜なこうして初美との行為を思い描いて自慰に耽っている。
ちゃぷ、ちゅぽっ、ちゅっ・・・
葉月の細い指が抜き差しされるたびに、淫靡な水音が響き渡る。
クリトリスを人差し指で擦りながら、中指は陰唇をなぞり、
あふれ出た愛液で股間をベトベトに濡らしていく
「初美! ボ、ボクもうイクっ、あ、ああぁ・・・いっちゃうよぉ・・・」
泣いているのだろうか、葉月の漏らす嬌声には嗚咽が混じり、荒い呼吸が一層不規則に乱れる。
「初美・・・ボクだけを見て欲しいのに・・・」
葉月の呟きは誰に聞かれることもなく闇に消えた・・・かに思われた。
41 :
名無しさん@ピンキー:03/11/26 23:21 ID:K/uJcFYa
「いや〜、ええもん見せてもらいましたわ〜。姉さん、ええ身体してまんな〜。
どや、欲求不満ならわいが一肌脱ぎま・・・・・・」
ドスッ!
陽気な関西弁が突如、壁に突き立てられたペーパーナイフによって断ち切られた。
「な、な、な、何しはりますんや〜、そない物騒な」
「お前、見てたのか?」
「あ、どうも。わいケンちゃん、いいます〜」
「そんなことは聞いてない。死ね」
「ああ〜、どうか堪忍を、つい出来心で・・・」
「問答無用だ!」
ザクッ!、ズバァーーーン!
「あ、おはよう初美」
葉月は足音に反応して振り向き、姉と朝の挨拶を交わした。
『おはよう葉月』
声は出ないが、にっこりと笑いかける初美の表情を見れば、彼女が言いたいことはすぐに伝わる。
「今日の朝食は焼き鳥だよ。昨晩、新鮮なのが手に入ったから」
葉月がとびきりの笑顔で初美を見つめる。
応じるように初美もにっこりと微笑み、二人は心の底から幸せに包まれた。
(わいは不幸や・・・ものすごう不幸や・・・)
そんな清々しい朝の食卓で、羽をむしられ今にもさばかれそうなケンちゃんは絶望の溜息を吐いていた。
エロくないけど、とりあえずSSを。書き込みしたの初めてだからやり方が良く分からんな。
このスレタイ、どうしてもクトゥルーものを連想してしまう
44 :
名無しさん@ピンキー:03/11/27 07:59 ID:XMw/zbTW
SS書いた時点では第七話まだ見てなかった。
自慰シーンがあるって噂は聞いてたけど、まさかトイレの盗聴までしてるとは・・・
葉月最高!
>>41 乙。愛があって面白かった
ゲームがこれぐらい面白ければ……ということで、葉月エッチを引き続き希望。
46 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:16 ID:5pOHQci+
第一羽 葉月
葉月は扉を開けてすぐ目に飛び込んだ光景に絶句した。
自分が今、目にしている光景が想像を絶するものだったからだ。
「何やってるんだ?」
葉月は戸惑いながらも視線の先にいる黄色い生き物に問いかけた。
「やや、葉月姉さん。何をって見ての通り紅茶を淹れとるんですさかい」
確かに、黄色い生き物、もといケンちゃんは器用にティーポットにお湯を注いでいた。
只者ではないと思っていたが、まさかそんなことまで出来るとは。葉月はくらくらと目眩がした。
「そ、そう。器用なんだね」
「いや、実を言いますとリリス姉さんにたまには役に立って見せろといわれましてな。家事の特訓してたんですわ。さ、葉月さんもどうぞ」
「うん。・・・ありがと」
葉月は照れくさそうにお礼を言って、健ちゃんの淹れてくれた紅茶をずずっと啜った。
その味はとても目の前の小動物が淹れたとは思えない、ぽかぽかと身体の温まる美味しい紅茶だった。
「ありがとう。美味しかったよ。これ、なんていう紅茶なんだい?」
「わい特製のブレンドティーです。中に媚薬と痺れ薬を混ぜましたわ」
「!?」
葉月は思わずソファから腰を浮かした。が、急に膝の力が抜けて、カクンとソファの上にへたり込む。
47 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:18 ID:5pOHQci+
「どや、即効性やさかい、もう身体が言うこときかんのとちゃいまっか?」
「う・・・・・・ど、どうしてっ」
「まあ、もっとも媚薬のほうは飲んだって効果はあらへん。直接アソコに塗りたくらな」
言って、ケンちゃんは葉月の着ているセーラー服のスカートを捲りあげた。
飾り気のない純白のショーツが露わになる。
ケンちゃんはさらに葉月の膝を折って両膝を立てた姿勢をとらせる。
ショーツを履いていなければ今頃、モロに秘部がさらけ出されているという姿勢だ。
「こんな・・・こんなことして、ただで済むと思うな!」
「強がり言ってられるのも今のうちだけや、さっきも言った通り、この紅茶、媚薬は入っとるけど飲んでも効果はあらへん。だから、これはこうして使うんや」
「なっ!」
葉月は絶句した。ケンちゃんが先ほどの紅茶が入ったティーポットを羽で持ち上げて葉月の秘所に押し当てたのだ。ポットの口から熱い蒸気が漏れて葉月の秘所を刺激する。
「ばかっ、やめろ!」
「口の悪い娘さんにはお仕置きや」
ケンちゃんは無情にも葉月の秘所に押し当てたティーポットを傾け、葉月のいまだ誰の手にも触らせたことのない部位を紅茶でじっとりと濡らしていった。
「熱っ! 熱い、やめて!」
葉月は必死で抵抗した。しかし、痺れ薬はよほど協力なものだったのか葉月の身体はぴ栗とも動かない。
「やめて・・・やめろったら・・・うぅ」
熱い紅茶が真っ白なショーツに染み込んでいく。じんわりと熱い温もりが股間を包み込み、葉月をさらなる羞恥に誘う。
「おやおや? まるでオシッコ漏らしてしもうたみたいやな。いい年して人前でおもらしでっか?」
「くそっ、ちくしょう!」
ケンちゃんはわざと挑発し、葉月の怒りを煽る。だが、葉月がどれほど喚こうとも自分の身体は言うことを聞いてくれないのだ。
48 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:20 ID:5pOHQci+
瑞々しい真っ白なふとももを液体が伝い、ソファだけでなく床にも水溜りを作っていく。水溜りからは薄い湯気が立ち昇り、あたかも葉月が失禁したような光景に仕上がっていた。
さらに、葉月の股間は紅茶に含まれた媚薬のせいで徐々に、だが確実に疼き始めていた。
「さて、せっかくやから記念撮影と行きましょか」
ケンちゃんは突然、羽を羽ばたき葉月のスカートのポケットをごそごそと漁り出した。
「あっ・・・やめ、やめろってばぁ」
鳥が布越しとはいえ秘部の周辺をまさぐり、薬に敏感にさせられた葉月はその動きに身悶える。
「あったあった。これを探してたんや。このカメラ付きケータイをな」
ケンちゃんが取り出したもの。
それは初美とお揃いのカメラ付き携帯電話だった。待ち受け画像に初美の写真を登録しており、寝る前はいつも初美の笑顔を見つめて眠りに就く。
ケンちゃんは携帯を開くと、カメラのレンズを初美に向けた。
「な、何をする気だ」
「決まっとるがな。もちろん葉月姉さんの恥ずかしい写真を撮らせてもらうんですわ」
「そんなっ!」
葉月は思わず悲鳴を上げた。人前でミニスカートさえ履いたこともないのに、よりにもよって失禁(のように見える)写真を撮られるだなんて。
「やめろ! 写真なんか撮るなっ」
葉月は必死になって懇願するがケンちゃんは無視してカメラのシャッターを切っていく。股間のアップから、顔まで映った全体写真まで何枚も何枚も恥ずかしい映像を写真に収める。カシャ、カシャ、とシャッター音が響くたび、羞恥心が滲み出してくる。
「どうして、ボクがこんな目に・・・」
49 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:32 ID:5pOHQci+
葉月はキッと目の前の黄色まんじゅうを睨み付けた。
「いや〜大漁大漁。どや、いつも散々わいを馬鹿にしよってからに、このおもらし娘が」
「漏らしてなんかない!」
「ふ〜ん。でもこの写真、初美に送りつけたらどういう反応するかな?
誰が見てもおしっこ漏らしたようにしか見えへんやろなあ」
そう言って、ケンちゃんは今撮ったばかりの写真を葉月に見せつけた。
ディスプレイには葉月の股間がアップで写っていた。
それは失禁写真なんて生易しいものではなかった。
薄いショーツが濡れて秘所にぴったり貼りつき、
透けた部分からは生々しい陰唇の色と形がはっきりと浮かび上がっている。
いまにも、ヒクヒクといやらしく蠢きだしそうな卑猥な写真だった。
しかも、媚薬のせいでクリトリスも痛々しいほど勃起している。
全裸よりも遥かにいやらしい写真がそこにあった。
「あ・・・ああ、お願いだから、こんな写真、初美には見せないで」
「ふ〜む、どないしょっかな〜。なら、わいの言うことも聞いてもらいましょか」
「な、何をする気?」
「ほな、葉月姉さんには今からわいのペットになってもらう。
せやから、わいのことはご主人様と呼んでおくんなはれ」
「嫌だ!なんでお前なんか、冗談じゃない」
葉月は思わず怒鳴りつけた。小動物のペットになるなんて死んでもゴメンだ。
よりにもよってこんな不細工な鳥をご主人様と呼ぶなんて出来るはずがない。
「後で覚えてろよ! 唐揚げにして猫の餌にしてやる」
50 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:34 ID:5pOHQci+
「葉月。まだ自分の立場が分かっとらんようやな。なめとんのかい、こん小娘がぁ!!!」
いきなり、ケンちゃんが切れた。
ドスの利いた本場の関西弁に葉月はつい怯んでしまう。
どんなに強がって見せても中身は十五歳の女の子なのだ。
「見せてもええんか? やらしいおま○こ初美の前で晒したってもええねんで」
「やっ、それだけはやめて」
「ほな、いうことがあるやろ」
「う・・・・・・さまぁ」
「聞こえへん」
「ご主人様っ、赦してください!」
「どや、自分の立場がよく解かったやろ。お前は今日からわいの奴隷第一号や」
「う・・・ボクが奴隷?」
「そや、『私はいやらしい牝犬です。ご主人様私を可愛がってください』さあ、ゆうてみ」
「ボ、ボクはい、いやらしい牝犬です。・・・・・・ご主人様、ボクを可愛がってください」
葉月は写真を人質にとられ、言いたくもないセリフを強制的に口にさせられた。
あまりの悔しさに目の端に涙が溜まる。
もちろん心の中では黄色まんじゅうを殺してやりたいほど憎んでいる。
身体が痺れて動かない今はぎりっと奥歯を噛んで目の前の鳥を睨みつけるだけだ。
「ほなそろそろ可愛がったろか。葉月ももう欲しゅうてたまらんやろ」
ケンちゃんは葉月を見下ろしていった。
51 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:37 ID:5pOHQci+
すでに葉月の股間からは熱い愛液が溢れ出し、秘部に張り付いたショーツはしっとり濡れ光っている。
ノーブラの葉月の乳首はセーラー服の上からもハッキリと判るくらい突き出しており、
ハアハアと荒い呼吸を繰り返すたび、服に乳首が擦れてたまらなくなってくるのだ。
ケンちゃんは羽ばたくのを止めて葉月の股の間に着地すると、
嘴(くちばし)でぷっくらと突き出たクリトリスをついばむ。
「くっ!」
葉月は唇を噛んで声が漏れるのを堪えた。
しかし、ケンちゃんはショーツ越しに葉月のクリトリスを執拗についばむと、
ショーツに嘴を突き刺して小さい穴を開けた。
ケンちゃんは穴に嘴を突っ込み、勃起したクリトリスをつまみ出す。
「はあ、はあ、はあ、あっ・・・きゃぁん!」
葉月はとうとう自分のクリトリスがむき出しにされてしまったのを感じ、嗚咽を漏らした。
泣くのだけはずっと我慢していたのに、一度昂ぶった感情はもう制御がきかず、
後から後から大粒の涙がぽろぽろと零れだしていく。
ケンちゃんがわざと葉月を怒らせたり、キレて見せたりしたのはこの為だったのだ。
「う・・・くっ、ひどい。もう嫌、こんなの非道いよ・・・うぅ」
涙を流して赦しを請う葉月を気にも留めず、
ケンちゃんは嘴でクリトリスへの愛撫を続けながら、羽を伸ばして葉月の腿を撫で擦り、
羞恥心を煽るように敏感になった肌をくすぐっていく。
「あっあっあっ、はあはあ、だめぇ、イっちゃうっ、ボク、もうイクーーーーーー(。v。)――――」
巧みな責めと、媚薬の効果も相まって葉月はとうとう小動物相手に絶頂に達してしまった。
52 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:38 ID:5pOHQci+
数分後、
葉月はようやく痺れ薬の呪縛から開放されたが、身も心もズタズタに引き裂かれ、立ち上がる気力さえなかった。
「いや〜、それにしても携帯電話で写真が撮れるとは、便利な時代になったなァ。
お陰でワイにも写真が撮れるさかい。
さて、この写真はパソコンに送って、あとでプリントしといたろ」
ケンちゃんは携帯の操作にも慣れてきたのか、
鼻歌を歌いながら携帯のボタンをプッシュする。
「ん? あーーーーーーーっ!しもたっ、間違って削除してもうたーーーー」
カチャリ。
背後で冷たい金属の音が響く。ケンちゃんは全身の血の気が引いてい真っ青になった。
「覚悟はいいよね?」
葉月が氷のように冷たい声でケンちゃんに呼びかける。
その瞳は復讐の炎によってギラギラと燃えていた。
「せっ、殺生はあきまへんっ! 一寸の虫にも五分の魂でっせ。
それに今のわい、血の気が引いて青い鳥になってますさかい、
殺したらシアワセが逃げていきはりますー」
「だ・ま・れ」
葉月は問答無用で剣を振り下ろした。
後日。
「ミルカ、おなか減っちゃった〜。ご飯まだかな〜」
「唐揚げでいいなら。作ってあげるよ。さっき活きの良いのが手に入ったから・・・」
「わーい」
53 :
ヤミと帽子と本の旅鳥:03/11/27 21:41 ID:5pOHQci+
我ながら良い感じなカップリングなのだが、ウチのムスコは無反応。
やっぱ、ケンちゃんだしな・・・
グッジョブ、第1羽という事はもしかしてシリーズもの?
AVで、「どや〜、ここがええのんか〜」とウルサイ関西弁オヤジが出てくると
非常に萎えるのと同じ現象。あと入れてるときに女よりやかましい奴も。
>>53 乙。めっちゃいい感じでした。
シリーズ物かも……ということで、初美編を想像
ケンちゃんが再び媚薬を葉月に仕込む。葉月悶える。初美は心配そうにケンちゃんを見る。
「実は葉月さん今、めっちゃ病気で苦しんでるねん。初美さんの力で葉月さんを舐めてくれるか?」
何の疑問も持たずに葉月のショーツを取る初美。葉月、初美に舐められて喘ぐ。
こんな展開を希望。
57 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/28 14:56 ID:pAkTLlO6
スマン、第二羽は今書いているが、初美はいまいちキャラが掴めてないんだ。
アイツ喋らないし、葉月以外のキャラはどうも絡みが思い浮かばん。誰か書いてくれ。
第二羽は初美の代理ってことで藤姫でもいいか?
もしくは葉月×ラスカレス(ミルカの飼ってる虎)だな。
58 :
56:03/11/28 15:20 ID:9ynOqCe7
OKです。藤姫……いい。もちろんラスカレスの方の筆が進んだら
そちらからでもOKです。
59 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/28 16:03 ID:XDe+SazP
第二羽 藤姫
「初美ィーーーーーーーーーーーーーーーー」
竹藪に突如、葉月の絶叫が響き渡った。
彼女の視線の先には、自分の捜し求めていた女性、初美の姿がある。
葉月は居ても立ってもいられず、崖を駆け下ると初美の下へ歩み寄った。
「初美・・・・・・」
逢いたかった。ずっとずっと、初美のことだけを想っていた。
葉月は愛しい想い人を前に、感極まって胸がじんと熱くなるのを感じながら小さく一歩を踏み出した。
「曲者だ。であえ、であえぇ!!!」
屋敷中に緊急事態を知らせる大喝が轟いた。
声を発した侍はいち早く葉月と姫の間に割り込み、葉月ののど元に刀を突きつけた。
「来たなバケ狐の仲間め」
「その人を返してもらいに来た」
葉月は初美と自分との間に立ち塞がる眼帯侍をきつく睨み付ける。
「いけません」
一触即発の雰囲気の中、それまで黙っていた初美が一歩、前に進み出た。
「初美・・・・・・」
「ひ、姫様」
侍たちがうろたえるのも構わず、初美は葉月の手の届く距離まで歩み寄り、静かに言い放つ。
「私に、何か御用でしょうか」
「初美、とぼけなくても良いんだ。初美でなければイヴでもいい。忘れてないよねっ、ボクのこと、ボクだよっ、妹の葉月だよ!」
言葉の中に悲鳴のような悲痛さを滲み出させながら、葉月は必死に訴えた。しかし、
「申し訳ありません。私の名は藤姫、貴方の探している人物とは違います」
「そんな・・・・・・」
がっくりと首をうな垂れる葉月。眼帯侍は手で合図を送り、部下の侍が葉月の腕を掴む。
葉月はすでに戦意を喪失し、抵抗もせずにいる。
「お待ちなさい。その方をSM部屋へ」
「ひ、姫。まさかそのような」
「この方、Mの素質がおありのようです」
60 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/28 16:06 ID:XDe+SazP
「藤姫、ここはいったい?」
葉月は両腕を麻縄で拘束された状態で異様な雰囲気を漂わせる部屋の前に連れてこられた。
「見ての通り、SM部屋ですよ。三角木馬に、鞭に蝋燭、他にもありとあらゆる道具があります」
「そ、そんなの知らない。ボクに何をする気だ!」
「もちろん、貴方に女の悦びを教えて差し上げるのです。眼帯、その方を亀甲縛りに」
「はっ」
眼帯侍は姫の要求どおり、手馴れた仕草でセーラー服を脱がせ、柔肌に麻縄を食い込ませていく。
「くっ、やめろぉっ!」
葉月はきつく食い込む麻縄を何とか緩めようと身悶えするが、身体をくねらせれば、くねらすほど縄は肌に食い込んでいく。
一分後、葉月は縄で乳房を括りだされ、股間には結び目をぎうぎうに食い込ませた格好で天井から吊るされていた。
「くっ、こんな格好・・・・・・」
葉月は屈辱に顔を紅潮させるが、吊るされているために身動きもとれず、あらわになった秘部を隠すことも出来ない。
「藤姫、こんなこと、今すぐに止めてくれ! ボクは初美を探しに・・・・・・」
葉月の訴えは突然に途切れた。なぜなら、目の前に突然、初美が現れたからだ。
「は、初美?」
初美はにこっと笑って、一回転してみせる。スカートがふわりと捲れ上がり、何も着けていない尻が露わになる。
「どうです? 似合いますか」
目の前の初美は葉月に問いかける。まるで、初めてセーラー服を着たときのように。
「藤姫・・・・・・なのか?」
藤姫はコクリと頷いた。
自分の着物を脱いで、代わりに葉月の着ていたセーラー服を身に着けたらしい。
だが、セーラー服を着た藤姫の姿はどう見ても初美と瓜二つだった。
61 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/28 16:13 ID:XDe+SazP
ぎり、
「あうっ!」
葉月の股間に縄が食い込む。藤姫はそんな葉月の反応を楽しむように、乳首を摘み上げると、指先でピンッと弾いた。
「痛ッ!」
瞬間、電流が迸るかのような痛みに襲われ、葉月は小さく呻いた。
「うう、やめて。やめてよ藤姫」
瞳に涙を滲ませながら、葉月は藤姫を説得する。
「いやですか? 身体のほうはそうは言っていないようですが」
藤姫は、葉月の腿をすっと指先でなぞった。そして、その指を見せつけるように葉月の前に差し出す。
「ほら、脚の先までびしょびしょに濡らして、はしたないですわよ?」
「そ、そんな、うぐっ!」
藤姫は反論しようとした葉月の口を、愛液でべっとり塗れた指で塞いだ。
葉月は口腔に広がる生臭い味を味わう羽目になり、藤姫の指を舌で押し出そうとする。
その度に、葉月の口からは湿ったと息が漏れ、口元から涎が零れ落ちる。
「どうです。ご自分のお味は?」
問いつつ、藤姫は膝を折ってしゃがみこんだ。視線の位置が葉月の股間に移行する。
ぴちゃり、
藤姫はそっと舌を突き出し、股間から滴る葉月の愛液を舐めとった。
「ああっ、は、いやあ・・・・・・汚いよぉ、ボクの・・・そんなところ・・・」
「ふふ、処女ですわね。判るんですよ。男を知らない乙女の味です」
「そんなこと、いわないで。初美の顔でそんなやらしいこと・・・むぐっ、うう」
葉月の口は再び塞がれた。今度は藤姫の唇で。
あむっ、
音が部屋中に淫靡な音が木霊する。
62 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/28 16:16 ID:XDe+SazP
葉月は今の自分の状態に戸惑いを覚えていた。
(はあ、はあ、どうしよう。ボク、気持ち良くなってきちゃった。こんなことって・・・・・・
相手は初美じゃないのに)
「ン・・・・・・はあ、はあ、どう? 気持ち良いでしょう?」
藤姫が初美そっくりの表情で訊ねる。葉月の瞳が揺れ、視界がぼやけていく。
「ん・・・もっとぉ・・・・・・」
ついに葉月の口から求める言葉が紡がれた。
思考力が鈍り、目の前の人物が藤姫であるということも忘れて初美の名を呼ぶ。
「初美・・・ボク、もう我慢できないよぉ」
葉月は離れた唇を惜しむように、舌を伸ばし瞳で懇願する。
二人の美少女が下を絡めあい、ぴちゃぴちゃと粘液の音が絶え間なく響く。
葉月はぜえぜえと荒く息をしながら腿をすり合わせた。
滴り落ちた愛液が畳みに染み込み、部屋中に甘酸っぱい匂いが充満していく。
「さて、そろそろ本番と行きましょうか」
藤姫はそう言うと眼帯侍に命じて葉月を天井から下ろさせた。
手首だけは縛ったまま、身体に巻きついた縄だけを解いていく。
葉月の真っ白な肌には、うっすらと紅い痕が残っている。
頭がくらくらするほど濃密な甘ったるい匂いが支配する空間で、二人の少女は再び、お互いの身体を求め合う。
葉月はすでに抵抗する気力を失い、膝立ちになって藤姫の股間に舌を這わせ、奉仕を始めた。
「んぐ、んぐ・・・あふっ・・・・・・」
藤姫の秘部からとめどなく溢れてくる愛液をごくごくと嚥下し、恍惚とした表情で飲み干していく。
「よほどのどが渇いていらしたのですね」
「初美、そろそろ・・・・・・ボクにも・・・」
突如、屋敷の中から悲鳴が上がった。
「むっ、何ごとか! 姫様、曲者のようです」
眼帯侍が葉月と姫を引き離す。
「仕方ありませんね。葉月さん、ひとまずお預けです」
「そんなぁ」
第三羽へ続く。
63 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/28 16:24 ID:XDe+SazP
第三羽はテレビ放映を見てから書くつもり。
敵の首領を出すか、リリスを出すか考え中。
藤姫を人質に取られて強制フェラか、女王様リリスに調教されるか。
アニメの内容を参考にするッス。
兄さん、最高だ。その調子でガンガン行ってくれ。
(;´Д`)ハァハァ
66 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/29 16:21 ID:IhTw+8HP
葉月(何ィ!? 気のせいか今一瞬リリスの帽子がひとりでに動いたぞ)
葉月「まさか、リリスはスタンド使いか!」
リリス「ふふふ、私のスタンド、ジョウハーリー。感度を操る能力!一人で乱れ狂うがいい!」
葉月「違うね・・・乱れ狂うのはボクのオナニーを見る貴様のほうだ」
67 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/29 16:33 ID:IhTw+8HP
プロシュート「エロイな、ハァハァ、確かにエロイ。だがよ、オナニーするほどカロリー使うんだぜ」
葉月 「承知の上だ。ハァハァ、オナニーしたらエロイってことくらいな」
葉月 「初美を犯す。オナニもする。お前ごときに両方やるのは難しいことじゃあないな」
プロシュート「うおおおっ、正気か葉月テメェ、放送できなくなってもいいのか!」
JOJOネタ2連発。エロネタってこんな感じ?
68 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/29 16:44 ID:IhTw+8HP
「初美ィーーーーーー」
葉月の声が校庭に響き渡った。
「ごきげんよう、葉月さん。それと、学校ではお姉さまと呼びなさいな」
「ごめんなさい、初美お姉さま」
「可愛いわよ葉月。あら?なにか匂うわね。葉月、オナニーしてから下着替えた?」
「あっ、うっかりしてました」
「身だしなみはしっかりとね。マリア様がみていらっしゃいますよ」
↑エッチ。
70 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/29 22:08 ID:R/s0vDiS
それにしてもここっていつも人居ないな。
ちょっと虚しいぞ。
71 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/29 22:12 ID:R/s0vDiS
ところで、ここのルールでは他の作品とのコラボレーションが出来るってことらしいんだけど、
例えば誰と誰を絡ませる?
オレなら葉月×マリみての祐巳だな
自分は葉月×レリーフの小野郁美ですね。なんか練り案さんのキャラデザでしか
想像がつかない。
葉月×郁美で言うなら、問題が発生していて郁美が良門を起こす必要があるのだが
起きない。業をにやした己爺が葉月に相談。葉月なら郁美の中に干渉できるかもしれ
ない、といって妖しげな薬を二人に飲ませる。
とたんにやりたくなって二人はばっこんばっこん。
二人はやった後で、問題はすでにアンナが処理していたという落ち。相変わらず減ら
ず口を叩いて逃げる袴垂とお気楽に勝利の祝杯をあげている桜と良門。怒る郁美。
「あの……僕はどうやって帰ればいいの?」「来年になればまた門が開きますじゃ」
「い、一年……?」
て、適当。
73 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/29 23:51 ID:ylYVUhoT
レリーフってエロゲー?
エロゲーってやったことないんだよね。アニメ化してれば見るんだけど。
でも練餡のキャラデザなら期待できそうだな。
葉月×クロ高のメカ沢とかシュールでよさげだ。
ヤミと帽子と本の旅鳥さんへ。
ハゲワラですた。(w
75 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/30 00:17 ID:wyoQCfyQ
エロパロスレはエロだけではイカンと思うておる。
原作のほうがエロイしな
>でも練餡のキャラデザなら期待できそうだな。
そりゃ危険だ。練り案はエロゲ板では
起用されるゲームことごとく地雷ゲーの、
地雷ゲー伝説を持っていた原画家のひとりだ。
(「あれでゲーム内容も良ければなあ…」ってやつ)
「ヤミ」と「顔のない月」あたりからはだいぶマシになってるが。
「re-leaf」もマシなほうだが、巨大なバグが残ってて遊ぶ前に
メーカーサイトからのパッチDL必須と聞く
77 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/30 10:18 ID:ZDTxMINo
76>
もったいない話だな。よほどゲーム運がないのか。
>>77 う〜ん、それだけではない気がする。
練り案が企画からキーパーソンとして参加した顔月やヤミでさえ、シナリオ、テキストが
アイタタという批判があるからなぁ。
練り案のシナリオ、テキストに対する意識が向上すれば、批判は減ると思うよ。
何はともあれ、作者さん乙。サービス精神、堪能しました。
79 :
ヤミとコケシと本の旅人:03/11/30 22:45 ID:Mj+wxZfq
そろそろ第三羽を書こうと思っているんだが、
リリス×藤姫×葉月な展開と、葉月×不知火の絡み、どっちがいい?
ちなみにオレの個人的な意見では不知火って包茎だと思う。
不知火舞が包茎……? 俺の知らない不知火なのか。そうに違いない。
俺はリリス×藤姫×葉月がいいな。どちらかというと。
よくわからないけど前者がいいな。
読まして読まして。
sageでヒソーリSS投下。
わいの逝き様見さらせ!
「者ども、であえであえ!」
侍たちが突如襲撃してきたくの一集団に向かっていく。
「姫様はここでお待ちを」
「わかりました。気をつけて行って来てくださいね」
「ハッ」
眼帯侍も一礼して庭に飛び出していき、部屋の中には藤姫と葉月だけが残されていた。
「藤姫、ボクの縄を解いて」
「そうですね」
藤姫は葉月の剣を抜いて、縛っていた縄を断ち切る。
「後は何か着るものを」
「では、これを」
藤姫が差し出したのは紅白の袴だった。藤姫の十二単では重くて動きにくいと判断したのだろう。
「以前、屋敷に忍び込んだ妖狐が置いていったものです」
(ひょっとしてさっき助けた女の子のことか? メイリンとか名乗ってたけど)
複雑な気持ちに捕らわれながらも、葉月は巫女服に着替える。
その最中、ふすまがガラッと開けられた。
「むっ」
葉月が警戒して正眼に剣を構える。
「ヤッホー、リリスちゃんで〜す」
「なんだ、リリスか」
「なんだってなによ〜。プンプン」
隣の部屋から現れたリリスが頬を膨らませて拗ねる。
「それにしても、二人ともなにやらお楽しみの最中だったみたいね」
リリスの呟きにポッと顔を赤らめる二人。
「ずる〜い。リリスちゃんも混ぜて〜」
「そんなこと言ってる場合じゃ・・・・・・んっ」
葉月の口が突然ふさがれた。リリスが葉月に抱きついてディープキスをしているのだ。
「あむっ、んはぁ・・・・・・リ、リリスだめだよ・・・」
「どうしてぇ?」
リリスがあどけない笑顔で訊ねる。だが、ゆっくり視線を下降させていくと、葉月の袴の中にリリスの手が入っているのが見えてくる。
白い太ももを、透明な液体が伝う。
葉月の秘唇に細長い指がゆっくりと抜き差しされ、葉月は快感に翻弄されるようにみだらに腰をくねらせた。
「ん・・・ふぁ・・・・・・あんっ」
「もう、どうしてって訊いてるのにぃ」
リリスはそこで視線をチラッと部屋の中央に向けた。
そこにはセーラー服姿の藤姫がいた。
「アンタも混ざる?」
藤姫はコクッと頷いた。
一方、竹の砦の中には激しい争いが展開されていた。くのいち軍団と侍たちが一進一退の攻防を繰り広げる。
カキィーーーン!
ザクッ!
「ぐあぁ!」
くのいちの手裏剣が侍Dの背中に深々と刺さる。
「三郎太!」
「くっ、スマン弥助。俺は、どうやら・・・ここまでのようだ」
カハッと三郎太の口から血の塊が漏れる。
「阿呆ッ! 貴様が死ぬわけがないだろう。俺に貸しを作ったままで逝く気か!」
「弥助・・・姫様を・・・・・・頼む」
「三郎太ァァァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
その頃、藤姫のSM部屋では世にも淫らな光景が繰り広げられていた。
仁王立ちしているリリスの正面、藤姫と葉月が激しい接吻を繰り返している。
二人は三角木馬に跨ったまま両手を縛られ、黒い革の首輪で繋げられていた。
木馬は愛液でぬらぬらと濡れ光り、ねっとりとした唾液が二人の唇から滴る。
唾液でべとべとになった乳房を擦り付けあいながら、二人は無我夢中でお互いを求め合っていく。
ピシィッ!
「んはぁっ!」
「ンンッ!」
藤姫が悲鳴を上げて背を仰け反らす。
首輪がピンッと引っ張られ、葉月も小さな呻き声を上げる。前傾姿勢をとると股に木馬が喰い込み、クリトリスが擦られるのだ。
リリスは二人の苦悶の表情を愉しむように二度、三度と鞭を振るい、二人の背に紅い痕を残していく。
「ほらほら、もっとヨガリなさい。どうせ気持ち良いんでしょう?」
「んん・・・はぁ・・・いい・・・」
「葉月様のおっぱい、柔らかい・・・・・・」
時間が経つにつれて、はじめは甲高い悲鳴だったものが湿っぽい甘い響きに変わっていく。
甘酸っぱい匂いが部屋に立ち込め、三人のセックスはますます濃厚になっていく。
時間が経つにつれて、一人二人と大地に倒れ伏す者の姿が多くなってきた。
生々しい血の匂いが辺りに立ち込め、立っている者の顔にも濃い疲労の色が見え隠れしている。
ザクゥッ!
「きゃああああああああああああああああああああああああ!!」
くのいちの口から断末魔の悲鳴が漏れる。侍の刀で袈裟斬りに切り裂かれたのだ。
「おしの!」
忍者軍団の頭領、不知火列堂が倒れたくのいちの下に駆け寄る。
「おしの! おしの! しっかりせんか!」
「ああ・・・列堂様」
「おしの、死ぬんじゃない。死んだら何も残らぬではないか」
「申し・・・訳ありません・・・れ、列堂様」
くのいちの唇が小さく動く。
「むっ、なんだ!? なにか言いたいことがあるのか!?」
「列堂様・・・お慕い申しておりました・・・・・・」
くのいちの首がかくんと力なく垂れ下がる。
「おしの! おしの! おしのぉぉぉーーーーーーー!!!」
「ん・・・はぁ」
はぁ、はぁ。息遣いも荒く、葉月と藤姫は肩を並べて四つん這いになる。
「まったくいやらしい牝豚ね。ご主人様に向けて尻を突き出すなんて」
「んはぁ・・・ごめんなさぃぃ」
「リリス様・・・ボクにお仕置きして・・・」
「ん〜♪ どうしよっかなぁ〜」
リリスはハイヒールの踵を葉月の秘部に押し付けながら藤姫の背に鞭を振るう。
「きゃぁぁぁーーー!」
「ひぃん」
「仕方ないわね〜。そろそろ挿れてあげましょうか」
リリスは二人の声を聞いて満足そうに笑うと二股のペニバンを装着した。
「ほらほら、これが欲しいんでしょう二人とも」
「はぁはぁ・・・藤姫ぇ」
「ええ・・・」
葉月と藤姫はお互い目を合わせて身体を重ねる。恥部を擦り付けるようにしながらリリスを誘う。
「んふ。じゃあいくわね〜」
リリスが葉月の秘唇に深々と指を突き刺し、愛液を掻き出すようにして指を引き出す。
ねっとり濡れそぼった指で擬似ペニスを愛撫するように上下にしごくと、擬似ペニスはたちまち汁に塗れ、不気味に光を反射した。
「きてぇ・・・お願いぃ・・・」
「はぁはぁ・・・リリス様、ボクのいやらしいアソコにはやくぅ」
カキィーーーーーン!
「むぅ、さすがにやるな!」
「貴様、それだけの腕がありながら何故このちっぽけな砦に収まっている」
「それが我らの使命だからだ」
中庭に立っているのはいまや眼帯侍と不知火の二人だけだった。
「使命だと? くだらん。貴様この世の中を変えたいと思わんのか。民は苦しみ、戦乱は一向に収まらん」
「だからといって姫を差し出せるか。侍が主君を裏切ることなどできん」
「人一人の命と引き換えに万人の命が助かるとしてもか」
「お互い、相容れぬ正義だな。タァーーーーーー!」
問答は終わりとばかりに眼帯侍が刀を振るう。
「なんの! 奥義包茎地獄!」
「ぐあぁぁぁぁーーー!」
眼帯侍がついにばったりと力尽きる。だが、不知火も無傷では済まなかった。
「くっ深手を負わされたか。・・・・・・志は違えど尊敬に値するぞ」
不知火はふらつく足取りで一歩一歩奥の部屋に近づく。
ぐらっ。
不知火の身体がぐらつき、部屋の手前でとうとう力尽きる。
「む、無念・・・・・・」
「あ、あ、あ、あん、あ〜〜〜〜〜」
葉月の嬌声が部屋に響く。仰け反った際に口からだらしなく涎が零れる。
その下では同じように藤姫がよがり狂っていた。
藤姫は細い腕を伸ばして葉月の尻穴に指を入れ、ぐにぐにとこねくり回している。
そんな二人を責め立てているのはもちろんリリスだ。
葉月の乳首を抓りながら藤姫の膣をかき回している。
「ああ、もうだめ・・・イクッ、逝っちゃうよぉ〜〜〜〜〜〜」
「私も、私ももう・・・ん・・・あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!」
「はあ、はあ、はあ、三人で逝くわよ。葉月、先に行ったらお仕置きだからね」
「はいぃぃ〜、がんはりますぅ〜」
「藤姫もよ。もっと腰を動かしなさい」
「んん。わかりましたぁ」
「んっんっ、んはぁ、イクッ、イクッ、もう、もう、あぁぁあ〜〜〜!」
「わ、私も〜」
「んっ、くぅ! あはぁん!」
命を懸けて散った者達がいる最中、葉月、リリス、藤姫の三人は理性を失くすほどによがり狂い、乱交は第二ラウンドに突入していた。
第四羽 完
sage進行でヒソーリ沈んで逝きます。
アディオス、兄さん。
よかったであります。
コケシ殿に敬礼!!
ナイスです、大将。GOOD JOB!
| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|\
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| .○ヽ || / ○ .|\|
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お前等このスレ見ててなんとなく思い始めたんだが
もしやアニメには主人公であり折れ的萌えキャラだったコゲは出てないのか?
一応でてるよ。
ほとんど見ないけど。
それよりアニメにジョウ・ハリーが登場しないかと待ち遠しいのですが・・・
そもそも狩人すら出てない
ジョウ君はリリス様の頭の上にご健在ですよ?
しゃべらないけどね・・・
二話の容子さんで一本書いて見たい気分。
誰にさせるかが最大の悩みだけど(w
予告キターーーー!
もう誰でもいいってのが本音ですが、純愛が書きたいのですか?
それとも鬼畜?
基本的にどっちでも良いのだけど。
二話ベースだと全部ゴカーン気味になるんだよねえ。
誰か葉月×リリスキボーン
葉月×初美でもいい
ゴカーンでも全然OKです!
読みたい!
くそー、エロが書けーん
がんばれっ!
>105様! 貴方は必ずエロが書ける。
もっともっと、妄想しなしゃれ!
空気を吸って吐くことのように!
HBの鉛筆をベキッ!とへし折るように!書けて当然と思うことですじゃ!
大切なのは「妄想」することじゃ!
エロを書くコツは出来て当然と思う精神力なんですぞ!
微妙にスレ違いでスマン。
エンヤ婆がヤミ帽のエロパロ板に……。
>105
ゲームのエロシナリオを参考にしてみては?
オレはやったことないのだけど、そのほうが書きやすいと思う
110 :
名無しさん@ピンキー:03/12/14 17:23 ID:23nve1pM
age
111 :
名無しさん@ピンキー:03/12/14 21:34 ID:+T/Uhqly
ヤミと帽子も最終回が近いらしい。
アニメのヒットを機にエロゲの続編でも作ってくれないかな。
あげ
葉月のオナニー詳細きぼーん!
>113
第七話、オレ的あらすじ。
葉月と初美は血の繋がらない姉妹であるが、実の姉妹以上に仲睦まじく暮らしていた。
そんなある日、葉月は初美の水着姿やバスタオル姿を見て興奮し、真夜中にオナニーを開始した。
以来、オナニーの快感に目覚めた葉月は、初美のベッドで彼女の匂いをかぎながら、
オナニーしたり、オナニーしたり、オナニーしたり、
挙句の果てに初美がトイレに入っている間、壁に耳を寄せて排泄音を盗聴する始末。
葉月はここで初めて気付く「最低だ・・・ボク」
それからは紆余曲折を経てハッピーエンド、現在は初美をストーキング。
__
γ ____ヽ丿
(!_l__))
人i! ゚ ‐゚ノlヽ
〔〕)llつ⊃
<_:l´_ゝ
し'ノ
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γ ____ヽ丿
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人i! ゚ ‐゚ノlヽ
〔〕)llつ⊃
<_:l´_ゝ`
し'ノ
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γ ____ヽ丿
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人i! ゚ ‐゚ノlヽ
〔〕)llつ⊃
<_:l(´_ゝ`)
し'ノノ/ノ丿
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γ ____ヽ丿
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人i! ゚ ‐゚ノlヽ
〔〕)llつ⊃
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し'ノ ≡ノ/ノ丿
↑魂が出てるの?
百合に目覚めたーーーー!
ボクはもうこれから百合の世界で生きていきます。
とりあえず葉月タンがはやく子供を産めるように協力したいんですが、どうすれば受精できますか?
118 :
名無しさん@ピンキー:03/12/22 19:47 ID:zcYbEMSR
もうすぐアニメ最終回なのに、依然マターリ
>>117 まぁまぁ落ち着いて、百合姉妹買って来なさいな(^^;
>>119の消防士さま。
非常に時代遅れかつスレ違いでスンマソン。
して百合姉妹。なかなか見つかりません。
ググリ申し上げましたが、サイズもわかりません。
どのような本のコーナーにありがちでせう。
「百合姉妹どこですか?」
とはとても聞けない年頃にございまする。
118だけど、俺も見つけられなかった。
でも前に買った時はコバルト雑誌と同じコーナーにあったよ。
少女漫画雑誌とか、その辺にあるはず。
葉月が初美の乳首を吸うだけでも興奮するな
やっぱりこれは女×女だからなんだろうな
t.A.T.oのキスのようなものか
アブノーマル
男が女とエッチなことしても当たり前すぎて萎える
時代はアブノーマルだよ!
123 :
名無しさん@ピンキー:03/12/25 08:46 ID:z+6CDiFO
個人的には初美と葉月のラブラブな甘いレズ小説書いてほしい。
>122
なにを言うか!
時代は・・・!すでに・・・!
ア ブ ノ ー マ ル なのだ!とうの昔に!
むしろ正常な形にもどったに過ぎん
とレズビアン擁護をしてみる。
でもゲイは嫌いなんだろ?
ゲイ以前に男が嫌い。
ゲイも嫌いだがゲイツも嫌い
百合姉妹を虎まで行って買ってきたのに、地元の本屋に普通に平積みになっていたのはショックだった
でも中身には満足だった
ゲイは許せないが捕鯨も許せない。
俺は実家に住んでるのだけど、百合姉妹って親の目に触れない場所に隠しておいたほうが良いかな?
>>128 表紙を上にして茶の間のテーブルの上にでも置いておけ。一緒にマリみても置くといい。
よーし、漏れも全マリみて読破からはじめてみよう。
うん、それしかない!
マリみてには濃厚なエロが無いんだよな。
それが良いという人も多いが、俺にはちょっともの足りん。
誰か・・・エロを供給してくれ!
つか同じゲイでもホモは醜いけど、レズは美しい
>134
激しく同意。レズ万歳。
ただし、美女or美少女に限る(炉人の意思は尊重するろ)。
137 :
ヤミみて:04/01/08 17:32 ID:tbHOuLfB
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
さわやかな朝の挨拶が澄み切った空にこだまする。
マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、
背の高い門をくぐりぬけていく。汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、
ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、遅刻ギリギリで走り去るなどといった生徒が存在していようはずも無い。
しかし、中には例外もあるようで・・・・・・
138 :
ヤミみて:04/01/08 17:33 ID:tbHOuLfB
木造の古い階段を踏み抜くような勢いで駆け上がっていく一人の女生徒。
リリアン女学園1年松組、東葉月。
腰まで届く美しい黒髪と、宇宙(そら)のように澄んだ瞳。
普段、凛とした雰囲気が漂う彼女が、今日にかぎって必死な表情を浮かべている。
ダン!
叩きつけるようにビスケット扉を開け、葉月が叫ぶ。
「初美! 志摩子さんと姉妹になったってどういうこと!?
ロザリオはボクにくれるって約束だったじゃないか!」
挨拶もなしにいきなりの第一声。部屋の中にいたものは事情も分からず戸惑うばかり。
そこへ、一人の生徒が立ち上がって葉月に近づいていった。
落ち着いた雰囲気の美少女、東葉月の〈本来の意味での〉姉である東初美である。
「ごめんね。葉月ちゃん。もちろん葉月ちゃんも私の大切な妹よ」
「だったら、ボクにロザリオをくれたっていいじゃないか! 先に約束したのはボクだよ!」
子供が駄々をこねるのと変わらぬ勢いで、葉月は初美に掴みかかる。
部屋の奥にいた彫りの深い顔立ちの少女が、おやおやと肩をすくめている。
初美は興奮している葉月とは対照的に、あくまで冷静に頭を振る。
「ごめんね葉月ちゃん。それは出来ないわ」
「どうして! そんなに志摩子さんが大切!? なんであの人にロザリオをあげたのっ」
「あのね、志摩子は葉月ちゃんにとっても良く似ているんだよ」
初美の言葉は質問の答えにはなっていなかったが、予想外の言葉に葉月は戸惑った。
139 :
ヤミみて:04/01/08 17:35 ID:tbHOuLfB
「うそだ。ちっとも似てないよ。髪の色も作画も違うし・・・・・・」
そんなことないわ。同一人物かと思うほど良く似ている」
「似てないってば! それにまだ質問に答えてもらってないからね!」
そのとき、部屋の中にクスクスと控えめな笑い声が響いた。
葉月がむっとして部屋の奥に目をやると、そのうちの一人の少女と目が合う。
色素の薄い髪と彫りの深い顔立ちをした少女だ。
「薔薇の館で姉妹喧嘩?」
「誰!?」
「申し遅れました。私は白薔薇。初美の姉よ」
「あ、あなたが・・・・・・」
「だから、この件に干渉する権利くらいあるわよね?」
「ええ、まあ・・・・・・」
白薔薇と名乗った少女の放つ不敵な雰囲気に気圧されながら、葉月も何とか口を開く。
「それじゃ、葉月ちゃん。リリアンで姉妹になるということがどういうことか分かってる
?」
「えっと、姉は妹を正しく導き、妹は姉を支える・・・・・・」
葉月はうろ覚えの言葉を何とか口にする。合っているという自信はあった。
「まあ、そんなところかな。だけど、山百合会のメンバーともなると少し事情が違う」
140 :
ヤミみて:04/01/08 17:37 ID:tbHOuLfB
「白薔薇のつぼみの妹になるということは、いずれこの学校の代表者になるってことなの
よ。君にその覚悟があるの?」
「ボクにだってそれくらい出来る」
「けど、果たして適任かしら?」
「どういう意味?」
葉月が眼差しを一層険しくして、白薔薇に問い詰める。
「聞いたとおりの意味だよ。君が果たして未来の白薔薇として相応しい人格を備えている
かどうか。なんならテストしようか?」
白薔薇の挑発的に言い放つ。だが、当惑したのは初美のほうだった。
「テスト・・・・・・ですか・・・・・・」
何か心当たりがあるのか、顔を紅潮させ、脚をもじもじさせている。
「どうしたの。初美」
「どうしたのですか。お姉さま」
「何でもないのよ。葉月ちゃん、志摩子ちゃん。それよりも、お姉さまテストってやっぱ
り・・・・・・」
「そう。どちらが白薔薇のつぼみの妹になるか、初美のロザリオを賭けて勝負するの」
「望むところだ」
「志摩子も強制参加よ。いいね?」
「ええ、負ける気はありませんから」
二人の少女が力強く頷くのを見て、白薔薇こと佐藤聖の瞳に妖しい光が点った。
彼女の企みは初美とマリア様だけが知っている・・・・・・
続く
141 :
ヤミみて:04/01/08 17:40 ID:tbHOuLfB
エロパートは次週に引継ぎ。
どこかのスレでヤミ帽のキャラでマリみてを書いてくれという発言があった。
わくわく……
お正月特番マジンガーZ対デビルマンみたいな夢の取り合わせ!
来週が楽しみでつぅ♪
乙、期待してるよ〜。
まさかこういうのをけこーんというのか!?
こんな過疎スレで……
禿ワラ
椿三十郎VS桑畑三十郎・・・いや、違うか。
楽しみにして待つ
しかし「姉は妹を正しく導き、妹は姉を支える」っていうフレーズ、キュンとしますね。
最近やっと百合の良さがわかってきた気がしまつ
このままリリアンに乗っ取られるのだろうか・・・・
つか、昨日関西ではヤミ帽アニメ終了したのだが、葉月と初美の濃厚キスシーンにハァハァしたよ。
あのままぐぐぅ〜〜〜っと押し倒して・・・と脳内補完したのは言うまでもないがw
そういや、エンディングロールがちょっと変わってたね。最初、スタッフを一度にずら〜〜っと
流す映画みたいなやり方かと思ってたんだが、きっこさんの名前を見つけた所で「アレ?」と気付いた。
キャラ原案も声優も一緒くたに五十音順に並べてたんだねw なかなか新鮮だったよ。
たとえリリアンに乗っ取られようとも、葉月さえいてくれれば問題ないない。
葉月だけでいくらでもイケル♪
さっき最終回見ました。
それで葉月×初美を思い付いたんですが、完成したら書き込んでOKでつか?
すみません。
>>149ですが、もう完成してしまったので、投下します。
これは最終回で、葉月と初美がキスをした後の行為を予想したものです。
よって、それ以前の描写はありませんので、それを踏まえた上で読んで下さい。
葉月と初美の体温が、唇を通じてお互いの身体に伝わった。
初美を抱きしめる葉月の身体は、かすかに震えていた。寒いからではない。ずっと
夢にまで見てきた初美との口付けを、やっと実現できたという喜びに打ち震えている
のだ。
葉月は初美の肩に乗せていた手を下ろし、胸の膨らみの上に寄せた。予想していた
以上に豊かな膨らみの上で、二度、三度と手を回すと、初美は眉にシワをつくって唇
を離した。
「ああッ……ダ、ダメだよ、葉月ちゃん……」
「頼む初美、続けさせてくれ。ボクはこの手で、初美を感じたいんだ」
「でも、私……んンッ……!」
初美は何か言おうとしたが、その前に葉月の唇で口を閉ざされた。困惑して何もで
きない初美の唇を、葉月の舌が割り、初美の口の中へ侵入する。そして初美の口内を
味わうかのように、ゆっくりと舌を蠢かせ始めた。初美の舌に自分の舌を絡ませ、巧
みな動きで弄んだ。
「あっ、ん……は、葉月ちゃん……!」
「初美……すごく美味しいよ……!」
ピチャピチャという音とともに、二人の舌と唾液が絡まりあう。ずっと隠し続けて
きた想いを爆発させるかのように、葉月は夢中で初美の身体を抱きしめ、首に、腰に、
胸に、指を這わせた。そして葉月の指が自分の身体に触れるたびに、初美は艶やかな
喘声を発した。
葉月は初美のブラのホックに指をかけた。それと同時に、パンティーの端にも指を
かける。初美が何の抵抗もしないのを確かめてから、葉月は二つの下着を初美の身体
から剥ぎ取った。汚れ一つない、雪のように真っ白な初美の裸体が、葉月の眼前に横
たわった。
「初美、キレイだよ……眩しいくらいに……」
「ほんと、葉月ちゃん?」
「ああ。愛する人に、嘘なんか言うもんか。ボクの思っていたとおりだ。初美は身体
も心も、天使のようにキレイな人だ……」
葉月は初美の胸元に顔を近付け、乳房に口付けをした。豊かな膨らみの頂きにある
果実に舌を這わせると、それは既に固くなっていた。薄茶色の果実を葉月の舌が舐め、
紅の唇が吸い付くたびに、初美の背中に震えが走り、せつなそうに全身をわななかせ
た。ベッドの上に置かれた両手は、ギューッと力いっぱいにシーツを握り締めている。
葉月は赤ん坊のように、初美の胸を吸い続けた。初美は葉月にされるがままだった
が、不意に葉月の両肩を握り締めると、上半身をベッドの上に起き上がらせた。
「どうした、初美? 気持ちよくないか?」
「ううん、そうじゃないわ。ただ、私だけ気持ち良くしているのは、不公平だと思う
の。だから……葉月ちゃんも、私と一緒に……」
「……そうだね」
葉月はベッドの上に立ち上がり、服とスカートを脱ぎ捨てた。その下のスポーティ
ーな下着を外すと、一糸まとわぬ葉月の身体が露わになった。スポーツをしているた
めだろうか、葉月の身体には無駄な脂肪や肉が全く付いていない。月光の薄明かりを
浴びてたたずむ葉月の裸体は、神々しいほどに美しかった。
「ああ、葉月ちゃん……なんてキレイなの……!」
初美は両膝をベッドに付け、葉月の股間に顔をうずめた。適度な濃さの茂みに覆わ
れたそこは、既にじっとりと濡れていて、奥の亀裂から透明な蜜が溢れ出していた。
初美が指でなぞると、縦の亀裂が口を開けた。初美はそっと口付けし、亀裂を舌で
なぞる。奥から新たな蜜が沁み出し、初美の唇を濡らした。
「は、初美……ダメだよ、そんなところ……汚いよ……!」
「汚くなんかないよ。葉月ちゃんのここ、とてもキレイだよ……」
初美は再び唇付けして、溢れる蜜を吸い取るように口を動かした。
葉月は初美の頭を抑え、身体を左右に揺すった。初美の舌技に、もう立っているの
もやっとという状態だ。膝はガクガクと震え、今にも倒れてしまいそうだった。
「初美……ボク、もう……!」
「もう限界なの、葉月ちゃん? それじゃ、二人で一緒にイキましょう」
初美は舌の動きを止め、ベッドの上に横たわった。葉月同様、初美の股も充分に濡
れていて、太股まで蜜が滴っていた。それを見た葉月は、初美の両脚を広げ、露わに
なった初美の亀裂に、自分の亀裂を押し当てた。
「それじゃ初美、動くよ」
葉月がそう言うと、初美は無言で頷いた。
葉月はゆっくりと、腰を上下に動かし始めた。蜜と蜜が擦れあう、ピチャピチャと
いう淫靡な音が響く。言葉に出来ない快感が二人の全身を駆け抜け、これまで以上に
大きな喘ぎ声が口から漏れた。
「葉月ちゃん……すごく、気持ちいいよ……!」
「ボ、ボクも……どうにかなってしまいそうだ……!」
葉月はもう、何も考えられなかった。理性はどこかに吹き飛び、快楽を求める本能
だけが彼女の全身を支配していた。
葉月は、愛する初美を想像し、自分を慰めてきた経験が何度かあった。頂点に達し、
気を失いかけたこともある。しかし、いま葉月が感じている快楽は、自慰とは比べも
のにならないほど気持ちよかった。
それは初美も同様だった。はじめのうちは、女同士でこんなことをしてはいけない
のではないか、という疑念もあったが、それもとうに消え失せていた。いま、二人の
頭にあるのは、互いを想いあう気持ちと、さらなる悦楽を求める性欲だけだった。
「葉月ちゃんっ……私、もう……!」
「ボクも……初美、一緒にいこう……!」
「うっ……ああああああっ!」
「は、初美いっ……!」
二人の頭に、白い火花のようなものが走った。
それを合図に、彼女達の動きが止まり、ベッドの上で二つの裸体が硬直する。
そして数秒の間を置いてから、二人は互いの身体を重ね合い、ベッドの上に倒れた。
息苦しそうな二人の吐息が、部屋中に響き渡る。それが収まると、物音一つしない
静寂が訪れた。二人とも両目を閉ざしたまま、裸の身体をベッドの上に横たわらせて
いた。
それから数分後。
「……葉月ちゃん……」
先に動いたのは、初美のほうだった。気怠そうにベッドの上で上半身を起こすと、
横で倒れている葉月の頭を、そっと撫でた。
葉月は意識を失っているようだった。きっと頂点まで達して、気絶してしまったの
だろう。その顔には、満足そうな笑みが浮かんでいた。
初美はベッドから離れ、自分の服を身に付けた。そして気を失ったままの葉月に近
寄り、もう一度その頭を撫でた。
「お別れだよ、葉月ちゃん。次に目覚めたとき、あなたは私のことを忘れている。少
し寂しいけれど、悲しくなんかないよ。だって私は、いつでもあなたのことを見守っ
ているから。もし、あなたが私を必要とする時が来たら、いつでも私を呼んでね。私
はすぐに、あなたの元へ駆け付けるわ……」
そう言うと初美は、葉月の部屋から姿を消した。まるで、最初から彼女が存在して
いなかったかのごとく、煙のように消えてしまった。彼女の痕跡を残すものは何一つ
なく、オーディオの上に飾られた写真には、葉月一人だけが写っていた。
一人残された部屋で、葉月は寝返りを打った。静かな寝息を立てながら、葉月は小
さな声で、呟いた。
「初美……愛してるよ」
これで終わりです。ちょっと短かったかな・・・?
もしよかったら、感想などお願いします。
>>155 感動しますた。
激情をぶつけあうようなエッチも濃厚だったです。
しかし愛してる葉月タンの方が失神しちゃうなんて、よっぽど感激だったんだろうなぁ。
GJありがとん!
Good Job. ちょっと切なくなった。なぜ記憶はなくならなかったのかは分からないけど
いい感じです。
ここはレズ専で男キャラはケンちゃん以外禁止だったりする?
ガルガンチュアとかコゲはNG?ガルガンチュアはネタにしやすそうだけど
葉月やリリスを監禁調教とかすると不快になる人が多そうだ・・・
>>151-154です。
>>156さん、
>>157さん、感想ありがとうございます。
僕は他のスレでもエロパロを書いているんですが、どうやら男×女よりも、
女同士の方が書きやすいみたいです。男×女だと、どうしてもドロドロした
感じが出てしまうからかもしれません。
気に入っていただけたようで、何よりです。これからも精進します。
>>158 激しく見たい…。
書いてくださいな。
ラブラブとか以外も見てみたい。
>>158 全然問題ないです。少なくとも自分は。ぜひ、書いてください。
ようやく規制解除されて書き込み可能に。
>>155 グッジョブでした。是非、また読みたいです。
>>158 葉月とか蓉子はスタッフが「陵辱しろ」といわんばかりにエロくしているので、
まったく問題ないです。
163 :
名無しさん@ピンキー:04/01/14 14:48 ID:aJaHBDhq
リリス×葉月キボンヌ
ブラックな初美にひたすら攻められる葉月たん希望。
SSラッシュが始まりそうな予感・・・ドキドキ・・・
みんな! 今日はDVD発売日だぞ! もちろん買うよな!?
金が無い…
>154
イブは本を閉じて葉月との思い出と一緒にそっと棚にしまうと、後ろに姉の気配を感じた。
「……」
「……?」
「んもう!イブゥ!笑ってゴマかさないで!あのねぇ、リリスちゃんも慰めて欲しいなぁ……」
「お姉ちゃん。何を言って……」
「リリス、何万年も、何万年も、ずーっと、ずぅーっと、一人で寂しかったんだもん!」
「きゃー、お姉ちゃん何を!!」
「フフフわかってるくせに……。オデコちゃん」
「あぁあーん、ご無体な……」
「うりうり、一体どれだけの人間を、その顔で誘惑してきたのよ……。」
「うーん、おいしいホットケーキで!」
「……殴ったろか、コイツ……」
「SMはちょっと……」
「つべこべ言ってないで、帽子とマント取りなさいよ!」
肉欲シーンは次の方へ( ´∀`)つ ドンゾ
GJ!だけど
いや〜ん、そんないいとこでやめないでったら
>>166 知らなかったサンクス!!
結構見逃してるから、日曜日に逝ってきます。
カーテンの閉ざされた薄暗い部屋の中、一人の少女があどけない顔で眠っている。
どんな夢を見ているのか、頬を赤らめ、至福の表情を浮かべている。
できれば、もっとゆっくりと夢を見せてやりたいと思わせる寝顔だが、その想いは儚くも破られる。
自動的にコンポのディスプレイが点灯し、陽気なDJの声が流れてくる。
『今日のしし座の運勢は大凶、アンラッキーカラーはピンク。アンラッキーアイテムはホットケーキ』
少女がうっすらと目を開け、恨めしそうな目つきでコンポを睨む。
「ばっかみたい。そんなことあるわけないだろ」
おはよう初美ぃ」
「おはよう、葉月ちゃん」
血の繋がらない姉、初美が穏やかな笑みを浮かべて朝の挨拶を返す。
今日は初美のロザリオを賭けて、同級生と勝負する大切な日だ。
「初美。初美はボクが守るからね」
葉月は愛する姉をぎゅっと抱きしめ、しばし彼女の温もりを味わう。
大きく息を吸い込むと、初美の匂いに包まれて葉月は心から幸せを感じる。
ふと、葉月はもう一つの香りに気がついた。
「あれ、この匂い・・・・・・」
テーブルに目を落とすと、ほわほわと湯気を立てるホットケーキを見つけた。
「初美、ホットケーキ焼いてくれたの?」
「そうだよ。遠慮しないで食べて。葉月ちゃん」
「うん♪」
やっぱり、初美はボクの大切な人だ。志摩子さんなんかに渡すもんか。
葉月はホットケーキを口いっぱいに頬張りながら、改めて決心を固くするのだった。
「さて、みんな揃ったところで、そろそろ勝負の内容を発表しようか」
そういうと聖さまは茶色の紙袋からなにやら小さな物を取り出してテーブルの上に置いた。
プラスティックで出来たピンク色の奇妙な球体。
聖さまがスイッチを入れるとピンクの玉がブルブルと振動を始めた。
「あの、白薔薇さま。それは何の道具ですか?」
志摩子が小さく手を上げて質問する。
「おや、志摩子は知らない? まあ、育ちが良いお嬢様なら知るわけもないか。初美、ちょっとこっちへ」
「は、はい」
言われるままに初美が白薔薇の傍まで行く。
すると、聖さまは突然、初美のスカートの中に手を入れた。
その手の中には先ほどの物体を握りこんでいる。
「んっ、お姉さま!」
「は、初美!?」
突然上がった初美の悲鳴に、葉月は過敏に反応して立ち上がる。
反動で葉月の座っていた椅子がガタッと揺れた。
「お、落ち着いて、葉月ちゃん」
初美が頬を紅く染めて、にっこり笑う。その笑みを崩さぬまま制服をスカートの捲り、隠された白い肌を皆の視線にさらす。
初美の肢体は蛍光灯の光を照り返し、まるで水に濡れたように光っている。
そして、股間の中心部に聖さまの手が伸びて、ピンク色の玩具を純白の下着に押し付けられている。
「ふふ、これはピンクローターって言ってね、オナニーとかセックスのときに使う道具だよ」
聖さまはさらに強くピンクの玉を押し当て、もう片方の手で初美の尻を鷲づかみにする。
「ああ、お姉さま・・・みんなが・・・」
「見られて気持ち良いんでしょ? 初美は視姦されて興奮しちゃう女だもんね」
聖さまは言葉でなじりながら、初美の敏感な部分を責め立てる。
じっくり撫で回すように愛撫した後は、下着の中にまで指を入れ、溢れ出した愛液を舌で舐め取っていく。
静寂の中、卑猥な音だけが静かに響き渡る。
二人の痴態を見せ付けられて、葉月は生唾を飲み込んだ。。
一方の志摩子は絶句し、表情も微かに蒼褪めている。
ふと、急に音が止んで、聖さまが顔を上げた。
「おっと、こんなことしてる時間はないな。誰かが館に入ってきたら困るし」
「お、お姉さま・・・」
「悪いね、初美。続きはお預けだよ」
そういうと、聖さまは振動していたローターのスイッチを切って、初美の膣から抜き取った。
そんな、と初美は小さく呟く。聖はそれを無視して勝負内容の説明を続ける。
「つぼみ候補の二人には、これを着けたまま今日一日を過ごしてもらうよ。放課後までにイってしまった回数の多い方が負け。ロザリオは貰えない」
「なっ・・・・・・!」
「イッたかイかないかの判定は、この武嶋蔦子が行います。眼力は確かだから信用していいわよ」
蔦子さんがカメラを持って顔の位置に掲げてシャッターを切る。
「逆に、もし絶頂に達してしまってもカメラちゃんの目を誤魔化しきれればカウントされない。だから普段どおりに振舞うように心掛けてね」
窓から差し込む朝日が逆光となって、聖さまの表情は窺えない。
しかし、言葉の色合いからこの事態を楽しんでいる様子がひしひしと伝わってくる。
「・・・・・・そんなこと・・・」
「何か質問?」
聖さまが愉快そうな口ぶりで尋ねる。
「・・・・・・そんなこと、出来るわけないだろう! ふざけるなーーーーー!!!」
激昂して殴りかからんばかりの勢いで怒鳴りつける。しかし、聖さまは一向に平然と構えている。
「出来ないなら棄権する?」
「違う! そんな勝負しないって言ってるんだ。勝負方法なら他にも色々あるだろ!」
「文句言うつもり? でも忘れないで。ロザリオはもともと初美から志摩子へと贈られた物。
貴方は妹に選ばれなかったの。だけど私が貴方にチャンスをあげたのよ。勝負するチャンスを」
「くっ・・・・・・」
葉月は志摩子の方にチラッと目を向けた。
志摩子さんは目を閉じ、祈るように手を合わせている。
(このまま引いてしまったらロザリオは志摩子さんの物。そんなの、絶対に認めない)
(誰にもとられたくない。初美を、ボクだけのものに)
葉月は決意を秘めた眼差しで白薔薇を睨みつけた。
「決心はついたのね。それじゃあ早速着けてみてよ」
聖はわざと愛液で濡れたままのローターを差し出した。
薄い桜色をしたローターはまるで生まれたての卵のように、温かく湿っている。
差し出されたローターを見て、葉月は顔を赤らめながら長いスカートをたくし上げる。
「下着を脱いで、入れるところまでちゃんと見せてね」
「・・・いや・・・」
意地悪な命令に葉月は小さく首を振った。
「駄目よ。ちゃんと見せなさい」
言われて仕方なく、葉月はうつむいて、小さな声で返事をしながらスカートの裾を胸の位置まで持ち上げた。
露わになった白い太ももと絹のショーツに突き刺さる視線が痛い。
「ひっ・・・くっ・・・」
左手で裾を押さえ、みんなの視線に晒されるなか、ゆっくりとショーツを降ろしていく。
「スカートの裾を口に咥えなよ。両手でショーツを引き降ろすんだ。そう・・・いいよ」
言われるままに、葉月は痴態を進めていく。
膝の裏に下着の温もりを感じながら、薄い茂みを掻き分け、花びらを開いていく。
白薔薇に手渡されたローターを躊躇いがちに秘所に沈めながら、葉月は恥辱の涙に頬を濡らしていた。
さらに続く
途中ミスった。171−172の間が抜けてしまった。
ゴルア!!
早く読ませろー!!
初美のホットケーキを食べたら普通、どうにかなっちゃうもんだよな。そこが抜けてしまったのか・・・
続きを投稿するついでに、抜けてしまった171.5も忘れないでね〜
ヤミちょっと見る役代われ
>>176 お疲れ様。つくづくエロパロって偉大だと思った。原作で微妙なキャラであっても
エロパロで光り輝くキャラって存在するんだよな。俺はこの原作を愛する事ができな
かったけど、
>>176氏や
>>151氏などの作品は普通に楽しめたよ。
GOOD JOB。そして続きもよろしく。
原作で微妙なキャラって葉月のこと?
俺的にはキャラもアニメの雰囲気もクリーンヒットしたよ。
ヤミ帽とかマリみてが流行りだす前から百合モノが好きで、
オープニング見た瞬間、思わずガッツポーズしたよ。
>>182 訂正します。キャラ云々ではなく、『ゲームにおけるシナリオ、テキスト
についての言及』でした。アニメについてではありません。
ゲームのシナリオ(物語)、テキスト(文章)が好きになれなかったので、以上の
ように思ったのです。アニメは見た事がないですが買おうか迷っています。
俺はエロゲーと呼ばれるものを一度もやったことがないのだが、
アニメが良かったのでゲーム買おうか迷ってる。
ゲームは葉月メインじゃないってのが、問題なんだよね。
エロパロ板なのにエロい雑談がないな。とりあえず葉月の乳揉みたいとでも言っておこう。
葉月のオナーニを間近で見たいと宣言しておく。
おなにーをしている葉月を襲いたいと言っておく。
>>184 エロゲー批評空間でぐぐってください。ゲームについての評判が分かります。
「葉月メインじゃないってのが、問題」……そうですね。エロエロなファンタジー
と割り切ったほうが受けが良かったかもしれません。
今なら初回版は2000円前後が相場なので、買ってみるのもいいでしょう。(アニメの影響で値上がりしたとの話もあるが詳細は不明)
初回版のイメージサントラはかなりの出来です。音楽好きなら何も気にせず買いましょう。
自分はこのCDに1000円払う価値があると思っています。ヤミを買うなら是非とも、
初回版を購入なさってください。
>187
親切なレス、サンクス。
参考にするよ。秋葉原も家から近いし、初回版を探してみよう。
期待age
リリアンの続きマダー
リリアンの続きだけど、思ったより長くなってしまったのでどうしようか考えてる。
途中まででもいいなら明日にでも投下する。
とりあえず今日はもう寝る。
長いとなぜ問題なのかは分からないけど、待ちます。
195 :
ヤミみて:04/02/01 20:42 ID:Avdv/YEw
遅くなりました。途中、抜けてしまった171と172の間です。
ただの説明なんで抜けてもあんま変わらないけどさ。
>194
長いと読むのがかったるいんで、短くまとめたかった。
ちなみにまだ完結してないんで感想とかはいいです。雑談しながら気長に待ってて。
体育祭も終わり、学園祭を間近に控えた10月下旬の今日、薔薇の館に朝早くから5人の少女が集まっていた。
テーブルの中央に白薔薇こと佐藤聖が座り、その隣に初美が寄り添うようにして立っている。
向かい側にはこれから初美のロザリオ授受をかけて勝負する志摩子と葉月が緊張の面持ちで座っており、
なぜかその様子を写真部のエース武嶋蔦子さんが撮影している。
「いいね。ゾクゾクするよ。君みたいに芯の強い娘を屈服させるのは、すごく興奮する」
聖さまが邪悪な瞳で葉月を見つめる。葉月はローターを秘所に咥えたまま、膝まで下ろしたショーツを穿きなおした。花芯から溢れ出す透明な蜜が純白のショーツにいやらしい染みを作っていく。
「それじゃ、さっそくスイッチを・・・いや、それより君からおねだりしてもらおうかな」
聖が小悪魔のような笑みを浮かべた。
一般的に美少女と呼ばれる者達でも、その美しさにはそれぞれ個性がある。
志摩子が聖母マリアのように慈愛に満ちた美を備えているとすれば、
葉月の美しさはそれとは対照的な性質を備えた美だ。
虐げられ、辱めを受けることでさらに美しく輝く被虐美。聖は葉月の本質を性格に見抜いていた。
197 :
ヤミみて :04/02/01 20:44 ID:Avdv/YEw
「さあ、葉月ちゃん。お願いしてみてよ。ローターのスイッチを入れてくださいって」
「・・・・・・」
「どうしたの葉月ちゃん。出来ないとは言えないはずだよね。全ての権利は私が握っているんだから」
聖は言葉を巧みに操って、葉月の逃げ道を塞いでいく。
「そうそう、志摩子にもローターを入れてあげなきゃね。初美、そっちはお願いね」
「なっ・・・どうして」
聖は嫉妬する葉月を無視して、わざと志摩子を贔屓する。これも当然計算のうちだ。
「志摩子ちゃん。テーブルの上に乗って。お姉ちゃんがしてあげるからね」
初美も聖の考えを知ってか知らずか、志摩子をあやすように語り掛ける。
志摩子は頬を染めながらもテーブルの上で横になり、オムツを取り替える赤子のように足を上げさせられている。
「志摩子ちゃん、とっても綺麗なお尻しているのね。まるくてすべすべで、とてもやわらかいわ」
初美が志摩子の股の間に顔を埋め、やがてぴちゃぴちゃ淫靡な音を立て始めたのを聞いて、葉月は平静で入られなくなる。
「ほらほら、葉月ちゃん。よそ見しちゃ駄目よ。君の相手は私」
「どうして・・・」
「ん?」
「どうして志摩子さんとボクの扱いが違うのっ! ずるいよ、志摩子さんばっかり」
「悔しかったら勝負に勝つしかないんじゃないの? でも、おねだり出来ないのならスイッチは入れてあげないけどね」
聖さまはあくまでも冷たく返答する。
「う・・・うぅ・・・そんなの・・・どうしてボクだけ・・・」
葉月は惨めな気持ちで心が一杯になり、泣きながら懇願せざるをえなかった。
198 :
ヤミみて :04/02/01 20:45 ID:Avdv/YEw
「はぁ、はぁ、あぁ・・・どうして、こんなことに・・・なっちゃったんだろう・・・」
薔薇の館から出た後、葉月はぎこちない足取りで教室へと歩いていた。
今現在、葉月の中で蠢いているローターの振動は微弱で、音が周りに漏れる心配はないものの
それでも、近くに人が通るたび心臓の止まる思いがする。
前方には志摩子の姿も見えるが、こちらは初美と寄り添うにようにして歩いている。
そんな二人の姿を見せられ、葉月は自分の心に暗い感情が落ち葉のように溜まっていくのを感じていた。
頭の中に聖の言葉が蘇る。
「今日の放課後、二人揃ってお御堂まで来ること。薔薇の館だと蓉子に知られて厄介だからね」
聖の言葉からして、蓉子さまならこの馬鹿げた勝負を止められるのだろう。
しかし、それではロザリオは手に入らない。
放課後・・・放課後までの辛抱・・・
校舎に掛かる時計を見上げた葉月の眼にフラッシュの光が飛び込む。
「葉月さん、ご機嫌いかが?」
「武嶋・・・蔦子・・・」
「あらあら、呼び捨て? 同級生には原則としてさん付けが推奨されているけれど?」
蔦子が憎まれ口を叩くが、葉月にとっては彼女も敵だ。
きつい眼差しで彼女を睨みつける。
「何の用だ・・・」
「別に、一人で寂しそうにしていたから話しかけてあげただけよ」
「余計なお世話だ」
「あら、つれない。ま、なんにしても教室までご一緒させてもらうわ。ごきげんよう」
話の途中で蔦子は他の生徒と挨拶を交わす。有名人の彼女は人から受ける挨拶も多いのだ。
「ごきげんよう。蔦子さん、葉月さん」
にこやかに挨拶してくる少女の顔には見覚えがあった。葉月はしぶしぶ挨拶を返す。
「・・・・・・ごきげんよう。祐巳さん」
彼女は同じ松組の、隣の席に座る少女だ。
一見パッとしない容姿だが、彼女のことは嫌いではなかった。
でも・・・
199 :
ヤミみて :04/02/01 20:46 ID:Avdv/YEw
もし、彼女が今自分のしている行為を知ったらなんと思うだろう。
変態と罵るだろうか。あるいは怯えて逃げ出すか。
葉月の心はじくじくと痛み出す。
体温が上昇し、呼吸が苦しくなる。さらに熱い液体が太腿をゆっくり伝っていくのを感じた。
幸い、長いスカートのお陰で多少誤魔化せるが、ばれるのではないかと気が気ではない。
ローターの音が聞こえてはいないだろうか、愛液の甘酸っぱい匂いが嗅ぎつけられはしないか。
もしかしたら、祐巳さんはすでにボクの様子がおかしいと思い始めているかも知れない・・・
葉月は居ても立ってもいられなくなる。とうとう、葉月は足を止めた。
もう駄目だ。
そう観念した葉月の耳に祐巳さんの元気な声が聞こえた。
「あ、祥子さまだ」
「あら、ほんと。今日もお綺麗でいらっしゃる」
そう言って蔦子さんはカメラを構える。祐巳さんもすっかり祥子様に見惚れている。
葉月は今が好機とみて急いでその場を離れた。
200 :
ヤミみて :04/02/01 20:47 ID:Avdv/YEw
教室に着くと、思った以上の人の多さに入るのを躊躇う。
いつもなら気にならないことでも、今日は事情が違う。このまま、無事に放課後まで過ごせるのだろうか。
シスターに知られたら、そしたら親にもばれて、その先は・・・・・・考えるのも恐ろしい。
葉月は首を振って嫌な想像を追い払った。
「どうしたの? 志摩子さんはすでに教室に入っているわよ。さすが白薔薇のつぼみからロザリオを受け取っただけあって堂々としているわね」
いつの間に追いついたのか、背後から蔦子さんが囁きかけてくる。
「ボクだって・・・このくらい・・・」
挑発に乗って葉月は一歩を踏み出す。身体を踏み入れると教室内の喧騒が一層大きくなる。
心臓が震えて、目が眩む。それでもなんとか自分の席まで辿り着き、葉月はようやく腰を下ろした。
「あぁ・・・」
椅子に接した瞬間、ローターが膣圧で押し出されて、ぷっくりと充血したクリトリスに触れた。
思わず漏れ出した声を、必死に噛み殺す。
(うぅぅ・・・だめ、あたってるよぉ・・・)
いくら振動を弱くしているといっても、身体中でも最も敏感な部分に触れてしまっていては、
その快感に耐えられるはずもない。
201 :
ヤミみて :04/02/01 20:49 ID:Avdv/YEw
今日何度目の後悔になるだろうか。それでも自問せずには居られない。
(どうして・・・どうしてボクがこんな目に遭うんだよぉ・・・)
荒い息遣いをする口元を、手で覆い隠し下唇を噛み締める。もう絶頂が近い。
思わず椅子から腰が離れるが、我慢して椅子に座りなおす。
勝負に勝つためには蔦子さんにイッたことを隠し通さなければいけないのだ。
葉月は彼女と目を合わせないように顔を背ける。
絶頂ギリギリの快楽の波に溺れながら、葉月は必死に意識を繋ぎとめる。
無意識のうちに膝を擦り合わせ、興奮で紅く染まった頬に悔し涙が零れ落ちる。
「はぁ、はぁ、んぅっ! ふぁぁぁっ!!!」
溜めに溜め、我慢していたものが一気に噴出する。
脚がびくびくっと痙攣を起こし、熱い液体がショーツの裏側まで広がっていく。
ショーツから溢れ、スカートでも吸収し切れなかった分の愛液が椅子にまで滴る。
「おやおや、盛大にイッてしまったわね」
「ち、ちがう・・・」
「ふふ、言葉だけで誤魔化せると思って? いやらしく股を開いたままでは説得力に欠けるわね」
蔦子さんは机の下に視線を落とす。葉月は慌てて膝を閉じたが、もう遅い。
「まずは葉月さんが一回。それにしても葉月さんは随分と感度が良いのね。てっきり一時間は耐えると思ったのに」
確かに、自分もそのつもりでいた。しかし、今日に限ってなぜか全身が熱くなっているのだ。
「ところで、先ほど仕入れた情報によると、今日の体育はマラソンらしいわよ。まさに耐久レースね」
蔦子さんは小鳥をいたぶる猫みたいに妖艶に目を細めた。
「見学なんて興ざめさせる真似はなさらないわよね? 未来のロサ・ギガンティア・アン・ブゥトン・プティスール」
「やれば・・・いいんだろ」
「ふふ、それでこそ葉月さん。応援しているわよ」
そう言うと蔦子さんは自分の席へと戻って行った。
202 :
ヤミみて :04/02/01 20:50 ID:Avdv/YEw
時間は飛んで2時間目終了後。
一方、平静に振舞っているように見える志摩子も内心では激しい羞恥の嵐に翻弄されていた。
こんなにも大勢の人のいる中で、秘所にローターを入れたまま過ごす羽目になるなんて・・・
こんな馬鹿げた勝負をしたくはなかったのだけれど、志摩子は白薔薇に弱みを握られていた。
だから、強制参加を言い渡された次点で回避不能の絶望を味わうことは予測できていた。
「志摩子さん、調子はいかが♪」
蔦子が志摩子の前の席に腰掛け、歌うように聞いてきた。
「・・・・・・なにかご用ですか」
「まったく、葉月さんといい、志摩子さんといい、お二人とも私のことがお嫌い?」
「私は、あなたのように人をいたぶって愉しむ人を軽蔑します」
志摩子は普段のおっとりした雰囲気からは想像もつかないほど厳しい視線で蔦子を射竦める。
が、むしろ蔦子はその反応を見て嬉しそうににやける。
203 :
ヤミみて :04/02/01 20:51 ID:Avdv/YEw
「あなたのその強気な態度が、あと何時間持つかしらね?」
「私は絶対に屈しません。何時間だろうと耐えてっ・・・・・・っ!」
志摩子は途中で言葉をつぐんだ。
机の下では蔦子が手を伸ばして志摩子の秘所をまさぐってきたからだ。
ショーツに指を掛け、股布を横にずらすとそのまま指を深く挿入する。
志摩子の口から熱い吐息が漏れる。
「この濡れ具合、授業中に一回はイってしまったようね。気持ち良かった?」
「こんな仕打ち・・・あなたはこんなことをして何が楽しいの」
「質問に答えてくださらない? ふふ、志摩子さんのクリトリス、ビンビンに勃起しているわね」
「やめて!! 指を・・・指を離してください」
一番敏感な部分に触れられ、志摩子は震える声で抗議した。
だが、蔦子さんは意に介そうとせず、志摩子のクリトリスを人差し指と親指でくりくりとこね回す。
「志摩子さんのここを思い切りつねったらどうなるかしら。声を我慢できて?」
「な・・・なにをする気ですか!?」
「私はあなたに素直になってもらいたいの。さて、それじゃ声を出すのは我慢してね」
「や、やめて! お願っーーーーー!!!」
瞬間、志摩子は言葉にならない悲鳴を上げた。赤く充血したに肉芽を指の腹でぎゅうっとつねられ、志摩子は思わず椅子の上で身悶えた。
暴れそうになる身体を蔦子が巧みに押さえつけ、その間もクリトリスは執拗に嬲られている。
蔦子の責めはすでに愛撫の域を超えて、拷問に達していた。
声をあげることも出来ず、刺激から逃れることも叶わず、志摩子はただ悶えるだけだ。
目尻に涙が溢れ、目で許しを請う。それでも蔦子はクリトリスへの嗜虐を止めようとはしなかった。
そんな、どうにもならない状態が1分近く続いたろうか。
志摩子が目を剥き、下半身がビクビクと痙攣を起こし始めたころになって、
ようやく蔦子は志摩子を開放した。
204 :
ヤミみて :04/02/01 20:52 ID:Avdv/YEw
開放された直後も、志摩子はぜいぜいと荒い呼吸を繰り返し、目の焦点は定まらない状態だった。
「もう何人かの生徒はあなたの様子がおかしいことに気付いているみたいね。
桂さんなんて、さっきからチラチラあなたのこと見ているわよ。」
蔦子の言葉を聞いて、志摩子はああ、と顔を伏せて嘆いた。。
(そんな・・・これから彼女とどんな顔して話せばいいの・・・・・・)
「桂さんは噂好きだから、明日には噂が尾ひれをつけて広まっちゃうかもね。志摩子さんはアナルとヴァギナにバイブを咥えて授業受けてたって」
蔦子の囁くを聞くたび、志摩子の心にじわじわと絶望が染みをつくっていく。
「ところで、はやくお着替えになったら。次の体育の時間に遅刻してしまうわよ」
「あなたが、嫌がらせをするから・・・!」
志摩子は文句を募ろうと腰を浮かしかけたが、ビクンと腰が跳ねて、再び椅子の上にへたり込んだ。
振動は微弱ながら、今もずっとローターは蠢き続けているのだ。
こんな状態で、マラソンなど出来るはずがない。
(それでも、体育に出ないと・・・・・・とにかく着替えだけでも)
志摩子は机の脇においてあった鞄から体操着を取り出した。
そこで、手が止まる。
(下着だけでも替えなきゃ・・・)
愛液でぐしょぐしょに濡れそぼったショーツの上からブルマを履いたら、たちまち染み出してしまう。
何より、スカートの中には特有の匂いが篭っていてここで着替えたら匂いが辺りに広がってしまう。
事態を想像し、志摩子の顔は羞恥に染まった。
「私、トイレで着替えますから」
志摩子は席を立ち、体操着をもってトイレへ行こうとすると、蔦子がその手を掴んで引き止めた。
「駄目よ。ここで着替えなさい」
「そんな・・・! なんでそんなことまで命令されなきゃいけないんですか!」
「白薔薇さまはあなたたちの着替えシーンを何よりも楽しみになさっているの。だから、撮らせて」
もちろんお断りだ。志摩子は思わず身を引いたが、リリアンで薔薇に逆らうことはもっとも重い罪。
しぶしぶ、志摩子はトイレで着替えることを断念した。
205 :
ヤミみて :04/02/01 20:53 ID:Avdv/YEw
教室はもうほとんどの人が着替えを終え、グラウンドに向かっている。急がなければ。
志摩子はスカートの中に手を入れ、ぐしょ濡れになったショーツを引き降ろした。
股間から透明な液体が滴り落ち、床にぽたぽたと垂れ落ちる。
その様を蔦子は断りもなく写真に収めている。志摩子の表情は屈辱に歪んだ。
素早くショーツを引き降ろした志摩子は、ハンカチで腿を伝う愛液や、じっとり濡れそぼった秘所を拭う。
濡れたショーツとハンカチ、体操着の下に着けるつもりだったブラは、全て蔦子に押収された。
体育の後で穿き替えるつもりだった別のショーツに脚を通し、続いてブルマを穿く。
やや窮屈なブルマがお尻に食い込む。
それからタイを解いて、ワンピースを脱ぎさると、眩暈がするほど甘酸っぱい芳香が辺りに漂った。
志摩子が着替え終わったとき、幸いにも教室に人は残っていなかった。
「さて、着替え終わったのならグラウンドに降りましょうか」
蔦子に急かされるまでもなく、志摩子は早足で教室を立ち去った。
人気の消えた教室には、少女たちの甘く濃蜜な芳香だけが漂っていた。
206 :
ヤミみて :04/02/01 20:59 ID:Avdv/YEw
志摩子が急いで校庭に下りると、すでにクラスメイトは全員、校庭に集合していた。
当然、長い黒髪を三つ編みに結んだ葉月の姿もある。
「遅かったわね、志摩子さん、蔦子さん」
「・・・・・・すみません。着替えに・・・手間取ってしまって」
「いいわ。時間がないから準備運動の後さっそくランニングよ」
準備運動と聞いて、志摩子と葉月はぐっと息を呑んだ。
準備運動は通常二人一組で行う。組んだ相手にもしも気づかれてしまったら・・・
しかも志摩子と葉月の二人はマラソンがあるというのにノーブラだ。
ぷっくら浮き上がった乳首はちょっと近づけば体操着の上からでも確認できる。
(私の相手って確か・・・・・・)
志摩子は恐る恐る隣を振り向いた。そこには緊張した様子の桂さんの姿があった。
息を呑む音まで聞こえてくる。志摩子が秘所にローターを埋めたまま授業に出ていることを気づいているのだろう。
さっきから志摩子の股間を凝視している。
その部分を自分でも見下ろしてみると、ブルブルと小刻みに振動するふくらみが見えてしまった。
見られている、そう思っただけでとてつもない羞恥心がこみ上げてくる。
換えたばかりのショーツにじわじわと温もりが広がる。
207 :
ヤミみて :04/02/01 21:00 ID:Avdv/YEw
「し、志摩子さん・・・・・・あなた・・・」
「いや、言わないで」
桂さんが言おうとした言葉に志摩子はいやいやと首を振る。
これが夢であればどんなにいいだろう。
しかし、秘所に伝わる刺激は生々しい現実以外の何者でもなく、
現実である以上、今の状況が夢のように溶けて消えることもないのだ。
208 :
ヤミみて :04/02/01 21:00 ID:Avdv/YEw
「葉月さん。どうしたのボーっとして」
突然、耳元でかけられた言葉に葉月はビクッと反応して振り返った。
「あ、祐巳さんか。どうした?」
「もう、『どうした?』じゃないってば。準備運動でしょ」
「あ、ああ。ボクのパートナーは祐巳さんだっけ」
葉月はホッと胸を撫で下ろした。
というのも、ここまで蔦子からさんざんセクハラを受けてきたのだ。
もし、準備運動のパートナーが蔦子だったら何をされるか分かったもんじゃない。
「さ、まずは開脚だよ」
「う、うん」
祐巳の言葉に従って、葉月は体育座りの姿勢から脚を大きく広げていく。
だが、90度まで脚を広げたとき、自分の卑猥な姿に耐えられなくなって、顔がカーッと熱くなった。
「だめだよ、葉月さん。脚はもっと広げないと」
祐巳は葉月の今の状態など知る由もなく、無邪気に足首を掴むとぐいっと股を割らせた。
「ああっ、祐巳さんっ!」
「え? あ、ごめん葉月さん。痛かった?」
「ん、ううん。なんでも・・・ない」
「そ、そう。じゃあ、倒すね・・・・・・」
祐巳はやや遠慮がちに葉月の背中を押した。あまり大きくない胸が葉月の背中に感じられる。
「うわ、葉月さん。けっこう身体柔らかいんだぁ」
祐巳の言葉どおり、葉月は自分の股間に鼻先がつきそうなくらい前屈していた。
女性器特有のむっとする匂いが鼻腔に絡みつく。
おまけに今は分泌液が溢れ出していて、立ち込める異臭は顔を背けたくなるほどだ。
葉月は、あまりの匂いにむせて咳き込んだ。
209 :
ヤミみて :04/02/01 21:06 ID:Avdv/YEw
「だ、だいじょうぶ? 葉月さん、もしかして具合悪いんじゃ・・・」
「だいじょうぶだよ。なんでもないから」
「そう? でも顔紅いよ? ほら、なんだか熱も」
祐巳は自分のおでこを葉月の額にくっつけた。
目の前に、祐巳の柔らかそうな唇がある。同性愛の気がある葉月としてはドキドキしてしまう状況だ。
「ゆ、ゆみさん・・・・・・」
葉月はつい身じろいで祐巳から身体を離した。
「ボクは、もういいから今度は祐巳さんの番だよ」
二人は位置を入れ替えて、準備運動の続きを行った。
「はい、運動終わり。それじゃ、グラウンドを20周」
教師の号令に答えて、生徒たちはばらばらと駆け出した。
葉月も集団から少し遅れるようにして、のろのろと駆け出した。
微振動のまま秘所を刺激し続けるローターは、脚を一歩前へ出すたび襞に擦れて刺激が強まる。
それでも、その刺激だけで絶頂に達するには物足りず、葉月は絶頂の一歩手前、
快楽の峰のあたりでこの体育の時間を過ごさなければならなかった。
おまけに蔦子の命令でブラジャーを外された胸は、揺れるたびに乳首が擦られ、
芯の部分にかすかな痛みが走る。
ショーツはもう愛液を吸収することもなく、生地の裏側はヌルヌルで、走るたびに股布の隙間から愛液が漏れ出す。
ともすれば意識が飛んでしまいそうになるほどの快楽に耐えながら、葉月の地獄のような耐久マラソンは始まった。
続く・・・実はこれでようやく中盤くらいなんだよ。途中、ばっさり割愛してもこの長さ。スマソ
>>195-209 乙です!
読むのは苦手でもないんで、省略してない分も読んでみたかったかも。
続きも激しく期待してますよ。
葉月タン、負けたらダメ!
でも(;´Д`)ハァハァ
ヤミみてさん、GJ!!
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lア/lア/ヽア/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
そろそろ期待age
そろそろ神のご登場が待たれるときです
(ふふ、走ってる、走ってる)
初美は校舎の二階、家庭科室の窓から、満足そうにグラウンドを見下ろしていた。
視界に映るのは、息を切らしながらマラソンをしているブルマ姿の少女たち。
その中でも葉月の長い黒髪はよく目立つ。
不自然によたよたとした足取りといい、盛んにブルマの食い込みを直す仕草といい、
事情を知っている人間としては、思わず含み笑いが浮かんでしまう。
にゅっ
不意に頬が引っ張られる。驚いて振り返ると、そこにはふくれっ面をしたエプロン姿のリリスがいた。
ちなみに、初美が着ているのは胸に大きく『危険』と刺繍されたエプロンである。
「お、おねいひゃん、にゃにふんの〜」
「何、言ってんのかわかんないわよ。さっきからニヤニヤしてさ」
「ニヤニヤなんてしてないよぉ〜」
初美は紅くなった頬を擦りながら、甘えた声で抗議をする。
「し・て・た・わ・よ。それにアンタ、また勝手に図書館から本を持ち出したでしょ」
「ぅ・・・ばれてた?」
「当たり前よ。私からすれば、あの程度の蔵書数、一目で把握できるわ」
「お姉ちゃん、すごいっ!」
「まあね〜って、話逸らすんじゃないわよ。いったい何のつもり? 媚薬の秘伝書なんて持ち出して」
(注、なぜリリアンに媚薬の本があるのかは秘密)
「えへへ、・・・ちゃった」
「なんだって?」
「混ぜちゃった。葉月ちゃんの朝食、ホットケーキの中に」
「な、なんてこと・・・また、あの宇宙一不味いホットケーキを食べさせたの!」
「お姉ちゃん、反応するとこ違う」
冷静に突っ込む初美。
再び、ひそひそ声に戻って、話し始めるリリス。
「じゃあ、さっきから窓の外をみてたのは葉月の様子を観察するためなのね。陰湿〜」
リリスがじと目で初美を責める。
「それだけじゃないんだ。実は聖さまがね・・・・・・」
一通りの事情をかいつまんで説明されるとリリスの顔に驚愕の色が広がった。
「うそっ、じゃあ葉月ってばずっとアソコにローター入れたまま授業受けてたの!?」
「お姉ちゃん、声大きい」
「アンタってば、いったい何考えてるわけ? 媚薬なんて仕込んだら負けるに決まってるじゃない。 ひょっとして葉月とスールになりたくないの?」
「そんなことないけど、この世界では葉月ちゃんと姉妹だし、可愛い妹はいくらでも欲しいじゃない?」
「アンタってば、あいかわらず嫌な性格してるわねー。そんなイヴにはお仕置きが必要よね!」
「きゃうっ」
突然、背後からリリスの腕が伸びて、初美の乳房を鷲掴みにした。
「お、お姉ちゃん! 今、授業中だよ?」
「授業中の葉月ちゃんにイタズラしてたのは、どこのどなたさまでしたっけ」
リリスは初美の首筋を吐息で湿らせながら、ムニムニと弾力ある乳房を揉みしだいていく。
すると、リリスの小指に硬い感触が当たった。
「あら、なにかしらこれ?」
リリスが乱れた制服の隙間から手をいれ、胸の辺りをごそごそとまさぐる。
そして胸の谷間に隠されていた茶色の小瓶をとりだした。
「はは〜ん、これが例の媚薬ね。どれどれ」
リリスは興味深そうな目つきでビンの蓋を開け、中を覗きこむ。
「まだ残ってるわね」
そういうと、リリスはビンの中身を一気に口に含んだ。
「お姉ちゃん、そんなに飲んだら・・・!?」
言い終るより早く、初美の唇はリリスによって塞がれた。
触れ合った唇を通して、媚薬が流れ込んでくる。
それにつられて、初美の頬もだんだんと紅潮していった。
「あ・・・あふっ」
「ふふふ、もう効いてきちゃったの?」
「んん・・・お姉ちゃん、ここじゃ、まずいよぉ・・・・・・保健室行こう、ね?」
潤んだ瞳に見つめられ、リリスは初美の手を引いて保健室へと直行した。
ジャーーー、コポコポコポ。
由乃は胃の中にあったものを全て吐き出し終えると、水飲み場の水で口元を拭った。
彼女は2時間目に体調不良を訴えたあと、ずっと保健室で休んでいた。
本当なら早退しなければならないところだが、学校に来て即早退など情けなくてやってられない。
それで、姉である令の反対を押し切って午後の授業に出ることを選択したのだ。
しかし、一時間ほどベッドで横になっていたにもかかわらず、体調は一向に回復しない。
今だって、吐き気を催してトイレに駆け込んできたのだ。自分の病弱な身体をつくづく恨めしいと思う。
(もう少し横になっていたほうが無難かしらね)
由乃が熱っぽい額に手を当てながら保健室の戸に手をかける。
「ん・・・・・・そこぉ・・・あぁん」
「!?」
突然、部屋の中から艶めかしい声が聞こえた。
保険の先生は体育で怪我人が出たとかで付き添いのために校外の病院に出かけている。
では、自分がトイレに行っている間に誰かが入ってきたのだろう。
しかし、今の声は・・・・・・
(白薔薇のつぼみ?)
リリアン高等部に入学してからすぐに山百合会の一員となった由乃は、白薔薇のつぼみ東初美とも面識がある。
つい先日、新しく妹を作ったという話を小耳に挟んだが、こんなところで何をしているのか。
由乃は猫のように好奇心を刺激されて戸口に聞き耳を立てた。
「はぁはぁ、お姉ちゃん・・・・・・気持ちいい?」
衣擦れの音とともに、ちゅぱちゅぱとなんだか聞いてはいけないような音がする。
「イヴぅ、そこ、もっと強く・・・・・・」
「こう? こんな感じ?」
荒い息遣いに混じって、くぐもった嬌声が扉越しに伝わる。こんな声を聞かされて想うことは一つだ。
(が、学校で何やってるのよ。マリア様がみているわよ!)
頭ではそう思いつつも、自分でも無意識のうちにスカートの中に手を伸ばしていた。
「やっ! お姉ちゃん、んんっ、きゃぅん!」
「なんて声をだしてるの。こんなところで感じちゃうなんて、イヴは変態ね」
「ああん、お姉ちゃんのイジワルぅぅぅ」
普段の初美さまからは想像もできないような痴態を見せ付けられて、由乃の興奮は最高潮に達した。
ショーツを脱ぐのももどかしく、股布をずらして茂みに指を這わせる。
かなり乱暴なタッチでクリトリスや陰唇を刺激し、静寂な廊下に荒い息遣いと淫靡な水音が広がっていく。
「はぁはぁはぁ、もう駄目っ! はうっ、令ちゃん、私もうっ」
由乃は一際高い声をあげて令の名を呼ぶと、とうとう絶頂に達してしまった。
「・・・・・・あら〜、誰か覗いてたみたいね〜」
廊下から聞こえてきた声にリリスは間の抜けた感想を漏らす。
「そんなことより、お姉ちゃん・・・・・・続き・・・・・・」
初美がリリスの手をとって自らの秘所に誘い、保健室のベッドは再び軋み始める。
廊下にぶっ倒れている由乃が発見されたのはそれから一時間後のことだった。
目撃者の証言によると第一発見者の令は「由乃、死んじゃいやだ」と半狂乱になって泣き喚いていたという。
これが後にリリアンを騒がせた黄薔薇革命の前奏曲であったことはあまり知られていない。
続く
コテハン忘れてた・・・・・・ヤミみての続きです。
次回までに完結させようと思っているが、最近ちょいと忙しいので
どうなるか分からん。
神キタ━━(゜∀゜(::: 人 :::)=3━━!!!!!!
リリスは図書館世界から遊びに来たと思えばイイですか?
ヤミみてさん、
いやらしくてGJだよ〜!!
イクとき、令タンの名を叫んじゃう由乃タンが
愛らしくて イイ!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ヤミみての世界観をちょと補足。
時期的にはヤミ帽の最終話から、マリみて第一話のちょい前あたり。
だから祐巳も紅薔薇のつぼみになってないのです。
イヴとリリスは葉月をつれてマリみての本の中に入り込んで暮らしてる。
葉月の記憶はちょっと弄られてて、初美を義理の姉、リリスは初美の幼馴染だと思ってる。
ちなみにイヴは本の中の世界では喋れないらしい。喋ってる初美のほうが好きなんで
普通に会話しているけど、これは間違い。
その他の事はまだ秘密。
ヤミ帽のドラマCDとかでマリみてっぽいのやってくんないかな。
今日初めて拝見しました。
めちゃめちゃいいですw
葉月がちょっとかわいそうな気もしますけど…
ほどほどにいじめて、気持ちよく逝かせてあげてください(爆)
228 :
ヤミみて:04/02/18 20:41 ID:xCE7K3lK
(令ちゃん、私もうっ・・・)
なにやら壁の向こうから聞き覚えのある声が聞こえてきたが、リリスは気にせずイヴへの愛撫を続けていた。
正直なところ、もう周りのことなど気にする余裕がないくらい発情しきっていたのだ。
家庭科の授業中、イヴに口移しで飲ませた媚薬が、自分にも効いているらしい。
リリスは身体の火照りをイヴの柔肌に塗りこむように、手のひらを這わせていく。
一般に、レズビアンのセックスは濃厚だというけれど、今みたいに身体が欲情しきっているときは、
愛撫だけではやや物足りなくなる。熱い肉棒で荒々しく胎内を突き上げられたくなることがあるのだ。
リリスはお互いの身体が十分に蜜で潤ったことを指先の感触で確かめると、虚空から一本の棒を取り出した。
怒張した男性器を模したシリコン製の双頭ディルドウである。
舌を突き出してディルドウの一方を咥えるとフェラチオの要領でまんべんなく竿を濡らしていく。
初美もリリスと同じようにディルドウの片端を咥え、二人はお互いの欲情しきった顔を見つめ合いながら、
一本の擬似ペニスを両側からフェラチオし、喉の奥まで咥え込んでいく。
二人の美少女がいやらしく粘っこい音を立てながら、擬似ペニスを飲み込んでいく様は妖しくもそそられる。
229 :
ヤミみて:04/02/18 20:42 ID:xCE7K3lK
「んぐ、んぐ・・・・・・ぷはぁ・・・はぁはぁ・・・」
リリスは奥まで咥え込んだディルドウを苦しげに吐き出すと、ベッドの上に立ち上がってディルドウの先端を陰唇にあてがった。
片端はイヴが口に咥えたまま、双頭ディルドウはイヴの目の前でリリスの中に挿入されていく。
溢れ出した愛液が竿を伝い、イヴの唇を濡らしていく。さらに、口から溢れ出した唾液と混じって、
白い首筋から豊かな胸にかけて、熱い液体が流れ落ちる。
イヴは舌でディルドウを包むように支えながら、口の中に伝い落ちてきたリリスの愛液を嚥下していく。
「んん、ふひぃ・・・おぷっ・・・んふぁ」
それを見て、リリスは満足そうに微笑むと、ディルドウをイヴの口から引き抜き、意地悪く質問した。
「どうぉ? リリスちゃんのお味は美味しかった?」
「けほっ、はぁはぁ、すごく美味しかったよ。お姉ちゃんの愛液、濃くて甘いの」
陶然とした表情でイヴが答える。その瞳にはもはや狂気の色さえ窺えるほど、二人の愛は完全に倒錯しきっていた。
「いいわ。アンタを犯してあげる。窓枠に手をついて四つん這いになりなさい」
「はい、わかりました」
リリスが高慢に命令を下し、イヴは大人しくそれに従う。
カーテンで閉ざされた窓に額を押し当て、尻を突き出し四つん這いになる。
屈辱的なポーズをとることによって、イヴは背徳感を味わい、リリスは征服欲を満たす。
「イヴ、窓の外では葉月がアンタのために走っているのよ。見守ってあげたらどう?」
イヴの耳元で蟲惑的に囁きながら、リリスはカーテンをちょっとだけ広げる。
グラウンドでは今もマラソンが続いているが、その中でも一際目を惹くのは葉月の姿だ。
豊かな乳房を痛々しいまでに揺らしながら走る姿は、イヴに後悔の念さえ呼び覚ます。
「いやん、葉月ってばあんなにブルマ喰い込ませて、後ろ走ってる子の顔真っ赤よ」
「うぅ、葉月ちゃん、ごめんね・・・・・・私のせいで、あんな恥ずかしいことまでして・・・」
うっとりと懺悔の言葉を呟きながら、イヴは誘うように腰をくねらせる。
230 :
ヤミみて:04/02/18 20:43 ID:xCE7K3lK
あまりにも卑猥すぎるセックスアピールにリリスは思わず生唾を飲み込んだ。
嗜虐的な光をその瞳に宿らせると、リリスは深く息を吐きながらディルドウの先端を自らの陰部に挿入し、
もう片方を掴み上げてイヴの疼き求めている秘唇にあてがった。
ディルドウが二人の膣を繋ぐように、ぐにゅっ、と折り曲がる。
「あっ・・・・・・ああぁっ・・・ンふぅ、おっきいのが・・・はいって・・・ぅ・・・」
イヴが甘い嬌声を吐き出しながら、背を弓なりにしならせた。
柔らかな果実のような白い乳房が、動きにあわせてふるん、と揺れる。
リリスは互いを連結しているディルドウを腰のくねりや膣の締め付けによって、
巧みに突き上げたり引き抜いたりして男以上に温もりのこもったセックスに発展させていく。
二人の間でディルドウは蛇のようにくねくねと動き、膣の中を複雑にかき回す。
「ーぁぁ、はぁ、ンふぅ・・・・・・んはぁ・・・」
イヴは苦しげに吐息を吐き出し、さらに腰を高く上げる。
「イヴぅ、ちゃんと息も吸いなさいよ。死んじゃうわよ」
「だってぇ、入ってくるの気持ちいいんだもん。ああ・・・もうダメ、死んじゃうかも・・・はぅ」
イヴは膣をビクビクッと痙攣させたのを最後に、目を閉じてがっくり崩れ落ちた。
「ばかぁ! 自分だけ気持ち良くなるなんてズルイ〜!」
文句をぶつけながら、リリスは失神しているイヴの性器になおもディルドウを打ち付ける。
尻の谷間を汗が流れ落ち、イヴの汗ばんだ首筋を舐め取る。
「ふぅ、ンふぅ・・・ひぅっ!」
唇を噛み締め、腰を突き上げるように大きく跳ね上がった姿勢のまま、リリスは膣壁を震わせた。
膝立ちになり大きく股を広げたリリスのあそこから滴がぽたぽたと零れ落ち、ディルドウが糸を引いて股間から産み落とされる。
そして二人が折り重なるようにベッドに倒れ込んだと同時、授業の終わりを告げる平凡な鐘の音が鳴り響いた。
231 :
ヤミみて:04/02/18 20:44 ID:xCE7K3lK
お昼休み、五、六時限目と時計の針はゆっくりと夜に向かって進む。
放課後のチャイムがなる頃には、一日のお勉めから解放された喜びと、大好きなお姉さまや親友たちと別れて
家に帰らなければならない嘆きの雰囲気がそこかしこから滲み出てくる。
しかし、今日放課後を誰よりも心待ちにしていたのは葉月と志摩子の二人だろう。
鐘がなると同時、葉月は急ぎ足でお御堂へと向かっていった。
その後ろを、涙でくしゃくしゃになった顔を俯いて隠しながら志摩子が続いていく。
(もう少し、もう少しで終わるんだ。初美は絶対誰にも渡さない!)
固い決意を胸にお御堂の扉を開ける。中から厳かな冷たい空気が漏れてくる。
正面にはマリア様の像がステンドグラスの光を浴びて、神々しく佇んでいる。
こんな所に呼び出すなんて、聖さまは意地悪だ。
マリア様がいる前で自分はこんなはしたない真似をしている。もはや消せない罪を負ってしまった。
懺悔をしたかったけれど、今も不浄の行いを続けている身で、神に祈ることなど出来ない。
葉月は、神に背を向けてお聖堂の扉が開くのを待った。
やがて聖堂の扉から細い光が差し込み、二人の人影が姿を現した。
彫りの深い顔立ちは佐藤聖さま。
その横に寄り添うのは童顔だがおっとりとしていて落ち着いた雰囲気を身にまとう少女、初美。
一同が黙している中、早々と沈黙を崩したのは聖さまだ。
気の抜けた拍手を二人に送り、労いの言葉を掛ける。
「ご苦労様。もうローターは抜いていいよ。そろそろ電池切れだしね」
そう言われても、この場でローターを引き抜くのはかなり抵抗があった。
神聖なお聖堂の中でぐしょぐしょに汚れたショーツを降ろし、卵を産み落とすようにローターを排出しなければいけないのだ。
それでも、一刻も早く恥辱の責めから解放されたいという想いから、神の御前でスカートをたくし上げ、
恥ずかしさに耐えながら、皆が見ている前でゆっくりと桃色の異物を床に産み落とした。
カラン、と床を打つ音に続いて、ブブブブと低い音が床を這いずり回る。
232 :
ヤミみて:04/02/18 20:49 ID:xCE7K3lK
志摩子も顔を赤らめ、おしっこをする格好で床にしゃがみ込む。
膣圧を徐々に高めていくと、陰唇からねっとりと糸を引きながら、愛液に包まれたローターが顔を出す。
うう、と恥辱に声を震わせながら、志摩子も膣の中の異物を床に産み落とした。
「はは、二人とも自分の出したものを良く見てみなよ。湯気が立ってるじゃないか」
聖さまの嘲笑が、二人の顔を羞恥に染めさせる。葉月は聖を睨みつけ、志摩子は床の上ですすり泣いた。
「白薔薇さま、そろそろ判定を発表しますか?」
葉月たちと一緒にお聖堂に来ていた蔦子が、集計結果の書かれた紙をちらつかせて言った。
葉月の顔がハッとそちらを向く。
「そうだね。それじゃ蔦子、発表してくれる?」
「はい、今日一日で絶頂に達した回数は・・・東葉月、14回。藤堂志摩子、8回です」
「ハハッ! ほぼダブルスコアじゃないか! 感度のいい娘は嫌いじゃないけど、勝負は志摩子の勝ちだね」
「そんな!」
思わず抗議の声を出した葉月とは裏腹に、志摩子の表情には安堵の笑みが広がる。
「初美、勝者にロザリオを」
「はい、お姉さま」
初美が自らの首に手を回し、ロザリオを外すと、ゆっくりと志摩子に近づく。
「・・・つみ・・・」
「おめでとう、頑張ったわね。志摩子ちゃん」
「いやだ・・・初美・・・・・・」
初美が微笑みながら志摩子の首にロザリオを掛けようとする
「いやだ・・・そんなの・・・認めない・・・初美ィィィィーーーーーーーー!」
突如、葉月は猛然と駆け出し、志摩子を突き飛ばした。
「志摩子に獲られるくらいなら、初美を殺してボクも死ぬーーーーーーーー!!!」
突然の雄たけびに一同が硬直し、葉月は皆の見ている前で初美の首に手をかけた。
細い首筋に、葉月の指が食い込む。
「バカっ! やめさせろ、蔦子!」
聖さまの怒号、蔦子が葉月を初美から引き離そうと腕を掴む。
「邪魔をするなぁ!」
「は・・・づき、ちゃん・・・」
息も絶え絶えに初美が葉月の名を呼ぶ。
233 :
ヤミみて:04/02/18 20:49 ID:xCE7K3lK
「やめるんだ、葉月。殺して手に入るくらいなら、私だって栞とそうしたさ」
聖さまが全く無感情な声で呟いた。葉月が、ハッと我に帰り、慌てて手を離す。
「は、初美。ごめんよ、こんなことするつもりじゃ・・・ボクはただ・・・」
うろたえた声をあげ、葉月は俯いて押し黙った。自分は危うく初美を殺すところだった。その事実に愕然とする。
「君は以前の私とよく似ているよ。それだけに痛々しくってみてられない」
聖さまは静かに語りかけながら葉月の横に立った。
「一目見て分かったよ。葉月ちゃんと私は同類だって。
だけど、君の欲しているものは初美を追いかけるだけじゃ手に入らない」
「でも、ボクには初美しかいないんだ! ボクから初美を奪わないでよぉ!」
「わかってる。よくわかるよ、君の気持ちは。でも違うんだ、君の望みは姉妹になることじゃないはずだ」
指摘され、葉月の脳裏にある夜の呟きが思い浮かぶ。
こんなに苦しいのなら、いっそ他人同士の方が良かったのに・・・と。
葉月は自分の気持ちを的確に言い当てた人の顔をまじまじと見つめた。
「どうして、分かるんですか?」
自分の気持ちなど他者の共感を得られないと思っていたのに。
「言ったでしょ。あなたは私と似ているって。さあ、言ってごらん。本当は自分がどうしたいのか」
「ボクは・・・ボクは初美を・・・・・・抱きしめたいんだ。・・・・・・裸になって、ひとつになりたい」
とうとう禁断の欲望を吐露してしまった。しかも、マリア様の前で。
葉月の告白に顔を背けるものはいない。その愛が誰よりも強く、真剣なものだと分かっているから。
「葉月ちゃん・・・・・・」
初美が葉月の頬に手を添える。今まで、自分をこれほどまでに愛してくれた人はいただろうか。
初美の中でなにかが大きく変わった。初美もまた葉月の告白によって心洗われたのだ。そして、告げる。
「私と、ひとつになりましょう」
234 :
ヤミみて:04/02/18 20:50 ID:xCE7K3lK
唇が触れあい、熱い想いが二人を繋ぐ。
舌を絡め合い、お互いの唾液を交換しながら、言葉に出来ない想いを確かめあってゆく。
ふしだらで淫靡、しかし、それにもまして崇高で純粋なキス。
二人は睦みあったまま、お互いの制服に手を掛け、タイを解いていく。
スカーフが床に落ち、その上に衣服が重なっていく。最後にそれぞれの下着が重ねられ、二人は聖堂の中、
生まれたままの姿で抱き合った。ずっとずっと、こうしたかった。してはいけないと思っていた。
思わず頬を伝う涙。長い間、胸に秘めていた想いが溢れ出し、頬を濡らしているのだ。
「愛してる。ずっと前から愛してた。これからも一緒だよ」
「うん。私も葉月ちゃんが好きよ。この宇宙で誰よりも・・・・・・
ううん、較べるものなんてない。葉月ちゃん、私の中には、もうあなたしかいないよ」
「その言葉を待ってたよ。ボクだけを見て欲しいと願ってた」
葉月はもう一度初美に接吻し、首筋から乳房へ順々に下を這わせていく。
「葉月ちゃん、私もさせて」
初美の求めに応じて、葉月は身体を入れ替え、初美の顔を跨ぐ。
葉月が初美の秘所にくちづけし、初美は葉月の膣に指を挿入していく。
「きゃうっ、あっ・・・・・・指が、初美がボクの膣にはいってるよぉ」
「そうよ。葉月ちゃんは私とひとつになっているの」
初美は葉月に陰唇に指を突き刺したまま、ずぷずぷとかき回し、あふれ出た愛液を啜る。
「初美、そんなとこ・・・・・・汚いよ・・・・・・」
「ううん、そんなことないよ。葉月ちゃんが誰にも捧げなかった処女の部分だもん。ちっとも汚れてなんかない」
「初美、うれしい・・・・・・夢じゃないよね? ボクたち、もうひとつになれたんだよね?」
あまりにも幸せすぎて疑いたくなる。夢なら永遠に覚めて欲しくない。現実なら永遠に終わりたくない。
想いは行動となって、葉月は激しく初美を求めた。
235 :
ヤミみて:04/02/18 20:51 ID:xCE7K3lK
「初美、好きだ。初美が寝ているときも、お風呂に入ってるときも、おしっこをしてるときも、
何度もくちづけたいと思ってた」
「これからは葉月ちゃんの好きなようにしていいのよ。ううん、是非そうして欲しい」
愛し合う二人を見て、聖さまは大げさに肩を竦めて見せた。
「やれやれ、私たちのことなんて忘れちゃってるみたいね」
「聖さまには新しく孫がお出来になったじゃありませんか」
「ん、そうだったね。志摩子、こっちきな」
「え、あっ、はい」
聖さまは志摩子の手をとって抱き寄せると、可憐な唇に顔を寄せた。
「ロサ、ギガンティア・・・・・・」
「ん? なあに」
「その・・・私、初めてなので・・・・・・優しく、してください・・・」
そう口にした直後、志摩子は真っ赤になって俯いた。
「OK。蔦子、記念撮影ヨロシクね♪」
「ええ、喜んで」
蔦子は一歩下がって、少女たちの身体をファインダー越しに覗き込んだ。
陽はすでに落ち、聖堂の中は薄暗い。
フラッシュを焚こうとして、やっぱりやめた。
今夜は満月なのだから。
天窓から月の光が降り注ぐ夜、少女たちの痴態をヤミと帽子とマリア様だけがみていた。
FIN
完結シタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
この世界の続きの話をもっと読みたいと思いますた
ついに……完結されましたな。後で読みます。とりあえず
乙。
ネ申様ことヤミみての作者様、乙です。
いやあ、当方女子ですが、もし長物を持ち合わせていたら何度発射したことかわからないであります。
私としては、志摩子さんがぶっちぎりでエロかったと思います。だけど、どのキャラもとてもよくつかんでて、笑いどころ満載でした。オチも良かったです。失速せずにあれだけ書き続けられるのは、すごいです。
実に見事な掛け合わせでした。ごちそうさま!!
>一般に、レズビアンのセックスは濃厚だというけれど、今みたいに身体が欲情しきっているときは、
>愛撫だけではやや物足りなくなる。熱い肉棒で荒々しく胎内を突き上げられたくなることがあるのだ。
(´Д`)・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・・・・・・
乙。
>>239 言いたい事あるならちゃんと書けば?
239は「感動で声も出ません」の意だと思うのだが・・・違うのか?
259 風の谷の名無しさん sage 04/02/18 07:35 ID:tXPv+q1n
>253
マジレスすると、ち○こ挿入がないとセ○ースじゃないだろ?と思ってるのは
男だけです。
レズの人が「ち○こほしいなあ」「やっぱり挿入ないとセ○ースじゃないよね」
とか思ってるのは、男子の妄想の世界の中でだけです。って感じらすぃ
239はこれを言いたかったのでは?
んで、241が尤もなレスをした、と
ヤミみての作者乙。
CAST
被害者…葉月
ヤミ金業者…リリス
初美がいなくなってからこの数週間、ボクは初美の事を憂いてばかりいた。
……そんなある日、奇妙な帽子を被った謎の女が家に来た。
業者「おいコラ!てめぇの宅にイブを16年間預けた分と利息をまだ返して貰ってねえぞコラ!」
…何だ?コイツは………?…イブ?……初美のことか……?
被害者「そんな事ボクが知るか!…初美は最初からボクのものだ!!お前に言われる筋合いは無い!」
業者「オイオイ、テメエ誰に口利いてんだ?あ?あのデコは、ウチの実の妹なんだよ!!
とりあえず、中学生の娘に大層な金額を払えとはいわねぇ…無理なら体で払って貰うか!」
どうやらイブというのはやはり初美のことらしく、この奇妙な帽子の女の実妹らしい。
……そんな事、ボクは信じない!…そして体だと……?
被害者「な!…無理に決まってるだろ!それに、初美は昔からボクの側に居てくれたんだ!…それをいきなり合
ったオマエに何で…ボク達の絆は断ち切れない!だから帰って……な……かっ勝手に家に入るな!」
業者「あーそれとな、お前デコのソーマ浴びたらしいじゃねーか?ああん?それは膨大な金額になるんだぜ?
ソーマの利息をプラスして…それじゃ、今日はイクところまでイかせて貰おうじゃねえか!!……フフフ」
そう言った瞬間、ヤツはボクの体をいきなり押し倒した…
業者「ははぁん…イイ体してるじゃねえかよ?…近くでみたら、顔はやっぱヤミ・ヤーマの旦那にそっくりだな。」
そしてボクの唇に、最初は軽く…そして深く口付けてきた………
被害者「…くぁ……やぁ…やめろ!…ボクは初美以外!初美以外は!!………や…めろ…………」
業者「そんな事言っても、体は感じてるんだよな?」
…そう言い、ヤツはボクのリボン、セーラー服を剥いでいく。
……一体何者なんだ…?…ボクもあまり人のこと言えないが、この女は同性愛的嗜好の持ち主なのか…?
…そしてボクが動こうにも抵抗できない理由……それはこの帽子から出ている、謎の触手みたいなものが
体を押さえ付けているからだ。…それにヤミ金融業者にしては状況がおかしい……何故ボクの体を個人的に
要求するのか?想像したくないが、それを糧に儲ける事も出来るだろうに。
………とにかく、この女には不明な要素が多すぎる……
業者「フフ…いい体だな……」
下着一枚になってしまったボクの体を、ヤツは後ろに手を回しそのままブラジャーのホックを外した。
……そしてボクの胸が露になり、ヤツは胸の突起を舐め回してきた。
被害者「あ!…あ…ん…………」
業者「何だよ?やっぱ感じてるんじゃあねえか。…フフフ……じゃあ、そろそろ……」
ヤツはそう言うと自分も服を脱ぎ始め、下着の状態になった。……漆黒の黒い下着だった。
…同時に帽子の触手が戻り、ヤツは帽子を脱いだ。
リリス「……フフ。お楽しみはこれからよ?葉月。…そろそろ自分に素直になったらどうかしら?
リリスちゃんのテクで葉月の欲求を解放できる程、気持ちよくしてあげる!!ねぇ?悪くない話でしょ〜?」
…何だ?「リリス」と名乗る女の口調がいきなり変わった……一体何なんだ…?
葉月「…どっ、どういうつもりだ!ボクは初美じゃなきゃ駄目なんだよ!」
リリス「も〜う、そうカッカしないで。…これは交渉よ?正直リリスちゃん、人を襲っちゃうていうのは好きじゃ
ないのよねぇ〜。だから相手の同意の上でHがしたいの!もしリリスちゃんとHしてくれたら、イブを見つける為の
手掛りを教えてあげるわ。」
葉月「ほ、本当か!?……だ、だが………」
リリス「ウフフッ。でも…体は素直なのよねぇ〜?」
そう言ったリリスはボクの下半身の下着を下ろし、そのまま秘部を舐め始めた……
葉月「あっ!!……あぁん!」
リリス「ふふ…いいわよね?」
葉月「…………………(ごめん、初美……)」
自分でも分かるほど顔を赤らめたボクは、ゆっくりと頷いた。
…ボクの思い違いかもしれないがリリスには何か、性的な欲求を強要させる「魔力」がある様にみえる。
リリス「そうこなくちゃね!」
嬉しそうに言ったリリスは、そのままディープキスに持ち出した。
……淫靡な音を奏でながら…………
リリス「……ん……ちゅ……ちゅぱ……ちゅぱっ」
葉月「……ちゅっ………ぺろ……」
リリス「……はぁ…はぁ。…ねえ、葉月?リリスちゃんの胸、愛撫してくれないかな?」
ボクは頷くとリリスのブラジャーのホックをはずし、その豊満な胸を愛撫し始める。
それと同時に、リリスの光悦な顔を浮かべた。
葉月「ちゅぱっ……ぺろ……………ぺろ………」
リリス「ん!……いいわぁ、葉月ぃ……あぁん……!……はぁはぁ………そ、それじゃ次わぁ…
…リリスちゃんの大事なトコを、ぺろぺろして欲しいなぁ〜」
……そのままボクはリリスの黒下着の中の秘部を…愛撫しはじめた。
そしてリリスもボクの花弁を愛撫する。
葉月「ちゅぱ…ちゅぱ……んんっ……ああっ……あんっ!…リ、リリス……気持ちいいよぉ………」
リリス「あんっ……も、もうリリスちゃんもぅ〜〜。葉月ぃ、上手ぅ〜……ああん!」
……初美の前で以外、冷静さを保っていたボクは既にいない。…いや、これは初美以上に……
ボクの淫らな姿を曝け出してしまってる………
葉月「あぁん!リリスぅぅ〜〜!」
リリス「あんっやん!……そのまま来てぇ!葉月ぃ……あ…あああんっっっ!!」
…自我を忘れているボクは、そのまま悦楽の中に堕ちていった――――
……………………………………………………
リリス「はぁ〜、久々に精力を使ったわぁ〜。…それじゃ、約束だからイブに逢う方法、教えてあげる!
実は、この世界は本そのものなの。だから異世界にある私が管理している図書館には、様々な多元宇宙…本
が存在してるってわけ。…その本の中に散らばっているソーマの欠片を集めればイブに逢える(と思う)わ!」
葉月「………そうか、じゃあボクは行くぞ。」
リリス「あ〜ん!待ってぇ〜リリスちゃんも一緒に行く〜」
葉月「来なくていい。約束は果たしただろう?ボク一人で十分だ………」
僕は旅をする―――ヤミ金業者に逃げながら…………
エロゲネタ板で貼ったやつの改変。
ほぼヤミ金と関係なくなっているのはご了承下さい。
グッジョブ!!!
冒頭のヤミにワロタ
>……初美の前で以外、冷静さを保っていたボクは既にいない。
ワロタw
ъ(´ι _` ) グッジョブ!!
なるほど
こうやって愛の旅物語は始まったのですな……。
なんて、嘘つけーw!!
でも面白かったよ、GJ!!
なんかありそうw
今やっと追い付いたが…
ヤミみてすっげーな!
ヤミみてすっげーな!
別々の作品のコラボって巧くすっとすっげーな!
ヤミみてすっげーな!
ぜんぜん人がいないな・・・。
ヤミみてといえば
某マリみてお絵かき板にヤミ帽ネタ絵があったよ。
流れるの速いから、見たいならお早めに〜♪
見てきたよ。
お姉さまを殺してボクも死ぬ〜
とか、中野人パロ的なものかと思ってたら違ってたw
どぅりゃっせぃっ!
む、ageた強者がいるな。アニメ放映も終了したし、そろそろ潮時かと思っていたが、もうちょと盛り上げてみるか。
そのいきだ!!
思えばエロいアニメだった。蓉子さんが特に。
あの乳を揉みたい、舐めたい、顔を埋めたい・・・・・・
OPのメロディを聞くたび、俺はハァハァした。
あぁ・・・読みたいっ!
SSを・・・蓉子メインで・・・
261 :
名無しさん@ピンキー:04/03/19 00:16 ID:tAq2l5KU
揉みたい 舐めたい 思い募るほど
この祈りが届かないのは 何かをきっと見失ってるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーから
262 :
名無しさん@ピンキー:04/03/19 01:54 ID:Etbca/+8
人大杉対策で上げ
レスしようにもネタが思いつかん。本スレでさえネタが尽きてるというのに。
二言目には葉月変態だの、葉月オナニーだの、オナニーヒロインとして葉月を崇め奉るレスばっかり。
一躍カリスマオナニストにはなったものの、数々の変態行動におけるインパクトが強すぎて、
蓉子さんやクィルの存在はすっかり忘れられてるのはいかがなものか。。
やはり潮時だったというのか…
救世主求む。
なにせ人口が少なすぎる。
どこも閑散としたものだよ。
初美を人質にとって葉月にいやらしいことさせたい。
>>267 いやらしいこと……。
オナニーか。
「ああ・・・初美がボクをみてる……」などとノリノリになりそうや。
「とんだ変態だなぁ、お前の妹は」
「ああ、葉月ちゃん・・・」
「おやおや、お姉ちゃんの方は妹のオナニーを見せ付けられて興奮しちまってるじゃねえか。この変態姉妹が」
SS書きたいが時間の余裕がない。
書こうと思っていた話はあるんだけどなぁ。
陵辱もの書きたいって言っていた人はやっぱり人大杉で入れないのかな?
投下迷っている方いたら、必ず感想書くので、SS投下キボンヌ。
いばらの森を読んではじめてヤミみての深さがわかった。
なんとか圧縮を逃れたみたいだな。記念カキコ
保守しときますね。
ヤミ帽のタイピングソフトが出るらしいね。
本スレはけっこう賑わっているのに、このスレで雑談のざの字もないのは、つまりアレかな?
みんな21歳未満なのか?
てことは、葉月は年若い青少年たちに痴態をさらけ出してしまったと、そういうわけか。
葉月は露出狂だな
移転後保守。
葉月の乳首に洗濯バサミを挟みたい
. -‐- .,. '  ̄ ` . _,.-―- 、__,,....ィ
, ´ ヽ i ヽ '-、
/ \ l , ト 、 ~ヽ.___,,,...,.
/ ` 、‐ ' 'z__ l ,>-‐'' ,/
i 人 l、 ヾ `´ //
/ ,ィ / ヽi ヽ. l、 ,| / /
"i /^ヽ! / !,/ -―- |,/ | ハj そ 人 リリスちゃん・・・
i l ハ i/ ━ ヽ. l/ / ゙ヾ. ヽ、
゙l. ヽ_ { 、_ソノ ,.. - ..、 '; !~
/ヽ! ,ィ/ `- ;' ;' ` :, ヽ! 疲れちゃった・・・・・・
/ _Y ヽ t 、 /_ ':, ━ ; ヽ,
〃´ ̄ 亠─----;:>- 、. `´ /,,. '; ,, _ ` 、 _ ,,, .. ' ;"
i'´  ̄ __ ,,.. -`<´ ;: '",:' ,:' ` - 、 ,,.. --‐ /
/l ,. - ´ / ヽ`´,. ' ` ~ /l
i ! / / `'`i ,.-‐ 、 , , ,. -‐' |
. l i / l ! ` -: ' ' ィ i
l ! / l \ ,...、__,,.-'' /;' l
| ヽ/ ! `-:イヽ-' / / ;リ
| i ` ~ ´ / ;'
i ! / /
ゴカーンはアフターケアが難しいんだよなあ・・・
エッチシーンだけは何とでもなるんだけど。
ああ、是非読みたい。
アフターケアだって書いているうちに自然とアイディアが湧いてくるかもしれないっすよ。
保守
281 :
名無しさん@ピンキー:04/04/29 06:11 ID:mIS2/RuA
保守
282 :
名無しさん@ピンキー:04/05/01 23:21 ID:UaDr02jR
SS職人降臨期待age
もう二ヶ月もSSがない・・・・・・
hosyu
286 :
名無しさん@ピンキー:04/05/16 16:56 ID:VY7GmjV9
保守
さて、萌えについて語ろうか。
現実に日本刀振り回すボク女がいたら、どうやって告白する?
288 :
名無しさん@ピンキー:04/05/16 22:38 ID:qQn/jYFk
保守age
エアガンぶっ放すボク女なら大学で知り合ったな…
詳細教えれ!
291 :
ガラ:04/05/17 17:47 ID:+x1NFJde
>287
スタングレネードを光らせて、間合いに飛びこみいきなり唇を奪う。
あとは俺20cm主砲で撃沈するのみよ。
嘘付くな藻前のは9mm拳銃の間違いだろ
295 :
ガラ:04/05/18 18:14 ID:BBduPjYP
砲身平均外径40mm、砲身長200mm(ともに展開時)ですが何か?。
もちろん真珠が8個入り、平均持続時間15〜20分は早いかな?。
三人相手に一晩で15回が記録、翌朝の太陽が黄色い×2。
だったら良いなぁ。
妄想乙。
まあ、15回程度では貧弱といっておこうか!
・・・・・・もしかして漏れ絶倫?
投下期待sage
マリみてスレの荒廃ぶりに心を痛めた人たちがこっちに来てくれないかな・・・
職人さんが来てくれればさらに嬉しい。
299 :
名無しさん@ピンキー:04/05/21 17:53 ID:iFjb85Xe
同じく期待age
こっちとマリみて共にROM専でなんか書いてみたいと思ってたけど
あっちの状況みてるとあっちには怖くてかけない
エロどころか小説まともに書いたことないからヘタレにしかならないけど
書いてみたいような話しは頭にあったり。。。
読みたい読みたい。
読みたい読めない思い募るほど
この思い伝えるまで
負けない投げたい
たとえ暗闇が妄想さえぎり、キミのココロ惑わせても〜
諦めないで〜待ち続ける〜から
いつだってこの瞳にぃ、映されたSSが、唯一の救済だと信じていたけど
世界は一つじゃない〜、リアルという世界
活気がないと知って〜今、途方に暮れている〜
ageたいageない、今ROMはいるの?
必ず応援するから〜
迷い込んだのは2ちゃんの中にある〜過疎スレ〜
たとえこのレスが流れをさえぎり、キミの筆を惑わせても
諦めないで〜、待ち望んでる〜から〜
ちょっと落ち着け、おまいら
余計書きづらいぞw
レイプものも読みたいの・・・・・・
310 :
名無しさん@ピンキー:04/06/10 23:27 ID:qQzCD+zB
保守あげ
夏休み百合アニメアワーと題してヤミ帽、マリみての二本立てやってくんないかな。
濃密な百合の薫りに酔いしれたい。
312 :
名無しさん@ピンキー:04/06/16 22:18 ID:IQfa002x
そういや、このスレってほとんどDVDの話題が出てないな。DVDでは葉月の乳首が見られるらしいぞ。
まだ見てないけど給料入ったら買おうかと思ってる。
俺の好きなアニメは星界の紋章とヤミ帽とエスカフローネくらいだからな。
シャアアアァァァァ…
初美はシャワーを浴びていた。
そこに盗聴してた葉月が堪えきれず乱入、石鹸を這わせながら半ば無理やり、お互いの体を密着させて濃厚に絡み合うって展開きぼんw
保守
シャアアアァァァァ…
東家のシャワールームから爽やかな飛沫の音が響く。
水に打たれる少女の裸身は、目にした者を虜にするほどの艶やかさと純真さを漂わせ、
降り注ぐ水飛沫はなめらかな肌を伝い、タイルの上を流れていく。
葉月は浴室に響くシャワーの音をオカズに淫らな妄想を浮かべながら、ひたすら自分を慰めていた。
こんな自分が情けないと自己嫌悪しつつも、しなやかな指は下着の上から貪欲に秘芯を刺激し、
興奮のあまり脚をがくがくいわせながら葉月は荒く息を弾ませていた。
「初美、ダ、ダメだよ。そんなとこ触っちゃ・・・そんなに強くつねらないで、ああ、いいよぉ・・・」
葉月の妄想はますますエスカレートし、彼女の脳内では初美がイタズラ猫のような瞳で葉月の乳首を
こねくり回していた。
時々、愛液に塗れた指を口に運ぶとついばむようにチュパチュパと音を立てて指を啜り、それが済むと
指は再び下半身へと戻っていく。
ダメだ。さっぱり筆が進まないや。
誰か続き頼む。
318 :
名無しさん@ピンキー:04/06/20 20:12 ID:oNQcEYuP
神降臨あげ
317だが、俺は300の書いたSSが激しく読みたい。
完成した暁には、いつでも投下してくれ。
320 :
名無しさん@ピンキー:04/06/23 03:12 ID:plcG/WkN
葉月「初美!初美!初美!クリちゃん剥いてもいい?」
初美「葉月ちゃん……うん、好きにしていいよ。」
葉月「やったー!」
ムキ
321 :
名無しさん@ピンキー:04/07/01 19:38 ID:L+YMd5v7
期待age
シャワー浴びてるのに下着つけてるんだ〜
コピペ改変かよ
ほ
も
さ
ぴ
ね
ば
ん
330 :
名無しさん@ピンキー:04/07/12 08:41 ID:Zw2ns0hP
こ
ら
ん
の
ち
ら
り
ズ
り
ね
む
り
姫
の
巨
大
な
ク
リ
ボ
|
ホモサピネ、バンコランのちらりズリ、眠り姫の巨大なクリボー
とめないでくれよw
いや、そろそろ止めどきだろう。
そして職人さんを待とう。
流れを止めづらかったが
>>350のおかげで止まったし(笑)
(;´Д`)
ほ
はじめてお邪魔しますが、5ヶ月近くもSS投稿ないんですねここ…
やっぱマイナーなのか(;´Д`)
し
言われてみれば・・・・・・
SS読みてー、ヤミと帽子と本の旅人〜春〜 とか放送されないかな。
マリみてより百合濃厚だし、絵もキレイだし、音楽もいいと思うのだが、
敗因は主人公が変態だったからか
百合が濃厚なのは路線の違いかと。というかアレがいいという人も多いんじゃ。
絵は……そ、そうかな?
音楽は同意。
敗因は…うーん…そもそもの支持者数が全然違うしw
あと、アニメは正直妙な話が散見されたのもあるかと。忍者軍団とかには思わず爆笑してしまったが。
>>354 IDが微妙に百合なので
なんか書いてください
>>358 中の人も一緒だしなぁ
あっちで随一に清純ぶってるのが
こっちでは盗聴・粘着・ストーカーってのも皮肉な話だが
362 :
名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:09 ID:MHub2gEX
(´∀`∩)↑age↑
ヤミ帽のエロSSもここ以外じゃお目にかかったことないなー。
意に沿わず恥ずかしい行為を強要される葉月が見てみたい。
サイガに乳揉まれたときにゃグッときたよ
男との絡みは一切興味ないな。
age
「へえ」
367 :
モハメッド:04/08/15 00:47 ID:T4K+QRrb
違います、
三塁手はアンルイスです。
368 :
367:04/08/15 00:48 ID:T4K+QRrb
誤爆orz
発音的にはムハンマドの方が正しいよ。
初美の歯ブラシおいしい・・・
ほしゅ
ho
375 :
名無しさん@ピンキー:04/09/12 23:54:21 ID:Rg04+SnZ
age
ほす
「リリス・・・・・・もしかして、ボクで遊んでない?」
「えっ!?な・・・何が?」
もう初美を探し、本の世界を旅し始めてもう3ヶ月が過ぎた。
なのに手がかり1つ無い。
「本当に初美はいるのか!?」
「は・・・葉月落ち着いてぇ〜!あぁぁ〜!剣抜かないでよぉ〜!」
葉月はリリスの喉元に剣先を向けていた。
「リリス、今まで本気で初美のこと探してきた?」
「さっ・・・探してるわよっ!」
「・・・・・・・・・」
葉月の鋭い眼光がリリスを刺す。
「そんなに見つめないでよ・・・・・・」
「見つめてる訳じゃない。本当のことを話して欲しいんだ。」
「・・・・・・・・・う〜・・・」
リリスは両手を胸に当てた。
「だ・・・・・・だって・・・・・・だって葉月とできるだけ長く居たいんだもん・・・・・・」
頬を赤らめながらリリスは言った。
「・・・・・・本気だもん・・・」
「リリス・・・認めたね。」
「えっ!?」
「今まで本気で初美を探していなかった事さ。」
リリスの喉元を向いていた剣が「カチャッ」と鳴る。
(う・・・うそー!?犯されるどころか、リリスちゃん殺されちゃうよぉ〜!!!)
リリスはギュッと目をつむった。そこからじわじわと涙が溢れてくる。
と、リリスの唇に柔らかいものが当たった。
(え!?・・・・・・これって・・・・・・)
リリスが恐る恐る目を開けると、目の前には葉月が居た。
しかも舌まで入れてきた。リリスと葉月の舌が唾液をまとい、絡み合う。
やがてどちらとも無く唇が離れていく。
「葉月・・・・・・」
リリスは唇を手で押さえながら葉月に優しく呼びかける。
「ごめん・・・リリス・・・」
「!?」
「ボクはその・・・初美が・・・初美が一番好きなんだ・・・」
葉月が言いたいこと、リリスに伝えたいこと・・・
「わかってる・・・わかってるよ・・・葉月・・・」
「・・・・・・・・・」
葉月は申し訳なさそうにリリスから目線を逸らし、黙り込んだ。
「葉月、キスしてくれてアリガト。なんか心がスッキリした・・・・・・かも。」
「・・・・・・ごめん・・・リリス・・・」
「なんで謝っちゃうの?いつもの葉月らしくないよぉ〜?」
「そうだな・・・・・・あんまりウジウジしててもだめだ。」
「そうそう!!張り切っておでこちゃん探そー!」
・・・リリスちゃんはコレくらいの事で、葉月のこと諦めないからね・・・
まぁ、何て言うか・・・初めて書きましたよ・・・
SS書いてると、いつも書いてる職人さん達すげーな って感じですよ。
久々age
葉月とリリス〜。
アニメでも仲良くなったシーンがあったらねえ。
GJ! 久々に心癒された。
初美と葉月より、リリスと葉月が(・∀・)/イイ!
念願のSSイイ!
hosu
386 :
名無しさん@ピンキー:04/10/06 06:55:50 ID:t/4Je3D3
オレが作った造語のひとつにオナニメーションという言葉があるが、
これは例えばヤミ帽のようなアニメのことを指す
onany+animation=onanimation、オナニメーションだ。
略してオナメ。
ヤミ帽以外には何があるんですか?w
極めて個人的には忘却の旋律が…
なるたる
derrt
ほす
392 :
名無しさん@ピンキー:04/10/18 05:02:46 ID:4C8khjNv
葉月は三瓶の激しい指マンに潮を吹いて失神してしまった
393 :
名無しさん@ピンキー:04/10/20 07:00:15 ID:QzKR0uWw
>>71 葉月ってオナニー1回だけかと思ったら、
初美がデートに出かけた後で、
初美のベッドに寝っ転がって股を布団にこすりつけてるんだよな
ったくイヤらしい娘だな 葉月は
このオナニー好きものめ!
・・・なぜ71に
恐らく誤爆。アニメ板で同じの見た。
w
397 :
名無しさん@ピンキー:04/10/21 04:34:53 ID:f5+8vtbc
ここの住人には神無月の巫女は要チェックやな
オナニーまた見れるでたぶん
関西人で、自宅が水に浸かってテレビとビデオが駄目になった俺には当分関係の無い話だ。
ほしゅ
女の子が女の子を想ってオナるからいいんだよな。
何を指しているのか推測しかできないが、激しく同意しておく。
403 :
名無しさん@ピンキー:04/11/09 14:17:03 ID:ZYCyzXzs
ほ
家のビデオが壊れたせいで録画しといたのが見れなくなったおかげで、
ハァハァできなくなっちまったじゃねえか。またSSが読みてえよう。
405 :
名無しさん@ピンキー:04/11/10 04:04:17 ID:BeWm8SOL
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!今更ながら気付いたよ
葉月の声優って能登麻巳子だったんだな
葉月と成恵と志摩子がベッドでオナニー!
ヘッドフォンにアイマスク液晶TVを装着して、
初美のオシッコやウンコの音を何度もリピートしながら、
アイマスクには初美のあそこが毛穴が見えるほどにドアップで
右手で自分のオッパイを揉んで、左手でクリトリスを擦る能登麻巳子に(;´Д`)ハァハァ
素人丸出しでスマソが、
能登のオナニー歴史をだれか頼む。
Radio番組で突っ込まれて、ときどきオナニーしてよって告白してたよな能登
激 し く 詳 細 キ ボ ン ! !
流れ読まずに短いの投下します。あんまりエロくないです。
「初美の、いい匂い……」
ボクは初美の部屋に忍び込み、ベッドに潜り込んだ。
初美はさっき、デートに出かけて行った。あんな短いスカートはいて!
あれじゃぁ、オトコを挑発しているみたいだよ。とっても心配だ!
「でも初美、かわいかったな……」
玄関で"平気"って手で応えていった、笑顔の初美。思い出すだけでちょっと嬉しくなる。
初美の笑顔はボクだけのものだ!
「……ボクだけのものに、できたらいいのに」
初美の笑顔、初美の髪、初美の手、初美の脚……。さっきまで目の前にあった姿を思
い出しながら、ボクはふと自分の手を見る。血はつながっていないけど、姉妹なんだから、
初美と同じ手、同じ指のはずなんだ。
「初美……」
口に出しながら、ボクは指を舐める……これは初美の指なんだ!
「んん……」
初美(ボク)の指を舐め続けていたら、急に体の奥がジンとしたような感覚がして、体を
震わせた。ボクは最近いけない一人遊びを覚えてしまった。自分の指を初美の指だと思
って、胸とか……アソコとかを触っていると、すっごく気持ちよくなるんだ。
桜の木の下で、初美を抱きしめた時の、初美を抱きしめる感覚を思い出しながら、枕を
抱きしめていたら、いつの間にかもっと気持ちよくなる方法を、見つけてしまった。
あれ以来、ボクは毎日のように初美を思い浮かべながらの、この行為に耽るようになっ
てしまった。
ボクはそっと手を伸ばして、履いていたジーンズの中にいれる。
指を初美の"は"の字にして下着の上からアソコに触れると、もうしっとりとしているの
がわかる。これならもう直接触れても、痛くないかもしれない。
指を"つ"の字にして、敏感な突起を摘む。
「く……」
強すぎる刺激に声が漏れる、やっぱりまだちょっと早かったかな?
指を"み"の字にかえて、こすり付けるように撫でると、ぞくぞくっと快感が全身を駆け
抜けていく……。
初美の匂いに包まれながら、"は・つ・み"の指で、キモチ良くなる。
本当は、初美にこうして欲しいけど、それはお願いしちゃいけないことだって……。
「本当はわかっているんだ、初美」
見上げると、写真立てが眼にはいる。小さい時、縁日で2人で撮ってもらった写真だ。
ボクの部屋にも同じものがある。
「良くわかっているんだよ……」
体が弱かったあの頃の記憶がよみがえる。初美がボクを、いつも眼に見えないオーラ
で包んでくれたから、病弱なボクでも何とか成長できたんだ。
だから……。初美が傍にいなくても、こうして初美の残り香に包まれて、初美のことを
思い浮かべながらこうシテいると、ボクはとっても満たされるんだ……。
「はぅっ、んん……」
軽い絶頂感の後に訪れる、背徳的な罪悪感と心地よいけだるさ……。
いつまでも余韻に浸っていたい。だけど……
ボクは体を起こして、乱れたベッドのシーツを直し、自分の部屋に戻る。
机の上の写真立てを手にとる。初美の部屋にあったのと同じ写真。
「本当は、いけないのかな?お姉ちゃん」
つぅっと熱い想いが頬をつたう。
涙が出ているのは、気持ちよかったからで、いけないことをしちゃったからじゃない……。
7話でくるとは正統派!
センスいいですね。
こんな時間にまったりしちゃった。
上手い。そしてエロせつない。
ヤミ帽の雰囲気がよく伝わってきました。
このスレのSSは素晴らしい。
それにしても、あのエロ切ない感じはヤミ帽でしか味わえないかと思ったが、最近は
神無月もいい味出してきたな。
>411
,r=''""゛゛゛li,
_,、r=====、、,,_ ,r!' ...::;il!
,r!'゛゛´ `'ヾ;、, ..::::;r!'゛
,i{゛‐'_,,_ :l}..::;r!゛
. ,r!'゛´ ´-ー‐‐==、;;;:.... :;l!:;r゛
,rジ `~''=;;:;il!::'li
. ill゛ .... .:;ll:::: ゛li
..il' ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!:: ,il!
..ll `"゛''l{::: ,,;r'゛
..'l! . . . . . . ::l}::;rll(,
'i, ' ' -=====‐ー《:::il::゛ヾ;、
゛i、 ::li:il:: ゛'\
゛li、 ..........,,ノ;i!:.... `' 、
`'=、:::::;;、:、===''シ゛゛'==-、、,,,__`'(・∀・) グッジョブ!!!
`~''''===''"゛´ ~`''ー( ))
u~u
416 :
名無しさん@ピンキー:04/11/18 02:44:07 ID:SB+DbIEi
ageとく
( ・∀・)< エロいな
保守
1000に至る道程のなんと遠く険しいことよ・・・・・・
長編SSでも投下されないものかな
420 :
名無しさん@ピンキー:04/11/28 18:47:48 ID:x9oHo8Rr
ところで、このスレでは、初美=悪女でもOK?
>420
ずっとそうだと信じてた……。
422 :
名無しさん@ピンキー:04/11/28 21:13:33 ID:FpLlJaFK
423 :
孤独と失望(1/7)〜初美:04/11/28 21:14:54 ID:FpLlJaFK
深夜、そうっと葉月ちゃんの部屋へ忍び込む。
あたしはベッドの傍らに腰掛けて、眠っている葉月ちゃんに唇を寄せる。
生まれながら体の弱い葉月ちゃんは、時々こうして私の息吹を吹き込
むこまないと、命を綴ることができない。学校ではスポーツ万能と呼ばれ
るくらいの、元気な葉月ちゃんだけれど、私の力を分けてあげなけば、自
分の脚で立つ事もできない、可哀想な少女だ。
ほんの気まぐれに開いた本の中に、葉月ちゃんはいた。日の光ですら
彼女を苦しめるカーテンの引かれた病室が、幼い葉月ちゃんの世界のす
べてだった。さまざまな本の中を、長く旅してきたあたしとは比較にならな
い、とても小さな、小さな世界……。
”なんてかわいそうなんだろう”
あたしはそう思った。だから今度は、この少女と時を重ねてあげたいと、
そう考えたのだった。
「んんん……」
重ねた唇から、葉月ちゃんのくぐもった声が漏れる。
いけない!葉月ちゃんが起きちゃう!!
慌てて離れようとした瞬間、突然強い力で抱きしめられた。
「はつみぃ……だぁいすきだよ……」
私の夢を見ているのかしら?葉月ちゃん。
純粋でまっすぐな愛の言葉に、あたしの胸にも熱い思いがこみ上げてくる。
葉月ちゃんが私に寄せる想いは、姉に対する好意以上の物だってことに、
あたしはとっくに気づいてる。純粋な気持ちであっても、それが世間的にも
赦されない禁断の想いだってことが、本当はわかっているんだろう。
葉月ちゃんの私への態度は、時々痛々しいほどにストレートで幼かったり、
逆に大人ぶった抑制された物だったりする。葉月ちゃんは、多感な少女時代
にはありがちな、心のブランコを漕いでいる。
424 :
孤独と失望(2/7)〜初美:04/11/28 21:15:52 ID:FpLlJaFK
>423
「はつみぃ、はつみぃ……」
葉月ちゃんは、腰をもどかしげに私に押し付けてくる。シタいんだ。
それなら……。
私は回された腕をそっと振りほどいて、葉月ちゃんの上に跨る。カーテン
の隙間から差し込む月明かりに、ほんのりと赤く染まった葉月ちゃんの頬
が照らされる。光の筋を辿るように、そっと頬を撫でると、閉じていた目が
ゆっくりと開いていった。
「はつ、み……。おねえちゃ、んん……?」
あたしは開きかけた口に人差し指を当てて、頭を左右に振る。
驚いたような、怯えたような瞳が、淫魔の顔のあたしを映し返す。
空いた手で、パジャマのボタンに手をかけると、葉月ちゃんの手があたし
の腕を掴む。だけど、決して抵抗するようなそぶりは見せない。これから行
われる行為に期待しているんだ。葉月ちゃんの記憶にはなくても、体は覚
えている。
葉月ちゃんと肌を重ねるのは、これで何度目だろう?
命のキスに目を覚ましてしまった葉月ちゃんに、私はホンのいたずら心で、
肌と罪を重ねてしまった。
私だって寂しい夜がある。人の世界で過ごしながら、人でない自分。沢山
の人たちの人生を見つめて、ただ一人世界を旅を続けるあたし……。
「気まぐれで、淫乱な魔女」と、リリス姉さんがあたしをなじったことがあっ
たけど、あたしだってどうしようもなく、孤独で寂しい夜がある。いけないと知
りつつ、葉月ちゃんを弄ぶ、魔女のような本当のあたしを知ったら、葉月ちゃ
んは私に失望するかしら?それとも……?
425 :
孤独と失望(3/7)〜初美:04/11/28 21:16:42 ID:FpLlJaFK
>424
露になった双の果実を、いたわる様にゆっくりと揉むと、葉月ちゃんは声を
出すまいと両の手で口を押さえる。
私は手話で「声を出してもいいよ」と合図を送る。どうせこの家には私たち
以外誰もいない。時間は深夜。少女の蕩けた嬌声など聞き咎める者はいな
い。葉月ちゃんは所在なげに手を離す。言葉なんかなくたって、身振り手振
りで、葉月ちゃんとは通じ合える。10年以上もそうしてきたのだから。
私は覆いかぶさるようにして、無防備な唇を奪い舌を伸ばす。ディープキス
はこれがはじめてかしら?葉月ちゃん。閉じられた歯が、侵入を阻むけれど、
歯茎を優しくノックすると、ゆっくりと白い門が開かれて、怯えるように舌で応
じてくれた。
私は手を伸ばしてパジャマのズボンの中、さらに下着の中へと手を入れる。
まだ薄い叢の中の、熱く湿った細長い双丘の弾力を確かめると、葉月ちゃ
んの声にならないうめき声が私の舌を震わせる。谷間に指を這わせると、そ
こはもうじっとりと濡れていた。禁断の行為の記憶をいくら消しても、体は覚
えているんだろう。淫魔と成り果てた姉の陵辱をうける準備はできているみ
たい。
426 :
孤独と失望(4/7)〜初美:04/11/28 21:17:19 ID:FpLlJaFK
>425
動きが止まったことを不思議に思ったのか、葉月ちゃんが閉じていた目を
開いて、あたしを見つめ返す。手が求めるように私の胸に触れる。ならば、
あたしは自分の欲望を満たすだけ。ごめんね、葉月ちゃん。今夜はあたしも
イカせてもらうわ。私は手早くネグリジェも下着も脱ぎ捨てる。葉月ちゃんも
半身を起こして、黙ってパジャマを脱いだ。この世界の中学生は性の知識も
豊富みたい。それとも私が無意識のうちに、力を使ってしまっているのかしら?
薄明かりに葉月ちゃんの白い裸身がまぶしい。誰だって手に入れたくなる
衝動を抑えきれないに違いないわ。恥ずかしそうに頬を染め、うつむいている
葉月ちゃん。このまま時間を止めてしまいたい。にじり寄ってそっと抱きしめ
ると、葉月ちゃんも躊躇うことなく強く抱き返してくれる。舌と胸でお互いを愛
撫するような激しい抱擁が、あたしたちの正気を奪っていく。
あたしは葉月ちゃんの手をとり、指を伸ばさせて私の膣に導きいれる。葉月
ちゃんの息を呑む音が聞こえたけど、かまわずに私も葉月ちゃんの中に指を
挿れる。
ビクン!と背筋を伸ばし倒れこむ葉月ちゃんを、追いかけるようにしてベッド
に折り重なる。私が指を動かすと、葉月ちゃんも同じように動かす。こんな行
為はもちろん初めてに違いない。形だけ真似たぎこちない動きが、あたしの
膣を傷つける。あたしは教えるようにゆっくりと、葉月ちゃんの中に挿れた指
を微妙に動かす。その動きに気がついたのか、葉月ちゃんの指の動きも繊
細なものへと変化する。こんな行為を教えるあたしは悪い姉だ。
427 :
孤独と失望(5/7)〜初美:04/11/28 21:18:18 ID:FpLlJaFK
>426
葉月ちゃんの息が、だんだんと激しく、荒くなっていく。あたしのリードで始
まった、淫壷をかき乱す行為も、やはり同じように私のリードで終わりを告げ
ると、葉月ちゃんが更なる行為を求めるように、問うような表情をする。
あなたのイヤらしい顔はきっと私の瞳にも映っているでしょう?
見つめ返すと、恥らうように葉月ちゃんが顔を背けた。罪悪感なんて感じな
くてもいいのよ、葉月ちゃん。これは全部、私の罪なんだから……。
私はいたわる様に葉月ちゃんの体に手を回し、左の足を葉月ちゃんの股間
に滑り込ませる。そして右の足を絡ませるように腰へとまわして、自分の敏感
なところを葉月ちゃんの腰にくっつける。こうして互いに腰を動かせば、お互い
の体が相手を絶頂へと導く階段を昇り始める。
「あっ、あっ、お、おねえちゃん、やだ……」
今夜初めての、嬌声らしい声が部屋に響く。昔から我慢強いコだった。でも
じっとりと濡れて高められた体には、さすがににこの刺激には耐えられなかっ
たのね。
「はぁっ、はぁっ、はつ、み……。だめ、だよ……なんか、クる……。
こわいよぉ、お姉ちゃん!!」
一度声を漏らしてしまえば、あとはもう塞ぐことは出来ない。
私の可愛い妹は、もう完全に堕ちて私の腕の中にある。
淫魔としての征服感があたしの胸を満たし、背徳を伴う快感となって、さらに
狂わせていく。
>427
「やっ、初美、初美っ!」
あたしも本当は声を出して自分を高めたい。だけどそれは、葉月ちゃんを
現実の世界に引き戻してしまうかもしれない。
あたしは枕のそばにおきっぱなしの、葉月ちゃんの下着を咥えて声が漏
れるのを防いだ。そして絡めていた脚を解いて、「貝合わせ」の体勢になっ
た。興奮してぷっくりと起き上がった互いの快感の突起をこするようにこす
りつけ合わせると、恥ずかしい水音が部屋に充満していく。
「ああぁン、……や、こんなの、おかしく、なりそう……、初美ぃ、ボク……」
あたしも……、もうそろそろ限界……。一緒に行けそうよ、葉月ちゃん。
あたしは右手を伸ばして、自分には親指を、葉月ちゃんには人差し指と
中指を挿れて、二人を繋いだ。
「くっ……」
堕ちる恐怖を堪える葉月ちゃんが私の背中に爪を立てる。私はお腹に力
をこめて、二人を繋いだ手を通じて、気を送り込む。
あたしには抜けていく様な、葉月ちゃんには突き上げるような衝撃が襲う。
「くはぁっっ!」
葉月ちゃんの背中が反るように伸びて、今までと比べ物にならない強い
力で、あたしをその体に取り込んだ。
ひとつになれたような満足感に、あたしも気が遠くなる……。
>428
「……………………」
ふと気が付くと、わたしは安らかな寝息をたてる、葉月ちゃんの隣に横に
なっていた。うっすらと差し込む夜明け近い薄明かりが、裸で身を寄せ合う
二人を照らし出す。二人の体温がお互いを暖め合って、毛布に邪魔されな
い絵画のような光景を、部屋の姿見が映していた。
「風邪引かないように、気をつけなきゃね」
起こさないように、そっとパジャマを着せようとしたけれど、葉月ちゃんの
下着を手にとったあたしは考え込んでしまった。
昨夜自分の口を封じたために、噛み千切られたような跡が残ってしまっ
ている。でもこればっかりは、しょうがない。パジャマの上だけを着せて、
そっと毛布をかける。朝起きて、葉月ちゃんはなんて思うだろう?
いつものように、いけない一人遊びをして、そのまま眠り込んだと勘違い
してくれるだろうか?
「本当に、悪いお姉ちゃんだよね……」
そっと葉月ちゃんの額にキスをして、昨夜の記憶を曖昧にする。
「でも、あたしは、葉月ちゃんとのこと、ずっと忘れないから」
余韻に浸りながら、あたしはネグリジェを身にまとい、部屋を後にする。
葉月ちゃんの下着を手に持ったまま……。
やべ〜、ageちゃっていることに途中で気が付いた。スマソ。
あともう一回ぐらいネタがあるので、またそのうちうpしますね。
乙カレ〜
リアルタイムでヲチさせていただきますた
>>431 乙!
同じくリアルタイムで拝見しました。
次回作も期待してます。
ageながら投下してるアフォがいるなと思ったら、なんちゅう濃い百合SSじゃ!
GJ!
>411と同じ人?次回もタノム!
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
しかもスゲーハイレベルだ!
初美=悪女もいい雰囲気が漂ってる。
>>429 朝食に起きてきた葉月ちゃんは、ちょっと赤い顔をしていた。
私と目を合わせるのも、避けているように感じるのは気のせい?
「初美、昨夜ボク……」
(ヤバい!ばれちゃっってるのかな?それともやっぱり風邪引いちゃった?)
”どうしたの”と手話で問う。
「ううん……、なんでもない」
あたしは温めたておいたミルクのカップを手に、葉月ちゃんの額に自分のオデコをくっつけた。
見る間に葉月ちゃんの顔が真っ赤になっていくけど、熱は無いみたい。
葉月ちゃんは慌てたように、体を引いて言った。
「だ、大丈夫だよ。今朝ちょっと寒かっただけ。昨夜、お風呂から上がって、髪を乾かしている
途中で、そのまま寝ちゃったみたいだからさ……」
(良かった、バレてないみたい)
「初美は、優しいね」
にっこりと微笑む葉月ちゃんの顔が心に刺さる。
微笑み返す私の顔は、どんな風に見える?葉月ちゃん。
--------------------------------------------------------------------------------
うにゃに〜の勢いで書いてうpしたせいか、編集ミスが残っちゃってましたね。
初美の一人称も全部”あたし”で、脳内変換してください。
でも楽しんでもらえたみたいで良かったです。次も頑張りますね。
>435
うにゃに〜の勢いだと!?
(´д`;)ハァハァハァハァ/ \ァ / \ァ / \ア / \ア
いやまて、>435は男かも試練……orz
いや、漏れの脳内では>435はすけべぇな眼鏡っ娘に違いない。そう決めた!
次回は全裸で待機しまつ。
レーコ?
SS来てた〜、乙です。
俺も436を見習って次回まで全裸で待機してますね。
葉月がオナニストなのは、やっぱり初美のせいだったか
もうすぐクリスマスか。
悪女初美はいったい何人の女と寝るんだろうね
姉の帰りを待ちながら自慰に耽る葉月( ´Д⊂ヽ
葉月はイヴが帰ってきたら
宮様が帰ってきた時の姫子みたいになるのかな……
>
>>442 葉月は枕を抱えて初美の部屋の戸を軽くノックしてから戸をあけた。
「ねぇ、初美……。今晩、……その一緒に、寝ていいかな?」
小首をかしげて、不思議そうに葉月を見る初美。
「あ、ごめん!いいんだ!!ヘンな事いって。今日疲れているんだろ?一人で寝たいよね。
そうだよね。ごめんねっ。お休みっ、初美!」
葉月はパタパタと足音を立てて、自分の部屋へ駆け込み、ベッドに勢い良くうつぶせになった。
ほどなく葉月の部屋をノックする音がするが、枕に潜り込むように突っ伏している葉月の耳には
届かなかった。初美は部屋の戸をあけて、うつぶせになっている葉月のそばにまで来ると、そっと
葉月の頭を撫でた。
「は、初美!!」
葉月はびっくりして飛び起きた。初美はにっこりと微笑んで、持ってきた自分の枕を頭の左側に
寄せて、”おやすみ”の仕草をした。
「初美……、初美、初美ぃっ!!!」
葉月は視界が歪んで見えなくなった姉を、今度こそ離すまいとそのひざにすがる様にして抱き
つき、べそをかき始めた。
「初美、夢じゃないんだよね? 帰ってきたんだよね?もうどこへも行かないんだよね?」
初美は泣きじゃくる妹の頭を、愛惜しむように何度も何度も撫でた。
そうしているうちに昼間の疲れもあったのか、すすり泣きはやがて寝息へと変わった。
(ふふ、妹っていうより、赤ちゃんみたい。葉月ちゃんのほうが体はずっと大きいのに……)
初美はしっかりと自分のネグリジェを掴んで離さない葉月の手を苦労して解くと、そっとベッドに
寝かせ、自分も葉月のすぐそばに寄り添うように横になった。
初美は葉月の頬の、しょっぱくて苦い白い筋をそっと舌で拭い、額にキスをする。
「はつみぃ……」
最も愛する人の存在を間近に感じ取ったのか、葉月は安心したような安らかな寝顔を、初美の
胸にうずめる。2つの鼓動と、2つの吐息が、重なり始めるのを感じながら、初美もまた葉月を追
いかけて、夢の世界へと旅立っていった。
静かに部屋を満たす2重奏を、少しだけ開いていたカーテンの向こうから、月だけが聞いていた。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ヤミ帽の美しい世界が目に浮かぶような、情景描写だ。
初美と葉月がいつまでも一緒に暮らせない、ということが判っていたとしても、アニメのENDがこんな感じだったら、もうちょっと救われたかもしれない。妊娠ネタは個人的には後味良くなかったかったから。
446 :
名無しさん@ピンキー:04/12/12 17:11:51 ID:bXO+OoxX
保守
∧_∧
( ;・∀・) 風邪引きそうなんですけど……
(つ ・ ・ )つ
と_)_)
448 :
名無しさん@ピンキー:04/12/17 18:25:37 ID:+SxiOfst
とりあえず、服を着たら?
初美×葉月(リバ有り)でSS投下していいですか?
長さは8レス分くらいです。
初美×葉月(リバ有り)でSS投下していいですか?
長さは8レス分くらいです。
いきなり二重カキコか……orz
いきなり二重カキコか……orz
調子悪いけど……放送終了一周年記念ということで強行。
454 :
1/8:04/12/25 00:06:14 ID:xd4PlXjf
「ん……っ」
暗闇に包まれた部屋の中に幽かに落ちる甘い吐息。
ベッドの上で葉月は、自分の身体にその白い指を這わせていた。
「う……ぁっ」
最初は敏感な部位から遠く、そして段々と近づけるように。自らを焦らすような動作だ。
次第に服の上からではもどかしくなったのか、パジャマを捲り上げ、しっとりと汗をかいた胸に直接触れる。その手は徐々に下がっていき、臍を経て下腹部へ、そしてその更に下へと向かう。
「ぁ……初……美……っ」
背を反らせたことで、烏羽色の長い髪が微かな音を立てながらベッドの下に流れた。
普段凛々しいその顔も、今は淫らに蕩けている。
徐々に激しくなってきたその動作を止めたのは、突然響いたノックの音だった。
「……!?」
葉月はびくりと体を震わせて時計に眼を向ける。十二時を回っていた。
外に漏れるほど声を出してはいない筈だ。寝たふりをしてもばれはしないだろう。無視を決め込もうかとも思ったが、何か重要な問題だったら困るかもしれない。葉月は服を整えて、部屋に明かりをつけずにドアを開いた。
そこには、いつも一番逢いたい、でも今だけは少し見たくない人がいた。
「……初美? どうしたの、こんな時間に」
その澄んだ紅の瞳と眼を合わせるとたった今まで何をしていたかを悟られそうで、葉月は視線を落とす。初美はパジャマ姿で、小脇に枕を抱えていた。
金の髪の少女は、片手だけの手話で説明を始める。
「気持ち悪い、絵、を、見た。鱗、ソ、ウ、マ?」
その手話を、葉月は口に出して確認した。
初美はそれに対して、コクコクと頷いて続ける。
「だから、一緒に、寝たい……!?」
455 :
2/8:04/12/25 00:06:46 ID:xd4PlXjf
言葉に出してから数瞬後、葉月は自分の心臓が跳ね上がるのを感じた。
今度は手ではなく目線でダメかと問う初美に、葉月はどもりながら答える。
「ボ、ボクは構わないけど……えっと、その」
何を見たのかは判らなかったが、その眼を潤ませた様子から余程怖がっているということは想像に難くない。
「……取り敢えず、入って」
葉月は見かねて、初美の手を引いた。
「……!」
その拍子に初美は体勢を大きく崩す。急に手を引かれたことで、足がもつれたのだった。
「あっ……初……」
葉月も支えきれず、初美に押し倒されるように床に崩れる。自らに掛かるあたたかく柔らかい負荷に、葉月の心臓は早鐘を打ちだした。
ずっとこうしていたいと思ったが、耳元の呼吸で葉月はふと我に返る。思い切りをつけないと抜け出せそうもなかったので、葉月はやや乱暴に初美を引き離した。
「ボ、ボクは椅子で寝るから、初美がベッド使って」
照れを隠すようにぶっきらぼうにそれだけ言うと、掛け布団を一枚だけ取るためベッドに向かう。だがその背に初美は追いすがり、また手話で話しかけた。
月明かりで判るような位置で、短く「一緒に」と。
「初美……!?」
明らかに同じベッドに誘うように、初美は葉月を引いている。
一緒に寝るということを「一緒の部屋で寝る」と思っていてもあれだけ取り乱したのだから、葉月の混乱は激しかった。
同性ならば同じベッドで寝ても構わないと、初美はそういう考えなのだろうと葉月は思う。だが、葉月は大いに構うのだ。
取り敢えず、自分の横で震える初美を落ち着かせるためにも枕元のランプを点け、葉月は初美を自分の腰から剥がす。そして、ゆっくりと先程の確認を取った。
「初美はボクと……その……一緒のベッドで寝たいの?」
その問いの答えとして、初美は首肯と共に上目遣いを返す。
葉月に選択の余地はなかった。
456 :
3/8:04/12/25 00:07:23 ID:xd4PlXjf
東家のベッドは大きいので、二人が寝てもまだスペースに余裕がある。
自制心に自信がない葉月は距離を取りたかったが、わざわざ部屋まで来るほど怯えている初美を遠くにやることは葉月には出来なかった。
距離を置かず二つ並んだ枕に、黒髪が垂れ、金の髪がさらりと広がる。
「じゃあ、おやすみ。初美」
初美の、手を合わせて顔の横にやる「おやすみ」を見て、葉月は電気を消した。
途端に戻った暗闇。葉月はベッドに身体を横たえる。暫く沈黙のまま時間が流れた。横から聞こえるのは規則正しい寝息の音。だが、葉月は寝るどころの状態ではなかった。
差し込む月の光は闇に慣れた目に薄蒼に染まった室内を見せている。僅かな衣擦れと寝息の音しかない夜の寝台で、初美と二人きり。
高まる動悸を感じながら、葉月は自らの下着の内側へ手を潜らせた。音を出さないように意識しても、目の前にある光景にどうしても指使いが激しくなる。
「……っあ」
葉月が声を漏らしたその瞬間。
初美が寝返りを打ち、葉月の胸の中に転がり込んできた。しかも、何かに怯えるようにしがみついている。
先程までの行為を振り返って、葉月の鼓動が早くなった。痛いほどに脈打つ心臓の音が聞こえてしまわないか、そんな莫迦な心配をするほどに。
冷静に考えれば、怖さを紛らわすために人に抱き付いている、そういうことなのだろう。
自分に向けられる初美の感情が、恋人に向けられる愛情の類ではなく、妹に向けられる愛情であることも葉月は解っている。
それでも、
「初美、いいよね……」
震える声でそう言いながら、葉月は強く抱きしめた。
抑えきれない激情を溢れ出させ、初美の唇に自らのそれを重ねようとする。
だが、直前で初美は目を開く。そして驚いたように葉月を押しのけた。
(葉月ちゃんがそんなコトするなんて思わなかった)
ベッドの上に座り、そう示す。
相手の弱みにつけ込んだような自分の行為に、葉月は酷い自己嫌悪に陥った。毎夜重ねていた姉を想っての行為まで見透かされたような気がして、葉月は壁まで後ずさる。
「初美……ボク、どうしたらいいの?」
457 :
4/8:04/12/25 00:08:05 ID:ZhAW4G+N
葉月はうわごとのように弁解とも取れる言葉をつむいでいた。
「初美のことが大好きなんだ。暖かくて、優しくて、いつもボクに笑顔と元気をくれる初美が」
消え入りそうな程のか細い声に、初美は心配そうに葉月に寄る。そして、自分の膝枕へと葉月を招いた。最後にこれをしたのはもう随分前のことである。昔に泣きじゃくる葉月にしたように、初美は葉月をなだめるように何度も撫でた。
「女同士なのに、姉妹なのに。変なのかもしれない。でも、ボクは初美のことが好きなんだ……」
うっすらと涙を浮かべながら、葉月も初美に甘える。だがその心には、子供の頃には無かった熱愛の情があった。
「初美を好きにならないことがまともなら、ボクはまともでなんかありたくない……!」
初美は優しく葉月を撫で、頭を上げさせる。その顔には、どことなく淫らな笑みがあった。そしてゆっくりと葉月のおとがいに手をやり、唇を開かせる。
「初……」
何が起きたか判らないまま、葉月は初美に唇をふさがれていた。そして、その隙間から舌が割り込んでくる。
「……!」
驚きのあまり葉月は目を見開いた。
数え切れないほど妄想はしていたが、事実となるとショックで何も考えられない、ただ戸惑う子供のようになっている葉月を、その口内を、初美の舌は愛情を込めて犯していく。
驚きに動きを止めた葉月の舌も、初美の絡むそれに応えられるようになってきていた。段々と押し返すように、初美の舌を葉月は舐める。名残惜しげに離された口に、二人の唾液が僅かに糸を引いた。
そして葉月を押し倒して、初美は覆い被さるようになる。
「初美……いいの?」
今自分が「されている」側だということも忘れて葉月は初美に問う。初美はそれに対する答えを行動で示していた。
初美は妙に慣れた動作で葉月のパジャマを脱がせていく。そして露わになった葉月の胸に、口づけを落とした。
「ん……っ」
葉月の口元から甘い吐息がこぼれる。肌も熱を持ち始めていた。
初美は片方の手でふくらみを優しく胸を包みながら、舌先でその頂を舐って刺激を送り込む。そうして暫く胸を愛でた後、初美は責めに甘噛みを混ぜつつ同時に下腹部に手を伸ばす。
458 :
5/8:04/12/25 00:08:41 ID:xd4PlXjf
先に半端に刺激を受けていた葉月のそこは、姉の手に敏感に反応した。早くも濡れて、挿し入れられる指を迎えているかのようにも見える。
「ふぁ……ッ」
葉月は声を出さないよう唇をかみ締めていたが、それでも快感に口元が揺るみ、声が漏れていた。
僅かに動きが緩くなったことに葉月が目を開くと、初美が、
(シミ、に、なっちゃうよ)
と片手で伝えていた。葉月は切れ切れの声でどうにか言う。
「初美、脱がして……」
荒い息でそう言う葉月に、初美は手を四回動かして返した。
(じ、ぶ、ん、で)
「そんな……っ」
悪戯っぽいその微笑みに、葉月は頬をさらに紅潮させる。想像して葉月は恥ずかしさに震えるが、初美は行為を止めて視る態勢に入っていた。中断が嫌で、葉月は自分の下着に手をかける。初美がまじまじと見つめる前で、自ら肌着を下ろしていった。
「そんなに……見ないでよぉ……」
葉月は初美の前で、いつもの毅然とした雰囲気が欠片もない子供のようになってしまう。
全てを脱ぎ終わって生まれたままの姿になった途端、初美は葉月の脚を開いてその一番奥に舌を這わせた。
「だ……めぇ……」
適当な強さも位置も、全て熟知したかのような舌使いに葉月は大きく仰け反る。
「やぁ……ん! あっ!」
そしてそのまま、数秒も保たずに絶頂を迎えてしまった。
毎晩思い浮かべていた架空の行為。それが今、現実のものとして葉月の目の前にある。精神的興奮も相俟って、敏感になっているのかもしれなかった。
初美は、溢れ出る液体を丹念に舐め取る。最高潮の快楽を迎えたばかりの葉月の身体は、初美の舌が行き来するたびに小刻みに痙攣していた。
ぐったりとしながら荒い息を吐く葉月に、初美は息を軽く弾ませながら語りかける。
(今度は、葉月ちゃん、が、して)
459 :
6/8:04/12/25 00:11:03 ID:xd4PlXjf
「……じゃあ、いくよ。初美」
そう言う葉月の濡れた睫毛の輝きは、これ以上無く甘い。たまりかねた息衝きも荒いまま、葉月は唇を相手のそれに押しつけた。零れるのは切ない程湿った吐息。交わされる舌が糸を残して離れる頃に、初美は下着を残して服を脱ぎ終えていた。
葉月は拙いがらも、初美がしてくれたことをなぞるように胸を愛撫する。他人の身体にするのは初めてのためか、どうにもおぼつかない手つきだ。
初美の表情にもまだ余裕がある。息を乱してはいるが、だらしなく口を開くほどではない。
葉月は焦って、手を腿の隙間へと滑らせた。そしてそのまま割れ目へと、指先を蠢かす。
下着の上から擦っているだけでは、初美はくすぐったそうにしているだけと見て、葉月は直接その部分に触れた。
初めて初美がびくんと身体を強ばらせた。葉月は得たりと、手を更に潜らせていく。
一番敏感な突起を親指と人差し指でつまみ、指同士を擦りあわせるように刺激した。
少し強すぎるかとも思って顔を窺うが、悩ましげに喘いでいるような表情だ。指の間の肉芽が充血して固く膨らんできたことに安心し、葉月はいっそう手を進める。
更にもう片方の手で下着をずらしていき、突起を舐め始めた。
「っ……!」
普通ならば声を漏らしているだろうが初美は声無く、微かに震える乱れた吐息だけが反応だった。
「挿れるよ、初美……」
初美はしなかったが、葉月は初美の内側への侵入を試みる。
初美は一瞬驚いたようにわなないたが、すぐに脚を開いた。
それを了解のサインと受け取った葉月は、初美に指をうずめていく。まず右手の人差し指。それで中を掻き混ぜてから、中指を。滲み出る潤滑液に助けられ、左手の人差し指も多少突っかかる程度で入った。
「なんだか、いくらでもボクを受け止めてくれそうだ……」
そう言いながらも葉月は三本で止め、指の動きに神経を集中し始める。曲げて、突いて、挿し入れて。拙いからこその激しさを持った責めに、初美の表情も大きく乱れだした。
葉月が三方向別々に指を曲げた瞬間、未知の衝撃に初美は大きく背を逸らす。
「……!」
迎えた快楽の余韻に浸る初美の股に、葉月は顔を埋める。したたりそうな程湧き出した体液を、零すのが惜しいとでも言うように、丁寧に舐め取っていた。
「初美の味がするよ……とっても美味しい」
460 :
7/8:04/12/25 00:11:34 ID:xd4PlXjf
お互いに達して疲労も見えてきたが、まだ満足できないのか初美は主導権を取り戻すかのように身を起こす。
「お姉ちゃん……?」
戸惑う葉月に初美は愛撫を加え、再度の行為に引き込んでいった。同時に自分の胸も揉みしだき、自らを昂らせていく。
葉月の割れ目の突起を探しだし、先程葉月がやったのよりも数段優しく指の腹でさすった。敏感な部分だけに優しく扱わなければならないことを知っているからだろう。
だが、その効果は充分で、葉月は大きく息を乱していた。
「はぁ…っ…はぁっ…っ!」
息を整えさせる暇も与えず、初美は次の責めに移る。
「はっ……あっ! はつ……みぃ!」
初美は葉月の脚を開き、そこに自分の片脚を滑り込ませていた。割れ目に潜り込ませた腿を上下させると同時に、自らも葉月の腿の上で腰を前後させる。混ざり合った熱い体液が二人の腿を伝って寝具に落ち、湿った音の元となった。
「ああっ……ん……ぅ……っん…あっ!」
立て続けに加えられる快感に、葉月はもう嬌声を抑えることが出来ていない。
「ぁ……んっ! はつみっ、はつみぃ!」
他の言葉を全て忘れたかのように、相手の名前と喘ぎ声だけがその口から漏れていた。
初美は更に葉月の奥へと侵入する。お互いの秘所を重ねられるように。
「あぅ…ん…んっ…ひゃ…ぁっ! ああぁっ!」
摺り合わせた敏感な部位から、強烈な刺激が二人の全身を駆け抜ける。一足早く達してしまった葉月に追いつくように、初美も絶頂を迎えた。
「っ!」
頭頂まで突き抜けるような快楽に、初美の躰が大きく仰のく。
お互いに果て、満たされた気持ちの中で泥のように眠ったのはその少し後のことだった。
461 :
8/8:04/12/25 00:11:58 ID:xd4PlXjf
気が付いた時には、もう日が昇っていた。葉月は横を見るが、そこに初美の姿はない。
時間は、いつもと同じ。前日セットし忘れたので、目覚まし代わりのラジオは流れていなかった。
昨日起きたあまりの出来事に、どこまでが現実でどこまでが架空なのか判然としない。自分で着た覚えはないが、下着やパジャマもしっかりと身につけていた。
「夢じゃ……ないよね……」
葉月は着替えをしながら、昨日の出来事全てが自分の妄想の産物だったのではないかと不安に駆られた。
初美に逢えば全てが解るはず。そう思って葉月は階段を降りる。
食堂のドアを開けると、初美が先に席に着いていた。
「おはよう、初美」
何気ない会話から始めようと思う葉月だが、今一つ糸口がない。日曜日にデートにでも誘おうかと思っている内に初美はコップを置き、手を合わせていた。
「初美、もう出ちゃうの?」
心配そうに見つめる葉月に、初美は優しく微笑んだ。そして頬を染めて、葉月の唇の端に横からキスをする。
「……!」
昨日の出来事が嘘でない、確固たる証拠だった。
後ろ姿を見送りながら、葉月は叫ぶ。
「ボクもすぐに追っかけるから!」
朝食のトーストを無理矢理口に詰め込んで、葉月は駆け出した。
想いの通じ合った、最愛の人の元へ。
462 :
453:04/12/25 00:12:34 ID:xd4PlXjf
上手くなかったらスマソ。
アニメ見た後いくつかスレ廻っただけなんで、設定ロボロボかも…… orz
出来るだけ設定は出さないようにしたけど……初美って遊び人だよね?
いまいちキャラがつかめない……葉月の変態っぽさは意識したけど……どうですか?
n n
(ヨ ) ( E)
/ | _、_ _、_ | ヽ
\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / good job!!
\(uu / uu)/
| ∧ /
464 :
名無しさん@ピンキー:04/12/25 14:17:22 ID:aSh6k5PG
>>462 は げ し く G J !!!保存しますた。エロスのサンタさんが…我々にプレゼントを届けてくれたあ!ageときますね。
GJ!!
葉月たんはやっぱりかわいいなあ・・・・
466 :
453:04/12/26 21:34:40 ID:zLW4XspY
良い! 良いよコレ!
葉月がミニスカサンタの格好で夢に出てきそうだ。でも多分スカート長いんだろうなァ……
469 :
名無しさん@ピンキー:05/01/04 23:39:18 ID:nKNBQQf6
age
今年初めて来たけど、2レスしかも両方保守カキコかよ。。。
ヤミ帽好きだったのにorz
DVD欲しいな、漏れは漫画しか持ってない;;
472 :
名無しさん@ピンキー:05/01/12 19:57:51 ID:Rsbfhh3k
あきらめちゃだめだage
474 :
470:05/01/18 23:11:04 ID:Mdc7oi+n
今年2度目のho
475 :
名無しさん@ピンキー:05/01/27 09:53:16 ID:LKYirlvx
た
ほす
神無月で百合EDやっちゃったからな。
479 :
名無しさん@ピンキー:05/02/16 22:09:58 ID:XSaeL0DZ
hosyu
玉藻御前とマウでキボーン
前回投下から随分と時間がたってしまいましたが、葉月×リリスを投下します。
最初書いたのが、ぜんぜんエロくならなくて書き直してみたのですが、やっぱりあまりエロくは
ならなかったようです。うーん。
視点がころころと入れ替わるのはわざとですが、わかりづらいかもしれないと思って、タイトル
のところに、どちらの視点なのかを入れてます。
瞳の中の迷宮
--------------------------------------------------------------------------------
「あ〜ん、待ってよぉ! 葉月ぃ、どこ行くのよぅ?」
「うるさい!付いて来るな、リリス!」
葉月は私の静止を振り切って、真夜中の街へ駆け出していってしまった。
私たちはこの世界でイヴの手がかりを見つけ、やっとイヴと思しき少女が住んでいるという、
古びた教会を突き止めた。だけどほんのちょっと遅く、私たちの目の前でこの世界で16年を過ご
したイヴは、光の柱となって次の世界へと旅立っていってしまったのだ。
「まぁ、リリス姉さん。ここは暫く一人にしてあげた方が、よろしぃんとちゃいますか?
どのみち、葉月はんお一人じゃあ次の世界へは行けへんのやし……」
「そんなこと言ったって……。アンタ心配じゃないの?」
「そらぁ心配どす。しかし人生、独りになりたい時だっておますやろ?なにしろ今回みたいにあと
一歩のところで、間に合わんかったっちゅうですな……」
「なぁに判った様なこと言ってるのよ!こんな夜中にカヨワイ女の子が一人で出歩くなんて!」
「カヨワイ……? はぁ……まぁ、その点に関しては特に心配はあらへんと、ワテには思えるンで
すけどなぁ……」
初美……。二度もボクの目の前で、いなくなってしまうなんて。
ボクは村はずれにある、小高い丘の上の木の下で膝を抱えて座っていた。
あともう少し、もうちょっとで再会を果たせた筈の姉は、ソーマを放つ光柱となり、二本目の剣とな
って刺し貫いて、消えていった。
「……お姉ちゃん、ボクは、どうすればいいんだ。あともう少しで、その手を掴めたのに……。
抱きしめられたはずなのに……」
夜が開けて、朝の光が丘を照らし始める。周りにはピンク色の花びらが一面に散らばっていた。
この木、あの時の木に似ている。
一度だけ、ふざけて初美を抱きしめた時の、あの木。
ここは思い出の場所に似ている……。
「初美……」
昨晩からずっと、ボクの背と悲しみを受け止めていた木に顔をよせて、抱きしめるように幹に手を
回した。ぬくもりもやわらかさもない、硬くて冷たい木。
だけど初美を思い出させてくれるものならば、なんでもよかった。すがりたかった。
「葉月ぃ、こんなところにいたんだ」
「……リリス」
「こんなところで、風邪引くわよ?ゆうべだって寝てないんでしょ? ……泣いてるの?」
「いいから、ほっといてくれよ」
「んもう、強情なんだからぁ。いいわ、落ち着いたらでいいから、村に戻って来て。入り口のところ
に、壊れて使われていない宿屋があったでしょ?ごはんとかぁ、あったかいベッドとか、用意して待
ってるから、ね? 元気を蓄えたら、また次の世界へ探しに行きましょ」
「…………」
いつもなら、リリスに言われるまでもなく、すぐに次の世界を目指すところだ。だけど、今はなぜ
かそんな気分になれなかった。ボクはリリスの後姿をぼうっと見送り、また木の根元に膝を抱え
て座り込んでしまった。あきらめ切れない想いが口から漏れる。
「初美、どこへ行ったの……?」
「……リリス姉さん。そりゃあちょっと、マズいんとチャイまっか?絶対バレまっせ」
「大丈夫よぉ、だいたい私とイヴは姉妹なんだから。しゃべらなければ、ばれっこないわよ」
「そうでっしゃろか?ワテには葉月はんの刀で真っ二つになったリリス姉さんの、痛ましい姿が目
に浮かんでくるように、思えてなりまへんわ」
「縁起でもないこと言わないで!アンタは準備が終わったら、私がいいって言うまで絶対にこの
建物にはいっちゃ駄目よ。邪魔なんかされたら、台無しなんだから!」
「はぁ、そうですかぁ? ワテだけいつも除けモンなんて、殺生やなぁ……」
私は葉月から聞いていた"初美"の姿そっくりに変装し、食事とベッドの準備を済ませた。
帽子とマントを取るのはちょっと不安だったけど、結界をはり、図書館世界と同化させているこ
の建物の中ならば、いつもとあまり変わらない力を発揮できるはず。ケンちゃんには無関係の人
間を近づけないための、見張りをしてもらうわ。たまには役に立ってもらわないとネ。
かちゃり、と戸の開く音がした。葉月だわ。落ち着いて、ボロを出したらそれこそ、まっぷたつに
されちゃうかも知れない。ゆっくりと振り返り、にっこりと微笑む。まだ低い朝の光を背に受けて、
ちょっと陰のある凛々しい葉月が立っていた。うわーん、やっぱりヤミ=ヤーマにそっくりぃ〜。
ほら、早くこっちへ来て、リリスちゃんを抱きしめて! 抱きすくめられてもいいように、私は両手を葉月に向かって開いて目を閉じたけど、一向にその気配が…………??
「……リリス、何の真似?」
あちゃー、バれてる?いや、まだよ。即興で覚えた手話で"私は初美よ"とやってみた。
だけど葉月は乱暴に椅子に腰掛けて、突き放すように言った。
「初美の瞳は紅なんだ。だからキミは初美じゃない!」
そういって、テーブルに突っ伏してしまった。うーん、瞳の色までは変えられなかったわ。
「ねぇ、葉月?元気出してよ」
「うるさいな!ほっといてくれって言っただろう!」
抱き起こそうとした私の手を払いながら、葉月が怒鳴った。
私は頭に血が上り、あっと思った時には、もう葉月にビンタしていた。
赤くなった頬に手を当てた葉月の目には、涙がいっぱいにためられていた。
「ゴメン、葉月。だけど、アンタがあんまりワガママ言うから……」
私は葉月を後ろから、そっと抱きしめながら続けた。
「……リリスちゃんねぇ、葉月に元気出して欲しくて、この部屋お掃除したり、料理作ったり、アン
タから聞いたイヴの真似したりして、頑張ったのに……。ちょっとぐらい、付き合ってくれたって、い
いんじゃない?」
「…………」
「確かに、私はアンタのお姉さんじゃないわ。でもね、イヴはこのリリスちゃんの妹なんだから、そ
の妹だっていう葉月は、リリスちゃんの妹でもあるわけじゃない?」
「妹……?」
「そう。そりゃホントのお姉さんじゃないかもしれないけどさぁ……」
"ホントの……"といったところで、葉月がピクンとなったように感じがして、また何かまずいことをい
ってしまったような気がしたけど、かまわず続けた。
「……でもね、私だって葉月のこと好きだし、心配してるのよ?」
「…………」
「だからさぁ、今日はリリスちゃんの妹になってさ、お姉ちゃんに甘えればいいじゃない?」
そういいかけると、葉月は黙って立ち上がり、いきなり服を脱ぎ始めた。
え、え?ちょっと、そりゃ、確かに"甘えればいい"って言ったけど、イキナリそれは……。
わぁ、どうしよう、リリスちゃんドキドキしてきちゃったわぁ……。
やっぱり始めはキスからよね?私が葉月をリードしなきゃ、って思っていたけど、この分だと、私
のほうが受身じゃないと駄目かしら?
ドキドキしながら、葉月を見上げると、来ていたセーラー服を私に差し出しながら言った。
「初美は、そんな服は着てなかった。これを着て」
あぁん、そう来たか。ちょーっと、期待したんだけどなぁ。でも、お楽しみはこの後よね。
下着姿の葉月もステキだけど、あの黄色マンジュウが覗いているとも限らないから、葉月にはパ
ジャマを着てもらった。でも、それって男物だって知ってる?
葉月は時々ちらちらとこちらを伺いながら、黙って料理を機械的に口に運んでいた。まぁ食べな
いよりゃマシだわ。葉月がそっけないのは、今に始まったことじゃないしネ。
うーん、健気なリリスちゃん。
でも〜、無口で無愛想だけど、やっぱりこうしてみると、葉月ってあの人に似ているわぁ。
妄想ににへら〜っとしてると、葉月がじっとこちらを見ているのに気がついた。
「……あ、ゴメン。おかわり?」
「ううん、もういい」
「そう、どうだった?」
「…………」
「あの〜、ちょっとぐらいは『おいしかったー』、とか何とか、言ってくれてもいいんじゃないかと、
リリスちゃんは思うんだけどなぁー?」
「ほっとケ……」
「ぬぁんですってぇっ!!!」
あまりの言葉にキレそうになったけど、うつむいた葉月は、どうやら違うことを言いたいらしい。
「……ホットケーキ」
「え? ああ、ホットケーキね。わかった、今作って……って、アンタ今なんて??」
「ホットケーキ食べたい」
コイツ……、言うに事欠いてホットケーキ? 性悪オデコちゃんのことだ。葉月にもあの、宇宙一
クソまずいホットケーキを食べさせたんだろう。そのホットケーキをワタシにつくらせようっての??
そんなに、イヴがいいんかい?
今度こそ怒鳴りつけてやろうかと思ったけど、葉月が私をからかっているようには見えなかった。
そんな捨てられた子犬みたいな目で見ないでよ、わかったわよ……。まぁいいわ。あとで私だっ
て葉月に、十分にねぎらって貰うんだから!
「……どう?私はイヴと違って料理には自信があるの。だからご期待に添える物じゃないかもし
れないけど、少なくとも、ちゃーんと、食べられるはずよ」
「うん……。初美のホットケーキとは、違う。でも……、おいしい」
「……そう、よかった」
葉月はようやく、素直になってくれた。
「どうしたの、葉月?」
「……なんでもない」
ボクは『寝るのは体をキレイにしてからね』と、リリスに言われるままにシャワーを浴びて、用意さ
れた寝室に入った。ベッドの上には、初美の姿をしたリリスが座っていた。
「そのネグリジェ……。リ、リリスも、一緒に寝るの?」
「寝室の準備ができたのは、この部屋だけで精一杯だったの。私だって寝ていないのよ。
私と一緒じゃ、いや?」
「……ううん。ごめん、リリス。一緒に寝よう」
リリスはボクのために、この壊れた宿屋をきれいにして、食事まで用意して待っててくれたんだ。
一緒に寝るぐらい、なんでもない。それに……、だけど……。
「リリスって、いつも寝るとき、そんなカッコしてたっけ?」
「なあに?まぁこのところずっと、野宿だったもんねぇ。ちゃんとベッドに寝るのは久しぶりかも」
「そう……」
初美にそっくりだ、とボクは思った。瞳の色は違うけれど、いつものウェーブをストレートに変えて
伸ばした、長い黄金色の髪。こめかみのところで飾る赤いリボン。艶々と輝くやわらかそうな唇。
すっきりとした首筋。魅力的という以外に表現のしようのない鎖骨。ふっくらとした大きな胸を強調
するようなネグリジェ。艶かしい曲線の白い腕。細くて、抱きしめたら折れてしまいそうな華奢な腰に、
少し大きめのお尻。細いけれど、すべすべとやわらかそうで、いつまでも撫でていたくなるような、
太もも。つかんだら、二度と離したくなくなるような足首……。
「……どうしたの葉月? 顔赤いよ。お風呂でのぼせた?」
「う、うううん、なんでもない。ちょっと、初美に似てるな、と思って」
「だから言ったでしょ。リリスちゃんとイヴは姉妹だって。でもね、葉月だってよく似ているのよ。
私の大切な人に」
リリスのはにかむような笑顔に、ボクはドキッとした。
「ヤミ……とかって言う人に? 確か前にもリリス、そういってたよね?」
ボクは誘われるように差し出された手を握り、リリスの隣に腰掛けた。
「そう、私の大切な人。ヤミ=ヤーマにね。ふふふ、おかしいよね、私たち。だって、お互いに
一番会いたい人に似ているのよ」
そういいながら、リリスはボクの頬に手を当てる。暖かくてやさしい手……。目を閉じると、初美に
撫でられているような感じがした。リリスが背中に手を回して抱き寄せるのを、ボクは拒まなかった。
人恋しいってこういうことなんだろうか? 柔らかくていい匂いがする。初美みたいだ……。
「リリスはその人を探しているの?」
優しくボクの頭を撫でていたリリスの手が止まる。見るとリリスは、少し悲しそうな顔をしていた。
「……リリス?」
「もう会えないのよ、ヤミ=ヤーマには」
「死んじゃったの?」
「ううん、死んじゃったって言うのとは、ちょっと違うかも。どの世界にもいないけど、どの世界にも
存在してるのよ……」
紫色の瞳が潤んで見えた。やさしく撫でられる背中の感触に、ボクの自然に体が火照り始る。
なんだか考えるのが面倒くさくなってくる。リリスはゆっくりと囁くように、ボクに話しかける。
「葉月の中にもヤミ=ヤーマがいるのよ。だから葉月はヤミ=ヤーマに似ているの」
「よく、わからないよ……」
「葉月は、イヴに……、お姉さんに似ている私のこと、嫌い?」
「ううん、そんなことない」
ずるいよ、リリス。そんな聞き方されたら、答えは決まってる。
「じゃあ、好き?」
「……うん」
「ありがと、葉月ぃ!」
ボクはギュッっと抱きしめられてしまった。
「痛いよリリス」
「リリス、じゃなくてぇ、"お姉ちゃん"って呼んで。いまはあなたのお姉ちゃんなんだから」
「……お姉……ちゃん」
「そうそう。何そんなにテレてるのよぉ?」
「リ、お姉ちゃん。その……胸、はだけてる」
「あら……。でも姉妹なんだから、そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない」
「初美は……、ボクのお姉ちゃんは、そんなにはしたなくない」
「葉月も脱いじゃえば、恥ずかしくないわよ」
リリスは言うなり、ボクのパジャマの胸元に手を入れた。
「や、お姉ちゃん、やめてよ」
「いいじゃない、スキンシップよ」
そういうと、リリスはネグリジェを脱ぎ捨てて下着一枚だけになった。初美そっくりの裸身に、ボク
は目を奪われる。
「さぁ、葉月もそんなもの脱いで!」
どうしてだろう?リリスの目を見ていると、何も考えられなくなる。それにさっきからなんだか体が、
ムズムズするような感じがする。誰かに触って欲しくなるような……。
「キレイね、葉月。いつも刀を振り回している割には、あまり筋肉が付いてないのね。肌もすべす
べして、でも張りがあって、胸もいい形だわ」
パジャマの上は脱がされて、ブラをしていないボクの胸が晒される。リリスがそっと包むように手
で触れる。どうして抵抗できないんだろう? 問うようにリリスの瞳を見つめると、まるで迷宮へ誘う
かのように濃さを増していくように思えた。リリスが何か、能力を使ってるのか?
「……ボクに、何かしたの?」
「そんな目で見ないで。心を痛めている妹を、慰めてあげるのは姉の務めなんだから」
そういいながら、ボクの硬くとがり始めた胸の先にそっと触れる。
「そ、そんなの自分でやるから……×△○!」
「ん?なあにぃ?」
思わず口走った言葉の意味を悟ったリリスが、意地の悪い質問をする。
「いつもは一人でしてるの?」
言えない、初美を思って自分を慰めているなんて事……。
「初美にも……、お姉ちゃんにもしたの?こういうこと」
「さぁ、どうかしらね。でも、素直にしていれば、教えてあげるわ」
私は葉月を後ろから抱きかかえて、成長期の硬さのある張り詰めた胸を、やさしく撫で回してい
た。時折、ワザと触れるか触れないかの微妙なタッチで、膨らみの頂点を指で刺激すると、葉月の
頬の赤みが増し、私の足首を掴む葉月の手の力が弱くなる。
「はぁ、はぁ……んんん〜!」
「我慢しなくてもいいのよ、葉月。この部屋には結界を張っているから、中の声が外に漏れること
はないから」
「だ、だけど……きゃっ!」
私は葉月が私の言葉に気をとられて、窓を向いた隙に、葉月の最も恥ずかしい場所に指を這わ
せた。
「お、お姉ちゃん。そこは……」
「キモチイイでしょ?葉月ぃ。あなた、自分でしたことがあるんでしょう?でなきゃ、こんなに濡れ
たりしないわよ」
透明な糸を引く快感の証を、葉月の目の前にかざすと、身を縮ませる様にイヤイヤをする。
かわいい葉月。いつもこうなら私も嬉しいんだけどな。首筋にキスをしながら、秘裂の頂点をつま
み上げる。 葉月の花園は、あふれる蜜で私の指を濡らしていたので、ぬるんっと若芽が逃げる。
「はぁっん!!」
葉月はビクンと体をのけぞらせたかと思うと、すぐに体重を私に預けてきた。
「イっちゃったの?葉月。気持ちよかった??」
「はぁっ、はぁっ……」
息も絶え絶えに葉月が頷く。今度はリリスちゃんも気持ちよくして欲しいなぁ……。
私は葉月の手をとり、自分の中心に導いた。葉月は意識してやっているのかそうでないのか、溶
けたような表情のまま、指を挿しいれる。中指と薬指を大胆に私の中に入れ、親指で肉芽を刺激し
てくる。それだけならばまだしも、私の膣内に入れた2本の指は、私の最も感じるポイントを的確に
責めはじめた。
「は、葉月ぃ?!」
このコ、どうして……? まさか!
「葉月、前にも……こんなこと、したことがあるの?」
「え……? な、なに? なにか、いった……?」
葉月は、まだ快感の波覚めやらずと言った風に呆けた表情で、でも指だけはしっかりと動かして、
私を高めていく。
「い、いえ……、なんでもないわ。もっと……」
これは、あのオデコちゃんが私にするのと同じだわ。あ……あの小悪魔……、は、葉月に、なんて
ことを……くっ!
予想外の葉月の攻撃が、私の中の何かを急激に熱くたぎらせていく。
いけない、このままじゃ、すぐにイっちゃいそう。ご無沙汰が長すぎたせいかしら?
――薄暗い部屋の中で、2つの白い肉体が絡み合うように蠢いていた。
ぴちゃぴちゃという水音に混じって、時折押し殺したような嬌声が、部屋の壁を震わせる。
溢れてくる涙とともに漏れる溜息が、シーツを濡らすように滴り落ちる。
張り詰めた2人を震わせる、痺れる様なパルスが全身を駆け巡る。
丸みのある豊かな肉体はより艶かしく弛緩し、細くてしなやかな肉体は弾かれる様に緊張し、
お互いを高めあっていた。
互いの秘裂を貪るように舐めあい、飽いては快感の谷間をこすり付けあうようにして抱き合う。
貪るようなキスと探るような舌先が絡み合い、片時も4つの唇が離れることはなかった。
5匹づつのグループに分かれた白蛇が、谷や丘を目指して這い回るたびに、花園からは甘い香りと
蜜があふれ出して、より多くの刺激を求めるように誘う。
「お、ねぇ……ちゃん、ボク……もう、あっ!」
「もう、ちょっと、もうちょっと、我慢……して」
「で、でも、もう……あっ、ああぁっ!!」
「だ、ダメ……、ふぁわぁっっ!!」
気がついたらボクはベッドの上で、かすかな寝息を立てるリリスの隣に寝ていた。
裸で抱き合ったまま意識が無くなった筈なのに、いつの間にかボクにはパジャマが着せられてい
て、リリスも少し寝乱れたネグリジェをまとっていた。リリスが着せてくれたんだろうか?
それとも昨夜のあれは、初美を想う気持ちが見せた夢だったのだろうか?
体を起こしたボクに気がついて、リリスも目を開ける。紫色の瞳が、腑に落ちない表情のボクを
映す。あの時感じたような、迷宮への入り口を思わせるような濃さは、今は無い。
「……ねぇ、葉月ぃ、リリスちゃんのこと嫌いになった?」
「う、ううん。そんなこと無いよ」
「あのね、時々こうして2人で仲良く寝たいなぁって、リリスちゃんは思うんだけど、駄目かなぁ?」
ねだる様な目でボクを見る。お姉ちゃんと言うよりも、なんだか妹みたいだ。
「ねぇ、葉月ぃ……。駄目?」
「いいよ。……たまになら」
「やったぁ!そうと決まったら、次の旅へ出発よ!」
「え?!ちょっ、ちょっと待って、ボクまだ……」
リリスの瞳が再び濃さを増した様な気がしたかと思うと、まばゆい光がボクたちを包み込み、図書館
世界へと連れ戻した。
「さぁて、次はどの本がいいかしらね?」
リリスはいつもの調子を取り戻したかのように、次々と本を物色しはじめる。いつもどおりのリリスに
ボクの頭は少し混乱する。
昨夜のはやっぱり夢だったのだろうか?それとも……?
「さぁ、葉月。次はここよ!」
考えている暇を与えずに、リリスが僕の手を掴んで、開いた本のページに当てると、再び光がボ
クたちを包んだ。
熱気を伴った風がボクたちを撫で、騒がしい虫の鳴き声が聞こえてくる。
人の背丈ほどもある、黄色くて大きな花が咲いている。この世界の季節は夏なのだろう。
今度こそきっと、初美を見つけ出すんだ!
「あっ、いっけなぁい!」
「どうしたの?リリス」
「ケンちゃん、前の世界に忘れてきちゃった……」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゲーム版でのリリスは、幸せな新婚生活を手に入れるというハッピーエンドがあるそうです。
TV版でのリリスは小悪魔的で、気まぐれな面が目立ちますが、ガルガンチュアとの最初の
出会いの時のように、本当は尽くすタイプの女性に違いない!と思いながら前半を書きました。
タイトルは何となくつけてみただけなので、曲のイメージと内容があってない!という突っ込み
はナシにしといてください。
GJ
おお
神が降臨なされた
こんな過疎スレに……(´TωT `)
SSもトリップも素晴らしい!十分得ろかったでつ
リリスが世話女房タイプと言うのも同意。
また書いてくだちい!
神が光臨した!GJ!!
リリス×葉月ってほとんどないからほんと嬉しいです
長い間保守しつつ見てた甲斐があった・・
いや、これは…えちぃな…
おまいら反応早すぎ。なんだかんだで皆毎日覗いてるんだね…良かった良かった。
反応出遅れたorz
いや、読み終わったけどマジで良い。
ツンデレ葉月GJ
なんだかんだで500get!
ほす
>>492さん
遅ればせながら感想を…
リリスが初美に変装して誘惑する、という着想に「上手い!やられた」って感じでつ
そしてあっさりそれを見破ってしまう葉月、という展開にも、それぞれのキャラがよく出てますな。
グッジョブっすよ。
hoshu
504 :
名無しさん@ピンキー:05/03/16 03:36:59 ID:HpsJd4za
ほしゅ
ミナトアゲ
506 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 08:26:34 ID:BkjZlf7C
ファンブック発売するかもage
誰かヤミ帽のゲームのEDの曲名知ってる人いたら教えてください。
保守
保守
保守
ほしゅっ!
リリスちゃん万歳!
514 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 19:55:02 ID:RPhBSayw
あげ
515 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:18:29 ID:3UJq1a8Z
厚揚げ
516 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 06:26:12 ID:QqqxlJj/
UP
517 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 10:15:15 ID:0z7gO50R
あげ
518 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 00:45:00 ID:scEd4rmo
アップ
保守ばかりで悲しい。
神は現れぬものか……?
まだだ!まだ終わらん、いや終れんよ!
521 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 20:56:01 ID:JF37nAKV
葉月を犯したい…
保守の代わりに投下
×月○日 はれのちおおあめ
きょう、ミルカはお昼ねの時間にセイレンを泣かせてしまったの。
ぺりぺりでもないのに、遠くでおそらがゴロゴロというので、ねむれなくってセイレンの
お部屋へ行ったの。そしたら、セイレンはベッドの上でうしろを向いて、なんだかコワいも
のを見たときみたいに、『んっんっ』って小さな声でうなされていたの。
ミルカはセイレンも、やっぱりゴロゴロがコワいのかな?と思ったの。だからおどろかせ
ないように、そうっと近づいて頭をなでてなぐさめてあげようって思ったの。だけど、ようす
がおかしいのでじっと見ていたら、セイレンは、おむねを手でいっしょうけんめい、ぎゅっ、
ぎゅっ、ってしたり、おなかの下のほうをさすったり、それにときどき苦しそうな声をあげた
りしていたの。ミルカはセイレンが何か悪いものを食べちゃったのかと思って、とっても心
配になって『セイレン大丈夫?くるしいの?』っていったら、セイレンはベッドから飛び上が
るほどびっくりして、こっちを見たの。そしたらセイレンは、お顔がまっかになって今にも泣
きそうなほどだったの。そして『何でもありません、おねがいだからひとりにしてください』
っていうの。ミルカはそんなセイレンが、かわいそうになって悲しくなったから、セイレンの
そばまで行って『どこかいたいのなら、ミルカがさすってあげるから、泣かないで』って言
ったの。そしたらセイレンはあわてて『ミルカさまにはまだ早すぎます!』って言って、に
げようとしたの。ミルカはセイレンの言ってることがわからなかったから『どうして早すぎ
るの?』って聞いたら、セイレンは赤くなったお顔が、もっと赤くなって、『お願いですから、
今はひとりにしてください』って毛布を頭からかぶって泣いてしまったの。
夕ごはんの時に、『昼間はごめんなさい。もうおなかはイタくない?』っていったら、ま
たまたセイレンのお顔がまっかになって、『これからは部屋に入る時は必ずノックをして
からにお願いします』ってコワい声でおこられてしまったの。
セイレンごめんなさい。きょうミルカは悪いコでした。
523 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 20:17:48 ID:434ofPYh
↑絵日記みたいなのを想像してしまった
524 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 23:20:56 ID:shPlC1ro
521は初美
526 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 03:05:50 ID:Ob/blvgg
あげ
527 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 06:04:29 ID:CF6TLgBk
葉月凌辱希望
葉月を犯せるのは初美かリリスちゃんだけ。
>>529 うむ
・・そうだな、それ以外ってあんまりぱっとしないかな
531 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 01:54:41 ID:cYis5E18
ガルガンチュアによる葉月陵辱はないのかな・・・
↑ガルなら凌辱はリリスを希望
それは(間接的だが)原作にあるから却下。
まぁヤミになったガルが狩人使ってやっただけだから、あれは含まんのかも知れんが。
534 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:03:15 ID:312zRTtZ
葉月が【男】に凌辱されるのを希望
536 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 01:40:10 ID:WglqLLFd
蓉子エロス
男女モノは他のありふれた話で十分。
葉月の存在があればこそ女が女を好きになるこの世界が映える。
540 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 04:35:21 ID:FcwNQRYp
あげ
ほす
| ゚ヮ゚)っ [葉月エロSS]
ボク、東葉月とリリス、ケンちゃんの初美(イブ)を探す旅はまだ続いている。
今回入った世界はまるでボクのいた世界のヨーロッパの様な街だった。
と言ってもビルも自動車も見かけないこの世界は、ボクにとっての「現代」より古い時代に近い。
そんな世界のとある街、人でにぎわう市場の通りをボクは歩いていた。
ボクは横をフワフワと浮いている黄色い羽玉に話しかける。
「…で、リリスはどこへ行っちゃったの?」
「さて? さっき、あっ面白そうな物があるー、とか言って人混みの中に入って行って、
それからどうした物やら」
「ま、いいけど。最初からアテにはしてないし」
「イブの嬢さん以外の人には、ほんま冷たいお人やなー」
「別にリリスの事を嫌っているわけじゃないよ。変な奴だけど悪い奴では……、あっ!」
「て、急にどないしたんや。姉さんっ!」
驚くケンちゃんの言葉を無視してボクは走り出す。
その足が一軒の店の前で止まった。
「なんや、ただの画材屋やないですか。画廊も兼ねとるみたいやけど」
「この絵……」
「え? ぬむーっ!? この絵はイブの嬢さん!」
店頭に飾られていた絵。
それは似ているなどというレベルの物ではなく、間違いなく初美を描いた物だった。
やっぱり初美はこの世界に来ていた。いや、今もいるかも知れないんだ!
「この絵を描いた人の事、聞いてくる!」
そう言い残すとボクは店の中に入って行った。
まるで殴り込みの様な勢いで店に入ってきたボクにおびえたのか、画廊の主人はすぐには絵を描いた人物について話してはくれなかった。
しかしケンちゃんが
「いや、そうビビらんといて。わいらはあの店先に飾ってある絵を買いたいんや。
なに? あれは売れないて。ならあの絵の作者のモンは他にはないんかい? それもないやて?
だったら作者に直接当たってみるから教えてえな。
いや、怪しいモンやないから安心してや。
このご時世に持ってなくても生活に困らん絵画を買おうなんて奇特な人間は大切にしといた方が、
あとあとの商いの為にも得やでー」
とか何とか言いくるめて画家の事を聞き出してくれた。
ボクとしては人語を話すオカメインコに動じない主人が、日本刀を持った女子中学生におびえるのが
納得いかなかったが、今はそんな事にはかまっていられない。
ボクたちは教えられた画家の家へ行った。
街の喧噪を避けたのか、そこは街の外れの静かな一帯だ。
絵描きの家は日本人のボクには大きく感じられたが、欧米人の感覚では普通と思えるかもしれない、
そんな規模だった。
その家の玄関前に立って、ボクははやる気持ちをなんとか落ち着かせようと努力する。
前もって連絡せずに、いきなり訪問しては気を悪くさせてしまうかも知れないが、正直ボクには
そこまで考える余裕はなかった。
ボクの呼びかけに応じてドアから顔をのぞかせた画家は、想像していたよりも高齢に見える。
その容貌から察するに、もう70歳を越えているかも知れない。
「あの、街の画廊であなたの絵を見てきたんですけど、モデルの女の子について…、そうだ!」
ボクはポケットの中から携帯電話を取り出すと、二つに折り畳まれたそれを開いて待ち受け画面を
画家に見せた。
「この女の子について、あなたが何か知っていたら、教えてほしいんです!」
「ほう、あなたは彼女の縁者ですか。ま、とりあえず家の中にお入りください」
画家の家に招かれたボクとケンちゃんだったが、そこで聞かされた彼の話は
ボクを喜ばせる物ではなかった。
「あの絵は私がまだ二十代の頃、もう五十年も前に描いた物です」
五十年前……
「そんな……」
「イブの嬢さんは一つの世界に十六年しかいられへん。五十年前に描かれた絵のモデルをやっていた
嬢さんが、今、この世界にいるはずがないわなー」
失望の色をあからさまに浮かべたボクに、画家の老人は自分が悪いわけでもないのに
申し訳なさそうな顔をする。
しばらくその場を重苦しい空気が支配した。
その雰囲気を発しているのはボクなんだけど。
「私にとっては久しぶりのお客だ。せっかくだし、彼女を描いた絵を見てもらえるかな?」
「はい……」
この世界にいた初美を見る。それはせめてものなぐさめになるかも知れない。
ボクは彼の提案を受け入れた。
ボクたちが案内されたのはミニ画廊のような部屋だった。
個人の家に画廊というのは贅沢な気もするが、やたらと部屋数が多い豪邸というわけではなく、
一人で住んでいるから部屋が余っているというだけのようだ。
先に部屋に入った絵描きの老人が北向きの壁にある大きな窓を開けた。
北向きといってもまだ昼間なので窓を開けたことによって一気に室内が明るくなった。
そこでボクはやっと部屋の様子をはっきりと知ることができるようになる。
窓のある側以外の三方の壁に絵がかけられている。
絵が傷むのをふせぐためだろう、絵は一枚一枚白い布で覆われていた。
老人がその布を外していく。
彼の行動をぼんやりと追っていたボクの目がある一点に止まった。
ひとつ、特に大きい絵があり、その前に小さな円形のテーブルが置いてある。
そしてその上にリンゴが一個乗っているのだ。
この部屋には明らかに場違いな物。
しかも奇妙なのは、リンゴには一口食べた跡があった。
食べかけにもかかわらず、それが不潔に見えないのは、口をつけた所がみずみずしいからだろう。
まるで今、目の前で一口かじって、テーブルの上に置いた様にしか見えない。
その時のボクは深く考えず、ボクたちが訪問する前に老人がここでリンゴを食べていたのだと
単純に思った。
でも皮のないリンゴという物はすぐに酸化して茶色になってしまう。
ボクたちが来る前に食べていたのなら、話をしている間に食べた所が変色を始めているはずだ。
なにより、今ボクたちが案内されてやってくるまで、この部屋には長い間、人が入った気配がなかった。
その不自然さに気がつく前に、一番大きな絵の覆いが取り除かれた。
「あ……」
その絵を見た時、ボクは小さな声をあげていた。
それは聖書の物語に題材をとった絵だった。
まだ楽園にいた頃の「アダムとイブ」のイブが蛇にそそのかされ禁断の果実を口にしようとしている場面。
知恵の実(知識の実)を食べる前の彼女には恥という概念がなく、当然生まれたままの姿をさらしている。
そのリンゴを手にしたイブの容姿は――初美だった。
絵の中でアダムとイブのイブとして描かれているのは、リリスの妹であり、ヤミ=ヤーマが作った
二人目の女性のイブだ。
それは偶然なのか、それとも画家の本能がモデルの少女の本質を「イブ」だと見抜いたのか……
キャンバスの中で微笑む裸身の初美から目が離せなくなったボクの口から
世界中でもっとも大切な人の名前があふれ出た。
「初美…、はつみぃ……」
その時、絵に異変が起きた。
「?」
最初は気のせいかと思うくらいわずかな、しかしすぐにそれははっきりとしたものに変わる。
イブの絵が緑色の光を放ち始めたのだ。
「絵が、光ってる!」
「絵だけじゃあらへん。葉月はんの刀もまるで絵に呼応するように光だし始めましたで!」
困惑するボクに、そばにいたケンちゃんが驚きの声をかける。
「この光……、初美が消えた時と同じ、ソーマの輝きだ!」
「あああ、絵と刀だけじゃなく、葉月はんの体までソーマを放ち始めた。何が起きとるんや!」
「体が、体が動かない……」
「……! ………!」
ケンちゃんが何かを言っている。
けれどボクの意識は急速に薄れていき、彼の言葉を理解することはできなかった。
「あ、れ……?」
気がつくとボクは見た覚えのある部屋の中にいた。
ぼんやりとあたりを見回す。
そうか、なんのことはない、もう何年もすごした自分の部屋だ。
でもどうしたんだろう。自分が今まで何をしていたのか思い出せない。
その時、背後から誰かがボクのセーラー服のすそを引っ張った。
反射的に後ろを振り返ったボクの目に入ったのは、ボクとは違う学校の制服を着た小柄な一人の女性。
「初美……」
初美の穏やかな瞳が「どうしたの? 葉月ちゃん」と語りかけてくる。
「なんだか、ぼぉっとしちゃって……、ボク何をやろうとしてたんだっけ?」
そんな間の抜けた事を言うボクに対して初美は小さくクスッと笑って……
服を脱ぎ始めた。
「は、初美…?」
初美は驚くボクを気にもとめずに、セーラー服を当たり前の様に脱いでいく。
どういうつもりなのか計りかねているボクの目の前で、彼女はブラジャーとショーツだけの姿に
なってしまった。
そして両手を背中に回してブラのホックを外し、肩ひもを腕から抜いていく。
「な、な、何をしているのっ、初美っ!」
あわてるボクの顔を初美が不思議そうに見つめる。
(どうしたの? 葉月ちゃん。早く始めましょうよ)
初美の目がそう言っている。
始めるって、一体何を……?
なおもきょとんとした表情の初美は、ボクの横を指さした。
「え……?」
初美の指し示す所にはイーゼルに乗ったキャンバスがある。
しかもボクの足下には使い込まれた様子の画材一式まで。
こんな物、さっき部屋を見渡した時、あっただろうか?
そのキャンバスを見てみると、アダムとイブのイブが書きかけになっていた。
そのイブの容姿は初美を模している。
つまり誰かが裸の初美をモデルにして、イブの絵を描いていたという事になる。
そしてこの状況から察するに、絵を描いていたのはボクらしい。
しかしボクはこんな絵を描いていただろうか?
そもそもボクに絵の才能なんてあっただろうか?
いや、ボクが初美をモデルにしてこの絵を描いた記憶が……あるような気もする。
確かにボクが初美を見てこの絵を描いていたのならば、彼女が裸になるのは何もおかしい事ではない。
何か釈然としない物を感じながらも、ボクはこの状況下にもっとも合った言葉を口にする。
「そう…だね。ボクは絵を描こうとしていたんだ……、じゃあ、またモデルをお願いするよ」
その言葉に初美はニッコリ微笑むと、脱ぎかけのブラジャーを体から外し、
最後に残ったショーツも足から抜いて、きちんと畳まれた服の上に重ねた。
何も身につけてない初美が壁際に寄せてあった小さな円形のテーブルを部屋の中央に持ってくる。
そのテーブルの上にはリンゴが一個、乗っていた。
初美はその赤い果実を持って、少しおどけたようにそれを高く掲げる。
なるほど、アダムとイブの話にはリンゴは付き物だ。
つまりリンゴは初美がイブになりきるための小道具ということらしい。
けれどボクの心はそんな演出どころではなかった。
今、初美がボクの目の前にいる。
その美しい体に何ひとつ衣類をまとわない裸の初美が……
ボクは初美をモデルにして絵を描き始めた。
椅子に座っている初美は生まれたままの姿
――の上に真っ白なシーツを一枚、まとっている。
いざ全裸の初美を前にして絵を描こうとしたら、ボクはどうしていいかわからなくなってしまったのだ。
軽い混乱状態に陥ったボクは苦しまぎれにこんな事を言ってしまった。
「あ、あ、あの。今日は気分転換に別の絵を描こうと思うんだ。
だから初美は椅子に座って、そ…、そのっ!」
しどろもどろになりながらそこまで言うと、ボクはベットの上のシーツを引き剥がして初美の裸身にかけた。
「うん、今日はこの姿を描こうと思う。いいかな?」
そんな不自然なボクの態度を不思議そうに見ていた初美だったが、絵を描く側のボクがそう言い出した
以上、彼女に拒む理由はなかった。
そうしたやりとりの結果、今、初美は純白のシーツをまとってボクの前に座っている。
それにしてもボクはなんて意気地がないんだろう。
絵のモデルという大義名分があれば、いくら初美の裸を見つめたって何もおかしい事はない。
こんなチャンスを与えられながら、いざとなると怖じ気づいて自分から機会を放棄してしまうなんて、
なんてバカなんだ。
しかも潔くキッパリとあきらめて服を着てもらうならまだしも、裸にシーツ一枚なんてどっちつかずの
妥協案を出すなんて未練たらしいったらありゃしない。
そんな自己嫌悪にさいなまされながら、ボクは鉛筆を走らせた。
とにかく真面目に絵を描かなければ快く協力してくれている初美に申し訳がない。
ボクは雑念を切り捨てて、絵に気持ちを集中させようとした。
「ん? 初美、少し頭が下がってきてるよ。ちょっと上げてくれないか」
ボクはそう話しかけたが初美は下を向いたまま、応えてくれない。
もしかしてボクのよこしまな胸の内に気がついて気分を害したのでは、と不安になって、恐る恐る
初美に近づいていった。
「…って、眠ってる」
ボクが彼女に見とれている間にそんなに長い時間がたってしまったのだろうかと時計を見てみると、
絵を描き始めてからまだ十分もたっていない。
「…………」
ボクはなんだか脱力してしまい、大きく息を吐いた。
ここまでボクの前で無警戒になれるなら本当にオールヌードでモデルをやってもらっても
よかったかも。
そんな図々しい気持ちが湧いてきた。
気が抜けてしまったボクは何をするでもなく、床の上にしゃがんで初美の安らかな寝顔を見つめ続けた。
長いまつ毛、柔らかそうな頬、つややかな唇……
真面目に絵を描かなくてはモデルをしてくれている初美に申し訳がないと思って振り払ったはずの邪念
がまた戻って来た。
初美。初美はどうしてそんなに無防備でいられるのさ?
今、すぐ目の前にいるボクは初美が欲しくて欲しくて、頭がおかしくなりそうなくらい乾いているのに。
こんなにもつらい思いを強いるんだから、初美はボクに何かつぐないをしてくれてもいいよね。
ボクは息を殺して自分の顔を初美のそれに近づける。
ボクの頬の産毛に寝息が当たるくらい二人の顔が接近した。
違う。悪いのは初美じゃない。ボクだ。
でも……
でも…、もう我慢できないんだ。
ごめんね…初美。ごめんね……
二人の唇が重なる……
と思った瞬間、初美の体を覆っていたシーツが肌の上を滑って床へ落ちた。
「!!!」
そのあまりにもなタイミングに、ボクは感電した様に後ろへと飛び退いた。
「はーっ、はーっ」
極度の緊張から解放されて肩で息をするボクの意識が一気に現実へと引き戻される。
ボクは今、何をしようとしていたんだ。
もしキスをしている最中に初美が目を覚ましたら言い訳なんてできないじゃないか。
これまでかろうじて保って来た「仲のいい姉妹」という関係さえ壊れてしまう。
ボクは大きく息を吐き出すと思考を切り替えようとした。
寝顔でもいい、とにかく初美の絵を描こう。
床に広がったシーツをつかんだボクは、それを彼女にかけてあげようと顔を上げた。
そのボクの視界に飛び込んできたのは一糸まとわぬ初美の裸だった。
一瞬、ボクの呼吸が止まった。
いや、元々裸の上にシーツ一枚をまとっていただけの状態で、それが脱げたんだから全裸になるのは
当然だ。
一引く一がゼロになっただけだ。なにも驚く事じゃない。
驚く事じゃないけど……
ボクの魂は愛しい人のなまめかしい肢体を前にして金縛りになっていた。
ああ…、だめだよ。やっぱりボクは初美が欲しい……
心だけじゃなく、体も自分の物にしたい……
ボクの前に無防備に晒されている体に触れたい。
肌を重ねて、ぬくもりを感じたい。
薄紅色の乳首にキスをしたい。
薄くつつましやかな下腹部の茂みに指をからめて手触りを確かめたい。
好きだよ。好きだよ、初美!
初美を想う気持ちがあふれて、もう止める事ができない。
この想いを初美にぶつけることなく静めるには自分自身で受け止めるしかなかった。
「はつ…、みぃ……」
相手に聞こえないくらい小さな声でその人の名前を呼ぶと、ボクはそっと右手をスカートの下に
忍ばせた。
「んっ…、くふぅ……」
ショーツの上から体の中心にそって、指を縦に動かすと切ない吐息がこぼれる。
さっき初美にかけようとしたシーツがひざの上にかかっているので、その下で指がどう動いているか、
外からは見えない――はず。
「初美…、好きなんだ。もう妹としての〈好き〉じゃいられないよ。ボクはこれからどうしたらいいんだ……」
ボクの指が染みの浮かび上がった下着の真ん中を上下にこする。
熱く火照った肉の溝に布がめりこんで来てじゃまくさい。
ボクは下着のわきから指を潜りこませると、湧き出るしずくに濡れた割れ目を直接なでさすった。
「う、うぅ……」
頬を上気させ、とろけた様な瞳を初美に向ける。
ボリュームのある形のいい胸。
かわいらしく窪んだへそ。
その下に息づく淡い茂みと、いつもは隠された女の部分。
ボクは視線で初美を犯した。
眠っている初美はボクがどんなに不躾な視線を送っても逃げる事ができない。
拒絶も抵抗もできない初美は拘束されている。
ボクは身動きの封じられた初美を犯す。
実際には目が覚めただけで解けてしまう、シャボン玉でできた檻のような、
はかない「拘束」だけど……
それでも今はボクの視姦に対して初美はされるがままになるしかないんだ。
ボクの指はスリットの始まる部分で固くなりだしている小さな器官に移動していく。
クリトリスを覆う包皮を剥いてむきだしにすると、そこを指の腹で柔らかくこする。
「あっ、ああ……」
少し指で愛撫しただけで、一番敏感な部分は充血し、固く膨れ上がった。
体の奥からあふれてくる物を指にからめては、こねまわすようにそこを刺激する。
ここを初美の唇で吸われたらどんなに気持ちがいいだろう。
初美がボクのクリトリスにキスをする……。舌の先で転がす……
目の前の姉の唇を見つめながら、ボクはそんな妄想にひたる。
ボクはクリトリスをいじっているのとは反対側の手を、服のすそから内側へもぐり込ませ、
ブラジャー越しに乳房を揉みしだいた。
「ん、んん……」
いくら口をつぐんでも、いやらしい声が漏れてしまう。
シーツの下で指を動かしている程度ならまだしも、ここまで来ればボクが何をしているかは
傍目にも明らかだろう。
ブラの布越しに指先で乳首をつまんで、ひねる様にいじる。
するとクリトリスの時と同様に、ちょっとした刺激を受けただけでその部分は反応し、とがっていった。
全身の性感帯のすべてが、いつもよりずっと過敏になっているのがわかる。
すでにショーツは縦の割れ目からしたたる滴でぐっしょりと濡れて、肌に貼りついていた。
濡れた衣類が肌にまとわりつくうっとしさを感じたボクはためらいなく下着を脱ぎ、丸めてポケットに
押し込んだ。
さえぎる物のなくなった肉の裂け目を、そろえた指であらためてこする。
「はぁ、はぁ……」
初美を想ってオナニーをするのは初めてじゃないけれど、本人の裸を目の前にしてするそれは
息をするのを忘れてしまうくらい自分を失わせた。
もしかしたらボクは初美の肌からかすかに立ち上る甘い匂いに酔っているのかも知れない。
理性が麻痺してしまったボクは指先を少し膣の内側に入れてみた。
以前、オナニーの時、試しに指を入れてみた際に痛みが走ったため、それ以来怖くなってもっぱらクリトリスと陰唇を
こするやり方で悦びを引き出していたのに、なぜか今のボクは怖いとは思わなかった。
まだ異性を経験した事のない体の内側へとボクの指が入っていく。
キツい……。でも痛くはない……。
痛みが来ないことに安心したボクはそこでいったん指の侵入を止めた。
でもテンションは下げないように、その分胸への刺激を強める。
もう一方の手でセーラーの下のブラを思い切りたくし上げ、直接胸を揉みしだいた。
「う……、ふぅ……」
ボクは快感に潤んだ瞳で初美の下腹部を見つめた。
髪の毛と同じ薄い色の縮れ毛がなだらかな丘を飾っている。
触りたい……。あの栗色の茂みとボクの漆黒の草むらを重ねてこすれ合わせたい。
最初はヘアとヘアがこすれてシャリ、シャリと音を立てているけれど、やがて互いの奥底からあふれて
くる体液に濡れたそれは、おどろに乱れてぺったりと肌に貼りつく。
そんな幻影にひたりながらボクは指を使い続けた。
「ああぁ……」
肉のヒダが何層にも重なる膣の中をボクの指がかきまわす。
濡れた指先と粘膜がこすれ合ってクチュクチュといやらしい水音を立てている。
そんな破廉恥な物音がなおさらボクの情欲をかき立てた。
ボクは視線の先を初美の恥毛からさらにその下へと移す。
一緒に入浴したことのあるボクでも、さすがにその部分をまじまじと見つめたことはない。
女性のもっとも秘められた場所。
眠っている初美のそこは当然ではあるけれど、発情しきって生々しく開花しているボクのそことは違い、
つつましく口を閉ざしている。
その部分は聖域と呼んでもおかしくないくらい涼しげなたたずまいを見せているけど、それがボクに
エゴイスティックなイラだちを起こさせた。
ボクはこうして初美を抱きしめたいという衝動を必死に抑えている。
初美を犯したいという欲望をかろうじてこらえている。
それなのに、初美はこんなに安らかに眠っている。
不公平だ。
初美はズルいよ。
恋が「こんなにあなたを愛しているから、あなたもその分私を愛してほしい」という物ではないと
わかってはいる。
けれど、答えが出ないまま日に日に想いがつのっていくのは苦しいよ。
初美の股間を縦に割って走る裂け目を見つめながら、ボクは指を激しく使った。
初美のそこにキスをしたい。
唇を寄せて舌であふれる滴をすすって初美に甘い声を上げさせたい。
妄想の中でボクは唇と舌で初美の全身を愛した。
ボクは指を人差し指と中指の二本に増やして膣の内部をえぐった。
いつもだったら痛みが生じるのを恐れてできないくらい激しく指を踊らせる。
「あっ、ああ……」
今、もし初美が目を覚ましたら当然ボクが何をしているか気がつくだろう。
初美に見られたら…そう思うと一段と興奮が高まる。
倒錯した気持ちにかられたボクは、ひざの上のシーツをどけ、スカートを大きくめくりあげて、
下半身をむき出しにした。
そしてわざと二本の指をずっぽりとくわえ込んだ秘所が初美の位置から丸見えになるようにする。
「はぁ、はぁ、初美……、ボクを見て……」
さっきまで初美を視姦していたボクが、今は初美の目で犯される自分を思い浮かべて
オナニーにふけった。
ボクは胸をまさぐっていた左手を股間へと移動させると、下半身を濡らしている粘液を指先に塗った。
そしてぬめる指で、充血し固く膨らんだクリトリスの表面を軽いタッチでくすぐる。
「あ、あぁ……」
そこから広がる切なく甘い感覚に、ボクの体がのけぞった。
「んっ!」
すると体を動かした拍子に、今度はセーラー服の裏地と尖りきった胸の先がこすれて、
そこから新しい愉悦が生まれる。
手が使えなくとも胸に快感を与えることができると知ったボクは、いやらしく上体を揺らして
布と乳首を摩擦させながら、右の指でねばっこく膣の中をこね回し、左の指で陰核に小刻みにバイブレーションを加えた。
「あ…、あぁ、初美…、ボク……、もう……」
ボクの潤んだその部分が、くわえこんだ指先をキュウッと締め付ける。
つきる事なくあふれ出るしたたりは太モモの内側を伝って流れ落ち、制服のスカートのお尻の部分に
染みを作っていた。
「初美…、初美、ずっとボクのそばにいて……、あ、あぁ、ダメ、もう、イッちゃ……、
ん、んんっ!、くううう――――っ!」
こみ上げてくる快感に押し上げられ、それでも大きな声を出すことだけはこらえて、
ボクは絶頂へと昇りつめた。
体が反り返り、断続的にビク、ビクッと震える。
「は…、つ、みぃ…………」
全身を包むエクスタシーの甘い余韻に包まれながら、ボクはかすれた声で大好きな人の名前を呼んだ。
やがて静かに絶頂の残響が収まっていく……
硬直した筋肉が弛緩して、浮き上がった腰が床に落ちる。
ヒクヒクとうごめく薄紅色の肉ヒダの合わせ目から、粘っこい悦びの反応がトプッとこぼれ出てお尻の間を流れていった。
「はぁ…………」
このまま、もう少しだけ……
ボクは床の上に横になって、行為の後の気だるさにひたり続けた。
「…………ん」
「おはよう、初美。よく寝ていたね」
初美はゆっくりと頭を上げて、ぼんやりとボクを見た。
そしてやっと自分がモデルをしている最中にいねむりをしていた事に気づくと、少し照れたように笑った。
そう、だね……
ボクは初美のその笑顔を見ていたいんだ。
だから今は君と一緒にいられることで満足しよう。
ボクは初美が目覚めるよりも早く平静を取り戻していた。
乱れた着衣を整え、自慰の痕跡を消し、何事もなかったような顔をしているボクに、
初美は自分が寝ている間に何があったのか知る由もない。
初美はテーブルの上に置いてあったリンゴを手に取ると、それを一口かじった。
「おいしそうなリンゴだね。ボクにもくれないかな?」
しかし初美は両手でリンゴを包むと、軽く目を閉じて首を横に振った。
「えっ? どうして? なんでボクはリンゴを食べちゃダメなの?」
困惑しているボクの問いには答えず、初美はいつもの天使の様な微笑みを返してくるだけだった。
「初美…? は、つ…………」
その時、ボクの意識は急速に薄れていった。
「えっ?」
気がつくとボクはあの画家の家の中にいた。
初美! 初美はどこに?
何が起きたのか困惑しながら周りを見回すが、視界にはあの絵描きの老人とケンちゃんがいるだけだ。
「夢を見てた……?」
しかし夢と言うにはあまりにも生々しく、現実味があった。
ボクの様子を見た老画家が尋ねてくる。
「どうか、しましたか?」
「あの…、ボク、どのくらいの間、ボーッとしていました?」
「さて、5、6秒くらいでしょうか」
「そんなに短い時間?」
「そや、葉月はんを含めた四つの物がソーマを放ち始めたと思ったら、すぐにそれは収まって
結局なんも起きんかった。もっともそこのじいさんはソーマの光さえ気がつかんかったみたいやが」
ケンちゃんが最後の一言をボクにだけ聞こえるように小さな声でそえる。
目の前にはイブの絵が置いてある。
確か、あの時この絵が緑色の光、イブのソーマを放ち、
ボクの刀がそれに呼応する様に光り出して…、そして……
ボクはあることを思いついて老人に尋ねた。
「あの……、もしかしてこのモデルの女の子が16歳になって消えた瞬間、彼女はこの絵の前に
いたんじゃないですか?」
「おや、よくわかりますね。その通りです」
やっぱり……。この絵にはイブのソーマが吸収されている。
そうか。さっきの体験はボクとこの絵、イブのソーマを吸収した二つの物が共鳴し、互いの記憶が
混ざり合って生まれた幻だったんだ。
絵に記憶があるというのもおかしな話だけど、イブのソーマを吸った物なら何があっても
不思議じゃない。
そして記憶が混ざり合ったと言っても均一じゃなくて、マーブル模様のように、ある部分は
ボクの記憶が強く反映され、別のある部分では絵の記憶が投影された。
今の幻に現れたのがボクの知っている初美だったにもかかわらず、普通に絵のモデルとしてふるまい、
ためらいなくヌードになったという不自然さは、初美とモデルの少女、二つのイブがまざって一人に
なっていたからなんだろう。
ボクはふと、さっきのケンちゃんの言葉に違和感を覚えた。
「四つの物?」
イブのソーマを発した四つの物。
ボクの体と、刀と、絵と…、あと一つは何だろう?
そんなボクの目に、小さなテーブルの上に置かれたリンゴが入った。
それは絵を見る前、不思議に思ったかじりかけのリンゴだ。
「このリンゴ、もしかして……」
「16歳になった彼女が消えた時、絵と一緒にその場にあった物です。不思議な事に何十年たっても
しなびる事も腐る事もない…」
絵描きの老人がボクの疑問に答えてくれた。
「そう……」
イブのソーマを吸収したリンゴ……
ボクはその赤い実を手に取った。
それにしても幻の中で、どうして初美はボクがリンゴを食べることを拒んだのだろうか?
聖書に伝わるアダムとイブの話と、現実(?)のヤミ=ヤーマとイブの話には違う所が多いようだけど、
似ている部分もいくつかある。
アダムとイブにとってリンゴが禁断の実だった様に、
イブである初美にとっても近い意味があるのかも知れない。
だから初美はボクにリンゴを食べさせなかったのだろうか?
そうかも知れない。
今になって振り返ってみると、ボクと一緒にいた頃の初美は時々そんなことを考えていたんじゃ
ないだろうか。
16歳になったら消えてしまうのがわかっているから、ボクがあまり初美に深入りしないように
振る舞っていたふしがある。
だけど……
ボクはそっと目を閉じると、数十年たってもみずみずしさを失わない果実に残る初美の歯の跡に唇をつける。
幻の中で、あのリンゴに口をつけることが罪であり、初美がボクに罪を犯させまいとして、
それを止めようとしたのかもしれないけれど……
ボクは初美のために罪を犯すことなんて少しも怖くはないんだ。
そして罪を犯したことで罰を受けるのも怖くはない。
だってどれほど過酷な罰であっても、ボクにとって初美がいない世界で生きる以上に苦しい罰はないのだから。
だからボクは罪を犯すことも、罰を受けることも怖くない……
突然の訪問のおわびと、話を聞かせてくれた事へのお礼を言って、老画家の家を後にしたボク達は、
リリスとはぐれた市場の近くで彼女を見つけた。
「もーっ! 葉月もケンちゃんも二人だけで勝手にどっかへ行っちゃって!
リリスちゃんに冷たすぎーっ。プンプンッ !!」
「しょうがないだろ。先にフラフラと姿を消したのはリリスの方なんだから」
そういえば……。
ボクにとって一番つらいのは初美がいなくなることだけど、リリスはヤミ=ヤーマと離れて
何万年、何百万年とすごしてきたんだっけ。
その間彼女は何を感じ、何を思ってきたんだろう。
それを想像した時、ボクは柄にもなく切ない気持ちになった。
リリスがボクにまとわりついてくるのも、ボクの中にヤミ=ヤーマの面影を追ってのことだ。
だったら、ボクがヤミ=ヤーマを失ったリリスにできる事って……
「リリス……」
「何よぉーっ?」
「市場を抜けて行くんなら、また人混みではぐれるかも知れない。その間だけ手をつないで行こう」
「葉月……? ホントォーッ! リリスちゃん、うっれしーい! つなご、つなご、手をつなご!
それで、足もからめて! 唇も重ねてーっ!」
「な、なんで抱きついてくるんだ! これじゃ歩けないじゃないかっ!」
「んもー、じゃけんにしちゃイヤイヤ。せっかく葉月がリリスちゃんの愛を受け入れる気になったって
言うのにーっ」
「やっぱりボクは一人で歩く。はなしてくれ!」
「はなさなーい。だってリリスちゃんと一緒じゃないと葉月は次の本の世界には行けないもんねー」
「やれやれ、にぎやかな旅は、まだまだ続きそうでんなぁ〜」
ボクはさっきの夢を思い返しながら自分に問いかけてみる。
あの幻の中に居続けることができたら、それは幸せなのだろうか、と。
確かにそれは求めてやまない初美との暮らしだ。
だけどボクの記憶の中にある初美を再現したものにすぎない。
さしずめ過去に録画した映像を再生している様な物だ。
でもボクが欲しいのは「過去」じゃない。
初美と暮らす「今」であり、初美と生きる「これから」だ。
だからボクは本当の初美を探して旅を続ける。
この本の世界をめぐる長い旅を。
【END】
ビジュアルコレクション発売記念!……のつもりで書いたのに一週間も遅くなってしまいました。
ところで本当は絵を描く時に、葉月が汚れてもいい格好でなく、セーラー服を着てるのは不自然なんですが、
やっぱり葉月のビジュアルを思い浮かべる時に真っ先に出てくるのは
セーラー服姿だという人がほとんどと思うので、その辺のウソはご勘弁を。
>>567 ん〜〜,イブの力(ソーマ)を浴びたことで,葉月が超人的とも言える身体能力(ガルガンチュアと
同様に不老長寿も?)を得たように,其の時,着ていたセーラー服もソーマで強化されたのでは?
そう考えないと,TV版でアレだけ派手なアクションをしたのに,傷一つ無いってのは説明が……。
おお、GJ!! 堪能させていただきました〜。
GJ!
ストーリーが良く考えられていますね。
イブ=初美を象徴する、刀(ペーパナイフ)、肖像画、リンゴの扱いが良かったと思います。
でも葉月は結局、本物には合えなかったのね・゚・(ノД`)・゚・。
詳しく
特にシチュエーションを
ゲーム版はプレイしてないから、わからない… (´・ω・`)
誰か教えて
あー両方消えてるか流石に。。。
保守ー
今日も保守ー
またまた保守ー
平日昼間に保守ー
平日深夜にほしゅ〜
うはっ、俺以外にまだ人いたのか
俺も保守に協力してやるぜ!
皆で保守ってこうぜ! ・・・・・・って誰かSSを書いてよ。
そしてやってくる保守ー
夏バテしながら保守ー
湯あたりしながら保守ー
25時間テレビをうっとおしく思いながら保守ー
うぜーんだよ、どうしてリビングで見るんだー
保守しまーす
ho
保守
591 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 04:45:55 ID:RpTT+55h
ほしゅ
592 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 09:36:30 ID:ud1J4fhn
hosu[
593 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 09:39:47 ID:RvYX+khl
補習(涙)
5回生決定 (゚∀゚)ノ
おめでとほしゅ
なにが?ほしゅ
二次元ドリームマガジンの読者エロSSコーナーに送ったSSのヒロインに
「見た目はヤミ帽の葉月」と書いたら、採用されて、
プロの絵師さんにちゃんと葉月っぽく描いてもらえたよーヽ(´ー`)ノ
全裸で山ほどちんこまみれにされてる絵だから
葉月に似てるとか似てないとかそういう問題じゃないけど。ヽ(´ー`)ノ嬉し報告
おめでと。ちょっと買ってみるかな(´∀`)
茜たん?
そのコーナーれす。
hpo
保守
いまさらだけどDVD借りてきた
なにこの最強主人公
葉月かわいいよ葉月
葉月かっこいいよ葉月
葉月エロいつーかエロ杉うはトイレ盗聴おなにまくりんぐ
能登の最高傑作だよな
いや、俺のチソコがそう主張してるんだが
n
u
l
l
p
o
ヌノレポ?
いや月詠の人の新作だよきっと
ほっしゅほっしゅ
612 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 19:12:21 ID:IeWt7Xxr
保守
ヤミ帽の放映からもう二年近い月日が経ったのか。
葉月ほどツボにはまったキャラは今までいなかったな。
もう一度、百合ブーム再興キボンヌ
絵が練り餡だったら買うのになぁ
最初の方アニメ少しみただけなんですが、最後はどのようにおわったんですか?
>>616 それは見てのお楽しみ。
だが、7話とラスト2話だけは見ておけ。
ho
shu
ネタがない
,,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
"'''''''"
>>599 今回のゲドマガのアレは、とっ捕まった葉月とリリスあたりで
妄想ハァハァすればいいのかな?
hosyu
>622
おお、遅レススマソ。あの主人公の髪型からしてなんだか千歌音ちゃんと姫子に
見えて来ないこともないような……(おい)
あのふたりも百合レズ的にすんごいことにしようと今月もまたガンガッテ送ったよ〜
最近またヤミ少し見返したんだけど、ラス前回の予告がすごく好きだなあ。
保守
627 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 22:42:23 ID:kbHg+upE
神降臨期待age
ラスト2話はいいよね。
いまだにあのエンディングムービーが好きで毎週のように見返してる。
こんなに見返したのはAir以来か…
二期はないか…
630 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 14:28:20 ID:9KwKdO/7
12月のゲドマガ発売日いつだっけ?つかレイプものばっかだよなあの本
だ が そ れ が (ry
次回は12月17日になってる
すれ違いだけど、読者的にどうよ?
漏れ的には、そのまま肉欲に溺れる方がいいけど、最後に逆転するパターンも偶にあるじゃん
作家のタイプによって評価が変わる。
レイプを濃厚セックスシーンとしてマイルドに仕上げる人もいれば、犯された後の悲壮感を演出するのに魂こめるような人もいるし。
芹沢克己とかは思いっきり後者なんで、この人の漫画を表紙買いして後悔したことがある。
絵柄はもろ好みなんだけどな…
634 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 21:17:29 ID:H9STXcIK
葉月ってクラスメイトからどう思われてるのかな
友達いなさそうだし
とりあえずバレーボールのシーンでは嫌われてはいないみたい。
友達はいなさそうだけど、それは葉月の方で他人に関心がないからではないかと。
初美一筋だもんね。。
スポーツ万能っぽいんで後輩からは好かれていそう。
チラシの裏:
ゲドマガ、葉月似のあのキャラの話が多くて満足だった
DVDBOXが出るようで。
>637
なんかレギュラー陣の一角に入ったようで嬉しかった(´∀`)
最初の頃は「セーラー服」で送ったのに、なぜかブレザーになってたけどw
(なんかダメなんだろうか)
でもこのあともドロドロえろえろの悲惨系に行く予定のキャラなんでスマヌ(;´д`)
>638
うーん、微妙。ドラマCDって新作なんかなあ?
保守
642 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 07:32:48 ID:k0FxRIsD
保す
初美ー!!
葉月がいるなw
DVDBOX高いよ…
2割引だとギリギリ2万円台(29400円)なんだが、どっかにそんな店ないかねぇ。
ヤマダ電気はDVDソフト20%OFFだけど、近所の店舗は品揃えが悪いから
旧作の再発売で、しかも売れなかった時のリスクが大きい高額なBOXなんて、まず入荷しないだろうし。
さすがに再発売で36750円はひどいよ。
amazon
28,665 円(税込)
DMM.com
27,562円(税込)
DVDirect
28,665円(税込)
ぐるぐる王国
29,400 円 (税込)
全巻持ってると手が出しにくい値段だ…
7話みたいに、葉月が伝えられない想いに悶々とし続ける完全新作0話が特典としてつくなら買うのに。
650 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 20:48:22 ID:CFmXZt9o
保守age
DVD-BOX発売記念、という事でヤミ帽SSを書いてみました。
が…… どうしてもエロシーンを入れることができませんでした。
そっちを望んでいた人、ごめんなさい。
そんなエロなしSSですが、保守代わりに投下させてもらいます。
イブを探す葉月・リリス・ケンちゃんの旅はまだ続いていた。
しかし今回の旅でも彼女たちは目的を果たすことができず、落胆が一行の足取りをいっそう重い物にしている。
「ねぇー、図書館に帰る前にこの世界で何か食べていかない?
リリスちゃん、疲れちゃって帰ってから食事を作る気力がもう無いわー」
「そーですなー、旅先でその土地ならではのうまいモンを食う、それくらいの楽しみでもないとやってられませんわ」
「葉月はどうー?」
「…… ボクは食欲がないから、いらない……」
「……そう…」
「……そうでっか…」
「葉月はん、相当落ち込んでますなー。図書館へ帰るなり自分の部屋にこもって出てこんし。
行く世界行く世界、空ぶりに終わってるんやから無理もないけど」
「思いこみが強すぎるのよねー。でも今のまま沈みっぱなしじゃダメよね。なんとか葉月に元気を取り戻させないと」
図書館に帰ってきてダラダラしながら、ケンちゃんとリリスはふさぎ込む葉月を心配していた。
「よーし、葉月をリリスちゃんの隠れ家パート3に連れていって疲れた心を癒してあげよっと!」
「ハァ? 隠れ家って、それ癒し効果あるんやろか。
南の島のビーチとか夜の遊園地とか悪くはないけど、リリス姐さん、自分の欲望を押しつけて勝手にスク水着せたりして…。
そんなん葉月はんの心をさらにささくれだたせるのがオチやと思いますけどな」
「ムカッ、じゃこの無限にある本の中で葉月の心を癒せる世界って一体どれよ? 答えてみなさい」
「いや、そー言われても。元々葉月はんは自分の事あまりしゃべらんお人やしな。
葉月はん本人に聞くのがてっとり早いんやけど……」
「あ、そっかー。葉月に聞けばいーのよね」
「けど、ああもふさぎこんでいたら答えてくれんやろ。
この膨大な本の中から自分好みの世界を探すなんて面倒な大仕事、とてもやる気になるとは思えませんな」
「そう、確かにこの本の中から葉月好みの世界を探し出すのは大変よ。
でも葉月自身に好きな世界を作らせれば一番早くて確実だわ!」
部屋にこもっていた葉月が用足しに出てきた所を、待ちかまえていたリリスが話しかけて来た。
「ねえ葉月、いー物、あ・げ・る」
「なに?」
面倒くさそうに答えた葉月にリリスが差し出した物は一冊の本だった。
いや、本と言うほどには厚くない。せいぜい冊子と呼べる程度のページ数しかないようだ。
葉月はそのページをパラパラとめくってみるが、紙面には文字一つ書かれてはいない、まったくの白紙だった。
「ふざけてるの?」
「そんなんじゃないわ。それは一つの世界なの。持ち主の望むままに形を変える。
本の世界を何度も旅している葉月ならわかるでしょ?」
「これが! この図書館にある本と同じ一つの世界?」
さすがに理屈よりも経験で葉月はその冊子の意味を理解した。
この冊子も図書館にある本と同様に一つの世界だと、リリスは言っているのだ。
だがその葉月にしても本の世界が一人の人間によって創造・所有されているとは思っていなかった。
宇宙の天体、地球や月と同じように誰かの意志とは関係なく、自然に生まれてきた物だと漠然と考えていたのだ。
「そゆこと。これを葉月の好きにしていいわ」
「そんなこと、いきなり言われても……」
「本当はすっごく感謝してほしいんだから。そりゃ、お役所の窓口に置いてあるパンフみたいに薄っぺらいけど、
それでも一つの世界をタダでもらえるなんて普通の人間には信じられないくらい巨大なラッキーなのよ」
本来なら生け贄を捧げてもらって正式に契約を結ばないとあげられない物なんだけど……と、
リリスもさすがにそこまでは口に出さなかった。
女神であり、悪魔でもあるリリスだったが、葉月の前で悪魔の面を見せたくはないのだ。
「さぁ、行くわよ!」
冊子を持つ葉月の手にリリスは自分の手を重ねた。
すると二人の手と冊子からエメラルドグリーンの光があふれ出す。
光がおさまった時、葉月とリリスは何もない、空も地面さえもない無の空間にただよっていた。
「ここは?」
「さっきの本の世界よ。と言ってもまだ何もないけどね。こっから先は葉月が作るの。
もっとも大河ロマン的な世界は無理よ。本のキャパを考えてショートショートみたいに簡潔にまとめる事」
「ボクが作る……?」
「そう、葉月が望む世界を頭に思い浮かべれば、それが現実になるのよ。
きっとそこは葉月の疲れた心を癒してくれるわ。これがリリスちゃんからのプレゼント。
さぁさぁ、目を閉じて集中して」
「ボクの望む世界……。ボクが望むのは……」
葉月はリリスの言う通り、まぶたを閉じて意識を集中させた。
とりあえず今回はここまで、続きはまた後日投下します。
それと、ケンちゃんの関西弁はまったくのデタラメです。気に触った方、すみません。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
GJ!久々の投下キタコレ!
先がスゴく気になります。
GJ!
しかし流石に人がいなくなったなあ
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━━━━!!!!
続きwktk
GJ! 葉月にまた逢いたいよ
葉月が目を開けた時、無限の虚無の空間は一面ピンク色の光景に変わっていた。
視界いっぱいに広がる桜の森……
満開の花で薄桃色に包まれた桜の古木が遙か遠くまで群生している、そんな場所に葉月とリリスは立っていた。
「ここは……?」
一度だけ、ちょっとふざけて初美を抱きしめた事があったよね……
「あの時の……?」
葉月の脳裏に桜の木の下で姉を抱きしめた記憶がよみがえる。
ここはあの時の場所なのだろうか?
「初美……、初美ィーーーッ!」
目の前の光景に心を奪われていた葉月だったが、我に返ると、彼女にとって一番大切な人の名前を叫んだ。
「初美! どこにいるんだッ! 初美ィ!」
少女は必死の表情で周囲を探すが、目に入ってくるのは無数の花びらを散らす桜の森だけ。
「葉月、イブはここにはいないわ」
「どうして! ここはボクの望んだ世界なんだろ! ボクが一番望んでいるのは初美のいる世界だ。
だったら、初美がいないわけがない!」
「そうね先に言っておくべきだった。ここは葉月の中から生まれた世界。
だから葉月の中にあるものしか存在しないの。
この世界に人間を作ることはできるけど、それは外見や性格がどんなに違って見えても葉月の分身。
逆に言うと『葉月の分身ではない人間』は作ることはできないのよ」
「そんな…、そんなのわからないよ!」
「昔やっぱり私が一つの世界をあげた男がいたわ。その男もイブに心を囚われていたけれど、
彼が作った世界にはイブはいない。それ以来彼はずっとイブを探している。今もね。
もし本の世界の創造主になることでイブを手に入れられるなら、とっくの昔にイブは彼の世界にいることになるわ。
イブは本の世界の創造主でも力の及ばない、もっと上位の存在なの」
「そんな……」
葉月とリリスの間を突風が吹き抜ける。
風は枝に残った花を引きちぎり、地面につもった花びらを再び空中に巻き上げて視界を桜色に埋め尽くす。
傍若無人な風は葉月の長い黒髪をも乱していくが、少女はその乱暴にも気づかず、ただその場に立ちつくしていた。
「それじゃあ、意味がないんだ…… 初美がいない世界じゃ。初美がいなきゃ、あぁぁ、初美……」
「え?」
「どうしたの? 葉月」
悲嘆にくれていた葉月の表情が突然緊張した。
「今、人の声が聞こえた」
「そお? 風が強くてわからなかったけど」
「……こっちだ!」
葉月はいぶかしがるリリスにはかまわず走り出した。
「ま、待ってよ! 葉月ぃ!」
あわてるリリスの声を無視して葉月は森の中を駆けていく。
(誰かいる! リリスはここにはイブはいないと言ったけど、もしかしたら初美が……!)
足下にまとわりつく花びらを巻き上げながら少女はひたすら走る。
その耳が再び、かすかな人の声をとらえた。
「……」
「やっぱり、この先に誰かが……」
ついに葉月は遠くに人の影を見つけた。
「あ、あの……」
走りながらまだ距離のある相手に声をかけようとしたが、葉月は対象が頭の中にあった人物とは
まったく違った体型をしている事に気づいた。
なにより体が小さい。初美も小柄な方ではあったが葉月の前にいる人物は小柄というものではなかった。
子供なのだ。
おそらく小学校にもあがっていないくらい幼い少女。
それが地面にしゃがみこんで泣いている。
すすり泣く少女は桜の花が満開になる春には季節違いな青い浴衣を着ている。
その浴衣に、漆黒の髪の毛に、葉月は見覚えがあった。
(そんな……)
「ここどこ? お母さーん、お父さーん、うう、お姉ちゃん……」
「あ……、き、君は……?」
「え?」
声をかけられて少女は、やっと顔をあげた。
その涙に濡れたあどけない顔を見て葉月は声を失ってしまう。
なぜなら少女の顔は、幼い頃の葉月そのものだったからだ。
「まさか君はボク? 葉月…なのか?」
「お姉さん、誰? なんでボクの名前を知ってるの?」
「君は…、どうしてここにいるの?」
「わかんない……」
「気がついたらここにいた、って事かな?」
「うぅ……、ボクのお母さんやお父さんや、お姉ちゃん、どこにいるの?」
「迷子か、どうすればいいんだろ? いや、この子はボクなんだからボクの家まで送っていけばいいのか」
解決法が見つかって安心したために葉月の心に余裕が生まれた。
泣きべそをかいている幼い頃の自分を見て、つい昔の事が思い出される。
(そういえばこの頃のボクは泣き虫だったっけ……。
いつもお姉ちゃん、お姉ちゃんって言って初美の後ばかりくっついていた。
でもお姉ちゃん子になったのも無理ないよ。
昔のボクは病弱で…、でも初美のオーラがボクを守ってくれたからこうして成長できた。
そして初美がボクの命を救ってくれた事を、理屈じゃなく体感で子供心にもわかっていたんだから)
思い出にふける葉月の後ろから、誰かの足音が近づいて来た。
「ハァハァ、なによ葉月、いきなり走り出して……、ハァハァ、リリスちゃん、はぐれちゃう所だったじゃない……」
「リリス……」
「ん? その子、誰?」
葉月の向こうでこちらを見上げている童女に気がついたリリスは、葉月の横を通って浴衣の女の子のそばまで歩いていく。
そして少女の前にしゃがんで目の高さを同じにして話しかけた。
「どしたの? キミ。迷子かな?」
しかし少女は及び腰になってこわごわとリリスを見つめるだけだ。
「ん〜〜、人見知りさんなのかなぁ?」
そうは言っても幼児がおびえるのも無理もない。
なにしろ目玉のついた巨大な帽子がとにかく怖い。
その姿の異様さは原始創世の世界に行けば神と見なされ、昔の日本の世界ではくの一も逃げ出した事からも、
相当な物であるとわかるだろう。
しかしそんな己が姿の異様さを自覚してないリリスは無邪気に幼女に笑いかけていた。
「ねえ迷子なの? でもお姉さんたちがいるから、もう大丈夫よ。
……って、あれ? この子の顔、どこかで見たような? んん〜〜?」
絶対見覚えがある顔なのに名前が出てこない。そんなもどかしい気持ちでリリスは葉月の方を振り返った。
「おおっ!」
「何がおおっ! だよ。そう、その子は幼い頃のボクだよ」
「ええ〜っ、葉月のちっちゃい頃ぉ〜。やっだー。かわい〜。
今のムスッとした葉月もいいけど、この子もいいわぁ〜。リリスちゃん、お持ち帰りした〜い!」
幼い葉月の体をギュッと抱きしめて、しきりに頬ずりを繰り返すリリスを、セーラー服の葉月が刀の鞘でつつく。
「そこの犯罪者。病気がうつるから幼いボクから離れて」
「なによぉ、ケチ! 大きな葉月が冷たいから、ちび葉月から愛をチャージしてもらうんだもん!」
「また、わけのわからない事を……」
半眼になってあきれたと言いたげな表情の葉月はためいきを一つつく。
一方リリスは仕方なしに小さな葉月から手を放した。
それを見た葉月は気持ちを切り替えて、幼い自分のそばまで歩き、リリスと同じくしゃがみこんだ。
「キミ、こっちのお姉さんはアブない人だけど、ボクは大丈夫だから安心して」
「ぶーっ」
むくれるリリスの方を見ないようにしながら、ちび葉月(リリス命名)はこっくりとうなずいた。
「君はお姉さんとはぐれてしまったんだね」
「うん……」
「じゃあ、そっと目を閉じて。心の中で十、数えてそれが終わったら目を開けてごらん」
「? う……うん」
意図がわからないながらも目の前のお姉さんの優しそうな声に従うちび葉月。
(この世界に初美はいない。でもこの世界がすべてボクの中にある物で、できているとしたら、おそらく……)
しばらくして幼い葉月が目を開ける。
「わぁ……」
目の前に広がる光景にちび葉月は思わず驚きの声をあげた。
少女が目を開いた時、そこは先程までの桜の森ではなくなっていた。
今まで木々の間から見えていた小さな青い空は、さえぎる物のない広い夜空に変わっている。
足下を埋め尽くしていたピンクのじゅうたんは緑の草むらに、
宙を舞っていた花びらは不規則に揺れる螢の光になっていた。
そしてすぐそばに川が流れ、数え切れない程の、火を灯した小さな灯籠が水面を流れている。
一転した光景を前に、何が起きたのかわからず、ただぼうぜんとするちび葉月の肩に手を乗せて大きな葉月が言う。
「もうすぐお姉さんが迎えに来るから大丈夫だよ」
姉が迎えに来るという言葉に、ぽかんとしていたちび葉月は満面の笑みを浮かべた。
「君はお姉さんの事、好き?」
「うん。大好き!」
「そっか。ボクにもお姉さんがいるんだ。そしてボクもその人が大好きだよ。世界中の誰よりも…」
その時、夜の闇の向こうから小走りに駆けてくる軽い足音が聞こえてきた。
「お姉ちゃん!」
いち早くそれに気がついたちび葉月がうれしそうな声をあげる。
やって来たのは、こちらも浴衣を着た幼い頃の初美だった。
近づいてきた初美は乱れた息を整えながら、妹とセーラー服の女の人と異様に大きな帽子をかぶった女性の三人を
不思議そうに見比べている。
葉月はちび葉月の肩から手を放して言った。
「さあ、お姉さんが迎えに来たから二人で家に帰るんだよ」
「うん」
うれしそうにうなずく、ちび葉月。
一方初美は二人の女の人は妹を保護してくれていたのだ、と悟り笑顔になった。
そして手振りで感謝の気持ちを伝えようとするが、葉月は優しくそれを制する。
「大丈夫。言いたい事はわかるから」
そしてしゃがんだまま葉月は幼い姉の方に向きを変えて話しかけた。
「ねえ、初美…ちゃん。これからも妹と仲良くしてやってね。
君の妹は初美ちゃんの事が大好きなんだ。世界中で一番大切な人だと思っている。
だから仲良くしてあげて……」
葉月はそこでいったん言葉を切ってうつむいた。
胸の奥からこみあげてくる感情が堰を切ってあふれ出しそうになる。
しかし何とかそれをこらえて穏やかな口調で言葉を続けた。
「そして、いつまでも一緒にいて欲しい。
もしかしたら難しいお願いかも知れないけれど、
決して君の妹を一人残して、いなくなったりしないで欲しいんだ」
幼い初美は葉月の言葉にきょとんとしていたが、すぐににっこり笑ってうなずいた。
そして浴衣姿の妹の手を引くと、夜の道をこの世界のどこかにある自宅へと帰っていった。
小さくなっていく二人の後ろ姿を見つめながら葉月は隣に立つリリスに問いかける。
「ねぇ、あの初美も十六才になったらいなくなってしまうの?」
「本の世界に十五才の時までしかいられないのは私の妹のイブだけよ。
さっきの子がイブでない以上、十六才をすぎてもいなくなる事はないわ。葉月がそれを望まなければ、ね」
「そっか…、よかった」
「でもね、この世界の創造主は葉月でも、結局先のことを決めるのはあの子たち自身よ」
「うん…、でもきっと大丈夫だよ」
そのまましばらく二人は螢の舞う川べりにたたずんでいた。
聞こえるのは虫の声と、風が草むらを揺らす音だけ。
誰が流しているのか、竹で作られた小さな灯籠は絶えることなく川を下っていく。
二人とも互いに何を思っているのか語ることもなく、目の前の幻想的な光景をながめていた。
やがて葉月が口を開く。
「リリス、図書館に帰ろう」
「もういいの? この世界にいれば葉月は欲しい物は何でも手に入れられるのよ」
「うん…、でもボクはどんなに素晴らしい世界が手に入っても、そこに一番大切な人がいないと嫌なんだ。
だからボクは初美を探す旅を続ける。そのために、これからも力を貸して」
「わかってるって! このリリスちゃんにまっかせなさーい」
「あの、それと……」
「なに?」
「ありがと……」
図書館の中で薄い冊子の紙面が光ったかと思うと、その光は収束して二人の少女へと変わった。
「さーて、明日からまたイブ探しの旅の再開よー」
「うん」
上機嫌のリリスのそばにケンちゃんが飛んできて、小さな声で話しかける。
「リリス姐さん、葉月はん、どうやら立ち直った様ですな」
「まーねー」
「それにしても薄っぺらい本とはいえ、ロハで世界を一つあげてしまうなんて、思い切った事しましたなー。
ホンマにえーんでっか?」
「いーの、いーの。あの世界は葉月の意識が生み出した物。葉月の精神そのものと言ってもいいわ。
葉月の目を盗んであの本に入って色々調べれば
葉月の秘密や、彼女自身でも気付いていない無意識さえ手に取るようにわかるって寸法よ。
葉月の秘密を握って言うことをきかせるも良し、思考も届かない意識の奥底に働きかけて
マインドコントロールするも良し…… そんな宝の山を手に入れられるなら世界の一つくらい安い物よ」
「姐さん……、そんな事のために世界をあげたんですか?」
その時リリスの背中から怨念のこもった低い声が響いた。
「リリス……」
「ッ! は、葉月! エヘヘー、何か用かなー?」
「この本はボクにしかわからない場所に隠しておくから、そのつもりで」
「ダ、ダメよ! 図書館の本は分類通りに決められた所に収めておくのが決まりよ!」
「これだけの本の間に隠したら、もう見つからないだろうなー」
「葉月! 葉月が創造主でいられるのは本の中にいる時だけよ!
あたしがいなければ葉月はその本の中には入れないんだから! それでもいーの?」
リリスの声を背後に聞きながら本の隠し場所を探すために葉月はその場を離れた。
もう、その本には入れないというリリスの言葉に心の中で答える。
(いいんだ。
この世界はあの幼いボクと初美が離れることなく静かに暮らす、そのためだけにあればいいんだよ。
そんな世界がどこかにある、それだけでボクの心は救われるんだから……)
〈 END 〉
てなわけで、これでお終いです。
GJを言ってくれた方々、はげみになりました。ありがとうございます。
677 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 01:41:52 ID:6aNSZYgs
アニメ版ネタですが、惑星ルラウ到着後のレイラの子作り話を......
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
今日は良い一日になるぜ。
679 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 05:57:44 ID:0fKXHHII
レイラの話で葉月が蔦型の触手に襲われてたけど
蔦型の触手に滅茶苦茶にされるレイラ。葉月。リリスを希望
>>679 えうー、凌辱物は書いた事ないナリ……
二次元ドリマガの葉月似退魔師・ぶっかけ小説とか、他の人が書いた物を読むのは桶なんだけど。
>>677 これは思いがけない方向からのアプローチ。
ミイラの母親を目の前にしても死を理解してないくらいイノセントな少女が孕むってシチュはちょっとドキドキかも。
DVDBOX発売でヤミ帽も終わりだな
2期もないだろうし
保守
保守
684 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 22:38:04 ID:ZqZFHEZa
保守
ほ
し
干す
ほ
ら
保守
691 :
浜谷太一 ◆yl1SBmcic. :2006/05/26(金) 10:37:57 ID:GXih2QO2
このスレもまだ残っていたのか
実はこのスレの1も僕です
ただただ驚嘆に値する
軽く三年くらい経っても葉月は最強でつ。
保守
懐かし保守
ほし
保守
保守
捕手する
保守ね
保守・・・・
ほ
保守
圧縮帽子保守。
そのうち一本書くかもしれない。
705 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 20:02:35 ID:gb6JouLO
待ってるぜ
頼むぜ
ageんなカス
ほしゅ
今回の圧縮も生き延びたね。
保守
保守
712 :
ヤミ:2006/07/23(日) 08:56:01 ID:qLhH416V
うわッ!!(笑)
懐かしいですね!!(笑)
713 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 17:38:49 ID:00DPxswY
知タンまだ?
衣緒まだ?
保守
保守
保守
保守ついでにあげ
リリス×葉月が読みたい
条件出されるか言いくるめられて半強制的にとか
勝手に妄想してれば?
任しとけ!
保守
保守
保守
724 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 06:16:18 ID:pXo85gXz
保守あげ
保守
保守
例の二次元ドリームマガジンのコーナー終わっちゃった……
でも何回かあのキャラにイラストが付いて嬉しかったよ。
ここでわざわざ読んでくれたという人、ありがとう……
思いつきで書いた果たしてエロに発展できるかは自身が無い
他作品とのコラボが可能みたいだからぷよぷよと混ぜてみました
「あー食った食った・・・・・所で姉さん、いいんですか?」
たこ焼きをたらふく食ったケンちゃんは横でのんびり本を読んでるリリスに声のトーンを落とし話しかける。
「何の事ケンちゃん」
「何のことって!もう随分この世界に・・・・・いやいいですわ、あーあ今日は天気がええわ」
ケンちゃんが何を言うかは分かってるはず、だがリリスははぐらかす・・・と言うよりは聞く耳を持たないと言う感じだ
その姿を見て諦めたのかケンちゃんはたこ焼きの詰まった重い体で白昼の大空へと飛んでいってしまった。
「ごめんねケンちゃん♪」
リリスは全く悪びた風を見せずに本を閉じ呟いた
「グーググッグー。」
「はは、上機嫌だね。」
「カー君私の作るカレー大好きだから。」
道をアルル、葉月そしてカー君の三人(?)で歩いてる、非常に和やかな情景である。
「僕もアルルの作るカレー好きだな、だって凄く美味しいし。」
「え、ホント?嬉しいなぁ。」
「・・・・」
それを木の陰から複雑な心境で見つめる一人の女性が居た
「何よアルルの奴顔赤らめてサタン様から他の人間に心移りするだけでも気に食わないのに・・・」
ルルーである、彼女は爪を噛み苦々しく小言を続ける
「何でよりによって同性相手に・・・・・」
「・・・誰か見てる。」
「えっ?」
「ぐっ?」
葉月の不意の言葉に足を止める。
「・・・・」
葉月の視線は道の脇にある樹木に注がれる。
(気づかれた?)
驚いていた、自分の存在に気づいただけでなくあそこまで鋭利な視線を投げることの出来る葉月に。
「グー!」
「あっカー君!」
アルルの静止を聞かずに飛び出すカー君、その姿は好奇心の塊と言って良い、そんなカー君を追って二人も駆け出す
「うわ来た・・・あ、あっち行きなさいよ。」
ルルーはカー君を必死に向こうへ行かそうとするがもう遅い。
「あれ・・・ルルーそんなとこで何してるの?」
「何か用?」
「ちょっと・・・・アルルにね。」
「え、僕に?」
「ちょっと借りるわよ。」
「あ、袋持っとくよ。」
「あ、ありがとう。」
葉月にカレーの材料の入った袋を渡す時の笑顔、それを見てルルーは更にやり場の無いイライラが襲う。
「アルル、あんたサタン様のことどう思ってるのよ。」
道から少し外れた茂みにアルルを連れ込む、心配そうに見つめる葉月の姿が見えるがこちらが何を話してるかは分からない筈だ。
「またそれぇ?だからあれはサタンの方から勝手に言い寄ってるだけだって。」
「じゃあサタン様と葉月とか言う女どっちが好きなの?」
「葉月さんだよ。」
語気を強め言い寄るルルーにあっけらかんとまるで簡単な問題を解くかのように答える、それのたいしルルーは肩透かしを食らう。
「もういいよね・・・?じゃルルーまたね。」
去っていくアルルを見ながらルルーはやり場の無い怒りが沸くのを実感していた。
愛するサタン様を狙うライバルが居なくなったのは喜ばしいことかもしれない。
だがアルルにサタン様より好きな存在が居ると言うのが許せなかった、しかもその存在がアルルと同じ性別である葉月と言うのが益々腹立たしかった。
ルルーはアルルに勝ちたかったアルルの口からサタン様にぴったりな女性は自分よりルルーだというその言葉を聞きたかった。
だがこれではルルーにとっては不戦敗と同義かもしれない。
「いつ見ても大きいわねぇ」
一方そのころリリスはある塔を見上げ感嘆の声をあげている。
「そういえばこの世界に来て一番初めに見たものだけどここまで近づいたのは始めてね。」
「・・・来たか」
塔のそれほど高くない位置からサタンがリリスの姿を見つける
「お茶とお茶菓子の準備オッケー、お茶の温度適温、お茶菓子のスコーンも熱すぎず冷め過ぎず、お茶の香りは・・・よし完璧だ」
ぶつぶつ呟きながらサタンは全ての準備を確認する
「ヤッホー♪」
リリスの方もサタンの姿を見て元気よく手を振る。
「やぁ、リリス今開けるよ。」
軽く手を振った後指をパチンと鳴らす、それと同時に塔の入り口がゆっくりと開いていく。
「おじゃましまーす」
リリスが塔に入って行き、サタンも彼女を迎えに階段を下りる・・・
続きます・・・短いな
つまんね
ぷよぷよ・・・
734 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:51:55 ID:eKQnPtkn
あげ。消えるとしか思われなかったこのスレに救いの手が
続かなくていいよ
>>727 超亀だが乙でした。
ちょうど理雨が攻略されたところで終わってしまいましたな。
…ゲドマガ購入やめよう。
まだこのスレが生きてることに感動しつつ保守
今回の圧縮も生きのびたか。 (´∀`)-3
保守
保守
ここであげさせてもらう
保守する。
ここ最古スレじゃない?
残念。もっと古いスレはある。
保守しとく
保守。
ほしゅ
懐かしい。
リリカルなのはとコラボさせても面白いかもな。
750 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 08:36:24 ID:2JU/JTkY
3周年記念age
751 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 22:57:55 ID:UywKlqMF
保守
りりすちゃんがいちばんかわゆい
753 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 23:31:53 ID:+TU+EpCn
コゲちびもかわゆい
保守する!
755 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 15:42:25 ID:lfqkvqXb
ライダーキック!!乃木怜治は強い!!保守!!
ほしゅ
エロパロ板のスレ数が790を越えた。
758 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:44:23 ID:pzI1u2Kb
葉「こげちびやめろやめてくれ!!」
こ「ぺりぺり♪ぺりぺり♪」
葉「イヤァァァァ」
終わり
保守
あけましておめでとう。
1月3日に圧縮があったのか。
葉月14歳
初美15歳だっけ?
葉月タンは中学生なのにエロイ身体の持ち主ですね
>>762 言われてみりゃそうだな…。
エロさ倍増しました。
保守
まだ、おとすわけには
もっとくやしく
もっとやらしく
これから投下しまーす。
ちなみにエロ無し。ごめんね。
769 :
夢見1:2007/01/21(日) 23:18:46 ID:Gubh39kE
「あらら、葉月ったらもう寝ちゃってる。」
「まあ、さすがの葉月はんでもあの峠越えるんはキツかったんでっしゃろ…。
わいも手羽が疲れて動かせまへん。」
「リリスちゃんもー。今日はもう動きたくない〜。」
私たちはイブとよく似た少女が居るという情報を聞いて、峠を越えたこの村に来た。
半日以上かけて峠を越えたのに、イブは数日前に16歳になり、すでにこの世界から旅立っていた。
とりあえずこの村の宿に一泊してから帰ることに決めた。
ラブラブトークでも…と思ってたのに、葉月ってば部屋に入ってすぐに布団入って眠り始めちゃった!
まったく、いつになったらリリスちゃんの気持ちに応えてくれるやら。
「それにしてもリリス姐さん…」
「なによ?」
「カゴから出してえな〜!」
「イエロースケベボールにはそれで十分。
部屋から追い出されないだけありがたく思いなさい。」
言うだけ言って私は葉月に視線を戻す。
「葉月、この世界さんごくしみたいだ、とか言ってたわね。」
「なんか日本では有名みたいでっせ。無双とかなんとか」
「ふーん…」
それにしても葉月ってば寝顔かわいー。普段の鋭い雰囲気とはまるで正反対。
改めて、まだ十代半ばの女の子だと思わされる。
「…ん?」葉月の口から何か聞こえる。
「う、くっ…」葉月、うなされてる?
…そういえば葉月ってどんな夢を見ているのかな。
猛烈に気になってしょうがない。
770 :
夢見2:2007/01/21(日) 23:21:34 ID:Gubh39kE
「そうだ…葉月の夢を覗いてみよっ!」
リリスちゃん、きゅぴーんと閃いちゃった。
「…葉月はんにバレたら半殺しにされそうですな。」
「バレなきゃいいのよ。それに熟睡してるし、しばらく起きないわよ。」
心配半分、好奇心半分で寝ている葉月の頭に手を当てる。
少し力を込めると私とケンちゃん以外の周りの風景が徐々に変わりだした。
数秒も経たない内に宿の部屋は葉月の夢の世界に変わっていった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ボクはベッドの中にいた。点滴の針がジクジク痛い。
しばらくして、これが昔のボクだと思い出す。
身体が弱かったボクは、一日の殆どをこうしてベッドの中で過ごしていた。
週に一度の点滴が大嫌いだった。
両親はいつも優しかったけれど、子供心にそんなに長生きできないのを悟っていた。
ボクは見慣れた天井から、壁の時計に目を遣った。
日付を見て、何かを思い出しかけたけど、そのまま眠り込んでしまった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「どうやら葉月は昔の記憶を夢で見てるみたいね。」
「なんか今の葉月はんからは想像できまへんな。」
なんだか夢というか、葉月の記憶を追う形になっちゃった。
少し罪悪感があるけど、葉月を知るという好奇心に勝てるはずもなかった。
ごめんね、葉月ぃ〜。
771 :
夢見3:2007/01/21(日) 23:22:41 ID:Gubh39kE
幼いボクが再び目覚めると、父と母が部屋にいた。
「二人とも、どうしたの…?」
「葉月、今日からうちに新しい家族が増えることになった。−−初美、来なさい」
初美…?そうだ!今日は初美がうちに来た日だった!
父は初美がうちに来た経緯について説明していた。
が、一字一句覚えているから聞く必要はなかった。
説明を終え、両親は部屋から出ていき、部屋には初美とボクが残された。
やがて初美が微笑んできた。
昔から変わらないその笑顔を見て、現実で初美が家族になった時と全く同じ質問をした。
「おねえちゃんは、どうしてボクのおねえちゃんになってくれたの?」
あの時はまだ、初美が喋れないのを解ってなかったのもあって、答えは聞けず終いだった。
初美は何も言わずにボクの頭を撫でてくれた。
そうだ、確かこの心地よさにそのまま寝てしまうんだ、ボクは。
「おねえ、ちゃん…?」
あの時と違って、何故か初美の声が頭の中に直接聞こえてきた。
「私は、葉月ちゃんにこの家の外の世界を見せてあげたい。
そして時間が許す限り、葉月ちゃんと一緒に生きてみたいの」
その次の日、ボクはそれまでが嘘のように元気になったのを覚えている。
医者にも驚かれ、それから半年もしない内に外遊びが大好きになった。
ボクは初美に命をもらったのだと感じて、すっかりお姉ちゃん子になったんだっけ。
そうだったんだ…。初美は、イブはボクのために…。
じゃあどうして、どうして居なくなったの、おねえちゃん…。
772 :
夢見4:2007/01/21(日) 23:24:24 ID:Gubh39kE
ふと気が付くと、葉月の家から宿の部屋に戻っていた。
外はすっかり夜明け。一応夢見の術によって寝たはずなのに、寝た気がしない。
「これで終わりみたいね…。」
「そうですな。それにしても…」
「あのおでこちゃんも罪作りよね。あんなことされて、惚れないわけないじゃないの。
まったく、あの子の気まぐれにも困ったものね〜。」
あれ、もしかしてこのままじゃリリスちゃん、恋でもイブに勝ち目なし!?
私はガックリとうなだれた。
「リリス姐さんがいま、何考えてるか当てましょかー?」
「言ったら丸焼きにするわよ…。この黄色まんじゅう〜。」
「ん…り、リリス?」
「へ?…あ!やっ、えっと、おはよ、葉月。」
「…なんでリリスがボクの布団で寝てるんだ?まさか…」
リリスちゃんぴーんち!
葉月の夢をこっそり見てたなんてバレたら何されるか…。
「違う違う、ちがうの!
葉月がうなされてたから、心配で…。それで頭さすってたらそのまま寝ちゃって…」
大筋では違わない。一応嘘は言ってないわよね?
私の弁解を聞くと、葉月は心底ホッとした顔で、
「そっか…リリス、ありがとう」と呟いた。
773 :
夢見5:2007/01/21(日) 23:30:00 ID:Gubh39kE
「へ?」
「昨日見た夢の最初の方、身動き取れなくてとても苦しかった。
正直いやな夢だった。
でも途中から…すこし、いい夢になった。
もしかしたらリリスのお陰かもしれない…。だから、ありがとう。」
「え?やっ、そんな」
こんな素直にお礼されるなんて思わなかったから、ドキドキしちゃう。
どうしよう、リリスちゃんの顔、赤くなってないかな?
「別に気にしなくても良いわよ。あんなので良かったのなら…。」
「ありがとう。でも…まだ疲れが取れてないみたいだ。もう二時間くらい寝ていい?」
「え、ええ。…いいわよ」
「そ。じゃあおやすみ…」
…ってちょっとちょっとー!葉月ってば、私に密着してるー!
心拍数が上がるのが分かる…。
もしかして、そういうこと!?と思っていると、
「初美…」と寝言を呟いた。私はずっこけそうになった。
でも…
ふとした気紛れで優しいところを見せてくれる葉月。
ヤミ・ヤーマに似ている以外に葉月の好きな所ができた。
本当の意味で葉月のこと好きになれた、と思ったり。
私は、いつの間に「リリス…」と呟いている葉月の頭を撫でた。
「あんまり強がって、リリスちゃんを心配させないでね…。」
葉月が目覚めたら気合い入れて朝食を作ろうと思いながら、私はその寝顔を見つめた。
(あかん…。この空気、わてが混ざることが出来へん…。
つらい…わて辛いでぇ…。)
了
以上。
葉月のキャラが変に見えたらごめん。
私、SS投下なんて久しぶりだったからすこし緊張したっす…。
遅めの評価だけどごめんね。
君の筆力は衰えてないよきっとwww
ぜんぜんよかったっす
まさか投下があるとは思わなかったw
GJ!
ほしゅる
投下もあったし保守アンドGJ
りりすちゃんがいちばん好きだよ保守
あの褐色の肌の男、801系ゲームにも出てるらしいが結局どういう存在なの?
保守
>>779 次元ウォーカーらしい。
しかし、巨乳妖艶狐に襲われるとは・・・。
だれか完全版を!
782 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 19:53:28 ID:Jcwk0VJZ
過疎ってる!?
確かに・・
過疎ってるとしか言いようが無いな。
保守。
787 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 22:41:05 ID:xjRWrTRA
保守age
ここってアニメ版のくの一集団とかもアリなのかな。
おk、というか書いてくれるなら何でも構わん気分
今宵の住民は百合ssに飢えておるわ!!
………誰かssください。
どんなのが読みたいんだい?
なんでもいいですは無しだぜ
具体的に書いてくれ
葉月を延々おあづけ状態にしてサド初美がイかせまくるレズ話
しゃべれないのにサドとは・・・
794 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:57:24 ID:cViP+sqi
ほしゅ
796 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 19:37:14 ID:SnMb0PRo
>>795 いいねソレ
リリスちゃんは最初は嫌がるけど調教始めたらすぐに堕ちそうな感じ
調教済みのリリスちゃんと一緒に葉月をエロ本の世界に連れて行って徹底的に躾けたい
797 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 13:35:31 ID:nNFkiDsg
葉月〜!!
初美〜!!!
リリス!!?
漢だな
802 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 21:45:27 ID:YjwX6OTj
葉月は中学生なんだゾ
中学生であの性的なボディとは・・・
そういやリリスって何歳なんだろ
保守
805 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 06:41:21 ID:mEE2gFGH
葉月とリリスを調教して〜
初美乙
807 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 22:31:00 ID:wdZlQsD7
保守してみる
808 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 19:39:53 ID:+R/UUfso
保守
保守
保守
811 :
名無しさん@ピンキー:
全力で保守